カテゴリー

ニュース内検索

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習上位11台がレコード越え!! トップは#100レイブリックNSX

スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が7月23日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、#100RAYBRIG NSX CONCEPT GT(山本尚貴/伊沢拓也組)がコースレコードを大きく上回る1’11.057を記録してトップタイム。GT300クラスも#61SUBARU BRZ R&D SPORTS(井口卓人/山内英輝組)が1’18.592とこちらもコースレコードを上回ってトップだったが、61号車は混走時間の終盤にSPコーナーでクラッシュしており、予選への影響が懸念される状況だ。

gt-rd4-p-100 gt-rd4-p-61

5月に予定されていた第3戦オートポリスが熊本大地震の影響で中止となったため、スーパーGTは実に2か月半ぶりの開催となる。第4戦の舞台はスポーツランドSUGO。公式予選日の天候は曇りで、7月とは思えない低い気温の中、午前9時15分より105分間で行われた。

GT500クラスは混走セッションが始まって1時間あまりでJ.P.オリベイラがコースレコードを上回る1’11.509を記録、#12カルソニックGT-Rがトップに立つ。

2番手にはその前に1’11.606を記録していた#6ワコーズRC F。

しかし終盤10分間の専有走行では#19ウェッズスポーツRC F、#17ケーヒンNSX、#46S Road GT-Rらが次々に12号車を上回るタイムを記録、最終的に山本が1’11.057を記録した#100レイブリックNSXがこのセッションをトップで終えた。 終わってみればGT500クラスは上位11台が昨年のコースレコードである1’11.607を上回るという、実にハイレベルなセッションとなった。

GT300クラスは、走行開始からマザーシャーシを使う2台のハチロク、#18UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/山田真之亮組)と#25VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が好調。#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)を加えた3台でタイムを削りながら、周回を重ねた。

ところが、残り20分となったところで、それまでトップタイムをマークしていた#61SUBARUがSPコーナーでスピンアウト。右側面からスポンジバリアにクラッシュし、好調さに水を差す結果となってしまった。

一方で、出だしからつまづいてしまったのが#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規組)。月初めに行われた鈴鹿のテストではトップタイムをマークして菅生に乗り込んできただけに期待されたが、開始直後からトラブルが発生し、終了10分前までピットから出られずセッティングを煮詰めることができなかった。

公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

SUPER GT

SGT:第4戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2016/07/23) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
1100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS21'11.057--187.671
246本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'11.189 0.132 0.132187.323
38松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'11.196 0.139 0.007187.304
419関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'11.209 0.152 0.013187.270
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS121'11.223 0.166 0.014187.233
617塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'11.233 0.176 0.010187.207
76大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS281'11.342 0.285 0.109186.921
824佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH41'11.469 0.412 0.127186.589
938立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS101'11.597 0.540 0.128186.255
1037ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS541'11.597 0.540 0.000186.255
1115武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'11.604 0.547 0.007186.237
121松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI801'11.657 0.600 0.053186.099
1339ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS381'11.819 0.762 0.162185.680
1436伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'11.885 0.828 0.066185.509
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL21'13.253 2.196 1.368182.045

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2016/07/23) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'18.592--169.678
225土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH341'18.638 0.046 0.046169.579
318中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH161'18.691 0.099 0.053169.464
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'18.954 0.362 0.263168.900
511平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL161'19.190 0.598 0.236168.397
633山野 直也
ヨルグ・ベルグマイスター
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'19.363 0.771 0.173168.029
731嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'19.461 0.869 0.098167.822
855高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'19.489 0.897 0.028167.763
921リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'19.497 0.905 0.008167.746
1051都筑 晶裕
新田 守男
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH221'19.583 0.991 0.086167.565
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'19.626 1.034 0.043167.474
123星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH421'19.657 1.065 0.031167.409
1388織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH41'19.765 1.173 0.108167.183
140アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL181'19.840 1.248 0.075167.026
157ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH221'19.884 1.292 0.044166.934
169阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'19.886 1.294 0.002166.929
1730永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'19.920 1.328 0.034166.858
185山下 潤一郎
影山 正美
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH1'19.941 1.349 0.021166.815
19360柴田 優作
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'20.010 1.418 0.069166.671
2048高森 博士
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'20.029 1.437 0.019166.631
2163エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'20.145 1.553 0.116166.390
2226密山 祥吾
元嶋 佑弥
TAISAN SARD FJ AUDI R8
Audi R8 LMS ultra
YH1'20.343 1.751 0.198165.980
2387細川 慎弥
佐藤 公哉
triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'20.373 1.781 0.030165.918
2460飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'21.074 2.482 0.701164.483
25111植田 正幸
鶴田 和弥
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'21.083 2.491 0.009164.465
262高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'21.174 2.582 0.091164.281
2750安岡 秀徒
久保 凜太郎
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'21.292 2.700 0.118164.042
2822和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'21.294 2.702 0.002164.038
Tags:

Japanese F3

JF3:第9,10戦富士 TDPドライバー坪井翔が第9戦2位、第10戦3位の連続表彰台 (TOYOTA)

 全日本F3の第5大会(第9戦、第10戦)が行われ、TDPドライバーの坪井翔(TEAM TOM'S)が第9戦で2位、第10戦も3位と連続表彰台を獲得。同じくTDPドライバーの山下健太(TEAM TOM'S)は第9戦で6位、第10戦は坪井と表彰台を争い、4位でフィニッシュした。

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された

 全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が7月16日(土)と17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 全8大会、17戦で競われる2016年の全日本F3は、早くもシーズンを折り返し、後半戦に突入した。今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)支援ドライバーとして山下健太と坪井 翔の2名がTEAM TOM'Sから参戦している。

 20歳の山下は全日本F3で2年連続ランキング2位。3年目の今季はチャンピオン獲得が絶対目標となる。第1戦、第2戦、第5戦と今季ここまでに3勝を挙げ、ポイントランキングでは首位につけているが、ライバルの追い上げも激しく、予断を許さない状況となっている。

 21歳の坪井は、昨年FIA-F4に参戦し初代チャンピオンを獲得。今季より全日本F3にステップアップした。勝利こそまだないものの、開幕から3度の2位を含む7戦連続表彰台獲得。ランキングでは僅差の3位につけており、初勝利、及びランキング上位を目指す。

 16日(土)は未明からの雨で路面はウェットながら、午前10時半からのF3予選開始時には雨も止み、徐々に路面コンディションが向上していく中で決勝グリッドを決めるアタックが繰り広げられた。

 第9戦予選(10分間)では山下、坪井共に3周目からの本格アタックでトップタイムを争ったが、今季より新しいエンジンを投入したライバルに、ストレートの長い富士では苦戦。山下が2列目3番手、坪井はその後方5番手につけた。

 10分間のインターバルの後に行われた第10戦予選は、更に路面状態が改善。チェッカーが振られるファイナルラップに、めまぐるしくタイムが塗り替えられる展開に。3番手から6番手はコンマ2秒台に4台が入る僅差の争いとなったが、山下と坪井は最後の最後に逆転され、それぞれ5,6番手で3列目に並んでのスタートとなった。

 路面がどんどん乾いていったスーパーフォーミュラの予選の後、午後4時15分から第9戦決勝(15周)のフォーメーションラップが開始された。再び雨が降る可能性も残してはいたが、山下、坪井を含むほとんどの車両がスリックタイヤでレースに臨んだ。

 スタートでは3番手グリッドの山下がひとつポジションを上げる一方で、5番手グリッドの坪井はTGRコーナー(1コーナー)進入時に行き場を失い、7位へとポジションダウン。

 山下は序盤首位に仕掛けるも逆転は叶わず、その後はじりじりと引き離されることとなった。7位に落ちた坪井は前車を攻め、複数台での4位争いを展開。7周目には5位に浮上した。

 8周目、Nクラスの車両によるクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。12周目に再スタートとなったが、この時、首位の車両と2位山下の間に周回遅れ車両が入っており、山下は再スタートへ向けた加速でこの周回遅れ車両に阻まれる形となり、首位から大きく引き離されてしまった。

 加えて、この周回遅れに詰まった後続も一気にTGRコーナーへなだれ込むこととなり、激しい2位争いの中で山下はライバルと接触。車両にダメージを負い、ペースダウンを余儀なくされてしまった。

 一方、この再スタートで4位へとひとつポジションを上げた坪井は、ペースの上がらない山下をパスすると、その時点でのファステストラップを更新する速さを見せて猛追。ファイナルラップには2位へ浮上し、チェッカーを受けた。山下は6位フィニッシュとなった。

 17日(日)は曇り空。直前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で路面は乾いていき、ライン上はほぼドライ、部分的にまだ濡れた箇所が残るというコンディションで、第10戦の決勝(21周)を迎えた。スーパーフォーミュラのフリー走行終盤に起きたクラッシュの影響で、予定より15分遅れた午前10時15分にフォーメーションラップが開始され、レースがスタートした。

 3列目に並んでスタートした山下と坪井は、やや乾いているアウト側の山下が4位へとひとつポジションアップ。一方、グリッド通りの6位で1周目を終えた坪井は、3周目に5位、7周目には前を行く山下をパスして4位、10周目のTGRコーナーで3位と着実にポジションアップ。坪井にかわされたものの、山下も離されることなく続き、TDPドライバー2台による表彰台を賭けた3位争いが繰り広げられた。

 17周目にNクラス車両が接触してコース上に停まってしまったため、セーフティカーが導入。最後の2周でレースは再開された。

 再スタートでも山下と坪井は3位を争ったが、坪井がTGRコーナー進入でミス。山下が3位へ。ファイナルラップに入ると、今度は首位の車両がダンロップコーナー進入でミス。これに2位の車両も詰まる形となり、この機を逃さず山下がアタック。立ち上がりでは一旦前に出かけたが、続くコーナーで抜き返され、逆転ならず。2台が交錯する後方で様子をうかがっていた坪井は、このバトルの隙を突き、最終コーナーの手前で山下をパス。3台は接近したまま最終コーナーを立ち上がったが、坪井が3位、山下が4位でフィニッシュとなった。

 山下は2戦続けて表彰台を逃すこととなり、ドライバーズランキングでは首位に5ポイント差の2位に後退。トラブルでスタート出来なかった第8戦を除き、出走した9戦全てで表彰台獲得を続けるランキング3位の坪井が、2位山下との差を4ポイントまで詰めることとなった。

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)

トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
Tags: ,

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士 J.P.デ・オリベイラが終盤の逆転で今季初勝利! 中嶋一貴が悔しい2位。関口雄飛が3位で初表彰台獲得 (TOYOTA)

 7月17日(日)富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦が行われ、終盤の逆転で首位に立ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季初勝利。オリベイラにかわされるまで首位を快走した中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が惜しくも2位。素晴らしいファイトで観客を沸かせた関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3位に入り、デビュー3戦目にして初表彰台を獲得した。迫力のバトルが数多く繰り広げられたレースで、トヨタエンジンはトップ7を独占した。

今季初勝利を挙げたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL:中央)と2位の中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S:左)、初表彰台を獲得した関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL:右)

今季初勝利を挙げたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL:中央)と2位の中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S:左)、初表彰台を獲得した関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL:右)

 7月16日(土)~17日(日)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイで「2016 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦」が開催された。

 前戦岡山から約1ヶ月半。舞台は長いストレートを誇るトヨタのホームコース、富士へと移った。開幕戦での雪辱を果たすべく臨んだ前戦岡山では、ディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が貫禄のポールポジションを獲得。決勝は悪天候によりセーフティカー走行のまま短縮終了となったものの、石浦が優勝を果たした。トヨタ勢は「ホーム」富士での連勝を目指し臨んだ。

 今大会の開催に先立ち、熊本地震の影響により中止が発表されていた今季第5戦オートポリスは、岡山国際サーキットで代替レースが行われることが発表された。9月10日(土)、11日(日)の両日に予選、決勝を行う2レース制で開催される。

予選

 16日(土)は未明からの雨と、断続的な霧雨により朝のフリー走行はウェットコンディション。昼前には一時雨が止み、部分的に路面が乾くこともあったが、その後再び降り始めた雨により、予選はウェットコンディションでスタートすることとなった。

 ほぼ雨は止んだ状態の午後2時45分にQ1(20分間)が開始され、全車コースイン。厳しいコンディションの中、各車は徐々にタイムを削っていった。トヨタ勢は全体的に上位を争う中、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)が苦戦。脱落ライン上での争いとなり、ファイナルラップで何とか13番手のタイムをマーク。Q2進出を決めた。これに押し出される形で中山 雄一(KCMG)が僅か0.003秒差の15番手でノックアウト。ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)が16番手グリッドとなり、トヨタ勢は残る9台がQ2進出を決めた。

 10分間のインターバルの後にQ2(7分間)がスタート。徐々に路面状況が好転していく中、石浦がトップタイムをマーク。中嶋一貴もファイナルラップで一気にタイムを詰め、4番手。チームメイトのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)は、終盤前走車に詰まりながらもなんとか8番手でQ3進出を果たしたが、小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)がロッテラーに0.05秒差の9番手でQ2進出ならず。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が11番手、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が12番手、国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が13番手でQ2敗退となった。

 最後の7分間、8台で競われるQ3は、石浦を先頭にコースイン。路面が乾いて行くことでタイムは周回毎に向上、僅差でタイムを塗り替えあう展開となった。

 セッション終了ぎりぎりでファイナルラップに突入した石浦は、渾身のアタックを見せたが、僅かに及ばず2番手。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL) が5番手、中嶋一貴6番手。チェッカーを受けた時点でトップにつけていたロッテラーは、最終周で次々にタイムを塗り替えられ、結局7番手で予選を終えた。Q3の8台は全車がほぼ0.5秒以内、中でも4番手から8番手までの5台は0.08秒差と、今大会も僅差の予選となった。

決勝

 17日(日)は、朝方は路面が濡れていたものの、雨は降らず、昼には路面は完全ドライに。決勝レース直前のウォームアップ走行で、この週末初めて完全なドライでの走行を試すこととなった。

 空は雲が覆い、気温25度、路面温度27度というコンディションで午後2時に開始されたフォーメーションラップの後に、55周で行われる決勝レースのスタートが切られた。最前列2番手の石浦は好スタートを切ったが、TGRコーナー(第1コーナー)進入のブレーキングで速度を落としきれず、コーナー立ち上がりでオーバーラン。ポールポジションの車両もオーバーランしたことで、オリベイラが首位に浮上。3列目6番手から抜群のスタートを切った中嶋一貴が続いた。4周目の最終コーナーでオリベイラがミスした隙を突き、中嶋一貴が首位に立つと、この2台が周回毎に3位以下を引き離していった。

 14周目、早めのピット作戦を採っていた国本がTGRコーナー立ち上がりでスピン。セーフティカーが導入された。ここで上位勢は一斉に給油のためにピットイン。上位勢には大きな順位変動は無く、再スタート後も中嶋一貴とオリベイラが再び後続を引き離していった。

 上位2台が3位以下を引き離す一方で、早めのピットイン作戦を採り、再スタートで6位にポジションを上げていたロッテラーが猛追。前を行く関口を何度も攻めるが、関口は一歩も譲らず、激しいバトルを繰り広げた。

 20周以上に渡って接近戦を繰り広げた2台は、徐々に前の車両との差も詰めていき、40周目には4台での3位争いに。46周目には、関口が前を行くストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のインをついてパス。翌周のストレートではロッテラーも関口に続いた。更に続く激しいバトルの中、48周目にバンドーンがTGRコーナーの進入でスピンからコースアウトを喫すると、後方で順位を争いながら追い上げていたロシター、カーティケヤン、石浦の3台もポジションアップ。トヨタ勢がトップ7を独占する状況となった。

 首位争いは2秒ほどの差で推移していたが、終盤オリベイラがペースアップ。TGRコーナーでスピン車両による黄旗が振られたこともあり、2台の差は一気に詰まり、テール・トゥ・ノーズのバトルに。オーバーテイクシステムを共に使い合いながらの激しい首位争いが展開されたが、51周目のTGRコーナー進入でついにオリベイラが中嶋一貴をパスして首位を奪取。

 オリベイラはそのまま逃げ切ってトップチェッカーを受け今季初勝利。昨年の富士大会以来1年ぶり、2年連続となる勝利を挙げた。中嶋一貴は2位フィニッシュ。3位には、ロッテラーの猛追を凌ぎ切り、後半のバトルで観客を湧かせた関口が入り、トップフォーミュラデビュー3戦目で初の表彰台を獲得した。

 ロッテラーが4位。ロシターが5位。6位争いは最後までカーティケヤンを追っていた石浦が、ファイナルラップの最終コーナー立ち上がりで勝負を懸け、2台はほぼ並んだままフィニッシュラインを通過。僅か0.007秒差で石浦がこの勝負を制し、6位フィニッシュ。カーティケヤンが7位に入り、トヨタエンジンは「ホーム」富士でトップ7を独占。国内トップフォーミュラにおける夏の富士大会で7年連続勝利を飾ることとなった。

終盤の逆転で今季初勝利を挙げたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL #19)

終盤の逆転で今季初勝利を挙げたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL #19)

レースの大半で首位快走するも、2位に終わった中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

レースの大半で首位快走するも、2位に終わった中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車 ドライバー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ:
 良いスタートが切れて、1コーナー進入はアウト側のポジションにつけ、イン側の2台が止まりきれずにコースアウトしたので、首位に立てた。(中嶋)一貴が追ってきたためプッシュしたが、最終コーナーでやってはいけないミスをして、抜かれてしまった。その後は、追い抜きは非常に難しいレースになると思い、タイヤを出来る限り温存してチャンスを待った。最後は黄旗で差を詰めて、そのチャンスを活かしてパスすることが出来て良かった。私自身にとってのトップフォーミュラ10勝目も嬉しいが、頑張ってくれたチームのためにも、(関口)雄飛と共に2台が表彰台に上れたことを喜んでいる。
VANTELIN TEAM TOM'S 37号車 ドライバー 中嶋一貴:
 今朝の走行から好感触で、タイムも良かったのである程度いいレースが出来るとは思っていた。グリッドは6番手だったが、スタートで2位に上がることが出来、JP(デ・オリベイラ)のミスもあって首位に立てた。前半はペースが良く、引き離すことが出来たが、最後の20周くらいは彼の方がペースが良くなり、苦しいレースだった。残り周回も少なかったので、オーバーテイクシステムも駆使し、何とか首位を守ろうと頑張ったが、守り切れず、その点は残念ではある。ただ、今シーズンはまだまともなレースが出来ておらず、前2戦はレースペースも、予選も良くなかったので、今日は満足のいくレースとは言えないが、少なくとも復調へのきっかけにはなったと思う。選手権のポイントでは皆あまり離れていないので、これが開幕戦のつもりで、これからのシーズンを戦って行きたい。
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 関口雄飛:
 決勝直前のウォームアップで初めて完全なドライで走ったが、クルマはそんなに悪い感じはしなかったので、大きなセット変更無くレースに臨んだ。前半の燃料を積んだ状態ではトラクションが悪くてペースが上がらず、苦しかった。(アンドレ)ロッテラー選手が、ダウンフォースを失いつつも激しく攻めてきて、何度か危ない場面もあったが、ブレーキングでは、止まれなくてもいいから絶対に引かない、という意識で粘り続けた。あそこでポジションを守り切れたからこその3位だと思う。ここに来るまで、苦しい期間を過ごしてきたが、その間も支えてくれたスポンサーさんや、その後迎え入れてくれたトヨタやバンドウチーム、そして、精神的に厳しかった時に助けてくれた脇阪さんのおかげで、このチャンスをつかめた。ここまでの2戦、早く結果を出したかったが、色々不運などもあり、なかなか結果を出せない中、何とか3戦目で3位になれて良かった。バトルの時に、うちの監督がガンガン行け、と背中を押してくれたことも大きかった。本当に感謝している。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士決勝 白熱の高速バトルを制したのは#19オリベイラ!!#20関口も熱い走りで初表彰台を獲得

sf-rd3-r-start2

sf-rd3-r-start3

sf-rd3-r-start6

sf-rd3-r-36vs20

sf-rd3-r-37vs19

sf-rd3-r-2

sf-rd3-r-sc

sf-rd3-r-19

sf-rd3-r-37

sf-rd3-r-20

sf-rd3-r-41

sf-rd3-r-winner

sf-rd3-r-podium-winner

sf-rd3-r-podium-3rd

sf-rd3-r-podium

オリベイラ1年ぶりの勝利!!
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝レースが7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選3番手からスタートした#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が終盤まで続いた#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)とのドッグファイトを制し、2015年の第3戦富士以来1年ぶりの勝利を挙げた。
また3位にはルーキーの#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が入り、見事初表彰台を獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選12,300人/決勝22,800人/大会総入場者数35,100人)

第3戦決勝は午後2時より55周で行われた。
朝のフリー走行ではハーフウェットだった路面も完全に乾き、全車スリックタイヤでの戦いとなった。
なお、フリー走行で大クラッシュを起こした#64中嶋大祐(ナカジマ)はクルマの修復が間に合わず出走を断念している。

スタートでトップに立ったのは3番手スタートのオリベイラ。
フロントローの#41ストフェル・バンドーン(ダンデライアン)、#1石浦宏明(セルモインギング)の二人は1コーナーでブレーキを遅らせたことが祟って揃ってオーバーラン、この間隙をオリベイラがうまくすり抜けた格好だ。予選6番手から見事なスタートを決めた中嶋一貴が2位に続き、4番手スタートの#65ベルトラン・バゲット(ナカジマ)が3位に浮上、バンドーンは4位、石浦は6位に後退した。

ところがオリベイラは4周めの最終コーナーでシフトダウンの際にリヤをロックさせてしまってオーバーラン、この隙に中嶋一貴がトップに立った。

快調に周回を重ねてオリベイラとの差を4秒近くまで広げた中嶋だったが、16周めに入ったとろで#2国本雄資(セルモインギング)が1コーナーでスピン、そのままコース中央にストップしたためセーフティーカーが導入されることになった。
このタイミングを見逃さずに中嶋はピットイン、給油のみを行ってそのままトップでコースに復帰。2位のオリベイラもそれに続き、これで中嶋の築いたリードは失われてしまった。

レースは20周めにリスタート。再び逃げにかかる中嶋だったが今度は思うようにギャップは広がらず、逆に35周を終えたあたりから徐々にオリベイラが差を詰めてくるようになった。
37周終了時点では0.959と差が1秒を切り41周終了時点では0.598と完全にテール・トゥ・ノーズの状態になる。

オーバーテイクボタンを使って懸命に押さえにかかる中嶋。
しかしオリベイラも執拗に隙を伺い、51周めの1コーナーでついに中嶋のインをこじ開けた。
トップを奪い返したオリベイラはその後もペースを緩めることなく走り続け、2位中嶋に2.836秒の差をつけてフィニッシュ。
スーパーフォーミュラ、スーパーGTともに運に見放されていた今シーズンの悪い流れを断ち切る勝利を手にした。

チームメイトの関口も、5番手スタ−トながら積極果敢な走りで#36アンドレ・ロッテラーやバンドーン、バゲットらを相手に一歩も引かないバトルをコースのいたるところで披露して観客を魅了、切れ味の鋭いオーバーテイクを何度も見せて見事3位表彰台をものにした。

次戦の舞台はツインリンクもてぎ。
初の試みとなるソフトタイヤを導入したレースが行われる。
8月21日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士優勝会見 オリベイラ「終盤のチャンスを生かせた」

sf-rd3-r-ps-top3

PP #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd3-r-pc-oliveira  「スタートではイン側の2台が止まり切れずに、うまく前に出ることができました。でも、4周目の最終コーナーでミスをして(中嶋)一貴に前に出られてしまいました。後ろから見ていて抜くのは難しいと思ったので、終盤にチャンスが来ることを信じてタイヤをセーブすることにしました。終盤に1コーナーに黄旗が出たことで、オーバーテイクのチャンスを得ることができました。今年はチームメイトに関口選手を迎え、チーム内でも刺激し合っています。もっと速く、もっと強くなっていきたいと思います」
2位 #37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14)
sf-rd3-r-pc-kazuki  「このレースウィークはフィーリングが悪くなかったので、良い結果を期待していました。序盤は1コーナーで2台が消え、JPもミスをしてトップに立つことができ、流れは自分にきているように感じました。でも、SCランあたりから少しずつ流れが変わってきたように思います。終盤はかなり苦しい展開でした。なんとか守り切ろうとしましたが、ちょっと抑えきるのは無理でした。今シーズン、僕もツイていないですが、JPもかなりツイていなくて、“ツイていない選手権”でトップを争う2人がワンツーできたのは良かったんじゃないでしょうか」
3位 #20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd3-r-pc-sekiguchi  「決勝まではウェットコンディションが多くて、そこでは良いフィーリングでした。予選も5番手、決勝はドライになりましたがクルマの状態は良かったので、ほとんどセッティングは変えずに臨みました。ただ、燃料を積むとリアのトラクションが良くなくて、序盤は我慢のレースでした。ロッテラー選手とのバトルでは、ブレーキングで抜かれるのはダサイので、とにかく引くのはやめようと思って粘りました。星野監督がイケイケと言ってくれるので、躊躇なく攻めることができています。これまで苦しいことの多かったレース人生ですが、支えてくれた人やスポンサーに感謝です」
優勝監督 星野一義(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
sf-rd3-r-pc-hoshino  「今日のレースはひょっとすると結果は出ないんじゃないか、ヤバイんじゃないかと思っていました。でも、絶妙のタイミングでSCが入ってくれて、SCに助けられた感じです。JPには無線で『ルマンで不運な目に遭った一貴に勝ちを譲ってやれ』って言ったんですけどね(笑)。とにかく最高のレースをお客さんに見せられることができて嬉しいですね。関口もセンスあるところを見せてくれました。あのバトルのなかで当たらずに抜け出せたのは素晴らしいですね。お父さんも涙ぐんでました」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士決勝結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A551:25'12.917
237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A552.836
320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A5528.542
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A5531.889
53ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A5538.349
61石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A5543.344
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A5543.351
810塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E5550.014
918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A5559.488
10*8小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A551'17.804
11*11伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E541Lap
1234小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E541Lap
13*40野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E541Lap
1465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E514Laps
---- 以上規定周回数(90% - 49Laps)完走 ----
-41ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E478Laps
-4ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A4015Laps
-16山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E4015Laps
-2国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1441Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14) 1'25.759 (6/55) 191.546km/h
  • CarNo.8は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.1)(他車への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.11は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中のコースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.40は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条12.(ピットエリア義務)違反により、ペナルティーストップ10秒を科した。
Tags:

Japanese F3

JF3:第10戦富士決勝 終盤の波乱を制し、#23千代が待望の初勝利!!Nクラスは#25松井がぶっちぎりで2連勝

f3-rd10-r-start3

f3-rd10-r-start4

f3-rd10-r-start5

f3-rd10-r-8-leader

f3-rd10-r-23vs8

f3-rd10-r-23vs36

f3-rd10-r-37vs8

f3-rd10-r-23

f3-rd10-r-22

f3-rd10-r-37

f3-rd10-r-25

f3-rd10-r-30

f3-rd10-r-9

f3-rd10-r-winner-and-2nd

f3-rd10-r-podium-n

f3-rd10-r-podium-winner

f3-rd10-r-podium

終盤の波乱を制したのは千代勝正!!
全日本F3選手権第10戦の決勝が7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#23千代勝正(B-MAX NDDP F3)が今季初勝利を挙げた。
Nクラスは#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が後続を大きく突き放して2連勝を飾っている。

前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で大きなクラッシュがあった影響で、第10戦決勝は予定時刻より15分遅れ、午前10時15分にフォーメーションラップを開始した。
路面はまだ濡れた箇所があるものの、レコードライン上はドライ。全車スリックタイヤでグリッドについたが、B-MAX勢の搭載するフォルクスワーゲンエンジンのパワーに対抗するため、トムスの2台とHFDPの2台は揃ってリヤウィングのメインエレメントを取り外すという思い切った作戦に出た。

この作戦が功を奏したか、ホールショットを奪ったのは3番手スタートの#8大津弘樹(HFDP)だった。
ポールシッターの#22ヤン・マーデンボローは1コーナーのブレーキングでわずかに膨らみ、2番手スタートの千代はイン側の濡れた路面に足を取られてホイールスピンさせてしまって大津の先行を許した格好だ。

しかしマーデンボローは1周終わりのホームストレートで早くもを大津を捉えてトップに浮上、一気に後続を突き放しにかかる。
一方、千代は序盤タイヤのウォームアップに手間取り、7周めにようやく大津をパス、この間にマーデンボローとの差は2.8秒に広がっていた。

1周あたりコンマ2~3秒のペースでマーデンボローとの差を縮めにかかり、12周めには1.5秒差にまで迫った千代だったが、13周めにミスをしてその差は2.3秒に広がってしまった。

これで万事休すかと思われたが、17周めの1コーナーでNクラスの#5アレックス・ヤン(ハナシマ)と#78片山義章(プチルマン)が接触、この車両を回収するためにセーフティーカーが導入されることになった。

レースは19周めにリスタート。
ここでスリップストリームをうまく使った千代がマーデンボローに並びかけ、トップで1コーナーを立ち上がっていった。
その後方では#37坪井翔(トムス)をチームメイトの#36山下健太(トムス)がかわして3位に。
山下はファイナルラップのプリウスコーナーでマーデンボローの攻略にかかるが、この隙に坪井が山下を再びかわして3位につき、一気にマーデンボローのスリップに潜り込む。

この間にセーフティーマージンを築いた千代がトップでチェッカーを受け、今季待望の初勝利をものにした。
2位には坪井の追撃をわずかコンマ16秒差で退けたマーデンボローが入り、坪井も今季9回目の表彰台を得た。

Nクラスはスポット参戦の松井がスタートで出遅れたもののすぐに挽回、2位の#DRAGON(B-MAX)に対して38秒もの大差をつけて2連勝を飾った。
3位には#9廣田築(アルビレックスRT)が入った。

全日本F3選手権はこのあと舞台をツインリンクもてぎに移して第11-12戦を行う。
8月20-21日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

Japanese F3

JF3:第10戦富士優勝会見 千代「SCに助けられました」

優勝 #23千代勝正(B-MAX NDDP F3)
f3-rd10-r-pc-chiyo  「スタートはイン側が濡れていたので遅れてしまい、その後少しペースが上がりませんでした。2位に上がってからはトップのヤンよりペースは上回っていましたが、自分のミスもあって背後に迫るまでには至りませんでした。SCカーに助けられてトップに立つことに成功しましたが、最終ラップではブレーキロックして混乱を招いてしまいました。残り6戦で何とかシリーズ上位を狙いたいと思います」
2位 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd10-r-pc-mardenborough  「スタートではポジションダウンしてしまいましたが、すぐにポジションを回復できトップに立った後は順調でした。ただ、SCランのリスタートだけが心残りです。千代選手にうまくスリップストリームを使われてしまい、成す術がありませんでした。でも、チームとしてはこの週末を連勝で終えることができたので良かったと思います。次のもてぎは走ったことはありませんが、グランツーリスモで勉強しています」
3位 #37坪井翔(ZENT TOM'S F314)
f3-rd10-r-pc-tsuboi  「スタートは可もなく不可もなくといった感じでした。前半のペースは悪くなかったので、プッシュし続けましたが、前には逃げられてしまい、逆に後ろから追い上げられてしまいました。最終ラップの混乱でうまく前に出ることができて表彰台に上れましたが、速さという点では課題は多かったと思います。B-MAXのマシンとは立ち上がり加速で差がつく感じです」
Nクラス優勝 #25松井孝允(サムライサポーターズF306)
f3-rd10-r-pc-matsui  「スタートから前を追うことだけを考えて走りました。今回のF3参戦は自分のスキルという点でも、レーシングキャリアの点でも非常にプラスになったと思います。この経験を糧にさらに上を狙いたいと思います」
Nクラス2位 #30DRAGON(B-Max Racing team F308)
f3-rd10-r-pc-dragon  「金曜はまずまずの滑り出しでしたが、週末を通じてどうもうまく流れを掴めないという状態でした。松井クンが速いのは分かっていました。スタートからどこまで食らいついていけるか楽しみにしていましたが、早々に逃げられてしまったので後はポジションキープに徹することになりました」
Nクラス3位 #9廣田築(アルビレックスF306TLM)
f3-rd10-r-pc-hirota  「昨日のクラッシュでチームに迷惑をかけてしまいました。グリッドに並べたことを感謝しています。(グリッドに就く前にスピンをしたことについて聞かれ)あれは……すみません。次戦のもてぎはスーパーFJで走ったことがあります。次、出場できるかはまだ決まっていないのですが、出ることができたら頑張ります」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行2回目 トップタイムは#37中嶋一貴。終盤に#64中嶋大祐が大クラッシュ、決勝出走は微妙な状況

全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の2回目のフリー走行が7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が1’31.474を記録してトップタイムだった。

sf-rd3-f2-37 sf-rd3-f2-1 sf-rd3-f2-19

決勝日を迎えた富士スピードウェイは雨も上がり、時折薄日が射す所まで天候が回復。
しかし路面はまだ濡れた箇所も多く、午前8時45分からのフリー走行は、ウェットタイヤを装着して走り出すドライバーも何人か見られた。
ポールシッターの#41ストフェル・バンドーン(ダンデライアン)もその一人だ。

バンドーンは序盤1’41.606を記録してトップに立つが、周回を重ねるにつれて路面は乾いていき、スリックタイヤを装着したドライバーがバンドーンを上回り始める。
セッション中盤には#1石浦宏明が1’36.477を記録、続いて中嶋一貴が1’35.789、#34小暮卓史も1’35.309を出してきて、このあたりから全車がスリックタイヤでの走行となった。

セッションは終盤に#2国本雄資のスピンにより3分間の赤旗中断はあったものの予定どおり30分後にチェッカーが提示され、終了間際に1’31.474を記録した中嶋一貴がトップタイムとなった。ポールポジションのバンドーンも6位とまずまずの位置につける。

ところが最後の最後になって#64中嶋大祐(ナカジマ)が300Rで大クラッシュを喫し、車体前後と右側面を大破してしまった。
ドライバーはすぐに自力で降りてきたが、クルマのダメージは深刻であり、決勝への出走が危ぶまれる状況だ。

第3戦決勝は今日午後2時より55周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

Japanese F3

JF3:第10戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412137'05.246
2222ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A41211.492
3373坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31211.653
4364山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31211.905
5125牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301212.734
686大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D214.504
7217イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A41216.281
878阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D216.844
929石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301217.764
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41218.267
1125N1松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2111.332
1230N2DRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2149.357
139N3廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2153.063
1410N5岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE2156.658
15*78N4片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'33.151
16*311三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31201Lap 
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
-5N-アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE156Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'35.320 (8/21) 172.333km/h
  • CarNo.78は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(他車への衝突行為)により、競技結果に対し40秒加算、およびペナルティーポイント1を科した。
  • CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則H項(SC中のスピン)違反により、競技結果より1周減産、およびペナルティーポイント1を科した。
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行2回目結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/17) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'31.474--179.579
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'32.537 1.063 1.063177.516
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.000 1.526 0.463176.632
418中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'33.105 1.631 0.105176.433
52国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'33.870 2.396 0.765174.995
641ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'34.637 3.163 0.767173.577
716山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'35.189 3.715 0.552172.570
834小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E1'35.309 3.835 0.120172.353
910塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'35.567 4.093 0.258171.888
108小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'35.767 4.293 0.200171.529
113ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'35.959 4.485 0.192171.186
1211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'36.589 5.115 0.630170.069
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'36.711 5.237 0.122169.855
147ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'36.877 5.403 0.166169.563
1564中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'38.098 6.624 1.221167.453
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'38.108 6.634 0.010167.436
1720関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'38.331 6.857 0.223167.056
184ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'39.716 8.242 1.385164.736
1940野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'40.944 9.470 1.228162.732
Tags:

SUPER FORMULA

WEC:WEC富士6時間レース記者会見 可夢偉「富士は結果残す!」

7月16日、スーパーフォーミュラ第3戦の行われている富士スピードウェイにおいて、10月14~16日に行われるFIA世界耐久選手権第7戦「富士6時間耐久レース」に向けての記者会見が行われた。

wec-interview

出席者:TOYOTA GAZOO Racing ドライバー:中嶋一貴、小林可夢偉
    AUDI SPORT Team Joest ドライバー:アンドレ・ロッテラー
    WEC富士6時間レースアンバサダー:寺田陽次郎

■寺田:今年のルマン24時間レースは、(中嶋)一貴が勝つと思っていました。不運な結果に終わりましたが、トヨタチームは勝つ力はつけてきたと思います。この流れで富士6時間にも臨んでほしいと思います。

■中嶋:選手権は3戦終えて、まともにフィニッシュできていない状況なので、後半戦に向けて仕切り直しというところです。徐々に流れは上向いていると感じているので、まずはニュルブルクリンクしっかり結果を残して、10月の富士につなげたいと思います。

■可夢偉:今年シリーズを戦ってきて、勝てるタイミングがルマン……のはずでした。ルマンの表彰台は、今までの人生で一番喜べない表彰台だったように思います。そもそもルマンは2位では喜べないレースのように思います。気持ちが盛り上がらないので横にいたブラッド・ピットを見てました(笑)。WECはチームがヒーローになるレースですので、良いクルマを仕上げてくれているチーム、スタッフに報いるためにも富士6時間レースではしっかり結果を残したいと思います。

■ロッテラー:ルマンはハリウッド映画にもないような結末でした。一貴とトヨタチームは、ルマンで勝てる力は備えていたと思う。スーパーフォーミュラでチームメイトの一貴が勝つのを見たかったというのが正直な気持ちです。アウディチームは今シーズン課題を抱えることが多いように思います。ルマンもテストは良かったのですが、レースではターボをはじめトラブルが出てしまった。マシンは根本的なところから見直す必要があるのかもしれません。次戦からハイダウンフォースのコースになるので、仕切り直しという感じです。

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 マーデンボロー独走で今季2勝目!! Nクラスはスポット参戦の#25松井が優勝

f3-rd9-r-22vs36

f3-rd9-r-23vs2

f3-rd9-r-10

f3-rd9-r-sc

f3-rd9-r-22

f3-rd9-r-37

f3-rd9-r-12

f3-rd9-r-25

f3-rd9-r-78

f3-rd9-r-winner

f3-rd9-r-podium-n

f3-rd9-r-podium-winner

f3-rd9-r-podium

マーデンボロー独走!!
全日本F3選手権第9戦の決勝が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が終始危なげない走りで15周を走りきり、第6戦岡山に続いて今季2勝目を挙げた。
Nクラスはスポット参戦の#25松井孝允(サムライサポーターズF306)がスタートでの失敗を見事に取り返して勝利をものにした。

第9戦決勝は午後4時15分スタート。
Cクラスの#28山口大陸を除く全車がスリックタイヤを装着してのレースとなった。

ポールシッターのマーデンボローがトップで1コーナーに飛び込む一方で、セカンドグリッドの#23千代勝正(B-MAX NDDP)は出遅れて#36山下健太(トムス)、#12牧野任祐(戸田)の先行を許す。

1周目こそ山下の追撃にさらされたマーデンボローだったが、2周目に入ると次第に後続を引き離し始めた。
しかし8周目。1コーナーでNクラスの#30DRAGONと#9廣田築が接触、そのままコース脇にストップしたため、この2台を回収するためにセーフティーカーが導入され、マーデンボローのリードは失われてしまう。

SCランは11周目まで続き、12周目からリスタート。
ここでマーデンボローは周回遅れの#28山口を盾に使い、一気にリードを取り戻す。
一方山下は1コーナーで牧野にアウトからパスされると、13周目にはチームメイトの#37坪井翔、スタートで出遅れた#23千代にも抜き去られ、みるみる順位を落としていった。

結局マーデンボローはそのまま最後までトップを明け渡すことなく15周を走りきり、今季2勝目を上げるとともに、シリーズポイントでもトータル64ptとし、6位に終わった山下に並ぶことになった。

Nクラスは、ポールの松井、2番手の片山義章らが前を走るCクラスのスピンアウトに巻き込まれる格好で順位を落とす中、予選3番手の#10岡崎善衛が序盤トップに立つ。
しかしそこから松井は片山とドッグファイトを繰り広げながら岡崎を追い上げ、12周目のリスタート直後にトップを奪い返すと、そのままCクラスにも迫るハイペースで後続を突き放し、見事初戦を制してみせた。
2位は片山。
しかし#10岡崎は11周目にリタイヤ、アレックス・ヤンはSC中にピットインしてしまい、足止めを食らった結果4周遅れでチェッカーを受けることになり、ともに完走扱いとならなかったため、3位不在という珍しい結果に終わった。

全日本F3選手権第10戦の決勝は明日午前10時より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦富士優勝会見 マーデンボロー「明日はプッシュします」

優勝 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd9-r-pc-mardenborough  「コースコンディションが微妙で、ドライかレインかタイヤチョイスに悩むほどでした。タイヤが温まらずにコースアウトしないようにするのが大変で、さらに途中入ったセーフティカーが遅すぎてマシンをコントロールするのが大変でした。シリーズポイントで山下選手に並びましたが、本来は第8戦の鈴鹿で追いつかなければいけなかったと思います。明日はドライになったら思いっきりプッシュします」
2位 #37坪井翔(ZENT TOM'S F314)
f3-rd9-r-pc-tsuboi  「予選5位でアウト側スタートだったので、有利と思いましたが、スタートと1コーナーでミスをして、さらにコースアウトで最後尾近くまで落ちてしまいました。でも、イケるところまでいこうと、諦めないで攻め続けたらSCランになりました。諦めなくて良かったと思います。明日も集中して臨みたいと思います」
3位 #12牧野任祐(TODA FIGHTEX)
f3-rd9-r-pc-makino  「4番グリッドでしたから、うまくレースを組み立てられると自信を持ってスタートしました。途中単独2位走行になったので、ポジションキープしたかったのですが、追い上げてきた坪井選手に抜かれてしまいました。ミスはありませんでしたので、仕方ないと思います。明日は9番手スタートなので、雨乞いしかないと思っています(笑)」
Nクラス優勝 #25松井孝允(サムライサポーターズF306)
f3-rd9-r-pc-matsui  「今回のみのスポット参戦です。チャンスをくれた関係者の方々に感謝したいと思います。SCランが解除になって順位を上げることができて、上のクラスを追うことができました。今回の参戦はクルマのセットアップを学ぶという点で凄く自分のためになったと思います。明日はスタートから100%のレースをします」
Nクラス2位 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd9-r-pc-katayama  「練習から予選まで全然タイムが伸びなかったのですが、出来るだけのことはしようと思ってレースに臨みました。前方グループで混乱があって遅れてしまいましたが、生き残って2位という結果を残すことができました。内容は良くありませんでしたが、結果が出せたことは良かったと思います。明日も松井さんに挑戦できるので楽しみです。ぜひ優勝したいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士公式予選 8台がコンマ5秒以内の接戦を制したのは#41バンドーン!!

接戦を制したのはバンドーン!!
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の公式予選が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
次第に乾いていく路面の中、めまぐるしく順位がいれかわる3セッションを制したのは参戦1年目の#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION SF14)。しかし予選Q3に参加した全8台が0.511秒以内に入るという稀に見る僅差の戦いとなった。

sf-rd3-q-vandoorne

sf-rd3-q-ishiura

sf-rd3-q-oliveira

sf-rd3-q-41-out

sf-rd3-q-41

sf-rd3-q-1

sf-rd3-q-19

sf-rd3-q-vandoorne-pp

公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。
予選開始直前に降り始めた小雨は予選の途中で止み、次第に乾いていく路面への対応が求められる難しいコンディションだった。

予選Q1
予選開始前までタイヤチョイスをめぐって頭を悩ませていた各チームだったが、直前になって小雨が路面を濡らし始めたため、結果的には全車ウェットタイヤを装着してピット出口に並ぶことになった。
最初にトップに立ったのはバンドーンで1’45.018。すでに午前中のフリー走行で自分が記録したベストタイムを上回っており、その後も1’44.277、1’43.343とタイムを縮めてそのままトップでセッションを終えた。
2番手には#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、3番手に#20関口雄飛とインパル勢が続いた。
一方、Q2進出をめぐる戦いは終了間際までヒートアップ。
その中には#37一貴、#64大祐の中嶋兄弟も含まれていた。
終了5分前の時点で15位にいた一貴が14番手タイムを叩き出すと、それで15位に弾きだされた大祐が9番手タイムを記録して兄を押し出す。しかし一貴はチェッカー直後に13番手タイムを叩き出し、なんとかQ2進出を果たした。
ここで予選を終えたのは#18中山雄一、#4ウィリアム・ブラー、#11伊沢拓也、#40野尻智紀、そして#34小暮卓史だった。

予選Q2
Q2もまた全車ウェットタイヤでピットアウト。
空は次第に明るさを増し、路面コンディションもさらに回復する中での走行となった。
そのため開始早々に#1石浦宏明(セルモインギング)が1’43.234と早くもQ1でのバンドーンのトップタイムを上回ると、バンドーンも1’43.099とさらにタイムを縮めてくる。しかし石浦は残り2分のところで1’42.833を記録して再びトップに。
すると#65中嶋大祐も1’42.845を叩き出して2番手に浮上、終了間際には#37中嶋一貴も1’43.148を記録して4番手につけた。
一方ここで予選を終えたのは#8小林可夢偉、#10塚越広大、#3ジェームス・ロシター、#7ナレイン・カーティケヤン、#2国本雄資、そして#16山本尚貴。
9位の小林と8位の#36アンドレ・ロッテラーの差はわずか0.03秒だった。

予選Q3
今日最後の予選セッションもまた全車ウェットタイヤでの走行となったが、路面コンディションはさらに向上。走るたびにタイムが上がる目まぐるしい展開となり、開始早々に石浦が1’41.858を叩き出すと、中嶋一貴が1’41.597とそれを上回る。しかし石浦は次の周に1’41.539とタイムをさらに縮めてきた。
その後も#64中嶋大祐、#20関口、#36ロッテラーらが石浦のタイムを上回ったが、結局チェッカー直後に1’40.778を記録したバンドーンが今季初のポールポジションを獲得。最後までアタックを続けた石浦が0.272秒差で2位につけることに。
終わってみればポールのバンドーンから8位の中嶋大祐までが0.511秒差という大接戦となった。

第3戦決勝は明日午後2時より55周で行われる。

TEXT: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411530'03.942
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31154.092
3123牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301155.438
4234千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41155.469
575阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1510.850
6366山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311510.953
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011511.128
888大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1511.444
9219イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411512.841
1025N1松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1518.215
1178N2片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1532.788
122810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41132Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-*3-三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31114Laps
-10N-岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE114Laps
-5N-アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE87Laps
-30N-DRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
-*9N-廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'37.458 (14/15) 168.553km/h
  • CarNo.9は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。
  • CarNo.3は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(SC中の他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士予選会見 バンドーン「明日が楽しみ」

sf-rd3-q-ps-top3

PP #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd3-q-pc-vandoorne  「ここまでは非常に良い流れできています。滑りやすいコースで、最適なラインを見つけ出すのは難しかったのですが、他のドライバーと同じラインでは結果は出ないと思い、色々試して最後に良いラインが見つかりました。富士は初めてですが、ヨーロッパのコースに似ていて走りやすかったです。明日はドライになるかもしれませんが、コンディションが変わってもポールポジションが有利なことは同じですので、決勝が楽しみです」
2位 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)
sf-rd3-q-pc-ishiura  「非常に悔しいですが、ウェットコンディションでレインタイヤを使いこなすのが難しかったです。それでも、エンジニアのおかげで、マシンはポールポジションが狙えるレベルまで仕上がったと思います。最後までベストなラインを見つけられなかったのが敗因です。バンドーンは初の富士でこの結果は素直に凄いと思います。ヨコハマタイヤのドライ路面でのデータがないので、決勝は誰が有利かはわかりません。横一線じゃないでしょうか」
3位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)
sf-rd3-q-pc-oliveira  「3番手には満足しています。路面コンディションが目まぐるしく変わり、対応するのがかなり大変でした。そんな状況を考えるとこの結果は上出来と思います。明日は長いレースなのでチャンスは十分あると思います。確かに富士の経験は自分の方が豊富ですが、バンドーンのように才能あるドライバーに対してアドバンテージはないように思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選総合結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/16) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
141ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'43.3431'43.0991'40.778
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'44.3901'42.8331'41.050
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'44.1881'43.3261'41.132
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'45.1441'43.4061'41.210
520関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'44.2081'43.1861'41.238
637中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'45.1341'43.1481'41.240
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'44.3371'43.4641'41.268
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'44.8721'42.8451'41.289
98小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'44.4821'43.519
1010塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'44.8751'43.812
113ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'44.7231'44.144
127ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'44.5161'44.402
132国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'44.8371'44.636
1416山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
1'44.9091'45.239
1518中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
1'45.147
164ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'45.322
1711伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
1'46.041
1840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'46.046
1934小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
1'46.234
---- 以上基準タイム(107% - 1'50.577)予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/16) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
141ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'40.778--163.000
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'41.050 0.272 0.272162.561
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'41.132 0.354 0.082162.429
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'41.210 0.432 0.078162.304
520関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'41.238 0.460 0.028162.259
637中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'41.240 0.462 0.002162.256
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'41.268 0.490 0.028162.211
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'41.289 0.511 0.021162.178
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/16) Knock Out Q2 Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'42.833--159.742
264中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'42.845 0.012 0.012159.724
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'43.099 0.266 0.254159.330
437中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'43.148 0.315 0.049159.255
520関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'43.186 0.353 0.038159.196
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'43.326 0.493 0.140158.980
765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'43.406 0.573 0.080158.857
836アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'43.464 0.631 0.058158.768
---- 以上Q3進出 ----
98小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'43.519 0.686 0.055158.684
1010塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'43.812 0.979 0.293158.236
113ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'44.144 1.311 0.332157.732
127ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'44.402 1.569 0.258157.342
132国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'44.636 1.803 0.234156.990
1416山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'45.239 2.406 0.603156.090
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/16) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
141ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'43.343--158.954
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'44.188 0.845 0.845157.665
320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'44.208 0.865 0.020157.635
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'44.337 0.994 0.129157.440
51石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'44.390 1.047 0.053157.360
68小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'44.482 1.139 0.092157.221
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A1'44.516 1.173 0.034157.170
83ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'44.723 1.380 0.207156.860
92国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A1'44.837 1.494 0.114156.689
1064中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'44.872 1.529 0.035156.637
1110塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'44.875 1.532 0.003156.632
1216山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-414E1'44.909 1.566 0.034156.581
1337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A1'45.134 1.791 0.225156.246
1465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
Honda HR-414E1'45.144 1.801 0.010156.231
---- 以上Q2進出 ----
1518中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'45.147 1.804 0.003156.227
164ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'45.322 1.979 0.175155.967
1711伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-414E1'46.041 2.698 0.719154.910
1840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-414E1'46.046 2.703 0.005154.903
1934小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
Honda HR-414E1'46.234 2.891 0.188154.628
---- 以上基準タイム(107% - 1'50.577)予選通過 ----
Tags:

Japanese F3

JF3:第10戦富士公式予選 驚速#22マーデンボローが今季5度目のポール!Nクラスも#25松井が他を圧倒

富士スピードウェイで行なわれている全日本F3選手権第10戦の公式予選は、第9戦に続いて#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が圧倒的な速さをみせてポールポジションを獲得。
#23千代勝正も2番手につけ、B-MAXが2戦連続でフロントローを独占した。
Nクラスも#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が連続ポールを達成。総合でも11位につけた。

f3-rd10-q-22 f3-rd10-q-23 f3-rd10-q-8 f3-rd10-q-25 f3-rd10-q-30 f3-rd10-q-78

B-MAX勢の快進撃が止まらない。
第10戦の公式予選もまたハーフウェットでの走行となったが、第9戦ポールのマーデンボローが走り出しからトップを独走し、最終的に1’49.962を記録してそのままポールポジションを獲得してみせると、千代も1’52.604、1’50.477とタイムを縮めて2番手につける。

その後方では、今季苦戦の続いていたHFDPの二人が奮闘。
#8大津弘樹がチェッカー直後に1’51.644で3番手に食い込み、#7阪口晴南も1’51.733で4番手とセカンドローに並んだ。

一方、開幕から常に優勝争いに加わっていたトムス勢は#36山下健太が5位、#37坪井翔が6位という結果に。決勝での巻き返しに期待したいところだ。

Nクラスは#25松井がクラス2位の#30DRAGONを3秒近く引き離す1’52.894を叩き出して連続ポールを獲得。このタイムはCクラスの#2石川京侍のわずか0.295秒落ち。
決勝ではさらに上を食う展開もあるかもしれない。

第10戦決勝は明日朝10時より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 ポールポジションは#22マーデンボロー。Nクラスは今回デビューの#25松井がトップ!

全日本F3選手権第9戦の公式予選が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が1’51.268で今季4度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは今大会から参加してきた#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が総合でも11位という圧倒的な速さでいきなりトップタイムを記録した。

f3-rd9-q-22 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-25 f3-rd9-q-78 f3-rd9-q-10

第9戦の公式予選は午前11時30分より10分間で行われた。
スーパーフォーミュラのフリー走行の際に降っていた小雨がいったん収まり、コース上はハーフウェットの状態。
このため周回を重ねるごとにラップタイムは上がっていった。

同じ富士で行われた第3,4戦でも速さをみせつけたB-MAX勢は今回も速く、走り出してすぐにマーデンボローがトップに立つと、セッション終盤には#23千代勝正が1’53.170を記録して2番手に上がってきた。
対するトムス勢は#37山下健太が3位、#37坪井翔が5位という結果に。
この二人に#12牧野任祐(戸田レーシング)が割って入り、4位につけた。
#3三浦愛(EXEDY)も6位と今季最高位を獲得している。

なお、第1~4戦を佐々木大樹、第5~8戦を高星明誠がドライブしてきたB-MAXの21号車を今回は中国人ドライバーのイェ・ホンリーがドライブしており、この予選では7位につけている。
ホンリーはフォーミュラルノー・アジアシリーズなどで活躍してきたドライバーで、今シーズンはGP3の開幕前テストにも参加している。

Nクラスは今季初参戦の松井が終始クラストップのタイムを記録、最終的にはCクラスの#28山口大陸をも上回る1’56.472を記録してデビュー戦をトップからスタートする。
2番手には#78片山義章(プチルマン)がつけた。

第9戦決勝はこのあと午後4時15分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行 トップタイムは#8小林可夢偉

全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦のフリー走行が7月16日、静岡県の富士スピードウエイで行われた。
トップタイムを記録したのは#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)で1’44.992。
2番手には#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION SF14)がつけた。

sf-rd3-f1-8 sf-rd3-f1-41 sf-rd3-f1-19

公式予選日の富士スピードウェイはあいにくの雨模様。
路面温度もわずか21℃と7月とは思えない低さで、ドライバーには厳しいコンディションの中、
午前9時15分からの60分間のフリー走行は終始ウェットタイヤでの走行となった。

また今回からは新しいスペックのブレーキパッドが各チームに配られており、刻々と変化する路面に加えブレーキのセットアップなど、各チームいつも以上に忙しいセッションとなった。
それに伴いコース上でもいたるところでコースオフやスピンが相次ぎ、開始37分ではコース上の落下物を回収するために3分間の赤旗中断もあった。

そうした中、序盤トップに立ったのは#20関口雄飛(インパル)で1’46.256。
それをバンドーンが残り時間22分で上回り、1’46.199を記録すると、その直後に小林が1’44.992という圧倒的なタイムを記録してトップに躍り出た。
さらに#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)も1’46.248とタイムを上げ、3番手に上がってきた。

しかし今日の富士はこのあと天候の回復が見込まれており、このウェットコンディションのデータがどこまで予選に生かされるかは未知数だ。
公式予選は午後2時45分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士JRPサタデーミーティング(岡山大会について等)

予選日午前、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われた。

sf-rd3-jrp-kurashita sf-rd3-jrp-yamaguchi

出席者:JRP 代表取締役社長 倉下 明/取締役業務部長 山口英樹

■オートポリス(AP)大会の代替について
○経過
 APの代替大会はいろいろな可能性を探ってきた。できればAPで開催したいという気持ちはあったが、SGTやWECなど他のレースとのバッティングを考えると日程変更は難しかった。第2戦の岡山大会が中断という形で終わっていたことや、ファンから西で開催してほしいという声があったことを踏まえて、サーキットの協力を得て岡山で開催することとした。

○レースの方式
 2レース制として、土曜日に予選(20分)・決勝(30周)、日曜日に予選(ノックアウト方式)・決勝(50周)を行うという、これまでにはない変則なスケジュールで開催することとした。
 理由としては、1つはファンに両日とも楽しんでいただけるようにしたためであり、もう1つは9月のやや天候不順な時期なので、そのリスクを避けるためである。

○使用タイヤ
 使用えるタイヤは6セット(新品4セット、前戦からの持越し2セット)で通常と変わらないが、前戦のもてぎ大会はソフトタイヤの使用を認める予定なので、ソフトを持ち越すことも可能とする。ただし、順位決定には使えないこととするので、予選、決勝はミディアムを使うことになる。

■ソフトタイヤの導入について
 第4戦もてぎ大会(8月20-21日開催)は、ソフトタイヤを導入する。使用できるタイヤの内訳は、新品ミディアム×2セット、新品ソフト×2セット、持越しミディアム×2セットとなる。
 狙いは、スーパーフォーミュラは実質ワンメイクなので、順位変動が起きにくい。これを喚起するためにタイヤのバリエーションを増やすものである。
 週明け18日にソフトタイヤのテストをするが、この結果によって今後のタイヤの使用方法の方向性を決めたいと思っている。

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

Japanese F3

JF3:第10戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'49.962--149.386
223千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'50.477 0.515 0.515148.690
38大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'51.644 1.682 1.167147.136
47阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'51.733 1.771 0.089147.018
536山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'51.799 1.837 0.066146.932
637坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'51.800 1.838 0.001146.930
721イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'52.008 2.046 0.208146.657
83三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.239 2.277 0.231146.356
912牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'52.387 2.425 0.148146.163
102石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'52.599 2.637 0.212145.888
1125N松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'52.894 2.932 0.295145.506
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'53.370 3.408 0.476144.895
1330NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'55.830 5.868 2.460141.818
1478N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.141 6.179 0.311141.438
159N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.169 6.207 0.028141.404
1610N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.341 6.379 0.172141.195
175Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.402 6.440 0.061141.121
---- 以上基準タイム(110% - 2'01.763)予選通過 ----
Tags:

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'51.268--147.633
223千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.170 1.902 1.902145.152
336山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'53.748 2.480 0.578144.414
412牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.107 2.839 0.359143.960
537坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.207 2.939 0.100143.834
63三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.307 3.039 0.100143.708
721イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'54.708 3.440 0.401143.205
88大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.849 3.581 0.141143.030
92石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.940 3.672 0.091142.916
107阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.980 3.712 0.040142.867
1125N松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.472 5.204 1.492141.036
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'57.458 6.190 0.986139.853
1378N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.199 6.931 0.741138.976
1410N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.883 7.615 0.684138.176
1530NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.258 7.990 0.375137.742
169N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.211 8.943 0.953136.650
175Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.992 9.724 0.781135.768
---- 以上基準タイム(110% - 2'04.001)予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行1回目結果

スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2016/07/16) Free Practice 1 Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarEngine TireTimeBehindGapkm/h
18小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'44.992--156.458
241ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414EYH1'46.199 1.207 1.207154.679
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'46.248 1.256 0.049154.608
420関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'46.256 1.264 0.008154.596
54ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'46.781 1.789 0.525153.836
61石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYH1'46.880 1.888 0.099153.694
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYH1'47.173 2.181 0.293153.274
865ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414EYH1'47.310 2.318 0.137153.078
97ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'47.392 2.400 0.082152.961
1037中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYH1'47.487 2.495 0.095152.826
1164中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414EYH1'47.647 2.655 0.160152.599
1216山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414EYH1'47.680 2.688 0.033152.552
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414EYH1'47.847 2.855 0.167152.316
1418中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4AYH1'47.940 2.948 0.093152.185
153ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'47.969 2.977 0.029152.144
1610塚越 広大REAL SF14Honda HR-414EYH1'48.053 3.061 0.084152.025
172国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYH1'48.557 3.565 0.504151.320
1840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414EYH1'49.107 4.115 0.550150.557
1911伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414EYH1'49.988 4.996 0.881149.351
Tags:

KF

KF:第5,6戦茂原 宮田莉朋が2連勝!

 2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第5・6戦が7月10日、茂原ツインサーキット(千葉県)で行われ、第5・6戦ともに宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)が優勝した。

3月に開幕したオートバックス全日本カート選手権KF部門も、今大会で折り返し地点となる5大会中3大会目の開催となった。例年は関東地方の梅雨明け時期と重なるため、灼熱の茂原と呼ばれるほど猛暑の中で開催される茂原大会だが、今年は例年よりも1週間程度早い開催時期となり、梅雨明け前の開催となった。

kf-rd5-1 kf-rd5-2 kf-rd5-3

 レースウィークに入ってからは梅雨の中休みで晴れが続いたが、タイムトライアルと第5戦の予選が行われる大会初日の土曜日には天候は一転し、第5戦の予選を翌日に順延するほどの豪雨に見舞われた。

【第5戦】 宮田莉朋待望の今季初優勝

kf-rd5-4

kf-rd5-5

kf-rd5-6

kf-rd5-7

kf-rd5-8

kf-rd5-9

kf-rd5-10

 土曜日に行われたタイムトライアルでは、菅波冬悟(SUCCED SPORTS Jr)がトップタイムをマーク、2番手には小高一斗(ADVAN HIROTEX)、3番手には高橋悠之(TONYKART R.T.J)という順位となり、タイヤメーカー3社がトップ3に入る結果となった。

 日曜日は前日の雨から一転し、茂原らしい真夏日となった。公式練習後に、前日より順延となった第5戦の予選ヒートが行われ、5番手スタートの宮田がトップでチェッカーを受け、決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には小暮ひかる(Croc Promotion)、3番手には澤田真治(EXPRIT TAKAGI RACING)、4番手には野中誠太(RICCIARDO NEXUS)という順位となった。

 決勝ヒートでは宮田がホールショットを決めるが、5番手からジャンプアップを果たした名取がすぐ後ろにつけ、2周目にはトップを奪う。その後2台は後続を突き放していき、2台の優勝争いになるかと思われたが、10周目に宮田がトップを奪い返すと名取を突き放して独走でチェッカー。2014年最終戦もてぎ大会以来遠ざかっていた、待望の優勝を飾った。2位には予選をエンジントラブルでリタイアした角田裕毅(Drago Corse)が、最後尾25番グリッドから怒涛の追い上げを果たした。3位には名取が入った。

【第6戦】宮田莉朋執念のオーバーテイク

kf-rd6-1

kf-rd6-2

kf-rd6-3

kf-rd6-4

kf-rd6-5

kf-rd6-6

kf-rd6-7

 午後に入ってさらに気温が上昇する中、第6戦の予選ヒートが行われ、午前の勢いそのままに第6戦決勝ヒートのポールポジションを宮田が獲得した。2番手には菅波が、3番手には名取、4番手には朝日と続いた。

 決勝ヒートのスタートでは、第5戦同様に好スタートの名取がホールショットを決め、名取、高橋、宮田の3台が後続を離すようにレースをリードしていく。序盤はブリヂストンタイヤを履く名取、高橋のペースが良かったが、徐々にダンロップタイヤを履く宮田のペースが上がり、10周目には宮田がトップに出る。そして3台ワンパックだったとところに、第5戦と同じく予選をトラブルで走ることができなかった角田が追いつき一気にトップへ踊りでる。その後角田と宮田は激しい攻防を繰り広げ、度々順位を入れ替えながら後続を引き離しファイナルラップへと突入する。2台の攻防はファイナルラップでも止まらない。両者横並びでファイナルラップに突入、1コーナーでインに飛び込んだ角田が前にでる。その後2つのオーバーテイクポイントを抑えた角田、このまま決するかに思えたが最終コーナーで宮田が鋭く角田インを付きトップ浮上。執念のオーバーテイクを見せて今大会2連勝を飾った。最終コーナーでインを突かれた角田は体制を崩し大きくにアウト側へと膨らむが、なんとか体制を立て直し2戦連続での2位となった。3位には高橋が入った。

 前回瑞浪大会では2戦連続2位となり、もう2位はいらないと悔しさを滲ませた宮田。優勝するために改善すべきはタイムトライアルだと語り、今大会では過去2大会よりもしっかりとまとめてみせた。その結果、2レースともに予選ヒートをトップで終え決勝ヒートのポールポジションを獲得し、悲願の優勝に向けて盤石の態勢を築いた。前からスタートさえすれば勝てると語ったその言葉通り、決勝では圧巻の走りで見事2連勝を飾った。2014年KF部門チャンピオンの存在感を改めて見せつけた茂原大会となった。

宮田莉朋のコメント
kf-rd5-11  2年前のポールトゥウィンでの2連勝が実現できたことが本当に嬉しいです。タイムトライアルを5番手で終えることができ、ドライでの走りには自信をもっていたので余裕をもってレースに臨むことができました。次の菅生は2013年からダンロップは勝てていないので、次戦までのインターバルを有効的に使って、優勝をプレゼントしたいと思います。

Download (PDF, 276KB)

Download (PDF, 179KB)

Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
Tags: ,

FS125東地域

FS125E:第3戦茂原 佐藤蓮が開幕から3連勝!

 2016年全日本カート選手権FS125部門東地域の第3戦が7月10日、茂原ツインサーキット(千葉県)で行われ、佐藤蓮(FLAX motor sports)が優勝し3連勝を飾った。

fs125e-rd3-1

fs125e-rd3-2

fs125e-rd3-3

fs125e-rd3-4

fs125e-rd3-5

fs125e-rd3-6

fs125e-rd3-7

fs125e-rd3-8

 第2戦本庄大会から約1ヶ月半のインターバルを経て、東地域の第3戦が開催された。第2戦までは東地域が先行して開催されていたが、第3戦より西地域が先行することとなったFS125部門。第2戦終了時点では、東は佐藤が、西は井本大雅(TAKAGI PLANNING)がともに2連勝で同一ポイントと並んでいたが、先に行われた西地域の第3戦で井本の連勝がストップ。今大会の結果によってはチャンピオン争いに動きが出る為ため、今季のチャンピオン争いを占ううえで注目のレースとなった。

 東地域にとっては今季初となるウエットコンディションで行われたタイムトライアルでは、開幕2連勝の勢いそのままに佐藤がトップタイムをマークしたが、2番手には僅か0.04秒差で上原拓和(Drago Corse)がつけ、翌日に行われる予選・決勝に向けて混戦を予想させる結果となった。

 迎えた決勝日、天候は回復しドライコンディションで予選ヒートは行われ、佐藤が3戦連続となる決勝ヒートのポールポジションを獲得、2番手に皆木駿輔(Croc Promotion)、3番手に上原、4番手に武井遥斗(チームウルフ)という決勝ヒートのスターティンググリッドとなった。

 ホールショットを決めた佐藤を上原がぴたりとマークするが、徐々に2台のギャップが広がったかと思うと、佐藤は0.2秒速いペースで一気に後続を突き放す。独走のままトップでチェッカーを受け、今季3度目となるポールトゥウィンを飾った。一方2番手争いは上原と武井が接近戦を繰り広げる。レース終盤に上原の前にでた武井だが、ファイナルラップで上原の猛アタックを受けるもなんとかしのいで2位でチェッカー、3位に上原となった。武井と上原の差は僅か0.08秒だった。

 横綱相撲で今季3勝目をマークした佐藤は、タイトル獲得へ向けて大きく駒を進めることとなった。開幕戦より語る、東西統一戦を待たずにタイトルを決めるというその言葉が、いよいよ現実味を帯びてきた。

佐藤蓮のコメント
 今まで佐藤蓮は雨が遅いと思われていたと思いますが、今回タイムトライアルで1番手を獲ることで、そのイメージを払拭できたかと思います。西地域の井本選手が3戦目を落としたことで、最終戦を待たずにチャンピオンがみえてきたかと思います。次の最上川もしっかり勝ちたいと思います。

Download (PDF, 272KB)

Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
Tags:

SUPER GT

SGT:鈴鹿公式テスト2日目 ARTA勢がそろい踏み。GT500は松浦孝亮/野尻智紀組が、GT300は高木真一/小林崇志組がトップタイム

 オートバックススーパーGTシリーズは9日、鈴鹿サーキットで昨日に引き続き午前・午後2回の公式テストを雨の中行い、GT500クラスでは松浦孝亮/野尻智紀組(ARTA NSX CONCEPT-GT)が、GT300クラスでは高木真一/小林崇志組(ARTA BMW M6 GT3)と両クラスともARTA勢がトップタイムを記録した。

■公式テスト3回目

gt-test-suzuka-s3-36 gt-test-suzuka-s3-12 gt-test-suzuka-s3-19 gt-test-suzuka-s3-1 gt-test-suzuka-s3-15 gt-test-suzuka-s3-88

 午前中に行われた公式テスト3回目は開始時間の午前9時から激しい雨に見舞われた。このため大半のチームは出走を取りやめ、走行を行ったチームも慎重に周回したため、赤旗中断もなく終了した。

 GT500クラスでは伊藤大輔/ニック・キャシディ組(au TOM'S RC F)、安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(カルソニックIMPUL GT-R)、関口雄飛/国本雄資組(WedsSport ADVAN RC F)が、GT300クラスでは織戸学/平峰一貴/飯田太陽組(GT300クラス・マネパランボルギーニGT3)、峰尾恭輔/竹内浩典/ジョノ・レスター組(GT300クラス・DIRECTION 108 HURACAN)、植田正幸/鶴田和弥/石川京侍組(GT300クラス・エヴァRT初号機Rn-s AMG GT)がトップ3となっている。

■公式テスト4回目

gt-test-suzuka-opit gt-test-suzuka-s4-38 gt-test-suzuka-s4-sc gt-test-suzuka-s4-8 gt-test-suzuka-s4-6 gt-test-suzuka-s4-100 gt-test-suzuka-s4-55 gt-test-suzuka-s4-21 gt-test-suzuka-s4-61

 お昼のインターバルに行われたオープンピットの終了後に、セーフティーカーシミュレーション、そして最後4回目の公式テストが行われた。この頃になると雨は小降りになり、路面状況も徐々に回復する中でセッションは進行した。

 テスト終盤、嵯峨宏紀のドライブするTOYOTA PRIUS apr GTがデグナー立ち上がりの立体交差下でクラッシュ。マシンの回収のためこのセッション3回目の赤旗が提示された。終了時間も10分間延長され、ここで多くのマシンがタイムアタックを敢行した。トップに立ったのは好調ホンダ勢の一角、松浦孝亮/野尻智紀組(ARTA NSX CONCEPT-GT)の野尻で1分55秒503をたたき出した。2位には大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(WAKO'S 4CR RC F)が、3位には山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX CONCEPT-GT)が続いた。

 GT300クラスは高木真一/小林崇志組(ARTA BMW M6 GT3)がトップ、2位にリチャード・ライアン/藤井誠暢組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)とGT3勢が息を吹き返し、3位に井口卓人/山内英輝組(GT300クラス・SUBARU BRZ R&D SPORT)が続いた。

 この後、7月24日にSUGOで第4戦が、8月7日に富士で第5戦が行われ、第6戦鈴鹿は8月28日に1000kmレースとして決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿総合結果

■GT500 Class

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Testing Weather:Cloudy/Rainy Course:Dry/Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireSession1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
115武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.785
*1'48.539
2'27.939
1'57.667
1'48.539-192.605
224佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'50.608
*1'48.755
5'49.972
1'58.849
1'48.755 0.216192.223
346本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI*1'48.963
1'49.403
absence
1'58.577
1'48.963 0.424191.856
46大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.352
*1'48.980
absence
1'56.130
1'48.980 0.441191.826
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.129
*1'49.052
absence
1'57.631
1'49.052 0.513191.699
636伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.569
*1'49.216
2'14.613
1'57.122
1'49.216 0.677191.412
7100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS*1'49.250
1'49.383
absence
1'56.134
1'49.250 0.711191.352
812安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'50.043
*1'49.306
2'17.828
1'57.322
1'49.306 0.767191.254
91松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI*1'49.348
1'49.411
2'23.024
1'59.444
1'49.348 0.809191.180
108松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'50.072
*1'49.448
absence
1'55.503
1'49.448 0.909191.006
1119関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'49.715
*1'49.470
2'20.617
1'59.651
1'49.470 0.931190.967
1239ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.678
*1'49.536
no time
1'56.506
1'49.536 0.997190.852
1337ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'50.360
*1'49.626
absence
1'56.619
1'49.626 1.087190.696
1417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS*1'49.698
1'49.768
absence
1'57.880
1'49.698 1.159190.570
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL1'50.432
*1'49.829
absence
1'59.070
1'49.829 1.290190.343

■GT300クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Testing Weather:Cloudy/Rainy Course:Dry/Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireSession1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
12高橋 一穂
加藤 寛規
牧野 任祐
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH*1'58.411
1'59.120
absence
2'09.115
1'58.411 9.872176.548
231嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'59.180
*1'58.801
absence
2'08.698
1'58.80110.262175.968
325土屋 武士
松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH*1'59.125
2'01.439
absence
2'10.760
1'59.12510.586175.490
488織戸 学
平峰 一貴
飯田 太陽
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH*1'59.685
2'00.436
2'33.554
2'11.316
1'59.68511.146174.669
561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL*1'59.888
2'01.134
2'58.409
2'08.631
1'59.88811.349174.373
618中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.980
*1'59.902
absence
2'11.643
1'59.90211.363174.352
711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL*1'59.984
2'00.781
absence
2'09.744
1'59.98411.445174.233
851都筑 晶裕
新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH*2'00.024
2'01.885
absence
2'14.530
2'00.02411.485174.175
9108峰尾 恭輔
竹内 浩典
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH*2'00.077
2'01.377
2'38.347
2'13.455
2'00.07711.538174.098
104谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH*2'00.092
2'00.344
absence
2'10.966
2'00.09211.553174.077
113星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.712
*2'00.189
no time
2'12.823
2'00.18911.650173.936
1221リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL*2'00.248
2'00.311
absence
2'08.497
2'00.24811.709173.851
1365黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.802
*2'00.385
absence
2'11.192
2'00.38511.846173.653
140アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL2'00.429
*2'00.400
absence
2'10.539
2'00.40011.861173.631
1533山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'01.057
*2'00.452
2'43.388
2'10.928
2'00.45211.913173.556
1648高森 博士
田中 勝輝
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH*2'00.582
2'01.834
3'10.223
2'11.673
2'00.58212.043173.369
17360柴田 優作
田中 篤
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.804
*2'00.940
absence
2'13.817
2'00.94012.401172.856
1826密山 祥吾
元嶋 佑弥
中野 信治
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH*2'00.982
2'01.509
absence
2'12.197
2'00.98212.443172.796
199阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'02.219
*2'01.126
absence
2'10.780
2'01.12612.587172.591
2030永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH*2'01.162
2'01.771
2'41.452
2'12.300
2'01.16212.623172.539
21111植田 正幸
鶴田 和弥
石川 京侍
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'02.762
*2'01.229
2'39.988
2'13.327
2'01.22912.690172.444
2260飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'02.661
*2'02.013
3'13.619
2'13.190
2'02.01313.474171.336
2355高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS*2'02.256
2'02.572
absence
2'08.228
2'02.25613.717170.995
2450久保 凜太郎
加納 政樹
安岡 秀徒
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'02.857
*2'02.272
2'50.808
2'13.186
2'02.27213.733170.973
255玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH2'03.977
*2'03.281
absence
absence
2'03.28114.742169.574
267ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YHabsence
absence
absence
*2'12.932
2'12.93224.393157.262
-63エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
ケイ・コッツォリーノ
野間 一
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH*absence
*absence
*absence
*absence
absence--
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿4回目結果

■GT500クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Official Testing 4 Weather:Rainy Course:Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
18松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'55.503--180.993
26大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'56.130 0.627 0.627180.015
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'56.134 0.631 0.004180.009
439ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'56.506 1.003 0.372179.435
537ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'56.619 1.116 0.113179.261
636伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'57.122 1.619 0.503178.491
712安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'57.322 1.819 0.200178.187
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'57.631 2.128 0.309177.718
915武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'57.667 2.164 0.036177.664
1017塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'57.880 2.377 0.213177.343
1146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'58.577 3.074 0.697176.301
1224佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'58.849 3.346 0.272175.897
1364中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL1'59.070 3.567 0.221175.571
141松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'59.444 3.941 0.374175.021
1519関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'59.651 4.148 0.207174.718

■GT300クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Official Testing 4 Weather:Rainy Course:Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS2'08.228--163.031
221リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL2'08.497 0.269 0.269162.690
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2'08.631 0.403 0.134162.521
431嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS2'08.698 0.470 0.067162.436
52高橋 一穂
加藤 寛規
牧野 任祐
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH2'09.115 0.887 0.417161.911
611平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL2'09.744 1.516 0.629161.127
70アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL2'10.539 2.311 0.795160.146
825土屋 武士
松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH2'10.760 2.532 0.221159.876
99阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'10.780 2.552 0.020159.850
1033山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'10.928 2.700 0.148159.669
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'10.966 2.738 0.038159.623
1265黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'11.192 2.964 0.226159.348
1388織戸 学
平峰 一貴
飯田 太陽
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'11.316 3.088 0.124159.198
1418中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH2'11.643 3.415 0.327158.802
1548高森 博士
田中 勝輝
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'11.673 3.445 0.030158.766
1626密山 祥吾
元嶋 佑弥
中野 信治
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH2'12.197 3.969 0.524158.137
1730永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'12.300 4.072 0.103158.014
183星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'12.823 4.595 0.523157.391
197ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH2'12.932 4.704 0.109157.262
2050久保 凜太郎
加納 政樹
安岡 秀徒
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'13.186 4.958 0.254156.962
2160飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'13.190 4.962 0.004156.958
22111植田 正幸
鶴田 和弥
石川 京侍
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'13.327 5.099 0.137156.796
23108峰尾 恭輔
竹内 浩典
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'13.455 5.227 0.128156.646
24360柴田 優作
田中 篤
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'13.817 5.589 0.362156.222
2551都筑 晶裕
新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH2'14.530 6.302 0.713155.394
-5玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YHabsence---
-63エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
野間 一
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHabsence---
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿3回目結果

■GT500クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Official Testing 3 Weather:Rainy Course:Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
136伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS2'14.613--155.299
212安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS2'17.828 3.215 3.215151.676
319関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH2'20.617 6.004 2.789148.668
41松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI2'23.024 8.411 2.407146.166
515武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS2'27.93913.326 4.915141.310
624佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH5'49.9723'35.3593'22.03359.734
-39ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BSno time---
-6大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BSabsence---
-8松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BSabsence---
-17塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BSabsence---
-37ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BSabsence---
-38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BSabsence---
-46本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MIabsence---
-64中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DLabsence---
-100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BSabsence---

■GT300クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/09) Official Testing 3 Weather:Rainy Course:Wet
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
188織戸 学
平峰 一貴
飯田 太陽
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'33.554--136.142
2108峰尾 恭輔
竹内 浩典
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'38.347 4.793 4.793132.021
3111植田 正幸
鶴田 和弥
石川 京侍
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'39.988 6.434 1.641130.667
430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'41.452 7.898 1.464129.482
533山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'43.388 9.834 1.936127.948
650久保 凜太郎
加納 政樹
安岡 秀徒
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'50.80817.254 7.420122.390
761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2'58.40924.855 7.601117.176
848高森 博士
田中 勝輝
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3'10.22336.66911.814109.898
960飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH3'13.61940.065 3.396107.971
-3星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHno time---
-0アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DLabsence---
-2高橋 一穂
加藤 寛規
牧野 任祐
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YHabsence---
-4谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YHabsence---
-5玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YHabsence---
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YHabsence---
-9阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YHabsence---
-11平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DLabsence---
-18中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YHabsence---
-21リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DLabsence---
-25土屋 武士
松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YHabsence---
-26密山 祥吾
元嶋 佑弥
中野 信治
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YHabsence---
-31嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BSabsence---
-51都筑 晶裕
新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YHabsence---
-55高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BSabsence---
-63エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
野間 一
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHabsence---
-65黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YHabsence---
-360柴田 優作
田中 篤
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHabsence---
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿 GT500クラスは復調ホンダ勢から武藤英紀/オリバー・ターベイが、GT300クラスは好調MC勢から高橋一穂/加藤寛規/牧野任祐組がトップタイム

 オートバックススーパーGTシリーズは8日、鈴鹿サーキットで午前・午後2回の公式テストを行い、総合でGT500クラスでは武藤英紀/オリバー・ターベイ組(ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT)が、GT300クラスでは高橋一穂/加藤寛規/牧野任祐組(シンティアム・アップル・ロータス)がトップタイムを記録した。

■1回目

gt-test-suzuka-am-46 gt-test-suzuka-am-38 gt-test-suzuka-am-100 gt-test-suzuka-am-2 gt-test-suzuka-am-25 gt-test-suzuka-am-31

 公式テストの行われるこの日の予想は午後から雨。そのため1回目のセッション開始時刻を予定より30分前倒しして、午前9時より1回目のセッションが始まった。

 セッション開始前には小雨がぱらついたもののセッション中は薄日も差す天候で、終始ドライ路面でテストは行われた。

 マシンのコースアウトによる2度の赤旗中断はあったが、そんな中トップタイムをマークしたのは本山哲/千代勝正組(S Road CRAFTSPORTS GT-R)のベテラン本山。1分48秒963とただ一人49秒を切ってきた。2位には今季不運に泣いている立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO RC F)が、3位には復調の兆しが見えるホンダ勢から山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX CONCEPT-GT)が入った。

 GT300クラスは、マザーシャシー/JAF-GT勢が好調。トップタイムをマークしたのは1分58秒411で高橋一穂/加藤寛規/牧野任祐組(シンティアム・アップル・ロータス)。2位には土屋武士/松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)が、3位には嵯峨宏紀/中山雄一組(GT300クラス・TOYOTA PRIUS apr GT)が入った。

■2回目

gt-test-suzuka-pm-15 gt-test-suzuka-pm-24 gt-test-suzuka-pm-6 gt-test-suzuka-pm-31 gt-test-suzuka-pm-2 gt-test-suzuka-pm-18

 午後か崩れると予報された天候も2回目のフリー走行が始まる午後2時になってもなんとか持ちこたえ、このセッションも途中小雨がふったものの終始ドライコンディションで行われた。

 このセッションも2回の赤旗で中断された。1度目は中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組(Epson NSX CONCEPT-GT)がクラッシュ。リアを大きく損傷した。2度目は電気系のトラブルで高橋/加藤/牧野組がストップし回収のため赤旗が提示された。

 そんな中、トップタイムをマークしたのは武藤英紀/オリバー・ターベイ組(ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT)。1分48秒539とこの日の最速タイムを刻んだ。2位には佐々木大樹/柳田真孝組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が、3位には大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組(WAKO'S 4CR RC F)が付けている。

 GT300クラスは、1分58秒801で嵯峨/中山組(TOYOTA PRIUS apr GT)が午前の3位から躍進しトップタイム。しかし午前の高橋/加藤/牧野組のタイムには届いていない。その高橋/加藤/牧野組はルーキテストを受ける牧野が精力的に走り込み1分59秒120で2位。早くも大型ルーキーぶりを発揮している。3位にはマザーシャシーの中山友貴/山田真之亮組(UPGARAGE BANDOH 86)が入った。

 テストは明日も午前・午後と2回のセッションが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿2回目結果

■GT500クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/08) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
115武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'48.539--192.605
224佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'48.755 0.216 0.216192.223
36大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'48.980 0.441 0.225191.826
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.052 0.513 0.072191.699
536伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.216 0.677 0.164191.412
612安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'49.306 0.767 0.090191.254
7100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.383 0.844 0.077191.119
846本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'49.403 0.864 0.020191.084
91松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'49.411 0.872 0.008191.070
108松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.448 0.909 0.037191.006
1119関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'49.470 0.931 0.022190.967
1239ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.536 0.997 0.066190.852
1337ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.626 1.087 0.090190.696
1417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.768 1.229 0.142190.449
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL1'49.829 1.290 0.061190.343

■GT300クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/08) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
131嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'58.801--175.968
22高橋 一穂
加藤 寛規
牧野 任祐
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.120 0.319 0.319175.497
318中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.902 1.101 0.782174.352
43星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.189 1.388 0.287173.936
521リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL2'00.311 1.510 0.122173.760
64谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.344 1.543 0.033173.712
765黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.385 1.584 0.041173.653
80アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL2'00.400 1.599 0.015173.631
988織戸 学
平峰 一貴
飯田 太陽
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'00.436 1.635 0.036173.579
1033山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'00.452 1.651 0.016173.556
1111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL2'00.781 1.980 0.329173.084
12360柴田 優作
田中 篤
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.940 2.139 0.159172.856
139阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'01.126 2.325 0.186172.591
1461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2'01.134 2.333 0.008172.579
15111植田 正幸
鶴田 和弥
石川 京侍
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'01.229 2.428 0.095172.444
16108峰尾 恭輔
竹内 浩典
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'01.377 2.576 0.148172.234
1725土屋 武士
松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH2'01.439 2.638 0.062172.146
1826密山 祥吾
元嶋 佑弥
中野 信治
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH2'01.509 2.708 0.070172.047
1930永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'01.771 2.970 0.262171.676
2048高森 博士
田中 勝輝
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.834 3.033 0.063171.588
2151都筑 晶裕
新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH2'01.885 3.084 0.051171.516
2260飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'02.013 3.212 0.128171.336
2350久保 凜太郎
加納 政樹
安岡 秀徒
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'02.272 3.471 0.259170.973
2455高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS2'02.572 3.771 0.300170.554
255玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH2'03.281 4.480 0.709169.574
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YHabsence---
-63エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
ケイ・コッツォリーノ
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHabsence---
Tags:

SUPER GT

SGT:公式テスト鈴鹿1回目結果

■GT500クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/08) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GTOfficial Testing GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'48.963--191.856
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.129 0.166 0.166191.564
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.250 0.287 0.121191.352
41松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'49.348 0.385 0.098191.180
56大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.352 0.389 0.004191.173
636伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.569 0.606 0.217190.795
739ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'49.678 0.715 0.109190.605
817塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.698 0.735 0.020190.570
919関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'49.715 0.752 0.017190.541
1015武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'49.785 0.822 0.070190.419
1112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'50.043 1.080 0.258189.973
128松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS1'50.072 1.109 0.029189.923
1337ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'50.360 1.397 0.288189.427
1464中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL1'50.432 1.469 0.072189.304
1524佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'50.608 1.645 0.176189.003

■GT300クラス

公式テスト -RIJ- (2016/07/08) Official Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
12高橋 一穂
加藤 寛規
牧野 任祐
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'58.411--176.548
225土屋 武士
松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'59.125 0.714 0.714175.490
331嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'59.180 0.769 0.055175.409
488織戸 学
平峰 一貴
飯田 太陽
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'59.685 1.274 0.505174.669
561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'59.888 1.477 0.203174.373
618中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.980 1.569 0.092174.239
711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'59.984 1.573 0.004174.233
851都筑 晶裕
新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH2'00.024 1.613 0.040174.175
9108峰尾 恭輔
竹内 浩典
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH2'00.077 1.666 0.053174.098
104谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.092 1.681 0.015174.077
1121リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL2'00.248 1.837 0.156173.851
120アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL2'00.429 2.018 0.181173.589
1348高森 博士
田中 勝輝
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.582 2.171 0.153173.369
143星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'00.712 2.301 0.130173.182
1565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'00.802 2.391 0.090173.053
1626密山 祥吾
元嶋 佑弥
中野 信治
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH2'00.982 2.571 0.180172.796
1733山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'01.057 2.646 0.075172.689
1830永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'01.162 2.751 0.105172.539
19360柴田 優作
田中 篤
清原 章太
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.804 3.393 0.642171.630
209阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH2'02.219 3.808 0.415171.047
2155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS2'02.256 3.845 0.037170.995
2260飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2'02.661 4.250 0.405170.431
23111植田 正幸
鶴田 和弥
石川 京侍
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH2'02.762 4.351 0.101170.290
2450久保 凜太郎
加納 政樹
安岡 秀徒
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'02.857 4.446 0.095170.159
255玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH2'03.977 5.566 1.120168.622
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YHabsence---
-63エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
ケイ・コッツォリーノ
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHabsence---
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | KF

KF:第5,6戦茂原 宮田莉朋に聞く「セットアップ能力、ドライビング能力を身につけてF1に行く」

 2016年クス全日本カート選手権KF部門の第5・6戦が、7月10日に茂原ツインサーキット(千葉県)で開催される。

 ルーキー勢が勢いを見せたもてぎ大会、ベテラン勢が強さと経験を見せつけた瑞浪大会と、5大会中2大会が開催された訳だが、その表彰台に登壇したメンバーの顔触れは2大会で全く異なることとなった。シーズン折り返し地点となる第3大会の茂原ツインサーキットでは、どのようなレースが繰り広げられるのかとても楽しみだ。

 国内最高峰カートカテゴリーであるKF部門は、日本一のカートドライバーを決める一方で、フォーミュラカテゴリーへの登竜門の様相を呈してきており、フォーミュラを目指す多くのドライバーが参戦している。フォーミュラカテゴリーへのステップアップを果たすと同時に、カートを卒業していくドライバーも多いが、その一方でカートによって学べるドライビングスキルは多いと、GTドライバーがトレーニングにカートを取り入れるなど、モータースポーツにおけるカートの重要性は極めて高い。最高峰カテゴリーのKFともなると、ジュニアフォーミュラよりも遥かにマシンの挙動やコーナリングスピードは速いと言われており、今季のKF部門にはFIA-F4で走る4名のドライバーが参戦しているが、皆FIA-F4にて優秀な成績を収めていることからも、カートの重要性を窺い知ることができる。

 FIA-F4とKFに参戦するドライバーの一人が、2014年度のKF部門チャンピオンの宮田莉朋だ。日本国内のカートドライバーの頂点に立ち、フォーミュラへのステップアップを果たしてもなおカートレースの頂点に挑み続ける宮田に、カートの魅力や重要性についてや将来の夢について話を聞いてみた。

プロフィール

  • EXPRIT TAKAGI RACING(エクスプリット タカギ レーシング)
  • No.3 宮田 莉朋(みやた りとも)
  • 1999年8月10日生まれ 16歳

経歴戦歴

20044歳にてカートを始める
2006サーキット秋ヶ瀬にてレースデビュー
2007茂原5スターカップ コマー60エキスパートクラス シリーズ3位APG CUPカデットクラス シリーズチャンピオン
2008東日本ジュニアコマー60エキスパートクラス シリーズ3位茂原5スターカップ コマー60EXTクラス シリーズチャンピオン
2009東日本ジュニア カデットクラス シリーズチャンピオンNTCカップ カデットクラス シリーズチャンピオン
2010NTCカップ Sクラス シリーズ2位
2011NTCカップ ジュニアMAXクラス シリーズチャンピオンハルナカップ ジュニアMAXクラス シリーズ2位
2012JAF地方カート選手権 FS125クラス シリーズ2位
2013JAF全日本カート選手権 KF2クラス シリーズ2位
2014JAF全日本カート選手権 KFクラス シリーズチャンピオン
2015CIK FIA KF WORLD CHAMPIONSHIP 24位ASIA PACIFIC KF 2位JAF全日本カート選手権 KFクラス シリーズ3位

2016年シーズンの活動

  • FIA F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP フル参戦
  • 全日本カート選手権 KFクラス フル参戦

kf-miyata-1

kf-miyata-2

kf-miyata-3

kf-miyata-4

kf-miyata-5

kf-miyata-6

kf-miyata-7

kf-miyata-8

kf-miyata-9

カートとの出会いと魅力について

カートをはじめたきっかけはなんですか?
 4歳の時に両親に連れられて中井インターサーキットに行き、そこで体験試乗でカートに乗ったことがきっかけです。僕が夢中になっている様子を見て、カートをやらせてみようと両親が始めさせてくれました。
宮田選手にとってカートはどのような存在ですか?
 幼い頃から僕にとってはこれしかないと思えたのがカートです。そしてレースを始めたいと思わせてくれたのもカートです。カートは僕の原点であり、もっとも輝ける存在です。
カートの魅力はなんですか?
 今後上のカテゴリーに上がっていくにあたり、必要とされるドライビングスキルやバトルでのテクニックを磨くことができるのが魅力です。また、現在乗っているFIA F4より体感スピードは速いですし、接近戦ができるところも魅力のひとつです。

世界カート選手権のレベルについて

昨年、CIK-FIA 世界カート選手権のKF部門に参戦されましたが、世界最高峰カートのステージで戦ってみて世界のレベルをどのように感じましたか? また、国内カートとの違いはありましたか?
 世界選手権で戦ってみて、速さは負けないレベルにあると感じています。しかし、バトルのレベルが物凄く高いと感じました。海外のレースでは当てあいレースになるのではと思い、攻めながらも当てられないようにと臨みましたが、予想とは全く違い、当てられるようなことは無かったです。世界で走ってみて特に驚いたのは、彼らは守りのブロックラインを走っているのにも関わらず、タイムを落とさずにトップ集団と同じペースで走れているという事です。全日本であれば同じような走りをするとラップタイムが落ち、後続集団に追い付かれバトルが起きてしまうのですが、世界選手権で戦う選手は上手く守りながらもペースを落としません。その点では世界の壁を痛感しました。昨年全日本選手権にベン選手が来た際、彼が優勝しているのは速さももちろんですが、バトルが強いから独走で勝ったのだと思っています。

ステップアップをするうえでカートから得られるもの

昨年よりFIA-F4への参戦をし、今シーズンはFIA F4と全日本カート選手権KF部門の2つのカテゴリーに参戦していますが、カートの経験はフォーミュラのレースでどのように活かされていますか? またこの先、上のカテゴリーへとステップアップを果たすにあたって、カートでの経験やドライビングスキルはどのような意味を持ちますか?
 FIA F4でカートの経験が活かされていると思うのは、体感スピードがカートの方が速いことで余裕を持つことができています。例えばバトルになった時の対処や、展開の読みなどに役立っていると思います。また、今後上のカテゴリーに上がっていくうえで、カートに乗ることは体力トレーニングにもありますし、バトルのスキルアップにも繋がると考えています。

勝つための努力

数あるスポーツの中でもモータースポーツは他の競技と異なり、サーキットに行かないと練習ができず、練習時間が限られてしまうと思います。サーキットでの練習走行以外に日常生活において取り組んでいることや意識していることはありますか?
 ジムに通っての体力づくりや、常に万全の状態を維持するように体調管理をしています。また、今年からはFTRSスカラシップ生としてメンタルトレーニングの講習会も受けています。ドライビング面では、フォーミュラになるとより練習回数が少なくなってしまいますが、レーシングシュミュレーターを活用しています。週3~4日くらいの頻度でシュミュレーターに乗っています。
レースにおける勝敗を分ける”差”はなんだと思いますか? ライバルに対してその差をつける努力や取り組みはありますか?
 これをやれば勝てるというのがなにかは難しいですが、自分自身の勝つために改善すべき課題は分かっています。ですので、練習走行時にはきちんと目的を考え、練習を終えた後にはデータを解析して自分の走りを振り返り、改善するようにしています。また、レース前であれば開催地のレース動画を見て、レースのイメージをするなどの準備をしています

将来の夢と実現に向けて

宮田選手の将来の夢はなんですか?
 夢はF1ドライバーです。
F1ドライバーになるという夢を実現するためにクリアしなければならない課題はなんですか? 課題解決のためにどのような取り組みをしていますか?
 昨年FTRSのオーディションに合格することができ、今年からFTRSスカラシップを受けてFIA F4に参戦しています。夢を実現するためには結果を残すことはもちろん、メンタルやフィジカルを鍛える必要があります。僕が今レースをできているのは、たくさんの人の支えがあってのことです。そしてこの先ステップアップするのにもたくさんの人の支えを必要とします。そうした方々の期待に応える為にも、日常からレースに対する姿勢を正して取り組むことが大切だと思います。ですので、今はメンタルトレーニングの講習やフィジカルトレーニングを受け、レースに対しての取り組み方などをたくさん学んでいます。
宮田選手はどのようなドライバーになりたいですか?
 セットアップ能力、ドライビング能力の両方の知識を持っているドライバーになるのを目指しています。レースを戦う為には良い車を作ることが必要で、プロのドライバーになっていく上で、セットアップ能力が必要とされると思っています。ですので、ドライビング能力だけはなく、両方の能力を持っている選手こそ速いドライバーだと思い目指しています。
最後に2016年シーズンの意気込みと、応援してくれるファンに向けて一言お願いします。
 本年も応援して下さっている皆様、ありがとうございます。昨年同様、FIAF4、全日本カート選手権に参戦でき、とても感謝しております。皆様に早く良いご報告ができるよう一所懸命頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い申し上げます。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
Tags: ,

F4西日本シリーズ

F4:西日本第3戦鈴鹿決勝 大湯都史樹が開幕から土つかずの3連勝

 F4地方選手権シリーズ西日本第3戦は3日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位の大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り23周・19分32秒024で優勝。開幕からの連勝を3と伸ばした。

f4w-rd3-r-start1

f4w-rd3-r-start2

f4w-rd3-r-start3

f4w-rd3-r-11vs3

f4w-rd3-r-11

f4w-rd3-r-3

f4w-rd3-r-14

f4w-rd3-r-winner

 レースは夕刻午後4時15分、蒸し暑い中シーケンシャル(S)クラス5台、Hパターン(H)クラス2台、合計7台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)が出遅れ、予選2位の大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が好スタートを切ったため、2台は並走して1コーナーへ向かう。澤田は大湯を牽制してインに寄せるも大湯も譲らず1コーナーでトップに浮上した。3位には好スタートを切った予選4位の吉田宣弘(佐藤製作所☆MYST☆ガレージヨシダ)が、4位にはホイールスピンが多く、加速が鈍った予選3位の金澤力也(VSRランボルギーニF108)が続く。

 その後もトップ大湯と2位澤田は接近戦。大湯も巧みにブロックしてトップを譲らない。16周目には、大湯の前に周回遅れが現れ、パスするのに手こずったためS字コーナーで大湯と澤田はテールトゥノーズに。ストレートで0秒2差まで迫ったもののこれをしのぎぎった大湯はトップを死守。

 この2台の争いはあっけない幕切れを迎える。18周目の2コーナーで澤田が痛恨のスピンアウト。3位との差が10秒以上あったため澤田は2位のままコースに復帰するも、これで大湯は安泰。23周を走って開幕からの連勝を3と伸ばした。大湯は東日本シリーズでも4連勝ですでにチャンピオンを決めているためJAF F4では負け知らずの7連勝。

 一方、スタートで3位に浮上した吉田だったが、背後から4位の金澤が迫る。テールトゥノーズの争いは5周目の1コーナーでインを押さえた吉田のアウトから金澤が2コーナーでクロスラインを取り3位に浮上。そのまま逃げ切り、鈴鹿初レースで表彰台をものにした。4位には吉田が入りここまでがトップと同一周回。

 5位には周回遅れながらHクラストップの入榮秀謙(フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ)が入った。

 西日本シリーズ第4,5戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、7月30、31日に行われる。大湯が連勝を伸ばすのか、岡山も参加予定の澤田が一矢報いるのか、注目だ。

優勝 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)
f4w-rd3-r-oyu  「スタート決まったのがうれしかったです。1コーナーで並べたのでやったと思いました。セッティングが決まってなかったのでいろいろ試しつつ後ろも押さえて走っていました。周回遅れが出てきたときにやばいと思いましたが、案の定、抜かしてくれなくて危なかったです。開幕から3連勝です」
2位 澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)
f4w-rd3-r-sawada  「スタートを失敗しましたが、FIA-F4に向けてよい経験ができたと思っています。このレースに関してはスタートとスピンですね。スピンはギアが入らなかったりとかあったんですが、リカバリーできる範囲でした。いつも100%で走っていて気持ち的に余裕がなくて、スピンしてしまいました。余裕が持てれば何かあったも大丈夫だし、スタートも課題ですね」
3位 金澤力也(VSRランボルギーニF108)
f4w-rd3-r-kanazawa  「鈴鹿初遠征で今週末から初めて走ったんですが、少しずつ乗れてきて、マシンのセットアップも向上してトップに近づいていったんですが、コンマ5秒くらいのところで止まってしまいました。まだ壁が残るレースでした。スタートはタイミングは良かったんですが、クラッチミートでホイールスピンさせてしまいました。吉田選手は1コーナーでイン側を閉めていたのでクロスラインで2コーナーアウトから抜きました。このレースは東シリーズでマシントラブルが出たので代替で出ました。VSRの育成なので日本でいい成績を残して海外へ行きたいです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿決勝 浦田裕喜が2連勝を飾る

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は3日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートした浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)が22周・22分0秒966で優勝した。

sfjs-rd3-r-start1

sfjs-rd3-r-start2

sfjs-rd3-r-34vs7

sfjs-rd3-r-34

sfjs-rd3-r-7

sfjs-rd3-r-43

sfjs-rd3-r-urata

 太陽も時折顔をのぞかせるようになった午後2時20分、依然として蒸し暑い中、10台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートを決めたのは予選2位の浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)。逆にポールポジションの大井偉史(スキルスピード10V)はスタートをミスし、浦田が1コーナーでインからあっさりと大井の前に出た。3位には鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)が付け、4位・八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科07J)、5位・加納亨介(テイクファースト・オミッターズ10VED)、6位・前川涼輔(TAKE FIRST 10V)と続く。

 トップに立った浦田は、追いすがる大井を1秒ほど後ろに従えて走行。3位の鈴木は前の2人に付いて行けずその差は開くばかり。

 「タイヤをセーブしてたので、後半のペースはぼくの方が良くなると思ってた」という浦田は、10周目あたりから大井との差を広げ始める。その差は15周目には1秒6、18周目には2秒とし、22周を回って3.7秒差で優勝を飾った。浦田は2連勝。

 3位でスタートした鈴木は前2人にはついて行けなかったものの、4位を走る八巻よりペースは良く、終始単独走行。「若い子2人が速いし、集中力を切らさないように走った」という鈴木は昨年のフォーミュラエンジョイ1のチャンピオン。第2戦から参戦を開始し、そのレースでは2周でクラッシュしたため「完走が目標でした」というものの2戦目で早くも表彰台をものにした。

 4位には八巻、5位に前川。6位には7周目に2コーナーを飛び出し後方に沈んだものの追い上げた宮島雄太(アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ)が入った。

 第4戦は9月18日、西コースに舞台を移し行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorpsorts Forum
Yoshinori OHNISHI
Tags:

F4西日本シリーズ

F4:西日本第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2016/07/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL2319'32.024
23S2澤田 真治B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2310.261
314S3金澤 力也VSRランボルギーニF108
ZAP F108
DL2315.092
412S4吉田 宣弘佐藤製作所☆MYST☆ガレージヨシダ
MYST KK-ZS
DL2318.495
546H1入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ
WEST 056
DL221Lap
---- 以上規定周回数(90% - 20Laps)完走 ----
-70S-岡本 武之ビズキューブレーシングMC
MOONCRAFT MC090
DL167Laps
-*51H-藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
FRD 956
DL158Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS) 50'591 (12/13) 159.61km/h
  • CarNo.51は、2016鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第60条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2016/07/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH2220'0.966
27大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH223.370
343鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2211.592
479八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH2220.364
58前川 涼輔TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2223.991
629宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2232.379
748加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2233.992
81吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2241.290
978三浦 純中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH211Lap
1077勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH175Laps
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.34 浦田裕喜(RISEONE-MYSTKKSⅡTODA)54.415 (4/22) 148.39km/h
Tags:

F4西日本シリーズ

F4:西日本第3戦鈴鹿公式予選 澤田真治がポールポジション

 F4地方選手権シリーズ西日本第3戦は3日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)が50秒145でポールポジションを獲得した。

f4w-rd3-q-3 f4w-rd3-q-11 f4w-rd3-q-14

 公式予選は午前10時5分より15分間。相変わらず雲は厚く鈴鹿は蒸し暑い。

 ここまでF4は東日本・西日本、両シリーズとも大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が全勝。ここにFIA-F4でルーキーながら表彰台を獲得した澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)が乗り込んできた。予選はこの2人の争いとなる。

 大湯は5周目に50秒285でトップに立つ。しかし「タイヤのおいしいところを使ってアタックできた」という澤田が9周目に50秒145と0秒140の僅差で逆転。

 これを見た大湯は一度クールダウンを行ったのち後半に再度アタック。しかし、たれたタイヤのためタイム更新はならず。ポールポジションは澤田が獲得した。大湯は2位。

 予選3位には金澤力也(VSRランボルギーニF108)が入った。以下、4位吉田宣弘(佐藤製作所☆MYST☆ガレージヨシダ)、5位藤井敬士(フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD)、6位入榮秀謙(フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ)と続いた。

 「下りのスタートは初めてなので……」と不安げな澤田。スタートを決めて連勝を伸ばしたい大湯。決勝レースは午後4時15分より23周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿公式予選 大井偉史がポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第3戦は3日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、大井偉史(スキルスピード10V)が53秒903でポールポジションを獲得した。

sfjs-rd3-q-7 sfjs-rd3-q-34 sfjs-rd3-q-43

 今回のラウンドも予選・決勝が1日で行われるワンデーレース。公式予選は午前9時15分より15分間で行われた。鈴鹿はどんよりとした曇り空で朝から蒸し暑い。

 予選は第2戦まで1位と2位を分け合い、同ポイントで並ぶ大井偉史(スキルスピード10V)と浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ戸田)の一騎打ちとなった。

 路面はスリッピー。「何も考えずに走った」という大井が5周目に53秒903を出しトップに立つ。浦田は8周目に53秒903と大井まで0秒073まで迫ると、この後もアタックを続行。しかし、タイヤもたれ路面状況も好転しないため自己ベストは更新できず。2位で予選を終えることとなった。

 3位には鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)が、以下4位には勝木崇文(Daka M Project FORMスキル)、5位には八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科07J)が、6位には前川涼輔(TAKE FIRST 10V)と続いた。

 決勝は午後2時20分より22周で行われる。「スタートを決めれば勝てる」と語る大井。スタートに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Tags:

F4西日本シリーズ

F4:西日本第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2016/07/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
13澤田 真治B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL0'50.145--161.0299/12
211大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL0'50.285 0.140 0.140160.5817/17
314金澤 力也VSRランボルギーニF108
ZAP F108
DL0'50.697 0.552 0.412159.27611/16
412吉田 宣弘佐藤製作所☆MYST☆ガレージヨシダ
MYST KK-ZS
DL0'50.841 0.696 0.144158.8258/17
551藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
FRD 956
DL0'51.563 1.418 0.722156.60113/14
646入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ
WEST 056
DL0'53.236 3.091 1.673151.67915/17
770岡本 武之ビズキューブレーシングMC
MOONCRAFT MC090
DL0'53.424 3.279 0.188151.1465/9
---- 以上基準タイム(1'06.000)予選通過 ----
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2016/07/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
17大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.903--149.8025/16
234浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH0'53.976 0.073 0.073149.6008/16
343鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.268 0.365 0.292148.7953/17
477勝木 崇文Daka M Project FORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.614 0.711 0.346147.8529/17
579八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH0'54.642 0.739 0.028147.7767/12
68前川 涼輔TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.689 0.786 0.047147.6499/17
729宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'54.737 0.834 0.048147.5206/16
848加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.837 0.934 0.100147.2514/17
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH0'55.175 1.272 0.338146.3494/13
10*78三浦 純中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH0'56.395 2.492 1.220143.1835/17
以上基準タイム(130% - 1'11.000)予選通過 ----
  • CarNo.78は、2016鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第60条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、2グリッド降格とする。
Tags:

FS125西地域

FS125:第3戦瑞浪 三澤拓真がポールトゥウイン!

 2016年全日本カート選手権FS125部門西地域の第3戦が6月19日、フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)で行われ、三澤拓真(Energy JAPAN)が優勝した。

fs125w-rd3-1

fs125w-rd3-2

fs125w-rd3-3

fs125w-rd3-4

fs125w-rd3-5

fs125w-rd3-6

fs125w-rd3-7

 全日本カート選手権FS125部門西地域のレースは今大会で第3戦目となる。東西地域別で5戦、東西統一戦1戦の合計6戦で争われるシリーズ戦における、折り返し地点にあたるレースだ。そして西地域シリーズ中、唯一のKF部門と併催となるレースでもある。KF部門は市販されていない超ハイグリップのスペシャルタイヤを装着している為、KFが走行した路面はスペシャルタイヤのラバーがたっぷりとのった特殊な路面になる。KF部門と併催のレースにおいては、普段とは異なる特殊な路面にどう対応できるかが一つの鍵となる。

 KF部門と併催の今大会では、土曜日にタイムトライアル、日曜に予選・決勝を行うスケジュールが組まれた。土曜日のタイムトライアルは、とても梅雨時期とは思えない真夏日のような気温と陽射しのもとで行われたが、翌日曜日の天候は一転、午前は曇りで午後か雨が降るといった梅雨らしい天気となった。

 午前中に行われた予選はドライコンディションで行われ、西地域ランキング3位の三澤が決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には冨田連(Ash)、3番手には2連勝中の井本大雅(TAKAGI PLANNING)、4番手には丹澤慧斗(Tech Miyazawa Snap-on motorsports)と続いた。

 午後になって降り出した雨だったが、FS125部門の決勝を迎えるころには上がっていた。しかし路面はウエットコンディションで、全車レインタイヤを装着してグリッドについた。

 ホールショットを決めた三澤はオープニングラップから後続を引き離しに掛かかるが、2番手に上がった丹澤が1秒弱程度のギャップで付いていく。2台は後続をどんどんと離していき、レース中盤には優勝争いは2台に絞られた。レース終盤、丹澤が三澤のすぐ後ろまで接近するも仕掛けるまでには至らず。僅か0.1秒差で三澤がトップチェッカーを受けた。2位には丹澤、3位には大木一輝(BUZZ International)という着順となった。

 開幕戦3位、第2戦5位といい位置でレースをしながらも勝てなかった2戦、その敗因を分析し課題を解決する為に、チームと一丸になって取り組んできたことが勝因だと振り返る三澤。「TTで思うようにタイムが出せなくても大丈夫だと思えた」と語るその裏側には、今大会に向けての取り組みで確かな手応えを掴んでいたのだろう。

三澤拓真選手のコメント
fs125w-rd3-8  こうして勝つことができたのも自分一人の力ではなく、協力して下さる方々や応援して下さる方々がいるおかげですので大変感謝しています。毎戦、毎戦恩返しできるようにと考えているのですが、今回勝つことができてよかったです。

Download (PDF, 99KB)

Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

Tags:

KF

KF:第3,4戦瑞浪 朝日ターボが復活の連勝!

 2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第3・4戦が6月19日、フェスティカサーキット瑞浪で行われ、第3・4戦ともに朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)が優勝した。

 国内カートレース最高峰カテゴリーである全日本カート選手権KF部門は、日本国内を転戦して行われる5大会10戦のシリーズ戦で、開幕戦の舞台となったツインリンクもてぎ北ショートコースのある栃木県から、岐阜県のフェスティカサーキット瑞浪へと決戦の地を移した。もてぎ大会より約2ヶ月半にも及ぶ長いインターバルを経て開催される瑞浪大会、各陣営が勝利に向けてどのような取り組みをしてきたのか、いよいよその成果が試される。

 土曜日のタイムトライアルは梅雨時期とは思えない炎天下にて行われ、ルーキーの佐藤巧望(INTREPID JAPAN)が唯一の42秒台で日曜日に行われる第3戦および第4戦の予選ヒートのポールポジションを獲得した。

【第3戦】 朝日ターボ復活の狼煙を上げる

kf-rd3-1

kf-rd3-2

kf-rd3-3

kf-rd3-4

kf-rd3-6

kf-rd3-7

 前日の晴天とは打って変わった日曜日、公式練習までは青空も見えていたものの、第3戦の予選ヒート直前には雨粒が落ち始めた。しかしその雨は路面を濡らすほどではなく、ドライコンディションのまま予選ヒートは行われ、朝日ターボ、角田裕毅(DRAGO CORSE)、澤田真治(EXPRIT TAKAGI RACING)、名取鉄平(Team Birel ART)の順でチェッカーを受けた。

 迎えた決勝、予選ヒート同様に小雨が降るもドライコンディションでのスタートとなった。3番手スタートの澤田がオープニングラップでトップに躍り出るものの、3周目にはペースに勝る朝日がトップを奪還しそのまま差を広げていく。レース序盤、雨粒が大きくなり路面を濡らしだすと、水を得た魚のように三村壮太郎(Croc Promotion)が順位を上げていく。得意のスタートと濡れ初めの難しいコンディションを生かして、10番手スタートから2位を伺う走りを見せた三村だったが、惜しくも他車との接触でリタイアとなってしまう。トップ朝日は後方の争いを尻目に安定したラップ刻み独走のままチェッカー。2位には宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)、3位には22番グリッドから怒涛の追い上げを果たした菅波冬悟(SUCCEED SPORTS Jr.)が入った。

 今季初優勝を遂げた朝日にとっては、昨年の瑞浪大会以来となる1年振りの優勝だ。優勝を狙える位置にはいなかったと語る前戦のもてぎ大会から、足りないものを分析し補っての見事な優勝だ。朝日ターボ復活を告げる第3戦となった。

朝日ターボのコメント
kf-rd3-5  開幕戦を終えてからの2ヶ月、自分の良かった部分悪かった部分を必死に洗いだし、ダンロップタイヤさんとは密に連絡を取り合い過去のデータを見直しました。エンジニアともエンジンについて様々話あいました。日常の生活を送っている中でも、電話で連絡を取り合うなどしてしっかりとコミュニケーションをとり、本当にいいものを作れたと思っています。優勝できたことはとてもうれしいですし、ダンロップタイヤを装着するユーザー達が上位でゴールできたこともうれしいです。

【第4戦】 朝日ターボ瑞浪完全制覇の2連勝

kf-rd4-1

kf-rd4-2

kf-rd4-3

kf-rd4-4

kf-rd4-5

 午後になると雨は本格的に降り出し、第4戦の予選ヒートはウエットコンディションとなった。第3戦で優勝を飾った朝日の勢いは止まらず、オープニングラップからトップを独走しチェッカー。2位には宮田、3位に小高一斗(ADVAN HIROTEX)、4位には三村の順位となった。

 午後から強まった雨だったが、第4戦の決勝スタート前には上がっていた。しかし路面は乾くことなくウエットコンディションでのレースとなった。

 3番手スタートの小高がオープニングラップから朝日に猛アタックを仕掛けるも、じりじりと朝日が差をつけ始める。小高に変わって菅波が朝日を追いかけるも10周目にマシントラブルでコース脇にマシンを止める。これで2位に浮上した三村だったが、トップ朝日との間には2秒以上の差があった。レース終盤、ぴったりと三村をマークしていた宮田が2位に上がるも、第3戦に続き朝日、宮田の順位でチェッカー、3位には三村が入った。

 瑞浪マイスターと呼ぶに相応しい見事な2連勝を決めた朝日。昨年の同大会でも第3戦にて優勝、一昨年は今回同様に2連勝を飾っている。瑞浪が得意であることは戦歴が物語っているが、速さだけが勝因ではなく、前戦からのインターバル期間に勝つためにすべきことをきちんと理解し、実践した結果が今大会の完全制覇に繋がったのではないだろうか。

朝日ターボのコメント
kf-rd4-6  レース序盤には前に出られてしまいましたが、後ろについてすぐに仕掛けるポイントを明確に判断することができました。抜き返してからは自分のペースで安定して走ることを意識しながら、もしも後ろに迫ってこられた時に対処できるように準備をしていました。次戦の茂原はここ数年いい結果がでていなくて少し苦手意識がありますが、しっかりと準備をして臨みたいです。

Download (PDF, 112KB)

Download (PDF, 108KB)

Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

Tags: ,

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿 予選までは順調だったDENSO Le Beausset RC350、難なく決勝進出果たすも決勝では序盤早々にまさかのアクシデントが……。それでもしっかり5位完走! (Le Beausset)

st-rd3-lbm-1

 ル・ボーセモータースポーツにとって2シーズン目となる、スーパー耐久シリーズの第3戦が鈴鹿サーキット(三重県)で6月11日(土)〜12日(日)に開催された。ST-3クラスで「DENSO Le Beausset RC350」としてレクサスRC350を走らせる。ドライバーは、嵯峨宏紀と中山雄一。

 今回はスーパー耐久初の試みとして、予選と決勝レースの間に「セカンドチャンス100」と銘打たれた100分の敗者復活レースが設けられた。8台が参戦するST-3クラスでは、予選で3番手以内に入る事で先ず決勝進出が決定し、残る5台で「セカンドチャンス100」を戦い、3位までが決勝進出となり、合計6台が決勝レースへと進める。そして決勝レースは前年の3時間から1時間プラスされ4時間となり、19時すぎのナイトチェッカーのサバイバルレースとなった。

予選 6月11日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ここまでの2戦は、2位、5位と連続入賞を果たしている「DENSO Le Beausset RC350」。もちろん、これで満足できようはずがなく、最も求めている結果は優勝。そこで、このレースウィークは木曜日からテスト走行を開始。今回は、予選で3位以内に入り決勝へ進むべく臨み、タイヤの最もグリップするタイミングとなる、コースイン直ぐにウォームアップを開始し、1周目のタイムアタックでベストタイムを出すように、セットアップを進め、周回を重ねてきた。金曜日には、セッションごとタイムアップを果たしたばかりか、午後からのセッション2ではトップタイムも記していた。

 そして土曜日には予選が行われ、好天の下で激しいアタック合戦が繰り広げられた。鈴鹿は5.8kmのロングコースであること、そして5月としては気温も少々高めだったこともあり、Aドライバーセッションに挑んだ嵯峨は、さっそくアタックを開始。1周をきっちりまとめて2分18秒270をマークして2番手につける。

 続くBドライバーセッションに挑んだ中山は、クリアラップが取れなかったことからアタック開始を1周遅らせたものの、それでも2分18秒282をマークして3番手に。その後、いったんピットに戻って決勝セットに変更。2周に渡ってガソリン満タンでのセッティングの確認走行も行っていた。 そして注目された合算タイムでは、4番手にコンマ1秒差をつけ、3番手で「セカンドチャンス100」を免れ、決勝進出を果たすこととなった。

st-rd3-lbm-2 st-rd3-lbm-3

決勝 6月12日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 日曜日の10時から30分間に渡って行われたフリー走行は、早朝まで降り続いた雨によって路面が濡らされており、あいにくのセミウェット。当初はドライタイヤでの走行も十分可能だったものの、やがてポツリポツリと降り始めて、徐々に雨足を増すことになった。「DENSO Le Beausset RC350」には、まず中山が乗り込んで2周走行。最初にマークした2分22 秒754がセッションベストになった。そして、ピットに戻って嵯峨に交代し、4周走行することに。決勝は雨に見舞われるとの予報も出ており、ウェットコンディションでのセット確認も、このセッションで済ませることができた。

 そして迎えた決勝は、45台がグリッドに並んだ段階では雨はやんでいたものの、スタートが近づくにつれて小雨がポツリと降るも、路面を濡らすまでにはいたらず、ドライタイヤのままスタートを切ることとなった。

 この選択は正解で、スタートドライバーの嵯峨は3番手をキープしてレースを開始する。しかしながら、ウェットタイヤを装着していてペースを上げられないST-1クラスの車両が、前を塞ぐ状態になり、続いたST-3クラスとST-2クラスの車両は、一列縦隊となっていた。先行する2台が見える一方で、すぐ後ろには2台が続いていただけに、そんな状況から早く抜け出したいところだが、ST-1車両はストレートが速く、4周に渡って嵯峨は我慢を強いられる。

 そして、間もなく5周目に差し掛かろうというところで、そのチャンスが訪れたかと思われたのも束の間、シケインの立ち上がりでST-1車両の脇を、嵯峨がインからすり抜けようとした時、ピットに入ろうとして右にハンドルを切り込まれ、あまりに突然のことに回避する術を奪われて接触。左リヤのタイヤにダメージを負ってしまう。異変を感じた嵯峨はペースを落とし、ピットに戻ろうとするもデグナーの立ち上がりで、そのタイヤが脱落! 何とかピットに戻ることができたのは、不幸中の幸いではあった。

 その後、タイヤの回収のため6周目からセーフティカーランが行われ、同一周回で復帰できる期待もあったが、わずか1周のみでレースが再開。バンパーの修復とタイヤ交換、そして中山に交代してコースに戻った時には、すでにトップとは2周の差がついていた。

 幸いに足まわりにはダメージを負っていなかったが、センサーの破損によりABSが効かない状態となっており、ブレーキングが不安定な状態に。そんな中、中山はマシンをコントロールし諦めず周回を重ねていく。

 20周を間もなく経過しようという頃、ついに雨は本格的に降り出すように。23周目、ウェットタイヤに交換し、同時に中山から嵯峨に交代し再びコースに戻っていく。その直前に4番手を走行していた車両にクラッシュがあり、5番手にポジションを上げることとなったが、バトルする相手もいない孤独な周回を、その後は淡々と続けていくこととなるが、ウェット路面でなおかつABSを失ったマシンながら、嵯峨はコントロールを続け、上位車よりあきらかに速いラップを続けていく。ほぼ1時間半後の59周目、再び中山に代わり、あとはチェッカーを目指す。ただし、ここから先は徐々に暗くなっていき、徐々に視界が奪われていくばかりか、いつしか雨足も強まっていた。しかし、そんな過酷な状況においても、中山はしっかりとトップと遜色ないラップタイムで周回を重ね、5位でチェッカーを受けた。

 次回のレースは、9月3〜4日に富士スピードウェイでシリーズ最長の9時間レースとして開催される。初めてレギュラー4人で戦うレースに、昨年の初優勝からの連覇に向けて臨む。

st-rd3-lbm-4 st-rd3-lbm-5 st-rd3-lbm-6 st-rd3-lbm-7

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 予選までは順調に進める事が出来た。クルマの仕上がりは表彰台の一角を狙えるだけの感触があったが、レース序盤の接触によるタイムロスが全て。皆が諦めず手負いのクルマで最後まで4時間レースを戦ったが挽回は叶わなかった。クルマの信頼性は十分あるので、これから先はよりスピードを上げて行く必要がある。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 ST-1クラスの車両のペースが遅く、渋滞のようになっていて、シケインの立ち上がりで並んだのですが、ピットに入ろうとしたんでしょう、右にハンドル切られてしまって……。そこで左側が当たってしまったんです。もっと慎重に行くべきだったと反省しています。足まわりこそ大丈夫でしたが、タイヤがダメになって。その影響でABSも壊れてしまって、そこからはABSなしの状態で、うまくコントロールをしながら走るしかなくなってしまいました。チームに迷惑をかけてしまったので、次の富士のレースで挽回し優勝できるように臨みます。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 ABSが効かなくなっていました、たぶんぶつかった影響だと思うんですけど。それ自体はそんなに問題じゃなくて、予定より1ピット増えたっていうのと、1周ゆっくり走らなきゃいけなくなったっていうのが、最大の敗因かなとは思います。雨の中でのペースは悪くなかったと思うので、何もなかったなら、もうちょっと面白いレースだったと思います。予選3番手というのは、RCとしてはかなり上出来だと思っていて、マシンのバランスとしてはかなりいいところに来ていましたから、優勝を狙っていたので残念です。次回は9時間もあるので、今回以上にサバイバルなレースになるでしょうが、昨年の富士は勝っていますし、着実にレースを進めて勝利を狙います。

Le Besausset Motorsports

Tags:
ogtzuq

検索

最新ニュース