全日本F3の第14戦、第15戦、第16戦がツインリンクもてぎで行われ、3レース全てポールポジションからスタートした坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が、一度も首位を譲ること無く完全勝利を飾り、前戦から4連勝。今季6勝目を挙げた。宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)は第14戦と第16戦で4位入賞。第15戦は8位に終わった。

第14戦、第15戦、第16戦全てポール・トゥ・ウィンで制し今季6勝目を挙げた坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)
全日本F3選手権の第7大会(第14戦、第15戦、第16戦)が7月29日(土)と30日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今季は全9大会20戦で戦われている全日本F3も、今大会含め残り3大会となった。今大会は3レース行われることもあり、タイトル争いにおいて重要な1戦となる。
トヨタは今季、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)ドライバーとして参戦2シーズン目の22歳、坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)と、今季よりF3へとステップアップした17歳の宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)の2名を支援。
今季現時点で、坪井は初優勝を含む3勝でランキング3位、宮田は表彰台7回、うち2位3回でランキング4位につけている。残り7戦、逆転でのタイトルを目指し、今大会に臨んだ。
29日(土)、曇り空の下、午前10時10分から30分間の予選セッションがスタート。ベストタイムが第14戦、セカンドベストタイムが第15戦のスターティンググリッドとなる。第16戦のグリッドは第14戦の決勝結果で決定される。
各車まず新品タイヤで一旦タイムを出してピットインし、2セット目の新品タイヤに交換して待機。残り10分を切ったところで一斉にアタックを開始した。1セット目のアタックでもトップにつけた坪井は更にタイムを伸ばし、ベスト、セカンドベスト共にトップタイム。第14戦、第15戦共にポールポジションを獲得し、連続ポール記録を6へと伸ばすこととなった。宮田はNクラスの車両に阻まれる形でタイムを伸ばせず、第14戦、第15戦共に5番手からスタートを切ることとなった。
予選に続き午後3時50分、直前には細かい雨が落ちる場面もあったがすぐに止み、ドライコンディションで第14戦の決勝レース(14周)がスタート。
ポールポジションの坪井は首位をキープし序盤戦へ。3番手スタートの車両がエンジンストールを喫したため、宮田は4位へとポジションを上げた。
その後、坪井は2位との差をコントロールしたままトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げた。宮田は再三にわたって前の車両を攻め続けたが、追い抜きの難しいもてぎでのポジションアップは果たせず4位でフィニッシュした。
30日(日)は前夜雨が降ったものの、朝までには止み、ほぼドライコンディションで午前10時25分より第15戦決勝(14周)がスタート。ポールポジションの坪井は危なげないスタートで首位をキープしたが、5番手スタートの宮田はエンジンストール。最後尾まで順位を落としてしまった。
坪井はライバルの追撃を受け、2台が後続を引き離してのマッチレースとなったが、坪井はファステストラップをマークする速さを見せて逃げ切り、第14戦に続き連続ポール・トゥ・ウィンを果たした。
宮田は最後尾からじりじりと順位を取り戻し、8位でレースを終えた。
午後3時55分に第16戦の決勝レース(20周)がスタート。ポールポジションの坪井は若干出遅れたため、2番手の車両に並びかけられ、2台はサイド・バイ・サイドのまま2コーナーまで通過。しかし、その立ち上がりで前に出た坪井が何とか首位を維持した。
序盤は上位2台がファステストタイムを塗りかえ合いながらの首位争いとなったが、坪井は後続との差を保って周回。最後までこれを守り切ってこの週末3連勝、前戦から数えると4戦連続でのポール・トゥ・ウィンを飾った。これで今季6勝となった坪井は、ランキング2位へと復帰。首位とはまだ差があるが、この4連勝の勢いで、残り4レースでの逆転タイトルを目指す。
4番手グリッドの宮田は1周目で6位へ後退。その後2台をかわして4位へとポジションを上げた後は、前を行く車両を攻め、表彰台を目指したが逆転は叶わず、4位フィニッシュとなった。

この週末の3戦全てポール・トゥ・ウィンで制した坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #1)

第14戦と第16戦で4位フィニッシュした宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
全日本F3選手権第16戦は30日、ツインリンクもてぎで20周の決勝を行い、総合で坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が、Nクラスで平優弥(GreenBrave with TSC)が優勝した。
もてぎチャンピオンカップレースの最終プログラムとなるF3第16戦・20周のレースは3時55分にフォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのは予選2位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)。1コーナーでインからポールスタートの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)に並びかけるが、アウトからかぶせた坪井がトップを死守。3位には大津弘樹(TODA FIGHTEX)が付け、4位に予選5位の片山義章(OIRC F315)、5位に予選7位の阪口晴南(HFDP RACING F316)と続く。予選4位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)はスタートをミス、6位に落ちた。
トップに立った坪井と高星は接近戦。坪井が4周目にこれまでのファステストラップを更新すると負けじと高星が6周目にこのタイムを上回り坪井の背後に迫る。
坪井と高星のトップ争いは1秒以下の差で推移するが、終盤15周目あたりからは0秒6差まで追い詰める。だが、ここもてぎでは抜きどころが無く20周を走って坪井がもてぎシリーズ3連勝を飾ることとなった。高星は2位。
3位には、4周目に6位から4位まで上がってきた宮田の追撃をしのぎぎった大津がはいった。宮田は4位。
中盤あたりからは片山と阪口、最後尾から追い上げてきたアレックス・パロウ(THREEBOND)の5位争いが激しくなるがこの3人も決め手が無く、5位片山、6位阪口、7位パロウの順でゴールを迎えた。
Nクラスは予選2位の平優弥(GreenBrave with TSC)がスタートでトップに立ち、ポールスタートのDRAGON(B-Max Racing F306)は2位でレースを始めることとなった。3位には予選3位の藤井敬士(Planexスマカメ・F308)が付ける。
トップの平はDRAGONとの差を徐々に開き20周を走って10秒差で優勝。2位に入ったDRAGONは参戦5年目で悲願のNクラスシリーズチャンピオンを決めることとなった。
3位にはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)の追撃を振り切ったスポット参戦の藤井が入りうれしい初表彰台をものにした。
第17,18戦決勝は大分県のオートポリスに舞台を移し、9月9,10日に行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第16戦は25日、宮城県のスポーツランドSUGOで18周の決勝を行い、総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、NクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)が優勝した。
第16戦決勝は午前8時30分から。未明に降った雨も上がり、雲間から太陽が顔を覗かせるようになったが路面は乾ききらずハーフウェット。Cクラス11人、Nクラス6人が参加してフォーメーションラップが始まった。
スタートは「意外にグリップした」というポールポジションの山下健太(ZENT TOM'S F312)がトップで1コーナーへ。ぬれていたイン側からスタートした予選2位の坪井翔(ZENT TOM'S F314)は、予選3位のヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)、予選5位の石川京侍(TODA FIGHTEX)の先行を許し4位に落ちてしまった。
トップに立った山下は序盤からスパート。2位に上がり山下を追いたいマーデンボローだったが、付いていけない。逆に2周目の1コーナーでアウトから石川をパスした坪井が背後に迫ってきた。
トップ山下は12周目には2位マーデンボローとの差を3秒弱まで広げたが、終盤、Nクラスの周回遅れの処理に手こずりマーデンボローに1秒差まで詰められる。
しかし、マーデンボローも背後の坪井の対応で山下を追い切れず、山下が18周を走って昨日につづきポールトゥウインを飾った。マーデンボローは2位。3位には坪井が入った。
今季最高位タイの4位で石川が続き、5位・阪口晴南(HFDP RACING F312)、6位イェ・ホンリー(KRC with B-MAX F315)の順でゴールした。
Nクラスはポールシッターの片山義章(Petit LM Racing)がスタートをミス。トップに立ったのは予選2位の植田正幸(Rn-sports F308)。2位に予選3位のDRAGON(B-Max Racing F306)、3位に予選4位の廣田築(アルビレックスF306TLM)と続き、片山は4位に落ちた。
DRAGONは2周目に植田をパスしてトップに立つ。4位の片山は6周目に廣田をかわされて3位に落ちていた植田を、10周目には2位に上がっていた廣田をパスして2位までポジションアップ。
片山は終盤、トップDRAGONに迫るも追撃もここまで。片山を振り切ったDRAGONが今季2勝目を飾った。2位に片山、3位に廣田が入り、植田は4位でレースを終えた。
優勝した山下は選手権ポイントを103と伸ばし、2位に入り102点にとどまったマーデンボローをついに逆転。1ポイント差のポイントリーダーとして最終戦を迎える。
最終第17戦は本日25日、午後1時30分より18周で行われる。グリッドはこのレースの成績順。ポールポジションの位置からスタートする山下、2位グリッドからのマーデンボローとも前でゴールした方がチャンピオン。しびれる最終戦となりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2016/09/25) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'06.690 | - | - | 199.960 |
| 2 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'07.569 | 0.879 | 0.879 | 197.359 |
| 3 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'07.681 | 0.991 | 0.112 | 197.032 |
| 4 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'07.944 | 1.254 | 0.263 | 196.269 |
| 5 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'07.963 | 1.273 | 0.019 | 196.214 |
| 6 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'08.003 | 1.313 | 0.040 | 196.099 |
| 7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.015 | 1.325 | 0.012 | 196.064 |
| 8 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.075 | 1.385 | 0.060 | 195.892 |
| 9 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'08.171 | 1.481 | 0.096 | 195.616 |
| 10 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'08.216 | 1.526 | 0.045 | 195.487 |
| 11 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.217 | 1.527 | 0.001 | 195.484 |
| 12 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.237 | 1.547 | 0.020 | 195.427 |
| 13 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.253 | 1.563 | 0.016 | 195.381 |
| 14 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'08.259 | 1.569 | 0.006 | 195.364 |
| 15 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.297 | 1.607 | 0.038 | 195.255 |
| 16 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'08.321 | 1.631 | 0.024 | 195.186 |
| 17 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'08.336 | 1.646 | 0.015 | 195.143 |
| 18 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'08.950 | 2.260 | 0.614 | 193.406 |
| 19 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'08.957 | 2.267 | 0.007 | 193.386 |
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2016/09/25) Final Race Weather:Fine Course:Semi-Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 22'34.066 |
| 2 | 22 | | 2 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 18 | 1.019 |
| 3 | 37 | | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 2.281 |
| 4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 11.470 |
| 5 | 7 | | 5 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 16.182 |
| 6 | 21 | | 6 | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 18 | 17.432 |
| 7 | 23 | | 7 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 18 | 19.975 |
| 8 | 8 | | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 21.900 |
| 9 | 12 | | 9 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 23.236 |
| 10 | 3 | | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 45.065 |
| 11 | 28 | | 11 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 18 | 53.474 |
| 12 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'16.080 |
| 13 | 78 | N | 2 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'16.606 |
| 14 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 15 | 11 | N | 4 | 植田 正幸 | Rn-sports F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 16 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 17 | *46 | N | 6 | 久保田 克昭 | Planex Hanashima F3 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(16Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.37 坪井翔(ZENT TOM'S F314) 1'14.374 (18/18) 179.301km/h
- CarNo.46は、2016年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第31条5.および6.(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
全日本F3選手権第16戦は24日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、Nクラスで片山義章(Petit LM Racing)がポールポジションを獲得した。
第15戦の公式予選終了から10分間のインターバルで第16戦公式予選が10分間で行われた。
ここでは4周目に坪井翔(ZENT TOM'S F314)が1分13秒491でトップに立つ。
しかし5周目にこのタイムを上回ってきたのがやはり坪井のチームメートの山下健太(ZENT TOM'S F312)で1分13秒417。坪井は2位に落ち、3位には第15戦と同じヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が付けた。
山下は第15,16戦のポールポジション(PP)ポイント計2点を加点し、82ポイント。マーデンボローの88ポイントにその差6点と迫り、まずは予選から逆転チャンピオンに向けて好スタートを切った。
Nクラスはすでにチャンピオンを決めた片山義章(Petit LM Racing)が連続PP。2位には植田正幸(Rn-sports F308)、3位にDRAGON(B-Max Racing F306)と前戦と同じ結果となった。
明日25日は第16戦決勝が午前8時30分より、第17戦決勝が午後1時30分より、それぞれ18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2016/09/24) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.417 | - | - | 181.638 |
| 2 | 37 | | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.491 | 0.074 | 0.074 | 181.455 |
| 3 | 22 | | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'13.621 | 0.204 | 0.130 | 181.135 |
| 4 | 23 | | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'13.651 | 0.234 | 0.030 | 181.061 |
| 5 | 2 | | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'13.697 | 0.280 | 0.046 | 180.948 |
| 6 | 12 | | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'13.811 | 0.394 | 0.114 | 180.668 |
| 7 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'14.251 | 0.834 | 0.440 | 179.598 |
| 8 | 21 | | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'14.278 | 0.861 | 0.027 | 179.533 |
| 9 | 8 | | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'14.304 | 0.887 | 0.026 | 179.470 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.512 | 1.095 | 0.208 | 178.969 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'14.716 | 1.299 | 0.204 | 178.480 |
| 12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.990 | 3.573 | 2.274 | 173.208 |
| 13 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn-sports F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.150 | 3.733 | 0.160 | 172.849 |
| 14 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.250 | 3.833 | 0.100 | 172.626 |
| 15 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'18.040 | 4.623 | 0.790 | 170.878 |
| 16 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'19.017 | 5.600 | 0.977 | 168.765 |
| 17 | 46 | N | 久保田 克昭 | Planex Hanashima F3 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'19.181 | 5.764 | 0.164 | 168.416 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
- 予選:10月17日(土)晴:ドライ
- 第16戦決勝:10月17日(土)晴:ドライ
- 第17戦決勝:10月18日(日)晴:ドライ

最終大会の2戦を共にポール・トゥ・ウィンで飾り、参戦初年度にしてシリーズタイトルを獲得したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)
全日本F3の今季最終大会(第16戦、第17戦)が行われ、両レースをポール・トゥ・ウィンで制したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得。キャシディと同ポイントで今大会に臨んだ山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)は両レース4位となり、シリーズランキング2位でシーズンを終え、キャシディと共に11月に行われるF3マカオGPへと挑む。
全日本F3選手権の第8大会(第16戦、第17戦)が10月17日(土)と18日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
全17戦で戦われる今季の全日本F3シリーズも最終大会を迎えた。注目のタイトル争いは、シリーズ2年目の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、昨年のマカオF3で3位、今季より日本でF3フル参戦を開始したニュージーランド出身のニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が全く同ポイント(105点)、勝利数も同じ5勝、2位の回数も同じという、近年にない混戦で最後の2戦を迎えることとなった。
17日(土)、好天の下、午前10時15分より10分間ずつ、第16戦、第17戦の予選が行われた。第16戦予選では、セッション開始と共に全車コースイン。まずキャシディがトップタイム。山下はアタック1周目でこれに続くタイムをマークするも、翌周縁石に乗ってコースアウト。フロントウィングとリアサスペンションを破損し、1輪が浮いたまま何とかピットへ。この時点で第16戦の予選セッションを終えることとなってしまった。
キャシディを含むライバル勢は翌周以降もタイムアップを続け、キャシディがポールポジション。山下は1周のみのタイムながら3番手となった。
10分のインターバルを経て実施された第17戦予選でもキャシディが連続ポールポジション。山下はメカニックの懸命な作業により、完璧ではない状況ながら何とか出走を果たし、首位キャシディから0.15秒差のタイムをマークしたが、2列目4番手となった。この両予選でポールポジションを獲得したキャシディは、ドライバーズポイントで2点を加え、山下に優位な状況で決勝に臨むこととなった。
F3の予選の後に行われた、併催のスーパーフォーミュラ予選での赤旗順延もあり、F3第16戦の決勝レースは、予定よりも10分遅れた、午後3時35分にフォーメーションラップが開始。18周のスタートが切られた。
ポールポジションのキャシディは好スタート。山下も前走車に並びかけるも届かず、3位をキープ。その後は、キャシディが周回毎に後続との差を広げていき、独走態勢に。
山下は3位で周回を重ねていたが、1周の短いSUGOで、レース終盤には周回遅れが現れ始め、これに苦戦。13周目の最終コーナーで周回遅れに阻まれた隙を突かれ、4位へ後退。
首位のキャシディは2位に8秒以上の大差をつけてポール・トゥ・ウィンで今季6勝目。その後は最後まで逆転を目指し追い上げた山下は、ファイナルラップ、最終コーナーからの立ち上がりで並びかけ、サイド・バイ・サイドでフィニッシュラインを越えたが、僅か100分の6秒及ばず表彰台を逃す4位フィニッシュとなった。
キャシディはレース中のファステストラップもマーク。この結果、タイトル争いは次戦のポールポジションポイントを加え、首位キャシディと2位山下が10ポイント差まで広がった状態で臨むこととなった。
18日(日)も抜けるような晴天、日差しの下ではやや暑さも感じるほどの陽気の下、午後0時半に第17戦(25周)の決勝レースがスタート。ポールポジションのキャシディが好スタートで抜け出し首位をキープ。
その後方では、2番手、3番手の車両が並んだまま1コーナーへ進入し、アウト側の車両がコースオフ。4番手スタートの山下はこれをかわして3位に浮上した。
山下は2周目の1コーナーで並びかけるなど、再三にわたって2位の車両を攻めたがパスには到らず。首位キャシディが1周目を終えて2.5秒、2周目には4秒もの大差で独走する一方、2位以下は山下を真ん中に挟んだ3台のバトルに。
若干速さに勝る山下は離されることなくついて行き、1秒以内の差のまま3台による2位争いが続いた。15周目にも山下は最終コーナー立ち上がりから前走車に追いつき、ストレートでブロックする前走車をかわすべくイン側の壁ぎりぎりで並びかけたが、惜しくも逆転は叶わず。
23周目には、S字コーナー付近でNクラス車両がコースアウトし、黄旗が振られている区間で周回遅れに引っかかったところで山下は後続にかわされ、4位に後退。
キャシディは最終的に、2位に20秒近い大差をつけて圧勝。2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季7勝目を挙げ、F3フル参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得した。
山下は4位でチェッカーを受けたが、レース後、黄旗区間での追い越しがあったとしてひとつ順位が繰り上がり3位フィニッシュ。シリーズランキングは2年連続での2位でシーズンを終えることとなった。
F3-Nクラスは既にタイトルを決めている小河 諒(TOM'S)が両レースをポール・トゥ・ウィンで制し、今季14勝目を挙げて圧勝のシーズンを終えた。
キャシディと山下は、11月19日(木)から22日(日)にかけて中国・マカオ特別行政区の市街地特設コースで開催される、F3世界一決定戦とも言えるマカオGPへトムスチームから参戦する。昨年キャシディは同大会3位、山下も9位とシングルフィニッシュを果たしており、全日本F3のランキング1位、2位としての参戦となる今年の更なる活躍に期待がかかる。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第16戦、第17戦共にポール・トゥ・ウィンで圧勝したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S #37)

第16戦4位、第17戦3位と苦戦しシリーズランキング2位となった山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第16戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で18周の決勝を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)が優勝した。
前プログラムのスーパーフォーミュラ予選で2度の赤旗が出たため10分遅れの午後3時35分よりフォーメーションラップが始まった。
レースはポールポジションのニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が好スタート、1コーナーでトップに立つ。予選2位のルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)に同3位の山下健太(PETRONAS TOM'S F312)がアウトから並び掛けるが抜けず、レースは1位から5位が予選順位通りに始まった。
今日のキャシディは絶好調。1周目に2位以下を1秒5離して戻ってくると、5周目にはこのレースのファステストラップをたたき出しその差を4秒5と広げる。その後もぐんぐんと後続を引き離し、18周を回って8秒7差とぶっちぎりで今季6勝目を飾った。
2位のオルドネスは山下を1秒前後離してレースは推移。その3位・山下の後ろからは4位の福住仁嶺(HFDP RACING F312)が背後に迫る。
そして12周目の最終コーナーでNクラスの車両に山下がひっかかったのを見逃さず、福住がストレートで並びかけ、13周目の1コーナーで山下をパス。3位の奪取に成功した。以後も福住は山下を押さえきり3位でゴール。山下は4位でフィニッシュすることとなった。
これでキャシディは優勝とファステストラップの1ポイントを追加し選手権ポイントを118ポイントと伸ばす。4位に終わった山下は3ポイントしか追加できず108ポイント。その差は10ポイントと開いた。
5位に終わった高星明誠(B-MAX NDDP F3)のチャンピオンの可能性は消えた。最終第17戦を予選4位からスタートする山下は優勝がチャンピオンへの絶対条件。厳しい立場に追い込まれた。
Nクラスはスタートでポールポジションの小河諒(KeePer TOM'S F306)に予選クラス2位の三浦愛(EXEDY RACING F307)が並びかけるが抜けず。このままの順位でレースは推移し、小河が今季13勝目を飾った。2位は三浦、3位には周回遅れとなったドラゴン(B-MAX RACING F308)が入った。
最終第18戦は明日18日、午後12時時30分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 22'22.233 |
| 2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 8.751 |
| 3 | 7 | | 3 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 11.365 |
| 4 | 36 | | 4 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 11.423 |
| 5 | 23 | | 5 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 14.071 |
| 6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 15.948 |
| 7 | 50 | | 7 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 18.905 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 20.952 |
| 9 | 19 | | 9 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 22.375 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 49.980 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 51.482 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 59.975 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| 15 | 18 | N | 5 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 5 | N | 6 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'13.797 (5/18) 180.703km/h
全日本F3選手権第16戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で公式予選を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジションを獲得した。
鈴鹿で開幕した全日本F3選手権もついに最終大会。この16、17戦でチャンピオンが決定する。ここまでトムス勢の2人、ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)と山下健太(PETRONAS TOM'S F312)が105ポイント・5勝で並び、3位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)が90ポイントで続くが実質的にはトムス2人のチャンピオン争いとなりそうだ。抜きどころが少ないここSUGOでは予選順位が重要。午前10時15分より10分間の公式予選が始まった。
まずトップに立ったのは計測3周目に1分13秒888でキャシディ。これに山下が1分14秒072で続く。
その後、キャシディは計測5周目にタイムを1分13秒711まで伸ばしたのに対し、山下はタイムを更新できず。その間にルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)が1分13秒714でキャシディと山下の間に割って入った。
結局、ポールポジションはキャシディ、2位にオルドネス、3位に山下、4位に福住仁嶺(HFDP RACING F312)が、5位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)、6位にスポット参戦の関口雄飛(B-Max Racing F312)が入った。
Nクラスはすでにチャンピオンを決めている小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジション。2位に三浦愛(EXEDY RACING F307)、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)といつもの順位で続いた。
第16戦決勝レースは本日17日、午後3時25分より18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.711 | - | - | 180.914 |
| 2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.714 | 0.003 | 0.003 | 180.906 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.072 | 0.361 | 0.358 | 180.032 |
| 4 | 7 | | 4 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.199 | 0.488 | 0.127 | 179.724 |
| 5 | 23 | | 5 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.264 | 0.553 | 0.065 | 179.566 |
| 6 | *50 | | 6 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.280 | 0.569 | 0.016 | 179.528 |
| 7 | 2 | | 7 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'14.315 | 0.604 | 0.035 | 179.443 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.374 | 0.663 | 0.059 | 179.301 |
| 9 | 19 | | 9 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.899 | 1.188 | 0.525 | 178.044 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'16.631 | 2.920 | 1.732 | 174.020 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.656 | 2.945 | 0.025 | 173.963 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.221 | 3.510 | 0.565 | 172.690 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.427 | 3.716 | 0.206 | 172.231 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'19.088 | 5.377 | 1.661 | 168.614 |
| 15 | 18 | N | 5 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'19.492 | 5.781 | 0.404 | 167.757 |
| 16 | 5 | N | 6 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'20.498 | 6.787 | 1.006 | 165.660 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'21.164)予選通過 ---- |
- CarNo.50は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則書第27条6により、黄旗区間中を走行した該当周回のタイムは採用しない。
9月24日、25日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された全日本F3選手権に、PLANEX ハナシマ・レーシングの山内英輝選手(ダラーラF308/1AZ-FE)は、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』を再現したスペシャルカラーで出場。24日に行われた第14戦では、ポールポジションから独走劇を演じ、見事優勝を飾りました。
また25日に開催された第15戦では4位、第16戦では3位入賞を果たし、2011年の年間ランキング3位でシーズン終了。残念ながら逆転タイトルには届きませんでしたが、開幕戦鈴鹿、第11戦岡山、第14戦菅生と3勝を挙げる活躍をみせました。
皆様、応援ありがとうございました。
- 山内英輝選手のコメント
-
第14戦はスタートを上手く決めて、優勝することができました。ただ、このレースでのファステストラップが第16戦のグリッドを決める重要な要素だったにも関わらず、関口選手に獲られてしまったのは失敗でした。
また25日の第15戦では、スタート直後の混乱でペナルティを受け順位を落としたうえに、第16戦でもスタートで蒲生選手に抜かれ、3位でフィニッシュすることとなりました。ただ、自分としては蒲生選手を押さえて2位を"守る"よりも、関口選手からトップを奪う"攻め"のレースをしたいと思っていました。実際、関口選手に並びかけるところまで行けただけに残念です。
今シーズンは開幕で優勝し、チャンピオン獲得を目指して頑張ってきましたが、シーズン途中で苦戦したこともあって結果的に3位でシーズンを終える事になりました。
しかしながら、レーシングドライバーとして沢山の経験をこの1年で積む事ができたのも事実です。これもスポンサーであるプラネックスホールディングの久保田社長、ハナシマ・レーシングのスタッフの皆さん、そして応援してくださったファンの皆さんのお陰だと感謝しています。また、震災後にも関わらず、菅生に多くの皆さんが応援に駆けつけてくださったことも嬉しかったです。
皆さん、応援本当にありがとうございました。
PLANEX ハナシマ レーシング プレスリリース

最終戦の大逆転で念願のタイトルを獲得した関口雄飛とチームクルー
全日本F3選手権の今季最終大会となる第7大会(第14戦、第15戦、第16戦)が9月24日(土)と25日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
前大会が悪天候により中止となったため、全日本F3は今大会の3レースをもってタイトルが決定されることとなった。とはいえ、Cクラス、Nクラス共にタイトル争いは混沌としており、最後の最後まで全く気の抜けないレースが繰り広げられた。
23日(金)の占有走行を経て、24日(土)の午前11時45分より10分間の予選が開始。
第14戦の予選では、最初のアタックに入ったTDPドライバーの蒲生尚弥(PETRONAS TEAM TOM'S)がS時でコースオフを喫してストップしたため、セッションは赤旗中断。残り3分でセッションが再開されると、逆転でのタイトル獲得を狙う山内英輝(HANASHIMA RACING)がトップタイムをマークしポールポジションを獲得。リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が3番手。1周しかタイム計測のできなかった蒲生は総合12番手。やはり逆転タイトルを狙う関口雄飛(B-MAX ENGINEERING)も、赤旗中断によりアタックのタイミングを逃し、総合11番手に沈んだ。
赤旗中断の影響もあり、予定よりも若干遅れて開始された第15戦の予選では、関口と山内によるトップ争いとなったが、関口がポールポジションを獲得。山内も最前列2番手を確保した。第14戦の予選でコースオフを喫した蒲生は出走できず、最後列スタート。
Nクラスでは、第14戦が千代勝正(NDDP RACING)、第15戦は野尻智紀(HFDP RACING)がそれぞれポールポジションを獲得。ランキング首位の野尻と5ポイント差でこの最終大会に臨み、逆転でのタイトル獲得を狙うTDPドライバーの中山雄一(TOM'S SPIRIT)は、第14戦は千代、野尻に続く3番手、第15戦は千代を後ろに従えた2番手スタートとなった。
なお、第16戦のスターティンググリッドは第14戦決勝でのベストラップによって決定される。
午後3時37分、好天の下で第14戦の決勝レース(18周)がスタート。ポールポジションの山内はスタートを決めると、3番手スタートのブラッドレーがランキング首位で2番手スタートの安田裕信(ThreeBond Racing)をかわし、2位に浮上。山内は後続との差を広げていき、独走態勢となった。
一方、後方スタートの蒲生は、第16戦のグリッドを決定するベストラップを狙って序盤ピットインしタイヤを交換したが、タイムアップは果たせず。
2位につけていたブラッドレーは、14周目にコースアウト。これで安田が2位に浮上し、後方スタートから追い上げた関口が3位に浮上。そのままの順位でフィニッシュとなり、今大会人気モータースポーツ漫画のスペシャルカラーリングをまとった車両で出場した山内が、ポール・トゥ・フィニッシュ。安田、関口の順でのチェッカーを受けた。今季2勝目を挙げた山内だったが、安田が2位に入ったため、残り2戦でのタイトル争いは関口と安田の2台に絞られることとなった。
Nクラスでは千代がポール・トゥ・ウィン。中山が2位で続き、ランキング首位の野尻が4位に終わったため、野尻と中山の差がわずか1点、千代が8点差と更にポイント差は小さくなった。
第15戦の決勝レース(25周)は明けて25日(日)の午前8時半にスタート。ポールポジションの関口が好スタートを切る一方で、スタートで3位に落ちた山内が、2コーナーで前を行く安田と接触、安田はスピンを喫し、最後尾へと後退。
山内はこの接触でドライブスルーペナルティを受けることとなりポジションダウン。後続に大差をつけた関口が逃げ切り、ポール・トゥ・ウィン。2位にブラッドレー、3位に蒲生が続いた。安田はクラス5位に終わり、タイトル争いは、その差を大きく縮めて最終戦で決されることとなった。
Nクラスでは、好スタートでクラストップに立った中山が、直前で発生したCクラスの混乱を避けきれず接触。フロントウィングを破損した中山はピットイン。野尻もこの混乱に巻き込まれるという大波乱となった。
この混乱を上手くかわした佐々木大樹(NDDP RACING)が首位に立つと、そのまま逃げ切り、F3での初優勝。2位に千代が入り、野尻は3位。中山はピットでの修復後コースに戻ったが、コースアウトを喫し、無念のリタイア。最終戦はランキング首位の野尻を、中山と千代が8点差で追うという状況で迎えることとなった。
第15戦に続き、午後0時35分から第16戦(25周)がスタート。ポールポジションの関口は若干出遅れたものの首位をキープ。その後方には、3番手スタートの蒲生が1コーナーで山内をアウトからかわして2位浮上。
その後は逃げる関口を蒲生が追う展開。ファステストラップをマークし、離されずについて行った蒲生は、最後にはテール・トゥ・ノーズまで迫ったが、逆転には至らず、2位でフィニッシュ。関口は今季6勝目を挙げ、安田が4位に終わったため、見事最終戦での逆転チャンピオン獲得を果たした。
Nクラスではクラス4番手グリッドの千代が、1周目に首位を奪うと、そのまま逃げ切って今季5勝目。第15戦で初勝利を挙げた佐々木が2位、中山は3位。野尻が4位で続き、シリーズタイトルは野尻と千代が同点で並ぶこととなったが、年間勝利数で勝った千代が逆転でのタイトルを獲得した。
Text & Photo: TOYOTA
全日本F3選手権第16戦(最終戦)は25日、スポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行いCクラスは関口雄飛(B-MAX)がNクラスは千代勝正(NDDP)が優勝した。この結果、Cクラスの2011年度ドライバーズチャンピンは関口が、Nクラスは千代が獲得することとなった。
第16戦決勝は12時35分にフォーメーションラップがスタート。雲間から太陽も顔を出すようになり気温も上昇気味。
スタートは3位グリッドから蒲生尚弥(トムス)が好スタート。1位グリッドの関口雄飛(B-MAX)と2位グリッドの山内英輝(ハナシマ)の間に割って入り、2位にポジションアップ。関口がトップ、2位蒲生、3位山内と続く。4位は安田裕信(スリーボンド)がグリッド順のままレースが始まった。
トップ関口と2位蒲生は接近戦。1秒を切る攻防をレースを通して繰り広げる。蒲生は5周目にこのレースのファステストラップとなる1分16秒048を出して追いすがるものの、決めてはなくこの順位でレースを終えた。
3位山内の背後には4位安田が迫る。ポイントリーダーの安田は山内を捉えて3位に上がらないとチャンピオンを関口に明け渡すことになり、必死に追いすがる。10周目にはその差は0秒5、12周目には0秒3まで迫るが、その後はペースが上がらず徐々に山内に離される展開になり、山内が3位、安田は4位でレースを終えることとなった。
Nクラスはクラスグリッド4位の千代勝正(NDDP)が好スタート、クラストップに立つ。2位にはクラスグリッド1位の佐々木大樹(NDDP)が付け、3位にはポイントリーダーの野尻智紀(HFDP)が付ける。4位は中山雄一(トムス)。
中山は2周目の1コーナーでクラス3位を走る野尻を捉え3位に上がる。
これで野尻が4位に落ちたため、トップを走る千代は優勝とファステストラップがチャンピオンの条件となった。千代はファステストを取るため前を走るマシュー・ハウソン(KCMG)との間合いを計り、見事6周目に1分17秒527とこのレースのファステストラップを取って見せた。
Cクラス、Nクラスともレースはこのままの順位で終了。両クラスともドライバーズチャンピオンは優勝した関口と千代が劇的な逆転でものにすることとなった。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2011/9/25) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 32'14.033 |
| 2 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 0.183 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 2.931 |
| 4 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 25 | 4.854 |
| 5 | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 17.802 |
| 6 | 19 | C | マシュー・ハウソン | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 23.614 |
| 7 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 25.786 |
| 8 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 30.358 |
| 9 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 32.129 |
| 10 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 37.742 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 39.400 |
| 12 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 40.655 |
| 13 | 6 | N | 小泉 洋史 | ハッピーチョコレートF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| 14 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap(C): CarNo.1 蒲生尚弥(トムス) 1'16.048 (5/25) 175.354km/h
- Fastest Lap(N): CarNo.23 千代勝正(NDDP) 1'17.527 (6/25)
全日本F3 -RIJ- (2011/9/24) Best Lap Order Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.225 | - | - | 177.27 |
| 2 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.288 | 0.063 | 0.063 | 177.12 |
| 3 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.357 | 0.132 | 0.069 | 176.96 |
| 4 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 1'15.661 | 0.436 | 0.304 | 176.25 |
| 5 | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.988 | 0.763 | 0.327 | 175.49 |
| 6 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'16.699 | 1.474 | 0.711 | 173.87 |
| 7 | 19 | C | マシュー・ハウソン | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'16.767 | 1.542 | 0.068 | 173.71 |
| 8 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'16.870 | 1.645 | 0.103 | 173.48 |
| 9 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'16.891 | 1.666 | 0.021 | 173.43 |
| 10 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'17.081 | 1.856 | 0.190 | 173.00 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'17.424 | 2.199 | 0.343 | 172.24 |
| 12 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'17.500 | 2.275 | 0.076 | 172.07 |
| 13 | 6 | N | 小泉 洋史 | ハッピーチョコレートF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'18.332 | 3.107 | 0.832 | 170.24 |
| 14 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'19.332 | 4.107 | 1.000 | 168.10 |
全日本F3 Rd14 & Rd15 & Rd.16菅生ラウンドで山内英輝が"capeta(カペタ)"カラーで走行!
プラネックスコミュニケーションズ株式会社では、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』で、主人公カペタがドライブするダラーラF308の1/43スケールミニチュアカーを2011年12月末に発売いたします。それを記念して9月24日から25日にかけてスポーツランドSUGOで開催される全日本F3選手権Rd14 & Rd15 & Rd.16でPLANEXハナシマ・レーシング山内英輝選手のマシーンを『capeta』カラーにスペシャルペイントして出場する事になりました。応援よろしくお願いします。
- 山内英輝選手のコメント
-
今回、曽田先生の『capeta』の熱烈なファンとして、最終戦を『capeta』カラーで走る事ができて嬉しく思います。これをきっかけに全日本F3選手権が盛り上がり、多くの子供たちがレースに興味を持ってくれれば良いと思っています。菅生では、逆転タイトル奪取に向けチーム一丸となって頑張ります。どうぞ応援よろしくお願いします!

©2011/曽田正人・講談社
PLANEX ハナシマ レーシング プレスリリース

第15戦で悲願のF3初優勝を飾った嵯峨宏紀(中央)。
2位には山内英輝(左)が入った
全日本F3選手権の2010年最終大会となる第8大会(第15戦、第16 戦)が10月16日(土)と17日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催された。
Cクラスでは既にタイトルは決定しているが、Nクラスでのタイトルは最終大会で決されることとなり、また、11月18日(木)から21日(日)にかけて中国・マカオの市街地特設コースで行われる、F3世界一決定戦とも言えるマカオGPへ向けて勢いをつけるべく、各ドライバーはオートポリスでの最終大会へと臨んだ。
今大会は、Cクラスランキング2位につけるラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が欠場となったため、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が3台出場、Nクラスは参戦車両9台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。
16日(土)午前8時50分より予選が行われ、Cクラスは全車がコースレコードを更新するハイペースな予選アタックが繰り広げられた。
前戦初優勝を飾った山内英輝(ハナシマレーシング)が第15戦、第16戦共にポールポジションを獲得。TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が第15戦3番手、第16戦2番手。嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が第15戦2番手、第16戦3番手と分け合う形となった。
Nクラスでは、第15戦は千代勝正(DENSO Team Le Beausset)がポールポジション。第16戦は、5ポイント差の2位で逆転タイトル獲得を狙うTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)がポールポジションを獲得した。
秋晴れの空の下、午後3時23分に第15戦決勝レース(14周)がスタート。ポールポジションの山内を嵯峨が1コーナーでパス。2コーナーでは国本も山内をかわし、2位へ浮上した。後方では、Nクラスの蒲生に後続車が接触し、ウォールにクラッシュ。2コーナーでも接触があり、3周目にセーフティカーが導入された。
8周目に再スタートが切られると、2番手の国本が首位を行く嵯峨を1コーナーでかわそうとアウトからしかけるも、コースアウト。国本は5位へと後退してしまった。
その後は嵯峨に追いついた山内がプッシュを続けるが、嵯峨はこれを押さえきり、ファステストラップもマークする速さを見せて見事トップチェッカー。F3参戦6年目にして、悲願の初優勝を飾った。
山内が2位。国本は5位に終わった。Nクラスではポールポジションの千代がトップでチェッカーを受けたが、レース後、再スタート時のペースコントロールでペナルティを受けることとなり、2位チェッカーの小林崇志(HFDP RACING)が繰り上がって優勝。タイトルを争っていた蒲生がリタイア、ノーポイントに終わったため、最終戦を待たずして、小林のNクラスタイトルが確定した。
17日(日)10月としては暖かい天候の下、午前10時38分に第16戦の決勝レース(20周)のスタートが切られた。
最前列2番手グリッドの国本が好スタートを決め、ポールポジションの山内よりも若干前で2台並んだまま1コーナーへと進入したが、接触の末に共にコースアウトし、リタイアとなってしまった。
これで3番手スタートの嵯峨が首位に立つと、今度は後続を引き離し、第15戦に続き2連勝。最高の形でシーズンを締め括ることとなった。
Nクラスでは、前日のクラッシュから、メカニックの懸命の作業で車両を修復した蒲生がポールポジションから好スタート。後続がクラッシュやスピンで脱落していく展開ながら、ファステストラップもマークし、今季のNクラス最多となる8勝目を挙げ、ランキングでは僅か3ポイント差の2位でシーズンを終えることとなった。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
全日本F3選手権第16戦(最終戦)は17日、大分県のオートポリスで20周の決勝を行い、嵯峨宏紀(ルボーセ)が昨日に続き2連勝を飾った。Nクラスは蒲生尚弥(トムス)が優勝した。
第16戦は10時35分よりフォーメーションラップが始まった。スタートは大波乱。ポールスタートの山内英輝(ハナシマ)に予選2位の国本雄資(トムス)が1コーナーで並びかけるが両者接触。コースアウトして早くも戦列を去った。後方ではNクラスポールの蒲生尚弥(トムス)と予選クラス2位の小林崇志(HFDP)も接触。蒲生はそのまま走り続けたが、小林はコースアウトしてマシンを止めた。
そのためトップには予選3位の嵯峨宏紀(ルボーセ)が上がり、2位には関口雄飛(スリーボンド)、3位にはアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)と続いた。
嵯峨はファステストラップを出し、2位の関口を引き離しにかかる。3位のインペラトーリも上位2台を追いかけることができずに単独走行。レース中盤には2位関口との差を5秒以上まで広げたが、終盤にはペースをコントロールする余裕で、嵯峨が昨日に続き2連勝。今シーズン限りでF3を引退する嵯峨が有終の美を飾ることとなった。
Nクラスは蒲生がクラス2位の千代勝正(ルボーセ)と1秒前後の差で競っていたが、レース終盤に千代がスピンして4位に後退。レース序盤から僅差の争いを演じていた佐藤公哉(ノバ)と佐々木大樹(同)がそれぞれクラス2位、3位に上がった。
しかし、18周目にクラス2位争いを演じていた、佐藤と佐々木のチームメイト同士があろうことか第2ヘアピンで接触。両者リタイアしたため、千代が2位に返り咲き、3位には三浦和樹(HFDP)が上がると、このままの順位でレースは終了した。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

- Nクラスチャンピオン 小林崇志(HFDP)
-
「今は複雑な気持ちです。後半戦は自分のミスがありました。昨日の予選も、車のポテンシャルとしてはポールポジションが取れたと思うのですが、うまくまとめられませんでした。結果的には昨日、優勝でチャンピオンを決めることができてよかったです。しかし、今日も自分のミスでチームには申し訳ないと思っています。その中でもチームは支えてくれたので感謝しています。チャンピオンはチャンピオンなので、チームに恩返しができたかなと思います。後半戦はしっかり走れませんでした。タイトルは取れましたが、ダメな部分や不完全燃焼の部分があります。来年はどのカテゴリーで走るかわかりませんが、そのカテゴリーでしっかりと走ることが、チームへの恩返しにもなると思うので、がんばります」
Text: Motorsports Forum / Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3 -RIJ- (2010/10/17) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 オートポリス 4.674 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 34'14.683 |
| 2 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 20 | 1.735 |
| 3 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 20 | 19.801 |
| 4 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 31.827 |
| 5 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 45.642 |
| 6 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 53.277 |
| 7 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 53.780 |
| 8 | 6 | N | 吉田 広樹 | Planex Cars ハナシマレーシング | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1'00.880 |
| 9 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 18 | 2 Laps |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
| - | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 3 Laps |
| - | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 3 Laps |
| - | 5 | C | 山内 英輝 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 0 | 20 Laps |
| - | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 0 | 20 Laps |
| - | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 0 | 20 Laps |
- Fastest Lap(C): CarNo.62 嵯峨宏紀(ルボーセ) 1'41.603 (5/20) 165.609km/h
- Fastest Lap(N): CarNo.37 蒲生尚弥(トムス) 1'43.080 (5/20) 163.236km/h
- CarNo.22は、2010年フォーミュラ3選手権統一規則第28条(一般安全規定)12.違反により、競技結果に対し40秒加算、およびペナルティポイント1点を科す。
全日本F3選手権は16日、第16戦の公式予選を行い、山内英輝(ハナシマ)が1分39秒013で4戦連続のポールポジションを獲得。Nクラスは蒲生尚弥(トムス)ポールポジションを獲得した。
第15戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて。9時15分より第16最終戦の公式予選が15分間にわたって行われた。
このセッションでは全車、予選中盤からアタックのためにコースイン。まずは、国本雄資(トムス)が1分39秒127と第15戦での山内英輝(ハナシマ)のポールタイムを上回りトップに立つ。しかし、ここでも山内が1分39秒013を叩き出すと、予選終了までこのタイムを上回るドライバーは現れず、山内がポールポジションの座についた。山内は4戦連続、参戦6戦中5回目のポールポジションと素晴らしい成績で最終戦の予選を終えることとなった。
2位には国本が入り、3位には嵯峨宏紀(ルボーセ)が続いた。
Nクラスは、ドライバーズチャンピオンシップで小林崇志(HFDP)を5点差で追う、蒲生尚弥(トムス)が1分40秒350と第15戦のポールシッター千代勝正(ルボーセ)を上回るタイムでポールポジションを決めた。その小林は2位に続き、3位には千代が入った。
小林は15,16戦とも予選で蒲生の後じんを拝することとなり、ドライバーズチャンピンに向けて厳しい戦いを強いられそうだ。
第16戦決勝は明日17日、10時35分より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2010/10/16) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 16 オートポリス 4.674 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 5 | C | 山内 英輝 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'39.013 | - | - | 169.94 |
| 2 | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'39.127 | 0.114 | 0.114 | 169.75 |
| 3 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'39.240 | 0.227 | 0.113 | 169.55 |
| 4 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 1'39.537 | 0.524 | 0.297 | 169.05 |
| 5 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 1'39.968 | 0.955 | 0.431 | 168.32 |
| 6 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'40.350 | 1.337 | 0.382 | 167.68 |
| 7 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'40.444 | 1.431 | 0.094 | 167.52 |
| 8 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.540 | 1.527 | 0.096 | 167.36 |
| 9 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'40.674 | 1.661 | 0.134 | 167.14 |
| 10 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'41.059 | 2.046 | 0.385 | 166.50 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'41.540 | 2.527 | 0.481 | 165.71 |
| 12 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'42.210 | 3.197 | 0.670 | 164.63 |
| 13 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'42.490 | 3.477 | 0.280 | 164.18 |
| 14 | 6 | N | 吉田 広樹 | Planex Cars ハナシマレーシング | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'43.027 | 4.014 | 0.537 | 163.32 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'49.039 | 10.026 | 6.012 | 154.32 |

- 優勝 マーカス・エリクソン(トムス)
-
「いいスタートが切れなくてポジションを落としてしまいました。レース序盤からオーバーテイクしようとプッシュして何度かトライしていたんですが、リスクがあって安全に抜けるような状況ではありませんでした。このレースはチャンピオンになるために勝たなければいけなったので、できることは全部やろうと思って、あきらめずにプッシュしていったら1コーナーイン側にスペースを見つけることができ、オーバーテイクしました。井口選手と接触はなかったし、いいオーバーテイクができたと思います。でも井口選手がスピンしてしまってレースを終えたのは残念に思います。こういう素晴らしいレースでチャンピオンを決めることができて非常に満足しています。ファンや関係者の皆様にも1年を通していいレースを見せることができたと思います」
- 2位 安田裕信(スリーボンド)
-
「オートポリスからクルマの調子は良かったんですが、金曜日の午後自分のミスでクラッシュして、昨日の予選・レースとクルマの回復もできなくて苦しかったです。今日は、チームががんばってクルマを直してくれて、最後はラッキーもあって2位に上がれました。最後のレースでトムス勢の間に入れて良かったです」
- 3位 国本雄資(トムス)
-
「今日はスタートが勝負になると思って集中していました。いいスタートが切れたんですが、前の2台もすごくいいスタートで、抜くまでには至りませんでした。その後もプッシュして前に付いて行こうとしたんですが、クルマのオーバーステアが強くバランスが悪くて着いて行けませんでした。SC後は前にNクラスのクルマがいて、再スタートミスもしてしまったので安田選手に抜かれてしまいました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本フォーミュラ3選手権第16戦は27日、スポーツランドSUGOで25周の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたマーカス・エリクソン(トムス)が優勝し、シリーズチャンピオンの座に着いた。
午後になってもSUGOは相変わらず曇り。12時40分肌寒い中、スターティンググリッドへ向けての今シーズン最後のフォーメーションラップが始まった。現在選手権トップは103ポイントで井口卓人(トムス)、2位のマーカス・エリクソン(同)が101ポイントで2ポイント差。ポールポジションのエリクソンがそのまま優勝すれば逆転チャンピオンとなる。
スタートは井口が好スタート。1コーナーでポールシッターのエリクソンのインに飛び込みトップに躍り出た。エリクソン2位。3位には国本雄資(トムス)が付けた。
井口は逃げ切って優勝すればチャンピオン。2位エリクソンも必死に井口を追いかける。スピードはエリクソンの方が速い。3周目あたりからは、エリクソンがストレートで井口の背後に迫る。1コーナーで再三、井口のインを伺うがオーバーテイクするには至らず。
10周目まで続いた井口とエリクソンの攻防も11周目にエリクソンがSPコーナー出口でダートに足を落として万事休す。井口との差が2秒近くに開いてしまった。
しかし、エリクソンはあきらめない。16周目に井口の背後に迫ると再びアタックを開始。そして、21周目の1コーナーでついに井口のインに飛び込んだ。押さえる井口。井口は1コーナーのアウト側でエリクソンに押し出されるようにコースアウト。スピンして縁石上にストップしてしまった。これでエリクソンがトップに立つ。
井口のマシンを撤去するために22周目にSCがコースに入る。SCは23周を終わってピットロードへ。残り2周で再スタート。エリクソンはトップで1コーナーへ。2位には周回遅れのNクラスに前を押さえられた国本をかわした安田裕信(スリーボンド)が上がってきた。国本は3位。そしてこのまま25周を走ってレースは終了。この瞬間エリクソンの全日本F3選手権ドライバーズチャンピオンが確定した。
Nクラスはすでにクラスチャンピオンを決めている山本尚貴(HFDP)がトップでチェッカーを受け、今季8勝目を飾った。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本F3 -RIJ- (2009/09/27) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 34'07.125 |
| 2 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 25 | 2.733 |
| 3 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 3.584 |
| 4 | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 25 | 6.651 |
| 5 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 10.910 |
| 6 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 11.910 |
| 7 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 12.494 |
| 8 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 12.704 |
| 9 | 18 | N | 山本 龍司 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 25 | 13.825 |
| 10 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 25 | 15.329 |
| 11 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 25 | 1'27.720 |
| 12 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 24 | 1 Lap |
| 13 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| 14 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 -------- |
| - | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 5 Laps |
| - | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 16 | 9 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 マーカス・エリクソン(トムス) 1'15.264 (14/25) 177.181km/h
- CarNo.20は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第44条6.2)①(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
全日本フォーミュラ3選手権第15戦公式予選はCクラスがマーカス・エリクソン(トムス)、Nクラスは山本尚貴(HFDP)がポールポジションを獲得した。
全日本F3第15戦の公式予選に続いて第16戦の公式予選が行われた。第15戦の公式予選でクラッシュしたケイ・コッツォリーノ(戸田)を除く15台のマシンが出走。
このセッションではマーカス・エリクソン(トムス)が好調。トムス勢のなかでは1分15秒856で最初にトップに立つと、1分14秒774、1分14秒245とタイムアップ。そのままポールポジションを確定した。2位には1分14秒388で井口卓人(同)が着け、前戦ポールポジションの国本雄資(同)は1分14秒921から1分14秒701とタイムを伸ばしたが届かず3位となった。
Nクラスはすでにクラスチャンピオンを決めている山本尚貴(HFDP)が1分16秒485でポールポジションを獲得した。
第16戦決勝は明日27日、12時40分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2009/09/26) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | マーカス・エリクソン | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'14.245 | - | - | 179.61 |
| 2 | 36 | C | 井口 卓人 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'14.338 | 0.093 | 0.093 | 179.39 |
| 3 | 37 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'14.701 | 0.456 | 0.363 | 178.52 |
| 4 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F309 | SR20VE | 1'14.749 | 0.504 | 0.048 | 178.40 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.490 | 1.245 | 0.741 | 176.65 |
| 6 | 33 | C | 岩崎 祐貴 | イワサキインダストリーF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'15.497 | 1.252 | 0.007 | 176.63 |
| 7 | 7 | N | 山本 尚貴 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'16.485 | 2.240 | 0.988 | 174.35 |
| 8 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'16.591 | 2.346 | 0.106 | 174.11 |
| 9 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'16.771 | 2.526 | 0.180 | 173.70 |
| 10 | 22 | N | 千代 勝正 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'16.814 | 2.569 | 0.043 | 173.61 |
| 11 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'16.837 | 2.592 | 0.023 | 173.55 |
| 12 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVEMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'17.377 | 3.132 | 0.540 | 172.34 |
| 13 | 18 | N | 山本 龍司 | EBBRO AIM F307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'17.451 | 3.206 | 0.074 | 172.18 |
| 14 | 5 | N | 久保田 克昭 | ハナシマレーシングF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'18.715 | 4.470 | 1.264 | 169.41 |
| 15 | 77 | N | 野呂 立 | CMSワコーズF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'19.937 | 5.692 | 1.222 | 166.82 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'21.871 | 7.626 | 1.934 | 162.89 |
| - | 2 | C | ケイ・コッツォリーノ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | Absence | - | - | - |
全日本F3選手権第16戦は31日、富士スピードウェイで21周の決勝を行い、国本京佑(トムス)が予選2位からスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り今季3勝目を飾った。
富士スピードウェイ上空は、雲の量は増えてきたものの雨が落ちることはなく、フォーミュラ・ニッポンフリー走行、FCJ第14戦決勝を経て路面はほぼ乾き、ドライコンディションでのF3第16戦を迎えた。
10時20分定刻、全16台がフォーメーションラップに入り、1周を回ってグリッドに着いた。
レースは国本京佑(トムス)の好スタートで始まった。イン側から昨日チャンピョンを決めたカルロ・ヴァン・ダム(同)の横をすり抜けトップで1コーナーに。2位にバン・ダムが、3位には予選順位のまま井口卓人(同)がつけた。
トップに立った国本は好調だ。徐々に2位以下との差を離し、誰にもその座を脅かされることなく、そのまま21周を走りきり今季2勝目を飾った。
2位でレースをスタートしたヴァン・ダムは、トップを追うどころではなく、3位の井口の追撃を振り切るのに防戦一方。何度か1コーナーで背後に迫られるが、これを凌ぎきり2位のままチェッカーを迎えた。井口はヴァン・ダムをオーバーテイク寸前まで攻めたがペースが安定せず、レース終盤にはその差も徐々に開き、3位に甘んじる結果となった。
ナショナルクラスはアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が、スタートで山内英輝(トムス)をかわしクラストップに立ったが、5周目の1コーナーでインから山内にかわされ同2位に落ちた。同トップに立った山内は、徐々に差を開き始め、最終的には独走でクラス優勝を飾った。2位にはインペラトーリが入り。3位には安岡秀徒(ルボーセ)をパスした松下昌輝(AIM)が入った。また、山内はこの優勝で、初代ナショナルクラスのドライバーズチャンピオンに輝くこととなった。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2008/08/31) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 34'39.870 |
| 2 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 2.246 |
| 3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 4.158 |
| 4 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 10.424 |
| 5 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 21 | 13.688 |
| 6 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 21 | 16.066 |
| 7 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 21 | 22.644 |
| 8 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 21 | 24.421 |
| 9 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 21 | 33.360 |
| 10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 52.471 |
| 11 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'00.484 |
| 12 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 21 | 1'00.800 |
| 13 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 21 | 1'05.569 |
| 14 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 21 | 1'16.340 |
| 15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 21 | 1'35.618 |
| 16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap: CarNo.37 国本京佑(TDP TOM'S) 1'38.537 (3/21) 166.707km/h
全日本F3選手権第15戦、第16戦は30日、富士スピードウェイで公式予選を行い、両戦ともトムスのカルロ・ヴァン・ダムがポールポジションを獲得した。ナショナルクラスも両戦とも同チームの山内英輝がクラスポールポジションを獲得した。
F3公式予選はフォーミュラ・ニッポンフリー走行終了後の10時45分よりスタート。一時薄日が差した上空も徐々に雲量が増し、薄暗くなってきた。
各ドライバー、降雨を予想してか予選開始早々からタイムアタックが始まる。まずは、カルロ・ヴァン・ダム(トムス)が、1分38秒993を出しトップに立つと、国本京佑(トムス)が1分39秒081でこれを逆転。
さらに、井口卓人(トムス)が1分38秒824でトップに立つも、今度は国本が1分30秒299で再びトップに返り咲く。しかし、ヴァン・ダムも1分38秒028でこれを逆転、指定席に収まったと思われたが、今度は国本が1分37秒923で再度トップに立った。
セカンドベストタイムも睨み各ドライバーが精力的にアタックを行いトップが目まぐるしく変わるなか、ついにヴァン・ダムが1分37秒763で国本を突き放し、三度トップに躍り出た。
そして、予選開始15分過ぎ、ついに上空から小雨が落ちてきた。タイムアタックもここまで。予選終了10分以上を残して事実上ヴァン・ダムのポールポジションがこの時点で決定した。
雨は止むことなく予選は終了。結局、第15戦、第16戦ともトップはヴァン・ダム、2位国本、3位井口といつもの見慣れた結果となった。
ナショナルクラスは山内英輝(トムス)が開始直後から予選をリード。1分39秒222とクラス2位以下を1秒近く離し、第16戦のクラスポールポジションを獲得。セカンドベストで決まる第15戦に至っては、全日本選手権クラス最下位の嵯峨宏紀(ルボーセ)を上回るタイムでのクラスポールポジションとなった。
第15戦は本日16時より15周で、第16戦は明日31日10時20分より21周での決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2008/08/30) Qualifying-Session: Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-SemiWet
2008 All Japan F3 Championship Round 16 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'37.763 | - | - | 168.03 |
| 2 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'37.923 | 0.160 | 0.160 | 167.75 |
| 3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'38.120 | 0.357 | 0.197 | 167.42 |
| 4 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'38.195 | 0.432 | 0.075 | 167.29 |
| 5 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'38.427 | 0.664 | 0.232 | 166.89 |
| 6 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 1'38.689 | 0.926 | 0.262 | 166.45 |
| 7 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 1'38.786 | 1.023 | 0.097 | 166.29 |
| 8 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'38.980 | 1.217 | 0.194 | 165.96 |
| 9 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'39.121 | 1.358 | 0.141 | 165.72 |
| 10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'39.222 | 1.459 | 0.101 | 165.56 |
| 11 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'40.216 | 2.453 | 0.994 | 163.91 |
| 12 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'40.394 | 2.631 | 0.178 | 163.62 |
| 13 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'40.465 | 2.702 | 0.071 | 163.51 |
| 14 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'40.932 | 3.169 | 0.467 | 162.75 |
| 15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'42.881 | 5.118 | 1.949 | 159.67 |
| 16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'43.159 | 5.396 | 0.278 | 159.24 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'47.728 | 9.965 | 4.569 | 152.48 |
Kosuke Honda Memorial HI-LAND F3 CHAMPIONSHIP RACE -RIJ- (2007/10/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 仙台ハイランドレースウェイ 4.063 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 3 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 28'05.460 |
| 2 | 37 | 石浦 宏明 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 17 | 1.744 |
| 3 | 1 | オリバー・ジャービス | DHG TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 17 | 4.378 |
| 4 | 14 | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F306 | SR20VE | 17 | 22.072 |
| 5 | 2 | 中山 友貴 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F307 | MF204C | 17 | 26.619 |
| 6 | *10 | 塚越 広大 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 17 | 30.072 |
| 7 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 46.188 |
| 8 | 16 | 石川 資章 | Mainte・ShiOnFmu | DALLARA F306 | 3S-GE | 16 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 -------- |
| - | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 0 | 17 Laps |
| - | 33 | 関口 雄飛 | 広島トヨタ・ダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 0 | 17 Laps |
| - | 11 | 伊沢 拓也 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 0 | 17 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.3 ロベルト・ストレイト (INGING F306) 1'38.544 (5/17) 148.429km/h
- CarNo.10は、2007年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第44条5.2)1(反則スタート)によりドライビングスルーペナルティが科された。
Kosuke Honda Memorial HI-LAND F3 CHAMPIONSHIP RACE -RIJ- (2007/10/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 16 仙台ハイランドレースウェイ 4.063 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.466 | - | - | 150.07 |
| 2 | 37 | 石浦 宏明 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'37.674 | 0.208 | 0.208 | 149.58 |
| 3 | 10 | 塚越 広大 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 1'37.786 | 0.320 | 0.000 | 149.58 |
| 4 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 1'37.862 | 0.396 | 0.076 | 149.46 |
| 5 | *1 | オリバー・ジャービス | DHG TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 1'37.875 | 0.409 | 0.013 | 149.44 |
| 6 | 33 | 関口 雄飛 | 広島トヨタ・ダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.121 | 0.655 | 0.246 | 149.07 |
| 7 | 11 | 伊沢 拓也 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 1'38.368 | 0.902 | 0.247 | 148.69 |
| 8 | 14 | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F306 | SR20VE | 1'38.739 | 1.273 | 0.371 | 148.14 |
| 9 | 2 | 中山 友貴 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F307 | MF204C | 1'39.165 | 1.699 | 0.426 | 147.50 |
| 10 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'39.284 | 1.818 | 0.119 | 147.32 |
| 11 | 16 | 石川 資章 | Mainte・ShiOnFmu | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'43.684 | 6.218 | 4.400 | 141.07 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'47.406 | 9.940 | 3.722 | 136.18 |
- CarNo.1は、ハイランドF3チャンピオンシップレース特別規則書第8条20.(ピットレーン通過制限速度)違反により罰金5万円のペナルティを課す。

優勝 ファビオ・カルボーン(ThreeBond)
「木曜日からウェットタイヤで走っていたので心配はしていませんでした。セーフティーカーでのスタートで、ギャップを築けたのもラッキーでした。」
2位 エイドリアン・スーティル(TOM'S)
「フリープラクティスで5分山のタイヤを試しましたが、コース上の水が多いので決勝では深溝のタイヤを選びました。フリー走行も行ったのに、なぜセーフティーカースタートになったのか理解できません。通常のスタートなら上位に行けるチャンスもあったので残念でした。でも予選4位から2位に上がれたので良かったのかも知れません」
3位 ロベルト・ストレイト(INGING)
「ベストな結果ではありませんが、これまでのウェットコンディションでの我々の能力を考えれば良かったかも。タイヤはニューとユーズドしかなく、中間のものがなかったので、ニュータイヤを使わざるを得ませんでした。スタートもセーフティカーランで、スタートでファビオを抜くプランも実行できずにがっかりです。でもチャンピオンシップのことを考えると、表彰台には立てたので満足しています」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第16戦は17日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、25周を走って、ファビオ・カルボーン(ThreeBond)が優勝した。
フォーミュラ・ニッポンフリー走行時から乾き始めていたトラックだが、フォーミュラ・トヨタレース開始頃から再びぱらぱらと降り始めた雨が、レース終了時には本降りとなったため完全なウェットコンディションに戻ってしまった。このためF3のフォーメーションラップ開始も1時から1時10分に変更され、それに先立って12時35分から45分まで10分間のフリー走行が設けられた。
昨日の予選に参加できなかったものの最後尾グリッドを条件に決勝への出走を許可されたジョニー・リード(INGING)だがこのフリー走行中、最終コーナー手前でコースアウト。このマシンの処理のためフリー走行が一時中断され、フォーメーションラップ開始も1時20分とさらに10分間延長された。
午後1時20分、コースアウトしたリードもグリッドに着き13台でのレースとなったが、セーフティーカーによる先導でレースがスタートすることとなった。
セーフティカーは4周を回ってピットに入った。レーススタート。トップで1コーナーに入ったのはポールポジションのファビオ・カルボーン(ThreeBond)。2位に予選2位のロベルト・ストレイト(INGING)が続くが、予選3位の大嶋和也(TOM'S)はチームメートのエイドリアン・スーティル(TOM'S)にかわされ4位に落ちた。3位にスーティルが上がる
トップのカルボーンは徐々に2位との差を開き始める。10周を終わってその差は3秒あまり。2位のストレイトと3位のスーティルの差は2秒、4位の大嶋は遅れて背後には5位の塚越広大(無限)が迫ってきた。6位の石浦宏明(広島トヨタ)は単独走行。7位伊沢拓也(戸田)と8位マルコ・アスマー(ThreeBond)は接近戦だがついに11週目の1コーナーでアスマーが伊沢をパスして7位に上がった。
14周目、トップカルボーンは2位との差を7秒近くまで開いたが、3位スーティルがここまでのファステストラップとなる1分27秒台後半を出し、2位のストレイトの背後に迫ってきた。その差は0.7秒。だがパスするまでには至らない。
しかし、19周目のSPアウトコーナーでストレイトの直後につけたスーティルは、最終コーナーからストレートで完全にストレイトを射程に捉え1コーナーのアウトからストレイトに並びかける。両者は2コーナーから3コーナーにかけて併走し、そしてついに3コーナー出口でスーティルがストレイトの前に出た。スーティルは2位に浮上、ストレイトは3位に落ちた。
21周目の最終コーナーで6位を走っていた石浦がコースアウトしてレースを終えた。
レースはこのまま終了。優勝は昨日につづきカルボーン、2位にスーティル、3位がストレイトとなった。4位が塚越の追撃を振り切った大嶋、5位塚越、6位アスマーとなっている。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR
全日本F3 -RIJ- (2006/09/17) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 25 | |
| 2 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 4.894 |
| 3 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 12.044 |
| 4 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 14.563 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | 25 | 16.255 |
| 6 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 25 | 22.240 |
| 7 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 25 | 46.929 |
| 8 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 47.363 |
| 9 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 50.680 |
| 10 | 37 | 松村 浩之 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 25 | 50.856 |
| 11 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 54.720 |
| 12 | 3 | ジョニー・リード | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 25 | 1'01.389 |
| -------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 -------- |
| - | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARA F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 19 | 6 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 エイドリアン・スーティル(TOM'S) 1'26.971
全日本F3選手権は16日、スポーツランドSUGOで第8大会(第15戦、第16戦)の予選を行い、第15戦、第16戦ともファビオ・カルボーン(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。
いよいよ全日本F3選手権も第8大会、このイベントを含めて残すところ2大会(4戦)となってきた。菅生は、朝から曇り空だが時折太陽が雲間から顔を覗かせる。午前10時10分より15分にわたって第15戦の予選が13台の参加で始まった。
予選序盤でトップに立ったのは1'16.812でファビオ・カルボーン(ThreeBond)。ロベルト・ストレイト(INGING)、大島和也(TOM'S)が後に続く。その後、カルボーンが16.687とさらにタイムを縮め、大嶋が16.920を出し2位に上がってきた。ストレイトは3位に落ちる。ポイントリーダーのエイドリアン・スーティル(TOM'S)は5位あたりにつけている。ジョニー・リード(INGING)はコースアウトした模様でタイムが出ていない。
予選上位はこのままの順位で終了、結局カルボーンが第15戦のポールシッターとなった。2位には大嶋が、3位にはストレイトが入った。
20分のインターバルの後、10時40分より第16戦の予選が15分にわたり引き続き行われた。リードが不参加で12台での争いだ。
ここでもカルボーンが1'16.392と第15戦予選での自身のタイムを縮めて16戦の予選もリード。2位にはストレイト、3位には塚越広大(無限)が上がってきた。その後、スーティル、大嶋がタイムアップして3位が次々と変わり、塚越は5位に落ちた。トップ、カルボーンと2位ストレイトは変わらず。
結局、トップ、カルボーンは1'16.257とさらにタイムを縮め2戦連続でのポールポジションを確定。2位にはストレイト、3位には大嶋和也が入った。
第15戦は本日午後2時より18周で、第16戦は明日17日午後12時55分より25周で決勝が争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR
全日本F3 -RIJ- (2006/09/16) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2006 All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | ファビオ・カルボーン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | R1'16.257 | - | - | 174.87 |
| 2 | 4 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | R1'16.550 | 0.293 | 0.293 | 174.20 |
| 3 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'16.789 | 0.532 | 0.239 | 173.66 |
| 4 | 1 | エイドリアン・スーティル | DHG TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | R1'16.860 | 0.603 | 0.071 | 173.50 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | Honda 無限 F107 | DOME F107 | MF204C | R1'16.997 | 0.740 | 0.137 | 173.19 |
| 6 | 33 | 石浦 宏明 | 広島トヨタDALLARA F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'17.214 | 0.957 | 0.217 | 172.71 |
| 7 | 2 | 伊沢 拓也 | Honda・戸田FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'17.288 | 1.031 | 0.074 | 172.54 |
| 8 | 37 | 松村 浩之 | TDP TOM'S F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'17.455 | 1.198 | 0.167 | 172.17 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'17.551 | 1.294 | 0.096 | 171.96 |
| 10 | 75 | 池田 大祐 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'17.656 | 1.399 | 0.105 | 171.72 |
| 11 | 14 | マルコ・アスマー | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'18.122 | 1.865 | 0.466 | 170.70 |
| 12 | 74 | 岡田 暁 | EMS F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'18.575 | 2.318 | 0.453 | 169.71 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'24.185 | 7.928 | 5.610 | 158.41 |
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(優勝)
またいつもの場所に戻ってこられて嬉しいよ。これまではいつもポールが獲れたり、勝てたりしていたのに、今週は予選でポールが獲れなかったので、ハードな週末になりそうだと覚悟していたんだ。カズキが凄く速いので驚いたけど、最終的にこういう結果が出せて嬉しいよ。
最終ラップのシケインでこのレースで最大のミスをしてしまって、カズキに抜かれるんじゃないかと冷や冷やしたよ。あの時点ではそれがファイナルラップだって判ってなかったんだ。
中嶋一貴(2位)
昨日と違ってスタートがうまくいって、JPの前に出られたんですけど、1コーナーで少し行き過ぎてしまってJPやパオロに並びかけられてしまいました。そのとき、後ろから誰かに当てられて、少しクルマが浮き上がる感じになって、それでコカコーラの進入でJPに前に行かれてしまいました。その後、何度か抜き返すべくJPの隙をうかがっていたんですが、僕のほうが重要なポイントで何度かミスをしてしまって、それがレース結果に響いてしまいました。
悔しいですけど、自分としては100%以上の力を出せたと思うので満足もしています。
残り4戦では、自分の力を全て出し切れればいいかなと思っています。そうすることで結果がついてくることもあるでしょうからね。
パオロ・モンティン(3位)
コカコーラコーナーでミスをしなければオリベイラと同じペースで走れたと思う。それだけの状態にクルマは仕上がっていたので、この週末の結果は単なるラッキーなんかじゃないよ。オープニングラップでは、1コーナーの立ち上がりでナカジマとJPにサンドイッチにされる状態になって、軽くナカジマと接触してしまったんだ。そのせいでコカコーラコーナーでコースアウトしてしまったんだよ。
今後は3位争いが目標になるね。トムスの2台は飛びぬけているから、今最大のライバルはナオキだよ。
全日本F3選手権第16戦の決勝が8月28日、富士スピードウェイで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)が接戦を制して今季6勝目を挙げた。2位はチームメイトの#37中嶋一貴、3位は#14パオロ・モンティン(スリーボンド)だった。
午後1時、21周の決勝がスタートした。
ポールシッターの中嶋がトップで1コーナーを制したものの、少し行き過ぎてしまい、立ち上がりで失速、そこへモンティンとオリベイラが並びかけ、3ワイドの状態でAコーナーへ。
ここでオリベイラがトップに立ち、二人に挟まれた格好のモンティンは曲がりきれずコースオフ、大きく順位を落としてしまった。
オリベイラは一気に中嶋を引き離しに掛かるが、中嶋もファステストラップをも記録する必死の追い上げでトップとの差をじりじりと詰めていく。両者は一時はテール・トゥ・ノーズの状態にまで持ち込むが、18周目のヘアピン立ち上がりで中嶋が痛恨のコースオフ。一気に差が1秒以上に開いてしまった。
一方のオリベイラもファイナルラップのシケインでミスを犯したものの、既に中嶋にこれを攻略する術は残されていなかった。
一方、オープニングラップでコースオフから順位を落としたモンティンも着実に順位を上げ、見事3位表彰台を獲得した。
なお、4位でフィニッシュした#12横溝直輝(スリーボンド)は、再車検でインテークシステムの違反が発覚し、失格となった。
次戦は9月10、11日。MINEサーキットでの単独開催だ。
天候:曇り コース;ドライ
| Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
| 1 |
36 |
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
トムス |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
34.37.339 |
- |
| 2 |
37 |
中嶋 一貴 |
トムス |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
0.306 |
0.306 |
| 3 |
14 |
パオロ・モンティン |
スリーボンドレーシング |
DALLARA F305 |
N SR20VE |
21 |
6.968 |
6.662 |
| 4 |
33 |
番場 琢 |
ナウモータースポーツ |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
18.666 |
11.698 |
| 5 |
1 |
ロベルト・ストレイト |
INGINGモータースポーツ |
DOME F107 |
T 3S-GE |
21 |
18.914 |
0.248 |
| 6 |
10 |
武藤 英紀 |
M-TEC |
DOME F107 |
H MF204C |
21 |
19.401 |
41.561 |
| 7 |
16 |
塚越広大 |
M-TEC |
LOLA DOME F106 |
H MF204C |
21 |
23.643 |
6.638 |
| 8 |
3 |
安岡 秀徒 |
INGINGモータースポーツ |
DOME F107 |
T 3S-GE |
21 |
32.925 |
9.282 |
| 9 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
ルボーセモータースポーツ |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
34.389 |
1.464 |
| 10 |
2 |
高崎 保浩 |
戸田レーシング |
DOME F107 |
H MF204C |
21 |
34.517 |
0.128 |
| 11 |
38 |
池田 大祐 |
トムス |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
35.775 |
1.258 |
| 12 |
50 |
磯崎 元彦 |
ザップスピード |
DALLARA F305 |
T 3S-GE |
21 |
49.758 |
13.983 |
| 13 |
19 |
折目 遼 |
DTM |
DALLARA F304 |
T 3S-GE |
21 |
51.069 |
1.311 |
| 14 |
11 |
河内浩成 |
ドリームファクトリー |
LOLA DOME F106 |
H MF204C |
21 |
1'11.723 |
-51.069 |
| - |
- |
以上完走 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
| - |
5 |
ジョニー・レイド |
INGINGモータースポーツ |
DALLARA F303/4 |
T 3S-GE |
0 |
0.000 |
0.000 |
| - |
12 |
横溝 直輝 |
スリーボンドレーシング |
DALLARA F305 |
N SR20VE |
“ ” |
失格 |
0.000 |
レース中のベストタイムは
ファステストラップ:#37中嶋一貴 1'38.478(7/21Lap)
* No.12は、国際モータースポーツ競技規則付則J項 第275条フォーミュラ3技術規定5.5)
(インテークシステム制御)違反により、失格とする。
全日本F3選手権第15戦&16戦の公式予選が8月27日、富士スピードウェイで行われ、前回のMINEラウンドで連勝を飾った#37中嶋一貴が15戦、16戦ともポールポジションを獲得した。
午前11時15分、第15戦の15分間の公式予選が開始された。
前回の富士ラウンドでも好調だった中嶋と#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのトムス勢は今回も他を圧倒する速さを見せつけた。特に中嶋はセッション序盤からトップタイムをたたき出すと、その後も順調にタイムを更新、最終的には1分38秒373まで短縮してみせ、チームメイトのオリベイラをコンマ5秒突き放し、見事ポールポジションを獲得した。
2番手にはオリベイラ、3番手には#12横溝直輝、4番手には#14パオロ・モンティンらのスリーボンド勢が入ったが、トムスの2台には大きく水を開けられた格好だ。
10分のインターバルの後、第16戦の予選が行われた。
殆どのドライバーがタイムアップに成功し、第15戦では二人だけだった38秒台を7人が記録するが、それでも中嶋とオリベイラの速さは飛びぬけており、この予選に関しては完全にこの二人の一騎打ちの様相を呈した。
前のセッションで中嶋にポールポジションを奪われたオリベイラは懸命のタイムアタックを繰り返し、一時はトップに躍り出るが、中嶋も一歩も引かず、最後には1分37秒070までタイムを縮めてオリベイラを上回り、連続ポールポジションを決めて見せた。
また、ここでも3位、4位はスリーボンド勢が占め、3位モンティン、4位横溝で予選を終えた。
なお、今回から急遽参戦が決まった#16塚越広大は第15戦10番手、16戦は9番手とまずまずの出来。走るたびにタイムを縮める飲み込みの良さで、同じFD出身の#10武藤英紀や#2高崎保浩と互角に渡り合って見せた。
F3第15戦の決勝は今日午後4時30分から15周で、第16戦は明日午後1時より21周で戦われる。