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2008年8月

Formula Nippon

FN:フォーミュラニッポン2009年度カレンダー

 日本自動車連盟(JAF)が国際自動車連盟(FIA)に申請した2009年度の国際スポーツカレンダーが12日、明らかになった。(JAF2009年国際スポーツカレンダーを申請

 国内関係は、SUPER GTについては既報のとおりだが、フォーミュラニッポンは以下のスケジュールとなっている。

14/4~5富士
25/16~17鈴鹿
35/30~31もてぎ
46/27~28富士
57/11~12鈴鹿
68/8~9もてぎ
78/29~30オートポリス
89/26~27SUGO

 この暫定カレンダーによると、2009年のフォーミュラニッポンも今年同様全8戦。4月5日決勝の富士スピードウェイで開幕し、9月27日には早くも最終第8戦のSUGOを迎える。

 2007年に初開催され今年で2年目を迎えた岡山ラウンドがカレンダーから消え、2006年に一度だけ開催されたオートポリスが復活した。

 また、例年鈴鹿での3戦目として行われる最終戦は、今年に限り秋からの本格的な改修工事のために開催されないとされていたが、改修が終了した来シーズンも、今年同様鈴鹿は2戦での開催となる模様だ。

Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:2009年は岡山で開幕、最終戦はもてぎに。 GTAが2009年カレンダーを発表

スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」の決勝前フリー走行終了後に行われたGTアソシエイション(以下GTA) の定例会見において、2009年SUPER GTカレンダーが公表された。

レース開催場所、回数は2008年同様の7会場、全9戦。
しかし鈴鹿サーキットの改修、F1やインディ、 WTCCといった国際イベント(更に2009年はアジアンルマンシリーズの1戦が秋に富士スピードウェイで開催されることも発表されている)のスケジュールも考慮し、 またフォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーションとも協議した結果、開催順は大幅に変更さえれることとなった。

まず鈴鹿サーキット改修後の「こけらおとし」として鈴鹿戦を4月18~19日に第2戦として開催。
これに伴い第1戦は3月21~22日に岡山国際サーキットで開催される。
また、従来第7戦を開催してきたツインリンクもてぎと第9戦の富士スピードウェイの日程を入れ替え、 11月7~8日の最終戦はツインリンクもてぎで行われることとなった。

GTAはこのスケジュールでJAFに対して国際カレンダー申請を行っており、JAFからは今月末にもFIAに申請される予定だ。

2009年カレンダーの詳細は下記のとおり。

スーパーGT 2009年カレンダー(JAF申請中)
第1戦  3/21-22 岡山国際サーキット
第2戦  4/18-19 鈴鹿サーキット
第3戦  5/ 3- 4 富士スピードウェイ
第4戦  6/20-21 セパン・インターナショナル・サーキット
第5戦  7/25-26 スポーツランド菅生
第6戦  8/22-23 鈴鹿サーキット
第7戦  9/12-13 富士スピードウェイ
第8戦 10/17-18 オートポリス
第9戦 11/ 7- 8 ツインリンクもてぎ

GTA坂東正明社長のコメント
2009年のスケジュール作成に当たっては、 少しでもお客さんの負担を少なくし、来場していただけるようにと、JRPとも話し合い、 同じ地域でのGTとフォーミュラニッポンの開催日程が近づき過ぎないようにした。また、F1やインディ、 WTCCやルマンといった国際イベントの日程にも考慮した。

スーパー耐久

S耐:第4戦十勝24時間 NISSAN GT-Rが参戦 (NISMO)

■NISSAN GT-Rで十勝24時間レースに参戦

ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)は、7月20日から21日に行われる第15回十勝24時間レースにNISSAN GT-Rをベースとした車両で出場することを発表した。

参戦カテゴリーはIP-4クラス(※)で、今夏発売予定のNISSAN GT-R 用ニスモオプション及びMOTUL社と共同開発しているコンペティション オイルのレースフィールドにおける性能、耐久性の確認を目的とする テスト参戦となる。

(※)3001cc以上のJAF-N1/N2、FIA-グループ N/A、及び「十勝24hスペシャルクラス」もしくは「Dubai 24hレース」の「24h-Special」の該当車両。IPはInternational Productionの略。またこの他にもGTクラス、スーパー耐久グループの2クラスがある。
◇チーム体制
エントラントNISMO
チーム名MOTUL NISMO Racing Team
車両名MOTUL NISMO GT-R
監督熊谷太郎
ドライバー影山正美、田中哲也、星野一樹
◇車両スペック概要
ベース車両NISSAN GT-R (R35)
エンジン型式VR38DETT
エンジン排気量3799cc
エンジン出力480ps以上/6400rpm
最大トルク60kgfm以上/3200-5200rpm
車両重量1600kg以上
タイヤブリヂストン製 レーシングポテンザ
熊谷太郎監督 コメント
 「NISSAN GT-Rの基準車に近い仕様で初のレース、それも24時間の過酷なものとなる。目標である性能、耐久信頼性確認を実施しつつ完走を目指したい。そして、NISSAN GT-Rの更なるイメージアップに貢献したいと考えている」
ニッサンモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/PRESS/2008/index.html

Formula Nippon

FN:2008年FNマシンラインアップ

LAWSON TEAM IMPUL
エントラント名: TEAM IMPUL
監督: 星野一義
エントラント代表者: 星野一義
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.1
松田 次生
(三重県)
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CarNo.2
ブノワ・トレルイエ
(フランス)
2008_fn_02
KONDO RACING
エントラント名: KONDO RACING
監督: 近藤 真彦
エントラント代表者: 近藤 真彦
ウェブサイト: http://www.matchy.co.jp/
CarNo.3
横溝 直輝
(神奈川県)
2008_fn_03
CarNo.4
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
(ブラジル)
2008_fn_04
SG team 5ZIGEN
エントラント名: TEAM 5ZIGEN
監督: 木下 正治
エントラント代表者: 木下 正治
ウェブサイト: http://www.5zigen.co.jp/
CarNo.5
金石 年弘
(大阪府)
2008_fn_05
CarNo.6
平中 克幸
(北海道)
2008_fn_06
Team LeMans
エントラント名: TEAM LEMANS
監督: 土沼 廣芳
エントラント代表者: 土沼 廣芳
ウェブサイト: http://www.teamlemans.co.jp/
CarNo.7
本山 哲
(東京都)
2008_fn_07
CarNo.8
石浦 宏明
(東京都)
2008_fn_08
TP checker TEAM IMPUL
エントラント名: TEAM IMPUL
監督: 黒澤 琢弥
エントラント代表者: 高橋 紳一郎
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.20
平手 晃平
(愛知県)
2008_fn_20
PIAA NAKAJIMA
エントラント名: NAKAJIMA RACING
監督: 中嶋 悟
エントラント代表者: 藤井一三
ウェブサイト: http://www.so-net.co.jp/nakajimaracing/
CarNo.31
ロイック・デュバル
(フランス)
2008_fn_31
CarNo.32
小暮 卓史
(神奈川県)
2008_fn_32
PETRONAS TEAM TOM'S
エントラント名: PETRONAS TEAM TOM'S
監督: 舘 信秀
エントラント代表者: 舘 信秀
ウェブサイト: http://www.toyota-team-toms.com/
CarNo.36
アンドレ・ロッテラー
(ドイツ)
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CarNo.37
荒 聖治
(千葉県)
2008_fn_37
DoCoMo DANDELION
エントラント名: DANDELION RACING
監督: 吉田 則光
エントラント代表者: 村岡 潔
ウェブサイト: http://www.dandelion-racing.com/
CarNo.40
松浦 孝亮
(愛知県)
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CarNo.41
土屋 武士
(神奈川県)
2008_fn_41
CERUMO/INGING
エントラント名: CERUMO/INGING
監督: 竹内 浩典
エントラント代表者: 三塚 雄一
ウェブサイト: http://www.inging.co.jp/
CarNo.47
ロニー・クインタレッリ
(イタリア)
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CarNo.48
立川 祐路
(神奈川県)
2008_fn_48
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
エントラント名: AUTOBACS RACING TEAM AGURI
監督: 鈴木 亜久里
エントラント代表者: 秋田 史
ウェブサイト: http://www.super-aguri.co.jp/
CarNo.55
井出 有治
(埼玉県)
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CarNo.56
伊沢 拓也
(東京都)
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STONEMARKET・BLAAK CERUMO/INGING
エントラント名: CERUMO/INGING
監督: 三塚 雄一
エントラント代表者: 佐藤 正幸
ウェブサイト: http://www.inging.co.jp/
CarNo.67
ロベルト・ストレイト
(ブラジル)
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Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT | その他

トヨタ自動車、2008年のモータースポーツ活動および支援計画を発表


2008年3月7日

 

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」・「フォーミュラ・ニッポン」等のトップカテゴリーへの参戦と、世界トップクラスで活躍が期待されるドライバーの育成を活動の柱とし、 2008年のモータースポーツ活動を推進する。

参戦7年目となるF1では、安定した空力性能を追求した新型F1カー“TF108”を投入する。
またドライバーについては、ティモ・グロックをレースドライバーとして新たに起用。経験豊富なヤルノ・トゥルーリとの組み合わせで、 初優勝を目指す。

また、米国のNASCARについては最高峰のスプリント・カップ・シリーズ、並びに次位のネイションワイド・シリーズにおいて、 引き続きトヨタ カムリで参戦する。新たな有力チーム、ジョー・ギブス・レーシングの参戦を機に、最高峰カテゴリーでの初優勝を目指す。 また昨年マニュファクチャラーズタイトルを獲得したクラフツマン・トラック・シリーズにも引き続きトヨタ タンドラで参戦する。

日本では、SUPER GTで引き続きGT500クラスにおいてレクサスSC430で参戦。新たな有力ドライバーが加わり、 タイトル獲得に挑む。またフォーミュラカーのトップカテゴリー、フォーミュラ・ニッポンへのエンジン供給を継続する。

このほか、モータースポーツ振興の観点から、トップクラスからグラスルーツレベルまで、多様なカテゴリー・ イベントへの支援を継続的に行う。

一方、世界のトップクラスで活躍するドライバーの育成を目指し推進中のトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下TDP) において、本年は世界で14名のドライバーを選出。F1、GP2やF3など実戦での取り組みとともに、 テスト走行など幅広い機会を捉え資質向上を図る。

また、モータースポーツにおける環境への配慮とともに、 量産車両を含めたハイブリッドシステムの高効率化に向けた技術開発の一環として、ハイブリッド・ モータースポーツへの取り組みも引き続き推進する。

 なお、トヨタのモータースポーツ活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では、トヨタテクノクラフト(株)TRD (以下TRD)、欧州ではToyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社、以下TMG) 米国ではTRD, U.S.A. Inc.(以下、TRD-USA)を各地域での開発拠点として位置づけている。
 

【活動および支援計画概要】

1.フォーミュラ・ワン世界選手権
・ 「パナソニック・トヨタ・レーシング(Panasonic Toyota Racing)」として、 参戦7年目となる本年は各戦でのポイント獲得と初優勝を目指し活動を推進。

・ 2008年仕様車として、TF108を導入。コース・走行状況を問わず安定した空力特性の発揮を狙い、 ホイールベースを延長するなどシャシーを一新。また、サスペンション・ギヤボックスにも改良を加え、走行性能・ 信頼性双方ともに高いレベルを追求する。

・ ドライバーは、ヤルノ・トゥルーリ(Jarno Trulli イタリア カーNo.11)に加えて、 新たに2007年GP2チャンピオンであるティモ・グロック(Timo Glock ドイツ カーNo.12)を起用する。
なお、サードドライバーは、TDPの小林可夢偉(Kamui Kobayashi日本)が担当する。

・ また、“ウィリアムズF1チーム”に、“RVX-08”エンジンを供給する。

2.NASCAR
・ 米国トヨタ自動車販売(株)およびTRD-USAを通じ、引き続きNASCARのナショナルシリーズ全てに参戦する。

(1)NASCARスプリント・カップ・シリーズ(NASCAR Sprint Cup Series)
・NASCARの最高峰カテゴリー。2007年*より参戦開始(*2007年はネクステル・カップ・ シリーズ)
今年は、過去3度チャンピオン獲得経験のある有力チームJoe Gibbs Racingが新たに参戦。 

 

チーム カー
No.
ドライバー
ジョー・ギブス・レーシング
(Joe Gibbs Racing)

20

トニー・スチュワート (Tony Stewart)
※ネイションワイド・ シリーズの一部にも参戦予定

11

デニー・ハムリン (Denny Hamlin)
※ネイションワイド・ シリーズの一部にも参戦予定

18

カイル・ブッシュ (Kyle Busch)
※ネイションワイドおよびクラフツマンの それぞれ一部にも参戦予定
ホール・オブ・フェイム・レーシング (Hall of Fame Racing)

99

J.J.イエリー (J.J. Yeley)
ビル・デイビス・レーシング
(Bill Davis Racing)

22

デイブ・ブレイニー (Dave Blaney)

27

T.B.N.*
マイケル・ウォルトリップ・レーシング
(Michael Waltrip Racing)

55

マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)

44

第5戦まで:デイル・ジャレット (Dale Jarrett) 第6戦以降:デビッド・ ロイティマン (David Reutimann)
※ネイションワイド・シリーズにもフル参戦予定

0

第5戦まで:デビッド・ロイティマン (David Reutimann) 第6戦以降: マイケル・マクドウェル (Michael McDowel)
レッドブル・レーシング
(Red Bull Racing)

83

ブライアン・ヴィッカーズ (Brian Vickers)
※ネイションワイド・ シリーズの一部にも参戦予定

84

AJ.アルメンディンガー (AJ Allmendinger)

【ドライバーの国籍は全て米国】   *T.B.N.:後日決定

(2)NASCAR・ネイションワイド・シリーズ (NASCAR Nationwide Series)
・「スプリント・カップ」に次ぐ人気カテゴリー。2007年*より参戦開始(*2007年はブッシュ・ シリーズ)

チーム カー
No.
ドライバー
ジョー・ギブス・レーシング
(Joe Gibbs Racing)

20

トニー・スチュワート他 (Tony Stewart and others)

18

デニー・ハムリン他 (Denny Hamlin and others)
マイケル・ウォルトリップ・レーシング
(Michael Waltrip Racing)

96

デビッド・ロイティマン (David Reutimann)
ブラウン・レーシング
(Braun Racing)

38

ジェイソン・リフラー (Jason Leffler)

10

ブライアン・ヴィッカーズ他 (Brian Vickers and others)
ジャーメイン・レーシング
(Germain Racing)

7

マイク・ウォレス (Mike Wallace)

【ドライバーの国籍は全て米国】

(3)NASCARクラフツマン・トラック・シリーズ (NASCAR CRAFTSMAN TRUCK SERIES)
・2004年より参戦を開始。
 

チーム カー
No.
ドライバー
ビル・デイビス・レーシング
(Bill Davis Racing)

5

マイク・スキナー (Mike Skinner)

22

フィリップ・マギルトン (Philip McGilton)

23

ジョニー・ベンソン (Johnny Benson)
ジャーメイン・レーシング
(Germain Racing)

30

トッド・ボダイン (Todd Bodine)

9

ジャスティン・マークス (Justin Marks)
ワイラー・レーシング
(Wyler Racing)

60

テリー・クック (Terry Cook)
レッド・ホース・レーシング
(Red Horse Racing)

11

デイビッド・スター (David Starr)
ハリス・トラッキング
(Harris Trucking)

59

テッド・マスグレイブ (Ted Musgrave)
ビリー・バロー
(Billy Ballew)

51

カイル・ブッシュ他 (Kyle Busch and others)

【ドライバーの国籍は全て米国】

3.SUPER GT
・国内レースのトップカテゴリー。GT500クラスに参戦する、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)搭載のレクサス SC430についてTRDを通じチーム支援を行う。
・また、GT300クラスでは、V8 3L(RV8J)を搭載するレクサスIS350、V6 3.5L(2GR)を搭載するトヨタMR-S、 及び直列4気筒2Lターボ(3S-GT)を搭載するトヨタ セリカが参戦する。
 

  チーム名 カー No. 車両 ドライバー 備考
GT 500 エネオス・トヨタ・チーム ルマン
(ENEOS TOYOTA Team LeMans)
6 レクサス SC430 伊藤 大輔
(Daisuke Ito 日本)
トヨタ新加入
ビヨン・ビルドハイム
(Bjorn Wirdheim スウェーデン)
 
トヨタ・チーム・ツチヤ (TOYOTA TEAM TSUCHIYA) 25 レクサス SC430 土屋 武士
(Takeshi Tsuchiya 日本)
 
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
TDPドライバー
トヨタ・チーム・クラフト (TOYOTA TEAM KRAFT) 35 レクサス SC430 片岡 龍也
(Tatsuya Kataoka 日本)
 
ピーター・ダンブレック
(Peter Dumbreck スコットランド)
 
ペトロナス・トヨタ・チーム・トムス
(PETRONAS TOYOTA TEAM TOM'S)
36 レクサス SC430

脇阪 寿一
 (Juichi Wakisaka 日本)

 
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
 
トヨタ・チーム・セルモ (TOYOTA TEAM CERUMO) 38 レクサス SC430 立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
 
リチャード・ライアン (Richard Lyons 北アイルランド) トヨタ新加入
トヨタ・チーム・サード (TOYOTA TEAM SARD) 39 レクサス SC430 高木 虎之介
(Toranosuke Takagi 日本)
 
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル)
 
GT 300 レーシング・プロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)
19 レクサス IS350 織戸 学
(Manabu Orido 日本)
第2戦まで トヨタセリカで 参戦
T.B.N.*
チーム タケウチ ウィズ シフト (TEAM TAKEUCHI with SHIFT) 52 レクサス IS350 黒澤 琢弥
(Takuya Kurosawa 日本)
第2戦から 参戦予定。 井口は TDPドライバー
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
エーピーアール (apr) 31 トヨタ
MR-S
峰尾 恭輔
(Kyosuke Mineo 日本)
 
坂本 雄也
(Yuya Sakamoto 日本)
エーピーアール (apr) 95 トヨタ
MR-S
平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
TDPドライバー
国本 京佑
(Keisuke Kunimoto 日本)
TDPドライバー

*T.B.N.:後日決定

4.全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
・ 国内フォーミュラレースのトップカテゴリー。V8 3Lエンジン(RV8-J)を7チーム12台に供給。
 

チーム名 カー
No.
ドライバー 備考
ローソン・チーム・インパル
(LAWSON TEAM IMPUL)
1 松田 次生
(Tsugio Matsuda 日本)
 
2 ブノワ・トレルイエ
(Benoit Treluyer フランス)
 
コンドー・レーシング
(KONDO RACING)
3 横溝 直輝
(Naoki Yokomizo 日本)
 
4 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (Joao Paulo de Oliveira ブラジル)  
チーム・ルマン
(Team LeMans)
7 本山 哲
(Satoshi Motoyama 日本)
 
8 石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
TDPドライバー
T.B.N. 20 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
TDPドライバー
ペトロナス・チーム・トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S)
36 アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
 
37 荒 聖治
(Seiji Ara 日本)
 
セルモ/インギング
(CERUMO/INGING)
47 ロニー・クインタレッリ
(Ronnie Quintarelli イタリア)
 
48 立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
 
ストーンマーケット・ブラック セルモ/インギング
(STONEMARKET・BLAAK CERUMO/INGING)
67 ロベルト・ストレイト
(Roberto Streit ブラジル)
 

*T.B.N.:後日決定

5.その他の活動支援
(1)全日本F3選手権
・F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは1AZ-FEエンジンを供給。
 トヨタエンジン使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。
 

チーム名 カー
No.
ドライバー (予定) 備考
ペトロナス・チーム・トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S)
1 カルロ・ヴァンダム
(Carlo van Dam オランダ)
 
36 国本京佑
(Keisuke Kunimoto 日本)
TDPドライバー
37 井口卓人 (Takuto Iguchi 日本) TDPドライバー
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
33 ケイ・コッツォリ-ノ
(Kei Cozzolino イタリア)
TDPドライバー
ル・ボーセ
 (Le Beausset)
62 嵯峨 宏紀 (Kohki Saga 日本)  

 

(2)FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
・ 3年目となるエントリークラスのフォーミュラ・カテゴリー。
 車両は、FCJ専用独自開発車両(FC106)のワンメイク。
 本年は4サーキットで8大会16戦開催。

(3)Netz Cup Vitz Race (ネッツカップヴィッツレース)
・一般公道も走行可能なナンバー付車両で争われるレース。
(トヨタ ヴィッツRS 1.5L車をベースとする専用車両 トヨタ ヴィッツRS TRD Racing)
・5つの地方シリーズ(北海道・東北・関東・関西・西日本)で全21戦を開催。
また、昨年に引き続き富士スピードウェイで開催されるF1日本グランプリのサポートレース、トヨタ・ モータースポーツフェスティバルにおける特別戦を開催予定。

(4)その他、各種活動への支援 
i 日本
◇トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)の活動を支援。

ii 米国
(1)グランド・アメリカン・ロード・レーシング(Grand Am)シリーズに V8 5.0L (3UZ改)エンジンを供給。 (本年1月、開幕戦の「デイトナ24時間レース」でチップ・ガナッシレーシングが優勝し史上初の3年連続優勝を達成)
(2)USAC(United States Auto Club) ミジェット・シリーズ、スプリント・シリーズ、シルバークラウン・ シリーズにエンジンを供給。
(3)その他
・CORR(Championship Off Road Racing)およびNHRA(National Hot Rod Association)ドラッグレースに参加するトヨタ車を支援。
・チャンプ・カー・ワールド・シリーズ初戦のロングビーチ・グランプリへのスポンサード。
(ロングビーチ・グランプリへのスポンサードは、1975年以来34回目)
・NASCAR クラフツマン・トラック・シリーズ第11戦ミルウォーキー、第15戦ナッシュビル
およびスプリント・カップ・シリーズ第16戦インフィニオンへのスポンサード。

iii 欧州
◇ダカールラリー(通称:パリダカ)にトヨタ ランドクルーザーで参戦したトヨタ車体(株)を支援。 

6.TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
・世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、 それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。

 (2008年TDPドライバー一覧)

 

  ドライバー カテゴリー チーム 備考・昨年の戦績
欧 州 中嶋一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
フォーミュラ1
世界選手権
AT&Tウィリアムズ
(AT&T Williams 英国)
・AT&Tウィリアムズ テストドライバー、レースドライバー 《F1ブラジルGP 10位》
・GP2《シリーズ5位・ルーキー最上位》
小林可夢偉
(Kamui Kobayashi 日本)
GP2シリーズ
GP2アジアシリーズ
DAMS (フランス) ・F3ユーロシリーズ 《1勝・シリーズ4位》
フォーミュラ1 世界選手権 パナソニック・トヨタ・レーシング
(Panasonic Toyota Racing)
【サードドライバー】
大嶋和也
(Kazuya Oshima 日本)
F3ユーロシリーズ マノー・モータースポーツ (Manor Motorsport 英国) ・全日本F3選手権 《6勝・シリーズチャンピオン》
・SUPER GT 300クラス 《2勝 ドライバーズチャンピオン》
ヘンキ・ワルドシュミット
(Henkie Waldschmidt オランダ)
F3ユーロシリーズ SGフォーミュラ
(SG Formula フランス)
・フォーミュラルノー ユーロカップ  《7位》 イタリアシリーズ 《7位》
アンドレア・カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
フォーミュラルノー ユーロカップ 西ヨーロッパシリーズ SGフォーミュラ
(SG Formula フランス)
・フォーミュラルノー  ユーロカップ 《24位》 イタリアシリーズ 《12位》
国 内 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
SUPER GT (GT300) エーピーアール
(apr)
・GP2 《シリーズ19位》
フォーミュラ・ニッポン T.B.N.
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
SUPER GT (GT500) トヨタ・チーム・ツチヤ (TOYOTA TEAM TSUCHIYA) ・全日本F3選手権 《2勝 シリーズ4位》
・SUPER GT 300クラス 《2勝 ドライバーズチャンピオン》
フォーミュラ・ニッポン チーム・ルマン
(Team Le Mans)
国本 京佑
(Keisuke Kunimoto 日本)
SUPER GT (GT300) エーピーアール
(apr)
・FCJ 《3勝 シリーズチャンピオン》
・フォーミュラトヨタ 《2勝 シリーズ2位》
全日本F3選手権 ペトロナス・チーム・トムス (PETRONAS TEAM TOM’S)
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
SUPER GT (GT300) チーム タケウチ ウィズ シフト
(TEAM TAKAUCHI with SHIFT)
FCJ 《1勝 シリーズ6位》 フォーミュラトヨタ  《1勝 シリーズ3位》
全日本F3選手権 ペトロナス・チーム・トムス (PETRONAS TEAM TOM’S)
ケイ・コッツォリ-ノ (Kei Cozzolino イタリア) 全日本F3選手権 ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
・FCJ 《1勝 シリーズ9位》
・フォーミュラトヨタ 《3勝 シリーズチャンピオン》
山内 英輝
(Hideki Yamauchi 日本)
F3ナショナルクラス トムススピリット
(TOM’S SPIRIT)
・FCJ 《1勝 シリーズ7位》
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本)
FCJ   ・FCJ 《3勝 シリーズ4位》
・フォーミュラトヨタ 《シリーズ10位》
蒲生 尚弥
(Naoya Gamou 日本)
FCJ   ・カートM4シリーズ 《シリーズ4位》
中山 雄一
(Yuichi Nakayama 日本)
FCJ   ・全日本カート選手権FAクラス 《シリーズ3位》
・CIK-FIAアジアパシフィック 選手権KF2クラス 《シリーズ7位》
*フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)について 「フォーミュラトヨタ」 を使用し、富士スピードウェイで実施するレーシングスクール。
TDPの一環として、基礎指導から模擬レース参加まで、 2泊3日で行うレーシングスクール。本コース 受講者の中から、 優秀で将来性の見込めるドライバーに対しオーディションが行われ、最終選抜された ドライバーに次年度のスカラシップを実施。
【第1回】 7月30日(水)~8月1日(金) 【第2回】  8月12日(火)~14日(木) 【第3回】 8月18日(月) ~20日(水)

 

7.ハイブリッドカーによるモータースポーツ参戦
・ モータースポーツにおける環境への配慮と、量産を見据えたハイブリッド技術の向上を目指し06年よりレース参戦を開始。
・昨年、レース専用ハイブリッドシステムを搭載した トヨタ スープラHV-Rで十勝24時間レースに参戦し、総合優勝。
(準国際格式のレースにおいて、世界で初めてハイブリッド車が総合優勝)
・本年は、レースには参戦せず、より進化したシステムの開発を推進。

 

SUPER GT

SGT:鈴鹿合同テスト 「より一層のクオリティアップを」GTAが公開記者会見を実施

3月1日、スーパー合同テストが実施されている鈴鹿サーキットでGTアソシエイション(GTA)主催の公開記者会見が行われた。

出席したのは坂東正明GTA委員長、伊沢拓也(ARTA NSX)、伊藤大輔(ENEOS SC430)、柳田真孝(MOTUL AUTECH GT-R)の4名で、それぞれが今シーズンの展望と豊富をユーモアたっぷりに語った。
なお今回は公開、と銘打っているとおり、会場には多数のファンが詰めかけ、坂東委員長や3人のドライバーの話に熱心に聞き入っていた。

080301Bando坂東正明(GTA委員長)
スーパーGTも全日本GT選手権の頃から数えて今年で15年目を迎えることができたことについて、ファンのみなさん、報道関係、メーカー、 エントラント、サーキットの全ての方に感謝しています。
開幕戦にはGT500が16台、GT300は26台が出場する予定です。
今年のGT500はなんといってもGT-Rの復活です。それをNSXやSC430がどう迎え撃つか。 去年速さを見せ付けたNSXは今年50kgのウェイトを積むことになりましたし、GT-Rは09年規定を先取りしています。 SC430も空力やダウンフォースを改善しており、テストからタイムは混戦状態で各メーカーとも全力投球でやっていますから、 非常に楽しみな戦いになると思います。
GT300のほうは新たに4ドアの車両がでてきますが、エンジンを非常に興味深い位置に搭載しています(※)。開幕戦には間に合いませんが、 2戦目か3戦目には2台出てくる予定です。
また、両クラスとも今年もルーキーが出てきます。彼らとベテランの戦いも見ものです。
テレビ放映も昨年同様に行いますし、今後もスーパーGTの認知度向上、来場者の促進に努め、 GTの価値の向上とクオリティアップを図っていきます。
そのためにも、メディアの皆さんには1行でも多くの記事、1枚でも多くの写真を掲載していただきたいですし、ファンの皆さんには是非、 ご友人をお誘い合わせの上でお越しいただきたい。お友達を一人誘っていただければ、来場者は倍になります。どうぞよろしくお願いします。
(※坂東商会とチーム竹内から、ミッドシップ仕様のレクサスIS350が出走する予定)

080301Izawa伊沢拓也(#1ARTA NSX)
昨年の1000kmでドライブしたことが評価されて、今シーズンに抜擢していただきました。 チャンピオンチームからということで勿論プレッシャーはありますが、冬の間のテストでチームとコミュニケーションもとってきて、 成長できたと思いますので、今は開幕が楽しみです。大きなチャンスだと思うので、是非つかみ取りたいと思います。
GTのドライブは難しいところもありますが、ミッドシップということもあり、意外とフォーミュラに近い感じで乗れたので、 手ごたえを感じています。
ARTAは10周年でチャンピオンが獲れました。今年11年目を迎えるにあたり、チームウエアもクルマもカラーリングが変わりますが、 ラルフと一緒に1年間がんばっていきます。

080301Ito伊藤大輔(#6ENEOS SC430)
できれば開幕を1ヶ月遅らせて欲しいです.......というのは冗談ですが、NSXが相変わらず速さを見せてますし、GT-Rも出てきて、 大変な一年になりそうです。ですがSCもいいところを発揮して今年も是非開幕戦でポールを獲りたいですね。
クルマもチームも全て新しくなりましたが、みんな協力して前向きに戦っています。
これまでは「ホンダの伊藤大輔」でしたが、今後も良いアピールをしていって、「トヨタの伊藤大輔」も応援してもらえるように頑張ります。

080301Yanagida柳田真孝(#22MOTUL AUTECH GT-R)
GT-Rに乗ってるドライバーはみんな、「俺が」と思っているはずです。
昨年は中盤から良い流れになってきて、1000kmではポールが獲れ、自信になりました。今シーズンもここまで本当に準備は整ってきていて、 良い流れができています。
GT-Rは予選から速さを発揮できるクルマです。今年アタックするのはミハエル・クルム選手ですが、僕もレースでいいところを見せたいです。
スーパーGTではこのシーズンオフ、いろんな大きなニュースがありましたが、中でも一番だったのはGT-Rのことだと思います。 強いGT-Rを見せられるよう、頑張ります。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:クスコレーシング、佐々木孝太と契約 (SUBARU)

クスコレーシング、2008年のSUPER GTチーム体制を発表
~山野哲也に続き、佐々木孝太とドライバー契約~

 国内の人気カテゴリーSUPER GTシリーズにかねてより出場しているクスコレーシングは、このほど2008年シーズンのチーム体制を発表した。「クスコDUNLOPスバル インプレッサ」を駆るドライバーは、既に契約を更改した山野哲也と、速さに定評のある佐々木孝太を加え、2005年GT300チャンピオンコンビを復活させることとなった。なお、シーズン途中から新型インプレッサをベースとしたニューマシンを投入する。

■チャンピオンコンビが復活

 今回契約した佐々木孝太は2005年に山野哲也と組みGT300のチャンピオンを獲得した経験をもつトップドライバーである。その後2年間でさらに速さに磨きをかけた佐々木は、再び山野と組むことで、クスコレーシングに大きく貢献すると期待されている。

■佐々木孝太

 1974年三重県鈴鹿市生まれの34歳。1995年に21歳で鈴鹿FJ1600シリーズにデビュー。翌年1996年には同シリーズ 6戦連続でポールポジションを獲得し、年間優秀ドライバーに選出される。その後F4、F3にステップアップし、2000年よりF全日本GT選手権シリーズに出場している。2005年にはSUPER GTシリーズGT300クラスのシリーズチャンピオンとなった。

■クスコDUNLOPスバル インプレッサ

 クスコレーシングはインプレッサ(GD型)をベースとしたAWD(全輪駆動)式の2007年モデル改良型マシンで、3月15日に開幕する第1戦鈴鹿レースに出場する。STIがエンジン技術を提供しているこの車両は、2007年シーズンの経験をもとにシャシー各所に改良・改善を施したものである。また、現在、新型インプレッサWRX STIをベースとするニューマシンの開発を進めており、シーズン途中より実戦投入する予定である。また、ダンロップタイヤの更なる協力を得て、引き続きAWD専用タイヤの開発を進める。

■ドライバーコメント

山野哲也:「コンビを組むドライバーが決まり安心しました。ご存知のとおり、佐々木孝太とは2005 年にチャンピオンを一緒に獲得した仲なので、今年またペアを組めることは個人的にも嬉しいし、クスコレーシングにもいい結果を残してくれるだろうと思います。今から開幕戦が楽しみです」

佐々木孝太:「僕を待ち続けてくれたキャロッセの皆さんには感謝しています。AWDという駆動方式は僕にとって初めてのチャレンジになりますが、すでに操りたくてウズウズしています。山野さんとは2005年にチャンピオンを獲得して以来のコンビになりますが、最高のコンビネーションだと思いますし、信用できるドライバーです。チームのみんなに必要とされるよう頑張ります」

スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN:2008年開催概要が明らかに。第5戦鈴鹿、第6戦もてぎが2レース制に!

日本レースプロモーション(JRP)は2月19日、全日本選手権フォーミュラニッポンの2008年開催概要を発表した。

鈴鹿サーキットが年末に大幅な改修を控えている影響からか、今季は全8戦となり、9月20日の菅生が最終戦となる。
また、既に昨年時点で公表されていた2レース制も、第5戦鈴鹿(7月12・13日)と第6戦もてぎ(8月9・10日) で採用されることとなった。この2イベントでは同時にリバースグリッドも導入され、 第1レースの上位8台が逆順で第2レースをスタートすることとなる。
(第7戦富士のレース距離、決勝方式は調整中)

2レース制の導入とあわせてポイントシステムも変更となる。 今季は1レース制での優勝者には15ポイントを頂点に10位までにポイントが与えられることとなった。
2レース制では第1レースは10ポイントを頂点に上位8人、第2レースは5ポイントを頂点に上位5人がポイント対象だ。

このほか、パドルシフトの採用、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの創設など、今シーズンも新機軸が満載だ。
予選方式についても、F1でお馴染みのノックアウト方式が導入されるが、「従来の45分×2回やスペシャルステージ方式に加えて」 とのことであり、レースごとにさまざまなバリエーションの予選が見られることになりそうだ。

第1戦決勝は4月6日富士スピードウェイ。ピットストップありの300kmレースだ。

JRP公式リリース

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN:2008シーズンの体制が徐々に明らかに。インパルはローソンがサポート、ダンデライアンは松浦を起用!

開幕まであと1ヵ月半あまりとなった2月15日、チームインパルとDoCoMoダンディライアンが2008シーズンの体制を発表した。

昨年のドライバーズチャンピオン、松田次生を擁するチームインパルは、昨年同様ブノワ・トレルイエとの2台体制。 メインスポンサーにはモバイルキャストに代わってコンビニ大手のローソンがつくこととなった。
なお、昨年までアラビアンオアシス・ チームインパルに所属していた本山哲は古巣のチームルマンに復帰してルーキーの石浦宏明とタッグを組むことが既に決まっている。

また、ダンディライアンも同日付リリースで昨年末のドライバーオーディションに参加した松浦孝亮と土屋武士の加入を発表。 こちらは外人コンビからインディカードライバーと百戦錬磨のベテランへの刷新となった。

このほか、ARTAは1月9日付リリースで昨年F3で活躍した伊沢拓也の起用を正式発表、 昨年までARTAに所属していた金石年弘は今季チーム5ZIGENに移籍することが同チームの1月10日付リリースで明らかになっている。
チームトムスは荒聖治とアンドレ・ロッテラーのコンビで変わりないが、 メインスポンサーはペトロナスがGTも含めてサポートしていくこととなった。

このほかのチームについても、3月2日の鈴鹿ファン感謝デーと、それに続く3日、 4日の合同テストまでには体制が明らかになるものと思われる。

2008シーズンのフォーミュラニッポンは4月6日、富士スピードウェイで開幕する。

SUPER GT

NISSANが今季のモータースポーツ体制を発表 (NISMO)

新型NISSAN GT-RでSUPER GTチャンピオン奪還をめざす
- 2008年 グローバルモータースポーツ体制を発表 -

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一以下、ニスモ)は、本日、2008年度のグローバルモータースポーツの活動概要について発表した。

 日産自動車はお客さまに走る悦びを提供する為の活動の一環としてモータースポーツに取り組んでおり、本年も引き続き、ワークス活動としては国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GTシリーズGT500クラスをメインに取り組み、チャンピオン奪還をめざす。また、グラスルーツ活動支援のため、国内外のプライベートチームの活動をサポートしていく。

1. SUPER GT

 R35型NISSAN GT-Rにて、SUPER GTに出場する。GT-Rでのレース活動は、5年ぶりとなる。昨年に引き続き、日産系チームの総監督を柿元邦彦が務め、ニスモのチーム監督を飯嶋嘉隆が担当する。

 また、ニスモはSUPER GTにNISSAN GT-Rで参戦するチームへの技術支援及び車両開発を行なう。日産系チームとしては、ニスモ、HASEMI MOTOR SPORT、TEAM IMPUL、及びKONDO RACINGが、5台のNISSAN GT-Rで同シリーズGT500クラスに開幕戦より出場する。

 2008年型NISSAN GT-Rは以下のポイントに重点を置き開発した。

  1. 部品の軽量化により重心高の低下と重量配分の最適化を図り、旋回性能を向上。
  2. NISSAN GT-Rの空力特性を活かし、ドラッグの低減とダウンフォースの増加を実現。
  3. VK45エンジンの出力向上と燃費の改善。

チーム体制

no. エントラント 監督 ドライバー 車両名
22 NISMO 飯嶋 嘉隆 ミハエル・クルム MOTUL AUTECH GT-R
柳田 真孝
23 本山 哲 XANAVI NISMO GT-R
ブノワ・トレルイエ
3 HASEMI MOTOR SPORT 長谷見 昌弘 ロニー・クインタレッリ YellowHat YMS TOMICA GT-R
横溝 直輝
12 TEAM IMPUL 星野 一義 松田 次生 カルソニック IMPUL GT-R
セバスチャン・フィリップ
24 KONDO RACING 近藤 真彦 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ADVAN CLARION GT-R
荒 聖治
2. プライベーター支援

 お客さまにモータースポーツの楽しさを知っていただくため、様々なモータースポーツ活動をサポートしていく。

1. マーチカップレース/日産レーシングスクール

 入門クラスでありながら、本格的なレースが楽しめるマーチカップレース(East Japan Series, West Japan Series, 及びNISSAN March Champion Cup)を開催する。データロガー(記録装置)を標準装備して、参加者の運転技術の向上を図り易くすると共に、多くのお客様にレーシングカーの楽しさを体感していただくことを狙いとする。また、各サーキットでレース前にマーチカップカーを使用したレーシングスクールを開催し、サーキットマナーや車両メンテナンスについても指導をしていく。昨年よりクラスを追加し、レーシングカーを運転したことのない方でも参加していただける環境を整えている。さらに、より的確な指導が行えるよう、レーシングスクールのレンタル車両には走行ラインが記録されるGPSシステムを搭載している。

2. 日本国内のプライベーター支援

SUPER GT GT300クラス
フェアレディZでプライベート参戦するチームに技術支援を行なう。
スーパー耐久シリーズ
フェアレディZでST-1クラス及びST-3クラスにプライベート参戦するチームに技術支援を行なう。
ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム(NDDP)
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)
世界で活躍できる若手ドライバー育成を目的とし、2006年に始まったフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)に日産自動車が本年も引き続き協賛する。主催者が一元管理するエンジンのメンテナンス業務はニスモが担当する。また、4名を日産スカラーシップ対象ドライバーとして選出し、FCJへの参戦サポートを行なう。さらに、昨年に引き続き日産アドバンススカラーシップ対象ドライバー1名を、このプログラムには最適な、世界中から優秀な若手ドライバーの集まる欧州のフォーミュラ・ルノーUKへ、本年も参加させる。

(※日産自動車株式会社のリリースより国内関連を抜粋しました)

Text: NISMO

JSPC | その他 | 全日本GT選手権

アンダース・オロフソン逝去

olofsson.jpg 日本のレースにも縁の深いアンダース・オロフソン氏(スウェーデン)が1月22日、自宅で睡眠中に逝去された。享年55歳。 1974年スウェーデンのフォーミュラ・フォードによりレース活動をスタートしたオロフソン氏は、スウェーデンやヨーロッパF3やツーリングカーで活躍。1986年インターテックでボルボにより総合優勝。翌1987年から日本でのレース活動を開始。この年ニッサンR87Vにより全日本耐久選手権に参戦。ルマン24時間レースにも出場している。インターテックでは星野一義とのコンビでスカイラインGTS-Rで出場した。
d3_p_02.jpg その後1989年と91年にはグループAのスカイラインで全日本ツーリングカーチャンピオンを獲得。ルマン24時間やスパ24時間などにも出場。1991年のスパ24時間レースではスカイラインにより総合優勝を飾っている。1993年からは一時日本を離れヨーロッパへ拠点を移す。BPRGT耐久シリーズやルマン24時間で活躍した。1997年には全日本GT選手権に出場するかたわら、ルマン24時間レースではマクラーレンF1-GTRで総合2位、GT1クラス1位となっている。1998年も全日本GT選手権に出場したが、第2戦富士でのチームメイトの太田哲也選手の事故により日本でのレースを断念。 ドライバーを引退ししてからは、自国のツーリングカーレースのドライバーのマネージメントをしていた。

SUPER GT

SGT:クスコレーシング、山野哲也と契約更新 (SUBARU)

クスコレーシング、山野哲也と契約更新

「クスコDUNLOPスバル インプレッサ」でSUPER GTシリーズGT300 クラスに出場しているクスコレーシングは、このほど2008年シーズン のSUPER GTについて、山野哲也とドライバー契約を更新すること を発表した。

■トップドライバーとの契約更新

 2007年に契約した山野哲也とパートナーシップを継続。チャンピオンを経験したトップドライバーと2年目の契約を更新することで車両の開発スピードを速め、文字通りトップグループを競うことが目的である。

■出場車両「クスコDUNLOPスバル インプレッサ」の競争力向上と新型車の投入

 2007年に投入したAWD(全輪駆動)式のシャシーについては、降雨等になどによるグリップの低い路面ではAWDマシン本来のパフォーマンスを発揮したが、ドライコンディションでは求められる結果が出せないまま2007年シーズンを終えた。その苦い経験をもとにシャシー各所に対策を施し、第3戦(5月4日/5日 富士スピードウェイ)には、新型インプレッサWRX STIをベースとするニューマシンを投入する予定である。原点に戻り、Symmetrical AWDのレイアウトを見直してパフォーマンスアップを図る。また、車両全体の軽量化をさらに徹底し、速さを追求する。2007年シーズンを通じ、AWD車両に求められるタイヤの特性をつかむことができたため、ダンロップタイヤの協力を得て、引き続きAWD専用タイヤの開発を進めて行く。

■SUBARU/STIとの協力体制の強化

 インプレッサでレース活動を続けて行く上で、富士重工業/STIとの協力体制については不可欠である。自動車メーカーならではの解析やエンジン技術等を中心にサポートを積極的に取り入れ、共に「速いクルマ、強いチーム作り」を目指す。

山野哲也のコメント
sti_071221_1  「2008年はクスコレーシングとの契約更改に合意した。2007年に大溝監督の熱意に共感し、使命感を持って移籍した。しかし夢と現実の差は激しく、速くなる要素が増えれば増えるほどマシンも悲鳴を上げた。目標としていた結果が出ないままシーズンは終了したが、その後チームと2008年に対する意見交換を行った。新型マシンのプランやチーム体制の向上など、様々な分野で進化を予測することができた。とはいえ、ライバルチームの進化もあなどれず、2008年も相当な苦戦を強いられると思われる。しかし、チームスタッフやパートナーの目的意識が高ければ高いほど、満足のいくレースができると確証が持てるうえ、苦難にチャレンジするのが山野哲也のポリシーである。最大限努力し表彰台を目指したい」
スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text & Photo: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon | SUPER GT | その他

ホンダMSサンクスフェアに伊藤大輔と小暮卓史が登場

 年末恒例のモータースポーツファン感謝イベントとして16日、ホンダは今年も本社のウェルカムプラザ青山にてHonda Motorsports Thanks Fair 2007を開催した。

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 4輪レースからはSUPER GTチャンピオンの伊藤大輔、フォーミュラ・ニッポンで惜しくもチャンピオンを逃した小暮卓史の2名が参加。寒い中、午前10時から配布される先着200名の着席整理券を入手するために午前4時から並ぶファンが出るほどの盛況ぶり。2輪、4輪レースとも経験のある宮城光とホンダスマイルによる司会でファンと選手の質問コーナーなどもあり、会場は大いに盛り上がった。

 最後に、プレゼントの抽選会、選手とのフォトセッションと握手会が開催された。また、予定に無かったサイン会などもあり、ファンに取っては身近に有名ドライバーと接することが出来る嬉しいクリスマスプレゼントとなったようだ。

 質問コーナーでの主なやりとりは以下のとおり。

伊藤大輔

--今年印象に残ったことは?
 「やっぱり、SUPER GTでチャンピオン獲ったことですね。でも、チャンピオンを意識し始めたもてぎでポイント取れなかったにもある意味印象に残っています。チームには無理するなと言われてたけど、オーバーテイクするなとは言われてなかったので」
--100キロの重りを積んでいながら何故あんなに速く走れたのですか?
 「シーズン当初から100キロ積んだ状態でのテストを重ねてきて、その状態でのセッティングが出来上がっていたからです」

小暮卓史

--今年印象に残ったことは?
 「F1マシンをドライブしたことです。パドルクラッチは足クラッチのように感触があるわけじゃなく、まるでゲーム機を操っているような感触なのでクラッチのタイミングが難しかったです。ピットレーンを走る時は初心者ドライバーのようになってしまいました。エンジンのパワーはVTECエンジンが5個付いてるみたいでしたね。エンジン音は、エンジンが吠えるってこういうことを言うんだと思いました。高速コーナーでのダウンフォースはFポンの3倍くらいある感じでした」
--鈴鹿1000kmでのクラッシュについて
 「クラッシュ直後からずっと記憶があやふやで、ハッと我に返ったのが翌日で、東名高速を運転中でした。当日も関係者と色々会話をしていたんですが、あまり記憶にないんです」

まとめ: Yoshinori OHNISHI / 情報提供 & Photo: K.T

Japanese F3

JF3:大嶋和也、来季はユーロF3にマノーモータースポーツから参戦

 トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)は22日、お台場のメガウェブで報告会を行い、その席上今季、全日本F3選手権でチャンピオンを獲得した同プログラム所属の大嶋和也が来季はユーロF3にマノーモータースポーツから参戦することが発表された。

TDPドライバー 大嶋和也:
「私にとってはGT300もF3も2年目の年だったので、両方でチャンピオンを獲れて、とても嬉しい。F3もGT300でも、良いチームでレースを戦うことが出来、自分自身としても成長出来て、勉強になった。この経験を、今後に活かして行きたい。マカオGPでは、日本のF3チャンピオンとして出場することになり、当然優勝を狙って行ったが、結果的には3位となった。しかし、チームとしては1位と3位が取れたし、良いレースが戦えたと思っている。来年もう一度チャレンジするチャンスがあると思うので、来年こそは表彰台の頂点を狙いたい。また、来年はF3ユーロシリーズに、マノー・モータースポーツというトップチームから参戦することになったが、当然1年目からチャンピオンを狙いたいと思っているし、日本のチャンピオンとして恥ずかしくない走りを見せたい。初めての欧州ということで、不安もある。先輩が非常にいい結果を残しているので、それを越えるのは簡単なことではないと思うが、なんとか先輩よりもいい結果を残し、日本に帰ってくるときには、F1に乗れるように頑張りたいと思うので、応援をよろしくお願いします」
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 主査 林博美:
「皆様のご声援もあり、今年はTDPから念願のF1ドライバー輩出という素晴らしい結果を達成することが出来た。彼らは一人一人が厳しい戦いの中で成長を遂げてくれたが、来年は更に高いところで活躍して、最終的な目標へ向けて頑張って貰いたい。大嶋君はゴーカート時代から見ており、とても素晴らしい才能を持ったドライバーだが、精神的にも本当に成長した。大嶋君は来年F3ユーロシリーズに参戦することとなり、彼は技術的には何も問題はないと思うが、それだけでは勝てない厳しいシリーズだ。環境や言葉など、色々な面で苦労もするだろうが、そんな中でも、自分の持っている力を100%出せるように頑張って、来年良い結果を持ち帰ってくれることを願っている。」

Text: トヨタ自動車株式会社TDPレポートより全日本F3選手権関連部分を抜粋

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝の順位が確定。 本山優勝、松田次生が2007シリーズチャンピオンに

fn_07_champion_matsuda 午後6時35分、決勝の正式結果が競技団より出され、第9戦と選手権の順位が確定した。

既報のとおり、小暮卓史は失格、 2位でフィニッシュした本山哲が今季3勝目を挙げ、シリーズチャンピオンは通算46ポイントを獲得した松田次生のものとなった。

PIAAナカジマからの抗議は出なかった模様だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 上位3人とチャンピオンチーム監督のコメント

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小暮 卓史(優勝 2007年ドライバーズチャンピオン)
スタートは思ってたとおりになって、トップで1コーナーを回れました。
序盤はトレルイエ選手が後ろにいて、ペースが速かったので、こちらも予定していた以上のハイペースでプッシュしつつ、 それでもなるべくリヤタイヤをいたわって走りました。
トレルイエとの差が開いてからは思うように走ることができました。
こうやって勝てたのはチームが最高のサポートをしてくれたからだと思うので、感謝しています。
初戦の富士を終えた時点ではタイトルは考えづらい状況でしたが、エンジニアの田坂さんと一緒に考えながらセッティングを詰めていって、 2戦め以降は予選で3番手以内をキープすることができました。大きく流れが変わったのは菅生からですね。 今回勝てて3連勝したことでチャンピオンになれました。
今までずっとフォーミュラニッポンでチャンピオンになることが大きな目標で、何年も悔しい思いを続けてきましたが、やっと達成できたな、 という思いです。
無線で勝ったこと、チャンピオンになったことを教えてもらいましたが、そのときは実感が沸かなくて、今でも同じなんです。 きっとホテルに帰ってからじわじわくるんでしょうね。
ここまで思い残すことがないくらいにベストを尽くせた、ということで感無量です。
今でもF1を諦めたわけではありません。でもとにかく今戦ってるレースでベストを尽くし、その中で上を狙っていきます。

本山 哲(2位)
スタート前から順位を上げようと意識しすぎて、クラッチミートのタイミングを外してしまい、スタートを失敗しました。 その後も戦略上燃料を重めに積んでいたためにペースを上げられず、ピットストップまでは厳しい状況でしいた。
でも、レース全体で見れば、クルマはいい状態でしたし、最後は思い切って走れて2位に入れたので、チームスタッフ、星野さん、 服部監督には感謝しています。

アンドレ・ロッテラー(3位)
悪くないレースでした。重めの燃料でスタートしたので、最初はタイムロスをしましたが、 ピットストップで前をキャッチアップしていく作戦がうまくいって順位を上げられました。最後にクラッシュがあり、 ポディウムに上がれたのは僕にとってはラッキーでしたね。
クルマは良かったので、チームには感謝しています。
終盤は、前の2台に追いつこうと思ってサトシをプッシュしていました。でも、ギヤレシオのセッティング、 特に6速がロングめにしてあったために、風が強かった影響を受けてヘアピンやスプーンで大きくロスしてしまいました。

中嶋 悟(優勝チーム監督)
予選で1位2位をとれたことが今回に結果につながったと思います。
夏の富士を終わった時点ではタイトルを取れるとは思ってなかったのですが、そこからドライバーが頑張ってくれました。
今日も小暮もロイックも良いレースをしてくれたので、お客さんにも堪能してもらえたんじゃないかと思います。
ウチは過去にもチャンピオンを獲ったドライバーには、F1のテストを受けられるよう、 頼めるチームに打診してステップアップのチャンスを与えるようにしていますので、小暮君に関してもそれなりの努力をしています。 ただこれは相手もあることですから.....
チームに戻ってきた小暮はハートが少し強くなったんじゃないかと思います。
以前は平気で100%を超えちゃうようなところがありましたが、今は100%の見極めができるようになりました。 (第3戦の)もてぎで勝てたことで自信が見えるようになりました。頭を使うようになったのかな(笑)
でも、来るときに「小暮らしくない小暮は欲しくない」と言いました。 そういう意味でもお客さんの楽しんでもらえるドライバーになったんじゃないでしょうか。

星野 一義(チームチャンピオン 監督)
今年一年を振り返ると、前半はチャンピオンを獲る、ということでチームみんながその気になっていたんですけど、途中から流れが変わって、 PIAAナカジマの速さが目立ってきました。
シーズン後半はドライバーに負担をかけたんじゃないかと思い、スタッフ一同、ドライバーも全員交えてミーティングしながら頑張りました。
それ以上の力が、PIAAナカジマにあったということです。
これを反省材料に、このオフから努力していきます。
今日のスタート前には、チャンピオンどうこうじゃなくて、今できる最大限の努力とパフォーマンスを出し切れと、 結果は後からついてくるからと、ブノワに伝えました。彼も笑顔で終わってますし、満足しています。
来年はもっと力をつけてサーキットにこれるように努力します。

【後記】

 この記事が投稿されて以降、決勝後の公式車両検査にて、小暮卓史選手は失格となっています。よって優勝は本山哲(mobilecast Team IMPUL)、2位アンドレ・ロッテラー(DHG TOM'S Racing)、3位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとなります。なお、チームタイトルのmobilecast Team IMPULに変更はありません。詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:JRPがドライバーオーディション参加ドライバーを発表。松浦孝亮、平手晃平らも参加予定!

日本レースプロモーション(JRP)は11月9日、今年のドライバーオーディションに参加予定のドライバーを発表した。

全日本F3選手権の上位ランカー5名のほか、IRLから松浦孝亮、GP2からは平手晃平が参加することになった。
また、昨年までフォーミュラニッポンに参戦し、今年もスーパーGTのGT500クラスで活躍した土屋武士や、 ヨーロッパのルマンシリーズに参戦していたノルベルト・シードラーらも参加を予定している。

2007年フォーミュラニッポンドライバーオーディションは、11月20日(火)、鈴鹿サーキットで行われる。

※開催概要
主 催   : 株式会社 日本レースプロモーション(JRP)
開 催 日 : 2007年11月20日(火) 雨天決行
開催場所 :鈴鹿サーキット国際レーシングコース・フルコース
時 間   :午前 10:00~12:00 2時間
    午後 14:30~16:30 2時間  計4時間
    (ドライバー1名あたりの走行時間は2時間を予定)
使用マシン: FN06(現行車両を使用)

※ 参加予定ドライバー

ドライバー名 チーム名 2007年参戦カテゴリー
平手 晃平(ヒラテ コウヘイ) TEAM IMPUL GP2(シリーズ18位)
松浦 孝亮 (マツウラ コウスケ) NAKAJIMA RACING IRL(シリーズ16位)
伊沢 拓也 (イザワ タクヤ) 全日本F3(シリーズ6位)
ロベルト・ストレイト(Robert Streit) INGING MOTORSPORT 全日本F3(シリーズ2位)
ノルベルト・シードラー (Norbert Siedler) TOM'S RACING International Formula Master 参戦 Le Mans Series、Le Mans 24Hours参戦
オリバー・ジャービス(Oliver Javis) 全日本F3(シリーズ3位)
石浦 宏明 (イシウラ ヒロアキ) TOM'S RACING
TEAM LeMans
全日本F3(シリーズ4位)
大嶋 和也 (オオシマ カズヤ) 全日本F3(シリーズ1位)
土屋 武士 (ツチヤ タケシ) DANDELION スーパーGT(GT500シリーズ17位)

 

フォーミュラニッポン公式ページ

Text:Kazuhisa SUEHIRO

JAPAN LE MANS CHALLENGE

アウディ ジャパン、「ルマン・クラシック・ジャパン2007」にスポンサリングNov 7, 2007

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アウディ ジャパン株式会社(代表取締役社長:ドミニク ベッシュ、本社:東京都世田谷区)は、11月10日(土)、11日(日)に静岡県の富士スピードウェイサーキットで開催される「ルマン・クラシック・ジャパン (LMCJ)」に、前回2005年に引き続きマニュファクチャラーズ スポンサーとして協賛します。
レーシングマシンAudi R8プロトタイプによるルマン24時間レース5勝、そしてルマン史上初のディーゼルマシンR10による2連覇という実績を持つ近代ルマンの代表ブランドとして、アウディ ジャパンは当イベントをサポートします。イベントではレーシングマシンR8のDNAを持つ最新のアウディR8を初め、スポーツモデルのS8/S6/S4/TTロードスターの展示のほか、ペースカーとして2台のAudi RS4、オフィシャルカーとしてS8が提供され、R8でのレーシングタクシーも予定されています。さらには日本初上陸となる、アウディのレーシングスピリットの源流とも言うべき「アウトウニオン タイプC」も展示。来場の皆様にアウディの100年余にわたるスポーツプレミアムブランドとしての歴史を感じていただくことができます。

「ルマン・クラシック」と名付けられたヨーロッパ最大級のクラシックカーレースは、84年の歴史を誇るルマン24時間レースを年代ごとに現代へ蘇らせるイベントとして、2002年より本国フランスのルマン サルトサーキットで開催され、世界中の自動車ファン、モータースポーツファンを魅了しています。過去においてルマン出場実績を有する車両と同型式のマシンによって競われるレースは、過去の映像や記録写真でしか見ることのできない希少なレーシングカーが現代に蘇るファン垂涎の歴史絵巻的モータースポーツイベントです。

イベント概要

イベント名称: ルマン・クラシック・ジャパン 2007
開催日程: 2007年11月10日(土)、11日(日)
開催場所: 富士スピードウェイ (静岡県駿東郡小山町中日向694)
プロモーター: ルマン・クラシック・ジャパン・オーガニゼイション
公認: 社団法人日本自動車連盟(JAF)
※ イベント内容、スケジュールなど詳細は
ルマン・クラシック・ジャパン
オフィシャル ウェブサイトにてご確認下さい。
(http://www.lemansclassic.jp/index.html)

SUPER GT

SGT:2007シリーズチャンピオンのコメント

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GT500クラスドライバーズチャンピオン&チームチャンピオン #8ARTA NSX
伊藤 大輔
最高です。
オートポリスで決められたことが良かったです。富士でウェイトを積んだ状態で戦うのは厳しいですから。
今日は完走できればそれでいいと言われて走りましたが、入れ込みすぎても、気を抜きすぎても駄目なので、 却って心のコントロールが難しかったです。
去年は最後の最後でタイトルを取り逃がしたので、今年は取れるときにポイントを取っておくつもりで走っていました。
開幕戦でエンジントラブルが出ましたけど、それ以降はミスもトラブルも出ないで、 着実にポイントを拾っていったのがタイトルを取れた一番の要因だと思います。

ラルフ・ファーマン
ファンタスティックな一年でした。クルマも最高でした。
ホンダは毎年タイトルを取り逃がしていたので、今年チャンピオンになれて本当に良かったです。
今日のレースでも序盤から順位を上げることができ、良い内容でした。
来年の目標は勿論、2年連続のダブルタイトルですよ。

鈴木 亜久里(チーム監督)
本当にありがとうといいたい。
ARTAをはじめて10年目の節目の年でしたし、ホンダと一緒にやり始めてから初めてのチャンピオンということで。
これもチャンピオンを獲りたい、という目標に向かってチームが一丸となって仕事をしてきた結果だと思う。
ドライバーもペアを組んで3年になるけど、一年目からチャンピオン争いをしてくれたし、今年はミスも全くなかった。それにすごく速い。
なにより10年の節目にオートバックスさんにタイトルをプレゼントできたのが一番良かったですね。

GT300クラスドライバーズチャンピオン #101トイストーリーレーシングaprMR-S
大嶋 和也
最終戦で2位になれましたが、最後の最後まで紫電に苦しめられました。
今年は最初からチャンピオンを獲るつもりで、毎戦毎戦死に物狂いで戦ってきました。
来年のことはまだわかりませんけど、どこでレースをしてても一年目からチャンピオンを狙っていきます。

石浦 宏明
シーズン前半は流れが良かったのに、途中から不運が重なってライバルにも追いつかれてしまいました。
でも、最終戦に向けてミシュランも良いタイヤを作ってきたし、尾川さんもスペシャルエンジンを用意してくれました。
みんなが頑張ってくれたのでタイトルを獲れました。
大嶋と組めたことでやりやすかったし、チームも思うようにやらせてくれたので、自分も成長できたのだと思います。

GT300クラスチームチャンピオン #2プリヴェKENZOアセット紫電
後藤 誠(チーム監督)
この席にウチのドライバーと一緒に並びたかったです。
2年続けて同ポイントで2位というのはやろうと思っても中々できないことですが、タイトルが獲れなくて残念です。
でも今日のレース内容は非常に良かった。高橋選手が成長したことが良く分かった。
2年間でここまでのレースができるようになるとは正直思っていませんでした。
来年こそは、同じチームのドライバーとこの席に並びたいです。
去年は1点の重みを思い知らされましたけど、今年も101号車がもてぎでファステストラップだけを狙って走っているのを見て、 改めて1点に懸ける執念を見た気がします。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:坂東委員長、100戦を前に大いに語る

フリー走行の終了後に行われた定例会見で、 GTアソシエイションの坂東正明委員長は今回で100戦を迎えたGTレースに対する思いを語った。
同時に、参加チームと管制塔を直接無線で結ぶ構想やGTAの法人化など、来年以降のスーパーGTについてもコメントした。

坂東委員長のコメント

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94年の開幕当初の参加台数は18台だったが、100戦目を迎える今回は44台。これだけをみてもGTは成長してきていることが分かる。 お客さんの数や『激G』の視聴率も前年対比で伸びており、数字の上ではGTは成長している。
この100戦の重みの中、委員長としてやってきたこの一年は、自分の中では長かった。

いろいろ学ばせてもらったが、課題や問題があることも認識している。
経営改善も前進したが、まだまだ深刻な状況だ。
GT500の09年以降の車両規定変更に伴い、GT300との性能調整を考えなければならないし、 GT300はベースとなるスポーツカーやスポーツセダンが減っている中で、新たな方向性を定めないといけない。

また、判定の確実化、迅速化など、レース運営に関する設備投資をこれからやっていく。
来年1月までには、チームと管制塔を直接無線で結ぶシステムを導入する。
コクピットにも、イエローフラッグやグリーン、レッドなどを表示できるシステムをつける。
セーフティーカーも1台で問題がないか、シミュレーションをやる。
映像に関しては、国際的に配信できるものを作っていく。アメリカも含まれるが、オセアニアを中心に配信していき、 将来的にはそこに興業にいけるような環境が作れればいいと思っている。

(今年のシリーズ表彰をフォーミュラニッポンと共同で実施する件について)
フォーミュラのトップカテゴリーとハコのトップカテゴリー、同じ国内でやっているのだから一緒にやっていこうということになり、 まずは表彰式からということになった。
これによって日本のモータースポーツは元気だ、ということを内外に示したい。
また、各々のバックボーンや競技長、サーキットへのお願いといったものを共有できれば力になると思うし、 お互いに利用しあうことでお互いのクオリティも上がっていくはずだ。
レースの併催に関しては、お金の問題や人の問題もあるし、日にちをずらしたとしても、レースのスタイル自体を変えないと難しいと思う。
それでもオールスター的な形であればやってみたいと思うが、JRPさんと具体的に話をしているわけではないので....

(GTAの法人化について)
莫大なお金を扱い、沢山のお客さんを集めてやっていることの社会的な責任を考えて、法人化しなければということになった。
ホンダ、トヨタ、ニッサンの3メーカーとは出資に関して基本合意した。
12月か1月までには形を決めたい。遅くとも3月の開幕までには立ち上げる。来シーズンは株式会社GTAでプロモートして、 レースをやっていく。
既に株式会社化したGTプロモーションについては100%子会社化か吸収のいずれかで考えている。

(オールスター戦の開催について)
オールスター戦は来年にでもやりたい。
ここ(富士スピードウェイ)でやりたい。
レースだけでなく、各メーカーがやっているフェスティバルや、オートサロンの前ふりもやりたい。
モーターショウでやってるような、新車のベールもここでひっぱがしたい。
ただサーキットからは「日にちがありません」と言われている。

また来年は9戦全部に同じペースカーを持っていく。
ニスモバージョンのGT-Rだ。
決定したわけではないが、こうやって言えば言うほど実現の確率は上がっていく。
さらにみなさんが(記事に)書けば書くほど、上がっていく(笑)

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:日本F3協会が2007年マカオGP出場ドライバーを発表

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日本フォーミュラスリー協会は10月21日、全日本F3選手権第19戦・20戦が開催されているツインリンクもてぎで、 2007年マカオGPに参戦するドライバーの合同記者会見を行った。
参加したのは、

大嶋和也(トムス)
オリバー・ジャービス(トムス)
ロベルト・ストレイト(プレマパワー)
塚越広大(マノーモータースポーツ)
伊沢拓也(フォーテック)

の5名。(カッコ内はマカオGPで所属するチーム)
いずれも2007シーズンのトップランカーたちだ。
会見に臨んだドライバーたちは、マカオに参戦できる喜びや抱負をそれぞれの口調で語った。
また、いくつかのヨーロッパのチームやドライバーを具体的に挙げてライバル視する発言も出るなど、 このレースにかける意気込みがひしひしと伝わってくる会見となった。

参加ドライバーのコメント

ロベルト・ストレイト

f3_macau_streit 昨年と同じチームから出場することになりました。
昨年は初参戦にしてはいいレースができましたし、今年はトップ5かトップ6ぐらいはいけると思います。 昨年もクルマのポテンシャルを引き出せたと思いますし、自分のパフォーマンスも発揮できましたが、サーキットには本当にびっくりしました。 一瞬も気が抜けないし、常に100%プッシュしていないとすぐにおいてかれてしまう。実にユニークな経験をしましたね。
今年の参加メンバーだと、10人くらいは勝てるドライバーがいます。ニコ・ヒュッケンベルグやセバスチャン・ブエミ、カムイ・ コバヤシなんかは要注意ですし、カーリン・モータースポーツやライコネン・ロバートソンのドライバーも手強いでしょうね。

大嶋和也

f3_macau_ohshima 去年は7位に入りましたが、全然納得できるレースじゃありませんでした。 今回使う1AZエンジンは山側でポテンシャルが見せられると思います。
マカオ用のテストはやっていませんが、エンジンはマカオを想定して開発してきたので心配はしていません。 今回はとにかく最後までずっとコースに残って結果を出します。
今年はエントリーリストを見ると、びっくりするぐらい速いドライバーがそろっていますが、 中でもTDPの可夢偉には何としても勝ちたいですね。

オリバー・ジャービス

f3_macau_javis レースには自信があります。今回は2年目ですからアドバンテージがありますし。難しいコースですから、 一度走っていることは大きなアドバンテージになるんですよ。
トムスは去年も速かったので、今年も二人そろって表彰台に上がりたいし、ボクの目標は優勝です。
昨年はホンダエンジンでしたが、今年はトヨタエンジンでメルセデス勢と戦うことになります。厳しい戦いになると思いますし、 今回は2年目3年目のベテランも多いのでそういう意味でもタフなレースになると思います。
ASMやRR(ライコネン・ロバートソン)、マノーモータースポーツなどのドライバーは要注意ですが、日本のF3もレベルが高いので、 今日ここにいるドライバーやマルコ(アスマー)などの上位ランカーはみんな表彰台に上がる実力があると思います。

塚越広大

f3_macau_tsukakoshi まずは、このチャンスを与えてくれたホンダ、リアル、スーパーアグリと、応援してくれた皆さんに感謝したいです。
マカオに出場できるのも嬉しいですし、レベルの高いレースで戦えることは、ドライバーとして嬉しいことです。
今年のマノーもいいチームですから、昨年以上の結果を出したいです。
今年1年ダラーラで戦ってきたことが生きてくると思いますし、オレンジのマシンで走るので、どこにいても目立つと思いますが、 走りのほうでも負けないように目立ちたいです。
最低でも日本人選手には勝ちたいですね。

伊沢拓也

f3_macau_izawa 去年も出たかったんですけど出場できなかったので、今年出るために観戦に行きました。あとで車で走ってみたんですが、 思ったより狭いコースでしたね。
今年は夏ごろから交渉を始めて出場が決まりました。参戦するドライバーの中には、 ボクがフォーミュラルノーをやっていた頃のライバルもいるので、また一緒にレースをするのが楽しみです。
シーズン最後のレースを光る走りでアピールできたらな、と思っています。
日本人選手の中のトップにはなりたいですね。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:2008年は2レース制、リバースグリッド、パドルシフトを導入

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 日本レースプロモーション(JRP)は16日、フォーミュラニッポン第7戦の行われているスポーツランドSUGOにて来シーズン2008年のフォーミュラニッポン概要を発表した。これによると現行のレースシステムが大幅に変更され、1大会2レース制、その際のリバースグリッド、ノックアウト方式の予選が導入されることとなった。また、併せてマシンにもパドルシフトの採用が発表された。

1大会2レース制
・1シーズン2レースを行うサーキットで採用される。具体的には鈴鹿、もてぎ、富士で開催される2レースのうち、一方を2レース制、もう一方を通常レースとする。
・第2レースのスターティンググリッドは、第1レースの競技結果に基づき、1~8位をリバースグリッドとする。9位以降は第1レースの結果とする。
・第1レースの競技時間は45分、第2レースは30分を想定
新予選方式(ノックアウト予選)
・ノックアウトを採用するか通常予選かは主催者の任意選択。
・ノックアウト方式予選の開始3時間前に30分間のフリー走行を設定。
・第1ステージは25分、上位15台が第2ステージへ。16位以下は順位決定。
・5分のインターバルの後、第2ステージは15分間。上位8台は第3ステージへ。9~15位の順位が決定。
・5分のインターバルの後、第3ステージは10分間。上位8台の順位が決定。
・第1,2ステージはチェッカーと同時に計測終了。第3ステージはチェッカーを受けて計測終了。
・走行中、インターバルに関係なく給油、タイヤ交換OK。
ポイント配分
順位PP優勝2位3位4位5位6位7位8位9位10位
通常大会11512108654321
1大会
2レース
第1レース19765432100
第2レース6543210000
パドルシフト

 2009年導入予定を1年前倒しし、2008年より採用する。パドルシフトはザイテック製。

 ※この開催概要案はこの後日本自動車連盟(JAF)へ申請され、承認をもって正式に決定する。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:スウィフト製シャシーに3.4Lエンジン。JRPが2009シーズン車両のデザインイメージを公表!

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日本レースプロモーション(JRP)は8月26日、 フォーミュラニッポン第6戦の開催されている富士スピードウェイで2009年~2011年の中期計画報告会を実施した。
今後の基本方針として、オーバルや市街地での開催や、環境に配慮したエンジンの研究に取り組むほか、 オーストラリアや中国など海外での開催も視野に入れることが明らかとなった。
同時に、この会見では2009シーズンから使用する車両の概要も併せて発表された。

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これによると、シャシーはスウィフト製のワンメイク。
数社から提案のあった中で、日本独自のカテゴリーとして、先見性や斬新さを重視して選定した結果、同社の採用が決まった。
会見で公開された画像からも、フロントウィングやサイドポンツーンの形状など、これまでにない斬新なデザインがなされていることがわかる。
しかし見た目も斬新さだけでなく、車体下面で発生するダウンフォース量も増大するという。 現状では240km/h走行時で750kgを発生しているが、スウィフトの新シャシーは1トンを発生させる。
これにより、前後ウィングでの発生分を減らすことが可能となり、後方への乱流の影響を減少させ、オーバーテイクのしやすい車両が実現する。

エンジンは既報のとおりGT500車両と同一の3.4リッターV8の自然吸気エンジンとなる。 ただしこちらはリストリクターでなく、従来どおり10300回転でレブリミッターが作動する仕様となる。
設計上想定される最高出力は600馬力以上。これはGP2に代表される、昨今のF1の一つ下のカテゴリーにおける世界標準ともいえる数字だ。
その他、パドルシフトやカーボンディスクブレーキの採用など、多くの変更点が盛り込まれ、 2009年のフォーミュラニッポンは一層斬新でエキサイティングなものになることが期待される。

発表概要【参考】
2009~2011 JRP基本方針

 ハード・ソフトの組み合わせにより日本独自のトップカテゴリーとして地位を確立し、アジア、 パシフィック地域を代表するレースを構築する。

  • 世界から目標とされるシリーズの構築
  • 新シャーシー、新エンジンの導入
  • ハイブリッド、水素、バイオエタノールなどの環境に配慮したエンジンの研究
  • ファンの満足度アップとなる最も面白いレースの提供
  • 新規レースの調査、研究(市街地レース、オーバルレース)
  • 大会数は最大で国内10戦、海外1戦としパシフィックエリア開催を目指す
新シャーシーコンセプト
  • 日本独自のカテゴリーとして、今までにない斬新なデザインの追及(先進性と変化)
  • よりスリリングなレース展開が可能な車両
  • 最低3年間使用可能な安全性と耐久性の確保
シャーシー新旧比較

 車両レギュレーションは現行のJAF F3000を基本とする。(2007年8月26日現在案)

新型車両 現行車両 備考
車両最大幅 2000mm 1800mm 車両中心線からタイヤ外側まで実測で1000mm以内
車体最大幅 1600mm 1450mm ウイングを除く、ボディワークの最大幅
フロントウィング幅 1900mm 1450mm
リアウィング幅 1150mm 1000mm
車両重量 670kg 660kg ドライバー乗車時
燃料タンク容量 115L 135L 車体サイドに設ける給油口から給油可能な最大値
ミッション パドルシフト シーケンシャル
ブレーキ カーボン スティール
フロントタイヤ 265/55R13 235/55R13
リヤタイヤ 325/45R13 340/620R13
新エンジンレギュレーション概要

 より多くのエンジンメーカーが参加しやすいレギュレーションを確立する。現状の音量規制を遵守し、かつ、より魅力ある音を追求する。

  • 目標出力: 600馬力以上
  • 3.4リッター、V型8気筒
  • 最低重量: 120kg
  • パドルシフトの採用
  • 3レースで使用できるエンジンは1基とする
エンジン新旧比較
新型エンジン 現行エンジン 備考
排気量 3400cc 3000cc
出力600/hp+α 550/hp
気筒数 V型8気筒 V型8気筒 バンク角90度
吸気 自然吸気 自然吸気
重量 120kg 127kg エアボックス、エアフィルター込み
回転数制限 10300rpm 10300rpm
回転数制限方式 ECU ECU
新シャーシー・エンジン導入スケジュール
2007年 11月中旬 車両最終デザイン発表
2008年 2月初旬 新エンジン開発テスト走行開始
2月中旬 車両中間検証
5月中旬 車両最終検証
6月下旬 新型車両発表会および新車両、新エンジン組み合わせによる走行テスト
8月上旬 車両デリバリー開始
12月上旬 全車両納入終了
2009年 2月中旬 公式合同テスト開始

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:日本F3協会、2008年度からのナショナルクラス導入を発表

日本フォーミュラスリー協会は8月25日、全日本F3選手権第14、15戦が開催されている富士スピードウェイで記者会見を開き、 来年度から導入する「F3ナショナルクラス」の概要を発表した。

このナショナルクラスを全日本F3選手権クラスと混走させることにより、より多くのドライバーがF3に参加できる環境を整え、 若手ドライバーのスキルアップを図るとともに、減少しつつある参加台数に歯止めをかける。

F3では過去にもJクラス、Bクラスなどの名称で中古シャシーを用いた下位クラスを開催したことがあるが、 いずれもコストがネックとなり参加台数を集めることができなかったため、今回は大幅なコスト削減策に踏み切ることとした。

まず、 シャシーはホモロゲーション更新により全日本戦で使えなくなる2005年~2007年モデルを各エントラントから購入することとする。

エンジンについてはトムス3S-Gのワンメイク供給。 こちらも全日本戦が1AZ-FEに切り替わるために現行エンジンが余るということで、現状で13~14台の供給が可能とのこと。 可能な限り中古部品を活用することで、年間リース料を通常の5分の1にあたる300万円に設定する。

他にも、ブレーキ、クラッチ、ダンパーを指定部品とすることでコストを削減し、 トータルの参戦コストは2900万円程度と協会では見積もっている。
これにより、FTやFCJ、F4、FJなどの国内カテゴリーだけでなく、海外からも広くエントリーを募り、 ひいては全日本F3選手権の発展につなげていく。

なお、詳細な規定は10月ごろに改めて発表される予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

S-GT:GTA坂東委員長が2009年以降のGT車両規定についてコメント GT500はNA3.4リッターに統一

GTアソシエイションの坂東正明委員長は、 第6戦決勝の行われた鈴鹿サーキットでの定例会見においてさる8月10日付でJAFより発表された2009年以降のGT車両規定についてコメントした。

坂東委員長は、今回の規定はJAF技術部会とGTAのテクニカル部会が相談しながら決めてきたものであり、 あくまでJAF-GT規定に準拠することを重視していくこと、同時に年毎に見直し、歴史にあったものにしていくことを強調した。

GT500のエンジンをフォーミュラニッポンの同一の自然吸気の3.4リッターV8に統一することや、ホイールベース、 前後オーバーハングを各メーカー同一とすることについても、コストダウンにつながる有効策として3メーカーと話し合いながら決定したもので、 同条件の中でも各社の特性を生かしたクルマ作りは可能であり、決してNASCARのようにワンメイクにするわけではないとした。
(NASCARでは今年からフロントマスクとテールランプ周り以外は4メーカー同一形状のCOT(カー・オブ・トゥモロー)規定の車両を導入、 来年から全レースで使用することになっている)

また、国内3メーカー以外の特に海外メーカーの参戦についてもウェルカムであると明言、 その場合は特認車両として性能調整を図りながら受け入れていくとのこと。

またGT300については、費用面や、日本のコンストラクターを育成する目的から、現行規定を踏襲することとするが、 現状はベース車両に使える2ドア車が殆どなくなっていることから、 今後は4ドア車を受け入れる準備をしなければならないことを併せて公表した。
(現在はクスコスバルインプレッサ1台のみが4ドア車両)

2009年以降のGT500車両の規定はこちら(13ページ)

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第7戦の予選はノックダウン方式?!

GTAは7月29日、スーパーGT第5戦の行われているスポーツランドSUGOにて行った定例会見の中で、 第7戦もてぎでノックダウン方式の予選の実施を検討していることを明らかにした。 ノックダウン方式とは、昨年からF1で採用されているもので、予選セッションを三つのピリオドに区切り、 それぞれのピリオドで上位の決められた台数のみが次のピリオドに進めるという方式だ。 スーパーGTでは午前中の予選1回目は予選通過基準タイムをクリアするためのセッションと位置づけ、 予選2回目をノックダウン方式で行う意向。 これに伴い、8月2日にツインリンクもてぎで行われるGT合同テストでシミュレーションを実施する予定だ。 今回はツインリンクもてぎサイドからの提案だったいうが、GTAとしても「土曜日もお客さんを呼べる」 ということで採用に動き出したとのこと。 なお、計時システムの制約などがあり、この予選方式は残念ながら第7戦一回限りとなる模様だ。 Text:Kazuhisa SUEHIRO  

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:ARTAは第6戦で井出有治を起用

オートバックス・レーシング・チーム・アグリ(ARTA)は、スーパーGT第6戦ポッカ1000kmで#8ARTA NSXの第三ドライバーに井出有治を起用することを7月27日付のリリースで発表した。
井出は8月1、2日のGTA合同テスト(ツインリンクもてぎ)にも参加する。

昨年の井出は発足したばかりのスーパーアグリからF1念願のF1デビューを果たして序盤3戦を戦ったが、 その後はスーパーライセンスの停止などがありシートを喪失。
その後は帰国してポッカ1000kmでザナヴィZの第三ドライバーを務めた。
今年は開幕からARTAの55号車のドライバーとしてフォーミュラニッポンに参戦し、第5戦の鈴鹿で3位を獲得、 久々の表彰台に上がっている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:ニスモ、第6戦の第三ドライバーに安田裕信の起用を発表

ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は7月27日付けのリリースで、 スーパーGT第6戦ポッカ1000kmに出場する#23ザナヴィ・ニスモZの第三ドライバーに安田裕信を起用することを発表した。

安田は昨年、ニッサン・ドライバーズ・デベロップメント・プログラム(NDDP)の支援を受けてフォーミュラチャレンジ・ ジャパン(FCJ)に参戦、最多勝を記録してシリーズ3位を獲得したほか、 スーパーGTのGT300クラスで#47吉兆宝山Zをドライブしている。
今年はスリーボンドレーシングから全日本F3選手権に出場するほか、スーパー耐久のST3クラスでアラビアンオアシスZをドライブしている。

日産自動車およびニスモは、将来性のある若手ドライバーにチャンスを与えるため、安田の起用を決定した、としている。

安田は8月1、2日にツインリンクもてぎで行われるGTA合同テストにも参加の予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:トレルイエが菅生戦欠場!代役はデュフォワに

スーパーGTでカルソニック・インパルZを走らせている、チームインパルは7月26日にリリースを出し、ブノワ・ トレルイエの第5戦菅生欠場を発表。併せて、代役にジェレミー・デュフォアを起用することを明らかにした。

トレルイエは7月8日に鈴鹿サーキットで行われた、フォーミュラニッポン第5戦決勝におけるクラッシュで負傷しており、 これが未だ完治していないため第5戦を欠場して治療に専念するとのこと。
次回第6戦には復帰する予定だ。

これにより今回ドライバーに起用されることになったデュフォアは、 昨年のポッカ1000kmで第3ドライバーとしてカルソニックZをドライブ、優勝に貢献した実績がある。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC:2008年以降のシリーズ開催中止が決定!

スポーツカー エンデュランス レース オペレーション(SERO)は7月21日、 第3戦の公式予選が行われているツインリンクもてぎで記者会見を開き、2008年以降のジャパン・ルマン・ チャレンジ(JLMC)シリーズの開催中止を発表した。

当初の予定では、3年目からはルマン24時間やALMSなどと同様に、 ACOの技術規則に適合した車両のみでレースを開催することになっていたが、参加車両の増加の見通しが不透明な現状を鑑み、 シリーズの継続は困難と判断したとのこと。

今後はもてぎと岡山で開催される残り2戦で有終の美を飾るべく、努力していくという。
また、当初予定していたは2008年シーズンの各クラスチャンピオンを翌年のルマン24時間へ送り込む計画については、 1年前倒しで2008年のルマンに出られるよう、ACOと調整中とのことだ。

また、ACOとしては今後もアジア地域でシリーズ戦を行う意向があるとのこと。
そこにSEROがどういう形で関わっていくのか、日本開催の可能性があるのか、ACOの今後の動向からは目が離せそうにない。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第5戦SUGO 芸能人女子フットサル『楽天CUP』を開催 (GTA)

 7月29日に行われる第5戦SUGO大会で、芸能人女子フットサルリーグ「スフィアリーグ」のスペシャルマッチ『SPHERE LEAGUE×SUPER GT 楽天CUPin SUGO』が併催されることになった。

 「スフィアリーグ」は、若手女性タレントやレースクイーン、モデルなどが参加する女性芸能人によるフットサル大会で、現在テレビなどでも人気上昇中のスポーツ・イベント。

Text: GTA SUPER GT Press Release

SUPER GT

SGT:第5戦SUGO TRFのYU-KIさんが君が代独唱 (GTA)

SUPER GT第5戦菅生でTRFのYU-KIさんが君が代独唱

 人気音楽グループ「TRF」のメイン・ボーカリストで、女優、声優とソロ活動でも幅広く活躍するYU-KI(ユーキ)さんが、第5戦SUGOの決勝スタート前に行われる国歌斉唱を担当することになった。

 TRFと言えば、数多くのヒット曲、人気シンガーを生みだしたプロデューサーである小室哲也氏が生みだした音楽集団。今でこそポピュラーになったボーカルとダンサーを組み合わせた音楽グループの先駆けといえる。このTRFでメイン・ボーカルを務めるのがYU-KIさんで、1995年の日本レコード大賞を獲得した『Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~』(当時はtrfと表記)などのヒット曲を歌ってきている。

GTアソシエイション SUPER GTプレスリリース

スーパー耐久

S耐:ハイブリッドシステムで十勝24時間レースに参戦 (TOYOTA)

新開発レース専用ハイブリッドシステムで十勝24時間レースに参戦

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、7月14日(土)から16日(月・祝)にかけて、北海道の十勝インターナショナルスピードウェイで開催される国内唯一の24時間レース「十勝24時間レース」*1 に、ハイブリッドカー「トヨタ スープラ HV-R」で参戦することを発表した。

 昨年、トヨタは自動車メーカーとしては初めて準国際格式の国内レースである「十勝24時間レース」にハイブリッドカー「レクサスGS450h」で参戦。24時間の連続走行という過酷な状況の下、総合17位で完走を果たした。

 2回目の参戦となる今年は、昨年の市販車をベースとしたハイブリッドカーで得られたデータをもとに、極限の性能を 追求するため、新たにレース専用のユニット開発を進めると共に、今後の市販車両へとフィードバックするための「走る実験室」と位置付け、レース活動を通じてハイブリッドシステムの高効率化・軽量化を目指す。

 参戦車両は、レース専用車両として昨年までSUPER GTを戦ってきたトヨタ スープラGTをベースとして開発し、この車両にレース専用ハイブリッドシステムを搭載する。このシステムでは、レース走行において回生領域・効率を上げることを狙いとして、以下2つの特徴的な技術を採用している。

1.前輪インホイールモーター
前輪にインホイールモーターを配置した4輪回生(発電)・力行(駆動)システムを採用。これによりブレーキング時により大きなエネルギーを発生する前輪にエネルギー回生システム(インホイールモーター)を組み込み、レース走行の特徴である、高速域からの急減速で発生する大きなエネルギーの回収効率向上を図っている。
2.専用設計のキャパシタ(蓄電装置)
急な加減速が連続するレース走行の特徴を踏まえ、二次電池よりも充電時間の短いキャパシタを採用。
  

 なお、車両のスペックなど、詳細は以下の通り。

*1 正式名称はGTNETスーパー耐久シリーズ2007第3戦 第14回 十勝24時間レース

(トヨタ スープラ HV-R スーパー耐久レース参戦車両・概要)
車名(レース車名)デンソー・トヨタ・スープラHV-R
参戦グループ・クラスGT/TP1
車両概要エンジン形式3UZ-FE 改 S-GT仕様
エンジン最高出力総排気量 4,480cc
エアリストリクター径 29.6(ツイン)/車両重量1,080kgの時
最大出力 480ps以上/6.800rpm
最大トルク 52kg・m以上/5,600rpm
モーター最高出力Frモーター: 10kW×2(インホイールモーター)
Rrモーター:150kW
車両重量1,080kg以上
チーム名TOYOTA team SARD 【チーム所在地:株式会社サード内愛知県豊田市】
ドライバー
(読みがな;国籍)
平中克幸(ひらなか かつゆき;日本)
Andre COUTO(アンドレ クート;ポルトガル)
飯田章(いいだ あきら;日本)
片岡龍也(かたおか たつや;日本)

hv_supras

【ご参考】
株式会社サード 概要
1972年、株式会社シグマオートモーティブとして設立、85年にレース業務部門が株式会社サードとして独立。89年にはTOYOTA89C-Vでトヨタチームサードとしての活動を開始。今年はSUPER GT500クラスにレクサスSC430で参戦中。
スーパー耐久レース 概要
1991年に始まった、日本の代表的な耐久レースシリーズ。車両のクラスは、エンジン形式、排気量、駆動方式、座席数などにより分かれる。本年は全7戦のシリーズ戦。「十勝24時間レース」は当シリーズ中唯一、かつ日本で唯一の24時間耐久レースであり、本年で14回目を迎える。

Text & イラスト: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

今シーズンのSUPER GTシリーズについて(GTA委員会)

 GTアソシエイション(委員長:坂東正明)は今シーズンのSUPER GTシリーズに関して、3月18日に鈴鹿サーキットメディアセンターにおいて記者会見を開き、次のとおり発表しました。

1.GTAの体制

 GTAは、3月17日のGTA臨時総会において、以下の組織体制を正式に決定しました。今後はこの体制でSUPER GTシリーズの発展のために活動してまいります。新組織はGTA委員会と4つの部会と委員会事務局から構成されます。またGTAの運営を監視、指導していただくために自動車メーカー系の代表の方に経営監査をお願いしています。

GTAの新組織
GTA総会
GTA委員会委員長坂東正明(レーシングプロジェクトバンドウ)
委員舘 信秀(トヨタチームトムス)
金子 豊(チームインパル)
平岡寿道(トヨタチームクラフト)
佐藤英夫(本田技研工業株式会社)
中村信夫(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
松井龍一(トヨタテクノクラフト株式会社)
土屋一正(株式会社モビリティランド)
楠本 孝(フジスピードウェイ株式会社)
スポーツ部会座長加治次郎
テクニカル部会座長佐藤静夫
オーガナイザー部会座長土屋一正
プロモーション部会座長秋田 史
委員会事務局リーダー中村信夫
経営監査座長公平靖治(トヨタテクノクラフト株式会社)
委員眞田裕一(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社)
他1名は現在人選中
プロモーション活動

 今シーズンは地上は、CS放送に加え、BS放送でもSUPER GTシリーズをお楽しみいただけるようになりました。」その他のプロモーション活動も従来どおり展開してまいります。

1)テレビ放送、インターネット配信など
  1. 地上波 テレビ東京系列「劇走!GT」毎週日曜日 17:30~18:00
  2. CS放送 J SPORTS(決勝生中継/予選録画中継)予選・決勝日および再放送
  3. BS放送 BS日テレ(レース録画放送) レース周水曜または木曜19:00~21:00および再放送
  4. モバHO! 001ch「チャンネルONE」(決勝生中継)
  5. GyaO(USEN) レース録画配信
  6. Doing TV(オープンインターフェース) レース録画配信
2)紙媒体
  1. SUPER GT STYLE 年4回15万部/回 オートバックス各店舗他ディーラーなどで無料配布
  2. 予選速報 決勝日朝に毎回15,000部無料配布
3)SUPERGT.net

 SUPER GTシリーズ公式サイトとして、より充実した内容にするべく現在企画中です。

4)GT MEMBERS'

 SUPER GTシリーズ公式ファンクラブとして今まで同様活動してまいります。

GT MEMBERS' ステージ

 大会毎にスタンド裏にて、レースが無いときにもファンの方々に楽しんでいただけるよう今年も充実したラインナップで実施してまいります。

GTA坂東正明委員長のコメント

070318_bandoh.jpg  「ファンの皆様にはいろいろとご心配をおかけしましたが、おかげさまでSUPER GTシリーズは無事に開幕戦を迎えることができました。これもファンの皆様の熱い応援があったからです。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。SUPER GTシリーズは、今まで以上にファンの方々にわかりやすく、しかもエキサイティングなレースを目指していきます。初めてサーキットに来られた方が、また来たくなるようなレースをSUPER GTシリーズは目指していきます。このレースにはそれだけの魅力があると思います。SUPER GTシリーズの魅力を存分にたんのういただき、皆様のご期待に応えていくことが、当委員会の使命と認識しています。これからもSUPER GTシリーズをよろしくお願い申し上げます」

Text: GTA委員会 / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:リアルレーシング、2007年シーズン活動計画を発表

今シーズンからスーパーGTのGT500クラスと、全日本F3選手権に参戦するリアル レーシングが3月17日、スーパーGT開幕戦の行われている鈴鹿サーキットで体制発表記者会見を行った。
会見にはチーム代表の中村亮一、監督の伊与木仁、GT500のドライバーを務める金石勝智、金石年弘らが出席した。

070318_real_nsx リアルは金石勝智氏がモータースポーツの普及と若手育成を目的に設立した会社で、これを母体とする新しいチームは国内のGTとF3に今年から参戦する。

スーパーGTでは、5台目のNSXとなる「ローリングストーン・リアル・NSX」を金石年弘と金石勝智といういとこ同士のコンビでドライブすることとなる。
金石勝智はこれまで全日本F3000やフォーミュラニッポン、全日本GTなどで活躍、01年には全日本GT選手権2位となったほか、03年には日本人としてはじめてドイツツーリングカー選手権(DTM)にシリーズ参戦した。最近ではホンダのGT車両開発に携わる一方でARTAのフォーミュラニッポンチーム監督を務めるなど、後進の育成にも尽力している。
金石年弘は01年のドイツF3チャンピオンを経てフォーミュラニッポン、スーパーGTで活躍しているトップドライバーの一人だ。

スーパーGTではまた、3月10日に創刊した雑誌「ローリングストーン日本版」をコミュニケーションパートナーとして迎えることも併せて発表された。
この新雑誌(海外では1967年創刊)と連携することにより、音楽やファッション等他ジャンルとのコラボレーションをはかり、従来のファンだけでなくより多くの人々へモータースポーツの楽しみ方を提案していくとのことだ。

全日本F3選手権については、「ホンダ・チーム・リアル」として2台体制で参戦。シャシーは今年からダラーラF307となり、ドライバーは塚越広大と伊沢拓也という期待の若手コンビを起用する。


株式会社リアル代表取締役 金石勝智のコメント
2003年にARTAからDTMに出させてもらって、向こうのレースとか、ドライバーの育成なんかを色々見て勉強になったことがあって、それを次の世代のドライバー育成につなげられないかと思って2003年に会社を設立しました。
今までドライバーをやってきて「ああやったほうがいいんじゃないか」「こうやったほうがいいんじゃないか」と思うこともあって、それを活かすには自分でチームを興すしかないなと。これまで鈴木亜久里さんとか、中嶋悟さん、星野一義さんがやってきたことですが、そろそろ次の世代の僕らがやらなきゃいけないんじゃないかというのが、今回リアルレーシングを立ち上げた理由です。

今季のGTの体制ですが、クルマはNSX、タイヤはブリヂストン、メンテナンスはスーパーアグリの御殿場ファクトリーにお願いしています。

F3はホンダ・チーム・リアルとして自社メンテで鈴鹿にファクトリーを構え、塚越広大と伊沢拓也という、有望な若手二人を走らせます。

フォーミュラはドライバーとして乗りたいカテゴリーだと認識していますから、いずれはフォーミュラニッポンもやりたいと思っています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT | その他

トヨタ自動車、2007年のモータースポーツ活動および支援計画を発表

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」・「フォーミュラ・ニッポン」等のトップカテゴリーへの参戦と、今後が期待される有望なドライバーの育成を活動の柱とし、2007年のモータースポーツ活動を推進する。

日本では、SUPER GTでGT500クラスの車両を全てレクサスSC430とし、昨年に続きタイトル獲得に挑む。またフォーミュラカーのトップカテゴリー「フォーミュラ・ニッポン」へのエンジン供給も継続する。

一方、世界トップクラスで活躍するドライバーの育成を目指し、推進中のトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(以下TDP)において、本年は国内外の11名のドライバーを選出。GP2やF3など実戦での取り組みとともに、F1テストへの参画等、幅広い機会を捉え資質向上を図る。

また、昨年、一般車のハイブリッドシステムの性能向上をも視野に入れた技術開発の一環として本格レースに挑戦、完走を果たした、ハイブリッド・モータースポーツへの取り組みも引き続き推進する。

このほか、モータースポーツ振興の観点から、トップクラスからグラスルーツレベルまで、多様なカテゴリー・イベントへの支援を継続的に行う。

なお、トヨタのモータースポーツ活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では、トヨタテクノクラフト(株)TRD(以下TRD)、欧州ではToyota Motorsport GmbH(トヨタ モータースポーツ有限会社、以下TMG)米国ではTRD, U.S.A. Inc.(以下、TRD-USA)を各地域での開発拠点として位置づけている。


SUPER GT
日本におけるトップカテゴリーとして、引き続きTRDを通じ参戦チームを支援。
参戦車両は、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)を搭載するレクサス SC430《GT500クラス》、V6 3.5L(2GR)を搭載するトヨタ MR-S《GT300クラス》。

チーム名 車両 ドライバー タイヤ
GT500
クラス
トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM CERUMO)
レクサス
SC430
立川祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
ブリヂストン
髙木虎之介
(Toranosuke Takagi 日本)
トヨタ・チーム・トムス
(TOYOTA TEAM TOM'S)
レクサス
SC430
脇阪寿一
(Juichi Wakisaka)
ブリヂストン
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
トヨタ・チーム ルマン
(TOYOTA Team LeMans)
レクサス
SC430
ビヨン・ビルドハイム
(Bjorn Wirdheim スウェーデン)
ブリヂストン
片岡龍也
(Tatsuya Kataoka 日本)
トヨタ・チーム・クラフト
(TOYOTA TEAM KRAFT)
レクサス
SC430
服部尚貴
(Naoki Hattori 日本)
ダンロップ
ピーター・ダンブレック
(Peter Dumbreck スコットランド)
トヨタ・チーム・ツチヤ
(TOYOTA TEAM TSUCHIYA)
レクサス
SC430
織戸 学
(Manabu Orido 日本)
ヨコハマ
土屋武士
(Takeshi Tsuchiya 日本)
トヨタ・チーム・サード
(TOYOTA TEAM SARD)
レクサス
SC430
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル)
ブリヂストン
平中克幸
(Katsuyuki Hiranaka 日本)
GT300
クラス
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
T.B.N. ミシュラン
T.B.N.
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
ミシュラン
大嶋和也
(Kazuya Ohshima 日本)
レーシング・プロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)
T.B.N. T.B.N. T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン
日本におけるフォーミュラカーレースのトップカテゴリー。
今年はV8 3Lエンジン(TOYOTA RV-8-J)を7チーム14台に供給。

チーム名 台数
ドライバー
モバイルキャスト チーム インパル
(mobilecast TEAM IMPUL)
2 ブノワ・トレルイエ (Benoit Treluyer フランス)
松田 次生(Tsugio Matsuda 日本)
アラビアン オアシス チーム インパル
(Arabian Oasis TEAM IMPUL)
2 本山 哲(Satoshi Motoyama 日本)
ミハエル・クルム(Micheal Krumm ドイツ)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
2 柳田真孝(Masataka Yanagida 日本)
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
フォーラム エンジニアリング チーム ルマン
(Forum Engineering Team LeMans)
2 片岡龍也(Tatsuya Kataoka 日本)
髙木虎之介(Toranosuke Takagi 日本)
チーム レックレス セルモ
(TEAM RECKLESS CERUMO)
1 立川祐路(Yuji Tachikawa 日本)
佐々木孝太(Kota Sasaki 日本)
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
2 ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア)
横溝直輝(Naoki Yokomizo 日本)
ディーエイチジー トムス レーシング
(DHG TOM'S RACING)
2 アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
T.B.N.

(※T.B.N. 後日決定)


その他の活動支援

(1) 全日本F3選手権
F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは従来の2L・3S-GEエンジンに加え新開発の1AZ-FEエンジンを供給。
使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。

チーム名 台数 ドライバー(予定)
ドライバー
トムス
(TOM’S)
3 大嶋和也(Kazuya Ohshima 日本)
石浦宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
オリバー・ジャービス(Oliver Jarvis イギリス)
TDPドライバー
TDPドライバー
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
1 ロベルト・ストレイト (Robert Streit ブラジル)

 

ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
1 関口雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) TDPドライバー
ル・ボーセ
(Le Beausset)
1 嵯峨 宏紀(Kohki Saga 日本)  
ZAP SPEED
(ザップスピード)
1 T.B.N.  

(※T.B.N. 後日決定)

(2) ESSO・フォーミュラトヨタシリーズ
若手ドライバー育成カテゴリーとして定評のある初級フォーミュラカーレース。車両はTRDが開発したFT30型ワンメイク。1.6Lエンジン(4A-GE)を搭載。

(3) FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)
2年目となるエントリークラスのフォーミュラ・カテゴリー。
車両は、FCJ専用独自開発車両(FC106)のワンメイク。

(4) Netz Cup ヴィッツレース
一般公道も走行可能なナンバー付車両で争われるレース。
(トヨタ ヴィッツRS 1.5L車をベースとする専用車両 トヨタ ヴィッツRS TRD Racing)

5つの地方シリーズ(北海道・東北・関東・関西・西日本)で全22戦を開催。 今年は富士スピードウェイで開催されるF1日本グランプリのサポートレースとして特別戦が 用意される。また、トヨタ・モータースポーツフェスティバルでも特別戦を予定。

(5) その他、各種活動への支援
従来の旧型ヴィッツ1.0L(SCP10)に加え、現行ヴィッツRS 1.5L(NCP91)での参加も 可能になった、ワンメイクラリー「TRD Vitz Challenge」(全7戦)の開催。
トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)の活動支援 等


TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)
世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を 目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。

  ドライバー カテゴリー チーム (ご参考)06年参加カテゴリー
欧州 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
GP2 rident Racing
(イタリア)
欧州F3 ランキング3位(1勝)
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
DAMS
(フランス)
欧州F3 ランキング7位(1勝)
小林 可夢偉
(Kamui Kobayashi 日本)
ユーロF3シリーズ ASMフォーミュラ3
(ASM Formule3 フランス)
欧州F3 ランキング8位(最高位2位)ルーキーランキング1位
アンドレア.カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
欧州フォーミュラ・ルノーおよびイタリアフォーミュラ・ルノー プレマ・パワーチーム
(Prema Powerteam イタリア)
イタリア フォーミュラ・ルノー参戦
ヘンキ・ワルドシュミット
(Henkie Waldschmidt オランダ)
欧州フォーミュラ・ルノーおよび
イタリアフォーミュラ・ルノー参戦
マーティン・プロウマン
(Martin Plowman イギリス)
国内 大嶋 和也
(Kazuya Ohshima 日本)
全日本 F3選手権 トムス
(TOM'S)
全日本F3 ランキング2位(3勝)
石浦宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
全日本F3 ランキング9位(1勝)
関口雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
エッソ・フォーミュラトヨタチャンピオン(6勝)FCJチャンピオン(3勝)
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
フォーミュラ・トヨタおよびFCJ トムス・スピリット
(TOM‘S SPIRIT)
エッソ・フォーミュラトヨタ
ランキング5位(最高位3位)
松井孝允
(Takamitsu Matsui 日本)
(06年フォーミュラトヨタ
・レーシングスクールにて選抜)

(ご参考)フォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)について
「フォーミュラトヨタ」を使用し、富士スピードウェイで実施するレーシングスクール(時期は後日お知らせ)。
TDPの一環として、基礎指導から模擬レース参加まで、2泊3日で行うレーシングスクール。本コース受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対しオーディションが行われ、最終選抜されたドライバーに次年度のスカラシップを実施。


ハイブリッドカーによるモータースポーツ参戦
2006年、今後の市販車両への技術的なフィードバックを前提にハイブリッドシステムの更なる小型軽量化や高効率化等を目指す開発の一環として、十勝24時間レースに「レクサスGS450h」で参戦、参戦33台中総合17位で完走。
(全開加速・急減速を繰り返す、レース走行においても約5%の燃費改善効果を確認。)

本年も、ハイブリッドシステムの技術革新に向けた開発と、モータースポーツにおける可能性調査のため、レース参戦を検討中。

以上

SUPER GT

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

クスコレーシング、山野哲也のパートナーは青木孝行に決定

 SUBARUインプレッサで日本国内の人気シリーズSUPER GTに参戦するクスコレーシングは、ドライバーの青木孝行(34)が既に契約を交わしている山野哲也とコンビを組む、と発表した。

 青木孝行は1995年鈴鹿FJ1600でレースデビューを果たし、1997年には鈴鹿F4選手権でチャンピオンを争ったこともあるフォーミュラ出身ドライバー。その後GT選手権に活躍の場を移し、2001年にはGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得している。また、スーパー耐久でもチャンピオンを経験するなど、今や「ハコ」のスペシャリストとして知られている。近年は、D1グランプリにも出場し、自動車関連のテレビ番組に出演するなど活動の幅を広げている。GTでは、これまでに8勝(歴代3位)し、ポールポジション獲得回数も6回となっている。

 このたびクスコレーシングと契約するにあたり、青木は山野哲也と同等の速さを出せるスキルとGTでの長いキャリアを活かした巧みなレース運びが評価され、「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」のステアリングを託されることとなった。

 参戦車両である2007年型「クスコDUNLOP SUBARUインプレッサ」は、トランスアクスル形式のシンメトリカルAWD機構をもった「AWDレーシングカー」である。本年より新たにダンロップタイヤを装着することになっており、ふたりのチャンピオンドライバーによって開発スピードは一段と加速すると予想されている。また、セットアップを担当するエンジニアリングスタッフも増強し、クスコレーシングはSUPER GTシリーズGT300クラス年間ランキングの上位入賞を目指している。青木と組む山野哲也は、昨年までGT300クラスで3年連続チャンピオンを獲得しているトップドライバー。

 新体制となったクスコレーシングは、3月2日に鈴鹿サーキットで行われるSUPER GT合同テストに参加したのち、3月17日~18日に開催されるSUPER GT開幕戦(鈴鹿サーキット)で初の実戦レースに臨む。

■大溝敏夫監督

「GT300クラスでチャンピオンの獲得経験のある青木選手は、経験が豊富でさらに高い開発能力を持ち、また速く安定した走りをする技術を持ち合わせています。山野選手とのコンビネーションで、速く、強さを発揮してくれると思います。今から開幕戦が楽しみです」

■青木孝行

「クスコレーシングで仕事ができることを光栄に思います。必要とされ、チームの一員となれたことにはとても大きな喜びを感じますが、それ以上に今は結果を残すという緊張感でいっぱいです。チームは昨年よりAWDを採用したインプレッサで新たなチャレンジをしいます。この新システムには大きな可能性を持っていると思いますが、強力な武器にするためには、さらなる開発が必要です。その開発に携れることは、ドライバーとしてとてもやりがいのある仕事だと感じています。ハード、ソフトの両面でさらなる改善を行いタイトル獲得を目指します」

◆ドライバープロフィールは下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

EPSON NAKAJIMA RACING 2007年スーパーGTの活動を発表

2月27日、EPSON NAKAJIMA RACINGは都内において2007年度スーパーGTの活動発表会を行った。

ドライバーは2年目となるフランス人ドライバー、ロイック・デュバル(24歳)とスーパーGT初参戦のブラジル人ドライバー、ファビオ・カルボーン(26歳)。ふたりのドライバーは、すでにシーズン前テストで好感触を得ている。

2007年EPSON NAKAJIMA RACING Release

EPSONは.1983年に国内F2の中嶋悟選手へのスポンサーとしてスタートして以来、国際F3000、F1などのモータースポーツへのスポンサー活動を継続実施する中、2004年からは〔EPSON NAKAJIMA RACING〕は、チーム一丸となった積極果敢なレース展開により、コンスタントにポイントを獲得し、最終レースではポールtoウインの優勝を遂げました。

さらなる飛躍が大いに期待される今シーズンも、引き続き Honda NSX をベースにした〔EPSON NAKAJIMA RACING〕の参戦により、シリーズチャンピオン獲得を目標にチャレンジしてまいります。

参戦概要  
チーム名 EPSON NAKAJIMA RACING
車両名 EPSON NSX
総監督 中嶋 悟
ドライバー Loic DUVAL / Fabio CARBONE
マシン概要  
<エンジン>  
形式 C32B(DOHC VTEC) ベース
総排気量 3.494.c.c.
最大出力 500PS以上
<シャーシ>  
形式 NA2
全長×全幅 4.610×2.000mm
タイヤ ダンロップDIREZZA

Formula Nippon

2007年フォーミュラニッポン エントリーリスト

No ドライバー 年齢 国籍 チーム エンジン
1 ブノワ・トレルイエ 29 フランス mobilecast TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
2 松田 次生 27 日本 mobilecast TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
3 柳田 真孝 27 日本 KONDO RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
4 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 25 ブラジル KONDO RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
5 平中 克幸 25 日本 SG team 5ZIGEN HONDA HF386E HONDA HF386E
6 吉本 大樹 26 日本 SG team 5ZIGEN HONDA HF386E HONDA HF386E
7 片岡 龍也 28 日本 Forum Engineering Team LeMans TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
8 高木 虎之介 33 日本 Forum Engineering Team LeMans TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
11 立川 祐路 32 日本 TEAM RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
12 佐々木 孝太 33 日本 TEAM RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
19 本山 哲 36 日本 Arabian Oasis TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
20 ミハエル・クルム 36 ドイツ Arabian Oasis TEAM IMPUL TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
31 ロイック・デュバル 24 フランス PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E HONDA HF386E
32 小暮 卓史 26 日本 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E HONDA HF386E
33 ロニー・クインタレッリ 28 イタリア INGING MOTORSPORT TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
34 横溝 直輝 27 日本 INGING MOTORSPORT TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
36 アンドレ・ロッテラー 24 ドイツ DHG TOM'S RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
37 TBN     DHG TOM'S RACING TOYOTA RV8J TOYOTA RV8J
40 ビヨン・ビルドハイム 26 スウェーデン DoCoMo DANDELION HONDA HF386E HONDA HF386E
41 ファビオ・カルボーン 26 ブラジル DoCoMo DANDELION HONDA HF386E HONDA HF386E
55 井出 有治 32 日本 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HONDA HF386E HONDA HF386E
56 金石 年弘 28 日本 AUTOBACS RACING TEAM AGURI HONDA HF386E HONDA HF386E

Formula Nippon

フォーミュラニッポン2007年の変革を発表

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2007年、フォーミュラ・ニッポンはさらに進化する               [2007/02/26]

昨シーズンの全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは、運営開始以来11年目という節目を迎え、新エンジン、新シャシーの導入により生まれ変わった。マシンが変わり、参加チームが増え、ドライバーたちはシーズンを通して激戦を展開した。ライバルとの格闘をくぐり抜けてシリーズ・チャンピオンとなったブノワ・トレルイエ、喜びに号泣しながらの記者会見は記憶に新しいところだ。

そして2007年、フォーミュラ・ニッポンはいくつかの改革をもってさらに進化する。

テーマは「Dream Continues. 走り続ける人へ」。

コースを疾走するレーシングドライバーたちが。マシンを走らせるチームが。そしてなによりレースを観戦するファンが。これまでにも増して夢が持てるフォーミュラカーレース。そして未来へ向けて走り続けるフォーミュラカーレース。それが2007年のフォーミュラ・ニッポンである。

フォーミュラ・ニッポンは、夢を抱えて国内各地のレーシングコースを転戦する。贅肉を極限まで削ぎ落とした車体に最新技術の粋を集めて組み立てられたパワフルなエンジン。それを操るのは選び抜かれたトップドライバー、彼らを支えるのはノウハウ豊富なトップレーシングチームたちだ。

特別な人たちが特別なマシンを使って特別な場所を巡って格闘するフォーミュラ・ニッポンは、アジア・パシフィック地域で開催されるモータースポーツの核として、その魅力、その価値を、世界中のレースに関わる人々、レースを観戦するファンに向けて発信し、その思いを引きつけることになる。

2007年シーズンは、4月1日に開幕する。日本のトップフォーミュラカーレースが、新しいカタチとなって走り出す。

Dream1

開催サーキットが変わる

 今期、全9戦が開催されるレースングコースは富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGO、そして岡山国際サーキットの5箇所。うち岡山国際サーキットは1994年と1995年にF1パシフィックグランプリが開催されたコースだが、日本のトップフォーミュラカーレースの開催は初めて。岡山では、ドライビングやセッティングを含め、他のコースとは異なるコース攻略戦が繰り広げられるため、各地を転戦するシリーズの流れに影響を及ぼす重要な1戦となることだろう。

Dream2

レース距離が変わる

 シリーズには富士スピードウェイ2戦、ツインリンクもてぎ2戦、鈴鹿サーキット3戦が含まれているが、同じサーキットでもレース距離に変化をもたせる。レース距離は最短230km、最長300kmとすることで、給油戦略が勝敗を分けるレースと、途中ピットインをせずスタートからフィニッシュまで突進する速さを競うレースの2つのレースが楽しめる。

Dream3

ポイントシステムが変わる

 2006年、新エンジンおよび新シャシー導入に伴い参加チームとドライバーが増え、予選タイムでポールポジションから1秒以内に15台近くのマシンがひしめくという世界でも類をみない接戦となった。今期は各レース毎にこの接戦を維持しつつ、シリーズを通したチャンピオン争いも混戦をうながし最終戦までファンの皆様に楽しんでいただけるよう、ポイントシステムを変更する。

新ポイント 1位:10点/2位:8点/3位:6点/4位:5点/5位:4点/6位:3点/7位:2点/8位:1点

旧ポイント 1位:10点/2位:6点/3位:4点/4位:3点/5位:2点/6位:1点

Dream4

レース規則が変わる

 2006年、新エンジン導入に際して2レース以上1エンジン制度が定められたが、今期は3レース1エンジン制度となる。また、途中エンジン交換によるペナルティ中、本戦時にエンジントラブルにてリタイア(未完走)した場合の10位降格は、免除される。

Dream5

イベントが変わる

 往年の名ドライバーであり現在はチーム運営に関わるあの人、この人が当時の白熱したレースを見せる。また各コースへご来場いただいたファンの皆様には、「クルマが当たるクイズ」や、「時速300kmを体験・2シーターフォーミュラカー同乗」など、様々なイベントを用意、メインイベントばかりではなく「サーキットにいること」でも夢中になれる。

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2007年 ARTA Projectチーム体制を発表

ARTA.jpg

ARTA Project プロデューサー

鈴木亜久里

10周年を迎えて

1997年に発足し、1998年より活動を開始したARTA Projectも今年で10周年を迎えることになりました。これもひとえに大勢のファンの皆様、報道関係者の皆様、そして株式会社オートバックスセブンをはじめとするたくさんのパートナー企 業様のおかげだと考えています。この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。

「世界に通用する日本人ドライバーの育成」をスローガンに、カート活動からフォーミュラ・ニッポンまでを網羅して始めたこのプロジェクトも、昨年F1チームを結成することで、システム的には一つの目標を達成しました。ARTA Projectの活動を続けることで、さまざまなドライバー育成プログラムが日本のモータースポーツ界に生まれてきたこともうれしいことです。しかし、ワールドワイドな視点から見ると、まだまだ本来の目標にはほど遠い感があります。これだけの体制を保持するプロジェクトは世界でも唯一の存在と言って過言ではないと自負しておりますが、10周年を迎えた今年、ARTA Projectはさらに英知を結集してこの体制を盤石なものにすべく努力を続けて参ります。そして、11年目へと続く基盤づくりをしていきたいと考えております。

フォーミュラ・ニッポンには井出有治を起用することにしました。井出にはもちろん結果を求めていますが、併せてフォーミュラ・ニッポンの活性化にも金石年弘と一緒に一役買ってもらおうと考えています。また、ARTA Project活動10周年を記念して、GT300クラスにGaraiyaを再び投入することで、SUPER GTを盛り上げていきたいと思っています。ARTA NSXは今年新型マシンを投入し、伊藤大輔、ラルフ・ファーマンで悲願のチャンピオンを狙って行きます。カートプログラムをはじめとする育成部門も、今までにない陣容で展開していきます。新しい試みとして、ヨーロッパでの4輪へのステップアップを意識し、野尻智紀をヨーロッパのカートシリーズに参戦させることにしました。

10周年を迎えた今年、ARTA Projectはさらに上を目指し、同時に日本のモータースポーツ界の発展のために進化し続けて参ります。そのためには、本日お越しいただいた方々のご協力が絶対に必要です。皆様方の一層の応援をぜひともお願い申し上げます。今後ともARTA Projectの活動にぜひご注目ください。

2007年2月22日

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●全日本選手権フォーミュラ・ニッポン

復帰後初優勝を狙うにふさわしい、強力なラインアップでチャンピオンを目指す。2006年にスーパーアグリF1チームからモータースポーツの頂点F1に挑戦し、捲土重来を期す井出有治が加入。チームメイトは、2001年ドイツF3チャンピオンで国際経験も豊富な金石年弘。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:秋田史

■メンテナンス:童夢 ■マシン名:ARTA Lola FN06

■エンジン:HONDA HF386E ■タイヤ:BRIDGESTONE

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●SUPER GT GT500クラス

2006年のARTA NSXはランキング7位で終わるも、チャンピオンを獲るだけの資格と実力を十分に示した。2007年は念願のチャンピオンを全力で獲りにいく。ドライバーは、エースの風格が出てきた伊藤大輔、元F1ドライバーのラルフ・ファーマンを引き続き起用する。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:鈴木亜久里

■メンテナンス:童夢 ■マシン名:ARTA NSX

■エンジン:HONDA C32B ■タイヤ:BRIDGESTONE

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●SUPER GT GT300クラス

GT300クラスの主役としてシリーズを牽引したARTA Garaiyaが2シーズンぶりに復帰する。ドライバーは、GT300クラスで2度のチャンピオンを獲得した新田守男と、2002年に新田とともにチャンピオンを獲得した高木真一。不動のコンビでARTA Garaiya初の王座を目指す。

TEAM & MACHINE

■エントラント:AUTOBACS RACING TEAM AGURI ■チーム代表:金曽裕人

■メンテナンス:apr ■マシン:ARTA Garaiya

■エンジン:NISSAN VQ35D ■タイヤ:MICHELIN

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●IRL インディカー・シリーズ

アメリカ最大のレースイベント「インディ500」を中核とするIRLインディーカー・シリーズでは、「スーパーアグリ・パンサーレーシング」へチーム体制を大きく変更。同チームから松浦孝亮が引き続き参戦する。アメリカ最高峰のオープンホイールレースで初優勝を期す。

TEAM&MACHINE

■エントラント:SUPER AGURI PANTHER RACING

■チーム代表:ジョン・バーンズ  ■チーム監督:ビル・パッパス

■メンテナンス:PANTHER RACING  ■マシン名:Panasonic ARTA Dallara Honda

■エンジン:HONDA Indy V-8  ■タイヤ:Firestone

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●フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン

鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を主席で卒業した山本尚貴がFCJにステップアップ。

山本 尚貴

Naoki Yamamoto

生年月日:1988年7月11日

身長:162cm / 体重:59Kg / 血液型:RH+B / 出身地

SUPER GT

2007年度暫定エントリーリスが発表される

 SUPER GTを統轄する団体GTAは19日、本年度のSUPER GTに参加する車両/ドライバーの暫定エントリーリストを同団体のホームページ上で発表した。

 これによるとGT500クラスにおいては、車両名称は未定のものはあるがドライバーはほぼ固まった模様。これに対しGT300クラスはTBNが目立つ。

 昨年度のチャンピオンチーム、TOM'Sは脇阪寿一/アンドレ・ロッテラーが引き続きドライブ、2年連続のチャンピオンに挑む。大きな移籍は、ホンダからニッサンに移籍したセバスチャン・フィリップのみ。他のチームも昨年同様のラインナップや、同メーカー間での入替が目立ち、新人もビヨン・ビルドハイムとファビオ・カルボーンの2名で各陣営手堅い布陣を敷いたようだ。また、車両は、ホンダのNSXが1台増えて5台となり、トヨタ6台、ニッサン5台を加えて総勢16台での争いとなる。

 GT300クラスでは、既報のとおり山野哲也が雨宮からクスコに移籍し、300クラス4年連続チャンピオンを狙う。昨年最終戦であと一歩でチャンピオンを逃した紫電は、再び高橋一穂/加藤寛規がコンビを組む。他は未定のチームが多いが、3月2日~3日に鈴鹿サーキットで行われる公式テストを経て次第にラインアップが明らかになるだろう。

Text: Yoshinori OHNISHI

2007 SUPER GT 暫定エントリーリスト
■GT500クラス
NoEntrantMachineDriverTire
1TOYOTA TEAM TOM'STBN脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS
3HASEMI MOTOR SPORTYellowHat YMS モバHO ! TOMICA Zセバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
BS
6Team LeMansTBN片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
BS
8AUTOBACS RACING TEAM AGURIARTA NSX伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS
12TEAM IMPULカルソニック・インパル・Zブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS
17ROLLINGSTONE REAL RACINGREAL NSX金石 勝智
金石 年弘
BS
18童夢レーシングチームTAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
BS
22NISMOMOTUL AUTECH Zミハエル・クルム
松田 次生
BS
23NISMOXANAVI NISMO Z本山 哲
リチャード・ライアン
BS
24KONDO RACINGTBNジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH
25TOYOTA TEAM TSUCHIYAECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士
織戸 学
YH
32NAKAJIMA RACINGEPSON NSXロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
DL
35TOYOTA TEAM KRAFTBANDAI DUNLOP SC430服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL
38TOYOTA TEAM CERUMOZENT CERUMO SC430立川 祐路
高木 虎之介
BS
39TOYOTA TEAM SARDデンソー サード SC430アンドレ・クート
平中 克幸
BS
100TEAM KUNIMITSURAYBRIG NSXドミニク・シュワガー
細川 慎弥
BS
■GT300クラス
NoEntrantMachineDriverTire
2Cars Tokai Dream28プリヴェKENZOアセット・紫電高橋 一穂
加藤 寛規
YH
4EBBRO TEAM NOVAEBBRO 350R田中 哲也
山崎 信介
YH
5TEAM マッハプロμマッハGOGOGO車検320R九州玉中 哲二
TBN
YH
7RE 雨宮レーシングTBN井入 宏之
TBN
YH
9A&S RACINGTBNOSAMU
TBN
DL
10TOTAL BENEFIT JIMGAINER RACINGTBNTBN
TBN
YH
11TOTAL BENEFIT JIMGAINER RACINGTBN松田 秀士
菅 一乗
YH
13ENDLESS SPORTSENDLESS ADVAN 洗剤革命 Z影山 正美
藤井 誠暢
YH
19RACING PROJECT BANDOHウェッズスポーツTBN
TBN
 
26TEAM TAISANユンケルパワー タイサン ポルシェ山路 慎一
谷口 信輝
YH
31aprTBNTBN
TBN
MI
33HANKOOK KTRTBN木下 みつひろ
TBN
HK
43aprTBNTBN
TBN
 
45DIRECTION RACINGPORSCHE山岸 大
TBN
 
46MOLA吉兆宝山 DUNLOP Z佐々木 孝太
横溝 直輝
DL
47MOLA吉兆宝山 DUNLOP ZTBN
TBN
DL
55DHG RacingTBNTBN
TBN
YH
62WILLCOM R&D SPORTWILLCOM ADVAN VEMAC408R柴原 眞介
黒澤 治樹
YH
66JLOCトリプルA ガイヤルド RG1TBN
TBN
YH
67JLOCトリプルA ガイヤルド RG1TBN
TBN
YH
70TEAM GAIKOKUYA外車の外国屋アドバンポルシェ石橋 義三
TBN
YH
77CUSCO RACINGクスコ DUNLOP スバルインプレッサ山野 哲也
TBN
DL
81TEAM DAISHINTBNTBN
TBN
 
83YOKOYAMA RACINGYOKOYAMA ADVAN UEMATSU RD320R植松 忠雄
TBN
YH
87JLOCTBN ムルシエRG-1TBN
TBN
YH
88JLOCTBN ムルシェRG-1TBN
TBN
YH
110ARKTECH MOTORSPORTSTBN黒澤 琢弥
TBN
YH
111ARKTECH MOTORSPORTSTBNTBN
TBN
 
118TOMEI SPORTFINA GLAD SpecialOlympics GT3R宮本 隆士
田ヶ原 章蔵
YH
333MARIO RACING WITH ISHIMATSUMorio ADVAN 石松PORSCHETBN
TBN
 
666AVANZZA楽天 BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎
DL
777aprTBNTBN
TBN
MI
910910RACING WITH TEAM ISHIMATSU996GTRSRTBN
TBN
YH
-TEAM LEYJUNTBNTBN
TBN
 

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT

2007年Hondaモータースポーツ活動

「2007年Hondaモータースポーツ活動」

 Hondaは、2007年の「モータースポーツ参戦体制」と、「世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成」、 「モータースポーツの普及」のための活動について、以下の通り発表しました。

 モータースポーツ活動は、Hondaの「チャレンジング・スピリット」の原点であり、常に自らの夢や志を高く掲げ、 「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、夢と感動をお客様と共有していきたいと考えています。

2007年Hondaのモータースポーツ活動の概要(国内4輪のみ抜粋)
1.モータースポーツ参戦体制

 SUPER GTでは、「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、新たに1チーム1台が加わり、5チーム5台体制で、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

2.世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成

 世界の頂点レースで表彰台を競うライダー、ドライバーの育成を目的に、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。

 4輪では、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」を通して展開されるドライバー育成プログラム「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」により、佐藤琢磨、松浦孝亮に続く、世界で活躍できる若手選手の輩出に積極的に取り組みます。

 今年は、「フォーミュラ・ドリーム」の2003年チャンピオンであり、2006年は「フォーミュラ・ニッポン」と「SUPER GT」に参戦、2007年よりSUPER AGURI Panther RacingからIndy Pro Seriesに参戦する武藤英紀をサポートします。

 また、2005年のSRS-F卒業生で、2006年FCJランキング4位の中山友貴がスカラーシップを獲得し、全日本F3選手権にステップアップします。

3.モータースポーツの普及

 鈴鹿サーキットのレーシングコースについては、ピットやパドックの全面改修に着手するなど、今後もレースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組み、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に寄与していきます。

 Hondaファンへの感謝イベントとして、4月14日(土)・15日(日)に鈴鹿サーキットで「Enjoy Honda」を、11月23日(祝・金)にツインリンクもてぎで「Honda Racing THANKS DAY」を開催します。

 また、「ホンダ・エキサイティングカップ・ワンメイクレース~インテグラ・シリーズ~」を始め、参加して楽しんでいただく各種イベント、Honda車オーナーに向けた「コンセプト・ミーティング」などを各地域で開催します。

《4輪参戦計画概要》
■SUPER GT

 (株)M-TECと(株)童夢の協力による「Honda NSX-GT プロジェクト」のもと、5チーム5台体制にて参戦します。更に熟成させたV6 3.5リッターNA(自然吸気)エンジンと、剛性と空力性能を高めた新開発の車体を投入し、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

チームドライバー
#8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリ
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
伊藤 大輔(Daisuke Ito, 31歳, 東京都)
ラルフ・ファーマン(Ralph Firman, 31歳, イギリス)
#18 童夢レーシングチーム
(DOME RACING TEAM)
道上 龍(Ryo Michigami, 33歳, 奈良県)
小暮 卓史(Takashi Kogure, 26歳, 神奈川県)
#32 エプソン・ナカジマ・レーシング
(EPSON NAKAJIMA RACING)
ロイック・デュバル(Loic Duval, 24歳, フランス)
ファビオ・カルボーン(Fabio Carbone, 26歳, ブラジル)
#100 チーム国光
(Team Kunimitsu)
ドミニク・シュワガー(Dominik Schwager, 30歳, ドイツ)
細川 慎弥(Shinya Hosokawa, 25歳, 福岡県)
#17 ローリングストーン リアル レーシング
(RollingStone Real Racing)
金石 勝智(Katsutomo Kaneishi, 38歳, 大阪府)
金石 年弘(Toshihiro Kaneishi, 28歳, 大阪府)
■フォーミュラ・ニッポン

 昨年に引き続き、日本レースプロモーションを通じ、4チームに3リッターV8エンジン「HF386E」を供給します。

チーム
オートバックス・レーシング・チーム・アグリ(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
PIAAナカジマ・レーシング(PIAA Nakajima Racing)
ドコモ・ダンディライアン(DoCoMo DANDELION)
チーム・5ジゲン(TEAM 5ZIGEN)
■全日本F3選手権
チームドライバー
ホンダ・チーム・リアル
(Honda Team Real)
#10 塚越 広大(Kodai Tsukakoshi, 20歳, 栃木県)
#11 伊沢 拓也(Takuya Izawa, 22歳, 東京都)
ホンダ戸田レーシング
(Honda TODA RACING)
#2 中山 友貴(Yuki Nakayama, 19歳, 石川県)
■フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)

 世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成と、日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成を目的に、2006年に立ち上がったジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に協力していきます。

Text: HONDA

Formula Nippon

レクリスが参戦体制を発表。佐々木孝太を加え2カーエントリーに

 株式会社レクリス(本社福岡県/代表藤堂信太郎)は19日、同社のホームページ上で2007年度のフォーミュラ・ニッポンの参戦体制を発表した。

 昨年のドライバー立川祐路は残留、新たに新人の佐々木孝太を起用し2カーエントリーでの参戦となる。立川は2005年度のSUPER GT500クラスのチャンピオンで同クラス最多勝利記録を更新中。佐々木も2005年度、レクリスのスポンサーを受けSUPER GT300クラスでチャンピオンを獲得している。奇しくも2005年度のSUPER GTチャンピオンコンビでのエントリーとなった。

 ニューカマーの佐々木は三重県鈴鹿市生まれ。2輪でレースキャリアをスタートし4輪はFJ1600、F4、FD、F3と主にフォーミューラを中心に参戦、ついに待望のフォーミュラニッポンまで辿り着いた。父は、FJ1300、F3、F2、シビックレースなどで活躍し、鈴鹿の主と言われた佐々木秀六氏。親子2代でのトップフォーミュラ参戦を果たすことになった。

Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

2007年 グローバルモータースポーツ体制を発表 NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ

新型V8エンジン搭載のフェアレディZでSUPER GTチャンピオン奪還をめざす - 2007年 グローバルモータースポーツ体制を発表 - 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)は、本日、2007年度のグローバルモータースポーツの活動概要について発表した。 日産ワークスの2007年型フェアレディZには車体に改良が加えられると共に、新開発の4.5リットルV8エンジンを搭載、SUPER GT GT500クラスのチャンピオン奪還をめざす。 日産自動車はお客さまに走る悦びを提供する為の活動の一環としてモータースポーツに取り組んでおり、本年も引き続き、ワークス活動としては国内最高峰のチャンピオンシップであるSUPER GTシリーズGT500クラスをメインに取り組む。また、グラスルーツ活動支援のため、国内外のプライベートチームの活動をサポートしていく。 1. SUPER GT Z33型フェアレディZにて、SUPER GTに出場する。昨年に引き続き、日産系チームの総監督を柿元邦彦が務め、ニスモのチーム監督を飯嶋嘉隆が担当する。 また、ニスモはSUPER GTにフェアレディZで参戦するチームへの技術支援及び車両開発を行なう。HASEMI MOTOR SPORTとTEAM IMPUL、KONDO RACINGと共に、日産系チームとしては全5台で同シリーズGT500クラスに出場する。 チーム体制
No. エントラント 監督 ドライバー 車両名
22 NISMO 飯嶋 嘉隆 ミハエル・クルム MOTUL AUTECH Z
松田 次生
23 本山 哲 XANAVI NISMO Z
リチャード・ライアン
3 HASEMI MOTOR SPORT 長谷見 昌弘 セバスチャン・フィリップ YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z
柳田 真孝
12 TEAM IMPUL 星野 一義 ブノワ・トレルイエ カルソニック インパル Z
星野 一樹
24 KONDO RACING 近藤 真彦 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ TBA
荒 聖治

SUPER GT

クスコレーシング、07年SUPER GT参戦体制を発表(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

山野哲也を迎え、新たなチャレンジに

 SUBARUインプレッサでSUPER GTに参戦中のクスコレーシングは、2日、富士スピードウェイにおいて、07年SUPER GTへの参戦体制を発表した。参戦車両である「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は06年モデルをベースに改良を加え、タイヤブランドはダンロップに変更、ドライバーには昨年までGT300クラスで3年連続チャンピオンを獲得した山野哲也を迎え、さらにスタッフも強化。新体制でSUPER GTシリーズ年間ランキングの上位入賞を目指す。

 07年モデルの改良点は、まず空力では低ドラッグと効果的なダウンフォースを得るために、リヤフェンダー形状の変更、フロント下面形状の最適化などを盛り込んだ。タイヤはAWD用タイヤ開発に興味を示したダンロップタイヤに変更し、前後のサイズを同じにした。エンジンではSTIが技術支援するWRCエンジンをベースに、中低速トルクを向上させ、ドライバビリティの見直しを行う。足回りでは前後サスペンションジオメトリーの最適化を行い、駆動系ではフロント、センター、リヤの各機械式デフの組み合わせの最適化を行っている。

 山野と組むドライバーに関しては現在最終調整を行っており、山野と並ぶような強力なコンビにするのか、若手ドライバーを起用して同時に成長していくのか、2月中旬までには決定したいとしている。またスタッフは荻久保寛チーフエンジニアがテクニカルディレクターに就任し、新たにエンジニアを迎え、若いメカニックを加入させるなど、全面的にチーム体制を強化している。

■大溝敏夫監督

 「GTには、97年SUGOでデビューして今年が11年目。昨年は10年目ということでインプレッサのAWD化という新しいことにチャレンジしましたが、今年は次のステージに上ろうと、トップレベルで技術を磨き戦いながらチャレンジしていきたいと思いました。経験豊かな山野 選手を迎え、進歩していく喜びを感じたいです。新たな長期展望の第1歩だと思っています」

■山野哲也

 「大溝監督にはどうしても山野が必要だと言ってもらえました。一番心に響いたのは、『フェラーリのシューマッハーのように、クスコも山野を迎えて強くなりたい』と言われたこと。そこまでチームを変えようとしているので、その場所にいたいと思いました。GT唯一の AWD車両なのですが、GT300をリードできるパフォーマンスがあるという可能性に賭けたいし、やりがいを感じています。開幕が楽しみで仕方ないです」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

ファビオ・カルボーン、ダンディライアンからフォーミュラニッポン参戦

0916_carbone ファビオ・カルボーン (C)Fmotorsports

昨年の全日本F3ドライバーズランキング4位のファビオ・カルボーンが、2007年フォーミュラニッポンへダンディライアンから参戦することになった。2月5日 crash.netが伝えたもの。

カルボーンは昨年スリーボンドから全日本F3に参戦。2勝と3つのポールポジション、表彰台8回の成績を残した。26才のブラジル人のカルボーンは、昨年から同チームに所属しているビヨン・ビルドハイムのチームメイトとなる。
ダンデイライアンは、2004年にリチャード・ライアンを擁してフォーミュラニッポンのチャンピオンを獲得。昨年は平中克幸とシリーズ後半からは井出有治を起用していた。

カルボーンは「日本での生活を楽しんでいるので、また日本でレースができて嬉しい。フォーミュラニッポンは大きな挑戦だが、すでにテストもしてわたしには適していると信じている。ダンディライアンのチームとしての実績は知っているし、こんな最高のチームでレースができることは素晴らしい。ルーキータイトルを勝ち取ってシリーズでもベストをつくすことを目指している。経験豊かなドライバーのいるこのシリーズは簡単なことではないと思うが、ハードプッシュすることを止めることはできないよ」と語っている。

Japanese F3

2007年全日本F3選手権カレンダー

Rd. Date Circuit
01/02 03月31日~04月01日 富士スピードウェイ(FN併催)
03/04 04月14日~04月15日 鈴鹿サーキット(FN併催)
05/06 05月19日~05月20日 ツインリンクもてぎ(FN併催)
07/08 06月09日~06月10日 岡山国際サーキット(FN併催)
09/10 07月07日~07月08日 鈴鹿サーキット(FN併催)
11/12 08月04日~08月05日 オートポリス
13/14 08月25日~08月26日 富士スピードウェイ(FN併催)
15/16 10月06日~10月07日 仙台ハイランド
17/18 10月20日~10月21日 ツインリンクもてぎ(FN併催)

JAPAN LE MANS CHALLENGE

2007年全日本スポーツカー耐久選手権カレンダー

Rd. Date Circuit
1 05月13日 スポーツランド菅生
2 06月03日 富士スピードウェイ
3 07月22日 ツインリンクもてぎ
4 10月28日 岡山インターナショナルサーキット

Formula Nippon

2007年フォーミュラニッポン カレンダー

■2007年フォーミュラニッポン・カレンダー

開催日程開催サーキット
第1戦 3月31日・4月1日 富士スピードウェイ
第2戦 4月14日・15日 鈴鹿サーキット
第3戦 5月19日・20日 ツインリンクもてぎ
第4戦 6月9日・10日 岡山国際サーキット
第5戦 7月7日・8日 鈴鹿サーキット
第6戦 8月25日・26日 富士スピードウェイ
第7戦 9月15日・16日 スポーツランドSUGO
第8戦 10月20日・21日 ツインリンクもてぎ
第9戦 11月17日・18日 鈴鹿サーキット

■2007年フォーミュラニッポン・公式テスト日程

開催日程開催サーキット
第1回 3月5日(月)・6日(火) 鈴鹿サーキット
第2回 3月11日(日)・12日(月) 富士スピードウェイ
第3回 3月30日(金) 富士スピードウェイ
第4回 4月13日(金) 鈴鹿サーキット
第5回 5月18日(金) ツインリンクもてぎ
第6回 5月21日(月)・22日(火) ツインリンクもてぎ
第7回 6月8日(金) 岡山国際サーキット
第8回 7月6日(金) 鈴鹿サーキット
第9回 8月24日(金) 富士スピードウェイ
第10回 9月14日(金) スポーツランドSUGO
第11回 10月19日(金) ツインリンクもてぎ
第12回 11月16日(金) 鈴鹿サーキット
■ 大会時の金曜日に公式合同テストを行います。

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