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2012年8月

Formula Nippon | Japanese F3

FN:第5戦もてぎフォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ J.P.デ・オリベイラが独走で今季初勝利! (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
  • 予選:8月4日(土)晴れ:ドライ
  • 決勝:8月5日(日)晴れ:ドライ
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J.P.デ・オリベイラ(中央)が今季初勝利。
アンドレ・ロッテラー(左)が2位に入った

 フォーミュラ・ニッポンの第5戦が8月4日(土)、5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

 前戦富士から3週間。全7戦で行われるシーズンも後半戦に突入し、今大会を入れて残り3戦となった。まったく予想の出来ない混戦となっているタイトル争いも含め、トップドライバーによる真夏の熱戦に注目が集まった。

 レースを前に行われた記者会見で、来季からのシリーズ名が公募により決定され、「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」(略称は「SF」)となることが発表された。

 4日(土)午後1時半より公式予選がノックアウト方式で行われた。上位13台が生き残るQ1では、終了直前に激しく順位が入れ替わる争いとなり、国本 雄資(Project μ/cerumo・INGING)が15番手、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports) 17番手、折目 遼(SGC by KCMG)18番手でQ2進出を逃し、グリッドが確定した。

 Q2はセッション開始と同時に全車コースイン。ロッテラーがいきなり1コーナーでコースオフを喫したが、走行は続行。4番手タイムでQ3進出を決めた。一方で、前戦3位表彰台を獲得した大嶋 和也(Team LeMans)が10番手とタイムをのばせず、惜しくもQ2でノックアウト。上位8台が生き残るQ3へは、7台のトヨタエンジン搭載車が進出。ルーキーの安田 裕信(KONDO RACING)が初めてQ3進出を決めた。Q3へと進んだ上位8台はタイム差がわずか0.4秒以内という僅差の争いとなった。

 上位8台がグリッドを決めるQ3でも激しいアタック合戦が繰り広げられ、J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がポールポジションを獲得。わずか1000分の4秒差で松田 次生(TEAM IMPUL)が2番手。中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がポールポジションから0.012秒という僅差で3番手。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手で続き、1列目にTEAM IMPUL、2列目にPETRONAS TEAM TOM'Sがそれぞれ並んだ。ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が6番手、平手 晃平(Project μ/cerumo・INGING)が7番手。安田が8番手につけた。

 5日(日)、真夏の日差しが照りつけ、気温34度、路面温度50度という暑さの中、午後2時3分、決勝レース(52周)がスタート。

 2番手グリッドの松田がスタート直後一瞬前に出たものの、抜きかえしたポールポジションのオリベイラが首位をキープ。一方で2列目3,4番手の中嶋一貴とロッテラーは塚越 広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の先行を許し、ロッテラー4位、中嶋一貴5位へと後退。その後は首位のオリベイラが後続を引き離し、松田も単独の2位走行。順位変動の少ない展開となった。

 18周目、10位を走行していた大嶋が先陣を切ってピットイン。しかし大嶋はピットアウトしようとした際にエンジンストールを喫し、大きくタイムロス。順位を落としてしまった。

 22周目にピットインしたロッテラーは、翌周ピットインした塚越の前に出ることに成功。全車がピット作業を終えた時点で、オリベイラと松田の1-2は変わらず、その後ろにロッテラー、中嶋は5位で塚越を追う形となった。

 41周目、12位を走行していた大嶋がブレーキトラブルによりコースアウト。コースへは復帰したが、そのままガレージに入り無念のリタイア。

 終盤は1秒ほどで推移していた3位塚越との差をじりじりと詰めていく中嶋一貴の追い上げに注目が集まったが、その差がコンマ6秒程まで詰まった48周目、2位を走行していた松田が突然ペースダウン。

 ギアトラブルに見舞われ、タイムを落としながらも走行を続けた松田だったが、7秒近くあった差はみるみる無くなり、49周目にロッテラーが松田をパス。17秒もの差があった塚越と中嶋にもファイナルラップにかわされ、松田はポジションを落とすこととなってしまった。

 一方オリベイラは快走。2位ロッテラーに18秒もの大差を付ける独走でポール・トゥ・ウィン。今季初勝利を挙げた。2位はロッテラー。中嶋一貴は最後まで3位逆転を狙ったが届かず4位。チェッカー直前で松田をかわしたデュバルが6位。松田は何とか7位でポイントを獲得。平手も8位に入り、3戦連続入賞を果たした。

 この結果、ランキングでは中嶋一貴がわずか1ポイント差ながら首位をキープ。ロッテラーが2位、オリベイラは中嶋一貴と6ポイント差の4位に浮上し、残り2戦でのタイトル争いに加わることとなった。

Text & Photo: TOYOTA

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FN:第5戦もてぎ決勝 塚越広大選手が今シーズン3度目となる表彰台を獲得 (HONDA)

  • 2012年8月5日(日)・決勝  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ 気温:34℃(13:30時点)  路面温度:50℃(13:30時点)  決勝レース:52周 観客:1万6000人(主催者発表)

 8月5日(日)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の決勝レースが開催されました。

fn120805003L.jpg  ツインリンクもてぎのある栃木県地方はこの日も晴天に恵まれ、午前8時50分にフリー走行が開始されたときには、すでに気温は32℃を超えていました。

 このセッションでは、決勝レースに向け、ガソリンを満タンにしてハンドリングのバランスを確認する作業などが行われました。ここでHonda勢のトップに立ったのは、総合3番手のタイムを記録した#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。昨日の予選で9番グリッドを獲得した際、#40 伊沢選手は「決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいい」と語っていましたが、その言葉通りの結果となりました。さらに、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は6番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は7番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は8番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は11番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は12番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は14番手でフリー走行を終えました。

 レースに出走する7人のHondaドライバーは、#41 塚越選手が5番グリッド、#40 伊沢選手が9番グリッド、#32 小暮選手が11番グリッド、#31 中嶋選手が12番グリッド、#16 山本選手が13番グリッド、#10 金石選手が14番グリッド、#11 中山選手が16番グリッドから決勝に挑みます。

 午後2時、1周のフォーメーションラップに続いて決勝レースのスタートが切られました。ここで#41 塚越選手は抜群のダッシュを決め、5番グリッドから3番手にジャンプアップ。直後の3コーナーではライバルと軽い接触を喫してフロントウイングに軽いダメージを負いましたが、幸いにもそのままレースを続行できました。同様に、チームメートの#40 伊沢選手も9番グリッドから2つポジションを上げ、7番手となってオープニングラップを終えます。さらに、#32 小暮選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#10 金石選手は13番手、#31 中嶋選手は14番手、#11 中山選手は16番手となって1周目を走り終えました。

 3周目までに#41 塚越選手は後続のドライバーとのギャップを4.7秒まで広げましたが、そのあとはマシンのバランスに苦しみ、反対に差を詰められてしまいます。それでも#41 塚越選手は高い集中力を保って周回を重ねていき、3番手のポジションを守り続けました。

 5周目、10番手を走行していた#16 山本選手のマシンに排気系のトラブルが発生します。この影響でパドルシフト・システムが不調に陥ったため、#16 山本選手はピットに戻って修復作業を行うことになりました。

 猛暑の中、Hondaの各ドライバーは一つでも順位を上げるべく懸命の追走を試みましたが、フォーミュラ・ニッポンのレースでは追い抜きが難しいとされるコースレイアウトのため、順位の変動がほとんどないままレースは中盤戦を迎えます。

 Honda勢でレース戦略に従ったピットストップを最初に行ったのは#40 伊沢選手の21周目。そして22周目には#10 金石選手、23周目には#41 塚越選手、24周目には#32 小暮選手、26周目には#11 中山選手、29周目には#31 中嶋選手がピットストップを行い、それぞれ給油とタイヤ交換を済ませました。

 なお、#32 小暮選手のピット作業中のミスで交換用のタイヤがピットロード上を転がっていったため、これが「ピット作業違反」にあたると判断され、ドライブスルーペナルティが科せられることになりました。#32 小暮選手は31周目にこのペナルティを受けました。

 これらがすべて終わった35周目の段階で、Honda勢のトップは#41 塚越選手の4番手。#41 塚越選手はピットストップ作業中にライバルの先行を許し、ポジションを1つ落としていましたが、チームメートの#40 伊沢選手は1つポジションを上げて6番手に浮上。#10 金石選手は11番手、#31 中嶋選手は13番手、#32 小暮選手は14番手、#11 中山選手は15番手となって走行を続けています。

 一方、トラブルの対策を施していったんコースに復帰した#16 山本選手は、36周目に再びピットストップ。そのあとも修復作業を続けましたが、残念ながらリタイアを余儀なくされました。

 レース終盤までトップグループの順位に変化はありませんでしたが、残り3周となったところで2番手を走行していたライバルにメカニカルトラブルが発生し、ペースが大幅に落ち込みます。このドライバーを、#41 塚越選手は51周目、そして#40 伊沢選手は52周目にオーバーテイク。それぞれ順位を1つずつ上げてチェッカーフラッグを受けました。

 この結果、#41 塚越選手は3位でフィニッシュ。終始ライバルに追走されながらの走行となりましたが、#41 塚越選手は相手に付け入るすきを与えず、今シーズン3度目の表彰台を手に入れました。また、粘り強く52周を走りきった#40 伊沢選手も5位でフィニッシュし、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGは、2人のドライバーがそろってポイントを獲得するダブル入賞を果たしました。

 #10 金石選手は11位、#31 中嶋選手は12位、#32 小暮選手は13位、#11 中山選手は14位でフィニッシュしました。第4戦富士大会と第5戦もてぎ大会の2戦にスポット参戦した#11 中山選手は、これで2戦連続の完走を果たしたことになります。優勝は#19 J.P.デ・オリベイラ選手(トヨタ)でした。

 この結果、ドライバーのシリーズポイント争いでは#41 塚越選手が通算29ポイントを獲得。順位は3番手で変わりませんが、ポイントリーダーとのギャップを6点から5点へと縮めました。さらに#40 伊沢選手は21点で、引き続き5番手、4点を獲得している#16 山本選手は10番手となりました。

 次戦は9月22、23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されます。

 また、決勝レースに先立ち、フォーミュラ・ニッポンを運営する株式会社日本レースプロモーションが記者会見を開き、1996年から用いられてきた「全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズ」の名称を、2013年から「全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ」に変更することを明らかにしました。これは「日本最高峰のフォーミュラカーレースとしてさらなる発展を期し、これからの時代に即した名称とする」ことを目的としたもので、今年の4月から5月までの約1カ月間でファンから応募があった3500通の中から、社内の選考を経て決定されました。今回の名称変更に伴い、アジアを代表するフォーミュラカーレースとなることを目標に、さらなる飛躍ならびに発展を目指すことになります。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今日はチームとドライバーが本当によくがんばってくれたと思います。また、3位に入った#41 塚越選手は、フロントウイングにダメージを負いながらも、そこに自分のドライビングを合わせ込むことにより、ライバルと互角のペースで最後まで走りきってくれました。この暑い状況の中、あれだけ冷静に状況を判断し、対処した経験は、必ず今後に生きてくると思います。昨年の8月に開催された第4戦もてぎ大会のときと比較すると、今回投入したエンジンは2世代分の進化をしていることになりますが、その成果はデータにもはっきりと表れるほど大きなものでしたので、第6戦SUGO大会ではライバルと互角以上の戦いを演じることができると期待しています。また、すでに発表されているように、第6戦SUGO大会と第7戦鈴鹿大会には現在、インディカー・シリーズを戦っている佐藤琢磨選手がスポット参戦します。彼の技術的なフィードバックをHonda勢全体の底上げに活用できることを楽しみにしています。今後もフォーミュラ・ニッポンを戦うHondaドライバーに熱いご声援をお願いします」
塚越広大選手(3位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートはうまく決まって3番手に浮上しましたが、そのあとは、燃料を多く積んでいる状態でのハンドリングが思わしくなかったため、必死にドライビングをして順位を守る形となりました。その後、ピットストップのタイミングでライバルに抜かれたのは残念でしたが、最後は3位でフィニッシュすることができました。自分としては現状で、できる限りのドライビングができたと考えていますが、総合的な実力ではまだまだライバル勢に負けているので、素直に喜べない部分も残っています。第6戦SUGO大会でも優勝を目指してがんばりますので、ご声援をよろしくお願いします」
伊沢拓也選手(5位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「スタートがうまくいったことに加え、ピットストップでもチームが完ぺきな仕事をしてくれました。マシンの仕上がりや作戦面にも全く不満はなかったので、悔やまれるのは昨日の予選ということになると思います。とはいえ、第4戦富士大会は2台そろってノーポイントだったので、#41 塚越選手が3位で僕が5位に入れたことは素直に喜んでいます。ただし、実力的にはまだトップに追いついていないので、今後もさらに努力していくつもりです」
Text & Photo: HONDA

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FN:第5戦もてぎ決勝記者会見 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
 「スムーズな1日でした。朝、フルタンクでのコンディションのチェックをしましたがバランスは良かったです。決勝までにいくつかマイナーチェンジをし、8分間のウォームアップもプッシュして雰囲気をつかみました。スタートはシグナルが変わった瞬間の反応が遅くて、完璧とはいえませんでしたが、1コーナーで松田選手の前に出れたのがよかったです。そのあとはいいペースでマージンを作れました。レース前から体力作りをしてるので体力的には厳しくなかったですが、右足で両方のペダルを踏んでいるので2スティント目が熱くて痛かったです。最後の20ラップはブレーキを軽く踏んで、我慢のレースでした」
決勝2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「暑かったです。朝はみなさんと同じようにフルタンクでテストしました。スタートはホイールスピンをさせて失敗でしたね。序盤は一貴選手をパスし4位をキープしました。前を走る塚越選手は、ダウンフォースが無くなるのでスリップストリームで追い越せず、ウィングがないみたいでした。ピットインしてニュータイヤに変えたら良いペースで走れました。2位になったのはうれしく思っています」
決勝3位 塚越広大(ダンディライアン)
 「昨日はベストじゃ無かったので、朝はガソリンを積んだ状態でセットを考えました。スタートが良くて3位に上がり、3位をキープするのをがんばって走りました。重いときのペースが悪くて追いかけられ、ピットのタイミングで逆転されましたが、自分ではベストを尽くしたと思っています。松田選手のトラブルで順位が上がったのは良かったですが、まだ負けている部分もあります。フロントウィングはスタート後の3コーナーで松田選手の左リアに当たって壊れましたが、レースに影響はありませんでした」
優勝チーム監督 星野一義(インパル)
 「ここに来る前にドライバーとミーティングをして勝てるクルマにしたいと、工場に足を運びながらセットアップしました。暑い中でドライバーは大変だと思いましたが、満タンでもロングでもすべて計画通りにすすみました。オリベイラ選手と松田選手のデータをいいとこ取りしました。こんなに人間関係がうまくいくチームを作れたのを誇りに思っています。松田選手は運に見放されましたね。機械的なものか人為的なものかは分かりませんが俺の責任だからと謝りました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行2回目 ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイム!

 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権第5戦は5日、ツインリンクもてぎで午後からの決勝をレースを見据えたフリー走行が行われ、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップタイムを記録した。

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 ツインリンクもてぎは朝から蒸し暑い。昨日より高温のなか、最終決勝日を迎えた。

 フリー走行序盤、まず山本尚貴(無限)が1分38秒640でトップに立つが、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、伊沢拓也(ダンディライアン)、金石年弘(リアル)とめまぐるしくトップが代わる。

 中盤にはルーキー安田裕信(コンドー)が37秒台に入る1分37秒930でトップに立つと終盤までこのポジションを維持。

 しかし最終的には終了3分前にデュバルが1分37秒で安田を逆転しトップでフリー走行を締めくくった。安田は2位。3位は伊沢が入った。

 ポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)は4位。予選2位でチームメイトの松田次生(同)は13位とこのセッションでは振るわなかった。

 現在、ポイントリーダーの中嶋一貴(トムス)、同2位のアンドレ・ロッテラー(同)は、それぞれ15位、16位と下位に沈んだ。

 決勝はこの後、14時より52周で争われるが、灼熱の過酷なレース展開が予想され、果たしてトップでチェッカーを受けるドライバーは誰になるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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FN:第5戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/05) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'37.735--176.86
23安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'37.9300.1950.195176.50
340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'37.9780.2430.048176.42
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.0350.3000.057176.31
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.0480.3130.013176.29
610金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.0510.3160.003176.29
741塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.2290.4940.178175.97
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.2650.5300.036175.90
938平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3420.6070.077175.76
1039国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3470.6120.005175.75
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.4840.7490.137175.51
1211中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.6070.8720.123175.29
1320松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.6380.9030.031175.24
1416山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'38.6400.9050.002175.23
151アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7411.0060.101175.05
162中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.7861.0510.045174.97
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'39.0181.2830.232174.56
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'39.6841.9490.666173.40
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第5戦もてぎ公式予選 塚越広大選手がトップと0.134秒差で5番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年8月4日(土)・予選  会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)  天候:晴れ  気温:31℃(13:30時点) 路面温度:42℃(13:30時点)  コースコンディション:ドライ  観客:1万人(主催者発表)

 8月4日(土)、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎにおいて、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦の公式予選が開催されました。

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 8月に入って最初の週末となったこの日は、日本列島の広範囲が高気圧におおわれ、晴天に恵まれました。ツインリンクもてぎのある栃木県地方も、ところどころに雲が浮かんでいるものの、朝から強い日差しが照りつけ、とても暑い一日となりました。

 高速サーキットとして知られる富士スピードウェイでの第4戦からわずか3週間のインターバルをおいて開催された本大会は、低中速コーナーが連続するツインリンクもてぎが舞台となるだけに、Honda勢の形勢逆転に期待がかけられています。

 この日、最初のセッションは午前8時35分から1時間にわたって行われたフリー走行。フォーミュラ・ニッポンに参戦する7人のHondaドライバーは、時折りピットインしてマシンの調整を行っては走行を再開するといった作業を繰り返しながら、セッティングを煮詰めていきました。

 フリー走行におけるHonda勢のトップは1分34秒923で5番手となった#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。続いて#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は6番手、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は7番手、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は11番手、#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は12番手、#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は14番手、#11 中山友貴選手(HP REAL RACING)は17番手となりました。

 今回の公式予選はノックアウト方式で行われました。これは、およそ1時間にわたる公式予選を3つのセッションに分割し、最初のセッション(Q1)で上位13番手までに入ったドライバーが2回目のセッション(Q2)に進出。さらに、Q2で上位8番手までに入ったドライバーが3回目のセッション(Q3)に進出し、この結果でポールポジションから8番手までのスターティンググリッドを決めます。なお、9番手から13番手までのグリッドはQ2、14番手から17番手までのグリッドはQ1の結果にしたがって決定します。

 20分間で行われるQ1が午後1時30分に始まると、18台のフォーミュラカーが一斉にコースイン。まずは最初のタイムアタックを行うといったんピットに戻り、タイミングを見計らってから2回目のタイムアタックに臨みました。この結果、#41 塚越選手は1分34秒953を記録して3番手となり、Q2進出を決めました。さらに、#32 小暮選手は5番手、#40 伊沢選手は9番手、#16 山本選手は10番手、#31 中嶋選手は12番手となり、同じくQ2進出を決めています。

 一方、#10 金石選手は14番手、#11 中山選手は16番手で、惜しくもQ1突破はなりませんでした。

 Q2は午後2時ちょうどの開始。ただし、このセッションは7分間で行われるため、タイムアタックのチャンスは1度だけしかありません。Q1を通過した13名のドライバーは、少しでもいいタイミングでアタックを行うべく、セッション開始直後はピットで待機していましたが、開始1分30秒を経過したところで13台が一気にコースイン、タイムアタックが始まりました。

 ここで#41 塚越選手は1分35秒109を記録して3番手に食い込み、Q3進出を達成します。一方、#40 伊沢選手は9番手、#32 小暮選手は11番手、#31 中嶋選手は12番手、#16 山本選手は13番手となり、この段階でスターティンググリッドが確定しました。

 午後2時7分になってQ3が始まっても、8名のドライバーは雲によって強い日差しがさえぎられ、路面温度がわずかに下がることを期待してピットで待機し、だれ一人としてコースインしません。その後、開始から1分30秒が経過してわずかに日が陰ったところで続々とコースイン、タイムアタックを始めます。ここで#41 塚越選手は1分34秒722をマーク。トップとはたった0.134秒しか差がありませんでしたが、このわずかなタイム差のなかにさらに3名のライバルが滑り込んできた結果、#41 塚越選手は5番グリッドから明日の決勝レースに挑むことが決まりました。

 52周で競われる決勝レースは明日、8月5日(日)の午後2時にスタートが切られます。

坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
 「今回はシーズン後半の始まりにあたるレースなので、エンジンを全面的に見直して熟成を図りましたが、ライバルたちとの間に横たわる最後のコンマ1秒を詰めきれませんでした。たしかに上位と下位のタイム差は非常に小さくなっていますが、多くのHondaドライバーがQ2までに敗退したので、言い訳はできないと思います。そうした中、予選5番手に食い込んでくれた#41 塚越選手は本当によくがんばってくれたと思います。彼を除く6名のドライバーに関しては、予選でどういう状況だったのかをよく精査するつもりです。明日も暑い一日となり、決勝では燃費やタイヤのマネージメントによって勝負が決まると思われるため、この点に注力しつつ、勝利を目指して全力を尽くします」
塚越広大選手(5番手 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「タイム差は非常に小さいものでしたが、そもそももてぎは差が出にくいコースなので、その中であれだけのタイム差が出たということは、やはりそれなりに実力差があったからだと受け止めています。とはいえ、今日はフリー走行からさまざまなトライを行い、マシンの状態はどんどんよくなっていたので、自分の力は出しきれたと思いますが、それが期待するような成績に結び付かなかったことは残念です。決勝レースでは、自分たちのペースが速ければ逆転できる可能性もあるので、全力を投じて戦います」
伊沢拓也選手(9番手 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
 「Q2では目の前を走っていたドライバーがコースアウトしたため、これに引っかかってタイムをロスしてしまいました。もっとも、仮にそれがなかったとしてもQ3に進出できたかどうかは微妙なところでしたが、残念な出来事だったことには変わりありません。とはいえ、僕たちは決勝レースに向けたマシンの仕上がりがいいので、明日はがんばって追い上げたいと考えています」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 上位3人のコメント

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PP #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
fn_r05_q_pc_oliveira 久々に記者会見の席に座れてうれしいです。
このコースではいつもオーバーステア傾向になるので、今朝のフリープラクティスの前にそれを修正して走行に臨みましたが、うまく改善されたようです。
フリープラクティスではタイヤの扱い方が難しくて、クルマの感覚がつかみにくかったのですが、たぶんいい線にいってるんじゃないかという手ごたえを感じました。 Q1、Q2ではセッティングの変更をしましたが、Q3はQ2と同じセットで走りました。 予選結果を見た星野さんはいつもどおりスーパーエキサイトしてましたね。
(先週の菅生での失敗からどうやって頭を切り替えたのか、の質問に対して)明日トラック上で答えを見せますよ。
予選2位 #20松田次生(インパル)
fn_r05_q_pc_matsuda 復帰したばかりなので、いつも走りながらドライビングの修正やクルマのセットアップをしていって予選に臨んでいますが、今回はそれがうまくいきました。
ただ予選Q2は路面状態が良くなくてタイムをあげられなかったので、Q3ではタイヤの内圧と車高を変更して微調整したら、それがいい方向に行ってタイムアップにつながりました。
ですが0.004秒とはいえチームメイトに負けたのは悔しいです。フリープラクティスの結果がよければ、もっといいタイムが出せたかもしれません。
でも、何をいじればどう変わるか、というのは日に日に自分の体に染み付いているので、今後の予選でポールをとる自信が持てました。とにかくいい予選でした。
予選3位 #2中嶋一貴(トムス)
fn_r05_q_pc_nakajima 朝の走り始めはクルマのバランスが良くなくて、それに対応しながらの走行になりました。
JPが言ったみたいにタイヤの性能も落ちてくるんで、何が良くて何が悪いか判断し辛い状況でしたが、予選に向けてニュータイヤを履いた感じは悪くなかったですし、良くないところから良いところに順調に持っていけたと思います。
予選は安定して戦うことができましたし、Q1Q2のタイムを見て、Q3のタイムにも手ごたえはあったんですけど、帰って来たら3番だったんで悔しいです。 で
も頭を切り替えて、明日のレースはいい結果を残せるようにしたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 チームインパルがフロントローを独占。PPはJPオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝のグリッドを決める公式予選がノックアウト方式で行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。予選2位にも僚友の松田次生(同)が僅差で肉薄し、明日の決勝レースはチームインパルの2台がフロントローからスタートすることとなった。

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■Q1

 午後になってもサーキット場内は蒸し暑い。ノックアウト方式で行われる公式予選は13時30分より。まずは、20分間のQ1から。

 Q1序盤をリードしたのは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。これにロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、塚越広大(ダンディライアン)と続く。

 そして、Q1終盤のアタックでアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップに立つと、デュバルが1分34秒679で逆転し、このセッションをトップで通過した。2位には中嶋一貴(トムス)が入り、ホンダエンジン勢で一人気を吐く塚越広大(ダンディライアン)が3位に食い込んだ。

このセッションでノックアウトされたのは、金石年弘(リアル)、国本雄資(セルモ/インギング)、スポット参戦最後のレースとなる中山友貴(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の5台。

■Q2

 Q2セッションは7分間。最初にアタックラップに入ったロッテラーが1コーナーで曲がりきれずにコースアウト。この周を捨て次周に再びアタックをかけたロッテラーは、それでも4位でQ2を通過した。

 このセッショントップに立ったのは1分34秒908でオリベイラ。2位には中嶋一貴(トムス)で、3位にはここでも塚越がつける。

 そして8台通過の最終順位8位に滑り込んできたのが、ルーキーの安田裕信(コンドー)。初めてのQ3進出を果たした。

 ノックアウトされたのは、伊沢拓也(ダンディライアン)、大嶋和也(ルマン)、中嶋大祐(ナカジマ)、山本尚貴(無限)の5台。

■Q3

 Q3も7分間。8台での熾烈な争いを制したのは、オリベイラ。1分34秒588をたたき出し、ポールポジションを獲得した。そして2位には僅差、千分の4秒差で僚友の松田が肉薄し、フロントローをインパルが独占することとなった。

 3位には中嶋一貴が入り、4位にロッテラー。5位にはホンダエンジン勢で唯一Q3進出を果たした塚越がつけ、6位にでデュバル、7位平手晃平(セルモ/インギング)、ルーキーの安田は8位となった。

 明日は5日は、8時30分から30分間のフリー走行が行われ、決勝は14時から52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選総合結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0451'34.9081'34.588
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1781'35.1551'34.592
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9291'34.9741'34.600
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4351'35.1471'34.712
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9531'35.1091'34.722
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.6791'35.1681'34.824
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3441'35.2141'35.211
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1501'35.2351'35.266
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4031'35.523
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5871'35.537
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0501'35.543
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5591'35.714
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4171'35.890
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.767
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.985
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.600
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.745
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.781
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'41.306)----
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.588--182.74
220松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.5920.0040.004182.73
32中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6000.0120.008182.72
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.7120.1240.112182.50
541塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.7220.1340.010182.48
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8240.2360.102182.28
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2110.6230.387181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2660.6780.055181.44
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.908--182.12
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9740.0660.066182.00
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.1090.2010.135181.74
41アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1470.2390.038181.67
520松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1550.2470.008181.65
68ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'35.1680.2600.013181.63
738平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2140.3060.046181.54
83安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.2350.3270.021181.50
---- 以上Q3進出 ----
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.5230.6150.288180.95
107大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5370.6290.014180.92
1132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5430.6350.006180.91
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.7140.8060.171180.59
1316山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.8900.9820.176180.26
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Knock Out Q1 Weather:Find Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.679--182.56
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9290.2500.250182.08
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9530.2740.024182.04
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.0450.3660.092181.86
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.0500.3710.005181.85
63安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'35.1500.4710.100181.66
720松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.1780.4990.028181.61
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.3440.6650.166181.29
940伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.4030.7240.059181.18
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.4170.7380.014181.15
111アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.4350.7560.018181.12
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.5590.8800.124180.88
137大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.5870.9080.028180.83
---- 以上Q2進出 ----
1410金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.7671.0880.180180.49
1539国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.9851.3060.218180.08
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.6002.9211.615177.10
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'37.7453.0660.145176.84
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'37.7813.1020.036176.77
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'41.3076.6283.526170.62
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第5戦フリー走行1回目 アンドレ・ロッテラーがトップタイム、中嶋一貴が続きトムス1-2!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ツインリンクもてぎでフリー走行を行い、アンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイム。2位にも中嶋一貴(同)が入りトムス勢が1-2と好調ぶりを見せつけた。

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 朝方ぱらついた雨も上がり、日が昇るにつれツインリンクもてぎ上空には青空が広がってきた。8時35分から1時間にわたって1回目のフリー走行が行われた。

 まずは開始5分過ぎに中嶋一貴(トムス)が1分35秒841でトップタイムをマーク。このタイムを開始11分過ぎに1分35秒645で逆転し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップに立つ。

 その後、フリー走行中盤の開始27分にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒337でトップに。

 ロッテラーは終盤にタイムをさらに1分34秒475まで縮め、トップのままでセッションが終了。2位には1分34秒639をマークした中嶋が迫ったが届かず、トムス勢が1-2でフリー走行を締めくくった。

 3位にはオリベイラ、4位にロイック・デュバル(キグナス・スノコ)とトップ4をトヨタエンジンが独占。5位にホンダエンジン勢トップの伊沢拓也(ダンディライアン)がつけ、6位には地元で復活を果たしたい小暮卓史(ナカジマ)が入った。

 この後13時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第5戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2012/08/04) Free Session #1 Weather:Finde Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.475--182.96
22中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.6390.1640.164182.64
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.8230.3480.184182.29
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'34.8940.4190.071182.15
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'34.9230.4480.029182.09
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1810.7060.258181.60
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'35.1890.7140.008181.59
838平手 晃平Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.2410.7660.052181.49
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.2660.7910.025181.44
10*20松田 次生TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.2870.8120.021181.40
1110金石 年弘HP REAL RACINGHONDA HR12E1'35.3250.8500.038181.33
1216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'35.3540.8790.029181.27
1339国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'35.7241.2490.370180.57
1441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'35.8121.3370.088180.41
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'36.2081.7330.396179.66
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'36.4822.0070.274179.15
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'37.5483.0731.066177.19
1818折目 遼SGC by KCMGTOYOTA RV8K1'38.0693.5940.521176.25
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.20は、2012年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条8.(一般安全規定遵守違反)のため、訓戒および罰金3万円を課した。

GT Asia

GT Asia:Audi R8 LMS CupがGTアジアシリーズで表彰台を獲得

2012/07/18
GTアジアシリーズ第5戦 / 第6戦結果

Audi R8 LMS (C)Audi Japan 拡大します
●Audi R8 LMS Cupが第6戦で3位に入賞
●厳しいレースとなった第5戦の後、チームはチャンピオンシップ争いに復帰

台北のジェフェリー リーと香港のマーチー リーのコンビがステアリングを握るAudi R8 LMS Cupが、GTアジアシリーズに正式参戦。第6戦で3位に入賞、表彰台に戻ってきました。

ジェフェリーとマーチーは、富士スピードウェイのデビュー戦となる第5戦では厳しい戦いを余儀なくされましたが、このプロ / アマコンビは第6戦においてAudi R8 LMS ultraの性能を最大限に引き出し、2周目のスピンによる遅れを取り戻して見事に表彰台に上りました。

11戦のうち6戦を終了した現在、Audi R8 LMS Cup(アウディ初のワンメイク シリーズ用のマシン)を駆るチームは、ポイントランキングで2位に肉薄するポジションにあり、マーチーは3位、ジェフェリーは2ポイント差の4位につけています。

土曜日の第5戦は、ジェフェリーが9番グリッドからスタート、このペアにとっては厳しいレースとなりました。9ラップを終えたところでドライバーはマーチーに交替。表彰台への期待は、ピットレーンでの速度超過によるドライブスルー ペナルティによってさらに難しい状況となりましたが、マーチーは決してレースを諦めることなく、Audi R8 LMS ultraは最速ラップをマークして総合9位でレースを終えました。

マーチーは、土曜日に行なわれた2回目の予選で3位のラップタイムを記録。マーチーはウェットコンディションとなった第6戦を第3グリッドからスタートしました。スタート直後の第1コーナーで彼は2位に浮上し、1周終了までには先頭を走行していました。しかし2周目で、リードを広げようとしてスピン、4位までポジションを落としてしまいます。しかし彼は、アウディの軽量化技術の能力を存分に活かして着実に差を縮め、11周目で3位に浮上しました。

交替したジェフェリーも3位のポジションをキープ。ペースを保ち、マシンを無事にゴールまで到達させ、2人で表彰台に返り咲きました。

アウディスポーツ カスタマーレーシング チャイナのディレクターであるレネ コーンバーグは、次のようにコメントしています。「今週末は表彰台に戻ってくることができ、また選手権で掲げた目標を富士スピードウェイで達成することができたので良かった。また、Audi R8 LMS Cupを日本の皆様に紹介できたことを大変うれしく思う。来月の鈴鹿も楽しみにしている。」

Audi R8 LMS Cupは、2012年8月18日~19日に鈴鹿サーキットで行われる、GTアジアシリーズ第7戦と第8戦でも見ることができます。

ジェフェリー リー:
「表彰台にまた上がることができて嬉しい。いくつかミスも犯してしまったが、今日はよい結果が出て良かった。この週末は、私たちにとってよい経験となった。雨の中でAudi R8 LMS ultraを走らせたのは初めてだったが、ウェットコンディションでも速いことが分かって良かった。」

マーチー リー:
「2周目のスピンは大きなミスだったが、激しい競争の中で、限界の走りをした結果なので仕方ないと思っています。スピンのあとは、追い上げに全力を注いたが、マシンはすばらしい仕事をしてくれた。Audi R8 LMS ultraは大変バランスが良く、悪天候下でも速いペースを維持することができた。富士を走るのは初めてだったが、次回はもっと良い結果が出せると思う。」

Audi R8 LMS Cup(中国)によるリリースの翻訳版です。

アウディジャパン・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第5,6戦富士 平川亮が2戦共に独走で制し今季4勝目を挙げる (TOYOTA)

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第5戦、第6戦共に平川亮(中央)が優勝、中山雄一(左)が2位に入った

 全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が7月14日(土)と15日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両8台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。

 14日(土)未明まで降っていた雨は上がったものの路面はウェットコンディションで、朝8時という早朝から第5戦の予選(10分間)が行われ、好調な平川亮(RSS)が今季4度目となるポールポジションを獲得。中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手で続いた。3番手にはNクラスの平峰一貴(HFDP RACING)が入り、山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が4番手となった。

 10分間のインターバルを経て実施された第6戦の予選も、若干乾き始めてはいるもののウェットコンディションで、各車ウェットタイヤでのアタックとなったが、唯一スリックタイヤを装着したNクラスのギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)が最終ラップでトップタイムをマーク。ポールポジションを獲得した。平川は2番手。山内、中山が3,4番手で続くこととなった。

 第5戦決勝(15周)はドライコンディションで午後1時23分にスタート。スタート直後こそポールポジションの平川と2番手の中山がポジションを争ったが、平川が首位をキープ。

 平川は周回ごとに2位中山との差を広げていき、最後は9秒もの差を付けてトップチェッカー。ポール・トゥ・ウィンとファステストラップ獲得のフルマークで今季3勝目を挙げた。一方、2位の中山は終盤、ラファエル・スズキ(TODA RACING)からの猛攻を受けることとなったが、何とか凌ぎきり、2位でフィニッシュ。

 Nクラスではクラスポールの平峰がトップのままチェッカー。総合でも表彰台の3台に続く4位という好結果となった。クラス4番手からスタートした勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は、序盤3位争いを展開したが、後方から接触されスピン、最後尾へと後退。しかしそこから追い上げ、クラス4位でフィニッシュした。

 15日(日)午前10時13分、第6戦決勝(21周)がスタート。Nクラスながらポールポジションを獲得したトンプソンだったが、スタートでは平川が前に出て首位に浮上。続くコーナーでも中山、山内らがトンプソンをパスしていった。

 その後は首位を逃げる平川が前日同様に2位中山との差を広げていき、独走でトップチェッカー。今大会富士を完全制覇し、今季4勝目となった。中山は2戦連続の2位でランキング2位へと浮上。山内が4位、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が5位に入った。

 Nクラスでは、ポールポジションのトンプソンと平峰、勝田らが激しいバトルを展開。得意のブレーキングで一度は首位に立った勝田だったが、トンプソンをパスした際に走路妨害があったとして10秒間のピットストップペナルティ。これにより首位に立った平峰が勝利を挙げ、第3戦から4連勝を飾った。

 次戦第4大会(第7戦、第8戦)は8月4日(土)5日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される。

Text & Photo: TOYOTA

GT Asia

GTA:第5戦決勝 MOK Weng Sunがポールトゥウイン!

 GTアジアシリーズは14日、富士スピードウェイで第5戦を行い、ポールポジションからスタートしたMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)が規定の40分を走りきり優勝した。

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 GTアジアシリーズは全11戦。すでに第1~4戦がマレーシアのセパン国際サーキットで行われ、ここ富士で第5戦・6戦、日本ではこの後鈴鹿、オートポリスと転戦し、最終戦をマカオで締めくくる。

 第5戦決勝レースは15時35分スタート。フォーミュラ・ニッポンQ3予選開始直前に降り始めた雨は上がったが、ウェット路面でレースは始まった。

 レースは序盤からポールシッターのMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)がリード。2位には日本のDirection Racingから参戦のHisao SHIGETA(Porsche 997 GT3R)がつける。この2台の争いに同チームから参戦のHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が加わり激しいGT3勢でのトップ争いが繰り広げられたが、最終的には40分を走り切ってSunが優勝した。

 2位には日本のSHIGETAが、3位にはHAYASHIが入った。

 GTMクラスは総合13位に入ったHideki ONDA(Ferrari F430 GT)が優勝した。

 第6戦決勝は明日15日、12時10分より本日と同じ40分レースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

GT Asia

GTA:第5戦富士決勝結果

GT Asia -RIJ- (2012/07/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2012 GT Asia Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCarTeamLapTotal_Time
Behind
1GT31MOK Weng SunFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2240'38.078
2GT333Hisao SHIGETAPORSCHE 997 GT3RDirection Racing2217.147
3GT34Hisamori HAYASHIPORSCHE 997 GT3 RDirection Racing2217.396
4GT39LI Zhi CongPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team2220.671
5GT330Frank YUFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong2221.276
6GT322David LAIFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing2239.278
7GT399Yukinori TANIGUCHIAudi R8 LMSHitotsuyama Racing2240.938
8GT35Samson CHANFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong2249.877
9GT37Jeffrey LEEAudi R8 LMS UltraAudi R8LMS Cup2251.782
10GT36Hiro NISHIDABMW Z4Field Motorsport221'36.660
11GT324Dilantha MALAGAMUWALamborghini LP560 GT3Dilango Racing221'48.553
12GTM26Hideki ONDAFerrari F430 GTTunewear Racing221'51.317
13GTM21Francis TJIAFerrari 430 GTModena Motorsports211Lap
14GT375Clifford CHENFerrari F458 GT3Clifford CHEN211Lap
15GTM77Jacky YEUNGLamborghini Gallardo GTArrows Racing211Lap
16GT311Sasha CHUPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team211Lap
---- Not Classified (GT3:19Laps / GTM: 19Laps) ----
-GT482Anthony CHAN Kei MingLOTUS Evora GT4TW Racing148Laps
-GTM16Wayne SHENFerrari F430 GTModena Motorsports913Laps
-GTM55Hideo TAKAHASHIFerrari 430 ChallengeAutostrada-DNQ
  • Fastest Lap(GT3): CarNo.7 Jeffrey LEE (Audi R8 LMS Ultra) 1'43.903 (14/22) 158.097km/h
  • Fastest Lap(GTM): CarNo.26 Hideki ONDA (Ferarri F430 GT) 1'47.494 (13/22) 152.816km/h

Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝 上位3人のコメント

総合優勝 #4平川亮(RSセリザワ)
f3_r05_r_pc_hirakawa 今回のレースは予選でポール、決勝は優勝してファステストラップも取れて、何もかもが上手くいきました。いいクルマを用意して下さったチームのみなさん、トヨタさん、スポンサーさんに感謝しています。小雨が降っていましたが、走りには影響ありませんでした。
明日は2番手からのスタートですが、前はNクラスなのですぐ抜けると思います。またトップで終われるようにしたいですね。
総合2位 #36中山雄一(トムス)
f3_r05_r_pc_nakayama スタートは動き出しも加速も悪くなかったんですが、イン側に居た平川選手の方が強くて前に出られませんでした。2、3周してタイヤがあったまってからもクルマのバランスに問題があってペースが上げられなかったので、タイヤを温存して後半勝負に持ち込もうと思いましたが、性能の落ち込みが思ったより大きくて逆に3位に追いつかれてしまいました。
明日もスタートは問題ないと思いますが、何が原因でペースが良くないのかわからないので、これから調べます。
総合3位 #2ラファエル・スズキ(戸田レーシング)
f3_r05_r_pc_suzuki ブランクがあったのでウェットでの予選は難しかったです。レースは後方のポジションからのスタートでしたが、ペースもよく、前のクルマも簡単に抜くことが出来ました。僕らのクルマは新型ではありませんが、チームのみんなが長い時間をかけて仕上げてくれました。これだけ頑張ったのだから、もう後戻りは出来ません。明日も7位からのスタートで簡単ではないと思いますが、頑張ります。
Nクラス優勝 #7平峰一貴(HFDP)
f3_r05_r_pc_hiramine スタートでは少し出遅れてしまい、野尻選手、山内選手に挟まれてポジション取りに苦労しましたが、なんとか3位をキープ出来ました。でも序盤にベストタイムを出したあと、ペースが落ちてしまいました。コンディションの変化に合わせきれなかったので、まだまだ自分には足りないことがあるとわかりました。明日はギャリーがトップからスタートするので、簡単じゃないと思いますが、しっかり追いつけるよう、頑張ります。
Nクラス2位 #23佐々木大樹(NDDP)
f3_r05_r_pc_sasaki スタートでは動き出しは決まったのにシフトアップするところで失速させてしまい、何台かに抜かれてしまいました。でもいいペースで走れていたのは良かったです。Cクラスを抜くのは難しかったですが、2台抜くことが出来て平峰選手に追いつけました。
今回のレースで抜くポイントも抜き方もわかったので、明日もこの調子を維持して頑張ります。
3位 #20ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r05_r_pc_tompson 予選から調子は良かったです。ポールポジションも取れましたし。チームも頑張ってくれて、少しずつ良くなってるのを実感しています。
今季初めて表彰台に上がれてことはチームのためにも良かったと思います。
予選でスリックを履くことは、最初エンジニアから提案されました。とにかく水しぶきが激しかったのでまだまだ無理だとそのときは思いましたが、そのあとでドライのラインが取れるんじゃな以下と思うようになり、スリックでいくことにしました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝 #4平川が今季3度目のポール・トゥ・ウィンを達成!

全日本F3選手権第5戦の決勝が7月14日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#4平川亮(広島トヨペットF312)が序盤から後続を突き放し、今季3勝目を挙げた。
Nクラスは#7平峰一貴(HFDP RACING F307)がCクラスをも上回るペースで周回を重ねて優勝、総合でも4位につけた。

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第5戦決勝は午後1時20分スタート。メカニック退去の直後から細かな雨粒が落ち始めてはいたが、全車スリックでフォーメーションラップを開始。その後も特に大きなアクシデントもなくレースは進行した。
スタートではほぼ同時に動き出したフロントローの2台は#4平川がイン、#36中山雄一がアウトの並走状態で1コーナーへ。ここでは#4平川が#36中山を押さえてトップを守ると、そのまま一気に突き放しにかかった。
その後方では3番手スタートの#7平峰がCクラスの#1山内英輝、#8野尻智紀に飲み込まれる形で団子状態となったが、かろうじて#7平峰がポジションを守った。
更にその後方では8番手スタートの#2ラファエル・スズキが好スタートをみせ、1周目で早くも#8の事理を攻め落として5位に浮上してきた。

#2スズキの勢いはこれだけに留まらず、3周目の1コーナーでは#1山内をアウトから抜き去り、レース中盤には3位を走る#7平峰をもパスすると、そのまま2位#36中山とのギャップも削り取っていった。
#36中山はトップの#4平川のペースに全く太刀打ち出来ず、後半はペースも上がらずに苦しい走りを強いられたが、かろうじて#2スズキの追撃を退けて2位を守った。
これで#4平川は今季通算3勝目を挙げ、シリーズポイントでも2位以下を大きく引き離した。

Nクラスは、総合でも4位の平峰が今季3勝目。2位には見事なテクニックでパワー差を跳ね返し、#8野尻、#1山内の2台のCクラスを抜き去った#23佐々木大樹が入った。

第6戦決勝は明日午前10時10分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/14) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1524'23.618
236中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
159.197
32ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
159.514
47N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1518.635
523N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1519.792
61山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1521.852
737リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1523.933
88野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1528.682
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1533.067
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1544.253
116N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1545.156
1277N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE151'10.323
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
151'12.533
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
-19Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
78 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 平川亮(広島トヨペットF312) 1'36.863 (2/15) 169.588km/h
  • CarNo.19は、全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.1)(他社への接触行為)により、競技結果に対して30秒加算およびペナルティポイント1点とする。

GT Asia

GTA:第5戦富士公式予選結果

GT Asia -RIJ- (2012/07/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2012 GT Asia Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassNoDriverMaker ModelTeamTimeBehindGapkm/h
1GT31MOK Weng SunFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing1'42.824--159.756
2GT333Hisao SHIGETAPORSCHE 997 GT3RDirection Racing1'43.088 0.264 0.264159.347
3GT330Frank YUFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong1'43.885 1.061 0.797158.125
4GT34Hisamori HAYASHIPORSCHE 997 GT3 RDirection Racing1'43.954 1.130 0.069158.020
5GT39LI Zhi CongPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team1'44.182 1.358 0.228157.674
6GT399Yukinori TANIGUCHIAudi R8 LMSHitotsuyama Racing1'44.745 1.921 0.563156.827
7GT322David LAIFerrari F458 GT3Team Clearwater Racing1'44.886 2.062 0.141156.616
8GT324Dilantha MALAGAMUWALamborghini LP560 GT3Dilango Racing1'45.151 2.327 0.265156.221
9GT37Jeffrey LEEAudi R8 LMS UltraAudi R8LMS Cup1'45.632 2.808 0.481155.510
10GT35Samson CHANFORD GT3Craft Eurasia Racing Hong Kong1'45.675 2.851 0.043155.446
11GT36Hiro NISHIDABMW Z4Field Motorsport1'46.350 3.526 0.675154.460
12GTM26Hideki ONDAFerrari F430 GTTunewear Racing1'46.856 4.032 0.506153.728
13GTM16Wayne SHENFerrari F430 GTModena Motorsports1'48.087 5.263 1.231151.978
14GTM21Francis TJIAFerrari 430 GTModena Motorsports1'48.521 5.697 0.434151.370
15GTM77Jacky YEUNGLamborghini Gallardo GTArrows Racing1'50.340 7.516 1.819148.874
16GT311Sasha CHUPORSCHE 997 GT3RAsia Racing Team1'50.453 7.629 0.113148.722
17GT375Clifford CHENFerrari F458 GT3Clifford CHEN1'50.834 8.010 0.381148.211
18GTM55Hideo TAKAHASHIFerrari 430 ChallengeAutostrada1'51.787 8.963 0.953146.947
19GT482Anthony CHAN Kei MingLOTUS Evora GT4TW Racing1'59.34916.525 7.562137.637

Japanese F3

JF3:第5戦富士公式予選 #4平川が5連続ポール達成!

全日本F3選手権第5戦の公式予選が7月14日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#4平川亮(広島トヨペットF312)が1'49.822でポールポジションを獲得した。
Nクラスのトップは#7平峰一貴(HFDP RACING F307)で総合でも3位に付けた。

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第5戦の公式予選は午前8時より10分間で行われた。
公式予選日の富士スピードウェイは前夜からの雨も上がり、時折雲の切れ間から青空をのぞかせるまでに天候が回復していたものの、路面が乾くまでには至らなかった。
このため競技団から「ウェット宣言」出される中全車ウェットタイヤを装着してコースに出て行った。

デビューシーズンながら開幕2連勝を達成して目下ポイントリーダーの#4平川は序盤から好タイムを連発、終始トップのままタイムを1分49台まで縮め、開幕以来5戦連続でポールポジションをものにした。
2番手には#36中山雄一(PETRONAS TOM'S F312)が1'49.944で続き、3番手にはなんとNクラスの#7平峰が続いた。

第5戦決勝はこのあと午後1時20分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第5戦富士公式予選結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2012/07/14) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Wet
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'49.822--149.58
236中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'49.9440.1220.122149.41
37N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'50.3020.4800.358148.93
41山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'50.5500.7280.248148.59
58野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'50.7170.8950.167148.37
623N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'50.7500.9280.033148.32
720Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'51.0741.2520.324147.89
82ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'51.1451.3230.071147.80
935N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'51.2221.4000.077147.69
1037リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'51.8382.0160.616146.88
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'52.8393.0171.001145.58
126N小泉 洋史Net Move F306Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'53.2043.3820.365145.11
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'54.6754.8531.471143.25
1477N野呂 立スタッフワンCMS F306Dallara F306TOYOTA 3S-GE1'54.7564.9340.081143.15
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'01.02411.2026.268135.73

Formula Nippon | JAF Grand Prix

FN:中山友貴(Rd.4,5)と佐藤琢磨(Rd.6,7,JAF)がスポット参戦

fn_yuki-nakayama.jpg  HP REAL RACINGは14日、同社のウェブサイト上で全日本フォーミュラ・ニッポン第4戦富士と同第5戦ツインリンクもてぎにおいて、在参戦中の金石年弘に加え、新たに現在スーパーGTに参戦中の中山友貴を起用することを発表した。

 カーナンバーは11が与えられる模様。中山は自身のブログで「このチャンスを与えてくれたホンダさんをはじめ、リアルレーシング、関係者の皆様には本当に感謝しています。SUPER GTで得た経験をフルに活かし、自分の速さをしっかりとアピール出来る様に全力で頑張ります」と語っている。

fn_takuma-sato.jpg  また株式会社M-TECも同日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦SUGO菅生、第7戦鈴鹿、JAF GPにおいて、現在参戦中の山本尚貴選手に加え、新たにインディカー・シリーズに参戦中の佐藤琢磨を起用し、「TEAM無限」として2台体制で挑むことを発表した。

 佐藤は「非常に高いレベルでの戦いが予想されるフォーミュラ・ニッポンへ、自分にとって深い縁があるTEAM無限からスポット参戦できることを大変嬉しく思っています。また、仙台・菅生ではEnjoy Hondaのイベントと共に被災地の皆さんを元気づけるレースを、そして思い出深い鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイでは、多くのファンの皆さまに楽しんでもらえるようなエキサイティングなレースができればと願っています」と語っている。

 なお、佐藤についてはインディカー・シリーズを優先するため、状況により出走しない場合もあるとのことだ。

Photo: Katsuhiko KOBAYASHI, Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎレース2決勝結果

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) Race 2 Result Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
1ST-119Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
佐藤 茂
山野 直也
堀主知ロバート
5047'51.897
2ST-121PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
ドミニク・アン
柳田 真孝
5012.822
3ST-1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
フェイ・ホーン・オオイ
5018.689
4ST-1411KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
川口 正敬
植田 正幸
ガミさん
5020.460
5ST-21505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
藤原 能成
5032.200
6ST-223エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
高木 真一
491Lap
7ST-2320RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
松本 武士
491Lap
8ST-3114岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
増田 芳信
491Lap
9ST-32339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
東 徹次郎
491Lap
10ST-3334asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
佐藤 公哉
482Laps
11ST-347岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
安宅 徳光
482Laps
12ST-3535asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
浜野 彰彦
NAKACHIN
塙 翔
473Laps
13ST-41*12無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
遠藤 光博
苅谷 伊
473Laps
14ST-4262ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
473Laps
15ST-24*26エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
473Laps
16ST-43*18コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
笠原 智行
森 政行
473Laps
17ST-44333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
464Laps
18ST-4573mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
下山 和寿
464Laps
19ST-4641TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
松井 猛敏
桑畑 四十郎
464Laps
20ST-51230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
419Laps
21ST-5236エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
井尻 薫
419Laps
22ST-53*55吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 コーイチ
樺田 祐司
まさやん
4010Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-ST-2-6新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1337Laps
-ST-3-39TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
佐藤 晋也
1040Laps
-ST-3-15岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
田中 哲也
743Laps
-ST-5-19BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
西田 公也
050Laps
-ST-4-*38TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
兼村 博文
050Laps

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎ決勝レース2 #9Faust Racingをはじめ全クラス初優勝の珍事。#1PETRONAS Z4Mがタイトルを獲得!

ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイを使って開催された、スーパー耐久シリーズ2011第5戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の決勝レース2は、#9Faust Racing BMW Z4M COUPE(佐藤茂/山野直也/堀主知ロバート組)が今季初勝利。2位には#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/ドミニク・アン/柳田真孝)組がつけ、最終戦を待たずしてST1クラスのシリーズチャンピオンを獲得した。

決勝レース2は午後2時10分、定刻にローリングを開始した。
このレースのスターティンググリッドは公式予選の2番手タイムで決定されたが、ここでも#28ペトロナスZ4Mがポールポジションを獲得、ホールショットを決めてチームメイトの1号車を従えながら序盤トップを快走する。

ところがトップが16周を終えたところで、ST2クラスの#6新菱オート☆DIXCEL☆EVO IXがトラブルのためバックストレートイン側にストップしたことにより、セーフティーカーが導入されることになった。
ここですかさず動いたのが、1号車と9号車、11号車の3台だ。
彼らは全周回の3分の1を消化した17周終わりでドライバーチェンジを済ませてピットアウト。これに対してトップの28号車はスタートドライバーの片岡龍也が29周終わりまで引っ張る作戦を採った。

この結果、ドライバーチェンジを済ませた時点では1号車に5秒のリードをつけることに成功した28号車だったが、その後徐々に1号車、9号車に差を詰められ、34周目にターン3手前のシケインで2台に一気に抜かれてしまった。この結果、2位#9山野、3位#1アン、4位#28ハイルマンという状況に。
この時点でトップに立っていたのはST2クラスの#505KYOSHOアリスモータース ランサーX。絶妙のタイミングでピット作業を済ませた格好だったが、2秒以上ものラップタイム差は如何ともしがたく、38周目のターン4であっさり#9山野にかわされてしまった。

#9山野はその後もペースを緩めず、2位以下を突き放しにかかり、最後は#1アンに12.822秒差をつけて今季初の表彰台を勝利で飾った。
2位は1号車のペトロナスZ4M。これによりシリーズポイントを111とし、3位に終わった28号車に29.5ポイントの差をつけたため、最終戦を待たずしてST1クラスのシリーズタイトルをものにした。
これで谷口はスーパーGTのGT300クラス、シビックインターと合わせて今季3冠。 柳田もGT500クラスと共に2冠を達成することになった。

ST2クラスはランキング3位の#6新菱オートが先述のトラブルでリタイヤに終わり、このときのSCランでトップに立った#505KYOSHOアリスモータースがそのまま逃げ切ってこちらも今季初優勝。シリーズランキングを5位に浮上した。
2位は#3エンドレスアドバンコルトスピードX、3位には20RSオガワADVANランサーがつけ、シリーズポイント差は5.5と依然として接戦のままだ。

ST3クラスはランキングトップの#15岡部自動車Zが7周目にトラブルでピットイン、そのままレースを終える一方で、クラストップのグリッドからスタートした#339GPO+KOTA NSXを39周目に#14岡部自動車RX-7が抜き去って今季初優勝。
ST4クラスも#12無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS EDが今季初優勝、ST5クラスも#230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitzが初優勝と全クラスが初優勝で埋め尽くされた。

またST4は#62ホンダカーズ東京が2位に入ったため、ここも最終戦を前にタイトルを確定している。

第6戦決勝は明日午後1時よりロードコースで300km(63周)の通常フォーマットで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎレース1決勝結果

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
1ST-111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
ドミニク・アン
柳田 真孝
5043'20.872
2ST-129Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
佐藤 茂
山野 直也
堀主知ロバート
491Lap
3ST-1311KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
川口 正敬
植田 正幸
ガミさん
491Lap
4ST-213エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
高木 真一
491Lap
5ST-2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
松本 武士
482Laps
6ST-31339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
東 徹次郎
482Laps
7ST-3214岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
増田 芳信
482Laps
8ST-236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
482Laps
9ST-24505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
藤原 能成
482Laps
10ST-3334asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
佐藤 公哉
473Laps
11ST-3415岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
田中 哲也
473Laps
12ST-357岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
安宅 徳光
473Laps
13ST-2526エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
473Laps
14ST-4162ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
464Laps
15ST-4212無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
遠藤 光博
苅谷 伊
464Laps
16ST-3639TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
佐藤 晋也
455Laps
17ST-4341TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
松井 猛敏
桑畑 四十郎
455Laps
18ST-4473mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
下山 和寿
446Laps
19ST-4538TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
兼村 博文
446Laps
20ST-3735asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
浜野 彰彦
NAKACHIN
塙 翔
437Laps
21ST-5136エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
井尻 薫
3911Laps
22ST-52230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
3812Laps
23ST-5355吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 コーイチ
樺田 祐司
まさやん
3614Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-ST-4-18コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
笠原 智行
森 政行
3812Laps
-ST-1-28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
フェイ・ホーン・オオイ
3515Laps
-ST-4-333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
050Laps
-ST-5-19BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
西田 公也
050Laps

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎA,Bドライバー2nd Time総合結果(Race 2 Grid)

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1ST-1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
0'49.679
0'50.446
1'40.125-
2ST-121PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
ドミニク・アン
0'49.577
0'50.781
1'40.358 0.233
3ST-139Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
佐藤 茂
山野 直也
0'51.766
0'49.793
1'41.559 1.434
4ST-213エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
0'51.297
0'51.247
1'42.544 2.419
5ST-1411KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
川口 正敬
植田 正幸
0'52.218
0'51.632
1'43.850 3.725
6ST-2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
0'52.538
0'51.745
1'44.283 4.158
7ST-23505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
0'52.797
0'52.093
1'44.890 4.765
8ST-31339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
0'52.635
0'52.375
1'45.010 4.885
9ST-246新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
0'53.097
0'52.172
1'45.269 5.144
10ST-3214岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
0'52.315
0'53.333
1'45.648 5.523
11ST-3334asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
0'52.617
0'53.222
1'45.839 5.714
12ST-347岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
0'53.541
0'53.675
1'47.216 7.091
13ST-3535asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
浜野 彰彦
NAKACHIN
0'54.208
0'53.419
1'47.627 7.502
14ST-2526エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
0'53.185
0'54.923
1'48.108 7.983
15ST-3639TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
0'53.228
0'55.026
1'48.254 8.129
16ST-3715岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
0'55.310
0'54.131
1'49.441 9.316
17ST-4162ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
0'55.287
0'55.183
1'50.47010.345
18ST-4212無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
遠藤 光博
0'55.395
0'55.776
1'51.17111.046
19ST-4318コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
笠原 智行
0'54.960
0'56.507
1'51.46711.342
20ST-4441TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
松井 猛敏
0'56.215
0'55.718
1'51.93311.808
21ST-45333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
0'56.524
0'56.512
1'53.03612.911
22ST-4638TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
0'56.900
0'57.736
1'54.63614.511
23ST-4773mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
下山 和寿
0'59.217
0'57.340
1'56.55716.432
---- 以上予選通過 ----
-ST-51230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
1'06.361
1'05.732
2'12.09331.968
-ST-5236エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
1'07.070
1'05.947
2'13.01732.892
-ST-5355吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 コーイチ
樺田 祐司
1'07.900
1'08.598
2'16.49836.373
-ST-4-60RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
1'07.115
absence
--
-ST-5-19BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
1'38.685
absence
--

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎ決勝レース1 28号車に無念のトラブル!勝ったのは#1谷口/柳田/アン組のBMW

st_r05_r1_start

st_r05_r1_1

st_r05_r1_3

st_r05_r1_339

st_r05_r1_62

st_r05_r1_36

st_r05_r1_st1_podium

st_r05_r1_st2_podium

st_r05_r1_st3_podium

st_r05_r1_st4_podium

st_r05_r1_st5_podium

スーパー耐久シリーズ2011第5戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の決勝レース1は、予選2番手からスタートした#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/ドミニク・アン/柳田真孝)組が後続を全て周回遅れにする圧倒的な速さで50周を走りぬけ、今季クラス5勝目を挙げた。
ポールシッターの#28(片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/フェイ・ホーン・オオイ組)は駆動系トラブルによりストップ。4位に終わっている。

公式予選での赤旗中断により、オーバルバトルのレース1は当初予定より15分遅れの11時45分にスタートした。
ポールシッターの#28片岡は周回遅れを巧みに利用して#1谷口を押さえ込み、トップを快走して23周目にピットイン、右側の前後輪を交換してハイルマンに交代した。

これに対し1号車は谷口が25周目にピットインすると、右後輪のみの交換で柳田に交代、28号車の5秒前方でコースインすることに成功した。
追い上げを図る28号車だったが、35周目にデファレンシャルのトラブルによりピットインを余儀なくされ、ここでレースを終えてしまった。

#1柳田はその後もハイペースで周回を重ね、2位以下を全て周回遅れにして50周を走りぬけた。
2位には#9Faust Racing、3位には#11KEISHIN☆JIM GAINERが入り、28号車は4位に終わった。
これによりシリーズポイントは1号車100、28号車72となった。ST2クラスはクラストップからスタートした#3エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)が#20RSオガワADVANランサーの追撃を振り切って今季4勝目を挙げた。

なおST3クラスは#339GPO+KOTA RACING NSX、ST4は#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラ、ST5は#36エンドレスアドバントラストヴィッツが優勝している。

第5戦のレース2はこのあと午後2時10分より50周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎA,Bドライバー総合公式予選結果(Race 1 Grid)

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
1ST-1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
0'49.597
0'50.290
1'39.887-
2ST-121PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
ドミニク・アン
0'49.532
0'50.371
1'39.903 0.016
3ST-139Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
佐藤 茂
山野 直也
0'51.356
0'49.391
1'40.747 0.860
4ST-213エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田 信博
0'50.780
0'50.733
1'41.513 1.626
5ST-1411KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
川口 正敬
植田 正幸
0'51.499
0'51.397
1'42.896 3.009
6ST-2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
0'52.526
0'51.646
1'44.172 4.285
7ST-23505KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
0'52.216
0'51.981
1'44.197 4.310
8ST-31339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
0'52.612
0'51.976
1'44.588 4.701
9ST-246新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
0'53.000
0'51.886
1'44.886 4.999
10ST-3234asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
0'52.342
0'53.072
1'45.414 5.527
11ST-3314岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
0'52.151
0'53.294
1'45.445 5.558
12ST-347岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
0'53.325
0'52.991
1'46.316 6.429
13ST-3535asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
浜野 彰彦
NAKACHIN
0'53.917
0'52.782
1'46.699 6.812
14ST-3639TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
0'52.823
0'54.371
1'47.194 7.307
15ST-2526エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
0'52.906
0'54.607
1'47.513 7.626
16ST-3715岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
0'54.632
0'54.130
1'48.762 8.875
17ST-4162ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
0'55.202
0'54.960
1'50.16210.275
18ST-4212無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
遠藤 光博
0'55.342
0'55.690
1'51.03211.145
19ST-4318コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
笠原 智行
0'54.935
0'56.142
1'51.07711.190
20ST-4441TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
松井 猛敏
0'56.011
0'55.626
1'51.63711.750
21ST-45333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
0'56.121
0'56.126
1'52.24712.360
22ST-4638TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
0'56.755
0'57.216
1'53.97114.084
23ST-4773mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
下山 和寿
0'58.734
0'56.982
1'55.71615.829
---- 以上予選通過 ----
-ST-51230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
1'06.257
1'05.324
2'11.58131.694
-ST-5236エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
1'06.376
1'05.789
2'12.16532.278
-ST-5355吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 コーイチ
樺田 祐司
1'09.330
1'08.375
2'17.70537.818
-ST-4-60RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
関 豊
0'59.211
Absence
--
-ST-5-19BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
1'07.110
Absence
--

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎBドライバー公式予選結果

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TimeBehind
1ST-119山野 直也Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
R0'49.391-
2ST-1228ファリーク・ハイルマンPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
0'50.290 0.899
3ST-131ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
0'50.371 0.980
4ST-213村田 信博エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
R0'50.733 1.342
5ST-1411植田 正幸KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
0'51.397 2.006
6ST-2220阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'51.646 2.255
7ST-236菊地 靖新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'51.886 2.495
8ST-31339佐々木 孝太GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
R0'51.976 2.585
9ST-24505白坂 卓也KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
0'51.981 2.590
10ST-3235NAKACHINasset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
0'52.782 3.391
11ST-337山崎 学岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
0'52.991 3.600
12ST-3434前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
0'53.072 3.681
13ST-3514小松 一臣岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
0'53.294 3.903
14ST-3615田中 モジョル岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
0'54.130 4.739
15ST-3739小林 敬一TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
0'54.371 4.980
16ST-2526木村 聡エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'54.607 5.216
17ST-4162太田 侑弥ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
0'54.960 5.569
18ST-4241松井 猛敏TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
0'55.626 6.235
19ST-4312遠藤 光博無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
0'55.690 6.299
20ST-44333野間 一GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
0'56.126 6.735
21ST-4518笠原 智行コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
0'56.142 6.751
22ST-4673下山 和寿mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
0'56.982 7.591
23ST-4738吉田 靖之TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
0'57.216 7.825
---- 以上予選通過 ----
24ST-51230勝間田 正博WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
1'05.32415.933
25ST-5236添田 正エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'05.78916.398
26ST-5355樺田 祐司吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
1'08.37518.984
-ST-5419前山 亘BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
Absence-
28ST-4860関 豊RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
Absense-

スーパー耐久

S耐:第5戦もてぎAドライバー公式予選結果

MOTEGI Super Taikyu OVAL BATTLE -RIJ- (2011/11/26) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 5 ツインリンクもてぎ(オーバルコース) 2.413968km

PosClassCls
Pos
NoDriverCar
Maker Model
TimeBehind
1ST-111谷口 信輝PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
R0'49.532-
2ST-1228片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
R0'49.597 0.065
3ST-213峰尾 恭輔エンドレス・アドバン・コルトスピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
R0'50.780 1.248
4ST-139佐藤 茂Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
0'51.356 1.824
5ST-1411川口 正敬KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
0'51.499 1.967
6ST-3114杉林 健一岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
R0'52.151 2.619
7ST-22505田ヶ原 章蔵KYOSHOアリスモータース ランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
0'52.216 2.684
8ST-3234佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
R0'52.342 2.810
9ST-2320大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'52.526 2.994
10ST-33339北野 浩正GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
0'52.612 3.080
11ST-3439吉本 大樹TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
0'52.823 3.291
12ST-2426朝倉 貴志エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'52.906 3.374
13ST-256冨桝 朋広新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
0'53.000 3.468
14ST-357白井 剛岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
0'53.325 3.793
15ST-3635浜野 彰彦asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
0'53.917 4.385
16ST-3715長島 正明岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
0'54.632 5.100
17ST-4118浅野 武夫コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
0'54.935 5.403
18ST-4262塩谷 烈州ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
0'55.202 5.670
19ST-4312松井 隆幸無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
0'55.342 5.810
20ST-4441金子 昌広TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
0'56.011 6.479
21ST-45333北川 剛GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
0'56.121 6.589
22ST-4638兵藤 信一TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
0'56.755 7.223
23ST-4773鈴木 陽mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
0'58.734 9.202
24ST-4860小林 康一RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
0'59.211 9.679
---- 以上予選通過 ----
25ST-51230たねぞうWAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
1'06.25716.725
26ST-5236駒木 孝有エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
1'06.37616.844
27ST-5319奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
1'07.11017.578
28ST-5455山口 コーイチ吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
1'09.33019.798

スーパー耐久

ST:第5戦もてぎ公式予選 #28ペトロナスBMW(片岡/ハイルマン/オオイ)組がレース1のポールポジションを獲得

スーパー耐久シリーズ2011第5戦「もてぎスーパー耐久オーバルバトル」の公式予選が11月26日、ツインリンクもてぎで行われ、#28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/ファリーク・ハイルマン/フェイ・ホーン・オオイ)組がポールポジションを獲得した。

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スーパー耐久最終ラウンドは1日目にオーバルで2レース、2日目にロードコースを使っての300km耐久と3レースが開催される。

今日はオーバルでの予選、決勝が予定されており、午前8時15分より各グループ15分ずつの公式予選が開始された。

最初の走行はグループ1(ST1,2,3)のAドライバー予選から。

出だしから各クラスともコースレコードを更新する好タイムが相次ぎ、ST1は49秒532を記録した#1谷口信輝がトップタイム。同じペトロナスBMWの#28片岡龍也が2番手で続き、ST2クラスの#3エンドレス・アドバン・コルトスピードXの峰尾恭輔が50秒780総合3位という結果に。

ST3クラスは#14岡部自動車マイロード協新計測RX-7の杉林健一が52秒151とこれまたST3のレコードを更新してトップタイムを記録した。

続いて行われたグループ2(ST4,5)のAドライバー予選は、開始早々に#60RCB with KRPウィンマックス テインの小林康一が右フロントからウォールに当たって老いるクーラーを破損したためコース上にオイルが撒かれてしまい、赤旗中断に。

再開後は#18コスモソニックFK・ings DC5の浅野武夫が54秒935でトップだった。

Bドライバー予選では、山野直也の駆る#9Faust Racing BMW Z4M Coupeが49秒391とレコードタイムを更新してトップに。ファリーク・ハイルマンの#28Z4Mが2位につけ、タイム合算では28号車がレース1のポールポジションを獲得することとなった。

ST2クラスは村田信博の駆る3号車がコースレコードを更新してクラストップに。ST3は#339GPO+KOTA RACING NSXの佐々木孝太が51秒976でレコードを更新、合算でもトップとなった。

ST4クラスは#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラの太田侑弥が54秒960を記録、合算でもトップに。ST5クラスはA、Bドライバー共に#230WAKO'SアクレオクヤマVit'sがトップだった。

第5戦のレース1は赤旗中断により当初予定より15分遅れの11時45分より50周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第5戦鈴鹿決勝は中止

9月4日、鈴鹿サーキットで開催される予定だった2011年全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦は、台風12号による悪天候のため、午前11時30分に中止の決定がなされた。

今回は台風接近に伴い3日の公式予選を4日に繰り延べる判断が2日の段階でなされたが、結局決勝日の4日を迎えても天候は回復せず、9時からのフリー走行、公式予選が中止になったうえ、周回数を33周に短縮して午後2時30分より行われる予定だった決勝レースについても中止を余儀なくされた。

なお、現時点で代替レースの予定はない。チケットの払い戻しについては後日鈴鹿サーキットの公式HPで発表するとしている。

次回はスポーツランドSUGO。9月25日決勝だ。

Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN:第5戦鈴鹿 スターティンググリッドはポイントランキング順に

9月4日午前に予定されていた全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦の公式予選は台風12号の影響による悪天候で中止となった。
これに伴い、今回のスターティンググリッドは現時点でのポイントランキング順で決定された。 なお、13位以下のドライバーについては獲得ポイントが0のため、第4戦もてぎの決勝結果で決定した。

また、午後2時30分からの決勝レースに先立って、午後1時45分より20分間のウォームアップ走行が実施されること、周回数が当初予定の43周から33周へ短縮されること、これに伴いドライタイヤの交換義務も2回から1回に減らされることも併せて発表になっている。

第5戦スターティンググリッド

Formula NIPPON Round 5 -RIJ- (2011/09/04) Starting Grid
2011 Formula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngine
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K
237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E
52平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K
67大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K
740伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E
8 32小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E
98石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E
1118アレキサンドレ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E
133アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K
1433国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3

フォーミュラニッポン第5戦鈴鹿 4日の改訂タイムスケジュール

 台風12号接近のため3日のスケジュールがキャンセルされたため、4日のスケジュールが以下のように変更された。

 2戦開催予定だったフォーミュラ3とフォーミュラチャレンジジャパンは1戦のみ行われることとなり、フォーミュラ・ニッポン、フォーミュラ3、フォーミュラチャレンジジャパン、フォーミュラエンジョイは4日に予選と決勝を行う過密スケジュールになっている。

9月4日(日)改訂タイムスケジュール
08:00 - 08:15Formula Challange Japan第9戦公式予選
08:30 - 08:45Formula 3第13戦公式予選
09:00 - 09:20Formula NIPPONフリー走行
09:25 - 09:45Formula NIPPON第5戦公式予選
10:00 - 10:15Formula Enjoy公式予選
10:45 -Formula Challange Japan第9戦決勝(16Laps)
11:35 - 12:15ピットウォーク
12:50 -Formula 3第13戦決勝(16Laps)
14:30 -Formula NIPPON第5戦決勝(43Laps)
16:35 -Formula Enjoy決勝(7Laps)

 なお台風被害の状況によってはさらに変更される可能性もあります。詳細は、主催者(http://www.suzukacircuit.jp/)発表のものをご覧ください。

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3

フォーミュラ・ニッポン第5戦鈴鹿 台風12号の接近により、3日(土曜日)のスケジュールはすべて中止に

 鈴鹿サーキット(モビリティランド)は2日正午、日本列島に接近する台風12号による暴風雨が予想されるため、3日に行われる予定だったフォーミュラ・ニッポン第5戦の公式予選を含むすべてのスケジュールを中止すると発表した。

 フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ワンデーレースとして開催される。詳しいスケジュールは現在調整中とのことだが、サポートレースとして開催される予定だった全日本F3の2戦、FCJの2戦などがフルに開催されるかどうかは微妙だ。

 なお、現時点では、ゆうえんちモートピア・プール「アクア・アドベンチャー」・フラワーガ ーデンホテル・天然温泉クアガーデン・ボウリング場・交通教育センターの営業は、通常通りの行われるとのことだが、今後の状況によっては変更もあり得るようだ。

Text: Yoshiniro OHNISHI

SUPER GT

SGT:吉本大樹レースリポート"「タイヤ選択でリズムを崩してしまった・・・」 triple a vantage GT2、第5戦は12位フィニッシュ"

=============================== 【Hiroki Yoshimoto Race Reprot 2011】 =============================== 2011.08.20-21 Round_5 Suzuka CA2Y33SD.jpg 「タイヤ選択でリズムを崩してしまった・・・」 triple a vantage GT2、第5戦は12位フィニッシュ =============================== 【公式練習・予選】 2011.08.20 (Sta) =============================== タイヤ選択に泣いたtriple a vantage GT2 決勝は14番手スタート ■FP 【天候】 曇 【コース】 ドライ  【気温・路温】 開始時:25℃・28℃ 終了時:27℃・32℃ ■Q1 【天候】 曇 【コース】 ドライ  【気温・路温】 開始時:28℃・33℃ 終了時:26℃・32℃ ■Q2 【天候】 雨 【コース】 ウェット 【気温・路温】 開始時:24℃・28℃ 終了時:24℃・27℃ ■Q3 【天候】 雨 【コース】 ウェット 【気温・路温】 開始時:23℃・27℃ 終了時:23℃・27℃ 2011年AUTOBACS SUPER GT SERIES第5戦として行われた、今年で第40回にもなる伝統の一戦「40th International Pokka GT SUMMER SPECIAL」。シーズン後半戦最初のレースという事もありタイトル争いへのサバイバルも本格化する一戦だが、毎年この一戦では真夏の開催という過酷さが様々なドラマを生んできた。そんな一戦にタイトル争いへの生き残りを賭けて挑んだtriple a vantage GT2。迎えた初日の土曜日は、不安定な天候となった前戦SUGOを思わせるどんよりとした曇り空の下、午前9時55分からまず最初の公式セッションとなる公式練習がスタートした。 未明には雨も降ったこの日の鈴鹿サーキット。それでもその雨は朝方には上がっており、このセッションはドライコンディションでの走行開始となった。このセッションでは開始13分でいきなりNo.86 JLOC ランボルギーニ RG-3とNo.88 JLOC ランボルギーニ RG-3が相次いでストップ、赤旗による中断が入る等、この先の予選~決勝でも波乱が起こりそうな雰囲気を感じさせる展開となったものの、triple a vantage GT2はそれを後目に着実に周回を重ね、最後は9番手のタイムでまず最初のセッションを終了。まずはトップ10に名を連ね午後に行われる予選に挑む事となった。 その後、曇り空ながらコースコンディションはドライという状態で午後0時55分に始まった予選Q1セッション。このQ1はまず最初の30分間はGT500・300の混走が行われ、終盤は各クラス10分間のクラス占有走行が行われる。ここではドライバーの基準タイムクリアに加え、ノックアウト予選なだけにQ2に進出を決めるトップ16に入らなければならない。ところがtriple a vantage GT2はこの予選でまさかの苦戦を強いられる事になる。両ドライバーの基準タイムこそすぐにクリアしたものの、ハード側のタイヤのグリップ不足に苦しんだその後のアタックはことごとく不発に終わり、記録できたタイムは2'08"086。順位では何と18番手に沈む事になり、まさかのQ1敗退かと思われた。しかし本来ならQ1落ちとなるはずが、11番手のNo.69 サンダーアジアMT900Rと13番手No.7 エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTIONが予選基準タイムに達しないドライバーがいたためQ1脱落となり、これで2つポジションが上がったtriple a vantage GT2は16番手でぎりぎりQ1を通過、Q2セッションに進む事になった。 =============================== 【決勝】 2011.08.21 (Sun) =============================== triple a vantage GT2、追い上げ叶わず 決勝は12位CAD8TXTN.jpg ■フリー走行 【天候】 雨 【コース】 ウェット 【気温・路温】 開始時:25℃・26℃ 終了時:25℃・27℃ ■決 勝   【天候】 雨 【コース】 ウェット 【気温・路温】 26℃・28℃ 前日の予選では、Q1を通過するもウェットコンディションとなったQ2セッションにハードコンパウンドのレインタイヤしか用意をする事が出来ず、悔しい14番手に沈んだtriple a vantage GT2。それでも決勝はシリーズ最長となる500kmの長丁場という事もあり、チーム、ドライバー共に巻き返しを期しての決勝スタートとなった。 ウエットレースとなった40th International Pokka GT SUMMER SPECIAL。この決勝は500kmのレース中にドライバー交代を伴う2回のピットストップ義務が課せられる。そしてまず1スティント目を担当したのは吉本大樹。その吉本は「まずは安全に」とソフト側のタイヤを選択、500kmレースの序盤戦へとスタートを切る。しかしこのソフトタイヤについて「このコンディションで長くは持たない」と予想していた吉本は、前後のマシンのペースに惑わされずタイヤのライフをもたせる為、自らのペースを保つ形で周回を重ねていく。それでも3周目を終える頃にはペースを上げる事が出来ない状態にまでタイヤが垂れ始め、ここから我慢の時間帯が始まっていく。周囲のライバル勢の中には早々に見切りをつけタイヤを交換するマシンも出始め、レースは序盤から見た目上だけではポジションが解りづらい混戦の展開となっていく。 ライバル勢はコンディションに見切りをつけピットストップを早めるなど戦略を変更していくなか、状況把握に戸惑いtriple a vantage GT2は最初のスティントを引っ張りすぎてしまいトップ集団とのギャップを更に広げてしまう。更には吉本が最初のスティントを終えピットへと向かい星野選手にドライバーチェンジを行う際のタイヤ交換でタイヤ組み換えのミスがあり、フロントはソフト、リアはハードタイヤしかない事が発覚。混乱で大幅なタイムロスがあったうえ、星野選手は前後に全く性格の違う2種類のタイヤを履いての走行を強いられる事に。それでも長丁場のレースを戦い抜く為にもてる経験を駆使してこのスティントの周回を重ねていく星野選手。しかしこの時点でのコンディションでトップタイムを刻むマシンが履いていたのはインターミディエイト(浅溝)タイヤ。徐々に雨量が減っていく状態で、レインタイヤを履いたマシンよりも8秒~9秒程も早いペースで周回を重ね始める。すると今度はこれを見た陣営がインターミディエイトへと交換していく展開となるが、それでも星野選手は粘りの走りを見せ、与えられた周回数をこなしてゆく。そしてtriple a vantage GT2も2回目のルーティーンストップのタイミングが来るとインターミディエイトへとタイヤを交換し、ドライバーも星野選手から吉本大樹へと繋いでいく。 ところがこの時点でコースコンディションはどんどん回復する方向に向かっており、コースに戻った時には「ライン上はほとんど乾いている状態だった」と、3周程を走った時点でタイヤはボロボロに。その後吉本はtriple a vantage GTが2回目にルーティーンストップを行ったのと同じタイミングでスリックタイヤを履いたマシンが一気にタイムアップしている状況を見てすぐさまピットイン、スリックタイヤへとタイヤを交換し、ここから追い上げを開始する。しかしスタートからここまでタイヤ選択で遅れを取り続けてしまった差を埋めるには時すでに遅し。吉本は最後までプッシュを続けたものの、その追い上げも12位までが精一杯。チェッカー後には「タイヤ選択のミスが全てのリズムを壊してしまった」と、悔しい表情でコメント。シリーズポイント争いにおいても今回のレースがノーポイントに終わった事でランキングも7位に後退する事となってしまった。 次戦はtriple a vantage GT2が得意とする富士スピードウェイが舞台であり、シリーズ終盤戦に向けての巻き返しが期待される。 =============================== 【吉本大樹コメント】 =============================== CA0COTTE.jpg 残念すぎる結果となってしまいました。予選までは「失敗」の二文字で済まされたかもしれませんが、決勝では「戦略」、「判断力」、「洞察力」、「冷静さ」等、足らないものが多かった。それしか言いようがないです。ただ、これはマシンのどこかどうしようもない部分ではなく、人員的な要素で改善できる部分なので、自分も含め、改善させていきたいと思います。 あと、最近、一発タイムが出し辛い状況になっている事も懸念しています。この辺りもエンジニアやパートナーであるヨコハマタイヤさんと共に前進させ、次戦の富士は必ず結果を出します。 第5戦鈴鹿も応援ありがとうございました。 (C)HY Management Co.,Ltd.

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 ウイダーHSV-010
ロイック・デュバル
gt_r05_r_pc_duval 「嬉しいです。難しくて、長いレースでした。僅かなミスでレースが終わってしまう状況で、常に集中を切らさないようにしなければなりませんでした。スタートで17号車にブロックされて12号車に先行されましたが、クルマはコンペティティブだったので12号車と46号車をパスすることができました。小暮選手も頑張ってくれましたが、セーフティーカーでマージンがゼロになった上、GT300と接触してしまって。それでもトップを奪い返してくれて僕に渡してくれました。46号車がスリックで追い上げてきたときはきつかったですが、終盤雨が降ってくれて本当にラッキーでした。ミシュランは温まりの速いスリックを持ち込んでいましたが、僕らのブリヂストンはハードスリックだったので、あの場面ではインターミディがベストだと判断しました」
小暮卓史
gt_r05_r_pc_kogure 「本当に大変なレースで、久々に感動しました。最後の数周で雨が降らなかったら2位で終わっていたでしょうけど、これもレースだと思います。(GT300と接触したときは)何が起きたか判りませんでした。相手が500なのか300なのかもわからず、頭が真っ白になりました。その後はイライラしながら走っていましたが、それでもタイムを取り戻すことができて、36号車が先にピットに入って前が開けたので、目一杯プッシュしました。46号車が2位になったことはシリーズを考えたら残念ですが、ハンデウェイトは僕らのほうがまだ軽いし、富士はHSVにとってはウェイトの影響を受けにくいコースなので、かなりのポイントを稼げると思います」
GT300クラス優勝 R&D SPORT LEGACY B4
佐々木孝太
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「しんどいレースでした。セッティングとか、タイヤ選択とか、こんなに色んなことを迷うレースはなかった。ある意味去年の700kmより疲れました。でもチームスタッフが頑張ってくださったお陰で今週末のB4はとても速くて、雨でもAWDのように走れましたよ(笑) 後ろからすごい勢いでハンコックが来たのは予想していませんでした。正美さんはフェアな人ですが、バトルになるのは嫌でしたね。130Rに並んで入っていったときはチビりそうでした(笑) 終盤また雨が降ってきたときは『鈴鹿の神様は意地悪だな。僕の地元のレースなのにどうして?』と泣きそうになりました。こんだけ事前に『勝つぞ』と言い続けてきたレースはなくて、そこで勝てたのは本当に嬉しいです」
山野哲也
gt_r05_r_pc_yamano 「鈴鹿は特別なレース。シーズンで最長だし、その長い中でどれだけパフォーマンスを出せるか。クルマが速いだけじゃ駄目で、チームの戦略とか全てが問われる難しいレースです。最初のピットストップでは雨が降ってくることを確認してウェットタイヤで山野に交代しました。ウェットタイヤでドライ路面を走るとすぐにタイヤが壊れてしまうんですが、無線では『プッシュして』といってくる中で、如何に壊さずに走れるかがポイントでした。ライバル勢がインターミディで追いかけてくる中、フルウェットタイヤでいいタイムで走れたと思います。最後のスティントはスリックでいけるよと伝えて孝太に交代しましたが、最後は僕も泣きたいくらいで『頼む孝太!』って念じていました。乾いたラインが一本しかない状況で、どこで抜くかがモニターでもわかって、そこで抜いてきてくれた時はスカっとしました。今年は鈴鹿だけに終わらないよう、残りのレースも頑張ります」
Text : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が今シーズン2勝目、ポイントランキングで2位に浮上 (HONDA)

2011年8月21日(日)・決勝  会場:鈴鹿サーキット(5.807km)  天候:雨  気温:26℃(15:00現在) 路面温度:27℃(15:00現在)  コースコンディション:ウエット  観客:2万7000人

gt110821003L.jpg  8月21日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第5戦「第40回インターナショナル ポッカGT サマースペシャル」の決勝レースが行われました。

 昨日に続き、気圧の谷が通過する影響で西日本は変わりやすい空模様となり、鈴鹿周辺は朝から時折り強く雨が降るあいにくの天気となりました。 にもかかわらず、毎年恒例の本イベントを観戦しようと各地より数多くのファンが鈴鹿サーキットに詰めかけ、正面ゲート前には朝8時の開門を待つファンのみなさんが長蛇の列を作ったほか、昼休みの時間帯を利用して行われるピットウオークにはGTマシンやドライバーの姿をカメラに収めようとするファンのみなさんが数多く参加されました。

 昨日行われた公式予選では、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が2番手でフロントローを獲得。さらに#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)は3番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は6番手、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は13番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は14番手でそれぞれ予選を通過し、500kmで競われる本日の決勝レースに挑むことになりました。

 朝から雨模様となった本日、午前10時から45分間にわたってフリー走行が行われました。ここでトップに立ったのは#100 RAYBRIG HSV-010に乗る山本選手。昨日は予選3回目にデグナー・コーナーでアクシデントにあい、マシンのフロント部分に大きなダメージを負ってしまいましたが、チームの懸命な作業により今朝4時には修復が完了し、そのおよそ6時間後に行われたフリー走行でトップタイムを記録する快挙を成し遂げました。

 また、#32 EPSON HSV-010は2番手、#1 ウイダー HSV-010は4番手、#8 ARTA HSV-010は8番手、#17 KEIHIN HSV-010は10番手となり、いずれも決勝での上位進出に期待が高まりました。

 スターティングドライバーは、#17 KEIHIN HSV-010が金石選手、#1 ウイダー HSV-010はL.デュバル選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#8 ARTA HSV-010は武藤選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手が務めます。

 午後3時15分に1周のフォーメーションラップを実施。その後、ローリングスタートにより決勝の火ぶたは切って落とされました。この段階ではまだ小雨が降り続け、ウエットコンディションでの戦いとなりましたが、その後は、路面が乾き始めたかと思うと雨脚が強まり、そうかと思えばまた雨が止んで路面が乾いていくというサイクルをチェッカードフラッグが振り下ろされるまでの間に2度ほど繰り返し、そのたびにレースの流れは大きく変わりました。

 今回は決勝レース中に2度のピットインが義務づけられました。また、レース距離は500km、87周ですが、もしも87周に達しないうちに午後6時30分を迎えた場合には、その直後にレースリーダーがフィニッシュラインを越えたところでレースを終了するという規定も設定されていました。

 5台のHSV-010 GTはいずれも無事にスタートを切り、#17 KEIHIN HSV-010は2番手、#1 ウイダー HSV-010は4番手、#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手でオープニングラップを終えます。このあと、#17 KEIHIN HSV-010はリズムに乗りきれず、9ラップ目には9番手まで後退してしまいます。一方、スタート時に選択したウエットタイヤがコンディションと見事にマッチした#32 EPSON HSV-010の道上選手は次々とライバルたちをオーバーテイク、10周目には5番手まで浮上しました。しかし、その直後の最終コーナーで路面の濡れた部分に乗り上げてコントロールを失い、スポンジバリアに接触してしまいます。この影響で13番手となりましたが、幸いにもマシンに大きなダメージはなく、そのままレースに復帰し、追い上げを再開しました。

 12周目の段階で、Honda勢では#1 ウイダー HSV-010の4番手がトップ。続いて#17 KEIHIN HSV-010が8番手、#100 RAYBRIG HSV-010が9番手、#8 ARTA HSV-010が12番手、#32 EPSON HSV-010が13番手というオーダーです。ここから#32 EPSON HSV-010は群を抜くスピードを発揮し、17周目には8番手までポジションを上げました。

 続く18周目からGT500クラスの各チームは1巡目のピットストップを順に行っていきます。Honda勢では#17 KEIHIN HSV-010が19周目、#100 RAYBRIG HSV-010が20周目、#8 ARTA HSV-010は21周目、#1 ウイダー HSV-010と#32 EPSON HSV-010はともに25周目にピットストップを実施。この頃になるといくぶんか路面が乾いてきたため、どのマシンもそれまでより溝の浅いレインタイヤを装着してコースに復帰していきました。

 5台のHSV-010 GTが1回目のピットストップを終えた25周目、#1 ウイダー HSV-010は4番手、#32 EPSON HSV-010は6番手、#100 RAYBRIG HSV-010は9番手、#17 KEIHIN HSV-010は11番手、#8 ARTA HSV-010は13番手となっていました。

 26周目、11番手争いを演じていた#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手はライバルと接触。これによってマシンのフロントにダメージを負ってしまいました。残念ながら、#17 KEIHIN HSV-010が接触したのは黄旗が提示されている区間だったことから20秒間のペナルティストップを科せられ、33周目には15番手となります。

 同じ頃、残る4台のHSV-010 GTはいずれも好調なペースで周回を重ねていました。中でも、#1 ウイダー HSV-010の小暮選手はトップグループでもっとも速いラップタイムを記録しながら追い上げ、39周目には2番手に浮上。さらに43周目には先頭を走るライバルをダンロップ・コーナーで追い抜き、トップに浮上しました。

 これと前後して、4番手を走行していた#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手がヘアピンコーナー先の200Rでコントロールを失い、バリアに接触してしまいます。これで#100 RAYBRIG HSV-010はリタイアとなりましたが、ダメージを負ったマシンを回収するためにセーフティカーが導入されました。セーフティカーは43周目から46周目までレースカーの集団を先導。この時点では#1 ウイダー HSV-010が1番手、#32 EPSON HSV-010は8番手、#8 ARTA HSV-010は9番手、#17 KEIHIN HSV-010は13番手につけていました。

 路面はさらに乾き、4台のHSV-010 GTは引き続きライバルをしのぐペースで周回していきます。54周目に入ったところで2巡目のピットストップが始まりました。Honda勢では、#8 ARTA HSV-010が55周目、#32 EPSON HSV-010は57周目、#1 ウイダー HSV-010は62周目、#17 KEIHIN HSV-010は67周目にピットストップを行い、コースに復帰していきます。

 この頃、路面は引き続き乾いていきましたが、また雨が降り始める恐れもあったため、4台のHSV-010 GTはいずれも浅溝のレインタイヤを装着して走行を再開しました。

 路面が乾くにつれてさらにペースは上がっていき、レインタイヤよりもスリックタイヤの方が速く走れるコンディションとなりました。このため、GT500クラスの中にもスリックタイヤを装着するギャンブルを打ち、追い上げを図ろうとするチームも出てきました。この作戦を選択したライバルの1台は、62周目には10位を走行していたものの、64周目を過ぎるとHSV-010 GTよりも1ラップあたり3~4秒も速いペースで周回を重ねるようになり、急激に順位を上げていきます。そして80周目にはついに2位まで浮上。トップを走行する#1 ウイダー HSV-010との差は約12秒となりました。

 その後もライバルは1周あたり3~4秒のペースでギャップを縮めていき、このままでは87周を終える前に、#1 ウイダー HSV-010と順位を入れ替わる可能性も浮上してきました。そうした中、#1 ウイダー HSV-010に乗るL.デュバル選手は必死の力走を続けましたが、84周目には両車の差は1.8秒となってしまいます。

 ところがこのあと、コースの一部で雨が降り始めたためにライバルは急速に勢いを失い、85周目には4.6秒差と、#1 ウイダー HSV-010は逆にライバルを突き放します。さらに、この周回を終えた直後に午後6時30分となったため、規定に従い、決勝レースは86周目が終わったところで終了となりました。このとき、#1 ウイダー HSV-010のL.デュバル選手はライバルを6.3秒リードしてチェッカードフラッグをかいくぐり、第3戦セパン大会に続く今シーズン2勝目を挙げました。

 Honda勢でこれに続いたのは#8 ARTA HSV-010の9位。そして#17 KEIHIN HSV-010は12位でフィニッシュし、タイヤ交換のためレース終盤にもう1度ピットストップを行った#32 EPSON HSV-010は13位で完走を果たしました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では#1 ウイダー HSV-010に乗る小暮卓史/ロイック・デュバル組が20点を加算して44点とし、2位に浮上。#17 KEIHIN HSV-010に乗る金石年弘/塚越広大組は30点で5位、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢拓也/山本尚貴組は23点で9位、#32 EPSON HSV-010に乗る道上龍/中山友貴組は12点で13位、#8 ARTA HSV-010に乗る武藤英紀/小林崇志組は7点で14位につけています。なお、チーム部門ではウイダー ホンダ レーシングがトップと16点差の2位に浮上しました。

 次戦は9月10~11日に富士スピードウェイで開催されます。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「ほっとしました。マレーシアで優勝したときは、もっとゆったりした気分で見ていられましたが、今回は順位を上げるマシンがいる一方でアクシデントにあうマシンもあり、そのたびに何度も一喜一憂を味わいました。本当に浮き沈みの激しいレースだったと思います。特に、#32 EPSON HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010は、非常にいいペースで走行していただけに、アクシデントにあったことは残念でした。一方、小暮選手とデュバル選手が奮闘してくれたおかげで#1 ウイダー HSV-010は優勝を果たすことができました。今日の勝因は、レース中盤を受け持った小暮選手が安定して速いペースで周回して大きなマージンを築いたこと、そして難しいコンディションの中、デュバル選手がライバルに追い上げられたレース終盤にふんばってくれたことにありました。次戦でもライバルを上回る成績を挙げ、チャンピオン争いを有利に進めたいと思います。今後もHSV-010 GTへのご声援をどうぞよろしくお願いします」
小暮卓史選手(優勝 #1 ウイダー HSV-010)
 「すごいレース展開で久々に感動しました。最後に雨が降らなければ、2位になってしまう可能性もある状況で優勝することができて、本当にうれしく思います。トップを走行中のシケインで、後ろから衝撃を受けてスピンをしたときは、何が起きたかわからず頭が真っ白になりました。このため、キープしていた7秒のマージンを失ってしまったので、すぐに気を取り直して追い上げ、再びトップに立ってからもデュバル選手にバトンタッチをするまで攻め続けました。次回の富士スピードウェイですが、私たちのマシンはよいパフォーマンスを見せていますし、ハンディウエイトが多少重くても影響が少ないサーキットですので、多くのポイントを稼ぐために勝負をしていきたいと思います」
ロイック・デュバル選手(優勝 #1 ウイダー HSV-010)
 「本当に難しいレースでした。路面のコンディション変化が大きく、最後まで集中を保ち続ける必要がありました。スタートはよかったのですが、2位争いの中でタイムロスをして順位を落としたため、遅れを取り戻すのに数ラップかかりました。2回目のスティントでは、乾き始めた路面状況を考えてタイヤ選択に悩みました。我々のドライタイヤは高めの路面温度を想定したハードコンパウンドのタイプしか用意していなかったので、浅溝のウエットタイヤを選択しました。レース終盤で、ドライタイヤを選択したライバルが後ろに迫ってきたときは心配しましたが、最後に恵みの雨が降ってくれたので逃げきることができました。この優勝は本当にうれしいです。早く帰国して、生まれて1カ月の子どもにこの喜びを伝えたいです」
Text & Photo: HONDA

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SGT:第5戦鈴鹿 天候に翻弄された鈴鹿でTDPコンビ石浦/井口組LEXUS SC430が5位 (TOYOTA)

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終盤追い上げたが最後まで天候に翻弄され
5位でフィニッシュしたDENSO SARD SC430 39号車

 SUPER GT第5戦「第40回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」が8月20日(土)、21日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 全8戦で戦われている2011年シーズンのSUPER GTも折り返しを過ぎ、後半戦に入った。今大会は、記念すべき40回目を迎える、伝統ある夏の鈴鹿長距離戦。震災の影響により、例年よりも短くはなったが、それでもシリーズ最長の500kmで文字通りの熱戦が繰り広げられる。今レースでは、ドライバー交代を伴う2回のピットストップが義務づけられる。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 20日(土)8月としては涼しい気候の下、ドライコンディションで午前9時55分から行われた公式練習では、ZENT CERUMO SC430 38号車がトップタイム。前戦2位のDENSO SARD SC430 39号車が3番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車とENEOS SUSTINA SC430 6号車が5,6番手と好タイムをマークし、予選、決勝へ向けての期待が高まった。

 午後0時55分からノックアウト方式での予選が開始。ドライコンディションで推移したQ1では、WedsSport ADVAN SC430 19号車がセッティングを詰め切れず15番手グリッドが確定。残る5台のLEXUS SC430勢はQ2へと進んだ。

 GTアジアのレースを経た午後3時25分からQ2が開始されたが、セッション開始直前に雨が降り始め、Q2はヘビーウェットコンディションで争われることに。この難しいコンディションでLEXUS SC430勢は苦戦を強いられ、上位7台がQ3へと進出できるQ2セッションで、36号車が8番手、以下6号車、D'STATION KeePer SC430 35号車、38号車と4台が続くこととなり、最終Q3への進出を逃してしまった。

 一方、唯一気を吐いた39号車は、2009年の同レースを制しているTDPドライバーの石浦宏明が2番手タイムをマークし、見事Q3進出。しかし、Q3ではTDPドライバーの井口卓人がタイムをのばせず、7番手から決勝をスタートすることとなった。

 GT300クラスでは、ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車が17番手で惜しくもQ1敗退。前戦Q2へと進出したCOROLLA Axio apr GT 74号車も、Q1終了後にテクニカルトラブルに見舞われQ2に出走できず、16番手グリッドとなった。

 前戦初優勝を飾ったSG CHANGI IS350 14号車はQ2を勝ち抜き、最終Q3セッションへ進出すると、折目遼が好走を見せ4番手タイムをマーク。見事2列目グリッドを確保した。

◆決勝◆

 21日(日)も雨模様となった。レース前のセレモニーでは、SUPER GTの前身であるJGTC(全日本GT選手権)時代から100戦以上に渡ってスポンサーを続けてきた企業、今季LEXUSチームでは39号車をサポートしている(株)デンソーと、19号車をサポートしている(株)ウェッズに、その功績への感謝として、SUPER GTを統括・主催するGTアソシエイションから表彰が行われた。

 フォーメーションラップまでは降っていた雨は、スタート前にはほぼ止んだが、全車ウェットタイヤで午後2時15分に87周、500kmの長いレースへのスタートが切られた。

 LEXUS勢はグリッド通り順当なスタート。7番手グリッドから石浦がスタートを担当した39号車は、序盤前走車に前をふさがれる形となったが、7周目、8周目と連続してライバル勢をパスし、5位浮上。追い上げてきた36号車、35号車がこれに続いた。

 22周目、36号車がピットへ向かい、TDPドライバーの中嶋一貴へとドライバー交代。やや早めのピット作戦を採った36号車は、中嶋一貴が猛プッシュ。33周目に最後まで引っ張った39号車がピットインし全車が一回目のピットを終えた時点で、36号車は2位までポジションアップを果たした。

 しかし、ハイペースな追い上げでタイヤの摩耗が激しくなった36号車は、激しいバトルの中で、38周目のデグナーカーブでコースオフ。すぐにコースには復帰したが、3位へと後退。

 一方、石浦から井口へとドライバーを交代した39号車は、7位でコースに復帰したが、素晴らしい走りで前走車をパスし、42周目には5位に浮上。

 中盤42周目、クラッシュした車両撤去のためにセーフティカーが導入。レースは隊列を整えて仕切り直しとなり、47周目に再スタートとなった。

 3位、4位で再スタートを切った36号車と39号車は、前走車がコースアウトしたことでそれぞれ2位、3位へとポジションアップ。53周目には首位を行くウイダー HSV-010 1号車が接触でスピンを喫すると、ついに36号車が首位に立った。

 レース終盤へ向け、天候の変化をにらみながらピットタイミングと難しいタイヤ選択を余儀なくされた各チームであったが、1回目を早めのピットとした36号車は、さすがにタイヤが厳しくなり55周目にピットイン。浅溝のウェットタイヤを選択してロッテラーがコースへと復帰。6号車も浅溝ウェットタイヤでTDPドライバーの大嶋和也が再びコクピットに収まり、コースへと復帰した。

 しかし、その後雨は降らず、天候は回復傾向。60周目過ぎからピットへ向かう車両は、多くがスリックタイヤを選択し、好タイムをマークしていった。6号車の大嶋は、3度目のピットを決断し、スリックへとタイヤを交換。65周目にはピットを遅らせ、首位に立っていた39号車がピットへ。石浦へとドライバーチェンジし、スリックタイヤを装着し、6位でコースへ復帰した。

 39号車や6号車を含むスリックタイヤの車両がハイペースで追い上げる一方で、浅溝ウェットタイヤの36号車は、全車が2回目のピットを終えた時点で2位を走行。スリックタイヤを履いた後続の猛追を凌ぎ続けたが、77周目のスプーンコーナーでバトルの末に接触。痛恨のスピンを喫し、4位へと後退。その後、追い上げてきた39号車、MOTUL AUTECH GT-R 23号車の先行も許してしまった。

 39号車はスリックタイヤで4位までポジションを上げ、表彰台へ向けた終盤の追い上げに期待がかかったが、チェッカーを目前にして、再び雨が降り始め、無念のペースダウン。

 雨やセーフティカーで長時間となったレースは、規約により、午後6時半を過ぎた時点で終了となり、予定よりも一周短い86周でチェッカー。最後に23号車にかわされた39号車が5位。36号車が6位、35号車が7位、6号車が8位でフィニッシュした。

 天候に翻弄された大波乱のレースで厳しい戦いとなったLEXUS勢は、4台がポイントを獲得。次戦富士での巻き返しを図る。

 GT300クラスでは、4番手スタートの14号車が一時は2位につける好走を見せたが、終盤、ピット作業などで2度にわたるペナルティを科され、惜しくも後退。16番手スタートから追い上げた74号車が7位。14号車が8位。31号車は13位でレースを終えた。

Text & Photo: TOYOTA

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SGT:第5戦鈴鹿決勝 目まぐるしく変わる天候が演出したドラマ!#1ウイダーHSVが#46エスロードGT-Rの」猛追を振り切り、今季2勝目を挙げる

2011オートバックススーパーGT第5戦「インターナショナルポッカGTサマースペシャル」の決勝が8月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
昨日から続く不安定な天候によりコースコンディションが目まぐるしく変化する中、コースのいたるところでクラッシュやアクシデントが相次ぎ、レースは規定により午後6時30分に86周で終了。
この厳しい戦いを制したのは#1ウイダーHSV(小暮卓史/ロイック・デュバル組)。#46S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)の猛追を退け、第3戦セパンに続く今季2勝目を挙げた。
GT300クラスは昨年のポッカGTを制した#62R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太組)が終盤まで展開された#33ハンコックポルシェ(影山正美/藤井誠暢組)とのバトルを制し、2年連続優勝を達成した。
(天候:雨>曇り>雨 コース:ウェット 観客動員数27,000人)

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決勝レースは午後3時10分にスタート。
コース上はウェットながら、スタート時点では雨がおさまりつつあったため、グリッド上で足回りのセッティングに手を加えるチームがいくつもみられる中、500kmの長い戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#46エスロードGT-R。2番手に#17ケーヒンHSVがつけ、4番手スタートの#12カルソニックGT-Rが3番手でオープニングラップを終える。12号車は3周目のシケインで17号車を抜いて2位に浮上、その後方では浅溝タイヤで5番手からスタートした#23モチュールGT-Rが5周目に入った辺りから急速にペースを上げて上位4台を切り崩しにかかった。
23号車のスタートを担当したトレルイエは5周目のダンロップで#1ウイダーHSVのインをこじ開けて4位に浮上すると、続くヘアピンでは#17ケーヒンHSVのインに飛び込み、一気に3位に浮上。更に7周目の1コーナーで#12カルソニックGT-Rを抜き去り、そのままの勢いでトップ46号車を追い上げにかかる。

こうしたバトルが展開している間に一時は8秒以上のマージンを築き上げていた46号車のクインタレッリだったが、11周を終える頃にはその差は1.1秒に縮まり、12周終わりではわずか0.6秒、そして遂に15周目の2コーナーで46号車が周回遅れに詰まったところをすかさずついてトレルイエはトップに立った。

これを見て他のチームも最初のピットストップで続々と浅溝をチョイス。#23モチュールの追い上げにかかる。
逆に23号車は28周目のピットインで雨脚の強まりを考慮してフルウェットに交換。
ところがこれが裏目に出て、2番手の本山は苦戦を強いられ、43周目のダンロップコーナーで#1ウイダーHSVを駆る小暮に捉えられてトップを明け渡してしまう。
ここで4番手を走行していた#100レイブリックHSVがヘアピン先200Rでクラッシュしたため、セーフティーカーが導入された。ドライブしていた山本尚貴は無事救出されたが、昨夜遅くまでかかって修復された100号車のレースはここで終わってしまった。

レースは47周目に再開。
ここで一気に後続を突き放しにかかる#1小暮。追う#23本山はペースが上がらず#36ペトロナス、#39デンソーの2台のレクサスSCに追いつかれて接近戦に持ち込まれた挙句、50周目のスプーンで痛恨のコースオフ。トップ争いから脱落してしまった。

この間に8秒以上のマージンを2位以下につけた#1ウイダーHSVだったが、53周目のシケインでなんと周回遅れのGT300クラス、#2エヴァンゲリオンRT初号機と接触のうえスピンアウト、2位につけていた#36ペトロナスSCの先行を許してしまった。
しかし36号車は54周終わりで早々と2度目のピットストップを行ったため、1号車は再びトップに返り咲くことに。ここで小暮は猛然とプッシュ、2分4秒台のファステストラップを叩き出しながら62周終わりでデュバルに交代する。
この時点では路面が乾き始めており、先にピットインした#46エスロードGT-R、#24コンドウGT-Rらがスリックタイヤを装着していたが、ウイダーのスタッフは敢えて浅溝を選択。
このことが終盤の展開に大きく影響することとなった。

序盤トップを快走していた46号車は、最初のピットストップを終えた辺りからペースが上がらず、一時は7位にまで後退していた。トップとの差は50秒以上。しかし乾き始めた路面にいち早く対応し、スリックタイヤを投入したことで、中盤に生じたビハインドを一気に削り取り始める。

最後のスティントを担当したクインタレッリは、2分フラットから1分59秒台のハイペース飛ばしに飛ばし、先行するクルマを次々にパス、77周を終える頃には#36ペトロナスSC、#12カルソニックGT-Rの2位集団に追いつくことに成功した。
そして78周目。併走状態でスプーンに進入した12号車が36号車を押し出してしまった隙に46号車は3位に浮上。さらに12号車との差を縮めて80周目の2コーナーでインをこじ開け、順位を2位まで挽回することに成功した。
トップを行く1号車との差はこの時点で15秒になっていた。
残り周回は7周。

浅溝タイヤの1号車とスリックの46号車では1周当たり4秒以上の差があったため、この15秒のギャップはあっという間に縮まってしまい、82周を終える頃には4.3秒、84周を終えた頃には1.8秒となった。
ところがここで再び雨が降り始め、46号車はペースダウンを余儀なくされる。
懸命に追い上げるクインタレッリだったが、ウェット路面になってはなすすべもなく、先行する#1デュバルとの差は徐々に広がり始めた。
更に、雨によるスローペースと中盤のセーフティーカーランの影響で、周回数の如何に関わらず午後6時30分をもってレースは終了することとなったため、86周でチェッカーが出され、#1ウイダーHSVは第3戦セパンに続く今季2勝目を、ホンダのホームコースである鈴鹿で手にすることとなった。

GT300クラスはポールポジションからトップに立った#43ガライヤを8周目の最終コーナーで抜き去った#62レガシイが終始好位置を快走。一時は#33ハンコックポルシェの先行を許すが、71周目のバックストレートで佐々木孝太が影山正美を攻略、再びトップを奪い返してそのまま逃げ切り、昨年に続いて2年連続でポッカGTを制することとなった。
2番手には#33ハンコックポルシェ。ポールシッターの#43ガライヤは60周目のダンロップに差し掛かったところでエンジントラブルによりストップ。完走扱いとはなったものの20位でレースを終えることとなった。

次戦は富士スピードウェイ。今季ウェイトハンデが課せられる最後のレースとなる。
9月11日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SGT:第5戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

40th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2011/08/21) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
11ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS48863:16'09.255
246S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI82866.341
312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS408618.946
423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS528647.571
539DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI408649.556
636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS468659.602
735D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS2861'13.131
86ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS48861'22.247
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS10861'30.377
1024ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH44842Laps
1119WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH28833Laps
1217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS60833Laps
1332EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL24815Laps
1438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS30815Laps
---- 以上規定周回数(60Laps)完走 ----
-100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS464145Laps
■GT300クラス

40th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2011/08/21) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH12793:16'28.055
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK567928.771
387リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH30791'47.669
411JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL98781Lap
54初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH78781Lap
62エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH10781Lap
774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH58781Lap
814SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH40781Lap
925ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH38781Lap
1086JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH2772Laps
1127PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH34772Laps
1266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH46772Laps
1331ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH16763Laps
1426Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
密山 祥吾
YH763Laps
1588JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH24763Laps
1615ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH763Laps
1741NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH8763Laps
1869サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
横溝 直輝
YH754Laps
1922R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH736Laps
2043ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS446019Laps
---- 以上規定周回数(55Laps)完走 ----
-7エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
横幕 ゆぅ
YH5326Laps
-34ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK25128Laps
-5マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
筒井 克彦
YH44237Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.46 S Road LOLA GT-R 1'59.523 (75/86) 174.91km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.62 R&D SPORT LEGACY B4 2'09.877 (75/79) 160.96km/h
  • No.8 2011 SGT-SpR 第30条 (危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.17は、2011 SGT-SpR 第30条1項及び13項違反により、ペナルティストップ20秒を課した。
  • CarNo.23は、2011 SGT-SpR 第30条 (危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.12は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.24は、2011 SGT-SpR 第30条 (危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.15は、2011 SGT-SpR 第28条16. (スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、2011 SGT-SpR 第28条16. (スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.27は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.4は、2011 SGT-SpR 第34条1.3 (燃料補給中の作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.5は、2011 SGT-SpR 付則-2.3 (SC導入中のピットレーン進入)違反により、ペナルティストップ60秒を課した。ペナルティ不履行のため、競技結果に60秒+27秒加算した。
  • CarNo.14は、2011 SGT-SpR 第34条1.3 (燃料補給中の作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.14は、2011 SGT-SpR 第28条 (ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.88は、2011 SGT-SpR 第30条 (危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、2011 SGT-SpR 第34条2. (ジャッキアップ中のエンジン始動)違反により、競技結果に27秒加算した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿フリー走行 徹夜の修復にドライバーが応えた!#100レイブリックHSVがトップタイム!

鈴鹿サーキットで行われている2011スーパーGT第5戦のフリー走行は、昨日の予選でクラッシュした#100RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)がトップタイム。今日の早朝までかかってクルマを修復したチームスタッフの頑張りが報われる結果となった。
GT300クラスはポールシッターの#43ARTA Garaiya(高木真一/松浦孝亮組)がここでも他を圧倒する速さをみせている。

gt_r05_f_100 gt_r05_f_100pre gt_r05_f_43

昨日の予選から降り始めた雨は夜半を過ぎても降ったりやんだりを繰り返し、決勝日を迎えても天候回復の兆しは見られない。
今日最初の走行となったスーパーFJ決勝はスタート直後に雨が土砂降りとなったために4周で赤旗終了となってしまった。
この雨のためにコースやピットのいたるところに川ができてしまう状況の中、スーパーGTの決勝前フリー走行は午前10時より45分間、定刻で行われた。

前回のSUGO、昨日の公式予選と、ウェットでの強さを見せ付けていた#46エスロードGT-R、#39デンソーSCのミシュラン勢ここでも序盤から好タイムを連発し、開始11分で#39石浦宏明がトップに立つと、予定時間の半分が経過したところで#46ロニー・クインタレッリがこれを上回り、ミシュラン勢が1-2を形成する。

しかしホンダHSV勢もホームコースの意地を見せ、セッション終盤には全5台が区間ベストを更新する積極的な走りで上位タイムを狙っていく。
その中には昨日の公式予選Q3で大クラッシュに見舞われ、フロント部分を大破した#100レイブリックHSVもいた。修復の今朝の4時までかかったという100号車を駆り、山本尚貴は終了3分前に4位に浮上すると、次の周で2分08秒490を叩き出し、トップに躍り出た。
さらには#32エプソンHSVも、道上龍のドライブにより2分08秒585を記録して2番手に食い込み、#46エスロードGT-Rを挟んで#1ウイダーHSVが4番手と、ホンダ勢が上位を占める結果となった。
一方、#12カルソニックGT-Rは開始早々にトラブルが出て殆ど走行できない状況に。決勝への影響が懸念されるフリー走行となった。

GT300クラスは、ポールシッターの#43ガライヤが序盤からトップに立ち、2位以下を1.5秒突き放す圧倒的な速さを見せ付けた。
2番手には今回Q1で基準タイムを満たせず、嘆願書での決勝出走となった#69サンダーアジアMT900がつける。サードドライバーの横溝直輝が意地を見せた格好だ。

第5戦決勝はこのあと午後3時10分より87周(500km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿フリー走行結果

40th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2011/08/21) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
15001100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS462'08.490-162.699
2500232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL242'08.585 0.095162.579
3500346S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI822'08.830 0.340162.270
450041ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS482'09.632 1.142161.266
5500523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS522'09.711 1.221161.168
6500635D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS22'10.166 1.676160.604
7500739DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI402'10.293 1.803160.448
850088ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS102'10.412 1.922160.301
9500936PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS462'10.556 2.066160.124
105001017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS602'10.603 2.113160.067
115001124ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH442'10.960 2.470159.630
12500126ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS482'11.446 2.956159.040
135001338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS302'12.056 3.566158.306
145001419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH282'13.062 4.572157.109
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS442'22.75214.262146.444
16300269サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
横溝 直輝
YH2'24.21815.728144.956
1730034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH782'24.22015.730144.954
18300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH382'24.33815.848144.835
19300562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH122'24.56316.073144.610
20300614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH402'24.62016.130144.553
21300731ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'25.01616.526144.158
2230082エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH102'25.49817.008143.680
2330097エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
横幕 ゆぅ
YH2'25.61817.128143.562
243001086JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'25.67217.182143.509
253001111JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL982'25.71017.220143.471
263001226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
密山 祥吾
YH2'25.71617.226143.465
273001374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH582'25.77717.287143.405
283001488JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH242'26.12917.639143.060
293001566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH462'26.61618.126142.585
305001512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS402'26.87818.388142.330
313001615ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH2'26.89118.401142.318
323001722R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'27.69119.201141.547
333001841NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH82'27.79119.301141.451
343001927PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH342'28.20619.716141.055
353002087リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH302'29.37020.880139.956
36300215マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
筒井 克彦
YH42'29.54421.054139.793
373002233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK562'30.14521.655139.233
383002334ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK22'32.92024.430136.707

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)がフロントローとなる2番手を獲得 (HONDA)

2011年8月20日(土)・予選  会場:鈴鹿サーキット(5.807km)  天候:曇りのち雨 気温:28℃(13:00現在) 路面温度:32℃(13:00現在)  コースコンディション:ドライのちウエット

gt110820001L.jpg  8月20日(土)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第5戦「第40回インターナショナル ポッカGT サマースペシャル」が開幕し、公式予選が行われました。

 この週末は気圧の谷が西日本を通過する影響で、予選当日の鈴鹿付近は厚い雲に覆われる空模様となりました。最高気温は30℃に届かず、また午後2時過ぎまでは雨も降らなかったため、おおむね過ごしやすい一日でしたが、その後は小雨が降り始め、やがて雨脚が強まって本降りとなりました。このため、午前中に行われた公式練習と、午後12時55分にスタートした公式予選1回目はドライコンディションとなりましたが、午後3時25分に始まった予選2回目並びに3回目はウエットコンディションのもとで行われました。

 2008年まで「鈴鹿1000kmレース」の名称で開催されていた本大会は、2009年にレース距離が700kmに短縮され、今年は東日本大震災の影響にかんがみて500kmレースとされました。それでも通常250~300kmで開催されるSUPER GTのシリーズ戦に比べれば、およそ2倍のレース距離で競われることになります。

 低速コーナーから中高速コーナーまでがバランスよく配置され、大きく回り込むコーナーが多い鈴鹿サーキットでは、何よりも優れたシャシー性能が求められます。この点、Hondaの培ったシャシー技術が惜しみなく投入されたHSV-010 GTが、第3戦セパン大会に続く今シーズン2勝目を挙げることに大きな期待が寄せられています。

 ドライバー部門のタイトル争いでは、現在、合計30ポイント獲得の#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)がトップと11点差の2位につけているほか、#1 ウイダー HSV-010に乗る小暮卓史/ロイック・デュバル組は24ポイントで4位に名を連ねています。シリーズ終盤のタイトル争いを有利に進めるうえでも、本大会で上位フィニッシュすることが2台にとってはとりわけ重要だと言えます。

 午前9時55分から行われたこの日の公式練習では、1分55秒651を記録した#1 ウイダー HSV-010の4番手がHonda勢のトップ。さらに#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)は9番手、#17 KEIHIN HSV-010は12番手、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は13番手、#8 武藤英紀/小林崇志組(ARTA HSV-010)は14番手となりました。

 今回の予選はノックアウト方式で行われました。予選1回目では上位11台が予選2回目に進出、予選2回目では上位7台が予選3回目に進出し、この予選3回目で記録した予選タイムにしたがって決勝レースのスターティンググリッドを決めます。また、惜しくも予選を通過できなかったチームは、その段階での予選順位が決勝レースでのスターティンググリッドとなります。

 午後12時55分に始まった予選1回目はドライコンディションのもと、#1 ウイダー HSV-010に乗るL.デュバル選手が1分53秒991を記録してトップに立ったほか、#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は3番手、#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手は9番手のタイムを記録し、予選2回目への進出を決めました。一方、#8 ARTA HSV-010の武藤選手は13番手、#32 EPSON HSV-010の中山選手は14番手となり、この段階で決勝レースのスターティンググリッドが確定しました。

 予選2回目は午後3時38分のスタート。このときすでに雨が降り始めていたため、これ以降の予選セッションはウエットコンディションで行われました。ここで#1 ウイダー HSV-010の小暮選手は2分7秒790のタイムをマーク、2番手につけます。また、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は3番手、#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手は4番手となり、3台のHSV-010 GTはそろって予選3回目への進出を決めました。

 午後4時12分に始まった予選3回目は、さらに雨量が増えたために厳しい路面状況でのタイムアタックとなりました。ここで#1 ウイダー HSV-010に乗るL.デュバル選手は、デグナー・コーナーへの進入でスピンを喫してコースアウトしましたが、幸いマシンはどこにも接触しなかったため、そのままアタックを続行できました。ここでHonda勢のトップに立ったのは2番手タイムを記録した#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手。L.デュバル選手もスピンを乗り越えて3番手のタイムを記録しましたが、最後のアタックに挑んでいた#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手はL.デュバル選手と同じデグナー・コーナー手前でスピン。マシンのフロント部分がガードレールと接触し、大きく破損したためにタイムアタックをすることが不可能となったため、その直前に記録したタイムにより6番手となりました。

 この結果、#17 KEIHIN HSV-010は2番グリッド、#1 ウイダー HSV-010は3番グリッド、#100 RAYBRIG HSV-010は6番グリッド、#8 ARTA HSV-010は13番グリッド、#32 EPSON HSV-010は14番グリッドから明日の決勝レースに挑むことが決まりました。

 GT500クラスの決勝レースは、21日(日)15時10分より、87周で争われます。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
「全般的にはまずまずの成績が得られたと思います。マシンの総合的なパッケージングを考えると、我々は決してウエットコンディションを得意としているわけではありませんが、それでも#17 KEIHIN HSV-010、#1 ウイダー HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010の3台が上位に食い込んでくれたので、手応えをつかむことができました。#1 ウイダー HSV-010はポールポジションを取ってくれると期待していましたが、アタック中のスピンでリズムを乱してしまったようで、3位となりました。ただし、あの状況でもマシンにダメージを与えないL.デュバル選手のテクニックはすばらしいと思いました。同じ場所でスピンをした#100 RAYBRIG HSV-010がダメージを負ったのは残念でしたが、明日までに問題なく補修作業は完了すると思います。明日はできればドライになり、#17 KEIHIN HSV-010と#1 ウイダー HSV-010には、タイトル争いを繰り広げるライバルの前でフィニッシュしてほしいですね。引き続きHSV-010 GTへのご声援をよろしくお願いします」
塚越広大選手(2番手 #17 KEIHIN HSV-010)
「今回は自分自身がドライビングで悩んでいる部分があって、事前に金石勝智監督に相談をしていたのですが、そこで金石監督に励ましていただき、思いきって走ることができました。予選3回目のときは雨が強く降っていて、路面はとても滑りやすい状態でしたが、なんとかコース上にとどまり、アタックを続けることができました。これが予選2位に結びついたと思います。チャンピオンシップのことを考えると今回はとても大切なレースなので、明日は、ポイントリーダーに立っているライバルの前でフィニッシュしたいと思っています」
ロイック・デュバル選手(3番手 #1 ウイダー HSV-010)
「僕たちはドライコンディションのほうが調子はいいので、予選もドライコンディションになることを期待していました。実際はウエットコンディションとなりましたが、幸運なことにウエットの路面でも僕たちは速さを示すことができました。3番グリッドは決して悪いポジションではないと思いますし、決勝レースでは何が起きるかわかりません。できれば明日はドライコンディションになってほしいところですが、仮に雨が降っても全力でレースを戦うつもりです」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 各クラスのポールシッターのコメント

gt_r05_q_pc gt_r05_q_pc_500 gt_r05_q_pc_300

■GT500クラス
S Road MOLA GT-R
柳田真孝
 「天気予報が雨だったので、『早く降らないかな~』と思っていました。ドライでも調子は良かったんですが、ウェットだったらチャンスだと。先に走ったGT300でガライヤがポールをとり、松浦選手が頑張ってたんで『負けられない』と思いました。今回持ち込んだミシュランタイヤも良かったです。明日の決勝はクルマが重いのでどうなるか判りませんけど、折角一番前からスタートできるので、この位置を生かしてレースをしたいですね。正しい判断をすることを心がけて走ります。ミシュランタイヤには去年23号車が作ったベースが勿論生かされています。今年もニッサン勢一丸となってチャンピオンを獲りにいっていますよ」
ロニー・クインタレッリ
 「マー(柳田)が言ったとおり、ドライでも4番手といいタイムが出ていたので、Q2はハンデが強くて厳しかったけどなんとかQ3に行きたかった。雨が降って、タイヤ選択がうまくいって、Q3でマーが頑張ったからポールが獲れました。チームの作戦が当たった。マーがウェットで速いので、今回もいけると思った。明日はドライだと簡単じゃないけど、自分のペースでミスしないように走って、なるべく上位で完走したいです」
■GT300クラス
ARTA Garaiya
松浦孝亮
 「このメンバーでまた記者会見にこられてすごく嬉しいです。GTではアタックのチャンスがあまりなかったので、このポールは嬉しいです。自分が、というよりチームが獲ったポールだと思います。明日は天気次第ですが、自分たちの全力を尽くします。今晩エンジニアがいいセットを考えてくださると思うので。朝の仕上がりからQ1は楽じゃないと思いました。赤旗中断のあと、出しちゃいけないタイミングで高木さんを出してしまい、タイヤのいいところが使えませんでした」
高木真一
 「松浦が僕の言ったとおりに走ったから(笑)。完璧な走りでした。予選落ちから繰り上がって、Q1突破して、空を見上げたら雨雲が。地獄から天国に上がったような感じでしたね。Q2ではクラッシュしないように、松浦に無傷でクルマを渡すことを心がけて走りましたが、それでもマージンのあるタイムが出せました。明日のセットは雨とドライの中間になると思います。前回は3位で終わったので、今回こそは有償をと思っていますよ」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

40th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2011/08/20) Knock Out Qualify Weather:Cloudy/Rainy Course:Dry/Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
146S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI821'54.3232'08.8672'08.206
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS601'54.2862'08.1632'08.573
31ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS481'53.9912'07.7902'09.001
412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS401'54.5262'09.2622'09.010
523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS521'54.6892'08.8152'09.111
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS461'54.8202'08.4932'09.719
739DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI401'54.0622'07.5862'09.787
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS461'54.8382'09.484
96ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS481'54.9492'10.456
1035D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS21'54.5372'10.832
1138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS301'54.3522'11.167
1224ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH441'55.000
138ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS101'55.271
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL241'55.292
1519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH281'56.110
■GT300 Class

40th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/20) Knock Out Qualify Weather:Cloudy/Rainy Course:Dry/Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
143ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS442'08.0602'20.9572'20.696
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK562'07.6712'23.8292'22.073
362R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH122'07.2222'21.9262'22.366
414SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH402'07.3532'23.7452'23.176
525ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH382'07.9712'23.6932'25.113
64初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH782'06.8872'23.7352'25.196
787リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH302'07.0602'23.6392'25.289
888JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH242'06.9522'22.8252'25.429
927PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH342'07.8922'23.5182'25.719
1086JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH22'07.4222'23.3882'50.904
112エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH102'06.8732'24.094
1226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
密山 祥吾
YH2'07.9662'25.084
1311JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL982'07.8172'25.439
1466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH462'08.0862'25.926
1534ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK22'07.9202'32.319
1674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH582'07.684no time
1731ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH162'08.161
1841NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH82'08.238
1915ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH2'09.497
205マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH42'09.653
2122R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH2'10.001
---- 以上予選通過 ----
-69サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
横溝 直輝
YH2'07.887
-7エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
横幕 ゆぅ
YH2'07.897
  • CarNo.69の横溝直輝選手は車両検査合格後、決勝レースへの出走を認める。
  • CarNo.69の メルビン・チュー選手は車両検査合格後、決勝日フリー走行の結果により決勝レースへの出走を最終判断する。
  • CarNo.7の水谷晃選手、横幕ゆぅ選手は決勝日フリー走行の結果により決勝レースへの出走を最終判断する。

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