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スーパー耐久

S耐:第2戦富士 中学生以下のお子様を対象に1/87 Audi R8 ミニカーをプレゼント (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racing は、7月24 日、富士スピードウェイにて開催されるスーパー耐久シリーズ第2 戦において中学生以下のお子様を対象とした1/87 Audi R8 ミニカーのプレゼント企画を実施いたします。以下概要をご確認ください。

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  • 日  時: 7月24日 ピットウォーク開始時間11:30 より
  • 場  所: 富士スピードウェイ 29番ピット前(Hitotsuyama Racingピット前)
  • 対 象 者: 中学生以下のお子様
  • 配布方法: 先着順(ピット前にスタッフがおりますので、スタッフの指示に従い整列してください)
  • 数に限りがございますので、おひとり様1個とさせていただきます。
  • 数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。
  • ミニカーのカラー、仕様等はお選びいただけません。ご了承ください。

 スーパー耐久第2 戦は、ディズニーの最新映画「カーズ2」の公開記念スペシャルレースとして様々なイベントが予定されているほか、観戦券のご購入のみでパドックエリアまでご入場いただくことができます。

 また、本格的な夏休みシーズン最初の週末ということもあり、多くのお子様・お子様連れのご家族が来場されることを期待しております。

Hitotsuyama Racing Press release
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その他

GT3A:第5,6戦富士 GT3 ASIA 富士ラウンド、連続5位入賞によりポイント獲得 (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racing は7月16~17日、富士スピードウェイにて開催されたGT3 ASIA第5、6ラウンドにおいて、 連続5位入賞を獲得しました。

gt3a_r05-06_hr_01.jpg  7月16日午前、真夏の日差しが照りつける猛暑の中、GT3 ASIAの予選は10分間のインターバルを挟んだ15分間の予選×2回で行われました。今回Audi R8 LMS のステアリングを握る"ジェントルマンドライバー"小林賢二は、ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンをはじめ多くのマシン、レースでキャリアを積んできており、Audi R8 LMS でもその高い順応性を発揮。予選1回目では3位、2回目では2位を獲得しました。その後予選1回目で2位につけていたポルシェ997GT3R にペナルティが課せられたため、第5、6ラウンドともに2番手スタートと、レースに向けてチームの士気は一層高まりました。

 厳しい暑さが残る15時40分、1周のフォーメーションラップの後、シグナルがグリーンに変わりローリングスタートがきられました。Audi R8 LMS小林賢二はポジションを2 つ落としたものの4位で1 コーナーを無事にクリア。ランボルギーニ・ガヤルドを先頭にフェラーリ458、ポルシェ997、アウディR8、フォードGTと、最新GT3マシンがテールtoノーズ、サイドbyサイドの接戦を10周以上にわたって繰り広げ、場内を沸かせます。GT3 ASIAの規定により、レース開始15 ~ 25 分の間にピットインを行わなければならないため(ピット入口のライン~ピット出口のラインまでを最低85秒で通過)、15分を過ぎたあたりから各車ピットインを行い、義務を消化していきます。Audi R8LMS小林賢二もタイミングを見計らってピットインの義務を消化。再びコースへ戻りました。しかし、最低85秒をかけて行わなければならないピットインに対して、3秒ほど早くリリースしてしまい、82秒でピット出口のラインを通過してしまったため、Stop&Goペナルティを課せられてしまいます。

 ペナルティにより一時は大きく順位を落としたAudi R8 LMS小林賢二ですが、その後も攻めの走りを披露。最終的には5位でチェッカーを受け貴重なポイントを獲得することができました。

 続く第6ラウンドは7月17日12時50分にスタート。スタートではやはり加速で勝るフェラーリ458、ポルシェ997に先行されAudi R8 LMS小林賢二は4位でオープニングラップを終えます。路温が60 度を超えるコンディションの中、第5ラウンド同様、ランボルギーニ・ガヤルドを先頭に各車激しい接近戦を展開。Audi R8 LMS小林賢二はマシンバランスの良さとドライバーのテクニックを生かしインフィールドで果敢に前車との差を縮めるものの、ストレートではマシンパワーの差により、再び差を拡げられてしまう苦しい展開に。各車ピットストップ義務を終えた後も、順位は大きく入れ替わることなく、Audi R8 LMS小林賢二は第5ラウンド同様5位でフィニッシュ。GT3 ASIAデビューレースにおいて2ラウンド連続でポイントを獲得することができました。

 今回新たな挑戦となったGT3 ASIAの舞台において、Audi R8 LMSの存在感をアピールすることができたことを、応援してくださったファンの方々、弊チームで戦うことを選んでくださった小林賢二選手、そして厳しいコンディションの中マシンをメンテナンスしてくださったノバ・エンジニアリングの皆様に、心より感謝いたします。

 GT3 ASIAシリーズに関しましては、8月20~21日に鈴鹿サーキットにて開催される第7、8ラウンドに濱口弘選手のドライブで引き続き参戦いたします。

 変わらぬご声援、よろしくお願い申し上げます。

Hitotsuyama Racing Press release
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Formula Nippon | JAF Grand Prix | SUPER GT

FN,SGT:特別戦富士スプリントカップの概要が明らかに。今年のフォーミュラニッポンは1レース制に

GTアソシエイション(GTA)、日本レースプロモーション(JRP)、富士スピードウェイの3社は7月17日、全日本選手権フォーミュラニッポン第3戦が開催された富士スピードウェイで会見を行い、「JAFグランプリ スーパーGT&フォーミュラニッポン 富士スプリントカップ2011」の概要を発表した。

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昨年に続く第2回大会となる今年は11月11日(金)~13日(日)の3日間で行われ、フォーミュラニッポン、GT500、GT300の各クラスで100km(22周)のスプリントレースを行う。
スーパーGTの2クラスは昨年同様2レースを土曜、日曜に分けて行うが、フォーミュラニッポンはGTとダブルエントリーするドライバーの負担を考慮して今回日曜1回のみとなった。
また今回もGT500クラス優勝チームと併催のF4日本一決定戦出場の最多優勝コンストラクターには国土交通大臣賞が送られることになっている。

会見には坂東正明GTA代表、白井裕JRP社長、加藤裕明富士スピードウェイ社長の他、ドライバーを代表してアンドレ・ロッテラー、松田次生、小暮卓史の3名が出席。それぞれ抱負を語った。

GTA
坂東正明代表

fn_r03_jaf_bandoh 「今年のスーパーGTはシリーズ戦全レースを復興支援大会としていますが、それは特別戦も同様です。我々モータースポーツ界にできることを一つ一つ進めていくことで元気な日本、ものづくりの日本、を世界にアピールしていきたいと考えています。2年目を迎える本大会ですが、これを静岡県の大きな祭りとして育てていこうと思っています。その為にも感動を与えるレースを作り上げていきたいです」

JRP
白井裕社長

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富士スピードウェイ
加藤裕明社長

fn_r03_jaf_kato 「昨年のクロージングでお約束したとおり、今年もこの大会を開催できることを嬉しく思います。昨年のアンケートでも96%の方から『またやってほしい』『GT300だけのスプリントって面白いんだな』『フォーミュラニッポンってあんなに速いんだな、面白いんだな』との回答を戴いております。更に今年は一段とパワーアップした形でお客様に楽しんでいただけるものにしたいと思います」

アンドレ・ロッテラー
fn_r03_jaf_lotterer 「昨年の大会は本当に楽しかった。シリーズ戦とは違い、リラックスした中にも戦いの醍醐味を味わうことが出来ました。昨年はフォーミュラニッポンでは連勝しましたが、GT500は結果が出せなかったので、今年は是非GT500で頑張りたいですね」

松田次生
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小暮卓史
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Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第3戦富士 塚越広大選手が5位入賞、ルーキーの中嶋大祐選手が初の8位入賞を果たす (HONDA)

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7月17日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝レースが開催されました。

開幕戦鈴鹿、第2戦オートポリスに続いて開催された本大会は、昨年同様、日曜日に公式予選と決勝レースを行う1DAY方式で開催されました。ただし、金曜日には1時間の合同テスト(1セッション)、土曜日には計1時間45分のフリー走行(2セッション)を行ってから日曜日の公式予選を迎えるというスケジュールです。すでに静岡県地方が梅雨明けしていることもあり、富士スピードウェイ周辺は3日間とも強い日差しが照りつけ、最高気温が30℃を超えるコンディションとなりました。

第3戦のレース距離は昨年と同じ200km。これは年間を通じて、フォーミュラ・ニッポンの決勝レースとしては最も短い距離となります。一方で、今回は決勝レース中に2回のピットストップと4本のタイヤ交換を2度行うことが義務づけられているため、スピーディーでスリリングな展開の決勝レースとなることが期待されました。

16日(土)に行われた2回のフリー走行で、総合でHondaドライバーの最上位となったのは#16 山本尚貴選手(TEAM 無限。1分26秒689)で6番手。以下、7番手に#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING。1分26秒743)、8番手に#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING。1分26秒830)、9番手に#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING。1分26秒850)、12番手に#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING。1分27秒332)、13番手に#10 小林崇志選手(HP REAL RACING。1分27秒663)というオーダーでした。ルーキーの中嶋選手と小林選手は残念ながら1分26秒台をマークできませんでしたが、このセッションでトップだったドライバー(タイムは1分26秒252)と9番手伊沢選手とのタイム差は0.6秒を切る僅差。日曜日の公式予選と決勝レースでも接戦となることが予想されました。

翌17日(日)、F1と同じノックダウン方式でスターティンググリッドを決める公式予選が午前8時10分に開始。出場16台から12台に絞られる第1セッションは20分間で競われるため、ほとんどのドライバーが途中1回のピットストップを挟んで計2回のタイムアタックを行いました。この結果、Hondaドライバーでは山本選手が5番手タイムとなる1分25秒666をマーク。さらに塚越選手が8番手、中嶋選手が9番手、小暮選手が10番手、伊沢選手が12番手となって第2セッション進出を決めました。なお、塚越選手はセッション中に走路外走行を行ったペナルティとしてベストラップを削除されましたが、それでも8番手に留まりました。一方、小林選手は15番手で、残念ながら第1セッション突破はなりませんでした。

出場12台が8台に絞られる第2セッションでは、1分25秒413を記録した塚越選手が3番手、山本選手が5番手でこれに続きました。一方、小暮選手は9番手、伊沢選手は10番手、中嶋選手は12番手となったため、3人はこの段階でスターティンググリッドが確定しました。

上位8台で最終グリッドを決める第3セッションでは、塚越選手が1分25秒452をマークして5番グリッドを手に入れたほか、山本選手も1分25秒549で6番グリッドを獲得しました。この日のポールタイムは1分25秒263。つまり、塚越選手とトップとのタイム差は0.189秒、山本選手もわずか0.286秒でした。両選手にとっては、表彰台はもちろんのこと、優勝も十分に期待できる僅差の予選結果だったといえます。

決勝レース直前の気温は34℃。強い日差しの影響で路面温度は50℃まで上昇し、非常に厳しいコンディションの中、スタートが切られることとなりました。午後2時40分に始まったフォーメーションラップには、Hondaドライバーの乗る6台を含む全15台が出走。残る1台はトラブルのために遅れてスタートする形となりました。

スタートはクリーンに切られ、塚越選手は4番手に浮上。これに山本選手が5番手で続き、以下、伊沢選手が7番手、中嶋選手が10番手、小林選手が11番手、小暮選手は13番手でオープニングラップを走りきりました。このうち、小暮選手は1周目終了時点で1回目のピットストップを敢行。残る5人のHondaドライバーも10周目から15周目までの間に次々とピットストップを行いました。

全選手が1回目のピットストップを終了した16周目の段階で、塚越選手は5番手、山本選手は7番手、小暮選手は9番手、中嶋選手は11番手、伊沢選手は12番手、小林選手は13番手につけています。この時、塚越選手はトップと9秒差、山本選手は14秒差で、後半の巻き返しを期して懸命の力走を続けました。

この後、塚越選手はトップグループに匹敵する1分28秒台前半のペースで追走。山本選手もほぼ同じラップタイムで周回を重ねていきますが、なかなかトップとの差は縮まりません。

Hondaドライバーの中でいち早く2回目のピットストップを行ったのは、小暮選手で23ラップ目。残る5選手も26周目から29周目にかけてピットストップを行いました。このうち、山本選手は給油ホースが完全に外れる前に走り出そうとしたため、勢いでメカニックの1人が転倒するアクシデントの影響でやや遅れましたが、幸いメカニックにケガはなく、順位も変動はありませんでした。

レースが残り10周となった34周目、Hondaドライバーでは引き続き5番手を走る塚越選手がトップ。ライバルがマシントラブルなどで後退したため、小暮選手が7番手、中嶋選手はルーキーながら入賞圏内の8番手へと浮上。さらに山本選手は9番手、伊沢選手は10番手、小林選手は11番手で粘り強く追走しました。

結局、6名のHondaドライバーはこのまま44周のレースを走りきり、塚越選手が5位、小暮選手が7位、中嶋選手が8位、山本選手が9位、伊沢選手が10位、そして小林選手が11位でチェッカードフラッグを受けました。

この結果、塚越選手は4ポイントを追加して13点とし、シリーズポイント争いで4位の座を守っています。以下、小暮選手は10ポイントで6位、伊沢選手は8ポイントで8位、山本選手は5ポイントで9位、中嶋選手は1ポイントで12位となっています。

次戦は栃木県のツインリンクもてぎで8月6~7日に開催されます。

坂井典次|「HR10E」開発責任者
「データを解析したところ、今回は低速コーナーの続く第3セクターでライバル陣営に差をつけられていることが分かりました。その原因についてはギアレシオの設定やシャシーのトラクション性能など、いくつかの要因が考えられますが、この点に関しては現在、解析中です。中嶋選手は期待以上の活躍を示して初ポイントを獲得してくれました。これについては、エンジニアとのコミュニケーションが良好になり、マシンのセッティングやレースの組み立てがうまくできるようになった結果だと捉えています。あとは予選一発の速さを身につけることだけが課題です。今後が楽しみです。次戦のツインリンクもてぎでは、富士スピードウェイの第3セクターと同じで、低速コーナーからの立ち上がりの速さが重要となります。ただし、開催までにはまだ時間がありますので、今回の結果をよく解析して対策を行い、巻き返しを図りたいと思っています。どうぞご期待ください」
塚越広大選手(5位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「5位入賞は果たせましたが、スタートから最初のピットインまでの間でもう少しタイムが上げられれば、もっと上位にいけたのではないかと思っています。1周で0.1秒か0.2秒速く走ることができれば、その積み重ねで上位陣と勝負ができるので、次戦までに調整したいです。次戦の開催場所であるツインリンクもてぎは地元のサーキットということもあり、過去にもよいレースを何度もしているので、優勝争いができるようにがんばります」
中嶋大祐選手(8位 #31 NAKAJIMA RACING)
「200kmという短い距離で2回のピットストップは初めての経験で、まるで予選のアタックを繰り返しているような感覚でした。ただ、細かいミスやトラブルはあったものの、チーム全体で考えた作戦が功を奏し、確実に順位を上げることができたことで入賞が果たせました。予選では12番手でしたが、自分の思いきりの無さが上位陣との差になったと悔しい気持ちでした。たかが1ポイント、という見方もありますが、今レースでポイントを獲得できたことは精神的にも大きいです。今までは小さくまとまってしまう部分がありましたが、これを機にもっと思いきって攻めの走りをしていきたいと思います」
Text & Photo: HONDA
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Japanese F3

JF3:第6,7戦富士 関口雄飛が第6戦独走でのポール・トゥ・ウィン、第7戦NクラスはTDPドライバー中山雄一が制す (TOYOTA)

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第6戦は関口雄飛(中央)が今季2勝目。蒲生尚弥(右)が3位に入った

 全日本F3選手権の第3大会(第6戦、第7戦)が7月16日(土)と17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 16日(土)富士スピードウェイは朝から好天に恵まれ、午前8時25分から10分間のインターバルを挟んで、10分ずつのセッションで第6戦、第7戦の予選が行われた。

 今季第3戦より参戦を開始し、既に1勝を挙げている関口雄飛(B-MAX ENGINEERING)が第6戦、第7戦共にポールポジションを獲得。TDPドライバーの蒲生 尚弥(PETRONAS TEAM TOM'S)が共に3番手。第6戦は山内 英輝(HANASHIMA RACING)4番手、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5番手、第7戦は山内とブラッドレーがポジションを入れ替えてのグリッドとなった。

 Nクラスでは、第6戦は三浦 和樹(HFDP RACING)、第7戦は野尻 智紀(HFDP RACING)がポールポジション。TDPドライバーの中山 雄一(TOM'S SPIRIT)は、第6戦3番手、第7戦は2番手につけた。

 路面温度が50度を超え、コース上が陽炎に霞む暑さの中で、午後0時58分に第6戦決勝レース(15周)がスタート。

 ポールポジションの関口は好スタートで2番手の安田 裕信(ThreeBond Racing)を押さえて1コーナーへと進入。後方では、蒲生、山内、ブラッドレーによる激しいポジション争いとなったが、蒲生が3位をキープ。山内は1周目を終えようかというところで駆動系トラブルに見舞われスローダウン。無念のリタイアとなってしまった。

 その後は関口が2位以下との差を大きく広げていき、独走状態でそのままチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。蒲生は、トランスミッションにトラブルを抱えながら追い上げたブラッドレーとのバトルを制し、3位フィニッシュ。今季5度目の表彰台獲得となった。

 Nクラスでは、ポールポジションの三浦が首位を逃げる後方で、3番手スタートの中山が2周目に野尻をかわすと、ファステストラップをマークする速さで激しく三浦をプッシュ。首位争いを繰り広げた。中山は何度か三浦に並びかけたものの、逆転には至らず、そのままの順位でフィニッシュ。三浦はF3参戦2年目での嬉しい初優勝。中山が2位となった。

 17日(日)は午前10時40分より第7戦決勝(21周)がスタート。第6戦同様に関口が好ダッシュで首位を守る一方で、2列目に並んだ蒲生とブラッドレーが第1コーナーで接触。蒲生は大きく順位を落としながらもレースに復帰したが、ブラッドレーはここでレースを終えることとなってしまった。

 これで山内が3位に浮上。その後蒲生は4位までポジションを戻したが、上位勢は順位変動無くフィニッシュ。しかし、レース後に、トップでチェッカーを受けた関口の車両が、タイヤの規約違反だったことが発覚し、痛恨の40秒加算ペナルティ。これで山内、蒲生は順位が繰り上がり、それぞれ2位、3位というレース結果となった。

 Nクラスでは、2番手グリッドの中山が抜群のスタートを切りトップを奪うと、そのポジションを最後まで守りきり、今季2勝目。中山はランキングでも2位に浮上した。

Text & Photo: TOYOTA
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Formula Nippon

FN:第3戦富士 アンドレ・ロッテラーが今季2勝目! 灼熱の富士でトヨタエンジンがトップ4独占 (TOYOTA)

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トヨタエンジンが表彰台を独占

 フォーミュラ・ニッポンの第3戦が7月16日(土)、17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 今季のフォーミュラ・ニッポンでは、開幕戦鈴鹿でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、第2戦オートポリスでTDPドライバーの中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が勝利を飾っており、ここまでトヨタエンジンが2連勝。今大会が開催される富士スピードウェイはトヨタのホームコースでもあり、3連勝に期待がかかった。

 今大会は、土曜日にはフリー走行のみ行い、予選、決勝を日曜日に行うワン・デイ・イベント。また、決勝レース中には、2度のピットイン(4輪タイヤ交換)が義務づけられており、ピット戦略やピットでの作業スピードを含めたチーム力がいつも以上に問われるレースとなった。

 16日(土)のフリー走行は、朝のセッションでディフェンディングチャンピオンのJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がトップタイム。チームメイトで、昨年この富士大会で勝利を挙げているTDPドライバーの平手 晃平(TEAM IMPUL)が2番手。平手は午後のセッションでもトップタイムをマークし、2年連続の勝利へ向け好スタートを切った。

 17日(日)も好天に恵まれ、午前8時10分からノックアウト方式のQ1セッションがスタート。このセッションでは、ルーキーのアレキサンドレ・インペラトーリ(SGC by KCMG)、アンドレア カルダレッリ(KONDO RACING)、嵯峨 宏紀(Le Beausset Motorsports)の3台が敗退。それぞれ13番手、14番手、15番手グリッドとなった。

 上位8台のみが勝ち上がるQ2セッションでは、やはりルーキーのTDPドライバー、国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が及ばず11番手。

 Q3セッションでは、終盤の激しいタイムアタック合戦の結果、Q1、Q2でもトップタイムをマークしてきたオリベイラと、ロッテラーが千分の一秒まで全くの同タイム。規定に則り、先にタイムをマークしたオリベイラがポールポジション。ロッテラーは最前列2番手となった。

 今季フォーミュラ・ニッポンにデビューして以来、過去2戦共にQ1敗退と予選で苦しんできた中嶋一貴が外国人勢2台に続く3番手。平手も僅差の4番手で2列目に並んだ。

 また、TDPドライバーの石浦 宏明(Team KYGNUS SUNOCO)と大嶋 和也(Team LeMans)が7,8番手で4列目から決勝へ進むこととなった。

 午後2時40分、気温34度、路面温度50度という酷暑のコンディションの下、決勝レースへ向けたフォーメーションラップが開始。ここで16番手グリッドの嵯峨が発進できず、ピットスタートを余儀なくされることとなった。

 午後2時43分、44周で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのオリベイラが絶好のダッシュを見せ、見事に首位をキープ。これにロッテラー、平手が続いたが、4番手スタートの中嶋一貴は出遅れ、6位に後退。

 オリベイラに続く形となったロッテラーだったが、1周目終了後のホームストレートでオーバーテイクシステムを使用して一気にオリベイラをパスし、首位を奪取。石浦は1周目終了時に早くもピットへと向かった。

 4周目を終えると、中嶋一貴もピットイン。先にピットへ入っていた石浦の直前でコースに復帰し、アウトラップでの石浦の追撃を受けたが、これは押さえきり、更にペースアップ。

 2位を走行していたオリベイラは8周目終了時にピットイン。しかし、ここで作業終了前にギアを入れてしまうという痛恨のミスでタイムロス。石浦の後へと順位を落としてコースに復帰した。

 その後続々と各車1回目のピットイン。早めのピットでペースアップを図った中嶋一貴は作戦が見事にあたり、ピットを終えた平手に続く3位まで浮上。ロッテラーは順当に首位を守り、全車が1回目のピットを終えた時点で、ロッテラー、平手、中嶋一貴、追い上げてきたオリベイラというトップ4となった。

 レースも折り返しを迎えるあたりから各車2度目のピットイン作業となったが、ここでは上位勢に大きな順位の変動はなし。しかし、ロッテラーと平手の首位争い、若干間を空けての中嶋一貴とオリベイラとの3位争いが激化。それぞれ1秒以内での激しいバトルを展開した。

 2組の息詰まるようなバトルは終盤まで続いたが、結局順位は変わらず、ロッテラーがトップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。平手が今季初表彰台となる2位。中嶋一貴は3位に入り、開幕から3戦連続の表彰台を獲得し、ランキングでも首位の座を守った。オリベイラが4位で続き、トヨタエンジンはホームの富士でトップ4を独占。石浦が6位に入って今季2度目のポイント獲得を果たした。

Text & Photo: TOYOTA
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FN:第3戦富士決勝 上位3人と優勝監督のコメント

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優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r03_r_pc_lotterer  「スタートはまぁまぁでした。JPが速かったので離されないようについていって、プッシュ・トゥ・パスで前に出ました。クルマの状態はよかったので、序盤でギャップを広げようとハードにプッシュしました。セクター3のタイムがよくなかった分はセクター1、2でカバーするようにして。公判辛くなるかと思いましたが最後までペースを保てました。チームのストラテジーもよかったようで、最初のピットストップを終えた時点でコウヘイを後ろにとどめておくことができました。大変なレースでした。しかも暑かった」
決勝2位 平手晃平(インパル)
fn_r03_r_pc_hirate  「フリー走行まではクルマがうまく仕上がったと思っていましたが、朝の予選では気温が低かったことに助けられてか、周囲のクルマが速くなっていました。僕はQ3でタイムをまとめることができず、ポーエルを取れませんでした。スタートで一貴がストールしかかっていたので、これを避けてアンドレについていきました。途中JPに何かあったようで無線で『ロッテラーと一騎打ちになるから頑張って』といわれ、追いかけました。今年に入ってからトムスのクルマがずっと好調ですが、今回僕らは去年のデータに頼りすぎたと思います。最後までアンドレを追い詰めることができず、逆に離されてしまいました。もっとレースセットでギャップを詰めていかないといけませんね。これ以上緑の車に逃げられるわけにはいかないんで」
決勝3位 中嶋一貴(トムス)
fn_r03_r_pc_nakajima  「スタートを失敗したのが一番の誤算でした。そこからは戦略を使って3位に戻すレースになり、20週以上もJPを後ろに従えて走ることになりました。そんな中でもきっちり自分のペースでは知れたと思いますし、タイムもトップと遜色なかったはずです。今日はスタートで失敗したのが全てでした。それでもポイントを獲り続けられていることは良かったです。JPには自分がミスさえしなければ抜かれないと思って走っていました」
優勝チーム監督 館信秀(トムス)
fn_r03_r_pc_tachi  「まさかウチのチームが開幕から3連勝できるなんて思っても見ませんでした。JAFグランプリから数えても全勝だそうで非常に驚いています。予選ではアンドレが出て行くときにギヤがかんでしまって、すぐにコースに出られなかったんですが、あれがなかったらポールだって獲れてたかもしれませんからね(笑) こんなに上手くいった週末はありませんよ。今日は一貴も予選が良かったので、作戦面でもいろんな選択肢の中で一番いい戦略が取れました。アンドレはハードスケジュールの中での優勝ということで、メンタル面でもフィジカル面でも素晴らしいドライバーだと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第3戦富士決勝 ロッテラーが復帰戦を勝利で飾る。中嶋一貴も3戦連続表彰台でトムス1-3を達成!

全日本選手権フォーミュラニッポン第3戦の決勝レースが7月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
44周のレースを制したのは、先月フランスで行われたルマン24時間耐久レースで見事総合優勝を果たした#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)だった。
2位は昨年の富士で優勝した#2平手晃平(TEAM IMPUL)、前回優勝の#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)も3位につけ、開幕戦以来3戦連続で表彰台に上がった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:15,800人)

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決勝レースは午後2時40分にスタートした。
ポールシッターの#1J.P.オリベイラが勢いよく飛び出してホールショットを決め、トップを快走するが、2位につけたロッテラーも離されずについていき、最終コーナー立ち上がりでオーバーテイクボタンを作動させて次の1コーナーでトップに立った。
その後方では予選3番手の中嶋一貴がスタートに失敗、一気に6位まで後退する波乱が。これをかわして3位に浮上したのが予選4番手の平手だった。

出遅れた一貴は4周終わりで早めのピットストップを行い、前が開いた状態でスパートをかける作戦に出た。前戦のオートポリスと同じ作戦だ。
これが功を奏し、一貴は全車が最初のピットストップを終えた16周の時点で3位に浮上することに成功した。逆に2番手を走行していたオリベイラは8周終わりでピットインした際、リヤタイヤの交換に手間取って大幅にタイムロスをし、一貴の先行を許す結果に。

この結果、平手が2位に繰り上がり、トップのロッテラーを僅差で追い上げる展開に。はじめはコンマ6秒、コンマ8秒という間隔を保ってロッテラーを追い上げていた平手だったが、2度目のピット作業を終えた27周目にもロッテラーの前には出ることができず、逆にそこからじりじりと引き離されてしまう。

結局ロッテラーは平手に2.6秒の差をつけて44周を走り切り、開幕戦鈴鹿に続く今季2勝目をものにした。 これによりポイントランキング上でも再びトップに。
これでチームトムスは開幕3連勝を達成したことになり、昨年の富士スプリントカップから負け無しという状態が続くことになった。
2位平手に続いて3位は一貴。最後までオリベイラの追撃を退け、FNデビュー以来3戦連続で表彰台を獲得した。
その他、ルーキー勢では中嶋大祐も8位に入り、中嶋兄弟は揃って入賞ということになった。

次回の舞台はツインリンクもてぎ。8月6日決勝だ。
前の震災で甚大な被害があったというもてぎだが、被災後初の四輪ビッグレースは果たしてどんな展開になるだろうか。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Foum
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Formula Nippon

FN:第3戦富士決勝結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/17) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K441:06'08.906
22平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K442.623
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K4410.041
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K4410.908
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E4415.479
68石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K4425.063
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E4441.266
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E4445.733
916山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E4446.594
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E4449.116
1110小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E441'09.633
127大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K441'11.508
133アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K441'12.868
1462嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K413Laps
1533国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K404Laps
---- 以上規定周回数(39Laps)完走 ----
-18アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K377Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL) 1'27.153 (10/44) 188.482km/h
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Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝 各クラス上位3人のコメント

優勝 安田裕信(スリーボンド)
f3_r07_r_pc_yasuda 「スタート前のエンジンをかけた時に隣のオフィシャルが『駄目だ』というジェスチャーをしているのが見えて、関口選手のタイヤにマーキングがされてないのを自分の目でも見て確認しましたから、レースでは前を気にせず自分がトップだと言い聞かせて走っていました。エンジンはすぐに水温が上がってしまい、5周くらいでパワーダウンが起きる状態でしたが、エンジン屋さんもギリギリまでがんばっていただいてましたし、結果的に2位、1位で終われたので、いい週末だったと思います。次のもてぎではブレーキで助けられる場面がありますが、富士ではエンジンへの負担が大きい。今回悔しい思いをしたことはもてぎでリベンジします」
決勝2位 山内英輝(ハナシマ)
f3_r07_r_pc_yamauchi 「前2台が1コーナーで当たったお陰で3番手に繰り上がり、そこから安田選手についていこうと思ったのですが引き離されてしまいました。今週末は練習走行から歯車が噛合っていない感じでした。次のレースでステップアップしていけるように何か掴まないといけないと考えながら走っていました」
決勝3位 蒲生尚弥(トムス)
f3_r07_r_pc_gamo 「1コーナーでリチャード選手と接触してしまって最後尾から追い上げるレースになってしまいました。しかし1コーナーでずっと黄旗が出ていたためにNクラスの車両を抜くのに時間がかかってしまって、その間にCクラスの上位に逃げられてしまったのが今回の敗因です。 (スタートのアクシデントについて)リチャードにスタートで抜かれて、1コーナーで彼がイン側のラインをとったので、僕はアウト側からブレーキを我慢してぬいていこうと思ったのですが、僕の右リヤと彼の左フロントが引っかかってしまったんです」
■Nクラス
優勝 中山雄一(トムススピリット)
f3_r07_r_pc_nakayama 「ピットロードから出て行くときと、ホームストレート上でグリッドにつく直前にスタート練習をやっていい感触を掴んでいました。その結果スタートが上手くいってトップを取れました。最初の1~2周はCクラスの西本選手にコーナーで詰まってしまい、ペースを上げられずに佐々木選手に詰め寄られましたが、後半になって引き離していくことができ、最後まで攻めの走りを続けることができました。夏場のセットではいいペースで走れていますので、このセッティングを考えてくださったチームスタッフの皆さんや監督に感謝しています」
決勝2位 佐々木大樹(NDDP)
f3_r07_r_pc_sasaki 「スタートは良くなかったんですが、ポジション取りの関係で順位をキープすることができ、1周目で野尻選手をパスすることが出来て2位に上がれました。そこから中山選手を抜くチャンスを伺っていたんですけど、中山選手は12周目、13周目あたりからが速くて、逆に離されていってしまいました。次回からは後半ペースが落ちないよう、練習からロングランを意識して走りこみたいです」
決勝3位 野尻智紀(HFDP)
f3_r07_r_pc_nojiri 「昨日はいいレースができなかったので、今日はいいレースを仕様と思っていたのに同じ結果になってしまいました。チームの皆さんにに申し訳ないと思いますし、こんなことを続けていたらステップアップしても通用しないので、これからはドライビング、セッティング、全ての面で改善していきたいと思いました」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝 独走関口にまさかのペナルティ!勝ったのは安田

全日本F3選手権第7戦の決勝レースが7月17日、快晴の富士スピードウェイで行われた。
レースはポールポジションからスタートした#50関口雄飛(B-MAX)が終始独走状態で21周を走り切ったものの、レギュレーション違反が判明してペナルティの対象となる波乱の展開となった。この結果2番手でフィニッシュした#12安田裕信(ThreeBond)が繰り上げ優勝となった。
またNクラスは#37中山雄一(トムススピリット)が今季2勝目を挙げた。

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決勝レースは午前10時45分スタート。
ポールから飛び出した関口がそのままトップで1コーナーを通過。2番手は安田が続く。
ところがその後方で#36リチャード・ブラッドレー、#1蒲生尚弥のトムス勢がまさかの接触。ブラッドレーはその場でストップしてレースを終え、蒲生もスピンを喫して最後尾から追い上げることになってしまった。
これにより#5山内英輝が3番手に浮上、2番手安田を追い上げにかかる。

更にその後方では追い抜きざまに#23千代勝正の左フロントホイールを引っ掛けてしまった#20ギャリー・トンプソンがホームストレート上でスピン、こちらも大きく後退するアクシデントが発生していた。

こうした後方集団の混乱を尻目に関口は独走状態に入り、2位安田との差をぐんぐん引き離していく。
最後は5.746秒もの大差を築いて21周を走り切り、昨日の第6戦に続いて2連勝を飾ったかに見えた。
しかし関口はスタート時にマーキングされていないタイヤを装着していたことがオフィシャルによって確認されていたため、チェッカー後に40秒加算のペナルティを受けてしまう。
この結果、安田が1位に繰り上がり、先月富士で行われた第4戦以来の、今季通算3勝目を挙げた。
2位は昨日メカニカルトラブルによりリタイヤに終わった山内、3位には序盤のアクシデントから粘り強く順位を挽回してきた蒲生が入った。

Nクラスは予選2番手からスタートでトップに躍り出た#37中山雄一が#19西本直樹や蒲生といったCクラスの車両と抜きつ抜かれつを繰り返しながら後続の#22佐々木大樹、#8野尻智紀らをおさえて21周を走り切り、第3戦に続く今季2勝目を同じ富士で挙げる結果となった。

次回第8戦、第9戦はツインリンクもてぎが舞台。8月5日、6日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第3戦富士公式予選 上位3人のコメント

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ポールポジション ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)
fn_r03_q_pc_oliveira 金曜日からクルマはすごくいい状態で、タイムも出ていましたから、予選には自信がありました。ポールポジションが獲れ、思ったとおりの結果になりました。 Q1では余裕で上位12人に残れると思っていましたから、1セット温存するつもりで前半は走りませんでした
予選2位 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r03_q_pc_lotterer ちょっとセットアップに問題はありましたが、全体としてはいい予選でした。Q1、Q2、Q3とクルマの状態はずっとよかったです。折角二人が同じタイムだったのだから、両方ともポールポジションということにしておいてくれればいいのに、と思いました。 コースに出て行くタイミングで結果が左右されるほどの接戦でした。JPは今朝ジュースだけで済ましたそうですが、僕はしっかり朝食を食べた。その僅かな重量の差がこの結果を招いたのかもしれませんね(笑)
予選3位 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r03_q_pc_nakajima 金曜日からインパル勢の2台が速かったので、それに追いつけるようにセッティングを進めてきました。 ここまで予選に課題を残していたので、クルマ、人間の両面でそれを改善するように準備を進めてきました。今回Q3に残れたことで手ごたえをつかめましたし、今後に繋がると思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2011/07/16) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE2134'26.187
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE218.427
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE2118.382
419C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE2124.605
537N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE2131.069
622N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE2133.584
7*50C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE2134.254
88N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE2135.939
97N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE2141.201
1020Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE21109.663
116N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE211'23.449
1277N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE211'25.137
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-36Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE021 Laps
-23N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE021 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.50 関口雄飛(B-MAX F308) 1'36.969
  • Fastest Lap: CarNo.37 中山雄一(TDP SPIRIT F307) 1'38.858
  • CarNo.50は、2011年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第13条2.(マーキング無しのタイヤ仕様)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティを科した。
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Formula Nippon

FN:第3戦富士公式予選 トップ2台が同タイムの接戦!ポールポジションはオリベイラのものに

全日本選手権フォーミュラニッポン第3戦の公式予選が7月17日、早朝の富士スピードウェイで行われ、上位2台が全くの同タイムという、日本のトップフォーミュラ史上稀に見る接戦が展開された。
この結果、規定により先にタイムを記録した#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がポーうポジションを獲得。#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が予選2番手から午後の決勝をスタートすることになった。

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公式予選は朝8時10分よりノックアウト方式で行われた。
富士スピードウェイは昨日に引き続いての快晴。朝から強い陽射しの降り注ぐ中、午後の予選に向けて各ドライバーがしのぎを削った。

予選Q1
ここでは走行時間20分で上位12名がQ2出走の権利を得る。
殆どのドライバーがこの20分間をフルに使って2アタックを敢行する中、フリー走行から好調ぶりを見せていたオリベイラだけは終盤一発だけのアタックを敢行する作戦をとり、見事1分25秒237を叩き出し、いきなりトップに躍り出てQ2出場を決めてみせた。
2番手にはロッテラーがつけ、3番手#2平手晃平、4番手#37中嶋一貴とインパル勢とトムス勢が上位を占める結果に。これにより中嶋一貴は開幕以来始めてのQ2進出を果たすことになった。
一方ここで予選を終えたのは13位#18アレキサンドレ・インペラトーリ、#3アンドレア・カルダレッリ、#10小林崇志、#62嵯峨宏紀の4名となった。

予選Q2
10分間のインターバルをおいて予選Q2が開始された。走行時間7分間で上位8名がQ3に進出できる。
ここで真っ先に飛び出して言ったのは中嶋一貴だ。Q3進出を確実なものとするために、1周余分に周回できる時間を確保しようとした一貴は、最初のアタックで1分25秒539をマーク。結果的に「あと1周」に頼ることなくQ3進出をものにした。
フリー走行から速さをみせていたインパル勢はここでも1位オリベイラ1分25秒270、2位平手1分25秒398と上位を占める。
一方ここでノックアウトされたのは#37中嶋大祐、#33国本雄資、#40伊沢拓也。そしてなんと#32小暮卓史までもが予選を終えることになった。

予選Q3
ポールポジションを決める最後のセッションは8時58分より7分間で行われた。
真っ先にコースに飛び出して言ったのはオリベイラ。以下、平手、一貴、#7大嶋和也、#8石浦宏明、#41塚越広大、#36ロッテラーの順でコースイン。このことが予選結果に影響を及ぼそうとは誰も予想だにしていなかっただろう。
先頭を走るオリベイラはここで1分25秒263をマーク。平手1分25秒372、一貴1分25秒330と続いて、ロッテラーの出したタイムは1分25秒263。オリベイラと全くの同タイムだ。
この場合は先にタイムを出したものが上位となる既定があるため、ポールポジションはオリベイラのものとなった。

第3戦決勝はこの後午後2時40分より44周で行われる。
今回のレースではピットストップ2回が義務付けられ、それぞれ4本のタイヤ交換が求められることとなっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第3戦富士公式予選総合結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/17) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.2371'27.2701'25.263
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4181'27.4361'25.263
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.5931'27.5391'25.330
42平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.4431'27.3981'25.372
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.0711'27.4131'25.452
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'25.6661'27.4521'25.549
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'25.8821'27.5841'25.740
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.7771'27.4921'25.927
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'26.2031'27.728
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.4671'28.057
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.2211'28.105
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'26.1141'28.193
1318アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'26.521
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'26.847
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'27.198
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'27.332
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第3戦富士ノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/17) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.263--192.66
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.2630.0000.000192.66
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.3300.0670.067192.51
42平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.3720.1090.042192.41
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'25.4520.1890.080192.23
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'25.5490.2860.097192.02
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'25.7400.4770.191191.59
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.9270.6640.187191.17
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Formula Nippon

FN:第3戦富士ノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.270--188.23
22平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.3980.1280.128187.95
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'27.4130.1430.015187.92
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.4360.1660.023187.87
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'27.4520.1820.016187.84
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.4920.2220.040187.75
737中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.5390.2690.047187.65
88石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'27.5840.3140.045187.55
---- 以上Q3進出 ----
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'27.7280.4580.144187.25
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'28.0570.7870.329186.55
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'28.1050.8350.048186.45
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'28.1930.9230.088186.26
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Formula Nippon

FN:第3戦富士ノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.237--192.72
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4180.1810.181192.31
32平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.4430.2060.025192.25
437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.5930.3560.150191.92
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'25.6660.4290.073191.75
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.7770.5400.111191.51
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'25.8820.6450.105191.27
841塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.0710.8340.189190.85
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'26.1140.8770.043190.76
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'26.2030.9660.089190.56
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.2210.9840.018190.52
1240伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.4671.2300.246189.98
---- 以上Q2進出 ----
1318アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'26.5211.2840.054189.86
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'26.8471.6100.326189.15
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'27.1981.9610.351188.39
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'27.3322.0950.134188.10
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'31.2045.9673.872180.11
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Formula Nippon

FN:第3戦富士 第1回サタデー・ミーティング 第二部「システムEのこと。海外展開のこと」(白井裕JRP社長)

ドライバーの懇談会に続いては、JRP社長の白井裕氏が登場。
来季から投入を予定している「システムE」の進捗状況や海外展開について語った。

(システムEについて)
fn_r03_jrp_pc_shirai 先の震災でホンダの栃木研究所の被害がすごかったため、開発が事実上ストップしていました。
そのため本来ならば6月にはシェイクダウンを済ませる予定でしたが、8月30、31日に延期になりました。
このシステムではバッテリーがキーになります。バッテリーに開発のフィールドを作りたいと思います。 容量、効率などタガをはめずに研究開発の場に利用してもらってEVや燃料電池車に役立てて欲しいと思います。
ただ現状は予定より3ヶ月強の遅れが生じており、開幕に間に合うかどうかが微妙になってきました。

(海外展開について)
予定していたシンガポール開催が結果的に開催が一年延期になりました。これはパドックのスペースが充分でなく、設計変更が必要になったためで、当初の4月開催に間に合いそうになくなったためです。秋には完成するとのことでしたが、その時期の日本はスケジュールが詰まっているので、無理をせずに翌年に繰り越したほうがいいとの判断でした。
現在韓国を初めアジア各国でサーキットの建設が進んでいますが、そこで走らせるコンテンツが絶対できに不足しているのが現状です。
そこで、日本で確立されているピラミッドの頂点を海外に持っていくことで、それぞれにレースのピラミッドを作っていければと思います。フォーミュラニッポンと、その下のFCJに相当するカテゴリー。例えばFCKとかFCCという呼び名になるでしょうか、そうしたものを作っていければと思います。

(観光庁との連携について)
鈴鹿には溝端長官に来ていただきましたが、震災で減ってしまった海外からのお客さんが戻ってくるためのお手伝いができれば、と思います。菅生ではイベントを予定していますし、今後JRPで開催するイベントに関して観光庁に後援していただけることになっています。

(パドッククローズについて)
今回から8時でパドックを閉めることにしました。7月8月の電力需要の増大に対応した節電の意味と、労働条件を改善してメカニックという職業のイメージを改善したいと考えています。

(次回開催について)
次は「被災地もてぎ」での開催となります。モータースポーツを原動力に復興に役立てたい。初めての2&4ということで沢山のお客様に来ていただき、盛り上げたいと思っています。今年は第1戦鈴鹿、第2戦オートポリスと二輪を併催してきましたし、今回もGTアジアシリーズを併催します。今後もこうした併催は進めていきたいと考えています。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第3戦富士 第1回サタデー・ミーティング 第一部 「ルマン優勝はキャリアにおける重要なポイント」(アンドレ・ロッテラー)

既にスーパーGTでは坂東代表による定例会見の開催が定着しているが、フォーミュラニッポンでも今回の第3戦から「サタデー・ミーティング」と題した懇談会を実施することになった。
第1回の出演者は、先日のルマン24時間レースで見事総合優勝を果たしたアンドレ・ロッテラー選手(トムス)と、第2戦オートポリスで優勝し、ランキングトップに躍り出た中嶋一貴選手(トムス)、そして日本レースプロモーション(JRP)社長の白井裕氏の三名だ。
ここではドライバー2名による第1部の模様をお送りする。

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アンドレ・ロッテラー
(ルマン24時間について)素晴らしい一週間でした。チーム一丸となって勝利したこと、僕にとって2年目の挑戦で勝てたこともです。こんな大きなレースで勝てたことは僕のキャリアにとって重要なポイントになると思います。ずっと日本で走ってきて、日本で育ててもらって、その結果の勝利だと思います。
それはもうタフな戦いでした。今は大きな達成感を味わっていますよ。
(グッドウッドフェスティバルに参加したことについて)すごいイベントでした、歴史的な目医者が沢山集まり、ヨッヘン・マスやハンス・ヨアキム・シュトゥックといった名ドライバーたちと一緒に走れて、三日間が大きなプレゼントのようでした。ルマンで優勝したことでみんなが認めてくれたことが嬉しかった。主催者のマーチ卿からも素晴らしいプレゼントをいただきましたし。
(今週末のフォーミュラニッポンについて)僕のわがままを許してくれたチーム、舘監督、トヨタ、みんなに感謝しています。僕が欠場している間にカズキが優勝してポイントリーダーになりましたが、絶対にその座を取り返します。フォーミュラニッポンでポジションを取り戻すのが次の僕の目標ですから。

中嶋一貴
(ここまでの2戦を振り返って)まだ予選に課題がありますが、レースでは結果を残せました。展開に恵まれた面はありましたが、それも自分のおかれた状況の中でベストを尽くせた結果だと思っています。 でもいつも上手くいくとは限らないので、次は課題を克服しながら結果を出したいです。今回の2回ピットストップ義務というルールは非常に悩ましいものですが、これまでの自分の経験を生かせれば、と思いますし、タイミング次第だとも思いますので、まずは予選で前に行くのが重要でしょうね。現時点ではチャンピオンは意識していません。今までどおりやれることをしっかりやるだけです。 (将来的にF1やルマン出場を考えているか)チャンスがあればいつでも出たいと思っていますし、その準備はしているつもりです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第3戦富士フリー走行2回目 #2平手がトップタイム。総合でインパル勢が1-2!

フォーミュラニッポン第3戦富士のフリー走行2回目は#2平手晃平(TEAM IMPUL)がトップ。
タイムは1分26秒282と午前中の#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラには一歩及ばなかったものの、これで一日総合ではチームインパルが1-2を達成した格好だ。

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フリー走行2回目は午後1時45分より60分間で行われた。
明日の公式予選に向けた最後の走行となるが、気温、路面温度とも上昇する中、7名のドライバーが自身の午前中のタイムを上回る積極的な走りを見せた。
序盤トップに立ったのはルーキーの#33国本雄資。午前中は1分27秒780に終わった国本だったが、ここでは1分26秒986まで大幅にアップしてきた。

しかし残り15分をきったところで平手が1分26秒282をマーク。一気にトップに躍り出ると、#36アンドレ・ロッテラーも午前中のタイムを上回る1分26秒348で2番手につけ、#37中嶋一貴が1分26秒432でこれに続く。
更に、#41塚越広大、#16山本尚貴らも午前中のタイムを上回ることはできなかったものの4番手、5番手につけてきて、結局国本はこのセッションを6番手で終えることとなった。
午前中トップのオリベイラはここでは7番手に留まり、#32小暮卓史、#31中嶋大祐のナカジマ勢は8番手、9番手につけている。

第3戦の公式予選は明日朝8時10分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 各クラス上位3人のコメント

■Cクラス
優勝 関口雄飛(B-MAX)
f3_r06_r_pc_sekiguchi 「今週は走りはじめからクルマの状態がよく、不安が一切なかったので、あとはスタートに集中するだけでした。その結果決勝では普通にスタートを切れましたから、明日からはスタートも上手くいくようになると思います。決勝を走っている間も余計なスライドなど一切なく、クルマは完璧でした。明日も連勝を目指してがんばります」
決勝2位 安田裕信(スリーボンド)
f3_r06_r_pc_yasuda 「金曜日の1セッションめでトラブルが出て、流れは悪かったんですが、今日の予選は気温が低かったこともあってポールとの差も大きくありませんでした。それでも決勝ではついていけませんでした。ウチのクルマは気温が上がると厳しいので、チームとも相談して明日はいいレースができるように頑張ります。でも、できれば7時頃にレースをしたいですね(笑)」
決勝3位 蒲生尚弥(トムス)
f3_r06_r_pc_gamo 「スタートは悪くなくて、トップ2台に1周はついていけたんですが、そこから離されてしまいました。明日までにその原因をみつけて、今日よりいいレースができるように頑張ります」
■Nクラス
優勝 三浦和樹(HFDP)
f3_r06_r_pc_miura 「昨日のフリー走行では3番手でしたが、トップとの差もなくいい感じでした。予選は気温が低かったのでクルマのバランスもよく、自分でもロガーを見て直すべきところは直して走りましたが、まさかポールが取れるとは思いませんでした。Cクラスが1台後ろからスタートするので、まずはその前でスタートしようと思っていましたが、それが上手くいって2位との差を広げることが出来ました。でもCクラスに抜かれてからはダウンフォースが抜けるような状態が起きて差を詰められてしまいました。僕は後ろをみて走る悪い癖があるんですが、最初のほうでミラーが片方折れてしまったので、後ろを見ないで走ることができました。明日は今日みたいな良い位置からのスタートじゃありませんが、最後まで諦めずに頑張ります」
決勝2位 中山雄一(トムススピリット)
f3_r06_r_pc_nakayama 「3番手からのスタートでしたが、前にCクラスが絡んでしまいました。すぐに抜いていくと思っていたら間に入ってしまったのが計算外でした。スタートは最初は失速気味でしたがそこからの加速がよく、位置取りの関係もあって野尻選手の前に出られました。その後もペースがよく手前に追いついていったんですが、前半でタイヤがなくなった状態で後半三浦選手とバトルになってしまい、並びかけたものの汚れたラインに乗ってしまいました。明日はレース後半で勝負できるように考えて走ります」
決勝3位 野尻智紀(HFDP)
f3_r06_r_pc_nojiri 「2番手からのスタートで、決して良くはなかったんですが回りもよくなかったみたいで最初はポジションキープができました。でも僕のミスで千代選手にも抜かれてしまいました。僕のミスで勝てるレースを落としてしまったので、チームには申し訳ないと思います。千代選手を簡単に行かせすぎました」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第3戦富士フリー走行総合結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/16) Free Session Total Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineFree 1
Free 2
TimeDelaykm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K*1'26.252
1'27.051
1'26.252-190.45
22平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.452
*1'26.282
1'26.2820.030190.39
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.605
*1'26.348
1'26.3480.096190.24
437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.676
*1'26.432
1'26.4320.180190.05
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K*1'26.456
1'28.261
1'26.4560.204190.00
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E*1'26.689
1'26.826
1'26.6890.437189.49
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E*1'26.743
1'26.750
1'26.7430.491189.37
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E*1'26.830
1'27.133
1'26.8300.578189.18
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E*1'26.850
1'27.347
1'26.8500.598189.14
1033国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'27.780
*1'26.986
1'26.9860.734188.84
118石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K*1'27.143
1'27.889
1'27.1430.891188.50
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'27.806
*1'27.332
1'27.3321.080188.10
1310小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'28.147
*1'27.663
1'27.6631.411187.39
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K*1'27.763
1'27.918
1'27.7631.511187.17
1518アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'27.977
*1'27.876
1'27.8761.624186.93
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'30.205
*1'28.311
1'28.3112.059186.01
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

FN:第3戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/16) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.282--190.39
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.3480.0660.066190.24
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.4320.1500.084190.05
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.7500.4680.318189.36
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'26.8260.5440.076189.19
633国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'26.9860.7040.160188.84
71ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.0510.7690.065188.70
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'27.1330.8510.082188.53
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'27.3321.0500.199188.10
1040伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'27.3471.0650.015188.06
1110小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'27.6631.3810.316187.39
1218アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'27.8761.5940.213186.93
138石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'27.8891.6070.013186.90
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'27.9181.6360.029186.84
157大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'28.2611.9790.343186.12
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'28.3112.0290.050186.01
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 #50関口独走で今季2勝目!Nクラスは#7三浦が初優勝!

富士スピードウェイで開催された全日本F3選手権第6戦の決勝は、ポールシッターの#50関口雄飛(B-MAX)がスタートから危なげない走りで後続を突き放し、2位以下に6秒以上の大差をつけて15週を走りきって今季2勝目を挙げた。
Nクラスもまたポールスタートの#7三浦和樹(HFDP)がCクラスの#19西本直樹や同じNクラスの#37中山雄一らと激しいドックファイトを演じながら周回を重ねたが、最後まで中山を抑えきって今季初勝利をものにしている。

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第6戦決勝は16日午後0時55分スタート。
強い陽射しが照りつけ気温、路面温度ともに上昇する中で15周の戦いの火蓋が切られた。
ポールシッターの関口は見事なスタートでホールショットを決めると、そのまま2位安田裕信との差を引き離しにかかる。3位には#1蒲生尚弥、4位には#36リチャード・ブラッドレーがつけ、5番手はNクラスの#7三浦。予選4番手の#5山内英輝はセクター3に入ったところで駆動系トラブル(クラッチ側のスプライン破損)に見舞われてスローダウン、ホームストレート脇にストップしてそのままレースを終えてしまった。

その後も関口は快調に周回を重ね、安田との差を5周終わりで2秒とすると、その後もじわじわと差を広げていき、最後は6.3秒もの大差をつけて15周を走破。先月同じく富士で行われた第3戦に続いて今季2勝目を挙げた。2位は安田、3位には前回第6戦で優勝の蒲生が入った。

関口の独走激に終わったCクラスに対し、Nクラスの攻防は手に汗握る熾烈な戦いとなった。
ポールの三浦はCクラスの西本を従えてオープニングラップを終える。その後方では中山がクラス2番手の#8野尻智紀を2周目に捕らえて2位に浮上、三浦、西本との差を縮めにかかる。抜かれた野尻は同じ周のヘアピンで予選でのペナルティにより後方スタートとなった#23千代勝正にも抜かれ、一時クラス4位に後退するが、9周目のコカコーラコーナー入口で浮き砂利に乗った千代がオーバーランしたために3位を奪い返すことに成功、そのままトップ2台を追い上げて行った。

三浦は8周目の1コーナーで西本を先行させた後、中山の猛烈な追い上げにあい、12周目の1コーナーで遂に並びかけられてしまう。しかし中山もまた、コカコーラコーナーアウト側の汚れたラインに乗ってしまい、惜しくもオーバーランを喫してしまった。
これにより三浦は最後までトップの座を守りきり、F3参戦2年目にして初めての勝利をここで挙げることとなった。2位は中山、3位には三浦のチームメイト、野尻が入った。

次の第7戦決勝は明日午前10時40分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2011/07/16) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1524'41.934
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE156.324
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1515.109
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1515.927
519C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1530.268
67N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1532.120
737N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1532.768
88N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1533.811
923N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1534.437
1020Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1537.127
1122N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1543.376
1277N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE151'04.696
136N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE151'12.407
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
-5C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE015 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.50 関口雄飛(B-MAX F308) 1'37.419 (3/15) 168.620km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.37 中山雄一(TDP SPIRIT F307) 1'39.196 (4/15) 165.599km/h
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Formula Nippon

FN:第3戦富士フリー走行1回目 インパルが1-2!トップはオリベイラ

全日本選手権フォーミュラニッポン第3戦のフリー走行1回目が7月16日、富士スピードウェイで行われ、ディフェンディングチャンピオンの#1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分26秒252でトップだった。2番手にも同じチームインパルの#2平手晃平がつけた。

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第3戦は昨年の富士ラウンドに続いてのワンデー開催。公式予選は明日日曜の朝に行われるため、土曜日の今日は午前と午後に1回づつのフリー走行が行われることになっている。
その1回めのフリー走行は午前9時15分より、15分間で行われた。

最初にトップに立ったのは#16山本尚貴で1分26秒689だったが、セッション中盤になってオリベイラが1分26秒252でトップに立ち、これがそのままこのセッションでのベストタイムとなった。
2番手には同じくインパルの#2平手晃平が続き、3番手には前回のオートポリス戦をルマン24時間出場のために欠席した#36アンドレ・ロッテラーがつける。ロッテラーは終盤にもアタックを敢行し、1分26秒台を記録したが、結局オリベイラのタイムには届かなかった。
これに前回優勝のポイントリーダー、#37中嶋一貴が続き、山本が5番手という結果に。

殆どのドライバーが最初の20分間でアタックして以降はロングランに移行したため、順位自体は大きく変動のないまま40分間が終了した。

フォーミュラニッポン第3戦は、このあと午後1時45分より1時間のフリー走行2回目が行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選 #50関口が3連続ポール達成!Nクラスは#8野尻がポール

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第6戦に続いて行われた全日本F3選手権第7戦の公式予選もポールポジションは#50関口雄飛(B-MAX)。タイムを1分36秒136に上げ、見事3連続ポールを達成した。
Nクラスは#8野尻智紀がトップ。こちらもHFDPが連続ポールを獲得した。

第6戦の公式予選終了から10分間のインターバルをおいて第7戦の公式予選が8時45分より開始された。
ここでも最初にトップに立ったのは#1蒲生尚弥だったが、開始5分過ぎに#12安田裕信が1分36秒404でトップに立つ。これを残り2分のタイミングで関口が打ち破り1分36秒352でトップに浮上するが、安田も次のアタックで1分36秒160までタイムを縮めてきた。
これに対し、関口は残り1分のところで1分36秒136と第6戦のポールタイムをも上回って再びトップに。
これがこのセッションのベストタイムとなり、関口は第5戦から3戦連続でポールポジションからスタートすることとなった。
2位は安田、3位蒲生と、終わってみればトップ3は第6戦と全く同じ顔ぶれとなった。

一方Nクラスは第6戦の#7三浦和樹と同じHFDP勢の#8野尻が1分37秒590とCクラスと遜色のないタイムでポールを獲得。#37中山雄一が2番手と、ルーキー二人がフロントローを占める結果となった。

第7戦決勝は明日朝10時40分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第3戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2011/07/16) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.252--190.45
22平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.4520.2000.200190.01
37大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.4560.2040.004190.00
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.6050.3530.149189.67
537中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.6760.4240.071189.52
616山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'26.6890.4370.013189.49
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.7430.4910.054189.37
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'26.8300.5780.087189.18
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'26.8500.5980.020189.14
108石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'27.1430.8910.293188.50
113アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'27.7631.5110.620187.17
1233国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'27.7801.5280.017187.14
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'27.8061.5540.026187.08
1418アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'27.9771.7250.171186.72
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'28.1471.8950.170186.36
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'30.2053.9532.058182.11
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選 #50関口が2連続ポール達成!Nクラスは#7三浦が今季初ポール

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全日本F3選手権第6戦の公式予選が7月16日、富士スピードウェイで行われ、1分36秒179を記録した#50関口雄飛(B-MAX)が第5戦に続いてポールポジションを獲得した。
Nクラスは#7三浦和樹(HFDP)が1分37秒744でトップだった。

6月のワンメイク祭りに続いて2ラウンド連続で富士スピードウェイで開催されることになった全日本F3。
朝から強い陽射しが降り注ぐ中、午前8時25分より10分間で第6戦の公式予選が開始された。
最初にトップに立ったのは#1蒲生尚弥で1分37秒341。これに#5山内英輝、#36リチャード・ブラッドレーが2位、3位で続く。#12安田裕信、#50関口のベテラン勢は慎重な滑り出しでNクラス数台を挟んだ後方から徐々にタイムを上げていった。
まずは残り3分で山内が1分36秒647でトップに。続いて残り2分で関口が1分36秒179を叩き出して一気にトップに躍り出た。蒲生も1分36秒381とタイムを削ってくるが、チェッカー直後に安田が1分36秒316で2位に割って入り、走行は終了した。
関口は前回富士で行われた第5戦に続いての2連続ポール。ただし前回のグリッドは第3戦決勝のベストラップ順という変則ルールではあった。

Nクラスは序盤#8野尻智紀が好タイムを連発していたが、終盤チームメイトの#7三浦が1分37秒444でトップに立った。2番手に野尻、3番手には第3戦優勝の#37中山雄一がつけた。

第6戦決勝はこのあと午後0時55分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2011/07/16) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.136--170.87
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'36.1600.0240.024170.83
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'36.4240.2880.264170.36
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.4390.3030.015170.33
55C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.6080.4720.169170.04
68N\野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'37.5901.4540.982168.32
737N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'37.7461.6100.156168.06
822N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'38.0721.9360.326167.50
9*19C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'38.1161.9800.044167.42
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'38.2872.1510.171167.13
1123N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'38.3612.2250.074167.01
1220Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'38.5442.4080.183166.70
1377N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'40.2994.1631.755163.78
146N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE1'40.6954.5590.396163.13
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.8649.7285.169155.17
  • CarNo.19は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(走路外走行)違反により、ペストラップタイム削除のペナルティを科す。
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Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2011/07/16) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.179--170.79
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'36.3160.1370.137170.55
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'36.3810.2020.065170.44
45C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.5570.3780.176170.13
536Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.6590.4800.102169.95
67N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'37.7441.5651.085168.06
719C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'37.8441.6650.100167.89
88N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'37.8601.6810.016167.86
937N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'37.9221.7430.062167.75
1022N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'38.4592.2800.537166.84
1120Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'38.5472.3680.088166.69
1277N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'39.8123.6331.265164.58
13*23N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'40.4174.2380.605163.59
14*6N石川 資章コルサ・スクーデリアF306DALLARA F3063S-GE1'40.5704.3910.153163.34
---- 以上予選通過 基準タイム ( 110% )---- 1'45.9219.7425.351155.09
  • CarNo.23は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(走路外走行)違反により、訓戒ならびにベストラップ・セカンドラップ抹消のペナルティを科した。
  • CarNo.6は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、第6戦決勝レース、ピットスタートとするペナルティを科す。
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GT Asia

一ツ山レーシング、GT3 ASIAシリーズにAudi R8 LMSで参戦 (Hitotsuyama Racing)

Hitotsuyama Racingプレスリリース

 一ツ山レーシングは13日、7月にフジスピードウェイで、8月に鈴鹿サーキットで行われるGT3 ASIAラウンドに参戦すると発表した。ドライバーには小林賢二と濱口弘を起用する。以下、プレスリリース。

Audi R8 LMS でGT3 ASIA シリーズに挑戦

PR-11-043-1i.jpg  Hitotsuyama Racing はGT3 ASIA シリーズの富士、鈴鹿ラウンドに参戦いたします。

 GT3 ASIA はアジア全土を舞台に開催されており、ジェントルマンドライバーがフェラーリ458 やフォードGT、ポルシェ997といった最新のFIA GT3 規定のマシンでバトルを繰り広げています。

 Hitotsuyama Racing では富士ラウンドに小林 賢二選手、鈴鹿ラウンドに濱口 弘選手と2 名の異なるジェントルマンドライバーを起用し、このGT3 ASIA シリーズに挑戦いたします。

 最新GT3 マシン同士の戦いとなりますが、ファンの皆様にAudi R8 LMS の勇姿をお見せできるよう、2 名のドライバーとともにこの2 ラウンドに臨む次第でございます。

 ご声援よろしくお願い申し上げます。

 本件に関するお問い合わせ先 : 広報担当 一ツ山 亮次 ( ヒトツヤマ リョウジ) contact@hitotsuyamaracing.net

■GT3 ASIA 第5、6 ラウンド (7 月15 ~ 17 日 / 富士スピードウェイ)
ドライバー:小林 賢二選手
  • 1998 年 筑波9 時間ナイター耐久にてレースデビュー
  • 1999 年 ポルシェチャレンジ参戦
  • 2000 年 ポルシェチャレンジクラスB チャンピオン
  • 2001 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ9 位
  • 2002 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ4 位
  • 2003 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスB シリーズチャンピオン
  • 2004 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ3 位
  • 2005 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ3 位
  • 2008 年 ポルシェカレラカップジャパン第4 戦より参戦 クラスB シリーズ6 位
         スーパー耐久ST1 ポルシェ997 岡山スポット参戦 ST1 4 位
  • 2009 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスA シリーズ4 位
  • 2010 年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスA シリーズ3 位
         ニュルブルクリンク24hr 耐久レース参戦
  • 2011 年 ニュルブルクリンク24hr 耐久レース参戦 クラス優勝
■GT3 ASIA 第7、8 ラウンド (8 月19 ~ 21 日 / 鈴鹿サーキット)
ドライバー: 濱口 弘選手
  • 2008 年 ポルシェカレラカップジャパン クラスB チャンピオン 1 位6 回、2 位5 回
  • 2010 年 スーパーGT300 クラス シリーズランキング4 位 1 位1 回、2 位2 回
Text: Hitotsuyama Racing

スーパー耐久

S耐:第2戦富士 スーパーTECにドリームエンジェルレーシングが参戦 (Dream Angels)

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 2011年も下半期・・後半に突入です。

 いよいよ夏本番という暑さがこのところ続いていますが、今年の夏は15%の節電対策が叫ばれていて厳しい夏になりそうです。

 東日本大震災の復興イベントとして開催された菅生は台風の影響で雨の中でのレースになり、赤旗中断というレースでしたが、ドリームエンジェルレーシングも無事に完走を果たすことができました。チェッカーフラッグをくぐることを目的としていただけに、ちょっと物足りなさも残りました。

 そこで、今月開催される富士スピードウェイでのスーパー耐久シリーズに再チャレンジすることを決めました。

 少々、レース参戦予算が厳しいという問題はありますが、多くのモータースポーツファンがいる関東最大級のサーキット、富士スピードウェイはやはりチームとしても参戦をしたいと思っていました。ぎりぎりまでメンテナンスガレージとも相談した上で、決定しましたので、ご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます。

 夏場、猛暑のレースになるとRX7はエンジン的にもかなり厳しいと思われますが、可能な限りの走りをお見せしたいと思います。

F4西日本シリーズ

F4:第4戦鈴鹿 中野貴功がポールトゥウィン! 平川亮が最後尾から2位にジャンプアップ!

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 予選・決勝ともに梅雨明けの猛暑の中で行われ、予選は平川が一人2分5秒台で、2番手の中野をコンマ8秒近く離して、余裕のポールポジションを獲得。

 決勝は、予選上位2台がスタートに失敗。高星がトップに立つがマシンの差があり、3周めには中野が抜き去る。平川は最後尾に落ちるがその後猛追し、7周目に3番手の高星に迫り、ついにこれを抜き去って2位に上がってゴールした。

Text & Photo: Motorsports Forum

2011鈴鹿クラブマンレース -RIJ- (2011/07/10) Final Race Wether:Fine Course:Dry
F4 Round4 Endurance Stage 鈴鹿サーキット 5.807km

Pos No Cls Driver Type Team
Car
Laps Total Time Delay
1 4320001中野 貴功RD10WTRANDSテイクファースト10W制動屋10 21'33.224-
2 1420002平川 亮F108クラリオン JSS ZAP F10810 21'40.515 7.291
3 518501高星 明誠W-006ZAP SPEED MT 00610 21'44.493 11.269
4 620003山口 大陸F108タイロク エクシード"10810 21'48.462 15.238
5 4418502塚田 光彦W-056東海電装・WEST・Sprint・05610 21'51.467 18.243
6 9918503早坂 公希W-006エクシズレーシング☆CMS☆芳豆樹00610 21'52.188 18.964
7 8220004栗原 正之RD10Wテクノクラフト ハヤブサ F410 21'52.706 19.482
8 7318504近藤 翼W-006ZAP SPEED TK 00610 21'55.929 22.705
9 3320005吉本 晶哉RD10WAY-DESIGN 制動屋WAKOS10W10 21'59.876 26.652
10 1818505朱 載維W-006ZAP SPEED DZ 00610 22'02.194 28.970
11 5618506川村 和希W-976プロジェクトKK マース 97610 22'03.608 30.384
12 7118507大島 功稔W-056T-flap レブリ05610 22'06.408 33.184
13 2718508平井 祐次W-006中古車屋ナメトンカ00610 22'07.836 34.612
14 3520006高橋 忠克KK-ZS高宮商事ミストKK-ZS10 22'09.476 36.252
15 220007上田 和秀MC090EXEDY☆MC09010 22'13.747 40.523
16 3118509辻 恵路W-056Broval.Jp☆05610 22'17.820 44.596
17 29185010細川 義成W-006NY☆ES☆TODA10 22'23.234 50.010
18 34185011三浦 勝W-006CMS 00610 22'27.775 54.551
19 720008島田 龍吾MC090R-Racing F10 22'36.190 1'02.966
20 4185012小林 佐知男W-006C.FACTORY-RacingF00610 22'40.446 1'07.222
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.14 平川 亮(クラリオンJSS ZAP F108) 2'07.720 (4/10) 163.68km/h
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTCが開幕から3戦連続2位表彰台! (JIMGAINER)

  • 2011年SUPERGT INTERNATIONAL SERIESMALAYSIA
  • JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC
  • 予選:4位・決勝:2位
  • Dr:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA

gt_rd_03_jg_01.jpg

2011年6月18日(Sat)
  • 10:00~11:45・FREEPRACTICE 天候:CLOUDY / コースコンディション:DRY / 気温:28℃路面温度:28℃
  • 14:15~14:55:FIRSTQUALIFYING PRACTICE 天候:FINE / コースコンディション:DRY / 気温:34℃ / 路面温度:44℃
  • 16:30~:SUPERLAP QUALIFYING 天候:FINE / コースコンディション:DRY / 気温:33℃路面温度:44℃

gt_rd_03_jg_02.jpg  今年も灼熱のセパン戦がやってきました。今週の天気予報は雨マークがついていましたが、全くその気配もなく青空から雲がすこし出るくらいの南国の気候が続いたレースウイークになりました。

 第3戦からは通常のレーススケジュールに戻り、走行は土曜日からの2DAY。この日土曜日は、公式練習と予選、スーパーラップ予選が行われました。

 今回のアタックドライバーは田中哲也。練習走行も田中から開始しました。2戦連続2位表彰台でシリーズトップを走るJIMGAINER 458GTCは、総重量1355kgとレーシングカーとは思えない車重になり、マシンの動きもどうなるかわからない中での走行スタートになりました。やはり田中からも車が重たいと無線機から声が発せられる。アンダーステアも強く、何度もピットに戻りフロントの足まわり、リアウイングの調整を行っていました。

 残り45分で平中克幸に交代し、決勝を見据えたロングドライブを行う。やはりアンダーステアは消えては無かったが、タイヤのパフォーマンスはかなり高く、バランスもそんなに悲観的になる感じでは無く、タイムも7番手と午後からの予選にも期待が持てる走行となりました。

 朝の練習走行よりぐんぐんと気温は上昇。灼熱にふさわしい中での予選がオンタイムで開始されました。まずハンドルを握るのは平中。基準タイムをクリアするのがこの走行の基本となる。

 計測2ラップで平中から田中へ。2人とも楽に基準タイムをクリアし、田中がアタックに入る。500クラスとの30分間の混走走行から続けて300クラスの専有走行が開始。2分10秒001のタイムで、暫定5番手でスーパーラップに臨むこととなった。

 約1時間30分のインターバルを経てスーパーラップが開始された。アタック担当は田中。6番目にコースへ入りアタックを開始する。それまでのトップタイムはNo.86ランボルギーニの2分9秒912だったが、田中はセクター1で0.006秒上回り、セクター2の時点では0.055ビハインド、セクター3でもタイムを上げてきて、2分9秒578のタイムを出し暫定1位に。次に走行したNo.69MT900Mはこのタイムを上回ることが出来ずNo.11の4位以上が確定。続くNo.27F430、No.88ランボルギーニは2分9秒台前半、No.4BMWに至っては2分8秒台に入るタイムを出してきた為に、明日の決勝は4番手のポジションからのスタートが決定した。

Tetsuya TANAKA Comment
 60kgプラスの状態だったので、正直スーパーラップに残れるかなという位にしか考えてませんでした。実際スーパーラップに残るまではきつかったのですが、スーパーラップを走る前にセット変更したのが当たり、タイヤのパフォーマンスもこの状況に凄く合っていて、この重たさでこのポジションは凄く良かったと思っています。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 今回はウエイトが重たくて苦戦するとは思っていましたが、思った以上にパフォーマンスが良くて、タイヤも含め車も非常に調子がいいので、決勝は期待できるんじゃないかと思います。
2011年6月19日(sun)
  • 9:40~10:10:FREE PRACTICE 10:20~10:50:CIRCUIT SAFARI 天候:FINE / コースコンディション:DRY / 気温:30℃ / 路面温度:35℃
  • 16:00~:FINAL 天候:CLOUDY / コースコンディション:DRY / 気温:34℃ / 路面温度:43℃

gt_rd_03_jg_03.jpg  決勝日は朝からすでに30度を超え、過酷な決勝レースが予想された。朝のフリー走行はまず平中からスタート。決勝も予想通り30度を超え、路面温度に至っては今年最高の43度になっていた。

 決勝レースを見据えた走行を行い、最後のマシンチェックに余念がない。4周計測後田中と交代。昨日と違って荷重をかけていくとオーバーになっているようで、リアウイングの調整を行う。タイヤも2輪のみ交換の想定を行い、サーキットサファリでもマシン調整に余念がない。決勝でも重たいながら、作戦を駆使し連続表彰台を目指し、全てのスタッフが力を注ぎ朝のフリー走行は終了した。

 スタートドライバーは田中。フォーメーションラップを終え、全車綺麗にスタート。1コーナーで一瞬順位を落としたように見えたものの、1周目にはポジションを上げ3位で通過。前を行くNo.4、No.27を追いかける。No.27の山内選手に道をふさがれる格好で周回を重ねる。

 やはり車重が重たいことと、他のFIA-GT車両と違ってストレートが速くなく、どうしてもコーナーで追いつき、ストレートで離される展開に。No.4との差はこの時徐々に離されてきていた。前に詰まるようであれば、早めにドライバー交代を行い、空いているところでプッシュしていく作戦を考えていたので、それを決行。田中をほぼミニマムの14周でピットに戻し、4輪交換し平中を送り出した。

 作戦通りコースも空いているところでピットアウトする事が出来、平中も猛然とプッシュしていく。ベストラップも300クラス唯一の2分10秒台をマークし、周回を重ねていく。20周を過ぎたあたりから上位のマシンのルーティーンのピット作業が始まるが、No.27やNo.88とはすでに30秒近く引き離していたが、No.4がピット作業を終えたときは11秒ほど前方を走行。

 全車のピット作業が終わると、No.4が1位、No.11が2位、No.2が3位という展開に。3位との差は9秒ほどあり、徐々に引き離していたのであとはNo.4を捉えるのみ。30周目には8秒差、35周目には4秒差まで詰めより、残り周回数が5周を切った時には1秒差まで近づいていた。

 何度か最終コーナーで並びかけるが、ストレートのスピード差でどうしても前に出られない。不運な事に最終ラップには、500クラスの3位の車両の走行に丁度掴まり、最後のチャンスの場面に走行ラインを譲らなければいけない状況になってしまう。そのまま0.776秒差の2位でチェッカーを受けた。

 激しいバトルに水を差された形になってしまいましたが、3戦連続2位表彰台はシリーズを見据えた上でも十分価値のあるものであり、作戦とタイヤのパフォーマンスによっては、重たくともまだ勝てるチャンスはあるのではないかと希望を持ってこれからの中盤戦を戦って参ります。

 次戦は国内に戻り、東日本大震災の被災地SUGOでの開催になります。被災地の皆様に元気を与えられるような走りを致しますので、引き続き応援宜しくお願いいたします。

Tetsuya TANAKA Comment
 スタート前に、僕がスタートして前に引っかかっている状況であればショートスティントで入るという作戦を立てていたのですが、その作戦通りにタイミングも流れ的にも上手くいきましたね。正直トップにあそこまで追いつけるとは思いませんでしたが、最終的には凄くいい形でレースが出来たのではないでしょうか。今回に関してはタイヤが非常に良かったので、タイヤに助けられた部分が多かったですね。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 昨日の練習走行の時にロングをしたのですが、その時に凄く良い印象で、今回は重いけどいけるんじゃないかと思っていました。その通りのレースが出来て、コンスタントに良いラップを刻みながら走れたし、タイヤも凄く良くなってきているのでシーズンを考えれば、凄く良いレースが出来たのではないかと思います。ただ最後の周回では勝ちも欲しかったので悔しい部分ではありますが、やれることは出来たと思うので、さらに重たくなる次のレースではタイヤも含めて自分達も努力して、絶えずポイントを獲得してチャンピオンを取りたいですね。

観客動員数:予選日15,000人・決勝日:36,000人

Text & Photo: JIMGAINER
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)がポール・トゥ・ウイン (HONDA)

  • 2011年6月19日(日)・決勝 会場:セパンサーキット(5.542km) 周回数:46周
  • 天候:晴れ 気温:34℃(16:00現在) 路面温度:43℃(16:00現在) コースコンディション:ドライ
  • 観客:3万6000人(主催者発表)

gt110619004L.jpg  6月19日(日)、マレーシア・クアラルンプール近郊のセパン・インターナショナルサーキットにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが行われました。

 18日(土)に行われた予選では、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)がポールポジションを獲得したほか、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は3番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は6番手、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は7番手と健闘。#32 EPSON HSV-010(道上 龍/中山友貴組)は14番手からのスタートとなりました。

 決勝当日もセパン・インターナショナルサーキットの周辺は猛暑に見舞われました。強い陽光が照りつけた午前中に比べれば、午後になるといくぶん雲が出てきたので日差しは弱めとなりましたが、決勝スタート前の午後4時でも気温34℃、路面温度43℃を記録し、マシン、タイヤ、ドライバーにとって厳しいコンディションでスタートを迎えることとなりました。

 スタートドライバーは、ポールポジションのデュバル選手(#1 ウイダー HSV-010)、3番グリッドの金石選手(#17 KEIHIN HSV-010)、6番グリッドの伊沢選手(#100 RAYBRIG HSV-010)、7番グリッドの武藤選手(#8 ARTA HSV-010)、14番グリッドの道上選手(#32 EPSON HSV-010)が務めます。

 全34台(GT500クラス15台)が午後4時ちょうどにウオームアップランを開始し、次の周には2列の隊列を組んだGTマシンの一団にグリーンフラッグが振り下ろされてローリングスタートが切られました。

 ポールポジションスタートの#1 ウイダー HSV-010は、デュバル選手が順当にトップに立って1コーナーをクリア。その後は2番手のライバルを一気に引き離し、3周目には4.2秒のギャップを築きました。間もなく周回遅れとなるGT300クラスの車両に追いつくと、コース上での混雑により、その差は一時的に縮まりましたが、21周目終了時点におよそ2秒のリードを保ってピットイン。小暮選手にステアリングを委ねました。

 これで見かけ上の順位は後退しましたが、上位陣のピットストップが一巡した29周目には再びトップに浮上。ここから小暮選手は、この時点で誰よりも速い1分59秒台のラップタイムを連発して、2番手のライバルを寄せ付けない走りを続けました。最後にはおよそ14秒のリードを築き、トップで46周目のチェッカードフラッグを受けました。

 また、3番グリッドからスタートした#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は、レース序盤から2番手を走行するライバルを猛追。その後、やや間隔が離れましたが、4番手以下を圧倒するペースで周回していき、3番手のまま22周目終了時点にピットイン。塚越選手に交代してからも2位入賞を目指して力走を続け、前戦の岡山ラウンドに続き2戦連続で3位フィニッシュを果たしました。

 予選で6番手だった#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は、スタート直後から5番手のライバルを積極的に攻め立てていきます。ところが、これを追い越そうとした6周目の最終コーナーでコントロールを失ってスピン、グラベルでマシンがスタックしてしまったために最後尾まで順位を落としてしまいます。しかし、伊沢選手はあきらめずにトップグループを上回るラップタイムを度々記録してばん回し、次第に順位を上げていきます。#100 RAYBRIG HSV-010の勢いは23周目終了時点に山本選手に交代してからも変わらず、最終的に7位まで順位を上げてゴールに飛び込みました。

 7番グリッドからスタートした#8 ARTA HSV-010の武藤選手は、序盤の混乱をうまく避けて4番手にジャンプアップ。その後も安定したペースでポジションを守り抜き、23周目終了時点でピットインを行いました。ところが、タイヤ交換の際にホイールナットが噛み込むトラブルが発生。この対応に時間がかかった影響で、ドライバーが小林選手に交代してコースに復帰したときには10番手まで後退してしまいました。しかし、小林選手はルーキーとは思えない安定感のある走りで周回を重ねていき、最終的に9位でフィニッシュ。貴重な2ポイントを手に入れました。

 14番手からスタートした#32 EPSON HSV-010は、マシンのセッティングが万全ではなかったために苦しい戦いを強いられました。しかし、道上選手も中山選手も最後まであきらめずにレースを戦い抜き、最終的には12位でチェッカードフラッグを受けました。

 この結果、#1 ウイダー HSV-010が今シーズン初優勝、#17 KEIHIN HSV-010も3位表彰台を獲得し、HSV-010 GT が1-3フィニッシュを果たしました。さらに、HSV-010 GTの5台すべてが大きなマシントラブルに見舞われずに完走し、4台が入賞する好成績を収めるなど、優れたパフォーマンスと高い信頼性を改めて証明することとなりました。

 また、シリーズポイント争いのドライバー部門において#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)は合計25ポイントとなり2番手に浮上したほか、合計24ポイントとした#1 小暮卓史/ロイック・デュバル組(ウイダー HSV-010)はそれまでの12番手から3番手へと躍進しました。さらに、#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)は合計19ポイントで7番手、#8 武藤英紀/小林崇志組(ARTA HSV-010)は4ポイントで13番手、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は1ポイントで14番手につけています。

コメント
瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「これまで2戦続けて勝てるレースを落としていたので、第3戦のセパンではどうしても勝ちたいと思っていました。ようやく優勝できて、いまはホッとしています。今日は非常に暑いコンディションの中、HSV-010 GTのタイヤに優しい特徴を生かし、タイヤが持っている性能をフルに引き出すことができました。これが勝因につながったと考えています。また、優勝したデュバル選手と小暮選手、それに3位に入った金石選手と塚越選手が本当によくがんばってくれました。シリーズポイント争いでは、#1 ウイダー HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010が上位に浮上してくれたことで、タイトル獲得の可能性が広がりました。特に#1 ウイダー HSV-010は、重いハンディウエイトを積んでもペースがあまり落ちないことが昨年の経験から分かっていますので、これからも着実にポイントを積み重ねていってくれると期待しています。次戦開催地のスポーツランドSUGOもHSV-010 GTが得意としているテクニカルコースなので、引き続きご声援をよろしくお願いします」
小暮卓史選手(優勝 #1 ウイダー HSV-010)
 「マシンの能力はあったものの、今シーズンはなかなか勝てないレースが続いていたので、やっと優勝ができて素直にうれしいです。ここで優勝という結果が出せたことで、チームとしても報われましたし、自分自身もホッとしています。今日は全般的に路面が滑り気味でしたし、タイヤも最後のほうはかなり摩耗して厳しい状況でしたが、その中でもコンスタントにタイムを出せたことが優勝の要因だと思います。この勢いで、次戦以降もしっかり結果を残したいと思います」
ロイック・デュバル選手(優勝 #1 ウイダー HSV-010)
 「この優勝でしっかりとポイント獲得できたことで、やっと優勝争いに参加できます。今シーズンはここからスタートすると思っています。決勝レース序盤では、GT300のマシンがなかなか追い越せず、後続との差が詰まってしまい、かなりナーバスになってしまいました。ただ、マシンをうまくパスできたあとは周囲の状況を見ながらしっかりと走ることができました。その後はスムーズに小暮選手にバトンタッチできたと思います。今後もこの調子を維持して、優勝争いしたいと思います」
金石年弘選手(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「重いウエイトハンデ(28kg)があった中で、表彰台に上がれたことは上出来な結果だと思います。昨日の公式予選ではマシンの調子がなかなか上がらなかったのですが、その状況下でも塚越選手が必死にアタックして3番手につけることができました。今日の決勝レースは、トップの2台が速すぎましたがポイントをしっかりと獲得できたことは後々のレースでも響いてくるので、この結果は大きいと思います。次戦では優勝を目指してがんばります」
塚越広大選手(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「前を走る2台のペースがとても速かったので、少しでも差を詰められるように攻めの走りをしましたが、脅かすことはできませんでした。ただ、自分に交代してからはほかのマシンと競争するようなケースがあまり無く、まるでフリー走行のような感覚でミス無くスムーズに走ることができました。今大会では、練習走行時からマシンの調子がなかなか上がらなかったので、その中で表彰台に上がれたことはうれしく思います。次戦の開催地であるスポーツランドSUGOがある宮城県はチームのスポンサー企業であるKEIHINの地元でもありますし、東日本大震災の影響がある中でもファンのみなさんに引き続き応援していただいていることにとても感謝していますので、みなさんの目の前でしっかりと結果を残したいと思います」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン 猛暑のセパンで立川祐路/平手晃平組LEXUS SC430が5位 (TOYOTA)

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LEXUS SC430勢最上位の5位でフィニッシュした
ZENT CERUMO SC430 38号車

 SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が6月18日(土)、19日(日)の両日、マレーシアのセパン・サーキットで開催された。

 SUPER GTでは唯一の海外遠征戦としておなじみとなっているセパン大会は、今大会で11回目を数える。毎年猛暑の中でのレースとなるセパン戦は、ドライバーやタイヤ、車両にも厳しいレースとなる。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。今大会、GT300クラスのSG CHANGI IS350 14号車はアレキサンドレ・インペラトーリに代わり、阿部翼がドライブする。

◆予選◆

 18日(土)、午前中の公式練習を経て、午後2時15分からスーパーラップへの進出をかけた予選一回目が行われた。

 この予選一回目でのトップ10台がスーパーラップに進出できるが、PETRONAS TOM'S SC430 36号車とENEOS SUSTINA SC430 6号車、WedsSport ADVAN SC430 19号車の3台が惜しくもトップ10入りを逃し、それぞれ11、13、15番手のグリッドが確定。

 夕方になっても南国の太陽が照りつける暑さの中、午後4時半から予選スーパーラップが開始。ここで、予選一回目は9番手だったDENSO SARD SC430 39号車でアタックを担当したTDPドライバーの石浦宏明が好走を見せ、5番手グリッドを確保。ZENT CERUMO SC430 38号車が9番手、D'STATION KeePer SC430 35号車が10番手につけた。

 GT300クラスでは、14号車が唯一スーパーラップ入りを果たし、9番手グリッド。ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車が13番手、COROLLA Axio apr GT 74号車は14番手から決勝レースをスタートすることとなった。

◆決勝◆

 19日(日)、空には雲がかかり、例年よりは若干暑さが和らいで感じるものの、それでも気温は34度、路面温度43度という暑さの中で、午後4時5分、46周で競われる決勝レースがスタート。

 LEXUS勢最上位5番手からスタートした39号車は、1コーナーで他車と接触し、9位まで後退。38号車が7位、36号車が8位と順位を上げて序盤戦へと突入した。

 TDPドライバーの平手晃平がドライブする38号車と、ルマン24時間レースでの優勝から凱旋したばかりのアンドレ・ロッテラーが駆る36号車は、7周目に前走車のコースオフで一つずつ順位を上げると、さらに前を行くライバル車を激しく攻め、まもなく追い上げてきた35号車と共に、4台による激しいバトルを繰り広げた。

 中盤に入ると、各車ピットインしドライバー交代と給油、タイヤ交換。ここで、35号車は給油時にトラブルがあり、痛恨のタイムロス。最後尾まで順位を落としてしまった。

 全車がピットを終えた時点で36号車が5位、38号車が6位につけていたが、終盤になると、立川祐路の駆る38号車が、TDPドライバー中嶋一貴の36号車に挑み、テール・トゥ・ノーズでの僅差の5位争いを展開。

 残り6周、ついに38号車が36号車に並びかけると、そのままサイド・バイ・サイドでコーナーへ。しかし、36号車は抑えきれず、38号車が5位に浮上。

 そのままの順位でチェッカーとなり、LEXUS SC430勢は38号車が5位、36号車が6位。6号車が8位、終盤追い上げた35号車が10位でポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、前半トップ10圏内を走行していた14号車が中盤トラブルで無念のリタイア。74号車が14番手スタートから見事な追い上げを見せ6位フィニッシュ。31号車は11位でレースを終えた。

Text & Photo: TOYOTA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン S Road MOLA GT-Rが2位表彰台 (NISMO)

 SUPER GT第3戦セパンラウンドが、6月18日(土)~19日(日)にセパンインターナショナルサーキット(マレーシア・クアラルンプール郊外)で開催され、予選2位の#46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が2位表彰台。本年デビューの同車にとって、初のポディウムフィニッシュとなった。

gt_r03_n_r500_1.jpg  曇り空の下、午後4時にローリングを開始し、その後決勝レースのスタートとなった。前日行われたスターティンググリッドを決めるスーパーラップでは、ポールポジションを#1 HSV-010に奪われるものの、それ以外の予選セッションや決勝日朝に行われたウォームアップ走行を含め、#46 GT-Rは常にトップタイムをマーク。好調ぶりが目立っていた。スタートドライバーはマシンをセットアップしたクインタレッリが担当し、フロントロー外側からレースをスタート。トップの#1 HSV-101の後ろにつけて、オープニングラップは2位でコントロールラインを通過した。その後、逆転のチャンスを待って背後からプレッシャーをかけ続け序盤を周回したが、ライバルは隙を見せず、#46 GT-Rは23周目にピットインし、柳田に交代した。しかし、このピットインのタイミングが悪く、タイヤを交換してペースの上がらないアウトラップに先にピットインを済ませていた#1 HSV-010に先行され、逆転のチャンスを逃した。その後、柳田も安定したラップタイムで周回を重ねたが首位を奪うことは叶わず、46周目の2位でチェッカーフラッグを受けた。

 2007年と2008年のセパンラウンドで連続優勝しているKONDOレーシングは、今回も好成績を狙っていた。今回#24 ADVAN KONDO GT-Rは予選8位ながら、決勝レースではスタートドライバーのビヨン・ビルドハイムがオープニングラップで5位に上がり、序盤を周回。16周目に早めのピットインを行い、安田裕信に交代した。ほぼ全車がピット作業を終えた29周目に4位になると、そのままの順位でフィニッシュを迎えた。近藤真彦チーム監督は、「昨年はどうしても5位より上の順位でフィニッシュできなかったので、この成績には満足だしチームにとって自信になる」と語った。

 #12 カルソニックGT-Rは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが予選4位からレースをスタート。1周目の第1コーナーで、混戦の中から行き場を失ってランオフエリアに飛び出した。マシンにダメージはなかったが、11位に後退。さらに、エンジントラブルによって最高速が伸びない現象が発生する。このため、ペースが上げられず、16周目にピットインして松田次生にドライバーチェンジするものの、その後も事態は好転せず、15位完走でレースを終えた。

 5月の富士ラウンドで優勝している#23 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、GT-R勢で最も重い52kgのハンディウェイトを積んでセパンラウンドに臨んだ。このため、予選順位は12位。決勝レースは、トレルイエが担当した前半からサスペンションにトラブルが発生し、コーナーで攻められない状態となる。28周目まで引っ張って後半担当の本山に交代。この時、タイヤ無交換でピットアウトし、少しでも先行車とのギャップを削る作戦をとった。レースには6位で戻ったものの、その後もペースアップできず、14位でレースを終了した。

ニスモ鈴木豊監督
 「(足回り系の)トラブルがあってポイントが取れなかったのは、とても残念です。タイヤ無交換は、事前に決めた通りの作戦でした。今回の結果をしっかり対策し、次のSUGOに臨みたいと思います。SUGOでは、勝負できると思いますので、是非ご期待ください」
#46 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ
 「今週は非常にマシンのコンディションが良く、レース前は勝てると思っていた。しかし、結果は2位。今シーズンこのチームで初のポディウムは、良い結果だと思います。次のレースでは勝負をかけ、優勝を狙って行きたいと思います」
#46 GT-Rドライバー 柳田真孝
 「皆さん、応援ありがとうございました。悔しい2位だったけど、今後に向けて良い方向が見えたと思います。この次も頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします」
Text & Photo: NISMO
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝 昨年のチャンピオンが完勝! ウイダーHSV-010 が今季初優勝 (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが、6月19日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5.542km×46周)で行われた。レースはポールポジションからスタートしたウイダーHSV-010 (小暮卓史/ロイック・デュバル組)が優勝。

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 決勝レースは、南国マレーシアの暑さを考慮して、夕方16時(現地時間)のスタート。ポールポジションからスタートしたウイダーHSV-010 のデュバルは、2番手のS Road MOLA GT-R(ロニー・クインタレッリ)をジワジワと引き離すが、GT300クラスの周回遅れが絡み出すタイミングにはまってしまい、一時はすぐ後ろまでGT-Rの接近を許してしまう。だが、単独のペースではウイダーHSV-010 の方が分があり、トップのまま予定のピットイン。その後を小暮に託す。

 続いてS Road MOLA GT-Rがピットイン。素早い作業で柳田を送り出し、ピット出口で小暮の前に出る。しかし、この時点では小暮のペースが明らかに速く、2コーナーでトップを奪い返した。以後の小暮は、後続をまったく寄せ付けず、最終的には14秒の大差を付けて、ゴール。昨年のチャンピオンであるウイダーHSV-010 は、今季思うような成績を挙げられなかったが、ここでついに初優勝を手にした。

 昨年デビューしたホンダHSV-010GTにとって通算4勝目。小暮は5勝目、デュバルは4勝目となる。

 GT300クラスは、予選クラス1位のNo.4 初音ミク グッドスマイル BMW(谷口信輝/番場琢組)が優勝。参戦4年目のチームにとっても、今季デビューしたBMW Z4にとっても初優勝。谷口信輝は9勝目、番場琢は2勝目となった。(観客:3万6000人)

■優勝選手コメント
No.1 ウイダーHSV-010 [GT500]
小暮卓史
 「今シーズン、クルマのパフォーマンスは良かったのですが、ここまで結果を残せませんでした。勝ててホッとしました。セパンの路面は滑りやすく、タイヤにもきつかったのですが、コンスタントに速く走れたと思います。46号車がピットから目の前に出てきたときは、予想してなくてビックリしたのですが、相手はアウトラップですから、(相手のタイヤが温まる前に)早くケリをつけなくてとは思い、2コーナーでチャンスと思ったので行きました。後続との差は17秒前後開きましたが、タイヤもきつくなったので最後は無理せずいきました」
ロイック・デュバル
 「今回優勝したことで、やっとチャンピオンシップの戦いに加わることができましたね。今シーズン、これからだと思ってます。一時タイムが落ちたのは、GT300の集団に追い付いて、彼らもバトルをしていてなかなかこちらに気付いてもらえない、抜くチャンスも無いという状況になりました。それなのに後ろはすぐ抜けて、僕が待ってみたいでしたね(苦笑)。その後は差を開らくことができて。でも、タフなレースでしたよ」
No.4 初音ミク グッドスマイル BMW [GT300]
谷口信輝
 「昨日ポールを獲れて、勝ちたいと言う気持ちになりました。今日はこうなったらと思った通りの理想の展開で進んで、チェッカーを受けたことが嬉しいです。ただ、後半はちょっと違った(番場が差を詰められたこと)かな(苦笑)。番場選手の走りは、ハラハラドキドキで寿命が縮まりましたよ。(ふがいなくて)少し腹も立ちましたが、よくやってくれたと思います」
番場琢
 「すっごく嬉しいです。でも、個人的には少し悔しさが残りました。そして、長く応援してくれたスポンサー、沢山の個人スポンサーの皆さんにこの優勝を捧げたいです。予定では谷口さんがぶっちぎってくれて、僕がその差を保って優勝するはずでした。でも、その差を消してしまって…。GT500などに抜かれる際にタイムを落としたんです。次は予定通りの走りをお見せしたいです」
Text & Photo: GTアソシエイション
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝結果

■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
11ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS8461:33'34.849
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI124614.198
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS284632.487
424ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH12461'01.541
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS18461'03.887
636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS32461'06.762
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS30461'07.242
86ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS30461'15.427
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS4461'23.489
1035D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS461'40.692
1119WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH22461'45.332
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL2461'46.531
1339DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI10461'46.982
1423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS52461'59.885
1512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS40451Lap
---- 以上規定周回数(32Laps)完走 ----
■GT300クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH28421:34'10.601
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL60420.776
327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH124246.432
488JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH64251.312
543ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS104257.763
674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH184257.951
787リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH22421'16.093
862R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH6421'25.868
933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK40421'33.709
102EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH8421'34.158
1131ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH16411Lap
125マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH411Lap
1326Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH411Lap
1486JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2411Lap
1569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH411Lap
1622R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH366Laps
---- 以上規定周回数(29Laps)完走 ----
-14SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH2220Laps
-66triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH40933Laps
-25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH22339Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.46 S Road MOLA GT-R (ロニー・クインタレッリ) 1'58.569
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458 (平中 克幸) 2'10.923
  • CarNo.14 2011 SUPER GT Sporting Regulation 第30条1.違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。リタイヤにより未実施。
  • CarNo.39 2011 SUPER GT Sporting Regulation 第30条1.違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
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SUPER GT

SGT:第3戦セパンフリー走行結果

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/19) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI121'58.410-168.493
250021ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS81'59.043 0.633167.597
3500335D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'59.587 1.177166.834
4500439DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI101'59.844 1.434166.476
550058ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS41'59.958 1.548166.318
6500612カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS402'00.025 1.615166.225
7500738ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS182'00.138 1.728166.069
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS302'00.221 1.811165.954
9500924ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH122'00.459 2.049165.626
105001036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS322'00.487 2.077165.588
115001123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS522'00.884 2.474165.044
125001217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS282'01.053 2.643164.814
135001332EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL22'01.069 2.659164.792
14500146ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS302'01.198 2.788164.617
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH222'03.021 4.611162.177
1630012EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH82'10.83312.423152.494
1730024初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH282'10.92512.515152.386
18300311JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL602'11.74013.330151.444
19300469サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'11.78813.378151.389
20300562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH62'11.89413.484151.267
21300688JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH62'12.11313.703151.016
22300727PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH122'12.17813.768150.942
23300874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH182'12.20913.799150.907
24300914SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH2'12.22213.812150.892
253001022R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'12.32913.919150.770
263001126Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH2'12.62614.216150.432
273001287リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH222'12.71614.306150.330
283001333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK402'12.93414.524150.084
293001443ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS102'12.97014.560150.043
303001531ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'13.05014.640149.953
31300165マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2'13.17714.767149.810
323001786JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'13.41015.000149.548
333001825ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH222'14.89316.483147.904
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry 2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

Pos No Car Model Driver Tire WH Qualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
1 1 ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS 8 1'57.211 1'55.984 172.017
2 46 S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI 12 1'56.551 1'56.371 171.445
3 17 KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS 28 1'57.781 1'56.710 170.947
4 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 40 1'57.932 1'57.067 170.425
5 39 DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI 10 1'58.228 1'57.239 170.175
6 100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS 30 1'58.022 1'57.491 169.810
7 8 ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS 4 1'57.952 1'57.712 169.492
8 24 ADVAN KONDO GT-R NISSAN GT-R R35 安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH 12 1'57.598 1'57.749 169.438
9 38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 平手 晃平 BS 18 1'58.055 1'57.873 169.260
10 35 D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS 1'58.313 1'57.948 169.153
11 36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS 32 1'58.472 168.404
12 23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS 52 1'58.565 168.272
13 6 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS 30 1'58.570 168.265
14 32 EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL 2 1'58.809 167.927
15 19 WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH 22 1'58.954 167.722
---- 以上予選通過 ----
■GT300 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry 2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

Pos No Car Model Driver Tire WH Qualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
1 4 初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH 28 2'09.087 2'08.499 155.263
2 88 JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH 6 2'08.915 2'09.184 154.440
3 27 PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH 12 2'09.934 2'09.511 154.050
4 11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL 60 2'10.001 2'09.578 153.971
5 86 JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH 2 2'10.575 2'09.912 153.575
6 33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK 40 2'10.631 2'10.309 153.107
7 66 triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH 40 2'10.569 2'10.426 152.969
8 69 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH 2'09.935 2'10.541 152.835
9 14 SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH 2'10.490 2'10.545 152.830
10 43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS 10 2'10.352 2'10.918 152.395
11 22 R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH 2'11.047 152.245
12 25 ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH 22 2'11.068 152.220
13 31 ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH 16 2'11.270 151.986
14 74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH 18 2'11.445 151.784
15 26 Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH 2'11.465 151.761
16 5 マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH 2'12.054 151.084
---- 以上予選通過 ----
- 62 R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH 6 2'12.823 150.209
- 87 リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH 22 2'15.856 146.855
- 2 EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH 8 no time -
  • CarNo.62,87,2は、決勝日のフリー走行の結果により決勝レースへの出走の可否が決定される。
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選 ウイダーHSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)がポールポジションを獲得! (HONDA)

gt110618002L.jpg  昨年のチャンピオンマシンであるHonda HSV-010 GTは、今シーズンを前にラジエターをマシン前部から前輪直後に移設するなどの改良を重ねた結果、以前から定評のあったコーナリング性能にさらに磨きをかけており、チーム部門・ドライバー部門のダブルタイトル防衛を最大の目標として、2011年シーズンのSUPER GTに挑んでいます。

 第2戦富士ラウンド、そして第1戦岡山ラウンドでは、随所で期待通りの速さを披露したものの、決勝では予想外の事態に見舞われるなどしたため、今季は第1戦岡山ラウンドで#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が挙げた2位がこれまでの最上位になっています。

 幸い、HSV-010 GTは高速コーナーの多いセパン・インターナショナルサーキットを得意としており、今シーズン初優勝に期待がかかっています。

 今大会では開幕戦の富士ラウンドに続き、予選1回目でトップ10に入ったマシンが予選2回目へと駒を進める「スーパーラップ方式」を公式予選に採用しています。この方式では、予選1回目を勝ち抜いた10台で1台ずつ順にタイムアタックを行い、ここで記録されたラップタイムをもとに決勝のグリッドを決定します。

 毎年、猛暑に見舞われることで知られているマレーシア・ラウンドですが、本日の午前中は薄曇りとなり、比較的過ごしやすいコンディションとなりました。ところが、午後になると強い日差しが差し込み始め、気温、路面温度ともに例年に近いコンディションとなりました。

 予選1回目では、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が1分57秒211を記録して2番手に入ったほか、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が4番手、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)が6番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が7番手となり、スーパーラップへの出場権を獲得しました。

 ただし、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は残念ながら14番手のタイムとなったため、明日の決勝レースは14番グリッドから挑むことが確定しました。

 現地時間の午後5時12分から始まったスーパーラップでは、9番目にアタックを行った#1 ウイダー HSV-010の小暮卓史選手が2番手に0.387秒差をつける1分55秒984をマークし、見事にポールポジションを獲得。7番目に出走した#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手も予選3位に食い込み、Hondaはグリッドのトップ3に2台を送り込むことに成功しました。さらに、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は6番手、#8 ARTA HSV-010の武藤選手も7番手と健闘し、明日の決勝レースでの上位入賞が期待できる展開となっています。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「クルマの調子は良好で、小暮選手によればセッティングが“ドンピシャ”に決まっているようです。おかげで高速のS字コーナーでは、非常に速いコーナーリングスピードを保ちながら、安定したフォームで駆け抜けることができました。小暮選手もミスなくアタックしてくれたのでポールポジションを獲得できました。速さにはずっとこだわり続けてきたので、この結果は素直にうれしいです。しかも、前戦の岡山ラウンドでポールポジションを獲得した塚越選手もがんばって予選3番手につけてくれました。彼には2番グリッドからスタートするライバルを猛追する役割が期待されます。いずれにしても、HSV-010 GTがポールポジションと3番グリッドからスタートする明日の決勝では、いい結果を期待できると思います。暑さ対策の面では、エンジン冷却、タイヤ、ドライバーを冷やすクールスーツのどれをとっても心配ありません。もっとも、明日もあまり暑くならないようなので、余裕を持って決勝レースを戦えるはずです」
小暮卓史選手(ポールポジション、#1 ウイダー HSV-010)
 「ポールポジションを獲得できて本当にうれしいです。今シーズンはなかなか思うような結果を残せていなかったので、ポールポジションを取りたいという気持ちが強くなってしまい、プレッシャーを感じていました。ただ、マシンのパフォーマンスがとても高いことはよく分かっていましたので、今回のレースはその性能をしっかり発揮できた結果だと思います。前戦の岡山ラウンドでもマシンの戦闘能力を確認できていたので、今朝の練習走行から自分たちのメニューを確実にこなし、微調整を施す程度でスーパーラップに準備万端で臨むことができました。最高のマシンを用意してくれたチームに感謝したいです。明日の決勝ではポールポジションの上にウエイトハンデも8kgしかないので、優勝しかないと思っています。優勝が果たせるよう、ロイックとともにがんばります」
ロイック・デュバル選手(ポールポジション、#1 ウイダー HSV-010)
 「今シーズン前半の2戦は結果があまりよくなく、ポイントも思うように獲得できずにいたので、ポールポジション獲得はとてもうれしいです。ただ、今日の公式予選時ではウエイトハンデが無いので、ポールポジションを獲得することは当たり前だとも思っていました。また、今日は新品のタイヤを使わずに予選を走行しましたが、パフォーマンスがとてもよく、バランスもしっかりと取れていました。小暮選手がスーパーラップで使用したタイヤを明日の決勝でどのように使うか、という戦略的な問題もありますが、ライバルのマシンの事を考えず、自分たちが一生懸命いいスタートをして、いいペースを保てば結果はついてくると思います。明日の決勝レースは期待できると考えています」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選 ウイダーHSV-010 の小暮が今季初ポールを獲得!! (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第3戦「AUTOBACS SUPER GT第3戦」の予選が、6月18日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5・543km)で行われた。ウイダーHSV-010 の小暮卓史がポールポジションを獲得。ウイダーHSV-010 の小暮/ロイック・デュバル組は、6月19日の決勝レースを最前列からスタートする。

 今大会の予選は、スーパーラップ方式で行われる。まず、予選1回目に各クラスの周回タイム上位10台が選抜され、予選2回目となるスーパーラップに進出。ここで1台ずつのタイムトライアルが行われ。ポールポジションから10位までが決められる。それ以下の順位は予選1回目の順位で決まる。上位選手によるこん身のドライビングがじっくり見られ、走る方も周囲を気にせず思い切り走れる予選方式だ。

 午前中に行われた予選1回目では、S Road MOLA GT-Rが1分56秒551でトップを獲得。昨年のGT500クラス王者のウイダーHSV-010 は、0.660秒差で2番手につけた。

 そして17時13分より行われたGT500クラスのスーパーラップは、予選1回目の10番手から順次スタート。最後から2番手に登場したウイダーHSV-010 の小暮卓史は、非常にスムーズで速かった。その時点で最速となる1分55秒984と、唯一の55秒台を叩き出す。これに対し、最後に走ったS Road MOLA GT-R(ロニー・クインタレッリ)は56秒台に留まり、2番手で終わった。これで小暮の今季初ポールポジションが決まった。

 小暮にとっては、昨年の最終戦以来で通算12回目のポールポジション。昨年デビューしたホンダHSV-010 GTにとっては、前戦に続き今季2回目、通算6回目のポールポジションとなる。

 GT300クラスは、初音ミク・グッドスマイルBMWの谷口信輝が、2分8秒499でポールポジションを獲得した。谷口は通算3回目、BMWとしては4度目だが、今季から走行する新型のBMW Z4にとっては初のポールポジションとなった。

■ポールポジション選手コメント
No.1 ウイダーHSV-010 [GT500] 小暮卓史
「本当に嬉しいです。今季、クルマのパフォーマンスは十分にあったんですが、ここまで2戦は思うように行かず、結果が出なかった。それだけに、今回はポールポジションを絶対獲るんだと、昨年の(タイトルが懸かった)最終戦のようなプレッシャーがありました。午前の走行よりはグリップ感があり、安定指向のクルマにしていたので、安心して攻められました。ウェイトハンデも少ないですし、ポールポジションですから、明日の決勝は優勝しかないと思っています」
No.4 初音ミク グッドスマイル BMW [GT300] 谷口信輝
「僕たちのクルマは(車両の規定もあって)直線番長なので、コーナリングサーキットのセパンでは、正直向いていないと思ってました。でも、朝からトップを争えて驚いたくらいです。今回はヨーロッパからエンジンのエンジニアにも僕が無理を言って来てもらい、チームもクルマを(規定上)改造できない中、いろいろやってくれてホント感謝しています。このサーキットはタイヤに対し攻撃的(消耗しやすい)なので、決勝はタイヤをコントロールしながら、ポールポジションでストレートも速いので“通せんぼして行こうと思います(笑)」
Text: GTアソシエイション
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SUPER GT

SGT:第3戦セパンスーパーラップ結果

■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI121'56.551-171.180
21ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS81'57.211 0.660170.216
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH121'57.598 1.047169.656
417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS281'57.781 1.230169.392
512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS401'57.932 1.381169.175
68ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS41'57.952 1.401169.147
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS301'58.022 1.471169.046
838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS181'58.055 1.504168.999
939DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI101'58.228 1.677168.752
1035D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'58.313 1.762168.631
1136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS321'58.472 1.921168.404
1223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS521'58.565 2.014168.272
136ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS301'58.570 2.019168.265
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL21'58.809 2.258167.927
1519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH221'58.954 2.403167.722
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'02.976)----
■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
188JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH62'08.915-154.764
24初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH282'09.087 0.172154.557
327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH122'09.934 1.019153.549
469サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'09.935 1.020153.548
511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL602'10.001 1.086153.470
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS102'10.352 1.437153.056
714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH2'10.490 1.575152.894
866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH402'10.569 1.654152.803
986JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'10.575 1.660152.796
1033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK402'10.631 1.716152.729
1122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'11.047 2.132152.245
1225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH222'11.068 2.153152.220
1331ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'11.270 2.355151.986
1474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH182'11.445 2.530151.784
1526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH2'11.465 2.550151.761
165マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2'12.054 3.139151.084
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'15.778)----
-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH62'12.823 3.908150.209
-87リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH222'15.856 6.941146.855
-2EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH8no time--
  • 各クラス上位10台がスーパーラップに進出する
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選1回目結果

■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI121'56.551-171.180
21ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS81'57.211 0.660170.216
324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH121'57.598 1.047169.656
417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS281'57.781 1.230169.392
512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS401'57.932 1.381169.175
68ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS41'57.952 1.401169.147
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS301'58.022 1.471169.046
838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS181'58.055 1.504168.999
939DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI101'58.228 1.677168.752
1035D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'58.313 1.762168.631
1136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS321'58.472 1.921168.404
1223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS521'58.565 2.014168.272
136ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS301'58.570 2.019168.265
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL21'58.809 2.258167.927
1519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH221'58.954 2.403167.722
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'02.976)----
■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
188JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH62'08.915-154.764
24初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH282'09.087 0.172154.557
327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH122'09.934 1.019153.549
469サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'09.935 1.020153.548
511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL602'10.001 1.086153.470
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS102'10.352 1.437153.056
714SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH2'10.490 1.575152.894
866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH402'10.569 1.654152.803
986JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'10.575 1.660152.796
1033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK402'10.631 1.716152.729
1122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'11.047 2.132152.245
1225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH222'11.068 2.153152.220
1331ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'11.270 2.355151.986
1474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH182'11.445 2.530151.784
1526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH2'11.465 2.550151.761
165マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2'12.054 3.139151.084
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'15.778)----
-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH62'12.823 3.908150.209
-87リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH222'15.856 6.941146.855
-2EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH8no time--
  • 各クラス上位10台がスーパーラップに進出する
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式練習結果

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2011/06/18) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI121'57.701-169.507
250021ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS81'58.311 0.610168.634
3500332EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL21'58.410 0.709168.493
4500439DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI101'58.740 1.039168.024
550056ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS301'58.944 1.243167.736
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS321'58.978 1.277167.688
750078ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS41'59.097 1.396167.521
8500824ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH121'59.211 1.510167.360
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS401'59.287 1.586167.254
105001035D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'59.299 1.598167.237
1150011100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS301'59.316 1.615167.213
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS181'59.425 1.724167.060
135001323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS521'59.471 1.770166.996
145001417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS281'59.503 1.802166.951
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH221'59.777 2.076166.570
1630014初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH282'08.99411.293154.668
1730022EVANGELION RT TEST-01 IM・JIHAN Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH82'10.17012.469153.272
18300325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH222'10.26612.565153.159
19300488JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH62'10.41812.717152.979
20300566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH402'10.99913.298152.300
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'11.08913.388152.196
22300711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL602'11.21413.513152.051
23300827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH122'11.26413.563151.993
24300987リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH222'11.32013.619151.928
253001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK402'11.41913.718151.814
263001162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH62'11.47413.773151.750
273001243ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS102'11.65313.952151.544
283001374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH182'11.75814.057151.423
293001414SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
阿部 翼
YH2'11.76214.061151.418
303001569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH2'11.93914.238151.215
313001631ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'12.22714.526150.886
323001726Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH2'12.64514.944150.410
33300185マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2'12.98515.284150.026
343001922R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'13.07815.377149.921
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Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝 上位3人のコメント

■Cクラス
優勝 蒲生尚弥(トムス)
f3_r05_r_pc_gamo 「スタートも満足にいって前にいけました。関口選手と安田選手が並んで1コーナーに入っていくのが見えたので、僕はアウト側のラインを取りました。トップに立ってからは後続を引き離して勝つことが出来たのでいいレースでした。クルマのセッティングは結構変えて、それが乗りやすいいいクルマになって、自分もミスをせず走りきることができたので良かったです。思っていたよりも難しくて、勝てませんでしたので嬉しいです。この勢いに乗って残りのレースも勝ち続けたいと思います」
決勝2位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r05_r_pc_sekiguchi 「スタートで失敗して1コーナーで安田選手とバトルになって、他の選手に気が回らず、右だけに集中していました。今日の第1レースで中盤以降ペースが上がらなかったので、今度はじっくり待って後から追い上げようと思ったら追いつけませんでした。事前テストも無く、予選も雨で、ドライセットは殆どできてないので、一応1,2,3位とできたのはよかった。これから頑張ります」
決勝3位 安田裕信(スリーボンド)
f3_r05_r_pc_yasuda 「全てスタートで優勝逃してしまって。僕も関口選手のクルマしか見ていなくて。その後はずっとプッシュして山内選手を抜くことができたし、内容はスタート意外悪くなかったので前向きに考えたいです。僕らのクルマが富士で戦えるのも判りましたし」
■Nクラス
優勝 野尻智紀(HFDP)
f3_r05_r_pc_nojiri 「スタートはあまりよくなかったんですが、他もよくなかったせいか抜かれずに済んで、ギャリー選手に追いつかれて中盤までは苦しい展開でしたが、自分がミスせずにプッシュしていけば前を走れると思ったので集中して走りました。今回も良くなかった点が判りましたのでその辺を修正して次のレースに臨みます」
決勝2位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r05_r_pc_thompson 「スタートが6番手だったことを考えるといい形でスタート切れたと思う。とにかくプッシュして差を詰めるようにしていたのですが、1位には追いつけませんでした。」
決勝3位 千代勝正(NDDP)
f3_r05_r_pc_chiyo 「スタートが4番手。集中したんですがうまくいかなくて。1周目に5位になって、そこから抜いていく展開でした。次も富士ですがレース後半のペースを改善して頑張りたいと思います」

関口選手のスタート直後の行為(安田選手をコンクリートウォールに押しやった行為)に対し、レース後にスリーボンドから抗議が出され、審査委員会は関口選手に60秒加算のペナルティが科されることになった。
これにより2位は安田、3位には山内英輝が繰り上がった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝 スタートの混乱をすり抜けて#1蒲生がCクラス初優勝! Nクラスは#8野尻が今季2勝目

全日本F3選手権第5戦の決勝が6月12日午後、富士スピードウェイで行われ、3番手からスタートした#1蒲生尚弥(PETRONAS TEAM TOM'S)が序盤トップに立ち、そのまま21周を逃げ切ってCクラスにステップアップして初めての勝利をものにした。
Nクラスは#8野尻智紀(HFDP RACING)が今季2勝目を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:3,920人)

f3_r05_r_12vs5

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f3_r05_r_50

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f3_r05_r_23

第5戦決勝は午後4時40分スタート。
フロントローの#50関口雄飛と#12安田裕信が併走状態で1コーナーに入っていく傍らをすり抜けて蒲生が一気にトップに立つ。安田はここでコースアウトを喫し、5位に後退。
1周目の順位は蒲生、関口、#5山内英輝、安田の順。

序盤こそ僅差で追い上げていた関口だったが、5周を過ぎた辺りから次第に蒲生が引き離し始め、レースが折り返し点を過ぎた11周の時点でその差は1.8秒に。その後もじりじりと広がり続けて20周目では5.6秒とし、結局最後は4.5秒差で21周を走り切り、蒲生はCクラスにステップアップして5戦目で初の勝利を挙げることとなった。

2番手は関口。(※)
その後方では序盤から山内と安田が熾烈なドッグファイトを展開した。1周目からテール・トゥ・ノーズで山内を追いかけた安田は11周目の1コーナーで山内に並びかけ、ここでオーバーランを喫したことで一旦は差を広げられたものの、すぐにまた背後に接近して17周目の1コーナーで再びインに飛び込んでいく。
ここでは押さえ込んだ山内だったが、ダンロップコーナーで再び並びかけられ、惜しくも表彰台を逃す結果に。
安田はこれで今週末行われた全てのレースで表彰台に上がるまずまずの結果を残している。

一方Nクラスはトップからスタートした野尻が0.4秒差で追いすがる#20ギャリー・トンプソンに付け入る隙を与えず、最後まで押さえ切って開幕戦鈴鹿以来通算2勝目を挙げた。
3位にはレース中盤に#37中山雄一の猛攻を受けながらも逃げ切った#23千代勝正が入った。

全日本F3の次回のラウンドもまた富士スピードウェイが舞台。7月16-17日決勝だ。

※ レース後、関口のスタート直後の行為(安田をピットウォール際に押しやっている)に対し、スリーボンドより抗議が出され、審査委員会は60秒加算のペナルティを科す裁定を下した。
これにより関口は#7三浦和樹の後ろ、総合12位となり、Cクラス6位となった。
2位には安田、3位は山内がそれぞれ繰り上がった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
Tags:
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