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スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ公式テスト ARN RACINGのARN Ferrari 488 GT3がトップタイム

スーパー耐久機構(STO)は26日、ツインリンクもてぎで4月2日に開幕を迎える第1戦を前に同地で公式テストを行った。

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 昨年の活況を受けて今年もエントリーリストに多数のマシンが名を連ねると予想されるが、現在はまだ年間エントリーリストは発表されていない。公式テスト開始前にオープンピットやグリッドウォークのファンサービスが行われ、13時をむかえると実戦さながらのフォーメーションラップからのローリングスタートというスタートシミュレーションで公式テストが幕を開けた。

 ST-Xクラスには4台が参加。#8 ARN Ferrari 488 GT3 が1分49秒704のトップタイムをマーク。ARN RACINGは2月にイタリアから到着したばかりの新車を投入し、昨年までのMercedes-Benz SLS AMG GT3からマシンをスイッチ。シェイクダウンながら好タイムをマークし、必勝体制でGT-Rの牙城を崩せるか? また、昨シーズンST-1クラスで参戦したD'station RacingがPORSCHE 911 GT3を投入しST-Xクラスにステップアップしてきた。今シーズンのチャンピオン争いが楽しみだ。

 ST-2クラスは昨年のチャンピオン#59 DAMD MOTUL ED WRX STIがトップで2分3秒472をマーク。4台のランサーエボリューション包囲網をかいくぐり孤軍奮闘のWRX STIだったが、今年も力を発揮しそうだ。

 ST-3クラスは7台が参加。#62 DENSO Le BeaussetRC350が2分4秒121をマークしクラストップタイムとなったが、これはST-2クラスのトップに次ぐタイムで他のST-2クラスのマシンを喰ってみせた。この日のテストにST-5クラスでディーゼルのデミオを走らせていたTEAM NOPROがST-3クラスにアクセラディーゼルを持ち込んでいた。空力パーツもなくおろしたてといった雰囲気だったが、2.2Lディーゼルターボのアクセラがどんな戦いを見せるか楽しみだ。

 ST-4クラスは10台が参加。#55 SanOasis田中建築スズバン86が2分9秒544でクラストップ。クラス上位3台がTOYOTA 86という事で開発の進んだ86が優位に立つのか? それともHONDA勢がパワーで対抗するのか? 激戦のST-4クラスから目が離せない。

 ST-5クラスは6台が参加。#48 DIJON RACINGのFIT3が2分18秒153でクラストップとなった。昨年同様、FIT VS VITZにデミオディーゼルが燃費を武器にどこまで食い込むのか?

 今シーズンから新設されたST-Z/ST-RとST-1クラスは今回のテストに参加したマシンはなかった。

スーパー耐久第1戦はここツインリンクもてぎで4月1日に予選、4月2日に決勝が行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
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スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ公式テスト結果

公開テスト -RIJ- (2017/02/26) Test Day Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Test Day ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18ST-X1ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1'49.704--157.560
23ST-X2ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'51.055 1.351 1.351155.643
389ST-X3HubAuto Ferrari 488 GT3f
Ferrari 488 GT3
1'51.456 1.752 0.401155.083
4777ST-X4D'station Porsche
PORSCHE 911 GT3
1'52.437 2.733 0.981153.730
559ST-21DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'03.47213.76811.035139.991
662ST-31DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
2'04.12114.417 0.649139.259
720ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'04.30514.601 0.184139.053
823ST-32岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'04.41314.709 0.108138.932
96ST-23新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'04.66814.964 0.255138.648
1015ST-33岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
2'04.88015.176 0.212138.413
1130ST-24RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'04.98915.285 0.109138.292
1268ST-34埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
2'05.09715.393 0.108138.172
1314ST-35岡部自動車Z34
NISSAN FAIRLADY Z
2'05.24815.544 0.151138.006
1434ST-36TBN
NISSAN FAIRLADY Z
2'05.51415.810 0.266137.713
157ST-25新菱オート☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'07.85318.149 2.339135.194
1655ST-41SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
2'09.54419.840 1.691133.429
1713ST-42ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
2'09.75320.049 0.209133.215
1886ST-43TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'10.07220.368 0.319132.888
1946ST-44ASTMIL Racing by teamDIJON
Honda INTEGRA TYPE-R
2'10.46220.758 0.390132.491
2077ST-45CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
2'11.61921.915 1.157131.326
2118ST-46Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
2'12.49822.794 0.879130.455
2212ST-47RIKU
Honda CIVIC TYPE-R
2'12.86223.158 0.364130.097
2326ST-48エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
2'13.47923.775 0.617129.496
24100ST-49A-GENT1 86
TOYOTA 86
2'14.28324.579 0.804128.720
2519ST-410TBN
Honda INTEGRA TYPE-R
2'16.74627.042 2.463126.402
2648ST-51TBN
Honda FIT 3 RS
2'18.15328.449 1.407125.115
2757ST-52ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
2'18.52228.818 0.369124.781
2811ST-53ネッツトヨタ京華 BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'20.55430.850 2.032122.977
2988ST-54村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'21.71232.008 1.158121.972
30213ST-55WAKO'S RS神野GenesisPURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'22.73433.030 1.022121.099
3137ST-56DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'23.37633.672 0.642120.557
3217ST-37DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
2'25.02135.317 1.645119.189
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 ポールの名取鉄平が痛恨のジャンプスタート。山内飛侑が初優勝を飾る

 スーパーFJ鈴鹿シリーズは26日、鈴鹿サーキットで22周の決勝レースを行い、予選2位からスタートした山内飛侑(藤井工務店MYST KK-SⅡ)が22周・19分43秒447で優勝した。

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 決勝スタートは午後2時35分。20台が参加してフォーメーションラップが始まった。スタートではポールポジションの名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)がトップで1コーナーに向かったが、クラッチミートのタイミングを誤りシグナルブラックアウトの前に動き出してしまった。2位には山内飛侑(藤井工務店MYST KK-SⅡ)が、3位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が、4位には鈴木智之(K&G C72ミッドランド10V)が付ける。

 上位2台、名取と山内は接近戦を演じつつ3位以下を離していくが、名取にはドライビングスルーペナルティーが科され7周を回ってピットイン。山内は「名取選手のフライングはわかってたが、その前に抜きたかった」というもののこれで難なくトップに立つ。ここからは山内の一人舞台で2位以下をぶっちぎってリードを広げ始める。

 2位に上がった吉田はレース後「調子はよくなかった」と語るがそれでも3位の鈴木よりはペースはよく単独走行。

 3位の鈴木は4位上がった太田格之進(KK-SⅡ ミスト制動屋)と序盤からテールトゥノーズ。それでも「最終コーナーを立ち上がったストレートスピードの状況でインに入られても抜かれることはないと思った」と冷静に4位太田の状態を分析。終盤には徐々に差を開き3位を死守。

 結局22周を走って、2位以下を8秒8離した山内がうれしいスーパーFJ初優勝。2位には吉田が、3位には鈴木が入った。

 鈴木を追い切れなかった太田が4位。5位にはもてぎシリーズから鈴鹿シリーズに舞台を移した徳升広平(Leprix Sport 10V)が、6位には荒川麟(Drago CORSE 10V)が入った。

 鈴鹿シリーズ第2戦は3月26日、舞台を西コースに移して開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2017/02/26) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
119山内 飛侑藤井工務店MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2219'43.447
257吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH228.883
343鈴木 智之K&G C72ミッドランド10V
TOKYO R&D RD10V
YH2211.280
461太田 格之進KK-SⅡ ミスト制動屋
MYST KK-S2
YH2211.745
570徳升 広平Leprix Sport 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2217.032
677荒川 麟Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2223.795
748加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2226.735
823宮本 健一KMTS-RTミストKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2227.588
939高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH2230.056
10*11名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2230.106
111吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
MYST KK-S2
YH2230.895
1244前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH2231.313
1355板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH2235.556
1433中島 功SHINSEKI. KK
MYST KK-S2
YH2241.579
15*21HIROSHIミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH2245.726
1675問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH2247.780
1734齋藤 真紀雄CS-AKILAND EAGLE KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2252.638
1851ライオン丸ZミストKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH211Lap
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
-29宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH157Laps
-5村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH418Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 山内飛侑(藤井工務店MYST KK-SⅡ) 53.349 (10/22) 151.36km/h
  • CarNo.11,21は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ第55条~1(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 新生スーパーFJの初ポールは名取鉄平

 スーパーFJシリーズが26日、シリーズの先陣を切って鈴鹿サーキットで鈴鹿シリーズ第1戦が開幕。2017年初のポールポジションは名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)が53秒041で獲得した。

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 スーパーFJは今シーズンからエンジン規定が改定。安価でエントラントに販売されることになり参戦コストが低減。開幕から20台ものエントリーを集めた。

 公式予選は午前10時から15分間で行われた。エンジンの出力が絞られ、かつパワーのばらつきがなくなったため、全般的にタイムは1秒ほど落ちたものの、ポールから1秒以内に13人のドライバーが入る激戦となった。

 そんな中、ポールポジションを獲得したのは4輪が4レース目の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)。練習から調子が悪かったというものの最速タイムをマークして本人もびっくり。名取は昨年も鈴鹿レーシングスクールフォーミュラを受講し、惜しくもスカラシップを逃したが、今年も特例で同スクールを2年連続で受講。今年こそ首席卒業を狙う。

 2位はFIA-F4に出走経験もある山内飛侑(藤井工務店MYST KK-SⅡ)が、3位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が付けた。

 決勝は午後2時35分より22周で争われる。新生スーパーFJで初優勝を飾るのは誰になるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum>
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2017/02/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
111名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.041--152.237
219山内 飛侑藤井工務店MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'53.154 0.113 0.113151.913
357吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH0'53.271 0.230 0.117151.580
443鈴木 智之K&G C72ミッドランド10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.442 0.401 0.171151.095
561太田 格之進KK-SⅡ ミスト制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.455 0.414 0.013151.058
670徳升 広平Leprix Sport 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.737 0.696 0.282150.265
729宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'53.780 0.739 0.043150.145
821HIROSHIミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH0'53.867 0.826 0.087149.903
977荒川 麟Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.883 0.842 0.016149.858
1044前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.944 0.903 0.061149.689
1123宮本 健一KMTS-RTミストKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'53.991 0.950 0.047149.558
121吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
MYST KK-S2
YH0'53.998 0.957 0.007149.539
1348加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.006 0.965 0.008149.517
1439高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH0'54.044 1.003 0.038149.412
15*33中島 功SHINSEKI. KK
MYST KK-S2
YH0'54.275 1.234 0.231148.776
1655板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.351 1.310 0.076148.568
1775問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.554 1.513 0.203148.015
1851ライオン丸ZミストKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH0'54.749 1.708 0.195147.488
1934齋藤 真紀雄CS-AKILAND EAGLE KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH0'54.887 1.846 0.138147.117
205村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH0'55.260 2.219 0.373146.124
---- 以上基準タイム(130% - 1'10.000)予選通過 ----
  • CarNo.33は、2017鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第62条~1⑧(ホワイトラインカット)により3グリッド降格とする。
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カート

トヨタディーラー系企業対抗4時間耐久レンタルカート大会レポート

 2017年2月14日兵庫県神戸市西区にある神戸スポーツサーキットにてトヨタディーラー系企業対抗4時間耐久レンタルカート大会が開催されました。今回、参加者から伺ったモータースポーツへの取り組みやカートに乗ることで感じた事などを当レンタルカート大会の詳細と合わせてお伝えします。

 まず、トヨタディーラ系企業対抗4時間耐久レンタルカート大会の詳細から説明します。全11チームがエントリー、1チーム3名~5名で構成され中には本格的にスプリントカートレースに参戦していた全日本レベルの強者がいたり、逆に今回初体験のビギナーまで沢山の方が参加しました。トヨタディーラ系ということで、日頃から車に接する業務を行なっていて、参加者の大半は今もっとも熱いワンメイクレースである「TOYOTA GAZOO Racing86/BRZレース」にメカニックやドライバーで参戦している方で、話を伺う中でモータースポーツへの意識の高さが感じられました。

 当レンタルカート大会で使用した、マシンを紹介します。カートはフレームとタイヤ、エンジンのとてもシンプルな構成で成り立っています。カートにとってもっとも重要なフレームはBirel PACIFIC社が提供する「Winforce TIA」というレーシングカートの入門モデルですが、スプリントレースに出場できる本格的でシャープなハンドリングが特徴のモデルです。

 続いて、エンジンはYAMAHA製の「MZ200」という4サイクルエンジンです。スプリントレースで使用される2サイクルエンジンの特徴は何といっても甲高いエンジン音が浮かびますが、4サイクルエンジンはクリーンで静かなところが特徴です。最高速度はスプリントレースに負けず劣らず約80Km以上のハイスピードが出るため、日常車を運転していて経験出来ない感覚を味わうことが可能です。

 4時間の長丁場を走る中で以下のルールのもとスタートが一斉に切られ、トップ争いは序盤から経験者同士のスプリントレースを思わせるバトルが繰り広げられました。

  • 1回の走行時間は10分以上30分以内
  • ドライバー交代は定められた場所で行う
  • 給油は14:00~15:00の間に1回行う

 走行中参加者に話を伺いました。

2号車OTGMSC二号機【吉田さん】
 今回86レースの横の繋がりで参加されました、吉田さんはチーム名にあるようにOTGMotor Sportsに所属し日本のトップカテゴリスーパーGT GT300クラスのメカニックをしている方でモータースポーツをこよなく愛しレースイベントがあるときは積極的に参加しているとのこと、その参加する理由はイベントに参加しクルマの楽しさ、魅力を自身が経験していないとお客さまに伝えることが出来ない為だと話していただきました。
14号車ネッツ兵庫チームヒロアキ【長谷川さん】
 長谷川さんは今回初めてカートを体験、ハンドリングがとてもクイックでレースをしている感じがとても楽しいと走行後腕がパンパンになった震える腕をさすりながら最高の笑顔で答えていただきました。
11号車大阪トヨタ+カローラ新大阪【田中さん】
 田中さんは津雲台7丁目組合というレンタルカート好きの集まりを作って、兵庫県宝塚市にある宝塚カートフィールドでよくレンタルカート大会を開催し参加していた根っからのモータースポーツ好きとのこと、カートは手軽に参加できて通常公道では味わうことが出来ないクルマの基本走る、曲がる、止まるを全開走行で体感することが出来る、車に携わるものとしてとても大事な事、クルマに興味をもつ人が少なくなっている現代、クルマの楽しみ方をいろんな形で伝えてクルマに触れる人の輪を広げていきたいと話していただきました。

 話を伺い参加者皆さま共通していることはクルマの楽しさ、魅力を広げていきたいという思いでした。そして、4輪レースではあらかじめドライバーが決まっていることが多いが、レンタルカートレースは参加者全員がドライバー、サーキットに着けばあとは準備して走行!この気軽さが特徴で皆で楽しめるところが楽しいという声が多数聞かれました。

 レース結果はというと、絶対優勝を命題に掲げカート経験者でチームを構成した4号車OTGMSC初号機が253周回を走行、2位BPH withTに4周回差を付け優勝を飾りました。

優勝チームOTGMSC初号機優勝者コメント

橋田さん
 今回、OTG Motor Sportsとして3チームで参加しました、3チームの中で優勝をしようとチームを作りました。そのメンバーに選んでもらって気合が入りましたし計画通り優勝できてとてもうれしいです。久しぶりにカートレースに出ることが出来て楽しさを再認識できました。レンタルカートレースは気軽に参加することができ、4輪レースと違ってライセンスが必要なくて少しくらいスピンをしてもケガをしにくいのでカートが初めての方でも誘いやすい、このような機会がもっと増えればクルマ業界も盛り上がると思います。
松本さん
 今回参加して、楽しくて1日がとても早く過ぎました、優勝は狙っていました序盤からトップに出て、ルールにある30分以内の走行時間を目一杯使ってドライバー交代を少なくする作戦がハマりました。レンタルカートはサーキットにいけば気軽にできるスポーツで複数人でも一人でも楽しめるのでお勧めです。
三浦さん
 今日はとても楽しく遊ぶことが出来て日頃仕事でたまったストレスを発散することが出来ました。このような機会があればまた参加したいと思います。カート歴は約20年以上で地方選手権に参戦していました、カートは自分の感覚を磨くにはとても良いスポーツだと思います。レンタルカートに乗ってみたい、企業間の親睦を図りたいと考えておられる方は、今回の主催者TIGRE・ナガオカート宝塚までお問い合わせをお願いします。
お問い合わせ・ご予約は
TIGRE・ナガオカート宝塚
〒669-1103 兵庫県西宮市生瀬東町22-3
TEL0797-24-1473 FAX 0797-24-1474
E-mail squadratigre@yahoo.co.jp

alpinestarsのカラーリングの車両

alpinestarsのカラーリングの車両

朝のブリーフィング風景

朝のブリーフィング風景

5号車バンキング

5号車バンキング

15号車BPHwithT

15号車BPHwithT

4号車OTGMSC 初号機

4号車OTGMSC 初号機

12号車ネッツ神戸

12号車ネッツ神戸

14号車ネッツ兵庫チームヒロアキ

14号車ネッツ兵庫チームヒロアキ

8号車KTRCと力

8号車KTRCと力

7号車ネッツ兵庫片山レーシング

7号車ネッツ兵庫片山レーシング

9号車ネッツ兵庫中村レーシング

9号車ネッツ兵庫中村レーシング

3号車OTGMSC 2号機

3号車OTGMSC 2号機

1号車リバティウォーク スフィーダRC

1号車リバティウォーク スフィーダRC

11号車大阪トヨタ+カローラ新大阪 津雲台7丁目組合

11号車大阪トヨタ+カローラ新大阪 津雲台7丁目組合

2号車OTGMSC 3号機

2号車OTGMSC 3号機

各車いっせいにスタート

各車いっせいにスタート

華麗にコーナーをクリアする9号車

華麗にコーナーをクリアする9号車

S字立ち上がりを疾走する11号車田中さん

S字立ち上がりを疾走する11号車田中さん

各コーナーで熾烈なバトル

各コーナーで熾烈なバトル

メインストレートから1コーナーを全開で進入する8号車

メインストレートから1コーナーを全開で進入する8号車

2位入賞の15号車BPHwithT プロドライバー谷川さん

2位入賞の15号車BPHwithT プロドライバー谷川さん

前を追う13号車

前を追う13号車

途中トラブルにより4号車から13号車に乗換え

途中トラブルにより4号車から13号車に乗換え

3位に入賞5号車バンキング

3位に入賞5号車バンキング

優勝のチェッカーを受けるOTGMSC初号機チーム

優勝のチェッカーを受けるOTGMSC初号機チーム

表彰式

表彰式

表彰式

表彰式

Text & Photo:Y'sPHOTO(Yoshiaki YOKOTA)
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その他

今年も開催!小倉茂徳さんトークショーin Mulsanne 2017

モータースポーツバーミュルサンヌ(大阪市北区)では今年も2月26日(日)に同店内にてモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんを招いて恒例のトークショーを開催する。

F1、WEC、インディカーと幅広く活躍されている小倉さんが、毎回モータースポーツに関する最新情報をわかりやすくかつユーモラスに紹介するこのトークショーは毎回関西のレースファンに好評だ。
果たしてどんな話題が飛び出すかは、当日のお楽しみ。
テレビでは見られない小倉さんの新たな魅力を発見できるかも?

今回もトークショーは昼、夜の二部構成。 定員は各回18名の先着順で会費は3500円。
詳細は下記のリンクを参照のこと。

小倉茂徳さんトークショーin Mulsanne 2017

SUPER GT

SGT:大阪トヨペットが「LMcorsa 2017年スーパーGT参戦体制」を発表

 2月9日から12日までインテックス大阪にて開催されている 「大阪オートメッセ」において、今年も数々のSUPER GT車両の展示やトークショーが行われた。その初日となる2月9日には大阪トヨペットによる「LMcorsa 2017年スーパーGT参戦体制発表」が行われた。

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 既にTOYOTA GAZOO Racingプレスカンファレスにて発表された通り、今シーズンはGT300に60号車「SYNTIUM LMcorsa RC F GT3」と51号車「JMS P.MU LM corsa RC F GT3」の2台の新型での参戦となり、それぞれのドライバー60号車・飯田章/吉本大樹、51号車・中山雄一/坪井翔もそろってのトークショー形式での参戦体制発表となった。

 既に2015年からRC F GT3を実戦開発投入しその開発ドライバーも務めた飯田は「ギリギリまで色々ありましたが、先日のセパンで行われたテストもノートラブルで終えることが出来ました。先月デイトナ24時間でも結果は伴いませんでしたが、完走をしていることからも信頼性の高さは実証できた」と意気込みを語った。

 飯田とのコンビも4年目となる吉本は「トラブルや不運でこれまで本当の意味でにレースができていなかったと思います。チーム全体で勝負勘を取り戻し開幕戦から勝負していきたい」と語り、「これまでモータスポーツの経験が無かった大阪トヨペットのディーラーメカニックたちもスーパー耐久やスーパーGTで経験を積み重ねてきました。今シーズンは日本一を目指せるように高いモチベーションで戦っていきたい」と続けた。

 昨年までプリウスでスーパーGTに参戦し、今シーズンはチームを移籍してきた中山は「60号車とは違い(60号車はヨコハマタイヤ)僕たち51号車はブリヂストンタイヤを履いて戦います。去年までのプリウスもブリヂストンタイヤでしたし、タイヤの特性は熟知しています。RC F GT3には富士スピードウェイで初めて乗りましたがポテンシャルも高く、ハンドリングもマイルドで嫌な感じも無かったです。ここまで開発をしてくださった飯田さんと立川さんには感謝しています」と語った。

 2015年FIA-F4チャンピオンに輝き、昨年は全日本F3に参戦してきたトヨタ期待の若手となる坪井は「ずっとあこがれていたスーパーGTに参戦できてとても嬉しいです。これまでのフォーミュラと違ってチームメイトと組んで戦うことは責任感が今までとは違ってくると思います。でも中山選手も言うように車は良いので初年度からチャンピオンを狙っていきたいです」と早くもチャンピオン宣言。

 今シーズンのGT300は2台のRC F GT3に注目だ。

Text & Photo: Hiroyuki MINAMI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | KF | Super FJ Championship

FIA-F4:FIA-F4 JAPANESE CHALLENGEが始動。ドライバーは今月末までに選出

 GTアソシエイションは第21回オートメッセ2017の行われているインテックス大阪にて10日、今シーズンから若手ドライバーをフルサポートする「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」プログラムの発表を行った。

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 このプログラムはカート/スーパーFJから上位カテゴリーに続くピラミッドを構築するべく、大阪トヨペットと住友ゴム工業の協力で実現した。選考申し込みはすでに締め切られており、スーパーFJから1名、全日本カートのトップカテゴリー(KFクラス)から1名を選抜し、この2名で走行オーディションを行い、面接を経て今月中にチャレンジドライバーの1名が決定する。

 選出されたドライバーは、GTアソシエイションが指定する大阪トヨペットのチームから2017年のFIA-F4選手権へのフル参戦が約束され、マシンタイヤなどのハードウェアも提供される。またOTGモータースポーツがエントラントとなりメンテナンスも受けることができる。

 この画期的なプログラムは全日本カート、スーパーFJに参戦するドライバーの励みになり、近い将来実力のあるプロドライバーの誕生に寄与することだろう。

板東正明(株式会社GTアソシエイション代表取締役)
fiaf4-oom-bandoh  「若手ドライバーの育成、日本のものづくりの発展をテーマに2015年よりFIA-F4選手権をスタートさせました。新たな取り組みとして参戦サポートプログラム『FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE』を始動させます。全日本カート選手権、地方選手権のスーパーFJシリーズからから可能性を秘めたドライバーを選出し、FIA-F4への門戸を広げます。経済的負担を軽減し、その才能を遺憾なく発揮するできる環境を作ります。使用するマシンのレンタル、メンテナンス、サーキットまでの車両の運搬、タイヤ、ガソリン、消耗品等フル参戦に伴う費用を全てサポートする世界を見ても類を見ない画期的なプログラムです」
和田修(日本自動車連盟カート部会部会長)
fiaf4-oom-wada  「2017年のカート選手権は、下は10歳のドライバーからなるジュニアカデットクラスから、トップカテゴリーは今年から新しくヨーロッパと同じ規格で行うOKクラスとなります。カートの中でステップアップしたドライバーは最終的にOKクラスに来ます。昨年はKFクラスでしたが、その中からドライバーを選出していただいて、ありがたい話しだと思っています。カートのドライバーたちにはすごい励みになりますし、カートからも優秀なドライバーを上げていきたいと思います」
館和也(FJ協会会長)
fiaf4-oom-tachi  「スーパーFJは前身のFJ1600の時代よりフォーミュラカテゴリーの第1歩として位置づけられています。若者の夢を実現すべく真の情熱と才能があればチャンスをつかめるカテゴリーだと自負しています。これまで多くのトップドライバーを輩出してきました。このプログラムにより、スーパーFJに参加するドライバーに新たな目標とチャンスを与えることにうれしく思っています」
北村喜久雄(大阪トヨペット株式会社常務執行役員)
fiaf4-oom-kitamura  「当社のモータースポーツは、2005年に片山右京氏の熱い思いに共感したエコ燃料でのクロスカントリーラリーが始まりです。その後11年間いろんなカテゴリーに参戦してきました。2011年からはOTGモータースポーツとして活動。現在はGT300クラスをはじめとして国内のカテゴリーで積極的に活動しています。その中でFIA-F4にも当社として積極的に支援していこうと決定しました。OTGとして車両、メンテナンス、人員、チーム運営の支援を行います。若手ドライバー育成の一助になればと思いますし、社員の人材育成、技術力アップも狙っています」
吉本大樹(ドライビングアドバイザー)
fiaf4-oom-yoshimoto  「FIA-F4という最高のチャンスを若手に与えていただけました。このレースはスーパーGTと併催しているので関係者も注目しています。そういう環境下で、結果を残してステップアップしていく上で、上がったときに生かせるような知識をもってもらえるように、体育会系で行こうと思っています。ドライバーは決まってないんですが、キャラクターにアジャストしながら強い選手を作っていきたいですね。でも、ポジションを奪われたら困るのでそこそこにしておきます(笑)」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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K4-GP

冬の陣はTEAM-T弐号機が2連覇!

 軽自動車の耐久レースK4-GP冬の大会7時間レースが5日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 以下のように基本的に5クラスに分けられているが、参加可能車両は幅広い。安全対策さえ施されていれば改造はほぼ自由。往年の名車のレプリカも多く、参加者にも観客にもとっては魅力あるレースとなっている。

  • GP-1: AT車両
  • GP-2: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc未満)
  • GP-3: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc以上)
  • GP-4: R車両(排気量NA換算850cc未満)
  • GP-5: R車両(排気量NA換算850cc以上)
GP1クラス優勝はATなんだせIDIヴィヴィオ

GP1クラス優勝はATなんだせIDIヴィヴィオ

GP2クラス優勝はウエノ電工豊自工アルトSY2

GP2クラス優勝はウエノ電工豊自工アルトSY2

GP-3クラス優勝はSAS JA零号機

GP-3クラス優勝はSAS JA零号機

GP-4クラス優勝はパーマン655

GP-4クラス優勝はパーマン655

GP-総合&5クラス優勝はTEAM-T弐号機

総合&GP-5クラス優勝はTEAM-T弐号機

 早朝に顔出していた富士山もスタート時刻の午前9時には雲がかかり始め、11時過ぎには小雨から本降りとなる悪コンディションの中、スピン、クラッシュで何度もセーフティーカー(SC)が出動する荒れたレースとなった。

 序盤、レースをリードしたのはGP-4クラスのオリジナルレーシングカー、フォーMira-1(ゆらたく屋)をドライブする現役スーパーGTドライバーの高橋一穂。これにGP-5クラスのフォードGT40レプリカのIYOKAN GT35(Team IYOKAN)をドライブするGCなどで活躍した清水省一が僅差で続く。

 高橋はこのレースのファステストラップとなる2分13秒337を出すなど徐々に清水との差を広げてドライバーチェンジ。しかしフォーMira-1その後、ペナルティーで後退。IYOKAN GT35も清水が降りると徐々に順位を落とすこととなる。

 雨が本降りとなった正午頃、安定したタイムを刻んでトップに躍り出て来たのはGP-5クラスのTEAM-T弐号機。第3ドライバーにはフォーMira-1から乗り換えた高橋、アンカーにはスーパーGTでのチームメート加藤寬規が乗り込むと他チームを圧倒。午後4時のゴール時には2位以下を4周ラップして、昨年に続き冬の大会2連覇、夏も含めて通算3勝目を飾ることとなった。

 GP-1クラスはATなんだせIDIヴィヴィオ(KATZ with LUHA)が、GP-2クラスは総合でも2位に食い込んだウエノ電工豊自工アルトSY2(SCUDERIA YUTAKA)が、GP-3クラスはTEAM-T弐号機から乗り換えたアンカー高橋が逆転でSAS JA零号機(チームSAS)が、GP-4クラスはパーマン655(カゲガワボチボチデンナー)が優勝した。

 今年の冬は、GP-4クラスのフォーMira-1ではファステストラップ、GP-3、GP-5クラスでは優勝に貢献とスーパーGTドライバー高橋の大活躍が目立った大会となった。

 K4-GP夏の大会は8月11日に500kmレースが、12日に1000km耐久レースが行われる予定だ。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Japanese F3 | SUPER FORMULA | SUPER GT

トヨタが2017年のモータースポーツ活動を発表

 トヨタ自動車株式会社は2日、2017年度のモータースポーツ活動を発表した。以下に国内シリーズのみリリースから抜粋する。

全日本スーパーフォーミュラ選手権

  • 国内フォーミュラレースのトップカテゴリー。
  • TRDを通じ、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(RI4A)を6チーム11台に供給する。
  • タイヤは、横浜ゴム製のワンメイク。
チーム名
No.
ドライバー
ピーエムユー セルモ インギング
(P.MU/CERUMO・INGING)
1
国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)
2
石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
3
ニック・キャシディ(Nick Cassidy ニュージーランド)
4
山下 健太(Kenta Yamashita 日本)
スノコ チーム ルマン
(SUNOCO TEAM LEMANS)
7
TBD
8
大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本)
ケーシーエムジー(KCMG)
18
小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
イトウチュウ エネクス チーム インパル
(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
19
関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本)
20
ヤン・マーデンボロー(Jann Mardenborough イギリス)
バンテリン チーム トムス
(VANTELIN TEAM TOM’S)
36
アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
37
中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)

SUPER GT

GT500クラス

  • 国内レースのトップカテゴリー。
  • 2017年は、新たに採用される技術規則に合致した新型LEXUS LC500を投入。
  • LEXUS GAZOO Racingとして、TRDを通じ6チーム・6台に支援を行う。
クラス
チーム名
車両名
No.
ドライバー
タイヤ
GT
500
レクサス チーム サード
(LEXUS TEAM SARD)
DENSO KOBELCO SARD LC500
1
ヘイキ・コバライネン
(Heikki Kovalainen フィンランド)
BS
平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
レクサス チーム
ルマン ワコーズ
(LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S)
WAKO’S 4CR LC500
6
大嶋 和也
(Kazuya Oshima 日本)
BS
アンドレア・カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
レクサス チーム
ウェッズスポーツ バンドウ
(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
WedsSport ADVAN LC500
19
関口 雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
YH
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本)
レクサス チーム
エーユー トムス
(LEXUS TEAM au TOM'S)
au TOM’S LC500
36
中嶋 一貴
(Kazuki Nakajima 日本)
BS
ジェームス・ロシター
(James Rossiter イギリス)
レクサス チーム
キーパー トムス
(LEXUS TEAM
KeePer TOM'S)
KeePer TOM'S LC500
37
平川 亮
(Ryo Hirakawa 日本)
BS
ニック・キャシディ
(Nick Cassidy ニュージーランド)
レクサス チーム
ゼント セルモ
(LEXUS TEAM ZENT CERUMO)
ZENT CERUMO LC500
38
立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
BS
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)

GT300クラス

  • GT300クラスには、ハイブリッドシステムを搭載するトヨタプリウスに加え、新型LEXUS RC F GT3が2台参戦する。
クラス
チーム名
車両名
No.
ドライバー
タイヤ
GT
300
エー・ピー・アール(apr) TOYOTA PRIUS apr GT
30
永井 宏明
(Hiroaki Nagai 日本)
YH
佐々木 孝太
(Kota Sasaki 日本)
TOYOTA PRIUS apr GT
31
嵯峨 宏紀
(Koki Saga 日本)
BS
久保 凜太郎
(Rintaro Kubo 日本)
エルエム コルサ(LM corsa) JMS P.MU LM corsa RC F GT3
51
中山 雄一
(Yuichi Nakayama 日本
BS
坪井 翔
(Sho Tsuboi 日本)
SYNTIUM LM corsa RC F GT3
60
飯田 章
(Akira Iida 日本)
YH
吉本 大樹
(Hiroki Yoshimoto 日本)

2017年TDP育成ドライバー

ドライバー
カテゴリー
チーム名
備考・昨年の戦績
平川 亮
(Ryo Hirakawa)
SUPER GT (GT500) レクサス チーム キーパー トムス
(LEXUS TEAM KeePer TOM’S)
・SUPER GT GT500
 《シリーズ9位》
European Le Mans Series TBD ・European Le Mansシリーズ
 《シリーズ5位》
山下 健太
(Kenta Yamashita)
全日本スーパー
フォーミュラ選手権
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
・全日本F3選手権
 《チャンピオン》
SUPER GT (GT300) ビバック チーム ツチヤ
(VivaC team TSUCHIYA)
坪井 翔
(Sho Tsuboi)
全日本F3選手権 チーム トムス
(TEAM TOM'S)
・全日本F3選手権
 《シリーズ3位》
SUPER GT (GT300) エルエム コルサ
(LM corsa)
宮田 莉朋
(Ritomo Miyata)
全日本F3選手権 チーム トムス
(TEAM TOM'S)
・国内FIA-F4選手権
 《チャンピオン》
国内FIA-F4選手権 トムススピリット
(TOM’S SPIRIT)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部
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SUPER GT

SGT:ゲイナーが今季の陣容を発表。平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組は継続、富田竜一郎のチームメートに吉田広樹が加入 (GAINER)

 株式会社ゲイナーは21日、同社のウェブサイト上で今シーズンのGT300クラスの陣容を発表した。平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組は継続してMercedes-AMG GT3をドライブ。NISSAN GT-R NISMO GT3はアンドレ・クートが離脱して、新たにGT300クラスでの経験が豊富な吉田広樹が富田竜一郎のチームメートして加わることとなった。以下、プレスリリース。


2017年 AUTOBACS SUPER GT 参戦概要

 平素よりGAINERを応援して頂きまして、誠にありがとうございます。2017年SUPER GTを以下の体制で参戦いたします。

 GAINERのエースナンバーを付けます11号車は、コンビ5年目を迎える平中克幸/BJORN WIRDHEIMの最強コンビでチャンピオン獲得を目指します。

 10号車は、昨年SUPER GTフル参戦を果たした富田竜一郎をAドライバーに昇格、Bドライバーには吉田広樹を抜擢。多種多様な車種を乗りこなし、DUNLOPとのつながりも強いドライバーです。

 引き続き皆様のご支援、ご声援をよろしくおねがい致します。

エントラントGAINER(ゲイナー)
ゼッケン1110
車名GAINER TANAX AMG GT3GAINER TANAX GT-R
マシンMercedes-AMG GT3NISSAN GT-R NISMO GT3
メインスポンサーTANAX
ドライバー平中 克幸/BJORN WIRDHEIM富田 竜一郎/吉田 広樹
タイヤDUNLOP
ホイールWORK
エンジンチューナーHWANISMO
オイルWAKO’S
ウエアPENALTY
チーム代表・監督藤井 一三
総監督田中 哲也
チーフエンジニア福田 洋介高畑 直仁
チーフメカニック松田 整石倉 尚寿
メンテナンス株式会社ゲイナー

11号車DRIVER

Aドライバー: 平中克幸

Aドライバー: 平中克幸

Bドライバー: ビヨン・ビルドハイム

Bドライバー: ビヨン・ビルドハイム

10号車DRIVER

Aドライバー: 富田竜一郎

Aドライバー: 富田竜一郎

Bドライバー: 吉田広樹

Bドライバー: 吉田広樹

株式会社ゲイナー
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ ODYSSEY SLS、Arnage Racingらしいチーム一丸の戦いで、19位チェッカー。2016年の最終戦を締めくくる (Arnage)

 今季最高位の予選結果を悔しいアクシデントのために生かせなかった土曜日の第3戦の夜。翌日の最終戦に向けてメンテナンスを行っていたチームは、ミッションオイルに細かい切子を発見、ミッションをおろしてチェックすることを決断した。ミッションをあけてみたところ2速に細かいクラックを発見、チームはスペアパーツと交換して、シーズン最後となる戦いに向けて、遅くまで入念なメンテナンスを行った。

November 13th MOTEGI GRAND FINAL(熊本復興支援大会)入場者数;36000人

<QUOLIFY> 天候:快晴 路面状況:ドライ 気温:11℃ 路面温度:14℃

 朝の冷え込みは厳しかったが、早朝から大勢の観客がつめかけた。空は雲ひとつなく晴れて、絶好の観戦日和。昨日同様、朝8時40分より15分間一本勝負の予選が行われた。このもてぎ大会では2レースの2回の予選を異なるドライバーでアタックすることが決められており、ルーキー久保凜太郎選手が、自身のSUPER GTデビューイヤーとなった2016年シリーズ最後の予選をアタックすることになった。初めての予選アタックとなる凜太郎選手だったが、NEWタイヤの醍醐味を存分に生かし、堂々としたアタックで健闘。5Lap目に01'48.588のタイムをレコードして午後の決勝を20位から戦うこととなった。

 なお、予選の結果は次のとおり。

  • P1 #11  GAINER TANAX AMG GT3  平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1’54.932)
  • P2 #21  Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢 (1’55.522)
  • P3 #61  SUBARU BRZ R&D SPORT  井口卓人 / 山内英輝  (1’56.137)
  • P17 #50  ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 (1’58.433)

<RACE> 天候;快晴 路面状況;ドライ 気温:22℃→22℃ 路面温度:27℃→27℃

 午後になっても天候に大きな変化はなく、例年の最終戦からは想像できない汗ばむほどの陽気となった。今大会決勝前のウォームアップ走行は、通常の大会より枠が拡大されて15分間に設定されていたが、タイヤ温存の意味もあり、Arnage Racingは凜太郎選手を2周走行させただけでピットに戻し、決勝のときを待った。13時30分栃木県警のパレードランからフォーメーションラップへと続き、いよいよ今シーズン最後の戦いが幕を開ける。スタートドライバーの凜太郎選手は、自らが決めたポジション20位から、いつものように前へ出るチャンスをうかがう。しかし、ストップアンドゴーが特徴のツインリンクもてぎは、Meredes Benz SLS GT3にとって得意としないサーキットのひとつである。まして最終戦ともなると全車ノーハンデということもあり、いつものジャンプアップが難しい。

  凜太郎選手は1Lap目にひとつポジションをあげたものの、その後は少し後退して21位でレースの前半を走行した。とはいえ、マシンは昨日アクシデントがあったことを感じさせない好調な走りをみせていた。凜太郎選手は1分52秒台後半から53秒台前半のタイムで順調な走行を続け、18Lapのところでピットに戻ってきた。今日こそチームポイント3点を狙いたいチームは、もちろん手堅くタイヤ無交換作戦をとり、安岡選手をコースに送り出す。見かけ上の順位24位でコースに戻った安岡選手は、丁寧な走行で前方のマシンを一つずつオーバーテイクしてポジションを徐々に回復、残り8周のところで19位にまで浮上した。そして、最後まで目前の108号車と18位争いを繰り広げたが惜しくも時間切れとなり、ODSSEY SLSは2016年最後のレースを19位でフィニッシュした。

  • P1 #25 VivaC 86 MC 土屋 武士 / 松井 孝充
  • P2 #31 TOYOTA PRIUS apr GT 嵯峨 宏紀 / 中山 雄一
  • P3 #4 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P19 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎
ドライバー 安岡秀徒
 今日のレースは、凜ちゃんから割と早めに引き継いだのですが、予想よりもリアのグリップダウンが激しく、でも、そのマネージをしつつ、前方のマシンとバトル…っていうのは、難しくもやりがいがありました。ラップタイムも安定してたし、今までやったもてぎのレースの中で、アストンのときも含めて一番よかったと自分では思ってます。ドライの状況が少ない中でセッティングを進めていくっていうのも、後戻りせず確実に前へ進んでいけたので、そういう経験ができたのはすごくよかったと思います。一年間終わってみると、やっぱり今年も全戦完走できなかったというのは悔やまれるのですが、充実感というか、各レース各レースでの完全燃焼度合いは、特に後半鈴鹿以降かなり高かったと思います。戦闘力が低いアンダードッグの立場だからこその面白さというのが、やっぱり僕は好きなので、すごくやりがいもあったし、凜ちゃんを育てるというか、正しい方向に導くというのも、まあナニン君よりはできたのかな…(笑)特に、今日のレースは凜ちゃんが初めての予選をわりと冷静にやってくれて、自分でつかんだグリッドからのスタートはもちろん彼にとって初めてで、すごくいい経験になったんじゃないかと思います。自分にとっても凜ちゃんにとっても、すごく成長が感じられたシーズンでした。これを次に結び付けないともったいないので、また来年帰って来られるように、頑張らねばなりません。皆さんまた会いましょう。一年間お疲れ様でした。応援ありがとうございました。
ドライバー凜太郎選手
 昨日とは変わって、いつものようにスタートドライバーとしてスタートしたわけで、予選も自分でアタックして、まとめ切れなかったけど、初めてニュータイヤはいてアタックした感覚はすごい楽しくて、その分気合も入りました。スタートは2~3台くらいしか追い上げられなかったし、しかも、どんどん抜かれちゃったけど、スタートドライバーとしてやれることはやったつもりだし、このもてぎは僕にとってもよく知ってるコースだったんで、今までのスタートみたいに順位は上げられなかったけど、クオリティは上げられたと思います。それは一年間やってきて自分の中ではひとつ成長できたことかな。それに、タイヤを温存しながらペース上げてうまく後続車を行かせたり500とバトルしたりっていう部分は、今年一年すごく学べたことだし、まあ集大成とまでは言えないけど、よかったんじゃないかなと思います。ありがとうございます。
一年を振り返って
 チーム結成から4年目となる2016年は、いわゆる「2017年問題」を念頭に生き残りをかけて挑まなければならないシーズンとなりました。2015年度から引き続いてMercedes Benz SLS GT3で戦うことに決めたArnage Racingは、ルーキー久保凜太郎選手を第二ドライバーとして迎え、マシンにもこれまでにないイメージのカラーリングを施して、新しい風をチームに吹き込こむべくシーズンに臨みました。しかし、ほとんどのチームが新型マシンを投入してくる中、戦闘力の低いマシンで戦うことには限界があり、Arnage Racingは22位でシーズンを終えることになりました。今年も全戦完走の目標は叶わず、ドライバーズポイントをとることも叶いませんでしたが、苦しい中でも、いつもスポンサーやファンの皆様には温かいお力添えと熱い応援をお寄せ頂き、最終戦までシリーズを戦うことができました。チーム一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

Arnage Racing
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SUPER GT

SGT:第3戦もてぎ ODYSSEY SLS、レース序盤のアクシデントで今季最高位の予選結果を生かせず26位に終わるも、完走ポイントを奪取 (Arnage)

 10月にタイで行われた第7戦の後、ODYSSEY SLSは再び3週間の船旅を経て11月初めにガレージに戻ってきた。次戦となるMOTEGI FINALは10日後に迫っており、メンテナンス期間は6日間とあまりに短かかったが、2日間で2つのレースを行うハードスケジュールが予定されており、かねてより不安材料だったミッションセンサのハーネスを交換したり、タイでの激戦の名残となった小傷を直したりしてできる限りのメンテナンスを施し、チームは慌ただしくツインリンクもてぎへと出発した。

 熊本復興支援大会として土日に行われる2つのレースに先立ち、金曜日に公式練習が行われた。午前、午後に1時間ずつの練習走行が予定されていたが、この日のツインリンクもてぎは天気予報どおり朝から強い雨が降っており、午前の走行前からウェット宣言が出されていた。雨脚が強い上に気温、路面温度ともに9℃と低く、とても安全に走行できる状態ではなかったため、コース上に出るマシンは少なく、ODYSSEY SLSも走行を見合わせて午後からの天気の回復を待った。午後になるといったん雨は上がったものの、路面は完全にウェット状態。午前中に走行できなかったマシンも多かったため、午後の走行枠は40分延長となり、Arnage Racingも安岡選手からウェットタイヤでコースに出て、凜太郎選手と交代しながら練習走行を行った。車両のコンディションは良好だったが、走行時間の半ばから再び細かい雨が降り始めた。天気予報では明日以降天候が回復することが見込まれており、レインタイヤでの練習は意味がないと判断したチームは、25周で走行を切り上げ、翌日からの連戦に備えることにした。

November 12th MOTEGI FINAL(熊本復興支援大会)入場者数;23500人

<QUOLIFY> 天候;晴れ 路面状況:ウェット 気温;11℃ 路面温度:12℃

 5月に行われるはずだったオートポリス大会の代替戦として、第3戦となったこの日のレースは、午前中にノックアウト方式で予選が行われ、午後から250kmのレースが行われるスケジュールとなっていた。この日は朝のうちこそ雲が多かったものの、次第に天気は回復し、予選開始の頃には日差しが戻っていた。しかし、前夜遅くまで降り続いた雨のため路面は乾かず、8時35分、ウェット宣言が出されての予選スタートとなった。次々とコースインするマシンはドライタイヤとウェットタイヤが混在していたが、各マシンが水しぶきを上げて走行する様子を見ていたチームは、ウェットタイヤでのアタックを決断、安岡選手が満を持してコースに出た。チームのチョイスは正しく、安岡選手は果敢な攻めをみせて1'58.433の好タイムをレコード、今シーズン最高位の17位から午後の決勝を戦えるチャンスを得た。

 なお、予選の結果は次のとおり。

  • P1 #11 GAINER TANAX AMG GT3  平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム (1'54.932)
  • P2 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢 (1'55.522)
  • P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT  井口卓人 / 山内英輝  (1'56.137)
  • P17 #50 ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎 (1'58.433)

<RACE> 天候;晴れ 路面状況:ドライ 気温;18℃→22℃ 路面温度:24℃→24℃

 昨シーズンの最終戦以来久しぶりのスタートドライバーとなった安岡選手が、17番手からスタート。Arnage Racingは、安岡選手のスティントをできるだけ長くしてタイヤ温存を図り、タイヤ無交換作戦を手堅く成功させたいところ。目論見が当たれば250kmのレースで300クラストップのマシンとのマージンを1Lap以内に収め、チームポイント3点を取ることは難しいことではない。安岡選手は順調なスタートを切り、早々に前方のマシンをかわしてポジションアップ。16番手からレースを開始した。ところがタイヤが温まるまもなく、2Lap目に2箇所で相次いでクラッシュが発生し、セーフティーカーインとなってしまう。7周目にリスタートとなったが、その直前からODYSSEY SLSはトラクションコントロールの誤作動によると思われるノッキングの症状が出始めていた。後続車を引き離すのに苦労した安岡選手は、最終コーナーの出口でステアリングを右に切った状態で63号車と接触。マシンは右に曲がれなくなった状態のまま、這う這うの体でピットまで戻ってきた。メカニックが駆け寄りマシンをチェックしたところ、フロント右側のタイロッドブラケットが破損していることが確認された。急ピッチでパーツを交換し、右の前輪を交換したのちODYSSEY SLSは、7周遅れてなんとかコースに戻ることができた。安岡選手はアククデントのハンデを跳ね返すように1分52秒前半のタイムを連発しながら残りのスティントを走行、26Lap目に凜太郎選手と交代するためにピットに戻ってきた。チームは予定どおりのタイヤ無交換作戦を敢行、素早いピットワークで凜太郎選手をコースに送り出した。しかし、凜太郎選手のスティントになってもトラクションコントロールの誤作動の症状が治まらない。凜太郎選手は、監督の指示でトラクションコントロールをオフにしたままの走行を強いられることになった。さらに、接触の後遺症とも思われるバイブレーションとも戦いながら、凜太郎選手は後半のスティントを最後まで辛抱強く走りぬき、無事にチェッカーを受けることができた。

 ODYSSEY SLSは、接触によるピットインでレースの勝負権を失ったことは痛手ではあった。しかし、迅速なピットワークで最悪の事態を免れ、完走ポイント1点を手にすることができた。

  • P1 #21  Hitotsuyama Audi R8 LMS  リチャード・ライアン / 藤井誠暢
  • P2 #33  Excellence Porsche  山野直也 / J.ベルグマイスター
  • P3 #88  マネパ ランボルギーニ GT3  織戸学 / 平峰一貴
  • P26 #50  ODYSSEY SLS  安岡秀徒 / 久保凜太郎
ドライバー 安岡秀徒
 今日は朝早くの予選っていうことで、朝のセッションが苦手なのでどうかなと思ったんですけど、路面が濡れてるコンディションで集中して走ることができて、今季ベストの17番グリッドを獲得することができて、良かったし、本当に全てがうまくいけば、13番手14番手あたりが狙えたと思うんで、そこはちょっと悔しかったです。レースに関して言えば、スタートはすごくいいスタートが切れて、ポジションもなんとか上げられてたのに、リスタート直前から、トラクションコントロールの誤作動で完全にトラブルが出ているような状態になってしまっていて、苦しんでるところをコーナーの出口のところで接触しました。もうダメだと思ってたんですけど、ピットアウト後クルマはそんなに悪くなくて、凜ちゃんに繋ぐことができました。凜ちゃんはトラコンなしで走ることになって、接触のせいで振動とかもあって、凜ちゃんには二重三重の意味で気の毒なことをしました。しかも、タイヤは余計に3セット使うことになっちゃったし、車も破損した部品があるし、あーあ・・・って。久しぶりにスタートドライバーだったのに、もてぎの1周目は本当に難しいなって思いました。でもまあ、やっとたどり着いた最終戦で、また完走ならずか・・って思ってすごい落胆してたのがなんとか完走扱いになって良かったです。明日は凜ちゃんが予選なんで、応援して、レースはおそらく僕が後半なんで、今日の分を挽回できるように、最後、楽しみたいと思います。
ドライバー凜太郎選手
 今日はいつもと違って後半スタートで、ちょっと序盤トラブルがあって、僕が乗ったときには周回遅れって形で、レースの権利がない形で僕の番が来たので、正直言うと気が楽といえば楽でした。ペース的にはタイヤ無交換で、クルマのほうにもトラブルが残ってて、あの厳しい中、もうちょっと頑張ってペースが上げられれば、そんなに遜色なく走れるんじゃないかって言うのが今日、青旗振られながらも確認できたんで、その辺は明日に向けてはポジティブかなと。あとは、タイヤ無交換をしてその後半どうなってるのか、っていうのも今日わかったので、明日ちょっと僕がスタートで予選もあって、どういう風に走ったらいいのかっていうのは、なんとなく雰囲気は見えたかなって思います。明日は明日でウエイトハンデがなくなるんでトップとの差とかはすごい厳しくなっちゃうだろうけど、まあいつもの感じでうまく追いげられればなと思います。

Arnage Racing
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿決勝 優勝した浦田裕喜がシリーズチャンピオンを獲得

 鈴鹿FJシリーズ最終第6戦は11日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が10周・22分15秒937で優勝した。浦田はこの優勝で今シーズンのチャンピオンも決めた。

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 太陽も西に傾き、ピットビルの影がストレートを半分ほど覆い隠した午後1時55分、決勝のフォーメーションラップが始まった。やや強いフォローの風が1コーナに向かって吹く。

 トップで1コーナーに向かったのはポールポジションの浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)。2位には「人生初のいちばんいいスタートが切れた」という予選5位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ)がアウトから好ダッシュで浮上。3位には名取鉄平(INOKI M2 KK-S2制動屋)が、4位には大井偉史(スキルスピード10V)と続く。

 しかし八巻はヘアピンでインから名取に、スプーンの進入で大井にかわされ結局、予選順位のまま1周目のストレートには浦田、名取、大井の順で戻ってきた。

 2位の名取は1周目に1秒7ほどあったタイムを3周目には1秒3と詰めるも、浦田は4周目にここまでのベストタイムを更新すると徐々に名取との差を広げはじめる。名取は「マシンもペースも悪くなかった」というもののエンジンに息付きの症状が出て浦田を追い詰めることができない。

 チャンピオンのかかっているレースを3位で始めた大井だったが「何をしても追いつけなかった。これが現実」と2位の名取を追い切れず、厳しいレース展開を強いられることとなる。

 結局、レースはポールポジションからスタートした浦田がそのまま優勝。鈴鹿スーパーFJシリーズのチャンピオンも手中にし「目標だった2分12秒台のタイムも出せたし、思った通りのレースができた。チャンピオンを取れてほっとしています」と喜びをかみしめる。

 2位には名取が、3位には鈴鹿シリーズを2位で終えた大井が入った。

 4位には3周目に前を走る八巻を捉えた津本匠(Rn-sports KKSⅡ制動屋)。八巻は、4周目に鈴木智之(K&G C72 FUN☆SCOOP 10V)にもパスされるが7周目に抜き返し5位。6位にはその鈴木を8周目に捉えた吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。鈴木は7位でレースを終えた。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿決勝 大湯都史樹がポールトゥウインで有終の美

 F4地方選手権西日本シリーズ最終第7戦は11日、鈴鹿サーキットで決勝をを行い、ポールポジションからスタートした大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が後続を寄せ付けず、9周・18分30秒660で優勝した。

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 決勝は午後12時55分から。入榮秀謙(フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC)からリタイア届けが出たため、13台でフォーメーションラップが始まったが藤井敬士(フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD)がグリッドに付けずストレートでマシンを止めたためスタートディレイ。結局、レースは9周と1周減算され、シーケンシャルクラス(Sクラス)7台、Hパターンクラス(Hクラス)5台の12台で再スタートが切られた。

 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)、久保宣夫(セレクトジャパン・MYST・制動屋)、八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)の上位3台は予選順のまま1コーナーに飛び込む。大湯が早くも後続を引き離しにかかる一方、2位久保と3位八巻はテールトゥノーズ。2周目のストレートエンドで八巻はインを押さえる久保のさらにインからマシンをねじ込み1コーナーで2位に躍り出た。

 トップの大湯は毎周自身のファステストラップを更新しながら異次元のスピードで後続を引き離す。「このレースは今シーズンの集大成。全てを出し切れた」と目標としていた30秒差には届かなかったものの、9周を走りきって後続を24秒離し、ポールトゥウインで有終の美を飾ることとなった。

 序盤で2位に上がった八巻は、Hクラスのため大湯には置いて行かれたが、「フォーメーションラップ2回でタイヤを十分暖めることができた」と3位の久保を徐々に離し、最後は単独走行の2位でゴール。3位には久保が入った。

 4位には早坂公希(CMS99☆WEST006)が、5位にはペナルティーのため最後尾から追い上げた鶴田和弥(MYST★F108)が、6位には佐藤敦(佐藤製作所★KK-ZS)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
YH1022'15.937
211名取 鉄平INOKI M2 KK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH102.694
37大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH104.474
458津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH1013.097
588八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ
MYST KK-S2
YH1018.762
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH1020.641
743鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1021.530
877勝木 崇文ラポールレーシングFORMスキル
TOKYO R&D RD10V
YH1027.523
919永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
YH1038.441
1055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1039.917
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
YH1040.326
1248加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
YH1042.979
1329宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH1043.611
1439高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
YH1044.250
1532佐藤 セルゲイビッチテイクファースト結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
YH101'04.859
1675問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH101'05.054
175村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH101'51.093
1878小林 真奈美中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
YH91Lap
1928依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
YH91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-1吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH46Laps
-44前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
MYST RD10V
YH010Laps
-25濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA) 2'12.808 (10/10) 157.41km/h
  • CarNo.5は、2016鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第53条~1)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL918'30.660
227H1八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
DL924.589
377S2久保 宣夫セレクトジャパン・MYST・制動屋
MYST KK-ZS
DL930.552
499H2早坂 公希CMS99☆WEST006
WEST 006
DL940.579
56S3鶴田 和弥MYST★F108
ZAP F108
DL941.816
65S4佐藤 敦佐藤製作所★KK-ZS
MYST KK-ZS
DL944.126
735S5髙橋 忠克高宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL949.160
87H3山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL91'08.507
929H4細川 義成NY006ES
WEST 006
DL91'16.430
1095H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
DL91'44.524
1170S6岡本 武之ビズキューブ☆セノーテキャピタルMC
MOONCRAFT MC090
DL91'53.332
1212S7山下 亮生山下製作所KOTA-R MARマルサン
MYST KK-ZS
DL81Lap
---- 以上規定周回数(90% - 8Laps)完走 ----
-51H6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
DLDNS-
-46H7入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC
WEST 056
DLDNS-
  • Fastest Lap: CarNo.11 大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS) 2'02.921 (9/9) 170.07km/h
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿公式予選 浦田裕喜がポールポジションでチャンピオンに向け好発進

 鈴鹿FJシリーズ最終第6戦は10日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が2分12秒390でポールポジションを獲得した。

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 公式予選は午後3時5分より22人のドライバーが参加して20分間で行われた。

 序盤から中盤にかけトップ争いを演じたのはチャンピオンを狙う大井偉史(スキルスピード10V)と名取鉄平(INOKI M2 KK-S2制動屋)。大井がトップに立つと名取がそのタイムを更新するパターンで予選は中盤から終盤へと向かう。

 ところが、7周目には現在ポイントリーダーの浦田裕喜(RISEONE-MYST KKSⅡ TODA)が名取と大井の間に入って2位に浮上すると、最終周の9周目には2分12秒390をたたき出して、ポールポジションをもぎ取ることとなった。「クルマもエンジンも良かった。最後はスプーン2個目でミスをしましたが、トップでびっくり。ミスしたラインの方が速かったのかも」とまんざらでもない様子。チャンピオンに向け好発進となった。

 浦田対大井で第5戦まで進行してきた鈴鹿シリーズで予選2位に食い込んできたのは名取。名取は、鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラでアドバンスに進み、この9月11日で16歳になり限定Aライセンスを取得したばかり。スーパーFJはもてぎシリーズでデビューし、いきなりポールポジション。S-FJは鈴鹿で3戦目だ。「朝の練習でマシンが壊れて予選から別のクルマに乗りました」というハンディを背負っての2位は立派と言うほかない。

 チャンピオンを狙う大井は予選を3位で終え窮地に立たされた。明日の決勝では浦田の前でゴールすることが最低条件。シリーズチャンピオンが決まる第6戦は午後1時55分より10周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿公式予選 チャンピオンの貫禄。大湯都史樹がぶっちぎりのポールポジション

 F4地方選手権西日本シリーズ最終第7戦は10日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が2分2秒653でポールポジションを獲得した。

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 公式予選は午後2時30分よりシーケンシャルクラス(S)7台、Hパターンクラス(H)7台の計14台が参加して20分間で行われた。

 やはりこのシリーズですでにチャンピオンを決め、鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を主席で卒業した大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)が予選を圧倒。今回はFIA-F4勢からの参加もなくライバル不在。「狙っていました」というコースレコードの2分01秒888には及ばなかったものの6周目に2分2秒653をたたき出し、2位以下を2秒以上ちぎってポールポジションを獲得した。

 2位には最終アタックの9周目で2分4秒699を出した久保宣夫(セレクトジャパン・MYST・制動屋)が、3位にはHクラスながら健闘した八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が入った。

 決勝レースは明日11日、午後12時55分より10周で争われる。大湯が有終の美を飾るのか、一矢報いるドライバーが現れるのか注目される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第6戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
134浦田 裕喜RISEONE-MYST KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
2'12.390--157.906
211名取 鉄平INOKI M2 KK-S2制動屋
MYST KK-S2
2'12.650 0.260 0.260157.597
37大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'13.120 0.730 0.470157.040
458津本 匠Rn-sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
2'13.596 1.206 0.476156.481
588八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-2Ⅱ
MYST KK-S2
2'14.257 1.867 0.661155.710
643鈴木 智之K&G C72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
2'14.493 2.103 0.236155.437
777勝木 崇文ラポールレーシングFORMスキル
TOKYO R&D RD10V
2'14.644 2.254 0.151155.263
857吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
2'15.090 2.700 0.446154.750
944前川 涼輔関西国際大学TAKE FIRST 10V
MYST RD10V
2'15.432 3.042 0.342154.359
1055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆10VF
TOKYO R&D RD10V
2'15.767 3.377 0.335153.979
1121太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'15.895 3.505 0.128153.833
12*25濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.142 3.752 0.247153.554
1329宮島 雄太アキランドイーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
2'16.495 4.105 0.353153.157
1448加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10VED
TOKYO R&D RD10V
2'16.665 4.275 0.170152.967
151吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
2'16.711 4.321 0.046152.915
1619永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡ MYST
MYST KK-S2
2'16.936 4.546 0.225152.664
1775問山 孝幸RD10V
TOKYO R&D RD10V
2'17.802 5.412 0.866151.705
1839高橋 武秀SANKOイーグル
MYST KK-S2
2'18.396 6.006 0.594151.053
195村瀬 和也ミスト・関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
2'19.148 6.758 0.752150.237
2032佐藤 セルゲイビッチテイクファースト結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
2'21.598 9.208 2.450147.638
2178小林 真奈美中日本自動車短期大学MSE学科07J
WEST 07J
2'31.60119.21110.003137.896
2228依田 学嗣WEST 07J
WEST 07J
2'32.36019.970 0.759137.209
---- 以上基準タイム(130% - 2'53.000)予選通過 ----
  • CarNo.25は、2016鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第60条~1)②(ピットレーン速度)違反により、②グリッド降格とする。

F4西日本シリーズ

F4:西日本第7戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2016/12/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2016 F4西日本シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
2'02.653--170.442
277S2久保 宣夫セレクトジャパン・MYST・制動屋
MYST KK-ZS
2'04.699 2.046 2.046167.645
327H1八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
WEST 006
2'04.846 2.193 0.147167.448
499H2早坂 公希CMS99☆WEST006
WEST 006
2'05.386 2.733 0.540166.727
55S3佐藤 敦佐藤製作所★KK-ZS
MYST KK-ZS
2'05.528 2.875 0.142166.538
66S4鶴田 和弥MYST★F108
ZAP F108
2'06.523 3.870 0.995165.228
712S5山下 亮生山下製作所KOTA-R MARマルサン
MYST KK-ZS
2'08.131 5.478 1.608163.155
835S6髙橋 忠克高宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
2'09.342 6.689 1.211161.627
951H3藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST FRD 956
2'09.556 6.903 0.214161.360
107H4山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
2'09.580 6.927 0.024161.330
1195H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
2'10.135 7.482 0.555160.644
1229H6細川 義成NY006ES
WEST 006
2'11.136 8.483 1.001159.416
1346H7入榮 秀謙フジタ薬局☆アポロ電工☆モーターテクニカ/TMSC
WEST 056
2'12.304 9.651 1.168158.009
1470S7岡本 武之ビズキューブ☆セノーテキャピタルMC
MOONCRAFT MC090
2'14.44211.789 2.138155.496
---- 以上基準タイム(130% - 2'42.000)予選通過 ----
Tags:

SUPER GT

SGT:第3戦もてぎフォトギャラリー

gt-rd3-kob-001 gt-rd3-kob-002 gt-rd3-kob-003 gt-rd3-kob-004
gt-rd3-kob-005 gt-rd3-kob-006 gt-rd3-kob-007 gt-rd3-kob-008
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gt-rd3-kob-149 gt-rd3-kob-150
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝 角田裕毅が優勝し日本一の栄冠を手に

ポールポジションのグリッドに付く名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

ポールポジションのグリッドに付く名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

10周の決勝レースがスタートした

10周の決勝レースがスタートした

ウィングを破損した兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

ウィングを破損した兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

優勝した角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ)

優勝した角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ)

決勝2位の山内飛侑(藤井工務店勝男武士号KK-SⅡ)

決勝2位の山内飛侑(藤井工務店勝男武士号KK-SⅡ)

決勝3位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

決勝3位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

トップでゴールする角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ)

トップでゴールする角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ)

表彰式

表彰式

 スーパーFJ日本一決定戦は27日、ツインリンクもてぎで最終の決勝を行い、2番グリッドからスタートした角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSII)が10周・22分34秒667で優勝。S-FJ日本一の称号を手にした。

 最終レースは午後2時50分から。31台が参加してフォーメーションラップ1周を回りスタートが切られた。

 ポールシッターの名取鉄平(INOKI M2 KK-SII 制動屋)はスタートの蹴り出しが悪く出遅れ、2番グリッドの角田裕毅がホールショットを決める。

 4番グリッドから上位をうかがう兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO’SコウゲRS)は接触によりフロントウイングを破損し、中段以下にポジションをドロップさせてしまう。先月のもてぎ最終戦でも速さを見せていただけに残念だ。

 その後これまで速さを見せ続けた名取鉄平が逆襲するかと思われたが、なかなかペースを上げられず2位のポジションを山内飛侑(藤井工務店 勝男武士号)に明け渡してしまう。その間にトップ角田裕毅はどんどん逃げて終わってみれば2位に6秒754のギャップを築き優勝。S-FJ日本一の称号を手にした。2位には山内飛侑、3位には名取鉄平が入った。

 4位は大原佳祐(自動車工房 MYST KKSII 制動屋)、5位は浦田裕喜(RISEONE-EAGLEKKSIITODA)、6位は伊藤鷹志(スーパーウィンズ花島ED10V)となった。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝 F4日本一の栄冠は大湯都史樹に

ポールポジションの大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

ポールポジションの大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

15周の決勝レースがスタートした

15周の決勝レースがスタートした

決勝2位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

決勝2位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

優勝は大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

優勝は大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

決勝3位は一條拳吾(サムライサポーターズF4)

決勝3位は一條拳吾(サムライサポーターズF4)

トップでゴールする大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

トップでゴールする大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

表彰式

表彰式

 F4日本一決定戦は27日、ツインリンクもてぎで決勝レースを行い、大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS)が15周・31分21秒358で優勝、F4日本一の称号を手にした。

 最終レースはスタート進行中急に大粒の雨が落ち始め、各車スリックタイヤでピットアウトしたもののたまらずグリッド上で全車レインタイヤに交換。午後1時45分、14台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの大湯都史樹。続いて2番グリッドの金井亮忠(チームNATS・正善・001)、3番グリッドの飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)はスタートで出遅れポジションを落とし、柴田隆之介(レプリスポーツ MC090TODA)3位に浮上するものの、すぐさま背後から4番グリッドの一條拳吾(サムライサポーターズF4)が攻略を開始し3位に上がる。

 トップ大湯都史樹は2位の金井亮忠を周回毎にリードを広げながらレースは終盤に。後半雨脚が弱まりトップ大湯はメインストレートで濡れた路面を選んで走行しタイヤをいたわる場面を見せるが、終わってみれば2位に15秒581の大差で独走し優勝を飾ることとなり、予選・セミファイナル・ファイナルと全てトップで完全優勝。2位には金井亮忠が入り、3位には一條拳吾が入った。

 4位は飛田陽宏、5位には柴田隆之介が、6位には里見乃亜(チームNATS・エクシズ・006)が入った。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎファイナル結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FJ 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161角田 裕毅制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ
MYST KK-S2
YH1022'34.667
25山内 飛侑藤井工務店勝男武士号KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH106.754
312名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH1012.609
459大原 佳祐自動車工房MYST KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH1013.830
534浦田 裕喜RISEONE-EAGLE KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
YH1018.544
69伊藤 鷹志スーパーウィンズ花島ED 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1020.228
743鈴木 智之K&GC72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1026.946
857吉田 宣弘DAYTONA☆KKSーⅡ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH1046.379
910鶴賀 義幸結月ゆかりレーシングZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1047.106
1058津本 匠Rn-Sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH1049.583
1145上村 昌史ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1051.169
1214飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1053.330
1363武村 和希RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1053.508
1466横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH101'00.471
1521HIROSHIミスト
MYST KK-S2
YH101'04.901
162兒島 弘訓小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS
MYST KK-S2
YH101'06.361
1748加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V
TOKYO R&D RD10V
YH101'09.563
1831三枝 拓己ZAPスタジオコメ&BLUE LINE
TOKYO R&D RD10V
YH101'11.388
1937草野 貴哉アルビメークウィナーGIA ED
TOKYO R&D RD10V
YH101'13.074
206山部 貴則Raise UP 07J
WEST 07J
YH101'13.277
2144前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH101'13.870
2273豊島 貴大FL大進T.s TECHNO ED
TOKYO R&D RD10V
YH101'15.732
2335小村方 喜章アルビビヨンド湯田上ED・KK-S
MYST KK-S
YH101'18.753
247佐藤 セルゲイビッチZAP結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
YH101'26.918
2511ロッキーATG Rocky edハナシマ
TOKYO R&D RD10V
YH101'31.413
2619石田 浩樹メッカWEST 07J ED
WEST 07J
YH101'41.709
2722キム ドンホM2 PINOKART KK-S2
MYST KK-S2
YH91Lap
2828吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島ED
MYST KK-S
YH91Lap
294岡本 大地KRS17J
WEST 17J
YH82Laps
---- 以上規定周回数(70% - 7Laps)完走 ----
-62山田 遼RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-36長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル隆工務店ED
TOKYO R&D RD10V
YH010Laps
-51福田 詩久FSプロジェクト10V
TOKYO R&D RD10V
TYabsence
-1大竹 将光オートルックMASA10V
TOKYO R&D RD10V
YHabsence
  • Fastest Lap: CarNo.61 角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ) 2'14.260 (8/10) 128.74km/h

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎファイナル結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2016 F4 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL1531'21.358
272S2金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
DL1515.581
325S3一條 拳吾サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
DL1524.522
42S4飛田 陽宏ガレージ茶畑まえだ眼科RK01
B-MAX RK01
DL1533.249
570S5柴田 隆之介レプリスポーツMC090 TODA
MOONCRAFT MC090
DL151'08.081
673H1里見 乃亜チームNATS・エクシズ・006
WEST 006
DL151'19.897
761H2上野山 晶太SR056
WEST 056
DL151'49.597
834S6三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
DL151'51.065
926H3内村 浩二KRac Winmax 006
WEST 006
DL151'58.217
104H4佐々木 祐一イーグル&CMS&仙台Day Dream
WEST 006
DL152'01.726
1195H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
DL141Lap
1217S7小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL141Lap
1310S8加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL141Lap
1435S9大岩 政裕ポイントワンM2エンジニアリングMYST
MYST KK-ZS
DL123Laps
---- 以上規定周回数(70% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.11 大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS) 2'04.826 (11/15) 138.47km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) 1st Leg B Group Weather:Cloudy Course:Wet
2016 SUPER FJ 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
112名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH613'22.224
259大原 佳祐自動車工房MYST KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH62.870
343鈴木 智之K&GC72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
YH63.915
410鶴賀 義幸結月ゆかりレーシングZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH65.673
562山田 遼RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
YH66.777
648加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V
TOKYO R&D RD10V
YH610.876
745上村 昌史ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH612.016
84岡本 大地KRS17J
WEST 17J
YH614.107
96山部 貴則Raise UP 07J
WEST 07J
YH616.566
1036長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル隆工務店ED
TOKYO R&D RD10V
YH617.411
1121HIROSHIミスト
MYST KK-S2
YH626.245
1237草野 貴哉アルビメークウィナーGIA ED
TOKYO R&D RD10V
YH626.588
1319石田 浩樹メッカWEST 07J ED
WEST 07J
YH631.360
1428吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島ED
MYST KK-S
YH631.868
1551福田 詩久FSプロジェクト10V
TOKYO R&D RD10V
TY632.289
16*73豊島 貴大FL大進T.s TECHNO ED
TOKYO R&D RD10V
YH648.206
  • Fastest Lap: CarNo.12 名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋) 2'10.944 (6/6) 132.00km/h
  • CarNo.73は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第30条~4)①により、競技結果に30秒加算のペナルティーを科す。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) 1st Leg A Group Weather:Cloudy Course:Wet
2016 SUPER FJ 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161角田 裕毅制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ
MYST KK-S2
YH613'29.898
22兒島 弘訓小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS
MYST KK-S2
YH64.139
35山内 飛侑藤井工務店勝男武士号KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH68.078
49伊藤 鷹志スーパーウィンズ花島ED 10V
TOKYO R&D RD10V
YH69.069
531三枝 拓己ZAPスタジオコメ&BLUE LINE
TOKYO R&D RD10V
YH619.393
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKSーⅡ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH620.387
763武村 和希RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
YH622.444
87佐藤 セルゲイビッチZAP結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
YH625.536
914飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH626.628
1034浦田 裕喜RISEONE-EAGLE KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
YH628.420
1111ロッキーATG Rocky edハナシマ
TOKYO R&D RD10V
YH634.965
1266横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH637.061
1335小村方 喜章アルビビヨンド湯田上ED・KK-S
MYST KK-S
YH639.918
1444前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
YH649.087
1522キム ドンホM2 PINOKART KK-S2
MYST KK-S2
YH61'31.115
1658津本 匠Rn-Sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH33Laps
171大竹 将光オートルックMASA10V
TOKYO R&D RD10V
YH33Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 角田裕毅(制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ 2'12.291 (6/6) 130.66km/h

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル大湯都史樹がポールトゥウイン

 F4日本一決定戦は27日、ツインリンクもてぎでファイナルレースのグリッドを決めるセミファイナルレースが8周で行われ、大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS)が16分47秒022で優勝した。

8周のセミファイナルレースがスタートした

8周のセミファイナルレースがスタートした

セミファイナル優勝の大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

セミファイナル優勝の大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

セミファイナル2位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

セミファイナル2位の金井亮忠(チームNATS・正義・001)

セミファイナル3位の一條拳吾(サムライサポーターズF4)

セミファイナル3位の一條拳吾(サムライサポーターズF4)

 セミファイナルレースは午前10時20分から。朝から降り続いていた雨が上がり、雲の間から太陽が顔を出すが依然としてウェットの難しいコンディション。煌めく路面の上で13台のマシンが参加しフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの大湯都史樹がトップで1コーナーへ。直後の2コーナーで2位以下のマシンが絡み合いスピンを喫するマシンが複数・・・予選2位の一條拳吾(サムライサポーターズF4)と3位の飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)が沈む間に金井亮忠(チームNATS・正善・001)が2位に浮上。その間に大湯都史樹が大量リードを築き上げ独走態勢で疾走する。

 レースはトップ独走、2〜4位辺りまでがほぼ等間隔でファイナルラップに突入。優勝は最後27秒376のギャップを築き上げた大湯都史樹が飾った。2位には金井亮忠、3位には一旦は表彰台圏外に沈みながら追い上げた一條拳吾が入った。この順でファイナルレースのグリッドにマシンを並べる。

 ファイナルレースはこの後、午後2時45分より15周で争われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ公式予選 Aグループで浦田裕喜が、Bグループで鈴木智之がPPを獲得

 スーパーFJ日本一決定戦は27日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、Aグループでは浦田裕喜(RISEONE-EAGLEKKSIITODA)が2分15秒801で、Bグループでは鈴木智之(K&GC72 FUN☆SCOOP 10V)が2分16秒262でポールポジションを獲得した。

Aグループポールポジションの浦田裕喜(RISEONE-EAGLE KKSⅡ TODA)

Aグループポールポジションの浦田裕喜(RISEONE-EAGLE KKSⅡ TODA)

Aグループ予選2位の兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

Aグループ予選2位の兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS)

Aグループ予選3位の横地昌重(DeepRアクアクララさいたま10VED)

Aグループ予選3位の横地昌重(DeepRアクアクララさいたま10VED)

Bグループポールポジションの鈴木智之(K&GC72 FUN☆SCOOP 10V)

Bグループポールポジションの鈴木智之(K&GC72 FUN☆SCOOP 10V)

Bグループ予選2位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

Bグループ予選2位の名取鉄平(INOKI M2 KK-SⅡ制動屋)

Bグループ予選3位の鶴賀義幸(結月ゆかりレーシングZAP 10V ED)

Bグループ予選3位の鶴賀義幸(結月ゆかりレーシングZAP 10V ED)

 Aグループ公式予選は午前8時30分より。浦田裕喜が2位に1秒315の大差をつけてのポール獲得となった。2位には兒島弘訓(小林電工ダイキンWAKO’SコウゲRS)が、3位には横地昌重(DeepRアクアクララさいたま10VED)が入った。

 Bグループ公式予選は午前9時より。名取鉄平(INOKI M2 KK-SII 制動屋)が序盤から2位以下を寄せ付けず、このままポールかと思われたが、なんとチェッカーラップで鈴木智之(K&GC72 FUN☆SCOOP 10V)がタイムを塗り替え逆転のポール獲得となった。2位には名取鉄平が、3位には鶴賀義幸(結月ゆかりレーシングZAP 10V ED)が入った。

 この後、午前11時10分よりAグループによる第1レグが、同11時55分よりBグループの第1レグがそれぞれ6周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 F4 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
DL816'47.022
272S2金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
DL827.376
32S3飛田 陽宏ガレージ茶畑まえだ眼科RK01
B-MAX RK01
DL832.608
425S4一條 拳吾サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
DL837.427
570S5柴田 隆之介レプリスポーツMC090 TODA
MOONCRAFT MC090
DL845.276
610S6加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL845.661
773H1里見 乃亜チームNATS・エクシズ・006
WEST 006
DL854.452
835S7大岩 政裕ポイントワンM2エンジニアリングMYST
MYST KK-ZS
DL856.070
926H2内村 浩二KRac Winmax 006
WEST 006
DL81'22.636
104H3佐々木 祐一イーグル&CMS&仙台Day Dream
WEST 006
DL81'23.118
1161H4上野山 晶太SR056
WEST 056
DL81'27.121
1234S8三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
DL81'29.369
1317S9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL81'48.367
1495H5佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
DL71Lap
---- 以上規定周回数(90% - 7Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.11 大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS) 2'04.851 (6/8)

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2016 SUPER FJ 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
143鈴木 智之K&GC72 FUN☆SCOOP 10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.262--126.851
212名取 鉄平INOKI M2 KK-SⅡ制動屋
TOKYO R&D RD10V
2'16.464 0.202 0.202126.663
310鶴賀 義幸結月ゆかりレーシングZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'17.065 0.803 0.601126.108
459大原 佳祐自動車工房MYST KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
2'17.388 1.126 0.323125.811
545上村 昌史ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'17.528 1.266 0.140125.683
662山田 遼RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
2'17.958 1.696 0.430125.291
736長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル隆工務店ED
TOKYO R&D RD10V
2'18.194 1.932 0.236125.078
848加納 亨介テイクファースト・オミッターズ10V
TOKYO R&D RD10V
2'18.302 2.040 0.108124.980
96山部 貴則Raise UP 07J
WEST 07J
2'18.456 2.194 0.154124.841
104岡本 大地KRS17J
WEST 17J
2'18.967 2.705 0.511124.382
1137草野 貴哉アルビメークウィナーGIA ED
TOKYO R&D RD10V
2'19.051 2.789 0.084124.307
1273豊島 貴大FL大進T.s TECHNO ED
TOKYO R&D RD10V
2'19.270 3.008 0.219124.111
1328吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島ED
MYST KK-S
2'21.132 4.870 1.862122.474
1421HIROSHIミスト
MYST KK-S2
2'22.400 6.138 1.268121.383
1519石田 浩樹メッカWEST 07J ED
WEST 07J
2'23.851 7.589 1.451120.159
1651福田 詩久FSプロジェクト10V
TOKYO R&D RD10V
2'23.980 7.718 0.129120.051
---- 以上基準タイム(130% - 2'57.576)予選通過 ----

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/26) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2016 Super FJ 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
134浦田 裕喜RISEONE-EAGLE KKSⅡ TODA
MYST KK-S2
2'15.801--127.282
22兒島 弘訓小林電工ダイキンWAKO'SコウゲRS
MYST KK-S2
2'17.116 1.315 1.315126.061
366横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
2'17.160 1.359 0.044126.020
461角田 裕毅制動屋・ファーストモールディングKKSⅡ
MYST KK-S2
2'17.366 1.565 0.206125.831
59伊藤 鷹志スーパーウィンズ花島ED 10V
TOKYO R&D RD10V
2'17.622 1.821 0.256125.597
631三枝 拓己ZAPスタジオコメ&BLUE LINE
TOKYO R&D RD10V
2'18.046 2.245 0.424125.212
75山内 飛侑藤井工務店勝男武士号KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'18.162 2.361 0.116125.107
814飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
2'18.583 2.782 0.421124.726
944前川 涼輔関西国際大学with TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
2'18.687 2.886 0.104124.633
1058津本 匠Rn-Sports KKSⅡ制動屋
MYST KK-S2
2'18.924 3.123 0.237124.420
111大竹 将光オートルックMASA10V
TOKYO R&D RD10V
2'19.241 3.440 0.317124.137
1257吉田 宣弘DAYTONA☆KKSーⅡ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
2'19.519 3.718 0.278123.890
137佐藤 セルゲイビッチZAP結婚の学校10VED
TOKYO R&D RD10V
2'19.914 4.113 0.395123.540
1463武村 和希RSプリモ・ルボーセPFC
TOKYO R&D RD10V
2'20.340 4.539 0.426123.165
1535小村方 喜章アルビビヨンド湯田上ED・KK-S
MYST KK-S
2'21.001 5.200 0.661122.588
1611ロッキーATG Rocky edハナシマ
TOKYO R&D RD10V
2'21.958 6.157 0.957121.761
1722キム ドンホM2 PINOKART KK-S2
MYST KK-S2
2'29.61113.810 7.653115.533
---- 以上基準タイム(130% - 2'57.700)予選通過 ----

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選 大湯都史樹がポールポジション

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、大湯都史樹(TANZEN Rn-S MYST JSS)が2分05秒940でポールポジションを獲得した。

ポールポジションの大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

ポールポジションの大湯都史樹(TANZEN Rn-s MYST JSS)

予選2位の一條拳吾(サムライサポーターズF4)

予選2位の一條拳吾(サムライサポーターズF4)

予選3位の飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)

予選3位の飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)

 ワンデーレースとして予選・決勝が行われるツインリンクもてぎは昨晩からの雨が残り路面は完全ウェット。13台が参加して午前8時より公式予選が行われた。

 序盤から大湯都史樹がトップに立つと終始圧倒的なペースで最後まで譲らず2番手に1秒706の差をつけ圧巻のポールポジションを獲得した。

 2位には一條 拳吾(サムライサポーターズF4)が、3位には飛田陽宏(ガレージ茶畑まえだ眼科RK01)がつけた。

 以下4位加藤 智(FEEL・RK01・TODA)、5位里見乃亜(チームNATS・エクシズ・006)、6位金井亮忠(チームNATS・正義・001)と続いた。

 この後、午前10時20分より8周でセミファイナルが、その順位をスタートグリッドとして午後1時45分より15周で最終決勝が行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2016/11/27) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2016 F4 日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
111S1大湯 都史樹TANZEN Rn-s MYST JSS
MYST KK-ZS
2'05.940--137.248
225S2一條 拳吾サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
2'07.646 1.706 1.706135.413
32S3飛田 陽宏ガレージ茶畑まえだ眼科RK01
B-MAX RK01
2'07.668 1.728 0.022135.390
410S4加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
2'08.404 2.464 0.736134.614
573H1里見 乃亜チームNATS・エクシズ・006
WEST 006
2'10.165 4.225 1.761132.794
672S5金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
2'10.216 4.276 0.051132.741
735S6大岩 政裕ポイントワンM2エンジニアリングMYST
MYST KK-ZS
2'10.509 4.569 0.293132.444
870S7柴田 隆之介レプリスポーツMC090 TODA
MOONCRAFT MC090
2'11.132 5.192 0.623131.813
94H2佐々木 祐一イーグル&CMS&仙台Day Dream
WEST 006
2'13.722 7.782 2.590129.260
1061H3上野山 晶太SR056
WEST 056
2'14.940 9.000 1.218128.094
1134S8三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
2'16.79210.852 1.852126.359
1295H4佐藤 健介KRS赤レンジャー・ANDARE・976
WEST 976
2'17.33611.396 0.544125.859
1317S9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
2'21.55115.611 4.215122.111
---- 以上基準タイム(2'45.210)予選通過 ----
-26H-内村 浩二KRac Winmax 006
WEST 006
no time---

SUPER FORMULA

SF:合同テスト・ルーキーテスト鈴鹿 野尻智紀がコースレコードを上回るタイムでテストを締めくくる

16-11-24_sf_test_0001

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 関東地方では50数年振りの積雪に見舞われた11月24日、三重県の鈴鹿サーキットではスーパーフォーミュラのメーカー合同テスト・ルーキードライバーテストが行なわれた。

 前夜遅くから降り出した雨も早朝には止んだものの、路面はウエット状態で曇り空というコンディションの中、18台20名での午前中3時間のセッションが始まった。

 来期からの参戦を表明しているB-MAX Racing teamには佐々木大樹(午後のみ走行)、KONDO RACINGではニック・キャシディと山下健太、チームルマンには大嶋和也、ホンダテストカーには牧野任祐とルーキードライバーもドライブ。

 序盤は各車レインタイヤ装着でのテストとなったが、気温も低く日差しも無いためになかなか路面が乾かず、残り40分ほどのタイミングでようやく全車スリックタイヤを装着しての走行となった。

 午前のトップタイムは塚越広大、ルーキーのキャシディが2番手、そこに小暮卓史、山本尚貴、小林可夢偉と続くトップ5となった。

 1時間10分のインターバルのあと行なわれた午後の3時間のセッションは、序盤こそ日差しがあったものの概ね曇り空での走行となる。

 始まって40分ほど経過したころに山本が2コーナーでコースアウト、それを皮切りに計5回の赤旗が掲示され10分延長となった午後のセッションは野尻智紀が1分36秒456のトップタイムで終了。このタイムはアンドレ・ロッテラーの持つコースレコード1分36秒996を大幅に上回りまた、2013年のテストで小暮がSF13出した1分36秒574をも上回るものとなった。2番手に石浦宏明、そして関口雄飛、ロッテラー、国本雄資の順となった。

 このテスト終了にて今シーズンのスーパーフォーミュラはオフシーズンへと入り、今回のテストの結果も含めたドライバーの動きなど気になるストーブリーグになりそうだ。

Text & Photo: Hiroyuki MINAMI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

DRPが独自のFIA-F4スカラシップドライバーを募集

 今シーズン、全日本F3で坪井翔をポルシェカレラカップで三笠雄一をサポートしているドリームレーシングプロジェクト(DRP)は、来シーズンからサポート内容を強化。レーシングチームと提携し、独自のスカラシップ制度を提供すると発表した。以下、プレスリリース。


drp-01

 2013年から始まったプロレーサーを目指す若者をサポートする「ドリームレーシングプロジェクト」。2014年には三笠選手がF4東日本シリーズチャンピオンを、2015年は坪井選手が激戦のFIA-F4で初代チャンピオンに輝き、そして二人共に2016年はステップアップを果たしプロレーサーへの階段を着実に登っています。

DRPはレーシングチームではなく、あくまでもパーソナルマネジメントとしてプロになる為のドライビングスキル以外のサポートをしてきましたが、2017年はさらに踏み込んだプログラムとしてレース参戦への実質的なサポートも行う計画です。具体的な内容としては、FIA-F4に参戦しているレーシングチーム「フィールドモータースポーツ」と提携し、オーディションから選出されたドライバーに対し独自のスカラシップ制度を提供します。

【FIA-F4スカラシップ内容】

  • 一大会につき50万円補助
  • 年間12日テスト走行無償提供
  • newタイヤ10セット無償提供
  • ドライビングアドバイザー無償派遣
  • パーソナルスポンサー活動等のDRPマネジメント

 スポンサー様からのご支援による資金補助だけではなく、ステップアップのために“勝てる”体制や環境によりFIA-F4に参戦できる充実した内容となっています。また、将来プロレーサーとなり活躍できる為の長期的なサポートを行います。

 応募資格は「24歳以下でプロレーサーになる決意を持った男女」。DRPのホームページに記載されている「DRPの理念に基づいた努力を約束できる人」のみ対象です。メールにて応募後、書類審査合格者は面接を行います。ここで数名を選考し、1月中旬に富士スピードウェイで実技走行にて審査します。スポーツ走行枠でのテストとなるので、富士スピードウェイライセンスが必要。テストは無償ですが、走行券のみ各自実費となります。(一人30分2本予定)

 また2017年に、FTRSやSRSを受講予定のドライバーでS-FJに参戦を考えている方や、スーパーGTを目指しPCCJに参戦を考えているドライバーのDRPマネジメントも同時に相談を受け付けさせていただきます。

【応募方法】

 お名前・生年月日・居住地・連絡先電話番号・戦歴を明記したプロフィール(書式自由、添付の場合はPDF)と自己PR(どんなプロになりたいか明確な目標とその為に必要なことは何か)をメールにて送信してください。(drp@xyz-one.jp)

 合否はいただいたメールに返信させていただきます。書類審査合格者には面接候補日をお知らせします。

DRPホームページ
http://drp.xyz-one.jp/
Dream Racing Project
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SUPER FORMULA

SF:合同テスト・ルーキードライバーテスト鈴鹿2回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2016/11/24) Joint Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
140野尻 智紀DANDELION RACINGHonda HR-414ER1'36.456--216.733
21石浦 宏明INGING MOTORSPORTTOYOTA RI4AR1'36.474 0.018 0.018216.693
320関口 雄飛TEAM IMPULTOYOTA RI4AR1'36.584 0.128 0.110216.446
436アンドレ・ロッテラーVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4AR1'36.590 0.134 0.006216.432
52国本 雄資INGING MOTORSPORTTOYOTA RI4AR1'36.597 0.141 0.007216.417
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RI4AR1'36.815 0.359 0.218215.929
718B小林 可夢偉KCMGTOYOTA RI4AR1'36.838 0.382 0.023215.878
810塚越 広大REAL RACINGHonda HR-414ER1'36.868 0.412 0.030215.811
916山本 尚貴TEAM無限Honda HR-414ER1'36.894 0.438 0.026215.753
1041伊沢 拓也DANDELION RACINGHonda HR-414E1'37.013 0.557 0.119215.489
1164中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHonda HR-414E1'37.031 0.575 0.018215.449
123ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4A1'37.042 0.586 0.011215.424
137大嶋 和也TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'37.556 1.100 0.514214.289
144山下 健太KONDO RACINGTOYOTA RI4A1'37.630 1.174 0.074214.127
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHonda HR-414E1'37.981 1.525 0.351213.360
1637中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'38.000 1.544 0.019213.318
1705牧野 任祐Honda Test CarHonda HR-414E1'38.132 1.676 0.132213.031
1850A佐々木 大樹B-Max Racing teamHonda HR-414E1'39.359 2.903 1.227210.401
-18A中山 雄一KCMGTOYOTA RI4Aabsence---
-50B小暮 卓史B-Max Racing teamHonda HR-414E absence---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'36.996)を非公式に上回りました。
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SUPER FORMULA

SF:合同テスト・ルーキードライバーテスト鈴鹿1回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2016/11/24) Joint Testing 1 Weather:Fine Course:Semi-Wet
2016 SUPER FORMULA Round Joint Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
110塚越 広大REAL RACINGHonda HR-414E1'38.628--211.960
23ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4A1'38.824 0.196 0.196211.540
350B小暮 卓史B-Max Racing teamHonda HR-414E 1'38.882 0.254 0.058211.416
416山本 尚貴TEAM無限Honda HR-414E1'39.245 0.617 0.363210.642
518B小林 可夢偉KCMGTOYOTA RI4A1'39.267 0.639 0.022210.596
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RI4A1'39.290 0.662 0.023210.547
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'39.410 0.782 0.120210.293
865ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACINGHonda HR-414E1'39.447 0.819 0.037210.214
941伊沢 拓也DANDELION RACINGHonda HR-414E1'39.640 1.012 0.193209.807
1040野尻 智紀DANDELION RACINGHonda HR-414E1'39.651 1.023 0.011209.784
1137中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'39.718 1.090 0.067209.643
122国本 雄資INGING MOTORSPORTTOYOTA RI4A1'39.755 1.127 0.037209.565
131石浦 宏明INGING MOTORSPORTTOYOTA RI4A1'39.774 1.146 0.019209.526
144山下 健太KONDO RACINGTOYOTA RI4A1'40.033 1.405 0.259208.983
1520関口 雄飛TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'40.148 1.520 0.115208.743
1605牧野 任祐Honda Test CarHonda HR-414E1'42.376 3.748 2.228204.200
177大嶋 和也TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'48.419 9.791 6.043192.819
1864中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHonda HR-414E1'48.76610.138 0.347192.203
-18A中山 雄一KCMGTOYOTA RI4Aabsence---
-50A佐々木 大樹B-Max Racing teamHonda HR-414Eabsence---
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリス DENSO Le Beausset RC350が最終戦オートポリスで3位入賞。ランキング2位を死守して、シーズンを締めくくる。 (Le Beausset)

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 ル・ボーセモータースポーツにとって第2シーズンとなる、スーパー耐久シリーズの第6戦がオートポリス(大分県)で11月19日(土)〜20日(日)に開催された。引き続き挑むのは、2001〜3500ccの二輪駆動車が対象のST-3クラスで、「DENSO Le Beausset RC350」としてレクサスRC350を走らせる。レギュラードライバーも代わらず、嵯峨宏紀と中山雄一、そして山下健太に代わりCドライバーには、ル・ボーセフォーミュラアカデミー出身で、かつてスーパーFJやF3-Nクラスをともに戦った、久保凜太郎が起用された。

 前回の岡山国際サーキットでのレースでは、終盤にブレーキトラブルが発生し緊急ピットインするも、メカニックの懸命な作業によってコースに戻ることができ、7位で完走。貴重なポイントを獲得しランキング2位を守り、この最終戦でその位置を死守できるかが焦点のひとつとなる。

予選 11月19日(土)天候/濃霧のり雨 コース状況/ウエット

 今回も岡山戦同様、ST-XからST-3クラスのグループ1とST-4・5クラスのグループ2のグループ分けによる3時間のレースとなり、専有走行の設けられた木曜日から走行を開始。もちろん、「DENSO Le Beausset RC350」を初めてドライブする久保にも、多くの走行機会を与えることとなった。

 金曜日のコンディションは、午前こそドライコンディションが保たれたが、午後はウェットコンディションに転じてしまう。しかしながら、天気予報では日曜日こそ曇りと告げているが、土曜日は雨とのことなので、両方のセットアップが可能となったのは、むしろ好都合。

 そして迎えた土曜日の予選は、残念ながら悪天候のため中止に。早朝は雷を伴う暴風雨に見舞われ、これがおさまると霧が出るという状態の中、午前中に行われるはずだったフリー走行がまず中止とされた。

 その後、スケジュールが調整されて、グループ2の予選こそ行われたものの、グループ1の予選は天候回復が見込めないため、早々に中止の発表。

 なお、予選は改めて行われることなく、ここまでのランキングでグリッドが決定されたことから、「DENSO Le Beausset RC350」はクラス2番手で決勝のスタートを切ることとなった。

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決勝 11月20日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 日曜日には天候も回復し、晴れ間こそほんの一時しか見られなかったが、グループ1の決勝レースは午後からとあって、ほぼドライコンディションに恵まれることとなった。予選もフリー走行も行われなかったことから、スタート進行の初めには、10分間のウォームアップが設けられ、ここにスタートを担当する嵯峨が走行。3周計測されて、ラスト2周は決勝の想定タイムをマークしたところでチェッカー。いったんピットに戻った後、最終チェックを行って「DENSO Le Beausset RC350」はスターティンググリッドに並べられた。

 1周のフォーメイションラップの後、グリーンシグナルの点灯と同時に決勝レースが開始。トップが鋭いダッシュを決めて逃げる中、続いていきたいところだが、ST-2クラスの車両が壁になってしまう。一方、ランキング2位を争い合う車両に1コーナーで接触があり、コースアウト。上位入賞の可能性はなくなったことから、確実な作戦をとることに。

 嵯峨は2分3秒台でコンスタントにラップを刻んで、後続の追随を許さず。ライバルよりドライバー交代を遅らせたこともあって、一時はトップも走行する。そして、1時間27分経過した42周目に、中山とバトンタッチ。3番手でレースを折り返し、また先行する車両が間もなくピットに戻ったことで、再び2番手を走行することとなる。中山もまた2分3秒台でコンスタントに周回を重ねて、ポジションをキープ。最後のドライバー交代はラスト10分で行い、再び嵯峨が乗り込むことに。「DENSO Le Beausset RC350」は3位でしっかり完走を果たして表彰台に上がり、そしてランキング2位をキープすることに成功した。

 来シーズンは、これに満足することなく、ソフト、ハード両面を更に進化させ、もうひとつ上のシリーズチャンピオン獲得を目指す。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 オートポリス特有のタイヤに厳しい路面は「RC」の重量にも相まってスピードを追及すればタイヤのグリップダウンが激しく、ドライバーには非常に難しい状況でタイヤマネージメントをして貰った。ランキング2位を争う直接的なライバルがレース序盤で順位を下げたので、リスクを回避し戦略を変更した。今回はスピードをあげることは出来なかったが、攻めながら守ると言う、いつもと違った戦い方が出来たことに満足している。
Driver 嵯峨宏紀(koki Sagaw)COMMENT
 直近のランキングを争っているクルマが圏外に落ちてくれたことで、僕らは今回、攻めた作戦よりも堅実な作戦に討って出て、確実にポイントを獲ることにしました。1年間やってきた中でRC350特有の重さという部分と戦ってきた中で、少しずつ改善の方向は見えてきましたが、ライバルを脅かすまでに行かなかったというのは、このオフの間に根本的な部分を見直していきたいと思うし、ドライビング面もまだまだやれることはあると思うので、来年につなげていきたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 まわりにトラブルが相次いだので、とにかく確実に走りきったということが、今回いちばん良かったですね。完走し表彰台に立てて、ランキング2位も守れるという、思い描いていたとおりの結果になったと思います。やはりコーナーの多いコースなので、IS350との重量の差は、けっこう大きいと改めて思いました。1年間応援ありがとうございました。
Driver 久保凜太郎(Rintaro Kubo)COMMENT
 セーフティーカーがはいった時に、すぐ乗れるように準備していたのですが、今回はアクシデントもなく順調なレース展開で、ふたりの走りを安心して見守っていました。でも、練習では走らせてもらい、すごく勉強になりました。もう少し慣れたら、ふたりと変わらないぐらいで走れる自信はあるんですけど、限られた時間で慣れきれなかった自分には反省しています。次にチャンスをもらえたらシッカリ成長したところを見せれるように、これからも努力していきます。
Le Beausset Motorsports
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦 ル・ボーセがRS PRIMO with Le Beaussetとして参戦

 ル・ボーセモータースポーツは22日、この週末に行われるスーパーFJ日本一決定戦に、レーシングシミュレーターショップRSプリモと組んで山田遼、武村和希の2人を走らせると発表した。山田は2015年のFIA-F4、武村は2014~5年にル・ボーセからスーパーFJに参戦。山田は2015年に、武村は2014年にFJ日本一に出走経験もあり、シミュレーターで磨きあげたテクニックで再挑戦することとなる。日本一決定戦は27日にワンデーレースとして行われる。以下、プレスリリース。


 2016年11月27日(日)にツインリンクもてぎで開催されるスーパーFJ日本一決定戦に、レーシングシミュレーターショップRacing Studio PRIMO(RS PRIMO)とLe Beausset Motorsportsがジョイントし「RS PRIMO with Le Beausset」として参戦いたします。

 RS PRIMOでのレーシングシミュレーターによるトレーニングの成果を発揮するため、エントリーフォーミュラで数々のチャンピオンを獲得し、有能な若手ドライバーを育成してきたLe Beausset Motorsportsがタッグを組み、頂点を目指します。

 ドライバーは、RS PRIMOのスタッフである山田遼と武村和希を起用。RS PRIMOのレーシングシミュレーターでトレーニングし、その走行データ分析から、実走行へと経験を積んできた2人のドライバーが、全国のスーパーFJシリーズで実績を上げてきたトップランカー達に挑みます。

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Racing Studio PRIMO   代表取締役 伊藤崇喜 コメント
 RS PRIMOは都会の真中、新宿で7軸レーシングシミュレーターを使用し本格的なドライビングトレーニングはもちろん、当店スタッフの山田遼と武村和希をはじめ、レーシングカートや耐久レース、モータースポーツイベント等、あらゆるモータースポーツを応援することを目的として設立された施設です。レーシングシミュレーターは、ここ数年の飛躍的な技術の進歩と低価格化により、一部のプロのドライバーだけでなく、一般のドライバーでも手軽に利用できるようになりました。シミュレーターを用いた走行経験と、データロガーによる走行データの分析結果を実際の走行へフィードバックすることで効率良く結果に結び付けることが可能です。 シミュレーターで日頃よりトレーニングを積んでいる山田遼と武村和希が、その証明をするべく挑みます。
Le Beausset Motorsports 代表取締役 坪松唯夫 コメント
 今回、RS PRIMOの伊藤代表には弊社のエントリーフォーミュラでの実績とドライバーの育成環境をご理解頂き、日本一決定戦に参戦する運びとなりました。弊社としても新しい試みでもあり、競争力のあるクルマを用意して2名のドライバーをサポートします。練習走行の機会がレースウィークという短い時間に限られますが、チームが持つ豊富なデータとシミュレーターというアイテムがリンクして、どれだけ高いレベルで走れるのか今から楽しみです。
山田遼 コメント
 まず、今回この大会に出場する機会を下さったRS PRIMO様、ならびにスポンサー各社様や応援して下さっている皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。日本一を獲得するべく、頂いた最高の環境の中、全力で戦っていきます!昨年は上位争いをしながらも日本一を逃したので、今回はそのリベンジを果たしたいという強い思いを持って戦います。また、本番までの期間で、シミュレーターでのトレーニングをデータ分析も挟みながら行っていき、実際のレース現場においてその効果を実証します。応援よろしくお願い致します。
武村和希 コメント
 RS PRIMO様よりサポートして頂き今回は日本一決定戦へのエントリーとなりました。スーパーFJは2年間シリーズ参戦していたので慣れていますが、2016年シーズンは実車での走行はなく、シミュレーターでのトレーニングのみ行ってきました。実車で経験を積んできた他のドライバーに対し、シミュレーターメインにトレーニングしてきた成果を実走行に生かし、その成果を見せたいと思います。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリスグループ1決勝 エンドレスそろい踏み。YUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝組が大逆転で優勝を飾る

 スーパー耐久シリーズ第6戦は11月20日、震災から復興したオートポリスでグループ1(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3クラス)の決勝を行いST-XクラスのYUKE TANIGUCHI/峰尾恭輔/山内英輝組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)がラスト6分あまりでの大逆転劇で優勝を飾った。

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 グループ1は昨日悪天候による予選キャンセルによりスタート進行前に10分間のフリー走行が設けられ、各チーム僅かな時間で精力的にセットアップの確認を行う。そしてスターティンググリッドは規定により第5戦までのシリーズランキング順となり、ポールシッターは内田雄大/藤井誠暢/平峰一貴組のスリーボンド日産自動車大学校GT-R。

 午後1時30分にローリングラップが始まり、ポールシッターの藤井誠暢(#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が牽制なのかゆっくりとしたペースで1周回ってスタート。

 その後藤井は後続をグイグイ引き離し盤石の体制かと思えたが、一度は離されかけた山内英輝(ENDLESS ADVAN GT-R)がその差を詰め一時はテールツーノーズまで接近する。しかしトップは明け渡さず藤井は内田にバトンを渡すがこのピットインの際にENDLESS ADVAN GT-Rの逆転を許してしまう。

 その後スリーボンド日産自動車大学校GT-RとENDLESS ADVAN GT-Rの一騎打ちの様相となり、終盤は平峰がドライブするスリーボンド日産自動車大学校GT-Rがトップで走行するが背後から峰尾のENDLESS ADVAN GT-Rがジワジワと詰め寄り、ラスト10分を切ったあたりでその差を8秒、7秒と終盤の激戦を予想させる・・・

 しかしラスト6分あまりでなんと平峰が緊急ピットイン。スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは僅かにガソリンが足りずスプラッシュアンドゴー。この間に峰尾がトップを奪いそのままENDLESS ADVAN GT-Rが今季2勝目を飾った。2位にはスリーボンド日産自動車大学校GT-R、3位には白井剛/星野一樹/藤浪清斗組(#5 Mach MAKERS GTNET GT-R)が入った。

 ST-1クラスは、星野敏/荒聖治組(#777 D’station Porsche 991)に木村武史/野間一/林裕介組(#108 CAR GUY ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ)が勝負を挑むものの、性能差を考慮したピットストップハンデがウラカンに与えられその重さに抗えず星野敏/荒聖治組が5勝目を飾った。

 ST-2クラスは、カルロス本田/佐藤勝博/下山久寿男組(#7 怪力技巧☆新菱オートDIXCELエボⅨ)が初優勝。2位は大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)が入り、ST-2クラスは5台中この2台のみが完走というサバイバルレースとなった。

 ST-3クラスは堀田誠/阪口良平組(#38 MUTA Racing TWS IS 350)がチャンピオンの貫禄を見せ優勝。2位には長島正明/田中徹/田中哲也組(#15 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)が入り、3位には嵯峨宏紀/中山雄一/久保凛太郎組(#62 DENSO Le Beausset RC350)入った。

 復興かなったオートポリスの第6戦をもって今シーズンのスーパー耐久全日程を終了した。

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Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリスグループ1決勝結果

TKUスーパー耐久レース -RIJ- (2016/11/21) After 1 hour Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2016 Super Taikyu Series Round 6 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
13ST-X1ユーク・タニグチ
山内 英輝
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
973:01'11.069
224ST-X2内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
9734.449
3*5ST-X3白井 剛
星野 一樹
藤波 清斗
Mach MAKERS GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
971'27.532
48ST-X4白石 勇樹
佐々木 孝太
ARN SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
961Lap
525ST-X5飯田 太陽
野尻 智紀
テツオ・オギノ
ケーズフロンティア911 GT3R
PORSCHE 911 GT3
952Laps
6*10ST-X6フィリップ・デベサ
マイケル・グリーン
密山 祥吾
Adenau SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
952Laps
7*112ST-X7佐藤 敦
山下 亮生
植田 正幸
SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-S
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
943Laps
8777ST-11星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche 991
PORSCHE 911 GT3 Cup
934Laps
9108ST-12木村 武史
野間 一
林 祐介
CARGUY
Lamborghini HURACAN GT3
916Laps
1038ST-31堀田 誠
阪口 良平
MUTA Racing TWS IS 350
TOYOTA LEXUS IS350
889Laps
1115ST-32長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
8710Laps
1262ST-33嵯峨 宏紀
中山 雄一
久保 凜太郎
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
8710Laps
1368ST-34番場 琢
平沼 貴之
服部 尚貴
埼玉トヨペットGBマークX G's
TOYOTA MARK X
8710Laps
1423ST-35輿水 敏明
山崎 学
島澤 隆彦
岡部⾃動⾞ゼロサンMBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
8611Laps
157ST-21カルロス 本田
佐藤 勝博
下山 久寿男
恒力技巧☆新菱オートDXLエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ
8413Laps
1659ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
8017Laps
1734ST-36前嶋 秀司
佐々木 雅弘
assetテクノRC350
TOYOTA LEXUS RC350
7918Laps
1814ST-37小松 一臣
杉林 健一
安宅 光徳
岡部⾃動⾞KYOSHIN 195 Z34
NISSAN FAIRLADY Z
6829Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-X:67Laps/ ST-1:65Laps / ST-2:58Laps / ST-3:61Laps)完走 ----
-16ST-X-西田 裕正
片岡 龍也
河野 駿佑
REAF REAL ESTATE KiiVA BMW
BMW Z4 GT3
4255Laps
-505ST-2-田ヶ原 章蔵
塚田 利郎
岡本 武之
ビズキューブレーシングランサーX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
3463Laps
-6ST-2-冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オートDIXCEL EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2770Laps
-20ST-2-下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
493Laps
  • Fastest Lap(ST-X): CarNo.24 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 1'48.372 (2/97) 155.265km/h
  • Fastest Lap(ST-1): CarNo.108 木村武史/野間一/林祐介組(CARGUY) 1'53.131 (79/91) 148.734km/h
  • Fastest Lap(ST-2): CarNo.59 大澤学/後藤比東至組(DAMD MOTUL ED WRX STI) 2'01.047 (30/80) 139.007km/h
  • Fastest Lap(ST-3): CarNo.15 長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部⾃動⾞DIXCELチームテツヤZ34) 2'01.064 (77/87) 138.988km/h
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリスグループ2決勝 チャンピオンの貫禄。元嶋佑弥/小河諒/村田信博組が有終の美

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 公式予選の行われた土曜日は早朝から雷雨に見舞われ、その後雨はやんだものの濃霧に覆われたため、フリー走行はキャンセルとなった。

 日曜日も、朝は霧が出ていたオートポリスだったが、決勝レースのスタート時刻を迎える8時30分頃には天候は回復に向かい、定刻でフオーメーションラップがスタートした。

 前夜の雨はあがっていたものの、日差しはない状態でコースコンディションはセミウエット状態だった。各車はレインとスリックの選択に悩む状況だった。

 8時34分に始まった3時間レース。

 序盤はPPですでにST4クラスのシリーズチャンピオンをきめている#13ENDLESS・ADVAN・86の元嶋佑弥がレースをリードする展開となった。これに続いたのは#55 SunOasisAUTOFACTORY86のたしろじゅん、#52埼玉トヨペットGreenBrave86の脇坂薫一だった。

 レースの3分の1、1時間経過時点では#77 CUSCO with Key’s 86がトップに立ち、#40ゴーゴーガレージRAMD86AGE↑AGE↑RACING SSRings、#4 1TAKUMI×HERO’S SSRings S2000、#86 TOYOTA TeamTOM’S SPIRIT86、#13 ENDLESS・ADVAN・86のトップ5となっていた。

 しかし、残り1時間では再び#13 ENDLESS・ADVAN・86がトップに浮上。2番手に#4 1TAKUMI×HERO’S SSRings S2000、3番手に#40ゴーゴーガレージRAMD86AGE↑AGE↑RACING SSRingsがつけていた。残り38分では#41がトップに立ち、残り5分の段階でもポジションをキープしていた。残りわずかで#13が逆転しシリーズタイトルと最終戦の優勝を手にすることとなった。2位には#41、3位に#52という結果となった。

 ST5クラスは#19 BRP★J’S RACINGホンダカーズ三重北FITの古宮正信がPPからレースをリードする展開に。これに#17DXLアラゴスタ・NOPRO デミオSKY-Dの谷川達也がピタリとつける。テールtoノーズの激しいバトルが序盤から続き、開始40分ほどのセクター3区間ののぼりコーナーで、#19がコースアウト。すぐにマシンを立て直すが、この隙に#17谷川がトップを奪う。しかし残り1時間では再び#19がトップに立ち、2位に#17、3位に#69 BRP★J’S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT の順でチェッカーをうけた。

 最後までチャンピオン争いの行方がわからなかったST5クラスは、#69のタイトル獲得となった。#69はこれでシリーズ3連覇の快挙を達成した。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリスグループ2決勝結果

TKUスーパー耐久レース -RIJ- (2016/11/20) Group2 Final Race Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2016 Super Taikyu Series Round 6 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
113ST-41元嶋 佑弥
小河 諒
村田 信博
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
YH833:00'00.211
241ST-42植松 忠雄
石川 京侍
兵藤 信一
TAKUMI × HERO'S SSR ings S2000
Honda S2000
YH8338.919
352ST-43脇阪 寿一
脇阪 薫一
松田 晃司
埼玉トヨペットGreen Brave 86
TOYOTA 86
YH8354.888
477ST-44山田 英二
大嶋 和也
木下 隆之
CUSCO with Key's 86
TOYOTA 86
YH831'36.183
555ST-45たしろ じゅん
小野田 貴俊
伊藤 毅
SunOasis AUTOFACTRY86
TOYOTA 86
YH831'57.636
686ST-46松井 孝允
井口 卓人
蒲生 尚弥
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
YH821Lap
740ST-47藤田 竜樹
浜野 彰彦
ナオリュウ
ゴーゴーガレージRAMD86 AGE↑AGE↑RACING SSR ings
TOYOTA 86
YH821Lap
854ST-48加藤 彰彬
近藤 翼
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
YH821Lap
9216ST-49玉江 浩明
山谷 直樹
杉原 直弥
ニールレーシングwithセイコーSSR亜⾐
TOYOTA 86
YH821Lap
10117ST-410太田 重蔵
鶴田 和弥
井入 宏之
W.S.ENGINEERING S2000 TAIKEN
Honda S2000
YH821Lap
1193ST-411小泉 和寛
遠藤 浩二
鈴木 陽
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
YH812Laps
1218ST-412浅野 武夫
佐野 新世
西村 和則
Y`s distraction 86
TOYOTA 86
YH803Laps
1319ST-51古宮 正信
松田 智也
吉本 晶哉
BRP★J'S RACINGホンダカーズ三重北FIT
Honda FIT 3 RS
YH794Laps
1436ST-413川中子 和彦
大谷 飛雄
高橋 卓矢
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
YH794Laps
1517ST-52谷川 達也
井尻 薫
野上 達也
DXLアラゴスタ・NOPROデミオSKY-D
MAZDA DENIO Diesel TURBO
YH794Laps
1669ST-53大野 尊久
梅本 淳一
窪田 俊浩
BRP★J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
YH794Laps
1788ST-54村上 博幸
脇谷 猛
筒井 克彦
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
YH794Laps
184ST-55芝谷 純三
見並 秀文
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
YH785Laps
1960ST-414渋谷 崇
松本 和之
渡辺 忠司
AGENT-1 WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
YH785Laps
2066ST-56武地 孝幸
大塚 隆一郎
odula MAZDAデミオ15MB
MAZDA DEMIO
YH785Laps
21213ST-57東 貴史
横尾 優一
原田 学
Wako's GenesisPURE WM Vitz
TOYOTA Vitz RS
YH776Laps
2237ST-58関 豊
岩岡 万梨恵
岡崎 祐美子
ワコーズDXLアラゴスタNOPROデミオ
MAZDA DEMIO
YH767Laps
2311ST-59三木 孝浩
大西 隆生
テツ・清水
BLOOD SDPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
YH758Laps
24116ST-415長谷川 伸司
小串 康博
吉田 靖之
W.S.ENGINEERING S2000
Honda S2000
YH758Laps
2512ST-416リク
松井 隆幸
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
YH6914Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-4:58Laps / ST-5:55Laps)完走 ----
-95ST-4-松井 猛敏
中島 保典
柴田 優作
SPOONリジカラS2000
Honda S2000
YH6815Laps
-27ST-4-伊橋 勲
ユウキ
小林 且雄
D'STATION FINA BRZ
SUBARU BRZ
YH6419Laps
-58ST-4-小林 康一
塩谷 烈州
蘇武 喜和
ウインマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE-R
YH974Laps
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JSPC | SUZUKA 1000km | その他

SUZUKA Sound of ENGINE:グループCカーデモレース 二日目は#3シルクカットジャガーがトップチェッカー!#55マツダ787Bも快音を響かせる

鈴鹿サーキットで開催されている「SUZUKA Sound of ENGINE2016」最後のメニューとなるグループCカーのデモレースが午後3時40分より10周で行われた。

スタートでトップに立ったのは星野一義「選手」のドライブする#1カルソニック日産R92CP。
ややフライング気味かなと思われるタイミングで一気に後続をぶっちぎって1コーナーに飛び込んだ。
しかしそれを#3シルクカットジャガーXJR-8(ケント・アブラハムソン)が2周目にパス、そのままトップでチェッカーを受けた。
R92CPはレース半ばにピットイン。「血が寄っちゃって」とのこと。一旦はコースに戻った星野選手だったが、今度はスプーン入り口で右リヤタイヤがバーストしたため、結局4周
で走行を終えることになった。

長谷見昌弘「選手」のドライブする#11トミカスカイラインスーパーシルエットもレース開始早々にピットに戻って来たが、こちらは間も無くコースに復帰し、派手なアフターファイヤを披露しつつ7周を走りきり、7位でチェッカーを受けている。

またウェットタイヤを用意していなかったため19日の走行を見合わせた1991年ルマン24時間優勝車の#55マツダ787Bもこの日は寺田陽次朗「選手」のドライビングで4ローターの快音を響かせながら3位でフィニッシュしている。

このほか#023日産NP25、#23シルビアターボCニチラ(マーチ83G)、タイサンスターカードポルシェ962Cなど9台が走行に参加し、この日詰め掛けた19,000人の観衆を魅了してチェッカーを受けた。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA | SUPER GT | その他

SUZUKA Sound of ENGINE:二日目のF1デモレースはフェラーリF187が29年ぶりのトップチェッカー!!

鈴鹿サーキットで行われている「SUZUKA Sound of ENGINE2016」は開催二日目を迎えた。 スタンドやパドックに前日を上回るレースファンが集まる中、午後1時15分よりF1のデモレースが20分間で行われた。

トップでチェッカーを受けたのはNO.28武井真司さん。1987年にゲルハルト・ベルガーが乗って日本GPで優勝したフェラーリF187をドライブした。
2位は昨年のスーパーフォーミュラチャンピオン、石浦宏明選手がドライブしたロータス97T/ルノー。こちらは1985年にあのアイルトン・セナがF1初優勝を達成した時のクルマだ。

また中嶋悟、大祐親子も昨日に続いてティレル019/フォードDFRをドライブ。
中嶋悟さんの鋭いブレーキングとコーナリングテクニックは石浦選手をして「さすが中嶋さん!」と言わしてるほどのものだったが、寄る年波には勝てず3周で「ドライバーの問題により」リタイヤを余儀なくされた。
中嶋大祐選手の019もギヤボックスに問題を抱えており5速以上が使えない状況だったが、それでも快調なエンジン音を響かせて3位でフィニッシュした。

4位はこのイベントの主催者であるリシャール・ミル氏のドライブしたフェラーリ312T。180度V型12気筒の奏でるフェラーリミュージックで観客を魅了した。

このほか現役レーシングドライバーの吉田広樹選手がベネトンB189/フォードHBを始め、ロータス72C/フォードDFV、アルファロメオ179C、ウルフWR1/フォードDFVと10台がレースに出走。
コースアウトする車両もでるなど本気の走りを鈴鹿降るコースで披露してみせた。

ロータス97Tをドライブした石浦宏明選手のコメント
乗ってても迫力がすごいです。最近僕らもターボ車に乗ってるんでフィーリングが似てて、意外と乗りやすいです。今回は1万回転まで回してるんですけど、本当はもうちょっと上だと思うんですよ、抑えめで1万なんで。そうするとちょっとパワーバンドの下に入っちゃうんで、乗りにくいところがあるんですけど、現役当時はもっとバリバリに行ってたんだろうなと。ブースト圧は当時のレギュレーションだと4バールだったと思うんですけど、今は3バールくらいです。
ウィングもでっかいですし、ストレートで250km/hもでてないんですけど、それでもF3ぐらいのタイムが出ていたので、当時ぐらいのパワーを出せればすごい速いんだろうなと。
テレビ放送が始まった時にはもうこのクルマは走っていなかったんですけど、アイルトン・セナって名前が入ってるクルマで走れるっていうのは嬉しいですね。しかも全開でってのは。
Hパターンでってビビってたんですけど、意外と今のクルマと変わんないなと。
今までロータス72と78は乗っているんですけど、97Tは初めてです。
僕もクラシックF1のシリーズ戦のテストをしたことがありますが、イギリスのチームなんかはロガーを使って最新の設備できっちりセットアップをしてるんですよ。日本だとデモランみたいなことでしかないんですけど、向こうは本気でレースをしてるんで。そういう文化の違いはあるかな、と思います。オーナーの久保田さんもそこでレースをしてて、アメリカとメキシコではハミルトンが上がる数時間前に表彰台のてっぺんに上がってるんですよね。
ティレル019をドライブした中嶋大祐選手のコメント
5速以上のギヤが使えなかったので、ストレートとか、本当は出るはずのスピードが出せませんでしたが、エンジンは絶好調ですし、楽しむことができました。ティレル019は向こう(悟氏が乗った個体)は何度かデモランしたことがあります。
スタートだけは見せとかないとと思いました。(お父さんは)シケインでホイールロックしそうになるくらい本気で攻めてましたね。あんま煽ったら危ないなと(笑)
外から見てるだけで充分満足なんですけど、実際にフェラーリF310とかが一緒に走っているわけですよ、映像でも見たことないクルマが目の前や横を走ってるのは信じられない気分。日本でこういうイベントができるのは素晴らしいと思うし、恒例行事になるといいなと思います。お客さんもこんなに一杯来てるし、国としても必要なイベントだと思います。
ぜひ根付いて欲しいです。世界有数のイベントになりうると思います。
このクルマのエンジンも20年動かしていなかったらしいんですが、それでこのコンディションですから、いかにこのエンジンの出来がすごいかってことだと思います。
ベネトンB189をドライブした吉田広樹選手のコメント
シケインでエンジンがとまっちゃったんで、コースサイドに避けながら惰性で戻って来ちゃいました。
昔のことはよく知らなかったんですけど、伝統あるクルマなんだって昨日教えてもらって。昔の人はすごいなあと。最近はパドルシフトに慣れちゃって、Hパターンなんて昔F4やFJやってた頃以来でした。久々にHパターンに乗ると、改めて当時のドライバーの偉大さがわかります。Gも結構かかるんですけど、その状態でのHパターンのシフトチェンジはきついなあと思いました。
今のパドルシフトのF4は練習でちょくちょく教えるために乗ったりしてるんですけど、Hパターンはもう2007年2008年以来ですね。
でも楽しかったです。やっぱF1はF1ですね

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Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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