|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
SUPER GT第5戦の決勝レースが富士スピードウェイで行われ、4連勝中のLEXUS LC500勢は重いウェイトハンデを負いながらも、レースを通してバトルを繰り広げ、立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車が3位表彰台。中嶋 一貴/ジェームス・ロシター組 au TOM'S LC500 36号車が4位でフィニッシュ。LEXUS LC500は6台全車がトップ10フィニッシュでポイントを獲得した。また、GT300クラスでは、嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が3位でフィニッシュし、今季初表彰台を獲得。中山 雄一/坪井 翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車も17番手スタートから追い上げ9位入賞を果たした。

3位表彰台を獲得した立川祐路と石浦宏明
SUPER GT第5戦「FUJI GT 300km RACE」が8月5日(土)、6日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
前戦SUGOから僅か2週間のインターバル、そして3週間後には鈴鹿1000kmが待つ「真夏の3連戦」は2戦目を迎えた。今季より導入された新型のLEXUS LC500は、開幕から連勝街道を突き進んでいる。ウェイトハンデの厳しくなった前戦は、セーフティカーが3度も導入される乱戦となったが、これも制し、LEXUS LC500は開幕から4連勝を飾った。
LEXUSの「ホーム」である富士で、新型のLC500の初レースとなった今季第2戦は表彰台独占の強さを見せた。今季2度目の「ホーム」戦は、6台中5台がランキングトップ5でウェイトハンデもかなり重くなっており、また、猛暑の中での戦いとなることが予想され、ドライバー、車両、タイヤやブレーキなどにも大きな負担のかかる厳しいレースとなる。しかし、「ホーム」富士はLEXUS勢のドライバーも多くが得意とするコースであり、LC500の速さを活かし、タイトル争いへ向けて好レースが期待された。
5日(土)は空は雲が覆っているものの雨は降らず、GT500クラスのQ1が開始される頃には気温29.5度、路面温度37度で蒸し暑いコンディションの中、セッションが開始された。
GT500のQ1は午後2時55分スタート。いつも同様に前半は誰もコースインせず、残りが7分ほどになったところで国本雄資の駆るWedsSport ADVAN LC500 19号車を先頭に各車コースイン。タイヤを暖め、アタックラップに入ったが、19号車の国本はタイヤのグリップ不足に苦しみ、タイムを伸ばせず。14番手に終わってしまった。
セッション終盤に目まぐるしくタイムが更新される中、LEXUS勢で好走を見せたのはトムスの2台。ランキング2位、3位で重いウェイトハンデを積んでいるにもかかわらず、KeePer TOM'S LC500 37号車は平川亮、36号車は中嶋一貴が好走を見せて3番手、5番手でQ2進出。38号車も石浦の健闘で7番手に入りQ2進出を決めた。
ヘイキ・コバライネンがアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車は惜しくも9番手でQ2進出ならず。ランキング首位で最も重いウェイトハンデを積むWAKO'S 4CR LC500 6号車は大嶋が懸命のアタックを見せたが11番手でQ1敗退。
午後3時40分からQ2(12分)が開始され、残り8分ほどで各車コースイン。このセッションでは36号車のロシターが素晴らしい走りを見せ、LEXUS勢最上位となる3番手タイムをマーク。立川の38号車が6番手、キャシディの37号車は7番手から決勝に臨むこととなった。
GT300クラスでは、最終的に上位19台が1秒以内に入るという僅差のQ1で、2台のプリウスがQ2進出。嵯峨がアタックした31号車が6番手、佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が9番手グリッドを確保。 一方でLEXUS勢は苦戦。坪井がアタックした51号車はカットラインとなる14番手に僅かコンマ1秒及ばず17番手でQ2進出ならず。前戦5位フィニッシュを果たした60号車も23番手でグリッド決定となった。
Q2では、久保がアタックした31号車が6番手、 永井宏明がアタックした30号車が9番手につけた。
6日(日)は多少雲はあるものの好天に恵まれ、強い日差しで夏らしい天候となり、気温29度、路面温度36度のコンディション。午後3時25分に静岡県警の白バイとパトカーの先導による交通安全パレードに続き、フォーメーションラップから決勝レース(66周)のスタートが切られた。
上位勢は順当なスタートを切り、ロシターがスタートを担当した36号車は3位をキープ。その後方では、38号車の立川と37号車のキャシディがサイド・バイ・サイドでの6位争いを繰り広げた。
38号車の立川は、じりじりと前との差を詰めていき、9周目には5位へ。更に前車との激しいバトルの末に、24周目のTGRコーナー(1コーナー)で4位へと浮上、3位を走行する36号車にも追いつくと、27周目には36号車もかわし、ついに表彰台圏内までポジションアップを果たした。
中盤に入り、各車給油とタイヤ交換、ドライバー交代のためにピットイン。3位につける38号車は、前を行くGT-R 23号車と同じタイミングで30周終了時にピットイン。そのままの順位でピットアウトすると、交代した石浦が、テール・トゥ・ノーズで激しく23号車を攻めるバトルが続くこととなった。
全車がピット作業を終えた時点で、38号車が3位、中嶋一貴に代わった36号車が4位、平川亮に代わった37号車が5位で、チームメイト同士ながらこちらも接触寸前のバトルを展開。その後方では6号車の大嶋と19号車の国本も僅差で競り合っており、そこかしこで繰り広げられる接近戦は、富士に集まった多くのモータースポーツファンを湧かせた。
38号車石浦の猛追は最後まで続き、終盤には首位を走る車両のペースが落ちたこともあって、最後は3台での首位争いになるかと思われたが、ファイナルラップ直前あたりからGT300の集団の中を抜けていくこととなり、それ以上の順位変動は無いまま、38号車が3位でチェッカー。第2戦富士での優勝に次ぐ、今季2度目の表彰台を獲得することとなった。
36号車は中嶋一貴が粘り強く走り切り4位。37号車は6位、14番手スタートから追い上げた19号車が7位。6号車が9位、1号車が10位でチェッカーを受け、LEXUS LC500勢は厳しいウェイトハンデの中、6台全車がトップ10フィニッシュでポイントを獲得。
この結果、36号車のロシターがドライバーズランキングで首位に浮上。これに1ポイント差の2位で大嶋/カルダレッリ組、更に1ポイント差で平川/キャシディ組、トップから3ポイント差の4位に立川/石浦組が続くという、ほぼ横一線と言っていい状況で、夏の長丁場、大量ポイント獲得のチャンスである、次戦鈴鹿1000kmを迎えることとなった。
GT300クラスでは、6番手スタートのプリウス31号車が、序盤から好走を見せ4位へポジションアップ。やや早めの23周終了時点でピットへ向かい、タイヤ無交換作戦で嵯峨へとドライバーチェンジを行った。
その後、嵯峨の31号車は着実なペースで周回。ピットを遅らせたライバル勢全車がピットを終えた時点で、2位へとポジションを上げた。その後、1台にかわされたが、今季初の表彰台を獲得。今季から嵯峨とコンビを組んだ久保にとってはGTでの初表彰台となった。
17番手スタートのRC F GT3 51号車は、中山雄一がドライブした前半スティントでペースが上がらず苦戦を強いられたが、後半を担当した坪井が好走。着実に順位を上げ、9位入賞でポイント獲得を果たした。
30号車は20位。60号車はGT500クラスの車両と接触を喫し、27位に終わった。

3位表彰台を獲得した立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車

3位でフィニッシュし、今季初表彰台獲得となった嵯峨 宏紀/久保 凜太郎組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車
ARTAプロジェクト20年目の快挙!!
オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の決勝が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)が、GT300クラスは#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)がいずれもポール・トゥ・ウィンを達成した。1997年に発足したAUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)が両クラスでポール・トゥ・ウィンを達成したのは今回が初めてだった。
(天候:晴れ コース:ドライ)
第5戦決勝は夏の強い日差しのもと、午後3時25分と普段より約1時間遅くスタートした。
GT500クラスのポールシッター、#8 ARTA NSX-GTのスタートを担当したのは野尻。トップで1コーナーに進入すると、その後も安定したペースで少しずつ後続との差を広げていった。
2位に#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、3位には#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)が続き、ここまでは予選の順番どおり。そして4位には2周目の1コーナーで#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)を捉えた#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が浮上してきた。さらにその後方から#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)も9周目のヘアピンで小暮のインを突き、
5位に浮上すると、22周目の最終コーナーでオリベイラのインに並びかけ、そのまま23周目の1コーナーで前に出た。
この22周目に小暮はピットイン。塚越広大に後半を託すが、31周目に周回遅れの#60飯田章(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)と最終コーナーで接触、#17 KEIHIN NSX-GTはホームストレート脇にストップして戦列を去った。
続いて28周目に#36au TOM'S LC50、#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R が揃ってピットイン。その2周後に#23 MOTUL AUTECH GT-Rと#38 ZENT CERUMO LC500がピットインし、相次いで#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)の前でコースに復帰した。
その後は#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)と#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が熾烈なドッグファイトをコースのいたるところで展開したが、前戦SUGOから新スペックのエンジンを搭載している23号車に対し、第2戦優勝などで60kgのウェイトハンデを課せられた38号車は17kgのウェイト軽減と引き換えに燃料リストリクターを絞ったことも影響し、石浦はストレートで松田を捉えることができず、ヘアピンやダンロップ、その先の13コーナーや最終コーナーで懸命にアタックを続ける。しかし松田はこれを冷静に退けていった。
そうした中、トップの#8 ARTA NSX-GTは31周目にピットイン、37秒の作業時間で小林崇志をトップのままでコースに送り出すと、小林も62周目の100Rで周回遅れに詰まってコースアウトを喫する危ない場面はあったものの、それ以外は後続との差を測りながら冷静に周回を重ねて66周を走りきり、待ちに待った今季初優勝を手にした。2位には#23 MOTUL AUTECH GT-R、3位には#38 ZENT CERUMO LC500が入った。
GT300クラスもまた、#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が序盤から安定したペースで後続との差を広げ、9秒のマージンを築いて35周目にピットイン。給油とタイヤ交換を39.1秒で完了させてショーン・ウォーキンショーを送り出した。その背後からはタイヤ無交換作戦でタイムを稼いだ#31嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)が迫ってきたが、タイヤに熱が充分に入ってからは次第にウォーキンショーがリードを広げていき、そのままトップでチェッカーを受けた。
2位には41周目のプリウスコーナーで嵯峨を捉えた谷口信輝の乗る#4グッドスマイル初音ミクAMGが続き、 #31TOYOTA PRIUS apr GTが3位で今季初表彰台を得た。
ARTAが両クラスで優勝したのは2013年7月の第4戦スポーツランドSUGO以来。ポール・トゥ・ウィンでの制覇は今回が初の快挙となった。
次戦はスーパーGTのシリーズ戦としてはこれが最後の開催となる鈴鹿1000km。
8月27日決勝だ。
「僕たちに関わってくれたすべての人に感謝したいと思います。小学生のとき、カートでARTAのサマースクールに参加してからの繋がりで、このチームにはすごく縁を感じています。その分プレッシャーも感じています。今回の結果は僕以外の皆さんの力があっての勝利だと思います。関わっていただいているすべての方々に感謝します。この週末は言うことないくらいハッピーです」
「今年からGT500クラスに復帰して、今シーズンは背水の陣と思っていました。そのなかで今日はどうしても結果が欲しかったです。野尻選手がマージンを築いてくれたので、僕が抜かれるわけにはいきませんしね。でも、タイヤを温存しながら走っていたら、途中後ろとのギャップが少なくなったので、無線でピットや野尻選手にアドバイス受けて、走り方を少しアジャストしてペースを上げました。今シーズンここまで色々あったが、多くの人の支えで優勝できました。GT300クラスで僕を育ててくれた高木選手には本当に感謝しています」
「最高の気分です。今年ARTAが20周年で、(鈴木)亜久里さんはチャンピオンを取ってほしいと言っています。その思いも伝わったんだと思います。スタート前、ショーンは20秒開いてこいと言っていましたが、10秒くらいしかマージン築けませんでした(笑)でも、クルマは素晴らしくて、ピット作業も完璧、ショーンも僕のベストラップを上回る走りで頑張ってくれました。菅生でクラッシュして、モノコック交換するほどのダメージでしたが、スタッフのおかげです。ブリヂストンのニュータイヤも安定していて、最後までタイムが落ちませんでした。本当に素晴らしいものを造ってくれました」
「高木選手、チームをはじめ皆さんに感謝しています。クルマも素晴らしいパフォーマンスで、ピットストップもパーフェクトでした。交替してタイヤが温まるまで少し後ろからプレッシャーをかけられましたが、最高の週末でした。新しいタイヤで、ロングランや満タンでの走行も初めてでしたが、不安なく走ることができました。強いて言えば、思ったより暑くならず、天候に恵まれた面はあったかもしれません」
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 20 | 66 | 1:44'39.955 |
| 2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 52 | 66 | 1.530 |
| 3 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 66 | 2.203 |
| 4 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 66 | 13.300 |
| 5 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 14 | 66 | 14.938 |
| 6 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 74 | 66 | 15.244 |
| 7 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 18 | 66 | 19.525 |
| 8 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 38 | 66 | 19.603 |
| 9 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 66 | 19.666 |
| 10 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 66 | 22.480 |
| 11 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 66 | 58.928 |
| 12 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 66 | 1'04.652 |
| 13 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 52 | 14Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 45 | 21Laps |
| - | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 30 | 36Laps |
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 34 | 62 | 1:46'12.758 |
| 2 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 70 | 61 | 1Lap |
| 3 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 12 | 61 | 1Lap |
| 4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 34 | 61 | 1Lap |
| 5 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 26 | 61 | 1Lap |
| 6 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 24 | 61 | 1Lap |
| 7 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 61 | 1Lap | |
| 8 | 33 | 藤井 誠暢 元嶋 佑弥 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 34 | 61 | 1Lap |
| 9 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 56 | 61 | 1Lap |
| 10 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 61 | 1Lap | |
| 11 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 61 | 1Lap |
| 12 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 61 | 1Lap |
| 13 | *65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 61 | 1Lap |
| 14 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 61 | 1Lap |
| 15 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 61 | 1Lap | |
| 16 | *10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 60 | 2Laps |
| 17 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 60 | 2Laps |
| 18 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 60 | 2Laps | |
| 19 | *26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 60 | 2Laps | |
| 20 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 60 | 2Laps | |
| 21 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 60 | 2Laps | |
| 22 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 60 | 2Laps | |
| 23 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 60 | 2Laps | |
| 24 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 59 | 3Laps | |
| 25 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 59 | 3Laps | |
| 26 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 58 | 4Laps | |
| 27 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 58 | 4Laps |
| 28 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 47 | 15Laps |
| 29 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 46 | 16Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 0 | 62Laps |
決勝日朝、恒例のGTアソシエイション坂東正明代表による定例会見が行われた。
■SUGO戦はセーフティカー(SC)導入が結果に影響したが改善策は。
SCはもともとGT500クラスのトップを抑えると、GT300クラスが周回として損をしてしまうのを防ぐために導入している。SUGO戦では2回目と3回目のSC導入の間隔が近かったために、GT500クラスにも有利、不利が出てしまった。世界的には、フルコースイエローやイエローゾーンで対応しているのは承知しているが、コースの長さなどによって導入が難しいサーキットもある。サーキットオフィシャルの事故処理作業も考えなければいけないので、ピットロードと同様に60km/hの速度制限を設けるなど、日本の事情に合ったフルコースイエローの導入を検討していく。
■来シーズンのスケジュールが発表された。ポイントは。
今年10月開催のタイ戦を7月にずらしたが、これはタイ開催のモトGPと、6月のルマン24時間との関連である。また、鈴鹿1000kmがシリーズから外れるので、鈴鹿を5月に入れ、5月だったオートポリス戦を10月開催にした。距離については、1000kmがなくなったので、8月の富士戦の距離を伸ばすことでほぼ決定している。
■2018年限りでメルセデスがDTM(ドイツツーリングカー選手権)からの撤退を発表したが、影響は。
ITR(DTMの運営組織)が最も驚いたのではないか。7月末に今後のDTMとスーパーGTの連携などについての話し合う会議があったが、その場でいきなり撤退の発表があったようだ。その後、ITRとはテレビ会議で話し合った。今後、アウディやBMWとも話し合いを持つことになるだろうが、こちらの基本的なスタンスはこれまでと変わらない。
マニュファクチャラー(自動車メーカー、製造者)主導だとこういうことが起きるが、スーパーGTではそのようなことは許されないと思っている。ここまで作り上げてきたものを1社の方針で崩すことは筋が通らないと感じているし、そうならないように調整していく。
まとめ&Photo: Shigeru KITAMICHI
ARTA初のダブルポールを鈴木亜久里監督は予言していた?!
オートバックス スーパーGT第5戦「富士GT300kmレース」の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)が前戦スポーツランドSUGOに続いて今季3度目のポールポジションを獲得、GT300クラスも同じARTAの#55高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3)が今季初ポールを獲得した。
公式予選は午後2時35分よりノックアウト方式で行われた。この日の天候は曇りながら、雨の心配はなく、終始ドライコンディションでの走行となった。
GT500クラスは例によって残り時間8分を切ったあたりから始まった。ここでトップに立ったのは#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)。アタック2周目で1'29.423を叩き出した。2位には前回のSUGOで2位に入った#46千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R)、#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)もそれに続き、一時はニッサンGT-Rの1-2-3となったが、チェッカー寸前に#37平川亮(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)が3位に割って入った。
一方前回優勝の#1ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)は終了間際まで懸命のアタックを続けたが9位で惜しくも予選を終えた。NSX勢は#8小林崇志(ARTA NSX-GT)が7位、#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が8位と2台が残った。
GT300クラスは上位14台中9台がFIA-GT3という結果に。トップは#7ヨルグ・ミューラー(Studie BMW M6)、2位には#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)がつけた。一方、前回優勝の#11ビヨン・ビルドハイム(GAINER TANAX AMG GT3)は19位と振るわず。70kgのウェイトハンデの影響は少なくなかったようだ。
GT500クラスはQ1同様に残り8分を切ったところで#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)を先頭に各車続々とコースイン。最初のアタックでクインタレッリが1'29.475を記録してトップに立ったが、#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)がセッション終盤に1'29.104を記録、前戦SUGOに続いて2戦連続でポールポジションをもぎ取った。チームとしては小林崇志がQ2を担当した第1戦岡山と合わせ、通算で3回目のポール獲得だ。Q1走行時点での小林の感触は今ひとつだったようだが、セッティングの方向性は野尻向きのはず、とも感じたという。その小林の予想に野尻は見事に応えてみせた。2番手はクインタレッリ、#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)が72kgものウェイトハンデをものともせずに3番手につけた。
GT300クラスはBMW M6、メルセデスAMG GT3らのドイツ車が上位を独占。最初のアタックで#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が1'38.240を記録してトップに立つと、これを#55高木真一(ARTA BMW M6 GT3)が上回って1'37.700でトップに。高木は2周目のアタックで1'37.525とタイムをさらに縮め、今季初のポールポジションを獲得した。2番手には同じM6を走らせる#7荒聖治(Studie BMW M6)が続き、片岡が3番手。4番手にも#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)がつけている。
JAF-GT勢では#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が最上位の5番手。#31久保凜太郎(TOYOTA PRIUS apr GT)が6番手で続いた。
GT500、GT300の両クラスでARTAがポールポジションを獲得したのは今回が初めて。しかし予選前に行われていたトークショーでは鈴木亜久里監督が「目を閉じれば2台がポールポジションを獲得するのが見える」と語ったという。果たして決勝レースでも亜久里監督のお告げは出るのか?決勝レースは明日午後3時25分より66周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
「55号車がポールを取ったことで、ARTAチームでダブルポールのプレッシャーがかかりました(笑)。ただ、クルマに乗ると集中できましたので、心配するほどではなかったです。今朝の走り出しは非常に厳しくて、前回の富士でクルマが跳ね気味だったのでそれを修正したはずが、さらに酷くなっていました。それを短時間の中で改善できて、この結果が出たので非常に満足しています。決勝は平常心で臨みたいと思います」
「まずは55号車はのポールが凄く嬉しいです。去年は僕も高木さんと組みましたが、これで富士では3年連続PPです。その流れで予選はいけるような気がしていました。Q1は僕としては完璧とは言い難かったのですが、このセッティングで野尻選手が乗ればいい感じじゃないかという感触があったので、Q2にそのまま送り出しました。結果は楽観していましたが、本当にポール取ってくれて、ARTAとしてダブルポールは初の快挙だと思います。明日はぶっちぎりで逃げたいですね」
「菅生では色々あって(3回目の赤旗の原因となる接触を起こした)辛い思いをしました。自分のレースに対する取り組み方を考えないといけないと思っていましたし、今回しか挽回のチャンスはなかったので、ポールポジションにはちょっと感極まった部分がありました。クルマを仕上げてくれたスタッフに感謝です。実はトークショーで(鈴木)亜久里さんがARTAチームの2台がポール取ることを予言していました(笑)」
「気分は最高です。この結果はすべて高木選手の素晴らしい走りのおかげです。クルマに関しては、公式練習から予選までとても良い仕上がりでした。ポールポジションは非常に嬉しいです。ありがとうございました。実は今朝の練習走行から高木選手の言うとおりの結果になっているので、決勝も高木選手が勝つと言えば勝てると思います(笑)」
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX | BS | 20 | 1'29.758 | 1'29.104 |
| 2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 52 | 1'29.423 | 1'29.475 |
| 3 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 1'29.733 | 1'29.591 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX | BS | 36 | 1'29.775 | 1'29.618 |
| 5 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 1'29.667 | 1'29.851 |
| 6 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 1'29.742 | 1'29.934 |
| 7 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 74 | 1'29.534 | 1'30.059 |
| 8 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'29.520 | 1'30.777 |
| 9 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 1'29.921 | |
| 10 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 14 | 1'29.964 | |
| 11 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'29.985 | |
| 12 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX | YH | 14 | 1'30.005 | |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX | DL | 6 | 1'30.045 | |
| 14 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 18 | 1'30.189 | |
| 15 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX | BS | 38 | 1'30.322 |
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/06) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 34 | 1'38.750 | 1'37.525 |
| 2 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 24 | 1'38.097 | 1'37.809 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 70 | 1'38.685 | 1'38.078 |
| 4 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'38.340 | 1'38.203 |
| 5 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 34 | 1'38.350 | 1'38.335 |
| 6 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 12 | 1'38.625 | 1'38.399 |
| 7 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 26 | 1'38.884 | 1'38.418 |
| 8 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'38.508 | 1'38.656 |
| 9 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'38.566 | 1'38.760 | |
| 10 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 1'38.574 | 1'38.835 |
| 11 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'38.550 | 1'38.893 | |
| 12 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 1'38.837 | 1'38.974 |
| 13 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 1'38.728 | 1'39.102 | |
| 14 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'38.812 | 1'40.331 | |
| 15 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'38.901 | ||
| 16 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'38.905 | ||
| 17 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 56 | 1'38.960 | |
| 18 | 33 | 藤井 誠暢 元嶋 佑弥 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 34 | 1'39.003 | |
| 19 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 1'39.007 | |
| 20 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 1'39.202 | |
| 21 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 1'39.210 | |
| 22 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 1'39.296 | |
| 23 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 1'39.347 | |
| 24 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 1'39.446 | |
| 25 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'39.643 | ||
| 26 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'39.898 | ||
| 27 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'39.931 | ||
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'40.058 | ||
| 29 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'40.312 | ||
| 30 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 1'40.775 |
8月5日、静岡県・富士スピードウェイで、2017オートバックス スーパーGT第5戦「FUJI GT 300km RACE」の公式練習が行われ、GT500クラスは、予選さながらのタイムアタックの末、#19WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資組)が、GT300クラスは安定した速さを見せた#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)がトップタイムをマークした。
上空に雲は多いものの時折日が差す天候のなか、朝8時50分から10時35分までスケジュールで練習走行が行われた。注目はやはりGT500クラス。開幕4連勝のレクサス勢は殆どのマシンが70kg以上のウエイトハンディを背負っており、そのなかでどこまで速さを維持できるのか。前回のSUGO戦で予選上位を占めながら不運なSC導入で勝ちを逃した感のあるNSX勢は是が非でも勝利をものにしたいところ。また、23号車と46号車がコンスタントな成績を残しているGT-R勢も、ここでポイントを伸ばしてレクサスの牙城を崩したいところだ。
それぞれの思惑が交錯するなか始まった練習走行。開始から好調さを窺わせたのが、#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)と#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー組)、2台のGT-R。走行開始後まもなく#23MOTUL GT-Rがマークした1分30秒740は終盤まで破られることはなかった。この2台に割って入ったのがレクサス勢で唯一ウェイトハンディが18kgと少ない#19WedsSportレクサスだった。
残り10分、GT500の専有時間帯に入ると、#19WedsSportレクサスが1分30秒190をマークしてトップに立つが、GT-R勢も#12カルソニックGT-R、#24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(佐々木大樹/J・P・デ・オリベイラ組)、#46S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)の3台が相次いで大きくタイムアップ。上位5台中3台をGT-Rが占めるという日産陣営にとって、午後の予選に期待を繋ぐ願ってもない状況になった。
やはり富士ではウェイトハンディが効く。今回レクサスは厳しい……誰もがそう思った残り1分。まさに走行が終わろうとしたその時だった。何とウェイト74kg、72kgを積む#37KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)と#36au TOM'S LC500(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)が、#19WedsSportレクサスに次ぐ2番手、3番手のタイムを叩き出し、終わってみればレクサスが1~3位を独占。予選さながらのアタックに日産、ホンダ陣営はしてやられた格好になった。
GT300クラスは、直線の長い富士ではやはりFIA GT3マシンが速く、#55ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)、#9GULF NAC PORSCHE 911(ジョノ・レスター/峰尾恭輔組)が走行開始からトップを競い続けた。これに続いたのが何と70kgのウェイトを積む#4グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也組)。開幕戦を制した#4グッドスマイルAMGは、ウェイトを増やしながらもコンスタントに入賞を重ねている。
JAF-GTマシンの最上位は、7番手の#30TOYOTA PRIUS apr GT(永井宏明/佐々木孝太組)。チームメイトの#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/久保凜太郎組)も9番手となった。今シーズンは目立った成績を残していないため、ウェイトはそれぞれ0kg、12kg。今回はチャンスがありそうだ。同様に10番手の#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規組)もウェイトは0kg。SUGO戦のクラッシュを修復し、新たに装着した空力パーツも効果を発揮しているようだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 19 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 18 | 1'30.190 | - | - | 182.135 |
| 2 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 74 | 1'30.312 | 0.122 | 0.122 | 181.889 |
| 3 | 36 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 72 | 1'30.453 | 0.263 | 0.141 | 181.606 |
| 4 | 24 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 1'30.509 | 0.319 | 0.056 | 181.494 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 36 | 1'30.512 | 0.322 | 0.003 | 181.488 |
| 6 | 12 | 安田 裕信 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 14 | 1'30.543 | 0.353 | 0.031 | 181.425 |
| 7 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 60 | 1'30.547 | 0.357 | 0.004 | 181.417 |
| 8 | 46 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 46 | 1'30.568 | 0.378 | 0.021 | 181.375 |
| 9 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 14 | 1'30.667 | 0.477 | 0.099 | 181.177 |
| 10 | 6 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'30.721 | 0.531 | 0.054 | 181.069 |
| 11 | 8 | 野尻 智紀 小林 崇志 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 20 | 1'30.723 | 0.533 | 0.002 | 181.065 |
| 12 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 52 | 1'30.740 | 0.550 | 0.017 | 181.032 |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 6 | 1'30.813 | 0.623 | 0.073 | 180.886 |
| 14 | 1 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 70 | 1'30.997 | 0.807 | 0.184 | 180.520 |
| 15 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 38 | 1'31.061 | 0.871 | 0.064 | 180.393 |
FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 34 | 1'38.443 | - | - | 166.866 |
| 2 | 9 | ジョノ・レスター 峰尾 恭輔 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 26 | 1'38.730 | 0.287 | 0.287 | 166.381 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 70 | 1'38.936 | 0.493 | 0.206 | 166.035 |
| 4 | 21 | リチャード・ライアン 柳田 真孝 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 1'39.086 | 0.643 | 0.150 | 165.783 | |
| 5 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 1'39.115 | 0.672 | 0.029 | 165.735 |
| 6 | 33 | 藤井 誠暢 元嶋 佑弥 | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 34 | 1'39.123 | 0.680 | 0.008 | 165.721 |
| 7 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'39.158 | 0.715 | 0.035 | 165.663 | |
| 8 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 54 | 1'39.224 | 0.781 | 0.066 | 165.553 |
| 9 | 31 | 嵯峨 宏紀 久保 凜太郎 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 12 | 1'39.311 | 0.868 | 0.087 | 165.408 |
| 10 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'39.323 | 0.880 | 0.012 | 165.388 | |
| 11 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 18 | 1'39.357 | 0.914 | 0.034 | 165.331 |
| 12 | 87 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | ショップチャンネルランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 16 | 1'39.373 | 0.930 | 0.016 | 165.304 |
| 13 | 51 | 中山 雄一 坪井 翔 | JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 56 | 1'39.435 | 0.992 | 0.062 | 165.201 |
| 14 | 10 | 富田 竜一郎 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 10 | 1'39.441 | 0.998 | 0.006 | 165.191 |
| 15 | 111 | 石川 京侍 山下 亮生 | エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'39.482 | 1.039 | 0.041 | 165.123 | |
| 16 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 34 | 1'39.565 | 1.122 | 0.083 | 164.986 |
| 17 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 70 | 1'39.632 | 1.189 | 0.067 | 164.875 |
| 18 | 18 | 中山 友貴 川端 伸太朗 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 4 | 1'39.670 | 1.227 | 0.038 | 164.812 |
| 19 | 50 | 都筑 晶裕 新田 守男 | Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 1'39.681 | 1.238 | 0.011 | 164.794 |
| 20 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 24 | 1'39.704 | 1.261 | 0.023 | 164.756 |
| 21 | 25 | 松井 孝允 山下 健太 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 82 | 1'39.737 | 1.294 | 0.033 | 164.701 |
| 22 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'39.839 | 1.396 | 0.102 | 164.533 | |
| 23 | 360 | 柴田 優作 田中 篤 | RUNUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'39.863 | 1.420 | 0.024 | 164.493 | |
| 24 | 26 | 山田 真之亮 ジェイク・パーソンズ | TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS | YH | 1'39.897 | 1.454 | 0.034 | 164.437 | |
| 25 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY GT3 BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'40.095 | 1.652 | 0.198 | 164.112 | |
| 26 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'40.263 | 1.820 | 0.168 | 163.837 | |
| 27 | 5 | 坂口 夏月 藤波 清斗 | マッハ車検MC86 GTNET TOYOTA 86 MC | YH | 6 | 1'40.466 | 2.023 | 0.203 | 163.506 |
| 28 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'40.538 | 2.095 | 0.072 | 163.389 | |
| 29 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | ARTO 86 MC 101 TOYOTA 86 MC | YH | 1'40.925 | 2.482 | 0.387 | 162.762 | |
| 30 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 1'41.018 | 2.575 | 0.093 | 162.613 |
F4地方選手権東日本シリーズ第5戦は30日、ツインリンクもてぎで12周の決勝を行い、角田裕毅(MARUSAN・ミスト・JSS・ED)12周・23分6秒613で優勝した。
12周で争われる第5戦は午前11時25分にフォーメーションラップを開始。昨日と代わりドライコンディションでのスタートとなった。
「FIA-F4も含めてスタートが課題」というポールポジションの角田裕毅(MARUSAN・ミスト・JSS・ED)は出遅れ、予選2位の里見乃亜(チームNATS・正義・001)がトップで1コーナーに侵入。しかし里見は1コーナーでブレーキングをミス。角田がクロスラインを取り1コーナー立ち上がりでトップに立った。
こうなると角田を止められるものは誰もいない。「ミスが多かったと」いうもののそれでも2位以下より1秒前後速いラップを刻み、12周を走ってぶっちきりでの開幕からの5連勝を達成した。
2位には里見が入った。スタートで3位に付けた三浦勝(CMS090)はオープニングラップで単独スピン。3位に上がった金井亮忠(チームNATS・エクシズ・056)がそのままの順位でゴール、Hパーターンクラスでは優勝を飾った。
F4西日本シリーズ最終第6戦は富士スピードウェイに舞台を移し9月16日に行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2017/07/30) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4東日本シリーズ Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | S | 1 | 角田 裕毅 | MARUSAN・ミスト・JSS・ED MYST KK-ZS | 12 | 23'06.613 |
| 2 | 73 | S | 3 | 里見 乃亜 | チームNATS・正義001 NATS 001 | 12 | 9.360 |
| 3 | 72 | H | 1 | 金井 亮忠 | チームNATS・エクシズ・056 WEST 056 | 12 | 21.003 |
| 4 | 51 | H | 2 | 加藤 正将 | ブライルバッテリーマーズ006 WEST 006 | 12 | 28.110 |
| 5 | 12 | S | 4 | 大原 佳祐 | 佐藤製作所KKZS・TOMEI MYST KK-ZS | 12 | 29.160 |
| 6 | 34 | S | 5 | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 12 | 41.198 |
| 7 | 9 | H | 3 | 三枝 拓己 | スーパーウインズ&花島/HRF WEST 006 | 12 | 50.267 |
| 8 | 26 | H | 4 | 内村 浩二 | KRac Winmax 006 WEST 006 | 12 | 1'03.675 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 80 | H | - | 河野 保治 | スーパーウインズ☆RISING WEST 1003 | 3 | 9Laps |
| - | 17 | S | - | 小倉 可光 | チームNATS・OAC・090 MOONCRAFT MC090 | 3 | 9Laps |
| - | 19 | H | - | ハンマー 伊澤 | Sウインズ☆ハンマーバリュー WEST 056 | 0 | 12Laps |
全日本スーパーフォーミュラ選手権を主催する日本レースプロモーション(JRP)は7月8日、第3戦が開催されている富士スピードウェイで行われたサタデーミーティングにおいて、昨年の第4戦もてぎで導入されたソフトタイヤを今シーズンも使用することを発表した。
今回は第4戦もてぎに加え、第5戦オートポリスの計2戦での採用となる。
使用セット数、運用方法などは現在JRPとチーム側とで調整を行なっているとのことだが、もてぎでは金曜の練習走行での1セットを含んで3セット、オートポリスでは2セットのニュータイヤを使用することになりそうだ。
この日は倉下明JRP社長とヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル 開発本部 ジェネラルマネージャーの渡辺晋氏が出席。
渡辺ジェネラルマネージャーによると、今回のソフトタイヤは従来のミディアムタイヤと同一の構造でコンパウンドのみを変えているとのことで、昨年9月にスポーツランドSUGOでテストした時点で約0.5~0.8秒のラップタイム向上が見られたとのこと。コンセプトは「より速く、なるべく1レースもたないタイヤ」とのこと。
また昨年は「ADVAN」のロゴと赤い線が混じってしまい、見分けがつきにくいということで不評だったサイドウォールのデザインも一新され、ロゴの外周に赤いアドバンストライプが入ったものとなった。
さらに今回はオンボード映像でも見分けやすいように、内側にも赤いペイントがされるという。
この新しいソフトタイヤは今月19日にオートポリスでテストされてスペックが確定したのちに量産に入り、レースウィークの金曜日に各チームにデリバリーされるという。
今回のソフトタイヤがもてぎやオートポリスの戦いにどういう影響を及ぼすか、大いに期待したい。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第5戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年6月3日(土)に開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:25度/路面温度:41度
PCCJ第5戦のポールポジションを獲得したのは、2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一。2番手には今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太と、若手ドライバー2人がフロントローに並ぶ。3番手は2015年ジェントルマンクラス王者の#9 武井真司(ジェントルマンクラス)、4番手には2014、16年ジェントルマンクラス王者の#7 星野敏とチャンピオン経験者が続く。
14時5分、グリッドに整列した各車がスタートをして決勝の幕が切って落とされる。オープニングラップが激しいトップ争いが展開され、#17 上村が前を行く#89 三笠を攻略しトップを奪う。#17 上村は#89 三笠を引き離して行きたいところだが、思ったように差は広がらず、#17 上村、#89 三笠、#9 武井、#7 星野の4台が等間隔で並んで周回を重ねていく。そしてレースが動いたのは6周目の1コーナー。アウトから攻めていった#89 三笠が、#17 上村をオーバーテイクしてトップを奪い返す。
「最初は油断していたわけではないのですが、上村選手に抜かれてしまいました。そこからは焦らずにレースを組み立て直し、上村選手の動きをじっくりと見て少ないチャンスを活かしました。これは、昨年1年間の経験のお陰だと思っています」と語る#89 三笠は、第2戦以来となる今季3勝目をマーク。一方、2位に終わった#17 上村は、「早い段階で三笠選手を捕らえて流れを変えたいと思っていたので、その通りに1周目のヘアピンで抜くことができました。でも、ギャップを築く事ができずに数周後の1コーナーであっさりとオーバーテイクされてしまったのは反省点だと思っています」と悔しさを滲ませていた。
3番手を走行していた#9 武井は、トップ争いを展開する2台を後方から観察し、「チャンスがあれば仕掛けて行こうと思っていましたが、自分の体調があまり良くなかったこともあり、まずはゴールを目指すことに切り替えました」と語る。総合3位となった#9 武井は、これでジェントルマンクラスにおいて開幕戦からの5連勝を達成した。
4位には#70のリザーブドライバーとして今大会に出場した永井宏明が、#7 星野とのバトルを制して入賞。
「久しぶりにPCCJへ出場しましたが、走り方を忘れていてマシンの向きを変えるのに苦労しました。でも星野選手とのバトルも楽しめたので、次のレースも頑張りたいと思います」
#9 武井が5連勝を飾ったジェントルマンクラスは、一時は6台が団子状態になるなど激しい2番手争いが展開された。最終的には、14周目の1コーナーで#2 田島剛が#89 IKARIをオーバーテイクして2位でゴール。
「前のクルマの走りを見ながら無理をせず、チャンスを狙って順位を上げていきました。最後はIKARI選手を抜けて2位を獲得できて良かったです」と、#2 田島はレースを振り返る。3位には予選クラス10番手からスタートした#25 内山清士が入り、「予選で大失敗してしまったので、それを少しでも取り返せたかなと思っています。本当に表彰台を獲得できて良かったです」と語る。
4位は#89 IKARI、5位は予選クラス11番手スタートの#6 MASANORI YONEKURA、6位は#11 Fukujirouであった。
PCCJ第6戦の決勝レース(15周)は4日(日)午前10時10分スタートとなっている。また、PCCAとのエキシビジョンレースも16時30分スタート(10周)で開催される。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第5-6戦の予選を、富士スピードウェイ(静岡県)で2017年6月3日(土)に開催いたしました。
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第5-6戦(富士)予選レースレポート
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18度 路面:25度(セッション開始時)
6イベント全11戦で競われる2017年シーズンのポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)は、今回の第5-6戦で中盤戦を迎えることとなった。第3-4戦から約1カ月のインターバルを経ての開催となるが、戦いの舞台は前回と同じく富士スピードウェイ。富士大会は、次回の8月開催までの3大会連続となる。予選前日に行われた専有走行で総合トップタイムをマークしたのは、2016年のPCCJスカラシッププログラムドライバーであった#89 三笠雄一。2番手には今年のPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太が続いた。そしてジェントルマンクラスでは、ランキングトップの#9 武井真司を抑えて#25 内山清士トップタイムをマークした。しかしタイム差は拮抗しているため、予選ではどのような戦いが展開されるか注目された。
迎えた土曜日の公式予選は晴天の中、朝8時30分にスタート。30分間と限られた時間の中でどのようにタイムアタックしていくのかは、各チーム、ドライバー次第となってくる。早い段階でタイムアタックを開始したのが#17 上村で、周回毎にタイムアップしながらトップタイムをマークしていく。各車とも6ラップほどした頃からピットインし、タイヤの内圧変更やニュータイヤへ履き替えるなど後半でのタイムアアップを狙う。
そのセッション後半では、新旧のPCCJスカラシッププログラムドライバー2人によるトップタイム争いが繰り広げられる。序盤は#17上村に先行をゆるした#89三笠が中盤に逆転するが、#17上村が再び上回りPCCJにおける初ポールポジション獲得かと思われた。しかし最終的に軍配は先輩格である#89 三笠が意地を見せて第2戦岡山以来のポールポジションを獲得。「残り2周にかけてアタックし、トップタイムを記録できました。前大会は2戦ともノーポイントに終わってランキングは追われる立場から追う立場になったため精神的に楽になった部分もあります。決勝はスタートをうまく決めて逃げ切りたいと思います」。 #89 三笠がこのように語る一方で、0秒110差で2番手となった#17 上村は「自分なりにベストを尽くしたのですが、一歩届きませんでした。予選の最後でマシントラブルも発生してしまったのですが、それが解決していれば決勝では気持ちよく走り、しっかりと結果を出したいと思います」と振り返る。
ジェントルマンクラスでトップタイムをマークしたのは、2015年のジェントルマンクラス王者であり開幕戦からすべてポール・トゥ・ウインで4連勝を飾っている#9武井真司。総合でも3番手に入った#9武井は「スタートをうまく決め、前に着いていけばチャンスはあると思います。でも、セーフティードライブでゴールまでマシンをきちんと走らせたいですね」と語り、PCCJ史上初となるジェントルマンクラスの総合優勝に向けて前にいる若手ドライバー2人に挑む。
そして、ジェントルマンクラス予選2番手となった#89 IKARIは「予選のタイムアタックは予定通りいけたので満足しています。昨日の専有走行2回目では、決勝レースのシミュレーションを行ったので、それが今日の午後のレースで活かせればと思っています」と語る。前戦で今シーズン初の3位表彰台を獲得した勢いを、そのまま維持したようだ。3番手タイムの#47 TAD JUN JUNは「昨日の専有走行で色々試してみたことで、セットがうまく決まって思い通りの走りができました。今年1回でも表彰台に上がりたいと思っているので、決勝も頑張ります」と意気込みを語ってくれた。なお、ジェントルマンクラスの予選タイムを見るとコンマ数秒以内に何台ものマシンがひしめきあっているため、決勝では熱戦が期待される。
なお、第6戦の予選結果はポールポジションは第5戦と同じく#89 三笠が獲得し、2番手は#17 上村、3番手には#7 星野敏が入っている。ジェントルマンクラスは、第5戦と同じく#9 武井、#89 IKARI、#47 TAD JUN JUNの順でトップ3を占めた。
第5戦の決勝レースは3日14時5分〜、第6戦は4日10時10分〜、両日とも15周で争われる。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、5月20日(土)、21日(日)にオートポリス(大分県)で開催された。
ドライバーの川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人は、前回の富士大会で揃って入賞を遂げ、目標を入賞から、一段高みへと移すことが期待された。
今回の舞台、オートポリスは高低差のあるテクニカルレイアウトで知られ、またタイヤへの攻撃性の高さも特徴のひとつとなっている。したがって、求められるのは単純な速さのみならず、タイヤグリップをいかに持たせることができるか、またタイヤグリップの落ちていくマシンをいかにコントロールして速く走らせることができるかが重要な戦いとなる。
昨年は熊本地震の影響で中止となったため、FIA-F4が行われるのは2年ぶり。そのため、オートポリスでのレース経験を持つのは湧也だけ。3人とも自主的にシミュレーターで学習してきたが、やはり実際に走るのが効果的と、さっそく水曜日のスポーツ走行から練習を開始する。さらに木曜日、金曜日の専有走行で周回を重ねることで、それぞれ上々の手応えを得ることとなった。また、その過程で予選シミュレーションも行い、好タイムを出すには早めのアタックが有効というのを理解していただけに、そのあたりを頭にしっかり置いて土曜日の予選に挑んだ。
好天に恵まれ、というより夏日を思わせるほどの暑さの中、湧也、川合、玲次の順で並んでコースイン。予定どおり早々のアタックを試みるも、前走車に進路を塞がれる格好となってしまい、最初のアタックラップが不発に終わる不運。それでも第1レースのグリッドを決めるベストタイムでは、川合が5番手、そして湧也が7番手につける。さらに第2レースのグリッドを決めるセカンドベストタイムでも、湧也は6番手に。セカンドベストが決まっていなかった川合が、なんとかもう一発と攻め立てるも、その直後に赤旗がでてしまう。
幸い、再開後のアタックで川合は、再び湧也の前に割って入る、セカンドベストでも5番手につけることに成功、湧也は2戦とも7番手となり、玲次は赤旗の影響を大きく受けてしまい、14番手と12番手となった。

第5戦決勝は、予選に引き続きドライコンディションでの走行となった。ここで好スタートを切ったのが川合で、早々に1台をかわした後、ポイントリーダーの前車さえ抜きかけるも、選んだイン側のラインは路面が汚れておりスリッピーなことから、無理は禁物と判断。まずは4番手で1コーナーをクリアする。一方、湧也はポジションキープで、玲次もひとつ上げる。
オーバーテイクポイントが多いとは言い難いコースだけに、それぞれが離れず隙をうかがいながら周回を重ねる中、10周目に玲次は、前を行く2台の接触に乗じて、ふたつポジションを上げる。逆に湧也はその前の周に、1コーナーでブレーキング合戦を繰り広げた末、8番手に。一方、川合は激しいバトルを続ける後続こそ中盤以降は引き離し、3番手浮上を目指していく。終盤にかけては、各上位マシンとも、タイヤグリップがギリギリの中、一進一退の攻防を続けていくも、川合は4位、湧也は8位、玲次は入賞まであと一歩と迫る11位でチェッカーとなった。

日曜日も強烈な暑さに見舞われるかと思われたものの、穏やかなコンディションへと一転。その意味ではタイヤへの負担は減ったものの、すでにタイヤは1レース経過しているだけに厳しい状況は変わらず。その影響で路面を掻き過ぎた川合がスタートでひとつ順位を落としたが、抜いていった車両は1コーナーでオーバーランし、結果的にはポジションをキープ。それに乗じて湧也はひとつ順位を上げて、川合の背後につ けることとなった。そして、玲次は13番手に後退するも、2周目には1台をかわし、さらに前走車のペナルティで5周目には11番手に上がる。
連なって周回を重ねる川合と湧也は、前を行く4台がビリビリとした緊張感を醸し出していたため、離されることのないようピタリと背後につけて走行を続ける。ただし、それぞれ自ら仕掛けようにも、もはやタイヤは限界にまで達していた。そんな中、最終ラップに入ると、いきなりトップ争いに動きが出て、チャンス到来かと思われた。結果、2番手にコースアウトがあったが、川合と湧也のポジションまでには踏み留まりそのままチェッカー。川合は5位、湧也は6位で2戦連続入賞。玲次も後続を最後まで抑え続けて11位となった。
2週間しかインターバルのなかった今大会とは対照的に、第4大会のSUGOは2ヶ月後の開催となる。シリーズ中盤戦からの巻き返しをはかるべく、トップ3を目指し臨む。

笹原再びランキングトップへ。
5月20日に大分県のオートポリスで行われたFIA-F4選手権第5戦の決勝は、ポールポジションからスタートした#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)がそのまま逃げ切り、今季2勝目を上げた。
先に行われたスーパーGTの公式予選で赤旗中断があったため、第5戦決勝は当初の予定より10分遅れ、午後3時40分より13周で行われた。
当日の天候は晴れ。気温は公式予選の時よりは幾分下がっている印象だった。
スタートでトップに立ったのはポールの笹原。
予選2番手の#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が痛恨のストールで一気に10位まで後退するのを尻目に2位に浮上したのは予選3番手の#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)、そして予選4番手の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が3番手につける。
レース序盤こそ僅差で笹原を追い上げ、オーバーテイクの隙を伺っていた大湯だったが、4周目にこのレースのファステストラップを記録した直後に左のリヤサスペンションにトラブルが発生、そこからじりじりと引き離されざるを得なくなってしまう。
一時はピットインも考えたという大湯だったが、苦しい状況の中でなんとかポイントを獲得しようと懸命の走りで追いついてきた宮田を抑えにかかる。
そうした大湯の状況を知らない宮田は第2ヘアピンをオーバーテイクポイントと決めてタイミングを計っていたが、8周目にここで#77大井偉史(Skill Speed)が#7大滝拓也(SRS/コチラレーシング)に激しく追突するアクシデントが発生、これによりこの区間で黄旗が提示されてしまった。
それでも宮田は黄旗解除となったファイナルラップでオーバーテイクを試みるが、大湯もそこはがっちり押さえてそのまま2位でフィニッシュ。2位18ポイントを獲得した。
こうして3位に終わった宮田に対し、笹原はタイヤを労わりつつも後続を3.6秒引き離す
盤石の走りで今季2勝目をあげ、シリーズポイントを98に伸ばして再びポイントリーダーの座に就いた。
次の第6戦決勝は21日午前9時10分より13周で行われる。
FIA-F4選手権の第5戦、第6戦の公式予選が5月20日、大分県のオートポリスで行われ、第5戦は#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)、第6戦は#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がそれぞれポールポジションを獲得した。
昨年の同大会が熊本大地震の影響で中止となったため、2年ぶり2回目の開催となったFIA-F4の公式予選は午前11時30分より30分間で行われた。
今週末は気温、路面温度共に高かったことも影響し、上位のドライバーはいずれもタイヤの消耗が早いと感じており、セッション序盤から積極的にアタックしていく作戦をとる選手が多かったが、それゆえにトラフィックに捕まって思うような走りができなかったものも少なくなかったようだ。
このタイミングでベストタイムを叩き出したのが#6笹原で、タイムは1'50.427。
一方チームメイトの#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)はトラフィックを嫌ってアタックを1周遅らせる作戦をとり1'50.669、#5大湯は最終コーナーで前のクルマを抜く際にタイヤカスを拾ってしまい、タイヤ性能のピークをうまく使えなかったと語りつつも1'50.697とまずまずのタイムを記録してきた。
一方、前年王者の#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)はこの時点で1'50.769で4番手につけた。
この予選は開始から9分が経過したところで#80菅波冬悟(OTG DL F4 CHALLENGE)のコースアウトにより赤旗中断となり、再開後も#30DRAGON(DRAGON F110)が最終コーナーでスピンしたことで二度目の赤旗という荒れた展開となったが、終盤には大湯や宮田が自己ベストを更新、これによりセカンドベストタイムで決定される第6戦のスターティンググリッドでは大湯がポールポジション、宮田が2番手という結果になった。
第5戦のポールポジションを獲得した笹原はその後ペースが上がらずに第6戦は3番手からスタートすることになった。
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 24'12.069 |
| 2 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 3.609 |
| 3 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 13 | 3.821 |
| 4 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 13 | 4.237 |
| 5 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | DL | 13 | 8.473 |
| 6 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 13 | 9.263 |
| 7 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 13 | 10.609 |
| 8 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | DL | 13 | 11.181 |
| 9 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 13.125 |
| 10 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | DL | 13 | 14.359 |
| 11 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 13 | 14.921 |
| 12 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 13 | 17.456 |
| 13 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 13 | 19.327 |
| 14 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | DL | 13 | 20.227 |
| 15 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 13 | 20.654 |
| 16 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 13 | 21.924 |
| 17 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 13 | 28.511 |
| 18 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 13 | 29.174 |
| 19 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | DL | 13 | 38.513 |
| 20 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | DL | 13 | 45.493 |
| 21 | 83 | 植木 匠 | NRS・INTERCEPT NRS | DL | 13 | 1'03.731 |
| 22 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 13 | 1'07.703 |
| 23 | *30 | DRAGON | DRAGON F110 Buzz International | DL | 13 | 1'24.741 |
| 24 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | DL | 13 | 1'26.631 |
| 25 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 B-Max Racing team | DL | 13 | 1'35.357 |
| 26 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 12 | 1Lap |
| 27 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 11 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 10 | 3Laps |
| - | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 7 | 6Laps |
| - | *77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | DL | 7 | 6Laps |
| - | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | DL | DNS | 13Laps |
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2017/05/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | 笹原 右京 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'50.427 | - | - | 152.376 |
| 2 | 8 | 角田 裕毅 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'50.669 | 0.242 | 0.242 | 152.043 |
| 3 | 5 | 大湯 都史樹 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'50.696 | 0.269 | 0.027 | 152.005 |
| 4 | 1 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | 1'50.713 | 0.286 | 0.017 | 151.982 |
| 5 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'50.873 | 0.446 | 0.160 | 151.763 |
| 6 | 35 | 河野 駿佑 | HubAuto F110 HubAuto Racing | 1'51.045 | 0.618 | 0.172 | 151.528 |
| 7 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセF4 FTRS Le Beausset Motorsports | 1'51.113 | 0.686 | 0.068 | 151.435 |
| 8 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'51.157 | 0.730 | 0.044 | 151.375 |
| 9 | 3 | 石坂 瑞基 | DADSFC SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | 1'51.186 | 0.759 | 0.029 | 151.336 |
| 10 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | 1'51.188 | 0.761 | 0.002 | 151.333 |
| 11 | 39 | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'51.194 | 0.767 | 0.006 | 151.325 |
| 12 | 17 | 朝日 ターボ | ヴァンガードまるはアイカーズF110 Buzz International | 1'51.223 | 0.796 | 0.029 | 151.285 |
| 13 | 21 | 神 晴也 | RSS F110 RSS | 1'51.273 | 0.846 | 0.050 | 151.217 |
| 14 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | 1'51.351 | 0.924 | 0.078 | 151.111 |
| 15 | 18 | 加藤 潤平 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | 1'51.386 | 0.959 | 0.035 | 151.064 |
| 16 | 55 | 細田 輝龍 | DRP F4 FIELD MOTORSPORT | 1'51.474 | 1.047 | 0.088 | 150.945 |
| 17 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'51.555 | 1.128 | 0.081 | 150.835 |
| 18 | 7 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | 1'51.607 | 1.180 | 0.052 | 150.765 |
| 19 | 63 | 金澤 力也 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'51.733 | 1.306 | 0.126 | 150.595 |
| 20 | 19 | アカシュ ゴウダ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | 1'51.813 | 1.386 | 0.080 | 150.487 |
| 21 | 80 | 菅波 冬悟 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 1'51.861 | 1.434 | 0.048 | 150.422 |
| 22 | 77 | 大井 偉史 | Skill Speed スキルスピード | 1'52.212 | 1.785 | 0.351 | 149.952 |
| 23 | 70 | 小山 美姫 | Leprix Sport F110 leprix sport | 1'52.470 | 2.043 | 0.258 | 149.608 |
| 24 | 68 | チア ウィング ホン | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | 1'52.601 | 2.174 | 0.131 | 149.434 |
| 25 | 44 | 小野寺 匠 | NRS F110 NRS | 1'52.743 | 2.316 | 0.142 | 149.246 |
| 26 | 83 | 植木 匠 | NRS・INTERCEPT NRS | 1'53.703 | 3.276 | 0.960 | 147.986 |
| 27 | 15 | 早瀬 広道 | Media Do.ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'54.766 | 4.339 | 1.063 | 146.615 |
| 28 | 30 | DRAGON | DRAGON F110 Buzz International | 1'55.265 | 4.838 | 0.499 | 145.980 |
| 29 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 B-Max Racing team | 1'55.655 | 5.228 | 0.390 | 145.488 |
| 30 | 54 | ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr. | PAM KOTA RACING ARN RACING | 1'56.162 | 5.735 | 0.507 | 144.853 |
| 31 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'58.768 | 8.341 | 2.606 | 141.675 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'01.657)予選通過 ---- | |||||||
昨日のスタートのことがあり、今日はそこだけを意識していたんですが、昨日以上に悪いスタートになってしまいました。ちょっとホイールスピンが多くて大津選手に抜かれましたが、逆に抜かれたのが1台だけだったのはラッキーでした。
ハードなレースでした。スタートで坪井選手とバトルになり、草地に押し出されてポジションを3つ落としてしまいました。その後は4台を追い越しながらの走りになり、苦労しました。2位で終われたのは嬉しいですが、辛い1日でした。
昨日はスタートでエンストしてしまい、他のクルマと接触してしまいましたが、今日に向けてチームの皆さんがクルマを直してくれました。
後方からのスタートでしたがうまく前に出ることができました。1コーナーでアウトから2台を抜きましたが、植田選手を抜くのに時間がかかりました。その後は全開で行こうと思っていたので、こういう結果になって嬉しいです。次の予定は決まっていませんが、せっかくチャンスをいただいてF3に乗ることができたので、またどこかで戻ってきてバトルできればなあと思います。
体調が悪くてレースになりませんでした。昨日の決勝の後から体調を崩してしまい、なんとかレースには出ましたが、コースを飛び出さないように集中するのが精一杯でした。
昨日は予選から失敗して、スタートも出遅れて前のクルマを抜くのに手こずって表彰台にも上がれませんでしたから、今日はなんとか頑張って霜野くんを抑えようと思ったんですが、ちょっとした隙にヘアピンでインを差されてしまいました。#23高星接戦を制す!!
全日本F3選手権第5戦の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)とのバトルに打ち勝ち、早くも今季4勝目を挙げた。
Nクラスは後方スタートとなった#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が見事な追い上げでトップに立ち、今季2勝目をもぎ取った。
(天候:晴れ コース:ドライ)
第5戦決勝はスーパーフォーミュラの決勝レース終了後の午後4時5分より17周で行われた。
今シーズンから採用された新しい空力パッケージの効果も影響したか、コースの各所で抜きつ抜かれつの緊迫したバトルが展開される、非常に見応えのあるレースとなった。
スタートでトップに立ったのは予選2番手の大津。ポールポジションの高星をかわして1周目から引き離しにかかるが、2周目に入ったところで高星も反撃に転じ、3周目のシケインで大津のインをついてトップに立つ。
しかし大津は負けじと高星のテールに食らいつき、4周目の1コーナーでアウトから高星を抜き返してみせた。
この2台はその後数周にわたってテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。ウィングを寝かせてストレートスピードを稼ぐ作戦に出た大津に高星は苦戦を強いられたが、8周目の1コーナーでようやくアウトから大津に並びかけ、トップを奪い返した。
さらに大津はスタートで6位まで後退しながらもファステストラップを連発して追い上げてきた#12アレックス・パロウ(THREEBOND)に捉えられ、10周目のシケインでインから抜かれて3位に後退してしまう。
トップに立った高星はその後一気にペースを上げ、10周目にはファステストラップを記録するハイペースでパロウの接近を許さずに今季4勝目を挙げた。
2位はパロウ。大津はF3デビュー2年目で初の3位を得たが、優勝が見えていただけに悔しさの残るレースとなった。
Nクラスは予選トップの#30DRAGON(B-Max Racing F306)が昨日の決勝後から体調不良に見舞われてペースが上がらず、それをクラス6番手から追い上げてきた霜野が抜き去って今季2勝目を獲得。
3位にはクラス4番手からスタートした#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。
全日本F3選手権はこのあと富士スピードウェイに舞台を移し、第6戦、第7戦を行う。
5月13-14日開催だ。
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 35 | 1:03'18.440 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 TEAM無限 | Honda HR-417E | 35 | 5.086 |
| 3 | 1 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 8.823 |
| 4 | 2 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 35 | 9.408 |
| 5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 35 | 10.800 |
| 6 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | Honda HR-417E | 35 | 11.266 |
| 7 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 35 | 16.907 |
| 8 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 35 | 18.307 |
| 9 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 35 | 18.950 |
| 10 | 15 | ピエール・ガスリー | TEAM無限SF14 TEAM無限 | Honda HR-417E | 35 | 21.561 |
| 11 | 7 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 35 | 22.115 |
| 12 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 35 | 23.691 |
| 13 | 65 | ナレイン・カーティケヤン | NAKAJIMA RACING SF14 TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 35 | 24.204 |
| 14 | 4 | 山下 健太 | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 35 | 24.893 |
| 15 | 50 | 小暮 卓史 | B-Max Racing team SF14 B-Max Racing team | Honda HR-417E | 35 | 28.398 |
| 16 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 35 | 36.289 |
| 17 | 3 | ニック・キャシディ | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 34 | 1Lap |
| 18 | 20 | ヤン・マーデンボロー | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 31 | 4Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 31Laps)---- | ||||||
| - | 8 | 大嶋 和也 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 21 | 14Laps |
全日本F3選手権第4戦、第5戦の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、2年ぶりのフル参戦となった#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がコースレコードを大幅に上回るタイムで2連続ポールを達成した。
4月1日に岡山国際サーキットで開幕した全日本F3選手権は早くも第2大会を迎えた。
今季はスリーボンドエンジンのカムバック、メルセデスエンジンの参戦とバラエティに富んだラインナップで開幕戦から激しい戦いが演じられている。
午前8時50分から30分間で行われた鈴鹿大会の公式予選も、序盤からコースレコードが更新されるなど、例年以上に激しいタイムアタック合戦が展開された。
最初にレコードを更新したのは参戦2年目の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。従来のレコードである1'51.575を上回る1'51.502を最初のアタックで記録してみせた。
ところがその直後、チームメイトの#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がエンジントラブルによりコース上で白煙を吹き上げてストップ。場所はヘアピンの先、200Rの手前だ。これにより予選は赤旗中断となった。
走行再開は午前9時5分。
ところが走り始めてすぐに今度はNクラスの#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がスプーンカーブ二つ目でコースオフ、2回目の赤旗中断となってしまう。
このため予定時間を1分延長し、午前9時14分より残り7分間で走行が再開されることになったが、この最後の7分間は各ドライバーが最初の坪井のタイムを上回り、めまぐるしく順位が入れ替わる接戦となった。
まずは#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)が1'51.627、1'51.394とタイムを縮めてきた。続いて坪井も1'51.082を叩き出す。
しかしチェッカーが提示されたその直後、高星が1'50.999と唯一の1分50秒台を記録してトップに躍り出た。
高星はセカンドベストでも1'51.159を記録しており、第4戦、第5戦ともにポールポジションを獲得。
2番手には第4戦が坪井、第5戦は#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)がつけた。
Nクラスは第4戦が#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)、第5戦は#30DRAGON(B-Max Racing F306が予選トップだった。
全日本F3第4戦決勝はこのあと午後4時30分から12周、第5戦は明日午後4時5分から17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 23 | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | R1'51.159 | - | 188.066 | |
| 2 | 2 | 2 | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'51.409 | 0.250 | 187.644 | |
| 3 | 1 | 3 | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'51.502 | 0.343 | 187.487 | |
| 4 | 12 | 4 | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'51.627 | 0.468 | 187.277 | |
| 5 | 7 | 5 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'51.853 | 0.694 | 186.899 | |
| 6 | 78 | 6 | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'52.846 | 1.687 | 185.254 | |
| 7 | 3 | 7 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.894 | 1.735 | 185.175 | |
| 8 | 33 | 8 | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.939 | 1.780 | 185.102 | |
| 9 | 28 | 9 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'53.231 | 2.072 | 184.624 | |
| 10 | 21 | 10 | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'54.084 | 2.925 | 183.244 | |
| 11 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.993 | 6.834 | 177.173 |
| 12 | 55 | N | 2 | 久保田 克昭 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.692 | 7.533 | 176.130 |
| 13 | 22 | N | 3 | 長谷川 綾哉 | Alb新潟第1ホテルSuger Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.743 | 7.584 | 176.054 |
| 14 | 11 | N | 4 | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.021 | 7.862 | 175.643 |
| 15 | 13 | N | 5 | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.655 | 8.496 | 174.712 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'02.492)予選通過 ---- | |||||||||
| - | 77 | N | - | 霜野 誠友 | CMS AVANTECH F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'03.809 | 12.650 | 168.850 |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'09.040 | 17.881 | 162.007 |
| - | 36 | - | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 2'13.891 | 22.732 | 156.136 | |
JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦は10月30日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝を行い、9号車 伊藤鷹志(スーパーウインズ花島ED10V)が20分49秒839で4番グリッドから逆転優勝を飾った。
ツインリンクもてぎは爽やかに晴れ渡り、11時45分よりフォーメーションラップを開始。
シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの12号車 名取鉄平(MZ KKS-II 制動屋)が抜群の飛び出し。更に9号車 伊藤鷹志も4番グリッドから絶妙な蹴り出しで1コーナーで3位に浮上する。
2周目1コーナーでは上位4台が激しい争いを展開するが、トップの名取が落ち着いたレース展開で後続との距離を徐々に広げ始める。更に3位伊藤がレース中盤にやっと2位の2号車 兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO’S)を捉え2位に浮上。その時1位名取は2〜3秒の差を絶妙にコントロールしてファイナルラップまでその差をキープし、ここまでは完璧なレース運びに思えた。
そのままトップでチェッカーを受けた名取だったが、なんとその直後スタート違反による30秒加算のペナルティが課せられ、2位フィニッシュの伊藤が逆転優勝を飾った。
2位は2号車 兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO’S)、3位は58号車 津本匠(Rn-sports KKS-II)となった。
ペナルティでフィニッシュタイムに30秒加算された名取は悔しい9位となったが、来月の日本一決定戦に向けて速さを存分に見せつけた。
JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第5戦は10月30日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、12号車名取鉄平(MZ KKS-II 制動屋)が2分03秒484でポールポジションを獲得した。
今回最終戦となる第5戦には来月27日にこのもてぎで行われる日本一決定戦を見据え東西の猛者が集結。今シーズン最多の19台がエントリーリストに名を連ね、大激戦が予想される。
ツインリンクもてぎは爽やかな秋空の下、午前9時00分より20分間にわたり公式予選が行われた。
朝は気温がひと桁台まで冷え込んだコンディションの中、各車入念にウォームアップ。クリアラップを狙う者、隊列を組んでスリップを使おうと目論む者、それぞれのスタイルでセッション中盤あたりから各車タイムアップを重ねて行く。
シリーズ全勝中でここもてぎでは「チン伊藤」で有名な9号車伊藤鷹志(スーパーウインズ花島ED10V)が3番手タイムを出したところで終盤5分あまりを残し一旦ピットイン。ピットアウト後ラストアタックに勝負を賭けセクター1・2をベストベストで駆け抜ける。
しかしこの直後残り1分半を切った所で4コーナーコース上でマシンがストップし赤旗でセッション中断のまま予選が終了。4番グリッドに甘んじる事に。
そして赤旗直前にタイムを刻んだ上位3台は全て西日本からの参戦組で関東勢をフロントローから追いやる結果となった。
ポールポジションは12号車 名取鉄平(MZ KKS-II 制動屋)が2分03秒484。カートのTeam BirelARTからKF部門に参戦し大活躍の16歳だ。2位は2号車 兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO’S)で2分03秒862。3位は58号車 津本匠(Rn-sports KKS-II)で2分04秒032となった。
4番グリッドにつけた伊藤は「16歳を大人のレースで攻略する」と笑顔でコメントし、レース本番に向け自信をのぞかせていた。
決勝は本日10月30日、11時45分より10周で行われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMUEAル・ボーセ モータースポーツにとって第2シーズンとなる、スーパー耐久シリーズの第5戦が岡山国際サーキット(岡山県)で10月22日(土)〜23日(日)に開催された。引き続き挑むのは2001〜3500ccの二輪駆動車が対象のST-3クラスで、「DENSO Le Beausset RC350」としてレクサスRC350を走らせる。ドライバーも代わらず、嵯峨宏紀と中山雄一、そして山下健太に代わりCドライバーとして平木湧也が前回に続いて起用された。
前回の富士「SUPER TEC」では、ドライバー、チームともノーミス、ノートラブルで9時間もの長丁場を走り抜き、1年ぶりの優勝を飾る。その結果、ランキングでは2位に上がって、トップとの差は一気に15.5ポイントにまで縮まり、逆転王座の気運も一気に高まった。今回はST-XからST-3のグループ1とST4・5クラスのグループ2がグループ別に分かれてのレース開催。まずは2連勝で、さらにポイント差を詰めるべく臨んだ。
全6戦で争われるスーパー耐久は、残すところ2戦となった。ここまでの4戦はいずれも完走を果たし、前回のレースでは久々の優勝も飾ることに。つかんだムードを離さぬよう、今回も木曜日からテスト走行を開始。金曜日も着実にメニューがこなされ、そしてセットアップも進んでいく。最初の2セッションは主にロングランをかけ、決勝セットを詰めていった一方で、締めくくりのセッションでは予選シミュレーションを行うことに。結果、セッションベストとなる1分40秒302を記録し、この日全体の2番手タイムとなって、あとは本番を迎えるだけとなっていた。
もう10月も後半ということもあり、あたりは日に日に秋の気配を漂わせるようになり、予選が行われた土曜日は、もはや上着がなくては肌寒さを感じさせるまでに。冷えた空気がエンジンを、よりスムーズに回してくれるのは確実だった。
この日、最初に「DENSO Le Beausset RC350」のステアリングを握り、Aドライバー予選に挑んだのは嵯峨。路面温度が低いため、ウォームアップを入念に行った後、まずは1分41秒台に入れて、さらに攻め込んだ嵯峨は1分40秒522をマークし、5番手につけた。
わずか10分のインターバルを経て、Bドライバー予選が行われた。中山はライバル達がコースオープンと同時に一斉にピットを離れていったのに対し、あえて一呼吸置いてからコースイン。嵯峨からのインフォメーションで、思いの外タイヤには熱が入りやすいことをつかんでいた中山は、ウォームアップを1周だけに留めて、さっそくアタックを行い、1分39秒825をマークして、4番手で予選を終了。
その結果、合算タイムによって「DENSO Le Beausset RC350」は、クラス5番手から決勝レースに挑むことになった。なお、この後に行われたCドライバーセッションには、平木が走行し、自己ベストの1分41秒440をマークして、5番手につけていた。
日曜日の岡山国際サーキットは、依然として上空に雲を浮かべていたが、その合間には青空も見えるようになり、いくぶん気温も高まっていた。午前中にはグループ2の決勝レースが行われ、それから2時間も経たぬうちにグループ1の決勝レースのスタート進行が始まった。
スタートを担当するのは中山。1周のローリングラップの後、グリーンシグナルの点灯とともに鋭いダッシュを決めて、オープニングラップのうちに3番手に浮上する。そのまま順位を上げたいところだが、厄介なのは前後にST-2クラスの車両を挟んでいたこと。そのため、しばらくはポジションキープに徹し、なおかつ1分43秒台でコンスタントに周回を重ねていく。
一時はクラス4番手の車両を背後に置いていたが、徐々に差も広げていった36周目、スタートから1時間を経過して間も無く、中山から嵯峨にバトンタッチ。給油とタイヤ交換を行うが、ピットストップ時間を短縮し、ライバルとの差を縮める為に、タイヤ交換はリヤのみでコースに送り出す。4番手でコース復帰となるも、それは3番手の車両とピットタイミングが異なるため。やがて、3番手にポジションを戻すことになる。
そして、2時間を経過した76周目、再び中山が乗り込み、タイヤ交換はフロントのみでコース復帰すると、ポジションは3番手をキープ。コンスタントにラップを刻み続け、2番手も狙えることが期待された。ところがゴールまで残り17分となった93周目、ブレーキトラブルが発生しコースオフの無線がピットに。中山は不安定なマシンをコントロールしピットに運び込むと、メカニックの必死の修復により、7番手でレースに復帰。しっかりチェッカーを受けて貴重なポイントを獲得することとなった。
残念ながら、ランキングトップのチームが優勝を飾ったため、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンは決まってしまったが、「DENSO Le Beausset RC350」は2位をキープ。11月19〜20日に行われる、最終戦オートポリスでは2勝目を狙うとともに、ランキング2位の死守を目指す。
スーパー耐久シリーズ第5戦は23日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X,ST-1,ST-3,ST-3クラス)の決勝を行いST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が総合優勝し、ST-Xクラスのチャンピオンに輝くこととなった。
グループ1決勝は午後1時40分にローリングラップが始まった。空はどんよりと曇り中秋の美作は肌寒い。
スタートで飛び出したのはST-Xクラスポールシッターの藤井誠暢(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)。2位には佐々木孝太(ARN SLS AMG GT3)が付けていたが、ホイールナットの緩みでピットイン。代わって予選5位から2位に上がったのはチャンピオン争いでの藤井組のライバル山内英輝(ENDLESS・ADVAN・GT-R)。しかし、藤井は山内を上回るペースでみるみると差を広げると18秒をリードして45周目終わりでピットインし内田優大に交代。内田も山内から代わったユーク・タニグチを上回るペースででさらに差を37秒まで広げると70周終わりで、アンカーの平峰一貴にバトンタッチ。平峰はその差を守り切り2位以下をぶっちぎって今季4勝目をチームにもたらした。2位にはタニグチ/山内/峰尾恭輔組が、3位には木村武史/織戸学/Afiq Yazid組(CARGUY)が入った。この優勝で内田/藤井/平峰組は最終戦を待たずして今シーズンのST-Xクラスのチャンピオンを獲得。ここまで5戦中4勝とまさにシリーズを圧倒した。
ただ1台参加のST-1クラスは、星野敏/荒聖治組(D'station Porsche 991)が完走して優勝した。
ST-2クラスは、下垣和也/松本武士/近藤説秀組(RSオガワADVANランサー)が終始レースをリードし優勝。2位に入った大澤学/後藤比東至/檜井保孝組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が今シーズンもチャンピオンを獲得することとなった。3位には田ヶ原章蔵/奥村佳之/岡本武之組(ビズキューブレーシングランサーX)が入った。
ST-3クラスで、レースの主導権を握っていたのは堀田誠/阪口良平組(MUTA Racing TWS IS 350)。終盤トップに再浮上するとそのまま優勝した。2位には前嶋秀司/佐々木雅弘組(assetテクノRC350)が入った。堀田/阪口組のチャンピオン争いでのライバル、嵯峨宏紀/中山雄一/平木湧也組(DENSO Le Beausset RC350)は3位に付けていたが、終盤ブレーキトラブルで後退して7位。このため堀田/阪口組が今シーズンのチャンピオンを獲得することとなった。3位には番場琢/平沼貴之/服部尚貴組(埼玉トヨペットGBマークX G's)が入った。
最終第6戦は地震からの復興なったオートポリスを舞台として11月20日に決勝が行われる。グループ1はここまでで全クラスチャンピオンが決まったが、晩秋の九州での熱い走りに期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/23) Group 1 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 114 | 3:01'09.868 |
| 2 | 3 | ST-X | 2 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 114 | 31.681 |
| 3 | 108 | ST-X | 3 | 木村 武史 織戸 学 Afiq Yazid | CARGUY Lamborghini HURACAN GT3 | 114 | 1'09.254 |
| 4 | 5 | ST-X | 4 | 白井 剛 星野 一樹 藤波 清斗 | Mach MAKERS GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 114 | 1'28.678 |
| 5 | 89 | ST-X | 5 | モーリス・チェン 吉本 大樹 坂本 祐也 | HubAuto Ferrari 488GT3 Ferrari 488 GT3 | 113 | 1Lap |
| 6 | 10 | ST-X | 6 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン 密山 祥吾 | Adenau SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 113 | 1Lap |
| 7 | 777 | ST-1 | 1 | 星野 敏 荒 聖治 | D'station Porsche 991 PORSCHE 911 GT3 Cup | 110 | 4Laps |
| 8 | 112 | ST-X | 7 | 佐藤 敦 山下 亮生 久保 宣夫 | SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 109 | 5Laps |
| 9 | 8 | ST-X | 8 | 永井 宏明 佐々木 孝太 山脇 大輔 | ARN SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 107 | 7Laps |
| 10 | *81 | ST-X | 9 | 山田 秀明 青木 孝行 大賀 裕介 | Rock254 GTNET NISSAN GT-R NISMO GT3 | 106 | 8Laps |
| 11 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 | MUTA Racing TWS IS 350 TOYOTA LEXUS IS350 | 104 | 10Laps |
| 12 | 34 | ST-3 | 2 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 | assetテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 104 | 10Laps |
| 13 | 20 | ST-2 | 1 | 下垣 和也 松本 武士 近藤 説秀 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 104 | 10Laps |
| 14 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 檜井 保孝 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 104 | 10Laps |
| 15 | 68 | ST-3 | 3 | 番場 琢 平沼 貴之 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGBマークX G's TOYOTA MARK X | 103 | 11Laps |
| 16 | 14 | ST-3 | 4 | 小松 一臣 杉林 健一 安宅 光徳 | 岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 103 | 11Laps |
| 17 | 35 | ST-3 | 5 | 加納 政樹 本山 哲 安田 裕信 | SKT team motoyama NISSAN FAIRLADY Z | 103 | 11Laps |
| 18 | 505 | ST-2 | 3 | 田ヶ原 章蔵 奥村 佳之 岡本 武之 | ビズキューブレーシングランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 102 | 12Laps |
| 19 | 7 | ST-2 | 4 | カルロス 本田 佐藤 勝博 石崎 敦士 | 恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 102 | 12Laps |
| 20 | 23 | ST-3 | 6 | 輿水 敏明 山崎 学 島澤 隆彦 | 岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 101 | 13Laps |
| 21 | 62 | ST-3 | 7 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 平木 湧也 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 101 | 13Laps |
| 22 | 39 | ST-3 | 8 | 吉村 一悟 TAD JUN JUN 吉田 広樹 | Muta Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 100 | 14Laps |
| 23 | 6 | ST-2 | 5 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オートDIXCEL EVOⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 85 | 29Laps |
| 24 | *15 | ST-3 | 9 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 72 | 42Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST-X:79Laps ST-1:77Laps ST-2:72Laps ST-3:72Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 70 | ST-X | - | ジェフリー・リー 平中 克幸 | J-Fly Racing R8 LMS Ultra Audi R8 LMS ultra | 84 | 30Laps |
| - | 25 | ST-X | - | テツオ・オギノ 野尻 智紀 飯田 太陽 | ケーズフロンティア911 GT3R PORSCHE 911 GT3 | 5 | 109Laps |
スーパー耐久シリーズ第5戦は23日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4,ST-5クラス)の決勝を行いST-4クラスでは近藤翼/堤優威/加藤彰彬組(TC CORSE iRacing ROADSTER)が、ST-5クラスでは古宮正信/松田智也/吉本晶哉組(BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT)が優勝した。
グループ2の決勝は午前8時30分スタート。空は厚い雲に覆われ肌寒い中で3時間の決勝レースが始まった。
ST-4クラスはポールポジションの松井孝允(TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86)がトップで1コーナーへ。予選2位の石川京侍(TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000)はスピンし、早くも戦列を離脱。2位には予選3位の山田英二(CUSCO with Key's 86 )が上がってきた。3位に浜野彰彦(ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings)、4位には予選7位から元嶋佑弥(ENDLESS・ADVAN・86)がつける。
元嶋は4周目にはヘアピンで浜野をパスし3位に浮上すると、20周終わりに早くもピットイン。小河諒にドライバー交代を行った。
トップ2台はつかず離れずの間隔を保ってレースは進行するが、松井をパスするほどのスピードは山田には無く、その山田は30周終わりに木下隆之に交代すると、小河に先行を許すこととなる。
トップの松井は40周目にピットイン。井口卓人にドライバーチェンジすると背後には小河が迫る。
小河は65周目に、井口が67周目にピットインしてドライバーチェンジすると代わった蒲生を元嶋が1コーナーで先行。
ここから蒲生は4秒ほどあった元嶋との差を詰め始めると、80周目にはこの2台はテールトゥノーズの争いとなる。
85周目の1コーナーではついにアウトから並びかけた蒲生が元嶋の前に出ることに成功、トップに立つ。抜かれた元嶋もあきらめず、バックストレッチから続くヘアピンで強引にインに飛び込んだが、この2台は接触。元嶋は再びトップを奪い返すも、接触のダメージを受けた蒲生はこの周の終わりでピットイン。大きく順位を落とし、後味の悪い結末となった。
レースはマイクナイトでオイルをまいた車両があり、98周目からセーフティーカー(SC)が導入された。残り時間も20分足らずだったため、SCランでレースは終了。トップでゴールしたのは元嶋。2位には、近藤翼/堤優威/加藤彰彬組(TC CORSE iRacing ROADSTER)が、3位には脇阪寿一/脇阪薫一/松田晃司組(埼玉トヨペットGreen Brave 86)が入った。
表彰式終了後、元嶋は危険なドライブ行為と判定され、村田信博/小河/元嶋組には30秒加算のペナルティーが下された。この結果優勝は、参戦3年目にしてうれしい初優勝となった近藤/堤/加藤組。2位に寿一/薫一/松田組が繰り上がり、村田/小河/元嶋組は3位という結果になった。
それでも3位に入った村田/小河/元嶋組は13ポイントを加算。110ポイントとし、8位で5ポイントしか加算できなかった選手権2位の松井/井口/蒲生組の89ポイントに対し、大きくリードして最終戦を迎えることとなった。
ST-5クラスは、古宮正信/松田智也/吉本晶哉組(BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT)と大野尊久/梅本淳一組(BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT)のBRPの2台がトップ争いを展開。順位を入れ替えながらの展開となるが、第3ドライバーとなった終盤、古宮が大野を10秒ほどリード。SCが入り、優勝は古宮/松田/吉本組、2位に大野/梅本組となった。3位には三木孝浩/板垣裕之/大西隆生組(BLOOD SDPORTS WM☆Vitz)が入った。
2位に入った大野/梅本組は85ポイントとし、ポイントリーダーに浮上。5位に終わった谷川達也/井尻薫/野上達也組(DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D)を逆転して最終戦を迎えることとなる。
最終第6戦は地震からの復興なったオートポリスを舞台として11月20日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/23) Group 2 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 54 | ST-4 | 1 | 近藤 翼 堤 優威 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 98 | 3:01'01.230 |
| 2 | 52 | ST-4 | 2 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 松田 晃司 | 埼玉トヨペットGreen Brave 86 TOYOTA 86 | 98 | 1.623 |
| 3 | *13 | ST-4 | 3 | 村田 信博 小河 諒 元嶋 佑弥 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 98 | 6.289 |
| 4 | 27 | ST-4 | 4 | 伊橋 勲 ユウキ 小林 且雄 | D'STATION FINA BRZ SUBARU BRZ | 98 | 10.122 |
| 5 | 40 | ST-4 | 5 | 藤田 竜樹 浜野 彰彦 ナオリュウ | ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings TOYOTA 86 | 97 | 1Lap |
| 6 | 55 | ST-4 | 6 | たしろ じゅん 小野田 貴俊 伊藤 毅 | SunOasis AUTOFACTRY86 TOYOTA 86 | 97 | 1Lap |
| 7 | 58 | ST-4 | 7 | 小林 康一 塩谷 烈州 蘇武 喜和 | ウインマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE-R | 97 | 1Lap |
| 8 | 86 | ST-4 | 8 | 松井 孝允 井口 卓人 蒲生 尚弥 | TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 97 | 1Lap |
| 9 | 216 | ST-4 | 9 | 玉江 浩明 山谷 直樹 杉原 直弥 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐ TOYOTA 86 | 97 | 1Lap |
| 10 | 48 | ST-4 | 10 | 猪股 京介 北川 剛 タカモリ 博士 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5 Honda INTEGRA TYPE-R | 97 | 1Lap |
| 11 | 77 | ST-4 | 11 | 山田 英二 木下 隆之 | CUSCO with Key's 86 TOYOTA 86 | 97 | 1Lap |
| 12 | *100 | ST-4 | 12 | 松井 仁志 鵜飼 龍太 山田 遼 | アミューズSPV 86 TOYOTA 86 | 96 | 2Laps |
| 13 | 116 | ST-4 | 13 | 長谷川 伸司 吉田 靖之 | W.S.ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 96 | 2Laps |
| 14 | 12 | ST-4 | 14 | リク 松井 隆幸 ちゃまきち | シビックTYPE-R☆STA Honda CIVIC TYPE-R | 94 | 4Laps |
| 15 | 19 | ST-5 | 1 | 古宮 正信 松田 智也 吉本 晶哉 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT Honda FIT 3 RS | 93 | 5Laps |
| 16 | 36 | ST-4 | 15 | 江原 弘美 連 貴洋 推根 克彦 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 93 | 5Laps |
| 17 | 69 | ST-5 | 2 | 大野 尊久 梅本 淳一 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT Honda FIT 3 RS | 93 | 5Laps |
| 18 | 11 | ST-5 | 3 | 三木 孝浩 板垣 裕之 大西 隆生 | BLOOD SDPORTS WM☆Vitz TOYOTA Vitz RS | 92 | 6Laps |
| 19 | 66 | ST-5 | 4 | 武地 孝幸 植田 正幸 | odula MAZDAデミオ15MB MAZDA DEMIO | 92 | 6Laps |
| 20 | *92 | ST-5 | 5 | 遠藤 光博 桝本 隆介 原田 健太 | ホンダカーズ桶川・VBOX・セキショウFit Honda FIT 3 RS | 91 | 7Laps |
| 21 | 213 | ST-5 | 6 | 東 貴史 原田 学 横尾 優一 | Wako's GenesisPURE WM Vitz TOYOTA Vitz RS | 91 | 7Laps |
| 22 | 46 | ST-5 | 7 | 井上 恵一 河村 翔 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT Honda FIT 2 RS | 91 | 7Laps |
| 23 | 71 | ST-5 | 8 | 水野 大 黒田 保男 横田 健一郎 | ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS Honda FIT 2 RS | 90 | 8Laps |
| 24 | 37 | ST-5 | 9 | 関 豊 小松 寛子 山本 絵里子 | ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ MAZDA DEMIO | 89 | 9Laps |
| 25 | 2 | ST-5 | 10 | 松田 秀士 ススム・ナカムラ 山下 將志 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO Honda FIT 3 RS | 86 | 12Laps |
| 26 | 88 | ST-5 | 11 | 村上 博幸 筒井 克彦 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスターND MAZDA ROADSTER | 86 | 12Laps |
| 27 | 4 | ST-5 | 12 | 芝谷 純三 河野 利尚 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 84 | 14Laps |
| 28 | *117 | ST-4 | 16 | 太田 重蔵 鶴田 和弥 井入 宏之 | W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN Honda S2000 | 82 | 16Laps |
| 29 | 17 | ST-5 | 13 | 谷川 達也 井尻 薫 野上 達也 | DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D MAZDA DENIO Diesel TURBO | 73 | 25Laps |
| 30 | 18 | ST-4 | 17 | 浅野 武夫 森 正行 佐野 新世 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 68 | 30Laps |
| ---- 以上規定周回数(ST-4:68Laps ST-5:65Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 60 | ST-4 | - | 渋谷 崇 松本 和之 渡辺 忠司 | AGENT-1 WMインテグラ Honda INTEGRA TYPE-R | 88 | 10Laps |
| - | 93 | ST-4 | - | 小泉 和寛 遠藤 浩二 鈴木 陽 | SKR ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 61 | 37Laps |
| - | 333 | ST-4 | - | 中島 佑弥 大波 肇 | GLORY RACING A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE-R EURO | 61 | 37Laps |
| - | 41 | ST-4 | - | 植松 忠雄 石川 京侍 太田 達也 | TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000 Honda S2000 | 50 | 48Laps |
| - | 95 | ST-4 | - | 松井 猛敏 中島 保典 柴田 優作 | SPOONリジカラS2000 Honda S2000 | absence | |
スーパー耐久シリーズ第5戦は22日、岡山国際サーキットでグループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3クラス)の公式予選を行いST-Xクラスでは内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が、ST-1クラスでは星野敏/荒聖治組(D'station Porsche 991)が、ST-2クラスでは大澤学/後藤比東至/檜井保孝組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、ST-3クラスでは堀田誠/阪口良平組(MUTA Racing TWS IS 350)がポールポジションを獲得した。
グループ1の公式予選は午後2時40分より、A,Bドライバーとも20分ずつで行われた。時折小雨も舞ったが、両セッションとも路面はほぼドライコンディション。
ST-Xクラスでは、Aドライバーのジェントルマン内田優大(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が1分31秒082でトップタイム。Bドライバーではチームメートの藤井誠暢が1分2秒272で2位に付け総合で内田/藤井/平峰一貴組がポールポジションを獲得した。選手権ではチームも2位を大きくリードしてポイントリーダー。このレースで優勝すれば文句なしに今シーズンのチャンピオンが確定する。2位にはBドライバーの平中克幸組(J-Fly Racing R8 LMS Ultra)がコースレコードの1分28秒981でトップタイムをマークしたジェフリー・リー/平中組(J-Fly Racing R8 LMS Ultra)が、3位には永井宏明/佐々木孝太/山脇大輔組(ARN SLS AMG GT3)が入った。選手権で2位に付けているユーク・タニグチ/山内英輝/峰尾恭輔組(ENDLESS・ADVAN・GT-R)は5位。このレースで内田組より上位でゴールしないとチャンピオンを失う厳しい出だしとなった。
ST-1クラスは、ただ1台参加する星野敏/荒聖治組(D'station Porsche 991)がポールポジション。
ST-2クラスでは、ポイントリーダーの大澤学/後藤比東至/檜井保孝組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がポールポジション。優勝すればこのクラスもこのチームが最終戦を待たずして今シーズンのチャンピオンが決定する。2位には、下垣和也/松本武士/近藤説秀組(RSオガワADVANランサー)が、3位には冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オートDIXCEL EVOⅩ)が続いた。
ST-3クラスでも、ポイントリーダーの堀田誠/阪口良平組(MUTA Racing TWS IS 350)がポールポジション。2位には長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34)が、3位には小松一臣/杉林健一/安宅光徳組(岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34)が入った。選手権2位の嵯峨宏紀/中山雄一/平木湧也組(DENSO Le Beausset RC350)は5位と出遅れたが、GTドライバー2人を擁するこのチームは決勝では総合力で上位に食い込んでくるはずだ。
決勝は明日23日、午後1時40分より3時間で争われる。残り2戦。選手権を争う各クラス、各チームとも落とせないレースとなるため、激しい争いが期待される。
Text: Yoshinori OHNISHIスーパー耐久シリーズ第5戦は22日、岡山国際サーキットでグループ2(ST-4,ST-5クラス)の公式予選を行いST-4クラスでは松井孝允/井口卓人/蒲生尚弥組(TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86)が、ST-5クラスでは村上博幸/筒井克彦/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスターND)がポールポジションを獲得した。
第5戦の行われる岡山国際サーキットは朝から雨模様。時折小雨がぱらつき、WET宣言が出されたが、路面はほぼドライ。公式予選の行われる午後1時には薄日も差してきた。Aドライバー、Bドライバーとも20分間の走行を行い、ベストタイムの合算で順位が決する
ST-4のAドライバーでは松井孝允(TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86)が1分42秒378でトップタイム。Bドライバーでは井口卓人が1分42秒436で2位と2人ともタイムをそろえ、合算でポールポジションを獲得した。
全日本F3選手権を戦うBドライバーの石川京侍(TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000)は両セッションを通してのベストタイム1分42秒321をたたき出すが、チームメートが振るわず植松忠雄/石川京侍/太田達也組(TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000)が総合で2位。3位には山田英二/木下隆之組(CUSCO with Key's 86 )が入った。ポイントリーダーの村田信博/小河諒/元嶋佑弥組(ENDLESS・ADVAN・86)は7位と出遅れたため、選手権で2位に付けている松井/井口/蒲生組には上々の出足となった。
ST-5クラスでは、村上博幸/筒井克彦/脇谷猛組(村上モータースMAZDAロードスターND)がAドライバーの村上がトップタイム、Bドライバーの筒井が2位と合算でポールポジションを獲得した。選手権は5位だが、第2戦で優勝するなど、マシンのポテンシャルは侮りがたく、総合優勝も射程に捉える。2位には選手権で僅差の2位に付ける大野尊久/梅本淳一組(BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT)が、3位には僚友の古宮正信/松田智也/吉本晶哉組(BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT)が入った。ポイントリーダーの谷川達也/井尻薫/野上達也組(DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D)は7位と出遅れたが、燃費の良さを生かして決勝では上位に食い込んでくるはずだ。
グループ2の決勝は明日23日、午前8時30分より3時間で行われる。選手権も佳境に入った。ST-4、ST-5クラスともこのレースでチャンピオン争いの主導権を握るチームはどこになるのであろうか?
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 108 | ST-X | 1 | Afiq Yazid | CARGUY Lamborghini HURACAN GT3 | 1'30.129 | - | - | 147.908 |
| 2 | 10 | ST-X | 2 | 密山 祥吾 | Adenau SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'30.566 | 0.437 | 0.437 | 147.194 |
| 3 | 5 | ST-X | 3 | 藤波 清斗 | Mach MAKERS GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'30.689 | 0.560 | 0.123 | 146.995 |
| 4 | 24 | ST-X | 4 | 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'30.942 | 0.813 | 0.253 | 146.586 |
| 5 | 89 | ST-X | 5 | 坂本 祐也 | HubAuto Ferrari 488GT3 Ferrari 488 GT3 | 1'31.127 | 0.998 | 0.185 | 146.288 |
| 6 | 81 | ST-X | 6 | 大賀 裕介 | Rock254 GTNET NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.816 | 1.687 | 0.689 | 145.190 |
| 7 | 3 | ST-X | 7 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'32.369 | 2.240 | 0.553 | 144.321 |
| 8 | 25 | ST-X | 8 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティア911 GT3R PORSCHE 911 GT3 | 1'32.633 | 2.504 | 0.264 | 143.910 |
| 9 | 112 | ST-X | 9 | 久保 宣夫 | SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'33.333 | 3.204 | 0.700 | 142.831 |
| 10 | 8 | ST-X | 10 | 山脇 大輔 | ARN SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'34.193 | 4.064 | 0.860 | 141.526 |
| 11 | 14 | ST-3 | 1 | 安宅 光徳 | 岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.955 | 9.826 | 5.762 | 133.368 |
| 12 | 39 | ST-3 | 2 | 吉田 広樹 | Muta Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'40.376 | 10.247 | 0.421 | 132.809 |
| 13 | 35 | ST-3 | 3 | 安田 裕信 | SKT team motoyama NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.441 | 10.312 | 0.065 | 132.723 |
| 14 | 15 | ST-3 | 4 | 田中 哲也 | 岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'41.204 | 11.075 | 0.763 | 131.722 |
| 15 | 7 | ST-2 | 1 | 石崎 敦士 | 恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'41.206 | 11.077 | 0.002 | 131.719 |
| 16 | 6 | ST-2 | 2 | 大橋 正澄 | 新菱オートDIXCEL EVOⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'41.390 | 11.261 | 0.184 | 131.480 |
| 17 | 62 | ST-3 | 5 | 平木 湧也 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'41.440 | 11.311 | 0.050 | 131.416 |
| 18 | 59 | ST-2 | 3 | 檜井 保孝 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 1'41.637 | 11.508 | 0.197 | 131.161 |
| 19 | 20 | ST-2 | 4 | 近藤 説秀 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'42.417 | 12.288 | 0.780 | 130.162 |
| 20 | 68 | ST-3 | 6 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGBマークX G's TOYOTA MARK X | 1'42.814 | 12.685 | 0.397 | 129.659 |
| 27 | 23 | ST-3 | 7 | 島澤 隆彦 | 岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'44.037 | 13.908 | 1.223 | 128.135 |
| 31 | 505 | ST-2 | 5 | 岡本 武之 | ビズキューブレーシングランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'45.233 | 15.104 | 1.196 | 126.679 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.082 1'29.272 | 3'00.354 | - |
| 2 | 70 | ST-X | 2 | ジェフリー・リー 平中 克幸 | J-Fly Racing R8 LMS Ultra Audi R8 LMS ultra | 1'31.741 1'28.981 | 3'00.722 | 0.368 |
| 3 | 8 | ST-X | 3 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | ARN SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'31.347 1'29.526 | 3'00.873 | 0.519 |
| 4 | 108 | ST-X | 4 | 木村 武史 織戸 学 | CARGUY Lamborghini HURACAN GT3 | 1'31.374 1'29.582 | 3'00.956 | 0.602 |
| 5 | 3 | ST-X | 5 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 | ENDLESS・ADVAN・GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.718 1'29.492 | 3'01.210 | 0.856 |
| 6 | 25 | ST-X | 6 | テツオ・オギノ 野尻 智紀 | ケーズフロンティア911 GT3R PORSCHE 911 GT3 | 1'32.250 1'29.678 | 3'01.928 | 1.574 |
| 7 | 5 | ST-X | 7 | 白井 剛 星野 一樹 | Mach MAKERS GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.950 1'30.203 | 3'02.153 | 1.799 |
| 8 | 10 | ST-X | 8 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン | Adenau SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.355 1'30.532 | 3'02.887 | 2.533 |
| 9 | 89 | ST-X | 9 | モーリス・チェン 吉本 大樹 | HubAuto Ferrari 488GT3 Ferrari 488 GT3 | 1'33.390 1'29.551 | 3'02.941 | 2.587 |
| 10 | 81 | ST-X | 10 | 山田 秀明 青木 孝行 | Rock254 GTNET NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'33.118 1'29.886 | 3'03.004 | 2.650 |
| 11 | 112 | ST-X | 11 | 佐藤 敦 山下 亮生 | SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.989 1'31.214 | 3'04.203 | 3.849 |
| 12 | 777 | ST-1 | 1 | 星野 敏 荒 聖治 | D'station Porsche 991 PORSCHE 911 GT3 Cup | 1'37.810 1'32.181 | 3'09.991 | 9.637 |
| 13 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 1'39.657 1'39.463 | 3'19.120 | 18.766 |
| 14 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 | MUTA Racing TWS IS 350 TOYOTA LEXUS IS350 | 1'40.419 1'38.941 | 3'19.360 | 19.006 |
| 15 | 20 | ST-2 | 2 | 下垣 和也 松本 武士 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'40.319 1'39.238 | 3'19.557 | 19.203 |
| 16 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 田中 徹 | 岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.326 1'39.306 | 3'19.632 | 19.278 |
| 17 | 14 | ST-3 | 3 | 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.937 1'39.962 | 3'19.899 | 19.545 |
| 18 | 34 | ST-3 | 4 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 | assetテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'40.168 1'39.989 | 3'20.157 | 19.803 |
| 19 | 62 | ST-3 | 5 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'40.522 1'39.825 | 3'20.347 | 19.993 |
| 20 | 6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オートDIXCEL EVOⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'41.925 1'39.155 | 3'21.080 | 20.726 |
| 21 | 23 | ST-3 | 6 | 輿水 敏明 山崎 学 | 岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'41.486 1'39.749 | 3'21.235 | 20.881 |
| 22 | 35 | ST-3 | 7 | 加納 政樹 本山 哲 | SKT team motoyama NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.979 1'40.642 | 3'21.621 | 21.267 |
| 23 | 505 | ST-2 | 4 | 田ヶ原 章蔵 奥村 佳之 | ビズキューブレーシングランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'41.083 1'40.974 | 3'22.057 | 21.703 |
| 24 | 68 | ST-3 | 8 | 番場 琢 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGBマークX G's TOYOTA MARK X | 1'40.594 1'41.933 | 3'22.527 | 22.173 |
| 25 | 7 | ST-2 | 5 | カルロス 本田 佐藤 勝博 | 恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'41.633 1'41.021 | 3'22.654 | 22.300 |
| 26 | 39 | ST-3 | 9 | 吉村 一悟 TAD JUN JUN | Muta Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'43.570 1'43.020 | 3'26.590 | 26.236 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 70 | ST-X | 1 | 平中 克幸 | J-Fly Racing R8 LMS Ultra Audi R8 LMS ultra | 1'28.981 | - | - | 149.816 |
| 2 | 24 | ST-X | 2 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'29.272 | 0.291 | 0.291 | 149.328 |
| 3 | 3 | ST-X | 3 | 山内 英輝 | ENDLESS・ADVAN・GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'29.492 | 0.511 | 0.220 | 148.961 |
| 4 | 8 | ST-X | 4 | 佐々木 孝太 | ARN SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'29.526 | 0.545 | 0.034 | 148.904 |
| 5 | 89 | ST-X | 5 | 吉本 大樹 | HubAuto Ferrari 488GT3 Ferrari 488 GT3 | 1'29.551 | 0.570 | 0.025 | 148.863 |
| 6 | 108 | ST-X | 6 | 織戸 学 | CARGUY Lamborghini HURACAN GT3 | 1'29.582 | 0.601 | 0.031 | 148.811 |
| 7 | 25 | ST-X | 7 | 野尻 智紀 | ケーズフロンティア911 GT3R PORSCHE 911 GT3 | 1'29.678 | 0.697 | 0.096 | 148.652 |
| 8 | 81 | ST-X | 8 | 青木 孝行 | Rock254 GTNET NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'29.886 | 0.905 | 0.208 | 148.308 |
| 9 | 5 | ST-X | 9 | 星野 一樹 | Mach MAKERS GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'30.203 | 1.222 | 0.317 | 147.787 |
| 10 | 10 | ST-X | 10 | マイケル・グリーン | Adenau SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'30.532 | 1.551 | 0.329 | 147.250 |
| 11 | 112 | ST-X | 11 | 山下 亮生 | SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'31.214 | 2.233 | 0.682 | 146.149 |
| 12 | 777 | ST-1 | 1 | 荒 聖治 | D'station Porsche 991 PORSCHE 911 GT3 Cup | 1'32.181 | 3.200 | 0.967 | 144.615 |
| 13 | 38 | ST-3 | 1 | 阪口 良平 | MUTA Racing TWS IS 350 TOYOTA LEXUS IS350 | 1'38.941 | 9.960 | 6.760 | 134.735 |
| 14 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オートDIXCEL EVOⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'39.155 | 10.174 | 0.214 | 134.444 |
| 15 | 20 | ST-2 | 2 | 松本 武士 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'39.238 | 10.257 | 0.083 | 134.332 |
| 16 | 15 | ST-3 | 2 | 田中 徹 | 岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.306 | 10.325 | 0.068 | 134.240 |
| 17 | 59 | ST-2 | 3 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 1'39.463 | 10.482 | 0.157 | 134.028 |
| 18 | 23 | ST-3 | 3 | 山崎 学 | 岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.749 | 10.768 | 0.286 | 133.643 |
| 19 | 62 | ST-3 | 4 | 中山 雄一 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'39.825 | 10.844 | 0.076 | 133.542 |
| 20 | 14 | ST-3 | 5 | 杉林 健一 | 岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.962 | 10.981 | 0.137 | 133.359 |
| 21 | 34 | ST-3 | 6 | 佐々木 雅弘 | assetテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'39.989 | 11.008 | 0.027 | 133.323 |
| 22 | 35 | ST-3 | 7 | 本山 哲 | SKT team motoyama NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.642 | 11.661 | 0.653 | 132.458 |
| 23 | 505 | ST-2 | 4 | 奥村 佳之 | ビズキューブレーシングランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'40.974 | 11.993 | 0.332 | 132.022 |
| 24 | 7 | ST-2 | 5 | 佐藤 勝博 | 恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'41.021 | 12.040 | 0.047 | 131.961 |
| 25 | 68 | ST-3 | 8 | 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGBマークX G's TOYOTA MARK X | 1'41.933 | 12.952 | 0.912 | 130.780 |
| 26 | 39 | ST-3 | 9 | TAD JUN JUN | Muta Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'43.020 | 14.039 | 1.087 | 129.400 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.082 | - | - | 146.360 |
| 2 | 8 | ST-X | 2 | 永井 宏明 | ARN SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'31.347 | 0.265 | 0.265 | 145.936 |
| 3 | 108 | ST-X | 3 | 木村 武史 | CARGUY Lamborghini HURACAN GT3 | 1'31.374 | 0.292 | 0.027 | 145.893 |
| 4 | 3 | ST-X | 4 | ユーク・タニグチ | ENDLESS・ADVAN・GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.718 | 0.636 | 0.344 | 145.346 |
| 5 | 70 | ST-X | 5 | ジェフリー・リー | J-Fly Racing R8 LMS Ultra Audi R8 LMS ultra | 1'31.741 | 0.659 | 0.023 | 145.309 |
| 6 | 5 | ST-X | 6 | 白井 剛 | Mach MAKERS GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'31.950 | 0.868 | 0.209 | 144.979 |
| 7 | 25 | ST-X | 7 | テツオ・オギノ | ケーズフロンティア911 GT3R PORSCHE 911 GT3 | 1'32.250 | 1.168 | 0.300 | 144.507 |
| 8 | 10 | ST-X | 8 | フィリップ・デベサ | Adenau SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.355 | 1.273 | 0.105 | 144.343 |
| 9 | 112 | ST-X | 9 | 佐藤 敦 | SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.989 | 1.907 | 0.634 | 143.359 |
| 10 | 81 | ST-X | 10 | 山田 秀明 | Rock254 GTNET NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'33.118 | 2.036 | 0.129 | 143.160 |
| 11 | 89 | ST-X | 11 | モーリス・チェン | HubAuto Ferrari 488GT3 Ferrari 488 GT3 | 1'33.390 | 2.308 | 0.272 | 142.743 |
| 12 | 777 | ST-1 | 1 | 星野 敏 | D'station Porsche 991 PORSCHE 911 GT3 Cup | 1'37.810 | 6.728 | 4.420 | 136.293 |
| 13 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 1'39.657 | 8.575 | 1.847 | 133.767 |
| 14 | 14 | ST-3 | 1 | 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'39.937 | 8.855 | 0.280 | 133.392 |
| 15 | 34 | ST-3 | 2 | 前嶋 秀司 | assetテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'40.168 | 9.086 | 0.231 | 133.084 |
| 16 | 20 | ST-2 | 2 | 下垣 和也 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'40.319 | 9.237 | 0.151 | 132.884 |
| 17 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 | 岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.326 | 9.244 | 0.007 | 132.875 |
| 18 | 38 | ST-3 | 4 | 堀田 誠 | MUTA Racing TWS IS 350 TOYOTA LEXUS IS350 | 1'40.419 | 9.337 | 0.093 | 132.752 |
| 19 | 62 | ST-3 | 5 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'40.522 | 9.440 | 0.103 | 132.616 |
| 20 | 68 | ST-3 | 6 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGBマークX G's TOYOTA MARK X | 1'40.594 | 9.512 | 0.072 | 132.521 |
| 21 | 35 | ST-3 | 7 | 加納 政樹 | SKT team motoyama NISSAN FAIRLADY Z | 1'40.979 | 9.897 | 0.385 | 132.016 |
| 22 | 505 | ST-2 | 3 | 田ヶ原 章蔵 | ビズキューブレーシングランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'41.083 | 10.001 | 0.104 | 131.880 |
| 23 | 23 | ST-3 | 8 | 輿水 敏明 | 岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 1'41.486 | 10.404 | 0.403 | 131.356 |
| 24 | 7 | ST-2 | 4 | カルロス 本田 | 恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 1'41.633 | 10.551 | 0.147 | 131.166 |
| 25 | 6 | ST-2 | 5 | 冨桝 朋広 | 新菱オートDIXCEL EVOⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 1'41.925 | 10.843 | 0.292 | 130.790 |
| 26 | 39 | ST-3 | 9 | 吉村 一悟 | Muta Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 1'43.570 | 12.488 | 1.645 | 128.713 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 95 | ST-4 | 1 | 柴田 優作 | SPOONリジカラS2000 Honda S2000 | 1'43.026 | - | - | 129.393 |
| 2 | 41 | ST-4 | 2 | 太田 達也 | TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000 Honda S2000 | 1'43.199 | 0.173 | 0.173 | 129.176 |
| 3 | 58 | ST-4 | 3 | 蘇武 喜和 | ウインマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE-R | 1'43.234 | 0.208 | 0.035 | 129.132 |
| 4 | 13 | ST-4 | 4 | 元嶋 佑弥 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'43.480 | 0.454 | 0.246 | 128.825 |
| 5 | 86 | ST-4 | 5 | 蒲生 尚弥 | TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'43.934 | 0.908 | 0.454 | 128.262 |
| 6 | 216 | ST-4 | 6 | 杉原 直弥 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐ TOYOTA 86 | 1'44.031 | 1.005 | 0.097 | 128.143 |
| 7 | 117 | ST-4 | 7 | 井入 宏之 | W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN Honda S2000 | 1'44.106 | 1.080 | 0.075 | 128.050 |
| 8 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'44.675 | 1.649 | 0.569 | 127.354 |
| 9 | 27 | ST-4 | 9 | 小林 且雄 | D'STATION FINA BRZ SUBARU BRZ | 1'45.041 | 2.015 | 0.366 | 126.910 |
| 10 | 52 | ST-4 | 10 | 松田 晃司 | 埼玉トヨペットGreen Brave 86 TOYOTA 86 | 1'45.629 | 2.603 | 0.588 | 126.204 |
| 11 | 93 | ST-4 | 11 | 鈴木 陽 | SKR ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'45.880 | 2.854 | 0.251 | 125.905 |
| 12 | 40 | ST-4 | 12 | ナオリュウ | ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings TOYOTA 86 | 1'46.188 | 3.162 | 0.308 | 125.540 |
| 13 | 55 | ST-4 | 13 | 伊藤 毅 | SunOasis AUTOFACTRY86 TOYOTA 86 | 1'46.850 | 3.824 | 0.662 | 124.762 |
| 14 | 48 | ST-4 | 14 | タカモリ 博士 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5 Honda INTEGRA TYPE-R | 1'47.394 | 4.368 | 0.544 | 124.130 |
| 15 | 12 | ST-4 | 15 | ちゃまきち | シビックTYPE-R☆STA Honda CIVIC TYPE-R | 1'47.518 | 4.492 | 0.124 | 123.987 |
| 16 | 18 | ST-4 | 16 | 佐野 新世 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 1'48.915 | 5.889 | 1.397 | 122.396 |
| 17 | 60 | ST-4 | 17 | 渡辺 忠司 | AGENT-1 WMインテグラ Honda INTEGRA TYPE-R | 1'49.282 | 6.256 | 0.367 | 121.985 |
| 18 | 88 | ST-5 | 1 | 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスターND MAZDA ROADSTER | 1'49.954 | 6.928 | 0.672 | 121.240 |
| 19 | 36 | ST-4 | 18 | 推根 克彦 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 1'50.748 | 7.722 | 0.794 | 120.371 |
| 20 | 19 | ST-5 | 2 | 吉本 晶哉 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT Honda FIT 3 RS | 1'51.328 | 8.302 | 0.580 | 119.743 |
| 21 | 11 | ST-5 | 3 | 大西 隆生 | BLOOD SDPORTS WM☆Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'51.360 | 8.334 | 0.032 | 119.709 |
| 22 | 92 | ST-5 | 4 | 原田 健太 | ホンダカーズ桶川・VBOX・セキショウFit Honda FIT 3 RS | 1'52.347 | 9.321 | 0.987 | 118.657 |
| 23 | 213 | ST-5 | 5 | 横尾 優一 | Wako's GenesisPURE WM Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'52.547 | 9.521 | 0.200 | 118.447 |
| 24 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 達也 | DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D MAZDA DENIO Diesel TURBO | 1'52.708 | 9.682 | 0.161 | 118.277 |
| 25 | 2 | ST-5 | 7 | 山下 將志 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO Honda FIT 3 RS | 1'52.902 | 9.876 | 0.194 | 118.074 |
| 26 | 4 | ST-5 | 8 | 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 1'57.131 | 14.105 | 4.229 | 113.811 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 井口 卓人 | TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'42.378 1'42.436 | 3'24.814 | - |
| 2 | 41 | ST-4 | 2 | 植松 忠雄 石川 京侍 | TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000 Honda S2000 | 1'43.310 1'42.321 | 3'25.631 | 0.817 |
| 3 | 77 | ST-4 | 3 | 山田 英二 木下 隆之 | CUSCO with Key's 86 TOYOTA 86 | 1'42.648 1'43.307 | 3'25.955 | 1.141 |
| 4 | 40 | ST-4 | 4 | 藤田 竜樹 浜野 彰彦 | ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings TOYOTA 86 | 1'43.064 1'43.091 | 3'26.155 | 1.341 |
| 5 | 117 | ST-4 | 5 | 太田 重蔵 鶴田 和弥 | W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN Honda S2000 | 1'42.776 1'43.395 | 3'26.171 | 1.357 |
| 6 | 95 | ST-4 | 6 | 松井 猛敏 中島 保典 | SPOONリジカラS2000 Honda S2000 | 1'43.378 1'43.015 | 3'26.393 | 1.579 |
| 7 | 13 | ST-4 | 7 | 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'43.493 1'42.995 | 3'26.488 | 1.674 |
| 8 | 55 | ST-4 | 8 | たしろ じゅん 小野田 貴俊 | SunOasis AUTOFACTRY86 TOYOTA 86 | 1'43.360 1'43.152 | 3'26.512 | 1.698 |
| 9 | 27 | ST-4 | 9 | 伊橋 勲 ユウキ | D'STATION FINA BRZ SUBARU BRZ | 1'43.479 1'43.314 | 3'26.793 | 1.979 |
| 10 | 54 | ST-4 | 10 | 近藤 翼 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'43.156 1'43.675 | 3'26.831 | 2.017 |
| 11 | 58 | ST-4 | 11 | 小林 康一 塩谷 烈州 | ウインマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE-R | 1'43.298 1'43.560 | 3'26.858 | 2.044 |
| 12 | 216 | ST-4 | 12 | 玉江 浩明 山谷 直樹 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐ TOYOTA 86 | 1'44.346 1'42.634 | 3'26.980 | 2.166 |
| 13 | 52 | ST-4 | 13 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave 86 TOYOTA 86 | 1'43.649 1'43.667 | 3'27.316 | 2.502 |
| 14 | 48 | ST-4 | 14 | 猪股 京介 北川 剛 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5 Honda INTEGRA TYPE-R | 1'44.380 1'43.551 | 3'27.931 | 3.117 |
| 15 | 93 | ST-4 | 15 | 小泉 和寛 遠藤 浩二 | SKR ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'44.763 1'44.153 | 3'28.916 | 4.102 |
| 16 | 100 | ST-4 | 16 | 松井 仁志 鵜飼 龍太 | アミューズSPV 86 TOYOTA 86 | 1'44.942 1'44.436 | 3'29.378 | 4.564 |
| 17 | 60 | ST-4 | 17 | 渋谷 崇 松本 和之 | AGENT-1 WMインテグラ Honda INTEGRA TYPE-R | 1'44.932 1'44.917 | 3'29.849 | 5.035 |
| 18 | 333 | ST-4 | 18 | 中島 佑弥 大波 肇 | GLORY RACING A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE-R EURO | 1'44.733 1'45.289 | 3'30.022 | 5.208 |
| 19 | 12 | ST-4 | 19 | リク 松井 隆幸 | シビックTYPE-R☆STA Honda CIVIC TYPE-R | 1'46.227 1'44.392 | 3'30.619 | 5.805 |
| 20 | 116 | ST-4 | 20 | 長谷川 伸司 吉田 靖之 | W.S.ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'46.225 1'44.634 | 3'30.859 | 6.045 |
| 21 | 18 | ST-4 | 21 | 浅野 武夫 森 正行 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 1'46.527 1'45.545 | 3'32.072 | 7.258 |
| 22 | 36 | ST-4 | 22 | 江原 弘美 連 貴洋 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 1'48.079 1'47.523 | 3'35.602 | 10.788 |
| 23 | 88 | ST-5 | 1 | 村上 博幸 筒井 克彦 | 村上モータースMAZDAロードスターND MAZDA ROADSTER | 1'48.515 1'49.056 | 3'37.571 | 12.757 |
| 24 | 69 | ST-5 | 2 | 大野 尊久 梅本 淳一 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT Honda FIT 3 RS | 1'48.738 1'49.294 | 3'38.032 | 13.218 |
| 25 | 19 | ST-5 | 3 | 古宮 正信 松田 智也 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT Honda FIT 3 RS | 1'49.797 1'49.223 | 3'39.020 | 14.206 |
| 26 | 2 | ST-5 | 4 | 松田 秀士 ススム・ナカムラ | ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO Honda FIT 3 RS | 1'50.281 1'48.855 | 3'39.136 | 14.322 |
| 27 | 66 | ST-5 | 5 | 武地 孝幸 植田 正幸 | odula MAZDAデミオ15MB MAZDA DEMIO | 1'49.942 1'50.320 | 3'40.262 | 15.448 |
| 28 | 92 | ST-5 | 6 | 遠藤 光博 桝本 隆介 | ホンダカーズ桶川・VBOX・セキショウFit Honda FIT 3 RS | 1'50.595 1'50.600 | 3'41.195 | 16.381 |
| 29 | 17 | ST-5 | 7 | 谷川 達也 井尻 薫 | DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D MAZDA DENIO Diesel TURBO | 1'50.568 1'50.940 | 3'41.508 | 16.694 |
| 30 | 4 | ST-5 | 8 | 芝谷 純三 河野 利尚 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 1'49.192 1'53.278 | 3'42.470 | 17.656 |
| 31 | 11 | ST-5 | 9 | 三木 孝浩 板垣 裕之 | BLOOD SDPORTS WM☆Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'50.684 1'51.854 | 3'42.538 | 17.724 |
| 32 | 46 | ST-5 | 10 | 井上 恵一 河村 翔 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT Honda FIT 2 RS | 1'50.702 1'53.954 | 3'44.656 | 19.842 |
| 33 | 37 | ST-5 | 11 | 関 豊 小松 寛子 | ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'51.672 1'54.652 | 3'46.324 | 21.510 |
| 34 | 71 | ST-5 | 12 | 水野 大 黒田 保男 | ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS Honda FIT 2 RS | 1'53.489 1'53.017 | 3'46.506 | 21.692 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 41 | ST-4 | 1 | 石川 京侍 | TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000 Honda S2000 | 1'42.321 | - | - | 130.284 |
| 2 | 86 | ST-4 | 2 | 井口 卓人 | TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'42.436 | 0.115 | 0.115 | 130.138 |
| 3 | 216 | ST-4 | 3 | 山谷 直樹 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐ TOYOTA 86 | 1'42.634 | 0.313 | 0.198 | 129.887 |
| 4 | 13 | ST-4 | 4 | 小河 諒 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'42.995 | 0.674 | 0.361 | 129.432 |
| 5 | 95 | ST-4 | 5 | 中島 保典 | SPOONリジカラS2000 Honda S2000 | 1'43.015 | 0.694 | 0.020 | 129.406 |
| 6 | 40 | ST-4 | 6 | 浜野 彰彦 | ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings TOYOTA 86 | 1'43.091 | 0.770 | 0.076 | 129.311 |
| 7 | 55 | ST-4 | 7 | 小野田 貴俊 | SunOasis AUTOFACTRY86 TOYOTA 86 | 1'43.152 | 0.831 | 0.061 | 129.235 |
| 8 | 77 | ST-4 | 8 | 木下 隆之 | CUSCO with Key's 86 TOYOTA 86 | 1'43.307 | 0.986 | 0.155 | 129.041 |
| 9 | 27 | ST-4 | 9 | ユウキ | D'STATION FINA BRZ SUBARU BRZ | 1'43.314 | 0.993 | 0.007 | 129.032 |
| 10 | 117 | ST-4 | 10 | 鶴田 和弥 | W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN Honda S2000 | 1'43.395 | 1.074 | 0.081 | 128.931 |
| 11 | 48 | ST-4 | 11 | 北川 剛 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5 Honda INTEGRA TYPE-R | 1'43.551 | 1.230 | 0.156 | 128.737 |
| 12 | 58 | ST-4 | 12 | 塩谷 烈州 | ウインマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE-R | 1'43.560 | 1.239 | 0.009 | 128.725 |
| 13 | 52 | ST-4 | 13 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave 86 TOYOTA 86 | 1'43.667 | 1.346 | 0.107 | 128.593 |
| 14 | 54 | ST-4 | 14 | 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'43.675 | 1.354 | 0.008 | 128.583 |
| 15 | 93 | ST-4 | 15 | 遠藤 浩二 | SKR ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'44.153 | 1.832 | 0.478 | 127.992 |
| 16 | 12 | ST-4 | 16 | 松井 隆幸 | シビックTYPE-R☆STA Honda CIVIC TYPE-R | 1'44.392 | 2.071 | 0.239 | 127.699 |
| 17 | 100 | ST-4 | 17 | 鵜飼 龍太 | アミューズSPV 86 TOYOTA 86 | 1'44.436 | 2.115 | 0.044 | 127.646 |
| 18 | 116 | ST-4 | 18 | 吉田 靖之 | W.S.ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'44.634 | 2.313 | 0.198 | 127.404 |
| 19 | 60 | ST-4 | 19 | 松本 和之 | AGENT-1 WMインテグラ Honda INTEGRA TYPE-R | 1'44.917 | 2.596 | 0.283 | 127.060 |
| 20 | 333 | ST-4 | 20 | 大波 肇 | GLORY RACING A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE-R EURO | 1'45.289 | 2.968 | 0.372 | 126.612 |
| 21 | 18 | ST-4 | 21 | 森 正行 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 1'45.545 | 3.224 | 0.256 | 126.304 |
| 22 | 36 | ST-4 | 22 | 連 貴洋 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 1'47.523 | 5.202 | 1.978 | 123.981 |
| 23 | 2 | ST-5 | 1 | ススム・ナカムラ | ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO Honda FIT 3 RS | 1'48.855 | 6.534 | 1.332 | 122.464 |
| 24 | 88 | ST-5 | 2 | 筒井 克彦 | 村上モータースMAZDAロードスターND MAZDA ROADSTER | 1'49.056 | 6.735 | 0.201 | 122.238 |
| 25 | 19 | ST-5 | 3 | 松田 智也 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT Honda FIT 3 RS | 1'49.223 | 6.902 | 0.167 | 122.051 |
| 26 | 69 | ST-5 | 4 | 梅本 淳一 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT Honda FIT 3 RS | 1'49.294 | 6.973 | 0.071 | 121.972 |
| 27 | 66 | ST-5 | 5 | 植田 正幸 | odula MAZDAデミオ15MB MAZDA DEMIO | 1'50.320 | 7.999 | 1.026 | 120.838 |
| 28 | 92 | ST-5 | 6 | 桝本 隆介 | ホンダカーズ桶川・VBOX・セキショウFit Honda FIT 3 RS | 1'50.600 | 8.279 | 0.280 | 120.532 |
| 29 | 17 | ST-5 | 7 | 井尻 薫 | DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D MAZDA DENIO Diesel TURBO | 1'50.940 | 8.619 | 0.340 | 120.162 |
| 30 | 11 | ST-5 | 8 | 板垣 裕之 | BLOOD SDPORTS WM☆Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'51.854 | 9.533 | 0.914 | 119.180 |
| 31 | 71 | ST-5 | 9 | 黒田 保男 | ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS Honda FIT 2 RS | 1'53.017 | 10.696 | 1.163 | 117.954 |
| 32 | 4 | ST-5 | 10 | 河野 利尚 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 1'53.278 | 10.957 | 0.261 | 117.682 |
| 33 | 46 | ST-5 | 11 | 河村 翔 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT Honda FIT 2 RS | 1'53.954 | 11.633 | 0.676 | 116.984 |
| 34 | 37 | ST-5 | 12 | 小松 寛子 | ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'54.652 | 12.331 | 0.698 | 116.272 |
SUPER TAIKYU RACE in OKAYAMA -RIJ- (2016/10/22) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 | TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 1'42.378 | - | - | 130.212 |
| 2 | 77 | ST-4 | 2 | 山田 英二 | CUSCO with Key's 86 TOYOTA 86 | 1'42.648 | 0.270 | 0.270 | 129.869 |
| 3 | 117 | ST-4 | 3 | 太田 重蔵 | W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN Honda S2000 | 1'42.776 | 0.398 | 0.128 | 129.707 |
| 4 | 40 | ST-4 | 4 | 藤田 竜樹 | ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings TOYOTA 86 | 1'43.064 | 0.686 | 0.288 | 129.345 |
| 5 | 54 | ST-4 | 5 | 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 1'43.156 | 0.778 | 0.092 | 129.230 |
| 6 | 58 | ST-4 | 6 | 小林 康一 | ウインマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE-R | 1'43.298 | 0.920 | 0.142 | 129.052 |
| 7 | 41 | ST-4 | 7 | 植松 忠雄 | TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000 Honda S2000 | 1'43.310 | 0.932 | 0.012 | 129.037 |
| 8 | 55 | ST-4 | 8 | たしろ じゅん | SunOasis AUTOFACTRY86 TOYOTA 86 | 1'43.360 | 0.982 | 0.050 | 128.974 |
| 9 | 95 | ST-4 | 9 | 松井 猛敏 | SPOONリジカラS2000 Honda S2000 | 1'43.378 | 1.000 | 0.018 | 128.952 |
| 10 | 27 | ST-4 | 10 | 伊橋 勲 | D'STATION FINA BRZ SUBARU BRZ | 1'43.479 | 1.101 | 0.101 | 128.826 |
| 11 | 13 | ST-4 | 11 | 村田 信博 | ENDLESS・ADVAN・86 TOYOTA 86 | 1'43.493 | 1.115 | 0.014 | 128.809 |
| 12 | 52 | ST-4 | 12 | 脇阪 寿一 | 埼玉トヨペットGreen Brave 86 TOYOTA 86 | 1'43.649 | 1.271 | 0.156 | 128.615 |
| 13 | 216 | ST-4 | 13 | 玉江 浩明 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐ TOYOTA 86 | 1'44.346 | 1.968 | 0.697 | 127.756 |
| 14 | 48 | ST-4 | 14 | 猪股 京介 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ DC5 Honda INTEGRA TYPE-R | 1'44.380 | 2.002 | 0.034 | 127.714 |
| 15 | 333 | ST-4 | 15 | 中島 佑弥 | GLORY RACING A-ONE FN2 Honda CIVIC TYPE-R EURO | 1'44.733 | 2.355 | 0.353 | 127.284 |
| 16 | 93 | ST-4 | 16 | 小泉 和寛 | SKR ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'44.763 | 2.385 | 0.030 | 127.247 |
| 17 | 60 | ST-4 | 17 | 渋谷 崇 | AGENT-1 WMインテグラ Honda INTEGRA TYPE-R | 1'44.932 | 2.554 | 0.169 | 127.042 |
| 18 | 100 | ST-4 | 18 | 松井 仁志 | アミューズSPV 86 TOYOTA 86 | 1'44.942 | 2.564 | 0.010 | 127.030 |
| 19 | 116 | ST-4 | 19 | 長谷川 伸司 | W.S.ENGINEERING S2000 Honda S2000 | 1'46.225 | 3.847 | 1.283 | 125.496 |
| 20 | 12 | ST-4 | 20 | リク | シビックTYPE-R☆STA Honda CIVIC TYPE-R | 1'46.227 | 3.849 | 0.002 | 125.494 |
| 21 | 18 | ST-4 | 21 | 浅野 武夫 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 1'46.527 | 4.149 | 0.300 | 125.140 |
| 22 | 36 | ST-4 | 22 | 江原 弘美 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 1'48.079 | 5.701 | 1.552 | 123.343 |
| 23 | 88 | ST-5 | 1 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスターND MAZDA ROADSTER | 1'48.515 | 6.137 | 0.436 | 122.848 |
| 24 | 69 | ST-5 | 2 | 大野 尊久 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT Honda FIT 3 RS | 1'48.738 | 6.360 | 0.223 | 122.596 |
| 25 | 4 | ST-5 | 3 | 芝谷 純三 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 1'49.192 | 6.814 | 0.454 | 122.086 |
| 26 | 19 | ST-5 | 4 | 古宮 正信 | BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT Honda FIT 3 RS | 1'49.797 | 7.419 | 0.605 | 121.413 |
| 27 | 66 | ST-5 | 5 | 武地 孝幸 | odula MAZDAデミオ15MB MAZDA DEMIO | 1'49.942 | 7.564 | 0.145 | 121.253 |
| 28 | 2 | ST-5 | 6 | 松田 秀士 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & FUJITSUBO Honda FIT 3 RS | 1'50.281 | 7.903 | 0.339 | 120.880 |
| 29 | 17 | ST-5 | 7 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D MAZDA DENIO Diesel TURBO | 1'50.568 | 8.190 | 0.287 | 120.567 |
| 30 | 92 | ST-5 | 8 | 遠藤 光博 | ホンダカーズ桶川・VBOX・セキショウFit Honda FIT 3 RS | 1'50.595 | 8.217 | 0.027 | 120.537 |
| 31 | 11 | ST-5 | 9 | 三木 孝浩 | BLOOD SDPORTS WM☆Vitz TOYOTA Vitz RS | 1'50.684 | 8.306 | 0.089 | 120.440 |
| 32 | 46 | ST-5 | 10 | 井上 恵一 | DIJONエンドレスワコーズNILZZ FIT Honda FIT 2 RS | 1'50.702 | 8.324 | 0.018 | 120.421 |
| 33 | 37 | ST-5 | 11 | 関 豊 | ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ MAZDA DEMIO | 1'51.672 | 9.294 | 0.970 | 119.375 |
| 34 | 71 | ST-5 | 12 | 水野 大 | ピースMS NUTEC制動屋 Fit RS Honda FIT 2 RS | 1'53.489 | 11.111 | 1.817 | 117.463 |
2016年全日本カート選手権FS125部門東地域の第5戦が9月18日、スポーツランドSUGO 西コース(宮城県)で行われ、佐藤蓮(FLAX motor sports)が優勝した。
全日本カート選手権FS125部門は東西2つの地域に分かれて競われるが、2つの地域でもっともポイント獲得数が多かった者がチャンピオンとなる。地域別5戦と東西統一戦の計6戦のうち、ポイント獲得数が多い5戦の合計がチャンピオンシップのポイントとして計算される。東地域ではここまで佐藤が4戦連続ポールトゥウィンを飾っておりフルポイントを獲得している。対して先に5戦を終了した西地域では、4人のウィナーが誕生しておりポイントが割れている。そのため、今大会の佐藤の順位によっては、東西統一戦を待たずして佐藤のチャンピオンが決定するとあって、東西注目の1戦となった。
今大会、佐藤のチャンピオン決定の条件は、予選が5位~7位の場合は優勝。予選3位~4位の場合は決勝2位以上。予選1位~2位であれば決勝3位以上となる。ここまで4戦連続ポールトゥウィンの佐藤にとっては、いつも通りのレースを行えばおのずとチャンピオンが決定する。
タイムトライアルは僅か0.048秒差でチームメイトの小川颯太(FLAX motor sports)に譲るものの、予選ヒートではいつも通りのトップチェッカーで決勝ヒートのポールポジションを獲得した。
指定席のポールポジションからホールショットを決めた佐藤だが、その背後には5番グリッドスタートの坂入悠斗(スクーデリアLCT-YRHKS)がぴたりとつく。テールトゥノーズの接近戦のまま、2台は別次元のハイペースで後続を突き放していく。レース終盤、2台の前に周回遅れの車両が現れる。これを勝機と睨んだ坂入が、バックマーカーの処理に乗じて佐藤のインを狙うも痛恨のスピン。後続とのマージンがあったため順位を落とすことはなかったが、佐藤との一騎打ちにはここで終止符が打たれる。独走になった佐藤は、そのまま危なげなく残りの周回数を走り抜け、今季5度目のポールトゥウィンでチャンピオンを獲得した。2位には坂入が入り、3位には9番グリッドから順位を上げた下村渉(TECNO RACING)が入った。
ジュニアカート選手権、地方カート選手権とタイトルを総なめにしてきた佐藤だが、昨シーズン参戦した全日本カート選手権FS125部門ではタイトルを獲ることができなかった。すべてのタイトルを獲得するとリベンジした今シーズン、前人未到の5戦連続ポールトゥウィンという圧倒的な強さで、これ以上はない形での全日本カート選手権FS125部門の制覇となった。
前日の予選終了後、ワンメイクタイヤを供給する横浜タイヤのサービスから、決勝用のレインタイヤは早めに組換を依頼して欲しいとの通達が流れたほど、決勝はレインコンディションが予想された当日。確かに早朝は雨が降ったもののスタート前には止み、路面はウェットながらスリックタイヤを選択できるほどコンディションの回復が見込まれた。 #33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"も決勝 スタートはスリックタイヤを選択。また、エースドライバーの古川 知己をスタートドライバーに起用し、序盤でできるだけ上位のポジションを狙っていく作戦だ。
午前9時。スーパー耐久の決勝としては異様に早いタイムスケジュールだが、それでも9時間後のゴールは日没寸前。スーパー耐久シリーズにとっても最長の、長い長いレースのスタートが切られた。
順調なスタート切った古川は序盤からポジションを4つ上げ、8位を走行。既に路面は急速に乾きつつあり、ほぼドライコンディションに近い形で周回を重ねる。
事前のシミュレーションより燃費が良いことから、チームではピットインのタイミングを伸ばすこととしたが、マシンとコクピット環境が悪化していることがドライバーから無線で伝えられる。
1時間45分を経過したところで最初のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。また、クールスーツの効きが悪くなっていたことと、車載のドリンクが吸えなかったトラブルを解消し、ドライバーは古川のままコースに送り出す。
古川は更に1スティント担当し、都合3スティント=3時間45分の驚異的なロングスティントをドライブして3回目のピットイン。給油とフロントタイヤ2本を交換。ドライバーは藤原に交代し、コースに復帰した。
急遽FITチャレンジからスーパー耐久用にコンバートしたマシンは未だデータが足りず、必要以上に電子制御が介入して思うようなドライビングができないことから、ドライバーは苦心しながらのドライビングを強いられる。
レースも半分を経過しようとする4時間32分。118LAPを消化し、ピットイン。ルーティンの給油とタイヤを交換し、ドライバーは永田にチェンジ。燃料消費に優しい永田のドライビングは、当初の計画より高燃費を維持できたため、予想より多くの周回をこなす。
5時間46分を経過した149周目。ルーティンのピットインを行い、給油とタイヤ交換。ドライバーは再び藤原が担当し、クラス9位のポジションでコースに復帰。しかし、暫くしたところで、藤原より左リアタイヤ付近からバイブレーションが発生しているとの情報が入り、チームは緊急事態に備えて待機。またドライバーも次のスティントを担当する貴島が何時でも対応できるよう、蒸し暑い中、装備をしたままスタンバイ。
結局、ほぼ予定通りの周回をこなしてピットに戻り、ルーティンの作業とドライバー交代を行う。しかし、このピット作業でスーパー耐久特別規則(タイヤの手渡し)違反を取られ、ドライブスルーペナルティの裁定を受ける。ドライバー交代したばかりの貴島は、チームの指示でペナルティのドライブスルーを行うが、幸いにもポジションは維持したままだ。
レースも終盤を迎えた7時間55分。206周を消化して最後のピットイン。ルーティンの作業をし、アンカーは再び藤原がドライブしてゴールを目指す。しかし、残り時間と燃料の搭載量を勘案した結果、今までのペースだとかなり燃費が厳しいことから、エンジンの回転数を落して我慢の走りに徹するようチームから指示が出された。
いよいよレースも残り40分となったところで上位を走るマシンにトラブルが発生し、#33は7位にポジションアップ!
そして7位のポジションを維持したまま、9時間/233周を周回して#33 "TOITEC Racing WAKO'S μ FIT"は無事チェッカーフラグを受け完走を果たした。
オートポリスの代替戦として岡山でスーパーフォーミュラ第5戦が2レース制で行われ、レース1で2位フィニッシュを果たした国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がレース2で悲願のシリーズ戦初優勝を飾った。レース2では中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で続き、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身ドライバーが表彰台を独占する活躍を見せた。

レース2でシリーズ戦初優勝を飾った国本雄資(中央)と2位に入った中嶋一貴(左)、3位の石浦宏明(右)
9月10日(土)、11日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が開催された。
オートポリスでの開催が予定されていた第5戦だが、今年春に発生した熊本地震の影響により、岡山へと舞台を移して戦われることとなった。
今大会は2レース制として実施。10日(土)に全車両走行による1セッションの予選と、30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマット。ポイントは各レース通常の半分が与えられる他、両レース共にポールポジションでの1ポイントは獲得出来るため、追い越しの難しい岡山のコースレイアウトも相まって、予選から熱い戦いが繰り広げられた。
シーズンは折り返しを過ぎ、今大会を含めて残り3戦と後半戦に入ったが、ドライバーズタイトル争いでは、前戦初優勝を飾って首位につけている関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)から10位までが僅か8ポイントという争いとなっている。残り3大会5レース(最終戦鈴鹿も2レース制)、タイトル争いに向けて1戦も落とせない緊張の戦いとなった。
10日(土)は朝から好天に恵まれ、午前9時からの1時間のフリー走行を経て、午前11時から1セッションのみでレース1グリッドを決定する20分間の予選が開始された。
スターティンググリッドが特に重要なスプリントレースへ向け、セッション開始5分前からほとんどの車両がピットレーンに並んで待ち、定刻にコースイン。
フリー走行で2番手タイムと好調ぶりを見せていた小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)が開始6分ほどで痛恨のスピン。コース脇に車両を停め、セッションは赤旗中断。小林はここで予選を終え、最後尾スタートが決定してしまった。
9分ほどの中断で車両を回収し、14分弱を残してセッションは再開。タイミング的に2回アタック出来る残り時間だったため、ここでのタイヤ選択やコースに出るタイミングが明暗を分けた。
残り7分ほどから各車最後のアタックを開始。セッション終盤に目まぐるしく順位が入れ替わっていった。その中でトップタイムをマークしたのは中嶋一貴。今季初、約2年ぶりとなるポールポジションを獲得した。
フリー走行でトップタイムをマークしていた国本は中嶋一貴のタイムを上回るべくアタックを続けたが惜しくも届かず。それでも開幕以来今季2度目の2番手グリッドを獲得。トヨタエンジンがグリッド最前列を占めた。
この予選もポールポジションの中嶋一貴から、アタック出来なかった小林を除く18台が1秒位内に入る僅差の争いとなり、タイヤ選択やアタックタイミングでタイムを伸ばせなかったランキング上位勢がまさかの下位グリッドに。カーティケヤンが6番手、ジェームス・ロシター(KONDO RACING)と石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は7,8番手につけたが、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は11番手、ランキング首位の関口が13番手。ランキング2位のアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)はまさかの17番手で後方からの追い上げを強いられることとなった。
予選の後、午後3時30分にフォーメーションラップ開始。1周して全車スターティンググリッドに着いたが、この時、ポールポジションの中嶋一貴がグリッドの位置を間違えてしまうというまさかのミス。これによりスタートは順延されることとなり、その原因を作ったとして中嶋一貴は最後尾スタートを余儀なくされてしまった。
午後3時54分、再度フォーメーションラップが開始され、気温32度、路面温度42度という残暑の中、決勝レースのスタートが切られた。
中嶋一貴の脱落により最上位スタートとなった国本だったが、若干出遅れ、ライバルの先行を許すことに。その後方では、予選6番手のカーティケヤンが好スタートで2つポジションを上げ、国本に続く3位へと浮上した。
2位の国本は序盤、首位と変わらないペースで追走したが、その後はじりじりと離されていき、中盤にはトップ3はそれぞれ離れた単独走に。
そのまま周回が重ねられていき、国本は2位でフィニッシュ。開幕戦に続く今季2度目の2位表彰台を獲得し、ドライバーズランキングで首位に躍り出た。3位にはカーティケヤンが入り、今季初の表彰台を獲得した。
石浦が7位、11番手スタートのオリベイラがスタートで一気にジャンプアップし8位でフィニッシュ。僅差のタイトル争いの中で貴重なポイント獲得を果たした。
11日(日)に行われたレース2の予選は、通常とは異なる2セッションのノックアウト方式で実施。午前9時50分、上位10台がQ2へと進出する20分間のQ1セッションが開始された。この日は事前の練習走行が無く、予選が最初の走行セッションという事もあり、開始6分ほど前からほとんどの車両がピットロードに並び、スタートと共にコースイン。10分ほどで最初のアタックを終えてピットへ戻り、残り7分ほどで新品タイヤを装着し、再度アタック。
各車アタック5周目でタイムを出してきたが、20分を経過してのラストアタックで次々にタイムが塗り替えられていき、またもQ2進出のボーダーラインは極僅差の争いに。
そんな中でトップに立ったのが関口。スーパーフォーミュラでは大差とも言える0.3秒もの差をつけての暫定ポールにつけた。
チェッカー直前のアタックで好位置に付けていた中嶋一貴、中山 雄一(KCMG)、ロッテラーは最後に極僅差でかわされまさかのQ1落ち。中嶋一貴は10番手と0.007秒差、中山も0.009秒差でQ2進出を逃すこととなってしまった。
10分間のQ2は、残り7分となったところで各車コースイン。しかし、先陣を切ってコースに向かった小林が計測1周目にコースオフ。またしても赤旗中断となってしまった。
残り5分弱でセッションが再開されると、各車アタック出来る周回がぎりぎりと言うこともあり、チェッカー直前に激しく順位が入れ替わる展開に。
トヨタ勢では前日苦戦していた石浦が好タイム。最後に上回られたものの、最前列2番手グリッドを獲得した。
予選3番手のクルマがグリッド降格のペナルティを受けたため、ロシターが3番手、オリベイラが4番手、国本が5番手、カーティケヤンが7番手、関口が8番手。小林は10番手グリッドから決勝に臨むこととなった。
気温33度、路面温度44度という暑さの中、午後3時にフォーメーションラップが開始され、レース2(51周)のスタートが切られた。
2番手の石浦がポジションをキープする一方、2列目3番手グリッドのロシターがスタートでミスしポジションダウン。好スタートを切ったオリベイラが3位へと浮上した。
1周目を終えたところで、5位の国本を先頭に、中嶋一貴、関口らがピットイン。国本、中嶋一貴はタイヤを交換して作戦通りコースへ復帰したが、関口はピット作業で痛恨のタイムロス。
翌周にはロッテラーもピットへ。先にピットインしたグループはハイペースで上位との差を詰めていった。
その後、上位勢も次々にピットへ向かい、14周目には3位走行中のオリベイラもピットインすると、ロッテラーの後でコース復帰。トップの野尻 智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とそれを追う石浦だけがピットを引っ張り、30秒ほどの差で2位の国本、3位中嶋一貴、4位ロッテラーと続く形に。
21周目に野尻がピットインし、石浦は首位浮上。前の空いた石浦は、唯一ピットインしないまま首位で逃げることに。しかし、30周目にカーティケヤンがスピンを喫し、セーフティカーが導入。このタイミングでピットに向かった石浦はタイヤを交換し4位でコースに復帰した。
35周目にレースが再開されると、石浦のピットインで首位に立った国本が再スタートを決めポジションをキープ。 その後方では、コース復帰時に石浦の前に出た野尻が、セーフティカーラン中の追い越しでペナルティを受けたため、トップの国本に2位中嶋一貴、3位石浦、4位ロッテラー、5位オリベイラと続き、トヨタ勢がトップ5を占めての終盤戦となった。
1周目のピットインで交換したタイヤで走り続ける国本、中嶋に対し、タイヤを交換したばかりの石浦が、怒濤の追い上げを開始。周回毎にファステストタイムを更新していき、残り6周ほどで中嶋一貴とテール・トゥ・ノーズに。
ヘアピン進入などで再三攻めるが、中嶋一貴のガードも堅く、ファイナルラップには、残していたオーバーテイクシステムを使っての逃げを打った中嶋一貴を攻略ならず。
激しい2位争いを背後に、国本は1秒以上の差で逃げ切り、トップチェッカー。シリーズに含まれないJAFグランプリでの勝利経験を持つ国本だが、シリーズ戦ではトップフォーミュラ参戦6年目にして、嬉しい初優勝。翌日に26歳の誕生日を迎える国本が一日早い誕生日プレゼントを自身にもたらした。
中嶋一貴が2位、石浦が3位で、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)出身の日本人勢が表彰台を独占。ロッテラー、オリベイラが4位、5位と続き、トヨタエンジンはトップ5独占という結果となった。
今季、ここまでの5大会6レースで、全て異なる6名の勝者と混戦のスーパーフォーミュラ。今大会のレース1で2位、レース2で勝利を挙げた国本がやや抜け出しランキング首位となったが、チームメイトの石浦が4.5ポイント差の2位で続いているほか、ランキング7位の中嶋一貴まで8.5ポイントとまだ差は小さく、残り2大会3レース、まだまだタイトル争いは予断を許さない状況が続く。

トップフォーミュラでのシリーズ戦初優勝を飾った国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)

11番手スタートから作戦を決め、2位表彰台を獲得した中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S #37)
すごく嬉しいです。去年も全然結果が出なかったし、今年も石浦さんにリードされるままかと不安なシーズンでしたけど、開幕から本当にうまくいったし、辛い時もチームが支えてくれて、たくさんの方が支えてくれて、こうやっていろんなチャンスを与えてくれて優勝することができたので、ホッとしているし嬉しいです。
今日は非常にいいレースができたんですが、つくづく昨日がもったいなかったなあと思います。自分がやっちゃったことなので仕方ないんですが。
今朝からクルマにはすごく速さがあって。国本選手のセッティングを参考にさせてもらって、今日に間にあわせることができました。決勝ペースもすごく速くて。
とにかくチームとしてはすごく嬉しいというか。サーキットに来るたびに一歩一歩強くなってる。チャンピオンを狙えるところまで来ているというのはチームスタッフの頑張り、ドライバー二人の頑張りが大きいかなあと。ピット戦略が分けた明暗。
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のレース2決勝が9月11日、岡山国際サーキットで行われ、5番手スタートから1周めでタイヤ交換という作戦を見事に的中させた#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING SF14)が自身初のシリーズ戦優勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:10日4,000人/11日6,000人/大会総入場者数10,000人)
レース2決勝は午後3時より51周で行われた。
なお午前中の予選で3位に入った#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION M41S SF14)は予選中にブレーキ冷却用のファンをつけたままピットアウトしてしまったということで3グリッド降格の裁定が下り、6番グリッドからスタートすることに。
これにより予選4位の#3ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーションKONDO SF14)から予選6位の国本までが一つずつグリッドを繰り上げることになった。
スタートでトップに立ったのはポールの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40Y SF14)。
#1石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING SF14)が2位につけてレース序盤は野尻を追い上げる展開に。
しかしその一方で国本、#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)、#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限 SF14)、#4ウィリアム・ブラー(フジ・コーポレーションKONDO SF14)、#65ベルトラン・バゲット(GREENTEC NAKAJIMA SF14)らが1周めで規定により義務付けられたタイヤ交換をすませる作戦に出ていた。
2周めには#64中嶋大祐(GREENTEC NAKAJIMA SF14)、#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)もピットに飛び込む。
彼らは前が開けた状態を作ってペースアップし、上位に食い込もうと目論んでいた。
この作戦は見事に的中し、上位陣がピットインしていくたびに国本の順位は繰り上がっていく。
一方の石浦は野尻に頭を押さえられる格好で思うようにペースが上げられないでいた。
石浦はレース前半でオーバーテイクボタンをすべて使い切って野尻の前に出ようとしたが、野尻も巧みなライン取りで石浦を抑え込み、トップを守る。
結局野尻は21周終わりでピットへ。
これでようやくトップに立った石浦だったが、既にその時点で国本とのタイム差は27秒強まで縮まっていた。
これからピット作業を行ってなおかつ国本の前でコースインするには最低でも32〜33秒のリードが必要だ。
しかし両者の差はなかなか広がっていかない。
そうこうするうちにレースは30周目に突入。
ここで#7ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がモスエスでスピン。コースを塞ぐ格好でストップしてしまったため、セーフティーカーが導入されることに。
これを見てすかさず石浦はピットイン。
しかしピット出口では国本と中嶋一貴が目の前を通り過ぎて行き、石浦は野尻と並走する格好で1コーナーへ。
ここで野尻は合流ラインを超えてから石浦の前に出てしまい、「SC中の追い越し」ということでレース終盤にドライビングスルーペナルティを受けてしまった。
これでレースは国本、中嶋一貴、石浦の順に。
既にオーバーテイクボタンを使い切ってしまった石浦はダブルヘアピンや最終コーナーで一貴のインをこじ開けて2位に上がろうとするが、一貴は冷静にこれを退け、フィナルラップのホームストレートとバックストレートで自身のオーバーテイクボタンを使って逆に差を広げ、そのまま国本に次ぐ2位でチェッカーを受けた。
それでも3位3ポイントを計上したことで石浦はポイント合計19でランキング2位に浮上、ポイントリーダーの国本とともにセルモインギングがランキング1,2位を占めることになった。
優勝した国本は2013年11月の富士スプリントカップ以来のスーパーフォーミュラ優勝。シリーズ戦ではこれが初めての勝利だ。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。9月25日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
SUPER FORMULA Rd.5 -RIJ- (2016/09/11) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 1:11'31.812 |
| 2 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 1.168 |
| 3 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 1.683 |
| 4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 5.267 |
| 5 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 9.490 |
| 6 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 51 | 11.519 |
| 7 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 51 | 13.614 |
| 8 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 51 | 16.056 |
| 9 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 19.969 |
| 10 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 20.749 |
| 11 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 51 | 22.458 |
| 12 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 51 | 24.856 |
| 13 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 25.913 |
| 14 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 51 | 26.475 |
| 15 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 39.660 |
| 16 | *40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 51 | 42.405 |
| 17 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 51 | 1'03.070 |
| 18 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 50 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 29 | 22Laps |