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2003年5月

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 決勝


大バトルの末、逆転で今季2勝目を飾ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)

全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。

午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。

その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトップ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。

そして69周目。
オープニングラップのスピンから挽回して6位を走行していた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、#100
光貞と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤをヒッ
ト!ここで#36WOODONE トムススープラが先行する。

遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。ここでコマスはスロット
ルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。軽くホイールスピンを起こしてアウト
にはらんでいく#36トムス。この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロットル
を踏み込んでいく。たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1
エッソ。追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロン
トをヒット。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかっ
た。

これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜いて
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。

GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調に後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのエンジントラブルでピットロード
出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。

次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         81 1:52'45.096
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       81 -     0.082
 3  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       81 -    24.442
 4  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     81 -  1'06.847
 5  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     81 -  1'12.981
 6  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         80 -   1 Lap
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   80 -   1 Lap
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         80 -   1 Lap
 9  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     80 -   1 Lap
10  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         80 -   1 Lap
11   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         80 -   1 Lap
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       80 -   1 Lap
13  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   80 -   1 Lap
14  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   79 -   2 Laps
15  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         77 -   4 Laps
16  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       75 -   6 Laps
17   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         75 -   6 Laps
18   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         75 -   6 Laps
19  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         75 -   6 Laps
20   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         75 -   6 Laps
21  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         75 -   6 Laps
22  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         74 -   7 Laps
23  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         74 -   7 Laps
24  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         74 -   7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         74 -   7 Laps
26  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         73 -   8 Laps
27  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         73 -   8 Laps
28  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         73 -   8 Laps
29  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       72 -   9 Laps
30   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           72 -   9 Laps
31  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         71 -  10 Laps
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         71 -  10 Laps
33  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         69 -  12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         69 -  12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         68 -  13 Laps
36  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         63 -  18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
    55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         45 -  36 Laps
    15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       42 -  39 Laps
    71 300 シグマMR-S                       城内/澤           42 -  39 Laps
    12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   40 -  41 Laps
    11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         36 -  45 Laps
    88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         22 -  59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792   3/38Laps 167.126km/h


全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦 
SUGO GT CHAMPIONSHIP  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月24日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ザナヴィ ニスモ GT-Rが予選2位!
   GT300のニッサン勢は決勝に期待

第3戦の舞台はスポーツランドSUGO。気温も20℃まで上がらず肌寒い。開幕戦、第2戦
で活躍を見せたGT-R勢は全車ハンディウェイトを搭載しての参戦となった。
本山哲/ミハエル・クルム組の#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは50kg、影山正美/リチャー
ド・ライアン組の#22モチュールピットワークGT-Rは60kg、そしてブノワ・トレルイ
エ/井出有治組の#12カルソニックスカイラインは40kgのウェイトを搭載。
GT300では、木下みつひろ/柳田真孝組の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが50kgの
ウェイトを搭載。前回フロントのトレッドを左右20㎜ずつ広げたZだが、今回はフロ
ントをさらに20㎜ずつ広げるとともに、リヤも34㎜ずつ広げ前後フェンダーの形状も
変更して登場した。またリヤに隔壁を作ったため後方視界が確保できなくなったため、
リヤにはテレビカメラ、室内ミラーの位置にはモニターが設置された。

11時から始まった予選1回目は、気温17℃で肌寒い。GT500の専有走行枠も残り5分と
なったころ#12GT-Rのトレルイエが1分18秒493をマーク、5位のタイムとなった。#
23GT-Rの本山は1分18秒892で9位、#22GT-Rのライアンは1分18秒876で8位につけた。
GT300では、前日の練習走行で初めてニュートレッドの車両を走らせた#3フェアレデ
ィZの柳田が1分26秒051で7位、星野一樹/植松忠雄組の#81ダイシンADVANシルビアは
1分26秒146で10位、尾本直史/加藤正将の#51C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビアは
コースアウトもあり1分28秒791で21位となった。

15時から始まった予選2回目でも18℃と肌寒いまま。最初の混走枠は2回の赤旗中断が
あるなど荒れたが、次のGT300の走行枠も残り2分の時点で赤旗中断となりそのまま終
了。#3フェアレディZはアタック中に中断になったこともあり、タイムアップを果た
せず最終的には予選総合10位となった。#81シルビアはタイムアップを果たして総合
12位、#51シルビアは1分26秒912まで更新して16位となった。
最後のGT500の専有走行枠では、残り5分で#23GT-Rの本山が1分17秒953のタイムで、
午前中の9位から一気に2位に浮上。他の2台はタイムアタックのタイミングの問題も
ありタイムアップできず、#12GT-Rが7位、#22GT-Rが12位で予選を終了した。

■本山哲選手(予選2位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「2回目のアタックは、うまく行きました。セッティングを大きく変えて、クルマが
  乗りやすくなったことが効きました。レースは2番手スタートなので、展開がしや
  すいと思います。後方スタートだとトラブルに巻き込まれる可能性もあるし、リス
  クを負いますからね」

■柳田真孝選手
(GT300クラス予選10位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予選2回目はアタック中に赤旗中断になってしまいました。50kgのハンディウェイ
  トが効いているのもありますが、まだセッティングを煮詰めきれていません。明日
  朝にもう1回セッティングを確認するチャンスがあるので、少しでも上のポジショ
  ンに行けるよう頑張ります」

■公式予選結果
Pos.   Class Pos.   Car Name   No.  Driver    Best Time
 1. 500- 1 エッソウルトラフロー スープラ  #1  脇阪寿一/飯田 章   R1'17.805
 2. 500- 2 ザナヴィ ニスモ GT-R   #23  本山 哲/M.クルム   1'17.953
 3. 500- 3 auセルモスープラ   #38 竹内浩典/立川祐路  1'18.197
 4. 500- 4 WOODONE トムススープラ  #36  土屋武士/E.コマス   1'18.273
 5. 500- 5 TAKATA童夢NSX  #18  道上 龍/S.フィリップ 1'18.363
 6. 500- 6 G'ZOX無限NSX  #16  伊藤大輔/T.コロネル  1'18.400
 7. 500- 7 カルソニックスカイライン  #12 B.トレルイエ/井出有治   1'18.493
 8. 500- 8 ZENT トムススープラ  #37 黒澤琢弥/M.アピチェラ   1'18.752
 9. 500- 9 RAYBRIG NSX  #100  加藤寛規/光貞秀俊  1'18.770
10. 500-10 Mobil 1 NSX  #64  松田次生/小暮卓史  1'18.795
28. 300-10 ハセミスポーツ・エンドレス・Z  #3 木下みつひろ/柳田真孝 1'26.051
30. 300-12 ダイシンADVANシルビア  #81 星野一樹/植松忠雄     1'26.107
34. 300-16 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア #51尾本直史/加藤正将   1'26.912

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC SUGO戦に登場したニューマシン、ウェッズスポーツCELICA


シルエットもなかなか"カッコイイ" セリカ(Photo:Motorsports@nifty)

JGTC第3戦に登場したウェッズスポーツCELICA。レーシングブロジェクトBANDOHがMR-S
に変えて、今回から持ち込んだちこのマシンは、外観こそセリカだがその中身は大き
く異なる。

駆動はFFからFRに変更。フロントサスペンションは、ノーマルセリカのストラット式
からダブルウィッシュボーンに変更するなど、02年型スープラのものを流用。ミッシ
ョン、デフも02スープラのものを使い、心臓部の3S-GエンジンはMR-Sのものを縦置き
にして搭載している。

ほとんどシェクダウンの状態でレースウィークに突入したため、金曜日には駆動系全
てにトラブルが出てその対応に追われ、予選でもそれを引きずりクラス17位と低迷し
てしまった。

しかし、坂東監督によれば「02スープラのパーツを使い、GT300としてはオーバーク
オリティともいえるもので組み上げられてる。ダウンフォースに関して言えば02スー
プラより上」と、潜在能力は高く、それを引き出せてば自ずと結果はついてくること
になりそうだ。

その言葉を裏付けるように、決勝日朝のフリー走行では、予選を上回るタイムを叩き
出してクラス3位と、走るたびにタイムアップを果たしている。

決勝ではどこまでいけるのかわからないが、距離を稼いでデータを取ることができれ
ば続く富士のレースでは他チームの驚異になるかもしれない。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO フリー走行


SUGOには早朝から多くのファンが詰めかけている(Photo:Motorsports@nifty)

5月25日、昨日に引き続いて少し肌寒い薄曇りのスポーツランド菅生で、GT第3戦の決
勝を占うフリー走行が行われた。

GT500では#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが計測開始3周目で早々と1分19秒790を出し、結
局これがこのセッションでのトップタイムとなった。開幕以来快進撃の続くスカイラ
イン勢だが、ここ菅生でもその猛威は衰えないようだ。

2位には#39デンソーサードスープラGT、3位に#25ADVAN スープラが入った。開幕以来
トップに迫るポテンシャルを見せながらも不運に泣いてきたヨコハマ勢だが、今度こ
そ結果を出すことができるだろうか?!
以下、#1スープラ、#38スープラ、#12スカイライン、#64NSX、#22スカイラインと続く。

NSX勢はここでも7位、11位、13位、14位、15位とスープラ勢、スカイライン勢に一歩
出遅れる結果となった。

GT300では、予選PPの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が1分25秒843でここでもトッ
プ。童夢の空力と国内トップレベルのドライバーラインナップの威力がいよいよ発揮
されてきた。
2位には#31RECKLESS MR-Sが1分26秒640で続き、3位には#19ウェッズスポーツCELICA
が自身の予選タイムを上回る1分26秒691を出して食い込んでおり、決勝での活躍が期
待される。

GT第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝は午後2時50分スタート。81周の戦いだ。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'19.790
 2  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'20.248
 3  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'20.309
 4   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'20.383
 5  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'20.502
 6  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'20.515
 7  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'20.635
 8  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'20.636
 9  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'20.647
10  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'20.982
11  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'21.006
12  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'21.303
13  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'21.659
14 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'21.846
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'22.074
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'22.171
17  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'22.263
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'24.531
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'25.843
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'26.649
21  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.691
22   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         1'26.948
23   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'27.081
24  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'27.117
25  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'27.248
26  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'27.339
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'27.357
28  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'27.419
29   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'27.419
30  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'27.566
31  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'27.816
32  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'27.895
33   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'28.032
34  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'28.285
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'28.363
36  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'28.603
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'29.079
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'29.281
39   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'29.852
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'29.933
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'31.486
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'31.746
----------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC 第3戦 SUGO 予選記者会見


喜びの両クラスポールポジションクルー(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ

脇坂寿一
「(金髪の理由)2戦目の富士のときに危ないパーツが壊れて、そのときの恐怖で髪
がこんなになってしまいました。スーパーサイヤ人ヘアと呼んで下さい。
2戦目であんなことになったし、昨日はタイヤのグリップが足りない感じだったが、
今日になって完璧になっていた。満タンテストも章がきちんとやってくれたので、い
つもどおりのルマンのレースをすればきっと結果が付いてくると思う。」

飯田章
「(タイヤは前後コンビではいてることについて)他のチームでもやってるようだけ
ど、レース中盤から差が開くか縮まるか、やってみないとわからないが、ウチとして
はいい感触を得ている。
菅生だから特別に何かするということはないが、バックマーカーの処理とかセーフ
ティーカーのタイミング、燃費やタイヤのコンディションに気を配って、ルマンらし
いレースをしたい。」

■GT300クラス #11JIM RodeoDrive アドバンF360

田中哲也
「初戦で予選落ちしてからメカニックが連日徹夜続きで頑張ってくれたおかげです。
前回のテストも良好だったが、このクルマは富士よりも菅生に向いてると思う。チー
ムがミスをせず、ドライバー二人がミスをしなければいいレースができると思う。」

松田秀士
「昨日午後走って感じたことをメカニックと話し合って、方向を決めたらいい結果が
出た。二人の考えてる方向も一致しているので凄くやりやすい。初戦のことを考えた
ら確実に進歩してきているし、ウチは総合力ではどこにも負けない。」

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選総合結果


金髪に変身してきた脇阪がポールタイムを叩き出した(Photo:Motorsports@nifty)


2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 7  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 8  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 9 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
10  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
12  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
14  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
16  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
21  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
22   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
23  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
24   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
25  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
29  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
30  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
31  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
32  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
33  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
36  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
39   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
 走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
 ス出走を認める。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選2回目


今季初ポールポジションを奪ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)

JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。

このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。

専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
 BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。

中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。

結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'17.931
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.495
 6  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.531
 7  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
 9  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
10  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'19.046
11  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'19.166
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'19.242
14   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.669
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
17  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'20.785
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'22.148
19   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.861
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.897
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
23  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
24   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'25.587
25   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.618
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.343
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.399
31   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.413
32  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.502
33  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.523
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
37  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'27.253
38   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.842
39  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.941
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'31.062
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        出走せず
----------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選1回目


ようやく本領発揮か?GT300クラス暫定PPのフェラーリ(Photo:K.Takeshita)

5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
 CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。

最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。

まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。

2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。

GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。

結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。


◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 3  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 4  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.408
 5  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.722
 7 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
 8  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
 9  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'18.892
10  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.956
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'19.051
14  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'19.232
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
16   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.447
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.371
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
21   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.023
23   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
24  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.635
25   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
26  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
27  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'26.116
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.146
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
31  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
32   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         1'26.438
33  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
34  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.550
36   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.913
38  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
39  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'29.165
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'30.397
43  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
  ペナルティ。

全日本GT選手権

JGTC第4戦、セパン戦に代わり7月13日富士で2ヒートにより開催!


代替レース開催を発表するGTA加治事務局長(右)(Photo:Motorsports@nifty)

5月24日、JGTC第3戦の行われているスポーツランドSUGOで、新型肺炎(SARS)の
影響で中止となったセパン戦に代わって、第4戦が7月13日に富士スピードウェイで
行われることが発表された。この結果、7月の第4戦、8月(3日)の第5戦は富士で
の連戦となる。

代替レースの検討にあたっては、日程、開催場所ともに様々な案があったようだが、
チーム側の準備、イベントプロモーションの期間などを考慮して決まった。富士スピ
ードウェイでは、この日富士チャンピオンレースの開催が予定されているが、これと
の併催となる模様だ。

なお、GTアソシエイションでは、富士で連戦となることを考慮して、第4戦は通常
の大会とは異なる2ヒート制を採用する予定だ。普段は2ドライバーが組んで戦うGT
レースだが、第4戦に限ってはそれぞれのドライバーがスプリントレースを戦い、そ
の合計順位で争うことになる。
形態は、1ヒートが約150km(給油なし)、2ヒートが250km(給油あり)となる予定
で、通常のGTレースでは味わえない楽しさがありそうだ。

また、主催する富士スピードウェイでも、第4、5戦セットの観戦券を販売するなど、
観客動員に向けて様々な試みを行う予定だ。

セパンから高速型の富士スピードウェイに変更されたことで、現在不利と言われてい
るNSX勢はさらに厳しい状況に追い込まれることが予想されるが、これは第3戦の後
に予定されている性能調整の内容にかかってくるだろう。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 練習走行

5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。

GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
 1  18 500 TAKATA童夢NSX                  道上/フィリップ  1'19.837 *1'18.934
 2  22 500 モチュールピットワークGT-R     ライアン/影山    1'19.825 *1'18.949
 3   1 500 エッソウルトラフロースープラ   脇阪/飯田        1'19.369 *1'19.075
 4  38 500 auセルモスープラ               竹内/立川       *1'19.076  1'19.319
 5  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R           本山/クルム      1'19.421 *1'19.206
 6  25 500 ADVAN スープラ                 荒/デュフォア    1'20.882 *1'19.253
 7  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR  五十嵐/田嶋      1'20.876 *1'19.262
 8  16 500 G'ZOX無限NSX                   伊藤/コロネル    1'19.686 *1'19.324
 9 100 500 RAYBRIG NSX                    加藤/光貞       *1'19.532  1'20.876
10  37 500 ZENTトムススープラ             黒澤/アピチェラ  1'20.544 *1'19.577
11  12 500 カルソニックスカイライン       トレルイエ/井出  1'20.825 *1'19.699
12  39 500 デンソーサードスープラGT       シュワガー/織戸  1'20.362 *1'19.737
13   8 500 ARTA NSX                       土屋/金石        1'21.006 *1'19.789
14  36 500 WOODONEトムススープラ          土屋/コマス      1'20.677 *1'19.817
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪      1'20.872 *1'20.114
16  64 500 Mobil 1 NSX                    松田/小暮        1'20.659 *1'20.143
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R         柴原/密山        1'22.762 *1'21.765
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1        古谷/WADA        1'24.198 *1'22.825
19   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7  谷口/大井        1'26.314 *1'25.474
20  31 300 RECKLESS MR-S                  佐々木/後藤     *1'25.584  1'26.945
21  43 300 ARTA Garaiya                   新田/高木        1'25.884 *1'25.677
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360    松田/田中        1'26.202 *1'25.857
23  34 300 DENTAIRE MR-S                  西澤/松田        1'27.461 *1'25.865
24  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R    余郷/浅井        1'26.542 *1'25.936
25   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT     菅/筒井          1'28.463 *1'26.043
26  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ  小林/谷川        1'27.040 *1'26.089
27  81 300 ダイシンADVANシルビア          星野/植松       *1'26.187  1'26.845
28   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX    高橋/渡辺       *1'26.434  1'26.642
29  71 300 シグマMR-S                     城内/澤          1'26.908 *1'26.832
30  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R   山岸/位高        1'26.970 *1'26.897
31  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー   山田/木下       *1'27.445  1'30.199
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ      木下/柳田        1'28.176 *1'27.640
33  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R    山路/西澤       *1'27.730  1'27.835
34   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R    玉中/三船       *1'27.763  1'28.039
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                橋本/クワン      1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ       平川/宮川        1'28.397 *1'28.127
37  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤      1'29.319 *1'28.135
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S              松永/長嶋        1'28.774 *1'28.391
39  21 300 ダンロプBMW M3GT               一ツ山/松本      1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3           飯島/芳賀        1'32.310 *1'30.183
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水        1'30.967 *1'30.223
42  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1    OSAMU/倉嶋       1'34.353 *1'30.922
43  19 300 ウェッズスポーツCELICA         青木/田中        1'32.988 *1'32.509
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R      勝間田/岸        出走せず  出走せず
-----------------------------------------------------------------------------

Japanese F3

F3ポイントラインキング(第6戦終了時点)




サーキット
鹿

鹿









鹿

鹿
























T
O
T
A
L
日  程 3
/
22
3
/
23
4
/
6
4
/
6
5
/
17
5
/
18
6
/
7
6
/
8
7
/
5
7
/
6
7
/
26
7
/
27
8
/
9
8
/
10
9
/
6
9
/
7
9
/
20
9
/
21
10
/
18
10
/
19
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
1ジェームス・コートニー20320202020              103
2ロニー・クインタレッリ12121281212              68
3片岡 龍也0015151515              60
4パオロ・モンティン815101080              51
5横溝 直輝15436106              44
6柴田 裕紀620800-              34
7細川 慎弥32612010              33
8小早川 済瑠4102108              25
9柴田 裕吉164344              22
10佐藤 晋也1001423              20
11番場 琢2800-1              11
12吉本 大樹000062              8
13小川 貴広000030              3
14柳田 真孝--02--              2
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。

Japanese F3

F3第6戦 TIスーパーF3レース 決勝


またまた優勝、無敵のジェームス・コートニー(中央) (Photo: Motorsports@nifty)

 全日本F3選手権第6戦は18日、TIサーキット英田で25周にわたって決勝が争われ、ポールポジションからスタートしたジェームス・コートニーが2位以下を毎ラップ引き離し、結局8.4秒の大差をつけて昨日に続き優勝した。2位には片岡龍也、3位にはロニ・クインタレッリが入った。

 第6戦決勝の開催されるTIサーキットは朝から晴れたり曇ったり、昨日と同じく初夏を思わせる蒸し暑さとなった。昨日行われた第5戦決勝でクラッシュした柴田裕紀はマシンの修復が間に合わず、スターティンググリッドは彼の予選順位7位以降が繰り上げられ12台で決勝が争われることになった。

 定刻午後3時、フォーメーションラップが始まった。1周を回って各車グリッドにつきスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタートのジェームス・コートニー、2位は予選順位2位の片岡龍也、3位は同3位のパオロ・モンティン、4位は同4位のロニ・クインタレッリ。ここまでは予選順位のまま。5位に横溝直輝をかわした細川慎弥が、6位は小早川済瑠、横溝は7位に落ちた。

 コートニーは早くも後続を引き離しにかかる。2周終わって2位片岡との差は2秒、タイヤが冷えている状況でのコートニーは速い。以下は、片岡、モンティン、クインタレッリ、細川、小早川、横溝、柴田裕吉、佐藤晋也、番場琢、吉本大樹、小川貴広と続く。

 3周目以降もコートニーは片岡との差を毎週、0.1~0.5秒引き離しながら逃げる。2位以下の順位も各車間隔が徐々に開き始める。唯一のバトルは6位小早川と7位横溝だったがTIでは抜きどころがない。

 10周を終わってのコートニーと片岡の差は3.6秒、15周で5.5秒。17周目に最下位の12位を走ってた小川がスピンするが再スタート、もちろん全車順位に変動なし。

 20周を終わっても順位の変動はなし。1位コートニーと2位片岡の差は6秒。

 24周目に3位を走っていたモンティンがリボルバーコーナーでコースアウト。3位にはクインタレッリが、以後各車順位がひとつづつ繰り上がる。このレースでの唯一の順位変動要因となった。

 レースはこのまま終了。優勝は、4連勝で今シーズン5勝目のジェームス・コートニー。2位は4戦連続2位となった片岡龍也。3位は、第4戦以外すべて表彰台のロニ・クインタレッリ。この表彰台の顔ぶれは昨日と同じ。4位に細川慎弥、5位に小早川済瑠、6位に横溝直輝が入った。

優勝 ジェームス・コートニー
 昨日と違っていいスタートが切れた。車の状態が良かったのでラップタイムも安定していたが、たまにプッシュして後続との間隔を測っていた。

2位 片岡龍也
 2位になれたのはシーズンを考えた場合はいいことかも。コートニーを目標にしているが、昨日よりは離されなかったと思う。1~2周目で2秒の差をつけられてからはプッシュしたけど追いつけなかった。もちろんこの順位には満足していない。

3位 ロニ・クインタレッリ
 昨日よりクルマの状態は良かった。次のもてぎに向けてまたがんばりたい。

2003年5月18日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/18) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
PNoDriverCarEngineLapTime
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2536'35.686
236片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE258.450
34ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2524.274
41細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C2526.114
58小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2537.444
63横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE2538.223
719柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2545.738
82佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B2547.683
933吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE2549.171
1032番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE251'01.160
1118小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE251'19.649
1212パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE232 Laps
---- <以上規定周回完走> ----
  • Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.275 22/25 152.745km/h
Japan Formula 3 Official Web Site

Japanese F3

F3第5戦 TIスーパーF3レース 決勝


ぶっちぎりで優勝を飾ったジェームス・コートニー(中央) (Photo: Motorsports@nifty)

17日、TIサーキット英田で行われた全日本F3選手権第5戦は、ポールポジションからスタートしたジェームス・コートニーが他を寄せ付けず今シーズン4勝目を飾った。2位は片岡龍也、3位にはロニ・クインタレッリが入った。

 午前中肌寒かったTIサーキットも太陽が顔を出す午後になると気温は徐々に上昇、初夏のような陽気となった。午後3時20、F3第5戦のフォーメーションラップが始まる。全車1周を回ってグリッドに整列、スタートが切られた。

 ポールスタートのジェームス・コートニーはスタートをやや失敗、予選2位の片岡龍也は好スタートを切ったが前に出ることはできずそのまま1コーナーへ。予選3位のパオロ・モンティンはスタートを失敗して後方に沈んだ。3位に上がったのは予選5位のロニ・クインタレッリ。後方集団は大混乱。なんと、無限の2台、細川慎弥と柴田裕紀が1コーナーでコースアウトしリタイヤとなった。小川貴広と佐藤晋也もマシンを壊し修復のためピットイン。

 1周を終わっての順位は、1位コートニー、2位片岡、3位クインタレッリ、4位横溝直輝、5位モンティン、6位吉本大樹、7位柴田裕吉、8位小早川済瑠。

 コートニーは早くも逃げにかかる。片岡との差を0.2秒づつ開き、6周目にはその差は、2秒を超えた。周回を消化しても各車の順位は変わらず、たんたんと周回をこなす。その間、コートニーと片岡との差は開くばかり。10周目に小早川がスローダウン、マシンをコース脇に止めてリタイアした。

 レースはこの順位のまま終了。優勝は2位片岡を7秒以上離し、5戦中4勝目をあげたコートニー。片岡の2位は3戦連続だ。第4戦以外すべて表彰台に上がってるクインタレッリが3位。4位に横溝、5位にスタートに失敗したモンティン、予選12位からジャンプアップした吉本が6位。

優勝 ジェームス・コートニー
 スタートを失敗したが、片岡を押させることができた。スタート直後は路面が荒れていたが、車の状態は良かった。明日はスタートを失敗しないようにしたい。

2位 片岡龍也
 スタートは良かった。ジェームス(・コートニー)が失速してびっくりしてしまった。びっくりしなければトップに立つことができたかも。クルマの状態は金曜日のテストからよかった。明日は、もうひとつ順位を上げたい。ジェームスの連勝を止めなくては。

3位 ロニ・クインタレッリ
 スタートは良かったので1コーナーで3位に立つことができた。そのあと3、4周目以降からハンドリングがおかしくなったが、後ろが速くなかったのでポジションをキープするのは容易だった。トムスの2台(コートニーと片岡)が速いけど、明日はクルマを改善してよい結果を出したい。

2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
PNoDriverCarEngineLapTime
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1826'19.321
236片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE187.676
34ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1816.756
43横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE1818.057
512パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE1821.229
633吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1831.540
719柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1840.444
818小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE171 Lap 
92佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B162 Laps
---- <以上規定周回完走> ----
-8小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE99 Laps
-1細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C018 Laps
-11柴田 裕紀LOLA-DOME F106無限MF204B018 Laps
  • Fastest Lap: No.7 ジェームス・コートニー 1'27.003 14/18 153.222km/h
Japan Formula 3 Official Web Site

Japanese F3

F3第6戦 TIスーパーF3レース 予選

ジェームス・コートニー連続ポール。片岡龍也は僅差の2位へ。

 15分間で行われた第5戦予選終了から10分をおいて、第6戦予選が15分間にわたって争われた。ポールポジションは、やはりジェームス・コートニー。しかし、2位片岡龍也との差は僅か0.021秒とさらに僅差となった。3位はパオロ・モンティン。童夢勢は相変わらず不調だ。

 なお、第5戦の予選中にコースアウトしてマシンを壊した番場琢はこの予選に参加できなかったが、決勝レース出走嘆願書が受理され明日の決勝は出走できることになった。

 第5戦決勝は明日18日午後3時より25周によって争われる。

2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 6 TIサーキット英田 3.703 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GER1'25.511--155.90
236片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GER1'25.5320.0210.021155.86
312パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VER1'25.6870.1760.155155.58
44ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'25.8070.2960.120155.36
53横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE1'25.9280.4170.121155.14
61細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C1'26.0680.5570.140154.89
711柴田 裕紀LOLA-DOME F106無限MF204B1'26.4170.9060.349154.26
88小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'26.5691.0580.152153.99
92佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B1'26.6461.1350.077153.85
1019柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'26.8991.3880.253153.41
1133吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1'27.2481.7370.349152.79
1218小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'27.7792.2680.531151.87
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'34.1348.6236.355141.61
1332番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GEno time---
  • 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'25.779
  • ゼッケンNo.32は、2003年全日本フォーミュラ3選手権 統一規則 第3章 第24条 8.(決勝レース出走嘆願書の受理)により決勝レースへの出走を認める。
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Japanese F3

F3第5戦 TIスーパーF3レース 予選

ジェームス・コートニー、指定席のポールへ。童夢勢奮わず。

 14日、F3第5戦、第6戦が開催されるここTIサーキットは、雨の予報が外れ朝からうす曇り、第4戦まで雨にたたられていた今年のF3予選だが、新緑映える山間のサーキットで、はじめてドライでのタイムアタックとなった。

 コースレコードを更新してポールをとったのは、ここTIで行われた4月22日、23日の合同テストでトップタイムをマークしていたジェームス・コートニー。2位はニッサンエンジンで孤軍奮闘のパオロ・モンティン、3位は片岡龍也。予想どおり指定席に納まったコートニーだがその差は僅差、ドライになれば前戦までのように2位以下との圧倒的な差をつけることはできないようだ。

 童夢勢は苦戦。細川慎弥がかろうじて6位に食い込んだが、昨年ここTI優勝した吉本大樹はブービー12位。マシンが全くサーキットにあってないようだ。

 第5戦決勝は本日17日午後3時20分より18周によって争われる。

2003年5月17日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
TIスーパーF3レース -RIJ- (2003/05/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 5 TIサーキット英田 3.703 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GER1'25.779--155.41
212パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VER1'25.9630.1840.184155.08
336片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GER1'26.1710.3920.208154.70
43横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GER1'26.2600.4810.089154.54
54ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GER1'26.3100.5310.050154.45
61細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204CR1'26.4830.7040.173154.14
711柴田 裕紀LOLA-DOME F106無限MF204B1'26.8851.1060.402153.43
82佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B1'26.9131.1340.028153.38
98小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'27.1131.3340.200153.03
1019柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'27.2941.5150.181152.71
1118小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'27.3371.5580.043152.64
1233吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1'27.4031.6240.066152.52
1332番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1'27.4771.6980.074152.39
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'34.5688.7897.091140.97
  • 'R'印はコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'26.671
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Formula Nippon

週末、東京駅にFニッポンマシンが現れる!

今週末の5月16日(金)~18日(日)の3日間、JR東京駅八重洲中央口のイベント
スペースにおいて、フォーミュラ・ニッポンマシンの展示とイベントが行われる。
週末東京方面へ出かけたら、ぜひ足を伸ばしてみよう!
なお、この日は同時にFIMトライアル世界選手権に参戦するマシン(バイク)も展示
される。

●展示マシン フォーミュラ・ニッポン マシン:
        COSMO OIL RACING TEAM CERUMO(2002年マシン)〔16日・17日〕
        PIAA NAKAJIMA RACING(2003年マシン)〔18日〕
       トライアルマシン:
        Honda RLT(市販レーサーマシン;藤波選手レプリカモデル)
●イベント内容 ジャンケン大会:本大会の観戦券をプレゼントいたします。
        〔17日 時間:13:00~、14:00~、15:00~、16:00~〕
        〔18日 時間:13:00~、15:00~、16:00~〕
        ドライバートークショー&サイン会:〔18日 時間:14:00~15:00〕
         Fニッポン参戦の小暮卓史選手(PIAA NAKAJIMA RACING)

詳細は下記へ
◆ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング (第2戦終了時)

■スーパー耐久シリーズポイント
全8戦中2戦終了
●Class1
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 1 1 木下/青木 エンドレス アドバン GT-R 20 20 40
2 33 1 竹内/田中 FALKEN☆PORCSHE 15 12 27
3 25 1 織戸/羽根 ADVAN PORSCHE 8 15 23
4 99 1 砂子/壷林 CRT-PIRELLIポルシェ 12 10 22
5 24 1 井上/堤 PCJ ADVAN PORSCHE 6 8 14
6 109 1 飯田/西澤/落合 ランドリー OGBアドバンGT3 10 DNC 10
7 19 1 輿水/坂口 JMCダンロップGT-R・ED DNQ 6 6
●Class2
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 2 2 吉田/清水 FUJITSUBO INPREZA 15 20 35
2 22 2 村山/松田 avex・Impreza 12 15 27
3 11 2 中谷/木下 三菱PUMAランサーEVO VIII 20 DNC 20
4 57 2 大橋/松浦/松井 グラムライツ ランサーエボ VIII 8 10 18
5 56 2 松本/日部 NUTEC ランサーエボ VIII 6 12 18
6 20 2 橋澤/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー 10 4 14
7 3 2 村田/サトウ エンドレスアドバン座間三菱エボ DNC 8 8
8 13 2 原田/脇田/山本 KSAUTO-LANCER - 6 6
9 26 2 朝倉/細野 エンドレスアドバン科芸専ランサー 4 - 4
10 70 2 三上/藤沢/福田川 リニューカーTCPROアドバン - 3 3
11 6 2 冨桝/関 ファルケン☆ランサーEVO VIII DNQ 2 2
12 12 2 田中/筒井/寺下 クイーンスクエア.ネットエボⅧ - 1 1
●Class3
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 27 3 古谷/長島 FINA BMW M3 20 15 35
2 83 3 古橋/玉木/小林 BP ADVAN NSX 8 20 28
3 14 3 今村/小松/山崎 REDLINEダイトウRX-7 12 10 22
4 23 3 尾本/星野 C-WEST アドバン Z33 10 6 16
5 15 3 長島/山田/入口 ORCアドバンRX-7 15 DNC 15
6 39 3 八木/植田 DELPHI ADVAN NSX DNQ 12 12
7 77 3 吉岡/池田 TRUST ADVAN RX7 - 8 8
8 280 3 大城/前嶋/川越 PIRELLI花博I&Plus - 4 4
●Class4
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 8 4 筒井/谷川 ACID英進館YHS2000 20 20 40
2 69 4 梅本/長野 J'SRacingYHS2000 15 15 30
3 18 4 浅野/笠原 FK/マッシモADVANインテグラ 12 6 18
4 58 4 佐藤/富澤/斉藤 DUNLOP S2000 10 4 14
5 60 4 小幡/成澤/柳田 RCB・DL・インテグラ 10 3 13
6 82 4 西村/高橋/津川 KTパサージュベルノ宮城FK DNC 12 12
7 73 4 山本/高良 ロイヤルハウスA-ONE無限μ - 10 10
8 98 4 田嶋/海老澤/千田 Mooncraft S2000 8 2 10
9 21 4 三船/和田/袖山 クムホ・エクスタ・S-2000 DNC 8 8
10 34 4 川口/浅野/岡 タイヤガーデン-BP-DC5 6 0 6
11 66 4 福田/たになか EXEDY シグナルオート DC5 - 1 1
10 4 菊地/渡辺 RED LINEベルノ東海DLDC5 DNC 0 0
29 4 谷口/谷口 オベロンμ読売江東理工DC5 DNQ 0 0
●ClassN+
Pos No Cls  Driver Car/Type 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 37 N+ 影山/井入 SPIRIT KOSEI ALTEZZA 20 12 32
2 36 N+ 黒澤/佐々木 MAZIORA ALTEZZA 15 15 30
3 5 N+ 道上/服部 5ZIGEN INTEGRA - 20 20
4 55 N+ 田ヶ原/片岡 ARTA FOS アルテッツア 12 8 20
5 54 N+ 山内/浅見 ADVANアンクルインテグラ - 10 10
6 17 N+ 田中/清水/山本 キーパー★ingsカワサキDL - 6 6
96 N+ 藤田/山口/大村 ネッツ大分アドバンアルテッツア - DNC 0
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 決勝


優勝したエンドレスアドバンGT-Rとそのクルー、木下みつひろと青木孝之 (Photo: K.Takeshita)

 11日、鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久第2戦は、予選2位からスタートした#1 エンドレスアドバンGT-Rが、ポルシェ勢より1回多いピットストップのため一時は2位に後退するものの終盤74周目に#25 アドバンポルシェを逆転。トップに立つと執拗な#25 アドバンポルシェの追撃を振り切ってそのまま82周を走り切り優勝、開幕から2連勝を飾った。

(観衆12,500人、気温17度、路面温度18度)

 一時、小康状態だった雨足は、FD決勝レースの終盤から本降りとなり、スタート進行を終え、スーパー耐久決勝の始まる午後2時には、コースは完全にウエット状態となった。

 レースはローリングスタート。トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、#25 アドバンポルシェの織戸学、2位に予選2位の#1 エンドレスアドバンGT-R。3位は#109 ランドリーアドバンGT3。#25 アドバンポルシェは、1周目を終わって2位に6秒の大差をつけ逃げにかかる。やはり雨でのポルシェは速い。一方、浅溝レインタイヤを選択した#1エンドレスアドバンGT-Rは苦しい。2周目には3位に上がった#33ファルケンポルシェにかわされ3位まで後退。5周を終わっての順位は、トップ#25 アドバンポルシェ、2位#33 ファルケンポルシェ、3位#1 エンドレスアドバンGT-R、4位#109 ランドリーアドバンGT3、5位#19 JMCダンロップGT-R、6位#99 CRTピレリポルシェ。

 10周を終わって、2位に上がった#33 ファルケンポルシェをドライブする田中哲也がトップとの差を徐々に詰め始める。その差は5秒8。その後ろ3位の#1 エンドレスアドバンGT-Rとは20秒以上の差が開いている。4位を走っていた#109 ランドリーアドバンGT-Rはミッションにトラブルをかかえピットイン、上位戦線から脱落した。

 17周を終える頃から、雨足が弱まり、#1 エンドレスアドバンGT-Rの反撃が始まった。トップ2台と2秒弱速いラップタイムでその差を縮め始めた。20周を終わって、トップ#25 アドバンポルシェと#33 ファルケンポルシェの差は1秒を切った。その後ろ20秒弱まで差をつめた#1 エンドレスアドバンGT-Rが3位。4位は#19 JMCダンロップGT-R、5位はクラス2のトップ#22 avexインプレッサ、6位は#99 CRTピレリポルシェ。

 24周目、#33 ファルケンポルシェがついに1コーナー進入でアウトから#25 アドバンポルシェを捕らえてトップに出た。#25 アドバンポルシェは2位に。2位に落ちた#25はタイヤがきついのか徐々に遅れ始める。そして、27周目に入るストレートで猛追の#1 エンドレスアドバンGT-Rがついに前に出た。そして、28周を終わって#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。タイヤを替えずに給油のみでドライバーを木下みつひろから青木孝之にチェンジ。

 40周を前後して、クラス1のポルシェ勢が続々とピットイン。どうやらポルシェ勢は1ストップ作戦のようだ。37周を終わって#24 PCJ アドバンポルシェが、39周を終わって2位の#25 アドバンポルシェが、41周を終わってトップの#33 ファルケンポルシェがピットイン、給油、タイヤ交換、ドライバーチェンジをしてピットアウトした。

 ここでトップに踊り出たのが#1 エンドレスアドバンGT-R。43周を終わっての順位は、トップ#1 エンドレスアドバンGT-R、1分以上の差で2位#33 ファルケンポルシェ、さらに30秒以上遅れて3位#25 アドバンポルシェ。4位はクラス2トップの#2 FUJITSUBOインプレッサ、5位は#19 JMCダンロップGT-R、6位はクラス2 2位の#22 avexインプレッサ。

 雨足が再び強くなってきた。そして、ピットアウト後、2位の#33 ファルケンポルシェのペースが上がらない。47周目の1コーナーで3位の#25 アドバンポルシェが#33 ファルケンポルシェを捕らえて2位に、#33 ファルケンポルシェは3位に後退。

 54周を終わって2位#25 アドバンポルシェとの差が1分13秒のトップ走行の#1 エンドレスアドバンGT-Rがピットイン。給油、タイヤを深溝レインに交換、ドライバーチェンジをしてピットアウト。しかし、その間2位の#25 アドバンポルシェががストレートを通過してトップに立つ。#1 エンドレスアドバンGT-Rは2位に落ちた。

 56周を終わってトップは、#25 アドバンポルシェ、2位は26秒遅れて#1 エンドレスアドバンGT-R、3位はさらに8秒差で#33 ファルケンポルシェ、4位にはなんとクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが上がってきた。5位に#24 PCJアドバンポルシェ、6位にクラス2トップの#22 avexインプレッサ。

 ラップタイムは、トップの#25 アドバンポルシェより2位の#1 エンドレスアドバンGT-Rのほうが3秒弱速い。57周を終わってトップ#25 アドバンポルシェと2位#1 エンドレスアドバンGT-Rの差は23秒、60周で16秒、64周を終わってついにその差は10秒を切った。

 69周を終わっても雨足は強いまま。ひたひたとトップ#25 アドバンポルシェに迫る#1 エンドレスアドバンGT-Rとの差はついに5秒を切り、74周目の1コーナーでついに#1 エンドレスアドバンGT-Rは#25 アドバンポルシェの背後に迫った。そしんてなんとこの周のシケイン進入でで#25が痛恨のブレーキングミス、ショートカットを通る間についに#1 エンドレスアドバンGT-Rがトップを奪い返した。

 78周目、残り5周、トップに立ち一時は2位との差を3秒以上と開いた#1 エンドレスアドバンGT-Rのペースが上がらない。2位、#25 アドバンポルシェが1秒を切る差で背後に迫ってきた。しかし79周目の1コーナーで、#25 アドバンポルシェは周回遅れの処理をミス、グラベルに飛び出し追撃もここまでとなった。

 レースはこのまま終了。優勝は、#1 エンドレスアドバンGT-R、2位はチェッカー1周前にガス欠給油のためピットインしたものの順位をゆずることなかった#25 アドバンポルシェが、3位は#33 ファルケンポルシェ、4位は#99 CRTピレリポルシェ、5位は#24 PCJアドバンポルシェ、6位はクラスN+トップの#5 5ZIGENインテグラが入った。

 なお、クラス2優勝は#2 FUJITSUBOインプレッサ、クラス3優勝は#83 BPアドバンNSX、クラス4優勝は#8 ACID英進館S2000、クラスN+優勝は#5 5ZIGENインテグラとなった。

木下みつひろ(クラス1優勝エンドレスアドバンGT-R ドライバー)のコメント
「序盤は浅溝のタイヤで行ったんですけれど、路面が良くならずに雨量の少ない路面コンディションの時間が短かったんです。2ストップでしたから青木君につないで終盤また乗ったんですが、最後はヘビーウエットで鈴鹿で初めて履くタイヤでとまどいがありました。思ったよりは持ちこたえてくれて前(のポルシェ)に追いつけることができました。後半はタイヤの摩耗に対して雨量が多くコントロールが難しかったです。追いつくのも、タイムを出して相手にプレッシャーかけるのも有効でしたね。ヒヤヒヤの2連勝でしたが、レースやってる実感はありましたね。次戦に向けてタイヤもセッティングもよりシビアなところを探って速くしたいですね」

2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNoClsP DriverCar/TypeLapTime/Bihind
1111 木下 みつひろ
 青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
823:32'15.542
22512 織戸 学
 羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
82-43.753
33313 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
81-1 Lap 
49914 砂子 塾長
 壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
81-1 Lap 
52415 井上 貴志
 堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
81-1 Lap 
65N+1 道上 龍
 服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
81-1 Lap 
7221 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
80-2 Laps
82222 村山 智之
 松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
80-2 Laps
91916 輿水 敏明
 阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
80-2 Laps
1036N+2 黒澤 琢弥
 佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
79-3 Laps
115623 松本 達哉
 日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
79-3 Laps
128331 古橋 譲
 玉木 秀幸
 小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
79-3 Laps
135724 大橋 正澄
 松浦 俊之
 松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
79-3 Laps
14325 村田 信博
 サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
79-3 Laps
152732 古谷 直広
 長島 正興
FINA BMW M3
E36
79-3 Laps
1637N+3 影山 正彦
 井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
78-4 Laps
171326 原田 一政
 脇田 一輝
 山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
78-4 Laps
1854N+4 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
78-4 Laps
193933 八木 宏之
 植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
78-4 Laps
2055N+5 田ヶ原 章蔵
 片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
78-4 Laps
212027 橋澤 宏
 小林 且雄
 伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
77-5 Laps
22841 筒井 克彦
 谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
77-5 Laps
23*6942 梅本 淳一
 長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
77-5 Laps
241434 今村 大輔
 山崎 学
 小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
77-5 Laps
25*8243 西村 元希
 高橋 しげる
 津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
77-5 Laps
267344 山本 すばる
 高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
76-6 Laps
277028 三上 和美
 藤沢 哲也
 福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
76-6 Laps
287735 吉岡 一博
 池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
76-6 Laps
292145 三船 剛
 和田 久
 袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
75-7 Laps
30629 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
75-7 Laps
311846 浅野 武夫
 笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
74-8 Laps
325847 佐藤 衛
 富沢 勝
 斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
74-8 Laps
332336 尾本 直史
 星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
73-9 Laps
34*6048 小幡 弘
 成澤 隆二
 枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
73-9 Laps
359849 田嶋 栄一
 海老澤 紳一
 千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
73-9 Laps
3666410 福田 よしのぶ
 たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
72-10 Laps
3710411 菊地 靖
 渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
69-13 Laps
38*12210 田中 壮一郎
 筒井 紀美子
 寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
69-13 Laps
39*28037 大城 一
 前嶋 秀司
 川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
68-14 Laps
4029412 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
67-15 Laps
4117N+6 田中 篤
 テツ・清水
 山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
63-19 Laps
4234413 川口 正敬
 岡 滋人
 浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
59-23 Laps
------- < 以上 認定順位 > --------
-96N+7 藤田 孝博
 山口 明
 大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
71-11 Laps
-*11211 中谷 明彦
 木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
44-38 Laps
-1538 長島 正明
 山田 英二
 入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
15-67 Laps
-*10917 飯田 章
 西澤 和之
 落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
9-73 Laps
  • Fastest Lap: No.1 エンドレスアドバンGT-R 2'27.470 18/82 141.76km/h
  • 規定周回数 C1: 57Laps / C2: 56Laps / C3: 55Laps / C4: 53Laps / N+: 56Laps
  • ペナルティ No.11 スーパー耐久シリーズ規則第10条(10)違反(反則スタート)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.109 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。(リタイアのため未消化)
  • ペナルティ No.12 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン未停止)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.82 スーパー耐久シリーズ規則第11条(12)違反(給油中のエンジン始動)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.280 スーパー耐久シリーズ規則第11条(11)違反(給油中のジャッキ作動)によりペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.60 スーパー耐久鈴鹿300マイル特別規則書第46条~2)違反(ピットレーン通過速度)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • ペナルティ No.69 スーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル フリー走行


ウエットのフリー走行を制した、FALKEN☆PORCSHE (Photo: K.Takeshita)

雨のフリー走行を制したのは、ファルケンポルシェ。2位にエンドレスアドバンGT-Rがつける。

 11日、鈴鹿は朝から小雨模様。路面はまだ湿っている程度だったが、フリー走行が始まる直前に降り出した大粒の雨によりコースは一気にウエットに。スリックタイヤでピットロード出口に並んでいたマシンはピットに押し戻されてレインタイヤに履き替えるという混乱のなか、午前9時20分フリー走行が始まった。

 フリー走行序盤は、2分37秒台でアドバンポルシェがトップタイム。フリー走行中盤から小雨になると各車徐々にタイムアップ。結局、終盤に2分28秒959を叩き出したファルケンポルシェがトップに踊り出た。エンドレスアドバンGT-Rは2位に入った。

 決勝は、午後2時より82周にわたって行われる。

2003年5月11日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/11) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/TypeTimeDelayGapkm/h
13311 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'28.950--140.35
2112 木下 みつひろ
 青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'29.3730.4230.423139.95
32513 織戸 学
 羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
2'30.7741.8241.401138.65
4321 村田 信博
 サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'30.8991.9490.125138.54
51914 輿水 敏明
 阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'30.9481.9980.049138.49
610915 飯田 章
 西澤 和之
 落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'30.9502.0000.002138.49
79916 砂子 塾長
 壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'32.1173.1671.167137.43
85N+1 道上 龍
 服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'33.1114.1610.994136.54
9222 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
2'33.1194.1690.008136.53
1036N+2 黒澤 琢弥
 佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
2'33.6414.6910.522136.07
112223 村山 智之
 松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'33.8034.8530.162135.92
121124 中谷 明彦
 木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'34.0075.0570.204135.74
132025 橋澤 宏
 小林 且雄
 伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'34.1495.1990.142135.62
1437N+3 影山 正彦
 井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'35.5636.6131.414134.38
157731 吉岡 一博
 池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'35.9176.9670.354134.08
1655N+4 田ヶ原 章蔵
 片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'36.6757.7250.758133.43
175626 松本 達哉
 日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'36.7097.7590.034133.40
188332 古橋 譲
 玉木 秀幸
 小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'37.0598.1090.350133.10
192417 井上 貴志
 堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'37.3918.4410.332132.82
20627 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'37.8078.8570.416132.47
217028 三上 和美
 藤沢 哲也
 福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'38.0339.0830.226132.28
2254N+5 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'38.6569.7060.623131.76
23841 筒井 克彦
 谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'38.7869.8360.130131.66
241433 今村 大輔
 山崎 学
 小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'38.8499.8990.063131.60
253934 八木 宏之
 植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'39.44710.4970.598131.11
261535 長島 正明
 山田 英二
 入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
2'40.83211.8821.385129.98
271329 原田 一政
 脇田 一輝
 山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'40.91611.9660.084129.91
286942 梅本 淳一
 長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'42.45913.5091.543128.68
2957210 大橋 正澄
 松浦 俊之
 松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'42.57513.6250.116128.59
3096N+6 藤田 孝博
 山口 明
 大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'43.10614.1560.531128.17
317343 山本 すばる
 高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'43.37914.4290.273127.96
322736 古谷 直広
 長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'43.45214.5020.073127.90
338244 西村 元希
 高橋 しげる
 津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'43.67214.7220.220127.73
342337 尾本 直史
 星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'44.97016.0201.298126.72
359845 田嶋 栄一
 海老澤 紳一
 千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'45.19216.2420.222126.55
365846 佐藤 衛
 富沢 勝
 斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'45.47416.5240.282126.34
372147 三船 剛
 和田 久
 袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'46.30717.3570.833125.70
381848 浅野 武夫
 笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'47.04918.0990.742125.14
3928038 大城 一
 前嶋 秀司
 川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'47.21718.2670.168125.02
402949 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'51.23322.2834.016122.09
4160410 小幡 弘
 成澤 隆二
 枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'51.38222.4320.149121.98
4234411 川口 正敬
 岡 滋人
 浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'53.65724.7072.275120.38
4310412 菊地 靖
 渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
3'06.95738.00713.300111.82
4466413 福田 よしのぶ
 たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
7'53.2865'24.3364'46.32944.17
4517N+7 田中 篤
 テツ・清水
 山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
no time---
4612211 田中 壮一郎
 筒井 紀美子
 寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
no time---

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選2回目


渾身のアタックでPPを奪った織戸学とアドバンポルシェ (Photo: K.Takeshita)

アドバンポルシェの織戸学、GT-Rを指定席から引きずり降ろし、ついにポールを奪取!

 午後になるとさらに雲は厚さを増し今にも雨が降り出しそうな天候となってきた。気温は20度、路温温度は23度という条件で午後12時20分公式予選2回目が開始された。

 まずは午前中トップタイムを叩き出した、エンドレスアドバンGT-Rが木下みつひろのドライブで2'13.126を出し順当にトップにつけた。このまま予想通りポールをゲットするかと思われた終盤、予選終了5分前にアドバンポルシェをドライブする織戸学が渾身のアタック。なんと、コースレコードを叩き出し0.067秒差でGT-Rを逆転、ついにGT-Rを指定席から引きずり降ろし、クラス1のポールをゲットした。

 クラス2はFUJITUBOインプレッサが、クラス3はORCアドバンRX-7が、クラス4はRED LINEベルノ東海DLが、N+はMAZIORA Kosei SXEがそれぞれトップタイムをマークした。

 決勝は、明日午後2時よりスタートが切られるが、天気予報は雨、波乱含みのレース展開が予想される。

織戸学(クラス1 PP)
「開幕戦のハイランドはクルマもまだまだできてなかった。今回走ってまた次走ってっていうようにその次へ向けて良くなっていってる。2セット使えるようにはなったけれど、朝はニュータイヤはいてこれで決勝スタートもしないといけないからね…。せっかくポールとれたからいけるだけ行って抑えてやろうと思ってる。GTRは直線が速いからすぐに抜かれちゃうかもしれないけどね(笑)雨は意外とポルシェも速いんですよ」

木下みつひろ(クラス1 予選2位)
「PPとれればめっけものと言う感じでしたから、思ったよりポルシェが速かったというか、ウチはどんな状況でもレースを戦えるものを選んでるので、(PPを)とれればめっけもんというところなんです。ポルシェはどんどん速くなる要素があるし、油断はできないです。雨降るとスカイラインが有利に見えるけど、ポルシェは1ストップの可能性が出てくる。ウチは雨でも2ストップですから、雨よりドライでレースしたいですね」

2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/ModelTimeDelayGapkm/h
12511 織戸 学
羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
R2'13.059--157.11
2112 木下 みつひろ
青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'13.1260.0670.067157.03
31913 輿水 敏明
阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'13.3940.3350.268156.72
410914 飯田 章
西澤 和之
落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'13.4970.4380.103156.60
59915 砂子 塾長
壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'14.7891.7301.292155.10
63316 竹内 浩典
田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'14.9521.8930.163154.91
71531 長島 正明
山田 英二
入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
R2'16.8183.7591.866152.80
8221 吉田 寿博
清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
R2'16.8973.8380.079152.71
92417 井上 貴志
堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'16.9683.9090.071152.63
107732 吉岡 一博
池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'17.0553.9960.087152.53
112222 村山 智之
松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'17.2714.2120.216152.29
121123 中谷 明彦
木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'17.2834.2240.012152.28
13324 村田 信博
サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'17.7434.6840.460151.77
143933 八木 宏之
植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'17.9354.8760.192151.56
1536N+1 黒澤 琢弥
佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
R2'18.4865.4270.551150.96
167025 三上 和美
藤沢 哲也
福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'18.7315.6720.245150.69
172334 尾本 直史
星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'19.1536.0940.422150.23
188335 古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'19.1616.1020.008150.22
195726 大橋 正澄
松浦 俊之
松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'19.2876.2280.126150.09
201436 今村 大輔
山崎 学
小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'19.3616.3020.074150.01
212027 橋澤 宏
小林 且雄
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'19.4006.3410.039149.97
22628 冨桝 朋広
関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'19.6336.5740.233149.72
235629 松本 達哉
日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'19.7536.6940.120149.59
242737 古谷 直広
長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'19.9476.8880.194149.38
2537N+2 影山 正彦
井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'20.0256.9660.078149.30
265N+3 道上 龍
服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'20.1467.0870.121149.17
2755N+4 田ヶ原 章蔵
片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'20.8797.8200.733148.39
2854N+5 山内 伸弥
浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'21.9558.8961.076147.27
291041 菊地 靖
渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
R2'22.1079.0480.152147.11
305842 佐藤 衛
富沢 勝
斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'22.1829.1230.075147.03
31843 筒井 克彦
谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'22.2009.1410.018147.01
326944 梅本 淳一
長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'22.4829.4230.282146.72
3396N+6 藤田 孝博
山口 明
大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'22.6609.6010.178146.54
3413210 原田 一政
脇田 一輝
山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'23.27710.2180.617145.91
352145 三船 剛
和田 久
袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'23.34310.2840.066145.84
369846 田嶋 栄一
海老澤 紳一
千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'23.71110.6520.368145.47
377347 山本 すばる
高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'24.25311.1940.542144.92
388248 西村 元希
高橋 しげる
津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'24.33411.2750.081144.84
3917N+7 田中 篤
テツ・清水
山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
2'24.60511.5460.271144.57
4028038 大城 一
前嶋 秀司
川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'25.20612.1470.601143.97
411849 浅野 武夫
笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'25.48012.4210.274143.70
4260410 小幡 弘
成澤 隆二
枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'26.88213.8231.402142.33
43*29411 谷口 美穂
谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'27.77014.7110.888141.47
4434412 川口 正敬
岡 滋人
浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'28.09015.0310.320141.17
4566413 福田 よしのぶ
たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
2'28.24615.1870.156141.02
4612211 田中 壮一郎
筒井 紀美子
寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
2'30.31417.2552.068139.08
  • "R" マークの車は、コースレコードを更新しました。
  • 従来のコースレコード C1: 2'13.645 / C2: 2'17.919 / C3: 2'20.286 / C4: 2'22.660 / N+: 2'18.845
  • ペナルティ No.29 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル 予選1回目


2連勝に向けて好発進のエンドレスアドバンGT-R (Photo: K.Takeshita)

エンドレスアドバンGT-R 2連勝に向けてまずはトップ発進!

 10日、スーパー耐久第2戦鈴鹿300マイルが行われる鈴鹿サーキットは曇は厚いものの風はほとんどなく穏やかな朝を迎えた。午前9時15分定刻に開始され30分の争いで、クラス1のトップに立ったのは、第1戦の勝者、エンドレスアドバンGT-R。タイムは2'13.645、まずは2連勝に向けて視界良好だ。クラス2のトップはFUJITSUBOインプレッサ、クラス3のトップはBP ADVAN NSX、クラス4のトップはACID英進館YH2000、N+のトップはMAZIORA Kosei SXEがつけている。

 決勝へのグリッドを決める予選2回目は午後12時20分より行われる。

2003年5月10日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
鈴鹿300マイル -RIJ- (2003/05/10) Qualifying #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Super Taikyu Series Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/ModelTimeDelayGapkm/h
1111 木下 みつひろ
青木 孝行
エンドレス アドバン GT-R
BNR34
2'13.645--156.42
22512 織戸 学
羽根 幸浩
ADVAN PORSCHE
996
2'13.8810.2360.236156.15
31913 輿水 敏明
阪口 良平
JMCダンロップGT-R・ED
BNR34
2'15.1391.4941.258154.69
410914 飯田 章
西澤 和之
落合 俊之
ランドリーOGBアドバンGT3
996
2'15.1921.5470.053154.63
59915 砂子 塾長
壷林 貴也
CRT-PIRELLIポルシェ
996
2'15.5791.9340.387154.19
63316 竹内 浩典
田中 哲也
FALKEN☆PORCSHE
996
2'16.3192.6740.740153.35
72417 井上 貴志
堤 明彦
PCJ ADVAN PORSCHE
996
2'17.4033.7581.084152.15
8*221 吉田 寿博
清水 和夫
FUJITSUBOインプレッサ
GH-GDB
2'17.9194.2740.516151.58
92222 村山 智之
松田 晃司
avex・Impreza
GH-GDB
2'18.3974.7520.478151.05
1036N+1 黒澤 琢弥
佐々木 孝太
MAZIORA Kosei SXE
SXE10
2'18.8455.2000.448150.57
111123 中谷 明彦
木下 隆之
ジアラランサー
CT9A
2'18.9955.3500.150150.40
12324 村田 信博
サトウ カイチ
エンドレスアドバン座間エボ
CT9A
2'19.1395.4940.144150.25
138331 古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
BP ADVAN NSX
NA2
2'20.2866.6411.147149.02
147025 三上 和美
藤沢 哲也
福田川 優
リニューカーTCPROアドバン
CP9A
2'20.3156.6700.029148.99
152332 尾本 直史
星野 一樹
C-WEST アドバン Z33
UA-Z33
2'20.4326.7870.117148.86
1637N+2 影山 正彦
井入 宏之
SPIRIT Kosei SXE
SXE10
2'20.5486.9030.116148.74
172733 古谷 直広
長島 正興
FINA BMW M3
E36
2'20.9817.3360.433148.28
182026 橋澤 宏
小林 且雄
伊藤 勝一
RSオガワADVANランサー
CT9A
2'21.0027.3570.021148.26
197734 吉岡 一博
池田 克久
TRUST ADVAN RX7
FD3S
2'21.0087.3630.006148.26
205627 松本 達哉
日部 利晃
NUTEC ランサー エボⅧ
CT9A
2'21.1317.4860.123148.13
215N+3 道上 龍
服部 尚貴
5ZIGEN INTEGRA
DC5
2'21.2417.5960.110148.01
221535 長島 正明
山田 英二
入口 秀輝
ORCアドバンRX-7
FD3S
2'21.4657.8200.224147.78
23628 冨桝 朋広
関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'21.5177.8720.052147.72
245729 大橋 正澄
松浦 俊之
松井 猛敏
グラムライツ ランサーエボⅧ
CT9A
2'22.1268.4810.609147.09
253936 八木 宏之
植田 正幸
DELPHI ADVAN NSX
NA2
2'22.4758.8300.349146.73
26841 筒井 克彦
谷川 達也
ACID英進館YH S2000
AP1
2'22.6609.0150.185146.54
275842 佐藤 衛
富沢 勝
斎藤 多聞
モンド スピードDL 2000
AP1
2'22.7029.0570.042146.50
2854N+4 山内 伸弥
浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'22.7159.0700.013146.48
291043 菊地 靖
渡辺 明
RED LINEベルノ東海DL
DC5
2'22.8059.1600.090146.39
3055N+5 田ヶ原 章蔵
片岡 龍也
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'23.3559.7100.550145.83
3196N+6 藤田 孝博
山口 明
大村 亜津子
ネッツ大分アドバンアルテッツア
SXE10
2'24.00210.3570.647145.17
321437 今村 大輔
山崎 学
小松 一臣
REDLINEダイトウRX-7
FD3S
2'24.22410.5790.222144.95
336944 梅本 淳一
長野 賢也
J'S RACING S2000 YH
AP1
2'24.52110.8760.297144.65
349845 田嶋 栄一
海老澤 紳一
千田 隆平
Mooncraft S2000
AP1
2'24.53810.8930.017144.63
351846 浅野 武夫
笠原 智行
FK/マッシモADVAN DC5
DC5
2'25.43111.7860.893143.75
362147 三船 剛
和田 久
袖山 誠一
クムホ・エクスタ・S2000
AP1
2'25.70812.0630.277143.47
377348 山本 すばる
高良 匡紀
ロイヤルハウスA-ONE無限μ
DC5
2'25.71812.0730.010143.46
38*8249 西村 元希
高橋 しげる
津川 偉章
KTパサージュベルノ宮城FK
DC5
2'25.95412.3090.236143.23
3913210 原田 一政
脇田 一輝
山本 和正
KSAUTO-LANCER
CP9A
2'26.13812.4930.184143.05
4028038 大城 一
前嶋 秀司
川越 賢二
PIRELLI花博I&Plus
NA2
2'26.89413.2490.756142.31
4117N+7 田中 篤
テツ・清水
山本 信
キーパー★ingsカワサキDL
DC5
2'26.92013.2750.026142.29
4234410 川口 正敬
岡 滋人
浅野 哲夫
タイヤガーデンBP-DC5
DC5
2'27.58313.9380.663141.65
4366411 福田 よしのぶ
たになか むねあき
EXEDY シグナルオート DC5
DC5
2'29.35715.7121.774139.97
4460412 小幡 弘
成澤 隆二
枡田 雄幸
RCB・DL・インテグラ
DC5
2'29.41315.7680.056139.92
4529413 谷口 美穂
谷口 いずみ
オベロン読売江東理工専DC5
DC5
2'30.47216.8271.059138.93
4612211 田中 壮一郎
筒井 紀美子
寺下 昌宏
クイーンスクエア.ネットエボⅧ
CT9A
2'30.73917.0940.267138.68
  • 予選通過基準タイム C1: 2'27.643 / C2: 2'32.280 / C3: 2'34.622 / C4: 2'36.994 / N+: 2'34.232
  • ペナルティ No2, 82 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e(ピット出口のホワイトラインカット)により、訓戒を課した。

全日本GT選手権

GTA、マレーシア戦の中止を正式発表!代替レースは未定

既報のとおり開催中止となったJGTCマレーシア戦だが、5月8日、シリーズを
括するGTアソシエイション(GTA)からも、正式に中止発表がなされた。(リリース
文はJGTC.netへ)

GTAはこの中で、代替レースの実施についてはこれから検討に入るとしている。

◆JGTC.net http://www.jgtc.net/

全日本GT選手権

JGTC第4戦マレーシア戦、SARSの影響で中止に!

5月7日、全日本GT選手権(JGTC)第4戦(6月20~21日)の開催サーキットであるマレー
シア・セパンインターナショナルサーキットは、当該レースが中国を中心に猛威を奮
っている新型肺炎(SARS)の影響で中止となったと発表した。

この中止に関して、シリーズを統括するGTアソシエイション(GTA)からの発表はまだ
ないが、先日第2戦の行われた富士スピードウェイでチーム関係者には中止の方向で
動いているとの説明がなされた。GTAはその後セパンサーキットに中止する旨の申し
入れをし、現在は中止発表に向け各方面と調整を行っている模様だ。マレーシア戦中
止発表に際しては、代替レースの開催などについても触れられると思われる。

なお、関係者の間では、12月に中国・上海で開催が予定されているオールスター戦に
ついても、開催を危ぶむ声が上がっている。

セパンサーキット開催中止リリース

全日本GT選手権

JGTC第2戦/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第2戦
ALL JAPAN FUJI GT500
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年5月3-4日
■開催場所:富士スピードウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ 無念のリタイアを喫す

ゴールデンウィークの富士スピードウェイで開催されたJGTC第2戦。
クスコスバルADVANインプレッサは、クラス9位を走行中の22周目に他車両に
追突してインタークーラーを破損。残念ながら、そのままピットインしてリタイアと
なってしまった。

決勝日は過去最高、6万6000人ものファンでグランドスタンドが埋まった。今回
は114周の長距離レースとなるので、コンスタントラップを重ねて走行すれば上位
入賞も期待できそうだ。
12時55分、決勝のスタートが切られるとストレートスピードが苦しいクスコスバ
ルADVANインプレッサは、1コーナーまでに2台の車両にかわされ11位へドロッ
プ。しかしそれでも10周目に#2NSXを抜きポイント圏内となる10位へポジショ
ンを上げる。さらに21周目には、#43ガライヤをかわして9位へ。ところが翌22
周目のヘアピンコーナー立ち上がりで#5ヴィーマックに追突。牽引フックがインター
クーラーに刺さり、そのままペースダウン。谷川は緊急ピットインするが、残念なが
らマシンはそのままピットガレージへ入れられレースを終え、熱心なファンの期待に
応えることはできなかった。

■谷川達也選手
「ヘアピンの立ち上がりで前のクルマが失速したのか、追突してしまいました。これ
からガンガン行くところだったので、チームにもファンにも申し訳ないです。インプ
レッサはエンジンの重心が低いのでコーナリングが得意ですが、セダンタイプのボディ
は空気抵抗が大きくストレートが伸びないんですが、徐々に改善されることと思いま
す。次のSUGOは昨年優勝争いのできたコース。欲をかかずに完走を目指せばおの
ずと結果が出るでしょう。」

■Race Results
Pos.  No.  Driver   Car Name   Laps/Diff
1  #26  山路慎一/西澤和之  PLUS e タイサン アドバン GT3R     105 2:49'28.304
2  #3   木下みつひろ/柳田真孝  ハセミスポーツ・エンドレス・Z 105      +8.588
3  #43  新田守男/高木真一  ARTA Garaiya                      105     +38.001
4  #11  松田秀士/田中哲也  JIM RodeoDrive アドバンF360       105     +39.329
5  #31  佐々木孝太/後藤 聡  RECKLESS MR-S                    105     +52.164
6  #81  星野一樹/植松忠雄  ダイシンADVANシルビア                      1Lap
7  #71  Guts城内/澤 圭太  シグマMR-S                                  2Laps
8  #910 平川 晃/宮川やすお  910 BORO アドバンポルシェ                 2Laps
9  #5   玉中哲二/三船 剛  BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R               2Laps
10 #7   谷口信輝/大井貴之 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7              2Laps
R  #77  小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVAN インプレッサ      22

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第2戦富士/HONDAレースレポート


(C)Honda

 Mobil 1 NSX(松田/小暮組)6位、RAYBRIG NSX(加藤/光貞組)7位

■決勝日時 :5月4日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :22℃
■コース :ドライ
■観客数 :6万6000人

 5月4日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第2戦「ALL JAPAN GT FUJI-500」の決勝レース(114周=501.6km)が開
催された。

 3日(土)に行われたGT500クラス公式予選は快晴、気温25~26℃、路面温度37~
41℃というコンディションとなり、Honda NSX-GT勢は伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX
無限NSX)が1分24秒896を記録し予選11番手ポジションを獲得。道上 龍/S.フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が予選12番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は13
番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は14番手、土屋圭市/金石年弘 組(ARTA
NSX)は16番手からの決勝スタートとなった。

 GT500クラスの決勝レースは薄曇り、気温26℃、路面温度36℃のコンディションの
もと13時54分にローリングスタートが切られた。オープニングラップは松田次生選手
(Mobil 1 NSX)が11位、道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)が12位、伊藤大輔選手(G'ZOX
無限NSX)が13位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)が14位、土屋圭市選手(ARTA NSX)
が16位で通過。今シーズン、新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられている
Honda NSX-GT勢は、粘り強い走りでポジションアップをねらう。

 26周目、9位までポジションアップしていた道上選手が1コーナーのブレーキング
でZENTトムススープラとプロジェックトμアスペリア スープラの2台を一挙に抜き
去り7位に浮上。伊藤選手は、早めにピットインを行ないT.コロネル選手へドライバー
交代をする。

 ほぼ、全車が1回目のピットインを終えた時点で、道上選手(TAKATA童夢NSX)が
7位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が8位、T.コロネル選手(G'ZOX無限NSX)が11
位、光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が12位、引き続き2回目の走行を行なっている土
屋圭市選手(ARTA NSX)が13位を走行する。

 57周目、12位にポジションアップをしていた土屋選手が100Rコーナーで電気系のト
ラブルのためスローダウン。そのままマシンをストップし、無念のリタイアとなる。
さらに、60周目の最終コーナー立ち上がりでタイヤの消耗に苦しんでいた7位走行の
道上選手がスピン、そこへ直後を走行していたT.コロネル選手が接触し2台ともコー
スアウトを喫する。2台とも復帰を試みるもののリタイアとなる。

 残る2台のNSX-GTは堅実な走行を続け、2回目のピットインを終えてレース終盤へ
突入する。91周目に4位を走行していたauセルモスープラの黒旗失格により、光貞選
手が6位、松田選手が7位に浮上。94周目には松田選手が光貞選手をパスして6位に
浮上する。

 そして、114周、約2時間52分の長丁場を走りきった松田選手と光貞選手は、総合
6位、7位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、ドライバーズランキングにお
いて松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)が5位、道上 龍/S.フィリップ 組(TAK
ATA童夢NSX)が7位、伊藤大輔/T.コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が8位、加藤寛規/
光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)が11位となった。

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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「このサー
  キットの特性に合わせてストレート重視のセッティングを行なった結果、スピード
  はライバル達と遜色ないところまで伸びました。しかし、クルマのバランスを取る
  のに苦労してタイヤに大きな負担を掛けてしまったようです。次戦のSUGOはテクニ
  カルサーキットでもあり、コーナリングに強いマシンの特性を活かしながら、ドラ
  イバー、チームの総合力で頑張りたいと思います。」

■6位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今日のようなレース展開でポイントを獲得できたことに満足しています。クルマは
  進化していますが更に改善しなければならないと思います。次戦のSUGOはNSX-GTの
  得意なテクニカルコースなので今までの戦いをしっかりと分析して表彰台をねらっ
  ていきます。」

●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「今日はなかなかクルマのペースが上がらず苦労しましたが、チームからはタイヤを
  温存する走りをするよう指示がでていましたのでその通り走りました。次のSUGOで
  もベストを尽くし最良の結果を求めていきたいと思います。」

■7位 #100 RAYBRIG NSX
●加藤 寛規(Hiroki Kato)選手
「レース序盤は上位のクルマについていくのに必死でした。ただ、チームの作戦通り
  に離されずに走ることができたと思います。クルマ自体は進化しているのですが、
  もう少しセッティングを煮詰めたい部分もあります。SUGOは合同テストのタイムも
  良かったのでしっかりと戦略を練ってベストを尽くします。」

●光貞 秀俊(Hidetosi Mitsusada)選手
「今回のレースではいかに同じラップを平均して走ることができるかを念頭にクルマ
  をコントロールしました。その結果いいペースをキープすることができたので満足
  しています。クルマも気になっていたオーバーステア気味になるところも、チーム
  が解決してくれて、良い状態で決勝に臨むことができました。SUGOは表彰台をねら
  います。」

全日本GT選手権

JGTC第2戦富士/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第2戦 
ALL JAPAN FUJI GT RACE  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月4日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モチュールピットワークGT-R、優勝!!
   ザナヴィ ニスモ GT-Rも4位で、ニスモ最高の一日に!

66,000人の大観客を集めた「ALL JAPAN GT FUJI-500」は、午後1:55に
決勝レースがスタート。予選3位からスタートした影山正美、リチャード・ライアン
組の#22「モチュールピットワークGT-R」が72周目にトップに立ち114周
目のチェッカーフラッグをレースリーダーのまま駆け抜けた。4月にシェイクダウン
したばかりの03仕様の同車はデビューレースで優勝の栄光をつかんだ。
本山哲、ミハエル・クルム組の#23「ザナヴィ ニスモ GT-R」は8位からレー
スをスタートしたが周回を重ねる毎にその間隙を詰め、114周目のコントロールラ
インを通過した時点で僅か0.148秒差の4位でレースを終えた。また2位には同
じくこのレースより03仕様を投入した#12カルソニックスカイラインが入り、日
産勢は1、2、4位を占める大活躍。
ニスモの柿元監督がシーズン初頭に公約した「速いGT-R」を早くも存分に見せる
ことができた。

#22は影山正美がレースをスタート。13周目に2位に浮上。その後は長丁場のた
め序盤は抑え気味に周回する作戦を取ったが、#12スカイラインと#25スープラ
に先行を許してしまう。しかし、序盤の抑制が功を奏し、1回目のピットインで短い
時間で給油を終えることができたためレース復帰後再び3位のポジションに。ライア
ンは着実に先行車との差を埋め64周目には2位に、そして72周目にはレースリー
ダーの#38スープラを捉えトップに躍り出た。その後もペースを落とすことなく、
114周目のトップフィニッシュをつかんだ。

ニスモの優勝は、2001年のJGTC第4戦富士ラウンド以来1年9ヶ月ぶり。優勝し
た影山正美は、2000年の開幕戦以来の勝利だが、優勝回数が累計6回となり、J‐
GTCシリーズ最多優勝ドライバー(エリック・コマス選手とタイ)となった。
#23は、本山哲がスターティングドライバー。50kgのハンディウエイトを積んで
8番手からのスタートであったが、12周目に#35スープラを抜いて7位に。その
後6位となると30周目には5位へと確実にポジションを上げていった。41周目に
ミハエル・クルムに交代。終盤上位車の脱落によって4位となると、約10秒あった
#39との差を徐々につめ、最終ラップまであきらめずに3位を追い続けた。結果は
僅差の4位であったが開幕戦の2位に続きポイントを加算。チャンピオン獲得に向け
て、確実に一歩ステップを進めることとなった。

■リチャード・ライアン選手
「グランドスタンドで日産の旗を振り続けてくれたファンの皆さんに感謝したいです。
  とても心強かった。メカニック達もドライバーも、チームの皆が100%力を発揮
  できたことが勝因です。テストからこのクルマはとても速いことがわかっていたの
  で、完走さえすれば、良い結果がついて来ると信じていた。レースでは、タイヤや
  ギアボックスを酷使しないように気をつけて走りました。今年の素晴らしいチャン
  スをくれた日産の期待に応えられて良かったです」

■影山正美選手
「日産ファン、スカイラインファンの皆さん、大変長らくお待たせしました。
やっと勝てました。メカニック達も今週は寝ずの作業をしてくれました。
去年表彰台に一度も上れなかったので、今日の優勝は本当にうれしいです。今年のク
ルマは速いので、レース中にコンスタントに走れるクルマを作ることがポイントでし
た。今後も確実にポイントを重ねてチャンピオン争いをしたいです」

■ニスモチーム 柿元監督
「まずは応援ありがとうございました。大変長らくお待たせしましたが、次からもド
  ンドン勝ちを狙っていきますので引き続きご声援をお願いします。今週は実は大変
  苦しんだんです。スタッフもメカニックも大変努力し、力を注ぎました。その結果、
  クルマも良く仕上がりましたし、ドライバーもベストを尽くしました。そして、フ
  ァンの皆様の熱いご声援、それらすべてが天に伝わったのだと思います」

■決勝結果
POS Car                         No  Driver  Time
 1 モチュールピットワーク GT-R  #22 リチャード・ライアン / 影山正美 2:49'05"641
 2 カルソニックスカイライン     #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治       -11"003
 3 デンソーサードスープラGT     #39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学     -38"614
 4 ザナヴィ ニスモ GT-R         #23 本山 哲 / ミハエル・クルム         -38"862
 5 プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一             -1Lap
 6 Mobil 1 NSX                  #64 松田次生 / 小暮卓史                 -1Lap
 7 RAYBRIG NSX                 #100 加藤寛規 / 光貞秀俊                 -1Lap
 8 ZENT トムススープラ          #37 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ       -3Laps
 9 イエローコーンマクラーレンGTR #76 五十嵐勇大 / 田嶋栄一              -4Laps
10 WOODONE トムススープラ       #36 土屋武士 / エリック・コマス         -7Laps

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第2戦 全日本GT富士500 優勝クルーコメント


喜びの両クラス優勝者(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #22モチュールピットワークGT-R

影山正美
お待たせしました。まず日産ファン、スカイラインファンのみなさんに「お待たせし
ました」というのを心から言いたい。今日も観客席から熱心に旗を振って応援してく
れたことが大きな力になった。序盤で順位を落としたが、短い時間でピットアウトで
きて、ライアンも頑張ってくれたので落とした順位を挽回できた。
本当に僕のバースディプレゼントになって非常に嬉しい。(GT通算7勝目で星野選手を
抜いたことについて)勝つということはレーシングドライバーにとっては最高のもの
で、それが6回でも7回でも嬉しさに変わりはない。去年みたいに一年間一回も表彰台
にあがれなかったのはレース人生の中で初めてだったのでそういう意味でも嬉しい。

TIで23がシェイクダウンした時点で速いのは分かっていた。今日のレースで速いスカ
イラインを皆さんにお見せすることができた。
ここ何年かGTでは一回も勝たないでチャンピオンということがあったが勝つことが一
番嬉しい。これからも勝ちを狙って、ポイントを積み重ねて、タイトルを狙っていき
たい。

リチャード・ライアン
コースサイドで熱心に旗を振ってくれたファンの応援が大きな力になった。今シーズ
ンもこのままの調子で行きたいと思う。クルマが速いのはテストの結果で分かってい
たので今回のレースはいい結果が出ると信じていた。日産に来て大きなチャンスを貰
ったと思う。GT参戦2年目ということで去年の経験が生かせるはずだし、なによりも
このレースは完走することが重要だと思うので、コンスタントに結果を残せるよう頑
張りたい。

■GT300クラス #26 PLUS e タイサンアドバンGT3R

山路慎一
金曜にアクシデントに巻き込まれて充分な走行が出来なかったが、メカニックが徹夜
で頑張ってくれた。500kmということでタイヤがどこまでもつか不安だったが、ヨコ
ハマタイヤが素晴らしいタイヤを作ってくれたので、いい結果が残せた。Zが凄い勢い
で追い上げてきたので必死で逃げ切ろうと頑張った。次はかなり重いので結果は出せ
ないと思うんで、他の車を応援してあげてください。

西澤和之
やっとGTで初優勝できました。走っているうちにクラッチがだいぶ奥に入って切れが
悪くなったり、ブレーキも奥に入ってって運転しにくい状態があったが、500から優
秀なドライバーを引き抜いてきたので結果は心配していなかったし、テストでも富士
には手ごたえを感じていた。今後も信頼性を大事にして戦っていきたい。

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 決勝


波乱のレースを制したモチュールピットワークGT-R(Photo:K.Takeshita)

                   GT-R、1年9か月ぶりの美酒に酔う!

5月4日、富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第2戦富士500は、#22モ
チュールピットワークGT-Rが混戦を制し、スカイラインGT-Rに1年9ヶ月ぶりの優勝
をもたらした。

レースはまずPPの#38auセルモスープラが1コーナーを制し、そのまま後続をぐんぐ
ん引き離していった。2位には#1エッソウルトラフロー スープラがつけていたが、
2周目に入って突然左前輪のハブを破損、ピットで長時間の修理に入る。13周目には
#36WOODONE トムススープラも同様のトラブルに見舞われた。
この2台がトップグループから脱落する一方では、#22モチュールピットワークGT-R、
#23ザナヴィ ニスモ GT-R、#12カルソニックスカイライン、#25ADVAN スープラ、
#39デンソーサードスープラGTらがめまぐるしく順位を入れ替えるバトルを展開して
いた。特に#12を駆るブノワ・トルルイエの勢いはすさまじく、瞬く間に2位に進出し
てきた。

レース中盤までは#38と#12の近づいたり離れたりの攻防が続いたが、その後方から
着実に順位を稼いできた#22が63周目に#12を抜き去ると、そのままの勢いで#38の追
撃にかかる。

そして71周目。周回遅れの処理に手間取った#38竹内を#22ライアンが一気に追い詰
め、72周目の100Rで積極的にインに割って入って遂に首位を奪い取った。
一方#38竹内は次の周の100Rでコースアウトし、右フロントフェンダーを損傷するも
そのまま走り続け、オレンジボウルが提示された後も更に5周してピットイン。結局
これがH項違反とされて失格の裁定が下った。

その後は#22が順調に周回を重ね、2位との差を10秒以上に引き離してゴール。2位に
は#12カルソニック、3位に#39サードスープラをはさんで4位に#23ザナヴィが入り、
ニッサンが1-2-4フィニッシュを達成した。ニッサンの優勝は2001年8月の富士以来1
年9ヶ月ぶりだった。

(観客:6万6千人)

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
 1  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     114 2:49'05.641
 2  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   114 -    11.033
 3  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   114 -    38.614
 4  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       114 -    38.862
 5  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         113 -   1 Lap
 6  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         113 -   1 Lap
 7 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         113 -   1 Lap
 8* 37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   111 -   3 Laps
 9* 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       110 -   4 Laps
10  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       107 -   7 Laps
11  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         106 -   8 Laps
12  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         105 -   9 Laps
13   3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ      木下/柳田         105 -   9 Laps
14  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         105 -   9 Laps
15  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         105 -   9 Laps
16  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       105 -   9 Laps
17  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         104 -  10 Laps
18* 71 300 シグマMR-S                       城内/澤           103 -  11 Laps
19 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         103 -  11 Laps
20   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R     玉中/三船         103 -  11 Laps
21   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         103 -  11 Laps
22  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      ウィルコック/浅井 102 -  12 Laps
23  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       102 -  12 Laps
24  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         101 -  13 Laps
25  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         101 -  13 Laps
26  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         100 -  14 Laps
27  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下          98 -  16 Laps
28 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R       高見沢/砂子        96 -  18 Laps
29  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水          95 -  19 Laps
30   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田          93 -  21 Laps
31  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋          81 -  33 Laps
32*111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀          77 -  37 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
    25 500 ADVAN スープラ                   デュフォア/野田    66 -  48 Laps
     9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT      菅/筒井            61 -  53 Laps
    18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ    60 -  54 Laps
    16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル      60 -  54 Laps
     8 500 ARTA NSX                         土屋/金石          56 -  58 Laps
    88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA          47 -  67 Laps
  * 21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/滑川        39 -  75 Laps
     2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺          26 -  88 Laps
    77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川          22 -  92 Laps
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸          11 - 103 Laps
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋          3 - 111 Laps
 ■ 38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川          (レース除外)
-----------------------------------------------------------------------------
* #21は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティ。
* #37は、H項違反によりペナルティエリアストップ10秒。
* #76は、H項違反(黄旗追越し)によりペナルティエリアストップ10秒。
* #71は、給油中の作業違反により、ドライビングスルーペナルティ。
* #111は、H項違反(黄旗中のスピン)によりペナルティエリアストップ10秒。
■#38は、H項違反(オレンジディスク旗4回無視)によりレース除外。

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 フリー走行


ADVANユーザーであるデンソースープラがトップタイム(Photo:K.Takeshita)

3連休中日の5月4日。少し汗ばむほど、快晴の富士スピードウェイでJGTC第2戦の決勝
日を迎えた。

午前8時30分、フリー走行が開始された。
コースオープンと同時に各車一斉にコースに出て行き、決勝への準備に余念がない
模様。

GT500は#39デンソーサードスープラが1分25秒801でトップタイム。以下#1エッソウル
トラフロー スープラ、#25ADVAN スープラと続き、上位5位までをスープラが占める。
中でもアドバン勢が好調のようで、決勝での活躍が期待される。
スカイライン勢は#22モチュールピットワークGT-Rの6位を筆頭に#12カルソニックス
カイラインが7位、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは9位だった。
開幕のTIに続いて苦戦が続くNSX勢はここでも下位に沈み、#16G'ZOX無限NSXが10位に
はいるのが精一杯のようだ。決勝に向けて逆転の秘策は果たしてあるのだろうか。

一方GT300は#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが1分33秒245でトップ。以下#24Endless
タイサンアドバンGT3R、#31RECKLESS MR-Sと続く。今回初のPPを獲得した#9正義の味
方覆面レーサーX MTも着実に6番手につけ、決勝に向けて準備は万全のようだ。

セッション残り3分となったところで#76と#111が1コーナーでスピンアウト。さらにダ
ンロップコーナーでレイジュンがスピンしてコース上に停止したため、赤旗が提示。
そのまま終了となった。

なお、昨日クラッシュしてしまい予選基準タイムをクリアできなかった#19ウェッズ
スポーツMR-Sは出走していない。

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/


2003年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'25.801
 2   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'25.921
 3  25 500 ADVAN スープラ                   デュフォア/野田   1'26.071
 4  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'26.225
 5  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'26.322
 6  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'26.462
 7  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'26.593
 8  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'26.903
 9  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'26.910
10  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'26.944
11   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'27.371
12  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'27.386
13 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'27.413
14  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'27.509
15  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'28.294
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'30.500
17  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'31.365
18   3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ      木下/柳田         1'33.245
19  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      ウィルコック/浅井 1'33.760
20  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'33.760
21  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'33.839
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'34.257
23   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'34.353
24   9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT      菅/筒井           1'34.540
25  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'34.606
26   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'34.608
27  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'34.919
28   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R     玉中/三船         1'34.930
29  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'34.955
30  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'35.045
31  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'35.102
32 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'35.716
33  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'35.741
34  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'35.773
35  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'35.783
36  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'35.817
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'36.290
38  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'36.406
39  61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         1'36.556
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R       高見沢/砂子       1'37.295
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'37.911
42  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/滑川       1'38.037
43  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'40.242
44 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'41.633
----------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 予選総合結果


2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合結果 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川        R1'23.886
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス      R1'24.255
 3  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山    R1'24.282
 4  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'24.363
 5  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'24.409
 6   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'24.431
 7  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'24.444
 8  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'24.621
 9  25 500 ADVAN スープラ                   デュフォア/野田   1'24.625
10  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'24.692
11  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'24.896
12  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'25.163
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'25.229
14 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'25.734
15  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'26.036
16   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'26.070
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'28.436
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'28.950
19   9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT      菅/筒井           1'31.356
20   3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ      木下/柳田         1'31.662
21  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'31.685
22   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'32.181
23  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'32.507
24  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'32.685
25  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'32.709
26  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      ウィルコック/浅井 1'32.861
27  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'32.972
28   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R     玉中/三船         1'33.069
29  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'33.179
30   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'33.286
31  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'33.330
32  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'33.746
33 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'33.943
34  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'34.122
35  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'34.542
36  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'34.764
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'35.024
38  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'35.119
39  61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         1'35.350
40 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R       高見沢/砂子       1'35.706
41  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/滑川       1'36.423
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'36.596
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'36.600
44  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'37.969
----------------------------------------------------------------------
    19 300 ウェッズスポーツMR-S             青木/田中         1'40.638
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)

* #88,#111,#10の3台は、一方のドライバーが予選通過基準タイムをクリアできな
  かったが、大会審査委員会により出走が認められた。
* #19は、予選中のクラッシュにより決勝出走を見合わせた模様。

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全日本GT選手権

JGTC 第2戦 全日本GT富士500 ポールシッターコメント


喜びの両クラスポールシッター(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #38 auセルモスープラ

立川
テストから順調ではあった。ところが昨日走り始めたら思いのほかバランスが良くな
くて、タイム的には上のほうだったが、チームとしては青くなっていた。このままで
はまずいと、緊急ミーティングを行い、対策を話し合った。今日はテストの状態まで
戻っていたのですべて順調でした。
周囲の状況を見て慎重にいった。予選の時間が押して涼しくなったので路面温度も下
がってタイムあがるかな?と思ったが、少しアンダーが出て、もう少しイクかと思っ
たがそれほどでもなかった。
決勝はうちのチームプレッシャーに弱いんで(笑) NSXやスカイラインも速いんで、
今日走ってみたらストレートで抜くのも難しい状況なので、PP取れてスタートから一
気にいけるという意味では良かった。

竹内
去年2勝したけど、セーフティカーが入って大変だった。何があるか分からないレー
スなので、何があっても勝てる体制で行きたい。立川のセットにあわせてあるので、
立川君頼むよと、まぁそれは冗談ですが、結晶は確実にモノに出来るよう気を引き締
めていきます。

■GT300クラス #9 正義の味方 覆面レーサーX MT


時間が押してて、路面の温度が下がっていくのがチームのほうでも分かっていたので、
最後のほうに出ようという作戦だったがこれがうまくいきました。僕は富士でモスラ
ーを走らせて33秒を切ったことがなかったので、32秒、31秒というのは自分ではイメ
ージできていなかった。
クルマの状況で言うと、TIの状態が思わしくなかったので、菅生でのタイムはドン
ケツだったがアレはドライバーの問題で、車は確実に良くなっている手ごたえを感じ
ていた。今まではフォーミュラばかりで耐久の経験はないが、マイペースで行きたい。

筒井
決勝はマイペースで確実に行きたい。(今回チーム名が変わったが?という質問に対
して)チームオーナーがしゃれっ気のある人なのでああいうチーム名になった。そう
いうオーナーがいるのでチームの雰囲気も良くて助かってます。

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 予選2回目


両クラスポールシッターマシン(Photo:K.Takeshita)

予選1回目の赤旗中断の影響もあり、当初予定より25分遅れて16時10分から予選2回目
が始まった。今度はGT500/300混走から。各車いっせいにコースに飛び出してくるが、
ラップタイムは1分26秒台で推移している。

8分経過したところで#25ADVANスープラが1分25秒702でトップに。以下#25-#37-#36-
#1-#35-#23の順。相変わらずスープラ勢が速い。結局、特に目立ったタイム更新もな
いまま、GT300の時間帯となった。

16時38分、#3ハセミスポーツ エンドレスZが1分31秒662を記録!午前中のトップタ
イムを2秒近く上回る。これは昨年7月にヴィーマックが記録した1分31秒765をも上回
るコースレコードだ。
16時47分、#26PLUS e タイサン アドバン GT3Rも31秒台に。1分31秒685だ。さらに#9
正義の味方覆面レーサーX MTが1分31秒356の驚異的なタイムでGT300のポールを決めた。

16時50分、GT500のタイムアタックが始まった。
予選終了まで残り5分となった17時5分、#39デンソーサードスープラが1分24秒798で
トップに。さらに#12カルソニックスカイラインが1分24秒692と自身の午前中のタイ
ムを更新してトップに立つが、すかさず#39が1分24秒556を叩き出して応酬。ここか
ら各車最後のアタックに入り、#22モチュールピットワークGT-Rが1分24秒346を出せ
ば、すぐに#36が24秒345と千分の一秒差で上回る。そして遂に#38auセルモスープラ
がコースレコードを更新する1分23秒886を叩き出し、このレースのPPを確定させた。
#22も#36も更にタイムを更新したものの#38の勢いには及ばなかった。

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川        R1'23.886
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス      R1'24.255
 3  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山    R1'24.282
 4  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'24.363
 5  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'24.409
 6   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'24.431
 7  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'24.556
 8  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'24.621
 9  25 500 ADVAN スープラ                   デュフォア/野田   1'24.625
10  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'24.692
11  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'24.896
12  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'25.163
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'25.229
14 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'25.734
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'26.070
16  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'26.686
17  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'28.950
18  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'29.325
19   9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT      菅/筒井           1'31.356
20   3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ      木下/柳田         1'31.662
21  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'31.685
22   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'32.181
23  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'32.507
24  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'32.685
25  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'32.709
26  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      ウィルコック/浅井 1'32.861
27  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'32.972
28   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R     玉中/三船         1'33.069
29  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'33.179
30   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'33.286
31  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'33.330
32 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'33.943
33  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'34.099
34  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'34.122
35  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'34.542
36  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'35.119
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'35.341
38  61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         1'35.350
39 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R       高見沢/砂子       1'35.706
40  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'36.596
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'36.600
42  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/滑川       1'36.868
43  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'37.664
44  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'39.059
    19 300 ウェッズスポーツMR-S             青木/田中         出走せず
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 予選1回目


GT300クラス暫定ポールのPLUS e タイサンアドバンGT3R(Photo:K.Takeshita)

5月3日、恒例のGW決戦となるJGTC第2戦の公式予選1回目が快晴の富士スピードウェ
イで行われた。

午前11時30分、予選開始。コースオープン直後は、#39デンソーサードスープラと#62
VemacR&Dダンロップ350R以外は各車様子見の構え。サードは早々に24秒台に入る。公
式練習に引き続いてスープラは好調なようだ。

開始10分程度経過した頃から徐々にコースインする車が増え始め、タイムアタック合
戦が本格的に始まった。開始から18分、#38auセルモスープラが1分23秒986のコースレ
コードをたたき出す!#38は更にタイムを1分23秒969までタイムを削りとった。

11時50分からはじまったGT300クラスの走行時間帯では、まず#11ダンテールフェラー
リF360がトップタイムを出し、#43ガライヤがそれに続く。7分後、Aコーナーで#17、
#19の2台のMR-Sがコースアウト。これを回収するため最初の赤旗が出る。

約10分のインターバルの後、予選は再開されたが、5分経過したところで#19ウェッズ
スポーツMR-Sが100Rでクラッシュ、コース上に停止したため再度赤旗が出された。一
時は救急車が出るなどドライバーの安否が心配されたが、青木孝行選手は軽い脳震盪
で済んだ模様。しかしクルマの方はかなり破損しており、午後の予選に参加できるか
微妙な状況だ。

12時30分、予選再開。10分後にGT500との混走となるも、タイムアップするクルマは
なく、13時で予選1回目は終了した。

GT500は、コースレコードを出した#38auセルモスープラがトップ。さらに上位6台ま
でをスープラが占めた。
GT300は、#26PLUS e タイサンアドバンGT3Rが1分32秒334でトップ。TIに引き続いて
ここでも好調を印象付けた。2位は#9正義の味方 覆面レーサーX MTが入った。

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/


2003年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川        R1'23.969
 2  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'24.444
 3  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'24.490
 4   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'24.578
 5  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'24.620
 6  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'24.672
 7  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'24.776
 8  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'24.807
 9  25 500 ADVAN スープラ                   デュフォア/野田   1'24.999
10  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'25.098
11  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'25.132
12  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'25.306
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'25.678
14 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'25.761
15  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'26.036
16   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'26.299
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'28.436
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'30.525
19  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'32.334
20   9 300 正義の味方 覆面レーサーX MT      菅/筒井           1'32.535
21   3 300 ハセミスポーツ・エンドレスZ      木下/柳田         1'32.714
22   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'32.869
23  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'32.905
24  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'33.262
25  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'33.265
26  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'33.359
27* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      ウィルコック/浅井 1'33.431
28  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'33.506
29   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'33.517
30  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'33.746
31   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT 320R     玉中/三船         1'34.112
32  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'34.134
33 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'34.185
34  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'34.584
35  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'34.764
36  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'34.890
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'35.024
38  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'35.513
39  61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         1'35.664
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/滑川       1'36.423
41 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R       高見沢/砂子       1'37.068
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'37.374
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'37.959
44  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'37.969
45* 19 300 ウェッズスポーツMR-S             青木/田中         1'40.638
----------------------------------------------------------------------
R:コースレコード(従来のレコードタイムは1'24.303)

* #19(1st Dr.)は、H項違反(黄旗区間でのスピン)により訓戒及びベストラップタイ
  ム削除のペナルティ
* #24は、ピットレーン通過速度違反により罰金50,000円のペナルティ

その他

元WGPライダー坂田和人、マーチで4輪レースデビュー!


2輪はベテランの坂田も4輪はルーキー(Photo:K.Takeshita)

5月4日、全日本GT選手権のサポートとして行われるマーチカップ東日本シリーズ開
幕戦に、2輪世界GP(125ccクラス)チャンピオン(94,98年)の肩書を持つ坂田和人
(36歳)がエントリーしている。

これが初の4輪レースとなる坂田は2日の練習走行を無事終えたが、さすが世界の舞
台を戦ってきただけあって、「1コ-ナーのスピードにも恐怖感は全くありません。
ただ、怖さがないだけに壊しそうで(笑)」と余裕の表情。回らないエンジンにやや
不満の素振りも見せたが、「初レースなのでぜひ完走を果たしたい」と慎重なコメン
ト。

第3戦までは参戦が決定しているという坂田。4日の決勝日は、元世界GPライダーの
走りに注目しよう!

◆坂田和人公式サイト http://www.asahi-net.or.jp/~vp3k-nkym/

全日本GT選手権

JGTC第2戦 全日本GT富士500 練習走行


順当にいけばスープラ勢の戦いになりそうな気配だ(Photo:K.Takeshita)

5月2日、恒例のGW決戦となるJGTC第2戦の練習走行が富士スピードウェイで行われ
た。

午前中は、#22モチュールピットワークGT-R(ライアン/影山組)がトップを奪ったもの
の、各車がタイムアップした午後の走行では#38auセルモスープラ(竹内/立川組)を筆
頭にスープラ勢が上位を独占。下馬評どおりスープラ速しを印象付けた。

GT300では、#3ハセミスポーツエンドレスZ(木下/柳田組)が、午前中の11位から躍進し
てトップタイム。

◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/
2003年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
 1  38 500 auセルモスープラ               竹内/立川        1'25.121 *1'24.034
 2  39 500 デンソーサードスープラGT       シュワガー/織戸  1'25.574 *1'24.361
 3  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪      1'26.714 *1'24.422
 4  37 500 ZENTトムススープラ             黒澤/アピチェラ  1'25.313 *1'24.489
 5   1 500 エッソウルトラフロースープラ   脇阪/飯田        1'25.034 *1'24.645
 6  22 500 モチュールピットワークGT-R     ライアン/影山   *1'24.663  1'24.741
 7  25 500 ADVAN スープラ                 デュフォア/野田 *1'24.839  1'25.176
 8  18 500 TAKATA童夢NSX                  道上/フィリップ  1'25.402 *1'24.858
 9  36 500 WOODONEトムススープラ          土屋/コマス     *1'24.907  1'26.339
10  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R           本山/クルム      1'25.229 *1'24.947
11  12 500 カルソニックスカイライン       トレルイエ/井出  1'25.784 *1'24.973
12  16 500 G'ZOX無限NSX                   伊藤/コロネル   *1'25.232  1'25.389
13  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR  五十嵐/田嶋      1'27.024 *1'25.712
14 100 500 RAYBRIG NSX                    加藤/光貞       *1'25.983  1'26.966
15  64 500 Mobil 1 NSX                    松田/小暮        1'26.711 *1'26.395
16   8 500 ARTA NSX                       土屋/金石        1'26.669 *1'26.609
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R         柴原/密山        1'29.089 *1'27.593
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1        古谷/WADA        1'34.170 *1'30.808
19   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ      木下/柳田        1'33.965 *1'32.273
20  31 300 RECKLESS MR-S                  佐々木/後藤      1'34.725 *1'32.836
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360    松田/田中        1'33.388 *1'32.904
22   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT     菅/筒井          1'33.524 *1'33.010
23  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ  小林/谷川       *1'33.052  1'33.383
24   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX    高橋/渡辺       *1'33.172  1'33.977
25  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R    山路/西澤       *1'33.233  1'33.657
26   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R    玉中/三船        1'33.815 *1'33.241
27  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R    ウィルコック/浅井1'33.383 *1'33.242
28  43 300 ARTA Garaiya                   新田/高木        1'33.420 *1'33.280
29  34 300 DENTAIRE MR-S                  西澤/松田       *1'33.466  1'34.139
30  19 300 ウェッズスポーツMR-S           青木/田中        1'34.225 *1'33.480
31  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R   山岸/位高        1'35.153 *1'33.745
32  15 300 AMPREX BMW M3GT                橋本/クワン     *1'33.959  1'36.612
33   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7  谷口/大井       *1'33.974  1'34.349
34  71 300 シグマMR-S                     城内/澤          1'34.221  1'33.983
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ       平川/宮川        1'34.498 *1'34.201
36  17 300 Kosei SPIRIT MR-S              松永/長嶋       *1'34.720  1'35.272
37  61 300 R&DスポーツダンロップGT3R      勝間田/岸        1'36.413 *1'34.920
38  81 300 ダイシンADVANシルビア          星野/植松        1'36.992 *1'34.931
39  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー   山田/木下        1'35.928 *1'35.179
40  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤     *1'35.998  1'36.660
41  21 300 ダンロプBMW M3GT               一ツ山/滑川     *1'36.523  1'37.173
42 911 300 高見沢バイタルポイントGT3R     高見沢/砂子     *1'36.636  1'36.695
43 111 300 ARKTECHダンロップGT3           飯島/芳賀        1'38.370 *1'36.718
44  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水        1'37.014 *1'36.766
45  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1    OSAMU/倉嶋       1'40.725 *1'38.734
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スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台/ラリーアートニュース

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□                スーパー耐久シリーズ2003  第1戦                    □
□            中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)が優勝!              □
□                三菱ランサーエボリューションVIIIが                  □
□                デビュー戦ポール・トゥ・ウィンを飾る                    □
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

<結  果>

〈クラス2〉  *クラス2は完走7台
  順位              1
  ドライバー        中谷明彦/木下隆之
  車  両            三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  3時間22分35秒576(98周)
  予選順位          1

  順位              2
  ドライバー        吉田寿博/清水和夫
  車  両            スバル・インプレッサ
  タイム(周回数)  3時間22分52秒956(98周)
  予選順位          2

  順位              3
  ドライバー        村山智之/松田晃司
  車  両            スバル・インプレッサ
  タイム(周回数)  3時間21分58秒543(97周)
  予選順位          5

  順位              4
  ドライバー        橋澤宏/小林且雄/伊藤勝一(CMSC山形)
  車  両            三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  3時間22分23秒066(97周)
  予選順位          3

  順位              5
  ドライバー        大橋正澄/松浦俊之
  車  両            三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  3時間23分30秒187(97周)
  予選順位          4

  順位              6
  ドライバー        松本達哉/日部利晃
  車  両            三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  3時間21分44秒017(96周)
  予選順位          7

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<開催概要>
  開催日:  4月26日(土)予選・27日(日)決勝
  開催場所:宮城県仙台市青葉区「仙台ハイランドレースウェイ」
  周回数:  100周(1周4.063km)
  参加台数:38台(決勝レース出走32台、完走28台)
            クラス1(3501cc~)7台
            クラス2(2001~3500cc)4WD10台(三菱ランサー8台)
            クラス3(2001~3500cc)2WD6台
            クラス4(~2000cc)10台
            グループNプラス・クラス5台
            ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

  観客数:  37,285人(決勝当日)
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  スーパー耐久シリーズ2003の第1戦(開幕戦)「ハイランド・スーパー耐久レ
ース」が、4月26日(土)~27日(日)に宮城県仙台市の「仙台ハイランドレー
スウェイ」(1周4.063km)で開催された。同大会にはフルグリッドの32台
を超える38台のエントリーがあり、クラス2にも10台が参加。このうち三菱ラン
サーは8台を占めた。26日の天候は曇りのち晴れとなったが、未明までの降雨によ
り午前中の予選1回目の路面状況はウェット。午後の2回目までにはほぼ完全なドラ
イとなった。今季は公式予選の規則が改定され、1回目の30分はA、およびBドラ
イバーが出走し予選通過基準タイム達成の可否を判断。続く2回目は決勝グリッド決
定のために、AまたはBドライバーが出走することとなった。この結果、クラス2で
は2回目セッションで中谷明彦選手組(三菱ランサーエボリューションVIII)が
ポールポジションを獲得。橋澤宏選手組(三菱ランサーエボリューションVIII)
が3番手、大橋正澄選手組(三菱ランサーエボリューションVIII)が4番手など、
今大会がデビュー戦となる三菱ランサーエボリューションVIIIは大いに好調ぶり
をアピールした。

  27日は朝から好天に恵まれ、決勝スタート時で気温21度/路面温度28度とす
ごしやすい気候に。早朝から多数の観客が入場し、開幕戦にふさわしい華やかな大会
となった。12時54分に100周(400km)レースのローリングスタートが切
られると、昨年シリーズ2位の中谷選手組は序盤、同チャンピオンの吉田寿博選手組
(スバル・インプレッサ)と激しいトップ争いを展開。間もなく首位に立ったが、気
温上昇と路面状況による予想外のタイヤ磨耗に加えて電気系トラブルが発生して39
周でピットに向った。しかし、その後の猛追により、中盤のピット作業が一巡したと
ころで中谷選手組は再びトップに。早期のピットインによりゴールまで燃料が持たず、
終盤2度目の燃料補給を行ったが、1回ストップ作戦の吉田選手組とのマージンを守
りきり、見事初戦をポール・トゥ・ウィンで飾った。2、3位にはスバル勢が続き、
やはりタイヤのマッチングに悩んだ橋澤宏選手組は4位に。三菱ランサーは決勝に出
走した6台中5台が完走した。なお、総合優勝は木下みつひろ選手組のスカイライン
GT-Rで、中谷選手組は総合6位であった。

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★第1戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)

〈クラス2〉
  順位  ドライバー      車両                  ポイント
    1  中谷明彦組      三菱ランサー            20
    2  吉田寿博組      スバル・インプレッサ    15
    3  村山智之組      スバル・インプレッサ    12
    4  橋澤宏組        三菱ランサー            10
    5  大橋正澄組      三菱ランサー              8
    6  松本達哉組      三菱ランサー              6
    7  朝倉貴志組      三菱ランサー              4

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写真付きのレポートが下記のアドレスでご覧いただけます。
http://www.ralliart.co.jp/03news/rai-03-019.html
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◆ラリーアートWeb Site http://www.ralliart.co.jp/

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台/SUBARU WRC エクスプレス

スーパー耐久シリーズ2003 第1戦
「ハイランド・スーパー耐久レース 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年4月26-27日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ インプレッサが2位、3位でゴール!
  シリーズ連覇へまずまずのスタートを切る

スーパー耐久シリーズ2003は、4月26~27日仙台ハイランドレースウェイで
開幕した。インプレッサはPROVA RACINGDIVISIONから年間エントリーした、クラス2
のディフェンディングチャンピオンである#2FUJITSUBO IMPREZAがクラス2位、#
22avex・Imprezaがクラス3位と、まずまずのスタートを切った。

26日に行われた公式予選。決勝スターティンググリッドを決める予選2回目で、吉
田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAはクラストップの#11ランサーとは0.
252秒差の1分57秒220でクラス2位/総合9位、村山智之/松田晃司組の#2‐
2avex・Imprezaは1分58秒360でクラス5位/総合14位で決勝に進むことになっ
た。

27日決勝日は朝から爽やかに晴れ上がったレース観戦日和。
100周約400kmの決勝レース、クラス2の車両はほとんどが1ピットを予定。
#2インプレッサは吉田→清水、#22インプレッサは松田→村山という順序で上位
入賞、そして初のインプレッサ1-2フィニッシュを狙う。
12時50分。3万7285人ものファンが見守る中、32台の車両がパレードラッ
プをスタートさせた。決勝のスタート直後は大きな混乱もなく非常にスムーズ。そん
な中で、#2インプレッサの吉田が#11ランサーをかわしてクラストップを奪取。
最強のライバルである#11ランサーは序盤ややもたついたが、9周目に#2インプ
レッサを逆転してその差を徐々に広げていった。
いっぽう#22インプレッサの松田は、徐々にインプレッサのペースをつかむと、20
周目に#20ランサー、27周目には#24ポルシェ、29周目には#57ランサー、
さらには36周目にはチームメイトの#2インプレッサを抜き、37周目には#11
ランサーを逆転してクラストップへ。38周目には#2インプレッサも2位に浮上し
て、インプレッサがクラス1-2という状態になった。

レースの折り返しを過ぎた時点での順序は、#11ランサーがトップで、#2インプ
レッサ、#22インプレッサが続く状態。そして終盤81周目に#2インプレッサか
ら約1分のリードを築いた#11ランサーが2回目のピットイン。#2インプレッサ
の清水の直前でコース復帰。
清水も振り切られまいとプッシュするが、#11ランサーに追いつくことはできず、
そのままクラス2位/総合7位でチェッカーを受けた。
いっぽう#22インプレッサの村山は徐々にペースをつかみ、クラス3位/総合10
位を守ってうれしいゴールとなった。
インプレッサは表彰台の両脇を占めたばかりか、近い将来のクラス1-2フィニッシュ
も夢ではないことを強くアピールした。

■清水和夫選手(クラス2位/総合7位:#2FUJITSUBO IMPREZA)
「#11ランサーが2回目のピットを終えて(自分の)目の前でコースに戻ってくる
  なんてF1みたいだね。向こうも作戦を練って正しい判断をしたと思うし、うちも
  ほぼノーミス。お客さんにも楽しんでもらえたと思うしこれからも耐久でこんなレー
  スができたらいいよね」

■松田晃司選手(クラス3位/総合10位:#22avex・Impreza)
「金曜にシェイクダウンしたばかりだし、インプレッサは初めてのクルマなので序盤
  はペースが分からなかったんです。今日はいいパフォーマンスを見せられたと思い
  ます。これまでの表彰台はタナボタでしたが、今回は実力で取った表彰台。ゴール
  では泣いちゃいました」

■Race Results(クラス2)
1 #11 中谷明彦/木下隆之 三菱PUMAランサーEVO VIII
2 #2  吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA                       +17.38
3 #22 村山智之/松田晃司 avex・Impreza                            1Lap
4 #20 橋澤 宏/小林且雄/伊藤勝一 RSオガワADVANランサー          1Lap
5 #57 大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏 グラムライツ ランサーエボVIII  1Lap
6 #56 松本達哉/日部利晃 NUTEXランサー エボVIII                   2Lap
7 #26 朝倉貴志/細野智行  エンドレスアドバン科芸専ランサー       10Lap


◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2003  第1戦
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年4月26-27日
■開催場所:仙台ハイランド
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■エンドレスGT-Rが逃げ切って優勝 !!
 デビュー戦のフェアレディZもクラス4位

スーパー耐久シリーズ(S耐)開幕戦は仙台ハイランドにて開催され、ディフェンデ
ィングチャンピオンである木下みつひろ/青木孝行組の#1エンドレスアドバンGT-R
が総合優勝。また、新型フェアレディZがS耐にデビュー。デビュー戦で注目された尾
本直史/星野一樹組の#23C-WESTアドバンZ33は、クラス3で4位完走を果たした。

S耐は今年から予選方式が変更され、予選1回目はA、B二人のドライバーが予選基準
タイムをクリアするものに。また予選2回目は一人のドライバーだけのアタックとな
り、このタイムで決勝グリッドが決まることになった。また今年からクラス1へポル
シェ911GT3クラブスポーツの参戦が認められることになり、これまでGT-Rのワン
メイク状態だったクラス1が活性化することになった。

予選日の26日、予選2回目は、20分ずつ3つのグループに分けられ最初の枠がク
ラス1と2、次の枠が他のクラス、そして最後の枠が全クラスに。したがってアタッ
クのチャンスは2回ある。
#1GT-Rは青木がアタッカーを務めた。青木は最初の予選枠20分の終了間際にコー
スインして1分52秒756をマーク。最後までこれを上まわる車両はなくポールポジショ
ンを獲得した。いっぽうクラス3の#23フェアレディZは、尾本がアタックをして1
分58秒180でクラス3位、総合13位と無事予選をクリアした。

27日は3万7285人ものファンがハイランドに詰め掛けた。12時50分に100
周レースのフォーメイションラップがスタート。#1GT-Rは青木、#23フェアレデ
ィZは尾本がスタートドライバー。
スタートでは青木がトップを守り、1周で1秒、2周で3.3秒とリードを築き、22
周目には17.5秒もの差をつけた。しかし路面温度が予想を上まわったこともあり、
そこからペースが落ち2位の#25ポルシェに13秒9まで詰め寄られてしまった。し
かしポルシェ勢もタイヤ的に厳しかったようで、25周目にはピットインしてタイヤ
交換をしていた。
ルーティンのピットインで総合6位にポジションを落とした#1GT-Rだったが、トッ
プの#25ポルシェも40周に近づいたころからいきなりペースダウン。木下は毎周
5秒前後もタイム差を詰めていき、40周目に2位、そして45周目にはトップの背
後に追いつき46周目にパスしてトップを奪回。2位に1分41秒の差をつけて開幕
戦を制した。
クラス3では、#23フェアレディZの尾本がクラス3位を守って走っていたが、思
うようにラップタイムが上がらなくなり、さらにギヤボックスのトラブル、シケイン
でのバンパー破損もあり5位へドロップ。そして、48周でピットインして星野に交
代した。3速ギヤを失った状態で走行した星野だったが、猛烈にプッシュ。最終ラッ
プの前の周で#83NSXを抜きクラス4位、総合21位でゴールして完走を果たした。

■青木孝行選手(総合優勝:#1エンドレスアドバンGT-R)
「ソフトタイヤを選択していたんですが、序盤は予想以上に路面温度が上がってペー
  スが上げられずきつかったですね。ポルシェもタイヤに問題を持っていましたが、
  きっと急速に速くなるでしょうから、今のうちにポイントを稼いでおかないと。開
  幕戦での優勝はちょっとひと安心といったところです」

■RESULTS
Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--Lap--Driver
1. #1-S1-1   エンドレスアドバンGT-R  100
            木下みつひろ/青木 孝行
2. #33-S1-2  FALKEN☆PORSCHE  100
            竹内 浩典/田中 哲也
3. #99-S1-3  CRT-PIRELLIポルシェ  100
            砂子塾長/壷林 貴也
4. #109-S1-4 ランドリーOGBアドバンGT3  99
            飯田  章/西澤 和之/落合 俊之
5. #25-S1-5  ADVAN PORSCHE  99
            織戸 学/羽根 幸浩
6. #11-S2-1  三菱PUMAランサーEVO  98
            中谷 明彦/木下 隆之
7. #2-S2-2   FUJITSUBO INPREZA  98
            吉田 寿博/清水 和夫
8. #24-S1-6  PCJ ADVAN PORSCHE  97
            井上 貴志/谷口 信輝/堤 明彦
9. #37-SN+ -4 SPIRIT Kosei ALTEZZA  97
            影山 正彦/井入 宏之
10. #22-S2-3  avex・Impreza  97
            村山 智之/松田 晃司
21. #23-S3-4  C-WEST アドバン Z33  93
            尾本 直史/星野 一樹

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久シリーズポイント(class N+ 第1戦終了時)

スーパー耐久シリーズポイント(class N+ 第1戦終了時)
          4 5 6 6 7 9 9 11
          / / / / / / / /  
          27 11 15 29 19-20 7 28 9  
           
          鹿  
Po No Cl  Driver Machine 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
-------------------------------------------------------------------
■クラスN+
1 37 N+ 影山/井入 SPIRIT KOSEI ALTEZZA 20               20
2 36 N+ 黒澤/佐々木 MAZIORA ALTEZZA 15               15
3 55 N+ 田ヶ原/片岡 ARTA FOS アルテッツア 12               12
4 60 N+ 小幡/成澤/柳田 RCBDLインテグラ 10               10
*****************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久シリーズポイント(class 4 第1戦終了時)

スーパー耐久シリーズポイント(class 4 第1戦終了時)
          4 5 6 6 7 9 9 11
          / / / / / / / /  
          27 11 15 29 19-20 7 28 9  
           
          鹿  
Po No Cl  Driver Machine 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
-------------------------------------------------------------------
■クラス4
1 8 4 筒井/谷川 ACID英進館YHS2000 20               20
2 69 4 梅本/長野 J'SRacingYHS2000 15               15
3 18 4 浅野/笠原 FK/マッシモADVANインテグラ 12               12
4 58 4 佐藤/富澤/斉藤 DUNLOP S2000 10               10
5 98 4 千田/田島 Mooncraft S2000 8               8
6 34 4 川口/浅野/岡 タイヤガーデン-BP-DC5 6               6
7 21 4 三船/WADA/袖山 クムホ・エクスタ・S-2000 DNC               0
8 10 4 菊地/渡辺 RED LINEベルノ東海DLDC5 DNC               0
9 82 4 西村/高橋/平山 KTパサージュベルノ宮城FK DNC               0
10 29 4 谷口/谷口 オベロンμ読売江東理工DC5 DNQ               0
*****************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久シリーズポイント(class 3 第1戦終了時)

スーパー耐久シリーズポイント(class 3 第1戦終了時)
          4 5 6 6 7 9 9 11
          / / / / / / / /  
          27 11 15 29 19-20 7 28 9  
           
          鹿  
Po No Cl  Driver Machine 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
-------------------------------------------------------------------
■クラス3
1 27 3 古谷/長島 FINA BMW M3 20               20
2 15 3 長島/山田/入口 ORCアドバンRX-7 15               15
3 14 3 今村/小松/山崎 REDLINEダイトウRX-7 12               12
4 23 3 尾本/星野 C-WEST アドバン Z33 10               10
5 83 3 古橋/小林 BP ADVAN NSX 8               8
6 39 3 八木/植田 DELPHI ADVAN NSX DNQ               0
*****************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久シリーズポイント(class 2 第1戦終了時)

スーパー耐久シリーズポイント(class 2 第1戦終了時)
          4 5 6 6 7 9 9 11
          / / / / / / / /  
          27 11 15 29 19-20 7 28 9  
           
          鹿  
Po No Cl  Driver Machine 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
-------------------------------------------------------------------
■クラス2
1 11 2 中谷/木下 三菱PUMAランサーEVO VIII 20               20
2 2 2 吉田/清水 FUJITSUBO INPREZA 15               15
3 22 2 村山/松田 avex・Impreza 12               12
4 20 2 橋澤/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー 10               10
5 57 2 大橋/松浦/松井 グラムライツ ランサーエボ VIII 8               8
6 56 2 松本/日部 NUTEC ランサーエボ VIII 6               6
7 26 2 朝倉/細野 エンドレスアドバン科芸専ランサー 4               4
8 3 2 村田/佐藤 エンドレスアドバン座間三菱エボ DNC               0
9 6 2 冨桝/関 ファルケン☆ランサーEVO VIII DNQ               0
***************************************************************************** * 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

スーパー耐久

スーパー耐久シリーズポイント(class 1 第1戦終了時)

スーパー耐久シリーズポイント(class 1 第1戦終了時)
          4 5 6 6 7 9 9 11
          / / / / / / / /  
          27 11 15 29 19-20 7 28 9  
           
          鹿  
Po No Cl  Driver Machine 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
-------------------------------------------------------------------
■クラス1
1 1 1 木下/青木 エンドレス アドバン GT-R 20               20
2 33 1 竹内/田中 FALKEN☆PORCSHE 15               15
3 99 1 砂子/壷林 CRT-PIRELLIポルシェ 12               12
4 109 1 飯田/西澤/落合 ランドリー OGBアドバンGT3 10               10
5 25 1 織戸/羽根 ADVAN PORSCHE 8               8
6 24 1 井上/谷口/堤 PCJ ADVAN PORSCHE 6               6
7 19 1 輿水/坂口 JMCダンロップGT-R・ED DNQ               0
***************************************************************************** * 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない

Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング(第3戦終了時点)







サーキット
鹿







鹿










鹿
T
O
T
A
L
日  程 3/23 4/6 4/27 6/8 7/6 7/27 8/31 9/21 10/19 11/2
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10




1本山 哲101010       30
2アンドレ・ロッテラー630       9
3井出 有冶304       7
3道上 龍043       7
5土屋 武士006       6
5ブノワ・トレルイエ060       6
7金石 年弘402       6
8松田 次生200       2
8脇阪 寿一020       2
10野田 英樹100       1
10福田 良001       1
10小暮 卓史010       1
-服部 尚貴000       0
-リチャード・ライアン000       0
-黒澤 治樹000       0
-ドミニク・シュワガー000       0
-藤沢 哲也000       0
-立川 祐路000       0


1IMPUL101610       36
2LeMans408       12
3PIAA NAKAJIMA640       10
4COSMO OIL CERUMO504       9
55ZIGEN044       8
6TEAM 22020       2
7CARROZZERIA MOHN100       1
-TEAM NOVA000       0
-Olympic KONDO000       0
-DoCoMo DANDELION000       0




1東名エンジン101010       30
2尾川自動車634       13
3シエラスポーツ100       1
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
  • チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
  • エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦 Hi-landスーパー耐久レース 決勝


貫禄の勝利を飾ったGTRと優勝クルー(Photo:K.Takeshita)

           エンドレスGTR、ポルシェを抑えて貫禄の勝利!

4月27日、宮城県仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが
行われた。朝から晴天に恵まれ、午後12時54分のスタート直前の時点で気温21度、
路温28度のコンディションでのスタートとなった。
レースの焦点は、スカイラインにどこまでポルシェが戦いを挑めるかで、37,285人
の観衆は1コーナーへ飛び込む32台のマシンに注目した。

唯一となったスカイライン、#1エンドレスアドバンGT-R(木下みつひろ/青木
孝行組)の青木がポールからスタートし次第に2位以下との差を開き、#33FALKEN☆
PORSCHE(竹内浩典/田中哲也組)の竹内は10周に渡って2番手につけるが、11周目に
は#25 ADVAN PORSCHE(織戸学/羽根幸浩組)の織戸が2位に浮上。20周終了時点では
2番手の#25 との差は15秒まで開いていた。

32周目に#1スカイラインは1回目のピットストップを行い、#25がトップに。46周目
に再び#1はトップに立ち、48周目には#33が再び2位に浮上。#25と#33の2台での2
位争いに、#99CRT-PIRELLIポルシェ(砂子塾長/壷林貴也組)が加わり、100周のレー
スは#1スカイラインが逃げ切った。2位に入った#33ポルシェとは1分41秒という大
差だった。

クラス2のウイナーは総合6位に#11 三菱PUMAランサーEVOVIII(中谷昭彦/木下隆之
組)が安定した戦いぶりをみせ、総合9位にはNプラスクラスのウイナー#37SPIRIT
Kosei ALTEZZA(影山正彦/井入宏之組)が入り、クラス3のウイナーは総合13位に#27
FINA BMW M3(古谷直広/長島正興組)が入った。クラス4は19位で#8ACID英進館YHS
2000(筒井克彦/谷川達也組)がトップでチェッカーを受けた。

■ウイナーのコメント
#1青木孝行
「こんなに気温が上がるとは思わなかった。ソフト選択のタイヤでしたから、保たせ
ようとして走ったタイム(が20周目以降の伸び悩んだタイム)です。ここで勝てなかっ
たら話にならないので、とりあえずの目標は達成しました」
#1木下みつひろ
「2位のポルシェは絶えず気になっていました。アベレージは落とせないですよ。ポ
ルシェは速いですからね。危機感はありますよ」

#33竹内浩典
「ポルシェ同士のバトルは面白いレースでしたね(笑)思ったよりピレリユーザーが速
かったんでつらくなりました。GT-Rと同じようにピットに入っていたら何も起きない
ので、1スティント走りきれるタイヤが課題です。嬉しさは複雑ですね。勝つために
来ていますし、まあ5台のポルシェクラスのトップは意味がありました」
#33田中哲也
「本来の力で走ったら、GTRは全車ポルシェラップ遅れにできますよ。たぶ
んセーブして走ってると思いますし、僕らはずっとスカイラインに乗って来てますか
ら、#1の走りのペースはわかりますし、僕らが1台しかいないスカイラインで戦うな
ら彼らのように(リスクをおかさずに)戦うでしょうね…」

Report:K.Takeshita


2003年4月27日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.Car----------------------------Drivers--------Lap-Time-------
 1   1  1 エンドレス アドバン GT-R       木下/青木      100  3:21'38.615
 2  33  1 FALKEN☆PORCSHE                竹内/田中      100  -  1'41.718
 3  99  1 CRT-PIRELLIポルシェ            砂子/壷林      100  -  1'44.055
 4 109  1 ランドリー OGBアドバンGT3      飯田/西澤/落合  99  -  1 Lap
 5  25  1 ADVAN PORSCHE                  織戸/羽根       98  -  2 Laps
 6  11  2 三菱PUMAランサーEVO VIII       中谷/木下       98  -  2 Laps
 7   2  2 FUJITSUBO INPREZA              吉田/清水       97  -  3 Laps
 8  24  1 PCJ ADVAN PORSCHE              井上/谷口/堤    97  -  3 Laps
 9  37 N+ SPIRIT KOSEI ALTEZZA           影山/井入       97  -  3 Laps
10  22  2 avex・Impreza                  村山/松田       97  -  3 Laps
11* 36 N+ MAZIORA ALTEZZA                黒澤/佐々木     97  -  3 Laps
12  20  2 RSオガワADVANランサー          橋澤/小林/伊藤  97  -  3 Laps
13  27  3 FINA BMW M3                    古谷/長島       97  -  3 Laps
14  15  3 ORCアドバンRX-7                長島/山田/入口  97  -  3 Laps
15  57  2 グラムライツ ランサーエボ VIII 大橋/松浦/松井  96  -  4 Laps
16  56  2 NUTEC ランサーエボ VIII        松本/日部       96  -  4 Laps
17  55 N+ ARTA FOS アルテッツア          田ヶ原/片岡     96  -  4 Laps
18  14  3 REDLINEダイトウRX-7            今村/小松/山崎  95  -  5 Laps
19   8  4 ACID英進館YHS2000              筒井/谷川       95  -  5 Laps
20  69  4 J'SRacingYHS2000               梅本/長野       94  -  6 Laps
21  23  3 C-WEST アドバン Z33            尾本/星野       93  -  7 Laps
22  83  3 BP ADVAN NSX                   古橋/小林       93  -  7 Laps
23  18  4 FK/マッシモADVANインテグラ     浅野/笠原       92  -  8 Laps
24  58  4 DUNLOP S2000                   佐藤/富澤/斉藤  92  -  8 Laps
25  60 N+ RCBDLインテグラ                小幡/成澤/柳田  91  -  9 Laps
26  98  4 Mooncraft S2000                千田/田島       90  - 10 Laps
27  26  2 エンドレスアドバン科芸専ランサー   朝倉/細野       88  - 12 Laps
28  34  4 タイヤガーデン-BP-DC5          川口/浅野/岡    80  - 20 Laps
--------------------以上完走------------------------------------------
    21  4 クムホ・エクスタ・S-2000       三船/WADA/袖山  87  - 13 Laps
    10  4 RED LINEベルノ東海DLDC5        菊地/渡辺       75  - 25 Laps
     3  2 エンドレスアドバン座間三菱エボ 村田/佐藤       63  - 37 Laps
    82  4 KTパサージュベルノ宮城FK       西村/高橋/平山   4  - 96 Laps
----------------------------------------------------------------------
* No.36はスーパー耐久シリーズ規則第11条(9)違反のためドライブスルーペナル
 ティが科された。

Japanese F3

Fニッポン第3戦 MINE 決勝


土屋をかわし3連勝した本山(手前) (Photo: A.Bessho)

 27日、CP MINEサーキットで行われたフォーミュラニッポン第3戦は、スタートで土屋に先行され、給油、タイヤ交換後も2位を走っていた本山が土屋と好バトルを演じ、ついに60周目に土屋を攻略、フォーミュラニッポン史上初の開幕3連勝を飾った。

 午後になり徐々に気温も上昇。少し歩くと汗ばむ陽気となってきた。サポートレースを挟んで、午後1時30分よりスターティンググリッドへの試走、グリッドに整列し午後2時フォーメーションラップが始まった。

 全車グリッドに着き、シグナルが赤から青へ。スタート! ポールの本山はホイールスピンが大きく、予選2位の土屋ににインからかわされて1コーナーへ。これに続くのが予選5位からジャンプアップしたライアン。この直後の予選3位の小暮に同4位の金石が並びかけるが、インを閉めた小暮と行き場が無くなった金石が1コーナー入り口で接触。小暮はスピンし、ライアンのリアにヒット。ライアンもコースアウトし小暮とともこの2台がこの場でリタイアとなった。金石はこのまま走行。

 1周目を終わっての順位は、1位土屋、2位本山、3位金石、4位にスタートの混乱を切り抜けた予選9位の服部、5位ロッテラー、6位松田の順。シュワガーはスピンアウトしてリタイア。脇阪もトラブルでピットイン。2周目には、立川がトラブルでピットインした。

 6周目、ジャンプスタートで金石と土屋がドライビングスルーペナルティを受け、その後ピットインし順位を落とす。7周目、8位を走行していたトレルイエが最終コーナーでコースアウト、その場でリタイアとなった。9周目、ドライビングスルーペナルティを受けた金石が次の周、給油のためピットイン。

 1位土屋と2位本山の間隔は徐々に開き始める。11周目0.653秒あった差は、14周目に1.235、24周目には3.192に。この間、17周目に金石の後退で3位に上がった服部が給油のためピットイン。4位のロッテラーと5位の井出が接触し、順位が逆転、井出が4位に上がった。

 27周目2位の本山がついに給油のためピットイン。それを見た土屋も28周目にピットインを敢行。給油し、なんと左側だけタイヤ交換してピットアウト。土屋はトップでピットアウトするもタイヤが冷えているため、本山が急接近、土屋の直後についた。

 土屋、本山のピットインでトップに立った井出が33周目に、2位のロッテラーもピットインしたため、土屋と本山はトップ争いとなった。35周目の順位は、1位土屋、2位本山、3位道上、4位井出、5位福田、6位服部。しかし、5ZIGENの道上と福田はまだピットインしていない。

 土屋と本山の争いは、両者ピットアウト後からテールトゥノーズ。本山は各コーナーで土屋に仕掛けるが土屋が巧みにこれを抑えなかなか抜けず。特に抜きどころの1コーナーでは何度も仕掛けるが、ストレートスピードに勝る土屋の前に出ることができない。

 この間、51周目藤沢が2コーナーでスピンアウトし戦列を去る。54周目、1コーナーで7位を走るロッテラーが6位の服部のインを差すが接触、服部はコースアウトしてリタイヤ。ロッテラーはフロントウイングが脱落しかけこの後オレンジボールの提示を受けることに。59周目には松田も1コーナーでスピンしリタイアした。

 29周目のピットアウト後から続いた土屋と本山のドッグファイトは、ついに60周目に決着がつく。最終コーナーで土屋がミス、ストレートで本山が土屋に並びかけ、1コーナーのアウトから土屋を抜き去りついにトップに立った。

 レースはこのまま終了。本山は、フォーミュラニッポン史上初の開幕3連勝、MINEでは5連勝に。2位は、本山と激しい争いを演じレースを盛り上げた土屋が。3位は、終盤道上を捉えた井出が入り、ルーキーにして初表彰台をゲットした。4位は何とノンストップ作戦に出た道上。5位はドライブスルーペナルティ後追い上げた金石。6位にやはりノンストップで走りきった福田が入った。

優勝 本山哲

 序盤はオーバー気味できつかったがタイヤ交換後は車の状態は良くなった。武士を抜いたときイエローフラッグが出てたが、既にストレートで前に出ているので大丈夫だと思った。苦しいレースだったが、大治郎が見ていると思うと何とか勝ちたかったので優勝できて良かった。

2位 土屋武士

 タイヤ交換前は良かったがタイヤ交換後はきつかった。タイヤを左側だけ変えたのは、何とか本山の前でピットアウトしたかったから。レースを盛り上げたかったので、すばらしいレースが出来たのはよかったが、2位という結果は完敗です。

3位 井出有冶

 スタート直後に道上選手と接触をした。前半は無理せずに前に着いてゆき、後半勝負だと思っていた。シーズン直前にシートが決まったので、走らせてくれた関係者に感謝したい。

優勝監督 星野一義

 前半は厳しいレースだったが最後にはなんとかなると思っていた。プロだからいいときも悪いときもある。厳しい状況でレースをしなければならないときもある。大治郎にいいレースを見せることができた。

2003年4月27日 CP MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/27) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamLapTime
119本山 哲IMPUL701:33'24.112
28土屋 武士LeMans70-2.192
312井出 有冶COSMO OIL CERUMO70-10.206
45道上 龍5ZIGEN70-58.648
5*7金石 年弘LeMans70-1'13.658
6*6福田 良5ZIGEN70-1'24.94
72アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA69-1 Lap 
828野田 英樹CARROZZERIA MOHN69-1 Lap 
99黒澤 治樹TEAM NOVA68-2 Laps
103立川 祐路Olympic KONDO63-7 Laps
-------- 以上規定周回(63 Laps)完走 --------
-11松田 次生COSMO OIL CERUMO59-11 Laps
-41服部 尚貴DoCoMo DANDELION54-16 Laps
-10藤沢 哲也TEAM NOVA50-20 Laps
-22脇阪 寿一TEAM 2218-52 Laps
-20ブノワ・トレルイエIMPUL7-63 Laps
-1小暮 卓史PIAA NAKAJIMA0-70 Laps
-4ドミニク・シュワガーOlympic KONDO0-70 Laps
-40リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION0-70 Laps
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: 1'17.736 No.3 立川祐路
  • ゼッケンNo.6,7は、2003年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則 第28条7.違反によりドライビングスルーペナルティの罰則を科した。

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦 Hi-landスーパー耐久レース フリー走行


2003年4月27日 仙台ハイランド(宮城県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.Car------------------------------Drivers---------BestTime--km/h---
 1  25  1 ADVAN PORSCHE                    織戸/羽根       1'54.850  127.346
 2   1  1 エンドレス アドバン GT-R         木下/青木       1'55.608
 3  99  1 CRT-PIRELLIポルシェ              砂子/壷林       1'57.396
 4  33  1 FALKEN☆PORCSHE                  竹内/田中       1'57.950
 5   3  2 エンドレスアドバン座間三菱エボ   村田/佐藤       1'58.050
 6  15  3 ORCアドバンRX-7                  長島/山田       1'58.203
 7  24  1 PCJ ADVAN PORSCHE                井上/谷口       1'58.366
 8   2  2 FUJITSUBO INPREZA                吉田/清水       1'58.529
 9  57  2 グラムライツ ランサーエボ VIII   大橋/松浦       1'58.744
10  11  2 三菱PUMAランサーEVO VIII         中谷/木下       1'58.877
11  22  2 avex・Impreza                    村山/松田       1'59.054
12  56  2 NUTEC ランサーエボ VIII          松本/日部       1'59.071
13 109  1 ランドリー OGBアドバンGT3        飯田/西澤       1'59.171
14  27  3 FINA BMW M3                      古谷/長島       1'59.319
15  37 N+ SPIRIT KOSEI ALTEZZA             影山/井入       2'00.030
16  36 N+ MAZIORA ALTEZZA                  黒澤/佐々木     2'00.171
17  10  4 RED LINEベルノ東海DLDC5          菊地/渡辺       2'00.468
18  20  2 RSオガワADVANランサー            橋澤/小林       2'00.565
19  26  2 エンドレスアドバン科芸専ランサー 朝倉/細野       2'00.904
20  83  3 BP ADVAN NSX                     古橋/小林       2'00.948
21  14  3 REDLINEダイトウRX-7              今村/小松       2'00.993
22  55 N+ ARTA FOS アルテッツア            田ヶ原/片岡     2'01.409
23  21  4 クムホ・エクスタ・S-2000         三船/WADA       2'02.143
24  23  3 C-WEST アドバン Z33              尾本/星野       2'02.485
25   8  4 ACID英進館YHS2000                筒井/谷川       2'02.494
26  98  4 Mooncraft S2000                  千田/田島       2'04.213
27  69  4 J'SRacingYHS2000                 梅本/長野       2'05.214
28  82  4 KTパサージュベルノ宮城FK         西村/高橋       2'05.294
29  18  4 FK/マッシモADVANインテグラ       浅野/笠原       2'05.477
30  34  4 タイヤガーデン-BP-DC5            川口/浅野       2'05.729
31  58  4 DUNLOP S2000                     佐藤/富澤       2'07.855
32  60 N+ RCBDLインテグラ                  小幡/成澤       2'09.685
-------------------------------------------------------------------

Formula Nippon

Fニッポン決勝前に故加藤大治郎選手に黙祷……


起立し、黙祷をする観客 (Photo: Motorsoprts@nifty)

4月27日、フォーミュラ・ニッポン第3戦の行われているCP MINEサーキットで、フ
リー走行終了後、先日2輪のMotoGP開幕戦鈴鹿で事故のため亡くなった加藤大治郎選
手に哀悼の意を表し、関係者、観客一同黙祷式が行われた。

加藤選手は本山哲選手の大親友であり、また他のフォーミュラ・ニッポンドライバー
とも親交が深かった。決勝に出走する選手の中には、本山選手だけでなく何人かの選
手がヘルメットやマシンに加藤大治郎選手のステッカーを張って決勝に臨む。故加藤
大治郎選手のご冥福をお祈りします。

Formula Nippon

Fニッポン第3戦 MINE フリー走行


決勝に向けて順調な仕上りの本山哲 (Photo: A.Bessho)

本山、フリー走行でもトップタイム。決勝に向けて順調な仕上がり。

 27日、フォーミュラニッポン第3戦決勝の開催されるMINEは薄曇りであるが風も無く気温も上昇し、穏やかな朝を迎えた。午前9時30分、決勝に向けてのセッティングを決めるフリー走行が行われた。

 ここでもはやりトップは本山。決勝に向けての仕上がりは順調なようだ。2位は脇阪、3位は昨日の予選後半で伸び悩んだ道上が入った。服部はマシントラブルでまともに走っていない。

 決勝は、本日午後2時より70ラップで争われる。

2003年4月27日 CP MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/27) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119本山 哲IMPUL1'16.660--156.42
222脇阪 寿一TEAM 221'16.8980.2380.238155.93
35道上 龍5ZIGEN1'17.0450.3850.147155.64
420ブノワ・トレルイエIMPUL1'17.0750.4150.030155.58
51小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'17.2830.6230.208155.16
67金石 年弘LeMans1'17.5020.8420.219154.72
78土屋 武士LeMans1'17.6410.9810.139154.44
86福田 良5ZIGEN1'17.6550.9950.014154.41
940リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'17.7301.0700.075154.27
1012井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'17.7611.1010.031154.20
112アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'17.7971.1370.036154.13
129黒澤 治樹TEAM NOVA1'17.9551.2950.158153.82
1311松田 次生COSMO OIL CERUMO1'17.9641.3040.009153.80
143立川 祐路Olympic KONDO1'18.1231.4630.159153.49
1528野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'18.2561.5960.133153.23
164ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'18.4161.7560.160152.92
1710藤沢 哲也TEAM NOVA1'18.8292.1690.413152.11
1841服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'20.3273.6671.498149.28
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦 Hi-landスーパー耐久レース 予選


竹内/田中組はGTRからポルシェにスイッチ(Photo:K.Takeshita)

          GTRポール奪うも孤軍奮闘!連勝記録に黄信号?!

例年は3月MINEでの開幕戦がここ数年の通例となっていたスーパー耐久シリーズだ
が、今年は4月末の仙台ハイランドが開幕という異例のシーズンのオープニングと
なった。

加えて、これまでは土曜日の公式予選前に行われていたフリー走行が消滅。代わっ
て、公式予選が2回行われるという形になった。午前中は基準タイムをクリアでき
るかどうかの戦いとなり、午後はその予選を通過できたチームによる20分ずつのク
ラス別のタイムアタックセッションとなった。ハイランドの出走枠は32台と少ない
ため、例年予選落ちに泣くチームが出る。

午前は11時20分から、まだ前日の雨がコースに残る曇り空のコンディションで30分
間のセッションはスタート。2回の公式予選と決勝スタート時までは1セットのタ
イヤしか使えないために、このセッションはまさに基準タイムのクリアに主眼がお
かれていた。#1エンドレスアドバンGT-Rが2分02秒997で暫定のポールポジション。
2番手は#2 FUJITSUBO INPREZAと2クラスのマシンが入った。3番手に#24 PCJ
ADVAN PORSCHE、4番手に#57グライムライツランサーエボVII、5番手には注目の#33
FALKEN☆PORSHEとなっていた。

午後は1時50分から1時間でセッションは開始。気温20度路温21度と、風が強いな
がら快方に向かう天候となった。各車とも路面状況ともあいまって大幅にタイムを更
新。#1エンドレスが青木のアタックで1分52秒756を叩きだし、見事PPを奪取した。
2番手には注目のニューカマーポルシェの参戦となった#33の竹内。3番手にもポル
シェでの参戦となる#25ADVAN PORSCHEの織戸学となった。
クラス2は8番手に#11三菱PUMAランサーEVOVIII、クラス3は総合7位に#15ORCア
ドバンRX-7、クラス4は総合23位の#58 DUNLOP S2000、Nプラスクラスは総合18位の
#55 ARTA FOSアルテッツアとなった。

#1エンドレスアドバンGT-R(木下みつひろ/青木孝行組)
青木孝行
「フリー走行で基準タイムを見ても良いんじゃないですか?1回目の予選はタイヤが
使えないから、みんなつまんないと思いますよ。GT-Rがもう1台は予選落ちしてしま
ったので唯一のGT-Rになっちゃいました。トラブルが出ると連勝記録がストップして
しまいますからね…。自分たちができるレースをやって結果はどうなるかですね。ポ
ルシェにはエンジンパワーでずいぶん負けてるし、タイヤも細いしブレーキも小さい
ですから…」

#33 FALKEN☆PORSHE(竹内浩典/田中哲也組)
竹内浩典
「TIでもポルシェはテストしていますし、タイヤも早期から開発してもらっています
がやはりストレートの速いGT-Rについていくのは相当つらいです。助手席にもウエイ
ト積んでいますしカップカーは150kg軽いらしいんで、それなら1秒速く走れるからGT
-Rと勝負になるかもしれませんが、今は1秒4の予選タイムの差がありますから…。
ただ、トラブルらしいトラブルはないしウエットは予想以上にポルシェは良いんです。
ポルシェはレースでは初めてだし、プライベートでもほとんど縁がなかったクルマな
んですよ(笑)」

Report:K.Takeshita

2003年4月26日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.Car------------------------------Drivers---------BestTime-
 1   1  1 エンドレス アドバン GT-R         木下/青木       1'52.756
 2  33  1 FALKEN☆PORCSHE                  竹内/田中       1'54.154
 3  25  1 ADVAN PORSCHE                    織戸/羽根       1'54.385
 4  24  1 PCJ ADVAN PORSCHE                井上/谷口       1'54.973
 5 109  1 ランドリー OGBアドバンGT3        飯田/西澤       1'55.002
 6  99  1 CRT-PIRELLIポルシェ              砂子/壷林       1'55.454
 7  15  3 ORCアドバンRX-7                  長島/山田       1'55.668
 8  11  2 三菱PUMAランサーEVO VIII         中谷/木下       1'56.968
 9   2  2 FUJITSUBO INPREZA                吉田/清水       1'57.220
10  20  2 RSオガワADVANランサー            橋澤/小林       1'57.514
11  57  2 グラムライツ ランサーエボ VIII   大橋/松浦       1'58.017
12  83  3 BP ADVAN NSX                     古橋/小林       1'58.039
13  23  3 C-WEST アドバン Z33              尾本/星野       1'58.180
14  22  2 avex・Impreza                    村山/松田       1'58.276
15  26  2 エンドレスアドバン科芸専ランサー 朝倉/細野       1'58.382
16  14  3 REDLINEダイトウRX-7              今村/小松       1'58.398
17  56  2 NUTEC ランサーエボ VIII          松本/日部       1'58.466
18  55 N+ ARTA FOS アルテッツア            田ヶ原/片岡     1'58.635
19  37 N+ SPIRIT KOSEI ALTEZZA             影山/井入       1'58.722
20   3  2 エンドレスアドバン座間三菱エボ   村田/佐藤       1'58.756
21  36 N+ MAZIORA ALTEZZA                  黒澤/佐々木     1'58.858
22  27  3 FINA BMW M3                      古谷/長島       1'59.316
23  58  4 DUNLOP S2000                     佐藤/富澤       1'59.937
24  10  4 RED LINEベルノ東海DLDC5          菊地/渡辺       2'00.654
25  98  4 Mooncraft S2000                  千田/田島       2'00.782
26   8  4 ACID英進館YHS2000                筒井/谷川       2'00.854
27  69  4 J'SRacingYHS2000                 梅本/長野       2'01.864
28  21  4 クムホ・エクスタ・S-2000         三船/WADA       2'01.931
29  82  4 KTパサージュベルノ宮城FK         西村/高橋       2'02.766
30  18  4 FK/マッシモADVANインテグラ       浅野/笠原       2'03.137
31  34  4 タイヤガーデン-BP-DC5            川口/浅野       2'04.097
32  60 N+ RCBDLインテグラ                  小幡/成澤       2'04.833
---------------------以上予選通過----------------------------------
    19  1 JMCダンロップGT-R・ED            輿水/坂口       1'55.495
     6  2 ファルケン☆ランサーEVO VIII     冨桝/関         1'58.830
    39  3 DELPHI ADVAN NSX                 八木/植田       2'00.363
    29  4 オベロンμ読売江東理工DC5         谷口/谷口       2'04.881
-------------------------------------------------------------------

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