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2015年6月

Japanese F3

JF3:第10,11戦岡山 山下健太が2戦連続2位表彰台でランキング首位浮上 (TOYOTA)

  • コース:岡山国際サーキット(3.703km)
  • 予選:6月27日(土)曇:ドライ
  • 第10戦決勝:6月27日(土)曇:ドライ
  • 第11戦決勝:6月28日(日)晴:ドライ

 岡山国際サーキットで全日本F3の第5大会(第10戦、第11戦)が行われ、山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が両レース共に2位フィニッシュとなったが、共にポールポジションとファステストラップを獲得。チームメイトのニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位、4位に終わったため、ドライバーズランキングでは山下が逆転し首位に浮上した。

第10戦、第11戦共に2位表彰台でランキング首位に立った山下健太

第10戦、第11戦共に2位表彰台でランキング首位に立った山下健太

 全日本F3選手権の第5大会(第10戦、第11戦)が6月27日(土)と28日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 通常スーパーフォーミュラと併催される全日本F3だが、今大会は第2大会もてぎ、第4大会大会富士に続き、岡山での単独開催。全8大会、17戦で争われる今季の全日本F3は折り返し、後半戦に入る。

 今季の全日本F3の前半戦は、ニュージーランド出身で昨年F3マカオGPで3位に入っている20歳、ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が日本でF3デビューし、これまでに4勝を挙げてランキング首位。昨年全日本F3にデビューし2勝を挙げてランキング2位となった山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が同じ4勝でキャシディを追う展開となっている。

 岡山では今季5月の第3大会としても開催されており、キャシディと山下が勝利を分け合っている。

 大会を前に、26日(金)に行われた専有走行はウェットコンディションだったが、27日(土)は雨は止み、曇天で肌寒いコンディションながらほぼドライとなり、全車スリックでアタックとなった。

 午前10時5分より10分のインターバルを置いて10分ずつ、第10戦、第11戦の予選が実施。第10戦はまずキャシディがトップタムをマークするが、セッション終盤に入るとライバルもタイムアップ。しかし、ファイナルラップに山下がトップタイムを叩き出し、今季4度目となるポールポジションを獲得。キャシディは僅差の3番手となった。

 第11戦の予選は、途中でコースアウト車両による赤旗中断があったもののすぐに再開され、再び、山下とキャシディ、高星 明誠(B-Max Racing team with NDDP)の3台によるポール争いに。ここでも最後にトップタイムをマークした山下が2戦連続でのポールポジション、キャシディは3番手スタートとなった。

 予選に続き、曇天の下、午後1時50分に第10戦決勝レース(18周)のフォーメーションラップ開始。ポールポジションの山下はまずまずのスタートを切ったが、最前列2番手の高星が抜群のダッシュを見せ先行。山下は2番手で追う形となった。

 1周目で1.2秒離されたものの、山下はじりじりとその差を詰めていき、6周目には0.6秒差に。しかし、逆転までには至らず、後半に入ると山下はファステストラップを獲得する作戦に。11周目に山下がファステストタイムをマークすると、13周目に高星がこれを上回り、ファステストタイムの1ポイントをかけてのバトルも熾烈なものとなったが、14周目に再び山下がタイムを更新。

 最後まで順位の逆転は叶わず山下は2位フィニッシュとなったが、ポールポジションとファステストタイムの貴重なポイントを獲得することとなった。キャシディは5位に終わったため、2人のポイント差は2へと縮まった。

 F3-Nクラスでは、ポールポジションの小河 諒(TOM'S)がジャンプスタートのペナルティを受け最後尾へ後退。しかし、そこから追い上げ、ファイナルラップに2位に浮上。そのまま2位でチェッカーを受けた。

 一夜明けた28日(日)は晴天となり、強い日差しの下でのレースとなった。併催のレースの影響でスケジュールは予定よりも30分ほど遅れ、午後3時15分に25周の決勝レースのフォーメーションラップが開始された。

 スタートでは、再び最前列2番手の高星が先行。ポールポジションの山下もなんとか並びかけようとしたが届かず、2位で追う形となった。

 3周目にクラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、8周目に再開。再開後も山下は1秒以内の差で高星を追撃。上位を争う各車によりファステストラップが塗り替えられていく中、13周目に山下がファステストを更新。山下は最後まで追い上げを続けたが、0.477秒及ばず2戦連続での2位フィニッシュとなった。

 キャシディは再スタートでポジションを落とし4位フィニッシュとなったため、ポールポジションとファステストラップのポイントを加えた山下は、キャシディをポイントで4ポイント上回り、ランキングで首位に立つこととなった。

 F3-Nクラスでは、小河がポールポジションから独走。今季8勝目を挙げた。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第10戦、第11戦共に2位フィニッシュを果たした山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第10戦、第11戦共に2位フィニッシュを果たした山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

ポールポジションの山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)はまずまずのスタートを切ったがライバルの先行を許し2位となった

ポールポジションの山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)はまずまずのスタートを切ったがライバルの先行を許し2位となった

トヨタモータースポーツニュース

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝 スタートで最後尾に落ちたPPの平木玲次が優勝!

 スーパーFJ鈴鹿シリーズは28日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の決勝を行い、平木玲次(RS Fine F・L・C 10V)が10周を23分00秒420で2連勝を飾った。

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 決勝スタートでは、ポールポジションの平木玲次がエンジンストールをして最後尾まで落ち、2番手スタートの八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)もスタートでミスをして1つ順位を下げた。 予選3番手の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が1コーナーまでにトップに浮上し、2位に予選5位の平優弥(FORTY FOUR☆leprix sport)が続いた。

 平優弥が1周のスプーンコーナーで吉田宣弘を一瞬抜くが、続く130Rで平優弥がミスをしてしまい、なかなか吉田宣弘を攻略できなかったが、7週目の1コーナーでトップに浮上した。

 最後尾まで落ちた平木玲次だったが、3周目で6位、7周目では3位まで挽回して8周目の200Rで平優弥をパスしトップに返り咲きそのままトップでチェッカーを受けた。

優勝 平木玲次(RS Fine F・L・C 10V)
 「課題としていたスタートでしたが、やってしまいました! 優勝はしましたが、喜んでいいのかわかりません。予選も1発のタイムを出すのが遅く課題の残るレースでした。次のレースに向けて練習をしてミスなく勝ちたいです」
2位 平優弥(FORTY FOUR☆leprix sport)
 「序盤、吉田さんはレース歴も長くペースが違っても抑えられて、慎重に抜くタイミングを見ていました。トップを走りましたが、その後のペースが平木君の方が速く順位を守る事ができませんでした。なかなか優勝できなくて悔しいですが、次は得意な西コースなので頑張りたいです」
3位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは2番手だったのですが、目の前がいない状態で力んでミスをしてしまいました。ペース自体は悪くなかったと思いますが、他の人が速過ぎたかなと感じました。また次のレースに向けてチームの人と話してセッティングを考えたいと思います」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2015/06/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
124平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1023'00.420
272平 優弥FORTY FOUR☆leprix sport
TOKYO R&D RD10V
YH101.043
322八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH101.987
48大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH1010.089
557吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1017.293
620加納 亨介ZAPオミッターズ10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1018.198
755板倉 慎哉AMORE Tokyo☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1018.603
871住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH1019.769
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1037.476
1039中根 邦憲カーペット・ラグ通販/なかね家具
MYST KK-S2
YH1042.012
1179花岡 翔太Team中日本自動車短期大学MSE学科
WEST 07J
YH1043.206
1218飯嶋 郁陽ZAPSPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1052.306
135村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'05.844
1423宮本 健一KMTS-RT KK-S TODA
MYST KK-S2
YH101'06.069
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-19永井 秀貴NINNER RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH37Laps
  • Fastest Lap:CarNo.24 平木玲次(RS FINE F・L・C 10V) 2'16.089 (7/10) 153.61km/h

F4西日本シリーズ

F4W:第2戦鈴鹿決勝 牧野任祐が開幕から2連勝!

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 JAF地方選手権F4西日本シリーズ第2戦の決勝レースが28日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で行われ、ポールシッターの#11牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)が10周を20分48秒011で走り今シーズンの2勝目を挙げた。

 今回のスタートは2番グリッドの加藤智(FEEL・RK01)が絶妙なスタートを決め。ポールの牧野任祐を出し抜き1コーナーへ飛び込みホールショットを決めたが、ポールの牧野任祐は2周目のホームストレートですぐに加藤智からすぐにトップを奪い返す。

 また5番グリッドの河野駿佑(マルサン・MYST・KK-ZS)はスタートダッシュを決めるが順位の変更はなかったが序盤からペースを上げ2位の加藤智の背後に迫る走りを見せ、終盤の8周目1コーナーで河野駿佑が2位に浮上したが、トップの牧野任祐はその間に大差つけており2位に10秒ほどの差をつけて、そのままの順位でトップチェッカーを受け開幕からの連勝を2と伸ばした。

 第3戦と第4戦は7月26日に岡山国際サーキットで開催させる。

優勝 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー)
 「自分の中でスタートは悪くはなかったのですが、思った以上にホイールスピンをしてしまいましたが、すぐにトップに立ってから最後まで全開で攻めました。今度の岡山で連勝してチャンピオンを獲得します」
2位表彰台を獲得した河野駿佑(マルサン・MYST・KK-ZS)
 「昨日、電気系のトラブルがあり決勝までに修理してくれた、メカニックやミストの方に感謝しています。5番手からのスタートで2位だったので良かったですが、まだ任祐との差が大きいので練習を重ねたいです」
3位 加藤智(FEEL・RK01)
「予選から自分の乗り方なのか走り方なのか、リアタイヤのグリップに苦しんでいまして、決勝レースでも変わらないままでした。ただスタートは決めてやると思っていたので、そこは良かった点でした」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

F4西日本シリーズ

F4W:第2戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2015/06/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DOODIE・制動屋・ルーニー・MYST
MYST KK-ZS
DL1020'48.011
25A2河野 駿佑マルサン・MYST・KK-ZS
MYST KK-ZS
DL1010.872
310C1加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1012.181
43C2今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL1021.222
572C3金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1025.939
612A3太田 達也佐藤製作所ミストKK-ZS東名制動屋
MYST KK-ZS
DL1031.510
777A4久保 宣夫オートセレクト☆MYST・制動屋KK-A
MYST KK-A
DL1042.267
844A5塚田 光彦東海電装WEST sprint関口056
WEST 056
DL1049.558
946A6入榮 秀謙アポロフジタレーシオング☆FRD
WEST 956
DL91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-70C-岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL82Laps
-35A-鶴田 和弥Rn-SPORTS制動屋MYSTKKZS
MYST KK-ZS
DL19Laps
-37C-長 優子B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST) 2'04.049 (8/10) 168.52km/h

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝 上位3人のコメント

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優勝 #23高星明誠(B-MAX NDDP)
f3-rd11-r-pc-takaboshi 昨日に引き続きスタートで前に出れればペースが遅くても勝てると思っていたので、スタートには本当に集中していました。昨日のビデオを見て復習しながら今回のレースに挑みましたが、同じことができたのは嬉しく思います。
最初に結構ギャップを開けたと思ったのにSCが出てしまって、またゼロからだなと思ったんですけど、SC後も引き離すことができたのは良かったかなと思います。ただ後半のペースは山下選手の方が速かったので、そこは次回に向けて改善していければと思っています。
富士は前回負けてしまっているので、今回のクルマのセットアップを反映しながら次に向けていきたいと思います。
ポイント差が縮まったことは嬉しく思いますが、まだポールもファステストも取れていないので。そこの1点というのがシリーズの中で重要になると思うので、反省しながら、優勝目指して、細かいところもとっていければなと思います。
2位 #36山下健太(トムス)
f3-rd11-r-pc-yamashita 昨日のレースで高星選手に行かれてしまったので、今日のスタートは決めて勝ちたかったんですけど、また行かれてしまいました。ペースは昨日と同じく、後ろについてても悪くなくて、ただやっぱり人の後ろを走っていると厳しい面があるので、抜くところまでは至りませんでした。自分が前にいればもっと速いペースで走れたろうとは思いますが、ここはスタートが重要ですから。
今回は勝てるレースを2回落としているので、反省したいと思います。
富士は前回ファステストを取っているので、また速く走って勝てるように頑張ります。
3位 #22ルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP)
f3-rd11-r-pc-ordonez 今日のレースはいいスタートが切れました。アウト側にフクズミが並びかけてきましたが、無理をしたようでオーバーステアを出してしまったために4位を守ることができました。セーフティーカーが引っ込んだ時にチャンスが巡ってきたと思い、キャシディをオーバーテイクしようとアタックしました。タイヤに目一杯熱を入れていたので、セーフティーカー明けは絶好のチャンスでした。
彼のアウト側に並びかけましたが、ニックとのファイトは本当にタイトで、そして本当にクリーンなものでした。いい判断でまた3位に上がれました。
今回もGTのドライビングの癖が抜けずに速いタイムが出せませんでしたが、また二人揃ってポディウムに上がれました。次の富士も楽しみにしています。
次のレースまではインターバルが空くので、明日から故郷のスペインに帰ります。2週間ほど休みをいただきました。今まで17週もレース漬けだったので、疲れているんですよ。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd11-r-pc-ogawa 結果をみてもわかる通りクルマはすごくポテンシャルが高くて、僕もそのポテンシャルを100%出すべく、今日のレースは毎周予選のように常にプッシュし続けました。前回の岡山ではチャンピオンクラスにかなり置いてかれてしまいましたが、今日は最終ラップまで目の前にチャンピオンクラスが見えていたので、いいプッシュができたんじゃないかと思います。
レース中はずっと高星選手のタイムを聞きながら、チャンピオンクラスのトップと自分がどのくらい離れているのかを聞いていました。いい時はコンマ数秒、悪い時は1.5秒くらい離れていたので最低でも1秒以内にい続けられるようにしたいと思います。
あまりシリーズのことは考えてこなかったんですが、昨日黒星をもらってから1点の重みをすごく感じています。ここから1点も落とさずに富士を終えると、その時点でシリーズを決められると思うので、1点も落とせない状況だということで気を引き締めて、ステップアップしてからも大事なことだと思いますので、改めて気を引き締めて富士に挑みたいと思います。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXEDY)
f3-rd11-r-pc-miura 昨日も小河くんとは1秒以上の差があって、今日も気温が上がってコンディションが厳しくなったので、腕の差が出るのかな、と思っていました。もちろんクルマの差もあるかもしれないけど、それをドライバーがカバーする走りをしないとと思って臨みました。スタートは良くも悪くもなく、小河選手の後ろを走ることになり、後ろにはずっとDRAGONさんがついていて、途中から何が何だかわからない状態で走っていました。落とす可能性もあるレースだったので、2位をキープできたのは良かったと思います。
なるべく最後まで、チャンピオンが決まらないように頑張りたいと思いますが、今はもう少し考えます。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd11-r-pc-dragon このままずっとここにいるのかなあって。年間の3位記録を狙おうかと思います(笑)
序盤SCが入ったのは誤算でした。ニュータイヤのアシがあるうちにプッシュして攻略したいと思っていたんですが、SCで予定が狂いました。前とは速い箇所が違うような印象で、後ろにつくとダウンフォースが抜けて厳しくなりました。なかなか三浦選手もミスをしないので、最後は気持ちが折れたっていうか「これは無理だな」という気持ちになりました。
次の富士に向けては、まずは愛ちゃんと二人で小河くんのタイトルを阻止する気持ちでレースに臨むというのが一つ、もう一つは自分にとって富士は得意だと思っているコースですが、クルマのキャラクター的には苦手なコースなので、なんとかいいところを見つけてプッシュしたいなと思います。
一個順位を上げたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝 #23高星2連勝!2位#36山下がポイントリーダーに。Nクラスは#38小河が今季8勝目

全日本F3選手権第11戦の決勝が6月28日、岡山国際サーキットで行われた。
勝ったのは予選2番手の#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)。昨日と同じくスタートでトップに立って最後までそのポジションを守り抜き、2連勝を達成した。
一方Nクラスはポールシッターの#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がスタートから後続を一気に突き放し、最後は2位以下に27秒の大差をつけて今季8勝目を挙げた。

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前に行われたGTアジア第4戦の決勝で赤旗中断があった影響で、F3第11戦決勝は当初予定より30分遅れ、午後3時15分より25周で行われた。

ホールショットを奪ったのは昨日に引き続いて予選2番手の高星。ポールシッターの#36山下健太(トムス)も1コーナーで懸命に並びかけたが、一歩及ばなかった。
その後はコンマ8秒前後の間隔を保ちつつ周回を重ねていた2人だったが、3周目のバイパーコーナーで#5アレックス・ヤン(ハナシマ)がクラッシュしたことにより、セーフティーカーが導入されることになった。

SCランは5周にわたり、レースは8周目に再開となった。
トップの高星はセーフティーカーとの間隔を上手にとってリスタートの主導権を握り、そのままトップで1コーナーへ。
しかしその後方では、4位を走行していた#22ルーカス・オルドネス(B-MAX)が前を行く#37ニック・キャシディ(トムス)にアウトから並びかけ、そのまま2コーナーまで粘って前に出た。
その後方にはわずかな差で#7福住仁嶺(HFDP)が続く。

ここからは昨日と同様のこう着状態が続いたが、そんな中でもトップグループのドライバーは互いに全力でアタックを続けており、最初に福住が、続いてキャシディが、そしてトップの高星も相次いでファステストラップを更新あう展開となっていた。
しかし最終的にこのレースのファステストラップを記録したのは13周目に1’24.780を記録した山下だった。

タイヤの消耗するレース終盤に入っても山下は攻め続け、高星のコンマ4秒差にまで迫ったが、最後まで決め手を欠き、惜しくも2位に終わってしまった。
しかしこのレースでキャシディが4位に終わったため、昨日同様に9ポイントを獲得した山下は計81ポイント、キャシディ77ポイントとなり、シリーズポイントで逆転してトップに立つことに成功した。
山下を最後まで押さえ込み、今季通算3勝目を挙げた高星も10ポイントを加算して計76ポイントとし、トムス勢の背後に一気に迫ってきた。

Nクラスは前日のレースでジャンプスタートを取られた小河がスタートを決め、そのままいつものように後続を突き放しにかかった。
先述のSCランにより一旦はそのアドバンテージを失ったものの、再開後は再び予選並みのアタックを続け、最後は27秒もの大差をつけて今季8勝目をものにした。
今シーズンに入ってからの小河はしばしばチャンピオンクラスとのタイム差に言及、さらに上を目指す姿勢を見せているが、今回のベストタイムは1’26.064と山下の1.28秒落ちにまで迫ってきた。
また、今回の優勝によりシリーズポイントでも合計120ポイントとなり、次戦の結果いかんでは最終戦を待たずしてチャンピオンが確定する可能性すら出てきている。

2位は#3三浦愛(EXEDY)、3位には#30DRAGON(B-MAX)とここもいつもの顔ぶれ.
しかし2位と3位のタイム差はわずか2秒となっており、DRAGONとB-MAXにとっては収穫の多い週末となったようだ。

次戦は富士スピードウェイで、スーパーフォーミュラとの併催。
7月18-19日決勝だ。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝結果

GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 11 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTireLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31YH25
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH250.477
3223ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH252.260
4374ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31YH252.994
575福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH253.848
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301YH2512.004
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2513.141
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH2513.765
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2523.869
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH2527.043
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH2554.197
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH2556.053
1377N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH251'11.854
141310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH241Lap
---- 以上規定周回数(110% - 22Laps)完走 ----
-5N-アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH223Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'24.780 (13/25) 157.240km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第4戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2015/06/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
124平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.905--153.8229/9
2*72平 優弥FORTY FOUR☆leprix sport
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.944 0.039 0.039153.7789/9
322八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'16.071 0.166 0.127153.6349/9
457吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH2'16.165 0.260 0.094153.5287/9
58大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.935 1.030 0.770152.6656/9
6*55板倉 慎哉AMORE Tokyo☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.395 1.490 0.460152.1547/9
7*1吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.400 1.495 0.005152.1489/9
8*71住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.061 2.156 0.661151.4207/9
920加納 亨介ZAPオミッターズ10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.185 2.280 0.124151.2845/9
1018飯嶋 郁陽ZAPSPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.745 2.840 0.560150.6746/9
11*79花岡 翔太Team中日本自動車短期大学MSE学科
WEST 07J
YH2'19.191 3.286 0.446150.1917/9
12*5村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH2'19.315 3.410 0.124150.0577/9
13*19永井 秀貴NINNER RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH2'19.416 3.511 0.101149.9486/8
1439中根 邦憲カーペット・ラグ通販/なかね家具
MYST KK-S2
YH2'20.008 4.103 0.592149.3148/9
---- 以上基準タイム(130% - 2'57.000)予選通過 ----
-23宮本 健一KMTS-RT KK-S TODA
MYST KK-S2
YHno time---0/1
  • CarNo.5は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.72は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 3グリッド降格とする。
  • CarNo.71は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 2グリッド降格とする。
  • CarNo.55は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 2グリッド降格とする。
  • CarNo.1は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 4グリッド降格とする。
  • CarNo.79は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 4グリッド降格とする。
  • CarNo.55は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第55条~1)(黄旗中の追い越し)違反により、3グリッド降格とする。
  • CarNo.19は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、 2グリッド降格とする。

F4西日本シリーズ

F4W:第2戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2015/06/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
111A1牧野 任祐DOODIE・制動屋・ルーニー・MYST
MYST KK-ZS
DL2'03.658--169.0577/9
210C1加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'04.729 1.071 1.071167.6054/10
372C2金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL2'05.100 1.442 0.371167.1084/7
412A2太田 達也佐藤製作所ミストKK-ZS東名制動屋
MYST KK-ZS
DL2'05.588 1.930 0.488166.4595/10
55A3河野 駿佑マルサン・MYST・KK-ZS
MYST KK-ZS
DL2'05.701 2.043 0.113166.3099/9
63C3今井 龍太B-MAX・PARABOLE-RK01
B-MAX RK01
DL2'05.982 2.324 0.281165.9388/10
7*35A4鶴田 和弥Rn-SPORTS制動屋MYSTKKZS
MYST KK-ZS
DL2'06.635 2.977 0.653165.0828/9
877A5久保 宣夫オートセレクト☆MYST・制動屋KK-A
MYST KK-A
DL2'07.301 3.643 0.666164.2199/9
944A6塚田 光彦東海電装WEST sprint関口056
WEST 056
DL2'08.429 4.771 1.128162.7766/9
1037C4長 優子B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'09.048 5.390 0.619161.9969/9
1146A7入榮 秀謙アポロフジタレーシオング☆FRD
WEST 956
DL2'12.107 8.449 3.059158.2446/9
1270C5岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL2'16.54212.884 4.435153.1054/5
---- 以上基準タイム(130% - 2'42.000)予選通過 ----
  • CarNo.35は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第61条~1)②(ピットレーン速度)違反により、5グリッド降格とする。

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝 上位3人のコメント

f3-rd10-r-pc-winners

優勝 #23高星明誠(B-MAX NDDP)
f3-rd10-r-pc-takaboshi 予選はプッシュしたんですが山下選手に僅差で負けてしまいました。今シーズンはGTでも僅差で2位に終わるようなレースが続いていたので、今回はどうしても勝ちたかったです。ペースは同じようなものなので、スタートさえ決めれば追いつかれないだろうと思い、とにかくスタートに集中することにして、うまく1コーナーで前に出られました。
でも中盤に入って山下選手が少し離れて行ったので、「あ、これはファステストを出しに来るな」と思っていたらその通りにやられてしまいました。そこはちょっと悔しいです。でも優勝できたことは本当に嬉しいです。チームや長谷見監督には本当に感謝しています。
今週末は金曜がずっと雨で、今日はぶっつけ本番のドライになってしまったので、気持ちのコントロールが難しかったです。
先週のスーパーGT、今回のF3と2連勝できたので、明日も勝って3連勝しなきゃいけないなと思っています。
2位 #36山下健太(トムス)
f3-rd10-r-pc-yamashita 今日の予選では2回ともポールがとれて、それはよかったんですが決勝ではスタートをちょっと失敗しました。それほどの大失敗ではなかったんですが、高星選手のほうが自分より速かったです。その後は同じようなペースで後ろについていくことになり、前に出るのは厳しいと思ったので、間隔をあけてファステストラップを狙いに行きました。
明日のポールからのスタートです。次こそはスタートを決めて勝ちたいです。
3位 #22ルーカス・オルドネス(B-MAX)
f3-rd10-r-pc-ordonez 今日のレースは序盤から前の二人と同じペースで頑張ってついていこうと思いました。でも少しだけクルマのバランスがよくなくて、ついていけませんでした。優勝したタカボシサンにはおめでとうと言いたいです。明日もまた二人揃ってポディウムに上がりたい。
岡山はスーパーGTとF3のテストやレースでもう25日間は走っているので自信があります。
Nクラス優勝 #3三浦愛(EXEDY)
f3-rd10-r-pc-miura 今日も2番手からのスタートでした。失敗というほどじゃないけどあまり決まらなくて、小河選手にいかれてしまいました。クルマの状態は今日が一番よかったので、信じて走ることができました。小河選手にペナルティがあったので、今日勝てたのは運がよかっただけです。今はまだまだ差があるので、自分のベストを尽くすだけです。でもどんな形であっても勝てたことはよかったです。
今はまだクルマもドライビングも小河選手に勝てていないし、明日までにできることは限られているけど、それでも何ができるかを考えながらベストを尽くして走ります。
Nクラス2位 #38小河諒(トムス)
f3-rd10-r-pc-ogawa 今シーズン走っているドライバーの中で僕が一番スタートミスが多いんじゃないかと思います。昨日は雨の中でクルマのバランスの良さを確認できたし、本当に調子はいいんですが、スタートでまたミスをしてしまいました。
ストールだったら追いつけましたが、ドライブスルーだとそれも限界がありました。
最後のDRAGONさんとのバトルはフェアなものでした。きっちりライン一本空けてくださいました。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd10-r-pc-dragon 小河選手のペナルティの件は、無線が壊れていたので最後の4、5周になるまでわかっていませんでした。あのままわからないほうがよかったかもしれません。
後ろにつかれてからもチームからは「ミスさえしなければ抜かれることはないよ」と言われていたのに、そのミスをしてしまってスパッと行かれてしまいました。
終わってみればいつもと同じ場所ですけど、今回は最後まで三浦選手のテールが見えていたので、収穫はあったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝 見事なスタートを決めた#23高星が今季2勝目!Nクラスも#3三浦愛が今季3勝目を獲得

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全日本F3選手権第10戦の決勝レースが6月27日、岡山国際サーキットで行われ、予選2番手からスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)がホールショットを決めてそのまま逃げ切り、開幕戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げた。
Nクラスはポールシッターの#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がペナルティで後退を余儀なくされる中、こちらも予選2番手の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)が今季3勝目を手にした。

第10戦決勝は午後1時50分より18周で行われた。
見事なスタートダッシュで最初に1コーナーに飛び込んだのは予選2番手の高星。
そのまま一気に後続を突き放しにかかったが、ポールの#36山下健太(トムス)も懸命に食らいつき、両者の差は5周を過ぎる頃には0.8秒前後に落ち着いた。
3番手には予選4番手のルーカス・オルドネス(B-MAX)で、シリーズポイントトップの#37ニック・キャシディ(トムス)は#7福住仁嶺(FTRS)の先行をも許して5位に後退してしまった。

順位だけを見ればレースは中盤以降はこう着状態となったが、ラップタイムに注目すればオルドネス、福住、山下、高星が互いにファステストラップを更新しあう白熱した内容となった。
こうした中で、2位を走行する山下はトップの高星を追いながらも、敢えてトップとの間隔をおき、タイムアタックに挑む作戦をとった。
その結果14周目に山下は1’24.646を叩き出し、見事ファステストラップに与えられる1ポイントを獲得、レースこそ2位に終わったもののポールポジションの1ポイントと合わせて9ポイントを加算、シリーズポイントを72としてこのレース5位に終わったキャシディにわずか2ポイント差に迫った。

このレース最後までトップを守り抜いた高星も10ポイントを加えて66Ptとし、トップ2人との差を縮めてきている。

一方のNクラスは、ポールポジションの小河にジャンプスタートとの裁定が下り、ドライブスルーペナルティが課せられることに。
これにより小河は3周目に一旦最後尾まで後退し、予選2番手の三浦愛がトップに立った。

しかし小河はそこから猛然と追い上げ、7周目に#5アレックス・ヤン(ハナシマ)を捉えてクラス4位に浮上すると、11周目には#77三浦勝を、ファイナルラップのダブルヘアピンでは#30DRAGONをも捉えてクラス2位まで挽回、ファステストラップをも記録して、こちらも山下と同じ9ポイントを獲得、今季3勝目を挙げた三浦愛に対し、シリーズポイントのロスを最小限にとどめてみせた。

次戦第11戦決勝は明日午後2時45分より25周で行われる。

f3-rd10-r-podium-n-winner f3-rd10-r-podium-n-2nd f3-rd10-r-podium-n-3rd f3-rd10-r-podium-winner f3-rd10-r-podium-2nd f3-rd10-r-podium-3rd

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝結果

GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTireLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1825'35.310
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH180.870
3223ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH183.307
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH184.152
5375ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31YH189.355
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301YH1815.159
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1816.306
8288山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH1824.757
989高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH1825.439
103N1三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH1856.498
11*38N2小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH181'00.865
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH181'01.679
1377N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH181'17.836
141310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH181'29.919
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH171Lap
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'24.646 (14/18) 157.489km/h
  • CarNo.38は、2015年フォーミュラ3選手権統一規則第31条7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

Japanese F3

JF3:第11戦岡山公式予選 #36山下連続ポール!!Nクラスも#38小河が8度目のポール獲得

岡山国際サーキットで行われている全日本F3選手権第11戦の公式予選は、#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)が第10千に続いてポールポジション。今季通算獲得数を5に伸ばした。
Nクラスも#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が連続ポールを獲得、こちらは今季8度めのポールポジションだ。

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第10戦の予選後10分間のインターバルをおき、午前10時25分より第11戦の公式予選が開始された。
しかし始まって3分余りで#51アレックス・ヤン(ハナシマ)が2コーナーでコースアウトしたため、これを回収するために赤旗が出され、セッションは中断となってしまった。

車両回収が終了し、走行が再開されたのは午後10時34分。
残り時間が少ないこともあり、各ドライバー1周のウォームアップですぐにアタックに取り掛かる。
ここでも最初にタイムを出してきたのは#37ニック・キャシディ(トムス)だったが、2周、3周と走行を重ねるにつれて山下や#23高星明誠(B-MAX NDDP)が差を詰めてきて、チェッカー直前に1’23.403を記録した山下がトップに。
高星もチェッカー間際のアタックで1’23,441を記録。キャシディのタイムが1’23.504にとどまったため、山下が2戦連続でポールポジションを獲得することとなった。

Nクラスでは序盤から快走を見せた小河が最終的に1’25.485までタイムを縮め、クラス2位の#3三浦愛(EXEDY)をまたもコンマ9秒引き離してこちらも連続ポールを達成。年間通算では8回目という圧倒的な速さを見せつけた。

第11戦決勝は明日午後2時45分より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第10戦岡山公式予選 #36山下が今季4度めのポール獲得

全日本F3選手権第10戦の公式予選が6月27日、岡山国際サーキットで行われ、#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)が今季4度めのポールポジションを獲得した。
Nクラスは#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がトップだった。

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いよいよ後半戦に突入した全日本F3の2015シーズン。
第10-11戦の舞台は前回に続いて岡山国際サーキットだ。
しかし好天に恵まれた第8-9戦と異なり、今回は金曜日の専有走行が雨に祟られ、2回ともウェットでの走行となった。
公式予選日を迎えても上空には分厚い雲が覆いかぶさり、いつ雨が降ってきてもおかしくない雰囲気だ。

こうした状況のもと、第10戦の公式予選は午前10時5分より10分間で行われた。
全車スリックタイヤにてコースインしたものの路面はまだ乾ききっておらず、各ドライバーとも慎重に3周をタイヤのウォームアップに充て、4周目から本格的なアタックを開始した。

最初のアタックでは#37ニック・キャシディ(トムス)が1’24.439でトップ。キャシディはその後も1’23.825、1’23.796とタイムを縮めるが、セッション終盤に#23高星明誠(B-MAX NDDP)が1’23.719を叩き出してトップに。
しかし#36山下がチェッカー直前にアタックで1’23.677を叩き出し、今季4度めのポールポジションをものにした。

前回の予選ではキャシディが1’22.048のコースレコードを記録していることを考えると、いまひとつ物足りないタイムではあったが、これは前回がスーパーフォーミュラとの併催であったため、その分のラバーグリップが有効に機能した結果といえ、今回も決してグリップレベルは悪くないというのが走行したドライバーの印象だ。

なお、Nクラスは今回も小河が他を圧倒する速さを見せ、2位の#3三浦愛(EXEDY)をコンマ9近く上回る1’26.099を記録した。

第10戦決勝はこのあと午後1時50分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第11戦岡山公式予選結果

GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/27) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 11 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1361山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.403--159.836
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.441 0.038 0.038159.763
3373ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.504 0.101 0.063159.643
4224ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.660 0.257 0.156159.345
575福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'23.696 0.293 0.036159.276
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'23.841 0.438 0.145159.001
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'24.433 1.030 0.592157.886
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'24.457 1.054 0.024157.841
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'24.939 1.536 0.482156.946
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.485 2.082 0.546155.943
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.317 2.914 0.832154.440
121310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'27.081 3.678 0.764153.085
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.119 3.716 0.038153.018
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.424 4.021 0.305152.484
---- 以上基準タイム(110% - 1'31.794)予選通過 ----
-5N-アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'06.45943.05639.035105.416

Japanese F3

JF3:第10戦岡山公式予選結果

GT ASIA & SUPER F3 RACE -RIJ- (2015/06/27) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1361山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.677--159.313
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.710 0.033 0.033159.250
3373ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.796 0.119 0.086159.086
4224ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.984 0.307 0.188158.730
525石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'24.164 0.487 0.180158.391
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'24.363 0.686 0.199158.017
777福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'24.391 0.714 0.028157.965
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'24.428 0.751 0.037157.895
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'25.422 1.745 0.994156.058
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.099 2.422 0.677154.831
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.973 3.296 0.874153.275
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.280 3.603 0.307152.736
131310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'27.471 3.794 0.191152.403
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.786 4.109 0.315151.856
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'29.157 5.480 1.371149.521
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.100)予選通過 ----

その他

ル・ボーセモータースポーツ、とちぎの百様に認定される

 栃木県に本拠を置く株式会社ル・ボーセモータースポーツ(代表取締役・坪松唯夫)は、15日付けで栃木のプロスポーツチームとして「とちぎの百様(ひゃくさま)」に認定されたことを発表した。

とちぎの百様認定証

とちぎの百様認定証

 「とちぎの百様」とは栃木県民が後世に残したい、大切にしたい、そして自慢できる100の地域資源を選定するもの。

 ル・ボーセは2007年9月に本社を茨城県つくば市から、ツインリンクもてぎ近くの栃木県芳賀郡茂木町に移転。栃木県を代表するレーシングチームとして、地元道の駅もてぎのプロモーションや、茂木小学校での特別授業の実施、各サーキットでの栃木県観光パンフレットの配布など、モータースポーツ活動を通じて様々な地域貢献活動を展開してきた。今回、その貢献が認められ認定につながった。

 ル・ボーセは「弊社は、地域を代表するレーシングチームとして、これからも積極的に活動し、今後のモータースポーツの発展に少しでも貢献できるよう努力を続けて参ります」としている。

ル・ボーセモータースポーツ

SUPER GT

SGT:第3戦チャン 大嶋和也/国本雄資組LEXUS RC Fが2位表彰台獲得、A.カルダレッリ/平川亮組は6位に入りランキング首位堅守 (TOYOTA)

 SUPER GT第3戦がタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、大嶋和也/国本雄資組のENEOS SUSTINA RC F 6号車が2位表彰台を獲得。アンドレア・カルダレッリ/平川亮組のKeePer TOM'S RC F 37号車はウェイトハンデに苦しみながらも6位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。ポールポジションから首位を争った立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車はブレーキトラブルで無念のリタイアに終わった。

2位表彰台を獲得した大嶋和也(右)と国本雄資(左)

2位表彰台を獲得した大嶋和也(右)と国本雄資(左)

 6月20日(土)、21日(日)の両日、タイの東北部ブリーラムに位置するチャン・インターナショナル・サーキットで、SUPER GT第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が開催された。

 昨年、新たな海外戦として行われたタイラウンド。新設されたコースでの初開催イベントながら、7万人以上の観客を集め、大盛況のイベントとなった。今大会はそのタイラウンドの2年目の開催。

 昨年は10月に第7戦として開催されたが、今季は第3戦。富士、鈴鹿へと続く夏の3連戦の初戦となる。

 昨年は全チーム初走行ということもあり、セッティング、タイヤなどについても手探りでのレースとなる中、LEXUS勢の3台がタイヤ無交換作戦を敢行。タイヤマネージメントの巧さを活かし、PETRONAS TOM'S RC F 36号車が栄えあるサーキット初優勝の栄冠を勝ち取った。

 5月頭の連休に行われた第2戦から約1ヶ月半を経ての開催となる第3戦。開幕戦岡山では変わりやすい天候の中、アンドレア・カルダレッリ/平川亮組 KeePer TOM'S RC F 37号車が初優勝を飾り、第2戦富士では伊藤大輔/ジェームス・ロシター組 PETRONAS TOM'S RC F 36号車が3位表彰台。ランキングでは、カルダレッリ/平川組が首位につけて第3戦に臨んだ。

◆予選◆

 20日(土)午後3時、気温36度、路面温度58度という暑さの中、GT300クラスのQ1から予選セッションがスタート。午後3時20分からのGT500のQ1が始まる頃には、路面温度は62度と、60度を超える猛烈な暑さの下での予選セッションとなった。

 15分間のQ1がら、GT500クラスはセッション序盤全車待機。残りが8分ほどになったところで各車コースインし、充分にタイヤを温め、残り3分を切るあたりからアタックが開始された。

 セッションチェッカー間際になると各車タイムを上げていき、僅差での争いでめまぐるしく順位が入れ替わっていった。そんな中、LEXUS RC F勢では関口雄飛のWedsSport ADVAN RC F 19号車が最上位となる2番手。石浦の38号車が3番手、平川の37号車が4番手、伊藤の36号車が5番手、大嶋和也のENEOS SUSTINA RC F 6号車が6番手で続き、上位8台中5台をLEXUS RC Fが占めてQ2への進出を決めた。

 一方で、平手晃平がドライブしたDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車は、午前中のフリー走行でアンダーステア症状に苦しんだため充分に走り込めず、健闘したものの8番手とは僅か100分の5秒差、トップからも0.5秒遅れながら10番手と、Q2進出を逃すこととなってしまった。

 午後4時5分より12分間で行われたQ2セッションも、序盤は各車待機。3分ほどが経過したところで、脇阪寿一の駆る19号車が先陣を切りコースイン。最初にアタックを開始した19号車の脇阪だったが、高速コーナーで痛恨のスピン。幸運にもどこにも接触することはなかったため、そのまま予選アタックを続行した。

 セッション終盤、各車タイムを上げていく中、最後にコースインしたジェームス・ロシターの36号車がトップタイムをマークすると、立川祐路の38号車がこれを上回る、LEXUS RC F同士のポール争いに。

 最終的には、36号車を1000分の8秒差で抑えた38号車がポールポジションを獲得。立川にとっては自身20回目のGTでのポールポジションとなった。

 僅かに届かなかった36号車が2番手で続き、LEXUS RC Fは決勝スターティンググリッドのフロントローを独占。

 アタックラップで他車に引っかかった国本雄資の6号車が4番手、カルダレッリの37号車はウェイトハンデもあり6番手、脇阪の19号車はスピンの影響もあり、8番手から明日の決勝レースに挑むこととなった。

 GT300クラスでは、TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が嵯峨宏紀のドライブでQ1を2番手通過。中山雄一が担当したQ2では、5番手グリッドを獲得した。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は駆動系トラブルによりQ1セッションに出走出来ず。嘆願書を提出し、最後尾より出走することになった。

◆決勝◆

 21日(日)は朝は雲があったものの、レーススタート時には晴れ上がり、気温37度、路面温度50度という相変わらずの暑さの中で、午後3時に66周のレースのフォーメーションラップが開始された。

 スタートは各車順調にポジションをキープ。序盤、後続が激しい順位争いを繰り広げる中、ポールポジションからスタートした立川の38号車は、着実に2位以下との差を広げていった。

 10周目にはその差は5秒以上まで広がったが、暑さの中でのタイヤの摩耗と、GT300クラス車両の周回遅れによるコース上の混雑で差を詰められ、18周目には2位のGT-R 46号車との差は1秒以内に。10周過ぎには路面温度が60度を超えた猛暑の中で、激しい首位争いが続くこととなった。

 38号車の立川と、GTでの通算優勝回数を争っているGT-R 46号車の本山哲という、ベテラン同士による息をのむようなバトルは、時に順位を入れ替えながら、ピットインの中盤まで続いた。

 35周目の終了時、首位で抑えていた38号車がピットへ向かい、タイヤ交換、給油と共にドライバーを石浦へと交代。翌周、首位を争っていたGT-R 46号車がピットインすると、ピット作業時間の差もあり、46号車が先行。また、同タイミングでピットインしていた36号車も、昨年に続きタイヤ無交換作戦を敢行し、38号車の前、2位でピットアウトした。

 先月のスーパーフォーミュラ第2戦で初優勝を上げるなど、勢いに乗る石浦は、39周目に、タイヤ無交換でペースの上がらない36号車をパスすると、首位よりも速いペースで追い上げを開始した。

 しかし、38号車は、44周目の最終コーナー手前で突然ブレーキが利かなくなり、石浦はクラッシュを避けるために自発的に車両をスピンさせて速度を落とすことに。そのままスロー走行でピットへ向かったが、修復は叶わず、無念の戦線離脱となってしまった。

 これでLEXUS RC F勢の最上位は伊藤の駆る36号車に。しかし、タイヤを交換しなかった36号車はペースが上がらず、前半戦、大嶋が4位争いを繰り広げ、国本へと交代した6号車の追撃を受けることに。36号車は伊藤のベテランらしい走りで数周にわたって6号車を抑えたが、ついに51周目に6号車国本が36号車伊藤をパス。2位に浮上した。

 国本の6号車が首位を追撃する一方、タイヤの厳しい36号車伊藤は後続勢からの追い上げを必死に防戦。しかし、残り10周を切ったところでついにかわされ、その後は徐々に順位を落とすこととなってしまった。

 2位の6号車は最後まで首位を追ったが惜しくも届かず、2位でチェッカー。3戦連続のポイント獲得で、ランキングも5位に浮上した。

 ランキング首位で、最高の50kgのウェイトハンデに苦しんだ37号車は、前半のカルダレッリ、後半の平川も着実な走りを続け、6位でフィニッシュ。ランキング首位の座を守ることとなった。

 10番手スタートから追い上げた39号車が8位、序盤の接触で一時は最後尾近くまで順位を落とした19号車も着実な走りで順位を取り戻し、9位でチェッカーを受けた。

 GT300クラスでは、5番手スタートのプリウス31号車が、最高の56kgウェイトハンデを搭載しながらも、前半戦は6位前後での走行を続けた。しかし、中盤のピット作業時、燃料給油系のトラブルに見舞われ、再度のピットインを余儀なくされたことで大きくポジションダウン。一時は17位までポジションを落としたが、そこから追い上げ、9位でチェッカーを受けた。

 LEXUS RC F GT3 60号車は、最後尾からスタートを切り、着実に周回を重ねていったが、25周目、駆動系のトラブルに見舞われコース上にストップ。そのままレースを終えることとなった。

 LEXUS GAZOO Racing、TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

2位でフィニッシュした大嶋和也/国本雄資組のENEOS SUSTINA RC F 6号車

2位でフィニッシュした大嶋和也/国本雄資組のENEOS SUSTINA RC F 6号車

6位フィニッシュを果たし、ランキング首位を維持したアンドレア・カルダレッリ/平川亮組のKeePer TOM'S RC F 37号車

6位フィニッシュを果たし、ランキング首位を維持したアンドレア・カルダレッリ/平川亮組のKeePer TOM'S RC F 37号車

ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 かなり暑かったが、タイヤには不安はなかった。ストレートスピードに若干の不安があり、LEXUS勢の中でもあまり速い方ではなく、ライバル勢とのスピード差があった。その分コーナーでは速かったが、レースでは苦戦するのではないかと思っていた。案の定スタートしたらライバルにストレートで抜かれ、コーナーで我慢、という展開が続いた。そんな中でも前が空いたときに上手くプッシュして、最小限のロスで走れたと思う。後半の国本選手も厳しかったと思うが、そんな中でもよく走ってくれて、表彰台が獲得出来て嬉しい。
ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 国本雄資:
 スタートを担当していた大嶋選手の走りを見ていて、後続が速かったので、厳しいレースになるのかなと予想して自分のスティントを走った。最初の36号車とのバトルでちょっと抜くのに手こずり、その後方勢も追いついてきてしまい、厳しい展開となったが、最後までプッシュし続けた。36号車を抜いてからも、追い上げてくる後続のペースがかなり速く、最後まで気が抜けなかった。大変なレースだったが、何とか4位から2位へ追い上げてフィニッシュ出来てほっとしている。今年は1戦目、2戦目とあまり結果に恵まれなかったので、ここで表彰台に乗ったことで、流れに乗って次に挑めればと思う。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第3戦チャン決勝 S Road MOLA GT-Rが3年ぶりの優勝! GT300はB-MAX NDDP GT-Rがタイ連勝!! (GTA)

 2015 AUTOBACS SUPER GT第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」の決勝 レースが、6月21日、タイのチャン・インターナショナル・サーキット(1周 4.554km×66周)で行われた。6月のタイは日本の盛夏のような暑さでハード なレースが行われ、No.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝組)が優 勝を果たした。

 現地時間15時(日本時間17時)の決勝スタート前、これから気温は下がる傾 向とは言え、この時点の気温は37度。正に真夏のレースのスタートが切られ た。GT500クラスのトップ3、ポールポジションのNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路)、予選2、3位のNo.36 PETRONAS TOM'S RC F(ジェーム ス・ロシター)、No.46 S Road MOLA GT-R(本山哲)は、きれいなスター トを切り、そのままのポジションで1周目を終える。昨年のこのレースでポール ポジションを獲得しているS Road MOLA GT-Rの本山はこのサーキットが得意 と言うだけに、まずは昨年の優勝車両PETRONAS TOM'S RC Fをレース序盤に 攻略し、2番手に浮上。3秒先行するトップのZENT CERUMO RC Fとの差をジ ワジワと詰めていく。ここからGT500の最多勝を誇る立川とそれに迫る記録を 持つ本山という、ベテラン同士の息もつかせぬ好バトルが開始。ペースでは本山 のGT-Rが勝るが、立川も巧みなテクニックで攻防。一度は本山のGT-Rを先行さ せてしまった立川のRC Fだが、周回遅れのGT300を使う技も見せて、再度トッ プを入れ替える。しかし、レース中盤にまたも本山の先行を許す結果に。ZENT CERUMO RC Fはレース後半、立川から石浦宏明に代わり再びトップを行くS Road MOLA GT-R(柳田真孝)を追い上げようとするが、ブレーキトラブルが 発生。その後、ピットに入りリタイアとなった。これで後続は10秒以上後方と なり、プレッシャーのなくなったS Road MOLA GT-Rの柳田は安定した走行で 逃げ切ってゴール。チームと柳田としては2012年以来の、本山にとっては 2011年以来の優勝を果たした。第2位にはNo.6 ENEOS SUSTINA RC F(大 嶋和也/国本雄資組)、第3位には予選11位から追い上げを見せたNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/武藤英紀組)が入り、タイでの2年目 のレースは表彰台を日産GT-R、レクサスRC F、Honda NSX CONCEPT-GTと 3メーカーが分け合う形となった。

 GT300クラスでは、予選2位のNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹)が1周 目にポールポジションのNo.25 VivaC 86MC(土屋武士)を抜き、トップに立 つ。この後、星野はひとつ抜けたスピードで、レース中盤には2位に10秒以上の 差を付け、後半を担当するルーキー高星明誠にマシンを託す。高星も安定した走 りで、最終的には2位のNo.10 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎)に9秒差 を付け、今季初優勝を飾った。

■優勝選手コメント

No.46 S Road MOLA GT-R [GT500] 本山哲
 「チームを移籍して初、個人的にも久々の優勝で、本当に嬉しいです。こ のサーキットでは去年、すごく調子も良くてトップを走っていたのにトラブルで 勝ちを逃してしまっていたから、今年こそリベンジを果たそう。そんな想いで週 末を迎えました。公式練習から速くて、ポールを獲れなかったのは残念だったけ ど、決勝ではいい状態で柳田選手に渡そう。そう思ってプッシュしました。立川 をパスするのに手間取って、思ったほどマージンは稼げなかったけど、でもピッ トワークも完璧だったし、良いレースになりました」 柳田真孝「このサーキットでは去年、トップを走っていながらトラブルに見まわ れた悔しさがあったので、今日、優勝できて、それを吹き飛ばすことができまし た。本山さんが38号車の前に出ることに成功したのですが、相手もなかなか速 くて、自分に交替した後も僅差の戦いになるのだろうな、と思っていました。で もピットストップが速くて気持ちがずいぶん楽になりました。終盤は単独走行に なったのですが、去年のことが頭をよぎって不安になりました。でもチームや (車両製作の)日産/NISMOのスタッフを信じて走りきることができました」
No.3 B-MAX NDDP GT-R [GT300] 星野一樹
 「シーズンオフから『今年のGT-Rは速い!」と言い続けてきたのです が、開幕戦はドタバタで終わったし、前回の富士も1-2フィニッシュを飾ること はできたのですが、自分たちは2位に終わっていたので、高星選手と一緒に『タ イでは絶対に勝とう!』と言ってきました。だから今はホッとしています。レー ス前から、今日はスタートしたらすぐにトップに立ってやろうと思っていて、そ れが実現した後も『大きなギャップを稼いで高星選手に渡そう』と。勝つことが できて嬉しいです」 高星明誠「優勝して嬉しいです。僕はSUPER GTで初優勝なのですが、(記者 会見で同席するGT500の)日産の大先輩方と一緒に、こうして優勝記者会見に 臨むことができ、嬉しいだけでなくとてもドキドキしています。リードが十分あ ったのは知っていましたが、ファイナルラップでは『絶対にクラッシュさせちゃ いけないぞ』と言い聞かせながら走りました。チェッカーを受けた時、ピットロ ードから(星野)一樹さんが腕を突き出して『よっしゃ!』と言ってくれたのを 見て、優勝したんだと実感できました」
GTアソシエイション

SUPER GT

SGT:第3戦チャン公式予選 ZENT CERUMO RC Fの立川がポール記録更新! GT300はVivaC 86 MCが初ポール (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT第3戦『BURIRAM SUPER GT RACE』の予選が、6月20日、タイのチャン・インターナショナル・サーキット(1周4.554km)で行われた。No.38 ZENT CERUMO RC Fの立川祐路/石浦宏明がポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスではNo.25 VivaC 86 MCの土屋武士/松井孝允がポールポジションとなった。両車は、6月21日の決勝レースを両クラス最前列のスターティンググリッドからスタートする。

 SUPER GTの予選はノックアウト方式で、Q1、Q2という2回の走行で行われる。ただ、Q1で所定の順位以下の場合は、Q2を走れない(ノックアウト)という厳しい予選方式だ。GT500クラスでは15台のうち、Q2に進出できるのは8台となる。

 予選日の昼を過ぎてからタイのチャン・インターナショナル・サーキットは、真夏のタイらしい厳しい日差しが降り注ぎだした。まだ、日差しがそれほどではなかった午前に行われたフリー走行では、日産GT-Rがトップ4を独占してみせたが、路面の状況などコンディションがかなり変わったようだ。  現地時間15時20分(日本時間17時20分)から15分間行われたQ1では、気温36度、路面温度62度と日本の夏レースをしのぐようなコンディションに見舞われる。各車のタイヤが厳しいようで、コーナー毎にマシンを滑らせる様子が見受けられる。その中、Q1はNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大)が1分25秒549のタイムで1位通過。2,3位はNo.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛)、Np.38 ZENT CERUMO RC F(石浦宏明)と、トップ3はHonda NSX CONCEPT-GT、LEXUS RC Fのみ。午前を席巻した日産GT-Rは、参戦4台中No.46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝)が通過したのみと、予想外の展開となった。  Q2はNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲)、No.36 PETRONAS TOM'S RC F(ジェームス・ロシター)、No.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路)との争いに。早めにアタックを掛けた本山が1分25秒322のトップタイムを出せば、ロシターが1分25秒303と上回って見せる。その直後、コントールラインを通過した立川のZENT CERUMO RC Fが記録したのは1分25秒295。わずか0.008秒という僅差で、ZENT CERUMO RC Fがポールポジションを奪い取る結果となった。立川は自身が持つGT500クラス最多ポールポジション記録を20回に伸ばしている。

 GT300クラスは、No.25 VivaC 86 MCがルーキーの松井孝允がQ1を9位でクリアすると、エースのベテラン土屋武士がQ2で見事ポールポジションを獲得。土屋にとっては、GT300では16年ぶり、GT500時代でも11年ぶりとなる予選1位だった。この車両、86MCはGTアソシエイションが供給するGT300用マザーシャシーを使用したトヨタ86モデルで、今季からのシリーズ参戦で、ポールポジションは初の獲得となる。

■ポールポジション選手コメント

No.38 ZENT CERUMO RC F [GT500] 立川祐路
「ポールポジションを獲ることができて嬉しいのは間違いないのですが、それよりも前回の富士では自分のミスから早々にレースを終えることになって、チームにもパートナーの石浦にも申し訳なかった。そう思っていたから、今回、ポールを獲ったことで『少しは(迷惑掛けたことの)埋め合わせができたのかな』と思います。ただ、前回はレースで石浦が乗る前にレースを終えているので、今回は明日の決勝でちゃんと最後までレースを戦って、良い結果に繋げたいと思っています」
No.25 VivaC 86 MC [GT300] 土屋武士
 「クルマはレースのたびにアップデートしているし、セッションのたびにセットを変えて速くなっています。それにこのコースはチャレンジングで、マザーシャシー(MC) を使ったうちのマシンにもあっていて、走っていて楽しかった。SUPER GTは最先端技術が集約されたようなレースで、クルマもチームもドライバーも、総てのレベルが高いレース。そこに家族的でチーム一丸となって頑張ってきたうちのようなチームでポールを獲ることができ、本当に嬉しいです」
GTアソシエイション

SUPER GT

SGT:911 GT3R が灼熱のタイで今シーズン初ポイントを獲得 (ポルシェ)

 20150621プレスインフォメーション 2015年6月21日
スーパーGT GT300クラス: 第3戦 決勝 チャーン・インターナショナル・サーキット

タイ. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第3戦(チャーン・インターナショナル・サーキット、タイ)の決勝で8位に入り、新体制のチームにとって見事初ポイントを獲得いたしました。

土曜日の予選で16位に沈んだPorsche Team KTRだが、朝のフリー走行およびサーキットサファリにおいて試した新たなセッティングに好感触を得て12位のタイムでセッションを終える。
気温35度、レース終盤に雨が降ると天気予報が伝えられる中、土曜日の予選と同じく15時にスタートしたレースでは、今シーズン初めて山下健太がスタートドライバーを務めた。911 GT3Rを駆る山下は、前後のライバルたちと抜きつ抜かれつのバトルを展開しながらステディな走りを見せる。山下はチームから任せられた周回数より2ラップ多い26周を終えたタイミングでピットインしアレックス・インペラトリーリにステアリングを託す。

ニュータイヤでコースインしたアレックスは、タイヤマネージメントを心がけながらも着実にポジションを上げていく。マシントラブルやタイヤバーストなどが続出する中、41周目にポイント圏内の10位に上がったあとも、先行車にプレッシャーを掛け続けてミスを誘いラストラップではついに8位へ浮上。そのままチェッカーを受け、見事ポイントを獲得した。

山下健太のコメント:
「レース序盤の混戦でミスもありましたが、今日は初めてのスタートドライバーをという重責をこなせてホッとしています。予選グリッドの16位からいくつかポジションをあげてアレックスに交代しすることはできて安心しています。スーパーGTでの初ポイントを獲得できて一安心しました。」

アレックス・インペラトーリのコメント:
「一生懸命取り組んできたチーム全員にとって素晴らしい結果です。極力スライドを抑えてタイヤの空気圧を管理しながらの厳しいレースでしたが、ライバルのトラブルにも助けられポジションすることができました。このポイントを糧に今後の課題に取り組み、さらに上位を目指します。」

スーパーGT 2015シーズンの第4戦は、8月8日(土)、9日(日)に富士スピードウェイにて開催される予定です。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
 

SUPER GT

SGT:第3戦チャン決勝結果

■GT500 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
146本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI8661:38'26.734
26大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS8667.931
317塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS166619.727
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS386621.083
51松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI406621.677
637アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS506626.281
739平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS246634.340
836伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS226641.967
919脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH106642.587
10*15小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS16651Lap
1164中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL5313Laps
---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ----
-38立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS224323Laps
-8松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS162937Laps
-100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS30462Laps
-24佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH462Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R) 1'26.657
  • CarNo.15(オリバー・ターベイ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での接触行為)違反により、20秒のペナルティストップを科した。

■GT300 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
13星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH36611:39'13.186
210アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL8619.321
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH106126.749
411平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL6141.834
565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH86146.117
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL6601Lap
725土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH10601Lap
833アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH601Lap
931嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS56601Lap
1055高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS30601Lap
112高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH601Lap
1228ソンサワット・アサワヘム
トーマス・エンゲ
REITER GALLARDO
Lamborghini Gallardo R-EX REITER
MI592Laps
130谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH24592Laps
1450加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
P.MU SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH592Laps
15*22和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH592Laps
1686細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18592Laps
1788織戸 学
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH592Laps
1877横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH592Laps
1921リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH22574Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-60飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22536Laps
-87青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2239Laps
-18中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1546Laps
-30小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1447Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 トーマス・エンゲ(REITER GALLARDO) 1'34.296
  • CarNo.22(和田久)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(青旗無視)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第3戦チャンフリー走行結果

■GT500クラス

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/21) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
146本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI81'26.517--189.493
224佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'26.606 0.089 0.089189.299
364中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'26.688 0.171 0.082189.120
46大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS81'26.777 0.260 0.089188.926
519脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'26.826 0.309 0.049188.819
612安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS381'26.897 0.380 0.071188.665
738立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'26.959 0.442 0.062188.530
815小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.972 0.455 0.013188.502
936伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'27.032 0.515 0.060188.372
10100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS301'27.149 0.632 0.117188.119
1117塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'27.158 0.641 0.009188.100
121松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI401'27.211 0.694 0.053187.985
1339平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS241'27.214 0.697 0.003187.979
1437アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS501'27.299 0.782 0.085187.796
158松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'27.306 0.789 0.007187.781

■GT300クラス

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/21) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
128ソンサワット・アサワヘム
トーマス・エンゲ
REITER GALLARDO
Lamborghini Gallardo R-EX REITER
MI1'32.960--176.360
23星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH361'34.344 1.384 1.384173.773
331嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS561'34.624 1.664 0.280173.258
425土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH101'34.901 1.941 0.277172.753
57ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH101'34.953 1.993 0.052172.658
610アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL81'35.020 2.060 0.067172.536
761井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL61'35.203 2.243 0.183172.205
811平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'35.317 2.357 0.114171.999
955高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS301'35.639 2.679 0.322171.420
1021リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'35.756 2.796 0.117171.210
112高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'35.893 2.933 0.137170.966
1265黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH81'36.102 3.142 0.209170.594
1377横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH1'36.123 3.163 0.021170.556
1418中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'36.148 3.188 0.025170.512
1550加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
P.MU SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.339 3.379 0.191170.174
1688織戸 学
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'36.356 3.396 0.017170.144
170谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH241'36.439 3.479 0.083169.998
1887青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'36.494 3.534 0.055169.901
1922和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.496 3.536 0.002169.897
2030小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'36.583 3.623 0.087169.744
2133アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'36.707 3.747 0.124169.527
2260飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH21'36.752 3.792 0.045169.448
2386細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH181'36.985 4.025 0.233169.041

SUPER GT

SGT:第3戦チャン公式予選総合結果

■GT500 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
138立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.6851'25.295
236伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.7971'25.303
346本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI81'25.8661'25.322
46大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS81'25.8421'25.872
564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'25.9981'25.873
637アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS501'25.7471'26.123
717塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'25.5491'26.215
819脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'25.5761'29.081
9100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS301'26.009
1039平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS241'26.051
1112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS381'26.061
1215小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.090
131松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI401'26.213
1424佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'26.400
158松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.442
---- 以上予選通過 ----

■GT300 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
125土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH101'35.5711'33.915
23星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH361'34.8651'33.988
310アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL81'34.8111'34.507
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH81'35.6291'34.524
531嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS561'34.7001'34.710
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH101'34.7701'34.883
721リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'34.8961'35.111
888織戸 学
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'35.3671'35.201
911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'35.2041'35.311
100谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH241'35.6751'35.566
1161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL61'35.5241'35.840
1255高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS301'35.6791'36.072
132高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'34.4961'36.296
1477横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH1'35.764
1550加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
P.MU SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.087
1633アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'36.108
1722和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.175
1818中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'36.369
1986細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH181'36.652
2087青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'36.659
2130小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'36.792
2228ソンサワット・アサワヘム
トーマス・エンゲ
REITER GALLARDO
Lamborghini Gallardo R-EX REITER
MI1'36.814
---- 以上予選通過 ----
-60飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2absence

SUPER GT

SGT:第3戦チャンノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
138立川 祐路ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.295--192.208
236ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.303 0.008 0.008192.190
346本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI81'25.322 0.027 0.019192.147
46大嶋 和也ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS81'25.872 0.577 0.550190.917
564ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'25.873 0.578 0.001190.914
637アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS501'26.123 0.828 0.250190.360
717武藤 英紀KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.215 0.920 0.092190.157
819脇阪 寿一WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'29.081 3.786 2.866184.039

■GT300 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
125土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH101'33.915--174.566
23高星 明誠B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH361'33.988 0.073 0.073174.431
310富田 竜一郎GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL81'34.507 0.592 0.519173.473
465蒲生 尚弥LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH81'34.524 0.609 0.017173.442
531中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS561'34.710 0.795 0.186173.101
67荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH101'34.883 0.968 0.173172.785
721藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'35.111 1.196 0.228172.371
888佐藤 公哉マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'35.201 1.286 0.090172.208
911ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'35.311 1.396 0.110172.010
100片岡 龍也グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH241'35.566 1.651 0.255171.551
1161井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL61'35.840 1.925 0.274171.060
1255高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS301'36.072 2.157 0.232170.647
132高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'36.296 2.381 0.224170.250

SUPER GT

SGT:第3戦チャンノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
117塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'25.549--191.638
219関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'25.576 0.027 0.027191.577
338石浦 宏明ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.685 0.136 0.109191.333
437平川 亮KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS501'25.747 0.198 0.062191.195
536伊藤 大輔PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'25.797 0.248 0.050191.084
66大嶋 和也ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS81'25.842 0.293 0.045190.983
746柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI81'25.866 0.317 0.024190.930
864中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'25.998 0.449 0.132190.637
---- 以上Q2進出 ----
9100山本 尚貴RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS301'26.009 0.460 0.011190.613
1039平手 晃平DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS241'26.051 0.502 0.042190.520
1112安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS381'26.061 0.512 0.010190.497
1215小暮 卓史ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.090 0.541 0.029190.433
131松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI401'26.213 0.664 0.123190.162
1424ルーカス・オルドネスD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'26.400 0.851 0.187189.750
158松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.442 0.893 0.042189.658
---- 以上予選通過 ----

■GT300 Class

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
12加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'34.496--173.493
231嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS561'34.700 0.204 0.204173.119
37ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH101'34.770 0.274 0.070172.991
410アンドレ・クートGAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL81'34.811 0.315 0.041172.917
53星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH361'34.865 0.369 0.054172.818
621リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'34.896 0.400 0.031172.762
711平中 克幸GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'35.204 0.708 0.308172.203
888織戸 学マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'35.367 0.871 0.163171.909
961山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL61'35.524 1.028 0.157171.626
1025松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH101'35.571 1.075 0.047171.542
1165黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH81'35.629 1.133 0.058171.438
120谷口 信輝グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH241'35.675 1.179 0.046171.355
1355小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS301'35.679 1.183 0.004171.348
---- 以上Q2進出 ----
1477峰尾 恭輔ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH1'35.764 1.268 0.085171.196
1550ナニン・インドラ・パユーングP.MU SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.087 1.591 0.323170.620
1633山下 健太Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'36.108 1.612 0.021170.583
1722城内 政樹グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.175 1.679 0.067170.464
1818中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'36.369 1.873 0.261170.121
1986加藤 正将Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH181'36.652 2.156 0.283169.623
2087青木 孝行クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'36.659 2.163 0.007169.611
2130岩崎 祐貴NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'36.792 2.296 0.133169.378
2228ソンサワット・アサワヘムREITER GALLARDO
Lamborghini Gallardo R-EX REITER
MI1'36.814 2.318 0.022169.339
---- 以上予選通過 ----
-60飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2absence---

SUPER GT

SGT:第3戦チャン公式練習結果

■GT500クラス

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
146本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI81'25.502--191.743
212安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS381'25.661 0.159 0.159191.387
324佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'25.946 0.444 0.285190.752
41松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI401'26.019 0.517 0.073190.590
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'26.154 0.652 0.135190.292
66大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS81'26.278 0.776 0.124190.018
715小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.490 0.988 0.212189.553
8100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS301'26.612 1.110 0.122189.286
936伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'26.677 1.175 0.065189.144
108松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'26.732 1.230 0.055189.024
1137アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS501'26.903 1.401 0.171188.652
1239平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS241'26.940 1.438 0.037188.571
1319脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH101'27.126 1.624 0.186188.169
1464中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'28.467 2.965 1.341185.317
1517塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'30.986 5.484 2.519180.186

■GT300クラス

BURIRAM SUPER GT RACE -RIJ- (2015/06/20) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class チャン国際サーキット 4.554km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
13星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH361'33.934--174.531
228ソンサワット・アサワヘム
トーマス・エンゲ
REITER GALLARDO
Lamborghini Gallardo R-EX REITER
MI1'34.180 0.246 0.246174.075
325土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH101'34.507 0.573 0.327173.473
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH81'34.695 0.761 0.188173.128
52高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA
YH1'34.696 0.762 0.001173.127
631嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS561'34.797 0.863 0.101172.942
721リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'34.876 0.942 0.079172.798
810アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL81'35.119 1.185 0.243172.357
97ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH101'35.340 1.406 0.221171.957
1077横溝 直輝
峰尾 恭輔
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH1'35.373 1.439 0.033171.898
1161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL61'35.396 1.462 0.023171.856
1218中山 友貴
井出 有冶
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'35.660 1.726 0.264171.382
1388織戸 学
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'35.692 1.758 0.032171.325
1411平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'35.728 1.794 0.036171.260
150谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH241'35.775 1.841 0.047171.176
1633アレキサンドレ・インペラトーリ
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH1'36.226 2.292 0.451170.374
1755高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS301'36.476 2.542 0.250169.932
1822和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.570 2.636 0.094169.767
1986細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH181'36.620 2.686 0.050169.679
2087青木 孝行
山西 康司
クリスタルクロコランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'36.757 2.823 0.137169.439
2150加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
P.MU SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'36.869 2.935 0.112169.243
2230小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'37.035 3.101 0.166168.953
2360飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH21'37.046 3.112 0.011168.934

SUPER GT

SGT:第3戦タイ GTAが夏季対策としてGT500クラスにルーバーの追加を許可

2015オートバックス スーパーGT第3戦「ブリーラムスーパーGTレース」が6月20-21日にタイのchurn・インターナショナルサーキットで開催される。

今回のレース開催に先立ち、シリーズを運営するGTアソシエイションからは夏季対策として5月8日付にブルテンを出している。
これによりGT500クラスのFR車両(GT-R、RC F)については「ボンネット(エンジンフードを含む)、リアハッチゲート、およびトランクリッドの開口について、放熱を目的に、開口部に高さ50mmを限度としてルーバーやリップを追加」できることになった。
MR車両(NSX)はさらに車両側面部についても同様のルーバーやリップの追加が許されている。
但し、「開口部以外は基本車両の曲面と異なる形状であってはならず、また真上から見て内部の50%以上が見えてはならない」

対象期間は第3戦ブリーラムから第6戦SUGOまでだ。

なお、GT300クラスでは第2戦富士の結果を受け、JAF-GT車両にリストリクターの緩和措置が取られたほか、最低地上高も53mmから50mmに下げられている。
FIA-GT3は最低重量の調整が入り、
アウディR8が1275kgから1280kgへ、
BMW Z4が1240kgから1250kgへ、
フェラーリ458イタリアが1280kgから1265kgへ、
メルセデスSLSが1335kgから1330kgへ、
ポルシェ911GT3Rが1225kgから1229kgへとそれぞれ変更された。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO

その他

Other:PRESS RELEASE 伝説的なパートナー、ピレリとランボルギーニによる 2015年デビューのレイジング・ブルが、富士スピードウェイで走行

201506202015年6月19-21日、ピレリがスポンサーを務めるランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・アジアシリーズが、日本の富士スピードウェイで開幕戦を迎えます。このイベントは、ランボルギーニ・ウラカン LP 620-2 スーパートロフェオ(6速、V10、後輪駆動)にとって待ちに待ったデビューの場となります。このマシンは、ピレリのP Zeroスリックタイヤ(フロント:305/660-18、リア:315/680-18)を装着しています。ウラカンとともに、ガヤルド LP 570-4(フロント:275/645-18、リア:305/660-18)も別のカテゴリーで登場します。

レースは、Overall、ウラカンAM、ウラカンPro-AM、ガヤルドの4つのクラスで行われます。富士スピードウェイは、低速コーナーと中速コーナー、劇的な高低差、長いストレートによって構成されており、各コーナーには微妙なキャンバーの違いがあるため、マシンセットアップとタイヤマネージメントにとってチャレンジングな作業が待ち受けています。

ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオは、2009年にヨーロッパで開始されました。トラック上の“レイジング・ブル”を効果的にアシストするように、ピレリはランボルギーニと密接な共同作業を行い、ミニ耐久レースとも呼べるレースの様々なトラックコンディションに適応するスリックコンパウンドを開発しました。ヨーロッパでの順調な3シーズンを経て、2012年、ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・チャンピオンシップは、アジアへ進出しました。4年間のアジアでのチャンピオンシップは、中国、韓国、マレーシア、日本、インドネシアのトップサーキットで、各地域のドライバーが参戦するワンメイクレースとして行われました。2013年、ランボルギーニ・スーパートロフェオは北アメリカへ進出し、このシリーズは、また一歩前進を遂げました。

ピレリとランボルギーニ間のパートナーシップは、1963年、ランボルギーニ黎明期のプロトタイプである350 GTVにピレリのCinturato HSタイヤを装着した時に遡ります。そしてピレリは、この時からランボルギーニの単独タイヤサプライヤーを務めています。1988年、パリ・ダカールラリーへのLM002の参戦は、モータースポーツ史にピレリとランボルギーニのコンビネーションを印象付けました。2014年12月、ピレリとランボルギーニのパートナーシップ50周年を祝して、ランボルギーニは、アヴェンタドール LP700-4 ピレリエディションを発表しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ 4戦連続PP獲得の川合孝汰が、スタートも決めて2連勝! 武村和希は予選5番手から、3位へとジャンプアップ (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJのもてぎシリーズ第4戦が、6月14日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催され、川合孝汰と武村和希が出場した。

 前回のレースは、まさに川合の独壇場だった。3戦連続のポールポジションから、スタートで順位を落としてしまうものの、代わってトップに立った武村にすぐ追いつき、わずか2周で逆転。そこからはチームメイト同士で緊張感に満ちたバトルを繰り広げ、逃げ切って初優勝を飾った。その結果、第2戦とは順位を入れ替えた形で、2戦連続でワンツーフィニッシュを達成。もちろん、今回も狙うは3戦連続のワンツーフィニッシュ。そして、どれだけライバルを引き離せるかなど、より内容の濃いレース運びに期待がかかることとなった。

予選

6月14日(日)天候/曇りのり雨 コース状況/ドライ~ウエット

 関東地方は梅雨入りしたばかりで、今回のレースもウェットコンディションとなる可能性は十分あった。その意味において金曜日の練習は4セッションのうち、最初のセッションはウェット、それ以降はドライと、異なるコンディション、そして変化を経験することができ、有意義な内容となっていた。土曜日にもドライで2セッション練習を行って、細かい調整を行った上で、日曜日の本戦に挑むことに。

 ところが、午前中に行われた予選は、予想外の展開になってしまう。開始直前にポツリポツリと小雨が落ちるようになっていたが、そのままの状態であったなら、20分間の予選はドライタイヤで走り続けられただろう。ところが、10分と経たずに雨はスコールのように突然勢いを増し、コースを水びたしにしてしまう。これが川合と武村の明暗を完全に分けた。もちろん、ふたりとも雨足が強くなることも頭に入れて走行し、早めのアタックを予定していた。

 川合は2周目に2分4秒631を記録してトップに立ち、次の周に4秒598にまで短縮する。そして武村は先行する川合との間隔を広げ、しっかりクリアラップを取ろうとしたが、そのことが災いし後続車両に追いつかれてしまう。そのため、最初のアタックは6秒台で不発に終わり、次の周には5秒054を記すのが精いっぱい。直後に強く雨が降ってきたのだ。

 ふたりはピットに戻り、決勝レースに備えウェットタイヤを装着、タイヤの皮剥きを行うことに。タイムアップはならないものの、実際に雨が降り続けばライバルに対して絶対的なマージンになるはずだ。ともあれ、川合はこれで4戦連続のポールポジション獲得となり、武村は5番手から決勝レースに挑むこととなった。

決勝

6月14日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 スーパーFJの予選が終わって間もなく雨は止み、決勝レースを控えてコースインする時には路面は一部にウェットパッチを残す程度で、走行ライン上はほぼ乾いていた。もちろん、全車ドライタイヤを装着しての戦いに。

 スタートで注目されたのは、ポールシッターの川合が順位を落とさないか、逆に武村がどれだけ順位を上げてくるか。ここまでの3戦、いずれも川合はスタートを決められなかったのに対し、武村は好スタートを切っていた。ところが、今回は正反対。決して好スタートとは言えなかったものの、川合がトップのまま1コーナーに飛び込んでいったのに対し、武村はひとつ順位を落としてしまう。

 後続が激しく争い合う間に、早々と独走状態に入った川合はオープニングラップだけで築いたリード、コンマ9秒を次の周には2秒2へと広げることに。一方、武村はオープニングラップのうちに5番手へと順位を戻し、3周目のS字コーナーで4番手に浮上。続いて3台での、2番手攻防戦が繰り広げられるようになる。しかし、先行する車両の分厚いガードに行く手を阻まれ、なかなか武村は前に出られず。ようやく逆転して3番手に躍り出たのは、7周目の1コーナー。その時すでに2番手の車両は1秒6も前にいた。

 一方、川合は最大で5秒6にまで広げたリードを4秒4にまで縮められたものの、難なく逃げ切って2連勝を達成。武村も3位でゴールして、揃って表彰台に立つこととなった。その結果、ポイントランキングでは依然として武村がトップながら、2位の川合が5ポイント差にまで詰めてきた。残るは2戦、しかも6戦中5戦の有効ポイントで、ともに2勝ずつ挙げているとあって、もはや差はないも同然。終盤戦のチームメイト同士、激しい戦いが大いに注目される。

sfjm-rd4-lbm-2 sfjm-rd4-lbm-3 sfjm-rd4-lbm-4 sfjm-rd4-lbm-5

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)
 梅雨時のレースになるので、ウェットコンデションでも出来る限り走らせる考えでいた。気温の上昇につれ路面温度も上がってくるが、決勝日の気温がこの時期にしては低いと予想されたので、前回のレースと変わらないセットで走らせた。予選開始5分後には雨が降り出す予測が出来ていたので、すぐさまアタックに入ったが、順位以上にタイムが悪かった。決勝は、武村が前に居ないことで川合を楽にさせてしまった。川合は苦手なスタートも無難に決まり自分のペースでレースが出来、パーフェクトな内容だった。武村は現役F4ドライバーとバトルすることになり強烈なブロックをされていたが、その競争に勝ったことで自信につながったと思う。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)
 決していいスタートではなかったのですが、初めて誰にも前を許さないスタートを決めることが出来たので、嬉しかったです。今回は2速に入りさえすれば大丈夫、あとはガードすればいいと思っていたので、そのとおりの展開になりました。ただ、課題も多いレースでしたね。予選はかなりラッキーだったと思いますし、ブレーキの使い方、マシンの動かし方など、もうちょっと考えて走らないと……。それに5周目以降は抑えて走っていました。後ろとの距離感は分かっていたので、落ち着いて走ることを第一に考え、自分でペースメイクしてはいましたけど。本当はもっと余裕を持って離すべきでしたし、残るレースが少なくなってきたので、今後はもっと内容の濃いレースを心掛けます!
Driver 武村和希(Kazuki Takemura)
 今回は予選がすべてでした。ポツリと来ていたから早くアタックしようと思っていたのに、一番のタイミングで別のクルマに絡まれてしまって。貴重な1周を逃さないようにしていたのに、幅寄せまでされるとは思いませんでした。その分、決勝で巻き返そうと思ったのですが、混乱に巻き込まれないよう、ちょっと後ろから見ていたら、インを刺されてしまって。さらに予選で絡んだドライバーにまたブロックされてしまい、ようやく前に出た時には川合選手だけでなく、2位にも大きく離されていました。僕としてはタイムも悪くありませんでしたが、もうちょっとバトルに強くならないと。貴重な体験ができたので、今後につなげてみせます。
Le Beausset Motorsports

FS125東地域

FSE:第3戦本庄 佐藤蓮(FLAX-Motor Sport)が大会最年少の13歳で初優勝

全日本 東地区第3戦は晴天の中開催

全日本 東地区第3戦は晴天の中開催

今大会最年少優勝佐藤選手

今大会最年少優勝佐藤選手

各チームのテントとのぼりが並ぶ

各チームのテントとのぼりが並ぶ

決勝日ブリーディングの様子

決勝日ブリーディングの様子

今大会2位入った武井選手

今大会2位入った武井選手

昨年の同大会の優勝者 村松選手

昨年の同大会の優勝者 村松選手

NO.26高野選手

NO.26高野選手

第1戦、第2戦優勝の角田選手は3位に入る

第1戦、第2戦優勝の角田選手は3位に入る

No.11角田選手がポールで決勝ヒートがスタート

No.11角田選手がポールで決勝ヒートがスタート

No.12名取選手

No.12名取選手

今大会6位入賞一條選手

今大会6位入賞一條選手

混戦のレースを制しゴールする佐藤選手

混戦のレースを制しゴールする佐藤選手

表彰台

表彰台

優勝 佐藤選手(右)2位武井選手(左)

優勝 佐藤選手(右)2位武井選手(左)

 全日本カート選手権FS-125部門東地域の第3戦が6月14日、本庄サーキット(埼玉県本庄市)で24周の周回数にて行われ、佐藤蓮(FLAX-Motor Sport)が初優勝を果たした。

 第3戦の舞台となる本庄サーキットは、2005年にオープンした2輪・4輪が走行可能なミニサーキットで、都心からのアクセスがよく(関越自動車・本庄児玉ICから約15分)、スポーツ走行やドリフト走行、ジムカーナなどの様々なイベントが開催されている。全日本カート選手権は2013年より開催されており、今年で3回目となる。

 関東地方の梅雨入りが宣言をされてから最初の週末となったレースウィーク、土曜日の天気予報では雨も心配されていたが、レース当日の14日明け方までには雨は上がり、公式走練習行開始時には路面の心配は不要な程に回復していた。

 今大会では、全日本カート選手権FS-125部門と地方カート選手権2部門(FS-125/FP-3)、ジュニアカート選手権2部門(FP-Jr/FP-Jr Cadets)の計5カテゴリーが併催となっており、各カテゴリーが午前中に公式練習・タイムトライアル・予選ヒートを行い、お昼休憩のインターバルを挟み、午後に決勝ヒートが開催されるスケジュールとなっていた。しかし、FP-Jr部門の予選ヒートで起きた事故によって、以降のスケジュールを全て午後に行う変更がなされた。

 急遽変更されたタイムスケジュールを受け、全日本FS125部門の予選ヒートは午後に行われたが、開幕2連勝を飾りポイントリーダーとして本庄にやってきた、No.11 角田裕毅(Team BirelART)が、4番グリッドからのスタートで予選ヒートを制し決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には、前回の第2戦新東京サーキットで角田とともに最後列から脅威の追い上げを果たしたNo.28 佐藤蓮(FLAX-Motor Sport)が、3番手にはポイントランキング 3位のNo.12 名取鉄平(Team BirelART)が続いた。

 迎えた決勝ヒート。ストレートをヘアピンコーナーで結んだストップアンドゴーのコースレイアウトの本庄では、スリップストリームを使いコーナー飛び込みでオーバーテイクといった順位変動の激しいレースが各カテゴリーで展開されていたが、この全日本FS125部門も同様に、毎ラップあちらこちらで激しいバトル繰り広げられ、頻繁にトップが入れ替わるというチェッカーまで誰が勝つのか全く分からない展開となった。

 レース終盤の24周目には、トップ争いの隊列は8台にも及び、その中には昨年の本庄にて優勝を飾ったNo.17 村松日向子(モリシタレーシング)が16番手スタートから5番手まで怒涛の追い上げを見せていたが、3コーナーでNo.30 小川颯汰(モリシタレーシング)とチームメイト同士での接触をしてしまい、村松は順位を落とし小川はリタイヤとなった。その2台の直後を走っていたNo.23 一條拳吾(スクーデリア LCT)と名取も接触をしてしまい、8台のトップ争いは佐藤、No.22 武井遥斗(レーブ RT)、角田、No.26 高野祐太(Mad-Croc Karting)の4台に絞られファイナルラップへと突入した。

 武井が佐藤に、高野が角田に仕掛けるもオーバーテイクには至らず、佐藤、武井、角田の順位でのチェッカーとなった。1位佐藤と2位武井の差は僅か0.157秒だった。

 佐藤は2013年度のジュニアカート選手権FP-Jr部門を制し、翌2014年度には地方カート選手権FS125部門東地域を制し、今年度より全日本FS125部門にステップアップした。全日本FS125部門への参戦僅か3戦目にして、13歳という若さでの優勝となった。

優勝者コメント 佐藤蓮(FLAX-Motor Sport)
 「全日本クラスで勝てたこと、そして今大会最年少(13歳)で勝てたことがすごくうれしいです! 全日本にステップアップして、タイヤが変わりフロントブレーキが付くことでセッティングが難しくなり、なかなか勝つことができなかったのですがようやく勝てました。次戦も勝つので応援をよろしくお願いします!」
Text & Photo: Y'sPHOTO(Hideshi KIKUYAMA)

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2015/06/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
162川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1020'53.169
219徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH104.424
363武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH107.186
466飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH1011.489
51上村 優太加古皮フ科・IDEAL・F
TOKYO R&D RD10V
YH1012.999
68飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1013.099
780井上 雅貴NRS KK-SⅡ ED
MYST KK-S2
YH1028.690
857丸山 友輝新潟国際自動車ワコーズEDKK
MYST KKS
YH101'08.346
916芳賀 靖KRacモータースポーツ
WEST 07J
YH101'28.050
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.19 徳升広平(ZAPSPEED 10V ED) 2'04.212 (9/10) 139.16km/h

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第4戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2015/06/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Rainy
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
162川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.598--138.7264/7
266飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.664 0.066 0.066138.6523/4
31上村 優太加古皮フ科・IDEAL・F
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.793 0.195 0.129138.5094/6
419徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.939 0.341 0.146138.3473/4
563武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.054 0.456 0.115138.2204/7
68飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.160 0.562 0.106138.1034/4
780井上 雅貴NRS KK-SⅡ ED
MYST KK-S2
YH2'07.629 3.031 2.469135.4313/4
8*57丸山 友輝新潟国際自動車ワコーズEDKK
MYST KKS
YH2'09.139 4.541 1.510133.8484/7
916芳賀 靖KRacモータースポーツ
WEST 07J
YH2'13.510 8.912 4.371129.4663/3
---- 以上基準タイム(130% - 2'42.090)予選通過 ----
  • CarNo.57は、2015もてぎチャンピオンカップレース 特別規則 第36条 ~3)違反(ピットレーン速度違反)により、決勝スターティンググリッドを1グリッド降格のペナルティーを科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO 大野尊久/チャールズ・カキン/梅本淳一組は惜しくも2位 (J‘S RACING)

 開幕戦をポール・トゥ・ウィンの完全勝利で終え、連勝を目指すべく第2戦のSUGOに挑みました。

 今回はBドライバーにチャールズ・カキン選手を起用。世界最高のツーリングカーレースWTCCに参戦していたドライバーです。チャールズ・カキン選手を迎え、2連勝を目指すべく第2戦のSUGOに挑みました。

 以下、Aドライバー大野選手のレポートとなります。

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 今回も木曜日午前セッションからのスタートです。足回りの基本セッティングはもてぎとほぼ同じ仕様ですが、さらに良い方向を探すべくセットを煮詰めていきます。

 週末は天気も良く夏のような暑さになり、レース本番でもタイヤには厳しい戦いになることが予想されました。しっかりとブレーキングで止めてから加速するコーナーが多いもてぎと比べ、旋廻させるブレーキを必要とする高速寄りサーキットSUGO。サスペンションを中心にセッティングを煮詰めていきました。

 また、昨年はトラブルで4位と言う結果に終わっているだけに、今回はマシンチェックも入念に行われました。

 今回はWTCC(世界ツーリングカー選手権)にフル参戦経験のあるチャールズ選手を迎えての参戦となりました。 世界のトップカテゴリーを戦ってきた彼は、初めてのSUGOにも臆する事無く素晴らしいタイムを刻み、LAPタイムも安定しています。セッティングの方向もとても良く、「コーナーリングが安定していてとても楽しい車だ!」と太鼓判を押してくれました。

 予選日の土曜日は、Aドライバー予選からのスタート。私からのタイムアタックです。大幅に気温も上がり、路面温度は58℃とすでに真夏と同じ路面温度です。1分39秒679をマークしてクラストップ。Bドライバー予選はチャールズ選手のアタック1分39秒673をマークし、クラス2番手。合算タイムでポールポジションを奪取する事が出着ました!

 続いてCドライバー予選。梅本選手の出番です。予選中に4速ギアが無くなってしまいましたが、1分40秒976を記録。4速ギアが無い状態で素晴らしいタイムを刻みました。

 日曜日の決勝は3時間耐久レース。前日にミッションを積み替え、万全を期して望みます。

 いよいよ決勝スタート。スタートドライバーは梅本選手が担当しました。スタートして1分40秒台のペースでトップを快走します。一時#2号車にTOPを譲りますが、タイヤライフを考えて無理せずにターゲットタイムを刻んでいきます。

 約50分のドライブを終えチャールズ選手にバトンタッチ。約15秒差で#2号車を追いかけます。セーフティーカーが入り、25周目には#2との差は無くなり、テール・トゥ・ノーズへ。30周目に私へドライバーチェンジとなりました。

 レースもいよいよ後半。ドライバーチェンジのタイミングで30秒のマージンを保ちながらトップを走ります。

 そして車両回収の為再びセーフティーカーが入りました。その時点では最後まで走れる燃料がギリギリになるため、燃料補給とタイヤ交換でピットイン。しかし予想よりも事故処理に時間が掛かってしまい、前を行く#2号車、#19号車はノーピットで走りきる作戦のようで、ピットアウト後には3位に転落していました。

 セーフティーカーラン終了後にペースを上げて必死で追い掛け、#19号車は何とかパスする事ができましたが、トップの#2号車には追いつくことができず、約10秒差で2位となりました。

 今回のレースはもちろん優勝を狙っていましたが、今年から全戦有効ポイント制になりましたので、確実にポイントをとるという意味ではしっかりとしたレースができたと思います。

 これからもドライバー、メカニック、マネージャーも含め、もっと密な打ち合わせを常に行い、より速い車に仕上げるよう、努力していきたいと思います。より一丸となって前に進み、次戦富士8時間レースでは勝利を掴みたいと思います!

 梅本会長、奥村代表をはじめ、チームの皆さん、各スポンサー様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回も戦う事が出来ました事を大変感謝致します。

 更にチーム貢献出来る様、精進致します。どうぞ宜しくお願い致します。

 次の第3戦は富士スピードウェイにて7/4・5に開催。シリーズ最長の8時間耐久レースとなり、これまで以上の激戦は必至です! 引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

大野尊久(J‘S RACING)

Japanese F3

JF3:第8,9戦富士 山下健太が第8戦、ニック・キャシディが第9戦で共に今季4勝目を挙げる (TOYOTA)

  • コース:富士スピードウェイ(4.563km)
  • 予選:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第8戦決勝:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第9戦決勝:6月7日(日)曇り:ドライ

 富士スピードウェイでF3の第4大会(第8,9戦)が行われ、第8戦は山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転勝利で今季4勝目。ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が2位で続き、トムス勢が今季2度目の1-2フィニッシュを飾った。第9戦はキャシディがポール・トゥ・ウィンでこちらも今季4勝目。山下は3位に入った。

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

 全日本F3選手権の第4大会(第8戦、第9戦)が6月6日(土)と7日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 スーパーフォーミュラとの併催で行われることの多い全日本F3だが、今大会はF3単独開催。

 明日のトップドライバーを目指す若手により争われているF3、今季は参戦2年目となる19歳の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、チームメイトの20歳、ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)がこれまでの7戦でそれぞれ3勝ずつを挙げているが、山下は2回のリタイアでの無得点レースがあり、ポイントランキングでは首位のキャシディに対し、6ポイント差の2位につけている。

 5日(金)の占有走行までは好天だった富士だが、金曜夜に降雨に見舞われた。予選と第8戦決勝が行われる6日(土)は、朝には雨は止んだものの、曇り空で肌寒く感じる天候。

 午前9時からの予選の時点では、場所によっては少し濡れた場所も残っているものの、ほぼドライコンディションで、第8戦、第9戦と10分間ずつのセッションが実施された。

 第8戦の予選は、僅差での激しいタイム争いとなり、最終的に上位6台はわずか0.2秒以内。山下はポールタイムに100分の3秒届かず、それでも最前列2番手。キャシディは僅かな遅れながら5番手となってしまった。

 10分間のインターバルを経て行われた第9戦予選では、今度はキャシディがポールポジションを獲得。山下は2列目3番手につけた。

 予選に続き、相変わらず黒い雲が空を覆い、肌寒い中、午後1時50分より第8戦の決勝レース(15周)がスタートした。

 2番手の山下はややスタートで出遅れたものの2位をキープ。首位を逃げる車両を追い、ホームストレートではスリップストリームにつける距離で追撃を続けた。

 数周にわたってストレートでの攻防を見せた山下は、5周目の最終コーナーでインをつき、立ち上がりで並ぶと、そのまま1コーナーを制し、首位に立った。

 5番手スタートのキャシディは、スタートでひとつポジションを上げると、前を行くライバルと激しい3位争いを繰り広げていたが、山下にかわされた車両もこのバトルに加わり、三つ巴の2位争いに。前の2台のバトルの隙を突き、6周目にキャシディが2位へ浮上。トムスの1-2体制となった。

 その後、一時は首位山下がキャシディに対し2.7秒ほどまで差を広げたが、終盤に入るとキャシディがファステストラップをマークし追い上げ。しかし、山下が逃げ切り、今季4勝目を挙げた。

 2位のキャシディはファステストラップの1ポイントを獲得し、山下とのポイント差は2ポイントのみ詰まることとなった。

 7日(日)は、土曜日よりは暖かい、薄曇りの天候の下、午前10時40分に、シリーズ折り返しとなる第9戦決勝(21周)のフォーメーションラップが開始された。

 スタートでは、2,4番手の車両が好ダッシュを見せ、ポールポジションのキャシディ、3番手グリッドの山下は3,4位で1コーナーへ。

 2周目の1コーナーでキャシディが前走車をかわし、2位浮上。この時点で1.6秒あった首位との差を詰めて行った。一方、山下もこの前走車に追いつき、3位争いとなったが、ストレートスピードで若干分のあるライバルに、山下は苦戦。キャシディと首位車両、3位の車両と山下による僅差でのバトルが続いた。

 毎周、最終コーナーで仕掛けるもパスするまでには至らなかった山下は、11周目の最終コーナーで前に出ると、続くストレートで2台はもつれ合うようにバトルを続け、1コーナー進入では山下が先行。そうはさせじとアウト側で粘ったライバルはコースオフ。これで3位に浮上した山下は、首位を争う2台を追った。

 首位争いは、0.5秒差くらいのまま10周以上に渡って続いていたが、16周目、キャシディがついに首位を奪取。首位を争う2台がバトルでペースが落ちている間に、3位の山下はファステストラップをマークしながら追い上げ、3位浮上時に5.8秒あった差を着実に詰めていったが、最後は2.4秒届かず、3位でフィニッシュ。

 キャシディは逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目。山下が3位となったため、2人のポイント差は9ポイントに広がった。

 Nクラスでは、小河 諒(TOM'S)が第8戦、第9戦共に制し、今季7勝目と圧倒的な強さを見せている。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下健太
(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦2位、第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

第8戦2位,第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

トヨタモータースポーツニュース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第6戦 決勝レース レポート

MJ15_0170_fine[1]プレスインフォメーション 2015年6月07日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第6戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて6月7日(日)に開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:24度 路面:31度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第6戦決勝が6月7日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。

この日の富士は昨日の曇り空とは打って変わり、太陽がコースを照らす暑めのコンディション。基本的に、暑くなるほどタイヤのライフは短くなり、レースが進むほどグリップは落ちていく傾向になる。最適な空気圧設定を見極める力や、走行中に余計な負荷を与えないタイヤマネージメント能力などがいつも以上に問われるレースとなることが予想された。

決勝スターティンググリッドは、1列目が#78近藤翼と#15元嶋佑弥、2列目が#12久保凛太郎と#19永井宏明、3列目が#9武井真司と#7星野敏というオーダー。13時00分、フォーメーションラップを終えた16台がグリッドに着き、正式スタートが切られた。

今季スタートが課題となっている近藤は「ここまでで一番というくらいでした」と絶妙のクラッチミートを決めたが、それを上回る鋭いダッシュを見せたのが元嶋だった。トップで1コーナーに進入し、「あとはしっかりタイヤマネージメントをしていくことを心がけて」と後続との距離も見ながら、レースをリードしていく。

先行を許した近藤は「元嶋選手を攻め返す」と反撃態勢に入ろうとしたが、3番手の久保が急接近。久保は1周目の最終コーナーでインから、2周目の1コーナーではアウトからオーバーテイクの隙を窺う。そして3周目、メインストレートで近藤のスリップストリームに入り、1コーナーでアウトから仕掛けに出た。だが、攻防のなかで2台は軽く接触。近藤は縁石ぎりぎりでコーナーをクリアできたが、久保はコース外側のエスケープゾーンまではらんでしまい、ここは近藤が2番手のポジションを守った形に。序盤の久保のペースを見る限り、久保に再度チャンスが訪れるかと思われたが、「路面にもっとタイヤのラバーが乗っていると予想し、クルマが軽く動くようなセットにしていたのですが、路面コンディションは逆に軽く、グリップしなくなってしまった」とのことで、近藤から徐々に離されていく。その近藤も「久保選手へのディフェンスで精一杯となってしまった」と元嶋の距離を縮めることができない。

後ろの2台がバトルでタイムをロスするのを尻目に逃げを図りたい元嶋だったが、実は元嶋もタイヤのグリップが厳しくなる状況に見舞われていた。「“まずい”と思いながら、プッシュすればするほどタイヤの手応えがなくなっていく悪循環に入っていた」。序盤に2.3秒まで築いた貯金は少しずつ目減りしていき、11周目には1.1秒まで詰められる。それでも、「集中して、ミスしなければ勝てる」と冷静に周回を重ね、勝利を手繰り寄せた。「開幕6連勝となりましたが、近藤選手たちとの差はみるみる縮まってきているので、次もしっかり準備して臨みたいですね」と元嶋。

ジェントルマンクラスは波乱の展開となった。まず、ポールポジションの#9武井真司が駆動系トラブルで2周を終えて緊急ピットイン、#2田島剛と#98ゴトウイカリが反則スタートでドライブスルーペナルティ、第5戦優勝の#24剛覇矢人が#37久保田克明とのバトルから5周目の1コーナーでスピンなど、有力ドライバーが次々とポジションを落としていく。そんななか、クラス初優勝を飾ったのは久保田だった。「狙っていた」というスタートでジャンプアップすると、3周目にはクラストップに立ち、そのまま逃げ切り。「速い選手の後ろについて走り、コーナーへの突っ込み加減など、いろいろ勉強になることもありました」と収穫もあるレースとなった。2位は6番グリッドスタートから粘りの走りでPCCJ初表彰台を獲得した#77浜崎大。終盤には久保田に迫る速さも見せた。「テール・トゥ・ノーズでチェッカーを受けたかったのですが、最後にミスしてしまいました。でも、うれしいです」。3位はこちらも初表彰台の#10齋藤真紀雄。「クルマにもだいぶ慣れてきました。あとはもう少しスピードをつけたい」とさらなる意欲を燃やしていた。

次のPCCJは8月8日(土)~9日(日)に行なわれる第7-8戦で、舞台は同じく富士スピードウェイ。オーバーオールでは元嶋がさらに連勝を重ねるのか、近藤、久保を含む上位陣が巻き返すのか。風雲急を告げてきたジェントルマンクラスでは新たな勝負が繰り広げられるのか。シーズンも後半に入り、タイトルをにらんだ戦いも含め、レースはさらに激しさを増しそうだ。

■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第6戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 15 _ 26'06.611 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 15 _ 26'08.578 _ 1.967
3 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'14.431 _ 7.820
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 15 _ 26'26.427 _ 19.816
5 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 15 _ 26'46.287 _ 39.676
6 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 15 _ 26'50.109 _ 43.498
7 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'57.453 _ 50.842
8 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 27'00.104 _ 53.493
9 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 15 _ 27'10.712 _ 1'04.101
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 15 _ 27'12.807 _ 1'06.196
11 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 15 _ 27'13.666 _ 1'07.055
12 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 15 _ 27'21.463 _ 1'14.852
13 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 15 _ 27'53.894 _ 1'47.283
14 _ 98 _ G _ ゴトウ イカリ _ チームトーエイスピリット _ 14 _ 26'23.858 _ 1Lap
15 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 14 _ 27'34.584 _ 1Lap
- 以上完走(規定周回数) -
9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2 _ 3'47.054 _ 13Lap

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
 

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第5戦 決勝レース レポート

MJ15_0162_fine[1]プレスインフォメーション 2015年6月06日

富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第5戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて6月6日(土)に開催いたしました。

天候:くもり 路面:ドライ 気温:18度 路面:21度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第5戦決勝が6月6日(土)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。心配された雨は落ちることなく、レースは最後までドライコンディションで進んだ。

決勝スターティンググリッドは午前中の公式予選の結果により、先頭から#15元嶋佑弥、#12久保凛太郎、#78近藤翼、#19永井宏明、#7星野敏、#9武井真司というオーダー。先行逃げきりを図りたい元嶋に、好調の久保がどのタイミングで仕掛けるか。そして、3番手の近藤が2台を追うという図式が予想された。

15時00分、シグナルがブラックアウトし、決勝がスタート。好ダッシュを見せたのは元嶋で、「少し失敗してしまった」というが、久保を抑えて先頭で1コーナーへ。その久保はAコーナーから100Rにかけてスピードを乗せ、ヘアピン進入で元嶋にオーバーテイクを試みるが、元嶋も譲らない。この区間の走りに自信を持つ久保はここでは無理をせず、次の機会を窺う。その後方では、近藤が永井に一度は前に出られたものの、2コーナー立ち上がりまでに3番手のポジションを回復。隊列はグリッドのオーダー通りに戻った。

1周目の元嶋と久保のバトルがその後の激しい展開を予感させたが、6~7周目あたりからふたりの間隔が徐々に開いていき、9周目あたりにはその差は2秒まで拡大。「レース後半を重視したセットだったので前半は苦しかったのですが、後半になればまわりもタイヤがきつくなるだろうと。前半はしっかり守り、後半にいいペースで走れました」という元嶋が主導権を握った。一方の久保は「1周目に行ききれなかったのは悔しいところですが、あそこで前に出ることができなくても、自分にもう少し勝負権を残す展開にしたかった」と仕掛けるだけの距離に詰めることができない。結局、元嶋がファステストラップも記録するハイペースで逃げ切り、開幕5連勝をポール・トゥ・ウィンで飾った。「今回は予選から攻めていくつもりでした。明日もスタートをしっかり決めて、6連勝を狙います」と、第6戦決勝に向けて万全の模様。この富士で必勝を期していた近藤はタイムが思うように伸びず、久保に次ぐ3位。「車高を完全には調整しきれていなかったので、序盤にペースを上げられませんでした。原因は分かっているので、明日に向けては問題ありません」と巻き返しを誓っていた。

ジェントルマンクラスは、ポールポジションの#9武井真司がスタートから永井と接近戦を演じていたが、8周目のBコーナーで単独スピン。ポジションを大きく落としてしまう。「間隔を詰めすぎて、ブレーキングでバランスを崩してしまいました」と武井。これにより、クラストップは#24剛覇矢人に移った。その剛を#37久保田克明、#9田島剛が追う展開となったが、富士に入ってからさらに調子を上げてきている剛はつけ入る隙を与えず、クラス初優勝を決めた。「うれしいですね。いつもは家内も来ているのですが、今回はいなくて残念(笑)。でも、いい報告ができます」と表彰台でガッツポーズ。2位の久保田は「今回は抜かれてもいいので、しっかりチェッカーを受けようと思っていました。結果を聞いてびっくり」と予想外のリザルトに驚いていた。

PCCJ第6戦は6月7日(日)午後1時にスタート予定。オーバーオールは、久保、近藤を含めた各選手が「ストップ・ザ・元嶋」という意気込みで臨んでくることだろう。ジェントルマンクラスはポイントランキングトップの武井と、それを追う剛、田島、久保田らを始めとしたベテラン勢の上位争いなど、第5戦以上に白熱した展開となることが予想される。

■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第5戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 15 _ 26'05.098 _ -
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'07.132 _ 2.034
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 15 _ 26'08.592 _ 3.494
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 15 _ 26'17.505 _ 12.407
5 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 15 _ 26'33.378 _ 28.280
6 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 15 _ 26'35.884 _ 30.786
7 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 15 _ 26'39.638 _ 34.540
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 15 _ 26'41.836 _ 36.738
9 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 26'44.374 _ 39.276
10 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'52.258 _ 47.160
11 _ 98 _ G _ ゴトウ イカリ _ チームトーエイスピリット _ 15 _ 26'54.768 _ 49.670
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 15 _ 26'57.527 _ 52.429
13 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 27'04.013 _ 58.915
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 15 _ 27'19.387 _ 1'14.289
15 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 15 _ 27'23.041 _ 1'17.943
16 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 15 _ 27'28.552 _ 1'23.454

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第5-6戦 公式予選レポート

MJ15_0150_fine[1]プレスインフォメーション 2015年6月06日

富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第5-6戦公式予選を、富士スピードウェイ(静岡県)にて6月6日(土)に開催いたしました。

天候:くもり 路面:ドライ 気温:19度 路面:20度
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2015年シーズンが第5戦、第6戦の決勝スターティンググリッドを決める公式予選が6月6日(土)、富士スピードウェイ(静岡県)で行なわれた。第5戦のグリッドは公式予選での各車のベストタイム順、第6戦のグリッドは各車のセカンドベストタイム同士の比較によって決定される。

公式予選は11時00分からの30分間。ここまでの4戦では#15元嶋佑弥と#78近藤翼のポールポジション争いが大きな焦点のひとつとして挙げられてきたが、今回は5日(金)の専有走行で総合トップタイムをマークしている#12久保凜太郎がそのふたりの間にどう割り込んでくるかも新たな見所となる。そして、前評判通りポールポジション争いは熾烈極まりないものとなった。

公式予選開始約10分後、まずは久保が1分43秒881、続いて1分43秒643でトップに立つ。その後ろを、元嶋が1分43秒975、近藤が1分44秒648で追う展開。一発の速さには定評のある近藤だが、前日に投入したブレーキパッドのあたりづけがまだ完全には終えられなかったことが響いたようで、ここでは上位2人からやや離された。

多くのドライバーがタイヤ1セット目でのアタックを終え、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り7分あたりから本当の戦いが始まった。

先陣を切ったのは元嶋で、アタック1周目に1分43秒920を記録。すぐさま、近藤が1分43秒535で2番手に浮上するも、その間、久保はさらなるタイムアップを狙い、1分43秒421まで縮めていた。その後、元嶋は1分43秒586(3番手)、近藤は1分43秒456(2番手)までタイムを削ってきたが、久保には届かない。残り時間は1分を切り、久保の初ポールポジションで決まりかと思われたが、「タイヤのおいしいところはなくなっていましたが、負けられないという気持ちで」最後のアタックに懸けていた元嶋が久保のタイムを0.048秒上回る1分43秒373を叩き出し、第5戦のポールポジションを獲得した。

「いまいちうまく乗れていなくて、ぎりぎりという感じでしたが、まずはポールを獲ることができて良かったです。久保選手、近藤選手との争いになりそうですが、大事にいきたいですね」と元嶋。一方、最後にかわされた久保は「ショックです。やっとポールを獲れたと思っていました」と肩を落としていたが、第1-2戦岡山、第3-4戦富士から明らかにスピードを増してきている印象だ。「ポルシェ、RRというクルマの特性への理解も深まってきましたし、第4戦でタイヤがタレてきているなかでプッシュできたことも自信につながっています。第5戦決勝では早い段階で前に出たい」と力強い。3番手の近藤は「ブレーキのほうはもう問題ありません。クルマのバランスはいいですし、ガンガン攻めていきたい」と追い上げを誓っていた。

ジェントルマンクラスは、1分44秒831の#9武井真司が開幕から5戦連続でポールポジションを獲得。「今回は運もありましたね。セッティングを外してしまって、ごまかしながらのアタックとなり、攻めきれませんでした」と納得のいかない様子だったが、「決勝には修正して臨みたい。ポイントを落とすことのないよう、大事に走りたい」と5連勝に向けて気持ちを入れ替えていた。

PCCJ第5戦決勝は、6日午後3時スタート予定。ここまでスタートをすべて決めている元嶋、初の最前列スタートとなる久保、2列目からの追い上げを期す近藤らを中心にレースは進んでいきそうだが、#19永井宏明、#7星野敏らベテラン勢も虎視眈々。いつにも増して、白熱した展開となりそうだ。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第5-6戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 1'43.373 _ 1'43.568
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 1'43.421 _ 1'43.643
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 1'43.456 _ 1'43.535
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 1'44.325 _ 1'44.357
5 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 1'44.688 _ 1'44.989
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 1'44.831 _ 1'44.846
7 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 1'45.359 _ 1'45.517
8 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 1'45.525 _ 1'45.834
9 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 1'45.575 _ 1'45.842
10 _ 98 _ G _ ゴトウ イカリ _ チームトーエイスピリット _ 1'45.600 _ 1'46.175
11 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 1'45.653 _ 1'45.702
12 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 1'45.875 _ 1'45.956
13 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 1'45.955 _ 1'46.119
14 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 1'45.981 _ 1'46.609
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 1'46.357 _ 1'46.899
16 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 1'47.789 _ 1'48.031

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 上位3人のコメント

f3-rd9-r-podium

優勝 #37ニック・キャシディ(トムス)
f3-rd9-r-pc-cassidy びっくるするぐらいに嬉しいです。スタートは悪くなかったんですが、1コーナーでアウトにいたせいで高星選手だけでなくホンダのクルマにも抜かれてしまいました。でもストレートスピードはこっちの方が速かったので、すぐにホンダの前に出ることはできました。
今日は終始クルマが速かったので、常に速いペースで走れました。終盤タイヤを消耗させてしまいましたがトップに立つことができました。
ここまで開催したすべてのコースで勝っているので、次の岡山も自信があります。
2位 #23高星明誠(B-MAX NDDP)
f3-rd9-r-pc-takaboshi 今日のレースではスタートに集中していました。狙ったとおりに行けてトップに立ち、最初の1,2周で離すことができましたが、セットアップを今日に向けて変更していたためかペースが上がらず、逃げられないのはわかっていたので、どうやって抑えるかを考えて走って15周くらいまでは抑えたんですが、ブレーキングで抜かれてしまったのは悔しかったです。そこからはスリップを使ってファステストラップを狙っていたんですが、やっぱり追いつけませんでした。
このところ3位が続いていたので、トムスの間に割って入れたのは良かったんですが、勝てたレースだったと思うので、そこは悔しいです。
今回の富士でいいところをみつけているので、今後は戦えるのかなと思います、次の岡山でもいいレースをしたいと思います。
3位 #36山下健太(トムス)
f3-rd9-r-pc-yamashita スタートは悪くなかったんですが、福住選手の方が速くて前に行かれてしまいました。そのあとは福住選手の後ろでチャンスをうかがっていましたが、むこうはストレートが速くてなかなか抜けず、その間にタイヤにフラットスポットを作ったりもしました。最終的には昨日と同じような形で抜くことができましたが最後ぶつかってしまいましたが、あれは僕は悪くないと思います。
速さはあったのに、前の二人に離されてしまったのは残念です。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd9-r-pc-ogawa スタートは良くなかったんですが、一度利が良くてトップのまま1コーナーに入れました。チャンピオンシップクラスのクルマに追いついてしまい、ダウンフォースが抜けたところを最終コーナーで三浦愛選手につかれましたが、すぐにストレートで抜き返せました。混戦の中でどうやって走るかを考えていかないと、今後も厳しい戦いになっていくのかなと思います。
後半は予選と同じくらいに攻めて走っていたんですが、チャンピオンシップクラスのクルマが後半ペースを上げているのに自分は下がってしまったので、ドライビングやタイヤの使い方など、まだまだ考えないといけないと思います。
チャンピオンシップクラスとの差が今2.5秒ありますが、これを2秒に詰めていけるよう頑張ります。それができないようだと来年がないと思いますので。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXCEDY)
f3-rd9-r-pc-miura 今日のスタートは良くも悪くもなく、ポジションはキープできましたが今の自分のラップタイムだと絶対トップに立てないと感じていたので、小河選手がチャンピオンクラスに詰まっているのを見てせめてもの抵抗でインに入ったんですが、そのあとまた離されてしまい、昨日より差が開いてしまいました。昨日からセッティングを変えてみたんですが、少し違う方向に行ってしまったようです。
今日のクルマの状態の中では精一杯走れたとは思います。
シーズンの最初の頃はチャンピオンシップを意識して走っていましたが、今はそんなことを言ってられる状態じゃないので、とにかく一戦一戦自分自身のラップタイムを上げて、最終的にはまた優勝したいと思います。
前回の岡山は内容的に良くなかったので、今回のことも含めて少しチームと考えてクルマもドライバーもレベルアップしていきたいと思います。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd9-r-pc-dragon 今日は少しでも抵抗できるように、ってことでニュータイヤを残して第2レースに比重を置いた作戦をとったんですが、予選での速さが足りていないこともあっていつもと同じ結果になってしまいました。それでもタイヤの良さも手伝って14~15周くらいまでは前が見える位置にいたので、岡山までにもう少し何か改善できればと思います。
次の岡山でもとにかく予選で前に近づくことを目標にしたいと思います。決勝はF3の性格上ミスさえしなければ後ろに下がることはないと思うので、とにかく予選を頑張りたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 ポールシッターの#36キャシディが今季4勝目。Nクラスは#38小河が今回も独走優勝

6月7日富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールシッターの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が今季4勝めを挙げ、このレース3位に終わった#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)とのポイント差をまた少し広げて9とした。
2位は#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)だった。
Nクラスは予選トップの#38小河諒が独走して今季7勝めを挙げた。

f3-rd9-r-start

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大会二日めを迎えた富士スピードウェイは時折青空が覗くまでに天候が回復。
絶好のレース日和の中、午前10時40分より21周の決勝レースがスタートした。

ホールショットを奪ったのは予選2番手の高星。
ポールシッターのキャシディは1コーナーでの位置取りが悪く#7福住仁嶺(HFDP)にも先行されて3位まで後退してしまうが、すぐさま2周めの1コーナーで福住をかわして2位に浮上すると、トップの高星を追い上げにかかった。

抜かれた福住の背後には第8戦優勝の山下が迫り、4周めの最終コーナーで山下が福住のインをつくが、つづく5周めの1コーナーでは福住が抜き返し、その後は高星とキャシディ、福住と山下がテール・トゥ・ノーズの状態で周回を重ねる展開となった。

レースが動いたのはちょうど折り返し地点となる11周め。
最終コーナーで山下が福住をかわしてホームストレートに戻ってきた。一旦は抜き返した福住だったが、山下はスリップストリームを使って追いすがり、1コーナーで再びインをついて3位に浮上、そのまま一気にペースを上げてファステストラップを立て続けに記録してトップ2台を追い上げていく。

そのトップ争いが動いたのは16周め。
キャシディが満を侍して高星のインをついてトップに立った。
諦めずに追いすがる高星だったが、トップを奪い返すにはあと一伸びが足りず、キャシディが高星に僅か1.1秒の差で今季4勝めをものにする結果となった。
この二人を上回るペースで周回を重ねていた山下が3位。それでもファステストラップを記録して1ポイントを加点してトップとの差を9とした。

Nクラスは予選トップの小河がそのまま逃げ切って7勝目。
1周めの最終コーナーでCクラスの車両に詰まったところを#3三浦愛(EXCEDY)に突かれる場面もあったがすぐにストレートで抜き返し、最後は17秒もの大差をつけて21周を走りきった。

全日本F3選手権はこのあと再び岡山国際サーキットに舞台を移して第10戦、第11戦を開催する。
6月27-28日開催だ。

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Text : Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312133'28.408
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31211.116
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31213.580
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D219.786
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31219.924
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3012110.404
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312119.895
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2122.119
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312133.079
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2148.323
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'05.817
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'17.845
131310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31211'24.978
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'36.664
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'38.889
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'34.938 (19/21) 173.027km/h

Japanese F3

JF3:第8戦富士 上位3人のコメント

f3-rd8-r-ps-winners

優勝 #36山下健太(トムス)
f3-rd8-r-pc-yamashita 予選があまり良くなくて2番手からのスタートになりました。スタートはストールしかけて遅れましたが、ちょっと強引だったかもしれないけどギリギリ2位をキープできて、その後は福住選手を追いかけました。ストレートは向こうが速く、スリップについても抜ききれない感じだったので、最終コーナーでしかけてから真後ろについていこうと考えて、その通りにやったらうまくいきました。
その後のペースはあまり良くなかったので、その点は明日に向けて考えたいと思います。
2位 #37ニック・キャシディ(トムス)
f3-rd8-r-pc-cassidy 今日はいいレースができたと思います。チャンピオンシップを考えて少しでも多くのポイントを獲得することが今回の目標だったので、結果には満足しています。
予選結果には納得していませんが、レースが進むにつれてペースが良くなり、高星選手を捕まえることができたので、展開としては良かったです。
最後にファステストが出せるとも思っていなかったので、その点でも良かったですね。
3位 #23高星明誠(B-MAX)
f3-rd8-r-pc-takaboshi 今回は3番手からのスタートでした。今まで何戦もスタートを失敗していたので、今度こそは成功させようと思っていて、スタートは悪くなかったんですが、ポジション取りが悪かったです。Aコーナーで並んだんですが、行き場がなくて。序盤はペースが良くなくて、山下選手のほうがセクタ-3のトラクションが良くて、置いてかれてるな、って印象でした。
後半はニック選手に抜かれてしまって、あとはファステストを狙うしかないなと思ってプッシュしていました。スリップ使いながらいいところまでいけたかなと思ったんですが、最後にニック選手に抜かれてしまい、そこはちょっと悔しく思います。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムススピリット)
f3-rd8-r-pc-ogawa 前回の岡山、その前と、優勝できたことでF3に対して甘えた気持ちが出てしまい、チームの皆さんをいらつかせてしまったと思います。金曜日は走ることができなくて、予選はぶっつけ本番になりましたが、そんな中でも2位、1位が取れました。それができるだけの車を用意してくださったチームの皆さんには感謝しています。今日は走れることへの感謝の気持ちで予選から泣きそうな気分でした。
明日はポールからのスタートということで、今日以上のギャップを広げられるよう頑張ります。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXCEDY)
f3-rd8-r-pc-miura 久々のポールで、スタートも失敗したわけじゃなかったんですけど、それ以上に小河選手のスタートが良かったです。ずっと自分のベストを出す走りを心がけていました。鈴鹿から戦ってきた中でもいい状態の車になっていたのに、大きな差をつけられてしまったのは、ドライビング以外にも問題があるのだと思います。明日はその差を詰められるよう頑張ります。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd8-r-pc-dragon 正直話すことがないんですよ。バトルもなく淡々と15周を走った感じで。
今日はスタートに集中することと、自分のベストの走りをすることを心がけて戦っていましたが、二人のペースに全然ついていけませんでした。
今週末はいろんなクルマが走ったことで路面コンディションの変化が大きくて、思うように走れていません。そんな中で予選ではニュータイヤを1セット温存できているので、明日のレースではそれを生かせればと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝 接戦を制した#36山下が今季4勝目。Nクラスは#38小河が磐石の走りで今季6勝目を挙げる

f3-rd8-r-start4

f3-rd8-r-36vs7

f3-rd8-r-7vs37vs23

f3-rd8-r-37vs23

f3-rd8-r-23vs7

f3-rd8-r-36

f3-rd8-r-37

f3-rd8-r-23

f3-rd8-r-38

f3-rd8-r-3

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6月6日富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第8戦の決勝は、予選2番手からスタートした#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)が6周目にトップに立ち、そのまま逃げ切って今季4勝目を挙げた。
2位には#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)、3位には#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)が入った。
Nクラスはスタートでトップに立った#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が今季6勝目。予選トップの#3三浦愛(EXCEDY RACING F307)は2位に終わった。

第8戦決勝は午後1時50分より15周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールの#7福住仁嶺(HFDP)。
しかし予選2位の山下も遅れずについていき、5周目の最終コーナーで福住がアウトに膨らんだところをついてインからオーバーテイクを試みる。
しかし福住も立ち上がりで並び返し、両者は併走のまま1コーナーへ。結局山下がこのバトルを制してトップに立った。

抜かれた福住には3番手スタートの高星、5番手スタートのキャシディが一斉に襲いかかる。
まず6周目の最終コーナーで高星が福住のインに飛び込む。
たまらずアウトに飛び出し福住。
しかし高星も立ち上がりのラインがタイトになってしまい、ホームストレートに出たところでキャシディがこの2台を一気に抜き去って2位に浮上。
高星も9周目の1コーナーでようやく福住をかわして3位に浮上した。
結局福住はこの後#22佐々木大樹(B-MAX)にも抜かれ、5位でレースを終えることになった。

トップの山下はこの隙にリードを広げて周回を重ね、キャシディに1.5秒、高星に3.6秒差をつけてチェッカーを受け、今季4勝目をものにした。
しかしこのレースのファステストラップは15周目に1’34.454と公式予選をも上回るタイムを叩き出したキャシディのものとなったため、シリーズポイントは僅かに2ポイントを縮めるにとどまった。

一方のNクラスは、スタートで三浦をかわしてトップに立った小河がそのまま一気に後続を突き放し、三浦に8秒、DRAGONには24秒もの大差をつけてフィニッシュ。今季6勝目を挙げている。

次戦第9戦決勝は明日の午前10時40分より21周で行われる。

f3-rd8-r-winner f3-rd8-r-winner-n f3-rd8-r-podium

Text : Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1361山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311523'52.052
2372ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31151.545
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31153.684
4224佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31159.481
575福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1510.810
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011511.160
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1513.183
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311513.647
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311524.305
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1536.601
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1544.876
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE151'00.960
131310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31151'10.662
14*77N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE141Lap
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-*5N-アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE114Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'34.454 (15/15) 173.913
  • CarNo.77は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.5は、2015年全日本F3選手統一規則15条1.1)(他車への衝突行為)により、訓戒およびペナルティーポイント1を科す。

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 #37キャシディが今季4度目のポール!

全日本F3選手権第9戦の公式予選はコンマ2秒以内に4台がひしめく接戦に。
ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が1’34.726で今季4度目のポールポジションを獲得する結果となった。

f3-rd9-q-37 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-38 f3-rd9-q-3 f3-rd9-q-30

第8戦の予選終了から10分間のインターバルをおき、午前9時20分より10分間で第9戦の公式予選が行われた。
空は次第に明るくなり、路面は完全なドライコンディションに。これによりラップタイムはさらに上がり、終盤は1分34秒台の攻防が繰り広げられることになった。

この予選でも最初にアタックを開始したのは#23高星明誠(B-MAX)。
3周目には早くも1’35.051と第8戦のベストタイムを上回り、次の周では1’35.027を叩き出す。
しかしその直後に#36山下健太(トムス)が1’35.021、#7福住仁嶺(HFDP)は1’35.017といずれも高星を上回ってきた。

さらにはキャシディがチェッカー直前に1’34.726といち早く1分34秒台を記録。高星、山下、福住等も自己ベストを塗り替えてアタックを続けたが、それぞれ1’34.876、1’34.889、1’34.904にとどまり、キャシディには一歩及ばなかった。
スポット参戦の#22佐々木大樹(B-MAX)は1’35.076までタイムを縮め、予選5位につけた。

Nクラスは#38小河諒(トムススピリット)が1’37.301を記録して今季7度目の予選トップとなっている。

第9戦決勝は明日午前10時40分より21周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選 #7福住仁嶺が今季初ポール!Nクラスも#3三浦が今季2度めの予選トップ

全日本F3選手権第8戦の公式予選が6月6日、富士スピードウェイで行われ、#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が1’35.397でポールポジションを獲得。Nクラスは#3三浦愛(EXCEDY RACING F307)が1’38.167でトップだった。

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全日本F3選手権の2015シーズンは早くも中盤戦。
今週末は富士スピードウェイで第8戦、第9戦が行われる。

第8戦の公式予選は午前9時より10分間で行われた。

昨日降り続いた雨は早朝には止み、路面は次第に乾き始めていたため、ほとんどのドライバーが新品のスリックタイヤを装着してコースイン。唯一#3三浦愛だけがユーズドのスリックでこの予選を戦った。

最初にタイムアタックに取り掛かったのは#23高星明誠(B-MAX)。走り始め1’45.255から次第にペースを上げて3周目に1’36.321、4周目に1’35.871、1’35.465とタイムを削っていく。
しかし予選終盤に#7福住が1’35.397、#36山下健太(トムス)が1’35.430を叩き出し、高星は3番手で第8戦の決勝を迎えることになった。
一方、ここまで7戦中3勝を記録してポイントリーダーの座にいる#37ニック・キャシディは初めての富士で1’35.571を記録するにとどまり、予選5位から午後の決勝に臨むことになった。

なお、ルマン24時間レース参戦のために今大会を欠場したルーカス・オルドネスに代わってB-MAXの22号車をドライブした佐々木大樹は予選7位ながら1’35.967とまずまずのタイムを記録している。

Nクラスは序盤から#38小河諒がクラストップのタイムを立て続けに記録していたが、最期の最期に#3三浦愛が小河をコンマ5秒突き放す1’38.167を記録して予選トップで決勝に臨むことになった。

第8戦決勝はこのあと午後1時50分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.726--173.414
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.876 0.150 0.150173.140
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.889 0.163 0.013173.116
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'34.904 0.178 0.015173.089
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.076 0.350 0.172172.775
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'35.193 0.467 0.117172.563
7*87高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'35.514 0.788 0.321171.983
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.714 0.988 0.200171.624
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.080 1.354 0.366170.970
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.301 2.575 1.221168.825
111310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'37.327 2.601 0.026168.779
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.466 2.740 0.139168.539
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.441 3.715 0.975166.869
145N4アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.083 4.357 0.642165.788
1577N5三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.289 4.563 0.206165.444
---- 以上基準タイム(110% - 1'44.313)予選通過 ----
  • CarNo.8は、全日本F3選手権統一規則第23条2.(マーキングタイヤ使用)違反により、参加代表者および技術委員長に対し、訓戒とする。

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
171福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'35.397--172.194
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.430 0.033 0.033172.135
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.465 0.068 0.035172.071
484高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'35.484 0.087 0.019172.037
5375ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.571 0.174 0.087171.881
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'35.602 0.205 0.031171.825
7227佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.967 0.570 0.365171.171
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.244 0.847 0.277170.679
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'37.402 2.005 1.158168.650
103N1三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.167 2.770 0.765167.335
1138N2小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.668 3.271 0.501166.486
121310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'38.767 3.370 0.099166.319
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.931 3.534 0.164166.043
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.606 4.209 0.675164.918
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'41.761 6.364 2.155161.425
---- 以上基準タイム(110% - 1'44.973)予選通過 ----

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