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1999年2月

Formula Nippon

FN:シリーズパドックパス発売

     フォーミュラ・ニッポン  シリーズパドックパスを発売
                        <3月1日より受付開始>

 フォーミュラ・ニッポンでは、今季『FN SERIES PADDOCK PASS』を発売する。
 このパスは、年間10戦の大会でパドック入場、ピットウォーク、決勝グリッ
ドアクセス、グランドスタンドでの観戦ができる他、数々の特典が用意されて
おり、本人の写真入りのプラスチックパスとなる。

■特典・優待の概要
  フォーミュラ・ニッポン全10戦で
・パドック入場
・ピットウォーク
・決勝前グリッドアクセス
・グランドスタンドでの観戦
・最終戦でのパーティ無料招待
・フォーミュラ・ニッポン公式走行会(年6回)入場
・各種イベントへの優先参加(抽選あるいは会費割引)
・FNオリジナルグッズプレゼント(抽選)
■販売価格:80,000円(消費税込み)
■販売枚数:限定300枚

  御希望の方、詳しい内容についてお知りになりたい方は、下記までハガキで
お問い合せ下さい。詳しい特典などを記した資料と申込書が送付されます。

〒135-8074
東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル103
株式会社日本レースプロモーション(JRP)

 『シリーズ パドック パス』資料請求係
  TEL.03-5500-5857/FAX.03-5500-5858
  e-mail: f-nippon@po.iijnet.or.jp


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:99年新車両によるF-Nipponがスタート

              1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
            -- よりハイレベルで激しいレースへ --

■最新の安全対策を取り入れた新車両による新しいフォーミュラ・ニッポンが
  スタート

  今シーズンから全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、新しい車両レギュ
レーションに移行し、全チームが新しい車両で戦う。

 1996年に誕生したフォーミュラ・ニッポンの前身である全日本F3000選手権
シリーズは、国際F3000選手権と同じ規則の下に開催されていた。1996年から
国際F3000選手権がワンメイクに移行したため、フォーミュラ・ニッポンは、
95年の国際F3000規則を基本とする国内独自のF3000規定を採用していたが、
今季からいよいよ新マシンが導入されることになった。

  今回の車両規則変更の重点は、安全性の向上。F1を頂点とする世界のモー
タースポーツを統括するFIAは、90年代中盤からレーシングカーの安全性向
上策を推し進め、すでにF1、国際F3000、F3などの車両規格を大改正してき
ている。今シーズン新たに定められた車両規則は、現在の国際F3000車両技術規
則に準じて定められたもので、最新の安全規定が導入されることになる。

■新車両規則の3つのポイント

  まず第1のポイントは、モノコックのサイズの拡大。これは、主にドライバ
ーの脚が収まる部分、いわゆるフットボックス部に十分な空間を確保すること
を目的としている。

  第2のポイントは、安全装置や安全構造に関わる規定の追加と変更。
  例えば、これまでドライバーのヘルメットの後方に装備されていたヘッドレ
ストを、アクシデント発生時にドライバーの頭部を保護するため、両側に装備
することが義務づけられた。

  第3のポイントは、車体下面に5cmの段差をつけることを義務づけるステッ
プドフロア規定の導入。現在のレーシングカーは車体下面と路面の間に空気を
流し、吸着力を生み出してダウンフォースを増やしている。しかし、あまりに
ダウンフォースが大きいと、コーナリング速度が高まりすぎ、危険性が増すと
指摘されている。ステップドフロアは、路面と車体下面の隙間を広げ、マシン
全体のダウンフォースは20~30%程度減少すると言われている。

■新しいマシンによりフォーミュラ・ニッポンはこう変わる

1)チームの技術競争の激化
  新しいシャシの導入は、まずチーム間のセッティング競争、開発熟成競争に
影響を及ぼすことになる。日本のトップカテゴリーで、参加全チームがフルモ
デルチェンジを受けたニューシャシを使って一斉に開幕を迎える事態は前例が
なく、いかに短時間で要領よく未知のニューマシンから最大限の性能を引き出
すかというエンジニアリング能力が、勝負を左右する大きな要因となる。

2)ドライビング・テクニックの鮮明化
  新しいマシンに乗るドライバーも、従来とは異なるドライビングを強いられ
ることになる。ダウンフォース低下により、コーナーではマシンの姿勢を保つ
ために、これまで以上に微妙な操作が必要になり、ドライビング・テクニック
の比重が高まることになる。

■新フォーミュラ・ニッポンの誕生

  新しいマシンの導入は、外観上もより華やかなレースシーンをもたらすと期
待される一方、チームにもドライバーにも新たな課題を提起することになる。
  その結果、今回上陸する3メーカーのマシンは、いわば第二期を迎えるとも
いえる新フォーミュラ・ニッポンを幕開けから大混戦に導くことになりそうだ。

 『チームの高い技術力の戦い』
 『魅せるドライビング・テクニックの戦い』
 『スリリングなバトルの激化』
 『しかも安全性の高いレース』

■新シャシを製造する3メーカーとそれぞれの特徴

G FORCE GF03
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 Gフォース社は、ジェットエンジンを搭載した最高速度挑戦車、いわゆるレ
コードブレーカーを製作、 音速を超える自動車の最高速度記録をうち立てたこ
とで有名だが、元々はF 1グランプリカーの開発スタッフが設立したコンストラ
クターである。現在はインディ500で有名なアメリカのIRL用シャシーを量産、
供給する一方、フェラーリやベネトンなど現役F1チームから委託されて研究
開発を行ったり、自動車メーカーの試作車開発なども行っている。
  Gフォース社は、IRLマシンに続く量産プロジェクトとして、フォーミュラ・
ニッポン用シャシーを開発、昨年GF02をデビューさせた。GF02は、新車両規定
を想定して設計されており、一足先に基礎データ収集を行ったうえで、最新の
GF03が開発された。

LOLA B99/51
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ローラ社は、1957年に第1号モデルを生産して以来、あらゆるカテゴリー向
けの製品を開発販売してきたレーシングカーコンストラクターの老舗。日本の
レース界との関係も深く、87年に全日本F3000選手権が始まって以来、シャシー
を供給、第一線で闘ってきた。
  フォーミュラ・ニッポンでは、97年にペドロ・デ・ラ・ロサがローラ車でチ
ャンピオンを獲得している。また、CARTシリーズで大活躍したり、自動車メー
カーやチームの委託を受けてレーシングカーを開発したりとその活躍は幅広い。
  現在、ローラ社は国際F3000選手権にワンメイク・シャシを供給している。
B99/51は、この最新の国際F3000シャシと関連を持ちながらも、フォーミュラ・
ニッポン向けの専用シャシとして、これまで蓄積してきたデータを基に別途開
発されたものである。

REYNARD 99L
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 レイナード社は、初のF3マシン853が85年に日本に上陸して以来、国内レー
スと深く関わってきた。全日本F3000選手権には88年半ばに88Dが参戦、それ以
降レイナードのマシンはフォーミュラ・ニッポンに至るまでローラと国内トッ
プカテゴリーのシェアを分け合ってきた。96年にはラルフ・シューマッハが、
98年は本山哲がレイナード車でチャンピオンを獲得している。
  CARTでも大成功をおさめる一方、自動車メーカーやレーシングチームからの
委託を受けて各種レーシングカーを開発して数々の戦果を記録し、現在のレイ
ナード社は世界最大のコンストラクターに成長した。
 今シーズン、レイナードがBARの委託を受けてF1グランプリカーを開発した
のは有名。99Lの開発は、このF1開発プロジェクトと並行して進められ、各所
にF1テクノロジーが流用されている。

 新マシン3車の画像およびイラスト付きのスペック表は以下を参照ください。

 GフォースGF03        nifty:FMOTOR4F/LIB/5/370
 ローラB99/51         nifty:FMOTOR4F/LIB/5/371
 レイナード99L        nifty:FMOTOR4F/LIB/5/372
 スペック表&イラスト nifty:FMOTOR4F/LIB/5/373

(上記は報道資料からの抜粋です)

情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

全日本GT選手権

JGTC:綜警99年はマクラーレンF1GTRで参戦

  綜合警備、マクラーレンF1GTRで1999年全日本GT選手権シリーズに参戦!

 綜合警備保障株式会社(本社:東京都港区、社長:漆間英治)は、今シーズ
ンもレーシングチーム「テイクワン」をスポンサードして、全日本GT選手権シ
リーズに参戦すると発表した。
 今年のマシンはマクラーレンF1GTR。昨年のポルシェ911GT-2からチェンジし
「綜警McLaren GTR」として参戦する。ドライバーは昨年と同様、山田洋二と
岡田秀樹のコンビ。

  輝かしい戦績を誇るマクラーレンF1GTRは、オリジナルでは670馬カのパワー
を絞り出し、ストレートでは350km/h以上をマークする程の怪物マシンだが、
「綜警McLaren GTR」は99年度の全日本GT選手権シリーズのレギュレーション
に合わせてデチューン。150kgのウエイトを積み、エンジンにはエアーの吸入
制限を施して約500馬カとなる。
  とはいえ、高い戦カを持つマクラーレンF1GTRが、国産ワークス勢とどんな戦
いを繰り広げるのかは注目だ。

※イエローを貴重にしたカラーリングの「綜警McLaren GTR」画像は、FMOTOR4F
  の5番ライブラリにあります。 nifty:FMOTOR4F/LIB/5/369

■主要スペックく綜警McLarenGTR>
 全長:4928mm 全幅:1940mm
 全高:1200mm 車重:1100kg(暫定)
 駆動形式:MR(2WD) タイヤ:ブリヂストン
 エンジン:S70/2GTR エンジンタイプ:自然吸気、水冷V型12気筒
 排気量:5990cc 最大馬力:500馬カ/6000rpm(推定)

■ドライバープロフィール
 山田洋二 生年月日:1947年12月6日
 レース戦歴:
 1967年 ジュニアチャンピオンルース(船橋サーキット)にプリンス・スカ
     イライン2000GT-B(54-B)4輪レースに初参戦。
  ↓  富士SWでフレッシュマン、チャンピオンレース、タイヤモンドトロ
     フィーレース等に参戦。1回の優勝を含み入賞数回を果たした後、レ
 1969年 ース活動を休止する。 
 1989年 筑波ナイター9時間耐久レースにミラージュでブライベート参戦を
     始める。
 1990年 TEAM TAKE ONEを発足し、N1耐久レースにホンダ・シビックでシリ
     ーズに全戦参戦。
 1991年 N1耐久レース(シビツク)に田嶋栄一とコンビを組み全戦参戦、第
     3戦富士で念願の初優勝。
 1992年 N1耐久レース(シビック)に加え、この年から始まったポルシェ・
     カレラカップ・ジャパンレース(PCCJ)に全戦参戦。年間シリーズ
     3位を獲得。
 1993年 N1耐久レースにシビックで全戦参戦、着実に上位入賞を果たす。
     PCCJでは、幾度かのポールポジションを獲得し、年間シリーズでは
     2位を獲得。
 1994年 PCCJに参加しつつ、7月には北海道十勝スピードウェイで開催され
     た「NlCOS CUP十勝24時間レース」にPorsche993でエントリー、酷
     暑の中見事24時間を完走、ポルシェのドライバーとして高い評価を
     受ける。
 1995年 全日本GT選手権シリーズにPorsche911GT2でフル参戦開始。同マシ
     ンで「NlCOS CUP十勝24時問レース」や「鈴鹿1000km耐久レース」
     にも出場する。その他、ローバー・ミ二筑波3時間耐久レースに出
     場し、初めてのマシンで優勝を飾る。
 1996年 Porsche911GT2を駆ってレギュラーとなった全日本GT選手権シリー
     ズの他に「NlCOS CUP十勝24時間レース」に参戦。念願の総合優勝
     を遂げる。
 1997年 Porsche911GT2で全日本選手権シリーズに参戦。ツインリンクもて
     ぎで行われた「NlCOS CUP GTオ一ルスター戦」では、5位に入賞する。

 岡田秀樹 生年月日:1958年11月28日
 レース戦歴:
 1977年 レースデビュー。ツーリングカーレース、グループ5(マツダRX-7)
 1987年 無限より全日本ツーリングカー選手権クラス3に参戦
     NOVAより全日本耐久選手権参戦。優勝・2位各1回でランキング4位
     日本人初のマールポローワールドチャンピオンシップのチームドラ
     イバーになる。
 1988年 マールボロ・チームNOVAより全日本F3000に出場
     NOVAより全日本スポーツプロトカー選手権に出場優勝3回、ランキ
     ング1位
     無限より全日本ツーリングカー選手権に参戦。優勝2回、クラス3ラ
     ンキング1位
     ル・マン24時間出場(ポルシェ962C)
 1991年 無限より全日本ツーリング選手権クラス3優勝2回、ランキング1位
 1992年 無限より全日本ツーリング選手権クラス3優勝4回、ランキング1位
 1993年 無限より全日本ツーリング選手権クラス3優勝3回、ランキング1位
 1994年 スプーンよりN1耐久ラウンドシリーズに出場
     HONDAレース用NSXの開発ドライバーとして契約
     ル・マン24時間レースに出場
 1995年 チーム・ガルウィングよりF3000に出場(第3戦より)
     TEAM5ZlGENより全日本スーパツーリング選手権にシビック・フェリ
     オで出場
 1996年 チーム・ガルウィングよりフォーミュラ・二ッポンに出場
 1997年 童夢レーシングチームよりギャザス童夢アコードを駆り、全日本ツ
     ーリングカー選手権に出場。
 1998年 レーシングチーム「テイクワン」に移籍


 情報提供:綜合警備保障株式会社

            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:'99Fニッポン暫定エントリー(登録状況)

    1999年フォーミュラ・ニッポン暫定エントリー(チーム別登録状況)

 今シーズンからフォーミュラ・ニッポンは新しい車両レギュレーションに移
行し、全チームが新車両で参戦することになるが、現時点での参加登録状況は
次のとおり。

・株式会社ルマン(Le Mans)                 レイナード2台
・ノバエンジニアリング株式会社(NOVA)      Gフォース2台
・スーパーアグリカンパニー有限会社(ARTA)  ローラ2台
・有限会社ホシノレーシング(IMPUL)         ローラ2台
・株式会社ディジョンカーズ(5ZIGEN)        レイナード2台
・ムーンクラフト株式会社(MOONCRAFT)       ローラ1台
・株式会社セルモ(CERUMO)                  レイナード2台
・有限会社中嶋企画(NAKAJIMA)              レイナード2台
・株式会社ビーワン(B-1)                   ローラ1台
・株式会社ハップ(LEYJUN)                  レイナード2台
・旭機工株式会社(ASAHI KIKO)              レイナード1台
・株式会社未来(MIRAI)                     ローラ1台
・有限会社ダンディライアン                ローラ2台

 *有限会社ダンディライアンは、株式会社ビィブライズの参加登録資格を引
  き継ぐ形で登録手続を完了。

  情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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