TIサーキットで行われた97年全日本ツーリングカーレース(JTCC)は、
ドライコンディションのもと、第3戦は黒澤琢弥、第4戦を中子修のアコード勢
が制した模様。
注目のトヨタ・チェイサーは、第4戦で竹内浩典が5位入賞。ニッサン・プリメ
ーラの本山哲はウォームアップと第3戦でのファステストラップを記録した。
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
JTCC第4戦 -RIJ- (1997-05-10) Qualify-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 TI英田サーキット :( 4.470km)
P No.Driver----------- Car----------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 16 中子 修 (J) Honda Accord R1'34.797 169.752
2 15 黒澤 琢弥 (J) Honda Accord R1'35.467 0.670 168.561
3 14 道上 龍 (J) Honda Accord R1'35.487 0.690 168.526
4 23 本山 哲 (J) Nissan Premera R1'35.802 1.005 167.971
5 12 星野 一義 (J) Nissan Premera R1'35.979 1.182 167.662
6 87 飯田 章 (J) Opel Vectra R1'36.211 1.414 167.257
7 19 金石 勝智 (J) Toyota Exiv R1'36.403 1.606 166.924
8 37 M・クルム (D) Toyota Exiv R1'36.437 1.640 166.865
9 25 影山 正美 (J) Toyota Exiv R1'36.525 1.728 166.713
10 38 竹内 浩典 (J) Toyota Chaser R1'36.660 1.863 166.480
11 33 岡田 秀樹 (J) Honda Accord 1'36.777 1.980 166.279
12 36 関谷 正徳 (J) Toyota Chaser 1'37.208 2.411 165.542
13 39 J-M.シルバ(RA) Toyota Exiv 1'37.361 2.564 165.282
14 68 田中 哲也 (J) Toyota Exiv 1'37.426 2.629 165.172
15 11 原 貴彦 (J) Toyota Exiv 1'37.481 2.684 165.078
16 72 松永 雅博 (J) Toyota Carolla 1'37.926 3.129 164.328
17 21 一ツ山 幹雄 (J) BMW 318i 1'40.667 5.870 159.854
***********************************************************************
* タイムの前のRマークはコースレコード
これまでのレコードタイムは 1'36.775
提供:TI英田サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
JTCC第3戦 -RIJ- (1997-05-10) Qualify-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 TI英田サーキット :( 4.470km)
P No.Driver----------- Car----------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 16 中子 修 (J) Honda Accord R1'34.676 169.969
2 14 道上 龍 (J) Honda Accord R1'35.127 0.451 169.163
3 15 黒澤 琢弥 (J) Honda Accord R1'35.231 0.555 168.979
4 12 星野 一義 (J) Nissan Premera R1'35.391 0.715 168.695
5 23 本山 哲 (J) Nissan Premera R1'35.407 0.731 168.667
6 87 飯田 章 (J) Opel Vectra R1'35.591 0.915 168.342
7 37 M・クルム (D) Toyota Exiv R1'35.808 1.132 167.961
8 25 影山 正美 (J) Toyota Exiv R1'36.206 1.530 167.266
9 33 岡田 秀樹 (J) Honda Accord R1'36.352 1.676 167.013
10 19 金石 勝智 (J) Toyota Exiv R1'36.385 1.709 166.955
11 38 竹内 浩典 (J) Toyota Chaser R1'36.442 1.766 166.857
12 11 原 貴彦 (J) Toyota Exiv R1'36.618 1.942 166.553
13 36 関谷 正徳 (J) Toyota Chaser R1'36.758 2.082 166.312
14 39 J-M.シルバ(RA) Toyota Exiv 1'36.818 2.142 166.209
15 21 一ツ山 幹雄 (J) BMW 318i 1'40.306 5.630 160.429
16 72 松永 雅博 (J) Toyota Carolla 1'37.787 3.111 164.562
***********************************************************************
* タイムの前のRマークはコースレコード
これまでのレコードタイムは 1'36.775
提供:TI英田サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 4 May '97
Points Ranking ポイントランキング FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
◎この集計はインサイドレポート班によるもので非公式のものです
*ドライバーポイント
[GT500]
3/30 5/4 6/29 8/10 10/5 10/26
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 39 影山正美 35 15 20
2 2 鈴木亜久里 30 20 10
3 3 長谷見昌弘/田中哲也 25 10 15
4 2 E.コマス 20 20 -
5 39 谷川達也 20 - 20
6 37 関谷正徳/鈴木利男 18 12 6
7 39 O.グルイヤール 15 15 -
8 36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ 12 12
9 2 M.アピチェラ 10 - 10
10 556 影山正彦/近藤真彦 8 8
11 12 本山 哲 8 8
12 12 水野文則 8 - 8
13 5 田嶋栄一/M.グーセン 6 6
14 38 竹内浩典/金石勝智 6 4 2
15 10 飯田 薫/R.ファーマンJr. 4 4
16 13 木下みつひろ 3 3
17 13 菊地 靖 3 3 -
18 4 金海辰彦/駒 光武 3 3
19 30 山田洋二/茂木和男 2 2
20 8 B.ガショー/P.ベルモンド 1 1
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
------------------------------------------------------------------------------
1 19 織戸 学/福山英朗 35 20 15
2 26 鈴木恵一/新田守男 30 10 20
3 910 袖山誠一 18 15 3
4 51 石原将光/池谷勝則 16 8 8
5 910 見崎清志 15 15 -
6 25 土屋武士/長嶋正興 12 12
7 7 山路慎一/松本晴彦 12 - 12
8 27 太田哲也/A.オロフソン 10 10
9 81 大八木信行 7 3 4
10 9 日置恒文/木下正治 6 6 -
11 71 星野 薫/城内政樹 6 - 6
12 72 牧口規雄/浅見 武 6 4 2
13 81 木下隆之* 4 4
14 910 砂子智彦 3 - 3
15 81 萬雲恒明 3 3 -
16 777 牧口克哉/塩見勝治 2 2 -
17 70 石橋義三/小宮延雄 1 1
18 21 一ツ山康 1 1
19 21 山本健司 1 - 1
*チームポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
Po. No. Team 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 39 TOYOTA TEAM SARD 35 15 20
2 2/556 NISMO 30 20 10
3 3 ハセミ・モータースポーツ 25 10 15
4 36/37/38 TOYOTA Castorl TEAM 24 12 12
5 12 HOSHINO RACING 8 8
6 5 TEAM 5ZIGEN 6 6
7 10 TEAM TMS 4 4
8 13 ENDLESS SPORTS 3 3
9 4 SUZUKI BANKIN 3 3
10 30 TEAM TAKE ONE 2 2
11 8 POWER CRAFT 1 1
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6
Po. No. Team 合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 RS-Rレーシングチーム BANDOH 35 20 15
2 26 TEAM TAISAN Jr. 30 10 20
3 910 910 RACING 18 15 3
4 51 コブラレーシングチーム 16 8 8
5 25 土屋エンジニアリング 12 12
6 7 RE雨宮レーシング 12 12
7 27/28 FERRARI CLUB OF JAPAN 10 10
8 81 TEAM DAISHIN 7 3 4
9 9 TEAM 5ZIGEN 6 6 -
10 71 シグマテックレーシングチーム 6 - 6
11 72 牧口エンジニアリング 6 4 2
12 777 タックル&RS松元 2 2 -
13 70 チーム外国屋 1 1
14 21 HITOTSUYAMA RACING 1 1
*第2戦富士のGTインサイドレポート(FMOTOR4版)は以上で終了です
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
P.S. このレポートへのご意見、ご質問はFMOTOR4F/6番会議室へお寄せください。
このレポートは個人利用のためのサービスです。商的使用、他ネット、ホー
ムページへの無断転載はご遠慮ください。他メディアへご利用になりたい方
は、古屋(QYB04322)までご連絡ください。
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 4 May '97
Race Topics 決勝の話題 FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
注:カーNo.前の#はGT500、*はGT300を表します
☆決勝日(4日)午前のトピック
#75 NISSAN 300ZX-GTS
朝のフリー走行中、300Rでクラッシュ。
立川祐路「300Rで水たまりにのって、コントロール不能になってまっすぐ突っ込ん
でしまった。身体は大丈夫ですが、クルマはかなり壊れてしまったので、決勝は難
しいかもしれません。予選からまずまずよかっただけに残念です」(結局、決勝
レースは断念)
*28 TEAM FCJフェラーリ
金曜日から、燃圧が低下してエンジンが息つきを起こすというトラブルに見舞わ
れ、予選でも充分なアタックができなかったが、朝のフリー走行ではウエットコン
ディションのなか51秒台を記録。クラス7番手に入った。
太田哲也「昨夜のうちに対策をして、朝はとりあえず11周走ってトラブルは出なか
った。決勝でも11周までは責任持ちます(笑)。体制的には正直言って厳しいもの
があるが、フェラーリ・ファンのためにもがんばります」
*7 山路慎一(RE雨宮SuperG RX7)
「決勝は早いうちに前に出たい。MR2は決勝では辛そうなんで、ポルシェやシルビ
アについていきたいですね。(ストレートの速さは)前面投影面積はたぶん一番小
さいんじゃないかな? エアロパーツは市販車用のデザインなんですよ。もっと、
レース仕様に振ったものをつければ速くなるかもしれませんが、それはRE雨宮の考
え方からは外れますからね。あくまでストリートユースが基本なんです」
*19 RS☆Rシルビア
板東監督「タイヤは第1戦ではあり合わせ、ポルシェのリア用だった。今回はサー
ドスープラのフロント用をリアにつけてるんだよ」
福山英朗「あんまり雨はよくないね。トップタイム出ないし。天気がよくなったほ
うがいい。今のセッション、最初はボクがチェックのために走って、後半織戸君に
渡した」
#10 シャトレーゼ・ポルシェGT2
朝のフリー走行でラルフ・ファーマンがトップタイムを記録。
飯田薫「雨は歓迎なんです。鈴鹿でもウエットでは速かったですしね。ただ、決勝
がドライだと、ドライのセットがまだ煮詰めきれていないんです。タイヤを昨年の
仕様より太くしたぶん、コーナーはいけるはずなんですが、そのあたりがもうひと
つ煮詰めきれていません」
*71 シグマテック911
朝のフリー走行でクラストップタイムを記録。
星野薫「決勝も雨だといいんだけどね。ポルシェはABSとかがよくできているから
ね。でも、反対にドライがイマイチなんですよ。今回は初レースなんで、予選はと
りあえず安全パイのセットでいってます。決勝はボチボチいきますよ」
◎各チームのタイヤチョイス
ブリヂストン勢は全車ソフト系をチョイス。ブリヂストンとしては決勝中に4輪交
換することを奨めている。ダンロップ勢はミディアム系がメインで、GT500クラスは
ほぼ全車ミディアム、GT300ではポルシェが固めをチョイスしている。ヨコハマ勢
は、GT500クラスではスープラがミディアム、スカイラインと300ZXはハードをメイ
ンにしている。GT300クラスはRS☆Rシルビアとバーディークラブ・MR-2はソフト系、
その他のチームはミディアム系がメインとなっている。GT300クラスでミディアム系
をチョイスしたところは無交換でも走りきることは可能だが、おそらく交換するだ
ろうとのこと。以上、チームによっては左右別のコンパウンドをチョイスするなど
の作戦をとるところもあるようだ。
☆決勝レースのトピック
○決勝スタート直前 13時45分現在
天気:雨/曇り
気温:18度 湿度:84% 路面温度:18度
入場者数:5/4 51,000人(5/3 13,500人)
○霧による視界不良のため45分遅れ、14時25分ローリングスタート開始となる
○ピットスタート
*21 ガソリンの補給のため
*28 オイル漏れを対策
*17 タイヤを交換
○フォーメーションは2周になる
周回数は67周から66周に変更
*910 ナインテンポルシェ
再スタート時のフライングで、ピットストップ10秒。
#13 エンドレスアドバンGT-R
一時は3位まで順位を上げるがオイル漏れでオレンジ旗を受ける。ピットでリタイ
アとなる。木下みつひろ「たぶんデフだと思う。煙が室内まで入って来ちゃっても
うダメ。いいトコまでいったのに...。すげぇ悔しいよ」
*6 ダンロップBP-MR2
ピットロードの速度違反でペナルティ・ストップ10秒。
*51 コブラポルシェ
黄旗無視で、ペナルティ・ストップ10秒。
#30 綜合警備PORSCHE
坂田監督「ドライブシャフト。全然関係なくピットに入ったが、タイヤを替えるた
めに外してみたら、壊れていた。タイヤが太くなったので熱を持ってけっこうキツ
イんだよね」
*25 つちやMR2
土屋武士「10周くらい前からストレートが伸びなくて、エンジンがおかしいかと思っ
たけどドライブシャフトがねじ切れました。NAは辛いですね。ターボの搭載を考え
ているんですけど、次はまだ間に合わないと思います」
#12 カルソニックスカイライン
ピットロードの速度違反でペナルティストップ10秒。
#18 avex童夢 無限 NSX
佐々木マネジャー「章がスピンをして、それを避けようと後ろのクルマが右往左往
するなかで他車と接触して、右リヤサスを壊してしまった」
#3 ユニシアジェックススカイライン(総合2位)
長谷見昌弘「この結果はまあまあですね。ちょっと失敗しちゃったんです。グリッ
ドでタイヤをスリックに換えたんですけど、そのときにリヤウイングを寝かせてダ
ウンフォースを減らしたんです。そうしたらオーバーステアになっちゃって・・・。
あれがなければKUREには抜かれなかったんだけどね。でも、スープラには勝てませ
んよ。ストレートが速いんだもん」
田中哲也「長谷見さんから代わって、ピットのみんなも素早い作業をしてくれたの
に、出るときにエンストしちゃって、ビビリました(笑)。あと、ペースカーが長
く入ったんでもうこれで終わりかと思ってたんです。でも、再スタートになって、
デンソースープラとの間にGT300が5、6台いたのかな。とにかくこれを早く抜かな
きゃ置いていかれると思って必死になりました。最後はがんばったんですが、まあ
向こうが速かったってことです」
#36 カストロール・トムス・スープラ(総合3位)
ペドロ・デ・ラ・ロサ「くやしい。タイヤ選択をミスした。最初、レインで出たの
で、1回余計にピットインしなければならなかったのが痛かった。残念だけど、あれ
で3位ならまあまあなので、次はがんばる」
ミハエル・クルム「レインタイヤが失敗だった。1回余計にピットインしなければな
らなかった。そのわりには追い上げて3位だから、満足している。あれで表彰台はム
リだと思ったからね。もちろん勝ちたかったけどね」
*19 RS☆Rシルビア(GT300クラス2位)
織戸学:「エキゾーストが割れてたみたいでパワーが出なかった。コーナーでは
こっちの方が速かった。完走できてポイント取れたから、シリーズをねらってる。
チェッカーがこんなに嬉しいものだと思わなかった。ラスト1周は緊張しました」
福山英朗:「まるっきりドライなら絶対勝てたレース。(鈴木)恵一さんの良いオ
ヤジのテクニックが出たしね。ペースカーが入ったらああなっちゃったし、空力は
向こうの方が結果的には上だったみたい。タンクが軽くなってからのバランスが課
題かな。エキパイか排気漏れかブースト漏れかってトラブルもあったし」
*7 RE雨宮SuperG RX7(GT300クラス3位)
山路慎一「スタート直前のラスト2分でスリックに交換したから、まだウチがレイ
ンだと思って序盤他が抜かせてくれた(笑)。スリックでトップに立てた。フロン
トのダクトを塞いだみたいで、ブレーキを強く踏むとうまく冷えてない感じがし
た。バイブレーションがちょっと出て駆動系が心配だった。雨でいじったブレーキ
バランスがわけわからなくなって…。路面が乾いてくるとポルシェはトルクがある
みたいで、入り口を抑えてトラクションをかけてコーナーを立ち上がるポルシェの
方が有利みたいですね。水温とか細かいトラブルが出て(ラスト7周で)抜かれちゃ
って3番手でしたけど、クルマは基本的にはちゃんと走ってる。まだまだ煮詰めが
必要ですけど、このクルマで長丁場は初めてだったんで、次は速さより強さを課題
にします」
*27 TEAM FCJフェラーリ(GT300クラス4位)
太田哲也「昨日までの燃圧トラブルは完全に直ってたんだけど、クルマはあいかわ
らず遅かった。でも、前半コンディションが悪くて他がビビっているうちに、ブ
レーキングでがんばって抜いたんだ。ボクらはスリックで出たんだけど、カットス
リックで出ていったクルマがしだいに遅れたから順位が上がってきた。最後、オロ
フソンががんばって前のポルシェを2台抜いてくれたから4位になれた。状況を考
えればこの順位はほんとうにうれしいよ」
*ランキング表に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 3 May '97
Qualify Topics 予選の話題 FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
注:カーNo.前の#はGT500、*はGT300を表します
☆練習日(2日)のトピック
*57 SiFo Spider Ver. GT
今回から新規参戦を予定していたが、金曜日にエンジンを壊し、残念ながらエン
トリー取り消しとなった。クルマは、昨年発売されたルノーの2シーターのミドシッ
プマシン。カタカナ表記は“ルノースポール・スピダー”。ワンメイクレースのた
めに作られたマシンで、ロードバージョンも市販される。チーム名はecurie SiFo(エ
キュリー・シーフォ)。「GTに関してはスポンサー問題もあり、まずは富士に出る
ことになりました。資金的な問題がクリアされれば、さらに続けての参戦も考えら
れます。GT500クラスへの参戦も検討されたが、プライベーターの手に負えないこ
とから、規定にもちょうど合うGT300クラスへ参戦する。重量も900kgの規定に合う
んです。ベース車両が850kgですから。ただ、クリオ・マキシというラリー用のエン
ジンなので、エンジンが250ps程度のパワーしかないんで、富士に関して言えばパ
ワー不足から厳しいコースだと予想されます」(藤井監督)
◎お詫びと訂正
*7 RE雨宮SuperG RX7に関して、第1戦鈴鹿の予選日レポートの文中、「トルクも
26.5kgから37kgへと増えました」との記述がありますが、正しくは「33.5kgへと増
えました」の誤りでした。お詫びして訂正します。
*17 東京科学芸術専門学校RXー7
今回、セカンドドライバーが輿水敏明から細野智行に変更になった。細野によれ
ば、「野上さんと私は168cm位の身長なんで問題ないんですが、輿水さんは180cm近
くあるようで、今回は間に合わなかったユーノスロードスターだと、背の高いドラ
イバーにはきついコクピットなんです。で、私が選ばれたようなんです。真偽のほ
どは定かではありません(笑)。鈴鹿1000kmレースでは野上さんと組んでますし、
学校でも講師をやっています。学生の実習としてやってるんで無理は出来ないんで
すが、いい結果が出るよう頑張ります」とのこと。ロードスターは今回は展示のみ
だが、次回は間に合う予定。サスペンションを前後ともプッシュロッド式のイン
ボードにするなど、かなり本格的な作りだ。
#88 和田孝夫(JLOCディアブロGTR)
「フランスでクルマが出来上がった後ちょっとテストをして、和田久のほうが少し
乗ったんですが、ボクは金曜日が初めて。まだクルマが全然完成してないんです。
リヤのスタビがないもんだから、コーナーでクルマがこんなに(手で左右に揺れ動
くしぐさ)なっちゃうんです。おまけにパワステの具合がおかしくてエンジン回転
が落ちると極端に重くなるもんだから、カウンターもあてられない。外から見る
と、まるで下手クソが乗っているみたいに見えるんじゃないかな。エンジンはリス
トリクターが小さくなったぶん辛いけど、まあポテンシャルはあると思います。こ
れから煮詰めれば期待できると思うけど、おカネか時間か、どっちかかけないと
ね。おカネはないから(笑)、もう少し時間が必要ですね」
☆予選日(3日)のトピック
#39 デンソーサードスープラ(予選2位)
影山正美「アタックの時にホンのちょっとミスしたけど、それがなくても1分28秒
台は厳しかったかもしれないですね。クルムのタイムは速すぎって感じです。ただ
マシン的には凄く良い状況なんで、決勝は自信ありますよ。無理しないでじっくり
行って、最後一番高いところに立てればいいですね」
谷川達也「タイヤは期待していた以上にグリップがいいし、走り込んでいってもタ
レてこない。金曜日に影山選手が出したタイムはロングのセットで、タイヤは一度
使ったもの、ガスもけっこう入っていました。それで29秒台真ん中までいっていま
すから、決勝は順調にいって完走すれば表彰台に上れると思います。ボク次第です」
#5 5ZIGEN SUPRA(予選4位)
鈴鹿ではシェイクダウン直後だったため上位に食い込めなかったが、今回は予選
1回目で4番手につけた。田嶋栄一は「鈴鹿とはダンパーとバネを換えたくらいで、
ダウンフォースはそのままなんです。それでちょうどよいんだから、いかに鈴鹿で
ダウンフォースが足りなかったかということですよね。チームの雰囲気はいいし、
グーセンとのコンビもうまくいってます。グーセンはヘンなわがままを言ったりす
ることなく、与えられた仕事をきっちりとやってくれます。さすが向こうのF3000
で勝ったドライバーですね。タイヤが他のスープラと違うのはリスクもあります
が、チャレンジしがいもあります。すべてがうまくマッチングすれば勝てるチャン
スもあるでしょう」と力強いコメント。一方のグーセンは、「94,95,96年とヨー
ロッパのF3000で走っていた。でも長距離レースの経験がないわけじゃないよ。昨
年のル・マン24時間ではE・バン・デ・プールと組んでフェラーリ333SPに乗ってい
るんだ。今年はチーム5ZIGENからGTCとフォーミュラ・ニッポンに出る契約をして
いる。GTカーでレースに出るのはまったく初めてだが問題はない」とのことだった。
#38 カストロール・セルモ・スープラ(予選5位)
竹内浩典:「タイムアタック中にミッションが入らなくなってしまって2秒は損し
てるんです。トップは無理だとしても2番手3番手はねらえたんで、悔しいです。ラ
イバルは回り(のスープラ)になっちゃいましたね。コンスタントラップでは負け
ていないんで、明日は暴れます。スタートは多分ボクでしょう」
金石勝智:「前回は不甲斐ないレースをしてしまったんで、今回は行くしかないで
です。もちろん、勝ちをねらいますよ。ストレートは他のクルマよりスープラが速
いんで有利なんですよ」
#100 飯田章(RAYBRIG NSX 予選6位)
「まだそんなに無理してるつもりはないんですけどね。このタイムがすっと出るっ
てことは、もともとクルマの出来がいいってことでしょう。やっぱりコーナーリン
グは速いですよ。心配してた直線もかなり速いみたいなんで安心している」
#3 ユニシアジェックススカイライン(予選7位)
長谷見昌弘「先週合同テストがあったが、そのときよりも良くなっている。鈴鹿で
はアンダーステアに悩まされたが、ここ富士ではある程度解消されてバランスは良
い。それがスカイラインのなかでは一番良いタイムにつながっているのではないか
と思う。スカイラインは大きいし、フロントヘビーだし、バランスをとるのは難し
い。1分29秒台の後半はうちも先週のテストで一度入っているが、今日は一所懸命
走ったが30秒台。1分28秒台には届かない。スープラはストレートが速い。空力もあ
るだろうし、エンジンもパワーアップしている。ただ、スカイラインはグループA時
代からの蓄積がある。とくにウチはスカイラインしかやっていないのでトラブルに
は強いと思う。決勝はスープラについてゆくことはできると思う。ついていけば相
手も焦るだろうし、おもしろくなるんじゃないか。しかしNSXは速い。ストレートも
速いし、コーナーはミドシップで速いし、美祢や仙台、菅生、鈴鹿に行ったらめ
ちゃくちゃ速いだろう」
#2 鈴木亜久里(ZEXELスカイライン 予選12位)
「クルマは絶好調なんだよ。コーナーなんか凄く気持ち良く走れるし、挙動も安定
しているの。ただストレートが他のクルマの3倍遅いんだ(笑)。なんせプライベ
ートのポルシェにストレートで抜かれちゃったからね。だもんで、これからエンジ
ン載せ換えることにしたんだ。今回は最初からエンジン換えてくれって言ってるの
に換えないもんだから、予選でこの結果でしょ…。まぁエンジン換えれば多少はス
トレート速くなると思うんで、決勝はそれほど心配してないけどね」
*25 土屋武士(つちやMR2 予選クラス2位)
「予選のタイムはピットから出ていって1周目で出したんですよ。実は予選開始か
ら20分たってGT300クラスのクルマが走り始めた途端に雨が降ってきたんです。だ
からセカンドドライバーが基準タイムをクリアできないといけないんで、取り敢え
ずタイム出してすぐ交代したんです。本当はあとコンマ数秒はいけたと思うんです
けどね。今回はクルマが本当に調子いいんですよ。今までこんなに調子良い状態で
乗ったことがないくらい。ただコーナーはものすごく速いんですけど、直線がやは
りターボ付きのマシンに比べると遅いんで、決勝は前半抑えめに前について行っ
て、後半で勝負に出ようかと思ってます」
*51池谷勝則(コブラポルシェ 予選3位)
「昨日の練習走行でも同じようなタイムが出てたんです。だから今日はうまくいっ
たってことじゃないかな。途中、混んでてクリアラップがとれなかったんですが、
まあしょうがないでしょう。決勝は、ポルシェはタイヤのタレが少ないんで、あわ
よくば表彰台に上りたいですね。スタートは石原さんで行く予定です」
*6加藤寛規(ワイズダンロップBP MR-2 予選クラス4位)
「首都高の渋滞にハマっちゃいました(笑)。まわりでスピンしてるクルマもいた
りして、上位には行けないかなと思ったんですが。決勝ではMR2はちょっとつらい
かもしれません」
*21 一ツ山康(ダンロップ-BP-BMW、予選クラス5番手)
「出て行ったときにちょっと雨が降っていて、あと2周ぐらいあれば良かったんで
すけれど。遅い車に引っかかったけれど、Bドライバーを乗せないと基準タイムを
クリアできないんで、行かせました。前回はエンジントラブルで3周で終わっちゃっ
たんで、今回はまず完走することが先決です。スタートは山本君が行きます」
*26 鈴木恵一(タイサンスターカードRSR、予選クラス9位)
「ちょっとコースインが遅れて、Aコーナーと100Rで引っかかって雨にはまっちゃっ
た。あとは頑張ったけど雨が強くなるばかりで…。タイヤが極端に温まりにくかっ
たってことはない。テストの感触良かったし10番手あたりからのスタートでも決勝
は行けると思う。前回は新田君がスタートだったんで、今回からは以前のパターン
に戻してボクが行きます」
☆ポールシッター・インタビュー
ポールポジション
#36 カストロール・トムス・スープラ
ミハエル・クルム「スゴクイイクルマデス。昨日シェイクダウンをしたばかりで、
昨日の午前中はトラブルがありました。でも午後はクルマがすごく良くなって、と
くにコーナーでは素晴らしく、96モデルに比べてクラッチやギアボックスが良くなっ
たこともあり、非常に運転しやすくなりました。エンジンも良くてストレートも速
いし、パフォーマンスは最高です。予選のタイムには満足してます。昨日は29秒台
だったので、28秒台が出たことは非常にうれしいです。でも一番大事なのは、タイ
ムではなくポールポジションを取れたことですね」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「クルマはファンタスティックです。ことに富士のようなハ
イスピードトラックでは。ギアボックスは昨年型より明らかに素晴らしいですし、
シャシーの剛性も上がっていて、それが速さに結びついているためとてもハッピー
です。クルマが良いので、運転するのも楽です。GTレースでもっとも重要なポイン
トのひとつが、1人ではなく2人でドライブすることだと思います。2人がお互いに
勝利に向かって協力しあうことが重要です。鈴鹿では僕がタイムアタック役をしま
したが、今回はマイケル(クルム)がその役をしました。次回はまた僕が担当しま
す。こういったことが、お互いの関係でも重要だと思っています」
クルム「同じチームの同じマシンに乗る2人が、争うのではなく2人の良いところを
大切にして協力し合うことが大切です。予選を交代で担当して集中力を持続するの
も、我々には良いことだと思いますし、ペドロと2人で勝利を分かちあいたいと思っ
ています。そしてペドロ・デ・ラ・ロサとコンビを組めたことを嬉しく思います」
デ・ラ・ロサ「ドモアリガトウゴザイマス」
クルム「ドウイタシマシテ。明日の決勝についてですが、まず申し上げたいのは、
私はポールポジションからローリング・スタートするのは初めてなんです。だから
1コーナーでグラベルに飛び出さないように注意します(笑)。そしてとにかくゴー
ルまで走り続けることがもっとも重要です。なにしろ鈴鹿ではリタイアをしてし
まっていますから」
デ・ラ・ロサ「なにしろ長いシーズンなので、フィニッシュをして大きなポイント
を得ることを目指します。前回のようなことがないように、必ずチェッカーを受け
たいです」
GT300ポールポジション
*19 RS☆Rシルビア
福山英朗「GT300クラスが走り始めてすぐ雨が強くなったんですが、僕、自分のこと
しか考えてなくて、他の速いクルマに負けちゃいけないと思いながら、自分がうま
く走れなかったこともあって、ずっと繰り返し走っちゃったんです。あとで考えた
ら、いけね、織戸君がクォリファイできないじゃないかって気がついて…、大ドジ
こいちゃいましたけど(笑)。自分がタイムを出したときはまだなんとかドライで
走れたもので良かったんですけどね。クルマは前回の鈴鹿からいっぱい変わってま
す。数え上げたらキリがないですけど、良くなってることは、ここでポールが取れ
たことがそれを証明してますし、おまけに30kg積んでいることを跳ね返すだけのこ
とをチームがやってくれてると思います。どこをどう直したかは内緒です。坂東組
長の目がつり上がってますんで(笑)。ストレートはそれほど速い方じゃないです
よ。それよりコーナーと立上がりのピックアップが凄くいい部類じゃないかと思い
ます。ただ予選タイムは満足してないんですよ。まったくタコでした、今日は。冗
談じゃなくて、腕に覚えのある人なら誰でも今日のタイムが出せるくらいです。
まぁ、それほどクルマがよく仕上がっている、ということですね」
織戸学「ステアリングを福山さんから渡されたときは、まだ大雨じゃなくてスリッ
クで行ったんですけど、2~3周で午後もあるから問題ないだろうと思ってピットに
入ったんです。で、午前中は基準タイムをクリアできなかったので、午後は最初か
ら乗りました。GT300クラスの走行が始まる頃からまた雨が強くなったんですが、
なんとかなるだろうと思って走って、なんとか午後基準タイムをクリアできました。
実は金曜日に福山さんが僕になるべく乗らせてくれましたので、だいぶこのシルビ
アにも慣れてきたところなんです」
福山「昨日はほら暑かったから(笑)。年寄りは疲れるし(笑)」
織戸「明日はかなり楽にレースをできそうです。僕はとりあえず、最後の周を失敗
しないようにすれば(笑)」
☆スペシャル・インタビュー
ニューNSXについて聞く
#100 RAYBRIG NSX
高橋国光「シェイクダウンは3週間くらい前に菅生でしたんですが、そのときはマ
イナートラブルであまり走れなかったんです。ですからブレーキもあまり踏んでい
ない。先日富士でテストした時も同様で、ほとんど走行できなかったんです。です
から実質昨日がシェイクダウンのようなものでした。またスケジュールの関係で章
が乗っていなかったので、昨日は最初から章に乗ってもらいました。もう本当にク
ルマは高いレベルに最初からできていて、トントン拍子にタイムが上がってきてい
ます。そして僕も初めて強くブレーキを踏んで走り込むことができたんですが、NSX
の完成度の高さに驚いているところです。最初はちょっと跳ねるようなところもあ
りましたが、童夢のマシンとデータを共用しあえますので、驚くほど早くセッティ
ングができたということですね」
飯田章「金曜日に初めてこのクルマで走ったんですが、今日の29秒台のタイムはま
だ満足していません。本当は28秒台を狙っていたんですが…。クルマは最初からか
なりフィーリングが良かったんですが、あまり慌ててもしょうがないのでマイペー
スで行きました。なにしろギアレシオもスプリングもまだ選べないような状況です
から。そんなにシャカリキになってもしょうがないですし。でもとりあえず目一杯
だと思っておいてください(笑)。予選ではスカイラインより前でしたが、レース
はまた違いますからね。NAよりターボ車の方が有利になると思いますし…。正直
言ってロングランもしてないから、クルマの耐久性も確認してないし、フルタンク
の挙動も、タイヤの変化もわからないわけです。だからただクルマをチェッカーま
で運べるようにしようかな、と思っています。正直言うとあのクルマ、ドライビン
グがなかりハードなんで、皆さんが想像している以上に大変です。クルマがすごく
トリッキーでフォーミュラ的なんですよ。面白いことは面白いんですけど、それを
ロング・ディスタンスでどう操るかは、やってみないとわからないですね」
*決勝日のトピックスに続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
1997年5月6日
無限+童夢プロジェクト
ALL JAPAN FUJlGT RACE PEPORT
ハードワークそしてバッドラック
●日時 : 1997年5月3(土)~4日(日)
●会場 : 静岡県富士スピードウェイ(1周/4.470km〉
●天侯 : 3日/曇り→雨, 4日/雨→曇り
●路面 : 3日/ドライ→ウェット 4日/ウェット→ドライ
●観客数: 3日/13,500人 4日/51,000人
1997全日本グランドツーリングカー選手権シリーズ第2戦「全日本富士GT
レース大会」が、ゴールデンウイーク真っ直中の5月3~4日、静岡県富士スピー
ドウェイで開催された。
無限+童夢プロジェクトの「avex 童夢 無限 NSX」は、シェイクダウン
テストからの様々なトラブルを乗り越え勇躍参戦。3日(土)の公式予選において
黒澤琢弥選手が第10位のポジションを獲得、スカイライン勢の中に割って入り決
勝レースを戦うに十分な速さを示した。しかし、翌4日(日)の決勝レースでは、
スタート直後の100R出口において他チームのスピンから生じた混乱の中、他車
に追突され、コースアウト。ピットには戻ったもののリアサスペンションが破損し
ており、残念ながらリタイアとなった。
一方、僚友チームのチーム国光 with MOONCRAFTの「RAYBRl
G NSX」は、飯田章選手がスープラ勢に続く予選6位と健闘し決勝レースに期
待を持たせたが、3周目、100Rでクラッシュ、飯田選手に別状はなかったがマ
シンはほぼ全損となり、2周半でレースを終えた。
4月17日の公開シェイクダウンテストより約2週間、その間、24日に行われ
たタイヤテストで新型車に多いマイナートラブルを修復、無限+童夢プロジェクト
の新トランスポーターも直前に完成し、avex 童夢 無限 NSXは、僚友RA
YBRlG NSXとともに、レースウィークに臨んだ。
しかし、金曜日のフリー走行ではavex 童夢 無限 NSXにエンジントラブ
ルが重ねて発生。続けざまに2度のエンジン換装を行うこととなった。メカニック
達の必死の作業により最終3回目の走行には間に合ったものの、セッティングの詰
めには時間が足らず、不満足のままこの日の走行は終了となった。また、コ・ドラ
イバーの山本勝己選手の完熟走行も行えず、山本選手は24日のタイヤテスト時に
僅か5~6周したのみで、翌日の予選に臨むこととなった。松本恵二監督は「予定
が大幅に狂ったが、新型車には色々なことが起きる。これも仕方がない。」と語っ
た。
一方のRAYBRlG NSXは順調に走行を重ね、初めて乗る飯田章選手もマ
シンに慣れ、好タイムを記録してフリー走行を終了した。
○5月3日(土) 公式予選 参加台数41台 出走台数40台
早朝からの曇り空は、予選が開始される10時20分には今にも降り出しそうな
空模様となっていた。各チームの申し合わせにより、60分の予選時間を20分づ
つに分けGT500クラスから開始される公式予選。空模様を睨み各チームとも早
々とピットロードに並んで予選のスタートを待つ。
その中、avex 童夢 無限 NSXは、車両検査が遅れ予選開始10分前にピ
ットに帰着、ピット内にマシンを入れる間も惜しみ、ピット前にマシンを置き黒澤
選手が乗車、ドライバー自らがウォームアツプを開始、そのまま予選にスタートし
ていった。
心配された空槙様は、ポツリポツリと雨が落ちてくくるものの路面を濡らすまで
にはいたらず、全車スリツクタイヤでスタート、激しいタイムアタックが開始され
た。
コースインした黒澤選手は、2周3周とタイヤを暖めタイムアタックを開始。1
分31秒142、30秒545と少しづつタイムを詰め、開始12分後には1分3
0秒306で8位につける。その頃から各チームとも続々とピツトに戻りタイヤ交
換、レギュレーションで許された2セット目のスリックタイヤを投入する。ave
x 童夢 無限 NSXもピットイン、2セット目のスリックタイヤに交換、ドライ
バーは黒澤選手のままで再びタイムアタックにコースイン。黒澤選手は懸命に走り
1分30秒273までタイムアップ、スープラ勢には届かなかったがスカイライン
勢の間に割って入る10位のポジションで最初の20分間を終了した。
続く20分間はGT300クラスの予選が行われたが、この頃から雨が本格的に
降り始め、コース上は見る見るうちにウェット・コンディションとなり、11時か
らのGT500クラス予選開始時には300R付近には川ができるほどとなってし
まった。avex 童夢 無限 NSXは、山本選手が乗車しコースインし、1分5
6秒084をマークしてピットイン。公式予選第1回を終了した。
一方のRAYBRlG NSXは、飯田選手のドライブで予選スタート。昨日か
らの好調さを維持し一時は4番手に付けたが、結局スーブラ勢の後ろ、6位のポジ
ションを獲得した。高橋国光監督兼ドライバーは、「シェイクダウンテストからタ
イヤテストの間、どちらかといえば我々の方にトラブルが多発していたが、レース
ウィークに入ってから実に好調です。シェイクダウンから間もないということを考
えれば、出来過ぎくらい良いポジションですね。」と語った。
続く14時20分からの予選第2回の直前にavex 童夢 無限 NSXに、ヘ
ッドライトをオンするとブレーキランプが点灯しなドというトラブルが発生。ブレ
ーキランプ無しでは危険だしレギュレーションにも抵触するとメカニックは配線に
飛びついたが、松本監督の「ヘッドライトを点けなければ、車幅灯とブレーキラン
ブは点くんやろ。へッドライトをオフにして走ればよい。修理は予選の後や。」の
一言で予選に向けて準備が進められた。
ドライバーは山本選手、タイヤはレインタイヤを装着、10分ほど遅れてコース
インしたが、その1周目、第1コーナーで山本選手がスピン、マシンに慣れない山
本選手はバックギアにシフトできずコース上イン側で横向きにマシンを止めてしま
った。そのため予選は赤旗中断となり、山本選手はオフイシャルに押し戻してもら
いコースに復帰、1周してピットに戻ってきた。予選はすぐに再開され、山本選手
はマシンチェック後スタートしていったが1周でピットイン、マシンを降り最後の
20分に予選通過と完熟を兼ねて走行することとなった。
そのラスト20分、降り続く雨の中、山本選手がスタ一トしていった。マシンに
慣れることをメインとした無理のないペースでの走行であった。
ところがここで予選通過基準タイムについて、勘違いがあったことが判明。1回
目がドライ、2回目がウェットとなったため、予選通過基準タイムはそれぞれのセ
ッションごとに設定されるものと考えていたが、状況に関わりなく1・2回を通し
たベストラップタイムの130%[1分55秒856]を上回らなければならいこ
とが判明。その時点での山本選手のタイムはまだ1分57秒台で、第1回のタイム
が認められても基準タイムをクリアしていず、このままでは予選落ちとなってしま
い、ピットはにわかに緊張につつまれた。無線で指示を受けた山本選手は懸命に走
るが、コース上に何本も流れる川のためマシンはあちらこちらで振られ、そのたび
にピットでは悲鳴とため息が流れていた。その中、山本選手は懸命に頑張り見事最
終ラップに一気にタイムアップし1分52秒745をマーク、予選基準タイムをク
リアした。ピットに戻った山本選手は、「本当に怖かったです。特に300Rの流
れがひどくてスピードが上げられず、ストレートからのコース前半でタイムを稼ご
うと必死でした。でも、1コーナーではスピンをしているし、タイムを出せなかっ
たらピットに帰れないし、マシンを壊したら
もっと怒られそうだし、無線のレシーバーからは松本監督がイケイケと怒鳴るし、
二重三重に怖かったです。でも最終ラップでクリアできてホッとしました。」と語
った。
一方のRAYBRlG NSXは、今回は出走せず、明日の決勝レースに備えて
いた。
○5月4日(日) 決勝レース 66ラップ 出走台数39台 完走台数26台
咋日からの雨が残り、朝のフリー走行はウェットコンディションの中で行われた
ものの、決勝レースがスタートする頃には上がるものと思われていた雨は、スター
ト進行が開始され頃にはほとんど止んでいた。しかし、富士名物の霧が発生し、ウ
ォームアップ走行、そしてグリッドに整列はしたが、そのままスタートディレイが
掲示されフォーメーションラップは延期された。そのままグリッド上で待つ内に、
雨は上がり、レインタイヤを装着していたチームは、グリッド上でタイヤ交換を行
いだした。avex 童夢 無限 NSXもレインタイヤからインターミディエイト
に交換した。ドライバーはもちろん黒澤琢弥選手である。RAYBRlG NSX
は、飯田章選手がスタートドライバー、タイヤはスリックタイヤを装着していた。
4月6日のJTCC第1戦が雨と霧で中止となっているだけにまたかと思われた
が、徐々に霧は薄くなり、14時25分、フォーメーションラップがスタート、2
周のローリングの後、ALL JAPAN FUJI GTRACEの幕が切って落
とされた。
その1周目の100R出口付近において飯田選手がスピン、すぐ背後にポジショ
ンアップしていた黒澤選手は左によけクリアしたかに見えたその瞬間、右後輪付近
に他車が追突。弾き飛ばされスピンした黒澤選手は、グリーンを滑りスポンジバリ
アに当たりストップ。すぐに再走したもののマシンはまともに走れる状態ではな
く、ピットに戻りリタイアとなってしまった。原因はリアサスペンションの破損で
あった。ピットに戻った黒澤選手は、「レインタイヤのマシンをかわし、うまくポ
ジションを上げているところだった。日の前で回られたのでイン側によけた。うま
く避けられたと思ったとき、後ろから突っ込まれてしまった。クルマができてから
余り時間もなく、まだ燃費データさえ採れていないので、なんとしても完走したか
ったのに、残念でなりません。」と語った。
一方、スピンした飯田選手は直ちに再スタートしたが、3周目の同じ100Rで
コントロール不能となり、コーナーを直進、フロントセクションを大破してリタイ
アとなってしまった。ピットに戻った飯田選手は、「全てをなめてかかっていた僕
が悪いんです。すみません。」と言葉少なに語った。
レースは途中霧とクラッシュのため2度セーフティカ一が入るという荒れた展開
の中、中盤トップに立ったデンソーサードスーブラ(影山正美/谷川達也)がユニ
シアジェックススカイラインの追撃を振り切り今季初慶勝を飾った。
資料提供:無限+童夢プロジェクト
全日本GT選手権第2戦 全日本富士GTレース
●霧に翻弄された戦いをデンソースープラ(影山/谷川組)が制す
5月4日、ゴールデンウィークを締めくくる恒例の富士GTは、1か月前にJ
TCCを中止に追いやった富士名物の霧にまたしても悩まされることになった。
予選上位を独占したスープラ勢をはじめとして、予想を上回る好位置につけた
初参の2台のNSX、そしてやや後方とはなったもの決勝ではしぶとい走りを見
せるスカイラインGTR勢、そしてバラエティに富んだGT300クラスのマシ
ン群。各マシンは、スタート時刻間際に立ち込めた霧が晴れるのグリッド上で待つ
ことになった。
予定より45分遅れた午後2時30分。ローリングによりスタートが切られた
が、1コーナーの先陣争いで上位グループが接触。これにより#37スープラ(鈴木
利男)がスピン。1コーナー手前で横を向いてストップ。最後尾に落ちる。
混乱はこれだけでは収まらず、#18NSX(黒澤)、#38スープラ(竹内)が接
触し、両車はピットイン。リアセクションにダメージを負った#18はここでデビュ
ーレースを終える。注目のNSXにはさらに不幸が襲いかかる。スタートの混乱
で足回りを痛めた影響か、#100NSX(飯田)が100Rでクラッシュ。期待さ
れたNSXは僅か3周足らずで2台とも姿を消してしまった。
序盤を盛り上げたのは、#2GTRの亜久里。予選12位という位置から、混乱に
乗じて一気に2位まで浮上。トップの#36スープラ(クルム)を2周目に捕らえ
首位に立つ。
混乱をかいくぐり飛躍をしたといえばもう1台、 初見参の#88ディアブロ(和田
孝夫)も一時5位につけた。しかし、テスト不足はいかんともし難く5周目にトラ
ブル(バイブレーション)でピットイン。レースを終えた。
開始早々慌ただしい展開を見せるが、このあたりから霧が濃くなったことにより
セーフティカーが導入される。
9周終了したところで霧も晴れ再スタート。
ここでも#2亜久里は「さすが」と思わせる走りを見せる。再スタート後も#2G
TR、#36スープラが抜け出す形でレースは進んだが、この2台が主導権を握れた
のは路面が乾きだす12周頃まで。レインタイヤを履く両車は、以後はペースアッ
プする他の車を横目にストレートで濡れた路面を選んで走るなど、我慢のレース
を強いられた。
この2台を3~4秒上回るペースで急追し、16周目に一気にかわしたのが#5ス
ープラ(田嶋)。この後#36はたまらずタイヤ交換のためピットに滑り込むが、
#2はズルスル後退するも、ルーティンのピットインまで我慢の走行を続ける。
#5は快調に周回を重ね、2位#39スープラに一時は10秒近くのマージンを築いた
が、20周を過ぎたあたりからその情勢も変化を見せる。
「#5はソフトタイヤをチョイスしてるに違いないと、自分に言い聞かせてチャン
スを待った」という#39の影山正美は、逃げる#5にジワジワと詰め寄る。競うよう
にファステストラップを更新する2車だったが、コース上でトップ交替は起きず、
背後に迫った#39を嫌うように、#5は35周が終了したところでピットイン。タイヤ
交換、給油を済ませ田嶋からグーセンに交替する。
この頃から各車ルーティンのピットワークが始まるが、上位陣のセカンドドラ
イバーにミスが続出。#5のグーセンは40周目の1コーナーで先を急いで無理なパッ
シングを試みた結果グラベルの餌食に。田嶋の好走を結果に繋げることはできな
かった。
また、3位で影山からバトンタッチを受けた#556GTRの近藤は、ピットアウ
ト直後の1コーナーでコースオフ。かろうじてコース復帰を果たすが、43周目に
再び1コーナーのグラベルに飛び込み、うなだれて車を降りる。
ライバルの脱落で楽になった#39は、39周目にピット作業を終え、ルマンの予備
予選出場のグルイヤールの代走に抜擢された谷川が、車をゴールに運ぶだけ……
のはずだったが、いたずら好きの勝利の女神は、ここでまたしてもサーキットを
霧で包んでしまった。
2度目のセーフティカーの導入で、40秒あった2位#3GTRとの差は一気に縮
まる。しかし、霧が晴れる様子は一向になく、果たして再スタートが切られるの
か、このままレースが終わってしまうのか、誰もわからないままパレードランは
続いた。
この状態が15周も続き、やや霧が晴れてはきたものの、このままチェッカーが
振られてレース終了……そんな気の抜けた結末を迎える可能性が高くなった58周
終了時、突然翌周再スタートを告げるセーフティカーの回転灯が消される。
再々スタートとなったレースは、7周のスプリント勝負。#3(田中)は、セー
フティカーランで間に入っていたバックマーカーをかきわけるようにして#39(谷
川)を追うが、やはり逆転するには残り周回が足りず、#39が逃げきってチェッカ
ー。
前日誕生日を迎えた影山正美は30歳初のレースを飾るとともに、今年Fニッポン
から撤退する形となったヨコハマタイヤに嬉しいプレゼント。
3位は序盤首位を争った#36(デ・ラ・ロサ)と#2(アピチェラ)が最後まで争
ったが、#36が抑えきって表彰台を得た。
GT300クラスは、予選こそクラス9位と低迷したが、その経験で混乱のレー
スを切り抜けた昨年のチャンピオンチーム、#26ポルシェ(鈴木/新田組)が勝利
を収めた。
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 4 May '97
Race Report 決勝レース FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
混乱のレースを制したのはデンソーサードスープラ!
ユニシアジェックススカイライン追い上げ及ばず
朝から小雨が降り、時に止むものの非常に不安定な天気が続く。朝のフリー走行
では、雨自体は降っていなかったが路面は完全にウェット状態。そのような状態の
中、No.75 NISSAN 300ZX-GTSが300Rの水たまりに乗ってしまってクラッシュ。フロ
ント部分を大破して、決勝レースに参加することが出来なくなった。
空模様も黒い雲がかったままで、いつ本格的な雨になってもおかしくない状況
で、各チームともタイヤ選択に頭を悩ませた。スタート直前には、霧が発生し視界
が著しく悪くなったために、45分間スタートが順延された。フォーメーションラッ
プも2周行われ、決勝周回数が66周と1周減らされた。
スタートで飛び出したのは、No.2 ZEXELスカイラインの亜久里とNo.36カスト
ロール・トムス・スープラのM.クルムだった。だが、中途半端に濡れた路面とまた
発生した霧によって、あちらこちらでスピンやクラッシュが続いた。特にデビュー
戦で期待されたNo.18 avex童夢無限NSXとNo.100 RAYBRIG NSXも相次いでクラッシュ
し、わずか3周足らずで姿を消した。この直後にセーフティカーがコースに入り、
6周に渡ってパレードラップになる。再スタート後には、路面がさらに乾きほぼド
ライコンディションとなり、レインタイヤを選択したNo.2 ZEXELとNo.36カストロー
ルはじりじりと順位を下げる。
代わって、トップに立ったのはスリックタイヤを選択したNo.39デンソーサード
スープラの影山正美、そして追い上げ急なNo.5 5ZIGEN SUPRAの田嶋栄一だった。田
嶋は31秒台とひとつ抜けたスピードで15周目にZEXEL、デンソーを一気にかわして
トップに立つ。この2台の後ろには、やはりスリックを選択し、後方から上がって
きたNo.3ユニシアジェックススカイラインの長谷見昌弘とNo.556 KURE R33の影山
正彦の2台のスカイライン。
各車がルーティンのピットインを行い、一通り終わった直後の40周目に田嶋から
引き継いだNo.5 5ZIGEN のグーセンが1コーナーでコースアウト。そして43周目に
はやはり代わったばかりのNo.556 KURE R33の近藤真彦がやはり同じ1コーナーで
グラベルにはまる。
ちょうどこの頃に霧がまた濃くなったためにセーフティカーが入り、7周に渡っ
てパレードラップとなる。再スタート後はわずか6周のスプリントの様相になる。
トップのNo.39デンソーサードの谷川達也と2番手No.3ユニシアジェックス田中哲
也の差は約6秒ほど。2台の間には、数台の周回遅れがいたが、田中はわずか1周
ですべてを抜いて、No.39谷川との間が一気に4秒となるが、ここで谷川も最後のガ
ンバリを見せ、互いに32秒台を叩き出す好走をみせる。結局、わずか3秒差で谷川
が逃げ切り、トヨタチームサードにGTC初優勝をもたらした。3位には序盤ピットイ
ンしタイヤをレインからスリックに換えた、No.36カストロール・トムス・スープ
ラ、そして4位に同じくレインタイヤからの切り替えで遅れたNo.2 ZEXELスカイラ
インが入った。
タイサンスターカードRSRが巧みなレースで今季初勝利
GT300はクラスポールのNo.19 RS☆Rシルビアがブーストが上がらないという不調
を抱え遅れ、予選クラス9位と低迷したNo.26タイサンスターカードRSRが巧みな
レース展開と2度のセーフティカーランを味方にしてトップに立ち、今季初優勝を
飾った。2位は開幕戦の覇者であるNo.19RS☆Rシルビア。3位にはRE雨宮SuperG
RX7が入った。
☆総合優勝
No.39 デンソーサードスープラ
影山正美「スタート前からスリックを履いて行くつもりで、待たされているときは
結構怖かったですよ。でも、みんなスリックに変えちゃったから(笑)。途中、田
嶋君に抜かれたけど向こうはソフト目のタイヤだと、路面のコンディションが良く
なれば絶対挽回できると自分に言い聞かせて我慢しました。自分でも冷静に行けた
と思います。谷川君に代わるときは45秒のマージンがあったし、彼はテストでもい
いタイムを出していたので心配はしてなかった...。でもペースカーが入って差が詰
まったときは、シビレましたけど(笑)。昨日誕生日だったんで、ホント最高の日
でした。これまで誕生日のレースって、ロクなことなかったからね(笑)」
谷川達也「このチャンスを与えてくれたサードのみなさんにお礼を言いたいです。
でも、今日、僕はレースをしてません。なんかずーっとペースカーの後ろに付いて
走ってただけです(笑)。最後、田中さんが追っているのは、ミラーで見えて分
かってました。思ったほど詰まってこないから大丈夫と思ってました」
☆GT300クラス優勝
No.26 タイサンスターカードRSR
鈴木恵一「最初からスリックでいった。だから、5、6周は我慢の走りをした。8
周もすると路面も良くなってきたんで、ペースアップできた。前の方でスピンして
たクルマもいたしね。クルマもタイヤも問題ないよ。とりあえず勝てたけど、まだ
鈴鹿の汚名を晴らしたわけでないから。次、勝ってからだね」
新田守男「回りがドタバタして、ノーミスだったウチがトップになったって感じで
す。前回の鈴鹿は、福山さん(No.19RS☆Rシルビア)の呪いに負けたから、今度は
呪い返して上げました(笑)。1勝1敗でこれで五分ですね。今年も2人でチャン
ピオンになれるようがんばります」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士GTレース大会 *
* 全日本富士GT レース正式結果表 *
* 1997.05.04 天候 : 曇り SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位 車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
車 名 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム
-------------------------------------------------------------------------------
1 39 500 影山 正美 (J) 谷川 達也 (J)
デンソーサードスープラ 66 2:09'53.311 136.280 1'31.847
2 3 500 長谷見 昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
ユニシアジェックススカイライン 66 2:09'56.834 0'03.523 136.218 1'31.704
3 36 500 ミハエル・クルム (D) ペドロ・デ・ラ ロサ (E)
カストロール・トムス・スープラ 66 2:10'23.845 0'30.534 135.748 1'31.640
4 2 500 鈴木 亜久里 (J) マルコ・アピチェラ (I)
ZEXELスカイライン 66 2:10'25.937 0'32.626 135.712 1'33.170
5 12 500 本山 哲 (J) 水野 文則 (J)
カルソニック スカイライン 66 2:10'47.163 0'53.852 135.345 1'34.122
6 37 500 関谷 正徳 (J) 鈴木 利男 (J)
カストロール・トムス・スープラ 65 2:10'26.423 1 Lap 133.647 1'31.651
7 10 500 飯田 薫 (J) ラルフ・ファ-マン (GB)
シャトレーゼ・ポルシェ・GT2 65 2:10'29.115 1 Lap 133.601 1'34.462
8 4 500 金海 辰彦 (J) 駒 光武 (J)
アルファコンピューターポルシェ 65 2:10'43.191 1 Lap 133.362 1'35.686
9 26 300 鈴木 恵一 (J) 新田 守男 (J)
タイサン スターカード RSR 65 2:10'55.334 1 Lap 133.155 1'37.995
10 19 300 織戸 学 (J) 福山 英朗 (J)
RS・Rシルビア 64 2:10'39.465 2 Laps 131.372 1'38.586
11 7 300 山路 慎一 (J) 松本 晴彦 (J)
RE雨宮SuperG RX7 64 2:10'43.330 2 Laps 131.307 1'39.277
12 27 300 太田 哲也 (J) アンダ-ス オロフソン (S)
TEAM FCJ フェラーリ 64 2:11'12.855 2 Laps 130.815 1'40.535
13 51 300 石原 将光 (J) 池谷 勝則 (J)
コブラポルシェ 64 2:11'19.532 2 Laps 130.704 1'38.526
14 71 300 星野 薫 (J) 城内 政樹 (J)
シグマテック 911 64 2:11'27.161 2 Laps 130.578 1'40.778
15 81 300 大八木信行 (J) 木下 隆之 (J)
ダイシン シルビア 63 2:10'45.366 3 Laps 129.222 1'38.978
16 910 300 袖山 誠一 (J) 砂子 智彦 (J)
ナインテンポルシェ 63 2:10'48.166 3 Laps 129.176 1'39.032
17 72 300 牧口 規雄 (J) 浅見 武 (J)
WAKO'S BMW M3 63 2:10'48.373 3 Laps 129.173 1'39.888
18 21 300 一ツ山 康 (J) 山本 健司 (J)
ダンロップ-BP-BMW 63 2:10'48.404 3 Laps 129.172 1'39.573
19 55 300 深沢 寿裕 (J) 長島 正明 (J)
Castrol RX7 63 2:11'24.982 3 Laps 128.573 1'42.147
20 38 500 竹内 浩典 (J) 金石 勝智 (J)
カストロール・セルモ・スープラ 62 2:10'22.601 4 Laps 127.541 1'32.847
21 17 300 野上 敏彦 (J) 細野 智行 (J)
東京科学芸術専門学校:RX7 62 2:11'21.302 4 Laps 126.591 1'43.507
22 79 300 杉山 正典 (J) 青柳 裕易 (J)
ナックウエストシルビア 62 2:11'34.833 4 Laps 126.374 1'43.022
23 91 300 松永 雅博 (J) 三原じゅん子 (J)
バーディークラブ・MR-2 61 2:11'10.558 5 Laps 124.719 1'41.214
24 16 300 関根 基司 (J) 井入 宏之 (J)
YB BMW325iクーペ 61 2:11'22.841 5 Laps 124.525 1'43.427
25 11 300 石森 浩元 (J) 鈴木 錦治 (J)
ムラウチ カメイスカイライン 60 2:10'09.894 6 Laps 123.628 1'43.354
26 70 300 石橋 義三 (J) 小宮 延雄 (J)
外車の外国屋アドバンポルシェ 57 9 Laps 212.008 1'42.093
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
30 500 山田 洋二 (J) 茂木 和男 (J)
綜合警備 PORSCHE 42 24 Laps 156.855 1'34.279
556 500 影山 正彦 (J) 近藤 真彦 (J)
KURE R33 42 24 Laps 155.495 1'32.491
5 500 田嶋 栄一 (J) マ-ク・グ-セン (B)
5ZIGEN SUPRA 39 27 Laps 148.976 1'32.354
25 300 土屋 武士 (J) 長島 正興 (J)
つちやMR2 35 31 Laps 240.402 1'39.204
6 300 加藤 寛規 (J) 藤田 孝博 (J)
ワイズダンロップBP MR-2 30 36 Laps 1'41.164
13 500 木下みつひろ (J) 藤村 満男 (J)
エンドレス アドバン GTR 28 38 Laps 191.525 1'35.008
8 500 ベルトラン・ガショ- (F) ポ-ル・ベルモント (F)
リョーワハウス スープラ 23 43 Laps 154.909 1'34.723
45 300 湯浅 毅 (J) 花井 聖明 (J)
フレンド日東シーサイドシルビア 16 50 Laps 2'03.294
20 300 高橋 健二 (J) 須賀 宏明 (J)
アイ・オートGABポルシェ 11 55 Laps 1'49.516
88 500 和田 孝夫 (J) 和田 久 (J)
JLOC ディアブロ GTR 5 61 Laps 1'48.435
28 300 山崎 正弘 (J) 杉山 正巳 (J)
TEAM FCJ フェラーリ 4 62 Laps 1'53.596
100 500 高橋 国光 (J) 飯田 章 (J)
RAYBRIG NSX 2 64 Laps 1'51.873
18 500 黒澤 琢弥 (J) 山本 勝巳 (J)
avex 童夢 無限 NSX 1 65 Laps
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 14:31'00 フィニッシュ 16:40'53.311
参加台数 : 41 台 出走台数 : 39 台 完走台数 : 26 台
ベストタイム No. 36 ( ミハエル・クルム ) 1'31.640 37/66 175.600 km/h
ペナルティ:#910.#21.#51.#12は,ピットストップ10秒加算
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士GTレース大会 *
* 全日本富士GT 公式予選正式結果表 *
* 1997.05.03 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 36 500 ミハエル・クルム (D) ペドロ・デ・ラ ロサ (E)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラ 1'28.812 22 181.192
2 39 500 影山 正美 (J) 谷川 達也 (J)
JZA80 3S-GT デンソーサードスープラ 1'29.213 16 180.377
3 37 500 関谷 正徳 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラ 1'29.335 25 180.131
4 5 500 田嶋 栄一 (J) マ-ク・グ-セン (B)
JZA80 3S-GT 5ZIGEN SUPRA 1'29.536 11 179.727
5 38 500 竹内 浩典 (J) 金石 勝智 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・セルモ・スープラ 1'29.617 24 179.564
6100 500 高橋 国光 (J) 飯田 章 (J)
E-NA2 C32B RAYBRIG NSX 1'29.728 14 179.342
7 3 500 長谷見 昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BCNR33 RB26DETT ユニシアジェックススカイライン 1'30.055 27 178.691
8556 500 影山 正彦 (J) 近藤 真彦 (J)
BCNR33 RB26DETT KURE R33 1'30.193 26 178.417
9 8 500 ベルトラン・ガショ- (F) ポ-ル・ベルモント (F)
JZA80 3S-GT リョーワハウス スープラ 1'30.229 23 178.346
10 18 500 黒澤 琢弥 (J) 山本 勝巳 (J)
E-NA2 C32B avex 童夢 無限 NSX 1'30.273 28 178.259
11 12 500 本山 哲 (J) 水野 文則 (J)
BCNR33 RB26DETT カルソニック スカイライン 1'30.309 36 178.188
12 2 500 鈴木 亜久里 (J) マルコ・アピチェラ (I)
BCNR33 RB26DETT ZEXELスカイライン 1'30.322 22 178.163
13 75 500 立川 祐路 (J) 高橋 毅 (J)
Z32 VH45DE NISSAN300ZX-GTS 1'30.781 11 177.262
14 13 500 木下みつひろ (J) 藤村 満男 (J)
BCNR33 RB26DETT エンドレス アドバン GTR 1'31.049 23 176.740
15 10 500 飯田 薫 (J) ラルフ・ファ-マン (GB)
911GT2 M64 シャトレーゼ・ポルシェ・GT2 1'31.453 28 175.959
16 30 500 山田 洋二 (J) 茂木 和男 (J)
911GT2 M64 綜合警備 PORSCHE 1'31.566 20 175.742
17 4 500 金海 辰彦 (J) 駒 光武 (J)
911GT2 M64 アルファコンピューターポルシェ 1'33.660 18 171.813
18 88 500 和田 孝夫 (J) 和田 久 (J)
DIABLO-GTR3 L522 JLOC ディアブロ GTR 1'34.517 10 170.255
19 19 300 織戸 学 (J) 福山 英朗 (J)
S14 SR20DET RS・Rシルビア 1'36.285 20 167.129
20 25 300 土屋 武士 (J) 長島 正興 (J)
SW20 3S-G つちやMR2 1'36.928 26 166.020
21 51 300 石原 将光 (J) 池谷 勝則 (J)
993RSR M64 コブラポルシェ 1'36.973 16 165.943
22 6 300 加藤 寛規 (J) 藤田 孝博 (J)
SW20 3S-G ワイズダンロップBP MR-2 1'38.142 9 163.966
23 21 300 一ツ山 康 (J) 山本 健司 (J)
E36 S14 ダンロップ-BP-BMW 1'38.164 17 163.930
24 7 300 山路 慎一 (J) 松本 晴彦 (J)
FD3S RE20B RE雨宮SuperG RX7 1'38.181 13 163.901
25 72 300 牧口 規雄 (J) 浅見 武 (J)
E36 S-14 WAKO'S BMW M3 1'39.103 23 162.377
26910 300 袖山 誠一 (J) 砂子 智彦 (J)
993RSR M64 ナインテンポルシェ 1'39.371 20 161.939
27 26 300 鈴木 恵一 (J) 新田 守男 (J)
964RSR M64 タイサン スターカード RSR 1'40.309 12 160.424
28 71 300 星野 薫 (J) 城内 政樹 (J)
911 M64 シグマテック 911 1'40.473 14 160.162
29 27 300 太田 哲也 (J) アンダ-ス オロフソン (S)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 1'41.039 21 159.265
30 70 300 石橋 義三 (J) 小宮 延雄 (J)
993RS M64 外車の外国屋アドバンポルシェ 1'43.436 11 155.574
31 17 300 野上 敏彦 (J) 細野 智行 (J)
FC3S 13B 東京科学芸術専門学校:RX7 1'43.512 8 155.460
32 91 300 松永 雅博 (J) 三原じゅん子 (J)
SW20 3S-G バーディークラブ・MR-2 1'39.457 21 161.799
33 20 300 高橋 健二 (J) 須賀 宏明 (J)
993RSR M64 アイ・オートGABポルシェ 1'40.185 23 160.623
34 55 300 深沢 寿裕 (J) 長島 正明 (J)
FD3S 13B Castrol RX7 1'40.884 4 159.510
35 16 300 関根 基司 (J) 井入 宏之 (J)
E36 S14 YB BMW325iクーペ 1'43.127 16 156.041
36 81 300 大八木信行 (J) 木下 隆之 (J)
S14 SR20DET ダイシン シルビア 1'43.731 15 155.132
37 79 300 杉山 正典 (J) 青柳 裕易 (J)
PS13 FJ20T ナックウエストシルビア 1'44.520 22 153.961
38 11 300 石森 浩元 (J) 鈴木 錦治 (J)
HR31 RB25 ムラウチ カメイスカイライン 1'45.747 22 152.175
39 28 300 山崎 正弘 (J) 杉山 正巳 (J)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 1'46.346 9 151.317
40 45 300 湯浅 毅 (J) 花井 聖明 (J)
PS13 CA18DET フレンド日東シーサイドシルビア 1'55.922 20 138.817
-------------------------------------------------------------------------------
57 300 玉本 秀幸 (J) おくやま道子 (J)
EFOH05 F7R SiFoSpiderVerGT 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 130% ) 1'55.856
*32~40位は,予選不通過者がいるため後方グリッドにて出走許可
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士GTレース大会 *
* 全日本富士GT 予選結果表 2回目 *
* 1997.05.03 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 37 500 関谷 正徳 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラ 1'40.810 7 159.627
2 36 500 ミハエル・クルム (D) ペドロ・デ・ラ ロサ (E)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラ 1'42.082 7 157.638
3 3 500 長谷見 昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BCNR33 RB26DETT ユニシアジェックススカイライン 1'42.541 10 156.932
4 38 500 竹内 浩典 (J) 金石 勝智 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・セルモ・スープラ 1'43.022 8 156.200
5 2 500 鈴木 亜久里 (J) マルコ・アピチェラ (I)
BCNR33 RB26DETT ZEXELスカイライン 1'44.032 6 154.683
6 4 500 金海 辰彦 (J) 駒 光武 (J)
911GT2 M64 アルファコンピューターポルシェ 1'44.705 9 153.689
7 8 500 ベルトラン・ガショ- (F) ポ-ル・ベルモント (F)
JZA80 3S-GT リョーワハウス スープラ 1'44.852 7 153.473
8556 500 影山 正彦 (J) 近藤 真彦 (J)
BCNR33 RB26DETT KURE R33 1'46.118 11 151.643
9 12 500 本山 哲 (J) 水野 文則 (J)
BCNR33 RB26DETT カルソニック スカイライン 1'46.500 17 151.099
10 13 500 木下みつひろ (J) 藤村 満男 (J)
BCNR33 RB26DETT エンドレス アドバン GTR 1'46.529 7 151.057
11 10 500 飯田 薫 (J) ラルフ・ファ-マン (GB)
911GT2 M64 シャトレーゼ・ポルシェ・GT2 1'49.667 10 146.735
12910 300 袖山 誠一 (J) 砂子 智彦 (J)
993RSR M64 ナインテンポルシェ 1'51.677 6 144.094
13 25 300 土屋 武士 (J) 長島 正興 (J)
SW20 3S-G つちやMR2 1'51.991 13 143.690
14 21 300 一ツ山 康 (J) 山本 健司 (J)
E36 S14 ダンロップ-BP-BMW 1'52.104 4 143.545
15 18 500 黒澤 琢弥 (J) 山本 勝巳 (J)
E-NA2 C32B avex 童夢 無限 NSX 1'52.745 13 142.729
16 19 300 織戸 学 (J) 福山 英朗 (J)
S14 SR20DET RS・Rシルビア 1'54.932 8 140.013
17 27 300 太田 哲也 (J) アンダ-ス オロフソン (S)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 1'55.126 7 139.777
18 20 300 高橋 健二 (J) 須賀 宏明 (J)
993RSR M64 アイ・オートGABポルシェ 1'56.638 11 137.965
19 72 300 牧口 規雄 (J) 浅見 武 (J)
E36 S-14 WAKO'S BMW M3 1'58.510 8 135.786
20 79 300 杉山 正典 (J) 青柳 裕易 (J)
PS13 FJ20T ナックウエストシルビア 2'02.349 12 131.525
21 16 300 関根 基司 (J) 井入 宏之 (J)
E36 S14 YB BMW325iクーペ 2'05.674 7 128.046
22 11 300 石森 浩元 (J) 鈴木 錦治 (J)
HR31 RB25 ムラウチ カメイスカイライン 2'06.801 11 126.908
23 81 300 大八木信行 (J) 木下 隆之 (J)
S14 SR20DET ダイシン シルビア 2'06.919 7 126.790
24 91 300 松永 雅博 (J) 三原じゅん子 (J)
SW20 3S-G バーディークラブ・MR-2 2'10.010 5 123.775
25 28 300 山崎 正弘 (J) 杉山 正巳 (J)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 2'12.074 7 121.841
26 45 300 湯浅 毅 (J) 花井 聖明 (J)
PS13 CA18DET フレンド日東シーサイドシルビア 2'24.884 13 111.068
39 500 影山 正美 (J) 谷川 達也 (J)
JZA80 3S-GT デンソーサードスープラ 1
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 3 May '97
Qualify Day Report 予選日レポート FMOTOR4版
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*97GTC第2戦富士・予選レポート
ミハエル・クルム(カストロール・トムス・スープラ)がポールを獲得
5月3日、静岡県・富士スピードウェイで全日本GT選手権第2戦全日本富士GTレース大
会の予選が行われた。
前日から天候は悪化の方向にあり、天気予報も午後の降水確率は70%と発表されていた
。開幕戦の鈴鹿と同様に、朝の1回目の予選で決着という展開が予想された。予選セッシ
ョン開始から10分程度で#39 影山正美が1分29秒580を叩きだしトップに立つ。その直後に
#36 ミハエル・クルムが1分28秒964とコースレコードをマークする。さらに10ラップ目に
1分28秒812をマークし、これが1回目のトップタイムとなった。開始15分ほどで#39 影山
正美も1分29秒213。開始20分後で#37 鈴木利男も1分29秒335を出し、3番手につける。
30分を経過したあたりでポツリポツリと降っていた雨は、路面を濡らすほどの降り方にな
り、300クラスの予選は我先にと飛び出したマシンのためにまるで渋滞のようなクルマの
集中となってしまった。
予選1回目のトップは#36 カストロール・トムス・スープラ、続いて#39 デンソーサー
ドスープラ、#37 カストロール・トムス・スープラとトップ3はコースレコードをマーク
したスープラの独占。さらに4番手にも#5 5ZIGEN SUPRA、5番手にも #38 カストロール
・セルモ・スープラが入り、トップ5のグリッドはスープラによって占められた。
GT300クラスは*19 RS・Rシルビア、*25 つちやMR2、*51 コブラポルシェ等のトップ争い
となったが、前戦でデビューウィンを飾った*19 福山英朗がトップタイムを記録した。
2回目の予選は、あいにくの雨。#37 カストロール・トムス・スープラが1分40秒810を
マークしたにとどまった。
#36 ミハエル・クルム(カストロール・トムス・スープラ ポールポジション)
「今回から97年仕様の新型マシンになりました。このマシンは以前のに比べギアボックス
、エンジン、パフォーマンスととても良くなっています。ポールからのローリングスター
トは初めてなんで、1コーナーで飛び出してグラベルにはまらないようにしたいです(笑
)。とにかく鈴鹿では最後まで走れなかったんで、フィニッシュできるように大切に行き
たいです」
*19 福山英朗(RS☆Rシルビア GT300ポール)
「いや、今日はちょっとタコでした(笑)。36秒台は誰にでも出せるタイムですよ。それ
ほど車の仕上がりは良いです。決勝で怖いのはポルシェでしょう。あ、あとはセカンドド
ライバーがスピンしないことですね(笑いながら隣の織戸を見る)」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 全日本富士GTレース大会 *
* 全日本富士GT 予選結果表 1回目 *
* 1997.05.03 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
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1 36 500 ミハエル・クルム (D) ペドロ・デ・ラ ロサ (E)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラR1'28.812 15 181.192
2 39 500 影山 正美 (J) 谷川 達也 (J)
JZA80 3S-GT デンソーサードスープラ R1'29.213 15 180.377
3 37 500 関谷 正徳 (J) 鈴木 利男 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・トムス・スープラR1'29.335 18 180.131
4 5 500 田嶋 栄一 (J) マ-ク・グ-セン (B)
JZA80 3S-GT 5ZIGEN SUPRA 1'29.536 11 179.727
5 38 500 竹内 浩典 (J) 金石 勝智 (J)
JZA80 3S-GT カストロール・セルモ・スープラ 1'29.617 16 179.564
6100 500 高橋 国光 (J) 飯田 章 (J)
E-NA2 C32B RAYBRIG NSX 1'29.728 14 179.342
7 3 500 長谷見 昌弘 (J) 田中 哲也 (J)
BCNR33 RB26DETT ユニシアジェックススカイライン 1'30.055 17 178.691
8556 500 影山 正彦 (J) 近藤 真彦 (J)
BCNR33 RB26DETT KURE R33 1'30.193 15 178.417
9 8 500 ベルトラン・ガショ- (F) ポ-ル・ベルモント (F)
JZA80 3S-GT リョーワハウス スープラ 1'30.229 16 178.346
10 18 500 黒澤 琢弥 (J) 山本 勝巳 (J)
E-NA2 C32B avex 童夢 無限 NSX 1'30.273 15 178.259
11 12 500 本山 哲 (J) 水野 文則 (J)
BCNR33 RB26DETT カルソニック スカイライン 1'30.309 19 178.188
12 2 500 鈴木 亜久里 (J) マルコ・アピチェラ (I)
BCNR33 RB26DETT ZEXELスカイライン 1'30.322 16 178.163
13 75 500 立川 祐路 (J) 高橋 毅 (J)
Z32 VH45DE NISSAN300ZX-GTS 1'30.781 11 177.262
14 13 500 木下みつひろ (J) 菊地 靖 (J)
BCNR33 RB26DETT エンドレス アドバン GTR 1'31.049 16 176.740
15 10 500 飯田 薫 (J) ラルフ・ファ-マン (GB)
911GT2 M64 シャトレーゼ・ポルシェ・GT2 1'31.453 18 175.959
16 30 500 山田 洋二 (J) 茂木 和男 (J)
911GT2 M64 綜合警備 PORSCHE 1'31.566 20 175.742
17 4 500 金海 辰彦 (J) 駒 光武 (J)
911GT2 M64 アルファコンピューターポルシェ 1'33.660 9 171.813
18 88 500 和田 孝夫 (J) 和田 久 (J)
DIABLO-GTR3 L522 JLOC ディアブロ GTR 1'34.517 10 170.255
19 19 300 織戸 学 (J) 福山 英朗 (J)
S14 SR20DET RS・Rシルビア 1'36.285 12 167.129
20 25 300 土屋 武士 (J) 長島 正興 (J)
SW20 3S-G つちやMR2 1'36.928 13 166.020
21 51 300 石原 将光 (J) 池谷 勝則 (J)
993RSR M64 コブラポルシェ 1'36.973 16 165.943
22 6 300 加藤 寛規 (J) 藤田 孝博 (J)
SW20 3S-G ワイズダンロップBP MR-2 1'38.142 9 163.966
23 21 300 一ツ山 康 (J) 山本 健司 (J)
E36 S14 ダンロップ-BP-BMW 1'38.164 13 163.930
24 7 300 山路 慎一 (J) 松本 晴彦 (J)
FD3S RE20B RE雨宮SuperG RX7 1'38.181 13 163.901
25 72 300 牧口 規雄 (J) 浅見 武 (J)
E36 S-14 WAKO'S BMW M3 1'39.103 15 162.377
26010 300 袖山 誠一 (J) 砂子 智彦 (J)
993RSR M64 ナインテンポルシェ 1'39.371 14 161.939
27 91 300 松永 雅博 (J) 三原じゅん子 (J)
SW20 3S-G バーディークラブ・MR-2 1'39.457 16 161.799
28 20 300 高橋 健二 (J) 須賀 宏明 (J)
993RSR M64 アイ・オートGABポルシェ 1'40.185 12 160.623
29 26 300 鈴木 恵一 (J) 新田 守男 (J)
964RSR M64 タイサン スターカード RSR 1'40.309 12 160.424
30 71 300 星野 薫 (J) 城内 政樹 (J)
911 M64 シグマテック 911 1'40.473 14 160.162
31 55 300 深沢 寿裕 (J) 長島 正明 (J)
FD3S 13B Castrol RX7 1'40.884 4 159.510
32 27 300 太田 哲也 (J) アンダ-ス オロフソン (S)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 1'41.039 14 159.265
33 16 300 関根 基司 (J) 井入 宏之 (J)
E36 S14 YB BMW325iクーペ 1'43.127 9 156.041
34 70 300 石橋 義三 (J) 小宮 延雄 (J)
993RS M64 外車の外国屋アドバンポルシェ 1'43.436 11 155.574
35 17 300 野上 敏彦 (J) 細野 智行 (J)
FC3S 13B 東京科学芸術専門学校:RX7 1'43.512 8 155.460
36 81 300 大八木信行 (J) 木下 隆之 (J)
S14 SR20DET ダイシン シルビア 1'43.731 8 155.132
37 79 300 杉山 正典 (J) 青柳 裕易 (J)
PS13 FJ20T ナックウエストシルビア 1'44.520 10 153.961
38 11 300 石森 浩元 (J) 鈴木 錦治 (J)
HR31 RB25 ムラウチ カメイスカイライン 1'45.747 11 152.175
39 28 300 山崎 正弘 (J) 杉山 正巳 (J)
F355 F129 TEAM FCJ フェラーリ 1'46.346 2 151.317
40 45 300 湯浅 毅 (J) 花井 聖明 (J)
PS13 CA18DET フレンド日東シーサイドシルビア 1'55.922 7 138.817
57 300 玉本 秀幸 (J) おくやま道子 (J)
EFOH05 F7R SiFoSpiderVerGT 出走せず
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'R'マークは,コースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは 1'29.528
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
1997年国内ブリヂストンサポートドライバー(予定)
(国内レース)
●フォーミュラ・ニッポン(全日本選手権フォーミュラ・二ッポン)
参加全車両に供給
●JTCC(全日本ツーリングカー選手権)
星野一義 ニッサン・プリメーラ
本山哲 二ッサン・プリメーラ
中子修 ホンダ・アコード
黒沢琢弥 ホンダ・アコード
ホアン・マニユエル・シルバ トヨタ・エクシヴ
竹内浩典 トヨタ・エクシヴ
中谷明彦 BMW318i
松永雅博 トヨタ・カローラ
他有力ドライバー
●JGTC(全日本GT選手権)
星野一義/本山哲 ニッサン・スカイライン
鈴木亜久里/エリック・コマス ニッサン・スカイライン
影山正彦/近藤真彦 ニッサン・スカイライン
長谷見昌弘/田中哲也 ニッサン・スカイライン
関谷正徳/鈴木利男 トヨタ・スープラ
ミハエル・クルム/ペドロ・デ・ラ・ロサ トヨタ・スープラ
竹内浩典/金石勝智 トヨタ・スープラ
ベルトラン・ガショー/ボール・ベルモント トヨタ・スープラ
黒沢琢弥/山本勝巳 ホンダNSX
高橋国光/飯田章 ホンダNSX
山田洋二/茂木和男 ポルシェ911GT一2
他有力ドライバー
●国内タイヤワンメイクレースサポート(予定)
1.全日本F3選手権シリーズ:全10戦
2.工ッソ・フォーミュラ・トヨタシリーズ:東日本全10戦、西日本全6戦
3.ニッサン・ザウルスカップ・シリーズ:東日本全5戦
4.ニッサン・マーチレースシリーズ:全国5シリーズ、計24戦
5.ニッサン・マーチN2レースシリーズ:全7戦
その他、N1レースの一部をタイヤワンメイクレースとしてサポートする予定
です。
資料:ブリヂストン
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 2 May '97
Practice Report 練習走行レポート FMOTOR4版
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'97GTC第2戦富士・直前テスト情報
予選はスープラvsスカイライン、そしてNSXと三つ巴対決なるか?!
5月2日、静岡県・富士スピードウェイで全日本GT選手権第2戦全日本富士GTレー
ス大会の公開練習走行が行われた。
午前中は晴れたものの、夕刻には天気予報通り何時降り出してもおかしくないよ
うな空模様となった。午前9時30分から第1回目の練習走行が1時間30分行われた。
10時の気温は19.2度と穏やかな陽気で、前評判通りにまず上位のタイムをマークし
たのはスープラ勢だった。トップは唯一1分29秒台をマークしたNo.39デンソースー
プラGT。2番手には、#3ユニシアジェックススカイライン、3番手にはNo.5 5ZIGEN
SUPRAが入った。
13時から14時30分までの午後の走行は曇り。ここでは午前中のタイムの更新はな
く、ここでは今回が今年のデビュー戦になるNo.100 RAYBRIG NSXが2台のスープラ
に次いで3番手に食い込む健闘をみせた。そして、15時30分から1時間の最終セッ
ションでは、ラストアタックに近い時間にNo.36カストロール・トムス・スープラが
これまでのコースレコードの1分29秒528を非公式ながら更新する1分29秒150を
マーク! No.38カストロール・セルモ・スープラも3番手のタイムをマークしてい
る。この2台は開幕戦こそ96年仕様のマシンだったが、このレースからは97年仕様
が導入された。結局、終わって見ればトップ3はスープラという公開練習の結果と
なった。続く4番手にはNo.3ユニシアジェックススカイラインが入り、スカイライ
ンのとしての意地を見せた。そして、5番手には初登場のNo.100 RAYBRIG NSXが入
るという健闘ぶりを見せた。一方、No.18 avex童夢無限NSXは午前の走行前にエンジ
ントラブルが生じ、エンジンを載せ換えるために2回の走行をキャンセルした。ま
た、このレースがデビュー戦となるNo.88 JLOC ディアブロGTRは今日が事実上のシェ
イクダウンで、3回目の走行に1分35秒台を記録したに留まった。
GT300クラスでは、開幕戦をデビューウィンで飾ったNo.19 RS☆Rシルビアが、2
回目の走行で1分36秒045で、ディフェンディングチャンピオンNo.26タイサンポル
シェRSRを押さえてトップタイムを記録している。
練習走行タイム 走行:39台 天気:晴/曇り コース:ドライ
[GT500]
Po No マシン ドライバー Time
-----------------------------------------------------------------------------
1 36 カストロール・トムス・スープラ M.クルム/ P.デ・ラ・ロサ 1'29.150(3)
2 39 サードスープラGT 影山正美/谷川達也 1'29.560(1)
3 38 カストロール・セルモ・スープラ 竹内浩典/金石勝智 1'29.672(3)
4 3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘/田中哲也 1'30.375(1)
5 100 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田 章 1'30.571(1)
6 37 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳/鈴木利男 1'30.673(3)
[GT300]
19 RS☆Rシルビア 織戸 学/福山英朗 1'36.045(2)
26 STPタイサンポルシェRSR 鈴木恵一/新田守男 1'36.364(2)
51 コブラポルシェ 石原将光/池谷勝則 1'36.722(2)
*タイムは非公式のもの。カッコ内はタイムを出したセッション
*コースレコードは1分29秒528
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 29 April '97
Preview Report プレビューレポート FMOTOR4版
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'97GTC第2戦 富士GTレース大会
連勝なるかGT-R! それともスープラの逆襲?!
ニューNSX登場!!GT戦線に波乱は起きるのか?
予想通りに開幕戦鈴鹿は、97スープラのカストロール・トムス・スープラ(No.37)
の関谷正徳/鈴木利男組がポール、そして決勝を制したのがZEXELスカイライン(No.
2)の鈴木亜久里/E.コマス組とGT-Rとスープラが激突したレースだった。
レース後、関谷はセッティングのミスを悔やみ、もっと速いマシンであることを
暗に訴えていた。一方、勝ったコマスはすでに96スカイラインGT-Rのアドバンテー
ジがほとんどないことをつぶやき、ニューマシンの登場を待ち望んでいる。この言
葉を額面通りに取れば、第2戦富士はスープラ有利という予想になる。さらに、ZEXEL
スカイラインのコマス、カルソニックスカイライン(No.12)の星野一義はル・マン24
時間レースの予備予選参加のために欠場し、それぞれ代打のドライバーが担当する
ことになる。このように状況としてもスープラだが、開幕戦もマイナートラブルの
多さでGT-Rに独走を許しているだけに、このあたりが勝負の綾となるのではないだ
ろうか。
今回がデビューになる新NSXは、エンジンを無限が、シャシー製作は童夢という日
本のトップ・コンテンダーが開発に携わっている。これまでのル・マンGT2仕様の
NSXとは全く別物と言っていいだろう。特にアンダーパワーと言われていたNAエンジ
ンは、2,940ccから3,450ccにアップし、スカイラインやスープラに大きく劣ること
はないだろう。そして、空力性能が良く、ミドシップ・レイアウトというシャシー
のアドバンテージを活かしてトップに食い込むことは十分に考えられる。ドライ
バーもavex童夢無限NSXが黒澤琢弥/山本勝巳、RAYBRIG NSXは高橋国光/飯田章と
GTCやフォーミュラなどで活躍している有力ドライバーが名を連ねている。
そして、もう1台話題のニューカマーはランボルギーニ・ディアブロGTR(No.88)
だ。昨年までのディアブロは市販車両をベースにGTマシンに改造されていたが、今
季のマシンは、GTRという名前の示すとおりランボルギーニ社が最初からル・マンや
FIA GTなどGTレースに使用することを前提に製作したものだ。その1号車がGTCに投
入されることになった。チームとしても、ドライバーに和田孝夫/和田久組という
実力のあるコンビを投入し、今年は優勝を争うと言っている。
シルビアvsMR2vsポルシェ!3ローターRX7も侮れず
話題のオープントップ、ルノースパイダー&REロードスターがデビュー
GT300クラスは、RS☆Rシルビア(No.19)が先勝。早くも昨年のポルシェRSR中心の
展開に変化が出てきた。昨年から速さを見せていたシルビアだが、今季はターボを
搭載してトップスピードがアップ。安定感が増した。第1戦もチャンピオンのタイサ
ンスターカードRSR(No.26)とのマッチレースを制しての勝利だけに、その実力はフ
ロックでないだろう。ターボだけに優勝によるハンデ30kgを搭載しても、そう大き
な戦闘力低下にはならないだろう。
一方、巧みに逆転のシナリオを進め、最後の最後でペナルティとガス欠で勝利を
逃してしまった間のあるタイサンスターカードRSRだが、戦闘力はシルビア、MR2に
劣るものではないことを証明した。RS☆RシルビアもつちやMR2(No.25)ともにハンデ
ウエイトを背負うだけに、この富士では雪辱を狙ってくるだろう。
しかし、混戦のGT300では、主役がこの2台だけとは限らない。一発の速さは抜群
のものがありながら、マイナートラブルで勝利を逃してるつちやMR2にとっては、そ
ろそろその真価を発揮すべき時だろう。そして、ダークホースと言っては失礼だが、
RE雨宮SuperG RX7(No.7)は要注意な1台だ。今季は3ローターのロータリーエンジン
を投入し、そのぶっつけ本番レースとなった第1戦で、トップを走るRS☆Rシルビア
を序盤追い回したパフォーマンスは侮れない。オイル漏れというマイナートラブル
でリタイアしただけに、第2戦は万全な体制で挑むはず。
話題のマシンとしては、オープントップのマシンが2台登場する。1台はSiFo Spider
Ver.GT(No.57)。このマシンはルノー・スポール・スピダー(英語読み:スポーツ
・スパイダー)のフランスで行われているワンメイクレース仕様をベースに、クリ
オ・マキシのエンジンを搭載したもの。そして、もう1台はユーノス・ロードスター
のシャシーにロータリーエンジン、13Bを搭載したKAGEISEN RACINGTEAMの科芸専:
REロードスター(No.17)だ。このマシンは整備士課程の専門学校生と講師が協力して
製作したもので、新たなチャレンジなだけに応援したいところだ。また、第1戦は
準備不足でトラブルの連続ながら完走を果たしたフェラーリF355(No.27)も、今度は
もうワンランク上の走りを見せてくれるだろう。
Report by GTインサイドレポート班
◎予想エントリーリスト(4月28日現在)
[GT500] 18台
No. マシン ドライバー エントラント タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
2 ZEXELスカイライン 鈴木亜久里/M.アピチェラ NISMO BS
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘/田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
4 アルファコンピューターポルシェ 金海辰彦/駒 光武 SUZUKI BANKIN DL
5 5ZIGEN SUPRA 田嶋栄一/M.グーセン TEAM 5ZIGEN DL
8 パワークラフトTRDスープラ B.ガショー/P.ベルモンド パワークラフト BS
10 シャトレーゼ・ポルシェGT2 飯田 薫/R.ファーマンJr. TEAM TMS DL
12 カルソニックスカイライン 本山 哲/水野文則 HOSHINO RACING BS
13 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ/菊地 靖 エンドレススポーツ YH
18 avex童夢無限NSX 黒澤琢弥/山本勝巳 無限+童夢PROJECT BS
30 綜合警備 PORSCHE 山田洋二/茂木和男 TEAM TAKE ONE BS
36 カストロール・トムス・スープラ M.クルム/P.デ・ラ・ロサ TOYOTA Castrol TEAM BS
37 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳/鈴木利男 TOYOTA Castrol TEAM BS
38 カストロール・セルモ・スープラ 竹内浩典/金石勝智 TOYOTA Castrol TEAM BS
39 デンソースープラGT 影山正美/谷川達也 TOYOTA TEAM SARD BS
75 NISSAN 300ZX-GTS 立川祐路/高橋 毅 Team Le Man YH
88 JLOC ディアブロGTR 和田孝夫/和田 久 JALOC CORSA YH
100 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田 章 チーム国光with MOONCRAFT BS
556 KURE R33 影山正彦/近藤真彦 NISMO BS
[GT300] 23台
6 ワイズダンロップBP MR-2 加藤寛規/藤田孝博 KRAFT DL
7 RE雨宮SuperG RX7 山路慎一/松本晴彦 RE雨宮レーシング DL
11 ムラウチ カメイ スカイライン 石森浩元/鈴木錦治 Mファクトリーレーシング BS
16 YB BMW 318iクーペ 関根基司/井入宏之 Team Power Magic YH
17 東京科芸専:REロードスター 野上敏彦/輿水敏明 KAGEISEN RACING TEAM DL
19 RS☆Rシルビア 織戸 学/福山英朗 RS-Rレーシングwith BANDOH YH
20 アイ・オート GAB ポルシェ 高橋健二/須賀宏明 アイ・オートレーシングチーム YH
21 ダンロップ-BP-BMW 一ツ山康/木下隆之 HITOTSUYAMA RACING DL
25 つちやMR2 土屋武士/長嶋正興 土屋エンジニアリング YH
26 タイサンスターカードRSR 鈴木恵一/新田守男 TEAM TAISAN Jr. YH
27 TEAM FCJ フェラーリ 太田哲也/A.オロフソン TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
28 TEAM FCJ フェラーリ 山崎正弘/杉山正巳 TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
45 フレンド日東シーサイドシルビア 湯浅 毅/花井聖明 SIGNAL YH
51 コブラポルシェ 石原将光/池谷勝則 コブラレーシングチーム YH
55 Castrol RX7 深沢寿裕/長島正明 SPORTS FACTRY RACING YH
57 SiFo Spider Ver.GT 玉本秀幸/おくやま道子 ecurie SiFo YH
70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三/小宮延雄 チーム外国屋 YH
71 シグマテック911 星野 薫/城内政樹 シグマテックレーシングチーム DL
72 WAKO'S BMW M3 牧口規雄/浅見 武 牧口エンジニアリング YH
79 ナックウエストシルビア 杉山正則/青柳裕易 NAC WEST DL
81 ダイシンシルビア 大八木信行/萬雲恒明 TEAM DAISHIN BS
91 バーディークラブ・MR-2 松永雅博/三原じゅん子 ファーストレーシングチーム YH
910 ナインテンポルシェ 袖山誠一/見崎清志 910 RACING DL
*このエントリーリストはGTインサイドレポート班の取材により作成
されたものです。公式発表ではありませんので、ご注意ください。
*他のホームページやメディアへの無断転載はご遠慮ください。
マスメディアの方へは別途資料がございますので、古屋までメール
でご連絡ください。
◎第2戦富士チケット購入のご案内
各種前売り券、好評発売中!!
下記のプレイガイドまたは販売店でお求めください
【入場料金】
決勝前売り券 ●大人:5,250円●ペア:9,450円
決勝当日券 ●大人:6,000円●中小学生:無料
予選日当日券 ●大人:3,000円●中小学生:無料
パドックパス ●前売:15,000円(入場料込)●当日:10,000円(2日有効/入場料別)
駐車料金 ●4輪:1,000円●2輪:500円(当日のみ有効)
【チケット発売所】
チケットぴあ(03-5237-9999)/チケットセゾン(03-5990-9999)/
CNプレイガイド(03-5802-9999)/ローソン(関東地区)/
レーシングチケットセンター/赤木屋プレイガイド/丸井チケットぴあ/
神奈川交通営業所/富士スピードウエイ/Mr.クラフト(東京・恵比寿)/
NISMO(東京・大森)/IMPAL(東京・三鷹)/TOM'S(御殿場)他
*一部で取り扱っていないチケットもあります。
【お問い合わせ】
チケットインフォメーションダイアル(TEL:03-3409-2365/平日10:00-17:00)まで。
◎タイムスケジュール
5月2日(金)練習走行日
GT練習走行1回目 9:30~11:00
GT練習走行2回目 13:00~14:30
GT練習走行3回目 15:30~16:30
5月3日(土)予選日
F100カート予選 8:20~ 8:40
ザウルスRd.2予選 9:00~ 9:20
F-TOYOTA Rd.2 9:40~10:00
☆GT予選1回目 10:20~11:20
F100カート決勝 11:53~12:10 (6Laps)
*ザウルスRd.1決勝 12:48~13:05 (10Laps)
*F-TOYOTA Rd.1 13:38~14:05 (15Laps)
☆GT予選2回目 14:20~15:20
スーパーカート予選 15:40~16:00
*:4/6の順延レース
5月4日(日)決勝日
☆GTフリー走行 8:30~ 9:00
スーパーカート決勝 9:25~ 9:40 (6Laps)
ザウルスRd.2決勝 10:15~10:40 (10Laps)
☆ピットウォーク 10:50~11:40
F-TOYOTA Rd.2決勝 12:10~12:40 (15Laps)
☆GTウォームアップ 13:10~13:25
☆GT決勝レース 13:40~15:40 (67Laps)
◎テレビ放送
5月10日(土)16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
ティーエックスエヌ九州
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
スーパーN1耐久シリーズ ’97第2戦
Hi-land SUPER N1耐久レース
1997年 4月26~27日
Hi-Land 4.02960Km
主催 VICIC/奥州VICIC
天候 晴
コース ドライ
N1耐久 正式結果(ドラーバー別周回数&ベストラップ)
順位 車番 クラス 順 所要タイム 周回 ドライバー ベストラップ 周回
1 32 1 1 03:01:53.209 90 横島 久 01:55.323 36
竹内 浩典 01:56.642 54
2 13 1 2 03:02:13.926 90 木下みつひろ 01:56.326 59
菊地 靖 01:58.313 31
3 19 1 3 03:02:25.877 90 木下 隆之 01:56.288 43
川崎 哲哉 01:59.204 47
4 1 1 4 03:03:49.655 90 粕谷 俊二 01:57.865 36
河合 博之 01:58.414 54
5 27 2 1 03:02:31.543 86 長島 正興 02:04.870 56
牧口 規雄 02:06.639 30
6 54 4 1 03:02:39.324 86 山内 伸弥 02:04.847 32
浅見 武 02:04.794 54
7 52 4 2 03:02:46.778 86 西垣内正義 02:04.977 44
渡辺 明 02:05.402 42
8 58 4 3 03:03:44.888 86 吉田 寿博 02:06.490 31
山野 哲也 02:05.697 55
9 51 4 4 03:03:46.607 86 土屋 武士 02:05.403 34
千田 富之 02:06.374 52
10 53 4 5 03:02:08.556 85 原 貴彦 02:06.443 42
小林 敬一 02:06.418 43
11 33 2 2 03:02:11.334 85 村松 康生 02:03.044 55
三好 正己 02:05.353 30
12 91 4 6 03:02:53.903 85 井入 宏之 02:06.524 46
奥田 敦 02:06.749 39
13 93 4 7 03:02:06.764 84 渋谷 勉 02:05.356 58
服部 吉男 02:08.268 26
14 4 2 3 03:02:09.676 84 榎本 広行 02:04.204 51
坂本 幸一 02:12.536 33
15 36 2 4 03:02:13.926 84 村尾 真吾 02:05.128 47
舘 信吾 02:07.047 37
16 68 4 8 03:02:46.613 84 福田よしのぶ 02:07.504 50
水野 昇太 02:07.984 34
17 72 4 9 03:03:07.552 84 藤田 隆之 02:08.081 41
高木 真一 02:07.203 43
18 89 4 10 03:03:16.789 84 能城 重之 02:07.201 52
福岡 博人 02:09.496 21
福地 竹虎 02:09.330 11
19 39 3 1 03:04:02.834 84 井田 雅彦 02:07.318 41
山本 弘幸 02:07.749 43
20 79 4 11 03:02:15.356 83 岡田 憲久 02:08.326 33
陳 維 良 02:08.853 50
大野 尊久
21 55 4 12 03:02:28.900 83 大橋 正澄 02:06.161 55
風間 武 02:08.532 28
22※15 3 2 03:02:54.401 83 松浦 俊之 02:08.700 37
伊藤 勝一 02:09.136 46
23 78 4 13 03:03:15.146 83 辻本 聡 02:07.549 42
佐藤 久実 02:09.221 41
24 84 4 14 03:02:58.363 82 中谷 誠志 02:06.546 34
藤島 誠 02:07.947 48
25 26 2 5 03:03:12.080 81 川口 法行 02:07.879 17
内堀 篤史 02:09.407 33
添田 正 02:10.345 31
26 7 3 3 03:02:43.128 78 元谷 宏大 02:10.616 30
檜井 保孝 02:06.726 48
27 22 3 4 03:02:21.987 74 古橋 譲 02:08.361 30
日下部保雄 02:08.779 44
28 23 1 5 03:02:38.971 64 福山 英朗 01:56.588 36
砂子 智彦 02:03.639 28
--------------------------- 以 上 完 走 -----------------
81 4 02:54:35.030 81 吉富 章 02:05.348 50
小暮 吉則 02:06.129 31
10 3 02:04:39.892 57 竹内 純二 02:06.831 50
山梨 順一 02:11.372 7
塚本 剛哲
37 3 01:48:52.033 49 雨宮 栄城 02:11.180 49
陳 俊 杉
34 2 00:52:27.355 25 桂 伸一 02:02.571 25
瀬在 仁志
28 3 00:47:36.641 22 佐藤 清治
佐藤 淳 02:06.644 22
20 2 00:31:16.860 15 小川日出生
細野 智行 02:02.067 15
小林 且雄
5 1 00:18:20.019 9 武井 寛史
山路 慎一 02:00.356 9
44 1 00:09:36.690 4 田中 実 02:05.264 4
新田 守男
※ No.15の車両は国際スポーツ法典付則H項4-1-2黄旗違反により10秒のペ
ナルティストップを科した。
データ提供 VICIC/奥州VICIC
報 告 CXJ12556 吉本 学
シリーズ名:全日本F3000選手権
大会名:フォーミュラ・ニッポン鈴鹿サーキット 第1戦
距離:5.86403km×35周
予選:4月26日 晴・観衆:
決勝:4月27日 晴・観衆:4万3000人(主催者発表)
フォーミュラ・ニッポン開幕
緒戦優勝が期待された高木選手は無念のリタイヤ
しかし山西選手がデビュー戦を5位入賞で飾る!
フォーミュラ・ニッポン第1戦は、予選/決勝とも晴れ渡った鈴鹿サーキットで開
催。ティレルF1カーのテストドライバーとなって着々とF1グランプリドライバー
になるための道程を進み始めたPIAA NAJIMA PACINGの高木虎ノ介選手は、緒戦から優
勝獲得を命題として受けて公式練習から意欲的な走りを披露。今季F3000へのステッ
プアップを果たしたルーキーとしてチーム入りした山西康司選手も、実走テストが一
切行なわれないままサーキットに搬入された文字通りの新車でありながらも、慎重か
つ大胆な走りを示しす。1時間設定されたこの公式練習では、高木選手が見事にトッ
プタイムをマーク。そして山西選手もトップ10内のラップタイムを安定して記録。ふ
たりの若きドライバーの活躍ぶりに、チームスタッフの全員がまずは安堵できるシ
リーズ開幕となった。
午後1時30分から1時間設定された予選は、気温は21℃でコースは完全ドライの
コース路面も31℃と、好タイムが期待できる理想的なコンディションの中で開始され
た。2台のPIAAレイナード無限も巧妙に戦略立てした筋書きを元にタイムアタック態
勢に入る。が、高木選手と山西選手ともがそれぞれが単独コースアウトを喫する局面
が発生。しかし幸運にも、どちらのマシンも大きなダメージを受けることなくタイム
アタック戦線に復帰して、ピット内のチームスタッフを安心させる。
各マシンともが0.001秒単位でラップタイムを削る予選は、いよいよ終盤を迎える。
それまでは昨年の僚友であった黒沢選手がトップ位置に座していたが、残り数分とい
う時点でPIAAレイナード無限の高木選手が、予定通りトップタイムを刷新。見事ポー
ルシッターに躍り出る。山西選手もルーキーらしからぬ攻撃的な走りに終始して、中
嶋総監督に「緒戦としては上出来」と言わせる結果を残した。
フォーミュラ・ニッポンは今季もスペシャルステージと称される予選上位6台によ
るスタートグリッドを懸けたタイムアタックを設定。高木選手はここでも揺るぎない
存在であることを力強くアピールするトップタイムマーカーとなって、すべてのクォ
リファイプロセスは終了した。
午前9時から30分間行なわれたフリー走行を経て、シリーズ開幕戦は定刻通り開始。
そのスタートは、予選2位の黒沢選手がポールシッターの高木選手を僅差で凌駕して
第1コーナーへの進入に成功。しかし2番手に後退した高木選手は一切怯むことなく
黒沢選手を追撃し以降の第1コーナーでは幾度もパッシング態勢に入るものの、首位
の黒沢選手は懐に飛び込んだ高木選手の先行を許すことのない厳しいブロッキングを
続ける。その状況が続いた12周目、やはり行く手をきつくガードする黒沢選手とのバ
トルの最中に高木選手は大きく挙動を乱してコースアウト。敢えなくここでリタイヤ
となってしまう。
もう1台のPIAAレイナード無限、山西選手はスタート以来まずは順当に走り、多少
車体重量が軽減され始めた中盤からは前方マシンを追い越す活躍ぶりを披露。高木選
手を含めた上位陣の順位変動が奏功して終盤には5番手に進出する。レース終了直前
には飯田選手から猛チャージを受ける立場になるが、山西選手はここでも動揺するこ
となく走り切り、デビュー戦を堂々の5位入賞で終えた。
■中嶋総監督コメント
『高木選手については、ストレートスピードを重視したセッティングが裏目に出たと
いうのが結論になるのでしょうか。高木選手思ったようにマシンをコントロールでき
ず、前を走る黒沢選手を追い越せないとともにコースアウトしてしまったわけです。
一方の山西選手はF3で見せていた走りをF3000でもしっかり行なってくれ、彼の結
果についてはとても満足しています。優勝をご期待くださった方も多かったと思いま
すが、次戦での両選手にぜひご期待ください』
Nakajima Racing/Tyrrell Racingのレースレポートはhttp://www.justnet.or.jp/
nakajima/でもご覧いただけます。
(第1戦まで)
1997 4 5 6 7 8 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 27 18 1 6 3 31 14 28 19 9
Championship 鈴 美 富 鈴 菅 富 美 茂 富 鈴
Drivers-point 鹿 祢 士 鹿 生 士 祢 木 士 鹿
Po -No -Driver ----Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 9 P.デ・ラ・ロサ 10 10
2 19 黒沢 琢弥 6 6
3 11 光貞 秀俊 4 4
4 56 本山 哲 3 3
5 65 山西 康司 2 2
6 10 飯田 章 1 1
1 N.フォンタナ 0 0
2 E.トゥエロ 0 0
20 影山 正彦 0 0
64 高木 虎之介 0 0
55 金石 勝智 0 0
8 脇阪 寿一 0 0
35 M.クルム 0 0
27 影山 正美 0 0
28 山本 勝巳 0 0
5 M.グーセン 0 0
6 R.ヴィルタネン 0 0
3 川本 篤 0 0
12 S.カヴァナ 0 0
33 鈴木 利男 0 0
17 近藤 真彦 0 0
18 R.ファーマン 0 0
21 田中 哲也 0 0
36 玉中 哲二 0 0
37 山田 政夫 0 0
63 D.マラガムワ 0 0
22 壺林 貴也 - 0
***********************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-27
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER: FINE
フォーミュラ・ニッポン COURSE : DRY
LAPS St | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
-------------------------------------------------------------------------------
1 64 | 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19
2 19 | 64 64 64 64 64 64 64 64 64 64 64. 9 9 9
3 9 | 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 56 56 56
4 27 | 27 27 27 27 27 56 56 56 56 56 56 11 11 11
5 11 | 56 56 56 56 56 11 11 11 11 11 11 20 20 65
6 20 | 20 20 11 11 11 20 20 20 20 20 20 33 33 33
7 56 | 11 11 20 20 20 33 33 33 33 33 33 65 65 10
8 33 | 33 33 33 33 33 65 65 65 65 65 65 10 10 55
9 65 | 65 65 65 65 65 2 5 5 5 5 10 8 55 8
10 28 | 3 3 2 2 2 5 8 8 8 10 8 55 8 1
11 1 | 2 2 3 5 5 8 10 10 10 8 55 35 35. 21
12 2 | 5 5 5 8 8 10 55 55 55 55 35 1 1 2
13 5 | 8 8 8 3. 10 27p 35 35 35 35 1 21 21 28
14 10 | 10 10 10 10 35 55 1 1 1 1 21 2 2 18.
15 3 | 21 21 21 35 55 35 21 21 21 21 2 28 28 27
16 17 | 17 35 35 21 21 1 2 2 2 2 5p. 18 18 6
17 18 | 35 55 55 55 1 21 18 18 18 28 28 6 27 20p
18 8 | 18 17 1 1 18 18 28 28 28 18 18 27 6 17
19 6 | 55 18 18 18 36 36 36 36 6 6 6 17 17 36
20 63 | 1 1 17 17 17 28 17 6 36 27 27 36 36 63
21 37 | 12 36 36 36 28 17 6 17 17 36 36 12 12 12
22 12 | 36 12 12 28 6 6 27 27 27 17 17 63 63
23 35 | 63 63 28 6 12 12 12 12 12 12 12
24 21 | 37 6 6 12 63 63 63 63 63 63 63
25 36 | 6 28 63 63 37 37.
26 55 | 28 37 37 37
LAPS| 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
-------------------------------------------------------------------------------
1 | 19 19 19 19 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9 9
2 | 9 9 9 9 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19
3 | 56 56 56 56 56 11 11 11 11 11 11 11 11 11 11
4 | 11 11 11 11 11 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56
5 | 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65 65
6 | 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10
7 | 33 33 33 33 33 33 55 55 55 55 55 55 55 55 55
8 | 55 55 55 55 55 55 33 33 33 33 33 33 33 33 33
9 | 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
10 | 21 2 2 2 2 2 2 2 2 2. 28 28 28 28 28
11 | 2 21p. 28 28 28 28 28 28 28 28 27 27 27 27 27
12 | 28 28 27 27 27 27 27 27 27 27 6 6. 8 8 8
13 | 8 27 6 6 6 6 6 6 6 6 8 8 36 36 36
14 | 27 8 8 8 8 8 8 8 8 8 36 36 12 12 12
15 | 6 6 17 17 17 36 36 36 36 36 12 12 17 17 17
16 | 17 17 36 36 36 17p 63 63 12 12 17 17
17 | 36 36 20p 63 63 63 12 12 63p. 17
18 | 20 20 63 12 12 12 20 20p. 17
19 | 63 63 12 20p 20 20 17 17
20 | 12 12
LAPS| 30 31 32 33 34 35
----------------------------------
1 | 9 9 9 9 9 9.
2 | 19 19 19 19 19 19.
3 | 11 11 11 11 11 11.
4 | 56 56 56 56 56 56.
5 | 65 65 65 65 65 65.
6 | 10 10 10 10 10 10.
7 | 55 55 55 55 55 55.
8 | 33 33 33 33 33 33.
9 | 1 1 1 1 1 1.
10 | 28 28 28 28 28 28.
11 | 27 27 27 27 27 27.
12 | 8 8 8 8 8.
13 | 36 36 36 36.
14 | 12 12 12.
15 | 17 17.
-------------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-27
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン 結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE LAP TOTAL DELAY BEST-TIME TEAM/CAR
-------------------------------------------------------------------------------
1 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51MF308 35 1:03'21.391 194.36Km 1'47.246 SHIONOGI NO
2 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52MF308 35 1:03'27.366 5.975 1'47.288 IMPUL
3 11 光貞 秀俊 ローラT96-52MF308 35 1:03'30.837 9.446 1'47.143 CERUMO
4 56 本山 哲 レイナード94DMF308 35 1:03'44.660 23.269 1'47.011 FUNAISUPERA
5 65 山西 康司 レイナード97DMF308 35 1:03'53.756 32.365 1'47.905 PIAA NAKAJI
6 10 飯田 章 ローラT97-51MF308 35 1:03'54.286 32.895 1'47.317 SHIONOGI NO
7 55 金石 勝智 レイナード96DMF308 35 1:03'54.527 33.136 1'46.738 FUNAISUPERA
8 33 鈴木 利男 レイナード96DMF308 35 1:04'12.533 51.142 1'48.398 かもめサービス
9 1 ノルベルト・フォンタ レイナード96DMF308 35 1:04'39.442 1'18.051 1'48.652 Le Mans
10 28 山本 勝巳 レイナード95DMF308 35 1:04'40.559 1'19.168 1'47.823 NAVI CONNEC
11 27 影山 正美 レイナード96DMF308 35 1:04'46.932 1'25.541 1'47.251 NAVI CONNEC
12 8 脇阪 寿一 童夢F104RMF308 34 1:04'15.166 1 Lap 1'50.427 ANABUKI童夢
13 36 玉中 哲二 ローラ95 MF308 33 1:04'07.163 2 Laps 1'53.530 タカギ Bー1
14 12 サーラ・カヴァナ レイナード95Dコスワース 32 1:05'00.624 3 Laps 1'56.736 CERUMO
15 17 近藤 真彦 レイナード97DMF308 31 1:03'34.359 4 Laps 1'53.749 TMS
以上 規定周回 完走:
6 リスト・ヴィルタネン レイナード95DKV-Ⅱ 26 48'55.937 9 Laps 1'50.680 5ZIGEN
2 エスティバン・トゥエ レイナード96DMF308 24 44'34.745 11 Laps 1'48.805 Le Mans
63 ディランタ・マラガム レイナード96DMF308 23 46'59.757 12 Laps 1'56.705 SRILANKA LE
20 影山 正彦 レイナード96DMF308 22 45'21.348 13 Laps 1'48.950 IMPUL
21 田中 哲也 ローラT95 MF308 16 30'05.735 19 Laps 1'49.915 エーエスケー アスカ
18 ラルフ・ファーマン レイナード97DMF308 14 26'34.988 21 Laps 1'51.642 TMS
35 ミハエル・クルム レイナード96DMF308 13 24'14.037 22 Laps 1'49.023 オートテック STEL
64 高木 虎之介 レイナード97DMF308 11 20'02.868 24 Laps 1'48.574 PIAA NAKAJI
5 マーク・グーセン レイナード96DKV-Ⅱ 11 20'49.651 24 Laps 1'49.466 5ZIGEN
37 山田 政夫 ローラ94 MF308 6 12'26.704 29 Laps 2'00.834 タカギ Bー1
3 川本 篤 レイナード96DMF308 4 7'36.076 31 Laps 1'51.635 ASAHI KIKO
FASTEST LAP: 55 金石 勝智 1'46.738 30/35 197.77Km/h
スタート時刻 14:04:50 フィニッシュ時刻 15:08:11
ペナルティ No.27 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条n)(反則スタート)により、ペナルティス
トップ10秒を課した。
ペナルティ No.20 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条c)(ピットレーン通過制限速度違
反)により、ペナルティストップ10秒を課した。
-------------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-27
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン フリー走行結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
------------------------------------------------------------------------------
1 56 本山 哲 レイナード94D MF308 1'45.879 199.38km 8/ 8 FUNAISUPERAGURI
2 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52 MF308 1'46.028 0.149 11/12 IMPUL
3 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51 MF308 1'46.062 0.183 12/12 SHIONOGI NOVA
4 55 金石 勝智 レイナード96D MF308 1'46.170 0.291 13/14 FUNAISUPERAGURI
5 5 マーク・グーセン レイナード96D KV-Ⅱ 1'46.503 0.624 10/12 5ZIGEN
6 64 高木 虎之介 レイナード97D MF308 1'46.560 0.681 7/11 PIAA NAKAJIMA
7 28 山本 勝巳 レイナード95D MF308 1'46.620 0.741 7/11 NAVI CONNECTION
8 11 光貞 秀俊 ローラT96-52 MF308 1'46.731 0.852 7/11 CERUMO
9 10 飯田 章 ローラT97-51 MF308 1'46.898 1.019 6/12 SHIONOGI NOVA
10 35 ミハエル・クルム レイナード96D MF308 1'46.996 1.117 17/17 オートテック STELLAR
11 65 山西 康司 レイナード97D MF308 1'47.007 1.128 13/13 PIAA NAKAJIMA
12 1 ノルベルト・フォンタナ レイナード96D MF308 1'47.223 1.344 13/13 Le Mans
13 8 脇阪 寿一 童夢F104R MF308 1'47.504 1.625 9/ 9 ANABUKI 童夢無限
14 33 鈴木 利男 レイナード96D MF308 1'47.608 1.729 13/13 かもめサービス MIRAI
15 2 エスティバン・トゥエロ レイナード96D MF308 1'47.755 1.876 12/16 Le Mans
16 21 田中 哲也 ローラT95 MF308 1'48.243 2.364 5/ 9 エーエスケー アスカ
17 20 影山 正彦 レイナード96D MF308 1'48.372 2.493 7/10 IMPUL
18 27 影山 正美 レイナード96D MF308 1'48.405 2.526 10/14 NAVI CONNECTION
19 6 リスト・ヴィルタネン レイナード95D KV-Ⅱ 1'48.724 2.845 5/11 5ZIGEN
20 3 川本 篤 レイナード96D MF308 1'49.078 3.199 8/11 ASAHI KIKO
21 18 ラルフ・ファーマン レイナード97D MF308 1'49.112 3.233 10/12 TMS
22 17 近藤 真彦 レイナード97D MF308 1'50.984 5.105 4/ 6 TMS
23 36 玉中 哲二 ローラ95 MF308 1'54.058 8.179 5/11 タカギ Bー1
24 12 サーラ・カヴァナ レイナード95D コスワース 1'55.109 9.230 6/11 CERUMO
25 37 山田 政夫 ローラ94 MF308 2'00.925 15.046 8/12 タカギ Bー1
63 ディランタ・マラガムワ レイナード96D MF308 0 SRILANKA LEYJUN
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提供:鈴鹿サーキットランド
N1耐久選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-27) Provisional Race Results
For N1 Endurance Series Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ :(4.0296km)
P No.Cl Driver(s)----------- Car---------------- Lap --GoalTime- -km/h--
1 32 1 横島 久/竹内浩典 Nissan Skyline GT-R 90 3:01'53.209 119.634
2 13 1 木下みつひろ/菊地靖 Nissan Skyline GT-R 90 3:02'13.926 119.407
3 19 1 木下隆之/川崎哲哉 Nissan Skyline GT-R 90 3:02'25.877 119.277
4 1 1 粕谷俊二/河合博之 Nissan Skyline GT-R 90 3:03'49.655 118.371
5 27 2 長嶋正興/牧口規雄 BMW M3 86 - 4Laps
6 54 4 山内伸弥/浅見 武 Honda Civic 86 - 4Laps
7 52 4 西垣内正義/渡辺明 Honda Civic 86 - 4Laps
8 58 4 吉田寿博/山野哲也 Honda Civic 86 - 4Laps
9 51 4 土屋武士/千田富之 Mitsubishi Mirage 86 - 4Laps
10 53 4 小林敬一/原 貴彦 Honda Civic 85 - 5Laps
11 33 1 村松康生/三好正己 Mitshubishi Lancer 85 - 5Laps
12 91 4 井人宏之/奥田 敦 Honda Civic 85 - 5Laps
13 93 4 渋谷勉/服部吉男 Honda Civic 84 - 6Laps
14 4 2 榎本広行/坂本幸一 BMW M3 84 - 6Laps
15 36 2 村尾真吾/舘 信吾 Toyota Celica GT-4 84 - 6Laps
16 68 4 福田よしのぶ/水野昇太Honda Civic 84 - 6Laps
17 72 4 藤田隆之/高木真一 Toyota Levin 84 - 6Laps
18 89 4 能城重之/福岡博人 Honda Civic 84 - 6Laps
19 39 3 井田雅彦/磯田尚孝 Honda Integra 84 - 6Laps
20 79 4 岡田憲久/陳 維良 Toyota Levin 83 - 6Laps
21 55 4 大橋正澄/風間 武 Honda Civic 83 - 6Laps
22 15 3 松浦俊之/伊藤勝一 Opel Astra 83 - 6Laps
23 78 4 辻本 聡/佐藤久美 Honda Civic 83 - 6Laps
24 84 4 中谷誠志/松浦竜也 Honda Civic 82 - 8Laps
25 26 2 川口法行/内堀篤史 Mitsubuishi Lancer 81 - 9Laps
26 7 3 元谷宏大/黒木健次 Honda Prelude 78 - 12Laps
27 22 3 古橋 譲/日下部保雄 205 74 - 16Laps
28 23 1 砂子智彦/福山英郎 Nissan Skyline GT-R 64 - 26Laps
------------------------------ DNC ---------------------------------------
81 4 吉富 章/小暮吉則 Mitsubishi Mirage 81 - 9Laps
10 3 竹内純二/山梨順一 Honda Integra 57 - 33Laps
37 3 雨宮栄城/陳 俊杉 Toyota Celica 49 - 41Laps
34 2 瀬在仁志/桂 伸一 Mitshubishi Lancer 25 - 65Laps
28 3 佐藤清治/佐藤 淳 Honda Integra 22 - 68Laps
20 2 小川日出生/細野智行 Mitsubishi Lancer 15 - 75Laps
5 1 武井寛史/山路慎一 Nissan Skyline GT-R 9 - 81Laps
44 1 田中 実/新田守男 Nissan Skyline GT-R 4 - 86Laps
**************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
飛行機雲がただ一筋空にたなびいているだけという絶好のレース日和の中、決勝
レースの幕は切って落とされた。
朝から唯一ばたばたと作業を続けているのは、#8脇阪 寿一のマシンだ。シフ
トに問題を抱え、フリー走行後にギアボックスを交換することを余儀なくされたか
らだ。
午後2時、フォーメーションラップのスタート。
全車ダミーグリッドを何事もなく離れた。
気温は23度、路面温度は35度となっている。
今シーズンからタイヤはブリヂストンのコントロールタイヤとなった。ブリヂス
トンはハード、ミディアム・ソフトの3種類を投入してきているが、今回のイベン
トでは全車ミディアムでの走行となる。
全車グリッドにつき、レッドライトが消えて開幕戦がスタート!!
1コーナーをトップで通過したのは、#19黒澤 琢弥。続いて#64高木 虎之介だ。
1周目の順位は、#19黒澤 琢弥、#64高木 虎之介、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、
#27影山 正美、#56本山 哲、#20影山 正彦。
トップと2位に差は、0.3秒ほど。完全にテールトゥノーズだ。
2周目の順位は変わらず。トップと2位の差は、0.381秒だ。トップと3位の
差は、1.398秒となっている。
3周目、4位争いの#27影山 正美と#56本山 哲もテールトゥノーズ。
4周目、4番手走行の#27影山 正美に対してフライングスタートでブラックフ
ラグが掲示される。
5周目、トップと2番手の差は、0.317秒差。
ここで、#3川本 篤に#35ミハエル・クルムがシケインで追突。#3川本 篤に
乗り上げたクルムだったが、なんとかそのまま走行を続ける。しかし、川本はシケ
インコース上でストールしてしまった。
6周目、#27影山 正美でブラックフラグによるピットストップ10秒。
#2エスティバン・トゥエロがスプーンでコースアウトしたが、なんとかトラッ
クに復帰する。
7周目、順位に変更はないが、1コーナーで#19黒澤 琢弥のインを#64高木
虎之介がうかがっている。
8周目順位は、#19黒澤 琢弥、#64高木 虎之介、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、
#56本山 哲、#11光貞 秀俊、#20影山 正彦。
10周目、トップ2台の争いに#9ペドロ・デ・ラ・ロサが追い付いてきた。
12周目、#64高木 虎之介は1コーナーでイン側に飛び込もうとしたが果たせず、
姿勢を崩してS字に入るところでスピン、コースアウトしてしまう!!
順位は、#19黒澤 琢弥、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#56本山 哲、#11光貞
秀俊、#20影山 正彦、#33鈴木 利男。
#5マーク・グーセンがエンジントラブルでここでリタイヤとなってしまった。
13周目、トップと2番手の差は、0.506秒。3番手の差はかなり開いている。
#20影山 正彦がここでスロー走行。
14周目、11番手まで上がってきていた#35ミハエル・クルムがコースアウト。
15周目、#20影山 正彦はタイヤ交換のためピットストップ。
順位は、#19黒澤 琢弥、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#56本山 哲、#11光貞
秀俊、#65山西 康司、#10飯田 章。
#18ラルフ・ファーマンがコースアウト、マシンを降りる。
17周目、#20影山 正彦がピットストップ時の速度違反によりブラックフラグを
受ける。
#11光貞 秀俊がファステストラップ、1'47.823を叩き出す。
18周目、1コーナーアウト側から#9ペドロ・デ・ラ・ロサが#19黒澤 琢弥のか
ぶせ、パスされてしまう!!
#20影山 正彦がピットイン。ペナルティを受けずにピット前でストップしてし
まう。
19周目、トップ#9ペドロ・デ・ラ・ロサと2番手#19黒澤 琢弥の差は、1.739
と広がってしまった。
また#56本山 哲を#11光貞 秀俊がパスして3番手に浮上!!
20周目の順位は、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#19黒澤 琢弥、#11光貞 秀俊、
#56本山 哲、#65山西 康司、#10飯田 章。
トップと2位の差は、3.781秒。#9ペドロ・デ・ラ・ロサがファステストラップ
1'47.353を記録!!
21周目、#17近藤 真彦がゆっくりとピットイン。何らかのトラブルの模様。
22周目、トップと2番手の差は、5.382秒まで広がってしまった。
23周目、2番手#19黒澤 琢弥と3番手#11光貞 秀俊の差が2秒代に迫ってきた。
24周目、2番手3番手の差は2.1秒。
#11光貞 秀俊がファステストラップ1'47.143を記録して、更に迫ってゆく!!
順位は、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#19黒澤 琢弥、#11光貞 秀俊、#56本山
哲、#65山西 康司、#10飯田 章。
25周目、2番手3番手の差は1.335秒。
#2エスティバン・トゥエロがテグナでマシンをコース脇に止める。
26周目、2番手3番手の差は1.109秒。
27周目、2番手3番手の差は1.197秒と、接近が止まった。
#6リスト・ヴァルタネンがコースアウト。グラベルに止まってしまう。
28周目、トップと2番手の差は、4.528秒。2位3位の差は1.707秒。
ここで#55金石 勝智がファステストラップ1'47.259をマーク。
29周目、更に#55金石 勝智がファステストラップ1'47.013をマーク。
30周目順位は、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#19黒澤 琢弥、#11光貞 秀俊、
#56本山 哲、#65山西 康司、#10飯田 章。
トップと2位の差は3.532秒とまた差を詰めはじめた!!
7番手#55金石 勝智は更にファステストラップ1'46.738を記録。
32周目、トップと2位の差は4.708秒とまた広がってしまった。
34周目、残り周回数は後1周。順位に変動はないが、6番手争いが#10飯田 章
と#55金石 勝智の間でヒートしてきている。
ここでチェッカードフラグ。暫定順位は以下の通り。
1.#9ペドロ・デ・ラ・ロサ
2.#19黒澤 琢弥
3.#11光貞 秀俊
4.#56本山 哲
5.#65山西 康司
6.#10飯田 章
7.#55金石 勝智
8.#33鈴木 利男
9.#1ノルベルト・フォンタナ
10.#28山本 勝巳
11.#27影山 正美
12.#8脇阪 寿一
#9ペドロ・デ・ラ・ロサのコメント:
「フォーミュラニッポンに参戦して最初の優勝ですごくうれしい。スタートでは
良いスターとが切れたが最初は前の2台についてゆくことができなかった。しか
し、マシンの調子も良く、タイヤのグリップの最高だったため、黒澤を抜きさるこ
とができた。すごくすごくハッピーだよ」
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
フォーミュラ・ニッポン第1戦 -RIJ- (1997-04-27) Warmup-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.864km)
P No. Driver------------- Car-------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 56 本山 哲 (J) Reynard 94D/Mugen 1'45.879 199.382
2 19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 1'46.028 0.149 199.102
3 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 1'46.062 0.183 199.038
4 55 金石 勝智 (J) Reynard 96D/Mugen 1'46.170 0.291 198.836
5 5 M.グーセンズ (B) Reynard 96D/Judd 1'46.503 0.624 198.214
6 64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 1'46.560 0.681 198.108
7 28 山本 勝己 (J) Reynard 95D/Mugen 1'46.620 0.741 197.997
8 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 1'46.731 0.852 197.791
9 10 飯田 章 (J) Lola R97/Mugen 1'46.898 1.019 197.482
10 35 M.クルム (D) Reynard 96D/Mugen 1'46.996 1.117 197.301
11 65 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 1'47.007 1.128 197.281
12 1 N.フォンタナ (RA) Reynard 96D/Mugen 1'47.223 1.344 196.883
13 8 脇坂 寿一 (J) Dome F104R/Mugen 1'47.504 1.625 196.369
14 33 鈴木 利男 (J) REynard 96D/Mugen 1'47.608 1.729 196.179
15 2 E.トゥエロ (RA) Reynard 96D/Mugen 1'47.755 1.876 195.911
16 21 田中 哲也 (J) Lola T96/Mugen 1'48.243 2.364 195.028
17 20 影山 正彦 (J) Reynard 96D/Mugen 1'48.372 2.493 194.796
18 27 影山 正美 (J) Reynard 96D/Mugen 1'48.405 2.526 194.736
19 6 R.ヴィルタネン(SF) Reynard 96D/Judd 1'48.724 2.845 194.165
20 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 1'49.078 3.199 193.535
21 18 R.ファーマン (GB) Reynard 97D/Mugen 1'49.112 3.233 193.475
22 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 1'50.964 5.085 190.245
23 36 玉中 哲二 (J) Lola T95/Mugen 1'54.058 8.179 185.085
24 12 S.カヴァナ (IRL) Reynard 95D/Ford AC 1'55.109 9.230 183.395
25 37 山田 政夫 (J) Lola T94/Mugen 2'00.925 15.046 174.574
26 63 D.マラガムワ (SRI) Reynard 96D/Mugen --------
****************************************************************************
提供:北島滋穂(SDI00685)/鈴鹿
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
空はきれいに晴れ上がり、風はあまり吹かないという天候の中、朝のフリー走行
は始まった。
気温は19度、路面温度は24度だ。
まず真っ先にコースに飛びだしたのは#27影山 正美だ。
終了27分前、#63ディランタ・R・B・マラガムワがS字でマシンをコース脇に
止めてしまった。
終了25分前のタイムは、#35ミハエル・クルムが1'52.270、#27影山 正美が
1'52.844、#11光貞 秀俊1'52.867と、ゆっくりとしたスタートだ。
終了23分前、昨日の予選にトラブルのために走行できなかった#55金石 勝智
が49秒代に入れてきた。
終了29分前、#56本山 哲が1'46.458に入れてきて、このセッショントップに。
ポールの#64高木 虎之介はまだ50秒代で走行だ。
終了20分前の順位は、#56本山 哲1'46.458、#55金石 勝智1'47.278、#35ミハ
エル・クルム1'47.871。
終了19分前、#64高木 虎之介が1'46.606で2番手に入れてきた。
終了17分前、#11光貞 秀俊が1'46.783で3番手に。
#64高木 虎之介はいったんピットへと戻る。
終了15分前の順位は、#56本山 哲1'46.458、#64高木 虎之介1'46.606、
#11光貞 秀俊1'46.731。
終了13分前、#19黒澤 琢弥が1'46.349を出してトップに。これで46秒代は4人だ。
終了12分前、#17近藤 真彦がデグナカーブ二つめで曲がりきれずにコースアウ
ト!! スポンズバリアにクラッシュしてしまう。
終了10分前の順位は、#19黒澤 琢弥1'46.349、#56本山 哲1'46.458、#64高木
虎之介1'46.606。
46秒代は7人にひしめいている。
終了9分前、#56本山 哲が1'45.879でトップに上がってきた。
この後、#56本山 哲は東コースのショートカットにマシンを止めてしまった。
ギアボックスのトラブルとのこと。
終了7分前、2番手のタイムを記録している#19黒澤 琢弥がピットイン。
終了6分前、#21田中 哲也が東コースのショートカットでマシンを止めてしまう。
終了5分前の順位は、#56本山 哲1'45.879、#19黒澤 琢弥1'46.294、#55金石
勝智1'46.355。
終了4分前、#1ノルベルト・フォンタナが立体交差下でマシンを止めてしまう。
終了3分前、#64高木 虎之介がピットからコースに出る。
ここでチェッカードフラグが振られる。
#1ノルベルト・フォンタナが1'46.062を最終周に出して2番手に。
しかし、が1'46.028を出してきて2番手の座をさらっていってしまう。
このセッションの順位は以下の通り。
1.#56本山 哲 1'45.879
2.#19黒澤 琢弥 1'46.028
3.#9ペドロ・デ・ラ・ロサ .062
4.#55金石 勝智 .170
5.#5マーク・グーセン .503
6.#64高木 虎之介 .560
7.#28山本 勝巳 .620
8.#11光貞 秀俊 .731
9.#10飯田 章 .898
10.#35ミハエル・クルム .996
#21田中 哲也はこれからタイムを出そうというところでエンジンが突然ブロー
してしまい、結局タイムが出せなかったということ。この周ではストレートでは黒
澤より速かったので、非常に残念がっていた。
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
《フォーミュラ・ニッポン・ニュース》 4月27日
☆ 予選後のコメント
・ 中嶋 悟 (PIAA中嶋チーム監督)
「まずは上出来ということで結論できる内容だった。
与えられた周回数をこなさなかったのは、マシンに過剰なストレスを
掛けたくないという高木虎之介選手の判断によるものだった」
・ ペドロ・デ・ラ・ロサ (予選3位)
「オフのテストで、車が良く仕上がっていることは確認済み。
そのため自信を持って望んだ。
スペシャルステージでは3周目でタイヤがタレはじめ、結局2周目
がベストとなった。結果はおおかた満足だけれど、ちょっぴり残念」
・ 光貞 秀俊 (予選5位)
「マシンの仕上がりは悪くはない。
走行中グリッド1列目が狙えるかも..と一瞬考えたけれど、コース上
の状況をうまくつかめなかった。
決勝では全力で挑みたい」
・ 鈴木 利男 (予選8位)
「車の仕上がりがまだなので、明日のウォームアップ走行までに改善
して、決勝レースに備えたい」
「前年1年間使用した96年型のため、ピニオンの磨耗などスターター
トラブルが発生して予選時間を思うように使えなかった」(監督談)
・ 飯田 章 (予選14位)
「予選ではエンジンの吹けが悪く、トラクションも掛からなかった。
その後クラッチにもトラブルが出て、完調ではなかった。
この予選結果はすごくショックだけれど、気持ちが空回りしてもし
かたない。明日に気持ちを切り替える」
・ 川本 篤 (予選15位)
「明日の決勝では、10番以内に残りたいなあ~。
頑張ります」
・ ディランタ・マラガムワ (予選20位)
「フォーミュラ・ニッポン初参加のうえこれまでの走行会でトラブル
が続出、ドライバーの練習不足もあってマシンのセッティングに苦しん
だ。
そんな中、予選通過タイムを無事クリアし、多少不安はあるが明日
のウォームアップ走行でのセッティングの時間もあり、決勝では1台
でも前でチェッカーフラッグを受けたい」
・ サーラ・カヴァナ (予選22位)
「マシンのリヤがとても不安定だったため、ピットイン後調整を行なっ
て多少乗りやすくなったが、鈴鹿のコースに慣れなくてとても苦労し
た」
---
☆ なお、昨日の予選で通過基準タイムに達しなかった予選21位以下の
6台は、いずれも決勝レースへの出場が認められた。
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-26
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン 総合予選結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE TIME LAP TEAM/CAR
---------------------------------------------------------------------------
1 64 高木 虎之介 レイナード97D MF308 1'44.383 10/11 1'44.383PIAA NAKAJIMA
2 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52 MF308 1'44.537 5/ 6 1'44.383IMPUL
3 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51 MF308 1'44.694 20/22 1'44.383SHIONOGI NOVA
4 27 影山 正美 レイナード96D MF308 1'45.061 12/12 1'44.383NAVI CONNECTION
5 11 光貞 秀俊 ローラT96-52 MF308 1'45.323 21/21 1'44.383CERUMO
6 20 影山 正彦 レイナード96D MF308 1'45.344 15/19 1'44.383IMPUL
7 56 本山 哲 レイナード94D MF308 1'45.350 18/21 FUNAISUPERAGURI
8 33 鈴木 利男 レイナード96D MF308 1'45.501 17/17 かもめサービス MIRAI
9 65 山西 康司 レイナード97D MF308 1'45.983 14/16 PIAA NAKAJIMA
10 28 山本 勝巳 レイナード95D MF308 1'45.994 8/ 9 NAVI CONNECTION
11 1 ノルベルト・フォンタナ レイナード96D MF308 1'46.017 21/21 Le Mans
12 2 エスティバン・トゥエロ レイナード96D MF308 1'46.875 22/24 Le Mans
13 5 マーク・グーセン レイナード96D KV-Ⅱ 1'47.099 11/12 5ZIGEN
14 10 飯田 章 ローラT97-51 MF308 1'47.157 10/11 SHIONOGI NOVA
15 3 川本 篤 レイナード96D MF308 1'47.235 18/24 ASAHI KIKO
16 17 近藤 真彦 レイナード97D MF308 1'49.313 15/16 TMS
17 18 ラルフ・ファーマン レイナード97D MF308 1'49.845 19/20 TMS
18 8 脇阪 寿一 童夢F104R MF308 1'51.146 17/19 ANABUKI 童夢無限
19 6 リスト・ヴィルタネン レイナード95D KV-Ⅱ 1'52.948 3/ 3 5ZIGEN
20 63 ディランタ・マラガムワ レイナード96D MF308 1'53.845 10/13 SRILANKA LEYJUN
37 山田 政夫 ローラ94 MF308 1'58.536 20/20 タカギ Bー1
12 サーラ・カヴァナ レイナード95D コスワーズ1'58.725 17/19 CERUMO
35 ミハエル・クルム レイナード96D MF308 2'00.116 2/ 3 オートテック STELLAR
21 田中 哲也 ローラT95 MF308 2'01.913 7/ 8 エーエスケー アスカ
36 玉中 哲二 ローラ95 MF308 2'09.046 2/ 2 タカギ Bー1
55 金石 勝智 レイナード96D MF308 0 FUNAISUPERAGURI
予選通過基準タイム(110%) 1'54.992
上位6台は、スペシャルステージの結果により順位を決定する。
No.37.12.35.21.36.55 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統
一規則第25条h)により、決勝レース
への出場を認める。
-----------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-26
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン スペシャルステージ ラップ タイム チャート COURSE DRY
-----------------------------------------------------------------------------
64 高木 虎之介
PIAA NAKAJIMA レイナード97D MF308
1= 1'46.667 2= 1'44.498 * 3= 2'10.799 p
19 黒澤 琢弥
IMPUL ローラT96-52 MF308
1= 1'46.297 2= 1'44.847 3= 1'44.685 *
9 ペドロ・デ・ラ・ロサ
SHIONOGI NOVA ローラT97-51 MF308
1= 1'47.243 2= 1'44.784 * 3= 1'44.909
27 影山 正美
NAVI CONNECTION レイナード96D MF308
1= 1'47.940 2= 1'45.673 * 3= 1'45.847
11 光貞 秀俊
CERUMO ローラT96-52 MF308
1= 1'47.149 2= 1'45.980 3= 1'45.710 *
20 影山 正彦
IMPUL レイナード96D MF308
1= 1'47.486 2= 1'46.060 * 3= 1'46.268
-----------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-26
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン スペシャルステージ結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
------------------------------------------------------------------------------
1 64 高木 虎之介 レイナード97D MF308 1'44.498 202.01km 3/ 4 PIAA NAKAJIMA
2 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52 MF308 1'44.685 0.187 4/ 4 IMPUL
3 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51 MF308 1'44.784 0.286 3/ 4 SHIONOGI NOVA
4 27 影山 正美 レイナード96D MF308 1'45.673 1.175 3/ 4 NAVI CONNECTION
5 11 光貞 秀俊 ローラT96-52 MF308 1'45.710 1.212 4/ 4 CERUMO
6 20 影山 正彦 レイナード96D MF308 1'46.060 1.562 3/ 4 IMPUL
------------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-26
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン 公式予選結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
------------------------------------------------------------------------------
1 64 高木 虎之介 レイナード97D MF308 1'44.383 202.24km 10/11 PIAA NAKAJIMA
2 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52 MF308 1'44.537 0.154 5/ 6 IMPUL
3 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51 MF308 1'44.694 0.311 20/22 SHIONOGI NOVA
4 27 影山 正美 レイナード96D MF308 1'45.061 0.678 12/12 NAVI CONNECTION
5 11 光貞 秀俊 ローラT96-52 MF308 1'45.323 0.940 21/21 CERUMO
6 20 影山 正彦 レイナード96D MF308 1'45.344 0.961 15/19 IMPUL
7 56 本山 哲 レイナード94D MF308 1'45.350 0.967 18/21 FUNAISUPERAGURI
8 33 鈴木 利男 レイナード96D MF308 1'45.501 1.118 17/17 かもめサービス MIRAI
9 65 山西 康司 レイナード97D MF308 1'45.983 1.600 14/16 PIAA NAKAJIMA
10 28 山本 勝巳 レイナード95D MF308 1'45.994 1.611 8/ 9 NAVI CONNECTION
11 1 ノルベルト・フォンタナ レイナード96D MF308 1'46.017 1.634 21/21 Le Mans
12 2 エスティバン・トゥエロ レイナード96D MF308 1'46.875 2.492 22/24 Le Mans
13 5 マーク・グーセン レイナード96D KV-Ⅱ 1'47.099 2.716 11/12 5ZIGEN
14 10 飯田 章 ローラT97-51 MF308 1'47.157 2.774 10/11 SHIONOGI NOVA
15 3 川本 篤 レイナード96D MF308 1'47.235 2.852 18/24 ASAHI KIKO
16 17 近藤 真彦 レイナード97D MF308 1'49.313 4.930 15/16 TMS
17 18 ラルフ・ファーマン レイナード97D MF308 1'49.845 5.462 19/20 TMS
18 8 脇阪 寿一 童夢F104R MF308 1'51.146 6.763 17/19 ANABUKI 童夢無限
19 6 リスト・ヴィルタネン レイナード95D KV-Ⅱ 1'52.948 8.565 3/ 3 5ZIGEN
20 63 ディランタ・マラガムワ レイナード96D MF308 1'53.845 9.462 10/13 SRILANKA LEYJUN
37 山田 政夫 ローラ94 MF308 1'58.536 14.153 20/20 タカギ Bー1
12 サーラ・カヴァナ レイナード95D コスワーズ1'58.725 14.342 17/19 CERUMO
35 ミハエル・クルム レイナード96D MF308 2'00.116 15.733 2/ 3 オートテック STELLAR
21 田中 哲也 ローラT95 MF308 2'01.913 17.530 7/ 8 エーエスケー アスカ
36 玉中 哲二 ローラ95 MF308 2'09.046 24.663 2/ 2 タカギ Bー1
55 金石 勝智 レイナード96D MF308 0 FUNAISUPERAGURI
予選通過基準タイム(110%) 1'54.992
上位6台は、スペシャルステージの結果により順位を決定する。
------------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
'97フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット 97-04-26
1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット WEATHER FINE
フォーミュラ・ニッポン 公式練習結果表 COURSE DRY
PosNo Driver TYPE TIME DELAY LAP TEAM/CAR
----------------------------------------------------------------------------
1 64 高木 虎之介 レイナード97D MF308 1'45.187 200.69km 17/18 PIAA NAKAJIMA
2 27 影山 正美 レイナード96D MF308 1'45.210 0.023 11/12 NAVI CONNECTION
3 9 ペドロ・デ・ラ・ロサ ローラT97-51 MF308 1'45.605 0.418 18/19 SHIONOGI NOVA
4 20 影山 正彦 レイナード96D MF308 1'45.661 0.474 22/22 IMPUL
5 19 黒澤 琢弥 ローラT96-52 MF308 1'45.752 0.565 16/24 IMPUL
6 56 本山 哲 レイナード94D MF308 1'46.125 0.938 16/17 FUNAISUPERAGURI
7 11 光貞 秀俊 ローラT96-52 MF308 1'46.143 0.956 6/ 7 CERUMO
8 28 山本 勝巳 レイナード95D MF308 1'46.397 1.210 10/11 NAVI CONNECTION
9 10 飯田 章 ローラT97-51 MF308 1'46.537 1.350 11/17 SHIONOGI NOVA
10 33 鈴木 利男 レイナード96D MF308 1'46.862 1.675 14/19 かもめサービス MIRAI
11 55 金石 勝智 レイナード96D MF308 1'47.154 1.967 5/ 6 FUNAISUPERAGURI
12 2 エスティバン・トゥエロ レイナード96D MF308 1'48.065 2.878 24/25 Le Mans
13 65 山西 康司 レイナード97D MF308 1'48.113 2.926 19/20 PIAA NAKAJIMA
14 35 ミハエル・クルム レイナード96D MF308 1'48.121 2.934 14/17 オートテック STELLAR
15 1 ノルベルト・フォンタナ レイナード96D MF308 1'48.133 2.946 21/21 Le Mans
16 3 川本 篤 レイナード96D MF308 1'48.314 3.127 17/17 ASAHI KIKO
17 21 田中 哲也 ローラT95 MF308 1'48.656 3.469 14/20 エーエスケー アスカ
18 36 玉中 哲二 ローラ95 MF308 1'51.183 5.996 14/19 タカギ Bー1
19 63 ディランタ・マラガムワ レイナード96D MF308 1'54.828 9.641 17/18 SRILANKA LEYJUN
20 18 ラルフ・ファーマン レイナード97D MF308 1'55.322 10.135 17/18 TMS
21 8 脇阪 寿一 童夢F104R MF308 1'56.032 10.845 6/ 6 ANABUKI 童夢無限
22 12 サーラ・カヴァナ レイナード95D コスワーズ1'56.784 11.597 17/18 CERUMO
23 6 リスト・ヴィルタネン レイナード95D KV-Ⅱ 1'57.828 12.641 3/ 4 5ZIGEN
24 37 山田 政夫 ローラ94 MF308 1'58.258 13.071 11/22 タカギ Bー1
25 17 近藤 真彦 レイナード97D MF308 2'28.838 43.651 2/ 2 TMS
5 マーク・グーセン レイナード96D KV-Ⅱ 0 5ZIGEN
-----------------------------------------------------------------------------
提供:鈴鹿サーキットランド
フォーミュラ・ニッポン第1戦 -RIJ- (1997-04-26) SpecialStage-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.864km)
P No. Driver------------- Car-------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 1'44.498 202.017
2 19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 1'44.685 0.187 201.656
3 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 1'44.784 0.286 201.466
4 27 影山 正美 (J) Reynard 96D/Mugen 1'45.673 1.175 199.771
5 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 1'45.710 1.212 199.701
6 20 影山 正彦 (J) Reynard 96D/Mugen 1'46.060 1.562 199.042
****************************************************************************
提供:北島滋穂(SDI00685)/鈴鹿
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
フォーミュラ・ニッポン第1戦 -RIJ- (1997-04-26) Qualify-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 鈴鹿サーキット:(5.864km)
P No. Driver------------- Car-------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 64 高木 虎之介 (J) Reynard 97D/Mugen 1'44.383 202.240
2 19 黒澤 琢弥 (J) Lola T96/Mugen 1'44.537 0.154 201.942
3 9 P.デ・ラ・ロサ (E) Lola T97/Mugen 1'44.694 0.311 201.639
4 27 影山 正美 (J) Reynard 96D/Mugen 1'45.061 0.678 200.935
5 11 光貞 秀俊 (J) Lola T96/Mugen 1'45.323 0.940 200.435
6 20 影山 正彦 (J) Reynard 96D/Mugen 1'45.344 0.961 200.395
----------------------------------------------------------------------------
7 56 本山 哲 (J) Reynard 94D/Mugen 1'45.350 0.967 200.383
8 33 鈴木 利男 (J) REynard 96D/Mugen 1'45.501 1.118 200.097
9 65 山西 康司 (J) Reynard 97D/Mugen 1'45.983 1.600 199.187
10 28 山本 勝己 (J) Reynard 95D/Mugen 1'45.994 1.611 199.166
11 1 N.フォンタナ (RA) Reynard 96D/Mugen 1'46.017 1.634 199.123
12 2 E.トゥエロ (RA) Reynard 96D/Mugen 1'46.875 2.492 197.524
13 5 M.グーセンズ (B) Reynard 96D/Judd 1'47.099 2.716 197.111
14 10 飯田 章 (J) Lola R97/Mugen 1'47.157 2.774 197.004
15 3 川本 篤 (J) Reynard 96D/Mugen 1'47.235 2.852 196.861
16 17 近藤 真彦 (J) Reynard 97D/Mugen 1'49.313 4.930 193.119
17 18 R.ファーマン (GB) Reynard 97D/Mugen 1'49.845 5.462 192.184
18 8 脇坂 寿一 (J) Dome F104R/Mugen 1'51.146 6.763 189.934
19 6 R.ヴィルタネン(SF) Reynard 96D/Judd 1'52.948 8.565 186.904
20 63 D.マラガムワ (SRI) Reynard 96D/Mugen 1'53.845 9.462 185.431
-------------------------- DNQ (110%:1'54.992)------------------------------
21 37 山田 政夫 (J) Lola T94/Mugen 1'58.536 14.153 178.093
22 12 S.カヴァナ (IRL) Reynard 95D/Ford AC 1'58.725 14.342 177.809
23 35 M.クルム (D) Reynard 96D/Mugen 2'00.116 15.733 175.750
24 21 田中 哲也 (J) Lola T96/Mugen 2'01.913 17.530 173.160
25 36 玉中 哲二 (J) Lola T95/Mugen 2'09.046 24.663 163.588
55 金石 勝智 (J) Reynard 96D/Mugen DNS
****************************************************************************
提供:北島滋穂(SDI00685)/鈴鹿
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
午後3時40分、スケジュール通り6番手の#20影山 正彦からスペシャルステー
ジがスタートした。
スペシャルステージは、予選トップ6がグリッド上位の位置をかけて、3周ア
タックをかけるステージだ。
天候は快晴、風はストレート向かい風。気温23度、路面温度33度。
タイム表示は、P1テグナ出口立体交差下。P2バックストレートエンドまでの
タイムをである。
★#20影山 正彦:
1周目、P1-45.829、P2-1'25.191、総合1'47.486。
2周目、P1-45.017、P2-1'24.052、総合1'46.060。
3周目、P1-45.060、P2-1'24.134、総合1'46.268。
2周目の1'46.060がまずは全ドライバーの目標タイムとなる。
★#11光貞 秀俊:
予選ではまだ100%アタックをかけていないという光貞だが!?
1周目、P1-46.168、P2-1'25.086、総合1'47.149。
2周目、P1-45.309、P2-1'24.055、総合1'45.980。
3周目、P1-45.068、P2-1'23.916、総合1'45.710。
3周目の1'45.710で光貞が暫定ポールを奪取。
★#27影山 正美:
ニュータイヤを使って3回もアタックをかけているので、タイヤ的には非常にき
つい状況になっている模様だ。
1周目、P1-46.393、P2-1'25.855、総合1'47.940。
2周目、P1-44.976、P2-1'23.933、総合1'45.673。
3周目、P1-44.978、P2-1'23.906、総合1'45.847。
2周目の1'45.673で影山が暫定ポール。
★#9ペドロ・デ・ラ・ロサ:
タイムアタックは最初の2周は捨てて、最後の1周で全精力をかけてアタックを
かけるという戦略を取っている。マシンのバランス、コンディション共にすごく
良いということで、それがポールへの自信に繋がっているようだ。
1周目、P1-46.223、P2-1'25.028、総合1'47.243。
2周目、P1-44.493、P2-1'23.081、総合1'44.784。
3周目、P1-44.581、P2-1'23.166、総合1'44.909。
2周目の1'44.784でペドロが暫定ポール。
★#19黒澤 琢弥:
1周目、P1-45.735、P2-1'24.489、総合1'46.298。
2周目、P1-44.524、P2-1'22.996、総合1'44.847。シケインでちょっと失
敗か?
3周目、P1-44.726、P2-1'23.031、総合1'44.685。
3周目の1'44.685で黒澤が暫定ポールを奪取。
★#64高木 虎之介:
自分を映し出しているテレビカメラに向かって手を降ってから、マシンをスター
ト。
1周目、P1-45.890、P2-1'24.771、総合1'46.667。
2周目、P1-44.282、P2-1'22.850、総合1'44.498。ポールをゲット!!
3周目、P1-50.761。なんと、ポールを決した途端にスローダウン。高木はこ
のままピットへと向かった。
トップ6の暫定決勝グリッドは、以下の通り。
1.#64高木 虎之介 1'44.498
2.#19黒澤 琢弥 1'44.685
3.#9ペドロ・デ・ラ・ロサ 1'44.784
4.#27影山 正美 1'45.673
5.#11光貞 秀俊 1'45.710
6.#20影山 正彦 1'46.060
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
N1耐久選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-26) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ :(4.0296km)
P No.Cl Driver(s)----------- Car----------------- Best-LapT Behind -km/h-
1 32 1 横島 久/竹内浩典 Nissan Skyline GT-R 1'53.438 127.881
2 1 1 粕谷俊二/河合博之 Nissan Skyline GT-R 1'53.867 0.429 127.399
3 19 1 木下隆之/川崎哲哉 Nissan Skyline GT-R 1'54.064 0.626 127.179
4 13 1 木下みつひろ/菊地靖 Nissan Skyline GT-R 1'54.333 0.895 126.880
5 23 1 砂子智彦/福山英郎 Nissan Skyline GT-R 1'54.918 1.480 126.234
6 5 1 武井寛史/山路慎一 Nissan Skyline GT-R 1'56.557 3.119 124.459
7 20 2 小川日出生/細野智行 Mitsubishi Lancer 1'59.454 6.016 121.441
8 34 2 瀬在仁志/桂 伸一 Mitshubishi Lancer 2'00.305 6.867 120.582
9 33 1 村松康生/三好正己 Mitshubishi Lancer 2'00.501 7.063 120.385
10 4 2 榎本広行/坂本幸一 BMW M3 2'02.296 8.858 118.618
11 36 2 村尾真吾/舘 信吾 Toyota Celica GT-4 2'02.651 9.213 118.275
12 27 2 長嶋正興/牧口規雄 BMW M3 2'02.797 9.359 118.134
13 54 4 山内伸弥/浅見 武 Honda Civic 2'03.228 9.790 117.721
14 52 4 西垣内正義/渡辺明 Honda Civic 2'03.310 9.872 117.643
15 58 4 吉田寿博/山野哲也 Honda Civic 2'03.420 9.982 117.538
16 28 3 佐藤清治/佐藤 淳 Honda Integra 2'03.462 10.024 117.498
17 93 4 渋谷勉/服部吉男 Honda Civic 2'03.605 10.167 117.362
18 51 4 土屋武士/千田富之 Mitsubishi Mirage 2'03.610 10.172 117.357
19 84 4 中谷誠志/松浦竜也 Honda Civic 2'03.836 10.398 117.143
20 81 4 吉富 章/小暮吉則 Mitsubishi Mirage 2'04.033 10.595 116.957
21 55 4 大橋正澄/風間 武 Honda Civic 2'04.108 10.670 116.887
22 91 4 井人宏之/奥田 敦 Honda Civic 2'04.123 10.685 116.872
23 53 4 小林敬一/原 貴彦 Honda Civic 2'04.210 10.772 116.791
24 10 3 竹内純二/山梨順一 Honda Integra 2'04.512 11.074 116.507
25 39 3 井田雅彦/磯田尚孝 Honda Integra 2'04.849 11.411 116.193
26 7 3 元谷宏大/黒木健次 Honda Prelude 2'05.367 11.929 115.713
27 68 4 福田よしのぶ/水野昇太Honda Civic 2'05.428 11.990 115.656
28 78 4 辻本 聡/佐藤久美 Honda Civic 2'05.611 12.173 115.488
29 15 3 松浦俊之/伊藤勝一 Opel Astra 2'05.810 12.372 115.305
30 22 3 古橋 譲/日下部保雄 205 2'05.986 12.548 115.144
31 89 4 能城重之/福岡博人 Honda Civic 2'06.314 12.876 114.845
32 72 4 藤田隆之/高木真一 Toyota Levin 2'06.837 13.399 114.372
33 79 4 岡田憲久/陳 維良 Toyota Levin 2'07.123 13.685 114.114
34 37 3 雨宮栄城/陳 俊杉 Toyota Celica 2'09.398 15.960 112.108
****************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
雲一つない晴天の中、公式予選は開始された。
路面温度はまだ30度台だが、これから時間が経つにつれて40度台へと上がってく
る模様だ。ブリヂストンとしては、真夏でも耐久性に問題がないタイヤを用意して
これに備えている。
また午前中のフリー走行では脇坂選手がクラッシュしてダメージがあるため、こ
れを修復している。たま近藤選手はエンジンをブローさせてしまうトラブルのた
め、予選が始まってもエンジンの積み替え作業を続けている。
注目の高木選手だが、この予選は6番手以内に入ることを目標にし、スペシャル
ステージでポールとなるように戦略を練っている模様だ。
まずピットからコースに飛びだしていったのは、#3川本 篤だ。
ここで#6リスト・ヴァルタネンがいきなりコースアウト。左フロントサスペン
ションを曲げてしまう。
予選終了50分前の順位は、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ1'48.383、#5マーク・グー
セン、#56本山 哲、#20影山 正彦、#10飯田 章、#11光貞 秀俊。
#9ペドロ・デ・ラ・ロサが1'46.979と一人46秒台に入れてトップ。
予選終了44分前、#64高木 虎之介が1コーナーでコースアウト!! コーナー
に侵入して行ったところでオーバーが出てしまい、そのままスピンしてコースアウ
トとなってしまったようだ。しかし、コース外側のダートを走行してコースイン。
ピットに戻ってきた高木選手だが、フロントウィング右側にダメージがあり、交
換作業に入った。
予選終了40分前の順位は、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ1'46.976でトップ。続いて
#11光貞 秀俊、#10飯田 章、#5マーク・グーセン、#56本山 哲、#65山西 康
司の順。46秒代はデ・ラ・ロサただ一人。2~3番手が47秒代。4~6番手が48秒
代だ。
予選終了37分前、立体交差下で#65山西 康司がテグナ2個目の縁石にタイヤを
引っ掛けてしまい、スピン、コースアウト!! しかしガードレース寸前でマシン
がストップし、再スタートを切った。
予選終了34分前、#9ペドロ・デ・ラ・ロサが自らのタイムを縮め、1'46.755を
記録。
予選終了32分前、#11光貞 秀俊が1'46.573を叩き出してトップへ!!
予選終了30分前の順位は、#11光貞 秀俊、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#5マー
ク・グーセン、#10飯田 章、#65山西 康司、#20影山 正彦。トップ2台が46秒
代。
予選終了30分前、#11光貞 秀俊が更にタイムアップし1'46.191を出す。
一方タイムを逆転された#9ペドロ・デ・ラ・ロサはピットインしてウィングを
若干立ててピットアウトしていった。
予選終了25分前、#35ミハエル・クルムがテグナ一つめのところでマシンを止め
てしまう。どうやらトラブルのようだ。
予選終了24分前、#20影山 正彦が1'46.570を出して2番手に浮上!!
46秒代は3台となった。
予選終了20分前の順位は、#11光貞 秀俊、#20影山 正彦、#9ペドロ・デ・ラ
・ロサ、#5マーク・グーセン、#10飯田 章、#65山西 康司。
高木選手は、マシンの車高調整を行っている。
予選終了19分前、#11光貞 秀俊がさらにタイムアップし1'45.909を出す!!
ただ一人45秒代だ。
予選終了15分前の順位は、#11光貞 秀俊、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#20影山
正彦、#56本山 哲、#5マーク・グーセン、#10飯田 章。
予選終了14分前、#19黒澤 琢弥が1'44.846を叩き出してトップに踊りでる!!
予選終了13分前、#19黒澤 琢弥んが更にタイムを更新し1'44.
予選終了11分前、#20影山 正彦が1'45.344を出して番手に。
予選終了10分前の順位は、#19黒澤 琢弥、#20影山 正彦、#11光貞 秀俊、
#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#56本山 哲、#5マーク・グーセン。
予選終了7分前、#64高木 虎之介がようやく1'46.017を出して4番手に。
予選終了6分前、#64高木 虎之介がさらにタイムアップし、1'44.383でトップ
に!!
予選終了5分前の順位は、#19黒澤 琢弥、#64高木 虎之介、#20影山 正彦、
#33鈴木 利男、#9ペドロ・デ・ラ・ロサ、#56本山 哲。
予選終了3分前、高木はピットイン。
予選終了2分前、#9ペドロ・デ・ラ・ロサが1'44.694を出して3番手に浮上。
44秒代は3人に。
予選終了1分前、#11光貞 秀俊が1'45.323を出して4番手に。
ここでチェッカードフラグ。
#27影山 正美が1'45.061を出して4番手に浮上。
暫定予選順位は以下のようになっている。
1.#64高木 虎之介
2.#19黒澤 琢弥
3.#9ペドロ・デ・ラ・ロサ
4.#27影山 正美
5.#11光貞 秀俊
6.#20影山 正彦
7.#56本山 哲
8.#33鈴木 利男
9.#65山西 康司
10.#28山本 勝巳
11.#1ノルベルト・フォンタナ
12.#2エスティバン・トゥエロ
13.#5マーク・グーセン
14.#10飯田 章
15.#3川本 篤
/*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/
《フォーミュラ・ニッポン・ニュース》 4月26日
☆ フリー走行、高木虎之介がトップタイムマーク
フォーミュラ・ニッポン開幕戦・鈴鹿の、フリー走行が終わった。
途中、コース上のスピンで一時赤旗中断という場面もあったが、特に
大きな混乱もなく終了。
このセッションでトップタイムをマークしたのは1997年型レイナード
を駆った注目の高木虎之介。タイムは 1'45.187。
また2番手に影山(弟)で 1'45.210、3番手はデラ・ロサ 1'45.605。
以下、影山(兄)、黒澤、本山、光貞、山本、飯田、鈴木利男と続いた。
フォーミュラ・ニッポンはこの後午後1時半から公式予選が行われる。
情報:山川順治(PEE00630)/鈴鹿
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
大変に残念なお知らせです。
日本一速い男の異名を持つ、国内レース界の第一人者、星野一義選手が、
フォーミュラレース活動を引退なさることが明らかになりました。
詳しくは、明後日24日に都内で行われる記者会見で明らかにされると思います。
なお、ルマン24時間レース、国内スーパーツーリング、及び国内GT選手権の活動は
引き続き継続するとのことです。
おしらせまで
日本モータースポーツ記者会 段
純恵
☆☆ SKILL SPEED ☆☆
☆☆☆ F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第2戦****
決勝レース
場所:筑波サーキット
日時:4月20日
天候:晴れ(路面/ドライ)
伊藤大輔
スタート:7番手/決勝順位:リタイヤ
決勝日は快晴に恵まれた。朝のウォームアップでは、タイヤの温存を考えなが
らも各部をチェックして5周のみの走行で終えた。タイムは53秒台をマーク
し、3番手につけることができた。各部の確認及びドライバーのウォームアッ
プも終えて、万全の体制で決勝レースに臨んだ。
午後3時にスタートが切られた。最も混乱が起きやすい7番グリッド付近から
のスタートで、スタート直後のアクシデントを懸念していたが、その心配が現
実のものとなってしまった。まずまずのスタートを決めた伊藤大輔ではあった
が、トップ集団のうちの数台がからんでしまった。前方の混乱を避けようとイ
ン側に寄ったその瞬間、伊藤のマシンに後続車が接触、たまらずスピンしてし
まった。ダメージは少なく再スタートを切ろうとしたところに他の後続車が、
伊藤を避けきれずにフロントから伊藤の右リヤタイヤに激しく接触してしまっ
た。このリヤへの衝撃が致命的なダメージを与え、万事休す。伊藤はその場で
リタイヤとなってしまった。
伊藤大輔のコメント:
「応援してくださっている方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。長丁場
のレースだから、必ずチャンスはめぐってくることを信じ大事に行くつもりだ
ったのですが。自分に対して腹立たしく感じ、スタッフの皆さんには申し訳な
くて。この週末は、ドライバーとして反省しなくてはいけないことばかりで
す。ドライバーの運転技術の未熟さを痛感しています。」
深尾栄一ディレクターのコメント:
「今回のレースは関東エリアということもあり、数多くの方々が応援に駆けつ
けてくれました。チーム一同感謝の気持ちでいっぱいではあるが、その分今回
のリタイアは大変申し訳なく感じている。この2連続リタイアはチームのモチ
ベーションを考えると大きなダメージを与えるものだが、体制を見つめなおし
てまた一から出直すつもりで次回の美祢戦で雪辱をはらすべく精一杯の努力を
重ねていく。」
SKILL SPEED F3 TEAM
深尾栄一
(全10戦中第2戦まで)
1997 3 4 5 6 7 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 30 20 18 1 6 3 7 28 19 9
Championship 鈴 筑 美 富 鈴 菅 仙 茂 富 鈴
Drivers-point 鹿 波 祢 士 鹿 生 台 木 士 鹿
Po-No-Driver------- Rd. -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 総合P- 有効P
1 7 T.コロネル 9 9 18 18
2 2 立川 祐路 6 3 9 9
3 16 土屋 武士 2 6 8 8
4 1 脇坂 薫一 4 4 8 8
5 14 S.マルティノ 3 1 4 4
6 12 歌川 拓 0 2 2 2
7 8 館 信吾 1 0 1 1
3 中嶋 修 0 0 0 0
5 内山 清史 0 0 0 0
10 井出 有治 0 0 0 0
6 横山 崇 0 0 0 0
19 阪口 良平 0 0 0 0
15 増田 哲治 0 0 0 0
25 長嶋 正興 0 0 0 0
18 平野 功 0 0 0 0
9 清水 剛 0 0 0 0
38 徳田 照幸 0 0 0 0
33 来嶋 真也 0 0 0 0
53 五味 康隆 0 0 0 0
32 密山 祥吾 0 0 0 0
77 伊藤 大輔 0 0 0 0
17 河野 尚裕 0 - 0 0
64 西 翼 0 - 0 0
65 吉村 一誠 0 - 0 0
22 山本 茂 - 0 0 0
4 M.サンタビル - 0 0 0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-20) Provisional Race-Results
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット(J) : 2.045km
P No. Driver---------- Car------------------- Lap --GoalTime- -km/h--
1 7 T.コロネル (N) Dallara F397/Toyota 45 43'16.872 127.573
2 16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS 45 43'29.264 126.967
3 1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen 45 43'47.772 126.073
4 2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen 45 43'49.983 125.967
5 12 歌川 拓 (J) Dallara F396/Toyota 45 43'51.852 125.877
6 14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel 45 43'52.834 125.830
7 8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota 45 43'53.000 125.822
8 33 来嶋 真也 (J) Dallara F395/Toyota 45 44'05.557 125.225
9 9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS 45 44'05.829 125.212
10 15 増田 哲治 (J) Dallara F395/Opel 45 44'07.962 125.111
11 25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota 44 1Lap
12 38 徳田 照幸 (J) Dallara F395改/Toyota 44 1Lap
13 19 阪口 良平 (J) Dallara F395/Toyota 44 1Lap
14 3 OSAMU (J) Dallara F397/Mugen 44 1Lap
15 18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS 44 1Lap
16 32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS 44 1Lap
---------------------------- DNC -------------------------------------
5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 20 25Laps
53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 3 42Laps
22 山本 茂 (J) Dallara F396/Mugen 1 44Laps
77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 0 45Laps
4 M.サンタビルタ Dallara F395改/Toyota 0 45Laps
6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 0 45Laps
10 井出 有治 (J) Dallara F396/Mugen 0 45Laps
**********************************************************************
提供:筑波サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
《筑波F3レース速報》 4月20日
・ 筑波F3レースはスタートで1列目アウト側予選2位の立川が
エンジンストール! 続く1コーナーでもアクシデントがあり、
3台がストップ、セーフティカーが入る。
5周のペースカーランの後再スタート。
ここでもがっちりトップを守ったコロネルが他を圧倒するペース
で2位以下を引き離し独走。2位土屋も単独走行となる。
終盤に入ってもペースの落ちないコロネルは、結局12秒という
大差をつけ優勝。2位はHKS(三菱)エンジンを表彰台に導い
た土屋。3位は後続を抑えきった脇坂。以下、13位から巻き返し
た立川が入った。5位歌川、6位マルティノ。
速報:北島滋穂(SDI00685)/筑波
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-20) Warmup-Session
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット(J) : 2.045km
P No. Driver---------- Car-------------------- Best-LapT Behind -km/h-
1 16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS 53.700 137.095
2 25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota 53.749 0.049 136.970
3 77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 53.753 0.053 136.960
4 14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel 53.797 0.097 136.848
5 5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 53.964 0.264 136.424
6 18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS 54.075 0.375 136.144
7 33 来嶋 真也 (J) Dallara F395/Toyota 54.157 0.457 135.938
8 32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS 54.260 0.560 135.680
9 53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 54.391 0.691 135.353
10 4 M.サンタビルタ Dallara F395改/Toyota 54.450 0.750 135.207
11 10 井出 有治 (J) Dallara F396/Mugen 54.725 1.025 134.527
12 6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 54.784 1.084 134.382
13 19 阪口 良平 (J) Dallara F395/Toyota 54.826 1.126 134.279
14 3 OSAMU (J) Dallara F397/Mugen 54.913 1.213 134.067
15 12 歌川 拓 (J) Dallara F396/Toyota 55.668 1.968 132.248
1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen DNS
2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen DNS
7 T.コロネル (N) Dallara F397/Toyota DNS
8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota DNS
9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS DNS
15 増田 哲治 (J) Dallara F395/Opel DNS
22 山本 茂 (J) Dallara F396/Mugen DNS
************************************************************************
提供:筑波サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
☆☆ SKILL SPEED ☆☆
☆☆☆ F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第2戦****
予選
場所:筑波サーキット
日時:4月19日
天候:晴れ(路面/ドライ)
伊藤大輔
予選結果:7位
4月19日、土曜日、筑波サーキットにおいて、全日本F3選手権第2戦の予
選が行われた。筑波サーキットは、昨年伊藤大輔が4輪デビュー(フォーミュ
ラ・トヨタ)2戦目にして2位を獲得したゲンのいいサーキット。スキルスピ
ードにとっても、鈴鹿からの長距離遠征組ではあるが、ここ数年入賞を逃した
ことがないサーキット。鈴鹿での開幕戦で受けた屈辱をなんとかここで跳ね返
し、今後に向けて弾みをつけたいところだ。木曜日に行われた合同テスト走行
では、相変わらずトム・コロネル選手がリード。伊藤大輔は各セッションで
3・4番手につけていた。
そして迎えた公式予選は、土曜日の午後3時から。スタート直後の出足を控
え、ラスト20分でコースイン。1回目のアタックに出ていった。このF3の
予選の前に行われたフォーミュラ・トヨタ・シリーズに、今年もスキルスピー
ドは同じゼッケン77を使用して参戦しているが、そのドライバーの阿部が堂
々のポールポジションを獲得。伊藤もスキルスピードのダブルポールを実現さ
せるべくアタックに入った。
まず、1回目のアタックは、5周目に53秒70をマークし、3番手に立つ。
その後数周するがタイムアップできず、一度ドライバーとタイヤをクールダウ
ンさせるためにピットイン。ラスト8分というところで、再びコースインさ
せ、最後のアタックに入った。
しかし、筑波はラップタイムを見てもわかるとおり、非常に短くツイスティー
なことから、クリアラップを取ることができない。伊藤は前車に詰まるなど、
自分のペースをつかむことができず、17周目になんとか53秒620をマー
クするが、最終ラップも前車に詰まってしまい満足なアタックができずに予選
が終わってしまった。
結局、ポジションは3番手から7番手に転落。抜きにくい筑波のコースでは辛
いポジションからのスタートとなってしまった。
伊藤大輔のコメント:
「くやしくて、くやしくてしょうがない。前の車に詰まったりして自分のペー
スを崩してしまった。明日の決勝は、長丁場。絶対生き残って、いい結果を出
してやる!という気持ちでいっぱいです。マシンのバランスは基本的には問題
ありません。明日を見てください。」
SKILL SPEED F3 TEAM
深尾栄一
全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-19) Qualify-Session
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット(J) : 2.045km
P No. Driver--------------- Car--------------- Best-LapT Lap Behind -km/h-
1 7 T.コロネル (N) Dallara F397/Toyota 52.783 7/15 139.477
2 2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen 53.322 14/19 0.539 138.067
3 16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS 53.433 6/11 0.650 137.780
4 8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota 53.485 13/22 0.702 137.646
5 12 歌川 拓 (J) Dallara F396/Toyota 53.532 17/23 0.749 137.525
6 1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen 53.591 14/18 0.808 137.374
7 77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 53.620 17/19 0.837 137.300
8 14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel 53.688 10/17 0.905 137.126
9 5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 53.719 12/19 0.936 137.046
10 4 M.サンタビルタ Dallara F395改/Toyota 53.958 16/23 1.175 136.439
11 18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS 54.008 22/22 1.225 136.313
12 33 来嶋 真也 (J) Dallara F395/Toyota 54.012 15/22 1.229 136.303
13 53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 54.034 18/23 1.251 136.248
14 6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 54.050 19/22 1.267 136.207
15 38 徳田 照幸 (J) Dallara F395改/Toyota 54.092 5/21 1.309 136.101
16 15 増田 哲治 (J) Dallara F395/Opel 54.199 17/24 1.416 135.833
17 10 井出 有治 (J) Dallara F396/Mugen 54.223 16/18 1.440 135.773
18 9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS 54.259 19/21 1.476 135.683
19 19 阪口 良平 (J) Dallara F395/Toyota 54.433 12/16 1.650 135.249
20 25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota 54.565 9/16 1.782 134.922
21 32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS 54.885 7/ 9 2.102 134.135
22 22 山本 茂 (J) Dallara F396/Mugen 54.906 7/22 2.123 134.084
23 3 OSAMU (J) Dallara F397/Mugen 55.029 9/16 2.246 133.784
****************************************************************************
提供:筑波サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1997-04-19) Free Practice-Session
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット(J) : 2.045km
P No. Driver---------- Car-------------------- Best-LapT Behind -km/h-
1 38 徳田 照幸 (J) Dallara F395改/Toyota 54.016 136.293
2 53 五味 康隆 (J) Dallara F397/Toyota 54.195 0.179 135.843
3 19 阪口 良平 (J) Dallara F395/Toyota 54.962 0.946 133.947
4 12 歌川 拓 (J) Dallara F396/Toyota 55.161 1.145 133.464
5 6 横山 崇 (J) Dallara F396/Mugen 58.669 4.653 125.484
6 1 脇阪 薫一 (J) Dallara F397/Mugen 1'00.010 5.994 122.680
7 77 伊藤 大輔 (J) Dallara F397/Mugen 1'00.427 6.411 121.833
8 22 山本 茂 (J) Dallara F396/Mugen 1'01.663 7.647 119.391
9 10 井出 有治 (J) Dallara F396/Mugen 1'01.709 7.693 119.302
10 3 OSAMU (J) Dallara F397/Mugen 1'02.318 8.302 118.136
11 5 内山 清史 (J) Dallara F397/HKS 1'04.190 10.174 114.691
2 立川 祐路 (J) Dallara F397/Mugen DNS
4 M.サンタビルタ Dallara F395改/Toyota DNS
7 T.コロネル (N) Dallara F397/Toyota DNS
8 舘 信吾 (J) Dallara F397/Toyota DNS
9 清水 剛 (J) Dallara F397/HKS DNS
14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel DNS
15 増田 哲治 (J) Dallara F395/Opel DNS
16 土屋 武士 (J) Dallara F397/HKS DNS
18 平野 功 (J) Dallara F397/HKS DNS
25 長島 正興 (J) Dallara F397/Toyota DNS
32 密山 祥吾 (J) Dallara F397/HKS DNS
33 来嶋 真也 (J) Dallara F395/Toyota DNS
****************************************************************************
提供:筑波サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
****** 1997年フォーミュラ・ニッポンエントリーリスト ******
(1997.4.18現在)
チーム No ドライバー 国籍 生年月日
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Team Le Mans 1 N.フォンタナ ARGENTINE 1975/01/20
2 E.トゥエロ ARGENTINE 1978/04/22
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TEAM IMPUL 19 星野一義 JAPAN 1947/07/01
20 影山正彦 JAPAN 1963/08/08
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PIAA NAKAJIMA RACING 64 高木虎之介 JAPAN 1974/02/12
65 山西康司 JAPAN 1977/10/11
------------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA 9 P.デ・ラ・ロサ SPAIN 1971/02/24
10 飯田 章 JAPAN 1969/12/18
------------------------------------------------------------------------------
FUNAI SUPER AGURI 55 金石勝智 JAPAN 1968/11/21
56 本山 哲 JAPAN 1971/03/04
------------------------------------------------------------------------------
TEAM ANABUKI 童夢 with 無限 8 脇阪寿一 JAPAN 1972/07/29
------------------------------------------------------------------------------
オートテックSTELLAR 35 M.クルム GERMANY 1970/03/19
------------------------------------------------------------------------------
NAVI CONNECTION RACING 27 影山正美 JAPAN 1967/05/02
28 山本勝巳 JAPAN 1973/03/05
------------------------------------------------------------------------------
TEAM 5ZIGEN 5 M.グーセン BELGIUM 1969/11/30
6 R.ヴィルタネン FINLAND 1975/09/28
------------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO SPORTS 3 川本 篤 JAPAN 1966/04/17
------------------------------------------------------------------------------
TEAM CERUMO 11 光貞秀俊 JAPAN 1970/12/29
12 S.カヴァナ IRELAND 1973/06/03
------------------------------------------------------------------------------
かもめサービス with MIRAI 33 鈴木利男 JAPAN 1955/03/10
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TEAM TMS 17 近藤真彦 JAPAN 1964/07/19
18 R.ファーマン GREAT BRITAIN 1975/05/20
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エーエスケー アスカ 21 田中哲也 JAPAN 1965/12/16
22 壺林貴也 JAPAN 1971/06/05
------------------------------------------------------------------------------
タカギB-1 RACING TEAM 36 玉中哲二 JAPAN 1962/05/13
37 山田政夫 JAPAN 1951/05/07
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SRILANKA with TEAM LEYJUN 63 D.マラガムワ SRILANKA 1963/06/24
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DATA:JRP フォーミュラ・ニッポン事業本部
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4/16~17に富士スピードウェイで行われた公式走行会は、14チーム23
名のドライバーが参加して行われた。
今年こそ絶対チャンプが欲しい高木虎之介は、全てのセッションでトップタイム
をマーク。最終日には黒澤選手がもつコースレコード(93年:1'14.854)も上回り
開幕ダッシュに向け準備は万全だ。
開幕は来週末。4/26(土)鈴鹿で行われる。
SESSON1 4/16 am 天候:晴れ コース:ドライ
SESSON2 4/16 pm 天候:曇り コース:ドライ
SESSON3 4/17 am 天候:晴れ コース:ドライ
SESSON4 4/17 pm 天候:晴れ コース:ドライ
●タイム(2日間のベストタイム順)*Best Time
P.-No.Name-----------Team------------Time Ses.1----Ses.2----Ses.3----Ses.4---
1 65 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA 1'16.084 1'15.429 1'15.473*1'14.509
2 55 金石勝智 FUNAI SUPER AGURI 1'17.438 1'16.072 1'15.899*1'14.850
3 11 光貞秀俊 CERUMO 1'16.427 1'16.438 1'15.707*1'14.918
4 9 P.デ・ラ・ロサ SHIONOGI NOVA 1'17.091 1'16.489 1'16.078*1'14.965
5 33 鈴木利男 かもめサービスMIRAI 1'17.227 1'16.701 1'15.521*1'15.078
6 5 M.グーセン 5ZIGEN 1'17.704 1'16.576 1'16.713*1'15.168
7 27 影山正美 NAVI CONNECTION 1'17.927 1'16.452*1'15.494 1'15.509
8 10 飯田 章 SHIONOGI NOVA 1'17.598 1'16.958 1'16.321*1'15.502
9 28 山本勝巳 NAVI CONNECTION 1'18.141 1'16.076 1'16.369*1'15.554
10 35 M.クルム オートテックSTELLAR 1'17.390 1'16.526*1'15.619 1'16.181
11 1 N.フォンタナ LeMans ------- -------- 1'16.687*1'15.655
12 56 本山 哲 FUNAI SUPER AGURI 1'16.761 1'15.933 1'17.168 1'15.820
13 64 山西康司 PIAA NAKAJIMA -------- 1'21.751 1'17.779*1'15.957
14 3 川本 篤 ASAHI KIKO 1'18.143 1'17.690 1'16.720*1'16.405
15 8 脇阪寿一 ANABUKI 童夢無限 -------- 1'17.179*1'16.675 --------
16 2 E.トゥエロ LeMans 1'17.699*1'16.825 -------- --------
17 6 R.ヴィルタネン 5ZIGEN -------- --------*1'18.102 --------
18 6 羽根幸浩 5ZIGEN 1'21.510*1'19.111 -------- --------
19 36 玉中哲二 タカギB-1 1'29.086 1'21.134 1'20.467*1'19.118
20 63 D.マラガムワ SRILANKA LEYJUN 1'38.759 1'28.667 1'23.263*1'20.680
21 37 山田政夫 タカギB-1 1'24.645 1'25.532*0'22.329 1'36.953
22 22 壺林貴也 エーエスケー アスカ -------- -------- 1'22.409 --------
23 12 S.カヴァノフ COSMO CERUMO -------- -------- --------*1'27.488
●使用マシン
P.-No.Name-----------Team-----------------シャーシ/エンジン--------------
1 65 高木虎之介 PIAA NAKAJIMA レイナード97D/無限MF308
2 55 金石勝智 FUNAI SUPER AGURI レイナード96D/無限MF308
3 11 光貞秀俊 CERUMO ローラT96-52 /無限MF308
4 9 P.デ・ラ・ロサ SHIONOGI NOVA ローラT97-51 /無限MF308
5 33 鈴木利男 かもめサービスMIRAI レイナード96D/無限MF308
6 5 M.グーセン 5ZIGEN レイナード95D/JUDDKV-II
7 27 影山正美 NAVI CONNECTION レイナード96D/無限MF308
8 10 飯田 章 SHIONOGI NOVA ローラT97-51 /無限MF308
9 28 山本勝巳 NAVI CONNECTION レイナード95D/無限MF308
10 35 M.クルム オートテックSTELLAR レイナード96D/無限MF308
11 1 N.フォンタナ LeMans レイナード96D/無限MF308
12 56 本山 哲 FUNAI SUPER AGURI レイナード94D/無限MF308
13 64 山西康司 PIAA NAKAJIMA レイナード96D/無限MF308
14 3 川本 篤 ASAHI KIKO レイナード96D/無限MF308
15 8 脇阪寿一 ANABUKI 童夢無限 童夢F104R /無限MF308
16 2 E.トゥエロ LeMans レイナード96D/無限MF308
17 6 R.ヴィルタネン 5ZIGEN レイナード95D/JUDDKV-II
18 6 羽根幸浩 5ZIGEN レイナード95D/JUDDKV-II
19 36 玉中哲二 タカギB-1 ローラT95 /無限MF308
20 63 D.マラガムワ SRILANKA LEYJUN レイナード96D/無限MF308
21 37 山田政夫 タカギB-1 ローラT94 /無限MF308
22 22 壺林貴也 エーエスケー アスカ ローラT94 /無限MF308
23 12 S.カヴァノフ COSMO CERUMO ローラT96-52 /無限MF308
資料:JRP フォーミュラ・ニッポン事業本部
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