■Championクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 51 | 洞地 遼⼤ | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | R2'06.737 | - | - | 164.949 |
2 | 50 | 野村 勇斗 | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | 2'07.009 | 0.272 | 0.272 | 164.596 |
3 | 16 | 新原 光太郎 | YBS Verve影⼭MCS4 HYDRANGEA kageyama Racing | 2'07.246 | 0.509 | 0.237 | 164.290 |
4 | 35 | 佐野 雄城 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 2'07.272 | 0.535 | 0.026 | 164.256 |
5 | 62 | 森山 冬星 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 2'07.310 | 0.573 | 0.038 | 164.207 |
6 | 45 | 大宮 賢人 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 2'07.386 | 0.649 | 0.076 | 164.109 |
7 | 38 | 梅垣 清 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 2'07.398 | 0.661 | 0.012 | 164.094 |
8 | 54 | 佐藤 凛太郎 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 2'07.403 | 0.666 | 0.005 | 164.087 |
9 | 97 | 白崎 稜 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 2'07.449 | 0.712 | 0.046 | 164.028 |
10 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 2'07.733 | 0.996 | 0.284 | 163.663 |
11 | 60 | 熊谷 憲太 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 2'07.772 | 1.035 | 0.039 | 163.613 |
12 | 37 | 鈴木 斗輝哉 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 2'07.910 | 1.173 | 0.138 | 163.437 |
13 | 36 | 卜部 和久 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 2'07.972 | 1.235 | 0.062 | 163.358 |
14 | 33 | 佐藤 樹 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 2'08.065 | 1.328 | 0.093 | 163.239 |
15 | 87 | 下野 璃央 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 2'08.326 | 1.589 | 0.261 | 162.907 |
16 | 53 | 酒井 翔太 | TGM Grand Prix TGM Grand Prix | 2'08.397 | 1.660 | 0.071 | 162.818 |
17 | 14 | 村田 将輝 | 湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED | 2'08.927 | 2.190 | 0.530 | 162.149 |
18 | 90 | Lin Chenghua | ATEAM Buzz Racing AKIRAND RACING | 2'08.933 | 2.196 | 0.006 | 162.140 |
19 | 46 | 有村 将真 | アポロ電⼯フジタ薬局 フジタ薬局レーシング | 2'09.643 | 2.906 | 0.710 | 161.252 |
20 | 26 | 三枝 拓己 | FALCON MOTORSPORT FALCON MOTORSPORT | 2'10.419 | 3.682 | 0.776 | 160.293 |
---- 以上基準タイム(105% - 2'13.347)予選通過 ---- |
■Independentクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 63 | 鳥羽 豊 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | R2'09.126 | - | - | 161.898 |
2 | 9 | ケン・アレックス | BUZZ RACING Buzz Racing | R2'09.498 | 0.372 | 0.372 | 161.434 |
3 | 44 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | R2'09.535 | 0.409 | 0.037 | 161.386 |
4 | 55 | KENTARO | Baum Beauty Clinic FIELD MOTORSPORTS | R2'09.778 | 0.652 | 0.243 | 161.086 |
5 | 30 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM | R2'09.942 | 0.816 | 0.164 | 160.881 |
6 | 40 | ⾚松 昌⼀朗 | SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ | R2'10.159 | 1.033 | 0.217 | 160.614 |
7 | 98 | IKARI | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | R2'10.460 | 1.334 | 0.301 | 160.242 |
8 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports MCS4 Rn-sports | R2'10.598 | 1.472 | 0.138 | 160.073 |
9 | 96 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケティングAKILAND AKILAND RACING | R2'10.621 | 1.495 | 0.023 | 160.045 |
10 | 10 | 中島 功 | Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports | R2'10.863 | 1.737 | 0.242 | 159.749 |
11 | 5 | 小谷 素弘 | TEAM 5ZIGEN F4 Team 5ZIGEN | 2'12.196 | 3.070 | 1.333 | 158.138 |
12 | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台DayDream with RICHO DAYDREAM RACING | 2'12.457 | 3.331 | 0.261 | 157.826 |
13 | 86 | 大阪 八郎 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 2'12.536 | 3.410 | 0.079 | 157.732 |
14 | 71 | 大山 正芳 | ダイワN通商AKILAND AKILAND RACING | 2'12.560 | 3.434 | 0.024 | 157.704 |
15 | 61 | 坂井 ウィリアム | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 2'13.778 | 4.652 | 1.218 | 156.268 |
---- 以上基準タイム(105% - 2'15.855)予選通過 ---- |
- | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'16.660 | 7.534 | 2.882 | 152.972 |
- | 21 | 小嶋 禎一 | Classic Car.jp Eagle36 Eagle Sports | no time | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(C: 2'06.779/角田裕毅)を更新した。
- 'R'マークは従来のコースレコード(I: 2'10.944/DRAGON)を更新した。

既報の通り、里見乃亜代表率いるRiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA」では今年の最終戦である「スーパーFJ日本一決定戦」に角間光起を起用した。
角間はSIMレース出身で昨年5月に筑波・富士シリーズS-FJに「ELEV racing dream」からレースデビュー。この年終盤に2勝を上げてトップドライバーの仲間入りを果たすと今年も同じ体制で2勝を挙げランキング3位の結果を残している。日本一決定戦は昨年のもてぎ大会で23位に終わっており、今年はさらなる結果を求めてチームを移って参戦することを決めた。
予選を翌日に控えた11月29日に角間に話を聞いた。
――今回RiNoAから参戦の経緯は?
「元々日本一決定戦は出たいと思っていて、どういう体制で出ようかといろいろ考えていて、以前から里見代表とはご縁があったので、今回出させていただけることになりました。大変光栄なことだと思っていますし、僕自身ドライバー人生賭けています。過去にも鈴鹿で戦った実績があるチームなので、そこでドライブできることは僕自身が能動的に活動した結果なので、本当にうれしく思います」
――走ってみて学びは多い?
「毎ラップ、毎コーナー学んでばっかりという感じで、テストも2回しかできていないので、そんな中で1周まとめきれるとかいう次元ではなくて、コーナーごとに気合い入れて毎周学んでいく感じですね。筑波は自分のホームとも言っていいくらい実績もあるし、経験もしたコースでしたが、鈴鹿は筑波とは全然違う、速度域も違うしクルマの動かし方も、求められることが全然違ってくるので、そういう部分でギャップを感じています」
――今回の大会の目標は?
「でっかく言うと表彰台圏内とか優勝狙っていきたいですけれど(苦笑)。去年の日本一がぎりぎり完走できたのですが、本来シングル狙えたところが接触で下がってしまったので、なんとか無事に走りきってシングル圏内を狙いたいです」
「例年に比べたらだいぶ練習時間が少ない(本日1本と、土曜日の朝に1本)スケジュールで大変なのですが、1周ごと、毎コーナーごと大事に走っていって、なんとかこの2日間でまとめきって、予選につなげていきたいと思います」
11月30日の予選では角間はA組27台中19位。走路外走行があり2分15秒217というベストタイムが抹消され、17秒675というタイムが記録に残った。抹消されたベストタイムであれば3番手に入っていただけにペナルティが惜しまれる。
翌12月1日、A組のセミファイナルではじわじわとポジションを上げて11位フィニッシュ。予選の時よりは本人にもチームにも笑顔が増えて感触がよかったことを伺わせた。そして迎えたファイナルレース、スタート前から上位で接触、リタイヤが出るなど例年のごとく激しいレースとなる中、11列目21番グリッドからスタートした角間は1周目に15位まで大きくポジションアップ。しかし5周目、他車からの接触があり29位まで順位を落として戻ってくる。角間はそこからリカバリを開始、6周目28位、8周目25位としてファイナルラップ、22位まで順位を戻してレースを終えた。最速ラップは2分15秒784。
レース後の角間は悔しさをにじませていた。かくして角間の日本一決定戦は終了。今回のレースは来年以降のシート獲得に向けたアピールの意味合いもあったというだけに、残念な結果になったが、予選でのパフォーマンスなど見せられた部分もある。来年角間がどこで走っているか、期待したい。

Text & Photo: Junichi SEKINE

モビリティランド株式会社・鈴鹿サーキットモータースポーツ課は12月1日、今シーズンまで「鈴鹿クラブマンレース」として行われてきたシリーズ名称が、来シーズンから「SUZUKA CHAMPION CUP RACE」に変更されると発表した。併せて、シリーズロゴと来シーズンの日程も発表された。
鈴鹿サーキットで行われている入門・参加型レースは、鈴鹿サーキットが開業した1962年から6年後の1968年に「鈴鹿シルバーカップレース」として誕生、今年で56年目を迎えていた。
1988年には、世相的に「シルバー」が老人を連想されるようになったためシリーズ名を「鈴鹿フレッシュマントロフィーレース」に変更。1996年には「鈴鹿クラブマンレース」と名称変更し、今シーズンまで開催されてきた。
シリーズ運営は今シーズンまで鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)と各JAF加盟クラブの併催という形で行われてきたが、来シーズンからは、SMSC、名古屋レーシングクラブ(NRC)、グループ.オブ.スピードスポーツ(GSS)、関西スポーツカークラブ(KSCC)の4クラブ合同での運営となる。
新名称の「鈴鹿チャンピオンカップレース」は、同社が運営するモビリティリゾートもてぎで行われている同クラスの名称「もてぎチャンピオンカップレース」に合わせたものと思われる。
来シーズンの「鈴鹿チャンピオンカップレース」の暫定日程は次のとおりで、開催レースは今シーズンと変わりない。

Text: Yoshinori OHNISHI

2022年に富士スピードウェイで行われた日本一決定戦のスタートシーン
12月1日、鈴鹿サーキットで行われたスーパーFJ日本一決定戦の表彰式で、2025年の日本一決定戦は12月20~21日に富士スピードウェイで開催されることが発表された。
スーパーFJの今シーズンの日本一決定戦・シリーズ表彰が行われた鈴鹿サーキットで、ジャパンスカラシップシステム(JSS)畑川治代表より、来年のS-FJ日本一決定戦が12月20~21日に富士スピードウエイで開催されることがアナウンスされた。
富士スピードウェイでは、2022年にもスーパーFJ日本一が開催され、そのときは現在FIA-F4に参戦している清水啓伸が日本一の称号を手にしている。
来年は、富士スピードウェイでの高速バトルに期待したい。
Text: Junichi SEKINE
Yoshinori OHNISHI
Photo: Hirokazu NOINE

2024年スーパーFJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開催され、正式結果発表後に各賞の表彰式がパドック内の「ホスタビリティラウンジ」にて行われた。

まずは各地域のJAF地方選手権のチャンピオン達が表彰された。
- もてぎ・SUGOシリーズ 小田優
- 筑波・富士シリーズ 伊藤駿
- 鈴鹿・岡山シリーズ 迫隆眞
- オートポリスシリーズ 吉元陵(今回は欠席)
各選手にはトロフィーが授与された。

続いて「スーパーFJジャパンリーグ」の表彰。
- シリーズチャンピオン 小田優
- シリーズ2位 松井啓人
- シリーズ3位 酒井翔太
それぞれトロフィーと賞金が授与された。
ここから日本一決定戦関連の表彰。まずはA/B各組のセミファイナルレース上位3名の表彰。
- A組1位 岡本大地
- A組2位 迫隆眞
- A組3位 加納康雅
- B組1位 小田優
- B組2位 YUTA SUZUKI
- B組3位 伊藤駿
それぞれ賞金が授与された。

ファイナルレースにおいて、グリッドから最も順位を上げた選手に対するジャンプアップ賞。

ジェントルマンクラス表彰
- クラス優勝 山根一人
- クラス2位 上吹越哲也
- クラス3位 中嶋匠
それぞれトロフィーと賞金が授与された。

今回新設された「KEDドライバー・オブ・ザ・ディ」には、今回鈴鹿ではレース2戦目で4位に入ったことでYUTA SUZUKIが選出され、トロフィーと賞金が授与された。

そしてファイナルレース上位入賞者の表彰、まずは7位から10位まで
- 7位 酒井翔太
- 8位 津田充輝
- 9位 宮園拓真
- 10位 八巻渉
それぞれトロフィーと賞金が授与された。

続いて1位から6位まで
- 1位 岡本大地
- 2位 小田優
- 3位 加納康雅
- 4位 YUTA SUZUKI
- 5位 落合蓮音
- 6位 伊藤駿
1位から3位までにはJAFのメダル、全員にトロフィーと賞金が授与された。

そして最後に優勝の岡本大地に対しダンロップ賞としてチャンピオンキャップと賞金。続いて歴代チャンピオンの名が刻まれた大トロフィーが授与され、表彰式は終了。その後は歓談の場に。
これでにて2024年のスーパーFJレースは全て終了。短いシーズンオフの後に新たなシーズンが始まる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Yoshiori OHNISHI
- 優勝 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)
-

「新品タイヤのスタートで、そこからウォーミングアップしないといけなかったんですが、ダミーグリッドに着くときにはなるべく削らないように、熱が入らないようにケアしました。2回フォーメーションがあったのでタイヤも暖められ、そんなに荒れることなくレースができたんだと思います。レースはセーフティーカーが入ると、最後厳しくなるのであんまりプッシュせず、ミスなくそつなく走りました」
- 2位 小田優(Drago CORSE TAKE)
-

「スタートは決まり、むしろ追いついていたんですが、3~4周目くらいまでの序盤の速さが、岡本選手より足りていなかったです。それが課題で、よくはなっていますがまだ追いつけていません。最後は追いつけましたが、やることはやって出し切ったのでしょうがないです。来年は上に上がりたいです」
- 3位 加納康雅(イーグルスポーツ)
-

「はじめも3位で終わりも3位、3位にとりつかれていますね。前の2台は別格で、レベルの差を見せつけられました。鈴木選手は、ここでいかなかったらと思って130Rのアウトから抜きました。僕はタイムの上がり方が比較的遅いので、それが結果につながってるのかと思います」
- 4位 鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)
-

「納得できないスタートで、そこから単純にペースがなくて、加納選手のストレートが速くて130Rでアウトから抜かれてしまいました。そこからは、後ろとは同じペースだったので最初の離れたままで終わってしまいました。来年はFIA-F4の予定です」
- 5位 落合蓮音(ファーストガレージKK-SII)
-

「あと最低2台は抜きたかったですね。1周減ったのが痛かったです。セミファイナルで16台、決勝で10台抜きました。予選を走っていたらこの順位にはいたと思います。予選では皮むきをしてクルマを汚しただけでしたね。決勝はそれが生きたのかと思います。来年はFIA-F4に行きたいのでスポンサー大募集中です」
- 6位 伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)
-

「スタート順と同じですが、内容的には悔しいです。KK-S2の方が余裕がある感じで、こちら(RD10V)は目一杯でした。速いところ、遅いところがあるんですが、昨日の予選では、セクター3ではぼくが一番速くてセクター1はKK-S2が速いです。冷えてるときはKK-S2の方が行ける感じですね。アップグレードもしてうきうきでしたが、レースとなると厳しかったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパーFJ日本一決定戦は12月1日、鈴鹿サーキットでファイナルレースを行い、ポールポジションからスタートした岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)が優勝、日本一の称号を手に入れた。
決勝レースは午後1時10分に各車コースイン、グリッドへのレコノサンスラップが始まるが、なんと3番グリッドの迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス)が、ウェービング中に7番グリッドの田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)に追突。両者マシンを壊しここでリタイアとなった。
フォーメーションラップは1時25分に始まり、各車1周を回りグリッドに着いたが、ここでは後方41番グリッドの石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)がストール。このためスタートディレイとなり、エクストラフォーメーションラップが行われ、レースは1周減算の9周で争われることとなった。

3番グリッドの迫が抜けたなか、上位陣は無難なスタートを切り、グリッド順位どおり、トップ岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)、2位小田優(Drago CORSE TAKE)、3位鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)、4位加納康雅(イーグルスポーツ)、5位伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)の順で始まる。オープニングラップの130Rでは、4位の加納が130Rでアウトから鈴木を攻略、3位に上がった。また、6位には10番グリッドから元山泰成(ECOTEH)が上がってきた。
2周目、6位を走る元山が津田充輝(ファーストガレージKK-SII)にかわされ7位に落ちる。津田は3周目には伊藤もかわしさらに5位まで浮上。
この間、トップ岡本は4周目には2位小田を1秒5離し、徐々に独走態勢を築き始める。また、15番グリッドからスタートした落合蓮音(ファーストガレージKK-SII)は、1周目に10位、3周目に9位、この周には7位まで上がってきた。
6周目、トップ岡本と2位小田との差は1秒9まで広がる。3位の加納はさらに2秒4差、その後ろ鈴木との差は3秒2だ。この周、7位の落合が、伊藤と津田を攻略し一気に5位まで浮上した。
7周目、トップ岡本と2位小田の差は変らず1秒9で、小田と同タイムで周回するようになる。7位に落ちていた伊藤が津田を抜き返し再び6位を奪った。
8周目、2位の小田がトップ岡本との差を1秒7と縮めファイナルラップに突入。しかし追いつける差ではなく、9周を回って岡本が逃げ切り優勝。日本一の称号を手にした。
3位には加納が、4位には鈴木が、5位には10台抜きの落合が、6位には伊藤が入った。
岡本は2016年に日本一決定戦に初参戦。その後も参戦を続け、常に速さを見せてきたが、トラブルや接触で涙を飲んでいた。今回は予選、セミファイナル、ファイナルとすべてトップを取り完全制覇。8年越しについに悲願の日本一称号を手に入れた。
これで各地4シリーズで行われた今シーズンのスーパーFJはすべて終了。来シーズンも熱い戦いを期待したい。







Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦(延期分)の決勝が、12月1日、モビリティリゾートもてぎで行われた。今シーズンの締めくくりとなるレースは、チャンピオンの称号を得た小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が、ポール・トゥ・ウィンで今シーズンを締めくくった。
マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON 324)が、三度(みたび)清水康弘(GNSY 324)をスタートでかわしてクラス優勝を飾った。

昨日の第1戦では小出、今日の第2戦では小林と、今大会で三度フロントローに並ぶ二人の対決は、ここまで1勝1敗と五分。三度目の勝負となる第3戦は、お互いに引けない戦いだ。
勝敗に大きく影響するスタートは、小出に軍配が上がり、小林、そして7番グリッドからニュータイヤでジャンプアップした古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)のオーダーで1周目を終えた。4位以下は、荒川麟(TEAM DRAGON 324)、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、そして最後尾から上がってきた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が続き、ここまでがポイント圏内。

4周目、荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)や菅波冬悟(JMS RACING TEAM)と競り合いながら8位を走行していたケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が、最終ビクトリーコーナーの立ち上がりで縁石に乗りスピン。ストレートのコースサイドで動けなくなってしまった。
これでセーフティカー(SC)が入り、以降8周終了までSCランが続いた。
リスタートが切られると、トップの小出は徐々に2位小林を引き離し、11周目までに2秒のマージンを築いて優勝を確実なものとした。
3位以下も順位変動はなく、結局、小出、小林、古谷、荒川、中村、野中の順でフィニッシュを迎えた。

チャンピオン獲得に華を添える8勝目のチェッカーを受けた小出は、ウィナーズサークルでクルマを降り何度もガッツポーズ。「第2戦はスタートでミスをしていたので、最終レースはチャンピオンのかかった昨日のレースと同じくらいプレッシャーがありました」とコメント。
シーズンを終えてみれば、小出は18戦8勝。前回の鈴鹿大会以外は、各大会で勝利を挙げるという安定した戦績を残した。

マスタークラスは、前2戦と同じく、1周目に前に出たDRAGONが、清水康弘(GNSY 324)を抑えるという展開で今大会3連勝。こちらもチャンピオンに相応しい締めくくりとなった。
Text: Shigeru KITAMICHI
鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2024/12/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 8 | | | 岡本 大地 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 9 | 20'09.912 | - | - |
2 | 43 | | | 小田 優 | Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 | 9 | 20'11.497 | 1.585 | 1.585 |
3 | 31 | | | 加納 康雅 | イーグルスポーツ MYST KK-S2 | 9 | 20'14.205 | 4.293 | 2.708 |
4 | 58 | | | 鈴木 悠太 | ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 | 9 | 20'19.388 | 9.476 | 5.183 |
5 | 51 | | | 落合 蓮音 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'22.356 | 12.444 | 2.968 |
6 | 14 | | | 伊藤 毅 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 9 | 20'22.498 | 12.586 | 0.142 |
7 | 22 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'23.869 | 13.957 | 1.371 |
8 | 52 | | | 津田 充輝 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'24.084 | 14.172 | 0.215 |
9 | 44 | | | 宮園 拓真 | ABBEY RACING MYST KK-S2 | 9 | 20'26.851 | 16.939 | 2.767 |
10 | 88 | | | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'31.428 | 21.516 | 4.577 |
11 | 36 | | | 畔柳 拓武 | イーグルスポーツ MYST KK-S2 | 9 | 20'35.078 | 25.166 | 3.650 |
12 | 86 | | | 吉田 馨 | TAKE FIRST MYST KK-S2 | 9 | 20'35.800 | 25.888 | 0.722 |
13 | 6 | | | 渡会 太一 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 9 | 20'36.413 | 26.501 | 0.613 |
14 | 27 | | | 豊島 里空斗 | C.S.I Racing MYST KK-S2 | 9 | 20'37.760 | 27.848 | 1.347 |
15 | 61 | | | 箕浦 稜己 | MYST制動屋KK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'39.147 | 29.235 | 1.387 |
16 | 34 | | | 藤井 翔太 | Drago CORSEスカラシップ MYST KK-S2 | 9 | 20'40.701 | 30.789 | 1.554 |
17 | 55 | | | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 9 | 20'42.163 | 32.251 | 1.462 |
18 | 2 | | | 吉田 紘大 | ATEAM Buzz Racing KKS2 MYST KK-S2 | 9 | 20'44.153 | 34.241 | 1.990 |
19 | 99 | | | Aki Jitranuwath | ATEAM Buzz Racing KKS2 MYST KK-S2 | 9 | 20'44.228 | 34.316 | 0.075 |
20 | 15 | | | 永原 蒼翔 | ピットワークながはら/MYST MYST KK-S2 | 9 | 20'44.763 | 34.851 | 0.535 |
21 | 79 | | | 三瓶 旭 | 中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII MYST KK-S2 | 9 | 20'45.826 | 35.914 | 1.063 |
22 | 80 | | | 角間 光起 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 9 | 20'47.044 | 37.132 | 1.218 |
23 | 3 | | | 三浦 柚貴 | レヴレーシングガレージwith LAPS MYST KK-S2 | 9 | 20'47.500 | 37.588 | 0.456 |
24 | 78 | | | 小田部 憲幸 | フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED MYST KK-S2 | 9 | 20'48.992 | 39.080 | 1.492 |
25 | 57 | | | 東 慎之介 | サンセルモMYST/ORM MYST KK-S2 | 9 | 20'50.109 | 40.197 | 1.117 |
26 | 47 | G | 1 | 山根 一人 | 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 | 9 | 20'51.346 | 41.434 | 1.237 |
27 | 21 | | | 森田 真心 | エムタス/MYST MYST KK-S2 | 9 | 20'52.056 | 42.144 | 0.710 |
28 | 54 | | | 中村 ブンスーム | ファーストガレージ10V TOKYO R&D RD10V | 9 | 20'56.407 | 46.495 | 4.351 |
29 | 9 | G | 2 | 上吹越 哲也 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 9 | 20'59.673 | 49.761 | 3.266 |
30 | 33 | | | 磐上 隼斗 | アルビレックス・富士吟景GIA MYST KK-S2 | 9 | 21'00.496 | 50.584 | 0.823 |
31 | 37 | | | 阪本 一世 | 免許とるなら大阪サヤマ@EAGLE MYST KK-S2 | 9 | 21'00.766 | 50.854 | 0.270 |
32 | 53 | | | 石井 大雅 | ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 | 9 | 21'05.822 | 55.910 | 5.056 |
33 | 11 | | | 梅本 幸汰 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 9 | 21'08.460 | 58.548 | 2.638 |
34 | 17 | G | 3 | 中嶋 匠 | Aviator A one MYST KK-S2 | 9 | 21'08.894 | 58.982 | 0.434 |
35 | 89 | G | 4 | 高橋 裕和 | イワモトレーシング★teamタカハシ MYST KK-S2 | 9 | 21'14.825 | 1'04.913 | 5.931 |
36 | 4 | G | 5 | 古里 拓 | FLEET REV KK-SII MYST KK-S2 | 9 | 21'14.900 | 1'04.988 | 0.075 |
37 | 72 | | | 久保 直也 | だーはまレーシングAQUA-DL WEST 07J | 9 | 21'22.747 | 1'12.835 | 7.847 |
38 | *10 | | | 杉田 悠真 | LAPS with REV RACING MYST KK-S2 | 9 | 21'25.582 | 1'15.670 | 2.835 |
39 | 98 | G | 6 | JUN | BlueStyle・APR鹿児島ER2C MYST KK-S2 | 9 | 21'38.780 | 1'28.868 | 13.198 |
40 | *71 | | | 宮本 颯斗 | leprix sport KKS-II MYST KK-S2 | 9 | 21'51.554 | 1'41.642 | 12.774 |
41 | 39 | G | 7 | 大貫 直実 | Grade1・AutoLet・F109 ZAP F109 | 9 | 22'21.607 | 2'11.695 | 30.053 |
42 | 19 | G | 8 | 大隈 雄策 | ミシマレーシングオガテックKKS-II MYST KK-S2 | 9 | 22'33.062 | 2'23.150 | 11.455 |
43 | 42 | G | 9 | 大枝 博幸 | EDAテクノKKS-2 MYST KK-S2 | 9 | 22'34.298 | 2'24.386 | 1.236 |
44 | 1 | | | 元山 泰成 | ECOTEH MYST KK-S2 | 8 | 18'16.011 | 1Lap | 1Lap |
45 | 82 | | | 大川 烈弥 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 8 | 18'16.540 | 1Lap | 0.529 |
46 | *18 | | | 鈴木 七瀬 | FORM with雅企画 MYST KK-S2 | 8 | 18'45.987 | 1Lap | 29.447 |
---- 以上規定周回数(6 Laps)完走 ---- |
- | *48 | | | 松原 将也 | ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V | 0 | - | 9Laps | 8Laps |
- | 38 | | | 田上 蒼竜 | Hobby base&ZAPSPEED ED MYST KK-S2 | - | d.n.s | - | - |
- | 16 | | | 地崎 壱星 | レプリスポーツKKS-II MYST KK-S2 | - | d.n.s | - | - |
- | *56 | | | 迫 隆眞 | ミスト制動屋Kデンタルオフィス MYST KK-S2 | - | 失格 | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. 8 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ) 2'14.045 (4/9) 155.957 km/h
- CarNo. 10, 18, 48は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1.1(危険な)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 71は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条7(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 71は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条1.2(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条2.1(スタート手順)違反、および第57条1.1(危険なドライブ行為)により、失格とした。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2024/12/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 50 | | | 小出 峻 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 14 | 29'15.302 | - | - |
2 | 38 | | | 小林 利徠斗 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 29'17.322 | 2.020 | 2.020 |
3 | 37 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S | 14 | 29'18.416 | 3.114 | 1.094 |
4 | 13 | | | 荒川 麟 | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 14 | 29'21.832 | 6.530 | 3.416 |
5 | 35 | | | 中村 仁 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 29'22.466 | 7.164 | 0.634 |
6 | 36 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 29'23.085 | 7.783 | 0.619 |
7 | 2 | | | 荒尾 創大 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING | 14 | 29'23.652 | 8.350 | 0.567 |
8 | 4 | | | 菅波 冬悟 | JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM | 14 | 29'25.713 | 10.411 | 2.061 |
9 | 60 | | | 伊東 黎明 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 14 | 29'28.582 | 13.280 | 2.869 |
10 | 5 | | | 入山 翔 | IRISアルビレックス-RT ALBIREX RACING TEAM | 14 | 29'30.309 | 15.007 | 1.727 |
11 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 14 | 29'44.283 | 28.981 | 13.974 |
12 | 8 | M | 2 | 清水 康弘 | GNSY 324 GNSY RACING | 14 | 29'44.515 | 29.213 | 0.232 |
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ---- |
- | 1 | | | ケイレン・フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 3 | 5'26.965 | 11Laps | 11Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 50 小出峻(B-MAX RACING TEAM) 1'44.996 (4/14) 164.612 km/h
- 優勝 小田優(Drago CORSE TAKE)
-

「欲を言えばSCは出て欲しくなかったですが、しょうがないですね。スタートも決まり、ミスもなくSC明けも順調に走れていたので、悪いところはなかったです。決勝は速さ的にも劣っているので、もうちょっと改善して臨みたいと思います」
- 2位 鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)
-

「スタートを無難に決めて2位に上がりました。そこからのペースはよくなくて、後ろから追いつかれている感じでした。SCが入って、リスタートもそこそこでした。ペースが悪いので決勝までにチームと話して改善したいと思います」
- 3位 伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)
-

「前の選手がドライブスルーだったのでオーバーテークしても意味がなかったですね。走った感じではぜんぜん戦えるし、こちらの方が速いので決勝も頑張ります」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
- 優勝 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)
-

「ペースはあまりよくありませんでした。タイヤに熱が入らなくて、溶ける前にグレイニングというか削れていったので、タイヤのパフォーマンスを引き出せませんでした。ファイナルは微調整して臨みたいと思います」
- 2位 迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス)
-

「タイヤの状況と路面温度を考えて、これかなという回転数がわかったので、スタートが決まり2台抜き、3位に上がりました。予選のタイムだとついていくのが精いっぱいだったのが、ファステストも出せたのでよかったと思います」
- 3位 加納康雅(イーグルスポーツ)
-

「スタートは決まったんですが、1コーナー抜けて2コーナーに入ったときに、岡本選手が速すぎて、S字でまったくついていけませんでした。その後、迫選手が追いついてきて、守れなくて行かせようかと思いましたが、いとも簡単にスパッと抜かれました。前の2台の速さはやばいですね。予選よりはタイムが出てるので上り調子で決勝は行こうと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパーFJ日本一決定戦Bグループセミファイナルが12月1日、鈴鹿サーキットで行われ、予選2位の小田優(Drago CORSE TAKE)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。
決勝前のグリッドへの試走では、なんと予選6位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)がタイヤを暖めるウエービング中にバックストレートでクラッシュ。グリッドに並ぶことなく松井はここでレースを終えた。車両の回収のため、定刻より5分遅れの午前9時に、23台が参加してフォーメーションラップが始まった。
ポールシッターの豊島里空斗(C.S.I Racing)は動き出しが鈍く、予選2位の小田優(Drago CORSE TAKE)、同3位の鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)にかわされ3位で1コーナーへ向かう。トップ小田、2位鈴木、3位豊島の後ろ4位には予選順位をキープした伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)が、5位には予選7位から津田充輝(ファーストガレージKK-SII)が、6位には予選5位の吉田馨(TAKE FIRST)が続く。
2周目、4位の伊藤が豊島をかわして3位に上がるが、この周、豊島がスタート手順違反でドライビングスルーペナルティーを科されピットイン、最後尾に落ちた。4位には津田、5位には吉田、6位には鈴木七瀬(FORM with雅企画)が繰り上がった。
3周目、最後尾からスタートした中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)がミッショントラブルのためヘアピンでストップ。車両回収のためセーフティーカー(SC)が導入された。
SCは5周を回ってピットイン。レースは最終ラップの6周目に残り1周で再開された。トップ4台、小田、鈴木悠太、伊藤、津田は無難にリスタートを決め、この順位で1コーナーへ向かうとこの順位でチェッカーを受けた。
5位争いは白熱した。5位の吉田、6位の鈴木七瀬、そして7位には予選13位から1周目に8位までジャンプアップ、2周目に7位に浮上してきた元山泰成(ECOTEH)、8位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)、9位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)が接近戦だ。この争いは、勢いのある元山に軍配、2台抜きを演じ5位でチェッカー、6位には吉田が、7位には鈴木が、8位には松原が、9位には八巻が入った。
ファイナルレースのグリッドは、ゴールタイムの速かったA組優勝の岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)がポールポジション、2番グリッドにB組優勝の小田、3番グリッドにA組2位の迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス)、4番グリッドにB組2位の鈴木悠太、5番グリッドにA組3位の加納康雅(イーグルスポーツ)、6番グリッドにB組3位の伊藤と以下順次交互に並べられる。B組でスタートできなかった松井はここで敗退、決勝には出場できないこととなった。
ファイナルレースは午後1時25分より50台が参加して、10周で行われる。






Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

スーパーFJ日本一決定戦Aグループセミファイナルが12月1日、鈴鹿サーキットで行われ、岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)がポールトゥウインで優勝した。
日本一決定戦が行われる鈴鹿サーキットは早朝から雲一つない快晴に恵まれた。フォーメーションラップは午前8時10分に27台が参加して始まった。上位25台がファイナルに進出する。
ポールポジションの岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)は好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の加納康雅(イーグルスポーツ)もスタートを決め岡本に迫るが、S字区間に入ると早くも岡本が後続を引き離しにかかる。3位には予選5位から2台をパスしてきた迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス)が上がってきた。4位には予選3位の酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)が、5位には予選10位から杉田悠真(LAPS with REV RACING)が上がり、6位に田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)が続く。
2周目、岡本は2位の加納を1秒3離した。その加納の背後には迫が迫り、3周目に入った1コーナーでインから迫が加納をパスして2位に上がった。4位の酒井は5位の杉田をかわしてきた田上、杉田にもパスされ6位までドロップ。
3周目、迫はこのレースのファステストラップとなる2分14秒442をたたき出し、トップ岡本を追う。3位落ちた加納は徐々に迫に離されるも4位に上がった田上よりペースはよく3位は安泰。4位の田上も後続から抜け出し単独走行となる。
4周目、トップ岡本と迫の差は1秒1、5周目には1秒と徐々に縮まるが、6周のレースではなすすべもなく、岡本がトップでチェカー、2位に迫が、3位に加納が、4位に田上が入った。
5位争いは白熱した。杉田、酒井、宮園拓真(ABBEY RACING)の3台の争いは、一時酒井が先行して5位に上がるも、最終的には杉田が5位、宮園が6位、酒井は7位でレースを終えた。
ファイナルレースは午後1時25分より10周で行われる。






Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2024/12/01) Group B Semi Final Weather:Sunny Course:Dry
2024 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 43 | | | 小田 優 | Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 | 6 | 17'25.593 | - | - |
2 | 58 | | | 鈴木 悠太 | ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 | 6 | 17'26.781 | 1.188 | 1.188 |
3 | 14 | | | 伊藤 毅 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 6 | 17'27.290 | 1.697 | 0.509 |
4 | 52 | | | 津田 充輝 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 6 | 17'28.164 | 2.571 | 0.874 |
5 | 1 | | | 元山 泰成 | ECOTEH MYST KK-S2 | 6 | 17'30.929 | 5.336 | 2.765 |
6 | 86 | | | 吉田 馨 | TAKE FIRST MYST KK-S2 | 6 | 17'31.150 | 5.557 | 0.221 |
7 | 18 | | | 鈴木 七瀬 | FORM with雅企画 MYST KK-S2 | 6 | 17'31.346 | 5.753 | 0.196 |
8 | 48 | | | 松原 将也 | ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V | 6 | 17'31.700 | 6.107 | 0.354 |
9 | 88 | | | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII MYST KK-S2 | 6 | 17'31.985 | 6.392 | 0.285 |
10 | 34 | | | 藤井 翔太 | Drago CORSEスカラシップ MYST KK-S2 | 6 | 17'33.354 | 7.761 | 1.369 |
11 | 36 | | | 畔柳 拓武 | イーグルスポーツ MYST KK-S2 | 6 | 17'33.685 | 8.092 | 0.331 |
12 | 99 | | | Aki Jitranuwath | ATEAM Buzz Racing KKS2 MYST KK-S2 | 6 | 17'34.335 | 8.742 | 0.650 |
13 | 2 | | | 吉田 紘大 | ATEAM Buzz Racing KKS2 MYST KK-S2 | 6 | 17'35.291 | 9.698 | 0.956 |
14 | 79 | | | 三瓶 旭 | 中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII MYST KK-S2 | 6 | 17'37.818 | 12.225 | 2.527 |
15 | 16 | | | 地崎 壱星 | レプリスポーツKKS-II MYST KK-S2 | 6 | 17'41.991 | 16.398 | 4.173 |
16 | 37 | | | 阪本 一世 | 免許とるなら大阪サヤマ@EAGLE MYST KK-S2 | 6 | 17'42.054 | 16.461 | 0.063 |
17 | *47 | G | 1 | 山根 一人 | 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 | 6 | 17'42.093 | 16.500 | 0.039 |
18 | *27 | | | 豊島 里空斗 | C.S.I Racing MYST KK-S2 | 6 | 17'42.247 | 16.654 | 0.154 |
19 | 39 | G | 2 | 大貫 直実 | Grade1・AutoLet・F109 ZAP F109 | 6 | 17'52.382 | 26.789 | 10.135 |
20 | 98 | G | 3 | JUN | BlueStyle・APR鹿児島ER2C MYST KK-S2 | 6 | 17'52.575 | 26.982 | 0.193 |
21 | 71 | | | 宮本 颯斗 | leprix sport KKS-II MYST KK-S2 | 6 | 19'01.039 | 1'35.446 | 1'08.464 |
22 | 19 | G | 4 | 大隈 雄策 | ミシマレーシングオガテックKKS-II MYST KK-S2 | 5 | 15'22.535 | 1Lap | 1Lap |
---- 以上ファイナルレース進出 ---- |
23 | 54 | | | 中村 ブンスーム | ファーストガレージ10V TOKYO R&D RD10V | 2 | 4'44.404 | 4Laps | 3Laps |
- | 7 | | | 松井 啓人 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | - | d.n.s | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. 43 小田優(Drago CORSE TAKE) 2'15.185 (3/6) 154.641 km/h
- CarNo. 47は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第53条1(スタート手順)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 27は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条5(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 71は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条3(黄旗中のスピン)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 71は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦(延期分)の決勝が、12月1日、モビリティリゾートもてぎで行われ、1周目にトップに出た小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が、チャンピオン小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)を抑えきって優勝。今季3勝目を挙げた。
マスタークラスは、1周目に前に出たDRAGON(TEAM DRAGON 324)がクラス優勝を飾った。
昨日に引き続き好天に恵まれた日曜日。すでにタイトルを決めたポールポジションの小出、そしてフロントローに並んだ小林が、スタート直後から激しく争い、S字からV字コーナーで前に出た小林がトップでコントロールラインに戻ってくる。
昨日の第1戦とは逆の立場になった二人だが、ややペースの上回る小林が、5周目にはギャップを1.4秒までに広げた。小出の後方には1秒以内の差で中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)がつけ、小出がトムスのルーキーに挟まれる形になった。

トップ3車は、4位のケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)以下を引き離しつつ周回を重ね、このまま小林が逃げ切るかと思われた。しかし、小出もチャンピオンの意地を見せて食い下がり、10周目には0.8秒まで差を詰めた。
結局、終盤も小林のペースは衰えることなく、小出はチャンスを見出すことはできずに、小林が第1戦の雪辱を晴らし、今季3勝目のチェッカーを受けた。

マスタークラスは、昨日と同じ展開となり、1周目に前に出たDRAGONが、終盤まで清水康弘(GNSY 324)を抑えきり、今季8勝目を飾った。
今季の最終レースとなる第3戦の決勝は、本日午後1時25分から14周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2024/12/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 38 | | | 小林 利徠斗 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 24'35.437 | - | - |
2 | 50 | | | 小出 峻 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 14 | 24'36.990 | 1.553 | 1.553 |
3 | 35 | | | 中村 仁 | モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 24'38.287 | 2.850 | 1.297 |
4 | 1 | | | ケイレン・フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 14 | 24'44.980 | 9.543 | 6.693 |
5 | 2 | | | 荒尾 創大 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING | 14 | 24'45.551 | 10.114 | 0.571 |
6 | 13 | | | 荒川 麟 | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 14 | 24'48.684 | 13.247 | 3.133 |
7 | 37 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S | 14 | 24'49.600 | 14.163 | 0.916 |
8 | 36 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 14 | 24'50.423 | 14.986 | 0.823 |
9 | 4 | | | 菅波 冬悟 | JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM | 14 | 24'53.305 | 17.868 | 2.882 |
10 | 60 | | | 伊東 黎明 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 14 | 24'57.017 | 21.580 | 3.712 |
11 | 5 | | | 入山 翔 | IRISアルビレックス-RT ALBIREX RACING TEAM | 14 | 25'01.472 | 26.035 | 4.455 |
12 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 14 | 25'28.940 | 53.503 | 27.468 |
13 | 8 | M | 2 | 清水 康弘 | GNSY 324 GNSY RACING | 14 | 25'29.358 | 53.921 | 0.418 |
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 36 小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'44.514 (4/14) 165.371 km/h
鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2024/11/28) Group A Semi Final Weather:Sunny Course:Dry
2024 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 8 | | | 岡本 大地 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 6 | 13'29.575 | - | - |
2 | 56 | | | 迫 隆眞 | ミスト制動屋Kデンタルオフィス MYST KK-S2 | 6 | 13'30.779 | 1.204 | 1.204 |
3 | 31 | | | 加納 康雅 | イーグルスポーツ MYST KK-S2 | 6 | 13'32.961 | 3.386 | 2.182 |
4 | 38 | | | 田上 蒼竜 | Hobby base&ZAPSPEED ED MYST KK-S2 | 6 | 13'37.063 | 7.488 | 4.102 |
5 | *10 | | | 杉田 悠真 | LAPS with REV RACING MYST KK-S2 | 6 | 13'39.916 | 10.341 | 2.853 |
6 | 44 | | | 宮園 拓真 | ABBEY RACING MYST KK-S2 | 6 | 13'41.071 | 11.496 | 1.155 |
7 | 22 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 6 | 13'41.135 | 11.560 | 0.064 |
8 | 82 | | | 大川 烈弥 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 6 | 13'49.195 | 19.620 | 8.060 |
9 | 51 | | | 落合 蓮音 | ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 | 6 | 13'50.075 | 20.500 | 0.880 |
10 | 55 | | | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 6 | 13'50.105 | 20.530 | 0.030 |
11 | 80 | | | 角間 光起 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 6 | 13'51.937 | 22.362 | 1.832 |
12 | 3 | | | 三浦 柚貴 | レヴレーシングガレージwith LAPS MYST KK-S2 | 6 | 13'52.497 | 22.922 | 0.560 |
13 | 61 | | | 箕浦 稜己 | MYST制動屋KK-SII MYST KK-S2 | 6 | 13'52.614 | 23.039 | 0.117 |
14 | 6 | | | 渡会 太一 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 6 | 13'53.058 | 23.483 | 0.444 |
15 | 21 | | | 森田 真心 | エムタス/MYST MYST KK-S2 | 6 | 13'53.556 | 23.981 | 0.498 |
16 | 78 | | | 小田部 憲幸 | フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED MYST KK-S2 | 6 | 13'54.999 | 25.424 | 1.443 |
17 | 57 | | | 東 慎之介 | サンセルモMYST/ORM MYST KK-S2 | 6 | 13'55.775 | 26.200 | 0.776 |
18 | 15 | | | 永原 蒼翔 | ピットワークながはら/MYST MYST KK-S2 | 6 | 14'00.606 | 31.031 | 4.831 |
19 | 17 | G | 1 | 中嶋 匠 | Aviator A one MYST KK-S2 | 6 | 14'05.359 | 35.784 | 4.753 |
20 | 9 | G | 2 | 上吹越 哲也 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 6 | 14'09.953 | 40.378 | 4.594 |
21 | *53 | | | 石井 大雅 | ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 | 6 | 14'12.946 | 43.371 | 2.993 |
22 | 72 | | | 久保 直也 | だーはまレーシングAQUA-DL WEST 07J | 6 | 14'15.623 | 46.048 | 2.677 |
23 | 89 | G | 3 | 高橋 裕和 | イワモトレーシング★teamタカハシ MYST KK-S2 | 6 | 14'17.215 | 47.640 | 1.592 |
24 | 4 | G | 4 | 古里 拓 | FLEET REV KK-SII MYST KK-S2 | 6 | 14'30.543 | 1'00.968 | 13.328 |
25 | 42 | G | 5 | 大枝 博幸 | EDAテクノKKS-2 MYST KK-S2 | 6 | 14'59.967 | 1'30.392 | 29.424 |
---- 以上ファイナルレース進出 ---- |
26 | 11 | | | 梅本 幸汰 | Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 3 | 7'12.547 | 3Laps | 3Laps |
27 | *33 | | | 磐上 隼斗 | アルビレックス・富士吟景GIA MYST KK-S2 | 1 | 2'24.532 | 5Laps | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 56 迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス) 2'14.442 (3/6) 155.496 km/h
- CarNo. 10は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条3(黄旗区間の走行方法)違反により、ファイナルレースで5グリッド降格とする。
- CarNo. 53は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条5(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 33は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1.1(危険なドライブ行為)により、訓戒およびファイナルレースにて最後尾スタートとする。
- ポールポジション 豊島里空斗(C.S.I Racing)
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「1位は素直にうれしいですが、もうちょっと伸びたと思うので、悔しいです。最後の赤旗が出る周で前の鈴木選手に追いついていて、スリップもいい感じに使えていて、セクター2も自己ベストでしたが、赤旗が出てしまいました」
- 2位 小田優(Drago CORSE TAKE)
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「赤旗が出ると思って1回はタイムを出しました。最終ラップにアタックしようと思っていて、ぎりぎりまでタイヤを暖めていました。最後はセクター1で全体ベストでしたが、しょうがないですね。ただ今のタイムよりもコンマ3、4秒は速く走れることが分かったので、あしたのセミファイナルは大丈夫だと思います。セットも大きく変えるつもりです」
- 3位 鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)
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「場所取りとか赤旗とか不運はあり、自分のドライビングもまとまりませんでしたが、最低限のタイムは出せたと思います。最後赤旗が出た周は、セクター1、2がよかったのですが、みんな同じなのでそこまででタイムを出せなかったのは悔しいです。あしたはトップに出られる位置にいるので、3番以内でゴールすることを目標に頑張ります」
- 4位 伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)
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「不完全燃焼というか、一番おいしいところをミスしてしまって、他のクルマにつかえてしまいました。コンマ何秒かはロスしたと思うので、それがなければ結構いいところにいけたと思います。レースには期待が持てる結果です。けっこう(前と)間隔をとってクリアラップがとれるようにやっていたのですが、それでも引っかかっちゃいました」
- 5位 吉田馨(TAKE FIRST)
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「まず経験不足というのがあって、場所取りに苦戦したので、最初の方タイムが出せなかったです。最後の方になって、どんどんクルマも自分も(調子が)上がってきて、最後にまとめてこられて、最後の周でセクター1全体ベストが出たところで赤旗あ出てしまって、けっこう悔しさが残る予選になりました。それでも上出来と言えば上出来なので、この悔しさを切り替えて、明日に向けて準備していこうかと思います」
- 6位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)
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「よくないですね。MAXまで行ったつもりだったのですが、なんでですかね? 小田選手とか(最高速が)206キロとかスピードが出ていて、僕は202キロ出るか出ないかぐらいで、でもそれとは違う要因なのかな? と思ったり、なんとも言えないですね。セットアップでどうにかできるのか、コーナーの立ち上がりでどれだけ稼げるか、なので。彼ら(トップの豊島と小田)だけ別カテゴリーみたいな感じなんですが、それは今から言ってもストレートが速くはならないので。コーナーでもうちょい詰めるところを見つけるしかないので、そこに注力するだけです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
Junichi SEKINE
- ポールポジション 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)
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「難しい予選でした。朝の練習からどんなに走ってもタイヤに熱が入らないとか、いろんな問題がありました。赤旗が2回出ましたが、タイヤに熱が入りそうなときに出で遮られたので、温度管理が難しかったです。ポールポジションは取れましたが、赤旗込みでの戦略とか、組立とかをすごく意識していて、いつもと同じ内圧だと熱が入りきらないので、内圧を上げたりとか、いろいろ考えていました。ただ赤旗が出たタイミングがよくて、ファストレーンで先頭に近いところに2回とも並べたので、ラッキーでした」
- 2位 加納康雅(イーグルスポーツ)
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「一発のタイムがないので、前に食らいついていくしかないですね。いままでのレースの感じだと決勝のタイムはそこそこ出そうです。ベストが1秒近く遅いので、そこが気がかりです。原因はまったく分かっていません。スリップを使えればもうちょっと行けたと思いますが、100%攻めているかというと微妙なところもあるので、そのへんをあしたまでに煮詰めようと思っています」
- 3位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)
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「今週はF4に乗ってたので鈴鹿で走れなくて、昨日も雨で乗れず、今日の朝に予選のシミュレーションをしようと思ってたらラジエターに穴が空いて水が漏れたので3~4周で戻ってきました。予選は不安のなかで走っていたので、クルマに合わせることができずにぎりぎり5番手でした。岡本選手とも実力差があったので、厳しかったですが、運よく3位に繰り上がりました。あしたは気を抜かずに岡本選手についていこうと思います」
- 4位 宮園拓真(ABBEY RACING)
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「赤旗が出ていやな感じには思ったのですが、結果的に赤旗のタイミングがすごいよくて、再開後前の方から出られて、自分のペースで走れたので、そういう意味では自分にはよい方に働いた予選でした。調子は、今年(レースに)出ている中では一番いいと思っていますが、よくなってきているからこそ今の順位では満足できないというか、A組で言えば3位までコンマ4秒程度なので、明日のレースではまずそのあたりまで追い上げることができたらなと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
Junichi SEKINE