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2008年8月

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/31) Free Session #2 Weather:Fine Course:Half-Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
167ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.454--187.83
240松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.5660.1120.112187.59
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'27.6290.1750.063187.46
44ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.6850.2310.056187.34
548立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.7590.3050.074187.18
647ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.9640.5100.205186.74
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'28.0430.5890.079186.58
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'28.0850.6310.042186.49
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'28.2070.7530.122186.23
1020リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'28.2890.8350.082186.06
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'28.3360.8820.047185.96
122ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'28.3420.8880.006185.95
1336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'28.4110.9570.069185.80
147本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'28.4320.9780.021185.76
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'28.4811.0270.049185.65
165金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'28.4811.0270.000185.65
1737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'28.5281.0740.047185.55
1856伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'28.8711.4170.343184.84
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'28.9901.5360.119184.59
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'29.1231.6690.133184.32
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第7戦富士公式予選総合結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.4011'40.8731'39.677
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.3031'40.4611'39.722
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.9301'41.0861'40.315
43横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.9511'41.1191'40.447
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.0351'40.6391'40.644
620リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.3111'41.2331'40.686
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'41.3301'40.3011'40.936
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0191'40.8891'41.487
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'42.0561'41.676
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.4281'41.848
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.7261'41.958
127本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9161'41.982
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.7501'41.991
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.2141'42.097
1540松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0631'42.274
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.267
175金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'42.559
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.618
1937荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'42.660
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'43.049
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士公式予選記者会見

ポールポジション ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACINGUL)
fn_r07_kq_oliveira2  「富士でのシーズン前テストのときウェットコンディションで速くて、ウェットには自信をもっていたので、予選が始まるときにチームと相談して早く出してもらい、いい感じで予選ができました。Q1のとき調子が良かったので、Q2のときも同じセットでいきました。Q3のときはタイヤが温まりすぎたので、ニュータイヤに換えタイムを出すことができました」
予選2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPULG)
fn_r07_kq_matsuda2  「朝のフリー走行は順調で、ドライだったらポールポジションが獲れると思っていましたが、お昼前から雨が降ってきて、ウェットは開幕前のテストで調子よくなかったので不安でした。そんななか、Q1では案の定グリップしなくてAコーナーでスピンしたり、乗り辛かったですが、なんとかタイムを出して、Q2ではフロントスプリングを変更して、それが当たっていい状態になりました。Q3は、スリックにしようかと迷ったんですがリスクが大きいので、浅溝タイヤを着けました。タイム的には出たんですが、ほんの僅かオリベイラ選手に及ばなかったですね。雨の中走りはじめが良くなかったので、ポールを獲れなかったのは悔しいですが、2位になれたということで満足しています。明日はこの3人でいいバトルをしたいですね」
予選3位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r07_kq_kogure2  「フリー走行では昨日から大幅にクルマを変更したので一番初めにアタックしました。路面が荒れていてセッティングがいいのか悪いのか確認できませんでしたが、ドライならいけるという感触はありました。午後からは雨が降ってきてもセッティングは変えませんでしたが、思うようにクルマが動いてくれなくて、Q1、Q2と微調整して少しづつよくなりました。Q3ではトップ2台は39秒台が出ているんですけど、路面が乾いてきてリアがヒートし、オーバーステアが出やすかったので、そのタイムは見えなかったですね」

まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Morotsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士公式予選 松田の連続PP記録途絶える、止めたのはオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦は30日、富士スピードウェイでノックアウト予選を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)が、ポールポジションを獲得した。松田次生(インパル)は2位に終わり、開幕からの7連続ポールポジションはならなかった。

 午前中のF3予選途中から降り出した雨は、フォーミュラ・ニッポンノックアウト予選の始まる頃には小降りになってきた。東の空には青空も現れ、天候は回復傾向にあるようだ。

ノックアウトQ1

 14時25分、雨はほぼ上がったが路面はフルウェット。路面温度23度。ウェット宣言の出されるなか、予定どおりノックアウト予選、20分間のQ1が始まった。

 開始早々、松田次生(インパル)がいきなりコカコーラコーナーでスピン、コースアウト。しかしコースには復帰した。

 開始5分、トップに立ったのはこのレース、スポット参戦のリチャード・ライアン(インパル)でタイムは1分41秒794。2位はアンドレ・ロッテラーで1分42秒224。3位にはロニー・クインタレッリ(セルモ/インギング)がつける。

 スピンして心配された松田だが、マシンに問題はなさそうで、ここで1分41秒303を出しトップに躍り出た。しかし、予選開始15分過ぎ、今度はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)が1分41秒067でトップに立つ。

 路面は徐々に乾きつつあり、各マシン車高調整などのセッティング変更を行っている模様。予選終了3分前、今度は小暮卓史(ナカジマ)だ。1分40秒930とついに40秒台に入り、トップに立つ。しかし、これで終わらない。オリベイラが1分40秒401で小暮のタイムをさらに0.5秒ほど削り、ダントツのトップに躍り出た。小暮が2位、松田は3位でQ1を終える。

ノックアウトQ2

 10分間のインターバルの後、10分間のQ2が始まる。依然としてウェット宣言は出されたままだ。通常、ドライのQ2ではワンアタックに賭ける戦略が主流だが、ウェットでは連続周回しつつ路面が乾くにつれてタイムアップを図る戦略を採るドライバーが多いようだ。

 まずは、ロニー・クインタレッリ(セルモ/インギング)がQ1のトップタイムに迫る 1分40秒739を出し、リーダーに。これに対し、松田が1分40秒869でトップを逆転。

 しかし、Q2中盤にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分40秒301を出しトップに立つと、このタイムを上回るドライバーは現れず、ロッテラーがトップでQ2を通過した。2位は松田、3位はクインタレッリ。4位オリベイラ、5位土屋、6位小暮、7位横溝直輝(セルモ/インギング)。8位にはライアンが滑り込み、この8台がQ3進出を果たした。

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ノックアウトQ3

 Q3も10分のインターバルで10分間。ウェット宣言も継続中。7戦連続ポールポジションを狙う松田がトップでコースイン。1分40秒946を出したところで、ピットインしてタイヤを交換後、再度コースイン。

 この間、ロッテラーが1分40秒936を出しトップに出るが、小暮が1分40秒514を出しこれを逆転、トップが代わった。

 そしてこの小暮のタイムを大きく更新したのがQ1をトップで通過したオリベイラ。何と、1分39秒677と初めて39秒台に入り2位小暮との差を0.6秒と大きく広げた。

 これを見て松田が再アタックを開始。しかし、各セクターの通過タイムが0.1秒ほど遅い。松田の7連続ポールポジションに赤信号が灯った。最終コーナーを立ち上がり松田がフィニッシュラインを通過。タイムは1分39秒722! 何と、オリベイラのタイムに0.045秒届かなかった。この瞬間、松田の7連続ポールポジション記録の夢が潰え、オリベイラ初のポールポジションが決まった。

 明日31日の決勝は第1レースが13時より30周、第2レースが15時45分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ3結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'39.677--164.80
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'39.7220.0450.045164.73
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.3150.6380.593163.75
43横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.4470.7700.132163.54
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'40.6440.9670.197163.22
620リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'40.6861.0090.042163.15
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'40.9361.2590.250162.74
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'41.4871.8100.551161.86
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'40.301--163.78
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'40.4610.1600.160163.51
347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'40.6390.3380.178163.22
44ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.8730.5720.234162.85
541土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'40.8890.5880.016162.82
632小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.0860.7850.197162.50
73横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.1190.8180.033162.45
820リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.2330.9320.114162.27
---- 以上Q3進出 ----
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.6761.3750.443161.56
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.8481.5470.172161.29
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.9581.6570.110161.11
127本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9821.6810.024161.08
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.9911.6900.009161.06
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.0971.7960.106160.89
1540松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.2741.9730.177160.62
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ1結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.401--163.61
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.9300.5290.529162.75
31松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.3030.9020.373162.16
420リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.3110.9100.008162.14
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'41.3300.9290.019162.11
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.4281.0270.098161.96
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.7261.3250.298161.48
856伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.7501.3490.024161.44
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9161.5150.166161.18
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.9511.5500.035161.12
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0191.6180.068161.02
1247ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.0351.6340.016160.99
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'42.0561.6550.021160.96
1440松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0631.6620.007160.95
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.2141.8130.151160.71
---- 以上Q2進出 ----
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.2671.8660.053160.63
175金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'42.5592.1580.292160.17
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.6182.2170.059160.08
1937荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'42.6602.2590.042160.01
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'43.0492.6480.389159.41
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Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行1回目 松田次生、7連速PPに向け好調な滑り出し

 全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦が30日、富士スピードウェイで始まった。1回目のフリー走行は、松田次生(インパル)が1分26秒463でトップタイム。午後に行われるノックアウト予選での自身7連続ポールポジションに向け好調なスタートを切った。

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 早朝までに降った雨も上がり、フォーミュラ・ニッポン、フリー走行1回目が始まる10時頃には薄日も差してきた。しかし、静岡県地方には大雨雷洪水注意報が発令中。この後の天候は予断を許さない。路面はところどころ濡れてはいるが、レコードラインはほぼドライ。しかし、ウェット宣言が出され、ウェットタイヤ装着車はライト点灯義務でのフリー走行となった。

 フリー走行が始まっても路面の回復を待っているのか各車ピットに留まったまま。ようやく10分過ぎにコースインが始まった。

 開始20分過ぎ、小暮卓史(ナカジマ)が1分27秒070でトップ。2位には前戦第2レースの勝者、荒聖治(トムス)がつけている。他のドライバーはまだタイムが出ていない。

 終了5分前、ようやくタイムアタックが始まる。まずは、アンドレ・ロッテラーが1分26秒997でトップに立つ。これにジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(セルモ/インギング)が続き、小暮は3位に落ちた。

 終了直前、7連続ポールポジションを狙う松田次生(インパル)が狙い澄ましたように1分26秒463を叩き出しトップに立った。2位にはロイック・デュバル(ナカジマ)が上がり、ロッテラーは3位に落ちる。4位には昨日の練習で復調を果たしトップタイムをマークしたブノワ・トレルイエが滑り込んできた。

 前戦で負傷した平手晃平のピンチヒッターとしてこのレースにスポット参戦のフォーミュラニッポン元チャンピオン、リチャード・ライアン(インパル)はトップから1秒遅れの14位。5ZIGENの6号車に復帰した平中克幸は17位に終わった。

 決勝のグリッドを決めるノックアウト予選は本日14時25分より行われる。不安定な天候に翻弄され、意外な展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'26.463--189.99
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'26.7700.3070.307189.31
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'26.9970.5340.227188.82
42ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'27.0060.5430.009188.80
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'27.0350.5720.029188.74
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.0440.5810.009188.72
740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.0680.6050.024188.67
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'27.0700.6070.002188.66
947ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.1750.7120.105188.43
1041土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.2950.8320.120188.18
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'27.3850.9220.090187.98
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'27.4080.9450.023187.93
133横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.4180.9550.010187.91
1420リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'27.4861.0230.068187.76
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'27.5061.0430.020187.72
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.5971.1340.091187.53
176平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'27.6431.1800.046187.43
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.6621.1990.019187.39
197本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'27.8631.4000.201186.96
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'28.7212.2580.858185.15
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝 カルロ・ヴァン・ダムが2連勝でポイントリーダーに

 全日本F3選手権第7戦は、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)が鈴鹿に続いて2連勝した。2位には国本京佑(TOM'S)が、3位には安田裕信(ThreeBond)が入った。ナショナルクラスは山内英輝(TOM'S)が優勝した。

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 ツインリンクもてぎの上空はフォーミュラ・ニッポン予選時よりさらに雲が厚く垂れ込めてきた。いまにも雨が降りそうだ。15時45分、予定通りフォーメーションラップが始まり、全車がグリッドに着いた。

 スタートは予選上位4台、ポールポジションのカルロ・ヴァンダム(TOM'S)、予選2位の国本京佑(TOM'S)、同3位の安田裕信(ThreeBond)、同4位の井口卓人(TOM'S)は順当にその順位のまま1コーナーへ。しかし予選5位のケイ・コッツォリーノ(NOW)が1コーナーで単独スピン。これを避けようとした、ナショナルクラスの松下昌樹(AIM)、安岡秀徒(ル・ボーセ)がコースアウトして順位を落とした。コッツォリーノは最後尾でレースに復帰。

 3周目、心配されていた雨がコースに落ち始めたがトラックを濡らすまでには至らない。全車、ドライタイヤのままレースを続行。

 ヴァン・ダムと2位国本との差は6周目に1秒半ほど。この2台が3位安田以下との差を4秒ほど広げてレースは展開するが、国本にもヴァン・ダムを追い詰めるほどの速さはないようだ。

 結局、レース序盤から降り続いた雨も、ラップタイムを若干落としただけで、レースを大きく左右することもなく、この順位のままヴァン・ダムが優勝。2位に国本が、3位に安田が入った。ヴァン・ダムは第6戦鈴鹿に続いて2連勝で、これでポイントリーダーに躍り出た。

 ナショナルクラスは、今回も山内英輝(TOM'S)が優勝。2位争いがアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)とザヒール・アリ(PTRS)のチームメート同士で繰り広げられたが、10周目にインペラトーリがアリの前に出て、2位、3位となった。

 第8戦決勝は、明日25日、10時25分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/24) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'02.901
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE141.155
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V146.495
437C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE149.141
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1413.763
68C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1415.862
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1417.797
833Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1425.593
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1432.124
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1438.362
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1441.619
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1443.875
1363N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1451.278
1418N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1453.096
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.36 国本京佑(TDP TOM'S F308) 1'46.364 (7/14) 162.51km/h

Japanese F3

JF3:第7戦&第8戦もてぎ予選 カルロ・ヴァン・ダムが連続PP!

 全日本F3選手権第7戦、8戦の予選が24日、ツインリンクもてぎで行われ両戦ともカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がポールポジションを獲得した。

fn_r03_f1_matsuda

f3_r07_q_yamauchi

 フォーミュラ・ニッポン予選で遅れたスケジュールも解消され全日本F3第7戦、8戦の公式予選が定刻11時20分より30分間にわたり行われた。今回も全日本クラスが30分間すべて、ナショナルクラスは最初の20分間という時間割だ。

 全日本クラスは最初一通りタイムを出すとほとんどのマシンがピットインし、ナショナルクラスがコースから退いた残り10分間で本格的なアタックが始まった。

 予選終了6分前、ここまでトップに立っていたカルロ・ヴァン・ダムが1分45秒837でタイムを更新するとさらに次の周が1分45秒604、次が1分45秒606とセカンドタイムも揃え、第7戦、8戦ともポールポジションを狙う。

 予選2位以下の争いは、ケイ・コッツォリーノ(NOW)が1分46秒116で2位につけると、1分45秒907で国本京佑(TOM'S)が逆転。さらに安田裕信(ThreeBond)が1分45秒957で3位つけるが、井口卓人(TOM'S)が1分45秒952でこれを上回ってきた。コッツォリーノは5位まで落ちた。

 予選終了間際、国本が各セッションでベストタイムを連発してポールを狙ったが最終セッションで伸びず、1分45秒652。バン・ダムに僅かに届かなかった。

 結局、第7戦、8戦ともヴァン・ダムがポールポジション、2位に国本。第7戦3位が安田、第8戦3位が井口となった。

 ナショナルクラスは、今回も山内英輝(TOM'S)が両戦ともポールポジションを獲得した。しかし前戦まで1秒ほどぶっちぎってた2位以下との差も縮まりつつあるようだ。2位は両戦ともアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS) が、第7戦3位は松下昌揮(AIM)、第8戦3位が安岡秀徒(ル・ボーセ)。

 第7戦決勝は本日15時45分より14周で、第8戦は明日10時25分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/24) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.608--163.67
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.8440.2360.236163.31
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'46.0190.4110.175163.04
437C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.0810.4730.062162.94
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3440.7360.263162.54
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.7981.1900.454161.85
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8341.2260.036161.79
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'46.9321.3240.098161.64
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.0701.4620.138161.44
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.4282.8201.358159.41
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.5452.9370.117159.24
1218N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'48.6423.0340.097159.10
1363N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'48.7433.1350.101158.95
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.0913.4830.348158.45
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'51.8656.2572.774154.52
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.40610.7984.541148.49
165N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GEAbsence---
  • 2008年フォーミュラ3選手権統一規則第26条6.により、セカンドタイムに基づき順位を決定した。

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ カルラレーシング☆ings北海ZがST3のチャンピオンを獲得 (NISMO)

■#113「カルラレーシング☆ings北海Z」が
  ST3クラスのチャンピオン獲得
  #41「SABOTAGE Z」がST3クラスで初優勝

 10日の予選日は前夜から降り出した弱い雨が降り続き、気温13℃/路面温度14℃と肌寒い。A、Bドライバーの予選結果の合算により、ST1クラスでは#3「エンドレスアドバンZ」(青木孝行/藤井誠暢/影山正美)が3位、#23「CAR-CHANNEL アドバンZ33」(田中哲也/星野一樹)が4位。

 ST3クラスでは#41「SABOTAGE Z」(塩渕誠二/脇阪薫一/吉田広樹)が2位、#74「アラビアンオアシスZ」(小林敬一/安田裕信)が5位、#113「カルラレーシング☆ings北海Z」(大井貴之/伊橋勲)が6位、#15「岡部自動車 eei A ディクセルZ」(長島正明/古谷直広/杉林健一)が8位となった。#113 Zは5位以上のフィニッシュで自力でチャンピオンを獲得すること ができる。

 なお金曜日の練習走行には#19「バーディクラブ☆TC神戸Z33」も参加していたが、他車両のアクシデントに巻き込まれ車両が大破し、残念ながら参戦を取り消した。

 決勝の朝も雨で、降ったり小雨になったりの不安定な雨脚。気温15℃という冷たい小雨の中、12時4分に105周の決勝レースがスタートした。ST3クラスはオープニングラップの混乱で#74 Zが4位、#113 Zが6位、#41 Zが7位、#15Zが8位。

 18周目には#113 Zが4位に浮上。ところが29周目の1コーナー手前で突然電気系のトラブルが発生し5位へ落ちてしまった。しかし、大井がキルスイッチを操作したことでトラブルは解消。3位を走行していた#74 Zは31周目に#27 M3をかわして2位に上がると、36周目にはトップの#39 NSXにヘアピンで並びビクトリーコーナーでついにトップに浮上した。このころ一旦止みかけていた雨が突然強くなり、天候の急変のためにセーフティカー(SC)が導入された。5周のSCラン後レースが再開されると#27 M3のペースが落ち、48周目に#113 Zが2位、49周目に#41 Zが3位へ浮上。再び雨が強くなりクラストップの#74 Zが53周目に入るところで2回目のSCランとなった。

 そして60周を過ぎたあたりでまたもや雨量が増して3回目のSC導入。ここでトップの#39 NSXがピットインしてクラストップに浮上した#27 M3、#41 Z、#74 Zが3台連なり優勝争いはこの3台に絞られた。リスタートが切られると4位走行中の#113 Zがビクトリーコーナーでスピンを喫し6位へポジションダウン。このまま#27 M3が優勝して#113 Zが6位だと逆転で#27 M3がチャンピオンを獲得することになる。

 しかし#41 Zの塩渕が#27 M3に襲いかかった。75周目の5コーナーで接近するが、ST2クラスの車両に間に入られ一旦休戦。しかし76周目のV字コーナーでアウトから抜き去りついにトップ浮上。これで#113 Zが6位でもチャンピオン獲得となる。レースは3回のSC導入で進行が遅れ、規定により4時間レースへ短縮。終盤の88周目に#113 Zは5位へ浮上して自力でチャンピオンを引き寄せた。そして92周でチェッカー。#41 Zは初優勝を飾り、#74 Zがポジションをひとつ落とした3位でゴール。#15 Zが4位、#113 Zは5位ゴールでチャンピオンを獲得することになった。

 一方ST1クラスは、ウェットコンディションに強いポルシェ勢がレースをリードする中、一時は#50 BMW Z4がトップを奪うが、駆動系のトラブルでリタイア。Z勢は自分たちのペースを守った走行を続け、#23 Zは田中が2スティントを担当して星野へ交代して2位チェッカー。#3 Zは青木から藤井へつなぎ2スティントを走行して3位と、2台そろって表彰台を獲得した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

総合優勝&ST-1クラス優勝 #8黒豆リボイスGT3
清水康弘
竹内さんと1年間やってきて、いろいろ勉強になりました。 自分の力を信じて全力で走りきることができて、最高の1年の締めくくりのレースになりました。 #50はスタート直後の3コーナーでさしました。タイヤがまだ暖まってなかった状態でした。その後、 1回抜かれましたが#50のトラブルでまたトップになりました。 次は#1とのテールtoノーズのバトルになりましたがなんとかおさえることができて、 雨が少なくなり理想的な展開で逃げ切ることができました。雨が多くなると結構危なくて、マシンがフラフラでしたね。

竹内浩典
雨は、危なかったですよ。 清水君がBMWを抜いてトップでボクに渡してくれたんで、この1年間ですごく成長したしそれが勝因ですね。 最後に2勝目を飾れてよかったですね。

071111Winner

まとめ:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ決勝結果

もてぎスーパー耐久500km -RIJ- (2007/11/11) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST118黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3 / JGN
清水 康弘
竹内浩典
MI923:57'31.560
2ST1223CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH9216.547
3ST133ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井 誠暢
影山 正美
YH9229.189
4ST2111オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH9252.408
5ST141euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
山野 直也
Henry Ho
YH921'04.199
6ST222PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口 正敬
MI921'19.584
7ST2359東和・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
井尻薫
YH922'11.919
8ST2413エクセディシーケンシャル エンドレスCS
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH922'21.101
9ST3141SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕 誠二
脇阪 薫一
吉田 広樹
YH911Lap
10ST3227FINA GSX ADVAN M3
BMW M3 / E46
長島正興
小林 且雄
村田 信博
YH911Lap
11ST3374アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
YH911Lap
12ST2520RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川日出生
YH911Lap
13ST3415岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林健一
YH902Laps
14ST35113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋勲
YH902Laps
15ST3639BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
塩野健司
佐々木 雅弘
長野 賢也
YH902Laps
16ST4151TUBE FOUR TRUST GOCHI
HONDA INTEGRA / DC5
松本 玲二
黒木 英春
黒木健次
YH902Laps
17ST4234AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
北川 剛
守内 庸介
田ヶ原章蔵
YH902Laps
18ST37*7アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH893Laps
19ST4376Honda Access ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH893Laps
20ST4467YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA / DC5
野間 一
内山 慎也
YH893Laps
21ST3814協新計測マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田芳信
小松 一臣
入口 秀輝
YH884Laps
22ST4518FUNKY-SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書健司
YH875Laps
23ST4673PSY.A-ONE.ED DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばる
山下 將志
YH857Laps
24ST2626エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH857Laps
25ST3938PROSPEC WORKS S2000
HONDA S2000 / AP1
松井 猛敏
實方 一世
日下部保雄
YH857Laps
26ST47*4AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田侑弥
YH848Laps
--- 以上規定周回数(ST-1:64Laps / ST-2:64Laps / ST-3:63Laps / ST-4:63Laps)完走 ----
-ST2-602明正建設・明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
南川雅紀
竹島 徹
YH6131Laps
-ST1-50PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M / DU30
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
MI4250Laps
-ST2-6DIXCEL新菱オートEVOⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH3755Laps
-ST3-*16バウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村聡
YH3755Laps
-ST2-*12ゼルス・コラントッテEVOワゴン
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH785Laps
  • Fastest Lap: CarNo.50 PETRONAS SYNTIUM MBW Z4M COUPE 2'11.265 (3/42) 131.68km/h
  • 天候急変のため、39周終了時から5周回、53周終了時から5周回及び64周終了時から5周回セーフティーカーを導入した。
  • 16:00をもって先頭車両に対しチェッカーフラッグを提示し、レースを終了させた。
  • CarNo.7は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則第13条(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo4は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間におけるオーバーラン)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(セーフティーカー導入中のコースアウト)により、訓戒処分とした。
  • CarNo.12は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(セーフティーカー導入中のコースアウト)により、訓戒処分とした。

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ決勝 雨に翻弄されて3回のSC導入!混戦を制したのは黒豆リボイスGT3

スーパー耐久シリーズ2007第7戦、SUPER TAIKYU MOTEGI 500kmの決勝は、時折強く降ってくる雨のため、 セーフティーカーが3度も入る波乱の展開となった。
この影響で全体のペースも上がらず、午後2時40分には午後4時をもってレース終了、との公式通知が出され、 トップが92周を終了した時点でチェッカーが出されることとなった。
この混戦を制したのは、#8黒豆リボイスGT3(清水康弘/竹内浩典組)。
富士スピードウェイに続いて今季2勝目を挙げた。
(観客動員数:6,200人)

071111Startフリー走行での赤旗中断などもあり、スケジュールの遅延が懸念されたが、結局当初予定通り正午にフォーメーションラップが開始され、 第7戦決勝がスタートした。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#50BMW Z4を駆る柳田真孝だったが、 3-4コーナー区間で#8ポルシェの清水康弘が柳田を抜いてトップに立った。
抜かれた柳田も清水との間隔を1秒強に保ってしぶとくついていき、徐々にその間隔を詰めていく。
そして13周目のホームストレートで遂に清水に並びかけ、1コーナーを制して再びトップに。
ところがこの周の最終コーナーで50号車は駆動系のトラブルから突然スローダウン、一気に3位に後退してしまう。
それでも柳田は、8号車と1号車のポルシェ2台が熾烈なトップ争いを展開する隙に徐々に差を詰め、 雨が激しくなったために導入された最初のセーフティーカーを巧く利用してピットストップを行った結果、41周目にトップに返り咲いた。
ところが43周めの5コーナーで駆動系のトラブルが再発、柳田は立体交差下にストップしてレースを終えることとなった。
50号車はこれで第4戦の富士以来4戦連続でトップを走行しながら勝利を逃したことになる。

071111St1Win時折強まる雨のため、セーフティーカーはこの後も54周目と65周目に導入されることとなった。
コース上では8号車の後塵を拝し続けた1号車だったが、 最初のセーフティーカーでタイミングよくピットストップを行って順位を上げることができ、 その後は50号車のリタイヤにも助けられて総合トップに繰り上がって周回を重ねていった。
しかし3度目のセーフティーカーが入ったところで8号車がタイミングよく2度目のピットストップを行ってトップを奪い返すと、 1号車は66周終わりで交代したヘンリー・ホーのペースが上がらなかったために徐々に順位を落とすこととなり、結局総合5位、 ST1クラス4位でレースを終えることとなった。

071111Finish3度目のセーフティーカーランで再びトップに立った8号車は、 竹内浩典が後続を全く寄せ付けない堅実な走りで午後4時のチェッカーまで走りきり、 第4戦富士以来の今季2勝目を挙げて2007シーズンを締めくくることとなった。

071111St2WinST2クラスは#11オーリンズランサーEVO・MR(木下隆之/中谷明彦組)が混戦を制し、今季土付かずの7連勝を達成。
スタート直後から5、6台がトップ集団を形成して激しいバトルが展開されたが、ポールの#2フジツボインプレッサ、 #20RSオガワランサーらが接触やコースアウトで後退、 #13エクセディシーケンシャルに至ってはスリックタイヤでスタートするというギャンブルが外れて、勝利を逃す結果になった。
こうしたライバルたちのトラブルを尻目に、11号車は木下、中谷とも堅実かつハイペースな走りで最後まで踏みとどまり、7戦全勝を達成した。

071111St3ChampST3クラスは、#41SABOTAGE Z(塩渕誠二/脇阪薫一/吉田広樹組)が優勝。 #113カルラレーシング☆ings北海Z(大井貴之/伊橋勲組)が5位に入ってシリーズタイトルを獲得した。
4台がタイトル獲得の権利を持って最終戦に臨んだST3クラスだったが、 ポールシッターでランキング3位の#7アメニティホームRX-7がスタート手順の違反でドライブスルーペナルティをもらって最初にタイトル争いから脱落することとなった。
ランキング2位の#27FINAアドバンM3と同4位の#74アラビアンオアシスZはレース中盤から激しく優勝争いを展開したが、 そこへ割って入ったのが41号車だった。
071111St3Winスタートドライバーの脇阪からバトンを受け取った塩渕は、76周目のV字コーナーで#27小林且雄を攻略、トップに躍り出ると、 その後は#27と#74のドッグファイトに乗じて差を広げ、チェッカーまで逃げ切った。
一方、ポイントトップでもてぎ入りした113号車は、ピットストップ時に再始動に手間取るハプニングなどもあり、 更にはスピンを喫したこともあって一時はクラス6位まで後退してタイトル獲得に黄信号が灯ったが、 クラス5位を走行していた#39NSXが終盤コースアウトしたことに助けられて5位に浮上、10ポイントを加算して辛くも逃げ切った。

071111St4WinST4クラスは#51TUBE FOUR TRUST GOCHI(松本玲二/黒木英春/黒木健次組)が終始レースをリード。 SCランを利用してピットストップを済ませた#34オートバックスDC5にトップを奪われる場面もあったが、 後半を担当した松本が72周目の90度コーナーで積極的に仕掛けてトップを奪い返してクラス優勝をものにした。
071111St4Champまた、ランキングトップの#76ホンダアクセスシビック(玉本秀幸/小林正吾/古橋譲組)は見事3位表彰台を獲得し、 今季初登場のシビックタイプRがシリーズタイトルを獲得することとなった。


071111St1Top3 071111St2Top3 071111St3Top3 071111St4Top3

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎフリー走行結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2007/11/11) Free Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M / DU30
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
MI2'10.638-132.312
2ST128黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3 / JGN
清水 康弘
竹内浩典
MI2'12.533 1.895130.420
3ST131euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
山野 直也
Henry Ho
YH2'13.126 2.488129.839
4ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田 晃司
川口 正敬
MI2'14.339 3.701128.667
5ST1423CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH2'14.562 3.924128.454
6ST2259東和・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
井尻薫
YH2'15.584 4.946127.485
7ST153ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井 誠暢
影山 正美
YH2'15.591 4.953127.479
8ST2320RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
小川 日出生
YH2'16.849 6.211126.307
9ST2413エクセディシーケンシャル エンドレスCS
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
HINOKI
YH2'16.908 6.270126.252
10ST2511オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷 明彦
YH2'17.363 6.725125.834
11ST2626エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH2'17.741 7.103125.489
12ST276DIXCEL新菱オートEVOⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH2'18.016 7.378125.239
13ST3127FINA GSX ADVAN M3
BMW M3 / E46
長島正興
小林 且雄
村田 信博
YH2'19.342 8.704124.047
14ST3274アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
YH2'20.329 9.691123.175
15ST33113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋勲
YH2'20.448 9.810123.070
16ST3439BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
塩野健司
佐々木 雅弘
長野 賢也
YH2'20.76210.124122.796
17ST3515岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
杉林健一
YH2'20.91910.281122.659
18ST3641SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
脇阪 薫一
吉田 広樹
YH2'21.21810.580122.399
19ST377アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木 孝太
赤鮫 オヤジ
YH2'21.44110.803122.206
20ST3814協新計測マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田芳信
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'21.93011.292121.785
21ST4151TUBE FOUR TRUST GOCHI
HONDA INTEGRA / DC5
松本 玲二
黒木 英春
黒木健次
YH2'23.79613.158120.205
22ST424AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
太田侑弥
YH2'23.86313.225120.149
23ST4334AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
北川 剛
守内 庸介
田ヶ原章蔵
YH2'24.80714.169119.366
24ST4467YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA / DC5
野間 一
内山 慎也
YH2'24.96014.322119.240
25ST4573PSY.A-ONE.ED DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばる
山下 將志
YH2'25.13414.496119.097
26ST3916バウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
木村 聡
YH2'25.86315.225118.501
27ST31038PROSPEC WORKS S2000
HONDA S2000 / AP1
松井 猛敏
實方 一世
日下部 保雄
YH2'26.11515.477118.297
28ST4676Honda Access ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH2'26.52815.890117.964
29ST28602明正建設・明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
南川雅紀
竹島 徹
YH2'26.79916.161117.746
30ST4718FUNKY-SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書健司
YH2'28.75518.117116.198
-ST2-12ゼルス・コラントッテEVOワゴン
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YHNo Time--

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎフリー走行 大クラッシュ発生で赤旗中断!トップタイムはここでもBMW Z4M

スーパー耐久第7戦、SUPER TAIKYU MOTEGI500kmの決勝前フリー走行は、開始早々に大クラッシュが発生、 赤旗中断となる波乱の展開となった。
23分の中断をはさんで行われたこのセッションで総合トップタイムを記録したのは、#50ペトロナスシンチウムBMW Z4Mクーペ (柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)。
昨日のポール獲得に続いて好調ぶりを見せ付けた。

071111FreeST1決勝日を迎えたツインリンクもてぎの天候は曇り。予選日から降っていた雨は朝方には止んだものの、路面はまだウェットの状態だ。
フリー走行は午前8時45分から30分間で行われた。

開始6分過ぎに#12ランサーワゴンが最終コーナーでクラッシュ。クルマは前後を大破しており、 フレームにまでダメージが及んでいる状況。決勝までに修復することはほぼ不可能と思われる。ドライバーは菊池靖だった。
12号車は決勝がドライコンディションで行われることを見越してスリックタイヤを装着しており、これが完全に裏目に出た格好だ。
このクラッシュにより赤旗が提示され、セッションは中断となった。

車両改修やコース整備を行った後、走行は23分後に再開された。残り時間は23分40秒だ。
ポールポジションの#50BMW Z4Mがここでも好タイムを連発。柳田が2分10秒638を記録してトップタイムとなった。
2番手には#8黒豆リボイスGT3がつけ、シリーズチャンピオンの#3エンドレスZはクラス5位に終わった。

071111FreeST2ST2クラスはポールシッターの#2フジツボインプレッサが終盤タイムを上げ、2分15秒165でトップ。総合でも4番手につけた。
2番手には#59東和モチュールインプレッサが2分15秒584で続き、 シリーズチャンピオンの#11オーリンズランサーはクラス5位だった。

4台によるチャンピオン争いが展開されているST3クラスは、 ポイントリーダーの#113カルラレーシングZが最初にトップに立ったが、ランキング2位の#27FINA BMW M3、 ランキング4位の#74アラビアンオアシスZが徐々にタイムを上げ、27号車がトップ、74号車が2位、 113号車は3位でこのセッションを終えた。昨日ポールポジションを獲得し、 3ポイントを加算してランキング3位に浮上した#7アメニティホームRX-7はタイムが伸びず、クラス7位。
タイトルの行方は全く予想もつかない状況だ。

ST4クラスも3台がタイトルの権利を残しているが、ランキングトップの#76ホンダアクセスシビックはクラス6位と低迷。 このセッションをクラス2位で終えたランキング2位の#4AVANZZA DC5に逆転の可能性が出てきた。
クラストップタイムはポールシッターの#51TUBEインテグラだ。

第7戦決勝は正午スタート。105周で戦われる。
なお、大破した12号車は、現在もチームが必死の修復作業を行っており、決勝出走をまだ諦めてはいない。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

#50ペトロナスシンチウムBMW Z4Mクーペ(ST-1クラス)
柳田 真孝

071110ST1sono2金曜日にドライで走ってみてもトップタイムが出て、どのサーキットでも速いことがわかりました。一発のタイムは出たんですが、 ロングでのマージンは思ったより少ないので、明日は接戦になると思います。ウエットタイヤは路面にバッチリ合ってたようで、 ミシュランがうまく機能してくれました。タイヤに助けられているので、観ているお客さんは嫌だと思いますがこの調子で行きたいなと思います。 天候にかかわらず、まだ1勝もできていないので、最終戦はポールtoウインを狙っていきます。前回は自分のミスもあったし、 マシンもトラブルの対策はできています。

まとめ:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎA,Bドライバー公式予選総合結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2007/11/10) A&B Total Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M / DU30
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
MI2'08.809
2'09.774
4'18.583-133.690
2ST128黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3 / JGN
清水 康弘
竹内浩典
MI2'12.279
2'10.527
4'22.806 4.223131.542
3ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博
松田晃司
MI2'12.543
2'12.820
4'25.363 6.780130.274
4ST2211オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下 隆之
中谷明彦
YH2'12.663
2'13.078
4'25.741 7.158130.089
5ST133ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'12.152
2'13.959
4'26.111 7.528129.908
6ST141euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
山野 直也
Henry Ho
YH2'12.096
2'14.182
4'26.278 7.695129.826
7ST2312ゼルス・コラントッテEVOワゴン
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村 元気
菊地 靖
YH2'13.700
2'13.330
4'27.030 8.447129.461
8ST1523CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH2'13.589
2'14.096
4'27.685 9.102129.144
9ST2413エクセディシーケンシャル エンドレスCS
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
中村啓
YH2'13.429
2'15.329
4'28.75810.175128.628
10ST256DIXCEL新菱オートEVOⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関 豊
YH2'15.592
2'14.259
4'29.85111.268128.107
11ST2620RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
砂子 塾長
YH2'15.889
2'14.309
4'30.19811.615127.943
12ST2726エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野 智行
朝倉貴志
YH2'14.737
2'16.239
4'30.97612.393127.576
13ST2859東和・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
井尻薫
YH2'16.842
2'14.266
4'31.10812.525127.513
14ST317アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之
佐々木孝太
YH2'17.442
2'16.813
4'34.25515.672126.050
15ST32*41SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二
脇阪 薫一
YH2'17.165
2'17.923
4'35.08816.505125.669
16ST3327FINA GSX ADVAN M3
BMW M3 / E46
長島正興
小林 且雄
YH2'17.404
2'17.924
4'35.32816.745125.559
17ST3439BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
塩野健司
佐々木 雅弘
YH2'18.117
2'17.791
4'35.90817.325125.295
18ST3574アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一
安田 裕信
YH2'19.548
2'17.057
4'36.60518.022124.979
19ST36113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之
伊橋勲
YH2'18.779
2'19.780
4'38.55919.976124.103
20ST3714協新計測マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田芳信
小松 一臣
YH2'20.374
2'18.608
4'38.98220.399123.915
21ST3815岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明
古谷 直広
YH2'20.028
2'19.529
4'39.55720.974123.660
22ST4151TUBE FOUR TRUST GOCHI
HONDA INTEGRA / DC5
松本 玲二
黒木 英春
YH2'21.837
2'19.522
4'41.35922.776122.868
23ST29602明正建設・明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月 辰文
南川雅紀
YH2'21.970
2'22.586
4'44.55625.973121.487
24ST4234AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
北川 剛
守内 庸介
YH2'21.863
2'23.620
4'45.48326.900121.093
25ST4373PSY.A-ONE.ED DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばる
山下 將志
YH2'22.964
2'23.154
4'46.11827.535120.824
26ST3938PROSPEC WORKS S2000
HONDA S2000 / AP1
松井 猛敏
實方 一世
YH2'22.441
2'24.453
4'46.89428.311120.497
27ST444AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広
井上 恵一
YH2'23.541
2'23.442
4'46.98328.400120.460
28ST4576Honda Access ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
YH2'22.930
2'24.108
4'47.03828.455120.437
29ST4667YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA / DC5
野間 一
内山 慎也
YH2'23.691
2'23.903
4'47.59429.011120.204
30ST31016バウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵
金山 得郎
YH2'29.829
2'21.616
4'51.44532.862118.616
31ST4718FUNKY-SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
笠原 智行
YH2'22.394
2'30.827
4'53.22134.638117.897
---- 以上予選通過 ----
  • CarNo.17 キーパー&Kosei☆ADVAN GT-3(松永まさひろ/田中篤組)及びCarNo.19 バーディクラブ☆TC神戸Z33(輿水敏明/加藤正将/植田正幸組)は出走せず。
  • ビクトリーコーナー付近における停止車両回収のため、14時17分24秒から5分36秒間赤旗中断とした。(Bドライバー公式予選)
  • CarNo.41は、GTNETスーパー耐久シリーズ2007シリーズ規則第7条(2)違反(ボード表示前のピットからのスタート)により訓戒とした。(Bドライバー公式予選)

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ公式予選 Z4Mクーペ圧倒的な速さで3度目のポール!ST-3、ST-4のタイトル争いは決勝へ持ち越し

スーパー耐久シリーズ2007、第7戦SUPER TAIKYU MOTEGI 500kmの公式予選は、 #50ペトロナスシンチウムBMW Z4Mクーペ(柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)がA、B両セッションでトップタイムを記録し、 今季3回目のポールポジションを獲得した。
ST-2クラスは#2プローバフジツボインプレッサ(吉田寿博/松田晃司/川口正敬組)、ST-3クラスは#7アメイティホーム・ エクセディRX-7(井入宏之/佐々木孝太/赤鮫オヤジ組)、 ST-4クラスはTUBEフォートラストGOCHI(松本玲二/黒木英春/黒木健次組)がそれぞれクラストップだった。

071110ST1PP金曜日の合同テストとはうって変わって、 公式予選日を迎えたツインリンクもてぎは朝から小雨が降り続け、 スーパー耐久の公式予選はウェットコンディションで行われることとなった。
既にST-1、ST-2のチャンピオンは確定しているが、ST-3は4台、ST-4は3台にタイトルの権利が残っている。
しかしST-3クラストップの#113Zは2位に15ポイント、 ST-4クラストップの#76シビックは2位に18ポイントの差をつけており、いずれもポールを獲得して3ポイントを加算すれば、 その場で決着がつく状況だ。
公式予選は午後1時20分より、Aドライバー30分、Bドライバー30分で行われた。

ST-1、ST-2クラスのAドライバー予選は、#50BMW Z4Mの柳田真孝が最初のアタックで2分9秒409を記録してトップに。
既にシリーズチャンピオンを決めている#3エンドレスZの青木孝行が2位につけているが、タイムは2分12秒152と、 柳田に3秒もの差をつけられている。
柳田は更に2分8秒809までタイムを上げてこのセッションをトップのまま終了した。

071110ST2PPST-2クラスは当初ここまで全勝の#11ランサー木下隆之が総合でも4位に相当する2分12秒663でトップに立っていたが、 セッション終了間際に#2インプレッサの吉田寿博が2分12秒543をたたき出してクラストップに上がってきた。

続いて行われたST-3、ST-4のAドライバー予選は、#41Zの塩渕が2分17秒812を記録して最初のアタックでトップに立つ。 一旦は#7RX-7の井入宏之が2分17秒442で上回るが、塩渕は更にタイムを縮め、2分17秒165でトップを奪い返して走行を終えた。 更に#27BMW M3の長島も終盤2分17秒404と井入りを上回って2番手に割ってはいる。
一方チャンピオン争いのかかった#74Zの小林敬一は途中スピンアウトしてグラベルにつかまるも、なんとかコースに復帰してアタックを続行、 しかしタイムは2分19秒548に留まり、この時点でのクラス順位は6位。 目下ランキングトップの#113Zの大井貴之は2分18秒779で5位だ。

071110ST4PPST-4はランキングトップの#76シビックの玉本がビクトリーコーナーでスピンするなど苦戦、 タイムもクラス4位の2分22秒930に終わった。
一方、クラストップに立ったのは、#51インテグラを駆るTUBEのドラマー、松本玲二だ。タイムは2分21秒837、 総合でもST-2クラスの1台を食って22番手につけた。

15分のインターバルの後、Bドライバーの予選が行われた。

ST-1クラスは#50ファリーク・ハイムランが2分9秒774とこちらもトップ。 2位には#8ポルシェの竹内が2分10秒527でつけ、総合3位には#11中谷明彦、#2松田晃司が4位、 #12ランサーワゴンの菊池靖が5位とST-2クラスの1位、2位3位が続いた。
しかし#1ポルシェのヘンリー・ホーがセクター3まで自己ベストを更新したにもかかわらず、ビクトリーコーナーでスピン。 ホーの車両がコースに半車身かかった状態でストップしたため、残り時間17分で赤旗が提示された。

車両排除の後、残り時間3分でセッション再開。
ここで#2松田が自己ベストを更新、2分12秒820をたたき出して堂々のクラストップ。 合計タイムでも11号車を上回ってポールポジションをもぎ取った。
ST-1クラスのトップ2は変わらなかったが、#3藤井がここで3位に浮上した。

071110ST3PPST-3、ST-4のBドライバー予選は、 始まってすぐに佐々木孝太が2分17秒887を記録した#7RX-7がST-3クラスのトップに。 残り時間9分で一旦は#74安田が2分17秒057でトップに立つが、佐々木は更にタイムを縮め、 2分16秒813で再びトップを奪い返した。
Aドライバー予選トップの41号車を駆る脇阪薫一がクラス4位に終わったため、7号車は合計タイムでもクラストップ。 これにより逆転タイトルへの必須条件である3ポイントを獲得し、かろうじて決勝へ望みを繋いだ。
ランキングトップの#113伊橋勲はクラス8位と低迷。明日の決勝、タイトルの行方、ともに混戦が予想される。

ST-4クラスは#51黒木英春が2分20秒946でトップ、ポールポジションを獲得した。
2位には#73山下、3位に#4井上恵一がつけ、タイム合算では#34インテグラが2位、#73インテグラが3位、 #4インテグラが4位となった。
一方ランキングトップの#76小林正吾は6位に終わり、タイム合算でもクラス5位に終わったため、こちらのタイトルの行方も混沌としてきた。

第7戦決勝は明日正午より、105周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎBドライバー公式予選結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2007/11/10) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M / DU30
Fariqe HairumanMI2'09.774-133.193
2ST128黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3 / JGN
竹内 浩典MI2'10.527 0.753132.425
3ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
松田 晃司MI2'12.820 3.046130.138
4ST2211オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
中谷明彦YH2'13.078 3.304129.886
5ST2312ゼルス・コラントッテEVOワゴン
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
菊地靖YH2'13.330 3.556129.640
6ST133ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
藤井 誠暢YH2'13.959 4.185129.032
7ST1423CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
星野 一樹YH2'14.096 4.322128.900
8ST151euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
Henry HoYH2'14.182 4.408128.817
9ST246DIXCEL新菱オートEVOⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
関 豊YH2'14.259 4.485128.743
10ST2559東和・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
井尻 薫YH2'14.266 4.492128.737
11ST2620RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
砂子 塾長YH2'14.309 4.535128.696
12ST2713エクセディシーケンシャルエンドレスCS
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
中村 啓YH2'15.329 5.555127.726
13ST2826エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
朝倉貴志YH2'16.239 6.465126.872
14ST317アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
佐々木 孝太YH2'16.813 7.039126.340
15ST3274アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
安田裕信YH2'17.057 7.283126.115
16ST3339BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
佐々木雅弘YH2'17.791 8.017125.443
17ST3441SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
脇阪薫一YH2'17.923 8.149125.323
18ST3527FINA GSX ADVAN M3
BMW M3 / E46
小林且雄YH2'17.924 8.150125.322
19ST3614協新計測マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
小松一臣YH2'18.608 8.834124.704
20ST4151TUBE FOUR TRUST GOCHI
HONDA INTEGRA / DC5
黒木 英春YH2'19.522 9.748123.887
21ST3715岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
古谷 直広YH2'19.529 9.755123.881
22ST38113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲YH2'19.78010.006123.658
23ST3916バウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
金山得郎YH2'21.61611.842122.055
24ST29602明正建設・明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
南川雅紀YH2'22.58612.812121.225
25ST4273PSY.A-ONE.ED DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山下將志YH2'23.15413.380120.744
26ST434AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
井上 恵一YH2'23.44213.668120.501
27ST4434AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
守内 庸介YH2'23.62013.846120.352
28ST4567YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA / DC5
内山 慎也YH2'23.90314.129120.115
29ST4676Honda Access ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
小林 正吾YH2'24.10814.334119.945
30ST31038PROSPEC WORKS S2000
HONDA S2000 / AP1
實方 一世YH2'24.45314.679119.658
31ST4718FUNKY-SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
笠原 智行YH2'30.82721.053114.601

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎAドライバー公式予選結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2007/11/10) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2007 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1150PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M / DU30
柳田 真孝MI2'08.809-134.191
2ST121euroMEVIUS MACAU ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3 / JGN
山野 直也YH2'12.096 3.287130.852
3ST133ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行YH2'12.152 3.343130.796
4ST148黒豆リボイス GT3
PORSCHE 911GT3 / JGN
清水 康弘MI2'12.279 3.470130.671
5ST212PROVA FUJITSUBO IMPREZA
SUBARU IMPREZA / GDB
吉田 寿博MI2'12.543 3.734130.410
6ST2211オーリンズ ランサー EVO MR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
木下隆之YH2'12.663 3.854130.292
7ST2313エクセディシーケンシャル エンドレスCS
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田久YH2'13.429 4.620129.544
8ST1523CAR-CHANNEL アドバンZ33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也YH2'13.589 4.780129.389
9ST2412ゼルス・コラントッテEVOワゴン
MITSUBISHI LANCER Evolution WAGON / CT9W
西村元気YH2'13.700 4.891129.282
10ST2526エンドレスアドバンOCSランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
細野智行YH2'14.737 5.928128.287
11ST266DIXCEL新菱オートEVOⅨ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広YH2'15.592 6.783127.478
12ST2720RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平YH2'15.889 7.080127.199
13ST2859東和・MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学YH2'16.842 8.033126.313
14ST3141SABOTAGE Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
塩渕誠二YH2'17.165 8.356126.016
15ST3227FINA GSX ADVAN M3
BMW M3 / E46
長島正興YH2'17.404 8.595125.797
16ST337アメニティホーム・エクセディRX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
井入 宏之YH2'17.442 8.633125.762
17ST3439BENELOP ADVAN NSX
HONDA NSX / NA2
塩野健司YH2'18.117 9.308125.147
18ST35113カルラレーシング☆ings北海Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
大井 貴之YH2'18.779 9.970124.550
19ST3674アラビアンオアシスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
小林敬一YH2'19.54810.739123.864
20ST3715岡部自動車 eeiA ディクセルZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島 正明YH2'20.02811.219123.439
21ST3814協新計測マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
増田芳信YH2'20.37411.565123.135
22ST4151TUBE FOUR TRUST GOCHI
HONDA INTEGRA / DC5
松本 玲二YH2'21.83713.028121.865
23ST4234AUTOBACS ADVAN WORLD ONE インテグラ
HONDA INTEGRA / DC5
北川 剛YH2'21.86313.054121.843
24ST29602明正建設・明京産業・パームタウンガレージ・EVO
MITSUBISHI LANCER Evolution / CP9A
岩月辰文YH2'21.97013.161121.751
25ST4318FUNKY-SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫YH2'22.39413.585121.388
26ST3938PROSPEC WORKS S2000
HONDA S2000 / AP1
松井 猛敏YH2'22.44113.632121.348
27ST4476Honda Access ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸YH2'22.93014.121120.933
28ST4573PSY.A-ONE.ED DC5
HONDA INTEGRA / DC5
山本すばるYH2'22.96414.155120.904
29ST464AVANZZA BOMEX ADVAN DC5
HONDA INTEGRA / DC5
中村 貴広YH2'23.54114.732120.418
30ST4767YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA / DC5
野間 一YH2'23.69114.882120.293
31ST31016バウフェリス.7
MAZDA RX-7 / FD3S
木野村 光恵YH2'29.82921.020115.365

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ インプレッサ勢、最終戦で表彰台と優勝を狙う (SUBARU)

◇インプレッサ勢、最終戦で表彰台と優勝を狙う

 スーパー耐久シリーズ2007も最終戦となる第7戦を迎える。舞台は栃木県のツインリンクもてぎで、500kmレースとして開催される。

 インプレッサが区分されるST2クラスには、今回11台の車両がエントリー(全体では37台)。インプレッサはPROVA RACING DIVISIONから#2「PROVA FUJITSUBO IMPREZA」(吉田寿博/松田晃司/川口正敬)、東和インテックレーシングの#59「東和MOTUL EDインプレッサ」(大澤学/井尻薫)の計2台が参戦する。

 #2インプレッサは第6戦SUGOでは今季3回目となるポールポジションを獲得。決勝レースでもトラブルを抱えるまではトップを走行するなど速さを見せた。今回もポールポジションの獲得はもちろん、決勝では今季初優勝を狙い、6点差を逆転してシリーズランキング2位の奪回を目指す。SUGOに続き今季3回目の参戦となる#59インプレッサは、第4戦富士の5位以上の結果、そして表彰台を狙ってのレースとなる。

 なお、11日には雑誌社の主催でインプレッサとランサーのドライバーによるトークショーとサイン会が実施される予定で、ピットウォークの時間帯には総計100台を超える「ランエボ&インプレッサ オーナーズパレード」が行われる。

タイムスケジュールは以下のとおり。

10日(土)12:00~ 13:00ピットウォーク
13:20~13:50予選Aドライバー(STクラス1と2は13:20~13:35)
14:05~14:35予選Bドライバー(STクラス1と2は14:05~14:20)
14:55~15:15Cドライバー走行
11日(日)08:45~09:15フリー走行
10:15~11:20ピットウォーク
12:00~決勝レース(105周)
吉田寿博 (#2 PROVA FUJITSUBO IMPREZA)
 「もてぎとインプレッサは相性もいいし、もう優勝しか狙っていません。トラブルとミスがなければ大丈夫でしょう。あとはホンの少しの運があれば。#11ランサーの全勝優勝は阻止したいし、まずはポールポジションを獲って3点を確保。レースでは#13ランサーの前でゴールして逆転シリーズ2位を狙います。学生さんも多く観戦に来ると聞いているし、SUBARUファンの期待に応えられるような走りをします。応援してください」
スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO トヨタRV8JエンジンのB.トレルイエが2位表彰台獲得 (TOYOTA)

トヨタRV8JエンジンのB.トレルイエが2位表彰台獲得
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2位に入ったB.トレルイエ
(#1 mobilecast IMPUL)

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第7戦が9月15日(土)と16日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。年間9戦で競われているフォーミュラ・ニッポンも残すところ3戦となり、チャンピオン争いもは、ますます熾烈の度合いを高めている。アップダウンが多く、テクニカルなコースで戦われる今大会は、レース距離が230kmと短く、給油及びタイヤ交換のためのピットインが義務づけられていないため、ほとんどのドライバーがノーピット作戦を採ると見込まれたが、その分、タイヤやドライバーの体力の配分が重視された。

 15日(土)の予選は、厳しい残暑の下で、2回行われた。気温がやや下がった予選第2セッション終盤、激しいタイムアタック合戦の末、本山哲(Arabian Oasis IMPUL)、が2列目3番手グリッドを確保。B.トレルイエ(mobilecast IMPUL)が4番手で続いた。ポイントランキング首位につける松田次生(mobilecast IMPUL)は第2セッション途中にコースアウトを喫し、タイム更新は成らなかったが、第1セッションで刻んだ好タイムにより5番手。R.クインタレッリ(INGING)が6番手で3列目に並び、決勝に臨むこととなった。

 16日(日)午後2時30分に3.704kmのコースを62周して競われる決勝レースのスタートが切られた。今大会も、スタート直後の第2コーナーで数台が絡むクラッシュが発生し、1周目からセーフティカーが導入されることとなった。スタートで2位に浮上したB.トレルイエは、6周目の再スタート後も首位を追い、トップ3台が後方を大きく引き離すレース展開となった。

 その後も大きな順位変動のないままレースは進行したが、終盤の49周目、前走車をパスしにかかったM.クルム(Arabian Oasis IMPUL)を含む2台がスピン、片岡龍也(Forum Engineering Team LeMans)らがこれに接触し、多重クラッシュが発生。この日2度目のセーフティカー導入となり、レースはそれまでの差が帳消しとなって、残り8周の超スプリントレースとして戦われることとなった。

 2位につけるB.トレルイエは首位を追ったが、惜しくも逆転は叶わず、2位でフィニッシュ。しかし、この2位フィニッシュによってドライバーズポイントランキングで首位に躍進した。4位には本山哲、5位に松田次生が入り、終盤激しいバトルを繰り広げた立川祐路とA.ロッテラーが6位、7位。これにR.クインタレッリが8位で続き、ポイント獲得を果たした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO決勝 上位3名&優勝チーム監督記者会見

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優勝 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)
 「スタートはなんとか順位をキープできました。序盤、後ろがついてこないのでプッシュしすぎかなと思って、マージンを見て、ブノワ選手がタイムを上げたらぼくもタイムを上げるようにして、リアタイヤを労わって走りました。途中、ペースカーが入ってマージンがなくなりました。2回目のペースカーの後はタイヤカスもあり、路面が汚れていたので馬の背で抜かれそうになりましたが、1~2周してタイヤがきれいになったらプッシュして後ろを離しました。そしてそのままのマージンでゴールすることができました」
2位 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)
 「今回のレースは松田選手の前でゴールすることが目標だったのでそれが達成できて満足しています。レースウィークに入ってからいい手ごたえがなくて、セッションごとにいろんな変更をし、去年1年間で行った変更を1度のセッションでしたこともありました。予選で少し良くなって、ウォームアップ、そしてレースではいい状態になったと思います。練習のときには決まらなかったスタートも決まりました。最後のセーフティーカーの後は3人とも速いのはわかっていましたし、仕掛けてポジションを落とすリスクを背負うよりは、2位のポジションをキープすることにしました」
3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)
 「朝のウォームアップでクラッシュして、決勝前の走行でも完全な状態ではありませんでしたが、決勝は大丈夫だろうと思っていました。ラップタイム的に遅かったので、このポジションにいるのは仕方がないと思います。スタートは良くて小暮選手を抜けると思ったのですが、クラッチが戻らなくてエンジンの回転が落ち、ブノワ選手に抜かれ本山選手にも抜かれそうになったのですが、結果的に1つしかポジションを落とさなかったのでよかったですね」
優勝チーム監督 中嶋 悟(PIAA NAKAJIMA)
 「金曜日から調子が良くて、まぁ、小暮君がクルマを壊しましたが、チャレンジした結果ですね。決勝でうちのチームの2人が完走して2人とも表彰台に乗るのは久しぶりだと思うので嬉しいです。mobilecast IMPULチームとのチームポイントが縮まりましたが、シーズン初めの状況から考えると、そういうのを気にする場所に来られたということですね。ロイックも小暮もいい競り合いをしてますし、インパル勢と争って、いい形でシーズンを終われれば最高ですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO決勝 小暮卓史がポールトゥウィンで今季2勝目!

 全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦は16日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、ポールポジションからスタートした小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)が一度もトップを譲ることなく62周を走って優勝した。2位にはブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)、3位にはロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)が入った。

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 晴天に恵まれたスポーツランドSUGOは午前中から気温がぐんぐん上昇。蒸し暑い中で決勝を迎えることとなった。フォーメーションラップ1周をまわっていよいよ決勝レースがスタート。

 ポールポジションの小暮卓史(NAKAJIMA)は好スタート。1コーナーでホールショットを奪う。2位にはアウトからロイック・デュバル(NAKAJIMA)、本山哲(Arabian Oasis IMPUL)と2台をパスした予選4位のブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が上がってきた。3位にはデュバル、4位に本山、5位は松田次生(mobilecast IMPUL)、6位にロニー・クインタレッリ(INIGNG)。

 しかし、後方集団ではビヨン・ビルドハイム(DANDELION)が2コーナーイン側で姿勢を乱し、これに荒聖治(TOM'S)、吉本大樹(5ZIGEN)が絡むアクシデントが発生。コース上のマシンを排除するために1周目からペースカーが導入された。

 ペースカーは5周隊列を先導してピットイン。6周目からレース再開された。ここでも小暮がトレルイエの追撃をかわしトップを守って1コーナーへ。

 小暮は1分11秒台のタイムを連発し、後続を引き離しにかかる。10周を過ぎた頃にはその差は3秒余り。しかしこの頃からトレルイエ、デュバルも同じようなタイムを刻み始め上位3台は2~3秒差でこう着状態に入った。

 23周目、1コーナーでカルボーンをパスし13位に上がったオリベイラがその直後コースアウト。グラベルに飛び出しマシンを降りた。

 レースは丁度半分31周を消化した。トップ小暮、2位トレルイエ、3位デュバルはお互い2秒前後の差で相変わらずこう着状態。タイヤの摩耗を計算しつつお互いの差をコントロールする頭脳戦の様相を呈してきた。

 4位の本山はトップ集団から15秒、5位の松田には7秒ほどリードし、完全な単独走行。松田は6位のクインタレッリに攻め立てられている。その直後に、7位井出有治(ARTA)、8位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、少し離れて9位に横溝直輝(INIGNG)がつけている。

 その横溝は33周目の1コーナーでミハエル・クルム(Arabian Oasis IMPUL)にパスされると続いて金石年弘(ARTA)、片岡龍也(LeMans)、ファビオ・カルボーン(DANDELION)にもかわされずるずると後退。13位まで落ちてしまった。

 45周目、5位集団にクルムが追いつき、5位松田、6位クインタレッリ、7位井出、8位ロッテラー、9位クルムまでは接近戦。そして46周目のSPコーナーで井出が姿勢を乱し、ロッテラーにパスされ8位に落ちる。

 さらに井出、クルムの8位争いに金石、片岡が追いつく。そして49周目の馬の背コーナーでクルム、井出がスピン。この2台に直後につけていた金石、片岡のマシンが絡んだ。片岡のマシンは宙を舞って金石、井出、クルムのマシンを飛び越えグラベルに落ちた。これによりこのレース2度目のペースカーが導入されることとなった。

 ペースカーがピットインし、54周目からレースリスタート。2位トレルイエが各コーナーでトップ小暮のインを伺うが小暮も巧みにこれを抑える。トレルイエの背後にはデュバルも迫ってきたが仕掛けられる間隔ではない。

 レース終了。結局、小暮は最後の力を振り絞ってトレルイエを突き放し、今季2勝目のチェッカーを受けた。2位にトレルイエ、3位にデュバルが入った。

 4位は本山、5位に松田、6位立川、7位にロッテラー、8位がクインタレッリ。ここまでがポイント圏内。

 これにより、ドライバーズ選手権は2位に入ったトレルイエが39ポイントでトップ。トップだった松田は37ポイントで2位に落ちた。このレースで優勝した小暮は31ポイントで3位に上がってきた。

 第8戦は10月21日にツインリンクもてぎで開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO決勝結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2007/09/16) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E621:21'42.519
21ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J622.437
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E623.782
419本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J629.476
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J6213.144
611立川 祐路TEAM CERUMOTOYOTA RV8J6213.796
736アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J6214.733
833ロニー・クインタレッリBOSS.INGINGTOYOTA RV8J6218.256
941ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6220.795
108高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J611Lap
115平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E611Lap
123柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J611Lap
1334横溝 直輝BOSS.INGINGTOYOTA RV8J611Lap
-------- 以上規定周回(55 Laps)完走 --------
-56金石 年弘ARTAHONDA HF386E4913Laps
-55井出 有冶ARTAHONDA HF386E4814Laps
-20ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J4814Laps
-7片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J4814Laps
-4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J2240Laps
-37荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J062Laps
-*40ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E062Laps
-6吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E062Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • セーフティカー: 14:35~14:44、15:38~15:46
  • Fastest Lap: CarNo.34 横溝直輝(BOSS.INGING) 1'10.663 (61/61) 188.71km/h
  • CarNo.40は、2007年フォーミュラニッポン統一規則第28条12.1)違反および第29条1.1)により罰金5万円およびペナルティポイント1点が課された。

Formula Nippon

FN:第7戦SUGOフリー走行 ビヨン・ビルドハイムがトップタイム

 全日本選手権フォーミュラニッポンは16日、朝のフリー走行が行われビヨン・ビルドハイム(DANDELION)がトップタイムをマークした。2位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、3位には小暮卓史(NAKAJIMA)が入った。

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 決勝日の朝は晴れ。今日も蒸し暑い1日となりそうだ。8時15分定刻、全車がコースインし、30分間のフリー走行が始まった。決勝でのセッティング確認が行われる模様だ。

 このセッションでトップタイムをマークしたのは、決勝では17番グリッドからスタートするビヨン・ビルドハイム(DANDELION)。フリー走行開始の早い段階から上位に顔を出し、開始23分過ぎには自身の予選タイム1分9秒508に迫る1分9秒842をマークし、ただ一人1分9秒台に入れてのリーダーとなった。燃料搭載量が少なくてマシンが軽いのかも知れない。

 2位も決勝では最下位21番グリッドからスタートするジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)。タイムは1分10秒236。

 3位は、開始8分過ぎに1分10秒349を出した小暮卓史(NAKAJIMA)。今日も仕上がりは上々のよう。4位はファビオ・カルボーン(DANDELION)、続いて平中克幸(5ZIGEN)。小暮以外のフリー走行5位までは予選順位中盤以降のドライバーが占めるという興味深い結果となっている。

 ドライバーズ選手権でのポイントリーダー松田次生(mobilecast IMPUL)は1分10秒970で17位。昨日のクラッシュで手首を傷めたようで長時間のドライブを強いられる決勝では辛いかも知れない。

 同順位2位のブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)は1分10秒629で9位だが、フリー走行序盤では小暮に続く2位につけており、仕上がりに問題はなさそうである。

 決勝は本日16日14時30分よりスタートが切られる。仙台地方は夕方から雨の予報だが、なんとか62周の決勝はドライで争われそうだ。

Text: Yoshinori OHNSIHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦SUGOフリー走行結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2007/09/16) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.842--190.94
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'10.2360.3940.394189.86
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'10.3180.4760.082189.64
441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'10.4490.6070.131189.29
55平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'10.4920.6500.043189.17
633ロニー・クインタレッリBOSS.INGINGTOYOTA RV8J1'10.5090.6670.017189.13
711立川 祐路TEAM CERUMOTOYOTA RV8J1'10.5340.6920.025189.06
819本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'10.6130.7710.079188.85
91ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'10.6290.7870.016188.81
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.6640.8220.035188.71
1156金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'10.7070.8650.043188.60
1234横溝 直輝BOSS.INGINGTOYOTA RV8J1'10.7290.8870.022188.54
137片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'10.7650.9230.036188.45
1437荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'10.8100.9680.045188.33
1520ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'10.8190.9770.009188.30
1655井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'10.8541.0120.035188.21
172松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'10.9701.1280.116187.90
183柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'11.1571.3150.187187.41
1931ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'11.3491.5070.192186.90
206吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'12.1132.2710.764184.92
218高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'13.2783.4361.165181.98
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'14.7314.8891.453178.44
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選 上位3名記者会見

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ポールポジション 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)
 「昨日、クラッシュしたマシンをメカニックの方に直していただいてポールポジションを獲ることができました。ロイック・デュバル選手が昨日から速かったのですが、1回目の予選はセッティングを変更したのが当たってトップタイムでした。2回目もその流れでいけました。2セット目のタイヤはリアが出る感じでしたが、3セット目のタイヤでタイムを出して、4セット目も行ったのですが他車にひっかかってしまいました。明日は2位もチームメイトですし、ポールポジションを行かしてトップに立ち、着実に優勝したいですね。前回もそうでしたけど最近完走していないレースが多いですし」
予選2位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)
 「クルマの状態は非常に良くて昨日の午後のセッティングのまま1回目の予選を走りました。でも1回目の予選では若干アンダー気味になって、2回目の予選で変更しましたが、やはりパーフェクトではなくて小暮選手の方が速かったですね。タイム差もないのでチームにとってはいい結果だと思います。決勝はチームメイトといってもライバルですが、お互いにいい結果を残すことがチームにとってもいいことだと思います」
予選3位 本山 哲(Arabian Oasis IMPUL)
 「結果的に昨日の流れのままで終わってしまいましたね。今日の予選を通して、前に出られるようなセットアップを捜しながらの1日でした。最後はうまくまとめることができました。もう1周行ったのですが、前のクルマが砂を撒いていてそれに乗って滑ってしまいました。明日はスタートでトップに出て優勝したいですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選2回目 小暮速し! さらにタイムを伸ばしPPを決める!

 全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦は、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、予選1回目のタイムを更に削った小暮卓史(NAKAJIMA)がポールポジションを獲得した。2位に僚友のロイック・デュバル(同)、3位に本山哲(Arabian Oasis IMPUL)が入った。

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 15時10分、2回目の公式予選が始まった。1回目の予選と打って変わってほぼ全車が続々とコースイン。まずは、ユーズドタイヤを履いての様子見か。松田次生(mobilecast IMPUL)がいきなり1分8秒771と1分8秒台に入れてトップに立った。1回目の予選時よりコースコンディションはよさそうだ。

 予選開始15分過ぎ、各車ニュータイヤを投入して1度目のアタックが始まる。小暮卓史(NAKAJIMA)が1回目の予選タイムに迫る1分08秒295を出しトップに立つ。2位に松田、3位のロイック・デュバル(NAKAJIMA)が1分08秒946。ブノワ・トレルイエは1回目の予選タイムを上回る1分09秒021を出し4位に着けている。

 残り20分余り、デュバルが1分08秒079出しこのセッションのトップに躍り出た。2位に小暮。1分08秒655を出し、本山哲(Arabian Oasis IMPUL)が3位に上がる。

 残り10分余り、小暮が1分07秒827とついに7秒台を出しトップに立った。その直後、松田が最終コーナーでコースアウトしてクラッシュ。赤旗が提示された。松田は自らマシンを降りた。

 15時56分、残り計測時間11分で予選が再開された。各車ピットロードに先を争うように並びグリーンシグナルと同時にコースイン。

 残り5分。ニュータイヤを投入し、各車最後のタイムアタックに入る。デュバルが1分07秒957を出し2位に。続いて本山が1'08.034で3位に上がったが、その直後のハイポイントコーナーでクラッシュ。チェッカーが振られ予選が終了した。

 これで予選1回目、2回目の総合でも小暮がポールポジション、2位にデュバル、3位に本山、4位トレルイエとなった。2回目の予選ででクラッシュした松田は予選1回目のタイムで5位に入った。

 明日の決勝は14時30分より62周で争われる。

Text: Yoshinori OHNSIHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選総合結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2007/09/15) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'08.053
*1'07.827
1'07.827-196.61
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'08.438
*1'07.957
1'07.9570.130196.23
319本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'08.382
*1'08.034
1'08.0340.207196.01
41ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'09.152
*1'08.172
1'08.1720.345195.61
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'08.207
1'08.771
1'08.2070.380195.51
633ロニー・クインタレッリBOSS.INGINGTOYOTA RV8J1'09.075
*1'08.469
1'08.4690.642194.76
720ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'09.101
*1'08.489
1'08.4890.662194.71
855井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'09.270
*1'08.653
1'08.6530.826194.24
97片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J*1'08.724
1'08.784
1'08.7240.897194.04
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'09.142
*1'08.810
1'08.8100.983193.80
1141ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.542
*1'08.826
1'08.8260.999193.75
1234横溝 直輝BOSS.INGINGTOYOTA RV8J1'09.203
*1'08.910
1'08.9101.083193.52
1356金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'09.219
*1'08.950
1'08.9501.123193.41
1411立川 祐路TEAM CERUMOTOYOTA RV8J1'09.158
*1'09.133
1'09.1331.306192.89
1537荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'09.822
*1'09.153
1'09.1531.326192.84
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'10.041
*1'09.176
1'09.1761.349192.77
1740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.631
*1'09.508
1'09.5081.681191.85
185平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'09.521
1'09.799
1'09.5211.694191.82
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'09.974
*1'09.540
1'09.5401.713191.76
203柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'10.381
*1'09.861
1'09.8612.034190.88
214ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'09.878
1'10.291
1'09.8782.051190.84
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選2回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2007/09/15) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'07.827--196.61
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'07.9570.1300.130196.23
319本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'08.0340.2070.077196.01
41ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'08.1720.3450.138195.61
533ロニー・クインタレッリBOSS.INGINGTOYOTA RV8JR1'08.4690.6420.297194.76
620ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'08.4890.6620.020194.71
755井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'08.6530.8260.164194.24
82松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'08.7710.9440.118193.91
97片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8JR1'08.7840.9570.013193.87
1036アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'08.8100.9830.026193.80
1141ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386ER1'08.8260.9990.016193.75
1234横溝 直輝BOSS.INGINGTOYOTA RV8JR1'08.9101.0830.084193.52
1356金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'08.9501.1230.040193.41
1411立川 祐路TEAM CERUMOTOYOTA RV8JR1'09.1331.3060.183192.89
1537荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8JR1'09.1531.3260.020192.84
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8JR1'09.1761.3490.023192.77
1740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.5081.6810.332191.85
186吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'09.5401.7130.032191.76
195平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'09.7991.9720.259191.05
203柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'09.8612.0340.062190.88
214ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'10.2912.4640.430189.72
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'12.5754.7482.284183.75
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'09.320
  • 赤旗中断: 15:44~15:56

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選1回目 小暮卓史(NAKAJIMA)が暫定ポール!

 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権は15日、スポーツランドSUGOで第7戦が開幕。午前中、予選1回目が行われ小暮卓史(NAKAJIMA)がトップタイムをマークし暫定ポールポジションを獲得した。2位には松田次生(mobilecast IMPUL)、3位には本山哲(Arabian Oasis IMPUL)がつけている。

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 公式予選開始2分過ぎ、ミハエル・クルム(Arabian Oasis IMPUL)がコースイン、最終コーナーからSUGO名物10%登り勾配のストレートを駆け上がる。フォーミュラニッポン第7戦SOGOラウンドが始まった。

 FCJ予選で赤旗が提示されたため予定より5分遅れて11時15分より1回目の予選が開始された。朝方サーキットを覆っていた霧も晴れ、雲間から太陽も顔を覗かせ汗ばむ陽気である。

 クルムのタイムは1分10秒220。すでに昨年の小暮卓史のPPタイムに1秒以内と迫るラップを刻んでいる。

予選開始20分。ここまでコースインしたマシンは6台。SUGOを得意とする横溝直輝(INGING)が1分09秒428を出しリーダーに。ロニー・クインタレッリ(同)が2位とINGING勢が1-2。しかし、直後コースインした金石年弘(ARTA)がコースレコードとなる1分09秒260を出しトップに立った。

 開始30分過ぎ、いよいよ昨日の公式練習で1-2のタイムを刻んだNAKAJIMA勢、小暮卓史とロイック・デュバルがコースイン。小暮は1周を回ってアタックラップに入るとアグレッシブな走りで金石のタイムを1秒余り上回る1分08秒053を叩き出しトップに立った。続いてデュバルも1分08秒438で2位につける。

 予選残り5分。本山哲(Arabian Oasis IMPUL)、松田次生(mobilecast IMPUL)、ブノワ・トレルイエ(同)のIMPUL勢もようやくコースイン。この予選最初で最後のアタックに入る。本山は、スムーズな走りで1分08秒382。NAKAJIMA勢に割って2位に入るが直後、松田が1分08秒207を出し本山のタイムを上回る。しかし、小暮には届かない。結局、本山は3位、デュバルは4位に落ちた。トレルイエは振るわず、1分09秒152と中段に沈んでしまった。

 2回目の予選は15時10分より45分にわたって行われる。

Text: Yoshinori OHNSIHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦SUGO公式予選1回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2007/09/15) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'08.053--195.95
22松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'08.2070.1540.154195.51
319本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'08.3820.3290.175195.01
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'08.4380.3850.056194.85
57片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8JR1'08.7240.6710.286194.04
633ロニー・クインタレッリBOSS.INGINGTOYOTA RV8JR1'09.0751.0220.351193.06
720ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8JR1'09.1011.0480.026192.98
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'09.1421.0890.041192.87
91ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'09.1521.0990.010192.84
1011立川 祐路TEAM CERUMOTOYOTA RV8JR1'09.1581.1050.006192.82
1134横溝 直輝BOSS.INGINGTOYOTA RV8JR1'09.2031.1500.045192.70
1256金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'09.2191.1660.016192.65
1355井出 有冶ARTAHONDA HF386ER1'09.2701.2170.051192.51
145平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'09.5211.4680.251191.82
1541ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.5421.4890.021191.76
1640ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'09.6311.5780.089191.51
1737荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'09.8221.7690.191190.99
184ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'09.8781.8250.056190.84
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'09.9741.9210.096190.58
208高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'10.0411.9880.067190.39
213柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'10.3812.3280.340189.47
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'12.8174.7642.436183.14
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'09.320

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ クスコDUNLOPスバルインプレッサ決勝11位も収穫の多いレースに (SUBARU)

◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、決勝11位も収穫の多いレースに
【公式予選】

 今回はGT300クラスに25台がエントリー。予選はノックダウン方式という勝ち抜き式が初めて採用された。予選1回目は基準タイムクリアの走行。予選2回目のセッション1で25台のうち20台が勝ち抜け。セッション2ではさらに半分の10台が勝ち抜けとなり、セッション3では最後の10台でグリッドを決定する。

 この緊張感あふれる予選2回目は山野がドライブした。セッション1を4位で通過した山野だったが、セッション2では13位と伸び悩みここで終了。決勝レースは13番グリッドスタートとなった。

【決勝レース】

gt_r07_s_1  台風9号は北に去り、気温32℃、路面温度40℃と残暑が戻ってきたもてぎ。さらに湿度が高く蒸し暑いコンディション。ここもてぎはストップ&ゴーのコーナーが多く、また急角度のバックストレートもありブレーキやタイヤに厳しい。最後まで安定して走りきれれば結果も残るというレースになりやすい。

 スタートドライバーは山野。14時に63周の決勝レースがスタートした。混乱するオープニングラップで山野は慎重に走り14位へ。GT500から周回遅れにされ始めた8周目には、さらに2ポジションダウン。さらにアンダーステアに悩まされ18位にまで後退した。しかし粘り強い走りで#55フォードGTの背後でチャンスをうかがい21周目にこれをパスして16位に。早めのピット作業を始めるチームもあり、28周目には11位にポジションを上げて29周目にピットインし、青木に交代した。

 青木は18位でコースに戻ると、上位のピット作業がひと段落すると15位へ。終盤、上位の車両にトラブルやアクシデントが発生する中、確実に走って徐々にポジションアップ。ノントラブルで58周を走りきり11位でチェッカーを受けた。

 残念ながらポイント獲得はならなかったが、改良・対策した部分にトラブルも出ず、データも蓄積できた。残りは2戦だが、今回のデータを元にさらに上の結果を求めていく。

青木孝行
 「入賞はできませんでしたが全体的には今年で一番いいレースでした。これでやっとスタートラインに立てたという気がします。ただセットアップを失敗しました。強いアンダーステアに見舞われクルマが思うように曲がらず苦戦しました。ドリンクがなくなっていたり、クールスーツが効かなかったりしましたが、運転には問題ありませんでした。シリーズは残り2戦ですが、どちらか雨になってほしいですね。手応えを感じることのできたレースになりました!」
上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ レクサスSC430 6号車が3位表彰台 (TOYOTA)

レクサスSC430 6号車が3位表彰台、2位走行の38号車はゴールを目前に痛恨のリタイア
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3位表彰台を獲得したレクサスSC430
(No.6 Forum Eng. SC430)

 SUPER GT第7戦「Motegi GT 300km Race」が9月8日(土)、9日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに25台の計41台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと1台のトヨタ セリカが出場した。

 7日(金)の公式練習日は、台風の影響で午前中のセッションがキャンセルされ、天候が回復した午後のセッションでは、ZENT CERUMO SC430 38号車がトップタイムを刻み、好調ぶりを示した。

◆予選◆

 8日(土)に行われた予選は、今大会、SUPER GTとしては初めて、F1と同様のノックダウン方式を採用。予選第2回目を3セッションに分け、第1セッションでトップ12台、第2セッションでトップ8台が、それぞれ次のセッションへと進出し、それ以下は敗退することとなった。そして、この3回のセッションを1セットのタイヤで戦わなくてはならず、戦略も重要となる予選となった。

 トヨタ勢は好天に恵まれた予選で、38号車が第2セッションでトップタイムをマークするなど速さを見せ、最終的に最前列2番手グリッドを確保。ECLIPSE ADVAN SC430 25号車が7番手、Forum Eng. SC430 6号車が9番手、BANDAI DUNLOP SC430 35号車が10番手につけた。GT300クラスでは、DOUBLE HEAD apr MR-S 31号車が5番手グリッドを確保。ポイントランキング首位につけているTOY STORY apr MR-S 101号車は、予選1回目終了後に車両規定違反とされ、再車検で合格したものの、グリッドは最後尾25番手となった。

◆決勝◆

 9日(日)午後2時に、気温31度、路面温度43度のコンディションで4.801kmを63周して競われる決勝レースのスタートが切られた。

   最前列2番手からスタートを切った38号車は、ポジションを守り、2位で序盤戦に突入。その後も首位を行くNSXを追い、中盤のピット争いでは、素早いピット作業でその差を詰めるなど、着実な走行で、上位フィニッシュを目前にしていた。しかし、残り5周となった58周目、突然白煙を上げトラブルに見舞われ、無念の戦線離脱(結果は14位完走扱い)を余儀なくされてしまった。

 一方、9番手スタートとなった6号車は、スピンや接触の多発した中団争いから抜け出し、3位でフィニッシュ。第3戦以来となる今季2度目の表彰台を獲得した。

 また、6位には宝山 TOM'S SC430 1号車が入り、25号車、35号車、デンソー サード SC430 39号車がそれぞれ8位、9位、10位に入賞した。GT300クラスでは、31号車が9位入賞を果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 後半戦で逆転のチャンスを狙うべく、予定通りの展開でレースを進めることが出来たが、終盤での突然のトラブルによる戦線離脱は、タイトルを防衛する上ではかなりの痛手になってしまった。苦しい時にこそ逆境をバネにして、諦めることなく残り2戦に全力を尽くす。

Text & Photo: ©トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ決勝 MOTUL AUTECH Zが2位表彰台でチーム選手権2位に浮上 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH Z」が2位表彰台でチーム選手権2位に浮上

 晴天に恵まれた9月9日に栃木県茂木町のツインリンクもてぎ (1周: 4.801km)でSUPER GT第7戦決勝レースが行われ、予選4位の好位置からスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)が2位表彰台を獲得。チーム選手権ポイント2位に浮上した。

gt_r07_n_r_500_1  3万8,000人もの観客が見守る中、午後2時に300kmレースのフォーメーションラップがスタートした。セカンドローからスタートした松田の#22 Zは、序盤からレースリーダーの背後につけるべくオープニングラップに臨み、上位の#32 NSXがスピンアウトすると3位となり1周目のコントロールラインを通過した。その後、タイヤをいたわりながらも3位のポジションを堅守した松田は、28周目にピットインしてクルムに交代した。後半を受け持ったクルムは、先行する#38 SC430を追い、また背後からペースを上げて逆転を狙う#6 SC430を寄せ付けずに終盤を迎えた。このままレースはフィニッシュするかと思われたが、残り5周目に2位の#38 SC430がコース上にストップ。クルムは、2位に上がりそのまま63周目のチェッカーフラッグを受けた。

 予選11位からリチャード・ライアンのドライブでスタートした「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/ライアン)はオープニングラップのアクシデントを冷静に切り抜け、一気に6位まで順位を上げた。24周目にピットインして本山に交代。本山はチャンピオン争いで最大のライバルである#8 NSXとの接近戦を繰り広げ、先行させることなく5位のポジションをキープ。しかし、43周目に#8 NSXが仕掛けてきたところで接触してしまい、両車はともにグラベルベッドにはまってストップした。その後両車はレースに復帰し、#23 Zは残されたチャンピオンシップ獲得のチャンスに賭けた。しかし、大会審査委員会はこのアクシデントで#23 Zにドライビングスルーペナルティを課した。その後も、2台はバトルを続けたが、最終的には#23 Zが13位でレースを終えた。これにより#23 Zはドライバー選手権で4位、チーム選手権も4位に順位を下げたが、2位に入った#22 Zはドライバー選手権3位、チーム選手権2位に上がった。

 予選5位スタートの「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)は、5位のまま序盤を周回したが、12周目にGT300車両にヒットされてコースアウト。大きく順位を落とした。一時は14位まで後退したが、その後コンスタントに周回、最終的には11位で完走した。

 星野一樹がレースをスタートした「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野)は、12位を走行中の10周目に前方で発生したアクシデントに巻き込まれてクラッシュ。その後火災が発生し、オフィシャルによって直ちに消し止められたが、ここでレースを終えた。16位スタートの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、序盤の混乱やアクシデントに巻き込まれることなく自身のペースで走り続け、5位でチェッカーフラッグを受けた。

ニスモ飯嶋嘉隆監督
 「23号車はリチャードがスタート直後にポジションを一気に11位から6位に上げ、良い位置で本山にクルマを渡してくれました。後半追い上げる作戦でしたが、#8 NSXとのバトルではどちらも引くことができず、2台が絡んでコースアウトしてその後ペナルティを受けたことはとても残念でした。一方、22号車は力強い走りで2位に入れたので、良かったと思います。特にチーム選手権ではトップと10ポイント差の2位に上がり、大いにチャンピオンの可能性があるので、次のオートポリス戦は万全の体制で臨みたいと思います。応援ありがとうございました」
#22 ミハエル・クルム
 「勝ちにいくつもりだったので、ちょっとだけ残念です。しかし、レースはとってもタフで、熱いバトルでした。コースサイドで声援を送っていただいたファンの皆さんにお礼を言いたいです。ありがとうございました」
上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text & Photo: ©NISMO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ TAKATA童夢NSXがポール・トゥ・ウインでシーズン初勝利 (HONDA)

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TAKATA童夢NSXがポール・トゥ・ウインでシーズン初勝利。伊藤/R.ファーマン組(ARTA NSX)がシリーズポイント争いのトップを堅持

第7戦 ツインリンクもてぎ 2007年9月9日(日)・決勝 会場:ツインリンクもてぎ(4.801km) 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:32℃(14:00現在) 路面温度:44℃(14:00現在) 決勝レース:63周(302.463km) 観客:3万8000人(主催者発表)

 9月9日(日)、栃木県にあるツインリンクもてぎにおいて、2007 オートバックス SUPER GT第7戦「MOTEGI GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

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 2007年のSUPER GTシリーズも残り3戦となった。シリーズタイトル争いは、ドライバーとチームの両部門で#8 ARTA NSXの伊藤大輔選手とラルフ・ファーマン選手が首位に立っている。ドライバー部門の獲得ポイントは、第6戦まで最小ポイント2戦分が除外されるルールとなっているが、2勝を挙げている伊藤選手とR.ファーマン選手は2位に21ポイントの大差をつけ、SUPER GT初タイトル獲得へ向けて終盤戦に挑む。

 9月8日(土)に開催された公式予選では、2回目の予選でノックダウン方式という新たな方式が採用された。予選2回目では3回のタイムアタックセッションが行われ、1回目のセッションで上位タイム12台が選抜され、2回目の上位タイム8台のマシンが最終セッションに進み、決勝グリッドを争った。

 この結果、1分45秒720を記録した#18道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)が今季5度目のポールポジションを獲得。3番手に#32 ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組(EPSON NSX)、6番手に#8 伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(ARTA NSX)、13番手に#100 ドミニク・シュワガー/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)、14番手に#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)となり、決勝レースを迎えることとなった。

 台風9号が通過した関東地方は好天が続き、決勝レースが開催される9日(日)も朝から気温は上昇。決勝スタート時点で気温32℃、路面温度は44℃ となった。3万8000人の大観衆が見守るなか、41台(GT500クラス計16台)のマシンがフォーメーションラップを開始。14時04分にローリングスタートが切られた。

 ホールショットを奪ったのは#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手。スタート直後の2コーナーで、#32 EPSON NSXのF.カルボーン選手がスピンを喫してコースアウト。すぐに復帰するがクラス最後尾に順位を下げてしまう。#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手は8位を走行し、激しい6位争いを展開する。10周目の5コーナーでGT300クラスの単独スピンに#100 RAYBRIG NSXのD.シュワガー選手が巻き込まれて接触。後続からも追突され、マシンが大破したために無念のリタイアとなった。

 トップを走行する小暮選手は快調なペースで周回を重ね、20周終了時点で2位に9秒795大差をつけて独走態勢を築く。8位に#8 ARTA NSX、10位に#32 EPSON NSX、#17 REAL NSXは12位を走行する。最後尾からの追い上げとなったF.カルボーン選手は、激しい走りで10位に浮上し、6位争いの集団に加わった。#32 EPSON NSXは23周終了時にドライバー交代のためにピットイン。燃料補給とタイヤ交換を行い、39秒のピット作業でL.デュバル選手がコースに復帰した。

 25周終了時に#8 ARTA NSXがピットインを敢行。リアタイヤのみを交換し、29秒のピット作業で伊藤選手にドライバーを交代。トップを走行する#18 TAKATA童夢NSXは、29周終了時にピットイン。前後ともタイヤを交換して42秒のピット作業で道上選手がコースに復帰した。

 全車がドライバー交代を行った33周時点で、#18 TAKATA童夢NSXが2位に8秒弱の差をつけてトップを走行。#8 ARTA NSXは6位、#32 EPSON NSXは9位、#17 REAL NSXは12位を走行する。

 トップの道上選手は2位との差をキープしながら安定したペースで周回を重ねていく。6位を走行する伊藤選手は、シリーズランキング2位につける #23 XANAVI NISMO Zの背後で様子をうかがっていたが、43周目の5コーナーから激しいサイド・バイ・サイドが繰り広げられた末、S字コーナーで接触して両車ともコースアウトを喫した。2台ともコースマーシャルによる牽引後にコースに復帰するものの、#8 ARTA NSXはクラス最後尾の14位まで順位を下げた。

 53周目、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が#25 ECLIPSE ADVAN SC430をパスして5位に浮上。トップを#18 TAKATA童夢NSX、5位に#32 EPSON NSX、10位に#17 REAL NSX、#8 ARTA NSXが14位を走行する。57周終了時に#8 ARTA NSXが2回目のピットインを敢行。ファステストラップのタイムを出してポイントを獲得するために、前後ともタイヤを交換してコースに復帰した。

 59周目のバックストレートで2位を走行していた#38 ZENT CERUMO SC430が、トラブルのためマシンを止めてリタイア。シリーズランキング上位のマシンがアクシデントで後退していくなか、#18 TAKATA童夢NSXは最後までトップのポジションをキープして今シーズン初優勝を飾った。この結果、Honda NSX-GTは、ツインリンクもてぎラウンドにおいて2001年から7連勝を達成した。#32 EPSON NSX は4位、#17 REAL NSXは7位、#8 ARTA NSXは12位でチェッカーフラッグを受けた。

 ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いは、#8 ARTA NSXの伊藤選手/R.ファーマン選手がトップを堅持。#18 TAKATA童夢NSXは計56ポイントを獲得してランキング2位に浮上した。チーム部門でもオートバックス・レーシング・チーム・アグリがトップを堅持している。

コメント
白井 裕 Honda NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「18号車が今季5戦も挙げたポールポジションから、待望のポール・トゥ・ウインを飾ることができ、ランキング2位に浮上しました。前戦で破損したマシンを短期間でチーム一丸となって準備したことを思うと喜びもひとしおです。ランキングトップの8号車が必死の努力にもかかわらず、ノーポイントに終わってしまったことは残念ですが、残り2戦全力で戦い、タイトルを獲得したいと思います。皆様の応援をよろしくお願いいたします」
道上 龍 #18 TAKATA童夢NSX(優勝)
 「やっとファンの皆様に優勝を報告することができました。小暮選手が予選でポールを取って、決勝でも2位との差を広げてくれたので、僕はチェッカーフラッグまで安全にマシンを走らせることが最大の任務でした。バトンタッチを受けたときは緊張しましたが、優勝することができて本当にうれしいです。これで、NSX-GTのもてぎ連勝記録も更新することができましたが、前戦の鈴鹿で壊したマシンを直してくれた Hondaとチームスタッフのお陰だと思います」
小暮卓史 #18 TAKATA童夢NSX(優勝)
 「やっと勝てました。鈴鹿でマシンを大破させてしまいましたが、Hondaの研究所スタッフと童夢スタッフががんばって直してくれたことに感謝します。ありがとうございました。今は感無量です。この勝利で流れがよい方向になると思うので、残りのレースもガンガン攻めて勝利を目指していきたいと思います。皆様の温かい応援ありがとうございました」

Text & Photo: ©HONDA

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

GT500クラス #18TAKATA童夢NSX
小暮 卓史
0909Kogure クルマをここまで修復してくれた皆さんに、心から感謝しています。
鈴鹿1000キロでは僕の人生の中でも一番厳しいクラッシュをして、痛い思いもしましたが、そこから今回は勝利という、 地獄から天国みたいな両極端な2連戦になりました。
クルマは正直納得いかない部分もありましたがペースは悪くなく、 ギヤに多少の不具合を抱えながらもマージンを築きつつ道上さんに渡すことができました。
今回勝てたって言う事実はデカいです。これで今からでも遅くない、シリーズを狙っていけるいい流れになりましたから。

道上 龍
0909Michigami 昨日はとっておきの速さを持ってる小暮がポールを獲ってくれて、 今日は勝つことができてよかったです。今まで何度もポールを獲ってきたのに、 そのたびにクルマが壊れたりして結果を残せませんでしたが、今回勝てたことで、速さだけでなく強さも証明できました。
ギヤの不具合はありましたけど、なんとか最後まで持ちました。ライバルのリタイヤにも助けられて、楽にチェッカーを受けられました。
実は先日、8号車のドライバーとともにホンダの栃木研究所に招待されて、激励会をやっていただいたんですが、 その皆さんの思いに応えられて本当によかったです。
これでタイトルへの望みも出てきました。残り2戦も頑張ります。

GT300クラス #26ユンケルパワータイサンポルシェ
谷口 信輝
0909Taniguchi 今の気持ちはもうサイコーです。決勝は『こういう形で行けばいいな』という予想以上の内容で、 ボク的には100点満点でした。
走ってる場所がよかったおかげで、後ろのほうが混乱している間に充分なマージンを築くことができました。でも、 今までもいいところを走っていてもクルマが壊れたりしていたので、後半もずっと心配してて、ファイナルラップまで気が抜けなかったんですよ。
(シーズン残り2戦の抱負は)もういいです(笑)富士はまだ可能性があるのでいけたらいきますけど、オートポリスは相性が悪いので、 もういいです。(笑)
チームタイサンにとって今回の優勝は、カーナンバーと同じ通算26勝ということで千葉さんもすごく喜んでくれました。

ドミニク・ファーンバッハー
0909Farnbacher 今は本当に、チームタイサンのみんなに感謝しています。 すばらしいチームとすばらしいチームメイトです。
レースもハードじゃありませんでした。タニグチが充分なギャップを広げてくれましたから、あとは慎重にドライブして勝利を勝ち取るだけで、 それができてハッピーです。
僕は子供の頃から日本のGTに憧れていましたが、ル・マンでチバさんに会うまで、どうすれば参加できるのかわかりませんでした。 このシリーズは母国のDTMと比べてもすばらしいと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ決勝 5度目の正直!TAKATA童夢NSXが待ちに待った今季初勝利を達成!!

2007スーパーGT第7戦、もてぎ300kmレースは、 #18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が待ちに待った今季初勝利を見事なポール・トゥ・フィニッシュで達成した。
GT300クラスは、スタートでトップに立った#26ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝/ドミニク・ファーンバッハー組)が、 こちらも後続に全く付け入る隙を与えない完璧な内容で逃げ切り、今季初勝利を挙げることとなった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:38,000人)

0909GT500top3 0909GT300top3

第7戦決勝は午後2時にフォーメーション開始。 燃料系のトラブルからピットスタートとなった#4EBBRO350Rを除く40台が隊列を組んでグリッドを離れていく。

0909GT500startスタートでは予選3番手から一気に上位を狙いにいった#32エプソンNSXのロイック・デュバルが2コーナーでスピンアウト。 逆にクラス最後尾に後退することになってしまった。
ホールショットを奪ったのはポールシッターのTAKATA童夢NSX。スタートドライバーの小暮は毎ラップファステストを更新する快走で、 2位#38ZENTセルモSCとのギャップを着実に広げていく。
万事順調に見えた18号車だったが、実はこのとき小暮はギヤの不具合を抱えながらの走行を強いられていたのだった。

上位2台が後続を引き離して神経戦を繰り広げる一方で、3位以下はまさに混戦状態となった。
スタートでジャンプアップを果たした#22モチュールオーテックZが3位、4位には#25エクリプスアドバンSC、 それを#3イエローハットZのセバスチャン・フィリップが激しく攻めたてる。その後方では#23ザナヴィZを先頭に、 #6フォーラムエンジSC、#8ARTA NSX、#35バンダイ00SC、#100レイブリックNSX、 #12カルソニックZらが集団で連なり、抜きつ抜かれつを繰り返しながら周回を重ねていく。
スタートで一旦はクラス最後尾に落ちていた#32エプソンNSXも着実に順位を回復して、この集団の背後に迫ってきた。

0909jikoところが10周目。5コーナーで周回遅れの#666楽天BOMEX 320Rがスピンしたところに運悪くこの集団がやってきてしまい、 これを避けようとした#100ドミニク・シュワガーと#12星野一樹が激しく接触、ここでレースを終えることとなってしまった。
カルソニックZはこのクラッシュで燃料漏れを起こしており、排除作業中に出火する不運にも見舞われた。

更に43周目には、ポイントリーダーの#8ARTA NSXとランキング2位の#23ザナヴィZが5コーナーからS字まで一歩も譲らぬサイド・バイ・サイドのバトルを展開した挙句に接触。
2台は大きく順位を落とした上、#23本山哲にはドライビングスルーのペナルティが課せられてしまう。
それでも1ポイントでも獲得しておきたい#8伊藤大輔と#23本山は、ファステストラップ獲得を狙ってレース終盤にタイヤ交換を敢行するが、 この試みは不発に終わった。

0909takataこうした後続の混乱を尻目に#18小暮は#38高木虎之介との差を9秒以上に広げて30周終わりでピットイン。 道上にステアリングを託す。
2位のZENTセルモSCも同じ周でピットイン。立川祐路に交代して巻き返しを図る。
しかし#18道上と#38立川とのギャップは中々縮まっていかない。
そうしているうちに、#38立川は59周目のバックストレッチで右リヤタイヤをバーストさせてしまい、戦列を去ることになってしまった。

0909GT500finish これで敵のいなくなった18号車はギヤをいたわりながらも2位に繰り上がった#22モチュールZとの差を20秒弱に保って63周を走りきり、 ポール5度目にして待望の優勝を達成。
ポール、ファステストラップと併せて24ポイントを計上してシリーズランキングでも一気に2位に浮上した。
3位には、中団の混戦を制した#6フォーラムエンジSC430が入った。

0909GT300startGT300クラスは、 ストレートスピードの伸びを利してスタートを制した#26ユンケルパワーポルシェがそのまま後続に全く付け入る隙を与えずに逃げ切り、 今季初勝利。チームタイサンにとっては、カーナンバーと同じ通算26勝目だ。

0909Yunker2位には#62ウィルコムアドバンヴィーマックがつけ、ポールシッターの#43ARTAガライヤは3位でレースを終えた。

今週末不運続きのポイントリーダー、#101トイストーリーMR-Sにはまたしても不運が襲った。大嶋和也の果敢なドライブで、 一時は最後尾グリッドからクラス12位まで順位を上げていたが、 26周目の90度コーナーで#33ハンコックポルシェに追突されてコースアウト。
なんとか再スタートは切ったものの、今度は43周目に左リヤタイヤがバーストと、散々な結果となってしまった。
その一方で、ランキング2位の#2プリヴェKENZOアセット紫電は、手堅いドライブで着実に順位を稼ぎ、クラス6位でこのレースを終え、 見事5ポイントを獲得してランキングトップに躍り出た。

いよいよ終盤戦に入り、チャンピオン争いはますます混沌としてきたスーパーGTシリーズ。
次回第8戦はオートポリス。10月14日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ決勝結果

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2007/09/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS30631:56'35.569
2500222MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS56318.598
350036Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS6330.216
4500432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL5631'07.955
5500524WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH10
(+1)
631'08.471
650061宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS50631'14.476
7500717REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS631'14.662
8500825ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH+2631'44.861
9500935BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+2631'48.263
105001039デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS+1621Lap
11500113YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS10612Laps
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS100603Laps
1350013*23XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS40594Laps
14300126ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口信輝
ドミニク・ファーンバッハー
YH594Laps
15300262WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH10594Laps
165001438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS5585Laps
17300343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI35585Laps
1830045クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH585Laps
193005110GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
KH585Laps
2030062プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH80585Laps
21300747宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山 祥吾
DL10585Laps
2230087RE 雨宮 ADVAN RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH585Laps
23300931DOUBLEHEAD apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾恭輔
坂本 雄也
MI585Laps
24300104EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH585Laps
253001177クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL585Laps
2630012333ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
井上貴志
YH+1576Laps
273001311TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
菅一乗
YH+2576Laps
283001455DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+2567Laps
29300159LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MOSLER MT900R OOX
田中 勝喜
筒井克彦
DL567Laps
3030016666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+2567Laps
3130017*33HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK558Laps
3230018*19ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH15558Laps
333001967triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YH558Laps
343002071ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
武井寛史
YH549Laps
3530021101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI705310Laps
363002266triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH5112Laps
373002313エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH154914Laps
383002446宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL104320Laps
---- 以上規定周回数(70% - GT500:44Laps / GT300:41Laps)完走 ----
-300-112KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
菊地 靖
小泉洋史
KH3033Laps
-500-100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS50954Laps
-500-12カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS+1954Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.18 TAKATA童夢NSX(小暮卓史)1'47.437 (5/63) 160.88km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝) 1'56.800 (3/59) 147.99km/h
  • CarNo.23は、2007 SGT-SpR第29条14.a.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:32裁定)
  • CarNo.33,19は、2007 SGT-SpR第29条14.a.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(No.33 15:02裁定、No.19 15:49裁定)
  • CarNo.33は、訓戒とした。(公式通知No.18)

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎフリー走行結果

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2007/09/09) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1500132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL51'47.083--161.417
2500218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'47.225 0.142 0.142161.203
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS51'47.330 0.247 0.105161.045
450046Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'47.519 0.436 0.189160.762
5500522MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS51'47.794 0.711 0.275160.352
6500612カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS+11'47.820 0.737 0.026160.313
750073YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS101'47.856 0.773 0.036160.260
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS501'48.081 0.998 0.225159.926
950091宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS501'48.247 1.164 0.166159.681
105001017REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'48.265 1.182 0.018159.654
115001139デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS+11'48.282 1.199 0.017159.629
125001224WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH10
+1
1'48.299 1.216 0.017159.604
135001335BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+21'48.315 1.232 0.016159.581
14500148ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1001'48.353 1.270 0.038159.525
155001523XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'48.366 1.283 0.013159.505
165001625ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH+21'48.580 1.497 0.214159.191
17300126ユンケルパワー タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口信輝
ドミニク・ファーンバッハー
YH1'56.484 9.401 7.904148.389
1830025クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中哲二
竹内 浩典
KH1'56.562 9.479 0.078148.290
19300343ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木真一
MI351'56.857 9.774 0.295147.916
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH101'57.12310.040 0.266147.580
21300513エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH151'57.36510.282 0.242147.275
2230064EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH1'57.49710.414 0.132147.110
233007110GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
KH1'57.50210.419 0.005147.104
2430087RE 雨宮 ADVAN RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
YH1'57.60410.521 0.102146.976
25300977クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木 孝行
DL1'57.85510.772 0.251146.663
263001047宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL101'57.94910.866 0.094146.546
273001146宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL101'58.04510.962 0.096146.427
283001255DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+21'58.13011.047 0.085146.322
293001319ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH151'58.22211.139 0.092146.208
303001431DOUBLEHEAD apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI1'58.26611.183 0.044146.153
31300152プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH801'58.30811.225 0.042146.101
323001633HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK1'58.34111.258 0.033146.061
3330017333ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
井上貴志
YH+11'58.56911.486 0.228145.780
3430018112KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
菊地 靖
小泉洋史
KH1'58.62711.544 0.058145.709
353001911TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
菅一乗
YH+21'59.51512.432 0.888144.626
3630020666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+21'59.89812.815 0.383144.164
373002166triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH2'01.03713.954 1.139142.807
383002271ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
武井寛史
YH2'02.36215.279 1.325141.261
39300239LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MOSLER MT900R OOX
田中 勝喜
筒井克彦
DL2'02.90815.825 0.546140.633
403002467triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YH2'03.37216.289 0.464140.104
-300-101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI70no time---

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎフリー走行 エプソンNSXがトップタイム

2007スーパーGT第7戦もてぎの決勝前フリー走行は#32エプソンNSX(ロイック・デュバル/ファビオ・ カルボーン組)がトップタイム。GT300は#26ユンケルタイサンポルシェ(谷口信輝/ドミニク・ファーンバッハー組)がトップだった。

0909FreeGT500 0909FreeGT300

観客を乗せたバスがコース上を走行する脇をGTマシンが駆け抜けるという、迫力のサーキットサファリを10分間行った後、 そのまま9時45分よりフリー走行が開始された。
今季5度目のポールを獲得した#18TAKATA童夢NSXが開始10分で1分47秒225でトップに立ち、 決勝に向けての仕上がりのよさを見せ付ける。

しかし残り10分を切ったところでダンロップタイヤを履くエプソンNSXを駆るロイックデュバルは1分47秒083と、 18号車をコンマ2秒上回ってトップを奪った。
3番手には#38ZENTセルモSCがつけている。

Z勢の最上位は#22モチュールオーテックの5位。すぐ後ろには#12カルソニックも続いている。

GT500クラスはトップから8位の#100レイブリックNSXまでが1秒以内にひしめく状態で、 決勝での接戦が大いに期待できそうだ。

GT300クラスは、昨日の予選でも好タイムを連発していた#26ユンケルポルシェが開始10分足らずでトップにたった。 持ち前のストレートスピードの速さを決勝で発揮できれば、今季初勝利も期待できるか。
2番手には#5マッハ号320Rの竹内が健闘。ポールシッターの#43ガライヤは3番手につけて、 こちらは5番手の#13エンドレスZまでが1秒以内だ。

一方、 昨日ホイールベースの違反で予選タイム抹消の憂き目に遭った#101トイストーリーMR-Sはこのセッションでもスタータートラブルに見舞われる不運で、 1周もできずにフリー走行を終えることに。ポイントリーダーの座が危うくなってきた。

なお、1点差で101号車を追う#2紫電はこのセッションを15位で終えている。

注目の第7戦決勝は午後2時より、63周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ予選 MOTUL AUTECH Zがセカンドローを獲得 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH Z」がセカンドローを獲得

 首都圏を直撃した台風9号が過ぎ去り、再び暑さが戻った9月8日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて今季のSUPER GT第7戦公式予選が行われた。

 これまでスーパーラップ形式を取り入れていた公式予選は、今回初めて「ノックダウン方式」を採用することとなった。ノックダウン方式では午前の予選1回目は基準タイムクリアのみに使い、午後の予選を3セクションに分けて、それぞれ数台ずつを振り落とし最終的にトップ8の車両が同時にアタックする。

 午前に行われた公式予選1回目は、GT500クラスに出場する5台のZと10人のドライバーはそれぞれ基準タイムをクリア。「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)はクルムが4番手タイムを記録し、「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)の柳田がセットしたタイムが8位、「カルソニックインパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)はトレルイエが9番手に続いた。

 ハンディウェイトが重い「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/リチャード・ライアン)は10位(本山)だが、4位の#22 Zとのタイム差は約0.2秒だ。「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)はオリベイラが15位であった。

 午後、気温33度という真夏のような猛暑の中、SUPER GT初のノックダウン方式による公式予選が行われた。午後2時55分からGT500のセッション1がスタート、セッション1は4台がノックダウンされ12台がセッション2に進出することになる。Z勢では、#12 Zのブノワ・トレルイエが4番手タイムを出してセッション2へ進出。柳田真孝の#3 Zが6番手、ミハエル・クルムの#22 Zが8番手と続き、本山 哲がアタックを担当した#23 Zが10位で通過。4台のZが引き続きセッション2を走ることになった。

 8台に絞られるセッション2がこの日のノックダウン予選のハイライトとなった。10分間のこの走行時間で、#22 Zのクルムが渾身のアタックで2番手タイムを記録。トレルイエの#12 Zがクルムの0.2秒差でコントロールラインを通過すると、Z勢でセッション3へ進出するのはこの2台に限られるかと思われた。しかし、第5戦より好調を維持する柳田の#3 Zが終了間際に5番手タイムを出し、トップ8に残ることとなった。

 3台のZが参加したセッション3は#22 Zが4位、#3 Zが5位、そして#12 Zが8位のタイムを出して走行を終了。3台のZはそろってセカンドロー、サードローからの決勝レーススタートとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

0908POLE

GT500クラス TAKATA童夢NSX
小暮 卓史
初めての試みとなるノックダウン予選ですが、タイヤは1セットしか使えないということで、どうやって走ろうかと悩んでたんです。それで、 エンジニアや監督、道上さんとも相談したなかで、うまくやることができました。
セッション1、2は8,9割方の力で走って、滑らせないようにしたら意外にいいタイムが出ました。3度目は100パーセントでプッシュして、 またポールを取れたって感じです。
バックストレートに入って「ポールだ」って無線で聞きました。そのあとはもうリヤの内圧が上がってズルズルでしたし、 ブレーキングでも振られちゃってたので、いずれにせよあれ以上のタイムは無理でした。
決勝では、最近いいレースができていないのでここらで流れを変えたいです。堅実なレースをして、できれば1位を狙っていきたいです。

道上 龍
これまで何度もポールを獲っているのに勝ちにつながっていませんでした。前回の鈴鹿1000キロでは大クラッシュでクルマも大破しましたが、 ホンダレーシングと童夢が頑張ってクルマを直してくれました。
台風で金曜は午前中走れなかったし、新しいノックダウン方式という予選をやるということで、殆ど小暮が練習していたんですが、 そんな中でもクルマはいい感触だったし、タイムもよかったので『ポール取れるかな?』と思いました。
予選1回目ではレースセットで、ガソリンもそこそこ積んで走ったんですが、まぁまぁ悪くない。ただ、気温の関係でどうしてもリヤが厳しい。 ここは特にブレーキングが重要ですから、そうしたリヤの不安定な部分をなんとか明日に向けて改善したいです。
明日は38との戦いになると思います。

GT300 ARTA Garaiya
高木 真一
初めてのノックダウン予選ということで、タイヤも1セットしか使えないので、最初はなるべくタイヤを使わないよう、 アウトラップから暖めずに、熱を入れない状態でまとめる、という難しさがありました。 最後のセッションはタイヤがなくなるまで思い切り走りました。今回は硬めのタイヤをチョイスしたので、だめかな?と思ってたんですが、 逆にこの方がタイヤのタレがなかったので。
今年はぶつけられたり、運がついてないので、明日の決勝ではそういうことのないよう、たとえ抜かれても堅実に走って表彰台を目指します。

新田 守男
真一はいろいろ言ってましたけど、今日の朝の時点でタイヤは決めていました。路温が高い状態になればポールは獲れるだろう、と思ってました。
で実際に真一は他の車に引っかかったりせず綺麗な走りをしてくれたので、ポールをとることができました。
この予選方式は、スーパーラップに比べれば集中力落とし目でいけていいんでしょうけど、見てるほうは今ひとつ興奮しないなぁと思いました。
明日は周りを気にせず、自分たちの走りに徹して3番以内を狙います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎノックダウン予選結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2007/09/08) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
118TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'45.2191'46.0191'45.720
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS51'45.5291'45.9211'45.987
332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL51'46.0691'46.1541'46.405
422MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
松田次生
BS51'46.1381'45.9771'46.441
53YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS101'45.9531'46.1741'46.702
68ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1001'46.3311'46.3861'46.763
725ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
織戸学
YH+21'45.7491'46.3241'46.787
812カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS+11'45.8381'46.1931'46.795
96Forum Eng. SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS1'45.8561'46.469
1035BANDAI DUNLOP SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+21'46.1841'46.677
1123XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS401'46.2671'46.779
121宝山 TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS501'46.4761'46.921
13100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
ドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS501'46.548
1417REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
BS1'46.559
1539デンソー サード SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平中 克幸
BS+11'46.690
1624WOODONE ADVAN Clarion Z
NISSAN FAIRLADY Z
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒聖治
YH10
(+1)
1'46.969
■GT300 Class

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2007/09/08) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2007 AUTOBACS SUPER GT Round 7 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
143ARTA Garaiya
Garaiya
新田 守男
高木 真一
MI351'56.9311'56.4761'55.696
226ユンケルパワー タイサン ポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
ドミニク・ファーンバッハー
YH1'56.2251'56.5241'55.732
35クムホ プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
竹内浩典
KH1'56.9191'56.3861'55.779
462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH101'56.8761'56.3811'56.036
531DOUBLEHEAD apr MR-S
TOYOTA MR-S
峰尾 恭輔
坂本雄也
MI1'58.0741'56.7251'56.303
6110GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
黒澤 琢弥
光貞秀俊
KH1'57.5871'56.7181'56.306
74EBBRO 350R
VEMAC RD350R
田中 哲也
山崎 信介
YH1'56.9821'56.8321'56.620
82プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH801'57.7311'56.4271'56.808
946宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 孝太
横溝直輝
DL101'57.8491'56.2181'57.060
107RE 雨宮 ADVAN RX-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
YH1'57.0241'56.7691'57.137
1113エンドレスアドバン洗剤革命 Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH151'56.8261'56.833
1219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
飯田 章
関口 雄飛
YH151'57.5721'56.935
1377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
青木孝行
DL1'56.9041'56.955
1447宝山 DUNLOP Z
NISSAN FAIRLADY Z
脇阪 薫一
密山祥吾
DL101'57.3241'57.034
1555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
池田 大祐
番場 琢
YH+21'57.6831'57.248
16112KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
菊地 靖
小泉洋史
KH1'58.0921'57.832
1733HANKOOK NSC PORSCHE
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
坂本 祐也
HK1'57.4181'57.908
18333ADVAN UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
植松 忠雄
井上貴志
YH+11'58.3311'57.928
1911TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
FERRARI F360 MODENA
植田 正幸
菅一乗
YH+21'57.8411'58.228
20666楽天 BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+21'58.1021'58.485
219LEYJUN DUNLOP MT900
MOSLER MOSLER MT900R OOX
田中 勝喜
筒井克彦
DL1'59.218
2266triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
古谷 直広
栗原宗之
YH2'00.932
2371ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
武井寛史
YH2'01.726
2467triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI Gallardo R-G3
黒澤 翼
和田久
YH2'02.961
25101TOY STORY Racing apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋 和也
石浦宏明
MI701'55.783

SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ公式予選2回目 TAKATA童夢は今季5度目のポール!もてぎ連勝中のレイブリックはセッション1で脱落!明暗分かれたNSX勢

初のノックダウン方式で行われた2007スーパーGT第7戦もてぎの公式予選2回目は、 #18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が今季5度目のポールポジションを獲得する結果となった。 GT300クラスは#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が今季初のポールを獲得した。

0908GT500PP 0908GT300PP

午後2時40分、いよいよ注目のノックダウン方式による公式予選2回目が開始された。
これは予選セッションを各クラス3つづつにわけ、それぞれのセッションで下位のチームを順番にふるいにかけていくという、 F1でもおなじみの方式だ。
更にGTではこの3セッションを1セットのタイヤで走行しなければならず、 いかにタイヤを温存しながらタイムを出していくかという難題が突きつけられることとなった。

15分間で行われるセッション1では、GT500は上位12台、GT300は上位20台がセッション2へ進むことができ、 それ以下はここでグリッドが確定する。

GT300クラスでは、車検不通過の#101トイストーリーMR-Sの最後尾グリッドが確定、 黒澤翼が基準タイムに及ばなかった#67tripleaガイヤルドが24番手となる。
それでも101号車は大嶋和也の果敢なアタックで1分55秒783と、このセッションのベストタイムを叩き出し、 ポテンシャルの高さを見せ付けた。

101号車を除いてのトップタイムは#26ユンケルタイサンポルシェの谷口信輝。大嶋には及ばないながらも56秒225を叩き出した。
2位には#13エンドレスZの影山正美。
3位には#62ウィルコムヴィーマックの黒澤治樹がつけ、最終的に上記2台のほか#9レイジュンダンロップMT900、 #66tripleaガイヤルド、#71外国屋ポルシェらがここで脱落した。

続いて始まったGT500では、残り時間8分あたりから続々とコースインする車が現れ、 トップから最後尾までめまぐるしいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
こうした中、なんと昨年、一昨年ともてぎラウンドを連覇している#100レイブリックNSXのドミニク・ シュワガーが13位に終わる大波乱があり、このレイブリックとともに#17リアルの金石年弘が14位と、 本来もてぎを得意とするはずのNSXが2台もセッション1で姿を消すこととなった。
このほか、#39デンソーサードSCが15位、#24ウッドワンZが16位と、この4台のグリッドが確定した。
トップタイムは1分45秒219を叩き出した#18TAKATA童夢の小暮。2番手には#38ZENTセルモSCの立川祐路がつけ、 #25エクリプスアドバンSCの土屋武士が3番手だった。

7分間のインターバルをおいて開始されたセッション2では、各クラス10分間の走行でGT500は12台中8台、 GT300が20台中10台がセッション3へ進むこととなる。特にGT300にとっては厳しいセッションだ。

GT300クラスは、セッション1でトップの26号車を駆る谷口がいきなり56秒524を叩き出してトップ。
しかしすぐに62号車の黒澤、#46宝山Zの佐々木孝太らが谷口のタイムを上回り、26号車は結局6位でセッション2を終えることとなった。
一方、ここでは10台が脱落するとあってボーダーライン上はめまぐるしく顔ぶれが変わり、そのタイムさも非常に接近した厳しい戦いとなった。
その結果、セッション1で2位につけた13号車の影山が僅か1000分の1秒の差で#4EBBRO 350Rの田中哲也に破れ、 11位に終わることとなった。他に#19ウェッズセリカ、#77クスコインプレッサ、#47宝山Z、#55フォードGT、 #112クムホボクスター、#33ハンコックポルシェ、#333ウエマツ320R、#11ジムセンターF360、 #666楽天320Rらがここで脱落した。

GT500クラスは、GT300の走行が終了するのを待って残り7分でコースイン。
ここでは38号車の立川がトップ、#22モチュールオーテックZのミハエル・クルムが2位につけ、18号車の小暮は3位。
一方、#6フォーラムエンジSC、#35バンダイSC、#23ザナヴィZ、の3台のほか、 前回鈴鹿1000kmで優勝した#1宝山SCまでもがここで姿を消すこととなった。

再び7分間のインターバルの後、いよいよポールポジションを決めるセッション3が開始された。
こちらも与えられた時間は各クラス10分間。
既に2度の全開アタックを経たタイヤがどこまで性能を維持しているかが勝負のカギを握る。

GT300は、26号車の谷口が最初のアタックでいきなり55秒732と、 これまでの自身のタイムを大きく上回る好タイムを叩き出してきた。62号車の黒澤、5号車の竹内も自己ベストを更新して上位進出を目論むが、 谷口のタイムには及ばない。
谷口はセッション終了を待たずして悠々ピットへ。これでポールは26号車に決まりかと思われたが、最後の最後、 チェッカーラップで#43ガライヤを駆る高木真一が1分55秒696を叩き出し、一気にポールポジションの座をものにした。

続いて行われたGT500クラスでは、残り3分で1分45秒720を叩き出した18号車小暮が一気にトップを奪うと、 38号車立川もセクター1、2と区間ベストを更新して猛然とアタック。しかし一歩及ばず45秒987で2位に留まった。
3番手には#32エプソンNSXのロイック・デュバルがつけ、ポイントリーダーの#8ARTA NSXは6番グリッドから明日の決勝に臨むこととなった。
18号車のポール獲得は今季5回目。アタックを担当した小暮にとっては、今季4度目となる。

第7戦決勝は明日午後2時より、63周で戦われる。


Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

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