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【吉本大樹レースレポート SGT第3戦(富士)】

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【吉本大樹レースレポート SGT第3戦(富士)】 3-4 May, 2009
pic04-4.jpgのサムネール画像
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【Result】
FP(Sta) : 3rd
QF     : 18th
FP(Sun) : 1st
Final    : 9th (2pt)
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【Report/Free Practice~Qualify】
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 紫電、FP3位と好調滑り出しも、予選はトラブルでまさかの18番手pic04-2.jpg

第2戦鈴鹿に続き、この第3戦富士でも紫電のステアリングを握る事となった吉本大樹。前戦鈴鹿では決勝直前に出たマシントラブルにより結果は7位に甘んじたものの、レースでは怒涛の追い上げを見せ、そのスピードが確実に優勝を争えるレベルにある事を証明してみせた。第3戦の舞台となる富士スピードウェイは直線距離も長く、マシン特性から見れば決して紫電に有利なレイアウトとは言えないものの、周囲からは優勝候補の一角として注目を集める中で迎えたレースウィーク初日。

この日の富士は空にうっすらと雲がかかり、最終コーナーから1コーナー寄りに向けての風が吹くコンディション。朝の時点で気温は15℃、日陰に入れば若干の肌寒さすら感じさせる中、予定通りの9:15にこのレースウィーク最初のセッションとなるフリー走行が開始された。ここでまず紫電のステアリングを握ったのは加藤選手。その加藤選手は、セッション開始から10分程が経過した時点で1'45"772をマーク、まずは6番手につけピットへと戻ってくる。そして更にここからマシンに調整を加え再度コースイン、2周のアタックを行うと、ここで1'44"673の3番手タイムをマークする。この後もピットインアウトを繰り返しながら予選、決勝に向けたマシンセットを煮詰めていった加藤選手。セッション中盤過ぎにはNEWタイヤでのアタックも行い、最終的にこのセッションの3番手タイムとなった1'44"265までタイムを削ると、その後マシンを吉本へと託す。

ここでステアリングを受けた吉本は決勝レースでの使用を見据えたコンパウンドのタイヤを履きコースイン。まずは5周の計測を行い、ユーズドタイヤを履く他のマシンが1分46秒台中盤~47秒台前半のタイムで走行するなか、安定して1分46秒台前半~中盤のラップタイムを刻んでいく。その後も決勝レースを見据えたマシンのセッティングを煮詰めていき、最終的には「無理をせず、あくまでもレースラップを見据えて走らせた」としながらも1'45"773をマークしこのセッションを終了した。

その後3時間程のインターバルを置いて迎えた公式予選1回目。フリー走行終了後には徐々に日差しも差し込み始め、午前中に比べ温かさを感じる中で始まったこのセッション。セッション開始30秒前にピットを後にした紫電のステアリングを握るのは吉本大樹。その吉本はコースイン後早々に、確実に予選通過基準タイムをクリアする1'46"298をマーク。そしてすぐさまピットに戻り加藤選手とドライバーチェンジ。ステアリングを受けた加藤選手は、まずSL(スーパーラップ)で使う予定のタイヤの皮むきを行うためピットを後にする。ところがここで加藤選手から「今ネッツコーナーで一瞬パワステがおかしかった・・・」という気になる無線が。ピットに若干不穏な空気が流れ始める中、一旦ピットに戻った加藤選手は最初の予選アタックを行うためNEWタイヤを履き再度コースイン、3周の計測予定でコースへと向かう。

しかしこの直後、前のラップで加藤選手が感じた違和感は現実のトラブルとなってしまう。コースに入って程なくしたところで電気式のパワステモーターが完全に作動しなくなってしまい、マシンはパワステのアシストが全くない状態に。ステアリングを動かすことすら難しい状態となってしまった加藤選手は急遽アタックを中止、ここで緊急のピットインを余儀なくされてしまう。この時点でセッション残り時間は15分。この時点で加藤選手は1周の計測も行えておらず、順調だったフリー走行から一転、今度は時間内に最低限のアタックを行えなければ「予選落ち」すらあり得る状況に追い込まれてしまう。しかしこのモーターの交換には時間がかかる為、加藤選手は基準タイムをクリアさせるためだけにパワステのないマシンのまま再度コースイン。予選アタックとは程遠い走行ながら、想像を絶する重さのステアリングを操り1分47秒台のタイムを出して何とか基準タイムはクリアする。しかし「せめてトップ5には入っていたかった」という思惑とは裏腹に、紫電はまさかの予選18番手に沈むことになってしまった。

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【Report/Final】
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紫電、18番手スタートからの追い上げ
アクシデントにも見舞われながら、最後は9位フィニッシュ
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晴天に包まれたGW中日という事もあり、スタンドやパドックが5万人を超える観戦者に埋め尽くされたスーパーGT第3戦決勝日。コンディションも気温17℃、湿度46%と、観戦者にとっては絶好のレース観戦日和となる中、まさかのトラブルで決勝18番手スタートに沈んだ紫電もこの日午前中のフリー走行ではトップタイムをマーク、更に13:05から行われた決勝直前のフリー走行でもトップタイムをマークし、スタートのステアリングを握る加藤選手も「必ず追い上げる」という気迫に満ちた表情でマシンに乗り込んだ。

スタート進行イベントも順調に進み、定刻通りの14:00に開始されたフォーメーションラップ。そして1周の隊列走行を終えたマシン群がゆっくりと最終コーナーを立ち上がってくると、ホームストレート上ではレッドシグナル消えがグリーンに点灯。21台のGT300マシンも1コーナーに向け各車が一気に加速、サーキットが爆音に包まれる中、いよいよレース距離400Km、約2時間半に渡るスーパーGT第3戦決勝の戦いが始まった。するとファーストスティントを受け持った加藤選手はスタートから果敢にポジションアップ。18番手スタートから2周目に15番手、3周目には14番手と、最初の3周でまずは4台のマシンをオーバーテイクして見せる。しかし迎えた4周目、今度はアクシデントが加藤選手を襲う。後ろにいたポルシェ(111号車)が紫電に追突、紫電はリアウィング、テールランプ、リアガーニー周りを破損してしまう。結局この接触については111号車にドライブスルーペナルティーが言い渡されたものの、これで紫電のポジションを取り戻せるわけでもなく、結局振り出しに戻る19番手にまでポジションを落とす事となってしまった。

それでも加藤選手はあきらめることなくここから再度追い上げを開始。徐々にポジションを取り戻していくと、レース開始から10周目の時点では再度14番手までポジションを盛り返し、更にここからトップグループよりも速い1分46秒台前半のラップタイムを連発。15周目には11番手、16周目には10番手にまで浮上し、この後も前を行くマシンよりも1周1秒~2秒ほど速いペースで差を縮め、1回目のピットイン直前の数周で更にポジションをアップ。このスティントをハイペースで駆け抜けた加藤選手は、最終的に7番手までポジションを上げピットへと戻ってきて見せる。ところが4周目の追突で破損したリア周りへの応急処置が必要になった為、無常にもこのピットストップで大幅に余計な時間がかかってしまった紫電。交代した吉本が再度コースへと戻った時には、またしても17番手にまでポジションが落ちてしまっていた。

それでもレースを諦めないカーズ東海ドリーム28陣営。このスティントを任された吉本も加藤選手に負けじとトップグループを凌駕するラップタイムを並べながら3度目の追い上げを見せていく。ステアリングを受けた2周後の31周目には14番手にまで浮上、更に33周目には最終的にこのレースの紫電のベストラップとなる1'45"503のラップをマークし、35周目に13番手、38周目には12番手と、戦前には苦戦も予想されたこの富士で着実にポジションを取り戻していく。その後も吉本の勢いは衰えず、2回目のピットストップではタイヤを交換しない作戦だった為タイヤをいたわりながらの走行となったにも関わらず、トップを行くマシンと変わりないラップタイムをマークし続けBOXサインの出された55周目には9番手までポジションアップ、ここで最後のスティントを加藤選手に託すためピットへと戻ってくる。そして再度ステアリングを受けた加藤選手は最終26ラップのスティントで最後の追い上げへ。その加藤選手はタイヤ無交換ながら、やはりトップグループのマシンと遜色のないタイムを刻みつつ8番手のマシンとの差を詰めていく。しかし、このスティントでコースに復帰した時点で8番手を行くマシンとの差は30秒以上。さすがにこの差を残り周回数で詰めることは叶わず、最後は9番手のポジションでチェッカーフラッグを受けることとなった。
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【吉本大樹コメント】======================================================================
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18位からのスタートではありましたが、レース序盤でのアクシデントがなければ5位、悪くても6位には入れていたと思います。あのアクシデントでポジションを落とした事は勿論、ピットストップでの修復作業に必要のない時間がかかってしまいましたから...。やはり後方からスタートすればこういったアクシデントの確率も上がってしまいますから予選でのトラブルが何よりも痛かったですね。

レースでは1回目のピットストップを終えて僕がコースに戻った時には既に周回遅れでした。前をゆくマシンが何番手なのかあまり把握できていない状況でしたが、とにかく前へ出ることばかり考えていました。1周前を行くRX7が前を走っていて、そのペースが目に見えていたので、最初からまともに走れてさえいれば...。と悔しい気持ちになりましたが、仕方がありません。タイヤ無交換で最後に走った加藤さんのペースはかなり良かったんですが、レースが終わってみればタイヤからは既にワイヤーが見えていました。出来る限りの仕事はしたと思います。

2戦続けてまともにレースが出来なかった悔しさはありますが、チームのモチベーションが更に高まった事は間違いないです。次のセパン、まだ決まっていませんが、もし乗れる事になれば確実に勝ちにいきます。
応援ありがとうございました!

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SUPER GT

SGT:第3戦富士 レクサス チーム ペトロナス トムスのSC430が僅差の2位フィニッシュ (TOYOTA)

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ファイナルラップで素晴らしい追い上げを見せたが
惜しくも2位でフィニッシュしたPETRONAS TOM\'S SC430 36号車

 SUPER GTの第3戦「FUJI GT 400km RACE」が5月3日(日)、4日(月・祝)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 恒例のゴールデンウィーク開催となり、予選日、決勝日をあわせて7万8千人以上のモータースポーツファンが富士に集結、熱戦に酔いしれた。

 今大会は、通常よりもレース距離の長い400kmで争われ、レース中のピットイン、ドライバー交代も2回義務づけられることととなった。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスにレクサスSC430が5台出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 3日(日)午前9時15分から1時間半に渡って行われた公式練習に続き、午後1時40分から予選1回目がスタート。PETRONAS TOM'S SC430 36号車が2番手、KRAFT SC430が4番手、公式練習でトップタイムのENEOS SC430 6号車が5番手でスーパーラップに進出。第2戦で勝利を挙げ、50kgのウェイトハンデを課されたZENT CERUMO SC430 38号車は9番手。DUNLOP SARD SC430 39号車が12番手となった。

 スーパーラップでは、36号車が見事なアタックを見せたが、最後に逆転され、僅か0.072秒差で2番手。 35号車、6号車は5、6番手グリッドとなった。

 GT300クラスでは、ウェッズスポーツIS350 19号車とCOROLLA Axio apr GT 74号車がスーパーラップに進出し、19号車が3番手、74号車が8番手につけた。

◆決勝◆

 4日(月・祝)、やや雲がかかっているものの過ごしやすい天候の下、5万人の観客が見守る中で午後2時に400kmレースのスタートが切られた。

 最前列2番手グリッドの36号車は好スタートを切り、1コーナーでアウトから首位奪取を狙ったが、立ち上がりで行き場を失い、コースアウト。これで5位までポジションを落としてしまった。その直後に前走車が接触を喫したため、36号車が3位、35号車が4位、6号車が5位となり、この3台を含む上位5台が首位グループを形成して序盤戦へと突入した。

 20周を過ぎたあたりから各車1回目のピットインを開始。首位を争っていたライバル勢よりも遅めのピット作戦を採った36号車は、ピット作業の速さにも助けられ、全車がピットを終えた時点でトップに浮上した。

 その後、58周目まで首位を走行した36号車であったが、2度目のピット時の作業時間の差で、首位を争っていたMOTUL AUTECH GT-R 1号車の先行を許してしまった。

 後方では、6号車がHIS ADVAN KONDO GT-R 24号車を激しく攻め、手に汗握る4位争いを展開。何度か並びかけながらも、なかなか逆転に至らない6号車は、残り4周となったストレートエンドでブレーキング勝負に出たが、痛恨のコースアウト。コースへは復帰したが、その後35号車にもかわされてしまった。

 首位争いは、1位1号車、2位36号車のまま、一時は7秒以上にまでその差は広がったが、終盤に来て36号車が激しい追撃を開始。ファイナルラップにはみるみるその差は縮まっていき、最終コーナーではテール・トゥ・ノーズ状態に。しかし、僅かに及ばず、0.219秒差で36号車は2位チェッカー。2戦連続の2位表彰台獲得となった。

 35号車が5位、6号車が6位、今大会は苦戦を強いられた38号車が9位、39号車が10位でフィニッシュし、レクサスチームの5台は全車がポイント獲得を果たした。

 今大会の結果、ドライバーズランキングでは、 36号車の脇阪 寿一/アンドレ・ロッテラー組が首位に1ポイント差の2位浮上。8位に終わったものの、38号車の立川 祐路/リチャード・ライアン組も首位に4ポイント差の3位に付けている。

 GT300クラスでは、19号車が5位。avex apr COROLLA Axio 31号車が7位入賞。TDP若手コンビの74号車も8位に入り、開幕から3戦連続でのポイント獲得となった。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
ゴールデンウィーク開催の今大会は、ご来場頂いた多くのレースファンの皆様に、内容の濃いレースを見て頂けたと思う。予選、決勝ともトップ争いは出来ていたものの、僅差のバトルを競り勝つためにはもう少しの速さが必要だと実感させられた。これから中盤戦に向けても更なるレクサスSC430の開発を進め、次戦以降の優勝と年間タイトルを狙って行きたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SGT:第3戦富士決勝 MOTUL AUTECH GT-Rが、ポールtoウィン! (NISMO)

 ゴールデンウィーク恒例のイベントとして定着したSUPER GT第3戦。今年の決勝レース日は、薄曇りながら穏やかで暖かい一日となり、家族連れなど50,000人もの観客が集まった。

 前日に行われた公式予選で、前戦の鈴鹿に続いてポールポジションを獲得した#1 GT-Rは、本山哲が決勝のスタートドライバーをつとめた。一周目からリードを築きたい本山に対し、各車とも序盤での逆転をもくろんで盛んに本山の背後を狙った。その序盤の混戦の中、9周目に#1 GT-Rをかわして首位に躍り出たのは「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベリラ/荒聖治)であった。20周目にピットインするまで、#24 GT-Rはリードを続けた。ピットワー クの差で#1 GT-Rが先行してコースに復帰するものの、レースリーダーは#36レクサスSC430に代わっていた。ドライバー交代した#1 GT-Rのトレルイエは、チャンスをうかがいながら#36 SC430を追い、タイム差を広げずに後半へと突入した。

 60周目にピットインし迅速なピットワークでコースに戻ると、ふたたび逆転に成功。#1 GT-Rは約6秒の差をつけて、首位に返り咲いた。その後、残りの周回を走った本山は、後続との間合いを図りつつ、安定したラップタイムで走行。トップ奪還を目指す#36 SC430が盛んに追い上げ、また、GT500クラスの周回遅れに進路を塞がれたため最終ラップには0.2秒差まで詰め寄られたが、隙を見せずにゴールラインを走り抜けた。

 予選8位の位置から飛び出して序盤にオリベイラがトップを快走した#24 GT-Rは、1回目のピットイン後3位を走行。開幕戦の岡山で優勝している同車は46kgのハンディウェイトを積んでいたが、GT-R勢の中で最も重い車重にも関わらず、それを感じさせない走りに注目が集まった。レース中盤の周回を担当したドライバーの荒は、後続車に仕掛けられるたびに巧みにこれらをかわし、3位を守ったまま2度目のピットインに滑り込んだ。#24 GT-Rは、オリベイラがドライブした残り周回も軽やかな走りが印象的だった。しかし、それを上回る猛烈なペースの#8 NSXに4位を明け渡してしまう。その後、さらに後続車が追いすがりテールトゥノーズの接戦を繰り広げたが、オリベイラが4位を堅守。そのままチェッカーフラッグを受け、ポイントランキング首位となった。

 予選7位の「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、クインタレッリが決勝レースをスタート。序盤の混戦で一時10位に順位を落としたが、1回目のピットインで交代したルーキーの安田はハイペースで上位車に迫り、途中7位にポジションアップを果たす。その後、3回目の走行を担当したクインタレッリは安定した周回を重ね、総合7位でレースを終えた。

 スーパーラップで4位のタイムを出した「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、オープニングラップの混戦状態の中、ヘアピンで行き場を失った松田が先行車両に接触。フロントセクションを破損して早くもピットインすることに。修理してコースに復帰したが、その後このアクシデントに対するドライブスルーの裁定を受けて再びタイムロスとなった。その後もパンクや駆動系のトラブルなどの不運もあり、63周まで走行してレースを終了した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SGT:第3戦富士 ARTA NSX (ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)が3位表彰台を獲得 (HONDA)

2009年5月4日(月) 決勝 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:予選/晴れ 決勝/曇り 気温:22℃(14:00現在) 路面温度:38℃(14:00現在) 決勝レース:88周(401.544km) 観客:5万人(主催者発表)

gt_r03_h_01.jpg  5月4日(月)、静岡県にある富士スピードウェイにおいて2009 オートバックス SUPER GT第3戦「FUJI GT 400km RACE」の決勝レースが開催された。

 今年の富士スピードウェイ第3戦は、レース距離が昨年までの500kmから400kmに短縮され、2回以上のピットインが特別規定で義務付けられることとなった。そのため各チームのピットタイミングと作業時間がレースのカギを握ると予想された。また、Honda NSX-GT勢は、#100 細川慎弥選手(RAYBRIG NSX)がペナルティにより出走できないため、松浦孝亮選手がRAYBRIG NSXをドライブすることとなった。

 3日(日)に開催された公式予選では、決勝グリッドが8台のマシンによって争われるスーパーラップに出場した#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が、3番グリッド獲得となる1分34秒台の快走を見せ、決勝レースへの期待を見せた。#100 井出有治/松浦孝亮組(RAYBRIG NSX)は10番グリッド、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)が11番グリッド、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が13番グリッド、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)は14番グリッドから決勝レースを迎えることとなった。

 4日(月)の決勝日は曇り空ながら、気温22℃、路面温度38℃という絶好のコンディションとなった。総勢36台(GT500クラス計15台)のマシンは、午後2時にローリングスタートを切り400km(88周)のレースが始まった。

 オープニングラップは、予選3番手のR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)がホールショットを奪う絶好のスタートを切るが、4コーナーとなる100Rで、#1 MOTUL AUTECH GT-Rがトップに浮上。さらに、直後のヘアピンコーナーでR.ファーマン選手のイン側に並びかけたマシンがブレーキングでバランスを崩してスピン。R. ファーマン選手のマシン左後部に追突して、2台はコースアウトを喫してしまう。2台ともすぐにコース復帰を果たすものの、NSX-GTのオープニングラップは、#100 RAYBRIG NSXの井出選手が8位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が9位、#17 KEIHIN NSXの金石選手が10位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が12位、#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手が14位と出遅れてしまう。

 思わぬ後退を強いられたR.ファーマン選手は、12周目には10位まで浮上するほど激しい追い上げを見せる。NSX-GTトップの井出選手 (#100 RAYBRIG NSX)は、徐々に順位を上げて3台の3位争いに加わり、5位を走行する。R.ファーマン選手は、15周目に7位まで浮上し、3位グループを追う展開となる。

 21周目の1コーナーで、井出選手が4位に浮上する。トップ争いの2台は直後の21周終了時に1回目のピットインを敢行したため、井出選手は暫定2 位までポジションを上げることとなった。次周の22周目終了時に、井出選手が1回目のピットインをして松浦選手にドライバー交代を行った。

 ほぼ全車が1回目のピットインを敢行した32周終了時点で#100 RAYBRIG NSXの松浦選手は6位、#8 ARTA NSXの伊沢選手が7位、#32 EPSON NSXの中山選手が9位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が11位、#17 KEIHIN NSXの塚越選手が12位を走行する。33周目には、伊沢選手が松浦選手をパスして6位に浮上し、1分37秒台のハイペースで前に迫る走りを見せる。

 伊沢選手は、41周目に前を走る3位グループの3台に追いつき、4台の激しいバトルが展開される。そして、44周目の最終コーナーで5位に浮上、さらに前を走る2台をテール・トゥ・ノーズの状態で攻め続ける。54周終了時に10位までポジションを下げた松浦選手がピットイン。井出選手にドライバー交代を行い、前後タイヤ交換と給油を36秒8のピット作業で行った。

 激しさを増す3位争いは、60周終了時に伊沢選手が先にピットイン。R.ファーマン選手にドライバー交代をしてコースに復帰する。このピットインでのすばやい作業が功を奏して、#8 ARTA NSXは実質4位にポジションを上げた。さらにR.ファーマン選手は、3位を狙うべく果敢な走りを続けていく。

 67周終了時点で、NSX-GT勢はR.ファーマン選手が4位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が8位、#100 RAYBRIG NSXの井出選手が9位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が10位、#17 KEIHIN NSXの金石選手が13位を走行する。

 3位のマシンにプレッシャーをかけ続けていたR.ファーマン選手は、68周目の最終コーナーでインを差し、ホームストレートでの激しいバトルの末、1コーナーを制して3位に浮上した。

 この結果、3位の#8 ARTA NSXは後続を20秒近く引き離して88周のチェッカーフラッグを受けた。NSX-GT勢は、#32 EPSON NSXが8位、#100 RAYBRIG NSXが11位、#17 KEIHIN NSXが12位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが13位で完走を果たした。優勝は、#1 MOTUL AUTECH GT-Rだった。

 シリーズタイトル争いでは、ドライバー部門でR.ファーマン選手/伊沢選手が計22ポイントの4位、小暮選手/道上選手が計21ポイントの5位となった。チーム部門は、#18 TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECTと#8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリが計29ポイントで4位、5位につけている。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「今回の予選でスーパーラップに進出できたのは8号車の1台のみで、ライバルに対して水をあけられた感は否めません。その厳しい状況の中で8号車は最適なセッティングを見つけ出し、予選、決勝とも安定した速さを見せてくれました。それだけにオープニングラップでのアクシデントが悔やまれます。そのような状況においてもラルフ・ファーマン、伊沢拓也の両選手が着実に順位を上げ3位表彰台を獲得し、NSX-GTのポテンシャルを証明してくれたことは、高く評価したいと思います。次戦のマレーシア・セパンサーキットでは、例年暑さとの戦いになります。エンジンも4レース目になりますので信頼性を高めるとともに、このインターバルでNSX-GT全体の戦闘力を高めたいと思います」
ラルフ・ファーマン選手(3位 #8 ARTA NSX)
 「すばらしいスタートができたけれど、ヘアピンで起きたアクシデントは最悪でした。でも、マシンのダメージが少なかったので、あきらめずに全力で追い上げました。伊沢さんも本当によい走りをしていたので、2回目の走行は絶対に3位でゴールしようと考えていました。今週、スタッフは、マシンセッティングもピットワークも完ぺきな仕事をしてくれました。表彰台を獲得できたのは彼らのおかげです。本当に感謝したいと思います」
伊沢拓也選手(3位 #8 ARTA NSX)
 「前戦からマシンの調子はよかったのですが、今回はラルフ(ファーマン)がさらにマシンセッティングを仕上げてくれました。予選もラルフの走りで好位置につけてくれて、優勝を狙えるポジションにいると感じていました。オープニングラップのアクシデントは不運としか言いようがありませんでしたが、その後はラルフも僕もチームスタッフもノーミスでレースを戦うことができました。僕自身としては、3位争いで前の2台を抜けなかったことが今後の課題だと思います。次戦のマレーシア・セパンサーキットでは、ウエイトが課せられますが期待できると思います。応援をよろしくお願いいたします」

Text & Photo: HONDA

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SUPER GT

第3戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

090504Kaiken

090504KaikenGT500GT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R
本山 哲

本当にうれしいのと、安心しました。ここで勝てたことで、漸くシリーズチャンピオン争いに参加できます。 前回のレースをああいう形で落としたことで本当にもう後がなかったのですが、ここからきちんとスタートを切ることが出来たので、 これからも頑張っていきたいです。
スタート時のガソリンが重めだったので序盤はペースが上がらず苦しかったんですが、その分給油時間を短めに出来たので、 中盤ブノワがトムスに追いついた時点で勝てると思いました。自分でも全力でプッシュしてアンドレ(ロッテラー) とイーブンのペースで走れれば勝てると思いましたが、 最後は周回遅れの500クラスが順位を争っているのに引っかかってる間にアンドレにみるみる迫ってこられて、 残り2週は緊迫したレースになりました。
ニスモとトムスが400kmを通していい戦いをしたので、面白いレースになったんじゃないでしょうか。
本当は鈴鹿でこれが出来るはずだったんですけど、まぁ3度目の正直ってことで。

ブノワ・トレルイエ
ハッピーです。
(ペナルティポイントじゃない)ちゃんとしたポイントが獲得できたし、いいレースが出来ました。スタッフも頑張ってくれて、 ピット作業も完璧でした。クルマも調子良かったです。
富士では頻繁に周回遅れに引っかかるのがネックなんですが、こんどはペナルティを受けたくないので慎重にかわしました。
ただ、常に全力でプッシュしなければならなかったので、ハードなレースだったといえるでしょうね。
でも、これで漸くチャンピオン争いに参加できることになったし、ディフェンディングチャンピオンとしても優勝できてよかったです。

090504KaikenGT300GT300クラス #43ARTA Garaiya
高木 真一
ハッピー!(笑)
今回は予選からいい流れできて、完璧な形でレースを戦い、勝つことが出来ました。
最初に抜かれてしまいましたが、ダイシンがタイヤ無交換という作戦できたのに対して、 ミシュランのソフトタイヤの威力を発揮できてよかったです。
(序盤のオーバーテイクについて)あの前に一度、3周目のヘアピンで彼が飛び出していて、 その後のダンロップのライン取りが右寄りになるのを見て、『今度同じことになったら絶対いってやろう』 と思っていたら15周目にそのチャンスが来て、思い切ってダンロップでアウトから仕掛けました。うまくいったし、 青木君もライン1本残してくれたので良かったです。

新田 守男
何としても富士で勝ちたかったんです。前回は自分のミスでレースを落としてしまいましたが、今回は誰一人ミスすることなく、 完璧に仕事をこなしました。
ミシュランのソフトもいいパフォーマンスを発揮してくれました。
(通算最多勝について)長く乗せていただいてるお陰です。応援してくださるスポンサーさんやファンの皆さんに感謝しています。 これからもずぅっと乗っていたいです。今年で引退南下するつもりはありませんので、ここでハッキリ言っておきます(笑)

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SGT:第3戦富士決勝結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
150011MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS882:26'09.788
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS30880.219
350038ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS228818.997
4500424HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH468839.195
5500535KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS128845.975
650066ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS188847.407
750073HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI881'13.285
8500832EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL12881'13.515
9500938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS50881'34.186
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL2881'38.599
1150011100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS6871Lap
125001217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS22871Lap
135001318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS42871Lap
145001421ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH835Laps
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI42826Laps
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH10826Laps
1730037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH52817Laps
18300426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
YH4817Laps
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH46817Laps
20300646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH30817Laps
21300731avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH4817Laps
22300874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI16817Laps
2330092プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH18808Laps
24300105マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH808Laps
253001130RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH6808Laps
263001255J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH799Laps
2730013*111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH799Laps
2830014110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH799Laps
2930015*10JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH7810Laps
3030016666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH7810Laps
3130017808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH7612Laps
323001866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH7018Laps
3350015*12IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS386325Laps
3430019*88triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH5830Laps
---- 以上規定周回数(GT500:61Laps / GT300:57Laps)----
-300-87giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH5335Laps
-6300-11JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH324147Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 ENEOS SC430 1'36.343 (67/88) 170.503km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.43 ARTA Garaiya 1'44.738 (48/82) 156.837km/h
  • CarNo.12は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a.およびb.(接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.111,88は、2009 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a.(接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.10は、2009本大会特別規則書第27条3.(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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SUPER GT

第3戦富士決勝 モチュールGT-Rが待望の初勝利!! GT300クラスもARTAガライヤが制し、2クラスともポール・トゥ・ウィン!

2009オートバックス スーパーGT第3戦、「富士GT400kmレース」は5月4日、 晴天の富士スピードウェイで88周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ ロッテラー組)の追撃を退け、待望の今季初勝利をもぎとった。
GT300クラスも、ポールシッターの#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)を退けて優勝。
終わってみればGT500、GT300ともにポール・トゥ・ウィンという結果となった。
(天候:曇り時々晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日28,500人 決勝50,000人 延べ78,500人)

090504GT500Winner  090504GT300Winner

090504StartGT500

090504DogFightGT500

090504Winner2GT500

090504GT500Top3

090504StartGT300

090504DogFightGT300

090504Winner2GT300

090504GT300Top3

決勝レースは午後2時にフォーメーションラップを開始。
スタート直後の1コーナーでは2番手スタートの#36ペトロナスSCを駆るロッテラーが#1モチュールGT-Rの本山に果敢にアウトから並びかけていく。
しかし本山も一歩も譲らず、立ち上がりでアウト側にはみ出したロッテラーは#8ARTA NSXのラルフ・ファーマン、 #12カルソニックGT-Rの松田次生、#24HIS GT-RのJ.P.オリベイラらの先行を許し一気に5位に後退する。

ところが2位、3位に繰り上がったARTA、 カルソニックの2台はモチュールを攻め立てつつサイドバイサイドで飛び込んでいった1周目のヘアピンで接触、ARTAはスピンアウト、 カルソニックは左フロントフェンダーを破損してピットイン、2周を失うこととなった。
これにより8号車はクラス14位、12号車は最下位に転落。
しかもこのアクシデントの原因が12号車のスピンだったため、カルソニックGT-Rには5周目にドライブスルーペナルティが課され、 完全にレースから脱落することとなった。

これでトップ集団は#1モチュール、#24HISのGT-R勢が1-2、3番手にはペトロナスSCが順位を挽回してきた。
多めの燃料搭載により中々ペースの上がらない#1モチュールの背後を1秒以内の僅差で追い上げる#24HIS GT-RはGT300の周回遅れが出始めた8周目辺りから一気に間隔をつめ、9周目についにトップに躍り出た。
しかし1号車を駆る本山も懸命にオリベイラに食い下がり、 トップ2台はその後も1秒前後の僅差で周回を重ねて20周終わりで揃って1回目のピットストップを行った。

ここで1号車の作戦が功を奏した。
スタート時に多めに燃料を積むことでピットでの給油時間の短縮を目論んだニスモのメカニックは、 コンドウレーシングより4秒短い31秒で1号車を送り出した。

しかし全てのチームが1回目のピットストップを終えた段階でトップに立ったのはモチュールGT-Rではなく、 28周終わりまで最初のスティントを引き伸ばし、ピット作業を30.6秒で終えたペトロナスSCだったのだ。
ロッテラーからステアリングを託され、1号車の前でコースインした脇阪を猛然と追い上げるトレルイエは、最終コーナー、1コーナー、 ダンロップと、ありとあらゆる場所で執拗に脇阪を攻め立てるが、脇阪も巧みなライン取りと周回遅れを使ってトレルイエを押さえ込む。
このトップ争いは、両者のラップタイムの上下にしたがってコンマ8秒から3秒弱の間で推移し、 36号車が2度目のピットストップを行う59周目まで続いた。
ここでの作業時間は36.2秒。残り周回数を考えれば悪くない数字だ。

しかし次の周でピットに飛び込んだモチュールGT-Rの作業時間は27秒。
これにより本山は見事にロッテラーの遥か前方でピットアウトすることに成功した。

本山は一時7.7秒ものマージンを築き上げたが、 ロッテラーも75周を過ぎた辺りから1分36秒台を連発するハイペースで追い上げてきた。
そしてついに、ファイナルラップを迎えたところで両者の差は1.559秒にまで接近してきた。

13コーナー、プリウスコーナーと続く最終セクションで周回遅れに詰まった本山に一気に近づいていくロッテラーは、 ついに最終コーナーで本山のインにノーズをねじ込んでいった。
しかしあと一延びが足りなかった。
フィニッシュラインを通過した時点での2台の差は僅か0.219秒。
開幕戦から予選での速さを決勝に結び付けられなかった#1モチュールGT-Rは、3戦目にして待望の勝利を5万人の観衆の前で達成した。
2位にペトロナスSCに続いては、#8ARTA NSXが3位表彰台を獲得。
オープニングラップのアクシデントで大きく順位を落とした8号車だったが、その後のファーマン、 伊沢拓也の積極果敢な走りでしぶとく順位を挽回してみせた。

また、これにより本山の通算勝利数は11となり、再び立川祐路と並ぶ歴代1位タイとなった。

GT300クラスは、開始早々に予選2番手の#81ダイシンフェラーリがトップに立ち、#43ガライヤを引き離しにかかるが、 ガライヤも周回を重ねるうちに次第にペースを上げていき、6周目の最終コーナーでは81号車のインを伺うまでになった。

しかしFIA-GT仕様のダイシンフェラーリはストレートスピードでの優位を生かし、中々付け入る隙を与えない。
最終コーナーで並びかけるガライヤを、フェラーリがストレートで突き放す、というバトルがここから何度となく繰り返された。

その均衡が破れたのは15周目だった。
ダンロップコーナーで右よりのラインを取る青木の動きを観察していた高木は、ここで一気にアウト側に並びかけ、見事トップを奪い返すと、 コーナリングスピードに勝るガライヤの特性を生かしてセクター3で一気にダイシンフェラーリを突き放しにかかった。

抜かれたダイシンフェラーリは30周終わりで最初のピットイン。タイヤ無交換という奇策で藤井をコースに送り出すが、 ガライヤも33周終わりで行った最初のピットストップを短めの給油時間で切り上げ、 タイヤ4本交換ながら26.4秒という短時間で新田を送り出した。

これにより#43ガライヤは見事#81フェラーリの前でコース復帰、新品のソフトタイヤを生かして着実にマージンを築き上げていく。
50周を終える頃には両者の差は24.317秒にまで広がっていた。

その後、ダイシンは56周終わり、ガライヤは62周終わりで2度目のピットストップを行うが、 これを終える頃には37秒以上もの大差がついていた。
その後、ダイシンフェラーリを駆る青木はガライヤを上回るハイペースで追い上げていったが、時既に遅し。
結局青木は高木の12.008秒後にチェッカーを受けることとなった。
3位には#7雨宮RX-7が入った。

次戦の舞台はマレーシアのセパンサーキット。
海外での開催ということで新型インフルエンザの影響が心配されるが、 GTアソシエイションは予定通り開催すると今朝の定例会見で明言している。
第4戦決勝は6月21日スタートだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

第3戦富士 スターティンググリッド&スタートドライバー

■GT500 Class

 1
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*本山 哲 / ブノワ・トレルイエ
BS
*1'34.622

 2
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 30
*1'34.694

 3
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS 22
*1'34.705

 4
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS 38
*1'34.954

 5
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
*石浦 宏明 / 大嶋 和也
BS 12
*1'35.102

 6
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS 18
*1'35.631

 7
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI
*1'36.981

 8
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 46
*1'40.428

 9
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
*立川 祐路 / リチャード・ライアン
BS 50
1'35.579

10
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 松浦 孝亮
BS 6
1'35.714

11
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 中山 友貴
DL 12
1'35.886

12
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL 2
1'35.974

13
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS 42
1'36.015

14
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS 22
1'36.021

15
21 ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
*都筑 晶裕 / 土屋 武士
YH
1'41.840



■GT300 Class

 1
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男 / *高木 真一
MI 42
*1'42.936

 2
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
*青木 孝行 / 藤井 誠暢
YH 10
*1'43.235

 3
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学 / *片岡 龍也
YH 46
*1'43.842

 4
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH 32
*1'43.932

 5
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH 52
*1'44.242

 6
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH
*1'44.430

 7
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦 / マルコ・アピチェラ
YH
*1'44.552

 8
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI 16
*1'45.258

 9
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也 / *山内 英輝
YH 4
1'45.371

10
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
1'45.448

11
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*黒澤 治樹 / 阿部 翼
YH 4
1'45.451

12
30 RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 山野 直也
KH 6
1'45.516

13
111 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
*壷林 貴也 / 池田 大祐
KH
1'45.549

14
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH 30
1'45.673

15
55 J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH
1'45.731

16
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士 / *坂本 祐也
YH
1'45.878

17
110 KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
*谷川 達也 / キム ハンボン
KH
1'45.882

18
2 プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*加藤 寛規 / 吉本 大樹
YH 18
1'46.298

19
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸 / *川口 正敬
YH
1'46.501

20
666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟 / *山下 潤一郎 / 宮本 隆士
KH
1'46.523

21
808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
*菊地 靖 / 田ヶ原 章蔵
YH
1'50.317



*印がスタートドライバー

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SUPER GT

第3戦富士フリー走行 ペトロナスSCがトップタイム。GT300は紫電

2009スーパーGT第3戦の決勝前フリー走行は、#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ ロッテラー組)がトップタイム。
GT300は#2プリヴェアップル紫電(加藤寛規/吉本大樹組)がトップだった。

090504FreeGT500 090504FreeGT300

決勝日を迎えた富士スピードウェイは、朝方厚い雲が出ていたものの、次第に空は明るくなり、 フリー走行が行われる午前8時45分には晴れ間が覗くようになった。
気温は依然として低めだが、昨日のような強い風は吹いていない。
フリー走行は30分間で行われた。

今回からレース距離が100㎞短縮されたほか、ピットストップ回数に関しても2回と予め規定されることになり、 各チームとも昨年までとは違った作戦で決勝を戦わなければならないうえ、2デイ開催の導入とテスト制限により、 今年はセッティングに割ける時間も限られており、この30分の走行時間の重要性はこれまでになく増している。
そのため、各チームチェッカーぎりぎりまで周回を重ねることとなった。

そうした中、いち早くトップタイムを記録したのが、昨日の予選でフロントローを獲得した#36ペトロナスSCだった。 タイムは1分36秒294だ。
2番手には予選3位の#8ARTA NSXがつけ、こちらも好調ぶりをアピールした。

一方、ポールシッターの#1モチュールGT-Rは残り6分まで3位の位置につけていたが、 #6エネオスSCに割って入られて最終的に4位となった。それでもトップのペトロナスからは0.288秒差とまずまずのタイムが出ており、 決勝での好結果が期待できそうだ。

また、昨日予選通過基準タイムをクリアできず、出走嘆願の出ていた#21アストンマーチンDBR9はフリー走行の結果により、 決勝への出走が認められている。

GT300クラスは開始早々に#2紫電がトップタイムを記録。
予選こそ18位に終わったものの、今回もセカンドドライバーに吉本大樹を迎えて決勝での巻き返しに期待がかかる。
2番手には昨日の公式練習から好調ぶりを見せていた#81ダイシンフェラーリがつけ、ポールシッターの#43ARTAガライヤが3番手。 2位の#81フェラーリとの差はわずか0.189秒と、こちらも接戦が期待できそうだ。

なお、終了5分前に#32エプソンNSXと#10ジムゲイナーフェラーリがコカコーラコーナーで接触したが、 こちらはレースアクシデントとして処理されている。

第3戦決勝は午後2時より、88周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

 

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SUPER GT

第3戦富士フリー走行結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'36.294-170.590
250028ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'36.464 0.170170.289
350036ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS181'36.470 0.176170.279
450041MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'36.582 0.288170.081
5500539DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL21'36.584 0.290170.078
6500612IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS381'36.778 0.484169.737
7500735KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS121'36.913 0.619169.500
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH461'37.012 0.718169.328
9500917KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS221'37.077 0.783169.214
1050010100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS61'37.221 0.927168.963
115001118ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'37.298 1.004168.830
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS501'37.323 1.029168.786
135001332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL121'37.388 1.094168.674
14500143HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田 裕信
MI1'37.669 1.375168.188
155001521ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'41.922 5.628161.170
1630012プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH181'44.314 8.020157.475
17300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井 誠暢
YH101'44.336 8.042157.441
18300343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI421'44.525 8.231157.157
19300488triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH1'45.006 8.712156.437
20300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH461'45.080 8.786156.327
21300626UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
YH41'45.134 8.840156.246
22300711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
YH321'45.569 9.275155.602
23300846エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH301'45.721 9.427155.379
2430095マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫 オヤジ
YH1'45.788 9.494155.280
253001074COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI161'45.849 9.555155.191
263001166triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH1'45.897 9.603155.121
27300127M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'45.901 9.607155.115
283001330RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野 直也
KH61'46.015 9.721154.948
2930014110KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キム ハンボン
KH1'46.41110.117154.371
303001531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH41'46.47810.184154.274
313001655J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉 洋史
YH1'46.91910.625153.638
323001787giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH1'47.29711.003153.097
3330018111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田 大祐
KH1'47.66611.372152.572
343001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口 正敬
YH1'48.39112.097151.551
3530020666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本 隆士
KH1'49.91113.617149.455
3630021808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YH1'50.94914.655148.057

※ 大会審査委員会は、フリー走行の結果により、CarNo.21の決勝レース出場を認める。

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SUPER GT

SGT:第3戦富士予選 MOTUL AUTECH GT-R、ポールtoフィニッシュを狙う (NISMO)

 ゴールデンウィークの富士恒例のイベント、SUPER GT第3戦は今年は例年より100km短い400kmレースとして開催される。5月3日は朝から晴天に恵まれ9時15分から1時間半の練習走行が行われた。「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、セッション終盤に3位のタイムをマーク。46kgのハンディウェイトを搭載する「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が6位とまずまずの位置につけたが、ハンディウェイト38kgの「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は10位、「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は11位とセットアップが決まらなかった。

 13時40分、やや雲がかかってきて気温は20℃、路面温度はあまり上がらず28℃止まりというコンディションで予選1回目がスタートした。GT500は全15台が出走。GT300との混走枠では#12 GT-Rが1分35秒824でトップを奪い、#1 GT-Rは3位。#3 GT-R、#24 GT-Rを含めGT-Rのドライバー8名は全員が基準タイムをクリアした。

 14時15分から10分間はGT500の専有走行枠。残り2分となって今回も予選アタックを担当する本山が1分34秒773をマークしてトップに立った。各車アタックに入るがトップタイムを更新する車両はなく、本山がトップで予選1回目は終了。終盤にタイムを更新した#3 GT-Rが3位、#12 GT-Rが7位、#24 GT-Rが8位とGT-Rは4台すべてがスーパーラップ(SL)への進出を果たした。

 15時49分、GT500のSLが始まった。路面の影はなく明るい曇天で気温は18℃、路面温度は24℃と低下。アタックまでにタイヤをいかに暖められるか、ドライバーの経験とテクニックが問われるセッションとなった。SLトップバッターの#24GT-Rのオリベイラは、100Rの入り口でスピンを喫し大幅にタイムロスし8位にとどまった。次にコースインした#12 GT-Rの松田は38kgのウェイトにもかかわらず、1分34秒954で4位へポジションアップを果たした。また6番目に出走した#3 GT-Rのクインタレッリはコカ・コーラコーナーの出口でイン側にわずかにコースオフを喫してタイムロスし7位となった。そして最後に登場した本山は、セクター1と2をきれいにまとめ、そして最後のセクター3で抜群の速さを見せると1分34秒622で2戦連続となるポールポジションを獲得した。「朝の走行でセクター3が遅く、ベンちゃん(トレルイエ)に『スムーズに走れ』と言われました。富士の予選はあまり相性が良くないので(ポール獲得の)自信はなく不安が多かったのですが、今よりも明日のレースが終わってから喜びたい」と本山は気持ちを引き締めなおしていた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT

第3戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

090503PP

GT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R
本山 哲

朝の公式練習では、走り出しから順調にいけそうだと思っていましたが、路面がスリッピーだったことや、 事前テストが制限された影響でセットアップを詰め切れていないこともあり、思ったより難しいなと感じました。
予選では路面温度が低かったせいでタイヤのウォームアップが難しく、特にフロントタイヤのウォームアップに充分な時間が取れなかったので、 抑え気味に、GT300の高木選手みたいに走ろうと心がけたのがうまくいきましたね。
ベンちゃん(トレルイエ)からも「もっとスムーズに」とアドバイスされました。
前回の鈴鹿ではああいう形でレースを失ってしまったので、今回はきちんとゴールしたいです。 ポールからそのままトップのままでフィニッシュしたいですね。
前回ポールを獲ったときは勿論嬉しかったですが、今回はレースを走りきってから喜びたいと思います。

ブノワ・トレルイエ
今日は暇すぎて眠かったです。
ペナルティを貰っているせいでアタックが出来ないので、今日はセッティングを煮詰める仕事に集中するよう心がけました。 僕の本当の仕事は明日なんだと言い聞かせて。
本山選手にはおめでとうといいたいですね。

GT300クラス #43ARTA Graiya
高木 真一

午前中の公式練習で新田さんにタイヤ選択をお願いしましたが、今回持ってきたソフトタイヤが見事にハマって、いいフィーリングで走れました。
ロングランでもいいフィーリングが得られ、今まで苦手だったセクター3もスムーズに走れました。
ミシュランさんが持ってきたソフトタイヤのお陰でいい流れが着ていると思います。
今回は今までと違って2ピットで走らなければなりませんが、このソフトのフィーリングがきっと生きてくると思います。
(ライバルのF430は)速いです。トラクションコントロールが付いているので、特にリヤタイヤに易しい。明日は長いレースなので、 この利点を効果的に使ってくるでしょうね。

新田 守男
持込の段階からいいセットが仕上がってました。路面コンディションがマッチしてませんでしたが、 いいセットから始められたことでうまくソフトタイヤに合わせられました。
今までは1ピット作戦でしたが、新しい作戦で行かなきゃならなくなったので、明日の決勝がうまくいくかどうかはわかりません。
当面のライバルはヨコハマ勢だと思いますが、もしノー交換なんてやってきたらどうしようかと思ってます。
(ライバルのF430は)あのフェラーリのポテンシャルが高いのは良く知っていますが、 今のガライヤのコーナリングパフォーマンスのほうがうえだと思います。ですがFIA-GT仕様はストレートが速いので、 一度前に出したらパッシングは難しいでしょうね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

第3戦富士スーパーラップ モチュールGT-R&本山哲が2連続ポール達成!

2009スーパーGT第3戦、富士GT400kmレースは、予選1回目で暫定ポールとなった#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)がスーパーラップでも速さを見せつけ、前戦鈴鹿に続いてポールポジションを獲得する結果に。
GT300クラスも、 予選1回目で暫定ポールの#43ARTAGaraiya(新田守男/高木真一組)が公式練習トップの#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)の追撃を退けてポールポジションから明日の決勝レースに臨むこととなった。

090503SLGT500 090503SLGT300

スーパーラップは午後3時20分、GT300クラスの走行から開始された。
昼過ぎに行われた予選1回目同様、低い路面温度とスリッピーな路面により、各車ともタイヤのウォームアップに苦慮することとなった。

そんな中、ベテラン田中哲也にアタックを任せた#11ジムゲイナーF430は予選1回目を6位で終えながら、 スーパーラップで4位と2ポジションアップを達成。一方、 ルーキー国本雄資にアタックを任せた#74カローラアクシオaprGTは1ポジションダウンの8番手から明日の決勝に臨むことになった。

上位陣では#81ダイシンフェラーリの青木孝行が1分43秒235と自身が予選1回目で出したタイムを大幅に更新してポール獲得に意欲を見せるが、 最後に出走した#43ARTAガライヤの高木はミシュランのソフトタイヤを見事に使いこなして1分42秒936を叩き出し、 青木をコンマ9秒も突き放す速さで今シーズン初ポールを獲得した。
3番手には織戸学がアタックした#19ウェッズスポーツIS350が入った。

続いて行われたGT500クラスは、全車をSLに送り出したGT-R勢のうち、#24HIS、 #3ハセミトミカの2台が立て続けにコカコーラコーナーでスピン、コースアウトを喫してそれぞれ8位、7位に沈んでしまう。

一方、#12カルソニックを駆る松田次生は1分34秒954と予選1回目で出した自身のベストタイムを更新し、 7位から4位に順位を上げた。
前回ポールを獲得しながら、まさかのタイヤトラブルでレースを落とした#1モチュールも、 前回に続いて本山のアタックで1分34秒622を叩き出し、2戦連続のポールポジションをものにした。

スープラ勢ではアンドレ・ロッテラーの駆る#36ペトロナスが1分34秒694と、本山にコンマ072秒差に迫る好タイムを記録、 公式練習トップの#6エネオスSCはポジションを一つ落として6番手から明日の決勝に臨むこととなった。

またNSX勢で唯一SL進出を果たした#8ARTAはラルフ・ファーマンのアタックで3位グリッドを獲得した。

第3戦決勝は明日午後2時より88周(400km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/04) Total Qualify GT500 Weather: Course:
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'34.7731'34.622173.604
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'34.8781'34.694173.472
38ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'35.0931'34.705173.452
412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS381'35.0981'34.954172.997
535KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS121'35.0391'35.102172.728
66ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS181'35.0421'35.631171.773
73HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'34.9761'36.981169.382
824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH461'35.4591'40.428163.568
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS501'35.579171.866
10100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS61'35.714171.624
1132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL121'35.886171.316
1239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL21'35.974171.159
1318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'36.015171.086
1417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS221'36.021171.075
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'41.516)----
-21ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'41.840161.300
  • CarNo.1,36,3,24は、公式通知No.10 2/2(スーパーラップ手順ヘッドライト消灯)違反により、訓戒とした。
  • CarNo.21の決勝レース出場嘆願について大会審査委員会は、フリー走行にて最終の判断を行うこととした。

■GT300 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/04) Total Qualify GT300 Weather: Course:
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI421'43.0291'42.936159.583
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH101'43.9781'43.235159.120
319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH461'44.6071'43.842158.190
411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH321'44.9591'43.932158.053
57M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH521'44.9241'44.242157.583
65マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'44.8551'44.430157.300
766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH1'45.2121'44.552157.116
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI161'45.1781'45.258156.062
9*31avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH41'45.371155.895
1087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'45.448155.781
1126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH41'45.451155.777
1230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH61'45.516155.681
13111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH1'45.549155.632
14*46エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH301'45.673155.449
1555J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'45.731155.364
1688triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH1'45.878155.148
17110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH1'45.882155.143
182プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH181'46.298154.535
1910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'46.501154.241
20666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH1'46.523154.209
21808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'50.317148.905
  • CarNo.46は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、公式予選開始後10分間走行禁止のペナルティを課した。
  • CarNo.46は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、ベストラップ削除及び訓戒とした。
  • CarNo.31の第3ドライバー(Takamori.com)は、公式練習走行後、出走を取りやめた。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士スーパーラップ500クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/03) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'34.622--173.604
236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'34.694 0.072 0.072173.472
38ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'34.705 0.083 0.011173.452
412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS381'34.954 0.332 0.249172.997
535KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS121'35.102 0.480 0.148172.728
66ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS181'35.631 1.009 0.529171.773
73HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'36.981 2.359 1.350169.382
824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH461'40.428 5.806 3.447163.568
  • CarNo.1,36,3,24は、公式通知No.10 2/2(スーパーラップ手順ヘッドライト消灯)違反により、訓戒とした。
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士スーパーラップGT300クラス結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/03) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI421'42.936--159.583
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH101'43.235 0.299 0.299159.120
319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH461'43.842 0.906 0.607158.190
411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH321'43.932 0.996 0.090158.053
57M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH521'44.242 1.306 0.310157.583
65マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'44.430 1.494 0.188157.300
766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH1'44.552 1.616 0.122157.116
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI161'45.258 2.322 0.706156.062
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選1回目結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/03) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150011MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'34.773-173.328
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'34.878 0.105173.136
350033HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'34.976 0.203172.957
4500435KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS121'35.039 0.266172.843
550056ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS181'35.042 0.269172.837
650068ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'35.093 0.320172.745
7500712IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS381'35.098 0.325172.735
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH461'35.459 0.686172.082
9500938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS501'35.579 0.806171.866
1050010100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS61'35.714 0.941171.624
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL121'35.886 1.113171.316
125001239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL21'35.974 1.201171.159
135001318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'36.015 1.242171.086
145001417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS221'36.021 1.248171.075
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI421'43.029 8.256159.439
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH101'43.978 9.205157.983
17300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH461'44.607 9.834157.033
1830045マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'44.85510.082156.662
1930057M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'44.92410.151156.559
20300611JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH321'44.95910.186156.507
21300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI161'45.17810.405156.181
22300866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH1'45.21210.439156.130
233009*31avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
Takamori.com
YH41'45.37110.598155.895
243001087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'45.44810.675155.781
253001126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH41'45.45110.678155.777
263001230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH61'45.51610.743155.681
2730013111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH1'45.54910.776155.632
2830014*46エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH301'45.67310.900155.449
293001555J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'45.73110.958155.364
303001688triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH1'45.87811.105155.148
3130017110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH1'45.88211.109155.143
32300182プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH181'46.29811.525154.535
333001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'46.50111.728154.241
3430020666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH1'46.52311.750154.209
3530021808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'50.31715.544148.905
--- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500: 1'41.516 / GT300: 1'51.142)----
-500-21ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'41.840 7.067161.300
  • 各クラス1~8位はスーパーラップ選抜車両とする。
  • CarNo.46は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、公式予選開始後10分間走行禁止のペナルティを課した。
  • CarNo.46は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、ベストラップ削除及び訓戒とした。
  • CarNo.31の第3ドライバー(Takamori.com)は、公式練習走行後、出走を取りやめた。
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SUPER GT

第3戦富士公式予選1回目 モチュールGT-R、ARTAガライヤが暫定ポール!

富士スピードウェイで開催されている2009スーパーGT第3戦の公式予選1回目は、#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が暫定ポール。タイムは1分34秒773だった。
GT300クラスは#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組) が接戦の末に#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)を下してクラストップタイムを叩き出した。

090503GT500Q1 090503GT300Q1

公式予選1回目は午後1時40分より、45分間で行われた。
午前の公式練習でトップタイムを記録した#6エネオスSCが開始6分でトップに立ったが、 混走終了5分前に#12カルソニックGT-Rが松田次生のドライブで1分35秒824を記録、 25分の混走セッションを走り終えた時点では12号車がトップ、2番手に6号車の順で3番手に前回鈴鹿でポールを獲得した1号車がつけた。

GT300の専有走行に続いて行われた10分間のGT500専有走行では、 残り時間5分あたりから熾烈なアタック合戦が繰り広げられた。
ここで混走で松田が記録したトップタイムを最初に打ち破ったのは#35KRAFT SCの石浦宏明だった。
石浦は1周目のアタックで1分35秒039を記録すると、そのまま2周目のアタックに挑んだが、惜しくも100Rでオーバーラン、 これ以上のタイム更新をすることなくこのセッションを終えた。
代わってトップに立ったのが鈴鹿に続いて富士でもタイムアタックを担当することとなった#1モチュールGT-Rの本山だった。
本山は全てのセクタータイムで松田を上回り、1分34秒773を記録してトップに躍り出た。
続いて#36ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラーもタイムアップに成功するが、1分34秒878と本山に一歩及ばなかった。
以下、3番手に#3ハセミトミカ、8番手には開幕戦優勝の#24HISがつけ、痕走トップの#12カルソニックも7番手と、 GT-R勢は全車がスーパーラップ進出を果たすこととなった。

なおレクサスSC勢では2位ペトロナスのほか4位に#35KRAFT、5位に#6エネオスが入り、 NSX勢では#8ARTAが唯1台だけスーパーラップ進出を果たした。

090503Q1No808GT300クラスは、混走セッションを1分44秒414の#43ガライヤ、#19レクサスIS350、 #11フェラーリF430の順で追えた後、 専有走行残り5分に青木孝行のドライブで1分44秒071を記録した#81フェラーリF430が一躍トップに躍り出る。
しかしその直後、#43ガライヤを駆る高木真一が1分43秒368と一気にタイムを縮めて再びトップに。 #19レクサスIS350が3番手につけ、4番手には今季からポルシェエンジンを搭載する#5ヴィーマックが入った。
なお、前回優勝の#33ハンコックポルシェは今回は参戦していない。
また、昨年途中から参戦したもののこれまで予選落ちが続いていた#808初音ミクBMW Z4は最後尾ながらも今回初めて予選通過基準タイムをクリア。着実に進化していることを伺わせた。

第3戦のスーパーラップは午後3時20分にGT300クラスから行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式練習結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2009/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS181'35.601-171.827
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS301'35.639 0.038171.758
350031MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'36.011 0.410171.093
450048ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'36.109 0.508170.918
5500535KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS121'36.187 0.586170.780
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH461'36.390 0.789170.420
75007100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS61'36.529 0.928170.175
8500832EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL121'36.562 0.961170.117
9500939DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL21'36.615 1.014170.023
105001012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS381'36.654 1.053169.955
11500113HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'36.676 1.075169.916
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS501'36.728 1.127169.825
135001317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS221'36.806 1.205169.688
145001418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'37.164 1.563169.063
155001521ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
ASTON MARTIN DBR9
都筑 晶裕
土屋武士
YH1'40.338 4.737163.715
16300181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH101'43.793 8.192158.265
17300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI421'44.236 8.635157.592
1830032プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH181'44.265 8.664157.549
19300426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
YH41'44.277 8.676157.530
2030057M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'44.854 9.253156.664
21300630RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
KH61'44.964 9.363156.499
22300766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
マルコ・アピチェラ
YH1'45.024 9.423156.410
23300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH461'45.348 9.747155.929
24300946エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH301'45.429 9.828155.809
25300105マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH1'45.573 9.972155.597
263001111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH321'45.83610.235155.210
273001255J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH1'45.85610.255155.181
2830013110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH1'45.93610.335155.063
293001431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
Takamori.com
YH41'46.14510.544154.758
303001574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI161'46.21010.609154.663
313001687giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'46.55110.950154.168
3230017666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH1'47.28211.681153.118
3330018111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH1'47.32211.721153.061
343001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH1'47.65412.053152.589
3530020808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH1'51.79616.195146.935
363002188triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH4'23.7582'48.15762.280
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SUPER GT

第3戦富士公式練習 GT500はエネオスSC430、GT300はダイシンフェラーリがトップタイム。

2009スーパーGT第3戦、富士GT400kmレースの公式練習は#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム組)が1分35秒601でGT500のトップ。 GT300は#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)がトップタイムを記録。 こちらのタイムは1分43秒793だった。

090503GT500FreeP 090503GT300FreeP

公式予選日を迎えた富士スピードウェイは快晴。涼しい風が吹き抜ける絶好のレース日和となった。
公式練習は憲法記念日の5月3日、午前9時15分より90分間で行われた。

開始早々からトップタイムをたたき出してきたのは前戦4位の#6エネオスSC。伊藤大輔が1分35秒601を開始10分足らずで記録、これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。

2位以下は#36ペトロナスSC、#1モチュールGT-R、#8ARTA NSX、#35KRAFT SCらが何度も順位を入れ替えながら周回を重ねていき、最終的には2位ペトロナス、3位モチュールの順で午後の公式予選に臨むこととなった。

一方、第1戦優勝の#24HIS GT-Rは6位、第2戦優勝の#38ZENT SCは途中スピンなどもあり、 トップから1.127秒遅れの12位に終わった。
第1戦以来2度目の参戦となった#21アストンマーチンDBR9はトップから4.737秒差とここでも苦しい戦いを続けている。
また、#100レイブリックNSXは、第2戦で受けたペナルティにより出場できなくなった細川慎弥に代わって松浦孝亮がドライブしている。

GT300クラスも#81ダイシンフェラーリが開始早々に1分44秒301でトップに立ち、 最終的には1分43秒793とこのクラス唯一の43秒台を記録してみせた。

2番手には第2戦に続いて吉本大樹をセカンドドライバーに迎える#2プリヴェアップル紫電を最後の最後に逆転した#43ARTAガライヤがつけ、 4番手に富士を得意とする#26タイサンポルシェが入った。

GT300クラスは今回サードドライバーを登録してきたチームがあり、#31aprカローラアクシオをTakamori.com、 #66triple aムルシエRG-1をマルコ・アピチェラ、#666FieLDS BOMEX320Rを宮本隆士がドライブする。

第3戦の公式予選はこの後午後1時40分より、45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第3戦富士から「男気!!豆横溝」が緊急参戦!

 昨年、SUPER GT 500クラスで1勝を上げるも、残念ながら今シーズンの参戦を果たせなかった横溝直輝だが28日、第3戦の富士スピードウェイより「男気!!豆横溝(おとこぎ!!ナッツよこみぞ)」を投入すると発表した。

ore_no_senzu.jpg

 といっても、これは横溝の地元、秦野市名産である横溝ブランドの落花生のこと。今回のラウンドからサーキットレストランORIZURU内とグランドスタンド裏のEAMAブースで販売される。

 バターピーナッツの「俺の戦豆」、オリジナル柿の種の「勝利の種」の2種類で価格は税込み500円。購入者には限定オリジナルポストカードとオリジナルステッカーがもれなくプレゼントされる。

 レース観戦のお供に、お土産に「男気!!豆横溝」はいかが?

 詳しくはこちら。

Text: Yoshinori OHNISHI/ Illustration: weed Criff

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SUPER GT

■ 吉本大樹、スーパーGT第3戦/富士も「紫電」で参戦

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【吉本大樹オフィシャルリリース】  ❏ 2009.4.27
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■ 吉本大樹、スーパーGT第3戦/富士も「紫電」で参戦
0428-1.jpgこの度、吉本大樹が前戦鈴鹿に引き続き、「スーパーGT第3戦/富士」に「カーズ東海ドリーム28」より参戦することが決定いたしました。

前戦鈴鹿ではトップグループと遜色のないスピードを見せながら、トラブルによるピットスタートとなり最終的に7番手となりましたが、今回の参戦につきましても、皆様のご期待に沿う活躍を見せるべく全力を尽くして参りますので、ご声援の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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【参戦概要】
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■ カテゴリー :09'SUPER GT SERIES 第3戦(富士スピードウェイ) 
■ 開催日  : 2009年5月3日(日)(予選)、4日(月)(決勝)
■ チーム名 :カーズ東海ドリーム28
■ マシン  : プリヴェ アップル 紫電(Car No. 2)
■ ドライバー :加藤 寛規 選手 / 吉本 大樹
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【吉本大樹コメント】
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0428-2.jpg
鈴鹿に引き続き紫電をドライブさせて頂けることになりました。ストレートの長い富士ですが、得意のコーナーリングを活かし、チーム一丸となって良いレースが出来るように頑張りますので、ゴールデンウィークの富士も我らゼッケン2番の応援の程、よろしくお願いします!

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その他

2009年 『フォーミュラトヨタ・レーシングスクール』の開催について (TOYOTA)

 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)事務局、トヨタテクノクラフト(株)およびトヨタ自動車(株)は、FTRS事務局主催による2009年のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下、FTRS)の開催内容を決定した。

 1995年にスタートしたFTRSは、トヨタのドライバー育成プログラム「TDP」の基幹プログラムとして、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍出来るレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目指している。講師は、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、その他経験豊富なトヨタ系レーシングドライバーがマンツーマンに近い状態で直接指導にあたる。

 FTRSは2泊3日の合宿形式とし、その内容は座学から始まり、実走行においてはシフトチェンジなどの基礎からの徹底した指導から始まるため、4輪経験のない参加者にも安心のプログラムとなっている。また最終日には模擬レースを実施するなど実戦に役立つプログラムも用意されている。募集対象は、14歳以上のカートレース出場経験者、又は4輪レース出場経験者であれば誰でも申し込み可能となっている。

 また今季のスクールにおいても、優秀な成績と認めたドライバーには、来シーズンのレース参加に対するスカラシップの対象候補者とし、その後の全面的及び一部支援を行っていく。FTRSの若手育成プロジェクトには、様々なプログラムが用意されており、それはレース参戦前から始まり、参戦後もレーシングドライバーとして必要な資質を身に付けるためのサポートを行っていく。

【2009年度 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール概要】
(1)日程 8月17日(月)~8月19日(水)
(2)開催地 富士スピードウェイ・ショートサーキット(静岡県駿東郡小山町)
(3)使用車輌 フォーミュラトヨタ・FT30
(4)講師 校長の関谷正徳ほか、トヨタ系レーシングドライバー
(5)受講対象者 14歳以上のカートレース出場経験者又は4輪レース出場経験者
(6)受講定員 12名
(7)受講料 210,000円(宿泊費・食事・税込み)
(8)申込締切 7月15日(水)必着
(9)申込先 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)事務局
〒190-1211 東京都西多摩郡瑞穂町石畑1590-15
TEL:042-511-0204 FAX:042-556-2393

Text: トヨタ自動車株式会社

スーパー耐久

S耐:第2戦菅生 アラフォーパワーでチェッカーを目指します! (DREAM ANGELS)

 スーパー耐久シリーズ第2戦がゴールデンウィーク明け、5月10日(日)スポーツランド菅生で開催されます。

 1DAY開催となったことで、午前中に予選、午後、決勝というスケジュールになります。

 当初は男性ドライバーとのエントリーを考えておりましたが、急きょ女性チームで戦うことになりました。

 今回のレースにはこれまで国内外で数々のツーリングカーレースの経験を持ち、女性ドライバーとして表彰台にも上がり、国内ではトップと称される佐藤久実選手がチームに加わってくれることになりました。

 過去、数名の女性ドライバーとコンビを組み耐久レースを戦ってきましたが、今回はその中でも最強のタッグで挑むことになります。

 レースデビューもほぼ同時期にあたり、チームのアドバイザーをつとめる三原じゅん子さんともチームを組み海外の耐久レース(スパ24時間)に参加した実績もあります。国内では久しぶりのレース復帰になりますが、久実選手の実力は高く評価しております。

 チームとしてはまずはしっかりと結果を残すことを目標に見据えて挑みたいと思っています。

 決勝日のピットウォークではピンクリボンのPRと昨年同様、女性の皆さんへのプレゼントを予定しています。

 新緑の5月、週末の高速道路料金が均一化されたことで行きやすくなった菅生へぜひ、観戦にお越し下さい。

大会名称 :  SUGOスーパー耐久400kmレース スーパー耐久シリーズ2009・第2戦
大会開催日:  2009年5月10日(日)(午前・予選/午後・決勝)
開催サーキット :  スポーツランド菅生(宮城県・柴田郡村田)
チーム名称:  DREAM ANGELS RACING(ドリームエンジェルレーシング)
参戦車両 :  DREAM ANGEL ADVAN RXー7(Car No 7)
出場ドライバー:  オギ姉(荻原なお子)・佐藤 久実
アドバイザー:  三原じゅん子
ドリームメンバー:  村上タカヨ・乗兼 貴子・小山由紀

da_ogiwara.jpg da_sato.jpg da_mihara.jpg

【メディア情報】
レース活動記事が掲載!!

 乳がん撲滅運動、ピンクリボン活動を行っているNPO法人J-POSHが定期的に発行するサポーター会報誌「J-POSH SQUARE」にドリームエンジェルレーシングの活動が紹介されました。レースの世界に携わる方やモータースポーツファンへピンクリボンの活動を少しでも広め、大きな輪にしていけたら、と思っています。

5月8日(金)ラジオ出演決定!!

 ラジオ日本(AM1422khz)「ラジカントロプス2.0」 5月8日(金曜日)23:00~23:30 OA予定インターネットのポットキャストではいつでも約2時間ノーカット版を聞くことができます(レース界裏話満載)

 '09ドリームエンジェルレーシングサポーター募集しています
ドリームエンジェルアドバンRX7をサクラの花で満開に・・・
(サポーターが増えるとマシンにサクラの花が一つ増えていきます)
チーム事務所:  SEVEN VOICE(ドリームエンジェルレーシング事務局)
 電話 03-3922-7887 ・荻原まで
   オフィシャルサイト:http://www.dreamangels.jp/

Text & Photo: ドリームエンジェルレーシング

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Japanese F3

JF3:第3,4戦岡山 第2戦は井口/国本が1-2、第4戦は岩崎が初表彰台 (TOYOTA)

09f3_02_1
第3戦で1-2フィニッシュを果たした井口卓人(中央)と国本雄資(左)

 2009年全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が4月25日(土)と26日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 今大会は今季唯一となるF3単独開催イベント。トヨタはCクラスの5台に1AZ-FEエンジンを供給。Nクラスは出場全車が3S-GEエンジンを使用する。

 24日(金)の占有走行はドライコンディションであったが、25日(土)の予選は未明からの雨によりウェットコンディションで行われた。

 今季より新たに採用されたハンコックタイヤの、ウェットでのデータが無いために各車苦戦。Nクラスの車両がCクラスを上回るタイムをマークするなど波乱の展開となった。

 第3戦はTDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が総合3番手、同じくTDPドライバーの井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が総合6番手。マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)はクラッシュを喫し、総合10番手となった。

 10分強のインターバルを経て第4戦の予選が行われたが、インターバルの間に再び雨が降り、このセッションもウェットコンディション。早々に国本がトップタイムをマークすると、その後もタイムを縮め、全日本F3で自身初となるポールポジションを獲得した。総合2番手はNクラスの関口雄飛(AIM SPORTS)が入り、総合3番手は嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)、井口は総合5番手となった。第3戦予選でクラッシュしたエリクソンは第4戦予選に出走できなかったが、嘆願書を提出し、決勝進出が認められた。

 予選に続いて行われた第3戦決勝開始時にも雨は止まず、予定より5分程遅れて午後3時5分にウェットコンディションでスタートが切られた。

 最前列の2台がスタートで遅れ、3番手グリッドの国本がトップに立ったが、他車の降格により5番手グリッドからスタートした井口が1コーナーで国本にしかけ、2コーナーでパス。首位に立った井口が後続を引き離して行った。

 一時は井口との差を3.7秒まで拡げられた国本は、中盤以降ペースを上げ、その差を削っていったが、11周目のダブルヘアピンで痛恨のコースアウト。大きくタイムを失い、首位逆転のチャンスを逃してしまった。

 井口はそのまま逃げ切り、トップでチェッカー。今季開幕から3連勝を飾った。2位には、関口からの追い上げを受けながらもこれを凌ぎきった国本が入り、TDPドライバーによる1-2フィニッシュとなった。Nクラスは、総合でも3位に入った関口が開幕3連勝を飾った。

 26日(日)はコースインの1時間程前から雨が降り出し、路面は一気にウェットに。しかしその後、雨は小康状態となり、変わりやすい天候の下、各車タイヤの選択に悩まされることとなった。

 ほとんどのドライバーはスリックタイヤのままという選択をしたが、総合10番手グリッドと後方スタートとなった岩崎祐貴(NOW MOTOR SPORT)ほか数台がウェットタイヤをチョイス。午後3時15分に第2レース(25周)のスタートが切られた。

 ポールポジションの国本が好スタートを切り、3番手グリッドの嵯峨、2番手グリッドの関口、そして5番手グリッドから一つポジションを上げた井口と続いた。

 しかし、レーススタートとほぼ時を同じくして、雨が降り始め、スリック勢は苦戦。対してレインタイヤを選択した岩崎らが一気にポジションをアップ。岩崎は2周目にトップに立った。

 岩崎は好走を見せたが、同じくレインタイヤを選択した安田裕信(ThreeBond Racing)にかわされ、2位でチェッカー。国本、井口、エリクソンはそれぞれクラス4,5,6位に終わった。

 Nクラスでは、途中でレインタイヤに交換した佐藤公哉(TEAM NOVA)が初優勝。関口が2位に入った。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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Japanese F3

JF3:第4戦岡山決勝 各クラス上位3名決勝記者会見

■Cクラス
優勝 安田裕信(ThreeBond)
f3_r04_pc_yasuda  「最初からエンジニアとレインで行こうと話していたので、グリッド上でスリックからレインタイヤに交換しました。そうしたら雨が降ってくれてラッキーな面もあり、プッシュすることなく優勝できました。スリックの選手が苦しそうだったので、1周目は無理をせずに落ち着いてから抜こうと思っていました。昨日はポールで雨のレースだったのに、大チャンスを自分のミスで失ってしまいましたし、F3以外のレースでも大クラッシュして、体は無事でしたが精神的に辛い日が続いていたので、この日を機会に流れを変えていければと思っています」
2位 岩崎祐貴(NOW)
f3_r04_pc_iwasaki  「レース前は、雨が降ったりやんだりで難しいコンディションだったんですが、ぼくは雨だと思ってレインで行こうと決めていました。昨日使った中古タイヤだったんですが、路面が乾いたらブロックを全部潰してスリックみたいな感じで走れとチームから言われていました。そうしたら、どんどん雨が強くなっていく一方でした。最初は、スリックを履いている前のグループと接触がないように慎重にパスしていったんですけど、トップに立ってから1~2周で安田さんが後ろから追いついてきたのでやばいと思いましたが、案の定抜かれてしまいました。監督からはスリックでいけと言われていましたが、雨の中クラッシュしたら、怒られるのでそれは避けたいと思い、絶対レインで行きますと言いました」
3位 ケイ・コッツォリーノ(戸田)
f3_r04_pc_kei  「難しいコンディションの中、スリックタイヤでスタートしました。コーションラップでも濡れていてコントロールがしづらい状況でしたが、晴れるのを信じていました。チャンピオンシップを考えて、一番近いエリクソンが2ポイント差でいるので、彼と同じ状況で走ればいいと思ってスリックを選びました。チームの判断でピットインして中古のレインに替えたのですが、1周遅れだったので、120%プッシュして、クルマのセットアップも良かったので自信もありました。地元で応援団も来てくれて楽しかったです」
■Nクラス
優勝 佐藤公哉(NOVA)
f3_r04_pc_sato  「最後尾スタートで最初はスリックで出ました。スタートがすごくよかったんですが、走ってると雨がバイザーに当たってきたので、チームには言わずに緊急ピットインしてタイヤをレインに換えてもらいました。ほぼ1周遅れでしたがそこからプッシュして、何位を走ってるか分かりませんでしたが、勝てて良かったです」
2位 関口雄飛(AIM)
f3_r04_pc_sekiguchi  「トムスもスリックだったのでトムスの判断なら間違えないだろうと、ぼくもスリックにしました(笑)。でも明らかにレインタイヤとのタイム差がありましたね」
3位 山本尚貴(HFDP)
f3_r04_pc_yamamoto  「回りの状況を見てスリックで出て行ったら、数周して雨が降ってきました。チームから無線で、ピットインするかと言われて悩んだんですが、雨脚が強かったのでピットインしてタイヤをレインに換えました。自分のペースで走ってたんですが、終わってからラップタイムを見ると上位とかなり差があったので、悔しいの一言です」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第4戦岡山決勝 安田裕信が雨の中3位以下を周回遅れにして今季初優勝!

 全日本F3選手権第4戦は26日、岡山国際サーキットで25周の決勝レースを行い、雨の中レインタイヤを選択し、予選12位からスタートしたCクラスの安田裕信(ThreeBond)が3位以下を周回遅れにする独走で、今季初優勝を飾った。Nクラスは、途中ピットインしてスリックからレインタイヤに交換した佐藤公哉(NOVA)が初優勝した。

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 14時ころから降り始めた雨は、コースをウェットにしたがF3第4戦のスタート進行が始まるころには止んだ。コースは依然としてウェットだが、スターティンググリッド上では各チームタイヤ選択に悩み、スリックからレインに交換するチーム、レインからスリックに交換するチームもあり混乱気味。結局、16台中ほとんどのチームがスリックタイヤを選択。レインタイヤでスタートしたのはグリッド後方の安田裕信(ThreeBond)、岩崎祐貴(NOW)ほか4台のみとなった。

 再び、小雨が降り始めた中、フォーメーションラップが始まり全16台がグリッドにロックオン。シグナルブラックアウトでスタートが切られた。

 スタートを制したのはポールシッターの国本雄資(TOM'S)。2位には予選2位の関口雄飛(AIM)をかわした予選3位の嵯峨宏紀(ルボーセ)が、4位には井口卓人(TOM'S)、5位には千代勝正(NOVA)と続く。

 ここで猛然と後方から前車を次々とパスして上位に上がってきたのがレインタイヤを選択した岩崎と安田。1周を回ってフィニッシュラインに戻ってきたときには岩崎が予選10位から4位、安田が予選12位から5位までポジションアップ。

 岩崎は2周目に先行する国本、嵯峨、関口をもかわしてついにトップに立った。安田も2位に着ける。ラップタイムはスリック勢に比べて4~5秒速い。

 そして3周目。安田は同じレインタイヤを履きトップを走る岩崎をかわしてトップに立つと、後続を引き離しにかかる。

 安田はこの後も間断なく降り続く雨の中、独走状態。レース終盤には、周回遅れを次々とパス。レースが終わってみれば同一周回は岩崎のみとなり、今季初優勝をまたしても得意のウェットコンディションで飾った。

 Cクラス2位には岩崎が入り、同3位にはレース中にスリックタイヤからレインタイヤに交換し、最終ラップに嵯峨をかわしたケイ・コッツォリーノ(戸田)が入った。

 Nクラスでは、スリックでスタートした佐藤公哉(NOVA)がレインに交換。ピットアウト後、ファステストラップを更新しながら、同クラス前を走る久保田克昭(ハナシマ)、関口を終盤にパス。さらにCクラスの嵯峨、国本をも攻略して総合でも3位。関口の4連勝を阻止し、クラス優勝で初勝利をものにした。

 Nクラス2位には、スリックで終始走りきった関口が、同3位にはレース中にスリックに交換し、最終ラップにチームメイトの小林崇志(HFDP)を僅差でかわした山本尚貴(HFDP)が入った。

 ポールシッターの国本は、安田、岩崎にかわされたものの20周目あたりまで3位を走行。しかし終盤にレインタイヤに交換したドライバーに次々とパスされ、総合8位、Cクラス4位に終わった。

 3連勝中の井口卓人(TOM'S)も4位でレースをスタートしたが、ずるずると後退。結局、国本の後ろ総合9位、Cクラス8位でレースを終えた。

 次戦、第3大会(第5、6戦)は新装なった鈴鹿サーキットに舞台を移し5月16、17日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第4戦岡山決勝結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/26) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 4 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE2542'20.246
233C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE2519.892
3*23N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE241 Lap 
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C241 Lap 
518N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE241 Lap 
67N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE241 Lap 
78N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE241 Lap 
837C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE241 Lap 
936C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE241 Lap 
101Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE241 Lap 
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE241 Lap 
1277N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE241 Lap 
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE241 Lap 
1462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE241 Lap 
1520Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE223 Laps
16*5N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE223 Laps
-------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.23 佐藤公哉(NDDP EBBRO) 1'38.794 (10/24) 134.935km/h
  • CarNo.23は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条11.(ピットレーン通過速度違反)により、罰金3万円を課した。
  • CarNo.5は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条12.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に40秒を加算及びペナルティポイント1点を課した。
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Japanese F3

JF3:第3戦岡山決勝 各クラス上位3名決勝記者会見

Cクラス
優勝 井口卓人(TOM'S)
f3_r03_pc_iguchi.jpg  「予選はセッティングをミスって5位と思いどうりの走りができなかったので、スタートに集中しました。1コーナーをトップで通過できたことが優勝につながったんだと思います。国本選手が近づいてきたのでプッシュしましたが、彼が遅れたので楽になりました。ハンコックタイヤはレインのテストでブロックが壊れたりしてたので、長いレースですし、ストレートでは(水の多い)イン側を走りました。でも、大きな問題もなく最後まで走れたので良かったです。明日も予選は5位なので、連勝は意識せずに自分の走りをして、着実にポイントを取りたいと思います」
2位 国本雄資(TOM'S)
f3_r03_pc_yuji.jpg  「3位スタートだったんですが、スタートも決まって1コーナーまではトップだったんです。でも、イン側でブレーキングしたらアウトから井口選手がすごいブレーキングで抜かれてしまいました。その後は、離されないようにプッシュし続けて、徐々に追いついていたんですが、欲が出てダブルヘアピンの2個目でコースアウトしてしまいました。それで関口選手には、何度か横に並びかけられましたが、抜かれなくて良かったです。明日はポールポジションスタートなので今日のことは忘れて、気持ちを切り替えて明日に備えたいです」
3位 ケイ・コッツォリーノ(戸田)
f3_r03_pc_kei.jpg  「後方からのスタートで、ドライだったらあきらめるんですが、ウェットは過去にテストをしてて、ハンコックタイヤとBSとの大きな違いに対応するセットアップができていたので、自信はありました。スタートも決まって、ペースが良かったので前のクルマに追いつけたし、気がついたら上位にいましたね。最後の5周くらいは雨も降っていなくて、フロントタイヤが壊れる状況で、タイムアップできませんでした。ウェットでの内容としては、非常にレベルの高いレースができたと思います」
Nクラス
優勝 関口雄飛(AIM)
f3_r03_pc_sekiguchi.jpg  「スタートで後方に落ちて、前で山本選手と千代選手がぶつかっていたので、2つ上がって5位になりました。序盤はペースが良くなかったので厳しいなと思っていましたが、雨の量が減ってきてからは急にペースが上がり、前に行けました。スタートが決まったら総合トップも夢じゃなかったのでちょっと悔しいですね。あしたは2位スタートなので一瞬でもいいからトップに立ちたいです。一瞬だけ目立ちたいです」
2位 小林崇志(HFDP)
f3_r03_pc_kobayashi.jpg  「予選が良くなくて6位スタートでしたが、スタートがうまくいって1周目はクラストップで帰ってこられました。数周は後ろを見てもペースに差がないように思ったんですが、関口選手のペースがすごく上がってきて、抜かれた後も離されてしまったので、とても悔しいレースになりました。開幕戦も似たような状況だったので、なんとか勝ちたかったんです。まだまだ自分に足りない部分があるのでこれからもっと精進していきたいと思います」
3位 佐藤公哉(NOVA)
f3_r03_pc_sato.jpg 「クラスポールからのスタートでしたが、ホイールスピンしないように気を遣いすぎたのと、後ろの関口選手を気にしすぎたのとで、スタートから全然伸びて行けませんでした。そして、山本選手や小林選手、千代選手とかにアウトからインからずばずば抜かれて、後から考えればそこで無理をしなくてもいいのに取り返そうとして焦って、後ろから山本選手に接触してしまいました。山本選手と千代選手のレースをおじゃんにしてしまったので、本当に申し訳ないです。いろいろと反省すべきことの多いレースだったと思います」

まとめ & Photo: Yohsinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第3戦岡山決勝 井口卓人、関口雄飛とも開幕からの連勝記録を3に伸ばす

 全日本F3選手権第3戦は25日、岡山国際サーキットで18周の決勝を行い、予選5位の井口卓人(TOM'S)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。Nクラスは関口雄飛(AIM)が総合でも3位に入り、クラス優勝。両選手とも開幕から3連勝となった。

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 雨のためスタート進行が5分遅れで始まった。フォーメーションラップスタートは15時5分。空も明るくなり雨も小降りになってきた。ウエット宣言が出され、全車ウェットタイヤを履きフォーメーションラップ1周を回ってグリッドに着く。

 スタートは大波乱で始まった。まず、ポールシッターの安田裕信(ThreeBond)がエンジンストールで出遅れる。予選2位のNクラス佐藤公哉(NOVA)もスタートをミス。後方に沈み、焦ったのかスタートで抜かれた山本尚貴(HFDP)をプッシュ。山本は千代勝正(NOVA)と絡み1コーナーでコースアウト。両者レースをここで終えた。予選4位の関口雄飛(AIM)もスタートをミス。中段に沈む。

 この混乱に乗じて、トップに1コーナーに入ったのは予選3位の国本雄資(TOM'S)。しかし素晴らしいブレーキングでアウトに並びかけてきたのは僚友の予選5位からスタートした井口卓人(TOM'S)だった。井口はアウトから国本をパスし2コーナーまでにトップに立った。

 トップに立った井口は2位以下を引き離しにかかる。2周を終わって2位国本との差は1.7秒、5周終わりには3.2秒に開いた。

 2位に落ちた国本も井口に食い下がるが、11周目のホッブスでコースアウトし、逆に3位に上がってきた関口に攻められることになった。

 国本が後退したため井口は2位以下を15秒離して独走状態。その後も手綱を緩めることなく18周を走りきって最終的に20秒差で優勝し、開幕からの連勝記録を3と伸ばした。

 Nクラスの関口は5位でレースをスタートするが、Cクラスのトップグループと遜色ないタイムで、同クラスの佐藤、小林を抜き6周目には3位まで上がってきた。さらに国本のミスで彼の背後に付け再三並びかけるが、さすがにCクラスをパスするには至らず、総合3位のクラストップでレースを終え、井口と同じく開幕からのNクラス連勝を3とした。

 4位にはCクラスのケイ・コッツォリーノ(戸田)が入り、5位にスタートに失敗したCクラスの安田が、6位にはスタート直後は予選9位から一時は3位を走っていた小林崇志(HFDP)が入った。

 第4戦決勝は明日25日、15時15分より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第3戦岡山決勝結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/25) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 3 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1830'17.067
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1819.062
318N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1820.736
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1829.610
512C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1831.232
68N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1842.563
723N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1847.383
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1847.995
933C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1849.549
101Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1850.464
1162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1851.034
1219N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE181'25.339
135N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE171 Lap 
1477N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE171 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 --------
-7N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE018 Laps
-22N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE018 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308) 1'39.259 (11/18) 134.303km/h
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Japanese F3

JF3:第4戦岡山公式予選 国本雄資がポールポジション、Nクラスの関口雄飛が2位!

 全日本F3選手権第4戦の公式予選が25日、岡山国際サーキットで行われ、国本雄資(トムス)がポールポジションを獲得した。Nクラスは関口雄飛(AIM)がポールポジションで総合でも2位に入った。

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 第3戦の公式予選終了後、13分のインターバルをおいて第4戦の公式予選が開始された。第3戦予選時より、雨脚はやや強くなってきたようだ。

 まずは、13台がコースイン。早々に岩崎祐貴(NOW)がウィリアムズコーナーで、小泉洋史(CMS)がSモス先でコースアウトするがコースに復帰。

 まずは国本雄資(トムス)が1分44秒086でトップに。2位に井口卓人(トムス)が着け、トムス勢が1-2。3位にはNクラスの千代勝正(NOVA)が着ける。

 残り5分余り、関口雄飛(AIM)が1分44秒176でトップの国本に僅差で迫るが、国本も1分42秒915とタイムを大幅に更新。この後雨脚がさらに強くなってきたためポールを確定した。

 予選時間が序盤イエローフラッグが出たため5分延長される。マーカス・エリクソン、安田裕信(ThreeBond)、第3戦ポールの佐藤公哉(NOVA)はまだコースインしていない。

 予選終了2分を切った時点で安田がコースイン。しかしタイムは伸びず12位に終わる。結局、マシントラブルかエリクソン、佐藤は予選に出走できなかった。

 ポールポジションは国本、2位井口、3位嵯峨宏紀(ルボーセ)、4位千代、5位井口、6位アレキサンドラ・インペラトーリ(ACHIEVEMENT)となった。

 第4戦決勝は明日26日、午後3時15分より25ラップで争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第3戦岡山公式予選 雨の中、安田裕信がポールポジション、Nクラスの佐藤公哉が2位!

 全日本F3選手権第3戦の公式予選が25日、岡山国際サーキットで行われ、雨を得意とする安田裕信(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。Nクラスは、佐藤公哉(NOVA)が総合でも2位に食い込みクラスポールポジションを獲得した。

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 第3戦、第4戦の公式予選の行われる岡山国際サーキットは未明より雨。10時45分、ウェット宣言の出される中第3戦の公式予選が始まった。

 開始早々、全16台がコースイン。雨の中Nクラス勢が元気だ。予選中盤でなんとNクラスの佐藤公哉(NDDP)が1分43秒091でトップに立つと、2位にも同クラスの関口雄飛(AIM)が着ける。

 予選終了残り1分余りでCクラスの安田裕信(ThreeBond)が1分42秒833でトップに立ち、このままポール確定かと思われたが、1分を切った時点で佐藤が1分42秒462でこれを逆転、ポールポジションを奪い返した。

 2位は安田。3位にはCクラスの嵯峨宏紀(ルボーセ)が上がってきた。4位にNクラスの関口。トムス勢トップは井口卓人で5位。6位に千代勝正(NOVA)が入った。

 トップからN、C、C、N、C、N.クラスと並びまさに下克上の予選結果となった。

 第3戦決勝は本日午後3時より18ラップで争われる。

【追記】
 この後発表された暫定結果では、ポールの佐藤他11台が黄旗区間を走行中のタイムが抹消されたため、ポールポジションは安田裕信となった。佐藤は2位に落ち、3位に国本、4位千代、5位関口、6位井口となっている。また、千代と岩崎は、ダブルチェッカーにより、この結果からさらに決勝のスタートポジションを3グリッド降格とされた。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第4戦岡山公式予選結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/25) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2009 All Japan F3 Championship Round 4 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
137C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'42.915--129.53
218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'44.1761.2611.261127.96
362C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'44.2771.3620.101127.84
422N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'45.3022.3871.025126.60
536C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.0723.1570.770125.68
620Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'46.1773.2620.105125.55
78N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'46.3993.4840.222125.29
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'47.0164.1010.617124.57
919N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'48.0065.0910.990123.43
1033C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'49.1656.2501.159122.12
112Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'49.9937.0780.828121.20
1212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'52.5379.6222.544118.46
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'54.16811.2531.631116.77
-77N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'55.32112.4062.784115.60
-5N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'55.55612.6410.235115.36
-1Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FEno time---
-23N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GEno time---
  • 本公式予選は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条5.を適用し、終了時刻を5分間延長した。
  • CarNo.77,5,1,23は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条7.決勝レース出走嘆願書の受理により、決勝レースへの出走を認める。
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Japanese F3

JF3:第3戦岡山公式予選結果

スーパーF3レースin岡山 -RIJ- (2009/04/25) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2009 All Japan F3 Championship Round 3 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'42.833--129.64
223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'42.8930.0600.060129.56
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'43.5000.6670.607128.80
4*22N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'43.8701.0370.370128.34
518N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'44.2601.4270.390127.86
636C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'44.3071.4740.047127.80
77N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'44.6781.8450.371127.35
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'44.7861.9530.108127.22
98N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'44.7911.9580.005127.21
101Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'44.8892.0560.098127.09
1162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'45.4322.5990.543126.44
122Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'45.5232.6900.091126.33
13*33C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3063.4730.783125.40
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'46.9254.0920.619124.67
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'53.35510.5226.430117.60
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'53.38310.5480.026117.57
-*77N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'54.70111.8681.346116.22
  • CarNo.22,23は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.1 C(Wチェッカー)により、第3戦決勝レーススタートポジションを3グリッド降格とする。
  • CarNo.77は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条7.決勝レース出走嘆願書の受理により、決勝レースへの出走を認める。
  • CarNo.77は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.1 C(Wチェッカー)により、第3戦決勝スタートをピットスタートとする。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士 決勝終了後のコースウォークなど各種イベントを開催

 富士スピードウェイ株式会社は22日、5月3日から4日かけて開催される2009 AUTOBACS SUPER GT第3戦のイベント概要を発表した。

 目新しいところでは、決勝終了後にコースを散策できるリニューアル後初開催の「コースウォーク」だろう。コースが開放され(一部区間)無料で参加できる。

 また、「スピードウェイシアター」と称して予選終了後の3日19時より「スピードレーサー」も上映される。「GTキッズウォーク」、「サーキットサファリ」など恒例のイベントも目白押しだ。

 開催イベント概要は以下のとおり。

  • ドライバートークショー(予選日/決勝日 無料)
  • レースクイーンステージショー(予選日/決勝日 無料)
  • ピットウォーク(予選日11:40-12:25 1,500円/決勝日10:40-11:30 2,000 円)
  • GT キッズウォーク(予選日17:25-18:20 無料[お子様連れのファミリーのみ])
  • オープンピット(予選日7:25-8:40 パドックパス購入者)
  • サーキットサファリ(決勝日 9:25-9:40 1,000 円/数量限定)
  • キッズスクエア(予選日/決勝日[終日] 無料)
  • スピードウェイシアター(予選日19:00-21:00 スピードレーサーを上映 無料)
  • コースウォーク(GT決勝レース終了後 無料)

 2009 AUTOBACS SUPER GT第3戦でコースウォークほか各種イベントを開催[PDF]

Text: Yoshinori OHNISHI

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その他

富士スピードウェイでドラッグレースを開催

2009年4月22日
富士スピードウェイ株式会社
2003スーパーアメリカンフェスティバル②.jpg
米国発祥のモータースポーツである「ドラッグレース」が、富士スピードウェイで2003年以来6年ぶりに開催されます。
ドラッグレースは、直線コース(通常1/4 マイル=約402.33m)を停止状態から急加速して、ゴールまでのタイムを競うシンプルかつパワフルなレースで、スタート前にタイヤを暖めるために空転させるバーンナウトで発する白煙や特異な外観、凄まじいスピードと迫力あるエンジン音、一瞬で決する勝負が最大の魅力です。
アルコール燃料を使用し3500馬力以上を発生する「ファニーカー」やナイトロメタンを燃料に6000馬力を超えるポテンシャルを持つ「トップフェールドラッグスター」、ジェットエンジンを搭載した20000馬力を超える「ジェットカー」など様々なカテゴリーがあり、ゴール時の時速は400~500km/h にも達します。

詳細は各大会主催団体のホームページをご参照ください。
2003スーパーアメリカンフェスティバル①.jpgジェットカーJPEG.jpgファニーカー2008シリーズCHAMPION.jpg

■富士スピードウェイで開催されるドラッグレースイベント
・4/29(祝) 「BERC DRAGRACING CHAMPIONSHIP2009 Rd.1」
【お問合わせ】 BERC・LAスタイル実行委員会 http://www.bigend.net Tel:046-245-7707
・7/26(日) 「スーパーアメリカンフェスティバル」
【お問合わせ】 スーパーアメリカンフェスティバル事務局 http://plaza.rakuten.co.jp/fujisaf/ Tel:045-942-0403
・8/23(日) 「BERC DRAGRACING CHAMPIONSHIP2009 Rd.2」
【お問合わせ】 BERC・LAスタイル実行委員会 http://www.bigend.net Tel:046-245-7707
<BERC DRAGRACING CHAMPIONSHIP ビッグエンドレーシングクラブ提供>
<2003年スーパーアメリカンフェスティバル 富士スピードウェイ オフィシャル写真>

SUPER GT

【吉本大樹レースレポート SGT第2戦(鈴鹿)】 18-19 April, 2009

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【吉本大樹レースレポート SGT第2戦(鈴鹿)】 18-19 April, 2009
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2.jpg
【Result】

FP : 1st
QF : 2nd
SL : 4th
Final : 7th

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【Report/Free Practice~Qualify】
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■ 紫電、フリープラクティスはトップタイム&予選4番手

今年より土曜日、日曜日での2day開催となったスーパーGTシリーズ。このレースのわずか2週間前に参戦が決定した吉本は金曜日午後にサーキットへと入りチームと合流、翌日からの走行に向け綿密な打ち合わせを行った。そして翌日、土曜日の鈴鹿サーキット上空には朝の時点で大きな雲が広がったものの雨粒が落ちることはなく、8:25から行われたフリープラクティスはドライコンディションの中で行われた。

今年から金曜日の走行が無くなった事もあり、予選までの調整を行うには唯一のセッションとなった土曜日のフリープラクティス。この貴重な走行時間を有効に使うため、ピットロードシグナルがグリーンに変わると同時に各マシンは一斉にコースへと入っていく。紫電はまず加藤選手がステアリングを握りピットアウト。そしてセンサー類等のチェックを行い一旦ピットイン、その後再度コースへと戻り、予選、決勝に向けたセッティングを開始していく。

セッション序盤、加藤選手はピットインアウトを繰り返しながらマシンを調整、タイミングモニター上位につける2分7秒台のタイムでラップを重ね、この時点でダイシンアドバンフェラーリ(81号車)、ハンコックポルシェ(33号車)に次ぐ3番手につけピットへと戻る。更に加藤選手はその後NEWタイヤで計測3周のアタックラップを行い、2'05"407のトップタイムをマーク。そしてその後セッションが残り15分となったところで吉本とドライバーチェンジを行い「レースを意識したペース」でのマシンの感触をチェック。2分7秒~8秒台でのラップを重ね、このセッションを終了した。

その後ピットウォーク等を挟み、雲も消え気温も上昇し始めた11:20から行われた公式予選1回目。予選開始と同時にステアリングを握った吉本は基準タイムのクリア、そしてマシンフィーリングの確認のため3周の計測を予定しコースへと入って行くが、直後に130RコーナーでGT300クラスのマシンがスピン~コース脇にストップ。ここで赤旗が提示されたためセッションは10分程中断される事に。その後セッションが再開され再度コースへと入った吉本は、予選通過基準タイムを6番手でクリアすると、ここでピットへ戻りマシンを加藤選手に託す。

GT300クラスの占有走行の時間帯でNEWタイヤを装着した加藤選手は3周計測を予定しアタックラップへと向かう。ところがこのタイミングでコースアウトしたマシンがいたため、ここでこのセッション2回目の赤旗が提示される事に。その後セッションは残り7分で再開され、2周計測へとプランを変更する事になってしまった加藤選手。それでも加藤選手はその計測2周目で2'05"094をマーク、セッション終了間際で見事トップタイムを奪って見せる。このトップタイムはその直後にアタックを行ったハンコックポルシェ(33号車)に塗り替えられてしまったものの、予選はここで終了し、紫電はこの予選1回目を2番手で通過、スーパーラップに駒を進めることとなった。

その後約2時間半のインターバルをおき14:30から行われたスーパーラップ。このスーパーラップでは予選1回目の上位8台が出走、決勝でのPPから8番グリッドまでを賭け各車1周のタイムアタックが行われる。予選1回目を2番手で通過した紫電の出走順は8台中の7番目。この日はフリー走行からまずまずのペースを刻んできただけに、PP奪取への期待も高まる中でのアタックとなった。このスーパーラップでステアリングを握ったのは加藤選手。その加藤選手は1周のみのアタックに向けアウトラップでタイヤに熱を入れていく。しかしレースを見越して固めのコンパウンドを選んだこともあり、「タイヤと路面がマッチせず熱が入りづらかった・・・。」という加藤選手がマークしたタイムは2'05"757。最終結果は予選1回目からは2つポジションを落とす4番手となり、翌日の決勝を4番グリッドからスタートすることとなった。

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【Report/Final】
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■ 紫電まさかのトラブルでピットスタートに
■ 最後尾から一時2番手まで追い上げも、最後は7位チェッカー

予選日から一夜明けた日曜日。前日予選で4番グリッドを確保した紫電は、この日午前中に行われたフリープラクティスでも時間一杯まで調整を重ね、最後は「感触はだいぶ良くなった(吉本)」という状態で決勝のスタートを迎えることとなった。

そして迎えた決勝のスタート進行。各チームがグリッド整列までの数周で最後のマシンチェックを行っていくなか、今回の決勝スタートドライバーを任された吉本もこのわずかな間にマシンのフィーリングをチェックし、ピットで最後のセッティング変更を行っていく。そしてその後作業が完了し、いよいよグリッドに向けピットを出ようとしたその時、ここでまさかのトラブルが紫電を襲う。通常エンジンの始動はドライバーがコックピット内のスターターボタンを押す事でエンジンが始動する。しかし、しばしの静寂の後無線からは「スターターが回らない・・・」という吉本の声が。続々と他のマシンがグリッドへと向かう中、ピットロードに1台取り残されていく紫電。その場で幾度かエンジン始動を試みてはみるもののエンジンには一向に火が入らない。結局一度ピットロードまで出されたマシンは一旦そのままピットに押し戻される事になってしまった。

このトラブルによりグリッドに向けてのピットロードクローズには間に合わなかったものの、ここからクルーは必死の修復作業を開始。レーススタートまでの30分間で何とかその作業を完了させると、レーススタート前には再度吉本がコックピットに乗り込み、最後尾からの追い上げを期しピットロード出口へとマシンを運んでいく。程なくして各マシンが隊列を整えた状態で最終コーナーを立ちあがってくると、ホームストレート上ではグリーンシグナルが点灯、ここからスーパーGTシリーズ第2戦決勝の戦いの幕が切って落とされた。

「出来る限り追い上げる」と言い残し最後尾21番手からのスタートを切った吉本大樹。すると吉本はその言葉通りスタート直後から怒涛の追い上げを開始する。オープニングラップで最後尾集団の後ろに追い付くと、まずはガイヤルド、ムルシェラゴといったマシンを次々とオーバーテイク。2周目に19番手、3周目で17番手、4周目には16番手に浮上し、そこからさらにペースを上げていく。その勢いはとどまるところを知らず、吉本はトップを行くマシンよりも早いラップを刻みながらオーバーテイクを繰り返し、6周目に14番手、7周目で13番手、9周目には11番手までポジションアップ。更に12周目の時点ではついにトップ10圏内にまで到達。するとこの走りを見たピットからは「今半分抜きました。あと半分残ってます。頑張って」という激励が飛ぶ。その激励に応えるかのように1周2秒~3秒早いペースで前を行くマシンとの差を詰めていった吉本は、ストレートで圧倒的なスピードを見せるポルシェをコーナーで追い詰め、16周目のデグナーコーナーで一気にインに飛び込みオーバーテイク。9番手にまでポジションをあげていく。

当初吉本に与えられたスティント予定は21周。しかしこの時点でも前を行くマシンとの差を一気に詰めていっていた吉本の走りにチームは作戦を変更、そのまま吉本をコース上に止まらせることに。すると吉本は21周目に2コーナー先で更に1台をオーバーテイク、これを見たスタンドの観客からの拍手を背に8番手までポジションを上げていく。このあたりから上位陣が続々とピットインを始めたこともあり、チームはラップタイムとライバル勢との位置関係を見ながら吉本にピットインのタイミングを指示していく。ハイペースで周回を重ねる吉本はこれら他車のピットインもあり更にポジションを上げていく事となり、22周目に6番手、24周目で5番手、25周目には3番手、そして27周目には見かけ上とはいえ何と2番手を走行。最後尾から怒涛の追い上げを見せ、29周目にピットイン、加藤選手に残りのレースを託すこととなった。

残り20周程でステアリングを受けた加藤選手がコースに戻った時点で紫電のポジションは6番手であったものの、すでにピットストップを終えタイヤの温まったダイシンアドバンフェラーリ(81号車)がすぐ背後に迫る。まだタイヤの冷えている紫電はストレートスピードで圧倒的に有利な81号車にかわされ7番手に落ちてしまう。しかし加藤選手は残り少ない周回でさらにポジションをあげるべく81号車のすぐ背後に着け、ハイペースでのアタックをかけていく。ダイシンアドバンフェラーリと加藤選手は2位~5位の集団よりも1秒以上速いペースで距離を縮めていくが、レースも終盤となった46周目、ここに最後の不運が待っていた。シケインで多重クラッシュが発生、これによりコース上にはSC(セーフティーカー)が入ることに。前を行くマシンとの差が詰まった加藤選手は、最後の数周でのポジションアップを期し再スタートを期待したが、レースはSC先導のもと残り周回数が消化されていき、結局レースは最後まで再開されず。最後の追い上げを見せるチャンスを与えられることなく無情にもレースはそのまま終了し、紫電は7位でこの第2戦を終えることとなった。

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【吉本大樹コメント】
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急遽ドライブすることになったとはいえ、紫電は過去に3度(ポッカ)1000kmでドライブしていますし、フリー走行から僕が集中するべきポイントはレースでした。

フリー走行、予選と加藤さんと共にレースの内容を考えセッティングを繰り返し、予選後に僕がスタートドライバーとしてレースを進めることを決定し、戦略としては面白い戦略を用意していたんですが、残念ながらトラブルに見舞われてしまいピットスタートとなってしまいました。なんとか優勝を!と一丸となっていたので残念ではありますが、もしこれがグリッドに着いたあとに出たトラブルだったらレースにすら参加できていなかったかもしれませんし、グリッドに着く前にトラブルが出て良かったと思わなければなりません。

ここで全ての戦略はゴロっと変わり、出来る事はとにかく追い上げること。スイッチが入りましたよ。レース中、マシンは最高の状態で、終始ハイペースで走らせる事ができました。紫電は圧倒的にストレートが遅い半面、S字などがある東側が速いのでそれを生かして7位までポジションアップさせられました。でも、もし最後にたとえ1周でも再スタートが切られていればあと1つポジションを上げられていたかもしれないのに!とか、1000kmの様な長いレースであれば表彰台にも届いたかもしれないのに!とも考えますが、たらればではレースは成立しませんもんね。ピットスタートだったことを考えれば良いレースが出来たと思います。

思い描いた結果を得る事はできませんでしたが、楽しいレースができました。今回ドライブさせてもらえた事に感謝します。応援して下さった皆さんありがとうございました!
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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿 レクサスチーム、GT500クラスで1-2フィニッシュ! (TOYOTA)

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終盤劇的な逆転で今季初勝利を挙げたZENT CERUMO SC430 38号車

 SUPER GTの第2戦「KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE Opening Special」が4月18日(土)、19日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 今大会は、大きな改修が行われた鈴鹿サーキットでの、4輪初開催レースとなる。この改修で、コースの半分ほどが路面も新しくなり、また今季より金曜日の練習走行が無くなったこともあって、各チームは土曜日午前中の公式練習から忙しい週末を過ごすこととなった。

 今大会には、GT500クラスにレクサスSC430が5台、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 18日(土)午前8時25分と早い時間から開始された公式練習では、ZENT CERUMO SC430 38号車がトップタイムをマークし、ENEOS SC430 6号車が2番手。

 公式予選1回目は午前11時20分から行われ、38号車が再びトップタイム。PETRONAS TOM'S SC430 36号車が3番手で、2台がスーパーラップに進出を決めた。

 スーパーラップでも38号車は好走を見せたが2番手に留まり、それでも最前列グリッドを確保。36号車は2列目4番手。スーパーラップ進出を逃した他のレクサス勢は、6号車が10番手、KRAFT SC430 35号車が 11番手、DUNLOP SARD SC430 39号車は14番手となった。

 GT300クラスでは、開幕戦で優勝を果たし、40kgのウェイトハンデを積むウェッズスポーツIS350 19号車がスーパーラップに進出し、8番手。COROLLA Axio apr GT 74号車は惜しくもスーパーラップ進出を逃したが、9番手から決勝に臨むこととなった。

◆決勝◆

 19日(日)好天に恵まれ、やや暑さを感じる天候の下で、午後2時に52周で競われる決勝レースがスタート。各車グリッド順のまま順当なスタートを切った。

 序盤は38号車が首位のMOTUL AUTECH GT-R 1号車を激しく追い、トップ2台が後方を引き離す展開となった。しかし、中盤に給油、タイヤ交換、ドライバー交代のために各車ピットインを行うと、ピットタイミングと作業時間によって順位が変動。先にピットインした36号車は、IMPUL カルソニック GT-R 12号車と38号車にピットアウト時点で先行されるが、すぐに2台をパスし、2位に浮上。

 38号車は、RAYBRIG NSX 100号車にも先行され、5位に後退したが、ステアリングを引き付いた立川祐路は素晴らしい追い上げを見せ、30周目、高速130RでアウトからNSX 100号車をパス。前を行く GT-R 12号車も激しく攻めたてた。

 後方から迫るNSX勢と、行き詰まるような接近戦での3位争いが展開されたが、残り10周となった43周目、スプーンコーナーへの進入で38号車がGT-R 12号車の前に出て3位に浮上。更に上位を目指して猛追撃を開始した。

 速いペースで追い上げる38号車と36号車との差はみるみる縮まり、2位争いが展開されるかと思われた直後、首位を行くGT-R 1号車がペースダウン。この機を逃さず、2台のレクサス SC430は一気にGT-R 1号車を逆転。

 勢いに乗る38号車は、首位奪取を狙い36号車を攻め、47周目のシケイン進入でアタック。横に並んだままシケインに進入した2台は、どちらも譲らず、コース外にタイヤを落としながらもそのまま立ち上がっていったが、このバトルは38号車が制し、首位に立った。

 レースはその直後にシケインで多重クラッシュが発生。セーフティカーが導入され、残り周回数が少なかったため、セーフティカー先導でチェッカーを受けることとなった。

 38号車は今季初勝利。レクサスSC430は1-2フィニッシュを飾った。38号車の立川は、自身の持つSUPER GT(JGTC時代のものも含む)記録を更新する、最多の11勝目を挙げた。

 GT300クラスでは、19号車が8位、74号車が9位に入り、2戦連続のポイント獲得を果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
レースの展開としては決して楽ではなかったが、09年型レクサスSC430の実力を結果に結びつけることが出来て本当に嬉しい。セルモ、トムス両チームと、一年半に渡って開発に携わってきた開発スタッフの努力に感謝を表したい。また、応援して頂いた皆様にも心からお礼を申し上げると共に、今日の勝利を分かち合いたいと思う。今後も更なる開発、進化を続け、チャンピオンに向かって頑張って行きたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿決勝 IMPULカルソニックGT-Rが3位表彰台を獲得 (NISMO)

 気温22度と暖かい日差しの下、ピットビルディングとパドックエリアが大きく改修された鈴鹿サーキットには35,000人の観客が詰めかけた。前日の公式予選で会心の走りをみせポールポジションを獲得した「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)の本山哲は、決勝レースのスタートを担当。一周目から後続を引き離しにかかった本山に、3周目以降から#38 レクサスSC430が猛然と追い上げてぴたりと背後につけた。#38は盛んに追い越しを狙って攻めたが、本 山は逆転の隙を見せず首位を守ることに成功した。

 その後28周目にピットインし、ブノワ・トレルイエにドライバー交代。迅速なピットワークでコースに戻った#1 GT-Rは、前半よりもリードを広げて終盤へと向かった。2位に一時13秒もの大差をつけ、単独走行でレースを終えるかに思われたが、チェッカーフラッグまで5周を残した47周目に突如スローダウン。#36 レクサスSC430にトップの座を奪われ、続いて#38レクサスSC430、#12 GT-Rにも抜かれ、4位となった。

 その後コース上でアクシデントがありセーフティカー走行となったため、4位のままフィニッシュ。しかし、#38に抜かれる際にコース上で同車に接触したことにより、27秒加算のペナルティを受けることとなり、11位へと順位を下げた。

 開幕の岡山では後方から追い上げて4位となった「IMPULカルソニックGT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、16kgのハンディウェイトを積んで予選5位からレースをスタート。鈴鹿を得意とする地元三重県出身の松田次生がレース前半を担当し、11周目に#3GT-Rをパスして4位に上がった。27周目にセバスチャン・フィリップに交代するためピットイン。32周目には3位となった。

 しかし、燃料をセーブする車両の設定だったこともあり、ペースがなかなか上げられず、43周目に#38 SC430に3位を明け渡した。その後、#1 GT-Rが後退したため3位に戻り、チェッカーフラッグを受けた。

 「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選3位からクインタレッリがスタート。序盤は3位をキープして周回を重ねたがその後5位にポジションダウン。後半担当の安田は、安定したタイムで周回を重ねた。しかし、47周目のシケイン手前で他車から押し出されてクラッシュし、リタイアとなった。

 開幕戦優勝の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベリラ/荒聖治)は、オリベイラが予選12位からスタートして、序盤は上位車を次々にパスする勢いを見せた。しかし、その後はペースがあがらず後半交代した荒もリスクを避けて堅実な走りで周回。最終的には8位でレースを終えた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿 ROCKSTAR 童夢 NSX (道上龍/小暮卓史組) が5位 (HONDA)

2009年4月19日(日) 決勝 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:予選/曇り 決勝/晴れ 気温:22℃(14:00現在) 路面温度:35℃(14:00現在) 決勝レース:52周(301.964km) 観客:3万5000人(主催者発表)

gt_r02_h_18.jpg  4月19日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第2戦「KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE」の決勝レースが開催された。

 鈴鹿サーキットは、昨シーズン終了後より「観戦・イベントエリアの快適性向上」、「パドック・ピットエリアの利便性・快適性向上」、「レーシングコースのさらなる安全性向上」を目的に大規模改修工事を行った。今回のSUPER GT第2戦は、グランドスタンドやピットビルが一新された鈴鹿サーキットとして初めてのレースとなる。

 Honda NSX-GT勢は、今レースよりダウンフォースを増やすべく、リアエンドの空力処理を改良している。また、18号車を除く4台にパドルシフトを採用している。

 18日(土)に開催された公式予選において、NSX-GT勢は予選1回目の上位8台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに3台が出場した。スーパーラップでは、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が6番グリッド、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が7番グリッド、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が8番グリッドを獲得した。また、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は9番グリッド、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が13番グリッドから決勝レースを迎えることとなった。

 19日(日)の決勝日は朝から快晴となり、気温22℃、路面温度35℃という絶好のコンディションとなった。午後2時5分に総勢35台(GT500クラス計14台)のマシンがローリングスタートを切り、52周のレースが始まった。

 オープニングラップは、金石選手(#17 KEIHIN NSX)が6番手、井出選手(#100 RAYBRIG NSX)が7番手、小暮選手(#18 ROCKSTAR 童夢 NSX)が8番手、L.デュバル選手(#32 EPSON NSX)が11番手、R.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が12番手を走行する。

 6番手を走行する金石選手は、トップグループと同等の1分57秒台で走行、トップから3秒401差で5周をクリアする。決勝は前日の予選時より気温が上昇しているために、タイヤの消耗を含めたコントロールがレースの行方を左右する展開が予想された。

 9周目、井出選手(#100 RAYBRIG NSX)が金石選手(#17 KEIHIN NSX)をパスして6番手に浮上。次周にはR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が9番手に浮上し、13周目には6番手を走行する#100 RAYBRIG NSXとトップとのタイム差は7秒570。続いて7番手に#17 KEIHIN NSX、さらに8番手へ浮上した#8 ARTA NSX、9番手に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが連なって走行する。#32 EPSON NSXは13番手に後退している。

 21周終了時に、先陣を切って#32 EPSON NSXがドライバー交代のピットインを敢行。L.デュバル選手から中山選手にバトンタッチしてコースに復帰する。続いて23周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが道上選手にドライバー交代をする。26周終了時には、#8 ARTA NSXもドライバー交代を敢行し、次周に#100 RAYBRIG NSXもリアタイヤのみのタイヤ交換を行う。

 ドライバー交代時のピット作業でリアタイヤのみの交換ですばやくコースに復帰した#100 RAYBRIG NSXと#8 ARTA NSXは、5番手と6番手へポジションを上げることに成功する。

 35周を終えた時点で、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が、トップから16秒510差の5番手、#8 ARTA NSXの伊沢選手が6番手、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が9番手、#17 KEIHIN NSXの塚越選手が11番手、#32 EPSON NSXの中山選手が13番手を走行する。

 後半戦に入り、好調な走りをみせて追い上げを図る#100 RAYBRIG NSXと#8 ARTA NSXは、3位争いの2台に追いつき、激しいバトルを繰り広げ始める。

 残り10周を切り、6番手を走る#8 ARTA NSXと3番手のタイム差は約2秒。しかし、45周目のスプーンカーブで伊沢選手がオーバーランを喫し、コースに復帰するものの7番手に後退する。さらに、6番手に後退した#100 RAYBRIG NSXが48周目のシケイン入口で前車に追突。この追突により右側のサイドウオールに接触した前車を避けようとした#8 ARTA NSXがクラッシュしてマシンを大きく損傷し、無念のリタイアとなった。このアクシデントで2台のマシン撤去が必要になったため、セーフティカーが入る展開となった。また、直後となる49周目のS字コーナーでは、再び#100 RAYBRIG NSXが他車と接触してスピンを喫し、エスケープゾーンにストップした。

 このアクシデントで、いったんホームストレート上で各車が停止し、順位が整えられてからセーフティカーの先導がスタートするものの、この時点で残り2周しか残っておらず、レースはセーフティカーが先導したままチェッカーフラッグを受けることとなった。

 この結果、優勝は#38 ZENT CERUMO SC430。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が5位、#17 KEIHIN NSXの塚越選手が6位、#32 EPSON NSXの中山選手が9位となった。#100 RAYBRIG NSXは接触行為に対してペナルティも科され、1周遅れの12位となった。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「新生鈴鹿のオープニングレースであり、Hondaファンシートでご声援いただいているファンの皆様のためにもいい結果を出したいと思っていました。ですから、今回の5位、6位の結果には満足していません。再舗装された東コースの路面に最適なセッティングを2日間の短いセッションでまとめきれず、結果としてライバルたちに差をつけられました。次戦の富士は、長いストレートにあわせた空力面でのセッティングが重要ですので、対策を講じたいと思います」
道上龍選手(5位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
「前回の岡山では2位を獲得し、30kgのウエイトハンデを搭載しての戦いになりましたが、ウエイトよりもマシンのセットアップに苦戦したために満足なレース運びができませんでした。しかしながら、結果的には5位で貴重なポイントを獲得することができました。シリーズタイトルを目指してシーズンを戦っている中では、苦しいレースでツキを味方にできたことはよかったと思います」
小暮卓史選手(5位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
「マシンのセッティングに苦しみましたが、その中でベストを尽くしました。予選は8番手でしたがレースでは着実に走りきり、貴重なデータと5位のポイントを取ることができました。マシンは確実によくなっていますが、さらに上位を目指すためにも、まだまだやらなければいけないことがあります。次戦の富士ではさらにウエイトが課せられますが、得意としているコースなのでがんばります」

Text & Photo: Honda Motor Co., Ltd.

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SGT:第2戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

090419Winners

GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
リチャード・ライアン

今日はすごくエキサイティングでした。僕らにとってだけじゃなく、ファンの皆さんにとってもエキサイティングだったんじゃないでしょうか。
予想もつかない結果になりましたね。
僕らはハードタイヤでスタートしたので、序盤は慎重に走るよう心がけました。その後、 2周目から10周目にかけてブリヂストンタイヤがすばらしいパフォーマンスを発揮してくれたので、モトヤマにプレッシャーを掛けていき、 抜こうと思いましたが、中々抜けませんでした。
そのうち、周回遅れのGT300につかえるようになり、彼らもレースをしているのでそれを尊重しつつ、 自分もリスクを避けて走らざるを得なくて、モトヤマに有利な状況になりました。
ピットストップではポジションダウンすることになってしまいましたが、 その後のタチカワはすばらしい走りでポジションを取り戻してくれましたね。

立川 祐路
色々あってよく憶えていません(笑)
ピットアウトするときにエンジンの掛かりが悪くて順位を下げてしまいましたが、クルマには自信がありました。
しばらくは#12の後ろを走ることになりましたが、中々抜くことができませんでした。
でもここでタイヤを使いたくなかったので我慢してついていったんですけど、そのうちどんどん前が離れていったので、終盤は頑張りました。
130Rでダートに押し出されたときは危なかったです。
終盤は、みんなタイヤがきつくなってるようでしたが、僕らのクルマは平気でした。
(36号車とのバトルについて)レクサス同士でぶつかっちゃいけないと思いましたが、僕のほうが有利な状況でしたし、 勢いに乗ってましたから、『これはもういくしかない』と思ったんです。行くなら一発で決めるしかないと思い、いきました。

GT300クラス #33HANKOOK PORCHE
影山 正美

去年の最終戦から全くテストをしていなくて、岡山も出ていなかったので、去年の最終戦の延長上でセッティングを考えました。
ロングランをやってなかったので、タイヤがどこまで持つかもわからず、序盤のうちにマージンが欲しかったので頑張って走りました。 12秒くらいマージンを築いて木下さんに渡しました。
ハンコックタイヤはずっと木下さんが開発をしてきて、僕は去年から参加させてもらいましたが、最初に乗ったときは僕もびっくりしましたよ。 でも、シーズンの中盤辺りから良くなってきて、最終戦は本来なら勝ってる状況だったんですけど、僕のミスで落としてしまいました。
その後はGTを続けるかどうか、という方向に話が行ってしまって、 オフの間はずっと僕と木下さんで話を続けて半ば無理やり説得して4戦参加ということになりました。

木下 みつひろ
影山君がいいペースでマージンを築いてくれて、それをキープしながら最後まで行きたかったんですが、 RX-7がタイヤ無交換で5秒後ろまで迫ってきたので、その後は様子を見ながらペースをコントロールして走りました。
ハンコックタイヤの開発を始めた頃は、ストレートでまっすぐ走らないような状態でしたが、漸くここまでこれました。
この間ずっと結果が出ないジレンマと戦ってきましたが、本当にいいタイヤが出来、結果を出すこともできたので良かったです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SGT:第2戦鈴鹿決勝結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS10521:54'52.997
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS521.888
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS16525.210
450046ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS2529.585
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS305213.897
6500617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS125215.354
7500735KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS45217.532
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH405220.330
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL85224.063
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL5225.904
11500111MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS5233.361
1250012100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS6511Lap
13300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK484Laps
1430027M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH22484Laps
15300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH8484Laps
16300411JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH16484Laps
17300543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI30484Laps
18300681ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH484Laps
1930072プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH10484Laps
20300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH40484Laps
21300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI12484Laps
223001026UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH2484Laps
233001131avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH4484Laps
24500133HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI475Laps
25500148ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS22475Laps
26300125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH475Laps
273001388triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH475Laps
283001455J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH475Laps
2930015111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH466Laps
303001610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH466Laps
313001730RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH6457Laps
3230018666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH4210Laps
---- 以上規定周回(GT500:35Laps / GT300:33Laps)完走 ----
-300-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2329Laps
-300-110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH1042Laps
-300-87giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH547Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.38 ZENT CERUMO SC430 (リチャード・ライアン) 1'56.817
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.33 HANKOOK PORSCHE (影山 正美) 2'06.738
  • CarNo.1,100は、2009 SGT-SpR 第30条1 a) (接触行為) 違反により競技結果に27秒を加算した。
  • CarNo.100は、2009 SGT-SpR 第30条1 a) (接触行為) 違反により競技結果に27秒を加算および罰金5万円を課した。
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SGT:第2戦鈴鹿決勝 終盤に大波乱!! ZENTセルモSCが逆転優勝! GT300はハンコックポルシェが初優勝達成

鈴鹿サーキットのリニューアル後のこけら落としとなった2009オートバックス スーパーGT第2戦 「ケーヒン鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」は4月19日に決勝を行い、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が優勝した。
レースはポールから独走状態を築いていた#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・ トレルイエ組)がタイヤトラブルで終盤スローダウン、さらに多重クラッシュの発生でセーフティーカーランのまま終了と、 大荒れの展開となった。

また、GT300クラスはポールポジションの#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美組)が優勝。ハンコックタイヤに念願の初優勝をもたらした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:35,000人)

090419GT500Start

090419GT300Start

090419

090419GT500final

090419GT500top3

090419GT300final

090419GT300top3

決勝レースは午後2時にフォーメーション開始。
この時点でスターターモーターのトラブルからグリッドにつけなかった#2紫電がピットスタートとなった。

ホールショットを奪ったのはGT500ポールポジションの#1モチュールGT-R。スタートドライバーは本山だ。
本山は2位以下の接近戦に乗じて後続を突き放しにかかるが、2番手の#38ZENT SCがじわじわと差を詰めてくる。 こちらのドライバーはライアンだ。
38号車はハードタイヤでスタートしており、ライアンは序盤意図的に慎重な走りを心がけていたが、 タイヤに熱の入った3周目辺りから本山にプレッシャーを掛け始めたのだ。
コースのあちこちでインを狙ってくるライアンを巧みなライン取りで凌ぐ本山。
2台がドッグファイトを繰り広げるうちに3位の#3トミカGT-Rを駆るロニー・クインタレッリ、 4位の#36ペトロナスSCを駆るアンドレ・ロッテラー、5位の#12カルソニックGT-Rを駆る松田次生らも接近、 7周目に入ったところでトップ集団が5台に膨れ上がった。

このあたりからGT300の周回遅れが出始め、本山はこれを巧みに利用しながら徐々にライアンとの差を広げ始める。
その後方では8周目に#3クインタレッリをかわして#36ロッテラーが3位浮上。ロッテラーはライアンとの差も削り取っていく。
一方ライアンは周回遅れの処理に慎重になり、 かつ後方から執拗に攻め立てるロッテラーを押さえ込んでいるうちに徐々に本山に差を広げられることになる。
20周を消化した頃には1位2位の差は7秒以上に達した。

レース中盤、18周終わりで#39サードSCがピットインしたのを皮切りに各チームともルーティンストップに取り掛かる。
上位陣では3位のペトロナスSCが丁度半分の26周終わり、2位ZENT SCは27周終わりでピットに向かった。
ところがZENTはピットアウト時のエンジン再始動に手間取り、同時にピットインした#12カルソニックGT-R、 #100レイブリックNSXらの後ろでコース復帰することになった。
更に、冷えたタイヤでペースの上がらないうちに既に1周前でピットストップを済ませたペトロナスSCにも抜かれてしまい、 ZENTは暫定7位に後退してしまった。

それでもZENT SCを駆る立川は31周目の130RでレイブリックNSXの細川慎弥に大胆にアウトから被せて抜き去ると、41周目のスプーンでカルソニックGT-Rのセバスチャン・フィリップをも攻略、この間に全車がピットストップを終えた結果、3位まで順位を挽回してきた。

だがこの時点でトップのモチュールGT-Rは既に12秒以上も前方に遠ざかってしまっている。
トップのモチュールは28周終わりでピットイン。トレルイエに交代して暫定3位でピットアウトすると、全車がピットストップを終えた32周終わりで再びトップに返り咲く。
この時点では、このまま1号車が何者にも順位を脅かされずにポール・トゥ・ウィンを達成するものと思われた。
ところが。

右リヤタイヤを使い切ってしまったモチュールGT-Rが終盤突然のスローダウン。
ラップタイムが2分台に低迷した挙句、とうとう47周目には2位ペトロナス、3位ZENTのSC430勢に追いつかれてしまい、 バックストレッチでこの2台に立て続けに抜かれて3位に落ちてしまう。
更にこの際、#38立川をアウト側のダートに押し出したトレルイエの行為に対してレース後27秒加算のペナルティが下り、 結局モチュールGT-Rは優勝はおろかポイント獲得すらならない11位でこのレースを終えることとなってしまった。

これでGT500のトップ争いは#36ペトロナス、#38ZENTの2台のレクサスSC430の一騎打ちとなり、 48周目のシケインで一気に#36脇阪のアウト側に飛び込んだ#38立川が接触しながら半ば強引にトップを奪い取った。

しかし波乱はそれだけでは終わらなかった。
立川がトップに立った直後、130R出口で#100レイブリックNSXと#3トミカGT-Rが接触。
これに#8ARTA NSX、#30レクリスIS350らがまきこまれての多重クラッシュが発生。
3号車はフロントを大破してシケイン手前にストップ。
100号車はそのまま走行を続け、S字に入ったところで周回遅れの#666ヴィーマックにも接触してグラベルに飛び出してしまった。

これにより、49周目にセーフティーカーが導入され、レースはフルコースイエローのまま52周を消化して終了、 ZENTセルモSCが今季初勝利を挙げた。
これにより立川は通算勝利数を11に伸ばし、これまで1位タイだった本山を上回って単独1位となった。

GT300クラスは後方の接戦を尻目に序盤からトップを独走した#33ハンコックポルシェが一度もトップを脅かされることなく48周を走り切り、 ハンコックタイヤに念願の初勝利をもたらした。
2位にはタイヤ無交換という大胆な作戦で#33ハンコックを5秒差まで追い上げた#7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮RX-7(谷口信輝/折目遼組)が入り、#46エスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)が3位。
ピットスタートとなった#2紫電は今回から加わった吉本大樹がスタートから積極的に順位を上げた結果、 7位まで挽回して見事ポイントを獲得した。

次戦はゴールデンウィーク恒例の富士スピードウェイ、5月4日決勝だ。
今回は100km短縮されて400kmでの戦いとなる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SGT:第2戦鈴鹿 スターティンググリッド&スタートドライバー

■GT500 Class

 1
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*本山 哲 / ブノワ・トレルイエ
BS
*1'53.487

 2
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *リチャード・ライアン
BS 10
*1'53.733

 3
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI
*1'53.790

 4
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS
*1'53.948

 5
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS 16
*1'54.124

 6
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS 12
*1'54.308

 7
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥
BS 6
*1'54.478

 8
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍 / *小暮 卓史
BS 30
*1'54.668

 9
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 中山 友貴
DL 8
1'54.706

10
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS 2
1'54.750

11
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明 / *大嶋 和也
BS 4
1'54.945

12
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 40
1'55.129

13
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS 22
1'55.218

14
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL
1'55.664



■GT300 Class

 1
33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ / *影山 正美
HK
*2'03.836

 2
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行 / *藤井 誠暢
YH
*2'05.379

 3
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH 22
*2'05.414

 4
2 プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規 / *吉本 大樹
YH 10
*2'05.757

 5
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH 8
*2'05.826

 6
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
*新田 守男 / 高木 真一
MI 30
*2'06.422

 7
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH 16
*2'06.493

 8
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
*織戸 学 / 片岡 龍也
YH 40
*2'06.754

 9
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI 12
2'07.266

10
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 坂本 祐也
YH
2'07.522

11
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*黒澤 治樹 / 阿部 翼
YH 2
2'08.111

12
30 RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 山野 直也
KH 6
2'08.354

13
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
*坂本 雄也 / 山内 英輝
YH 4
2'08.402

14
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH
2'08.745

15
55 J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH
2'09.512

16
111 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
*壷林 貴也 / 池田 大祐
KH
2'10.028

17
666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
KH
2'10.372

18
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸 / *川口 正敬
YH
2'10.691

19
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
2'10.938

20
110 KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
*谷川 達也 / キム ハンボン
KH
2'08.866

21
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH
-



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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿フリー走行 エネオスSCがトップタイム!GT300はダイシンフェラーリ

鈴鹿サーキットで開催されている、2009スーパーGT第2戦の決勝前フリー走行は、#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム組)がトップタイム。
ポールシッターの#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)はトップから0.244秒差の5番手だった。
GT300クラスは#81ダイシン アドバン Ferrari(青木孝行/藤井誠暢組)がトップ。#33HANKOOK PORCHE(影山正美/木下みつひろ組)はクラス13番手に終わった。

090419FreeGT500 090419FreeGT300

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは昨日に引き続き快晴。
気温の上昇とそのレースへの影響が予想される中、スーパーGTのフリー走行はJSB1000に続いて午前8時50分より30分間で行われた。

#6エネオスSCは開始早々からトップに立つ。
タイムは1分58秒台から始まって最終的には1分55秒615まで短縮してきた。
2位以下も6号車に僅差で続き、7番手の#36ペトロナスSCまでが1秒以内。
ポールシッターの1号車は5番手でこのセッションを終えた。
GT500クラスは全車大きなトラブルもなく30分間の走行を終了、午後の決勝レースに臨むこととなった。

GT300クラスも、走りはじめから#81ダイシンフェラーリが快調に周回を重ねる。
こちらは2分06秒651を記録、8番手の#43ARTAガライヤまでが1秒以内だが、 ポールシッターの#33ハンコックポルシェはここではクラス13位に終わる。

また、昨日の予選で不通過となった#110ボクスター、#66ムルシエラゴはそれぞれクラス16位、9位につけ、 決勝レースへの出走を認められた。
一方、昨日の公式練習でトラブルが発生して予選出走を取りやめた#808BMW Z4はこのセッションでも走行を見合わせ、 今回は不参加となる見込みだ。

決勝レースはこの後午後2時より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿フリー走行結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/19) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'55.615-180.817
2500212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'55.694 0.079180.694
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'55.767 0.152180.580
4500439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.827 0.212180.486
550051MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'55.859 0.244180.437
6500632EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'56.398 0.783179.601
7500736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'56.443 0.828179.532
850088ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'56.644 1.029179.222
9500924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'56.693 1.078179.147
10500103HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'57.050 1.435178.601
115001118ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'57.305 1.690178.212
1250012100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'57.387 1.772178.088
135001317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'57.575 1.960177.803
145001435KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'58.184 2.569176.887
15300181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'06.65111.036165.061
1630022プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'07.04711.432164.547
1730037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'07.17511.560164.381
18300446エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'07.18611.571164.367
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'07.28911.674164.234
20300611JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'07.48611.871163.980
21300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.55611.941163.890
22300843ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'07.58211.967163.857
23300966triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH2'07.73612.121163.659
243001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'08.22612.611163.034
253001130RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.78713.172162.324
26300125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.94913.334162.120
273001333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'09.10613.491161.923
283001426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'09.18413.569161.825
293001531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'09.38313.768161.576
3030016110KUMHO "ARKTECH SG-1"
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'10.36114.746160.365
313001787giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'11.69016.075158.746
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'12.79217.177157.428
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'12.94117.326157.252
3430020111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH2'13.29617.681156.833
353002155J-TRUST F-PRO おうとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'14.92919.314154.935

No.110、66 フリー走行の結果により、決勝レースへの出走を認めた。

ペナルティ
N0.30 罰金2万円を課した。(SGT SpR第31条(信号表示)違反)

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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選 MOTUL AUTECH GT-R、ポールtoウィンを狙う (NISMO)

 新装なった鈴鹿サーキットにSUPER GTが帰って来た。グランドスタンドやピットビルなどが一新されたほか、安全性を確保するために数箇所のランオフエリアも広がり東コースの舗装もやり直された。

 4月18日、薄曇りの朝に練習走行が行われ「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は3位と好位置につけた。また16kgのハンディウェイトを搭載した「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)が4位、HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)が5位につけた。前回優勝で40kgのハンディを搭載した「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は13位だった。

 11時20分、徐々に晴れてきた鈴鹿は気温18℃。予選1回目は30分間の混走から始まった。GT500の参加台数は開幕戦より1台少ない 14台。セッションは開始早々に1台のGT300車両が130R先でクラッシュして赤旗中断となったが、再開後にまずトレルイエがコースインして基準タイムをクリア。そして本山に交代して、セッション終盤に1分54秒388でトップに立った。#3 GT-Rは7位、#12 GT-Rは8位、#24 GT-Rは9位だった。

 GT300の専有走行枠を挟んで、12時20分より10分間のGT500専有走行枠。残り3分の時点で本山が1分54秒128で2位につけたが逆 転され3位に。しかし本山はもう1周アタックを続け1分53秒995へタイムアップして再び2位へつけてチェッカー。スーパーラップ(SL)進出を果たすこととなった。#12 GT-Rは4位、#3 GT-Rは6位でそれぞれSLへ駒を進めたが、#24 GT-Rはクリアラップが取れず12位でSL進出はならなかった。

 15時6分、GT500のSLがスタート。3番目に登場した#3 GT-Rのクインタレッリは、1分53秒790のタイムでその時点でのトップに立った。5番目には#12 GT-Rの松田が登場したが、デグナーカーブの1個目でやや突っ込みすぎてタイムロスを喫し1分54秒124で#3 GT-Rに続いた。7番目にコースインした#1 GT-Rの本山はスムーズなラインを走り、セクター1からセクター3まで次々にベストタイムをマーク。最後までスピードを緩めることなく1分53秒487でトップを奪った。最後に走行した車両は1分53秒733と本山のタイムに及ばず、本山は03年開幕戦(岡山)以来6年ぶりGT500で2回目となるポールポジションを獲得。#3 GT-Rは3位、#12 GT-Rは5位とトップ5のうち3台をGT-Rが占めるという予選結果になった。

 「朝から順調に走れていていましたが前回が残念な結果だったので気合を入れてきました。ポールポジションを取れたというせっかくのチャンスなので、明日はいい結果を残したいです」と本山。既に決勝レースを見据えていた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

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スーパー耐久

S耐:第4戦十勝24時間レースは中止に

24時間先のゴールを目指し、恒例の真夏の祭典、第15回十勝24時間レースがスタートした  本年7月19日に決勝レースを開催する予定の第16回十勝24時間レースだが、大会組織委員会(インターランド株式会社代表取締役、石毛照三委員長)は17日、同レースを中止すると発表した。

 これは既報のとおり、同サーキットを所有する十勝モーターパーク株式会社が3月末の株主総会で本年中の清算開始が可決されたため、開催日にサーキットが利用できる保証がないため本決定に至ったとしている。

十勝スピードウェイリリース
2009年「第16回十勝24時間レース」休止の発表

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.9951'53.487184.208
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.8911'53.733183.809
33HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'54.3311'53.790183.717
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'54.0491'53.948183.463
512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.2111'54.124183.180
617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.2601'54.308182.885
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.5221'54.478182.613
818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.6031'54.668182.311
932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'54.706182.250
106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.750182.180
1135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'54.945181.871
1224HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'55.129181.581
138ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'55.218181.440
1439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.664180.741
■GT300 Class

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'04.2062'03.836168.814
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'06.2832'05.379166.736
37M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH222'06.5702'05.414166.690
42プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH102'05.0942'05.757166.235
546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH82'05.9572'05.826166.144
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI302'06.8692'06.422165.360
711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH162'06.3182'06.493165.268
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH402'06.4372'06.754164.927
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI122'07.266164.264
1088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'07.522163.934
1126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.111163.180
1230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.354162.871
1331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.402162.811
145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.745162.377
15*55J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.512161.415
16111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田 大祐
KH2'10.028160.775
17666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.372160.350
1810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'10.691159.959
1987giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.938159.657
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'01.956 / GT300 2'13.842)----
-*110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'08.866162.224
-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YHAbsence-
-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YHAbsence-
  • 赤旗提示により、9分52秒間中断した。(提示11:25'08 再開11:35'00)
  • 赤旗提示により、8分15秒間中断した。(提示12:02'45 再開12:11'00)
  • 各クラス1~8位はスーパーラップ選抜車両
  • CarNo.55は、公式通知No.12により、車両検査を完了し、予選に出走した。
  • CarNo.110、キムハンボン選手の予選タイムを抹消した。
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