カテゴリー

ニュース内検索

スーパー耐久

スーパー耐久第6戦岡山 ドライバーズ予選リポート 織戸/谷口組がトップ

050910_02 スーパー耐久シリーズ2005第6戦のドライバーズ予選が9月10日、午前9時40分より岡山国際サーキットで行われた。

 ST-1クラストップは#25アドバンドナーゲGT3(織戸学/谷口信輝組)で1分35秒575、ST-2は#11オーリンズランサーEVO IX(中谷明彦/木下隆之組)が1分39秒776、ST-3クラスは#29パーソンズelf NSX(古谷直広/山下潤一郎/小山佳延組)が1分40秒150、ST-4は#10アドバン ベルノ東海YH(渡辺明/小林敬一組)が1分44秒403、ST-5は#80ネストwithアペルYH(佐々木孝太/植田正幸組)が1分42秒749でそれぞれクラストップとなった。
 なお、#16バウフェリス速人7(金山得郎/植尾勝浩組)は植尾が出走できず、#12ちーむ時間割Qsランサーは島田和樹、井田雅彦の二人とも出走できなかったため、午後のグリッド予選には進めなくなった。

 気温は26度、路面温度は28度。コースコンディションはドライだが、上空を厚い雲が覆っており、天候の悪化が心配される。

 第6戦のグリッド予選は午後1時40分より1時間で行われる。

(TEXT:末廣和久  Photo:Keiichiro TAKESHITA)

Tags:

Japanese F3

F3第17戦MINE予選結果

全日本F3 -RIJ- (2005/09/10) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラZENTトムスF305DALLARA F3053S-GE1'22.903--144.64
237中嶋 一貴TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'23.1620.2590.259144.19
31ロベルト・ストレイトINGING F107DOME F1073S-GE1'23.1630.2600.001144.19
410武藤 英紀Honda・M-TEC F107DOME F107MF204C1'23.1820.2790.019144.15
55ジョニー・リードINGING F107DOME F1073S-GE1'23.4690.5660.287143.66
612横溝 直輝ThreeBondDALLARA F305SR20VE1'23.4880.5850.019143.63
72高崎 保浩Honda・戸田 FIGHTEXDOME F107MF204C1'23.5140.6110.026143.58
814パオロ・モンティンThreeBondDALLARA F305SR20VE1'23.6170.7140.103143.40
93安岡 秀徒INGING F107DOME F1073S-GE1'23.6240.7210.007143.39
1033番場 琢DeODEOダラーラF305DALLARA F3053S-GE1'23.8260.9230.202143.05
1116塚越 広大Honda・M-TEC F106LOLA-DOME F106MF204C1'23.9501.0470.124142.84
1238池田 大祐TPDトムス F305DALLARA F3053S-GE1'23.9651.0620.015142.81
1319折目 遼佐川印刷 With M&O ダラーラDALLARA F3043S-GE1'24.7001.7970.735141.57
1462嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'24.8351.9320.135141.35
1511河内 浩成ドリームファクトリーF106LOLA-DOME F106MF204C1'25.0982.1950.263140.91
1650磯崎 元彦ZAP-SPEED F305DALLARA F3053S-GE1'26.3613.4581.263138.85
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'31.3838.4805.022131.22
  • 赤旗提示時間: 10:20:27 / 赤旗解除時間: 10:23:05 / 予選再開時間: 10:28:00(10分間)
Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

SUPER GT 第5戦
「MOTEGI GT 300KM RACE」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2005年9月3-4日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ
  まさかのスピン喫すも13位完走

 SUPER GT第5戦がツインリンクもてぎで開催され、予選6位と今季最高位からスタートした小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、1周目にスピンを喫し、最後尾近い23位までポジションを落としたものの、粘り強い走りで13位までリカバリーしてチェッカー。連続完走記録を12に伸ばした。

 3日の公式予選日、この第5戦から予選方式に若干の変更が加えられた。従来各クラス12台が進出できたスーパーラップ(SL)だが、今回から10台に減らされた。さらに予選1回目だけでその10台が決定することになったため、予選1回目の計40分間で、トップ10のタイムをマークして、ドライバー2名が基準タイムをクリアしなければならなくなった。
 公式予選1回目は、10時5分にスタート。アタックに入った谷川は開始12分で1分55秒783のタイムを出して2位につけた。しかし他の車両も次々にアタックを開始、結果、7位で3戦連続のSL進出を果たすことになった。
 14時50分からSLが始まった。4台目のアタックとなった谷川は1分55秒823というタイムで、その時点で2番目のタイム。その後谷川のタイムを上回る車両が4台あり、6位で予選を終了した。

 4日決勝日、14時4分、気温31℃。スタンドを埋めた5万2000人のファンが応援旗を振り、総立ちで見守る中、63周の決勝レースはスタートした。
 谷川は今回も見事にスタートを決めて直角ターンの連続する4コーナー先までに5位へポジションアップ。しかし、5コーナーでまさかの単独スピン。ここに後続が接触してリヤバンパーが外れてしまった。谷川は何とかマシンをコースに復帰させたが、1周終了時点で最後尾に近い23位までポジションダウンを余儀なくされた。

 ここから谷川は猛然と追い上げ7周目には16位、さらには21周目には13位までポジションを上げることに成功した。しかし12位のZを追い上げていたバックストレートでスピンを喫してコースアウト。これで15位となった谷川は28周で小林にバトンを渡した。
 小林は16位でコースへ復帰。34周目には14位までポジションを上げ、さらにはこの日の#77インプレッサのベストとなる1分58秒554のタイムをマークしながら走行を重ねた。しかし、前後の車両との間隔は開いており、ひとつポジションを上げて13位でチェッカーとなった。

 期待された上位入賞こそ果たせなかったが、連続完走はこれで12に伸ばすことはできた。次の富士ではリストリクター径が1ランク小さくなり苦戦が予想されるが、車両の細かい改良とドライバーの頑張りでセパン以来のポイント獲得を目指すことになる。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: ©スバルテクニカインターナショナル

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 優勝ドライバーのコメント

050904_12

GT500クラス
#100 RAYBRIG NSX
セバスチャン・フィリップ

 簡単なレースじゃなかったけど、今は幸せな気分だよ。
 最初の3ラップは慎重にポジションキープでホンダ勢の1-2-3体制を築き上げる作戦だったんだ。そのうちミチガミがトラフィックに引っかかったところを抜いて2位に上がったよ。それからはフロントタイヤを大事に労わって走ったよ、2スティント使う予定だったからね。
 8号車に起きたことについては複雑な気持ちだね。僕らもトップを獲りたいと思ってレースをやってるんだけど、同じホンダのクルマがトラブルに見舞われるのは残念だった。でも、あのトラブルがなくても、僕らにはチャンスがあったと思う。向こうは4本交換の予定だったから、ピットストップの間に前に出られると思ってたから。でもやっぱり、ホンダで1-2-3フィニッシュをしたかったね。
 ジェレミーに交代してから30周以上もピットでじっと待ってる間は落ち着かなかったね。僕はいつも自分がフィニッシュする役立ったから、ものすごくストレスが溜まったよ。
 以前、チームで食事会をやったとき、タカハシさんが『今年こそはなんとしても勝ちたい』って言ってたので、今回優勝をプレゼントできたことは本当に良かったと思うよ。

ジェレミー・デュフォア
 ベリーハッピーさ。この優勝はスペシャルなものだよ。いいクルマに仕上がっていた。
 菅生でも勝てそうだったのに、ホンダ同士でああいうことになってしまって....。それでも、僕らにも勝てる力があるって事だけは証明できたと思うけど、今回は実際に勝つことが出来て本当に良かったよ。
 2本だけのタイヤ交換でも問題はなかったよ。テストも充分やってきたし、NSXはいいクルマだから、あとは無理をしないで大事にいこうと思って走ったんだ。ただ、だからって必ず勝てるって自信は正直なかった。童夢には4、5秒の差を保って走れば勝てると思っていたけど、その後ろから誰が来るか判らなく手心配だったんだ。それにひょっとしたら18号車もフロントタイヤを交換しないかもしれないと心配もしてたしね。でもブリヂストンはすばらしいタイヤを用意してくれたね。
 僕自身は4年間ずっとスープラに乗っていたので、NSXに乗り換えたことは大きな変化だった。慣れるまでに何ヶ月も掛かってしまったよ。

GT300クラス
#46 Dream Cube's ADVAN Z
星野一樹

 テストから調子も良かったし、コースとZの相性も良かったので、ここは絶対勝とうと思っていました。みんなの力が完璧に発揮されましたね。
 心配なのはピットインだけで、あとはミスなくいけば大丈夫、と思ったので最初の5ラップだけプッシュして、あとはタイヤを労わって走っていました。それでも無線で後ろとのギャップを聞いているとそれでもどんどん離れていったので、なんとか10秒以上のマージンを築いて青木さんに渡したいと思いました。ウチのクルマは燃費の関係でどうしてもピットインが長めになりますから。
 ピットで待ってる間は本当に長かったです。こんなに長いと思いませんでした。『落ち着け』って言われましたけど、どうしても落ち着いてらんなかったです。
 勝つまでに時間が掛かりすぎちゃったけど、親父の見てる前で勝ててうれしいです。

青木孝行
 最初に、チーム全員に感謝したいです。何のトラブルもありませんでしたし、ウチはピットが長くなるんですけど、その分一樹がマージンを築いてくれましたから。チームクルーみんなに『ありがとう』って言いたいです。
 ここ何戦か、何度もいけそうなレースを落としていたので、どこかネジが緩んでるな、って感じていたので、今度こそ何とかしなきゃ、と思って、自分のホームページに『今回こそは、いきます』と書き込んでからサーキットに入りました。『勝ちます』じゃなくて『いきます』ってあいまいな表現でしたけど(笑)でもこうやって勝てたことで、チームのネジも締まったと思います。これで満足しないで、これからも勝ち続けたいですけど。
 一樹からはタイヤが苦しいと聞いていたので、タイヤを労わりながらなんとか30秒のマージンを築いて、あとはできるだけセーブして走りました。
 表彰台のてっぺんに上がったり、ここ(記者会見)にこれるのはやっぱ気分がいいですよね。

(Photo&TEXT 末廣和久)

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 決勝リポート チーム国光6年4ヶ月ぶりの栄冠!

050904_04

050904_06

 2005スーパーGTシリーズ第5戦、MOTEGI300KM RACEの決勝が9月4日、ツインリンクもてぎで行われ、GT500では#100RAYBRIG NSXが6年4ヶ月ぶりの勝利を挙げた。また、GT300は#46Dream cUBE'S ADVAN Zがポールポジションから圧倒的なペースで後続を振り切って優勝した。
(観客動員数52,000人)

050904_08 台風14号の接近により、天候の悪化が心配された今週末の茂木町だが、ピットウォーク時に多少空が暗くなったものの、GTの決勝はどうにか晴天のもので行われることとなった。
 スタートでトップに立ったのは、ポールシッターの#8ARTA NSXを駆るラルフ・ファーマン。予選2番手の#18TAKATA童夢NSX道上龍、3番手の#100RAYBRIG NSXセバスチャン・フィリップがそれに続き、予選から他を圧倒していたNSX勢がその速さを決勝でも見せつけ、1-2-3体制で序盤をリードする。更にはタイヤのマッチングに苦しんで予選は振るわなかった#32EPSON NSXも、ロッテラーの果敢な追い上げで#12カルソニック インパルZのブノワ・トレルイエを抜き去り、#3G'ZOX HASEMI Z金石年弘や#38ZENTセルモスープラ高木虎之介を追い上げ、4位集団は団子状態になっていく。
 フィリップは10周目、周回遅れのGT300の処理に手間取った道上をパス、2位に上がると更にファーマンの追い上げに掛かる。序盤ペースの上がらない道上は金石にも追いつかれるが、金石は12周目のV字コーナーで周回遅れの#43ARTAガライヤをアウトからパスする際、インからガライヤを抜いてきた高木に追突されてスピン、大きく順位を落とす羽目に陥った。一方の高木もこの接触でフロントを破損しており、オレンジボールを提示されて修理のためにピットイン。更にはこのアクシデントに対し、競技団は高木にドライブスルーペナルティを課したため、またしてもピットインを余儀なくされてしまう。

 第3戦のセパンラウンドからNAエンジン仕様を実践投入して以来、速さは見せながらも幾多の不運に見舞われてここまで勝利を手にすることが出来なかった#8ARTAだったが、ファーマンは2位以下を寄せ付けない快走でトップをひた走る。今度こそ優勝を手にするものと思われた27周目、なんとシフトリンケージのボルトが脱落してギヤチェンジが出来なくなってしまう。緊急ピットインしたARTA号はこの修理に手間取り、漸くコースに復帰したときには3周遅れとなってしまった。
 更にはTAKATA童夢も同じ周回にルーティーンのピット作業を予定していたため、ARTAと、更にはガライヤにまで進路を塞がれたTAKATA童夢は、メカニックの手を借りて車両をバックさせてピットレーンに出て行かざるを得ず、大きくタイムロスを喫してしまう。
 ホンダ勢を立て続けに不運が襲う中、RAYBRIGだけは快調に周回を重ね、28周終わりでピットイン、リヤタイヤのみを交換する作戦でピットストップ時間を短縮してトップに立った。
フィリップからバトンを受け取ったジェレミー・デュフォアは、道上から後退した小暮卓史の猛追をものともせず、着実にリードを築き上げていく。
 結局デュフォアは、未交換のフロントタイヤを労わりつつも小暮との間に5秒近いギャップを築き上げて63周を走りきり、チーム国光にとっては1999年の第2戦富士以来の、実に6年4ヶ月ぶりの勝利をもたらした。
 2位にはTAKATA童夢NSXが入り、今季初のNSX勢による1-2フィニッシュが達成された。
 3位には上位陣が次々とアクシデントに見舞われる中を着実に走ったカルソニックZが入った。

050904_10 GT300では、圧倒的な速さで予選を制した#46ドリームキューブZが、その速さを結晶でも遺憾なく発揮し、2位を20秒以上引き離すぶっちぎりの速さでフィニッシュ。今季初の、そしてスタートドライバーにとってはGT参戦以来初の勝利を挙げることとなった。
 2位には何度もライバルの先行を許しながらも粘り強く走り続けた#19ウェッズスポーツセリカ、3位には75キロものウェイトハンデに苦しみながらも最後まで勝負を諦めなかった#43ARTAガライヤが入った。

 次戦は今季2回目の富士スピードウェイ。
 9月25日決勝だ。

(Photo:Keiichiro TAKESHITA, TEXT:末廣和久)

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ トヨタモータースポーツニュース

gt05logo

平成17年9月5日
トヨタ自動車(株)広報部

SUPER GT
第5戦 MOTEGI GT300km RACE

第5戦もてぎ 混戦でスープラ35号車が5位入賞
スープラ36号車がシリーズランキング首位を堅守
GT300クラスはセリカ19号車が2位表彰台

0905_05gt_r5
混戦の“もてぎ”でスープラ勢最高位の5位に入ったスープラ35号車

 「SUPER GT」の第5戦「MOTEGI GT 300km RACE」が9月3日(土)、4日(日)の両日、栃木県の「ツインリンクもてぎ」ロードコースで行われた。
 全8戦のシリーズもいよいよ後半戦。目下GT500クラスでは、前戦SUGOで3位表彰台を獲得したトムススープラ36号車がランキング首位につけており、前戦で初優勝を果たしたトムススープラ37号車が4番手につけるなど、ここまで4戦中3勝を挙げているトヨタ・スープラのさらなる活躍に期待が集まった。
 今大会にはGT500クラス18台、GT300クラス26台の総勢44台が参加。このうちトヨタ勢はGT500クラスに8台のスープラ、GT300クラスには2台のセリカと2台のMR-Sがエントリーし、勝利を目指した。

◆予選◆

 3日(土)の公式予選1回目は好天の下、午前10時5分から1時間に渡って行われた。気温は30度で非常に蒸し暑いコンディション。
 今大会から予選方式が変更となり、これまでは1回目セッションの各クラス上位10台と、その10台を除く、2回目セッションの上位2台が上位グリッドを決定するスーパーラップに出走していたが、新たに1回目の上位10台のみとなり、スーパーラップのアタックも2台づつから1台づつに変更された。
 スーパーラップ進出をかけた1回目セッションではエッソウルトラフロースープラ6号車が5番手、ZENTセルモスープラ38号車が7番手、BANDAI スープラ34号車が9番手を獲得。また、GT300クラスでもRECKLESS MR‐S30号車が6番手、ウエッズスポーツセリカ19号車が8番手でそれぞれスーパーラップ進出を決めた。
 2回目セッションのあと午後2時50分からスーパーラップが開始され、スープラ38号車が4番手グリッドを獲得。スープラ6号車は9番手、スープラ34 号車は10番手となった。GT300ではセリカ19号車が好調に2番手、MR‐S30号車が7番手から決勝へと臨むことになった。

◆決勝◆

 4日(日)の決勝日は、朝のフリー走行でスープラ6号車はトップタイム、38号車も5番手タイムを記録し、決勝レースに望みを繋いだ。
 当初午後から降雨の予報もあったが、ドライコンディションで決勝レースを迎えた。定刻の午後2時にローリングスタートのフォーメーションラップを開始。
 スタート直後に、4番手グリッドのスープラ38号車は、5位へとポジションを落とすが、首位グループから離されることなく逆転を狙い猛追。しかし、11周目にGT300車両を追い越した直後に他車と接触。さらにポジションダウンを余儀なくされた。
 一方、9番手スタートのスープラ6号車は、13周目に8位に躍進、まもなく順位を上げてきたスープラ39号車と激しくバトルを展開するが、その後単独スピンで後退。
 また、予選1回目にコースオフを喫し、15番手スタートとなったイエローハットスープラ35号車は、今大会から参加のP.ダンブレックが安定したペースで12位までポジションをアップ。
 ドライバー交代後も果敢にプッシュを続け、ピット作業の一巡した31周目には6位まで躍進。その後も後続を寄せ付けず、ファイナルラップでさらにポジションを上げ、5位でチェッカーを受けた。
 また、50kgのハンディウエイトを課されて苦しい戦いを強いられたシリーズポイントリーダーのトムススープラ36号車は7位に入り、前戦SUGOで初優勝を果たしたチームメイトのスープラ37号車が8位。2度のスピンを喫しながら最後まで懸命に戦い続けたスープラ6号車が9位に入賞し、各々貴重なポイントを獲得した。この結果、スープラ36号車はランキング首位の座を堅守。
 GT300クラスでは2番手グリッドからスタートしたセリカ19号車が序盤の接戦の中で一時8位まで後退しながら、後半見事な追い上げを見せ、見事今季初の2位表彰台を獲得した。

イエローハットスープラ35号車 ドライバー服部尚貴のコメント:
 セッティングを完全に煮詰めることが出来ないまま決勝レースを迎えることになり、苦しい戦いを強いられたが、その中で5位に入賞出来たことは良かった。ただし、決して満足の行く状況ではない。残り3戦も可能な限り攻めのレースを続け、ポイント獲得を狙っていきたい。

イエローハットスープラ35号車 ドライバーP.ダンブレックのコメント:
 今回からスープラ35号車のステアリングを握ることになった。98年に全日本F3選手権にトムスチームから参戦してチャンピオンを獲得し、また、日本の GT選手権にも、GT300クラスのMR‐2で参戦した経験があるが、初めて乗ったスープラのレベルの高さには正直驚いた。スープラでの初レースで5位入賞を果たせたことは嬉しいが、目標は、表彰台と勝利。次戦富士では表彰台を狙って全力を尽くす。

ウェッズスポーツセリカ19号車 ドライバー加藤寛規のコメント:
 ラップタイムではライバル勢に及ばない状況ながら、2位表彰台に上がれたのはチームの総合力を活かしたベストな結果だ。今回は予選上位を狙い通りに獲得したあと、決勝レースは後続を抑え切る作戦を採ったが、完璧なレースが出来た。今後も頑張ってシリーズポイントを獲得したい。

ウェッズスポーツセリカ19号車 ドライバー谷口信輝のコメント:
 スタートした直後にクールスーツのトラブルに見舞われ、苦しい展開となったが、後半、加藤選手が挽回してくれた。現状のパフォーマンスの中で最高のレースが出来たと思う。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
 今回は苦しい戦いとなったが、その中でスープラ勢は接近戦を展開、スープラ36号車がポイント首位を守るなど、各チームが上手くシリーズポイントを獲得してくれた。また、GT300クラスでセリカ19号車がドライバーとチームの頑張りで2位入賞を果たしたのも良かった。次の富士大会はもちろんだが、終盤戦に向けてスープラのポテンシャルにさらに磨きをかけ、シリーズチャンピオン獲得を目指す。

Text & Photo: ©トヨタ自動車

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第5戦
「MOTEGI GT 300KM RACE」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年9月4日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#12カルソニックインパルZが3位で表彰台へ
#22モチュールピットワークZが4位、#1ザナヴィニスモZは6位

 9月4日(日)、栃木県のツインリンクもてぎ(1周4.8km) でSUPER GT2005 第5戦の決勝レースが開催され、予選6位からスタートした#12カルソニックインパルZ(ブノワ・トレルイエ/井出有治)が3位に入り、今季初めて表彰台に上った。予選7位からスタートした#22モチュールピットワークZ(ミハエル・クルム/柳田真孝)が4位に続き、6位には #1ザナヴィニスモZ(本山哲/リチャード・ライアン:予選16位)が入った。

 52,000名の観衆が見守る中、決勝レースは午後2時過ぎにスタートした。序盤、予選5位からスタートした#3 G’ZOX・HASEMI・Z(金石年弘/エリック・コマス)が4位を走行し、上位進出の機会をうかがった。しかし、12周目に#38スープラにリアをヒットされてスピンアウト、大きく順位を落とした。7位を走行していたトレルイエの#12 Zはこのアクシデントで5位に上がり、井出有治に交代したあとは4位から3位へとポジションを上げた。井出は危なげない安定した走りで3位をキープ。今季初の表彰台を獲得した。

 #22 Zは、柳田真孝がスタートドライバーをつとめ、序盤は8位を走行。他車のアクシデントに巻き込まれることなく、6位にポジションを上げて26周目にピットイン、ミハエル・クルムにドライバー交代した。定評となっているニスモのミスのない迅速なピットワークを経てコースに戻った#22 Zは、30周目には5位となり、その後4位に浮上した。 クルムは3位を走る#12 Zを捉えるべくプッシュを続け、3秒強あった間隔を約1秒にまで縮めるが、井出も隙を見せない走りを続けた。後半までタイヤグリップをもたせるため、クルムはオーバーテイクをあきらめキープポジションに方針を変更した。60周目には激しく追い上げてきた#32 NSXに先行を許してしまうが、追い上げで燃料を使い果たした#32 NSXが最終ラップの最終コーナー手前で突如ストップ。#22 Zは、4位に返り咲いてフィニッシュラインを越えた。

チャンピオンシップポイントで2位につけている#1 Zは、本山がスタートし先行車をパスしながら30周目に暫定3位でピットイン。ここでも無駄が一切ない完璧なピットワークをこなしたニスモは、ライアンを7位でコースに戻すことに成功した。ライアンは7位をキープして周回を重ね、冷静な走りで終盤に向かい最終ラップで6位に上がってチェッ カーフラッグを受けた。

なお、GT300クラスでは#46 Dream Cube’s ADVAN Z(星野一樹/青木孝行)が初優勝を飾った。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: © NISMO

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ ホンダリポート

0904_h01

Honda NSX-GT勢が1-2フィニッシュ
RAYBRIG NSXが6年振りのGTシリーズ戦勝利を飾る

決勝日:9月4日(日)
サーキット:ツインリンクもてぎ 天候:予選/晴れ 決勝/曇り 気温:31℃/路面温度44℃(14:00現在) 決勝レース:63周(約302.463km) コースコンディション:ドライ 観客数:52,000人(主催者発表)

9月4日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)において、2005年SUPER GT第5戦「MOTEGI GT 300km RACE」の決勝レース(63周=約302.463km)が開催された。

0904_h02 0904_h03

 前戦SUGOラウンドから全車NA(自然吸気)化されたHonda NSX-GT勢は今回もポテンシャルの高い走りを披露し、3日(土)の午後に行われたスーパーラップ(予選1回目の上位10台が決勝グリッドを争うタイムアタック・セクション)に全車4台が参加した。

 このタイムアタックにおいて40kgのハンディウェイトを積む#8 伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)がトップタイムをマーク。第3戦マレーシアラウンドに続く今シーズン2回目のポールポジションを獲得した。さらに#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が予選2番手、#100 セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア組(RAYBRIG NSX)が予選3番手と、NSX-GTが1-2-3グリッドを独占することとなった。#32 松田次生/アンドレ・ロッテラー組(EPSON NSX)は予選8番手からのスタートとなった。

 4日(日)は朝から曇が空を覆っていたが、スタートが近づくにつれて青空がのぞき、気温も31℃、路面温度は44℃まで上昇した。残暑のツインリンクもてぎに駆けつけた5万2千人の観衆が見守るなか、参加台数44台(GT500クラス18台)のマシンによって、63周のレースがスタートした。

 オープニングラップは、R.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)がトップ、道上 龍選手(#18 TAKATA童夢NSX)が2位、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が3位と1-2-3態勢を築き、序盤からNSX-GT勢がレースの主導権を握った。予選8番手からスタートしたA.ロッテラー選手(#32 EPSON NSX)もポジションを2つ上げて6位を走行し、上位進出を狙う。

 周回遅れが目立ってきた9周目に、S.フィリップ選手が2位に浮上。さらにトップを走るR.ファーマン選手に迫る。さらに3位の道上選手の背後に迫っていた#3 G'ZOX・HASEMI・Zが#38 ZENTセルモスープラに接触されたためにコースアウト。この間にA.ロッテラー選手が4位に浮上し、12周目に入る時にはNSX-GT勢が1-2-3-4態勢を築くこととなった。

 その後もNSX-GT勢は1分49秒台の安定したタイムをキープ。4位以下に6秒以上の大差をつける独走態勢となった。21周目には、A.ロッテラー選手が道上選手をパスして3位に浮上した。

 そして、26周終了時にトップを走行していた#8 ARTA NSXは、シフトリンケージのトラブルが発生したため急きょピットインを敢行。2位の#18 TAKATA童夢NSXも同時にドライバー交代のためピットイン。道上選手は順調にピットアウトしたものの、伊藤 大輔選手(#8 ARTA NSX)は修復に時間を要したため、コースに復帰したときにはトップと2周もの差がついてしまった。

 続く27周目終了時には、S.フィリップ選手がピットイン。#100 RAYBRIG NSXはリアタイヤのみの交換で36秒のピットタイムでコースに復帰し、実質上のトップに浮上した。

 ピットインのタイミングを遅らせて力走していた#32 EPSON NSXだったが、イエローフラッグ時の追い越しのためドライビングスルーペナルティーが課されたため、ペナルティーを実行した次周の32周目終了時にピットイン。40秒のピットストップで松田 次生選手(#32 EPSON NSX)がコースに復帰した。

 GT500クラスの全車がドライバー交代を敢行した35周目時点で、トップにJ.デュフォア選手(#100 RAYBRIG NSX)、2位に小暮 卓史選手(#18 TAKATA童夢NSX)。松田選手が5位、伊藤選手は18位からの追い上げとなった。

 レース後半戦で激しい追い上げをみせていた#32 EPSON NSXの松田選手は、61周目に#22 モチュール ピットワークZを抜いて4位に浮上。さらにハイペースを続け、3位の#12 カルソニック インパルZを追った。

 トップを走る#100 RAYBRIG NSXのデュフォア選手はタイヤの摩耗に苦しみながらも安定したペースで走りきり、NSX-GTにとって昨年のJGTC(全日本GT選手権)第5戦もてぎラウンド(#32 EPSON NSX 松田次生/A.ロッテラー組)以来の勝利となった。2位には、小暮選手が続き、NSX-GTが1-2フィニッシュを果たした。

 5位フィニッシュを目前としていた松田選手は最終ラップにガス欠のためコース脇にマシンを止めたため、チェッカーフラッグは受けられなかったものの結果的に10位となった。#8 ARTA NSXは4周遅れの16位でチェッカーフラッグを受けた。

 NSX-GTにとってGTシリーズ戦での1-2フィニッシュは、2002年のJGTC最終戦鈴鹿ラウンド(優勝:Mobil 1 NSX 松田次生/R.ファーマン組 2位:ARTA NSX 土屋圭市/金石勝智組)以来である。RAYBRIG NSXにとっては1999年のJGTC第2戦富士以来、6年振りのGTシリーズ3勝目(高橋国光/飯田章組)となった。

0904_h04 0904_h05

■コメント

白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「ようやく勝つことができました。今回は予選から1-2-3番グリッドを獲得し、NSX-GTのパフォーマンスを見せてくれました。決勝でもデュフォア選手が最後まで粘りの走りをみせて見事な優勝を飾ってくれました。2位のTAKATA童夢NSXも素晴らしい走りで、もてぎラウンドを1-2フィニッシュで飾ることができました。ただ、我々がさらに努力して改善しなければならない部分もあり、残りの3戦はこの反省をふまえてチャンピオンシップに臨んでいきたいと思いますので応援をよろしくお願いいたします」

優勝 #100 RAYBRIG NSX
セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
 「簡単なレースではありませんでした。スタートはNSX-GT勢のポジションを守ることに専念しました。我々は最初からタイヤ交換はリアのみで、ピット時間を短縮するという作戦だったので、フロントタイヤをいたわって走りました。この作戦でトップに立つ自信はありましたが、8号車のトラブルは複雑な気持ちになりましたね。本当は表彰台を独占したかったです。今までGTシリーズ戦で優勝したレースはチェッカーを受ける役だったので、見守っているときは本当に緊張しました。レース後の監督(高橋国光監督)はとても嬉しそうな顔をしてくれました。また、これからもこのチームで勝利を目指していきたいですね」

ジェレミー・デュフォア(Jeremie Dufour)選手
 「とても嬉しい優勝でした。前戦のSUGOでトップを走行しながらアクシデントで優勝を逃していただけに、今回でチーム、マシン、ドライバーの実力を示すことができて良かったです。NSX-GTは本当に素晴らしいクルマでした。今回はフロントタイヤを交換しないで走りきる作戦だったのですが、クルマのフィーリングはほとんど変わりませんでした。2位との差を4~5秒に保って走りましたが、クルマのポテンシャルはまだ余裕がありました。シーズン前はテストが十分にできず、ドライバー2人も初めてのチームだったこともあり、慣れるのに時間がかかりましたが、もう大丈夫です。残り3戦も優勝を狙えると思っています」

Text & Photo: ©HONDA

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 決勝結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Machine Driver Tyre Wh Lap Total/Delay
1 100 500 1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
BS 10 63 1:56’31.713
2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 10 63 4.389
3 12 500 3 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
BS 20 63 27.177
4 22 500 4 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
BS 30 63 37.833
5 35 500 5 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL - 63 1'01.798
6 1 500 6 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
BS 70 63 1'06.736
7 36 500 7 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
BS 50 63 1'16.933
8 37 500 8 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
BS 50 63 1'17.967
9 *6 500 9 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
BS 40 63 2'21.742
10 *32 500 10 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
DL 10 62 1Lap
11 34 500 11 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
DL +1 62 1Lap
12 *38 500 12 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
BS 30 62 1Lap
13 3 500 13 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
BS - 62 1Lap
14 39 500 14 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
BS 30 61 2Laps
15 *25 500 15 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
YH 10 59 4Laps
16 8 500 16 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 59 4Laps
17 46 300 1 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
YH - 59 4Laps
18 19 300 2 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
YH - 59 4Laps
19 43 300 3 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
MI 75 59 4Laps
20 13 300 4 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
YH 35 59 4Laps
21 *10 300 5 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
DL +1 59 4Laps
22 2 300 6 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
YH +2 58 5Laps
23 7 300 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
YH 15 58 5Laps
24 30 300 8 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
MI 50 58 5Laps
25 11 300 9 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
DL - 58 5Laps
26 62 300 10 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
YH 10 58 5Laps
27 87 300 11 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
YH - 58 5Laps
28 0 300 12 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
DL 95 58 5Laps
29 77 300 13 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
YH +2 58 5Laps
30 52 300 14 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
KH - 58 5Laps
31 *47 300 15 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
YH +2 58 5Laps
32 *5 300 16 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +2 57 6Laps
33 777 300 17 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
YH - 57 6Laps
34 *27 300 18 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
YH 15 56 7Laps
35 72 300 19 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
YH - 55 8Laps
36 9 300 20 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
YH - 55 8Laps
37 88 500 17 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
YH - 55 8Laps
38 70 300 21 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
YH - 54 9Laps
39 913 300 22 フィールズADVAN CORVETTE C6 福山 英朗
山田 英二
YH - 52 11Laps
- - - - 以上 規定周回数完走 - - - - -
- 31 300 23 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
MI 65 40 23Laps
- 110 300 24 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
YH - 33 30Laps
- 112 300 25 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
YH - 16 47Laps
- 21 500 18 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
DL - 11 52Laps
- *111 300 26 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
YH - - 失格

Fastest Lap
No.18  1'47.850 (2/63Lap) 160.27km/h

規定周回数 (GT500:44Laps) (GT300:41Laps)

PENALTY
* No.6 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間でのスピン)により、競技結果に30秒を加算する。
*No.32 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越し)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.10,38,47 SuperGT2005 Sporting Regulations 第30条3. 適用により、ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.25 SuperGT2005 Sporting Regulations 第30条3. 適用により、ペナルティストップ10秒を課した。
*No.5 SuperGT2005 Sporting Regulations 第33条8.(燃料補給違反)により、罰金3万円を課す。
*No.27 SuperGT2005 Sporting Regulations 第30条3. 適用により、競技結果に30秒を加算する。
*No.111 SuperGT2005 Sporting Regulations 第29条(一般安全規定)違反により、失格とする。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ フリー走行リポート

050904_02 ツインリンクもてぎで開催されている、2005オートバックス・スーパーGT第5戦MOTEGI GT 300KMの決勝前フリー走行が9月4日朝、30分間で行われ、#6エッソウルトラフロースープラ、#46ドリームキューブアドバンZがそれぞれGT500、GT300のトップタイムを記録した。
(Photo:Keiichiro TAKESHITA)

 昨日の予選日だけで17,000人もの観客が詰め掛けたツインリンクもてぎには、決勝日も早朝から多くの観客が来場し、決勝のスタートを待っている。
 天候の悪化が心配される今回の決勝日だが、6時30分発表の天気予報では、雨が降り出すのは21時頃となっており、どうにか決勝レースはドライで行えそうだ。
 第5戦決勝に向けての最終調整となるフリー走行セッションは、朝8時25分から30分間で行われた。ここでトップタイムを記録したのが、#6エッソスープラ。昨日のスーパーラップでは順位を4つ落として9番手スタートとなったが、決勝にむけての準備は万全のようだ。2番手には#18TAKATA童夢NSX、3番手に#12カルソニックインパルZと、予選で上位につけたチームはいずれも順調な仕上がりを見せる。NSX勢の中では唯一ダンロップタイヤを履き、予選ではタイムが伸び悩んだ#32EPSON NSXも6番手タイムを出して決勝での挽回に備える。ポールの#8ARTA NSXは8番手だ。

 GT300では、予選ポールの#46ドリームキューブZがここでもトップ。次いで#2プリベ・チューリッヒのヴィーマック、#87JLOCムルシエラゴが続く。予選では1秒以上の差をつけた#46Zだが、ここでのタイム差は接近している。
 昨日フロントローを獲得した#19ウェッズスポーツセリカは5番手だった。

 スーパーGT第5戦の決勝は、今日午後2時より、63周で行われる。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Machine Driver Tyre Wh 0 Time Delay Gap
1 6 500 1 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
BS 40 1' 47.291 - -
2 18 500 2 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 10 1' 47.327 0.036 0.036
3 12 500 3 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
BS 20 1' 47.713 0.422 0.386
4 100 500 4 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
BS 10 1' 47.758 0.467 0.045
5 38 500 5 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
BS 30 1' 47.853 0.562 0.095
6 32 500 6 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
DL 10 1' 48.308 1.017 0.455
7 22 500 7 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
BS 30 1' 48.334 1.043 0.026
8 8 500 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 1' 48.348 1.057 0.014
9 34 500 9 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
DL +1 1' 48.431 1.140 0.083
10 3 500 10 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
BS - 1' 48.670 1.379 0.239
11 25 500 11 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
YH 10 1' 48.680 1.389 0.010
12 39 500 12 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
BS 30 1' 48.962 1.671 0.282
13 1 500 13 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
BS 70 1' 49.372 2.081 0.410
14 21 500 14 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
DL - 1' 49.463 2.172 0.091
15 36 500 15 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
BS 50 1' 50.030 2.739 0.567
16 37 500 16 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
BS 50 1' 50.207 2.916 0.177
17 35 500 17 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL - 1' 50.239 2.948 0.032
18 88 500 18 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
YH - 1' 52.817 5.526 2.578
19 46 300 1 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
YH - 1' 55.746 - -
20 2 300 2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
YH +2 1' 55.815 0.069 0.069
21 87 300 3 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
YH - 1' 56.215 0.469 0.469
22 43 300 4 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
MI 75 1' 56.322 0.576 0.107
23 13 300 5 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
YH 35 1' 56.778 1.032 0.456
24 19 300 6 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
YH - 1' 56.780 1.034 0.002
25 10 300 7 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
DL +1 1' 56.995 1.249 0.215
26 30 300 8 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
MI 50 1' 57.154 1.408 0.159
27 11 300 9 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
DL - 1' 57.181 1.435 0.027
28 7 300 10 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
YH 15 1' 57.214 1.468 0.033
29 77 300 11 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
YH +2 1' 57.215 1.469 0.001
30 0 300 12 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
DL 95 1' 57.446 1.700 0.231
31 27 300 13 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
YH 15 1' 57.534 1.788 0.088
32 62 300 14 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
YH 10 1' 57.909 2.163 0.375
33 31 300 15 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
MI 65 1' 57.943 2.197 0.034
34 47 300 16 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
YH +2 1' 58.179 2.433 0.236
35 52 300 17 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
KH - 1' 58.197 2.451 0.018
36 777 300 18 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
YH - 1' 58.671 2.925 0.474
37 5 300 19 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +2 1' 59.956 4.210 1.285
38 112 300 20 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
YH - 2'0 0.260 4.514 0.304
39 72 300 21 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
YH - 2'0 0.527 4.781 0.267
40 111 300 22 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
YH - 2'0 1.352 5.606 0.825
41 70 300 23 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
YH - 2'0 1.728 5.982 0.376
42 110 300 24 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
YH - 2'0 2.329 6.583 0.601
43 913 300 25 フィールズADVAN CORVETTE C6 福山 英朗
山田 英二
YH - 2'0 4.461 8.715 2.132
44 9 300 26 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
YH - 2'0 7.962 12.216 3.501

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ ポールシッターのコメント

050903_10

GT500クラス
#8 ARTA NSX
伊藤大輔

 素直に嬉しいです。鈴鹿1000㎞でもポールは獲りましたけど、選手権戦で自分がアタッカーをやってポールを獲ったのはこれが初めてですから。NSXでは一番重い40kgのウェイトハンデでしたが、ウェイトの積み方を色々考えて、いいバランスを見つけられました。NSXの中で一番でありたい、と思ってますからプレッシャーも感じましたが、スーパーラップでは気負いすぎず、ミスなく走るよう心がけました。予選一回目では少しアンダー気味だったので、曲げやすい方向にセッティングを変え、走り方もそつなくまとめたらタイムが出せましたね。
明日は天候がどうなるか判らないので、何が起きてもおかしくありませんが、チーム共々対応していけるよう、これから話し合います。そういう意味でも、ポールからスタートできるのは有利ですね。
(今回変更になったスーパーラップについて)1台づつの方が自分のペースでタイヤを暖められるし、今のやり方のほうが良いです。

ラルフ・ファーマン
ダイスケはいい仕事をしたね。トップ3には入れる自信はあったよ。だから今回はポールで3ポイント獲れて良かったよ。スーパーラップみたいに1、2周だけならウェイトハンデの影響はあまりないけど、走り出して20周過ぎれば大きく影響するはずだから、決勝は苦労すると思う。でも、今回は予選上位にNSXが3台揃ったんだから、決勝でもホンダが上位を独占したいね。今まで予選では速くても勝てないレースが続いたけど、勝てなかった理由はハッキリしているので、その意味でのプレッシャーはないよ。ぼくらはまだ充分チャンピオンを狙える位置にいるから、過去を振り返るよりも前を見て頑張っていきたいね。

GT300クラス
#46 Dream Cube's ADVAN Z
星野一樹

自分のアタックでポールをとったのは初めてです。去年のセパンでポールを獲ったときは木下みつひろさんのアタックでした。今年は開幕戦からアタッカーを任せてもらっていますが、富士ではポールが獲れそうで獲れなかったので悔しい思いをしましたし、もてぎはZとの相性も良いので、絶対ポールを獲るつもりでいました。サーキットに来るまでは僅差の予選になると思っていましたが、終わってみれば1秒も差をつけてしまいました。何でなのか正直判りません。決勝での一番の敵は雨ですね。ドライセッティングは完璧に決まってるので、いけると思ってます。でも、雨が降るのは青木さんのパートみたいなので(笑)青木さんに頑張ってもらって、表彰台の一番高いところに登りたいです。
(今回変更になったスーパーラップについて)自分のペースでタイヤを暖められたし、自分の好きな曲が掛かってるし、みんなが自分の事を見てると思うと燃えるので、走ってて気分が良いですね。

青木孝之
予選自体は全然心配していませんでした。予選1回目を見て、ミスさえしなければポールが取れると思っていました。アタック前に無線で『楽勝楽勝!』って言ってたくらいですし。もてぎはZに合ってるというのもありますが、チームの皆が一丸となって取り組んだのが一番の要因です。ここまでレースでふがいない結果に終わっていたので、ここは気を引き締めてやろう、と。ここで勝てなかったらもう次はないってくらいに気を引き締めてきたのが結果につながったんじゃないかと。決勝で雨が降ることは考えていません。調子がいいときは悪いことは考えたくありませんから。予選で2番手に入ったセリカはすごいですね。セリカは燃費も良いし、気になります。僕も去年乗っていたから手の内はわかるので、どう対処するかはこれからチームで考えます。他にもガライヤ、セブン、.....いっぱい気になりますねぇ(笑)緊張感があっていい感じです。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第5戦
「MOTEGI GT 300KM RACE」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2005年9月3日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#3 G’ZOX・HASEMI・Zが5位
#12カルソニックインパルZは6位
#22 モチュールピットワークZは7位

 SUPER GTシリーズは、第4戦の菅生ラウンドから6週間のインターバルを経て、ツインリンクもてぎで第5戦を迎えた。今回のレースより予選の方式が変更され、スーパーラップ進出車両が12台から10台に改められることとなった。
 予選1回目で好調ぶりをアピールしたのは#3 G’ZOX・HESEMI・Z。金石年弘が1分46秒201のタイムで4番手の位置につけた。続いて#22 モチュールピットワークZが6位、#12 カルソニックインパルZが10位となり、Zは4台中3台がスーパーラップ進出を決めた。
 一方、70kgのハンディウェイトを積む#1 ザナヴィニスモZは、GT500専有走行の開始とともにコースインし、早々とアタックを試みたが、16位で予選を終えることとなった。

 公式予選2回目のGT500の走行は、午後2時30分から開始した。#1 ザナヴィニスモZは、本山哲とリチャード・ライアンが交代でセットアップをチェック。#22 モチュールピットワークZはミハエル・クルムがタイムアタックに備えてラップを重ねたが、最終周を終えてクルムがギアボックスの不調を訴えてピットに戻ってきた。
 GT500のスーパーラップ開始前に作業が完了すると判断したチームは修理に取りかかった。また、#12カルソニックインパルZは、2回目の予選が始まる前にエンジン交換を実施。スロットルの吹け上がりが鈍く、タイムが出にくいという理由だった。

 これまでのスーパーラップは、2台ずつが走行してタイム計測を行い集計する方法だったが、今回は一台ずつ10台に変更となった。
 スーパーラップのトップランナーは予選10位の#12 Z。エンジンが復調したZを駆り、トレルイエが渾身のハードプッシュを見せた。この結果、1回目のタイムを0.5秒近く短縮して場内を沸かせた。スタートに間に合った#22 Zはクルムが1回目のタイムを0.1秒強縮めたが、#12 Zにはわずかに遅れをとってしまう。
 そして、Z勢の中で最も好調だった#3 Zがコースイン。S字からダウンヒルストレートエンドまでの区間でやや遅れたかに見えたが挽回し1回目のタイムを0.15秒以上更新して走行を終了した。スーパーラップの終盤は、午後4時を回ると気温も路面温度も急速に落ち着いてきた。その影響も手伝ってか、スーパーラップ上位4台は1分46秒を 切る驚異的なタイムを出した。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 予選2回目リポート 伊藤大輔が驚異のコースレコード更新!

050903_06

050903_08
(Photo:Keiichiro TAKESHITA)

 2005オートバックス・スーパーGTシリーズ第5戦MOTEGI GT 300KMレースの公式予選2回目と、それに続いてスーパーラップが9月3日午後に行われた。
 GT500クラスでポールポジションを獲得したのは#8ARTA NSXの伊藤大輔。午前中に自らが樹立したコースレコードタイムを大幅に上回る1分45秒499を叩き出した。
 GT300クラスのポールは#46Dream Cube's ADVAN Zの星野一樹。1分54秒124と、2位を1秒以上突き放すぶっちぎりのタイムで自身のドライブでは初のポールポジションを獲得した。(昨年のセパンでのエンドレスZのポールは木下みつひろのアタックだった)

 今年から導入されたスーパーラップ方式の予選だが、今回から運用方法が変わり、SLに参加できるのは午前中の予選で各クラス10位以内に入ったクルーのみとなった。更にクラス11位以下のグリッドに関しても午前中の結果が反映されるため、午後の予選2回目は予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバー以外にとっては単なる調整の意味合いしか持たなくなってしまった。
 それでも、スーパーラップに向けての最終調整や、明日の決勝へ向けての調整など、各々の目的に従って走行は行われる。
 このセッションでのトップは、GT500が#18TAKATA童夢NSX、GT300は#46ドリームキューブZだった。

 公式予選2回目が終了してから5分後に、明日のスターティンググリッド上位10台分を決めるスーパーラップが開始された。
 前回の菅生までは2台が同時にコースインしてタイムアタックを行っていたが、今回は1台づつが順番にアタックを行うこととなり、アタック中は各チームが選曲したテーマ曲をかけるという、鈴鹿8耐のスペシャルステージを髣髴とさせる演出も加えられた。

 このセッションで見事ジャンプアップを果たしたのが、GT300の#19ウェッズスポーツセリカを駆る加藤寛規と、GT500の#12カルソニック インパルZを駆るブノワ・トレルイエだ。

 加藤は3番目の出走ながら快調にタイムを削っていき、1分55秒210を叩き出してクラス2位、見事フロントローを射止めて見せた。
 トップの星野には1秒以上の差をつけられたものの、ランキングトップの#30佐々木や午前中2位の#43新田がウェイトに苦しめられる中で達成した見事なジャンプアップだった。新田はセクター3までベストタイムを記録していながら、最終セクションで大きくタイムロス。90度コーナーでのブレーキングで75kgのウェイトに足を引っ張られた格好だ。

 トレルイエはGT500で最初のアタッカーであったが、いきなり午前中に伊藤大輔の出したコースレコードをも上回る、1分46秒074を叩き出して見せ、後に続いた#34BANDAIスープラの荒、#6ESSOスープラの脇阪、#32EPSON NSXのロッテラー、#22モチュールピットワークZのクルムらを出し抜いて6番手スタートまで上り詰めた。
 しかしレースウィークを通じて圧倒的な速さを見せ付けているNSX勢の猛威はここでも凄まじく、ポールの#8ARTAだけでなく、#18TAKATA、#100RAYBRIGがいずれも45秒台に入れてみせた。#38ZENTスープラの立川、#3G'ZOX Zの金石も奮闘したが、NSXの速さには全く歯が立たない状態だった。
 そんな中、NSX勢のトップに立ったのはまたもARTA。伊藤大輔にとっては鈴鹿1000㎞に続く2回目のポールポジションだが、スーパーGTのシリーズ戦では今季初の快挙だ。

 スーパーGT第5戦の決勝は明日4日午後2時より、63周で行われる。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 予選総合結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 R1' 45.499
☆ 2 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 10 R1' 45.560
☆ 3
100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
BS 10 R1' 45.847
☆ 4
38 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
BS 30 R1' 45.972
☆ 5
3 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
BS - R1' 46.058
☆ 6
12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
BS 20 R1' 46.074
☆ 7
*22 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
BS 30 1' 46.104
☆ 8
32 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
DL 10 1' 46.221
☆ 9
6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
BS 40 1' 46.283
☆ 10 34 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
DL +1 1' 46.609
11 37 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
BS 50 1' 46.558
12 25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
YH 10 1' 46.615
13 39 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
BS 30 1' 46.627
14 36 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
BS 50 1' 46.785
15 35 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL - 1' 46.855
16 1 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
BS 70 1' 47.330
17 21 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
DL - 1' 47.830
18 88 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
YH - 1' 51.492

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time
☆ 1 46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
YH - 1' 54.124
☆ 2 19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
YH - 1' 55.210
☆ 3 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
YH 15 1' 55.285
☆ 4 2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
YH +2 1' 55.339
☆ 5 43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
MI 75 1' 55.548
☆ 6 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
YH +2 1' 55.823
☆ 7 30 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
MI 50 1' 55.865
☆ 8 27 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
YH 15 1' 55.990
☆ 9 10 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
DL +1 1' 56.029
☆ 10 87 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
YH - 1' 56.479
11 *31 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
MI 65 1' 55.914
12 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
DL - 1' 55.919
13 13 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
YH 35 1' 56.018
14 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
YH 10 1' 56.111
15 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +2 1' 56.371
16 47 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
YH +2 1' 56.431
17 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
KH - 1' 56.560
18 0 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
DL 95 1' 56.640
19 777 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
YH - 1' 56.767
20 112 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
YH - 1' 58.466
21 72 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
YH - 1' 59.577
22 70 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
YH - 1' 59.584
23 111 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
YH - 1' 59.861
24 110 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
YH - 2'0 0.408
25 9 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
YH - 2'0 1.806
- *913 フィールズADVAN CORVETTE C6 (福山 英朗)
(山田 英二)
YH - 2'0 5.657

予選通過基準タイム(107%)
GT500クラス 1回目:1'53.566 2回目:1'54.797
GT300クラス 1回目:2'02.849 2回目:2'04.448
( )つきドライバーは予選不通過
☆印は、スーパーラップ選抜車両

PENALTY
*No.22 2005SUPER GT Round5 特別規則書第13条違反(トランスポンダー未交換)
により、訓戒とした。
*No.31 2005 SUPER GT Round5 特別規則書第12条(ピットレーンの制限速度)違反
により、罰金(\30,000-)を課した。
*No.913 2005SUPER GT Round5 特別規則書第13条違反(トランスポンダー未交換)
により、訓戒および罰金(\30,000-)を課した。

※ 大会審査委員会はNo.913の嘆願書提出に基づき審議の結果、2名のドライバーの
決勝レース出走については、9月4日朝のフリー走行におけるタイムおよびマナーにより、
競技長が判断することとした。

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ スーパーラップ結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 8 ARTA NSX 伊藤 大輔 BS 40 R1' 45.499 - -
3 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍 BS 10 R1' 45.560 0.061 0.061
2 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F) BS 10 R1' 45.847 0.348 0.287
6 38 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路 BS 30 R1' 45.972 0.473 0.125
4 3 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘 BS - R1' 46.058 0.559 0.086
7 12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F) BS 20 R1' 46.074 0.575 0.016
8 22 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D) BS 30 1' 46.104 0.605 0.030
9 32 EPSON NSX アンドレ・ロッテラー (D) DL 10 1' 46.221 0.722 0.117
5 6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一 BS 40 1' 46.283 0.784 0.062
10 34 BANDAI スープラ 荒  聖治 DL +1 1' 46.609 1.110 0.326

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹 YH - 1' 54.124 - -
2 19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規 YH - 1' 55.210 1.086 1.086
3 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一 YH 15 1' 55.285 1.161 1.161
4 2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 渡辺 明 YH +2 1' 55.339 1.215 0.054
5 43 ARTA Garaiya 高木 真一 MI 75 1' 55.548 1.424 0.209
6 77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 谷川 達也 YH +2 1' 55.823 1.699 0.275
7 30 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太 MI 50 1' 55.865 1.741 0.042
8 27 direxiv ADVAN 320R 蜜山 祥吾 YH 15 1' 55.990 1.866 0.125
9 10 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛 DL +1 1' 56.029 1.905 0.039
10 87 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q YH - 1' 56.479 2.355 0.450

"R"の車はコースレコードを更新した。
従来のレコードタイムは、1'46.103

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 予選2回目結果

GT500クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
  1 18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 95 1' 46.979 - -
2 12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
BS 70 1' 47.134 0.155 0.155
3 6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
BS +2 1' 47.749 0.770 0.615
4 32 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
DL - 1' 47.894 0.915 0.145
5 8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS +2 1' 47.945 0.966 0.051
6 3 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
BS 40 1' 48.207 1.228 0.262
7 22 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
BS 15 1' 48.397 1.418 0.190
8 35 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL 40 1' 48.578 1.599 0.181
9 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
BS - 1' 48.665 1.686 0.087
10 25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
YH +1 1' 48.987 2.008 0.322
11 34 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
DL - 1' 49.036 2.057 0.049
12 39 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
BS 20 1' 49.046 2.067 0.010
13 21 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
DL 35 1' 49.072 2.093 0.026
14 37 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
BS 10 1' 49.152 2.173 0.080
15 36 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
BS - 1' 49.554 2.575 0.402
16 1 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
BS - 1' 49.585 2.606 0.031
17 38 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
BS 30 1' 50.295 3.316 0.710
18 88 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
YH 10 1' 51.772 4.793 1.477

GT300クラス

P No. Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
1 46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
YH 15 1' 55.945 8.966 4.173
2 0 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
DL 50 1' 56.450 9.471 0.505
3 62 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
YH 65 1' 56.526 9.547 0.076
4 30 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
MI 10 1' 56.585 9.606 0.059
5 11 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
DL +1 1' 56.592 9.613 0.007
6 10 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
DL - 1' 56.777 9.798 0.185
7 19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
YH 50 1' 56.970 9.991 0.193
8 7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
YH 50 1' 57.031 10.052 0.061
9 87 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
YH 30 1' 57.162 10.183 0.131
10 43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
MI 30 1' 57.167 10.188 0.005
11 27 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
YH 75 1' 57.517 10.538 0.350
12 2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
YH - 1' 57.774 10.795 0.257
13 47 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
YH +2 1' 57.917 10.938 0.143
14 13 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
YH - 1' 57.987 11.008 0.070
15 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
KH 10 1' 58.027 11.048 0.040
16 5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH - 1' 58.356 11.377 0.329
17 *31 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
MI - 1' 58.846 11.867 0.490
18 777 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
YH +2 1' 58.949 11.970 0.103
19 112 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
YH - 2'0 0.089 -46.890 -58.860
20 72 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
YH - 2'0 0.878 -46.101 0.789
21 70 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
YH 10 2'0 1.154 -45.825 0.276
22 110 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
YH - 2'0 1.649 -45.330 0.495
23 111 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
YH - 2'0 3.335 -43.644 1.686
*913 フィールズADVAN CORVETTE C6 福山 英朗
山田 英二
YH - 2'0 5.496 -41.483 2.161
9 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
YH - - 出走せず -46.979 -5.496
77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
YH - - 出走せず -46.979 0.000

予選通過基準タイム(107%)
GT500クラス 1'54.797
GT300クラス 2'04.448
*No.31の第1ドライバーは、2005SUPER GT Round5特別規則書 第12条(ピットレーンの制限速度)
違反により、罰金(\30,000-)を課した。
*No.913は、20052005SUPER GT Round5特別規則書 第13条違反(トランスポンダー未交換)
により、訓戒および罰金(\30,000-)を課した。

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ スーパーラップ出走ドライバー

GT300クラス
出走順/ Car No./ Driver
1         87        WADA-Q
2        10        三船 剛
3        19        加藤 寛規
4        77        谷川 達也
5        30        佐々木 孝太
6          7          山路 慎一
7        27        蜜山 祥吾
8          2          渡辺 明
9        43        高木 真一
10        46        星野 一樹

GT500クラス
出走順 /Car No./ Driver
  1        12        ブノワ・トレルイエ
  2        34          荒 聖治
  3        32          アンドレ・ロッテラー
  4        38          立川 祐路
  5        22          ミハエル・クルム
  6          6          脇坂 寿一
  7          3          金石 年弘
  8        18          道上 龍
  9       100        セバスチャン・フィリップ
10          8          伊藤 大輔

Tags:

SUPER GT

SUPER GT第5戦もてぎ 予選一回目リポート NSXが上位独占!

050903_02

050903_04
(Photo:Keiichiro TAKESHITA)

 2005 AUTOBACS SUPER GTシリーズ第5戦、MOTEGI GT 300KM RACEの公式予選1回目が快晴のツインリンクもてぎで行われた。GT500クラストップは#8ARTA NSXを駆る伊藤大輔。GT300クラストップは#46Dream Cube's ADVAN Zを駆る星野一樹だった。

 全8戦からなる2005スーパーGTシリーズもいよいよ後半戦。第5戦の舞台はホンダのお膝元ツインリンクもてぎだ。セパンから投入されたNAエンジン仕様が圧倒的な速さを見せているNSX勢の活躍が大いに期待される。
 公式予選日の茂木町は快晴。最高気温は33度に達するといわれる中、午前中の予選が開始された。
 まずはGT300クラスの専有走行。最初にトップタイムを記録したのは#43ARTAガライヤ。しかしすぐにZの46号車を駆る星野一樹がコースインしてすぐにトップに立ち、上位は#46Z、#43ガライヤ、#2ヴィーマック、#7RX-7の順に。#46星野は1分54秒105、#43新田は1分55秒052と両者のタイム差は実に1秒近い。しかしここは75kgものウェイトハンデを抱えてなお2番手タイムをたたき出した新田の健闘を称えるべきだろう。
 今回のもてぎラウンドではスーパーラップのシステムが変わり、SLに参加できるのは午前中の上位10台のみ。11位以下も午前中のタイムでスタート順位が確定し、午後のタイムは繁栄されないことになった。それだけにこのセッションでタイムを出しておくことがこれまで以上に重要になったが、この専有走行終了間際に8番手タイムをたたき出してSL進出に王手をかけたのが、前回の菅生で大クラッシュを演じた#87JLOCムルシエRG-1だ。
 専有走行終了時点での上位10台は、#46、#43、#2、#7、#30、#77、#19、#87、#31、#11。
 ここから先はGT500の専有になる。

 GT500の専有に変わってすぐに、#39デンソーサードスープラを駆るアンドレ・クートが従来のコースレコードを塗り替える1分46秒627をいきなり叩き出した。#25ECLIPSE ADVANスープラのドミニク・シュワガーがそれに続く。
 しかし専有残り10分を切ってNSX勢がコースインしてくると様相は一遍。あっという間に主役の座は3台のNSXのものとなってしまった。
 まずは#8伊藤大輔が46秒408と、さっき出たばかりのレコードタイムを早くも更新すると、それを#18TAKATA童夢NSXの道上が46秒195と上回ってくる。伊藤は46秒171にタイム更新して再びトップに。しかしそれを#100RAYBRIG NSXのセバスチャン・フィリップが46秒111で上回る。
しかし伊藤大輔も更にタイムアップ。46秒103を叩き出してこのセッションの暫定ポールをもぎ獲って見せた。
 これで1位ARTA、2位RAYBRIG、3位TAKATAと上位3番手までをNSXが占め、午後のスーパーラップに臨むこととなった。
 4番手は#3G'ZOX HASEMI Zの金石年弘。以下、#22モチュールピットワークZ、#38ZENTスープラ、#32EPSON NSX、#34BANDAIスープラ、#12カルソニックZまでがSL進出圏内で専有セッションを終えた。最初にコースレコードを書き換えたデンソースープラはなんと13番手に終わってしまう驚きの結果となった。

 最後の20分間は混走セッションに充てられる。コースの込み合ったコンディション下でのタイムアップは困難だが、それでもGT300クラスでは#27direxiv ADVAN 32ORを駆る佐々木孝太がクラス4位のタイムを出してSL進出を決めてみせた。

 この後行われる公式予選2回目のタイムはグリッドには反映されない。しかし午前中に予選通過基準タイム(トップの107%)をクリアしていないドライバーについては、このセッションで基準タイムをクリアできれば、決勝進出が可能となる。

 公式予選2回目は午後2時15分より各クラス15分間で行われ、その後2時50分よりスーパーラップが実施される。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT 第5戦もてぎ 予選1回目結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Cls P Car Driver Tyre Wh Time Delay Gap
☆ 1 8 500 1 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
BS 40 R1' 46.103 - -
☆ 2 100 500 2 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
BS 10 R1' 46.111 0.008 0.008
☆ 3 18 500 3 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
BS 10 R1' 46.195 0.092 0.084
☆ 4 3 500 4 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
BS - R1' 46.201 0.098 0.006
☆ 5 6 500 5 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
BS 40 R1' 46.237 0.134 0.036
☆ 6 *22 500 6 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
BS 30 R1' 46.263 0.160 0.026
☆ 7 38 500 7 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
BS 30 R1' 46.305 0.202 0.042
☆ 8 32 500 8 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
DL 10 R1' 46.463 0.360 0.158
☆ 9 34 500 9 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
DL +1 R1' 46.467 0.364 0.004
☆ 10 12 500 10 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
BS 20 R1' 46.539 0.436 0.072
11 37 500 11 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
BS 50 R1' 46.558 0.455 0.019
12 25 500 12 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
YH 10 R1' 46.615 0.512 0.057
13 39 500 13 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
BS 30 R1' 46.627 0.524 0.012
14 36 500 14 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
BS 50 1' 46.785 0.682 0.158
15 35 500 15 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
DL - 1' 46.855 0.752 0.070
16 1 500 16 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
BS 70 1' 47.330 1.227 0.475
17 21 500 17 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
DL - 1' 47.830 1.727 0.500
18 88 500 18 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
YH - 1' 51.492 5.389 3.662
☆19 46 300 1 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
YH - 1' 54.105 8.002 2.613
☆ 20 43 300 2 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
MI 75 1' 55.052 8.949 0.947
☆ 21 2 300 3 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
YH +2 1' 55.279 9.176 0.227
☆ 22 27 300 4 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
YH 15 1' 55.289 9.186 0.010
☆ 23 7 300 5 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
YH 15 1' 55.428 9.325 0.139
☆ 24 30 300 6 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
MI 50 1' 55.463 9.360 0.035
☆ 25 77 300 7 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
YH +2 1' 55.640 9.537 0.177
☆ 26 19 300 8 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
YH - 1' 55.683 9.580 0.043
☆ 27 10 300 9 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
DL +1 1' 55.792 9.689 0.109
☆ 28 87 300 10 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
YH - 1' 55.895 9.792 0.103
  29 31 300 11 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
MI 65 1' 55.914 9.811 0.019
30 11 300 12 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
DL - 1' 55.919 9.816 0.005
31 13 300 13 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
YH 35 1' 56.018 9.915 0.099
32 62 300 14 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
YH 10 1' 56.111 10.008 0.093
33 5 300 15 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
YH +2 1' 56.371 10.268 0.260
34 47 300 16 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
YH +2 1' 56.431 10.328 0.060
35 52 300 17 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
KH - 1' 56.560 10.457 0.129
36 0 300 18 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
DL 95 1' 56.640 10.537 0.080
37 777 300 19 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
YH - 1' 56.767 10.664 0.127
38 112 300 20 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
YH - 1' 58.466 12.363 1.699
39 72 300 21 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
YH - 1' 59.577 13.474 1.111
40 70 300 22 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
YH - 1' 59.584 13.481 0.007
41 111 300 23 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
YH - 1' 59.861 13.758 0.277
42 110 300 24 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
YH - 2'0 0.408 14.305 0.547
43 9 300 25 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
YH - 2'0 1.806 15.703 1.398
44 913 300 26 フィールズADVAN CORVETTE C6 福山 英朗
山田 英二
YH - 2'0 5.657 19.554 3.851

☆印のチームがスーパーラップ進出。
"R"マークの車はコースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(GT500) 1'46.698
予選通過基準タイム(107%) GT500:1'53.566 GT300:2'02.849

*No.22は、2005Super GT Round5特別規則書 第13条違反(トランスポンダー未交換)
により、訓戒とした。

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Tags:

SUPER GT

SUPER GT 第5戦もてぎ エントリーリスト

スーパーGT第5戦 MOTEGI GT 300Km RACE エントリーリスト

No Cls Machine Driver Entrant Tyre Wh
1 500 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
NISMO BS 70
3 500 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
HASEMI MOTOR SPORT BS -
6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
ESSO TOYOTA Team LeMans BS 40
8 500 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン (GB)
Team Honda Racing BS 40
12 500 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
TEAM IMPUL BS 20
18 500 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
Team Honda Racing BS 10
21 500 ノマド フェラーリ 550GTS 黒澤 琢弥
光貞 秀俊   
HITOTSUYAMA RACING DL -
22 500 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
NISMO BS 30
25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
TEAM ADVAN ツチヤ YH 10
32 500 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
NAKAJIMA RACING DL 10
34 500 BANDAI スープラ 荒  聖治
横溝直輝
KRAFT DL +1
35 500 イエローハットYMSスープラ 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック(GB)
KRAFT DL -
36 500 TOM'S SUPURA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
TOYOTA TEAM TOM'S BS 50
37 500 TOM'S SUPURA 片岡 龍也
山本 左近
TOYOTA TEAM TOM'S BS 50
38 500 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
TOYOTA TEAM CERUMO BS 30
39 500 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
TOYOTA TEAM SARD BS 30
88 500 JLOC ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ(I)
山西 康司
JLOC YH -
100 500 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
TEAM KUNIMITSU BS 10
0 300 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
M-TEC CO.,LTD. DL 95
2 300 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
VERNO TOKAI DREAM 28 YH +2
5 300 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHU 玉中 哲二
筒井 克彦
TEAM MACH YH +2
7 300 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
RE 雨宮レーシング YH 15
9 300 Gulf ADVAN FORTUNE MT 山下 潤一郎
周防 彰悟
A & S RACING YH -
10 300 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
JIM GAINER DL +1
11 300 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
JIM GAINER DL -
13 300 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
ENDLESS SPORTS YH 35
19 300 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
RACING PROJECT BANDOH YH -
27 300 direxiv ADVAN 320R 宮川 やすお
密山 祥吾
DIREXIV MOTORSPORTS YH 15
30 300 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
TEAM RECKLESS MI 50
31 300 吉兆宝山 MR-S 田中 実
中嶋 一貴
APEXERA with apr MI 65
43 300 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
AUTOBACS RACING TEAM AGURI MI 75
46 300 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
MOLA YH -
47 300 CCI・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
MOLA YH +2
52 300 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
TOYOTA TEAM CERUMO KH -
62 300 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
R & D SPORT YH 10
70 300 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
武井 寛史
TEAM GAIKOKUYA YH -
72 300 T.T.O ADVAN ポルシェ 井上 貴史
平川 晃
テラモトテクニカルオフィス YH -
77 300 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
CUSCO RACING YH +2
87 300 JLOC ムルシェ RG-1 WADA-Q
古谷直広
JLOC YH -
110 300 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
大井 貴之
ARKTECH MOTORSPORTS YH -
111 300 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
TEAM LEYJUN YH -
112 300 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 余郷 敦
壺林 貴也
ARKTECH MOTORSPORTS YH -
777 300 梁山泊・高見沢ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
910RACING YH -
913 300 フィールズADVAN CORVETTE C6 福山 英朗
山田 英二
A & S RACING YH -

□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。

Tags:

Japanese F3

F3第13,14戦富士 トヨタモータースポーツニュース


平成17年8月29日
トヨタ自動車(株)広報部

全日本F3選手権
第15/16戦 富士

全日本F3第8大会富士 J.P.デ・オリベイラが6勝目
中嶋一貴は激しい追い上げを見せて2戦連続2位。
トムスチームが第16戦1-2フィニッシュ

0828_f3_05_r8
第16戦はJ.P.デ・オリベイラが優勝。中嶋一貴(後方)が
2位に入り、トムスチームが1-2フィニッシュを果たした

 2005年全日本F3選手権の第8大会(第15戦、第16戦)が8月27日(土)、28日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。今大会にはシリーズエントリーの14台に新たな2台を加えた16台が出場、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占めた。
 新生富士スピードウェイでのF3レースは、6月の第4大会に続いて2回目。練習走行の行われた26日(金)は当初台風11号の影響も心配されたが、無事台風一過の好天の下で行われ、第13戦、第14戦と2連勝中の中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)がトップタイムを記録して好調ぶりを印象づけた。

◆予選◆

 27日(土)も朝から晴れ。気温29度のドライコンディションの下、午前11時15分から15分間づつ行われた公式予選では、まず第15戦の予選セッションで序盤から激しいトップタイム争いとなる中、終盤好タイムを連発した中嶋一貴が文句無しのポールポジションを獲得。2番手にはチームメイトのJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)、池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)は5番手、番場琢(ナウモータースポーツ/トヨタ・トムス3S‐GE)が6番手で続いた。
 10分間のインターバルを経て開始された第16戦の予選セッションでは、路面状況が好転する中、再び中嶋一貴とJ.P.デ・オリベイラのトップ争いとなり、チェッカー間際に中嶋一貴が逆転。見事2戦連続ポールポジションを得た。2位はJ.P.デ・オリベイラ、再び池田大祐が5番手、番場琢が6番手グリッドを獲得した。

◆第15戦決勝◆

 第15戦の決勝レースは85台のエントリーを集めた人気のワンメイクレース、ネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第6戦の決勝に続いて午後4時30分から、曇り空の下、気温も26度と低い中で15周のレースが行われた。  ポールポジションの中嶋一貴はスムーズなスタートを切ったが、さらに絶妙なスタートを決めたJ.P.デ・オリベイラが1コーナー進入で僅かに先行。首位を奪って周回を開始した。
 2位の中嶋一貴は激しく追い上げ、2周目の3コーナーでJ.P.デ・オリベイラのイン側を突こうとしたが、行き場を失ってハーフスピン、P.モンティン(日産SR20VE)、横溝直輝(日産SR20VE)に先行を許して後退。
 一方、J.P.デ・オリベイラもこのバトルでラインを乱し、続くコーナー出口でオーバーラン、5位へとポジションを落としてしまった。その後、中嶋一貴は4周目に横溝直輝をかわして2位に浮上し、さらにファステストラップを記録しながら猛追。
 トップで逃げるP.モンティンとの差をじわじわと詰め、最後の最後までアタックを続けたが逆転には至らず2位でチェッカーを受け、表彰台を獲得した。
 J.P.デ・オリベイラは一つポジションを上げて4位となり、R.ストレイト(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が5位、池田大祐は6位入賞を果たした。

◆第16戦決勝◆

 28日(日)は午前中は晴れていたものの、F3のスタートが切られる午後1時には雲が広がり、今にも雨が降りそうな天候の下で第16戦の決勝レース(21周)が行われた。
 ポールポジションの中嶋一貴はトップで1コーナーに飛び込んだが、僅かにブレーキをミスし、コーナー出口で膨らんだ隙に、P.モンティンとJ.P.デ・オリベイラが並びかけ、この接戦で、中嶋一貴とP.モンティンが軽く接触。このチャンスを逃さずJ.P.デ・オリベイラが首位を奪取。
 その後もJ.P.デ・オリベイラはハイペースで逃げるが、これを中嶋一貴がファステストラップを記録しながら猛追し、僅差の大接戦が展開された。
 2台の首位攻防戦は最終ラップの最終コーナーまで続いたが、結局、シリーズポイントランキング首位につけるJ.P.デ・オリベイラが第11戦以来となる今季6勝目を挙げ、中嶋一貴は0.306秒という僅差で連続2位入賞。トムスチームは1-2フィニッシュ、中嶋一貴は4戦連続での表彰台獲得となった。


トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:

 第15戦は非常に悔しい結果となってしまった。第16戦も勝てなかったのは悔しいが、100%以上の走りをしてミスが出てしまった結果なので、仕方ないという気持ちもある。まだチャンピオンの可能性はあるが、全く意識はしていない。次戦もレースで100%の実力を発揮することだけを心がけて頑張りたい。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:

 第 16戦で久しぶりに優勝出来たことは、タイトル争いに向けて良い感触を得られ、自信にもつながった。予選でもポールポジション獲得を狙っていたのだが、チームメイトの中嶋一貴選手の速さには驚かされた。今シーズンも残り4戦となったが、最後までチャンピオン獲得を目指して全力で戦う。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:

 中嶋一貴君は結果的に、2戦ともポールポジションを得ながら勝利は叶わなかったが、ハイレベルな戦いを展開した。全力で走っている中でのミスはある程度仕方がない。ここにきて確かな成長ぶりを見せてくれている。また、第16戦では番場琢君が久しぶりに4位に入賞し、池田大祐君もスピンの後に速さを見せ、TDPのスカラシップ生たちはよく頑張っている。全体に内容の濃いレースで、モータースポーツの難しさを見て頂けたと思う。

Tags: ,

Formula Nippon

FN第7戦富士 決勝上位3人のコメント

050828_10


アンドレ・ロッテラー(優勝)
1年ぶりに優勝できて嬉しいよ。予選ではストレスが溜まるような状況だったけど、うまくラップをまとめることが出来たし、今日のスタートも本当にうまくいったね。今までは満タンだとなかなかリードを奪うことが出来ていなかったからね。
ノーピット戦術を選択したことで、大変なレースになりそうだと思っていたから、リチャードがかなり速いペースで追い上げてきたときも、彼とトラブったりしないよう敢えて引いたんだ。そうやって前半は燃費とタイヤをセーブして、後半は思いっきりプッシュしたよ。
最後の15周位は、自分が何位を走っているのか判っていなかったんだけど、電光掲示板の一番上に「31」と出ているのを見て「僕なんだ!」って思ったんだ。最高のフィーリングだったね。

片岡龍也(2位)
クルマは昨日からずいぶん良くなってました。いつもだとフリー走行ではせいぜい10番手くらいなんですけど、今日は良いタイムが出せていたので、手ごたえを感じていました。
5番手からジャンプアップできたので、スタートは良かったと思います。リチャードは凄く速かったので、きっと1ストップだろうとは思っていました。アンドレに対してはもうミス待ちしかない状態でしたが、自分もミスをしてしまって、離れたりくっついたりを繰り返していました。前回の富士では悔しい思いをしたので、富士だけは絶対勝ちたいと思ってここへ来ました。今日はポイントが云々というより、とにかく勝ちたかったんです。

井出有治(3位)
クルマは走り出しから悪くなかったので、予選では2列目までには入れると思っていたんですが、ちょっとしたバランスの問題で6番手に終わってしまいました。
今朝も調子は悪くなかったので、あとは燃費を突き詰めていくだけだと思い、前半はなるべく燃料とタイヤをセーブして走りました。
スタートでは、ギヤがなかなか入らなくて、ローに入れたと思ったらもうシグナルがブラックアウトしたので、あわててクラッチをミートしてエンジンを止めそうになりました。
ここにくるまでは本山さんとのポイント差を大きいものと感じていましたし、正直言って富士は苦手なサーキットだったんですが、ここでポイント差を詰めることが出来て本当によかったです。

中嶋悟(優勝チーム監督)
久しぶりに表彰台や記者会見に呼ばれて感激しています。
予選では色々トラブルがありましたが、メカニックたちが頑張ってくれましたし、アンドレも良いレースをしてそれに応えてくれました。
最近はJRPの仕事が忙しかったんですが、ここ何日かで公表すべきものはしてしまったので、今回はちょっとだけ余分にチームのほうへ力を注ぐことが出来たのも良かったのかもしれません。この先もこの勝ち癖をそのままにもう2回ぐらい勝ちたいですね。

Tags:

Japanese F3

F3第16戦富士 決勝上位3人のコメント

050828_08


ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(優勝)
またいつもの場所に戻ってこられて嬉しいよ。これまではいつもポールが獲れたり、勝てたりしていたのに、今週は予選でポールが獲れなかったので、ハードな週末になりそうだと覚悟していたんだ。カズキが凄く速いので驚いたけど、最終的にこういう結果が出せて嬉しいよ。
最終ラップのシケインでこのレースで最大のミスをしてしまって、カズキに抜かれるんじゃないかと冷や冷やしたよ。あの時点ではそれがファイナルラップだって判ってなかったんだ。

中嶋一貴(2位)
昨日と違ってスタートがうまくいって、JPの前に出られたんですけど、1コーナーで少し行き過ぎてしまってJPやパオロに並びかけられてしまいました。そのとき、後ろから誰かに当てられて、少しクルマが浮き上がる感じになって、それでコカコーラの進入でJPに前に行かれてしまいました。その後、何度か抜き返すべくJPの隙をうかがっていたんですが、僕のほうが重要なポイントで何度かミスをしてしまって、それがレース結果に響いてしまいました。
悔しいですけど、自分としては100%以上の力を出せたと思うので満足もしています。
残り4戦では、自分の力を全て出し切れればいいかなと思っています。そうすることで結果がついてくることもあるでしょうからね。

パオロ・モンティン(3位)
コカコーラコーナーでミスをしなければオリベイラと同じペースで走れたと思う。それだけの状態にクルマは仕上がっていたので、この週末の結果は単なるラッキーなんかじゃないよ。オープニングラップでは、1コーナーの立ち上がりでナカジマとJPにサンドイッチにされる状態になって、軽くナカジマと接触してしまったんだ。そのせいでコカコーラコーナーでコースアウトしてしまったんだよ。
今後は3位争いが目標になるね。トムスの2台は飛びぬけているから、今最大のライバルはナオキだよ。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 決勝リポート ロッテラー一年ぶりの美酒に酔う!  

050828_06  全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝が、8月28日富士スピードウェイで開催され、#31アンドレ・ロッテラー(PIAAナカジマ)が65周を無給油で走りきり、今季初ポイントを優勝という最高の形で獲得した。
2位には#7片岡龍也(ForumEngineeringルマン)。後方から追い上げてきた#20井出有治(mobilecastインパル)をかろうじて押さえ込んでの初表彰台だ。

 第7戦のスタートは2番手スタートの#23本山哲(インパル)がまさかのエンジンストールを喫するという波乱で幕を開けた。後方ではチームメイトの#19ブノワ・トレルイエも同様にストップしている。二人はトップが1周を走り終えた頃に漸くエンジン始動に成功し、1周遅れで戦列に加わることとなった。

 この混乱の中、トップに立ったのは3番手スタートのロッテラー。2位に片岡、3位に#4ロニ・クインタレッリが続く。ポールの#1リチャード・ライアンは出遅れ、4位に順位を落としてしまった。ライアンはダンロップコーナーでクインタレッリ攻略を試みるが、逆に立ち上がりで失速したところを後ろにつけていた#5松田次生に抜かれてしまう。
 しかしそこからライアンは凄まじいペースで先行する松田、クインタレッリを追い上げ、3周目の1コーナーで一気にこの2台を抜き去ると、その勢いで6周目の1コーナーで2位片岡のインをつき、次の周にはトップのロッテラーをも抜き去り、またたくまにトップに駆け上がってきた。ライアンはその後も最速ラップを更新しながら一気に後続を突き放しに掛かる。
 ライアンは41周を走り終えてトップのままピットへ。ここで給油とタイヤ交換を行って16.5秒でコースに復帰した。
 これでロッテラーが再びトップに立った。

 ノーピット作戦を選択したロッテラーは、ライアンの猛攻にも惑わされることなく、着々と自分のペースを守って燃料とタイヤをセーブしていたのだ。
 それはロッテラーの直後を走る片岡や井出も同じだった。
 この3人は終盤に向けて終始安定したペースで走行を重ねていたが、そこに割って入ったのが#3山本左近。1コーナーで、コカコーラコーナーで、100Rで、ダンロップで。山本は何度もタイヤスモークを上げ、コースを飛び出しそうになりながらも積極果敢に井出や片岡に襲い掛かっていく。そして43周目の1コーナーで井出を、52周目の1コーナーでは遂に2位の片岡をも攻略し、猛然とトップのロッテラーを追い上げていく。
 しかし山本はこの周の最終コーナー立ち上がりで、僅かなスロットルコントロールのミスから痛恨のスピンを喫する。ステアリングや自分のヘルメットを何度も叩いて悔しがる山本。

 結局、ロッテラーは片岡と井出が始めた2位争いを尻目に悠々とトップをひた走り、今季初ポイントを1年ぶりの優勝という最高の形で獲得した。
 2位片岡にとっても、これが今シーズン初ポイントとなる嬉しい表彰台となった。
 また、井出がこのレースで3位に入り、本山がノーポイントで終わったことで、ポイントランキングトップの本山と2位の井出の差は僅か4ポイントとなり、王座の行方はますますわからなくなった。

 次戦は10月23日、ツインリンクもてぎで開催される。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 決勝結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Tuner Lap Total/Delay Gap
1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 65 1”40'15.339 -
2 7 片岡 龍也 Forum Engineering
LeMans
東名 65 2.891 2.89
3 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 65 3.550 0.66
4 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 65 4.773 1.22
5 8 土屋 武士 Forum Engineering
LeMans
東名 65 34.772 30
6 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 65 45.560 10.79
7 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 65 46.856 1.3
8 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING
with CERUMO
東名 65 1'10.050 23.19
9 *5 松田 次生 5ZIGEN 東名 65 1'11.251 1.2
10 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 65 1'17.403 6.15
11 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 64 1Lap -
12 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 64 1Lap -
13 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 64 1Lap -
- - 以上完走 (58Laps) - - - -
- 4 ロニ・クインタレッリ KONDO Racing 尾川 55 10Laps 9Laps
- 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 51 14Laps 4Laps

ファステストラップ:#23本山哲 1'30.769(40/64Lap) 180.974km/h
* No.5は、2005年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第3章第28条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

シャシー、エンジン、タイヤは全て、ローラB351、無限MF308、ブリヂストンです。

Tags:

Japanese F3

F3第16戦富士 決勝リポート オリベイラが今季6勝目を挙げる!

050828_04 全日本F3選手権第16戦の決勝が8月28日、富士スピードウェイで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)が接戦を制して今季6勝目を挙げた。2位はチームメイトの#37中嶋一貴、3位は#14パオロ・モンティン(スリーボンド)だった。

 午後1時、21周の決勝がスタートした。
 ポールシッターの中嶋がトップで1コーナーを制したものの、少し行き過ぎてしまい、立ち上がりで失速、そこへモンティンとオリベイラが並びかけ、3ワイドの状態でAコーナーへ。
ここでオリベイラがトップに立ち、二人に挟まれた格好のモンティンは曲がりきれずコースオフ、大きく順位を落としてしまった。
 オリベイラは一気に中嶋を引き離しに掛かるが、中嶋もファステストラップをも記録する必死の追い上げでトップとの差をじりじりと詰めていく。両者は一時はテール・トゥ・ノーズの状態にまで持ち込むが、18周目のヘアピン立ち上がりで中嶋が痛恨のコースオフ。一気に差が1秒以上に開いてしまった。
 一方のオリベイラもファイナルラップのシケインでミスを犯したものの、既に中嶋にこれを攻略する術は残されていなかった。
 一方、オープニングラップでコースオフから順位を落としたモンティンも着実に順位を上げ、見事3位表彰台を獲得した。
 なお、4位でフィニッシュした#12横溝直輝(スリーボンド)は、再車検でインテークシステムの違反が発覚し、失格となった。

 次戦は9月10、11日。MINEサーキットでの単独開催だ。

Tags:

Japanese F3

F3第16戦富士 決勝結果

天候:曇り コース;ドライ

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 21 34.37.339 -
2 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 21 0.306 0.306
3 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 21 6.968 6.662
4 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 21 18.666 11.698
5 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 21 18.914 0.248
6 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 21 19.401 41.561
7 16 塚越広大 M-TEC LOLA DOME
F106
H MF204C 21 23.643 6.638
8 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 21 32.925 9.282
9 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 21 34.389 1.464
10 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 21 34.517 0.128
11 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 21 35.775 1.258
12 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 21 49.758 13.983
13 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 21 51.069 1.311
14 11 河内浩成 ドリームファクトリー LOLA DOME
F106
H MF204C 21 1'11.723 -51.069
- - 以上完走 - - - - - -
- 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 0 0.000 0.000
- 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE “ ” 失格 0.000

レース中のベストタイムは

ファステストラップ:#37中嶋一貴 1'38.478(7/21Lap)
* No.12は、国際モータースポーツ競技規則付則J項 第275条フォーミュラ3技術規定5.5)
(インテークシステム制御)違反により、失格とする。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 フリー走行は本山がトップ

050828_02 富士スピードウェイで開催されている、全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝前フリー走行が8月28日午前8時50分より30分間で行われ、予選2番手の#23本山哲(Arting インパル)がトップタイムを記録した。タイムは1分30秒629だった。
 2番手にはポールシッターの#1リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)で1分30秒825、3番手は#5松田次生(5ZIGEN)で1分31秒024だった。

 決勝日を迎えた富士スピードウェイは今日も快晴。気温は昨日より幾分涼しくなったように感じられる。
 開始早々から精力的に周回を重ねるのは#32小暮卓史(PIAAナカジマ)。前日の予選ではトラブルからまともにタイムアタックが出来ていなかった小暮は、昨日の遅れを取り戻そうと必死だ。それは予選10番手に終わった松田も同様のようだ。松田は#4ロニ・クインタレッリと互いに順位を入れ替えながらタイムを上げていき、最終的に3番手タイムを記録した。
 ポールシッターのライアンは予選の好調ぶりをここでも維持。常にタイミングモニターの上位に名を連ねる。
 しかしトップタイムを記録したのは本山だった。予選後の記者会見でもクルマの仕上がりに自信を覗かせていた本山は、その言葉どおりコンスタントに30秒台を記録してフリー走行を終えた。しかしライアンとのタイム差は僅かコンマ196秒。決勝レースは接線が期待できそうだ。

 フォーミュラニッポン第7戦決勝は、今日午後2時30分から、65周で行われる。
 各チームがどのようなピット戦略を採るのか、要注目だ。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 30.629 - -
2 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.825 0.196 0.196
3 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 31.024 1.652 0.199
4 4 ロニ・クインタレッリ KONDO Racing 尾川 1' 31.083 1.711 0.059
5 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 31.200 1.828 0.117
6 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 31.320 1.948 0.120
7 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.347 1.975 0.027
8 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 31.367 1.995 0.020
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 31.495 2.123 0.128
10 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 31.659 2.287 0.164
11 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 31.755 2.383 0.096
12 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.847 2.475 0.092
13 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 32.006 2.634 0.159
14 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 32.235 2.863 0.229
15 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 32.287 2.915 0.052

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Tags:

Japanese F3

F3第15戦富士決勝 上位3人のコメント

050827_13

パオロ・モンティン(優勝)
勝ててすごくうれしいよ。確かにラッキーな面があったと思うけど、今までがあまりにアンラッキーだったんだから、それを考えればこのくらいはいいんじゃないかな。ずっといいペースで走れていたんだしね。
エンジンは前回も悪くなかったんだけど、それが最後まで持たない状態だったんだ。でもMINEの後でエンジンを改良してくれて、ロングストレートにも対応できる仕様になったんだ。
ヨコミゾも3位に入って、チームにとってはいいレースだったね。明日はヨコミゾが勝つ番だといいね。

中嶋一貴(2位)
(コカコーラコーナーでの件について)JPに並びかけていったら、彼が被さってきたので、インに逃げるしかありませんでした。レース後にあの件でJPに文句を言われましたが、自分はラインを残さなかったくせに何を言ってんだ、って感じでカチンときましたね。でも、チームには申し訳ないことをしたと思います。
パオロは思った以上にペースが速かったです。でももう失うものは何もありませんから、やるしかないと思って最後の1コーナーは思いっきりブレーキを遅らせて勝負したんですが、ホイールをロックさせてしまってアウトにはらんだところをクロスラインで抜き返されてしまいました。
今回優勝できなかったのは残念ですけど、パオロとのポイント差は縮まったので、前向きに考えることにします。

横溝直輝(3位)
オープニングラップでパオロに前に行かれたのが今日のレースの大事な部分でしたね。ただ、チームメイト同士で当たっても仕方がないし、あそこで変に閉めに行くと後ろの池田が来ちゃうと思ったんで、あとで抜き返すつもりであの場は譲ったんです。
3位で終わったのは悔しいですし、上位2台に離され気味でフィニッシュしたのは反省すべき点ですね。
今回に向けて東名さんが新しいエンジンを用意してくださり、トムスと対等に遣り合えるレベルになっていたので、今回はどうしても勝ちたかったです。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選上位3人のコメント

050827_11

リチャード・ライアン(ポールポジション)
ポールを取れてすごくうれしいよ。昨日の公式練習でいいセッティングが出せたので、今回は自信があったんだ。ここ数戦は苦しい状況が続いたけど、セッティングを大きく変更したのがうまくいった様だね。午後のセッションではみんなタイムアップしていたけど、僕もその流れに乗ることが出来ていいタイムが出せたよ。
(2006シーズンについて)選手権としては望ましい方向じゃないかな。F1以外でメーカー同士のコンペティションがあるのは今ではIRLくらいしかないから、そういう意味でも楽しみだね。

本山哲(予選2位)
クルマは前回と比べても良くなっています。勝てる手ごたえも感じていますが、今日の予選に関してはリチャードがセッティングもドライビングも完璧だったようですね。正直、同じタイムが出せる気はしませんでした。でも、今年のフォーミュラニッポンでは予選と決勝では話が別、になってますから、戦略をうまく組み立て、安定した速さで走れれば勝てるはずです。
明日は1ストップかノーピットかで戦略が分かれると思いますが、僕らもどちらがベストかを良く考えて決めたいと思います。

アンドレ・ロッテラー(予選3位)
朝の時点ではこれだけの結果が出せるとは思ってなかったよ。午前中はエンジンの始動に手間取って多くの時間を費やしてしまったので、タイヤも1セットしか使うことができなかったんだ。午後にも同じトラブルが出て、すごくストレスの溜まる状態だったんだけど、それでも与えられた状況の中で出来る限りハードにプッシュすることにしたら、タイミングよくタイムが出せたよ。
(2006シーズンについて)大きく転換すべき時が来ていたので、いいことだと思うよ。世界中のジュニアフォーミュラが次々にリニューアルしていく中で、フォーミュラニッポンだけがとり残されてる状態だったので、そこから脱却しないとF1へのステップアップも難しい状況があったからね。メーカーが参入することも、プロフェッショナルなシリーズということで考えればいいことなんじゃないかな。

Tags:

Formula Nippon

2006フォーミュラニッポン・続報

050827_09

 既に発表された2006フォーミュラ・ニッポンシリーズ概要に関し、第7戦が行われている富士スピードウェイにて8月27日、報道関係者に対して質疑応答の場が設けられた。
 出席したのは中嶋悟JRP会長と野口幸生社長。
 この席上では、リリースで触れられなかったタイヤ供給に関するコメントもあり、これまでどおりブリヂストンがワンメイク供給することが確認された。
 なお、今回はあくまで質疑応答ということであり、正式な発表は実車の完成を待って行うとのことだ。

-シャシーは専用設計とあるが?

(中嶋) シャシーに関しては今年の初めからいろいろなところと話をしてきた。その中で、我々の要望を全て満たすものがローラ車のFN06であった、ということです。

-同じローラ製ということでA1GPとの関連性などが想像されるが、実際に他のシリーズなどに兄弟車は存在するのか?

(中嶋) A1の車両はベンチュリ構造でいい性能が出ているとは聞いていましたが、JRPとして他のシリーズから流用しようという考えはありません。ローラ社の中で互換性を持たせるということはあるかもしれませんが、こちらはA1の実車を見ていませんし、設計図も見ていませんから、現時点ではわかりません。

-エンジンの供給はどのようにしておこなわれるのか?

(中嶋) まず、参加チームの要望を聞き、その後で供給台数のバランスをとる、という形をとります。JRPとしては2社がほぼ同数になるのが望ましいと考えていますが、実際にそれが5対5になるのか、6対4になるのか、7対3になるのかはやってみないとわかりません。

-開発の状況は?

(中嶋) 実車は11月下旬に完成の予定で、12月中旬ごろにテストを予定しています。実車の完成を待って正式発表を実施するつもりです。

-リリースにはタイヤに関する記述がなかったが?

(中嶋) ブリヂストンさんとは既に2006年までの供給契約を結んでいますから、これまでどおりBSさんのワンメイク、ということになります。

-従来のB351とパーツの互換性はあるのか?

(中嶋) 現在でもそうですが、レーシングカーというのは常にパーツ交換を繰り返して新しいものを使っていく性質のものと理解しています。今回は全くの新車ということですから、コストを考えて古いパーツを流用するようなことは考えていません。

-やはり独自のモディファイは制限されるのか?

(中嶋) この3年間うまく運んでいるので、今までどおりでいいと考えていますが、今後の進行状況を見て変更することはありえます。

-参加台数はどの程度を想定しているか?

(中嶋) こちらの希望としては20台前後を想像しています。

Tags:

Formula Nippon

2006フォーミュラニッポンはニューシャシー、ニューエンジンで始動

050827_08

 株式会社日本レースプロモーション(以下、JRP)は、2006年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズの概要を8月25日付で発表した。
 巷間噂に上っていたとおり、2006年のフォーミュラニッポンはトヨタ、ホンダの国内2台メーカーがエンジン供給を行い、シャシーもローラのワンメイクは変わりないものの、新たに専用設計されたものになるとのことだ。

 2003年~2005年までは国際F3000用のシャシーをベースにしたLolaB351シャシーが使用されていたフォーミュラニッポンだが、来季からは専用設計のLola FN06を使用することとなる。このシャシーは新型ベンチュリ構造を採用するなどの空力面の見直しで10%のダウンフォース向上が図られるとのことで、これによりコーナリングスピードとストレートの安定性向上が期待され、よりスリリングなレースが可能になるという。

 エンジンに関しても、全日本F3000時代から17年にわたって使用されてきた無限MF308にかわって、トヨタ、ホンダの2大メーカーがFN専用に新設計した3リッター、V8エンジンを供給することとなった。
 F1やIRLで熾烈な戦いを演じている国内2大メーカーの参戦により、まさに国内最高峰カテゴリーにふさわしい新たなフォーミュラニッポンが2006年に誕生する、としている。

 開催サーキットは富士、鈴鹿、MINE、もてぎ、SUGOの5サーキットで全9戦が予定されており、4月~11月にかけて開催される。

 ニューマシン・ニューエンジンスペック

1.コンセプト
・オーバーテイク時の車両安定性の向上
・タイムアップ(各サーキットにおいて旧型車比で3~5秒のタイム短縮)
・安全性の向上

2.シャシー
・イギリスのLOLA社製のフォーミュラ・ニッポン専用車両「2006Lola FN06 Formula Nippon」を使用
・基本ボディは最新のFIAクラッシュテストをクリアー
・新型ベンチュリー構造を採用し、同社製の旧B351よりダウンフォースが10%向上

3.エンジン
・エンジン仕様:V型8気筒、排気量3000cc、4サイクル、ガソリン燃料
・回転数制限 :10,000/rpm
・最高出力  :550馬力
・供給メーカー:トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社

Tags:

Japanese F3

F3第15戦富士 決勝リポート モンティンが今季2勝目を挙げる

050827_07 全日本F3選手権第15戦の決勝が8月27日、富士スピードウェイで行われ、#14パオロ・モンティン(スリーボンド)が今季2勝目を挙げた。
 2位はポールシッターの#37中嶋一貴(トムス)。3位にはモンティンのチームメイト#12横溝直輝が入った。

 午後4時30分、15周の決勝がスタートした。
 ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。
 ポールの中嶋が2位につけ、オリベイラを激しく攻め立てる。その後方では、オープニングラップの100Rでモンティンが横溝を抜いて3位に上がり、上位2台を追う。
 中嶋は2周目の1コーナーでオリベイラをアウトから抜きに掛かるが、オリベイラも一歩も引かない。中嶋は次のコカコーラコーナー(旧Aコーナー)でインに飛び込むが、行き場をなくして縁石に乗り上げ、アウト側のグラベルへ。アウト側で粘ったオリベイラも次の100Rにオーバースピードで突っ込む格好になり大きく後退。中嶋は4位、オリベイラは6位でコースに復帰した。これにより3番手を走っていたモンティンがトップに立った。
 中嶋はこの周のホームストレートで前を走る横溝にインから並びかけ、1コーナーでこれを抜き去ると、トップのモンティンを猛然と追い詰めていく。
 ストレートスピードに勝る中嶋ではあったが、対するモンティンはコーナー立ち上がりの加速に優れており、中嶋は何度もモンティンのテールに張り付くが、今ひとつ決め手を欠いたまま周回を重ねていく。一方のオリベイラは5周目の1コーナーで5位の#38池田大祐(トムス)を抜き去るが、4位横溝をなかなか抜くことが出来ないでいる。

 モンティンと中嶋の攻防はファイナルラップまで続いていた。
 15周目の1コーナー。「もうここしかない」とばかりにブレーキを遅らせてインに飛び込んだ中嶋ではあったが、モンティンは冷静にラインをクロスさせて抜き返す。中嶋は諦めずにモンティンのテールに食らいつき、ダンロップコーナーで最後のアタックを試みるも、ブレーキをロックさせてしまい、万事休す。どうにかコースには踏みとどまりモンティンを追うが、惜しくも0.6秒差で逃げ切られてしまった。

 パオロ・モンティンの勝利は第9戦岡山に次ぐ今季2勝目だ。

 次の第16戦は明日午後1時より、20周で戦われる。

Tags:

Japanese F3

F3第15戦富士 決勝結果

天候:曇り コース:ドライ

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 15 24'46.013 -
2 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 15 0.663 0.663
3 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 15 5.005 4.342
4 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 15 5.530 0.525
5 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 15 11.548 6.018
6 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 15 12.455 0.907
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 15 13.479 1.024
8 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 15 14.998 1.519
9 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 15 16.756 1.758
10 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 15 22.944 6.188
11 16 塚越広大 M-TEC LOLA DOME
F106
H MF204C 15 23.193 0.249
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 15 30.158 6.965
13 11 河内浩成 ドリームファクトリー LOLA DOME
F106
H MF204C 15 41.260 11.102
14 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 15 43.410 2.150
15 *2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 14 1Lap -
- - 以上完走 - - - - - -
- 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 8 7Laps -

ファステストラップ #37中嶋一貴 1'38.442(13/15Lap)

ペナルティ
* No.2は、2005年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(衝突)により、
競技結果より1周減算およびペナルティポイント1点とする。

Tags:

Japanese F3

F3第15戦&16戦富士 予選リポート 中嶋一貴が連続ポール!

050827_5 全日本F3選手権第15戦&16戦の公式予選が8月27日、富士スピードウェイで行われ、前回のMINEラウンドで連勝を飾った#37中嶋一貴が15戦、16戦ともポールポジションを獲得した。

 午前11時15分、第15戦の15分間の公式予選が開始された。
 前回の富士ラウンドでも好調だった中嶋と#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのトムス勢は今回も他を圧倒する速さを見せつけた。特に中嶋はセッション序盤からトップタイムをたたき出すと、その後も順調にタイムを更新、最終的には1分38秒373まで短縮してみせ、チームメイトのオリベイラをコンマ5秒突き放し、見事ポールポジションを獲得した。
 2番手にはオリベイラ、3番手には#12横溝直輝、4番手には#14パオロ・モンティンらのスリーボンド勢が入ったが、トムスの2台には大きく水を開けられた格好だ。

 10分のインターバルの後、第16戦の予選が行われた。

 殆どのドライバーがタイムアップに成功し、第15戦では二人だけだった38秒台を7人が記録するが、それでも中嶋とオリベイラの速さは飛びぬけており、この予選に関しては完全にこの二人の一騎打ちの様相を呈した。
 前のセッションで中嶋にポールポジションを奪われたオリベイラは懸命のタイムアタックを繰り返し、一時はトップに躍り出るが、中嶋も一歩も引かず、最後には1分37秒070までタイムを縮めてオリベイラを上回り、連続ポールポジションを決めて見せた。
 また、ここでも3位、4位はスリーボンド勢が占め、3位モンティン、4位横溝で予選を終えた。

 なお、今回から急遽参戦が決まった#16塚越広大は第15戦10番手、16戦は9番手とまずまずの出来。走るたびにタイムを縮める飲み込みの良さで、同じFD出身の#10武藤英紀や#2高崎保浩と互角に渡り合って見せた。

 F3第15戦の決勝は今日午後4時30分から15周で、第16戦は明日午後1時より21周で戦われる。

Tags: ,

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選リポート ライアンが圧倒的な速さでPP獲得!

050827_03全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の公式予選が8月27日、富士スピードウェイで行われ、#1リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)が1分29秒372でポールポジションを獲得した。
2番手には#23本山哲(Artingインパル)、3番手は#31アンドレ・ロッテラー(PIAAナカジマ)だった。

 台風一過の8月27日。富士スピードウェイ上空はきれいに晴れ上がり、絶好のレース日和となった。
 第7戦の公式予選1回目は、午前10時15分に開始されたが、一昨日の強い雨の影響で路面コンディションが思わしくないため、殆どのドライバーがピットガレージで待機したまま10分以上が経過した。この間、走行したのは#11平中克幸(セルモ)ただ一人。
 他のドライバーたちが徐々にコースインし始めたのは開始から15分が経過しようかという頃だった。
 このセッションで走り出しから好調だったのは#8土屋武士(ルマン)、本山、#20井出有治(インパル)らであったが、セッション半ばまでコースに出てこなかったライアンが走りはじめからいきなりトップタイムをたたき出し、一気にトップに躍り出る。本山がそれに続くが、ライアンとの差はなかなか縮まらない。
 その後方では、#3山本左近、#4ロニ・クインタレッリ(KONDO)、#19ブノワ・トレルイエ(インパル)、土屋、井出らがめまぐるしく順位を入れ替えながら続く。
 その一方で、頻繁にピットインを繰り返す#32小暮卓史、エンジン始動に手間取ってセッションの大半をピットで過ごす羽目になった#31ロッテラーらのナカジマ勢は苦境に陥っている。小暮にいたってはセッション残り3分でコース上にストップしてしまう有様だ。

 結局、ライアンが30秒142で暫定ポールを獲得して予選一回目は終了。
 2番手に本山が30秒154で、3番手に土屋が30秒304で続いた。

 F3の予選、ヴィッツのコンソレーションレースをはさんで午後2時15分に予選二回目は開始された。上空には雲が出てきた。
 午前中とは違ってこのセッションでは序盤から激しいタイムアタック合戦が繰り広げられ、全ドライバーが午前中のタイムを更新することとなった。
 そんな中、土屋が最初に30秒台の壁を突破、トップに躍り出る。更にはチームメイトの片岡が土屋のタイムを上回ると、そこに本山が割って入り、開始から20分を経過した時点での順位は、1位片岡、2位本山、3位土屋の順。
 ここで漸くライアンがコースイン。2周のウォームアップの後にタイムアタックに入り、いきなり29秒590をたたき出してトップに立った。ライアンはこのセッションでも絶好調だ。
 残り時間が8分を切ったあたりから、各ドライバーともニュータイヤを投入して最後のアタックに出て行く。ここで本山が29秒621までタイムを上げてライアンに食い下がるが、すかさずライアンも29秒519、29秒372と立て続けにタイムを更新。完全に本山を突き放してポールポジションを確実なものとした。
 3位には午前中トラブルから思うように走れなかったというロッテラー。
 最後の最後に4番手タイムをたたき出したのは、前戦MINEで初表彰台を獲得したロニ・クインタレッリだった。

 フォーミュラニッポン第7戦の決勝は明日午後2時半。65周で戦われる。

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選総合結果

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 29.372 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 29.621 0.249 0.249
3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 29.647 0.275 0.026
4 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 29.674 0.302 0.027
5 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.772 0.400 0.098
6 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 29.776 0.404 0.004
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 29.867 0.495 0.091
8 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 29.961 0.589 0.094
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.987 0.615 0.026
10 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.093 0.721 0.106
11 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.120 0.748 0.027
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 30.250 0.878 0.130
13 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.252 0.880 0.002
14 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 30.322 0.950 0.070
15 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 30.408 1.036 0.086

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選二回目結果

天候:くもり コース:ドライ

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 29.372 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 29.621 0.249 0.249
3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 29.647 0.275 0.026
4 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 29.674 0.302 0.027
5 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.772 0.400 0.098
6 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 29.776 0.404 0.004
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 29.867 0.495 0.091
8 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 29.961 0.589 0.094
9 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 29.987 0.615 0.026
10 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.093 0.721 0.106
11 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.120 0.748 0.027
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 30.250 0.878 0.130
13 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.252 0.880 0.002
14 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 30.322 0.950 0.070
15 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 30.408 1.036 0.086

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Tags:

Japanese F3

F3第16戦富士 予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.070 0.000 -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.185 0.115 0.115
3 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 38.557 0.487 0.372
4 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 38.610 0.540 0.053
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.708 0.638 0.098
6 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.793 0.723 0.085
7 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 38.825 0.755 0.032
8 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 39.075 1.005 0.250
9 16 塚越広大 M-TEC LOLA DOME
F106
H MF204C 1' 39.137 1.067 0.062
10 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 1' 39.269 1.199 0.132
11 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 39.357 1.287 0.088
12 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 39.696 1.626 0.339
13 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 40.037 1.967 0.341
14 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 40.058 1.988 0.021
15 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 40.800 2.730 0.742
16 11 河内浩成 ドリームファクトリー LOLA DOME
F106
H MF204C 0 41.098 3.028 0.298

------------------以上予選通過------------------------------------------
予選通過基準タイム(110%):1'47.877

Tags:

Japanese F3

F3第15戦富士 予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.373 - -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 38.909 0.536 0.536
3 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 39.240 0.867 0.331
4 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 39.258 0.885 0.018
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 39.382 1.009 0.124
6 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 39.450 1.077 0.068
7 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 39.503 1.130 0.053
8 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 39.617 1.244 0.114
9 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 39.832 1.459 0.215
10 16 塚越広大 M-TEC LOLA DOME
F106
H MF204C 1' 40.006 1.633 0.174
11 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 1' 40.211 1.838 0.205
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 40.282 1.909 0.071
13 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 40.348 1.975 0.066
14 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 40.356 1.983 0.008
15 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 41.243 2.870 0.887
16 11 河内浩成 ドリームファクトリー LOLA DOME
F106
H MF204C 0 41.607 3.234 0.364

------------------------以上予選通過-------------------------------------
予選通過基準タイム(110%):1'48.724

Tags:

Formula Nippon

FN第7戦富士 予選一回目結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー チーム名 エンジン
チューナー
Time Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.142 - -
2 23 本山 哲 Arting IMPUL 東名 1' 30.154 0.012 0.012
3 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 30.304 0.162 0.150
4 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 30.358 0.216 0.054
5 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 30.449 0.307 0.091
6 4 ロニー・クインタレッリ KONDO 尾川 1' 30.609 0.467 0.160
7 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 30.624 0.482 0.015
8 11 平中 克幸 CERUMO 東名 1' 30.641 0.499 0.017
9 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 30.681 0.539 0.040
10 3 山本 左近 KONDO 尾川 1' 30.842 0.700 0.161
11 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 30.844 0.702 0.002
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN 東名 1' 31.050 0.908 0.206
13 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.057 0.915 0.007
14 12 高木 虎之介 TAKAGI CERUMO 東名 1' 31.435 1.293 0.378
15 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 31.541 1.399 0.106

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Tags:

SUZUKA 1000km

TAKATA童夢NSXが2位表彰台を獲得(ホンダプレスリリース)

0821_h01

TAKATA童夢NSXが2位表彰台を獲得
決勝日:8月21日(日)
サーキット:鈴鹿サーキット 天候:曇りのち雨 気温/湿度:25.0℃/85%(15:00現在) コースコンディション:ウエット 観客数:2万4000人(主催者発表)

 8月22日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて第34回を迎える真夏のスポーツカーレースの祭典、「2005年 第34回インターナショナル ポッカ 1000km」の決勝レース(173周)が行われ、予選2番手からスタートした#18 TAKATA童夢NSX(道上 龍/小暮卓史/金石勝智 組)が2位となった。ポールポジションスタートだった#8 ARTA NSX(伊藤大輔/R.ファーマン 組)はトップを独走していた115周目に周回遅れのマシンに接触されてリタイアとなった。

0821_h02 0821_h03

 20日(土)に行われた予選は、#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手が2回目のタイムアタックで1分55秒713をマークし、見事ポールポジションを獲得した。#18 TAKATA童夢は1分56秒448のタイムで2番手グリッドとなり、Honda NSX-GTが1-2グリッドを獲得した。

 決勝日の天候は曇りのち雨という予報がでており、各チームは気象状況を見てさまざまなパターンのレース戦略を練らなければならなくなった。雨は午前中まで降らなかったが、各マシンがスターティンググリッドに揃い、フォーメーションラップがスタートする頃には小雨が降り、風も強く吹き始めるコンディションとなった。そんな状況のなか、5クラス総参加台数34台のマシンが午後1時05分にローリングスタートを切った。

 オープニングラップはポールポジションスタートのラルフ・ファーマン選手(ARTA NSX)がトップを走行。2位に道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が続く。路面はハーフウエット状態になるもののスタート直後から雨は止んだため、各マシンはドライタイヤのまま難しい路面コンディションで走行を続けた。そのなかでHonda NSX-GTは1-2態勢のまま3位以下を引き離しにかかり、10周目終了時には2位の道上選手が3位のアンドレ・クート選手(iDC大塚家具サードスープラ)に9秒もの差をつけた。

 20周目に入る頃になると再び小雨が降り始め、降ったり止んだりを繰り返す天候となった。トップを走行する#8 ARTA NSXは22周終了時に早めのピットインを敢行。伊藤大輔選手にドライバー交代してコースに復帰した。#18 TAKATA童夢NSXは28周終了時にピットインをし、ドライバー交代を行った。

 35周過ぎから次第に雨脚は強くなり始め、路面は徐々にウエットへ変化していく。40周終了時にARTA NSXがイレギュラーのピットインをしてタイヤをレインタイヤに交代。ドライバー交代はせずに燃料を満タンにしてコースに戻った。続く41周終了時にTAKATA童夢NSXも同様の作業を行った。

 その後も天候は不安定な状態が続いたが、Honda NSX-GTは順調に周回を重ね、60周終了時において、トップの2台は3位の#39 デンソースープラに1分以上の大差をつける独走態勢を築いた。

 しかし、トップを独走する#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手が115周目のスプーンカーブで周回遅れのマシンをインからパスしようとした時に右リアサイドをヒットされてスピンを喫し、マシンが大きなダメージを受けたため無念のリタイアとなった。

 代わってトップに立ったTAKATA童夢NSX(道上 龍/小暮卓史/金石勝智組)は悪コンディションのなか、1000kmの長丁場を安定したラップタイムで独走を続けていたが、ゴール直前の167周目に駆動系から著しい異音が発生したため、安全を最優先させてピットインを行った。このピットインでタイヤ交換と燃料補給を行う間に2位にポジションを落としてしまった。さらに、173 周(1004.611km)で行われる予定のレースが、レギュレーションにより午後7時30分を過ぎた170周(987.19km)でチェッカーフラッグが振られたこともあり、トップに10秒452届かず2位でフィニッシュとなった。

0821_h04 0821_h05

コメント

■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「TAKATA童夢NSXが最後のトラブルで2位になってしまったことは本当に悔しいです。ARTA NSXはトップを走行しながらアクシデントに終わりましたが、それまでレースの主導権を握っていました。残念な結果ですが、このレースでNSX-GTのポテンシャルの高さをアピールすることができたと思います。この悔しさをバネに次のSUPER-GT第5戦もてぎラウンドでは必ず優勝したいと思いますので、今まで以上のご声援を宜しくお願い致します。長時間のご声援ありがとうございました」

2位 #18 TAKATA童夢NSX
■道上 龍(Ryo Michigami)選手
「目の前で勝利を逃したことは本当に悔しいですね。でも、NSX-GTの速さを皆さんにお見せすることができたと思います。勝っていれば高橋国光さんの優勝回数記録に並んだのですが、それはSUPER-GTシリーズとなる来年のレースで狙っていきたいと思います」

■小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「最後のピットインは、前の周のバックストレートで速度を上げると縦に振動と異音が発生し始めたので、ピットに知らせたらピットインの指示が来たので入りました。タイヤが原因なのか駆動系なのか判りません。悔しい結果ですが、次のSUPER-GTもてぎラウンドでは必ず優勝したいと思います」

■金石 勝智(Katsutomo Kaneishi)選手
「第3ドライバーとして参加しましたが、優勝できなければ意味は無いですね。でも、この経験をバネにして2人がSUPER-GT後半戦で必ず優勝して欲しいと思います」

SUZUKA 1000km

POKKA 1000km 写真集

0821_topfuel-s 今回1000kmのアトラクションはピットウォーク中に行われたドラッグマシンの走行でした。雨がぱらついていましたが、無事開催されました。2台での競争のようでしたが、1台が動かず、1台だけの走行となりました。それでも迫力はすごいし、エンジン音はめちゃくちゃうるさいです。燃料も通常のガソリンではないので、近づくと目が痛いです。(Photo: Yoshinori OHNISHI )

0821_kawamura-s こちらは元LINA SEAの河村隆一氏。POKKAクラスに出場する#84焼きたて!! ジャぱんADVAN PORSCHEのチーム監督です。「焼きたて!!ジャぱん」とは、ドライバーとして参戦する橋口たかし選手作のアニメだとか。監督の手腕(?!)もあって今回クラス優勝でした。(Photo: Yoshinori OHNISHI)

0821_start0-s 0821_start1-s 0821_start2-s

 午後1時、フォーメーションラップで1周を回っていよいよローリングスタート! 1000km先のゴールを目指して33台のマシンがアクセルオン。上位陣は、予選順位どおりに1コーナーへ進入しました。(Photo: Yoshinori OHNISHI (左) / Keiichiro TAKESHITA (中央・右))

0821_39-s 優勝したiDC大塚家具サードスープラ(アンドレ・クート/ロニー・クインタレッリ/下田隼成組)。ドライ路面だったレース序盤はまったく精彩がなく、一時はARTA NSXにラップ遅れにされそうになりましたが、ウェット路面では、NSXと同タイムで周回。残り1周での大逆転勝利でした。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_16-s レース序盤は2位を走行。ARTA NSXリタイヤ後は、2位以下を大きく離して優勝すると思われていたのがこのTAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史/金石勝智組)。しかし、タイヤトラブルか、マシンに振動が出たため、168周を回ったところでピットインしてタイヤ交換。このため、残り2周でトップの座を明け渡すことになってしまいました。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_8-s 伊藤のドライブで予選でもただ1台1分55秒台に入り、決勝でも毎ラップ2位以下を離しながら走行。路面がウェットになったと見るやいち早くレインタイヤに交換。ほぼ完璧に優勝に向けて走行してたと思われたのがこのARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)。しかし、115周目のスプーンカーブでスーパー耐久クラスのマシンと絡みクラッシュ。勝利の女神は微笑みませんでした。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_2-s 総合3位、GT300クラス優勝のPriveeZurichアップルRD320R(高橋 一穂/渡辺明/加藤寛規組)。有力なGT300クラスのチームがこのレースへの参加を辞退するなか、助っ人に加藤を迎え、クラス優勝はあたりまえ、あわよくば3位以内の野望も叶いレース後お立ち台に立つことができました。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_6-s GT300クラスの後ろ、総合5位に食い込んできたのはなんと、RSクラスでもなくPOKKAスペシャルクラスでもないスーパー耐久クラストップの梁山泊☆FALKEN☆EVO(冨桝朋広/関豊組)。スーパー耐久レースでST2クラス(2001cc~3500cc:4WD)に分類されるこのマシンは雨の中水を得た魚のように走り、最後の1000kmレースで優秀の美を飾りました。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_15-s 予選ではGT300クラスを凌ぐ予選タイムを出したり、決勝でもGT300クラスを追い回したりと、毎年1000kmレースを盛り上げているのがこのRSクラス。総合7位でクラス優勝したのがこの真神パワーADVAN☆RS倶楽部(阪口良平/若曽根一廣/後平幸治組)。RSクラスの常連で、予選ではいつも最速タイムを叩き出していましたが、出場機会が最後となるこのレースでようやく勝つことができました。 (Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_86-s 上で紹介したように、監督に河村隆一氏、1stドライバーにGT500クラスでのトップドライバー飯田章選手を迎え、必勝体制で臨んだのがこの焼きたて!! ジャぱん ADVAN PORSCHE(飯田章/橋口たかし/木村崇組)。序盤からクラストップを快走、総合8位でクラス優勝を果たしました。(Photo: Keiichiro TAKESHITA)

0821_lighton-s 0821_night-s 0821_firework-s

 鈴鹿1000kmレースといえば、ライトを点灯しての夜間走行、そして表彰式後の花火。今回は雨のためいつもより早く午後6時にライトオンのサインが出されました(写真左)。ストレートを駆け抜けるマシンのライトの軌跡が美しい(写真中)。今年の花火は風向きが悪く煙にさえぎられて見にくかったです(写真右)。(Photo: Yoshinori OHNISHI)

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

SUPER GT

GTA 2006年度のカレンダーを発表他

 先日、JAF発表の2006年FIA国際スポーツカレンダーに掲載されたSUPER GTの日程だが22日、GTAからも正式に報告された。発表済の日程に変更はないが、セパン(マレーシア)でのレースが第4戦として組み込まれている。なお、上海(中国)とAll Star(場所未定)については依然として調整中のようだ。

 また、本年度のオールスターの中止と次戦もてぎ以降でのスーパーラップ方式の変更についても併せて発表された。

2006年 SUPER GT 開催予定
3月18~19日鈴鹿サーキット300Km
4月 8~ 9日岡山国際サーキット300Km
5月 3~ 4日富士スピードウェイ500km
6月24~25日セパンサーキット300Km
7月22~23日スポーツランドSUGO300Km
8月19~20日鈴鹿サーキット1000Km
9月 9~10日ツインリンクもてぎ300Km
10月14~15日オートポリス300Km
11月 4~ 5日富士スピードウェイ300Km
調整中上海国際サーキット300Km
調整中(12月)All Star海外調整中
オールスター大会の中止

 2005年12月9~11日に開催を予定しておりました、2005年 SUPER GT オールスター戦「USA」に関して、GTA 理事会にて中止を決定致しましたので、ご報告させて頂きます。開催に向け現地プロモーターと協議を重ねてまいりましたが、現時点において開催条件等で合意に至らず、今年の開催は断念せざるを得ないとの判断に至りました。尚、オールスター戦の代替レースの開催は予定しておりませんので、合わせてご報告申し上げます。

SUPER GT Round 5以降のスーパーラップ予選の主な変更点
  • 従来の2 台ずつのマシンによるアタックが1台毎のアタックに変更
  • スーパーラップ出場マシンは従来の各クラス12台から10台に変更
  • スーパーラップ出場マシンは予選1回目のセッションだけで選出する(予選2 回目セッションの結果による繰り上がり出場の廃止)
  • Tags:

SUZUKA 1000km

POKKA 1000km 決勝記者会見

0821_briefing

優勝 iDC大塚家具サードスープラ(iDC SARD RACING TEAM)
アンドレ・クート

 「大変な1日、大変なレースでした。ドライで始まったレースでしたがドライではホンダ勢に比べてペースはよくありませんでした。しかし、ホンダのトラブルもありました。このチームはずっとこの1000kmレースに参加していて、ぼくもこのような形で優勝できて嬉しいです」

ロニ・クインタレッリ

 「ドライでは勝てる状況ではありませんでした。雨でのコンディションは良かったので、ギブアップしないで走ろうと思っていたらこのような結果になり嬉しいです。スポンサーにとってもいい優勝でした」

下田隼成

 (決勝では走っていない)「今回、参戦させていただいたチームに感謝しています。トヨタのワークスのクルマで勉強させてもらっていい経験になりました」

2位 TAKATA童夢NSX(Team Honda Racing)
道上 龍

 「目の前の優勝を獲れなかったのはくやしいですね。でもNSXの速さは見せられたので、この後のGTに向けていいテストができました」

小暮卓史

 「これをバネにしてもてぎで優勝したいです。トラブルの原因はわかりません。ピットインする1周前からクルマに振動があったので無線の指示でピットに入りました」

金石勝智

 「助っ人として来たので勝てないと意味がないです。2人には今後GTで優勝して欲しい」

3位 PriveeZurichアップルRD320R(ベルノ東海ドリーム28)
高橋一穂

 「加藤さんに助っ人に来ていただきました。ミッショントラブルでシフトアップできなかったり、ワイパーが効かなかったりしましたが、優勝できて嬉しいです」

渡辺 明

 「当初の目標どおり総合のお立ち台に乗ることができて嬉しいです。ウェットの中、ミスなく走れてよかったです」

加藤寛規

 「GTではライバルのクルマに乗せていただきました。2人は鈴鹿が得意ですし、ぼくは予選での結果を引き出すことができました。レースもミスなくこういう結果になって嬉しいです」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

SUZUKA 1000km

POKKA 1000km決勝リザルト

Pokka 1000km -RIJ- (2005/08/21) Race Result Weather:Rainy Course:Wet
2005 Pokka 1000km Race 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsPosCar
Team
DriverTireLapTime/Bihind
139GT5001iDC大塚家具サードスープラ
iDC SARD RACING TEAM
 アンドレ・クート
 ロニー・クインタレッリ
 下田 隼成
BS1706:26'41.366
218GT5002TAKATA童夢NSX
Team Honda Racing
 道上 龍
 小暮 卓史
 金石 勝智
BS17010.452
32GT3001PriveeZurichアップルRD320R
ベルノ東海ドリーム28
 高橋 一穂
 渡辺 明
 加藤 寛規
YH15515 Laps
49GT3002Gulf ADVAN FORTUNE MT
A&S RACING
 山下 潤一郎
 山田 英二
 谷川 達也
YH15218 Laps
56S-E1梁山泊☆FALKEN☆EVO
シンリョウレーシングチーム
 冨桝 朋広
 関 豊
DL15020 Laps
6*70GT3003☆外国屋アドバンポルシェ☆
TEAM GAIKOKUYA
 石橋 義三
 小泉 洋史
 山路 慎一
YH14921 Laps
715RS1真神パワーADVAN☆RS倶楽部
MAX RACING
 阪口 良平
 若曽根 一廣
 後平 幸治
YH14921 Laps
884POKKA1焼きたて!! ジャぱん ADVAN PORSCHE
M's MACHINE WORKS
 飯田 章
 橋口 たかし
 木村 崇
YH14822 Laps
956S-E2ダンロップランサー
ラリーアートピット京都ダンロップ
 松本 達哉
 伊藤 保文
 野田 勝義
DL14822 Laps
10112GT3004ARKTECH DeepRacing WAKO'S GT3
ARKTECH Motorsports
 余郷 敦
 Guts 城内
 関 昌之
YH14723 Laps
1128S-E3SEICO Carrera Racing PORSCHE 996GT3
TEAM SEICO Carrera Racing
 松田 晃司
 宮川 やすお
 一楽 智也
YH14723 Laps
1222RS2永井医院YRP幸田サーキットDLμ
永井医院モータースポーツYRP
 宮城 光
 山本 克典
 近田 直人
DL14525 Laps
1330S-E4PERSON'S elf ADVAN S2000 5ZIGEN
PERSON'S RACING×TRACY SPORTS FAB
 行方 由久
 長野 賢也
 クラゴン
YH14426 Laps
1429S-E5PERSON'S elf ADVAN NSX FAB
PERSON'S RACING×TRACY SPORTS FAB
 植田 正幸
 梅川 真明
 渋谷 崇
YH14228 Laps
1573S-E6BMCマエジマA-ONEカストロールEDインテグラ
TEAM A-ONE
 前嶋 秀司
 山下 將志
 大河原 一裕
YH14228 Laps
1614POKKA2PCJ 東名スポーツポルシェ
TOMEI SPORTS
 小山 雅也
 渡辺 史彦
 高見沢 一吉
YH14129 Laps
1745S-E7コスモソニック21FKマッシモインテグラ
浅野レーシングサービス
 浅野 武夫
 笠原 智行
 水書 健司
YH14129 Laps
1887S-E8RISO☆BP☆ADVANインテグラ
ケイズレーシングファクトリー
 金森 敏一
 竹島 徹
 佐藤 英而
YH14030 Laps
1988GT5003JLOCムルシェRG-1
JLOC
 山西 康司
 古谷 直広
 三船 剛
YH14030 Laps
2052RS3F2&W DENTAL MYST ADVANオスカーSK5.2
TEAM F2 & W DENTAL
 古谷 直樹
 古谷 昌義
 脇 知邦
YH13931 Laps
2100S-E9ZERO MAX 中部国際自動車大学校 TSKキモトR
キモトレーシング
 河野 利尚
 北野 和行
 黒田 保男
DL13832 Laps
2279RS4中日本自動車短大SK90
NAKANIHON JIDOSHA TANDAI RACING
 海野 英俊
 吉田 達史
 花岡 隆弘
DL13733 Laps
23111POKKA3MondoSpeed ARKTECH GT3
ARKTECH Motorsports
 斉藤 多聞
 和田 雅英
 芳賀 重光
YH13535 Laps
24109POKKA4ARKTECH タコ天 GT3
ARKTECH Motorsports
 日置 良一
 松本 秀和
 吉川 とみ子
YH13436 Laps
2527POKKA5SHINWA ZENT 964RSR
TEAM KAWAMURA
 青山 光司
 高木 真一
 都筑 晶裕
YH13238 Laps
267POKKA6屏風浦工業・ADVAN RX-7
PROMODET
 DRAGON KUMITA
 萩原 なお子
YH13238 Laps
2712S-E10JMCインテークマジックプロQs'ランサー
ちーむ時間割プラスone
 島田 和樹
 赤星 陽太郎
 吉本 明
YH12842 Laps
285GT3005総合人材派遣アクセル&ガリレオRD320R
木本レーシング
 木本 正広
 玉中 哲二
 武井 誠
YH12347 Laps
-------- 以上順位認定 --------
-8GT500-ARTA NSX
Team Honda Racing
 伊藤 大輔
 ラルフ・ファーマン
BS11456 Laps
-66RS-いとうレディーズケアクリニック&島澤自動車MYST.
自動車工房MYST
 島澤 隆彦
 伊藤 俊哉
 太田 浩
YH10961 Laps
-602S-E-パームタウン鳥居歯科眼科享成自校ブリッドランサー
パームタウン
 岩月 辰文
 鳥居 良彦
 岡田 道昌
YH8981 Laps
-08POKKA-Tifaria MAZDA RX-8
Team NRF
 山崎 学
 村瀬 和也
 板倉 達也
DL8684 Laps
-32POKKA-インタレップ プロモデット ポルシェ
PROMODET KOMINE ENGINEERING
 清水 隆広
 伊橋 勲
 吉田 泉
DL2168 Laps
-1S-E-BP ADVAN ALFAROMEO147
Orque Technique Ideale
 粕谷 俊二
 星野 薫
YHD.N.S-
  • Fastest Lap: No.8 ARTA NSX 1'57.926 4/114 177.27km/h
  • 170周にてレース終了とした。(特別規則書第53条~8))
  • ペナルティ: No.70 ドライビングスルーペナルティを課した。(国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)違反)

SUZUKA 1000km

POKKA 1000km決勝 スープラ大逆転勝利!

 ライトオンのサインが出されいよいよ夜間走行の時間となってきた。173周、1000kmのレースだが、雨のためラップタイムが遅くどうやら午後7時半を超えて新しい周に入らないというルールに抵触してこの時間での打ち切りとなりそうである。

 143周目、2位を走る#39 スープラが最後のピットインを行った。ドライバーはクート。ピットアウト後、トップを走る小暮ドライブの#18 NSXとの差は1分10秒余り。NSXは給油のためもう1回ピットインするのか? それともこのまま走り切れるのか? #39 スープラは1分13秒台のラップを叩き出してトップを猛追。午後7時過ぎ、ゴール予定の7時30分まで残り30分、その差は1分を切ってきた。

 午後、7時30分まで残り15分、再び雨が激しくコースに落ちてきた。逃げる#18 NSX、追う#39 スープラ、その差は55秒余り。

 7時30分まで残り5分、なんと童夢のピットでピットインの準備が始まる。やはり燃料が厳しいのか。残り3分、#18 NSXがピットロードに滑り込んできた。給油、4本のタイヤを交換してピットアウト。その間、2位の#39 スープラがストレートを通過。ピットアウトした2位NSXとトップに立った#39の差は12秒余り。169周終了時点で7時30分まで20秒余り、つまりこの170周目が最終ラップだ。ニュータイヤで追う#18 NSX、しかし届かず、#39 スープラがトップでチェッカー。2位に#18 NSX。ゴール直前での劇的な大逆転のレースとなった。

 総合の3位はGT300クラストップの#2 VEMAC、総合5位がスーパー耐久クラスのトップの#6 ランサーと大健闘。総合7位にRSクラストップの#15。POKKAクラストップは総合16位の#14 ポルシェとなった。

SUZUKA 1000km

POKKA 1000km決勝 800km経過リザルト

Pokka 1000km -RIJ- (2005/08/21) Result 800km Weather:Rainy Course:Wet
2005 Pokka 1000km Race 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsPosCar
Team
DriverTireLapTime/Bihind
118GT5001TAKATA童夢NSX
Team Honda Racing
 道上 龍
 小暮 卓史
 金石 勝智
BS1385:11'39.718
239GT5002iDC大塚家具サードスープラ
iDC SARD RACING TEAM
 アンドレ・クート
 ロニー・クインタレッリ
 下田 隼成
BS1388.320
32GT3001PriveeZurichアップルRD320R
ベルノ東海ドリーム28
 高橋 一穂
 渡辺 明
 加藤 寛規
YH12612 Laps
49GT3002Gulf ADVAN FORTUNE MT
A&S RACING
 山下 潤一郎
 山田 英二
 谷川 達也
YH12216 Laps
5*70GT3003☆外国屋アドバンポルシェ☆
TEAM GAIKOKUYA
 石橋 義三
 小泉 洋史
 山路 慎一
YH12117 Laps
615RS1真神パワーADVAN☆RS倶楽部
MAX RACING
 阪口 良平
 若曽根 一廣
 後平 幸治
YH12117 Laps
784POKKA1焼きたて!! ジャぱん ADVAN PORSCHE
M's MACHINE WORKS
 飯田 章
 橋口 たかし
 木村 崇
YH12117 Laps
86S-E1梁山泊☆FALKEN☆EVO
シンリョウレーシングチーム
 冨桝 朋広
 関 豊
DL12117 Laps
956S-E2ダンロップランサー
ラリーアートピット京都ダンロップ
 松本 達哉
 伊藤 保文
 野田 勝義
DL12018 Laps
1022RS2永井医院YRP幸田サーキットDLμ
永井医院モータースポーツYRP
 宮城 光
 山本 克典
 近田 直人
DL11919 Laps
1128S-E3SEICO Carrera Racing PORSCHE 996GT3
TEAM SEICO Carrera Racing
 松田 晃司
 宮川 やすお
 一楽 智也
YH11919 Laps
12112GT3004ARKTECH DeepRacing WAKO'S GT3
ARKTECH Motorsports
 余郷 敦
 Guts 城内
 関 昌之
YH11919 Laps
1330S-E4PERSON'S elf ADVAN S2000 5ZIGEN
PERSON'S RACING×TRACY SPORTS FAB
 行方 由久
 長野 賢也
 クラゴン
YH11721 Laps
1429S-E5PERSON'S elf ADVAN NSX FAB
PERSON'S RACING×TRACY SPORTS FAB
 植田 正幸
 梅川 真明
 渋谷 崇
YH11622 Laps
1573S-E6BMCマエジマA-ONEカストロールEDインテグラ
TEAM A-ONE
 前嶋 秀司
 山下 將志
 大河原 一裕
YH11523 Laps
1614POKKA2PCJ 東名スポーツポルシェ
TOMEI SPORTS
 小山 雅也
 渡辺 史彦
 高見沢 一吉
YH11523 Laps
178GT5003ARTA NSX
Team Honda Racing
 伊藤 大輔
 ラルフ・ファーマン
BS11424 Laps
1852RS3F2&W DENTAL MYST ADVANオスカーSK5.2
TEAM F2 & W DENTAL
 古谷 直樹
 古谷 昌義
 脇 知邦
YH11424 Laps
1927POKKA3SHINWA ZENT 964RSR
TEAM KAWAMURA
 青山 光司
 高木 真一
 都筑 晶裕
YH11325 Laps
2087S-E7RISO☆BP☆ADVANインテグラ
ケイズレーシングファクトリー
 金森 敏一
 竹島 徹
 佐藤 英而
YH11325 Laps
2145S-E8コスモソニック21FKマッシモインテグラ
浅野レーシングサービス
 浅野 武夫
 笠原 智行
 水書 健司
YH11325 Laps
2279RS4中日本自動車短大SK90
NAKANIHON JIDOSHA TANDAI RACING
 海野 英俊
 吉田 達史
 花岡 隆弘
DL11127 Laps
2300S-E9ZERO MAX 中部国際自動車大学校 TSKキモトR
キモトレーシング
 河野 利尚
 北野 和行
 黒田 保男
DL11127 Laps
2488GT5004JLOCムルシェRG-1
JLOC
 山西 康司
 古谷 直広
 三船 剛
YH11127 Laps
25109POKKA4ARKTECH タコ天 GT3
ARKTECH Motorsports
 日置 良一
 松本 秀和
 吉川 とみ子
YH10929 Laps
267POKKA5屏風浦工業・ADVAN RX-7
PROMODET
 DRAGON KUMITA
 萩原 なお子
YH10731 Laps
27111POKKA6MondoSpeed ARKTECH GT3
ARKTECH Motorsports
 斉藤 多聞
 和田 雅英
 芳賀 重光
YH10731 Laps
285GT3005総合人材派遣アクセル&ガリレオRD320R
木本レーシング
 木本 正広
 玉中 哲二
 武井 誠
YH10731 Laps
2966RS5いとうレディーズケアクリニック&島澤自動車MYST.
自動車工房MYST
 島澤 隆彦
 伊藤 俊哉
 太田 浩
YH10632 Laps
3012S-E10JMCインテークマジックプロQs'ランサー
ちーむ時間割プラスone
 島田 和樹
 赤星 陽太郎
 吉本 明
YH10137 Laps
31602S-E11パームタウン鳥居歯科眼科享成自校ブリッドランサー
パームタウン
 岩月 辰文
 鳥居 良彦
 岡田 道昌
YH8949 Laps
3208POKKA7Tifaria MAZDA RX-8
Team NRF
 山崎 学
 村瀬 和也
 板倉 達也
DL8652 Laps
3332POKKA8インタレップ プロモデット ポルシェ
PROMODET KOMINE ENGINEERING
 清水 隆広
 伊橋 勲
 吉田 泉
DL2136 Laps
-1S-E-BP ADVAN ALFAROMEO147
Orque Technique Ideale
 粕谷 俊二
 星野 薫
YH--
  • Fastest Lap: No.8 ARTA NSX 1'57.926 4/114 177.27km/h
  • ペナルティ: No.70 ドライビングスルーペナルティを課した。(国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2 b)違反)
ogtzuq

検索

最新ニュース