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2016年9月

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

S耐:第4戦富士 TOITEC Racing WAKO'S μ FIT、ST-5クラス7位で完走 (TOITEC)

  • チーム監督:船木 宏
  • 1st DRIVER:古川 知己
  • 2nd DRIVER:藤原 能成
  • 3rd DRIVER:貴島 康博
  • 4th DRIVER:永田 晃

★決勝

 前日の予選終了後、ワンメイクタイヤを供給する横浜タイヤのサービスから、決勝用のレインタイヤは早めに組換を依頼して欲しいとの通達が流れたほど、決勝はレインコンディションが予想された当日。確かに早朝は雨が降ったもののスタート前には止み、路面はウェットながらスリックタイヤを選択できるほどコンディションの回復が見込まれた。 #33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"も決勝 スタートはスリックタイヤを選択。また、エースドライバーの古川 知己をスタートドライバーに起用し、序盤でできるだけ上位のポジションを狙っていく作戦だ。

 午前9時。スーパー耐久の決勝としては異様に早いタイムスケジュールだが、それでも9時間後のゴールは日没寸前。スーパー耐久シリーズにとっても最長の、長い長いレースのスタートが切られた。

 順調なスタート切った古川は序盤からポジションを4つ上げ、8位を走行。既に路面は急速に乾きつつあり、ほぼドライコンディションに近い形で周回を重ねる。

 事前のシミュレーションより燃費が良いことから、チームではピットインのタイミングを伸ばすこととしたが、マシンとコクピット環境が悪化していることがドライバーから無線で伝えられる。

 1時間45分を経過したところで最初のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。また、クールスーツの効きが悪くなっていたことと、車載のドリンクが吸えなかったトラブルを解消し、ドライバーは古川のままコースに送り出す。

 古川は更に1スティント担当し、都合3スティント=3時間45分の驚異的なロングスティントをドライブして3回目のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。ドライバーは藤原に交代し、コースに復帰した。

 急遽FITチャレンジからスーパー耐久用にコンバートしたマシンは未だデータが足りず、必要以上に電子制御が介入して思うようなドライビングができないことから、ドライバーは苦心しながらのドライビングを強いられる。

 レースも半分を経過しようとする4時間32分。118LAPを消化し、ピットイン。ルーティンの給油とタイヤを交換し、ドライバーは永田にチェンジ。燃料消費に優しい永田のドライビングは、当初の計画より高燃費を維持できたため、予想より多くの周回をこなす。

 5時間46分を経過した149周目。ルーティンのピットインを行い、給油とタイヤ交換。ドライバーは再び藤原が担当し、クラス9位のポジションでコースに復帰。しかし、暫くしたところで、藤原より左リアタイヤ付近からバイブレーションが発生しているとの情報が入り、チームは緊急事態に備えて待機。またドライバーも次のスティントを担当する貴島が何時でも対応できるよう、蒸し暑い中、装備をしたままスタンバイ。

 結局、ほぼ予定通りの周回をこなしてピットに戻り、ルーティンの作業とドライバー交代を行う。しかし、このピット作業でスーパー耐久特別規則(タイヤの手渡し)違反を取られ、ドライブスルーペナルティの裁定を受ける。ドライバー交代したばかりの貴島は、チームの指示でペナルティのドライブスルーを行うが、幸いにもポジションは維持したままだ。

 レースも終盤を迎えた7時間55分。206周を消化して最後のピットイン。ルーティンの作業をし、アンカーは再び藤原がドライブしてゴールを目指す。しかし、残り時間と燃料の搭載量を勘案した結果、今までのペースだとかなり燃費が厳しいことから、エンジンの回転数を落して我慢の走りに徹するようチームから指示が出された。

 いよいよレースも残り40分となったところで上位を走るマシンにトラブルが発生し、#33は7位にポジションアップ!

 そして7位のポジションを維持したまま、9時間/233周を周回して#33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"は無事チェッカーフラグを受け完走を果たした。

Bドライバー藤原能成のコメント
 ノーマル車両で装備されている電子制御がキャンセルできず、走った気がしなかったというのが本音です。(笑) 特にABSの介入に癖があって、ABSを効かせるとブレーキそのものの効きが悪くなるみたいな。マシンは色々と問題を抱えてましたが、取り敢えず完走出来てよかったと思います。
TOITEC Racing Team リリース

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山 国本雄資がレース2で悲願のシリーズ戦初優勝! 国本はレース1でも2位に入りランキング首位に浮上 (TOYOTA)

 オートポリスの代替戦として岡山でスーパーフォーミュラ第5戦が2レース制で行われ、レース1で2位フィニッシュを果たした国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がレース2で悲願のシリーズ戦初優勝を飾った。レース2では中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で続き、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身ドライバーが表彰台を独占する活躍を見せた。

レース2でシリーズ戦初優勝を飾った国本雄資(中央)と2位に入った中嶋一貴(左)、3位の石浦宏明(右)

レース2でシリーズ戦初優勝を飾った国本雄資(中央)と2位に入った中嶋一貴(左)、3位の石浦宏明(右)

 9月10日(土)、11日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催された。

 オートポリスでの開催が予定されていた第5戦だが、今年春に発生した熊本地震の影響により、岡山へと舞台を移して戦われることとなった。

 今大会は2レース制として実施。10日(土)に全車両走行による1セッションの予選と、30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマット。ポイントは各レース通常の半分が与えられる他、両レース共にポールポジションでの1ポイントは獲得出来るため、追い越しの難しい岡山のコースレイアウトも相まって、予選から熱い戦いが繰り広げられた。

 シーズンは折り返しを過ぎ、今大会を含めて残り3戦と後半戦に入ったが、ドライバーズタイトル争いでは、前戦初優勝を飾って首位につけている関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)から10位までが僅か8ポイントという争いとなっている。残り3大会5レース(最終戦鈴鹿も2レース制)、タイトル争いに向けて1戦も落とせない緊張の戦いとなった。

レース1

 10日(土)は朝から好天に恵まれ、午前9時からの1時間のフリー走行を経て、午前11時から1セッションのみでレース1グリッドを決定する20分間の予選が開始された。

 スターティンググリッドが特に重要なスプリントレースへ向け、セッション開始5分前からほとんどの車両がピットレーンに並んで待ち、定刻にコースイン。

 フリー走行で2番手タイムと好調ぶりを見せていた小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が開始6分ほどで痛恨のスピン。コース脇に車両を停め、セッションは赤旗中断。小林はここで予選を終え、最後尾スタートが決定してしまった。

 9分ほどの中断で車両を回収し、14分弱を残してセッションは再開。タイミング的に2回アタック出来る残り時間だったため、ここでのタイヤ選択やコースに出るタイミングが明暗を分けた。

 残り7分ほどから各車最後のアタックを開始。セッション終盤に目まぐるしく順位が入れ替わっていった。その中でトップタイムをマークしたのは中嶋一貴。今季初、約2年ぶりとなるポールポジションを獲得した。

 フリー走行でトップタイムをマークしていた国本は中嶋一貴のタイムを上回るべくアタックを続けたが惜しくも届かず。それでも開幕以来今季2度目の2番手グリッドを獲得。トヨタエンジンがグリッド最前列を占めた。

 この予選もポールポジションの中嶋一貴から、アタック出来なかった小林を除く18台が1秒位内に入る僅差の争いとなり、タイヤ選択やアタックタイミングでタイムを伸ばせなかったランキング上位勢がまさかの下位グリッドに。カーティケヤンが6番手、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)と石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は7,8番手につけたが、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は11番手、ランキング首位の関口が13番手。ランキング2位のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はまさかの17番手で後方からの追い上げを強いられることとなった。

 予選の後、午後3時30分にフォーメーションラップ開始。1周して全車スターティンググリッドに着いたが、この時、ポールポジションの中嶋一貴がグリッドの位置を間違えてしまうというまさかのミス。これによりスタートは順延されることとなり、その原因を作ったとして中嶋一貴は最後尾スタートを余儀なくされてしまった。

 午後3時54分、再度フォーメーションラップが開始され、気温32度、路面温度42度という残暑の中、決勝レースのスタートが切られた。

 中嶋一貴の脱落により最上位スタートとなった国本だったが、若干出遅れ、ライバルの先行を許すことに。その後方では、予選6番手のカーティケヤンが好スタートで2つポジションを上げ、国本に続く3位へと浮上した。

 2位の国本は序盤、首位と変わらないペースで追走したが、その後はじりじりと離されていき、中盤にはトップ3はそれぞれ離れた単独走に。

 そのまま周回が重ねられていき、国本は2位でフィニッシュ。開幕戦に続く今季2度目の2位表彰台を獲得し、ドライバーズランキングで首位に躍り出た。3位にはカーティケヤンが入り、今季初の表彰台を獲得した。

 石浦が7位、11番手スタートのオリベイラがスタートで一気にジャンプアップし8位でフィニッシュ。僅差のタイトル争いの中で貴重なポイント獲得を果たした。

レース2

 11日(日)に行われたレース2の予選は、通常とは異なる2セッションのノックアウト方式で実施。午前9時50分、上位10台がQ2へと進出する20分間のQ1セッションが開始された。この日は事前の練習走行が無く、予選が最初の走行セッションという事もあり、開始6分ほど前からほとんどの車両がピットロードに並び、スタートと共にコースイン。10分ほどで最初のアタックを終えてピットへ戻り、残り7分ほどで新品タイヤを装着し、再度アタック。

 各車アタック5周目でタイムを出してきたが、20分を経過してのラストアタックで次々にタイムが塗り替えられていき、またもQ2進出のボーダーラインは極僅差の争いに。

 そんな中でトップに立ったのが関口。スーパーフォーミュラでは大差とも言える0.3秒もの差をつけての暫定ポールにつけた。

 チェッカー直前のアタックで好位置に付けていた中嶋一貴、中山 雄一(KCMG)、ロッテラーは最後に極僅差でかわされまさかのQ1落ち。中嶋一貴は10番手と0.007秒差、中山も0.009秒差でQ2進出を逃すこととなってしまった。

 10分間のQ2は、残り7分となったところで各車コースイン。しかし、先陣を切ってコースに向かった小林が計測1周目にコースオフ。またしても赤旗中断となってしまった。

 残り5分弱でセッションが再開されると、各車アタック出来る周回がぎりぎりと言うこともあり、チェッカー直前に激しく順位が入れ替わる展開に。

 トヨタ勢では前日苦戦していた石浦が好タイム。最後に上回られたものの、最前列2番手グリッドを獲得した。

 予選3番手のクルマがグリッド降格のペナルティを受けたため、ロシターが3番手、オリベイラが4番手、国本が5番手、カーティケヤンが7番手、関口が8番手。小林は10番手グリッドから決勝に臨むこととなった。

 気温33度、路面温度44度という暑さの中、午後3時にフォーメーションラップが開始され、レース2(51周)のスタートが切られた。

 2番手の石浦がポジションをキープする一方、2列目3番手グリッドのロシターがスタートでミスしポジションダウン。好スタートを切ったオリベイラが3位へと浮上した。

 1周目を終えたところで、5位の国本を先頭に、中嶋一貴、関口らがピットイン。国本、中嶋一貴はタイヤを交換して作戦通りコースへ復帰したが、関口はピット作業で痛恨のタイムロス。

 翌周にはロッテラーもピットへ。先にピットインしたグループはハイペースで上位との差を詰めていった。

 その後、上位勢も次々にピットへ向かい、14周目には3位走行中のオリベイラもピットインすると、ロッテラーの後でコース復帰。トップの野尻 智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とそれを追う石浦だけがピットを引っ張り、30秒ほどの差で2位の国本、3位中嶋一貴、4位ロッテラーと続く形に。

 21周目に野尻がピットインし、石浦は首位浮上。前の空いた石浦は、唯一ピットインしないまま首位で逃げることに。しかし、30周目にカーティケヤンがスピンを喫し、セーフティカーが導入。このタイミングでピットに向かった石浦はタイヤを交換し4位でコースに復帰した。

 35周目にレースが再開されると、石浦のピットインで首位に立った国本が再スタートを決めポジションをキープ。  その後方では、コース復帰時に石浦の前に出た野尻が、セーフティカーラン中の追い越しでペナルティを受けたため、トップの国本に2位中嶋一貴、3位石浦、4位ロッテラー、5位オリベイラと続き、トヨタ勢がトップ5を占めての終盤戦となった。

 1周目のピットインで交換したタイヤで走り続ける国本、中嶋に対し、タイヤを交換したばかりの石浦が、怒濤の追い上げを開始。周回毎にファステストタイムを更新していき、残り6周ほどで中嶋一貴とテール・トゥ・ノーズに。

 ヘアピン進入などで再三攻めるが、中嶋一貴のガードも堅く、ファイナルラップには、残していたオーバーテイクシステムを使っての逃げを打った中嶋一貴を攻略ならず。

 激しい2位争いを背後に、国本は1秒以上の差で逃げ切り、トップチェッカー。シリーズに含まれないJAFグランプリでの勝利経験を持つ国本だが、シリーズ戦ではトップフォーミュラ参戦6年目にして、嬉しい初優勝。翌日に26歳の誕生日を迎える国本が一日早い誕生日プレゼントを自身にもたらした。

 中嶋一貴が2位、石浦が3位で、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身の日本人勢が表彰台を独占。ロッテラー、オリベイラが4位、5位と続き、トヨタエンジンはトップ5独占という結果となった。

 今季、ここまでの5大会6レースで、全て異なる6名の勝者と混戦のスーパーフォーミュラ。今大会のレース1で2位、レース2で勝利を挙げた国本がやや抜け出しランキング首位となったが、チームメイトの石浦が4.5ポイント差の2位で続いているほか、ランキング7位の中嶋一貴まで8.5ポイントとまだ差は小さく、残り2大会3レース、まだまだタイトル争いは予断を許さない状況が続く。

トップフォーミュラでのシリーズ戦初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)

トップフォーミュラでのシリーズ戦初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)

11番手スタートから作戦を決め、2位表彰台を獲得した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

11番手スタートから作戦を決め、2位表彰台を獲得した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)

P.MU/CERUMO・INGING 2号車 ドライバー 国本雄資:
初優勝を果たせて本当に嬉しい。ここまでなかなか結果が出ず、辛い時期もあったが、周りの皆が支えてくれた。昨日はスタートを失敗し2位と残念なレースだったが、速さには自信があったので、今日のレースは絶対に前に出られると思っていた。昨日のレースで、5番手からスタートした人のデータを見て、今の自分なら1周目のピット作戦で前に出られる可能性があると踏み、その作戦に賭けた。その後も良いペースで走ることが出来たし、全てが完璧で満足行くレースだった。今、チームも最強の状態だと思っているので、このままの勢いでチャンピオンを狙っていく。
VANTELIN TEAM TOM’S 37号車 ドライバー 中嶋一貴:
今日は非常に良いレースが出来たが、つくづく昨日はもったいないレースをしてしまった。今日はスターティンググリッドがあまり良くなかった時点で1周目に入ることは決めていたが、まさか(国本)雄資があの位置から同じ作戦を採るとは思わなかった。とはいえ、今日の彼のペースは速かったし、完敗だ。最後は石浦君にも追われ、挟まれる形で厳しかったが、なんとか最低限2位という結果を取れて良かった。週末を通してクルマのパフォーマンスも良く、後半戦に向けて弾みがつくと思う。ややポイント差は開いてしまったが、次戦SUGOで何とかその差を詰めて、最終戦鈴鹿は自力でタイトルを狙える位置にいられるよう頑張りたい。
P.MU/CERUMO・INGING 1号車 ドライバー 石浦宏明:
昨日は若干苦しんだが、国本選手のセットアップを参考にさせてもらったりしたおかげで、今朝からクルマにはすごく速さがあり、決勝でのペースも良かった。ただ、若干作戦が上手く機能しなかった。セーフティカーが出てしまったり、ペナルティが出る前の車両に抑えられてしまうなど、ちょっと運がなかった部分もあり、そこは悔しい。しかし、チームとしては国本が去年悩んでいたのも見ていたし、2台で速く走ることをずっと課題にしてやってきたので、こうして国本が初優勝を挙げ、僕も国本のセットアップを参考にさせてもらうなど、チームとしてとても良い状態でレースが出来、結果に繋げられたのは嬉しい。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2決勝会見 立川「国本は今年にレース人生かけるくらいの勢いでやっているのがわかっていたので、それが形として現れたのがすごく嬉しいです」

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優勝 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-pc-kunimoto すごく嬉しいです。去年も全然結果が出なかったし、今年も石浦さんにリードされるままかと不安なシーズンでしたけど、開幕から本当にうまくいったし、辛い時もチームが支えてくれて、たくさんの方が支えてくれて、こうやっていろんなチャンスを与えてくれて優勝することができたので、ホッとしているし嬉しいです。
今日のレースは5番手からのスタートで、チームの作戦で1周目にピットに入るということで。それが本当にうまくいったし、その後もいいペースで走れて後ろを離すことができたので、満足のいくレースができました。
2位 #37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
sf-rd5-r2-pc-kazuki 今日は非常にいいレースができたんですが、つくづく昨日がもったいなかったなあと思います。自分がやっちゃったことなので仕方ないんですが。
今日は予選がちょっと良くなかった時点で1周目に入ることは決めていたんですけど、まさかあの位置からもう一人入るかなあ?という感じで。そういう展開でしたけど、(国本の)ペースも速かったし、仕方ないかなあと。負けました。
最後石浦くんが本当に速かったので、それを押さえられて良かったと思います。後ろから突っつかれつつ、ちょっと雄資もっと早く行けよと、前後挟まれてちょっとやな感じでした(笑)
まあ週末を通じてクルマのパフォーマンスはあったので、後半戦に向けて弾みがつくと思いますし、次のSUGOでなんとか追いつめて、鈴鹿で自力で(チャンピオンを)狙えるように頑張ります。
3位 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-pc-ishiura 今朝からクルマにはすごく速さがあって。国本選手のセッティングを参考にさせてもらって、今日に間にあわせることができました。決勝ペースもすごく速くて。
残念だったのは作戦が機能しなかったこと。セーフティーカーが入ったり、野尻選手にセーフティーカーラインを越えてから抜かれてしまって、ペナルティが出るまでの間ずっと押さえられてしまったので、ちょっと運が悪かったなあと思って悔しいんですけど、国本がずっと悩んでいたのを知ってたし、ミーティングして2台で速くなるにはどうすればいいかを課題としてやってきた中で、こうやって国本が優勝でき、僕が国本のセットアップを参考にさせてもらって速くなったりと、チームが機能している状態でレースをできることは嬉しいと思います。
優勝チーム監督 立川祐路(P.MU/CERUMO INGING)
sf-rd5-r2-pc-tachikawa とにかくチームとしてはすごく嬉しいというか。サーキットに来るたびに一歩一歩強くなってる。チャンピオンを狙えるところまで来ているというのはチームスタッフの頑張り、ドライバー二人の頑張りが大きいかなあと。
国本も速さは昔からあったのに結果がなかなか残らないところがあったので。ただ今年は傍から見ていても意気込みがすごくて、今年にレース人生かけるくらいの勢いでやっているのがわかっていたので、それが形として現れたのがすごく嬉しいです。
国本はチームの作戦でと言いましたけど、国本の方から1周めに入りたいと。自信があるからといってきたので、国本を信じて決断をしました。その通り国本も力強い走りをしてくれたし、石浦もタイヤ的には厳しい状況の中で頑張って走って3位まで挽回したので、そこはすごいなと思いました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第5戦岡山レース2決勝 ピット戦略が分けた明暗。#2国本がシリーズ戦初勝利!!

ピット戦略が分けた明暗。
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のレース2決勝が9月11日、岡山国際サーキットで行われ、5番手スタートから1周めでタイヤ交換という作戦を見事に的中させた#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が自身初のシリーズ戦優勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:10日4,000人/11日6,000人/大会総入場者数10,000人)

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レース2決勝は午後3時より51周で行われた。
なお午前中の予選で3位に入った#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)は予選中にブレーキ冷却用のファンをつけたままピットアウトしてしまったということで3グリッド降格の裁定が下り、6番グリッドからスタートすることに。
これにより予選4位の#3ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーションKONDO SF14)から予選6位の国本までが一つずつグリッドを繰り上げることになった。

スタートでトップに立ったのはポールの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)。
#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)が2位につけてレース序盤は野尻を追い上げる展開に。

しかしその一方で国本、#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限 SF14)、#4ウィリアム・ブラー(フジ・コーポレーションKONDO SF14)、#65ベルトラン・バゲット(GREENTEC NAKAJIMA SF14)らが1周めで規定により義務付けられたタイヤ交換をすませる作戦に出ていた。
2周めには#64中嶋大祐(GREENTEC NAKAJIMA SF14)、#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)もピットに飛び込む。
彼らは前が開けた状態を作ってペースアップし、上位に食い込もうと目論んでいた。
この作戦は見事に的中し、上位陣がピットインしていくたびに国本の順位は繰り上がっていく。

一方の石浦は野尻に頭を押さえられる格好で思うようにペースが上げられないでいた。
石浦はレース前半でオーバーテイクボタンをすべて使い切って野尻の前に出ようとしたが、野尻も巧みなライン取りで石浦を抑え込み、トップを守る。
結局野尻は21周終わりでピットへ。
これでようやくトップに立った石浦だったが、既にその時点で国本とのタイム差は27秒強まで縮まっていた。
これからピット作業を行ってなおかつ国本の前でコースインするには最低でも32〜33秒のリードが必要だ。
しかし両者の差はなかなか広がっていかない。

そうこうするうちにレースは30周目に突入。
ここで#7ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がモスエスでスピン。コースを塞ぐ格好でストップしてしまったため、セーフティーカーが導入されることに。
これを見てすかさず石浦はピットイン。
しかしピット出口では国本と中嶋一貴が目の前を通り過ぎて行き、石浦は野尻と並走する格好で1コーナーへ。
ここで野尻は合流ラインを超えてから石浦の前に出てしまい、「SC中の追い越し」ということでレース終盤にドライビングスルーペナルティを受けてしまった。

これでレースは国本、中嶋一貴、石浦の順に。
既にオーバーテイクボタンを使い切ってしまった石浦はダブルヘアピンや最終コーナーで一貴のインをこじ開けて2位に上がろうとするが、一貴は冷静にこれを退け、フィナルラップのホームストレートとバックストレートで自身のオーバーテイクボタンを使って逆に差を広げ、そのまま国本に次ぐ2位でチェッカーを受けた。
それでも3位3ポイントを計上したことで石浦はポイント合計19でランキング2位に浮上、ポイントリーダーの国本とともにセルモインギングがランキング1,2位を占めることになった。

優勝した国本は2013年11月の富士スプリントカップ以来のスーパーフォーミュラ優勝。シリーズ戦ではこれが初めての勝利だ。

次戦の舞台はスポーツランドSUGO。9月25日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦岡山レース2決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngineLapTotal_Time
Behind
12国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A511:11'31.812
237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A511.168
31石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A511.683
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A515.267
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A519.490
616山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E5111.519
741ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E5113.614
811伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E5116.056
920関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A5119.969
103ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A5120.749
1110塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E5122.458
1264中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E5124.856
1318中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A5125.913
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E5126.475
154ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A5139.660
16*40野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E5142.405
178小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A511'03.070
1865ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E501Lap
---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ----
-7ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A2922Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14) 1'17.232 (44/51) 172.607km/h
  • CarNo.40は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10(第2SCラインでの追い越し)違反によりドライビングスルーペナルティーを科した。

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SF:第5戦岡山レース2予選会見 野尻「バンドーン選手は結果を残しているので、僕としてもどっかで一発かまさないと、というのがあったし...」

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ポールポジション #41野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-nojiri 嬉しいです。それしかないです。昨日はストフェル選手が優勝して、チームとしてもすごくいい雰囲気の中、今日もしっかり戦わなきゃいけないなと僕自身も思っていて。クルマとしては昨日もポールポジションを取れるだけのポテンシャルはあったので、今日も自信を持って臨みました。僅差のポール争いになって、ミスひとつ許されない状況で、僕もクルマのパフォーマンスを100%引き出せたと思うので、自信にもなりますし、決勝も一番いいところからスタートできるので、自分を見失わないように落ち着いてレースをしたいと思います。
チームとしてすごくいいクルマの時が何度もあって、バンドーン選手はポールとったりとか結果を残しているので、僕としてもどっかで一発かまさないと、というのがあったし、岡山は僕も得意としていて、予選で石浦選手に負けたりしていたので、なんとか僕も一番前で走りたいと思っていたので、初ポールが岡山でよかったです。
予選2位 #1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-ishiura 昨日の走り出しからうまくいかなくて。得意な岡山とも言われていましたし、今日はなんとかなるようにと、昨日のレースをテストも兼ねて、今日に向けてやってきたのがいい方向に行きました。昨日国本選手が調子良かったので、セッティングのいいところを参考にさせてもらって、それに助けられて調子を取り戻すことができ、ここに来れてホッとしています。
ここからならチャンスあるんで、決勝も楽しみにしています
予選3位 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r2-q-pc-vanroorne 昨日に続いて今日のリザルトも良くて嬉しいです。昨日は予選3位と4位で、今日は1位と3位でした。チームとして調子が良く、決勝を楽しみにしています。
またポディウムでお会いしたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第5戦岡山レース2公式予選 #41野尻が自身初ポールを獲得!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦岡山のレース2公式予選が9月11日、岡山国際サーキットで行われ、#41野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)が自身初のポールポジションを獲得、昨日優勝した#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)も3番手につけるなど、ダンデライアン勢が昨日に続いて好調ぶりを見せつけた。

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レース2公式予選は午前9時50分よりノックアウト方式で行われた。
ただし通常の方式とは違い、20分間のQ1と10分間のQ2の2本立てとなり、Q1の上位10人がQ2に進む権利を得る。

予選Q1
ここでは多くのドライバーがスクラブタイヤでコースに出ていく中、チームルマンの2台、#7ナレイン・カーティケヤンと#8小林可夢偉の二人だけは最初からニュータイヤを選択した。
カーティケヤンはそれが功を奏し最初のアタックで1’16.225を記録して一時トップに立つが、
セッション後半に入ると、他のドライバーたちも次々にニュータイヤに履き替えてアタックを開始、ここではチェッカー提示後に1’14.690を叩き出した#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)がトップ。2位に野尻、3位にバンドーンが続いた。
一方、昨日ポールポジションを記録した#37中嶋一貴は1’15.271を記録して早々とアタックを切り上げたことが災いし、10位の#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)に0.01秒及ばずにQ2進出を逃してしまった。

予選Q2
午前10時20分より始まったQ2では既にニュータイヤを使い切ったカーティケヤンと、まだニュータイヤの持ち合わせがあるはずの小林の2台がユーズドタイヤを選択。ところが小林は2周目に入ったところでブレーキトラブルによりアトウッドカーブで飛び出し、昨日に続いて赤旗の原因を作ってしまった。
8号車の車両回収ののち、セッションは10時33分に残り4分47秒で再開された。
ギリギリで4周いけるかどうか際どい残り時間であり、ウォームアップに2周を要する現在のヨコハマタイヤの状態から逆算すると、アタックは2周できるかどうかという状況で、早めにピットアウトした石浦が3周めを8割の力で走って4周めに全力投球という作戦をとったのに対し、隊列の後ろの方でコースインした野尻は4周できないケースを想定して3周目から全開走行を開始した。結果的にはこれがうまくタイヤに作用して野尻は1’14.404を4周めに記録、石浦の1’14.656をコンマ2以上上回って見事ポールポジションを獲得することに成功した。
チームメイトのバンドーンも4周めに1’14.712までタイムを縮めて3番手という好位置につけた。

レース2決勝はこのあと午後3時より51周で行われる。今回は昨日のレース1とは異なり、最低1回1セットのタイヤ交換が義務付けられる。
なお、オーバーテイクシステムの使用回数はレース1、2を通じて5回までとなっているが、現在の残数は以下の通りとなっている。
#1石浦宏明 3
#2国本雄資 5
#3ジェームス・ロシター 3
#4ウィリアム・ブラー 4
#7ナレイン・カーティケヤン 4
#8小林可夢偉 5
#10塚越広大 3
#11伊沢拓也 5
#16山本尚貴 3
#18中山雄一 5
#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 5
#20関口雄飛 4
#36アンドレ・ロッテラー 4
#37中嶋一貴 4
#40野尻智紀 4
#41ストフェル・バンドーン 4
#64中嶋大祐 4
#65ベルトラン・バゲット 5

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦岡山レース2公式予選総合結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarQ1Q2
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF141'15.0251'14.404
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF141'15.2641'14.656
3*41ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF141'15.0561'14.712
43ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF141'15.2471'14.836
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'15.1631'14.914
62国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF141'15.2441'14.928
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF141'15.1151'15.246
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF141'14.6901'15.288
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF141'15.0861'15.720
108小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF141'15.1651'29.938
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF141'15.271
1218中山 雄一KCMG Elyse SF141'15.273
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF141'15.344
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF141'15.463
1516山本 尚貴TEAM無限SF141'15.547
1611伊沢 拓也REAL SF141'15.652
174ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF141'15.656
1834小暮 卓史DRAGO CORSE SF141'15.876
1910塚越 広大REAL SF141'15.952
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.918)予選通過 ----
  • CarNo.41は、Q2予選時、2016年スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条12.(安全確認)違反により、3グリッド降格とする。

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SF:第5戦岡山レース2ノックアウト予選Q2結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
140野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.404--179.168
21石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.656 0.252 0.252178.563
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.712 0.308 0.056178.429
43ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.836 0.432 0.124178.134
519ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.914 0.510 0.078177.948
62国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.928 0.524 0.014177.915
77ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.246 0.842 0.318177.163
820関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'15.288 0.884 0.042177.064
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.720 1.316 0.432176.054
108小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'29.93815.53414.218148.222

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SF:第5戦岡山レース2ノックアウト予選Q1結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
120関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.690--178.482
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'15.025 0.335 0.335177.685
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'15.056 0.366 0.031177.611
465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.086 0.396 0.030177.540
57ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.115 0.425 0.029177.472
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'15.163 0.473 0.048177.359
78小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'15.165 0.475 0.002177.354
82国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.244 0.554 0.079177.168
93ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.247 0.557 0.003177.161
101石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.264 0.574 0.017177.121
---- 以上Q2進出 ----
1137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'15.271 0.581 0.007177.104
1218中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'15.273 0.583 0.002177.099
1336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'15.344 0.654 0.071176.932
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.463 0.773 0.119176.653
1516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'15.547 0.857 0.084176.457
1611伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.652 0.962 0.105176.212
174ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.656 0.966 0.004176.203
1834小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'15.876 1.186 0.220175.692
1910塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'15.952 1.262 0.076175.516
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.918)予選通過 ----

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SF:第5戦岡山レース1決勝会見 バンドーン「F1昇格も決まったし、スーパーフォーミュラでも勝てて最高の気分です」

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優勝 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-pc-vandoorne 最高の気分です。マクラーレンからのF1昇格も決まったし、スーパーフォーミュラでも勝つことができましたから。
フリープラクティスからクルマの調子が良く、レースではスタートも決まったし、ペースも良くて、ラップごとにリードを広げながら最後までレースすることができました。
2位 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING)
sf-rd5-r1-pc-kunimoto 非常に残念です。スタートがああいうことになったのはチャンスだったんですが、クラッチのバイトポイントを探せなくて出遅れてストフェル選手に前に行かれてしまいました。そのあとのペースもストフェル選手が速くて徐々に離されましたが、何が悪かったかはわかっているので、明日に向けて修正できると思います。スタートの失敗も原因を突き止めて、しっかり準備したいと思います。
3位 #7ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)
sf-rd5-r1-pc-karthikeyan 最初のシーズンで勝つことができたストフェルには優勝おめでとうと言いたいです。
レースではいいスタートを決められました。難しい部分もありましたが、3位をキープすることが一番重要だと思っていました。後半に入ってクルマの調子が良くなったので、追い上げようと思いましたが、国本選手のペースも良くて追いつけませんでした。
チームもずっと苦しいレースを続けてきましたから、今日表彰台に上がれたのは本当に良かったと思います。これからもチャンスを逃さないように結果を出していきたいと思います。
優勝チーム監督 村岡潔(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-pc-muraoka しばらく勝っていなかったので、ストフェルがやっと勝ってくれたことでチームとして責任を果たせたという思いが一番強いです。
ストフェルが走ることになってから、スーパーフォーミュラとチームがグローバルに評価されるということをすごく意識していました。富士のポールと今回の優勝を得ましたが、グローバルに注目を集めるにはもう少しポールと優勝を取ってもらわないといけないと思うし、国本くんや野尻くんらの若手がもっと表彰台に上がってくれればなと思う欲深い私です。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第5戦岡山レース1決勝 #37中嶋痛恨のミス!!レースは#41バンドーンが独走で来日初優勝

岡山国際サーキットで9月10日に行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のレース1決勝は先日F1昇格が決まったばかりの#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)が来日初優勝を達成、2位に#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)がつけてシリーズポイントでトップに立った。

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レース1決勝はスタートからいきなりの大波乱で幕を開けた。
ポールポジションの#37中嶋一貴(VANTELIN COWA TOM’S SF14)が正規のグリッド位置を通り過ぎ、GT用のダミーグリッドに停止してしまったのだ。
このためにレースはスタートディレイとなり、中嶋は最後尾グリッドに下げられることに。
レースは2周減算されて28周で行われることになった。

ホールショットを奪ったのは予選3番手のバンドーン。
凄まじい勢いで1コーナーに飛び込み、そのまま一気に後続を突き放しにかかる。
2位には国本がつけ、予選6番手の#7ナレイン・カーティケヤンが一気に3位にジャンプアップしてきた。

懸命にバンドーンを追いかける国本だったが、バンドーンは安定したペースで着実にリードを広げていき、レース折り返し点となる14周を終える頃には3.4秒、23周めにはついに5秒のリードを獲得、その後は若干ペースを落としながら28周を走りきり、来日5戦めにして遂にスーパーフォーミュラ初優勝をものにした。
国本もまたこの2位入賞により4ポイントを獲得。トータル18.5ポイントとし、前回のもてぎで初優勝を遂げて17ポイントでポイントリーダーに立っていた#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)を抜いてトップに立った。
3位はカーティケヤン。昨年の開幕戦鈴鹿に続いて通算2度めの表彰台だ。

一方、スタート手順違反で最後尾スタートとなった#37中嶋一貴はレース序盤に#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)に追突されてテールランプを破損。この修復のためにピットインを強いられて最下位に終わったが、自身の14周めに1’17.353を記録。これがこのレースのファステストラップとなった。

第5戦決勝レース2は明日午後3時より51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦岡山レース1決勝結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngineLapTotal_Time
Behind
141ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E2836'28.567
22国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A284.795
37ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A289.855
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E2814.781
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E2817.531
664中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E2818.502
71石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A2819.782
819ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A2822.013
93ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A2822.993
1016山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E2825.032
1134小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E2826.301
1236アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A2827.961
1320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A2832.116
1465ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E2833.489
154ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A2840.654
1611伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E2841.192
1718中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A2845.376
188小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A2852.791
---- 以上規定周回数(90% - 25Laps)完走 ----
-*37中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A226Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM'S SF14) 1'17.353 (14/22) 172.337km/h
  • CarNo.37は、2016年スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条8.(スタートディレイ原因車両)により、最後尾スタートとした。

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SF:第5戦岡山レース1予選会見 中嶋「スタートが非常に大事なのは明らかなので、いい位置からスタートできるのは良かったです」 

sf-rd5-r1-ps-top3

ポールポジション #37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-kazuki 途中で赤旗が出たりして残り時間がわからない難しい予選でした。
クルマは持ち込みから良くて、朝試したことの中で良かったことと悪かったことを整理して予選に臨みました。ほとんどの人が最初のアタックができていない中で、二回ともアタックできたのが良かったのかなと思います。
今年予選でなかなか前に行けず、Q2落ちなんかもしていますが、それに比べればいい結果だと思います。今日のレースは距離も短いし、スタートが非常に大事なのは明らかなので、いい位置からスタートできてよかったです。
予選2位 #2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-kunimoto 非常に残念です。朝ニュータイヤで走ってトップタイムが出せたので、予選も狙っていたし、今年いちばんのチャンスだったと思うので。
赤旗が出たりしてすごいバタバタしている中で、最後ニュータイヤで4周めにアタックしてタイムを出そうとしたんですけど、思った以上にタイヤがたれたというか、グリップが落ちてしまって、アタックしたい周にブレーキでロックしたりしてタイムが出せなかったので悔やまれます。
今日のレースのことは何も考えてないので、これから話し合って。朝中古タイヤのバランスが今一つだったので、きっちり修正して準備したいです。
予選3位 #41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)
sf-rd5-r1-q-pc-vandoorne 今回は赤旗中断もあり、みんなにとって苦しい予選だったと思います。
クリアラップを取るのが難しくて、ワンチャンスを絶対逃せない状況でしたが、僕の走りには満足しています。3位という結果で、本当に嬉しいです。最初の岡山のレースは本当に苦しんでいたので。
それにチームメイトも4位ということで、チームにとってもいい結果だったと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第5戦岡山レース1公式予選 波乱の20分間を制したのは#37中嶋一貴!

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦レース1の公式予選が9月10日、岡山国際サーキットで行われた。
わずか20分間の走行であるにもかかわらず赤旗中断があるなど、アタックのタイミングをつかむのが難しいセッションとなったが、ニュータイヤ2本を投入して積極的にアタックした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が1’14.038でポールポジションを獲得した。

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レース1の公式予選は午前11時スタート。
しかし開始から数分で#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がダブルヘアピンの手前でスピンアウトした為に赤旗中断となってしまった。
これによって最初のアタックをフイにしたドライバーも少なくなかったようだ。
朝のフリー走行では2番手タイムを記録した小林も規定によりここで予選を終えることになり、最後尾スタートが確定した。

車両回収ののち予選は11時15分に再開。最後のアタック合戦は残り時間が6分30秒を切ったあたりから本格化した。
狭く抜きにくい岡山、しかも決勝はわずか30周なため、、明日のレース2以上に予選順位を重視するドライバーはここでニュータイヤを2セット投入する作戦に出る。
逆に最初のアタックをユーズドタイヤで凌ごうとした#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)は目論見が外れてアタックのタイミングをつかめず、このセッションを17位で終えてしまった。

それを尻目にチームメイトの#37中嶋は赤旗前のアタックで1本目のニュータイヤで1’14.639、再開後の2セット目で1’14.038を叩き出して見事ポールポジションを獲得した。
朝のフリー走行でトップタイムを記録した#2国本雄資(P/MU.CERUMO INGING SF14)は2本目のニュータイヤで2周連続のタイムアタックを行ったが、予想以上にタイヤの消耗が進んでしまい、2周めにタイムを上げることができずに予選2番手に終わった。
ホンダ勢の最上位はつい先日マクラーレンでのF1レギュラー参戦を発表したばかりの#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)の3位。チームメイトの#40野尻智紀も4位で続いた。

第5戦決勝レース1はこのあと午後3時30分より30周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦岡山レース1公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Race 1 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.038--180.053
22国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.150 0.112 0.112179.782
341ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.157 0.119 0.007179.765
440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.325 0.287 0.168179.358
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'14.349 0.311 0.024179.300
67ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.464 0.426 0.115179.023
73ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.484 0.446 0.020178.975
81石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.500 0.462 0.016178.937
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.548 0.510 0.048178.822
1034小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'14.672 0.634 0.124178.525
1119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.675 0.637 0.003178.518
124ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.715 0.677 0.040178.422
1320関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.721 0.683 0.006178.408
1416山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'14.728 0.690 0.007178.391
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.771 0.733 0.043178.288
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'14.830 0.792 0.059178.148
1736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.844 0.806 0.014178.114
1811伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.033 0.995 0.189177.666
---- 以上基準タイム(107% - 1'19.221)予選通過 ----
-8小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'24.12710.089 9.094158.460

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SF:第5戦岡山フリー走行 トップタイムは#2国本

2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行が9月10日、岡山国際サーキットで行われ、#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が1’14.420でトップタイム。
しかし上位17台のタイム差が1秒以内という接戦となった。

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平成28年熊本地震の影響で大分県のオートポリスでが10月いっぱいまで使用できなくなったことに伴い、第5戦は岡山国際サーキット舞台を変えて2レース制で開催されることになった。

それに伴い、タイムスケジュールもいつもとは違ったものになり、通常、土曜1時間、日曜30分間で行われるフリー走行は土曜朝の60分間1回のみとされ、ここで各チームは二日間の予選、決勝のセッティングやデータ収集を行わなければならなくなった。

この日の岡山は快晴で、フリー走行は終始ドライコンディション。
各チーム20周以上を走り込んだが、コース全長3.7kmの岡山なだけに、クリアラップを確保することは相当難しかったようだ。
それでも開始18分で#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が開始15分で1’15.806を記録すると、他のドライバーも次々に1分15秒台、1分14秒台とタイムを上げていく。

そしてチェッカー寸前に今季ノーポイントと苦しい戦いが続く#8小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が1’14.454でいきなりトップに躍り出るが、その直後に#2国本が1’14.420を記録してトップに立った。
3番手にはオリベイラがつけ、前回もてぎで初優勝を成し遂げて現在ポイントリーダーの#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)も1’14.508で4番手につけている。

このあとは午前11時より20分間の公式予選が行われるが、いかにしてクリアラップを確保するかが重要なポイントになりそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第5戦岡山フリー走行結果

SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/10) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
12国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'14.420--179.129
28小林 可夢偉SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.454 0.034 0.034179.047
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.463 0.043 0.009179.026
420関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'14.508 0.088 0.045178.918
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-414E1'14.545 0.125 0.037178.829
637中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.592 0.172 0.047178.716
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'14.634 0.214 0.042178.616
841ストフェル・バンドーンDOCOMO DANDELION M41S SF14Honda HR-414E1'14.713 0.293 0.079178.427
965ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'14.727 0.307 0.014178.393
1016山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-414E1'14.828 0.408 0.101178.153
117ナレイン・カーティケヤンSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'14.887 0.467 0.059178.012
123ジェームス・ロシターフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'14.908 0.488 0.021177.962
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14Honda HR-414E1'14.942 0.522 0.034177.882
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40Y SF14Honda HR-414E1'14.985 0.565 0.043177.780
151石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'15.139 0.719 0.154177.415
164ウィリアム・ブラーフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'15.227 0.807 0.088177.208
1764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-414E1'15.314 0.894 0.087177.003
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'15.456 1.036 0.142176.670
1911伊沢 拓也REAL SF14Honda HR-414E1'15.642 1.222 0.186176.235

FS125西地域

FS125W:第5戦中山 小出峻が接近戦を制し初優勝!

 2016年全日本カート選手権FS125部門西地域の第5戦が8月28日、中山カートウェイ(岡山県)で行われ、小出峻(HRS JAPAN)が優勝した。

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 全日本カート選手権FS125部門は、東西地域別5戦、東西統一戦1戦の計6戦で競われ、6戦中ポイント獲得数が多い5戦の合計ポイントでチャンピオンを決定する。今大会は、西地域での最終レースとなる第5戦が中山カートウェイで開催された。

 ここまでの東西2地域の結果を振り返ってみると、西地域では井本大雅(TAKAGI PLANNING)、三澤拓真(Energy JAPAN)、塩津佑介(カートクラブケント)の3人のウィナーが誕生しており、ポイントが割れている。一方東地域では、佐藤蓮(FLAX motor sports)が4戦すべてをポールトゥウィンで飾りフルポイントを獲得しており、チャンピオン獲得に向けて一歩優勢だ。そのため、西地域ランキング上位の井本、三澤の今大会の結果次第では、東西統一戦を待たずに東地域の第5戦で佐藤がチャンピオンを獲得する可能性があり、井本、三澤にとっては絶対に落とすことのできない正念場となるレースだ。

 予選ヒートは、決勝ヒートのスタート位置を決めると同時にポイントが付与されるため、チャンピオン争いに向けて貴重なポイントを獲得する場でもあり、井本、三澤にとってはひとつでも前のグリッドを獲得したいところだ。ところが井本は5番手、三澤は7番手と、ともに今シーズンの予選ヒートワースト順位となってしまう。予選ヒートを制したのは上田裕也(NEXT-ONE Racing)で、タイムトライアル、予選ヒートともに1番と今大会絶好調だ。2番手には小出、3番手には丹澤、4番手には塩津が続いた。

 決勝ヒートは、上田、小出という今シーズン初の顔触れ2台を先頭にスタートは切られた。レース序盤は、塩津、小出、上田の3台がワンパックとなって後続を突き放していき、3台の優勝争いになるように思われた。ところが周回数の半分を消化したあたりから、4番手を走っていた三澤がみるみると3台に追いついていき、トップ争いの隊列は4台の接近戦へと変わるが、特に動きはないまま周回数は進んでいく。周回数2周というところで小出が塩津に仕掛けたことでレースが大きく動く。4台の間隔はぐっと近くなり、コーナーごとに4台が順位を入れ替わるような状況でファイナルラップに突入。そこに5位を走行していた井本も加わり5台がサイドバイサイドの接近戦を繰り広げる。最終的に小出がバトルを制し、小出、上田、塩津、三澤、井本の順位でチェッカーを受け、1位から5位までの差が1秒未満という手に汗握るバトルは、今シーズン4人目のウィナー誕生によって決着を迎えた。

 今大会の結果によって東地域第5戦の佐藤の成績次第では、最終戦の東西統一戦を待たずにチャンピオンが決定される。4戦連続ポールトゥウィンの佐藤がさらに記録を伸ばしてタイトルを獲得するのか、それとも何か一波乱あるのか目が離せない。東地域の第5戦は、9月18日にスポーツランドSUGO西コースで開催される。

Text: Hideshi KIKUYAMA
Photo: Yoshiaki YOKOTA(Y's PHOTO)

SUPER GT

SGT:第5戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

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SGT:第5戦富士 ODYSSEY SLS、チーム一丸で流れを取り戻し、ポジションアップして16位で完走! 次戦鈴鹿1000㎞に向けて弾みをつける (Arnage)

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 悔しいリタイヤを喫した前戦菅生ラウンドから、富士ラウンドまでのインターバルは実質10日間。チームは、慌ただしい短期集中のメンテナンスを行なった。幸い外装パーツには傷みがほとんどなかったため、ガレージではリアバンパーの小さな傷を補修し、折損してしまった左側のドライブシャフトを新しいものに交換した。菅生ラウンドでは、わずかなミスが招いた歯車の食い違いから本来のレースをすることができなかったチームは、もう一度ピットワークを細かく検証し、レースの組み立てを見直した。7月29日には第5戦富士での参加条件が発表され、車高、エアリストリクター径、給油リストリクター径等の変更を求められるマシンも多いなか、Mercedes Benz SLS GT3はエアリストリクター径、給油リストリクター径ともに変更なしと決まった。ストレートの長い富士スピードウェイで、このアドバンテージが活かされることを期待しつつ、チームはレースウィークを迎えた。

August 6th Qualifying Day 晴れ/ドライ 気温:33℃→32℃ / 路面温度:48℃→47℃ 入場者;18,400人

gt-rd5-arnage-02  全国的に厳しい暑さが続くなか、高地御殿場も夏本番を迎えていた。レースウィークも連日30度を超える猛暑となっていたが、夏休みということもあり、搬入日から富士スピードウェイには多くの観客が訪れた。ODYSSEY SLSも機材と共に金曜日に搬入され、入念に走行準備が行われたが、最終暖気の際に6速ギアが入らない症状が出て、メカニック一同をひやりとさせた。しかし、ガレージでのデータを元に再調整をしたところ、症状は解消され、無事に予選日を迎えることができた。

gt-rd5-arnage-06  予選日の朝も真夏の太陽が照り付け、8時50分からの公式練習の始まるころには気温が30度近くに上昇していた。練習走行のスタートと同時に、安岡選手がコースイン、凜太郎選手と交替しながら、ここ富士でのマシンのフィーリングを確認した。2度の赤旗に走行を中断される場面もあったが、サファリの時間も使って、決勝を見越した細かい調整が行われた。心配された昨夜のギアの動きにも問題はなく、マシンは順調に走行することができた。この夏の決戦に向けて投入した新しいセットアップの確認が行われ、ピットイン、ピットアウトを繰り返しながら、セットを煮詰めていった。

gt-rd5-arnage-03  午後になると、真夏の日差しはますます厳しさを増し、じりじりと照り付ける。路面温度が50度近くまで上昇するなか、14時25分から予選が行われた。夏の富士ラウンドでも安岡選手がアタックを開始した。渾身のアタックをかけた3Lap目、安岡選手が1’39.555をレコードして18位と好ポジションに位置したとき、コース上でストップしたマシンが出たため赤旗が提示され、予選は中断された。残り時間は4分、このまま予選が終了するかと思われたが、アタックできていないマシンが多かったため、予選は再開された。厳しい暑さが予想される明日の決勝でのタイヤ無交換作戦を考えると、タイヤ温存が第一と考えたチームは安岡選手を再アタックさせず、他車のタイムアップの結果、ODYSSEY SLSは明日のレースを23位から戦うことになった。とはいえ、この時期の予選タイムとしては、これまでにない好タイムで、明日の決勝を戦うには悪い材料ではない。予選終了後、日が陰ってくるにつれて気温は下がり、雄大な夏富士が心地よい夏の夕暮れに映えていた。チームは明日の決勝に向け、ミスなく、一秒でもピット作業のタイムを縮められるよう、熱心にドライバーチェンジとタイヤ交換の練習を行った。

 予選の結果は以下の通り

  • P1 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一 / 小林崇志(1'37.545)
  • P2 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン / 藤井誠暢(1'37.889)
  • P3 #51 JMS LMcorsa 488 GT3 都筑晶裕 / 新田守男(1'37.908)
  • P23 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎(1’39.555)

August 7th Race Day 晴れ/ドライ 気温:33℃→32℃ / 路面温度:54℃→48℃ 入場者:33,500人

gt-rd5-arnage-13  決勝の日も、朝から夏らしい青空が広がった。ピットを吹き抜ける風は富士山麓らしい爽やかさだったが、真夏の太陽が高くなるにつれ、気温が上がっていった。午後の路面温度を考えると、タイヤの使い方がレース運びを考えるうえで間違いなく重要になってくる。Arnage Racingも今回こそタイヤ無交換作戦を成功させ、少しでもアドバンテージを稼ぎたいところである。9時から始まった朝のフリー走行では、土曜日に使用したタイヤを使って、凜太郎選手、安岡選手の順で走行し、タイヤがどの程度の走行距離に耐えうるかのテストをした。その結果、リアタイヤにはかなり負担がかかっているものの、なんとか決勝は無交換作戦を決行できそうだということが分かった。チームは最後まで入念にマシンのチェックを行い、決戦の時を待った。

gt-rd5-arnage-10  14時30分、気温33度、路面温度は54度。暑さと熱気が最高潮の中、真夏の決戦の火ぶたが切って落とされた。静岡県警のパレードランからフォーメーションラップと続き、今大会もスタートドライバーを任された凜太郎選手が、23番グリッドからレースを開始した。非常によいスタートを切った凜太郎選手は、スタート直後の混戦をうまく潜り抜けて2つほど順位を上げ、21番手のポジションから1分42秒台の安定したペースで走行を始めた。荒れたレース展開がつきもののこの時期の富士ラウンドらしく、序盤からマシン同士の接触やタイヤのバーストが相次いで前方車両の順位の変動があり、凜太郎選手はスタートから9Lapで19位まで浮上した。その後凜太郎選手は、後方から迫ってくる速いマシンを敢えてスルーさせ、自らのペースをキープする作戦に出る。凜太郎選手は21位までポジションを落とすも、1分42秒台のペースを守り続け、無理をしない走行でタイヤをいたわりながら落ち着いた走りを見せた。

gt-rd5-arnage-14  レース展開に変化が起きたのは、レース序盤の形勢が固まりつつあった15Lap目。300クラス同士の接触によるアクシデントが起き、パーツがコース上に散乱したためセーフティーカー導入となる。このタイミングはチームにとって好機。23Lap目にレース再開となるとすぐに、Arnage Racingはドライバー交替のため、凜太郎選手をピットに呼び戻した。前戦菅生と同じ轍は踏むまい。今度こそ素早いピットワークでタイヤ無交換作戦を成功させようと、チームは手堅く給油と素早いドライバーチェンジを終わらせ、安岡選手がエンジンをかけようとした。ところが、エンジンがかからない。安岡選手がエンジンを始動させるタイミングでエンストが起き、その際に電源が落ちてしまっていたのだ。そのことに気づかず、安岡選手は懸命にエンジン始動を試みる。時間は刻々と過ぎていく。ようやくメインスイッチをオンすることに気づいたメカニックが駆け寄り、エンジンがかかったが、Arnage Racingは貴重な40秒ほどをロスしてしまった。安岡選手は、やっとコースに出ることができ、Arnage Racingはレースを再開した。

gt-rd5-arnage-17  この時点でODYSSEY SLSは見かけ上24位までポジションを落としていた。しかし、36Lap目、すべてのチームがルーティンのピットインを済ませると、ODYSSEY SLSは20位までポジションアップ、レースは後半へと突入する。安岡選手も凜太郎選手から引き継いだタイヤをいたわりながら、1分42秒台の落ち着いたペースで走行を続けた。気温は次第に下がってきていたが、路面温度は相変わらず50度台から落ちる気配を見せない。過酷な路面状況に悲鳴を上げて脱落してくるマシンのおかげで、ODYSSEY SLSは、さらに44Lap目に19位、56Lap目には17位と、少しずつ順位を上げていった。そしてゴール直前の60Lap目、ついに前方の60号車をとらえた安岡選手は更にもう一つポジションを上げ、16位でチェッカーを受けた。

 Arnage Racingは、ドライバーを含めたチームの一人一人が菅生ラウンドからの反省を活かし、悔しさをばねにして、再びチーム一丸で富士ラウンドを走りぬくことができた。

  • P1 #55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一 / 小林崇志
  • P2 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン / 藤井誠暢
  • P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人 / 山内英輝
  • P16 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎
ドライバー 安岡秀徒
gt-rd5-arnage-05  おつかれさまでした。菅生よりはいいレースで、ちゃんと完走できて、目標だった(トップとの差が)1周以内の完走で3点が取れて、よかったと思ってます。今回も、若干セッティングに苦労して、そこから何とかまとめて迎えた決勝だったんですけど、予想してたよりはポジション的には苦戦しました。自分も凜ちゃんも、もう少し速いペースで走れる予定でいて、それができればもうちょっと上の順位が望める…ってなってくると、300kmのレースでもポイントが争えるようなペースになるので、その「あとちょっと」が欲しいですね。個人的には菅生で、前回動いちゃって、今回動かなくて…(苦笑)それを取り返せるような状況でもないし、フィニッシュまでいいペースで走れるように、淡々と走りました。でもそれは、これまでもできていることだし、今回それができたことは、長いスティントを走るつもりでいる鈴鹿に向けては、よかった。ピットワークを含めて、チームとやる部分はもうちょっと改善できると思いますし、なんとか、鈴鹿に向けての形はできたのかな…っていうことで、ほんとに、どんなレースになるのか、次戦鈴鹿が楽しみです。頑張るのはもちろんですけど、楽しみです。期待していてください。ありがとうございました。
ドライバー 久保凜太郎
 お疲れ様でした。前回の菅生のことがあり、心機一転とはいかないまでも、気持ちを新たに、ドライビングなんかを見直そうっていうことで、事前に安岡選手のところで、シミュレーターをやってるんですけど、今回は前回富士の動画も踏まえて、安岡さんに注意点とか改善点を教えてもらいながら練習して、そのイメージをしっかり持ってサーキットに来ました。修正点や反省点もいろいろあったんですが、いろんな考え方の部分でちゃんと変えられたところもあったと思うので、よかったと思います。レース自体は、予選で先輩が頑張っていいアタックをしてくれたので、決勝のスタートからいい流れが作れましたね。ストレートの速さは今回、周りよりも際立ってたんで、ストレート一本に絞って、しっかりとオーバーテイクもし、ブロックもできたのはよかったです。タイヤ温存についても、やれる限りのことはやったつもりです。ピットストップでエンジンがかからなかったのは、ちょっともったいなかったけど、鈴鹿の前にそれが起こったってことは、次は克服すればいいってことですから。次の鈴鹿は加納さんも走るし、チームとしてもホームだし、鈴鹿公式テストの時は不調だったので、それがどう成長したかを自分自身で知るためにも、鈴鹿が楽しみです。頑張ります。応援よろしくお願いします。
アドバイザー 加納政樹
gt-rd5-arnage-21  おつかれさまでした。前回の菅生はチームとしての流れも悪くて、そこから短いインターバルでの富士だったので、チーム自体がどこまで流れを戻せるのかっていうのが一つの課題やったと思うんですが、予選も、39秒真ん中くらいのタイムが出たし、いろいろ試してることがうまくいった週末でしたね。土曜日のタイヤ交換の練習の時のメカニックの目つきや表情を見てると、改善せなあかん!という意識の中でみんなが頑張った成果が出たんじゃないかとすごく思ってます。ひとつのミスが一つ二つの順位に大きくかかわってくる。今、SUPER GTって、それくらいの厳しい状況だと思うんで、そんな中できちっと完走できて、チームポイント3を取れたっていうのは、ほんとに良かったと思います。ただもう一つ上のステージを戦おうと思うんであれば、そのステージを戦うためには何が必要かもう一回考えないといけないところに来てます。次はチームにとって一番大事な鈴鹿1000kmですが、これまで忘れ物をたくさんしてきてるはずですので、それをきっちり全部取りに行きたい。僕も乗りますし、なんとか、3人でポイントを獲れるとこで戦えるように頑張ります。また応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

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Arnage Racing: 2016 SUPER GT Race report

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,9,10戦富士 シリーズ初の3レース開催には、悲喜こもごものドラマが……。第10戦で平木湧也が、悲願の初優勝を飾る! (Le Beausset)

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 ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第5大会が8月6日(土)、7日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。

 オートポリスで行われるはずだった第3大会が中止になったことにより、代替レースとして第5戦が今大会に組み込まれることとなった。スケジュールとしては、土曜日に予選を1回、決勝を1回、そして日曜日に決勝を2回実施する、3レース開催はFIA-F4としてはもちろん初めて。ドライバーにとっては、なかなか得がたい経験となるのは間違いなく、大量得点が可能な一方で、逆に大量の差をつけられる可能性もあることから、シリーズの天王山となる可能性は十分にある。

 国内最長のストレートを持つ富士は、激しいスリップストリーム合戦が繰り広げられることで知られ、オーバーテイクの機会は他のサーキット以上に多いが、抜きやすい事ばかりをイメージするのは禁物だ。むしろ、抜かれやすいサーキットでもある。どのタイミングで前に出れば、先にチェッカーを受けられるか、逆にここで抜かれても、再逆転は可能である、といった、駆け引きの重要性も大いに問われる。

予選 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 同じ富士が舞台であっても、第2大会が行われた5月であれば爽やかに映る青空であるが、8月ともなると日差しが強烈すぎて、むしろ猛暑が最大のライバルともなっていた。

 専有走行が行われる木曜日から、3人のドライバーは走行開始。セッションごと、それぞれ着実にタイムを縮め、興味深かったのは3人のタイムが程よく揃っていたことだ。

 そして迎えた土曜日の予選。3レース行われるが、予選は通常どおり1回だけの計測で、第5戦(第1レース)はベストタイムの、第9戦(第2レース)はセカンドベストタイムの順でグリッドが決まる。そして、第10戦(第3レース)は、第5戦決勝のベストタイム順で決められることになっており、なおかつタイヤも通常より1セット多く使用することが可能とされている。

 もちろん、川合も玲次も湧也も予選で使用するのは1セットのみ。計測開始後ピットで3分間待機し、ピットを離れていく。ターゲットとする1分46秒台への突入が最も早かったのは川合ながら、その後の伸びを欠いてしまう。やはり経験の違いか、コンスタントにタイムを刻んでくるのは湧也だったが、予選の前に唯一スプリングを変更していたことが、どうやら裏目に出てしまい、3人の中でベストタイムでは湧也が速かったものの、セカンドベストタイムでは玲次の方が上回った。だが、玲次は黄旗提示区間の減速義務違反があり、ベストタイムを削除されてしまう。

 その結果、湧也は第5戦で11番手、第9戦で13番手からのスタートとなり、川合は16番手と17番手、玲次は17番手と16番手と、レースごとポジションをシェアすることとなった。

決勝第5戦 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 照りつける太陽は、最初の決勝を迎える頃になっても容赦なく降り注ぐ。3人のドライバーが装着していたのは、2セット目のニュータイヤ。もちろん、第10戦で少しでも上位のグリッドを得ようという狙いによるものだ。

 それぞれスタートはまずまず。湧也が13番手、玲次が15番手、川合が18番手でオープニングラップをクリアする。バトルを重ねつつ、着実に順位を上げていった湧也が10位でフィニッシュした一方で、川合は5周目のコカコーラコーナーで、接触を回避しようとしてスピン。その後の挽回もなかなかままならず、14位でゴールするのが精いっぱいだった。そして玲次は12位でゴールしたが、ストレートでのオーバーテイク時に走路外走行があったと判定され、ペナルティによるタイム加算で32位にまで降格を余儀なくされることになった。

 しかし、そんな状況の中において、湧也はベストラップ2番手を獲得し、第10戦にはフロントローから挑むことが決定した。

決勝第9戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ゴールデンウィークの第2大会に比べれば少ないとはいえ、今回も日曜日のサーキットには33,500人もの大観衆が詰め寄せていた。 連日の猛暑ではあったが、そんな過酷な条件であっても、ドライバーに集中力を欠くことは許されない。スタートを決めて、2ポジションアップとしていたのが川合だった。後方からのチャージもしのぎ続けて、その後も周回を重ねるうちに、やがて玲次も近づいてくることに。編隊を築いて順位を上げてくることが期待されるも、8周目のダンロップコーナーで玲次は押し出される格好となってスピン。それから間もなく、川合もプリウスコーナーでのオーバーランがあり、順位を落とす。一方、湧也はスタートに出遅れたこともあり、フロントローから挑む第10戦に照準を当て、ドライビングやクルマの操り方を大きくアジャスト。これが新たな方向性の発見となるとともに、終盤のペースも上がっていく。その結果、いったんは大きく順位を落としていたが、着実に順位を上げる要素となり、最終ラップには川合の背後でフィニッシュすることに。

 上位陣にペナルティに課せられ、降格もあったことから川合は13位、湧也は14位、そして玲次は23位となった。

決勝第10戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 最後の決勝は、スーパーGTの決勝終了直後に行われた。すでに日は傾いており、やや気温は下がっているとはいえ、ようやく普通の暑さになったという印象だ。それより強烈な西日と、GTカーのラバーがしっかり乗った路面は少なからぬ気がかりになったが、コンディションの大幅な変化に、どうドライバーが対応してくるか注目された。湧也は2番手、玲次は16番手、川合は19番手からのスタートとなる。

 そしてレッドシグナルが消えて、レースが開始。好スタートを切った湧也は1コーナーにインから飛び込み、トップ浮上を狙うが、しっかりガードを固められて、ここでの逆転はならない。だが、その後方では逆転もあれば、接触も!2台がコース上に止まったこともあり、即座にセーフティカー導入を示すSCボードが300Rから提示される。だが、血気盛んなドライバーたちの多くに、それは目に留まらなかったようでセクター3で相次ぐ追い越し、そして接触。その餌食に玲次がなってしまい、13コーナーで後続車両に追突されてダメージを負い、力なくピットに戻ってきてリタイアを余儀なくされる。一方、中団に沈んでいたことが、ある意味幸いし、川合は混乱を回避できて14番手に順位を上げる。

 5周目でSCランは終了、リスタートも完璧に決めた湧也はトップに続いて、逆転のチャンスを待つ。しかし、そこにポイントリーダーが急接近。湧也は8周目の1コーナーで順位を変えるも、ベストラップをマークし続け、激しく前車を追い上げた13周目のコカコーラコーナーで2番手に再浮上し、今季最上位でのフィニッシュを果たすこととなった。

 一方、川合も激しいバトルを繰り広げつつ順位を上げて、10周目には9番手に立つが、最終ラップのヘアピンで接触があってコース脇にストップ。完走扱いとはなったものの、入賞の機会を逸することとなった。

 久々の表彰台に立ち、満面の笑みを浮かべていた湧也。しかしながら、結果表が正式はおろか、暫定すら一向に出ない。SCラン中の追い越し、接触の審議に時間がかかっていたためだ。そして、午後10時近くになって、ようやく出された正式結果には追い越し違反でトップの降格が! その結果、湧也が繰り上がって優勝。自身だけでなく、チームにとってもFIA-F4での初優勝を獲得した。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 3人とも出入りの激しいレースだったが、大きくセッティングを変えた最終レースでは、クルマ本来のポテンシャルが引き出せ、チームと湧也にとって初優勝を勝ち取ることが出来た。ただ、ライバルと同じ土俵に上るには、更にドライバーを含めたチーム力を上げる必要があると考えている。もっと強いクルマを作り、もっと貪欲に戦わなければならない。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 走り始めの練習走行から歯車がうまく噛み合わず、どうしたらいいんだろうな、と思っているうちに本番を迎えることになってしまって……。それでも第1レース、第2レースともにスタートは悪くなくて順位は上げられたのですが、予選順位が悪かったせいで普段は戦わない相手とバトルしていたせいか、第1レースでは幅寄せされてスピン。第2レースでは飛び出したりしていました。それでも第3レースではまたスタートも決まり、SCラン後にも順位を上げることができ、シン グルあたりまで行っていたんです。ところが、最後の最後に接触があって、巻き込んだところを後ろのクルマに突っ込まれて終わってしまいました。第3レースに関しては、感触も良くて追い上げていけたので、非常に悔しいです。この悪い流れを断ち切れるように、次の鈴鹿に向けてしっかり準備していきます。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 第1レースはストレートで抜く時に走路外走行だったということで、ペナルティを受けてしまい、12位ゴールだったんですが、大きく順位を落としてしまいました。内容的には良かったレースだと思います。第2レースはペースもよかったんですが、中盤に相手を抜く時、押し出されてスピンして。それで後方からの追い上げで、25位という結果になってしまいました。第3レースは、SCランの最中に追突されてしまいマシンのダメージが大きくリタイアと、今週はまともにレースができず、本当に悔しいです。このあとは再来週の鈴鹿に向けて、自分がどれだけいい準備ができるかどうかだと思うので、絶対に完璧な状態にして行きます。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 チーム、監督のおかげです。第3レースの前に大幅なセット変更をして、クルマの状態も良かったですし、レースもちゃんと組み立てられましたし、クリーンなバトルもできました。もちろん僕にとって2位も最上位ですから嬉しかったんですが、優勝となると、もっともっと純粋に嬉しいです。正直、今週の始まりは10番手に入るのはやっとという状況で、決して調子は良くなかったんですが、今回は3レース制ということで、唯一チャンスがあるのは第3レースだろうと。そこで勝てるよう、レースウィークを予選から組み立てていき、第1レースでニュータイヤを入れて、良いポジションが得られたことがすべてだったと思います。第2レースを、第3レースに対するセットの調整というか、データ取りで行って、中団に埋もれはしましたが、その状況でクルマの動きを確認できて、大胆なセット変更をしたのが本当に効きました。ラッキーでしたが、こういう位置にいないとチャンスは巡ってこないことを改めて感じたので、もうこの位置から離れないようにします!
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SUPER GT第5戦富士にてAudi R8 LMSが2位表彰台を獲得 (アウディ)

2016_rd5_00152016/08/08
・ Audi Team Hitotsuyamaは予選2位からの快走を見せ、トップと僅差の2位でフィニッシュ
・ Team TAISAN SARDは予選12位から粘り強く走り続け、8位入賞を果たす


アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。予選8月6日、決勝8月7日に富士スピードウェイ(静岡県)でSUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」が開催されました。前戦に続き、#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ チーム ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム タイサン サード)の2 チームが新型Audi R8 LMSで参戦。Audi Team Hitotsuyamaが2位表彰台を獲得しました。

Audi Team Hitotsuyamaは、2012年よりAudi R8 LMSでGT300クラスに挑戦を続けており、ドライバーは昨年と同じくリチャード ライアン選手と藤井誠暢選手がコンビを組みます。今年はマシンも市販モデルのフルモデルチェンジに合わせて新型に、またタイヤメーカーもダンロップへと変更になり新体制でレースに望んでいます。Q1、Q2と2回に分けて行われる予選では、まず藤井選手がトップとコンマ1秒差に迫る2番手タイムでQ1を突破。Q2に臨んだリチャード ライアン選手も、トップに肉迫するタイムでGT300クラスにおいて2番手グリッドを獲得しました。

300kmを走る決勝では第1スティントを藤井選手が担当。スタート時からトップとテールトゥーノーズの走りを見せながらしっかりとポジションをキープして28周を走り、第2スティントを担当するリチャード ライアン選手にステアリングを託します。ピットインのタイミングでタイヤを2本のみ交換するという作戦をとったトップとの差は約6秒にまで広がりましたが、後半猛烈な追い上げを見せ、最終ラップ、最終コーナーの立ち上がりではトップと横並びの激走で、わずか0.1秒差で2位となりました。偶然にもこの日、誕生日を迎えたリチャード ライアン選手にとって想い出深い表彰台となりました。

Audi Team Hitotsuyama 一ツ山亮次チーム代表のコメント

「チーム単体として見ればほぼ完璧なレースでした。マシントラブルもなく、ドライバーやメカニックにもミスがありませんでした。ライバルはタイヤ2本交換で後半にきつくなることは想像していましたし、そのとおりの展開になりました。そして最後にリチャードが猛烈なプッシュをしてくれました。トップとの差もわずか0.1秒で、もちろん勝ちたかったですが、いまチームにはいい流れがきていますし、とてもいい雰囲気にあります。次の鈴鹿は1000kmの長丁場でピットストップだけでも5、6回あり、もっともチーム力が問われるレースです。ぜひそこでリベンジを果たしたいと思います」

藤井誠暢選手のコメント

「これまで富士はあまり相性のいいサーキットではありませんでしたが、先のテストを経たことですごくいいタイヤが開発でき、前戦の菅生でもいいレースができたので今回は自信がありました。ライバルも速かったのですが、新型Audi R8 LMSはブレーキ性能が高くて1コーナーやダンロップコーナーでつめて、あちらはターボなので立ち上がりで少し離される、そういう一進一退の攻防でした。そして、後半のリチャードの走りをみて僕達のAudi R8 LMSが、タイヤにやさしく、長距離に強く、優勝のポテンシャルをもったクルマだと確信することができました。次は相性のいい鈴鹿です。絶対にアウディで優勝したいと思っているので、期待していてください」

リチャード ライアン選手のコメント

「チームやファン、そしてアウディジャパンや僕自身にとってもいい結果を出すことができてとてもうれしいです。気温が高くてタフなレースでしたが、マシンもタイヤも素晴らしいコンディションで、ブレーキングエリアやハイスピードコーナーではライバルよりも速さがありました。最終ラップは入賞のチャンスを失わないようにリアタイヤのグリップに細心の注意を払いながら、限界まで攻め込みましたが、今日は相手もまったくミスをしなかった。しかし、いま確実にチームもマシンもポディウムに上がることができる力をつけてきたことを実感しています」

Team TAISAN SARDは、今回、新型Audi R8 LMSで3戦目となります。

チームとしては2度目の挑戦となる富士では、予選Q1をルーキーの元嶋選手が見事に通過。Q2を担当した密山選手が予選12位のポジションを獲得しました。決勝では第1スティントを元嶋選手が担当し、他のチームが30周前後でドライバー交替する中、粘り強く40周を走り切りました。第2スティントを担当する密山選手へとドライバー交替し、コース上へ復帰した際には順位は8位へとジャンプアップ。そして、密山選手はコンスタントに周回を重ねこの位置をキープし、チームは8位入賞を獲得しました。

Team TAISAN SARD 近藤尚史チーム監督のコメント

「長いスティントを走ったデータもまだありませんので、ぎりぎりまでひっぱろうと意図的に第一スティントを長くとる作戦でした。狙いどおりうまくポジションをあげることができました。タイヤ交換はバランス的にみてリアの2本のみにしましたが、それも密山選手のスティントでまずまずのタイムで周回を重ねられることが分かりました。新車で3戦目ですから、こうしてデータを積み重ねて少しづづ着実に進化していく必要があります。次は1000kmレースということもありゲストドライバーに元F1ドライバーの中野信治選手を迎える予定ですが、安定した走りをしてくれると期待しています」

元嶋佑弥選手のコメント

「長いスティントではみんながピットインしてからの勝負になりますし、タイヤを2本のみ交換する作戦でしたから、序盤はタイヤをいたわりながら走りました。後半にプッシュすると思ったよりも早くリアタイヤが滑るようになりましたが、まずまずのペースで走り切ることができました。予選は良くなってきましたが、決勝のセッティングはまだまだ試行錯誤で、早く勝てるように努力していきます」

密山祥吾選手のコメント

「まだロングランのデータがないので元嶋選手に頑張ってもらって、おかげでレースらしいレースができました。僕らのマシンはオーバーステア傾向になることがあってタイヤ2本交換という作戦をとりましたが、結果としてはうまくいきました。少しづつですがベースのセッティングが固められてきました。もちろん8位に満足できているわけではないので、鈴鹿にも期待していてください」

次戦のSUPER GT第6戦は8月27〜28日、鈴鹿サーキットにて開催予定です。

アウディでは特設部門「Audi Sport(アウディ スポーツ)」の指揮のもと、コーポレートモータースポーツとして、ハイブリッドレーシングカー Audi R18でルマン24時間レースをはじめとする世界耐久選手権(WEC)と、Audi RS 5 DTMでDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦しています。またカスタマーモータースポーツとしてGT3レースカーAudi R8 LMS を世界中のプライベートチームに供給するなど、モータースポーツ活動全般を司っています。今後はこのAudi Sportを、アウディのスポーティなブランドイメージをより一層強調するサブブランドとしてグローバルで展開していきます。今年7月、日本国内でもコミュニケーション拠点であるAudi Sport店を全国24店舗でオープンしています。

アウディジャパン・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第5戦富士 暑さと波乱のレースでLEXUS RC F勢追い上げ叶わず。伊藤/キャシディ組36号車が最上位5位フィニッシュ (TOYOTA)

 8月7日(日)富士スピードウェイでSUPER GT第5戦の決勝レースが行われた。予選で後方に沈んだLEXUS RC F勢は追い上げを図ったが叶わず、伊藤大輔/ニック・キャシディ組のau TOM'S RC F 36号車が最上位の5位フィニッシュという厳しい結果に終わった。

LEXUS勢最上位の5位フィニッシュを果たした伊藤大輔/ニック・キャシディ組のau TOM'S RC F 36号車

LEXUS勢最上位の5位フィニッシュを果たした伊藤大輔/ニック・キャシディ組のau TOM'S RC F 36号車

 8月6日(土)、7日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT 第5戦「FUJI GT 300km RACE」が開催された。

 前戦SUGOから僅か2週間のインターバル、そして3週間後には鈴鹿1000kmが待つ「真夏の3連戦」は2戦目を迎えた。前戦SUGOでは、終盤、4台のLEXUS RC F勢による怒濤の追い上げで逆転が期待されたが、他車のクラッシュによる赤旗でレースは短縮終了、猛追劇は水を差される形となってしまった。

 LEXUSチームのホームコースである富士だが、昨年の夏大会は立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車が2位、今年のGWに行われた第2戦でもヘイッキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車が2位。また、今季これまでの3戦もLEXUS RC Fは全レース2位と、惜しくも勝利に届かない戦いが続いている。  LEXUSチームはこの悔しさをバネに、「ホーム」富士での勝利を目指し臨んだ。

◆予選◆

 6日(土)、夏の日差しの下で上位8台がQ2へと進出するQ1(15分間)は予定よりも6分遅れた午後2時51分に開始されたが、いつも通り全車ガレージ内で待機。残り9分を切ったあたりからコースイン。気温33度、路面温度は50度を超える酷暑のコンディションでのアタックが繰り広げられた。

 LEXUS勢では最初にコースインしたWedsSport ADVAN RC F 19号車の国本雄資が7番手タイムをマーク。しかし、6番手以降の7台が0.3秒以内に入る僅差の争いの中、LEXUS勢の残る5台は惜しくもQ2進出ならず。au TOM'S RC F 36号車が10番手、WAKO'S 4CR RC F 6号車が11番手、ZENT CERUMO RC F 38号車が12番手。ランキング上位で重いウェイトハンデを積むDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車とKeePer TOM'S RC F 37号車はそれぞれ13,15番手。LEXUS勢は決勝レースで後方からの追い上げを目指すこととなった。

 午後3時36分から開始されたQ2(12分間)では、唯一進出を果たした関口雄飛が駆る19号車がライバルに先んじてコースイン。ライバルがピットで待機する中、たった1台でアタックを開始。関口は最後までアタックを続けたが、上位浮上は果たせず、8番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。

 GT300クラスでは、上位14台がQ2へと進出するQ1でプリウスの2台が順調に好タイムをマーク。佐々木孝太のTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が4番手、嵯峨宏紀のTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が6番手につけ、2台のプリウスがQ2進出を決めた。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は29番手でQ1敗退となった。

 Q2(12分間)では、31号車を駆る中山雄一が富士の長いストレートスピードで速さを見せる海外製大排気量車を相手に健闘を見せ、6番手グリッドを獲得。永井宏明がアタックを担当した30号車は13番手グリッドとなった。

◆決勝◆

 7日(日)も好天に恵まれ、気温、路面温度共にうなぎ登り。気温33度、路面温度49度という真夏の暑さの下、午後2時35分に開始された地元静岡県警の白バイとパトカーの先導によるパレードラップとフォーメーションラップを経て、66周で競われる決勝レースのスタートが切られた。

 スタート直後はほぼグリッド順のまま周回が重ねられていったが、まもなく接触などによるアクシデントが多発する波乱の展開に。8、9周目にライバル勢にトラブルが出てLEXUS RC F勢の順位は繰り上がっていったが、10周目に最後尾スタートの37号車が突然のリアウィング脱落というアクシデントに見舞われ、TGRコーナーでコースアウト。何とかピットへは戻ったが、リアウィングの交換作業で大きくタイムをロスし、コース復帰時には7周遅れとなってしまった。

 18周目には接触を喫したGT300車両から出た破片排除のためにセーフティカーが導入。ドライバー交代が可能な最低周回数を超えた25周目にレースが再開された。このタイミングでLEXUS勢最上位の6位を走行していた19号車がピットへ向かい、国本から関口へとドライバーチェンジ。10番手スタートから6位へとポジションを上げていたキャシディの36号車は前車を激しく攻め、27周目に5位に浮上。

 その後、レース中盤にかけて次々にピット作業が行われていき、最後まで引っ張った39号車が36周目にピットインすると、伊藤へと交代した36号車がLEXUS勢の最上位5位となり、前を行くGT-Rを追う形となった。

 一時は5秒以上あった差を最後は2秒以下にまで詰めた伊藤の36号車だったが惜しくも届かず、5位でフィニッシュ。LEXUS RC Fは最上位が5位という厳しい結果でホームレースを終えることとなった。

 レースを通してLEXUS RC F同士の好バトルを見せ観客を湧かせた38号車が7位、39号車が8位、6号車が9位、19号車が10位でポイントフィニッシュを果たした。

 GT300クラスでは、6番手グリッドから嵯峨のドライブでスタートを切った31号車が3周目に5位、7周目には4位へと順調にポジションアップ。セーフティカー導入からの再スタートの翌周にピットへ向かい、中山雄一へとドライバーチェンジ。しかし、作業を終えてコースに復帰しようとした際に電装系のトラブルに見舞われ再発進できず。このトラブルの修復に15周ほどを要し、上位争いからは脱落してしまった。

 30号車は後半を担当した佐々木孝太が追い上げを見せたが、スティント後半にはタイヤの摩耗が予想以上に進みペースダウン。15位に終わった。60号車は最後尾スタートから着実にポジションを上げていき、17位でチェッカーを受けた。

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au TOM'S RC F 36号車 ドライバー  伊藤大輔:
 基本的には辛いレースだった。勝った12号車(GT-R)以外のライバルとは同じくらいのレベルで走れていたと思う。前半ニック(キャシディ)が良い走りをしてくれたし、セーフティカーで差が詰まったこともあり、それなりに良いポジションでバトンを受け取れたが、自分のスティントの序盤はオーバーステアが強く、クルマのバランスがなかなか取れない状況で前に離されてしまった。周回を重ねていくうちにバランスが改善され、終盤は前との差を詰めて行けたが、最初に離された分を取り戻すだけで、逆転まで仕掛けられなかったのは残念だ。今レースは予想外にLEXUS勢が苦しい展開になってしまったが、次の舞台となる鈴鹿では先日のテストでも良い手応えを得ているので、自信を持って戦いたい。
au TOM'S RC F 36号車 ドライバー  ニック・キャシディ:
 自分のスティントでは、ライバルをパスするなどバトルを楽しめて、とてもエキサイティングだった。後半を担当した(伊藤)大輔も良い走りをしてくれた。予選10番手というポジションを考えれば大きな進歩を遂げられたレースだったと思う。とはいえ、もちろん次戦以降はもっと上を狙っていかなければならない。
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

SUPER GT

SGT:第5戦富士優勝会見 安田「クルマ労わって走った」小林「記憶に残るレースになった」

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GT500クラス 安田裕信(#12カルソニックIMPUL GT-R)
gt-rd5-r-pc-yasuda  「今年はポールポジション取りながら結果に結びついていなかったので、久々の優勝は嬉しいですね。まさかのセーフティカーでしたが、リスタート後もJPがプッシュしてマージン築いてくれたので、あとはクルマ、エンジン、タイヤを労わりながら走るだけでした。ただ、どうしても不測のトラブルのことを考えてしまって、走りながら早く終わってくれないかなと思っていました(笑)。ライバルと考えていた46号車が消えたのも大きかったかもしれません。次の鈴鹿は去年も重いクルマで結果出していますので、まだポイント差はありますが、差は縮まったことを前向きに考えて臨みたいと思います」
GT500クラス ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#12カルソニックIMPUL GT-R)
gt-rd5-r-pc-oliveira  「入らないでほしいと祈っていたセーフティカーが入って、せっかく築いた11秒のマージンがリセットされてしまいました。でも、リスタートも上手くいき、再度マージンを築いて安田選手に繋ぐことができました。クルマに関しては何も心配することはなかったですね。我々にとって今回のポイントは非常に大きいと思います。鈴鹿はいけると思っていますので、残るレースもこの流れでポイントを稼いで、1号車との差を詰めていきたいですね」
GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-r-pc-takagi  「富士はチームにとって運の良いサーキットですが、BMW M6はどのサーキットと相性が良いのか、まだ掴みかねているというのが正直なところです。富士は良いのですが、SUGOや鈴鹿はあまり良くないように感じています。それだけに、今回は是が非でも勝ちたいと思っていました。ただ、自分のパートではかなり追われていたので、小林選手も辛い思いをするだろうなと思っていました。ピットで築いてくれた6秒のマージンと、小林選手の頑張りが大きかったと思います。価値ある1勝です。次の鈴鹿はウェイト増えて厳しくなりますが、チーム一丸となってポイントを獲得したいと思います」
GT300クラス 小林崇志(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-r-pc-kobayashi  「ここでは勝たないといけないと思っていました。昨日の予選から朝のフリー走行までかなり余裕を持ってトップタイムをマークしていましたが、レースはそうはいかなかったですね。これまでの優勝は割と楽なパターンが多かったのですが、今回は本当にキツい展開でした。ただ、こういうなかで勝てたことは、自分のレース人生にとっても非常に意義のあるものだと思います。記憶に残るレースになると思います。これでランキングトップに立ちましたので、チャンピオン獲得に向けてよりレベルアップしたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士決勝 待ちに待った勝利!!#12カルソニックGT-Rが独走で富士500kmの雪辱を果たす。GT300は#55ARTA BMW M6が接戦を制す

不運続きの12号車がついに勝った!!!

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オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の結晶が8月7日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が後続を大きく突き放し、待ちに待った今季初勝利を手にした。
GT300クラスもまたポールポジションの#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)がフィニッシュラインまで続いた#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)とのバトルを制し、こちらも今季初勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選18,400人/決勝33,500人/大会総入場者数51,900人)

2016シーズンの折り返し点となる第5戦決勝は午後2時35分より66周で行われた。
ポールシッターの#12カルソニックGT-R(J.P.デ・オリベイラ)が快調にトップをひた走る。
2位につけた#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲)との差は13周を終えた時点で5.19秒に広がっていた。
ところが19周目に差し掛かったところで後続のGT300クラスでアクシデントがあり、車両回収とコース清掃のため、セーフティカーが導入されることになった。
SCランは24周目まで続き、25周目からリスタート。
規定周回数の1/3をわずかに過ぎたタイミングということもあり、ここから各チームが相次いでピットストップを行うことになる。
上位陣では4位の#17KEHIN NSX CONCEPT-GTが28周め、#100RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが29周め、2位の#46S Road CRAFTSPORTS GT-Rが32周め、そしてトップの#12カルソニックGT-Rと3位の#1MOTUL AUTECH GT-Rは33周めにそれぞれピット作業を行った。

この結果先に動いた#100レイブリックNSXが見事2位に浮上することに成功、その一方で前半2位を走行していた#46S Road GT-Rはおそらくはブレーキと思われるトラブルから35周めの1コーナーでスピン状態に陥り、凄まじい勢いでバリアに突っ込んで、そのままレースを終えてしまった。
なお、ドライバーの千代は自力で脱出している。

こうした混乱もあり、トップの#12カルソニックGT-Rのリードは10秒以上に拡大。
その後も安田はハイペースで後続を突き放しにかかり、最後は25秒以上の大量リードを築き上げて66周を走りきり、まさかのタイヤバーストでレースを失った第2戦富士の雪辱を果たした。
2位には#100レイブリックNSX(伊沢拓也)との激しいバトルを制した#17ケーヒンNSX(塚越広大)が入り、ポイントリーダーの#1モチュールGT-Rは#100レイブリックNSXに次ぐ4位を獲得、上限一杯100kgものウェイトハンデを搭載して次戦鈴鹿1000kmに臨むこととなった。

GT300クラスは、スタートからポールシッター#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一)と#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(藤井誠暢)が逃げ、この2台を#61SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が追うという展開になった。この3台は、17周過ぎに下位マシンの接触によってセーフティカーが導入されても、28周目から始まったルーティンのピットインを終えても、その差が大きく変わることはなかった。
逆にピットインを終えると、トップ#55BMW(小林崇志)と#21Audi(リチャード・ライアン)との差は一時6秒まで開き、#61BRZ(山内英輝)はさらに8秒後方と間隔が開いたため、#55BMWの楽勝かと思われた。
しかし、残り15周となったあたりから、タイヤがきつくなってきた#55BMWを#21Audiが猛追。50周目4.4秒、55周目2.4秒、60周目1.2秒と両者の差は見る見るうちになくなっていき、最後の1コーナーでついに#21Audiが#55BMWの背後にピタリとつける。そのまま最終コーナーを立ち上がり、チェッカー手前の直線で#21Audiが#55BMWの横に並ぶが、僅かに届かず。「こんなにきついレースは初めて」(小林)という#55BMWが薄氷の勝利を手にした。

次戦決勝は8月28日、伝統の鈴鹿1000kmだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第5戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS14661:51'53.223
217塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS106625.424
3100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS46628.650
41松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI846628.940
536伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS226630.831
68松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS106636.730
738立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS326645.837
839ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS686649.017
96大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS466655.310
1019関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH22661'33.221
1164中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL2642Laps
1237ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60597Laps
---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ----
-46本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI303432Laps
-24佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441155Laps
-15武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81056Laps
  • Fastest Lap: CarNo.12 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R) 1'30.687 (5/33) 181.137km/h

■GT300クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhLapTotal_Time
Behind
155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS32621:52'46.623
221リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL16620.106
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL226210.762
488織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH146228.948
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH306228.954
63星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH546233.213
711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL326243.768
826密山 祥吾
元嶋 佑弥
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH611Lap
90アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL18611Lap
1018中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH22611Lap
1151都筑 晶裕
新田 守男
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH26611Lap
1248高星 明誠
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2611Lap
1325土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH66611Lap
145山下 潤一郎
影山 正美
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH611Lap
1530永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH4611Lap
1650安岡 秀徒
久保 凜太郎
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH611Lap
1760飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH611Lap
1863エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH611Lap
1987細川 慎弥
佐藤 公哉
triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH6611Lap
207ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH24602Laps
219阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH593Laps
22111植田 正幸
鶴田 和弥
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH593Laps
2365黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH40566Laps
24*33山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH539Laps
2531嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS404616Laps
---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ----
-2高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH2537Laps
-*22和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1547Laps
-360柴田 優作
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1052Laps
  • Fastest Lap: CarNo.55 高木真一(ARTA BMW M6 GT3) 1'39.551 (2/30) 165.009km/h
  • CarNo.22は、SGT Spr.13-1b.(危険なドライブ行為)により、40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.33は、SGT Spr.27-3(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第5戦富士 GTA定例会見 坂東代表「GT300は予備予選導入も」

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決勝日朝、GTアソシエイション坂東正明代表による定例の会見が行われた。

 今回は周辺道路も若干空いている印象だ。リオ・オリンピックと重なっていることもあるのか、観客の入りが気になる。日本のモータースポーツの核となるスーパーGTシリーズの折り返しとなる1戦だが、イベントのあり方などを再考する必要もあるのかもしれない。ただ、レース内容は非常に面白くなることを確信している。期待してほしい。

■前回のSUGO戦での赤旗中断、レース終了の経緯は?
 赤旗提示は競技長の専権事項で、基本的には規則に則って判断したということである。セーフティカーではなく赤旗にしたのは、タイヤバリア、クラッシュパッドの破損状況と思う。修復時間を考えると、審査委員会のレース終了の判断はやむを得ないと思う。
 ただ、個人的に、プロモーターとしては、再スタートして残る6周をやりたかった。バトルを見たかったし、見せてあげたかったというのが正直な気持ちだ。

■今回からJAF-GT車両の規則を改定した狙いは?
 改造ができないGT3車両と、進化を続けるJAF-GT車両とのバランスを取るためである。決してJAF-GTの進化を止めるということではない。
 改定したのは、(1)スキッドブロックの厚さを5mmから10mmに変更(車高を上げてダウンフォースを減らす)、(2)燃料補給装置にリストリクターを装着して流量制限をかけた(JAF-GTは給油を早くする工夫が可能なのでこれを制限)という2点である。

■来シーズンのカレンダーと海外戦の可能性について
 基本的に今シーズンと同様である。タイ戦の車両運搬を考えると前後1か月は空ける必要があり、これにニュルブルクリンク、ルマン24時間レースや、国内レースの日程との整合を考慮した結果である。プロモーター視点では、いろいろ考える余地はあるが、現段階では概ね良いと考えている。
 海外戦は、タイのパタヤ、セパン、シンガポールなどで開催する話がきているが、どれも構想という段階だ。シンガポールはF1の後や公道レースという話も浮上している。

■GT300クラスの台数増に対応するため予備予選を行うという話があるが?
 現状では、SUGO戦は43台、その他は45台が参加している。予備予選などの対応は45台を超えるときに考えなければならないが、台数が確定しないと判断できないので、次戦鈴鹿あたりまでに各チームに打診したいと考えている。
 予備予選の方法は現在検討を進めているところだが、予備予選を木曜に開催するという方向になるのではないか?ただ、過去の実績をどう評価するか、実績を新規参入チームに譲渡できるようにするかなど、まだまだ検討が必要である。

まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士フリー走行 トップタイムは#46S Road GT-R。GT300はPPの#55ARTAがここでもトップ

スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」のフリー走行は#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)が1’31.006でトップタイム。
GT300クラスはポールシッターの#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)が1’38.743をセッション前半に記録してトップだった。

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決勝日を迎えた富士スピードウェイは昨日に続いて快晴。
朝早くから詰めかけた多くの観衆の見守る中、午前9時より30分間のフリー走行が始まった。
途中#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)のスローパンクチャーなどはあったものの、大きなクラッシュや赤旗中断などもなくセッションは円滑に進行した。

GT500クラスは予選3番手の#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)序盤から好タイムを連発、1’31.414、1’31.156とタイムを縮めて一時トップに立つ。
ポールシッターの#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)も1’31.231とこちらも好調だ。
しかし終盤、#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)、#6WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)がタイムを上げ、46号車が1’30.986でトップに、6号車は1’31.129で2番手につけた。
昨日の予選で走路外走行を取られてベストタイム抹消となり、7番手にグリッドを下げられた#100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)も1’31.288で5番手に入った。

GT300クラスは、各マシンとも決勝を想定して走行開始から積極的な走りを見せた。なかでもポールシッターの#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)は、早々に他を圧倒する1分38秒台をマーク。終盤にタイムアップした#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)にコンマ5秒という大差をつけ、盤石の状態であることを窺わせた。これで#55BMWは昨日からすべてのセッションでトップの座を守り、残るは決勝のリザルトだけとなった。ベテランコンビ駆る#7Studie BMW M6(ヨルグ・ミューラー/荒聖治組)は予選では下位に沈んだものの6番手と気を吐いた。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第5戦富士フリー走行結果

■GT500クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/07) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'30.986--180.542
26大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS461'31.129 0.143 0.143180.259
31松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI841'31.156 0.170 0.027180.205
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'31.231 0.245 0.075180.057
5100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS41'31.288 0.302 0.057179.945
617塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'31.349 0.363 0.061179.825
724佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441'31.507 0.521 0.158179.514
836伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'31.568 0.582 0.061179.395
915武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81'31.793 0.807 0.225178.955
1038立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS321'31.796 0.810 0.003178.949
118松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'31.888 0.902 0.092178.770
1237ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'31.990 1.004 0.102178.572
1319関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH221'32.062 1.076 0.072178.432
1439ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS681'32.507 1.521 0.445177.574
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL21'32.535 1.549 0.028177.520

■GT300クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/07) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'38.743--166.359
231嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS401'39.255 0.512 0.512165.501
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'39.312 0.569 0.057165.406
421リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'39.469 0.726 0.157165.145
565黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'39.503 0.760 0.034165.088
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH241'39.621 0.878 0.118164.893
74谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'39.795 1.052 0.174164.605
851都筑 晶裕
新田 守男
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH261'39.900 1.157 0.105164.432
963エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'40.029 1.286 0.129164.220
1011平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL321'40.121 1.378 0.092164.069
113星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH541'40.122 1.379 0.001164.068
122高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'40.177 1.434 0.055163.978
1326密山 祥吾
元嶋 佑弥
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH1'40.193 1.450 0.016163.952
1418中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH221'40.375 1.632 0.182163.654
1588織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH141'40.435 1.692 0.060163.557
1648高星 明誠
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'40.456 1.713 0.021163.522
1730永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'40.480 1.737 0.024163.483
1833山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'40.520 1.777 0.040163.418
1925土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH661'40.710 1.967 0.190163.110
209阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'40.785 2.042 0.075162.989
2187細川 慎弥
佐藤 公哉
triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'40.955 2.212 0.170162.714
22360柴田 優作
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.963 2.220 0.008162.701
230アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL181'41.102 2.359 0.139162.477
2422和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'41.143 2.400 0.041162.412
2550安岡 秀徒
久保 凜太郎
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'41.250 2.507 0.107162.240
26111植田 正幸
鶴田 和弥
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'42.135 3.392 0.885160.834
2760飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'42.332 3.589 0.197160.525
285山下 潤一郎
影山 正美
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH1'43.158 4.415 0.826159.239

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式予選 GT-R勢が他を圧する1-2-3!!#12カルソニックGT-Rが今季2回目のPP獲得

オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の公式予選が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が第2戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得。さらにGT500クラスは上位3台が全てGT-Rという圧倒的な結果となった。
GT300クラスは#55ARTA BMW M6(高木真一/小林崇志組)が後続にコンマ3秒以上の差をつけ、こちらも第2戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時25分よりノックアウト方式で行われた。
開始時点の気温は33℃、路面温度は48℃と今シーズン一番の暑さだ。
さらにQ1セッション終盤に差し掛かると路面温度は52℃まで上昇した。

予選Q1

GT500クラスはいつものように残り時間が7分30秒を切ったあたりでようやく全車がコースイン。
最初にアタックに入ったのは前回優勝の#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(佐々木大樹)で1’33.992から始めて1’29.527までタイムを縮めてきた。
しかしすぐに#12カルソニックGT-R(安田裕信)、#17KEHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大)らが佐々木のタイムを上回り、終了1分前には#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(千代勝正)が1’28.398を叩き出してトップに躍り出た。
またポイントリーダーで84kgものウェイトハンデを積む#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)も1’29.643で8位に滑り込み、見事Q2進出を果たしている。
一方精彩を欠いたのが富士をホームコースとするレクサス勢。
#19WedsSport ADVAN RC Fが7位に入ったほかは全車がQ1落ちを喫するという厳しい結果に終わっている。

GT300クラスは、残り6分を切ったあたりからアタックが本格化し、朝のフリー走行でもトップだった#55ARTA BMW M6 GT3(小林崇志)が1分37秒600と、気温が高いなかで好タイムを叩き出した。これに#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(藤井誠暢)、#30TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太)が続くが、残り4分を切ったところで、#108DIRECTION 108 HURACAN(峰尾恭輔)がコースサイドにストップ。赤旗中断となってしまった。
再開後も#55BMWのタイムを更新するマシンはなく、#2シンティアム・アップル・ロータス(加藤寛規)が3位にジャンプアップした以外、大きな順位変動はなかった。
シリーズ上位陣で涙を呑んだのは、シリーズ2位につけている#3B-MAX NDDP GT-R(ヤン・マーデンボロー)。54kgのウェイトハンデに苦しみQ2進出はならなかった。

予選Q2

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上位8台によって争われたGT500クラスのQ2。
この頃には気温32℃、路面温度47℃と暑さも若干和らいできた。
最初に動いたのは#19ウェッズスポーツRC F(関口雄飛)、#24フォーラムエンジニアリングGT-R(柳田真孝)らのヨコハマ勢。
ブリヂストン勢、ミシュラン勢はQ1同様に終盤残り7分30秒で動き出した。
ここで圧倒的な速さを見せたのが#12カルソニックGT-R(J.P.デ・オリベイラ)だった。
Q1を担当した安田から挙動がオーバーステア気味だと聞いたオリベイラはQ2を前にリヤウィングを調整しダウンフォースを多めにつける作戦に出る。
これが功を奏し、最初のアタックで1’28.886、2回目のアタックでは1’28.458を叩き出し、一気にトップに浮上した。
Q1トップの#46S Raod GT-Rは本山哲が2番手につけるも、タイムは1’28.034とオリベイラにコンマ5秒もの差をつけられる結果に。
そしてなんと3番手にはハンデ84kgを積んだ#1モチュールGT-R(ロニー・クインタレッリ)が続き、終わってみればニッサンGT-Rが1-2-3という圧倒的な結果になった。
ホンダ勢最上位の4番手には#15ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT(小暮卓史)がつけ、唯一のレクサス勢となった#19関口は8番手に終わった。

GT300クラスは、好調#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一)がQ1タイムを僅かに上回る1分37秒545を叩き出し、朝の公開練習、予選Q1、Q2とすべてのセッションでトップを奪い、5月の富士に続く今季2度目のポールポジションを獲得した。2位、3位には、#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン)、#51JMS LMcorsa 488 GT3(新田守男)が入り、富士に強いGT3マシンが上位を占めることになった。

注目の第5戦決勝は明日午後2時35分より66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士決勝 16歳の#36宮田が待望の初優勝!!甲子園で戦う同級生に熱いエール

#36宮田待望の初優勝!!

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8月6日富士スピードウェイで行われたFIA-F4第5戦の決勝は、ポールポジションからスタートした#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)がチームメイトの#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)との熾烈なドッグファイトを制し、16歳362日というFIA-F4史上最年少での優勝をものにした。

第5戦決勝は午後1時20分スタート。
このレースは明日の第10戦の予選をも兼ねるということもあり、上位陣のほとんどがニュータイヤを装着してグリッドについた。

スタートでトップに立ったのは2番手スタートの小高。宮田は路面温度の上昇を予想して慎重にクラッチをミートしたが、それでも路面のグリップは予想以上だったために車速が伸びず、チームメイトの先行を許す。

しかしタイヤの状態がいいうちにアタックをしようとした小高に対し、宮田は最後までタイヤを持たせるようにと序盤を自重、レースが中盤にさしかかった6周めから徐々に小高との差を詰めていき、8周めの1コーナーでアウトからかぶせていった。
しかし小高も一歩も引かず。2台は併走状態のままコカコーラコーナーへ。
ここでは一旦宮田が前に出たが、その周のダンロップコーナーでは小高が宮田のインをついてトップを奪い返した。

しかしペースに勝る宮田は10周終わりのストレートで再びアウトから小高に挑みかかり、1コナーで再びトップに浮上。小高も立ち上がりでインから並び替えしたが、ここは宮田が抑え込んだ。
そしてこの二人が接近戦を繰り返すうちに3番手を走行していた#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)、#7石坂瑞基(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)も2台に追いつき、トップ集団は4台に膨れ上がる。

しかし13周めの1コーナーで宮田のインを突こうとした小高の右フロントウィングと宮田のリヤタイヤが接触。
ウィングを変形させてしまった小高は宮田に置き去られる格好で後続の阪口、石坂を抑えながらの走りを強いられることになり、宮田が昨年9月にスポーツランドSUGOでデビューして以来待望の初優勝を17歳の誕生日を目前にして達成することになった。
2位には小高、3位には阪口がつけた。

そしてファステストラップは#50澤田真治(B-MAX)、#11大湯都史樹(エヴァ弐号機RT)らとの激しいバトルを繰り広げていた#16篠原拓郎(Media Do Kageyama F110)が記録、明日の第10戦のポールポジションの権利を得た。

優勝 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd5-r-miyata 路温が高く、タイヤを温めるとタレるのが早いのが昨日から分かっていたので、タイヤをあっためずにグリッドに着きました。だからホイールスピンすると思ってクラッチを合わせたんですが、予想以上にグリップが高くて進みませんでした。序盤はきついんですけど、すごく暑いので、ウェービングしない方がいいと考えて走りました。新品タイヤで第3レースの予選を兼ねていたので、序盤でバトルすると痛めてしまうと思って、7、8周めまでタイヤをマネジメントして徐々に追いつくようにしました。
スタートは失敗でしたがレース全体を見たらうまくいったと思います。明日は2番手スタートですが、スタートを失敗しないように心がけて走ります。富士はチームのホームコースであり、僕の応援団も何十人も来てくれたので、絶対いいところを見せようと思って走ったので、16歳で勝てたことと、応援してくださった方々の前で勝てたということですごく嬉しいです。今横浜高校に通っています。甲子園に出ている学校ですが、お互いに「俺の方がすごいんだぞ」って言い合いながら頑張ってます。向こうも日本一になってくれたら嬉しいです。
2位 #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd5-r-kotaka 基本的にペースが遅かったので、これは守る展開のレースだなと思いました。最初は第3戦のグリッドのこともあるので、アタックしようと思ったんですが、クルマがあまり決まってなくて、後ろが不安定で、ペースが上がらず、莉朋の方が速くて。精一杯やったんですけど、2位に終わってしまいました。13周めはあそこで行かないともうチャンスがないと思いました。お互いダメージが最小限で済んで良かったです。明日はこのままだと勝てないと思うので、クルマと自分の走りを見直して頑張ります。
3位 #9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
fiaf4-rd5-r-sakaguchi もう少しペースが上がると思ったんですけど、そう簡単には行かず、トップ2台を追おうと思ったんですが、後ろから突かれて、苦しいレース展開になりました。表彰台を守れたのは良かったと思いますが、まだトップ2とは差があるんで、そこをしっかり詰めていきたいです。ミラーはそんなに気にしていなくて、前を見て走っていたので、後ろが来ていても来ていなくても結果は一緒だったと思います。ファイナルラップで2位にポジションアップしたかったんですけど、しっかり抑えられて仕掛けるチャンスはありませんでしたね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第5戦富士ポールポジション会見 安田「1号車には負けたくない」高木「先行逃げ切りで15秒稼ぐ」

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GT500クラス 安田裕信(#12カルソニックIMPUL GT-R)
gt-rd5-q-pc-yasuda  「前々回の富士、前回の菅生とチェッカーを受けることができていないので、今回は……という気持ちで臨みました。決してクルマの調子は良いわけではありませんでしたが、Q1では自分なりにベストの走りができたと思います。少しオーバーステア気味だったので、Q2では少しセッティングを変えましたが、JPの走りは完璧でしたね。(84kgのウェイトを積んでいる)1号車が3位につけたのにはびっくりしました。負けないように頑張ります」
GT500クラス ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#12カルソニックIMPUL GT-R)
gt-rd5-q-pc-oliveira  「富士はタイヤブロー、菅生もタイミングが悪くポイントが得られないなど、不運が続いています。例年でしたら、このレースにはかなりウェイトを積んで臨むことになりますが、今回は軽いままですので、この有利な状況を生かしてポイントを獲得したいと思います。安田選手のパートで、特にハイスピードコーナーでオーバーステア気味とのことでしたので、Q2ではダウンフォースを増加させました。今年はセーフティカールールが変更されて、作戦を立てるのが難しくなっていますが、チャンスは確実にものにしたいと思います」
GT300クラス 高木真一(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-q-pc-takagi  「前回の富士500kmでは、意外に燃費が悪くピット作業でのタイムロスが響いてしまいましたが、今回は300kmなので大丈夫です。先行逃げ切りで15秒ほどマージンを築いて小林選手に引き継げればイケるんじゃないかと思います。菅生のレースは練習だと思って諦めています(笑)。シリーズチャンピオンに向けて、今回も含めて着実にポイント積み上げたいですね」
GT300クラス 小林崇志(#55ARTA BMW M6 GT3)
gt-rd5-q-pc-kobayashi  「富士も悔しい思いをしましたし、菅生も思い出したくないレースでした。でも、得るものは多かったですし、今回はブリヂストンに新しいタイヤも用意してもらったので、ここで勝たないといけないと思っています。毎年高木さんと組んで必ず1勝はしているので、たぶん勝てるんじゃないかと思います。高木さんがスタートから後ろを引き離して、僕にステアリング渡してくれれば大丈夫です(笑)」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTireLapTotal_Time
Behind
136宮田 莉朋FTRSスカラシップF4DL1526'51.459
237小高 一斗FTRSスカラシップF4DL150.917
39阪口 晴南HFDP/SRS/コチラレーシングDL151.369
47石坂 瑞基HFDP/SRS/コチラレーシングDL151.837
550澤田 真治B-MAX RACING F110DL155.935
611大湯 都史樹エヴァRT弐号機tanzen Rn-sDL156.872
716篠原 拓朗Media Do Kageyama F110DL157.505
810大滝 拓也SRS/コチラレーシングDL158.412
94河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL158.468
1062平木 湧也DENSOルボーセFTRSDL159.086
1183武平 良介オートモデラーズカフェ+10・NRSDL1513.608
128上村 優太HFDP/SRS/コチラレーシングDL1516.898
1325高橋 知己点天&イーストアップwith FieldDL1519.211
1460川合 孝汰DENSOルボーセF4DL1530.215
1515勝亦 勇雅ノムメカルーカストF110DL1532.306
1652石澤 浩紀埼玉トヨペットGreen BraveDL1532.766
1763ファン ドユンVSR Lamborghini SCDL1533.370
1866橋本 陸Skill SpeedDL1533.505
1917加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110DL1536.301
203池島 実紅AUTOBACS SUTEKINA F4DL1537.370
2121DRAGONRSS F110DL1537.373
2238安部 哲ガレージ茶畑F110DL1538.476
2375手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwith FieldDL1540.525
2470平 優弥Leprix Sport F110DL1546.344
2555畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL1549.494
262佐々木 祐一仙台Day Dream RacingDL1556.000
2713吉田 基良BMG F110DL1557.313
28*88川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1558.556
2930中根 邦憲カーペットなかね家具/GULFDL151'03.145
3023YUGOS2R RacingDL151'04.187
3186鉢呂 敏彦COLLET F110DL151'19.743
32*61平木 玲次DENSOルボーセF4DL151'35.767
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-14根本 悠生東京トヨペットGUNZE KCMGDL123Laps
-*18霜野 誠友SAccess Racing F110DL69Laps
-58阿部 拓馬AEONガレージC F110DL213Laps
-29朝日 ターボヴァンガードGULFまるはF110DL015Laps
  • Fastest Lap: CarNo.16 篠原拓郎(Media Do Kageyama F110) 1'46.537 (5/15) 154.189km/h
  • CarNo.88,18は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.1(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.61は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(ストレートの走路外追い越し)違反により、競技結果に対し40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.61は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第19条2.(走路外走行)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'28.7951'28.458
246本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'28.3981'28.934
31松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI841'29.6431'28.997
417塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'29.0571'29.251
515武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81'29.3421'29.264
624佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441'29.5271'29.664
7100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS41'29.6111'29.740
819関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH221'29.5691'29.965
98松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'29.650
1036伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'29.750
116大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS461'29.770
1238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS321'29.799
1339ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS681'30.159
1464中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL21'30.188
1537ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'30.212

■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'37.6001'37.545
221リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'37.7421'37.889
351都筑 晶裕
新田 守男
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH261'38.5111'37.908
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'38.3591'37.979
54谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'38.6621'38.145
631嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS401'38.3101'38.172
765黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'38.2651'38.534
888織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH141'38.8191'38.638
925土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH661'38.7671'38.770
1063エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'38.8201'38.804
1111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL321'38.3971'39.233
1226密山 祥吾
元嶋 佑弥
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH1'38.4881'39.418
1330永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'38.2371'39.529
142高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'38.0251'39.990
155山下 潤一郎
影山 正美
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH1'38.837
1633山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.870
173星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH541'38.873
1848高星 明誠
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'38.887
190アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL181'39.013
207ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH241'39.050
2187細川 慎弥
佐藤 公哉
triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'39.421
2218中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH221'39.444
2350安岡 秀徒
久保 凜太郎
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.555
24360柴田 優作
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.678
259阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.960
26111植田 正幸
鶴田 和弥
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'40.039
2722和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.127
2860飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'40.985
-108峰尾 恭輔
ジョノ・レスター
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHdeleted

SUPER GT

SGT:第5戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
112ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'28.458--185.702
246本山 哲S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'28.934 0.476 0.476184.708
31ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI841'28.997 0.539 0.063184.577
417小暮 卓史KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'29.251 0.793 0.254184.052
515武藤 英紀ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81'29.264 0.806 0.013184.025
624柳田 真孝フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441'29.664 1.206 0.400183.204
7100伊沢 拓也RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS41'29.740 1.282 0.076183.049
819関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH221'29.965 1.507 0.225182.591

■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
155高木 真一ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'37.545--168.402
221リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'37.889 0.344 0.344167.810
351新田 守男JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH261'37.908 0.363 0.019167.778
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'37.979 0.434 0.071167.656
54谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'38.145 0.600 0.166167.373
631中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS401'38.172 0.627 0.027167.327
765黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'38.534 0.989 0.362166.712
888織戸 学マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH141'38.638 1.093 0.104166.536
925松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH661'38.770 1.225 0.132166.314
1063横溝 直輝DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'38.804 1.259 0.034166.256
1111平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL321'39.233 1.688 0.429165.538
1226密山 祥吾AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH1'39.418 1.873 0.185165.230
1330永井 宏明TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'39.529 1.984 0.111165.045
142高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'39.990 2.445 0.461164.284

SUPER GT

SGT:第5戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
146千代 勝正S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'28.398--185.828
212安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'28.795 0.397 0.397184.997
317塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'29.057 0.659 0.262184.453
415オリバー・ターベイドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81'29.342 0.944 0.285183.864
524佐々木 大樹フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441'29.527 1.129 0.185183.484
619国本 雄資WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH221'29.569 1.171 0.042183.398
7100山本 尚貴RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS41'29.611 1.213 0.042183.312
81松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI841'29.643 1.245 0.032183.247
---- 以上Q2進出 ----
98野尻 智紀ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'29.650 1.252 0.007183.233
1036伊藤 大輔au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'29.750 1.352 0.100183.028
116大嶋 和也WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS461'29.770 1.372 0.020182.988
1238石浦 宏明ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS321'29.799 1.401 0.029182.929
1364ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL21'30.003 1.605 0.204182.514
1439ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS681'30.159 1.761 0.156182.198
1537ジェームス・ロシターKeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'30.212 1.814 0.053182.091

■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
155小林 崇志ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'37.600--168.307
221藤井 誠暢Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'37.742 0.142 0.142168.063
32加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'38.025 0.425 0.283167.578
430佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'38.237 0.637 0.212167.216
565蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'38.265 0.665 0.028167.168
631嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS401'38.310 0.710 0.045167.092
761山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'38.359 0.759 0.049167.009
811ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL321'38.397 0.797 0.038166.944
926元嶋 佑弥AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH1'38.488 0.888 0.091166.790
1051都筑 晶裕JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH261'38.511 0.911 0.023166.751
114片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'38.662 1.062 0.151166.496
1225土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH661'38.767 1.167 0.105166.319
1388平峰 一貴マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH141'38.819 1.219 0.052166.231
1463エイドリアン・ザウグDIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'38.820 1.220 0.001166.230
---- 以上Q2進出 ----
155影山 正美マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH1'38.837 1.237 0.017166.201
1633山野 直也Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.870 1.270 0.033166.145
173ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH541'38.873 1.273 0.003166.140
1848青木 孝行DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'38.887 1.287 0.014166.117
190アンドレ・クートGAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL181'39.013 1.413 0.126165.905
207ヨルグ・ミューラーStudie BMW M6
BMW M6 GT3
YH241'39.050 1.450 0.037165.844
2187細川 慎弥triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'39.421 1.821 0.371165.225
2218山田 真之亮UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH221'39.444 1.844 0.023165.186
2350安岡 秀徒ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.555 1.955 0.111165.002
24360柴田 優作RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.678 2.078 0.123164.799
259阪口 良平GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.960 2.360 0.282164.334
26111植田 正幸エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'40.039 2.439 0.079164.204
2722城内 政樹アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.127 2.527 0.088164.060
2860飯田 章SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'40.985 3.385 0.858162.666
-108峰尾 恭輔DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YHdeleted---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士公式予選結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTireTimeBehindGapkm/h
137小高 一斗FTRSスカラシップF4DL1'46.289--154.548
236宮田 莉朋FTRSスカラシップF4DL1'46.372 0.083 0.083154.428
39阪口 晴南HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.539 0.250 0.167154.186
425高橋 知己点天&イーストアップwith FieldDL1'46.543 0.254 0.004154.180
57石坂 瑞基HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.546 0.257 0.003154.176
64河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1'46.567 0.278 0.021154.145
750澤田 真治B-MAX RACING F110DL1'46.598 0.309 0.031154.100
816篠原 拓朗Media Do Kageyama F110DL1'46.622 0.333 0.024154.066
910大滝 拓也SRS/コチラレーシングDL1'46.646 0.357 0.024154.031
10*8上村 優太HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.692 0.403 0.046153.965
1188川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1'46.740 0.451 0.048153.895
12*11大湯 都史樹エヴァRT弐号機tanzen Rn-sDL1'46.774 0.485 0.034153.846
1362平木 湧也DENSOルボーセFTRSDL1'46.834 0.545 0.060153.760
1483武平 良介オートモデラーズカフェ+10・NRSDL1'46.879 0.590 0.045153.695
1514根本 悠生東京トヨペットGUNZE KCMGDL1'46.880 0.591 0.001153.694
16*61平木 玲次DENSOルボーセF4DL1'46.884 0.595 0.004153.688
1760川合 孝汰DENSOルボーセF4DL1'46.903 0.614 0.019153.661
1817加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110DL1'46.912 0.623 0.009153.648
1975手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwith FieldDL1'47.016 0.727 0.104153.499
2029朝日 ターボヴァンガードGULFまるはF110DL1'47.167 0.878 0.151153.282
2115勝亦 勇雅ノムメカルーカストF110DL1'47.207 0.918 0.040153.225
22*58阿部 拓馬AEONガレージC F110DL1'47.213 0.924 0.006153.216
233池島 実紅AUTOBACS SUTEKINA F4DL1'47.268 0.979 0.055153.138
2463ファン ドユンVSR Lamborghini SCDL1'47.418 1.129 0.150152.924
25*52石澤 浩紀埼玉トヨペットGreen BraveDL1'47.470 1.181 0.052152.850
26*18霜野 誠友SAccess Racing F110DL1'47.500 1.211 0.030152.807
2721DRAGONRSS F110DL1'47.514 1.225 0.014152.788
2866橋本 陸Skill SpeedDL1'47.767 1.478 0.253152.429
2970平 優弥Leprix Sport F110DL1'47.767 1.478 0.000152.429
3055畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'48.350 2.061 0.583151.609
31*38安部 哲ガレージ茶畑F110DL1'48.478 2.189 0.128151.430
3230中根 邦憲カーペットなかね家具/GULFDL1'48.935 2.646 0.457150.795
3313吉田 基良BMG F110DL1'49.210 2.921 0.275150.415
342佐々木 祐一仙台Day Dream RacingDL1'49.330 3.041 0.120150.250
3523YUGOS2R RacingDL1'49.411 3.122 0.081150.138
3686鉢呂 敏彦COLLET F110DL1'51.003 4.714 1.592147.985
---- 以上基準タイム(110% - 1'57.040)予選通過 ----
-89清原 亮太SUCCEED SPORTS F110DLDNS---
  • CarNo.8,52は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第19条2.(走路外走行)違反により、ベストラップタイム削除のペナルティーを科した。
  • CarNo.11,61,38,58は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での減速)違反により、ベストラップタイム削除のペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式練習 トップタイムは#46S Road GT-R

2016スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。
公式練習では#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)がトップタイム。
GT300クラスは#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)がトップだった。

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公式予選日を迎えた富士は朝から真夏の強い日差しにさらされ、気温もあっという間に30℃を超える猛暑。2週間前のスポーツランドSUGOとは対照的なコンディションだ。
にもかかわらず、場内には朝はやくから多くのファンが詰めかけた。

公式練習は午前9時50分より105分間で行われた。
走り出しから好調だったのは#46S Road GT-R。いち早く1分29秒台に入ると、ラスト10分の専有走行では1’29.468までタイムを縮めてみせた。
2番手には5月の富士500kmでゴールを目前にしてタイヤバーストによりリタイヤとなった#12カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が続き、#15ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ組)が3番手。
前回のSUGO大会を前にモノコック交換を行った#36au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)が4番手と、いずれもハンデウェイトの軽いチームが上位につけた。

一方、開幕2連勝を飾ってポイントリーダーとなっている#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は開始45分でメカニカルトラブルにより最終コーナーでストップという厳しい滑り出しとなった。
このトラブルによりセッションは数分間の赤旗中断となったが、1号車はその後修復が間に合って最後の専有走行に参加、6番手とまずまずの位置につけた。

GT300クラスは、走行が始まってまもなく#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)が1分33秒392をマーク。後半になってもこれを上回る者は現れず、以下、#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)、#21Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)、#51JMS LMcorsa 488 GT3(都筑晶裕/新田守男組)とパワーに勝るGT3カーが上位を占めた。
JAF-GT勢では、前戦SUGOで優勝している#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)がGT3カーに次ぐ5位と好調さをアピールしたが、全体的にタイムは拮抗。トップから1秒の間に15台がひしめき、午後の予選が熾烈なものになることを窺わせた。

「富士GT300kmレース」はこのあと午後2時25分よりノックアウト方式で公式予選を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5戦富士公式予選結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTireTimeBehindGapkm/h
136宮田 莉朋FTRSスカラシップF4DL1'46.051--154.895
237小高 一斗FTRSスカラシップF4DL1'46.265 0.214 0.214154.583
39阪口 晴南HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.339 0.288 0.074154.476
47石坂 瑞基HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.384 0.333 0.045154.410
510大滝 拓也SRS/コチラレーシングDL1'46.514 0.463 0.130154.222
64河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1'46.515 0.464 0.001154.221
716篠原 拓朗Media Do Kageyama F110DL1'46.541 0.490 0.026154.183
825高橋 知己点天&イーストアップwith FieldDL1'46.542 0.491 0.001154.181
950澤田 真治B-MAX RACING F110DL1'46.585 0.534 0.043154.119
10*8上村 優太HFDP/SRS/コチラレーシングDL1'46.642 0.591 0.057154.037
1162平木 湧也DENSOルボーセFTRSDL1'46.692 0.641 0.050153.965
1288川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1'46.697 0.646 0.005153.957
13*11大湯 都史樹エヴァRT弐号機tanzen Rn-sDL1'46.698 0.647 0.001153.956
1414根本 悠生東京トヨペットGUNZE KCMGDL1'46.776 0.725 0.078153.844
1583武平 良介オートモデラーズカフェ+10・NRSDL1'46.787 0.736 0.011153.828
1660川合 孝汰DENSOルボーセF4DL1'46.809 0.758 0.022153.796
17*61平木 玲次DENSOルボーセF4DL1'46.824 0.773 0.015153.774
1817加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110DL1'46.881 0.830 0.057153.692
1975手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwith FieldDL1'46.970 0.919 0.089153.565
20*58阿部 拓馬AEONガレージC F110DL1'47.010 0.959 0.040153.507
213池島 実紅AUTOBACS SUTEKINA F4DL1'47.035 0.984 0.025153.471
2229朝日 ターボヴァンガードGULFまるはF110DL1'47.085 1.034 0.050153.400
2315勝亦 勇雅ノムメカルーカストF110DL1'47.096 1.045 0.011153.384
2463ファン ドユンVSR Lamborghini SCDL1'47.206 1.155 0.110153.226
25*18霜野 誠友SAccess Racing F110DL1'47.360 1.309 0.154153.007
2621DRAGONRSS F110DL1'47.411 1.360 0.051152.934
27*52石澤 浩紀埼玉トヨペットGreen BraveDL1'47.429 1.378 0.018152.908
2866橋本 陸Skill SpeedDL1'47.479 1.428 0.050152.837
2970平 優弥Leprix Sport F110DL1'47.766 1.715 0.287152.430
3055畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL1'48.299 2.248 0.533151.680
31*38安部 哲ガレージ茶畑F110DL1'48.405 2.354 0.106151.532
3230中根 邦憲カーペットなかね家具/GULFDL1'48.926 2.875 0.521150.807
332佐々木 祐一仙台Day Dream RacingDL1'49.057 3.006 0.131150.626
3413吉田 基良BMG F110DL1'49.111 3.060 0.054150.551
3523YUGOS2R RacingDL1'49.261 3.210 0.150150.345
3686鉢呂 敏彦COLLET F110DL1'50.284 4.233 1.023148.950
---- 以上基準タイム(110% - 1'56.840)予選通過 ----
-89清原 亮太SUCCEED SPORTS F110DLDNS---
  • CarNo.8,52は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第19条2.(走路外走行)違反により、ベストラップタイム削除のペナルティーを科した。
  • CarNo.11,61,38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での減速)違反により、ベストラップタイム削除のペナルティーを科した。
  • CarNo.58は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行3回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.58は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での減速)違反により、ベストラップタイム削除のペナルティーを科した。
  • CarNo.18は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行3回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,9戦富士公式予選 2戦連続でトムススピリットが1-2!

FIA-F4選手権の第5戦と第9戦の公式予選が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第5戦は#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)、第9戦は#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)がそれぞれポールポジションを獲得。前回のスポーツランドSUGOに続いてトムススピリット勢の好調ぶりを見せつけた。

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5月のオートポリス大会が熊本の震災の影響により中止になったため、今回の富士と最終戦のもてぎではその代替レース1戦を追加し、1大会で3レース(シリーズ第5戦、第9戦、第10戦)を開催することになった。
それに伴い競技運用も通常とは異なり、第5戦と第9戦のスターティンググリッドは公式予選のベストタイムとセカンドタイムの順、第10戦は第5戦決勝中に各自が記録したベストタイムの順で決められ、タイヤも2セットの使用が認められることになった。

その公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。
この日の富士スピードウェイは朝から強い日差しが降り注ぎ、気温、路面温度ともに前回のSUGO大会とは全く違うコンディションでの走行となり、各ドライバー互いにスリップを使い合いながらのタイムアタック合戦が繰り広げられた。

開始8分でトップに立ったのは#36宮田。最初のアタックで1’46.853。その次の周には1’46.572を記録。
続いて#37小高が1’46.365、1’46.265とタイムを上げてトップに浮上してきた。
しかし小高はそのまま5分以上を残してピットに戻り、早々と走行を終えてしまう。

するとコース上に留まっていた#36宮田がラスト2分で再びタイムアタックを敢行、1’46.051を叩き出して再びトップに立った。

結局この予選は1位宮田、2位小高の順で終了。3番手には#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)がつけた。セカンドタイムは1位小高、2位宮田、3位阪口の順だ。
しかしトップから1秒以内に21台がひしめく接戦になっており、決勝ではこの3人以外にも優勝のチャンスがありそうだ。

FIA-F4選手権はこのあと午後1時20分より第5戦決勝を15周で行う。

第5戦PP、第9戦2位 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
最初は待って、路面温度が上がってからアタックしようかなと思っていたんですけど、今年は予選で赤旗が多かったので、最初の7周め8周めあたりでベストが出るように走って、タイヤをクールダウンさせてから最後にまたアタックをしました。場所取りもうまくいき、スリップをうまく使えたんですけど、1コーナーで抜きながらだったので、そこがなければ5秒台も入れたと思います。SUGO終わってからチームメイトに対して何が足りなかったのかをずっと考えていました。いろんな予選パターンを考えてここにきて、それが的中したので良かったです。決勝は5月の富士と同じようにチームメイトとトップ争いすることになると思います。前回はチームメイトということで攻めのライン守りのライン100%でなかった面があり、出し切れなかったという後悔がありましたので、今回は自分の持ってる力を全力で見せたいと思います。
第5戦2位、第9戦PP #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)
(早めにピットインした理由は)タイヤ的にも結構後ろがきつかったし、みんなにもマークされててタイムを出せる状態でもなかったので。莉朋は最後まで走るって言ってましたが、僕は初めから最後まで走る気はなかったので、それで莉朋に行かれるんじゃないかと思っていましたが、予想が当たってしまいましたね。
第5戦3位、第9戦3位 #9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
富士は2回目ということで前回のデータもあり、落ち着いてレースウィークに臨めたんですけど、いまいち調子に乗れず、チームと話し合ってクルマをアジャストしていただき、自分の走りもアジャストしていきました。順位は悪くないと思いますけど、前回と同じようにトムスに差をつけられているので、そこは悔しいですし、決勝はしっかり走りたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第5戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
146本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI301'29.468--183.605
212安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS141'29.789 0.321 0.321182.949
315武藤 英紀
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS81'29.815 0.347 0.026182.896
436伊藤 大輔
ニック・キャシディ
au TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS221'29.863 0.395 0.048182.798
56大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS461'29.864 0.396 0.001182.796
61松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI841'29.971 0.503 0.107182.579
717塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'30.011 0.543 0.040182.498
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS321'30.102 0.634 0.091182.313
919関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH221'30.175 0.707 0.073182.166
1024佐々木 大樹
柳田 真孝
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH441'30.187 0.719 0.012182.142
11100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS41'30.243 0.775 0.056182.029
1237ジェームス・ロシター
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'30.389 0.921 0.146181.735
138松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
BS101'30.638 1.170 0.249181.235
1439ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS681'30.703 1.235 0.065181.105
1564中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT
DL21'31.137 1.669 0.434180.243

■GT300クラス

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/06) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
155高木 真一
小林 崇志
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS321'38.392--166.953
265黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG-GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH401'38.709 0.317 0.317166.416
321リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL161'38.765 0.373 0.056166.322
451都筑 晶裕
新田 守男
JMS LMcorsa 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH261'38.780 0.388 0.015166.297
531嵯峨 宏紀
中山 雄一
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS401'38.784 0.392 0.004166.290
63星野 一樹
ヤン・マーデンボロー
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH541'38.813 0.421 0.029166.241
72高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'38.838 0.446 0.025166.199
830永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH41'38.942 0.550 0.104166.025
911平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL321'38.969 0.577 0.027165.979
1088織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH141'38.969 0.577 0.000165.979
1148高星 明誠
青木 孝行
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'39.132 0.740 0.163165.706
1261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'39.159 0.767 0.027165.661
134谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH301'39.304 0.912 0.145165.419
1426密山 祥吾
元嶋 佑弥
AUDI R8 LMS
Audi R8 LMS ultra
YH1'39.309 0.917 0.005165.411
155山下 潤一郎
影山 正美
マッハ車検MC86
TOYOTA 86 MC
YH1'39.348 0.956 0.039165.346
1633山野 直也
坂本 祐也
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.436 1.044 0.088165.200
1763エイドリアン・ザウグ
横溝 直輝
DIRECTION 108 HURACAN
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'39.562 1.170 0.126164.991
1887細川 慎弥
佐藤 公哉
triple aランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH61'39.765 1.373 0.203164.655
1925土屋 武士
松井 孝允
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH661'39.793 1.401 0.028164.609
200アンドレ・クート
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL181'39.815 1.423 0.022164.572
21360柴田 優作
田中 篤
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.831 1.439 0.016164.546
2218中山 友貴
山田 真之亮
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH221'40.018 1.626 0.187164.238
239阪口 良平
吉田 広樹
GULF NAC PORSCHE 911
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'40.119 1.727 0.101164.073
2450安岡 秀徒
久保 凜太郎
ODYSSEY SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.262 1.870 0.143163.839
2522和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.427 2.035 0.165163.570
2660飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'40.710 2.318 0.283163.110
27111植田 正幸
鶴田 和弥
エヴァRT初号機Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'41.234 2.842 0.524162.266
287ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH2411'31.7499'53.3579'50.51523.747

F4西日本シリーズ

F4:西日本第5戦岡山決勝 小高一斗が2連勝! 大湯都史樹は2位

 F4地方選手権西日本シリーズ第5戦は31日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションの小高一斗(MARUSAN☆ヤマトン)がスタートでトップ立つと2位の大湯都史樹(TANZEN Rn-s JSS MYST)を振り切り、15周・26分0秒507で優勝した。

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 第5戦決勝は正午ちょうどにフォーメーションラップが始まった。上空の雲は徐々に増えてきたが真夏の太陽が容赦なく照りつける。山岸洋之(イーグルスポーツ☆MTN☆056)がトラブルのためピットに押し戻されたため、シーケンシャルクラス7台、Hパターンクラス5台がグリッドに付きスタートが切られた。

 ポールポジションの小高一斗(MARUSAN☆ヤマトン)はストール気味。予選2位の大湯都史樹(TANZEN Rn-s JSS MYST)は蹴り出しは良かったもののホイールスピンが大きく、小高、大湯の順で1コーナーに飛び込む。3位には予選4位の金井亮忠(チームNATS・正義001)が上がったが、ヘアピンで予選3位の澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)が金井の前に出た。

 その後方では予選5位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)がパイパー立ち上がりでマシンを縁石に乗せイン側にクラッシュ。このため開始早々からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。

 SCは3周目にピットインしたため、4周目からレースは再開。「アクセルを踏むタイミングが悪かった」という小高だったが、なんとか2位・大湯の先行を許さずトップを死守。

 昨日のように逃げたい小高だったが「昨日よりもマシンのフィーリングが良かった」という大湯が背後に付ける。しかしパスするほどのスピードも大湯にはなく、逆に5周目あたりから小高と大湯の差は徐々に開き始める。「ギアのレシオが違うので立ち上がりで置いて行かれた。セッティングを詰められなかった」と大湯。

 ペースをコントロールしていた小高は11周目に大湯に若干差を詰められると、ラストスパート。15周を走って2位・大湯との差を2秒弱まで開き昨日に続き2連勝を飾った。

 SC後、3位に付けていた澤田はブレーキトラブルを抱え、さらにジャンプスタートでドライビングスルーペナルティーを受けたりと散々。結局11位でレースを終えた。

 澤田が後退したため3位の金井はSC後は単独走行。昨日と同じ3位でゴールを迎えた。4位には久保宣夫(オートセレクトジャパン*MYST*制動屋)が、5位には鶴田和弥(Rn-sports F108)が、6位にはHパターンクラス優勝の里見乃亜(チームNATS・エクシズ006)が入った。

 「大湯選手はいいライバル」と小高。「2連勝してその勢いで富士に行きたかった」と大湯。「課題はクリアできた」と澤田。FIA-F4組は、三者三様の成績となった岡山を後にして、次週富士スピードウェイのFIA-F4・3連戦で再び相まみえることとなる。

 西日本シリーズ第6戦は10月23日、鈴鹿サーキット東コースに舞台を移し決勝が開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ岡山

SFJ:第5戦岡山決勝 角田裕毅が2連勝。2位に入った兒島弘訓がシリーズチャンピオンを決める

 スーパーFJ岡山シリーズ第5戦は31日、12周の決勝を行い予選2位からスタートした角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA)が20分3秒854で優勝した。

オープニングラップ。パイパーからレッドマンへ

オープニングラップ。パイパーからレッドマンへ

兒島弘訓と大原佳祐の行き詰まるバトル

兒島弘訓と大原佳祐の行き詰まるバトル

優勝した角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA)

優勝した角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA)

2位の兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

2位の兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

3位の前川涼輔(美作中村屋with TAKE FiRST)

3位の前川涼輔(美作中村屋with TAKE FiRST)

ぶっちぎりで優勝した角田裕毅

ぶっちぎりで優勝した角田裕毅

表彰式: 優勝・角田、2位・兒島、3位・前川

表彰式: 優勝・角田、2位・兒島、3位・前川

 決勝レースは午前11時、猛暑の中フォーメーションラップが始まった。スタートではポールポジションの兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)がホイールスピン気味。それでも1コーナーにトップで進入しだが、好スタートを決めた角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA)がアウトから並びかけ、ウィリアムズコーナーで一気に兒島のインに飛び込みトップに躍り出た。

 2位に落ちた兒島の背後には昨日と同じように大原佳祐(自動車工房MYST KKS2制動屋)が迫る。この2人は昨日の再現ビデオを見るように各コーナーでドッグファイトを演じるが「タイヤを持たせる走りに変えた」という兒島は隙を見せず大原の先行を許さない。

 そして9周目。昨日の最終ラップのようにバックストレッチからヘアピンで兒島のインに飛び込んだ大原だったが、兒島もインを閉めていたため止まりきれずに追突。これで大原は大きく順位を落とすこととなった。

 1周目からトップに立った角田は、兒島と大原が競い合っていたため周回ごとに2位以下との差を広げ、兒島が単独走行となった9周目には5秒6前方を独走。「ミス無く最後までプッシュするレースができた」と11周目にファステストラップをたたき出すおまけ付きで、終わってみれば12周を走って2位以下を7秒6離し、ぶっちぎりでの2連勝を飾った。

 予選順位のままの7位でレースを始めた前川涼輔(美作中村屋with TAKE FiRST)は2周目にヘアピンで加納亨介(テイクファースト・オミッターズ10V ED)をかわし6位。前を走る津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋)のドライビングスルーペナルティーで5位。接触した大原の後退で4位。「中盤からマシンが良くなってきた」と終盤の10周目にはヘアピンで岩井正典(miki HOUSE NRJ 10V)を仕留めて3位に上がり、初表彰台をものにした。

 4位には岩井が、5位には大原が、6位には福田詩久(FSプロジェクト10V)が入った。

 2位に入った兒島はシリーズポイントを82と伸ばし、最終第6戦の結果いかんに関わらず誰もこのポイントを上回れないため、この時点で最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンを手中にした。

 第6戦はチャレンジカップレース第5戦として10月2日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4西日本シリーズ

F4:西日本第5戦岡山決勝結果

OKAYAMA Challenge Cup Race Rd.4 -RIJ- (2016/07/31) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
15S1小高 一斗MARUSAN☆ヤマトン
MYST KK-ZS
DL1526'00.507
211S2大湯 都史樹TANZEN Rn-s JSS MYST
MYST KK-ZS
DL151.935
372S3金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL1511.041
477S4久保 宣夫オートセレクトジャパン*MYST*制動屋
MYST KK-ZS
DL1522.584
56S5鶴田 和弥Rn-sports F108
ZAP F108
DL1523.598
673H1里見 乃亜チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL1530.969
751H2藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
DL1533.771
895H3佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
DL1549.928
946H4入榮 秀謙薬のことならフジタ薬局☆MT☆アポロ電工
WEST 056
DL151'20.820
1070S6岡本 武之ビズキューブレーシングMC090レプリ
MOONCRAFT MC090
DL151'21.333
11*3S7澤田 真治B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL151'29.623
127H5山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL141Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-27H-八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
DL015Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 小高一斗(MARUSAN☆ヤマトン) 1'32.441 (8/15) 144.209km/h
  • CarNo.3は、2016 OKAYAMAチャレンジカップレース特別規則第9章第31条⑥(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ岡山

SFJ:第5戦岡山決勝結果

OKAYAMA Challenge Cup Race Rd.4 -RIJ- (2016/07/31) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161S-FJ1角田 裕毅MYST・KK-SⅡ・TSUNODA
MYST KK-S2
YH1220'03.854
22S-FJ2兒島 弘訓小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS
MYST KK-S2
YH127.631
344S-FJ3前川 涼輔美作中村屋with TAKE FiRST
TOKYO R&D RD10V
YH1216.549
49S-FJ4岩井 正典miki HOUSE NRJ 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1217.162
559S-FJ5大原 佳祐自動車工房MYST KKS2制動屋
MYST KK-S2
YH1221.064
651S-FJ6福田 詩久FSプロジェクト10V
TOKYO R&D RD10V
YH1222.348
727S-FJ7阪本 一世チョコボ@イーグルスポーツ
MYST KK-S2
YH1235.583
848S-FJ8加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1238.445
9*26S-FJ9岡本 大地DAone-KRS
WEST 07J
YH1239.050
1081S-FJ10妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH1240.628
11*58S-FJ11津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH1240.739
127S-FJ12バイエルン・松尾TeamMTN☆Bayern☆KKS-7
MYST KK-S2
YH1244.134
1355S-FJ13村瀬 和也ミスト関口、制動屋、勝男武士号
MYST KK-S2
YH1252.658
146S-FJ14サンタガータ・上岡Kappie Racing☆Reinyan
MYST KK-S2
YH1257.905
1583S-FJ15岡井 貴経三島R☆カーセレクトCLUB 11J☆ED
WEST 11J
YH1259.411
1660FJ16001貫戸 幸星KRS梅田第一ビルB1F萬願亭
OSCAR SK96
YH121'40.125
17*5FJ16002小野 拓哉エテノワールレーシング
OSCAR SK02
YH111Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-*43S-FJ-鈴木 智之K&GC72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH失格-
  • Fastest Lap: CarNo.61 角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA) 1'39.225 (11/12) 134.349km/h
  • CarNo.58,43は、2016 OKAYAMAチャレンジカップレース特別規則第9章第31条3.⑥(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.43は、2016岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第9章第45条6.(ドライビングスルーペナルティー無視)を適用し、訓戒および失格とした。
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.1c違反(Wチェッカー)により訓戒とした。
  • CarNo.26は、2016岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.①(危険なドライブ行為)により訓戒とした。

F4西日本シリーズ

F4:西日本第4,5戦岡山公式予選 両戦ともJAF-F4初参戦の小高一斗がポールポジションを獲得

 F4地方選手権西日本シリーズ第4、5戦は30日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、両戦とも小高一斗(MARUSAN☆ヤマトン)がポールポジションを獲得した。

第4,5戦ともポールポジションの小高一斗

第4,5戦ともポールポジションの小高一斗

第4,5戦とも予選2位の大湯都史樹

第4,5戦とも予選2位の大湯都史樹

第4,5戦とも予選3位の澤田真治

第4,5戦とも予選3位の澤田真治

 公式予選は午前9時45分より15分間。サーキット上空には晴れ間が広がりつつあり気温も上昇気味。ベストタイムで第4戦の、セカンドベストタイムで第5戦の予選順位が決定する。

 予選は終始小高一斗(MARUSAN☆ヤマトン)が2位以下を圧倒。4周目に1分32秒251でトップ立つと、ラップごとにタイムを短縮。6周目に1分31秒951をたたき出すと、2位に付けた大湯都史樹(TANZEN Rn-s JSS MYST)を0秒551上回りポールポジションを決めた。

 今年FIA-F4で3勝を挙げポイントリーダーの小高は「F4には一度は参戦する予定だったが、レース間隔が開いていたので岡山に出た。FIA-F4よりマシンが速くて楽しい」と余裕のコメント。ここまで連勝中の大湯を止める一番手に名乗りを上げた。

 2位には大湯が、3位には澤田真治(B-MAX・RK01・TODA)が入った。

 セカンドベストタイムで順位が決定する第5戦も第4戦と同じ、小高、大湯、澤田の順となっている。

 第4戦は本日30日、午後3時より15周で、第5戦は明日31日、正午より15周で決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ岡山

SFJ:第4,5戦岡山公式予選 第4戦は大原佳祐が初の、第5戦はポイントリーダーの兒島弘訓がポールポジションを獲得

 スーパーFJ岡山シリーズ第4、5戦は30日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、第4戦は大原佳祐(自動車工房MYST KKS2制動屋)が、第5戦は兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)がポールポジションを獲得した。

第4戦PP、第5戦予選3位の大原佳祐

第4戦PP、第5戦予選3位の大原佳祐

第4戦予選3位、第5戦PPの兒島弘訓

第4戦予選3位、第5戦PPの兒島弘訓

第4戦、第5戦とも予選2位の角田裕毅

第4戦、第5戦とも予選2位の角田裕毅

 公式予選は午前9時20分より15分間。天候は曇りで少し蒸し暑い。ベストタイムで第4戦のセカンドベストタイムで第5戦の予選順位が決定する。

 まずは5周目に兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)が1分39秒455でトップに立つ。これを僅差で逆転したのは7周目に1分39秒412をたたき出した初参戦の角田裕毅(MYST・KK-SⅡ・TSUNODA)。このままこのタイムで第4戦のポールポジションが決定すると思われたが、終了直前の9周目にここまで3位に付けていた大原佳祐(自動車工房MYST KKS2制動屋)が1分39秒278でトップに躍り出た。

 大原は昨年の同シリーズランキング3位。今シーズンはマシンをチェンジし初参戦。「みんなと同じ土俵に立てた」とうれしい第4戦で初ポールポジションを獲得した。2位には角田が、3位には兒島が入った。

 セカンドベストタイムで決定する第5戦は、ポイントリーダーの兒島がポールポジション。2位には角田、3位には大原が付けている。

 第4戦は本日30日、午後2時5分より12周で、第5戦は明日31日午前11時より12周で決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4西日本シリーズ

F4:西日本第5戦岡山公式予選結果

OKAYAMA Challenge Cup Race Rd.4 -RIJ- (2016/07/30) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15S1小高 一斗MARUSAN☆ヤマトン
MYST KK-ZS
1'32.038--144.840
211S2大湯 都史樹TANZEN Rn-s JSS MYST
MYST KK-ZS
1'32.704 0.666 0.666143.800
33S3澤田 真治B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
1'32.787 0.749 0.083143.671
472S4金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
1'32.879 0.841 0.092143.529
527H1八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
1'33.603 1.565 0.724142.419
677S5久保 宣夫オートセレクトジャパン*MYST*制動屋
MYST KK-ZS
1'33.627 1.589 0.024142.382
76S6鶴田 和弥Rn-sports F108
ZAP F108
1'33.839 1.801 0.212142.060
873H2里見 乃亜チームNATS・エクシズ006
WEST 006
1'34.098 2.060 0.259141.669
995H3佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
1'34.974 2.936 0.876140.363
107H4山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
1'35.921 3.883 0.947138.977
1151H5藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
1'36.087 4.049 0.166138.737
1270S7岡本 武之ビズキューブレーシングMC090レプリ
MOONCRAFT MC090
1'38.278 6.240 2.191135.644
1346H6入榮 秀謙薬のことならフジタ薬局☆MT☆アポロ電工
WEST 056
1'38.465 6.427 0.187135.386
---- 以上基準タイム(130% - 2'00.263)予選通過 ----
  • 第5戦の順位は、2016 OKAYAMAチャレンジカップレース特別規則第8章第27条12.(セカンドタイム)に基づき決定した。

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