スポーツランドSUGOで2大会目を迎えたフォーミュラ・リージョナル選手権。阪口晴南のライバルに成りうる期待の若手を紹介するシリーズの3人目は、今シーズン、イタリアGT選手権にフル参戦中の根本悠生(ねもとゆうき/23歳)(ZAPSPEED)だ。
他のドライバー同様に、小学生の頃からカートにはまり、大井松田のシリーズ戦、JAFジュニア東日本シリーズ、全日本カート選手権とステップアップを果たし、2013年の4輪転向後はスーパーFJ筑波シリーズ、FIA-F4、全日本F3に参戦し、2017年からはランボルギーニでGTレースにも参戦している。
海外のフォーミュラではなくツーリングカーレース、それもランボルギーニでの参戦にやや異色な印象を受けるが、本人は「他の日本人ドライバーがやらないことをやっている楽しさはあります。僕としてはランボで世界一を取ることを目指していますし、いずれ海外と日本を繋ぐような役割を果たしたい」と自分の可能性、さらには自分に続くドライバーの可能性を広げるためという目的意識をしっかり持っている。
もともと興味があったというリージョナルレースへのスポット参戦は、チームと童夢からの誘いで実現したというが、GTレースへ何か反映できるのではないかという思いも後押しした。あくまでも今季のメインはイタリアGT選手権だ。ただ、チャンスがあればスーパーフォーミュラ・ライツなど他のカテゴリーにも積極的に参戦したいという。
リージョナルマシンの印象を聞くと、パワーがあり、速いフォーミュラを操っているという楽しさを感じことができること。また、セットアップが素直に動きに反映されるので、フォーミュラカーを学ぶには適しているマシンであることを挙げてくれた。
とはいえ、今回はクルマを作り上げる時間が足りず、久しぶりのフォーミュラということもあって、トップとのコンマ5秒の差を埋めるのに苦労をしている。決勝では大胆なセッティングも試したいという。
若いにもかかわらず、根本の明確な目標と自分が果たせる役割を模索しながらレースにチャレンジする姿は非常に好感が持てる。話を聞いているとドライバーとしてだけでなく、チームをプロデュースする側でもその才能を発揮しそうだ。ひょっとすると将来日本のレース界を支える根本の姿を見ることになるかもしれない。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
- 総合PP #6高橋知己(Super License)
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予選は自分に勝つことをテーマにして周りは気にせず走りました。結果は良かったのですが、悔しかったのは昨日の練習走行でエンジンが息つきするトラブルが出て満足に走れなかったことです。あれがなければもっとセットアップを詰めることができたと思います。16秒台前半も出たんじゃないかと。
ただ、3年ぶりの菅生で1時間しか練習できなかったことを考えると、良い予選だったと言えると思います。
坂口(晴南)選手が出ていたら、どこまでタイムを削ったのか気にはなるところです。ただ、それはチャンスでもあると思っています。今回もスポット参戦で先のことはまったく決まっていません。結果を残して次に繋げるしかないので、3連勝目指してスタートに集中したいと思います。
- マスターズクラスPP #11植田正幸(Rn-sports F111/3)
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とりあえず3戦ともクラスポールが獲れて良かったです。前回も3戦ともクラスポールを獲りながら、決勝は伏兵ともいえる今田選手にやられてしまったので、まずはこの結果にほっとしています。
富士戦はセッティングが決まらず、一発のタイムは良いのですが、レース中盤からタイヤのタレが酷くてだめでした。今回はそこをアジャストして予選に臨みました。チームもクルマを理解できてきたのでそれも要因だと思います。
決勝はどのレースに新品タイヤを投入するかもポイントになると思いますが、そのあたりは決勝までによく考えて、とにかく勝ちたい。少し焦りが出ています(笑)。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
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Shigeru KITAMICHI
8月22日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第4~6戦の予選が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、#6高橋知己(Super License)が3レースともポールポジションを決めた。
予選2位は#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)、3位は初参戦の#8根本悠生(ZAPSPEED F111/3)、マスターズクラスは、開幕の富士戦で悔しい思いをした#11植田正幸(Rn-sports F111/3)がクラスポールポジション。両クラスとも3戦すべて同じグリッドとなった。
同じ週末にスーパーGTが鈴鹿で開催されるため、エントリーは7台とやや寂しくなってしまった。開幕3戦で完勝した阪口晴南もスーパーGTを優先したため、その姿はない。
ただし、貪欲にチャンスを窺う若手にとってこの機会を逃す手はない。今回は新たに全日本F3経験もあり海外のGTで活躍している#8根本がエントリーしてきた。これを開幕大会で晴南に次ぐ2位を得た#6高橋、#28古谷が迎え撃つ形だ。
50歳以上のマスターズクラスは、第1戦、第3戦を制した#4今田信宏(JMS RACING)、第2戦優勝の#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)、#11植田、#27SYUJI(B-MAXエンジニアリング)とお馴染みの顔触れが揃った。
朝から曇っていたSUGO上空は、予選が始まる9時30分には日差しも出て夏らしい天候になった。前回同様グリッドは第4戦が予選1回目のタイム、第5戦が予選2回目のベストタイム、第6戦がセカンドタイムで決まる。
予選1回目
15分間の予選は6分を過ぎたあたりから本格的なアタックが始まり、まず#8根本が最初に1分18秒を切る1分17秒978をマーク。これを#6高橋が1分17秒520で逆転。#28古谷も1分17秒902で2人の間に割って入るという三つ巴の戦いを見せた。
この後、それぞれタイムを短縮するが、順位は変わらず、#6高橋1分17秒165、#28古谷1分17秒902、#8根本1分17秒904と、#6高橋が少し抜き出る形で予選1回目を終え、第4戦のポールポジションを決めた。
マスターズクラスは、開幕の富士戦で勝ちを逃した#11植田が予選開始から積極的に攻め、1分19秒833、19秒141、19秒012と確実にタイムを削り取って、前大会2勝の#4今田信宏(JMS RACING)を抑え切ってクラスポールを手に入れた。
予選2回目
予選1回目から10分のインターバルを経て始まった予選2回目。前半はマスターズクラスのドライバーがタイムアップをするなか、ヤングドライバーは様子見。7分を経過したあたりから本格的なアタックが始まった。
まず#8根本が1分17秒553と1回目を上回るトップタイムをマークするが、次の周には#28古谷が1分17秒450をマーク。さらにタイムを縮めるが、ここで#6高橋が1分16秒744と初の16秒台に乗せる。
セカンドタイムで第6戦のグリッドが決まるため、ドライバーは2周続けてアタックをするが、#6高橋は次の周にも1分16秒792をマーク。唯一人16秒台を連発し、第4戦に続いて第5、6戦のポールポジションも獲得した。
2位は#28古谷(1分17秒315/1分17秒339)、3位は僅かな差で#8根本(1分17秒553/1分17秒625)が続いた。
この結果、3レースともグリッドは#6高橋、#28古谷、#8根本の順となった。
マスターズクラスも「今回はセッティングを見直して臨んだ」という#11植田が本来の力を発揮し、こちらもクラス唯一となる1分18秒台を揃えてクラスポール。3レースともクラスポールからのスタートで念願の優勝を狙う。
#4今田は悔しいクラス2番手、以下、B-MAXコンビの#30DRAGON、#27SYUJIと続いた。
決勝は、第4戦が本日午後2時25分から、第5戦、第6戦は明日の午前9時20分、午後1時40分から予定されている。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
SUGOチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2020/08/22) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | | | 高橋 知己 | Super License Super License | DL | 1'16.792 | - | - | 173.655 |
| 2 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | DL | 1'17.339 | 0.547 | 0.547 | 172.427 |
| 3 | 8 | | | 根本 悠生 | ZAPSPEED F111/3 ZAP SPEED | DL | 1'17.625 | 0.833 | 0.286 | 171.792 |
| 4 | 11 | M | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | DL | 1'18.746 | 1.954 | 1.121 | 169.346 |
| 5 | 4 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING JMS RACING | DL | 1'19.053 | 2.261 | 0.307 | 168.688 |
| 6 | 30 | M | 3 | DRAGON | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 1'19.242 | 2.450 | 0.189 | 168.286 |
| 7 | 27 | M | 4 | SYUJI | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 1'20.308 | 3.516 | 1.066 | 166.052 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'24.977)予選通過 ---- |
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパー耐久シリーズの第6戦(最終戦)が11月9日(土)~10日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)において3時間レースとして開催された。8つのクラスに59台がエントリーする中、ST-3クラス(排気量2001~3500cc、後輪駆動)に、ル・ボーセモータースポーツのDENSO Le Beausset RC350は、嵯峨宏紀、小河諒、平川亮という体制で、今季3勝目を目標に臨んだ。
今回は山下健太がWEC(世界耐久選手権)参戦のために欠場となり、富士、オートポリスに続いて平川を起用した。Group1(ST-X、Z、TCR、1~3クラス)とGroup2(ST-4、5クラス)に区分して、それぞれに3時間の決勝レースを行う。
地元・ツインリンクもてぎで開催された第5戦では今季2勝目を挙げ、シリーズ3位でタイトル争いには残っているもののポイントリーダーとの差は19点。今回のレースでは優勝して21点を加算してライバルチームの結果待ちではあるが、逆転でのタイトル獲得の可能性は厳しい状況だった。それでもチームは諦めることなく、チーム最後のレースでの優勝を目指した。

予選 11月9日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
レクサスRC350は、最低車重が昨年より20kg増の1,410kgとなり、軽量なフェアレディZ(1,300kg)やマークX(1,390kg)に対しやや不利な条件。
しかもこれまでの成績により35kgのハンディウェイトを搭載しており、岡山のようなタイトなターンが連続しコース幅も狭いコンパクトなサーキットでは苦戦を強いられる。
9日(土)の公式予選。朝のうちは気温10℃を切るほど冷え込んだが、小春日和となって徐々に気温は上昇していった。午前中に30分間で行われたフリー走行では、小河が2番手となる1分40秒206をマーク。午後の公式予選に向けてセットアップは順調に進んでいた。そして迎えた公式予選。Aドライバーの嵯峨はベストタイムを刻んだ周で好タイムが狙えたが最終コーナーでの黄旗でアクセルを緩めざるを得ず、朝の小河のタイムを上回る1分40秒018までタイムアップするも4位。
続くBドライバー予選では小河が自身の朝のタイムを1秒以上短縮するスーパーラップ1分39秒052を刻み2位。ふたりのタイム合算でトップとコンマ1秒の僅差で2番手となった。
「朝と午後は路面温度も異なって、それをどうアジャストするかドライバー3人で意見を出し合いました。アタックは遅い車両に引っかかったのでベストではありませんでしたが、決勝では坪松監督に恩返しができるよう、チーム全員でいいレースをしたいです」と小河は、決勝に向けて気持ちを切り替えていた。

決勝 11月10日(日)天候/晴れ・曇り コース状況/ドライ
10日は午前中にGroup2のレースを終え、Group1の決勝は13時33分にスタートが切られた。スタートを担当したのは小河で、オープニングラップのアトウッドでアウト側から前車をかわしてトップへ。直後には重量で145kg軽い#14-Zが迫りくるも、小河は負けず劣らず41秒前半でのハイペースでラップを続け3番手#15-Z以降を引き離していき、その後も#14-Zとは延々とテール・トゥ・ノーズのバトルを展開しファンを沸かせた。どちらもタイヤ無交換作戦を採っており、タイヤをいたわりながらのハイペース。そして44周で小河はトップを守ったままピットインして嵯峨に交代。もちろんタイヤは無交換で作業は給油のみだった。
嵯峨は暫定5位でコースへ。ところがダブルヘアピンで左リヤのホイールが脱落し横を向いてストップ。ホイールをハブに固定するスタッドボルトが折れてしまっており、嵯峨はやむなくクルマを降りることとなった。車両回収から修理を試み最後まで完走を目指したいところだか、3時間のレースでは救済措置がなく、残念ながらレースへの復帰はかなわずリタイアとなった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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逆転チャンピオンを叶える為にも圧倒的な速さが必要だった。予選でベストポジションを獲得した事で勝負強い小河をスタートドライバーに選んだ。全てにおいて快調だったがドライバーを嵯峨に替えた直後にトラブルが出てしまい戦いを終えることになった。シーズン6戦2勝と勝ち星は少なくないが、今回を含めトップを走っていてトラブルから2戦失った事が大きかった。
- Driver 嵯峨宏紀(Koki Saga)COMMENT
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前触れもなく突然ダブルヘアピンでタイヤが外れてしまいました。チーム最後のレースでこういう形になってしまったことは言葉になりません。今回も(小河)諒が頑張ってくれたので良かったと思いますし、今まで支えてくれたチームのみんな、そして応援してくださったスポンサーさんやファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。坪松監督にはありがとうと言いたいです。
- Driver 小河諒(Ryo Ogawa)COMMENT
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今回もセッティングを担当するBドライバーとして起用してもらい、予選でも良いタイムを出せました。決勝でも145kg軽いZが有利だと予想していた中、トップを守って走れました。タイヤのことを考えずにプッシュすればもっと速く走れましたが、タイヤを守るペースギリギリで走りました。坪松監督には「良い走りだった」と褒めてもらいましたし、感謝の気持ちでいっぱいです。
- Driver 平川亮(Ryo Hirakawa)COMMENT
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決勝レースでは何もせずに終わってしまい、残念な気持ちでいっぱいです。ル・ボーセのドライバーとして今年3回呼んでもらったことは光栄に思います。富士と今回、2回は決勝を走らないままリタイアになってしまいましたが、いろんなクルマに乗ることは良い経験としてプラスになりました。でもやはりチーム最後のレースなので乗りたかったですね。
Le Beausset Motorsports
ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は10日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組が優勝を飾った。ST-TCRクラスは太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組が、ST-3クラスは手塚祐弥/大草りき/前嶋秀司組がチャンピオンを獲得した。
グループ1は午後1時30分、秋晴れの下ローリングラップが始まった。
序盤からレースをリードしたのはポールシッターST-Xクラス・星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D'station Vantage GT3)の藤井。予選5位から2位まで上がってきたジョー・シンドウ/柴田優作/影山正美/井上恵一組(MP Racing GT-R)の柴田との差を着実に開き始める。3位には浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)の浜野が付ける。
藤井は2位以下を1分以上離し、43周でピットイン。ドライバーを星野敏に交代し、トップのままコースに復帰した。
星野敏もドライバーを浜野から交代し、2位に上がってきた星野一樹と遜色ないタイムでラップ。その後他車がコース上でストップ(詳細は後述)し、フルコースイエロー(FCY)からセーフティーカー(SC)のタイミングで給油だけ行った。
星野敏は64周を回って近藤に交代3位でコースに復帰。その後、上位2台のMP Racing GT-Rがドライバー交代、田中徹/田中哲也/佐藤公哉組(Max Racing RC-F GT3)が給油のためピットインするとトップに浮上した。
2位には佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が上がってきたが、その差は30秒余り。徐々に迫られたもののタイム差は大きく、13秒のギャップでトップでゴール、開幕戦に続いて今季2勝目を飾った。2位はSATO-SS SPORTS AMG GT3が、3位にはすでにチャンピオンを決めているGTNET GT3 GT-Rが入った。
ST-Zクラスは、序盤から内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4)の山内と飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティアSYNTIUM KTM)がテールトゥノーズの争いを繰り広げる。しかしFCYを利用して前に出たケーズフロンティアSYNTIUM KTMが優勝。2位には田中勝輝/川端伸太朗/安田裕信/木下圭介組(モノコレSUN'S TECHNO GINETTA)が入り、ENDLESS AMG GT4は3位でレースを終えた。
ST-TCRクラスは、序盤から予選2位・植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組(Modulo CIVIC)の中野が逃げ一時は30秒以上のリードを築く。ポールシッターの太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(BRP★Audi Mie RS 3 LMS)は、太田~篠原とドライバーを繋ぎSCのタイミングで松本に交代。Modulo CIVICをかわしてトップに立つと、77周目にはModulo CIVICのタイヤがバースト。悠々と逃げ切りBRP★Audi Mie RS 3 LMSが優勝。同時にクラスチャンピオンも獲得した。2位にはポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)が、3位には堀主知ロバート/千代勝正/KIZUNA/リージョンウ組(WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS)が入った。
ST-1クラスは2チームが出走。予選2位のLINGXIAO XU/ZHIQIANG ZHANG/HAN WANG組(Z-REX ADVICS R8 TRACY)は、スタート手順違反でドライビングスルーペナルティーを受けるなどペースも上がらす、ポールポジションからスタートした星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)が7ラップちぎって余裕の優勝を飾った。
ST-2クラスは、有力チームにトラブルが続出。昨日ポールポジションでチャンピオンを決め、トップを快走していた大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトラブルでピットイン。冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)にもトラブルが発生していたため、優勝は成澤正人/遠藤浩二/朝日ターボ/岡崎善衛組(新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)で今シーズン2勝目。2位にはDAMD MOTUL ED WRX STIが、3位には糸田川和亮/井下田馨/菊地悠/藤澤卓也組(ATJ Racing CIVIC HATCHBACK)が入った。
ST-3クラスは予選2位・嵯峨宏紀/小河諒/平川亮組(DENSO Le Beausset RC350)の嵯峨と同5位・山崎学/安宅光徳/伊橋勲組(HIRIX☆YAIMA☆Z34)の伊橋の息詰まるトップ争いでレースは進行。小河は44周を回ってピットインし嵯峨に交代。ところがピットアウトをした直後のホッブスコーナーで左リアタイヤが脱落してコース上にストップ。これでトップに浮上した伊橋だったが1コーナーでスローダウンした車両と接触してリタイア、トップ2チームが戦列を去った。このためFCYが導入されSCに切り替えられることとなるが、これがこのクラスを含めて他クラスの明暗を分けることとなる。
これでトップに立ったのが長島正明/小松一臣/古谷直広組(岡部⾃動⾞Z34)。2位に吉田広樹/脇阪薫一/服部尚貴組(埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)、3位に手塚祐弥/大草りき/前嶋秀司組(TECHNO FIRST RC350)が続く。
岡部⾃動⾞Z34と埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXなど各上位陣がドライバー交代を行うと、トップには堀田誠/阪口良平/堤優威組(ADVICS muta racing RC 350 TWS)が浮上。岡部⾃動⾞Z34は2位に落ち、3位埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX、4位TECHNO FIRST RC350となった。このままゴールするとチャンピオン争いは埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXとTECHNO FIRST RC350が同ポイントで並び優勝回数でTECHNO FIRST RC350がチャンピオンはとなるため、Green Brave GR SPORTマークXが前の岡部⾃動⾞Z34を追う。
しかし上位4チームの順位は変わらず優勝はADVICS muta racing RC 350 TWS、2位は岡部⾃動⾞Z34、3位は埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXとなり、4位に入ったTECHNO FIRST RC350がチャンピオンを決めることとなった。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/11) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 藤井 誠暢 近藤 翼 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 111 | 3:01'24.461 |
| 2 | 112 | ST-X | 2 | 佐藤 敦 元嶋 佑弥 山下 亮生 | SATO-SS SPORTS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 10 | 111 | 13.801 |
| 3 | 1 | ST-X | 3 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 111 | 34.134 |
| 4 | 244 | ST-X | 4 | 田中 徹 田中 哲也 佐藤 公哉 | Max Racing RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | | 111 | 43.630 |
| 5 | 9 | ST-X | 5 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 影山 正美 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 40 | 110 | 1Lap |
| 6 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 濱 賢⼆ | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 106 | 5Laps |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 25 | 105 | 6Laps |
| 8 | 35 | ST-Z | 2 | 田中 勝輝 川端 伸太朗 安田 裕信 木下 圭介 | モノコレSUN'S TECHNO GINETTA GINETTA GT4 | | 105 | 6Laps |
| 9 | 3 | ST-Z | 3 | 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 105 | 6Laps |
| 10 | 19 | ST-TCR | 1 | 太田 侑弥 松本 武士 篠原 拓朗 | BRP★Audi Mie RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 104 | 7Laps |
| 11 | 500 | ST-Z | 4 | 大井 貴之 青木 孝行 坂本 祐也 | 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 104 | 7Laps |
| 12 | 501 | ST-TCR | 2 | ポール・イップ マシュー・ホーソン ジム・カー・トゥ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 104 | 7Laps |
| 13 | 22 | ST-TCR | 3 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 KIZUNA リー ジョンウ | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 15 | 104 | 7Laps |
| 14 | 75 | ST-TCR | 4 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 和田 慎吾 清瀧 雄二 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 103 | 8Laps |
| 15 | 97 | ST-TCR | 5 | 植松 忠雄 中野 信治 遠藤 光博 大津 弘樹 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 50 | 103 | 8Laps |
| 16 | 45 | ST-TCR | 6 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 25 | 103 | 8Laps |
| 17 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 103 | 8Laps |
| 18 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 小松 一臣 古谷 直広 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 103 | 8Laps |
| 19 | 68 | ST-3 | 3 | 吉田 広樹 脇阪 薫一 服部 尚貴 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 103 | 8Laps |
| 20 | 34 | ST-3 | 4 | 手塚 祐弥 大草 りき 前嶋 秀司 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 10 | 101Laps |
| 21 | 10 | ST-TCR | 7 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 ジェイク・パーソンズ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 30 | 102 | 9Laps |
| 22 | 39 | ST-3 | 5 | 下垣 和也 大島 和也 近藤 説秀 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 102 | 9Laps |
| 23 | 998 | ST-1 | 2 | LINGXIAO XU ZHIQIANG ZHANG HAN WANG | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 99 | 12Laps |
| 24 | 7 | ST-2 | 1 | 成澤 正人 遠藤 浩二 朝日 ターボ 岡崎 善衛 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 97 | 14Laps |
| 25 | 190 | ST-Z | 5 | 奥村 浩一 水谷 晃 山脇 大輔 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 35 | 95 | 16Laps |
| 26 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 55 | 95 | 16Laps |
| 27 | 63 | ST-2 | 3 | 糸田川 和亮 井下田 馨 菊地 悠 藤澤 卓也 | ATJ Racing CIVIC HATCHBACK Honda CIVIC | 55 | 87 | 24Laps |
| 28 | 6 | ST-2 | 4 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 85 | 26Laps |
| 29 | 17 | ST-2 | 5 | 野上 達也 谷川 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 20 | 80 | 31Laps |
| 30 | 65 | ST-TCR | 8 | 岡島 秀章 加藤 正将 今村 大輔 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 71 | 40Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST-X:77 ST-Z:73 ST-TCR:72 ST-1:74 ST-2:76 ST-3:72Laps)完走 ---- |
| - | 108 | ST-TCR | - | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 62 | 49Laps |
| - | 14 | ST-3 | - | 山崎 学 安宅 光徳 伊橋 勲 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 44 | 67Laps |
| - | 62 | ST-3 | - | 嵯峨 宏紀 小河 諒 平川 亮 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 44 | 67Laps |
ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は10日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4、ST-5クラス)の決勝を行い、ST-4クラスは予選3位からスタートした中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)が優勝。2位に入った平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)が今シーズンのチャンピオンを決めた。
ST-5クラスは、ポールポジションからスタートした橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組(odula Idia ROADSTER)が逃げ切り、スーパー耐久初優勝を飾った。
決勝日を迎えた岡山国際サーキットは早朝から快晴。周辺の山々の紅葉も色づきはじめた中、午前8時30分より3時間レースのローリングラップが始まった。
スタートでは、予選2位・坪井翔/中山雄一/松井孝允組(TOM'S SPIRIT 86)の坪井、予選3位・中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)の蒲生、ポールポジション・平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)の平中の順でレースは始まる。
好調の坪井は2位以下を徐々に引き離し独走態勢を築く一方、2位の蒲生と3位の平中は接近戦。6周目には平中が蒲生をパスして3位に上がるが、5位以上に入ればチャンピオンが決まる平中は無理をせず、20周目には蒲生を前に出し3位に付ける。
坪井は2位以下を15秒ほど離して35周目に中山に、蒲生は42周目に宮田に、平中は引っ張って50周目に国本に後退すると、再び中山がトップに立つ。2位は宮田に、3位には国本が付ける。
70周目には山中がピットインして最終ドライバーの松井に交代。2位でレースに復帰、トップには宮田が立った。
しかしトップが80周目を走行中に2コーナーからモスSにかけて車両同士の接触があったためフルコースイエロー(FCY)が導入される。この間に宮田は蒲生に交代し、トップのままコースに復帰。また国本もHAYASHIに交代、3位でコースに復帰した。
FCYはやがてセーフティー(SC)に切り替えられ、SCは84周でピットインし85周目からレースは再開された。
FCYとSCを利用してトップに立った蒲生と2位・松井の差は6秒あまり。松井は間に入った周回遅れのマシンをかわしつつ蒲生を追うが、なんと松井はタイヤトラブルのためスローダウン。ピットに入ってタイヤ交換を行うが、3位に落ちることになってしまった。
これで2位に上がったHAYASHIと蒲生の差は30秒弱。蒲生はゆうゆうと3時間を走り切り今季初優勝を飾った。2位に入った林テレンプSHADE RACING 86がチャンピオンを決め、TOM'S SPIRIT 86は3位でレースを終えた。
ST-5クラスは、ポールポジション・橋本陸/武地孝幸/織⽥祥平組(odula Idia ROADSTER)の橋本のリードで始まる。橋本も予選からの好調を維持し、2位以下を引き離し早々に独走態勢を築く。2位には谷岡力/霜野誠友/小林良組(冴えカノレーシングwith RFC)の霜野が、3位には村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)の村上が付ける。
41周目には2位の村上がピットインして山谷に、43周目にはトップの橋本が織田に、46周目には霜野が谷岡に交代すると、再び織田がトップに立つ。2位には山谷が、3位には谷岡が続く。
交代した織田もさらに2位以下を引き離しつつレースをリードすると68周目には最終ドライバーの武地に交代。山谷が中島に、谷岡が小林に交代すると、武地は2位以下を30秒ほどリードしてレースは終盤戦に。
このトップ3が3人目の最終ドライバーに交代後に前述のFCY、SCが出ることとなる。このSCが入ったタイミングでの位置取りが良く、トップ武地は2位以下をさらに大きく離して安泰と思われたが、ここで3速がなくなるというトラブルが発生。しかしギャップも大きく3時間を走り切りきり、odula Idia ROADSTERがS耐参戦以来、初優勝を飾ることとなった。
2位には村上モータースMAZDAロードスターが、3位には冴えカノレーシングwith RFCが入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/10) Group 2 Final Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 13 | ST-4 | 1 | 中山 友貴 宮田 莉朋 蒲生 尚弥 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 15 | 98 | 3:01'21.831 |
| 2 | 884 | ST-4 | 2 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI 石川 京侍 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 20 | 98 | 34.176 |
| 3 | 86 | ST-4 | 3 | 坪井 翔 中山 雄一 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 40 | 98 | 1'22.404 |
| 4 | 310 | ST-4 | 4 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 鈴木 宏和 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 15 | 97 | 1Lap |
| 5 | 333 | ST-4 | 5 | 冨林 勇佑 廣田 築 成⽥ 和俊 | グローリーY.Z.R A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE R EURO | 40 | 97 | 1Lap |
| 6 | 5 | ST-4 | 6 | 三島 優輝 岩佐 歩夢 青合 正博 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 97 | 1Lap |
| 7 | 28 | ST-4 | 7 | 東 徹次郎 DAISUKE 森山 鉄也 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 92 | 6Laps |
| 8 | 66 | ST-5 | 1 | 橋本 陸 武地 孝幸 織⽥ 祥平 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 92 | 6Laps |
| 9 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 中島 保典 山谷 直樹 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 92 | 6Laps |
| 10 | 168 | ST-5 | 3 | 谷岡 力 霜野 誠友 小林 良 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 92 | 6Laps |
| 11 | 4 | ST-5 | 4 | 見並 秀文 妹尾 俊郎 カルロス 本田 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 20 | 92 | 6Laps |
| 12 | 78 | ST-5 | 5 | 大崎 悠悟 山西 康司 筒井 克彦 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 5 | 92 | 6Laps |
| 13 | 11 | ST-5 | 6 | 三木 孝浩 大西 隆生 東條 正志 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | | 91 | 7Laps |
| 14 | *101 | ST-5 | 7 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 KENBOW | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 15 | 91 | 7Laps |
| 15 | 37 | ST-5 | 8 | 井尻 薫 藤原 能成 辻 かずんど | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | 10 | 90 | 8Laps |
| 16 | 69 | ST-5 | 9 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 90 | 8Laps |
| 17 | 311 | ST-5 | 10 | ⼤⼋⽊ ⿓⼀郎 大山 正芳 ⽵内 耕⼆ | 恵⽐寿MOLECULEロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 89 | 9Laps |
| 18 | 89 | ST-5 | 11 | 梶谷 太郎 前⽥ 育男 杉野 治彦 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 89 | 9Laps |
| 19 | *103 | ST-5 | 12 | 西野 陽一 岩瀬 雅博 林 富一 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | 20 | 87 | 11Laps |
| 20 | *50 | ST-5 | 13 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ 藤井 順子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 83 | 15Laps |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 18 | ST-4 | - | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 芝 叔和 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 96 | 2Laps |
| - | *104 | ST-4 | - | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 小倉 康宏 MORIZO | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 75 | 23Laps |
| - | *54 | ST-4 | - | 加藤 彰彬 石井 鋼一 エイトリアン | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 75 | 23Laps |
| - | 116 | ST-4 | - | 大塚 隆一郎 赤星 陽太郎 仙波 王仁 吉田 靖之 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 53 | 45Laps |
| - | 70 | ST-5 | - | 蘭牟田 政治 植田 正幸 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 29 | 69Laps |
| - | 8 | ST-4 | - | 吉岡 一成 松尾 充晃 東 貴史 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 26 | 72Laps |
- Fastest Lap: CarNo.86 坪井翔(TOM'S SPIRIT 86) 1'44.259 (7/98) 127.862km/h
ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は9日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2ST3クラス)の公式予選を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(D'station Vantage GT3)が総合のポールポジションを獲得した。また、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が今シーズンのチャンピオンを決めた。
グループ2に続いてグループ1の公式予選が行われた。Aドライバー予選ではST-TCRクラスのポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)がピットロード入口でストップしたためST-X、1クラスの開始が遅れたが、Bドライバー予選も含めて赤旗が出ることなく進行した。グリッドはA、Bドライバーの合算タイムで決定する
ST-Xクラスは、Aドライバーの星野敏、Bドライバーの藤井誠暢ともトップタイムを記録したD'station Vantage GT3が文句なしにポールポジションを獲得、Cドライバーの近藤翼とともに勝利を目指す。すでにチャンピオンを決めている浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)が2位に、3位には佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が付けた。
ST-Zクラスは、Aドライバーの飯田太陽、Bドライバーの加藤寛規ともトップタイムのケーズフロンティア SYNTIUM KTMがポールポジションを獲得。もてぎに続き2連勝を射程にとらえた。2位にはすでにチャンピオンを決めている内田優大/山内英輝/高橋翼組(ENDLESS AMG GT4)が、3位には初参戦の大井貴之/青木孝行/坂本祐也組(5ZIGEN AMG GT4)が続いた。
ST-TCRクラスは、Aドライバーの太田侑弥が4位にとどまったものの、Bドライバーの松本武士が2位以下を0秒5弱ちぎり合算でBRP★Audi Mie RS 3 LMSがポールポジションを獲得、チャンピオン奪取に向け好発進を切った。2位には植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組(Modulo CIVIC)が、3位には竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(BRIN・NAUB RS3 LMS)が続いた。
ST-1クラスは、2チームが参加。ポールポジションは星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)が獲得。2位にはLINGXIAO XU/ZHIQIANG ZHANG/HAN WANG組(Z-REX ADVICS R8 TRACY)が付けた。
ST-2クラスは、Aドライバーの大澤学がトップタイム、Bドライバーの後藤比東至が2位に付けたDAMD MOTUL ED WRX STIがポールポジションを獲得。PPの1ポイントを加算し決勝を待たずして今シーズンのチャンピオンを獲得した。2位には冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)が、成澤正人/遠藤浩二/朝日ターボ/岡崎善衛組(新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)が続いた。
ST-3クラスは、Aドライバーの吉田広樹が2位以下を大きく離してトップタイム、Bドライバーの脇阪薫一は5位にとどまったものの合算タイムで埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXがポールポジションを獲得した。2位には今シーズン限りで活動休止を発表したル・ボーセモータースポーツの嵯峨宏紀/小河諒/平川亮組(DENSO Le Beausset RC350)が、3位には長島正明/小松一臣/古谷直広組(岡部⾃動⾞Z34)が続いた。
決勝は明日10日、午後1時30分より3時間レースとして行われる。ST-TCRとST-3クラスのチャンピオンはどのチームの頭上に輝くことになるのであろうか?
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は9日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4、ST-5クラス)の公式予選を行い、ST-4クラスの平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がポールポジションを獲得した。また、決勝を待たずして見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組(THE BRIDE FIT)のチャンピオンが決まった。
グループ2の公式予選は午後1時15分より始まった。朝方冷え込んだサーキットも快晴のため徐々に気温も上昇、過ごしやすい気候となった。Aドライバー予選では開始早々、ST-4クラスの加藤彰彬/石井鋼一/エイトリアン組(TC CORSE iRacing ROADSTER)がトラブルでストップしたため赤旗が提示され、進行が遅れる場面もあったが、Bドライバー予選も含めておおむね大きなトラブルも無く推移した。
ST-4クラスは、Aドライバーの平中克幸がトップタイム、Bドライバーの国本雄資が2位に付けた林テレンプSHADE RACING 86が今シーズン初のポールポジションを獲得。ポイントリーダーから逃げ切りチャンピオン獲得を目指す。2位には今シーズン初めてポールポジションを逃した坪井翔/中山雄一/松井孝允組(TOM'S SPIRIT 86)が、3位には中山友貴/宮田莉朋/蒲生尚弥組(ENDLESS・86)が続いた。
ST-5クラスは、Aドライバーの橋本陸がトップタイム。Bドライバーの武地孝幸が6位にとどまったものの合算タイムでodula Idia ROADSTERがポールポジションを獲得した。2位には村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)が、3位には谷岡力/霜野誠友/小林良組(冴えカノレーシングwith RFC)が続いた。また、ランキング2位に付けている村上博幸組がポールポジションを獲得できなかったため5位に入った見並秀文/妹尾俊郎/カルロス本田/佐藤駿介組(THE BRIDE FIT)が決勝を待たずして今シーズンのチャンピオンを決めた。
決勝は明日10日、午前8時30分より3時間レースとして行われる。いよいよST-4クラスのチャンピオンが決定する。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'29.934 1'29.247 | 2'59.181 | - |
| 2 | 1 | ST-X | 2 | 浜野 彰彦 星野 一樹 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'30.623 1'29.969 | 3'00.592 | 1.411 |
| 3 | 112 | ST-X | 3 | 佐藤 敦 元嶋 佑弥 | SATO-SS SPORTS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 10 | 1'31.209 1'29.600 | 3'00.809 | 1.628 |
| 4 | 244 | ST-X | 4 | 田中 徹 田中 哲也 | Max Racing RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | | 1'31.126 1'30.134 | 3'01.260 | 2.079 |
| 5 | 9 | ST-X | 5 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 40 | 1'32.903 1'30.419 | 3'03.322 | 4.141 |
| 6 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'34.357 1'32.513 | 3'06.870 | 7.689 |
| 7 | 998 | ST-1 | 2 | LINGXIAO XU ZHIQIANG ZHANG | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'37.249 1'33.386 | 3'10.635 | 11.454 |
| 8 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 25 | 1'37.459 1'36.002 | 3'13.461 | 14.280 |
| 9 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'37.513 1'36.290 | 3'13.803 | 14.622 |
| 10 | 500 | ST-Z | 3 | 大井 貴之 青木 孝行 | 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'37.666 1'36.838 | 3'14.504 | 15.323 |
| 11 | 35 | ST-Z | 4 | 田中 勝輝 川端 伸太朗 | モノコレSUN'S TECHNO GINETTA GINETTA GT4 | | 1'38.427 1'37.071 | 3'15.498 | 16.317 |
| 12 | 19 | ST-TCR | 1 | 太田 侑弥 松本 武士 | BRP★Audi Mie RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'38.936 1'36.767 | 3'15.703 | 16.522 |
| 13 | 97 | ST-TCR | 2 | 植松 忠雄 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 50 | 1'38.409 1'37.398 | 3'15.807 | 16.626 |
| 14 | 45 | ST-TCR | 3 | 竹田 直人 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 25 | 1'39.112 1'37.240 | 3'16.352 | 17.171 |
| 15 | 75 | ST-TCR | 4 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'39.120 1'37.452 | 3'16.572 | 17.391 |
| 16 | 10 | ST-TCR | 5 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 30 | 1'38.834 1'37.836 | 3'16.670 | 17.489 |
| 17 | 22 | ST-TCR | 6 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 15 | 1'39.362 1'37.439 | 3'16.801 | 17.620 |
| 18 | 108 | ST-TCR | 7 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 1'38.899 1'38.372 | 3'17.271 | 18.090 |
| 19 | 65 | ST-TCR | 8 | 岡島 秀章 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'39.021 1'38.258 | 3'17.279 | 18.098 |
| 20 | 190 | ST-Z | 5 | 奥村 浩一 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 35 | 1'39.298 1'39.165 | 3'18.463 | 19.282 |
| 21 | 68 | ST-3 | 1 | 吉田 広樹 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 1'39.344 1'39.548 | 3'18.892 | 19.711 |
| 22 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 小河 諒 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 1'40.018 1'39.052 | 3'19.070 | 19.889 |
| 23 | 34 | ST-3 | 3 | 手塚 祐弥 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 1'39.831 1'39.482 | 3'19.313 | 20.132 |
| 24 | 38 | ST-3 | 4 | 堀田 誠 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 1'40.618 1'39.025 | 3'19.643 | 20.462 |
| 25 | 14 | ST-3 | 5 | 山崎 学 安宅 光徳 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'39.953 1'39.700 | 3'19.653 | 20.472 |
| 26 | 15 | ST-3 | 6 | 長島 正明 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'40.626 1'39.304 | 3'19.930 | 20.749 |
| 27 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 55 | 1'40.582 1'40.084 | 3'20.666 | 21.485 |
| 28 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 1'41.465 1'39.701 | 3'21.166 | 21.985 |
| 29 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'41.634 1'40.062 | 3'21.696 | 22.515 |
| 30 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 1'43.274 1'44.210 | 3'27.484 | 28.303 |
| 31 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 20 | 1'45.180 1'44.059 | 3'29.239 | 30.058 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 63 | ST-2 | - | 糸田川 和亮 井下田 馨 | ATJ Racing CIVIC HATCHBACK Honda CIVIC | 55 | 1'51.060 1'52.940 | 3'44.000 | 44.819 |
| - | 501 | ST-TCR | 9 | ポール・イップ マシュー・ホーソン | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'39.463 no time | - | - |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'29.247 | - | - | 149.370 |
| 2 | 112 | ST-X | 2 | 元嶋 佑弥 | SATO-SS SPORTS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 10 | 1'29.600 | 0.353 | 0.353 | 148.781 |
| 3 | 1 | ST-X | 3 | 星野 一樹 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'29.969 | 0.722 | 0.369 | 148.171 |
| 4 | 244 | ST-X | 4 | 田中 哲也 | Max Racing RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | | 1'30.134 | 0.887 | 0.165 | 147.900 |
| 5 | 9 | ST-X | 5 | 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 40 | 1'30.419 | 1.172 | 0.285 | 147.434 |
| 6 | 47 | ST-1 | 1 | 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'32.513 | 3.266 | 2.094 | 144.097 |
| 7 | 998 | ST-1 | 2 | ZHIQIANG ZHANG | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'33.386 | 4.139 | 0.873 | 142.749 |
| 8 | 2 | ST-Z | 1 | 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 25 | 1'36.002 | 6.755 | 2.616 | 138.860 |
| 9 | 3 | ST-Z | 2 | 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'36.290 | 7.043 | 0.288 | 138.444 |
| 10 | 19 | ST-TCR | 1 | 松本 武士 | BRP★Audi Mie RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'36.767 | 7.520 | 0.477 | 137.762 |
| 11 | 500 | ST-Z | 3 | 青木 孝行 | 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'36.838 | 7.591 | 0.071 | 137.661 |
| 12 | 35 | ST-Z | 4 | 川端 伸太朗 | モノコレSUN'S TECHNO GINETTA GINETTA GT4 | | 1'37.071 | 7.824 | 0.233 | 137.330 |
| 13 | 45 | ST-TCR | 2 | 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 25 | 1'37.240 | 7.993 | 0.169 | 137.092 |
| 14 | 97 | ST-TCR | 3 | 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 50 | 1'37.398 | 8.151 | 0.158 | 136.869 |
| 15 | 22 | ST-TCR | 4 | 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 15 | 1'37.439 | 8.192 | 0.041 | 136.812 |
| 16 | 75 | ST-TCR | 5 | 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'37.452 | 8.205 | 0.013 | 136.793 |
| 17 | 10 | ST-TCR | 6 | 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 30 | 1'37.836 | 8.589 | 0.384 | 136.257 |
| 18 | 65 | ST-TCR | 7 | 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'38.258 | 9.011 | 0.422 | 135.671 |
| 19 | 108 | ST-TCR | 8 | 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 1'38.372 | 9.125 | 0.114 | 135.514 |
| 20 | 38 | ST-3 | 1 | 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 1'39.025 | 9.778 | 0.653 | 134.621 |
| 21 | 62 | ST-3 | 2 | 小河 諒 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 1'39.052 | 9.805 | 0.027 | 134.584 |
| 22 | 190 | ST-Z | 5 | 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 35 | 1'39.165 | 9.918 | 0.113 | 134.430 |
| 23 | 15 | ST-3 | 3 | 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'39.304 | 10.057 | 0.139 | 134.242 |
| 24 | 34 | ST-3 | 4 | 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 1'39.482 | 10.235 | 0.178 | 134.002 |
| 25 | 68 | ST-3 | 5 | 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 1'39.548 | 10.301 | 0.066 | 133.913 |
| 26 | 14 | ST-3 | 6 | 安宅 光徳 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'39.700 | 10.453 | 0.152 | 133.709 |
| 27 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 1'39.701 | 10.454 | 0.001 | 133.708 |
| 28 | 39 | ST-3 | 7 | 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'40.062 | 10.815 | 0.361 | 133.225 |
| 29 | 59 | ST-2 | 2 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 55 | 1'40.084 | 10.837 | 0.022 | 133.196 |
| 30 | 17 | ST-2 | 3 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 20 | 1'44.059 | 14.812 | 3.975 | 128.108 |
| 31 | 7 | ST-2 | 4 | 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 1'44.210 | 14.963 | 0.151 | 127.922 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 63 | ST-2 | - | 井下田 馨 | ATJ Racing CIVIC HATCHBACK Honda CIVIC | 55 | 1'52.940 | 23.693 | 8.730 | 118.034 |
| - | 501 | ST-TCR | - | マシュー・ホーソン | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | no time | - | - | - |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'29.934 | - | - | 148.229 |
| 2 | 1 | ST-X | 2 | 浜野 彰彦 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'30.623 | 0.689 | 0.689 | 147.102 |
| 3 | 244 | ST-X | 3 | 田中 徹 | Max Racing RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | | 1'31.126 | 1.192 | 0.503 | 146.290 |
| 4 | 112 | ST-X | 4 | 佐藤 敦 | SATO-SS SPORTS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 10 | 1'31.209 | 1.275 | 0.083 | 146.157 |
| 5 | 9 | ST-X | 5 | ジョー・シンドウ | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 40 | 1'32.903 | 2.969 | 1.694 | 143.492 |
| 6 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'34.357 | 4.423 | 1.454 | 141.280 |
| 7 | 998 | ST-1 | 2 | LINGXIAO XU | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'37.249 | 7.315 | 2.892 | 137.079 |
| 8 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 25 | 1'37.459 | 7.525 | 0.210 | 136.784 |
| 9 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'37.513 | 7.579 | 0.054 | 136.708 |
| 10 | 500 | ST-Z | 3 | 大井 貴之 | 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'37.666 | 7.732 | 0.153 | 136.494 |
| 11 | 97 | ST-TCR | 1 | 植松 忠雄 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 50 | 1'38.409 | 8.475 | 0.743 | 135.463 |
| 12 | 35 | ST-Z | 4 | 田中 勝輝 | モノコレSUN'S TECHNO GINETTA GINETTA GT4 | | 1'38.427 | 8.493 | 0.018 | 135.438 |
| 13 | 10 | ST-TCR | 2 | フィリップ・デベサ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 30 | 1'38.834 | 8.900 | 0.407 | 134.881 |
| 14 | 108 | ST-TCR | 3 | ふじい じゅん | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 1'38.899 | 8.965 | 0.065 | 134.792 |
| 15 | 19 | ST-TCR | 4 | 太田 侑弥 | BRP★Audi Mie RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'38.936 | 9.002 | 0.037 | 134.742 |
| 16 | 65 | ST-TCR | 5 | 岡島 秀章 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'39.021 | 9.087 | 0.085 | 134.626 |
| 17 | 45 | ST-TCR | 6 | 竹田 直人 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 25 | 1'39.112 | 9.178 | 0.091 | 134.502 |
| 18 | 75 | ST-TCR | 7 | 塚田 利郎 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'39.120 | 9.186 | 0.008 | 134.492 |
| 19 | 190 | ST-Z | 5 | 奥村 浩一 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 35 | 1'39.298 | 9.364 | 0.178 | 134.250 |
| 20 | 68 | ST-3 | 1 | 吉田 広樹 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 1'39.344 | 9.410 | 0.046 | 134.188 |
| 21 | 22 | ST-TCR | 8 | 堀 主知ロバート | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 15 | 1'39.362 | 9.428 | 0.018 | 134.164 |
| 22 | 501 | ST-TCR | 9 | ポール・イップ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'39.463 | 9.529 | 0.101 | 134.028 |
| 23 | 34 | ST-3 | 2 | 手塚 祐弥 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 1'39.831 | 9.897 | 0.368 | 133.534 |
| 24 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'39.953 | 10.019 | 0.122 | 133.371 |
| 25 | 62 | ST-3 | 4 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 1'40.018 | 10.084 | 0.065 | 133.284 |
| 26 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 55 | 1'40.582 | 10.648 | 0.564 | 132.537 |
| 27 | 38 | ST-3 | 5 | 堀田 誠 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 1'40.618 | 10.684 | 0.036 | 132.489 |
| 28 | 15 | ST-3 | 6 | 長島 正明 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'40.626 | 10.692 | 0.008 | 132.479 |
| 29 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 1'41.465 | 11.531 | 0.839 | 131.383 |
| 30 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'41.634 | 11.700 | 0.169 | 131.165 |
| 31 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 1'43.274 | 13.340 | 1.640 | 129.082 |
| 32 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 20 | 1'45.180 | 15.246 | 1.906 | 126.743 |
| 33 | 63 | ST-2 | 5 | 糸田川 和亮 | ATJ Racing CIVIC HATCHBACK Honda CIVIC | 55 | 1'51.060 | 21.126 | 5.880 | 120.032 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 20 | 1'43.412 1'43.687 | 3'27.099 | - |
| 2 | 86 | ST-4 | 2 | 坪井 翔 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 40 | 1'43.429 1'44.119 | 3'27.548 | 0.449 |
| 3 | 13 | ST-4 | 3 | 中山 友貴 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.214 1'43.848 | 3'28.062 | 0.963 |
| 4 | 28 | ST-4 | 4 | 東 徹次郎 DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'43.860 1'45.070 | 3'28.930 | 1.831 |
| 5 | 104 | ST-4 | 5 | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'45.821 1'43.474 | 3'29.295 | 2.196 |
| 6 | 8 | ST-4 | 6 | 吉岡 一成 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'44.763 1'44.624 | 3'29.387 | 2.288 |
| 7 | 310 | ST-4 | 7 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.268 1'45.184 | 3'29.452 | 2.353 |
| 8 | 333 | ST-4 | 8 | 冨林 勇佑 廣田 築 | グローリーY.Z.R A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE R EURO | 40 | 1'44.713 1'45.050 | 3'29.763 | 2.664 |
| 9 | 18 | ST-4 | 9 | 浅野 武夫 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'45.469 1'44.824 | 3'30.293 | 3.194 |
| 10 | 116 | ST-4 | 10 | 大塚 隆一郎 赤星 陽太郎 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 1'44.459 1'46.635 | 3'31.094 | 3.995 |
| 11 | 5 | ST-4 | 11 | 三島 優輝 岩佐 歩夢 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'46.812 1'45.006 | 3'31.818 | 4.719 |
| 12 | 66 | ST-5 | 1 | 橋本 陸 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 1'51.176 1'51.838 | 3'43.014 | 15.915 |
| 13 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 1'51.500 1'51.609 | 3'43.109 | 16.010 |
| 14 | 168 | ST-5 | 3 | 谷岡 力 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.944 1'51.354 | 3'43.298 | 16.199 |
| 15 | 101 | ST-5 | 4 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 15 | 1'51.959 1'51.424 | 3'43.383 | 16.284 |
| 16 | 4 | ST-5 | 5 | 見並 秀文 妹尾 俊郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 20 | 1'52.570 1'51.695 | 3'44.265 | 17.166 |
| 17 | 78 | ST-5 | 6 | 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 5 | 1'52.666 1'51.849 | 3'44.515 | 17.416 |
| 18 | 70 | ST-5 | 7 | 蘭牟田 政治 植田 正幸 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 1'52.411 1'52.367 | 3'44.778 | 17.679 |
| 19 | 69 | ST-5 | 8 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'53.409 1'51.668 | 3'45.077 | 17.978 |
| 20 | 11 | ST-5 | 9 | 三木 孝浩 大西 隆生 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | | 1'52.921 1'52.229 | 3'45.150 | 18.051 |
| 21 | 37 | ST-5 | 10 | 井尻 薫 藤原 能成 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | 10 | 1'52.082 1'54.299 | 3'46.381 | 19.282 |
| 22 | 311 | ST-5 | 11 | ⼤⼋⽊ ⿓⼀郎 大山 正芳 | 恵⽐寿MOLECULEロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'53.168 1'53.909 | 3'47.077 | 19.978 |
| 23 | *50 | ST-5 | 12 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.053 1'53.581 | 3'47.634 | 20.535 |
| 24 | 89 | ST-5 | 13 | 梶谷 太郎 前⽥ 育男 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'54.777 1'53.818 | 3'48.595 | 21.496 |
| 25 | 103 | ST-5 | 14 | 西野 陽一 岩瀬 雅博 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | 20 | 1'54.589 1'56.454 | 3'51.043 | 23.944 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 54 | ST-4 | - | 加藤 彰彬 石井 鋼一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'44.754 no time | - | - |
- CarNo.50(Bドライバー)は、2019岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.②(4輪脱輪)により、ベストラップを抹消した。
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 104 | ST-4 | 1 | 佐々木 雅弘 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'43.474 | - | - | 128.832 |
| 2 | 884 | ST-4 | 2 | 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 20 | 1'43.687 | 0.213 | 0.213 | 128.568 |
| 3 | 13 | ST-4 | 3 | 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 15 | 1'43.848 | 0.374 | 0.161 | 128.368 |
| 4 | 86 | ST-4 | 4 | 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 40 | 1'44.119 | 0.645 | 0.271 | 128.034 |
| 5 | 8 | ST-4 | 5 | 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'44.624 | 1.150 | 0.505 | 127.416 |
| 6 | 18 | ST-4 | 6 | 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'44.824 | 1.350 | 0.200 | 127.173 |
| 7 | 5 | ST-4 | 7 | 岩佐 歩夢 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'45.006 | 1.532 | 0.182 | 126.953 |
| 8 | 333 | ST-4 | 8 | 廣田 築 | グローリーY.Z.R A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE R EURO | 40 | 1'45.050 | 1.576 | 0.044 | 126.900 |
| 9 | 28 | ST-4 | 9 | DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'45.070 | 1.596 | 0.020 | 126.875 |
| 10 | 310 | ST-4 | 10 | 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 15 | 1'45.184 | 1.710 | 0.114 | 126.738 |
| 11 | 116 | ST-4 | 11 | 赤星 陽太郎 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 1'46.635 | 3.161 | 1.451 | 125.013 |
| 12 | 168 | ST-5 | 1 | 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.354 | 7.880 | 4.719 | 119.716 |
| 13 | 101 | ST-5 | 2 | 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 15 | 1'51.424 | 7.950 | 0.070 | 119.640 |
| 14 | 88 | ST-5 | 3 | 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 1'51.609 | 8.135 | 0.185 | 119.442 |
| 15 | 69 | ST-5 | 4 | 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'51.668 | 8.194 | 0.059 | 119.379 |
| 16 | 4 | ST-5 | 5 | 妹尾 俊郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 20 | 1'51.695 | 8.221 | 0.027 | 119.350 |
| 17 | 66 | ST-5 | 6 | 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 1'51.838 | 8.364 | 0.143 | 119.197 |
| 18 | 78 | ST-5 | 7 | 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 5 | 1'51.849 | 8.375 | 0.011 | 119.186 |
| 19 | 11 | ST-5 | 8 | 大西 隆生 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | | 1'52.229 | 8.755 | 0.380 | 118.782 |
| 20 | 70 | ST-5 | 9 | 植田 正幸 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 1'52.367 | 8.893 | 0.138 | 118.636 |
| 21 | *50 | ST-5 | 10 | 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.581 | 10.107 | 1.214 | 117.368 |
| 22 | 89 | ST-5 | 11 | 前⽥ 育男 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'53.818 | 10.344 | 0.237 | 117.124 |
| 23 | 311 | ST-5 | 12 | 大山 正芳 | 恵⽐寿MOLECULEロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'53.909 | 10.435 | 0.091 | 117.030 |
| 24 | 37 | ST-5 | 13 | 藤原 能成 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | 10 | 1'54.299 | 10.825 | 0.390 | 116.631 |
| 25 | 103 | ST-5 | 14 | 岩瀬 雅博 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | 20 | 1'56.454 | 12.980 | 2.155 | 114.473 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 54 | ST-4 | - | 石井 鋼一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | no time | - | - | - |
- CarNo.50(Bドライバー)は、2019岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.②(4輪脱輪)により、ベストラップを抹消した。
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 20 | 1'43.412 | - | - | 128.910 |
| 2 | 86 | ST-4 | 2 | 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 40 | 1'43.429 | 0.017 | 0.017 | 128.888 |
| 3 | 28 | ST-4 | 3 | 東 徹次郎 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'43.860 | 0.448 | 0.431 | 128.354 |
| 4 | 13 | ST-4 | 4 | 中山 友貴 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.214 | 0.802 | 0.354 | 127.918 |
| 5 | 310 | ST-4 | 5 | 久保 凜太郎 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.268 | 0.856 | 0.054 | 127.851 |
| 6 | 116 | ST-4 | 6 | 大塚 隆一郎 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 1'44.459 | 1.047 | 0.191 | 127.618 |
| 7 | 333 | ST-4 | 7 | 冨林 勇佑 | グローリーY.Z.R A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE R EURO | 40 | 1'44.713 | 1.301 | 0.254 | 127.308 |
| 8 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'44.754 | 1.342 | 0.041 | 127.258 |
| 9 | 8 | ST-4 | 9 | 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'44.763 | 1.351 | 0.009 | 127.247 |
| 10 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'45.469 | 2.057 | 0.706 | 126.395 |
| 11 | 104 | ST-4 | 11 | 豊田 大輔 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'45.821 | 2.409 | 0.352 | 125.975 |
| 12 | 5 | ST-4 | 12 | 三島 優輝 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'46.812 | 3.400 | 0.991 | 124.806 |
| 13 | 66 | ST-5 | 1 | 橋本 陸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 1'51.176 | 7.764 | 4.364 | 119.907 |
| 14 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 1'51.500 | 8.088 | 0.324 | 119.559 |
| 15 | 168 | ST-5 | 3 | 谷岡 力 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.944 | 8.532 | 0.444 | 119.085 |
| 16 | 101 | ST-5 | 4 | 吉田 綜一郎 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 15 | 1'51.959 | 8.547 | 0.015 | 119.069 |
| 17 | 37 | ST-5 | 5 | 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | 10 | 1'52.082 | 8.670 | 0.123 | 118.938 |
| 18 | 70 | ST-5 | 6 | 蘭牟田 政治 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 1'52.411 | 8.999 | 0.329 | 118.590 |
| 19 | 4 | ST-5 | 7 | 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 20 | 1'52.570 | 9.158 | 0.159 | 118.422 |
| 20 | 78 | ST-5 | 8 | 大崎 悠悟 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 5 | 1'52.666 | 9.254 | 0.096 | 118.321 |
| 21 | 11 | ST-5 | 9 | 三木 孝浩 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | | 1'52.921 | 9.509 | 0.255 | 118.054 |
| 22 | 311 | ST-5 | 10 | ⼤⼋⽊ ⿓⼀郎 | 恵⽐寿MOLECULEロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'53.168 | 9.756 | 0.247 | 117.797 |
| 23 | 69 | ST-5 | 11 | 梅本 淳一 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'53.409 | 9.997 | 0.241 | 117.546 |
| 24 | 50 | ST-5 | 12 | 岩岡 万梨恵 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.053 | 10.641 | 0.644 | 116.883 |
| 25 | 103 | ST-5 | 13 | 西野 陽一 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | 20 | 1'54.589 | 11.177 | 0.536 | 116.336 |
| 26 | 89 | ST-5 | 14 | 梶谷 太郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'54.777 | 11.365 | 0.188 | 116.145 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
ピレリスーパー耐久シリーズ最終第6戦は19日、岡山国際サーキットで予選前のフリー走行を行い、グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラス)はST-Xクラスの佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)が、グループ2(ST-4、ST-5クラス)はST-4クラスの平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がそれぞれトップタイムを記録した。
鈴鹿サーキット「春の陣」で開幕を迎えたスーパー耐久も各サーキットを転戦し、いよいよここ岡山の第6戦「最終決戦編」で大団円を迎える。岡山国際サーキットは朝から快晴の秋晴れに恵まれ、グループ2が午前9時、グループ1が9時40分よりそれぞれ30分間でフリー走行が行われた。
ST-Xクラスは、佐藤敦/元嶋佑弥/山下亮生組(SATO-SS SPORTS AMG GT3)がトップタイムを記録。チャンピオンはすでに3位に付けた浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(GTNET GT3 GT-R)に決まっているが、シリーズ初優勝に向けて好発進を切った。
ST-Zクラスは、前回初優勝を飾った飯田太陽/加藤寛規組(ケーズフロンティア SYNTIUM KTM)がここでも好調を維持。トップでフリー走行を切り上げた。
ST-TCRクラスは、ポール・イップ/マシュー・ホーソン/ジム・カー・トゥ組(KCMG Annika CIVIC TCR)がトップタイム。チャンピオン争いからは脱落しているが、ここから初優勝を目指す。
ST-1クラスは、すでにチャンピオンを決めている星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(D'station Porsche)がトップタイム。有終の美を飾りたいところだ。
ST-2クラスは、大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトップタイム。予選でポールを取れば決勝を待たずしてチャンピオンが決定する。
ST-3クラスは、チャンピオンを争っている吉田広樹/脇阪薫一/服部尚貴組(埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)がトップタイム。戴冠に向けて好発進を切った。
ST-4クラスは、チャンピオンシップをリードしている平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(林テレンプSHADE RACING 86)がトップタイム。このまま戴冠に向けて逃げ切りたいところだ。
ST-5クラスは、ランキング2位に付けている村上博幸/中島保典/山谷直樹組(村上モータースMAZDAロードスター)がトップタイム。逆転チャンピオンにはポール奪取が最低条件だ。
予選はこの後、午後1時15分よりグループ2、グループ1の順で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 1 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 112 | ST-X | 1 | 佐藤 敦 元嶋 佑弥 山下 亮生 | SATO-SS SPORTS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 10 | 1'29.950 | - | 148.202 |
| 2 | 777 | ST-X | 2 | 星野 敏 藤井 誠暢 近藤 翼 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'30.249 | 0.299 | 147.711 |
| 3 | 1 | ST-X | 3 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 60 | 1'31.663 | 1.713 | 145.433 |
| 4 | 244 | ST-X | 4 | 田中 徹 田中 哲也 佐藤 公哉 | Max Racing RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | | 1'31.821 | 1.871 | 145.182 |
| 5 | 9 | ST-X | 5 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 影山 正美 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 40 | 1'32.459 | 2.509 | 144.181 |
| 6 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 濱 賢⼆ | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'33.076 | 3.126 | 143.225 |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 25 | 1'36.176 | 6.226 | 138.608 |
| 8 | 35 | ST-Z | 2 | 田中 勝輝 川端 伸太朗 安田 裕信 木下 圭介 | モノコレSUN'S TECHNO GINETTA GINETTA GT4 | | 1'37.076 | 7.126 | 137.323 |
| 9 | 3 | ST-Z | 3 | 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'37.232 | 7.282 | 137.103 |
| 10 | 998 | ST-1 | 2 | LINGXIAO XU ZHIQIANG ZHANG HAN WANG | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'37.542 | 7.592 | 136.667 |
| 11 | 501 | ST-TCR | 1 | ポール・イップ マシュー・ホーソン ジム・カー・トゥ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'37.986 | 8.036 | 136.048 |
| 12 | 65 | ST-TCR | 2 | 岡島 秀章 加藤 正将 今村 大輔 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'38.019 | 8.069 | 136.002 |
| 13 | 75 | ST-TCR | 3 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 和田 慎吾 清瀧 雄二 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'38.125 | 8.175 | 135.855 |
| 14 | 45 | ST-TCR | 4 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 25 | 1'38.142 | 8.192 | 135.832 |
| 15 | 500 | ST-Z | 4 | 大井 貴之 青木 孝行 坂本 祐也 | 5ZIGEN AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 55 | 1'38.315 | 8.365 | 135.593 |
| 16 | 97 | ST-TCR | 5 | 植松 忠雄 中野 信治 遠藤 光博 大津 弘樹 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 50 | 1'38.374 | 8.424 | 135.511 |
| 17 | 10 | ST-TCR | 6 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 ジェイク・パーソンズ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 30 | 1'38.563 | 8.613 | 135.252 |
| 18 | 22 | ST-TCR | 7 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 KIZUNA リー ジョンウ | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | 15 | 1'39.422 | 9.472 | 134.083 |
| 19 | 108 | ST-TCR | 8 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 1'39.594 | 9.644 | 133.851 |
| 20 | 68 | ST-3 | 1 | 吉田 広樹 脇阪 薫一 服部 尚貴 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 1'39.928 | 9.978 | 133.404 |
| 21 | 19 | ST-TCR | 9 | 太田 侑弥 松本 武士 篠原 拓朗 | BRP★Audi Mie RS 3 LMS Audi RS 3 LMS TCR | | 1'39.957 | 10.007 | 133.365 |
| 22 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 小河 諒 平川 亮 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 1'40.206 | 10.256 | 133.034 |
| 23 | 14 | ST-3 | 3 | 山崎 学 安宅 光徳 伊橋 勲 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'40.635 | 10.685 | 132.467 |
| 24 | 15 | ST-3 | 4 | 長島 正明 小松 一臣 古谷 直広 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'40.641 | 10.691 | 132.459 |
| 25 | 190 | ST-Z | 5 | 奥村 浩一 水谷 晃 山脇 大輔 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-Benz AMG GT4 | 35 | 1'40.665 | 10.715 | 132.427 |
| 26 | 38 | ST-3 | 5 | 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 1'40.787 | 10.837 | 132.267 |
| 27 | 34 | ST-3 | 6 | 手塚 祐弥 大草 りき 前嶋 秀司 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 1'41.222 | 11.272 | 131.699 |
| 28 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 大島 和也 近藤 説秀 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'42.070 | 12.120 | 130.604 |
| 29 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 55 | 1'42.312 | 12.362 | 130.296 |
| 30 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 1'44.165 | 14.215 | 127.978 |
| 31 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 遠藤 浩二 朝日 ターボ 岡崎 善衛 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 1'45.219 | 15.269 | 126.696 |
| 32 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 谷川 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 20 | 1'47.456 | 17.506 | 124.058 |
| 33 | 63 | ST-2 | 5 | 糸田川 和亮 井下田 馨 菊地 悠 藤澤 卓也 | ATJ Racing CIVIC HATCHBACK Honda CIVIC | 55 | 1'50.719 | 20.769 | 120.402 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2019/11/09) Group 2 Free Session Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI 石川 京侍 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 20 | 1'43.422 | - | 128.897 |
| 2 | 104 | ST-4 | 2 | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 小倉 康宏 MORIZO | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'43.537 | 0.115 | 128.754 |
| 3 | 310 | ST-4 | 3 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 鈴木 宏和 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.250 | 0.828 | 127.873 |
| 4 | 13 | ST-4 | 4 | 中山 友貴 宮田 莉朋 蒲生 尚弥 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 15 | 1'44.419 | 0.997 | 127.666 |
| 5 | 86 | ST-4 | 5 | 坪井 翔 中山 雄一 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 40 | 1'44.445 | 1.023 | 127.635 |
| 6 | 18 | ST-4 | 6 | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 芝 叔和 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'45.222 | 1.800 | 126.692 |
| 7 | 28 | ST-4 | 7 | 東 徹次郎 DAISUKE 森山 鉄也 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'45.233 | 1.811 | 126.679 |
| 8 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 石井 鋼一 エイトリアン | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'45.554 | 2.132 | 126.294 |
| 9 | 116 | ST-4 | 9 | 大塚 隆一郎 赤星 陽太郎 仙波 王仁 吉田 靖之 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 1'45.965 | 2.543 | 125.804 |
| 10 | 8 | ST-4 | 10 | 吉岡 一成 松尾 充晃 東 貴史 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'45.999 | 2.577 | 125.763 |
| 11 | 333 | ST-4 | 11 | 冨林 勇佑 廣田 築 成⽥ 和俊 | グローリーY.Z.R A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE R EURO | 40 | 1'46.031 | 2.609 | 125.725 |
| 12 | 5 | ST-4 | 12 | 三島 優輝 岩佐 歩夢 青合 正博 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'46.836 | 3.414 | 124.778 |
| 13 | 88 | ST-5 | 1 | 村上 博幸 中島 保典 山谷 直樹 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 1'52.015 | 8.593 | 119.009 |
| 14 | 69 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'52.186 | 8.764 | 118.828 |
| 15 | 101 | ST-5 | 3 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 KENBOW | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 15 | 1'52.508 | 9.086 | 118.488 |
| 16 | 78 | ST-5 | 4 | 大崎 悠悟 山西 康司 筒井 克彦 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 5 | 1'52.598 | 9.176 | 118.393 |
| 17 | 168 | ST-5 | 5 | 谷岡 力 霜野 誠友 小林 良 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 1'52.748 | 9.326 | 118.235 |
| 18 | 70 | ST-5 | 6 | 蘭牟田 政治 植田 正幸 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 1'52.817 | 9.395 | 118.163 |
| 19 | 66 | ST-5 | 7 | 橋本 陸 武地 孝幸 織⽥ 祥平 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 1'53.056 | 9.634 | 117.913 |
| 20 | 11 | ST-5 | 8 | 三木 孝浩 大西 隆生 東條 正志 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | | 1'53.106 | 9.684 | 117.861 |
| 21 | 4 | ST-5 | 9 | 見並 秀文 妹尾 俊郎 カルロス 本田 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 20 | 1'53.475 | 10.053 | 117.478 |
| 22 | 37 | ST-5 | 10 | 井尻 薫 藤原 能成 辻 かずんど | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | 10 | 1'53.495 | 10.073 | 117.457 |
| 23 | 50 | ST-5 | 11 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ 藤井 順子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.805 | 10.383 | 117.137 |
| 24 | 103 | ST-5 | 12 | 西野 陽一 岩瀬 雅博 林 富一 | ネッツ京華Moty's BSR WM VITZ TOYOTA Vitz | 20 | 1'54.880 | 11.458 | 116.041 |
| 25 | 311 | ST-5 | 13 | ⼤⼋⽊ ⿓⼀郎 大山 正芳 ⽵内 耕⼆ | 恵⽐寿MOLECULEロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'55.145 | 11.723 | 115.774 |
| 26 | 89 | ST-5 | 14 | 梶谷 太郎 前⽥ 育男 杉野 治彦 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 20 | 1'56.495 | 13.073 | 114.432 |
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ最終第6戦は20日、「鈴鹿クラブマンレース第6戦」で決勝を行い、ポールポジションからスタートした岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)が後続を大きく引き離して優勝した。
決勝は日も傾き肌寒く感じるなか午後3時55分、16人が参加してフォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのは予選2位の荒川麟(Drago CORSE 10V)で蹴り出しよくポールポジションの岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)に並びかける。「行かれたと思った」という岩佐だったが、荒川は2速にシフトアップしたときになんとシフトノブが折損、加速できずに後続に飲み込まれてしまう。前に出れば予選タイムも岩佐と僅差、抜き所のない東コースだけに、荒川にとっては絶好の勝機を逃すことになってしまった。
トップに立った岩佐は序盤からプッシュ。2位に上がってきた中村賢明(M2 inoki KK-SⅡ)との差を広げ始める。8周目には2秒差までギャップを築くと中盤からはタイヤをいたわってペースコントロール。終盤には再びペースを上げると、2位以下を6秒強ちぎって今シーズン2勝目を飾った。
2位でレースを始めた中村は、スタートで3位に上がってきた入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)よりペースは良く、終始単独走行で鈴鹿では自己最高位の2位に入った。入山も4位争いが接戦だったため後ろを脅かされること無く3位でゴール。いままで何戦も4位に甘んじてきたが、ようやく鈴鹿での初表彰台をものにした。
スタートで4位に付けていた元嶋成弥(MYST KKS-2)は、中盤からは藤原大輝(ACELINES137レヴ)に迫られ防戦一方だったが、なんとか順位を守り切りゴール。5位には藤原が入った。6位にはスポット参戦の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が続いた。
鈴鹿シリーズのレギュラーシーズンはこの第6戦で終了。すでにシリーズチャンピオンを決めている澤龍之介に続いて、シリーズ2位にはこのレースで優勝した岩佐が、同3位にはこのレース3位だった入山が入った。
12月8日には、スーパーFJ日本一決定戦が、ここ鈴鹿サーキットフルコースで開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Photo: Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2019/10/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 22 | 19'54.396 |
| 2 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 22 | 6.327 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 22 | 9.018 |
| 4 | 59 | 元嶋 成弥 | MYST KKS-2 MYST KK-S2 | 22 | 12.868 |
| 5 | 8 | 藤原 大輝 | ACELINES137レヴ MYST KK-S2 | 22 | 13.300 |
| 6 | 79 | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 22 | 21.852 |
| 7 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 22 | 24.710 |
| 8 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 22 | 31.516 |
| 9 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 22 | 38.626 |
| 10 | 17 | 道野 高志 | 丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード TOKYO R&D RD10V | 22 | 39.327 |
| 11 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 22 | 48.933 |
| 12 | *50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 22 | 50.431 |
| 13 | 5 | 早川 和樹 | ABBEY Racing MYST KK-S2 | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 18 | 4Laps |
| - | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 10 | 12Laps |
| - | 78 | 里見 乃亜 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 9 | 13Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S) 54.073 (6/22) 149.33km/h
- CarNo.50は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第10章第54条~5(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ最終第6戦は20日、鈴鹿サーキット東コースでの「鈴鹿クラブマンレース第6戦」で公式予選を行い、岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)がポールポジションを獲得した。
鈴鹿サーキットは早朝よりさわやかな秋晴れに恵まれた。予選は、前プログラムで赤旗中断が2回あったため、18分遅れの午前11時13分より15分間で行われた。
すでにチャンピオンを決めている澤龍之介は参加を取りやめ、予選には16人が出走した。
自身4周目に54秒台を切ってトップに立ったのは53秒992で荒川麟(Drago CORSE 10V)。しかし10周目には岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)が55秒937を出し僅差で荒川を逆転、トップに立った。
終わってみれば54秒台を切ったのはこの2人だけで、岩佐が今シーズン初ポールポジションを獲得した。2位には荒川が付けた。
3位には大きく遅れて54秒310で中村賢明(M2 inoki KK-SⅡ)が、4位には藤原大輝(ACELINES137レヴ)が、5位には入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)が、6位には髙口大将(DragoCORSEスカラシップ)が続いている。
ワンデーレースのため決勝はこの後、午後3時55分より22周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2019/10/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 0'53.937 | - | - | 149.708 |
| 2 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 0'53.992 | 0.055 | 0.055 | 149.555 |
| 3 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 0'54.310 | 0.373 | 0.318 | 148.680 |
| 4 | 8 | 藤原 大輝 | ACELINES137レヴ MYST KK-S2 | 0'54.414 | 0.477 | 0.104 | 148.396 |
| 5 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 0'54.426 | 0.489 | 0.012 | 148.363 |
| 6 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 0'54.436 | 0.499 | 0.010 | 148.336 |
| 7 | 59 | 元嶋 成弥 | MYST KKS-2 MYST KK-S2 | 0'54.478 | 0.541 | 0.042 | 148.221 |
| 8 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 0'54.626 | 0.689 | 0.148 | 147.820 |
| 9 | 79 | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 0'54.663 | 0.726 | 0.037 | 147.720 |
| 10 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 0'54.702 | 0.765 | 0.039 | 147.614 |
| 11 | 78 | 里見 乃亜 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 0'54.779 | 0.842 | 0.077 | 147.407 |
| 12 | 17 | 道野 高志 | 丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード TOKYO R&D RD10V | 0'54.831 | 0.894 | 0.052 | 147.267 |
| 13 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 0'54.887 | 0.950 | 0.056 | 147.117 |
| 14 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 0'55.219 | 1.282 | 0.332 | 146.232 |
| 15 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 0'55.489 | 1.552 | 0.270 | 145.521 |
| 16 | 5 | 早川 和樹 | ABBEY Racing MYST KK-S2 | 0'56.466 | 2.529 | 0.977 | 143.003 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'11.000)予選通過 ---- |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝が9月29日、岡山国際サーキットで行われ、予選2位からスタートした#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が参戦3年目にして念願の初優勝をものにした。2位には#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)がつけ、#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)が3位で嬉しい初表彰台を獲得している。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日6,700人/決勝日11,000人/大会総入場者数17,700人)
第6戦決勝は午後3時5分にスタート。心配された天候は最後まで崩れず、終始ドライコンディションでの戦いとなった。
今回は大会特別規則により、「先頭車両が10周目の第1セーフティーカーラインを超えてから、先頭車両が最終周回に入るまでにタイヤ交換をしなければならない」と定められており、これまでのように1周目にミディアムからソフトに履き替えて最後まで走り切るような作戦や、前戦もてぎで#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が行ったような最終周でのピットインは封じられた。
これにより、各チームがどういう作戦で決勝に臨むか。スタートでどちらのタイヤを装着するかがこれまで以上に注目されたが、ポールポジションの#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)はソフトタイヤ。予選2位の山下はミディアムを選択。予選3位の#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)はソフト、予選4位の#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)はミディアムと、上位陣の判断は真っ二つに分かれた。
スタートでトップに立ったのは平川。ソフトタイヤの#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)は1周目のヘアピンで早くも山下を抜いて2位に浮上、4周目には予選6位の#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)も山下を捉えて3位に。ミディアムタイヤの山下と中嶋はどんどん順位を落としていく。
その後方ではミデイアムタイヤでスタートした#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)が1周目にソフトタイヤに交換。これで「2種別のドライタイヤを使用しなければならない」規則を満たし、あとは中盤以降にもう1セットのソフトに履き替えてタイヤ交換義務を果たすという変則的な作戦を採った。前の開けた状態で2セットのソフトタイヤを使って一気にペースを上げようという訳だ。
ところが8周目のアトウッドカーブで2位の福住が痛恨のコースオフ。グラベルに捕まってそのままレースを終えたため、車両回収のためにセーフティーカー(SC)が導入される。これがソフトタイヤで先行逃げ切りを図ったチームと競技規則の盲点を突いた小林の目論見を台無しにしてしまった。
SCの率いる隊列が10周を終えたところでミディアムタイヤ勢は相次いでピットに飛び込み、給油とソフトタイヤへの交換を済ませる。
ところが#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はピットロードで#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)と接触。牧野はその影響でホイールにダメージを負って1コーナーでコースオフ。なんとかコースに復帰したもののもう一度ピットでタイヤを履き替えることに。さらにこの接触によりドライブスルーペナルティまで課せられ、完全にレースからは脱落。関口も11周目に2度目のピットインを強いられ、後方に沈むことになった。
またソフトタイヤでスタートした#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)も彼らに続いてピットに入り、一旦ミディアムタイヤに履き替えて1周を消化したのちにもう一度ピットインしてソフトに戻す作戦をとる。今回スポット参戦の#7中山雄一(UOMO SUNOCO SF19)もまた山本と同じ作戦で最後尾からの追い上げを図った。
SCは12周目にピットイン。13周目から追い越し可能になった。
懸命に飛ばして後続とのギャップを広げたい平川だったが、後続の石浦や#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)は平川を上回るペースで食らいつく。ピットインを済ませた山下とのギャップも思ったほどには広がらない。
しかし石浦は右フロントタイヤのトラブルにより33周目にスローダウン。これが原因で足回りにもダメージを負いレースを終えることに。
キャシディも57周目のヘアピンで平川を捉え、一旦はトップに浮上したが、60周目にタイヤ交換を終えてコースに戻った後、62周目のヘアピン立ち上がりで小林と接触してスピン。まさかのノーポイントに終わってしまう。
平川も58周目にピットインし、11位に後退。その後は60周目にコースアウトを喫したため、12位でレースを終えることになった。
こうして山下を筆頭にSC中にタイヤ交換を行なったドライバーが相次いで上位に繰り上がる。
レースは序盤のSCランの影響から66周目に入ったところで最大時間の1時間30分に達したため、ここでチェッカー。山下は参戦3年目にして待望の勝利をものにした。
この結果、ポイントランキングは7位入賞の山本が29ポイントでトップに。ノーポイントのキャシディが28ポイント、朝のフリー走行で好調ぶりをみせた#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はスタートでの失敗も祟って4位に終わったが、25ポイントでランキング3位に。優勝した山下も21ポイントでチャンピオン獲得の可能性を残した。規則の穴を突いた小林はファイナルラップにコースアウトしてレースを終えたが、それでも19ポイントでチャンピオン争いに踏みとどまっている。
2019年最終戦の舞台は鈴鹿サーキット。10月26日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 1:30'52.967 |
| 2 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 2.340 |
| 3 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 4.045 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 5.311 |
| 5 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 11.174 |
| 6 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 12.532 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 15.702 |
| 8 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 17.763 |
| 9 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 24.461 |
| 10 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 32.896 |
| 11 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 38.901 |
| 12 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 41.280 |
| 13 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 41.660 |
| 14 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 42.858 |
| 15 | 7 | 中山 雄一 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 43.464 |
| 16 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 66 | 44.663 |
| 17 | *65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 66 | 46.043 |
| 18 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 65 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 59Laps)完走 ---- |
| - | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 35 | 31Laps |
| - | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 7 | 59Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)1'15.809 (64/65) 175.847km/h
- CarNo.65は、2019年スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条12.(ピットロードでの接触)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行2回目は#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)で1分14秒389。2位は#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)で1分15秒252だった。
フリー走行は当初予定より5分遅れの午前9時10分より30分間で行われた。これはこの前に行われたTCRJサンデーシリーズの予選で赤旗中断があった影響。スーパーフォーミュラの走行は大きなアクシデントもなく順調に進行した。決勝日の天候は晴れ。路面はドライだ。
トップタイムのキャシディは走り始めて4周目にベストタイムを記録。しかしその後は1分16秒台で周回を重ねており、これが決勝でのペースになると思われる。昨日の予選Q2で10位と不本意な結果に終わっただけに、燃料搭載量少なめで一発のタイムアタックを試みたのであろう。
これとは対照的だったのがパロウだ。ミディアムタイヤで走り始めたパロウは5周目にソフトに交換。その後は7周目から16周目までと20周目に1分15秒台のタイムを記録している。
ポールの#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)を始めとする上位陣は一発のタイムこそ1分15秒台を記録しているものの、殆どの周が1分16秒台にとどまっている。
勿論どのドライバーがどれだけの燃料を積んでいたかは不明だが、このタイム差だけをみれば予選8位のパロウがレースをリードする可能性は大いにあると考えられる。
果たして他のドライバーはどういう戦略でこれに対抗するのか。注目の決勝レースは午後3時5分より68周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/29) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.389 | - | - | 179.204 |
| 2 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.252 | 0.863 | 0.863 | 177.149 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.519 | 1.130 | 0.267 | 176.522 |
| 4 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.581 | 1.192 | 0.062 | 176.378 |
| 5 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.584 | 1.195 | 0.003 | 176.371 |
| 6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.619 | 1.230 | 0.035 | 176.289 |
| 7 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.663 | 1.274 | 0.044 | 176.187 |
| 8 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.678 | 1.289 | 0.015 | 176.152 |
| 9 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.680 | 1.291 | 0.002 | 176.147 |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.687 | 1.298 | 0.007 | 176.131 |
| 11 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.842 | 1.453 | 0.155 | 175.771 |
| 12 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.914 | 1.525 | 0.072 | 175.604 |
| 13 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.982 | 1.593 | 0.068 | 175.447 |
| 14 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.988 | 1.599 | 0.006 | 175.433 |
| 15 | 7 | 中山 雄一 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'16.172 | 1.783 | 0.184 | 175.009 |
| 16 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'16.198 | 1.809 | 0.026 | 174.949 |
| 17 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'16.309 | 1.920 | 0.111 | 174.695 |
| 18 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'16.605 | 2.216 | 0.296 | 174.020 |
| 19 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'16.618 | 2.229 | 0.013 | 173.990 |
| 20 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'16.820 | 2.431 | 0.202 | 173.533 |
2019全日本スーパーフォーミュラ 選手権第6戦の公式予選が9月28日、岡山国際サーキットで行われ、前戦もてぎで初優勝を達成した#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が今季初、通算2度目のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時25分よりノックアウト方式で行われた。今回は第3戦SUGOと同様にA、Bの2グループに分かれてQ1を実施することとなった。心配された天候は晴れ。路面は終始ドライ。開始時の気温は30℃、路面温度34℃という絶好のコンディションでの走行となった。
予選Q1
Aグループのトップタイムは#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)で1分14秒972。#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)が2位で続き、今シーズンを通じてミディアムタイヤでの走行を苦手としていたKONDO RACINGの#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)は今大会に向けたセッティング変更がうまく決まって3位でQ2進出。今季途中から参戦の#15パトリシオ・オワード(TEAM MUGEN SF19)もチェッカー直後に1分15秒722を記録して6位でQ2へ。
一方、昨年のチャンピオン#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)や第2戦優勝の#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)らのトップ常連組がここでまさかの脱落となった。
BグループもVANTELIN TEAM TOM’Sの#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が1分14秒540でトップ。#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)が2位、3位にはもてぎ大会優勝の#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が続いた。
しかし#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)や#17塚越広大(REAL SF19)といったホンダ勢のトップドライバーがここで脱落。アーテム・マルケロフに代わって7号車をドライブした#7中山雄一(UOMO SUNOCO SF19)も10位で予選を終えた。
予選Q2
ソフトタイヤの使用が許されるQ2ではトップから12位までのタイム差がわずか0.606秒という大接戦が展開されたが、A組のQ1でトップタイムを記録していたキャシディがセクター3で痛恨のミスを犯し、1分13秒362でまさかの10位に終わることに。
一方、トップタイムを叩き出したのは平川で1分12秒951。#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)が1分12秒971の2位につけ、#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分12秒977で3位だった。
予選Q3
上位8人によって争われる最後のセッションも残り1分を切ったところで激しいタイムアタック合戦が展開され、トップから8位が0.682秒差の接戦となった。そうした中、終了間際に1分12秒700を叩き出した平川が今季初のポールポジションを獲得してみせる。平川は昨年の第2戦オートポリスでも予選トップタイムを記録したが、前戦鈴鹿2&4での「危険なドライブ行為」により3グリッド降格が言い渡されていたため、ポールポジションから決勝を戦うのは今回が初めてとなる。2位には山下、3位には国本とKONDO RACING勢が続いた。ホンダ勢最上位は福住の5位だった。
第6戦決勝は明日午後3時5分より68周で行われる。タイヤ交換義務に周回数の制限が加わった今大会、各チームは一体どんな戦略で臨むのかにも注目だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.700 | - | - | 183.367 |
| 2 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.780 | 0.080 | 0.080 | 183.166 |
| 3 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.880 | 0.180 | 0.100 | 182.914 |
| 4 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.884 | 0.184 | 0.004 | 182.904 |
| 5 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'12.890 | 0.190 | 0.006 | 182.889 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.969 | 0.269 | 0.079 | 182.691 |
| 7 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.004 | 0.304 | 0.035 | 182.604 |
| 8 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.382 | 0.682 | 0.378 | 181.663 |
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.951 | - | - | 182.736 |
| 2 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.971 | 0.020 | 0.020 | 182.686 |
| 3 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.977 | 0.026 | 0.006 | 182.671 |
| 4 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.033 | 0.082 | 0.056 | 182.531 |
| 5 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.077 | 0.126 | 0.044 | 182.421 |
| 6 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.135 | 0.184 | 0.058 | 182.277 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.136 | 0.185 | 0.001 | 182.274 |
| 8 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.293 | 0.342 | 0.157 | 181.884 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.325 | 0.374 | 0.032 | 181.804 |
| 10 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.382 | 0.431 | 0.057 | 181.663 |
| 11 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.519 | 0.568 | 0.137 | 181.325 |
| 12 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.557 | 0.606 | 0.038 | 181.231 |
■Aグループ
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.972 | - | - | 177.810 |
| 2 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.405 | 0.433 | 0.433 | 176.789 |
| 3 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.481 | 0.509 | 0.076 | 176.611 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.489 | 0.517 | 0.008 | 176.593 |
| 5 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.610 | 0.638 | 0.121 | 176.310 |
| 6 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.722 | 0.750 | 0.112 | 176.049 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.767 | 0.795 | 0.045 | 175.945 |
| 8 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.842 | 0.870 | 0.075 | 175.771 |
| 9 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'16.057 | 1.085 | 0.215 | 175.274 |
| 10 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'16.179 | 1.207 | 0.122 | 174.993 |
■Bグループ
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.540 | - | - | 178.841 |
| 2 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.743 | 0.203 | 0.203 | 178.355 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.761 | 0.221 | 0.018 | 178.312 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.830 | 0.290 | 0.069 | 178.148 |
| 5 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.842 | 0.302 | 0.012 | 178.119 |
| 6 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.846 | 0.306 | 0.004 | 178.110 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.907 | 0.367 | 0.061 | 177.965 |
| 8 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.067 | 0.527 | 0.160 | 177.585 |
| 9 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.118 | 0.578 | 0.051 | 177.465 |
| 10 | 7 | 中山 雄一 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.147 | 0.607 | 0.029 | 177.396 |
9月28日に岡山国際サーキットで行われた日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングでは、第6戦の特別規則の概要と狙いについても発表された。
今大会では、第3戦SUGOに続いて公式予選Q1をA組、B組の2グループに分けて実施する。これはコース上の混雑を避けるための措置であり、組み分け抽選に際しては同じチームのドライバーが別々の組で走るように考慮したという。
またこの方式はコース全長の長い最終戦鈴鹿での実施も現在検討されているとのこと。これは日立オートモーティブシステムシケインでの渋滞を考慮してのものだが、現時点では実施するかどうかは未定とのことだ。
また、決勝レースにおいては今回も最低1回のタイヤ交換義務が課せられるが、これは「先頭車両が10周目の第1セーフティーカーラインを交差した時点から、最終周回に入る前までに完了すること」と新たに定められた。
言い換えると、スタートから10周以内のピット作業は禁止されないが、ここでタイヤ交換を行っても、これは交換義務を果たしたとは見なされない。また、前回のもてぎ大会で#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が行ったようなファイナルラップでのピットインも無効ということになる。
今シーズン目立ってきた、ミデイアムタイヤでスタートし、1周目にソフトタイヤに履き替えて燃費走行で最後まで走りきる作戦に対し、プロモーターとしてレースの面白さを損なわない形に是正したいとの狙いがそこにはあるという。またチームからも何かしらの方法でこうした傾向に待ったをかけて欲しいとの要望があったという。
当初は燃料タンク容量の縮小やレース距離の延長なども検討されたようだが、短期間での導入が可能な方法ということで今回の特別規則が採用されたとのこと。ハード面の対応については来シーズンに向けて引き続き検討していくという。
また、この規定は最終戦での導入も検討されており、現在鈴鹿サーキットに対し申し入れをおこなっているとのこと。コース全長が異なるため、対象となる周回数は今回とは違うものになりそうだ。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は9月28日、シリーズ第6戦が行われている岡山国際サーキットで恒例のサタデーミーティングを行い、すでに発表されている2020シーズンの日程変更について、その経緯を説明した。
2020シーズンの日程については当初4月4〜5日に富士スピードウェイで開幕、第2戦を4月25〜26日に開催となっていたが、今回の発表では開幕戦は4月4〜5日に鈴鹿、第2戦を4月18〜19日に富士で開催することになっている。
これは世界耐久選手権(WEC)のベルギー大会が4月25日に開催されることが決まったため。また鈴鹿大会は2&4として例年開催されており、併催されるJSB1000クラスが鈴鹿8時間耐久ロードレースのトライアウトも兼ねていることから、4月19日に開催される二輪のルマン24時間耐久レースとのバッティングを回避するために開幕戦を鈴鹿に持ってくることにしたという。
ただしこのカレンダーはあくまでも暫定のものであり、年末に日本自動車連盟(JAF)が開催するカレンダー会議にて正式決定されるとのことだ。
9月28日現在のカレンダーは下記のとおり。
2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズスケジュール(暫定)
第1戦 4月 4~ 5日 鈴鹿サーキット
第2戦 4月18~19日 富士スピードウェイ
第3戦 5月16~17日 オートポリス
第4戦 6月20~21日 スポーツランドSUGO
第5戦 8月29~30日 ツインリンクもてぎ
第6戦 9月26~27日 岡山国際サーキット
第7戦 10月31日~11月1日 鈴鹿サーキット
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の1回目のフリー走行が9月28日、岡山国際サーキットで行われ、#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録。2番手にはディフェンディングチャンピオンの#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が続いた。
フリー走行1回目は午前9時20分より60分間で行われた。この日の岡山は曇り。午後には雨の予報も出ているが、朝の走行は終始ドライコンディションで行われた。
序盤トップに立ったのは、#7中山雄一(UOMO SUNOCO SF19)で1分13秒458。アーテム・マルケロフが今週末ソチで開催されるFIA-F2に出場するため、急遽参戦が決まった中山だが、2016年以来というブランクを感じさせない走りで最終的には5位で走行を終えた。
セッション中盤には#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)が電気系トラブルによりコース上にストップしたために赤旗中断となったが、予選への影響は大きくなさそうだ。この時点で上位11人までがソフトタイヤでの走行。ミディアムタイヤでのトップは#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)で1分15秒370だった。
終盤に入り、各ドライバーが予選シミュレーションに入ると、残り2分で牧野が1分13秒185でトップに。終了間際には山本が1分13秒355を記録して2番手に続き、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1分13秒409で3番手につけた。
なおセッション終了後に小雨が降り始めており、午後の予選はウェットコンディションで行われる可能性が高くなってきた。
公式予選は午後2時25分よりノックアウト方式で行われる。
なお今回は第3戦SUGOと同様に、参加全20台をA組、B組の2グループに分けて予選Qを実施する。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2019/09/28) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 6 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.185 | - | - | 182.152 |
| 2 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.335 | 0.150 | 0.150 | 181.780 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.409 | 0.224 | 0.074 | 181.596 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.428 | 0.243 | 0.019 | 181.549 |
| 5 | 7 | 中山 雄一 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.458 | 0.273 | 0.030 | 181.475 |
| 6 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.473 | 0.288 | 0.015 | 181.438 |
| 7 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.509 | 0.324 | 0.036 | 181.349 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.737 | 0.552 | 0.228 | 180.788 |
| 9 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.914 | 0.729 | 0.177 | 180.356 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'13.994 | 0.809 | 0.080 | 180.161 |
| 11 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.059 | 0.874 | 0.065 | 180.002 |
| 12 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.068 | 0.883 | 0.009 | 179.981 |
| 13 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.149 | 0.964 | 0.081 | 179.784 |
| 14 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.195 | 1.010 | 0.046 | 179.672 |
| 15 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.238 | 1.053 | 0.043 | 179.568 |
| 16 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.408 | 1.223 | 0.170 | 179.158 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'14.899 | 1.714 | 0.491 | 177.984 |
| 18 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.281 | 2.096 | 0.382 | 177.081 |
| 19 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'15.283 | 2.098 | 0.002 | 177.076 |
| 20 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.764 | 2.579 | 0.481 | 175.952 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

シリーズ第6戦は大分県のオートポリスで開催される「Autopolis GT300kmレース」。週末の阿蘇地方は台風の影響による天候の急変が懸念されていた。またオートポリスは例年路面が悪く、いつもピックアップで悩まされるサーキットでもある。前戦富士からのよい流れをこの九州の地でも継続できるよう、準備万端整えてチームはサーキット入りした。
September 7th Qualifying Day くもり/ドライ 気温26℃ 路面温度:35℃
昨シーズンよりも2ヶ月近く早い開催となった第6戦のオートポリスの初日は、台風の接近の影響か、予想外に蒸し暑く、厚い雲間から時折薄日が覗くもののすっきりとしないコンディションのスタートとなった。
8時50分から行われた公式練習では、山下選手と加納選手が交互にコースに出てマシンのフィーリングを確認した。チームは、一旦富士大会で好調だったハードタイヤをチョイスしてマシンをコースに出したが、コースは阿蘇からの火山灰が舞っているようで埃っぽく、終始グリップ不足のような状態に悩まされる。チームはタイヤをミディアムハードに履き替え、一定のグリップが得られることを確かめた。
14時30分から予選が行われ、Q1担当の山下選手がコースに出た。決勝に向けて少しでもタイヤを温存するため、山下選手はワンチャンスに賭け、慎重にタイヤに熱を入れて3Lap目に1'46.951をマーク、早々にピットに戻ってきた。結局ARNAGE AMG GT3はQ2進出とはならなかったが、山下選手のナイスアタックで、翌日の決勝を24番グリッドから戦うこととなった。
September 8th Race Day 曇り時々雨/ドライ~ウェット 気温:27℃→25℃ / 路面:33℃→28℃
決勝の行われる日曜日。朝のうちはすっきりと晴れて眩しい青空が広がるオートポリスだったが、ウォームアップ走行の始まる頃から、にわかに雲行きが怪しくなり、チームはグリッドにレインタイヤを準備した。しかし、未だ雨の降りだす気配はなく、定刻14時30分、第1スティント山下亮生選手が24番手からドライタイヤを履いてレースを開始した。
レースはスタート直後から荒れ模様で、3Lap目にセーフティーカー導入があり、その後もアクシデントで順位を落とすマシンもあって、ARNAGE AMG GT3は少しずつ順位を上げていく。
ところが18Lap目、1コーナー付近に雨が降り始めた。雨脚は少しずつ強くなるが、青空の見えている部分もあり、ウエットとドライが入り混じる微妙なコンディションで、レインタイヤに交換する判断には至らない。
「平常心でタイムを落とさずにいけよ」と監督から無線で励まされた山下選手は、雨の中、我慢の走りを続けた。30Lapが近づく頃にはルーティンピットのマシンも出始めるが、完全にウエットコンディションになるのを待ちたいチームは、山下選手をコース上に留めて状況が進捗するのを待っていた。
コース上のセクター3付近がレインコンディションとなった32Lap目、2度目のセーフティーカーが導入され、降りしきる雨の中、全車隊列を組んでコースを周回することになる。開幕戦の悪夢とあまりにも似ている状況に、チームの誰もが祈るような気持ちでピットレーンがオープンになるのを待った。
38Lap目、ピットレーンオープンと同時にチームは山下選手をピットに呼び戻し、ドライバー交代を終えたARNAGE AMG GT3が、レインタイヤを履いてコースに復帰する。
山下選手からステアリングを引き継いだ加納選手は、見かけ上16番手で第2スティントをスタート。強い雨が降り続き、スピンするマシンが多発する中、落ち着いた走行を続けた。
その後、またしても300クラスのマシンがスピン、今大会3度目のセーフティーカー導入となった。そしてレースがリスタートされると、ルーティンピットを既に終えていたARNAGE AMG GT3は、11位に浮上していた。
加納選手はトップ集団の中で、上位チームの強豪ドライバーにも引けを取らない堂々とした走行で、さらにポジションをもう一つあげて10番手としたが、レースも終盤になると雨脚が弱まって次第に路面が乾き始め、スリックタイヤを履いたマシンが後方から追い上げてきた。加納選手はそれでも最後まで粘り強く走行を続け、残り数Lapのところで一旦オーバーテイクされた31号車を再び抜き返して、最終的に12位でチェッカーを受けた。
Arnage Racingは、ドライバーやスタッフのみならず、レースクイーンやファンまでもが一心同体となって難しいコンディションに立ち向かい、悪路のオートポリスのレースを無事完走、チームポイント3を獲得することができた。
応援してくださったみなさまには深く感謝しますとともに、9月21日~9月22日にスポーツランド菅生で開催される、第7戦SUGO GT300kmにおきましても、熱い応援をお寄せ頂きますよう宜しくお願いいたします。
Arnage Racing 2019 SUPER GT Race report
2019オートバックススーパーGT第6戦「オートポリスGT300kmレース」の決勝が9月8日、大分県のオートポリスで行われた。レース中に降った雨により序盤からアクシデントが相次ぎ、3度もセーフティーカーが導入される大荒れの展開となったが、レース中盤のピット作業でウェットタイヤを選択した#39ヘイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD LC500)が41周目にトップに立ち、そのまま逃げ切って今季初勝利をものにした。これとは対照的にGT300クラスはレース後半をスリックタイヤで戦った#60吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が路面の乾き始めたレース終盤に第逆転劇を演じて今季初優勝を達成した。
第6戦決勝はスタート前から波乱が相次いだ。
まず7日の公式予選終了後に#12ジェームス・ロシター(カルソニックIMPUL GT-R)が急病を発症。ドクターストップがかかってしまったため、チームインパルは急遽テレビ番組の解説でオートポリスを訪れていた千代勝正を代役に起用した。この予定外のドライバー変更により、12号車には大会審査委員会から10秒ストップのペナルティが課せられることになる。
続いてウォームアップ走行で今度はポールシッターの#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(KEIHIN NSX-GT)がメカニカルトラブルに見舞われてコース上にストップするアクシデントが発生。一時はスタートも危ぶまれたが、チームスタッフの懸命の作業が実り、17号車は無事最前列からレースに臨むことができた。
この時点での天候は晴れ。路面はドライコンディションだったため、全車がスリックタイヤを装着して午後2時30分に65周の戦いがスタート。ポールポジションの#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)は最初の1コーナーで#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)に並びかけられたが、2コーナー立ち上がりでトップを奪い返した。
その後方では1周目の12コーナーで#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)と#16武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)が接触、1号車がタイヤバリアに突っ込んでストップしたため、3周目に最初のセーフティーカーが導入されるが、塚越は無難にリスタートを決め、そのままレース前半をリードする
しかしレースが20周を迎える頃になると1コーナー方面から雨が降り始め、路面は次第にスリッピーになっていく。この影響で33周目には#87高橋翼(T-DASHランボルギーニ GT3)が12コーナーでスピンアウトしたため、35周目に2度目のセーフティーカー導入となる。
GT500クラスの上位陣はこれを見越して34周目に相次いでピットに飛び込んだため、ピットレーンの至る所で接触が相次ぐことに。
しかしこの時点では雨は一時的なものとみられていたため、後半のタイヤ選択はチームによってスリック、ウェットと判断の分かれることになり、これが結局この日の勝敗を左右することになった。
1周目からトップの#17KEIHIN NSX-GTはスリックを選択。30周目にピットストップを終えていた#37KeePer TOM'S LC500もスリック。しかし#39DENSO KOBELCO SARD LC500、#38ZENT CERUMO LC500、#19WedsSport ADVAN LC500はウェットタイヤを選択した。
その結果、雨の中でのリスタートとなった41周目に#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)は一気に4位にまで後退、42周目に2度目のピットインでウェットタイヤに履き替える事態に。代わって#39中山雄一(DENSO KOBELCO SARD LC500)がトップに浮上した。
その直後に2台の車両がコースアウトしたために3度目のセーフティーカーが入り、バゲットのタイムロスは最小限にとどまったが、50周目のリスタートでは周回遅れの#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)が2位の#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)の前に立ち塞がる格好になり、中山が一気にリードを広げることになった。
トップ3を上回るハイペースで追い上げを図ったバゲットは51周目に#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)を、53周目に#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)を捉えて2位まで順位を挽回するが、レース終盤には雨が止んで路面が乾き始めたこともあり、最後まで中山を捉えることができず、2位でフィニッシュ。3位にはスリックタイヤで我慢の走りを強いられながらも終盤一気に順位を挽回した#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)が入った。
今年GT500クラスに昇格した中山にとっては嬉しい初勝利だ。またこれによりコバライネン/中山組はドライバーズランキング3位に浮上、コバライネンはレース後の会見で2016年以来のタイトル獲得に意欲をみせた。
ウェットタイヤの選択が吉とでたGT500クラスとは対照的に、GT300クラスはスリックタイヤで後半に挑んだ#60SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が見事な逆転劇を披露することになった。
雨雲の動きを見極めるためにスタートドライバーの宮田に40周目まで引っ張らせる作戦に出たLMcorsaは、監督の飯田章の判断でスリックタイヤをチョイス。後半を担当した吉本が路面の乾き始めた60周目に、ウェットタイヤを装着してトップに浮上していた#88小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3)と2位の#720アレックス・パロウ(McLaren 720S)を一気に抜き去ってトップに立ち、念願の今期初勝利を達成した。
今は監督に転身した飯田とともに、GT300仕様のレクサスRC Fの開発に初期段階から関わってきた吉本は、長く苦しかったこれまでの戦いを振り返り、レース後のテレビインタビューでは感極まって涙ぐむ場面も。スーパーGT参戦2年目を迎えた宮田にとっても嬉しいスーパーGT初優勝となった。
2位は#720荒聖治/アレックス・パロウ組(McLaren 720S)、#88小暮卓史/元嶋佑弥組(マネパ ランボルギーニ GT3)は結局3位でレースを終えた。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。2週間後の9月22日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2019/09/08) GT500 Final Race Weather:Fine-Rainy Course:Dry-Wet
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 6 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 40 | 65 | 2:19'15.779 |
| 2 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 20 | 65 | 3.774 |
| 3 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 88 | 65 | 24.137 |
| 4 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 61 | 65 | 27.931 |
| 5 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 50 | 65 | 32.440 |
| 6 | 6 | 大嶋 和也 山下 健太 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 120 | 65 | 32.676 |
| 7 | 64 | ナレイン・カーティケヤン 牧野 任祐 | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 9 | 65 | 34.575 |
| 8 | 19 | 国本 雄資 坪井 翔 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 41 | 65 | 1'04.754 |
| 9 | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 28 | 65 | 1'09.629 |
| 10 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 48 | 65 | 1'47.470 |
| 11 | 3 | 平手 晃平 フレデリック・マコヴィッキィ | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 64 | 1Lap |
| 12 | *12 | 佐々木 大樹 千代 勝正 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 35 | 64 | 1Lap |
| 13 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 77 | 64 | 1Lap |
| 14 | *16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 16 | 63 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 45Laps)完走 ---- |
| 15 | 1 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 58 | 0 | 65Laps |
- Fasetest Lap: CarNo.17 塚越 広大(KEIHIN NSX-GT) 1'36.679
- CarNo.12は、ドライバーをジェームス・ロシターから千代勝正に変更した。
- CarNo.12は、公式通知No.36(参加確認後のドライバー変更)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
- CarNo.16(武藤英紀)は、SpR.13.1.a(フォーメーションラップ中の追突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
AUTOPOLIS GT 300km RACE -RIJ- (2019/09/08) GT300 Final Race Weather:Fine-Rainy Course:Dry-Wet
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 6 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 10 | 62 | 2:19'33.864 |
| 2 | 720 | 荒 聖治 アレックス・パロウ | McLaren 720S McLaren 720S GT3 | YH | | 62 | 12.332 |
| 3 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 51 | 62 | 19.792 |
| 4 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 37 | 62 | 27.054 |
| 5 | 96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 62 | 30.349 |
| 6 | *55 | 高木 真一 福住 仁嶺 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 73 | 62 | 32.743 |
| 7 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 39 | 62 | 38.235 |
| 8 | 56 | 平峰 一貴 サッシャ・フェネストラズ | リアライズ日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 64 | 62 | 40.746 |
| 9 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 20 | 62 | 45.965 |
| 10 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 42 | 62 | 48.318 |
| 11 | *34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 38 | 62 | 56.071 |
| 12 | 50 | 加納 政樹 山下 亮生 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 62 | 1'06.866 |
| 13 | *21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | YH | 12 | 62 | 1'11.543 |
| 14 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 62 | 1'22.805 |
| 15 | *11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 56 | 61 | 1Lap |
| 16 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 32 | 61 | 1Lap |
| 17 | *5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | ADVICSマッハ車検MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 61 | 1Lap |
| 18 | 7 | 藤井 誠暢 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | YH | | 60 | 2Laps |
| 19 | 33 | ショウン・トン 道見 ショーン 真也 | エヴァRT初号機X Works GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 18 | 60 | 2Laps |
| 20 | *35 | ナタポン・ホートンカム ショーン・ウォーキンショー | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 60 | 2Laps |
| 21 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 60 | 2Laps |
| 22 | 9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE Porsche 911 GT3 R | YH | | 59 | 3Laps |
| 23 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 58 | 4Laps |
| 24 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 49 | 58 | 4Laps |
| 25 | *360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 58 | 4Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ---- |
| - | *22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズ AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 33 | 29Laps |
| - | 87 | 高橋 翼 アンドレ・クート | T-DASHランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 58 | 30 | 32Laps |
| - | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 14 | 48Laps |
| - | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 34 | 7 | 55Laps |
- Fastest Lap: CarNo.4 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 1'47.091
- CarNo.11(安田裕信)は、SpR.35(SC活動中でドライバー交代が行えなかったため)レース距離超過を認める。
- CarNo.5は、SpR.21.3.4(マーキングタイヤ以外でのウォームアップ走行)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.35(N.ホートンカム)は、SpR.32.16(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.22(和田久)は、SpR.13.1.a(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアにつき留保した。
- CarNo.55は、SpR.27.14(ファストレーン優先権違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.22(和田久)は、SpR.付則3.15(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ60秒を科したが、リタイアにつき留保した。
- CarNo.34は、SpR.27.4(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.360(田中篤)は、SpR.付則3.15(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ60秒を科した。
- NCaro.360(田中篤)は、SpR.13.1.a(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.21(富田竜一郎)は、SpR.13.1.a(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は9月8日、第6戦の行われている大分県のオートポリスで定例会見を行い、10月4~6日にドイツのホッケンハイムで行われる、ドイツツーリングカー選手権(DTM)第9戦に日本から参戦する予定のチームとドライバーの氏名を公表した。
参戦を予定しているのは#1RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン)、#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生、ロニー・クインタレッリ)、#37KeePer TOM'S LC500(平川亮、ニック・キャシディ)の3台。既にニッサンとレクサスは船便で現地に向かっており、ホンダは後日航空便で現地に送られる。
またMOTUL AUTECH GT-Rについては、DTMで#23をつけて走っている車両が存在することから、今回は#35として参戦するとのこと。DTMで使用されているDRSについては、残念ながらGT500では対応できないためDTM第9戦には搭載せずに参戦するという。
なお、11月23-24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGTxDTM特別交流戦に参戦するDTM車両は6~10台になる見込みで、今月12日にGTAとITR(DTMの運営団体)の間で行われるテレビ会議で決定するという。こちらのレースではDTM車両もDRSなしでの参戦となり、激しい戦いが期待できそうだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
- GT500クラス #17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)
- 今は最高の気分です。6年間ずっとポールポジションを獲得しようと頑張ってきましたが、やっとそれが叶って嬉しいです。最高の1日になりました。Q2で素晴らしいラップタイムを刻んでくれた広大選手に感謝します。朝から少しずつクルマは良くなってきました。少し苦労した面もありましたが、色々なセットアップを試していく中でどんどん良くなっていきました。明日雨が降った場合は視界が重要なので、ポールポジションからスタートできるのはいいことだと思います。僕はブリヂストンのウェットタイヤで走った経験があまりないのが不安ですが、クルマは速いので大丈夫だと思います。もちろんドライなら今日のクルマの速さとタイヤの相性で非常にいい走りができると思います。あとはミスをしないことが大事ですね。
- GT500クラス #17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)
- フリー走行から予選にかけて、セットアップが順調に進んでいきました。バゲット選手が細かいセットを試していき、タイヤも色々試しながら、いつものレースより順調にフリー走行は進めることができました。フリー走行はバゲットが1番手タイムでクリアしていて、Q1も2位にタイム差をつけてのトップタイムだったので、クルマが調子いいのがわかったし、バゲットからのプレッシャーも感じながらQ2に臨みました。クルマのフィーリングはすごく良かったですし、自信を持って攻めることができたので。僕自身も雨とかの微妙なコンディションじゃなく、しっかりドライでタイムが出せたので良かったかなと思います。明日は天候がわからない中、ポールポジションからスタートできることは僕にとってはポジティブですし、勝つための準備をしっかりしていって、僕たち二人がベストなパフォーマンスを見せ、またここにレースの報告ができるように走りたいと思います。
- GT300クラス #25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)
- セットアップのバランスは良かったんですけど、フリー走行の間ずっとトラブルを抱えてて、僕たち二人ともちゃんと走ることができず、ほぼぶっつけで予選ということだったんですけども。持ち込んだセットが良くて、タイヤが機能してくれたので、無事Q1を通過できて、そのままQ2にバトンを渡せたので本当に仕事できたなあと安心しました。一番いい場所からスタートできますし、ホッピーの会長さんのためにもしっかりいいレースをして、いい成績を出せるように頑張ります。
- GT300クラス #25松井孝允(HOPPY 86 MC)
- 僕らはABSのトラブルでフリーをまともに走れなかったんですけど、メカニックがちゃんと直してくれたんでこの結果があると思います。そんな中で佐藤選手がいつも大変な思いをしてQ1を突破してくれるので。特にフリー走行でニュータイヤを履けない中で予選では上位を走ってくれるので本当にありがたいことだなあと。それを受けてのQ2のこの結果というのは本当に良かったです。ヨコハマタイヤさんが毎回新しいものを持ってきてくださるので、明日はそれがうまく機能することを願っています。またホッピーの会長さんが亡くなられたので、結果も大事ですが、僕らが前に立って戦っている姿をお見せできればと思います。もちろんここに戻ってきたいとも思っているので、そういう気持ちで明日の決勝は戦っていきたいです。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2019オートバックススーパーGT第6戦「オートポリスGT300kmレース」の公式予選が9月7日、大分県のオートポリスで行われ、#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(KEIHIN NSX-GT)がこの日行われた全てのセッションでトップタイムを記録するという圧倒的な速さを見せてポールポジションを獲得。2位に#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が続き、ホンダNSXがフロントローを独占するという結果になった。GT300クラスは#25松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY 86 MC)が今季3度目のポールを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。当初は天候の悪化が心配されたものの、終始ドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
GT500クラスは公式練習に続いて#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)が1'34.415でトップタイム。#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が1'34.733で続き、#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)が3番手。一方、第4戦、第5戦と連勝を果たした#6山下健太(WAKO'S 4CR LC500)は上限いっぱいの100kgのウェイトハンデ(実際には50kgのウェイト+燃料リストリクター3ランクダウン)に苦しみ、14位で予選を終えることに。一方、ランキング2位の#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)は88kgのウェイトハンデ(38kg+燃料リストリクター3ランクダウン)を物ともせず4番手で見事Q2進出を果たした。
GT300クラスは#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)が1'44.803でトップタイム。#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が2番手、#55高木真一(ARTA NSX GT3)が3番手に続いた。しかし前回優勝の#87アンドレ・クート(T-DASHランボルギーニ GT3)はペースが上がらず1'46.972の25位に終わった。#720荒聖治(McLaren 720S)もQ1終了まで懸命のアタックを続けたが、Q1突破にはコンマ3秒及ばず、19位で予選を終えることになった。
予選Q2
GT500クラスは#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が2位以下をコンマ7秒引き離す圧巻の速さを見せ、1'33.262で今季初のポールポジションを獲得。第4戦タイで良いセッティングが見つかり、それを第5戦富士、翌週のSUGO合同テストで着実に煮詰めてきたと予選後の会見で塚越が語った通り、朝の公式練習からQ1、Q2と全セッションでトップタイムという快挙をものにした。同じくホンダNSXを駆る#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'33.967で2番手。#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)ga
3番手につけた。
GT300クラスは#25松井孝允(HOPPY 86 MC)が第3戦鈴鹿、第4戦タイに続いて今季3度目のポールポジションを獲得。公式練習ではABSのトラブルにより、二人ともほとんど走れなかったとのことだが、メカニックの懸命の修復作業が功を奏して1'44.423を叩き出し、同じくマザーシャシーを走らせる#52吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)を僅差で退けてみせた。3番手には#7ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(D'station Vantage GT3)が続いた。
第6戦決勝は明日午後2時30分より65周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
2019オートバックススーパーGT第6戦「オートポリスGT300kmレース」の公式練習が9月7日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(KEIHIN NSX-GT)、GT300クラスは#2高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス)がトップタイムだった。
公式練習は午前8時50分より105分間で行われた。朝7時より行われた公開車検の時にはコース上空を厚い雲が覆っていたが、公式練習が開始される頃には次第に晴れ間が広がっていき、セッションを通じてドライコンディションでの走行となった。
GT500クラスは#17KEIHIN NSX-GTが序盤から好調。一時は#36中嶋一貴/関口雄飛組(au TOM'S LC500)にトップの座を明け渡したものの、終盤の専有走行でバゲットが1'34.211を記録して再びトップに浮上、午後の公式予選でも大いに期待できそうな状況だ。2番手には#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)が続き、ホンダNSXが1-2という結果に。ルーキーの坪井翔が専有走行を担当した#19国本雄資/坪井翔組(WedsSport ADVAN LC500)が3番手につけた。
一方、第4戦、第5戦と連勝してポイントリーダーに浮上した#6大嶋和也/山下健太組(WAKO'S 4CR LC500)は50kgのウェイトと燃料リストリクター3ランクダウンというハンデが影響してか14番手と苦しい滑り出しとなった。
GT300クラスは専有走行終了間際に加藤寛規が1'45.308を叩き出し、#2高橋一穂/加藤寛規組(シンティアム・アップル・ロータス)がトップに。第5戦でポールポジションを獲得した#52脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)が2番手に続き、#7藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(D'station Vantage GT3が3番手。
しかし前回優勝の#87高橋翼/アンドレ・クート組(T-DASHランボルギーニ GT3)はセッション序盤に最終コーナー手前で高橋翼が痛恨のスピン。フロントからガードレールに突っ込んで赤旗の原因を作ってしまったことも影響し、最下位に終わっている。
また今回からK2 R&D LEON RACINGに菅波冬悟が加入。黒沢治樹に代わって#65LEON PYRAMID AMGをドライブしている。菅波は昨年のFIA-F4オートポリス戦で2連勝を飾っており、今シーズンもポイントランキング2位につけている。今回以降の3大会はスーパーGTとFIA-F4のダブルエントリーとなる模様。この公式練習ではクラス11番手につけた。
第6戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
2019全日本F3選手権第6戦の決勝が6月8日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が後続を大きく引き離し、第3戦オートポリス以来の4連勝を達成した。
決勝レースは午後2時25分より25周で行われた。スタートでトップに立ったのは予選5位の#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)。しかしこれは誰の目にも明らかなジャンプスタートによるもので、競技団は直ちにアーメドに対しドライブスルーペナルティーを科すことに。これにより3周目にトップに立った#11フェネストラズは、そこから一気に後続を突き放しにかかった。
2位は予選2位の#8片山義章(YTB by Carlin)。予選3位の#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が僅差で続くが、ここは抜きどころの少ない岡山。この決勝にニュータイヤを投入した宮田をもってしてもオーバーテイクのチャンスはなかなか訪れなかったため、レースが10周を過ぎたあたりから宮田は着実にファステストラップを獲得してフェネストラズのフルポイントを阻止する作戦に頭を切り替えた。
そして18周め。宮田は1'23.449を叩き出し、フェネストラズの1'23.468を上回ることに成功する。すかさずフェネストラズも20周目に1'23.406を記録するが、宮田は24周目に1'23.295を記録、見事ファステストラップの1ポイントを獲得してみせた。
しかし2位争いは最後まで片山が宮田の追撃を退け、自身初の総合2位を獲得している。
一方、ファステストラップ獲得はならなかったものの、レースはフェネストラズが13.858の大差をつけて優勝。第8戦のポールポジションを手にした。
マスタークラスは#30DRAGON(TEAM DRAGON F3)が#28山口大陸(タイロクレーシング28号)の追撃を僅差でしのいで優勝をものにしている。
全日本F3は明日午前10時より第7戦決勝、午後2時15分より第8戦決勝をいずれも18州で行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum