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全日本GT選手権

JGT:GTオールスターもてぎ第1レース結果

NICOS CUP GTオールスター戦 -RIJ- (1997-11-16) 決勝第1レース(暫定)
For NICOS CUP GT Allstar Race ツィンリンクもてぎ(J) : 2.414km

 P No. Driver(s)--------------- Car---------------- Laps--Time -----km/h-
 1   2 鈴木 亜久里/E.コマス  Nissan Skyline GTR    57  50'24.768 163.76
 2  38 竹内 浩典/金石 勝智     Toyota Supra          57    -15.001
 3  37 鈴木 利男/舘 信吾      Toyota Supra          57    -41.215
 4   3 長谷見 昌弘/田中 哲也   Nissan Skyline GTR    56
 5  30 山田 洋二/茂木 和男     Porsche 911 GT2       56
 6  34 土屋 圭市/松田 秀士     Dodge Viper GTS-R     55
 7   5 田嶋 栄一/ヒロ・松下    Toyota Supra          55
 8  18 黒澤 琢弥/山本 勝己     Honda NSX             54
 9  88 和田 孝夫/和田 久      Nissan Skyline GTR    54
10  27 太田 哲也/A.オロフソン Ferrari F355          53
11  19 織戸 学/福山 英朗      Nissan Silvia         53
12  81 大八木 信行/木下 隆之   Nissan Silvia         53
13 910 袖山 誠一/見崎 清志     Porsche 993 RSR       53
14  71 星野 薫/城内 政樹      Porsche 911           53
15   7 山路 慎一/松本 晴彦     Mazda RX-7            53
16 100 高橋 国光/飯田 章      Honda NSX             52
17  17 野上 敏彦/細野 智行     Mazda RX-7            47

    60 佐藤 久美/田中 実      Toyota Cavalier       34 ドライブシャフト
    36 関谷 正徳/片山 右京     Toyota Supra          31 オイル漏れ
    39 影山 正美/谷川 達也     Toyota Supra          28 燃料系
    12 星野 一義/土屋 武士    Nissan Skyline GTR    24 接触
    25 小幡 栄/長島 正興     Toyota MR2            16 クラッチペダルステー折損
   556 影山 正彦/近藤 真彦     Nissan Skyline GTR     6 接触
    91 松永 雅博/三原じゅん子  Toyota MR2           DNS クラッチトラブル
****************************************************************************
  レース中のBest Lap #2 ZEXELスカイライン  47.685


 薄曇りのツインリンクもてぎ。
 オーバルに特設シケインを設置したオールスター戦専用コースで争われた
第1レースは、序盤にそのシケインで接触事故が発生。4位集団で起こった
このアクシデントで#556 KURE R33がリタイアを余儀なくされ、#18 avex童夢
無限NSX、#100 RAYBRIG NSX、#5 5ZIGEN SUPRAも遅れることになった。これで
7周の間ペースカーランとなる。

 しかし、これら後方で起こったアクシデントを尻目にPPから飛び出した#2
ZEXELスカイラインは快調そのもの。コマス→亜久里と繋ぐ完璧なレースで、
フラストレーションのたまることの多かった今シーズンの鬱憤を晴らす快走を
見せ総合優勝を飾った。
 GT300クラスは、クラス3位からスタートした#27チームFCJフェラーリ
が優勝した。

            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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JGT:GTオールスターもてぎTOPクオリファイ

NICOS CUP GTオールスター戦 -RIJ- (1997-11-16) Top Qualifying-Session
For NICOS CUP GT Allstar Race ツィンリンクもてぎ(J) : 2.414km

 P No. Driver(s)--------------- Car---------------- Best-LapT -Behind -km/h-
 1  37 鈴木 利男/舘 信吾      Toyota Supra          47.933         181.30
 2  38 竹内 浩典/金石 勝智     Toyota Supra          48.124   0.191
 3   2 鈴木 亜久里/E.コマス  Nissan Skyline GTR    48.236   0.303
 4   5 田嶋 栄一/ヒロ・松下    Toyota Supra          48.435   0.502
 5  18 黒澤 琢弥/山本 勝己     Honda NSX             48.821   0.888
 6 100 高橋 国光/飯田 章      Honda NSX             49.408   1.475
 7  81 大八木 信行/木下 隆之   Nissan Silvia         52.683   4.750
 8 910 袖山 誠一/見崎 清志     Porsche 993 RSR       54.627   6.694
   556 影山 正彦/近藤 真彦     Nissan Skyline GTR    ------
    27 太田 哲也/A.オロフソン Ferrari F355          ------

 * #556,27は、全日本GT選手権統一規則第29条一般安全規定a)違反によりラッ
   プタイム抹消。
 * #81は、オフィシャルのラップ数ミスジャッジにより、当該アタックタイム
   を正規アタックラップの52.683とした。当該オフィシャルは厳重注意。
----------------------------------------------------------------------

 決勝日朝9時から行なわれたトップクオリファイは、GT500クラス上位7
台、GT300クラス上位3台が参加できる。
 このクオリファイで予選タイムを上回ると、予選順位を上げることができると
いうシステムだが、GT500では該当するマシンは出ず、僅かにGT300ク
ラスの#81が1つ順位を上げたにとどまった。

               *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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GTインサイドレポートALLSTAR/2

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   NICOS CUP GT ALLSTAR RACE                                    15 Nov.'97
   Qualify Report                予選日レポート                 FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTCスペシャル NICOS CUP GTオールスター戦'97 in ツインリンクもてぎ

GTキングは渡さない!! ZEXELスカイラインが暫定ポールを奪取!
スープラ&NSXはトップクォリファイで逆転を狙う

 11月15日、NICOS CUP GTオールスター戦'97の予選が栃木県・ツインリンクもて
ぎの"スーパースピードウェイ"で開催された。今回のコースには第1ターン、第3
ターンにシケインが設けられている。これは、本来オーバル用に造られていないGT
マシンとタイヤの安全確保のためでもあり、またロードコースにあるブレーキング
競争という楽しみをオーバルに持ち込むという意味があるということだ。

好調スカイラインは雨のためか?!

 午前には2回、各1時間の練習走行が行われた。昨晩降った雨のために、1回目
の走行開始時には路面はウエット状態。しかし、雨は上がっており、各車、インター
ミディエイト(浅溝雨用)タイヤでコースイン。初めてのコースで、しかも雨とい
うことでみな無理をせず、確実な走行だった。それでもGT500クラスのタイムは1分
を切る50秒台。なかでも積極的に周回したNo.2 ZEXELスカイラインは51秒289のトッ
プタイムを記録。2番手はNo.18 avex童夢無限の54秒150を大きく引き離した。3番
手には、No.30 NICOS PORSCHE、4番手にNo.556 KURE R33、5番手にNo.3ユニシア
ジェックススカイラインとスカイラン勢の健闘が目立った第1セッションだった。
引き続き行われた練習走行第2セッションでも、No.2 ZEXELスカイラインが好調な
走りを見せる。雨の心配はほとんどなくなり、走行ラインはほとんどドライとなっ
た終盤には上位勢は50秒を切るタイムを出す。No.2 ZEXELスカイラインは最終的に
47秒573までタイムアップし、先のセッションに続きトップに立つ。2番手にはコン
マ321差の47秒894でNo.556 KURE R33が付け、3番手にはNo.37カストロール・トム
ス・スープラ、続いてNo.38カストロール・セルモ・スープラ、No.36カストロール
・トムス・スープラと3台のスープラが並んだ。6番手にNo.18 avex童夢無限NSXが
入った。GT300では両セッションともNo.81ダイシンシルビアがトップに立ち、第2
セッションでの52秒322が午前のトップタイムとなった。なお、No.26タイサンスター
カードRSRは第2セッション途中でエンジンにトラブルが発生し、午後の予選での走
行も不能となってしまった。

ZEXELスカイラインがパーフェクト制覇

 午後に入ると日差しも強くなり、暑さを感じるほどになる。2時ちょうどから予
選が始まる。路面もこの時点で完全にドライとなった。予選は正味1時間で、最初
の20分をGT500が、続く20分をGT300がそれぞれ走り、最後の20分は両クラスの混走
で行われた。
 まずGT500クラスがコースに出る。ドライコンディションでは、あっさりとタイ
ムは40秒台に入る。8分経過時点で練習走行でも好調だったNo.2 ZEXELスカイライ
ンが47秒955でタイムチャートのトップに立つ。これにNo.18 avex童夢無限NSXが47
秒945で続くが、この直後No.18はピットイン。ミッション・オイルが漏れており、
修復のために以後の走行は不可能となった。これに代わってNo.100 RAYBRIG NSXが
47秒908を出すが、この時にシケインのパイロンに接触があったということでペナル
ティーが科せられこのタイムは無効になってしまい、47秒948のタイムにとどまっ
た。そして20分の走行終了直前にNo.37カストロール・トムス・スカイラインが47
秒794を出して2番手へと飛び込む。No.2は最終的に47秒617までタイムを上げ、全
セッションでトップを取りパーフェクトととなった。そして、5番手にはNo.556 
KURE R33が入り、スカイライン勢の好調さがうかがわれた。


GT300はラスト1分でナインテンポルシェが大逆転

 GT300クラスの20分間では、No.19 RS☆Rシルビアが開始早々に第1ターンのシケ
インでコンクリート・ウォールにヒット。マシンの右フロントをかなり破損し、
レッドフラッグで一時中断。この後もスピンするクルマがあり、各車なかなかタイ
ムアタックができない。その中でNo.81ダイシンシルビアが他車のスリップストリー
ムを使ってタイムアップ。52秒964でトップに立つ。これにNo,27 TEAM FCJフェラー
リが53秒182、No.60ワイズダンロップBPキャバリエの53秒214で続く。
 そして、最後の混走セッション。タイムアップは難しいかと思われた中、最初の
GT500走行時間に電気系のトラブルでコース上に止まってしまったNo.5 5ZIGEN SUPRA
が、修復してサイドコースイン。47秒992までタイムを上げて5番手に上がる。そし
て、残り10分ほどになったところで、No.38カストロール・セルモ・スープラが47秒
714で6番手から一気に2番手に飛び込む。また、GT300でも混走セッション開始直
後にNo.27が52秒816を記録してNo.81を逆転する。だが、終了わずか1分前にNo.910
ナインテンポルシェが52秒460を叩き出し、一気にトップに上がる。そして、そのま
ま終了となった。
 これによって、16日午前に行われるトップクォリファイには、GT500ではNo.2、
No.38、No.37、No.18、No.100、No.5、No.556の7台。GT300からはNo.910、No.27、
No.81の3台が出場する。



暫定ポールポジション
エリック・コマス 47秒617(No.2 ZEXELスカイライン)
「オーバルは大好きだよ。でもシケインがちょっとね(笑)。抜き場? 抜き場は
まったくない。今日は暫定ポールを決めたが、非常に拮抗した戦いだった。1回
目の公開練習の時はウエットの中で2位より3秒速かったけど2回目はコンマ5
秒、予選ではコンマ2秒差もなかった。各マシンの差は本当に僅かだった。僕の
クルマは悪くなかった。速く、そして非常にコンスタントに走れるんだ。47秒台
を4回か5回マークした。競争力には満足しているよ。この調子で行って明日の
トップクオリファイでもポールポジションを奪ってレースでも勝ちたい。シリー
ズ戦では開幕戦で優勝したので最後のレースも優勝で飾りたいよ」


GT300クラス暫定ポール
玉本秀幸 52秒460(No.910 ナインテンポルシェ)
「袖山さんが『行け』と後半に言ってくれたんで、出たらスリップも使いやすく
て良いタイムが出た。午前は速いタイムでは走れず、タイムが出て良かったです
よ」


                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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JGT:GTオールスターもてぎ予選結果

NICOS CUP GTオールスター戦 -RIJ- (1997-11-15) Qualifying-Session
For NICOS CUP GT Allstar Race ツィンリンクもてぎ(J) : 2.414km

 P No. Driver(s)--------------- Car---------------- Best-LapT -Behind -km/h-
 1   2 鈴木 亜久里/E.コマス  Nissan Skyline GTR    47.617         182.506 
 2  38 竹内 浩典/金石 勝智     Toyota Supra          47.714   0.097 182.135 
 3  37 鈴木 利男/舘 信吾      Toyota Supra          47.794   0.177 181.830 
 4  18 黒澤 琢弥/山本 勝己     Honda NSX             47.945   0.328 181.258 
 5 100 高橋 国光/飯田 章      Honda NSX             47.948   0.331 181.246 
 6   5 田嶋 栄一/ヒロ・松下    Toyota Supra          47.992   0.375 181.080 
 7 556 影山 正彦/近藤 真彦     Nissan Skyline GTR    48.166   0.549 180.426 
 8  36 関谷 正徳/片山 右京     Toyota Supra          48.195   0.578 180.317 
 9   3 長谷見 昌弘/田中 哲也   Nissan Skyline GTR    48.987   1.370 177.402 
10  34 土屋 圭市/松田 秀士     Dodge Viper GTS-R     49.047   1.430 177.185 
11  39 影山 正美/谷川 達也     Toyota Supra          49.071   1.454 177.098 
12  30 山田 洋二/茂木 和男     Porsche 911 GT2       49.365   1.748 176.044 
13  12 星野 一義/土屋 武士    Nissan Skyline GTR    49.854   2.237 174.317 
14 910 袖山 誠一/見崎 清志     Porsche 993 RSR       52.460   4.843 165.658 
15  27 太田 哲也/A.オロフソン Ferrari F355          52.816   5.199 164.541 
16  81 大八木 信行/木下 隆之   Nissan Silvia         52.964   5.347 164.081 
17  60 佐藤 久美/田中 実      Toyota Cavalier       53.214   5.597 163.310 
18   7 山路 慎一/松本 晴彦     Mazda RX-7            53.929   6.312 161.145 
19  71 星野 薫/城内 政樹      Porsche 911           54.391   6.774 159.776 
20  25 小幡 栄/長島 正興     Toyota MR2            54.491   6.874 159.483 
21  91 松永 雅博/三原じゅん子  Toyota MR2            54.776   7.159 158.653 
22  17 野上 敏彦/細野 智行     Mazda RX-7            56.740   9.123 153.162 
23  19 織戸 学/福山 英朗      Nissan Silvia         57.032   9.415 152.378 
------------------------------- DNQ ----------------------------------------
    88 和田 孝夫/和田 久      Nissan Skyline GTR    58.359  10.742 148.913 
     8 W.ガ-ドナ-/T.クリステンセン Toyota Supra       ------ 
    26 鈴木 恵一/新田 守男     Porsche 964 RSR       ------ 
****************************************************************************

                提供:ツィンリンクもてぎ
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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GTオールスター戦予選暫定結果

 NICOS CUP GTオールスター戦の予選暫定結果です。

 1  2 ZEXELスカイライン
 2 38 カストロールセルモスープラ
 3 37 カストロールトムススープラ
 4 18 avex童夢無限NSX
 5 100 RAYBRIG NSX
 6  5 5ZIGEN SUPRA
 7 556 KURE R33
 8 36 カストロールトムススープラ
 9   3 ユニシアジェックススカイライン
 10  34 STPタイサンアドバンバイパー
 11  39 デンソーサードスープラ
 12  30 NICOS PORSCHE
 13  12 カルソニックスカイライン
 14 910 ナインテンポルシェ     (GT300クラスPP)
 15  27 TEAM FCJ フェラーリ
 16  81 ダイシンシルビア
 17  60 ワイズダンロップBPキャバリエ
 18   7 RE雨宮SuperG RX7
 19  71 シグマテック911
 20  25 つちやMR2
 21  91 バーディークラブ・MR-2
 22  17 東京科芸専:REロードスター
 23  19 RS☆Rシルビア
 24  88 JLOCディアブロGTR

 *26タイサンスターカードRSRはエンジンがイカれたそうで出走せず。
 *19シルビアは織戸選手が第1ターンでクラッシュ、右前部を大破。

 GT500クラス上位7台とGT300クラス上位3台が明日のトップクォリファイに進むそ
うです。
 #36トムススープラは7位に入るべく、予選終盤にカストロールチーム3台の編隊
走行を行い、片山選手にスリップを使わせる作戦にでましたが、わずかに届きません
でした。

1997年11月15日(土)                      本村 光昭 (QZE04642) / JZA80
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JGT:GTオールスターもてぎフリー走行結果

NICOS CUP GTオールスター戦 -RIJ- (1997-11-15) Free Practice-Session
For NICOS CUP GT Allstar Race ツィンリンクもてぎ(J) : 2.414km

 P No. Driver(s)--------------- Car---------------- Best-LapT -Behind -km/h-
 1   2 鈴木 亜久里/E.コマス  Nissan Skyline GTR    47.573         182.675 
 2 556 影山 正彦/近藤 真彦     Nissan Skyline GTR    47.894   0.321 181.451 
 3  37 鈴木 利男/舘 信吾      Toyota Supra          48.173   0.600 180.400 
 4  38 竹内 浩典/金石 勝智     Toyota Supra          48.381   0.808 179.624 
 5  36 関谷 正徳/片山 右京     Toyota Supra          48.467   0.894 179.306 
 6  18 黒澤 琢弥/山本 勝己     Honda NSX             48.685   1.112 178.503 
 7 100 高橋 国光/飯田 章      Honda NSX             49.003   1.430 177.344 
 8   5 田嶋 栄一/ヒロ・松下    Toyota Supra          49.383   1.810 175.980 
 9  39 影山 正美/谷川 達也     Toyota Supra          49.734   2.161 174.738 
10  34 土屋 圭市/松田 秀士     Dodge Viper GTS-R     49.846   2.273 174.345 
11   3 長谷見 昌弘/田中 哲也   Nissan Skyline GTR    49.919   2.346 174.090 
12  30 山田 洋二/茂木 和男     Porsche 911 GT2       50.446   2.873 172.271 
13  88 和田 孝夫/和田 久      Nissan Skyline GTR    51.306   3.733 169.384 
14  12 星野 一義/土屋 武士    Nissan Skyline GTR    52.322   4.749 166.095 
15  81 大八木 信行/木下 隆之   Nissan Silvia         52.593   5.020 165.239 
16  27 太田 哲也/A.オロフソン Ferrari F355          52.671   5.098 164.994 
17  19 織戸 学/福山 英朗      Nissan Silvia         53.056   5.483 163.797 
18  60 佐藤 久美/田中 実      Toyota Cavalier       53.672   6.099 161.917 
19   7 山路 慎一/松本 晴彦     Mazda RX-7            54.076   6.503 160.707 
20  26 鈴木 恵一/新田 守男     Porsche 964 RSR       54.346   6.773 159.909 
21  71 星野 薫/城内 政樹      Porsche 911           54.476   6.903 159.527 
22  91 松永 雅博/三原じゅん子  Toyota MR2            54.877   7.304 158.361 
23  25 小幡 栄/長島 正興     Toyota MR2            56.027   8.454 155.111 
24  17 野上 敏彦/細野 智行     Mazda RX-7            58.246  10.673 149.202 
25 910 袖山 誠一/見崎 清志     Porsche 993 RSR       59.605  12.032 145.800
     8 W.ガ-ドナ-/T.クリステンセン Toyota Supra     --------
****************************************************************************

                提供:ツィンリンクもてぎ
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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全日本GT選手権

GTインサイドレポートALLSTAR/NEWS

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   NICOS CUP GT ALLSTAR RACE                                    12 Nov.'97
   Preview Report 2              プレビューレポート2            FMOTOR4版
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'97GTCスペシャル NICOS CUP GTオールスター戦'97 in ツインリンクもてぎ


☆エントリー変更のお知らせ

 以下の通りにドライバーの変更がありましたので、お知らせします。


 GT500
  No.12 カルソニックスカイライン
  星野一義/本山 哲 → 星野一義/土屋武士

 GT300
  No.25 つちやMR2
  土屋武士/長島正興 → 小幡 栄/長島正興


  以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =
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Japanese F3

NAKAJIMA HONDA F3 SUZUKA REPORT

●レース名:1997年全日本F3選手権第10戦 鈴鹿(最終戦)
●鈴鹿サーキット/5.8643km×17Laps=99.693km
●開催日:11月8日~11月9日
●天候:8日(予選日)/晴れ 観客1万4000人(主催者発表)
        9日(決勝日)/晴れ  観客4万1000人(  〃  )

#64西翼選手
粘強い走行で決勝レース11位フィニッシュ!!

#65山口大陸選手
予選10位、決勝9位と自己最高位で今年のレースを締めくくる!

 1997年全日本F3選手権は、いよいよ今回の鈴鹿で最終戦を迎えた。
 #64西翼選手、#65山口大陸選手にとって、SRS-F(鈴鹿フォーミュラ
レーシングスクール)時代から走り込んできた、いわばホームコースの鈴鹿サーキッ
トでの最終戦開催とあって、西、山口両選手の、今年1シーズン全日本戦を戦ってき
た成果をここ鈴鹿で発揮しようとする意気込みは並々ならぬものが有り、その想いに
応えるべくチームスタッフも両選手のマシンにさらなる完璧なメンテナンスを施し、
レースウィークを迎えた。
 予選、決勝に先駆けて行われる木曜日、金曜日の練習走行は合計3時間20分が設
定されていたが、#65山口大陸選手は、各セッションでトップ10を伺う走りを見
せ、また#64西翼選手は、木曜日の午前中の走行で3番手のタイムを叩き出すが、
その後のセッションでタイムを伸ばすことができずに、やや不安を残した形で練習走
行を終えてしまう。
 そして土曜の予選日。午前中に行われた公式練習を経て、予定より5分遅れで公式
予選がスタートされた。開始と同時にコースインした#64西翼選手、#65山口大
陸選手は、徐々にペースを上げていき両選手ともこれまでの自己ベストタイムを更新
して行く。
 そして、予選セッションも残り12分となった時点で、まず西選手が、そして山口
選手が続いてピットインし、規定で許されている前後各1本づつのスペアタイヤを投
入して、再びコースイン。更なるタイムアップに臨んだ。
 フォーミュラ・ニッポンの公式予選終了直後に設定された予選セッションとあって
路面状況が良好なこと、そして強い追い風が吹いていたこともあり、このF3公式予
選は各選手が好タイムを叩き出していった。#65山口選手も目標としていた2分1
秒台のタイムをマーク、自己最高位の予選10番手に付けた。
 一方のチームメイトの西選手は、前日からの不振が尾を引く形となってしまい、ニ
ュータイヤ投入後も思うようにタイムを上げられずに予選14番手と不本意なポジシ
ョンが確定しまう。
 この公式予選で気を吐き、ポールポジションを獲得したのは95年度SRS-F卒
業生の#77伊藤大輔選手だった。午前中の公式練習でもトップタイムをマークし好
調さをアピールした伊藤選手は、公式予選においてポールポジションを獲得したタイ
ムは、なんと2分台の壁を破り、鈴鹿サーキットのF3コースレコードを更新する驚
異のタイムとなった。2番手には#2立川祐路選手、続いて#4M.サンタビルタ選手
が続いた。
 明けて決勝日。定刻よりやや遅れてウォームアップ走行が開始され、今年度SRS
-Fスカラシッププログラムの最後のレースがスタートした。
 西、山口選手の両選手ともに順調なスタートを切り、西選手はポジションしっかり
守ったまま14番手で、山口選手はポジションを1つ落とししまい11番手でオープ
ニングラップを終了。その後、両選手はコースアウトする選手、スローダウンしてし
まう車両を、巧みに避けて順調に周回を重ね、#65山口大陸選手は自己最高位の9
位でフィニッシュ。
 #64西翼選手も、レースウィーク中、全セッションにおいて思うように他の車に
着いていけなかったが、粘り図よく走り切って11位完走を果たした。
 なお、レースは、#77伊藤大輔選手が、ポール・ポジションから見事なスタート
決め、さらにはファーステスト・ラップをも叩きだし、念願の全日本戦初優勝を飾る
ことになった。すでに全日本選手権フォーミュラ・ニッポンにステップアップを果た
している同期生山西康司選手に次ぐ、ポールポジション獲得、ファステストラップ獲
得、そして全日本戦勝利を納めるなどして改めて、SRS-F卒業生の優秀性をア
ピールした。
 こうして、1997年全日本F3選手権に西翼選手、山口大陸選手を2人のドライ
バーを送り出したSRS-Fスカラシッププログラムは、無事終了を迎えたが、西翼
選手は、3回の入賞を果たし、合計獲得ポイント5点、ドライバーズランキング10
位の成績を納めた。山口大陸選手は、入賞こそ果たせなかったものの後半戦徐々に活
躍を見せ始めている。他にも1997年度全日本F3選手権シリーズには、1995
年度卒業生の五味康隆選手がシリーズを通して参戦するなど、SRS-Fの主旨であ
る「若手ドライバーの育成」という活動が確実に根付き始めたこと証明している。

■チーム総監督中嶋悟のコメント
「西翼選手、山口大陸選手の両選手に、この1年間の活動を今後の個々の目標に役立
だててもらうことを期待します。また、SRS-F及びSRS-FスカラシップF3
にご支援、ご賛同いただいたスポンサーの皆様を始め、ファンの皆様のお力添に対し
て、改めてお礼を申し上げたいと思います。」
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Formula Nippon

NAKAJIMA RACING FN SUZUKA REPORT

1997レースレポート
●シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
●大会名:第10戦 鈴鹿(最終戦)
●距離:5.86403km×35周=205.241km
●予選:11月8日(土) 晴れ   観衆:1万4000人(主催者発表)
 決勝:11月9日(日) 晴れ   観衆:4万1000人(  〃  )

PIAA REYNARD 97D #64高木虎之介選手
全10戦スペシャルステージ進出!さらに決勝ではスタートに失敗するものの、鬼神
の追い上げを敢行し、20台をごぼう抜き!!国内最終レースを5位でフィニッシ
ュ!!

PIAA REYNARD 97D #64山西康司選手
予選9番手からスタート、終始ルーキーらしからぬ粘り強い走りを見せ、入賞目前の
7位完走でデビューイヤーを締めくくる!

 1997年度フォーミュラ・ニッポンは、ついにここ鈴鹿サーキットにおいて最終
戦を迎えることとなる。来季からティレル・レーシングのF1ドライバーとなること
が決定していることから、フォーミュラ・ニッポンが国内レース・ラストランとなる
高木虎之介選手、鈴鹿を得意とするフォーミュラ・ニッポン・ルーキー・ドライバー
の山西康司選手の両選手、そしてPIAA NAKAJIMA RACINGはレーシング・チームの本来
の姿である速さと強さを証明するため、有終の美を飾るべく鈴鹿へ臨んだ。
 公式予選に先駆けて行われる公式練習は、路面状況が悪いせいか、全体的にタイム
の伸びないセッションとなってしまう。その中で、高木、山西選手も、なかなかマシ
ンのバランスを取れずに、それぞれ12番手、18番手と出遅れる。この不本意なポ
ジション、というよりもタイムが予想以上に伸びなかったことから、不安が残ったま
ま午後の公式予選を迎える。
 しかし、この不安は杞憂に終わることになる。中嶋総監督を中心にPIAA NAKAJIMA 
RACINGの総合力で午前中の不振の原因を解析、公式予選スタート直前に、車の大幅な
再セットアップを施し、ニュータイヤを投入する前の状態の各ドライバーの中で、高
木選手は当然のようにトップタイムを叩き出すことに成功。他ドライバーの出方を待
つ。一度、高木選手がトップタイムをマークすると、つられたようにすでにチャンピ
オンを決めているP.D.L.ロサ選手(SHIONOGI NOVA)、黒澤琢弥選手(IMPUL)らのトップ
ランカーも好タイムをマークしていくという白熱した公式予選が展開、そして残り1
4分の時点で高木選手はニュータイヤを投入し、レイナード97Dを駆る中ではダン
トツのタイム1'43.012のタイムをマークすることに成功。フリー走行での不振を考え
れば上出来の暫定2位に滑り込むことになる。これにより、高木選手は、フォーミュ
ラ・ニッポンドライバーの中でただ1人、全10戦において、スペシャル・ステージ
(S.S)進出という、「速さの証」を見せた。一方、チームメイトの山西選手は公式予
選の前半こそ、最終的なセットアップを出すのに戸惑ったものの、ニュータイヤを装
着すると一気にタイムを上げて、予選9番手ポジションを獲得し、一発の速さを見せ
ることには非凡なところを見せた。
 トップ6によって争われるスペシャル・ステージ(S.S)で5番目のコースインとな
る高木選手は、黒澤選手のマークしたタイムを更新することが出来ずに、ポジション
を1つ落として3番手グリッドからのスタートが決定。ポールポジションには、シー
ズン中盤戦から安定した速さを見せるロサ選手、続いて黒澤選手、高木選手がトップ
スリーを占め、以下、影山正彦選手(IMPUL)、金石勝智選手(FUNAI SUPER AGURI)、山
本勝巳選手(NAVI CONNECTOIN)と続いた。
 明けて決勝日。午前中に行われる30分間のフリー走行で決勝用セッティングの最
終確認作業を経て、午後1時30分に定刻どおりレース進行が開始されると、鈴鹿
サーキットは、いよいよ高木虎之介選手のフォーミュラ・ニッポン・ラストランの時
を迎えた。
 しかし、シグナルレッドからグリーンに変わった瞬間、4万を越える観衆の悲鳴を
誘うアクシデントが発生する。予選3番手からスタートの高木選手が、まさかのエン
ジンストールでスタートできなくなってしまったのだ。その後、全車がスタートした
後で、オフィシャルからの押し掛けでようやくスタートすることができた高木選手は、
最後尾となる25番手からの追い上げを余儀なくされてしまう。そして、ドラマはこ
こから始まった。このスタートミスが高木選手の闘争心に火をつけ、鬼神の追い上げ
の敢行となったのだ。3周目に最後尾の車両に追いつくと、次々と先行した車をパス
し、5周目、シケインの進入で95年度国際F3000チャンピオンのV.ソスピリ選
手(SUPER NOVA)をパスすると20番手につけ、14周目にヘアピンカーブの立ち上が
りでA.ポルドリーニ選手をパスすると、15番手にまでにポジションアップ。周回を
重ねる度に数台の車をオーバーテイクしていくというパフォーマンスは、当然、グラ
ンドスタンド前に設置された大型モニターにも映し出され、スタンドに詰めかけたフ
ァンのみでなく、チーム関係者からの喝采を浴びながらの走行となる。一方のチーム
メイトの山西康司選手は、序盤の燃料満載のマシンが重い状態では、なかなかペース
を上げられない走行となってしまったものの粘り強い走行を見せ、7周目から10周
目にかけ、前方走行のM.グーセン選手を激しく追い上げ、その走行が相手のミスを誘
ったのか10周目にはM.グーセン選手は130Rコーナーにおいて、自らコントロールを
失いコースアウトしてしまう。
 その後も、まだまだ、高木選手の快進撃は続く。24周目にR.ファーマン選手をか
わすと、その時点までに15台抜きの10番手にポジションをアップさせる。そして
残り周回数が少なくなってきても追撃の手をゆるめず、スタート直後の5周目あたり
から発生し始めたエンジンのミスファイアを抱えて、決して万全の状態ではないマシ
ンを巧みに操り、チェッカーフラッグ振られるまでの残り2周で、M.クルム(CERUMO)
選手をパスすると、なんと「20台抜き」という偉業を果たし、5位入賞でフォーミ
ュラ・ニッポンのラストランを締めくくった。こうして、ファンだけでなく、レース
関係者の記憶にも残るレースを演じた高木選手に、ゴール時にはスタンドから惜しみ
ない拍手が送られた。この「20台抜き」という記録は、1992年にR.チーヴァー
選手が同様のトラブルで23台抜きを演じた記録に次ぐ記録である。また山西選手も、
その後順調に周回を重ね、入賞目前の7位フィニッシュでデビューイヤーを締めくく
り、来期につながる走りを見せた。
 なお、レースはポールポジションからスタートし、終始安定した走行でロサ選手が
優勝、黒澤選手、影山正彦選手(IMPUL)がそれぞれ終始単独走行でゴールした。



■PIAA NAKAJIMA RACING総監督:中嶋 悟のコメント
『高木選手は、今シーズンを象徴する様なスタートなってしまいましたが、その後の
追い上げは、すばらしいパフォーマンスでした。また山西選手は、デビューイヤーの
最後のレースを7位完走で締めくくてくれて安心できる内容でした。
 今シーズンは何とかタイトルを手にし、高木選手をF1にステップアップさせよう
とチーム一丸となり全力を尽くしてきましたが、残念ながらタイトル獲得はなりませ
んでした。
 その一方で高木選手の優勝1回、フォーミュラニッポンドライバーの中でただ1人、
全10戦スペシャル・ステージ進出、ポールポジション4回獲得(最多タイ)、山西選
手の開幕デビュー戦5位入賞、スペシャルステージ2回進出という好成績を挙げるこ
とが出来ました。スポンサーの皆様を始め、ファンの皆様のお力添えに対して、改め
てお礼を申し上げたいと思います。また、来シーズンに向けて、引き続き暖かいご支
援、ご声援をお願いいたします。』
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Japanese F3

97 JF3 ドライバーズポイント(訂正)

                                                    (全戦終了)

  1997                    3   4   5   6   7   8   9   9  10  11
   Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3            30  20  18   1   6   3   7  28  19   9
     Championship        鈴  筑  美  富  鈴  菅  仙  茂  富  鈴
      Drivers-point      鹿  波  祢  士  鹿  生  台  木  士  鹿
Po-No-Driver------- Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
 1   7 T.コロネル        9   9   6   9   9   -   9   9  |   -    60    60
 2   2 立川 祐路          6   3   0   4   6   9   0   6  |   6    40    40
 3  16 土屋 武士          2   6   9   6   1   4   0   4  |  (1)   31    33
 4   1 脇坂 薫一          4   4   3   2   4   6   0   3  |   0    26    26
 5  77 伊藤 大輔          0 DNS   0   3   0   0   0   1  事   9    13    13
 6   8 館 信吾            1   0   4   0   2   0   0   0  故   4    11    11
 7  14 S.マルティノ      3   1   0   0   0   0   6   0  の   -    10    10
 8   9 清水 剛            0   0   -   0   0   2   4   2  た   0     8     8
 9   4 M.サンタビルタ    -   0   -   0   0   0   2   0  め   3     5     5
10  64 西 翼              0   -   1   0   3   1   -   0  レ   0     5     5
11  38 徳田 照幸          0   0   0   0   0   3   1   0  |   0     4     4
12  20 加藤 寛規          -   -   -   -   0   0   3   -  ス   -     3     3
13  33 来嶋 真也          0   0   2   0   0   0   -   -  中   -     2     2
13  12 歌川 拓            0   2   -   -   -  DQ   -   -  止   -     2     2
13  33 L.ヴィルタネン    -   -   -   -   -   -   0   0  |   2     0     2
16  25 長嶋 正興          0   0   0   1   0 DNS   0   0  |   0     1     1
    32 密山 祥吾          0   0   -   0   -   0   -   0  |   -     0     0
    18 平野 功            0   0   0   0   0   0   0   0  |   0     0     0
     3 中嶋 修            0   0   0   0   -   -   -   -  |   -     0     0
     6 横山 崇            0   0   0   0   0   0   0 DNS  |   -     0     0
    10 井出 有治          0   0   -   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    53 五味 康隆          0   0   0   0   0   0   0   0  |   0     0     0
    17 河野 尚裕          0   -   -   0   0   -   -   -  |   -     0     0
     4 蔵本 信之          -   -   0   -   -   -   -   -  |   -     0     0
     5 内山 清史          0   0   0   0   0   -   0   0  |   -     0     0
    19 阪口 良平          0   0   0   -   0   -   -   -  |   0     0     0
    15 増田 哲治          0   0   0   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    65 吉村 一誠          0   -   -   -   -   -   -   -  |   -     0     0
    22 山本 茂            -   0   -   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    39 中嶋 廣高          -   -   0   0   0   -   -   -  |   0     0     0
    65 山口 大陸          -   -   -   0   0   0   0   0  |   0     0     0
    13 高木 真一          -   -   -   -   0   -   -   -  |   -     0     0
    15 西宮 圭一          -   -   -   -   0   -   -   -  |   -     0     0
    39 壺林 貴也          -   -   -   -   -   -   0   0  |   -     0     0
    15 藤原 靖久          -   -   -   -   -   0   0   0  |   -     0     0
    37 本庄 康幸          -   -   -   -   -   -   -   -  |   -     0     0
    11 高橋 毅            -   -   -   -   -   -   -   -  |   0     0     0
    23 惣田 季晴          -   -   -   -   -   -   -   -  |   0     0     0
    13 海老原 茂樹        -   -   -   -   -   0   0   0  |   -     0     0
***************************************************************************
  * 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
  * ( )内は有効ポイト外
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
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全日本GT選手権

GTインサイドレポートALLSTAR/1

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   NICOS CUP GT ALLSTAR RACE                                    10 Nov.'97
   Preview Report                 プレビューレポート            FMOTOR4版
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'97GTCスペシャル NICOS CUP GTオールスター戦'97 in ツインリンクもてぎ

GT in The OVAL
GT王座決定戦はオーバルで!!
200km/hバトルは迫力&楽しさのテール・トゥ・ノーズ!

 1997年全日本GT選手権のシリーズ戦は全戦が終了した。そして、シーズンの最後
を飾るスペシャル・イベント『NICOS CUP GTオールスター戦』が今年も開催される。
 今年のGTオールスター戦の舞台は栃木県に新たにオープンした"ツインリンクも
てぎ"だ。しかも、ツインリンクもてぎの2つあるコースの1つ"スーパースピード
ウェイ"を使用する。このスーパースピードウェイは日本唯一のオーバルコースだ。
オーバルとは楕円という意味。4つのコーナーを繋いだ単純なコースはバンクがつ
いており、お馴染みのロードコースとは違って常に高速な走行を強いられる。単純
なレイアウトだがそのスピードゆえ、また異なったハイテクニックが必要になるの
だ。また、オーバルコースは"エンターテイメント"の国アメリカが本場のなだけに
スタンドから全コースが一望できるという、観客に最大限のサービスがなされてい
る。もちろん、このスーパースピードウェイも同様だ。観客とのふれあいを重視す
るGTオールスター戦に、このコースはうってつけといえよう。そして、今回のGTオ
ールスター戦がこのオーバルを使った最初の公式レースとなる。
 今年のGTオールスター戦の参加できるのは、ファン投票と97GTCの実績によって
選抜された26台32選手のみ。この選ばれたチーム、選手、マシンで闘われ今年のGT
キングを決定する。また、通常の選手権シリーズ戦のようなサポートレースは行わ
れず、すべてがGTに関連したイベントが1日中開催される。しかもファンと選手と
の交流の時間やマシン展示などの時間をより多くとってある。とにかく、1日中GT
気分に浸れるのがGTオールスター戦なのだ。

人気実力を兼ね備えたチームが参戦
スペシャル・ドライバーには片山右京(No.36)とヒロ松下(No.5)が登場

 参加チームはファン投票1位のチーム国光(No.100 RAYBRIG NSX/高橋国光・飯
田章組)や同2位ホシノレーシング(No.12 カルソニックスカイライン/星野一義
・本山哲組)などをはじめ、今季GTCで優勝を飾っているトヨタチームサード(No.
39デンソーサードスープラ/影山正美・谷川達也組)、GT300クラスのRS-Rレーシン
グwith BANDOH(No.19 RS☆Rシルビア/織戸学・福山英朗組)など。このほか、話
題の車種であるディアブロGTR(No.88 JLOCディアブロGTR)やフェラーリF355(No.
27 TEAM FCJフェラーリ)なども選出されている。残念ながら総合チャンピオンの
ミハエル・クルム&ペドロ・デ・ラ・ロサ組はスケジュールの都合上参加できない
が、これに代わってNo.36カストロール・トムス・スープラには関谷正徳と、今季で
F1から引退する片山右京が乗ることになった。また、No.37のカストロール・トムス
・スープラには鈴木利男と、F3で活躍している19歳の新鋭・舘信吾が乗ることとな
った。また、No.5 5ZIGEN SUPRAには田嶋栄一と日本人唯一のレギュラー・インディ
ドライバーのヒロ松下が組むことになった。


緊迫の瞬間が連続するオーバル・バトル
総合優勝者の決定はポイント制で

 さて、レースの見どころだが。もちろん、オーバルならではのスリップストリー
ムを多用した高速バトルを堪能して欲しい。そして、今回にかぎり第1ターン(い
わゆるコーナー)と第3ターンに特設のシケインが設置される。これにより単にス
ピードだけでなく、ブレーキングバトルも見どころとなる。このシケインは本来オ
ーバルでの使用を考えていないGTCマシンとそのタイヤに負担を掛けないための特
例である。だがこれにより、マシンのパワー差を吸収し、レース自体を均衡にかつ
バトルの多いものとすることになりそうだ。そして、有力チームだがこれがさっぱ
りわからない。高速連続走行が多いため、スープラやNSXといった空力性能が優れた
マシンが有利なのは、事前のテストでも証明されている。だが、テストでは参加車
両も少なく状況もずいぶん違う。そして、オーバルというバンクが連続するコース
は特殊で経験者が少ない。そのなかで長谷見昌弘、星野一義といったベテランたち
のスカイラインがその経験を生かして上位に進出する可能性もある。そして、直線
と言ったらディアブロGTRも忘れてはいけない。意外な伏兵となりそうだ。
 レース方式はまた選手権シリーズとは違った方法を採用している。まず、予選は
15日(土)の午後に1時間で行われる。ただし、決勝グリッド上位は16日(日)の午前
に行われる"トップクォリファイ"によって決定する。これに参加できるのはGT500
上位7台、GT300上位3台。各チームの代表ドライバーがわずか3周でタイムアタッ
ク。この1発勝負でポールポジションを決定するのだ。また、予選とトップクォリ
ファイそれぞれにもポイント(1位:25p~25位:1p)が与えられ、決勝時のポイ
ントに加算される。
 そして、決勝レースは2レース制。1レースは60周で行われる。各レース中には
必ず1度ピットインし、タイヤ交換とドライバーの交代が義務づけられている。な
お、燃料補給は許されていない。また、選手権でのウエイトハンデは反映されない
が、予選、第1レースの上位には次のレース時にGT5001位:30kg、2位:20kg、3
位:10kg、GT3001位:20kg、2位:10kgのウエイトハンデが搭載されることにな
る。各レースには1位:50ポイント~25位:25ポイントとポイントが与えられる。
この第1,2レースと予選、トップクォリファイの合計ポイントによって、総合優
勝者が選ばれる。

楽しさの瞬間が連続する各種イベント

 このようにレースもオーバルコースと選手権シリーズとは違った方式の採用によ
り、新鮮に楽しめると思う。だが、GTオールスター戦の楽しみはレース以外のイベ
ントにもある。15日(土)には公開車検が行われ、一般の観客も車両検査の状況を
見ることが出来る。また、スタンド裏ではGTメンバーズステージが展開され、キャ
ンギャルの登場やGTグッズの即売会などが開催され、ピットウォークもいつもより
長めに実施される。そして、チューニングカー・デモランにレーシング・トラック
ヘッドのデモレース、トライアルバイクのデモンストレーションなどサーキットイ
ベントも盛りだくさん。ニッサンの協力によりル・マン24時間参加のGT1マシン、
R390GT1や往年の名車R380の展示も行われる。オープニングやエンディングのセレ
モニーや公開記者会見、レースクィーン・パラダイス(オンステージ)なども見逃
せない。
 また、GTオールスター戦の公式プログラムは、'97GTCの総集編的編集になってお
り、今季のレースシーンから選りすぐりのカットを、そして名言を抜き出している。
GTオースター戦のガイドとしても、そして今シーズンの記録としても保存できるも
のとなっているので、購入をお勧めする。

Report by GTインサイドレポート班


◎エントリーリスト
[GT500] 15台
No. マシン                 ドライバー                    エントラント   タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
 2  ZEXELスカイライン      鈴木亜久里/E.コマス         NISMO            BS
 3  ユニシアジェックススカイライン       長谷見昌弘/田中哲也         ハセミ・モータースポーツ    BS
 5  5ZIGEN SUPRA           田嶋栄一/ヒロ松下           TEAM 5ZIGEN      DL
 8  POWERCRAFT SUPRA       W.ガードナー/T.クリステンセン      POWERCRAFT       BS
12  カルソニックスカイライン           星野一義/本山 哲           HOSHINO RACING   BS
18  avex童夢無限NSX        黒澤琢弥/山本勝巳           無限+童夢PROJECT BS
30  NICOS PORSCHE          山田洋二/茂木和男           TEAM TAKE ONE    BS
34  STPタイサンアドバンバイパー    土屋圭市/松田秀士    TEAM TAISAN with ADVAN  BS
36  カストロール・トムス・スープラ       関谷正徳/片山右京        TOYOTA Castrol TEAM BS
37  カストロール・トムス・スープラ       鈴木利男/舘 信吾        TOYOTA Castrol TEAM BS
38  カストロール・セルモ・スープラ       竹内浩典/金石勝智        TOYOTA Castrol TEAM BS
39  デンソースープラGT     影山正美/谷川達也          TOYOTA TEAM SARD  BS
88  JLOC ディアブロGTR     和田孝夫/和田 久           JLOC CORSA       DL
100 RAYBRIG NSX            高橋国光/飯田 章      チーム国光with MOONCRAFT BS
556 KURE R33               影山正彦/近藤真彦           NISMO            BS

[GT300] 11台
 7  RE雨宮SuperG RX7       山路慎一/松本晴彦           RE雨宮レーシング     DL
17  東京科芸専:REロードスター   野上敏彦/細野智行       KAGEISEN RACING TEAM DL
19  RS☆Rシルビア          織戸 学/福山英朗      RS-Rレーシングwith BANDOH YH
25  つちやMR2              土屋武士/長嶋正興           土屋エンジニアリング   YH
26  タイサンスターカードRSR         鈴木恵一/新田守男           TEAM TAISAN Jr.  YH
27  TEAM FCJフェラーリ     太田哲也/A.オロフソン  TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
60  ワイズダンロップBP キャバリエ   佐藤久実/田中 実           KRAFT            DL
71  シグマテック911        星野 薫/城内政樹          シグマテックレーシングチーム  DL
81  ダイシンシルビア       大八木信行/木下隆之         TEAM DAISHIN     BS
91  バーディークラブ・MR-2       松永雅博/三原じゅん子       ファーストレーシングチーム   YH
910 ナインテンポルシェ     袖山誠一/見崎清志           910 RACING       DL


◎タイムスケジュール
11月15日(土)練習・予選日
ゲートオープン     6:00
公開練習1       8:50~ 9:40
公開練習2      10:30~11:20
ピットウォーク    11:30~13:20
&公開車検
トラックヘッド・デモ 13:30~13:45
ウォームアップ    13:50~
予選 GT500      14:00~14:20
   GT300      14:20~14:40
   混走       14:40~15:00
スタート練習     15:10~15:20

11月16日(日)決勝日
ゲートオープン     6:00
ウエルカムトーク    8:00~
モーニングプラクティス 8:20~ 8:40
グランドオープニング  8:40~
トップクォリファイ   9:00~ 9:40
オープニングセレモニー 9:50~
ウォームアップ走行  10:20~
決勝第1レース    11:00~(60Laps)
ピットウォーク    12:00~13:20
ウォームアップ走行  13:20~
決勝第2レース    14:00~(60Laps)
表彰式        15:00~
&グランドフィナーレ

*スケジュールはレース進行などにより変更されることもあります。
 当日の場内放送などでご確認ください。

◎チケット購入のご案内
☆各種前売り券、好評発売中!!
前売券(2日間)●大人:5,000円 ●中・高校生:1,600円 
       ●子供(4歳~小学生):500円 ●駐車券1000円(16日のみ有効)
決勝(16日)当日券●大人:6,000円 ●中・高校生:2,000円 ●子供:500円
予選(15日)当日券●大人:3,000円 ●中・高校生:1,000円 ●子供:500円
 当日駐車券  ●16日:2,000円 ●15日:1,000円
指定エリア券 グランドスタンド
        ●A席:2,000円 ●B席:2,000円(15日は指定席は自由席扱い)
ピットウォーク券●1,000円(当日のみ有効、限定1,000枚)
パドックエリアパス●9,000円(2日間有効、ピットウォーク可、入場料別、
                             限定2,000枚)

☆チケット発売所
 チケットぴあ(03-5237-9999)/JR東日本各駅のびゅうプラザ(緑の窓口)/
ツインリンクもてぎ/GTオールスター実行委員会他

☆お問い合わせ
 GTオールスター実行委員会(TEL 03-3461-9893/FAX 03-3461-9882)
 ツインリンクもてぎ(TEL 0285-64-0001/FAX 0285-64-0009)

☆観戦バスツアー
●東京・仙台発日帰りツアー 15,000円+希望観戦券
 観戦券+往復バス代金、スーパースピードウェイ2周体験走行、記念プログラム付
 集合場所・時間◎東京発:11/16(日)午前7:00/JR新宿駅西口
        ◎仙台発:11/16(日)午前7:00/JR仙台駅東口
●東京・仙台から1泊コース:25,500円+希望観戦券
 観戦券+往復バス代金、1泊宿泊(朝食付)、スーパースピードウェイ2周体験
 走行、記念プログラム付
 集合場所・時間◎東京発:11/15(土)午前7:00/JR新宿駅西口
        ◎仙台発:11/15(土)午前7:00/JR仙台駅東口
■予約お問い合わせ:近畿日本ツーリスト スポーツ交流課(TEL:03-5323-6950)


◎TV中継
 11月24日(月/祝日) 11:00~12:15
 テレビ東京系全国6局ネット
 放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
 テレビせとうち/ティー・エックス・エヌ九州


以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =
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Japanese F3

FN Rd.10 SUZUKA:F3 決勝ラップチャート

'97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                       97-11-09    
1997年全日本F3選手権シリーズ第10戦             WEATHER: FINE
F3                                               COURSE : DRY 

LAPS St |  1     2     3     4     5     6     7     8     9    10    
----------------------------------------------------------------------
  1  77 | 77    77    77    77    77    77    77    77    77    77    
  2   2 |  2     2     2     2     2     2     2     2     2     2    
  3   4 |  8     8     8     8     8     8     8     8     8     8    
  4   8 |  4     4     4     4     4     4     4     4     4     4    
  5  16 | 16    16    16    16    16    16    16    16    16    16    
  6  53 | 33    33    33    33    33    33    33    33    33    33    
  7  33 |  9     9     9     9     9     9     9     9     9     9    
  8  38 | 11    11    11    11    38    38    38    38    38    38    
  9  11 | 38    38    38    38    11    11    11    11    11    11    
 10  65 | 18    18    18    18    18    18    18    18    18    18    
 11  18 | 65    65    65    65    65    65    65    65    65    65    
 12   9 | 39    39    39    39    39    39    39    39    39    39    
 13  39 | 19    19    19    19    19    19    53    53    53    53    
 14  64 | 64    53    53    53    53    53    19    64    64    64    
 15  23 | 53    64    64    64    64    64    64    19    25    23    
 16  25 | 25    25    25    25    25    25    25    25    23    25    
 17  19 | 23    23    23    23    23    23    23    23    19p   19    
 
11    12    13    14    15    16    17   
-----------------------------------------
77    77    77    77    77    77    77.  
 2     2     2     2     2     2     2.  
 8     8     8     8     8     8     8.  
 4     4     4     4     4     4     4.  
16    16    16    33    33    33    33.  
33    33    33    16    16    16    16.  
 9     9     9     9     9     9     9.  
38    38    11    11    11    18    18.  
11    11    18    18    18    65    65.  
18    18    38.   65    65    11.   39.  
65    65    65    53.   39    39    64.  
39    39    39    39    64    64    23.  
53    53    53    64    23    23    25.  
64    64    64    23    25    25         
23    23    23    25    19.              
25    25    25    19                     
19    19    19p                          
                                     提供:鈴鹿サーキットランド
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Japanese F3

FN Rd.10 SUZUKA:F3 決勝

'97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット               97-11-09      
1997年全日本3選手権シリーズ第10戦                       WEATHER  : Fine     
F3                       正式結果表                 COURSE   : Dry      
                                                         国際レーシングコース

POS NO DRIVER      TYPE            LAP DELAY    BEST     TEAM/CAR          
-------------------------------------------------------------------------------
 1 77 伊藤 大輔    ダラーラF397 MF204B 17 34'37.403 2'01.169 SEVモデューロ無限397     
 2  2 立川 祐路    ダラーラF397 MF204B 17 34'41.959 2'01.450 ライアン TODA 無限       
 3  8 舘  信吾     ダラーラ F397 3S-G  17 35'03.367 2'03.122 TOM'S F397           
 4  4 ミカエル・サンタビルタ ダラーラF395改 HKS  17 35'04.045 2'03.080 MONTANA ダラーラHKS     
 5 33 リスト・ヴィルタネン  ダラーラF395改 3S-G 17 35'05.393 2'03.002 5ZIGEN・DALLARA       
 6 16 土屋 武士    ダラーラ F397 HKS   17 35'06.636 2'03.144 阪急交通社カリスマラリーアート 
 7  9 清水  剛     ダラーラ F397 HKS   17 35'08.576 2'02.956 ThreeBond GO         
 8 18 平野  功     ダラーラ F397 HKS   17 35'18.731 2'03.508 イエローハット397ラム&トス      
 9 65 山口 大陸    ダラーラF397 MF204B 17 35'23.606 2'03.532 SRS-F スカラシップF3      
10 39 中嶋 廣高    ダラーラ F396 3S-G  17 35'27.565 2'04.024 KDSダラーラ トリイトヨタ      
11 64 西   翼      ダラーラ F396 MF204 17 35'32.332 2'03.946 SRS-F スカラシップF3      
12 23 惣田  季靖   ダラ-ラ F395 3S-G  17 35'38.041 2'03.927 キョウエツ-ダラーラ395       
13 25 長島 正興    ダラーラF397 3S-G   17 35'47.462 2'04.828 メガネスーパーナンシンF397    
14 11 高橋  毅    ダラーラF395改HKS   16 33'17.725 2'03.593 SUPER  NOVA          
15 19 阪口 良平    ダラーラF395改 3S-G 15 35'54.809 2'05.023 サムテックアキランド夢工房日和
以上 規定周回数完走: 
   53 五味 康隆    ダラーラ F397 3S-G  14 29'12.174 2'03.250 芙蓉実業ダラーラF397    
   38 徳田 照幸    ダラーラF395改 3S-G 13 26'59.330 2'03.290 KDSダラーラ トリイトヨタ      

レース中のベストタイムは № 77 伊藤 大輔    2'01.169  3/17  174.22Km/h
                           提供:鈴鹿サーキットランド
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Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:FN 決勝ラップチャート

'97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                               97-11-09    
1997年全日本選手権プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦               WEATHER: FINE 
フォーミュラ・ニッポン                                                  COURSE : DRY  

LAPS St |  1     2     3     4     5     6     7     8     9    10    11    12  
-----------------------------------------------------------------------------
  1   9 |  9     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9  
  2  19 | 19    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19  
  3  64 | 20    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20  
  4  20 | 27    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27  
  5  55 | 28    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28  
  6  28 | 55    55    55    55    55.    8     8     8     8     8     8     8  
  7  27 | 18     8     8     8     8    18    18    18    18    11    11    11  
  8  33 |  8    18    18    18    18    11    11    11    11    18    18    18  
  9  65 | 11    11    11    11    11     5    65     5     5.   65    35    35  
 10   8 | 65     5     5     5     5    65     5    65    65    35    65    65  
 11  35 |  5    65    65    65    65    33    33    33    35     1     1     1  
 12  11 | 33    33    33    33    33    35    35    35    33    33    21    21  
 13  18 | 35    35    35    35    35    21    21    21     1    21    33    33  
 14   5 | 21    21    21    21    21     1     1     1    21     6     6     6  
 15  10 | 10    10     1     1     1     6     6     6     6    34    34    34  
 16   6 |  2     1     2     6     6    34    34    34    34    64    64    64  
 17  21 |  6     2     6    34    34    32    64    64    64    32    32    32  
 18   2 |  1     6    34    32    32    64    32    32    32     3     3     3  
 19   3 | 32    32    32     3     3     3    12    12.    3    17    17    17  
 20  32 | 34    34     3    12    64    12     3     3    17    63    63    63  
 21  12 |  3     3    12     2    12    17    17    17    63    10    10    10  
 22   1 | 12    12    17    64    17    63    63    63    10                    
 23  34 | 17    17    63    17    63    10    10    10                          
 24  17 | 63    63    64    63     2p.                                          
 25  56 | 64    64    10p   10    10                                            
 26  63 |                                                                       
    13    14    15    16    17    18    19    20    21    22    23    24    25 
--------------------------------------------------------------------------------
     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9     9 
    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19    19 
    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20    20 
    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27    27 
    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28    28 
     8     8     8     8     8     8     8     8     8     8    11    11    11 
    11    11    11    11    11    11    11    11    11    11     8     8     8 
    18    18    18    35    35    35    35    35    35    35    35    35    35 
    35    35    35    18    18    18    18    21    21    21    21    21    21 
     1     1     1     1.   21    21    21    18    18    18    64    64    64 
    65    21    21    21    65    65    65    65    65    64    18    18    18 
    21    65    65    65    33    33    33    33    64    65    65    65    65 
    33    33    33    33     6     6    64    64    33    33    33    33    33 
     6     6     6     6    64    64     6     6     6     6     6     6     6 
    64    64    64    64    34    34.   32    32    32    32    32    32    32 
    34    34    34    34    32    32    17    17.    3     3     3     3     3 
    32    32    32    32    17    17     3     3    63    63    63    63    10 
     3     3     3    17     3     3    63    63    10    10    10    10    63 
    17    17    17     3    63    63    10    10                               
    63    63    63    63    10    10                                           
    10    10    10    10                                                       

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LAPS| 26    27    28    29    30    31    32    33    34    35   
-----------------------------------------------------------------------------
  1 |  9     9     9     9     9     9     9     9     9     9.        
  2 | 19    19    19    19    19    19    19    19    19    19.        
  3 | 20    20    20    20    20    20    20    20    20    20.        
  4 | 27    27    27    27    27    27    27    27    27    27.        
  5 | 28.   11    11    11    11    11    11    64    64    64.        
  6 | 11    35    35p   21    21    21    64    21    21    21.        
  7 |  8.   21    21    64    64    64    21    11    65    65.        
  8 | 35    64    64    65    65    65    65    65    35    35.        
  9 | 21    65    65    35    35    35    35    35    33    33.        
 10 | 64    33    33    33    33    33    33    33    11    11.        
 11 | 18    18    18    18    18    18    18    18    18.              
 12 | 65     6     6     6     6     6     6     6     6.              
 13 | 33    32    32     3    10    10    10    10    10.              
 14 |  6     3     3    32     3     3     3     3     3.              
 15 | 32    10    10    10    32    32    32    32    32.              
 16 |  3    63    63    63    63    63    63    63    63.              
 17 | 10                                                               
 18 | 63                                                               
 19 |                                                                  
 20 |                                                                  
 21 |                                                                  
 22 |                                                                  
 23 |                                                                  
 24 |                                                                  
 25 |                                                                  
 26 |                                                                  
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                       提供:鈴鹿サーキットランド
Tags:

Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:FN 決勝

'97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン 第10戦 鈴鹿サーキット                97-11-09        
1997年全日本選手権 プレイステーション フォーミュラ・ニッポン 第10戦          WEATHER  : Fine     
フォーミュラ ニッポン        正式結果表                COURSE   : Dry      
                                                           国際レーシングコース

POS  NO DRIVER        TYPE            LAP TOTAL    BEST   TEAM/CAR        
------------------------------------------------------------------------------
  1   9 P.デ・ラ・ロサ    ローラ T97-51 MF308 35 1:02'07.829 1'45.185 SHIONOGI  NOVA   
  2  19 黒澤 琢弥    ローラ T96-52 MF308 35 1:02'20.924 1'45.249 IMPUL            
  3  20 影山 正彦    ローラ T95-50 MF308 35 1:02'42.699 1'45.057 IMPUL            
  4  27 影山 正美    レイナード97D  MF308 35 1:02'49.090 1'45.532 NAVI CONNECTION  
  5  64 高木 虎之介  レイナード97D  MF308 35 1:03'35.287 1'46.647 PIAA NAKAJIMA    
  6  21 田中  哲也   ローラ T95-50 MF308 35 1:03'37.551 1'46.750 ビィブライズ  アスカ   
  7  65 山西 康司    レイナード97D  MF308 35 1:03'39.478 1'46.968 PIAA NAKAJIMA    
  8  35 M.アピチュラ     レイナード96D  MF308 35 1:03'40.296 1'46.160 オートテック STELLAR   
  9  33 鈴木 利男    レイナード97D  MF308 35 1:03'40.589 1'46.950 カモメサービスMIRAI    
 10  11 ミハエル・クルム     ローラ T96-52 MF308 35 1:03'56.749 1'46.648 CERUMO           
 11  18 R.ファーマン      レイナード97D  MF308 34 1:02'12.353 1'47.868 TMS              
 12   6 田嶋  栄一   レイナード96D  KV-Ⅱ 34 1:02'21.404 1'47.926 5ZIGEN           
 13  10 飯田  章     ローラ T97-51 MF308 34 1:02'43.877 1'45.071 SHIONOGI  NOVA   
 14   3 川本  篤     レイナード96D  MF308 34 1:03'00.871 1'48.705 ASAHIKIKO        
 15  32 V・ソスピリ      レイナード97D  MF308 34 1:03'11.070 1'50.098 スーパーノヴァMIRAI   
 16  63 OSAMU        レイナード95D  MF308 34 1:03'48.011 1'50.848 LEYJUN           
以上 規定周回数完走:  
     28 山本 勝巳    レイナード96D  MF308 26   46'53.665 1'46.981 NAVI CONNECTION  
      8 脇阪 寿一    童夢 F104R MF308 26   46'54.912 1'46.477 ANABUKI 童夢無限 
     17 近藤 真彦    レイナード97D  MF308 20   37'12.927 1'49.638 TMS              
     34 A.ボルドリーニ   ローラ T96-51 MF308 18   33'09.271 1'48.436 STP STELLAR      
      1 N・フォンタナ      レイナード97D  MF308 16   29'15.257 1'46.845 Le  Mans         
      5 M・グーセン      レイナード96D  MF308  9   16'31.965 1'48.291 5ZIGEN           
     12 柴原  眞介   ローラ T94-50 MF308  8   15'04.589 1'50.274 CERUMO           
     55 金石 勝智    レイナード96D  MF308  5    9'13.157 1'48.211 FUNAI SUPER AGURI
      2 立川 祐路    レイナード96D  MF308  5    9'57.750 1'49.885 Le  Mans         
     56 道上 龍      レイナード95D  MF308     D.N.S          FUNAI SUPER AGURI
 
レース中のベストタイムは №  20  影山 正彦   1'45.057    34/35   200.94Km/h

                          提供:鈴鹿サーキットランド 
Tags:

Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:FN フリー走行


'97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン 第10戦 鈴鹿サーキット              97-11-09     
1997年全日本選手権 プレイステーション フォーミュラ・ニッポン 第10戦        WEATHER  : Fine      
フォーミュラ ニッポン        フリー走行結果表           COURSE   : Dry       
                                                         国際レーシングコース 

POS  NO DRIVER     TYPE            BEST TIME DELAY      LAP   TEAM/CAR   
-------------------------------------------------------------------------------
 1   9 P.デ・ラ・ロサ   ローラ T97-51 MF308 1'43.840 203.29Km/h 10/12 SHIONOGI  NOVA   
 2  64 高木 虎之介 レイナード97D  MF308 1'43.966      0.126 13/14 PIAA NAKAJIMA    
 3  11 ミハエル・クルム    ローラ T96-52 MF308 1'44.592      0.752 13/14 CERUMO           
 4  19 黒澤 琢弥   ローラ T96-52 MF308 1'44.621      0.781 13/13 IMPUL            
 5   3 川本  篤    レイナード96D  MF308 1'45.065      1.225 12/13 ASAHIKIKO        
 6  55 金石 勝智   レイナード96D  MF308 1'45.118      1.278 11/13 FUNAI SUPER AGURI
 7   8 脇阪 寿一   童夢 F104R MF308 1'45.330      1.490 13/13 ANABUKI 童夢無限 
 8  21 田中  哲也  ローラ T95-50 MF308 1'45.460      1.620 12/13 ビィブライズ  アスカ   
 9  28 山本 勝巳   レイナード96D  MF308 1'45.603      1.763 14/14 NAVI CONNECTION  
10   1 N・フォンタナ     レイナード97D  MF308 1'45.616      1.776 14/14 Le  Mans         
11  20 影山 正彦   ローラ T95-50 MF308 1'45.655      1.815 10/11 IMPUL            
12  18 R.ファーマン     レイナード97D  MF308 1'45.687      1.847  6/12 TMS              
13   5 M・グーセン     レイナード96D  MF308 1'45.938      2.098 10/14 5ZIGEN           
14  10 飯田  章    ローラ T97-51 MF308 1'46.028      2.188  8/10 SHIONOGI  NOVA   
15  35 M.アピチュラ    レイナード96D  MF308 1'46.041      2.201 10/11 オートテック STELLAR   
16  33 鈴木 利男   レイナード97D  MF308 1'46.119      2.279 14/14 カモメサービスMIRAI    
17  65 山西 康司   レイナード97D  MF308 1'46.365      2.525 10/12 PIAA NAKAJIMA    
18   6 田嶋  栄一  レイナード96D  KV-Ⅱ 1'46.395      2.555 11/12 5ZIGEN           
19  17 近藤 真彦   レイナード97D  MF308 1'46.881      3.041  9/12 TMS              
20  12 柴原  眞介  ローラ T94-50 MF308 1'47.203      3.363  9/11 CERUMO           
21   2 立川 祐路   レイナード96D  MF308 1'47.423      3.583 11/14 Le  Mans         
22  34 A.ボルドリーニ  ローラ T96-51 MF308 1'47.492      3.652 11/12 STP STELLAR      
23  32 V・ソスピリ     レイナード97D  MF308 1'49.030      5.190 10/11 スーパーノヴァMIRAI   
24  63 OSAMU       レイナード95D  MF308 1'49.104      5.264  7/ 8 LEYJUN           
25  27 影山 正美   レイナード97D  MF308 2'04.563     20.723  2/ 2 NAVI CONNECTION  
    56 道上 龍     レイナード95D  MF308                       FUNAI SUPER AGURI
                           提供:鈴鹿サーキットランド
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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT11/09



☆☆☆ SKILL SPEED  F3 REPORT ☆☆☆

****全日本F3選手権第10戦****
決勝レース
場所:鈴鹿サーキット/三重県
日時:11月09日  天候:晴れ(路面/ドライ)

伊藤大輔、
ついにポールtoウィンで、
表彰台の真ん中に立つ!

まさに会心のスタートだった。これまでお届けしてきたレポートにあるとお
り、このスタートこそが伊藤大輔にとっての鬼門であった。スタートの瞬間に
すべてを失うか、逆にこのスタートを決めることさえできれば、伊藤に追随で
きるドライバーはいないと信じていた。
極度のプレッシャーが彼を襲ったのはいつも通りのことだが、そのプレッシャ
ーを闘志に変換させて、伊藤は文句なしのホールショットを奪った。伊藤にと
って次の課題は、最後のラップまで全力を尽くすことだった。2番手の立川選
手との間隔を計るようなレースはF3ドライバーにしてほしくないというチー
ムの気持ちから、今日のコンディションを考え、2分01秒台で走るように指示
が出された。約束通り、伊藤は序盤から圧倒的なペースで2番手との差を広げ
ていった。こうなると、たとえ17周のスプリントといえども、ロングディスタ
ンス戦を戦っているように長く感じてしまうものだ。チーフメカニックの長江
はどこかナットがゆるんでしまわないかと気をもむ。エンジンチューナーの戸
田レーシングのスタッフも同じような思いだ。しかし、そんな心配をよそに、
伊藤は差をよせつけない走りを見せながら最終ラップに突入。最後のシケイン
を無事通過し、メインストレートに姿を現した。その瞬間スキルスピードはピ
ットウォールに総出で出迎える。チェッカーを受けた伊藤は、力強いガッツポ
ーズでスタッフの前を通過した。パークフェルメに戻り、マシンから降りる
と、あっという間に人の波に飲み込まれた。これまでその速さだけは証明して
いたが、どうしても結果に残すことができず、伊藤もスタッフも苦悩し続けた
一年であったが、土壇場の一発で強さも証明することができた。


伊藤大輔のコメント
「すごく嬉しい!!プレッシャーはありましたが、今日はいつもより落ちつい
てスタートを決めることができました。その後はとにかく前だけを見て全力で
走りました。マシンは完璧、最高の状態でした。
これまで僕のせいでレースを何回も落としていたから、なんとかこの最後のレ
ースでチームの力を証明したかったんです。だから、前だけを見て全力で走り
ました。本当に本当に嬉しい。チームスタッフ、エンジンチューナーの戸田レ
ーシング、そしてホンダ・・・、すべての方々に感謝の気持ちを送ります。も
っと速く、もっと強く、来年もがんばります。」

百田義弘テクニカルディレクターのコメント
「最高のパフォーマンスを見せてくれました。公約通り、今年中にこのルーキ
ーを優勝させるということが実現できてほっとしています。ホンダをはじめ数
多くの方々のご協力があって、なんとか一年間走り切ることができました。本
当にありがとうございました。」

深尾栄一チームディレクター
「今年展開してきた様々なことの集大成となるような、完璧なレースができて
とても嬉しい。伊藤も今年たくさんのことを経験し、大きくなったと思いま
す。また、常にシビアな状況の中でへこたれずがんばったスタッフ達を埃に思
います。今年一年間お世話になった方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。本
当にありがとうございました。」

******************************************************************************
      1997年全日本F3選手権シリーズ第10戦 鈴鹿サーキット
                          決勝レース正式結果表                        
1997.09.07 天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         
******************************************************************************
位車番ドライバー         車     名                所要時間/トップ差 ベストラップ 
-----------------------------------------------------------------------------  
 1 77 伊藤 大輔 (J)      SEVモデューロ無限ホンダ        34'37.403  2'01.169
 2  2 立川 祐路 (J)      ライアン TODA無限                  4.556  2'01.450
 3  8 舘 信吾 (J)        TOM'S F397                        25.964  2'03.122
 4  4 ミカエル サンタビルタ (SF)  MONTANAダラーラ 三菱              26.642  2'03.080
 5 33 リスト ヴィルタネン        5ZIGEN・DALLARA                   27.990  2'03.002
 6 16 土屋 武士 (J)      阪急交通社カリスマラリーアート    29.233  2'03.144
 7  9 清水 剛 (J)        Three Bond GO                     31.173  2'02.956
 8 18 平野 功 (J)        イエローハット397ラム&トス        41.328  2'03.508 
 9 65 山口 大陸 (J)      SRS-FスカラシップF3               46.203  2'03.532
10 39 中嶋 廣高 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ          50.162  2'04.024
11 64 西 翼   (J)     SRS-FスカラシップF3               54.929  2'03.946
12 23 惣田 季晴(J)       キョウエツダラーラ              1'00.638  2'03.927
13 25 長島 正興 (J)      メガネスーパーナンシンF397      1'10.059  2'04.828
14 11 高橋 毅(J)     SUPER NOVA              1LAP    2'03.593
15 19 阪口 良平 (J)      サムテックアキランド夢工房日和    2LAPS   2'05.023

以上 規定周回 完走

16 53 五味 康隆 (J)      芙蓉実業 ダラーラF397             3LAPS   2'03.250
17 38 徳田 照幸 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ          4LAPS   2'03.290

FASTEST LAP: 77 伊藤大輔  2'01.169  3/17  174.22Km/h
以上

               SKILL SPEED F3 TEAM
               深尾栄一
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Japanese F3

97 JF3 ドライバーズポイント(10/10戦)

                                                    (第10戦まで)

  1997                    3   4   5   6   7   8   9   9  10  11
   Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3            30  20  18   1   6   3   7  28  19   9
     Championship        鈴  筑  美  富  鈴  菅  仙  茂  富  鈴
      Drivers-point      鹿  波  祢  士  鹿  生  台  木  士  鹿
Po-No-Driver------- Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
 1   7 T.コロネル        9   9  (6)  9   9   -   9   9  |   -    54    60
 2   2 立川 祐路          6  (3)  0   4   6   9   0   6  |   6    37    40
 3  16 土屋 武士          2   6   9   6  (1)  4   0   4  |  (2)   31    34
 4   1 脇坂 薫一          4   4   3  (2)  4   6   0   3  |   0    24    26
 5  77 伊藤 大輔          0   0   0   3   0   0   0   1  事   9    13    13
 6   8 館 信吾            1   0   4   0   2   0   0   0  故   4    11    11
 7  14 S.マルティノ      3   1   0   0   0   0   6   0  の   -    10    10
 8   9 清水 剛            0   0   -   0   0   2   4   2  た   0     8     8
 9   4 M.サンタビルタ    -   0   -   0   0   0   2   0  め   3     5     5
10  64 西 翼              0   -   1   0   3   1   -   0  レ   0     5     5
11  38 徳田 照幸          0   0   0   0   0   3   1   0  |   0     4     4
12  20 加藤 寛規          -   -   -   -   0   0   3   -  ス   -     3     3
13  33 来嶋 真也          0   0   2   0   0   0   -   -  中   -     2     2
14  12 歌川 拓            0   2   -   -   -  DQ   -   -  止   -     2     2
15  25 長嶋 正興          0   0   0   1   0 DNS   0   0  |   0     1     1
    32 密山 祥吾          0   0   -   0   -   0   -   0  |   -     0     0
    18 平野 功            0   0   0   0   0   0   0   0  |   0     0     0
     3 中嶋 修            0   0   0   0   -   -   -   -  |   -     0     0
     6 横山 崇            0   0   0   0   0   0   0 DNS  |   -     0     0
    10 井出 有治          0   0   -   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    53 五味 康隆          0   0   0   0   0   0   0   0  |   0     0     0
    17 河野 尚裕          0   -   -   0   0   -   -   -  |   -     0     0
     4 蔵本 信之          -   -   0   -   -   -   -   -  |   -     0     0
     5 内山 清史          0   0   0   0   0   -   0   0  |   -     0     0
    19 阪口 良平          0   0   0   -   0   -   -   -  |   0     0     0
    15 増田 哲治          0   0   0   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    65 吉村 一誠          0   -   -   -   -   -   -   -  |   -     0     0
    22 山本 茂            -   0   -   0   -   -   -   -  |   -     0     0
    39 中嶋 廣高          -   -   0   0   0   -   -   -  |   0     0     0
    65 山口 大陸          -   -   -   0   0   0   0   0  |   0     0     0
    13 高木 真一          -   -   -   -   0   -   -   -  |   -     0     0
    15 西宮 圭一          -   -   -   -   0   -   -   -  |   -     0     0
    39 壺林 貴也          -   -   -   -   -   -   0   0  |   -     0     0
    15 藤原 靖久          -   -   -   -   -   0   0   0  |   -     0     0
    37 本庄 康幸          -   -   -   -   -   -   -   -  |   -     0     0
    33 L.ヴィルタネン    -   -   -   -   -   -   0   0  |   1     0     1
    11 高橋 毅            -   -   -   -   -   -   -   -  |   0     0     0
    23 惣田 季晴          -   -   -   -   -   -   -   -  |   0     0     0
    13 海老原 茂樹        -   -   -   -   -   0   0   0  |   -     0     0
***************************************************************************
  * 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
  * 全9戦(第9戦中止により)中ベスト6戦(70%)有効ポイント制  
  * ( )内は有効ポイト外
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
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Formula Nippon

97F・NIPPON ドライバーズポイント(10/10戦)

                                                    (第10戦まで)

     1997                   4   5   6   7   8   8   9   9  10  11
      Japan                 /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
       Formula Nippon      27  18   1   6   3  31  14  28  19   9
        Championship       鈴  美  富  鈴  菅  富  美  茂  富  鈴
         Drivers-point     鹿  祢  士  鹿  生  士  祢  木  士  鹿
Po -No ----Driver ------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
 1  9     P.デ・ラ・ロサ  10  10   6   4  10  10   6  10   6  10       82
 2 19     黒澤 琢弥         6   6  10   0   0   0   0   0   0   6       28
 3  1     N.フォンタナ     0   0   1   0   0   6  10   4   0   0       21
 4 11     光貞 秀俊         4   0   3   3   0   4   4   0   2   -       20
 5 27     影山 正美         0   0   0   2   1   3   0   6   4   3       19
 6 64     高木 虎之介       0 DNS   4  10   0   0   2   0   0   2       18
 7 20     影山 正彦         0   0   2   6   4   0   0   0   0   4       16
 8 18     R.ファーマン     0   3   0   1   6   0   0   2   0   0       12
 9 55     金石 勝智         0   0   0   0   0   0   0   0  10   0       10
10 10     飯田 章           1   4   0   0   0   2   0   0   0   0        7
11 56     本山 哲           3 DNS   0   0   0   0   1   0   3   -        7
12 35     M.アピチェラ     -   -   -   0   2   0   3   0   1   0        6
13 33     鈴木 利男         0   2   0   0   3   0   0   0   0   0        5
14  8     脇阪 寿一         0   1   0   0   0   0   0   3 DNS   0        4
15 65     山西 康司         2   0   0   0   0   0   0   0   0   0        2
16  2     E.トゥエロ       0   0   0   0   0   1   -   -   -   -        1
16 35-2-11M.クルム         0   0   0   -   -   -   -   1   -   0        1
16 21     田中 哲也         0   -   -   -   0   0   0   0   0   1        1
   28     山本 勝巳         0   0   0   0   0   0   0   0   0   0        0
    5     M.グーセン       0   0   0   0   0   0   0   0   0   0        0
    3     川本 篤           0   0   0   0   0   0   0   0   0   0        0
   17     近藤 真彦         0 DNS   0   0   0   0   0   0   0   0        0
   36     玉中 哲二         0   0   0   0   0   0   0   0 DNQ DNQ        0
   37     山田 政夫         0   0   0   0  DQ DNQ DNQ DNQ DNQ DNQ        0
    6     田嶋 栄一         -   -   -   0   0   0   0   0   0   0        0
   63     D.マラガムワ     0   0   0   0   0   -   -   -   -   -        0
   62     戸田 哲史         -   -   -   0   0   0   0 DNQ   -   -        0
   63     OSAMU中嶋修  -   -   -   -   -   0   0   0   0   0        0
    6     R.ヴィルタネン   0   0   0   -   -   -   -   -   -   -        0
   34     A.G.スコット    -   -   -   0   -   0   -   -   0   -        0
   12     柴原 眞介         -   -   -   -   -   -   -   0   0   0        0
   14-34  A.ボルドリーニ   -   -   -   -   -   -   0   0   -   0        0
   12     S.カヴァナ       0   0   -   -   -   -   -   -   -   -        0
    2     立川 裕路         -   -   -   -   -   -   -   -   0   0        0
   32     V.ソスピリ       -   -   -   -   -   -   -   -   0   0        0
   34     M.マルティニ     -   -   0   -   -   -   -   -   -   -        0
   56     道上 龍           -   -   -   -   -   -   -   -   -   0        0
**************************************************************************
  * 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦総ポイント制
  * 予選通過基準タイム(110%)
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿決勝レポート

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット 決勝
 11月9日(日)14:00~(35周)

        誰もペドロ特急を止めることはできず!
  星野の記録と並ぶ年間6勝、そして全戦表彰台という記録を打ち立て
         フォーミュラ・ニッポンを卒業!

 午後を迎えても鈴鹿は快晴。雲一つ無いほどの秋晴れ。ただ、風は午前中よ
り強くなり、ストレートには追い風が吹いている。この風を味方にするのは一
体誰か……。
 本命はやはりペドロ。この予想には誰も文句のつけようもない。予選、スペ
シャルステージ(SS)の速さ、強さは他の選手と一線を画している。この予
想を覆す要素があるとすれば、マシントラブルを除いてはスタートしかない。
 対抗馬筆頭はフロントローに並び「チャンスはスタートしかない」という#
19黒澤。この両者に#64虎之介、#20影山が加わった1周目1コーナーの先陣
争いがレースを決するといっても過言ではない。

 スタート時刻が迫ったが、朝のフリー走行でストップしてしまった#56道上
はぎりぎりまでピットで作業を続けたが、クラッチトラブルが直らずデビュー
レースのグリッドにつくことができなかった。

 注目のスタートは、何と#64虎之介がエンスト。#9ペドロがトップを守り
レースの主導権を握る。#64虎之介はストレートの下り坂を利用してスタート
したが、国内ラストランは最後尾から追い上げることになった。

 3周目、#10飯田ピットイン。フロントノーズ交換。
  #9ペドロと2位#19黒澤の差はジワジワと広がりつつある。3位#20影山
はトップ2から大きく遅れて単独走行。その後方では#27影山を頭にした4位
集団が連なっている。
 6周目、6位を走行していた#55金石がスプーンでコースアウト。#64虎之
介は順位を挽回しているが、狭い鈴鹿では簡単に順位を回復できない。
 10周目、#12柴原がスプーンでコースアウト。#65山西と9位を争っていた
#5グーセンも130Rでコースアウト。

10周目の順位
 1  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308
 2  #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308  - 8"2
 3  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308  -15"6
 4  #27 影山正美       Reynard 97D/MF308  -25"1
 5  #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308  -26"2
 6  #18 R.ファーマン   Reynard 97D/MF308  

 18周目、#1フォンタナ、コースアウト。左フロントハブのトラブル。
 トップ#9ペドロは快調そのもの。虎之介は14位まで上がってきた。

20周目の順位
 1  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308
 2  #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308  -13"0
 3  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308  -26"4
 4  #27 影山正美       Reynard 97D/MF308  -36"8
 5  #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308  -38"6
 6  # 8 脇阪寿一       童夢F104R  /MF308  -38"8
 7  #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308  -39"3

 20周をすぎたあたりから#19黒澤が僅かではあるが#9ペドロを追い上げ
ている。両者は1分45秒台。3位以下は46~47秒台。しかし、#9ペドロも
間合いを計るように13秒の差を保っている。

 23周目、#11クルムが#8脇阪の前へ出る。#64虎之介はようやくベスト10
に入ってきた。
  25周目、#28山本、#11クルム、#8脇阪の5位争いが熾烈になってきた。
 28周目、一旦抜かれた#11クルムを#8脇阪がヘアピン手前でかわす。勢い
づく#8脇阪はシケインの入り口で#28山本をアウトから抜こうと試みたが、
#28山本がややはらんで両者は接触。
  これらの混乱で#64虎之介は7位。健闘している#21田中が6位で踏ん張っ
ている。

30周目の順位
 1  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308
 2  #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308  -  13"0
 3  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308  -  36"2
 4  #27 影山正美       Reynard 97D/MF308  -  40"3
 5  #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308  -  53"3
 6  #21 田中哲也       Lola T95-50/MF308  -1'16"5

  33周目、#64虎之介が#21田中をデグナーでかわして6位、ポイント圏内に
入ってきた。
 34周目、トラブルを抱えてスローダウンの#11クルムを#64虎之介が捕らえ
5位浮上。#11クルムはミッショントラブルか?走行を続ける。

 上位陣に大きな動きはなく、#9ペドロが独走でフィニッシュ。今シーズン
を象徴するようなレースだった。

決勝結果
 1  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308
 2  #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308  -  13"0
 3  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308  -  34"8
 4  #27 影山正美       Reynard 97D/MF308  -  41"2
 5  #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308  -1'27"4
 6  #21 田中哲也       Lola T95-50/MF308  -1'29"7
 7  #65 山西康司       Reynard 97D/MF308  -1'31"6
 8  #35 M.アピチェラ   Reynard 96D/MF308  -1'32"4
 9  #33 鈴木利男       Reynard 97D/MF308  -1'32"7
10  #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308  -1'48"9
             ・
             ・

 (ファステストLAP #20 影山正彦 1'45.057    34/35)

             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

F3_Rd10:鈴鹿決勝レポート

 '97全日本F3選手権シリーズ第10戦 決勝  鈴鹿サーキット
 11月9日(日)11:20~(17Laps)

        伊藤大輔、初優勝!独走で最終戦を制す!

 悪夢の富士から3週間。F3ボーイズは最後の戦いの場、鈴鹿に戻ってきた。
 シリーズタイトルは、すでにトム・コロネル(今回は来週のマカオGP出場
のため欠場)のものとなっているが、2位の座は#2立川(34P)と#16土屋
(31P)が競り合っている。
 シリーズ4位の#1脇阪は富士でのアクシデントに続き、金曜日にもクラッ
シュ。マシンが完調ではなく決勝出走を断念した。

 予選結果を見る限り、初めて2分の壁を破った#77伊藤、#2立川が3位以
下を大きく引き離しており、決勝もこの2人の一騎討ちとなることが予想され
た。予選では速いところを見せる#77伊藤だが、ここまで第4戦富士の4位が
最高と満足な結果を残せずにいる。

 スタートを制したのは、その#77伊藤。#2立川を従えてトップをひた走る。
1周目を終え、予想どおりこの2台が3位以下を引き離しはじめる。3位集団
の頭には#8舘が上がる。
 2周目に入り#77伊藤が#2立川との差を広げ始める。トップ2台は2分1
秒台。3位以下は2分3秒とその差は開くばかり。
 ハイペースで飛ばす#77伊藤は、#2立川との差をさらに広げ独走態勢へ。

 折り返しを過ぎた9周時点での順位は、
 1 #77 伊藤 大輔    Dallara F397/MF204B
 2 # 2 立川 祐路    Dallara F397/MF204B  - 4"7
 3 # 8 舘  信吾     Dallara F397/3S-G      -16"4
 4 # 4 ミカエル・サンタビルタ Dallara F395改/HKS     -17"8
 5 #16 土屋 武士    Dallara F397/HKS       -18"5
 6 #33 リスト・ヴィルタネン  Dallara F395改/3S-G    -19"3

  順位変動はなく、やや単調な展開になっている。

 14周目の1コーナー、5位争いを演じていた#33ヴィルタネンが#16土屋
をかわす。
 16周目、トップ#77伊藤はややペースを落としてチェッカーに備える。
 結局、大きなドラマはなく、#77伊藤がポールポジションから独走で初優勝。
 3位#8舘に#4サンタビルタが迫るが逆転はならず。

決勝結果
 1 #77 伊藤 大輔    Dallara F397/MF204B
 2 # 2 立川 祐路    Dallara F397/MF204B  - 4"5
 3 # 8 舘  信吾     Dallara F397/3S-G      -25"9
 4 # 4 ミカエル・サンタビルタ Dallara F395改/HKS     -26"6
 5 #33 リスト・ヴィルタネン  Dallara F395改/3S-G    -27"9
 6 #16 土屋 武士    Dallara F397/HKS       -29"2


●トップ3コメント
#77伊藤
「木曜日から立川選手と競り合って好調でした。予選でレコードマークしての
ポールポジションで気分ものったのがよかったと思います。スタートさえ決め
ればイケルと思ってました。スタート練習の成果が出ました。来年はもう1年
F3の可能性が高いと思います」

#2立川
「木、金曜日とよかったんすが、土曜日からFニッポンに乗りはじめてちょっ
とリズムが狂ったところがあったように思います。決勝は高速コーナーでちょ
っとアンダー気味になってついていくことができませんでした。シリーズ2位
には特にこだわっていませんでした。来年の希望はFニッポンですが、まだ未
定です」

#8舘
「木曜日からエンジンが壊れたり、ワイヤーが切れたり。トラブル続きで車を
満足に仕上げることができなかったことはありますが、でも、トップ2台には
ついていけませんでした。努力不足のシーズンでした。来年もF3やります」


            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿決勝日フリー走行レポート

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 フリー走行
  鈴鹿サーキット
 11月9日(日)9:00~9:30

 決勝日朝、やや風が冷たいが鈴鹿は快晴。

 開始直後#56道上がS字でストップ。トラブルの模様。
 #10飯田、スプーンでコースアウト。スロー走行。#27影山正美もダンロップ
コーナーでストップ。朝からトラブルを抱えるマシンが相次いでいる。

 開始10分。予選上位者が順当にタイムを出している。
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'44.265
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'45.482
  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'45.883

 開始20分。予選で13位にとどまった#18ファーマンが健闘している。
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'44.265
  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'44.691
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'45.482
 #18 R.ファーマン   Reynard 97D/MF308 1'45.687
 #55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'45.870
  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'45.943
  #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308 1'46.046

 フリー走行終了。
 #3川本が予選タイム(1'46.604)を大きく上回った。#21田中も同様。
  光貞の代走クルムも予選に匹敵するタイムを出してきた。
 決勝はトップグループ後方の戦いが面白くなりそうだ。

  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'43.840
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'43.966
  #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308 1'44.592
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'44.621
  # 3 川本  篤       Reynard 96D/MF308 1'45.065
 #55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'45.118
  # 8 脇阪寿一       童夢F104R  /MF308 1'45.330
  #21 田中哲也       Lola T95-50/MF308 1'45.460
 #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308 1'45.603
 # 1 N.フォンタナ   Reynard 97D/MF308 1'45.616
  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'45.655
 #18 R.ファーマン   Reynard 97D/MF308 1'45.687
             ・
             ・

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

FN Rd.10 SUZUKA:F3公式予選

     '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                            97-11-08     
     1997年全日本F3選手権シリーズ第10戦                  WEATHER FINE  
     F3          正式公式予選結果表               COURSE  DRY   
Pos No Driver     TYPE              TIME    DELAY    LAP   TEAM/CAR  
-------------------------------------------------------------------------------
 1 77伊藤 大輔    ダラーラF397 MF204B R1'59.360 176.86km  6/ 8SEVモデューロ無限397    
 2  2立川 祐路    ダラーラF397 MF204B R1'59.588    0.228  3/ 7ライアン TODA 無限      
 3  4ミカエル・サンタビルタ ダラーラF395改HKS   R2'00.574    1.214 12/13MONTANA ダラーラHKS
 4  8舘  信吾     ダラーラF397 3S-G   R2'00.743    1.383 10/10TOM'S F397          
 5 16土屋 武士    ダラーラF397 HKS     2'00.767    1.407  9/11阪急交通社カリスマラリーアート
 6 53五味 康隆    ダラーラF397 3S-G    2'00.895    1.535 11/12芙蓉実業 ダラーラF397  
 7 33リスト・ヴィルタネン  ダラーラF395改 3S-G  2'00.914    1.554  6/115ZIGEN・DALLARA  
 8 38徳田 照幸    ダラーラF395改3S-G   2'01.153    1.793  4/10KDS ダラーラ トリイトヨタ
 9 11高橋  毅     ダラーラF395改HKS    2'01.417    2.057 12/12SUPER NOVA          
10 65山口 大陸    ダラーラF397 MF204B  2'01.620    2.260 12/12SRS-F スカラシップF3  
11 18平野  功     ダラーラF397 HKS     2'01.692    2.332  5/ 7イエローハット397ラム&トス
12  9清水  剛     ダラーラF397 HKS     2'01.784    2.424  8/ 9ThreeBond GO      
13 39中嶋 廣高    ダラーラF396 3S-G    2'01.897    2.537 13/13KDS ダラーラ トリイトヨタ
14 64西   翼      ダラーラF396 MF204   2'02.192    2.832  6/12SRS-F スカラシップF3  
15 23惣田 季晴    ダラーラF395 3S-G    2'02.293    2.933  6/ 6キョウエツ-ダラーラ395    
16 25長島 正興    ダラーラF397 3S-G    2'02.597    3.237  8/14メガネスーパーナンシンF397
17 19阪口 良平    ダラーラF395改3S-G   2'02.798    3.438 12/12サムテックアキランド夢工房日
18  1脇阪 薫一    ダラーラF397 MF204B  2'02.893    3.533  7/ 8ANABUKI397無限     
予選通過基準タイム(110%)  2’11.824        
”R”マークは、コースレコードです。            
No.23 全日本F3選手権統一規則第23条n)により、スタート後14分55秒
      (14:39.55)までの予選タイムを抹消した。          
                           提供:鈴鹿サーキットランド
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Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:F3公式練習

     '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                            97-11-08    
     1997年全日本F3選手権シリーズ第10戦                  WEATHER FINE  
     F3              公式練習結果表                 COURSE  DRY   
Pos No Driver      TYPE             TIME     DELAY    LAP  TEAM/CAR  
-------------------------------------------------------------------------------
 1 77 伊藤 大輔   ダラーラF397 MF204B 2'01.254 174.10km  7/12SEVモデューロ無限397    
 2  2 立川 祐路    ダラーラF397 MF204B 2'01.560    0.306 12/12ライアン TODA 無限      
 3 53 五味 康隆   ダラーラF397 3S-G   2'02.438    1.184 11/11芙蓉実業 ダラーラF397  
 4  9 清水  剛     ダラーラF397 HKS    2'02.761    1.507  8/12ThreeBond GO      
 5 33 リスト・ヴィルタネン  ダラーラF395改 3S-G 2'02.842    1.588 12/125ZIGEN・DALLARA  
 6 38 徳田 照幸    ダラーラF395改3S-G  2'03.040    1.786  8/11KDS ダラーラ トリイトヨタ
 7  4 ミカエル・サンタビルタ ダラーラF395改HKS   2'03.444    2.190 12/12MONTANA ダラーラHKS
 8 16 土屋 武士   ダラーラF397 HKS    2'03.474    2.220  8/11阪急交通社カリスマラリーアート
 9  8 舘  信吾     ダラーラF397 3S-G   2'03.514    2.260  6/13TOM'S F397          
10 11 高橋  毅     ダラーラF395改HKS   2'03.794    2.540 11/13SUPER NOVA          
11 65 山口 大陸    ダラーラF397 MF204B 2'03.797    2.543  7/14SRS-F スカラシップF3  
12 39 中嶋 廣高    ダラーラF396 3S-G   2'03.872    2.618  6/14KDS ダラーラ トリイトヨタ
13 18 平野  功     ダラーラF397 HKS    2'03.916    2.662  9/13イエローハット397ラム&トス
14  1 脇阪 薫一    ダラーラF397 MF204B 2'04.080    2.826  9/11ANABUKI397無限      
15 25 長島 正興    ダラーラF397 3S-G   2'04.133    2.879  8/14メガネスーパーナンシンF397
16 23 惣田 季晴    ダラーラF395 3S-G   2'04.295    3.041  8/13キョウエツ-ダラーラ395    
17 64 西   翼      ダラーラF396 MF204  2'04.403    3.149  8/12SRS-F スカラシップF3  
18 19 阪口 良平    ダラーラF395改3S-G  2'04.979    3.725 13/13サムテックアキランド夢工房日

                          提供:鈴鹿サーキットランド
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Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:FN公式予選結果(S・S含む)

     '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                           97-11-08    
     1997年全日本選手権プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦           WEATHER FINE
     フォーミュラ・ニッポン          正式総合予選結果表                  COURSE  DRY 
Pos No Driver        TYPE             TIME       S・S       TEAM/CAR  
---------------------------------------------------------------------------
 1   9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラ T97-51 MF308 1'42.457  1'42.421  SHIONOGI NOVA
 2  19 黒澤 琢弥     ローラ T96-52 MF308 1'43.087  1'42.736   IMPUL           
 3  64 高木 虎之介   レイナード97D  MF308 1'43.012  1'42.872   PIAA NAKAJIMA   
 4  20 影山 正彦     ローラ T95-50 MF308 1'43.273  1'43.611   IMPUL           
 5  55 金石 勝智     レイナード96D  MF308 1'43.755  1'43.662   FUNAISUPERAGURI
 6  28 山本 勝巳     レイナード96D  MF308 1'43.781  1'44.799   NAVI CONNECTION

 7  27 影山 正美     レイナード97D  MF308 1'43.799        NAVI CONNECTION
 8  33 鈴木 利男     レイナード97D  MF308 1'44.220        カモメサービス MIRAI  
 9  65 山西 康司     レイナード97D  MF308 1'44.372        PIAA NAKAJIMA   
10   8 脇阪 寿一     童夢 F104R MF308 1'44.373        ANABUKI 童夢無限
11  35 マルコ・アピチェラ    レイナード96D  MF308 1'44.414        オートテック STELLAR  
12  11 ミハエル・クルム      ローラ T96-52 MF308 1'44.521        CERUMO          
13  18 ラルフ・ファーマン     レイナード97D  MF308 1'44.654        TMS             
14   5 マーク・グーセン     レイナード96D  MF308 1'44.761        5ZIGEN          
15  10 飯田  章      ローラ T97-51 MF308 1'44.939        SHIONOGI NOVA   
16   6 田嶋 栄一     レイナード96D  KV-Ⅱ 1'45.862        5ZIGEN          
17  21 田中 哲也     ローラ T95-50 MF308 1'45.965        ビィブライズ アスカ   
18   2 立川 祐路     レイナード97D  MF308 1'46.204        Le Mans         
19   3 川本  篤      レイナード96D  MF308 1'46.604        ASAHI KIKO      
20  32 V・ソスピリ       レイナード97D  MF308 1'46.622        スーパーノヴァMIRAI  
21  12 柴原 眞介     ローラ T94-50 MF308 1'47.100        CERUMO          
22   1 ノルベルト・フォンタナ  レイナード97D  MF308 1'44.435        Le Mans         
23  34 A.ボルドリーニ    ローラ T96-51 MF308 1'47.135        STP STELLAR     
24  17 近藤 真彦     レイナード97D  MF308 1'48.275        TMS             
25  56 道上  龍      レイナード95D  MF308 1'48.996        FUNAISUPERAGURI
26  63 OSAMU         レイナード95D  MF308 1'50.337        LEYJUN          
以上:予選通過:
   36 玉中 哲二     ローラ T95-50 MF308 1'50.919        タカギ B-1
   37 山田 政夫     ローラ T94-50 MF308 1'57.527        タカギ B-1   
予選通過基準タイム(110%)  1'53.137                                       
                                                                      
ペナルティ No.1 国際スポーツ法典付則H項違反(黄旗中の追い越し)により、
                      予選順位を10位繰り下げた。         
           
上位6位は、スペシャルステージの結果により順位を決定した。 
                         提供:鈴鹿サーキットランド
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FN Rd.10 SUZUKA:FN公式予選結果(S・S含む)

     '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                           97-11-08    
     1997年全日本選手権プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦           WEATHER FINE
     フォーミュラ・ニッポン          正式総合予選結果表                  COURSE  DRY 
Pos No Driver        TYPE             TIME       S・S       TEAM/CAR  
---------------------------------------------------------------------------
 1   9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラ T97-51 MF308 1'42.457  1'42.421  SHIONOGI NOVA
 2  19 黒澤 琢弥     ローラ T96-52 MF308 1'43.087  1'42.736   IMPUL           
 3  64 高木 虎之介   レイナード97D  MF308 1'43.012  1'42.872   PIAA NAKAJIMA   
 4  20 影山 正彦     ローラ T95-50 MF308 1'43.273  1'43.611   IMPUL           
 5  55 金石 勝智     レイナード96D  MF308 1'43.755  1'43.662   FUNAISUPERAGURI
 6  28 山本 勝巳     レイナード96D  MF308 1'43.781  1'44.799   NAVI CONNECTION

 7  27 影山 正美     レイナード97D  MF308 1'43.799        NAVI CONNECTION
 8  33 鈴木 利男     レイナード97D  MF308 1'44.220        カモメサービス MIRAI  
 9  65 山西 康司     レイナード97D  MF308 1'44.372        PIAA NAKAJIMA   
10   8 脇阪 寿一     童夢 F104R MF308 1'44.373        ANABUKI 童夢無限
11  35 マルコ・アピチェラ    レイナード96D  MF308 1'44.414        オートテック STELLAR  
12  11 ミハエル・クルム      ローラ T96-52 MF308 1'44.521        CERUMO          
13  18 ラルフ・ファーマン     レイナード97D  MF308 1'44.654        TMS             
14   5 マーク・グーセン     レイナード96D  MF308 1'44.761        5ZIGEN          
15  10 飯田  章      ローラ T97-51 MF308 1'44.939        SHIONOGI NOVA   
16   6 田嶋 栄一     レイナード96D  KV-Ⅱ 1'45.862        5ZIGEN          
17  21 田中 哲也     ローラ T95-50 MF308 1'45.965        ビィブライズ アスカ   
18   2 立川 祐路     レイナード97D  MF308 1'46.204        Le Mans         
19   3 川本  篤      レイナード96D  MF308 1'46.604        ASAHI KIKO      
20  32 V・ソスピリ       レイナード97D  MF308 1'46.622        スーパーノヴァMIRAI  
21  12 柴原 眞介     ローラ T94-50 MF308 1'47.100        CERUMO          
22   1 ノルベルト・フォンタナ  レイナード97D  MF308 1'44.435        Le Mans         
23  34 A.ボルドリーニ    ローラ T96-51 MF308 1'47.135        STP STELLAR     
24  17 近藤 真彦     レイナード97D  MF308 1'48.275        TMS             
25  56 道上  龍      レイナード95D  MF308 1'48.996        FUNAISUPERAGURI
26  63 OSAMU         レイナード95D  MF308 1'50.337        LEYJUN          
以上:予選通過:
   36 玉中 哲二     ローラ T95-50 MF308 1'50.919        タカギ B-1
   37 山田 政夫     ローラ T94-50 MF308 1'57.527        タカギ B-1   
予選通過基準タイム(110%)  1'53.137                                       
                                                                      
ペナルティ No.1 国際スポーツ法典付則H項違反(黄旗中の追い越し)により、
                      予選順位を10位繰り下げた。         
           
上位6位は、スペシャルステージの結果により順位を決定した。 
                         提供:鈴鹿サーキットランド
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Formula Nippon

FN Rd.10 SUZUKA:FN公式練習

    '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット                             97-11-08   
    1997年全日本選手権プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦             WEATHER FINE   
    フォーミュラ・ニッポン                        公式練習結果表          COURSE  DRY    
Pos No Driver       TYPE              TIME     DELAY    LAP   TEAM/CAR
------------------------------------------------------------------------------
 1 28 山本 勝巳     レイナード96D  MF308  1'44.812 201.41km 21/21 NAVI CONNECTION
 2  9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラ T97-51 MF308  1'44.829    0.017 11/18 SHIONOGI NOVA   
 3 19 黒澤 琢弥     ローラ T96-52 MF308  1'45.127    0.315 15/22 IMPUL           
 4 20 影山 正彦     ローラ T95-50 MF308  1'45.144    0.332 21/26 IMPUL           
 5 55 金石 勝智     レイナード96D  MF308  1'45.251    0.439 16/17 FUNAISUPERAGURI
 6 27 影山 正美     レイナード97D  MF308  1'45.380    0.568 12/13 NAVI CONNECTION
 7  8 脇阪 寿一     童夢 F104R MF308  1'45.581    0.769 20/22 ANABUKI 童夢無限
 8  5 マーク・グーセン     レイナード96D  MF308  1'45.695    0.883 18/22 5ZIGEN          
 9 11 ミハエル・クルム      ローラ T96-52 MF308  1'45.892    1.080 17/19 CERUMO          
10 33 鈴木 利男     レイナード97D  MF308  1'45.956    1.144 17/19 カモメサービス MIRAI  
11 35 マルコ・アピチェラ    レイナード96D  MF308  1'46.065    1.253 19/20 オートテック STELLAR  
12 64 高木 虎之介   レイナード97D  MF308  1'46.476    1.664 14/18 PIAA NAKAJIMA   
13 10 飯田  章      ローラ T97-51 MF308  1'46.674    1.862 18/20 SHIONOGI NOVA   
14  1 ノルベルト・フォンタナ  レイナード97D  MF308  1'46.811    1.999 17/17 Le Mans         
15  3 川本  篤      レイナード96D  MF308  1'46.856    2.044 13/22 ASAHI KIKO      
16  6 田嶋 栄一     レイナード96D  KV-Ⅱ  1'47.047    2.235 19/21 5ZIGEN          
17 18 ラルフ・ファーマン     レイナード97D  MF308  1'47.114    2.302 18/21 TMS             
18 65 山西 康司     レイナード97D  MF308  1'47.731    2.919 20/21 PIAA NAKAJIMA   
19  2 立川 祐路     レイナード97D  MF308  1'47.819    3.007 18/20 Le Mans         
20 21 田中 哲也     ローラ T95-50 MF308  1'47.907    3.095 20/20 ビィブライズ アスカ   
21 17 近藤 真彦     レイナード97D  MF308  1'47.916    3.104 21/21 TMS             
22 12 柴原 眞介     ローラ T94-50 MF308  1'48.022    3.210 17/17 CERUMO          
23 34 A.ボルドリーニ    ローラ T96-51 MF308  1'49.079    4.267 22/23 STP STELLAR     
24 32 V・ソスピリ       レイナード97D  MF308  1'49.265    4.453 22/22 スーパーノヴァMIRAI  
25 56 道上  龍      レイナード95D  MF308  1'49.977    5.165 16/24 FUNAISUPERAGURI
26 63 OSAMU         レイナード95D  MF308  1'50.540    5.728 15/18 LEYJUN          
27 36 玉中 哲二     ローラ T95-50 MF308  1'52.875    8.063 11/12 タカギ B-1        
28 37 山田 政夫     ローラ T94-50 MF308  1'59.425   14.613 18/18 タカギ B-1        

                          提供:鈴鹿サーキットランド
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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT11/08


☆☆☆ SKILL SPEED  F3 REPORT ☆☆☆

****全日本F3選手権第10戦****
公式予選
場所:鈴鹿サーキット/三重県
日時:11月08日  天候:晴れ(路面/ドライ)

伊藤大輔、2レース連続のコースレコードで
ポールポジションを獲得!!!!!

シリーズはついに最終戦を迎えた。泣いても笑ってもこれが今年最後のレース
となるわけだ。今年、チームは資金難も含めて様々な難問に突き当たり、その
ひとつひとつを塗りつぶしてきた。そして、その都度、少しずつではあるが成
長してきたはずである。その集大成をこの最後の一戦にぶつける覚悟で鈴鹿の
戦いに臨んだ。

スキルスピードは、木曜日から快調な滑り出しを見せた。SEVモデューロ無限
ホンダF397を駆る伊藤大輔は、まず午前中のセッションでトップタイムをマー
クしてみせた。この走行を含めて、金曜日の午後のセッションまで4回の走行
時間がもうけられたが、立川選手とシーソーゲームを展開した。4セッション
中3回、立川選手にトップタイムを奪われたが、その差はコンマ1秒以内にと
どまり、立川選手をぴたりとマークした。
まさに一騎打ちの様相を示しながら迎えた土曜日、朝のフリー走行において伊
藤大輔は立川選手のベストタイムを破って、トップに立つ。前日に行った予選
を想定してのアタックで、マシンの挙動がそれまでと変わってしまったことが
気になっていたが、その問題も解決したことが確認され、万全の体制で午後の
予選に臨んだ。

5分遅れで始まった予選。風向きが追い風状態になったことや、気温が下がっ
たことから、好タイムが予想された。伊藤は戦況をじっくり見てから残り12分
というところでコースに出ていく。それとほぼ同時に、先にコースにでていた
立川選手が2分の壁を破り、1分59秒588をマークしトップに立っていた。伊藤
は本格的にアタックに入った2周目、2分00秒595でまず2番手。立川選手と約1
秒差でそのまま連続アタックに入った。全力で最終コーナーを立ち上がってき
た伊藤は、1分59秒372!という驚異的なタイムをたたき出し、立川選手を逆
転。次の周にはわずかながらさらにタイムを縮める。伊藤のタイムを知った立
川選手も最後のアタックに入ったが、1コーナーでコースアウト。その瞬間、
伊藤のポールは決定した。立川選手のコースアウトを確認した伊藤は、残り3
分を残していたもののピットイン、マシンを降りた。

伊藤は2戦連続のポールポジション、しかも2連続コースレコードを記録。ルー
キーにして今季3度目のポール獲得となる。
さあ、明日の決勝はどのような展開になるのか。もちろん露骨に優勝を狙って
いく。伊藤は速さは充分証明した。明日は強さを証明しなくてはならない。

伊藤大輔のコメント
「すごくうれしい。マシンもチームが完璧に仕上げてくれました。ベストタイ
ムを出した周にイエローフラッグがスプーンで出ていたから、少しアクセルを
緩める必要があった。あれがなければもっとタイムを出せたと思う。明日の決
勝も全力を尽くします!」


                         SKILL SPEED F3 TEAM
                                     深尾栄一

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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿予選SSレポート

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 スペシャルステージ  鈴鹿サーキット
 11月8日(土)15:10~

 予選トップ6によるスペシャルステージが始まった。

 #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308 1'48.506
                                        1'45.547
                                        1'44.779 *

 #55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'47.636
                                        1'44.535
                                        1'43.662 *

  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'47.286
                                        1'44.334
                                        1'43.611 *

 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'44.836
                                        1'43.343
                                        1'42.736 *

 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'46.553
                                        1'43.826
                                        1'42.872 *(黒澤を上回れず!)

  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'44.611
                                        1'42.974
                                        1'42.421 *(PPゲット!)

 この結果、黒澤と高木が公式予選結果と入れ替わった形でグリッドが決定した。


              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿予選レポート

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 公式予選 鈴鹿サーキット
 11月8日(土)13:00~

 予選開始10分、まだ各車本格的なアタックはしていないが、#37山田政夫が
スプーンコーナーでクラッシュ。クラッシュパッドがコース上に散乱し、予選は
赤旗中断となった。

 ここまでのトップ3は、
 #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'45.933
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'45.994
 # 5 M.グーセン     Reynard 96D/MF308 1'46.281

13時20分 コースクリアとなり再度コースインが始まる
13時26分 ここまでトップの#20影山スローダウン
13時27分 #9デ・ラ・ロサが44秒964をマークしトップへ。以下#20
       影山、#55金石……。
13時28分 #8脇阪、#19黒沢がペドロに続く。
       しかし、まだ44秒台はペドロのみ。
13時30分 #64虎之介44秒917でトップへ躍り出たのも束の間、#19
       黒沢が44秒796で逆転。さらに#9ペドロ44秒567で再び
       トップを奪い返す。
13時33分 #9ペドロ、44秒441にタイムを短縮。トップ変わらず。
       スポット参戦の#11クルムも5位と健闘している。

一通りのアタックを終え、各車一旦ピットに戻る。ここまでの順位は、

  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'44.441
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'44.796
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'44.917
  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'45.084
 #11 M.クルム       Lola T96-52/MF308 1'45.159
 #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308 1'45.500

13時40分 残り30分を切ったところで、虎之介が44秒708で2位へ浮上。
       これを見て#9ペドロ動きだす。
13時42分 #55金石が45秒015で4位へ。
13時46分 #9ペドロ43秒834でトップを確固たるものに。更にタイム縮
       める。
13時47分 #19黒澤43秒999で2位へ。
       このトップ争いの間に影山兄弟も揃って順位上げる。
13時50分 残り20分を切った。各車はニュータイヤに交換。最後のアタック
       に備える。

 こまでの順位。
  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'43.646
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'43.999
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'44.708
  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'44.780
 #27 影山正美       Reynard 97D/MF308 1'44.871
 #55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'45.015

13時55分 各車続々コースイン、最後のアタックへ。
13時56分 #35アピチェラが44秒664で3位に急浮上。
              更に44秒570とタイムを縮める。
14時00分 残り10分。
14時03分 #8脇阪44秒373で3位に。
       きたきた!#64虎之介43秒012でトップ!
14時05分 と思ったら、出た!#9ペドロ42秒457でだめ押し!
       この後、各車続々とタイムアップ。
14時10分 公式予選終了。

 公式予選結果(トップ10)
  # 9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'42.457
 #64 高木虎之介    Reynard 97D/MF308 1'43.012
 #19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'43.087
  #20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'43.273
 #55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'43.755
 #28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308 1'43.781
 #27 影山正美       Reynard 97D/MF308 1'43.799
  #33 鈴木利男       Reynard 97D/MF308 1'44.220
  #65 山西康司       Reynard 97D/MF308 1'44.371
  # 8 脇阪寿一       童夢F104R  /MF308 1'44.373

 #2立川は19位、#56道上は25位。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

F3_Rd10:鈴鹿フリー走行TOP10

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット
               公式練習結果
 P-No-Driver---------Car------------------Time-----
 1 77 伊藤大輔       Dallara F397/MF204B  2'01.254
 2  2 立川祐路       Dallara F397/MF204B  2'01.560
 3 53 五味康隆       Dallara F397/3S-G    2'02.438
 4  9 清水  剛       Dallara F397/HKS     2'02.761
 5 33 ヴィルタネン   Dallara F395改/3S-G  2'02.842
 6 38 徳田照幸       Dallara F395改/3S-G  2'03.040
 7  4 サンタビルタ   Dallara F395改/HKS   2'03.444
 8 16 土屋武士       Dallara F397/HKS     2'03.474
 9  8 舘  信吾       Dallara F397/3S-G    2'03.514
10 11 高橋  毅       Dallara F395改/HKS   2'03.794


            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿フリー走行TOP10

 '97フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット
               公式練習結果
 P-No-Driver---------Car----------------Time-----
 1 28 山本勝巳       Reynard 96D/MF308 1'44.812
 2  9 P.デ・ラ・ロサ Lola T97-51/MF308 1'44.829
 3 19 黒澤琢弥       Lola T96-52/MF308 1'45.127
 4 20 影山正彦       Lola T95-50/MF308 1'45.144
 5 55 金石勝智       Reynard 96D/MF308 1'45.251
 6 27 影山正美       Reynard 97D/MF308 1'45.380
 7  8 脇阪寿一       童夢F104R  /MF308 1'45.581
 8  5 M.グーセン     Reynard 96D/MF308 1'45.695
 9 11 M.クルム       Lola T96-52/MF308 1'45.892
10 33 鈴木利男       Reynard 97D/MF308 1'45.956

12 64 高木虎之介

19  2 立川祐路

24 32 V.ソスピリ
25 56 道上  龍

            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd10:鈴鹿フリー走行NEWS&コメント

  ’97プレイステーション フォーミュラ・ニッポン第10戦
             鈴鹿サーキット

11月8日(土)
●ニュース
 ドライバー変更、悲喜こもごも
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 FUNAI SUPER AGURIは、既報のとおり今回本山に代えて道上を起用。
 これは、先のインターTECでのラフプレイの件で、亜久里監督と本山が話
し合いを持ち、大きな事故に繋がりかねない行為の重大さを考慮し、また本山
の反省の気持ちを表すため欠場を決めたとのこと。
 ドライバー変更のリリースでは、「今回の本山哲の行為に関して、この場を
お借りして関係各位の皆様へ改めてお詫び申し上げるとともに、今後このよう
なことがないよう厳しく指導してまいる所存です」と結んでいる。

 同様にCERUMOは、インターTECのアクシデントで骨折した光貞に代
えてクルムを起用。
 「急な話でしたが、オファーを貰った時点で乗ることに決めました。一度は
セルモマジックといわれる佐藤サンの車に乗ってみたかった。光貞君の分も頑
張ります」というクルム。
 光貞も「最終戦に出られないのは残念ですが、今はとにかく怪我を直すこと
を考えています。ミハエルには頑張って貰いたい」とのコメントを寄せている。

●フリー走行後のコメント
 山本勝巳トップタイム!虎之介沈む
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
PIAA NAKAJIMA
中嶋総監督
「64号車の高木選手、65号車の山西選手の両選手ともに車のセッティング
が決まらずに不本意なポジションとなってしまいました。何とかこの状況を打
破し、午後の公式予選に臨みたいと思います」

TEAM CERUMO
#11 M.クルム
「車の出来はすごく良くとても乗りやすいです。どこを詰めれば良いのかが、
理解できているので、予選の時間にもう少しセッティングを詰められれば、予
選はそこそこいけると思います。とにかくセルモローラに早く慣れることが必
要と感じました。光貞選手の分まで頑張り何とかトップ6に入りたいと思いま
す」
#12 柴原真介
「鈴鹿サーキットを走るのは久しぶりなので、コースに慣れることに集中して
走りましたが、車の感じも悪くは無いので予選で結果を残せるよう頑張りたい
と思います」

NAVI CONNECTION
#27 影山正美
「フロントの足周りをいじったのはあまり良くなかったけど、試しただけでも
よかった。マシンはいい状態だね!」
#28 山本勝巳
「とにかくすべてがうまくいっている!見ててください!」


             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN:チームセルモリリース(11/6)

                  TEAM CERUMO PRESS RELEASE

                                                      1997年11月6日

TEAM CERUMOは11月8-9日に行われる全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに
ドライバーの光貞秀俊に替えてミハエル・クルム(27歳)を起用する。レギ
ュラーの光貞秀俊は11月1日に行われた全日本ツーリングカー選手権の予選
でクラッシュ負傷してしまった為、今回の交替となった。

チーム代表 佐藤正幸
『今回の光貞負傷の一報の後人選していたんだが、ミハエルとの話がすんな
り決まって最終戦に参戦ということに成りました。光貞もシリーズ2位が掛
かっていたし、残念だがチーム一丸となって光貞の分も頑張りたい。』

光貞秀俊
『1年を締めくくる最終戦に出られないのは残念ですが、今はとにかく怪我
を1日も早く治すことだけを考えています。ミハエルにはとにかく頑張って
もらいたいです。』

ミハエル・クルム
『急な話でしたが、セルモからのオファーを頂いた時点で気持ちは乗る方向
になっていました。自分も1度は佐藤さんの車(セルモマジック)に乗って
みたかったのでとても嬉しいです。また今回の参戦は光貞君が負傷しての事
なので、光貞君が今年頑張った部分を汚さないように頑張ります。』
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Formula Nippon | Japan Touring Car Championship

FN_Rd.10:鈴鹿直前情報

        ’97プレイステーション  フォーミュラ・ニッポン第10戦
                光貞の代走はクルム、本山に代わって道上登場!

  11月8、9日の両日、鈴鹿サーキットにおいて「全日本選手権プレイステー
ションフォーミュラ・ニッポン第10戦」が行われる。
  すでにチャンピオンの決定したシリーズだが、その新チャンピオンP.デ・ラ
・ロサ(SHI0N0Gl  NOVA)には、星野一義の持つ年間最多勝記録
(1990年全日本F3000選手権、10戦中6勝)、また昨年の最終戦から
続く連続表彰台の記録がかかっている。

  混戦となっているランキング2位はこの最終戦の結果により決定される。現在
ランキング2位の黒澤琢弥(IMPUL)、3位のN.フォンタナ(Le Ma
ns)は2勝目を挙げれば総合2位が確定。5位の高木虎之介(PlAA  NA
KAJlMA)、6位の影山正美(NAVI  C0NNECTlON)は優勝す
れば総合2位に浮上する可能性がある。
  F1行きの決まっている虎之介にとっては、このレースが国内ラストラン。ぜ
ひとも勝利で締めくくりたいところだ。

  最終戦のエントリー変更は次のとおり。

  ・「CERUM0」のカーNo.11は、光貞秀俊に代わってミハエル・クル
    ムが出場。光貞はJTCC最終戦の予選中のアクシデントにより骨折のため
    欠場。
  ・「STP  STELLAR」のカーNo.34は、A.ポルドリー二が出場。
  ・「FUNAl  SUPER  AGURI」のカーNo.56は、本山哲に代
    わって、道上龍が出場。
      道上選手は、94~95年に全日本F3選手権に参戦。今年は全日本ツー
    リングカー選手権でシリーズ5位の成績をあげている。
    (本山は、JTCC最終戦において他ドライバーの妨害行為により失格とな
    っている。今回の交代はこれに起因するものと思われる)

  なお、最終戦イベントとして、シーズンエンドパーティ、チャリティオークシ
ョンなどが行われます。詳細は会議室16#686発言をご覧ください。
  nifty:FMOTOR4/MES/16/686

●第10戦エントリー
チーム              車番  ドライバー      車両
------------------------------------------------------------------------------
Le Mans                1  N.フォンタナ    レイナード97D/無限MF308
                       2  立川祐路        レイナード96D/無限MF308
-----------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO             3  川本  篤        レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                 5  M.グーセン      レイナード96D/無限MF308
                       6  田嶋栄一        レイナード96D/JUDD KV-II
------------------------------------------------------------------------------
ANABUKI 童夢無限       8  脇阪寿一        童夢F104R    /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA          9  P.デ・ラ・ロサ  ローラT97-51 /無限MF308
                      10  飯田  章        ローラT97-51 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
CERUMO                11  M.クルム        ローラT96-52 /無限MF308
                      12  柴原眞介        ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
TMS                   17  近藤真彦        レイナード97D/無限MF308
                      18  R.ファーマン    レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
IMPUL                 19  黒澤琢弥        ローラT96-52 /無限MF308
                      20  影山正彦        ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
ビィブライズ  アスカ  21  田中哲也        ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
NAVI CONNECTION       27  影山正美        レイナード97D/無限MF308
                      28  山本勝巳        レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
スーパーノヴァMIRAI   32  V.ソスピリ      レイナード97D/無限MF308
かもめサービスMIRAI   33  鈴木利男        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
STP STELLAR           34  A.ボルドリーニ  ローラT96-51 /無限MF308
オートテックSTELLAR   35  M.アピチェラ    レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
タカギB-1             36  玉中哲二        ローラT95-50 /無限MF308
                      37  山田政夫        ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
FUNAI SUPER AGURI     55  金石勝智        レイナード96D/無限MF308
                      56  道上  龍        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                63  OSAMU      レイナード95D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA         64  高木虎之介      レイナード97D/無限MF308
                      65  山西康司        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------


  情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>


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Japan Touring Car Championship

NAKAJIMA RACING JTCC FUJI REPORT

■シリーズ名:全日本ツーリングカー選手権
■大会名:  第15/第16戦・第13回インターTEC
■サーキット:富士スピードウェイ
■レース距離:4.470km×21周×2レース
■予選:   11月1日 晴・観衆:  8300人(主催者発表)
■決勝:   11月2日 晴・観衆:4万3000人(主催者発表)

シリーズ優勝を賭けた最終戦
PIAA NAKAJIMA ACCORDはチームタイトルを見事獲得!
黒澤琢弥選手もドライバーズポイント2位に輝く!!

「一旦はドライバーズランキングが3位へと後退したものの前大会で2レース連勝と
いう快挙を成し遂げてポイントリーダーへ返り咲いたPIAA NAKAJIMA ACCORDの黒澤琢
弥選手と、カストロール無限アコードの中子修を擁するTEAM無限HONDAは、前大会終
了時点で186点のチームポイントを獲得。対するチームポイント2位のNISMO(ニッサ
ン・モータースポーツインターナショナル)は165点だが、ドライバーズポイント2位
の本山選手と同5位の星野選手の最終戦における戦績如何によってはそれが逆転する
可能性も充分にある・・」。
 1997年全日本ツーリングカー選手権シリーズは、そんな"ホンダ 対 日産"と
いう文字通りメーカー対決の様相を呈したまま、いよいよその最終決戦を第15/第16
戦において繰り広げることとなった。
 前日の公開練習日と同様に晴れ渡った土曜の午前10時50分、予定通り第15戦のス
ターティンググリッドを決めるための予選が開始。無用なタイヤ消耗を防ぐため今回
もトップチームの多くが後半にタイムアタックする展開となり、黒澤琢弥選手をコッ
クピットに収めたPIAA NAKAJIMA ACCORDもピットでコースインのタイミングを推し量
る。この前半で最も速いラップタイムをマークしたのは、TEAM無限HONDAの3台目マシ
ンとして今大会用に投入されたKOOL ACCORDを駆る服部選手。前年ドライバーズチャ
ンピオンの意地をかけてか、1回目アタックでコースレコードを更新する速さを見せ
つける。
 そしてライバルの多くがコースインし、また僚友の中子選手もピットアウトしたし
ばらく後、PIAA NAKAJIMA ACCORDが満を持してコースへ向かう。しかしその直後の11
時12分、光貞選手のマシンがコースアウトして激しくクラッシュするというアクシデ
ントが発生。選手の救助と大破したマシンを回収するため、予選は一時中断されてし
まう。これによって黒澤選手はタイムアタックできないままピットに戻らざるを得な
いこととなる。
コースクリアが確認された後の11時46分、7分間の残り時間とともに予選再開が告げ
られる。
わずかな時間しかない各マシンは、一時中断解除の合図とともに一斉にコースイン。
PIAA NAKAJIMA ACCORDもアタックを開始するが、前大会での活躍によって課せられた
70kgウエイト搭載義務がたたってか、前日の公開練習時と同じくラップタイムが上が
らず苦戦。4周した時点で予選終了となり、シリーズタイトル獲得のための貴重な予
選を13位という不本意な結果で終わることとなってしまう。しかしチームメイトの中
子選手は、60kgウエイトハンディを負いながらも終了間際にトップの服部選手に次ぐ
タイムをマークして2位へ浮上。タイトルの行方に最も影響力を持つはずの本山選手
(ウエイトハンディ60kg)も奮わず、7位でマシンを降りることとなった。
午後2時30分からは、第16戦用の予選が行なわれた。ここでもその速さを誇示したの
は服部選手で、予選終了を告げるチェッカーフラッグを受けたその周回でトップタイ
ムを叩き出す。
2位にはアコードドライバー最年少の道上龍選手(JACCS MC ACCORD)。 PIAA 
NAKAJIMA ACCORDはここでもタイムが伸び悩んだままとなるが、黒澤選手の懸命なア
タックによって第15戦用予選より多少良い9位。中子選手も今ひとつ冴えない5位と
なった。
 秋晴れの下、日曜午後1時25分過ぎに第15戦決勝が開催。そのスタートはやはりウ
エイトハンディのない服部選手が手堅く制する。オープニングラップこそ予選3位の
道上選手が2番手に進出するが、3番手の中子選手が2周目には2番手位置を取り返
す。そして6周目には先行していた服部選手と順位を入れ替え、その後は服部選手を
従えたままフィニッシュ。マシンセッティングが煮詰まらないままの後列スタートと
なったPIAA NAKAJIMA ACCORDは決勝においても苦戦を強いられたが、辛うじて予選順
位を守る13位となった。HONDA ACCORDのシリーズ優勝を阻む存在である本山選手も、
全般にわたってペースが上がらず7位でレースを終了。
 チームポイントはTEAM無限HONDAがNISMOに対して大きなアドバンテージを持つ結果
となり、この時点でTEAM無限HONDAがチームタイトルに王手をかける展開となった。一
方のドライバーズポイントは、それまで3位だった中子選手が有効ポイントを累計107
点として一気にトップに立った。同100点に止まる結果となったPIAA NAKAJIMA ACCORD
の黒澤選手が再びランキングトップになるためには、続く第16戦での優勝が絶対条件
となった。
 第15戦暫定表彰式と10分間のマシン整備時間を経て、今季シリーズ最後の決勝レー
スがスタート。ここで巧みに首位の座を奪ったのは、予選2位の道上選手。ポールシ
ッターの服部選手は前戦入賞による20kgのウエイトハンディが影響したのかやや出遅
れ2番手となるが、その直後には星野/本山の両NISMO選手が続くというステディな
オーダーが形成される。TEAM無限HONDAの中子選手は6番手、黒澤選手はスタート直後
の混乱に翻弄され13番手に後退。
 これ以降のレースの流れは、服部選手が常にキーマンとなって展開された。5周目、
シフトミスしたのか服部選手が一瞬ペースダウン。これを機に星野/本山両選手とも
が前に出て、服部選手は4番手へと後退。しかしすぐにペースを取り戻した服部選手
は、まず直前にいる本山選手に猛チャージを仕掛け続ける。この2台のバトルはコー
ス各所で展開されたが、この間にトップの道上選手と2番手の星野選手はそれぞれが
単独で先行する一方、ジリジリと差を詰めてきた中子選手がついに服部選手対本山選
手のバトルの直後に到達するという局面に突入。ここからは、誰もが一瞬たりとも
レースから目が離せない攻防が続くことになる。
 好調にトップを快走する道上選手に、不運な局面が発生したのは12周目だった。前
輪左タイヤがパンクするという事態に陥り、優勝はおろか完走すら実現できないまま
戦線から離脱しなければならくなったのである。トップには道上選手の脱落に乗じて
星野選手が立ち、依然後方の3台で続けられているバトルを尻目にしてレースをリー
ドする。
 本山選手に執拗に絡らむ服部選手の援護を受けて周回を続けていた中子選手は、
サーキットにいる誰もが固唾を飲んで注視するバトルに決着を付けるかのように、15
周目のヘアピンに進入するタイミングで本山選手のイン側を攻略。が、ここで中子選
手と本山選手は接触してしまい、本山選手のマシンは車体に損傷が発生、そして中子
選手も5番手にポジションダウンする。
 プロフェッショナルスポーツとの視点から見て今回のレースが後味の悪いものとな
ったアクシデントは、この接触の翌周に起きてしまった。星野選手に続く2位入賞に
も手が届く位置にいながら、また黒澤選手と同様に優勝すればドライバーズタイトル
の獲得が可能でありながらマシンにダメージを負ってしまった本山選手はピットイン
せずにペースダウンしたまま周回して、本山選手との接触後もコースに復帰してレー
シングラップを続行した中子選手のマシンに自車をぶつけるという蛮行に及んだので
ある。中子選手のマシンは大きく姿勢を乱してコースアウト、そしてスポンジバリア
に車体側面から衝突してクラッシュ。本山選手はピットへ戻りそのままリタイヤした。
 レースは星野選手が後方で発生したアクシデントを後目にトップをキープして優勝。
自らが予選首位となりながらも、レースでは速いディフェンダーとして巧妙にレース
の流れをコントロールした服部選手が2位に入賞。スタートで順位後退しながらも16
周目には自力で6番手にまで駒を進めたPIAA NAKAJIMA ACCORDの黒澤選手は、後半の
上位マシン脱落によって4位入賞を達成した。
 波乱に満ちた最終戦によって1997年全日本ツーリングカー選手権は、ドライ
バーズチャンピオンに中子修選手が決定し、黒澤選手がそれに次ぐ2位と1-2体制
での完全勝利を達成、そして両選手が属するTEAM無限HONDAが見事チームタイトルを
獲得してシリーズを終えた。

■PIAA NAKAJIMA ACCORD担当ディレクター:藤井一三のコメント
『70kgのウエイトハンディをどう克服するかが最終戦に向けた大きな課題となり、実
現可能な策はすべて講じたつもりでした。しかし最良のセットアップ手法が見つけ出
せないままでのレース出場となり、予選/決勝とも不本意な結果になってしまいまし
た。速いマシンを作るプロとしては有終の美を飾れなかったのはもちろん残念ですが、
それ以上に黒澤選手がシリーズチャンピオンの栄誉を勝ち取れなかったことを残念に
思います。しかし今季参戦の最大目標であったチームタイトル獲得に多少でもお役に
立て、黒澤選手も同チームの先輩格である中子選手に次ぐ2位のドライバーズポイン
トを取れました。現場でご指導いただいた本田技術研究所の方々や本田技研工業のご
関係者はもとより、ご支援くださったすべての皆様に、そしてファンの皆様にこのよ
うな形でシリーズを終えることができましたことを厚く御礼申し上げます。本当にあ
りがとうございました。』
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Japan Touring Car Championship

JTCC:HONDAインターTECリリース

        HONDA MOTORSPORTS
        PRESS INFORMATION
                           1997年11月3日

    1997 JAPAN TOURING CAR CHAMPIONSHIP SERIES ROUND 15/16
      ホンダ・アコード、ダブル・チャンピオン決定!!
      中子選手、念願のドライバーズ・チャンピオン!
     チーム・チャンピオンは「TEAM 無限 HONDA」!

●開催日 : 1997年10月1~2日
●会 場 : 静岡県 富士スピードウェイ
●コース全長:4.470km     ●周回数 : 21周(第15/16戦共)
●天 候 : 予選日/晴れ      決勝日/晴れ
●気 温 : 予選日/16・3℃(14:30) 
       決勝日/15℃(14時/共にピット計測)
●観客数 : 8,300人(予選日)  43,000人(決勝日/共に主催者発表)

 '97JTCCの最終ラウンド、1997年全日本ツーリング力ー選手権第15戦・第16戦
「第13回インターTEC」決勝レースが、11月2日、静岡県富士スピードウェイに
おいて開催された。
 この最終ラウンドにホンダ・アコード勢は、昨年のドライバーズ・チヤンピ
オン服部尚貴選手を加えて、2チーム5台がエントリー。策15戦において、中
子選手、服部選手が1~2フィニッシュを飾り、第16戦においても服部遺手が
2戦連続の第2位入賞。この結果中子選手がドライバー・ランキングのチャン
ピオンに決定。チーム・ランキングも「TEAM 無限 HONDA」が決定し、アコード
勢はダブル・チヤンピオンの栄冠に輝いた。

○本大会に出場したアコード勢

選手名      車  名       エントラント
服部尚貴選手    KOOL ACCORD      TEAM 無限 HONDA
中子 修選手    Castfol 無限 ACCORD  TEAM 無限 HONDA
黒澤琢弥選手    PlAA SN ACCORD     TEAM 無限 HONDA
道上 龍選手    ジヤックスMCアコード  TEAM MOON CRAFT with 無限 HONDA
岡田秀樹選手    Gathers 童夢 ACCORD  TEAM MOONCRAFT with 無限 HONDA

○本大会の戦績

              第13戦      第14戦
          予選    決勝    予選    決勝
服部尚貴選手    P.P.    2位    P.P.    2位
中子 修選手    2位    優勝    5位     R
黒澤琢弥選手    13位    10位    9位    4位
道上 龍選手    3位    5位    2位    12位
岡田秀樹選手    5位    7位    6位    5位


○11月1日(土) 公式予選:第1回/10:50~11:20
              第2回/14:30~15:00 出走22台

 いよいよ最終ラウンドを迎えた'97 JTCC第15・16戦。本年は悪天侯に見舞わ
れることが多かったが、金曜日のフリー走行、土曜日の公式予選とも快晴の下
行われた。
 また、今大会は5台目のアコードとして、米国のインディライツに参戦して
いた服部尚貴選手が、TEAM無限HONDAより出場する。
 この5台のアコード勢の内、道上選手が50kg、黒澤選手が70kg、中子選手が6
0kgのハンディキャップウェイトを搭載して予選に臨んだ。
 予選開始早々からコースインした各チームは、カットスリック(レインタイ
ヤ)を装着。コースやセッティングの確認を行う。アコード勢も岡田選手、中
子選手、道上選手がコースイン、タイムは1分37秒台となかなか本格的なタイ
ムアタックが始まらない。
 その中、予選開始14分過ぎ服部選手がコースイン、1ラップしてマシン、タ
イヤを暖めタイムアタックを開始。1分33秒856、1分33秒035と好タイムをマ
ークしピットイン、一躍トップに躍り出た。この服部選手のタイムを見て他チ
ームも次々にコースインし、本格的にこタイムアタックが開始されるかと思わ
れた23分過ぎ、サントリーコーナーでクラッシュがあり、赤旗が振られ予選は
一時中断となった。
 30数分の中断の後、公式予選第1回は残り時間7分で再開、各チームとも一
斉にコースインし混み合う中、中子選手は残り時間1分で1分33秒279をマー
ク、服部選手に次ぐ2位を獲得した。
 道上選手は、中子選手がタイムを出す直前に1分33秒420をマーク、この時点
の2番手であったが、中子選手に抜かれ予選3位のポジションとなった。
 前日のフリー走行から好調だった岡田選手は、予選再開後早々に1分33秒825
をマーク、その時点の2番手に浮上したが、その後他チームに先行され5位で
予選第1回を終了した。
 黒澤選手は、予選中断までピットで待機していたが、再開後コースイン。懸
命のアタックを見せたが、1分34秒685のタイムに留まり、13位で予選第1回を
終了した。
 結局、服部選手のタイムを上回るものはなく、今シーズン初出場の服部選手
が、第15戦のポールポジションを獲得した。
 午後の公式予選第2回、各チームともやはりカットスリックでスタート、本
格的なタイムアタックは予選開始15分過ぎ頃から始まった。
 他チームがアタックを始めてもピットで待機していた服部選手は、残り時間7
分ほどでコースイン。計測1周目に3番手、2周目に2番手、そのままアタッ
クを続けた服部選手は、チェッカーフラッグが振られた最終ラップに1分33秒5
93をマークしトップに躍り出て、2戦連続のポールポジションを獲得した。
 道上選手は予選開始後22分過ぎ頃にコースイン、25分過ぎ頃に1分03秒752を
マークし、この時点のトップに躍り出た。その後1分33秒700までタイムをつめ
るが、服部選手に逆転され予選2位、フロントローのポジションを獲得した。
 中子選手は、開始8分過ぎに一度コースインしピットに戻っていたが、18分
過ぎ、スリックタイヤに履き替えタイムアタックを開始。一時3番手に位置し
ていたが、結局1分34秒029の5位で予選を終了した。
 岡田選手は、予選開始5分頃にコースインしタイムアタック、1分34秒205を
マークしトップに位置したが、その後他チームに先行され、20分過ぎ再びタイ
ムアタックにコースインしたがタイムアップはならず、結局6位で予選を終了
した。
 黒澤選手は、予選第1回終了後セッティングを変更し、予選第2回に臨みタ
イムアップは果たしたものの、9位で予選第2回を終了した。
 この結果、第15/16戦のポールポジションは、KOOL ACCORDを駆る服部尚貴選
手が獲得、今シーズン初出場を連続ポールポジションで飾った。

○第15戦 21周 出走20台 完走18台

 昨日に引き続き秋晴れの下、朝8時30分よりフリー走行が開始された。
 このフリー走行でも服部選手は快調でトップタイムをマーク、2番手lこ道上
選手がつけ、決勝レースでの活躍が期待された。
 13時10分、定刻通りスタート進行は進められ各車スターティンググリッドに
整列、1周のフォーメーションラップの後、各車一斉にスタート。第13回イン
ターTECの幕が切って落とされた。
 予選2番手、フロントローからスタートした中子選手は、スタートで僚友道
上選手に先行され3番手で第1コーナーをクリアしていった。しかし中子選手
は、2周目のサントリーコーナーで道上選手をパス、レースベストラップ1分
34秒587(4周目)をマークしながらトップの服部選手を追い、6周目に一気に
パス。その後は服部選手を引き連れるかのようiこトッブをキープし、チェッカ
ーフラッグを受け、今季4勝目を飾り念願のチャンピオンlこ大きく近づいた。
 ポールポジションからスタートした服部選手は、見事なスタートを切りトッ
プで第1コーナーをクリア。2周目、3周目とトッブをキープするが、6周目、
サントリーコーナーで中手選手にパスされ2番手。そのままチャンピオン候補
の中子選手を援護するかのように2番手をキープし、チェッカーフラッグを受け
2位となった。
 予選3番手スタートの道上選手は、スタート良く2番手で第1コーナーをク
リアしていったが、2周目に中子選手にパスされ3番手。その後も3番手のポ
ジションをキープしていたが、16周目、後続2車に次々lこ先行され5番手。そ
のままチェッカーフラッグを受け5位入賞となった。
 予選5番手スタートの岡田選手は終始6番手を走行していたが、最終ラップ
に本山選手にパスされ7位でレースを終えた。
 予選13番手スタートの黒澤選手は、14番手でレースを開始し後方から苦しい
追い上げを展開。10位まで浮上したところでチェッカーフラッグを受け、レー
スを終了した。
 この結果「TEAM 無限 HONDA」は1-2フィニッシュを飾り、チーム・ランキン
グのトップを確定し、中子選手もドライバーズ・ランキングのトップに進出。
チャンピオンに大きく近づいた。

○第16戦 21周 出走21台 完走13台

 続く第16戦のスタート進行も、ほぽ定刻通り進められ、14時57分、第16戦の
グリーンフラッグが振られレースがスタート。
 ポールポジション・スタートの服部選手は、スタートで道上選手に先行さ
れ、2番手で第1コーナーをクリア。2番手でレースを進行していたが、6周
目、後続の2車に先行され4番手、8周目、本山選手を抜き返し3番手。しか
し10周目、再び本山選手に先行され4番手。13周目にトップの道上選手がスロ
ー走行で後退し、3番手となったそのラップに一気に先行車をパスし2番手と
なったが、15周目中子選手にパスされ再び4番手。しかし16周目、中子選手と
本山選手が接触し、その間に一気に2番手となった。以後服部選手は危なげな
い走行を続け、2戦連続の2位でチェッカーフラッグを受けた。
 予選9番手スタートの黒澤選手はスタートを失敗、15番手でレースを開始し
た。後方から着実に追い上げる黒澤選手は、徐々に順位を上げ4周目には10番
手に復帰。13周目には7番手、16周目には6番手、最終ラップには4番手まで
浮上し、そのままチェッカーフラッグを受け4位に入賞した。
 予選6番手スタートの岡田選手は、スタート良く5番手でレースをスター
ト。8周目に中子選手にパスされ6番手、さらに金石選手にも先行され7番手
となった。その後岡田選手は、先行車の混乱にも乗じて16周目には3番手に浮
上したが、最終ラップに金石選手と接蝕。スピンする間に他車に先行され5位
でチェッカーフラッグを受けた。
 予選2番手フロントローからスタートした道上選手は、スタート良くトップ
で第1コーナーをクリア。そのままレースを進め、12周目にには2秒の差を2番
手につけトップを快走していた。しかし13周目、突然スロー走行。原因は左フ
ロントタイヤのスローパンクチャーであった。道上選手は直ちにピットイン、
タイヤを交換してレースに復帰したが、ピットインの遅れは取り戻せず12位で
レースを終了した。
 予選5番手の中子選手は、第1コーナーを7番手でクリア。2周目には6番
手に復帰、8周目に5番手、13周目に4番手と上位に進出していった。しかし
3番手に浮上した15周目、ヘアピンコーナーで本山選手と接触。5番手に後退
してしまった。5番手から再度上位を狙った中子選手であったが、18周目、二
度目の接触でコースアウト。残念ながらリタイヤとなった。
 この2戦の結果、中子選手はシリーズランキング・ドライバー部門チャンピ
オン、「TEAM 無限 HONDA」はチーム部門チャンピオンに決定し、アコード勢は
ダブルタイトルの栄冠に輝いた。

◎庄司守孝監督(TEAM 無限 HONDA)のコメント

「中子選手のドライバーズ・タイトル、「TEAM 無限 HONDA」のチームタイトル
と、両タイトルを獲得できて本当に嬉しく思っています。これは今シーズン、
アコード陣営が協力し合った成果で、ドライバー、チームスタッフを始め、陰
で支えていただいた多くの方々のおかげだと感じています。協力していただい
た全スタッフをはじめ、応援していただいたファンの皆様に感謝いたします。」

◎由良拓也監督(TEAM MOONCRAFT with 無限 HONDA)のコメント

「今年アコードで参戦した各車がそれぞれ活躍し、中子選手のドライバータイ
トル、「TEAM 無限 HONDA」のチームタイトルと成果を上げることができまし
た。我々もその一翼を担うことができて良かったと思っています。私たちのチ
ームとしては最後に1勝は上げたかったが、せいいっぱいやった結果ですから
悔いはありません。道上選手もシーズン当初の頃から比ベれば、大きく成長し
ましたし、アコードの速さは証明できましたので、良いシーズンだったと思い
ます。」

○1997 JTCCドライバーズ・チャンピオン
   中子修選手(Castrol 無限 ACCORD)のコメント

「金曜日から調子が良く、予選も気持ちよく走ることができました。第15戦の
スタートは、フロントに並んだのが服部選手で、優勝することができたのも彼
にずいぶん助けられたと思います。今シーズンは出足からクルマの調子は良か
ったのですが、シーズン中盤で自分が多少もたつき、さらにシリーズ後半にな
ってからは黒澤選手が調子を上げてきて、チャンピオン争いは苦しくなりまし
たが、結果的には今日の1勝を加えて、昨年逃がしたドライバーズ・タイトル
を獲得するとともに、チームタイトル獲得にも貢献することができて、とても
嬉しく思います。
 今シーズンご声援下さったファンの皆様にお礼申し上げるとともに、ご支援
いただいた多くの方々に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
」

○第15戦/第16戦2位 眼部尚貴選手(KOOL ACCORD)のコメント

「第15戦では100Rでミスし、中子さんに先行されたところで緊張の糸が切れ、
2位でゴールするのが精一杯でした。第16戦は、必ず勝つつもりでスタ一トし
ましたが、結果的には2位でレースを終えました。久しぶりに走った日本のレ
ースで、2戦連続表彰台に上がれて満足しています。ご声援ありがとうござい
ました。」

○本田技研工業(株)モータースポーツ部長 菅原 冠のコメント

「インターTECという日本のツーリングカーレースを代表するイベントで、ド
ライバー&チームタイトルを獲得することができて、とても嬉しく思います。
これも皆様のご声援のお陰と感謝しております。今後もホンダは、私共のバッ
クボーンとも言うべきモータースポーツ活動を積極的に展開してまいります。
 また、ツインリンクもてぎを中心とした参加型モータースポーツ活動の普及、
拡大に努力してまいります。今後とも変わらぬご声援をお願いいたします。」

   資料提供:本田技研工業株式会社 広報部

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Japan Touring Car Championship

97JTCCドライバーズポイント表(訂正版)

                                                               (全戦終了)

                         4/ 6  5/11  5/25  6/ 8  7/13  9/ 7  9/21 11/ 2
                        富 富 T T 菅 菅 鈴 鈴 美 美 仙 仙 十 十 富 富  総  有
 
                        士 士 I I 生 生 鹿 鹿 祢 祢 台 台 勝 勝 士 士  合  効
Po--No.Driver------- Rd. 1- 2- 3- 4- 5- 6- 7- 8- 9-10-11-12-13-14-15-16- P- P
 1  16 中子 修            |  12 15  3  0  7  6 15 15  7 (1) 0 12 15  0 108 107
 2  15 黒澤 琢弥          |  15  7  6  5 15 12  0  5 (4)(5)15 15 (1) 7 112 102
 3  23 本山 哲            |   7 12  9  9  0 15 DQ  9 15  0 12  7  5 DQ 100 100
 4  12 星野 一義          悪   5  0 12 15 12  5  7  0 12  0  9  0  3 15  95  95
 5  14 道上 龍            天   9  9  0  0  6  7 12 12  0 12  6  9  6  0  88  88
 6  25 影山 正美          候   6  5 (2)(3) 9  9  6  4  6  4  5  0  7  0  66  61
 7  19 金石 勝智          に   0  1  0  4  0  1  9  0  0  6  7  6  9  9  52  52
 8  88 飯田 章            よ   1  0  7  6  5  0  0DNS  9 15  0  0  0  0  43  43
 9  38 竹内 浩典          り  (2) 6  5 (2) 4  4  3 (2) 3  7  3  3  0  5  49  43
10  37 M.クルム          レ   4  2 15  0  1  0  5  7DNQ  0  0  1  0  0  35  35
11  39 H.M.シルバ       |   3  0  4 12  0  3  0  0  5  0  0  4  0  0  31  31
12  33 岡田 秀樹          ス   0  0  0  7  3  0  0  6  2  0  0  2  4  6  30  30
13  36 関谷 正徳          中   0  4  0  0  0  2  0DNS  0  9  2  5  0  3  25  25
14   1 服部 尚貴          止   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 12 12  24  24
15  68 田中 哲也          |   0  3  1  1  0  0  4  0  0  3  0  0  2  0  14  14
16  11 原 貴彦            |   0  0  0  0  2  0  0  1  0  0  4  0  0  4  11  11
17  35 中谷 明彦          |   -  -  -  -  -  -  0  3  0  0  -  -  -  -   3   3
18  72 松永 雅博          |   0  0  0  0  0  0  2  0  1  0  -  -  0  0   3   3
18  21 一ツ山 幹雄        |   0  0  -  -  -  -  1  0  0  2  0  0  -  -   3   3
20  18 木下 みつひろ      |   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  2   2   2
21  72 田中 実            |   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  0  -  -   1   1
21  24 土屋 圭市          |   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  1   1   1
    21 一ツ山 康          |   -  -  0  0  0  0  -  -  -  -  -  - DQ  0   0   0
    13 浅野 武夫          |   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  0   0   0
    22 光貞 秀俊          |   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -DNSDNS   0   0
*******************************************************************************
* 1位から10位までに15-12-9-7-6-5-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイト外
* 全14戦のうち10戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポ
  イント制  (第1、2戦中止のため全14戦として計算)
 
 
 
◎TCCA CUP
 
Po--No.Driver------------Point
    25 影山 正美         90
    19 金石 勝智         72
    88 飯田 章           53
    68 田中 哲也         32
    11 原 貴彦           31
    72 松永 雅博         29
    21 一ツ山 幹雄/康   21
    35 中谷 明彦          6
*******************************************************************************
* プライベートチームを対象に、1位~6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 年間チャンピオン副賞 500万円
 
 
 
◎チームポイント
 
Po--Team -------------------Point
1   TEAM 無限 HONDA         212
2   NISMO                   173
3   TEAM MOON CRAFT         104
4   TOYOTA TEAM CERUMO       72
5   土屋 エンジニアリング    61
6   TOYOTA TEAM TOM'S        59
7   HKS OPEL Team Japan      52
8   RACING PROJECT BANDOH    45
*******************************************************************************
 
 
                                     ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////
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インターTECクラッシュ光貞選手の容体

  11月1日、JTCC最終戦インターTECの予選1回目において、オブジェ
クトTからエントリーの光貞秀俊選手(#22レッツオトランピオエクシヴ)が、
サントリーコーナーの進入でマシントラブル(足回り)から、土手に乗り上げる
大クラッシュを演じた。

  光貞秀俊選手は、直ちに御殿場市内の病院へ運ばれ診断を受けた。その結果、
右足首上の骨折、腰部のひび、首に鞭打ちというダメージを負っており、直ちに
手術。現在は右足、腰部ともに固定している状態で、本格的な手術は11月10
日に行われる予定。
  しかし、心配された頭部へのダメージはなく、事故当時も自ら的確な指示を行
っていたとのことで、骨折はしたものの元気な様子。

  このアクシデントで1週間後に迫ったフォーミュラ・ニッポン最終戦(鈴鹿)
への出場は絶望的となったが、光貞選手の早い回復、復帰と来シーズンの活躍を
祈ろう。

  情報提供:オブジェクトT

                               << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

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RE:JTCC_Rd15&16:インターTEC決勝レポー

  訂正です。

     第16戦決勝結果(TOP6)
  誤)1位 #12星野一義 Castrol無限ACCORD
                                  ↓
  正)1位 #12星野一義 カルソニックプリメーラ

  あまりに単純な間違い……申し訳ありませんでした。

                             << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

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97JTCCドライバーズポイント表(16/16戦)

                                                               (全戦終了)

                         4/ 6  5/11  5/25  6/ 8  7/13  9/ 7  9/21 11/ 2
                        富 富 T T 菅 菅 鈴 鈴 美 美 仙 仙 十 十 富 富  総  有
 
                        士 士 I I 生 生 鹿 鹿 祢 祢 台 台 勝 勝 士 士  合  効
Po--No.Driver------- Rd. 1- 2- 3- 4- 5- 6- 7- 8- 9-10-11-12-13-14-15-16- P- P
 1  16 中子 修           -  - 12 15( 3) 0  7  6 15 15  7  1  0 12 15  0 108 105
 2  15 黒澤 琢弥         -  - 15  7  6  5 15 12  0  5( 4)(5)15 15( 1) 7 112 102
 3  23 本山 哲           -  -  7 12  9  9  0 15 DQ  9 15  0 12  7  5 DQ 100 100
 4  12 星野 一義         -  -  5  0 12 15 12  5  7  0 12  0  9  0  3 15  95  95
 5  14 道上 龍           -  -  9  9  0  0  6  7 12 12  0 12  6  9  6  0  88  88
 6  25 影山 正美         -  -  6  5( 2)(3) 9  9  6  4  6  4  5  0  7  0  66  61
 7  19 金石 勝智         -  -  0  1  0  4  0  1  9  0  0  6  7  6  9  9  52  52
 8  88 飯田 章           -  -  1  0  7  6  5  0  0DNS  9 15  0  0  0  0  43  43
 9  38 竹内 浩典         -  -( 2) 6  5( 2) 4  4  3( 2) 3  7  3  3  0  5  49  43
10  37 M.クルム         -  -  4  2 15  0  1  0  5  7DNQ  0  0  1  0  0  35  35
11  39 H.M.シルバ      -  -  3  0  4 12  0  3  0  0  5  0  0  4  0  0  31  31
12  33 岡田 秀樹         -  -  0  0  0  7  3  0  0  6  2  0  0  2  4  6  30  30
13  36 関谷 正徳         -  -  0  4  0  0  0  2  0DNS  0  9  2  5  0  3  25  25
14   1 服部 尚貴         -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 12 12  24  24
15  68 田中 哲也         -  -  0  3  1  1  0  0  4  0  0  3  0  0  2  0  14  14
16  11 原 貴彦           -  -  0  0  0  0  2  0  0  1  0  0  4  0  0  4  11  11
17  35 中谷 明彦         -  -  -  -  -  -  -  -  0  3  0  0  -  -  -  -   3   3
18  72 松永 雅博         -  -  0  0  0  0  0  0  2  0  1  0  -  -  0  0   3   3
18  21 一ツ山 幹雄       -  -  0  0  -  -  -  -  1  0  0  2  0  0  -  -   3   3
20  18 木下 みつひろ     -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  2   2   2
21  72 田中 実           -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  0  -  -   1   1
21  24 土屋 圭市         -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  1   1   1
    21 一ツ山 康         -  -  -  -  0  0  0  0  -  -  -  -  -  - DQ  0   0   0
    13 浅野 武夫         -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  0  0   0   0
*******************************************************************************
* 1位から10位まに15-12-9-7-6-5-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイト外
* 全14戦のうち10戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポ
  イント制  (第1、2戦中止のため全14戦として計算)
 
                                       ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////
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Japan Touring Car Championship

第13回インタ-TEC JTCC第16戦 レース結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                          第13回  インタ-TEC                           *
*                      JTCC第16戦 レース正式結果表                      *
* 1997.11.02    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車      名                    周回   所要時間    km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1 12 星野 一義       (J) カルソニック プリメーラ        21   33'22.202 168.309
 2  1 服部 尚貴       (J) KOOL  ACCORD         21   33'31.757 167.510
 3 19 金石 勝智       (J) ウェッズスポーツエクシヴ       21   33'33.956 167.327
 4 15 黒澤 琢弥       (J) PIAA  SN  ACCORD               21   33'42.822 166.593
 5 33 岡田 秀樹       (J) Gathers 童夢 アコード          21   33'43.702 166.521
 6 38 竹内 浩典       (J) デンソーセルモチェイサー       21   33'55.393 165.564
 7 11 原 貴彦         (J) レッツォ・トランピオ・エクシヴ 21   33'56.460 165.478
 8 36 関谷 正徳       (J) ゼント・イクリプス・チェイサー 21   34'03.815 164.882
 9 18 木下みつひろ    (J) エンドレスアドバン  BMW     21   34'04.396 164.835
10 24 土屋 圭市       (J) ADVANチェイサー                21   34'20.082 163.580
11 21 一ツ山 康       (J) ダンロップ-BP-BMW              21   34'35.077 162.398
12 14 道上 龍         (J) ジャックス MC アコード         20   34'22.504 155.586
13 25 影山 正美       (J) ADVANエクシヴ             19   33'28.167 151.783
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
   16 中子 修         (J) Castrol無限ACCORD              17
   37 ミハエル・クルム(D) エッソトーネントムスチェイサー 17
   39 ホアン マニュエル シルバ (RA) デンソーセルモチェイサー       15
   87 飯田 章         (J) HKSオペル ベクトラ              1
   68 田中 哲也       (J) DoCoMo Exiv DL                  1
   72 松永 雅博       (J) インギング カローラ             0
   13 浅野 武夫       (J) ウェッズスポーツBMW          0
 * 23 本山 哲         (J) ザナヴィ・カミノ     
-------------------------------------------------------------------------------
スタート  14:57'02     フィニッシュ  15:30'24.202
参加台数 : 22 台    出走台数 : 21 台    完走台数 : 13 台
ベストタイム  No. 1 ( 服部  尚貴 )   1'34.207  4/21  170.815 km/h
* CarNo.23は国際スポーツ法典付則L項違反により失格
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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第13回インタ-TEC JTCC第15戦 レース結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                          第13回  インタ-TEC                           *
*                      JTCC第15戦 レース正式結果表                      *
* 1997.11.02    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車      名                    周回   所要時間    km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1 16 中子 修         (J) Castrol無限ACCORD              21   33'32.710 167.430
 2  1 服部 尚貴       (J) KOOL  ACCORD         21   33'32.823 167.421
 3 19 金石 勝智       (J) ウェッズスポーツエクシヴ       21   33'33.294 167.382
 4 25 影山 正美       (J) ADVANエクシヴ             21   33'33.910 167.331
 5 14 道上 龍         (J) ジャックス MC アコード         21   33'38.536 166.947
 6 23 本山 哲         (J) ザナヴィ・カミノ               21   33'41.056 166.739
 7 33 岡田 秀樹       (J) Gathers 童夢 アコード          21   33'41.542 166.699
 8 12 星野 一義       (J) カルソニック プリメーラ        21   33'45.699 166.357
 9 68 田中 哲也       (J) DoCoMo Exiv DL                 21   33'54.474 165.639
10 15 黒澤 琢弥       (J) PIAA  SN  ACCORD               21   33'54.668 165.623
11 38 竹内 浩典       (J) デンソーセルモチェイサー       21   33'59.186 165.257
12 37 ミハエル・クルム(D) エッソトーネントムスチェイサー 21   33'59.400 165.239
13 87 飯田 章         (J) HKSオペル ベクトラ             21   34'03.465 164.910
14 24 土屋 圭市       (J) ADVANチェイサー                21   34'14.687 164.010
15 11 原 貴彦         (J) レッツォ・トランピオ・エクシヴ 20   33'37.900 159.025
16 39 ホアン マニュエル シルバ (RA) デンソーセルモチェイサー       20   34'13.823 156.244
17 13 浅野 武夫       (J) ウェッズスポーツBMW         20   34'29.586 155.054
18 36 関谷 正徳       (J) ゼント・イクリプス・チェイサー 19
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
   72 松永 雅博       (J) インギング カローラ            17   33'47.662 134.451
   18 木下みつひろ    (J) エンドレスアドバン  BMW     15
-------------------------------------------------------------------------------
スタート  13:28'51     フィニッシュ  14:02'23.710
参加台数 : 22 台    出走台数 : 20 台    完走台数 : 18 台
ベストタイム  No. 16 ( 中子    修         (J))   1'34.587  4/21  170.129 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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JTCC_Rd15&16:インターTEC決勝レポート

      JTCC最終戦インターTEC、締めくくりは星野!
          チャンピオンは逆転で中子の手に!

 11月2日、全日本ツーリングカー選手権最終戦「インターTEC」が富士スピ
ードウェイで行なわれ、第15戦は中子アコード、第16戦は星野プリメーラが優勝。
5人が可能性を残していたチャンピオン争いは、逆転で中子が獲得した。

 6つのサーキットを転戦し、ここまで7大会14戦を消化(内2戦は中止)し
てきたシリーズは、悪天候で中止となった開幕戦の舞台、富士へ再び戻ってきた。
 決勝当日の天候は早朝から快晴。頂上付近に僅かに雪化粧を施した霊峰富士も
その姿を大きく現し、秋晴れという言葉がぴったりの天候となった。

 前日行なわれた予選では、インディライツ帰りの#1服部尚貴が、ライツ同様
KOOLカラーにペイントされたアコードで両レースともポールポジションを獲
得。今年JTCCに参戦していない服部は、ウェイトハンデを負っていないとい
う有利さはあるものの、1年ぶりの参戦でこの結果はさすがだ。

 注目のチャンピオン争いは、現在ポイントリーダーの#15黒澤琢弥(PIAA SN 
ACCORD)を筆頭に、#23本山哲(ザナヴィ・カミノ)、#16中子修(Castrol無
限ACCORD)、#14道上龍(ジャックスMCアコード)、#12星野一義(カルソニッ
クプリメーラ)とシリーズ5位までがその可能性を残している。
 しかし、有効ポイント制であることに加え、予選で黒澤が下位に沈んだこと、
さらに服部の参戦、TEAM無限HONDAとニスモのチームタイトル争いも絡
んで、その行方は予想し難いものとなった。

 シリーズ上位陣の予選結果
                     第15戦  第16戦
 #15黒澤琢弥(PIAA SN ACCORD)      13位    9位
 #23本山 哲(ザナヴィ・カミノ)     7位  7位
 #16中子 修(Castrol無限ACCORD)     2位  5位
 #14道上 龍(ジャックスMCアコード)    3位  2位
 #12星野一義(カルソニックプリメーラ)  9位  4位

●第15戦(21周)
 空には雲が多くなり涼しくなってはきたが、雨の心配はなさそうだ。
 スタート良く飛び出したのはPPの#1服部。以下#14道上、#16中子とアコ
ード勢が1-2-3態勢を敷く。こうなるとホンダ陣営は、逆転でドライバーズ
タイトル獲得を狙うエース#16中子をサポートするチームプレーを見せはじめる。
 まず、2周目の1コーナーで#16中子は2位へ。さらに6周目のヘアピンでは
#1服部をかわしてトップに躍り出る。この後は速さの拮抗する各車が一列縦隊
となり、レースは膠着状態となる。
 終盤に入った15周目、4位につけていた#19金石が#14道上の前に出て、アコ
ード勢の一角に食い込むが、それ以上のポジションアップは望めず、フィニッシ
ュとなった。
 「服部のおかげ。2レース目も結果を残すようがんばります」という中子は、
今季4度目の優勝でシリーズでも逆転でトップに立ち俄然有利となった。最終戦
4位に入ればチャンピオン決定となる。
 他にチャンピオンの可能性があるのは、このレース10位の黒澤と6位の本山だ
が、両者は優勝が絶対条件。かなり厳しい戦いを強いられることになった。

 第15戦決勝結果(TOP6)
 1位 #16中子 修 Castrol無限ACCORD
 2位 #1服部尚貴 KOOL ACCORD
 3位 #19金石勝智 ウェッズスポーツエクシヴ
 4位 #25影山正美 ADVANエクシヴ
 5位 #14道上 龍 ジャックスMCアコード
 6位 #23本山 哲 ザナヴィ・カミノ

●第16戦(21周)
 #14道上が好スタートからトップに出て首位をキープ。#1服部も2位を確保
してアコードが1-2態勢をとるが、6周目に#1服部がミスからか失速。イン
ターTECになると好結果を残す#12星野、そして崖っぷちながらチャンピオン
の芽を残す23本山のニッサン勢が前に出る。
 快調に首位を走る#14道上だったが、突如魔の手が伸びる。左前輪タイヤのス
ローパンクチャーでスローダウン。手の届きかけた優勝を失ってしまった。
  これでトップに立った#12星野は、この時点で後方の2位争いに大きなマージ
ンを築いており安泰。残り周回を走りきり第6戦以来の優勝を飾った。

 熾烈だったのはチャンピオンを争う2台の直接対決。15周目に2位集団は#23
本山、#16中子、#1服部、#19金石、#33岡田という順で団子になったが、ま
ず#16中子がヘアピンで#23本山のインを刺すがややオーバースピードで#23に
接触。#23はスピンを喫し大きく遅れる。
  両者の戦いはこれでは終わらず、周回遅れとなった#23本山が18周目の100
R進入で#16中子を待ち伏せするようにして逆襲。はじき出された#16中子はア
ウト側にクラッシュしてリタイア。#23本山もピットでレースを終え、遺恨を残
すやや後味の悪いものとなった。
 この結果、ノーポントながら中子がチャンピオンを獲得。来年は撤退を発表し
ているホンダが有終の美を飾る形でシリーズは幕を閉じた。

 第16戦決勝結果(TOP6)
 1位 #12星野一義 Castrol無限ACCORD
 2位 #1服部尚貴 KOOL ACCORD
 3位 #19金石勝智 ウェッズスポーツエクシヴ
 4位 #15黒澤琢弥  PIAA SN ACCORD
  5位 #33岡田秀樹  Gathers童夢アコード
 6位 #38竹内浩典  デンソーセルモチェイサー

(16戦の結果は暫定)

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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第13回インタ-TEC JTCC第16戦 公式予選結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                          第13回  インタ-TEC                           *
*                     JTCC第16戦 公式予選正式結果表                     *
* 1997.11.01    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1  1 服部 尚貴 (J)        KOOL  ACCORD         1'33.593  4 171.936
 2 14 道上 龍 (J)          ジャックス MC アコード         1'33.700  5 171.740
 3 19 金石 勝智 (J)        ウェッズスポーツエクシヴ       1'33.744  7 171.659
 4 12 星野 一義 (J)        カルソニック プリメーラ        1'34.013  5 171.168
 5 16 中子 修 (J)          Castrol無限ACCORD              1'34.029  9 171.139
 6 33 岡田 秀樹 (J)        Gathers 童夢 アコード          1'34.205  8 170.819
 7 23 本山 哲 (J)          ザナヴィ・カミノ               1'34.374  6 170.513
 8 87 飯田 章 (J)          HKSオペル ベクトラ             1'34.657  6 170.003
 9 15 黒澤 琢弥 (J)        PIAA  SN  ACCORD               1'34.661  5 169.996
10 25 影山 正美 (J)        ADVANエクシヴ             1'34.730  7 169.872
11 37 ミハエル・クルム (D) エッソトーネントムスチェイサー 1'34.731  9 169.870
12 11 原 貴彦 (J)          レッツォ・トランピオ・エクシヴ 1'34.761  6 169.817
13 68 田中 哲也 (J)        DoCoMo Exiv DL                 1'34.941  5 169.495
14 36 関谷 正徳 (J)        ゼント・イクリプス・チェイサー 1'35.293  8 168.869
15 38 竹内 浩典 (J)        デンソーセルモチェイサー       1'35.383  8 168.709
16 24 土屋 圭市 (J)        ADVANチェイサー                1'35.811  9 167.956
17 18 木下みつひろ (J)     エンドレスアドバン  BMW     1'36.535 10 166.696
18 72 松永 雅博 (J)        インギング カローラ            1'36.789  5 166.259
19 21 一ツ山 康 (J)        ダンロップ-BP-BMW              1'38.141 12 163.968
20 39 ホアン マニュエル シルバ (RA)  デンソーセルモチェイサー       1'38.265  8 163.761
21 13 浅野 武夫 (J)        ウェッズスポーツBMW         1'40.458  9 160.186
-------------------------------------------------------------------------------
   22 光貞 秀俊 (J)        レッツオ・トランピオ・エクシヴ   出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'43.047
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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Japan Touring Car Championship

第13回インタ-TEC JTCC第15戦 公式予選結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                          第13回  インタ-TEC                           *
*                     JTCC第15戦 公式予選正式結果表                     *
* 1997.11.01    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1  1 服部 尚貴 (J)        KOOL  ACCORD        R1'33.035  4 172.967
 2 16 中子 修 (J)          Castrol無限ACCORD             R1'33.279  9 172.515
 3 14 道上 龍 (J)          ジャックス MC アコード         1'33.420  8 172.254
 4 19 金石 勝智 (J)        ウェッズスポーツエクシヴ       1'33.673  6 171.789
 5 33 岡田 秀樹 (J)        Gathers 童夢 アコード          1'33.825  8 171.511
 6 25 影山 正美 (J)        ADVANエクシヴ             1'33.837  6 171.489
 7 23 本山 哲 (J)          ザナヴィ・カミノ               1'33.873  7 171.423
 8 68 田中 哲也 (J)        DoCoMo Exiv DL                 1'34.166  5 170.890
 9 12 星野 一義 (J)        カルソニック プリメーラ        1'34.262  6 170.716
10 37 ミハエル・クルム (D) エッソトーネントムスチェイサー 1'34.311  9 170.627
11 11 原 貴彦 (J)          レッツォ・トランピオ・エクシヴ 1'34.335  4 170.584
12 87 飯田 章 (J)          HKSオペル ベクトラ             1'34.548  6 170.199
13 15 黒澤 琢弥 (J)        PIAA  SN  ACCORD               1'34.685  4 169.953
14 36 関谷 正徳 (J)        ゼント・イクリプス・チェイサー 1'34.736  7 169.862
15 38 竹内 浩典 (J)        デンソーセルモチェイサー       1'34.796  5 169.754
16 39 ホアン マニュエル シルバ (RA)  デンソーセルモチェイサー       1'35.072  5 169.261
17 18 木下みつひろ (J)     エンドレスアドバン  BMW     1'35.344  7 168.778
18 24 土屋 圭市 (J)        ADVANチェイサー                1'35.363  7 168.745
19 72 松永 雅博 (J)        インギング カローラ            1'36.371  8 166.980
20 22 光貞 秀俊 (J)        レッツオ・トランピオ・エクシヴ 1'38.981  4 162.577
21 13 浅野 武夫 (J)        ウェッズスポーツBMW         1'39.794  9 161.252
-------------------------------------------------------------------------------
   21 一ツ山 康 (J)        ダンロップ-BP-BMW              
-------------------------------------------------------------------------------
'R'マークの車は,コースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは  1'33.294
※ CarNo.21はH項違反(赤旗追越し)により失格のペナルティを課した。
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/8

                  ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                     1997  GT INSIDE REPORT
  Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
  Inside Report Special          インサイドレポート 特集       FMOTOR4版
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'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース
GTインサイドレポート・スペシャル

◎GT500クラス・エントラントにきく 3
No.13 エンドレスアドバンGTR 松井秀樹監督
「現状の不満はとくにない。ウチのクルマは96モデルだけれど、富士なんか星野さ
んや長谷見さんの97モデルの前を走れたりしたんですよ。ウチの場合は、レギュレー
ションのなかでいかに速くするか、チーム内でまずやれることをやらないといけな
い段階なんです。要望としては、リストリクターの径をもう少し大きくしてくれた
らと思います。対スープラだと1.5秒の差、同じヨコハマタイヤでも1秒差ですか
ら。前回の富士はトップがスープラばかりだったでしょう。スープラのなかに割っ
て入れるようなレースにしてほしいですね。まあ、ニューツーリングに比べれば均
一化が図られてると思います。来年は、なおいっそうプライベーターにも参加しや
すいようにしてほしいですね。プライベーターには部品が高くて予算的には苦しい
です」

No.8 POWER CRAFT SUPRA  尾籠 登 監督
「他のカテゴリーから比べたらレギュレーションはかなりまともでしょう。今まで
の他のカテゴリーでの経験を経て、正常化してきたんじゃないかな。現状では不満
は全然ないです。ただ、もっとファンと近い位置にこないといけないでしょう。ま
だ、エントラントとファンの距離はあります。どういうふうにすればいいか具体的
なアイデアは出ませんけれど。来年は現状維持でOKだと思います」



◎GTアソシエイション事務局長にきく
当インサイドレポートでは、第4戦、第5戦(一部今回)と、GTCの現状と今後に
ついてのエントラントの意見を掲載してきた。今回は、第5戦時に予告したとおり、
GT-Aサイドの考えかたを加治次郎事務局長にきいた。

GTアソシエイション 加治次郎事務局長
「GT-Aの設立当初からのメンバーが同意した考えかたとして、できるだけ多くの車
種が出場できるようにし、お客さんもたくさん集めよう、しかもそれを一時的なも
のに終わらせず、継続できるようにしていこうということがあります。その考えか
たからすれば、現状は必ずしも成功しているとは認識していません。外部から見れ
ば、お客さんはそこそこ入っているし、参加車両も多く、成功しているように見え
るかもしれませんが、それが継続できるかたちにはなっていません。まだ多くの課
題を抱えています。GT300については、多くの車種がそれほどコストかけずに参加し
ており、タイムも接近して比較的いい状況にあるといえますが、GT500はこのとこ
ろ車種が限られてきています。なんらかの対策を考える必要はあると思います。
 車両規則についてはあくまでJAFが決めるものであり、来年の規則がすでに発表さ
れているわけですから、それに沿ってやっていくことになるでしょう。ただ、その
運用については、従来の枠にとらわれない考えかたが必要になってくると思います。
たとえば、トップ争いをするクルマにはきびしく、そうでないところには寛容に、
というのもひとつの考えかたではあります。
 GT500より上のクラスを新設するという考えは、GT-A内部には今のところまったく
ありません。日本のGTCは、そこそこ数が売れているクルマでやるというところに基
本があります。価格の高い少量生産車は、その基本理念から外れることになります。
といっても、FIA GTを走っているようなクルマは絶対に入れないというつもりはあ
りません。プライベートがメーカー系チームに対抗するために持ってくることは、
むしろ歓迎します。もちろんその場合は、日本のGT500の性能に揃うように調整して
もらうようになるでしょう。その意味で車重は1250kg、リストリクターは国内の車
両と同じという規定は妥当といえるのではないでしょうか。ただ、これを車両によっ
て変えることもありうると思います。しかし、メーカーがこういった車両でGT500に
出てくるということは望ましくないでしょう。そうすると先に言ったGT-Aの基本理
念から外れてしまうわけですから。
 日本でモータースポーツをもっとメジャーなものにしていくためにも、従来のよ
うにひとつのカテゴリーを作っては壊しというやりかたをしていたのではいけない
でしょう。お客さんやスポンサーを裏切らないためにも、継続的なかたちでやって
いけるような態勢を自分たちの手で整備していこうというGT-Aの基本理念を、改め
てみなさんにも再確認していただきたいと思います」


*今回のレポートは以上です。
*このレースの模様はTV東京系で11/3 11:30より放映されます(#2963参照)。
 お見逃しないように。


*'97選手権シリーズは以上で終了ですが、
 NICOS CUP GTオールスター戦でもGTインサイドレポートは
 発行されますので、ツインリンクもてぎでのGTオールスター戦(11/15,16)も
 お楽しみに。


                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
*全日本GT選手権シリーズに関するご質問、ご意見はモータースポーツ
 フォーラムの国内レース会議室(FMOTOR4/MES:10)または、上記の古屋までメー
 ルでお寄せください。みなさまのご意見はGT-A関係者のお手元に必ずお届けし
 ます。
 また、インターネット・ホームページ"GTC Offcial WebSite"でも、最新の
 GTC情報をカラー写真入りでお知らせしています。こちらにもメッセージコー
 ナーがございますのでぜひお越しください。
 URLは、"http://www.gtc.infosim.co.jp/"です。
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/7

                  ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                     1997  GT INSIDE REPORT
  Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
   GT Inside Report           インサイドレポート3              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース

ドライバーポイント
[GT500]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5   10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ    67*      12   20  15  20
2  39 影山正美       67  15   20    8  20       4
3  37 関谷正徳/鈴木利男  64  12    6   12  12  12   10
4   2 鈴木亜久里      60  20   10   15   1   2   12
5  39 谷川達也       52   -   20    8  20       4
6   2 E.コマス       50  20    -   15   1   2   12
7   3 長谷見昌弘/田中哲也 37  10   15    2   6   4
8   8 田嶋栄一/M.グーセン 32   6       6         20
9  100 高橋国光/飯田 章  30   -             15   15
10  38 竹内浩典/金石勝智  27   4    2   10   3   8
*上位入賞回数の差でM.クルム/P.デ・ラ・ロサ組がチャンピオンとなる


[GT300]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  19 織戸 学/福山英朗  90  20   15   15  12  20    8
2  26 鈴木恵一/新田守男  89  10   20   12  20  12   15
3  25 土屋武士       52  12       20   8   -   12
4  25 長嶋正興*       52  12       20   8      12
5  71 星野 薫/城内政樹  51   8    8   -   6  15   20
6  910 袖山誠一       38  15    3   10  10   
7   27 太田哲也**      31      10    2  15   4
8   7 山路慎一/松本晴彦  31  -   12    8      1   10
9   27 A.オロフソン     25      10   -  15       -
10  51 石原将光/池谷勝則  22   8    8   -   4   -    2
*:Rd.5はNo.72で出場、 **:Rd.5はNo.28で出場


チームポイント
[GT500]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 36/37/38TOYOTA Castorl TEAM 89      12    12      20  15  20   10
2 39  TOYOTA TEAM SARD    67      15    20       8  20       4
3 2/556 NISMO         61     20    10      15   2   2   12
4  3  ハセミ・モータースポーツ     37   10  15    2   6   4
5  5  TEAM 5ZIGEN      32    6       6         20
6 100 チーム国光with MOONCRAFT 30    -            15   15
7 12  HOSHINO RACING     24       8            10   6
8  8  POWER CRAFT      21    1       4     10    6
9 510 RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
                11   -  -    3     8
10 13  ENDLESS SPORT      8    3             4   1


[GT300]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE   SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1  19 RS-Rレーシングチームwith BANDOH 90  20  15   15  12  20    8
2  26  TEAM TAISAN Jr    89   10  20   12  20  12   15
3  25  土屋エンジニアリング    52   12      20   8   -   12
4  71  シグマテックレーシングチーム   51   -   6   4   6  15   20
5  910  910 RACING      38   15   3   10  10   
6 27/28 TEAM FERRARI CLUB OF JAPAN
                 31      10   2  15   
7   7  RE雨宮レーシング   31      12   8         10
8  51  コブラレーシングチーム     22    8   8   -   4   -    2
9  72  KRAFT         16                10    6
10  81  TEAM DAISHIN     16    3   4   6          3


*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです


*スペシャルレポートに続く

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/6

                  ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                     1997  GT INSIDE REPORT
  Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
   GT Inside Report           インサイドレポート2              FMOTOR4版
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'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース

☆決勝直前・チャンピオン候補にきく
No.36 カストロール・トムス・スープラ(GT500ランキング1位)
ミハエル・クルム「予選は9番手ですからあまりよくなかったです。午前中にエン
ジンに問題があってタイムが出なかったんですが、午後エンジンを換えて9番手の
タイムが出ました。でもあとコンマ1秒速かったら、7番手でNo.39の前に出られた
ので、それが残念です。今90kgというハンデが載っているんですが、それがここの
上り坂とブレーキングできびしいので、今日の感じとしてはあまりうれしくないで
すね。明日は、勝つのはちょっと難しいでしょう。それより自分たちのクルマはコ
ンスタントにタイムが出ているので、それを利用して、また前回もそうだったよう
にピット作業をうまく使って、きちんとペドロに渡したいです。それでペドロが抜
いてくれればなおいいですね。(最後に日本語で)デモ、トテモオモイデス」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「ボクは、明日のことはあまり心配していません。というの
も、クルマはコンスタントにタイムが出るようになっているものですから。確かに
90kgというハンデはありますけれど、そんなには心配していません。明日重要なの
はインテリジェンス、つまり頭を使ったレースといえるでしょう。我われのチーム
は、No.36にもNo.37にも両方にチャンピオンのチャンスがあるわけで、チームが頭
を使って、どちらからピットに入れるかをまず決めなければいけません。そのうえ
でピットワークが非常に重要になってくるでしょう。デンソー・スープラをチーム
プレイで抑える可能性については、No.37がチャンピオンを取れる可能性がなくなっ
たとわかれば、ありうる話だと思います。ただ両方ともチャンピオンの可能性があ
るわけですから、状況を考えながら運転しなければいけないですし、チームもそれ
をよく考えなければいけません。そこが明日のレースの重要なキーになると思いま
すね。(最後に日本語で)ドウモアリガトウ、ソレデモガンバリマス」


No.19 RS☆Rシルビア(GT300ランキング1位)
福山英朗「結局10番手ですね。まぁあんまり重たい重たいという話はしたくないん
ですが、そんなこと考えててもしかたないんで、あんまり考えないようにしていま
す。だけどこれまでウエイトが増えるたびにチームが総がかりで対応してくれたん
ですけれど、ここまで来るとさすがにどうしようもない。何やってもクルマが反応
してくれないところまできちゃいまして、しょうがないですね。明日は、たぶんレー
スは荒れるでしょうから、ぜひとも武士くんにはトップとって、ポイントを接近さ
せてもらって、あとは日ごろの行いがいいほうにチャンピオンが転がり込むんじゃ
ないかと思います。ところが最近、新田守男の行いがちょっとよくなっちゃった
し(笑)、恵一さんは7時くらいに寝ちゃうらしいし(笑)、結構不利かなあって
感じですね。8ポイント差というのは、ラップタイムが同じだったら大きいですね。
でもタイムがちょっと違うので、さほど大きいとは言えないんじゃないでしょうか。
序盤で上にいきたいんですが、肝心なところが遅いですから、多分いけませんね。
だからホントに武士くんに勝ってもらって、間違っても恵一さんを勝たせないよう
に、今日同盟を結びたいと思います(笑)。あ、でも武士くんは師匠が恵一さん
か…。それに一番の問題は織戸の日ごろの行いなんだよなぁ(笑)。まぁ正直なと
ころ、今回はほんとうにきびしいです。今年一番の気合いの入った予選をやったん
ですが、この程度なので、やはりいろんな混乱が起きてくれることを祈りたいと思
います」
織戸学「ボクも福山さんと同じです。とりあえず最終戦まで来て、チャンピオンに
王手をかけてますんで、それに向かってチーム全員がほんとうに一生懸命やってい
るので、なんとか明日いいかたちでGTのシリーズを終えたいなと思ってます。今日
の結果ではなく、明日のゴールしたときの順位とポイント、それだけ考えて頑張り
たいと思います。ただ100kgのハンデは、80kgまででは感じなかったものがいろいろ
出てきちゃった気がしますね。とくにここのコースのせいもあると思うんですが、
すごく重いんです。金曜日ここで初めて乗ったときに、なんか全然違うクルマに感
じられましたから。とくに上りの区間が遅いのと、ブレーキの制動距離が伸びちゃ
うんで、全般的に遅くなっちゃいますね。それでも今までウチのチームはピット作
業とかいい感じにできてたんで、明日もそれをやって、頑張りたいですね」

No.39 デンソーサードスープラGT(GT500ランキング2位)
影山正美「ベストをつくして頑張ります。暑くても寒くても、雨さえ降らなければ
関係ない。とにかくNo.36の前にいないと。5ポイント差をつけないとね」

No.26 タイサンスターカードRSR(GT300ランキング2位)
新田守男「いくだけいくしかない。ウエイトを積んでるわりには思ったほど悪くは
ないって感じかな。ただ、決勝はきびしいでしょう。ストレートスピードがつちや
MR2より12km/h遅い。シルビアとは最終コーナー立ち上がりでほとんど一緒。80kgと
100kgの差はもちろん大きいけれど、実質はあまり変わらないと思う。シルビアのほ
うは20kgの差を感じてるかもしれないけれど、ウチは有利だとは思っていない」


☆決勝日のトピックス

No.19 RS☆Rシルビア
織戸学「昨夜、足回りのセッティングを大幅に変えたんですが、それが大正解だっ
たようです。もう昨日までとは全然違いますね。すごくよくなりました。燃料がカ
ラでも満タンでもタイムが出てますし、かなりいけそうな感じです」

*25 つちやMR-2
土屋武士「朝は、走り出してすぐターボが壊れて、今交換中です。タービンの羽が
欠けたみたいです。でも朝のうちでよかったですよ。決勝中でなくてラッキーって
感じですね。昨日のうちにフル満タンのテストも終えているので、朝走れなかった
のはまったく心配していません」

No.910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「昨日の予選タイムが取り消しになったのは、午後、ガーニーフラップを
ダウンフォースをつける方向で調整したら、それが規定より7mm出っ張ってしまった
ためです。午前は出ていなかったんで、そのタイムは認めてほしかったんですけ
ど…。今朝のタイム(クラス3番手)はダンロップのソフト系タイヤがよかったか
ら。予選で使った中古なんですけどね」

No.26 タイサンスターカードRSR
新田守男「今朝のタイム(クラス8番手)はほぼ満タン状態でのもので、ウチとし
てはこれくらいでしょう。29秒台ではいけないでしょう。路温はもうちょっと上がっ
たほうがいい。まあ陽も出てきたし、このままということはないでしょう。予選順
位が4位から3位に繰り上げになったのはうれしいですね。でも、ナインテンのペー
スは結構速いから、すぐ上に来ちゃうと思うと思うけど」

No.51 コブラポルシェ
池谷勝則「今は2番手だったみたいね。予選用仕様はないんで、決勝も予選と同じ
ようなタイムで走れるのが強みです。燃料は60リッター積んでました。本番もこれ
でスタートします。タイヤは路温が低かったのにきちんと発熱してくれた。決勝で
も問題ありません。最終戦だから、表彰台の片隅でもいいから上りたいね」

No.39 デンソーサードスープラGT
影山正美「クルマは決まってますよ。満タンのテストでもOKでしたし…。No.36が
タイム上げてきてますけど、あれは一発でしょ。ウチはコンスタントにいけますか
ら大丈夫です。ま、でも、他のクルマのことはあまり考えずに、とにかくミスなく
やります。1台でも前に行くだけですね。やるだけのことをやって、悔いのないよ
うにしたいです。ボクのレース人生で全日本タイトルに挑むのは2度目で、F3のとき
はタイトルをとりそこなってます(インサイドレポート班注 '94年全日本F3選手権
でM.クルムに次いでシリーズ2位)から、今回はぜひとりたいですね。それにあん
まり外人ばっかりタイトルとるのもおもしろくないでしょ」
谷川達也「タイトルは意識せずいつも通り淡たんといくだけです。あせらずじっく
りいけば、結果はついてくるでしょう。とにかくNo.36より前でゴールしますよ」

No.3 ユニシアジェックススカイライン
朝のフリー走行の後、フロントのダンパーを交換していた。「今ごろこんなことやっ
てるんだから、どれだけクルマに苦労してるかわかるでしょ?(笑)」と長谷見昌
弘。「ちょっとフロントを柔らかくしてるんだ。ハネる箇所があったんでね。それ
にしてもスカイラインはきびしいね。ストレートがこんなに遅いんじゃ勝負になら
ないよね。それに6気筒で前が重いから、リアに荷重がかからない。だから燃料が
満タンでもカラでもタイムがおんなじなんだ。ま、スカイラインはどこもみんな渋
い顔してるでしょ。星野のとこなんか、おっかないから行かないほうがいいよ(笑)」

◎決勝前のにわか雨
 午前中は気温は低いながらも澄み渡っていた青空が、決勝を前にしてにわかに曇
り、細かい雨がパラついてきた。ポールスタートのNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章に
「雨はどうですか?」と水を向けると、「ダメ」と一言。No.18 avex童夢無限NSXの
黒澤琢弥も「走ってないからわからねェ」と、表情はあまりさえない。しかし、
NSXが雨で不利というわけではないようだ。トムスの伊藤エンジニアは、「NSXがダ
メと言ってるのはフィーリングの問題でしょう。仙台ハイランドでも雨で妙に速かっ
たし、データ上ではウチが完全に負けてます」という。そうは言っても、もちろん
トムスが勝負をあきらめてしまったわけではない。「雨の作戦というのはとくにあ
りません。ウェットタイヤで走るだけです。でも、レースはなにがあるかわかりま
せんから。とくに雨だといろんなことがありますからね」と、虎視耽々と勝利を狙っ
ているようすだった。
 一方、GT300クラスでは、予選トップのNo.25 つちやMR-2の土屋武士が「雨はやみ
ますよ。やまないと帰る(笑)」といえば、No.26 タイサンスターカードRSRの鈴木
恵一も「ダメ(笑)。ダンロップがいっちゃうんじゃない? タイヤは坂東のとこ
も一緒だけどさ、8ポイント差があるから、ウチはできるだけ前にいかなきゃいけ
ない。でも、雨だとそれが難しいよね」と、ヨコハマタイヤ勢のトーンが低い。し
かし同じくヨコハマを履くNo.27 シェル・フェラーリF355の太田哲也は「路面が濡
れているとトルクの差が出にくいからチャンスはある。ヨコハマとダンロップとどっ
ちがいいかは、雨の量にもよるから、なんとも言えないよ」と、必ずしも不利とは
考えていないらしい。
 対するダンロップ勢では、No.7 RE雨宮SuperG RX7の松本晴彦が「雨でパワーの差
が縮まるからいいんじゃないでしょうか。とくに雨のテストというのはしていませ
ん。仙台ハイランドのように、テストのときたまたま雨だったことはありますが、
セッティングを出すまではいってません。でも、タイヤは大丈夫。たぶんダンロッ
プのほうがいいんだろうと思います。表彰台の真ん中ですか? ウーンそうですね。
トラブルさえ出なければ…」と、控え目な表現ながらも心中かなり自信がありそう
なようすだった。


◎決勝タイヤレポート
ブリヂストン
スリックは全車ソフトタイヤを選んでいる。交換が前提。雨天用は2種類。斜めの
グルーブが入ったほうが雨が少ないとき用で、U字型のグルーブが入ったほうが通
常のレインタイヤ。ヘビーレイン用、カットスリックなどは用意なし。どのタイヤ
でスタートするかは各チームに任せている。

ヨコハマ
GT500の晴天用は、No.13 エンドレスアドバンGTRとNo.34 STPタイサンアドバンバ
イパーがミディアム、No.39 デンソーサードスープラGTがソフトを選択。どちらも
交換が前提。デンソーサードスープラGTはソフトでも40数ラップ24秒台が可能。雨
天用は、レインとスーパーレインの2種。一応カットスリックの用意もあるが、予
選用と割り切っている。
GT300の晴天用は、No.19 RS☆Rシルビアがソフトで、交換が絶対条件。No.25 つ
ちやMR-2は「しっかり感がある」とのことで、ハードを選択。無交換でOKだが、交
換の可能性もある。No.26 タイサンスターカードRSRは前がソフト、後がミディア
ム。交換は後輪だけの可能性が高い。その他のGT300マシンはソフトを選択。交換を
予定してしないチームが多い。雨天用はGT500同様、レインとスーパーレインの2
種。こちらも一応カットスリックの用意があるが、決勝での使用は薦めていない。

ダンロップ
GT500は、No.5 5ZIGEN SUPRA、No.88 JLOCディアブロGTRの2台とも晴天用はミ
ディアムを選択。交換必要。雨天用はカットスリック、インターミディエイト、ウ
ェットの3種。
GT300の晴天用は、No.71 シグマテック911とNo.81 ダイシンシルビアがミディア
ムを選択。ともに交換を予定している。それ以外はソフトで、交換が必要となる。
雨天用はGT500同様、カットスリック、インターミディエイト、ウェットの3種。


○決勝スタート直前 13時50分現在
*急な雨のために13時40分から15分間のフリー走行を実施
 天気:曇り時々雨  コース:ウェット/ハーフウェット
 気温:10度  路面温度:12度
 入場者数:10/26 35,600人(10/25:6,200人 曇り)

◎ピットスタート
No.13 デフ・トラブルの修理、No.510 スタータートラブル

*ローリング開始:14:20

*リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No.   原因             周回数
------------------------------------------------
No.3   ミッション           17L
No.17  オイルクーラー         21L
No.27  コースアウト          36L
No.77  デフ(コース上でストップ)   43L
No.91  他車との接触          45L
No.556  エンジン            50L

No.100 RAYBRIG NSX(総合2位)
高橋国光「亜久里を抜いたのは気がつかなかったよ。一度、当てられてスピンして
遅れちゃったんだけど。そのあと抜き返したの? ああそう、知らなかった」
飯田章「いや、国さんもそれだけ真剣だったってことですよ。表彰台に上がれてよ
かったです」

No.2 ZEXELスカイライン(総合3位)
鈴木亜久里「止まりきれなくて国さんに当たってスピンさせちゃったんで、最後は
先に行ってもらおうと思った。いや、譲ったわけじゃなくて自分ではみだしちゃっ
たんだけど(笑)。でも、なんとか表彰台に立ててよかった」

No.26 タイサンスターカードRSR(GT300クラス2位)
新田守男「すごく悔しいね。黄旗追い越しとかそういうのないの?」

No.25 つちやMR-2(GT300クラス3位)
土屋武士「あの状況ではトップは守りきれなかった。でもベストはつくしたので満
足はしています」


*インサイドレポート3に続く

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
Tags:

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/5

                  ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                     1997  GT INSIDE REPORT
  Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 25 Oct.'97
   GT Inside Report           インサイドレポート1              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース

☆練習日のトピックス
No.556 KURE R33
金曜日の3回目のフリー走行セッションが始まる前に影山正彦に話をきいた。「ス
カイラインとしてはよく仕上がってるんだけどね。2セッション走って、スカイラ
インではNo.2 ZEXELに続く2番でしょ。しかもさっきZEXELはソフトタイヤだった
のにウチはハードだったからね。まぁでも、スカイラインは97年モデルでは限界か
もしれない。98年モデルに期待したいですね。実際、もう先行パーツを試したりし
てますから、例年より早い時期に投入されることになると思います。それはそうと
ね、今回のレースは荒れるよ、きっと。だって今日のフリー走行も、首都高でレー
スしてるみたいだったもの。寂しい話だけど、レースは荒れてもらったほうがいい
ね。状況が悪くなれば、自分がトラブルに巻き込まれる可能性も高いけど、その分
チャンスが開けるからね」。ところがこのセッションの終了間際に最終コーナーで
激しくクラッシュし、マシン前部を大破させてしまった。『荒れる』という予感が
早くも最悪の形で現れてしまったわけだが、ドライブしていた影山は軽いむち打ち
症状程度で済んだ模様。しかしマシンは修復不可能と判断され、急遽東京から96年
モデル(開幕戦で優勝した元ZEXEL号)を取り寄せて予選と決勝に出走することに
なった。
「ちょっと大袈裟に首にガードをつけてますけど、身体は大丈夫です。マシンは…、
まぁガタガタになるまでテスト済みですから(笑)、大丈夫でしょう」(影山)

No.27 シェル・フェラーリF355
 美祢の第5戦をNo.28のみで戦ったチームFCJフェラーリ。今回は2台揃い、
No.27に太田哲也とハイランドで1回走ったスティーブン・アンドスカーのコンビ、
No.28には山崎正弘とフェラーリ・チャレンジ・ジャパンのトップランカー、パト
リック・バンスクートのコンビがそれぞれ乗ることになった。マシンにはとくに大
きな変更はない模様。太田によれば、「トルクが足りないので、ストレート後半は
まだいいのだけれど、前半の上り部分はとてもターボ付きのマシンについていけな
い。それでもここはコーナーでスピードを落とさずに行けるところが多いので、美
祢よりはだいぶいいと思う。予選でなるべく前に行って、決勝で早めに逃げないと
ポルシェに追いつかれると思うから、予選は5位以内を狙います」

No.57 SiFo Spider Ver.GT
 第2戦の富士に登場したものの、フリー走行でエンジンを壊し出場できなかった
ルノー・スポール・スピダーが、最終戦にようやく再登場した。SiFo代表の藤井氏
によれば、「今回はエンジンとミッションを3基ずつ用意しています」とのことで、
スピダーが初めて決勝レースに出場するのは間違いなさそうだ。今回ドライバーは、
N1耐久ラウンドで活躍、GTC第2戦ではナインテンポルシェをドライブした砂子智
彦と、ミラージュ・レースなどで実績のある吉富章の二人。砂子によれば、「今回
はとにかく80%の力で走って完走を狙うだけです。なにせパワーは250hpくらいです
し、ギアが全然あってないものですから。2速が全然あってないのと、ストレート
で4速までしか入らないのがきついですね。他のクルマに抜かれるのに神経を使う
ので、大変です」とのこと。


☆予選日のトピックス

No.100 RAYBRIG NSX
 1回目の公式予選で飯田章がトップタイム(1分21秒805)をマークした。昨年R.
シューマッハ(マクラーレンF1GTR)が記録したコースレコードを0.6 秒近く短縮す
るタイム。高橋国光によれば、「とにかくクルマが乗りやすいんです。童夢のほう
は満タンだとアンダーからオーバーに変わるなんて言ってるようですが、ウチのは
まったくクセがないんですよ。ガソリンの量もとくに関係ないみたいです。まぁこ
のコースは、美祢もそうでしたけど、NSXに向いているんでしょう。速いというより
ムダがないという感じです。それと6速ミッションが、すごくうまくパワーをのせ
られるようにセットされているのがタイムに結びついているんでしょうね。今回は
ソフトめのタイヤを選んでいます。40周程度のロングテストもOKでしたので、問題
ないと思います。午後の予選もこのままイケるでしょう」と、自信満々だった。

No.38 カストロール・セルモ・スープラ
金石勝智「昨日は(セッティングが)森のなかの迷路に迷い込んでました。昨日の
状況のままではスカイラインが前にいってたかもしれない」
竹内浩典「やればやるほど深みにはまってたが、9月のここのテストのときのセッ
トに戻したらうまくいった。20分のセッションで時間をうまく使って、タイヤを温
めてアタックしました。No.18のタイムは見えたし、No.100のタイムもいけると思
う。午後はいくだけいきます。コース状況は悪くないし、路面のグリップも高いと
思う。決勝の作戦は思案中。フェラーリに当たらないように(笑)頑張ります。う
まいところで抜けるかがポイントでしょう」

No.8 POWER CRAFT SUPRA
ワイン・ガードナー「マシンのセットアップは長坂さんが昨日やった。自分として
はほとんどそのまま乗ったが、ただ今朝スプリングをハードなものに変えた。これ
で乗りやすくなって速くなった。長坂さんはやわらかいスプリングのほうを好むよ
うだけど。セッテリングにはほぼ満足しているが、あとコンマ2から3秒速くなると
思う。午後トラフィックがなければもう一度アタックするつもりだ。タイヤも1セッ
トしか使っていないし。ライバル? 全車だよ。とくにトムスが速い。ホンダもね。
チームが一生懸命やっているので表彰台に立ちたい」

No.25 つちやMR2
土屋武士「やりようによっては他チームも26秒台は出ると思う。ストレートスピー
ドはポルシェも一緒。予選はMR2のコーナーの速さが生かせるけど、決勝はタイヤに
優しいポルシェが有利でしょう。シルビアも、コーナーもストレートも速いし、す
ごくいいと思う。MR2はドッカンターボだから、そこらへんがネック。MR2とポルシェ
とシルビアがいい勝負になるでしょう。RX7もからんでくるかもしれないし。決勝で
はヨコハマタイヤにGT300クラスの今シーズンのパーフェクトをプレゼントしたい。
速いクルマはウエイト積んでるから、逃げるのはボクしかいないと思いますが、総
合力を含めるとポルシェとの争いになるでしょう」

No.26 タイサンスターカードRSR
鈴木恵一「(予選1回目のタイムは)こんなもんでしょう。この重さであそこまで
来てるからいいんじゃない。大渋滞だったしね」

No.60 ワイズダンロップBPキャバリエ
予選1回目、田中実のドライブ中にドーン! という音とともにマフラーのタイコ
の部分が破裂した。佐藤久美は、「私が運転しているときに爆発するよう田中さん
が時限装置をセットしたのだけれど、ちょっと早すぎて自分のときに爆発しちゃっ
たみたい」と大笑い。一方の田中は、「急にドカーンとフロアの下で爆発したんで
ビックリしましたよ。タイコのところだけで済んだんですけど、交換パーツがない
のでどうしようかと思ってるんです」と、笑顔ながらもちょっと困ったようすだ。

No.510 RH CERUMO SUPRA
ポール・ベルモンド「富士の第4戦でクルマの調子はすごくよかったし、今回もス
トレートが長いコースなのでチャンスは十分あると思う。ボクらのクルマは、エン
ジンだけは97年仕様だけれど、基本は96年モデルなので苦しいことは確か。でも美
祢ではとてもきつかったHパターンシフトのハンデがここでは少なくなるので、ぜ
ひともいい結果を残したい。最後のチャンスだしね」

No.34 STPタイサンアドバンバイパー
千葉監督「前戦の美祢より、リアのホイールを1インチずつ外に出し、それに合わ
せてリアフェンダーを20mmずつ広げてあります。またリアウイングを2ピースタイ
プにし、ブレーキも強化しています。ブレーキについては、今後タイサンのポンプ
を使った水冷装置をつける予定です。昨日のフリー走行で不調になったエンジンは
ハーネスのトラブルだったようです。なにしろ10気筒だもので、多少おかしくても
走れてしまうんです」
松田秀士「さっきホンの少し走っただけなんだけれど、アンダーステアがまだ強い
ね。せっかくリアはトレッドがひろがって安定したんだけどね。だから本当はやり
たくないんだけれど、リアのグリップレベルを少し落としてバランスを取った方が
いいみたいだね。まぁそれでも、いろんな問題がクリアになれば、あと1.5秒は速
くなると思うよ」

No.77 クスコスバルインプレッサ
 シーズン当初から噂のあったインプレッサが最終戦でデビューを果たした。キャ
ロッセの加勢裕二代表によれば、「クルマを造るのに時間がかかって、最終戦になっ
てしまいました。図面を引き始めたときから勘定すると1年ぐらいかかっています」
とのこと。「出場のきっかけは、ただやってみたかったのと、インプレッサは速い
はずと思ったから。ウチはインプレッサでジムカーナ、ラリーのタイトルをとった
し、ダートラも他のチームのインプレッサがとってます。もし、このGTCでとれれば
全部でしょう(笑)」。
 ベースマシンは4WDだが、キャロッセが独自にFRに改造している。エンジンは水
平対向4気筒の2リッターで「パワーは340~360馬力ぐらい出るはずですが、リス
トリクターで絞ってますからもう少し低くなっているはず」という。搭載位置はバ
ルクヘッドぎりぎりまで下げ、低重心を心がけている。エンジン以外のボディと足
回りは内製。レギュレーション上サスペンション形式は変えられないため、4輪ス
トラットのままだ。足回りに関しては「ごく普通にセオリーどおりに造っている」
とのこと。「ダートラのDクラスの車両を造るよりはラクでした。シンプルなFRで
すからね。FRのクルマをつくるのはすごく久しぶりなんです」という。加勢本人は
ラリー歴が約25年。現在もインプレッサで走っているが、「もう15年ぐらい前に
AE86とかサニーで筑波や富士を走っていましたよ」と、レース歴もある。このクル
マのシェイクダウンも自分で乗ったという。しかし、チームは「ボク以外はサーキッ
トは初めての素人集団」。チーム内では『パドックってどこにあるの? どうやっ
て借りられるの?』とか『ピットの水って飲めるの?』といった珍問が飛び交って
いるらしい。今後については、「98年は未定ですが、全戦出たいですね」と、意欲
は満まんだ。ただし今回は金曜日にエンジンが壊れてしまい、「予備エンジンがな
いんで、予選と決勝はN1よりもおとなしいノーマルエンジンで走ります」と苦戦は
免れそうもない。
 一方、ドライバーの小林且雄は、昨年JUNオート・スカイラインで出場して以来の
GT参戦。「シェイクダウンは先週の15日。FRでよく曲がるし、パワーもそこそこ出
てるから、感触はいい。シェイクダウンでは1分32秒ぐらいのタイムが出た。クル
マの回頭性は結構いい。サスペンションセッティングをしていけばさらによくなる
でしょう。今は立ち上がりでオーバーが出やすいから踏めないけど。さすがダート
ラチャンプを生んだファクトリーのクルマだけにしっかりつくってあるし、ボディ
剛性はかなりある。シャープな動きですよ」と、かなりの好感触をつかんでいるよ
うすだった。

No.7 RE雨宮SuperG RX7
山路慎一「クルマはなにも変わっていないのにフィーリングがかなり変わってしまっ
た。原因は不明。初期アンダーがすごくて、最終コーナーの飛び込みの『チョンブ
レ』はアウトに飛んでいくような危ない感じ。クルマがいうことをきいてくれない」

No.39 デンソーサードスープラGT
谷川達也「クルマのセッティングは決まってきたんですけど、タイムが出ないです
ね。ハンデの重さはとくには感じないんですが…。とりあえずNo.36の前ですけど、
真後ろですからねェ。明日はスタートで正美さんにできるだけ引き離してもらわな
いと、ボクには少し荷が重いかな。でも、前回の悔しさをはらすためにも頑張りま
す。No.36もハンデが重いから、お互いに我慢のレースになりそうですね。ピット勝
負になったら、ウチはいつも速いんで、そこで勝ちたいです」

No.36 カストロール・トムス・スープラ
ミハエル・クルム「予選9位というのはあまりうれしくない。午前中はエンジンに少
し問題があって、午後はこれを替えてタイムを出した。あとコンマ1秒速ければ
No.39の前に出られたのに残念だ。90kgのハンデは上りとブレーキにきつい」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「明日はいい結果が出ると信じている。クルマはコンスタン
トにタイムが出るので決勝は大丈夫。90kgのハンデはあるが、そんなに心配はして
いない」

No.38 カストロール・セルモ・スープラ
竹内浩典「午後はセッティングを変えたけど、タイムは変わらなかった。ただ、決
勝セットはいいバランスが出ている。NSXは決勝セットでコンマ5秒以上速いんで、
正直、関谷さんのところを含めたスープラ2台はつらいかな。でも、決勝はなにがあ
るかわからないから、くっついていく。後ろで熾烈なチャンプ争いをしてもらって、
関係なく前でトップ争いをしたい。チャンプは関係ないんで暴れようかな。去年の
ハイランド以来勝ちがないんで、あとは運。いつ勝ってもおかしくない状況にはあ
るんです」

No.37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「クルマはとくに問題はない。今回は関谷さんの番なので、アタックもセッ
ティングもおまかせしました。今回はセルモが勝つかなと思ったけど、上にいった
ね。でも、NSXは速いね」


◎ポールポジション記者会見

No.100 RAYBRIG NSX(予選総合1位)
高橋国光「おかげさまで最終戦でポールポジションがとれてうれしく思います。飯
田章選手がかなり頑張ってくれましたし、マシン的にも、シャシーやその他の部分
がすばらしくて、成果が出せたと思います。結果だけがすべてですから、前回の美
祢の2位以上の結果を出せればと思っています。どこのチームも最終戦はかなりエ
キサイトして激しい戦いになると思いますが、そのなかで我々もアンラッキーなこ
とにならないよう、頑張りたいと思います。最近どこのサーキットでも追い抜きが
難しいので、やはりフロントローというのは有利ですから、明日は逃げるレースが
できれば一番いいですね。僕の若干マイナスの分、章にドンドン逃げてもらってプ
ラスしてもらおうかなと思ってます(笑)。とにかく、このサーキットにNSXが合っ
ている気がするんです。乗りやすいですし…。それとエンジンのほうにすごく元気
が出てきて、他のクルマとの差があまり大きく出なくなったことも一因でしょうね」
飯田章「たまたまというか、ポールポジションがとれてすごくうれしいです。クル
マのほうもチームのほうもすごくいい雰囲気で、シーズンの後半どんどんいい方向
で来ていますので、最後に勝って気持ちよくオールスター戦に出場したいと思いま
す。で、クルムとペドロがチャンピオンとってウチが優勝なら一番いいですね。明
日はできたらオープニングラップから逃げて、国さんに渡して、若い走りで(笑)
頑張ってもらいたいです。国さん、金曜日からすごくコンスタント・タイムも速い
んで、ボクもレースがすごく楽しみです。このサーキットではNSX速いですね。ただ
真っ直ぐだけは、ターボ付きや大排気量のマシンのほうがやはり速いです。だから
とにかくスタートで前に出ることですね。前に行かれてしまったら抜けないでしょ
うし。そのへんを重じゅう心得て……、まぁでも楽しいレースができればいいと思っ
てます。童夢のNSXと2台で逃げて、いいレースがしたいですね」

No.25 つちやMR-2(GT300クラス予選1位)
土屋武士「今日の予選の結果にはすごく満足しています。1戦欠場してしまったた
めにチャンピオン争いからは脱落してしまったんですが、メカニックが忙しい間を
ぬってマシンを仕上げてくれたので、とにかくメカニックのために明日優勝という
かたちを残したいと思います。クルマの仕上がりはすばらしいんですが、富士の第
4戦の例もありますし、レースはなにが起こるかわからないですから、その場の状
況を判断してベストをつくすことだけをいつもどおり考えて、頑張ります。予定で
はボクが先に乗って、引っ張れるだけ引っ張るつもりなので、最初はガソリン満タ
ンでスタートします。今回はヨコハマタイヤのGT300クラスのパーフェクトがかかっ
ているので、それをとにかく達成したいですね。オールスター戦にも出る方向で話
は進んでいると聞いています」


*インサイドレポート2に続く

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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