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SGT:童夢ROCK STAR NSX(道上龍/小暮卓史組)がTwitterに登場! (HONDA)

 ブログとチャットの中間的なコミュニケーション手段で最近、急激にユーザー数を伸ばしつつあるインターネットで一番ホットなシステムのTwitterだが、ホンダは27日、明日28日10時より都内メディアを訪問するROCK ST☆R NSX(道上龍/小暮卓史組)2人のドライバーの様子をこのTwitter でリアルタイム配信すると発表した。以下、プレスリリース。

■ROCK ST☆R NSXの道上選手、小暮選手の都内メディア訪問の様子を Twitter でリアルタイム配信します。〔10月28日(水)10:00~〕

 今回2名からご協力をいただき、上記アカウントにて展開いたします。なお、1つはJ SPORTS「SUPER GT中継ピットレポーター」でお馴染みの一戸(いちのへ)恵梨子さんに配信していただきます。

【Twitterについて】

 ブログとチャットの中間のような機能をもったインターネットシステム。ブログよりもリアルタイム性が高くチャットよりも閲覧機能に優れているのが大きな特徴です。現在、多くのアカウントは個人利用ですが、iphoneなどの登場により移動しながらの情報発信ツールとして注目され、企業での活用も増えています。

Text: HONDA
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SUPER GT

SGT:ホンダ、NSX-GTでのSUPER GT参戦を終了 (HONDA)

SUPER GTシリーズへのNSX-GTでの参戦終了について

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 Hondaは、株式会社GTアソシエイションが統括する、SUPER GTシリーズ GT500クラスへのNSX-GTでの参戦を、11月7日(土)~8日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡)で開催されるシリーズ最終戦「2009 AUTOBACS SUPER GT 第9戦 MOTEGI GT250km RACE」をもって終了することを決定した。

 なおHondaは、2010年もSUPER GTシリーズ GT500クラスへの参戦を計画しており、来シーズンの参戦車両については後日詳細を発表する。

 NSX-GTは、1997年に全日本GT選手権(JGTC)第2戦 富士スピードウェイでのデビュー以来、13年間で通算105戦(※)に参戦。NSX-GTは、ミッドシップレイアウトならではの優れた運動性能を活かし、49回のポールポジションと、36回の優勝を果たすとともに、2000年と2007年には、ドライバー、チームのダブルタイトルを獲得するなど輝かしい成績を残したマシンである。

※ JGTCとSUPER GTでのGT500における通算成績 (出典:株式会社GTアソシエイション)

 なお、最終戦のツインリンクもてぎでNSX-GTのファイナルイベントを行う他、10月24日(土)~25日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「Enjoy Honda SUZUKA 2009」において、“Honda Racing スペシャル”として、デモンストレーション走行を予定している。

Text & Photo: HONDA
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その他

中村真志、元嶋佑弥、平峰一貴が2009年度SRS-Fスカラシップを獲得 (SUZUKA)

2009年度SRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラ)スカラシップ決定のご案内
佐藤琢磨、伊藤大輔、松田次生、伊沢拓也、塚越広大らに続け! 頂点を目指す新鋭たちが、鈴鹿から世界へ羽ばたく
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SRS-Fスカラシップ選考会最終日の走行風景

 F1に参戦した佐藤琢磨選手、山本左近選手、SUPER GTでチャンピオンを獲得したこともある伊藤大輔選手、フォーミュラ・ニッポン2年連続チャンピオンの松田次生選手、2001年にドイツF3チャンピオンを獲得した金石年弘選手、2004年からアメリカ最高峰のIRLインディカ―シリーズに挑戦し、今年もインディ・ジャパンに参戦した松浦孝亮選手、SUPER GT、フォーミュラ・ニッポンの国内トップカテゴリーに参戦する伊沢拓也選手、塚越広大選手といった錚々たるトップドライバーたちを送り出しているSRS-F(鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラ)。多くの方にモータースポーツに慣れ親しんでいただくとともに、さらにレベルの高い競争の中、プロフェッショナルな世界を目指す厳しさを教えるべく、4ステップのカリキュラムを進めてまいりました。「SRS-F体験スクール」、「SRS-Fベーシック」に続き、3月に受講生8名にて入校式を行った「SRS-Fアドバンス」は、7月末に4名の選抜者を決定して終了。引き続き「SRS-Fスカラシップ選考会」として、合計6日間のスクールを実施し、10月14日(水)に本年度のスカラシップ(奨学制度)獲得者を決定いたしました。

 最終日となった10月14日は4名の受講生に塚越広大講師補佐とSRS-F卒業生の野尻智紀選手、元嶋亮二選手、 三浦和樹選手が加わった8名で走行を実施。その後、SRS-F校長の中嶋悟氏をはじめとしたスクール講師らが出席して 行われた選考会の結果、中村真志、元嶋佑弥、平峰一貴の3名が2009年度スカラシップを獲得いたしました。

2009年度 SRS-Fスカラシップ獲得選手
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中村真志(18歳)
1991年4月29日生れ
大阪府出身
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元嶋佑弥(18歳)
1991年4月10日生れ
福岡県出身
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平峰一貴(17歳)
1992年1月7日生れ
大阪府出身
■スカラシップ獲得選手の今後の予定

 SRS-Fスカラシップ選手として、2010年FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)への参戦を予定しています。

■主なSRS-F卒業生
名前おもな戦績名前おもな戦績
伊藤大輔07年SUPER GTチャンピオン伊沢拓也09SUPER GT GT500クラス、
フォーミュラ・ニッポン参戦
佐藤琢磨F1参戦(最高位3位)塚越広大09SUPER GT GT500クラス、
フォーミュラ・ニッポン参戦
金石年弘01年ドイツF3チャンピオン安田裕信09SUPER GT GT500クラス、全日本F3参戦
松田次生07年、08年フォーミュラ・ニッポン
チャンピオン
中山友貴09SUPER GT GT500クラス参戦
松浦孝亮04年IRLインディカーシリーズ
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
中嶋大祐09イギリスF3参戦
細川慎弥09SUPER GT GT500クラス参戦山本尚貴09全日本F3ナショナルクラスチャンピオン
山本左近F1参戦三浦和樹09FCJチャンピオン
Text & Photo: 株式会社モビリティランド/鈴鹿サーキット

SUPER GT

吉本大樹レースレポート(SGT第8戦オートポリス)

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【スーパーGTシリーズ第8戦(オートポリス)】
17-18 October, 2009
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紫電、トラブルでまさかのノーポイント
タイトル奪取に向けては、最終戦もてぎに全てを賭ける事に

【Result】

(Sta) FP : 7 th / QF : 5 th / SL : 4 th
(Sun) FP : 8 th / Final : 16 th (0 pt / Team Point : 1 pt)
(Drivers Ranking) 加藤選手:5 th (63 pt) 吉本大樹:6 th (58 pt)
(Teams Ranking) 5 th (83 pt)

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【Qualify】
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天候:曇|路面:ドライ|気温:17℃|路面温度:19℃(予選開始時)

■紫電、予選はセカンドロー4番手を確保

近年稀に見る大混戦となった2009年スーパーGTシリーズのタイトル争い。悲願のタイトル獲得を狙うカーズ東海ドリーム28&紫電も、最終戦もてぎに少しでも優位な位置で挑むため、この第8戦での必勝を期しここオートポリスへとやってきた。

迎えた土曜日のフリープラクティス。この日のオートポリスは朝から小雨の混じる冷たい風が吹いていたものの、その雨はコースを濡らすほどではなく、セッションはドライコンディションで行われる事となった。紫電はまず加藤選手がコースイン。しかし直後にハブから出るバイブレーションの影響でブレーキが深くなってしまうトラブルが出たためすぐにピットイン。この修復には30分程を要したものの、修復が済むと再度加藤選手がコースイン。その後吉本大樹、もう一度加藤選手とドライバーをチェンジしながら周回を重ね、マシンの確認&セットアップを進めていき、最終的にトップから0.498秒差の7番手でこのセッションを終えることとなった。

そして午後の公式予選1回目。空には厚い雲が残っていたものの、その隙間からは時折日も差し気温は上昇。路面コンディションはドライ、気温17℃、路面温度19℃というコンディションでセッションが開始された。紫電はまず吉本がステアリングを握りコースイン。その吉本は、気温が低かったため2周の計測を行うと、この時点で2番手となるタイムをマークしピットへと戻ってくる。そしてここで加藤選手にドライバーチェンジ。加藤選手は300クラスの占有走行となったところでNEWタイヤでのアタックをかけると、このアタックで最終的にこのセッション5番手となる1'52"718をマーク。スーパーラップ(SL)へと駒を進めることとなった。

そして公式予選1回目から1時間程のインターバルを挟み迎えたSL。このセッションでは、コンディションの変化から、このSLに進出したほぼ全てのマシンが先の公式予選1回目より1秒前後もタイムを上げてくる事となった。その中8台中の4番目にアタックを行った加藤選手も予選1回目のベストタイムから大きくタイムを伸ばす1'51"552をマーク。このタイムは7台のアタックが終わった時点で3番手。しかし最後は#43(ARTA Garaiya)がトップタイムを更新し、これにより紫電は4番手に。それでも他陣営から「一発のタイムでは太刀打ちできない」と言われていたミシュラン勢に対しても僅差となるタイムで予選1回目の5番手からひとつポジションを上げることに成功、翌日の決勝に挑むこととなった。

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【Final】
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天候:晴|路面:ドライ|気温17℃|路面温度26℃

■紫電、レース中盤のトラブルでまさかのノーポイント
■タイトル争いは最終戦もてぎに全てを賭ける事に

朝に行われたフリープラクティスでは気温11℃、路面温度13℃というコンディションのなか、決勝スタート時には上昇するであろう気温と路面温度を予想しながら走行を重ねた紫電。決勝のスタートは4番グリッドからながら「レースではタイヤの持ちが鍵になる」と、逆転優勝を狙いスターティンググリッドへとマシンを着けた。

そして迎えた注目のスタート。スタートドライバーを務めた加藤選手は綺麗なスタートを決めると4番手のポジションのままオープニングラップを終え、その後も常にトップから4秒程の差をキープ。逃げきりを計る事が予想されたトップの2台から大きく遅れることなく、逆に前を行く#11(JIMGAINER ADVAN F430)にプレッシャーを与え続けていく。その後レースはトップから9番手までが10秒差以内で続く接戦となっていったものの、中盤が近づき各マシンのペースが落ちてくると、紫電はこの団子状態で走り続ける展開を避け、レース折り返しよりも若干早目の26周目にピットイン。ここで吉本大樹へとドライバーチェンジを行っていく。

ところがここでまず最初の不運が紫電を襲う。ピットインの周に直前まで紫電のすぐ前を走っていた#11(JIMGAINER ADVAN F430)が500クラスのマシンと接触しポジションを落とした後、このマシンが紫電のすぐ後からピットに入ってくると、何と両マシンはピットが隣同士だったことから、#11(JIMGAINER ADVAN F430)が紫電の前を塞ぐ形でピットストップ。これはピットの配置やスペースを考えればどうしようもなく、紫電にとってはまさに「不運」としか言いようのない展開であったものの、ここはメカニックがすぐさまマシンを後ろに押し戻しピットアウト。何とかロスタイムを最低限に抑えたかに思われた。

しかしこの直後、紫電には更なる不運が待ち構えていた。何とピットアウトしようと吉本がマシンをスタートさせたところ突然クラッチが滑る症状が。結局ピットロードを出た後もその症状が全く治まらず、「いたわりながら走り続ける事も出来ない状態だった」とクラッチが滑ったままの状態で1周を走り再度ピットイン。ここで完全にトップ争いからは脱落する事となってしまった。しかしチームはそれでもレースを諦めることなく、完全に温度が上がりきってしまったクラッチの温度をエアガンで冷やす等の対処を施すと、トップから5周遅れで再度マシンをコース上へと送りだしていく。その後は、一度動き出せば後はマシンが停止しない限りクラッチは使用しない為、コース復帰後にストップする事も無く、更にペース的にはトップグループを上回る程のペースでチェッカーまでの28周を走りきり、最終的には16番手でレースを終えた。

トラブルは重量が重い事でクラッチに負担がかかっていたことが原因だと思われるが、レースを制したのが紫電よりも5秒後方でピットストップを終えた#11(JIMGAINER ADVAN F430)であったこと、トラブルを抱えながらも追い上げた後半でのペースを考えると、まさに「確実に勝てる」レース展開であっただけに、今回の第8戦は紫電にとって何とも悔しい、そして何とも痛いノーポイントでのレースという事になってしまった。

シリーズは今回の第8戦を終え、いよいよ最終戦を残すのみとなった。紫電は今回のノーポイントでタイトル獲得に向け非常に厳しい立場に置かれることになったものの、トップとの差はドライバーズランキングで11pt(加藤選手)、チームランキングでも15pt差と、完全にタイトルの可能性が無くなったわけではなく、チーム&ドライバーは次戦、最終戦のもてぎに全てを賭けて挑むことになる。シリーズの流れを変えたセパンでの優勝は最後尾からの大逆転優勝であったが、シリーズにおいても奇跡の大逆転劇を見せることは出来るか。最終戦での紫電の走りに期待がかかる。

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【吉本大樹コメント】
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フリー走行の走り始めはグリップレベルが低くて少し焦りましたが、周りの状況や自分達の状況を冷静に見ていくことで、チェッカーで帳尻を合わせる戦略やセットアップが出来ました。予選も加藤さんカッコイイ走りでセカンドローでしたし、レースも序盤は常にプッシュしてトップグループで争っていてくれた事で、トップから4秒差の状態でピットイン。それは全車がピットストップを終えた時点で確実に我々がトップに立っているという完璧のシナリオでした。

不運にも500クラスのマシンと絡んでスピンした11号車が同じタイミングでピットインし、すぐ目の前のピットだったのでこの2台が絡む形で作業を行い、少しタイムロスしてしまいましたが、それでも11号車の5秒前でコースインしていますからね。

ピットからクラッチが滑って加速しなかった時は頭が真っ白になりました。滑り続けた状態で一周走ってピットに戻ったのでかなり温度が上がってしまっていましたが、皆諦めずに走り続ける事を選択してくれました。クラッチの温度を冷まし、5周遅れで再度コースインした後は、トップ2台にも追いついていっていました。完全に勝っていたレース...本当に悔しいレースになりました。が、もっと僕がクラッチにかかっている負担を理解して安全に、確実にピットからマシンを発進させていたらクラッチの状態は悪化していなかったかもしれません。自分にも責任があります。
後からいくらでも「ああしていたら...、こうしていたら...」と悔やみが耐えませんが、これで完全にタイトルの可能性が無くなった訳ではありません。我々が優勝しても他のマシンがどのポジションでチェッカーを受けるか次第。そんなレースになるかとは思いますが、諦めません。意地を見せます。引き続き最後まで応援宜しくお願いします!

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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス トムスのレクサスSC430が今季初優勝! (TOYOTA)

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今季初優勝を飾った PETRONAS TOM\'S SC430 36号車

 SUPER GT第8戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」が10月17日(土)、 18日(日)の両日、九州・大分県のオートポリスで開催された。

 オートポリスはアップダウンが激しいテクニカルコースで、追い越しが難しいことで知られる。

 全9戦で行われる今シーズンのSUPER GTも残り2戦となるが、1戦で最大20ポイントが得られるSUPER GTでは、ランキング争いはまだまだ予断を許さず、GT500のレクサス勢ではPETRONAS TOM'S SC430 36号車がトップと10ポイント差。GT300クラスではウェッズスポーツIS350 19号車がトップと同ポイントの3位につけており、タイトル争いは更に激しさを増すことが予想された。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆
 17日(土)午前9時5分からの公式練習を経て、午後12時40分より予選1回目がスタート。ENEOS SC430 6号車がトップタイム。ZENT CERUMO SC430 38号車が2番手とレクサスSC430がトップ2を占め、KRAFT SC430 35号車と36号車が4番手、5番手でスーパーラップに進出。DUNLOP SARD SC430 39号車はタイヤのグリップに苦しみ13番手でスーパーラップ進出を逃した。

 午後2時35分から行われたスーパーラップでは、7番目に出走した38号車の立川祐路が素晴らしい走りを見せ、今季2度目のポールポジションを獲得。立川は自身の持つGTでのポールポジション獲得記録を15へと伸ばすこととなった。

 36号車が4番手。6号車はタイムを伸ばせず5番手。35号車は大嶋和也がアタックを担当したが、第1コーナーでハーフスピンを喫し、タイムをロス。8番手となった。

 GT300クラスでは、TDPの若手コンビが駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車と、ドライバーの織戸が記念すべきGT出場100戦目となる19号車がスーパーラップに進出。74号車はスーパーラップでも好タイムをマークし、初ポールポジション獲得かと思われたが、惜しくも逆転され、それでも最前列2番手グリッドを確保。19号車は8番手となった。avex apr COROLLA Axio 31号車は14番手、KUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が17番手につけた。

◆決勝◆

 18日(日)は好天に恵まれ、午後2時3分に65周(約300km)の決勝レースがスタート。ポールポジションの 38号車はトップのポジションをキープ。4番手グリッドの36号車が素晴らしいダッシュを見せ、一気に2位に浮上し、レクサスSC430が1-2体制での前半戦となった。

 36号車は38号車を激しく攻めるがパスするまでには至らず。30周目にこの2台が同時にピットイン。 38号車は若干ピット作業でタイムをロスし、36号車が首位に浮上した。

 ピットアウトの時点では、先にピットを終えていたMOTUL AUTECH GT-R 1号車が36号車と38号車の間に入った。タイヤが温まり、ペースの上がった38号車が1号車を猛プッシュ。32周目の第1コーナーでアウトから並びかけた38号車は、第2コーナーで一気にインを付き、1号車をパス。再びレクサスSC430の2台によるトップ争いとなった。  順位の入れ替わった2台による息をもつかせぬ攻防戦が続いたが、38号車はピット時、ジャッキを降ろす前にエンジンをかけてしまったとして、レース結果に30秒を加算するというペナルティが科されてしまった。

 これで勝利は厳しくなった38号車であったが、少しでも上位を狙い、残り7周で36号車に並びかけたが、2台は接触。38号車は痛恨のスピンを喫し、車体後部にダメージを負い、ピットへ戻ったが、そのままレースを終えることとなってしまった(11位完走扱い)。

 2位以下とは大きな差をつけていた36号車は、トップでチェッカー。2007年の第6戦鈴鹿以来、2年2ヶ月ぶりとなる、今季初勝利を飾った。ランキング首位の1号車が2位に入ったため、逆転までには至らなかったが、首位と5ポイント差で逆転タイトルを目指し最終戦に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、最前列2番手グリッドの74号車が好スタートで一瞬前に出かけたが、惜しくも首位奪取はならず、2位で序盤戦へ。

 一方、8番手からスタートした19号車は、好戦略と素早いピット作業によって、全車がピット作業が終えた時点で首位に浮上。しかし、52周目にJIMGAINER ADVAN F430にかわされ、タイヤが厳しくなった終盤には単独スピンを喫してひとつポジションダウン。3位でチェッカーとなったが、ランキング争いでは2位に3ポイント差の単独首位に立った。

 74号車は上位争いを展開し、ドライバー交代後もハイペースの追い上げで4位までポジションアップ。3位を目指していたが、周回遅れの車両と接触し、コースサイドにストップ。再スタートを切ったが、6位に後退。その後もう一台の先行を許し、7位フィニッシュとなった。

 また、14番手からスタートを切ったもう一台のカローラアクシオ、avex apr COROLLA Axio 31号車が今季ベストとなる5位でフィニッシュを果たした。

 11月8日(日)ツインリンクもてぎで行われる今季最終戦は、全車ノーウェイトで、タイトルへ向けての激戦が繰り広げられる。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
タイトル争いにおいて重要な最後の2戦。レクサスSC430には、今年の最終進化版となるスペックを投入した。これまでどちらかというと不得意だったサーキットで優勝を果たせたことで、SC430のポテンシャルの向上を確認出来た。タイトル獲得に向け、ここで予定通りポイント差を詰め、最終戦に向けて可能性をつなげることが出来た。ファンの皆様と喜びが分かち合えるよう、最終戦には万全の準備で全力を挙げて臨みたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス決勝 2位のMOTUL AUTECH GT-R、選手権連覇まであと一歩 (NISMO)

 10月18日大分県日田市のオートポリス国際レーシングコースにおいてSUPER GT第8戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」決勝レースが行われ、予選3位からレースをスタートした「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が2位で表彰台に上がり、シリーズ連覇まであと一歩に迫った。

 午後2時に決勝レースがスタート。#1 GT-Rはトレルイエがスタートを担当した。ハードぎみのタイヤをチョイスした#1 GT-Rはオープニングラップで後続の#36 レクサスSC430に先行を許したが、その後はコンスタントに安定したラップタイムを刻み序盤は4位のポジションを維持した。その後23周目にピットインし、本山にドライバー交代した。路面コンディションにあったタイヤに交換した#1 GT-Rは、本来のペースを取り戻し、各車がピットインを終えたあとの39周目には3位に浮上。1位・2位を走る2台のSC430を追って、さらにぺースアップした。一時10秒近くあったトップとの差を徐々に詰め、終盤には3秒以内にまで縮めることができた。さらに2位を走るSC430が脱落したため2位にあがり、最終的には2.9秒差の2位で65周目のチェッカーフラッグを受けた。これによって#1 GT-Rは、今季2勝、2位2回を達成し、選手権ポイントでは本山が3位の脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組に5点差をつけて首位を維持。チームポイントでも2位に6点差をつ けてリードしている。#1 GT-Rは、有利な位置でチャンピオン決定戦となる最終戦に臨むことになった。

 今季初めてスタートドライバーをつとめた「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)の荒は、予選11位からのスタートながら第一コーナーで10位に浮上。3周目には9位となった。前半はこのポジションを守ってレースを折り返し、オリベイラに交代したのちタイミングよくコースに戻り、各車がピットインを終えた39周目には5位を走行していた。さらに40周目に4位へと順位をあげた。その後、チャンピオンシップで上位を狙うライバル達に激しくプッシュされたが、隙を見せずにポジションを維持。終盤には上位車の脱落によって表彰台圏内の3位に上がり、後続を抑えてレースをフィニッシュした。

 9位からレースをスタートした「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、タイヤがコンディションにマッチせずペースがあげられないため、早くも11周目にピットインしてタイヤ交換。その後は順調に走行し一時5位を走行したが、39周目に安田にドライバー交代するため再度ピットイン。9位でレースに戻り、終盤8位に上がった。

 予選2位でフロントローからスタートした「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、松田がスタートドライバーを担当。スタート直後に3位になったが、序盤はそのまま力強いドライビングを見せた。しかし、27周目にピットインしてフィリップに交代したのち、GT300車両と接触してリアサスペンションにダメージを受けて走行不能に。ピットガレージにマシンを引き入れ、リタイヤとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
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SGT:第8戦オートポリス ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢組)が4位 (HONDA)

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シリーズタイトル争いは最終戦もてぎラウンドへ
  • 決勝 2009年10月18日(日)
  • 会場:オートポリス・インターナショナルレーシングコース(4.674km)
  • 天候:予選/曇り、決勝/晴れ
  • 気温:17℃(14:00現在)
  • 路面温度:27℃(14:00現在)
  • 決勝レース:65周(303.81km)
  • 観客:2万8050人(主催者発表)

 10月18日(日)、大分県・オートポリス・インターナショナルレーシングコースにおいて、2009 オートバックス SUPER GT第8戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」の決勝レースが開催された。

 この第8戦を含め、残り2戦となった2009シーズンは、チャンピオンシップ争いのドライバー部門において、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組がトップと10ポイント差の53ポイントでランキング3位につけ、#18 道上龍/小暮卓史組が43ポイントの6位。チーム部門では#8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリが68ポイント(トップと14ポイント差)の3位、#18 TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECTが62ポイントの5位につけている。

 17日(土)に開催された公式予選の天候は曇り、気温16℃のドライコンディションでスターティンググリッドが争われた。この結果、#8 R.ファーマン/伊沢組(ARTA NSX)がスーパーラップで1分41秒893のタイムを記録し、6番グリッドを獲得した。同じくスーパーラップに出場した#100 RAYBRIG NSXは、体調不良により欠場となった細川慎弥選手に代わり、松浦孝亮選手が第2ドライバーとして登録され、井出有治選手のタイムアタックで7番グリッドを獲得した。#18 道上/小暮組(ROCKSTAR 童夢 NSX)は10番手。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)は12番手、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は14番手から決勝レースを迎えることとなった。

 18日(日)の決勝日も天候に恵まれ、九州唯一のSUPER GTレースを観戦するために大勢のファンがオートポリスに駆けつけた。決勝スタート時点で気温は17℃、路面温度27℃という絶好のコンディションのもと、総勢33台(GT500クラス計14台)のマシンが午後2時3分にローリングスタートを切った。

 好スタートを切った#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手と#100 RAYBRIG NSXの井出選手は、それぞれポジションを1つ上げて5-6位を走行する。#17 KEIHIN NSXの金石選手は他車との接触によりマシンが損傷を受けたためにリタイアとなった。

 5周を終えて、#8 ARTA NSXが5位、#100 RAYBRIG NSXは1つポジションを下げて7位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手が11位、#32 EPSON NSXの中山選手が12位を走行する。

 10周目に#8 ARTA NSXは6位へポジションを下げるが、R.ファーマン選手は安定したペースで走行を重ねる。17周目を過ぎ、#8 ARTA NSXを含めた3台による4位争いは激しさを増してテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げていく。23周目の8コーナーでR.ファーマン選手は再び5位に浮上し、前を走るマシンが1回目のピットインを敢行したために4位にポジションを上げた。26周目には#100 RAYBRIG NSXが5位に浮上する。

 #8 ARTA NSXのR.ファーマン選手は他車より長いスティントでタイムを稼ぐ作戦を選んでいたが、32周目にGT300クラスのマシンと接触した影響で、ホイールが破損してスローパンクチャーが発生したため、予定より少し早めの33周終了時に伊沢選手へドライバー交替を行った。#100 RAYBRIG NSXの井出選手は38周目にコースアウトを喫しながらも長いスティントを走りきって、松浦選手に交代した。

 ほぼ全車がドライバー交代を終えた41周終了時点で、NSX-GTは#100 RAYBRIG NSXが5位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが7位に浮上。インラップからピット作業までのタイムロスが影響した#8 ARTA NSXは8位に後退し、#32 EPSON NSXは10位を走行する。

 ばん回を図る#8 ARTA NSXの伊沢選手はアグレッシブな走りを見せて42周目に一気に6位へ浮上、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が7位に続いた。

 50周目、#8 ARTA NSXが#100 RAYBRIG NSXをパスして5位に浮上する。59周目に2番手のマシンがリタイアとなったため、4位に浮上した#8 ARTA NSXの伊沢選手はさらに3位のマシンの背後に迫る。そして60周目のホームストレートで並びかけるものの、1コーナーのブレーキング争いで少しコースアウトを喫したため、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が代わって4位に浮上した。伊沢選手は64周目に4位のポジションを奪い返し、再び3位のマシンに迫るものの追い上げ及ばず4位でチェッカーフラッグを受けた。5位に#18 ROCKSTAR 童夢 NSX、6位に#100 RAYBRIG NSX、9位に#32 EPSON NSXとなった。

 この結果、シリーズタイトル争いでは、ドライバー部門においてR.ファーマン選手/伊沢選手が計61ポイントの4位、小暮選手/道上選手が計49ポイントの6位となった。チーム部門では、#8 AUTOBACS RACING TEAM AGURIが計79ポイントで3位、#18 TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECTが計71ポイントで4位につけ、両部門ともシリーズタイトル争いは最終戦に持ち越された。

白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「来年はオートポリスでの開催がないので、ファンの皆様にはいい結果を報告したいと思っていましたが、残念ながら表彰台を獲得することができませんでした。予選では路面温度とタイヤのマッチングがなかなか見出せず、スーパーラップに進出できたのは8号車と100号車2台だけでしたので、当初考えていた以上に厳しい状況で決勝を迎えることになりました。決勝では8号車のファーマン選手がいいペースで走行し、上位を獲得できると確信していましたが、GT300のマシンと接触した際に左フロントホイールに亀裂が入り、その影響で数周後に空気圧が急に低下したため、緊急ピットインを強いられました。通常よりもタイムをロスしたため貴重なポイントを失ったことが悔やまれます。また、6位に入賞した100号車は細川選手の急病により、松浦孝亮選手がドライブすることになりました。SUPER GTでの経験が浅いながらも松浦選手も大変よくがんばり、また井出選手もよくバックアップしてくれた結果だと思います。今年はHondaのホームコースであるもてぎで最終戦を迎えます。ポイントの差はありますが最後の最後まであきらめずに優勝し、シリーズタイトル獲得を目指します。皆様からのご声援をお願いします」
ラルフ・ファーマン選手(4位 #8 ARTA NSX)
 「ウエイトハンデの影響もあって我慢のレースになりました。序盤はあせらずに落ち着いてタイヤを消費しないように走りました。そして、中盤から徐々にペースを上げて作戦通りの展開になったのですが、GT300クラスとの接触で左フロントタイヤとホイールにダメージを負ってしまい、ペースを落としたままピットへ戻りました。この大きなタイムロスは本当に残念でした。でも、伊沢選手がすばらしい走りで4位を獲得してくれたことは最終戦に向けて大きなポイントになると思います。最終戦はゴールまであきらめずにチャンピオンを目指して全力を尽くします」
伊沢拓也選手(4位 #8 ARTA NSX)
 「決勝レースでのペースが大変よかったので、ラルフのスローパンクチャーが無ければと思うと残念です。自分自身も表彰台を目指し何度かアタックを試みましたが、抜けそうで抜けなかったのは、非常に悔しく思っています。ただ、シリーズタイトルの可能性が全くゼロになったわけではないので、最後までタイトルを目指してがんばります。最終戦のもてぎは、NSXの得意コースなので応援をお願いします」
Text & Photo: HONDA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス決勝記者会見

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GT500クラス優勝 PETRONAS TOM'S SC430
脇阪寿一
 「ふがいないレースが続いていたので緊張していました。今日は素晴らしいスタートでアンドレのレースでしたね。ライバルたちが早くピットに入ると思ってたので、40周くらい走るつもりでした。立川とのバトルは、タイヤのことしか考えていませんでした。同じクルマなので自分が厳しいところは相手も厳しいですし。最後は貯金をちょっとづづつかいながら、1号車とのギャップを考えて走りました。最終戦のもてぎはストップ&ゴーで好きなサーキットです。前後を走るクルマは今日と同じだと思うし、1号車を意識してレースをしたいと思います」
アンドレ・ロッテラー
 「スタートが非常によかったですね。2台を抜いてトップのリチャードとはサイドバイサイドまでいけるほどでした。その後、リチャードを抜けるチャンスはあったんですが、リスキーだったので2位をキープしていました。ピットインのタイミングとピット作業が素晴らしくてトップに立てたので、チームに感謝したいと思います。最終戦のもてぎは激しい争いになると思います。100%以上の走りをしてニスモとのバトルを制し、優勝しなければならないと思っています」
GT300クラス優勝 JIMGAINER ADVAN F430
田中哲也
 「今年、ジムゲイナーで設計・制作したマシンで今回は優勝したいと思っていました。ガライヤとアクシオが速かったですが、彼らはタイヤがたれると思っていたので、タイヤマネジメントをして後ろに付いていました。2台を抜いてからは500のクルマにぶつけられてスピンしましたが、戻ってもまだトップが見えていたのでなんとかなるんじゃないかと思いました。ロングランでの状態は良かったんですが、平中選手のスティントが長くて心配していました。もっと楽に渡すつもりだったのに迷惑をかけてしまいましたね。ストレートで一度やばいことがありましたが、それ以外は安心して見ていました。チャンピオンシップのポイントも近づいてきたので、最終戦は優勝を目指して戦います」
平中克幸組
 「今年は何回か優勝できそうなレースがあったのに、いろんなことでできなかったので今回優勝できてうれしいです。トップでドライバー交代できると思っていたのに哲也さんが500クラスのクルマに当てられて、その時点であきらめていました。その後、3番手と聞いて、それが2番手となり、トップの織戸さんを抜こうとタイヤのことを考えずにプッシュしました。でも抜けなかったのでミスを待っていたら、ちょうど100Rで失速してくれて500クラスのクルマもタイミング良くきてくれ、それで抜けたのでホッとしました。ノーウエートでガチンコ勝負の最終戦は優勝を目指して頑張ります」
まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス決勝 GT500はPETRONAS TOM'S SC430が、GT300はJIMGAINER ADVAN F430が今季ともに初優勝!

 オートバックスSUPER GT第8戦SUPER GT in KYUSHU 300kmは18日、大分県のオートポリスで65周の決勝を行い、GT500クラスはPETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)が、GT300クラスはJIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸組)が優勝した。

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 午前中、雲に覆われていたオートポリス上空も午後になると雲の晴れ間から太陽も顔を出すようになり、風は冷たいものの気温も上がり気味になってきた。

 14時定刻、全車グリッドに着きフォーメーションラップが始まった。1周を回ってローリングスタートが切られる。

素晴らしいスタートを切ったのは予選4位のPETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)のロッテラー。アウトからMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)のトレルイエ、IMPULカルソニックGT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)の松田をパスしポールスタートのZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)のライアンに並びかけるが抜けず、それでも一気に2位まで上がってきた。GT-R松田は3位に落ち、4位にGT-Rトレルイエが着ける。5位にはARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)のファーマンが、6位にはENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)のビルドハイム。

 トップ、SCライアンと2位SCロッテラーは、激しい争いを繰り広げる。コーナーで並びかけるもロッテラーはなかなかライアンを攻略できない。この争いは序盤から29周目まで続き、なんとこの周終わりで両者同時にピットイン。

 タイヤ交換、給油作業、ドライバー交換を素早く終えたのはTOM'Sの方だった。代ったSC脇阪が前に出、続いてピットアウトし代ったSC立川は、先にピットインしてドライバーチェンジを行っていたGT-R本山にも前に出られ3位に落ちた。

 しかし、SC立川は32周目の1コーナーでGT-R本山を捉え2位まで順位を回復。その後、トップを走るSC脇阪を追い詰め背後まで迫るが、レクサス勢の争いを避けたのかこのままの順位でレースは推移。

 ところがレース終盤、CERUMOにピット作業違反が科されることになり、競技結果に30秒加算のペナルティが加算されることになった。これでトップを走るSC脇阪は安泰。このまま逃げ切り今季初優勝を飾った。

 SC立川はその後、トップのSC脇阪と接触。リアカウルを破損したためピットインしてレースを終えた。

 代って2位に入ったのはGT-R本山。ポイント15点を追加、ポイントリーダーを守りチャンピオンにさらに近づいた。

 HIS ADVAN KONDO GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治組)は、序盤荒が中段でレースを始めるが、オリベイラにチェンジしてからは後半、次々と背後から迫るNSX伊沢、ROCKSTAR童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)の小暮の追撃を退け僅差で3位に入賞した。

 GT300クラスは予選2位のCOROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)の井口が好スタート。ポールスタート、ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の新田と併走しながら1コーナーを抜けるがパスするに至らず、2位のまま。3位にJIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸組)の田中、4位に#2アップル・K-one・紫電(加藤寛規/吉本大樹組)の加藤が、5位にダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)の藤井が、6位にUP STARTタイサンポルシェ(阿部翼/筒井克彦組)の阿部が着けた。

 Garaiya新田とAxio井口がテールトゥノーズの争いでレースをリード。しかし、相次ぐライバルの脱落などで、ひたひたと上位に忍び寄ってきたのはウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)。多くのチームがルーティンのピットイン/アウトを終えると2位のF430平中の前に出て、ついにトップに立った。

 IS織戸とF430平中は終盤にかけて激しくトップ争いを展開。しかし53周目、ついにF430平中がIS織戸をパスしてトップに立った。平中はその後もトップを明け渡すことなく今季初勝利を飾った。

 IS織戸はその後スピンして3位でレースを終える。2位にはM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼組)が入った。

 最終第9戦は11月8日ツインリンクもてぎで開催さえる。ウェイトハンディ無し、250kmのスプリントレースで両クラスのシリーズチャンピオンが決することになる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス決勝結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS53651:57'37.259
250021MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS63652.910
3500324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH376536.242
450048ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS536536.430
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS436537.968
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS216538.656
7500735KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS386550.038
850083HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI46651'42.045
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL11641Lap
10500106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS26641Lap
11300111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH51614Laps
1230027M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH52614Laps
13300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH63605Laps
14300443ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI63605Laps
15300531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
YH12605Laps
1630065マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH4605Laps
17300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI22605Laps
18300846エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH55605Laps
19300926UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
筒井 克彦
YH14605Laps
205001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS41596Laps
2130010808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
番場 琢
田ヶ原 章蔵
YH596Laps
223001166triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH17596Laps
233001288triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2596Laps
243001352KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
関口雄飛
KH9596Laps
2530014112石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
アーロン・カラッティ
澤圭太
KH596Laps
2630015666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH596Laps
275001239DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL21587Laps
28300162アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH63569Laps
293001787giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH5411Laps
303001881ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH515411Laps
313001910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH25114Laps
---- 以上規定周回数(GT500:45Laps / GT300:42Laps)完走 ----
-500-12IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS322936Laps
-500-17KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS40164Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.38 ZENT CERUMO SC430 (リチャード・ライアン) 1'44.842
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.74 COROLLA Axio apr GT (国本 雄資) 1'53.802
  • CarNo.35は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.38は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第34条 違反により、第47条を適用し競技結果に対して30秒を加算する。
  • CarNo.52は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.66は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第30条1.違反により、第47条を適用し競技結果に対して30秒を加算する。
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリススターティンググリッド/スタートドライバー

■GT500 Class
 1
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路 / *リチャード・ライアン
BS 41
*1'41.609

 2
12 IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS 32
*1'41.646

 3
1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ
BS 63
*1'41.724

 4
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 53
*1'41.749

 5
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔 / *ビヨン・ビルドハイム
BS 26
*1'41.817

 6
8 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS 53
*1'41.893

 7
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 松浦 孝亮
BS 21
*1'42.130

 8
35 KRAFT SC430
LEXUS SC430
*石浦 宏明 / 大嶋 和也
BS 38
*1'42.405

 9
3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 安田 裕信
MI 46
1'43.049

10
18 ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 43
1'43.096

11
24 HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / *荒 聖治
YH 37
1'43.375

12
17 KEIHIN NSX
HONDA NSX
*金石 年弘 / 塚越 広大
BS 40
1'43.782

13
39 DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
*アンドレ・クート / 平手 晃平
DL 21
1'44.141

14
*32 EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル / *中山 友貴
DL 11
1'44.415



■GT300 Class
 1
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
*新田 守男 / 高木 真一
MI 63
*1'51.007

 2
74 COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
*井口 卓人 / 国本 雄資
MI 22
*1'51.204

 3
11 JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 平中 克幸
YH 51
*1'51.421

 4
2 アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
*加藤 寛規 / 吉本 大樹
YH 63
*1'51.552

 5
81 ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行 / *藤井 誠暢
YH 51
*1'51.676

 6
46 エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 柳田 真孝
YH 55
*1'51.747

 7
7 M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
*谷口 信輝 / 折目 遼
YH 52
*1'52.446

 8
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学 / *片岡 龍也
YH 63
*1'52.564

 9
26 UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*阿部 翼 / 筒井 克彦
YH 14
1'53.107

10
87 giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*井入 宏之 / 和田 久
YH
1'53.665

11
808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
*番場 琢 / 田ヶ原 章蔵
YH
1'53.728

12
66 triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH 17
1'53.987

13
88 triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 坂本 祐也
YH 2
1'54.024

14
31 avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
*坂本 雄也 / 峰尾 恭輔
YH 12
1'54.250

15
112 石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
*アーロン・カラッティ / 澤 圭太
KH
1'54.354

16
5 マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
*玉中 哲二 / 赤鮫 オヤジ
YH 4
1'54.400

17
52 KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
*佐々木 孝太 / 関口 雄飛
KH 9
1'54.720

18
10 JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
*植田 正幸 / 川口 正敬
YH 2
1'55.105

19
*666 FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟 / *山下 潤一郎
KH
1'57.351



  • ドライバー名の'*'はスタートドライバーを、タイムの'*'はスターティングドライバーを表す。
  • CarNo.32は、2009 SUPER GT Sporting Regulation第12条9.(GT500使用エンジンの制限)により、スターティンググリッドを10番降格とする。
  • 大会審査委員会は、フリー走行の結果により、CarNo.666の決勝レース出走を認め、最後尾グリッドとする。
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリスフリー走行 GT500はIMPULカルソニックGT-R、GT300はエスロードMOLA Zがトップタイム

 オートバックスSUPER GT第8戦SUPER GT in KYUSHU 300kmは18日、大分県のオートポリスで午後の決勝を睨んだフリー走行を行い、GT500クラスはIMPULカルソニックGT-R(星野一樹/柳田真孝組)が、GT300クラスはエスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)がトップタイムを記録した。

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 18日、決勝日を迎えたオートポリスは朝から曇り。気温16度と昨日の予選に比べても肌寒い気候となった。8時30分、予定どおり30分間のフリー走行が行われた。

 このセッションでトップタイムをマークしたのは、IMPULカルソニックGT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)でタイムは1分43秒773と2位以下を0.5秒以上ちぎって見せた。2位には目下ポイントリーダーのMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が入り、連覇に向けて視界良好だ。3位にはポールシッターのZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が着け、昨日の予選トップ3が上位に顔を出した。決勝レースもこの3台が序盤レースを引っ張って展開するものと思われる。

 GT300のトップタイムは、エスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)。こちらはこのレースで優勝すれば一気にチャンピオン戦線に名乗りを上げることができ、仕上がりも上々のようだ。2位にはM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼組)が着け、予選7位から虎視眈々と上位を伺う。3位は予選2位のCOROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)。チャンピオンシップ戦線からは外れてしまったが、ニューマシンの成熟もすすみここらで上位入賞を果たしたいところだ。

 決勝レースは本日18日、14時より65周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリスフリー走行結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/18) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500112IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS321'43.733-162.209
250021MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS631'44.256 0.523161.395
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS411'44.625 0.892160.826
450043HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI461'44.787 1.054160.577
550056ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS261'45.112 1.379160.081
6500635KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS381'45.137 1.404160.043
7500739DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL211'45.237 1.504159.891
8500836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531'45.382 1.649159.671
9500924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH371'45.391 1.658159.657
105001018ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS431'45.836 2.103158.986
11500118ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS531'45.859 2.126158.951
1250012100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS211'46.295 2.562158.299
135001317KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS401'46.395 2.662158.150
145001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL111'48.134 4.401155.607
15300146エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH551'53.613 9.880148.103
1630027M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'53.704 9.971147.984
17300374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI221'53.721 9.988147.962
18300487giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH1'53.78910.056147.874
19300511JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH511'54.02810.295147.564
20300626UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
筒井 克彦
YH141'54.07910.346147.498
21300781ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH511'54.22010.487147.316
2230082アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH631'54.32910.596147.175
23300966triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH171'54.33510.602147.168
243001043ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI631'54.36310.630147.132
253001131avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH121'54.56710.834146.870
263001219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH631'54.70310.970146.695
273001352KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
関口雄飛
KH91'55.25811.525145.989
28300145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH41'55.38911.656145.823
2930015808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
番場 琢
田ヶ原 章蔵
YH1'55.41011.677145.797
303001688triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH21'55.83012.097145.268
3130017112石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
アーロン・カラッティ
澤圭太
KH1'56.55412.821144.366
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH21'56.59912.866144.310
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'58.88115.148141.540
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス公式予選 IMPUL カルソニック GT-Rがフロントローを獲得! (NISMO)

GT-Rは2台がスーパーラップに進出

 SUPER GTもいよいよ大詰め、第8戦の舞台は阿蘇外輪山の大分・オートポリス。17日朝の練習走行は気温16℃で始まったが、雲が多く風も強く気温よりも寒く感じられた。GT-Rは今回と最終戦用に空力を改善。外観でもフロントバンパー両サイドとフロントタイヤ後方のエアアウトレットの形状が変更され、コーナリングスピードの向上が図られた。

 予選1回目は気温17℃、路面温度20℃と低いまま。最初の30分間の混走枠で、1分42秒938のトップタイムをマークしたのが「IMPULカルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)で、「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)はトレルイエが片輪をコースから落としながらアグレッシブな走りで3位、「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は5位とまずまずのポジションにつけた。GT500の専有走行枠は、開始6分 で「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)のオリベイラが1分43秒375で3位につけるが、タイムを更新していく車両が増えてポジションダウン。結果的には11位でスーパーラップ進出を逃すことになった。終了間際に#1 GT-Rのトレルイエが1分42秒432で6位、#12 GT-Rの松田が1分42秒179で3位となりスーパーラップ進出を決定。しかし#3 GT-Rのクインタレッリは最後に1分43秒049までタイムアップを果たしたが、9位にとどまり惜しくもスーパーラップ進出を逃した。

 15時10分、時おり日が差す曇天のなかGT500のスーパーラップが始まった。3番目にコースインした#1 GT-Rのトレルイエは中間区間のセクター2でそれまでの2台のタイムを更新するとそのまま1分41秒724のトップタイムをマーク。「チャンピオンシップのことを考えるとリスクは避けたかったので1コーナーは少し安全に行きました」とトレルイエ。

 その後の2台はトレルイエのタイムを更新できず、6番目に#12 GT-Rの松田がコースインした。しかしその周回の第2ヘアピンでスピン。「タイヤが温まらないうちにアクセルを踏み過ぎました。ポールポジションを狙っていたんですが」と松田。予選の手順には問題がなくそのままアタックに入った松田は、トレルイエのタイムを更新する1分41秒609をマーク。しかしその後に#38 SC430がこのタイムを更新し、#12 GT-Rは2位でフロントローを獲得。#1 GT-Rは3位と予選1回目から3つポジションを上げて、シリーズ2連覇に向けて好位置を獲得した。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS411'42.1561'41.609165.600
212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS321'42.1791'41.646165.539
31MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS631'42.6351'41.724165.412
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531'42.4321'41.749165.372
56ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS261'41.7271'41.817165.261
68ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS531'42.9651'41.893165.138
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS211'42.7181'42.130164.755
835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS381'42.2611'42.405164.312
93HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI461'43.049163.285
1018ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS431'43.096163.211
1124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH371'43.375162.770
1217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS401'43.782162.132
1339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL211'44.141161.573
1432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL111'44.415161.149
--- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 1'49.162)----
■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI631'52.3121'51.007151.580
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI221'52.9721'51.204151.311
311JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH511'52.8311'51.421151.016
42アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH631'52.7181'51.552150.839
581ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH511'52.3801'51.676150.672
646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH551'52.5181'51.747150.576
77M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH521'52.9801'52.446149.640
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH631'52.6571'52.564149.483
9*26UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
筒井克彦
YH141'53.107148.765
1087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'53.665148.035
11808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
番場 琢
田ヶ原 章蔵
YH1'53.728147.953
1266triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH171'53.987147.617
1388triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH21'54.024147.569
1431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH121'54.250147.277
15112石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
アーロン・カラッティ
澤圭太
KH1'54.354147.143
165マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH41'54.400147.084
1752KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
関口雄飛
KH91'54.720146.674
1810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH21'55.105146.183
--- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'00.271)----
-666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'57.351143.385
  • CarNo.26は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.1(ピットレーンスピード制限)違反により、罰金2万円を課す。
  • CarNo.26は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.1(ピットレーンスピード制限)違反により、訓戒処分及び罰金2万円を課す。
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス 両クラスポールシッターのコメント

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GT500クラスポールシッター ZENT CERUMO SC
立川祐路
 「15回目でポールポジション記録を更新しましたが、開幕以来、久々です。シーズン序盤は調子が良かったんですが、そのあと調子を崩して辛い中盤戦を送っていました。ここに来る前、だめだった原因がわかり、その結果ポールを取れたので嬉しいです。だめだった原因は秘密ですが、解消された原因にあわせてフリー走行からクルマを作りました。フリー走行はバンピーで決まってなくて、スーパーラップでもミスがあったけど、予選までにがんばってクルマを作ってくれたチームに感謝しています。あしたはチャンピオンシップを考えても厳しい状態で、ここに来る前から優勝しか考えていませんでした。ポイント差もあり、勝たなければもうアウトだと思っています。今日一番前に並べたので最後の大逆転にのぞみをつなぐためにも勝ちます」
リチャード・ライアン
 「今日一日を振り返ってみると午前中は難しい状況でした。立川さんが戻ってきたときは、みんな悩んでいましたが、チームの加藤さんや立川さんがクルマのセッティングを考えてくれて、午前中のことを考えるとポールポジションが取れて良かったです。スーパーラップ中は寝てました(笑)。冗談です。ちゃんと見ていましたよ。実は私服で見ていてポールポジションが取れればレーシングスーツに着替えようと思っていました。立川さんはぼく以上に緊張していたと思います。ポールポジションからのスタートでアドバンテージがあるし、クルマの調子はいいので2位や3位じゃなく1位しか考えていません」
GT300クラスポールシッター ARTA Garaiya
新田守男
 「朝からクルマを作っていましたが、よそもアンダーステアのチームが多かったので、最後のスーパーラップに合わせて、第3セクターでのパフォーマンスを上げるようにオーバーにセッティングしました。そこが他のクルマより良かったので、真一の走りを見ながらぼくらの考えがうまくいったと安心していました。ポールを取れたのであしたは優位に戦えるだろうと周りの期待感がぼくたち以上に高まっていますが、楽観視はしていません。短い時間でセットアップを進め、クラッシュとかポイントを取れない状況を避けながらライバルの前でチェッカーを受けたいです」
高木真一
 「嬉しいです。いつもは緊張しない方ですが、あと2戦で最終戦のもてぎがガライヤが得意じゃないコースなので一番前で予選を終えたいと思っていました。朝も1回目の予選も新田さんが乗って一番だったので、一番を取らなければと緊張しました。午前中からタイヤのセットアップをしていますが、詰まってない部分もあるので、あしたは厳しいかも知れません。ただ、一番前でいろんな作戦を立てられるので1位とはいいませんが、表彰台には確実に登りたいと思います。チャンピオンシップを争うライバルの前でゴールしたいですね」
まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリススーパーラップ GT500はZENT CERUMO SCが、GT300はARTA GaraiyaがPP!

 オートバックスSUPER GT第8戦SUPER GT in KYUSHU 300kmは17日、大分県のオートポリスでスーパーラップ方式の公式予選を行い、GT500クラスはZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)の立川が1分41秒609で、GT300クラスはARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の高木が1分51秒007でポールポジションを獲得した。

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 スーパーラップ方式の公式予選は、赤旗中断の影響もなく予定通り14時35分よりGT300クラスから開始された。日差しも弱まりオートポリス上空は薄雲が広がっている。

■GT300クラス

 まずは予選クラス8位M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7の谷口信輝から。タイムは1分53秒446でこれがこの後アタックするドライバーのターゲットタイムとなる。

 2番手登場は予選7位のCOROLLA Axio apr GTの井口卓人。地元出身の井口は得意のこのオートポリスをうまくまとめ上げタイムは1分51秒204。なんと谷口のタイムを1秒2上回ってみせた。

 この井口のスーパーラップはなかなか破られない。3番手JIMGAINER ADVAN F430の田中哲也が1分51秒421、4番手アップル・K-one・紫電の加藤寛規が1分51秒552、5番手ウェッズスポーツIS350の織戸学が1分52秒564、6番手ダイシンアドバンFerrariの青木孝行が1分51秒676といずれも井口の後塵を拝した。

 いよいよ最後に登場は暫定ポールARTA Garaiyaの高木真一。高木はセクター1で井口のタイムを上回れず。そしてセクター2でも井口に届かない。井口のポールポジションが確定したと思われたが、コントロールラインを横切った高木のタイムは何と1分51秒007。最終セクターで井口を逆転しポールポジションをもぎ取った。

 この結果、GT300クラスのポールポジションはARTA Garaiya、2位COROLLA Axio apr GT、3位JIMGAINER ADVAN F430、4位アップル・K-one・紫電、5位ダイシンアドバンFerrari、6位エスロードMOLA Z、7位M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7、8位ウェッズスポーツIS350となった。

■GT500クラス

 GT500クラスは予選8位のARTA NSXラルフ・ファーマンから。タイムは1分41秒893。2番手RAYBRIG NSXの井出有冶は、1分42秒130とファーマンを上回れず。

 3番手登場MOTUL AUTECH GT-Rブノワ・トレルイエは、いつもながらのアグレッシブな走りで1分41秒724とこの時点でのトップに躍り出た。4番手PETRONAS TOM'S SC430のアンドレ・ロッテラーは、1分41秒749と僅差でトレルイエのタイムに届かず、この時点で2位。

 5番手登場KRAFT SC430の大嶋和也は、アタック中にブレーキングミス。タイムは1分42秒405と最下位に沈んだ。6番手IMPULカルソニックGT-Rの松田次生は何とウォーミングアップラン中にスピン。リズムを崩してタイムをまとめられないと思われたが1分41秒646でこの時点でのトップに躍り出た。

 のこり2台。ZENT CERUMO SC430の立川祐路はSUPER GT最多ポール保持者に恥じない素晴らしい走りを披露。1分41秒609と松田のタイムを僅差で上回り、この時点でトップ。最悪でもフロントローを確定した。

 最後に登場はENEOS SC430の伊藤大輔。公式練習、予選1回目に続き圧倒的スピードでポールをものにすると思われたが、セクター1で立川のタイムに0.051秒、セクター2で0.124秒と遅れを取り、コントロールラインを横切ると1分41秒807。自身予選で出した暫定ポールタイムにも及ばす5位と下位に沈んでしまった。

 この結果、GT500のポールポジションはZENT CERUMO SC430、2位IMPULカルソニックGT-R、3位MOTUL AUTECH GT-R、4位PETRONAS TOM'S SC430、5位ENEOS SC430、6位ARTA NSX、7位RAYBRIG NSX、8位KRAFT SC430となっている。

 決勝は明日18日、14時より65周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリスGT500クラススーパーラップ結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS411'41.609--165.600
212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS321'41.646 0.037 0.037165.539
31MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS631'41.724 0.115 0.078165.412
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531'41.749 0.140 0.025165.372
56ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS261'41.817 0.208 0.068165.261
68ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS531'41.893 0.284 0.076165.138
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS211'42.130 0.521 0.237164.755
835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS381'42.405 0.796 0.275164.312
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦オートポリスGT300クラススーパーラップ結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI631'51.007--151.580
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI221'51.204 0.197 0.197151.311
311JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH511'51.421 0.414 0.217151.016
42アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH631'51.552 0.545 0.131150.839
581ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH511'51.676 0.669 0.124150.672
646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH551'51.747 0.740 0.071150.576
77M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH521'52.446 1.439 0.699149.640
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH631'52.564 1.557 0.118149.483
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス公式予選1回目 GT500はENEOS SCが、GT300はARTA Garaiyaが暫定PP!

 オートバックスSUPER GT第8戦SUPER GT in KYUSHU 300kmは17日、大分県のオートポリスで公式予選1回目を行い、GT500クラスはENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)の伊藤が1分41秒727で、GT300クラスはARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の新田が1分52秒312で暫定ポールポジションを獲得した。

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 午前中、曇が垂れ込めていたオートポリス上空も、公式予選1回目が始まる午後には空も明るくなり、日も差すようになってきた。気温も上がり気味。12時40分より、両クラス混走30分、GT300クラス占有10分、GT500クラス占有10分の予定でセッションが始まった。

 まずは両クラス混走から。このセッションでは両クラスとも2人のドライバーが基準タイムを満たすためにだけ走行するものと思われる。

 30分間の混走終了時で500クラスのトップはIMPULカルソニックGT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)、2位PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)、3位IMPULカルソニックGT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)の順。300クラスは、トップM7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼組)、2位ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)、3位JIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸組)となっているがこの後の占有走行で本格的なタイムアタックが開始される。

 13時30分300クラス10分間のの占有が始まった。まずは、ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)の青木が1分52秒435がトップに立つ。しかし予選中盤にはARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の新田が1分52秒592のタイムを出すとさらに52秒312まで詰めついにトップに立った。青木は52秒380までタイムアップしたが及ばず、ARTA Garaiyaの暫定ポールが確定した。2位にはダイシンアドバンFerrari。

 300クラス占有終了直前には予選終盤にはJIMGAINER ADVAN F360(植田正幸/川口正敬組)がコースアウトし、マシン回収のため赤旗でこのセッションは終了となった。

 3位にはエスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)が1分52秒518で入り、以下4位ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)、5位アップル・K-one・紫電(加藤寛規/吉本大樹組)、6位JIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸組)、7位COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)、8位M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7とここまでがスーパーラップ進出を果たした。

 300クラス占有時の赤旗で遅れて始まった500クラス占有はめまぐるしくトップが代った。まずは、RAYBRIG NSX(井出有冶/松浦孝亮組)の井出がIMPULカルソニックGT-Rのタイムを上回りトップに立つと、KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)の大嶋がこれを逆転。しかしついに真打ちが登場、ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)が1分41秒727に絶対的なタイムでこれを難なく上回って見せ、暫定ポールポジションを獲得した。

 2位にはZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が上がり、カルソニックインパルZは3位に落ちた。以下、4位KRAFT SC430、5位PETRONAS TOM'S SC430、6位MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)、7位RAYBRIG NSX、8位ARTA NSXと続きここまでがスーパーラップ進出となった。

 スーパーラップはこの後、14時35分よりGT300クラスから開始される。注目は、公式練習、予選1回目と2位以下をぶっちぎってトップタイムを記録したルマン(ENEOS SC)久々のポールポジション獲得なるかだ。また、伊藤大輔のトヨタ移籍後初のPPにも注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス公式予選1回目結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS261'41.727-165.407
2500238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS411'42.156 0.429164.713
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS321'42.179 0.452164.676
4500435KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS381'42.261 0.534164.544
5500536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531'42.432 0.705164.269
650061MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS631'42.635 0.908163.944
75007100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS211'42.718 0.991163.812
850088ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS531'42.965 1.238163.419
950093HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI461'43.049 1.322163.285
105001018ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS431'43.096 1.369163.211
115001124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH371'43.375 1.648162.770
125001217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS401'43.782 2.055162.132
135001339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL211'44.141 2.414161.573
145001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL111'44.415 2.688161.149
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI631'52.31210.585149.818
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH511'52.38010.653149.728
17300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH551'52.51810.791149.544
18300419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH631'52.65710.930149.360
1930052アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH631'52.71810.991149.279
20300611JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH511'52.83111.104149.129
21300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI221'52.97211.245148.943
2230087M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'52.98011.253148.933
233009*26UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
筒井 克彦
YH141'53.10711.380148.765
243001087giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH1'53.66511.938148.035
2530011808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
番場 琢
田ヶ原 章蔵
YH1'53.72812.001147.953
263001266triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH171'53.98712.260147.617
273001388triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH21'54.02412.297147.569
283001431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH121'54.25012.523147.277
2930015112石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
アーロン・カラッティ
澤圭太
KH1'54.35412.627147.143
30300165マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH41'54.40012.673147.084
313001752KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
関口雄飛
KH91'54.72012.993146.674
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH21'55.10513.378146.183
--- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 1'49.162 / GT300 2'00.271)----
-300-666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'57.35115.624143.385
  • 各クラス上位8台はスーパーラップ選抜車両
  • 赤旗中断時間: 13;19'52~13:29'00(9分8秒)/赤旗中断により500ボードの提示が9分間遅延した。
  • CarNo.26は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.1(ピットレーンスピード制限)違反により、罰金2万円を課す。
  • CarNo.26は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.1(ピットレーンスピード制限)違反により、訓戒処分及び罰金2万円を課す。
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス公式練習 GT500はENEOS SCの伊藤大輔、GT300はARTA Garaiyaの新田がトップタイム!

 オートバックスSUPER GT第8戦SUPER GT in KYUSHU 300kmは17日、大分県のオートポリスで公式練習を行い、ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)の伊藤が1分42秒327でトップタイムを記録した。GT300クラスは同点でポイントリーダーに並んでいるARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の新田がトップタイムを記録し、好調な滑り出しとなった。

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 九州でのSUPER GTは99年に行われたエキシビジョンのオールスターレースをのぞくと前身の全日本GT選手権時代を含め03年から始まった公式戦は今年で7年目。しかし、再来年からの再開に向けての動きはあるももの、来年は開催されないことが決定しているため九州のレースファンを魅了し続けたこのシリーズもこの7年目でいったん終了となる。

 公式練習は定刻9時5分より1時間45分間にわたり行われた。オートポリス上空は朝方日も出ていたが、走行開始時には雲も厚くなり小雨も落ちてきた。このためウェット宣言が出されたが、公式練習は終始ドライコンディションで行われた。

 開始早々、練習では常に上位に顔を出すENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム組)の伊藤が1分42秒572でトップに立つ。練習終了まで誰もこのタイムを上回ることなく、伊藤は終盤にタイムをさらに42秒327まで詰め、2位以下を0.5秒以上離してこのセッションをトップタイムで締めくくった。

 2位にはIMPULカルソニックGT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)の松田が1分42秒942で着けていたが、中盤、42秒878でランキング4位に着けるPETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)のロッテラーが逆転。3位には松田が入った。

 ポイントリーダーのMOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)はチャンピオンにはなれないもののトレルイエが43秒845と8位につけたがマシンの仕上がりは今ひとつの模様。

 ランキング3位のARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)はファーマンが1分43秒737で7位に着けている。

 GT300クラスはポイントリーダーで並ぶARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)の新田が1分53秒087と開始早々に出したタイムを誰も上回ることなくそのままトップでセッションを終えた。2位にはJIMGAINER ADVAN F430(田中哲也/平中克幸組)の田中が1分53秒087で、M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7(谷口信輝/折目遼組)の谷口が1分53秒236で3位に付けている。

 この後、公式予選が12時40分から50分間。スーパーラップが14時35分から公式予選結果による各クラス上位8台で争われる。

Tex: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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SUPER GT

SGT:第8戦オートポリス練習走行結果

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2009/10/17) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 8 オートポリス 4.674km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS261'42.327-164.438
2500236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS531'42.878 0.551163.557
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS321'42.903 0.576163.517
4500435KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS381'43.229 0.902163.001
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS411'43.482 1.155162.602
6500618ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS431'43.492 1.165162.586
750078ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS531'43.737 1.410162.202
850081MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS631'43.845 1.518162.034
9500924HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH371'43.982 1.655161.820
1050010100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
松浦 孝亮
BS211'44.144 1.817161.569
11500113HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI461'44.674 2.347160.751
125001217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS401'44.729 2.402160.666
135001332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL111'45.553 3.226159.412
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL211'45.594 3.267159.350
15300143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI631'53.08710.760148.792
16300211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH511'53.16410.837148.690
1730037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH521'53.23610.909148.596
1830045マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH41'53.25510.928148.571
19300574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI221'53.40911.082148.369
20300646エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH551'53.56011.233148.172
2130072アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH631'53.58211.255148.143
22300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH631'53.77511.448147.892
23300987giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH1'53.83411.507147.815
243001081ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH511'54.16911.842147.382
253001131avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾恭輔
YH121'54.31111.984147.198
263001226UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
阿部 翼
筒井克彦
YH141'54.45512.128147.013
2730013112石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
アーロン・カラッティ
澤圭太
KH1'54.81612.489146.551
2830014808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
番場 琢
田ヶ原 章蔵
YH1'54.90212.575146.441
2930015*66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH171'55.17412.847146.095
303001688triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH21'55.28012.953145.961
313001710JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH21'55.33613.009145.890
323001852KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
関口雄飛
KH91'55.38213.055145.832
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH1'56.70214.375144.183
  • CarNo.66は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.1(ピットレーンスピード制限)違反により、罰金2万円を課す。
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SUPER GT

吉本大樹プレスリリース SGT第8戦(オートポリス)プレビュー

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【吉本大樹 SGT第8戦(オートポリス)プレビュー】
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【残り2戦!タイトル争いは天王山、オートポリスラウンドへ】
CALY64OX.jpg
毎年接戦が繰り広げられるスーパーGTシリーズとしても、近年稀に見る大接戦となっている今年のシリーズタイトル争い。その混戦の中、開幕3戦での出遅れを取り戻し、現在ドライバーズランキングで加藤選手が首位と同ポイントでの2位(吉本大樹は第2戦から出場のため単独4位)、チームランキングでもトップから2pt差の3位につけているカーズ東海ドリーム28&紫電。

シリーズは今回を含め残り2戦となり、いよいよタイトル争いも大詰めを迎えつつある。紫電としては、最終戦が行われる茂木が決して相性の良いサーキットとは言えない事もあり、悲願の王座獲得に向けてはこのオートポリスでの結果が非常に重要となってくると思われ、まさに今回のレースが一つの正念場となる。

現在紫電を含むチームランキングトップ3はいずれもミッドシップマシン、そして今回は3台が同じ重量のハンディウェイト(63kg)を積んでの戦いとなるが、紫電はこのハンディウェイト以外に特別性能調整分のウェイト(80kg)が搭載されている事に加え、それ以外にも、未だタイトル獲得の可能性を残す複数のチームもこのオートポリスでの優勝を狙っており、この第8戦ではタイトル獲得への生き残りを賭けた熾烈な戦いが展開される事が予想される。

逆にこのレースでの脱落はタイトル争いからの脱落にも繋がる可能性もあるが、この大一番で紫電がどのような戦いを見せるか。その走りに注目が集まる。

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【参戦概要】
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■ カテゴリー : 09'スーパーGTシリーズ第8戦(オートポリス)  
■ 開催日   : 2009年10月17日(土)(予選)、18日(日)(決勝)
■ チーム名  : カーズ東海ドリーム28
■ マシン : アップル・K-one・紫電 (Car No. 2)
■ ドライバー  : 加藤 寛規 選手 / 吉本 大樹

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【Time Schedule】
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【Saturday 17th October】
09:05-10:50 Free Practice
11:30-12:15 Pit Walk
12:40-13:10 Qualify(GT300&GT500)
13:10-13:20 Qualify(GT300)
13:20-13:30 Qualify(GT500)
14:35- Super Lap(GT300/GT500)
16:50-17:30 Kids Walk

【Sunday 18th October】
08:30-09:00 Free Practice
09:10-09:25 GTサファリ
10:45-11:30 Pit Walk
13:05- スタート進行
14:00- Final(65 Laps)

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【メディア】
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【TV放送予定】

■予選 10月17日 (土) 14:25~16:30 J sports 2(生放送)
■予選 10月17日 (土) 22:00~23:00 J sports ESPN
■予選 10月18日 (日) 12:30~13:30 J sports Plus
■決勝 10月18日 (日)13:30~17:00 J sports Plus(生放送)

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スーパー耐久

吉本大樹レースレポート(S耐久第7戦/仙台ハイランド)

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【スーパー耐久シリーズ第7戦(仙台ハイランド)】
11 October, 2009
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5ZIGEN NSX 盤石のポールtoウィン!
タイトル獲得に向け大きく前進!!

CA5M3EBW.jpg
【Result】
(Sun) QF : 1 st (1 pt) (Sun) Final : 1st (24 pt)
(Ranking) 1 st (86 pt)

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【Qualify】
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■ 5ZIGEN NSX 開幕戦以来のPP獲得!
直前に日本列島を縦断した台風の影響も心配された2009年スーパー耐久シリーズ第7戦。それでも台風はレースウィーク直前に仙台を通過。金曜日には天候も回復し、無事予定通り金曜日から各マシンの走行が開始される事となった。

5ZIGEN NSXは前戦終了時点で同ポイントでのランキング首位につけていたものの、最終戦はマシンとの相性が良いとは言えないもてぎのオーバルコースでの開催。タイトルを争う上では、この第7戦の結果が非常に大きな意味を持つことになる。そんな状況の中、5ZIGEN NSXは金曜日に平中選手がマシンセットを確認。土曜日の占有走行でも、平中選手、吉本大樹、松浦選手の3ドライバーがマシンに乗り込みさらにマシンセットを煮詰めていく。そして迎えた日曜日の公式予選。

台風通過後は一旦天候も回復したため、今週末はこのままドライコンディションでのレースウィークになるかと思われたものの、この日は朝から雨が降り注いだ仙台ハイランド。9時からのAドライバー予選開始時には雨も止み陽が差し込み始めたものの、結果としてはこのコンディションが各マシンの予選アタックを一層難しくする要素となった。まずAドライバー予選に出走したのは平中選手。このセッションの路面コンディションは朝からの雨がコース上に残っていた為、全車ウェットタイヤでアタックへと出て行く。ここで平中選手はクラストップとなる2'05"244をマーク。まずはPP獲得に向け上々のポジションにつけ、Bドライバー予選の吉本へと期待を託していく。

Aドライバー予選が終了するころには一部の路面が乾き始めたコース上。しかしまだコースの大半は水が残っており、ウェットタイヤかドライタイヤか、その選択は非常に微妙な状況でセッションが開始される事となった。すると、やはりウェット路面と乾いたライン等が混在するコンディションで各マシンはタイムが伸び悩み、チームによってはスリックタイヤでのアタックに出て行くマシンも出始める。しかし吉本は「まだスリックのタイミングではない」と判断、ウェットタイヤでのアタックを行うと、この判断が的中。他のマシンが難しいコンディションでAドライバー予選のタイムを更新できずにいる中、クラス2番手タイムながら2'04"895をマーク、ABドライバー合算タイムでは5ZIGEN NSXが開幕戦以来の予選PPを獲得する事となった。

さらにその後はCドライバー予選で松浦選手が決勝に向けマシンセットを確認、盤石の体制で午後の決勝を迎えることとなった。

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【Final】
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CA4U3ISL.jpg
■ 盤石のレースで今季2勝目を獲得!
■ タイトル獲得に向け、ランキング単独首位で最終戦へ。

今回も1day開催となった為、予選からおよそ3時間程のインターバルで迎えた決勝のスタート。予選終了後は空から陽も差し込み気温も少しずつ上昇。予選で各ドライバーを悩ませたコース上の雨も乾き、第7戦決勝は完全なドライコンディションで行われる事となった。

予選終了後には「燃料が重たい状態でのマシンバランスはまだあまり良くない」というコメントもあったものの、「タイトルを争う16号車(T-MAN OILディクセル岡部自動車Z)や27号車(FINA ADVAN M3)の前でゴールしなければならない」と、タイトル争いを意識しつつ、このレースでのポールtoウィンを狙いスタートの時を迎えた5ZIGEN NSX。そのスタートでステアリングを握った平中選手は、今シーズン常に苦しんできた序盤の重い状態でのマシンバランスの悪さから1周目、5周目にひとつずつポジションを落とし3番手に後退。しかしそれでも、これ以降は前を行く2台との差を最小限に留めながらポジションを守り切り、ガソリンが軽くなる後半での追い上げを狙い苦しい序盤戦を耐えていく。

すると追撃態勢に入ったレース25周目にトップを行く27号車(FINA ADVAN M3)がマシントラブルでストップ。労せずしてポジションを一つあげると、レースも3分の1強を終えたところでピットに戻り吉本大樹にドライバーチェンジ。吉本はリア2本のみのタイヤ交換でコースへと復帰していく。「とくに最初の数周はビックリするくらいアンダーが酷かった」というマシンながらハイペースで追い上げを開始すると、この時点でトップに出ていた39号車(TRACY SPORTS NSX)のタイヤがバーストした事等もあり、51周目にはついにトップのポジションを取り戻す。その後もペースをコントロールしながら走行を続けた吉本は、その勝利を確実にする為スティント終盤にペースを上げ、ただ一人1分59秒台のラップを重ねていくと、最後のルーティーンストップを行った2番手の15号車(KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7)に1周差をつけてその背後に追い付くと、自らのルーティーンストップを前にこれをパス、2番手以降を周回遅れとする大差を築き、その後は「タイヤがバーストしたマシンもあったし十分マージンもあったので、念のため4本交換を提案した」と、チェッカーまで15周程を残しピットイン、最終スティントを再び平中選手に託していく。

するとその後はNEWタイヤ&軽い状態のマシンでコースに入った平中選手が危なげない走りでチェッカーまでを走り抜き、そのままトップでフィニッシュ。レース序盤こそポジションを落としたものの、これまで5ZIGEN NSXが作り上げてきたパターンでもある中盤以降にポジションを上げてゆく形でレースを進め、第5戦に続く今季2勝目を獲得すると同時に、ポイントも今回のレースで予選PPのポイントも含め25ポイントを獲得。タイトル争いにおいて大きな意味を持つと思われたレースを完勝で終え、最終戦を目前にランキングでも単独の首位に浮上。4年ぶりのS耐復帰初年度での王座獲得に向け、大きく前進をする事となった。

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【吉本大樹コメント】
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CA7XUOFZ.jpg今回の結果次第では最終ラウンドに行かない可能性もありました。でも今回は足回りを見直した事でフィーリングも進化したし、実際コース上でのバランスも予選までに良い形が作れていました。

ウエットとなった予選でも我々は良い判断が出来ていたと思うし、決勝に向けてもいくつかのパターンでの戦略も考えていたので仮にライバル達が不運に見舞われていなかったとしても僕たちは勝てていたと確信しています。久しぶりの仙台ハイランドはもともと好きなコースですが、更に好きになりました。応援ありがとうございました!

最終戦の舞台はもてぎのオーバル。2つのシケインが設けられるとの事ですが、いずれにしても排気量の小さい我々のNSXが不得意とするハイスピード戦です。が、Team 5ZIGENにはINDYでオーバルの実戦を積んだ松浦選手がいますからね!とにかくチャンピオンを確実に獲りにいきたいと思います。引き続き応援の程宜しくお願い致します!

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スーパー耐久

S耐:第7戦仙台決勝 BMW Z4勢が相次いでトラブル、Y.K.M. ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が今季2勝目を飾る

 スーパー耐久第7戦ハイランドスーパー耐久400kmレースは11日、宮城県の仙台ハイランドスピードウェイで99周の決勝レースを行い、このシリーズ盤石を誇っているBMW Z4勢が相次ぐトラブルで後退したため、Y.K.M. ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が今季2勝目を飾った。(観客10,110人/主催者発表)

 午後になるとサーキットの上空は時々晴れ間ものぞくようになりトラックもほぼドライコンディションとなった。気温は15度と相変わらず肌寒い。定刻より10分遅れて12時35分、フォーメーションラップが始まった。ST4クラスでポールポジションの55号車BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝允/河村直樹組)がトラブルでグリッドに着けなかったため、1周を回って24台によりローリングスタートが切られた。

st_r07_r_10

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 スタートで飛び出したのはやはり1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)の柳田と28号車同(片岡龍也/吉田広樹/ジョハン・アズミ組)片岡のBMW Z4勢。35号車asset.テクノファーストZ(前嶋秀司/佐々木雅弘/藤井誠暢組)の佐々木がが2台のBMW勢に食い下がるが徐々にその差は開いていく。15位スタートの10号車Y.K.M. ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)の佐藤は6位まで順位を挽回してきたが反則スタートでドライビングスルーペナルティを受け、再び順位を下げた。

 このままBMW Z4M勢が編隊を組みながら圧倒的なスピードでレースをリードすると思われたが19周目、28号車がブレーキトラブルのためヘアピンでストップ。ドライバーの片岡達也がクルマを降り、ここでリタイア。BMW勢の一角が崩れた。

 BMW Z4の悲劇はこれで終わらない。43周を終わってルーティンのピットインを行いドライバーを柳田からハイムランにチェンジしてピットアウトして行った1号車だが、47周目に入ったストレートでスローダウン。ピットロード出口でマシンを止めた。

 これでトップに立ったのは35号車。しかし、ドライバーを佐々木から前嶋にチェンジした50周目当たりから、佐藤から横溝に代わり順位を徐々に回復してきた10号車についに後ろに付かれた。35号車と10号車のテールトゥノーズの白熱したトップ争いは10周以上続いたがついに61周目、10号車が35号車を捉えトップに立った。

 その後10号車が66周終わりで、35号車が67周終わりで2度目のピットインをし、ドライバーチェンジを行ってもこの順位は変わらず、その差は徐々に開くばかり。このまま99周を走りきって10号車が2位35号車を22秒近く離して優勝。今季2勝目を飾った。

 ピットロード出口で止まった1号車は、再スタートを切りピットインして修復。ピットアウト後は規定周回(69周)に達する82周を走りきりなんとか3位完走を果たした。

 ST2クラスは6号車新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX(冨桝朋広/関豊組)がレース序盤をリード。しかし29周目にパワーステアリングのトラブルで後退。代って3号車ENDLESS ADVAN CS・X(峰尾恭輔/村田信博/高木真一組)がトップに立つもレース中盤からは2度目のピットインを引き延ばした56号車眠眠打破ingsランサー(服部尚貴/松本達哉組)がクラストップを走り続ける。しかし、90周を終わって56号車がピットイン/アウトすると、6秒差で3号車が前に出た。そのまま3号車は徐々に56号車を引き離しトップと同一周回の99周を走りクラス優勝を飾った。

 ST3クラスは27号車FINA ADVAN M3(伊橋勲/三沢伸輔/廣田秀機組)がレース序盤からトップを快走。しかし24周目にシフトリンケージ折損でリタイア。代ってトップに立ったのは39号車TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX(川口正敬/佐々木孝太/吉本晶哉組)だが、レース中盤にはスーパードライバーを揃えた5号車5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)がトップに立ちそのまま逃げ切って優勝した。

 ST4クラスは、88号車TUBE MAZIORA GNS(松本玲二/伊藤真一/渋谷彰良組)がレースをリードして始まったがこちらもトラブルで後退。代ってトップに立った95号車SPOON S2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)がレース序盤からトップに立つとゴールまでリードを保ち優勝した。

st_r07_st1_podium st_r07_st2_podium st_r07_st3_podium st_r07_st4_podium

ST1クラス優勝 Y.K.M. ADVAN Zドライバーのコメント
田中哲也
 「予選はスリックでアタックしたのでああいう位置でした。(ポジションは15番手)まあ、ラッキーもあったんですが、勝てたのはチームの総合力です。これからもウチラはやれる範囲のことをやりたいです。チャンピオンシップが最終戦までつながったのは嬉しいです」
佐藤公哉
 「SUGOに続いて東北は2勝できたので嬉しいです。いい思い出になりました」

 最終戦は11月28日にツインリンクもてぎのオーバルコースで行われる。このレースで各クラスともチャンピオンが決まってないため、チャンピオンシップをかけての熾烈な争いが展開されるだろう。

Text: Yoshinori OHNSIHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第7戦仙台決勝結果

HI-LAND SUPER TAIKYU 400km RACE -RIJ- (2009/10/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 7 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST11*10Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH993:15'10.666
2ST1235asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH9921.800
3ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田信博
高木 真一
YH991'43.328
4ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本達哉
YH991'47.342
5ST23*30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
小林 且雄
花岡 翔太
YH981Lap
6ST2420RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
谷口 行規
山田英二
YH981Lap
7ST3155ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本 大樹
松浦孝亮
YH972Laps
8ST3215KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH963Laps
9ST3339TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口 正敬
佐々木 孝太
吉本 晶哉
YH963Laps
10ST3414協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH945Laps
11ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
山崎 学
田畑 勇
YH945Laps
12ST36*34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
幸内 秀憲
YH945Laps
13ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH945Laps
14ST42*18M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH936Laps
15ST4362ホンダカーズ東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH936Laps
16ST448GPOモータリング Rn-sports ADVAN S2000
HONDA S2000
橋本 達也
植田 正幸
YH936Laps
17ST4567YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
大村 和生
野間 一
内山 慎也
YH927Laps
18ST4682ビストロカンパーニュED DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
倉島 直典
沢野 真吾
YH918Laps
19ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
古山節夫
YH918Laps
20ST131PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH8217Laps
21ST266新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH8019Laps
22ST4755BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH7227Laps
---- 以上規定周回数(ST1:69Laps / ST2:69Laps / ST3:67Laps / ST4:65Laps)完走 ----
-ST4-88TUBE MAZIORA GNS
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本玲二
伊藤 真一
渋谷 彰良
YH5247Laps
-ST3-27FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
三沢伸輔
廣田 秀機
YH2475Laps
-ST1-28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH1980Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(柳田真孝) 1'50.442 (2/82) 132.439km/h
  • CarNo.10は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則2009年版13条(10)違反(反則スタート)によりドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.34は、ハイランド・スーパー耐久レース特別規則書第10条(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.30は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の追い越し)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.18は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反(他車への追突行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
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スーパー耐久

S耐:第7戦仙台Cドライバー公式予選結果

HI-LAND SUPER TAIKYU 400km RACE -RIJ- (2009/10/11) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 7 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1110Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
田中 哲也YH1'52.551-128.889
2ST1235asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢YH1'53.172 0.621128.182
3ST1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ジョハン・アズミYH1'55.243 2.692125.878
4ST3134asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
幸内 秀憲YH1'57.870 5.319123.073
5ST141PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ファリーク・ハイルマンYH1'58.024 5.473122.912
6ST3215KYOSHO メーカーズ 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
古谷 直広YH1'59.327 6.776121.570
7ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
高木 真一YH2'02.276 9.725118.638
8ST2226エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
古山 節夫YH2'02.67210.121118.255
9ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇YH2'02.85610.305118.078
10ST3439TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
吉本晶哉YH2'02.94910.398117.988
11ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
中子修YH2'03.34910.798117.606
12ST4288TUBE MAZIORA GNS
HONDA INTEGRA TYPE-R
渋谷彰良YH2'03.57311.022117.393
13ST3527FINA ADVAN M3
BMW M3
廣田 秀機YH2'03.92511.374117.059
14ST4318M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
森 政行YH2'04.70412.153116.328
15ST3614協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信YH2'06.81614.265114.391
16ST3755ZIGEN NSX
HONDA NSX
松浦孝亮YH2'07.18314.632114.061
17ST4467YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
内山慎也YH2'10.12017.569111.486
18ST4555BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
河村 直樹YH2'10.93418.383110.793
---- 予選予選通過基準タイム(2'27.752)達成 ----
-ST2320RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平YHAbsence--
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スーパー耐久

S耐:第7戦仙台公式予選 ここでもBMW Z4M勢が他を圧倒、1号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEがPP!

 スーパー耐久第7戦は11日、仙台ハイランドスピードウェイで公式予選を行い、A,Bドライバーの総合でPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)がポールポジションを獲得した。

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 仙台地方に朝方降った雨のためスーパー耐久第7戦の行われる仙台ハイランドスピードウェイは、雨は上がったもののレーストラックはウエットコンディション。肌寒い気温の中、8時40分Aドライバーから公式予選が開始された。1クラス4台、2クラス6台、3クラス7台、4クラス8台、合計25台と今シーズンで最も少ない25台の出走となった。

 まずは、1及び2クラス15分間のアタックから。全車ウエットタイヤでコースイン。ここに来ても相変わらずBMW Z4M勢が速い。1号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE谷口信輝が1分58秒773、2号車の片岡龍也が59.253を2台だけ2分を切るタイムで3位以下を4秒ほどちぎってこのセッションの1-2を占めた。2クラスはENDLESS ADVAN CS・Xの峰尾恭輔が2分3秒295でトップに立った。

 続く2及び3クラスは、アタック開始早々67号車YAMATO CIVICの大村和生が55分過ぎに最終コーナーで飛び出し、その回収のために赤旗中断となる。9時8分より残り12分で再開されたが、3クラスが5号車5ZIGEN NSXの平中克幸が2分5秒244で、4クラスが55号車BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVICの谷川達也が2分9秒263でトップタイムを記録した。

 Aドライバー予選に続いて行われたBドライバー予選は、Aドライバー予選中の赤旗中断により定刻より10分遅れの9時35分より開始された。一時、日も差しコースが乾きつつあるという微妙なコンディションだ。

 15分間で争われた1及び2クラスのBドライバー予選だが、ここでも1クラスのBMW Z4M勢が他を圧倒。1号車の柳田真孝が2分0秒047でトップに立ち、吉田広樹が2分0秒805で続いた。Aドライバー予選で横溝直輝がドライブし3位に着けたY.K.M. ADVAN Zだが、Bドライバーの佐藤公哉はこのセッションでスリックに賭けたようで後方に沈んでしまった。2クラスは新菱オート☆DIXCEL☆EVO IXの関豊が2分3秒020でトップに立った。

 引き続き15分間で行われた3,4クラスは、3クラスが39号車TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSXの佐々木孝太が2分3秒595で、88号車TUBE MAZIORA GNSの伊藤真一が2分9秒206でトップタイムを記録した。

 この結果、タイム合算での総合で1クラスは1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)が3分58秒820で、2クラスは6号車新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX(冨桝朋広/関豊組)が4分06秒814で、3クラスは5号車5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)が4分10秒139で、4クラスは55号車BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝允/河村直樹組)が4分19秒035でそれぞれポールポジションを獲得した。

 ワンデーレースのため決勝は本日12時30分より99周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第7戦仙台A,Bドライバー公式予選総合結果

HI-LAND SUPER TAIKYU 400km RACE -RIJ- (2009/10/11) A&B Total Qualify Weather: Course:
2009 Super Taikyu Series Round 7 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YH1'58.773
2'00.047
3'58.820-121.485
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH1'59.253
2'00.805
4'00.058 1.238120.859
3ST216新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH2'03.794
2'03.020
4'06.814 7.994117.551
4ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
村田信博
YH2'03.295
2'04.281
4'07.576 8.756117.189
5ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH2'03.407
2'04.332
4'07.739 8.919117.112
6ST2356眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本達哉
YH2'03.459
2'04.626
4'08.085 9.265116.948
7ST2426エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋正澄
YH2'05.523
2'03.781
4'09.30410.484116.376
8ST2520RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
谷口 行規
山田英二
YH2'04.607
2'04.770
4'09.37710.557116.342
9ST2630サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
小林旦雄
花岡 翔太
YH2'03.858
2'05.938
4'09.79610.976116.147
10ST3155ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
YH2'05.244
2'04.895
4'10.13911.319115.988
11ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
三沢伸輔
YH2'05.266
2'06.495
4'11.76112.941115.241
12ST3339TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
佐々木 孝太
YH2'08.774
2'03.595
4'12.36913.549114.963
13ST3414協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
YH2'07.391
2'05.116
4'12.50713.687114.900
14ST3515KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH2'08.672
2'06.681
4'15.35316.533113.620
15ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
YH2'03.173
2'12.444
4'15.61716.797113.502
16ST3634asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
YH2'07.081
2'09.359
4'16.44017.620113.138
17ST3716T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
山崎学
YH2'09.301
2'08.005
4'17.30618.486112.757
18ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
YH2'09.263
2'09.772
4'19.03520.215112.005
19ST4288TUBE MAZIORA GNS
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本玲二
伊藤 真一
YH2'11.634
2'09.206
4'20.84022.020111.230
20ST4318M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
YH2'10.121
2'11.231
4'21.35222.532111.012
21ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH2'11.804
2'09.990
4'21.79422.974110.824
22ST4562ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH2'11.932
2'10.863
4'22.79523.975110.402
23ST4667YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
大村 和生
野間 一
YH2'14.037
2'09.766
4'23.80324.983109.980
24ST478GPOモータリング Rn-sports ADVAN
HONDA S2000
橋本達也
植田 正幸
YH2'12.774
2'11.769
4'24.54325.723109.673
25ST4882ビストロカンパーニュED DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
倉島 直典
沢野 真吾
YH2'12.909
2'17.584
4'30.49331.673107.260
Tags:

スーパー耐久

S耐:第7戦仙台Bドライバー公式予選結果

HI-LAND SUPER TAIKYU 400km RACE -RIJ- (2009/10/11) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2009 Super Taikyu Series Round 7 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝YH2'00.047-120.841
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
吉田 広樹YH2'00.805 0.758120.082
3ST216新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
関 豊YH2'03.020 2.973117.920
4ST3139TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
佐々木 孝太YH2'03.595 3.548117.372
5ST2226エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄YH2'03.781 3.734117.195
6ST233ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
村田 信博YH2'04.281 4.234116.724
7ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘YH2'04.332 4.285116.676
8ST2456眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
松本 達哉YH2'04.626 4.579116.401
9ST2520RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
山田 英二YH2'04.770 4.723116.266
10ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
吉本大樹YH2'04.895 4.848116.150
11ST3314協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
小松一臣YH2'05.116 5.069115.945
12ST2630サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
花岡 翔太YH2'05.938 5.891115.188
13ST3427FINA ADVAN M3
BMW M3
三沢 伸輔YH2'06.495 6.448114.681
14ST3515KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
田ヶ原章蔵YH2'06.681 6.634114.513
15ST3616T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
山崎 学YH2'08.005 7.958113.328
16ST4188TUBE MAZIORA GNS
HONDA INTEGRA TYPE-R
伊藤真一YH2'09.206 9.159112.276
17ST3734asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
堀田誠YH2'09.359 9.312112.142
18ST4267YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
野間一YH2'09.766 9.719111.791
19ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 孝允YH2'09.772 9.725111.786
20ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
小幡栄YH2'09.990 9.943111.598
21ST4562ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
古橋 孝之YH2'10.86310.816110.853
22ST4618M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
笠原 智行YH2'11.23111.184110.542
23ST478GPOモータリング Rn-sports ADVAN
HONDA S2000
植田正幸YH2'11.76911.722110.091
24ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤公哉YH2'12.44412.397109.530
25ST48*82ビストロカンパーニュED DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
沢野 真吾YH2'17.58417.537105.438
  • CarNo.82は、ハイランド・スーパー耐久レース特別規則書第10条(ピットレーン通過制限速度)違反により、罰金3万円のペナルティを課す。
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スーパー耐久

S耐第7戦仙台Aドライバー公式予選結果

HI-LAND SUPER TAIKYU 400km RACE -RIJ- (2009/10/11) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2009 Super Taikyu Series Round 7 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝YH1'58.773-122.137
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也YH1'59.253 0.480121.645
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝YH2'03.173 4.400117.774
4ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔YH2'03.295 4.522117.657
5ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司YH2'03.407 4.634117.551
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴YH2'03.459 4.686117.501
7ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広YH2'03.794 5.021117.183
8ST2430サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
小林 旦雄YH2'03.858 5.085117.123
9ST2520RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
谷口 行規YH2'04.607 5.834116.418
10ST31*55ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中克幸YH2'05.244 6.471115.826
11ST32*27FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲YH2'05.266 6.493115.806
12ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志YH2'05.523 6.750115.569
13ST33*34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさんYH2'07.081 8.308114.152
14ST34*14協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一YH2'07.391 8.618113.874
15ST35*15KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明YH2'08.672 9.899112.741
16ST36*39TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬YH2'08.77410.001112.651
17ST41*55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也YH2'09.26310.490112.225
18ST37*16T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろYH2'09.30110.528112.193
19ST42*18M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫YH2'10.12111.348111.485
20ST43*88TUBE MAZIORA GNS
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本玲二YH2'11.63412.861110.204
21ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋樹YH2'11.80413.031110.062
22ST4562ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州YH2'11.93213.159109.955
23ST468GPOモータリング Rn-sports ADVAN
HONDA S2000
橋本達也YH2'12.77414.001109.258
24ST47*82ビストロカンパーニュED DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
倉島 直典YH2'12.90914.136109.147
25ST4867YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
大村和生YH2'14.03715.264108.228
  • 赤旗中断 9:58~10:08
  • CarNo.5,27,34,14,15,39,55,16,18,88,82は、公式通知No.6 1)(ファーストレーン進入時刻)違反により、訓戒のペナルティを課す。
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Formula Nippon | JAF Grand Prix | Japanese F3 | SUPER GT | スーパー耐久

2010年度国内暫定モータースポーツカレンダー

Date FN F3 SGT S耐 その他
03/21     鈴鹿(1)    
03/28       もてぎ(1)  
04/04     岡山(2)    
04/11          
04/18 鈴鹿(1) 鈴鹿(1,2)      
04/25          
05/02     富士(3)    
05/09       SUGO(2)  
05/16          
05/23 もてぎ(2) もてぎ(3,4)      
05/30       鈴鹿(3)  
06/06          
06/13   富士(5,6)     LE MANS 24H
06/20     セパン(4)    
06/27       富士(4)  
07/04          
07/11          
07/18 富士(3) 富士(7,8)      
07/25     SUGO(5)    
08/01          
08/08 もてぎ(4) もてぎ(9,10)      
08/15          
08/22     鈴鹿(6)    
08/29          
09/05   岡山(11,12)   岡山(5)  
09/12     富士(7)   北海道 RALLY JAPAN
09/19         もてぎSS INDY JAPAN
09/26 SUGO(5) SUGO(13,14)      
10/03         鈴鹿 F1日本GP
10/10          
10/17 AP(6) AP(15,16)   仙台(6)  
10/24     もてぎ(8)    
10/31         岡山 WTCC
11/07 鈴鹿(7)        
11/14 富士(N)   富士(N)    
11/21         マカオGP
11/27       もてぎSS(7)  
  • このリストはあくまで暫定版です。今後変更になる可能性があります。
  • 括弧内はラウンドです。'N'マークはノンタイトル戦を表しています。
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SUPER GT

SGT:フィリップスSUPER GTフェス2009を開催 (PHILIPS)

 株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:上條誠二、以下 フィリップス)は来る10月3日、4日にスーパーオートバックス東雲店にてフィリップスSUPER GTフェス2009‘を開催致します。

 イベント当日には、2009年SUPER GT500クラス出走車両のCar # 18 ROCK ST★R DOME NSXを展示致します。また、4日には、2009年度フィリップスサーキットレディの高梨まりさんも来店し、本イベントを盛り上げます。

 日ご来店頂きましたお客様には、多数特典を取り揃えてお出迎えさせて頂きますので、是非ともこの機会にフィリップスの光をご体感下さい。

【イベント特典】
  1. フィリップス製品をイベント限定価格でご提供させて頂きます。
  2. 09年フィリップスサーキットレディの高梨まりさんとのフォトセッション。<4日(日)のみ>(※フォトセッション参加には条件がございます。店頭のポスター等でご確認下さい)
  3. アルティノンシリーズをご購入頂いたお客様限定でフィリップスノベルティプレゼント(※ノベルティの数量には限りがございます。お早目にお求め下さい)
  4. イベント当日は豪華景品が当たるゲーム大会開催予定。
ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。
http://www.philips.co.jp/
Text: 株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン
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Formula Nippon

FN:第8戦SUGO アンドレ・ロッテラーが2戦連続の2位、平手晃平が3位に入り今季2度目の表彰台獲得 (TOYOTA)

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2戦連続の2位となったアンドレ・ロッテラー(#36)

 フォーミュラ・ニッポンの今季最終戦となる第8戦が9月 26日(土)、27日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。

 スポーツランドSUGOは宮城県の森の中に位置する、アップダウンの激しいテクニカルコースコースである。昨年の同大会ではトヨタエンジン搭載の松田次生が勝利を挙げている。

 全8戦で戦われてきた2009年シーズンも最終戦を迎えた。ドライバーズタイトルとチームタイトルは前戦オートポリスで決定してしまったが、ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)を含めたランキング2位争いは熾烈を極めており、また、TDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)がルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得の可能性を残して最終戦へ臨むこととなった。

 26日(土)午前中のフリー走行を経て、午後2時30分からノックアウト方式の予選が行われた。

 Q1ではTDPドライバーの平手晃平(ahead TEAM IMPUL)と、今大会がフォーミュラ・ニッポン100戦目となる立川祐路(CERUMO/INGING)が脱落。それぞれ12、13番手となった。

 10分間のインターバルを経て行われたQ2では、TDPドライバーの国本京佑(Team LeMans)が他車に阻まれタイムを出せず10番手。大嶋とトレルイエは1000分の1秒まで全く同タイムとなったが、規則により先にタイムをマークした大嶋が8番手でQ3へ進出。トレルイエは9番手となった。

 最終Q3セッションでは、Q1、Q2共にトヨタ勢最速タイムをマークしたTDPドライバー石浦宏明(Team LeMans)がトヨタエンジン搭載車最上位の2列目4番手を確保。これに松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)、大嶋、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がそれぞれ5、6、7番手で続き、グリッドが決定した。

 27日(日)の天候は曇り。スタート前の時点では、上空を黒い雲が覆い、時折小雨がぱらつくものの、路面を濡らすまでには至らないという微妙な状況となったが、全車スリックタイヤのまま午後2時半に決勝レース(62周)のスタートが切られた。

 好スタートを切った松田と石浦が第2コーナーで交錯しかけ、松田は後退。石浦は3番手につけたが、2周目に入るところで塚越広大(HFDP RACING)の先行を許し、4位で序盤戦へと突入。これにロッテラー、大嶋、松田が続く形となった。

 5、6周目あたりから小雨が降り始め、12周目に立川、13周目に大嶋がピットインしレインタイヤに交換。しかし、この時点ではまだレインタイヤの優位性は大きくなく、他のほとんどの車両はドライタイヤのままレースを続行した。

 2位の小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)のピットインにより3位にポジションを上げた石浦も、ドライタイヤのまま首位を追い上げ、三つ巴での激しいトップ争いを展開。

 徐々に路面が濡れ始め、滑る路面でのトップ争いの下、21周目に石浦がハーフスピン。追い上げてきていたロッテラーとトレルイエが石浦をかわして3-4位へ浮上。また、直後には首位を行くロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)もコースオフするなど、コンディションは更に悪化していった。

 この難コンディションに、上位勢も次々レインタイヤへと交換。そんな中ドライタイヤのままトップで粘る塚越を、やはりドライタイヤのロッテラーとトレルイエが行き詰まるような激しいサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げながら激しくプッシュ。しかし、レインタイヤに交換した後続のペースが速く、まもなくロッテラー、塚越もピットイン。

 これでドライタイヤのままトップに立ったトレルイエだったが、レインタイヤに替えたデュバル、ロッテラーのペースは圧倒的に速く、35周目にデュバル、38周目にはロッテラーにかわされてしまった。

 後方からは、22周目にレインタイヤに交換したあと、好ペースで順位を上げてきていた平手が、41周目にトレルイエをパスし、3位に浮上。更に上位2台を追った。

 しかし、上位3台は大きな差が付いており、順位変動には至らなかった。一方、後方では、ドライのまま必死に粘るトレルイエを後続勢が攻め、石浦、大嶋、松田、国本がトレルイエをパス。

 そのままの順位でチェッカーとなり、ロッテラーは2戦連続の2位。平手が開幕戦以来の3位表彰台を獲得。石浦は5位となった。大嶋は6位で3ポイントを獲得したが、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得は成らなかった。7位に松田、8位に国本が入り、国本は初のポイント獲得を果たした。また、ロッテラーは今大会の結果、シリーズポイントでひとつ順位を上げ、2位のトレルイエと僅か1ポイント差のランキング3位となった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
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Formula Nippon

FN:第8戦SUGO ロイック・デュバル選手 最終戦で今シーズン4勝目を飾り、塚越広大選手は4位入賞、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得 (HONDA)

fn090927002L.jpg

  • 決勝:2009年9月27日(日)
  • 会場:スポーツランドSUGO(3.704km)
  • 天候:予選/晴れ、決勝/曇りのち小雨
  • 気温:17℃(14:30時点)
  • 路面温度:22℃(14:30時点)
  • 決勝レース:62周(229.648km)
  • コースコンディション:決勝/ドライのちウエット
  • 観客:1万5500人(主催者発表)

 9月27日(日)、宮城県・スポーツランドSUGOにおいて2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第8戦の決勝レースが開催された。

 今大会でシーズン最終戦となるフォーミュラ・ニッポンは、第7戦で最終戦を待たずして#31 ロイック・デュバル選手(NAKAJIMA RACING)が初のドライバーズ・チャンピオン、NAKAJIMA RACINGが7年ぶりのチーム・チャンピオンを決めている。今大会はシリーズ2位の座を狙う#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)と、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得の期待がかかる#10 塚越広大選手(HFDP RACING)に注目が集まった。

 秋晴れの26日(土)に行われたノックアウト方式による公式予選では、Honda勢3チーム5台すべてが第2セッションへと駒を進めた。第2セッションでは、小暮選手がSUGO全カテゴリーのコースレコード(1分6秒514)更新となる1分6秒332を叩き出し、トップで通過した。

 続いて行われた第3セッションでは、チームメートで今季チャンピオンのL.デュバル選手が今シーズン3度目となるポールポジションを獲得。また、小暮選手が2番手、塚越選手が3番手と続き、決勝レースに向けて好位置を獲得し、Honda勢が上位3グリッドを独占した。また、#41 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は8番手、#40 リチャード・ライアン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は11番手からの決勝となった。

 27日(日)に行われた決勝レースは、スタート直前に霧雨が降る天候となったが、路面はドライコンディションだったために、全車13台がスリックタイヤでスタートした。ホールショットを奪ったのは、2番手スタートの小暮選手だった。小暮選手はトップのままオープニングラップを終え、ポールポジションのL.デュバル選手が2位、一時は順位を下げたもののポジションを奪い返した塚越選手が3位を走行し、Honda勢による1-2-3態勢を形成した。R. ライアン選手は8位、伊沢選手は10位と続く。

 6周目、ホームストレート上でR.ライアン選手と伊沢選手が接触し、伊沢選手のマシンはフロントウイングを損傷したためにピットインを強いられた。また、R.ライアン選手もマシンバランスを大きく崩したことによりペースを上げられず、伊沢選手は12位、R.ライアン選手は13位まで順位を下げた。

 スタート直前から降り出した雨は次第に強まり、路面はハーフウエット状態となった。各ドライバーがレインタイヤへの交換を選択するかを悩む中、トップを走行する小暮選手は13周目に先陣を切ってピットインを敢行。スリックタイヤからレインタイヤに交換してコースに復帰した。しかし、雨脚は思ったほど強くならず、スリックタイヤのままで走るマシンのタイムが落ちない。8位に後退した小暮選手は順位をばん回できずに苦しい走行を続けたが、19周目に2回目のピットインを敢行し、スリックタイヤへ戻した。

 ところが、レース中盤から、少し雨量が増え始めたために路面がウエット状態へ変化し、スリックタイヤを履くマシンは厳しいドライビングを強いられる展開となった。

 小暮選手に代わり、レースをリードしていたL.デュバル選手は、スリックタイヤでウエットコンディションの路面を粘り強く走行していたが、22周目の馬の背コーナーでオーバーランして順位を下げることとなった。これにより、同じくスリックタイヤでL.デュバル選手を追っていた塚越選手がトップに躍り出る。順位を下げたL.デュバル選手は、レインタイヤに履き替えて追い上げを図る作戦に切り替え、5位でコースへ復帰した。

 トップを走る塚越選手を含めた上位3台はいまだピットストップを行っておらず、スリックタイヤのまま走行を続ける。しかし、先にレインタイヤに交換したL.デュバル選手が激しいペースで追い上げて、28周目で4位のL.デュバル選手と上位3台のタイム差は30秒134に縮まった。

 レース中盤を迎えた31周目、トップの塚越選手がピットインを敢行。上位選手のピットインにより2位まで浮上したL.デュバル選手は1分26秒台のハイペース走行を続け、35周目のSPインコーナー手前でついにトップに返り咲いた。その後も快調にトップを走行したL.デュバル選手は、後続との差を 14秒以上に広げて独走態勢を築く。

 レインタイヤに交換した塚越選手は、好調な走りで7位から4位までポジションを上げた。48周目の2コーナーでスピンを喫したために再び5位へ後退したものの、57周目には4位を奪い返す力走をみせた。

 レースはこのままファイナルラップを迎え、L.デュバル選手は2番手とのマージンを保ちながら、ウエットコンディションでも安定したペースをキープして62周を走りきり、今季4勝目を飾った。塚越選手は4位でチェッカーフラッグを受け、シリーズポイントランキング7位とルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。小暮選手が10位、伊沢選手が11位、R.ライアン選手が13位で完走を果たした。Hondaエンジンはドライバーズタイトル、チームタイトル、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの3冠獲得に貢献した。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR09E」開発責任者
 「今シーズンもHondaにご声援いただきましてありがとうございました。今日はL.デュバル選手がチャンピオンらしく最終戦を優勝してくれて、今シーズンに有終の美を飾ってくれたことをうれしく思います。また塚越選手は、いったんはレースをリードして表彰台のチャンスも十分あったのですが、非常に惜しい結果になりました。しかしながら各ドライバーともエンジンの力を 100%発揮してくれ、最終戦にふさわしいレースだったと思います。今シーズンは新開発「HR09E」の初年度でありましたが、エンジン開発の方向性は間違っていなかったことが証明できたと思います。結果的には、 L.デュバル選手がドライバーズタイトル、NAKAJIMA RACINGがチームタイトル、塚越選手がルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得してくれましたので、フォーミュラ・ニッポンの3冠獲得に貢献できたことが開発責任者としては何よりの喜びです。もうすでに来シーズンに向けてのスタートが切られました。今シーズンの勝利に慢心することなく、エンジン開発プログラムを推進し、連覇を目指したいと思います」
ロイック・デュバル選手(優勝 #31 NAKAJIMA RACING)
 「今日は、序盤からの雨により、スリックタイヤでは徐々にペースが下がる展開でしたので、いいタイミングでタイヤ交換を行えたと思います。今日のような難しい展開でも勝利することができたのは、メカニックをはじめとしたチームスタッフのおかげです。今シーズンは優勝4回、ポールポジション3回を獲得することができました。シーズン全体を振り返って言えることは、僕たちはチームワークでチャンピオンになったということです。1つのことがよくなったのではなく、チームすべてのパフォーマンスが上がったことによる結果だと思っています」
塚越広大選手(4位 ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得 #10 HFDP RACING)
 「ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、一生に一回しか取れないタイトルですので、今シーズンは、自分が獲得することができて光栄に思っています。これはチームのみなさんが、一生懸命に自分を走らせてくださった結果ですので、本当に心から感謝したいと思います。しかしながら、タイトル獲得はうれしいのですが、まずは優勝したかったというのが正直な気持ちです。チャンスはあったものの手に入れられなかったのは、まだまだ自分に足りないものがあるからだと思います。ファンのみなさん、ご声援ありがとうございました。今年の一戦一戦がいい勉強になりましたので、これからもさらにいいレースができるようにがんばります。これからも応援よろしくお願いします」
Text & Photo: HONDA
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FN:2009年度ルーキー・オブ・ザ・イヤー記者会見

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ルーキー・オブ・ザ・イヤー 塚越広大(HFDP)
 「ホンダやチームの皆さんが支えてくれたお陰でルーキー・オブ・ザ・イヤーを取ることができました。初年度ということで経験と勉強不足で、ミスがあったり足りない部分があったりで、表彰台には乗れなかったんですが、一戦一戦いい勉強ができて成長することができたと思います。今週は最初から調子が良かったので上位を狙いたかったんですけど、1周目で差が開いてしまいました。でも、雨の路面はうちのクルマが強いので差を詰めることもできましたし、トップに立ってからもペースを守って走れました。ピットインのタイミングですがペースが悪くなかったので迷いました。もっとペースが落ちてくればすぐに入るんですが、チームと相談しながらのピットインで、ピット作業もミスがなかったし、天候は分からないのでしょうがないと思います。タイヤ交換してからもいいペースで走れましたが、ブノワ選手を抜いてからは前を追わなければならない状況で、プッシュしたんですが、その後数周は攻めすぎて走りをまとめられなくなり、1コーナーのブレーキングで止まりきれずに外側の縁石に乗ってスピンしてしまいました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:2009年度ドライバー&チームチャンピオン記者会見

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ドライバーチャンピオン ロイック・デュバル(ナカジマ)
「シーズン当初からいいコンディションでレースができました。もてぎ以外は、優勝4回、ポール3回といい結果で終えることができ、振り返ってみると満足できるシーズンでした。チームとホンダのエンジンがいい仕事をしてくれましたね。ダンパーの効果じゃなくてチームワークでチャンピオンになったんです。去年はモノコックが良くて松田さんがいい走りができた特別なシーズンだったと思うんですが、このチームは先々シーズンから徐々にパフォーマンスが上がってきて、今シーズンにすべてのことがかみ合っていい走りができたと思います。来年のプランは決まっていません。今のところ誰もぼくのことを欲しくないみたいです。日本での生活に満足していますし、やりたいことがいっぱい残っているので、できれば日本に残りたいと思います。
(中嶋監督からどんなプレゼントをもらいたいか訊かれて)昔乗っていたFNマシンのローラが欲しいです。(これに対して中嶋監督は『チャンピオンを取ってもチームの状況は厳しいので即答はできません』)」
チームチャンピオン監督 中嶋悟(ナカジマ)
 「久しぶりにチャンピオンチームになれて素直に喜んでいます。ロイックと小暮君がチーム内でいい戦いをして得られた結果だと思います。スイフトのクルマの特性も2人のドライバーの許容範囲でした。エンジンもいい、クルマもいい、メカニックもエンジニアもみながんばってくれて、チームチャンピオンが取れたのがうれしいですね。予選で1-2はよく取れましたが、1-2フィニッシュが1回だったのでもう1回くらいあればよかったですけど」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第8戦SUGO決勝記者会見

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優勝 ロイック・デュバル(ナカジマ)
fn_r08_r_pc_duva  「最初はオーバーステアで、ハイスピードコーナーは問題なかったけど、他のところで後輪のグリップが全然なくてトラクションがかからずスリッピーでした。でも、雨が降ってタイヤを交換してからはいい走りができました。チームメイトの小暮選手よりもいいタイミングでタイヤ交換ができたと思います。今日のようなコンディションでは読みづらい部分があるんですが、がんばって優勝できて良かったです」
2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r08_r_pc_lotterer  「いいレースでしたね。予選7位から2位まで上がれましたから。もうちょっと早くピットインすれば、そうですね、ロイックがミスをした直後にピットインすればよかったかも知れません。振り返ってみればわかるんですけど、そのときはわからないですからね。シーズンを振り返るとポディウムにも3回連続乗れたし、今回のレースでもドライバーズ選手権で4位から3位まで上がることができたので満足しています」
3位 平手晃平(インパルP)
fn_r08_r_pc_hirate  「予選の順位が悪くてスタートが重要でした。昨日の予選でセットアップに苦戦して、自分もクルマもあんな状態が限界で、今朝にかけてエンジニアとすごく相談をして、クルマを作り上げたら、昨日よりははるかにいいクルマができました。朝、レース時と同じガソリンをいっぱい積んで、走ってみたらまわりと同じか、ちょい遅いペースで走ることができました。レースは思い切ってスタートしたんですけど、途中で雨が降ってきました。チームからは早めにピットと言われてたんですけど、周りもスリックが多かったので、がんばって、自分でこのタイミングだと思ったときにピットに入ったのが結果的によかったんだと思います」
優勝チーム監督 中嶋悟(ナカジマ)
fn_r08_r_pc_nakajima  「優勝できて喜んでいます。予選も1-2でしたし、決勝もと思ったんですが、1台のピットインが早すぎましたね。メカニカル的にもいろいろあったんですが、結果的にハッピーな終わり方でした。ピットインのタイミングですが、2人のドライバーからピットインの要求があって、前を走ってる方に優先権があったので小暮を入れました。その後、思ったより雨が降ってきませんでしたし、ラップタイムもスリックの方が5秒速くて、ピットに入っても10周で挽回できるのでスリックに戻しました。ところまた雨が強くなってきて、これは危ないなと思ってまたレインに戻しました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
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FN:第8戦SUGO決勝 ロイック・デュバルがポールトゥウインで有終の美

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第8戦は27日、宮城県のスポーツランドSUGOで62周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートしたロイック・デュバル(ナカジマ)が優勝。有終の美を飾って今季最終戦を締めくくった。

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 早朝からSUGOの空を覆っていた雲は午後になっても晴れず、ぽつぽつ雨も降り始めた肌寒い中、14時30分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートは予選2位の小暮卓史(ナカジマ)がすばらしいダッシュで、1コーナーのイン側からポールポジションスタートのロイック・デュバル(同)を差し、トップに躍り出た。デュバルは2位で続き、3位には予選4位の石浦宏明(ルマン)が上がり、予選3位の塚越広大(HFDP)は4位に落ちたが、1周目のストレートでオーバーテイクボタンを使用し、石浦の前に出て順位を3位に戻した。

 5位はアンドレ・ロッテラー(トムス)、6位に大嶋和也(同)が続いたが予選5位の松田次生(インパル)はスタートの混乱で石浦にプッシュされ7位までポジションを落としてしまった。

 ナカジマレーシングの2台が速い。3周を終わって3位以下を4秒離してしまった。このままナカジマ勢が逃げ切るかと思われたがしかし、スタートから降り出した雨もこの頃から徐々に強くなり、スタート時1分9秒台だった上位陣のラップタイムも徐々に落ちてきた。10周目あたりには1分15秒台、12周目には20秒台にまで落ちた。

 立川が13周を終わってピットインして給油、タイヤをレインに交換をすると14周終わりにはトップを走る小暮もピットインして給油、レイン交換を敢行。代ってデュバルがトップに立った。

 21周目あたりから雨がさらに強くなってきた。デュバルが馬の背でコースアウトして、塚越がトップに立つと、デュバルはたまらずピットインして給油とレインへの交換。5位で戦列に復帰した。

 この後、他のマシンも次々とピットインしてレインタイヤに交換したため、30周過ぎあたりには唯一スリックで走行を続けるブノワ・トレルイエ(インパル)がトップに立つ。この時点で2位にデュバル、3位に国本京佑(ルマン)、4位ロッテラー、5位平手晃平(インパル)、6位石浦と続く。

 そして35周目のSPコーナーでトレルイエがコースアウトしたため、難なくデュバルが再びトップに復帰。その後もレース終了まで降り続く雨の中、背後を誰にも脅かされることなく62周を走りきり今季4勝目で有終の美を飾った。

 2位には28周終わりでレインタイヤに交換したロッテラーが、3位には予選12位から雨の中素晴らしいスピードで順位アップしてきた平手が入った。

 スタートでトップに立った小暮は、早めのレインタイヤ交換を行ったが、タイミングが早すぎたのかスリックに戻し、またレインに交換するというどたばたで結局、周回遅れでレースを終えることになった。

 これで今シーズンのフォーミュラ・ニッポンは全戦が終了。来シーズンは4月18日の鈴鹿で開幕を迎え全7戦が予定されているが、さらなる台数の減少も噂されシリーズ存続に向けての正念場を迎えることになるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
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Formula Nippon

FN:第8戦SUGO決勝結果

Fニッポン第8戦 -RIJ- (2009/09/27) Race Result Weather:Rainy Course:Dry-Wet
2009 Formula Nippon Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E621:25'52.893
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K625.323
320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K6228.064
410塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E6247.761
58石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K6253.280
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K621'12.302
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K621'16.815
87国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K611Lap 
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K611Lap 
1032小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E611Lap 
1141伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E602Laps
1248立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K602Laps
1340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E584Laps
---- 以上規定周回(55Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.31 ロイック・デュバル(ナカジマ) 1'09.220 (4/62) 192.651km/h
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第16戦決勝記者会見

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優勝 マーカス・エリクソン(トムス)
 「いいスタートが切れなくてポジションを落としてしまいました。レース序盤からオーバーテイクしようとプッシュして何度かトライしていたんですが、リスクがあって安全に抜けるような状況ではありませんでした。このレースはチャンピオンになるために勝たなければいけなったので、できることは全部やろうと思って、あきらめずにプッシュしていったら1コーナーイン側にスペースを見つけることができ、オーバーテイクしました。井口選手と接触はなかったし、いいオーバーテイクができたと思います。でも井口選手がスピンしてしまってレースを終えたのは残念に思います。こういう素晴らしいレースでチャンピオンを決めることができて非常に満足しています。ファンや関係者の皆様にも1年を通していいレースを見せることができたと思います」
2位 安田裕信(スリーボンド)
 「オートポリスからクルマの調子は良かったんですが、金曜日の午後自分のミスでクラッシュして、昨日の予選・レースとクルマの回復もできなくて苦しかったです。今日は、チームががんばってクルマを直してくれて、最後はラッキーもあって2位に上がれました。最後のレースでトムス勢の間に入れて良かったです」
3位 国本雄資(トムス)
 「今日はスタートが勝負になると思って集中していました。いいスタートが切れたんですが、前の2台もすごくいいスタートで、抜くまでには至りませんでした。その後もプッシュして前に付いて行こうとしたんですが、クルマのオーバーステアが強くバランスが悪くて着いて行けませんでした。SC後は前にNクラスのクルマがいて、再スタートミスもしてしまったので安田選手に抜かれてしまいました」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第16戦SUGO決勝 マーカス・エリクソンが優勝し、シリーズチャンピンも手中に!

 全日本フォーミュラ3選手権第16戦は27日、スポーツランドSUGOで25周の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたマーカス・エリクソン(トムス)が優勝し、シリーズチャンピオンの座に着いた。

 午後になってもSUGOは相変わらず曇り。12時40分肌寒い中、スターティンググリッドへ向けての今シーズン最後のフォーメーションラップが始まった。現在選手権トップは103ポイントで井口卓人(トムス)、2位のマーカス・エリクソン(同)が101ポイントで2ポイント差。ポールポジションのエリクソンがそのまま優勝すれば逆転チャンピオンとなる。

 スタートは井口が好スタート。1コーナーでポールシッターのエリクソンのインに飛び込みトップに躍り出た。エリクソン2位。3位には国本雄資(トムス)が付けた。

 井口は逃げ切って優勝すればチャンピオン。2位エリクソンも必死に井口を追いかける。スピードはエリクソンの方が速い。3周目あたりからは、エリクソンがストレートで井口の背後に迫る。1コーナーで再三、井口のインを伺うがオーバーテイクするには至らず。

 10周目まで続いた井口とエリクソンの攻防も11周目にエリクソンがSPコーナー出口でダートに足を落として万事休す。井口との差が2秒近くに開いてしまった。

 しかし、エリクソンはあきらめない。16周目に井口の背後に迫ると再びアタックを開始。そして、21周目の1コーナーでついに井口のインに飛び込んだ。押さえる井口。井口は1コーナーのアウト側でエリクソンに押し出されるようにコースアウト。スピンして縁石上にストップしてしまった。これでエリクソンがトップに立つ。

 井口のマシンを撤去するために22周目にSCがコースに入る。SCは23周を終わってピットロードへ。残り2周で再スタート。エリクソンはトップで1コーナーへ。2位には周回遅れのNクラスに前を押さえられた国本をかわした安田裕信(スリーボンド)が上がってきた。国本は3位。そしてこのまま25周を走ってレースは終了。この瞬間エリクソンの全日本F3選手権ドライバーズチャンピオンが確定した。

 Nクラスはすでにクラスチャンピオンを決めている山本尚貴(HFDP)がトップでチェッカーを受け、今季8勝目を飾った。

Text: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第16戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/09/27) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2534'07.125
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE252.733
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE253.584
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C256.651
57N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2510.910
622N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2511.910
78N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2512.494
823N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2512.704
918N山本 龍司EBBRO AIM F307 DALLARA F305/3073S-GE2513.825
1019N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE2515.329
1133C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE251'27.720
1262C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE241 Lap 
1320Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE241 Lap 
1477N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE241 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 --------
-36C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE205 Laps
-5N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE169 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 マーカス・エリクソン(トムス) 1'15.264 (14/25) 177.181km/h
  • CarNo.20は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第44条6.2)①(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
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FN:第8戦SUGOフリー走行2回目 PPのロイック・デュバルがトップタイムでナカジマ1-2!

 フォーミュラ・ニッポン第8戦はスポーツランドSUGOで27日、決勝へ向けてのフリー走行を行い、ポールポジションからスタートするロイック・デュバル(ナカジマ)がここでもトップタイムを記録した。

 決勝日を迎えたSUGOは朝からどんよりとした雲に覆われ、昨日と打って変わって肌寒い1日のスタートとなった。上空からぽつりぽつりと雨が落ち始めた中、定刻9時45分より30分間のフリー走行が行われた。

 ここでもナカジマレーシングの2台は好調を維持。開始早々、ロイック・デュバル(ナカジマ)が1分8秒112でトップに立つと、小暮卓史(同)も1分8秒250で2位に着ける。最終的には、デュバルが7秒679、小暮が7秒824までタイムを縮めこの2台のみが7秒台に入れセッションを1-2で締めくくった。

 3位に入ったのは1分8秒673とトップから1秒近く離されたブノワ・トレルイエ(インパル)。4位はアンドレ・ロッテラー(トムス)で8秒697。終盤タイムアップした伊沢拓也(ダンディライアン)が8秒719で5位。6位には8秒766で石浦宏明(ルマン)が着けた。

 フリー走行中盤には雨も上がり、この後天候は徐々に回復すると予想される。レースはナカジマの2台を中心に展開するものと思われるが、ソフトタイヤの導入でステアリングも重くなり、体力勝負になれば62周の長丁場で意外なドラマが生まれるかも知れない。決勝レースは14時30分フォーメーションラップがスタートする。

Text: Yoshinori OHNISHI
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FN:第8戦SUGOフリー走行2回目結果

Fニッポン第8戦 -RIJ- (2009/09/27) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'07.679--197.04
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'07.8240.1450.145196.62
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.6730.9940.849194.19
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6971.0180.024194.12
541伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'08.7191.0400.022194.06
68石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.7661.0870.047193.92
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.8501.1710.084193.69
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.9301.2510.080193.46
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'08.9541.2750.024193.39
1010塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'09.0021.3230.048193.26
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'09.0711.3920.069193.07
1240リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'09.3921.7130.321192.17
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'09.8652.1860.473190.87
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT

2010年度暫定レースカレンダー

 フォーミュラニッポン最終戦の行われているSUGOで26日、現時点での2010年度暫定カレンダーが発表された。今回、未発表だった全日本F3のカレンダー追加され、フォーミュラ・ニッポンとSUPER GTの日程も一部変更になっている。

■フォーミュラ・ニッポン
  1. 4/17~18 鈴鹿
  2. 5/22~23 もてぎ
  3. 7/17~18 富士
  4. 8/7~8 もてぎ
  5. 9/25~26 SUGO
  6. 10/16~17 オートポリス
  7. 11/6~7 鈴鹿
■全日本F3選手権
  1. 10/17 鈴鹿
  2. 10/18 鈴鹿
  3. 5/22 もてぎ
  4. 5/23 もてぎ
  5. 6/12 富士
  6. 6/13 富士
  7. 7/17 富士
  8. 7/18 富士
  9. 8/7 もてぎ
  10. 8/9 もてぎ
  11. 9/4 岡山
  12. 9/5 岡山
  13. 9/25 SUGO
  14. 9/26 SUGO
  15. 10/16 オートポリス
  16. 10/17 オートポリス
■SUPER GT
  1. 3/20~21 鈴鹿
  2. 4/3~4 岡山
  3. 5/1~2 富士
  4. 6/19~20 セパン
  5. 7/24~25 SUGO
  6. 8/21~22 鈴鹿
  7. 9/11~12 富士
  8. 10/23~24 もてぎ
Text: Yoshinori OHNISHI
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FN:第8戦SUGO公式予選総合結果

Fニッポン第8戦 -RIJ- (2009/09/26) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09ER1'06.806R1'06.574R1'06.540
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'07.053R1'06.332R1'06.635
310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'07.4191'07.0841'07.003
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.2501'07.1381'07.074
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.5061'07.1381'07.087
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'07.8831'07.5741'07.196
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'07.5041'07.3311'07.422
841伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'07.8031'07.2791'07.524
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.6931'07.574
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.7231'08.123
1140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'07.9931'08.329
1220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.207
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'08.391
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第15戦SUGO決勝 国本雄資が今シーズン3勝目を飾る

 全日本フォーミュラ3選手権第16戦は26日、スポーツランドSUGOで18周の決勝を行い、ポールポジションからスタートした国本雄資(トムス)がそのまま逃げ切り優勝した。Nクラスもポールポジションスタートの佐藤公哉(ノバ)が今季3勝目を飾った。

 フォーミュラ・ニッポンの公式予選が終了し、太陽が西に傾いた16時15分全日本F3のフォーメーションラップが始まった。

f3_r15_start  スタートは、予選2位のマーカス・エリクソン(トムス)が好スタート。ポールポジションの国本雄資(同)にインから並びかけるが、抜けず国本がホールショットを決めた。3位には井口卓人(同)が付け、トムス軍団がリードする形でレースが始まった。

 その後方では、4位ケイ・コッツォリーノ(戸田)がトムス勢に食らいつき、5位の嵯峨宏紀(ルボーセ)と安田裕信(スリーボンド)が接近戦。

 2位のエリクソンは5周目あたりからトップの国本に迫り、ストレートから1コーナーで再三、国本のインを伺うがオーバーテイクには至らず、終盤には逆に差を広げられ、国本が今季4勝目を飾ることとなった。

 3位には井口が入り、4位がコッツォリーノ。5位には中盤、嵯峨をかわした安田が入った。

 Nクラスは、ポールポジションの佐藤公哉(ノバ)が好スタート。2位にはアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)が着け、3位はF3デビュー戦の山本龍司(AIM)。予選クラス2位の山本尚貴(HFDP)は1周目後方集団に埋もれて戻ってきた。

 佐藤とインペラトーリはこのままの順位でフィニッシュ。佐藤は今季3勝目を飾った。

 3位でレースを始めたルーキーの山本(龍)は7周目に黒田吉隆(アチーブメント)に、さらに山本(尚)にかわされ、結局5位でレースを終えた。

 3位に入ったのは終盤、山本(尚)の追撃をかわしきった黒田。うれしい初表彰台をゲットした。

 この結果、Cクラスのドライバーズチャンピオンシップは国本が脱落。明日27日の第16戦最終戦は、井口とエリクソンが本年度のドライバーズチャンピオンを巡って争うこととなった。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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Formula Nippon

FN:第8戦SUGO公式予選記者会見

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ポールポジション ロイック・デュバル(ナカジマ)
fn_r08_q_duval  「セットアップに問題があって朝から苦しんでいました。リアが不安定でうまく走れませんでしたが、少しづつよくなってきました。今回はプレッシャーがないので気持ちよくは走っています。ダンパーの件ですがなくても大きな問題はありません。いい走りができているのは努力の結果です」
予選2位 小暮卓史(ナカジマ)
 「フィーリングは良かったんですが、最後は自分が至らない部分があって悔しいです。サードダンパーは外してもベースセットが決まっているし、データもあるので問題はありません」
予選3位 塚越広大(HFDP)
 「Q1~Q3とクルマは決まっていたので、少しアジャストして運転の仕方で対応しましたが、SUGOはこのクルマで初めてなので詰め切れない部分がありました。ルーキーオブザイヤーも取りたいので最低でも表彰台が目標です」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
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