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2015年8月

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝250km経過(44Laps)

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 250km Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
11005001山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS42441:31'20.486
2365002伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36440.251
3155003小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28443.394
4125004安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS764428.225
585005松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS164431.347
6385006立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS524435.139
7465007本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI484448.876
8395008平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36441'07.472
9645009中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL441'15.390
10650010大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS38441'33.359
111950011脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH16441'55.400
12150012松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68431Lap
133750013アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60431Lap
142450014佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH40431Lap
15313001嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64404Laps
16613002井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL22404Laps
1723003高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH404Laps
18883004織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH8404Laps
19553005高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS72404Laps
2073006ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH32404Laps
21333007坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH6404Laps
22213008リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH22404Laps
23103009アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL88404Laps
246530010黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH50404Laps
25030011谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH24404Laps
261130012平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL60404Laps
271830013中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH404Laps
287730014横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH404Laps
292530015土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH30395Laps
30330016星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH76395Laps
318730017青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH395Laps
326030018飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH2395Laps
335030019加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH395Laps
342230020和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2395Laps
35930021白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH395Laps
365130022新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH24395Laps
378630023クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18395Laps
384830024高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH395Laps
393030025小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH395Laps
4011130026植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH395Laps
411750015塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS44368Laps
42530027玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH359Laps
4336030028吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH3212Laps
  • Fastest Lap: CarNo.15 ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT 1'59.013 (23/44) 175.65km/h

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 250km経過時点のトップは#100レイブリックNSX

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スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝が8月30日、午後0時30分にスタート。
レース距離の4分の1に当たる44周を消化した時点では#100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)がトップを走行している。
GT300クラスはこの時点で40周を消化しており、最初のピットストップの後で#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太組)がトップに浮上した。

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朝から一旦落ち着いてきた雨は、スーパーGTのスタート進行が始まると再びポツポツと路面を濡らし始めた。
このため参加全車が浅溝か深溝のウェットタイヤを装着してローリングに出て行くことになった。ホールショット奪ったのは#1モチュールGT-Rだったが、3番手スタートの#64エプソンNSXのペースが群を抜いており、1コーナーで2番手スタートの#38ZENT RC Fを捉えて2位に浮上すると、その周のデグナー一つ目で早くも1号車を抜き去ってトップに躍り出る。
スタートドライバーは1号車がロニー・クインタレッリ、38号車は石浦宏明、64号車はベルトラン・バゲットだ。
そのまま一気に後続を突き放しにかかった#64バゲットだったが、6周目の1コーナーでコースオフ、ここで2位#1クインタレッリとの差が一気に縮まる。
するとその後方からは凄まじい勢いで#15ドラゴモデューロNSXが追い上げを開始、スタートドライバーの小暮卓史は他よりも2秒も速いハイペースで6周目に#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、7周目のバックストレートで#38石浦、8周目の逆バンクでは#1クインタレッリを大外から抜き去ると、そのままの勢いでヘアピン立ち上がりで周回遅れにつまった#64バゲットをも抜き去って一気にトップに躍り出た。

そのバゲットはこの辺りからがくんとペースが落ち、10周目の立体交差下で#1クインタレッリの先行を許すと、その後も#36#36ペトロナスRC Fのジェームス・ロシター、#100レイブリックNSXの山本らに次々と抜かれて順位を落としていく。
反対に#100山本は13周目のバックストレートで#36ロシターを捉えて3位に浮上すると、18周終わりのホームストレートで#1クインタレッリを捉えて2位に浮上した。

その後15号車は30周目、100号車は31周目にピットイン。
ここで100号車が15号車の前でコースに復帰する格好になり、44周を消化した時点でもレースをリードし続けている。
2位には33周目のシケインで#15ターベイを捉えた#36ペトロナスRC Fの伊藤大輔がつけている。

GT300クラスはポールシッターの#2ロータスが序盤トップを快走していたが、35周目に最初のピットストップを終えたところで#31プリウスに追いつかれ、36周目のヘアピン先でトップを明け渡してしまった。この時点でのドライバーは2号車が濱口弘、31号車は中山雄一だった。
その後#2濱口は39周目の1コーナーで#61BRZの山内英輝にも抜かれ、3位で走行を続けている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿GTA定例会見 2016年にもGT500車両に新規安全規定を導入か

GTアソシエイション(GTA)の第5戦鈴鹿定例会見では最後に、GT500クラスの現状についても説明。
今回も予選フロントローに燃料リストリクター1ランクダウン+ウェイトハンデの車両がつくことになったが、こうした状況は各メーカーの努力やタイヤ開発の成果によるものであって、GTAとしては公平なハンデキャップ制度で運営しているという認識を持っているという。
ただし、開催コースのエスケープゾーンの広さに合わせてコーナリングスピード全般の抑制は必要としており、この点は2016年にも対策をとるとのことだ。

現行のGT500車両は空力開発に高額の資金が投入されており、これがチーム財政を圧迫しかねない状況にあるとともに、年々高まるスピードに対して既存のサーキットのエスケープゾーンが充分でなく、GTAでは安全上の観点から何らかの対策は必要という認識を持っているとのことだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Japanese F3 | SUPER GT

SGT:第5戦鈴鹿GTA定例会見 FIA-F4のスカラシップは現在各メーカーと調整中。GT500テストドライブの可能性も?!

GTアソシエイション(GTA)が8月30日に鈴鹿サーキットで行った定例会見では今シーズンから始まったFIA-F4のスカラシップについても言及、現在各メーカーやチームと具体策について調整中であることを明らかにした。
その中でネックになっているのが限定Aライセンスでツーリングカーのドライブができないという点。このため、普通免許の取得年齢に達していなくてもF3にはステップアップできるが、GT300への出走は現行制度では許可されない。
GTAではこの点を緩和してもらえるよう現在陳情を行っており、この結果を待ってスカラシップ制度 の詳細を明らかにするという。
またスカラシップ生の受け入れ先についても、現在所属しているメーカーに囚われることなく、速いドライバーを公平に選抜するといい、各メーカーとも調整しながら全日本F3のCクラスやNクラスでの出走機会を斡旋していくとのこと。
また坂東代表の腹案としてGT500マシンのテストドライブなども考えているとのことだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第5戦鈴鹿GTA定例会見 DTMとの交流戦は2017年11月に富士、翌年開幕前にヨーロッパで開催の方向

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GTアソシエイション(GTA)は8月30日、スーパーGT第5戦の開催されている鈴鹿サーキットで今回も定例会見を開催。坂東正明GTA代表が現在取り組んでいる様々な事柄の進捗状況について説明した。

その中で現在ITRと進めている車両規則の統一と交流戦の実施状況については、すでにITRチェアマンのハンス・ヴェルナー・アウフレヒト氏とは2017年11月に富士スピードウェイ、2018年のシーズン開幕前(2月または3月)にヨーロッパで交流戦を開催するということで口頭では合意しており、富士にはDTM側から各メーカー4台ずつ、ヨーロッパにはGT500クラス全車が参加するという方向で進めているとのこと。これについては日本のメーカーの合意も取り付けている。
車両規則もテクニカルワーキンググループでダンフォース値やコーナリングスピード、或いはクランクシャフトやオイルパンのサイズなどといった細かい部分の詰めを行っている段階とのことだ。
詳細については今年の12月にも何かしらの発表ができるという。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R

松田次生
gt-rd5-q-pc-matsuda 朝のコンディションが悪くて、タイヤの評価をするのが難しかったです。それで予選に使うタイヤの選択でロニー選手と悩んでいたんですが、エンジニアとタイヤメーカー、チーム全体で考えました。それがいいタイムにつながりました。
最近Q1の争いが激化していて、今までQ2を走っていた選手がQ1に回ったりしているので、僕はとにかくQ1を突破できれば、ロニー選手がきっちりタイムを出してくれると思いました。その作戦もうまくハマってくれました。予選はうまくいったんですけど、明日は1000kmあるのできっちりミーティングして明日に備えたいと思います。
ロニー・クインタレッリ
gt-rd5-q-pc-quintarerri 次生が言ってたように、最近のQ1の緊張感は半端ないですね。なかなかうまくいかなくなってる。だから今日は次生が7番手タイムを出した時点でポールとったくらいに嬉しかった。そのあと、車のフィーリングがタイヤも含めて悪くないと言われたので、僕は2周目にかけたんですが、パーフェクトとはいかなくて2箇所くらいコースアウトギリギリでしたが、なんとかうまくいっていいタイムが出せました。すごく嬉しいです。

GT300クラス #2シンティアム・アップル・ロータス

高橋一穂
gt-rd5-q-pc-takahashi いま一番関係がないドライバーなんですけど(笑)朝の練習走行を僕と濱ちゃんで走ってみて、加藤選手がQ1を走るという選択肢もあるし、僕と濱ちゃんのタイムの良かったほうがニュータイヤの練習をしてみて、そのタイムを見てQ1を行くかどうか決めようと。
朝の走行は濱ちゃんのほうがコンマ5秒ぐらい速くて、ニュータイヤでアタック練習したときに2分フラットくらいだったので、2分フラットならQ1いけるなということで濱ちゃんでいくことにしました。
僕が乗らなかったことが一番良かったのかなと(笑)過去にもQ1さえ突破してればポールだったのかなということが今シーズンあったので、タイとか、申し訳ないなというのがあったんですけども。
クルマがよく壊れてノーポイントでここまできたので、とにかく結果重視ということで明日は頑張ってやりたいと思います。
加藤寛規
gt-rd5-q-pc-kato 今回は3人で乗るので午前中は走る時間が少なくて、クルマのバランスをとってセッティングするのが難しかったんですけど、うまくチームがアジャストしてくれて、ヨコハマタイヤさんもエヴォーラ用のタイヤをうまく開発してくださったことに感謝しています。
今回の結果は僕がQ2に行けたっていうのもあるんですが、それを支えてくれた高橋さんだったり濱口さんだったり、チームみんなの頑張りがありますので、結果につながって良かったなと。
明日は明日で別の展開になると思いますが、頑張っていきたいです。
濱口弘
gt-rd5-q-pc-hamaguchi 300もQ1がすごくタフになってて、以前のようなプロアマシリーズじゃなくて、トップの16,17チームがプロを両方それえているような中、僕と高橋さんはジェントルマンドライバーなので、我々が Q1をクリアするのは本当に大変なことなんですけども、高橋さんと加藤さんがいいクルマを開発してくれて、私に渡していただいたことでQ1を突破することができました。加藤さんも結果を出せて本当に良かったです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の激戦を制したのは#1モチュールGT-Rと#0ロータス

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が昨年樹立されたコースレコードを大幅に上回る1’47.630を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスも#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)がコースレコードを更新して今季初のポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。
気温27℃、路面温度は32℃と、この時期にしては幾分涼しいコンディションだ。

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gt-rd5-q-1

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予選Q1

GT500クラスの予選Q1は残り時間が9分を切ったあたりで各車一斉にコースイン、1~2周のウォームアップを経てアタックに入ったが、S字で#6エネオスRC Fがコースを飛び出してバリアに突っ込んでしまい、これを回収するために赤旗が提示されてセッションは中断。この時点で残り時間は3分だった。
ドライバーの国本雄資は無事だったが、6号車はこれで予選最後尾が確定した。
予選は午後3時10分から残り時間5分として再開されたが、参加15台中9台が昨年樹立されたコースレコードを上回る激しいタイムアタック合戦が展開された。トップタイムは#46S Road GT-Rをドライブした本山哲。1’47.749は前年に本山自身が記録した1’48.629のコースレコードを0.9秒近く上回るものだ。
一方、#36ペトロナスRC Fをドライブした伊藤大輔もまた昨年のレコードを上回ったにもかかわらずQ1で予選を終えることに。8位通過を果たしたJ.P.オリベイラの#12カルソニックGT-Rとはわずか0.002秒差、トップとのタイム差も0.82秒だった。

GT300クラスもトップから1秒以内に11台がひしめく接戦が繰り広げられ、前年のコースレコードを唯一上回って1’59.077を記録した#31aprプリウスの中山雄一がトップタイム。
そこから1.118秒落ちの#7Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラーがドライブ)までの13台がQ2に駒を進めた。

予選Q2

GT500クラスの予選Q2はさらにペースアップ、上位3台が1分47秒台を記録する接戦となった。
この戦いを制したのはロニー・クインタレッリのドライブする#1モチュールGT-R。
現在ポイントランキング2位の1号車は燃料リストリクター1ランクダウンに加えて28kgのウェイトハンデを搭載しながら1’47.630とコースレコードをさらに縮めてみせた。
ポールポジション獲得は第2戦富士に続いて今季2回目だ。
先週のスーパーフォーミュラで今季2勝目を挙げた石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fが2番手につけ、公式練習トップの#64エプソンNSXが3番手につけた。

GT300クラスも上位5台がコースレコードを更新する接戦となったが、普段はQ1を担当する加藤をQ2に回し、第3ドライバーの濱口にQ1を任す作戦をとった#2ロータスが1’58.246を記録してトップに。
昨年までのマクラーレンに代えてマザーシャシーにエンジンをミッドシップマウントするオリジナルマシンで今シーズンをスタートしたものの、開幕前の鈴鹿テストからクラッシュやトラブルが相次ぎ、ここまで苦戦の続いていたカーズ東海だったが、5戦目にして漸くトップレベルの速さを手にいれたようだ。
ポールポジション獲得は未だ紫電を走らせていた2010年の第5戦SUGO以来だ。
ポイントランキングトップの#10ゲイナーGT-Rを駆る千代勝正が2番手、荒聖治がドライブした#7Studie BMW Z4が3番手につけた。

第5戦決勝は30日12時30分より173周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
11松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'48.394R1'47.630
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.941R1'47.782
364中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'48.022R1'47.785
446本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'47.749R1'48.042
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.567R1'48.500
637アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60R1'48.2581'48.665
715小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.1171'48.718
817塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS44R1'48.1492'12.724
936伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.569
1019脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.758
1139平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361'48.984
128松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.014
1324佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'49.067
14100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421'50.075
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-6大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS38no time
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather: Course:
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
12高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.961R1'58.248
210アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL881'59.839R1'58.600
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH322'00.195R1'58.954
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'59.240R1'59.060
588織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'59.316R1'59.080
655高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.9061'59.204
725土屋 武士
松井 孝允
谷川 逹也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.5071'59.345
818中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.3991'59.487
931嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64R1'59.0771'59.592
1021リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'59.5142'00.013
1111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL601'59.8262'00.097
125玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'00.1482'01.643
13360吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.2992'04.329
1477横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.231
1533坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.274
163星野 一樹
高星 明誠
ウォルガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.296
170谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.412
1851新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'00.451
1965黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.466
2050加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.032
2148高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.110
2230小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.212
2360飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファンバッファー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'01.357
2422和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.436
25111植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.588
269白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'01.857
2787青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'02.077
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-86クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18absence
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT: 第5戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
11ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'47.630--194.232
238立川 祐路ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.782 0.152 0.152193.958
364中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'47.785 0.155 0.003193.953
446柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'48.042 0.412 0.257193.491
512安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.500 0.870 0.458192.675
637アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'48.665 1.035 0.165192.382
715オリバー・ターベイドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS281'48.718 1.088 0.053192.288
817武藤 英紀KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS442'12.72425.09424.006157.509
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
12加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YHR1'58.248--176.791
210千代 勝正GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL88R1'58.600 0.352 0.352176.266
37荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH32R1'58.954 0.706 0.354175.742
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL22R1'59.060 0.812 0.106175.585
588織戸 学マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH8R1'59.080 0.832 0.020175.556
655小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.204 0.956 0.124175.373
725土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.345 1.097 0.141175.166
818ニック・キャシディUPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.487 1.239 0.142174.958
931佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS641'59.592 1.344 0.105174.804
1021藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH222'00.013 1.765 0.421174.191
1111ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL602'00.097 1.849 0.084174.069
125玉中 哲二マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'01.643 3.395 1.546171.857
13360成澤 正人RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'04.329 6.081 2.686168.144
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
146本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'47.749--194.018
238石浦 宏明ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.941 0.192 0.192193.672
364ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'48.022 0.273 0.081193.527
415小暮 卓史ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.117 0.368 0.095193.357
517塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS44R1'48.149 0.400 0.032193.300
637平川 亮KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60R1'48.258 0.509 0.109193.105
71松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'48.394 0.645 0.136192.863
812ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.567 0.818 0.173192.556
---- 以上Q2進出 ----
936伊藤 大輔PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.569 0.820 0.002192.552
1019関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.758 1.009 0.189192.218
1139平手 晃平DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361'48.984 1.235 0.226191.819
128松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.014 1.265 0.030191.766
1324佐々木 大樹D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'49.067 1.318 0.053191.673
14100山本 尚貴RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421'50.075 2.326 1.008189.918
---- 以上基準タム予選通過 ----
-6国本 雄資ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS38no time---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
131中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64R1'59.077--175.560
261山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'59.240 0.163 0.163175.320
3360吉田 広樹RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.299 0.222 0.059175.234
488平峰 一貴マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'59.316 0.239 0.017175.209
518中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.399 0.322 0.083175.087
625松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.507 0.430 0.108174.929
721リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'59.514 0.437 0.007174.918
811平中 克幸GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL601'59.826 0.749 0.312174.463
910アンドレ・クートGAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL881'59.839 0.762 0.013174.444
1055高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.906 0.829 0.067174.347
112濱口 弘シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.961 0.884 0.055174.267
125密山 祥吾マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'00.148 1.071 0.187173.995
137ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH322'00.195 1.118 0.047173.927
---- 以上Q2進出 ----
1477峰尾 恭輔ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.231 1.154 0.036173.875
1533坂本 祐也Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.274 1.197 0.043173.813
163星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.296 1.219 0.022173.781
170片岡 龍也グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.412 1.335 0.116173.614
1851新田 守男JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'00.451 1.374 0.039173.558
1965黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.466 1.389 0.015173.536
2050安岡 秀徒SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.032 1.955 0.566172.725
2148田中 勝輝DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.110 2.033 0.078172.613
2230小泉 洋史NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.212 2.135 0.102172.468
2360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'01.357 2.280 0.145172.262
2422和田 久グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.436 2.359 0.079172.150
25111植田 正幸Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.588 2.511 0.152171.935
269阪口 良平PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'01.857 2.780 0.269171.555
2787青木 孝行クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'02.077 3.000 0.220171.246
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-86細川 慎弥Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18absence---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。

SUPER GT

SGT:第5戦鈴鹿公式練習 上位6台がコースレコード超え!!トップタイムは#64エプソンNSX

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。
最初の走行セッションとなる公式練習では、GT500クラスで早くもコースレコードを上回る車両が続出、1’47.589を記録した64EPSON NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)がトップだった。
GT300クラスは#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)が1’59.610とこちらもレコードに迫るタイムを記録してトップだった。

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公式予選日の鈴鹿サーキットは朝からどんよりと曇り、時折小雨がぱらつく微妙な天候。
それでも朝早くから多くの観客が詰めかけ、公式車検を楽しんでいた。

公式練習は午前9時20分に開始。
路面が所々濡れていることもあって、ウェットタイヤでコースインするチームもいくつかみられたが、すぐにスリックタイヤに履き替えてペースを上げていった。
ところが開始から25分分が経過したところで#86Racing Tech Audi R8がスプーン出口でコースオフ、右フロントフェンダーとリヤウィングにダメージを負ってしまう。ドライバーはクリスチャン・マメロウだ。
86号車は自力でピットを目指したが、この際にコース上に破片や砂利が散らばったため、清掃作業のための赤旗が提示された。
この時点でのトップはGT500が#64エプソンNSXで1’49.949、GT300は88マネパランボルギーニで2’00.662だ。

走行は9時51分に再開されたが、コースオープンから20分後に今度は#8ARTA NSXが立体交差下でストップしてしまい、これの回収のために2度目の赤旗が提示されてしまう。
8号車はその周のダンロップコーナーでアウト側のグラベルに飛び出しており、この際に車体にダメージを負った模様。FROに牽引されてガレージに戻ってきたが、その後は最後までガレージに籠りっきりとなってしまった。
この時点でのトップはGT500が#19ウェッズスポーツRC Fで1’48.774、GT300は#2ロータスで1’59.610だ。

そのロータスが、再再開後に行われたGT300の専有走行の終了間際に第3ドライバーに起用された濱口が最終コーナーでスピンアウトしてしまい、3度目の赤旗の原因を作ってしまう。

これによりGT500の専有走行は当初予定から5分遅れの午前11時から行われることに。
ここでは午後の予選をにらんだ激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
最初にトップタイムを塗り替えたのはベルトラン・バゲットの駆る#64エプソンNSX。
タイムは1’47.903。昨年の鈴鹿1000kmで本山哲(#46S Road GT-R)の記録した1’48.629のコースレコードをいきなり上回ってきた。
続いて#100レイブリックNSXの山本尚貴が1’48.514とこちらもレコードを上回る。
しかしバゲットはさらにタイムを縮めて1’47.589を叩き出した。更には先週ツインリンクもてぎで行われたスーパーフォーミュラ第4戦で優勝した石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fも1’47.819とバゲットに迫る。#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#15ドラゴモデューロNSXの小暮卓史らも好タイムをマークし、トップの64号車から6位の#39デンソーKOBELCO RC Fまでが昨年のコースレコードを上回る激戦となった。

GT300クラスは#2ロータスがそのままトップに。
2位には#360RUNUP GT-R、3位には#7Studie BMW Z4が続いた。

スーパーGT第5戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
164中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'47.589--194.306
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.819 0.230 0.230193.892
312安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.217 0.628 0.398193.179
415小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.463 0.874 0.246192.740
5100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS42R1'48.514 0.925 0.051192.650
639平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.615 1.026 0.101192.471
71松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI681'48.659 1.070 0.044192.393
824佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'48.707 1.118 0.048192.308
946本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI481'48.728 1.139 0.021192.271
1037アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'48.730 1.141 0.002192.267
1117塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS441'48.746 1.157 0.016192.239
1219脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.774 1.185 0.028192.189
136大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS381'48.991 1.402 0.217191.807
148松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.376 1.787 0.385191.132
1536伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS362'10.63723.04821.261160.025
  • 'R'マークは従来のコースレコード(GT500: 1'48.629)を非公式に上回りました。

■GT300クラス

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
12高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.610--174.778
2360吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.766 0.156 0.156174.550
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH321'59.868 0.258 0.102174.402
421リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH222'00.085 0.475 0.217174.087
577横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.111 0.501 0.026174.049
63星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.274 0.664 0.163173.813
788織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH82'00.280 0.670 0.006173.804
80谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.381 0.771 0.101173.659
961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL222'00.478 0.868 0.097173.519
1010アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL882'00.562 0.952 0.084173.398
1165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.568 0.958 0.006173.389
1211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL602'00.596 0.986 0.028173.349
1331嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS642'00.602 0.992 0.006173.340
1433坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.861 1.251 0.259172.969
1530小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.181 1.571 0.320172.512
1648高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.586 1.976 0.405171.938
175玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'01.605 1.995 0.019171.911
1855高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS722'01.632 2.022 0.027171.873
1925土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH302'01.701 2.091 0.069171.775
2050加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.776 2.166 0.075171.669
2187青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'01.815 2.205 0.039171.614
2218中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH2'01.821 2.211 0.006171.606
2322和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'02.133 2.523 0.312171.167
249白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'02.388 2.778 0.255170.811
2560飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'03.754 4.144 1.366168.925
2686クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH182'04.333 4.723 0.579168.139
27111植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'05.384 5.774 1.051166.729
2851新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'12.76813.158 7.384157.457

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦富士 二回目の富士ラウンドの苦難のレースが続いた里見、決まったスタート、レース内容の向上を今後の自信に (Le Beausset)

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予選 8月8日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつで、今年からスタートしたFIA-F4選手権の第3大会が引き続き富士スピードウェイ(静岡県)で、8月8日(土)〜9日(日)に開催され、里見乃亜が出場した。併催のメインレース、SUPER GTが前回はタイで行われたため、FIA-F4選手権は実にインターバルが3か月に及ぶこととなった。

 今回もレースウィーク早々にサーキット入りして、まさに準備万端。練習走行では単に周回を重ねるだけでなく、さまざまなセッティングも試し、それをドライビングの幅として広げることが目標とされた。専有走行は木曜日に2セッション、金曜日に3セッション行われ、特に金曜日はセッションごとにタイムを詰めていく。走行後のミーティングの中で課題も見つかり、現在の自分に何が重要か見極めた上で、これまで試したセッティングのどれをチョイスするか、里見自身にまかせることに。

 予選が行われた土曜日は、このところ続いた猛暑日の唯一の例外となり、上空には青空の合間に白い雲が浮かぶ。幾分さわやかな風も吹いて、上々のコンディションではあったのだが。必死にコースを攻め立て、その間にはクールダウンもポジショニングも行うが、ターゲットとしていた1分46秒台にはなかなか届かない。どうやら、専有走行より天候の関係で、温度が下がっていたことも要因であるようだ。結果、最後のアタックで記した1分47秒518がファーストベストタイムとなり、第5戦のグリッドは26番手に。そしてセカンドベストタイムで決められる第6戦のグリッドは、1分47秒536により、24番手に決定した。

決勝第5戦 8月8日(土) 天候/曇り コース状況/ドライ

 夏休みの真っ最中とあって、土曜日と言うのに2万を超す大観衆がサーキットには詰め寄せていた。他のサポートレース以上にFIA-F4選手権に熱い視線が注がれているのは、台数が多く、激しいバトルが繰り広げられることが周知されたから。そして、ここから生まれる次代のスターに、今のうちから注目しておこうという意識が高まっているからに他ならない。

 注目のスタートを決めた里見であったが、その前方では1コーナーでマルチクラッシュ。回避はできたものの、アウト側から避けたことで失速してしまい、22番手まで順位を上げるのが精いっぱいだった。それでも前後を囲まれる中でのバトルを繰り広げ、3周目には21番手に浮上、さらに6周目には20番手に。そして9周目にも1台をかわす。その直後、1コーナーで接触があり、コース上で2台が停止。セーフティカーランが10周目から行われたばかりか、その最中に100R出口でクラッシュするマシンも。そのため、回収に予想以上の時間を要してしまい、15周もしくは30分間で終了という規定に対し、14周目経過時でタイムオーバーとなってしまう。セーフティカーランで隊列が組まれ、前方との差 が詰まっていただけに、再開されていれば、より順位を上げていた可能性も……。誰もが不完全燃焼のレースで、里見は19位という結果に終わった。

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決勝第6戦 8月9日(日) 天候/晴れ コース状況/ドライ

 土曜日に浮かんでいた雲は、いったいどこへやら。日曜日の富士スピードウェイ上空には青空が広がって、再び暑さ厳しき戦いが繰り広げられることとなった。この日の観客数も3万6千を超えて、スタンドの興奮がグリッドにも伝わってくるほどだった。第5戦の結果は苦いものであったが、ラップタイムはいたって安定していた里見。そのことで、予選で失いかけた自信を取り戻しつつあった。それが証拠にスタートを決めて、1コーナー、コカコーラコーナー、ダンロップコーナーでもオーバーテイクを連発。ピット前には何番手で戻ってくるか注目された。しかし、来ない……。見失ったのかと思ったのも束の間、最後尾で戻ってきたではないか。なんと最終コーナーで追突されてコントロールを失い、復帰はできたものの、大きな遅れを取っていたのだ。それでも決して諦めることなく周回を重ね、5周目には前走車の脱落によって33番手に浮上。10周目にはもうひとつポジションを上げる。その時点で前後の間隔は広がっており、後はポジションキープに徹することとなった。それでも、ひとりにペナルティによる降格があり、繰り上がって31位という結果を得ることに。

 次回のレースは、3週間後の鈴鹿サーキットが舞台。国内屈指のテクニカルコースは、育ったドライバーも数多く、より厳しい戦いとなることも予想されるが、この富士戦で掴んだものを生かし、挑んでいくだろう。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)
 予選順位はともかく、目標にしていたタイムに届かなかったことが悔やまれる。2戦ともスタートは決まったようだが、アクシデントが多いポジションなので多くのリスクが生まれ、混乱に巻込まれる。まずは拮抗する予選でのタイムを少しでも上げる必要がある。それでも週末を通して少ないダウンフォースでのマシンコントロールや路面状況の変化などに対応出来たことは次戦の鈴鹿を攻略するために役立つと思う。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)
 練習でいろいろセットを試し、自分の判断で予選はどうするか決めさせてもらったのですが、正直言って判断ミスでした。それであんな順位に沈んでしまったことがすべてというか……。予選の後にセットを変えてもらい、決勝はいずれも走りは悪くなかったと思うのですが、最初のレースでは1コーナーで、次のレースでは最終コーナーでアクシデントに巻き込まれてしまいました。2レースともスタートは良かったし、特に第2レースは押されてスピンするまで何台も抜けたんですが……。それもすべて、スタートする位置が原因です。今後は予選でもっと上位につけることを目指し、そうすれば決勝も結果がついてくると思います。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦富士 第6戦で坪井翔が今季2勝目 (DRP)

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  • 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 8月8日(土)予選・第5戦決勝レース 晴れ
  • 8月9日(日)第6戦決勝レース 晴れ

参戦ドライバー

  • ゼッケン:36
  • ドライバー:坪井翔
  • マシン:FTRSスカラシップF4
  • エントラント:TOM’S SPIRIT
  • ゼッケン:38
  • ドライバー:山田遼
  • マシン:美人&DRP AKIBA FTRS
  • エントラント:ガレージ茶畑
  • ゼッケン:51
  • ドライバー:三笠雄一
  • マシン:B-MAX RACING F110
  • エントラント:B-max

☆8月8日(土)8:10~ 公式予選

 三ヶ月のインターバルを置き、2大会連続となる富士スピードウェイで38台の予選が始まった。前日の公式練習では坪井選手がトップタイム。三笠選手は40度近い発熱がありながらも5番手タイム。山田選手はトップ10までコンマ2秒差の自己ベストとなる15番手タイムを記録していたため期待がかかっていた。しかし、三選手共に前日の自己ベストタイムから大きく遅れ、第5戦は坪井選手が5番手、三笠選手11番手、山田遼選手は20番手スタート。第6戦は坪井選手4番手、三笠選手10番手、山田遼選手18番手スタートとなる。

☆8月8日(土)13:10~ 第5戦決勝レース

 薄曇りだが蒸し暑い状況が波乱を予感させる。ポールポジションからスタートした牧野選手を先頭に1コーナーにさしかかると多重クラッシュが発生。3位にポジションアップした坪井選手以降は大きく順位が入れ替わる。その中に好スタートを決めた三笠選手が巻き込まれてしまった。多重クラッシュ直後の山田選手は、うまくアクシデントを回避し12位にポジションアップ。三笠選手はリアのクラッシャブルストラクチャーが割れる勢いで突っ込まれて押し出され、前車とも接触してしまった為に前後ウィングを破損してしまった。それでもコースアウト後にレースに復帰した。3位で1周目を終えた坪井選手はすぐさま2位にポジションアップ。トップの牧野選手にも襲いかかる。しかし、牧野選手はうまいディフェンスでパッシングを防御する。このやり合いからトップ集団が4台が連なる状況となる。この混戦の中、ダンロップコーナーで坪井選手は強引にインを刺されるが、冷静に見ていてアウト側ハンドルを切り接触を避けた。ここで後ろの選手にも差を詰められ、ホームストレートでスリップを使われ4位にポジションダウンしてしまう。12位にジャンプアップした山田選手は、ミスと接触により徐々に順位を20番手まで落としてしまう。そして9周を終了した1コーナーで下位グループが接触によりコース上にストップしてセーフティーカー導入となってしまった。そのセーフティーカー導入中にも接触事故が発生。随所で接触事故が多発した荒れたレースは、セーフティーカー先導のままゴール終了となった。三笠選手はなんとかレースを再スタートしたものの、マシンのコンディションが悪化しリタイアを決断した。

☆8月9日(日)10:35~ 第6戦決勝レース

 前日の後味の悪いレースとそれぞれの悔しい気持ちを晴らすかのような青空が広がった。4番手スタートの坪井選手は、今シーズン一番のスタートを決めて2位で1コーナをクリア。10番手スタートの三笠選手も7・8番手あたりで侵入するものの、イン側から押し出されてポジションアップならず。18番手スタートの山田選手も三笠選手と同様の状況のスタートとなった。坪井選手は、昨日の鬱憤を晴らすかのような走りで序盤早々にトップに立ち後続を引き離しにかかる。三笠選手と山田選手はそれぞれのポジションでのバトルで抜きつ抜かれつのレース展開となる。一時独走態勢になったかと見られた坪井選手は、終盤ペースダウンし2位の選手が迫るが逃げ切り、有言実行のトップチェッカーでシリーズ2勝目を上げた。三笠選手と山田選手は、それぞれ悔しい9位と19位でフィニッシュとなった。

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坪井選手コメント
 公式練習から調子が良く、マシンも仕上がっていたので自信を持って予選に挑みました。しかし、オーバー傾向にセッティングしていたマシンはアンダーで、想定タイムに遠く及びませんでした。金曜日の予選シミュレーションからマシンのセッティングも変えず、路面コンディションもGTが走る前なので大きく変わらなかったのに、タイヤのグリップ感がまるで違いました。それでも、レースではでスタートを無事に決められれば勝てる自信はありました。第5戦は無難にスタートを決め、1コーナーの混乱にも巻き込まれず3位に上がれたので、あとはどうやってレースを組み立てるかを冷静に考えていました。無理なパッシングをせずに2位に上がりトップの牧野選手にも仕掛けていましたが、ダンロップコーナーで強引に入られました。避けなければ確実に当たっていました。第4戦の二の舞だけはさけたかったのとまだ周回数も残っていたので、また抜き返す余裕がありました。しかし、そこでタイムロスしたおかげで、後続にスリップを使われ4位に落ちた後でSC導入になってしまいました。SC明けを狙っていたのですが、タイムオーバーで不完全燃焼となってしまいました。2連勝を狙っていましたがレースなので仕方ないと気持ちを入れ替えて第6戦に挑みました。第5戦同様スタートさえ無事に乗り切れば自信があったので、2位に上がれた時は勝てる確信がありました。昨日のレースのように何が起こるかわからないので、早めにアクションを起こし、トップに立ってからも全力でプッシュしました。後半の数周はリアタイヤのグリップが落ちかなり厳しかったです。それでも残り周回数と2位とのギャップを見ながらなんとか逃げ切ることができました。シリーズポイントはトップに迫れたのですが、有効ポイント制を考えると、次戦以降も勝ちを積みかさねていきたいと思います。

三笠選手コメント
 事前テストができていなかったのですが、公式練習は体調不良を考えるとなかなか良いタイムが出ていました。前日まで40度近い熱が出ていたので予選と第5戦は体力が心配でしたが、体の調子は良かったもののマシンの調子が悪くなってしまいました。公式練習までは素直にコーナリングできていたのですが、予選では全然マシンが曲がらずタイムが出ませんでした。想定外の予選順位になってしまいましたが、第5戦は得意のバツーカースタートを決めて1コーナーに侵入しましたが、前の3ワイドが接触しアウト側に来たため避けようとしたところ、今度は後ろから凄い勢いで突っ込まれてしまいました。そのおかげでスピンしコースアウトしてしまいほぼ最後尾まで落ちてしまいました。マシンは前後共に接触していたので、バランスが悪かったのですが、なんとかポイント圏内まで上がれるように努力しました。SCが入りチャンスかと思いましたが、マシンのハンドリングが酷くリタイアを決めました。トップ争いに加われる位置にいただけに悔しかったのですが、第6戦は一つポジションが前からスタートできるので気持ちを切り替えました。第6戦もバツーカースタートを決めて2台抜いたのですが、アウト側にポジションを取っていたため押し出されてしまいました。昨日の様な接触だけは避けたかったので順位を落としてしまいましたが、仕切り直してポジションアップを仕掛けました。タイヤが温まる序盤はペースが良く7位まで挽回し、トップグループも見えていました。しかしタイヤが温まるとアンダーが強くなり予選の時の状況になってしまいました。その後、再度抜き返されてしまい9位フィニッシュと不甲斐ない結果になってしまいました。やはり事前準備ができていないと前に行けないレベルのレースという反面、予選で前にいないと中盤以降ではトラブルに巻き込まれてしまう難しいレースだと再認識させられました。次戦以降はとにかく勝ちにこだわって努力していきます。
山田選手コメント
 今回のレースは次戦以降の参戦資金を集めるためにも、結果を求めると同時に速さをアピールできる様に挑みました。事前練習は資金の問題で充分にはできませんでしたが、チームとサポーター様のおかげでマシンは良くなりました。その結果、公式練習では前回大会よりもポジションを上げることができ、トップグループとのタイム差もかなり縮まりました。しかし予選ではスリップをうまく使うことができず、公式練習で後ろを走っていた選手には逆にスリップを使われてしまいました。その選手が出したタイムが予選トップ5だったので悔やまれます。前回と予選順位がほとんど変わっていないので、決勝レースは前回の反省点を思い出しシングルフィニッシュを目指しました。第5戦のスタートはいつも通りうまく決まり、1コーナーのアクシデントもうまくかわせたので、12位までジャンプアップすることができました。しかし、混戦数珠繋ぎのポジションなので、少しのミスで大きく順位を落としてしまいました。ポジションを落とすと接触にもあいさらにポジションを落とすという悪循環になってしまいました。第6戦は2つポジションが上がりうまくスタートを決められたのですが、1コーナーでのポジション取りが悪くジャンプアップできませんでした。またもや混戦数珠繋ぎの集団でのバトルでストレートでの抜きつ抜かれつが激しい状況でした。順位を徐々に上げラストラップまでに15位まで上がりました。しかし、混戦は変わらずダンロップコーナーでのミスにより、19位までポジションを落としてしまいました。正直現状では、次戦以降の参戦のめどが立っていない状況です。自分の不甲斐なさに悔いが残る結果となってしまいましたが、この経験を無駄にせず努力していきたいと思います。

☆リザルト

【第5戦】

  • #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選5位 決勝4位
  • #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選19位 決勝20位
  • #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選11位 決勝リタイア

【第6戦】

  • #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選2位 決勝 優勝
  • #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選10位 決勝9位
  • #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選18位 決勝19位

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ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ第二ヒート決勝 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がポールトゥウィンでランキングトップに躍り出る

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 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦第二ヒートは8月9日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝(10周)を 行い、62号車川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が21分00秒188で優勝を飾った。

 ツインリンクもてぎは陽が傾いてもまだ暑さの残る中、16時15分よりフォーメーションラップを開始。

 シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの川合孝汰が出遅れ2位にドロップし、蹴り出しの良かった2番グリッドの63号車武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がホールショットを奪い1コーナーに飛び込む。19号車徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)はグリッド通りの3位で続く。

 後方では8号車飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)がやや出遅れ、66号車飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)に先行されるもののレース中盤で4位のポジションを奪い返す。

 レース中盤まではトップ武村和希、2位川合孝汰、3位徳升広平のオーダーで接近戦を繰り広げていたが後半に差し掛かると川合孝汰がプッシュを開始し、狙い澄ましたかの様にトップに返り咲く。

 その後トップ川合孝汰、2位武村和希、3位徳升広平のオーダーでファイナルラップに突入し、そのままフィニッシュ。第一ヒートに続き川合孝汰が 優勝を飾り第3戦以降3連勝を決めた。

 これによりシリーズポイントは川合孝汰が逆転し、ランキングトップに浮上する事となった。

 2位には63号車武村和希が入り、再び地元ル・ボーセがワンツーフィニッシュ。3位には徳升広平、4位に飯嶋郁陽、5位に飛田陽宏、6位に57号車丸山友輝(新潟国際自動車ワコーズEDKK)、7位に16号車芳賀靖 (KRacモータースポーツ)が入って第一ヒートと全く同じリザルトとなった。

 スーパーFJもてぎシリーズのチャンピオンの行方は今季最終戦となる第6戦まで持ち越しとなった。

 最終第6戦は10月25日に行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ第2ヒート決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2015/08/09) Heat 2 Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
162川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1021'00.188
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH101.835
319徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH101.845
48飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1020.281
566飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH1021.611
657丸山 友輝新潟国際自動車ワコーズEDKK
MYST KKS
YH1055.842
716芳賀 靖KRacモータースポーツ
WEST 07J
YH91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.62 川合考汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC) 2'04.867 (7/10) 138.43km/h

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ第一ヒート決勝 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が逆転優勝

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦第一ヒートは8月9日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝を行い、川合 孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が12分37秒417でセカンドグリッドから逆転優勝を飾った。

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 ツインリンクもてぎは朝の雲が取れ強い日差しが照りつける中、11時50分よりフォーメーションラップを開始。シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)がしっかりダッシュを決め、1コーナーにトップのまま飛び込んで行く。その後方では2番グリッドの62号車川合孝汰が若干出遅れ、3番グリッドの 63号車武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2位にポジションアップ。

しかしストレートに帰ってくるまでに川合孝汰が2位武村和希とトップ徳升広平をまとめて攻略し、2周目の1コーナーではトップ川合孝汰、2位武村和希、3位徳升広平のオーダーとなっていた。

 わずか6周で勝負が決するこの第一ヒート、4周目の1コーナーで3位徳升広平が前を走る武村和希にタイヤスモークを上げながらギリギリのブレー キングでアタックし2位浮上。しかし武村和希も意地を見せ続く2コーナーで再逆転。2位のポジションを守った。

 その後はトップの62号車川合孝汰が1秒弱のギャップをコントロールし落ち着いたレースを展開。第一ヒートの優勝を飾り第二ヒートの1番グリッ ドを獲得した。

 2位には63号車武村和希が入り、地元ル・ボーセがワンツーフィニッシュで第二ヒートのフロントロー独占となった。

 3位には徳升広平、4位に8号車飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)、5位に66号車飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)、6位に57号車丸山友輝(新潟国際自動車ワコーズEDKK)、7位に16号車芳賀靖 (KRacモータースポーツ)が入りこのオーダーで第二ヒートのグリッド順が決定した。

 第二ヒート決勝は本日8月9日、16時15分より10周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ第1ヒート決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2015/08/09) Heat 1 Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
162川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH612'37.417
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH60.831
319徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH61.196
48飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH66.655
566飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH67.891
657丸山 友輝新潟国際自動車ワコーズEDKK
MYST KKS
YH634.942
716芳賀 靖KRacモータースポーツ
WEST 07J
YH639.312
---- 以上規定周回数(90% - 5Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.19 徳升広平(ZAP SPEED 10V ED) 2'04.675 (6/6) 138.64km/h

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ公式予選 徳升広平(ZAP SPEED 10VED)が初のポールポジション

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦は8月9日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、19号車徳升広平(ZAP SPEED 10VED)が2分03秒947で初のポールポジションを獲得。62号車川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)の5連続ポールを阻止した。

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 ツインリンクもてぎはやや雲の多い空の下午前9時00分より20分間にわたり公式予選が行われた。

 今回は朝の予選結果で第一ヒートのグリッドを決定し、6周で行われる第一ヒートの結果で第二ヒートのグリッドを決定する。そしてポイントは10周で行われる第二ヒートのみに与えられるというレースフォーマットで進行していく。

 予選開始後数周を各車ウォームアップに費やし、時折チームメイト同士で引っ張り合う場面も見られつつ5周目あたりから各車タイムアップを重ねて 行く。

 7周目に19号車徳升広平がトップタイムをマークするとその後タイムを塗り替えるドライバーが現れず、勝負は決した。

 ポールポジションは19号車徳升広平(ZAP SPEED 10VED)で2分03秒947。自身初となるポールで川合孝汰の5連続ポールを阻止した。2位は62号車川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)で2分04秒060。その差わずか0.113秒だった。

 3位は武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)で2分04秒815。以降4位8号車飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)、5位66号車飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)、6位16号車芳賀靖(KRacモータースポーツ)、7位57号車丸山友輝(新潟国際自動 車ワコーズEDKK)と続いた。

 第一ヒートは上記順位のグリッド順で本日8月9日、11時50分より6周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第5戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2015/08/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
119徳升 広平ZAP SPEED 10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.947--139.4547/10
262川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.060 0.113 0.113139.3275/10
363武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.815 0.868 0.755138.4858/8
48飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.971 1.024 0.156138.3124/10
566飛田 陽宏Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.099 1.152 0.128138.1704/9
616芳賀 靖KRacモータースポーツ
WEST 07J
YH2'09.942 5.995 4.843133.0219/9
757丸山 友輝新潟国際自動車ワコーズEDKK
MYST KKS
YH2'10.450 6.503 0.508132.5046/9
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.556)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士決勝 終盤まさかのSCフィニッシュ!接戦を制したのは#11牧野

FIA-F4選手権第5戦の決勝が8月8日、富士スピードウェイで行われた。
レースは終盤に発生したアクシデントによりセーフテイーカーが導入され、そのままチェッカーを受ける結果になったが、ポールポジションからスタートした#11牧野任祐(Rnスポーツ)が最後まで後続に付け入る隙を与えずに今季4勝目を挙げた。

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第5戦決勝は午後1時10分より15周で行われた。
午前の公式予選でトップタイムを記録したのは#10金石勝英(SRS-F/コチラレーシング)だったが、金石は第4戦までのモラルハザードポイントの累積が6になったため、規定により10グリッド降格が既に決まっており、予選2位の牧野がポールポジションからスタートすることとなった。

その牧野、本人によれば決していいスタートではなかったというが、それでもトップのままで1コーナーを通過。2位には#7大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位には予選4番手の#36坪井翔(トムス)が上がってきた。
一方、10グリッド降格となった金石は最初の1コーナーで前のクルマと接触、これをきっかけに数台のクルマが連鎖反応的にクラッシュすることとなり、フロントウィングを失った金石と右リヤサスにダメージを負った#25高橋知己はピットに戻ってリタイヤ、#8上村優太(SRS-F/コチラレーシング)はそのまま1コーナーでクルマを降りた。

一方、トップ争いは、牧野のペースがなかなか上がらないこともあり、大津、坪井までが序盤から接近戦を繰り広げる。
4周目には坪井が大津のスリップをうまく使って2位に浮上するが、7周目のダンロップコーナーでこんどは逆に大津が坪井のインをこじ開けて再び2位に。

さらにこの2台がバトルを繰り広げている間に後方から#5平木湧也(RSファイン)、#9石坂瑞基(SRS-F/コチラレーシング)らも追いつき、7周終わりのホームストレートでは坪井、平木、石坂の3台が併走状態に。そのまま飛び込んだ8周目の1コーナーは平木が制した。

5周目にファステストラップを叩き出し、その後も上位2台を上回るハイペースで追い上げた平木はすぐに大津の背後に迫ったが、10周目の1コーナーで発生した接触事故によりセーフティーカーが導入され、そのまま規定の30分間が経過したためレースは14周で終了。
この結果牧野が辛くも逃げ切って今季4勝目をものにした。
2位は大津、3位には平木が入った。

FIA-F4選手権第6戦の決勝は明日午前10時35分より15周で行われる。

優勝した #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
練習から考えると、今日のポールスタートは奇跡的なことなんです。スタート悪かったんですけど、周りも悪くて、ラッキーな面もありました。向かい風が強いのはわかっていたので、これは絶対逃げきれないなと思っていたんですが、途中で坪井くんを抑えたのは大きかったかなと思います。あそこで前に出していたらついていけなかったと思います。あそこを耐えられたことと、一番大きかったのはセーフティーカーが最後までいたことですね。
セーフティーカーが入って、再スタートのこととかも考えましたが、どうやっても無理やなという結論になってました。だから最後までセーフティーカーいて欲しいと思っていました。
明日もめちゃめちゃ厳しいと思います。でもこの1勝は僕の中ですごく大きいです。明日も出来る限りの事をやっていこうと思います。
今週末は練習走行から何かしっくり行かなくて、最後のプラクティスでも真剣に走って15位という状態でした。
だから今日の優勝はアンビリーバブルな結果です。日頃の行いがいいのかなと(笑)
予選でもこれ以上ないタイミングでスリップが使えたので2番手タイムが出ましたが、本来は明日の6位というのが妥当なところです。たまたまにたまたまが重なってあの結果になったという感じ。今日は持ってたな、と思います。
Tet: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士決勝結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2015/08/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL1431'53.014
27大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL140.551
35平木 湧也GSR初?ミクホリデー?検 F110
DL141.409
436坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL142.120
59石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL143.533
637小高 一斗FTRSスカラシップF4
DL145.736
750山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL147.387
816銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
DL148.292
970天野 翼Leprix Sport F110
DL149.750
1021朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACING
DL1411.193
1188川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL1415.184
1214根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL1418.369
132佐藤 秀真Hanashima Racing F110
DL1419.734
1452番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
DL1422.317
1539加藤 潤平miNami aoYama with SARD
DL1423.276
1612白石 勇樹TEAM A-ONE
DL1425.174
174河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL1426.897
1819篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL1427.705
1962里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL1428.712
2038山田 遼美人&DRP AKIBA FTRS
DL1429.891
2181中西 武蔵ふたごNRS F110
DL1431.555
2244山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
DL1432.234
2375手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL1433.193
2466橋本 陸Skill Speed
DL1434.495
2520今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
DL1438.901
26*89伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
DL141'22.396
27*35モーター マウスSFIDA RACING F110
DL141'45.239
28*34フライング ラットSFIDA RACING F110
DL141'46.044
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-*23YUGOS2R Racing
DL104Laps
-27ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
DL95Laps
-3池島 実紅DUNLOP SUTEKINA F110
DL95Laps
-51三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL95Laps
-*10?? 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL113Laps
-25高橋 知己点天&イーストアップwithフィールド
DL113Laps
-8上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL014Laps
-63ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DLDNS
  • Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(GSR初音ミクホリデー車検F110) 1'46.310 (5/14) 154.518km/h
  • CarNo.89は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.(他車への衝突行為)により、競技結果に対して45秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.34,35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中のコースアウト)により、競技結果に対してペナルティーストップ20秒相当を含む65秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.23は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中のコースアウト)により、競技結果に対してペナルティーストップ20秒を裁定したが、リタイアにつき保留する。
  • CarNo.10は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.(他車への衝突行為)により、ペナルティーストップ10秒を裁定したが、リタイアのため保留する。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5-6戦富士公式予選 1秒以内に20台の激戦の中、#10金石が連続ポールを獲得!

2015FIA-F4選手権シリーズ第5戦、第6戦の公式予選が8月8日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、好タイムを連発した#10金石勝英(SRS-F/コチラレーシング)が第5戦、第6戦ともにポールポジションを獲得した。

今年から始まったFIA-F4選手権もいよいよ中盤戦。
第2大会から3ヶ月のインターバルをおいて同じ富士スピードウェイで第3大会が開催される。
開幕から多くのエントリーを集めているこのシリーズは今回も38台がエントリー。
#2佐藤秀真(ハナシマレーシング)、#18ポール・イップ(KCMG)、#20今橋彩佳、#21朝日ターボ(RSS)、らが新たに加わった。

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大会初日は晴天。朝から汗ばむ陽気の中、公式予選は午前8時10分より30分間で行われたが、今回もトップから1秒以内に20台が入るという凄まじい接戦となった。
最初にトップに立ったのは#25高橋知己(フィールド)で1’46.685。
それを開始20分で金石が上回り、1’46.533を叩き出す。金石はさらに1’46.283までタイムを縮め、ポール獲得に意欲を見せる。
一方、ここまで4戦中3勝を挙げてポイントランキングトップの#11牧野任祐(Rnスポーツ)は終盤一気にタイムを縮め、1’46.350と金石にはわずかに及ばないものの第5戦のフロントローを獲得した。
3位には#7大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)が入った。

また、セカンドベストタイムで決定される第6戦のグリッドでも、金石は他の追随を許さず2戦連続ポールを獲得、ここでは大津が2番手につけ、3番手には#5平木湧也(GSR)がつけた。

今回デビューしたドライバーの中では、鈴鹿S-FJなどでも経験のある朝日ターボが第5戦で13位、第6戦で12位とまずまずの結果を残している。

第5戦決勝はこのあと午後1時10分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士公式予選結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2015/08/08) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
1*10金石 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL1'46.283--154.557
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL1'46.350 0.067 0.067154.460
37大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1'46.455 0.172 0.105154.307
425高橋 知己点天&イーストアップwithフィールド
DL1'46.685 0.402 0.230153.975
536坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL1'46.688 0.405 0.003153.970
65平木 湧也GSR初?ミクホリデー?検 F110
DL1'46.727 0.444 0.039153.914
79石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1'46.751 0.468 0.024153.880
88上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1'46.754 0.471 0.003153.875
950山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL1'46.754 0.471 0.000153.875
1014根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL1'46.790 0.507 0.036153.823
1151三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL1'46.897 0.614 0.107153.669
1212白石 勇樹TEAM A-ONE
DL1'46.923 0.640 0.026153.632
1321朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACING
DL1'46.928 0.645 0.005153.625
1437小高 一斗FTRSスカラシップF4
DL1'46.983 0.700 0.055153.546
15*16銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
DL1'46.992 0.709 0.009153.533
1619篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL1'47.000 0.717 0.008153.521
174河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL1'47.041 0.758 0.041153.463
1852番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
DL1'47.155 0.872 0.114153.299
1938山田 遼美人&DRP AKIBA FTRS
DL1'47.211 0.928 0.056153.219
202佐藤 秀真Hanashima Racing F110
DL1'47.269 0.986 0.058153.137
2189伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
DL1'47.290 1.007 0.021153.107
2288川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL1'47.302 1.019 0.012153.089
2370天野 翼Leprix Sport F110
DL1'47.360 1.077 0.058153.007
2481中西 武蔵ふたごNRS F110
DL1'47.487 1.204 0.127152.826
25*39加藤 潤平miNami aoYama with SARD
DL1'47.492 1.209 0.005152.819
26*62里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL1'47.518 1.235 0.026152.782
27*75手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL1'47.651 1.368 0.133152.593
2863ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DL1'47.711 1.428 0.060152.508
293池島 実紅DUNLOP SUTEKINA F110
DL1'47.738 1.455 0.027152.470
3066橋本 陸Skill Speed
DL1'47.743 1.460 0.005152.463
31*27ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
DL1'47.972 1.689 0.229152.139
3220今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
DL1'48.874 2.591 0.902150.879
3335モーター マウスSFIDA RACING F110
DL1'49.174 2.891 0.300150.464
3423YUGOS2R Racing
DL1'49.501 3.218 0.327150.015
3534フライング ラットSFIDA RACING F110
DL1'49.671 3.388 0.170149.783
3618ポール・イップKCMG F110
DL1'51.351 5.068 1.680147.523
---- 以上基準タイム(130% - 2'18.271)予選通過 ----
-6米倉 正憲CLEAR F110
DLabsence---
-44山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
DLabsence---
  • CarNo.16,39,62は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章17条3.(ランオフエリア走行)違反により、当該ラップを削除した。
  • CarNo.75は、ピットレーン速度違反により、予選結果より6グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.27は、ピットレーン速度違反により、予選結果より5グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.10は、FIA-F4 SPROTING REGULATIONS付則-5罰則規定1.により、10グリッド降格のペナルティーを科す。

Super Car Race Series

SCR:第5戦SUGO決勝結果

SUGO Champion Cup Race Rd.3 -RIJ- (2015/07/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER CAR RACE Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
170CⅠ1ナオリュウ
佐々木 孝太
OLIVE SPA 458 GT3
Ferrari 458 Italia GT3
421:01'13.906
228CⅠ2中原 健次
坂本 祐也
FeelArtGT3R
PORSCHE 911 GT3R
4220.583
347CⅡ1タッド ジュン ジュン
吉田 広樹
相建RIGHT★WAY with mutaracing 911
PORSCHE 911 GT3 Cup(TYPE991)
411Lap
452CⅡ2上野 嘉三
山脇 大輔
Eventdec Gallardo
Lamborghini Gallardo LP 570-4
402Laps
514CⅡ3タカモリ 博士
伊勢屋 貴史
石松・DIJON・ポルシェ996RSR
PORSCHE 996RSR
402Laps
651CⅡ4任頼 速人
竹内 浩典
PICOLE Ferrari 458
Ferrari 458 Challenge EVO
393Laps
7*4CⅢ1山岸 可樹
岩月 邦博
Speedsnypers
PORSCHE 911 GT3 Cup (Type997)
384Laps
--- 以上規定周回数完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.70 佐々木孝太(OLIVE SPA 458 GT3) 1'23.352 (29/42) 159.988km/h
  • CarNo.4は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

Super Car Race Series

SCR:第5戦SUGO Aドライバー公式予選結果

SUGO Champion Cup Race Rd.3 -RIJ- (2015/07/13) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER CAR RACE Round 5 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
170CⅠ1ナオリュウOLIVE SPA 458 GT3
Ferrari 458 Italia GT3
R1'24.262--158.260
228CⅠ2中原 健次FeelArtGT3R
PORSCHE 911 GT3R
1'25.534 1.272 1.272155.907
352CⅡ1上野 嘉三Eventdec Gallardo
Lamborghini Gallardo LP 570-4
1'27.808 3.546 2.274151.869
447CⅡ2タッド ジュン ジュン相建RIGHT★WAY with mutaracing 911
PORSCHE 911 GT3 Cup(TYPE991)
1'27.998 3.736 0.190151.541
514CⅡ3タカモリ 博士石松・DIJON・ポルシェ996RSR
PORSCHE 996RSR
1'29.042 4.780 1.044149.764
6*51CⅡ4任頼 速人PICOLE Ferrari 458
Ferrari 458 Challenge EVO
1'31.718 7.456 2.676145.395
74CⅢ1山岸 可樹Speedsnypers
PORSCHE 911 GT3 Cup (Type997)
R1'36.23611.974 4.518138.569
  • 'R'マークは当該クラスのコースレコードとする。
  • 'R'マークはの車両は従来のコースレコード(C2: 1'39.440)を更新しました。
  • CarNo.51は、ピットレーン速度違反により2グリッド降格のペナルティーを科した。

Super Car Race Series

SCR:第5戦SUGO フェラーリNAORYU/佐々木孝太組が連勝で今季通算3勝目

予選はOLIVE SPA458GT3 NAORYU/佐々木孝太組がWポール・ポジション獲得!カテゴリーⅡはランボ上野嘉三、ポルシェ吉田広樹がPPスタート

 2015スーパーカーレースシリーズは富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎと転戦し第3ラウンド(第5戦、第6戦)が宮城県スポーツランドSUGOで行われた。2度目のSUGO大会は昨年と同じ7月の開催。青空が広がる絶好のコンディション。蔵王連峰もくっきりとその姿を現し、豊かなSUGOの緑もその色を一層あざやかにする中、カテゴリーⅠに2台、カテゴリーⅡに4台、カテゴリーⅢに1台の合計7台が参加して公式予選が行われた。

 今回注目はカテゴリーⅠ初参戦のFeelArt GT3Rの中原健二/坂本祐也組(ポルシェ911 GT3R)。坂本は長年スーパーGTのGT300クラスやスーパー耐久で活躍している実力派。ジェントルマンによるAドライバー予選でNAORYUがPP、中原が2位につけると、Bドライバー予選ではポルシェでのレース経験豊かな坂本が本領発揮。佐々木孝太がPPを獲得したものの、その差わずかコンマ786差の2位。あと一歩で逆転PPの快走。決勝に期待を抱かせる結果となった。

 カテゴリーⅡはAドライバー予選でEventdec Gallardoの上野嘉三(ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4)、Bドライバー予選で相建RIGHT★WAYの吉田広樹(ポルシェ911 GT3 Cup)がPPを獲得した。

第5戦決勝は中原/坂本組ポルシェの追撃を退け、フェラーリNAORYU/佐々木孝太組が連勝で今季通算3勝目。カテゴリーⅡはスタート直後にトップを奪ったTAD JUN JUN/吉田広樹組ポルシェが第4戦に続いての2連勝!

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 第5戦はAドライバーがグリッドに着いてローリングスタート。PPのNAORYUはコンビを組む佐々木孝太がプラチナドライバーのためピットストップでプラス15秒のハンディがある。2番手スタートの中原健次を引き離して佐々木にバトンを渡したいところ。1周目こそ2秒082の差を付けたが、その後は中原を引き離せない。逆に1秒あまりに迫られる場面もあった。結局8秒あまりの差をつけた18周目にトップ2台が同時にピットイン。このままでは逆転されてしまう。誰もがそう思ったが、なんとここで中原組ポルシェがタイヤ内圧の調整。バトンを受けた佐々木孝太がトップのままコースイン。中原からバトンを受けた坂本祐也が追ったものの、その差はじわじわと開き、NAPRYU/佐々木孝太組が第4戦に続いての連勝、今季3勝目を挙げた。

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 カテゴリーⅡはクラス2番手スタートの相建RIGHT★WAY、TAD JUN JUN(ポルシェ911 GT3 Cup) がスタート直後の第1コーナー立ち上がりでPPのランボルギーニ・ガヤルド上野嘉三を抜いてクラストップ浮上。このチームもコンビを組む吉田広樹がプラチナドライバーのためピットストップでプラス15秒のハンディ。後続を引き離してピットインしたい。チームはTADがマージンを築いて吉田にバトンを渡す作戦だったが、その通りTADがじわじわと2位を引き離し大きなマージンを持ってピットイン。バトンを受けた吉田はトップのままコース復帰。あとはミスなく走るだけでよかった。TAD/吉田組は第4戦に続いての2連勝を飾った。またカテゴリーⅢ参戦のポルシェ山岸可樹/岩月邦博も危なげない走りを見せて完走した。

■ドライバーコメント

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カテゴリーⅠ優勝 NAORYU
 「序盤は慎重に行きました。中原さんに迫られましたが大丈夫と思っていました。孝太さんに10秒離してこいと言われましたが、8秒差で渡せたので、このくらいあればいいかなと思って、あとは孝太さんに任せました(笑)」
カテゴリーⅠ優勝 佐々木孝太
 「もう少し苦戦すると思いましたが、思いのほかマシンのバランスが良く、ペースもすごく良かったので引き離すことができました。フェラーリはSUGOのコースに向いている感じですね。明日も大丈夫と思います」
カテゴリーⅠ 2位 中原健次
 「序盤トップに迫れたので行けるかと思ったけど、その間に遅いクルマが1台入ってしまって、あせって離されてしまった。僕はポルシェが大好きなので明日頑張ります」
カテゴリーⅠ 2位 坂本祐也
 「中原さんがいい走りをしたので、俄然僕もやる気が出ましたが、ラップタイムがフェラーリの方が速かったですね。クルマは大丈夫です。明日は僕がスタートを担当します。離されないようについて行って中原さんに渡します。逆転したいですね」
カテゴリーⅡ優勝 TAD JUN JUN
 「予選で負けたので決勝は何とかしてマージンを築きたかった。レースはいい感じでまとめることができました。予選より速いタイムを出せたし、明日も気を緩めないで行きます」
カテゴリーⅡ優勝 吉田広樹
 「前戦は僕が長めに走って優勝したので今回はTADさんに長めに走ってもらいました。TADさんすごく速くなったのでもう少し長く走ってもらった方が良かったかな(笑)。明日も頑張ります」

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多くの観客を集めてイベント開催。11日は声優山寺宏一、野沢雅子、どぶろっく、キンタロー。が登場。Frank Gordon Sextedのコンサートも開催。12日はさとう宗幸、小柴大造のコンサート開催。地元の人気お笑いコンビ、サンドウィッチマン、流れ星も登場。

 スポーツランドSUGOに巨大ステージが登場。SCRシリーズで毎戦開催される、子供たちが楽しみながら交通安全ルールを学ぶ「Kids Traffic Safety School Projects」の横で華やかなステージイベントが行われ、声優の山寺宏一さんが登場。続いてお笑いタレントのキンタロー。どぶろっくが登場。それぞれお馴染みのAKB48のものまね、男の妄想を歌ったネタなどを披露し、会場は爆笑に包まれた。最後は声優の大御所、野沢雅子さんが、妖怪ウォッチのジャバニャンとともに登場し、子供たちから歓声が上がっていた。夕方4時30分からは同じステージでNew Yorkジャズ界のベテラントランペット奏者Frank Gordonが率いるJAZZバンド、Frank Gordon Sextedのコンサートも行われ多くのファンが夏の1日を楽しんでいた。

 12日、日曜日には山寺宏一さん、野沢雅子さんに加え、地元出身のお笑いタレント、サンドウィッチマン、人気上昇中の流れ星が登場。コンサートには宮城県育ちの歌手・俳優のさとう宗幸さん、山形県出身のシンガーソングライター小柴大造さんが出演する。ステージは12時30分から、コンサートは午後4時から行われる。

Text: Hideyasu USUI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝 山下健太がぶっちぎりで、Nクラスも小河諒がともに2連勝

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 全日本F3選手権第3戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い20周・●で山下健太(トムス)が優勝した。Nクラスは小河諒(トムス)が優勝した。

 第4戦決勝は午後3時30時にスタート。午前中、もてぎ上空を覆っていた雲もはけ、快晴の中16台が参加して参加してフォーメーションラップが始まった。

 好スタートを切ったのは2番グリッドの山下健太(トムス)。ポールスタートのニック・キャシディ(同)にインから並びかけ1コーナーでトップに立った。4番グリッドの福住仁嶺(HDFP)もロケットスタート。1コーナーでけん制し合う山下とキャシディのアウトから並びかけ、かぶせるようにキャシディの前、2位に出ることに成功する。4位には高星明誠(B-MAX)、5位には高橋翼(HDFP)、6位にルーカス・オルドネス(B-MAX)と続く。

 トップに立った山下は2位以下を突き放しにかかる。2位の福住との差を徐々に広げ、4周目には2秒1、7周目には3秒、13周目には5秒と終盤には独走。最終的には10秒近くの差で今季2勝目をぶっちぎりで飾った。

 3位のキャシディも2位の福住から離されるばかり。逆に4位の高星とテールトゥノーズの争いになるが、中盤からは差を広げ3位のままゴールを迎えた。

 5位には高橋が、6位にはオルドネスが入った。

 Nクラスは2番グリッドの小河諒(トムス)が好スタート。ポールスタートの三浦愛(EXEDY)を押さえて1周目をトップで戻ってきた。その後も三浦との差を広げて2連勝を飾った。2位には三浦。3位には三浦勝(CMS)の追撃を振り切ったドラゴン(B-MAX)が入った。

 第6、第7戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、5月23日、24日に決勝レースが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2015/05/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineTireLapTotal_Time
Behind
1361山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2035'40.424
272福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH209.634
3373ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2012.820
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2018.464
585高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204DYH2020.085
6226ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2020.756
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301YH2028.338
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2029.764
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH2047.238
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH2059.105
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH201'07.785
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH201'39.544
1377N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH201'41.190
145N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH191Lap
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
-13-吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31YH020Laps
-18N-ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GEYH020Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'46.181 (3/20) 162.79km/h

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿 奥村浩一/梅本淳一/大野尊久のBRP★J‘S RACINGフィット3はST-5クラス3位 (J'S RACING)

  • スーパー耐久シリーズ2014 第5戦
  • 10/25・26 鈴鹿サーキット
  • ST5クラス
  • ゼッケン:99
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット3
  • ドライバー:奥村浩一/梅本淳一/大野尊久
  • 決勝:クラス3位

st-r5-js-1.JPG  第5戦の鈴鹿サーキットは近年恒例となったWTCCとの併催イベント。今回のレースは予選は行われず、クラス4とクラス5のみのレースとなりました。

 チャンピオン獲得が掛かった重要な1戦です。J’S RACINGにとってホームコースとなる鈴鹿では事前テストを重ね、万全な状態で挑みました。

st-r5-js-2.jpg  以下、大野選手のレポートです。

 WTCCと併催になったスーパー耐久第5戦鈴鹿ラウンド。WTCCもフルコース開催となり、ST-4、ST-5クラスは土曜日が決勝となりました。公式フリー走行も金曜日だけ、と過密スケジュールでこなす事になりました。

 今回からGK5フィット(FIT3)のみ最低重量規制が導入され、大幅にセット変更を行いましたがうまく合わせることができました。2分31秒台が見えてきましたので、梅本選手、奥村選手にセッティングの方向性と確認を行って頂きました。

st-r5-js-3.jpg  土曜日決勝。いよいよ140分レースのスタートです。グリッドはシリーズ順位で決まるのでポールポジションからのスタート。スタートドライバーは私が担当致しました。約1時間30分のロングスティントです。

 しかしスタートでシフトミスをしてしまい、4位まで順位を下げてしまいました。すぐに#2山田選手の後方につけましたが、やはり#2の山田英二選手がレース前半、かなりのハイペースでレースをリードします。なんとか付いて行き、13周目に130Rでオーバーテイク。クラストップに踊り出ました。しかしペースは上がらずにタイヤを消耗させてしまい、5周後には抜かれてしまい2位に。さらに1時間後、#95が迫り何とか順位はキープしましたが、タイヤも使い切ってしまい30周してピットイン。

st-r5-js-4.jpg  私から奥村選手に交代。ピットアウト後には3位での走行になりました。奥村選手も安定したLAPを刻みますが、スタート時のシフトミスによるオーバーレブが影響したのかパワーが落ちているようでした。

 10周後、梅本選手にステアリングをスイッチ。安定したラップで周回を続けます。2位、#2との差は約15秒。梅本選手も必死に追い上げますが、エンジンが不調の状態でプッシュするのは危険と判断し、そのまま3位キープで走行。フィニッシュとなりました。

st-r5-js-5.jpg  今回のレースではスタートでのシフトミスが足を引っ張り、チームみんなに迷惑をかけてしまいました。2位でゴール出来ればシリーズチャンピオン確定だったのに申し訳ありませんでした。しかし、次回最終戦オートポリスでは必ずシリーズチャンピオンを奪取し、皆様に恩返しをしたいと思います。

 各スポンサー様をははじめ、梅本会長、奥村代表、チームの皆さん、関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回も戦う事が出来ました事を感謝致します。

 更にチーム貢献出来る様、精進致します。どうぞ宜しくお願い致します。

J'S RACING/大野 尊久

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿 野間/中島/藤田組(GLORY A-ONE FN2)、苦戦しながらも4位獲得! シリーズ4番手を死守!

 10月25日~26日、スーパー耐久シリーズ2014第5戦「スーパー耐久・鈴鹿」が三重県鈴鹿サーキットで開催されました。#333 GLORY A-ONE FN2 野間/中島/藤田組はST4クラスで予選4位から、ペナルティを受けながらも決勝4位を獲得。シリーズランキングは4番手をキープしました。

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■レース概要
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ2014第5戦スーパー耐久・鈴鹿
  • 日時 2014年10月25日(土)~26日(日)
  • 場所 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 入場者数 10月25日(土)12,000 人/10月26日(日)21,000人
■レース結果概要
  • 車名 333 号車 GLORY A-ONE FN2
  • ドライバー A:野間一 B:中島佑弥 C:藤田弘幸
  • 予選 ST4 クラス4 位(17 台中)※Rd.4 終了後のシリーズランキングにより決定
  • 決勝 ST4 クラス4 位(17 台中)
10月25日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

 今回のスーパー耐久第5戦鈴鹿は、チームにとってのホームコースとなります。監督やドライバーをはじめチーム全員が最高のレースをするために十分な準備をして挑みます。マシンの面でも今回から待望のリヤウィングを適用しました。

 レース前日の金曜公式練習では、このリヤウィングに合わせたセットアップ作業に重点を置きました。リヤウィングによる空力変化は大きく、セットアップは難航しましたが、金曜最後のセッションで大河原監督の決めたセットアップが一気に状況を改善し、よいバランスを見つける事ができました。チームエーワンの底力が発揮された形です。

 10月25日(土)8:15から30分間のウォームアップ走行が行われました。#333 GLORY FN2 はフルタンクでのバランス確認と路面コンディションの確認、ドライバー交代の手順確認を行うため、野間選手からスタートし中島選手に交代。セッション終了後にタイヤ交換とドライバー交代の確認を行いました。タイムは中島選手の記録した2'24.977で8 番手となりました。

  • P1 #93 SKR ENGINEERING S2000 吉本晶哉/太田侑弥
  • P2 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央
  • P3 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允
  • P8 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一/中島佑弥/藤田弘幸

 10:10から50分間行われたピットウォークは素晴らしい秋空に恵まれました。世界選手権WTCCとの併催ということもあり、2日間で合計33,000人ものファンが鈴鹿サーキットを訪れました。エーワンレースクイーンの小林未来さんと石川靖子さんの2名とドライバー達は多くのレースファンや子供たちとの交流を行いました。今回は、地元の近い藤田選手やエーワンの応援団もピットを訪れ、監督やドライバー、メカニックを激励してくれました。

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10月25日 決勝

 通常のスーパー耐久ではST-XからST-5クラスまでの6クラスが混走となりますが、今回はST-XからST-3までの1グループとST-4,5クラスの2グループに分けて2時間20分の決勝レースを行います。グリッドはシリーズランク順となり、ピットストップでは2回のドライバー交代と計4本のタイヤ交換が義務付けられます。

 #333 GLORY FN2 のスタートドライバーは野間選手。シリーズランクに基づきクラス4番手からのスタートです。1周のローリングラップから第5戦鈴鹿のスタートが切られます。#333 GLORY FN2 野間選手は絶好のスタートを決めて#13 ENDLESS 86 を抜き3番手に浮上して1コーナーに飛び込みます。しかし後にジャンプスタートと判定されてしまいます。

 1周目はトップ#41 TRACY S2000 植松選手、2番手#58 ウィンマックスDC5 塩谷選手に続いて3番手で帰ってきます。予想通り鈴鹿との相性の良い#41 TRACY S2000 はハイペースで逃げ、#58 ウィンマックス DC5 が直線スピードでこれを追い詰めていく展開。

 #333 GLORY FN2 野間選手は直線で離されがちで、後方からは好調の#86 GAZOO 86 蒲生選手が追い上げて来る厳しい展開です。さらには、路面温度の変化によるアンダーステアが強く、タイヤマネジメントにも注意が必要な状況です。ここで#333 GLORY FN2 野間選手は、#41 TRACY S2000、#58 ウィンマックスDC5、#86 GAZOO 86 の3台を争わせて、そこについて行く展開が得策と判断。1コーナーで#86 GAZOO 86 に譲り4番手から様子を見ます。

 3周目の1コーナーでは直線スピードに勝る#58 ウィンマックスDC5 が#41 TRACY S2000 をオーバーテイクし、続くS字コーナーでは2台が競り合いながら走っているところに#86 GAZOO 86 が差を詰めます。さらに、ダンロップコーナーからデグナーまでの短い加速区間で#86 GAZOO 86 が#41 TARCY S2000 を抜いて2番手に上がります。#86 GAZOO 86 の勢いは止まらず、シケインのブレーキングでトップ#58 ウィンマックスDC5 に並びかけますが、両者は接触し、#86 GAZOO 86 はスピン、#58 ウィンマックスDC5 はスピンを免れたもののマシンを破損し大きくペースを落としてしまいます。

 これを冷静に見極めた#333 GLORY FN2 野間選手は2番手に浮上します。#333 GLORY FN2 野間選手は、6周目までトップ#41 TRACY S2000 に喰らいつき2番手をキープしますが、後方ではスピンから復帰した#86 GAZOO 86 が怒涛の追い上げで迫ってきます。マシンのコーナリングスピードの差は如何ともしがたく、デグナー2個目の立上りでインを刺されて3番手にドロップします。

 その後7周目にはドライブスルーペナルティを消化し8番手でコースに戻ります。#333 GLORY FN2 は、ハイペースで追い上げて11周目には4番手に返り咲き、19周目には予定通りピットへ帰還。中島選手へとドライバー交代し給油とタイヤ交換を済ませます。

 ピットストップにより一旦8番手まで順位を落とした#333 GLORY FN2 中島選手ですが、タイヤの状態をケアしながら安定したペースを刻み、前車がピットへ向かう度に順位を上げます。39周目にはシリーズ争いのライバルである#13 ENDLESS 86 にドライブスルーペナルティの判定が下りますが、それと同時に#13 ENDLESS 86 は白煙を上げてエンジンブローしリタイヤとなりました。

 #333 GLORY FN2 中島選手は、このラップの最後に2回目のピット作業に向かった#86 GAZOO 86 を抜き3番手まで巻き返します。しかし41周目には今回好調の#86 GAZOO 86 に抜き返され4番手へ。42周目にはロングスティントを終えた#333 GLORY FN2 中島選手はピットへ戻ります。

 給油とタイヤ交換を行い、野間選手へと交代してコースインすると5番手から再び追い上げを開始。45周目には#92 SKR S2000 がピットへ入り4番手に上がります。その後45秒以上先にいる#41 TRACY S2000 藤田選手を追い上げるものの、一進一退のペースで差は縮まりません。路面温度が下がりマシンバランスを取り戻した#333 GLORY FN2 野間選手は2'24秒台で正確なラップを刻み最後まで諦めることなく追撃しますが、3番手#41 TRACY S2000 との差は大きく、そのまま4位でチェッカーを受けました。

 シリーズランキングでは#13 ENDLESS 86 を抜いたものの今回優勝の#86 GAZOO 86 に抜かれて4番手をキープすることとなりました。

  • P1 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允
  • P2 #93 SKR ENGINEERING S2000 吉本晶哉/太田侑弥
  • P3 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央
  • P4 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一/中島佑弥/藤田弘幸

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まとめ
チーム代表 大河原一
 「今回からリヤウィングを装備し空力面の強化を図って挑みました。金曜の公式練習ではマシンバランスを合わせ込み、想定通り2'23秒前半を記録するまでに進化をすることが出来ました。しかし、周りの開発も進み22秒台を記録するほどのハイレベルな争いになりました。タイヤの摩耗状況は依然として厳しく、今後あらゆる角度から改善を図りたいと思います。レース展開としては、ジャンプスタートによるペナルティが反省点でした。スタートでの順位アップを狙いすぎた結果ですので、ドライバーにはもう少し余裕を持ってもらいたいと思います。次は最終戦オートポリスとなりますが、シビックにとって最も苦手なコースとなります。今回速くなったマシンをさらに仕上げて挑みたいと思います。今回も多くのご支援ご声援をいただき、大変ありがとうございました。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」

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GLORY RACING TEAM A-ONE Race Report

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ1決勝 星野一樹/尾本直史/青木孝行組が優勝

 スーパー耐久シリーズ第5戦・グループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)は26日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で決勝を行い、ST-Xクラスの星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)が66周・2時間21分48秒602で優勝した。ST-1クラスは中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S) が、ST-2クラスは大橋正澄/阪口良平組(RSオガワADVANランサー)が、ST-3クラスは山崎学/伊橋勲/安宅徳光組(岡部自動車サントラント195マイカーズZ33)が優勝した。

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 スーパー耐久シリーズ第5戦・グループ1は、曇り空の下、午前10時50分に140分後のゴールを目指してローリングラップがスタートした。

 トップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッター、ST-Xクラス・星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)の尾本。しかし1~2周目に藤井誠暢/ガミさん/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の藤井、峰尾恭輔/ユーク・タニグチ/飯田章組(ENDLESS・ADVAN・BMW)の峰尾に相次いでパスされ3位に落ちる。

 トップに立った藤井は2周目にはこのレースのファステストラップとなる2分3秒898をたたき出し、2位以下を引き離しにかかる。24周目には2位峰尾との差を26秒まで広げ、25周目にピットインしてガミさんに交代。尾本が17周目に青木に交代すると、トップに立ったのは峰尾。

 峰尾が31周を回ってピットインし、タニグチにドライバーチェンジすると、藤井から引き継いだガミさんが再びトップに立つ。タニグチは2位に落ちるが、その背後からは青木が迫ってきた。

 39周目のシケインでは青木がタニグチを捉え2位に上がると、その青木は42周目でピットインして最終ドライバーの星野にステアリングを託す。

 トップを走るガミさんは43周を回って最終ドライバーの高星にドライバーチェンジ。これで、暫定トップに立ったのがタニグチだったが、49周でピットインし、飯田に交代すると高星、星野にかわされ3位に落ちた。

 トップに立った高星と2位星野との差は50周目に14秒。星野はときには高星より1~2秒早いラップを刻み差を縮め始めると、60周目には0秒8とついに高星の背後に付いた。

 ここから高星と星野のドッグファイトが始まるが、高星も巧に星野をブロックして前に出させない。しかし数周にわたるバトルも高星が64周目のS字でコースアウトを喫して決着。ついに星野がトップに立ち、2位に落ちた高星の追撃を振り切って66周を走り今シーズン3勝目を飾った。2位には高星が、3位には飯田が入った。

 ST-1クラスは、2位グリッドからスタートした中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S)の中山が2周目にポールスタートの堀主知ロバート/山野直也/佐藤茂組(Faust Racing BMW Z4)の佐藤をパス。その後も差を広げ、平川、再び中山とつないで、1周近い差をつけ今シーズン3勝目を飾った。

 ST-2クラスはポールスタートの大澤学/吉田寿博/松田晃司組(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)の松田と大橋正澄/阪口良平組(RSオガワADVANランサー)の阪口がスタート直後の1コーナーで接触。阪口はスピンして後方に沈むこととなった。松田が大澤~吉田とつなぎ、阪口が大橋~再び阪口とつなぐと、後方から追い上げてきた阪口が吉田の差を詰め始める。53周目にはついに阪口が吉田に追いつき、ここから2人のバトルが始まる。57周目のダンロップ立ち上がりでついに阪口が吉田を捉えトップに立つと、そのまま逃げ切り今シーズン3勝目を飾った。2位には吉田が、3位には大きく遅れて成澤正人/下垣和也/堀田誠組(RSオガワADVANランサーⅡ)が入った。

 ST-3クラスは、ポールスタートの前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希組(asset ings Z34)の前嶋がトップに立つが、2周目に佐藤晋也/鶴田和弥/神子島みか組(TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350)の佐藤にパスされ2位に落ちると、ST-Xクラスの峰尾と接触。その影響かペースが上がらず15周目には山崎学/伊橋勲/安宅徳光組(岡部自動車サントラント195マイカーズZ33)の伊橋にかわされ3位まで後退した。

 トップに立った佐藤はその後、鶴田に交代。最後は再び佐藤が乗り込みトップでゴールしたが、レース後の車検で技術違反が見つかり失格となった。優勝したのは山崎学/伊橋勲/安宅徳光組で今季初。2位には大西隆生/松原怜史/藤波清斗組(asset ings Z34)が、3位にはST-3王者の前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希組が入った。

 最終第6戦は11月9日、舞台をオートポリスに移し決勝レースが行われ、ST-X、ST-1、ST-2のチャンピンが決定することとなる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ1決勝結果

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/26) Group 1 Final hour Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
181ST-X1星野 一樹
尾本 直史
青木 孝行
GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
662:21'48.602
224ST-X2藤井 誠暢
ガミさん
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
662.563
33ST-X3峰尾 恭輔
ユーク・タニグチ
飯田 章
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
6614.317
437ST-11中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
624Laps
59ST-12堀 主知ロバート
山野 直也
佐藤 茂
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
624Laps
620ST-21大橋 正澄
阪口 良平
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
606Laps
759ST-22大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
606Laps
814ST-31山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
606Laps
934ST-32大西 隆生
松原 怜史
藤波 清斗
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
606Laps
1035ST-33前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
606Laps
1138ST-34兵藤 信一
植田 正幸
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
TOYOTA LEXUS IS 350
606Laps
125ST-35小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
597Laps
1330ST-23成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
597Laps
1422ST-24長谷川 奉徹
長谷川 智秀
朝倉 貴志
ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
579Laps
15*7ST-25藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
新菱オートエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
597Laps
16*85ST-36山田 真之亮
林 和範
85 TERANISHI 34Z
NISSAN Fairlady Z
5115Laps
1715ST-37長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
4917Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:46Laps / ST-1:43Laps / ST-2,3:42Laps)完走 ----
-505ST-2-田ヶ原 章蔵
岡本 武之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
3927Laps
-6ST-2-冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
3828Laps
-46ST-2-佐藤 敦
岸 純一郎
松本 武士
RSオガワアドバンランサーⅢ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
3234Laps
-16ST-X-横溝 直輝
ヒロ
密山 祥吾
GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
1650Laps
-32ST-X-小林 崇志
飯田 太陽
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
264Laps
-*39ST-3-佐藤 晋也
鶴田 和弥
神子島 みか
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
TOYOTA LEXUS IS 350
-失格
  • Fastest Lap: CarNo.24 藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 2'03.898 (2/66) 168.73km/h
  • CarNo.85は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第13条(12)(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.85は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第15条(7)(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.85は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第15条(10)(ピット作業)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.7は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第10条(ドライバーの最大運転時間)により、競技結果より2周減算した。
  • CarNo.39は、スーパー耐久シリーズ2014技術規則第3条3-4)(エアクリーナー)違反により、失格とした。

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ1フリー走行 藤井誠暢/ガミさん/高星明誠組がトップタイム

 スーパー耐久シリーズ第5戦・グループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)は26日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で30分間のフリー走行、ST-Xクラスの藤井誠暢/ガミさん/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が2分3秒521でトップタイムを記録した。

st-r5-f-24

st-r5-f-9

st-r5-f-59

st-r5-f-35

 WTCCの併催として行われているスーパー耐久シリーズ第5戦は、曇り空のもと午前8時30よりグループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)のフリー走行が30分間で行われた。

 トップタイムを記録したのは5台が参加するST-Xクラスの藤井誠暢/ガミさん/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の高星。星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)の星野が中盤に出したタイム2分3秒831を残り5分の時点で上回る2分3秒521をだし、そのままトップでフリー走行を切り上げた。2位には終了直前に小林崇志/飯田太陽/高木真一組(ケーズフロンティアDR Audi R8)の飯田が1分3秒811で上がってきた。星野一樹/尾本直史/青木孝行組は3位に付け、僅差でチャンピオンシップを争う3台が上位に名を連らねている。

 2台が参加するST-1クラスは堀主知ロバート/山野直也/佐藤茂組(Faust Racing BMW Z4)がトップタイム。中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S)が2位に付けた。

 8台が参加するST-2クラスは、すでにチャンピオンを決めている大澤学/吉田寿博/松田晃司組(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトップタイムを記録した。2位に冨桝朋広/菊地靖組(新菱オートDIXCELエボⅨ)が続いた。

 8台が参加するST-3クラスは、チャンピンシップを大きくリードしている前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希組(asset ings Z34)がトップタイムを記録。僚友の大西隆生/松原怜史/藤波清斗組(asset ings Z34)が2位に付けている。

 決勝レースはこの後、午前10時50分より140分間で行われるが、雨の予報も出ており、降り始める時間、雨量によっては予断を許さない展開になりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)フリー走行結果

■ST-Xクラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/26) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-X class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
124藤井 誠暢
ガミさん
高星 明誠
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.521--169.244
23峰尾 恭輔
ユーク・タニグチ
飯田 章
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
2'03.811 0.290 0.290168.848
381星野 一樹
尾本 直史
青木 孝行
GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.831 0.310 0.020168.820
416横溝 直輝
ヒロ
密山 祥吾
GAIA POWER BMW
BMW Z4 GT3
2'04.195 0.674 0.364168.326
532小林 崇志
飯田 太陽
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8 LMS ultra
2'06.494 2.973 2.299165.266

■ST-1クラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/26) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-1 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
19堀 主知ロバート
山野 直也
佐藤 茂
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
2'10.258--160.491
237中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
2'11.851 1.593 1.593158.552

■ST-2クラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/26) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-2 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
159大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
2'16.939--152.661
26冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'16.965 0.026 0.026152.632
320大橋 正澄
阪口 良平
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'17.119 0.180 0.154152.460
430成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'19.988 3.049 2.869149.336
57藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
新菱オートエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
2'20.275 3.336 0.287149.030
622長谷川 奉徹
長谷川 智秀
朝倉 貴志
ハセプロaprランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'21.018 4.079 0.743148.245
7505田ヶ原 章蔵
岡本 武之
藤原 能成
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'21.494 4.555 0.476147.746
846佐藤 敦
岸 純一郎
松本 武士
RSオガワアドバンランサーⅢ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ
2'30.85813.919 9.364138.575

■ST-3クラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/26) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-3 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
135前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
2'16.638--152.997
234大西 隆生
松原 怜史
藤波 清斗
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
2'16.876 0.238 0.238152.731
338兵藤 信一
植田 正幸
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
TOYOTA LEXUS IS 350
2'17.869 1.231 0.993151.631
439佐藤 晋也
鶴田 和弥
神子島 みか
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
TOYOTA LEXUS IS 350
2'18.105 1.467 0.236151.372
585山田 真之亮
林 和範
85 TERANISHI 34Z
NISSAN Fairlady Z
2'18.630 1.992 0.525150.799
615長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
2'19.040 2.402 0.410150.354
714山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
2'19.222 2.584 0.182150.157
85小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
2'20.561 3.923 1.339148.727

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ2決勝 ST-4は蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組が、ST-5は松井猛敏/中島保典/荒聖治組が優勝

 スーパー耐久シリーズ第5戦・グループ2(ST-4,ST-5)は25日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で決勝を行い、ST-4クラスの蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組(GAZOO Racing SPIRIT 86)が58周・2時間21分42秒713で優勝した。ST-5クラスは松井猛敏/中島保典/荒聖治組(SPOON FIT3)が優勝した。

st_r5-r-start

st_r5-r-86

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 秋晴れのレース日和に恵まれた鈴鹿サーキットで12時30分、ST-4クラス19台、ST-5クラス8台が参加してグループ2のローリングラップが始まった。

 スタートを制しトップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッター・植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央組(UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000)の植松。2位に小林康一/塩谷烈州/山田隆行組(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)の塩谷が付け、3位には野間一/中島佑弥/藤田弘幸組(GLORY A-ONE FN2)の野間が、4位には蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組(GAZOO Racing SPIRIT 86)の蒲生が、5位には吉本晶哉/太田侑弥組(SKR ENGIEERING S2000)の吉本が、6位には浜野彰彦/サビジット・シン/鈴木陽組(SKR ENGIEERING S2000)の浜野が上がってきた。

 吉本は2周を終わって早くもドライバーを太田にチェンジ。2周目に野間をパスし3位に上がった蒲生がシケインで2位の塩谷に仕掛けるも両者接触。蒲生はスピンするもレースに復帰。塩谷はピットインして順位を大きく落としてしまった。

 一方、蒲生は接触によるダメージも軽微のようで、6周目のデグナーで野間をパスし2位に上がると、9周目のダンロップコーナーで植松も捉えトップに立つ。

 トップ蒲生は30周目には2位植松を17秒離して、31周終わりでピットイン。植松は32周終わりでピットインすると、それぞれドライバーを松井、寺西にチェンジ。この間に序盤にドライバー交代をした太田がトップに立つ。

 トップの太田と2位松井は、そろって28周終わりでピットイン。最終ドライバー、吉本と井口にステアリングを託し、それぞれ2位、3位でコースに復帰。

 この間、暫定トップに立った寺西が46周目にピットインし藤田に交代すると、トップ争いは吉本と井口の一騎打ちに。交代時に12秒あった差を徐々に詰め始めた井口は、この時点での差を3秒とすると、52周目のシケインで吉本をパスし、ついにトップに立った。

 井口はさらに差を広げ、140分を走って2位との差を7秒6とし、今季初優勝をGAZOO Racing SPIRIT 86にもたらした。2位には吉本/太田組が、3位には植松/藤田/寺西組が入った。

 4位は序盤スタート違反でペナルティーを受けた野間/中島/藤田組が、5位には北川剛/森国形/白石勇樹組(オートバックス★OSU★A-ONE DC5)が、6位には番場琢/服部尚貴/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreenBrave)が入った。

 ST-5クラスは序盤、山下潤一郎/山田英二/荒井康裕組(ホンダカーズ野崎with BOMEX)と梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組(BRP★J'S RACING フィット3)のスタートドライバーを務めた山田と大野がドッグファイト。14周目の130Rでトップを走る山田を大野がパスすると、2位に落ちた山田も大野に食い下がり、18周目の1コーナーで大野を抜き返して再びトップに。この2台に松井猛敏/中島保典/荒聖治組(SPOON FIT3)の荒が追いつき、一時は3台でのトップ争いが場内を沸かせた。

 しかし、山田が荒井~山下、大野が奥村~梅本、荒が中島~松井と2度のドライバーチェンジを行うとトップに立ったのは松井。2位以下を大きくリードして松井/中島/荒組が今季3勝目を飾った。2位には山下/山田/荒井組が、3位には梅本/奥村/大野組が入った。

 このレースではST-4、ST-5クラスともチャンピオンは決まらず。次戦最終第6戦が行われる11月9日のオートポリスがチャンピオン決定の舞台となる。

 なお、明日26日はグループ1(ST-X、ST-1、ST-2、ST-3)の決勝が午前10時50分より140分間で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ2決勝結果

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
186ST-41蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
582:21'42.713
293ST-42吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
587.683
341ST-43植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
5850.322
4*333ST-44野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
581'40.705
573ST-45北川 剛
森 国形
白石 勇樹
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
571Lap
652ST-46番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
571Lap
792ST-47浜野 彰彦
サビジット・シン
鈴木 陽
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
571Lap
818ST-48浅野 武夫
西村 和則
森 正行
Y's distraction 86
TOYOTA 86
571Lap
948ST-49天野 翼
高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
562Laps
1027ST-410柴田 優作
福山 英朗
FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
562Laps
1154ST-411加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
562Laps
1288ST-412村上 博幸
脇谷 猛
トミさん
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
562Laps
1326ST-413後藤 比東至
井尻 薫
馬場 優輝
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
562Laps
1444ST-414見並 秀文
カルロス 本田
下田 亮次
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
553Laps
1595ST-51松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
SPOON FIT3
HONDA FIT3 RS
553Laps
162ST-52山下 潤一郎
山田 英二
荒井 康裕
ホンダカーズ野崎with BOMEX
HONDA FIT3 RS
544Laps
1799ST-53梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
544Laps
1817ST-54野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
535Laps
1936ST-55江原 弘美
川中子 和彦
山本 幸彦
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz RS
535Laps
2019ST-56古宮 正信
野村 浩史
新垣 元
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
535Laps
2171ST-57西畑 正樹
馬場 和三郎
國枝 惣一郎
ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
535Laps
2240ST-415長谷川 伸司
吉田 靖之
伊藤 毅
車買取りHERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
526Laps
2358ST-416小林 康一
塩谷 烈州
山田 隆行
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
526Laps
24*213ST-58東 貴史
横尾 優一
原田 学
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
517Laps
---- 以上規定周回数(ST-4:40Laps / ST-5: 38Laps)完走 ----
-49ST-4-大賀 裕介
蘇武 喜和
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
499Laps
-*13ST-4-小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
3919Laps
-111ST-4-大瀧 賢治
武井 寛史
吉田 広樹
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
3424Laps
  • Fastest Lap: CarNo.93 太田侑弥(SKR ENGIEERING S2000) 2'22.600 (6/58) 146.60km/h
  • CarNo.333は、スーパー耐久シリーズ2014シリーズ規則第13条(12)(スタート違反)んいより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.13は、スーパー耐久シリーズ2014特別規則第31条(ピットレーン速度制限)によりペナルティーストップ10秒を科したが、リタイアのため不履行。
  • CarNo.213は、国際モータースポーツ競技規則付則L項(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿Gr.2フリー走行 ST-4は吉本晶哉/太田侑弥組が、ST-5は松井猛敏/中島保典/荒聖治組がトップタイム

 WTCCの併催レースとして開催されるスーパー耐久シリーズ第5戦が24日、鈴鹿サーキットで開幕。午前8時15分からグループ2のフリー走行が行われ、ST-4クラスで吉本晶哉/太田侑弥組(SKR ENGIEERING S2000)が、ST-5クラスで松井猛敏/中島保典/荒聖治組(SPOON FIT3)がトップタイムを記録した。

st-r5-f-93

st-r5-f-41

st-r5-f-86

st-r5-f-95

st-r5-f-99

st-r5-f-2

 WTCCの併催レースとして開催されるスーパー耐久第5戦は、今回初めて2グループに分けられ、グループ2(ST-4、ST-5)は25日に、グループ1(ST-X、ST-1、ST-2、ST-3)は26日に決勝レースが行われることとなった。

 鈴鹿サーキットは早朝より快晴。秋晴れの下、午前8時15分よりグループ2に属するST-4クラス19台、ST-5クラス8台が参加して決勝をにらんでのフリー走行が行われた。

 ST-4クラスでトップタイムを記録したのは2分22秒655で、現在ランキング6位の吉本晶哉/太田侑弥組(SKR ENGIEERING S2000)。2位にはポイントリーダーの植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央組(UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000)が、3位にはランキング5位の蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組(GAZOO Racing SPIRIT 86)が僅差で続いた。

 ST-5クラスはランキング3位の松井猛敏/中島保典/荒聖治組(SPOON FIT3)が2分34秒626でトップタイムを記録。2位にポイントリーダーの梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組(BRP★J'S RACING フィット3)が、3位にランキング4位の山下潤一郎/山田英二/荒井康裕組(ホンダカーズ野崎with BOMEX)が付け、今シーズンST-5クラスを席巻しているFIT3勢が上位3位を独占した。

 今回、公式予選は行われず、ポイントランキング順のグリッドで午後12時30分より、グループ2の決勝レースが140分間で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿グループ2(ST-4,ST-5)フリー走行結果

■ST-4クラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-4 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
193吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'22.655--146.544
241植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'22.690 0.035 0.035146.508
386蒲生 尚弥
井口 卓人
松井 孝允
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'22.753 0.098 0.063146.443
458小林 康一
塩谷 烈州
山田 隆行
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'23.167 0.512 0.414146.020
592浜野 彰彦
サビジット・シン
鈴木 陽
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
2'23.308 0.653 0.141145.876
652番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
2'23.831 1.176 0.523145.346
713小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'23.842 1.187 0.011145.334
8333野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
2'24.977 2.322 1.135144.197
918浅野 武夫
西村 和則
森 正行
Y's distraction 86
TOYOTA 86
2'25.671 3.016 0.694143.510
1073北川 剛
森 国形
白石 勇樹
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'26.736 4.081 1.065142.468
1127柴田 優作
福山 英朗
FINA ADVAN BRZ
SUBARU BRZ
2'26.912 4.257 0.176142.297
1249大賀 裕介
蘇武 喜和
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'27.240 4.585 0.328141.980
13111大瀧 賢治
武井 寛史
吉田 広樹
EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R
G-TECH SPORTSSTER GT/R
2'27.386 4.731 0.146141.840
1440長谷川 伸司
吉田 靖之
伊藤 毅
車買取りHERO'S TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
2'27.749 5.094 0.363141.491
1526後藤 比東至
井尻 薫
馬場 優輝
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
2'27.750 5.095 0.001141.490
1688村上 博幸
脇谷 猛
トミさん
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
2'27.883 5.228 0.133141.363
1744見並 秀文
カルロス 本田
下田 亮次
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
2'29.326 6.671 1.443139.997
1848天野 翼
高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
2'29.636 6.981 0.310139.707
1954加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'30.409 7.754 0.773138.989

■ST-5クラス

FIA WTCC -RIJ- (2014/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 5 ST-5 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
195松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
SPOON FIT3
HONDA FIT3 RS
2'34.626--135.198
299梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
2'34.805 0.179 0.179135.042
32山下 潤一郎
山田 英二
荒井 康裕
ホンダカーズ野崎with BOMEX
HONDA FIT3 RS
2'35.476 0.850 0.671134.459
419古宮 正信
野村 浩史
新垣 元
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
2'35.534 0.908 0.058134.409
517野上 敏彦
谷川 達也
野上 達也
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
2'36.079 1.453 0.545133.940
636江原 弘美
川中子 和彦
山本 幸彦
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
TOYOTA Vitz RS
2'36.366 1.740 0.287133.694
771西畑 正樹
馬場 和三郎
國枝 惣一郎
ピースMS制動屋SPM乱人FIT RS
HONDA FIT RS
2'36.992 2.366 0.626133.161
8213東 貴史
横尾 優一
原田 学
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'41.210 6.584 4.218129.677

F4西日本シリーズ

F4:西日本第5戦富士 坪井翔、FCクラス2位に入り総合ランキングも2位に浮上 (DRP)

F4西日本シリーズ第5戦レポート
9月20日(土)富士スピードウェイ くもり
  • ☆参戦ドライバー
  • ゼッケン:92
  • ドライバー:坪井翔
  • マシン:美人&LTVフィールドDRP FC106
  • エントラント:FTRS
  • クラス:F4東西シリーズ FCクラス

 F4西日本シリーズ第5戦は、富士スピードウェイでF4東日本シリーズ最終戦と2日連続開催。坪井選手はFCクラスで両シリーズに参戦する。前日の練習走行では、得意で自信のある富士スピードウェイだったが、ライバルのホンダ勢が速く3番手タイムで終えた。

 午前の予選は、前日のセットアップを見直しタイムアタックに挑む。開始序盤は、1、2番手でタイムを更新して行くが、気温の低い状況でタイヤが暖まりづらい。終盤になってタイヤが暖まると、ライバルが大きくタイムアップするがそれについて行けない。FCクラストップとコンマ2秒差と僅差ではあるが、1'44.684でクラス5番手と不本意なポジションで予選を終えた。

 午後の決勝も肌寒い気温の中、レースがスタート。F4クラスをあわせて25台が1コーナーでひしめき合う。総合ポジションでは14番手の坪井選手は、スタートを決めクラス3、4番手のライバルをパス。大混乱の1コーナーを大外から進入し立ち上がると、F4クラスの車両もかわし、1周目をクラス2番手までポジションアップすることに成功。クラストップの福住選手を追いかける。タイヤが暖まる前の序盤こそ、F4クラスマシンとの駆け引きがありながらも、福住選手の背後でチャンスを伺うが、徐々にペースアップについて行けず差が広がり始める。終盤は後続ライバル程のタイムアップは無かったが、しっかりと走りきり、クラス2位でフィニッシュすることができた。

 クラス2位表彰台により15ポイントを加算し、FCクラス西日本シリーズ2位、FCクラス総合も2位までランキング浮上となった。

坪井選手コメント
 「予選は想定外のポジションに終わり悔しかったですが、富士は得意で、抜くことのできるサーキットなので、気持ちを切り替えることにしました。決勝は集中しスタートから1周目に掛けていました。1コーナーの混戦はイン側に固まっていたのでラッキーでした。それでもそのチャンスを見逃さず、うまく2コーナーを立ち上がれたので、コカコーラコーナでもポジションを上げることができました。1周目を終えて福住選手の背後に迫った時はいけると思ったのですが、ストレートがなぜか伸びず、徐々に遅れをとる展開となってしまいました。これでも集中力を切らさず、ポジションをキープできたことは良かったと思います。シリーズランキングを上げることができたので、明日の東日本シリーズもポイントを加算したいと思います」

f4w_r05_drp-1.jpg f4w_r05_drp-2.jpg f4w_r05_drp-3.jpg

☆リザルト
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース http://xyz-one.jp/drp/

F4東日本シリーズ

F4:西日本第5戦富士決勝結果

富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2014/09/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
118C1平木 湧也SUCCEED F108
ZAP F108
DL1525'57.416
214C2山田 真之亮ZAP.JSS.BLOOM
ZAP F108
DL153.992
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL156.865
472C4金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1515.263
550C5浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
DL1522.136
625C6松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
DL1522.224
75A1植田 正幸マルサンRn-sミストKKZS
MYST KK-ZS
DL1525.439
837C7ドラゴンB-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1530.557
962FC1福住 仁嶺HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL1530.894
1092FC2坪井 翔美人&TVフィールドFTRS
TATUUS FC106
DL1535.670
113C8中山 雅佳HITACHI RK-01
B-MAX RK01
DL1535.753
1261FC3坂口 夏月HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL1536.354
1363FC4大津 弘樹SRS-Fコチラレーシング
TATUUS FC106
DL1536.961
1412A2吉田 宣弘佐藤製作所☆ミスト☆KK-ZS
MYST KK-ZS
DL1538.505
154C9佐々木 祐一仙台DayDream☆108
ZAP F108
DL1543.597
1617C10小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL151'02.432
1773A3早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL151'09.361
1822A4吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'12.238
1921A5相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'13.431
2093FC5小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
DL151'16.236
21*35A6髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL141Lap
2260FC6石川 京侍HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL132Laps
---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ----
-11A-鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ZS
MYST KK-ZS
DL411Laps
-90FC-根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
DL114Laps
-*70C11朝日 ターボヴァンガード☆SRoad☆MC
MOONCRAFT MC090
DL015Laps
  • Fastest Lap:
    • Cクラス: CarNo.25 松井孝允(サムライサポーターズF4)1'43.146 (14/15) 159.258km/h
    • FCクラス: CarNo.62 福住仁嶺(HFDP SRS-FコチラR) 1'44.806 (13/15) 156.735km/h
    •  
    • Aクラス: CarNo.5 植田正幸(マルサンRn-sミストKKZS) 1'44.080 (9/15) 157.829km/h
  • CarNo.35は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.(1)①(他車への衝突行為)により、競技結果より1周減算のペナルティーを科した。
  • CarNo.70は、ピットレーン速度違反により、ペナルティーストップ10秒を科す。
  • CarNo.70は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(PENALTYボード無視)により、失格とした。

F4西日本シリーズ

F4:西日本第5戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレース第4戦 -RIJ- (2014/09/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
118C1平木 湧也SUCCEED F108
ZAP F108
DL1'42.646--160.034
225C2松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
DL1'42.672 0.026 0.026159.993
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1'43.195 0.549 0.523159.182
414C4山田 真之亮ZAP.JSS.BLOOM
ZAP F108
DL1'43.336 0.690 0.141158.965
537C5ドラゴンB-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1'43.908 1.262 0.572158.090
6*50C6浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
DL1'43.926 1.280 0.018158.062
75A1植田 正幸マルサンRn-sミストKKZS
MYST KK-ZS
DL1'43.960 1.314 0.034158.011
872C7金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1'44.069 1.423 0.109157.845
962FC1福住 仁嶺HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL1'44.446 1.800 0.377157.276
1090FC2根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
DL1'44.479 1.833 0.033157.226
113C8中山 雅佳HITACHI RK-01
B-MAX RK01
DL1'44.569 1.923 0.090157.091
1260FC3石川 京侍HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL1'44.595 1.949 0.026157.051
1363FC4大津 弘樹SRS-Fコチラレーシング
TATUUS FC106
DL1'44.656 2.010 0.061156.960
1492FC5坪井 翔美人&TVフィールドFTRS
TATUUS FC106
DL1'44.684 2.038 0.028156.918
1511A2鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ZS
MYST KK-ZS
DL1'44.712 2.066 0.028156.876
1612A3吉田 宣弘佐藤製作所☆ミスト☆KK-ZS
MYST KK-ZS
DL1'44.720 2.074 0.008156.864
1761FC6坂口 夏月HFDP SRS-FコチラR
TATUUS FC106
DL1'44.737 2.091 0.017156.839
1870C9朝日 ターボヴァンガード☆SRoad☆MC
MOONCRAFT MC090
DL1'44.848 2.202 0.111156.673
1935A4髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL1'44.955 2.309 0.107156.513
204C10佐々木 祐一仙台DayDream☆108
ZAP F108
DL1'45.080 2.434 0.125156.327
2193FC7小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
DL1'45.456 2.810 0.376155.769
2273A5T.B.NチームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL1'45.803 3.157 0.347155.258
2317C11小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL1'46.707 4.061 0.904153.943
2421A6相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL1'47.940 5.294 1.233152.185
25*22A7吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL1'48.055 5.409 0.115152.023
---- 以上予選通過(Cクラス: 2'14.015/FCクラス: 2'16.201/Aクラス: 2'15.933)----
  • CarNo.50は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(ランオフエリア走行複数回)により、予選結果より6グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.22は、ピットレーン速度違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフォトギャラリー

sf05_001 sf05_002 sf05_003 sf05_004
sf05_005 sf05_006 sf05_007 sf05_008
sf05_009 sf05_010 sf05_011 sf05_012
sf05_013 sf05_014 sf05_015 sf05_016
sf05_017 sf05_018 sf05_019 sf05_020
sf05_021 sf05_022 sf05_023 sf05_024
sf05_025 sf05_026 sf05_027 sf05_028
sf05_029 sf05_030 sf05_031 sf05_032
sf05_033 sf05_034 sf05_035 sf05_036
sf05_037 sf05_038 sf05_039 sf05_040
sf05_041 sf05_042 sf05_043 sf05_044
sf05_045 sf05_046 sf05_047 sf05_048
sf05_049 sf05_050 sf05_051 sf05_052
sf05_053 sf05_054 sf05_055 sf05_056
sf05_057 sf05_058 sf05_059 sf05_060
sf05_061 sf05_062 sf05_063 sf05_064
sf05_065 sf05_066 sf05_067 sf05_068
sf05_069 sf05_070 sf05_071 sf05_072
sf05_073 sf05_074 sf05_075 sf05_076
sf05_077 sf05_078 sf05_079 sf05_080
sf05_081 sf05_082 sf05_083 sf05_084
sf05_085 sf05_086 sf05_087 sf05_088
sf05_089 sf05_090 sf05_091 sf05_092
sf05_093 sf05_094 sf05_095 sf05_096
sf05_097 sf05_098 sf05_099 sf05_100
sf05_101 sf05_102 sf05_103 sf05_104
sf05_105 sf05_106 sf05_107 sf05_108
sf05_109 sf05_110 sf05_111 sf05_112
sf05_113 sf05_114 sf05_115 sf05_116
sf05_117 sf05_118 sf05_119 sf05_120
sf05_121 sf05_122 sf05_123 sf05_124
sf05_125 sf05_126 sf05_127 sf05_128
sf05_129 sf05_130 sf05_131 sf05_132
sf05_133 sf05_134 sf05_135 sf05_136
sf05_137 sf05_138 sf05_139 sf05_140
sf05_141 sf05_142 sf05_143 sf05_144
sf05_145 sf05_146 sf05_147 sf05_148
sf05_149 sf05_150 sf05_151 sf05_152
sf05_153 sf05_154 sf05_155
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス アンドレ・ロッテラーが圧巻の独走で今季2勝目! 国本雄資が2位、J.P.デ・オリベイラが3位で続き、トヨタエンジン表彰台独占 (TOYOTA)

  • コース:オートポリス (4.674km)
  • 予選:9月13日(土)晴:ドライ
  • 決勝:9月14日(日)晴:ドライ

 9月13日(土)14日(日)の両日、オートポリスでスーパーフォーミュラの第5戦が行われ、復帰戦となったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が完勝。国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が3位で続き、新生スーパーフォーミュラ初走行となったオートポリスで、トヨタエンジンが表彰台を独占した。

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アンドレ・ロッテラーが今季2勝目。国本雄資が2位、J.P.デ・オリベイラが
3位に入り、トヨタエンジン搭載車が表彰台を独占した

 9月13日(土)14日(日)の両日、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスでSUPER FORMULAの第5戦「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2014」が開催された。

 全7大会、9レースで戦われる2014年シーズンも後半、第5戦を迎えた。今大会が開催されるオートポリスは山間のテクニカルコース。初めて走る事となる、"ライト&クイック"な新生スーパーフォーミュラの走りが注目されたが、今大会は215kmレースを無給油で走り切らなくてはならない規則となっており、燃費の面でも厳しい勝負が予想された。

 タイトル争いでは前戦2勝目を挙げたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)を、1戦欠場も1勝で追うロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、同じく1勝の中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)、表彰台2回と好調な石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、前戦もてぎを急遽欠場も、今大会から復帰するアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)までが6.5ポイントという僅差で追っており、今大会は後半戦のタイトル争いに向けた主導権を握るためにも、重要な一戦となった。

 オートポリスは前戦もてぎ同様、新型車両でのテスト等が行われておらず、金曜日の走行も無かったため、13日(土)午前中のフリー走行(75分)が初めて、かつ予選へ向けての唯一のセッティングの機会となった。このセッションでは、ロッテラーが2位以下を0.5秒ほど引き離す、ずば抜けたタイムでトップにつけた。

◆予選◆

 フリー走行の後、併催レースの予選などを経て、午後2時40分、雲はあるものの気温21度、路面温度26度という過ごしやすいコンディションで、ノックアウト方式の予選Q1(20分間)がスタート。トムスの2台を先頭に、全車コースインしていったが、アウトラップの最終コーナーで、クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)がコースアウト。アウト側のクラッシュパッドに激しくヒットした。カーティケヤンは無事だったが、車両排除とコース清掃、クラッシュパッドの修復のためにセッションは赤旗中断。午後3時に残り時間18分弱でセッションが再開された。

 全車、午前中に使用したタイヤで一旦タイムを出してピットへ戻り、残り6分を切ったところで、新品タイヤでアタックへ向けコースイン。トムスの2台がアウトラップの翌周、ライバルよりも1周早いタイミングでアタックを開始し、ロッテラーがトップ、中嶋 一貴が2番手と1-2のタイムをマーク。

 Q1では終盤コース上にストップしてしまった中山 雄一(KCMG)が17番手、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)が18番手で敗退。他のトヨタエンジン勢はトップ14に入り、Q2進出を決めたが、午前中のフリー走行で3番手、Q1も8番手と好調さを見せていた石浦が最後の最後にスピンしコース上にストップ。自力でピットに戻ることが出来なかったため、Q2に進出したものの走行は叶わず、14番手グリッドとなった。

 中山と石浦の車両排除のため、予定よりもやや遅れ、午後3時31分にQ2(7分間)がスタート。Q2では、セッティングに苦しんだジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が0.067秒届かずまさかの9番手。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が10番手で、2台がQ2敗退となった。

 Q3(7分間)もセッション開始と同時に各車コースイン。このセッションでもアウトラップの翌周からアタックしたロッテラーがまずトップタイムをマーク。中嶋一貴はまだアタックしていなかった他車に引っかかり、タイムを伸ばせず。終盤にかけアタックを開始した他の車両がタイムを伸ばしていき、順位はめまぐるしく入れ替わることに。

 激しいタイム争いの中で、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が好タイムをマーク。0.066秒届かずポールポジション獲得こそ叶わなかったものの、最前列2番手を獲得。終盤タイムを塗り替えられながらも、ロッテラーは2列目3番手。ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が6番手、中嶋一貴が7番手、平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が8番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。

 新生スーパーフォーミュラはその速さを遺憾なく発揮。Q2進出の14台全車がオートポリスにおけるこれまでのフォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラのコースレコードを更新。それだけではなく、Q3に進出した8台は全車、20年以上前のグループCカーによるオートポリス全体でのコースレコードも更新するタイムをマークした。

◆決勝◆

 14日(日)は朝から晴れ渡り、好天の下で決勝レースの日を迎えた。平川はスタート前のウォームアップ走行中にスピンを喫し、コース上にストップしたため、決勝レースはピットスタートとなった。

 併催レースの遅れもあり、予定よりも10分遅れた午後2時55分、気温26度、路面温度37度というコンディションでフォーメーションラップ開始。フォーメーションラップから全車グリッドに整列し、シグナルブラックアウトと共にスタートが切られた。

 ややスタートで遅れたポールポジションの山本 尚貴(TEAM 無限)を2番手グリッドの国本がパスしたが、2列目3番手グリッドのロッテラーが抜群のスタートでアウトから国本もかわし、首位に浮上。9番手グリッドのオリベイラ、10番手グリッドのロシター、14番手グリッドの石浦らも素晴らしいダッシュでジャンプアップを決め、オリベイラは3位、ロシター5位、石浦は8位へと浮上。中嶋一貴は一つポジションを上げ6位で1周目を終えた。

 一方で、6番手スタートのデュバルは1コーナーで接触を喫しスピン。最後尾へと順位を落としてしまった。

 3周目、2位の国本は首位を行くロッテラーを攻め、オーバーテイクシステムを用いて1コーナーで並びかけるも、パスするまでには至らず。

 その後、大きな順位変動のないままレースな進行。燃料給油は禁止されているものの、タイヤ交換は可能なため、タイヤ交換の奇策に出るチームもあるかと思われたが、結局タイヤを交換する作戦に出るチームはなく、燃料、タイヤ共に厳しいレース展開の中、上位勢のラップタイムは安定し、それぞれの間隔も均衡したまま、神経戦とも言える、見えない戦いの下で周回が重ねられていった。

 レースが残り10周ほどになってくると、タイヤ摩耗などによるペースダウンも見られ、8位走行中の石浦が前走車との差を詰める場面も見られたが、パスには至らず。そんな中、終盤更にペースを上げたロッテラーは、ファステストラップをマークする余裕を見せ、最後は2位に約13秒もの大差でトップチェッカー。今季2勝目、自身日本のトップフォーミュラにおける記念すべき通算20勝目を挙げた。

 2位には見事なペースでレースを走り切った国本が入り、今季2度目の表彰台獲得。オリベイラが3位に入り、ドライバーズランキング首位を守った。

 ロシターが5位、中嶋一貴が6位。石浦は最後まで7位を争ったが届かず8位でチェッカーを受け、今季4度目となるポイント獲得を果たした。

PETRONAS TEAM TOM'S 36号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
「とても良いレースが出来た。ピットストップのないレースは、スタートが重要だと思い、狙っていた。国本選手がスタートでやや遅れたので、それを利用して少しでも前に行こうと努力した。トップの山本選手とはギリギリのバトルとなり、混乱したスタートだったが、前に出られて良かった。タイヤもメーカーの努力で、最後まで良いコンディションで走り切ることが出来た。最後のラップの前にファステストラップをマーク出来たことで、良いタイヤであることを証明出来た」
P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本 雄資:
「今日はスタートしかチャンスがないと思っていたので、スタートに集中した。スタートで山本選手よりも前に出ることが出来、1コーナーイン側からブレーキ勝負と思ったのだが、結構路面がバンピーで、ブレーキングポイントを見失い挙動が乱れたときにロッテラー選手にアウト側から抜かれてしまった。メディカルのクルマが入ってきた時など、抜くチャンスがあったが叶わなかった。ロッテラー選手について行きたかったが、タイヤが厳しかったりで中々ペースが上げられず、終盤はオリベイラ選手に追いつかれてしまった。苦しい場面もあったが、チームが良いクルマを作ってくれたおかげで、良い流れの週末になった」
Lenovo TEAM IMPUL 19号車 ドライバー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ:
「今回はスタートが全てと考えており、その他の戦略は特になかった。スタートは上手く行った。1コーナーの前でアウト側のラインを選んだのも正解で、ポジションを上げることが出来た。スタートから一定のペースをキープしていたが、終盤塚越選手に追いつかれてしまった。ペースを上げて引き離したかったが、リアタイヤが厳しかった。また、その時点でロッテラー選手にも大きく離されてしまっていたので、もっと速いペースで走れるようにセッティングを詰めることが今後の課題だ。今回のデータを次戦菅生に活かせるようにしたい」
トヨタモータースポーツニュース

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝記者会見 アンドレ・ロッテラー「燃費は問題なかった」

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優勝 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf_r05_r_pc-lotterer  「いいレースができたので良い週末でした。ピットストップが無いのでスタートが重要だと思っていましたが、山本がストールしたのでトップに立てました。国本ともぎりぎりの状態でした。トップに立ったときメディカルカーが出たのは、危険な処理をしたと思います。その後はタイヤの心配をしていましたが、最終ラップの前周でベストラップをマークしましたし、ブリヂストンがいいタイヤを作ってくれたと思います。1回休んだのは不思議な感覚でしたが、逆にモチベーションが上がりました。1度はF1を走りたいという夢をかなえてくれた舘さんに感謝しています。そのかわりチャンピンを取れと言われています。燃費に関しては問題が無かったでんすが、前半3分の1はマネージメントをしていたのかも知れません。タイヤもセーブしながら、プッシュしていました」
決勝2位 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
sf_r05_r_pc-kunimoto  「スタートしかチャンスがないと思って集中していました。1コーナーのインがバンピーでクルマの挙動が乱れてアウトからアンドレに抜かれてしまいました。メディカルカーが入ってそこでもう一度チャンスがあったんですが、アウト側からレイトブレーキング過ぎて、抜くことができませんでした。ペース的にもアンドレが良くて徐々に離れて行き、タイヤも厳しく、セクター3でペースも上げられなかったし、オリベイラにも近づかれて厳しいレースでした。でもチームが昨日からクルマを良くしていってくれて、いい流れで週末を送れたんじゃないかと思います。レース前は燃料的に厳しいと思っていましたが、問題はなくプッシュして走りましたが、タイヤは厳しかったです。戦略がない分、順位が変わらなかったのでレースフォーマットはもう少し考えて欲しいですね」
決勝3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)
sf_r05_r_pc-oliveira  「できうる限りのことをしたので満足しています。スタートがすべてで、アウトから追い越してうまくポジションをあげることができました。ペースをキープしていましたが、リアタイヤが厳しくて、塚越にプッシュされました。アンドレが離れていったので、もう少しペースが上がるセットアップを考えて、いいペースを作っていかないといけないです。SUGOにも今回の経験を生かせると思います。SFはトップレベルのレースなので、フォーマットは一定して欲しいです。F1など他のシリーズと同じように一つのフォーマットで戦略、ドライバーの個性、ピットタイミング、アウトラップのプッシュなどが見られるレースがいいと思います」
優勝チーム監督 舘信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf_r05_r_pc-tachi  「強いアンドレをみせてくれました。一貴の6位はしょうがないかな。オリベイラが3位に来るとは思ってなかったので、これをのぞけばいい週末でした。(オリベイラが横から日本語で「ごめん」)。アンドレのF1はいい話だと思い、二つ返事で行って来いといいました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝 F1帰りのアンドレ・ロッテラーが今季2勝目

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は14日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)で決勝を行い、46周・1時間10分8秒548でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)優勝した。

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 前プログラムのJSB1000で赤旗中断があったため、決勝レースは10分遅れの午後2時55分にフォーメーションラップが始まった。予選8位の平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)はウォームアップでマシンが止まったため、ピットスタートとなった。気温26度、路面温度37度で日差しは強いが阿蘇の草原を吹き抜けてきた秋風は涼しい。

 スタートはポールシッター山本尚貴(TEAM無限)の1コーナーまでの車速が伸びず、後続に飲まれる展開で始まった。ここでトップに上がってきたのが素晴らしいスタートを決めた予選3位のアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、これに予選2位の国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が続く。3位にはなんと予選9位からジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がジャンプアップしてきた。4位塚越広大(HP REAL RACING、5位ジェームス・ロシター(KONDO RACING)、6位中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)と続き、山本は7位まで落ちてしまった。これに好スタートを決めた予選14位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が8位で続く。また、予選6位のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は接触によるコースアウトで最後尾からレースを始めることとなった。

 トップに立ったロッテラーは3周目の1コーナーでオーバーテイクボタンを使った国本に並びかけられるがこれを退けると、その差を徐々に広げはじめる。しかし、10周過ぎに2秒前後と国本との差を広げてからは、この2台の差は膠着状態でレースは後半戦に突入する。

 ロッテラーは燃料の心配が無くなったのか、27周目に2位国本との差を3秒7とすると、徐々にその差を広げ36周目には6秒5。44周目は自身のファステストラップを上回る1分30秒800を出すと、ファイナルラップ1周前の45周目にはさらに30秒406まで縮め、終わってみれば12秒9、2位以下をちぎって独走で今シーズン2勝目を飾った。

 2位国本から8位石浦、9位野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、10位武藤英紀(同)までの順位はスタートから変らず。燃費、タイヤ摩耗の心配がなくなった終盤、各ドライバー、自身のベストタイムを更新して、前車に詰め寄る場面もあったが、結局パスするまでには至らず「パレードになるかも知れない」とサタデーミーティングのゲストに呼ばれたロッテラーの懸念通りの展開となってしまった。

 3位に入ったオリベイラはドライバーズ選手権ポイントを29と伸ばし、トップを堅持。2位には前戦を欠場したにも関わらず、優勝し10ポイントを追加した26.5ポイントのロッテラーが浮上。これに6位に入った中嶋一貴が25ポイントで続く。

 第6戦決勝は2週間後の9月27日、スポーツランドSUGOに舞台を移し行われるが、残り2戦、ドライバーズ選手権を賭けた争いはますます激しくなりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリス決勝結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2014/09/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A461:10'08.548
239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A4612.939
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A4614.268
410塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E4615.210
53ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A4616.992
637中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A4622.538
71山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E4627.348
838石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A4628.205
940野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E4633.305
1041武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E4640.993
1162嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A461'08.186
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E461'14.683
137平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A461'15.479
142中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E461'22.587
158ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A461'24.059
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A461'24.373
1720クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A415Laps
---- 以上規定周回数(41周)完走 ----
-11ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E3412Laps
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E046Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'30.405 186.122km/h(45/46)

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行2回目 ロイック・デュバルがトップタイム

 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦は14日、大分県のオートポリス(1周・4.674km)でフリー走行2回目を行い、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1分29秒115でトップタイムを記録した。

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 オートポリス上空は早朝から青空が広がり秋晴れの下、午前9時40分より決勝をにらんでの30分間のフリー走行が行われた。

 計測2周目でトップに立ったのは1分29秒712で予選4位の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。野尻はこのタイムを29秒529まで縮めフリー走行の中盤までトップを維持。

 しかし、フリー走行開始時にピットレーンでエンジンストールし、ピットに押し戻されたクマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)が開始10分過ぎに走り始めると、15分過ぎに14コーナーでスピンしてコース上にストップ。赤旗が出されることとなった。

 この時点でトップは野尻。以下、2位塚越広大(HP REAL RACING)、3位武藤英紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、4位平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、5位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、6位ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)の順。

 フリー走行は8分を残した午前9時52分に再開。残り5分を切ったあたりでデュバルがスパート。トップ野尻のタイムを0秒4上回わる1分29秒115を出しリーダーとなった。

 さらにアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)らがタイムアップ。結局フリー走行は、1位デュバル、2位野尻、3位塚越、4位平川、5位オリベイラ、6位ロッテラーの順で終了した。

 ポールポジションの山本尚貴(TEAM無限)は9位、予選2位の国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)は16位と下位に沈んだが、燃費が厳しい決勝をにらんでのデータを取るチームもあり、フリー走行の順位で決勝のペースを予想することはできないと思われる。

 決勝レースは本日14日、午後2時45分より46周で争われるが、燃料消費、タイヤの摩耗など多くのファクターが絡み、チェッカーが振られるまで予断の許されないレース展開になりそうだ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第5戦オートポリスフリー走行2回目結果

AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2014/09/14) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'29.115--188.817
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'29.529 0.414 0.414187.944
310塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'29.769 0.654 0.240187.441
47平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'29.795 0.680 0.026187.387
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'29.823 0.708 0.028187.328
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'29.868 0.753 0.045187.235
738石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'29.903 0.788 0.035187.162
841武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'29.907 0.792 0.004187.153
91山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'30.049 0.934 0.142186.858
1037中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'30.170 1.055 0.121186.608
1111ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'30.253 1.138 0.083186.436
1232小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'30.481 1.366 0.228185.966
1318中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'30.496 1.381 0.015185.935
1420クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'30.636 1.521 0.140185.648
153ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'30.700 1.585 0.064185.517
1639国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'30.945 1.830 0.245185.017
172中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'31.381 2.266 0.436184.135
1862嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A1'31.566 2.451 0.185183.763
1931中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'31.927 2.812 0.361183.041

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