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2026年2月

Forumula Beat

第1戦鈴鹿公式予選ドライバーコメント PP・酒井翔太「自分でもびっくり」

ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

ポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「自分でもびっくりしています。昨日1本走ってコースレコードは狙える感触はあったのでなんとしても越そうと思っていました。走る前に路面温度が高かったのでどうかなと思いましたが、風向き的によかったのでそれでタイムを出せました。赤旗後はもうちょっと出る感触はありましたが、さすがに0秒6台までいくとも思いませんでした」

2位 金井亮忠(チームNATS正義001)

予選2位の金井亮忠(チームNATS正義001)

 「酒井選手、タイム出しすぎですね(笑)。だんだんとタイムを追い詰めていたんですが、赤旗になりました。ぼくたちもクルマをいろいろ改良してきて、去年よりタイムを1秒くらい更新しているんですが、酒井選手のタイムは見えないですね。決勝も好タイムが狙えるようなセットに変更してベストを尽くしたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Forumula Beat

第1戦鈴鹿公式予選 驚速コースレコードで酒井翔太がポールポジション

ポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 フォーミュラ・ビート第1戦は2月28日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、酒井翔太(ファーストガレージFG108)がコースレードを大幅に更新してポールポジションを獲得した。

 開幕戦の公式予選は午後2時10分より25分間で行われた。

 序盤2周目、まずは昨年のチャンピオン酒井翔太(ファーストガレージFG108)が2分4秒053でトップに立つ。酒井は追い風も味方につけ、3周目に1秒948をたたきだし昨年自身の持つコースレコード2秒585を早くも上回った。4周目にさらに1秒492までタイムを縮めるとポールポジションを確信したのかピットイン。この時点で2位の金井亮忠(チームNATS正義001)は4秒396なのでまさに酒井の独壇場だ。直後、コースアウト車両があり赤旗が提示された。

 予選再開後、酒井は再びコースイン。さらにタイムを2秒0秒691と大幅に縮め予選を圧倒してポールポジションを決めた。2位にタイムを2秒585まで伸ばした金井が入った。3位には4秒636でハンマー伊澤(萬羽アルカディア☆ハンマーR)がつけたが、エンジンを壊したため、千葉の工場まで代替のエンジン取りに鈴鹿から往復することになった。決勝までに換装が完了することを望みたい。

 4位には村上太晟(ファーストガレージ FG01)が、5位には加藤智(FEEL・TAKEFIRST)が、6位にはジェントルマンクラストップの杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)が続いた。

 決勝は明日3月1日、午後3時15分より9周で行われる。

予選2位は金井亮忠(チームNATS正義001)

予選3位はハンマー伊澤(萬羽アルカディア☆ハンマーR)

予選4位は村上太晟(ファーストガレージ FG01)

予選5位は加藤智(FEEL・TAKEFIRST)

予選6位、ジェントルマンクラスポールポジションは杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿公式予選ドライバーコメント PP・箕浦稜己「平和に終われれば」

■FJ1500クラス

ポールポジション 箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-F)

FJ1500: ポールポジションの箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-F)

 「クルマによって個体差がある状況なのでなんともいえないですね。タイムは出すことはできましたが、レースになれば展開的に個体差の部分で難しいと思います。クルマのセッティングも完璧に決まってないので、微調整をし、普通にレースをして平和に終れたらと思います」

2位 伊藤駿(ZAP SPEED KK-F)

FJ1500: 予選2位の伊藤駿(ZAP SPEED KK-F)

 「いいのか悪いのかよく分からないですね。ハロが抵抗になっているのか、ストレートがすごく遅いんです。タイヤのロットも切り替わっている時期で、セットもうまく決まらない感じですが、セットでタイムを落としているわけではないと思います。トップと0秒5離れているのはスリップを使ってるんだと思います。決勝はスリップが効くので、最後まで団子になるんじゃないかな」

3位 田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)※3グリッド降格で6位スタート

FJ1500: 予選3位の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)※3グリッド降格で6位

 「ニューマシンでコーナーでの限界値も上がって走りやすいです。ただ、クルマも代わって難しかったです。ミスも多くて、全部うまくいっていたらもうちょっとタイムが出たと思います。ちょっと悔しいですね。ピットでのスピード違反ももったいないです。決勝は6番手になったので、追い上げて優勝も狙いたいと思います」

4位 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)※繰り上がって3位スタート

FJ1500: 予選4位の酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)※繰り上がって3位

 「今週初めてこのクルマを持ってきて乗ったんですが、路面を変わったこともあって、合わせ切るのが難しかったです。走ってないのでエンジンも回ってないのか遅かったです。決勝は勝ちにはいきますが、まずは完走したいと思います」

■スーパーFJクラス

ポールポジション 小野原悠(レヴレーシングガレージwith LAPS)

S-FJ: ポールポジションの小野原悠(レヴレーシングガレージwith LAPS)

 「チーム、メカニックの方に素晴らしいマシンを作ってもらったおかげなので、感謝しています。コーチの方にもいろいろ教えてもらってこのタイムを出せたと思います。2年目ということで気持ちにも余裕があり、かなり練習もして予選に臨むことができました。決勝はまた違うので気負わずに、臨みたいと思います」

2位 太田援増(MYST制動屋KK-SII)

S-FJ: 予選2位の太田援増(MYST制動屋KK-SII)

 「いいペースで走れていて一番いいときに赤旗がでました。もうちょっと行けたと思います。去年の最終戦と日本一に出て、それからかなり練習もしました。決勝は、間に新型のマシンがいるし、スタートもどうなるかわからないですが、小野原くんの後ろにいけば勝負できると思います」

3位 一宮總太朗(MYST KK-SII)

S-FJ: 予選3位の一宮總太朗(MYST KK-SII)

 「赤旗前はタイムを出せなかったんですが、再開したときはいい感じのところに入れ、アタックできました。最後の周も決まってたんですが、ギアをミスしてタイムを失ってしまいました。3位はいままででの最高位です。練習もかなりしました。あしたは頑張って勝ちます」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿公式予選 新設FJ1500は箕浦稜己が、スーパーFJは小野原悠がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-F)

S-FJ:ポールポジションは小野原悠(レヴレーシングガレージwith LAPS)

 今シーズンからJAFの地方選手権として始まったFJ1500と従来のスーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第1戦の公式予選が2月28日、鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦で行われ、FJ1500クラスは箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-F)が、スーパーFJクラスは小野原悠(レヴレーシングガレージwith LAPS)がポールポジションを獲得した。

 今年から従来のスーパーFJに代わるニューマシンFJ1500がデビュー。移行期間として3年間は両クラス混走で行われ、両クラスともJAF地方選手権がかけられる。エントリーは23台で、うちFJ1500は8台が開幕戦に登場してきた。

 予選は午前11時25分より25分間で行われた。雲は多いもののほぼ晴天、この時期としては暖かい中でセッションが始まった。

 序盤から予選をリードしたのはニューマシンのFJ1500。車高が下がりコーナリング速度は速いようだ。まずは、このマシンの開発ドライバーを務めた伊藤駿(ZAP SPEED KK-F)が2分14秒でトップに立つ。2位にはやはりFJ1500の田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)がつける。

 3周目には2分14秒400までタイムを縮めた田崎がトップに浮上。しかし4周目にはFJ1500の箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-F)がトップに立ち、2位が田崎、伊藤は3位に後退した。ここでFJ1500のジェントルマンドライバー三浦和貴(BSA KRC)がコースオフ、赤旗が提示された。

 予選は残り7分で再開。ここからはトップの箕浦が周毎にタイムを更新。2分12秒514、12秒395、12秒327とタイムを縮め、2位を0秒5ちぎりポールポジションを獲得した。2位には田崎をかわした伊藤が、3位には田崎が入ったがピットロード速度違反のペナルティーで3グリッド降格となった。このため3番グリッドには昨年のスーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズランキング2位、酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)が繰り上がることとなった。

 スーパーFJクラスは序盤、切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋SII)や藤井翔太(Dorago CORSE)がトップに顔を出していたが、彼らは徐々に後退。赤旗後には下位に沈んでいた小野原悠(レヴレーシングガレージwith LAPS)がいきなり総合3番手に入る健闘を見せ、ポールポジションを決めた。2位にはスーパーフォーミュラやスーパーGTで活躍する太田格之進の弟、太田援増(MYST制動屋KK-SII)が、3位には一宮總太朗(MYST KK-SII)が入った。

 決勝は明日3月1日、午前10時20分より9周で行われる。新選手権FJ1500の初代ウイナーは誰になるのか注目したい。

FJ1500:予選2位は伊藤駿(ZAP SPEED KK-F)

FJ1500:予選3位は田崎脩馬(MYST制動屋KK-F)※ペナルティーで3グリッド降格6位

FJ1500:予選4位は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)※繰り上がって3位

S-FJ:予選2位は太田援増(MYST制動屋KK-SII)

S-FJ:予選3位は一宮總太朗(MYST KK-SII)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース1決勝上位3人のコメント 三浦柚貴「洞地選手の追い上げは予想どおりでした」

優勝 三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)

優勝した三浦柚貴(TOM\'S TGR-DC)

 「自分のスタートが決まったというより、前の2人が失敗してくれたおかげですね。逆に武藤選手の方が伸びは良かったように思います。(ニュータイヤの洞地選手に対して)こちらはユーズドでしたので、ホールショットを決めても、近づいてくるとは思っていましたから、予想どおりの展開でした。 終盤、洞地選手が逆バンクで遅れたことで、精神的には楽になりましたが、風が強くて、S字でオーバーステアが出て、タイヤも厳しい状態だったので、また来るだろうと思っていたら、これも予想どおりでした。 でも、あれがなかったら危なかったですね。 明日のレースに向けての策は、個人的にも多分エンジニア的にもあると思うんで、しっかり調節して対策したいと思います」

2位 洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)

決勝2位の洞地遼⼤(PONOS RACING)

 「スタートをミスってしまいました。悔しいですね。逆バンクで姿勢を崩したのは、ダウンフォースが抜けたというより、急にスナップ(急激なオーバーステア)した感じです。スピンすると思いましたが、立て直せて良かったです。 ペースは本当に良かったので、悔いは残りますが、2台は抜くことができましたし、ユーズドでもペースは良いと思いますので、明日はスタートを決めたいと思います。頑張ります」

決勝3位 武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)

決勝3位の武藤雅奈(TOM\'S TGR-DC )

 「前日にトラブルが出て走れない時間があったので、予選はポジティブに、気持ちをリセットして入りました。でも、ミスから焦りが出てしまったりしたので、そういうところはまだ課題です。 スタートは良かったですね。F4のときからクラッチミートは得意でしたので、リージョナルでもいけるかな、と思っていました。小松選手、洞地選手の前には出ましたが、二人がニュータイヤだったので、きつい展開になるとは思っていました。 F4に比べると、ダウンフォースの強いクルマですし、ターボラグもあるので、コントロールは難しい部分があります。 まだクルマとは仲良くなれてはいないです。1レース終えて、自分の悪いところは見えてきたので、しっかり修正して、明日のレースに臨みたいと思います」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース1決勝 好スタートを決めた三浦柚貴が逃げ切ってデビューウィン

三浦柚貴と洞地遼大のトップ争い

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権レース1の決勝が、2月28日、鈴鹿サーキットで行われ、2列目から好スタートを決めた三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が、洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)の猛追を抑えて、FRJ初レースで優勝を飾った。
 マスタークラスは、逃げる鳥羽豊 (AIWIN)を終盤に捕らえたアキタ(ACR Formula R)がクラスウィン。

 風が出てきて、気温12度と冷えてきたなか、スタートを迎えた。

 フロントローの二人、小松響(Rn-sports F111/3)と洞地が遅れ、三浦、武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)のトムス勢がワンツーで1周目を終える。

 ニュータイヤを装着し、ペースの良い洞地は、2周目のシケインで武藤を捕らえるが、2位争いでペースが鈍る間に、トップ三浦はすでに3.5秒のギャップを築いており、洞地は4周目以降、この差を少しずつ削り取っていった。

 ファステストラップを更新しながら追い上げる洞地は1分54秒台、逃げる三浦は1分55秒台と、周回毎に0.5から1秒近く詰まっていく両者の差は、4周目3.0秒、5周目2.4秒、6周目1.7秒、7周目0.8秒とみるみる縮まり、8周目には洞地が三浦の背後に迫った。

 誰の目にも洞地がトップに立つのは時間の問題と思われた。しかし、10周目の逆バンクで「いきなりスナップ(急激なオーバーステア)した」と洞地が危うくスピンしかける場面があり、その差は1.5秒に開く。

 諦めない洞地は、残る2周で再び三浦の背後に迫り、最終ラップのシケインから最終コーナーで横に並んでフィニッシュするが僅かに届かず。三浦が100分の8秒差で、嬉しい初勝利を飾った。

 3位は単独走行になった武藤、以下、小松、大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、リンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)と続いた。

 マスタークラスは、序盤でトップたった鳥羽が2位アキタに3秒以上の差を築いて、悠々逃げ切りかと思われたが、終盤になると、ペースアップしたアキタが急接近。11周目にトップに立つとそのままチェッカーを受けクラス優勝を飾った。

 レース2は明日の午前9時15分から、レース3は午後2時15分から、それぞれ12周で行われる。

レースがスタートした

優勝は三浦柚貴(PONOS RACING TOM\'S TGR-DC FR)

決勝2位は洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)

決勝3位は武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM\'S TGR-DC FR)

決勝4位は小松響(Rn-sports F111/3)

決勝5位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

決勝6位はリンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)

マスタークラス優勝はAKITA(ACR Formula R)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース1決勝結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1223'07.248--
245洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1223'07.331 0.083 0.083
338武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1223'12.698 5.450 5.367
410小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1223'13.635 6.387 0.937
554大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1223'14.462 7.214 0.827
6*48リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1223'23.80016.552 9.338
788リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
1223'28.72121.473 4.921
886下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1223'31.78224.534 3.061
944M1AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
1223'40.56933.321 8.787
1013M2鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
1223'41.73734.489 1.168
1146M3入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1223'51.53644.288 9.799
1211M4植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1223'51.87044.622 0.334
1318M5YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1224'14.7211'07.47322.851
1423M6YUGOS2R Racing
N-SPEED
1123'47.2871Lap 1Lap
1536M7ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1023'38.4032Laps1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-40M-⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 45 洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3) 1'54.401 (7/12) 182.736 km/h
  • CarNo. 48は、フォーミュラリージョナル選手権統一規則書第31条7(反則スタート)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 36は、鈴鹿サーキット一般競技規則第37条9(ホワイトラインカット)により、ペナルティーストップ30秒を科した。

Forumula Beat

第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 Formula Beat Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
R2'00.691--173.213
272金井 亮忠チームNATS正義001
NATS 001
2'02.585 1.894 1.894170.536
319ハンマー 伊澤萬羽アルカディア☆ハンマーR
疾風改
2'04.636 3.945 2.051167.730
448村上 太晟ファーストガレージ FG01
FG01
2'05.253 4.562 0.617166.904
510加藤 智FEEL・TAKEFIRST
B-MAX RK01
2'05.566 4.875 0.313166.488
6*33G1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
Dallara F307
2'07.455 6.764 1.889164.020
711G2長嶋 重登ミスト☆T.U.C.GROUP
Dallara F301
2'09.046 8.355 1.591161.999
8*82G3梅村 充史F302.MAZDA
Dallara F302
2'09.199 8.508 0.153161.806
931大蔦 健太MYST☆ダイヤ設備
MYST KK-ZS
2'09.740 9.049 0.541161.131
1076GG1松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
2'11.4961.756 0.144158.980
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-*21GG-村瀬 和也ミスト関口制動屋勝男武士
MYST KK-ZS
2'11.35210.661 1.612159.154
  • 'R'マークは従来のコースレコード(2'02.585)を更新した。
  • CarNo. 33は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第63条1.3(ピットレーン速度)違反により、5グリッド降格とする。
  • CarNo. 82は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第63条1.3(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo. 21は、鈴鹿チャンピオンカップレースシリーズ規則第63条1.3(ピットレーン速度)違反により、5グリッド降格とする。
  • CarNo. 21は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.4.1.b(赤旗無視)により、予選タイムを抹消した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース1/2/3公式予選 小松響、洞地遼⼤、三浦柚貴の3人がポールを分け合う

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第1戦レース1、2、3の公式予選が、2月28日、鈴鹿サーキットで行われ、小松響(Rn-sports F111/3)、洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)、三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が、レース1〜3のポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、植田正幸(Rn-sports F111/3)がレース1、3を、アキタ(ACR Formula R)がレース2のポールを奪った。

 開幕大会のエントリーは16台。昨年FIA-F4ランキング5位の洞地、KYOJO CUPチャンピオンの下野璃央(Dr.Dry F111)らが加わり、昨年のWEC富士のサポートとして行われたときの15台を上回った。

 優勝を争うと思われるのは、前日のフリー走行で上位を占めた5人。トヨタ育成の三浦と武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)、昨年もFRJに参戦していた小松と大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、そして洞地だ。

 上空に雲はあるものの、好天のもと、予選Q1、Q2が午前10時30分から15分ずつ、10分間のインターバルを挟んで行われた。Q1がレース1、Q2がレース2、Q1のセカンドタイムがレース3のグリッドとなる。

■レース1/3予選

 開始から順当に三浦、武藤らがトップタイムをマークするが、10分すぎにマスタークラスのポール・ウォン(SKYMOTORSPORTS F111/3)が、ヘアピンでコースアウト。これにより予選が中断したことで、混乱が生じることになった。

 最も煽りを食ってしまったのは洞地。赤旗の出たラップの前半区間で全体ベストを刻んでいたが、諦めざるを得なかった。

 残り3分で再開されたが、時間的にワンラップしかアタックできず、前半にタイムを出していなかったドライバーは、セカンドタイムによるレース3のグリッドは本来の位置より後方からスタートすることになった。

 最後のワンラップアタックを制したのは小松。そこまでトップだった洞地のタイム1分55秒252を逆転し、唯一54秒台に入れる1分54秒909を叩き出し、2026シーズン最初のポールシッターとなった。このタイムは昨年記録されたコースレコード(1分55秒160)を破るニューレコードとなった。2位以下は、洞地、三浦、武藤、大宮と続いた。

 レース3のグリッドとなるセカンドタイムは、三浦、武藤、下野、リンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)、大宮、洞地の順となり、小松に至っては9番手と後方からスタートすることになった。

 マスタークラスは、ベテランの植田が最後のアタックで1分58秒039をマークしてクラスPPを奪い、入榮秀謙(アポロ電工フジタ薬局Bellona)、ディフェンディングチャンピオンの鳥羽豊(AIWIN F111/3)と続いた。

 セカンドタイムは、植田、アキタ、入榮の順。鳥羽は、トラブルが出て最後のアタックを走れずに基準タイムをクリアできなかった(タイム順ではクラス6位)。

■レース2予選

 三浦、武藤が揃って1分55秒3を出してリードする形で始まったが、すぐさま小松が1分55秒209をマークしトップを奪う。しかし、これを大きく塗り替えたのは、集中したラップを見せた洞地。最後のシケインで前車がスピンし、危ない場面もあったが、1分54秒389と段違いの速さを見せ、コースレコードを塗り替えた。

 後半になって、三浦、小松、チェンファも54秒台に入れるが、洞地のタイムには届かなかった。

 マスタークラスは、アキタが1分56秒058と総合でも7位に入るタイムをマーク。2位以下を1秒以上引き離すタイムで、クラスPPを決めた。2位は入榮、3位はトラブルが解消して途中からコースに入った鳥羽となった。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

FJ1500鈴鹿・岡山 | S-FJ鈴鹿・岡山

第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosGClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
156FJ15001箕浦 稜己MYST SEIDOYA KK-F
MYST KK-F
2'12.327--157.981
215FJ15002伊藤 駿ZAP SPEED KK-F
MYST KK-F
2'12.841 0.514 0.514157.370
3*57FJ15003田崎 脩馬MYST制動屋KK-F
MYST KK-F
2'12.884 0.557 0.043157.319
48S-FJ1小野原 悠レヴレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
2'13.019 0.692 0.135157.160
522FJ15004酒井 翔太ファーストガレージ制動屋
MYST KK-F
2'13.266 0.939 0.247156.868
658S-FJ2太田 援増MYST制動屋KK-SII
MYST KK-S2
2'13.476 1.149 0.210156.621
761S-FJ3一宮 總太朗MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'13.500 1.173 0.024156.593
851S-FJ4切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋SII
MYST KK-S2
2'13.607 1.280 0.107156.468
93S-FJ5武者 利仁レヴレーシングKKS-2
MYST KK-S2
2'13.678 1.351 0.071156.385
107S-FJ6柱本 翔夢伊REV RACING with LAPS
MYST KK-S2
2'14.098 1.771 0.420155.895
1166S-FJ7府本 淳之介FORM with雅企画&leprix
MYST KK-S2
2'14.164 1.837 0.066155.818
1234S-FJ8藤井 翔太Dorago CORSE
MYST KK-S2
2'14.263 1.936 0.099155.703
1350S-FJ9伊藤 聖七eagle sprot
MYST KK-S2
2'14.297 1.970 0.034155.664
1455S-FJ10板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'14.487 2.160 0.190155.444
1585S-FJ11吉田 英翔K&G RACING C72 KKS-2
MYST KK-S2
2'14.820 2.493 0.333155.060
1611GFJ15005小嶋 健太郎Rn-sports制動屋KK-F
MYST KK-F
2'14.823 2.496 0.003155.057
1747GS-FJ12山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
2'14.939 2.612 0.116154.923
1838GS-FJ13畠山 退三Hobby Base & MYST
MYST KK-S2
2'15.165 2.838 0.226154.664
1948FJ15006村上 凌晟ファーストガレージKK-F
MYST KK-F
2'15.452 3.125 0.287154.337
2016GFJ15007青合 正博TEAM HERO'S Rn SPORTS
MYST KK-F
2'16.043 3.716 0.591153.666
2170S-FJ14加藤 薫デルタモータースポーツKKS-II
MYST KK-S2
2'16.061 3.734 0.018153.646
2214GFJ15008三浦 和貴BSA KRC
MYST KK-F
2'18.162 5.835 2.101151.309
234GS-FJ15古里 拓HOLOSレヴレーシングガレージKK-SII
MYST KK-S2
2'19.825 7.498 1.663149.510
---- 以上基準タイム(130% - 2'52.489)予選通過 ----
  • CarNo. 57は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第63条1.3(ピットレーン速度)違反により、3グリッド降格とする。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース2公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
145洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'54.389--182.755
237三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'54.453 0.064 0.064182.653
310小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'54.602 0.213 0.149182.416
448リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1'54.962 0.573 0.360181.844
538武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'55.003 0.614 0.041181.780
654大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'55.007 0.618 0.004181.773
744M1AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
1'56.058 1.669 1.051180.127
886下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1'56.184 1.795 0.126179.932
988リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
1'56.487 2.098 0.303179.464
1046M2入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'57.229 2.840 0.742178.328
1113M3鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
1'57.434 3.045 0.205178.017
1211M4植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'57.495 3.106 0.061177.924
1340M5⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'59.002 4.613 1.507175.671
1418M6YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'59.502 5.113 0.500174.936
1523M7YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'04.39910.010 4.897168.050
1636M8ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
2'04.75010.361 0.351167.577
---- 以上基準タイム(110% - 2'05.827)予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース3公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
137三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'55.882--180.401
238武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'56.085 0.203 0.203180.085
386下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1'57.230 1.348 1.145178.326
448リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1'58.689 2.807 1.459176.134
554大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'58.832 2.950 0.143175.922
645洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'59.125 3.243 0.293175.490
788リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
2'00.335 4.453 1.210173.725
811M1植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
2'01.222 5.340 0.887172.454
910小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
2'01.868 5.986 0.646171.540
1044M2AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
2'05.544 9.662 3.676166.517
1146M3入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
2'05.97610.094 0.432165.946
---- 以上基準タイム(110% - 2'07.470)予選通過 ----
-40M-⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
2'07.83611.954 1.860163.531
-18M-YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
2'09.98714.105 2.151160.825
-13M-鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
2'11.74615.864 1.759158.678
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'11.87715.995 0.131158.520
-36M-ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
no time---

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース1公式予選結果

鈴鹿チャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2026/02/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
110小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'54.909--181.928
245洞地 遼⼤PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'55.252 0.343 0.343181.387
337三浦 柚貴PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'55.447 0.538 0.195181.080
438武藤 雅奈マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR
TOM'S TGR-DC
1'55.705 0.796 0.258180.677
554大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'55.855 0.946 0.150180.443
648リン チェンファRAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORTS
1'56.416 1.507 0.561179.573
786下野 璃央Dr.Dry F111
Dr.Dry Racing Team
1'56.896 1.987 0.480178.836
811M1植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'58.039 3.130 1.143177.104
988リ シュエンユTLM by Z.SPEED F111/3
Team LeMans
1'59.425 4.516 1.386175.049
1046M2入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'59.752 4.843 0.327174.571
1113M3鳥羽 豊AIWIN F111/3
AIWIN
1'59.776 4.867 0.024174.536
1240M4⾚松 昌⼀朗GIGS Ride with Eagle Sports
イーグルスポーツ
1'59.981 5.072 0.205174.238
1344M5AKITAACR Formula R
ABBEY RACING
2'01.007 6.098 1.026172.760
1418M6YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
2'01.199 6.290 0.192172.487
---- 以上基準タイム(110% - 2'06.399)予選通過 ----
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'08.52613.617 7.327162.653
-36M-ポール・ウォンSKYMOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
2'10.40415.495 1.878160.311

SUPER FORMULA

大物ルーキー野村勇斗「先輩ドライバーに勝つ勢いで走りたい」

 スーパーフォーミュラ(SF)の公式テストを翌日に控えた2月24日、話題のチームによる会見が行われた。

 近年、ホンダの育成チームとしての色を濃くするSan-Ei Gen with B-Maxは、2024年の木村偉織、2025年の小出峻に続いて、今シーズンもSFライツチャンピオンのルーキー、野村勇斗を起用することになった。

 ただ、これまでと違うのは、野村が18戦12勝という圧倒的な強さで、SFライツを1年で卒業してステップアップしてきたことだ。これは日本人選手としては、2012年の平川亮以来、13年ぶりの快挙であり、その才能は多くの関係者が認めている。

 さらに、野村はHFDP with B-Maxの一期生としてFIA-F4を戦い、SFライツ、SFと駆け上がってきた生え抜きであり、すでにチームに溶け込んでいる。

 そこで、チーム側もSFライツの体制をそのままSFに移行するという、特別待遇で野村を迎える措置を取った。このことを見てもチームの期待の大きさが分かる。

 野村は、そういう環境で戦えることに感謝しつつ、「先輩ドライバーに勝つ勢いで走りたい。着実に走って開幕に向け良いテストにしたい」と、期待に応えたいという想いを語った。

 SFライツでも野村をチャンピオンに導いた今関エンジニアは、「コミュニケーションは問題ないので、野村選手の才能を潰すことがないように、常にベストの結果が出せるようやっていきたい」と、才能あるドライバーを預かる責任を感じているようだ。

 野村は期待どおり、2日間のテストで存在感を示した。最後のセッションはトラブルが出てしまったが、かなりの手応えを感じ、笑顔でサーキットをあとにした。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿2日目 ROOKIEに移籍の福住仁嶺が総合トップタイムを叩き出す

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式テスト2日目が、2月26日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、午後のセッションでトップタイムをマークした福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が、移籍後の初走行を最高の形で終えた。

 1日目とは打って変わって好天に恵まれた鈴鹿。西コース部分の路面が改修された後のドライコンディションは全ドライバーが初体験。タイムがどれほど上がるのか、また、このセッションでおぼろげながら見える今シーズンの勢力図がどうなるのか注目された。

■セッション3

 セッション開始から仕上がりの良さを見せたのは、チャンピオン岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)。30分経過時に1分37秒810でトップに立つと、1時間経過時には唯一人1分36秒台に入れ、格の違いを見せた。

 この岩佐に食い下がったのは、ルーキーの野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)。

 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)、坪井翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)などの先輩ドライバーに伍して走り、70分経過時には1分37秒222までタイムアップし、岩佐に次ぐ2番手に付けた。

 78分経過したところで、ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)が、ヘアピンでスピンをし、コース復帰する際に泥をコースに撒いてしまったため、赤旗が提示され走行は中断。

 残り14分で走行が再開され、各車アタックモードに入ると、やはり岩佐が速く、福住、大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が続いた。

 注目の野村は位置取りを失敗し、タイムアップはできなかったものの、僅差の8番手に入った。

■セッション4

 このセッションも、開始30分過ぎに、1分36秒552をマークした岩佐がリードする形となった。チームメイトの野尻、阪口、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして、新チームから2年ぶりにエントリーした松下信治(DELiGHTWORKS RACING)らが迫るも、岩佐のタイムを更新する者はなかなか現れなかった。

 この状況を打破したのが、雨の初日で好調だったイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)。残り20分を切ったところで、1分36秒345をマークして、ついに岩佐を逆転。

 そして、最後のアタックで佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が、フラガに次ぐ2番手タイムを出して、またしてもNAKAJIMAが速さを示して終わるのかと思われた。

 しかし、その直後にコントロールラインを横切った福住が、フラガのタイムを100分の5秒上回る1分36秒290を叩き出し、移籍したチームに最高のプレゼントを贈った。

 最後に、予選を想定した10分ずつ、2グループに分けられた走行が行われたが、風が強くなったこともあって、タイムを更新したのは、松下、阪口、太田ら、一部のドライバーに留まった。

 現在、4強といえる無限(岩佐、野尻)、NAKAJIMA(佐藤、フラガ)、ダンディライアン(牧野、太田)、トムス(坪井、フェネストラズ)の各チームだが、今回のテストを見る限り、無限とNAKAJIMAの速さがやや際立っているようだ。

 ここに阪口、大湯を擁するセルモインギング、福住が加入したROOKIEがどのように絡んでくるのか。さらに、松下、野村など1台体制のチームや、外国人ドライバーがどこまで食い込むのか。今シーズンのスーパーフォーミュラは、本当に目の離せないシリーズになりそうだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿総合結果

合同テスト・ルーキーテストin鈴鹿 -RIJ- (2026/02/25-26) Overall Testing Weather:Rain/Sunny Course:Wet/Dry
2026 SUPER FORMULA Round 101 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeam
Engine
Session1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
114福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'48.893
1'47.754
1'36.891
*1'36.290
1'36.290-217.107
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'47.629
1'47.709
1'38.087
*1'36.345
1'36.345 0.055216.983
364佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.186
1'47.104
1'37.879
*1'36.370
1'36.370 0.080216.926
41岩佐 歩夢TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'49.574
1'47.802
1'36.561
*1'36.410
1'36.410 0.120216.836
522松下 信治DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR417E
1'49.968
1'48.413
1'37.382
*1'36.492
1'36.492 0.202216.652
638阪口 晴南SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'50.661
1'47.913
1'37.150
*1'36.598
1'36.598 0.308216.414
736坪井 翔VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'49.257
1'48.064
1'37.207
*1'36.673
1'36.673 0.383216.247
816野尻 智紀TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'48.792
1'48.145
1'37.065
*1'36.701
1'36.701 0.411216.184
939大湯 都史樹SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'50.066
1'47.921
1'37.048
*1'36.729
1'36.729 0.439216.121
1037サッシャ・フェネストラズVANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'50.786
1'48.597
1'37.860
*1'36.787
1'36.787 0.497215.992
116太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.166
1'48.393
1'37.653
*1'36.826
1'36.826 0.536215.905
125牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'49.079
1'47.196
1'37.362
*1'36.918
1'36.918 0.628215.700
138山下 健太KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'49.871
1'48.105
1'37.729
*1'37.087
1'37.087 0.797215.324
147小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'50.975
1'48.935
1'38.073
*1'37.147
1'37.147 0.857215.191
1512小出 峻ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR417E
1'50.471
1'49.079
1'37.828
*1'37.175
1'37.175 0.885215.129
1619ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG
TOYOTA TRD 01F
1'48.278
d.n.s
*1'37.213
1'37.285
1'37.213 0.923215.045
1750野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR417E
1'50.722
1'48.345
*1'37.222
1'37.263
1'37.222 0.932215.025
183ルーク・ブラウニングREALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'48.272
1'47.789
1'38.334
*1'37.365
1'37.365 1.075214.710
194笹原 右京REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'50.690
1'53.628
1'38.245
*1'37.508
1'37.508 1.218214.395
2097ロマン・スタネックBuzz MK Racing
TOYOTA TRD 01F
1'50.926
1'49.465
1'38.708
*1'37.653
1'37.653 1.363214.076
2153チャーリー・ブルツTEAM GOH
TOYOTA TRD 01F
1'49.326
1'51.069
1'38.230
*1'38.007
1'38.007 1.717213.303
2228小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'54.439
1'52.251
1'39.308
*1'38.018
1'38.018 1.728213.279
2310ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'52.406
1'51.838
1'39.002
*1'38.549
1'38.549 2.259212.130
2469カッレ・ロバンペラKCMG
TOYOTA TRD 01F
2'03.482
1'50.564
1'40.058
*1'38.712
1'38.712 2.422211.780

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿4回目結果

合同テスト・ルーキーテストin鈴鹿 -RIJ- (2026/02/26) Official Testing 4 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
114福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'36.290--217.107
265イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'36.345 0.055 0.055216.983
364佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'36.370 0.080 0.025216.926
41岩佐 歩夢TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'36.410 0.120 0.040216.836
522松下 信治DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR417E
1'36.492 0.202 0.082216.652
638阪口 晴南SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.598 0.308 0.106216.414
736坪井 翔VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'36.673 0.383 0.075216.247
816野尻 智紀TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'36.701 0.411 0.028216.184
939大湯 都史樹SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'36.729 0.439 0.028216.121
1037サッシャ・フェネストラズVANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'36.787 0.497 0.058215.992
116太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'36.826 0.536 0.039215.905
125牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'36.918 0.628 0.092215.700
138山下 健太KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.087 0.797 0.169215.324
147小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'37.147 0.857 0.060215.191
1512小出 峻ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR417E
1'37.175 0.885 0.028215.129
1650野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR417E
1'37.263 0.973 0.088214.935
1719ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG
TOYOTA TRD 01F
1'37.285 0.995 0.022214.886
183ルーク・ブラウニングREALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.365 1.075 0.080214.710
194笹原 右京REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'37.508 1.218 0.143214.395
2097ロマン・スタネックBuzz MK Racing
TOYOTA TRD 01F
1'37.653 1.363 0.145214.076
2153チャーリー・ブルツTEAM GOH
TOYOTA TRD 01F
1'38.007 1.717 0.354213.303
2228小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'38.018 1.728 0.011213.279
2310ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'38.549 2.259 0.531212.130
2469カッレ・ロバンペラKCMG
TOYOTA TRD 01F
1'38.712 2.422 0.163211.780

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿3回目結果

合同テスト・ルーキーテストin鈴鹿 -RIJ- (2026/02/26) Official Testing 3 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
11岩佐 歩夢TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'36.561--216.497
214福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'36.891 0.330 0.330215.760
339大湯 都史樹SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.048 0.487 0.157215.411
416野尻 智紀TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'37.065 0.504 0.017215.373
538阪口 晴南SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'37.150 0.589 0.085215.185
636坪井 翔VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'37.207 0.646 0.057215.059
719ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG
TOYOTA TRD 01F
1'37.213 0.652 0.006215.045
850野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR417E
1'37.222 0.661 0.009215.025
95牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'37.362 0.801 0.140214.716
1022松下 信治DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR417E
1'37.382 0.821 0.020214.672
116太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'37.653 1.092 0.271214.076
128山下 健太KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'37.729 1.168 0.076213.910
1312小出 峻ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR417E
1'37.828 1.267 0.099213.693
1437サッシャ・フェネストラズVANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'37.860 1.299 0.032213.624
1564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'37.879 1.318 0.019213.582
167小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'38.073 1.512 0.194213.160
1765イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'38.087 1.526 0.014213.129
1853チャーリー・ブルツTEAM GOH
TOYOTA TRD 01F
1'38.230 1.669 0.143212.819
194笹原 右京REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.245 1.684 0.015212.786
203ルーク・ブラウニングREALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'38.334 1.773 0.089212.594
2197ロマン・スタネックBuzz MK Racing
TOYOTA TRD 01F
1'38.708 2.147 0.374211.788
2210ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'39.002 2.441 0.294211.159
2328小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'39.308 2.747 0.306210.509
2469カッレ・ロバンペラKCMG
TOYOTA TRD 01F
1'40.058 3.497 0.750208.931

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿1日目 PONOS NAKAJIMA RACINGコンビが両セッションを制する

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1回公式テスト1日目が、2月25日、三重県・鈴鹿サーキットで行われた。終日、雨の中での走行となったが、安定した速さを見せたイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が午前のセッションで、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が午後のセッションでトップタイムをマークし、“NAKAJIMA RACING速し”を印象付けた。

 
 恒例のシーズン開幕前のテストが2日間の予定で始まった。

 今シーズンのエントリーは24台。ルーキー6人、新規参入2チームと、程良い新陳代謝があり、外国勢もフラガ選手を含めると7人と、バランス良い構成になったという印象を受ける。搭載エンジンは、トヨタ14台、ホンダ10台と、台数的にはトヨタ優位だ。

 また、このシーズンオフの間に、鈴鹿サーキットの西コース部分の改修が行われており、各チームはこのチェックも行いたいところだ。

■セッション1

 夜半からの雨でコースは完全ウェット。この難しいコンディションのなか、セッション序盤から上位に名を連ねたのは、やはり表彰台常連チームのレギュラー陣だった。

 セッションの半分、1時間を過ぎた時点での順位は、佐藤、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、フラガ、坪井翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)と常連が並んだが、これに続いたのが、ウィリアムズF1のリザーブドライバーを務めるルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)だ。

 途中、雨が強くなる時間もあったが、セッション終了間際に雨足が弱くなると、各車は続々とタイムアップ。ここでも、ブラウニングは、きっちりタイムを上げ、ポジションも4位にアップ。今年の台風の目になる可能性を感じさせた。

 最後は、フラガに逆転を許した佐藤がトップを狙うも、デグナーでコースオフ。KONDOから移籍し、好調を維持しているザック・オサリバン(TEAM IMPUL)も1コーナーでクラッシュを演じてしまい、セッションは終了となった。

 順位は、フラガ、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、佐藤、ブラウニング、オサリバン、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)と続き、ここまでがトップ6。

セッション2

 雨は降り続き、午前のセッションと同じく時折強くなったり、弱まったりを繰り返したが、このセッションも上位陣にアクシデントが続いた。

 午前と同じく、好調さを見せていたフラガだが、開始28分が経過する頃、スプーンでスポジバリアにクラッシュ。ダメージは少なそうだが、これで走行は中断。

 さらに、1時間20分経過時に、このセッションでも5位と健闘していたブラウニングが、高速の130Rでスピン。コントロールを失い、タイヤバリアを越えて横転してしまった。見かけは派手なクラッシュだったが、ドライバーにダメージがなかったのは幸いだった。

 中断時間が、30分以上となったため、走行時間が30分延長されて再開したものの、雨量が多くタイムアップする者は現れず、佐藤、牧野、フラガ、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)、ブラウニング、岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)の順で走行を終えた。

 テストは、明日も午前、午後に2時間ずつのセッションが予定されている。明日はドライコンディションでの走行となりそうだ。路面改修がタイムにどのように影響するのかも気になるところだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿2回目結果

合同テスト・ルーキーテストin鈴鹿 -RIJ- (2026/02/25) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2026 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
164佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'47.104--195.186
25牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'47.196 0.092 0.092195.018
365イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'47.709 0.605 0.513194.090
414福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'47.754 0.650 0.045194.009
53ルーク・ブラウニングREALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'47.789 0.685 0.035193.946
61岩佐 歩夢TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'47.802 0.698 0.013193.922
738阪口 晴南SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'47.913 0.809 0.111193.723
839大湯 都史樹SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'47.921 0.817 0.008193.708
936坪井 翔VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'48.064 0.960 0.143193.452
108山下 健太KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'48.105 1.001 0.041193.379
1116野尻 智紀TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'48.145 1.041 0.040193.307
1250野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR417E
1'48.345 1.241 0.200192.950
136太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.393 1.289 0.048192.865
1422松下 信治DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.413 1.309 0.020192.829
1537サッシャ・フェネストラズVANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'48.597 1.493 0.184192.503
167小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'48.935 1.831 0.338191.905
1712小出 峻ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR417E
1'49.079 1.975 0.144191.652
1897ロマン・スタネックBuzz MK Racing
TOYOTA TRD 01F
1'49.465 2.361 0.386190.976
1969カッレ・ロバンペラKCMG
TOYOTA TRD 01F
1'50.564 3.460 1.099189.078
2053チャーリー・ブルツTEAM GOH
TOYOTA TRD 01F
1'51.069 3.965 0.505188.218
2110ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'51.838 4.734 0.769186.924
2228小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'52.251 5.147 0.413186.236
234笹原 右京REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'53.628 6.524 1.377183.979
-19ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG
TOYOTA TRD 01F
d.n.s---

SUPER FORMULA

第1回公式テスト鈴鹿1回目結果

合同テスト・ルーキーテストin鈴鹿 -RIJ- (2026/02/25) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2026 SUPER FORMULA Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
165イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'47.629--194.234
26太田 格之進DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.166 0.537 0.537193.270
364佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR417E
1'48.186 0.557 0.020193.234
43ルーク・ブラウニングREALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'48.272 0.643 0.086193.080
519ザック・オサリバンWECARS IMPUL with SDG
TOYOTA TRD 01F
1'48.278 0.649 0.006193.070
616野尻 智紀TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'48.792 1.163 0.514192.158
714福住 仁嶺NTT docomo Business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'48.893 1.264 0.101191.979
85牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR417E
1'49.079 1.450 0.186191.652
936坪井 翔VANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'49.257 1.628 0.178191.340
1053チャーリー・ブルツTEAM GOH
TOYOTA TRD 01F
1'49.326 1.697 0.069191.219
111岩佐 歩夢TEAM MUGEN AUTOBACS
Honda M-TEC HR417E
1'49.574 1.945 0.248190.786
128山下 健太KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'49.871 2.242 0.297190.270
1322松下 信治DELiGHTWORKS RACING
Honda M-TEC HR417E
1'49.968 2.339 0.097190.103
1439大湯 都史樹SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'50.066 2.437 0.098189.933
1512小出 峻ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR417E
1'50.471 2.842 0.405189.237
1638阪口 晴南SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'50.661 3.032 0.190188.912
174笹原 右京REALIZE KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'50.690 3.061 0.029188.863
1850野村 勇斗San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR417E
1'50.722 3.093 0.032188.808
1937サッシャ・フェネストラズVANTELIN TEAM TOM'S
TOYOTA TRD 01F
1'50.786 3.157 0.064188.699
2097ロマン・スタネックBuzz MK Racing
TOYOTA TRD 01F
1'50.926 3.297 0.140188.461
217小林 可夢偉KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'50.975 3.346 0.049188.378
2210ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree Racing
M-TEC HR417E
1'52.406 4.777 1.431185.979
2328小林 利徠斗KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'54.439 6.810 2.033182.675
2469カッレ・ロバンペラKCMG
TOYOTA TRD 01F
2'03.48215.853 9.043169.298

SUPER FORMULA

F1リザーブのルーク・ブラウニング「SFは素晴らしい選手権、開幕が待ち遠しい」

 スーパーフォーミュラ(SF)の公式テストを翌日に控えた2月24日、話題のチームによる会見が行われた。

 今季、ドライバーを一新したREALIZE KONDO RACINGは、3号車にはウィリアムズF1チームのリザーブドライバーでもあるルーク・ブラウニングを起用する。

ルーク・ブラウニング

 ブラウニングは、2025年FIA F2シリーズでランキング4位と、その実力は折り紙つきだ。昨年末のSFテストにも参加し、このときはずば抜けた速さを示すということはなかったが、逸材であることは間違いない。

 「昨年初めて乗ったが、クルマも最高だしSFは素晴らしい選手権だ。初めてのトラックも多いが、チャレンジングなシーズンになるだろう。シリーズの開幕が待ち遠しいよ」と、テストでSFのレベルの高さも経験してやる気十分の様子。

 そして、担当エンジニアもウィリアムズF1チームでのエンジニア経験を持つエド・リーガン。

 「鈴鹿以外のトラックは初体験ですし、とにかく新しいことばかりでかなり頑張らないといけないと思っています。どんな環境でもベストを尽くして1つでも上のポジションを狙います」と、やや控えめなコメントだが、F1で長い経験を持ち、ブラウニングの信頼も厚い。

 ブラウニングは、非常に端正な顔立ちで、速さが伴えば、日本でかなり人気が出そうな雰囲気を持っている。F1仕込みのエンジニアとのコンビで、どこまで上位に食い込んでくるのか、非常に楽しみだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

SUPER FORMULA

2年ぶりに復帰の松下信治「これまでと違いチームを率いていかなければいけない」

 スーパーフォーミュラ(SF)の公式テストを翌日に控えた2月24日、話題のチームによる会見が行われた。

 今季、新チーム「DELiGHTWORKS RACING」からエントリーするのは、2年ぶりにSFに戻ってきた松下信治だ。

松下信治

 会見には「HUMAN MOTORSPORTS」を謳うSFシリーズとして、エンジニアも同席したが、DELiGHTWORKSは、トラックエンジニア二人が会見に出席するという形となった。一人はスーパーGTで松下のシビックを担当していた辻凱杜、もう一人は昨年B-Maxで小出峻のチーフエンジニアを務めていた村井寛太だ。村井エンジニアは、松下がSFで優勝したときのチーフメカニックでもある。

 松下の強い思いが表れている布陣だが、松下の実績をもってしても、新興チームがいきなり上位を走れるほど今のSFは甘くない。それは松下も重々承知している。

 「今までと違い、今年はチームを率いていかなければいけない立場です。ただ速く走れば良いだけではありません。もちろん結果を求めていきますが、皆で成長するための大事な1年になります」と、これまでのドライバーという枠を超えて、チームをマネジメントしなければいけないと松下は語った。

 そして、「自分はもうメーカー系ドライバーではないが、そういうドライバーがSFに出られるという喜びもある。(この環境を整えてくれた人たちに)恩返しがしたいと思います」と付け加えた。

 松下と同世代だという辻、村井両エンジニアは「ノブ(松下)のことは良く分かっている」旨のコメントで、コミュニケーションは上手く取れていることをアピールした。

 この3人が中心となり、短期間でどこまでチームのレベルを引き上げることができるのか。また、目標とする1勝、予選トップ3にどこまで近づけるのか、注目したい。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

SUPER FORMULA

チャンピオン岩佐歩夢「今年はもっと速く、もっと強く、全戦優勝を目指す」

 スーパーフォーミュラの公式テストを翌日に控えた2月24日、主要チームによる会見が行われた。

 最初に登場したのは、ディフェンディングチャンピオンの岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)と、コンビを組んで3年目となる⼩池智彦エンジニアだ。

 昨年、最終戦までもつれたタイトル争いを制して悲願のチャンピオンに輝いた岩佐は、「昨年の内容には納得していない。もっと早くチャンピオンを決めなければいけなかった。今シーズンはもっと速く、強いところを見せたい。目標は全戦優勝です」と意気込みを語った。

 ⼩池智彦エンジニアも「昨年は決して良いチャンピオンの取り方ではなかった。今年こそは、チャンピオンに相応しい戦い方をして結果を出したい」。そして「(コンビ3年目になるので)馴れ合いにならないように、緊張感を持って臨みたい」と付け加えた。

 今シーズンも岩佐がチャンピオン候補であることは変わらないが、ダンディライアン、ナカジマレーシング、トムスによる包囲網も敷かれ、加えて有力海外勢のエントリーもある。タイトル奪取は昨年以上に難しいことのように思える。

 岩佐の狙いどおりのシーズンとすることができるのか、まずは明日から始まる公式テストに注目だ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atushi BESSHO

S-FJもてぎ・菅生 | v.Granzもてぎ | v.Granz鈴鹿

RiNoA Racing project、2026年の体制を発表

 里見乃亜代表率いるRiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA」が今シーズンの参戦体制を発表した。

 「群馬トヨペットTeam RiNoA」は2020年にスーパーFJもてぎシリーズから活動を開始。2021年(佐藤樹)、2023年(内田涼風)ともてぎ・SUGOシリーズのチャンピオンを輩出している。

 スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズと日本一決定戦を主戦場として活動している同チームだが昨年よりヤリスカップ関東シリーズにも参戦。今年もスーパーFJもてぎ・SUGOシリーズと日本一決定戦、ヤリスカップ関東シリーズに加えてヤリスカップ東北シリーズにも参戦するほか、新たなカテゴリーとして「v.Granz」鈴鹿シリーズ、同もてぎ・SUGOシリーズにも参戦することを発表した。

 スーパーFJについては1台体制でドライバーには木幡直生を起用。木幡は昨年まで全日本カート選手権に出場してた高校生ドライバーだ。

 ヤリスカップは関東シリーズに上野柊斗、もてぎ・SUGOシリーズには石部司をそれぞれ起用。上野はSIMレース出身でVITAやマツ耐など実車レースの経験もある。石部はカートレース出身で、ローカルレースの経験者でもある。

 さらにv.Granzでは鈴鹿シリーズに竹本優月輝、もてぎ・SUGOシリーズに中村ブンスームを起用。竹本はカート出身、HRS(Hpnda Racing School)Formulaでの受講経験を持つ。中村はスーパーFJ筑波・富士シリーズ(2024年)、もてぎ・SUGOシリーズ(2025年)を戦ってきている。

 活動を拡大しつつ若手にチャンスを与え続けるRiNoA Racing projectに今シーズンも注目だ。

Text: Junichi SEKINE

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