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Formula Nippon

FN:第2戦もてぎフリー走行1回目 JPオリベイラがトップタイム、2位にロッテラー!

 全日本フォーミュラ・ニッポン第2戦が22日、ツインリンクもてぎで開幕。公式予選を前にしてフリー走行が行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分34秒615でトップタイムを記録した。

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 ツインリンクもてぎは朝から薄日が差し、蒸し暑いなか9時40分より1時間にわたってフリー走行が行われた。

 まずは、全車前戦で使用したユーズドタイヤでコースイン。大嶋和也(トムス)が1分36秒586でトップに立ち序盤のこのセッションをリードする。

 開始20分過ぎには、前戦優勝の小暮卓史(ナカジマ)が1分36秒155でトップに立つが、今シーズンからフォーミュラ・ニッポンに復帰した平中克幸(KCMG)が1分36秒110で小暮を上回る。

 開始25分過ぎには小暮がついに35秒台に入り、1分35秒878。トップを奪い返した。

 フリー走行終了7分前。全車ニュータイヤに履き替え、予選シミュレーションを開始。小暮が1分34秒775までタイムを詰めたが、これを上回ったのが1分34秒667でアンドレ・ロッテラー(トムス)。しかし、チェッカー後に1分34秒615をたたき出したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップを逆転。このフリー走行を締めくくった。

 2位にロッテラー、3位に小暮、4位塚越広大(HFDP)、5位ロイック・デュバル(ダンディライアン)、6位にはルーキーの山本尚貴(ナカジマ)が入った。

 公式予選は本日、14時25分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第2戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2010/05/22) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 2 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.615--182.69
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6670.0520.052182.59
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'34.7750.1600.108182.38
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'35.0670.4520.292181.82
51ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.2480.6330.181181.47
631山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'35.3270.7120.079181.32
72伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'35.4130.7980.086181.16
820平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.6171.0020.204180.77
916井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'35.8641.2490.247180.31
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.9081.2930.044180.22
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.9631.3480.055180.12
1218平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'35.9881.3730.025180.07
137ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'36.5751.9600.587178.98
1429井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'37.3082.6930.733177.63
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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スーパー耐久

【MZ Racing】 岡部自動車RX-7、第2戦SUGOは3位表彰台

スーパー耐久シリーズ2010 第2戦 @スポーツランドSUGO

CATWQXYG.jpg5月9日(日)にスーパー耐久シリーズ第2戦「SUGO スーパー耐久400kmレース」がスポーツランドSUGO(宮城県)で開催され、ST-3クラスに岡部自動車からエントリーした2台のRX-7は、#7が3位表彰台に入賞し、#15はブレーキトラブルに見舞われ7位でレースを終えた。

今シーズン2戦目となるここSUGOインターナショナルスピードウェイは、アップダウンに富んだ2本のストレートをテクニカルセクションと高速コーナーで結んだテクニカルなコース。RX-7にとって相性がよく得意とされているコースである。岡部自動車の2台のRX-7はカラーリングも一新し、SUGOへ賭ける意気込みが感じられた。

5月のさわやかな風を感じる天候の下、今回も1デイレースのため、午前中の予選から3時間あまりで決勝レースが行われた。#7「岡部自動車JDSメーカーズRX-7」(碓井久彦/白井剛/加藤正将)は予選中のタービンブローにより、クラス最後尾9位からのスタートとなった。レースは序盤からトップを走行するBMW、NSX 2台のマシンのコースアウトやSCカー導入など波乱の中、#7のRX-7は着実にポジションをアップし、ラスト3周には前を走行していた#51 Zを交わし3位でチェッカーを受けた。予選4位スタートの#15「岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7」(長嶋正明/岩崎祐貴/杉林健一)にはブレーキトラブルが発生しバックストレートでコースアウト。コース復帰と修復に時間を要し、トップに17ラップの遅れをとって7位でフィニッシュした。

レース終了後チーム代表の長島は「FDに有利と思っていたけど他のマシンも速くて苦戦しました。でも#7が表彰台に立てたので面目は果たせたかな」と語った。

MZ Racingプレスリリース 

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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO 1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)が開幕2連勝!

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 5月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第2戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。

 気温19度、路面温度28度のドライコンディションで、13時40分に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。

 ST1クラスは序盤から、#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharom組)の谷口と#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/Fariqe Hairuman/Melvin Moh組)の片岡のトップ争いが延々と続く展開となった。30周目にしてその差はわずか0.5秒のテールtoノーズ。52周目にトップ#1がピットインしタイヤを4本交換行い#28がトップに立つ。71周目に馬の背入口にST4クラスの#62がエンジンブローでストップ。長いオイルの帯がコース上にでき、また芝が焦げる状況とマシンの停止した場所が危険との判断からSCカーランが6周にわたって続いた。この前の68周目に#1はピットインし、SC中の72周目に#28がピットイン10秒以上のマージンを持って#28がトップに立つ展開となった。77周目ではトップ#28の11秒差で#1、3位には#8 ART TASTE GT3(清水康弘/竹内浩典/立川祐路組)がつけていた。しかし、#28に対して他者との接触からドライブスルーのペナルティが出され、80周目には労せずして#1が#28に対して5秒近くのマージンをもって再びトップに立つ。108周のレースは#1が#28に1.3秒差で開幕2連勝を遂げた。3位には#8が入った。

 総合4位には、ST2クラスのトップ#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が、7位にはST3クラスの#34 asset・テクノZ34・nismo(藤井誠暢/佐藤公哉/影山正美組)がニューマシンZ34を投入してのデビューウインを飾った。期待された#51 DIAMANGO-Z(影山正彦/池田大祐/石原正将組)は終盤にスローダウンし、兄弟の3クラス表彰台はかなわず。ST4クラスは12位に#18コスモソニック21FKingsDC5(浅野武夫/岡野陽朋/森正行組)が入った。

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ウイナー他のコメント
#1谷口信輝
st_r02_winners  「最初のピットインで#28にかなりの差をつけられて『これはまずいな』と思った。SCでも流れが#28の方にいってしまったのですが、#28にドライブスルーのペナルティが出たので、ぼくらは労せずしてトップに立てました。同じチームなので#28は残念だと思います・・・」
柳田正孝
 「チームの1-2は嬉しいけれど、こういう形で勝てたことは同じチームメイトとのバトルなのでちょっと正直には喜べない気分もあります」
#28片岡龍也
 「今日はパーフェクトのレースだった!ドライブスルーのペナルティさえなければ勝てていました」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
イムラン・シャーロム
YH1082:49'16.155
2ST12*28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
メルビン・モー
YH1081.358
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘
竹内 浩典
立川 祐路
YH1071Lap
4ST2120RSオガワ ADVAN ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
YH1062Laps
5ST22*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
YH1062Laps
6ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH1053Laps
7ST31*34asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢
佐藤 公哉
影山 正美
YH1044Laps
8ST32*35asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
浜野 彰彦
中村 嘉宏
YH1044Laps
9ST24*6新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH1044Laps
10ST337岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦
白井 剛
加藤 正将
YH1035Laps
11ST3451DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦
池田 大祐
石原 将光
YH1026Laps
12ST4118コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
岡野 陽朋
森 政行
YH1026Laps
13ST4212無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸
久保 宣夫
YH1017Laps
14ST4341TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
阿部 光
東 徹次郎
YH1017Laps
15ST3514岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇
田中 徹
古谷 直広
YH1017Laps
16ST4469ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史
赤星 陽太郎
梅本 淳一
YH1017Laps
17ST4595特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴
松井 猛敏
市嶋 樹
YH1017Laps
18ST46602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一
金森 敏一
岩月 邦博
YH1008Laps
19ST4760RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一
小幡 弘
山田 隆行
YH1008Laps
20ST3627FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 光一
行方 由久
YH999Laps
21ST14*9Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知
岡本 武之
山野 直也
YH999Laps
22ST2530森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
塩野 健司
松下 昌揮
YH9810Laps
23ST48666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎
青木 孝行
朝倉 宏志
YH9315Laps
24ST3715岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
岩崎 祐貴
杉林 健一
YH9117Laps
25ST494TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚
加藤 宏
神谷 慎司
YH8622Laps
---- 以上完走 ----
-ST3-39TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬
佐々木 孝太
植田 正幸
YH8721Laps
-ST4-62ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
太田 侑弥
古橋 孝之
YH6345Laps
-ST3-77TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
高木 真一
YH6345Laps
-ST2-26エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
井尻 薫
古山 節夫
YH6048Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 谷口信輝 1'27.597 (3/108) 152.061km/h
  • CarNo.9は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追い越し)により、 10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.6は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追い越し)により、 10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(黄旗区間中のコースアウト)により、10秒のペナルティストップを課した。
  • CarNo.34は、スーパー耐久シリーズ2010シリーズ規則2010年版第15条(2)違反(給油中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.28は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(他車への接触)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(再スタート時の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.9は、JMRC東北レース一般競技共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO公式予選 1号車のBMW Z4M COUPE(谷口/柳田/Shaharom組)がポールポジション!

 5月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第2戦の公式予選が行われた。

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 気温19度、路面温度22度と風は冷たさを感じるドライコンディションで、9時5分から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。ここでは、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Imuran Shaharon組)の谷口が1分26秒211をマーク、このセッションのトップタイムとした。

 9時50分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式が採られており、結果はここでも#1 BMW Z4Mの柳田が1分26秒255のトップタイムをマークし、2分52秒466の合算タイムでポールポジションを決めた。

 総合4位にST2クラスのトップ#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/村田の信博組)がAドライバーのベストラップ削除のペナルティを受けながらも入った。総合6位にST3クラスのトップ#27 FINA ADVAN BMW M3 (伊橋勲/廣田秀機/行方由久組)、総合19位にST4クラスのトップ#95特許リジットカラーS2000(服部尚貴/松井猛敏/市嶋樹組)が入った。

 決勝レースはこの後13時40分から108周、400kmで開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO公式予選総合結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
YH1'26.211
1'26.255
2'52.466-154.643
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
YH1'26.380
1'26.840
2'53.220 0.754153.970
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘
竹内 浩典
YH1'27.834
1'27.195
2'55.029 2.563152.378
4ST21*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
YH1'29.513
1'29.814
2'59.327 6.861148.726
5ST2220RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
YH1'31.332
1'29.688
3'01.020 8.554147.335
6ST3127FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 光一
YH1'30.317
1'31.011
3'01.328 8.862147.085
7ST3239TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬
佐々木 孝太
YH1'31.110
1'30.316
3'01.426 8.960147.006
8ST3351DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦
池田 大祐
YH1'30.852
1'30.662
3'01.514 9.048146.934
9ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH1'31.646
1'30.080
3'01.726 9.260146.763
10ST3415岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
岩崎 祐貴
YH1'31.115
1'30.646
3'01.761 9.295146.735
11ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢
佐藤 公哉
YH1'31.137
1'31.193
3'02.330 9.864146.277
12ST2426エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
井尻 薫
YH1'31.880
1'31.169
3'03.04910.583145.702
13ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1'31.247
1'32.062
3'03.30910.843145.496
14ST2530森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
塩野 健司
YH1'31.854
1'31.500
3'03.35410.888145.460
15ST266新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH1'32.796
1'30.619
3'03.41510.949145.411
16ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
浜野 彰彦
YH1'31.733
1'32.228
3'03.96111.495144.980
17ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇
田中 徹
YH1'31.912
1'32.963
3'04.87512.409144.263
18ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知
岡本 武之
YH1'32.794
1'32.250
3'05.04412.578144.131
19ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴
松井 猛敏
YH1'32.298
1'33.005
3'05.30312.837143.930
20ST4262ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
太田 侑弥
YH1'34.772
1'34.011
3'08.78316.317141.277
21ST4318コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
岡野 陽朋
YH1'34.053
1'34.830
3'08.88316.417141.202
22ST4412無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸
久保 宣夫
YH1'34.311
1'34.991
3'09.30216.836140.889
23ST4560RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一
小幡 弘
YH1'34.456
1'34.938
3'09.39416.928140.821
24ST4669ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史
赤星 陽太郎
YH1'34.858
1'34.890
3'09.74817.282140.558
25ST4741TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
阿部 光
YH1'36.515
1'33.617
3'10.13217.666140.274
26ST48*602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一
金森 敏一
YH1'36.716
1'34.780
3'11.49619.030139.275
---- 以上予選通過 ----
-ST3-*7岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦
白井 剛
YH1'32.445
1'49.775
3'22.22029.754131.889
-ST4-*4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚
加藤 宏
YH1'46.691
1'50.317
3'37.00844.542122.902
-ST4-*666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎
青木 孝行
YH1'34.840
no time
---
  • CarNo.3 は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.41は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.602 は、は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CaNo.7,4,666は、最後尾スタートを条件として決勝レースの出走が認められた。
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Bドライバー公式予選結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝1'26.255-154.603
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ファリーク・ハイルマン1'26.840 0.585153.562
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
竹内 浩典1'27.195 0.940152.937
4ST2120RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平1'29.688 3.433148.686
5ST223エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
村田 信博1'29.814 3.559148.477
6ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博1'30.080 3.825148.039
7ST3139TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
佐々木 孝太1'30.316 4.061147.652
8ST246新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
関 豊1'30.619 4.364147.158
9ST3215岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
岩崎 祐貴1'30.646 4.391147.114
10ST3351DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
池田 大祐1'30.662 4.407147.088
11ST3427FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
廣田 光一1'31.011 4.756146.524
12ST2526エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
井尻 薫1'31.169 4.914146.270
13ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤 公哉1'31.193 4.938146.232
14ST2630森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
塩野 健司1'31.500 5.245145.741
15ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
吉田 基良1'32.062 5.807144.852
16ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
浜野 彰彦1'32.228 5.973144.591
17ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
岡本 武之1'32.250 5.995144.556
18ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田中 徹1'32.963 6.708143.448
19ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
松井 猛敏1'33.005 6.750143.383
20ST4241TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
阿部 光1'33.617 7.362142.446
21ST4362ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
太田 侑弥1'34.011 7.756141.849
22ST44*602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一1'34.780 8.525140.698
23ST4518コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
岡野 陽朋1'34.830 8.575140.623
24ST4669ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
赤星 陽太郎1'34.890 8.635140.535
25ST4760RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小幡 弘1'34.938 8.683140.463
26ST4812無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
久保 宣夫1'34.991 8.736140.385
---- 以上予選通過 ----
-ST3-7岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛1'49.77523.520121.479
-ST4-4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
加藤 宏1'50.31724.062120.882
-ST4-666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
青木 孝行no time--
  • 使用タイヤは全車ヨコハマです。
  • CarNo.602 は、は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
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スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Aドライバー公式予選結果

タイヤハウスBEST杯SUGOスーパー耐久400kmレース -RIJ- (2010/05/09) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2010 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝1'26.211-154.682
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也1'26.380 0.169154.380
3ST138ART TASTE GT3
PORSCHE 911
清水 康弘1'27.834 1.623151.824
4ST21*3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔1'29.513 3.302148.976
5ST3127FINA ADVAN BMW M3
BMW M3
伊橋 勲1'30.317 4.106147.650
6ST3251DIAMANGO-Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正彦1'30.852 4.641146.781
7ST3339TITEC TRACY NSX
HONDA NSX
川口 正敬1'31.110 4.899146.365
8ST3415岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明1'31.115 4.904146.357
9ST3534asset・テクノZ34・nismo
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢1'31.137 4.926146.322
10ST3677TAKE VICTORY Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON1'31.247 5.036146.145
11ST2220RSオガワ ADVAN ランンサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄1'31.332 5.121146.009
12ST2359東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学1'31.646 5.435145.509
13ST3735asset・テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん1'31.733 5.522145.371
14ST2430森永チルミル☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉1'31.854 5.643145.180
15ST2526エンドレス アドバン ウエッズ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志1'31.880 5.669145.138
16ST3814岡部自動車T-MANオイル Team Tetsuya Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇1'31.912 5.701145.088
17ST4195特許リジットカラーS2000
HONDA S2000
服部 尚貴1'32.298 6.087144.481
18ST397岡部自動車JDS メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
碓井 久彦1'32.445 6.234144.251
19ST149Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911
堀 主知1'32.794 6.583143.709
20ST266新菱オート☆DIXCELエボ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広1'32.796 6.585143.706
21ST4218コスモソニック21FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫1'34.053 7.842141.785
22ST4312無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS PALLAS
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 隆幸1'34.311 8.100141.397
23ST4460RCB with KRP ウインマックス、テイン、ワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
小林 康一1'34.456 8.245141.180
24ST4562ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州1'34.772 8.561140.710
25ST46666BOMEX with CarXs S2000
HONDA S2000
山下 潤一郎1'34.840 8.629140.609
26ST4769ステラブルJ'S RACING ADVAN S2000
HONDA S2000
中西 真史1'34.858 8.647140.582
27ST48*41TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一1'36.51510.304138.168
28ST49602DAYTONA☆PTG☆火の玉インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
奥村 浩一1'36.71610.505137.881
---- 以上予選通過 ----
-ST4-4TSK ☆ Vitz - RS
TOYOTA Vits
河野 利尚1'46.69120.480124.990
  • 使用タイヤは全車ヨコハマです。
  • CarNo.3 は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
  • CarNo.41は、JMRC東北レース一般協議共通規則書第41条1.違反(ホワイトラインカット)により、Aドライバーのベストラップ削除のペナルティを科す。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士 JIMGAINERDIXCEL DUNLOP F430予選8位から粘って決勝6位に入賞! (JIMGAINER)

2010年5月1日(sat)

gt_r03_jg_1.jpg  初夏を思わせる日差し、しかし富士山から吹く風は、非常に強く冷たい。シリーズ2番目に長い距離を走行する富士400kmはそんな中で開幕した。

 タイムスケジュールはオンタイムで進行していた。9時20分からのFREE走行はまず田中哲也からコースへ。マシンの状態をまずチェック。アンダーステアが強く、ギアも合っていないようだ。その為なかなかタイムが上がらない。リアウイング、リアダンパーの調整を行う為に何度となくピットへ。その後10時過ぎから平中克幸と交代。車高調整等を行い、1時間25分間の走行は10番手のポジションで終了した。

 予選1回目は13時50分から行われた。最初の30分間は両クラス混走。その後300クラス500クラスとクラス毎の専有の走行が10分間行われた。この回にはもちろん2名のドライバーが予選基準タイムをクリアしなければならない。そして、今回の予選方式は久しぶりのスーパーラップ。上位8台までがスーパーラップに進出する事が出来る。まず田中がコースインしていく。その後1周計測で今回アタックを担当する平中と交代。両者とも楽に基準タイムはクリア。専有時間になり平中がタイムアタック。計測2周目に1分43秒866をマークし、暫定トップに。その後№43Garaiyaに抜かされてしまうが、2番手のポジションをキープ。スーパーラップは7番目に出走することが決まった。

 55分のインターバルの後、スーパーラップは開始された。2番目に出走した№25Porscheが1分43秒417をマーク。その後も徐々に路面状況がよくなってきたのか、各車タイムも43秒前半を出してきていた。そんな中、始めてスーパーラップのアタックを担当することになった平中。FIA-GT車両が優位といわれる富士スピードウェイでのアタック。ポールポジションを獲得するんだというプレッシャーの中でヘッドライトを点灯し、タイムアタックがスタート。セクター1が過ぎ、0.1秒のビハインドでセクター2を走行。100Rを過ぎて、ヘアピン入り口で痛恨のスピン。普段ほとんどスピンなどする事のない平中だったが、気合いが入りすぎたのかミスを犯してしまった。そのままタイムアタックは終了し、8番手のポジションが決定した。

田中哲也
 今回は平中に全てを任していました。スーパーラップは残念でしたが、仕方がありませんね。決勝では追い上げるレースをしますので、見ていてください。
平中克幸
 朝からの走り出しはあまり良くなくて、それでもいろいろセッティングの変更を施しました。ギアのレシオも合ってなかったですが、それも改善されて予選に臨みました。1回目の予選は思った以上にフィーリングが良く、2番手でスーパーラップに行けたのですが・・・・スーパーラップでは力みすぎたというか、気合いが空回りしたというか・・・・。スピンしてしまい、チームスタッフやスポンサーの皆様には大変申し訳ないことを致しました。決勝では追い上げのレースで、しっかりと仕事をしてきたいと思います。
2010年5月2日(sun)

gt_r03_jg_2.jpg  決勝日は昨日に引き続き快晴。富士山も2日間ともはっきりと見え、最高のレース日和となった。気温もフリー走行が開始された時点で15度。その後サーキットサファリが終わる頃には、17度に上昇していた。

 まずフリー走行は平中から開始。リアウイング、リアダンパーの微調整を行い田中と交代。若干のアンダーステアは残っているものの、決勝に向けて不安はないようだった。サーキットサファリでは田中がスタート。ドライバー交代も兼ねてピット練習。今回は400kmを走り、その中でも2回のピットインと、2回のドライバー交代が義務づけられている。ピット作業も重要なポイントとなる。

 決勝スタート時も変わらず晴天。ゴールデンウィーク最初のお休みの開催の為か、昨年よりも観客も多く、グランドスタンドの熱気は気温よりも熱く感じられた。スタートを担当するのは平中。昨日予選時のスピンによるタイヤのダメージを心配したが、それはないようだった。しかし、路面温度等のコンディションがあまりマッチせず、1周毎に1台ずつ抜かれてしまう。3周目に11番手まで落ちてからは、何とか踏ん張り7周目にNo.3Zをパス。No.9 Porscheが1コーナーでスピンし後退したことにより、スタート時点の8番手に。その後は抜く事も抜かれることも無かったが、タイヤカスを拾いペースはやはり上がらない。予定よりも早めの周回数でピットへ。

 田中にはロングスティントを担当して貰うことになり、コースへ送り出す。ペースも悪くなく、前車との差を詰めては順位を上げていく。再びNo.3 Zを捉え、パスするもその直後にタイヤに違和感が。何かコース上の物を拾ってしまったか、先ほどのペースより2秒近くも一気にペースダウン。田中も無線機から違和感を訴える。

 しかし、1人が運転しなければいけない周回数に達しておらず、その後約5周を走行しなければならい。FIA-GT車両は燃費も悪く、給油に時間が掛かる為にピット時間も長くなってしまう。それなのにコースでのこのタイムロスは、かなり後半の順位争いに響いてしまう。タイヤ無交換作戦の2回目のピットだったが、それも予定外のタイヤ交換を余儀なくされる。

 しかし、平中の2回目のスティントで履いたタイヤは、徐々に下がってきた路面温度ともマッチし、ペースもトップ集団と変わりなく走行。が、すでに前を行くNo.3とは24秒差。残り周回も16周ほどしかなかったが、最終ラップには11秒差まで詰めよる激走を平中は見せてくれ、6番手でチェッカーフラッグを受けた。

 富士スピードウェイではFIA-GT車両が有利と言われておりますが、特別性能調整等により、FERRARIにとっては厳しいのが現状です。しかし、徐々にではありますがタイヤとのマッチング、セッティング等も進みつつあります。次戦セパンでは表彰台を狙い、海を渡って参ります。より一層の応援宜しくお願いいたします。

田中哲也
 今回も結果は余り良いものではありませんでした。ただ最後のスティントで平中が履いたタイヤが、今後に繋がる要素があったんで、次からは上位狙えるようになれればいいかと思います。第1スティント、第2スティントの状態では、棚ぼた以外では表彰台はきついかもしれません。FIA-GT車両はコース上で明らかなリードを奪っておかなければ、勝利はないので、これからその部分を詰めていき、他車とのラップタイムを0.5秒位は付けて走行したいですね。もっともっと詰めていかなければいけませんね。
平中克幸
 決勝はもう少し良いところまでいけると思っていたのですが、最初のスティントで履いたタイヤが思った以上に路面コンディションと合わず、ペースを上げることが出来ませんでした。トップグループのラップタイムにはついて行けませんでしたが、最後のスティントで違うタイヤを履いたら、凄く良い結果が出たので、レース結果としては6位でしたが、順位以上に僕たちにとっては良いデータも取れて、次につながるレースが出来たと思います。次に期待してください。
Text & Photo: JIMGAINER
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スーパー耐久

S耐:藤井誠暢、スーパー耐久にTECHNO FIRSTより新型フェアレディZで参戦!

 この度、藤井誠暢は2010年スーパー耐久シリーズ(ST-3クラス)へTECHNO FIRSTより参戦する運びとなりました事をご報告申し上げます。

 マシンはスーパー耐久へ初投入となる新型フェアレディZ(Z34)。パートナーは全日本F3で活躍する佐藤公哉選手とベテラン影山正美選手となる。

 #34「asset・テクノZ34・nismo」ならびに藤井誠暢へのご声援を宜しくお願い申し上げます。

藤井誠暢のコメント
 スーパー耐久へTECHNO FIRSTさんから参戦でき大変嬉しく思っています。初参戦となる新型フェアレディZということで、新たなマシンと共に参戦できることも楽しみです。TECHNO FIRSTさんには、昨年ST-1クラスでお世話になっていますし、08年にはST-3クラスでチャンピオンを獲得している実績のあるチームですから、早い段階でZ34のポテンシャルを引き出してくれると思います。影山選手、佐藤選手と力を合わせ毎レース表彰台を目指しますので、沢山の応援を宜しくお願いいたします。

technofirst_z34.jpg st_TECHNO FIRST.jpg

■2010年スーパー耐久 スケジュール
  • 第2戦 : 5月8日、9 日/ スポーツランドSUGO
  • 第3戦 : 5月29日、30日 / 鈴鹿サーキット
  • 第4戦 : 6月26日、27日 / 富士スピードウェイ
  • 第5戦 : 9月4日、5日 / 岡山国際サーキット
  • 第6戦 : 10月16日、17日 / 仙台ハイランド
  • 第7戦 : 11月26日、27日 / もてぎオーバル
  • 第2戦よりシリーズ参戦
■2010年スーパー耐久 参戦体制
  • エントラント:テクノファーストレーシングチーム
  • ゼッケン:34
  • マシン名:asset・テクノ Z34・nismo
  • マシン:日産フェアレディZ (Z34)
  • タイヤ:YOKOHAMA
  • チーム監督:市成 聰
  • ドライバー:藤井誠暢 / 佐藤公哉 / 影山正美
  • メンテナンス:株式会社テクノファースト
Text & Photo: 有限会社エクストラクト
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SUPER GT

【MZ Racing】RE雨宮RX-7、SGT富士400kmは惜しくもポイントを逃す。

SUPER GT第3戦(富士)
CAUJQ3CX.jpg
5月2日(日)、富士スピードウェイでSUPER GT第3戦「FUJI GT 400KM RACE」が開催され、RE雨宮レーシングのRX-7(谷口信輝・折目遼組)はGT300の15位からスタート。しかしジャンピングスタートとのジャッジからドライブスルーペナルティが課せられ、序盤から苦しい戦いとなった。一時7位まで順位を回復したものの、レース終盤のタイヤグリップダウンにより、最終的には11位でフィニッシュとなった。

GW中ということもあり、決勝日は5万3千人以上の観客がシリーズ前半戦のマヤ場となる第3戦の行方を見守った。高速コースの富士では40kgのウェイトハンディにプラスして今回から課せられた特別性能調整(リストリクター径1mm縮小)により更なる苦戦が予想された。しかし、前戦がリタイヤによるノーポイントであったため、チャンピオンシップに向けては1ポイントでも多く獲得することがチームの目標となった。

スタートドライバーの折目は一時最下位まで後退するが、これを取り戻すためプッシュを続け順位回復に努めた。今回のレースでは2回のドライバー交代が義務付けられているが、RX-7はここでも400kmの長丁場をタイヤ無交換で走りきる作戦をたてた。これにより谷口がドライブする2スティント目、そして折目の3スティント目と順調に順位を上げた。しかし、7位でのフィニッシュが確実に見えた終盤、グリップが極端に減少しペースが維持できなくなり無念の後退。チームの目標であったポイント獲得には至らなかった。

レース後、雨宮勇美代表は「今回は完全にチームのタイヤマネジメントの失敗です。特別性能調整も痛いですが、今月の鈴鹿での合同テストでは、よいセッティングを見つけ、得意のセパンでは優勝を目指してガンバリます。応援よろしくお願いします」と語った。

MZ Racingプレスリリース http://www.mzracing.jp/supergt/201005.html

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SUPER GT

吉本大樹レースレポート(SGT_R3_富士)

CA8TE6B0.jpg
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【2010年スーパーGTシリーズ第3戦(富士スピードウェイ)】
1-2 May, 2010
===============================
【Result】

【土曜日】
公式練習1回目 : 2 nd / 1'44"145
公式予選1回目 : 5 th / 1'44"180
スーパーラップ : 4 th / 1'43"575 (吉本大樹)
グリッド : 4 th

【日曜日】
フリー走行 :9 th / 1'45"619
決勝 : 3 rd (Driver's Point : 11 pt / Team's Point : 14 pt)
シリーズランキング : 9 th (11 pt) / Team's Ranking : 9 th (15 pt)

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【公式練習、予選】
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CAJPYC6J.jpg
公式予選1回目 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路温 開始時20℃/34℃ 終了時20℃/35℃
スーパーラップ  天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路温 開始時19℃/32℃ 終了時19℃/30℃

triple a Vantage GT2、今季ベストの予選4番手獲得!

ここ数年恒例となっているGW期間中の富士スピードウェイ開催となった2010年スーパーGTシリーズ第3戦。開幕戦はまさかの失格、第2戦もトラブルから通常のスタートを切れず6周遅れでのチェッカーと、ここまでは不完全燃焼が続いてきたtriple a Vantage GT2。それでも第2戦岡山では参戦2戦目にして予選S3に進出、さらに決勝ラップペースではトップと遜色ないペースであった事もあり、チーム、スタッフ、ドライバーは、この第3戦に「今度こそ」という想いを抱きサーキットへと入る事となった。

迎えた初日の公式練習セッション。天候は晴天に恵まれ、コースコンディションも完全なドライ。するとtriple a Vantage GT2はこのセッションで幸先の良いスタートを切って見せる。まず最初にマシンに乗り込んだのは吉本大樹。その吉本は2度のピットインを挟んで13周を走行。タイムもまずまずの1'44"807をマークし、松田選手へとステアリングを渡す。ここから松田選手も順調に走行を重ねると、その後セッションも残り15分程となったところで再度吉本にドライバーチェンジ。すると吉本はここで更にタイムを縮める1'44"145をマーク。GT300 総合で2番手に飛び込み、予選~決勝に向け期待を抱かせる内容でこのセッションを締めくくった。

その後昼のピットウォークを挟み13時50分から始まった公式予選1回目。今回の第3戦予選はこれまでの2戦で行なわれてきたノックダウン方式とは異なり従来型のSL(スーパーラップ)方式。この公式予選1回目では、8位以下の決勝スターティンググリッドが決定(決勝出走には両ドライバーがトップタイムの107%の予選通過基準タイムをクリアする事が義務付け)、8位以内に入ったマシンは後に1台ずつのアタックによって争われるSLに進出する事となる(※公式予選1回目・・・25分間のGT500>300混走セッション&10分間のGT300占有セッション=計35分間)。このセッションでまずマシンに乗り込んだのは松田選手。その松田選手はGT500との混走でクリアラップが取りづらい時間帯ながら、2周の計測で危なげなく基準タイムをクリア。ここでピットへと戻り吉本へとステアリングを託していく。吉本もこの混走時間枠で1周の計測を行ない1'45"479をマークし一旦ピットへ。さらにGT300占有の時間帯に入り本格的にアタックを開始した吉本は、計測3周目に1'44"180をマーク。5番手に飛び込み見事SL進出を決めて見せた。

初のSL方式予選で見事いきなりのSL進出を果たしたtriple a Vantage GT2。このSLでは翌日決勝のPP~8番グリッドを賭けて公式予選1回目8位のマシンから順番に1台ずつでタイムアタックを行う。当然完全なクリアラップでのアタックとなる為、ここではマシン&ドライバーの純粋な速さが競われることになる。このSLでのさらなるポジションアップを狙うtriple a Vantage GT2のステアリングを握ったのは吉本大樹。するとその吉本は周囲から寄せられる期待のプレッシャーに屈することなくVantageをねじ伏せるかの様に攻めた見事なアタックラップを披露。公式予選1回目のベストタイムをコンマ6秒上回る1'43"575をマークし、1発勝負のSLで見事4番手を獲得。公式予選1回目の5番手からポジションをひとつ上げ、翌日の決勝4番グリッドを確保する事となった。

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【決勝】
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CAN77ZDN.jpg
決 勝 天候:晴 | コース:ドライ | 気温21℃ | 路面温度32℃

triple a Vantage GT2、堂々の3位チェッカーでチーム初の表彰台獲得!!

前日の予選では参戦以来の不振を払拭、ようやくその実力の一端を結果に結び付けたtriple a Vantage GT2。そのtriple a Vantage GT2は、決勝を前に行われた朝のフリー走行でも松田選手、吉本大樹の両ドライバーが決勝を見据えたマシンセットを確認しながら順調に走行を重ね9番手タイムをマーク。周囲からの期待も高まる中、今シーズン2番目の長丁場レース(400Km)となる決勝を迎える事となった。

最高の天候となったゴールデンウィーク真っ只中、5万人を超す大観衆が見守る注目の決勝スタートでまずマシンに乗り込んだのは吉本大樹。スタートの時を迎えた各マシンは富士スピードウェイの名物ストレートをローリング、そしてグリーンシグナルの点灯と共に一斉に1コーナーへと飛び込んでゆく。すると吉本は1周目にNo.74 COROLLA Axio apr GT、2周目にはNo.33 HANKOOK PORSCHEをパスし早々に2番手へとジャンプアップ。さらに、唯一前を走るトップのNo.25 ZENT Porsche RSRにぴたりと付け周回を重ねると、16周目にはこれもパス!なんとレース序盤ながらトップに浮上する。その後はそのままレース中盤までトップをキープした吉本であったが、今度は後方からペースを上げてきたミシュランタイヤユーザーのNo.74 COROLLA Axio apr GTに迫られる。31周目のAコーナーで周回遅れのマシンに引っ掛かった吉本はこのタイミングでNo.74に先行を許したものの、その差はわずかなまま2番手で36周目にピットイン、松田選手にステアリングを託していく。

CA7S6ZXK.jpg
しかしFIA-GT車両は燃費が悪い分、JAF-GT車両に比べピット作業に時間がかかってしまう。このロスタイムの差もあり、後ろを走っていたNo.43 ARTA Garaiyaとは同ラップにピットへ入ったものの、ここでNo.43にも逆転を許してしまったtriple a Vantage GT2。タイヤ4本交換を行ないピットを後にした松田選手のポジションはこの時点で4番手。その後No.2 アップルK-ONE・紫電をパスし3番手へとポジションを上げたものの、1回目のピットインでは最初のスティントを短めにするチームやタイヤ交換をせずにピット作業時間を短縮するチームなどが入り乱れ順位がめまぐるしく変動していた事もあり、triple a Vantage GT2を含む数台が絡んだ表彰台獲得を賭けた争いは、見た目の位置関係では判断できない緊迫した僅差の争いとなっていく。そんな中松田選手はこの緊迫した展開のスティントを安定したペースで走りぬき61周目にピットイン(※今回のレースは決勝中2回以上のピットインが義務付け)、給油のみのタイヤ無交換で吉本大樹に最後のスティントを託す。

このピットインを終えた時点でtriple a Vantage GT2のポジションは4番手。チーム初の表彰台獲得までポジションあと1つという展開でステアリングを受け取った吉本は、ここから1'45台中盤のラップタイムを並べタイヤ無交換とは思えない程の好ペースで周回、前を行くNo.19 ウェッズスポーツIS350との差を少しずつ縮めていく。そして迎えた73周目。吉本はレースも残り8周となったところで1コーナーのブレーキング勝負に出ると見事オーバーテイクに成功、再度表彰台圏内にポジションアップを果たす。しかしこの時点でトップ2台は40秒以上前を走っていた為、ここからの残り周回でこれ以上のポジションアップは不可能。さらにはNo.19 ウェッズスポーツIS350も負けじとtriple a Vantage GT2の後方1秒以内に着け虎視眈々と逆転を狙ってくる。この緊迫した状態はチェッカーまで続き、ピットではスタッフが祈るような表情でモニターを見つめる。そして迎えた最終ラップ。ピットクルーが固唾を飲んで見つめる先、富士スピードウェイの長い直線に先に姿を見せたのはtriple a Vantage GT2。吉本は最後に奪い返した3番手のポジションを守ったままチェッカーフラッグを潜り抜け、参戦3戦目にして、遂にチーム初の表彰台を獲得する事となった。

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【吉本大樹コメント】
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実は富士では思っていた程ストレートスピードが伸びず、有利に働くと思っていた部分が有利に働かなかったのですが、マシンのフィーリングは走り始めから素晴らしいもので、トラブルもまったく無く、全てが完璧と言っていい程まとまりました。

予選で出した44秒1は殆ど限界と思っていたのですが、スーパーラップでは更にタイムを上げ2列目からのスタートを切る事ができました。そのポジションからスタート出来た事で早々に2番手へ上り、その後トップへも出る事ができましたが、終盤には74号車や43号車、2号車そして33号車が必ず上がってくると思っていたし、出来るだけのリードを奪いたかったのですがそこまでには至らなかったかな。最後の僕のスティントで19号車を抜く事が出来て3位を獲得できましたが、最後の10周位はグリップがなくて本当に大変でした。でもとにかく何がなんでも表彰台には乗りたかったので意地で前に出ました。最後の交代でタイヤ交換をしない作戦だったから、松田さんがタイヤを十分労わって走ってくれたおかげで最後に19号車の前に出れたと言っても過言ではないです。だって19号車の前に出た直後からさらにフラフラになって逆に突っつき返されてましたからね(苦笑)。それくらいタイミングも全てキマったレースでした。僕らドライバー二人ばかりが目立ってしまうかもしれないけど、本当にチームの力です。

一から手作りのチーム、新体制、新車、スペアのパーツも無い状態で参戦を始めて、たった3戦で表彰台に上がれた事は言葉で言う、もしくは見た目以上に凄い事なのではないかと感じています。それはチームに携わる各々の見えない努力であったり気持ちの部分であったり、A speedがまるで一家の様なチーム体制を築けているからこそ成し得た結果だと思います。

応援して下さった皆さんありがとうございました!

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SGT:第3戦富士 石浦/大嶋組LEXUS SC430が完全勝利! LEXUS SC430は今季初勝利をトップ4独占で飾る! 井口/国本組カローラアクシオもGT300クラスで初優勝 (TOYOTA)

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第3戦の表彰台はレクサス勢が独占した

 SUPER GT第3戦「FUJI GT 400km RACE」が5月1日(土)、2日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 2010シーズンが開幕して3戦目となるが、第1戦、第2戦共にレクサス勢は表彰台に上ったものの、勝利は飾っておらず、ホームコースである富士スピードウェイでの雪辱に期待が持たれた。  今大会は400kmとレース距離が長く、2回のドライバー交代が義務付けられており、戦略的にも注目の集まるレースとなった。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 1日(土)午前9時からの公式練習を経て、午後1時50分からスーパーラップ進出をかけた公式予選1回目が開始された。公式練習でトップタイムをマークするなど好調なMJ KRAFT SC430 35号車はこの予選1回目でもトップタイム。PETRONAS TOM'S SC430 1号車、ENEOS SC430 6号車、ZENT CERUMO SC430 38号車と4台のLEXUS SC430が続き、トップ4を占めてスーパーラップ進出を決めた。DENSO DUNLOP SARD SC430 39号車は惜しくも10番手でスーパーラップ進出はならなかった。  午後3時半よりスーパーラップがスタート。レクサス勢の先頭を切ってコースインした38号車は若干タイムが伸びず6番手。その後は、6号車、36号車、 35号車の順でコースインし、次々にタイムを更新。最後にTDPドライバー大嶋和也がアタックした35号車は、2番手の36号車にコンマ7秒もの大差を付ける驚異的なタイムを叩き出し、見事ポールポジションを獲得した。昨年からTDPドライバーの石浦宏明と大嶋がコンビを組む35 号車は、昨年の第6戦鈴鹿に続きGT500クラスで2度目のポールポジション獲得となった。1号車が2番手、6号車が3番手で続き、 LEXUS SC430が予選トップ3を独占、速さを示した。

 GT300クラスでは、TDPドライバーコンビの井口卓人/国本雄資が駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車がトヨタ/レクサス勢では唯一スーパーラップに進出。スーパーラップでも国本が好走を見せ、見事3番手グリッドを獲得した。ウェッズスポーツIS350 19号車は僅かに及ばず9番手。新スポンサーにより車名、カラーリングも一新し注目を浴びるエヴァンゲリオン RT初号機aprカローラ 31号車は14番手につけた。

◆決勝◆

 決勝日の2日(日)も好天に恵まれ、恒例となったゴールデンウィークの富士ラウンドには、2日間で約8万人ものモータースポーツファンが詰めかけた。

 午後2時に88周(約400km)で戦われる決勝レースがスタート。ポールポジションの35号車は、スタートを担当した大嶋が1周目からハイペースで逃げ、2位で追う1号車との差を保ちながらの序盤戦となった。  その後方では、スタートでライバルに先行され4位にポジションを落とした6号車が、先陣を切って24周目に1度目のピットイン。その後、各車次々にドライバー交代を行い、全車がピット作業を終えた中盤には、首位の35号車に、1号車、6号車、38号車と続きレクサス勢が1-2-3-4体制となった。

 一方、10番手グリッドからスタートで2つポジションを上げた39号車は、30周目にピットインしTDPドライバーの平手晃平へとドライバー交代を行ったが、43周目に駆動系のトラブルに見舞われ、無念のリタイアとなった。

 首位を快走する35号車は、32周目にピットインし大嶋から石浦へ、64周目に再び石浦から大嶋へとドライバーチェンジ。2度目のピットイン時に、タイヤの脱着作業で若干タイムロスしたものの、2位の1号車には10秒近い差をつけての終盤走行となった。

 そして最後は余裕も見せながら35号車がトップでチェッカー。1号車が2位、6号車が3位、38号車が4位で続き、LEXUS SC430が今季初勝利をトップ4独占で飾った。LEXUS SC430でのトップ4独占は初めてのことである。

 35号車は、土曜日のフリー走行、予選1回目、予選スーパーラップ、日曜日午前中のフリー走行全てでトップタイム。レース中のファステストタイムもマークし、ピットタイミング以外では首位を譲らないという完璧な勝利で、石浦/大嶋組としては昨年の第6戦鈴鹿以来となる GT500クラス2勝目を挙げた。

 今大会の結果、ドライバー、チームランキングでも、1号車がトップに立ち、僅差で6号車、35号車、38号車と続き、レクサス勢がトップ4を占めている。

 GT300クラスでは、3番手グリッドから国本がスタートを担当した74号車が、序盤はストレートで勝るライバル車のパッシングに苦戦しながらも、上位争いを展開した。ピットタイミングを遅らせた74号車は、30周目過ぎから先行する2台を見事パスし、首位浮上。38周目に井口へと交代し、コース復帰時には2位となったが、その後、首位を争っていたポルシェがピットインしたため、再び74号車が首位に立つと、68周目に国本へと最後のバトンを渡し、タイヤ無交換でトップを維持したままコースへ復帰した。

 レース終盤は2位のARTA Garaiya 43号車にプレッシャーをかけられる場面もあったが、これを見事に凌ぎきり、トップでチェッカー。参戦2年目の井口/国本にとってSUPER GT初勝利。昨年から同時に参戦を開始したカローラアクシオにも初勝利をもたらすこととなった。19号車は4位、31号車も9位でチェッカーを受け、ポイントを獲得した。  また、この結果、今大会はGT500、GT300クラスの両方を、TDPドライバーが制した史上初めてのレースとなった。

MJ KRAFT SC430 35号車 ドライバー 石浦宏明:
完璧に流れが我々に来たレースだったと思う。開幕戦と第2戦であまりポイントを獲れていなかったので、ウェイトハンデが少なかったことも有利に働いた。自分のスティントでは、他車の様子を見ながら攻めた走りができて満足している。こうして4人のTDPドライバーがそろって優勝会見ができるのは、とても光栄なことだ。
MJ KRAFT SC430 35号車 ドライバー 大嶋和也:
今シーズンに入り、クルマの調子もよく、富士は絶対勝てると思って臨んだ。予選でポールを獲ったので、決勝を取りこぼすことはできないと思っていたが、余裕のレース運びだった。スタート前に振動が出るトラブルが出たが、グリッドでメカニックが原因を探して修復してくれ、レース中は全くトラブルがなかった。今回は、すべてが良い方向に運んでいたレースだった。
COROLLA Axio apr GT 74号車 ドライバー 井口卓人:
国本選手と同じく、優勝することができてほっとしている。カローラアクシオでの初表彰台が初優勝でとてもうれしい。昨日の予選での国本選手の頑張りにより、今日の優勝があると思っている。これからはミシュランタイヤが得意とする、気温の上がるシーズンとなるので、また優勝したい。
COROLLA Axio apr GT 74号車 ドライバー 国本雄資:
やっと優勝できてうれしいというよりも、ほっとしている。持ち込みの状態からクルマも調子良く、このベストな状態を維持し、ミスなく走ることができれば、優勝できると確信していた。終盤のバトルも自分の走りに集中することができた。今後も優勝を重ねていきたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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SGT:第3戦富士決勝 NISSAN GT-Rは、2台が入賞 (NISMO)

 五月晴れとなった5月2日(日)に、富士スピードウェイ(1周4.563km)でSUPER GT第3戦決勝レースが行われた。総走行距離は通常より100km多い400kmで、ピットストップも2回が義務づけられているこのレースで、予選9位からスタートした「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生/ロニー・クインタレッリ)はレース序盤から堅実な走りで周回を重ね、6位に入賞した。また、8番グリッドからスタートした「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)も88周を走りきって8位に入賞した。

gt_r03_n_r500_1.jpg  ゴールデンウィーク最中の日曜日ということもあり、この日富士スピードウェイを訪れたレースファンは、約5万3千名を超えた。グランドスタンドを埋め尽くす観客が見守る中、午後2時過ぎに決勝レースがスタート。クインタレッリがドライブする#12 GT-Rは、6周目には8位となった。その後しばらくの間はこの位置のまま周回し、2回目のピットインを終えたあと7位に。終盤の73周目に#18 HSVをパスして6位に上がると、そのままレース終了迄堅実な走りでポジションを維持した。

 一方、序盤を7位で走行した#24 GT-Rは、スタートドライバーのオリベイラが安定したペースをキープ。一時5位迄順位を上げて、30周目にピットインして安田にドライバー交代した。安田もペースを乱すことなくマイレージを重ねたが、8位を走行していた52周目に第1コーナーで#18 HSVにかわされて9位となる。その後、オリベイラにドライバー交代し8位でコースに戻った#24 GT-Rは、そのままゴールを駆け抜け、ポイントを獲得した。

 この週末最も不運だったのは、「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)であった。決勝日の前日に行われた公式予選では、8番手でスーパーラップのタイムアタックに臨んだトレルイエが予選4位に躍り出、観客を多いに沸かせた。決勝スタートの好位値を手に入れた#23 GT-Rだったが、決勝前のウォームアップ走行で駆動系に不具合が発見され、スターティンググリッドにマシンをつけることなく修理に時間を費やした。作業が完了したのは、決勝レースがスタートした直後のこと。#23 GT-Rは、2周遅れでコースインして行った。トレルイエは、レースリーダーと比べても遜色ないペースで走行し、34周目に本山にドライバー交代した。しかし、エンジントラブルにより58周目にコース上にストップ。そのままリタイヤとなった。

柿元邦彦日産系チーム総監督
 「今回は、GT-Rが6位、8位という結果で、期待の23号車もリタイヤとなってしまいました。今年は新型エンジンを投入したので、信頼性や性能確保などに色々とメイク&トライしています。今回は、そのエンジンのトラブルということで、今後につながる良いテストができたと考えています。対策をしっかり入れて、チャンピオン争いに加われるように、残りのレースをがんばります。どうぞ変わらぬ応援をよろしくお願いします」
Text & Photo: NISMO
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SGT:第3戦富士決勝 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)が5位 (HONDA)

gt100502001L.jpg  5月2日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて2010 オートバックス SUPER GT第3戦「FUJI GT400km RACE」の決勝レースが行われた。

 1日(土)に行われた予選では、スーパーラップにおいて#8 ラルフ・ファーマン/井出有治組(ARTA HSV-010)が予選5番手、#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)が7番手を獲得。#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)と#18 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)と#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)は、それぞれ11、12、13番手となった。

 ゴールデンウイーク4日目となる5月2日(日)は昨日に続き快晴となり、家族連れを含めた5万人以上ものモータースポーツ・ファンが富士スピードウェイに来場している。

 午前中に行われたフリー走行では、#17 KEIHIN HSV-010が5番手タイムを記録。6番手タイムの#8 ARTA HSV-010の井出選手は、GT300クラスのマシンと接触して左側面の車体にダメージを負ったが、無事に修復を済ませて決勝グリッドに並んだ。

 スタートドライバーは、5番グリッドの#8 ARTA HSV-010はR.ファーマン選手、7番グリッドの#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、11番グリッドの#32 EPSON HSV-010は中山選手、12番グリッドの#18 ウイダー HSV-010はL.デュバル選手、13番グリッドの#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手が務める。また、このレースはドライバー交代を2回行う義務が設けられており、スタートドライバーは最低でも2回のスティントを受け持つ必要がある。さらに、タイヤ交換は義務ではないため、各チームは無交換もしくは2本のみ交換などの戦術を練りながら決勝に挑んでいる。

 全37台(GT500クラス13台)のマシンは、14時にウオーミングアップランを始め、2列の隊列を組みながら次周にローリングスタートを切った。

 好スタートを切った#8 ARTA HSV-010のR.ファーマン選手は、1コーナーのブレーキングで2台を抜いて3位に浮上する。オープニングラップは、3位に#8 ARTA HSV-010、1つポジションを上げた#17 KEIHIN HSV-010の金石選手が6位、#32 EPSON HSV-010の中山選手が10位、#18 ウイダー HSV-010のL.デュバル選手が11位、#100 RAYBRIG HSV-010が12位と続く。

 3位のR.ファーマン選手は、1分37秒台のペースで2位を走るマシンの背後を走行する。4周目にバックマーカーをパスするのに手間取り、2位と約 1秒の間隔となる。

 5周目の1コーナーで#18 ウイダー HSV-010のL.デュバル選手が10位に浮上し、#100 RAYBRIG HSV-010も11位となる。7周目に入ると、バックマーカーとなるGT300クラスのマシンが現れ、GT500クラスのマシンは細心の注意を払いながらラップタイムを落とさないように抜きながら走行を続ける。

 9周目にL.デュバル選手と伊沢選手が9位と10位に浮上する。9周終了時には、#32 EPSON HSV-010が早めのピットストップを敢行して、中山選手から道上選手にドライバーチェンジを行う。

 3位のR.ファーマン選手は、前車との差が約2.5秒まで離れるものの、この差を保ちながら安定したタイムを刻んでいく。15周目の3コーナーで伊沢選手がL.デュバル選手とのバトルの末に9位へ浮上する。

 20周終了時点で、R.ファーマン選手はトップと2秒547差の3位。6位に金石選手、9位に伊沢選手、10位にL.デュバル選手、12位に道上選手と続く。このあたりから、トップを走る2台のマシンが接近してバトルを繰り広げ、3位のR.ファーマン選手が少し後方を走る展開となる。

 26周終了時に、9位を走行していた#100 RAYBRIG HSV-010がピットストップを敢行。41秒3の作業で4輪ともタイヤを交換し、交代した山本選手がコースに復帰する。28周目の1コーナーで、金石選手がポジションを1つ上げて暫定4位となる。金石選手は、32周終了時に1回目のピットストップを行い、47秒6の作業で塚越選手に交代した。トップ2台が1回目のピットストップを行ったため、暫定トップとなった#8 ARTA HSV-010のR.ファーマン選手は、他車より遅めの41周終了時にピットインを敢行。39秒7の作業で4輪のタイヤを交換して井出選手がコースに復帰した。この時点で、上位のチームが前輪タイヤの2本のみ交換でピット作業時間を少なくした影響もあり、#8 ARTA HSV-010は5位に後退している。

 ほぼ全車が1回目のピットストップを終えた43周時点で、#8 ARTA HSV-010が5位、#17 KEIHIN HSV-010が6位、#18 ウイダー HSV-010が9位、#100 RAYBRIG HSV-010が10位、#32 EPSON HSV-010が11位を走行する。47周終了時に#32 EPSON HSV-010は2回目のピットストップを敢行している。

 53周目の1コーナーで、#18 ウイダー HSV-010の小暮選手が8位に浮上する。57周目で5位を走行する井出選手の#8 ARTA HSV-010がGT300のマシンと接触したことにより、左フロントボディが破損してしまう。この影響により、60周目の1コーナーで#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手が井出選手を抜いて5位に浮上する。#8 ARTA HSV-010は、次周に修復作業のためにピットガレージに入り、大きなタイムロスを喫してしまう。

 5位の#17 KEIHIN HSV-010は、65周終了時に2回目のピットストップを敢行し、タイヤ無交換作戦を行った結果、金石選手はアウトラップでポジションを1つ上げて実質 4位に浮上した。最も遅めとなる72周終了時にピットストップを敢行した#18 ウイダー HSV-010も、タイヤ無交換作戦を行い、交代したL.デュバル選手が7位にポジションを上げている。

 激しい4位争いを展開していた#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は粘る走り続けたものの、終盤に5位へポジションを下げて88周目のチェッカーフラッグを受けた。#18 ウイダー HSV-010は7位、#32 EPSON HSV-010は9位、#100 RAYBRIG HSV-010は10位で完走を果たした。応急処置を終えてコースに復帰した#8 ARTA HSV-010は、71周目の1コーナーで修復部分が再び損傷したためにマシンを止めてリタイア(62周完走扱い)に終わっている。

 この結果、シリーズポイント争いのドライバー部門において#18 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)が計24ポイントを獲得して5位となった。チーム部門は、ウイダー ホンダ レーシングが計30ポイントを獲得して5位となっている。

コメント
瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「とても悔しい結果となりました。やはり、富士スピードウェイ仕様のセッティングが不十分だったのが敗因です。その中でも、マシンの状態がよかった8号車のアクシデントは本当に残念でした。また、17号車と18号車は2回目のピットストップでタイヤ無交換作戦を行って最後に粘りを見せてくれました。次戦のマレーシアでばん回すべく、 SUGOと鈴鹿でさまざまなテストを行いたいと思っています。具体的には、今回使用したフロントサイドのバンパーアタッチメントとスタンダードのリアウイングの組み合わせを試したい。また、マレーシアの熱対策を考えたシミュレーションをしていきたいと思います。次戦は巻き返しを図るべく全力を尽くしますのでご声援をお願いいたします」
塚越広大選手(5位、#17 KEIHIN HSV-010)
 「今日のレースはマシンの調子がよく、自分たちとしては満足のできる仕事ができました。スタートの段階では気温も高かったので、ミディアムタイヤを選んだのは間違いではありませんでしたが、その後は徐々に温度が下がっていったので、タイヤのアドバンテージを生かしきれませんでした。まだトップスピードではライバルに差をつけられていますが、次に富士でレースをするときには必ずばん回したいと思います。昨年のマレーシア・セパンサーキットでは表彰台に立つことができていますし、マシンのセッティングも進歩してきているので、今日の借りを返したいですね。セパンサーキットとの相性は悪くないので、HSV-010 GTのポテンシャルを発揮して戦いたいと思います」
金石年弘選手(5位、#17 KEIHIN HSV-010)
 「スタートはうまくいき、順位を上げることができました。ストレートスピードの伸びは少し足りませんでしたが、セクター3などその他の部分では詰めることができたので、コーナーで追い上げる展開となりました。第2スティントを担当した塚越選手が『タイヤの状態はいい』と無線で教えてくれたので、最後のピットストップはタイヤ無交換の作戦でポジションアップを狙いました。その結果、ピットアウトの周回で38号車をオーバーテイクすることができましたが、その後の周回で抜き返されたのは悔しいですね。次戦まで時間があるので、セパンでの戦い方はこれからゆっくり考えたいと思います」
Text & Photo: HONDA
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SGT:第3戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

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100502KaikenGT500 GT500クラス優勝 #35MJ KRAFT SC430
大嶋 和也
富士は勝てる、とそういうつもりで今週来ていました。
公式練習、予選、フリー走行とずっとトップで、決勝だけ取りこぼしたらどうしようもないな、と思って必死で走りました。
スタート前の8分間のウォームアップ走行で振動が出たときはあせりましたが、グリッド上で原因が見つかって、決勝走り出してからは問題ありませんでした。
今週はずっと完璧でしたね。去年のポッカ700㎞もそうでしたけど。
継ぎからはウェイトが載って勝てなくなりそうですが、取りこぼしのないようにポイントを狙っていって終盤戦で勝負したいですね。

石浦 宏明
うまく流れがきていて、勝ちたいという気持ちで富士に来ました。今日ここにTDPの4人が並ぶことができて嬉しいです。
最初のスティントで大嶋が良いペースで走っていたので、同じタイヤを履く僕も守らなくても平気でした。8号車の破片を拾ったときはあせりましたが、うまく切り抜けられました。 車もタイヤも問題がないと分かっていたので、最後の大嶋の走りも安心してみていられました。
開幕戦、第2戦とポイントを取り損ねたし、ランキング上位陣は今日もポイントを獲っているので、継ぎからウェイトを積んでも勝つ走りが出来るように頑張って、終盤も最後までタイトル争いに残れるようにしたいですね。

100502KaikenGT300 GT300クラス優勝 #74COROLLA Axio apr GT
国本 雄資
嬉しいよりも、ほっとしています。
去年は勝つどころか表彰台もなかったので、今日勝つことができてほっとしています。
クルマは持ち込みから速くて、高くなった気温とミシュランタイヤもマッチしていたので序盤からどんどん抜かすことが出来ました。(43号車に追い上げられたときは)正直言って凄いバクバクしていましたが、自分の走りを出来ていれば抜かれることはないと考えて、最後まで集中して走りました。タイヤを井口君がセーブしてくれてたので、最初は良かったんですが、そこからちょっとずつバランスがおかしくなってきて、ガライヤに追い上げられました。
クルマを降りてからは高木さんに「もっと速く走れよ!」って言われちゃいました。

井口 卓人
初表彰台を初優勝で決められて嬉しいです。
昨日僕は乗る機会がなかったので、国本君の頑張りで今日の勝利があるのかなと思います。
これからのレースも気温が上がってきて、ミシュランに合ってくるので、ウェイトに関係なく勝ちに行きます。
次のセパンも表彰台に上がれるよう頑張ります。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SGT:第3戦富士決勝 #35MJ KRAFTが完全優勝!上位4台をレクサスが独占。GT300も#74カローラが制し、トヨタ&レクサスがホームレースを完全制覇

2010オートバックス スーパーGT第3戦「富士GT400kmレース」は5月2日、富士スピードウェイで決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が終始安定した速さで後続を突き放し、昨年鈴鹿サーキットで開催された第6戦ポッカ700km以来の優勝を手にした。
また2位に#1ペトロナス、3位に#6エネオス、4位に#38ZENTとレクサス勢は出走5台中4台でトップ4を独占するという、圧倒的な強さを見せ付けた。
GT300クラスもまたTDPの若手コンビの駆る#74COROLLA Axio apr GT(石浦宏明/大嶋和也組)が接戦を制しGT500クラスのレクサスと共にホームコースの富士でのレースを最高の形で締めくくった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日26,500人 決勝日53,100人 延べ79,600人)

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決勝レースは午後2時にフォーメーション開始。
これに先立って行われたウォームアップ走行で2台のクルマが振動を感じてピットへ。1台は#23モチュールGT-R、もう1台はなんとポールシッターの#35MJ SCだった。
幸い35号車の振動は左リヤのアップライトを固定するボルトが緩んでいたためと判明、グリッド上で増し締めをするだけで済んだが、23号車のほうは駆動系のトラブルと判明、そのままピットガレージでの修復作業を余儀なくされた。

1周のフォーメーションラップの後、2時3分にレースはスタート。
GT500クラスはポールの35号車がそのままトップでオープニングラップを制し、会長に周回を重ねていく。スタートドライバーは大嶋だ。これを追う#1ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラーは4周目から次第にペースを上げていき、20周を終えたころには0.480秒とすぐ後ろにまで迫った。
しかし大嶋はそこからペースを上げ、21周目で0.634秒、22周目で1.064秒と再び差を広げていく。25周を終えるころには差は2秒以上に拡大した。
35号車は31周でピットイン。石浦に交代して28.1秒でピットアウト。1号車は35周で最初のピットストップを消化した。この4周の間に石浦はファステストラップを更新するハイペースで周回を重ね、1号車に大差をつけてきた。
50周を消化するころには実に14秒以上のギャップを築き上げ、63周終わりで2度目のピットイン。再び大嶋に交代したが、左フロントタイヤの交換に手間取り、36秒の作業時間。
この間に#1ペトロナスSCは2スティント目を担当した脇阪寿一が64周目、65周目と1分36秒台のハイペースで飛ばし66周終わりでピットイン。
しかしこちらも作業時間は34.8秒と決して迅速とは言えず、トップとの差を詰めるまでには至らなかった。

結局35号車は一度もトップの座を脅かされることなく88周を走り切り、公式練習、予選、決勝、フリー走行と今週行われた全てのセッションでトップという完璧な形で昨年8月のPOKKA700km以来8ヵ月半ぶりの勝利を手にした。
しかもこの日レクサスSCは出走5台中4台、44周目に駆動系トラブルでリタイヤした#39デンソーサードSCを除く全車でトップ4を形成するという、これまた完璧な形でゴールデンウィークのホームレースを締めくくった。

なおホンダHSVの最上位は#17ケーヒンの5位、GT-R勢は#12カルソニックの6位が最高で、前回優勝の#18ウイダーHSVは7位に終わっている。

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100502GT300top3

#35MJ SCの圧勝という結果に終わったGT500クラスとは対照的に、GT300クラスはスタートからファイナルラップまで息をもつかせぬ接戦が繰り広げられた。

まずはポールシッターの#33ハンコックポルシェに2番手スタートの#25ZENTポルシェが襲い掛かり、1周目のコカコーラコーナーでトップに立つ。ドライバーは33号車が木下みつひろ、25号車は土屋武士だ。
#33木下は続く2周目のダンロップコーナーで#66アストンマーチンを駆る吉本大樹にも抜かれて3位に後退してしまった。

2位に浮上した#66吉本は追撃の手を緩めず#25土屋を16周目のダンロップで攻略し、トップに浮上する。
その後方では出遅れた4位#74カローラを駆る国本と#33木下の熾烈な3位争いが展開された。 右に左にラインを変えて木下の隙を伺う国本。一方木下も巧みなライン取りとストレートスピードの速さを利用して#74カローラの動きを封じ、22周終わりで最初のピットストップ。
ここで33号車はタイヤ無交換作戦に出た。2スティント目を担当するのは今回チームに加わった藤井誠暢だ。

これで前の開いた国本は一気にペースを上げてトップ2台に迫る。
前方では一旦トップを奪われた#25土屋が何度も#66吉本に並びかけるが、吉本も必死で押さえ込む。その間に国本は2台との差をぐんぐん詰め、30周目のヘアピンで見事土屋のインを突いて2位に浮上した。
これで勢いのついた国本は続く31周目には周回遅れに詰まった吉本をも攻略、トップに躍り出た。

74号車は38周終わりで最初のピットイン。
しかしここでタイヤ4本を交換したため、再び#33ハンコックの後方でピットアウトすることに。
一方25号車は最初のピットストップの際、ピットレーン出口で速度違反を犯してドライブスルーペナルティを受け、66号車はFIA-GT仕様の燃費の悪さから給油時間が長めになり、いずれもこの段階で勝負権を失った。

これで一躍トップに躍り出た33号車だったが、46周終わりのホームストレートでエンジントラブルに見舞われてレースを終えることとなってしまう。
代わってトップに復帰した74号車。しかしその背後から猛然と追い上げてくるクルマがあった。
aprのチームメイト、#43ガライヤだ。

43号車は24周目のコカコーラで#26タイサンポルシェと4位を争ってコースオフを喫したものの、その後は着実なペースで上位との差を詰め、他の上位陣の後退にも助けられて40周目に3位、45周目には2位に浮上してきた。
一方トップの74号車は2度目のピットストップでタイヤ無交換を選択した影響でレース終盤マシンバランスに苦しみ始めていた。

そして遂に75周目、2台のギャップは1秒を割り込んだ。
ダンロップで、最終コーナーで並びかけてくる#43高木。#74国本も懸命に押さえ込む。
両者はテール・トゥ・ノーズのままファイナルラップを迎えるが、結局最後まで集中を切らさなかった国本が高木に競り勝ち、GT参戦2年目にして初めての表彰台を勝利で飾ることとなった。 僅差で敗れた#43ガライヤに続く3位には、45秒以上の大差をつけられながらもしぶとく生き残った#66アストンマーチンが入った。

次戦はマレーシアのセパンサーキット。6月20日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS14882:25'00.795
250021PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS38884.741
350036ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS428822.875
4500438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS348841.899
5500517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS168851.687
6500612カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS16881'11.940
7500718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS40881'17.697
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH40871Lap
95009*32EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL2871Lap
1050010100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS28871Lap
11500118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS106226Laps
---- 以上規定周回数(61 Laps)完走 ----
-500-23MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI65830Laps
-500-39DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL144345Laps
■GT300クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1300174COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI10812:25'27.609
2300243ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI10810.622
3300366triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH8145.304
4300419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH228146.122
530053HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH348155.577
6300611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL8811'10.790
73007*25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH801Lap
8300827NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH4801Lap
9300931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH12801Lap
1030010*26CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
YH801Lap
11300117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH40801Lap
123001246アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH70801Lap
13300132アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH30801Lap
14300149初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
番場 琢
佐々木 雅弘
HK2801Lap
153001587JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH2801Lap
163001686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH24801Lap
173001788リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH801Lap
18300185マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH16783Laps
1930019666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
宮本 隆士
Takamori.com
YH783Laps
203002051Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
密山 祥吾
YH5922Laps
---- 以上規定周回数(56 Laps)完走 ----
-300-33HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山 正美
藤井 誠暢
HK164536Laps
-300-365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
ティム・サグダン
YH3051Laps
-300-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2754Laps
-300-360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
田中 篤
松永 まさひろ
HK180Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.35 MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組) 1'35.612 (68/88) 171.807km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.74 COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組) 1'44.753 (61/81) 166.815km/h
  • CarNo.32は、接触行為により注意喚起(黒白旗を提示)
  • CarNo.7の第2ドライバーは、反則スタートによりドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.25の第1ドライバーは、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットロード速度超過)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.26の第1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(青旗無視)違反により、罰金3万円のペナルティを課した。
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Formula Nippon | JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT FN:GTA、JRP、富士スピードウェイの3社がJAFグランプリの概要を明らかに。レースは三日間開催

株式会社GTアソシエイション(以下GTA)、株式会社日本レースプロモーション(以下JRP)、富士スピードウェイ株式会社の3社は5月2日、スーパーGT第3戦の開催されている富士スピードウェイで会見を行い、11月に予定されている「JAFグランプリ スーパーGT&フォーミュラニッポン富士スプリントカップ2010」の大会概要を発表した。
当日は坂東正明GTA社長、白井裕JRP社長、加藤裕明富士スピードウェイ社長の3名が出席し、レーススケジュールやサポートイベント、今後のメディア説明会の日程などについて説明した。
内容は下記の通り。

1.大会概要
20年ぶりの復活となる「JAFグランプリ」タイトルの付与されることとなった本大会は、開催日程を3日間とし、11月12日(金)をフリー走行・公式予選日とした。
また日本で最も参加台数の多いワンメイクレースである「ネッツカップヴィッツレース」のグランドファイナル、日本独自のナショナルフォーミュラ「F4」、往年の日産サニーやトヨタスターレットなどが当時のカラーリングで参戦する「マイナーツーリングカーレース」を併催レースとして組み込んだほか、往年のトップドライバーによる「レジェンドカップ」をマツダロードスターを使用したエキジビジョンレースとして開催する。
なお本大会ではフォーミュラ・ニッポン、GT500、GT300の総合優勝者にJAFグランプリタイトルを付与するほか、GT500クラス優勝チームとF4の年間最多優勝コンストラクターに国土交通大臣賞がそれぞれ授与される。

2.レーススケジュール
メインレースの決勝はフォーミュラ・ニッポン、GT500クラス、GT300クラスの順でそれぞれ100km(22周)のスプリントレースを土曜日と日曜日の両日開催する。 また表彰式については全レースの終了後に3カテゴリーをまとめて実施する。 日程は下記の通り

11/12(金)
午前
スーパーGTフリー走行
フォーミュラ・ニッポンフリー走行
ヴィッツ予備予選

午後
スーパーGT500クラス予選
スーパーGT300クラス予選
マイナーツーリング予選
フォーミュラニッポン予選
ヴィッツコンソレーション決勝

11/13(土)

午前
ヴィッツ予選
F4予選
マイナーツーリング決勝
レジェンドカップ

午後
フォーミュラ・ニッポン決勝①
スーパーGT300クラス決勝①
スーパーGT500クラス決勝①
表彰式①

11/14(日)
午前
F4決勝
ヴィッツ決勝
レジェンドカップ

午後
フォーミュラ・ニッポン決勝②
スーパーGT300クラス決勝②
スーパーGT500クラス決勝②
表彰式②

3.特設ウェブサイトの開設
本大会をより多くの方に認識いただくため、特設ウェブサイトを6月より開設する。 アドレス等の詳細は後日公表する

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第3戦富士スターティンググリッド/スタートドライバー

■GT500 Class
 1
35 MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明 / *大嶋 和也
BS 14
*1'33.586

 2
1 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 38
*1'34.358

 3
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
*伊藤 大輔 / ビヨン・ビルドハイム
BS 42
*1'34.537

 4
23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ
MI 6
*1'34.562

 5
8 ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
* ラルフ・ファーマン / 井出 有冶
BS 10
*1'34.669

 6
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
* 立川 祐路 / リチャード・ライアン
BS 34
*1'34.831

 7
17 KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
* 金石 年弘 / 塚越 広大
BS 16
*1'35.056

 8
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 安田 裕信
YH 40
*1'35.427

 9
12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生 / *ロニー・クインタレッリ
BS 16
1'35.450

10
39 DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL 14
1'35.465

11
32 EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍 / *中山 友貴
DL 2
1'35.784

12
18 ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史 / *ロイック・デュバル
BS 40
1'35.924

13
100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
* 伊沢 拓也 / 山本 尚貴
BS 28
1'36.211



■GT300 Class
 1
33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
* 木下 みつひろ / 影山 正美 / 藤井 誠暢
HK 16
*1'43.165

 2
25 ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕 / *土屋 武士
YH
*1'43.417

 3
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人 / *国本 雄資
MI 10
*1'43.428

 4
66 triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士 / *吉本 大樹
YH
*1'43.575

 5
43 ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男 / *高木 真一
MI 10
*1'43.613

 6
3 HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹 / *柳田 真孝
YH 34
*1'44.079

 7
2 アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*加藤 寛規 / 濱口 弘
YH 30
*1'44.191

 8
11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也 / *平中 克幸
DL 8
*no time

 9
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学 / *片岡 龍也
YH 22
1'44.340

10
86 JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司 / *関口 雄飛
YH 24
1'44.414

11
5 マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二 / *黒澤 治樹
YH 16
1'44.494

12
9 初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
*番場 琢 / 佐々木 雅弘
HK 2
1'44.512

13
26 CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*イゴール・スシュコ / 植田 正幸
YH
1'44.577

14
31 エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
*嵯峨 宏紀 / 松浦 孝亮
YH 12
1'44.585

15
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝 / *折目 遼
YH 40
1'44.630

16
87 JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之 / *坂本 祐也
YH 2
1'44.630

17
27 NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
*山岸 大 / 小泉 洋史
YH 4
1'44.872

18
46 アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*横溝 直輝 / 阿部 翼
YH 70
1'45.149

19
88 リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*余郷 敦 / 細川 慎弥
YH
1'45.332

20
62 R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也 / *佐々木 孝太
YH
1'45.464

21
51 Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也 / *密山 祥吾
YH
1'46.011

22
666 BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎 / *宮本 隆士 / Takamori.com
YH
1'46.511

23
360 石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
田中 篤 / 松永 まさひろ
HK
1'47.737

24
365 365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー / *ティム・サグダン
YH
1'47.817



  • タイムの'*'印はスパーラップで記録されたもの
  • ドライバーの'*'印はスターティングドライバーを示す
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SUPER GT

SGT:第3戦富士GTA定例会見 セディナが新シリーズスポンサーに

株式会社GTアソシエイション(以下GTA)は5月2日、スーパーGT第3戦の開催されている富士スピードウェイで定例会見を行い、株式会社セディナが今回新たにシリーズスポンサーとなったことを発表した。
セディナは昨年4月にオーエムシーカード、セントラルファイナンス、クオークの3社が合併して出来た日本最大級の信販会社。
会見当日は江幡真史代表取締役副社長が出席して、契約に至った経緯と今後展開するサービスについて説明した。

 147
新スポンサー「セディナ」の江幡副社長
江幡副社長のコメント
日本国内でゴールドカードを普及させるために何が必要か調査したところ、「限定間のあるサービス」「家族や友人との共有感」がポイントになることが分かりました。
そこでスポーツイベントとしてのスーパーGTに着目いたしました。
今回発表するセディナカードPremium(プレミアム)」はスーパーGTファンに向けて、スポンサーラウンジへのご招待や観戦券の割引購入などの特典を設けました。

GTAプレスリリース

セディナカードPremiumの概要

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SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行 またも#35MJ KRAFTがトップタイム!レクサスSCが上位独占

MJ KRAFTはここでも速かった!
2010スーパーGT第3戦の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がトップタイムを記録。昨日の公式予選から全てのセッションでトップに立ち、決勝にむけて万全の仕上がりぶりを改めてみせつけた。
GT300クラスは今回2カーエントリーとなったタイサンの1台、#26CINE CITTAタイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田正幸組)がトップ。ポルシェ勢がここでも速さをみせた。

100502Fp2GT500 100502Fp2GT300

決勝日を迎えた富士スピードウェイも昨日に続いて快晴。朝早くから多くの観客が詰めかけ、既に1コーナー指定席は完売の状態だ。
そんななか、フリー走行は午前8時30分より30分間で行われた。

各車のペースは走り始めから速く、周回を重ねるたびにトップは#24HIS GT-R、#38ZENT SC、#8ARTA HSV、#6ENEOS SCと目まぐるしく入れ替わるが、開始15分で大嶋のドライブする#35MJ SCが1分35秒975でトップに躍り出て、これがそのままこのセッションのベストタイムとなった。
これはユーズドタイヤを装着し、決勝を想定して燃料を多めに積んでいながらのタイムということであり、決勝に向けて35号車の準備は万全のようだ。 また2番手には#6エネオス、3番手に#38ZENTがつけ、35号車だけでなくレクサスSC勢全体の好調ぶりを伺わせた。

100502FpKondo一方GT-R勢最上位は#24HISの4位。しかし24号車は走行終了3分前に1コーナー立ち上がりでトラブルによりストップしてしまい、決勝への影響が懸念される状況だ。

HSV勢では#17ケーヒンの5位が最高。前回優勝の#18ウイダーは9位と、ここでも苦戦が続く。

GT300クラスは序盤から#26タイサンポルシェと#2アップルK-ONE紫電の2台が交互にトップタイムを塗り替えあう展開に。結局スシュコが開始14分で記録した1'44.925がここでのトップタイムとなった。
2番手に#2紫電、3番手には#19ウェッズスポーツIS350がつけた。

第3戦決勝はこのあと午後2時より88周(400km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士フリー走行結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/02) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS141'35.975-171.157
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS421'36.350 0.375170.491
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS341'36.387 0.412170.425
4500424HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH401'36.490 0.515170.244
5500517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS161'36.520 0.545170.191
650068ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS101'36.540 0.565170.155
7500712カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS161'36.618 0.643170.018
850081PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS381'36.660 0.685169.944
9500918ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS401'37.011 1.036169.329
105001039DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL141'37.062 1.087169.240
115001123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI61'37.502 1.527168.477
125001232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL21'37.589 1.614168.326
1350013100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS281'37.847 1.872167.883
14300126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
YH1'44.925 8.950156.558
1530022アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH301'45.362 9.387155.908
16300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH221'45.407 9.432155.842
17300433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山 正美
藤井 誠暢
HK161'45.444 9.469155.787
1830055マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH161'45.446 9.471155.784
19300611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL81'45.458 9.483155.766
20300743ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI101'45.482 9.507155.731
21300827NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH41'45.526 9.551155.666
22300966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'45.619 9.644155.529
23300103HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH341'45.638 9.663155.501
243001146アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH701'45.719 9.744155.382
253001286JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH241'45.761 9.786155.320
26300137M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH401'45.844 9.869155.198
273001474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI101'45.962 9.987155.025
283001531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH121'46.11310.138154.805
293001662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'46.12210.147154.792
303001788リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'46.26210.287154.588
313001825ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'46.61610.641154.074
323001951Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
密山 祥吾
YH1'46.65810.683154.014
333002087JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH21'46.75510.780153.874
34300219初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'46.76310.788153.862
3530022666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
宮本 隆士
Takamori.com
YH1'48.06412.089152.010
3630023360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
澤 圭太
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'48.66312.688151.172
3730024*365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
ティム・サグダン
YH1'50.41814.443148.769
  • CarNo.365のフリー走行にて状態を確認した結果、決勝レースへの出走を認める。ただし、第2ドライバー(ティム・サグタン)をスタートドライバーとする。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選 ARTA HSV-010(R.ファーマン/井出有治組)が予選5番手を獲得 (HONDA)

gt100501002L.jpg  5月1日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて2010 オートバックス SUPER GT第3戦「FUJI GT400km RACE」が開幕し、公式予選が行われた。

 今シーズンからデビューを果たしたHSV-010 GTは、#18 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)が開幕から2戦連続ポールポジションを獲得し、第2戦岡山ラウンドではポール・トゥ・ウインで初勝利を挙げるなど、新開発のFRレイアウトとなるニューマシンながら高い戦闘力を示している。今回の第3戦の富士スピードウェイは、約1.5kmのホームストレートを備え、トップスピードの高さが求められる高速サーキットである。そのため、開発チームは開幕当初からの課題となっているトップスピードを補うために、フロントサイドのバンパーアタッチメントに膨らみを持たせ、リアウイングを小型化するなど新たな空力パーツをHSV-010 GTに投入して改善に取り組んでいる。

 今回の予選では、スーパーラップ方式が今シーズン初めて採用された。予選1回目の走行タイム上位8台が、予選2回目として行われる「スーパーラップ」に出場する権利が与えられる。スーパーラップでは、各車が1台ずつタイムアタックを行い、決勝グリッドを決定する。

 今年のゴールデンウイークは天候に恵まれるとの予報通り、富士ラウンドの予選日は快晴で気温や湿度ともに観客にとって過ごしやすい気候となった。マシンやタイヤにとっても、風が少し強く吹くものの、スーパーラップ開始時点で気温19℃、路面温度30℃と絶好のコースコンディションとなった。

 予選1回目では、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)が11番手、パドルシフトトラブルを修復して挑んだ#18 ウイダー HSV-010が12番手となり、#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)が赤旗掲示時の追い越し違反によるタイム抹消のペナルティを受けたために13番手でグリッドが確定した。

 #8 ラルフ・ファーマン/井出有治組(ARTA HSV-010)と#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)は、6、7番手タイムを記録してスーパーラップに出場。

 予選2回目のスーパーラップは、#8 ARTA HSV-010のR.ファーマン選手と#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手がタイムアタックを担当。塚越選手は1分35秒056を記録、ストレートスピードで278km/hを記録したR.ファーマン選手は1分34秒669のタイムでアタックを終えた。この結果、#8 ARTA HSV-010が予選5番手を獲得。#17 KEIHIN HSV-010が7番手から決勝レースを迎えることとなった。

コメント
瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「悔しい結果となりました。新しく導入した空力パーツのテストが十分でなく、予選でのセッティングを出しきることができませんでした。ライバルとのトップスピード差は縮まったのですが、コース全体でのバランスが取れなくて一発のタイムが出ませんでした。18号車は40kgのウエイトハンデも重なって不本意な結果となり、32号車もタイヤ選択が決まらなかったために1コーナーのブレーキングが噛み合いませんでした。その中でも、決勝を見据えてミディアムタイヤを選択した8号車は、 R.ファーマン選手がいい走りを見せてくれました。明日のフリー走行で最終的なセッティングを詰めていきたいと思います。決勝レースでのペースは安定したいいタイムが出ているので、3スティントが義務づけられた決勝は粘り強い走りで好成績を残せるようにがんばります。明日も皆様のご声援をよろしくお願いいたします」
ラルフ・ファーマン選手(5番手、#8 ARTA HSV-010)
 「今回はマシンを富士仕様にしたので、走り始めの段階では調整が必要な部分がありましたが、セッティングを煮詰めていくことでよい状態に仕上げることができました。スーパーラップでは明日のレースを見越してミディアムタイヤで走りました。このためウオームアップでは苦労しましたが、最終的には満足できるアタックとなりました。明日は、ミディアムタイヤの特性が生かせる20ラップごろからレースを有利に運べると思います。ゴールデンウイーク中のレースでたくさんのファンが訪れてくれると思うので、ぜひとも表彰台に上がれるようがんばります」
井出有治選手(5番手、#8 ARTA HSV-010)
 「新しい空力パーツを投入した影響で最初はブレーキが安定しませんでしたが、その後、セッティングを煮詰めていくことでタイムはよくなりました。富士でポイントとなる最高速度については、これまでに比べてもあまり問題ではなくなっていると思います。明日の決勝では、ソフトタイヤを選択しているライバルチームもあるので、タイヤの使い方や戦略を生かしながら、一つでも順位を上げていきたいです。トラブルがなければ、明日は表彰台に上れると思います」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選 MOTUL AUTECH GT-R、予選4位から表彰台を狙う (NISMO)

■#23 GT-Rと#24 GT-Rがスーパーラップへ進出

gt_r03_n_q500_1.jpg  SUPER GT第3戦は、五月晴れの富士スピードウェイで開催。早朝からこのイベントを楽しみに待ったファンが大勢詰めかけた。今回のウェイトハンディは、「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が6kg、前回4位の「カルソニック IMPUL GT-R」(#12松田次生/ロニー・クインタレッリ)が16kg、シリーズ2位につけている「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)は40kg。今回GT-R勢は、フロントバンパーにアタッチメントを装着し、新型リアフェンダーを変更し低ドラッグ仕様としている。

 朝9時から1時間45分行われた公式練習は気温18℃と清々しい天候のもと行われ、#12 GT-Rが3位、#23 GT-Rが5位、#24 GT-Rが9位とまずまずの位置につけた。

 今回の予選方式は今季初のスーパーラップ方式を採用。13時50分からは予選1回目が行われGT-R勢のドライバーは全員が基準タイムをクリア。気温 19℃、路面温度35℃というコンディションのもと、14時28分からは10分間のGT500専有走行枠でアタック合戦が始まった。開始5分、コースインして2周目のコカ・コーラコーナーで#23 GT-Rのトレルイエがスピン、一瞬ドキリとさせたが体勢を立て直してアタックを再開した。激しいアタック合戦が繰り広げられ、タイムがどんどん更新されていく。#24 GT-Rのオリベイラは1分35秒078で5位につけ、#12 GT-Rのクインタレッリが8位となった時点でチェッカーが振られたが、直後にこれを上回るタイムを出した車両があり9位へ。最後の最後に#23 GT-Rのトレルイエが渾身のアタックを試みたが結果は9位。#12 GT-Rは10位となった。

 ところが違反行為でペナルティを受けた車両があり、#23 GT-Rは繰り上がって#24 GT-Rと共にスーパーラップへの出走が認められることになり、#12 GT-Rは9番グリッドが確定した。

■トレルイエがスーパーラップでポジションを4つ上げる

 GT500のスーパーラップは気温20℃、路面温度32℃のコンディションで、16時05分に始まった。最初のアタックは#23 GT-Rのトレルイエ。気持ちを集中させて2周のウォームアップでタイヤを温めたトレルイエは、慎重にしかしミスなくまとめ、特にテクニカル区間のセクター3を上手にまとめて1分34秒562のタイムをマーク。これが基準タイムとなった。その後の2台はタイムアップならず3台終了時点でトレルイエがトップをキープ。4番目に登場した#24 GT-Rのオリベイラは思うようにタイムが伸びず、1分35秒427とこの時点で4位となった。5台目の車両も3位止まりとなり、この時点でもトレルイエはトップに。しかし残り3台の車両がタイムを更新することとなったが、結果的に#23 GT-Rは8位から4位まで躍進。2列目のグリッドを確保することとなった。#24 GT-Rは8番手からスタートする。

 予選1回目終了後に険しい表情を見せていたトレルイエも、スーパーラップ後はいつもの笑顔を見せ、仕事をやり遂げたような満足そうな表情だった。

ニスモ鈴木豊監督
 「当初はスーパーラップ進出を逃していたわけですからラッキーな結果になりました。予選1回目は、スーパーラップや決勝のことを考えると硬いタイヤを履くことになったのですが、これでタイムが出ませんでした。しかしチャンスをつかんだベン(トレルイエ)が走りでカバーしてくれました。明日のレースは、ピットワークを含めたチームの総合力でひとつでもポジションを上げて表彰台を狙いたいと思います」
Text & Photo: NISMO
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

100501pp

100501ppGT500GT500クラス #35MJ KRAFT SC430
大嶋 和也
第1戦、第2戦とクルマは勝てるポテンシャルがあったのに、僕のミスで駄目にしてしまったので、その悔しい気持ちを今回は爆発させて走りました。
チームが持ち込んだ新しいエアロと吸気系が上手く機能しましたね。
実は今回、エンジニアから出てきた話で「33秒台でポールが取れたら好きなものをやる」みたいな話になって、「じゃ百万円」て言うと監督は「33秒台なんて出るわけ無いからいいよ」と。
で33秒台出ちゃったんで...(笑)

石浦 宏明
スーパーラップの前に大嶋と冗談で「33秒台出るかもね」なんて言ってたんですが、まさか本当に出るとは思ってなくて、しかも33秒5というのは目を疑うようないいタイムでした。
明日の決勝は(去年の)鈴鹿700kmのような逃げるレースが出来れば、と思っています。
クルマはポテンシャルがあるので、逃げれると思います。
今回持ち込んだ新しいパーツの中には試せてないエアロもあったんですが、今日の走行で上手くあわせ込みができました。

100501ppGT300 GT300クラス #33HANKOOK PORCHE
影山 正美
本当にポールが取れるとは思っていませんでした。アタックの前に土屋選手のタイムを聞いて、「今日は駄目かな?」と思ったんですがタイムが出ましたね。
明日は一つ年をとるので、いい誕生日にしたいです。

木下 みつひろ
きっとやってくれるなと思ってました(笑)いいパートナーだと思います。
クルマは走り出しから好調なので、セッティングも微調整の範囲で済んでます。
明日の決勝は気温が上がってくれればいいなと思っています。

藤井 誠暢
見ていてもミスがなかったし、スムーズだったのでタイムが出ているなと分かりました。
このチームには合流したばっかりなので分からないことも多いですが、それでもいいタイムが出てると分かる走りでした。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士スーパーラップ 驚速MJ KRAFTが全セッション制覇!大嶋圧巻の33秒台。GT300はポルシェ勢がフロントロー独占!

2010オートバックスSUPER GT第3戦「富士GT400km」の公式予選2回目が5月1日、スーパーラップ方式で行われ、#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がポールポジションを獲得。35号車の若手コンビは朝の公式練習、予選1回目とこの日行われた全てのセッションでトップタイムを叩き出し、好調ぶりを大いにアピールした。
GT300クラスは#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美/藤井誠暢組)がポール。改めてFIA-GT仕様のポルシェと富士の相性の良さを印象付けた。

100501GT500sl 100501GT300sl

今季初のスーパーラップ方式の予選は午後3時30分、GT300クラスより行われた。
最初にアタックしたのは#3ハセミトミカZ。アタッカーは柳田真孝だ。
柳田は丁寧な走りで1分44秒079と予選1回目の自己ベストを更新してみせた。
続く#25ZENTポルシェの土屋武士はポルシェの武器であるセクター1の速さを活かし、1分43秒417と予選1回目で#43ガライヤの出した暫定ポールタイムをも上回ってみせた。
#2紫電の加藤寛規、#66アストンマーチンの吉本大樹らは土屋のタイムに及ばなかったが、この2台に続いてアタックを行った#33影山正美は全区間で25号車のタイムを上回って1分43秒165を記録、この時点でのトップに躍り出た。
続く#74カローラアクシオの国本雄資、#43ガライヤの高木真一は33号車のタイムに及ばず、#11フェラーリの平中克幸に至ってはヘアピン進入でスピンを喫し、ノータイムと残念な結果に終わってしまった。
結局終わってみれば#33ハンコック、#25ZENTとポルシェがフロントローに並ぶ結果となった。

続いて行われたGT500のスーパーラップでは、#100レイブリックHSVのペナルティで8位に繰り上がった#23モチュールGT-Rを駆るブノワ・トレルイエが健闘、1分34秒562と中々のタイムを記録して4位にジャンプアップしてきた。
第1戦、第2戦とノックダウン方式の予選で苦戦の続いた#8ARTA HSVもラルフ・ファーマンの果敢なアタックで5番手グリッドを獲得してきた。
一方、#17ケーヒンHSVの塚越広大、#24HIS GT-RのJ.P.オリベイラらはそのアグレッシブな走りとは裏腹にタイムが伸び悩み、それぞれ7位、8位に終わってしまった。

一方今週末好調なレクサス勢は#6エネオスの伊藤大輔が1分34秒537、#1ペトロナスのアンドレ・ロッテラーが1分34秒358といずれも予選1回目で大嶋の出した暫定ポールタイムを上回る好記録。
しかし当の大嶋は最後のアタックで1分33秒586と唯一の33秒台を記録して二人を圧倒、堂々ポールポジションから明日の決勝に臨むこととなった。

第3戦決勝は明日午後2時より、88周(400km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選1回目 レクサス勢が上位独占!暫定ポールはMJクラフト

2010スーパーGT第3戦富士の公式予選1回目は、#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が1分34秒406で暫定ポール。以下4位までをレクサスSC430勢が占めた。一方暫定8位で予選を終えた#100レイブリックHSV(伊沢拓也/山本尚貴組)が赤旗中断中に追い越しを行ったとしてベストタイム、セカンドタイムを削除されてしまい、この結果9位の#23MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が繰上げでスーパーラップに進出するものと思われる。
GT300クラスは#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)がトップタイム。8位までのスーパーラップ進出枠のうち4つをFIA-GT仕様が占めた。

100501Q1GT500 100501Q1GT300

第1戦鈴鹿、第2戦岡山とノックダウン方式を採用してきた2010シーズン。
この第3戦富士の公式予選が今季初のスーパーラップ方式となった。今回は各クラス8台が予選2回目のスーパーラップに進出できる。
その枠を争う予選1回目は午後1時50分より45分間で行われた。

今回は最初に混走25分間、GT300の専有10分間、GT500の専有10分間の順。
午前中の公式練習で#24HIS GT-Rと接触した#1ペトロナスSCには最初の5分間の走行を禁じるペナルティが下っている。
その1号車はまず脇阪寿一から走り始め、セッション半ばでアンドレ・ロッテラーにチェンジ。
ロッテラーはニュータイヤを投入して1分35秒589を記録、混走終了5分前でトップに躍り出た。 それまでリーダーボードの最上段に位置していたのは#35MJの大嶋和也、1分35秒676だった。
この混走セッションは終了間際に観客のレジャーマットが風で飛ばされてコース上に落下したために赤旗中断となり、そのまま走行終了、GT300の専有走行から再開となった。
この時点での500クラスの順位は#1ペトロナスSC、#35MJ SC、#17ケーヒンHSVの順で、スーパーラップのボーダーラインとなる8位には#8ARTA HSVがつけていた。

GT300クラスは混走の開始直後に#2紫電を駆る加藤寛規がトップに立ち、#11JIMゲイナーフェラーリ、#19ウェッズスポーツISがそれに続く。19号車を駆る織戸学は先週オートポリスで開催されたD1GPでクラッシュし、ヘリで福岡の病院に搬送され、一時は今週の出走が危ぶまれたが、今日の走りを見る限りその影響はないようだ。
注目の#31エヴァンゲリオンRT初号機カローラは混走終了時点で8位と、スーパーラップ進出に期待が掛かる。

赤旗中断が解除となって始まった300クラスの専有走行では、序盤から激しいタイムアタック合戦が繰り広げられ、終わってみれば#43ガライヤ、#11フェラーリ、#74カローラの順。好調なaprの2台とは対照的に、#31カローラは結局14位に終わりSL進出は叶わなかった。一方今季初参戦の#25ZENTポルシェはこのセッションを7位で終え、見事SL進出を果たしている。

続いて行われた500クラスの専有走行は、開始直後に#23モチュールGT-Rのブノワ・トレルイエがコカコーラコーナーでいきなりスピン。チェックのために一旦ピットへ。
この出遅れが響いてか、23号車は結局9番手で予選1回目を終えることとなった。
ところが赤旗中断の際に300クラスの車両を追い越したとして#100レイブリックHSVにベストタイム及びセカンドタイム抹消のペナルティが下り、100号車は最後尾に降格。これにより23号車が8位に繰り上がってこの後のスーパーラップ出走の権利を得ることとなった。

一方上位陣ではレクサス勢の速さが際立っており、終了間際に#35大嶋、#1ロッテラー、#38立川、#6伊藤らが次々にタイムを更新、終わってみれば上位4台が全てレクサスSCという結果となった。残る4台は23号車のほか#17ケーヒンHSV、#8ARTA HSV、#24HIS GT-Rとホンダ、ニッサンが2台ずつの状況だ。

第3戦の公式予選2回目はこのあと午後3時30分より、各クラス8台ずつ出走のスーパーラップ方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS141'34.4061'33.586175.526
21PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS381'34.9361'34.358174.090
36ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS421'35.0281'34.537173.761
423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI61'35.3671'34.562173.715
58ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS101'35.1681'34.669173.518
638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS341'35.0381'34.831173.222
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS161'35.2701'35.056172.812
824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH401'35.0781'35.427172.140
912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS161'35.450172.098
1039DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL141'35.465172.071
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL21'35.784171.498
1218ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS401'35.924171.248
13*100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS281'36.211170.737
■GT300 Class

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山 正美
藤井 誠暢
HK161'44.0051'43.165159.228
225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'44.2571'43.417158.840
374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI101'43.9521'43.428158.824
4*66triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'44.1801'43.575158.598
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI101'43.6851'43.613158.540
63HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH341'44.2851'44.079157.830
72アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH301'44.1871'44.191157.660
811JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL81'43.886no time-
919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH221'44.340157.435
1086JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH241'44.414157.324
115マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH161'44.494157.203
129初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'44.512157.176
1326CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
YH1'44.577157.079
1431エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH121'44.585157.067
157M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH401'44.630156.999
1687JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH21'44.630156.999
1727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH41'44.872156.637
1846アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH701'45.149156.224
1988リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'45.332155.953
2062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'45.464155.757
2151Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
密山 祥吾
YH1'46.011154.954
22666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
宮本 隆士
Takamori.com
YH1'46.511154.226
23*360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
澤 圭太
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'47.737152.471
---- 以上予選通過 ----
-365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
ティム・サグダン
YH1'47.817152.358
  • 予選1回目
    • CarNo.100は、第1ドライバーの国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.5.1a(他車の追い越し)違反により、予選1回目のベスト&セカンドタイム削除のペナルティを科す。
    • CarNo.360は、第1ドライバーの2010年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1. 違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、予選1回目のベストラップタイム削除のペナルティを科す。
  • スーパーラップ
    • CarNo.66は、第2ドライバーの公式通知No.9 SL手順(計測ラップ以外での点灯走行)違反により訓戒のペナルティを科す。
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士GT500クラススーパーラップ結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
*大嶋 和也
BS141'33.586--175.526
21PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
*アンドレ・ロッテラー
BS381'34.358 0.772 0.772174.090
36ENEOS SC430
LEXUS SC430
*伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS421'34.537 0.951 0.179173.761
423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
*ブノワ・トレルイエ
MI61'34.562 0.976 0.025173.715
58ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
*ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS101'34.669 1.083 0.107173.518
638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
*立川 祐路
リチャード・ライアン
BS341'34.831 1.245 0.162173.222
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
*塚越 広大
BS161'35.056 1.470 0.225172.812
824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH401'35.427 1.841 0.371172.140
  • '*'印はアタックドライバー
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士GT300クラススーパーラップ結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
*影山 正美
  藤井 誠暢
HK161'43.165--159.228
225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
*土屋 武士
YH1'43.417 0.252 0.252158.840
374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
*国本 雄資
MI101'43.428 0.263 0.011158.824
466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
*吉本 大樹
YH1'43.575 0.410 0.147158.598
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男
*高木 真一
MI101'43.613 0.448 0.038158.540
63HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
*柳田 真孝
YH341'44.079 0.914 0.466157.830
72アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*加藤 寛規
濱口 弘
YH301'44.191 1.026 0.112157.660
811JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
*平中 克幸
DL8no time---
  • '*'印はアタックドライバー
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式予選1回目結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS141'34.406-174.002
250021PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS381'34.936 0.530173.030
350036ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS421'35.028 0.622172.863
4500438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS341'35.038 0.632172.845
5500524HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH401'35.078 0.672172.772
650068ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS101'35.168 0.762172.608
7500717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS161'35.270 0.864172.424
8500823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI61'35.367 0.961172.248
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS161'35.450 1.044172.098
105001039DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL141'35.465 1.059172.071
115001132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL21'35.784 1.378171.498
125001218ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS401'35.924 1.518171.248
1350013100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS281'36.211 1.805170.737
14300143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI101'43.685 9.279158.430
15300211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL81'43.886 9.480158.123
16300374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI101'43.952 9.546158.023
17300433HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山 正美
藤井 誠暢
HK161'44.005 9.599157.942
18300566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'44.180 9.774157.677
1930062アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH301'44.187 9.781157.667
20300725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'44.257 9.851157.561
2130083HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH341'44.285 9.879157.518
22300919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH221'44.340 9.934157.435
233001086JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH241'44.41410.008157.324
24300115マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH161'44.49410.088157.203
25300129初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'44.51210.106157.176
263001326CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
YH1'44.57710.171157.079
273001431エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH121'44.58510.179157.067
28300157M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH401'44.63010.224156.999
293001687JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH21'44.63010.224156.999
303001727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH41'44.87210.466156.637
313001846アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH701'45.14910.743156.224
323001988リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'45.33210.926155.953
333002062R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'45.46411.058155.757
343002151Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
密山 祥吾
YH1'46.01111.605154.954
3530022666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
宮本 隆士
Takamori.com
YH1'46.51112.105154.226
3630023360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
澤 圭太
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'47.73713.331152.471
---- 以上予選(基準タイム[107%] GT500:1'41.425 GT300:1'51.109)通過 ----
-300-365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
ティム・サグダン
YH1'47.81713.411152.358
  • CarNo.100、第1ドライバーの国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章 4.5.1a(他車の追い越し)違反により、予選1回目のベスト&セカンドタイム削除のペナルティを科す。
  • CarNo.360、第1ドライバーの2010年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1. 違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、予選1回目のベストラップタイム削除のペナルティを科す。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士公式練習 レクサスSCが1-2!トップはMJ GT300はZENTポルシェがいきなりトップ

2010スーパーGT第3戦「富士GT400kmレース」の公式練習は#35MJ KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がトップタイム、2位に#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)と、レクサスSC勢が1-2という結果となった。
GT300クラスは今回が初参戦となる#25ZENT Porche RSR(都筑晶裕/土屋武士組)がいきなりトップタイムを記録したほか、2番手に#66triple a Vantage GT2(松田秀士/吉本大樹組)を挟んで3番手に#33HANKOOK、4番手に初音ミク×GSRとポルシェ勢が上位を占めた。

100501GT500FP1

100501GT300FP1

100501EVAfp1

公式予選日を迎えた富士スピードウェイは快晴。気温は少し低いものの絶好のレース観戦日和となった。恒例のゴールデンウィーク開催と言うこともあり、朝から多数のファンが詰め掛けている。
公式練習は午前9時より1時間45分で行われた。

長いストレートをもつコース特性にあわせて、GT500各陣営は空力面で様々なモディファイを施してレースウィークを迎えた。
レクサス勢はフロントタイヤの前をV字に切り欠いたバンパーを持ち込み、GT-R勢は下半分を逆三角形に絞り込んだリヤフェンダーを装着して走り始めた。
その甲斐あってか、開始10分で#6エネオスSCが伊藤大輔のドライブで1分35秒340を出してトップにたつと、その5分後に#12カルソニックGT-Rを駆るJ.P.オリベイラが1分35秒322で6号車を上回る。すかさず6号車は1分35秒198を記録して再びトップに。
開始35分後には#1ペトロナスSCのアンドレ・ロッテラーも1分35秒436で3位に浮上、終了6分前には#23モチュールGT-Rも1分35秒737で4位と、このセッションはレクサスとニッサンががっぷり四つの状況になり、最終的にはニュータイヤ2セットを投入した#35MJの大嶋和也が1分35秒018までタイムを縮めてトップで走行を締めくくった。
大嶋は前回の岡山戦でGT300車両と絡み、モラルハザード対象者として最初の1時間をピットで過ごさねばならない状況のなかで、午後の予選で大いに期待を抱かせる結果を出した。

一方前回優勝の#18ウイダーHSV-010は11番手と振るわず、ホンダ勢最上位は#100レイブリックHSVの7位に留まっている。

GT300クラスはこの富士が初戦となる#25ZENTポルシェを駆る土屋武士が開始早々に1分44秒308でトップに立つと、セッション終盤に43秒873まで縮めて堂々のトップタイム。
#9初音ミク×GSR、#33ハンコックらも好タイムを記録し、一時はポルシェ勢が1-2-3の状態になったが、最後の最後に#66アストンマーチンが2位に割って入った。
また今回からaprの31号車は人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とタイアップ、初号機をイメージした紫色のカラーリングとなって公開車検から大いに注目を集めたが、コースアウトなどもあって結局このセッションはクラス12位に終わっている。

スーパーGT第3戦の公式予選はこのあと午後1時50分より1回目が行われ、各クラス上位8台ずつが今季初のスーパーラップに進出する。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦富士公式練習結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2010/05/01) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS141'35.018-172.881
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS421'35.198 0.180172.554
3500312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS161'35.322 0.304172.330
450041PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS381'35.436 0.418172.124
5500523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI61'35.737 0.719171.583
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS341'35.770 0.752171.523
75007100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS281'35.849 0.831171.382
850088ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
BS101'35.909 0.891171.275
9500924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH401'36.173 1.155170.805
105001017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS161'36.439 1.421170.334
115001118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS401'36.693 1.675169.886
125001232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL21'37.044 2.026169.272
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL141'37.257 2.239168.901
14300125ZENT Porsche RSR
PORSCHE 1GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'43.873 8.855158.143
15300266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
YH1'44.145 9.127157.730
16300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山 正美
藤井 誠暢
HK161'44.168 9.150157.695
1730049初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR MY04 Type 996
番場 琢
佐々木 雅弘
HK21'44.366 9.348157.396
18300527NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH41'44.416 9.398157.321
19300674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI101'44.476 9.458157.230
20300719ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH221'44.597 9.579157.048
2130082アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
YH301'44.813 9.795156.725
22300943ARTA Garaiya
ASL ARATA Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI101'44.873 9.855156.635
233001011JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL81'44.941 9.923156.534
243001126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
YH1'44.992 9.974156.458
253001231エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
YH121'45.23610.218156.095
26300137M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH401'45.25610.238156.065
273001446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH701'45.34210.324155.938
28300153HASEMI SPORT TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH341'45.48010.462155.734
293001688リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH1'45.51110.493155.688
303001787JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
YH21'45.62510.607155.520
3130018666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
宮本 隆士
Takamori.com
YH1'46.01010.992154.955
32300195マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH161'46.04411.026154.906
333002086JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH241'46.18111.163154.706
343002162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'46.19211.174154.690
353002251Sabelt CINE CITTA'タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
坂本 雄也
密山 祥吾
YH1'46.41011.392154.373
3630023360石松 Kosei RUNNUP PORSCHE
PORSCHE 911GT3RS MY2004
澤 圭太
田中 篤
松永 まさひろ
HK1'46.43811.420154.332
3730024365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
ティム・サグダン
YH1'47.68212.664152.549
  • CarNo.1、第2ドライバーの2010 SUPER GT SpR 第3章第30条 1.a(接触)違反により、当該車両は公式予選開始5分間走行禁止のペナルティを科す。
  • CarNo.9、第2ドライバーの2010年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を科す。
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SUPER GT

SGT:第3戦富士 藤井誠暢SUPER GT第3戦にHANKOOK KTRより参戦!

 この度、藤井誠暢は2010年SUPER GT第3戦(5月1日予選、2日決勝富士スピードウェイ)にHANKOOK KTRより参戦する運びとなりました事をご報告申し上げます。

 同チームは昨シーズンSUPER GTで年間2勝を飾った有力チーム。

 今回の第3戦「FUJI GT 400km RACE」は、木下みつひろ選手、影山正美選手のパートナーとして新たに藤井誠暢がチームに加入いたします。

 #33「HANKOOK PORSCHE」ならびに藤井誠暢へのご声援を宜しくお願い申し上げます。

藤井誠暢のコメント
 HANKOOK KTRさんから素晴らしいチャンスを頂き心から感謝しております。チームやタイヤメーカー、マシン、そして木下選手・影山選手という大ベテランのドライバー、全てにおいてコンペティティブなチームの一員として参戦できる事を大変嬉しく思っております。富士はポルシェが最も得意とするサーキットであり、個人的にも、昨年は2位&優勝を獲得したサーキットです。チームの結果に貢献できるよう全力を尽くしますので、応援宜しくお願いいたします。
■2010年SUPER GT第3戦参戦体制
  • エントラント:HANKOOK KTR
  • ゼッケン:33
  • マシン名:HANKOOK PORSCHE
  • マシン:PORSCHE 911GT3RSR (997)
  • タイヤ:HANKOOK
  • チーム監督:武田敏明
  • ドライバー:木下みつひろ/ 影山正美/ 藤井誠暢
  • メンテナンス:有限会社ケーティーアール

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Text & Illustration: 有限会社エクストラクト/ xtract.inc
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 小暮卓史選手が開幕戦鈴鹿でポール・トゥ・ウインを飾る (HONDA)

fn100418003L.jpg  4月18日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて、シーズン開幕となる2010年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の決勝レースが開催された。

 Hondaは、今シーズンのフォーミュラ・ニッポンにJRP(日本レースプロモーション)を通じて、3.4リッター・V8エンジン「HR10E」を 4チーム6台に供給する。「HR10E」は本田技術研究所が研究・開発し、M-TECが製造・組み立てとメンテナンスを行っている。

 昨シーズン、ドライバー部門とチーム部門のタイトルおよびルーキー・オブ・ザ・イヤーの3冠を獲得したHondaは、ドライバー体制にディフェンディングチャンピオンの#1 ロイック・デュバル選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と、#2 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した#10 塚越広大選手(HFDP RACING)、ランキング2位の#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)の4名に加え、新たにF1経験者の#16 井出有治選手(MOTUL TEAM 無限)、ルーキーの#31 山本尚貴選手(NAKAJIMA RACING)が参戦し、シリーズタイトル2連覇をねらう。

 17日(土)に行われたノックアウト方式による公式予選では、Honda勢6台すべてが第2セッションに進み、第2セッションでは、塚越選手が2番手タイムを記録する好調さをみせ、5台が最終セッションに駒を進めた。

 決勝のスターティング・グリッドを決める第3セッションでは、SUPER GTシリーズでも好調な小暮選手が唯一、1分38秒台を記録して、見事に開幕戦のポールポジション争いを制した。また、Honda勢は伊沢選手が4番手、山本選手が5番手を獲得。塚越選手は駆動系トラブルに見舞われ6番手、L.デュバル選手は最終コーナーでマシンバランスを崩してクラッシュを喫し、7番手となった。井出選手は10番手となっている。

 予選に引き続き晴天に恵まれた18日(日)の決勝レースは、1周のフォーメーションラップののち、午後1時49分、出場全14台によりスタートが切られた。

 オープニングラップでは、ポールポジションスタートの小暮選手が出遅れて2番手に後退したものの、伊沢選手が3番手、塚越選手が5番手、L.デュバル選手が6番手、井出選手が7番手にそれぞれ順位を上げ、山本選手が8番手に続く。レース序盤は、上位8台にHonda勢6台が占める展開となった。

 トップのマシンを2番手の小暮選手が約3秒差で追う展開が続く。後方では、伊沢選手、塚越選手の3位集団と井出選手、山本選手の7位集団が激しいバトルを展開する。12周目、L.デュバル選手がHonda勢で最初にピットインを敢行したのに続き、ほかのHonda勢も続々とピットインを始める。

 13周目、ホームストレートで5番手を走行していた塚越選手のマシンに突如、失速するトラブルが発生する。すぐにマシンの状態は復旧したものの、順位を大きく落としてしまう。

 14周終了時には、3番手の伊沢選手がピットインを敢行し、ポジションをキープしたままコースに復帰するが、交換したばかりのタイヤのためにアウトラップのスプーンコーナーで4番手に後退する。

 レースは後半に差し掛かるものの、20周時点で路面温度は33℃まで上昇。小暮選手はトップと3秒336差の2番手を走行する。伊沢選手が5番手、 L.デュバル選手が6番手、山本選手が7番手、井出選手が8番手を走行し、塚越選手も9番手まで順位をばん回している。この時点でトップを走る2台以外は、すべてピットインを完了している。

 26周目、2番手の小暮選手に先行してトップのマシンがピットイン。この時点で2台は3.5秒の差がある。トップのマシンはタイヤ2本のみを交換し、約14秒でピット作業を終える。これに対してNAKAJIMA RACINGもすかさず小暮選手のピットインの準備を整え、次周に小暮選手がピットインを敢行する。NAKAJIMA RACINGはタイヤ2本の交換をわずか9.8秒の迅速なピットワークで行い、小暮選手はトップを奪い返してコースに復帰した。

 レース終盤、トップを走る小暮選手は必死の猛追を受けたものの、約1秒のリードを最後まで保って37周のチェッカーフラッグを受けた。小暮選手はスタートで順位を落とす厳しい戦いながらも、開幕戦を見事ポール・トゥ・ウインで飾り、フォーミュラ・ニッポン通算7勝目を飾った。伊沢選手は5位、L. デュバル選手は6位、山本選手は7位、塚越選手は8位入賞を果たし、井出選手も9位に入ったため、Honda勢は開幕戦を全台完走で締めくくった。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR10E」開発責任者
 「まず、貫録のある走りで優勝を遂げた小暮選手とチームの皆さんを祝福したいと思います。小暮選手は、スタートで出遅れましたが、最後まで落ち着いた走りをみせて、少ないチャンスをものにしてくれました。さらに、チームも完ぺきな仕事をしてくれました。今シーズンの3.4リッター・V8エンジン『HR10E』は、フォーミュラ・ニッポンで求められるトップパワーの向上を最大の目的としました。加えて、コーナー立ち上がりに必要な中速域のトルクを太らせて加速性能をよくしています。各チームのセッティングに有効なエンジンパワーを引き出すという目的は達成できたと思います。各ドライバーもトップスピードとラップタイムの向上を実感しており、マシンのセッティングだけでなく、エンジンもいい状態で働いてくれているという手応えを感じています。予選では第3セッションに出場する8台中、5台がHondaエンジンでした。決勝でも6台すべてのマシンが完走し、当初の目的は達成できたと思います。ディフェンディングチャンピオンのデュバル選手は、新しいチームでの気負いがあるのか、少し歯車が噛み合わなかったようです。伊沢選手は、チャンピオンがチームメートになってモチベーションが高まっており、いい方向に向かっています。山本選手は速いチームに加入して、少しずつ力をつけていますし、井出選手と塚越選手もアグレッシブな走りで完走を果たしてくれました。 今日は、昨年の鈴鹿で取り逃がした開幕戦の勝利を得ることができました。これで肩の荷を下ろして第2戦以降の開発に全力を注いでいきたいと思います。今シーズンも、皆様の応援をよろしくお願いいたします」
小暮卓史選手(優勝 #32 NAKAJIMA RACING)
 「開幕戦で優勝できたことを心からうれしく思っていますし、チームに感謝したいと思います。作戦勝ちですごくいいレースになりました。スタートは、僕のミスというよりは相手のスタートがすばらしかったですね。リアタイヤ2本のみの交換はチームの判断でした。レース序盤でタイヤを傷めてしまってタイムが上がらなかったのですが、チームから無線で『とにかくトップのマシンに追従していけばチャンスがある』と指示を受けていたのでがんばりました。その後、ピットストップでチームがすばらしい仕事をこなしてくれて、トップに躍り出ることができました。残り3、4周となったところで、またタイヤを大きく傷めてしまい、背後に迫られてヒヤヒヤしましたが、何とか優勝することができました。今シーズンはほかのチームも非常に速くなっていますので、シーズンを通してエンジニアと相談することでパフォーマンスを向上させ、シリーズ・チャンピオンを狙っていきたいです。まずは次戦もてぎに集中します」
Text & Photo: HONDA
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Japanese F3

JF3:第1,2戦鈴鹿 TDPドライバー 国本雄資が開幕2連勝で鈴鹿を制覇 (TOYOTA)

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第2戦はトヨタ勢が表彰台を独占した

 全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月17日(土)と18日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両11台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 17日(土)午前9時45分より、10分間のインターバルを挟んで15分ずつ、第1戦、第2戦の予選が行われた。第1戦は、TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)と嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)の2台がコースレコードを更新する1分53秒台でのタイム合戦を展開。

 終盤、国本が僅か0.04秒差で嵯峨のタイムを上回り、ポールポジションを獲得。2番手に嵯峨となった。昨年までドイツF3を戦い、今季より全日本F3に参戦するブラジル人ドライバー、ラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)は4番手につけた。

 第2戦の予選も、更にコースレコードを更新するペースで戦われ、嵯峨が自身初となるポールポジションを獲得。国本が2番手。スズキが4番手となった。

 Nクラスでは第1戦、第2戦共に小林崇志(HFDP RACING)がポールポジションを獲得。今季よりFCJからNクラスにステップアップを果たしたTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)は、第1戦クラス4番手、第2戦はクラス7番手となった。

 午後3時50分に第1戦の決勝レース(12周)がスタート。上位勢はグリッド通り順当なスタートを切り、ポールポジションの国本は首位の座をキープ。2位の嵯峨との差を序盤から広げると、独走状態となった。

 嵯峨は国本を追い、終盤にはその差を若干縮めたが、追いつくまでには至らず。国本が開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾った。嵯峨は自己最高位となる2位表彰台を獲得。スズキは全日本F3初レースを4位で終えた。

 Nクラスでは小林がポール・トゥ・ウィンで初優勝。4番手スタートの蒲生は1周目にコースオフしてスピン。9位まで順位を落としたがその後追い上げ、クラス6位でフィニッシュした。

 18日(日)午前9時50分から第2戦決勝レース(17周)が開始された。スタートではポールポジションの嵯峨が順位をキープし、国本が追随。4番手スタートのスズキがスタートで一つポジションを上げ、3位に浮上した。

 1周目はトップを守って戻ってきた嵯峨だったが、国本が猛追を見せ、2周目の130Rで嵯峨をパス。首位に立った国本は圧倒的な速さで後続との差を広げていった。

 その後は順位の変動はなく、大差を付けて国本がトップチェッカー。開幕から2戦連続勝利を挙げた。嵯峨も2戦連続の2位。3位にはスズキが入り、初の表彰台獲得。第2戦はトヨタ勢が表彰台を独占する結果となった。

 Nクラスでは再び小林がポールポジションから首位を逃げ、2戦連続のポール・トゥ・ウィン。7番手からスタートを切った蒲生は、激しいバトルの中で着実にポジションを上げ、3位でフィニッシュ。初表彰台を獲得した。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿 J.P.デ・オリベイラとアンドレ・ロッテラーが2-3位表彰台獲得 (TOYOTA)

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2位表彰台を獲得したJ.P.デ・オリベイラ

 フォーミュラ・ニッポンの2010年シーズンが開幕。第1戦が4月17日(土)、18日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

 全7戦で戦われる今季のフォーミュラ・ニッポンには、トヨタは2年目となる3.4リッターV型8気筒エンジン、RV8Kを5チーム8台に供給する。

 17日(土)好天の下、午後1時半からノックアウト方式の公式予選が開始。20分間のQ1では、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイム。TDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)が2番手につける好スタート。

 しかし、このQ1で、全日本F3から今季よりフォーミュラ・ニッポンにステップアップを果たし、今大会がデビュー戦となるケイ・コッツォリーノ(Team LeMans)とTDPドライバーの井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO・INGING)の2人のルーキー、そして、1年ぶりのフォーミュラ・ニッポン復帰となった平中克幸(KCMG)が敗退。それぞれ12番手、14番手、13番手となった。

 10分間のインターバルを経て、僅か10分間で競われたQ2では、再びロッテラーがトップタイム。石浦が3番手で続いた。しかし、TDPドライバーの平手 晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL)と大嶋 和也(PETRONAS TEAM TOM'S)は惜しくもQ3進出を逃し、9番手、10番手。

 最後、8台で争われたQ3セッションでは、ここまで好調だったロッテラーがアタックラップ中、他車に引っかかる形でタイムをロスし、無念の4番手。トヨタ勢では石浦が最上位の2番手、J.P・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)が3番手となった。

 しかし、予選後の車検で、石浦の車両が車両規則違反と判断され、予選は失格。石浦は決勝レースをピットスタートで始めることとなり、予選グリッドは3番手以下の車両が一つずつ繰り上がる形となった。

 18日(日)も朝から快晴。午前8時45分からのフリー走行では、大嶋がトップタイムをマークし、決勝に期待がかかったが、大嶋は、決勝レーススタート前のフォーメーションランで発進できず、最後尾グリッドからのスタートとなってしまった。

 午後1時45分に37周で争われる決勝レースがスタート。2番手グリッドのオリベイラが好スタートを切り、第1コーナー進入で一気に首位を奪取。1周目から2位以下を引き離して行った。

 3番手グリッドのロッテラーはスタートで若干遅れ、伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の先行を許し、一つポジションを落としてしまった。後方では、11番手スタートのコッツォリーノと、12番手スタートの平中が接触。コッツォリーノはサスペンションを破損し、リタイア。平中もレースを終えることとなってしまった。

 その後ロッテラーは伊沢を激しく追い上げたがなかなかパスできず、7周目のシケインでオーバーラン。上位2台との差は更に広がってしまった。

 8番手グリッドの平手はスタートで一つポジションを落としたものの追い上げ、激しいバトルの末、11周目には7位へとポジションアップ。

 レースは中盤戦に入り、給油と義務付けられたタイヤ交換のために各車ピットイン。13周目にピットインしたロッテラーは、翌周自分の前でコースに戻った伊沢をスプーンカーブの進入でパス。6位に浮上。

 一方、首位を行くオリベイラは26周目まで引っ張ってピットイン。リアタイヤ2本のみを交換することでピット作業時間を短縮する作戦に出た。しかし、首位を争っていた小暮卓史(NAKAJIMA RACING)は翌周ピットインし、同じく2本のみのタイヤ交換作戦。ここで素早いピット作業をこなした小暮がオリベイラの前でピットアウト。オリベイラは惜しくも首位の座を奪われてしまった。

 全車中最後となる27周目にピットインし、4本タイヤを交換した平手晃平は、ピットアウト時6位まで順位を落としたが、そこから猛追を開始。ファステストラップをマークする速さで、終盤ポジションを上げていった。

 全車がピットを終えた時点で、オリベイラは2位、ロッテラーは3位に浮上。2台共に懸命な追い上げを見せたが、逆転には至らず、そのままの順位でチェッカー。1年ぶりのフォーミュラ・ニッポン復帰戦でオリベイラが2位表彰台。ロッテラーも3位表彰台を獲得した。

 終盤素晴らしいパッシングを見せた平手が4位フィニッシュ。速さを見せながらもピットスタートからの追い上げを強いられた石浦は10位、フォーミュラ・ニッポン デビュー戦の井口は11位、大嶋は12位で完走を果たした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

優勝 #32小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r01_r_pc_kogure 優勝できたことを心から嬉しく思いますし、チームに感謝しています。
今日は作戦勝ちというか、いいレースになりました。
ピットストップに関しては、最初から2本交換で済むくらいに燃料を搭載してスタートしました。オリベイラがどういう作戦かは分かりませんでしたが、とにかく付いていこうと思いました。 でも序盤に右フロントにフラットスポットを作ってしまって、差を広げられてしまいました。
それでも素晴らしいピットワークのお陰で前に出れました。終盤はまたフラットスポットを作ってしまい、最後の3周4周は差を詰められてひやひやしましたが、なんとか凌ぎきりました。
周りも凄く速くなってきたので、楽して勝てる雰囲気はありません。これからもいろんなことをトライし、エンジニアとも話し合ってクルマを速くしていきます。
2位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobile1 TEAM IMPUL)
fn_r01_r_pc_oliveira 2位でポイントをたくさん取れたことはシーズンのスタートとしては良かったと思います。
ただ、今回は勝ちたかったですね。
スタートも良かったし、4.5秒もギャップを広げられたので、ピットストップしてもリードを守れると思っていました。ストラテジーはフレキシブルに考えていて、2本交換、4本交換の両方を想定していました。それが却って僕もチームにも迷いを生じさせたのか、ピットストップに少し時間がかかってしまいましたね。
今シーズンについては凄く期待しています。今日2位になったことは自信に繋がったし、これからもエンジニアと話し合ってクルマをインプルーブしていきます。
第2戦に向けては、予選セッティングをもっと僕好みに合わせていきたいですね。
3位 #36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r01_r_pc_lotterer 最高の結果じゃありませんが、まぁいいレースでしたね。
スタートが良くなくてイザワにひっかかってしまってペースが上がらず、ダウンフォースを失ってタイヤが冷えてしまいました。そこでピットストップを早めてイザワの前に出ることにし、そこからはひたすらハードに攻め続けましたが、今日のレースは周回数が少なくてこの作戦を生かすことが出来ず、ガッカリしました。
でも次のレースには期待できると思います。昨年に比べるとナカジマとの差は縮まっていますから。今日のクルマも勝てるポテンシャルがあったのですが、スタートが良くなかったのが全てでしたね。
中嶋 悟(優勝チーム監督)
fn_r01_r_pc_nakajima 小暮君は作戦勝ちと言いましたけど、実は自動車が満足行く状態じゃなかったんです。それでも前についていってあの位置を走れたのは彼の力だと思います。
今まで彼はスタートで出遅れるとよくぶつかったりしていたので、今日も実は五分五分かと思っていました。そういう自体も織り込み済みでした(笑)
アンドレのセカンドスティントのスピードを見て今季は安心できないなと感じました。これからもみんなで考えて速いクルマにしていかないといけません。
小暮君の2010年バージョンはOKです(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝 チーム一丸の勝利!ポールの小暮卓史が開幕戦を制す

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦は4月18日鈴鹿サーキットで37周の決勝レースを行い、ポールポジションの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が巧みなピット戦術でスタートの出遅れを挽回して勝利した。
2位には2年ぶりの参戦となる#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobile1 TEAM IMPUL)、3位には#36アンドレ・ロッテラー(PETONAS TEAM TOM'S)が入った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:30,500人)

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決勝スタートは午後1時45分。
ここでポールの小暮が出遅れ、オリベイラの先行を許す。
序盤から1分43秒台を連発して一気に突き放しにかかるオリベイラに対し、小暮はペースが上がらず、右フロントにフラットスポットを作ってしまったことなどもあり、その差は徐々に開いていく。10周を消化した頃には1位と2位の差は3秒以上に達していた。

その後方では3位#2伊沢拓也と4位ロッテラーがドッグファイトを展開、ここに#10塚越広大も加わってきた。
7周目のシケインではロッテラーがタイヤのグリップダウンにブレーキングポイントをあわせきれずにオーバーラン、これにすかさず塚越がオーバーテイクボタンを使って並びかけていくが、かろうじてロッテラーが1コーナーで押さえ込む。この後塚越は11周目に不可解なスローダウンをし、一時後方に沈む。

トップのオリベイラはレース中盤には小暮との差を4秒まで広げ、26周目にピットイン。リヤタイヤ2本のみの交換を行って14.1秒でピットアウトしていく。
一方の小暮は翌27周目にピットイン。こちらもリヤ2本交換ながらピットクルーの迅速な作業で僅か9.8秒でコースに送り出すことに成功、小暮はまんまとオリベイラの前でピットアウトしていった。
懸命に追い上げるオリベイラ、押さえ込む小暮。
28周を終えて二人の差は僅か0.494秒。29周目のシケインでオリベイラは姿勢を乱しながらも0.830秒差にとどめ、30周目では1.068秒、31周目0.698秒と一進一退を繰り返しながらレースは終盤に向かっていく。
更にその後方からは、13周目に早めのピットインを済ませたロッテラーが1分43秒台を連発するハイペースで7秒以上あったオリベイラとの差をみるみる縮めてきた。

結局小暮はオリベイラに1.262秒差をつけて37周を走破し、開幕戦を勝利で飾った。
2位オリベイラと3位ロッテラーの差は最終的に1.880秒まで縮まっていた。
4位には#20平手晃平。平手はスタートで順位を一つ落としたものの、レース中盤でオーバーテイクボタンを全て使い切るアグレッシブなドライビングで山本、デュバル、伊沢を次々に攻略して場内を大いに沸かせた。

なおルーキー勢では7位の#10山本尚貴が最上位。井口卓人は11位で完走する一方で#7ケイ・コッツォリーノはオープニングラップで新チームKCMGからFNカムバックを果たした#18平中克幸と接触して右フロントの足回りを傷めてリタイヤとなった。

フォーミュラニッポン第2戦の舞台はツインリンクもてぎ。
5月23日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2010/04/18) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E371:05'05.402
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K371.262
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K373.142
420平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K3728.280
52伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E3730.893
61ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E3737.202
731山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E3738.200
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E3745.435
916井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E371'07.540
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K371'20.004
1129井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K371'33.522
1237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K371'36.181
-------- 以上規定周回(33 Laps)完走 --------
137ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K037Laps
1418平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K037Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: 平手晃平(Mobil 1 TEAM IMPUL) 1'43.167 (34/37) 202.63km/h
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Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 各クラス上位3人のコメント

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Cクラス優勝 #1国本 雄資(PETRONAS TOM'S F308)
今日は2番手からスタートすることになりました。スタートでかわすことは出来ませんでしたが、うまく130Rでスリップにつくことが出来、トップに立てました。
昨日はレースラップが上がらなかったのですが、今日はそれも改善でき、いいレースでした。
2連勝できたことは良かったですが、2回目の予選でポールが取れなかったことなど、まだまだ課題は多いと感じています。それを改善していって、次のもてぎではまたポール・トゥ・ウィンをしたいですね。
Cクラス2位 #62嵯峨 宏紀(DENSO・ルボーセF308)
ウォームアップ走行からアンダーステア傾向があったのでダウンフォースをつけ、後半しんどくなると思ってタイヤの内圧を下げたのですが、そのけっかムービングを起こして序盤ペースを上げられませんでした。内圧が上がった後半は良いペースで走れたんですが。
国本選手とはフェアにいいバトルができたと思います。
昨日今日とトムスに肉迫できたことで、チームとしても自分としてもステップアップできてきていると感じています。まだシーズンを云々できるレベルではありませんが、これからもトムスについていけるよう、ステップアップできれば、と思っています。
Cクラス3位 #36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)
タフなレースでしたが、いいスタートが切れました。アレックスを追い越して3位に上がりましたが、2位に近づくことは出来なかったので、あとは自分のペースをコントロールして走りました。
全日本F3には勿論いい印象を持っています。でも今週末は初めての鈴鹿、初めてのドライとチャレンジだらけで、予選、決勝と調整を重ねながら走りました。ミスも許されない中で頑張ったと思います。

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Nクラス優勝 #8小林崇志(HFDP RACING)
昨日はスタートで失敗しましたが、今日は完璧でした。一度もトップを譲らずに結果的には完璧なレースが出来ました。
それでもレースペースは中々上げられず、ミスもしたので、課題の残るレースではありました。
刻々と変わるコンディションに走りを合わせられませんでしたし。
全16戦中2勝したのは良かったですが、まだ14戦残っていますからね。
Nクラス2位 #63千代 勝正(BPダイシン・ルボーセF305)
今日はスタートから小林選手が速かったので順位を守って走りました。1周目のバックストレッチと1コーナーでは迫れたんですが、抜くことは出来ませんでした。
今季新しいチームに入ってベストは尽くせたと思います。次のもてぎにむけてステップアップしていきたいです。
Nクラス3位 #37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)
昨日はスタートしてすぐスピンしてしまいました。初めてのF3ということであせってうまくいかなかったんですが、今日は気持ちの切り替えができていいレースができたと思います。
自分の持っている力を出し切れました。
まとめ: Kazuhisa SUERHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝 国本が開幕2連勝!Nクラスも小林が2連勝を達成

4月18日、鈴鹿サーキットで行われた全日本F3選手権第2戦決勝は、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が開幕2連勝を達成、2位も昨日に続いて#62嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)がつけ、3位に今季全日本初参戦の#36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)が入った。
Nクラスも#8小林崇志(HFDP RACING)が連勝、2位もまた#63千代勝正(BPダイシン・ルボーセF305)が2戦連続、3位には熾烈なドッグファイトを勝ち残った#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が入った。

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第2戦決勝は午前9時50分スタート。
ポールシッターの嵯峨がホールショットを決め、国本、スズキ、#2アレキサンドレ・インペラトーリの順で1周目を終えるが、嵯峨はそこからペースを上げることが出来ず、2周目の130Rで早くも国本にインを突かれてトップを奪われてしまう。
嵯峨はウォームアップの段階でアンダーステアの兆候を感じてダウンフォースをつけ、レース後半を考慮してタイヤ内圧を下げるなどの対策を施してスタートに臨んでいたのだが、それが逆に裏目に出た格好だ。

国本はその後も唯一の1分54秒台を記録するほどのハイペースで後続を突き放しにかかり、最後は2位に7.449秒もの大差をつけて17周を消化、開幕2連勝を飾った。
3位にはスタートでインペラトーリをかわしたスズキが徐々に後続との差を広げ、全日本参戦2戦目で初の表彰台を得た。

その後方では、昨日に続いて最後尾スタートとなった#12関口雄飛の豪快なオーバーテイクショーが今日も展開された。
関口は1周目を10位で終えると、3周目までにNクラス全車を抜き去って6位に浮上、4周目には#5吉田広樹をかわし、4位インペラトーリとの差をみるみる詰めていく。
130Rで、1コーナーで懸命に関口を抑えにかかるインペラトーリだったが、9周目のスプーンで痛恨のオーバーランを喫し、先行を許すこととなった。
これで表彰台の可能性も出てきたかに見えた関口だったが、10周名工中々ペースを上げることが出来ず、逆に1分57秒台まで失速を余儀なくされ、3位スズキを追うどころかコース復帰したインペラトーリに背後を脅かされる事態に陥る。
二人は15周を終わった頃には完全にテール・トゥ・ノーズ状態に。最早インペラトーリの4位浮上は時間の問題と思われたが、16周目のダンロップ立ち上がりであろうことかインペラトーリスピンアウト。グラベルにつかまってレースを終えてしまった。
これにより関口はこのレースをどうにか4位で終えることができた。

Nクラスは予選トップの小林が今日は一度も後続に付け入る隙を与えずに17周を走りきって開幕2連勝。2位は千代とここまでは昨日と同じ結果となったが、その後方では#19黒田吉隆、#23佐藤公哉、そして蒲生による熾烈なドッグファイトが展開された。
コーナーごとに激しく順位を入れ替える3台だったが、ルーキーの蒲生が12周目の1コーナーで佐藤を攻略し、F3初の表彰台を得た。
佐藤は中盤以降ペースが上がらず、黒田、#22佐々木大樹らに抜き返されてクラス6位に終わっている。

全日本F3選手権の第3戦、第4戦は5月22-23日にツインリンクもてぎで開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2010/04/18) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime
Behind
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1732'38.752
262C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE177.449
336Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1714.230
412C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE1723.765
55C吉田 広樹MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1728.596
68N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1736.806
763N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1743.731
837N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE171'00.149
919N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE171'01.438
1022N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE171'05.052
1123N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE171'05.721
1220Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE171'06.415
137N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE171'21.253
1418N銘苅 翼AIM-SPORTS F307DALLARA F3073S-GE171'22.306
1577N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE171'39.635
1621N大波 肇ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE161 Lap 
172Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C152 Laps
---- 以上規定周回数(15Laps)完走 ----
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 国本 雄資(PETRONAS TOM'S F308) 1'54.430 (9/17) 182.69km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.8 小林 崇志(HFDP RACING F307) 1'56.722 (2/17) 179.03km/h
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2010/04/18) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2010 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.358--208.31
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.7220.3640.364207.55
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.3941.0360.672206.18
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.9031.5450.509205.15
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR10E1'42.3291.9710.426204.29
62伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'42.6832.3250.354203.59
71ロイック・デュバルDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'42.7652.4070.082203.43
87ケイ・コッツォリーノTeam LeMansTOYOTA RV8K1'42.9262.5680.161203.11
929井口 卓人DELIZEFOLLIE/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'43.3092.9510.383202.36
1031山本 尚貴NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'43.3282.9700.019202.32
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラMobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'43.3843.0260.056202.21
1220平手 晃平Mobil 1 TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'43.5223.1640.138201.94
1316井出 有冶MOTUL TEAM 無限HONDA HR10E1'43.5993.2410.077201.79
1418平中 克幸KCMGTOYOTA RV8K1'43.9263.5680.327201.15
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行2回目 トップ大嶋、2位ロッテラーとトムス勢が1-2

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿の決勝前フリー走行は#37大嶋和也がトップタイム。2番手に#36アンドレ・ロッテラーと、PETRONAS TEAM TOM'Sが1-2という結果に。
ポールシッターの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)は4番手だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは昨日に引き続いて快晴。予想最高気温も19℃と、絶好の観戦日和となった。
フリー走行2回目は午前8時45分より30分間で行われ、昨日の予選でスキッドブロックの厚み不足から失格となった石浦を先頭に各車一斉にコースインしていった。

このセッションではトムスの2台が序盤からハイペースで周回を重ね、開始6分でロッテラー、8分で大嶋がトップに立つ。タイムは1分40秒473だ。
大嶋はその後1分40秒358までタイムを縮め、これがこのセッションのトップタイムとなった。
2位ロッテラー、3位にはピットスタートとなる石浦がつけた。

一方、ポールシッターの小暮は開始8分で1分41秒976を出して4位。
5位に駆動系トラブルからQ3を不本意な形で終えた#10塚越広大がつける。
昨日の予選でクラッシュしたディフェンディングチャンピオンの#1ロイック・デュバルも走行に加わって7位につけた。

ルーキー勢では#7ケイ・コッツォリーノの8位を筆頭に9位#29井口卓人、10位#31山本尚貴と続く。
それに続くのが#19J.P.オリベイラ、#20平手晃平のインパル勢。平手は終盤スプーンでスピンアウトしてそのままセッションを終えている。

第1戦決勝は今日の午後1時45分より37周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:JRP社長に白井裕氏が就任

日本レースプロモーション(以下JRP)は4月17日、フォーミュラニッポン開幕戦の開催されている鈴鹿サーキットで会見を行い、白井裕氏が4月1日付で社長に就任したことを発表した。
白井氏は昨年までホンダNSX-GTプロジェクトリーダーを務めていたほか、第2期F1活動においてもV10エンジンの開発に携わってきた。
この日はそのV10エンジンをティレル020に搭載して1991年シーズンを戦った中嶋悟会長と共に会見に出席、抱負を語った。

中嶋悟取締役会長のコメント
4月1日よりお願いしていた白井裕氏を社長に迎えました。
皆さんご存知のように白井さんにはいい過去をいくつもお持ちで、それを生かしてJRPのために尽力していただけるものと期待しています。
厳しい時期ですが、ファンやメディアの皆さんのお力をいただいて、フォーミュラニッポンが今後発展していくようお願いいたします。
白井裕代表取締役社長のコメント
fn_r01_shirai 前任の野口さんの後をうけて社長に就任しました。
フォーミュラニッポンが更に発展するよう、ホンダさん、トヨタさんに協力をお願いして、ブランド価値の向上に努めていきます。
そのためにはまず、参加台数の増大とコンテンツの充実に取り組み、それによって観客動員数を増大、とフォーミュラニッポンのブランディングを推進していきますので、ファンの皆様、メディアの方々にもご協力の程をお願いいたします。
またFCJにつきましてはホンダ、トヨタ、ニッサンの3社のご協力をいただいて今年で5年目を迎えます。
今季は中国人ドライバーも二人に増えますが、今後もFCJはアジアの中のカテゴリーとして発展させていきたいと考えております。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 各クラス上位3人のコメント

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Cクラス優勝 #1国本 雄資(PETRONAS TEAM TOM'S F308)
予選でポールポジションを獲ることができ、決勝もそのまま逃げ切れました。
開幕前は天候に恵まれず、良いテストが出来ていない状況で、今日もいきなりドライでの走行となりましたが、うまくチームがカバーしてくれていいクルマを仕上げてもらいました。
予選の走りも最高ではなかったので、ミーティングを重ねて決勝に臨みました。
勝ててほっとしていますが、明日もレースがあります。明日は2番手からですが、スタートで前に出て勝ちたいです。
Cクラス2位 #62嵯峨 宏紀(DENSO・ルボーセF308)
スタートは悪くなくて、動き出しは雄資君と同じくらいだったんですが、フロントタイヤの熱入れがうまくいかなくてアンダーステアが出てしまい序盤ペースが上がりませんでした。
明日はポールからのスタートですが、スタートで抜かれずにいけても雄資君はついてくると思うので、隙をみせないように走ります。
Cクラス3位 #2アレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)
スタートは良かったのでフロントローの二人を抜きたかったんですが、シフトタイミングを外して前に出られませんでした。
その後はタイヤに中々熱が入らずに置いてかれてしまい、一人ぼっちで走行することになり、後ろとのギャップをコントロールして、何とか3位を守って走りました。
明日もスタートが重要になると思います。他のクルマよりペースで足りない面があるのでスタートで頑張ります。

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Nクラス優勝 #8小林 崇志(HFDP RACING)
チームがいいクルマを作ってくれたので、予選、決勝とプッシュして走れました。
スタートがうまくいかずに千代選手に先行されましたが、クルマはいいので自分を信じて抜き返しました。F3だと130Rを全開で行くのはイージーですし、千代選手もスペースを残してくれると思いましたから。
優勝の実感は余りありませんが、周りの方々に一つ恩返しができたかなと思います。でもこれで満足せず、チャンピオンを狙っていきます。
Nクラス2位 #63千代 勝正(BPダイシン・ルボーセF305)
オフにドライでテストできなかったので、チームとミーティングを重ね、いいクルマが出来ました。
1コーナーで前に出れましたが、ペースがよくなくて抜き返されてしまいました。その後も小林選手のペースについていけなかったのが悔しいポイントですね。
今後もチャンピオン争いが狙えるように頑張っていきます。
Nクラス3位 #7三浦 和樹(HFDP RACING)
初めてのF3レースでしたが、FCJと大きく違うのはダウンフォースの大きさからくるコーナリングスピードの高さでした。
まだトップとは出せるタイムの次元が違うので、オープニングラップからいいペースで走れるようにしたいです。そういう意味では悔しいレースでした。
レース中はなるべくミラーを見ないようにして、自分の走りに専念していました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝 国本雄資がポール・トゥ・フィニッシュ!Nクラスは小林崇志が念願の初優勝

全日本F3選手権第1戦の決勝レースが4月17日、鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#1国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S F308)がオープニングラップから後続を突き放して12周を走破、初戦を勝利で飾った。
2位には#62嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF308)、3位は今季Cクラスにステップアップしてきた#2アレキサンドレ・インペラトーリ(TODA FIGHTEX)が入った。
また、Nクラスは#8小林崇志(HFDP RACING)が参戦2年目で初のクラス優勝を獲得している。

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第1戦決勝は午後3時50分スタート。
ポールの国本がそのままホールショットを奪い、序盤から1分54秒台の好タイムで逃げにかかる。
2番手を走行する嵯峨は序盤フロントタイヤの熱入れがうまくいかず、ペースを上げられない。 このため2周を終えた時点で早くも1-2位の間には1.7秒のギャップが出来てしまった。

嵯峨は数周でペースを取り戻すが、国本との差は2秒前後で推移し、一向に差を詰められないままファイナルラップに突入。
国本はカーナンバー1を得た最初のレースを勝利で終えた。
3位には戸田レーシングに移籍して今季初のCクラスに挑むインペラトーリが入った。

その後方では、ミッショントラブルでノータイムに終わった#12関口雄飛が猛烈な追い上げを展開、1周目を10位で終えると、その後も立て続けにNクラスの車両をかわしていき、4周目にはCクラス5位の#5吉田広樹をもシケインでかわして5位に浮上。
一旦はコースアウトで8位に後退するも、再び追い上げて5位でフィニッシュと、アグレッシブな走りで初戦を終えた。

Nクラスは、クラストップの小林がスタートで出遅れて#63千代勝正の先行を許すが、すぐに130Rで抜き返してトップを奪い返し、参戦2年目にして初優勝を達成した。
2位は千代、3位にはFCJからステップアップしてきた#7三浦和樹が入り、F3デビュー戦で早くも表彰台を獲得している。

第2戦決勝は明日午前9時50分より、17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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