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Formula Nippon | JAF Grand Prix

FN:中山友貴(Rd.4,5)と佐藤琢磨(Rd.6,7,JAF)がスポット参戦

fn_yuki-nakayama.jpg  HP REAL RACINGは14日、同社のウェブサイト上で全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦富士と同第5戦ツインリンクもてぎにおいて、在参戦中の金石年弘に加え、新たに現在スーパーGTに参戦中の中山友貴を起用することを発表した。

 カーナンバーは11が与えられる模様。中山は自身のブログで「このチャンスを与えてくれたホンダさんをはじめ、リアルレーシング、関係者の皆様には本当に感謝しています。SUPER GTで得た経験をフルに活かし、自分の速さをしっかりとアピール出来る様に全力で頑張ります」と語っている。

fn_takuma-sato.jpg  また株式会社M-TECも同日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦SUGO菅生、第7戦鈴鹿、JAF GPにおいて、現在参戦中の山本尚貴選手に加え、新たにインディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨を起用し、「TEAM無限」として2台体制で挑むことを発表した。

 佐藤は「非常に高いレベルでの戦いが予想されるフォーミュラ・ニッポンへ、自分にとって深い縁があるTEAM無限からスポット参戦できることを大変嬉しく思っています。また、仙台・菅生ではEnjoy Hondaのイベントと共に被災地の皆さんを元気づけるレースを、そして思い出深い鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイでは、多くのファンの皆さまに楽しんでもらえるようなエキサイティングなレースができればと願っています」と語っている。

 なお、佐藤についてはインディカー・シリーズを優先するため、状況により出走しない場合もあるとのことだ。

Photo: Katsuhiko KOBAYASHI, Yoshinori OHNISHI
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)がセパン大会で2年連続のポール・トゥ・フィニッシュを達成 (HONDA)

  • 2012年6月10日(日)・決勝 会場:セパンサーキット(5543km) 周回数:53周 天候:晴れ  気温:33℃(15:00現在)   路面温度:52℃(15:00現在)  コースコンディション:ドライ 観客:4万8000人

 6月10日(日)、マレーシア・クアラルンプール近郊のセパンサーキットにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが行われました。

gt120610001L.jpg  9日(土)に行われた公式予選では、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)がポールポジションを獲得。ウイダー HSV-010はセパン大会の予選を2年連続で制しました。また、今シーズンの第2戦富士大会では#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が予選を制しており、HSV-010 GTは2戦連続でポールポジション獲得を果たしたことになります。Honda勢でこれに続いたのは、7番グリッドを得た#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)。なお、現在ポイントリーダーの#100 RAYBRIG HSV-010は、GT500クラス全車両のなかでもっとも重い60kgのハンディウエイトを搭載しています。さらに、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は12番グリッド、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は14番グリッドから、灼熱の決勝レースに臨みます。

 終日薄曇りとなった土曜日に比べると、日曜日は午前中から南国特有の強い日差しが照りつけて気温は上昇。スタート前の午後3時には気温33℃、路面温度52℃に達し、マシンにとってもドライバーにとっても厳しい戦いとなることが予想されました。

 午前10時前に始まったウオームアップ走行において、5台のHSV-010 GTは決勝レースに向けてマシンの感触を確認。#18 ウイダー HSV-010は4番手、#17 KEIHIN HSV-010は9番手、#100 RAYBRIG HSV-010は10番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手のタイムを記録しました。

 スタートドライバーを務めるのは、#18 ウイダー HSV-010が小暮選手、#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010は小林選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手です。

 午後4時にフォーメーションラップが開始、1周を走り終えたところでグリーンフラッグが振り下ろされる予定でしたが、隊列が整っていなかったためにスタートがやり直しとなり、そのままフォーメーションラップをもう1周行うことになりました。これにともない、レース周回数は当初の54周から53周へと減算されました。

 2周目のフォーメーションラップが終わったところでスタートが切られます。#18 ウイダー HSV-010は順当にトップのまま1コーナーに進入。#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#8 ARTA HSV-010は10番手、#17 KEIHIN HSV-010は14番手、#32 EPSON HSV-010は15番手でオープニングラップを終えました。

 続く2周目、ライバルの1台がタイヤをバーストさせて後れたため、#100 RAYBRIG HSV-010、#8 ARTA HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#32 EPSON HSV-010の4台は1つずつポジションを上げることとなりました。

 #8 ARTA HSV-010はスタート時に13番手から10番手へとジャンプアップを果たしたものの、その後ペースが伸び悩み、5周目には12番手まで後退します。また、#32 EPSON HSV-010は装着したタイヤがコンディションとマッチしなかったために8周目と11周目にピットインし、タイヤ交換を行いました。

 トップを走る#18 ウイダー HSV-010の小暮選手のペースは速く、2位との差は4周目に2.3秒、8周目に3.0秒、15周目には3.7秒と次第に広がっていきます。一方、#100 RAYBRIG HSV-010は60kgのハンディウエイトに苦しみ、16周目に7番手となりました。

 20周目の時点でも、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は安定して速く、2番手との間隔をコントロールしながら着実に周回を重ねていきます。同じ周、#17 KEIHIN HSV-010はピットに入り、給油とタイヤ交換を行い、ドライバーは金石選手から塚越選手に交代してレースを再開しました。

 22周目には#100 RAYBRIG HSV-010もピットイン。給油、タイヤ交換、伊沢選手から山本選手へのドライバー交代を済ませてコースに復帰していきます。このとき、素早いピット作業にも助けられてライバルの1台を攻略、実質的なポジションを1つ上げることに成功しました。#8 ARTA HSV-010も25周目にピットストップを実施、ドライバーは小林選手からファーマン選手に代わってレースを続行していきます。

 #18 ウイダー HSV-010は、26周目に2番手につけていたライバルがピットストップを行ったのを見届けると、続く27周目に満を持してピットイン。給油、タイヤ交換を行い、ドライバーも小暮選手からヴァン・ダム選手に代わります。#18 ウイダー HSV-010がピットアウトしたとき、後続との差は3.5秒ほどありましたが、ヴァン・ダム選手はタイヤをいたわりながら最初の2ラップを走行。このため、2台の間隔は一時0.3秒まで縮まりましたが、タイヤがウオームアップされたのを確認するとヴァン・ダム選手は反撃を開始。35周目には1.2秒、40周目には2.0秒とライバルを徐々に引き離していきます。

 一方、ピットストップ直後に13番手まで後退した#17 KEIHIN HSV-010は、全車がピットストップを終えた28周目に11番手へと浮上。その後も力走を続け、43周目にはライバルを攻略して10番手に駒を進めます。続いて44周目にはライバルの1台をオーバーテイク。さらに6番手と7番手を走行していた2台がアクシデントでリタイアした結果、#17 KEIHIN HSV-010は7番手へと躍進しました。同じアクシデントにより、一時は8番手となっていた#100 RAYBRIG HSV-010も6番手へと返り咲きます。

 47周目、11番手につけていた#8 ARTA HSV-010は路面からの振動によりキルスイッチ(事故時などに車外からエンジンを停止させるためのスイッチ)が誤作動を起こし、エンジンが停止。これによりリタイアを余儀なくされました。

 レース終盤に入ると#18 ウイダー HSV-010に乗るヴァン・ダム選手はラストスパートを仕掛け、2番手をさらに引き離します。この結果、#18 ウイダー HSV-010は2位に3秒の差をつけて優勝。これでウイダー HSV-010はセパン大会で2年連続のポール・トゥ・フィニッシュを遂げました。さらに#100 RAYBRIG HSV-010は6位、#17 KEIHIN HSV-010は7位でフィニッシュして入賞。#32 EPSON HSV-010は度重なるピットストップで2周遅れとなりながらも、11位で完走を果たしました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では、6位に入賞した#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手と山本選手が5点を獲得して合計35点となりました。一方、今回2位に入ったライバルが合計38点でポイントリーダーに浮上したため、総合ポイントで伊沢選手と山本選手は2位となりましたが、その差はわずか3点でしかありません。さらに、#18 ウイダー HSV-010の小暮選手とヴァン・ダム選手は合計26点となって11位から4位にジャンプアップ。そして#17 KEIHIN HSV-010の金石選手と塚越選手は20点で6位、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手と小林選手は5点で13位につけています。

 第4戦は宮城県のスポーツランドSUGOで7月28日(土)、29日(日)に開催されます。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「#18 ウイダー HSV-010がポール・トゥ・フィニッシュを果たしてくれることを期待していましたが、それが現実のものとなってほっとしています。小暮選手が3~4秒のリードを保ってピットインするのは想定の範囲内でした。また、ライバルチームのほうがタイヤの摩耗に伴うタイムの落ち込みが早く、このため、#18 ウイダー HSV-010はピットストップのタイミングを遅らせることができました。これらにより、ヴァン・ダム選手は精神的に余裕をもって走り始めることができたと思います。いずれにせよ、最後まで安定したペースで走りきったヴァン・ダム選手はいい仕事をしてくれました。これをきっかけにして、ヴァン・ダム選手がドライバーとしてさらに成長してくれることを期待しています。#100 RAYBRIG HSV-010が6位でフィニッシュし、5点を獲得してくれたことにも満足しています。ただし、60kgのウエイトを積んだ状態でハンドリングをまとめきれなかったことは反省点として残っているので、この点は、今後改善を図っていきたいと思います。#17 KEIHIN HSV-010と#8 ARTA HSV-010は今回も巡り合わせが悪く、本来の実力を発揮しきれませんでした。#32 EPSON HSV-010を含めた3台については、今後の巻き返しに期待しています。シリーズはまだ3戦を終えたばかりですが、今年は例年以上の接戦になりそうな予感がしています。したがって、今後も取りこぼしのないようにしっかりと戦い、チャンピオンを目標に戦っていくつもりです」
小暮卓史(優勝 #18 ウイダー HSV-010)
 「久々にポールポジションからのスタートだったのですが、自分自身は2010年シーズン初戦にポールポジションからクラッシュを喫した苦い経験があったので、緊張していました。決勝は走りだしからとてもいい調子でしたが、セパンでは例年同様ですが、途中からフロントタイヤが厳しくなってペースが上がらなくなったため、カルロに託しました。後半はタイヤを気にせず走れる事は昨年走った経験から分かっていたので、心配はしていませんでした。途中でライバルに差を詰められることもありましたが、すばらしい走りをしてくれて優勝へと導いてくれました。いいマシンを作ってくれたチームと、とてもよい仕事をしてくれたカルロに感謝したいです」
カルロ・ヴァン・ダム(優勝 #18ウイダー HSV-010)
 「もちろん気分は最高です。レース自体は簡単ではありませんでした。とても暑く、タイヤも厳しくなるなど、多くの課題を乗り越える必要がありましたが、余計な緊張はせず、安定した走りを目指しました。後続のライバルからのプレッシャーもとても厳しかったのですが、積極的にプッシュし、少しでも差をつけようと努力しました。いい仕事が果たせて本当にうれしいです。私はGT500クラス、そしてHondaチームで走るのは今大会で3レース目なのですが、そこで結果を出せたのは小暮選手のおかげだと思っています。そして、まだまだ経験の浅い自分にシートを与えてくれたチームに感謝したいです」
伊沢拓也(6位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「結果だけ見れば、60kgのウエイトを積載した状態での戦いとしてはよかったと思います。ただ、昨日の予選も今日の決勝も、思っていたよりもペースが上がらず厳しいレースでした。まだまだウエイトを積んだ戦いが続きますので、次戦までに改善し、更なるレベルアップをしなければチャンピオンシップに手が届かないと感じています」
山本尚貴(6位 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「チャンピオンシップを考えると価値のある6位です。今まで、このマシンに60kgの重量を積んだ経験がなかったので、チームと試行錯誤を繰り返しましたが、練習走行や予選を通じて、なかなか手応えを得られないまま決勝を迎えました。しかし、チーム全体があきらめずに仕事をしてくれたおかげで、しっかりとポイントを獲得する結果につながったと思います。次戦もウエイトを積載することになりますが、3戦を終えて順調に戦えている実感はあります。ただ、チャンピオンシップに向けてまだまだやるべきことは多いです。もっと上位で戦い、かつポイントを取りこぼさないようにすれば、シーズン最後にいい結果が残せると思います」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン 灼熱のセパンでLEXUS SC430が2-3-4位フィニッシュ (TOYOTA)

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ZENT CERUMO SC430 38号車の立川祐路/平手晃平が2位(左)、
ENEOS SUSTINA SC430 6号車の伊藤大輔/大嶋和也が3位(右)で
表彰台に上った

 SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が6月9日(土)、10日(日)の両日、マレーシアのセパン・サーキットで開催された。

 SUPER GT唯一の海外遠征戦として、公式戦開催は今年10回目となるセパンラウンド。南国マレーシアの厳しい暑さの下で文字通りの熱戦が繰り広げられた。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のトヨタ プリウスが出場した。

◆予選◆

 9日(土)午後3時半から、スーパーラップ方式で行われる予選のQ1がGT300、GT500各クラス15分ずつでスタート。GT500クラスは、午前中の公式練習でトップタイムをマークするなど好調だったENEOS SUSTINA SC430 6号車がアタック中にエンジンブローに見舞われてしまい、痛恨の最後尾スタートとなってしまった。

 一方でZENT CERUMO SC430 38号車を駆る平手晃平がトップタイムをマーク。6号車以外の5台のLEXUS SC430は全車がトップ6に入る速さを見せ、Q1の上位10台によって争われるスーパーラップに進出を決めた。

 続いて午後4時半から1台ずつのアタックとしてトップ10台によって争われたスーパーラップでは、38号車は惜しくもポールポジション獲得を逃したが最前列2番手。PETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手、8番手以降にKeePer Kraft SC430 35号車、WedsSport ADVAN SC430 19号車、DENSO KOBELCO SC430 39号車と続くグリッドとなった。

 GT300クラスではapr HASEPRO PRIUS GT 31号車がスーパーラップ進出を果たし、8番手から決勝に臨むこととなった。

◆決勝◆

 10日(日)、4万8千人もの観客が集まったセパン・サーキットは強い日差しで気温も上がり、気温33度、路面温度52度という暑さの中で、午後4時に決勝レースのスタートが切られた。

 2番手グリッドの38号車は、前半スティント担当の平手が好スタートで2位をキープ。首位を追い、上位2台が後続を引き離して行く展開となった。

 一方、最後尾スタートの6号車も、序盤から素晴らしい追い上げで次々に前走車をパスし、20周目には5位までポジションアップ。

 レースがほぼ折り返しとなる27周目、2位を走行し、首位との差を詰めていた38号車がピットインし、立川へとドライバー交代。翌周に、首位のウイダー HSV-010 18号車がピットインすると、コースに復帰した18号車に38号車が猛烈な追い上げで迫り、テール・トゥ・ノーズとなったが、逆転までには至らず。

 28周目までピットインを引っ張った6号車は、ピットアウト後に36号車もパスし、4位へ。その後方には、10番手スタートから追い上げ、石浦宏明から脇阪寿一へと交代した39号車も順位を上げてきた

。  4位浮上後、更に前を行くカルソニックIMPUL GT-R 12号車を追っていた6号車の大嶋和也は、43周目の1コーナー進入で12号車のインへ。2台は並びかけたが12号車も譲らず、サイド・バイ・サイドのままコーナーをクリアしていき、4コーナー付近までギリギリのバトルを展開。このバトルを制した6号車が3位に浮上した。

 44周目、6位走行中の36号車が、タイヤバーストに見舞われた後続車のスピンに巻き込まれ、接触。ここでレースを終えることとなってしまった(44周完走扱い)。

 終盤、5位を走行していた脇阪の駆る39号車は、残りが5周となった48周目に、果敢な攻めで前を行く12号車をパスし、4位浮上。

 2位での走行を続けた立川の38号車は、最後まで首位を追ったが、惜しくも届かず、2位でフィニッシュ。続く3位には、最後尾スタートから追い上げた6号車が入り、嬉しい今季初表彰台獲得となった。10番手スタートの39号車も4位で続き、LEXUS SC430は2-3-4フィニッシュ。開幕戦の勝利に続き、今季2度目の表彰台となった38号車はランキングで首位に浮上した。

 19号車が9位、35号車が10位に入り、共に今季初のポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、31号車がトップ10圏内でのバトルを繰り広げていたが、33周目に無念のミッショントラブルに見舞われ、リタイアに終わった。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 セパンのレースは、ウェイトハンデが響いて、正直厳しく辛い戦いになると思っていた。しかし、昨日のフリー走行の段階から、いつも通りクルマの状態が良く、ウェイトを積んでも思ったより戦えると感じた。決勝では優勝まで一歩届かず、予選も含めて、自分としては悔しい思いもあるが、LEXUS SC430が苦手とするコースで結果を出せたことは、とても嬉しい。昨年からクルマのポテンシャルが非常に進化しており、開発に関わっている人間やチームにとても感謝している。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 昨日からクルマのパフォーマンスには、まずまずの手応えを感じていて、予選も良い位置で終わることができた。決勝はどうかなという想いで臨んだが、思いのほか18号車に離されることもなく、かと言って優勝を狙うのは難しい状況で、最後までウェイトハンデに苦しむ結果となった。しかし、このセパンで2位に入れたことは、チャンピオンシップを戦っていく上で、とても大きく、良いレースとなったと思う。次戦の菅生では、ポイントリーダーで臨むことができるのでまた頑張っていきたい。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
 昨日エンジンブローしてしまった為、遅くまでスタッフもエンジンの載せ替えに頑張ってくれて、またエンジンに関わる人間も自分たち以上に悔しい思いをしているだろうと思い、今日はなんとしても良い結果を出したかった。自分が頑張って、大嶋につなぎ、そのあと大嶋も守りに入らずにオーバーテイクをした事で、きっちりレースをしたという満足感がある。去年のオートポリスくらいから、ここまでチームが抱えてきたさまざまな不運を、いつかどうにか断ち切りたい思いがあった。それだけに今回は、3位表彰台という結果よりも、チームがミスをせずしっかり無事にレースを終えられたということが一番大事だと思っている。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 クルマのパフォーマンスが良いことに加え、ウェイトハンデも軽いので、ポール・トゥ・ウィンも狙えると思って臨んだマレーシアだったが、昨日エンジンブローに見舞われてしまった。しかし、気持ちを切り替えて臨んだ決勝では、積み替えたエンジンもよく走ってくれて、かつタイヤの選択もベストだった。また、決勝前半のパートで(伊藤)大輔選手がたくさん抜いて来てくれて、自分は楽をさせてもらった。次はチームにとっても自分にとっても得意な菅生であり、ウェイトハンデもライバルに比べれば軽いので、これまでの悪い流れを断ち切るように、更なる上位を狙いたい。
Text & Photo: TOYOTA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝 小暮&Honda HSVがセパンを連覇 ! 灼熱のバトルをポール・トゥ・ウィンで制す (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが、6月10日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5・543km×54周)で行われた。灼熱のバ トルを制したのはポールポジション(予選1位)からスタートしたウイダーHSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)だった。

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 前日の予選日は南国のマレーシアらしくない控えめな気温(それでも30度弱)だったが、決勝日の日中は目が痛くなるほどの日差しとなる。それが少し収まったスタートの16時には気温は33度となる。

 決勝はポールポジションのウイダーHSV-010(小暮卓史)、そして予選2位のZENT CERUMO SC430(平手晃平)が好スタートを切り、レースはこの2台のマッチレースと様相となった。一方、気温は17時を過ぎても30度を下らず、路面温度も49~45度でタイヤには非常に厳しいコンディションとなる。このためタイヤが保たずに、緊急ピットインをしたり、パンクからスピン、コースアウトするマシンも見受けられた。

 その中で、トップを争うHonda HSV-010 GTとLEXUS SC430が力強い走りを見せ、後続を引き離す。そして、1~2秒の差でバトルを繰り広げた。中盤に行われたドライバー交代のピットインでもポジションは変わらず。交代直後にウイダーHSV-010(カルロ・ヴァン・ダム)の直後までZENT CERUMO SC430(立川祐路)が迫るが、これもヴァン・ダムがしのぎ切り、最後までトップを守りきってゴールし、ウイダーHSV-010がHonda勢として今季初優勝を獲得した。

 これでウイダーHSV-010のHonda Racingとしては2年連続でマレーシア大会を勝利。小暮はSUPER GT通算7勝目、GT500ルーキーのヴァン・ダムは3戦目にての初優勝となった。Honda HSV-010 GTは通算6勝目。

 GT300クラスでも、予選1位のHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が、ドライバー交代のピットイン時以外は首位を譲ることなく快走。見事なポール・トゥ・ウィンを達成した。(観客:4万8000人)

■優勝選手コメント
No.18 ウイダーHSV-010 [GT500]
小暮卓史
 「ポールポジションからスタートするのは久しぶりで、少しだけ緊張しました。そのスタートは上手く行ったのですが、僕の乗った前半はまだ路面にグリップ感がなく、特にフロントタイヤ(の食いつき)が厳しかった。僕は去年ドライブしているから後半のスティントは心配していなかったけど、カルロ(ヴァン・ダム)がいい走りで3秒の差をキープし、最後までトップで走りきってくれました。いいクルマを作ってくれたチームとともに、カルロにも感謝です」
カルロ・ヴァン・ダム
 「最高の気分ですね。ただ、簡単なレースではありませんでした。小暮さんが担当した前半をモニターで見ながら、緊張しないように自分に言い聞かせていました。優勝できたことで、まずは小暮さんに感謝したいです。そしてチームにも。GT500にステップアップして3戦目で優勝できたのですが、経験の浅い自分にチャンスを与えてくれたチームとホンダにも感謝しています」
No.33 HANKOOK PORSCHE [GT300]
影山正美
 「ポールからスタートしてトップをキープしていたから楽なレースと思われたかもしれませんが、正直言って前半は(外から見ているほど)楽じゃなかったです。ここは後方のクルマも追い上げが可能なコースなので、できるだけマージンを拡げて藤井(誠暢)に渡してあげたいと思っていたのに、なかなか簡単にはリードを拡げられなくて…。それにタイヤマネージメントも苦しかったですね、序盤は。結果的には、楽な勝ち方となって、勝てるときはこんなものかな、と感じました」
藤井誠暢
 「路面のグリップが良くなる前、レース前半、その序盤は大変だったと思いますが、手ごわいと思っていたライバルもいなくなったし、終盤はタイヤを労わりながら走っていました。しかし、ハンコックタイヤが一番苦手にしていたセパンで、一番楽な勝ち方をしてしまいましたね(苦笑)」
Text: GTアソシエイション / Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン決勝結果

■GT500クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS12531:47'52.531
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS46533.016
36ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2539.642
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI445320.570
512カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS145337.488
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS605345.998
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS325346.886
823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS38531'05.203
919WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH531'17.056
1035KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS5356.903+30
1132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL512Laps
128ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS10467Laps
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS28449Laps
141S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI14449Laps
---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
-24D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH251Laps
■GT300クラス

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK12491:47'57.011
2911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH364924.267
366triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH224926.543
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH4926.916
52EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH384946.024
652GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH24955.163
711GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL524959.169
861SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH4491'07.207
943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS26491'37.141
104GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH491'41.180
1130IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH6491'54.641
120GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH62481Lap
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH2481Lap
1421ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH4481Lap
1599Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
フランク・ユー
安岡 秀徒
YH481Lap
1687JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH8472Laps
17360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH472Laps
1822R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH472Laps
---- 以上規定周回数(34Laps)完走 ----
-31apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH103316Laps
-88マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH3019Laps
-69ThunderAsia MT900M
Mosler MT900M
ファイルーズ・ファウジー
吉田 広樹
YH2128Laps
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン フリー走行結果

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/10) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150011S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'57.875-169.288
250026ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS21'58.086 0.211168.985
3500339DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI441'58.276 0.401168.714
4500418ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS121'58.276 0.401168.714
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'58.320 0.445168.651
6500635KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'58.482 0.607168.421
7500712カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS141'58.593 0.718168.263
8500824D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'58.609 0.734168.240
9500917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS321'58.703 0.828168.107
1050010100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS601'58.766 0.891168.018
115001123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS381'59.377 1.502167.158
125001219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'59.390 1.515167.140
13500138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'59.417 1.542167.102
145001432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'59.607 1.732166.836
155001536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'59.731 1.856166.664
163001911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH362'06.819 8.944157.349
17300233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK122'07.043 9.168157.071
1830032EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH382'07.235 9.360156.834
19300488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'07.612 9.737156.371
20300587JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'07.874 9.999156.050
2130063S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'07.98810.113155.911
22300711GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL522'08.05610.181155.829
23300866triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH222'08.35610.481155.464
24300931apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH102'08.45610.581155.345
253001052GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH22'08.58710.712155.186
263001161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH42'08.97611.101154.717
27300120GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH622'09.41211.537154.196
283001343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS262'09.69011.815153.865
29300144GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'09.84611.971153.681
3030015360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH2'10.09812.223153.383
313001699Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
フランク・ユー
安岡 秀徒
YH2'10.16012.285153.310
323001730IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH62'10.19012.315153.274
333001827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH22'10.28212.407153.166
343001921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42'10.70612.831152.671
353002069ThunderAsia MT900M
Mosler MT900M
ファイルーズ・ファウジー
吉田 広樹
YH2'11.38713.512151.878
363002122R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'12.95415.079150.088
-300-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH---
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)が今季初のポールポジションを獲得 (HONDA)

  • 2012年6月9日(土)・予選  会場:セパンサーキット(5.543km)  天候:曇り  気温:31℃(17:00時点) 路面温度:40℃(17:00時点)  コースコンディション:ドライ

gt120609004L.jpg  6月9日(土)、マレーシアの首都クアラルンプールの郊外にあるセパンサーキットにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が開幕し、公式予選が行われました。

 北緯およそ3度と極めて赤道に近いセパンは、日中の最高気温が一年を通じて30℃を超える常夏の街です。このためSUPER GTのセパン戦では例年、マシン、ドライバー、タイヤのいずれにとっても厳しい戦いが繰り広げられます。

 なかでも特に重要になるのが、ドライバーを暑さから守る施策です。通常、真夏に行われるレースでは、冷たい水を循環させ、これで身体の表面を直接冷やすクールスーツという器具が用いられます。ただし、これでは身体が局部的に冷えることとなり、快適性が高いとは言えません。また時として、クールスーツはトラブルを起こすことがあり、こうなるとセパン戦ではドライバーが脱水症状に陥りかねず、当然のことながらレースの続行は極めて困難となります。

 こうした状況に鑑み、Hondaはレース専用のエアコンを新たに開発し、HSV-010 GTに搭載しました。これはHondaの軽自動車用エアコンコンプレッサーを利用したもので、冷気をドライバーシートの広い範囲から吹き出させることで快適性を改善。また、フルスロットル時にはコンプレッサーを停止することにより、エアコンの作動がマシンのパフォーマンスを低下させない工夫が施されています。

 公式練習と公式予選が行われたこの日は、一日を通じて薄曇りとなり、セパンにしては比較的、過ごしやすい陽気となりました。

 午前10時から2時間にわたって行われた公式練習では、5台のHSV-010 GTはユーズドタイヤを使ってのセッティング作業に取り組みました。この結果、Honda勢では#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)の5番手が最上位で、続いて#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は9番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は10番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は15番手となりました。

 午後3時45分に始まった公式予選1回目では、セッションの途中でライバルの1台にエンジン・トラブルが発生し、コース上にオイルがまかれる事態になりました。このため予選は赤旗中断となりましたが、このとき#8 ARTA HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010はタイムアタックに入っていたため、アタックを中断しなければならず、これでタイヤが摩耗したため、その後のタイムアタックについても不利な状況に追い込まれました。マシンの回収作業などが終わった後、予選セッションは再開されましたが、残された時間は約4分と短かったため、山本選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010の8番手がHonda勢では最上位となり、9番手となったヴァン・ダム選手の#18 ウイダー HSV-010とともに予選2回目となるスーパーラップへの進出を決めました。さらに#17 KEIHIN HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手となり、この段階で決勝でのスターティンググリッドが確定しました。

 予選2回目は午後5時過ぎに始まりました。Honda勢では2番目に出走した伊沢選手の#100 RAYBRIG HSV-010が1分56秒598を記録して、7番グリッドを獲得します。続いて3番目に出走した小暮選手の#18 ウイダー HSV-010は1分55秒321をマーク。その後に出走した7台がいずれもこのタイムを破れなかったため、#18 ウイダー HSV-010のポールポジション獲得が確定しました。Honda勢は、第2戦富士大会で#32 EPSON HSV-010が予選を制したのに続き、2戦連続でポールポジションを獲得。そして、ウイダー HSV-010は同大会で2年連続のポールポジション獲得を果たしました。

 54ラップで繰り広げられる明日の決勝レースは、午後4時にスタートが切られます。

松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「第2戦富士大会ではウエットコンディションの予選でポールポジションを獲得しましたが、今回はドライの予選でポールポジションを取れたので、強い手応えを感じています。これで#18 ウイダー HSV-010は昨年に続き、セパンのポールポジションを2年連続で勝ち取ったことになります。一方、予選1回目の赤旗中断により#8 ARTA HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010が割を食う格好となったのは残念でした。#100 RAYBRIG HSV-010は7番グリッドとなりましたが、60kgのハンディウエイトを積んでこの成績を得ているので、大いに健闘したと考えています。明日の決勝では、#18 ウイダー HSV-010がポール・トゥ・フィニッシュで優勝することを強く期待しています。引き続き、しゃく熱のセパン戦に挑む5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、お願いします」
小暮卓史(ポールポジション #18ウイダー HSV-010)
 「最高のマシンを作ってくれたチームやエンジニアに感謝しています。Q1では赤旗の影響で9番手となってしまいました。スーパーラップでは後半に走るマシンのほうが路面コンディションがよくなるアドバンテージがあるので、上位に食い込むのは厳しいと思い、2~3番手に入れればうれしいだろうと考えていました。ですが、実際にモニターで残り7台のマシンの戦況を見ていて、2~3番手に入ることが分かりだした途端に欲が出てきて、ポールポジションが取りたい、と力が入りました。 とにかくマシンのバランスが最高の状態ですので、明日も期待が持てるレース内容になると思います」
カルロ・ヴァン・ダム(ポールポジション #18ウイダー HSV-010)
 「Q1ではマシンをならしているタイミングでの赤旗だったので、ちゃんとしたタイムアタックができませんでした。ただ、小暮選手がスーパーラップですばらしい走りを見せて、ポールポジションを獲得できて本当にうれしく思います。明日もこの調子でがんばります」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選 ウイダーHSV-010の小暮卓史がセパンで2年連続のポールポジション! (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の予選が、6月9日マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で行われた。ウイダーHSV-010の小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組がポールポジション(予選1位)を獲得。ウイダーHSV-010は、6月10日の決勝レースを最前列からスタートする。

gt_r03_q_18 gt_r03_q_33

 今回の予選は、スーパーラップ方式で行われる。まず、予選1回目に各クラスの周回タイム上位10台が選抜され、予選2回目となるスーパーラップに進出。ここで1台ずつのタイムトライアルによって、ポールポジションから10位までが決められる。この際、1回目とスーパーラップは別のドライバーが担当し、予選もチームの総合力で競う仕組みだ。それ以下の順位は予選1回目の順となる。

 予選1回目では、ZENT CERUMO SC430の平手晃平が1分56秒594でトップを獲得。昨年、このセパン大会でポール・トゥ・ウィンを飾ったウイダーHSV-010(カルロ・ヴァン・ダム)は9位と、辛くもスーパーラップの進出権を握ることができた。

 スーパーラップは、予選1回目の10番手から順次スタート。2番手としてスタートしたウイダーHSV-010(小暮卓史)は周囲が目を見張る走りで、1分55秒321を叩き出す。この後、NISSAN GT-RやLEXUS SC430、同じホンダHSV-010 GTの各車がアタックするが、ウイダー小暮のタイムに及ばない。最終アタックのZENT CERUMO SC430(立川祐路)は、コース途中まで小暮のタイムを上回るペースで走行。だが、最終的なラップタイムは1分55秒503と、わずかに及ばず。これで小暮にとっても、ホンダHSV-010 GTにとっても、今季初のポールポジションが決まった。

 小暮にとっては、昨年このセパンでポールを獲って以来で1年ぶり、通算12回目のポールポジション。ホンダHSV-010 GTにとって、今季初のポールで通算8回目のポールポジションとなる。

 GT300クラスはHANKOOK PORSCHEの影山正美が、2分4秒262のコースレコードでポールポジションを獲得した。影山は通算5回目、ポルシェにとってはセパンでの初ポールポジションとなる。

■ポールポジション選手コメント
No.18 ウイダーHSV-010 [GT500] 小暮卓史
 「本当に、最高のクルマを作ってくれたチーフエンジニアの田中耕太郎さんとホンダの皆さん、そして中村監督を初めとするチームの皆にお礼を言いたいです。午前のフリー走行はアタックするタイミングが上手くなくてタイムは出せませんでしたが、クルマは走り出しの時からフィーリングが良かった。(スーパーラップで後続のアタックを見ていて)後半になるほど路面も良くなっていくから、最終的に3番手あたりまで行けたらいいかな、とは思っていたんですが、実際に3番手まで行ったら欲が出てきて、モニター見ていてもついつい力が入ってしまいました(苦笑)。でもポールを獲ることができて、本当に嬉しいです」
No.33 HANKOOK PORSCHE [GT300] 影山正美
 「タイムからすると凄く速いようですが、開幕から3戦目だから、速くて力のあるチームがウェイトハンディを積んでいるのに対して、僕たちは前回ノーポイントですから。チームが気合を入れなおして、好い クルマに仕上げてくれました。Q1は藤井選手がアタックしたんですが、そこで違うセットをテストできて、スーパーラップまでに更にいいセットでアタックできた。そんなことも含めて、ポールを獲れたのはチームの総合力です。決勝はいいポジションからスタートできるので、優勝を目指してがんばります」
Text: GTアソシエイション / Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS121'57.7231'55.321173.037
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'56.5941'55.503172.764
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS381'57.1791'55.665172.522
412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS141'57.3991'55.702172.467
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'57.0541'56.145171.809
624D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'57.9131'56.405171.426
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS601'57.4381'56.598171.142
835KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'57.2681'57.380170.002
919WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'57.1721'57.855169.317
1039DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI441'57.2811'59.175167.441
111S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'58.044169.045
1217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS321'58.092168.977
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'58.215168.801
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'58.846167.905
---- 以上予選通過 ----
-6ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2--
■GT300 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK122'05.0112'04.262160.587
287JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'06.9572'05.371159.166
3911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH362'06.4292'05.395159.136
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'06.2672'05.851158.559
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH22'06.7942'05.882158.520
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'06.9572'06.795157.378
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH622'07.0192'06.833157.331
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH102'06.9572'06.869157.287
94GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'07.1742'08.044155.843
102EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH382'05.5152'08.080155.800
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS262'07.208156.867
1261SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH42'07.480156.533
1327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH22'07.907156.010
1466triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH222'08.555155.224
1511GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL522'08.630155.133
1699Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
フランク・ユー
安岡 秀徒
YH2'08.848154.871
1769ThunderAsia MT900M
Mosler MT900M
ファイルーズ・ファウジー
吉田 広樹
YH2'08.924154.780
1830IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH62'09.041154.639
1921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42'09.151154.508
20360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH2'09.323154.302
2122R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'10.529152.876
---- 以上予選通過 ----
-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH- -
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン スーパーラップ結果

■GT500 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
118ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS121'55.321--173.037
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'55.503 0.182 0.182172.764
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS381'55.665 0.344 0.162172.522
412カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS141'55.702 0.381 0.037172.467
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'56.145 0.824 0.443171.809
624D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'56.405 1.084 0.260171.426
7100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS601'56.598 1.277 0.193171.142
835KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'57.380 2.059 0.782170.002
919WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'57.855 2.534 0.475169.317
1039DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI441'59.175 3.854 1.320167.441
■GT300 Class

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK122'04.262--160.587
287JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'05.371 1.109 1.109159.166
3911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH362'05.395 1.133 0.024159.136
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'05.851 1.589 0.456158.559
552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH22'05.882 1.620 0.031158.520
63S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'06.795 2.533 0.913157.378
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH622'06.833 2.571 0.038157.331
831apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH102'06.869 2.607 0.036157.287
94GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'08.044 3.782 1.175155.843
102EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH382'08.080 3.818 0.036155.800
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式予選1日目結果

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Qualifying 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'56.594-171.148
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'57.054 0.460170.475
3500319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'57.172 0.578170.303
4500423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS381'57.179 0.585170.293
5500535KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'57.268 0.674170.164
6500639DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI441'57.281 0.687170.145
7500712カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS141'57.399 0.805169.974
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS601'57.438 0.844169.918
9500918ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS121'57.723 1.129169.506
105001024D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'57.913 1.319169.233
11500111S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'58.044 1.450169.045
125001217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS321'58.092 1.498168.977
13500138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'58.215 1.621168.801
145001432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'58.846 2.252167.905
15300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK122'05.011 8.417159.624
1630022EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH382'05.515 8.921158.983
17300388マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'06.267 9.673158.037
183004911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH362'06.429 9.835157.834
19300552GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH22'06.79410.200157.380
20300631apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH102'06.95710.363157.178
21300787JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'06.95710.363157.178
2230083S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'06.95710.363157.178
2330090GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH622'07.01910.425157.101
24300104GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'07.17410.580156.909
253001143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS262'07.20810.614156.867
263001261SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH42'07.48010.886156.533
273001327PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH22'07.90711.313156.010
283001466triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH222'08.55511.961155.224
293001511GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL522'08.63012.036155.133
303001699Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
フランク・ユー
安岡 秀徒
YH2'08.84812.254154.871
313001769ThunderAsia MT900M
Mosler MT900M
ファイルーズ・ファウジー
吉田 広樹
YH2'08.92412.330154.780
323001830IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH62'09.04112.447154.639
333001921ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42'09.15112.557154.508
3430020360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH2'09.32312.729154.302
353002122R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'10.52913.935152.876
---- 以上予選通過 ----
-500-6ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS2---
-300-86Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH---
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦セパン公式練習結果

SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA -RIJ- (2012/06/09) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 3 Sepang International Circuit 5.543km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS21'55.693-172.481
2500212カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS141'55.892 0.199172.184
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS461'55.958 0.265172.086
4500436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS281'56.461 0.768171.343
5500518ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS121'56.477 0.784171.320
6500619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'56.695 1.002171.000
750071S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI141'56.696 1.003170.998
8500823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS381'56.743 1.050170.929
9500917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS321'56.915 1.222170.678
1050010100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS601'57.184 1.491170.286
115001139DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI441'57.338 1.645170.063
125001224D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'57.395 1.702169.980
13500138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS101'57.677 1.984169.573
145001435KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS1'57.924 2.231169.217
155001532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'57.992 2.299169.120
16300166triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH222'05.341 9.648159.204
17300288マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH2'05.376 9.683159.160
18300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK122'05.99610.303158.376
193004911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH362'06.00510.312158.365
2030052EVANGELION RT TEST-01 PETRONAS Shiden
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH382'06.03510.342158.327
21300687JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH82'06.30810.615157.985
22300752GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
黒澤 治樹
YH22'06.71111.018157.483
2330080GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH622'06.78411.091157.392
24300931apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH102'06.93911.246157.200
25300103S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
関口 雄飛
千代 勝正
YH2'07.10811.415156.991
263001143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS262'07.48211.789156.530
273001261SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH42'07.88212.189156.041
283001369ThunderAsia MT900M
Mosler MT900M
ファイルーズ・ファウジー
吉田 広樹
YH2'08.03212.339155.858
293001411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL522'08.05112.358155.836
30300154GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH2'08.45812.765155.341
313001621ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
シンディ・アレマン
YH42'08.59912.906155.172
323001727PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH22'08.82513.132154.900
333001830IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH62'09.48813.795154.105
343001999Racerbook Audi R8 LMS
Audi Audi R8-LMS CJJ
フランク・ユー
安岡 秀徒
YH2'09.69614.003153.858
3530020360RUNUP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH2'10.05814.365153.430
363002122R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'11.97516.282151.201
373002286Verity BOMEX ランボ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
山下 潤一郎
松田 秀士
YH2'12.96317.270150.078
Tags:

その他

“黒い稲妻”桑島正美、ロータス78をドライブ (プラネックスコミュニケーションズ)

(C)プラネックスコミュニケーションズ
拡大します
2012年6月7日

 クライブ・チャップマン率いるClassic Team Lotus(以下CTL)の日本正規代理店であるプラネックスコミュニケーションズ株式会社は、6月3 日(日曜日)に神奈川県の大磯ロングビーチ駐車場で開催された「第47回SHCC大磯ミーティング」 に参加。ロータス78のデモランを行いました。

 朝と昼の2回行われたデモランでは、CTL Japan代表の久保田克昭がドライブを担当。ジムカーナ用のコースで全長が限られていたため、2速以上にシフトアップできない状況ではありましたが、テールスライドさせながらの豪快な走りを披露する事ができました。
 また昼の走行終了後に急遽、会場にゲストとして参加されていた桑島正美氏のドライブが決定。70年代のレースファンにはたまらない“黒い稲妻”とJPSロータスの夢のコラボレーションが実現しました。

(C)プラネックスコミュニケーションズ
拡大します

 かつて単身ヨーロッパに乗り込み、F3やF2で大活躍した桑島氏がF1マシンに触れるのは、1976年のF1世界選手権イン・ジャパン以来。レーシングマシンのコクピットに収まるのも、1979年の引退以来ということでしたが、スムーズな走りは往時を彷彿とさせるもので、会場に詰めかけた多くのギャラリーの歓声を浴びていました。
 CTL Japanでは、今後もチーム・ロータスやヒストリックF1の素晴らしさ、楽しさを皆さんにご紹介できるよう、活動して参ります。

プラネックスコミュニケーションズプレスリリース

*注 1976年富士スピードウェイで開催されたF1イン・ジャパンに桑島氏はウイリアムズからエントリー。実際に予選初日を走ったものの、契約上のトラブルから翌日からは走行できずレース出場もならなかった。

■ 桑島正美氏のコメント
あまりに突然の話だったので走り出した後も、ステアリングを握りながら一瞬 “いま何処にいるんだろう?”って、まるで映画のワンシーンでも見ているかのような不思議な感覚になりました。レーシングカーに乗るのは実に33年ぶりのことでしたが、久々にDFVのパワーを感じて感動しました。また多くのファンの皆さんに喜んでいただけて嬉しく思います。このような機会を与えてくれたCTL Japanの久保田さん、そしてSHCCのスタッフの皆さんに感謝します。

■ロータス78/4 
Classic Team Lotus Japanが所有する78は、当時JPS-18と呼ばれたシャシーナンバー4。
ナンバー2のニルソンのレースカーとしてドイツGP以降のシーズン後半戦で活躍。1977年に富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリでは、赤いインペリアルカラーに塗られて生前最後にニルソンがドライブしたメモリアルマシンでもある。

          Classic Team Lotus Japan  代表 久保田克昭
        URL: http://www.classicteamlotus.jp/

D1 GRAND PRIX

D1:第2戦鈴鹿 参戦12年目の高橋邦明が初の総合優勝 (D1 Corp.)

 プロフェッショナルドリフト競技の最高峰「2012グランツーリスモ D1グランプリ第2 戦鈴鹿サーキット」は5月26日(土)~27日(日)の2日間、快晴の鈴鹿サーキット(三重県)に2日間合計13,440人の観客を集めて開催された。

 5月27日(日)鈴鹿サーキット国際レーシングコース1~2コーナーを競技区間としてファイナル競技が開催され、午前中に開催された単走では、ハイスピードなドリフトで、たかやまけんじ(EXEDY R Magic D1 Racing)が初の単走優勝。午後に行われた追走では、高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)が、昨年度シリーズランキング2位の強豪斎藤太吾(ダイゴ)を破り、参戦12 年目にして初めての総合優勝を果たした。

~D1GP シリーズ第2 戦~
【5月26日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■予選

 鈴鹿サーキットでのドリフト競技の開催は今回で5回目を数える。しかし競技区間はこれまで逆走による逆バンクコーナーに設定して行われていたが、今シーズンは順走によるホームストレートから1~2コーナーの設定で行われた。この設定は、ドリフト競技として全員が初めて体験する競技区間で、長いホームストレートからの十分な加速で車速が高くなるのが特徴だ。そのため早めにドリフト状態に持ち込むためリアを振り出してしまい、コーナー進入まで十分な車速が保てない選手が多かった。一方、鈴鹿での走行経験のあるドライバーは対応が早く、片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)は完成度の高い走りで予選を4位で通過。織戸学(DRIVE M7 ADVAN MAX ORIDO RACING)も本番はミスにより8位ギリギリの予選通過となったが、練習走行からいい走りをみせた。

 尚、トップで予選を通過したのは関西のベテラン唄和也(ORIGIN Labo.RACING&B-West with GOODYEAR)。鋭い振りと大きな角度で指定通りの理想的な走行ラインを描き、アクセルを入れるタイミングも早く、最高得点をマークした。

【5月27日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走決勝

 単走決勝も予選同様、ストレート区間の適切な位置で振り出し、コーナーに進入することができるかが高得点のカギとなった。

 レーシングドライバーらしい勢いのある飛び込みで高得点をマークした織戸や片岡、そして前日の予選をトップ通過した唄もレベルの高い走りで上位通過を果たした。

 注目のハチロク勢は、織戸に加え、クラッチが滑るというトラブルに見舞われながらも高得点を出した日比野哲也(Team UPGARAGE with DRoo-P)、今大会からハチロクで参戦した谷口信輝(HKS)の3 名とも追走トーナメント進出を決めた。

 しかし予選免除のランキング上位16名の中にも苦戦する選手が続出。今村陽一(NICHIEIレーシングプロジェクト with FALKEN)は、いまひとつ迫力のない走りでボーダーラインに及ばず敗退。また前回の単走勝者である松井有紀夫(Guild n one)は、1 本目にオーバースピードでアウトにはみ出し、マシントラブルを起こして敗退した。さらにランキング2位の古口美範(TeamBOSS with FALKEN)は、2本ともスピンをして敗退という波乱の事態となった。

 そんな中、たかやまけんじ(EXEDY R Magic D1 Racing)は、大きな角度とスピードがのった美しい走行でトップの得点をマークする。高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)も迫力のある走りを見せたが、たかやまには及ばず、たかやまが初の単走優勝を果たした。

たかやまけんじ選手コメント
 「単走優勝は狙っていた。今回勝てるかどうかという自信はなかったが、追走には絶対に行けるという思いがあった。今日は特にスポッターの力が大きかったと感じた。初コースで自分の走りもよくわからない中、スポッターの明確な助言で、思い切った走りができうまくいった。」
■追走トーナメント

 今回の競技区間は、D1 のコース設定ではかつてない長い加速区間が設定された。単走では1コーナーに入ってからの車速が評価ポイントとなり、パワーはあまり重要視されていなかったが、追走になるとパワーと加速力が勝敗を大きく左右する要素となった。

 ベスト4 に進出したのは800ps オーバーの大馬力マシンを駆る、上野高広(ULTRAMAN with Team VERTEX)、斎藤太吾(ダイゴ)、高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)、熊久保信重(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)。いずれも後追い時にはしっかり相手のマシンに合わせる一方で、先行時にはパワーを見せつける戦い方で勝ち上がってきた。

 準決勝の上野vs斎藤の対戦では、斎藤が先行時にコーナー後半で上野を引き離して勝利。続いて高橋vs 熊久保の対戦は、熊久保が先行時に1 コーナーでハーフスピンを喫し高橋が勝利。斎藤は2戦連続、高橋は公式戦では初の決勝進出となった。

 3位決定戦は上野と熊久保が、お互いに譲らない接近ドリフトを見せたが、上野のミスで、熊久保が難なく3位を獲得した。

 決勝1本目は斎藤が先行。高橋もマシンを合わせにいったが、2コーナーでアウトに流されてはみ出してしまう。しかし高橋が先行する2本目で斎藤は1コーナーでオーバーランし、完全にコースアウトしてしまう。結局斎藤のミスで高橋が初優勝を果たした。

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追走トーナメント決勝戦 (左:斎藤太吾 VS 右:高橋邦明)

高橋邦明選手コメント
d1_r02_02.jpg  「今まで追走では自分のミスで負けることが多かったので、自分からは絶対にミスをしないように気をつけていた。なにがあってもついていこうと思っていたのが功を奏した。しかしここまでの12 年、本当に長かった。地元の方、タイヤメーカー、ホイールメーカーの皆さんが飽きずに付き合ってくれた。やっと恩返しが できてちょっと肩の荷が下りた。でも、シリーズチャンピオンもグッドイヤーに捧げたいので、残り5戦も気を抜かず戦っていきたいと思う。」

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観客で埋め尽くされた快晴の鈴鹿サーキット1~2 コーナースタンド席

Text & Photo: D1コーポレーション
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その他

1977年F1日本GP、G..ニルソン車のロータス78がデモラン (Planex)

 クライブ・チャップマン率いるClassic Team Lotus(以下CTL)の日本正規代理店であるプラネックスコミュニケーションズ株式会社は、6月3 日(日曜日 )に神奈川県の大磯ロングビーチ駐車場で開催される「第47回SHCC大磯ジムカーナ」 において、ロータス78のデモランを行います。

lotus78_4.JPG  湘南ヒストリックカークラブ(http://shcc.serio.jp/)は、湘南地域を中心に活動している、老舗のヒストリックカークラブで、初夏と晩秋の年2回、大磯プリンスホテル内のリングビーチ駐車場を舞台に開催されるジムカーナ大会は、毎回多くのエントラントとギャラリーを集める歴史あるイベントとして定着しています。

 今回、CTL Japan代表の久保田克昭のドライブで出走するシャシーナンバー4(JPS-18)のタイプ78は、ナンバー2ドライバーのニルソンのレースカーとして活躍した個体で、1977年に富士スピードウェイで行われたF1世界選手権イン・ジャパンに出場した個体そのもの(当時はインペリアルカラーでした)です。

 また、会場内CTLブースにおきまして、新製品のロータス77Tシャツby Bow.などの販売も予定しております。

      
■ロータス78

lotus78_nilson.jpg  Classic Team Lotus Japanが所有する78は、当時JPS-18と呼ばれたシャシーナンバー4。ナンバー2のニルソンのレースカーとしてドイツGP以降のシーズン後半戦で活躍。1977年に富士スピードウェイで開催されたF1世界選手権日本GPでは、翌年癌で他界することになるニルソンが、生前最後のドライブを披露しているメモリアルマシーンでもある。また、この時だけ塗られたインペリアル・タバコの赤いカラーリングも話題となった。

■ 第47回SHCC大磯ジムカーナ
  • 開催日:2012年6月3日(日曜日)
  • 開催場所:大磯ロングビーチ内特設コース 神奈川県中郡大磯町国府本郷546
  • 内容:1969年までに製造されたクルマ、および同型車によるジムカーナ、スワップミート、クラブミーティングなど
  • 主催:湘南ヒストリックカークラブ
Text: Planex Communications / Photo: Planex Communications, Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦オートポリス フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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Formula Nippon

FN:第3戦オートポリス ロイック・デュバルが今季初表彰台を獲得 (TOYOTA)

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今季初表彰台を獲得したロイック・デュバル

 フォーミュラ・ニッポンの第3戦が5月26日(土)、27日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。

 前戦もてぎからわずか2週間のインターバルで開催される今大会の舞台は、九州のオートポリス。アップダウンの激しいテクニカルコースとして知られる同コースは、路面が全面的に改修され、更にエキサイティングなレースが期待された。

 26日(土)に行われた予選はノックアウト式で実施され、Q1セッション(20分)が午後2時から開始。

 午前中のフリー走行でクラッシュを喫したJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)の出走が心配されたが、メカニックの懸命な作業でアタックに間に合い、8番手でQ1を通過。国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)もコースイン直前にスターターのトラブルに見舞われたが、セッション内に修復し、終盤の一発アタックで11番手に滑り込んだ。

 Q1ではルーキーの安田裕信(KONDO RACING)が惜しくも14番手、嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が16番手、折目遼(SGC by KCMG)が17番手で敗退となった。

 7分間と短いセッションで争われたQ2では、前戦優勝を飾ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がクリアラップを取ることができず、まさかの13番手敗退。共にQ1で苦しいスタートとなったオリベイラと国本もそれぞれ9番手、11番手でQ3進出ならず。

 8台で争われる最終Q3セッション(7分)では、松田次生(TEAM IMPUL)が3番手、大嶋和也(Team LeMans)が4番手。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が6番手。これに平手晃平(Project μ/cerumo・INGING)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が続いた。

 予選後、2番手につけていたドライバーが車検で違反と判定され、全タイム抹消となったため、各車両グリッドは一つずつ繰り上がり、松田は最前列からのスタートとなった。

 27日(日)は好天に恵まれ、気温は26度、路面温度は50度まで上がる中で、午後2時半に決勝レース(54周)がスタート。

 最前列スタートの松田が若干遅れ、これを後続が次々にパス。後方では、オリベイラが嵯峨、折目らと絡んでコースアウト。1周目にしてリタイア。

 3位の大嶋にデュバル、平手が続き、中嶋一貴が7位、松田が8位で序盤戦は進んだ。

 12周目、12位を走行していたロッテラーがヘアピンでオーバーラン。コースへは復帰したが、サスペンションのトラブルに見舞われており、そのままガレージへ向かい、無念の戦線離脱となってしまった。

 15周目、かなり早いタイミングながら中嶋一貴が先陣を切ってピットイン。給油と、リアタイヤのみの交換という奇策でピット停止時間を短縮し、ポジションを上げる作戦に出た。

 17周目に3位走行中の大嶋がピットへ向かうと、中嶋一貴の直前でピットアウト。25周目には松田がピットインし、大嶋と中嶋の間でコースに復帰した。

 他の上位勢はレース中盤までピットを引っ張る一方で、37周目に松田が前を行く大嶋をパス。

 38周目にデュバルがようやくピットインを行ったが、ポジションアップはならず、3位でコースに復帰。4位に松田、その後方では中嶋が46周目に大嶋をパスし、5位に浮上した。

 その後上位の順位変動は無く、デュバルが今季初表彰台となる3位でフィニッシュ。松田が4位、中嶋一貴が5位。大嶋は終盤、平手の猛追を受けたが逃げ切り、6位。平手が7位、国本が8位に入り、Project μ/cerumo・INGINGは2台が揃って今季初ポイントを獲得することとなった。

Text & Photo: TOYOTA
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FN:第3戦オートポリス決勝 塚越広大選手がフォーミュラ・ニッポン参戦4年目にして初優勝を果たす (HONDA)

  • 2012年5月27日(日)・決勝  会場:オートポリス(4.674km)  天候:晴れ 気温:23℃(13:30時点)  路面温度:50℃(13:30時点)  決勝レース:54周(252.396km) コースコンディション:ドライ 観客:1万1650人(主催者発表)

 5月27日(日)、大分県・オートポリスにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝レースが開催されました。

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 昨日、行われた公式予選では、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が従来のコースレコードを2秒以上も更新する1分28秒523を記録してポールポジションを獲得。開幕戦においても、チームメートの#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得しており、今回の予選結果によりHondaエンジンの好調さを改めて印象づけることとなりました。

 ポールシッターの#41 塚越選手に続いて、#40 伊沢選手は4番グリッド、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は9番グリッド、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は11番グリッド、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は14番グリッドを獲得。なお、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は予選で2番手のタイムをマークしましたが、セッション後の再車検でリアウイングの高さがわずかに規定を上回っていたために失格となり、最後尾の17番グリッドから今日の決勝レースに臨むことになりました。

 決勝日の阿蘇地方は晴天に恵まれ、上空には抜けるような青空が広がりました。気温も午後1時30分には23℃まで上昇。シーズン前に再舗装されたばかりの黒々としたアスファルトに強い日差しが照りつけた結果、路面温度は同じ午後1時30分に50℃に達し、厳しい戦いになることが予想されました。

 午後2時30分、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。ポールシッターの#41 塚越選手は順当にトップを守って1コーナーをクリア。さらに、#40 伊沢選手が4番グリッドから抜群のスタートを見せ、#41 塚越選手に続く2番手へと浮上します。#16 山本選手もタイミングよくスタートダッシュを決めると、17番グリッドから実に6番手まで一気にジャンプアップしてオープニングラップを終えました。これに#32 小暮選手が9番手、#10 金石選手が10番手、#31 中嶋選手は14番手で続きます。

 序盤から#41 塚越選手と#40 伊沢選手の2人は速いペースで周回し、首位の#41 塚越選手と3番手との間隔は3周目に2.7秒、5周目に4.1秒、10周目には6.2秒と見る間に広がっていきます。2番手の#40 伊沢選手は懸命に#41 塚越選手を追走しますが、それでもじわじわと差は広がっていき、その間隔は10周目に3.2秒、15周目に4.2秒となります。

 15周目の段階で首位は引き続き#41 塚越選手。2番手は#40 伊沢選手で、#16 山本選手は6番手、#32 小暮選手は9番手となっています。5周目に縁石に乗り上げてスピンを喫した#10 金石選手は13番手に後退したいっぽうで、14番手だった#31 中嶋選手はライバルの脱落もあって12番手となって周回を重ねていきました。

 この周の終わりからピットストップを行うドライバーが表れます。16周目の終わりには#32 小暮選手がHonda陣営ではいち早くピットイン。給油と4本のタイヤ交換を行ってコースに復帰していきます。続いて#16 山本選手は18周目、#10 金石選手は22周目にピットストップ。この結果、レースの折り返しを過ぎた25周目の段階では、トップを快走する#41 塚越選手を筆頭に、#40 伊沢選手は2番手、#31 中嶋選手は7番手、#16 山本選手は10番手、#32 小暮選手は11番手、#10 金石選手は13番手となりました。

 #41 塚越選手と#40 伊沢選手の2人はピットストップを引き延ばして順調に周回を重ね、3番手のライバルをじりじりと引き離していきます。さらに、チームメートとはいえ、#41 塚越選手と#40 伊沢選手は優勝をかけて微妙な駆け引きを繰り返し、その間隔は5秒前後で変わりません。

 上位3名のドライバーがピットストップを行わないまま、レースは終盤に入ります。ここで最初にピットインしたのは#40 伊沢選手。37周目に作業を行うと、いったんは3番手に後退しましたが、ここで2番手に浮上したライバルが38周目にピットストップを行うと、#40 伊沢選手は2番手に返り咲きました。

 後続の動きを見届けた#41 塚越選手は満を持して39周目にピットストップ。給油とタイヤ4本の交換をわずか12.5秒で終えると、誰にも首位の座を譲ることなくコースに復帰します。一方、#31 中嶋選手は40周目まで引き延ばしてからピットストップ。すべてのマシンがピットストップを完了した時点で、#41 塚越選手がトップ、#40 伊沢選手が2番手、#16 山本選手が9番手、#32 小暮選手が10番手、#31 中嶋選手は11番手、#10 金石選手は12番手となりました。

 この後、#41 塚越選手と#40 伊沢選手はさらにペースを上げながら残るラップを周回。最終的には、#41 塚越選手が#40 伊沢選手を7.5秒引き離してトップでチェッカーフラッグを受け、フォーミュラ・ニッポンにデビューして4年目にして初優勝をポール・トゥ・ウインで飾りました。また、#40 伊沢選手が2位入賞を果たしたことにより、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGはチーム設立以来、初となる1-2フィニッシュを達成しました。

 なお、#16 山本選手は9位、#32 小暮選手は10位、#31 中嶋選手は11位、#10 金石選手は12位でそれぞれフィニッシュし、6名のHondaドライバーはそろって完走しました。

 この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算23点でトップに浮上。#40 伊沢選手も17点で3番手に順位を上げました。さらに、2人が所属するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは通算で38点を獲得し、チームによるシリーズポイント争いの首位に立ちました。

 フォーミュラ・ニッポン第4戦は7月14~15日に富士スピードウェイで開催されます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今日の成績は、とにかくうれしいのひと言ですね。昨年は1勝も挙げられなかったので、これでようやくトンネルを抜け出せたように思います。我々Hondaはエンジンを担当しているので、まずエンジンで負けることのないように、パワー、燃費、ドライバビリティの改善を図ってきました。チームとの関係では、これまで勘や経験則に頼っていた部分をデータで詳細に解析できるよう、協力して作業を進めてきました。これにより、短時間で状況を改善できたと思います。この後は勝ち続けたいところですが、次のレースは苦手としている富士なので、これからの1カ月間でさらにデータを整理し、シャシーもエンジンもベストな状態に仕上げて戦いに臨みたいと思います」
塚越広大選手(優勝 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「優勝することができて本当にうれしいです。チームスタッフ、Hondaスタッフ、そして応援してくれたファンのみなさまに、やっと優勝をプレゼントすることができてよかったです。今日はスタートさえうまくいけば勝てると思っていたので、まずは落ち着いて、スタートをしっかり決めることに集中しました。1周目を無事トップで回れたので、あとはプッシュして後続を引き離すことを考えて走りました。伊沢選手が後ろにいるのは分かっていましたし、ずっと同じようなペースで走っていたので、1度のミスで簡単に差が縮まると思っていました。長く感じるレースでしたが、最後まで気持ちよく走り切ることができました。最後まで攻め続けられるマシンを仕上げてくれたチームに感謝しています。ドライバーポイントでもトップに立てたので、この勢いで今後も勝っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」
伊沢拓也(2位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「昨日の予選ではポールポジションを塚越選手に奪われ、自分もミスが多くて4番手スタートになってしまい、悔しい気持ちでいっぱいでした。今日は気持ちを切り替え、スタートにとても集中しました。完ぺきなスタートが切れ、2台を一気にパスすることに成功できたことが、今日の2位という結果につながったのだと思います。ただ、1-2フィニッシュを飾れてうれしいですが、チームの先輩として、塚越選手よりも先に優勝したかった、という思いがあるのも正直な気持ちです」
Text & Photo: HONDA
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FN:第3戦オートポリス決勝記者会見 トップ3と優勝チーム監督のコメント

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優勝 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r03_r_pc_tsukakoshi  「優勝をホンダさん、ダンディライアンにプレゼントできて良かったです。スタートさえうまくいけば、決勝のペースには自信がありました。毎周プッシュをして後ろとのギャップを築けるようにがんばっていました。後ろが伊沢さんで途中ミスをすれば縮まるので長いレースに感じました。耕太郎さん(田中耕太郎エンジニア)にも感謝したいと思います。ゴールした瞬間は涙が出ました。勝つ勝つといいながら4年目になってしまったのでうれしさとほっとした気持ちをかみしめながら走っていました。耕太郎さんには叫べと言われたんですが、最高のクルマだったと伝えました」
決勝2位 伊沢拓也(ダンディライアン)
fn_r03_r_pc_izawa  「昨日は塚越にポールを取られたので悔しかったです。スタートに集中していたのがこの結果につながったと思います。塚越が見えて2人のバトルを感じながら走っていました。村岡さんに迷惑をかけたので1-2をプレゼントできてうれしいです。ダンディライアンに長くいる自分の方が早く優勝したかったですね」
決勝3位 ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)
fn_r03_r_pc_duval  「3位になれて感謝しています。今週末はいいレースができたと思います。レース中は燃料をセーブして走り、3位という結果には満足しています」
優勝チーム監督 村岡潔(ダンディライアン)
fn_r03_r_pc_muraoka  「皆さんにお礼をしたいです。ホンダとしてもチームとしても勝てなくて、ドコモにも迷惑をかけていました。一昨年の鈴鹿でロイックが勝ったのが最後で、ロイックがチームに与えてくれたものを塚越と伊沢が引き継ぎ、彼も3位でここにいるのに運命を感じています。できれば塚越と伊沢2人に勝たせてあげたかったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第3戦オートポリス決勝 塚越広大がポールトゥウインで初優勝、2位も伊沢拓也でダンディライアンが1-2!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦は27日、54周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした塚越広大(ダンディライアン)が終始レースをリード。同レース参戦以来、初優勝を飾った。

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 午後になってもオートポリスは快晴。気温も高くなってきた。14時30分、フォーメーションラップが始まり、グリッドオンを経てシグナルブラックアウトでスタートが切られた。

 すばらしいスタートでホールショットを奪ったのはポールポジションの塚越広大(ダンディライアン)。予選2位の松田次生(インパル)は出遅れ中段に埋もれてしまった。代わって2位に上がってきたのが予選4位の伊沢拓也(ダンディライアン)、3位には予選順位のまま大嶋和也(ルマン)が付ける。

 オープニングラップの3コーナーでジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の3台が絡むアクシデントが起き、早々にレースを終える。

 1周を終わってトップは塚越、2位伊沢、3位大嶋、4位ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、5位平手晃平(セルモ・インギング)。そして6位にはなんと最後尾スタートの山本尚貴(無限)が上がってきた。

 トップの塚越は後続をを引き離しにかかる。3周目には伊沢との差を1.8秒、8周目には3秒離し、20周目あたりからは5~6秒の差をつけてレースをリード。

 伊沢が37周を、塚越が39周を終わって給油と4輪のタイヤ交換のためピットイン。それぞれ13.3秒、12.5秒の作業時間でコースに復帰するも、この2人の5秒強の差は変わらず、トップは塚越、2位伊沢のままでレースは終盤も推移した。

 結局、レースはこのまま終了。塚越は最終的に2位伊沢との差を7.5秒まで広げてフォーミュラ・ニッポン初優勝を飾った。2位にはチームメイトの伊沢でダンディライアンが1-2。ホンダエンジン搭載車にとっても今季初優勝となった。

 4位でレースを始めたデュバルは、17周目と早い段階で3位を走る大嶋がピットに入ったため3位に上がると、コース復帰をした大嶋のペースが上がらなかったため、38周目に給油しピットアウトすると大嶋の前でコース復帰。3位の順位をキープしたままレースを終えた。

 4位には、スタートで8位まで順位を落としたもののその後、粘り強い走りで速いタイムを刻み続けた松田が入った。

 5位は中嶋一貴。昨年フォーミュラ・ニッポン参戦以来続いていた連続表彰台が途絶えた。

 6位は序盤、3位を走っていたもののピットアウト後のペースが上がらず、松田、中嶋一貴にかわされた大嶋が入った。

 優勝した塚越はポールポジションの1ポイントと併せてこのレース11ポイントを獲得。ドライバーズポイントを23ポイントと伸ばし、この時点でポイントリーダーに立った。

 第4戦は7月15日決勝。舞台をフジスピードウェイに移して開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
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FN:第3戦オートポリス決勝結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/27) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E541:23'21.266
240伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E547.518
38ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K5415.304
420松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K5420.424
52中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5434.987
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K5444.204
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5444.895
839国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K5448.974
916山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E5454.007
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E5454.617
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E541'07.738
1210金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E541'18.935
13*3安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K531Lap 
---- 以上規定周回(48 Laps)完走 ----
-1アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1242Laps
-19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K054Laps
-62嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K054Laps
-18折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K054Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 安田裕信(KONDO RACING) 1'29.994 (42/52) 186.972km/h
  • CarNo.3は、2012年フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条11.(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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FN:第3戦オートポリスフリー走行2回目 予選9位の小暮卓史がトップタイム

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦は27日午前、決勝へ向けてのフリー走行を行い、小暮卓史(ナカジマ)がトップタイムを記録した。

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 明けて27日、早朝からオートポリスは雲一つ無い好天に恵まれ、絶好のレース日和となった。9時から決勝をにらんでの30分間のフリー走行2回目が行われた。

 フリー走行序盤から、トップに立ったのは早々に1分30秒716を出した小暮卓史(ナカジマ)。昨日の予選タイムからみてもかなり速いペースだ。

 このタイムはフリー走行終了まで上回るドライバーは現れず、予選9番手に沈んだ小暮がトップでこのセッションを締めくくった。

 予選13位だった安田裕信(コンドー)も早々に出した1分30秒716で2位。3位にはノックアウト予選Q2で敗退したディフェンディングチャンピオンのアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分31秒272でつける。

 ポールポジションの塚越広大(ダンディライアン)は11位、予選2位の松田次生(インパル)は7位、予選で2位につけたものの車両規定違反で無念の失格となった山本尚貴(無限)は13位、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)は9位でフリー走行を終えた。

 各マシンとも決勝のシミュレーションを行っているため燃料搭載量は不明。フリー走行の結果で、決勝での仕上がり具合を判断することはできない。

 決勝は本日27日、14時30分より54周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
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FN:第3戦オートポリス フリー走行2回目結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/27) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'30.716--185.48
23安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'30.8390.1230.123185.23
31アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'31.2720.5560.433184.35
431中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'31.2990.5830.027184.30
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'31.3020.5860.003184.29
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'31.3070.5910.005184.28
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'31.4210.7050.114184.05
840伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'31.5580.8420.137183.78
92中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'31.5590.8430.001183.78
1020松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'31.6230.9070.064183.65
1141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'31.7781.0620.155183.34
1210金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'31.7951.0790.017183.30
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'31.9311.2150.136183.03
147大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'32.0901.3740.159182.72
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'32.2991.5830.209182.30
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'32.5151.7990.216181.88
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'32.9112.1950.396181.10
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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FN:第3戦オートポリス予選 塚越広大選手がポールポジションを獲得 (HONDA)

  • 2012年5月26日(土)・予選  会場:オートポリス(4.674km)  天候:曇り  気温:20℃(14:00時点) 路面温度:28℃(14:00時点)  コースコンディション:ドライ  観客:5455人

 5月26日(土)、大分県・オートポリスにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の公式予選が行われました。

 フォーミュラ・ニッポンが年に1度、開催されるオートポリスは、雄大な阿蘇山系に囲まれた緑豊かなレーシングコースです。コーナーは低中速が中心となりますが、これとアップダウンが絡み合い、ドライバーにとってはチャレンジングなサーキットとなっています。

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 今シーズンに先立ち、オートポリスは舗装の全面的な改修を実施しました。従来は「バンプ」と呼ばれる路面の凹凸が少なくありませんでしたが、再舗装によってこれらが平滑になり、予選上位のラップタイムは昨年より2秒近く短縮。また、バンプに捕らわれないドライビングが可能となるため、走行ラインがより自由に選べるようになり、決勝では今まで以上に白熱したバトルが繰り広げられることが期待されます。

 午前9時30分から1時間にわたって行われたフリー走行では、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分29秒530を記録して3番手に立ち、Hondaドライバーのなかで最上位となりました。しかも、トップとの差は0.162秒しかなく、公式予選での逆転に期待がかかります。また、チームメートの#40 伊沢拓也選手も#41 塚越選手と0.064秒差で、僅差の4番手と好調さをアピールしました。以下、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は7番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は8番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は13番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は15番手という結果で公式予選に臨みました。

 今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる公式予選を3つのセッションに分割、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決められます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果に従って決定されます。

 午後2時に始まったQ1では、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2人が引き続き好調で、#41 塚越選手がトップ、そして#40 伊沢選手が2番手につけました。さらに#16 山本選手は7番手、#32 小暮選手は10番手、#10 金石選手は12番手、#31 中嶋選手は15番手となりました。この結果、#31 中嶋選手は惜しくもQ2進出はなりませんでしたが、残る5人のHondaドライバーはそろってQ2進出を果たしました。

 Q2でもDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2人がトップ2を独占。順位は、またも#41 塚越選手がトップで、#40 伊沢選手は2番手となりました。#16 山本選手はQ1よりひとつ順位を落として8番手となったものの、#41 塚越選手や#40 伊沢選手とともにQ3進出を決めます。一方、#32 小暮選手は10番手、#10 金石選手は12番手となり、この段階で決勝でのスターティンググリッドが確定しました。

 Q3でも、引き続き好調を維持した#41 塚越選手は1分28秒523をマークし、見事、ポールポジションを獲得します。しかも、従来のコースレコードである1分30秒582を大幅に塗り替えて、新記録を樹立しました。また、#16 山本選手も1分28秒942を記録して、予選2番手につけました。なお、Q2まで好調だった#40 伊沢選手は、ポールポジションを目指して懸命のアタックを行っていたところで姿勢を乱し、1分29秒380のタイムで予選5番手となりました。

 しかし、公式予選終了後の再車検で、#16 山本選手のマシンが寸法規定を満たしていないことが判明したため、予選タイムが抹消される判定が下されました。

 この結果、予選の総合結果としては#41 塚越選手がトップで、以下、#40 伊沢選手は4番手、#32 小暮選手は9番手、#10 金石選手は11番手、#31 中嶋選手は14番手となり、#16 山本選手は17番手と決まりました。

 27日(日)は、午前9時から30分間にわたりフリー走行を行ったのち、午後2時30分、54周で競われる決勝レースのスタートが切られます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「オートポリスは、これまでもHondaが得意としてきたサーキットです。そういう意味では今回も期待して、今日のフリー走行と予選に臨みましたが、走り始めは再舗装された路面にセッティングを合わせ込むのが難しく、また路面コンディションも少しずつ変化していったため、フリー走行では思うような結果を残せませんでした。その後、収集したデータをもとにセッティングを進めていき、予選にはいい状態で臨むことができました。結果としてポールポジションが得られたことには深い満足感を覚えています。明日の決勝では、タイヤのパフォーマンスをどう引き出すかが、勝負を分けるポイントの1つになりそうです。Hondaとしては、前半から積極的にリードを広げていき、ピットストップでも順位が入れ替わることのないレース展開を目指します。明日の決勝でも6名のHondaドライバーに熱い声援をお願いします」
塚越広大選手(ポールポジション #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「オートポリスは一昨年、昨年と調子がよかったので、今大会も好調で迎えられればいいな、と思いながら臨みました。フリー走行ではセッティングが万全ではなかったのですが、どこを修正すればよくなるか……という感触はつかんでいました。そのセッティング修正が奏功し、Q1、Q2と路面状況にアジャストした走りができ、Q3でベストタイムも出せてよかったです。明日の決勝も、いいイメージを維持して、スタートからいい流れで思いきり走りたいと思います」
Text & Photo: HONDA
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FN:第3戦オートポリス公式予選 2位の山本尚貴、車両規則違反で失格

 公式予選終了後に行われた再車検で山本尚貴(無限)の車両にウイング高違反が見つかり、全予選タイム抹消となった。

 このため、2位以下の予選順位が繰り上がり、2位に松田次生(インパル)、3位には大嶋和也(ルマン)となった。

Text: Yoshinori OHNISHI
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FN:第3戦オートポリス公式予選記者会見 トップ3のコメント

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ポールポジション 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r03_q_pc_tsukakoshi  「今年もポールポジションを取れてうれしいです。フリー走行では完全じゃなかったのでセッティングを変更して予選に臨みました。その変更が思ったとおりいい方向にいきました。Q1からQ3にかけ、路面状態に合わせてアジャストしました。明日は鈴鹿の決勝が良かったのでそれをイメージしていきたいと思います」
予選2位 山本尚貴(無限)
fn_r03_q_pc_yamamoto  「ここに来られるとは思っていませんでした。Q3が終わって2番手と言われたときはびっくりしました。2戦終わってここに来るまでクルマを変えてきたんですが、フリー走行では思ったより手応えがつかめなくて、予選までにセッティングをまた修正しました。Q1、Q2でも思ったように手応えがなく、7番手に上がることができなくて、Q3に向けてセッティングを変更したのがすごく良かったです。Q3はミスも無くポジションが上げられると思っていました。フリー走行の段階からQ3レベルのクルマができていればもっとタイムは上げられたと思います」
予選3位 松田次生(インパル)
fn_r03_q_pc_matsuda  「クルマの調子は悪くなくてポールを狙えるかなと思っていましたが、ニュータイヤを履いたらタイムが上がらなくなって、スクラブをしたりしていましたが、フロントタイヤが曲がらないので苦労しました。Q2でスピンをして終わったと思いましたが、Q3に残れて良かったです。2人に負けたのは悔しいですが、クルマは悪くないので、あした挽回したいと思います。路面も変わっていますし未知数です。中古タイヤのタイムは悪くないので、チャンスがあればトップを狙いたいと思います」

※この会見は暫定順位によるものです。この後、山本尚貴選手の車両に規則違反(ウイング高越)がみつかり失格となっています。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第3戦オートポリス公式予選 ホンダ勢が逆襲! ポールポジションは塚越広大

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦は26日、大分県のオートポリスでノックアウト方式の公式予選を行い、1分28秒523で塚越広大(ダンディライアン)がポールポジションを獲得した。

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 午後になるとオートポリス上空の雲は厚くなってきた。しかし雨は落ちず、終始ドライでのノックアウト予選となった。Q1で14位以下が、Q2で9位~13位が、Q3で上位8台のスターティンググリッドが決定する。

■Q1

 ノックアウト予選Q1は14時より20分間。

 開始7分に、フリー走行から好調の松田次生(インパル)が午前中のトップを上回る1分29秒327を記録し、このセッションのリーダーとなる。

 この後、全車ピットインをしこのセッション最後のアタックが始まる。ここでトップに立ったのは塚越広大(ダンディライアン)で1分29秒229。しかしこれをチームメートの伊沢拓也(同)が1分28秒928と28秒台に入るタイムで逆転。しかし、塚越はさらにタイムアップ。1分28秒692と圧倒し、このセッションをトップで締めくくった。

 2位には伊沢、3位にはタイムを1分29秒327まで縮めた松田が入った。

 安田裕信(コンドー)、中嶋大祐(ナカジマ)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)がこのセッションでノックアウトされ14位~17位のグリッドが決定した。

■Q2

 Q1終了から10分のインターバルで7分間のQ2が始まった。まずは伊沢が1分29秒112でトップに立つも、Q1と同じく塚越がこれを1分28秒856で逆転、このセッションもトップで締めくくった。2位には伊沢、3位にはロイック・デュバル(キグナス・スノコ)が入った。

 このセッションでは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)、小暮卓史(ナカジマ)、国本雄資(セルモ・インギング)、金石年弘(リアル)、そしてなんとアンドレ・ロッテラー(トムス)がノックアウトされ、9位から13位のグリッドが決定した。

■Q3

 Q2から10分のインターバルで最終のQ3も7分間。やはり早々にアタックを開始した松田が1分29秒017でトップに立つ。これを1分 28秒523と本日最速となるタイムで逆転したのが好調の塚越。ノックアウト予選全セッションを制し、ポールポジションを確定した。

 2位に入ったのはなんとQ2を最下位の8位で通過した山本尚貴(無限)。ホンダエンジン勢が1-2を決めた。3位には松田が滑り込み、4位以下は、大嶋和也(ルマン)、伊沢、デュバル、平手晃平(セルモ・インギング)、中嶋一貴(トムス)の順で、1~8位のグリッドが決定した。

 決勝レースは明日27日、14時30分より54周で争われる。

※再車検で山本尚貴(無限)の車両がウイング高違反で失格となった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
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FN:第3戦オートポリス公式予選総合結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/26) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'28.6921'28.856R1'28.523
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'29.3271'29.5741'29.017
37大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'29.6931'29.6431'29.182
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'28.9281'29.1121'29.380
58ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'29.6031'29.3431'29.625
638平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'30.2461'29.5851'29.663
72中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'29.8421'29.3851'29.903
819ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'29.7071'29.954
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'30.0031'29.991
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'30.2071'30.001
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'30.2221'30.594
121アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'29.4611'31.535
133安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'30.384
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'30.816
1562嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'31.736
1618折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'32.422
-*16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12Edeleteddeleteddeleted
  • CarNo16は、国内車両規則フォーミュラ第13章2.10.1(ウイング高越)違反により、全予選タイム抹消とする。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。従来のコースレコード: 1'30.582
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FN:第3戦オートポリス ノックアウト予選Q3結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/26) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'28.523--190.08
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'28.9420.4190.419189.18
320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.0170.4940.075189.02
47大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8KR1'29.1820.6590.165188.67
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'29.3800.8570.198188.26
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8KR1'29.6251.1020.245187.74
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'29.6631.1400.038187.66
82中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.9031.3800.240187.16
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。従来のコースレコード: 1'30.582
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FN:第3戦オートポリス ノックアウト予選Q2結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/26) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'28.856--189.37
240伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'29.1120.2560.256188.82
38ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8KR1'29.3430.4870.231188.33
42中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.3850.5290.042188.25
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.5740.7180.189187.85
638平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'29.5850.7290.011187.83
77大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8KR1'29.6430.7870.058187.70
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'29.7160.8600.073187.55
---- 以上Q3進出 ----
919ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.9541.0980.238187.06
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'29.9911.1350.037186.98
1139国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'30.0011.1450.010186.96
1210金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'30.5941.7380.593185.73
131アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'31.5352.6790.941183.82
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。従来のコースレコード: 1'30.582
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FN:第3戦オートポリス ノックアウト予選Q1結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/26) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'28.692--189.72
240伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'28.9280.2360.236189.21
320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.3270.6350.399188.37
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.4610.7690.134188.09
58ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8KR1'29.6030.9110.142187.79
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8KR1'29.6931.0010.090187.60
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'29.6941.0020.001187.60
819ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.7071.0150.013187.57
92中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.8421.1500.135187.29
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'30.0031.3110.161186.95
1139国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'30.2071.5150.204186.53
1210金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12ER1'30.2221.5300.015186.50
1338平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'30.2461.5540.024186.45
---- 以上Q2進出 ----
143安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8KR1'30.3841.6920.138186.17
1531中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'30.8162.1240.432185.28
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'31.7363.0440.920183.42
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'32.4223.7300.686182.06
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'34.9006.2082.478177.31
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。従来のコースレコード: 1'30.582
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Formula Nippon

FN:第3戦オートポリスフリー走行1回目 新舗装でレコードラッシュ、トップフォーミュラのレコードをも上回り中嶋一貴がトップ発進!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦が26日、大分県のオートポリスで開幕。午前中に行われたフリー走行1回目では、新舗装路面でコースレコードラッシュとなる中、現在ポイントリーダーの中嶋一貴が1分29秒368でトップタイムを記録した。

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 今年もフォーミュラ・ニッポンは関門海峡を渡り、大分県のオートポリスにやってきた。夜半に降った雨も上がり、サーキット上空は曇り。時折、太陽も顔をのぞかせる中、ほぼドライ路面のコンディションで9時30分、フリー走行が1時間にわったって行われた。

 オートポリスは今年3月に再舗装が行われ、ビッグイベントでは初のレースとなる。序盤、フリー走行をリードしたのは平手晃平(セルモ・インギング)。1分35秒344、32秒725、32秒106とタイムを縮めタイミングモニターのトップに立つ。

 しかし開始16分、このタイムを更新したのは、このコースのコースレコード1分30秒582を上回る1分30秒384をたたき出したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。

 新路面はスムーズだが、しかし各ドライバーともマシンをスライドさせてスリッピーなようだ。こんな中、さらにタイムアップをはかるオリベイラが1コーナー先でクラッシュパッドに直行。マシンはフロントウイングを失ない、リアウイングも曲がるほどのダメージを受けた。このため赤旗が提示され、フリー走行は中断した。

 フリー走行再開は10時7分から。再開直後、ディフェンディングチャンピオンのアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分30秒114をたたき出し、トップに躍り出る。なんとこのタイムは1991年のF3000時代に中谷明彦がローラT90で記録したトップフォーミュラ、コースレコードの1分30秒124を21年ぶりに上回るものだ。

 残り5分を切ったところで順位は大きく動き出す。今シーズンから復帰した元チャンピオンの松田次生(インパル)が渾身のアタックを行い、1分29秒484とタイムを大幅に更新、トップに立った。

 しかし、このタイムをも上回ったのが現在ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)。最後の最後に1分29秒368をたたき出し、僅差で松田を逆転。このセッションをトップで締めくくった。

 2位は松田。3位には塚越広大(ダンディライアン)が1分29秒530で着け、4位はチームメートの伊沢拓也(同)で1分29秒594。ロッテラーは自身のタイムを1分29秒628まで縮めるも5位まで順位を落とした。

 新舗装効果のため、フリー走行の段階で上位11人までがコースレコードを上回るという、レコードラッシュのセッションとなった。

 公式予選はノックアウト方式でこの後、14時より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
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Formula Nippon

FN:第3戦オートポリス フリー走行1回目結果

SUPER 2 & 4 RACE -RIJ- (2012/05/26) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 3 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
12中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.368--188.28
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'29.4840.1160.116188.04
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'29.5300.1620.046187.94
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'29.5940.2260.064187.81
51アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'29.6280.2600.034187.74
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8KR1'30.1670.7990.539186.61
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'30.2670.8990.100186.41
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'30.3731.0050.106186.19
919ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'30.3841.0160.011186.17
1038平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8KR1'30.4581.0900.074186.01
118ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8KR1'30.4701.1020.012185.99
123安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'30.7091.3410.239185.50
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'30.7731.4050.064185.37
1439国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'30.8051.4370.032185.30
1510金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'30.9401.5720.135185.03
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'32.2802.9121.340182.34
1718折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'33.1943.8260.914180.55
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'35.6246.2562.430175.96
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'30.582
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その他

世界カート選手権第1大会鈴鹿二日目 ベテラン#20フォレが3年ぶりの優勝!#4佐々木大樹は惜しくも優勝を逃す。

鈴鹿サーキット南コースで開催された世界カート選手権2日目は、1日目と同様のスケジュールでレース3、レース4が行われた。
レース3をトップでフィニッシュしたのは#4佐々木大樹(KOSMIC RACING DEPT)だったが、ゴール後に反則スタートの裁定が下り、惜しくも4位に後退。
これにより2番手でフィニッシュした#2フラビオ・カンポネスキ(TONYKART RACING TEAM)が1位に繰り上がり、昨日に続いて3連勝を達成することになった。
レース4では上位4台による熾烈なドッグファイトが最後まで続けられたが、ファイナルラップでアクシデントが発生、この結果37歳のベテラン、#20ダビデ・フォレ(CRG S.P.A.)が鈴鹿では3年ぶりの勝利をものにした。
(天候:曇り コース:ドライ)

第3レースのスタートシーン

快晴の下で行われた1日目とは違い、大会2日目は時折小雨の落ちてくる難しいコンディション。それでもコース上は終始ドライのまま、全クラスの走行が消化された。
KF1クラスで行われる世界選手権はこの日も朝の1周計測のタイムトライアル(クオリファイングプラクティス)の順位を元に分けられた3つのグループが総当たり戦で予選レース(クオリファイングヒート)を行うスケジュール。
ここでは#36マックス・フェルスタッペンが総合トップ、#4佐々木が3位、#9カロル・バスが3位という結果になった。

予選レースではB-C組のヒートを#4佐々木、A-C組のヒートを#36フェルスタッペン、A-B組のヒートを#14フリッチ・ティニが制し、予選総合結果は#14ティニ、#36フェルスタッペン、#4佐々木の順に。ここまで2連勝中の#2カンポネスキが4番手から決勝レース3をスタートすることになった。

第3レースの表彰式。そこにトップでゴールした佐々木の姿は無かった

決勝レース3は午後3時25分にローリング開始。
スタートで4位に後退した#4佐々木は6周目のヘアピンで3位、9周目の4コーナーで2位と着実に順位を上げ、14周目の最終コーナーで#36フェルスタッペンのインに飛び込んで遂にトップに浮上する。
そこから20周目のゴールまでは、#36フェルスタッペンを抜いて2位に上がってきた#2カンポネスキの激しい追い上げを受けるが、佐々木は最後までトップを守りきってフィニッシュ。
これにより日本人としては昨年の金丸悠に続いて二人目のウィナーが誕生したかに思われたが、ゴール後、佐々木に対して反則スタートの裁定が下され、3秒が加算されることに。これにより#4佐々木は4番手から次の決勝レース4に臨むことになってしまった。
代わって表彰台の最上段には昨日2連勝している#2カンポネスキが上がることになった。これで開幕3連勝を達成だ。

第4レースのスタートシーン

併催のFP-jr、KF2クラスの決勝に続いて午後5時35分からスタートした決勝レース4は、ポールポジションからスタートした#2カンポネスキが1周目のヘアピンで#36フェルスタッペンに押し出される格好でコースアウト、一気に14番手まで後退する波乱で幕を開けた。
これによりトップ争いは#14ティニ、#36フェルスタッペンの2台によって展開されることになった。少し離れて3番手には#20フォレが浮上。#4佐々木もスタートで順位を落としたが、5周目の25Rでスタート順位の4位まで挽回してきた。

第4レースの表彰式

テール・トゥ・ノーズで周回を重ねる#14ティニと#36フェルスタッペン、そこから少し離れて#20フォレ、#4佐々木が後を追うという状態で周回は進み、ファイナルラップを迎えた。
ここで動いたのが#36フェルスタッペンだ。
1コーナーでブレーキを遅らせて#14ティニのインに飛び込むfが、このアタックは強引過ぎた。#14ティニをグラベルに押し出す結果となり、この間に#20フォレ、#4佐々木が2台をかわしていく。トップに立ったのは#4佐々木だ。
しかし#4佐々木は2コーナーを立ち上がる際にフェルスタッペンに激しく追突されてフレームにダメージを負っており、コースに留まるのがやっとの状態。
到底#20フォレの追撃を退けられるような状態ではなく、ヘアピンであっさりインをとられて2位に後退、そこからは完走を目指して走らざるを得なかった。

これにより、#20ダビデ・フォレが2008年以来の鈴鹿での優勝をものにした。

ランキング首位のフラビオ・カンポネスキのコメント
「ずっといい結果が続いて、本当に良い週末でした。3連勝できたし、4戦目もいい結果でした。この流れをそのまま引き継いで、マカオでもいい結果を残し、チャンピオンシップを狙いたいです。今日の第4レースは良いスタートを切ったんですが、1周目で僕がミスをしてしまい、コースをワイドに膨らんでしまいました。それでも、その後の展開で速さを見せることは出来ていたと思います」

2位の佐々木大樹のコメント
「1レース目はトップでフィニッシュできましたが、自分のミスでペナルティを貰ってしまって反省しています。今週末はチームが頑張っていいクルマを用意してくださったお陰で、良いレースが出来ました。マカオでも去年勝っていますし、今日の1回目のレースでは結果こそ残念でしたが、レース展開自体はうまくもっていけたので、自信はあります。ただ、フラビオもマカオは速いので、結果はそのとき次第でしょうね。とにかく一生懸命頑張るだけです」

ランキング3位のフリッチ・ティニのコメント
「ずっと良い週末をおくれて、自分もクルマも順調でしたが、勝つことは出来ませんでした。でもマカオではチャンスがあると思っています。フラビオや佐々木やダビデなど強いドライバー達がいるので勝てるかどうかまでは分かりませんが、とにかく頑張ります」

第4戦で優勝したダビデ・フォレのコメント
「2008年のスーパーKFクラスでの勝利以来の優勝です。鈴鹿は僕にとって相性のいいコース。ここでの勝利は僕にとってもチーム全員にとっても励みになります。KF1の世界選手権はチャレンジしがいのあるカテゴリーです。年齢のこと、体重のこと等、大きな賭けになると思っていましたし、準備や走り込みが充分かどうか不安を抱えたままここに来ました。強力なドライバーが多く、苦戦を覚悟していました。その中で、できるだけいいモノを揃え、ディティールにこだわって取り組むことを心がけました。それを考えれば、今回は良い週末を送れたと思います」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

 

スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO決勝記者会見 各クラスウイナーのコメント

GT3クラス #1谷口信輝
st_r03_r_pc_gt3  「今回はファリークがスタートのミスもあって、その後に大きく順位をおとした。そのあと我慢して走ったら他チームのトラブルに助けられて順位が上がった。運だけで勝てたレースで反省点が多い(ファリークだけ)(笑)引きずらないように反省して次戦につなげたい。3連勝というリザルトは残ったので、残るのは結果だけですから(笑)」
GT3クラス #1ファリーク・ハイルマン
 「#24GT-Rの後ろについて離れないように頑張っていたら、GT-Rがその前のNSXを急によけたのでブレーキングしたら、3コーナーでスピンしてしまった」
ST-1クラス #3峰尾恭輔
st_r03_r_pc_st1  「ST2から今年はST1のZを復活させて、開幕戦と2戦はトラブルで不甲斐ないレースでしたが、3戦目にして走り切れてレースが出来たので感謝しています。嬉しい優勝なので、第4戦からはチャンピオン争いに加わりたいですね」
ST-2クラス #20阪口良平
st_r03_r_pc_st2  「開幕戦はリタイヤなので2連勝してもポイントを追いかけてる状態です。土曜日はクルマがよくなかったんですが、セットで流れが良かったですね。Cドライバーの花岡選手は今回は乗るチャンスがなかったのは残念でしたが、流れが良くなってきてるので最終戦まで持ち込んでタイトルを決めたいです」
ST-3クラス #14小松一臣
st_r03_r_pc_st3  「ポールtoウィンで勝てましたが、奇跡的にRX-7と相性の良かったSUGOのコースレイアウトのおかげです(笑)次戦も頑張りたいですね」
ST-4クラス #38藤村正樹
st_r03_r_pc_st4  「今季フル参戦が初で,SUGOも初めてでした。ドライバーとスタッフの協力があって初優勝できました。西に戻って残りの1戦1戦をとりこぼしなくシリーズを狙いたいです。タイヤも厳しかった中で自己ベストタイムが出せました」
ST-5クラス #36添田正
st_r03_r_pc_st5  「もてぎは燃費がきつかったんで負けて2位でした。今回はPPからトップを狙いたかったんですが、決勝のスタートまではうまくいきました。1回のピットをイエローコーションの間で済ませて、あとは2人がリードをきづいて逃げ切れました。あと、井尻選手が誕生日で勝てて良かったですね(笑)」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO決勝 GT3クラスはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(谷口信輝/ファリークハイルマン/ドミニクアン組)が3連勝!

 スーパー耐久第3戦SUGOスーパー耐久3時間レースは20日、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGO(3.704256km)で3時間の決勝レースが行われた。予選2番手からスタートしたGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(谷口信輝/ファリーク・ハイルマン/ドミニク・アン組)が116周を走りきり3戦連続の総合優勝を遂げた。(観客動員数3,100人)

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 この日のSUGOは気温24度、路面温度47度を記録する気候の下、13時38分に3時間レースはフォーメーションラップからローリングスタートが切られた。

 スタート直後の3コーナーで#35と#62の2台を含んだ多重クラッシュが発生し、この2台のパーツがコース上に散乱したためスタート1分後から約10分間のSCカーランとなる。

 このSCを利用してピットストップを行なった#3、#80、#15などは3人のドライバーのうちスタートドライバーはわずかな周回でレースを終えるという展開となった。

 序盤は#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/メルビン・モー/ジョノ・レスター組)のレスターがリードし後続をジリジリと引き離しにかかる。

 12周目の3コーナーで4位を走行していた#1のハイルマンがスピンしグラベルにつかまり大きなタイムロス! ほとんど最後尾まで順位を落としてしまう。

 37周目にトップの#28がピットイン。しかしマシンはそのままガレージに入れられ右リアサスペンションの修復作業を強いられる。

 これでトップは#16のZ4となり、50周目にはST1クラスの#3のZが総合のトップに立つ。

 しかし63周目には#1のGT3がトップに立ち、3時間のレースで116周を走りきり、大逆転の開幕3連勝飾った。

 2位にはニューカマーの#16ケーズフロンティアBMWZ4GT3(阿部翼/横溝直輝/西田裕正組)がドライブスルーのペナルティを受けながらも、前戦の3位表彰台に続いて連続の表彰台にあがった。

 注目の#24GTRも決勝レースに駒を進めたが、24周目からマシンの修復で相当なタイムロスとなり79周を走破したが規定の周回数には届かず・・・。

 ST1クラスは総合3位に#3ENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)が今季初優勝。

 ST2クラスはディフェンディングチャンピオンの#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)がもてぎに続き2連勝。

 ST3クラスは#14岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信組)ポールtoウインで今季初優勝。

 ST4クラスは#38 TRACY SPORTS S2000(藤村政樹/藤田竜樹/筒井克彦組)が今季初優勝。

 ST5クラスは#36エンドレスアドバントラストヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)が開幕戦以来の2勝目を挙げた。

 次戦第4戦は、舞台を岡山県の岡山国際サーキットに移し、9月26日に決勝レースが行われる。

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2012/05/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
1GT311PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
谷口 信輝
ファリーク・ハイルマン
ドミニク・アン
1163:00'48.141
2GT32*16ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼
横溝 直輝
西田 裕正
1161'17.258
3ST-113ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔
谷口 行規
高木 真一
1151Lap
4ST-129Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知ロバート
千代 勝正
岡本 武之
1142Laps
5ST-2120RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
花岡 翔太
1124Laps
6ST-3114岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
1115Laps
7ST-1325SAMURAI Porsche
PORSCHE 997
土屋 武士
渋谷 彰良
神取 彦一郎
1115Laps
8ST-3234asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1115Laps
9ST-3380PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹
佐藤 晋也
小林 敬一
1115Laps
10ST-3477B-MAX・Z33
NISSAN FAIRLADY Z
ドラゴン
山内 英輝
清水 隆広
1106Laps
11ST-226新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1106Laps
12ST-3515岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明
田中 徹
山崎 学
1106Laps
13ST-3639TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一
川口 正敬
植田 正幸
1106Laps
14ST-37*5岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔
安宅 徳光
白井 剛
1106Laps
15ST-3870Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ
東 徹次郎
1106Laps
16GT33*28PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
メルビン・モー
1088Laps
17ST-4138TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹
藤田 竜樹
筒井 克彦
1088Laps
18ST-4258ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
1088Laps
19ST-43339GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正
金子 昌広
橋本 達也
1079Laps
20ST-4418コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
岡野 陽朋
森 正行
1079Laps
21ST-45*333GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一
北川 剛
藤田 弘幸
1079Laps
22ST-3951DIAMANGO BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
余郷 敦
石原 将光
10511Laps
23ST-4673mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽
下山 和寿
10412Laps
24ST-47*116W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光
鶴田 積
吉田 靖之
10313Laps
25ST-4813elf STAインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
佐藤 衛
古橋 孝之
佐藤 勝博
10313Laps
26ST-4948DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
タカモリ 博士
井上 恵一
ヨコリン
10214Laps
27ST-5136エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正
岩谷 昇
井尻 薫
10016Laps
28ST-5219BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一
古宮 正信
9917Laps
29ST-534アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
植島 禎一
9818Laps
30ST-5417DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦
小原 健一
野上 達也
9719Laps
31ST-5526エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
高橋 卓矢
江原 弘美
推根 克彦
9719Laps
32ST-5699RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一
リョウ・ハマグチ
野村 浩史
9719Laps
33ST-57230WAKO'Sアクレオクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
9521Laps
34ST-58602PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一
伊藤 英治
岩月 邦博
9125Laps
---- 以上規定周回数(GT3:81 ST-1:80 ST-2:78 ST-3:77 ST-4:75 ST-5:70)完走 ----
-ST-5-213WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz
根岸 泰弘
東 貴史
市石 浩章
9422Laps
-GT3-24スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢
ガミさん
マイケル・キム
7937Laps
-ST-3-777ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
7145Laps
-ST-4-95リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏
中島 保典
市嶋 樹
5957Laps
-ST-2-59Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
大澤 学
松田 晃司
5660Laps
-ST-2-*30RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨
成澤 正人
加納 政樹
4571Laps
-ST-4-60ウインマックスRCBインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
小幡 弘
久保 隆
今岡 達哉
1997Laps
-ST-2-505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
塩野 健司
松下 昌揮
藤原 能成
6110Laps
-ST-3-35asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛
吉田 広樹
堀田 誠
0116Laps
-ST-4-62ホンダカーズ東京SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
0116Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3) 1'24.701 (101/108) 157.440km/h
  • CarNo.5は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則2012年度版第13条(10)違反(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
  • CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の追い越し)により、ペナルティストップ10秒が科された。
  • CarNo.16は、他車との接触により、ドライビングスルーペナルティが科された。
  • CarNo.116は、他車との接触により、ドライビングスルーペナルティが科された。
  • CarNo.28は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則2012年度版第15条(2)違反(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティが科された。
  • CarNo.333は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の追い越し)により、ペナルティストップ10秒が科された。
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO公式予選記者会見 GT3クラスPPのコメント & 東北出身のドライバー

#28片岡龍也
 「クルマのセットアップもうまくいってポールポジションがとれる予感がありました。柳田監督の力でポールが取れましたね!」
ジュノ・レスター
 「今季、日本でレースをするのは初めてでSUGOも初めてです。初のPPは嬉しいです。日本もチームも気にいってます。セットアップも3人とも満足しているしメルビンも乗れてると言ってるので優勝をめざしたい」
メルビン・モー
 「PPが取れた片岡とジュノにお礼が言いたい。クルマを仕上げてくれていい雰囲気なので、柳田監督にお礼を言いたい。トップでチェッカーをうけたい」
柳田監督
 「ジュノも片岡と同じようなタイムを出してくれて、ポールポジションが取れて嬉しいです」

st_r03_q_pc_gt3 st_r03_q_pc_lester st_r03_q_pc_moh st_r03_q_pc_yanagida

 GT3クラスのPP記者会見に続き、地元東北出身のドライバーも姿を見せて、レースに向けて意気込みを語った。

st_r03_q_pc_tohoku
 (左から)#80佐藤晋也選手、#30成澤正人選手、
#60小幡弘選手、#26椎根克彦選手、#34佐々木雅弘選手、
#20大橋正澄選手、#13佐藤衛選手
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO公式予選 28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が総合のポールポジション!

 5月20日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第3戦の公式予選が行われた。

st_r03_q_62

st_r03_q_28

st_r03_q_9

st_r03_q_20

st_r03_q_14

st_r03_q_95

st_r03_q_36

 晴天のドライコンディションで、8時45分から1グループ(GT3、1,2,3クラス)と2グループ(ST4,5クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。

 注目のGT3クラスだが、今回は前戦もてぎでシェイクダウンを行った#24を加え4台が参加。

 Aドライバーの予選では#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3の片岡龍也が1分22秒389でトップタイムをマーク。2番手に#1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3の谷口信輝が22秒778、今回が本格的なデビューレースとなる#24スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢が23秒739で3番手につける。

 ST1クラスは、#25 SAMURAI Porscheの土屋武士が26秒870で、ST2クラスは#20 RSオガワADVANランサーの大橋正澄が、ST3クラスは#14岡部自動車マイロード協新計測RX-7の小松一臣が、ST4クラスは#95 リジカラS2000の松井猛敏、ST5クラスは#36エンドレスアドバントラストヴイッツの添田正がトップタイムをマークした。

 9時30分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられており、結果はここで1分22秒584をマークした#28のレスターがトータルでもトップタイムの3分47秒373でPPを獲得した。

 総合2位には#16ケーズフロンティアBMW Z4 GTの横溝直輝が入り、トータルでは#1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が2位となり、#16は3位に。注目の#24 GTRは4位となった。

 総合5位にST1クラスのトップ#9のBMW Z4が入り、総合8位にST2クラスのトップ#20ランサーが、総合9位にST3クラスのトップ#14 RX-7、総合23位にST4クラスのトップ#95 S2000が、総合36位にST5クラスの#36がそれぞれクラスのPPを獲得した。

   決勝レースはこの後13時40分から3時間レースとして開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO Cドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2012/05/20) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
1GT311ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'24.591-157.645
2GT3228メルビン・モーPETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'24.767 0.176157.317
3GT3324マイケル・キムスリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
1'26.166 1.575154.763
4ST-113高木 真一ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
1'29.210 4.619149.482
5ST-129岡本 武之Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
1'29.463 4.872149.060
6ST-1325神取 彦一郎SAMURAI Porsche
PORSCHE 997
1'29.862 5.271148.398
7GT3416西田 裕正ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
1'30.295 5.704147.686
8ST-2120花岡 翔太RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'31.735 7.144145.368
9ST-3139植田 正幸TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
1'32.796 8.205143.706
10ST-325白井 剛岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'33.229 8.638143.038
11ST-3335堀田 誠asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'33.428 8.837142.734
12ST-3414増田 芳信岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
1'33.674 9.083142.359
13ST-3515山崎 学岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'33.879 9.288142.048
14ST-3680小林 敬一PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
1'34.307 9.716141.403
15ST-3777清水 隆広B-MAX・Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'34.67810.087140.849
16ST-2230加納 政樹RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'35.57110.980139.533
17ST-41116吉田 靖之W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
1'35.58510.994139.513
18ST-4238筒井 克彦TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
1'35.84711.256139.131
19ST-4318森 正行コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
1'35.96211.371138.965
20ST-44339橋本 達也GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
1'36.09511.504138.772
21ST-23505藤原 能成KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'37.02612.435137.441
22ST-4595市嶋 樹リジカラS2000
HONDA S2000
1'38.43713.846135.471
23ST-4660今岡 達哉ウインマックスRCBインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'38.75514.164135.034
24ST-3851石原 将光DIAMANGO BMW M3
BMW M3
1'40.13715.546133.171
25ST-47333藤田 弘幸GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
1'41.43116.840131.472
26ST-5136井尻 薫エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'42.99818.407129.472
27ST-5226推根 克彦エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'45.59121.000126.292
28ST-53602岩月 邦博PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
1'46.27921.688125.475
29ST-54213市石 浩章WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz
1'46.73922.148124.934
30ST-5517野上 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'46.91422.323124.729
31ST-5699野村 浩史RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
1'49.79325.202121.459
---- 以上予選通過 ----
-ST-4-13佐藤 勝博elf STAインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
absence--
-ST-4-48ヨコリンDIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
absence--
-ST-5-55谷森 康登姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
absence--
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO A,Bドライバー公式予選総合結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2012/05/20) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1GT3128PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
1'22.389
1'22.584
2'44.973-
2GT321PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
谷口 信輝
ファリーク・ハイルマン
1'22.778
1'23.524
2'46.302 1.329
3GT3316ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
阿部 翼
横溝 直輝
1'24.111
1'23.112
2'47.223 2.250
4GT3424スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
藤井 誠暢
ガミさん
1'23.739
1'25.185
2'48.924 3.951
5ST-119Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
堀 主知ロバート
千代 勝正
1'28.958
1'26.431
2'55.38910.416
6ST-1225SAMURAI Porsche
PORSCHE 997
土屋 武士
渋谷 彰良
1'26.870
1'29.689
2'56.55911.586
7ST-133ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
峰尾 恭輔
谷口 行規
1'29.012
1'29.039
2'58.05113.078
8ST-2120RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
1'30.140
1'30.094
3'00.23415.261
9ST-3114岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
1'29.996
1'30.917
3'00.91315.940
10ST-226新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1'31.450
1'30.408
3'01.85816.885
11ST-3234asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
1'30.998
1'31.118
3'02.11617.143
12ST-3377B-MAX・Z33
NISSAN FAIRLADY Z
ドラゴン
山内 英輝
1'31.298
1'30.899
3'02.19717.224
13ST-2359Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
大澤 学
松田 晃司
1'31.942
1'31.190
3'03.13218.159
14ST-3435asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
小泉 和寛
吉田 広樹
1'32.177
1'31.124
3'03.30118.328
15ST-3515岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正明
田中 徹
1'31.925
1'32.335
3'04.26019.287
16ST-3639TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
兵藤 信一
川口 正敬
1'32.285
1'32.044
3'04.32919.356
17ST-3770Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
ナオリュウ
東 徹次郎
1'32.764
1'31.599
3'04.36319.390
18ST-3851DIAMANGO BMW M3
BMW M3
伊橋 勲
余郷 敦
1'32.291
1'33.109
3'05.40020.427
19ST-395岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
今村 大輔
安宅 徳光
1'33.655
1'31.921
3'05.57620.603
20ST-24505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
塩野 健司
松下 昌揮
1'32.791
1'32.820
3'05.61120.638
21ST-31080PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
吉本 大樹
佐藤 晋也
1'32.885
1'32.914
3'05.79920.826
22ST-2530RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
青木 拓磨
成澤 正人
1'33.061
1'32.858
3'05.91920.946
23ST-4195リジカラS2000
HONDA S2000
松井 猛敏
中島 保典
1'33.790
1'33.219
3'07.00922.036
24ST-4238TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
藤村 政樹
藤田 竜樹
1'33.824
1'33.380
3'07.20422.231
25ST-4318コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
岡野 陽朋
1'34.010
1'33.611
3'07.62122.648
26ST-44339GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
北野 浩正
金子 昌広
1'33.957
1'34.298
3'08.25523.282
27ST-4558ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
1'34.837
1'34.305
3'09.14224.169
28ST-4662ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
1'34.917
1'34.681
3'09.59824.625
29ST-47116W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
阿部 光
鶴田 積
1'34.033
1'36.099
3'10.13225.159
30ST-48333GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
野間 一
北川 剛
1'35.047
1'35.104
3'10.15125.178
31ST-311777ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
1'35.683
1'34.683
3'10.36625.393
32ST-4948DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
タカモリ 博士
井上 恵一
1'36.012
1'35.410
3'11.42226.449
33ST-41013elf STAインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
佐藤 衛
古橋 孝之
1'35.919
1'37.210
3'13.12928.156
34ST-41160ウインマックスRCBインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
小幡 弘
久保 隆
1'36.627
1'36.544
3'13.17128.198
35ST-41273mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
鈴木 陽
下山 和寿
1'37.446
1'36.047
3'13.49328.520
36ST-5136エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
添田 正
岩谷 昇
1'42.098
1'41.709
3'23.80738.834
37ST-52602PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
金森 敏一
伊藤 英治
1'43.813
1'44.222
3'28.03543.062
38ST-534アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
植島 禎一
1'43.868
1'44.313
3'28.18143.208
39ST-54*17DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
野上 敏彦
小原 健一
1'45.003
1'43.699
3'28.70243.729
40ST-5599RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
平井 隆一
リョウ・ハマグチ
1'43.751
1'45.064
3'28.81543.842
41ST-56230WAKO'Sアクレオクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
1'44.786
1'45.148
3'29.93444.961
42ST-57213WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz
根岸 泰弘
東 貴史
1'45.492
1'45.215
3'30.70745.734
43ST-5826エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
高橋 卓矢
江原 弘美
1'47.175
1'46.563
3'33.73848.765
---- 以上予選通過 ----
-ST-5-55姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
咲川 めり
田ヶ原 章蔵
no time
absence
--
-ST-5-19BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
奥村 浩一
古宮 正信
no time
absence
--
  • CarNo.17は、SUGOスーパー耐久3時間レース大会特別規則書第20条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金1万円のペナルティを科す。
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2012/05/20) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
1GT3128ジョノ・レスターPETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'22.584-161.476
2GT3216横溝 直輝ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
1'23.112 0.528160.450
3GT331ファリーク・ハイルマンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'23.524 0.940159.659
4GT3424ガミさんスリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
1'25.185 2.601156.545
5ST-119千代 勝正Faust Racing Team
BMW Z4M COUPE
1'26.431 3.847154.289
6ST-123谷口 行規ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
1'29.039 6.455149.769
7ST-1325渋谷 彰良SAMURAI Porsche
PORSCHE 997
1'29.689 7.105148.684
8ST-2120阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'30.094 7.510148.016
9ST-226菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'30.408 7.824147.502
10ST-3177山内 英輝B-MAX・Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'30.899 8.315146.705
11ST-3214杉林 健一岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
1'30.917 8.333146.676
12ST-3334前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.118 8.534146.352
13ST-3435吉田 広樹asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.124 8.540146.343
14ST-2359松田 晃司Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'31.190 8.606146.237
15ST-3570東 徹次郎Olive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
1'31.599 9.015145.584
16ST-365安宅 徳光岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.921 9.337145.074
17ST-3739川口 正敬TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
1'32.044 9.460144.880
18ST-3815田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.335 9.751144.423
19ST-24505松下 昌揮KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.82010.236143.669
20ST-2530成澤 正人RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'32.85810.274143.610
21ST-3980佐藤 晋也PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
1'32.91410.330143.523
22ST-31051余郷 敦DIAMANGO BMW M3
BMW M3
1'33.10910.525143.223
23ST-4195中島 保典リジカラS2000
HONDA S2000
1'33.21910.635143.054
24ST-4238藤田 竜樹TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
1'33.38010.796142.807
25ST-4318岡野 陽朋コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
1'33.61111.027142.455
26ST-44339金子 昌広GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
1'34.29811.714141.417
27ST-4558関 豊ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
1'34.30511.721141.406
28ST-4662太田 侑弥ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'34.68112.097140.845
29ST-311777藤井 芳樹ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
1'34.68312.099140.842
30ST-47333北川 剛GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
1'35.10412.520140.218
31ST-4848井上 恵一DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
1'35.41012.826139.769
32ST-4973下山 和寿mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'36.04713.463138.842
33ST-410116鶴田 積W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
1'36.09913.515138.766
34ST-41160久保 隆ウインマックスRCBインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'36.54413.960138.127
35ST-41213古橋 孝之elf STAインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'37.21014.626137.181
36ST-5136岩谷 昇エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'41.70919.125131.113
37ST-5217小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'43.69921.115128.596
38ST-53602伊藤 英治PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
1'44.22221.638127.951
39ST-544植島 禎一アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
1'44.31321.729127.839
40ST-5599リョウ・ハマグチRS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
1'45.06422.480126.926
41ST-56230勝間田 正博WAKO'Sアクレオクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
1'45.14822.564126.824
42ST-57213東 貴史WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz
1'45.21522.631126.744
43ST-5826江原 弘美エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'46.56323.979125.140
---- 以上予選通過 ----
-ST-5-19古宮 正信BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
absence--
-ST-5-55田ヶ原 章蔵姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
absence--
Tags:

スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2012/05/20) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
1GT3128片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'22.389-161.858
2GT321谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'22.778 0.389161.097
3GT3324藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R
1'23.739 1.350159.249
4GT3416阿部 翼ケーズフロンティアBMW Z4 GT3
BMW Z4 GT3
1'24.111 1.722158.544
5ST-1125土屋 武士SAMURAI Porsche
PORSCHE 997
1'26.870 4.481153.509
6ST-129堀 主知ロバートFaust Racing Team
BMW Z4M COUPE
1'28.958 6.569149.906
7ST-133峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・380RS-C
NISSAN FAIRLADY Z
1'29.012 6.623149.815
8ST-3114小松 一臣岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
1'29.996 7.607148.177
9ST-2120大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'30.140 7.751147.940
10ST-3234佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'30.998 8.609146.545
11ST-3377ドラゴンB-MAX・Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.298 8.909146.064
12ST-226冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'31.450 9.061145.821
13ST-3415長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.925 9.536145.067
14ST-2359大澤 学Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'31.942 9.553145.041
15ST-3535小泉 和寛asset テクノ Z33
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.177 9.788144.671
16ST-3639兵藤 信一TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS 350
1'32.285 9.896144.502
17ST-3751伊橋 勲DIAMANGO BMW M3
BMW M3
1'32.291 9.902144.492
18ST-3870ナオリュウOlive SPA + KOTA RACING
HONDA NSX-R
1'32.76410.375143.755
19ST-24505塩野 健司KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.79110.402143.714
20ST-3980吉本 大樹PETRONAS TWS GS350
LEXUS GS350
1'32.88510.496143.568
21ST-2530青木 拓磨RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'33.06110.672143.297
22ST-3105今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'33.65511.266142.388
23ST-4195松井 猛敏リジカラS2000
HONDA S2000
1'33.79011.401142.183
24ST-4238藤村 政樹TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
1'33.82411.435142.131
25ST-43339北野 浩正GPO+KOTA RACING
HONDA S2000
1'33.95711.568141.930
26ST-4418浅野 武夫コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
1'34.01011.621141.850
27ST-45116阿部 光W.S.ENGINEERING S2000
HONDA S2000
1'34.03311.644141.815
28ST-4658小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP
HONDA INTEGRA TYPE R
1'34.83712.448140.613
29ST-4762塩谷 烈州ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'34.91712.528140.495
30ST-48333野間 一GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO
HONDA CIVIC TYPE R EURO
1'35.04712.658140.302
31ST-311777オギ姉ドリームエンジェルADVAN・RX--7
MAZDA RX-7
1'35.68313.294139.370
32ST-4913佐藤 衛elf STAインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'35.91913.530139.027
33ST-41048タカモリ博士DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
1'36.01213.623138.892
34ST-41160小幡 弘ウインマックスRCBインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
1'36.62714.238138.008
35ST-41273鈴木 陽mountain ・YH・A‐ONE ・DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'37.44615.057136.848
36ST-5136添田 正エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'42.09819.709130.613
37ST-5299平井 隆一RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ
MAZDA DEMIO
1'43.75121.362128.532
38ST-53602金森 敏一PTG明京K'zランドリー602Vitz
TOYOTA Vitz
1'43.81321.424128.455
39ST-544河野 利尚アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz
TOYOTA Vitz
1'43.86821.479128.387
40ST-55230たねぞうWAKO'Sアクレオクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
1'44.78622.397127.262
41ST-56*17野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'45.00322.614126.999
42ST-57213根岸 泰弘WAKO'S μオクヤマVitz
TOYOTA Vitz
1'45.49223.103126.411
43ST-5826高橋 卓矢エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'47.17524.786124.426
---- 以上予選通過 ----
-ST-5-55咲川 めり姫神ガジェット吉田山JMCVitz
TOYOTA Vitz
no time--
-ST-5-19奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT
no time--
  • CarNo.17は、SUGOスーパー耐久3時間レース大会特別規則書第20条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金1万円のペナルティを科す。
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その他

世界カート選手権第1大会鈴鹿 佐々木大樹が第1戦、第2戦で連続2位表彰台!

2012CIK-FIA世界カート選手権の第1戦と第2戦が5月19日、三重県の鈴鹿サーキット南コースで開催され、#2フラビオ・カンポネスキ(TONYKART RACING TEAM)が2連勝。日本人選手の#4佐々木大樹(KOSMIC RACING DEPT)も両レースを2位と好成績を挙げた。
(天候;晴れ コース:ドライ)

第1レース決勝がスタート

日本で2度目の世界選手権開催となる今年、世界選手権のかかるKF1クラスには38台がエントリー。日本からは全日本F3選手権Nクラスに参戦中の佐々木や、今年から伝統あるフレームメーカー、ビレルのワークスチームの一員としてイタリアを拠点に活動している#10石井一也ら13名が参戦、世界の強豪達と熱い戦いを繰り広げた。

この日のスケジュールは午前9時から行われた1周計測のタイムトライアル(クオリファイングプラクティス)でのベストラップ順で全車をA、B、Cの3つのグループに分け、
12周のレース形式の予選(クオリファイングヒート)を2グループずつの総当たり戦で行い、各ヒートの獲得ポイント上位28台が決勝レースへ進出。
残りのドライバーは12周の敗者復活戦を戦って上位6台が決勝に駒を進める、というものだ。

クオリファイングプラクティスは全ドライバーをゼッケン順で2グループにわけて各8分間で行われ、佐々木が見事トップタイムを記録、予選レースをポールポジションからスタートすることとなった。

ところがその予選レース、佐々木はA-Cのヒートで2位に入ったものの、A-Bのヒートではスタート直後の1-2コーナーで後方から並びかけてきた#36マックス・フェルスタっぺン(元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの息子)に当てられてスピン、大きく順位を落とすことになってしまった。懸命に追い上げた佐々木だったが、このヒートは18位に終わった。この結果、佐々木は決勝レース1を12番手グリッドからスタートすることになった。このアクシデントにより、フェルスタッペンには10秒加算のペナルティが課せられ、その結果フェルスタッペンは敗者復活戦に回されることとなった。
決勝レースの日本人最上位は#10石井。公式練習でエンジントラブルに見舞われたため、クオリファイングプラクティスをならし運転に充てざるを得ず、最後尾からのスタートとなった石井だったが、A-Cグループのヒートを7位、A-Bグループのヒートを11位でフィニッシュ、ポイント合計で10位となった。
なお、ポールポジションはA-C、A-Bの両ヒートをトップでフィニッシュしたカンポネスキだった。

この日は第1レース、第2レースともカンポネスキが優勝、佐々木大樹が2位という結果に

20周で行われた決勝第1レースは午後3時30分にローリングが開始されたが、ここで#10石井が電気系のトラブルに見舞われてストップ。レースを1周も戦わないまま戦列を去ることになってしまった。

スタートでトップに立ったのはポールポジションのカンポネスキ。後方で熾烈なドッグファイトが展開される中、序盤から悠々とリードを築き上げていく。
その後方集団では佐々木が他を圧倒するハイペースで凄まじい追い上げを展開、最終コーナーの飛び込みで何度も前車を攻略して15周目に2位に浮上したが、その時点で前を行くカンポネスキとの差は2秒以上に広がっており、これを捉えることはほぼ不可能。それでも佐々木はカンポネスキとの差を1.1秒まで縮めてみせた。

この第1レースの順位でスタートした決勝第2レースでは、スタートで佐々木がトップに躍り出るが、すぐにカンポネスキが抜き返されてしまう。その後はカンポネスキ背後にぴったりつけて隙をうかがっていた佐々木だったが、5周目の25Rで追突しそうになり、これを回避しようとしてハーフスピンを喫し、6位に後退してしまった。

しかし佐々木は海外のジャーナリストをも唸らせる見事なブレーキングを駆使し、1-2コーナーで前車を次々にパス、12周目には2位に復帰する。
しかしこの間にカンポネスキとの差は3秒に広がっており、第1レースから激しい追い上げを繰り返した佐々木のタイヤにこれを追うだけのポテンシャルは残っていなかった。

世界カート選手権は20日も同様のスケジュールで第3レース、第4レースを開催する。

 

第1レースの表彰式

優勝したフラビオ・カンポネスキのコメント
「2レースともポールポジションからスタートして優勝することができ、本当に嬉しいです。明日も同じ状況でレースできれば良いなと思っています。世界選手権はヨーロッパラウンドが無くなり、次のマカオが最終戦となりますが、どんな状況でもレースに集中する点では同じです。明日も勝ってマカオも勝ち、シリーズチャンピオンを獲得したいです」

2位の佐々木大樹のコメント
「 昨日からずっと調子が良かったので、できれば2回とも勝ちたかったです。惜しいレースをしました。明日は2回とも勝ちたいです。25Rで前に近づきすぎて追突しそうになり、右に回避しようとしましたが間に合わずに引っ掛けてしまい、ハーフスピン状態になってしまいました。第1レースが12番手からのスタートだったので、多少は無理をしないと第2レースも結果が残せないと思い、フルにプッシュし続けました」

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:一ツ山レーシング、第3戦セパンより安岡秀徒を起用! (Hitotsuyama Racing)

 Racerbook Audi R8 LMSは第3戦セパンより野田英樹に代わり、安岡秀徒をエースドライバーとして起用することを発表させていただきます。安岡は2011年ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパンに参戦し全戦ポール・トゥ・ウィンを達成している有望なドライバーです。安岡は5月15日に富士スピードウェイにてAudi R8 LMSを初ドライブ。生憎のウェットコンディションの中、30分間の走行枠をマシンの習熟に当てました。続く30分間の走行枠ではSuper GTルーキーテストも行い、クリアしております。

 また、Racerbook Audi R8 LMSは第3戦よりカーナンバーを#20から#99に改めることもこの場をお借りし発表させていただきます。今後、#99 Racerbook Audi R8 LMSは安岡をエースに、パートナーとしてマイケル・キムとフランク・ユーが交代で参戦致します。引き続き、皆さまからの応援、宜しくお願い致します。

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■安岡秀徒
  • 出身:千葉県成田市
  • 生年月日:1983年7月21日(28歳)
  • 2002年 BRDCシングルシーターチャンピオンシップ(シリーズチャンピオン)
  • 2003年 UKフォーミュラフォード・チャンピオンシップ・スカラシップクラス(シリーズ3位・2勝)
  • 2004年 フォーミュラ・トヨタ(シリーズチャンピオン・5勝)
  • 2005年 全日本F3選手権・Cクラス(シリーズ10位)
  • 2006年 全日本F3選手権・Cクラス(シリーズ12位)
  • 2008年 全日本F3選手権・Nクラス(シリーズ5位・2勝)
  • 2010年 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン・Aクラス(シリーズ2位・4勝)
  • 2010年 JAF Grand Prix GT300(予選4位)
  • 2011年 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン・チャンピオンクラス(シリーズチャンピオン・11戦全勝)
Hitotsuyama Racing Press release
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スーパー耐久

S耐:第3戦SUGO ドリームエンジェルレーシングチーム、急きょ参戦決定! (Dream Angels)

 ドリームエンジェルレーシングチームは今週末、スポーツランド菅生で開催されるスーパー耐久シリーズ第3戦への参戦を急きょ、決定しました。

 今年も震災復興を願う『がんばれ東北、たちあがろう宮城』のタイトルの掲げられたレースです。今回の参戦はオールレディースチームではなく、開幕戦で組んだ、藤井選手との2名での参戦です。

 開催間際になったのご報告となりましたが、当初、3名での参戦予定でしたが、サードドライバーが決まらず、参戦予算を含め、調整を行っておりました。

 震災復興レースから1年、思い入れのある菅生でもあり、厳しい状況ですが参戦をすることを決めました。スポット参戦、テスト不足など万全の体制では挑めませんが、東北の多くの皆さんに元気なドリームエンジェルの姿を見ていただきたく思います。

 1年ぶりの菅生、セブンには相性のいいサーキットですので、もてる力を最大限に発揮できるように頑張ります。

 ご支援よろしくお願い致します。

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ドリームエンジェルレーシングの活動とは
  • サーキットでのピンクリボンの啓発活動
  • アラフォー世代へ向けたエイジングの提案
  • セーフティードライブ関連の啓蒙活動
  • 東日本大震災復興イベントへの参加、協力

 今後も積極的に続けていきますので、よろしくお願いします。

 ドリームエンジェルレーシングのサポーターになってください。ドリームエンジェルアドバンRX7をサクラの花で満開に・・・(サポーターが書いたメッセージ入りのサクラの花のステッカーが一つづつ増えていきます)

ドリームエンジェルレーシング オギ姉(荻原なお子)
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Formula Nippon | Japanese F3

FN:第2戦もてぎ フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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Japanese F3

JF3:第3,4戦もてぎ 第3戦山内英輝が勝利、第4戦は中山雄一が初優勝! (TOYOTA)

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第4戦で初勝利を挙げた中山雄一

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が5月12日(土)と13日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今季の同シリーズには、TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両7台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 シーズン開幕となった前大会で、F3デビューながら2連勝を飾った平川亮(RSS)は、今大会、フルエントリーしているフォーミュラ・チャレンジ・ジャパンと掛け持ちで両カテゴリーに出場。4レース分の予選と決勝を走る、非常に忙しい週末となった。

 12日(土)午前11時45分から10分間のインターバルを挟んで10分間ずつ、第3戦と第4戦の予選が行われ、平川が第3戦、第4戦共にトップタイム。第2戦から3戦連続でのポールポジションを獲得した。  山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が第3戦2番手、第4戦は4番手。TDPドライバーの中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦3番手、第4戦2番手につけた。

 Nクラスでは、第3戦平峰一貴(HFDP RACING)、第4戦佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。TDPドライバーの勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は、両レース共にクラス3番手スタートとなった。

 日が傾きかけてきた午後4時33分、第3戦決勝レース(14周)がスタート。ポールポジションの平川がスタートダッシュで出遅れ、2番手グリッドの山内が首位に浮上。

 3番手グリッドの中山は、動き出しは良かったもののその後ライバルの先行を許し、5位に後退。2周目に前走車をパスし、再び4位へと順位を戻すと、前を行くチームメイトのブラッドレーと3位争いを展開した。

 首位を快走する山内を追っていた2位の平川は、8周目のS時コーナーでオーバーラン。その後は順位の変動無く、山内が今季初優勝。平川は2位。3位にブラッドレー、中山は4位でフィニッシュした。  Nクラスでは平峰がポール・トゥ・ウィンで今季初優勝。勝田は3位に入った。

 13日(日)午前10時25分から第4戦の決勝(20周)が好天の下スタート。最前列2番手グリッドの中山が好スタートを切り首位を奪取。

 ポールポジションの平川は若干出遅れ、3番手スタートの野尻智紀(HFDP RACING)とサイド・バイ・サイドでのバトルとなったが、2位のポジションはキープし、中山を追撃した。

 レースを通して平川は中山を1秒以内の差で追い続け、その差は後半若干詰まることもあったが、中山が逃げ切り、全日本F3で初めての総合優勝を挙げた。2位は2戦連続となる平川。山内は4位。ブラッドレーが5位となった。

 Nクラスではクラス2番手グリッドからスタートで前に出た平峰が逃げ切り2連勝。佐々木、勝田と続いてチェッカーを受けた。

Text & Photo: TOYOTA
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Formula Nippon

FN:第2戦もてぎ アンドレ・ロッテラーがポール・トゥ・ウィンで完勝! トヨタエンジンが表彰台独占 (TOYOTA)

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トヨタエンジンが表彰台を独占。左より2位のJ.P.デ・オリベイラ、
優勝したアンドレ・ロッテラー、3位の中嶋一貴

 フォーミュラ・ニッポンの第2戦が5月12日(土)、13日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 今季のフォーミュラ・ニッポンには、トヨタはディフェンディングチャンピオンエンジンであるRV8Kを8チーム11台に供給している。  今大会、予選はスペシャルステージ形式で行われ、1台ごとに1周ずつのアタックとなる。また、出場する17台全車がこのスペシャルステージに出走する形式となり、予選1回目はスペシャルステージへの出走順を決定するセッションとなった。

 12日(土)は好天に恵まれ、朝のフリー走行に続き、午前11時10分から予選1回目が開始。スペシャルステージの出走順は予選1回目の順位の逆順となるため、コンディションの良くなる後方出走順を得るべくアタックが繰り広げられた。

 このセッションではディフェンディングチャンピオンのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイム。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)、前戦開幕戦を制した中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)と続いた。

 午後2時25分より、1台ずつのスペシャルステージがスタート。5番目に出走した松田 次生(TEAM IMPUL)がベテランらしい走りで好タイムをマークすると、その後アタックした平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)、大嶋 和也(Team LeMans)、国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)らはこのタイムを上回れず。

 その後ライバル勢が松田を上回るタイムをマークする中、15番目出走の中嶋一貴がその時点でのトップタイムをマーク。続いてコースインしたデュバルは、中嶋一貴を上回るペースでの走行を見せたが、V字コーナーで痛恨のミスを犯し、中嶋一貴がトップをキープ。しかし、最後にアタックしたロッテラーは、中嶋一貴をコンマ5秒以上上回る好タイムをマークし、今季初、昨年の最終戦以来もてぎでは連続となるポールポジションを獲得した。

 中嶋一貴が最前列2番手、J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が4番手。デュバルは6番手、松田が8番手から決勝に臨むこととなった。

 13日(日)も晴れ渡った青空の下、午後2時33分、決勝レース(52周)のスタートが切られた。ポールポジションのロッテラーと2番手の中嶋一貴は順当にポジションを守り、その後ろでは4番手スタートのオリベイラがアウトから前走車をパスし、3位に浮上。6番手グリッドのデュバルはスタートで若干遅れ、8位から追い上げを狙ったが、5周目の1コーナーでコースアウトを喫し、14位まで後退してしまった。

 その後はロッテラー、中嶋一貴、オリベイラの上位3台が1秒強ずつの差を保ったまま、4位以下を引き離して行く展開となった。

 レースが中盤に入ると、各車給油とタイヤ交換のためにピットへ。上位勢では28周目終了時点で2位走行中の中嶋一貴がまずピットイン。他車も次々にピットへ向かう中、トップ2台のロッテラーとオリベイラはピットインのタイミングを引っ張り、30周目終了時点でロッテラーがピットへ。

 オリベイラはロッテラーの翌周にピットへ向かうと、クルーの素早いピット作業にも助けられ、ロッテラーの直前でコースに復帰することに成功した。

 しかし、ピットアウト直後でタイヤが十分に暖まりきっていないオリベイラをロッテラーが攻め、2台はサイド・バイ・サイドのバトルを展開。オーバーテイクシステムを使ったロッテラーが第3コーナー立ち上がりでオリベイラを再逆転し、首位を奪還。

 ロッテラーの先行は許したものの、諦めないオリベイラは離されることなく2位で追撃を続け、残り10周を切ったあたりでプッシュを開始。その差は1秒以内へと縮まった。周回遅れも現れ、2台の差は更に小さくなったが、ロッテラーもペースを上げ、オリベイラを突き放しにかかった。

 2台の緊迫したバトルは最後まで続いたが、ロッテラーが逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季初勝利。昨年の最終戦に続き、もてぎでの2連勝を飾った。

 2位はオリベイラ、3位に中嶋一貴が続き、トヨタエンジン搭載車両が表彰台を独占。松田が5位、レースを通して国本とのバトルを繰り広げ、猛追を凌ぎきった大嶋が8位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

 2戦を終えてのドライバーズポイントでは、中嶋一貴が首位を守っているが、わずか1ポイント差でロッテラー、2ポイント差でオリベイラが追う展開となっている。

Text & Photo: TOYOTA
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