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2016年5月

Japanese F3

JF3:第5戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1361山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311825'04.942
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31185.598
3233千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41186.194
4214高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41186.831
585大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1826.587
676阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1827.826
7287山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311835.186
8*228ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411835.798
9*39三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311851.319
1078N1片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'10.651
115N3アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE181'25.718
12*9N2廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE182'02.436
1310N4岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
1430N5DRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE171Lap
---- 以上規定周回数(16Laps)完走 ----
-12-牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F301118Laps
-2-石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301017Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(ZENT TOM'S F312)1'22.604 (3/18) 161.382km/h
  • CarNo.3は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.9は、2016全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.2)(他のドライバーのコースアウトを強いるもの)により、決勝結果に40秒を加算する。
  • CarNo.22は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.4.1.e(オレンジディスク手順違反)により、訓戒とする。

Japanese F3

JF3:第5戦岡山公式予選 上位6人がコースレコードを更新!!マーデンボローが今季3度目のPP獲得

全日本F3選手権第5戦の公式予選が5月28日、岡山国際サーキットで行われた。
上位6人がコ−スレコードを更新するという激しいタイムアタック合戦を制したのは#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)。タイムは1’21.171だった。
Nクラスは#30DRAGON(B-MAX)が第3戦富士に続いて2度目のトップを獲得した。

f3-rd5-q-22 f3-rd5-q-36 f3-rd5-q-37 f3-rd5-q-30 f3-rd5-q-78 f3-rd5-q-9

佐々木大樹の2連勝で終わった第2大会富士。
2週間のインターバルをおいて開幕した第3大会岡山では、佐々木に代わって高星明誠が21号車をドライブすることになった。
今季からヨーロッパのブランパンGTシリーズに参戦を始めた高星にとっては久々のフォーミュラカーだったが、金曜日の専有走行では1回目1位、2回目2番手で総合1位と申し分のない滑り出し。28日朝10時15分から行われた予選でもこの好調ぶりを発揮するかと思われたが、蓋を開けてみればマーデンボローが他を圧倒する結果となった。

マーデンボローは5周目に1’21.173と先年ニック・キャシディが樹立したコースレコード(1’22.048)を大幅に上回るタイムを叩き出すと、6周目には1’21.171と更にタイムを更新して見せた。
マーデンボローに続いたのは#36山下健太、#37坪井翔のトムス勢。
山下はマーデンボローのコンマ2秒落ちである1’21.381を5周目に記録、坪井も1’21.736とコンマ5秒落ちながらキャシディのレコードを上回る好タイムを5周目に記録した。
一方高星は昨日のタイムこそ上回ったものの、ベストタイム1’22.226で7番手という結果に終わった。

Nクラスは#30DRAGONが#78片山義章(プチルマン)にコンマ19秒差をつけて今季2度目のトップタイム。
しかし4位の#10岡崎善衛(アルビレックスRT)までが1秒以内の近さにつけており、決勝では富士大会を彷彿とさせる激しいドッグファイトが期待できそうだ。

第5戦決勝は今日午後3時45分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第5戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2016/05/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A41R1'21.171--164.231
236山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'21.381 0.210 0.210163.807
337坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'21.736 0.565 0.355163.096
423千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F315
Volkswagen A41R1'21.985 0.814 0.249162.600
512牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F314
TODA TR-F301R1'22.020 0.849 0.035162.531
62石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301R1'22.039 0.868 0.019162.493
721高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.226 1.055 0.187162.124
83三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.444 1.273 0.218161.695
98大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.517 1.346 0.073161.552
107阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'22.755 1.584 0.238161.088
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.122 1.951 0.367160.376
1230NDRAGONB-Max Racing F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.505 4.334 2.383155.907
1378N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'25.691 4.520 0.186155.568
149N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.261 5.090 0.570154.540
1510N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.573 5.402 0.312153.983
165Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.730 5.559 0.157153.705
---- 以上基準タイム(1'29.572)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'22.048)を更新しました。

Super FJ Championship

SFJ:第5戦富士 S-FJ初レースの山田遼が優勝 (DRP)

  • S-FJ富士シリーズDRPレースレポート
  • 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 10月31日(土)予選 くもり
  • 11月1日(日)決勝レース 晴れ
  • ☆参戦ドライバー
  • 山田 遼:#45 IDMSガレージ茶畑 RD10V

 今シーズン、全日本カートからFIA-F4にステップアップしてきた山田遼選手。開幕戦こそ繰り上がりとはいえ、ステディーな走りでフォーミュラーデビューレースをポイントゲットで期待がかかっていた。本人にとってももっと上を目指していたが、現状のポジションを認めた上でもさらなるスキルアップに自信を見せていた。しかしその後の2大会4レースは、自分のイメージした走りと結果にならなかった。そして参戦資金も厳しくなり、残りのシリーズを欠場という決断を下さざる負えなくなってしまった。そんな悔しい状況でも諦めずに活動していたおかげで、レギュラードライバーのChang選手の代役としてIDMS様よりSuper-FJ富士シリーズ参戦のチャンスをいただくことができた。Chang選手のテスト同行の際に乗せていただいた事のあるマシンとはいえ、初めての参戦カテゴリーで、決勝レースまでにどこまで順応できるか走行は限られていた。

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☆10月31日(土)9:35~ 公式予選

 レースウィーク金曜日の練習走行1本目でトップタイム2本目で2番手タイムとまずまずだったが、山田選手同様にスポット参戦してきたS-FJ岡山シリーズチャンピオンの大湯選手が速さを見せる。山田選手は、前日練習のセットから少し変えた影響か練習走行のベストタイムを上回れない。一方大湯選手は、着実にタイムを刻み一人だけ1分51秒台をマークし楽々ポールポジションを獲得して見せた。山田選手は、コンマ5秒差をつけられ2番手グリッドとなった。コンスタントラップタイムはコンマ1,2秒差なので、この辺は経験値の差でもあると前向きに捉え、決勝レースはスタートから食らいついてチャンスを狙う。

☆11月1日(日)9:45~ 決勝レース

 初マシンでのスタートを心配する周りをよそに、FIA-F4でもスタートは得意だった山田選手は抜群のクラッチミートで1コーナーでトップに出る。2コーナー立ち上がりからの加速で2番手に落ちるが、テールトゥーノーズで1周目をクリア。3番手以降との差を早くも広げ始めた3周目のダンロップコーナーで山田選手がトップへ。しかし大湯選手もホームストレートでスリップを使い抜き返す。その後毎周毎周、ホームストレート、1コーナー、ヘアピン、ダンロップコーナーとあらゆる箇所で順位を入れ替えるバトルが最終周まで続いた。ラストラップは大湯選手が先頭で差し掛かった300Rでのミスを見逃さなかった山田選手がダンロップコーナーの進入でパス。大湯選手も食らいつきプリウスコーナーと最終コーナーで一か八かのパッシングを試みるが、山田選手は冷静に対処しフォーミュラーレース初優勝を飾った。

 山田選手と大湯選手のバトルは、無理なパッシングやブロックをせずフェアで見ごたえとともに3位以下を6秒以上も離した数字にも現れました。富士チャンピオンレースの中で今シーズン一の素晴らしいレースだったと思います。

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山田遼選手コメント
 今シーズンはずっと悔しい思いをしてきましたが、フォーミュラー初優勝とともに久しぶりに勝ててすごく嬉しいです。このチャンスを与えてくれたChang選手とIDMS様に感謝し最高の結果をお返しすることができてよかったです。また応援してくださった方々やチームにお礼申し上げます。予選を終えた後はタイム差が大きく不安でしたが、第3セクターだけが遅かったので、去年の坪井選手がテストした時のデータや映像を見せてもらい一晩考えられたのがよかったと思います。FIA-F4では常に周りに4,5台いるバトルだったので、今回は1台に集中できたので冷静に対処することができました。結果が残せなく志半ばで断念したFIA-F4の経験が役立ったのは、これからに繋がると思いました。応援支援していただいている方々の期待に沿えるようにこの結果を今後に活かしていきたいと思います。

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☆リザルト

【Super-FJ富士シリーズ第5戦】

ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/

F4西日本シリーズ

F4W:第5戦鈴鹿決勝 牧野任祐がポールトゥウインで5戦全制覇

 F4西日本シリーズは18日、鈴鹿サーキット東コースで第5戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)が23周・19分17秒995で優勝を飾った。

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 気温20度を上回る暖かい日差しの中、午後1時40分フォーメーションラップが始まった。

 決勝のスタートは予選3番手からスタートした今井龍太(B-MAX・PARABOLE-RK01)が絶妙なスタートを切り、1コーナーで予選2番手の栗原正之 (テクノ ハヤブサ リターンズ)をパスした。

 3番手に落ちた栗原だったが、ずっとチャンスを伺っていて10周目の2コーナーで今井をパスし2番手に上がることに成功したが、スタートでトップをキープして走っていた牧野は毎ラップ2位以下に1秒近く速いペースで走りすでに独走態勢になっていた。最終的には2位以下に22秒の大差をつけて優勝して、開幕から破竹の5連勝で飾って今シーズン最後のシリーズ戦を締めくくった。

優勝した牧野任祐のコメント
f4w-rd6-podium  「レースでは最初から全開で攻めたいと思っていましたが、予想以上に路温が高く途中でタイヤがタレるようになってからは、ペースをキープするように気持ちを切り替えてはしました。まだFIA-F4が残り4戦ありますのでチャンピオンを取れるように頑張りたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

F4西日本シリーズ

F4W:第5戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2015/10/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS
MYST KK-ZS
DL2319'17.995
282C1栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL2322.820
33C2今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL2325.452
435A2金子 昌広高宮商事ミストKK-ZS萬店
MYST KK-ZS
DL2336.731
577A3久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST・制動屋KKA
MYST KK-A
DL2337.284
644A4塚田 光彦東海電装ウエストsprint関口056
WEST 056
DL2346.153
---- 以上規定周回数(90% - 20Laps)完走 ----
-70C-岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL023Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS) 0'49.989 (4/23) 161.53km/h

F4西日本シリーズ

F4W:第5戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2015/10/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS
MYST KK-ZS
DL0'48.999--164.7958/11
282C1栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL0'49.766 0.767 0.767162.2558/9
33C2今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL0'50.235 1.236 0.469160.74112/17
444A2塚田 光彦東海電装ウエストsprint関口056
WEST 056
DL0'50.597 1.598 0.362159.59010/17
535A3金子 昌広高宮商事ミストKK-ZS萬店
MYST KK-ZS
DL0'50.643 1.644 0.046159.4468/12
677A4久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST・制動屋KKA
MYST KK-A
DL0'50.777 1.778 0.134159.02516/18
770C3岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL0'52.564 3.565 1.787153.61816/17
---- 以上基準タイム(130% - 1'05.000)予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 ST-5クラスチャンピオンの大野/梅本/赤星組・BRP★J‘S RACINGフィットがポールトゥウイン! (J'S RACING)

  • スーパー耐久シリーズ2015 第5戦 岡山国際サーキット
  • スーパー耐久レース in 岡山
  • 9/5・6 岡山県・岡山国際サーキット
  • ST5クラス
  • ゼッケン:69
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット
  • ドライバー:大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎
  • 予選:クラス1位
  • 決勝:クラス1位

 前戦のオートポリスで2015年のシリーズチャンピオンを決め、凱旋レースとして迎えた第5戦の岡山国際サーキット。タイトルは決めましたが、岡山国際サーキットはホームコースでもあるので負けられない戦いとなります。今回はCドライバーに2010年以来となる赤星陽太郎選手が参戦。第3戦から続いている3連勝を目指します。

 以下、Aドライバー大野選手のレポートとなります。

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 チャンピオンは決まっておりますが8月中旬に2日間のテストを行い、より万全を期して岡山入りを致しました。木曜日から今回もスタートです。

 岡山国際サーキットのレイアウトは、前半が高速セクションで後半はしっかりとブレーキングで止めてから加速するような小さなコーナーが続きます。トラクションとタイヤライフを考え、タイヤに優しいロングラン重視でセッティングを煮詰めていきました。

 金曜日の公式練習はドライコンディション。梅本選手、赤星選手とセッティング方向の確認とミッションの慣らしを行いました。梅本選手からは「脚がよく動いて自由自在に操れるので、限界まで攻めてもタイヤの負担が最小限に抑えられる。」と、梅本選手から嬉しいコメント頂きました。今回のCドライバー、赤星選手も「思った通りに操れるのでコーナーの進入がすごく安心できる。乗っていて楽しい!」とコメントを頂きました。

 その後の走行は梅本選手、赤星選手に慣熟とセッティングの確認、決勝を想定したロングスティントを走行して頂きました。私は外から2コーナーやダブルヘアピンで車の動きとタイムをチェック。外から見ていると、弱アンダーでドライバーが余計な操作をしている様子も無く、スムーズなコーナリングが確認できました。 タイムは1分51秒台で安定していたので、明日からの予選、決勝に向けて期待がかかります。

 いつも通り完璧な状態で臨んだ予選。ベストラップはダブルヘアピンで少し他車に詰まってしまいましたが、それでも昨年のレコードタイムを上回る1分49秒754をマークする事ができ、クラストップタイム&コースレコードを奪取できました。 続くBドライバー予選は梅本選手のアタック。「僕のレコードタイムを抜かないで~」と言っていたのに裏切られ、1分49秒624で見事にコースレコードを取られてしまいました。悔しいですが梅本選手おめでとうございます! 素晴らしい走りでした!!

 Cドライバー予選の担当は今シーズン初出場の赤星選手。スターティンググリッドには無関係ですが、全セッションでのトップタイムを達成してもらう為、タイヤはフロント新品でアタック。こちらも見事にクラストップタイムを叩き出し、土曜日のセッションを完全制覇できました!

 いよいよ3時間レースのスタート。約1時間20分のロングスティントでスタートドライバーは私が担当致しました。ウェットでのロングランセットで内圧を低めにした為に、タイヤが発熱するまでの間は5位まで順位を落としますが、7周目位から段々内圧も上がってきてからはベストラップを連発。最終的にはトップを捕らえて梅本選手にバトンを渡すことができました。

 雨は止みましたが、梅本選手はまだ濡れている路面をスリックタイヤでコースイン!猛追してきた#19号車の奥村選手に一時TOPを明け渡しますが、#19号車がドライブスルーペナルティの間にトップに踊り出ました。それからの梅本選手の走りは圧巻で、後続を毎ラップ2秒~3秒ずつ引き離します。

 絶好調の梅本選手。約1時間ドライブした所でセーフティカーが入り、赤星選手にドライバーチェンジ。昨年のニュルブルクリンク24時間レースにも参加するなど、経験豊かな赤星選手は丁寧、かつ車を労わる走りで確実にゴールに向かいます。およそ40分のドライブでしたが力強く最後まで走り切り、見事優勝を飾りました!

 今回のレースも足回りのセットアップも順調に進み、ドライバー、メカニック、マネージャーも含め、チーム全体で綿密な打ち合わせを行い、レースウィーク中の短時間で最速の車を仕上げることができました。前回のオートポリスでシリーズチャンピオンは決まっていましたが、手を緩める事無くしっかりとした強いレースが出来ました。

これにより、更に強いチームができ、これからのレースにもチームにとって大きな自信に繋がったと思います。

 梅本会長、奥村代表をはじめ、チームの皆さん、各スポンサー様、関係者の皆様、サーキットまで応援に来てくれたファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回も戦う事が出来ました事を感謝致します。

 更にチーム貢献出来る様、精進致します。どうぞ宜しくお願い致します。

 今回の勝利で3連勝を達成!さらに全セッションのトップを飾ることができました!

 次回は10/24・25に鈴鹿サーキットで2015年シリーズの最終戦となります。引き続きご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

J'S RACING 大野 尊久

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフォトギャラリー

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sf05_0372 sf05_0382 sf05_0392 sf05_0402
sf05_0412 sf05_0422 sf05_0432 sf05_0442
sf05_0452 sf05_0462 sf05_0472 sf05_0482
sf05_0492 sf05_0502 sf05_0512 sf05_0522
sf05_0532 sf05_0542 sf05_0552 sf05_0562
sf05_0572 sf05_0582 sf05_0592 sf05_0602
sf05_0612 sf05_0622 sf05_0632 sf05_0642
sf05_0652 sf05_0662 sf05_0672 sf05_0682
sf05_0692 sf05_0702 sf05_0712 sf05_0722
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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス 中嶋一貴が今季初勝利! 石浦宏明が2位、小林可夢偉3位。トヨタ勢がトップ6独占 (TOYOTA)

 9月13日(日)大分県のオートポリスでスーパーフォーミュラの第5戦が行われ、3番手グリッドから抜群のスタートで首位に立った中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が逃げ切って今季初勝利。ポールポジションの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は最後まで中嶋一貴を追ったが届かず2位。3位に小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が入り、トヨタ勢が表彰台を独占。また、4位から6位にもトヨタ勢が入り、トップ6を占めた。

中嶋一貴(中央)が今季初勝利。石浦宏明(左)が2位、小林可夢偉(右)が3位に入り、TDP出身の日本人トヨタドライバー3人による表彰台独占となった

中嶋一貴(中央)が今季初勝利。石浦宏明(左)が2位、小林可夢偉(右)が3位に入り、TDP出身の日本人トヨタドライバー3人による表彰台独占となった

 スーパーフォーミュラの第5戦が9月12日(土)、13日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。

 前大会もてぎから3週間、2015年シーズンのスーパーフォーミュラは後半戦、第5戦を迎えた。第5戦の舞台は九州、オートポリス。高速かつテクニカルなコースとして知られ、"ライト&クイック"なSF14にはうってつけのコースである。

 昨年のオートポリス戦は215km無給油というややトリッキーな設定で戦われたが、今年は通常通り250kmレースとして行われるため、給油のためのピットインが必須。オートポリスは他のサーキットとはピットロードの位置が違い、通常とは異なる車体左側に給油口を移動することとなり、いつもと違うピット作業となる。また、タイヤに厳しく、積載燃料の影響も大きいコースということで、ピット戦略も重要となり、白熱の一戦となることが予想された。

 今季ここまでの4戦では、トヨタエンジンが全勝、かつ全レース1-2フィニッシュを続けており、前大会もてぎも表彰台を独占。昨年のオートポリス戦も表彰台を独占したトヨタ勢の活躍に期待がかかった。

 後半戦に入った2015年シーズン、タイトル争いでは今季絶好調の石浦が第2戦で初優勝を飾った後、前大会もてぎも制し、今季ここまで唯一の2勝を挙げてランキング首位。第3戦富士を制したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が7ポイント差の2位、1戦欠場も他の3戦全てで2位と安定したレースを続けるディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴が3位、開幕戦優勝のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4位で続いている。今大会を含め残り3戦、この4人によるタイトル争いの流れを占う意味でも重要な一戦となることが予想された。

予選

 12日(土)のオートポリスはやや雲はあるものの好天。気温22度、路面温度31度と秋らしい気候の下、午後2時40分よりノックアウト方式の予選Q1(20分)が開始された。

 セッション開始と共に、各車まずタイムを出すべくコースイン。中盤一旦ピットへ戻った後、残り6分ほどで再びコースへ。ここで、ロッテラーがエンジン始動に手間取りややコースインが遅れたが、そのロッテラーは、他の車両がアウトラップの後もう一周タイヤを温めるのに対し、アウトラップ翌周にアタック。トップに浮上した。

 しかし、翌周アタックに入った石浦がこれを塗り替えトップに。終盤に入ってタイムも塗り替えられていったが、好調な石浦のタイムは破られることなくセッション終了。Q1ではウィリアム・ブラー(KONDO RACING)が18番手、午前中のフリー走行であまり周回出来なかった中山雄一(KCMG)が19番手でグリッド決定となった。

 予選Q2(7分間)もアウトラップ翌周にロッテラーがアタックし、そのタイムを石浦が塗り替える展開に。このQ2では、昨年3位に入っているジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)がバランスに苦しみタイムを伸ばせず、最後までアタックを続けたが11番手。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が惜しくも9番手、アンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)が12番手でQ3進出はならなかった。

 予選Q3(7分間)も、ロッテラーはセッション開始前からピットロード先頭に並び、スタート共にハイペースでアウトラップをこなすと、翌周アタック。他車が本格アタックに入ると、中嶋一貴、小林がこのタイムを塗り替えていったが、ここまでの予選Q1、Q2共にトップタイムの石浦が、最終セクターでリアをスライドさせながらも、小林をコンマ4秒近く上回る圧倒的なタイムでトップに。

 その後のタイム更新はなく、石浦が今季3度目、前戦もてぎに続き2戦連続となるポールポジションを獲得した。

 小林は2番手で最前列に並ぶこととなり、今季デビューしたスーパーフォーミュラでの自己最高位グリッド。中嶋一貴が3番手、ロッテラーが4番手でスタートの得意なトムス勢が2列目に並ぶこととなった。トヨタエンジンは予選トップ4を独占。

 平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が6番手、昨年2位に入った国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が7番手から明日の決勝に臨むこととなった。

決勝

 13日(日)も好天に恵まれ、気温20度、路面温度27度とややひんやり感じるコンディションで、午後3時にフォーメーションラップが開始され、決勝レース(54周)のスタートが切られた。

 スタートでは、2列目イン側の中嶋一貴が好ダッシュを決め、1コーナーまでにポールポジションの石浦のイン側をつくと、首位を奪取。小林がこれに続き、スタートでややホイールスピンさせ遅れた石浦が3位、ロッテラーが4位、平川が1台かわして5位。後方では11番手グリッドのオリベイラが一気に5つポジションを上げ、平川に続く6位へとジャンプアップを果たした。

 しかし、4位のロッテラーはスタート時フライングと判定され、ドライブスルーペナルティで後退。

 首位の中嶋一貴が逃げる一方、序盤燃料少なめの作戦で、ポジションアップを狙った小林は何とか逆転を狙うが、巧みな中嶋一貴のライン取りもあり叶わず2位で周回。その後、差は一定となり、首位中嶋一貴、2位小林、3位石浦は、それぞれ2秒ほどの差で、4位以下を引き離しながらも膠着状態で中盤戦へと進んでいった。

 後続勢は早めのピットイン作戦を採っていったが、上位勢では、29周目に小林がまずピットイン。給油でやや時間がかかったが、タイヤを4本交換してコースへ復帰。ハイペースで上位との差を詰める作戦に出たが、ペナルティで後退していたロッテラーに追いつくと、これをかわせないまま周回を重ねざるを得ない状況となってしまった。

 一方、逃げる中嶋一貴と石浦はピットを引っ張り、燃料が減ってきた中盤過ぎにはペースアップ。45周終了時点で中嶋一貴と石浦が同時にピットへ向かった。

 ここで中嶋一貴はタイヤを交換せず、給油のみでピットアウトしたのに対し、石浦はフロとタイヤ2本の未交換という奇策に。ほぼ同じピット停止時間で、順位も変わらないままコースへと復帰。石浦はペースを上げきれなかった小林をかわし、2位へとポジションを上げた。

 2位に浮上した石浦は、ピットアウト直後こそ替えたフロントタイヤのウォームアップでタイムが落ちたものの、タイヤが温まるとペースを上げ、摩耗したタイヤで苦しみながら首位を逃げる中嶋一貴を猛追。ピットアウト直後には3秒以上あった差をじりじり詰め、残り3周での2台の差は0.7秒に。

 しかし、詰められた中嶋一貴も、温存していたオーバーテイクシステム(OTS)を使いペースアップ。石浦とOTSを使い合いながらのバトルとなったが、中嶋一貴は翌周その差を僅かに広げ、約1秒の差を保ってファイナルラップへ。

 中嶋一貴は最後までタイヤをマネージメントし、差を保ったままトップでチェッカー。今季、出場した3戦全てで2位に終わっていたディフェンディングチャンピオンが、ようやくシーズン初勝利を挙げ、ランキングも2位へと浮上した。

 終盤、ペースでは勝っていたものの届かなかった石浦は惜しくも2位。しかし、ポールポジション獲得での1点を加える、着実なポイント獲得で、2位と7ポイント差でのランキング首位の座を守った。

 燃料とピット戦略で惜しくも順位を落としたものの、小林は3位でフィニッシュし、今季2度目の表彰台を獲得。6番手スタートから粘り強く上位での走行を続けた平川が4位で続き、トヨタの若手ドライバー育成プログラムTDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)出身のドライバーがトップ4を占める結果となった。

 オリベイラが5位。9番手スタートながら、一番最後までピットを引っ張り、終盤も見事な追い上げを見せたロシターが6位に入り、トヨタエンジンがトップ6を独占した。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

今季初勝利を挙げた中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S #1)

今季初勝利を挙げた中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S #1)

惜しくも2位に終わったがランキング首位は守った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)

惜しくも2位に終わったがランキング首位は守った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)

初めてのコースで3位フィニッシュを果たし、今季2度目の表彰台を獲得した小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8)

初めてのコースで3位フィニッシュを果たし、今季2度目の表彰台を獲得した小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8)

スタートではポールポジションの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)と3番手グリッドから好ダッシュを決めた中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S #1)、2番手グリッドの小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8)が首位争いを展開した

スタートではポールポジションの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)と3番手グリッドから好ダッシュを決めた中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S #1)、2番手グリッドの小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #8)が首位争いを展開した

PETRONAS TEAM TOM'S 1号車 ドライバー 中嶋一貴:
 「非常にタフなレースだった。タイヤ交換については、小林(可夢偉)選手がが4輪交換をしたと聞き、どうするかチームと相談していた。こっちが先に動いたら、相手は逆のことをしてくるだろうということで、ピットタイミングを引っ張るだけ引っ張った。自分達がタイヤを換えれば、相手は換えないだろうと考えたが、クルマの感じからすると、我々には前後どちらか2輪を換えるという選択肢はなく、4輪換えるか換えないかという選択しかなかった。しかし、あの終盤まで引っ張ったら、換えないのが最良だと思った。石浦(宏明)選手が前だけ換えたと聞いて、大丈夫かなと思ったが、予想以上に彼は速く、もし彼が4輪換えていたら厳しかったかも知れない。優勝はしたが、ランキングトップとのポイント差はあまり縮まらなかったなというのが正直な感想だ」
P.MU/CERUMO・INGING 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 「今週はずっと良い流れで来て、今朝のフリー走行もフルタンクでも速かった。唯一スタートだけが反応は良かったもののホイールスピンを喫してしまい、その間に両側から挟まれる形で抜かれてしまった。スタートで前に行かれても、色々と作戦は考えており、燃料が軽いクルマもあるだろうから、諦めずついて行こうと思っていた。フロントタイヤ2輪を換えるというのは自分で決めたのだが、想像以上にオーバーステアとなり、最終コーナーでスピンしかけたりと危なかった。それでも少しずつ慣れてきて追い上げたが、中嶋一貴選手はミスをせず、前には出られなかった。それでも最後まで諦めずに攻め続けたことは次戦以降に繋がると思う」
KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車 ドライバー 小林可夢偉:
 「オートポリスではテストで少し走っただけで、レースを戦うのは今週が初めてだった。戦略については、誕生日ということで運も味方してくれるはずで、スタートで前に出られれば勝てると思っていた。というよりスタートに賭けた部分もある。朝のフリー走行の時点でのライバルの速さを見て、勝つにはチャレンジするしかないと思った。残念ながら結果的には上手く行かなかったが、健闘したとは思う。ピットアウト後、(アンドレ)ロッテラー選手のポジションが計算外だった。あれが無ければトップに追いつけたのではないかと思っている。頑張ってくれたチームスタッフに感謝している」
トヨタモータースポーツニュース

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝 岡村健がデビューウイン

 スーパーFJ鈴鹿シリーズは13日、鈴鹿サーキット西コースで決勝を行い、予選3位からスタートした岡村健(セオドール レーシング ジュニアチーム)が14周・19分51秒444で優勝した。

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 路面温度40度、気温30度の酷暑の中、第5戦決勝は午後12時10分にフォーメーションラップが始まった。

 PPからスタートの平木玲次(RS Fine F・L・C 10V)だったが、痛恨のエンジンストール。予選2番手の大井偉史(アイユーススキルスピード10V)がホールショットを決めて1コーナーへ飛び込み、2番手に岡村健(セオドール レーシング ジュニアチーム)、3番手に大石裕基(大石工務店スキル制動屋)が続いた。

 トップに立った大井だが、2周目の西ストレートで岡村にスリップに入られ1コーナーの130Rでインからパスされることとなった。

 スタートでエンジンストールした平木だったが1周目には9番手まで順位を上げ、2周目は6番手と自らのミスを帳消しにする走りをみせるが、6周目の2コーナーで大石と接触してフロントウイングを壊し、順位も落とすこととなった。最終的にはトップから1.5秒差の2位を獲得した。

 またポイントランキング2位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)は5位でレースを終えた。

 2位に入った平木は依然としてポイントリーダー。次戦で5位に入ればシリーズチャンピオンを獲得する。

 第6戦の最終戦は10月18日に鈴鹿クラブマンレース第6戦として東コースで行われる。

優勝した岡村健のコメント
sfjs-rd5-r-ohmura  「予選が思ったよりいい順位だったのでビックリしました。練習走行でもコースを外れることも多く、決勝はミスしないように走ったので、まだ優勝した実感ありません。次のレースも走る予定なので優勝を目指して頑張りたいです」
2位表彰台を獲得した平木玲次のコメント
 「スタートをまたミスしてしまって、それが原因でレースを難しくしてしまいました。大石選手との接触は今思えば、あそこで行くべきではなかったと思います。その後はステアリングが真っ直ぐではなくなり、厳しいレースでした」
3位表彰台を獲得した大井偉史のコメント
 「スタートは悪くはなかったですが、2周目に抜かれてしまい、その後は自分の焦りなのかトップに追いついて行くことができませんでした。でも表彰台に上がれて自信がつきました。再来週のF1の前座レースは参戦しますが、その後はチームと相談して考えたいと思います」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2015/09/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
143岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH1419'51.446
224平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH141.524
37大井 偉史アイユーススキルスピード10V
TOKYO R&D 10V
YH145.563
470平 優弥Team Naoki with Leprix Sports
TOKYO R&D RD10V
YH146.849
522八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1411.858
661吉元 陵安藤商会オートパンサーミストKKSⅡ
MYST KK-S2
YH1413.700
757吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1414.307
821ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1422.980
925濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1423.516
1039中根 邦憲カーペット・ラグ通販/なかね家具
MYST KK-S2
YH1426.234
1123宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH1431.395
125村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1459.848
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-8大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH68Laps
-1吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH113Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 平木玲次(RS FINE F・L・C 10V) !723.518 (13/14) 149.79km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第5戦 -RIJ- (2015/09/13) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
124平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'23.352--150.086
27大井 偉史アイユーススキルスピード10V
TOKYO R&D 10V
YH1'23.787 0.435 0.435149.307
343岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH1'23.797 0.445 0.010149.289
48大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH1'23.828 0.476 0.031149.234
522八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1'24.015 0.663 0.187148.902
670平 優弥Team Naoki with Leprix Sports
TOKYO R&D RD10V
YH1'24.043 0.691 0.028148.852
761吉元 陵安藤商会オートパンサーミストKKSⅡ
MYST KK-S2
YH1'24.168 0.816 0.125148.631
857吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH1'24.259 0.907 0.091148.471
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1'24.846 1.494 0.587147.444
1025濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'25.479 2.127 0.633146.352
1121ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1'25.479 2.127 0.000146.352
1239中根 邦憲カーペット・ラグ通販/なかね家具
MYST KK-S2
YH1'25.774 2.422 0.295145.848
135村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1'25.874 2.522 0.100145.679
1423宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH1'26.236 2.884 0.362145.067
---- 以上基準タイム予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝記者会見 中嶋一貴「狙い通りのレースができ、ほっとしている」

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優勝 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-rd5-r-pc-nakajima  「狙い通りのレースができたのでほっとしています。ずっと2位だったので、優勝は気分がいいです。でも、石浦選手とのポイントがあまり縮まらなかったなと言うのが正直な感想です。SUGOでは予選から前に行ってポイント差を削りたいと思います」
決勝2位 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
sf-rd5-r-pc-ishiura  「今週はいい流れできてて、朝も満タンでタイムが良かったんですが、唯一スタートだけが……。反応は良かったんですがホイールスピンをして、両側から一貴選手と可夢偉選手に挟まれる形になって、1コーナーで引きました。スタートで前に行かれても作戦でがんばろうとチームと話していましたが、フロントタイヤ2本を代えたら想像以上にオーバーステアで最終コーナーでスピンしかけて危なかったんです。ちょっとずつ慣れてきて追い上げて、オーバーテイクも使ってチャンスをまってたんですが、一貴選手もミスをしませんでした」
決勝3位 小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf-rd5-r-pc-kamui  「ヨコハマタイヤのテストで軽く走りましたが、オートポリスでレースをするのが初めてなのでほとんど分からない状態で来ました。満タンでスタートしない戦略は、今日が誕生日なので運があり、スタートで前に立てて、逃げ切れると思ったからです。朝の練習でペース的に若干負けてる気がして、まともにいっても勝負できないと思っていました。ピットアウト後、ロッテラーが前にいたのが計算外で、いなかったらトップ集団についていけたので悔しいです」
優勝チーム監督 舘信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-rd5-r-pc-tachi  「しびれるレースでした。結果的に作戦が成功しました。いつも異次元のスピードを見せる石浦くんとダイレクトに勝負して、タイヤ無交換が功を奏しました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝 中嶋一貴がスタートを制し今季初優勝

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は13日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)で決勝を行い54周・1時間22分53秒405で中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が優勝した。(観客:15,010人)

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 午後になるとサーキット上空には雲が広がりときおり太陽が顔を隠すと、阿蘇の高原を吹き抜ける風が涼しい。午後3時、19台のマシンが参加しポールシッターの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)を先頭にフォーメーションラップが始まる。

 好スタートを決めたのは予選3位の中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)。インからポールシッターの石浦に並びかけ1コーナーでトップに出た。石浦はアウトからインに振った予選2位の小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)にもパスされ3位に落ちる。

 トップに立った中嶋一貴は徐々に2位以下を突き放しにかかる。5周目には2位小林との差を1秒8まで広げる。一方、3位の石浦はトップ2台に付いて行けず徐々に遅れ始める。

 2位小林はトップ中嶋一貴に、3位石浦は2位の小林との差を詰める場面もあったが、一進一退の状況で中盤からはトップ3台は2秒前後の差でレースは推移。その後ろ平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)以下は大きく遅れ、優勝争いは上位3台に絞られることとなった。

 上位3人の中で最初に動いたのはフルタンクでスタートしなかった小林。29周を終わってピットインし、給油とタイヤ4本交換のフルサービスを行った。しかし、ピットアウトすると、ジャンプスタートでドライビングスルーペナルティーを受け後方にに沈んでいたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)に行く手を阻まれることとなる。

 上位の2人は終盤までピットインを引っ張り、45周目に同時ピットイン。中嶋一貴はタイヤ無交換、石浦はフロント2本を交換してピットアウトした。

 47周目、トップ中嶋一貴と2位石浦との差は3秒4。ここからフロント2本がフレッシュタイヤの石浦がときには1秒近く速いラップを刻みトップ中嶋一貴との差を詰め始める。50周を回ってその差は1秒5、51周目には0秒7と背後まで迫る。

 しかし、石浦の追撃もここまで。オーバーステアのため52周目にはトップ中嶋一貴との差は0秒9、53周目には1秒0と逆に開き、中嶋一貴が54周を走って今季初優勝を飾った。2位には石浦が、3位には小林が入った。

 序盤から4位争いをしてた平川とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が、そろって4位、5位でゴール。6位にはジェームス・ロシター(KONDO RACING)が、7位には山本尚貴(TEAM無限)が、8位には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が入った。

 優勝した中嶋一貴は選手権ポイントを34と伸ばし、2位に入ったランキングトップ石浦の41ポイントとの差を7ポイントとし、ランキング2位に浮上した。

 第6戦は10月18日、スポーツランドSUGOに舞台を移し決勝レースが開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
11中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A541:22'53.405
238石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A540.992
38小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A549.329
47平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A5411.574
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A5413.049
63ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A5420.484
716山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E5421.321
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A5435.155
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E5444.637
1040野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E5458.251
11*2アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A541'01.726
1211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E541'04.660
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E541'05.481
1441ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E541'09.032
1520アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A541'09.629
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E531Lap
1710塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E531Lap
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A531Lap
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A531Lap
---- 以上規定周回数(90% - 48Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL) 1'30.499 (38/54)
  • CarNo.2は、2015年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条7.違反のため、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行2位回目 アンドレア・カルダレッリがトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は13日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でフリー走行2回目を行い、アンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)が1分29秒425でトップタイムを記録した。

sf-rd5-f2-20 sf-rd5-f2-11 sf-rd5-f2-19

 徐々に雲間が広がり太陽も顔を出すようになってきた午前9時30分、30分間のフリー走行2回目が始まった。

 開始直後に、タイムを出してきたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)で1分30秒964。オリベイラはこれを開始6分過ぎ1分29秒586までタイムアップ。しかしすかさずチームメートのアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL が1分19秒425で逆転しトップに立つ。

 その後、伊沢拓也(REAL RACING)がインパル勢の間に入って2位に食い込むとこの3人のタイム/順位は終了まで変わらず、カルダレッリがトップでフリー走行は終了した。

 Q2で敗退したインパル勢、伊沢がトップ3を占め、4位には塚越広大(REAL RACING)、5位には予選最下位だった中山雄一(KCMG)が、6位には予選17位のナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入った。

 各チーム、決勝に向けてのセッティングに専念していると思われ、Q3に進出したドライバーでトップ6に入ったのは塚越のみ。ポールポジションの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は7位、予選2位の小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は11位、予選3位の中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)は8位でフリー走行を切り上げた。

 今回は昨年と違い左側に給油口が設けられたためピットストップのタイミングが明暗を分ける250kmレースとなった。決勝スタートは本日13日、午後3時。54周のレースを制するのは誰になるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦オートポリスフリー走行2回目結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/13) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
120アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'29.425--188.162
211伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'29.455 0.030 0.030188.099
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'29.486 0.061 0.031188.034
410塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'29.894 0.469 0.408187.180
518中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'29.967 0.542 0.073187.029
641ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'30.291 0.866 0.324186.357
738石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'30.306 0.881 0.015186.326
81中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'30.455 1.030 0.149186.020
92アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'30.669 1.244 0.214185.581
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'30.669 1.244 0.000185.581
118小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'30.693 1.268 0.024185.531
1234小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'30.756 1.331 0.063185.403
133ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'30.761 1.336 0.005185.392
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'30.919 1.494 0.158185.070
157平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'31.038 1.613 0.119184.828
1664中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'31.190 1.765 0.152184.520
174ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'31.336 1.911 0.146184.225
1816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'31.496 2.071 0.160183.903
1965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'31.929 2.504 0.433183.037

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス予選記者会見 PP石浦宏明「何回か横を向いて危なかった」

sf-rd5-q-ps-top3

ポールポジション 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
sf-rd5-q-pc-ishiura  「オートポリスは去年Q1で大失敗をしていい印象がなかったので、不安があったんですが、今年は流れがいいので、どうなるのかなと思っていました。フリー走行でトラブルが出て止まってしまい、詳細な原因が分からなくて不安なところもあったんですが、途中から走ったらフィーリングも良かったし、予選に向けて考えてた所も試せたました。Q1、Q2とミスなく行けて、Q3は緊張したんですが、他チームともタイム差が近かったので、無難に行ったらポールポジションを取れないと思ってたので、攻めて何回か横を向いて危ないところもあったんですが、ロスタイムもなかったのがラッキーでした。隣の2人はあしたのレースを考えるといやですね」
予選2位 小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf-rd5-q-pc-kamui  「前回以上に石浦選手がよくて、Q3でぼくが最初にタイムを出したんですが『いまイチバン』と言われても石浦選手のQ1、Q2のスピードから間違えなく来ると思ってたら案の定でした。タイム的には悪くないけど、朝も良くなくて予選中もクルマをばたばた変えながら結果的にQ3でいちばんいいクルマを作れたかなと思います。残念ながらコンマ4足らなくてくやしいです。あしたはここはスタート次第なので、スタートだけに集中していこうと思います。コンマ2,3秒遅くても抜かれることはないと思います」
予選3位 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-rd5-q-pc-kazuki  「朝は良くなくてどうなるかと思ったけど、途中でトライしたことがいい方向にいきました。予選はそのままいって、Q1でトラフィックに引っかかって通るかなと思ったんですが、Q2、Q3に向けてセットアップの方向性は見え、やるべきことはできたと思います。でも、トップとのタイム差はあいているので『うーん』というのが正直な感想です。トップ3に入りたいと思っていたし、スタートで前に出るチャンスもあるので、あしたがんばりたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス公式予選 ノックアウトを完全制覇した石浦宏明が今季3度目のPP

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は12日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でノックアウト方式の公式予選を行い、Q3で1分26秒633を記録した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポールポジションを獲得した。

sf-rd5-q-ishiura

sf-rd5-q-kamui

sf-rd5-q-kazuki

sf-rd5-q-38

sf-rd5-q-8

sf-rd5-q-1

sf-rd5-q-ishiura-pp

sf-rd5-q-ishiura-pp2

 午後になると、ときおり太陽も顔を出すようになり気温も上がり気味となる。午後2時40分、ノックアウト方式のQ1が20分間で始まった。

 各車、ウォームアップを行ったのち残り7分あたりで再びコースイン。2周のウオームアップでアタックを行うのが標準的な戦略だが、一番最後にコースインしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1周のウォームアップでタイムアタック。1分27秒691でトップに立つ。

 その後、各車2周のウオームアップでアタックを行うとトップに出たのは1分27秒284で石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。2位に平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が付け、ロッテラーは3位に落ちた。

 ノックアウトされたのはベルトラン・バゲット、小暮卓史、ナレイン・カーティケヤン、ウィリアム・ブラー、中山雄一の5人となった。

 10分のインターバルで7分間のQ2が始まる。

 ここでもやはりトップに出たのはさらに1分27秒082までタイムを縮めた石浦。2位には1周のウォームアップでタイムを出してきたロッテラーが付け、3位に中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が続く。

 ジェームス・ロシター、インパルの2人、中嶋大祐、伊沢拓也がQ2で消えた。

 10分のインターバルで7分間、8名で争われたQ3では、石浦が1分26秒633とさらにタイムを短縮。ただ一人26秒台に入れ、ノックアウト予選を完全制覇、ポールポジションを確定した。2位には小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がジャンプアップ。3位には中嶋一貴が上がってきた。

 4位にはロッテラー、5位に塚越広大(REAL RACING)、6位に平川、7位に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、8位に野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。

 決勝レースは明日13日、午後3時より54周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選総合結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
1'27.2841'27.0821'26.633
28小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
1'28.4371'27.5051'27.009
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
1'28.3971'27.3491'27.170
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
1'27.6911'27.2311'27.215
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'27.9711'27.6251'27.389
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
1'27.6581'27.5851'27.430
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
1'27.7991'27.4501'27.511
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'27.8371'27.3621'27.747
93ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'28.1191'27.723
1016山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
1'28.2091'27.790
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
1'27.8761'27.920
1220アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
1'28.5021'28.056
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'28.4571'28.120
1411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
1'28.1401'28.302
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'28.533
1634小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
1'28.549
1741ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'28.680
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'28.971
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
1'29.609
---- 以上基準タイム(107% - 1'33.393)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q3結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'26.633--194.226
28小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.009 0.376 0.376193.387
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.170 0.537 0.161193.030
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.215 0.582 0.045192.930
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.389 0.756 0.174192.546
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.430 0.797 0.041192.456
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.511 0.878 0.081192.278
840野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.747 1.114 0.236191.760

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q2結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.082--193.225
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.231 0.149 0.149192.895
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.349 0.267 0.118192.634
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.362 0.280 0.013192.605
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.450 0.368 0.088192.412
68小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.505 0.423 0.055192.291
77平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.585 0.503 0.080192.115
810塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.625 0.543 0.040192.027
---- 以上Q3進出 ----
93ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'27.723 0.641 0.098191.813
1016山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'27.790 0.708 0.067191.666
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'27.920 0.838 0.130191.383
1220アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.056 0.974 0.136191.087
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.120 1.038 0.064190.949
1411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.302 1.220 0.182190.555

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスノックアウト予選Q1結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.284--192.778
27平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'27.658 0.374 0.374191.955
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'27.691 0.407 0.033191.883
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'27.799 0.515 0.108191.647
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'27.837 0.553 0.038191.564
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'27.876 0.592 0.039191.479
710塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'27.971 0.687 0.095191.272
83ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.119 0.835 0.148190.951
911伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.140 0.856 0.021190.905
1016山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'28.209 0.925 0.069190.756
111中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.397 1.113 0.188190.350
128小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'28.437 1.153 0.040190.264
1364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.457 1.173 0.020190.221
1420アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.502 1.218 0.045190.125
---- 以上Q2進出 ----
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'28.533 1.249 0.031190.058
1634小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'28.549 1.265 0.016190.024
1741ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.680 1.396 0.131189.743
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.971 1.687 0.291189.122
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'29.609 2.325 0.638187.776
---- 以上基準タイム(107% - 1'33.393)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス土曜ミーティング 「複数スペックのタイヤでレースをしたい」

 日本レースプロモーション(JRP)は12日、スーパーフォーミュラ(SF)第5戦の行われているオートポリスで恒例のサタデーミーティングを行い、代表取締役社長の白井裕氏が、SFの現状、来季のタイヤ、来季のスケジュールについての所感を述べた。

sf-rd5-jrp-shirai

■SFの現状

 「昨年新しいマシンを導入し、クイックアンドライドというコンセプトの下、コンペティティブなシリーズになった。今年、6カ国のドライバーが参戦していて、海外からも乗りたいというドライバーも多い。今年4戦終わって、今回、午前のフリー走行でも僅差となっている。年々正常進化していくなかで、今年リストリクターで燃料を絞ったが、絞りすぎの感もあるので、そこらへんはこれから考えていこうと思う」

■来季のタイヤについて

 「来年以降のタイヤ供給の可能性としてヨコハマタイヤのテストをしているが、BSのタイヤは性能にしても耐久性にしてもいい。9~11月の早い時期に発表したいが、複数メーカーではなく基本的にはワンメークで考えている。ドライバー、エンジニア、タイヤエンジニアで作戦を立てられるレースにしたいと思っているが、その場合、複数スペックのタイヤがいいと思う。ただし、まだ何も決まっていない」

■来季のスケジュールについて

 「7月末に暫定のスケジュールを発表した。開幕戦の鈴鹿がWECとバッティングしていて、WECに参戦しているドライバーもいるので、基本的に避けるように組みたいと思っている。経済的な状況もあるので金曜入りは変えたくないが、新人には不利なので金曜日にフリー走行を入れられればいいと思う」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行1回目 中嶋一貴が僅差でトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は12日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でフリー走行1回目を行い、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒280でトップタイムを記録した。

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 阿蘇の外輪山、外側の中腹に位置するオートポリスは早朝より曇り。午前10時より、1時間15分間でフリー走行が行われた。

 最初にトップに立ったのは1分30秒001で山本尚貴(TEAM無限)。その後、開始15分前に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がストップしたため赤旗が提示される。

 再開後、30分過ぎにはジェームス・ロシター(KONDO RACING)1分29秒173でトップに立つが、40分過ぎには1分28秒909を出した野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が逆転。

 残り25分でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が1分28秒721、残り10分で小暮卓史(DRAGO CORSE)が1分28秒667、残り5分で再スタートを切った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が1分28秒446とトップが目まぐるしく代わる。

 ここで最後に1分28秒280をたたき出した中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップに浮上。フリー走行を切り上げた。

 2位にはナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が飛び込み、3位には野尻と、ダンディライアン勢が2-3。4位にはポイントリーダーの石浦、5位にはアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL )が、6位には伊沢拓也(REAL RACING)が付けている。

 トップから14位の平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)までが1秒差でひしめき、この後のノックアウト予選では熾烈な争いが予想される。

 その公式予選は本日12日、午後2時40分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行1回目結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2015/09/12) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
11中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.280--190.603
241ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.326 0.046 0.046190.503
340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'28.440 0.160 0.114190.258
438石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'28.446 0.166 0.006190.245
520アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.591 0.311 0.145189.934
611伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.649 0.369 0.058189.809
734小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'28.667 0.387 0.018189.771
82アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'28.721 0.441 0.054189.655
93ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'28.729 0.449 0.008189.638
1019ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'28.756 0.476 0.027189.580
1116山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'28.851 0.571 0.095189.378
1210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'28.860 0.580 0.009189.359
138小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'28.975 0.695 0.115189.114
147平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'29.087 0.807 0.112188.876
1539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'29.498 1.218 0.411188.009
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'29.641 1.361 0.143187.709
1764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'30.018 1.738 0.377186.923
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'31.212 2.932 1.194184.476
1918中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'32.825 4.545 1.613181.270

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山 DENSO Le Beausset RC350が一時は2番手を走行、終盤にトラブル抱えるも、しっかりと完走果たす (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツが今年新たに挑む、スーパー耐久シリーズの第5戦が岡山国際サーキット(岡山県)で9月5日(土)〜6日(日)に開催された。ST-3クラスでチームとして、さらにレクサスRC350によるデビューウィンを達成して以来、注目度は高まり、またライバルからのマークも一層強くなってきた。もちろん、チャレンジャーとして、引き続き戦うのは言うまでもない。前回のオートポリスでは、終盤にエンジントラブルに見舞われるも、しっかり完走を果たして「DENSO Le Beausset RC350」は4位入賞。まだ2戦を経ただけにも関わらず、ランキングでは5位浮上を果たした。

 岡山国際サーキットも、前回のオートポリスと負けず劣らずテクニカルコースとしての要素が強く、よりフルブレーキングを要するセクションが多いことで知られている。今回は嵯峨宏紀、中山雄一、山下健太のレギュラードライバーの3人体制で挑む。

予選 9月5日(土) 天候/晴れのち曇り コース状況/ドライ

 今回のレースから「DENSO Le Beausset RC350」は、新たにエアロボンネットを装着しオイルクーラーも改良が施され、それぞれ冷却効果を向上させるが、それ以上の効果が軽量化。その効果のほどを確かめる意味でも、今回は練習走行を水曜日から開始。3人のドライバーとともに、セットアップが入念に進められていった。

 最終確認ともなる専有走行が金曜日に行われ、3セッションのうちセッション2が突然の雨に見舞われるハプニングはあったものの、日曜日には高い確率での降雨が天気予報で伝えられていただけに、レインセットも詰める貴重な機会として活用された。また、セッション1ではクラス最速タイムもマーク。セッション3でのタイムアップこそならなかったものの、確かな手応えもつかんだ上で、予選に挑むこととなった。

 その予選のAドライバーセッションには、嵯峨が挑んだ。開始早々に赤旗が出たものの、まだアタック前とあって事なきを得ることに。アタックを開始してからは徐々にタイムを上げて、1分41秒616をマークし4番手につけることとなった。

 続くBドライバーのセッションは中山が走行。やや陽が陰って温度も下がったこともあり、さらにタイムアップを果たして1分41秒052を記すも5番手に。ドライバーふたりの合算タイムで決まる決勝のグリッドは、5番手ということになった。

 なお、この後に行われたCドライバーのセッションはグリッドの決定要素にならないものの、山下が満タンでレースシミュレーションを行うことに。それでもなお、1分41秒761と、クラス最速タイムをマークして、上々の手応えをつかんでいた。

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決勝 9月6日(日) 天候/曇り コース状況/ウェット

 日曜日は天気予報どおり、朝からあいにくの雨模様に。もし、決勝レースもウェットコンディションになるのなら、ここでの仕上げが勝敗を大きく左右することになる。午前9時からの30分間のフリー走行は余すことなく活用された。「DENSO Le Beausset RC350」を中山、嵯峨の順で走らせ、最後に走行した山下にはニュータイヤも投入された。また、ドライセットからの最大の変更点は、リヤのダウンフォースが増やされたこと。その効果はてきめんで、また一歩前進が果たされることとなった。なお、ここでのベストタイムは嵯峨が記録した1分57秒395。ST-3クラスにおいては、2番手に相当した。

 12時35分からスタート進行が開始。路面はまだ濡れたままだが、すでに雨はやんでおり、何より前回のレースから1か月しか経っていないのに、強烈な暑さから解放されたのがありがたい。レーシングカーにとって熱は、さまざまな大敵となりかねないからだ。また、一時はドライタイヤの装着も検討されたが、気温も低く、無風状態でもあったため、急速に路面状態は向上しないと判断。ウェットタイヤで挑むこととなった。

 スタートを担当した中山は、好スタートを切ってオープニングラップのうちにふたつポジションを上げて2番手に。好発進を果たし、しばらくポジションをキープする。ところが、好事魔多し。1時間を過ぎて間もなくの35周目、中山がヘアピンでオーバーラン。その間に一台に脇をすり抜かれて、3番手へと後退。幸い、マシンにはダメージがなく、すぐにコースに復帰して、順位を取り戻すべくハイペースで前車を追走。次第に路面が回復していき、ドライタイヤへの交換タイミングが、このレースでの重要な戦略となってくる中、路面が濡れていて他車がレインタイヤで走るコンディションで、チームは真っ先にドライタイヤへの交換を決断。すかさず44周目にピットインして嵯峨へのドライバー交代も合わせて行い、コースに送り出し3番手で復帰させる。だが、路面状況が乾き始めたコースでは、ドライタイヤとウェットタイヤの車両が混在し、また速度が大きく違う各クラスがコース上で接戦を繰り広げており、そんな中、嵯峨も2コーナーで周回遅れのクラス違いの車両と接触してしまい、右フロントの足回りを傷めてしまう。そこに後方から一台がじわりじわりと迫り、逆転を許したのは55周目。それでも大きく遅れを取ることなく続き、再逆転のチャンスを待つ。そして残り50分を切った69周目に、山下にバトンタッチ。ポジションは4番手で変わらなかったが、それからわずか3周後にマシンの異常を訴え、山下がピットに滑り込んでくる。直ぐさまにジャッキアップし、原因を探るとエキゾーストのトラブルが判明。そこからはメカニック達がマシンの下に潜り込み、必死の作業で20分を要して修復し、コース復帰に成功。順位は7番手となるものの、このレースでのチームのベストタイムを記録する走りで、しっかりチェッカーを受けることとなった。

 7位という結果に納得できようはずがないが、しっかり完走を果たしてポイントを、そしてデータを得られたことは、今後に向けて大きな期待材料に。残す戦いは、10月24〜25日に鈴鹿サーキットで行われる最終戦となり、参戦初年度の集大成となるよう臨む。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 前レースからのインターバルで軽量化など幾つかのモデファイを施せたことがクルマのパフォーマンスを引き上げる力となった。まだ十分な速さは足りてないが、セッティングの方向性は確認できる内容になってきた。クルマの重量が重いからかウェットコンディションでは速さがあったので雨のレースを期待したが、中盤からのドライコンディションでの粘りが足りず、終盤にエキゾーストトラブルが出てしまい残念な結果となってしまった。最終戦の鈴鹿に向けトラブルの洗い出しをしてチーム全員が戦える力を備えしっかり準備をして臨む。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 トラブルは後半の追い上げを目指していたところでしたので残念でした。レースではウェットのペースは良かったのですが、自分が履いたスリックタイヤ装着時にペースが上がらず、他車との接触などもあってタイムロスがありました。次の鈴鹿は最終戦になりますので、今年の集大成となるべく優勝を目指し臨みたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 最初のうちはペースも良くて、まわりと同じぐらいで走れていたと思うのですが……。後半はタイヤがかなりグリップを失ってしまいました。僕のスティントでは、スタート直後に順位は上げて帰って来られましたけど、トップをつかまえるまでにはならなかったのが残念です。鈴鹿の最終戦ではトップを目指したいと思います。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 ちょっと残念でしたけど、前回よりはまわりとのタイム差が少し縮まっているかもしれないので、そこは良かったかなと思います。トラブルは、急に音が変わったりしたのでエキゾーストのようです。コースインしてから、しばらくはいいペースで前を追って走れていたので悔しいです。次戦はシリーズ最終戦になるので、力を出し切れるようにがんばります。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝 東伸RAYS★μ★WAKO’S★VitzはST-5クラス4位でゴール (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:船木 宏
  • 2nd DRIVER:TAKUMI
  • 3rd DRIVER:古川 和己

★決勝

 9月6日13時ジャスト。ダミーグリッドからペースカーラン1周でレーススタート。スタートドライバーは、古川選手。フリー走行では大雨に見舞われたものの、スタート直前で雨はほぼ止み、路面はウェットながらドライへの変化も予想される微妙なコンディションでのレースとなった。

 序盤、スタートドライバーの古川選手は安定しない路面の状況から暫く様子を見るため、敢えて守りの走りを選択。案の定、スタートから20分を過ぎたあたりで路面は徐々に乾きだし、ストレート外側のラインは次第にドライの箇所が多くなってきた。ピットインのタイミングを鑑みると、この時点でのタイヤ交換は得策ではないので、各車レインタイヤを温存するため未だ水の残るイン寄りのラインを選択し始める。

 45分が経過した20周目。#33は他車にリアをヒットされ一瞬ピットに緊張が走るが、走りに影響はないとの報告がドライバーから入り一安心。しかし、同じクラスのライバルよりラップあたり2~3秒ペースが上がらず、6位ポジションのまま苦しい走りで周回を重ねる。

 42周目。予定通りのルーチンピットインで給油を行い、船木選手へドライバー交代。 まだ完全にドライタイヤを選択できる状況ではないと判断し、フロント2本をレインタイヤに交換。その際、インパクトレンチに接続するホースに引っ張られる形でエアを送り出す窒素ボンベが倒れ、マシンに接触。フロントガラスにヒビが入り、ボディにもダメージを負うが、幸いな事に走行には影響がなかったため、そのままコースに送り出す。

 53周目。当初から船木選手のドライブをショートスティントとし、前日の予選からラップタイムが好調だったTAKUMI選手に残りのロングスティントを託すためドライバー交代。給油と、コースは急速に乾いてきたことからドライタイヤに交換して、クラス4位のポジションでコースへ復帰する。

 この時点で、3位との差が2ラップ。また5位との差が10周以上と、残り時間から計算すると自力ではポジションアップの可能性は低いながら、TAKUMI選手のアグレッシブな走りでトップと遜色ないラップを刻み周回を重ねる。

 残り35分、#33の65周目。同じ5クラスの#19が最終コーナからストレートに掛けてスピン状態のままコースのアウトサイドのウォールにヒット。ドライバー救出とマシン排除のためセーフティーカーランとなる。約10分間のセーフティーカーランによる隊列走行が行われ、残り25分でセーフティーカーがアウトしてレース再開。セーフティカーランで形成された隊列のポジションから3位との差が更に広がったため、残り時間を考えると上位のアクシデントがない限りクラス4位ポジションがほぼ確定。チームとしてもシリーズ2戦目以来の完走を期待し、ゴールまでの状況を見守る。

 16時過ぎ、先頭の車両がチェッカーを受け3時間耐久レースのゴール。#33 “東伸★RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”もクラス4位、総合39位完走でレースを終えることができた。

3rdドライバー TAKUMIのコメント:
 このレースからTOITEC Racing Teamで走らせていただけることになったので、チームの期待に答えるためにも決勝のパートでは全力でプッシュしました。取り敢えずこのレースでは一応の結果が出せたので、次も頑張りたいと思います。既に次の鈴鹿最終戦もドライブする予定なので、レースまでにテストをしっかりこなして万全の体制で臨みたいと思います。
★★★ TOITEC Racing Team リリース ★★★

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山予選 東伸RAYS★μ★WAKO’S★VitzはST-5クラス7位 (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:船木 宏
  • 2nd DRIVER:TAKUMI
  • 3rd DRIVER:古川 和己

 第4戦のオートポリスラウンドをパスし、この第5戦岡山国際サーキット戦から復帰した#33 “東伸RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”。今回から2ndドライバーをTAKUMIに、3rdドライバーをベテランの古川和己にチェンジし、ドライバーラインナップを大きく入れ替えて岡山ラウンドに臨む。

★予選

 薄曇りながら、秋の気配を感じる気候のなかで行われた予選。上位クラスのセッションで赤旗が出たため、11分遅れで5クラスの予選が始まった。最初のセッションでアタックを担当する船木選手は、序盤マシンのセットを確かめながら1分55秒台で走行。その後1分54秒台まで入れるものの、トップ#69との差4秒強がなかなか埋まらない。結局、4周目に出したラップがベストとなり、1分54秒594のクラス7番手で終えた。

 続く第2グループの予選は、TAKUMI選手がアタック。TAKUMI選手は、開始早々アウトラップの2コーナーでコースアウト。コース復帰を試みるが再スタートは難しく、結果、これが原因で赤旗が提示されセッションが中断した。ピットに帰ってきたマシンは損傷も無く、セッション再開後は再度アタックのためコースに復帰。3周目に1分53秒342を記録するが、その後タイムが伸びないため、セッション終了まで4分30秒を残してアタックを終えた。

 第3グループを走るベテランの古川選手は、そのセットアップ能力を生かして明日の決勝に向けたセットの確認に専念。しかし、ベテランの味は如何なく発揮され、2周目には1分54台を記録する。その後も徐々にタイムを削り取っていき、1分53秒377のタイムで終了した。

 結果、#33 “東伸★RAYS★μ★WAKO’S★Vitz”は、1stドライバーと2ndドライバーの合計タイム3分47秒936で、クラス7位のポジションから明日の決勝をスタートする事となった。

3rdドライバー古川 和己のコメント:
 走る度にセットは正解の方向に行ってると思います。未だ詰められそうなので、明日の決勝に向けて若干のアジャストをする予定です。未だ明日のウォームアップ走行があるので、最終的な決勝のセットはそこで決めたいと思います。
★★★ TOITEC Racing Team リリース ★★★

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝 ドライタイヤに賭けた白井剛/青木孝行/藤波清斗組が逆転優勝! 2位のユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組がST-Xのチャンピオンを決める

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は6日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で3時間の決勝レースを行い、ST-Xクラスの白井剛/青木孝行/藤波清斗組(MACH MAKERS GT-R)が100周・3時間1分2秒461で優勝した。

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 朝方から一時はどしゃぶりとなった雨も決勝前には上がった。午後1時、全5クラス、49台が参加してローリングラップラップが始まる。

 スタートを制したのは高星明誠(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)。2位に青木孝行(MACH MAKERS GT-R)、3位に片岡龍也(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)が続く。

 ここで片岡がただ一人1分50秒を切るタイムで青木をパスすると3周目には高星をパス。トップに立つと後続を引き離して行く。

 その後方では予選5位からスタートした元嶋佑弥(ENDLESS・ADVAN・BMW)も前車を次々と攻略。7周目に3位、10周目には2位まで上がってきた。

 片岡は38周を回ってピットイン。ヒロ・ニシダにドライバーチェンジ。これで元嶋はトップに立った。

 元嶋は43周終わりでピットインしてドライバーをユーク・タニグチに交代するとトップを守ってコースイン。

 ここで後方から前車を次々とパスして上位に上がってきたのが、37周終わりで青木から交代した藤波清斗だった。青木は走行中に迷ったというものの2スティント目の予定だった白井剛を変更し「藤波でドライタイヤ」とチームに指示。この作戦がまんまとはまり、乾き始めた路面を捉えたドライタイヤでトップ・タニグチより10秒前後速いタイムで追い上げを始める。

 藤波は46周目に30秒以上あった差をみるみると縮めると、49周目には背後まで迫り、ついに50周目のモスSでタニグチを捉えトップに躍り出た。

 タニグチはたまらずピットインしてドライタイヤに交換するもピットアウトすると2位は守ったもののその差は1分30秒とほぼ1周遅れとなってしまった。

 藤波はタニグチをラップダウンすると、73周を回って白井にドライバーチェンジ。クラッシュ車両がありセーフティーカーが導入されるハプニングもあったが、白井がゆうゆうと3時間を走りトップでチェッカーを受けた。

 2位のタニグチは72周で峰尾恭輔に交代。峰尾は背後から追い上げてきた吉田広樹(GTNET ADVAN C-WEST GT-R)の追撃をかわし2位のままゴール。これで選手権ポイントを96と伸ばし、最終戦を待たずしてST-Xのチャンピオンを決めることとなった。3位でゴールした吉田組がペナルティーで後退したため繰り上がって3位には飯田太陽/小林崇志/テツオ・オギノ組(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が入った。

 ST-2クラスは序盤、松本武士(RSオガワADVANランサー)がリード。しかし20周目にトラブルでリタイアするとトップに立ったのが菊地靖(新菱オートDIXCELエボⅩ)。しかし終盤には大澤学/松田晃司/吉田寿博組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が逆転しトップでゴールした。大澤組は今シーズン4勝目を飾りこちらもここ岡山でチャンピオンを決めることとなった。3位には田ヶ原章蔵/奥村佳之/藤原能成組(GRGランサーEVO Ⅹ)が入った。

 ST-3クラスはポールシッターの阪口良平(ムータレーシングTWS IS350)のリードで始まる。しかし後方から追い上げてきたのが柴田優作/平手晃平/片山義章組(SARD Racing RC350)。2スティント目を担当した柴田が阪口から代わった植田正幸をパスしてトップに立つ。しかし、3スティント目の片山義章が、レース終盤に追い上げてきた前嶋秀司/佐々木雅弘/佐藤公哉組(asset ingsテクノRC350)の佐藤に逆転されることとなる。優勝は前嶋組、3位には長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)が入った。

 ST-4クラスはポールシッターの松井猛敏/中島保典組(孚海國際×SPOON S2000)が序盤レースをリード。しかし徐々に追い上げてきた小林康一/塩谷烈州/辻佐起子組(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)が終盤トップに浮上。2位に上がってきた山内英輝/村田信博/島谷篤史組(ENDLESS.ADVAN.86)を振り切って優勝した。3位には藤田竜樹/吉本晶哉/筒井克彦組(TRACY SPORTS ings SSR S2000)が入った。

 ST-5クラスは序盤、松尾充晃/三木孝浩/板垣裕之組(隈元建設×BSR WM☆Vitz)がレースをリード。しかしすでにチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)が中盤、トップに浮上するとそのまま逃げ切り今季4勝目を飾った。2位には松尾組が、3位には東貴史/原田学/横尾優一組(WAKO'S APP菅野自動車Vitz)が入った。

 最終第6戦は10月25日、舞台を鈴鹿サーキットに移し決勝レースが開催される。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Hiroyuki MINAMI

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山決勝結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet-Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
15ST-X1白井 剛
青木 孝行
藤波 清斗
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1003:02'27.723
23ST-X2ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
10045.283
332ST-X4飯田 太陽
小林 崇志
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1001'14.423
4*1ST-X3ガミさん
星野 一樹
吉田 広樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1001'20.056
5*10ST-X5フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
991Lap
616ST-X6ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
阿部 翼
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
991Lap
724ST-X7星野 敏
藤井 誠暢
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
982Laps
8*8ST-X8永井 宏明
佐々木 孝太
高田 匠
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
982Laps
959ST-21大澤 学
松田 晃司
吉田 寿博
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
955Laps
106ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
955Laps
1134ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
佐藤 公哉
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
955Laps
12*39ST-32柴田 優作
平手 晃平
片山 義章
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
955Laps
1315ST-33長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
946Laps
14505ST-23田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
946Laps
1538ST-34植田 正幸
阪口 良平
堀口 誠
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
946Laps
16195ST-35安宅 徳光
小泉 和寛
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
937Laps
1714ST-36山崎 学
杉林 健一
増田 芳信
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
937Laps
1858ST-41小林 康一
塩谷 烈州
辻 佐起子
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
937Laps
1913ST-42山内 英輝
村田 信博
島谷 篤史
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
937Laps
2040ST-43藤田 竜樹
吉本 晶哉
筒井 克彦
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
937Laps
21333ST-44中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
937Laps
2295ST-45松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
928Laps
2341ST-46鶴田 和弥
吉田 靖之
長谷川 伸司
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
928Laps
2448ST-47高森 博士
北川 剛
井上 恵一
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
928Laps
2592ST-48玉江 浩明
杉原 直弥
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
919Laps
2631ST-24朝倉 貴志
長谷川 智秀
小林 真一
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
919Laps
2788ST-49村上 博幸
脇谷 猛
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
919Laps
28*55ST-410たしろじゅん
鵜飼 龍太
伊藤 毅
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
919Laps
2954ST-411加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
9010Laps
3049ST-412井尻 薫
大賀 裕介
大塚 隆一郎
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
9010Laps
3112ST-413リク
松井 隆幸
木村 孝徳
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
9010Laps
3227ST-414伊橋 勲
馬場 優輝
浜野 彰彦
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
8911Laps
3336ST-415川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
8911Laps
3486ST-416蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
8812Laps
3562ST-37嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
8713Laps
3669ST-51大野 尊久
梅本 淳一
赤星 陽太郎
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
8713Laps
3711ST-52松尾 充晃
三木 孝浩
板垣 裕之
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
8614Laps
38213ST-53東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
8515Laps
3933ST-54船木 宏
タクミ
古川 知己
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
8416Laps
4093ST-417植松 忠雄
太田 侑弥
鈴木 陽
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
8317Laps
4118ST-418浅野 武夫
森 正行
中村 進
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
8218Laps
4244ST-419カルロス 本田
山岸 洋之
芝 叔和
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
7921Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:70 ST-2:66 ST-3:66 ST-4:64 ST-5:60)完走 ----
-*19ST-5-古宮 正信
奥村 浩一
新垣 元
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
6139Laps
-2ST-5-山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
3862Laps
-7ST-2-藤井 芳樹
遠藤 浩二
佐藤 勝博
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
3565Laps
-111ST-4-大瀧 賢治
細川 慎弥
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
3466Laps
-52ST-4-番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2971Laps
-20ST-2-下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2080Laps
-17ST-5-野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1684Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 1'33.266 (85/98) 142.933km/h
  • CarNo.19は(奥村浩一)は、2015岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第8章第41条1.(ピットレーン速度違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.55(たしろじゅん)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1 b)(黄旗区間の追い越し)違反により、ペナルティーストップ10秒を科した。
  • CarNo.10(密山祥吾)、8(高田匠)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1 b)(黄旗区間の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.1,39は、スーパー耐久シリーズ2015シリーズ規則第13条(5)1)(スタート手順違反)により、決勝結果に30秒を加算する。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行 永井宏明/佐々木孝太/高田匠組がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は6日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で雨の中フリー走行を行い、ST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太/高田匠組(ARN AMG SLS GT3)総合のトップタイムを記録した。

st-rd5-f-course-out

st-rd5-f-8

st-rd5-f-20

st-rd5-f-38

st-rd5-f-333

st-rd5-f-11

 未明から降り始めた雨は朝方には本降りとなった。路面はヘビーウェット。午前9時、ときおり激しい雨が降る中、30分間のフリー走行が行われた。

 悪コンディションのため各車決勝に向けてマシンを壊さないように慎重にラップを重ねていく。そんな中、トップタイムをマークしたのはST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太/高田匠組(ARN AMG SLS GT3)でタイムは1分54秒040。総合2位には同クラスのガミさん/星野一樹/吉田広樹組(GTNET ADVAN C-WEST GT-R)、同3位には同クラスのユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組(ENDLESS・ADVAN・BMW)が付けた。

 総合6位にはST-3クラスでトップタイムを記録したのはポールシッターの植田正幸/阪口良平/堀口誠組(ムータレーシングTWS IS350)。総合6位にはST-2クラストップの下垣和也/松本武士組(RSオガワADVANランサー)が食い込んできた。

 総合15位にはST-4クラストップの中島佑弥/白石勇樹組(GLORY RACING A-ONE FN2)が、総合36位にはST-5クラストップの松尾充晃/三木孝浩/板垣裕之組(隈元建設×BSR WM☆Vitz)が付けている。

 決勝は本日6日、午後1時より3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山フリー走行結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/06) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18ST-X1永井 宏明
佐々木 孝太
高田 匠
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'54.040--116.896
21ST-X2ガミさん
星野 一樹
吉田 広樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'54.415 0.375 0.375116.513
33ST-X3ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'56.036 1.996 1.621114.885
432ST-X4飯田 太陽
小林 崇志
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'56.361 2.321 0.325114.564
524ST-X5星野 敏
藤井 誠暢
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'56.905 2.865 0.544114.031
638ST-31植田 正幸
阪口 良平
堀田 誠
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'56.968 2.928 0.063113.970
720ST-21下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'57.085 3.045 0.117113.856
862ST-32嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'57.395 3.355 0.310113.555
959ST-22大澤 学
松田 晃司
吉田 寿博
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'57.439 3.399 0.044113.513
1015ST-33長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'58.155 4.115 0.716112.825
1139ST-34柴田 優作
平手 晃平
片山 義章
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'59.499 5.459 1.344111.556
1234ST-35前嶋 秀司
佐々木 雅弘
佐藤 公哉
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'59.875 5.835 0.376111.206
135ST-X6白井 剛
青木 孝行
藤波 清斗
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'00.021 5.981 0.146111.071
1416ST-X7ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
阿部 翼
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
2'00.043 6.003 0.022111.050
15333ST-41中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
2'00.129 6.089 0.086110.971
166ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'00.262 6.222 0.133110.848
1740ST-42藤田 竜樹
吉本 晶哉
筒井 克彦
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
2'00.465 6.425 0.203110.661
187ST-24藤井 芳樹
遠藤 浩二
佐藤 勝博
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'01.229 7.189 0.764109.964
1931ST-25朝倉 貴志
長谷川 智秀
小林 真一
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'01.499 7.459 0.270109.719
20195ST-36安宅 徳光
小泉 和寛
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
2'01.537 7.497 0.038109.685
2110ST-X8フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2'01.889 7.849 0.352109.368
2292ST-43玉江 浩明
杉原 直弥
山谷 直樹
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
2'02.649 8.609 0.760108.691
2313ST-44山内 英輝
村田 信博
島谷 篤史
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
2'02.672 8.632 0.023108.670
2458ST-45小林 康一
塩谷 烈州
辻 佐起子
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'03.464 9.424 0.792107.973
2541ST-46鶴田 和弥
吉田 靖之
長谷川 伸司
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'03.751 9.711 0.287107.723
2695ST-47松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
2'03.967 9.927 0.216107.535
2786ST-48蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'04.66110.621 0.694106.936
2888ST-49村上 博幸
脇谷 猛
梶谷 太郎
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'04.66810.628 0.007106.930
2954ST-410加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'04.89110.851 0.223106.739
3055ST-411たしろじゅん
鵜飼 龍太
伊藤 毅
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
2'05.13111.091 0.240106.535
3136ST-412川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'05.16511.125 0.034106.506
32111ST-413大瀧 賢治
細川 慎弥
ヘルムート・ギーセル
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
2'05.71611.676 0.551106.039
3393ST-414植松 忠雄
太田 侑弥
鈴木 陽
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
2'05.88611.846 0.170105.896
3427ST-415伊橋 勲
馬場 優輝
浜野 彰彦
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
2'05.97611.936 0.090105.820
3548ST-416高森 博士
北川 剛
井上 恵一
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'06.03111.991 0.055105.774
3611ST-51松尾 充晃
三木 孝浩
板垣 裕之
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
2'06.22212.182 0.191105.614
3714ST-37山崎 学
杉林 健一
増田 芳信
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
2'06.42212.382 0.200105.447
3852ST-417番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'06.55712.517 0.135105.334
3912ST-418リク
松井 隆幸
木村 孝徳
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'06.88612.846 0.329105.061
402ST-52山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
2'07.18713.147 0.301104.813
4118ST-419浅野 武夫
森 正行
中村 進
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
2'08.47514.435 1.288103.762
4219ST-53古宮 正信
奥村 浩一
新垣 元
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
2'10.15116.111 1.676102.426
43505ST-26田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'10.52516.485 0.374102.132
4469ST-54大野 尊久
梅本 淳一
赤星 陽太郎
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
2'10.71616.676 0.191101.983
4549ST-420井尻 薫
大賀 裕介
大塚 隆一郎
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'11.60417.564 0.888101.295
4617ST-55野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
2'13.68619.646 2.08299.717
4744ST-421カルロス 本田
山岸 洋之
芝 叔和
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
2'15.02920.989 1.34398.725
48213ST-56東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
2'16.95322.913 1.92497.339
4971ST-57川村 剛士
黒田 保男
ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
2'17.02322.983 0.07097.289
5033ST-58船木 宏
タクミ
古川 知己
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
2'19.11525.075 2.09295.826

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山公式予選 星野敏/藤井誠暢/高星明誠組がポールポジション

 スーパー耐久シリーズ第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は5日、岡山県の岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が合算タイム3分2秒688で総合のポールポジションを獲得した。

st-rd5-q-red-flag

st-rd5-q-24

st-rd5-q-59

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st-rd5-q-69

 曇り空の中からときおり薄日が差す。少し蒸し暑いものの、吹き抜ける涼風と上空を舞うアキアカネが山間のサーキットに一足早い秋の訪れを告げる。午後1時15分、スーパー耐久第5戦の公式予選が始まった。

 Aドライバー40分、15分のインターバルでBドライバー40分、さらにA,Bドライバーとも1グループ(ST-X,ST-2、ST-3)と2グループ(ST-4,ST-5)に分けられそれぞれ20分で公式予選が争われる。しかし、Aドライバー予選中に2度、Bドライバー予選中に1度の赤旗中断があったため、終了時間が若干伸びることとなった。

 ST-Xクラスは、Aドライバーの星野敏(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がチェッカー後に1分32秒528を出しトップに躍り出るも走路妨害によりこのタイムが抹消される。トップには飯田太陽(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が1分32秒692で立ち、星野は2位に落ちる。Bドライバー予選では、片岡龍也(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)がコースレコードとなる1分29秒792でトップ。2位には藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が付ける。しかし、Aドライバートップの飯田、Bドライバートップの片岡ともパートナードライバーのタイムが振るわず、A,Bドライバーとも2位を記録した星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がST-Xと総合でのポールポジションを確定することとなった。2位には白井剛/青木孝行/藤波清斗組(MACH MAKERS GT-R)が、3位には飯田太陽/小林崇志/テツオ・オギノ組(ケーズフロンティア Direction Racing GT3R)が入った。

 ST-2クラスは、Aドライバーの大澤学、Bドライバーの松田晃司ともトップタイムを記録した大澤学/松田晃司/吉田寿博組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が文句なしでポールポジションを決めた。

 ST-3クラスもAドライバーの植田正幸、Bドライバーの阪口良平ともトップタイムを記録した植田正幸/阪口良平/堀口誠組(ムータレーシングTWS IS350)がポールポジションを確定。

 ST-4クラスもAドライバーの松井猛敏、Bドライバーの中島保典ともトップタイムを記録した松井猛敏/中島保典組(孚海國際×SPOON S2000)がポールポジションを決めた。

 ST-5クラスもすでにチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)が圧倒。Aドライバー大野尊久、Bドライバー梅本淳一ともコースレコードを記録するタイムでトップに立ち、ポールポジションを決めた。

 決勝レースは明日6日、午後1時にスタート。3時間で争われ午後4時にチェッカーを迎えるが、予報は雨。何度もセーフティーカーが入る波乱の展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Cドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15ST-X1藤波 清斗MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.355--144.343
23ST-X2元嶋 佑弥ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.408 0.053 0.053144.260
31ST-X3吉田 広樹GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.429 0.074 0.021144.227
416ST-X4阿部 翼REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'32.578 0.223 0.149143.995
510ST-X5密山 祥吾Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.690 0.335 0.112143.821
624ST-X6高星 明誠スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.888 0.533 0.198143.515
732ST-X7テツオ・オギノケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'35.182 2.827 2.294140.056
88ST-X8高田 匠ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'35.302 2.947 0.120139.880
962ST-31山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.761 9.406 6.459131.001
1038ST-32堀田 誠ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.775 9.420 0.014130.983
116ST-21大橋 正澄新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.023 9.668 0.248130.665
1215ST-33田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.045 9.690 0.022130.636
1359ST-22吉田 寿博DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'42.080 9.725 0.035130.592
1434ST-34佐藤 公哉asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.151 9.796 0.071130.501
1531ST-23小林 真一HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.276 9.921 0.125130.341
167ST-24佐藤 勝博新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'42.56310.208 0.287129.977
1739ST-35片山 義章SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'43.06310.708 0.500129.346
18195ST-36輿水 敏明岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'43.29510.940 0.232129.056
19505ST-25藤原 能成GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'43.95211.597 0.657128.240
2092ST-41山谷 直樹ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'44.43712.082 0.485127.644
2114ST-37増田 芳信岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'45.28112.926 0.844126.621
2241ST-42長谷川 伸司TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'45.45013.095 0.169126.418
2386ST-43松井 孝允TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'45.69613.341 0.246126.124
2440ST-44筒井 克彦TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'45.99413.639 0.298125.769
2593ST-45鈴木 陽TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'46.10013.745 0.106125.644
2652ST-46平沼 貴之埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'46.42914.074 0.329125.255
2748ST-47井上 恵一DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.65014.295 0.221124.996
2813ST-48島谷 篤史ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'46.67414.319 0.024124.968
2958ST-49辻 佐起子ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'47.05414.699 0.380124.524
3049ST-410大塚 隆一郎ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'47.19314.838 0.139124.363
3155ST-411伊藤 毅SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'47.51915.164 0.326123.986
3288ST-412梶谷 太郎村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'47.85915.504 0.340123.595
3318ST-413中村 進Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'47.92415.569 0.065123.520
3427ST-414浜野 彰彦FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'48.13915.784 0.215123.275
3544ST-415芝 叔和恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'49.12316.768 0.984122.163
3612ST-416木村 孝徳Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'49.80217.447 0.679121.408
3769ST-51赤星 陽太郎BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'51.81119.456 2.009119.226
38111ST-417ヘルムート・ギーセルEXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'52.13419.779 0.323118.883
3919ST-52新垣 元BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'52.42020.065 0.286118.580
4011ST-53板垣 裕之隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.18820.833 0.768117.776
4133ST-54古川 知己東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.37721.022 0.189117.579
42213ST-55横尾 優一WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'55.31922.964 1.942115.599
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-17ST-5-野上 達也DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
absence---

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山A,Bドライバー公式予選総合結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
124ST-X1星野 敏
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.720
R1'29.968
3'02.688-
25ST-X2白井 剛
青木 孝行
MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.796
R1'30.464
3'03.260 0.572
332ST-X3飯田 太陽
小林 崇志
ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'32.692
R1'30.688
3'03.380 0.692
41ST-X4ガミさん
星野 一樹
GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.723
R1'30.822
3'03.545 0.857
53ST-X5ユーク・タニグチ
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.821
R1'30.900
3'03.721 1.033
68ST-X6永井 宏明
佐々木 孝太
ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.011
R1'30.929
3'03.940 1.252
716ST-X7ヒロマサ・ニシダ
片岡 龍也
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'35.632
R1'29.792
3'05.424 2.736
810ST-X8フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
Adenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.630
1'32.497
3'06.127 3.439
959ST-21大澤 学
松田 晃司
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'40.571
1'39.741
3'20.31217.624
1020ST-22下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.484
1'39.506
3'20.99018.302
1138ST-31植田 正幸
阪口 良平
ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.317
1'39.899
3'21.21618.528
126ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.618
1'39.984
3'21.60218.914
1315ST-32長島 正明
田中 徹
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'41.563
1'40.686
3'22.24919.561
14195ST-33安宅 徳光
小泉 和寛
岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.418
1'41.022
3'22.44019.752
1534ST-34前嶋 秀司
佐々木 雅弘
asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.781
1'40.832
3'22.61319.925
1662ST-35嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.616
1'41.052
3'22.66819.980
177ST-24藤井 芳樹
遠藤 浩二
新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.306
1'41.783
3'23.08920.401
18505ST-25田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.258
1'42.375
3'23.63320.945
1939ST-36柴田 優作
平手 晃平
SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.168
1'41.502
3'23.67020.982
2031ST-26朝倉 貴志
長谷川 智秀
HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.660
1'42.819
3'24.47921.791
2114ST-37山崎 学
杉林 健一
岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.638
1'42.005
3'24.64321.955
2295ST-41松井 猛敏
中島 保典
孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'44.049
1'43.232
3'27.28124.593
2393ST-42植松 忠雄
太田 侑弥
TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'44.328
1'43.524
3'27.85225.164
2441ST-43鶴田 和弥
吉田 靖之
TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.142
1'44.497
3'28.63925.951
2586ST-44蒲生 尚弥
井口 卓人
TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.585
1'44.173
3'28.75826.070
2640ST-45藤田 竜樹
吉本 晶哉
TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.660
1'44.219
3'28.87926.191
2752ST-46番場 琢
服部 尚貴
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.572
1'44.310
3'28.88226.194
2827ST-47伊橋 勲
馬場 優輝
FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.465
1'44.870
3'29.33526.647
2958ST-48小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.618
1'44.720
3'29.33826.650
3092ST-49玉江 浩明
杉原 直弥
ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'45.601
1'43.856
3'29.45726.769
3155ST-410たしろじゅん
鵜飼 龍太
SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'44.760
1'45.425
3'30.18527.497
3213ST-411山内 英輝
村田 信博
ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.323
1'45.067
3'30.39027.702
33*88ST-412村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'44.780
1'45.970
3'30.75028.062
34*49ST-413井尻 薫
大賀 裕介
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.113
1'45.676
3'30.78928.101
35333ST-414中島 佑弥
白石 勇樹
GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.831
1'45.031
3'30.86228.174
3618ST-415浅野 武夫
森 正行
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'46.114
1'45.256
3'31.37028.682
3748ST-416高森 博士
北川 剛
DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.824
1'44.927
3'31.75129.063
3854ST-417加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'46.250
1'45.646
3'31.89629.208
3944ST-418カルロス 本田
山岸 洋之
恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.153
1'47.332
3'34.48531.797
4012ST-419リク
松井 隆幸
Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'48.728
1'46.237
3'34.96532.277
41111ST-420大瀧 賢治
細川 慎弥
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'47.546
1'48.160
3'35.70633.018
4236ST-421川中子 和彦
河野 利尚
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'48.735
1'47.460
3'36.19533.507
4369ST-51大野 尊久
梅本 淳一
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.754
R1'49.624
3'39.37836.690
4411ST-52松尾 充晃
三木 孝浩
隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'50.948
R1'50.096
3'41.04438.356
4519ST-53古宮 正信
奥村 浩一
BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.409
1'50.744
3'41.15338.465
462ST-54山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
1'51.263
1'49.950
3'41.21338.525
4771ST-55川村 剛士
黒田 保男
ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.959
1'51.659
3'43.61840.930
48213ST-56東 貴史
原田 学
WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.179
1'54.001
3'47.18044.492
4933ST-57船木 宏
タクミ
東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.594
1'53.342
3'47.93645.248
5017ST-58野上 敏彦
谷川 達也
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'55.781
1'52.581
3'48.36245.674
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'30.959 / ST-5: 1'50.262)を更新しました。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Bドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
116ST-X1片岡 龍也REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
R1'29.792--148.463
224ST-X2藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'29.968 0.176 0.176148.173
35ST-X3青木 孝行MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'30.464 0.672 0.496147.360
432ST-X4小林 崇志ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
R1'30.688 0.896 0.224146.996
51ST-X5星野 一樹GTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'30.822 1.030 0.134146.779
63ST-X6峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
R1'30.900 1.108 0.078146.653
78ST-X7佐々木 孝太ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
R1'30.929 1.137 0.029146.607
810ST-X8マイケル・グリーンAdenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'32.497 2.705 1.568144.121
920ST-21松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'39.506 9.714 7.009133.970
1059ST-22松田 晃司DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'39.741 9.949 0.235133.654
1138ST-31阪口 良平ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'39.89910.107 0.158133.443
126ST-23菊地 靖新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'39.98410.192 0.085133.329
1315ST-32田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'40.68610.894 0.702132.400
1434ST-33佐々木 雅弘asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'40.83211.040 0.146132.208
15195ST-34小泉 和寛岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.02211.230 0.190131.959
1662ST-35中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.05211.260 0.030131.920
1739ST-36平手 晃平SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.50211.710 0.450131.335
187ST-24遠藤 浩二新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.78311.991 0.281130.973
1914ST-37杉林 健一岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.00512.213 0.222130.688
20505ST-25奥村 佳之GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.37512.583 0.370130.215
2131ST-26長谷川 智秀HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'42.81913.027 0.444129.653
2295ST-41中島 保典孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'43.23213.440 0.413129.134
2393ST-42太田 侑弥TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'43.52413.732 0.292128.770
2492ST-43杉原 直弥ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'43.85614.064 0.332128.358
2586ST-44井口 卓人TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.17314.381 0.317127.968
2640ST-45吉本 晶哉TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.21914.427 0.046127.911
2752ST-46服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.31014.518 0.091127.800
2841ST-47吉田 靖之TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.49714.705 0.187127.571
2958ST-48塩谷 烈州ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.72014.928 0.223127.299
3027ST-49馬場 優輝FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.87015.078 0.150127.117
3148ST-410北川 剛DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.92715.135 0.057127.048
32333ST-411白石 勇樹GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.03115.239 0.104126.923
3313ST-412村田 信博ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.06715.275 0.036126.879
3418ST-413森 正行Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'45.25615.464 0.189126.651
3555ST-414鵜飼 龍太SunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'45.42515.633 0.169126.448
3654ST-415近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'45.64615.854 0.221126.184
37*49ST-416大賀 裕介ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.67615.884 0.030126.148
38*88ST-417脇谷 猛村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'45.97016.178 0.294125.798
3912ST-418松井 隆幸Vivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'46.23716.445 0.267125.482
4044ST-419山岸 洋之恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.33217.540 1.095124.202
4136ST-420河野 利尚エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'47.46017.668 0.128124.054
42111ST-421細川 慎弥EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'48.16018.368 0.700123.251
4369ST-51梅本 淳一BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.62419.832 1.464121.605
442ST-52山田 英二ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
R1'49.95020.158 0.326121.244
4511ST-53三木 孝浩隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
R1'50.09620.304 0.146121.083
4619ST-54奥村 浩一BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.74420.952 0.648120.375
4771ST-55黒田 保男ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.65921.867 0.915119.388
4817ST-56谷川 達也DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'52.58122.789 0.922118.411
4933ST-57タクミ東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.34223.550 0.761117.616
50213ST-58原田 学WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.00124.209 0.659116.936
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'30.959 / ST-5: 1'50.262)を更新しました。
  • CarNo.88は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.5.1.a違反(赤旗中の追い越し)により、訓戒およびベストラップタイムを抹消した。
  • CarNo.49は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2.b違反(黄旗区間中のコースアウト)により、訓戒およびベストラップタイムを抹消した。

スーパー耐久

S耐:第5戦岡山Aドライバー公式予選結果

SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2015/09/05) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
132ST-X1飯田 太陽ケーズフロンティア Direction Racing GT3R
PORSCHE 911GT3
1'32.692--143.818
2*24ST-X2星野 敏スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.720 0.028 0.028143.775
31ST-X3ガミさんGTNET ADVAN C-WEST GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.723 0.031 0.003143.770
45ST-X4白井 剛MACH MAKERS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'32.796 0.104 0.073143.657
53ST-X5ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'32.821 0.129 0.025143.618
68ST-X6永井 宏明ARN AMG SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.011 0.319 0.190143.325
710ST-X7フィリップ・デベサAdenau SLS GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'33.630 0.938 0.619142.377
816ST-X8ヒロマサ・ニシダREAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
1'35.632 2.940 2.002139.397
959ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'40.571 7.879 4.939132.551
10505ST-22田ヶ原 章蔵GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.258 8.566 0.687131.652
117ST-23藤井 芳樹新菱オートD-LanguageエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.306 8.614 0.048131.589
1238ST-31植田 正幸ムータレーシングTWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'41.317 8.625 0.011131.575
13195ST-32安宅 徳光岡部自動車ZEROSUN195Z34
NISSAN Fairlady Z
1'41.418 8.726 0.101131.444
1420ST-24下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
1'41.484 8.792 0.066131.359
1515ST-33長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'41.563 8.871 0.079131.256
1662ST-34嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.616 8.924 0.053131.188
176ST-25冨桝 朋広新菱オートDIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.618 8.926 0.002131.185
1831ST-26朝倉 貴志HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
1'41.660 8.968 0.042131.131
1934ST-35前嶋 秀司asset ingsテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'41.781 9.089 0.121130.975
2039ST-36柴田 優作SARD Racing RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'42.168 9.476 0.387130.479
2114ST-37山崎 学岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'42.638 9.946 0.470129.882
2295ST-41松井 猛敏孚海國際×SPOON S2000
HONDA S2000
1'44.04911.357 1.411128.120
2341ST-42鶴田 和弥TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'44.14211.450 0.093128.006
2493ST-43植松 忠雄TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000
HONDA S2000
1'44.32811.636 0.186127.778
2527ST-44伊橋 勲FINA ADVANサントラントBRZ
SUBARU BRZ
1'44.46511.773 0.137127.610
2652ST-45番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'44.57211.880 0.107127.480
2786ST-46蒲生 尚弥TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'44.58511.893 0.013127.464
2858ST-47小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'44.61811.926 0.033127.424
2940ST-48藤田 竜樹TRACY SPORTS ings SSR S2000
HONDA S2000
1'44.66011.968 0.042127.372
3055ST-49たしろじゅんSunOasisAUTOFACTORY86
TOYOTA 86
1'44.76012.068 0.100127.251
3188ST-410村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
1'44.78012.088 0.020127.227
3249ST-411井尻 薫ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'45.11312.421 0.333126.824
3313ST-412山内 英輝ENDLESS.ADVAN.86
TOYOTA 86
1'45.32312.631 0.210126.571
3492ST-413玉江 浩明ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣
HONDA S2000
1'45.60112.909 0.278126.237
35333ST-414中島 佑弥GLORY RACING A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R EURO
1'45.83113.139 0.230125.963
3618ST-415浅野 武夫Y`s distraction 86
TOYOTA 86
1'46.11413.422 0.283125.627
3754ST-416加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'46.25013.558 0.136125.466
3848ST-417高森 博士DIJON Racingエンドレスワコーズ
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'46.82414.132 0.574124.792
3944ST-418カルロス 本田恒力技巧ARS AD86
TOYOTA 86
1'47.15314.461 0.329124.409
40111ST-419大瀧 賢治EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH Sportster GT/R
1'47.54614.854 0.393123.954
4112ST-420リクVivac並木産業シビックFD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'48.72816.036 1.182122.607
4236ST-421川中子 和彦エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
1'48.73516.043 0.007122.599
4369ST-51大野 尊久BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
R1'49.75417.062 1.019121.461
4419ST-52古宮 正信BRP☆J'S RACINGフィット
HONDA FIT 3 RS
1'50.40917.717 0.655120.740
4511ST-53松尾 充晃隈元建設×BSR WM☆Vitz
TOYOTA Vitz
1'50.94818.256 0.539120.154
462ST-54山下 潤一郎ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT
HONDA FIT 3 RS
1'51.26318.571 0.315119.813
4771ST-55川村 剛士ピースMS制動屋SPM大川ENGフィットRS
HONDA FIT 2 RS
1'51.95919.267 0.696119.069
48213ST-56東 貴史WAKO'S APP菅野自動車Vitz
TOYOTA Vitz
1'53.17920.487 1.220117.785
4933ST-57船木 宏東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz
TOYOTA Vitz
1'54.59421.902 1.415116.331
5017ST-58野上 敏彦DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
1'55.78123.089 1.187115.138
---- 以上基準タイム予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-5: 1'50.262)を更新しました。
  • CarNo.24は、2015岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則第6章第23条5.(走路妨害)違反により、ベストラップタイムを抹消した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿1000kmフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿 伊藤/ロシター組 LEXUS RC Fが鈴鹿1000kmを制す! 立川/石浦組が2位でLEXUS RC Fが1-2フィニッシュ、PETRONAS TEAM TOM'Sは鈴鹿1000kmを2年連続制覇 (TOYOTA)

 8月30日(日)に鈴鹿サーキットで行われたSUPER GT第5戦鈴鹿1000kmは、ウェットスタートから乾いていく難コンディションで、2回のセーフティカーが導入され、規定時間終了となったが、伊藤大輔/ジェームス・ロシター組 PETRONAS TOM'S RC F 36号車が中盤首位に立つと、その後は独走で今季初勝利。PETRONAS TEAM TOM'Sは昨年に続き2連覇を飾った。立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車が厳しいハンデ条件にも負けず2戦連続となる2位で続き、LEXUS RC Fは1-2フィニッシュ。脇阪寿一/関口雄飛組 WedsSport ADVAN RC F 19号車が後半見事な追い上げを見せ4位と今季最上位フィニッシュを果たした。

伊藤大輔/ジェームス・ロシター組が優勝、立川祐路/石浦宏明組が2位でLEXUS GAZOO Racingが1-2フィニッシュを飾った

伊藤大輔/ジェームス・ロシター組が優勝、立川祐路/石浦宏明組が2位でLEXUS GAZOO Racingが1-2フィニッシュを飾った

 8月29日(土)、30日(日)の両日、三重県北部、鈴鹿市に位置する鈴鹿サーキットで、SUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」が開催された。

 「鈴鹿1000km」は50年近い歴史を持つ伝統のレース。現在シリーズの1戦として行われているSUPER GTではもちろん最長、これに次ぐ長さの第2戦富士の500kmの倍、通常のレースの約3倍という長丁場で競われた。

 昨年の同大会では、PETRONAS TOM'S RC F 36号車がポール・トゥ・ウィン。2年目を迎えた新規定車両での、1000kmレース連覇を目指し、LEXUS GAZOO Racingは一丸となってレースに挑んだ。

◆予選◆

 予選日の29日(土)、前夜の雨により、午前中の公式練習走行はまだ濡れた部分が残った状況から乾いていく中で行われたが、その後路面は完全に乾き、午後2時半からの予選は、空は雲に覆われていたもののドライコンディション。しかし、気温は27度、路面温度31度と、この時期としてはそれほど暑くない気候の下で行われた。

 GT300クラスのQ1を経て、午後2時50分にGT500クラスのQ1(15分)が開始。3分ほど過ぎて関口の駆る19号車がコースイン。大半の車両は残り9分あたりからコースへ向かった。

 残り時間が5分を切ると、充分にタイヤを温めた各車タイムアタックを開始。しかし、残り4分というところで、アタックに入っていた国本雄資のENEOS SUSTINA RC F 6号車がS字コーナー2つめでコースオフ。タイヤバリアに当たらずに停止はしたものの、サンドトラップにはまり脱出出来ず、セッションは赤旗中断となってしまった。

 車両回収の後、午後3時10分に残り5分でセッション再開。ピットが出口に近いLEXUS勢は伊藤の36号車、平川亮ののKeePer TOM'S RC F 37号車を先頭にコースへ。1周のウォームアップの後アタックに入ると、午前中の公式練習走行でシフト系のトラブルに見舞われ苦戦を強いられていた36号車が、その時点でのコースレコードを更新する好タイムをマークしトップに。しかし、続く平川の37号車がこれを上回ると、後続勢も続々とタイムを更新。

 GT-R 46号車がトップに立った直後、石浦の駆る38号車が好ペースでセクタータイムを刻んでいき、逆転なるかと思われたが僅かに届かず2番手タイム。最初にコースレコードを更新した36号車だったが、チェッカー後の最後のアタックで僅か1000分の2秒上回られ、無念の9番手でQ1敗退となってしまった。

 19号車が10番手、今大会GT500クラスで唯一3人目のドライバーとして元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンが加わったDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車は平手晃平がアタックしたが11番手でQ2進出ならず。コースオフし赤旗中断の原因となった6号車はノータイムとなり、明日の決勝レースは最後尾15番手からスタートすることとなった。

 Q2(12分間)は午後3時45分に開始。9分半を過ぎたあたりから各車コースイン。このセッションも、終盤にタイムが更新され、順位が入れ替わっていく中、立川祐路の38号車が燃料リストリクター規制をものともしない好アタック。惜しくも0.15秒届かずポールポジション獲得はならなかったが、最前列2番手グリッドを獲得した。

 カルダレッリがアタックした37号車は3列目6番手グリッドとなった。

 GT300クラスでは、Q1(15分)で中山雄一が駆るTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、セッション残り6分ほどのところで、コースレコードタイムを更新する圧倒的なタイムを叩き出し、トップに浮上。その後、ライバル勢もタイムを上げていったが、31号車のタイムを破るものは現れず、31号車はトップでQ1を通過した。  レギュラーの飯田 章/吉本 大樹に、ドイツ・ニュルブルクリンクのVLNシリーズにLEXUS RC F GT3で参戦し開発にも加わっているドミニク・ファーンバッハーを3人目のドライバーとして加えたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は23番手でQ2に進むことなくグリッドが決定した。

 Q2(12分間)は今大会3人目のドライバーとして加わった佐々木孝太が31号車のアタックを担当。セッション後半にアタックに入った佐々木孝太だったが、バックストレートへと向かうスプーンコーナー立ち上がりで僅かにコースアウト。その後もタイム更新を狙い最後までアタックを続けたが、大きなタイム更新は叶わず、9番手グリッドから明日の決勝レースに臨むこととなった。

◆決勝◆

 決勝日の30日(日)は朝から降ったり止んだりの天候。レースのスタート進行時にも雨が降り始め、路面は完全ウェット、気温26度、路面温度28度というコンディションで、午後0時30分からの白バイとパトカーの先導によるパレードラン、フォーメーションランを経て、173周、1000kmで競われる長いレースのスタートが切られた。

 最前列2番手グリッドの38号車は石浦がスタートを担当。スタートダッシュで1台に先行を許し、3位で序盤戦へ。9番手グリッドの36号車ロシターが好スタートを切り、7位へとポジションアップ。2周目には、36号車は前を行くチームメイトの37号車をパスし、6位へ浮上した。

 雨脚が強まり、各車水煙を上げながらのバトルで、コースオフも頻発し、序盤は上位10台ほどが連なったまま周回を続けた。

 10周ほどを過ぎて、GT300クラスの周回遅れが現れる中、38号車はバトルの中でコースをはみ出し2つポジションダウン。一方で、ロシターが勢いに乗る36号車は、ストレートでの3ワイドバトルを制し4位にポジションを上げると、更に前を追った。

 29周目終了時点で4位走行中の36号車はピットへ向かい、伊藤へとドライバーチェンジ。

 31周目、タイヤ摩耗に苦しみながらも7位を走行していた平川の37号車が、デグナーコーナー出口で曲がりきれず、タイヤバリアにクラッシュ。幸いにもダメージはそれほど大きくなく、順位は落としたものの、レースに復帰した。

 昨年同様、短い6スティント作戦とした36号車らに対し、長い5スティント作戦とした38号車は最後までピットを引っ張り34周目にピットイン。全車がピットインを終えた時点で、36号車が2位、38号車が6位、39号車10位、19号車が11位、6号車が12位、コースへ復帰した37号車は、2周遅れの最後尾15位からの追い上げを強いられることとなった。

 2位の36号車は、首位の車両に迫り、テール・トゥ・ノーズでの首位争いを10周以上に渡って展開した。

 天候は徐々に回復傾向となり、50周を過ぎる頃には、コースのライン上は一部が乾いてくる状態に。それでもすぐにスリックに交換出来る状況ではなく、各チーム、ピットタイミングと交換するタイヤに頭を悩ませる状況となった。

 スタート前のウォームアップ直前にトランスミッショントラブルに見舞われ、ピットスタートを強いられながらもハイペースで追い上げ、この時点で10位を走行していた6号車が、53周目にストレートで突然スローダウン。駆動系トラブルに見舞われ、ここでレースを終えることとなってしまった。

 61周目、首位のNSX 100号車と、2秒差で追っていた36号車が同時にピットイン。タイヤをスリックへと交換し、ドライバーはロシターへ。このピット作業で上回った36号車が事実上の首位に立った。

 空には晴れ間も見えてくる中、64周目、クラッシュ車両によりセーフティカーが導入。コース清掃などでやや長いセーフティカーランとなる中、ピットがオープンとなった68周目、この時点で首位につけるGT-R 12号車、6位まで順位を上げていた19号車、9位につける37号車らがピットへ。

 これで36号車が首位に立ち、38号車が3位で70周目に再スタート。しかし、75周目、1コーナーにエンジンブロー車両によるオイルが出てしまったため、これに乗ってコースアウトする車両が続出。コース清掃のために再度セーフティカーが導入された。

 先の再スタート時には6位につけていた39号車は、このセーフティカーラン中にエンジンのセンサートラブルに見舞われ、原因究明と交換作業のために、ピットガレージ内で長い時間を費やすこととなってしまった。

 80周目に再スタートが切られると、首位の36号車ロシターは、ハイペースで2位以下との差を周回毎に広げていき、10周でその差は約10秒に。

 38号車は4位。首位と同一周回車両が6台のみとなる中、19号車は周回遅れの8位となっていたが、上位勢に遜色ないハイペースで関口が追い上げ、ポジションアップ。

 98周目、2位に23秒の差をつけていた首位の36号車がピットへ。173周という予定周回数で残り周回数を考えると、もう2回の給油ピットが必要となるが、前半の2回のセーフティカー導入で時間がかかっており、今レースの規定では、午後6時25分でレースは終了となるため、残り時間を考慮すると、ぎりぎり残り1回のピットで走り切れる計算に。

 好タイミングでのピットとなった36号車だったが、ピット作業中に左リアタイヤのホイールナット脱着でトラブルがあり、15秒ほどタイムをロス。しかし、それまでのマージンもあり、ピットタイミングの異なる上位勢が3度目のピットを終えた106周目には、2位に26秒ほどの差を付けての首位に復帰した。

 その後方では、NSXとGT-Rの3台による2位争いが繰り広げられていたが、その後方5秒ほどの5位につけていた38号車の立川は、みるみるその差を詰め1台かわすと、2位争いに参入。前を行くGT-Rを激しく攻め、112周目、最終コーナー立ち上がりでインをつき3位へとポジションアップ。そのままの勢いで更に前を攻め、114周目には高速コーナーの130R立ち上がりでNSXをパス。2位に浮上した。

 このバトルの間に首位36号車と2位38号車の差は30秒ほどに。38号車も快調に後続との差を広げていき、盤石の1-2体制となった。

 130周目あたりから、各車最後となるピットへ。36号車は131周目にピットインすると、最後を担当するロシターがファステストラップを更新する速さで独走。2位の38号車も前後に大きなマージンを築いて最後のスティントの周回を続けた。

 19号車は133周目にピットインし、関口にドライバーチェンジすると、すぐに7位争いを繰り広げ、バックストレートで並びかけると、続く130Rで先行。ピットタイミングの異なるライバル勢がピットインしたことで、19号車は5位へポジションアップ。更に追い上げを続ける19号車関口は、151周目には前を行くNSXに追いつくと、シケインでアウトからパス。残り20分ほどで4位に浮上した。

 午後6時を過ぎ、ほぼ闇に包まれたコースで、ヘッドライトの光芒を頼りに各車がチェッカーを目指す中、残り10分ほどでコース西側では雨が降り始めたが、影響するほどコースを濡らすまでには到らず、午後6時25分を過ぎ、163周を走り切ったロシターの36号車が、2位38号車に1分25秒の大差をつけてトップチェッカー。土曜日の午前中トラブルで走れず、予選でも9番手でQ1敗退と苦しいスタートながら、長丁場のレースでさすがのチーム力を見せつけた36号車が今季初勝利、ロシターとチームにとっては昨年に続く鈴鹿1000km2連覇を飾った。36号車の伊藤とロシターは、この結果でドライバーズランキングでも3位に浮上した。

 2位には38号車が続き、LEXUS RC Fは今季初の1-2フィニッシュ。38号車は2戦連続の2位表彰台獲得で、ドライバーズランキングも2位へと2つ順位を上げた。

 後半見事な追い上げを見せた19号車は4位で、今季最高位フィニッシュ。一時最後尾まで落ちながら粘り強く走り切った37号車が8位でポイントを獲得した。

 GT300クラスでは、9番手グリッドからスタートを担当したプリウス31号車の中山雄一が、序盤の濡れた路面で好走を見せ、5周目に4位に上がると、3位争いを展開。15周目にこのバトルを制し3位、19周目には2位へと順調にポジションを上げ、更に首位よりも速いペースで追い上げていった。

 31周目にピットインし、佐々木へと後退した31号車はハイペースで周回を重ね、その後ライバル勢が次々にピットインしていくと、36周目に首位浮上。しかし、その後路面が乾き始め、タイヤの摩耗が苦しくなってくる中で後続の猛追を受け、53周目、三つ巴の首位争いで惜しくも3位に後退。

 クラッシュ車両によりセーフティカーが導入され、セーフティカーランの終盤にピットがオープンされると31号車もピットイン。嵯峨へとドライバーチェンジを行ったが、嵯峨はピットレーン出口で濡れた路面でのスリックタイヤ走行で足をすくわれスピン。幸いにもどこにも接触せずコースへ復帰したが、これがセーフティカー中のスピンということでペナルティ対象となり、再スタート後にドライブスルーペナルティ。セーフティカーランで上位勢が詰まっていたタイミングでのペナルティのため、一気に14位まで順位を落としてしまった。

 31号車はその後少しずつポジションを戻していき、一時は7位まで浮上したが、終盤、タイヤが厳しくなる中でのポジション争いで先行を許し、最後は10位でチェッカーを受けた。

 60号車は23番手スタートから粘り強く走り抜き、19位でフィニッシュ。今季3度目の完走を果たした。

 LEXUS GAZOO Racing、TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

今季初勝利、チームとしては鈴鹿1000km 2連覇を果たしたPETRONAS TOM'S RC F 36号車

 今季初勝利、チームとしては鈴鹿1000km 2連覇を果たしたPETRONAS TOM'S RC F 36号車

2戦連続の2位表彰台を獲得したZENT CERUMO RC F 38号車

 2戦連続の2位表彰台を獲得したZENT CERUMO RC F 38号車

PETRONAS TOM'S RC F 36号車 ドライバー 伊藤大輔:
 土曜日のフリー走行でミッショントラブルがあり、ろくに走れないまま予選を迎え、Q1落ちと出鼻をくじかれる形となってしまった。しかし、レースは長く、路面のコンディションも変わりやすいということで、今日は焦らないことを心掛けた。スタートはウェットだったが、ジェームスが順位を確実に上げてくれた。最初はウェットで引き継いだが、ライバルとの争いは、上手く抑えられたと思う。セーフティカーが入ったため5ストップの予定が変わり、最後のピットストップもギリギリのタイミングだったが、結果的にミスなく走り切って、優勝出来て良かった。今年、個人的には37号車から36号車にクルマが変わり、速いクルマにも関わらず結果がついて来ていなかったので、フラストレーションが溜まっていたが、ようやく優勝出来、本当に嬉しい。
PETRONAS TOM'S RC F 36号車 ドライバー ジェームス・ロシター:
 最高のレースとなった。スタートがウェットコンディションで、最初のスティントは難しいチャレンジだった。トラフィックの中、出来るだけ多くのクルマをパスして上位を目指していくのは楽しかった。東條エンジニアとスリックタイヤに換えるタイミングについて相談していたが、伊藤選手が、ばっちりのタイミングでスリックに換えられたことで、更に良いペースで独走することが出来た。最後は雨も降ってきたしどうなることかと思ったが勝てて嬉しい。昨年も勝てたし、このレースは自分にとって特別だ。2年連続勝利は本当に格別な気分だ。
ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 立川祐路:
 燃料リストリクターの影響なども鑑みながらの決勝だったが、クルマは良い仕上がりで、もともとドライでのポテンシャルは非常に高く、コーナーも130Rも速かったので、間合いを計りながら、他車をパスしていった。ストレートではリストリクターの影響で苦戦するのもわかっていたが、ストレートの速いライバルも上手くパスできたと思う。レース後半、集団がばらけてきた時点では、自分のペースでタイヤを労わりながら、最後は2スティントで終わらせるべく頑張った。エンジンの水温が高くなったりと心配することもあったが、様子を見ながら走り、やっと終わったという感じだ。しっかり走れば、きちんとした結果が得られるのだということを改めて実感した。
ZENT CERUMO RC F 38号車 ドライバー 石浦宏明:
 序盤のピットで、燃料が予定よりも入っていなかったことが判明し、早めにピットインしなくてはならなかった。立川選手に無線で残り燃料と走れる周回を伝え、またレインタイヤで出るしかないかと思っていたが、奇跡的に路面が乾き、スリックで出て、タイヤが温まって本格的にアタックする前にセーフティカーが入ったので助かった。セーフティカーでマージンがなくなり、トップグループが見えるところで再スタートを切れた。その後は周回遅れに阻まれ、なかなか前に行けずイライラしたが、立川選手に交代後、2位争いをしていた3台をさっと抜いてくれた。最後、立川選手は1分近いギャップを築いて自分に渡してくれたので、終盤の雨もリスク回避でペースダウンし、着実にゴールを受けられた。
トヨタモータースポーツニュース

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SGT:第5戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #36PETRONAS TOM’S RC F

伊藤大輔
gt-rd5-r-pc-ito 事前テストでは調子が良かったこともあって、自信を持って鈴鹿1000kmに挑んだんですけども。
その中で出鼻をくじかれたというか、フリー走行でミッショントラブルが出て、ほとんど走れない状態で予選を迎え、その結果予選ではQ1落ちして、僕としてはかなり凹んでました。
ただレースは長いし、コンディションも今日は変わりやすいということで、諦めずに行こうと思ってました。
スタートはウェットでしたがジェームスが着実に順位を上げてくれて、またウェットの状態でバトンタッチしました。100号車、15号車との争いになって、15号車はうまく抑えることができたし、100号車はオーバーテイクできたし、スリックに換えるタイミングもうまくいったので、自分的には満足できるスティントでした。
元々は5ストップのつもりでいたのが雨やセーフティカーの関係で4ストップでいける流れに変わってきたので、セーブしながらもプッシュしていきたいという部分で難しさがありましたが、うまく速さと燃費を両立できる形になって最後にジェームスにバトンを渡しました。
うまくギャップが作れていたおかげでジェームスも燃料をセーブでき、結果としては良かったなと。
土曜日にトラブルが出てしまいましたが、それ以外はチーム全員がミスなくやれていたと思います。
非常に嬉しいです。
去年37号車でタイトルが取れなくて、その悔しさを今年の36号車にぶつけようと思ってやってきました。手応えの割には結果がついてこない状況が続いてフラストレーションが溜まる状態で1000kmを迎えましたが、36号車で優勝できたことを嬉しく思っていますし、後半残り3戦も上位でフィニッシュしてタイトルを取りたいと思います。
ジェームス・ロシター
gt-rd5-r-pc-rositer とんでもないレースでした。スタートは雨の厳しいコンディションで、非常にチャレンジングでしたが、その中でできるだけ多くのクルマをオーバーテイクして順位を上げていくことを楽しみながらやっていました。
スリックに交換するタイミングを巡ってはトージョーとサインガードでずっとディスカッションしていたんですけど、ダイスケが無線で「スリックで行こう」と言ってきて、その判断がバッチリ当たって大きなリードを築くことができました。
今の気分?このあと飛行機の予定が迫っているので今は早く帰りたいです(笑)

GT300クラス #10GAINER TANAX GT-R

アンドレ・クート
gt-rd5-r-pc-couto 今は最高の気分です。鈴鹿1000kmという日本でも有名なレースで優勝することができて本当に幸せです。
僕にとってはこれがGT100戦目にあたり、そういう意味でも心に残る思い出になります。
チームは素晴らしい仕事をしたし、素晴らしいチームメイトに恵まれました。
ファーストスティントが終わった時点ではかなり後ろの方にいましたが、そこから順位を上げて優勝を獲得できたことは本当に良かったです。これからのレースも負けられないし、チャンピオンシップを獲得するため引き続き頑張っていきたいです。
千代勝正
gt-rd5-r-pc-chiyo 結構しんどいレースでした。来る前は、ウェイトも多いし、夏場のレースということで決して楽じゃないなと思っていたんですけど、昨日の予選で自分の納得のいくアタックができて、クルマには自信を持っていました。
ウェットの感覚は非常に厳しい状態だったんですけど、ピットインのタイミングとスリックタイヤに換えるタイミングがバッチリ合って、セーフティーカーにも助けられ、他車のペナルティもあって、自分たちがみるみるトップに近づいて行きました。
最後ステアリングを渡されたときはBRZとBMW Z4に絞られてると聞いていたので、この2台を意識していました。自分が先にピットインして目の前のZ4とBRZが出てくる形でした。ここで抜かないともうチャンスがないなと思って、彼らがアウトラップの隙にかなりプッシュしてオーバーテイクが成功しました。その後は長いスティントでヨルグ選手とずっとバトルしていたんですが、GT-Rの速い部分とZ4の速い部分は自分の中で把握できていたので、しっかり考えて、最後まで集中して走ることができました。最後チェッカーを受けたときは本当に嬉しかったです。
アンドレの100戦目という記念すべきレースで勝てて本当に嬉しいです。
富田竜一郎
gt-rd5-r-pc-tomita 今日のレースは前半のスティントの時点では、今週はダメなのかな?と諦めた部分がありましたが、いろんな要素が絡んでいくうちに優勝がみえて、その瞬間は本当に信じられない気持ちでした。
アンドレのチャンピオンシップ、チームのタイトルを考えてもすごくいい結果になったと思いますし、今回はチームの力のすべてが発揮された素晴らしいレースでした。
個人的には去年ここでデビューさせていただいて、1年経った今優勝することになって、僕は本当に幸せだなと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:着実なレース運びもポイント獲得には至らず (ポルシェ)

PJ15_0077_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月30日
スーパーGT GT300クラス: 第5戦 鈴鹿サーキット

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦している2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の決勝において、18位でレースをフィニッシュしました。

セミウェットコンディションで行われた午前中のポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)第9戦とは異なり、完全なウェットコンディションで行われたフリー走行ではウェットタイヤを決勝用に準備したPorsche Team KTR。小雨の降る中スタートした決勝レース前半は序盤にGT500クラス車両と軽い接触があったものの順調に安定したラップタイムを刻み続け、予選からポジションを上げてGT300クラス10位を確保していた。最初のピットストップはドライバーチェンジと給油のみとし、タイヤ交換せずに2スティントを走りきり、250km経過時点で7位までポジションを上げていた。雨があがり路面がどんどん乾いていく中盤になると、スリックに履き替えた直後からコースアウトする車両が続出し、2回のセーフティカー導入が行われ、その頃からPorsche Team KTRのポジションは下がっていくことになった。ウェット用のセッティングがドライ路面とスリックタイヤの特性にマッチしなかったことに加え、レース序盤の接触がアライメントに影響を及ぼしたのか、911 GT3Rは右コーナーで強めのアンダーステアを示すようになる。それがフロントタイヤに高い負荷をかけるという結果を招き、ルーティン外のタイヤ交換を強いられることになった。
レース後半はコンスタントラップこそトップクラスには届かないものの、1回のスティントを短縮することでタイヤトラブルを防ぐよう戦略を切り替え、午後6時25分に18位のポジションでチェッカーフラッグを受けることとなった。

坂本祐也のコメント:
「ウェットコンディションでの高い戦闘力が確認できたことと、タイヤライフを残した状態で山下に繋げることができたのが今回の収穫でした。ご心配いただいた体調も問題ありませんでした。マシーンのセッティングやタイヤの仕様などやるべき点はまだまだ残されていますが、次戦のスポーツランド菅生(9月20日決勝レース)に向けて着実に進化できると思います。」

山下健太のコメント:
「最初のスティントをタイヤ無交換のまま走ることになったのは計算外でしたが、それでも上位チームと対等にバトルできましたし、個人的にもいろいろな収穫がありました。これからはタイヤの特性にマッチしたセッティングを見つけ、着実にポイント獲得目指そうと思います。」


スーパーGT GT300クラス 2015年 第5戦 鈴鹿サーキット 結果

1位 カーNo.10 GAINER TANAKA GT-R 151 Lap
2位 カーNo.7 Studie BMW Z4 151 Lap
3位 カーNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 151 Lap



18位 カーNo.33 Porsche Team KTR (Excellence Porsche)148 Lap

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:Porsche Team KTRはQ2進出を惜しくも逃す

PJ15_0073_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月29日
スーパーGT GT300クラス: 第5戦 鈴鹿1000kmレース

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の予選において、Q2進出まで0.079秒差の15位となりました。

マシーンを降りたドライバーがビニールプールへ飛び込むほどの熱気に包まれるのが通例の鈴鹿1000kmレースだが、今年は外気温26°C、路面温度34°Cという恵まれたドライコンディションで予選は行われた。ノックアウト方式で行われるQ1でカーナンバー33のステアリングを握るのは坂本祐也。今シーズン開始前からPorsche Team KTRのドライバーとして登録されていながら、他のカテゴリー車両走行中のアクシデントのため休養を余儀なくされていた坂本はほぼ半年ぶりのスーパーGT復帰戦となったが、フリー走行から精力的に911GT3Rのセッティングを進め、低中速コーナーでのアンダーステアを軽減して早いタイミングでスロットルを開けられるようフロントの車高、スタビライザーのセッティングを見直し、完全とはいえないまでも好ましい方向性を見出すことに成功。ノックアウト方式で行われるQ1へ望むことになった。
15分間で行われる予選が開始されてから、最初の4分間コースインを待つ戦略を選択したPorsche Team KTRは、慎重なウォームアップランを行った後にタイムアタックを開始。フリー走行で記録した2分00秒861から1分59秒台を目指すものの、2分00秒274のタイムを記録した1ラップでアタックを終了。あとは他チームの記録を待つ展開となる。ところがフリー走行で安定した好タイムを刻んでいたGT3カテゴリーの車両よりもスーパーGT独自のGT300カテゴリーの車両が続々と1分59秒台をマークしたことによって、最終的な順位は15位となり、今回は惜しくもQ2進出を逃すことになった。


坂本祐也のコメント:
「フリー走行から予選までに、セッティングの方向性が見えたことが大きな収穫でした。もちろん59秒台に入れてQ2へ進出できれば文句なしだったのですが、着実に流れは上向いていると思います。明日の決勝はウェット路面と予想していますが、911GT3Rはすでに今シーズン、ウェットで高い戦闘力を持つことがわかっているので、ひとつずつポジションを上げていって気が付いたらポイント圏内に入っていた、という展開にできればと思っています。」


山下健太のコメント:
「もちろんQ2に進めればそれに越したことはないのですが、フリー走行では坂本選手とのタイム差もあったので、無理をするより、明日のウェットコンディションに向けて気持ちの準備ができる分むしろ良かったかもしれません。」

2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の決勝は、8月30 日(日)の12時30分にスタートし、173Lapで争われる予定です。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 波乱の長丁場を制したのは#36ペトロナスRC F!!GT300は#10ゲイナーGT-Rが今季2勝目

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月30日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
今回はスタート前に降ってきた雨や、途中2度にわたって導入されたセーフティカーランの影響もあってレースペースがなかなか上がらず、最終的には大会特別規則に則って午後6時25分の段階でチェッカーが振られるという結果になった。
そうした中、予選9番手から着実に順位を上げてきた#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)がレース中盤からトップに立ち、最後は後続に1分25秒の大差をつけて今季初優勝を飾った。
GT300クラスは予選2番手スタートの#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正/富田竜一郎組)がセーフティーカーの導入タイミングなどを味方につけてレース中盤トップに立ち、最後まで#7Studie BMW Z4と熾烈なトップ争いを繰り広げながらも見事逃げ切って今季2勝めを挙げた。
(天候:雨/曇り コース:ウェット/ドライ 観客動員数:予選日26,000人/決勝日34,000人/大会総入場者数60,000人)

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決勝レースは午後0時30分にスタート。
スタート前に降った雨のための路面はウェット状態であり、全車がウェットタイヤを装着してグリッドに向かう。

序盤はポールシッターの#1モチュールGT-R、#64エプソンNSX、#15ドラゴモデューロNSX、#46S Road GT-Rらが激しいトップ争いを繰り広げたが、1号車は35周めの2コーナーでコースを飛び出し、64号車はタイヤ選択とコンディションの変化の影響でじりじりと順位を落とし、そして15号車は度重なるペナルティで順位を落とした上、149周めにトラブルでコース上にストップ、46号車もスリックタイヤ投入のタイミングを見誤って1回余計にピットインせざるを得ず、じゅんいをおとしてしまった。
そうした中、トップ争いに浮上したのが#100レイブリックNSXと#36ペトロナスRC Fだった。

土曜の公式練習でミッショントラブルに見舞われて周回数をこなせず、予選Q1ではコースレコードを更新しながらも僅か1,000分の2秒差でQ2に進めなかった36号車だったが、この日はスタートからロシターが次々にライバル達を抜き去り、10周を消化したあたりでトップ集団に追いつくと、その後も安定したペースで100号車や#12カルソニックGT-Rらと抜きつ抜かれつの攻防を展開した.

そして61周めに#100レイブリックNSXと同時に2度めのピットストップを行った際に、彼らがGT300車両に前を塞がれてコース復帰に手間取るのに乗じて100号車の前でコースに復帰した。

するとその直後にスプーン手前で#50SKT EXE SLSがクラッシュしてしまい、コース上にパーツが散乱したため、これを回収するためにセーフティーカーが導入された。これによりまだ2度めのピットストップを終えていないクルマたちとの差が一気に縮まり、68周めに#12カルソニックGT-Rが2度めのピット作業を行ったことで労せずしてトップに繰り上がることになった。

36号車はそこから後続より1~2秒早いペースで周回を重ね、一気に後続を突き放しにかかる。
98周めに行った3度めのピット作業では右リヤタイヤの交換に手間取ってタイムロスし、#100レイブリックNSXとの差は一時的に詰まったものの、その後は再びリードを広げていった。

後方では113周めのシケイン手前で周回遅れに詰まった#100レイブリックNSXを#38ZENT RC Fがアウトから抜き、2位に浮上。
#12カルソニックGT-Rも138周めのヘアピンで100号車のインをつき、3位に上がってきた。

レースは序盤の雨と中盤に入った2度のSCにより例年にないスローペースで進行した。
このため大会特別規則に従って午後6時25分にチェッカーが振られることとなり、36号車が163周を消化したところでレースは終了。
#36ペトロナスRC Fが今季初勝利をものにした。

GT300クラスはポールシッターの#2シンティアム・アップル・ロータスが序盤トップを快走していたが、最初のセーフティーカーが導入されてピットクローズとなったところで2度めのピット作業を行ってしまったために90秒ストップのペナルティを受けてしまい、大きく順位を落としてしまった。
#31トヨタプリウスaprGTもこのセーフティーカー中に嵯峨宏紀がスピンを喫してしまい、ドライビングスルーペナルティを受ける羽目に。
#7Studie BMW Z4もホワイトラインカットでドライビングスルーペナルティ。

こうした上位陣の後退と、セーフティーカーの導入、自身のピットストップのタイミングがうまく噛み合って着実に順位を上げ、トップに立ったのが#10ゲイナーGT-Rだ。
120周めには#7BMWを駆る荒聖治に1コーナーでトップを奪われたが、その直後に行ったピットインで千代勝正がステアリングを握ると、122周めにはピットアウトしてきた#61BRZ、#7BMWを次々に抜き去ってトップを奪い返した。

しかしそこから7号車をドライブするヨルグ・ミューラーが食い下がってきた。
彼らの履くヨコハマタイヤはウォームアップにやや時間のかかる特性だったようで、一時はトップに3秒以上のリードを許すが、タイヤが本来の性能を発揮し始めるとミューラーはペースを上げて千代に追いつき、次第にプレッシャーをかけ始める。

しかし千代も2年ぶりのGT復帰とはいえブランパン耐久シリーズなどでFIA-GT3を知り尽くした選手。
日産GT-RとBMW Z4の長所短所を的確に把握、押えるべきところをきっちり抑えてミューラーに付け入る隙を与えない。
両者の行き詰る攻防は29周に及び、151周でチェッカーを迎えた時でさえその差は1.09秒に過ぎなかった。

これで#10GAINER TANAX GT-Rは第2戦富士に続いて今季2勝めをものにし、ドライバーズランキング(クート)、チームランキングともに2位以下を大きく突き放した。

次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。
近年は真夏に開催されることの多かったSUGO大会だが、今シーズンは初秋の戦いとなる。
9月20日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Eiji TAKEUCHI
Motorsprots Forum

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 大会規定により午後6時25分でチェッカー。優勝は#36ペトロナスRC F

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」は、雨によるペースの伸び悩みや度重なるセーフティカーランなどの影響もあり、大会特別規則の定めに従って6時25分にチェッカーフラッグが提示され、163周をもって終了となった。
GT500クラスは69周めにトップに立った#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)がそのまま逃げ切って今季初勝利。
GT300クラスは上位陣にペナルティが相次ぐ中、着実に順位を上げてきた#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正組)が今季2勝めを挙げた。

GT500クラスのレース展開は後半に入ってやや落ち着きを見せた。
トップの36号車がファステストラップを連発しながら後続との差を着実に広げていく。
98周めのピットストップでリヤタイヤの交換に手間取って#100レイブリックNSXの接近を許す場面はあったものの、その後も36号車は徐々にリードを広げていった。

一方100号車は113周めのシケイン手前でGT300の周回暮れに詰まったところを#38ZENT RC Fにアウトからかぶせられて3いに後退してしまった。
100号車のドライバーは伊沢拓也、38号車は立川祐路だった。

しかしその後も36号車は最終スティントを担当したロシターが134周めに1’51.435を叩き出すなど快調なペースで飛ばし続け、最後は38号車に1分25秒もの大差をつけて163周を走りきり、今季初勝利をものにした。
2位は#38ZENT RC F、3位には終盤激しい追い上げで#100レイブリックNSXと#46S Road GT-Rを立て続けにパスした#12カルソニックGT-Rが入った。

GT300クラスはファイナルラップまで熾烈な優勝争いが展開された。
レース後半にトップに立った#10ゲイナーGT-Rを#7Studie BMW Z4が猛追、120周めに一旦は#7荒聖治が1コーナーで#10クートをかわしてトップに立ったが、10号車の最終スティントを担当した千代が122周めにピットアウトしてきた#7ヨルグ・ミューラーをスプーンで抜き返し、その後も巧みなライン取りで7号車の猛攻を押さえ込み、第2戦富士に続く今季2勝めをものにした。
3位には#61SUBARU BRZがつけた

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝結果

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) Final Race Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1365001伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361635:45'55.277
2385002立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS521631'25.629
3125003安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS761631'33.520
4195004脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161631'38.813
51005005山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421621Lap
6465006本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI481621Lap
715007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI681621Lap
8375008アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601612Laps
9645009中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1603Laps
10850010松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161585Laps
113950011平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361549Laps
12103001アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL8815112Laps
13*73002ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH3215112Laps
14613003井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2215112Laps
15883004織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH815013Laps
16213005リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH2215013Laps
17*653006黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH5015013Laps
18*23007高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH15013Laps
1903008谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2415013Laps
20773009横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH15013Laps
21*3130010嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS6415013Laps
22*1130011平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL6015013Laps
23*1550012小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS2814914Laps
245530012高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS7214914Laps
253030013小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH14914Laps
26330014星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH7614815Laps
274830015高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH14815Laps
282230016和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH214815Laps
298630017クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1814815Laps
303330018坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH614815Laps
312450013佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH4014716Laps
326030019飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH214716Laps
3311130020植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH14617Laps
341830021中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH12538Laps
35930022白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH12340Laps
362530023土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH3012340Laps
378730024青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH10558Laps
---- 以上規定周回数(70% - GT500:114Laps / GT300:105Laps)完走 ----
-51300-新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH246895Laps
-*50300-加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH53110Laps
-6500-大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS3851112Laps
-5300-玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH37126Laps
-17500-塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS4436127Laps
-360300-吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH32131Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F 1'51.177 (149/154) 188.04km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.2 シンティアム・アップル・ロータス 2'01.935 (129/150) 171.45km/h
  • CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
  • CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.11(ビヨン・ビルドハイム)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.15(小暮卓史)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.15は、2015 SGT SpR第30条5.(燃料補給作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝750km経過(130Laps)

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 750km Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1365001伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361304:41'18.943
2385002立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS5213029.325
3125003安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS761301'27.573
4195004脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161291Lap
5465005本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI481291Lap
61005006山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421291Lap
715007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI681291Lap
8*155008小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS281291Lap
9375009アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601282Laps
106450010中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1282Laps
11850011松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161273Laps
122450012佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401264Laps
133950013平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361219Laps
14*73001ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH3212010Laps
15103002アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL8812010Laps
16613003井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL2212010Laps
17883004織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH812010Laps
18*113005平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL6012010Laps
19213006リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH2212010Laps
20*23007高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH12010Laps
21*313008嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS6412010Laps
22*653009黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH5012010Laps
23030010谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2412010Laps
247730011横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH11911Laps
255530012高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS7211911Laps
264830013高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH11812Laps
27330014星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH7611812Laps
283330015坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH611812Laps
293030016小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH11812Laps
302230017和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH211812Laps
318630018クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH1811812Laps
326030019飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH211713Laps
3311130020植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH11614Laps
34930021白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH11614Laps
352530022土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH3010723Laps
368730023青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH10525Laps
371830024中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH9634Laps
385130025新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH246862Laps
39*5030026加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH5377Laps
40650014大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS385179Laps
41530027玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH3793Laps
421750015塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS443694Laps
4336030028吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3298Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 D'station ADVAN GT-R 1'51.749 (121/126) 187.07km/h
  • CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
  • CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.11(ビヨン・ビルドハイム)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.15(小暮卓史)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.15は、2015 SGT SpR第30条5.(燃料補給作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝500km経過(87Laps)

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 500km Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
1365001伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36873:17'34.835
21005002山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS42874.904
3155003小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28879.812
4125004安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS768710.267
5385005立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS528710.937
6465006本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI488715.273
715007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68861Lap
8195008脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH16861Lap
9645009中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL852Laps
10850010松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS16852Laps
113750011アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60852Laps
122450012佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH40843Laps
13883001織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH8816Laps
14613002井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL22816Laps
15113003平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL60816Laps
16103004アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL88816Laps
1703005谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH24816Laps
18213006リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH22816Laps
19553007高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS72807Laps
20333008坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH6807Laps
21773009横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH807Laps
22*230010高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH807Laps
23*730011ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH32807Laps
24*6530012黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH50807Laps
25*3130013嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64807Laps
264830014高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH807Laps
27330015星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH76807Laps
283950013平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36798Laps
292230016和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2798Laps
303030017小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH798Laps
312530018土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH30798Laps
328630019クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18798Laps
3311130020植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH798Laps
348730021青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH798Laps
356030022飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2789Laps
36930023白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH789Laps
371830024中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH7116Laps
385130025新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH246819Laps
39*5030026加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH5334Laps
40650014大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS385136Laps
411750015塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS443651Laps
42530027玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH3552Laps
4336030028吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3255Laps
  • Fastest Lap: CarNo.12 カルソニックIMPUL GT-R 1'51.790 (74/87) 187.00km/h
  • CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
  • CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 規定周回数の半分を消化してトップは#36ペトロナスRC Fに。GT300は#88マネパランボルギーニがトップ浮上!

2015スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」は規定周回数の半分を消化。
GT500クラスは#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)、GT300クラスは#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/平峰一貴/佐藤公哉組)がトップを走行している。

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レースが中盤に差し掛かろうとしたところで空には晴れ間が見え、路面はどんどん乾き始めた。
これが丁度2度目のピットストップタイミングと重なり、ウェットタイヤを装着したチームとスリックの投入に踏み切ったチーム、二つの判断が周回数によって大きく分かれた。
ここでうまくスリックに交換できたのが#64エプソンNSX、逆にイレギュラーのピットインを強いられたのが52周目にピットインした#46S Road GT-Rと56周目に入った#15モデューロNSXだ。

この時点でトップを争っていた#100レイブリックNSXと#36ペトロナスRC Fはそろって61周目に2止めのピットイン。
この際に100号車は目の前にピットインしてきた#33Excellence Poroscheに行く手を阻まれ、ピットアウトが遅れてしまう。
この隙に#36ロシターが前でコースインすることになった。

ところがその直後、スプーン手前で#50SKT EXE SLSがクラッシュ、コース上に盛大にパーツをばらまいたため、コース清掃のためセーフテイーカーが導入された。
この時点のトップはまだ2度目のピットストップを行っていなかった#12カルソニックGT-R。64周目に入ったところだった。

SCは69周終わりでピットイン。70周目からレースは再開された。
隊列の先頭を走っていた12号車はピットオープンと同時に68周終わりでピットインしたため、ここで36号車がトップに繰り上がった。2位は100号車、3位には75周目の1コーナーで石浦宏明のドライブする#38ZENT RC Fをかわした#15モデューロNSXの小暮卓史が上がってきた。

しかしその直後、#51JMS LMcorsa Z4がコース上にオイルを撒いてしまったため、再びSCが導入されてコース清掃作業が始まった。
レースは79周目に再開。
依然としてトップは#36ペトロナスRC F、#100レイブリックNSXが2番手につけている。

一方GT300クラスは最初のSC導入の際にピットクローズであったにもかかわらず2ストップ目のピット作業を行った#2シンティアム・アップル・ロータスに90秒ストップの重いペナルティが下ったほか、#7Studie BMW Z4にホワイトラインカットでドライブスルーペナルティ、#31プリウスにもSC中のスピンによるドライブスルーと上位陣が次々にペナルティの対象となって順位を落とすことになった。
この結果トップに立ったのは#88マネパランボルギーニGT3、2位には#61BRZが続くこととなった。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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