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2007年1月

Formula Challenge Japan | Japanese F3 | その他

2007年トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラムを発表

Tdp_3  
2006年1月29日(月)

2007年シーズンのTDP支援ドライバーを発表

 

トヨタ自動車(株)は、2007年シーズンのTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)契約ドライバーを発表した。

国内での支援体制としては、昨年全日本F3選手権参戦初年度にして3勝を挙げ、ランキングでもA.スーティルに次ぐ2位に入った大嶋和也(19)が、チャンピオンを目指し、昨年と同じトムスから全日本F3に参戦。 チームメイトとして、デビューイヤーながら尻上がりに調子を上げ、最終大会の第17戦では初優勝を飾った石浦宏明(25)が新たに加わり、この2名が全日本F3選手権でのチャンピオン獲得に挑戦する。 また、昨年圧倒的な強さでESSO フォーミュラトヨタシリーズを制した関口雄飛(19)が、TDPの支援を受け、ナウモータースポーツから全日本F3選手権に参戦する。 ESSO フォーミュラトヨタシリーズ(FT)には、昨年TDPの支援で参戦し、最高位3位、ランキング5位に入った井口卓人(18)が残留。新たに2006年FTRSの最優秀生となった松井孝充(19)とともに、トムス・スピリットからESSO フォーミュラトヨタシリーズに参戦すると共に、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)にも参戦の予定。 一方海外では、既に発表されている通り、昨年F3ユーロシリーズを戦い、1勝、ランキング3位に入った平手晃平(20)がTridentチームからGP2シリーズに参戦。 参戦初年度ながら、同じく1勝、ランキング7位となった中嶋一貴(22)はウィリアムズF1チームのテストドライバーの任に就きながら、DAMSチームからGP2シリーズに参戦する。 また、昨年のF3ユーロシリーズで最高位2位、ランキング8位、そしてルーキータイトルを獲得した小林可夢偉(20)は引き続きF3ユーロシリーズに参戦。タイトル獲得を目指す。 なお、平手晃平と小林可夢偉は、F1パナソニック・トヨタ・レーシングのテストに参加する機会も得る予定。 昨年TDPの支援を受けフォーミュラ・ルノーシリーズ(FR)のイタリア選手権、欧州選手権に参戦してきたH.ワルドシュミット(18)とM.プロウマン(19)は、引き続きプレマ・パワーチームからフォーミュラ・ルノー選手権のイタリアシリーズと欧州シリーズに参戦し、タイトル獲得を目指す。また、同シリーズには、新たにA.カルダレッリ(16)が加わり、3人の若手ドライバーがフォーミュラ・ルノーの激戦で腕を磨く。
2007年TDP契約ドライバー
ドライバー チーム カテゴリー 06年戦績
欧 州 平手晃平(Kohei Hirate) Ttrident Racing (イタリア) GP2 欧州F3 ランキング3位(1勝 )
中嶋一貴(Kazuki Nakajima) DAMS(フランス) 欧州F3 ランキング7位(1勝)
小林可夢偉(Kamui Kobayashi) ASM Formule 3 (フランス) 欧州F3 欧州F3 ランキング8位(最高位2位) ルーキーランキング1位
H.ワルドシュミット (Henkie Waldschmidt:オランダ) Prema Powerteam (イタリア) フォーミュラ・ルノー イタリア選手権 欧州選手権 FR欧州&イタリアシリーズ参戦
M.プロウマン (Martin Plowman:イギリス) FR欧州&イタリアシリーズ参戦
A.カルダレッリ (Andrea Caldarelli:イタリア) FRイタリアシリーズ参戦
国 内 大嶋和也(Kazuya Oshima) トムス 全日本F3 全日本F3 ランキング2位(3勝)
石浦宏明(Hiroaki Ishiura) 全日本F3 ランキング9位(1勝)
関口雄飛(Yuhi Sekiguchi) ナウモータースポーツ FTチャンピオン(6勝) FCJチャンピオン(3勝)
井口卓人(Takuto Iguchi) トムススピリット FT&FCJ FTランキング5位(最高位3位)
松井孝允(Takamitsu Matsui) 06年FTRS最優秀生
 

スーパー耐久

2007年 スーパー耐久カレンダー

【GTNETスーパー耐久シリーズ2007 開催スケジュール】
Series 日程 開催場所
テストデイ 3月 最終週にて開催予定 TRもてぎ、または鈴鹿サーキットで予定
第1戦 4月 21日(土)~22日(日) 仙台ハイランドレースウェイ
第2戦 5月 12日(土)~13日(日) 鈴鹿サーキット
第3戦 7月 14日(土)~16日(月) 十勝スピードウェイ
第4戦 8月 04日(土)~05日(日) 富士スピードウェイ
第5戦 9月 01日(土)~02日(日) 岡山国際サーキット
第6戦 10月 27日(土)~28日(日) スポーツランドSUGO
第7戦 11月 10日(土)~11日(日) ツインリンクもてぎ

Japanese F3

童夢2007年は全日本F3へ参戦せず

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伊沢 拓也 / DOME F107 MF204C             塚越 広大 / DOME F107 MF204C

               (C) FMOTORSPORTS                             (C) FMOTORSPORTS

(株)童夢はホームページにおいて、来期は全日本F3への参戦計画のないことを明らかにした。今期一杯でホンダからの委託契約が切れることによるためとしている。

M-TECからのF3エンジンの供給計画や、今期童夢 F107シャーシを使用した戸田レーシングの来年の予定はまた別に発表となる。

童夢のF3は2003年シーズンからオリジナルシャーシが登場、一時ローラと提携してイギリスF3やドイツF3などにも登場したが、4シーズンで開発終了ということになる。

今期の全日本F3では伊沢 拓也のドライブする戸田レーシングの童夢 F107は2勝をあげ、もう1台の無限からの塚越 広大が1勝している。11月のマカオGPでは塚越 広大もダララ・シャーシに変更となっていた。

童夢のSGTやFNでの活動は今期と同様のものとなる模様。

さらに、Racing for Holland から S101で出場するルマン24時間レースも今期と同様、ただしマシンはモデファイされ S101.5 という感じになる模様。ルマン以降、ALMSへの出場も模索している状況のようだ。

S101 は T2M (金子家敏代表)から、ルマン LMP2クラスへの出場の打診があり、「童夢の所有する全ての部品を無償貸与する」という方法で参加することになる。これもかなりマシンのモディファイが必要であるとのこと。

SUPER GT

2007年 SUPER GT スケジュール (暫定) & シード権マシン

■2007年 SUPER GT スケジュール(暫定)

イベント 日 程 サーキット 決勝レース距離
1 3月17日(土) - 18日(日) 鈴鹿サーキット (三重県) 300km
2 4月7日(土) - 8日(日) 岡山国際サーキット (岡山県) 300km
3 5月3日(木) - 4日(金) 富士スピードウェイ (静岡県) 500km
4 6月23日(土) - 24日(日) セパンサーキット (マレーシア) 300km
5 7月28日(土) - 29日(日) スポーツランドSUGO (宮城県) 300km
6 8月18日(土) - 19日(日) 鈴鹿サーキット (三重県) 1000km
7 9月8日(土) - 9日(日) ツインリンクもてぎ (栃木県) 300km
8 10月13日(土) - 14日(日) オートポリス (大分県) 300km
9 11月3日(土) - 4日(日) 富士スピードウェイ (静岡県) 300km

* 上記スケジュールは予定につき、日程、大会数は変更される場合がある。

●2006年の各クラスポイント上位12位までのチーム(ゼッケン単位)にはシード権が与えられ、すべての参加資格が満たされている限り、予選不通過となった場合でも決勝レースへの出場が保証される。

■2007年シード権認定者

06ランキング No チーム
GT500クラス
1 36 TOYOTA TEAM TOM'S
2 22 NISMO
3 100 TEAM KUNIMITSU
4 23 NISMO
5 35 TOYOTA TEAM KRAFT
6 12 TEAM IMPUL
7 38 TOYOTA TEAM CERUMO
8 18 Team Honda Racing
9 8 Team Honda Racing
10 32 NAKAJIMA RACING
11 6 Mobil 1 TOYOTA Team LeMans
12 24 KONDO RACING
GT300クラス
1 7 RE 雨宮レーシング
2 27 direxiv motorsports
3 2 Cars Tokai Dream28
4 101 apr
5 62 WILLCOM R&D SPORT
6 13 ENDLESS SPORTS
7 110 ARKTECH MOTORSPORTS
8 46 MOLA
9 11 JIM GAINER
10 19 RACING PROJECT BANDOH
11 88 JLOC
12 777 梁山泊 with apr

Japanese F3

オリバー・ジャービス、2007年全日本F3へ参戦

 今年のイギリスF3選手権で、マイク・コンウェイに次ぐシリーズ2位となったオリバー・ジャービスが来年全日本F3選手権にTDPトムス・チームより参戦することになった。

 この22歳のイギリス人は今期名門カーリンより出場、ルーキーながら3勝を挙げている。来期はさらなる飛躍を求めて日本へ移住、新天地での戦いに挑むことになる。

 TDPトムス・チームは、今年エイドリアン・スーティルを擁して全日本F3チャンピオンシップを獲得。ジャービスとともに連続タイトルを目指すことになる。

SUPER GT

SGT:2006シリーズチャンピオンのコメント

GT500クラスチャンピオン #36オープンインターフェース・トムスSC430
脇阪寿一

1105_500_champ.jpg 今週末ここに来るまで、トムス、BS、TRD全員で念入りに準備をしてきました。
タイトルの掛かった最終戦というのはプレッシャーが凄くて、みんなミスしたり、行き過ぎてしまったりしがちなので、自分たちだけはミスなく落ち着いていこう、とアンドレと話し合っていました。
今日のレースでは、序盤の混乱をアンドレがスーパードライビングで切り抜けてくれて、ファーマンとのバトルも制して4位まで上げて渡してくれたので、僕は後ろのモチュールのペースを見ながら走っていました。(片岡)龍也が絶対抑えてくれると信じていましたが。
ですから今回のタイトルは、トヨタ系の全てのチーム全員で勝ち取ったタイトルだと思っています。
昨年のオフに色んな決断をして、人生を変えるほどの決断をしました。タイトルを取るためにここ(トムス)へきて、一年目でタイトルが取れたので嬉しいです。

アンドレ・ロッテラー

最高です。僕にとってだけでなく、チーム全員にとって最高の結果です。
2004年にフォーミュラニッポンのタイトルを取るチャンスがあったのに、叶いませんでしたが、今回GTのタイトルを取ることができて嬉しいです。
このチームに入って本当に良かったと思います。
今シーズンは鈴鹿で優勝できたことが自信につながりましたし、チーム全員が「勝つしかない」という気持ちでハードに戦ったのが良かったのだと思います。
また、トヨタのサポートなくしてはできなかったことでもありますし、スポンサーやファンの応援も忘れてはなりません。皆さんに感謝しています。

関谷正徳(チーム監督)

うれしい以外の言葉が見つかりません。
勝つことによって色んなものが好転していきますから、そこでまた嬉しさも倍増するんだろうな、と思います。
今年の僕の一番の課題は、二人のわがままなドライバーを気持ちよく走らせること、でした。第1戦で勝てたことで、流れがよくなりました。
二人とも言いたいことを言ってくれたので逆にやりやすかったし、最終戦もいい流れで計算どおり運びました。
全ての流れがトムスに来てたな、という感じです。

GT300クラスチャンピオン #7雨宮アスパラドリンクRX-7
山野哲也

1105_300_champ.jpg 本当に夢のような展開でした。
序盤に自分のミスで順位を落としてしまい、がむしゃらに順位を挽回していきましたが、そのうちに紫電が見えてきたので、あ、悪い順位じゃないんだな、と思いました。
ピットに戻ってクルマを降りたときの雨宮さんの目は怒ってたんですが、井入クンが頑張ってくれて、最後は運が守ってくれた感じです。
クルマが決勝セッティングでは安定していたのもわかっていましたし、タイヤも良かったですが、6位に入れるなんて夢のようです。
RE雨宮は、僕が初めてGTに乗るチャンスをくれたチームで、メンバーもその頃と変わっていませんから、チャンピオンをプレゼントできてよかったです。
今日は一人で天国と地獄を見たような一日でした。

井入宏之

ウチのクルマは直線が厳しいので、スタートが心配でしたが、山野さんがうまくこなしてくれました。
今回のクルマは一発は厳しいけどコンスタントラップは良かったので、二人で「表彰台を狙おう」って言ってたんですよ。
でも、悪夢の大スピンがモニターに映ったときは、ピット中が凍りました。
あの時点で半分諦めてましたが、それでも最後まで頑張ろうと思いました。
ウチは今回、リストリクターを絞ってウェイトハンデを降ろす作戦だったので、単独走行は良いんですが、前のクルマを抜くのには苦労しました。
僕は今年でGTは3年目ですが、3年前にチャンスをくれた雨宮でチャンピオンを取れて良かったです。
最後はピットから「P7」のボードが出ていたので、本当に自分が6位かどうか自信が無くて、フィニッシュの瞬間は実感がわかなかったんですが、ヘアピンを走っている頃にチームが漸く確認を取って無線を入れてくれたので、そこで実感できました。

雨宮勇美(チーム監督)

感無量です。
今まで12年やってきて、チャンピオンが取れるなんて考えてもいませんでした。
ドライバー、チームスタッフ全員が頑張ってくれました。
ゴール直後は正直(チャンピオンが取れたと)良く判っていなかったんですが、表彰に呼ばれて「あ、そうなのかな」と思ったくらいです。
表彰台の上から見渡したら、思ったより沢山のお客さんが喜んでくれてて、嬉しかったです。今はまだ頭が真っ白で、よくわかんないです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Challenge Japan | Japanese F3

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第7号

2006年11月1日トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第7号

全日本F3選手権

●第17、18戦: 3人のドライバーがTDPの支援を受け戦っている全日本F3選手権は、10月21日(土)、22日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで、シーズン最終大会を迎えた。

21日(土)の午前中に行われた予選では、F3デビューイヤーながら、ランキング2位につけ、逆転タイトルを狙う大嶋和也(トムス)は、第17戦7番手、第18戦は5番手のタイムをマーク。 一方、石浦宏明(ナウモータースポーツ)が第17戦で自身初となるポールポジションを獲得。第18戦は7番手グリッドとなった。

TDPドライバーとしてシーズン途中からF3にデビュー、まだ3大会目となる松村浩之(トムス)は、第17戦12番手、第18戦11番手から決勝へ臨むこととなった。  続いて午後1時半に開始された第17戦決勝では、ポールポジションの石浦宏明が好スタートから逃げ、見事ポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。一方、タイトルを争っていた大嶋和也は12周目にまさかのコースオフでリタイア。チャンピオン獲得はならなかった。また、松村浩之は9位でポイント獲得を果たした。

22日(日)最終戦となる第18戦が午前10時55分にスタート。5番手スタートの大嶋和也は快調に順位を上げ、3位でチェッカーを受けたが、レース後に車両規定違反の抗議が出されて失格。チームは裁定に対し控訴し、結果は暫定。

ドライバー 車番 第17戦 第18戦 ポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝(暫定) (暫定)
大嶋和也(トムス) 36 7番手 リタイア 5番手 失格 3位(185ポイント)
石浦宏明(ナウモータースポーツ) 33 1番手 1位 7番手 6位 9位(68ポイント)
松村浩之(トムス) 37 12番手 9位 11番手 10位 15位(5ポイント)

エッソ・フォーミュラトヨタ

●第8戦: いよいよシリーズ大詰めを迎えたエッソ・フォーミュラトヨタシリーズには、TDPの支援を受け、3人のドライバーが参戦している。10月21日(土)、22日(日)に栃木県・ツインリンクもてぎで行われた第9戦では、若手ドライバーによる激戦が繰り広げられた。

21日(土)の予選では、井口卓人、国本京佑がアタック序盤から好タイムをマークし、井口卓人が3番手、国本京佑が4番手グリッドを獲得、窪田善文は7番手から決勝へ臨むこととなった。 翌22日(日)の決勝レースは、4番手グリッドの井口卓人が好スタート。3番手の国本京佑は出遅れ、順位が入れ替わった。

その後もこの2台が激しい3位争いを繰り広げる中、国本京佑は10周目に痛恨のオーバーラン。コースには復帰したものの、順位を落としてして後退。 結局、井口卓人が自己最高位となる4位でフィニッシュ。窪田善文が7位、国本京佑は8位に終わった。

シリーズ最終戦となる第10戦は、11月26日(日)富士スピードウェイで行われるトヨタ モータースポーツ フェスティバルにおいて開催される。

ドライバー 車番 第9戦グリッド 第9戦決勝 ポイントランキング
国本京佑(トムス・スピリット) 7 3番手 8位 6位(48ポイント)
井口卓人(トムス・スピリット) 8 4番手 4位 7位(45ポイント)
窪田善文(トムス・スピリット) 6 7番手 7位 12位(11ポイント)

フォーミュラチャレンジ・ジャパン

●第7,8戦: メーカーの垣根を超えて、若きドライバーがしのぎを削るフォーミュラチャレンジ・ジャパンは10月21日(土)、22日(日)に、栃木県のツインリンクもてぎで第4大会が開催された。

21日(土)に行われた第7戦の予選では、TDP支援ドライバーである井口卓人、国本京佑らが上位を争い、窪田善文がここに割って入り、4番手グリッドを獲得した。さらに、国本京佑が5番手で続き、コンマ1秒以内の僅差ながら、井口卓人が9番手、増田定臣が11番手となった。

15分間のインターバルを経て行われた第8戦の予選では、井口卓人が4番手、国本京佑が5番手。窪田善文は10番手、増田定臣は13番手から決勝へ臨むこととなった。 午後3時半、第7戦の決勝レースがスタート。スタート直後の1コーナーで上位の2台が接触。この混乱に国本京佑が巻き込まれ、1周目にして戦線離脱を余儀なくされてしまった。

この混乱をうまくすり抜けた井口卓人が9番手グリッドから見事2位に躍進。窪田善文も4位で、3周のセーフティカー導入の後、再スタートが切られた。序盤戦から井口卓人は猛追を受け一つポジションを落とすが、見事3位でフィニッシュ。初の表彰台を獲得した。窪田善文は5位。増田定臣は21位であった。

翌22日(日)、午後12時半から第8戦の決勝が行われた。4番手グリッドの井口卓人が好スタート。3位に上がるが、4周目にコースオフを喫し無念のリタイアとなってしまった。一方、5番手スタートの国本京佑は、後続の猛追を受けるがポジションを守り、5位でフィニッシュ。窪田善文が7位、増田定臣は16位でレースを終えた。

ドライバー 車番 第7戦グリッド 第7戦決勝 第8戦グリッド 第8戦決勝 ポイントランキング
井口卓人 16 9番手 3位 4番手 リタイア 8位(34ポイント)
国本京佑 22 5番手 リタイア 5番手 5位 10位(22ポイント)
窪田善文 13 4番手 5位 10番手 7位 12位(18ポイント)
増田定臣 14 11番手 21位 13番手 16位 17位(11ポイント)

JAPAN LE MANS CHALLENGE

2007JLMCは富士を加えて全4戦に

全日本スポーツカー耐久選手権「ジャパン・ルマン・チャレンジ」(JLMC)最終戦の行われている岡山国際サーキットで10月28日、主催者であるSEROより2007年の開催概要について発表があった。

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これによると、2007シーズンは既に開催実績のある菅生、もてぎ、岡山のほか、新たに富士を加えて全4戦で行われるとのこと。
レース距離は今年同様全て1000kmまたは6時間となる。

また、今年アウディがルマン24時間とアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)に参戦させて話題となったディーゼルエンジンについても参加を認めるとともに、バイオエタノールを燃料とする車両についても参加を認める方向であることも併せて発表された。
これらはいずれもLMP1での参加となる。

SEROでは、今後も参加台数の増加と観客動員数の増大に向けて努力していく、としている。

JLMC 2007 レーススケジュール
第1戦  5/12-13 スポーツランド菅生
第2戦  6/ 2- 3 富士スピードウェイ
第3戦  7/21-22 ツインリンクもてぎ
第4戦 10/27-28 岡山国際サーキット

パトリック・ピーター(ルマンシリーズCEO)
061028_lmsceo 日本でJLMCが開催されることにより、ルマンシリーズのルールが3大陸で使用されることとなりました。北米のALMS、ヨーロッパのLMS、そして日本のJLMCです。
2007シーズンのルマンシリーズは全5戦で行われ、新たに参戦を発表したプジョーをはじめ45台が参戦する見込みです。多分アウディも参加するものと期待しています。
新しいレースシリーズを定着させるのには時間がかかるものですが、SEROのスタッフは最初からそれを理解してくれており、エントラントの皆さんとともに今日ついに最終戦にこぎつけました。
07年シーズンの準備も既に始まっており、新たに富士スピードウェイがこれに加わります。
私はJLMCの発展を確信しています。

渦尻栄治(SERO代表理事)
061028_sero 来年からは全4戦でとなります。
菅生の開幕戦で「小さく生んで大きく育てたい」とお話しましたが、第1戦第2戦はそれぞれ12台づつだった参加台数も、最終戦にきて20台に増えました。
また、現在特認車両で参加している方からもACOルールに移行したいとのお話を戴いており、07年は本格的にACOルールへの以降を実行していきたいと思います。
ACOとは、ヨーロッパでレギュレーション落ちとなった車両を日本で使えるように話を進めており、これを活用してLMP1の台数を増やしていきます。
LMP2については、従来の特認車が中心となります。
GT1は高価な車両ですが、若干増えるものと思います。
GT2については、ポルシェAGと911GT3RSRの独占販売契約を結んだのをはじめ、サリーンとも契約を結び、パノスとも準備を進めており、これらの車両が参加できるよう動いております。
これにより、LMP1、P2で15台、LMGT1、GT2で15台の合計30台の出走が来年の目標です。
今後も参加台数の増大とともに、より多くのお客様に楽しんでいただけるよう、努力してまいります。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

F3マカオGP 日本からは6名が参戦

全日本F3選手権最終戦が行われた10月22日、ツインリンクもてぎで、今年のマカオGPに日本から参戦する6人のドライバー(日本人は3人)の記者会見が行われた。
マカオGPにはこの6人の他に、ユーロF3を戦う平手晃平、中嶋一貴、小林可夢偉らも参加を予定しており、彼らと全日本勢がどのような戦いを見せるか大いに注目される。

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エイドリアン・スーティル
初めてのマカオなので、フリー走行と予選でコースを学んでいきます。
長くて難しいトラックですが、トムスはマカオでは強いので、僕さえコースを覚えれば表彰台のチャンスはあります。ですから今回の目標は勝つこと、表彰台に上がること、です。
ヨーロッパ勢では、メルセデスエンジンを積んだクルマが速いでしょうね。特にASMは強いチームだしクルマも速いので、ここに勝つのがポイントになります。
でも、トムスも強いチームですから、僕も自信を持ってレースに臨みます。

大嶋和也

F3でマカオを走るのは初めてですが、去年フォーミュラルノーで走っているので、F3は1年目ですが優勝を目指します。
ヨーロッパからはTDPの3人も来るので、負けられません。
F3とフォーミュラルノーではタイムもスピードも違うので、コースを覚えた以外にはそれほど経験が役に立ちませんが、事前のテストではいい結果が出てますから、本番でもいい結果が出せると思います。

ファビオ・カルボーン

毎回出ているということは、コースを良く知っているということで、これは大きなアドバンテージになります。
今回は勝つことが目標です。
スリーボンドもいいクルマを用意してくれていますし、富士で横浜タイヤのテストをしたときも、前年と同じでいい感じでしたから、自信を持って臨めます。

池田大祐
毎回違うチームからの参戦ですので、毎年チャレンジの連続です。
3年目の参戦ということで、僕がチームを引っ張ってベストの走りをすれば、結果はついてくると思います。チームにとっては初めてのマカオですが、テストもやりましたし、準備は万全ですから、全てが予定通りに進めば、いい結果が出るでしょうね。

ロベルト・ストレイト

今回が初めてのマカオですが、目標は勝つことです。
長くて難しいレースなのでどうなるか判りませんが、ベストを尽くします。
今回お世話になるプレマパワーは以前2年間一緒に戦ったことのあるチームですし、勝つ力はあると思います。
ですから僕がコースを覚えて、クルマにあった走りが出来るように頑張ります。

塚越広大
去年フォーミュラルノーに参戦して3位でしたが、全然力を発揮できませんでした。
ですから今度はいい流れでレースできるようにしたいです。
今回は違うチームからの参戦ですが、この経験は自分のプラスになると思います。
ダラーラに乗ることになりますが、どのクルマに乗っても速ければいいアピールになると思うので、これはチャンスだと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:最終戦 富士300kmレース 22号車にNAエンジンを投入 (NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

MOTUL AUTECH Z(カーNo.22)」に新エンジンを搭載

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)は本年のSUPER GTシリーズ最終戦に出場する「MOTUL AUTECH Z(カーNo.22、ミハエル・クルム/リチャード・ライアン組)」に新型エンジンを搭載することを決定した。

 日産/ニスモはフェアレディZをベースとした車両でSUPER GTのGT500部門に2台を参戦させている。ニスモは来年以降のSUPER GTシリーズに投入する予定で新型4.5リットル自然吸気V8エンジンの開発を行ってきた。来る11月4日(土)、5日(日)に富士スピードウェイで開催される最終戦(第9戦)に先行投入することとした。

 なお、「XANAVI NISMO Z(カーNo.23、本山哲/松田次生組)」は、従来通り3.0リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、最終戦に臨む。

■ニスモ・チーム体制
<カーNo. : 22>
監督 : 飯嶋 嘉隆
ドライバー : ミハエル・クルム / リチャード・ライアン
車両名 : MOTUL AUTECH Z (VK45DEエンジン車)
<カーNo. : 23>
監督 : 飯嶋 嘉隆
ドライバー : 本山 哲 / 松田次生
車両名 : XANAVI NISMO Z (VQ30DETTエンジン車)
◆ニッサンモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

Formula Nippon

FN:2006シリーズチャンピオン獲得記者会見

ブノワ・トレルイエ
061022_fncp1 やっとトンネルから抜けられた、という気分です。
今まで何度もミスでチャンスを逃してきました。いいクルマを得て、スタッフがいい仕事をしてくれていても、いつも何かが起きて、「一体なぜなんだ!」と感情的になることもありました。
今年のウィンターシーズンに、ホシノさんに「お前は1位、2位とリタイヤしかない」と言われ、「安定して走ればチャンピオンは獲れるはずだ」と諭されました。
今回チャンピオンになれたことについて、今年のスタッフと昨年のスタッフ全員に感謝しています。特にスギサキさんに。彼はフォーミュラニッポンじゃなくてGTのエンジニアですが、今までに何度も僕を支えてくれました。
そしてリカルドにも。彼が来てくれてからクルマが本当によくなりました。
来年も今のスタッフの誰一人欠けて欲しくないです。信頼できるスタッフがいるからこそ、ぼくは自信を持ってレースに臨めるんです。
僕はクルマの中では別の人格になってしまうので、チェッカーを受けた瞬間は平気でしたけど、クルマを降りて、ホシノさんをはじめ多くの人たちの顔を見たら、涙が止まらなくなりました。
中々結果がついてこなかったけど、やっとチャンピオンになれました。妻も日本に来てくれたし、子供も生まれた。本当にいい一年でした。

星野一義
061022_fncp2 タイトルのことはシーズン中盤から意識するようになりましたが、そこで小さくなっちゃいけないし、ブノワをどうしてもチャンピオンにしてやりたいと思っていました。
今年リカルドが来てくれて、セットアップが良くなりました。ドライバーが「走り出しから調子いい」とよく言いますが、ガレージから出した時点でクルマが完璧に仕上がってるような体制を作りあげるのが僕の理想でした。
ブノワには「100%で走る必要はない、85%でいいんだ」といい続けてきました。
今まではチームが満足なクルマを仕上げられないせいで、ブノワにプレッシャーをかけた面もあったと思います。それが原因でミスが出たこともあったでしょう。それについてはすまないと思っています。
今後は、なんとかF1のテストドライブだけでもさせてやりたいと思っています。
僕は亜久里ほどの手腕はありませんけど、ブノワをこのまま日本に置いておきたくないんです。なんとしてもチャレンジして欲しいと思ってます。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3 | その他

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート(国内編)

Tdp

2006年10月4日

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第6号

全日本F3選手権

●第15,16戦: 

全日本F3選手権の第15、16戦が宮城県のスポーツランドSUGOで9月16日(土)、17日(日)に開催された。  TDPサポートドライバーで、ランキング2位につける大嶋和也(トムス)は、第15戦の予選で2番手、第16戦は3番手グリッドを確保。前大会からTDPの支援で全日本F3にデビューした松村浩之(トムス)は初のコースにとまどいそれぞれ9番手、8番手。石浦宏明は7番手、6番手から決勝へ臨むこととなった。  

16日(土)午後2時過ぎからドライで行われた第15戦決勝では、2番手グリッドの大嶋和也は、好スタートでトップにに並びかけるが、逆転には至らず、そのまま2位でチェッカー。松村浩之は果敢なアタックを見せたが、スピンを喫し、12位。石浦宏明はマシントラブルに見舞われ8周でレースを終えた。  

翌17日(日)に行われた第16戦決勝は雨のためにセーフティカースタート。3番手グリッドの大嶋和也はスタートでライバルの先行を許し、そのまま4位でフィニッシュ。松村浩之は13周目にスピンを喫するものの復帰し、10位でチェッカーを受けた。一方、石浦宏明は6番手から上位を伺っていたが、20周目にコースアウトし、クラッシュ。リタイアに終わった。

ドライバー 車番 第15戦 第16戦 ポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝
大嶋和也(トムス) 36 2番手 2位 3番手 4位 2位(185ポイント)
石浦宏明(ナウモータースポーツ) 33 7番手 リタイア 6番手 リタイア 9位(42ポイント)
松村浩之(トムス) 37 9番手 12位 8番手 10位 16位(2ポイント

エッソ・フォーミュラトヨタ

●第8戦: 

シリーズ全10戦で戦われるエッソ・フォーミュラトヨタシリーズも第8戦を迎え、9月16日(土)、17日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。  

16日(土)に行われた予選では、TDPのサポートを受ける国本京佑が3番手の好タイムをマーク。増田定臣が7番手、井口卓人が8番手のグリッドを得た。  17日(日)は、朝から断続的な降雨に見舞われたが、決勝前には止み、乾き始めている路面のために、全車スリックで出走。3番手グリッドの国本京佑は、スタートで5位まで後退。その後、レース中に雨が降り始め、全車スリックタイヤのまま厳しい戦いとなった。そんな中で粘り強く走り抜き、ポジションを上げた増田定臣が自己最高位となる4位でフィニッシュ。井口卓人が6位、国本京佑は7位でレースを終えた。

ドライバー 車番 第8戦グリッド 第8戦決勝 ポイントランキング
国本京佑(トムス・スピリット) 7 3番手 7位 6位(45ポイント)
井口卓人(トムス・スピリット) 8 8番手 6位 7位(35ポイント)
増田定臣(トムス・スピリット) 6 7番手 4位 10位(22ポイント)

Formula Nippon | Japanese F3

F3第16戦及びFN第7戦決勝のタイムスケジュールが変更

 降り出した雨のため、大会事務局より、全日本F3第16戦とフォーミュラ・ニッポン第7戦決勝のタイムスケジュールが以下のように変更された。

F3
フリー走行12:35~12:45
決勝コースイン ピット出口開放12:50
ピット出口閉鎖13:00
フォーメーション開始13:10
決勝スタート予定(25周)13:15
フィニッシュ予定13:50
フォーミュラ・ニッポン
決勝コースイン ピット出口開放14:20
ピット出口閉鎖14:35
フォーメーション開始14:55
決勝スタート予定(80周)15:00
フィニッシュ予定16:40

Japanese F3

松村浩之が全日本F3に参戦!

富士スピードウェイで開催されている全日本F3選手権第13戦、14戦より、TDPトムスの37号車のドライバーはこれまでの安岡秀徒から、松村浩之に交代することとなった。

0826_matsumura.jpg 松村は昨年、フォーミュラルノーでユーロシリーズやマカオGPに参戦、デビューシーズンながらユーロシリーズでは2度の表彰台を獲得、マカオでは現在全日本F3で活躍中の大嶋和也や塚越広大らを従えて優勝を遂げている。
TDP事務局ではこうした実績に注目、本年中に実戦で彼の能力を見極めたい、と考えて今回の参戦を決定した、としている。

今季は当初、ドイツF3カップに参戦していたが、活動資金不足などにより、第4ラウンドから参戦を見合わせていた。

なお、現時点で決まっているのは富士ラウンドのみで、今後の参戦については未定、とのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SUPER GT第6戦鈴鹿 1000kmをスキップ(SUBARU MOTORSPOT EXPRESS)

「クスコ スバルADVANインプレッサ」
鈴鹿1000kmをスキップ

 スバルテクニカインターナショナル株式会社がエンジンチューニングを行う、CUSCO RACING/キャロッセの「クスコスバルADVANインプレッサ」は、8月19~20日に鈴鹿サーキットで開催されるSUPER GT第6戦「第35回インターナショナル ポッカ1000km」(通称:鈴鹿1000km)への参戦を見送ることとした。

 SUPER GT第5戦・SUGOでデビューした「クスコスバルADVANインプレッサ」は、“トランスアクスル方式シンメトリカルAWD”レース車両として注目を集め、雨の予選では、完成間もなく十分なテストを積むことができなかったにもかかわらず、AWD機構を生かしトップ10に入ることができた。

 さらに直後にツインリンクもてぎで行われたGT合同テストにおいて、SWRTドライバーであるステファン・サラザンを迎え、セッティングを煮詰めて確実な進歩の手応えを得た。しかし駆動系の部品を改めて開発しなおし、エントリーしていた第6戦 鈴鹿1000kmへの出場をスキップし、ツインリンクもてぎで開催される第7戦に万全の体制で臨むこととした。

 ◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

その他

MINEサーキット存続へ向けての署名活動が行われる

IMG_0503.JPG  フォーミュラニッポン第5戦決勝の開催されたオートポリス、グランドスタンド裏でMINEサーキット存続へ向けて「美祢自動車試験場のサーキット事業参入に関する嘆願」の署名活動をミネ・レーシング・スポーツ・クラブ(MRSC/会長代行:藤永雅雄)が行った。

 MINEサーキットは今年初めタカラからマツダが買い取り、美祢自動車試験場として現在はメーカー専用のテストコースとなっている。フォーミュラニッポン第5戦は年初のカレンダーではMINEサーキットで行われる予定だったが、MINEでのサーキット営業が行われなくなったため、このオートポリスでの開催に変更された。

 MINEは、厚保サーキットとして1972年に開業、その後西日本サーキットとなり、コース改修後はMINEサーキットして33年間、西日本の国際公認サーキットとして多くの全日本格式のレースが開催されてきた。この署名活動を受け、マツダが今後どのような経営判断を行うのか、注目していきたい。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

GTマシンがクアラルンプールの街中を激走!!

今週末、リチャード・ライアン選手がGT-Rで公道をパレード走行

 2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHANPIONSHIP MALAYSIAの開催を控えるマレーシアで、GTマシンのパレード走行が決定した。

 マレーシア国内の公道を使用してこのような走行が実現したのは、今回が初めて。18日(日)14:30(現地時間)に、クアラルンプールのタイムズ・スクエアを出発/ゴールとして、約40分間のパレード走行が予定されている。 白バイの先導で走行し、信号は全てノンストップで通過する。

 走行車両はNismoのGT-Rで、ドライバーは第4戦から山本左近選手の代わりにスーパーGTシリーズに復帰する、リチャード・ライアン選手。

SUPER GT Press Release

SUPER GT

F1参戦の山本左近に代わりチャード・ライアンがSUPER GTに復帰(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

◇SUPER GT参戦中の「MOTUL AUTECH Z(No.22)」ドライバー変更
ミハエル・クルムとリチャード・ライアンのペアで参戦

 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス・ゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田裕一 以下、ニスモ)はSUPER GTに参戦中の「MOTUL AUTECH Z(カーNo.22)」のドライバー組み合わせを変更することとした。

 日産/ニスモはフェアレディーZをベースとした車両でSUPER GTに参戦中であるが、この度「MOTUL AUTECH Z(カーNo.22)」のドライバーをミハエル・クルム/山本左近から、ミハエル・クルム/リチャード・ライアン(※)とし、今後のレース(SUPER GT第4戦 マレーシアより)に参戦することとした。これは、山本左近がF-1へ参戦することが決定したため。

 日産/ニスモは、F-1を目指していた山本左近の才能を高く評価しており、今回世界に向けてステップアップするチャンスが来たと考え、快く送り出すことにした。彼の今後の活躍に期待する。

 (※)2004年 JGTC GT500クラス「XANAVI NISMO Z」にてDRIVERS CHAMPIONを獲得している。

 ◆ニッサンモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

クアラルンプール市内でGT第4戦の記者発表

Press Release

2006/05/16
GT アソシエイション

SUPER GT 第4戦・マレーシア大会へ向け本番突入!
クアラルンプール市内で記者発表を実施

 5 月16 日(火)の午前10 時半から、マレーシア・クアラルンプール市内中心部にあるHotel Equatorial(ホテル・エクアトリアル)において、2006 AUTOBACS SUPER GT Round4 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA の記者発表が行われた。
 日本側から高橋国光GT アソシエイション会長をはじめとして、在マレーシア日本大使館の山本大介一等書記官、マレーシア側から大会主催となるセパンインターナショナルサーキット(SIC)のアーマド・ムスタファジェネラルマネージャー、GTA オフィシャルホテルとして大会関係者を迎え入れるホテル・エクアトリアルのドナルド・リムジェネラルマネージャーらが出席した。

 高橋GTA 会長は、「マレーシアと日本は、経済、文化両面で常に良好な関係を築いてきております。来年はマレーシア、日本交流開始50 周年とお聞きします。その記念すべき年に向けスポーツ文化を通して両国の文化交流がますます発展する事に協力できるよう努力する事をお約束します。」と、この日集まった約100 名のマレーシア・メディアと50 名以上の関係者に向けて挨拶した。

 ホテル・エクアトリアルではこの日からエントランスにスーパーGT のマシンが飾られるなど、館内全体がスーパーGT一色に染まり、大会終了まで様々な催し物が開催される。
また従業員がスーパーGT マーク入りのシャツを着用して選手、関係者の受け入れを整えるとしている。

 クアラルンプール市内では、来月中旬に公道を封鎖してのGT マシン・デモンストレーションランなども行われる予定。今年で7 年目を迎えたスーパーGT マレーシアラウンド、通称『JAPAN GT』への注目度は高い。

Formula Nippon

FN第2戦決勝も周回数短縮

濃霧のためにスタートディレイとなったF3決勝の影響で、フォーミュラニッポン第1戦決勝のタイムスケジュールも変更され、レース距離が短縮となった。

当初予定では午後2時35分スタート、65周であったが、スタート時刻が午後3時20分となり、週回数も49周に減算されることとなった。

Formula Nippon

フォーミュラ・ニッポン2006年度全参戦マシン

TEAMDriver
arting RACING TEAM with IMPUL
監督: 岡田秀樹
エンジン: TOYOTA RV8J
01_motoyamas
#1 本山 哲
02_hoshinos
#2 星野一樹
KONDO RACING
監督: 近藤真彦
エンジン: TOYOTA RV8J
03_yamamotos
#3 山本左近
04_yanagidas
#4 柳田真孝
TEAM RECKLESS 5ZIGEN
監督: 藤堂信太郎
M&O with TEAM 5ZIGEN
監督: 木下正治
エンジン: HONDA HF386E
05_michigamis
#5 道上 龍
06_orimes
#6 折目 遼
Team LEMANS
監督: 土沼廣芳
エンジン: TOYOTA RV8J
07_kataokas
#7 片岡龍也
08_takagis
#8 高木虎之介
TEAM CERUMO
監督: 大澤尚輔
エンジン: TOYOTA RV8J
11_tachikawas
#11 立川祐路
mobilecast TEAM IMPUL
監督: 星野一義
エンジン: TOYOTA RV8J
19_treluyers
#19 ブノワ・トレルイエ
20_matusdas
#20 松田次生
DPR Direxiv
監督: 芳賀美里
エンジン: HONDA HF386E
27_mitsuyamas
#27 密山祥吾
PIAA NAKAJIMA
監督: 中嶋 悟
エンジン: HONDA HF386E
31_duvals
#31 ロイック・デュバル
32_mutohs
#32 武藤英紀
Team BOSS INGING Formula Nippon
監督: 鮒子田 寛
エンジン: TOYOTA RV8J
33_quintarellis
#33 ロニー・クインタレッリ
34_yokomizos
#34 横溝直輝
DHG TOM'S RACING
監督: 舘 信秀
エンジン: TOYOTA RV8J
36_lotterers
#36 アンドレ・ロッテラー
37_tsuchiyas
#37 土屋武士
DoCoMo DANDELION
監督: 吉田則光
エンジン: HONDA HF386E
40_wirdheims
#40 ビヨン・ビルドハイム
41_hiranakas
#41 平中克幸
AUTOBACS RACING TEAM AGURI
監督: 金石勝智
エンジン: HONDA HF386E
55_kaneishis
#55 金石年弘
56_kogures
#56 小暮卓史
  • 全ての写真はクリックで拡大表示されます。(ただし、@nifty会員のみ)

Photo: FMOTOR

スーパー耐久

2006年スーパー耐久シリーズカレンダー

Round Day Circuit
1 4/23 仙台ハイランドレースウェイ
2 5/21 鈴鹿サーキット
3 7/16 十勝スピードウェイ
4 8/6 富士スピードウェイ
5 9/3 岡山国際サーキット
6 9/30 スポーツランドSUGO
7 11/12 ツインリンクもてぎ

SUPER GT

2006年SUPER GTカレンダー

RoundDayCircuit
13/19鈴鹿サーキット
24/9岡山国際サーキット
35/4富士スピードウェイ
46/25セパン
57/23スポーツランドSUGO
68/20鈴鹿サーキット
79/10ツインリンクもてぎ
810/15オートポリス
911/5富士スピーウェイ

JAPAN LE MANS CHALLENGE

2006年全日本スポーツカー耐久選手権(JLMC)カレンダー

RoundDayCircuit
15/14スポーツランドSUGO
27/2ツインリンクもてぎ
310/29岡山国際サーキット

Japanese F3

2006年全日本F3カレンダー

RoundDayCircuit
14/1富士スピードウェイ
24/2富士スピードウェイ
34/15鈴鹿サーキット
44/16鈴鹿サーキット
55/27ツインリンクもてぎ
65/28鈴鹿サーキット
76/17岡山国際サーキット
86/18岡山国際サーキット
97/8鈴鹿サーキット
107/9鈴鹿サーキット
118/5オートポリス
128/6オートポリス
138/26富士スピードウェイ
148/27富士スピードウェイ
159/16スポーツランドSUGO
169/17スポーツランドSUGO
1710/21ツインリンクもてぎ
1810/22ツインリンクもてぎ

Formula Nippon

2006年フォーミュラニッポンカレンダー

RoundDayCircuit
14/2富士スピードウェイ
24/16鈴鹿サーキット
35/28ツインリンクもてぎ
47/9鈴鹿サーキット
58/6オートポリス
68/27富士スピードウェイ
79/17スポーツランドSUGO
810/22ツインリンクもてぎ
911/19鈴鹿サーキット

Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT

トヨタ自動車2006年モータースポーツ活動計画を発表

トヨタ、2006年のモータースポーツ活動および支援計画を発表

 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」、米国の「NASCAR」、日本の「SUPER GT」、「フォーミュラ・ニッポン」をモータースポーツ活動の柱とし、2006年の活動を推進する。

 日本に関しては、「SUPER GT」参戦チームへの支援を継続するとともに、新たに、フォーミュラカーのトップカテゴリーである「フォーミュラ・ニッポン」へエンジン供給を開始する。

■SUPER GT

 日本におけるトップカテゴリーとして、引き続きTRDを通じ参戦チームを支援。参戦車両は、V8 4.5L エンジン(3UZ-FE)を搭載するレクサス SC430ならびにトヨタ スープラ《ともにGT500クラス》と、2.0Lターボエンジン(3S-GTE)を搭載するトヨタ セリカならびに V6 3.5L(2GR)を新搭載するトヨタ MR-S《ともにGT300クラス》

  チーム名 車両 ドライバー タイヤ
GT500 トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM CERUMO)
レクサス
SC430
立川祐路 (Yuji Tachikawa 日本) ブリヂストン
髙木虎之介
(Toranosuke Takagi 日本)
トヨタ・チーム・トムス
(TOYOTA TEAM TOM’S)
レクサス
SC430
脇阪寿一 (Juichi Wakisaka) ブリヂストン
アンドレ・ロッテラー
(Andre Lotterer ドイツ)
Mobil1・トヨタ・チーム ルマン
(Mobil1 TOYOTA Team LeMans)
レクサス
SC430
飯田 章 (Akira Iida 日本) ブリヂストン
片岡龍也 (Tatsuya Kataoka 日本)
トヨタ・チーム・クラフト
(TOYOTA TEAM KRAFT)
レクサス
SC430
服部尚貴 (Naoki Hattori 日本) ダンロップ
ピーター・ダンブレック
(Peter Dumbreck スコットランド)
トヨタ・チーム・ツチヤ
(TOYOTA TEAM TSUCHIYA)
トヨタ
スープラ
織戸 学 (Manabu Orido 日本) ヨコハマ
土屋武士 (Takeshi Tsuchiya 日本)
トヨタ・チーム・サード
(TOYOTA TEAM SARD)
トヨタ
スープラ
アンドレ・クート
(Andre Couto ポルトガル)
ブリヂストン
T.B.N.
GT300 エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
新田守男 (Morio Nitta 日本) ミシュラン
高木真一 (Shinichi Takagi 日本)
エーピーアール
(APR)
トヨタ
MR-S
田中実  (Minoru Tanaka 日本) ミシュラン
大嶋和也 (Kazuya Ohshima 日本)
レーシング・プロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)
トヨタ
セリカ
T.B.N. ヨコハマ
トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM CERUMO)
トヨタ
セリカ
T.B.N. クムホ

(T.B.N.:後日決定)

■全日本選手権 フォーミュラ・ニッポン《06年 新規参戦カテゴリー》

日本におけるフォーミュラカーレースのトップカテゴリー。今年から新たにV8 3Lエンジン(TOYOTA RV8-J)を7チーム13台に供給。

チーム名 台数 ドライバー
モバイルキャスト チーム インパル
(mobilecast TEAM IMPUL)
2 ブノワ・トレルイエ (Benoit Treluyerフランス)
松田 次生 (Tsugio Matsuda 日本)
アーティング レーシングチームwith インパル
(arting RACING TEAMwith IMPUL)
2 本山 哲 (Satoshi Motoyama 日本)
星野一樹 (Kazuki Hoshino 日本)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
2 山本左近(Sakon Yamamto 日本)
柳田真孝(Masataka Yanagida 日本)
チーム ルマン
(Team LeMans)
2 片岡龍也 (Tatsuya Kataoka 日本)
髙木虎之介 (Toranosuke Takagi 日本)
チーム セルモ
(TEAM CERUMO)
1 立川祐路 (Yuji Tachikawa 日本)
インギングモータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
2 ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア)
T.B.N.
ディーエイチジー トムス レーシング
(DHG TOM'S RACING)
2 アンドレ・ロッテラー(Andre Lottererドイツ)
土屋武士(Takeshi Tsuchiya 日本)

(T.B.N.:後日決定)

■全日本F3選手権

F1への登竜門となる、フォーミュラ・カテゴリー。トヨタは2L・3S-GEエンジンを供給。使用チームおよびドライバーラインナップは以下のとおり。

チーム名 台数 ドライバー (予定) 備考
トムス(TOM’S) 3 安岡 秀徒 (Hideto Yasuoka 日本) TDPドライバー
大嶋 和也 (Kazuya Ohshima 日本) TDPドライバー
エイドリアン・スティール (Adrian Sutil ドイツ)  
インギング モータースポーツ
(INGING MOTORSPORT)
2 ロベルト・ストレイト (Robert Streit ブラジル)  
横溝 直輝 (Naoki Yokomizo 日本)  
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
1 阿部 翼 (Tsubasa Abe 日本) TDPドライバー
ル・ボーセ (Le Beausset) 1 嵯峨 宏紀 (Kohki Saga 日本)  
ZAP SPEED (ザップスピード) 1 T.B.N.  

(T.B.N.:後日決定)

■【トヨタ・ドライバー育成プログラム】

世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としたプログラム。才能ある人材を発掘し、それぞれが実力に応じてステップアップできるシステムとし、欧州・日本で以下のように展開。

(2006年TDP育成ドライバー一覧)

  ドライバー カテゴリー チーム (ご参考)05年参加カテゴリー

フランク・ペレラ
(Franck Perera フランス)
GP2 DAMSチーム(フランス) F3ユーロシリーズ
小林 可夢偉
(Kamui Kobayashi 日本)
F3ユーロシリーズ ASMフォーミュラ3
(フランス)
欧州フォーミュラ・ルノー
(優勝)
イタリア フォーミュラ・ルノー
(優勝)
平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
マノー・モータースポーツ
(Manor Motorsport
イギリス)
F3ユーロシリーズ
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
全日本F3選手権
ヘンキ・ワルドシュミット
(Henkie Waldschmidt
オランダ)
欧州フォーミュラ・ルノーおよびイタリアフォーミュラ・ルノー プレマ・パワーチーム
(Prema Powerteam
イタリア)
(昨年、オーディションにより
選抜)
マーティン・プロウマン
(Martin Plowman イギリス)

安岡 秀徒
(Hideto Yasuoka 日本)
全日本F3選手権 トムス(TOM’S) 全日本F3選手権
大嶋 和也
(Kazuya Ohshima 日本)
エッソ・フォーミュラトヨタ
(優勝)
阿部 翼
(Tsubasa Abe 日本)
ナウモータースポーツ
(NOW MOTOR SPORTS)
エッソ・フォーミュラトヨタ
国本 京祐
(Keisuke Kunimoto 日本)
フォーミュラ・トヨタおよびFCJ トムス・スピリット
(TOM‘S SPIRIT)
(04年フォーミュラトヨタ・
レーシングスクール卒業生)
窪田 善文
(Yoshifumi Kubota 日本)
(05年フォーミュラトヨタ・
レーシングスクールにて
選抜)
井口 卓人
(Takuto Iguchi 日本)
増田 定臣
(Sadaomi Masuda 日本)

トヨタ自動車プレスリリースより抜粋

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT

HONDA、2006年度の参戦体制を発表!

 ホンダは20日、2006年度のモータースポーツ参戦体制を発表した。この中で国内4輪レースでは昨年に引き続き、SUPER GTに参戦、「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指す。また、フォーミュラニッポンへのエンジン供給、全日本F3への参戦、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)への支援も合せて発表された。

■SUPER GT

(株)M-TEC と(株)童夢の協力のもと、「Honda NSX-GT プロジェクト」を組み、3 チーム4 台にて参戦します。エンジンは、V6 3.5 リッターNA(自然吸気)エンジンを更に熟成させ、コーナリング特性に優れた車体で、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

チームドライバー
チーム・ホンダ・レーシング(Team Honda Racing)#8伊藤 大輔(Daisuke Ito, 30 歳, 東京都)
ラルフ・ファーマン(Ralph Firman, 29 歳, イギリス)
#18道上 龍(Ryo Michigami, 32 歳, 奈良県)
小暮 卓史(Takashi Kogure, 25 歳, 神奈川県)
エプソン・ナカジマ・レーシング(EPSON NAKAJIMA RACING)#32武藤 英紀(Hideki Mutoh, 23 歳, 東京都)
ロイック・デュバル(Loic Duval, 23 歳, フランス)
チーム・クニミツ(Team Kunimitsu)#100セバスチャン・フィリップ(Sebastian Philippe, 30 歳, フランス)
細川 慎弥(Shinya Hosokawa, 24 歳, 福岡県)
■フォーミュラ・ニッポン

 今年から新たに日本レースプロモーションを通じ、4 チーム8 台に3リットルV 型8 気筒エンジン「HF386E」を供給します。

チーム

  • ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
  • ナカジマ・レーシング(NAKAJIMA RACING)
  • チーム5 ジゲン(TEAM 5ZIGEN)
  • オートバックス・レーシングチーム・アグリ(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
■全日本F3 選手権
チームドライバー
ホンダ・チーム・ムゲン (Honda TEAM 無限)#10塚越 広大(Koudai Tsukakoshi, 19 歳, 栃木県)
ホンダ・トダ・レーシング(Honda TODA RACING)#2伊沢 拓也(Takuya Izawa, 21 歳, 東京都)
■フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)

 世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成と、日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成を目的に、2006 年に立ち上がる新たなジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に、全面的に協力していきます。Honda の新ドライバー育成プログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」に「FCJ」を組み入れ、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、「FCJ」、「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」を通して、体系的な育成プログラムを展開します。「SRS-F」の卒業者に対して、「FCJ」に参戦するスカラーシップを、「FCJ」に対しても上位カテゴリに参戦するスカラーシップを与え、世界的に活躍できる若手選手の輩出ができるよう、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。

ホンダプレスリリースより抜粋

SUPER GT

NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

“速いZ”の復活で日産チームからチャンピオンを!
2006年モータースポーツ体制発表レポート

 2月8日、日産自動車本社ギャラリーにおいて、国内メーカーのトップを切って今年の日産モータース ポーツ体制発表が行われた。会場、ステージ脇にはカーボンのままの06年型フェアレディZ(SUPER GT GT500 仕様)、そして入口近くには新たに設定される5ドアのマーチカップカーが展示され、シーズン開幕が近いムードを漂わせた。

 戸井田和彦日産自動車常務のあいさつの後、眞田裕一ニスモ社長が壇上へ。「昨年はチームタイトルを 3年連続で獲得できたが、ドライバータイトルは1秒ちょっとの差で逃した。このタイトル奪回、そして4年連続でチームタイトルを獲りたい」と今年の抱負を語り、本年度のマーチカップ運営、プライベー ター支援についても発表した。

 続いて壇上に立ったのは柿元邦彦日産系チーム総監督。GT500クラスの06年型フェアレディZの説明と各チームの体制を紹介した。

 まずGT500投入3年目を迎えるZだが、今年の開発の狙いは「速いZの復活」。発表会で展示したZテストカーを「まだ一部は最終仕様ではない」と、イラストを交えながら説明を行った。エンジンに関しては出力とレスポンスの向上を図り、ボディワークに関してはフロント、サイド、リアまわりの空力を改善。

 ドラッグを減らしてダウンフォースをつけ性能向上を図った。「特に後ろから見たスタイリングはかなり印象が変わる。風洞実験でもいい結果が出ている」と自信をのぞかせた。この最終仕様は、2月中旬に鈴鹿で行われる3メーカー合同テストに投入されるが、「ホンダのNSXは速いですし、トヨタもレクサスを投入しますが、このZは彼らをしのぐ自信作。是非チャンピオンを獲りたい」と力強く語った。

 またドライバー体制に関しては、4チーム5台で10名のドライバーが必要となり、今年は5人の新しいドライバーが加って大きな変化を見せた。柿元総監督は、「若いドライバーには経験も必要だが、彼らにとっては大きなチャンス。全力で挑戦してさらに大きなチャンスを得るようにしてほしい」とエールを送った。そして最後に、「願わくば、この5台の中からチャンピオンを獲りたい」と語った。

 1月にマレーシア、セパンで行ったテストに関して飯嶋嘉隆ニスモ監督は、「第1の目標は、速さを実現するためのさまざまなファクターの実験を行ったこと。第2の目的は若いドライバーにマシンに慣れてもらうこと。結果、若いドライバーはアグレッシブな走りを見せてくれ、10人全員が自信を持って開幕に臨めると感じた」と、充実したものだったことを強調した。

■ニスモ

飯嶋嘉隆監督
 「私の役割はチームの力を100%発揮できるよう指揮を取ること。必ずチャンピオンを獲れるよう全力を尽くす覚悟です」

本山哲(#23 ザナヴィニスモZ)
 「今年の目標は05年に惜しくも獲り逃したドライバーズチャンピオンを必ず獲り戻すこと。新しいチームメイト、松田選手と頑張って必ず良い結果を出すよう努力しますので、応援をお願いします」

松田次生(#23 ザナヴィニスモZ)
 「ワークスチームから参加できることに感謝の気持ちでいっぱいです。新しい環境において、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で新しい松田次生をお見せしたい。応援をよろしくお願いします」

ミハエル・クルム(#22 モチュールオーテックZ)
 「去年はチームタイトルを獲得できて良かった。今年はドライバーズタイトルがニスモに戻るように頑張りますので、応援をよろしくお願いします」

山本左近(#22 モチュールオーテックZ)
 「愛知の豊橋から来ました。ニスモのZに乗ることができてうれしく思います。クルムさんと共にニスモにチャンピオンのトロフィーを渡せられるよう頑張ります」

■ハセミモータースポーツ

長谷見昌弘監督
 「今年はいろんな面でガラッと変わりました。ドライバーは去年のF3のチャンピオンと4位というフレッシュなコンビです。クルマはイエローになって、これは僕のヘルメットにも入っているラッキーカラー。いい年になりそうです」

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#3イエローハットYMS・トミカZ)
 「SUPER GTという新しいチャレンジを楽しみにしています。日産からGT500クラスに参戦することは、私のキャリアの中でも素晴らしい機会です。チームがより良い成績を取れるよう、がんばります」

横溝直輝(#3イエローハットYMS・トミカZ)
 「素晴らしい体制でレースができる環境に感謝しています。1レース1レース大切にしながらも、狙えるレースはガンガンいってチャンピオン目指して頑張ります。応援をよろしくお願いします」

■TEAM IMPUL

星野一義監督
 「昨年を振り返ると、ドライバーやクルマの速さはあるものの、監督の采配ミスか、ポイントにつながりませんでした。今年はチェッカーを確実に受けて、ポイントを重ねてチャンピオンを獲りたい。ブノワは同じマシンであればF1でも一番の速さがある。今年は80%ぐらいの力でのんびり走っても十分速いと思う。一樹は正直速さが足りないが、腕を磨いてブノワからミスなく引き継いでほしい」

ブノワ・トレルイエ(#12 カルソニックIMPUL Z)
 「今年も星野さんのチームでGTに乗ることができて光栄です。以前からいい友達であり、才能ある一樹と組むことができて幸運です。二人でいいレースをお見せします」

星野一樹(#12 カルソニックIMPUL Z)
 「ずっと目標にしていたGT500。ルーキーでも開幕から小さくならず全開でガンガン行って、シーズン終わったとき『一樹でよかったね』と思ってもらえるように、ブノワと一緒に頑張りたいです」

■KONDO RACING

近藤真彦監督
 「やっとこの日を迎えることができました。日産の仲間入りをさせていただき、やる気満々です。一番若いチームですし、長谷見、星野両監督の胸を借りるつもりです。他のZとはタイヤが違いメリットもデメリットもありますが、メリットを生かしてまずは一勝を目標にがんばります」

エリック・コマス(#24 WOODONE ADVAN KONDO Z)
 「私が初めて日産に来たとき、近藤さんはチームメイトでした。10年ぶりに一緒に仕事ができてとてもうれしいです。柳田さんも私もZカーのことをよく知っているし、頑張りたいです」

柳田真孝(#24 WOODONE ADVAN KONDO Z)
 「(GT500の)2年目のシーズンを、近藤さんの新しいチームでエリックさんと一緒に走れることになりました。まずは初優勝を目指して一生懸命頑張りたいと思います」

Text: ©NISMO

SUPER GT

NISMO SUPER GTの体制を発表

 日産自動車のモータースポーツ部門、ニスモは8日、2006年度のモータースポーツ活動について発表した。

 SUPER GTにはニスモがワークスとして参戦。GT500クラスの使用車両は昨年に引き続きZ33型フェアレディZだが、昨年モデルよりエアロダイナミクスの向上、エンジン出力の向上、エンジンレスポンスの向上が図られている。近藤真彦監督率いるKONDO RACINGも新たに加入し、レースには全5チームが参戦する。ドライバーは、エース格の23号車に本山哲、パートナーにはホンダから松田次生が移籍した。他のドライバーも大幅に入れ替えが行われ、山本左近、横溝直輝、星野一樹など若手を中心に刷新されている。また、日産系チームの総監督を柿元邦彦が引き続き務め、ニスモのチーム監督は新たに飯嶋嘉隆が担当する。

チーム体制
No. エントラント 監督 ドライバー 車両名
22 ニスモ 飯嶋 嘉隆 ミハエル・クルム モチュールオーテック Z
山本 左近
23 ニスモ 飯嶋 嘉隆 本山 哲 ザナヴィニスモ Z
松田 次生
3 ハセミモータースポーツ 長谷見 昌弘 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ イエローハットYMS・トミカZ
横溝 直輝
12 TEAM IMPUL 星野 一義 ブノワ・トレルイエ カルソニックIMPUL Z
星野 一樹
24 KONDO RACING 近藤 真彦 エリック・コマス WOODONE ADVAN KONDO Z
柳田 真孝

Formula Nippon

FN新人オーディション結果

11月28日 鈴鹿サーキット
天候:晴れ  コース:ドライ

Pos. No. DRIVER TEAM BEST 1st 2nd
1 1A JP・デ・オリベイラ DoCoMo DANDELION 1'45.824 *1'45.824
2 32B 中嶋 一貴 PIAA NAKAJIMA 1'46.143 *1'46.143
3 1B ファビオ・カルボーン DoCoMo DANDELION 1'46.607 *1'46.607
4 32A 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA 1'46.637 *1'46.637
5 31B ロイク・デュバル PIAA NAKAJIMA 1'46.995 *1'46.995
6 8 ジョニー・リード Team LeMans 1'47.155 *1'47.155 1'48.229
7 7A 柳田 真孝 Team LeMans 1'47.730 *1'47.730
8 2A 横溝 直輝 DoCoMo DANDELION 1'47.744 *1'47.744
9 23 星野 一樹 Arting IMPUL 1'48.286 1'48.957 *1'48.286
10 31A 細川 慎弥 PIAA NAKAJIMA 1'48.723 *1'48.723
11 2B 石浦 宏明 DoCoMo DANDELION 1'48.984 *1'48.984
12 7B アレックス ・ダニエルソン Team LeMans 1'49.040 *1'49.040
13 5 折目 遼 5ZIGEN 1'49.141 1'51.215 *1'49.141

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

SUPER GT

トヨタ、SUPER GTにSC430を投入(トヨタモータースポーツニュース)


平成17年11月29日
トヨタ自動車(株)広報部

トヨタ、SUPER GTにSC430を投入

 トヨタ自動車(株)は、来シーズンからSUPER GTの参戦車両として、スープラに加えて、SC430を出場させることを決め、11月30日以降、SC430のシェイクダウンを富士スピードウェイで行う。

 SC430は、GT500クラスへ当面4台程度の出場とし、今後 供給先となるチームを決めて行く予定。

〔トヨタ自動車(株)モータースポーツ部 柘植主査のコメント〕
 SC430は、シェイクダウンまで来たが、開発はまだ途上であり、さらに性能を引き出したい。SC430の特徴でもある、ロングホイールベース+ワイドトレッドを活かし、スープラとともに活躍してくれるものと期待している。

車両名称 レクサスSC430(車両型式:UZZ40)
エンジン 型   式 3UZ-FE
種   類 水冷V型8気筒 DOHC 32バルブ
総排気量 4,480cc
エアリストリクター径 φ29.6(ツイン)/車両重量1,080kgの時
最大出力 480PS以上/7,200rpm
最大トルク 52kg・m以上/5,600rpm
シャシー&ボディ 全長×全幅  (ベース車) 4,535mm×1,825mm
ホイールベース(ベース車) 2,620mm
トレッド   (ベース車) 前:1,550mm 後:1,530mm
トランスミッション 6速シーケンシャル
クラッチ カーボン製トリプルプレート
サスペンション 前後ダブルウイッシュボーン
ブレーキ ベンチレーテッドディスク
車両重量 1,080kg以上

Text: © トヨタ自動車

Formula Nippon

FN新人オーディション参加リスト

11月28日(月)に鈴鹿サーキットで行われる、フォーミュラニッポンの新人オーディションに参加するドライバーが発表された。
今シーズン国内のF3、GTなどで活躍したドライバーだけでなく、ユーロF3やWSR(ワールドシリーズ・バイ・ルノー)で活躍したドライバーも数名が参加する。

参加予定のドライバー、チームは以下のとおり。

チーム名No.搭乗ドライバー05年参戦カテゴリー
DANDELION RACING2横溝直輝F3,GT500
2石浦宏明FT,GC21
1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラF3
1ファビオ・カルボーンワールドシリーズバイルノー
Team LeMans7柳田真孝GT500
8ジョニー・リードF3
7アレックス・ダニエルソンワールドシリーズバイルノー
NAKAJIMA RACING32武藤英紀F3
31細川慎弥GT300
32中嶋一貴F3,GT300
31ロイク・デュバルユーロF3
5ZIGEN5折目 遼F3
TEAM IMPUL23星野一樹GT300

Formula Nippon

服部尚貴、今季限りでフォーミュラ引退を表明

051023_02

 DoCoMoダンディライアンは10月21日付で所属ドライバーの服部尚貴の今季限りでのフォーミュラ・ニッポン引退を発表した。
 それに伴い、10月22日に第8戦の開催されているツインリンクもてぎで記者会見が行われた。

村岡潔チーム代表
金曜日付けで服部尚貴選手のフォーミュラ『卒業』を発表いたしました。
皆さんにも是非、『引退』ではなく『卒業』と言っていただきたいと思います。
今後もチームには残ってもらい、ドライバーの観点からチームの再構築をしてもらおうと思っています。これまでも服部がいたからこそ、このチームはここまでこれたのだと思っています。
ですが、まずは明日の決勝と鈴鹿のレースでいい結果を出してもらいたいです。

服部尚貴
引退については、自分としてはかなり前から、5ZIGENにいた頃からずっと迷っていました。
ダンディライアンで3年間やってきましたが、村岡さんには理解していただいてて、1年目からすでに『乗る乗らないは自分の判断で決めていい』と言われていました。
昨年の最終戦で『来年も走ります』と言ったらすんなり受け入れてもらえたので、今年もすごくいい関係で走ってこれましたし、チームとの信頼関係もできてきたと思えたので、これなら乗らなくてもチームの力になれるなと判断して、今季限りで引退することにしました。
15年間走ってきて、チャンピオンも取れなかったし、たいした成績も残せなかったので、その点で不満はありますが、ル・ガラージュCOX、ルマン、5ZIGEN、ダンディライアンと、いいスタッフに恵まれて幸せな15年間でした。
来年もチームの一員として、チャンピオンチームを目指します。
監督一年生ということで周りには怖い先輩が何人もいらっしゃいますけど、負けないように頑張ります。

(TEXT:末廣和久  Photo:Kriichiro TAKESHITA)

Formula Nippon

2006フォーミュラニッポン・続報

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 既に発表された2006フォーミュラ・ニッポンシリーズ概要に関し、第7戦が行われている富士スピードウェイにて8月27日、報道関係者に対して質疑応答の場が設けられた。
 出席したのは中嶋悟JRP会長と野口幸生社長。
 この席上では、リリースで触れられなかったタイヤ供給に関するコメントもあり、これまでどおりブリヂストンがワンメイク供給することが確認された。
 なお、今回はあくまで質疑応答ということであり、正式な発表は実車の完成を待って行うとのことだ。

-シャシーは専用設計とあるが?

(中嶋) シャシーに関しては今年の初めからいろいろなところと話をしてきた。その中で、我々の要望を全て満たすものがローラ車のFN06であった、ということです。

-同じローラ製ということでA1GPとの関連性などが想像されるが、実際に他のシリーズなどに兄弟車は存在するのか?

(中嶋) A1の車両はベンチュリ構造でいい性能が出ているとは聞いていましたが、JRPとして他のシリーズから流用しようという考えはありません。ローラ社の中で互換性を持たせるということはあるかもしれませんが、こちらはA1の実車を見ていませんし、設計図も見ていませんから、現時点ではわかりません。

-エンジンの供給はどのようにしておこなわれるのか?

(中嶋) まず、参加チームの要望を聞き、その後で供給台数のバランスをとる、という形をとります。JRPとしては2社がほぼ同数になるのが望ましいと考えていますが、実際にそれが5対5になるのか、6対4になるのか、7対3になるのかはやってみないとわかりません。

-開発の状況は?

(中嶋) 実車は11月下旬に完成の予定で、12月中旬ごろにテストを予定しています。実車の完成を待って正式発表を実施するつもりです。

-リリースにはタイヤに関する記述がなかったが?

(中嶋) ブリヂストンさんとは既に2006年までの供給契約を結んでいますから、これまでどおりBSさんのワンメイク、ということになります。

-従来のB351とパーツの互換性はあるのか?

(中嶋) 現在でもそうですが、レーシングカーというのは常にパーツ交換を繰り返して新しいものを使っていく性質のものと理解しています。今回は全くの新車ということですから、コストを考えて古いパーツを流用するようなことは考えていません。

-やはり独自のモディファイは制限されるのか?

(中嶋) この3年間うまく運んでいるので、今までどおりでいいと考えていますが、今後の進行状況を見て変更することはありえます。

-参加台数はどの程度を想定しているか?

(中嶋) こちらの希望としては20台前後を想像しています。

Formula Nippon

2006フォーミュラニッポンはニューシャシー、ニューエンジンで始動

050827_08

 株式会社日本レースプロモーション(以下、JRP)は、2006年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンシリーズの概要を8月25日付で発表した。
 巷間噂に上っていたとおり、2006年のフォーミュラニッポンはトヨタ、ホンダの国内2台メーカーがエンジン供給を行い、シャシーもローラのワンメイクは変わりないものの、新たに専用設計されたものになるとのことだ。

 2003年~2005年までは国際F3000用のシャシーをベースにしたLolaB351シャシーが使用されていたフォーミュラニッポンだが、来季からは専用設計のLola FN06を使用することとなる。このシャシーは新型ベンチュリ構造を採用するなどの空力面の見直しで10%のダウンフォース向上が図られるとのことで、これによりコーナリングスピードとストレートの安定性向上が期待され、よりスリリングなレースが可能になるという。

 エンジンに関しても、全日本F3000時代から17年にわたって使用されてきた無限MF308にかわって、トヨタ、ホンダの2大メーカーがFN専用に新設計した3リッター、V8エンジンを供給することとなった。
 F1やIRLで熾烈な戦いを演じている国内2大メーカーの参戦により、まさに国内最高峰カテゴリーにふさわしい新たなフォーミュラニッポンが2006年に誕生する、としている。

 開催サーキットは富士、鈴鹿、MINE、もてぎ、SUGOの5サーキットで全9戦が予定されており、4月~11月にかけて開催される。

 ニューマシン・ニューエンジンスペック

1.コンセプト
・オーバーテイク時の車両安定性の向上
・タイムアップ(各サーキットにおいて旧型車比で3~5秒のタイム短縮)
・安全性の向上

2.シャシー
・イギリスのLOLA社製のフォーミュラ・ニッポン専用車両「2006Lola FN06 Formula Nippon」を使用
・基本ボディは最新のFIAクラッシュテストをクリアー
・新型ベンチュリー構造を採用し、同社製の旧B351よりダウンフォースが10%向上

3.エンジン
・エンジン仕様:V型8気筒、排気量3000cc、4サイクル、ガソリン燃料
・回転数制限 :10,000/rpm
・最高出力  :550馬力
・供給メーカー:トヨタ自動車株式会社、本田技研工業株式会社

SUPER GT

GTA 2006年度のカレンダーを発表他

 先日、JAF発表の2006年FIA国際スポーツカレンダーに掲載されたSUPER GTの日程だが22日、GTAからも正式に報告された。発表済の日程に変更はないが、セパン(マレーシア)でのレースが第4戦として組み込まれている。なお、上海(中国)とAll Star(場所未定)については依然として調整中のようだ。

 また、本年度のオールスターの中止と次戦もてぎ以降でのスーパーラップ方式の変更についても併せて発表された。

2006年 SUPER GT 開催予定
3月18~19日鈴鹿サーキット300Km
4月 8~ 9日岡山国際サーキット300Km
5月 3~ 4日富士スピードウェイ500km
6月24~25日セパンサーキット300Km
7月22~23日スポーツランドSUGO300Km
8月19~20日鈴鹿サーキット1000Km
9月 9~10日ツインリンクもてぎ300Km
10月14~15日オートポリス300Km
11月 4~ 5日富士スピードウェイ300Km
調整中上海国際サーキット300Km
調整中(12月)All Star海外調整中
オールスター大会の中止

 2005年12月9~11日に開催を予定しておりました、2005年 SUPER GT オールスター戦「USA」に関して、GTA 理事会にて中止を決定致しましたので、ご報告させて頂きます。開催に向け現地プロモーターと協議を重ねてまいりましたが、現時点において開催条件等で合意に至らず、今年の開催は断念せざるを得ないとの判断に至りました。尚、オールスター戦の代替レースの開催は予定しておりませんので、合わせてご報告申し上げます。

SUPER GT Round 5以降のスーパーラップ予選の主な変更点
  • 従来の2 台ずつのマシンによるアタックが1台毎のアタックに変更
  • スーパーラップ出場マシンは従来の各クラス12台から10台に変更
  • スーパーラップ出場マシンは予選1回目のセッションだけで選出する(予選2 回目セッションの結果による繰り上がり出場の廃止)

Formula Nippon | SUPER GT | SUZUKA 1000km

2006年度FIAモータースポーツカレンダーが発表される

 日本自動車連盟(JAF)は11日、来年2006年度のFIA国際スポーツカレンダーを発表した。注目は、今年まで独自レギュレーションで開催されてきた伝統の鈴鹿1000kmがついにSUPER GT選手権に組み込まれたことだ。また、SUPER GTの開幕戦が鈴鹿、最終戦は富士スピードウェイトとカレンダーも大きく見直された。掲載されていないが、マレーシア戦は従来どおり開催される模様で、中国、アメリカラウンドについては未定のようだ。

 フォーミュラ・ニッポンは今年同様、9戦がカレンダーに掲載された。シャーシーの変更、ホンダとトヨタによるエンジン供給など、新たなスタートを切る。開幕戦が4月の富士、第3戦が5月にもてぎ、第7戦菅生が9月といくつかのラウンドの入れ替えがされた。

■2006年FIA国際スポーツカレンダー■
■フォーミュラ・ニッポン
開催日 開催場所
4/2 富士スピードウェイ
4/16 鈴鹿2&4レース
5/28 ツインリンクもてぎ
7/9 鈴鹿サーキット
7/30 MINEサーキット
8/27 富士スピードウェイ
9/17 スポーツランドSUGO
10/22 ツインリンクもてぎ
11/19 鈴鹿サーキット
■SUPER GT
開催日 競技会名称 開催場所
3/19 SUZUKA GT300km 鈴鹿
4/9 OKAYAMA GT300km RACE 岡山国際
5/4 富士 GT 500km レース 富士
7/23 スーパーGT SUGO 300km レース スポーツランドSUGO
8/20 SUZUKA 1000km 鈴鹿
9/10 もてぎ GT300km レース ツインリンクもてぎ
10/15 SUPER GT in KYUSHU 300km オートポリス
11/5 富士 GT300km レース 富士

SUPER GT | スーパー耐久

ホンダ、NSXの生産を終了。新たなスポーツカー開発へ

 本田技研工業株式会社は12日、1990年に発売されたNSXの生産を本年2005年末で終了、新たなスポーツカーを開発中と発表した。NSXは、SUPER GTでは500クラスに4台、GT300クラスに1台が参戦、またスーパー耐久レースにも参戦しているため、来年以降のベース車輌として新型車が投入されるかどうかが注目される。以下、プレスリリースより抜粋。

0712_am0507018 Hondaは、本格的スポーツモデルとして好評を博してきたNSXの生産を、2005年12月末をもって終了する。また、NSX後継モデルに関しては、Hondaの最新技術を採用した新たなスポーツカーとして、現在開発を進めている。

 NSX は、1990年に量産車として世界初のオールアルミ・モノコックボディを採用した、本格的ミッドシップ・スポーツカーとして発売された。その後、排気量アップ、6速MTの採用、空力性能の向上、タイヤサイズの変更など運動性能を向上させ、また、オープントップモデル「NSXタイプT」や運動性能をより際立たせたピュアスポーツモデル「NSXタイプR」を設定するなど、進化を続けてきた。さらに、本格的スポーツカーとしていち早く排出ガスのクリーン化に対応するなど、運動性能と両立させた高い環境性能も実現してきた。その結果、約15年間で全世界累計18千台以上販売されている。

 生産終了後も、NSXをメインテナンスし、ベストコンディションを維持させるリフレッシュプラン、運転技術向上を目的としたNSXオーナーズミーティングなどに関しては継続させていくことで、ユーザーの皆様が今後もNSXを愛用できる環境づくりに取り組んでいく。

 なお、北米向けは12月末、欧州向けは9月末での生産終了を予定している。

SUPER GT | スーパー耐久

SUPER GT と S耐に新型インプレッサが登場! SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

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日本国内の人気モータースポーツ
SUPER GT、スーパー耐久レースに新型インプレッサが登場
新デザインを採用し、性能向上を狙う
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 本年7月より、日本国内の人気モータースポーツカテゴリーである「SUPER GT」シリーズ、「スーパー耐久」シリーズに、6月16日に発売したばかり新型インプレッサが早くも登場する。

0704_impressa_gt-s 「SUPER GT」シリーズは、日本国内6つのサーキットとマレーシアのセパンサーキットにて開催されるレースシリーズで、日本のトップドライバーと多彩な車種が出場する事で人気を博している。同シリーズには、エンジン出力が約300馬力に制限されるGT300クラスに「クスコレーシングチーム」がインプレッサで出場しており、SUBARUではチームの要請に基づいて技術支援を行っている。このカテゴリーはエンジンの改造やボディの拡幅などが許されており、エンジンの育成には従来からSTIが関わり、今回、ボディデザインには富士重工業のデザイナーが関与した。このニューマシンは、7月23日・24日に宮城県のスポーツランド菅生で開催される第4戦から出場する計画 で進んでいる。

0704_impressa_st-s 一方、量産車ベースのレースカーで競う「スーパー耐久」シリーズも、年々質の高いコンペティションを展開している。同シリーズには「プローバ・レーシングディビジョン」がインプレッサで出場しており、2リットルターボ4WD車が走行できるST2クラスでは常にトップ争いに加わっている。同チームは、5月にドイツで開催されたニュルブルクリンク24時間レースにインプレッサで初出場し、総合14位・A6クラス2位の成績を収めた。既にこの時、新型インプレッサ用のルーフベーンやリヤディフューザーを装着して24時間を走破しており、高速安定性やトラクション向上など、レースカーに求められる空力性能は既に実証済み。今回のニューマシンは、新型インプレッサをベースに、フロントバンパー、エンジンフード、サイドスポイラーなどの要所のデザインを富士重工業のデザイナーが行った。ニューマシンは、7月17日・18日に北海道帯広市郊外の十勝スピードウェイで開催されるシリーズ第4戦「十勝24時間レース」からデビューする予定である。

 富士重工業およびSTIは、SUBARUを選んでモータースポーツ活動を行っている有力チームをサポートし、またそこからフィードバックされた技術を量産車の開発に活用している。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

SUPER GT

ミカ・サロ、SUPER GTへ参戦か?(NISMO モータースポーツニュースフラッシュ)

SUPER GT仕様のフェアレディZを、ミカ・サロ選手がテストドライブ

 ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下ニスモ)が予定しているSUPER GTのプライベートテストで、元F1ドライバーのミカ・サロ選手がGT500仕様のフェアレディZをテストドライブすることが決まった。

 サロ選手は、SUPER GTに関心を持っており、その関心に応える形でニスモがテストに招聘した。ニスモの柿元邦彦常務取締役は、「サロ選手ほどの著名なドライバーが、我々のSUPER GTに興味をもってくれてとてもうれしく思う。彼の気持ちに対するお礼の意味を込めて、テストドライブの機会を作った」と述べている。

 テストは、6月16日(木)に富士スピードウェイで行なわれる。

Formula Nippon

クインタレッリ、FN第5戦以降も参戦継続へ

050611_02  KONDO Racingは6月10日、ロニー・クインタレッリ選手を第5戦以降も起用することをHP上で発表した。

 クインタレッリは先日富士スピードウェイで開催されたフォーミュラニッポン第4戦でヤレック・ヤニスに代わって起用されたが、その走りが高く評価されたとのことだ。
 クインタレッリはデビュー戦を予選6位からスタートし、雨に翻弄された決勝でも見事5位入賞している。

Formula Nippon

2005年FNポイントランキング







サーキット


鹿





鹿







鹿
T
O
T
A
L
日  程 4/3 4/17 5/15 6/5 7/3 7/31 8/28 10/23 11/27
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9




1本山 哲33106104010 46
2井出 有冶6102001043 35
3リチャード・ライアン102634030 28
4小暮 卓史04406000 14
5松田 次生06041300 14
6土屋 武士20300224 13
7ロニー・クインタレッリ   22602 12
8ブノワ・トレルイエ100100000 11
9アンドレ・ロッテラー000000100 10
10山本 左近00003006 9
11片岡 龍也00000061 7
12服部 尚貴41100100 7
13平中 克幸00010010 2
-野田 英樹00000000 0
-高木 虎之介00000000 0
-ヤレック・ヤニス000      0
-加藤 正将0        0


1mobilecast Arting IMPUL91312161014413 91
3DoCoMo DANDELION143734130 35
4PIAA NAKAJIMA044060100 24
5KONDO00025608 21
6Forum Engineering LeMans20300285 20
75ZIGEN06041300 14
8CERUMO00010010 2
-CARROZZERIA MOHN00000000 0
-TAKAGI CERUMO00000000 0




1東名エンジン101010101010610 76
2尾川自動車044266106 38
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
  • チームポイント部門は、3台以上参加のチームでは、上位2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
  • エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

Formula Nippon

KONDO Racing、FN第4戦でクインタレッリを起用!

050601_02

KONDO Racingは6月1日、フォーミュラ・ニッポン第4戦 富士スピードウェイ大会(6月5日決勝)において、4号車のドライバーにロニー・クインタレッリ選手を起用すると発表した。
第3戦まで4号車をドライブしたヤレック・ヤニス選手は、本人のチェコ側マネジメントの都合により来日できないために欠場となるとのこと。

ロニー・クインタレッリは、2004年度全日本F3選手権のシリーズチャンピオン。
今季はデンソーサードスープラGTのドライバーとしてスーパーGTに参戦中だ。
今回の参戦は彼自身にとっても念願のフォーミュラ・ニッポンデビューということになる。

Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング

2005 Fニッポン・ドライバーズポイント(第1戦終了時)

  4 4 5 6 7 7 8 10 11  
/ / / / / / / / /
3 17 15 5 3 31 28 23 27
             
鹿 鹿 鹿
Po No Driver 1 2 3 4 5 6 7 8 9 総合P Team
1 1 リチャード・ライアン 10                 10 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 20 井出 有治 6                 6 mobilecast TEAM IMPUL
3 2 服部 尚貴 4                 4 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
4 23 本山 哲 3                 3 arting RACING TEAM with IMPUL
5 8 土屋 武士 2                 2 Forum Engineering Team LeMans
6 19 ブノワ・トレルイエ 1                 1 mobilecast TEAM IMPUL
7 31 アンドレ・ロッテラー 0                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
8 7 片岡 龍也 0                 0 Forum Engineering Team LeMans
9 5 松田 次生 0                 0 TEAM 5ZIGEN
10 3 山本 左近 0                 0 KONDO Racing
11 4 ヤレック・ヤニス 0                 0 KONDO Racing
12 11 平中 克幸 0                 0 TEAM CERUMO
13 12 高木 虎之介 0                 0 TAKAGI PLANNING with CERUMO
14 27 加藤 正将 0                 0  
15 28 野田 英樹 DNC                 0 Team MOHN
16 32 小暮 卓史 DNC                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
*********************************************************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全9戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)

Japanese F3

全日本F3ポイントランキング

2005 F3ドライバーズポイント(第2戦終了時)

  4 4 4 4 5 5 6 6 6 6 7 7 7 7 8 8 9 9 10 10  
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
2 3 16 17 14 15 4 5 18 19 2 3 30 31 27 28 10 11 22 23
               
鹿 鹿
Pos. No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 総P 有P Team Machine Engine
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 20 15                                     35 35 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
2 14 パオロ・モンティン 15 12                                     27 27 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
3 12 横溝 直輝 12 10                                     22 22 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
4 10 武藤 英紀 DNC 20                                     20 20 M-TEC DOME-F107 H MF204C
5 1 ロベルト・ストレイト 10 6                                     16 16 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
6 38 池田 大祐 8 8                                     16 16 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
7 5 ジョニー・レイド 6 4                                     10 10 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
8 33 番場 琢 4 2                                     6 6 ナウモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
9 2 高崎 保浩 3 3                                     6 6 戸田レーシング DOME-F107 H MF204C
10 19 折目 遼 2 DNC                                     2 2 DTM DALLARA-F304 T 3S-GE
11 3 安岡 秀徒 1 0                                     1 1 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
11 62 嵯峨 宏紀 0 1                                     1 1 ルボーセモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
13 37 中嶋 一貴 DNC DNC                                     0 0 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
14 50 磯崎 元彦 0 0                                     0 0 ザップスピード DALLARA-F305 T 3S-GE
*******************************************************************************************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト16戦(80%)有効ポイント
* 予選通過基準タイム 110%

SUPER GT

SUPER GTに新クラス設立の動き?!

gt100 3月某日、新装成った富士スピードウェイにおいて、NISMOが極秘テストを実施したとの情報が入った。
それによると、走行した車両はマーチで、大柄なオーバーフェンダーと巨大なウィングを装備していたという。
その風貌から、一時は「マーチカップの上級クラスとしてかつて存在した、マーチN2カップが復活するのか」との憶測が流れたが、実はそれどころではない驚くべき構想が持ち上がっていることが判明した。

なんとGTAが、従来のGT500、GT300に次ぐ第3のカテゴリーを模索しているというのだ!
それはGT300の更に下に位置し、マーチ、ヴィッツ、フィットなどのコンパクトカーをベースとした、より低コストなカテゴリーになるという。
一部関係者の間では「GT100クラス」と呼ばれているようだが、正式には未だ何の発表もなされていない。
こうした新クラス設置の背景には、以前からワークス対決の様相を呈していたGT500クラスに加え、最近ではGT300までも開発競争が過熱化し、それに伴ってコストも上昇したため、本来このクラスで期待されていたプライベーターの活躍する機会が減ってきたことがあるようだ。

既にホンダやトヨタもGT100(仮称)仕様の車両をシェイクダウンさせているという情報もあるほか、プジョーやフィアットらも関心を寄せているとさえ囁かれている。

2005年度から新たにSUPER GTと名称を変えたGT選手権だが、2006年シーズンもまた新たな話題を提供してくれそうだ。続きを読む

(写真は、マーチカップのものであり、実際のテスト車両とは異なります)

SUPER GT

2005 SUPER GT エントリーリスト

■GT500
No Machine Driver Entrant Tire
1 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
NISMO BS
3 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
HASEMI MOTOR SPORT BS
6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
ESSO TOYOTA Team LeMans BS
8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ジョナサン・コシェ (F)
Team Honda Racing BS
12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
TEAM IMPUL BS
18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
Team Honda Racing BS
20 McLAREN F-1 GTR 田嶋 栄一
一ツ山 康
HITOTSUYAMA RACING DL
21 F550 MARANELLO 光貞 秀俊
T.B.N
HITOTSUYAMA RACING DL
22 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
NISMO BS
25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
TEAM ADVAN ツチヤ YH
32 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
NAKAJIMA RACING DL
34 BANDAI スープラ 荒  聖治
T.B.N
KRAFT DL
35 イエローハットスープラ 服部 尚貴
脇阪 薫一
KRAFT DL
36 DYNACITY TOM'S SUPRA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
TOYOTA TEAM TOM'S BS
37 DYNACITY TOM'S SUPRA 片岡 龍也
山本 左近
TOYOTA TEAM TOM'S BS
38 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
TOYOTA TEAM SARD BS
88 JLOC ムルシェ RG-1 T.B.N
T.B.N
JLOC YH
100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
TEAM KUNIMITSU BS


■GT300
No Machine Driver Entrant Tire
0 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
M-TEC CO.,LTD. DL
2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
VERNO TOKAI DREAM 28 YH
5 Vemac RD320 玉中 哲二
筒井 克彦
TEAM MACH YH
7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
RE 雨宮レーシング YH
9 モスラー MT900R T.B.N
T.B.N
A & S RACING YH
10 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
JIM GAINER DL
11 GPH FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
JIM GAINER DL
13 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
ENDLESS SPORTS YH
15 ロータスエクシージスポーツ トゥン・クー・ジャン
T.B.N
AMPREX MOTORSPORTS YH
17 トヨタセリカ T.B.N T.B.N SPIRIT MOTORSPORT
19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
RACING PROJECT BANDOH YH
26 ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R 山岸 大
井尻 薫
チームタイサンアドバン YH
27 ディレクシブRD320R 宮川 やすお
密山 祥吾
DIREXIV MOTORSPORTS YH
30 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
TEAM RECKLESS MI
31 APEXERA MR-S 田中 実
中嶋 一貴
APEXERA with apr MI
43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
AUTOBACS RACING TEAM AGURI MI
46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
MOLA YH
47 シーシーアイ・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
MOLA YH
52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
TOYOTA TEAM CERUMO KH
62 VEMAC ADVAN 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
R & D SPORT YH
70 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
T.B.N
TEAM GAIKOKUYA YH
72 FK/massimo ADVAN ポルシェ 井上 貴志
平川 晃
テラモトテクニカルオフィス YH
77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
CUSCO RACING YH
110 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
T.B.N
ARKTECH MOTORSPORTS YH
111 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
TEAM LEYJUN YH
112 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 T.B.N
T.B.N
ARKTECH MOTORSPORTS YH
777 梁山泊・高見沢整骨院ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
910RACING YH
913 シボレーコルベット T.B.N
T.B.N
A & S RACING YH


□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
※T.B.N: To Be Nominated(未定)

Formula Nippon

2005フォーミュラニッポン 年間エントリーリスト

FN
No. ドライバー チーム名
19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL
20 井出 有治
23 本山 哲 arting RACING TEAM with IMPUL
31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING
32 小暮 卓史
1 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 服部 尚貴
7 片岡 龍也 Forum Engineering Team LeMans
8 土屋 武士
5 松田 次生 TEAM 5ZIGEN
3 山本 左近 KONDO Racing
4 ヤレック・ヤニス
11 平中 克幸 TEAM CERUMO
12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO
28 野田 英樹 Team MOHN


シャシー、エンジン、タイヤはそれぞれ全てローラB351、M-TEC MF308、ブリヂストン

Japanese F3

2005全日本F3 年間エントリーリスト

No10 3月4日、日本フォーミュラスリー協会は公式サイト上で2005年の年間登録エントラントを発表した。
今年はトムスとナウ・モータースポーツが1台づつ縮小となったが、今季からシャシーを童夢にスイッチするインギングが3台エントリーとなるほか、新たにル・ボーセモータースポーツが参加することとなり、エントリー台数は全部で14台となった。

開幕戦は4月2日、ツインリンク茂木で開催される。

■2005年 全日本F3選手権 登録エントラントリスト

No. ドライバー エントラント シャシー エンジン
1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C
3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
5 TBA INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C
12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE
14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE
19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE
33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE
36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE
62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE

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