スポーツランドSUGOで2大会目を迎えたフォーミュラ・リージョナル選手権。阪口晴南のライバルに成りうる期待の若手を紹介するシリーズの3人目は、今シーズン、イタリアGT選手権にフル参戦中の根本悠生(ねもとゆうき/23歳)(ZAPSPEED)だ。
他のドライバー同様に、小学生の頃からカートにはまり、大井松田のシリーズ戦、JAFジュニア東日本シリーズ、全日本カート選手権とステップアップを果たし、2013年の4輪転向後はスーパーFJ筑波シリーズ、FIA-F4、全日本F3に参戦し、2017年からはランボルギーニでGTレースにも参戦している。
海外のフォーミュラではなくツーリングカーレース、それもランボルギーニでの参戦にやや異色な印象を受けるが、本人は「他の日本人ドライバーがやらないことをやっている楽しさはあります。僕としてはランボで世界一を取ることを目指していますし、いずれ海外と日本を繋ぐような役割を果たしたい」と自分の可能性、さらには自分に続くドライバーの可能性を広げるためという目的意識をしっかり持っている。
もともと興味があったというリージョナルレースへのスポット参戦は、チームと童夢からの誘いで実現したというが、GTレースへ何か反映できるのではないかという思いも後押しした。あくまでも今季のメインはイタリアGT選手権だ。ただ、チャンスがあればスーパーフォーミュラ・ライツなど他のカテゴリーにも積極的に参戦したいという。
リージョナルマシンの印象を聞くと、パワーがあり、速いフォーミュラを操っているという楽しさを感じことができること。また、セットアップが素直に動きに反映されるので、フォーミュラカーを学ぶには適しているマシンであることを挙げてくれた。
とはいえ、今回はクルマを作り上げる時間が足りず、久しぶりのフォーミュラということもあって、トップとのコンマ5秒の差を埋めるのに苦労をしている。決勝では大胆なセッティングも試したいという。
若いにもかかわらず、根本の明確な目標と自分が果たせる役割を模索しながらレースにチャレンジする姿は非常に好感が持てる。話を聞いているとドライバーとしてだけでなく、チームをプロデュースする側でもその才能を発揮しそうだ。ひょっとすると将来日本のレース界を支える根本の姿を見ることになるかもしれない。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
- 総合PP #6高橋知己(Super License)
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予選は自分に勝つことをテーマにして周りは気にせず走りました。結果は良かったのですが、悔しかったのは昨日の練習走行でエンジンが息つきするトラブルが出て満足に走れなかったことです。あれがなければもっとセットアップを詰めることができたと思います。16秒台前半も出たんじゃないかと。
ただ、3年ぶりの菅生で1時間しか練習できなかったことを考えると、良い予選だったと言えると思います。
坂口(晴南)選手が出ていたら、どこまでタイムを削ったのか気にはなるところです。ただ、それはチャンスでもあると思っています。今回もスポット参戦で先のことはまったく決まっていません。結果を残して次に繋げるしかないので、3連勝目指してスタートに集中したいと思います。
- マスターズクラスPP #11植田正幸(Rn-sports F111/3)
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とりあえず3戦ともクラスポールが獲れて良かったです。前回も3戦ともクラスポールを獲りながら、決勝は伏兵ともいえる今田選手にやられてしまったので、まずはこの結果にほっとしています。
富士戦はセッティングが決まらず、一発のタイムは良いのですが、レース中盤からタイヤのタレが酷くてだめでした。今回はそこをアジャストして予選に臨みました。チームもクルマを理解できてきたのでそれも要因だと思います。
決勝はどのレースに新品タイヤを投入するかもポイントになると思いますが、そのあたりは決勝までによく考えて、とにかく勝ちたい。少し焦りが出ています(笑)。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
Shigeru KITAMICHI
8月22日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第4~6戦の予選が宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、#6高橋知己(Super License)が3レースともポールポジションを決めた。
予選2位は#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)、3位は初参戦の#8根本悠生(ZAPSPEED F111/3)、マスターズクラスは、開幕の富士戦で悔しい思いをした#11植田正幸(Rn-sports F111/3)がクラスポールポジション。両クラスとも3戦すべて同じグリッドとなった。
同じ週末にスーパーGTが鈴鹿で開催されるため、エントリーは7台とやや寂しくなってしまった。開幕3戦で完勝した阪口晴南もスーパーGTを優先したため、その姿はない。
ただし、貪欲にチャンスを窺う若手にとってこの機会を逃す手はない。今回は新たに全日本F3経験もあり海外のGTで活躍している#8根本がエントリーしてきた。これを開幕大会で晴南に次ぐ2位を得た#6高橋、#28古谷が迎え撃つ形だ。
50歳以上のマスターズクラスは、第1戦、第3戦を制した#4今田信宏(JMS RACING)、第2戦優勝の#30DRAGON(B-MAXエンジニアリング)、#11植田、#27SYUJI(B-MAXエンジニアリング)とお馴染みの顔触れが揃った。
朝から曇っていたSUGO上空は、予選が始まる9時30分には日差しも出て夏らしい天候になった。前回同様グリッドは第4戦が予選1回目のタイム、第5戦が予選2回目のベストタイム、第6戦がセカンドタイムで決まる。
予選1回目
15分間の予選は6分を過ぎたあたりから本格的なアタックが始まり、まず#8根本が最初に1分18秒を切る1分17秒978をマーク。これを#6高橋が1分17秒520で逆転。#28古谷も1分17秒902で2人の間に割って入るという三つ巴の戦いを見せた。
この後、それぞれタイムを短縮するが、順位は変わらず、#6高橋1分17秒165、#28古谷1分17秒902、#8根本1分17秒904と、#6高橋が少し抜き出る形で予選1回目を終え、第4戦のポールポジションを決めた。
マスターズクラスは、開幕の富士戦で勝ちを逃した#11植田が予選開始から積極的に攻め、1分19秒833、19秒141、19秒012と確実にタイムを削り取って、前大会2勝の#4今田信宏(JMS RACING)を抑え切ってクラスポールを手に入れた。
予選2回目
予選1回目から10分のインターバルを経て始まった予選2回目。前半はマスターズクラスのドライバーがタイムアップをするなか、ヤングドライバーは様子見。7分を経過したあたりから本格的なアタックが始まった。
まず#8根本が1分17秒553と1回目を上回るトップタイムをマークするが、次の周には#28古谷が1分17秒450をマーク。さらにタイムを縮めるが、ここで#6高橋が1分16秒744と初の16秒台に乗せる。
セカンドタイムで第6戦のグリッドが決まるため、ドライバーは2周続けてアタックをするが、#6高橋は次の周にも1分16秒792をマーク。唯一人16秒台を連発し、第4戦に続いて第5、6戦のポールポジションも獲得した。
2位は#28古谷(1分17秒315/1分17秒339)、3位は僅かな差で#8根本(1分17秒553/1分17秒625)が続いた。
この結果、3レースともグリッドは#6高橋、#28古谷、#8根本の順となった。
マスターズクラスも「今回はセッティングを見直して臨んだ」という#11植田が本来の力を発揮し、こちらもクラス唯一となる1分18秒台を揃えてクラスポール。3レースともクラスポールからのスタートで念願の優勝を狙う。
#4今田は悔しいクラス2番手、以下、B-MAXコンビの#30DRAGON、#27SYUJIと続いた。
決勝は、第4戦が本日午後2時25分から、第5戦、第6戦は明日の午前9時20分、午後1時40分から予定されている。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
SUGOチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2020/08/22) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | | | 高橋 知己 | Super License Super License | DL | 1'16.744 | - | - | 173.764 |
| 2 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | DL | 1'17.315 | 0.571 | 0.571 | 172.480 |
| 3 | 8 | | | 根本 悠生 | ZAPSPEED F111/3 ZAP SPEED | DL | 1'17.553 | 0.809 | 0.238 | 171.951 |
| 4 | 11 | M | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | DL | 1'18.744 | 2.000 | 1.191 | 169.350 |
| 5 | 4 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING JMS RACING | DL | 1'19.018 | 2.274 | 0.274 | 168.763 |
| 6 | 30 | M | 3 | DRAGON | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 1'19.081 | 2.337 | 0.063 | 168.629 |
| 7 | 27 | M | 4 | SYUJI | B-MAXエンジニアリング B-MAX ENGINEERING | DL | 1'20.178 | 3.434 | 1.097 | 166.321 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'24.924)予選通過 ---- |
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの最終戦となる第5戦が11月17日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。前回の第4戦では、鈴鹿からの遠征組を相手に悔しい思いをした3人。自身の足りないところを見つめ直し臨んだ今大会は、これまで戦ってきた集大成となるレースが期待された。

予選 11月17日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
今回のレースウィークは土曜日からトレーニング開始。30分2本という限られた時間の中でこれまでの課題の確認と予選シミュレーションを行った。今回の予選は8時からといつもより早い時間で行われ、路面温度も今シーズンで一番低いことからタイヤが発動しづらく、タイムが出るのも予選時間の終盤。坪松は、いかに早くタイヤを発動させてアタックしていくかを3人にアドバイスし送り出した。
岸本はラスト2周に狙いを定め、中盤まではタイヤにしっかり熱を入れることを意識しクルマの状態を上げていく。6周目には2分8秒台に入れていき、9周目には全てセクターベストで8秒098を記録。そのままラストアタックでセクター1、2を自己ベストで繋げると8秒018でタイムアップに成功する。
伊東は、前日のトレーニングでの課題を序盤に合わせ込みながら、ラスト5分で勝負できるよう最初からハイペースで周回しタイヤマネージメントしていく。7周目からアタックを始めて6秒台に入れるが、翌周はイエローフラッグが出ていたことからすぐ次に向けて切り替え、タイヤの状態も調整。9周目にセクター1~3まで全体ベストでクリアしていくとこの予選ファステストの6秒446を記録する。
岩澤は、これまでラスト1~2周で逆転を許しポールポジションを獲られてしまったという反省から、後半でフルアタックするように意識し周回を重ねていく。7周目に6秒台に入れて、続く8周目にセクター1でベストを記録しアタックしていくがイエローフラッグに阻まれてしまう。仕切りなおして、9周目に6秒958でタイムアップに成功、さらにラストアタックをかけていくと、6秒861でさらにコンマ1秒を短縮し自己ベストを更新した。
その結果、伊東が今シーズン5戦中3度目のポールポジションを獲得、岩澤が2番手、岸本が5番手から決勝を迎えることとなった。

決勝 11月17日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
予選終了からわずか2時間で決勝を迎えた。スタートではポールポジションの伊東がシフトミスで大きく後退し、岩澤は争いを制し3コーナーでトップに躍り出る。岸本は若干ストールさせてしまったことから1つ順位を落とすもすぐに取り戻してポジションアップを狙っていく。スタートで順位を落とした伊東は、意地を見せて5コーナーまでで3番手に上がると、翌周にもう一台を攻略し2番手にまで巻き返しを図る。
岩澤と伊東は2台でトップ争いを展開していき、4周目には90度コーナーで伊東がトップを奪取。しかし、その後も常にテールトゥノーズの攻防が続きコースの全てでバトルを繰り広げていく。岸本は4番手争いの集団の中で、3コーナーで4番手に上がるとその後も一進一退の展開。
トップ2台の差はコンマ1秒のまま7周目を迎えると、岩澤が5コーナーのインから伊東を攻略。再びトップを奪われた伊東も岩澤の後ろにピタリとついて追うが、ヘアピンで痛恨のシフトミス。これで勝負が決まり、最終戦は岩澤が制することとなった。
岸本も激しいバトルの中で順位を入れ替え合いながら6位でチェッカーを迎えた。
これでスーパーFJのもてぎシリーズは幕を閉じるが、岩澤が5戦3勝でシリーズチャンピオンを獲得。伊東もシリーズ2位でル・ボーセがシリーズ1-2を独占した。来月には鈴鹿サーキットで日本一決定戦が行われるが、今までとは違うライバルたちの中でどれだけ力を発揮できるかが期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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シリーズチャンピオンを争う伊東と岩澤はギリギリの攻防を見せてくれた。参加台数は少なかったがレースの内容はとてもエキサイティングなものだった。チームとして最後のもてぎシリーズ参戦となったが、3年連続でシリーズチャンピオンを獲れた事を誇らしく思う。
- Driver 岸本尚将(Naomasa Kishimoto)COMMENT
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予選は狙い通りクルマの状態も持って行けたのですが、自分の走りの方で詰め切れませんでした。決勝は、バトルのしすぎで後半タイヤがきつかったので、もっと考えてレースをしていけば良かったです。日本一を戦う鈴鹿は高速コーナーが多くて、自分がやりがちなブレーキングで突っ込んで稼ごうとする走り方を変えていかないといけないと思っています。その辺りを改善してしっかりと臨みたいと思います。
- Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMENT
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予選ベストの周はタイヤも良い状態でいけて、全体的にまとめられました。せっかくポールを獲れていい流れを作れていたのに、自分のミスでチャンピオンを逃してしまいました。ですが、今回レースウィークを通して走りは良く、バトルの展開は自信があったのでリードできましたし、自分のペースが良いのは分かっていたので落ち着いていけました。日本一は、以前の鈴鹿テストも良い感触を得ているので、良い結果で締めくくれるように頑張りたいと思います。
- Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
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予選でマシンの状態が良い時に決めきれないのが、自分の力の無さだと感じました。また、序盤のペースが悪く、伊東選手に追いつかれてしまう事になったので今後の課題だと思っています。良かった点は、いつも抜かれた時に気持ちが落ちたまま終わってしまうのですが、今回はまた盛り返せていけたので今シーズンやってきて少し強くなれた部分だと思っています。日本一は西の速いライバルたちに負けないよう東の代表として頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports
スーパーFJもてぎシリーズ最終第5戦が11月17日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。
ここまで4大会を終えてル・ボーセモータースポーツの63号車岩澤が開幕2連勝、62号車伊東が第3戦優勝でそれぞれランキング1位2位の座にあり、獲得ポイント56対55と僅差、またランキング3位ZAP SPEEDの8号車新倉も42ポイントでタイトルの可能性を残している。
予選はこの3台がトップを奪い合う展開となったが最終的に伊東が0.4秒という大差でポールポジションを獲得、1ポイントを得て岩澤と並び、決勝で上位に来た方がチャンピオンに近づくという状況となった。
今年限りでのレース活動停止を発表したル・ボーセモータースポーツにとって、ホームであるツインリンクもてぎの最後のレースになる決勝のコースイン前に、タイトルを争う両名と61号車岸本を加えた3台のマシンをピット前に並べ、坪松代表以下スタッフが記念写真を撮り、午前10時35分に10周で行われる決勝のスタートを迎えた。
スタートでは1列目の2台の加速が鈍く、1コーナーから2コーナーにかけて新倉がトップに立ち岩澤2番手、伊東5番までドロップするが、その後岩澤がトップに立ち伊東も3位まで挽回してオープニングラップが終了。
2位に落ちた新倉はトップ岩澤を追い立てるが並ぶ所までは至らない。逆にペースを取り戻した伊東が2周目の5コーナーで新倉をオーバーテイク、ル・ボーセ勢の1-2体勢が出来上がり、3位新倉までのグループと4位~6位のグループに分かれていく。
この時点で勢いに勝る伊東は、3周目の90度コーナーで岩澤に仕掛けるとサイド・バイ・サイドでアンダーブリッジを抜けてビクトリーコーナー手前でオーバーテイク、トップに立つ。その後この2台は激しく攻防を繰り返しながら新倉を引き離し、レースはル・ボーセ勢の一騎討ちの様相を呈する。
レースが動いたのは7周目、ここまで何度も伊東に仕掛けていた岩澤が5コーナーでサイド・バイ・サイドに持ち込むと続く130Rで遂に伊東を仕留めてトップを奪還、そのまま突き放しにかかり、8周目のフィニッシュラインでは、伊東と1秒弱、3位新倉と2秒まで差を広げる。ここで伊東が踏ん張り9周目の前半部分で0.4秒差まで追い上げるも岩澤がそれ以上の接近を許さず、そのまま岩澤~伊東~新倉の順にフィニッシュ。ル・ボーセモータースポーツはホームでの最終戦を1-2フィニッシュで飾り、シリーズタイトルも岩澤のものとなった。
- ル・ボーセモータースポーツ 坪松代表 コメント
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「チームメイトの2人がシリーズチャンピオンを争うという流れはチームにとってはうれしい展開だが、ドライバーにとってはシリアスな状況だった。そんなシリーズの中で岩澤はポイントの優位さに関係なく常にトップを狙って堂々とレースを戦った、その気持ちの強さが結果に結びついた。終盤までトップ争いの激しい攻防を行いながら、2台ともラップタイムが落ちず
3位を突き放す事が出来たのは、お互いがリスペクトしあって戦っていたからで、非常に良いレースだった。残るはスーパーFJ日本一決定戦(12月7-8日/鈴鹿サーキット)だけとなったが、最後までいいレースをしたいと思う」
Text: Junichi SEKINE
2019TCRジャパンサンデーシリーズの決勝が10月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースは序盤からアクシデントが相次ぎ、2度のセーフティーカーが入る荒れた展開となり、予選5位からスタートした#33前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)がトップでフィニッシュしたものの、危険なドライブ行為により40秒加算のペナルティを受けることに。これにより#18マシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が繰り上げで今季初勝利を達成。シリーズチャンピオンはこのレースで2位に入った#25松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)のものとなった。
第5戦決勝は当初予定より5分遅れの午後4時20分より23分+1周で行われた。
予選3位の#5金丸悠(Honda CIVIC TCR)が見事なスタートでトップに立ち、ホーソンが2位につけ、ポールの松本は3位に後退したが、1周目のスプーンカーブで#52密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)のスピンに#72ユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)、#23YOSHIKI(Audi RS 3 LMS)が巻き込まれるアクシデントが発生、すぐさまセーフティーカー(SC)が導入されることに。
SCは4周終わりでピットインし、5周目から追い越し可能となったが、リスタート直前の130Rで#10佐藤潤(Volkswagen Golf GTI TCR)がコースオフし、グラベルに捕まって出られなくなったため、再びSCが導入されることになった。
2度目のSCは6周を終えたところでピットイン。最初のSC明けに3位に浮上していた前嶋が7周目の1コーナーでホーソンをアウトから抜き去り、一気にトップの金丸に迫った。
しかし前嶋はS字で金丸を押し出してしまい、金丸はバリアに接触して大きく順位を落とすことになる。そのままトップでチェッカーを受けた前嶋だったが、この行為に対して競技団は直ちに40秒加算の裁定を下した。これにより2位でフィニッシュしたホーソンが今季初勝利を達成。2位でフィニッシュした松本がサンデーシリーズのチャンピオンを獲得することになった。
ジェントルマンクラスは総合でも3位に入った#19ヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)が優勝している。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2019/10/26) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 9 | 26'51.349 |
| 2 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 9 | 0.719 |
| 3 | 19 | G | 1 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI | 9 | 1.378 |
| 4 | 62 | G | 2 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業withG/MOTION' | 9 | 6.021 |
| 5 | 30 | G | 3 | フィリップ・デベサ | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 9 | 8.476 |
| 6 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreen Brave | 9 | 8.988 |
| 7 | 190 | G | 4 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS | 9 | 10.261 |
| 8 | 24 | G | 5 | KENJI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 9 | 12.535 |
| 9 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 9 | 27.254 |
| 10 | 55 | G | 6 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 9 | 27.909 |
| 11 | *33 | G | 7 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 9 | 38.751 |
| 12 | 7 | G | 8 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 9 | 48.594 |
| 13 | *22 | G | 9 | ポール・イップ | Honda CIVIC TCR KCMG | 7 | 2Laps |
| 14 | 10 | G | 10 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 5 | 4Laps |
| 15 | 72 | G | 11 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 0 | 9Laps |
| 16 | 23 | G | 12 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 0 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.33 前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR) 2'14.931 (8/9)
- CarNo.22は、スタート違反により、競技結果に40秒を加算した。
- CarN.33は、危険なドライブ行為により、競技結果に40秒を加算した。
TCRジャパンサタデーシリーズ第5戦の決勝が10月26日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#5金丸悠(Honda CIVIC TCR)が今季2勝目を挙げ、2位に入った#18マシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)がシリーズチャンピオンを獲得した。

第5戦決勝は午前11時30分より23分+1周で行われた。天候は晴れ。ドライコンディションでの戦いとなった。
スタートでは予選2位のホーソーンが1コーナー手前で金丸のインを差し、二人は並走状態のまま2コーナーを立ち上がったが、3コーナーで金丸がねじ伏せてトップを死守した。
その後レースは3周目の130Rで#190植田正幸(Audi RS 3 LMS)がコースアウトしたことによりセーフティーカーが入り、5周目から追い越し可能となった。
無難にリスタートを決めて後続を引き離しにかかる金丸の背後では、2位のホーソーンに#25松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)、#52密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)、#33前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)、#19ヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)らが急接近し、激しいバトルを展開したが、デグナーカーブでホーソーン、松本、蜜山の3台が接触してしまった。
これにより松本と蜜山は上位争いから脱落することになり、1位金丸、2位ホーソーン、3位前嶋の順でチェッカー。金丸が第3戦
富士に続いて今季2勝目を獲得した。
また、第4戦終了時点で82ポイントを獲得してランキングトップだった#21篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)はチームの事情により今大会を欠場したため、2位に入ったホーソーンが通算獲得ポイントを88として篠原を上回り、サタデーシリーズのチャンピオンを獲得している。
TCRジャパンシリーズはこのあと午後4時15分よりサンデーシリーズの最終戦決勝を23分+1周で行って2019シーズンを締めくくる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2019/10/26) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 10 | 2'30'830 |
| 2 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 10 | 1.869 |
| 3 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 10 | 2.896 |
| 4 | 19 | G | 2 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI | 10 | 4.467 |
| 5 | 62 | G | 3 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業withG/MOTION' | 10 | 5.470 |
| 6 | 72 | G | 4 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 10 | 7.320 |
| 7 | 23 | G | 5 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 10 | 8.512 |
| 8 | 30 | G | 6 | フィリップ・デベサ | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 10 | 10.203 |
| 9 | 10 | G | 7 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 10 | 15.305 |
| 10 | 22 | G | 8 | ポール・イップ | Honda CIVIC TCR KCMG | 10 | 17.915 |
| 11 | 55 | G | 9 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 10 | 23.444 |
| 12 | 7 | G | 10 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 10 | 55.145 |
| 13 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 8 | 2Laps |
| 14 | 52 | G | 11 | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreen Brave | 8 | 2Laps |
| 15 | 190 | G | 12 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS | 8 | 2Laps |
| 16 | 24 | G | 13 | KENJI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 7 | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo.19 ヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR) 2'15.616 (7/10) 154.15km/h
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2019/10/25) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 2'29.296 | - | - | 140.025 |
| 2 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'29.885 | 0.589 | 0.589 | 139.475 |
| 3 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 2'30.203 | 0.907 | 0.318 | 139.180 |
| 4 | 19 | G | 1 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI | 2'30.329 | 1.033 | 0.126 | 139.063 |
| 5 | 33 | G | 2 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 2'31.228 | 1.932 | 0.899 | 138.236 |
| 6 | 72 | G | 3 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'31.421 | 2.125 | 0.193 | 138.060 |
| 7 | 190 | G | 4 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS | 2'31.556 | 2.260 | 0.135 | 137.937 |
| 8 | 22 | G | 5 | ポール・イップ | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'32.639 | 3.343 | 1.083 | 136.958 |
| 9 | 62 | G | 6 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業withG/MOTION' | 2'33.090 | 3.794 | 0.451 | 136.555 |
| 10 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreen Brave | 2'33.650 | 4.354 | 0.560 | 136.057 |
| 11 | 23 | G | 7 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 2'33.895 | 4.599 | 0.245 | 135.841 |
| 12 | 30 | G | 8 | フィリップ・デベサ | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 2'33.968 | 4.672 | 0.073 | 135.776 |
| 13 | 10 | G | 9 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 2'34.327 | 5.031 | 0.359 | 135.460 |
| 14 | 24 | G | 10 | KENJI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 2'34.369 | 5.073 | 0.042 | 135.424 |
| 15 | 7 | G | 11 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 2'38.375 | 9.079 | 4.006 | 131.998 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 55 | G | - | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | no time | - | - | - |
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2019/10/25) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 2'28.418 | - | - | 140.854 |
| 2 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'29.142 | 0.724 | 0.724 | 140.170 |
| 3 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 2'30.318 | 1.900 | 1.176 | 139.073 |
| 4 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 2'31.371 | 2.953 | 1.053 | 138.106 |
| 5 | 22 | G | 2 | ポール・イップ | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'31.581 | 3.163 | 0.210 | 137.914 |
| 6 | 72 | G | 3 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 2'31.608 | 3.190 | 0.027 | 137.890 |
| 7 | 19 | G | 4 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI | 2'31.838 | 3.420 | 0.230 | 137.681 |
| 8 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreen Brave | 2'33.200 | 4.782 | 1.362 | 136.457 |
| 9 | 62 | G | 5 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業withG/MOTION' | 2'33.463 | 5.045 | 0.263 | 136.223 |
| 10 | 23 | G | 6 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 2'33.504 | 5.086 | 0.041 | 136.187 |
| 11 | 190 | G | 7 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS BRP☆RN Sport Audi Mie RS3 LMS | 2'34.083 | 5.665 | 0.579 | 135.675 |
| 12 | 24 | G | 8 | KENJI | Audi RS 3 LMS PURPLE RACING | 2'34.149 | 5.731 | 0.066 | 135.617 |
| 13 | 30 | G | 9 | フィリップ・デベサ | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 2'35.784 | 7.366 | 1.635 | 134.193 |
| 14 | 10 | G | 10 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 2'36.146 | 7.728 | 0.362 | 133.882 |
| 15 | 55 | G | 11 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 2'37.518 | 9.100 | 1.372 | 132.716 |
| 16 | 7 | G | 12 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 2'38.300 | 9.882 | 0.782 | 132.061 |
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパー耐久シリーズの第5戦が9月14日(土)~15日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)において5時間レースとして開催された。8つのクラスに52台がエントリーする中、ST-3クラス(排気量2001~3500cc、後輪駆動)に、ル・ボーセモータースポーツのDENSO Le Beausset RC350は、嵯峨宏紀、山下健太、小河諒というレギュラードライバー体制で戦う。
チームはこのレースの前に今年限りでレース活動を終了することを発表しており、S耐は残り2戦となる。またレギュラードライバーの山下が、最終戦岡山はWEC参戦のために欠場となるため、今回がチーム最後のレースとして臨むこととなった。

予選 9月14日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
レクサスRC350は、最低車重が昨年より20kg増の1,410kgとなり、軽量なフェアレディZ(1,300kg) やマークX(1,390kg) に対しやや不利な条件。しかしツインリンクもてぎは、ル・ボーセモータースポーツのホームコースであり、昨年大会も優勝を遂げたサーキット。地元の声援に応えるべく優勝を目指しての戦いとなった。
14日(土)の公式予選。朝のうちは弱い雨に見舞われたが、徐々に天候は回復し公式予選が始まる頃には晴れたり曇ったりの天気となり、気温も30℃近くまで上昇した。Aドライバーの嵯峨は2分6秒294で2番手につけ、続くBドライバー予選では山下が2分4秒899でトップタイムを記録し、ふたりのタイム合算で2番手となった。「個人的には最後のS耐のレースなので、ポールを取りたかったのですが。思ったよりも新品タイヤのグリップが感じられなくて、自分では4秒前半を狙っていたのですが、ちょっと伸びなかったなという感じです。明日は絶対に勝ちたいので、マークXを早い段階で抜いて有利に進めたいです」と山下は決勝に向けて抱負を語った。
Cドライバーセッションを走行した小河は、ユーズドタイヤでガソリン満タンの決勝を想定した状態で周回を重ねてなお、6秒924をマークして2番手につけた。

決勝 9月15日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
決勝日の天候は晴れ上がり、残暑の厳しい太陽が照りつけるコンディションでのスタートとなった。スタートを任された山下は、2番手のポジションをキープすると、淡々と2分10秒台のラップを刻み続ける。ストップアンドゴーの続くこのサーキットは特にブレーキへの負担が高く、チームはブレーキとタイヤへの負担をかけない走りをドライバーに指示。背後に迫る#38RC350の追撃を受けるも巧みに凌ぎきり、38周目にピットイン。タイヤ無交換、給油のみで小河へ交代してコースに送り出す。
翌周、翌々周とライバル達がピットインすると順位は3番手となり、小河はコンスタントなラップを刻み続ける。48周目にフルコースイエロー(FCY)が提示され4周を消化するとセーフティカー(SC)に変わる。その時DENSO Le Beausset RC350の直後には総合トップの車両がいたことで、4番手以降に1LAPの差をつけ優勝争いは3台に絞られる。また、このSC時に#68マークXがピットインしたことで2番手に浮上してレースが再開。ここでも小河は10秒台のラップを刻み続けトップとは10秒前後をキープして走行。71周目に再びFCYが提示されるとチームはこれを利用してピットインを指示。タイヤ交換と給油とともに嵯峨に交代してコースに送り出すとFCYが直ぐに解除されレースは再開。
嵯峨はここから8秒から9秒台のハイペースでトップを捉えるべく走り続けると、15秒あったトップとの差を縮め続け、83周目に一気にしとめて遂にトップに浮上。その後もマージンを築くべくハイペースを維持して12秒引き離して93周目にピットイン。その時にタイミングよくFCYが提示され、コース上は50km規制で後続とのマージンを更に広げることに成功。給油のみで山下へ交代してコースに送り出すと、2番手#68マークXとの差は28秒。
山下がコースインしてからゴールまでは約1時間。チームは、山下にマシンを労わりながらも、9秒5から10秒でのラップを指示すると、クラスの違うマシンが入り乱れるスーパー耐久にあってもコンスタントにラップを刻み続ける。#68マークXは、9秒台前半の猛追を見せるが、巧みなペースコントロールで寄せ付けずトップでチェッカー。チームはFCY、SCなどの幸運を手に入れながら、ペース的には厳しい戦いをピット戦略とドライバー達の頑張りで今季2勝目を獲得。ホームコースでの2連覇を達成した。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
今回は特別なレースになった。何よりもチームの地元である茂木で勝てたことは格別の喜びだ。今週はチームの撤退発表で皆を驚かせてしまったが、6月の富士で全損になり新しく生まれ変わったクルマで成し遂げた優勝だけに、携わった皆の努力が実になったことに安堵している。チャンピオンシップは厳しい状況であることに変わりはないが、シーズン終了まで、「いつも通り」「いつもの様に」戦う。
- Driver 嵯峨宏紀(Koki Saga)COMMENT
-
レース前半から気温が高くなった中で、苦しいレース展開だったのですが、FCYのタイミングとそれを利用した戦略が重なったことで、上手く勝機を見出す事ができたと思います。自分達ができるベストを出す事ができたと思いますし、何よりもレース活動から撤退する事を発表した直後のホームコースでのレースだったので勝ちたかったし、その中でベストが出せたのは坪松監督に少しは恩返しができたかと思います。
- Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
-
チームのホームコースで最後の勝利をプレゼントできて嬉しいです。今回は、スタートと最後を担当して、スタートはマークXを抜ければと思っていたのですが、思ったより厳しくて少し離されてしまう展開になってしまったのですけど、その後のFCYとSCでチームがいい判断をしてくれて、嵯峨選手、小河選手がマシンを労わる走りで車両も良い状態でギャップも広げたかたちで引き継いでくれたおかげで、最後はリスクを回避しながら走れたので本当に皆に感謝です。
- Driver 小河諒(Ryo Ogawa)COMMENT
-
チームが今シーズン限りでレース活動を終了する中、最後のホームコースでのレースで優勝をプレゼントする事ができて本当に嬉しいです。単純に速さの事を言うとマークXが一歩抜きん出ていてそれを僕らのチームワークとドライバー3人とも最後にバトンを繋ぐという走りができたというのが一番の勝因だと思いますし、FCYやSCだったり難しい状況が続く中、素晴らしい判断をしてくれた監督とエンジニアの二人には本当に感謝しかないです。最終戦はもう一度優勝して最後の最後にル・ボーセに花を添えられるように頑張ります。
Le Beausset Motorsports
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ「鈴鹿クラブマンレース第5戦」は22日、鈴鹿サーキット西コースで決勝を行い、ポールポジションからスタートした澤龍之介(TPS/KK-SⅡ・制動屋)が、14周・19分46秒876で今シーズン4勝目を飾り、シリーズチャンピオンも手中にした。
決勝は午後1時50分にフォーメーションラップが始まった。午後1時前に降った雨は上がったものの路面は湿り気味。ウェット宣言が出されるも参加16台はすべてドライタイヤを履いてグリッドを離れた。
好スタートを切ったのはポールポジションの澤龍之介(TPS/KK-SⅡ・制動屋)でトップで130Rへ向かう。一方、予選2位の岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)はスタートをミス。好スタートを切った予選3位の荒川麟(Drago CORSE 10V)に並びかけられるが、なんとか退けポジションをキープ。
前戦まで澤はトップに立つと独走劇を演じてきたが、成長著しい岩佐が澤にぴったりと付き、ドッグファイトに持ち込んだ。
澤と岩佐は0秒3前後の差で、後続を引き離しながら接近戦を演じる。5周目にはデグナーで澤がミスすると、岩佐と急接近。スプーンの侵入で並びかけ、2人はバックストレッチを併走。130Rでアウトからかぶせた岩佐がついにトップに立った。
2位に落ちた澤もあきらめない。岩佐の背後に付き隙をうかがうと、7周目のショートカットではブレーキングで岩佐を抜き返し、再びトップに立つ。
抜かれた岩佐も澤に張り付くが、0秒5ほど開いた差を挽回することはできず、澤が14周を走って、今季4勝目。澤は最終戦を待たずして今シーズンのシリーズチャンピオンも手中にした。
勝てばこの日18歳の誕生日を迎えた岩佐にとってバースデーウィンとなるはずだったが、惜しくも2位に甘んじることとなった。
3位でレースを始めた荒川は、シフトトラブルに悩まされていたが、なんとか後続を押さえきりこの順位でゴールを迎えた。
入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)は今シーズン4度目の4位に終り、またしても表彰台に届かず。5位には元嶋成弥(KKS-2)が、6位にはHIROSHI OHTA(ミスト・セキグチ・制動屋)が入った。
第6最終戦は10月20日、東コースに舞台を移し開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2019/09/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 56 | 澤 龍之介 | TPS/KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 14 | 19'46.876 |
| 2 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 14 | 0.548 |
| 3 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 14 | 6.369 |
| 4 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 14 | 7.231 |
| 5 | 59 | 元嶋 成弥 | KKS-2 MYST KK-S2 | 14 | 12.188 |
| 6 | 21 | HIROSHI OHTA | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 14 | 17.314 |
| 7 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 14 | 18.506 |
| 8 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 14 | 19.238 |
| 9 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 14 | 19.757 |
| 10 | 61 | 大草 りき | KK-SⅡ・制動屋・MYST MYST KK-S2 | 14 | 38.153 |
| 11 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | 14 | 39.018 |
| 12 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 14 | 39.535 |
| 13 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト☆関口☆制動屋☆勝男武士 MYST KK-S2 | 14 | 1'00.252 |
| 14 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 14 | 1'02.216 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 4Laps |
| - | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 9 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.56 澤龍之介(TPS/KK-SⅡ・制動屋) 1'23'665 (13/14) 149.52km/h
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ「鈴鹿クラブマンレース第5戦」は22日、鈴鹿サーキット西コースで公式予選を行い、澤龍之介(TPS/KK-SⅡ・制動屋)が1分23秒669で今シーズン4度目のポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時40分より曇り空の下、15分間で行われた。
予選はポイントリーダーの澤龍之介(TPS/KK-SⅡ・制動屋)と同2位・岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)のシーソーゲームとなった。
予選は岩佐がトップタイムで始まったが、3周目には澤が1分24秒819を出し澤を逆転しトップ。
澤は5周目にはタイムを1分23秒864まで縮めたが、6周目には岩佐が23秒796で再びトップに立つ。
8周目には澤が1分28秒までタイムアップし再びトップに立つと、9周目には23秒669まで縮め岩佐を突き放しポールポジションを決めた。
第4戦は、第3戦結果のリバースグリッドで行われたため予選はなし。澤は今シーズンすべての予選でポールポジションを獲得したことになる。
岩佐は1分23秒783でわずか0秒114秒及ばず2位。3位には荒川麟(Drago CORSE 10V)が付けた。
4位に入山翔(giddy up KKSⅡ yamasyo)、5位には大草りき(KK-SⅡ・制動屋・MYST)、6位にHIROSHI OHTA(ミスト・セキグチ・制動屋)が続いている。
決勝は午後1時50分より14周で行われる。澤は8位以上に入ればポイント2位の岩佐、入山の結果いかんに関わらず今シーズンのチャンピオンが決定する。午後の予報は雨。波乱含みの展開になるかも知れない。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2019/09/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 56 | 澤 龍之介 | TPS/KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 1'23.669 | - | - | 149.518 |
| 2 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 1'23.783 | 0.114 | 0.114 | 149.314 |
| 3 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 1'24.236 | 0.567 | 0.453 | 148.511 |
| 4 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKSⅡ yamasyo MYST KK-S2 | 1'24.338 | 0.669 | 0.102 | 148.332 |
| 5 | 61 | 大草 りき | KK-SⅡ・制動屋・MYST MYST KK-S2 | 1'24.442 | 0.773 | 0.104 | 148.149 |
| 6 | 21 | HIROSHI OHTA | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 1'24.456 | 0.787 | 0.014 | 148.124 |
| 7 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 1'24.561 | 0.892 | 0.105 | 147.941 |
| 8 | 59 | 元嶋 成弥 | KKS-2 MYST KK-S2 | 1'24.589 | 0.920 | 0.028 | 147.892 |
| 9 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 1'24.747 | 1.078 | 0.158 | 147.616 |
| 10 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 1'24.748 | 1.079 | 0.001 | 147.614 |
| 11 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'24.952 | 1.283 | 0.204 | 147.260 |
| 12 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 1'25.644 | 1.975 | 0.692 | 146.070 |
| 13 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 1'25.807 | 2.138 | 0.163 | 145.792 |
| 14 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ MYST KK-S2 | 1'25.831 | 2.162 | 0.024 | 145.752 |
| 15 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 1'26.101 | 2.432 | 0.270 | 145.294 |
| 16 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト☆関口☆制動屋☆勝男武士 MYST KK-S2 | 1'26.885 | 3.216 | 0.784 | 143.983 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'50.000)予選通過 ---- |
ピレリスーパー耐久シリーズ2019第5戦「もてぎスーパー耐久5時間レース」は15日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、予選2位からスタートしたST-XクラスのTSE Ka Hing/ショウン・トン/TANG Philip組(X WORKS R8)が139周・5時間24秒228今季初優勝を飾った。
決勝は快晴の下、5時間先のゴールを目指して正午ちょうどにローリングラップが始まった。
最速のGT3カーで争われるST-Xクラスはエントリー4台と今シーズン最少となった。序盤レースをリードしたのは星野敏/藤井誠暢/近藤翼組(777号車・D'station Vantage GT3)。2位にはTSE Ka Hing/ショウン・トン/TANG Philip組(83号車・X WORKS R8)が付ける。
777号車はスタートドライバーの藤井から近藤に交代したが、トラブルが発生してピットイン。2位の83号車も接触でのドライビングスルーペナルティーを科され後退すると、トップにはスタート時のスピンで最後尾まで落ちた田中徹/田中哲也/佐藤公哉組(244号車・LEXUS RC-F GT3)が上がってきた。
しかしその244号車も開始から2時間半過ぎにV字コーナーでスピンを喫しストップ。これでトップに上がってきたのはノートラブルのジョー・シンドウ/柴田優作/影山正美/井上恵一組(9号車・MP Racing GT-R)。
9号車はこの後もトップを快走。しかし、終盤アンカーの柴田の後方から迫って来たのは一時は後退していた83号車のトン。トンは20秒以上あった柴田とのタイムを徐々に削り始めると、終了直前にはついにテールトゥノーズに持ち込む。柴田はビクトリーコーナーでラップダウンのST-5クラスのマシンと接触しつつトンを押さえてストレートを立ち上がったが、続く3コーナで接触の影響からかタイヤがパンク。トンは難なく柴田をパスしてトップに立った。
トンはこのまま5時間・139周を走りゴール。今季初優勝を83号車もたらせた。柴田はコースアウトするも再び走り出しチェッカー。3位以下が大きく後退していたため9号車が2周遅れでの2位。3位にはトラブルから走行を再開した777号車が20周遅れで入った。
このレースまで特別戦を除く3連勝でウェイトハンディ90kgを科されたため、マシンへの負担を考慮してもてぎ戦を欠場した浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(1号車・GTNET GT3 GT-R)が、9号車が2位に終わったため、今シーズンのチャンピオンを決めた。
3台が参加したST-Zクラスは、ここまで速さの片鱗を見せていたもののトラブルに泣いていた飯田太陽/加藤寛規/小林崇志組(2号車・ケーズフロンティア SYNTIUM KTM)がついに優勝。2位にはすでにチャンピオンを決めている内田優大/山内英輝/高橋翼組(3号車・ENDLESS AMG GT4)が、3位には奥村浩一/水谷晃/山脇大輔組(190号車・BRP★Mersedes AMG GT4)が入った。
10台が参加したST-TCRクラスは、序盤は松井猛敏/加藤正将/下山征人/今村大輔組(65号車・Phenomen Mars Audi RS3 LMS)が、中盤は太田侑弥/松本武士/篠原拓朗組(19号車・BRP Audi Mie RS3 LMS)がトップに立つが、その後は堀主知ロバート/千代勝正/KIZUNA/リージョンウ組(22号車・WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS)がトップを快走。しかし、後方から迫ってきたのは植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組(97号車・Modulo CIVIC)。終盤、22号車はKIZUNA、97号車は大津とアンカー同士の争いとなったが、徐々にタイムを削り取った大津がKIZUNAをパス。97号車が前戦に続き2連勝を飾った。2位には22号車が、3位には阿野雅樹/富田竜一郎/柳田真孝/中原英貴組(33号車・Audi RS3 LMS)が入った。
2台が参加したST-1クラスは総合でも3位に入った星野辰也/織戸学/濱賢⼆組(47号車・D'station Porsche)が優勝。2位にはジェフリー・ゼイ/廣田築/レオン・イエー/Simon CHEN組(Z-REX ADVICS R8 TRACY)が入った。
5台が参加したST-2クラスは、車両に次々とトラブルが襲う。開始1時間あたりに大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(59号車・DAMD MOTUL ED WRX STI)がトラブルでピットイン。直後に成澤正人/遠藤浩二/安斎景介/岡崎善衛組(7号車・新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ)もストップ。優勝は無難なレース運びで冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(6号車・新菱オート☆DIXCELエボⅩ)が、2位にはトラブルから復帰した59号車が、3位には野上達也/谷川達也/大谷飛雄/野上敏彦組(17号車・DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D)が入った。
7台が参加したST-3クラスは、序盤からクラスポールポジション(PP)の服部尚貴/脇阪薫一/吉田広樹組(68号車・埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX)が頭一つ抜け出してレースをリード。これを嵯峨宏紀/山下健太/小河諒組(62号車・DENSO Le Beausset RC350)と堀田誠/阪口良平/堤優威組(38号車・ADVICS muta racing RC 350 TWS)が追う展開となった。中盤からはフルコースイエロー(FCY)を利用してピット作業を行った62号車が68号車を逆転。最終ドライバーの山下が吉田の追撃を振り切って62号車が今季2勝目を飾った。2位には69号車が、3位には38号車が入った。先日、今季限りでのレース活動終了を発表したル・ボーセにとっては地元での最後の、WEC参戦で最終戦を欠場するル・ボーセ育ちの山下にとっても最後の優勝となった。
11台が参加したST-4クラスは、予選クラス4位からからトップに浮上した豊田大輔/佐々木雅弘/小倉康宏組(104号車・ROOKIE RACING 86)が序盤をリード。これにPPの坪井翔/中山雄一/松井孝允組(86号車・TOM'S SPIRIT 86)、平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組(884号車・林テレンプSHADE RACING 86)、久保凜太郎/細川慎弥/鈴木宏和組(310号車・GR Garage水戸インターGR86)らが続く。しかし、中盤過ぎに徐々に順位を上げてきた310号車がトップに浮上。そのまま逃げ切り今季初優勝を飾った。2位には86号車が、3位には884号車が入った。
10台が参加したST-5クラスは、序盤からPPの見並秀文/相原誠司郎/森山鉄也/佐藤駿介組(4号車・THE BRIDE FIT)がレースをリード。中盤過ぎからは、井尻薫/山本浩朗/関豊/加藤芳皓組(37号車・DXLワコーズNOPROデミオSKY-D)大崎悠悟/山西康司組(87号車・LOVE DRIVE RACINGロードスター)にリーダーを明け渡す場面もあったが、終盤にはトップに浮上し、優勝を飾った。2位には37号車が、3位には87号車が入った。
最終第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し11月10日に2グループに分けて決勝が行われる。チャンピオンが決まっていないST-TCR、ST-2~5クラスの争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Kazuhiro NOINE
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2019/09/15) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | *83 | ST-X | 1 | TSE Ka Hing ショウン・トン TANG Philip | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 139 | 5:00'24.228 |
| 2 | 9 | ST-X | 2 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 影山 正美 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 20 | 137 | 2Laps |
| 3 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 濱 賢⼆ | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 135 | 4Laps |
| 4 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 小林 崇志 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 134 | 5Laps |
| 5 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 65 | 133 | 6Laps |
| 6 | 998 | ST-1 | 2 | ジェフリー・ゼイ 廣田 築 レオン・イエー Simon CHEN | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 132 | 7Laps |
| 7 | 97 | ST-TCR | 1 | 植松 忠雄 中野 信治 遠藤 光博 大津 弘樹 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 25 | 131 | 8Laps |
| 8 | 22 | ST-TCR | 2 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 KIZUNA リー ジョンウ | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 131 | 8Laps |
| 9 | 62 | ST-3 | 1 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 小河 諒 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 130 | 9Laps |
| 10 | 33 | ST-TCR | 3 | 阿野 雅樹 富田 竜一郎 柳田 真孝 中原 英貴 | Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 130 | 9Laps |
| 11 | 68 | ST-3 | 2 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 130 | 9Laps |
| 12 | 19 | ST-TCR | 4 | 太田 侑弥 松本 武士 篠原 拓朗 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 130 | 9Laps |
| 13 | 10 | ST-TCR | 5 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 ジェイク・パーソンズ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 15 | 130 | 9Laps |
| 14 | 38 | ST-3 | 3 | 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 130 | 9Laps |
| 15 | 501 | ST-TCR | 6 | ポール・イップ ジョシュ・バードン ヘンリー・リー | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 130 | 9Laps |
| 16 | 34 | ST-3 | 4 | 手塚 祐弥 大草 りき 前嶋 秀司 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 130 | 9Laps |
| 17 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 小松 一臣 甲野 将哉 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 129 | 10Laps |
| 18 | *39 | ST-3 | 6 | 下垣 和也 大島 和也 近藤 説秀 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 128 | 11Laps |
| 19 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 水谷 晃 山脇 大輔 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 30 | 128 | 11Laps |
| 20 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 125 | 14Laps |
| 21 | 310 | ST-4 | 1 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 鈴木 宏和 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 125 | 14Laps |
| 22 | 86 | ST-4 | 2 | 坪井 翔 中山 雄一 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 125 | 14Laps |
| 23 | 75 | ST-TCR | 7 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 松本 和之 清瀧 雄二 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 124 | 15Laps |
| 24 | 884 | ST-4 | 3 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI 石川 京侍 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 30 | 124 | 15Laps |
| 25 | 65 | ST-TCR | 8 | 松井 猛敏 加藤 正将 下山 征人 今村 大輔 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 124 | 15Laps |
| 26 | 104 | ST-4 | 4 | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 小倉 康宏 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 124 | 15Laps |
| 27 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 40 | 123 | 16Laps |
| 28 | 28 | ST-4 | 5 | 東 徹次郎 DAISUKE ハマダ タカアキ 小高 一斗 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 123 | 16Laps |
| 29 | 5 | ST-4 | 6 | 山本 謙悟 青木 孝行 三島 優輝 鵜飼 龍太 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 122 | 17Laps |
| 30 | 17 | ST-2 | 3 | 野上 達也 谷川 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 25 | 122 | 17Laps |
| 31 | 743 | ST-2 | 4 | 木立 純一 望月 哲明 柿沼 秀樹 瀬在 仁志 | Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC Type-R | | 122 | 17Laps |
| 32 | *14 | ST-3 | 7 | 安宅 光徳 伊橋 勲 古谷 直広 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | 10 | 121 | 18Laps |
| 33 | 8 | ST-4 | 7 | 吉岡 一成 松尾 充晃 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 119 | 20Laps |
| 34 | 777 | ST-X | 3 | 星野 敏 藤井 誠暢 近藤 翼 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 119 | 20Laps |
| 35 | 4 | ST-5 | 1 | 見並 秀文 相原 誠司郎 森山 鉄也 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 5 | 116 | 23Laps |
| 36 | 37 | ST-5 | 2 | 井尻 薫 山本 浩朗 関 豊 加藤 芳皓 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | | 116 | 23Laps |
| 37 | 78 | ST-5 | 3 | 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 116 | 23Laps |
| 38 | 88 | ST-5 | 4 | 村上 博幸 中島 保典 山谷 直樹 梶谷 太郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 115 | 24Laps |
| 39 | 168 | ST-5 | 5 | 谷岡 力 霜野 誠友 大崎 達也 猪股 京介 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 115 | 24Laps |
| 40 | 101 | ST-5 | 6 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 KENBOW | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 25 | 114 | 25Laps |
| 41 | 66 | ST-5 | 7 | 橋本 陸 武地 孝幸 筒井 克彦 勝木 崇文 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 114 | 25Laps |
| 42 | 69 | ST-5 | 8 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 113 | 26Laps |
| 43 | 50 | ST-5 | 9 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ 藤井 順子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 113 | 26Laps |
| 44 | 70 | ST-5 | 10 | 蘭牟田 政治 植田 正幸 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 108 | 31Laps |
| 45 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 妹尾 智充 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 106 | 33Laps |
| 46 | 45 | ST-TCR | 9 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 98 | 41Laps |
| 47 | 54 | ST-4 | 9 | 加藤 彰彬 小原 健一 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 97 | 42Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST-X:97 ST-Z:93 ST-TCR:91 ST-1:94 ST-2:87 ST-3:91 ST-4:87 ST-5:81)完走 ---- |
| - | 244 | ST-X | - | 田中 徹 田中 哲也 佐藤 公哉 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 75 | 64Laps |
| - | *116 | ST-4 | - | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 赤星 陽太郎 仙波 王仁 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 43 | 96Laps |
| - | 7 | ST-2 | - | 成澤 正人 遠藤 浩二 安斎 景介 岡崎 善衛 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 26 | 113Laps |
| - | 108 | ST-TCR | - | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 10 | 129Laps |
| - | 13 | ST-4 | - | 中山 友貴 宮田 莉朋 蒲生 尚弥 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 20 | 0 | 139Laps |
- Fastest Lap: CarNo.777 D'station Vantage GT3 1'54.940 (2/119) 150.38km/h
- CarNo.116は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章3条a違反により、ペナルティーストップ10秒を科したがリタイアのため未消化。
- CarNo.83は、2019ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第30条~4)①(衝突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.14は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2-4-5-1 b(黄旗区間の追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
- CarNo.39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2-4-5-1 b(黄旗区間の追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
スーパー耐久シリーズは、第4戦の7月のオートポリスラウンドから8週間、その舞台を栃木県のツインリンクもてぎに移した。
午前9時55分から行われたウォームアップ走行では、曇り空から晴れ間ものぞく気候。#777 D’station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢/近藤翼組)が1分54秒358のトップタイムをマークしていた。
午後2時から行われた公式予選。まずはST-4とST-5クラスのGr.2のセッションから行われた。予選セッションはGr.2は今回もA、Bドライバーの20分ずつの公式予選が行われる予定となっていた。Gr.1は15分間、ST-X、、ST-1クラスだけは別枠の10分間のセッションが設けられST-2、ST-3、ST-TCRと今回はST-ZクラスによるGr-1と3つに分けられた。
Gr.2のAドライバーの予選では、まずは#8の吉岡一成が2分17秒806を記録。ST-5クラスは#37井尻薫が23秒847とした。
開始7分ほどで#86坪井翔が13秒040とトップタイムを更新。午前中のウォームアップでは#884が12秒453をマークしているので、この辺りまでは更新されそうだ。
開始10分ほどで#310の久保凜太郎が12秒747のトップタイムを更新。その後に#86が12秒499のラップタイムをたたき出す。
開始19分でST-5クラスの#78がストレートでストップしたため、赤旗中断となってしまう。
この段階で#86がトップ。#310が12秒681で2番手。#884が942で3番手となっている。ST-5クラスは#37が22秒716、#101が24秒002、#4が24秒263となっている。
残り時間がわずかだったセッションは赤旗で終了となった。
5分遅れでGr.1のAドライバーのセッションが開始される。
まずはST-TCRの#45の竹田直人が06秒051をマークすると、直後に#65松井猛敏が05秒547で逆転。
開始8分でST-Zの#2飯田太陽が03秒344をたたき出す。ST-TCRの#65が03秒748、ST-Zは#190奥村浩一がが5秒833を出す。開始12分で#2が03秒344で逆転。ここでST-Zクラス2番手に#3内田優大が04秒957とした。ST-3は#68服部尚貴が05秒584、ST-2は#59の大澤学が06秒341とした。
そして残り10分のST-Xクラスのアタックが開始。#777星野敏が1分54秒983でまずはクラストップをマーク。#83 TSE KA HINGが55秒274、#244の田中徹が56秒002とした。残り3分で#777が54秒412とタイムを更新。#83が続いて54秒624、1分半を切り#83が54秒292とこのセッションのトップタイムを更新した。
約10分のインターバルで午後3時から行われたBドライバーの予選では、まずは20分間のGr.2のセッションがスタート。#310の細川慎弥が14秒785を記録する。開始7分で#86中谷雄一が12秒271、続いて#104佐々木雅弘が12秒542、#884国本雄資が769と12秒台に3台が浮上。続いて4番手には#5青木孝行が12秒850として4台が12秒台に入った。
折り返しの10分でST-5は#4相原誠司郎が22秒494、2番手は#88の中島保典の22秒776となっている。
残り2分で#104が12秒142としてトップタイムを更新する。
3時20分からGr.1のセッションがスタート。まずは#10密山祥吾が04秒562をマークする。#45白坂卓也が04秒570とした。直後に#65の加藤正将が02秒938で逆転。開始7分でZの#3山内英輝が02秒400とした。開始10分でST-Zの#2の加藤寛規が2分00秒918で逆転。
ST-3は04秒948をマークした#68の脇阪薫一だったが、最後に#62の山下健太に04秒899と僅差で逆転。ST-2は#59の後藤比等至が06秒659としていた。
最後に行われる10分間のGr.Xでは、まずは#83のTHONG WEIが1分53秒074をたたきだし、ST-1の#998の廣田築が57秒899。続いて#9の柴田優作が53秒358、#244の田中哲也が53秒033でXの2位に。#83は52秒826と更新した。最後に#777の藤井誠暢が52秒224と逆転して予選セッションは終了した。
ABドライバーの予選タイムの合算でグリッドが決定されることとなっているスーパー耐久の公式予選。このため、ST-Xは#777、ST-1は#47、ST-Zは#2、ST-TCRは#65、ST-3は#68、ST-2は#59、ST-Zは#2、ST-4は#86、ST-5クラスは#4とそれぞれのクラスのポールポジションを獲得している。
決勝レースは、15日の日曜日の正午から午後5時までの予定で行われる。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2019/09/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'54.412 1'52.224 | 3'46.636 | - |
| 2 | 83 | ST-X | 2 | TSE Ka Hing ショウン・トン | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'54.292 1'52.826 | 3'47.118 | 0.482 |
| 3 | 244 | ST-X | 3 | 田中 徹 田中 哲也 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'55.334 1'53.033 | 3'48.367 | 1.731 |
| 4 | 9 | ST-X | 4 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 20 | 1'56.373 1'53.183 | 3'49.556 | 2.920 |
| 5 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'58.551 1'56.739 | 3'55.290 | 8.654 |
| 6 | 998 | ST-1 | 2 | ジェフリー・ゼイ 廣田 築 | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 2'01.316 1'57.899 | 3'59.215 | 12.579 |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 2'03.344 2'00.918 | 4'04.262 | 17.626 |
| 8 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 65 | 2'03.915 2'02.400 | 4'06.315 | 19.679 |
| 9 | 65 | ST-TCR | 1 | 松井 猛敏 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'03.748 2'02.938 | 4'06.686 | 20.050 |
| 10 | 22 | ST-TCR | 2 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'05.849 2'03.059 | 4'08.908 | 22.272 |
| 11 | 33 | ST-TCR | 3 | 阿野 雅樹 富田 竜一郎 | Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'05.475 2'03.615 | 4'09.090 | 22.454 |
| 12 | 97 | ST-TCR | 4 | 植松 忠雄 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 25 | 2'05.486 2'04.169 | 4'09.655 | 23.019 |
| 13 | 501 | ST-TCR | 5 | ポール・イップ ジョシュ・バードン | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'06.347 2'03.601 | 4'09.948 | 23.312 |
| 14 | 10 | ST-TCR | 6 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 15 | 2'05.979 2'04.158 | 4'10.137 | 23.501 |
| 15 | 19 | ST-TCR | 7 | 太田 侑弥 松本 武士 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 2'06.480 2'03.789 | 4'10.269 | 23.633 |
| 16 | 68 | ST-3 | 1 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 2'05.584 2'04.948 | 4'10.532 | 23.896 |
| 17 | 45 | ST-TCR | 8 | 竹田 直人 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'06.051 2'04.570 | 4'10.621 | 23.985 |
| 18 | 75 | ST-TCR | 9 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'06.616 2'04.063 | 4'10.679 | 24.043 |
| 19 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 2'06.294 2'04.899 | 4'11.193 | 24.557 |
| 20 | 108 | ST-TCR | 10 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 2'06.619 2'04.971 | 4'11.590 | 24.954 |
| 21 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 30 | 2'05.429 2'06.527 | 4'11.956 | 25.320 |
| 22 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'06.963 2'05.540 | 4'12.503 | 25.867 |
| 23 | 34 | ST-3 | 4 | 手塚 祐弥 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 2'06.683 2'06.240 | 4'12.923 | 26.287 |
| 24 | 38 | ST-3 | 5 | 堀田 誠 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 2'07.715 2'05.267 | 4'12.982 | 26.346 |
| 25 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 40 | 2'06.341 2'06.659 | 4'13.000 | 26.364 |
| 26 | 14 | ST-3 | 6 | 安宅 光徳 伊橋 勲 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | 10 | 2'07.440 2'05.923 | 4'13.363 | 26.727 |
| 27 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 2'08.019 2'05.752 | 4'13.771 | 27.135 |
| 28 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 2'08.160 2'06.021 | 4'14.181 | 27.545 |
| 29 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 2'09.627 2'09.782 | 4'19.409 | 32.773 |
| 30 | 743 | ST-2 | 4 | 木立 純一 望月 哲明 | Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC Type-R | | 2'11.579 2'10.552 | 4'22.131 | 35.495 |
| 31 | 86 | ST-4 | 1 | 坪井 翔 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.499 2'12.271 | 4'24.770 | 38.134 |
| 32 | 310 | ST-4 | 2 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 2'12.681 2'13.003 | 4'25.684 | 39.048 |
| 33 | 884 | ST-4 | 3 | 平中 克幸 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.942 2'12.751 | 4'25.693 | 39.057 |
| 34 | 17 | ST-2 | 5 | 野上 達也 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 25 | 2'14.530 2'12.039 | 4'26.569 | 39.933 |
| 35 | 104 | ST-4 | 4 | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 2'14.889 2'12.142 | 4'27.031 | 40.395 |
| 36 | 5 | ST-4 | 5 | 山本 謙悟 青木 孝行 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 2'14.257 2'12.850 | 4'27.107 | 40.471 |
| 37 | 13 | ST-4 | 6 | 中山 友貴 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 20 | 2'14.385 2'13.198 | 4'27.583 | 40.947 |
| 38 | 28 | ST-4 | 7 | 東 徹次郎 DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'13.715 2'14.336 | 4'28.051 | 41.415 |
| 39 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 2'15.183 2'13.436 | 4'28.619 | 41.983 |
| 40 | 116 | ST-4 | 9 | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 2'13.603 2'15.247 | 4'28.850 | 42.214 |
| 41 | 54 | ST-4 | 10 | 加藤 彰彬 小原 健一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 2'15.399 2'15.184 | 4'30.583 | 43.947 |
| 42 | 8 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 2'17.660 2'15.793 | 4'33.453 | 46.817 |
| 43 | 4 | ST-5 | 1 | 見並 秀文 相原 誠司郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 5 | 2'24.263 2'22.451 | 4'46.714 | 1'00.078 |
| 44 | 101 | ST-5 | 2 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 25 | 2'24.002 2'23.109 | 4'47.111 | 1'00.475 |
| 45 | 88 | ST-5 | 3 | 村上 博幸 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 2'24.790 2'22.776 | 4'47.566 | 1'00.930 |
| 46 | 168 | ST-5 | 4 | 谷岡 力 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 2'25.048 2'22.871 | 4'47.919 | 1'01.283 |
| 47 | 70 | ST-5 | 5 | 蘭牟田 政治 植田 正幸 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'24.748 2'23.207 | 4'47.955 | 1'01.319 |
| 48 | 37 | ST-5 | 6 | 井尻 薫 山本 浩朗 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | | 2'22.716 2'25.529 | 4'48.245 | 1'01.609 |
| 49 | 78 | ST-5 | 7 | 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'24.813 2'23.592 | 4'48.405 | 1'01.769 |
| 50 | 69 | ST-5 | 8 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'25.057 2'23.589 | 4'48.646 | 1'02.010 |
| 51 | 50 | ST-5 | 9 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'26.220 2'23.539 | 4'49.759 | 1'03.123 |
| 52 | 66 | ST-5 | 10 | 橋本 陸 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 2'25.484 2'25.197 | 4'50.681 | 1'04.045 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2019/09/14) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'52.224 | - | - | 154.022 |
| 2 | 83 | ST-X | 2 | ショウン・トン | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'52.826 | 0.602 | 0.602 | 153.200 |
| 3 | 244 | ST-X | 3 | 田中 哲也 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'53.033 | 0.809 | 0.207 | 152.920 |
| 4 | 9 | ST-X | 4 | 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 20 | 1'53.183 | 0.959 | 0.150 | 152.717 |
| 5 | 47 | ST-1 | 1 | 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'56.739 | 4.515 | 3.556 | 148.065 |
| 6 | 998 | ST-1 | 2 | 廣田 築 | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'57.899 | 5.675 | 1.160 | 146.608 |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 2'00.918 | 8.694 | 3.019 | 142.948 |
| 8 | 3 | ST-Z | 2 | 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 65 | 2'02.400 | 10.176 | 1.482 | 141.217 |
| 9 | 65 | ST-TCR | 1 | 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'02.938 | 10.714 | 0.538 | 140.599 |
| 10 | 22 | ST-TCR | 2 | 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'03.059 | 10.835 | 0.121 | 140.461 |
| 11 | 501 | ST-TCR | 3 | ジョシュ・バードン | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'03.601 | 11.377 | 0.542 | 139.845 |
| 12 | 33 | ST-TCR | 4 | 富田 竜一郎 | Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'03.615 | 11.391 | 0.014 | 139.829 |
| 13 | 19 | ST-TCR | 5 | 松本 武士 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 2'03.789 | 11.565 | 0.174 | 139.632 |
| 14 | 75 | ST-TCR | 6 | 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'04.063 | 11.839 | 0.274 | 139.324 |
| 15 | 10 | ST-TCR | 7 | 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 15 | 2'04.158 | 11.934 | 0.095 | 139.217 |
| 16 | 97 | ST-TCR | 8 | 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 25 | 2'04.169 | 11.945 | 0.011 | 139.205 |
| 17 | 45 | ST-TCR | 9 | 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'04.570 | 12.346 | 0.401 | 138.757 |
| 18 | 62 | ST-3 | 1 | 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 2'04.899 | 12.675 | 0.329 | 138.392 |
| 19 | 68 | ST-3 | 2 | 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 2'04.948 | 12.724 | 0.049 | 138.337 |
| 20 | 108 | ST-TCR | 10 | 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 2'04.971 | 12.747 | 0.023 | 138.312 |
| 21 | 38 | ST-3 | 3 | 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 2'05.267 | 13.043 | 0.296 | 137.985 |
| 22 | 15 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'05.540 | 13.316 | 0.273 | 137.685 |
| 23 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 2'05.752 | 13.528 | 0.212 | 137.453 |
| 24 | 14 | ST-3 | 5 | 伊橋 勲 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | 10 | 2'05.923 | 13.699 | 0.171 | 137.266 |
| 25 | 39 | ST-3 | 6 | 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 2'06.021 | 13.797 | 0.098 | 137.159 |
| 26 | 34 | ST-3 | 7 | 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 2'06.240 | 14.016 | 0.219 | 136.921 |
| 27 | 190 | ST-Z | 3 | 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 30 | 2'06.527 | 14.303 | 0.287 | 136.611 |
| 28 | 59 | ST-2 | 2 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 40 | 2'06.659 | 14.435 | 0.132 | 136.469 |
| 29 | 7 | ST-2 | 3 | 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 2'09.782 | 17.558 | 3.123 | 133.185 |
| 30 | 743 | ST-2 | 4 | 望月 哲明 | Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC Type-R | | 2'10.552 | 18.328 | 0.770 | 132.400 |
| 31 | 17 | ST-2 | 5 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 25 | 2'12.039 | 19.815 | 1.487 | 130.908 |
| 32 | 104 | ST-4 | 1 | 佐々木 雅弘 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 2'12.142 | 19.918 | 0.103 | 130.806 |
| 33 | 86 | ST-4 | 2 | 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.271 | 20.047 | 0.129 | 130.678 |
| 34 | 884 | ST-4 | 3 | 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.751 | 20.527 | 0.480 | 130.206 |
| 35 | 5 | ST-4 | 4 | 青木 孝行 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 2'12.850 | 20.626 | 0.099 | 130.109 |
| 36 | 310 | ST-4 | 5 | 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 2'13.003 | 20.779 | 0.153 | 129.959 |
| 37 | 13 | ST-4 | 6 | 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 20 | 2'13.198 | 20.974 | 0.195 | 129.769 |
| 38 | 18 | ST-4 | 7 | 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 2'13.436 | 21.212 | 0.238 | 129.537 |
| 39 | 28 | ST-4 | 8 | DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'14.336 | 22.112 | 0.900 | 128.670 |
| 40 | 54 | ST-4 | 9 | 小原 健一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 2'15.184 | 22.960 | 0.848 | 127.863 |
| 41 | 116 | ST-4 | 10 | 吉田 靖之 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 2'15.247 | 23.023 | 0.063 | 127.803 |
| 42 | 8 | ST-4 | 11 | 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 2'15.793 | 23.569 | 0.546 | 127.289 |
| 43 | 4 | ST-5 | 1 | 相原 誠司郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 5 | 2'22.451 | 30.227 | 6.658 | 121.340 |
| 44 | 88 | ST-5 | 2 | 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 2'22.776 | 30.552 | 0.325 | 121.064 |
| 45 | 168 | ST-5 | 3 | 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 2'22.871 | 30.647 | 0.095 | 120.983 |
| 46 | 101 | ST-5 | 4 | 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 25 | 2'23.109 | 30.885 | 0.238 | 120.782 |
| 47 | 70 | ST-5 | 5 | 植田 正幸 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'23.207 | 30.983 | 0.098 | 120.699 |
| 48 | 50 | ST-5 | 6 | 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'23.539 | 31.315 | 0.332 | 120.420 |
| 49 | 69 | ST-5 | 7 | 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'23.589 | 31.365 | 0.050 | 120.378 |
| 50 | 78 | ST-5 | 8 | 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'23.592 | 31.368 | 0.003 | 120.376 |
| 51 | 66 | ST-5 | 9 | 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 2'25.197 | 32.973 | 1.605 | 119.045 |
| 52 | 37 | ST-5 | 10 | 山本 浩朗 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | | 2'25.529 | 33.305 | 0.332 | 118.773 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2019/09/14) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 83 | ST-X | 1 | TSE Ka Hing | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'54.292 | - | - | 151.235 |
| 2 | 777 | ST-X | 2 | 星野 敏 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'54.412 | 0.120 | 0.120 | 151.076 |
| 3 | 244 | ST-X | 3 | 田中 徹 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'55.334 | 1.042 | 0.922 | 149.869 |
| 4 | 9 | ST-X | 4 | ジョー・シンドウ | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 20 | 1'56.373 | 2.081 | 1.039 | 148.531 |
| 5 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'58.551 | 4.259 | 2.178 | 145.802 |
| 6 | 998 | ST-1 | 2 | ジェフリー・ゼイ | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 2'01.316 | 7.024 | 2.765 | 142.479 |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 2'03.344 | 9.052 | 2.028 | 140.136 |
| 8 | 65 | ST-TCR | 1 | 松井 猛敏 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'03.748 | 9.456 | 0.404 | 139.679 |
| 9 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 65 | 2'03.915 | 9.623 | 0.167 | 139.490 |
| 10 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 30 | 2'05.429 | 11.137 | 1.514 | 137.807 |
| 11 | 33 | ST-TCR | 2 | 阿野 雅樹 | Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'05.475 | 11.183 | 0.046 | 137.756 |
| 12 | 97 | ST-TCR | 3 | 植松 忠雄 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 25 | 2'05.486 | 11.194 | 0.011 | 137.744 |
| 13 | 68 | ST-3 | 1 | 服部 尚貴 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 2'05.584 | 11.292 | 0.098 | 137.637 |
| 14 | 22 | ST-TCR | 4 | 堀 主知ロバート | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'05.849 | 11.557 | 0.265 | 137.347 |
| 15 | 10 | ST-TCR | 5 | フィリップ・デベサ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 15 | 2'05.979 | 11.687 | 0.130 | 137.205 |
| 16 | 45 | ST-TCR | 6 | 竹田 直人 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'06.051 | 11.759 | 0.072 | 137.127 |
| 17 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 2'06.294 | 12.002 | 0.243 | 136.863 |
| 18 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 40 | 2'06.341 | 12.049 | 0.047 | 136.812 |
| 19 | 501 | ST-TCR | 7 | ポール・イップ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'06.347 | 12.055 | 0.006 | 136.805 |
| 20 | 19 | ST-TCR | 8 | 太田 侑弥 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 2'06.480 | 12.188 | 0.133 | 136.662 |
| 21 | 75 | ST-TCR | 9 | 塚田 利郎 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'06.616 | 12.324 | 0.136 | 136.515 |
| 22 | 108 | ST-TCR | 10 | ふじい じゅん | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 2'06.619 | 12.327 | 0.003 | 136.512 |
| 23 | 34 | ST-3 | 3 | 手塚 祐弥 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 2'06.683 | 12.391 | 0.064 | 136.443 |
| 24 | 15 | ST-3 | 4 | 長島 正明 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'06.963 | 12.671 | 0.280 | 136.142 |
| 25 | 14 | ST-3 | 5 | 安宅 光徳 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | 10 | 2'07.440 | 13.148 | 0.477 | 135.632 |
| 26 | 38 | ST-3 | 6 | 堀田 誠 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 2'07.715 | 13.423 | 0.275 | 135.340 |
| 27 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 2'08.019 | 13.727 | 0.304 | 135.019 |
| 28 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 2'08.160 | 13.868 | 0.141 | 134.870 |
| 29 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 2'09.627 | 15.335 | 1.467 | 133.344 |
| 30 | 743 | ST-2 | 4 | 木立 純一 | Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC Type-R | | 2'11.579 | 17.287 | 1.952 | 131.366 |
| 31 | 86 | ST-4 | 1 | 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.499 | 18.207 | 0.920 | 130.454 |
| 32 | 310 | ST-4 | 2 | 久保 凜太郎 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 2'12.681 | 18.389 | 0.182 | 130.275 |
| 33 | 884 | ST-4 | 3 | 平中 克幸 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.942 | 18.650 | 0.261 | 130.019 |
| 34 | 116 | ST-4 | 4 | 大塚 隆一郎 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 2'13.603 | 19.311 | 0.661 | 129.376 |
| 35 | 28 | ST-4 | 5 | 東 徹次郎 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'13.715 | 19.423 | 0.112 | 129.267 |
| 36 | 5 | ST-4 | 6 | 山本 謙悟 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 2'14.257 | 19.965 | 0.542 | 128.745 |
| 37 | 13 | ST-4 | 7 | 中山 友貴 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 20 | 2'14.385 | 20.093 | 0.128 | 128.623 |
| 38 | 17 | ST-2 | 5 | 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 25 | 2'14.530 | 20.238 | 0.145 | 128.484 |
| 39 | 104 | ST-4 | 8 | 豊田 大輔 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 2'14.889 | 20.597 | 0.359 | 128.142 |
| 40 | 18 | ST-4 | 9 | 浅野 武夫 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 2'15.183 | 20.891 | 0.294 | 127.863 |
| 41 | 54 | ST-4 | 10 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 2'15.399 | 21.107 | 0.216 | 127.659 |
| 42 | 8 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 2'17.660 | 23.368 | 2.261 | 125.563 |
| 43 | 37 | ST-5 | 1 | 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | | 2'22.716 | 28.424 | 5.056 | 121.114 |
| 44 | 101 | ST-5 | 2 | 吉田 綜一郎 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 25 | 2'24.002 | 29.710 | 1.286 | 120.033 |
| 45 | 4 | ST-5 | 3 | 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 5 | 2'24.263 | 29.971 | 0.261 | 119.816 |
| 46 | 70 | ST-5 | 4 | 蘭牟田 政治 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'24.748 | 30.456 | 0.485 | 119.414 |
| 47 | 88 | ST-5 | 5 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 2'24.790 | 30.498 | 0.042 | 119.380 |
| 48 | 78 | ST-5 | 6 | 大崎 悠悟 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'24.813 | 30.521 | 0.023 | 119.361 |
| 49 | 168 | ST-5 | 7 | 谷岡 力 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 2'25.048 | 30.756 | 0.235 | 119.167 |
| 50 | 69 | ST-5 | 8 | 梅本 淳一 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'25.057 | 30.765 | 0.009 | 119.160 |
| 51 | 66 | ST-5 | 9 | 橋本 陸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 2'25.484 | 31.192 | 0.427 | 118.810 |
| 52 | 50 | ST-5 | 10 | 岩岡 万梨恵 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'26.220 | 31.928 | 0.736 | 118.212 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
もてぎスーパー耐久5Hours Race -RIJ- (2019/09/14) Warm Up 1 Weather:Fine Course:Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 藤井 誠暢 近藤 翼 | D'station Vantage GT3 Aston Martin VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'54.358 | - | - | 151.148 |
| 2 | 9 | ST-X | 2 | ジョー・シンドウ 柴田 優作 影山 正美 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 20 | 1'54.568 | 0.210 | 0.210 | 150.871 |
| 3 | 83 | ST-X | 3 | TSE Ka Hing ショウン・トン TANG Philip | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'55.978 | 1.620 | 1.410 | 149.037 |
| 4 | 244 | ST-X | 4 | 田中 徹 田中 哲也 佐藤 公哉 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'56.425 | 2.067 | 0.447 | 148.464 |
| 5 | 998 | ST-1 | 1 | ジェフリー・ゼイ 廣田 築 レオン・イエー Simon CHEN | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'59.349 | 4.991 | 2.924 | 144.827 |
| 6 | 47 | ST-1 | 2 | 星野 辰也 織戸 学 濱 賢⼆ | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 30 | 1'59.838 | 5.480 | 0.489 | 144.236 |
| 7 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 小林 崇志 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 2'01.896 | 7.538 | 2.058 | 141.801 |
| 8 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 65 | 2'04.033 | 9.675 | 2.137 | 139.358 |
| 9 | 501 | ST-TCR | 1 | ポール・イップ ジョシュ・バードン ヘンリー・リー | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'04.136 | 9.778 | 0.103 | 139.242 |
| 10 | 65 | ST-TCR | 2 | 松井 猛敏 加藤 正将 下山 征人 今村 大輔 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'04.146 | 9.788 | 0.010 | 139.231 |
| 11 | 19 | ST-TCR | 3 | 太田 侑弥 松本 武士 篠原 拓朗 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 2'04.676 | 10.318 | 0.530 | 138.639 |
| 12 | 45 | ST-TCR | 4 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'04.890 | 10.532 | 0.214 | 138.402 |
| 13 | 97 | ST-TCR | 5 | 植松 忠雄 中野 信治 遠藤 光博 大津 弘樹 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | 25 | 2'04.987 | 10.629 | 0.097 | 138.294 |
| 14 | 22 | ST-TCR | 6 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 KIZUNA リー ジョンウ | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 2'05.132 | 10.774 | 0.145 | 138.134 |
| 15 | 10 | ST-TCR | 7 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 ジェイク・パーソンズ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | 15 | 2'05.302 | 10.944 | 0.170 | 137.946 |
| 16 | 33 | ST-TCR | 8 | 阿野 雅樹 富田 竜一郎 柳田 真孝 中原 英貴 | Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 40 | 2'05.347 | 10.989 | 0.045 | 137.897 |
| 17 | 68 | ST-3 | 1 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA MARK X | 30 | 2'05.840 | 11.482 | 0.493 | 137.357 |
| 18 | 75 | ST-TCR | 9 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 松本 和之 清瀧 雄二 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 2'05.954 | 11.596 | 0.114 | 137.232 |
| 19 | 34 | ST-3 | 2 | 手塚 祐弥 大草 りき 前嶋 秀司 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 50 | 2'06.690 | 12.332 | 0.736 | 136.435 |
| 20 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 小松 一臣 甲野 将哉 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 2'07.172 | 12.814 | 0.482 | 135.918 |
| 21 | 62 | ST-3 | 4 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 小河 諒 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 2'07.380 | 13.022 | 0.208 | 135.696 |
| 22 | 108 | ST-TCR | 10 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | 20 | 2'07.597 | 13.239 | 0.217 | 135.465 |
| 23 | 38 | ST-3 | 5 | 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 35 | 2'07.650 | 13.292 | 0.053 | 135.409 |
| 24 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 水谷 晃 山脇 大輔 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 30 | 2'07.913 | 13.555 | 0.263 | 135.131 |
| 25 | 39 | ST-3 | 6 | 下垣 和也 大島 和也 近藤 説秀 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 2'08.077 | 13.719 | 0.164 | 134.958 |
| 26 | 14 | ST-3 | 7 | 安宅 光徳 伊橋 勲 古谷 直広 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | 10 | 2'08.200 | 13.842 | 0.123 | 134.829 |
| 27 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 35 | 2'08.597 | 14.239 | 0.397 | 134.412 |
| 28 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 40 | 2'09.123 | 14.765 | 0.526 | 133.865 |
| 29 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 遠藤 浩二 安斎 景介 岡崎 善衛 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 40 | 2'10.439 | 16.081 | 1.316 | 132.514 |
| 30 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI 石川 京侍 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.453 | 18.095 | 2.014 | 130.499 |
| 31 | 743 | ST-2 | 4 | 木立 純一 望月 哲明 柿沼 秀樹 瀬在 仁志 | Honda R&D Challenge FK8 Honda CIVIC Type-R | | 2'12.465 | 18.107 | 0.012 | 130.487 |
| 32 | 86 | ST-4 | 2 | 坪井 翔 中山 雄一 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 30 | 2'12.850 | 18.492 | 0.385 | 130.109 |
| 33 | 28 | ST-4 | 3 | 東 徹次郎 DAISUKE ハマダ タカアキ 小高 一斗 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 2'13.594 | 19.236 | 0.744 | 129.384 |
| 34 | 13 | ST-4 | 4 | 中山 友貴 宮田 莉朋 蒲生 尚弥 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | 20 | 2'13.888 | 19.530 | 0.294 | 129.100 |
| 35 | 310 | ST-4 | 5 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 鈴木 宏和 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 2'14.136 | 19.778 | 0.248 | 128.861 |
| 36 | 5 | ST-4 | 6 | 山本 謙悟 青木 孝行 三島 優輝 鵜飼 龍太 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 2'14.213 | 19.855 | 0.077 | 128.788 |
| 37 | 17 | ST-2 | 5 | 野上 達也 谷川 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 25 | 2'14.521 | 20.163 | 0.308 | 128.493 |
| 38 | 18 | ST-4 | 7 | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 妹尾 智充 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 2'15.683 | 21.325 | 1.162 | 127.392 |
| 39 | 104 | ST-4 | 8 | 豊田 大輔 佐々木 雅弘 小倉 康宏 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 2'16.215 | 21.857 | 0.532 | 126.895 |
| 40 | 116 | ST-4 | 9 | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 赤星 陽太郎 仙波 王仁 | アルカディア号PRINCE★WS★S2000 Honda S2000 | | 2'16.266 | 21.908 | 0.051 | 126.847 |
| 41 | 54 | ST-4 | 10 | 加藤 彰彬 小原 健一 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 2'16.827 | 22.469 | 0.561 | 126.327 |
| 42 | 8 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 松尾 充晃 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 2'18.499 | 24.141 | 1.672 | 124.802 |
| 43 | 70 | ST-5 | 1 | 蘭牟田 政治 植田 正幸 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'23.050 | 28.692 | 4.551 | 120.832 |
| 44 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 中島 保典 山谷 直樹 梶谷 太郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 15 | 2'23.956 | 29.598 | 0.906 | 120.071 |
| 45 | 101 | ST-5 | 3 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 KENBOW | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | 25 | 2'24.214 | 29.856 | 0.258 | 119.856 |
| 46 | 69 | ST-5 | 4 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 15 | 2'24.259 | 29.901 | 0.045 | 119.819 |
| 47 | 168 | ST-5 | 5 | 谷岡 力 霜野 誠友 大崎 達也 猪股 京介 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | 5 | 2'24.360 | 30.002 | 0.101 | 119.735 |
| 48 | 78 | ST-5 | 6 | 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'25.397 | 31.039 | 1.037 | 118.881 |
| 49 | 4 | ST-5 | 7 | 見並 秀文 相原 誠司郎 森山 鉄也 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | 5 | 2'25.444 | 31.086 | 0.047 | 118.843 |
| 50 | 37 | ST-5 | 8 | 井尻 薫 山本 浩朗 関 豊 加藤 芳皓 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO SKYACTIV-D | | 2'25.616 | 31.258 | 0.172 | 118.702 |
| 51 | 66 | ST-5 | 9 | 橋本 陸 武地 孝幸 筒井 克彦 勝木 崇文 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | 10 | 2'26.737 | 32.379 | 1.121 | 117.796 |
| 52 | 50 | ST-5 | 10 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ 藤井 順子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'27.403 | 33.045 | 0.666 | 117.263 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
8月19日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の決勝が、栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4.801379km×51周)で行われ、予選2位スタートの#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が、先行するポールスタートの#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)を22周目に逆転。嬉しい初優勝を飾るとともに、今季5人目のウィナーとして名乗りを上げた。
2位には#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)、3位には#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)が入った。
注目のシリーズ争いは、ポイントリーダーだった#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が前戦に続いてノーポイントに終わったため、その行方は混とんとしてきた。(観客:8月17日(土)17,500人/18日(日)19,500人)
台風一過の好天となった決勝日。朝から日差しが照り付け、スタート時刻の午後2時15分には気温は33度まで上昇した。この暑さのいたずらか、スタート前のフォーメーションラップで予選8位の#1山本が、さらに、スタートでも#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)、#15パトリシオ・オワード(TEAM MUGEN SF19)が、エンジンストールして動けず、スタートがやり直しとなってしまった。
1周減算され51周となったレースは、好スタートを決めた#64パロウが逃げ、#20平川と#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)が追う形で始まった。ここまでは予選順だが、これに続いたのが、7位スタートの#18可夢偉。1周目にジャンプアップすると、さらに上位を窺う。
序盤、厳しい戦いを強いられたのは、ミディアムタイヤでのスタートを選択したドライバー達。予選5位#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、同6位の#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)をはじめ、軒並み順位を落としてしまう。
しかし、この中で唯一例外だったのが#37キャシディだ。傷口が広がらないうちにと、4周目に早々にピットインすると、残り周回をソフトタイヤで走り切る作戦に出る。これが功を奏することになる。
6周目からは、2ピット作戦を選んだ下位ドライバーが続々とピットイン。エンジンストールで出遅れた#1山本も15周目にピットに滑り込むが、今回この奇襲作戦は結果に結びつくことはなかった。
20周までトップ4台の順位は変わらず、#64パロウに#20平川が迫り、少し離れて#5福住を#18可夢偉が攻め立てるという状態が続いた。この均衡が崩れたのが22周目。それまで冷静に背後から様子を見ていた#20平川が、90度コーナーで一気に#64パロウの前に出る。
レース折り返しを過ぎた30周目になってもトップ#20平川のペースは衰えることなく、他を上回る1分36秒台を連発し、2位以下との差を開いていく。33周目には#18可夢偉が#5福住を抜いて3位に浮上。
37周目、#64パロウとの差を11秒まで広げたところで、トップ#20平川が上位グループで最初にピットイン。タイヤをミディアムに交換してピットアウト。これを皮切りに、38周目には2位#64パロウ、4位#5福住もピットイン。
すると、暫定トップに立った#18可夢偉は猛プッシュ。40周を走ったソフトタイヤで1分36秒フラットという他を圧倒するタイムで、見えない#20平川との差を削り取っていく。
42周目、#18可夢偉の勢いはピット作業を終えても止まらず、トップ#20平川を必死に追い、その差を46周目7.0秒、48周目6.0秒と1周あたり0.5秒ずつ詰めていく。しかし、無情にも残り周回が足りず、最後は2.9秒まで削ったところでチェッカー。
#20平川はほぼ完璧ともいえるレース運びで嬉しい初優勝。#18可夢偉はあと少しのところで初優勝に届かなかった。
3位は、4周目のピットインから着実に追い上げ、終盤45周目に#64パロウを抜き去った#37キャシディが入った。予選12位から、チームの見事な作戦とドライバーのタイヤコントロールで表彰台に上り、シリーズポイントでも#1山本を逆転しトップに浮上した。
次戦第6戦は9月28~29日に岡山国際サーキットで開催される。まだ多くのドライバーがチャンピオンの可能性を残しているだけに、次戦でシリーズチャンピオンの行方が見えるのか、それとも最終戦までもつれるのか、レースの行方に注目だ。
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 1:22'51.411 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 2.972 |
| 3 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 9.771 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 16.314 |
| 5 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 18.668 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 28.439 |
| 7 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 43.123 |
| 8 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 43.700 |
| 9 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 43.961 |
| 10 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 44.607 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 45.319 |
| 12 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 46.006 |
| 13 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 46.645 |
| 14 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 48.887 |
| 15 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 49.840 |
| 16 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 1'00.738 |
| 17 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 51 | 1'10.301 |
| 18 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 1'12.814 |
| 19 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 51 | 1'27.739 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ---- |
| - | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 5 | 46Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19) 1'35.282 (3/51) 181.41km/h
8月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」決勝日。朝から強い日差しが注いでおり、決勝も厳しいコンディションでのレースになりそうだ。
午前10時から30分間行われたフリー走行では、各チーム、決勝を想定したマシンセッティングやタイヤの摩耗状況などのチェックを行った。
トップタイムは#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)。これにチームメイトの#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)が続いた。トムスコンビは後方グリッドスタートだが、決勝での追い上げが期待される。
ポールシッターの#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)は、最下位タイムながら、ソフトとミディアムタイヤをきっちり試し余裕を感じさせた。
序盤から、好タイムをマークしたのが、#36中嶋、#37キャシディのトムスコンビ。最後に#37キャシディがミディアムタイヤに交換したが、走行の殆どをソフトタイヤで走り、予定していたプログラムをきっちり消化したようだ。2台は後方16、12番グリッドからのスタートだけに、奇策を打つのか注目される。
同様に、序盤タイムを出しソフトタイヤのまま走り切った#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)のセルモ・インギングチームも5、10番グリッドスタートながら不気味な存在だ。底力のある両チームがどのような作戦で来るのか注目だ。
予選上位陣は、#64パロウが20位、#20平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)12位、#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)7位、#50ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)15位と、タイム的には見るべきものはなかったが、予定どおりタイヤの確認に時間を費やしたようだ。
涼しかった昨年とは打って変わって、決勝は猛暑のレースとなりそうなだけに、ソフトタイヤの寿命が大きな鍵になりそうだ。スタート時のタイヤ選択、そしてタイヤ交換のタイミングが注目される。後方グリッドからスタートするドライバーの動きからも目が離せない。
決勝は、午後2時15分スタート、52周、250kmで争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/18) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.013 | - | - | 183.857 |
| 2 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.653 | 0.640 | 0.640 | 182.614 |
| 3 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.670 | 0.657 | 0.017 | 182.581 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.682 | 0.669 | 0.012 | 182.558 |
| 5 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.724 | 0.711 | 0.042 | 182.477 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.043 | 1.030 | 0.319 | 181.865 |
| 7 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'35.216 | 1.203 | 0.173 | 181.534 |
| 8 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.222 | 1.209 | 0.006 | 181.523 |
| 9 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'35.254 | 1.241 | 0.032 | 181.462 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.285 | 1.272 | 0.031 | 181.403 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.293 | 1.280 | 0.008 | 181.388 |
| 12 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.311 | 1.298 | 0.018 | 181.353 |
| 13 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'35.629 | 1.616 | 0.318 | 180.750 |
| 14 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'35.730 | 1.717 | 0.101 | 180.560 |
| 15 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'35.864 | 1.851 | 0.134 | 180.307 |
| 16 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'35.963 | 1.950 | 0.099 | 180.121 |
| 17 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'36.020 | 2.007 | 0.057 | 180.014 |
| 18 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'36.235 | 2.222 | 0.215 | 179.612 |
| 19 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'36.265 | 2.252 | 0.030 | 179.556 |
| 20 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'36.507 | 2.494 | 0.242 | 179.106 |
8月17日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦「ツインリンクもてぎ2&4レース」の公式予選が、栃木県・ツインリンクもてぎ・ロードコース(1周4.801379km)で行われた。
台風一過の猛暑のなか行われた予選は、前戦富士でポール・トゥ・ウィンを遂げている#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が、コースレコードを叩き出し、連続ポールポジションを決めた。
2位は#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、3位、4位には#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)、#50ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)が入り、決勝グリッド2列目までは20代の若武者が占めることになった。
シリーズリーダーの#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)はQ3進出を果たしたものの、8位と苦しい位置からのスタートとなった。
Q1
強い日差しが時折雲に遮られることはあったが、照り返しの強いサーキットでは気温上昇が激しく38度、路面温度も49度と厳しいコンディションでの予選となった。
Q1では、使用が義務付けられたミディアムタイヤをいかに使いこなすかがポイントとなるが、ソフトではタイムが出るものの、ミディアムでは伸び悩んでいるドライバーも多く、Q1を鬼門と考えているチームも多いようだ。
残り3分から本格的なアタックが始まるが、意外にもQ1クリアを果たせなかったのが、予選で速さを見せることの多い#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。1セット目のアタックでは3位につけていたものの、2セット目でタイムが伸びず無念のQ1落ち。
逆に、朝のフリー走行14位から盛り返してきたのが#20平川。2セット目のアタックで早々に1分33秒217をマークすると、そのまま逃げ切る形でトップ通過。これに#50アウアー、#64パロウ、#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)、#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)と続き、シリーズを争うドライバーは順当にQ1通過を果たした。
Q2
ソフトタイヤを使用するQ2は、Q1とは異なる展開を見せた。
ここで主役になったのは、Q1のアタックで他車に引っ掛かり11位で通過した#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)。残り2分となって全ドライバーがアタックに入ると、最後に1分31秒869を叩き出し、それまでトップだった#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)を、僅か100分の5秒差で逆転。
以下、好調を維持している#64パロウ、#50アウアー、#1山本、#20平川、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)、#38石浦がQ2を通過。
シリーズ2位の#37キャシディ、前回2位の#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)はここで涙を呑んだ。
Q3
全車が1ラップアタックとなるなか、見事な集中力を見せたのが、前回富士のポールシッターであり勝者である#64パロウ。8台の先頭を切ってアタックに入ると、1分31秒442というコースレコードをマーク。他の追随を許さず連続ポールポジションを決めた。
#20平川もパロウの後方で渾身のアタックを見せるが、コンマ2秒という大差をつけられる結果となってしまった。これに、#5福住、#50アウアーが続き、決勝は若手をベテラン勢が追うという展開になりそうだ。
決勝は、明日午後2時15分から52周、250kmで行われる
Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/17) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'33.299 | 1'31.955 | R1'31.442 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'33.217 | 1'32.231 | 1'31.641 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.670 | 1'31.869 | 1'31.764 |
| 4 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | 1'33.281 | 1'31.996 | 1'31.804 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.345 | 1'32.327 | 1'31.931 |
| 6 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'33.752 | 1'32.243 | 1'31.942 |
| 7 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | 1'33.639 | 1'31.922 | 1'32.040 |
| 8 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.399 | 1'32.222 | 1'32.049 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'33.385 | 1'32.399 | |
| 10 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.517 | 1'32.793 | |
| 11 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | 1'33.510 | 1'32.824 | |
| 12 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'33.319 | 1'32.856 | |
| 13 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'33.807 | | |
| 14 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'33.820 | | |
| 15 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'34.003 | | |
| 16 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'34.036 | | |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'34.086 | | |
| 18 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'34.361 | | |
| 19 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'34.386 | | |
| 20 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | 1'34.765 | | |
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/17) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'31.442 | - | - | 189.027 |
| 2 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'31.641 | 0.199 | 0.199 | 188.616 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.764 | 0.322 | 0.123 | 188.363 |
| 4 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.804 | 0.362 | 0.040 | 188.281 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'31.931 | 0.489 | 0.127 | 188.021 |
| 6 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.942 | 0.500 | 0.011 | 187.999 |
| 7 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.040 | 0.598 | 0.098 | 187.798 |
| 8 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'32.049 | 0.607 | 0.009 | 187.780 |
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.869 | - | - | 188.148 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'31.922 | 0.053 | 0.053 | 188.039 |
| 3 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.955 | 0.086 | 0.033 | 187.972 |
| 4 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'31.996 | 0.127 | 0.041 | 187.888 |
| 5 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'32.222 | 0.353 | 0.226 | 187.428 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.231 | 0.362 | 0.009 | 187.409 |
| 7 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'32.243 | 0.374 | 0.012 | 187.385 |
| 8 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.327 | 0.458 | 0.084 | 187.215 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.399 | 0.530 | 0.072 | 187.069 |
| 10 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.793 | 0.924 | 0.394 | 186.274 |
| 11 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'32.824 | 0.955 | 0.031 | 186.212 |
| 12 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.856 | 0.987 | 0.032 | 186.148 |
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.217 | - | - | 185.427 |
| 2 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.281 | 0.064 | 0.064 | 185.300 |
| 3 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.299 | 0.082 | 0.018 | 185.264 |
| 4 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.319 | 0.102 | 0.020 | 185.224 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.345 | 0.128 | 0.026 | 185.173 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.385 | 0.168 | 0.040 | 185.094 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.399 | 0.182 | 0.014 | 185.066 |
| 8 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.510 | 0.293 | 0.111 | 184.846 |
| 9 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.517 | 0.300 | 0.007 | 184.832 |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.639 | 0.422 | 0.122 | 184.592 |
| 11 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.670 | 0.453 | 0.031 | 184.530 |
| 12 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.752 | 0.535 | 0.082 | 184.369 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 13 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.807 | 0.590 | 0.055 | 184.261 |
| 14 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.820 | 0.603 | 0.013 | 184.235 |
| 15 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.003 | 0.786 | 0.183 | 183.877 |
| 16 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.036 | 0.819 | 0.033 | 183.812 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.086 | 0.869 | 0.050 | 183.715 |
| 18 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'34.361 | 1.144 | 0.275 | 183.179 |
| 19 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.386 | 1.169 | 0.025 | 183.131 |
| 20 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'34.765 | 1.548 | 0.379 | 182.398 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
予選日、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われた。今回は倉下明JRP社長に加え、日本F3協会の水野雅男会長も同席し、来シーズンから始まる「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(略称SFL)」の概要が発表された。
その内容は、現在の全日本F3選手権を、スーパーフォーミュラへのステップアップカテゴリーであることを明確にするために名称を改め、使用車両はより安全性を高めたダラーラ320のワンメイクとするもの。
新車両には現行F3マシンのエンジン、ギヤボックス、サスペンション、ウィングなどのパーツを流用することができ、ステップアップカテゴリーという位置づけから、参戦コストを抑えることとしている。
参戦コストの抑制策としては、もうひとつ、大会数を絞り、1大会3レース制とする方向で、現在、主催者と調整が進んでいるとのこと。
なお、現在は検討中だが、SFLチャンピオンがSFにステップアップできるシステムについても確立させたいとのことであった。
- 水野雅男(日本フォーミュラスリー協会会長)
-
FIAにおいては、F1からF4までのピラミッドが形成されようとしている。F3は2段階となり、インターナショナルとリージョナルに分かれることになった。F3協会として、これからのF3をどのようにしたら良いかと検討した結果、トップドライバーへの登竜門であるF3を、「スーパーフォミュラ・ライツ」という名前で継続することにして、JAFに申請し認可をいただいた。スーパーフォーミュラでもF3の卒業生が活躍している。この役割を今後もライツとして担っていきたい。
- 倉下 明(株式会社日本レースプロモーション代表取締役社長)
-
おかげさまでSFは世界から注目されている。日本のフォーミュラはドライバーズレースとして非常にし烈な競争となっている。そこで、SFとSFLという2つのカテゴリーがパッケージとして、マーケットの価値も向上していくことが期待されている。すでにF3とのジョイントは進んでいるが、一層F3協会と力を携えてSFを盛り上げていきたいと思っている。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
台風一過となったツインリンクもてぎは、早朝から強い日差しが照り付けている。
全7戦のシリーズは、今大会「ツインリンクもてぎ2&4レース」からいよいよ終盤に入る。ここまで4戦を戦い、すべて異なるウィナーという混戦模様だ。
現在のシリーズ争いは、ディフェンディング・チャンピオンの#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)【27ポイント】がリーダー。これを#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)【22ポイント】が追い、前戦でワンツーを飾ったルーキーコンビ#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)【14ポイント】、#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)【12ポイント】が続くという構図になっている。
予選日の午前中10時10分から1時間に渡って行われたフリー走行では、前日に行われた専有走行で、#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)がマークしたトップタイム1分31秒925をターゲットタイムとして、各チーム、予選、決勝を想定したセッティングを煮詰めていった。
開始7分を経過したところで、#39坪井がビクトリーコーナーでスピン、コースにフロントノーズを残してストップしてしまったため走行中断。ここまでのトップタイムは#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)の1分34秒077。まだコースインしていないマシンも見られ、足慣らしの状況だ。#39号車の回収後すぐに走行が再開された。
開始から20分経過した時点の順位は、#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)1分33秒805、#51ニューウェイ、#20平川、#64パロウ、#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、#1山本と続いている。上位陣はソフトタイヤを履いているが、まだ本格的なアタックには入っていないようだ。
40分を経過して、各ドライバーも徐々にタイムアップしてきた。前戦から好調を維持している#39坪井が1分33秒287でトップ。#5福住、#20平川、#19関口、#37キャシディ、#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分33秒台で続いている。
残り10分を切ってから、一旦ピットに入っていた各マシンが予選を想定したアタックに入った。
ここからトップタイムも次々に塗り替えられ、残り5分で#36中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF19)が1分33秒254、残り2分で#50ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)が1分33秒229、そして、走行時間終了となったところで、前回のウィナー#64パロウが1分32秒793を叩き出してフリー走行を締めくくり、これに第2戦優勝の#19関口が1分32秒937で続いた。
最終的に1分32秒台後半と、タイムは伸びなかったが、これは急激に上がりつつある路面温度が影響しているようだ。いずれにしても、トップから1秒以内に10台がひしめき合う結果となり、午後2時半から始まる予選が楽しみになってきた。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
もてぎ2&4レース -RIJ- (2019/08/17) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'32.793 | - | - | 186.274 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'32.937 | 0.144 | 0.144 | 185.986 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.212 | 0.419 | 0.275 | 185.437 |
| 4 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.229 | 0.436 | 0.017 | 185.403 |
| 5 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.254 | 0.461 | 0.025 | 185.354 |
| 6 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.287 | 0.494 | 0.033 | 185.288 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.423 | 0.630 | 0.136 | 185.018 |
| 8 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.490 | 0.697 | 0.067 | 184.886 |
| 9 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.606 | 0.813 | 0.116 | 184.657 |
| 10 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'33.742 | 0.949 | 0.136 | 184.389 |
| 11 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.835 | 1.042 | 0.093 | 184.206 |
| 12 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.872 | 1.079 | 0.037 | 184.133 |
| 13 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.885 | 1.092 | 0.013 | 184.108 |
| 14 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.897 | 1.104 | 0.012 | 184.084 |
| 15 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.968 | 1.175 | 0.071 | 183.945 |
| 16 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'33.968 | 1.175 | 0.000 | 183.945 |
| 17 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'34.311 | 1.518 | 0.343 | 183.276 |
| 18 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'34.343 | 1.550 | 0.032 | 183.214 |
| 19 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'34.455 | 1.662 | 0.112 | 182.997 |
| 20 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'34.487 | 1.694 | 0.032 | 182.935 |
第5戦は、シリーズで一番のロングレースとなる「FUJI 500Mile Race」。前戦タイラウンドでの接触でシャシにまで大きなダメージを負ったマシンを、わずか6日のメンテナンスで応急的に修理し、Arnage Racingは夏の富士ラウンドに向けて慌ただしくマシンを送り出した。

August 3rd Qualifying Day
- 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:32℃/ 路面温度:39℃ 入場者:22,500人
日本列島は連日猛暑に見舞われていたが、標高の高い富士スピードウェイでも朝から晴れた夏空に太陽が照りつけていた。
8時50分から行われた公式練習では、レギュラーの加納、山下両選手に加え、5月の富士ラウンドぶりの手塚選手が交互にコースイン、時間いっぱいを使ってマシンとタイヤのフィーリングを確かめた。
チームはこの夏のロングレースでも、前戦タイで確かな手応えのあったハードタイヤをチョイス、決勝に向けてのメニューをこなしながらセッティングの方向性を定めて行った。
14時50分から行われた予選では、山下選手がQ2進出を賭けてマシンをコースに進めた。
山下選手は慎重にタイヤに熱を入れながらチャンスを伺っていたが5Lap目1'38.878をマーク。Q2進出にはわずかに届かなかったが、山下選手の素晴らしいアタックで、Arnage Racingは今季最高位の22番手から決勝を戦うこととなった。
August 4th Race Day
- 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:開始時33℃→中盤32℃→終了時28℃ / 路面温度:51℃→43℃→32℃ 入場者:38,100人
決勝日も朝から真夏の太陽がジリジリとサーキットを照りつける、ドライコンディション。
38,000人を超える観客がスタンドを埋め尽くす中、13時45分、いよいよ「2019年FUJI 500Mile Race」の幕が切って落とされた。第1スティントを任された山下選手は、22番手からレースをスタート。路面温度が50度を超える過酷なコンディションの中、好ペースをキープして、35Lap目、見かけ上8番手でピットに戻ってきた。
チームは給油と前後4輪のタイヤ交換を行って、第2スティント担当の加納選手が25番手でコースに復帰した。加納選手は1分41秒台を連発する好調ぶりで少しずつポジションアップ、セーフティーカー明けの73Lapにピットイン。チームは2度目のピット作業でも予定通りタイヤを4輪とも交換して、第3スティント担当の手塚選手に繋いだ。
23番手でコースに復帰した手塚選手は、スティントの前半には今大会ベストラップとなる1'40.938をマークするなど好走ぶりを見せた。長丁場のレースはようやく後半に差し掛かり、少しずつ日が傾いてきていたが、路面温度は40℃近く、相変わらず厳しいコンディション。しかし手塚選手はタイヤを労わりつつ39周を走り、3度目のピットインで第4スティントの加納選手と交代した。
ところが123Lap目、プリウスコーナーで500クラスのマシンが、ARNAGE AMG GT3に接触するアクシデントが発生、加納選手はスピンしてコースアウトしてしまった。幸い大事には至らず、加納選手はすぐにコースに復帰。走行には問題がなさそうだったが、念のためチームは134Lapで第4スティントを切り上げることにして、加納選手がピットに戻ってきた。
チームはマシンに接触による目だった損傷がないことを確認、ハードタイヤのパフォーマンスに賭けたチームは、予定通り最後のピットワークでタイヤ無交換を敢行。給油のみの迅速なピットワークを行い、最終スティント担当の手塚選手をコースに戻した。
21番手でコースに戻った手塚選手は、日が翳り路面温度が下がってきているコンディションの中、最後までタイヤをいたわって順位を守りきり、21番手で161Lapのロングレースのチェッカーを受けた。
チームは接触のアクシデントを乗り越え、チーム一丸となって、ノートラブルで猛暑の中の500マイルのレースを完走することができた。
Arnage Racing 2019 SUPER GT Race report
2019オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT500マイルレース」の決勝が8月4日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。相次ぐアクシデントにより2度のセーフティーカーが入る大荒れの展開の中、ピットクローズギリギリのタイミングで3度目のルーティンストップを行なった#6大嶋和也/山下健太組(WAKO'S 4CR LC500)が結果的に後続に大差をつけ、第4戦タイに続いて2連勝を飾った。GT300クラスも39周目、40周目に立て続けにピットインするという変則的な作戦で#87高橋翼/アンドレ・クート/藤波清斗組(T-DASHランボルギーニ GT3)が今季初勝利を手にしている。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日22,500人/決勝日38,100人/大会総入場者数60,600人)
ウォームアップ走行で赤旗中断があった影響で、第5戦決勝は当初予定から10分遅れの午後1時40分にスタートした。
GT500クラス
レース前半はポールシッターの#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がトップを快走。62周目のダンロップコーナーで周回遅れを抜きにいった松田がコースアウトを喫し、一旦は#3平手晃平/フレデリック・マコヴィッキィ組(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の先行を許したものの、2度目のピット作業を3号車より1周早く行うことでポジションを奪い返すことに成功した。
この23号車が2度目のピットインを行なった70周目の100Rで#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)がコースを飛び出してアウト側のウォールに突っ込むアクシデントが発生。これによりトップが74周目に入ったところでセーフティーカーが導入される事態となった。クラッシュ原因は右フロントホイールのナットが脱落したことによるものと思われる。
この時点での暫定トップは2度目のピット作業を済ませていなかった#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。23号車は4位で周回を重ねていた。
SCは規定周回の約半分となる78周目にピットイン、79周目にリスタートとなったが、直後のダンロップコーナーで#3フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)と#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が接触したのを始め、コースの至る所でスピンや接触が相次ぐことになった。
さらに105周目。ヤン・マーデンボローのドライブする#24リアライズコーポレーションADVAN GT-Rのエキゾーストパイプ辺りから白煙が発生。マーデンボローはピットレーン入り口付近でクルマを降りたが、その後出火する事態に。これによりこの日2度目のセーフティーカーが導入されることになった。
この時、メインポストに「SC」の表示が出るか出ないかというギリギリのタイミングで3度目のピットインを行なったのが#6山下健太(WAKO'S 4CR LC500)だった。
ピットがクローズされるかされないかという際どいタイミングでの出来事に一時は競技団が審議に入ったが、結果的にこれはSCボード提示前のピットインという裁定が下る。この影響は大きかった。
SCによりライバルたちがスローダウンを強いられる中、最小限のタイムロスでコース復帰を果たした6号車に対し、113周目のリスタートでようやくピットに飛び込んだ23号車、そして114周目にピットインした#1山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)らは6号車に対し1分16秒以上のビハインドを背負いこむことになり、この時点でほぼ勝負は決してしまった。
その後、レースは175周目に入ったところで最大延長時間の午後6時40分に達したため、ここでレースは終了。この週末を迎えるまで「1点でも多く獲得するしぶといレースをしなければ」と考えていた#6大嶋和也/山下健太組(WAKO'S 4CR LC500)は第4戦タイに続いて予想外の2連勝を飾ることになった。2位は#1山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)。今季3度目のポールを獲得した#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)は今回も勝利を手にすることなく、3位でレースを終えることになった。
GT300クラス
GT300クラスは、レース前半のリーダーが、好スタートを決めた#360青木孝行/田中篤/柴田優作組(RUNUP RIVAUX GT-R)、積極的な走りで11周目にトップを奪った#25松井孝允/佐藤公哉/土屋武士組(HOPPY 86 MC)、42周目のピットストップを機にトップに躍り出たポールシッターの#52脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)と、目まぐるしく変わった。序盤はこの3台に#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)を加えての上位争いが繰り広げられた。
この流れを大きく変えることになったのが、GT300クラスの65周目に発生したGT500クラス#38ZENT CERUMO LC500のアクシデント。車両回収のためにセーフティカー(SC)が導入されるが、この直前に#61BRZ、#52マークX、#360GT-Rはピットに滑り込み、逆にタイミングを見誤ってしまった#25HOPPY86は首位争いから脱落してしまった。
折り返しを過ぎてレースをコントロールしたのは、SC導入までに大きなリードを築いていた#52マークX。98周目にGT500クラス#24リアライズコーポレーションADVAN GT-Rの火災で再度SCが導入されても、その座が脅かされることはなく、100周目には2位#56平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)に、17秒というマージンを築いていた。
その後も#34道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)、24番手スタートから驚異の追い上げを見せた#2高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組(シンティアム・アップル・ロータス)が、ピットインのタイミングで一時的にトップに立つことはあったが、#52マークXの優位は揺るぎないものと思われた。
ところが、120周を過ぎた時点でその座を脅かす存在が現れる。レース序盤でSC導入を見越して、奇襲作戦ともいえる連続ピットインを敢行していた#87高橋翼/アンドレ・クート/藤波清斗組(T-DASHランボルギーニGT3)だ。#52マークXもその存在を意識して、最後となる4回目のピットインではタイヤ交換を見送りタイム短縮を図る。しかし、両車がピットインを終えた時点で、#87ランボルギーニは#52マークXに対し25秒のリードを築いていた。
#52マークXを駆る吉田も必死に追いすがるが、その差はあまりに大きく、最後は36秒のリードを保って#87ランボルギーニがトップでチェッカーを受けた。13番グリッドから12台抜きの見事な優勝だった。3位には終盤146周目に#18小林崇志/松浦孝亮/山田真之亮組(UPGARAGE NSX GT3)をかわした#34NSXが表彰台を射止めた。
次戦の舞台は九州のオートポリス。9月8日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
■GT500クラス
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2019/08/04) GT500 Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 6 | 大嶋 和也 山下 健太 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 175 | 4:52'55.248 |
| 2 | 1 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 22 | 175 | 31.214 |
| 3 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 49 | 175 | 36.658 |
| 4 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 68 | 175 | 55.881 |
| 5 | 12 | 佐々木 大樹 ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 19 | 175 | 1'00.276 |
| 6 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 4 | 175 | 1'18.436 |
| 7 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 40 | 175 | 1'30.137 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 12 | 174 | 1Lap |
| 9 | 19 | 国本 雄資 坪井 翔 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 35 | 174 | 1Lap |
| 10 | *64 | ナレイン・カーティケヤン 牧野 任祐 | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 5 | 172 | 3Laps |
| 11 | 3 | 平手 晃平 フレデリック・マコヴィッキィ | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 138 | 37Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 122Laps)完走 ---- |
| - | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 28 | 104 | 71Laps |
| - | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 48 | 102 | 73Laps |
| - | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 40 | 82 | 93Laps |
| - | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 61 | 69 | 106Laps |
- Fastest Lap: CarNo.3 フレデリック・マコヴィッキ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R) 1'30.852
- CarNo.64(ナレイン・カーティケヤン)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2019/08/04) GT300 Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 87 | 高橋 翼 アンドレ・クート 藤波 清斗 | T-DASHランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 8 | 163 | 4:54'37.976 |
| 2 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 11 | 162 | 1Lap |
| 3 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 12 | 162 | 1Lap |
| 4 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 山田 真之亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | | 162 | 1Lap |
| 5 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 35 | 162 | 1Lap |
| 6 | *55 | 高木 真一 福住 仁嶺 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 61 | 162 | 1Lap |
| 7 | 56 | 平峰 一貴 サッシャ・フェネストラズ | リアライズ日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 54 | 162 | 1Lap |
| 8 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 29 | 162 | 1Lap |
| 9 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 50 | 162 | 1Lap |
| 10 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 30 | 162 | 1Lap |
| 11 | 7 | 藤井 誠暢 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ダレン・ターナー | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | YH | | 162 | 1Lap |
| 12 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 161 | 2Laps |
| 13 | *21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 アレッシオ・ピカリエロ | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | YH | 12 | 161 | 2Laps |
| 14 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 42 | 161 | 2Laps |
| 15 | 96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 60 | 161 | 2Laps |
| 16 | *33 | ショウン・トン マーチー・リー 道見 ショーン 真也 | エヴァRT初号機X Works GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 18 | 161 | 2Laps |
| 17 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 阪口 良平 | ADVICSマッハ車検MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 160 | 3Laps |
| 18 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 160 | 3Laps |
| 19 | *9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 都筑 晶裕 | PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE Porsche 911 GT3 R | YH | | 160 | 3Laps |
| 20 | 35 | ナタポン・ホートンカム ショーン・ウォーキンショー | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 160 | 3Laps |
| 21 | 50 | 加納 政樹 山下 亮生 手塚 祐弥 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 160 | 3Laps |
| 22 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 10 | 160 | 3Laps |
| 23 | 22 | 和田 久 城内 政樹 ビヨン・ビルドハイム | アールキューズ AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 159 | 4Laps |
| 24 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 浜野 彰彦 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 158 | 5Laps |
| 25 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 小高 一斗 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 143 | 20Laps |
| 26 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 土屋 武士 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 32 | 139 | 24Laps |
| 27 | *360 | 青木 孝行 田中 篤 柴田 優作 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 126 | 37Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 114Laps)完走 ---- |
| - | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 39 | 74 | 89Laps |
| - | 720 | 荒 聖治 アレックス・パロウ | McLaren 720S McLaren 720S GT3 | YH | | 21 | 142Laps |
- Fastest Lap: CarNo.25 松井孝允(HOPPY 86 MC) 1'39.087
- CarNo.9は、SpR.27-1.2(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.55は、SpR.27-1.3(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.33(マーチー・リー)は、H項違反(黄旗2本振動中の追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
- CarNo.360は、SpR.27-4.(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.21は、SpR.27-1.2(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.360は、SpR.28-9.(ピット作業違反)により、競技結果に40秒を加算した。
2019オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT500マイルレース」の決勝が8月4日午後1時40分にスタートしたが、71周目の100Rで#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)がコースを飛び出してアウト側のウォールに突っ込むアクシデントが発生。これによりトップが74周目に入ったところでセーフティーカーが導入される事態となった。クラッシュ原因は右フロントホイールのナットが脱落したことによるものと思われる。
GT500クラス
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)。クインタレッリはトップを快走して34周目に最初のピットイン、松田次生と交代した。
松田も危なげない走りで周回を重ねていたが、62周目のダンロップコーナーで周回遅れを抜きにいった際に痛恨のコースオフを喫し、2位を走行していた#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)の先行を許してしまった。
その後#23MOTUL AUTECH GT-Rは70周目に2度目のピット作業を敢行。トップの#3CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rは立川のクラッシュが発生した直後の71周目にピットイン。その結果先に入ってタイヤに熱の入った23号車が3号車をパスすることになった。
SC導入時点でトップに立っているのは、まだ2度目のピット作業を行なっていない#37平川亮(KeePer TOM'S LC500)。昨日の予選でのクラッシュの影響からかピットスタートを選択した#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)が2番手につけ、25周目、55周目と早め早めのピット作業を行なった#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)が3番手。#23クインタレッリは4番手を走行している。
GT300クラス
序盤レースをリードしたのは#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)。好スタートを決め、1周目のコカコーラコーナーでトップに躍り出ると、#25松井孝允(HOPPY 86 MC)を従えて3位以下を引き離していく。その後も#25松井は#360青木の背後に迫ったまま1秒と開かずに周回を重ね、11周目の1コーナーでついに#25を捕らえトップに浮上。
しかし、このトップも安泰とはならず、スタートで出遅れていたポールシッター#52吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)が徐々に差を詰め、33周目に背後に迫る。ここで両者は相次いで1回目のルーティンのピットイン。#25は34周目に松井から佐藤公哉へ、#52は34周目に吉田から脇阪薫一へバトンタッチ。
42周目、全車がピットインを終えると、ピット作業で差を開いた#52脇坂と#25佐藤の差は10秒。すると、今度は先ほどとは逆に#25佐藤が#52脇坂との差を、50周目7.6秒、60周目4.0秒と確実に削り取っていく。
しかし、トップが70周目に入ったところで、GT500クラスの#38立川が100Rアウト側にクラッシュ。このタイミングでトップ#52脇坂、3位まで浮上してきた#61井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が、セーフティカー(SC)が入るのを見越して早めのピットイン。すると、この作戦が当たり、その後すぐにSC導入のボードが出される。
SCラン解除直前73周目の順位は、#25佐藤-#2濱口弘(シンティアム・アップル・ロータス)-#88小暮卓史(マネパ ランボルギーニ GT3)-#18松浦孝亮(UPGARAGE NSX GT3)-#87高橋翼(T-DASHランボルギーニGT3)-#52吉田となっている。
レースは規定周回の半分をすぎた79周目にリスタート。直後からアクシデントが立て続けに発生する大荒れの展開となってきた。
Text:Kazuhisa SUEHIRO/ Shigeru KITAMICHI
決勝日朝、スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)坂東正明代表による定例会見が行われた。
- 2020年の暫定カレンダーが発表され、マレーシア戦の復活、タイ戦との連戦が組まれた。その経緯について
-
マレーシアで久々の開催となるが、マレーシアは国を挙げて自動車産業の振興に取り組んでいる。F1、モトGPで実績を上げてきた。国内のアンケートでスーパーGTを観たいという声が大きくなり、プロモーターが動いて開催に至った。
このような声があるのは嬉しいこと。10年前とは違ったレースをお見せできると思うし、アジアにスーパーGTありということを示したい。
日程に関してはタイ戦の翌週、または翌々週にマレーシア戦を考えているが、車両の運搬の課題(陸送or船便、コスト)もあるので、話し合いをしていかなければいけない。
東京オリンピックの関係で来年の富士500マイルはなくなるので、海外戦はその代替と考えている。ただ、2021年は元のカレンダー(富士での2戦開催)に戻す予定なので、そうなると海外戦を含め全9戦+交流戦となる可能性もある。
また、(GTAとして)東京オリンピックの盛り上げ方、応援の仕方についても考えていきたい。例えば、フロントのハチマキ(ガラス上部のステッカー)をオリンピック仕様に変えてもいいのかなと思っている。
- 2020年は鈴鹿戦がルマン24時間レースのテストデーと重なる可能性がある。WECなど他シリーズとのバッティングについて
-
WEC(世界耐久選手権)とは、その日程以外にもぶつかっているところがある。今後マニュファク(自動車メーカー)とも話し合いをしなければならないが、(方向としては)WECとスーパーGTに参戦するドライバーは別々にするということになるのではないか。現時点で他のカテゴリーとの重複で日程を変更することは考えていない。
- 来シーズンのDTMとの交流戦の開催について
-
開催時期をどうするか、また、開催地を日本、ドイツ、または中間地点の国とするかなど、検討することは多い。まずは、今年の交流戦を成功裏に終え、クラス1というカテゴリーをどうやって注目して貰うかを考えるなかで、来季のカレンダーづくりをしたい。
タイヤについては、今季DTMがハンコックタイヤと契約をしているのでハンコックになるが、来季については違う形になると思う。ワンメイクタイヤは変わらないが、手を挙げてくれるタイヤメーカーがあれば話を進めていきたい。
- 2020年のGT500マシンについて
-
部品の生産が遅れ発表が遅れているが、9月の鈴鹿のテストでお披露目することを目標としている。環境問題からハイブリッド化は考えていかなければならないと思っている。ITR(ヨーロッパのプロモーター)はハイブリッド化を以前から言っており、2021年からの導入を検討している。しかし、クラス1のレギュレーションを統一するのに5年かかっていることを考えると、我々としては2022年または23年からの導入を今後検討していく。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
2019オートバックス スーパーGT第7戦「富士GT500マイルレース」の公式予選が8月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が今季3度目のポールポジションを獲得。GT300クラスは#52脇阪薫一/吉田広樹組(埼玉トヨペットGBマークX MC)がチーム結成以来初めてのポールポジションを獲得した。
(天候:晴れ コース:ドライ)
公式予選は午後2時50分よりノックアウト方式で行われた。この日の富士は晴れ。終始ドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
GT500クラスはフリー走行から好調なニッサンGT-R勢がここでも好調。4台中3台がQ2に進出を果たす。中でも先週ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われた24時間耐久レースに参戦した#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)は朝のフリー走行ではGT-3車両とGT500車両のブレーキフィールの違いに苦しんでいたが、この予選では見事に修正し、1'28.904を記録してトップでQ2に駒を進めた。フリー走行トップの#3CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rもフレデリック・マコヴィッキィが1'28.942とトップにコンマ04秒差で2位につけた。レクサス勢もルーキー#19坪井翔(WedsSport ADVAN LC500)の3位を筆頭に3台がQ2へ。ホンダNSX勢は#64牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)、#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)の2台がQ2に進んだ。
GT300クラスは、今シーズン予選で安定した速さを見せ、3連続PPのかかる#25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)が1分39秒175をマークしたのを皮切りに攻防が始まった。その後、#4谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)と#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が相次いで1分37秒台をマークし、トップの座を交互に奪い合った。しかし、終了間際に#56平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)が#360を僅かに上回る1分37秒521を叩き出して逆転。Q1を締めくくった。
この大会で2015年から4連勝を続けているARTAチーム、ポイントリーダーの#55高木真一(ARTA NSX GT3)は、15位でかろうじてQ2に駒を進めた。
予選Q2
GT500クラスはQ1で好調だった23号車と3号車が相変わらずの速さを見せ、#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が1'28.519で第1戦岡山、第2戦富士に続く今季3度目のポールポジションを獲得。クインタレッリ自身にとっても1シーズンで3回は彼の長いスーパーGTキャリアの中で初の記録だ。#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)も1'28.649と僅差の2位につけた。レクサス勢最上位は#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)の3位。終わってみればトップ3の顔ぶれはQ1同じという結果になった。なお、このセッションはチェッカー直前に#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が1コーナーを飛び出し、アウト側のガードレールに激しくぶつかるアクシデントが発生したことにより赤旗終了となっている。塚越は無事だったが、17号車のダメージは大きく、決勝への影響が心配される。
GT300クラスは、終了3分前、まず#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分37秒652をマークして本格的なアタックが開始。すぐさま#25松井孝允(HOPPY 86 MC)が1分37秒394で逆転するが、ここで伏兵が登場。Q1ではトラブルを抱えギリギリ16位で通過した#52吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)が、1分37秒320でトップに躍り出ると、次の周には1分37秒316とダメ押し。そのまま追いすがるライバルを振り切った。#52吉田はチームとともに初のポールポジション。#25は100分の8秒差で惜しくも3連続ポールポジションを逃すことになった。
この大会5連勝のかかる#55福住仁嶺(ARTA NSX GT3)は11位まで順位を上げたものの、決勝は苦しい戦いを強いられそうだ。
第5戦決勝は明日午後1時30分より177周(500マイル)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO/ Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2019/08/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
| 1 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'28.904 | 1'28.519 |
| 2 | 3 | 平手 晃平 フレデリック・マコヴィッキィ | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'28.942 | 1'28.649 |
| 3 | 19 | 国本 雄資 坪井 翔 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 1'29.034 | 1'28.845 |
| 4 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'29.282 | 1'29.156 |
| 5 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'29.342 | 1'29.293 |
| 6 | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'29.381 | 1'29.335 |
| 7 | 64 | ナレイン・カーティケヤン 牧野 任祐 | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 1'29.287 | 1'31.673 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'29.409 | deleted |
| 9 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 1'29.422 | |
| 10 | 1 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'29.428 | |
| 11 | 6 | 大嶋 和也 山下 健太 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'29.582 | |
| 12 | 12 | 佐々木 大樹 ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'29.750 | |
| 13 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'29.780 | |
| 14 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'29.861 | |
| 15 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'30.162 | |
■GT300 Class
FUJI GT 500mile RACE -RIJ- (2019/08/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
| 1 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 1'38.569 | 1'37.136 |
| 2 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 土屋 武士 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'37.912 | 1'37.394 |
| 3 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 柴田 優作 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'37.534 | 1'37.454 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'38.194 | 1'37.652 |
| 5 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'38.134 | 1'37.724 |
| 6 | 56 | 平峰 一貴 サッシャ・フェネストラズ | リアライズ日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'37.521 | 1'37.735 |
| 7 | 33 | ショウン・トン マーチー・リー 道見 ショーン 真也 | エヴァRT初号機X Works GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'38.325 | 1'37.784 |
| 8 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'38.326 | 1'37.817 |
| 9 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 1'37.636 | 1'37.848 |
| 10 | 7 | 藤井 誠暢 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ダレン・ターナー | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | YH | 1'38.534 | 1'37.885 |
| 11 | 55 | 高木 真一 福住 仁嶺 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 1'38.569 | 1'37.970 |
| 12 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 1'37.893 | 1'38.073 |
| 13 | 87 | 高橋 翼 アンドレ・クート 藤波 清斗 | T-DASHランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'38.202 | 1'38.413 |
| 14 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 アレッシオ・ピカリエロ | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | YH | 1'38.355 | 1'38.449 |
| 15 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'38.367 | 1'38.513 |
| 16 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 山田 真之亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'38.197 | 1'38.526 |
| 17 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 小高 一斗 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'38.649 | |
| 18 | 9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 都筑 晶裕 | PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE Porsche 911 GT3 R | YH | 1'38.777 | |
| 19 | 35 | ナタポン・ホートンカム ショーン・ウォーキンショー | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'38.781 | |
| 20 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'38.842 | |
| 21 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 阪口 良平 | ADVICSマッハ車検MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 1'38.848 | |
| 22 | 50 | 加納 政樹 山下 亮生 手塚 祐弥 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | 1'38.878 | |
| 23 | 720 | 荒 聖治 アレックス・パロウ | McLaren 720S McLaren 720S GT3 | YH | 1'38.960 | |
| 24 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'39.006 | |
| 25 | 96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'39.126 | |
| 26 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'39.358 | |
| 27 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 1'39.445 | |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 ビヨン・ビルドハイム | アールキューズ AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | 1'39.518 | |
| 29 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 浜野 彰彦 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'40.022 | |