全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 23'51.460 - -
2 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 23'56.585 5.125 5.125
3 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 19 23'58.401 6.941 1.816
4 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 24'02.125 10.665 3.724
5 1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 24'02.480 11.020 0.355
6 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 19 24'06.667 15.207 4.187
7 50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 24'08.274 16.814 1.607
8 10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 19 24'09.011 17.551 0.737
9 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 24'54.438 1'02.978 45.427
10 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 19 24'55.137 1'03.677 0.699
11 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 19 24'55.336 1'03.876 0.199
12 63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 17 24'57.921 2Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 17Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 2 太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1'14.529 (7/19) 173.240 km/h
――第10戦は表彰台も見えていたと思うが、残念な結果になった
「全然いけてたと思いますよ。結果からいうと電気系のトラブルでした。(平木玲次に)仕掛けようと思って準備していたんですが、馬の背で急にパワステが効かなくなって、ステアリングが重くなったんですよ。まあパワステが壊れてもハンドルが切れないわけではないので、SUGOだと結構きついけどなんとか耐えよう、と思ったんですが、ステアリングのシャフトあたりから煙が出て、焦げ臭くなったんです。そのままSPに入っていったら電圧が落ちて、エンジンが止まったわけではないんですが、アクセルを踏んでも加速しなくなりました。焦げ臭いことからオイル関係のトラブルも疑われたので、火が出ても嫌だし、そのまま走って最終コーナーのコース上にでも止まったら他のドライバーに迷惑をかけてしまうので、コース脇に止めることにしました」
「あのまま走っていればストレートで平木選手を抜けたと思うし、小高選手を抜くことはペース的に難しくても表彰台の2番手には上がれたと思います。第3レースも有利に戦えるな、と思っていたのに、ライツでは運がないなあというか。第1レースじゃなくて、せめて第2レースで起きたんだったら、次のレースへの影響もなかったんですけどね」
「僕は周りの方に協力してもらいながら、一戦一戦ギリギリでやっているので、こういうのでチャンスを逃していくのが本当に残念です。チームオーナーの植田さんには本当によくしていただいてて、相談にも乗っていただいてるし、ライツに乗るチャンスもいただいています。鈴鹿では別のドライバーが乗りましたが、もともとスポット参戦の予定だったところを、いろいろ話をして続けさせていただいています。そう言った意味でもチームに早く恩返ししたいですし、毎戦毎戦スポンサー活動をしながらなんとか乗せていただいています。前回のオートポリスでエンジンとモノコックが壊れて、その費用面のダメージも大きくて、SUGOも正直厳しいだろうなと思っていましたが、植田さんやチームの方々に支えていただいて今回も出られることになりました」
「練習走行ではずっと調子が良かったんですが、予選ではいろんなバランスがずれてうまく決まりませんでした。決勝ではスタートを落ちついていって、前方のクラッシュをうまく避けることができ、表彰台圏内まで上がれました。前の平木選手のペースもわかっていたので、2番手は堅いと思っていたのですが」
「僕はライツでしっかり結果を残して、次のステップに繋げたいと思って参戦しています。最終目標はアメリカやヨーロッパのフォーミュラをやることなので、そのためにもメーカーのサポートを受けられるドライバーになって、海外に行きたいと考えています。普通のサラリーマン家庭なので、持ち出しで海外というのは難しいですから、サポートを受けていくしかチャンスはないと思っています。そういう意味でも、このライツに賭けていますし、GTで乗ってる埼玉トヨペットさんにもその辺は相談しながらやらせてもらっているので、こういう形で終わってしまうのは非常にショックです」
「いまチームの皆さんが一生懸命クルマを直してくださっているので、僕は最大限の力を出して、次のレースでは表彰台をプレゼントしたいですし、もちろん勝ちたくてやってるので、しっかり気持ちをリセットして、調子の良かった練習の状態に戻して、1台1台抜いていけるよう頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
--野尻選手とは対照的な結果になったが
「いつもはだいたい野尻選手と同じようなコメントになるんですが、今回は走り始めから全く自信が持てないというか、今までの良さはどこに行っちゃったんだろうというぐらいのクルマになっていました」
--今回何か野尻選手のセットとは大きく変えたことがあるのか
「いえ。基本的な方向性は野尻選手と似ていて、細かなアジャストを入れてる程度なんですが、走り始めからグリップ感がなくて、タイヤを全然機能させられていない感じです。自分としてはうまくアタックできたと思っていても、グリップを引き出せていないのでタイムが出ていない状態です。現状より1秒以上速くないとダメなんですが、そのためにはもっとタイヤをグリップさせないといけません。今週末を通じてタイヤをうまく使えていないというか、そこが不可解ですね。ピットインしたあとのタイヤを見ても全然摩耗していない感じです」
--いつ頃からそういう状態?
「今週SUGOに来てからですね。フリー走行の走り出しで『あれ?』っていう感じで。簡単にいうとタイヤが接地していないみたいなフィーリングです。ブレーキも全然止まらないし、曲がらないし、リヤも出ちゃうし、という感じで。グリップが足りなくて次元が低くなっちゃってます。あらゆる箇所を変えて探ってみたんですけど、まだ全然足りないというか、不可解な感じです」
--オートポリスから何かを大きく変えたのか
「大きくは変えていません。もちろんコースに合わせたセットアップはしてきましたけど、そこがずれているのか、その辺が全くわからなくて、全然タイヤを機能させられていません。セットを変えても反応が薄すぎて、すごく不安です」
--決勝に向けて何に取り組む?
「まだ24時間あると考えて、寝ないでやるしかないですね。普通の感覚にさえ戻せれば、間違いなく速いクルマだという認識はできてるし、手応えもあるので、タイヤを機能させられない原因がなんなのかを突き詰めて、決勝では追い上げたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
――予選を振り返ってください
「フリー走行で上位から大きく離されていたので、クルマに大きな変更を加えてQ1に臨みました。それがうまくハマってQ1を突破することができました。Q2ではそこからさらにセットを進めていき、すごくフィーリングが良かったんですが、セクター1、セクター2と自己ベストを削っていけたのに、セクター3で自分がミスをしてしまったので、そこがすごく悔やまれます。次の周も続けてアタックしましたが、あそこでスライドさせてしまったことでタイヤの表面がかなりヒートしてしまい、ほとんどグリップしない状態でした。それでタイムが出ませんでした」
――クルマ自体はいい状態?
「今回は今までとは大きくコンセプトを変えたものを持ってきたので、それがうまくいって今後に向けてはすごくポジティブな結果でした。予選よりは決勝の方がペースがあると思うので、一台ずつ抜いて前に行きたいです。事前にシミュレーターで試したデータの中でポジティブなものがいくつかあるので、それを明日のフリー走行で確認したいです」
――明日の目標を
「セーフティーカーが入るかどうかで戦略の幅が広がると思うので、できる限り前が開けた状況を探して、しっかりとペースを作りたいです。チームとしても前回表彰台を獲得しているので、それ以上の結果を目指します」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第10戦優勝 小高一斗(TOM'S)
「予選は2番手でしたが、スタートでしかトップに立てないと思っていたので、しっかり決めようと。そこをうまく決められたので、あとは何も起きなくても勝てると思っていました。そこからセーフティーカーが2回入って、赤旗になって、という流れでした。自分とチャンピオン争いをしている選手が次々と脱落していく中、リスタートでも危なげなく走ることができました。ファステストラップも絶対取りたいと思っていましたが、平良選手が刺激をくれたので最後まで頑張れました」
「(第10戦で勝って第12戦のポールを獲得し、三連勝したいと言っていたが、ここまでは予定通りか)そうですね。昨日の練習では調子が良くなくて、オートポリスみたいなレースになっちゃうのかなと思っていましたが、しっかり改善をして、予選に合わせ込むことができました。1セット目は良かったんですが、2セット目でコンディションの変化に合わせきれず、1戦目のポールは取れませんでした。でも1戦目を勝てて、2戦目、3戦目をポールからスタートできることになったので、明日のレースもしっかり勝って終わりたいと思います」
第10戦決勝2位 平良響(TOM'S)
「得意としていたスタートでストールしてしまいました。原因はこれから研究していかないといけませんが、一番は隣の野中選手がフライング気味に動いてしまったのに動揺して、足が動いてしまったというのがあります。それで最下位近くまで落ちてしまいましたが、SCが入って、赤旗という流れの中で、上位の選手が次々に消えていく状況だったので、もしかしたら追い上げられるかもしれないと思い、諦める気持ちはなかったです。その結果順調に前のクルマを抜いていくことができて、最後は小高選手にも近づく場面もあったので、ペース的にも展開的にもいいレースができたかな、と思います」
「(平良選手にとってはいい展開だったかと思うが)そうですね。ラスト10周くらいでまたSCが入ると聞きました。その時は平木(玲次)選手とすごく差があったので、本当にチャンスが来たなと思いました。チャンスを逃さずSC明けの1コーナーで抜くことができて良かったです。」
「(明日に向けての抱負を)明日の第2レースは4番手からなので、スタートをしっかり決めて、表彰台を目指して頑張ります。第3レースは初のフロントローなので、得意のスタートで小高先輩を抜いて優勝したいです」
第10戦決勝3位 平木玲次(HELM MOTORSPORTS)
「スポーツランドSUGOは非常に抜きにくいコースなので、序盤で上位勢が無理なところで仕掛けに行くと予想できたので、スタートは落ち着いて行きました。そうしたら菅波選手と古谷選手が接触しました。そこをうまく切り抜けられたのが、今日のレースで一番良かったところです。そのあとのペースは上がらなかったので、防戦一方の苦しい展開になりましたが、この3位というのはチームにとっても大切ですし、雰囲気がいい方向に向かうきっかけになると思います」
「(古谷選手や平良選手が追い上げてきて、ラスト10周は非常に苦しかったと思うが)そうですね。最終コーナーから1コーナーまでにスリップストリームにつかれてしまうと完全に抜き切られてしまうと平良選手の時に分かったので、そこをなんとか死守すれば順位は守れるだろうなと。古谷選手とはすごく激しい争いになりましたが、最後まで守り切れました」
「(明日のレースに向けていいヒントが見つかったか)明日は3番手グリッドから上位勢と一緒に走れるので、明確なペースの違いとかをレースの中で吸収して、次の大会に生かしていきたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
ポールポジション 居附明利(SAccess Racing Es)
「ダンロップのウエットタイヤは初めてで、どんな感じで走ればいいのかまったく分からなかったですが、ポールを取れて良かったです。雨が降ったりやんだりで難しいコンディションでした。タイヤがぜんぜん暖まらず、ドライタイヤよりがんばって暖めました。ダンロップのタイヤは雨が降った方がグリップする感じでした。あしたは、いいクルマを作ってくれたチームに感謝しながら走ります」
予選2位 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
「序盤に行けたら良かったんですが、タイヤも温め切れてなかったです。遅めに出たのは、水しぶきのないクリアなところに行きたかったからです。前の人と空けたつもりだったんですが、差が激しすぎてきつい状況になりました。最低限の位置にはいるので、あしたはスタートを決め、しっかりレースを組み立てて優勝し、ポイントリーダーになれるようにがんばります」
予選3位 山本聖渚(MYST KK-SII . Team Sena)
「今年2戦目です。前半の雨が少ないときにもうちょっと出しておけば良かったかなと思います。ちょこちょこミスしていたのがもったいなかったです。もうちょっといけたという感じはありますが、クルマの挙動が全般的にピーキーなところがあって、危ない感じでミスをしました。あしたも雨の方がいいです」
Text: Yoshinori OHNISHI
2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦の決勝が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、予選2番手からスタートした小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が今季4勝目を挙げた。
第10戦決勝は午後3時40分にスタート。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのは小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)。ポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)は2位に後退して小高を追う。
しかしその後方では2列目スタートの野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)と平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が揃ってエンジンストール。再始動してレースには復帰したものの、大きく順位を落としてしまう。
さらにその先の2コーナーでも菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が接触するアクシデントが発生したため、早くも1周目からセーフティーカーが導入された。
この時点の順位は小高、太田、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)、平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)、川合孝汰(Rn-sports 320)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、平木湧也(HELM MOTORSPORTS 320)、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)、平良、野中、古谷だ。
なお接触で古谷に乗り上げる形となった菅波は、アクシデントのあとピットに戻って車を降りている。
セーフティーカーは3周目にピットイン。4周目からレースはリスタートとなったが、その直後にホームストレート上で太田と順位を争っていた木村が太田のリヤに追突。この影響で木村はピットウォールに接触してしまい、足回りを大きく壊してレースを終えてしまう。これで再びSCが導入された。
さらにこのアクシデントの影響で、太田のミッションケースあたりから漏れた液体がコース全周に渡って撒かれてしまったため、隊列が5周を終えたところでポストから赤旗が提示され、レースは中断となった。
レースは午後4時25分にセーフティーカーの先導で再開。9周目からリスタートとなる。
トップの小高は後続を突き放して悠々とトップを快走。後方では平木玲次と川合が熾烈な2位争いを展開する。
さらに8位にいた野中も平良、DRAGON、そして平木湧也を次々に捉えて5位に浮上してきたが、ここで野中に対してドライビングスルーペナルティが課せられる。スタート違反との裁定だ。
13周目に入ると、平木玲次と2位を争っていた川合が馬の背に入ったところでパワーステアリングのトラブルに見舞われてしまう。そのまま走行を続けようとした川合だったが、SPイン、SPアウトと走っているうちに焦げ臭い匂いがしてきたため、出火のリスクを考えて自らコース脇に出てクルマを止めた。しかしこの影響でこの日3度目のセーフティーカーが入ることになった。
トップ2台の順位に変わりはないが、3位には平木湧也と今田を抜いて平良が浮上している。
セーフティーカーは18周目にピットイン。19周目からレースが再開されると、すかさず平良が1コーナーで平木玲次を捉えて2番手に浮上、さらに古谷も平木玲次の背後に迫ってきた。
ペナルティにより後退した野中も、DRAGON、平木湧也を再び捉えて6位に。2位の平良はファステストラップを記録してトップの小高との差を0.494とする。
古谷は22周目の1コーナーで平木玲次を捉えようとするが、車間を詰めすぎたためにフロントのダウンフォースを失ってコースを飛び出し、今田を抜いて5位に浮上してきた野中に抜かれ、5位に後退してしまった。
小高との差を1秒以内に保って追い上げる平良だったが、25周目に入ったところで40分の制限時間を迎えてしまったため、規定周回数の26に達しないままレースはここで終了となった。
これで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は第6戦鈴鹿以来の今季4勝目を挙げ、第12戦のポールポジションをも獲得。さらに平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が2位に入ってトムスが1-2フィニッシュを達成した。3位は野中の猛追を最後まで凌ぎ切った平木玲次(HELM MOTORSPORTS 320)が獲得。HELM MOTORSPORTSに初の表彰台をもたらした。
第11戦の決勝は明日19日の朝9時5分より19周で。第12戦決勝は同じく19日の午後0時35分より19周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
第5戦ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「(通算)11回と聞いて、そんなにポールが取れたんだなと、感慨深い気持ちがあります。僕一人の力でできることではなくて、たくさんの方々に支えられてここまできているし、またここから必死で頑張らないといけないなと思いました」
「今日の一日もみんなに助けられて結果が出ています。朝からセットアップのアジャストを非常に細かくやってもらいましたし、なかなかないぐらい、クルマを思い通りに操れる感覚になれた、予選Q2のフィーリングでした。とはいえ、ここ最近はポールからスタートして優勝できていませんので、そろそろその流れを払拭したいと思っております。明日が本当の戦いですから、気を引き締めつつ明日も思い切り頑張りたいです」>
「クルマのフィーリングは、これまでのSUGOと比べてもそうですし、今までのレース人生の中でもかなり上位に入るような出来だったと思います」
第5戦予選2位 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
「いい予選でした。こんなにいい結果が出るとは思っていませんでした。フリープラクティスはトリッキーで難しかったです。昨年は参戦できませんでしたし、2年前の決勝は1周もせずに終わってしまったので、自信が持てなかったんです」
「でも予選ではチームが非常に安定していたので、とてもハッピーです。明日もこの安定感を決勝で発揮できればと思います。集中してベストを尽くしたいです。いいスタートをして、いいレースがしたいです。ポイントをたくさん獲得して、できれば優勝もしたいですね」
第5戦予選3位 大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「開幕前のテストからマシンのフィーリングはすごく良くて、手応えを感じていましたが、開幕してからは予選で一発を出しきれなかったり、決勝で接触したりと、あまりいい成績を残せずにここまできました。前回のオートポリスでも予選でミスをしてしまい、3番手以内に入る手応えがあったのに逃してしまいました。そうしたことを反省して今回に望んだ結果、走り出しからフィーリングがよく、手応えも感じられたので、予選をしっかり走り切ろうと思って臨みました。トップの野尻選手には大きく離されてしまいましたが、自分の中では課題を一つ消化できたことは、今後につながる結果だったと思います」
「明日は3番グリッドからですが、オーバーテイクの難しいサーキットなのでなんとかスタートで前に出て、優勝を目指して頑張ります」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 *37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'16.722 - -
2 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'17.734 1.012 1.012
3 *63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 25 1:18'26.544 9.822 8.810
4 *35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'26.680 9.958 0.136
5 *36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 25 1:18'32.374 15.652 5.694
6 *4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 1:18'41.405 24.683 9.031
7 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 25 1:18'41.695 24.973 0.290
8 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 25 1:18'42.316 25.594 0.621
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
- *10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 12 58'09.433 13Laps 13Laps
- 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 5 10'09.408 20Laps 7Laps
- *1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 3 6'12.626 22Laps 2Laps
- *50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1 2'29.260 24Laps 2Laps
Fastest Lap: CarNo. 37 小高 一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320) 1'14.832 (25/25) 172.538 km/h
'*'の車両はペナルティーを科された。
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する、日本レースプロモーション(JRP)は6月18日、第5戦の行われている宮城県村田町のスポーツランドSUGOで定例のサタデーミーティングを開催した。
その中でJRPの上野禎久社長は、富士で前年比110%、鈴鹿で97%、オートポリスで180%と、これまでの3大会中2大会で前年を上回る観客動員数を記録したことや、チームインパルのトップパートナーでもある伊藤忠エネックスが提供するバイオ燃料「リニューアブルディーゼル」を、大会期間中に場内で使用される発電機でも使用すること、先日2次募集を開始した来年の本格運用開始に向けて開発を進めている専用アプリ「SFGo」の開発サポーターについて2次募集を開始したこと、スーパーフォーミュラのブロモーション番組「Go On! next」を7月10日よりBSフジで放送を開始することなどを発表した。
またこの会見には富士スピードウェイの原口英二郎社長も出席。次の第6戦富士大会では、第1戦、第2戦でも好評だった場内宿泊が再び可能となることや、コロナ禍以降販売されていなかったパドックパスを数量限定で売り出すことなどを明らかにしている。また富士大会ではサポートレースとしてGR86/BRZカップやヤリスカップが開催されることも併せて発表された。
第6戦富士大会は7月17日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第5戦は18日、鈴鹿サーキットで行われているクラブマンレース第4戦で公式予選を行い雨の中、居附明利(SAccess Racing Es)がポールポジションを獲得した。
予選日の鈴鹿サーキットは早朝より灰色の雲に覆われ雨模様となった。雨は午前中は持ちこたえていたが、午後過ぎに強い雨が降り、路面は一気にウエットとなった。雨は一時小雨になったが、スーパーFJ予選の始まる頃には再び強い雨がコースを叩いた。
このため午後2時50分から行われる予定だった予選はディレイ。雨がほぼやんだ午後3時20分よりようやく始まった。出走は23台、全車ウエットタイヤを履いてコースインした。
2周目には卜部和久(MYST KK-SII)が2分30秒782でトップに立つ。2位には森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
が、3位には居附明利(SAccess Racing Es)が、4位には大木一輝(M2 KK-SII)が、5位には高木悠帆(MYST KKSII)が、6位には岸本尚将(Tamayura athle ABBEY KKSII)が続く。
直後、コース上に落ちたデブリの回収のため赤旗が提示される。予選は3時34分より残り13分40秒で再開された。
ここでトップに立ったのは2分29秒723で居附。2位には今季2戦目の山本聖渚(MYST KK-SII.Team Sena)が上がってきた。3位にもデェフェンディングチャンピオンの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が上がり、4位に森山、5位に渡会太一(FTK・レヴレーシングガレージ)が続き、岸本は6位のまま。
ここで再びコース上に雨が落ち始める。これでタイムアップは望めないと思われたが、タイヤが暖まったトップ居附が2分29秒480とさらにタイムを更新。これでポールポジション(PP)を決定づけた。
さらにここでタイムを更新してきたのが森山。最後に2分29秒871をたたきだし、居附と山本の間に割って入った。
PPは、2位以下を0.4秒ほどちぎった居附。2位に森山が、3位には山本が付けた。4位には山本に遅れることわずか1000分の1秒で岡本が、5位には終盤タイムを更新した高木が続き、6位には渡会が入った。
決勝レースは明日19日、午後1時20分より10周で行われる。予報ではドライで行われそうだ。ポイントリーダーでPPからスタートする居附がさらにリードを広げるか、ランキング2位の森山が一矢報いるかに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 39 居附 明利 SAccess Racing Es MYST KK-S2 2'29.480 - - 139.853
2 56 森山 冬星 DIXCEL/ROYAL/MYST MYST KK-S2 2'29.871 0.391 0.391 139.488
3 68 山本 聖渚 MYST KK-SII . Team Sena MYST KK-S2 2'29.925 0.445 0.054 139.438
4 8 岡本 大地 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'29.926 0.446 0.001 139.437
5 61 高木 悠帆 MYST KKSII MYST KK-S2 2'30.261 0.781 0.335 139.126
6 7 渡会 太一 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'30.397 0.917 0.136 139.000
7 51 岸本 尚将 Tamayura athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 2'30.530 1.050 0.133 138.877
8 87 卜部 和久 MYST KK-SII MYST KK-S2 2'30.659 1.179 0.129 138.758
9 60 前田 樹 NAVY AUTO MYST KK-S2 2'31.125 1.645 0.466 138.331
10 20 大木 一輝 M2 KK-SII MYST KK-S2 2'31.177 1.697 0.052 138.283
11 19 松田 大輝 K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 2'31.218 1.738 0.041 138.245
12 34 清水 啓伸 Drago CORSE MYST KK-S2 2'31.454 1.974 0.236 138.030
13 21 太田 浩 ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 2'31.723 2.243 0.269 137.785
14 1 元山 泰成 Ecotech Racing MYST KK-S2 2'32.476 2.996 0.753 137.105
15 53 鈴木 七瀬 TQS・A-ONE KKS-II MYST KK-S2 2'32.585 3.105 0.109 137.007
16 12 小川 涼介 M2 KK-SII MYST KK-S2 2'33.710 4.230 1.125 136.004
17 55 板倉 慎哉 AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 2'34.172 4.692 0.462 135.597
18 5 中平 凌央 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'34.582 5.102 0.410 135.237
19 78 三瓶 旭 中日本自動車短期大学MSE学科07J WEST 07J 2'34.737 5.257 0.155 135.101
20 79 山下 亮生 中日本自動車短期大学MSE学科07J WEST 07J 2'35.405 5.925 0.668 134.521
21 9 上吹越 哲也 FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 2'38.527 9.047 3.122 131.872
22 10 小合 将司 LOVCA TeamNoel F.T.works MYST KK-S2 2'41.056 11.576 2.529 129.801
23 6 谷川 文啓 LOVCA F.Tworks Noel Racing MYST KK-S2 2'43.643 14.163 2.587 127.749
---- 以上基準タイム(130% - 3'14.686)予選通過 ----
2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の公式予選が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が今季4度目のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
予選Q1
今回のAグループには山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)、宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)、佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)、そして山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が出走した。
ところが開始直後に最終コーナー付近に天然記念物のニホンカモシカが出現。コースを横断する事態となったため、予選は一旦中断となり、安全確認ののち午後2時5分に再開となった。
まずはルマン優勝の平川がウォームアップ1周に続いてアタックに入り、1分5秒751をマーク。次の周では1分5秒640までタイムを縮めたが、朝のフリー走行から好調な大津が1分5秒193で平川のタイムを大きく上回ってきた。
さらに山本がウォームアップ2周に続いて1分5秒148を叩き出してトップに浮上。残り時間は1分を切った。
山下は1分5秒433、宮田は1分5秒238、そして佐藤が1分5秒529で6番手に滑り込んだところで予選は終了。山本を筆頭に大津、宮田、山下、佐藤、松下がQ2へ。笹原、平川、阪口、小林がここで予選を終えた。
Bグループは午後2時20分からの10分間の走行。野尻、サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、国本雄資(Kids com KCMG Elyse SF19)、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)そして大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が出走した。
まずは三宅が1分5秒736を記録。続いてフリー走行トップの野尻がウォームアップ2周からアタックに移行、1分5秒015でトップに立つ。
大湯は1分5秒046と今一歩野尻に及ばなかったが、続いてアタックに入った国本が1分4秒954と、この日初めて1分4秒台のタイムを記録。さらに終了間際には牧野が1分4秒920と国本を上回るタイムでトップに立ったところでBグループのQ1は終了となった。牧野はウォームアップ3周に続いてのアタックだった。
この結果、牧野、国本、野尻、大湯、フェネストラズそして福住がQ2に進出。坪井、アレジ、関口、大嶋、三宅が脱落となった。
予選Q2
Q2は午後2時40分から7分間の走行だ。まずは佐藤がウォームアップ1周でアタックに入ったが、SPインでリヤが流れてしまい、1分7秒683に終わった。
一方、上位陣は7位までが1分4秒台という激戦となった。まずは福住が1分4秒913、続いて大津が1分4秒785、サッシャ・フェネストラズは1分4秒706と目まぐるしくトップが入れ替わる。
大湯は1分4秒858と一歩及ばなかったが、続いてアタックした野尻が1分349と、2番手以降を0秒3以上引き離す圧倒的な速さでトップに躍り出た。
宮田は1分4秒832、山下が1分4秒933を記録したところでチェッカー。
その結果、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が第2戦富士以来4戦連続、自身通算11回目のポールポジションを獲得した。2番手はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が3番手から明日の決勝に臨む。
第5戦決勝は明日19日の午後2時30分より、53周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2022/06/18) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 1 野尻 智紀 TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'04.349 - - 200.646
2 4 サッシャ・フェネストラズ REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'04.706 0.357 0.357 199.539
3 6 大津 弘樹 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'04.785 0.436 0.079 199.296
4 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'04.832 0.483 0.047 199.155
5 65 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'04.858 0.509 0.026 199.072
6 12 福住 仁嶺 ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'04.913 0.564 0.055 198.903
7 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'04.933 0.584 0.020 198.842
8 18 国本 雄資 Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F 1'05.118 0.769 0.185 198.280
9 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.160 0.811 0.042 198.149
10 50 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E 1'05.248 0.899 0.088 197.882
11 53 佐藤 蓮 Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E 1'05.535 1.186 0.287 197.015
12 64 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.835 1.486 0.300 196.118
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2022/06/18) Knock Out Q1 A Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 64 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.148 - - 198.189
2 6 大津 弘樹 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.193 0.045 0.045 198.049
3 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'05.238 0.090 0.045 197.912
4 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'05.433 0.285 0.195 197.322
5 53 佐藤 蓮 Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E 1'05.529 0.381 0.096 197.033
6 50 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E 1'05.552 0.404 0.023 196.964
---- 以上Q2進出 ----
7 15 笹原 右京 TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'05.571 0.423 0.019 196.907
8 20 平川 亮 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'05.640 0.492 0.069 196.700
9 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'05.641 0.493 0.001 196.697
10 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F 1'05.839 0.691 0.198 196.106
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2022/06/18) Knock Out Q1 B Group Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'04.920 - - 198.882
2 18 国本 雄資 Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F 1'04.954 0.034 0.034 198.781
3 1 野尻 智紀 TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'05.015 0.095 0.061 198.591
4 65 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.046 0.126 0.031 198.496
5 4 サッシャ・フェネストラズ REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'05.057 0.137 0.011 198.463
6 12 福住 仁嶺 ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'05.075 0.155 0.018 198.408
---- 以上Q2進出 ----
7 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'05.176 0.256 0.101 198.101
8 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'05.437 0.517 0.261 197.310
9 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'05.508 0.588 0.071 197.100
10 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'05.603 0.683 0.095 196.811
11 55 三宅 淳詞 TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E 1'05.736 0.816 0.133 196.413
---- 以上基準タイム予選通過 ----
2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦、第11戦の公式予選が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第10戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、第11戦は小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時から30分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
始まってすぐにトップに立ったのは木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)。木村は3周目に1分14秒403、4周目に1分14秒136と好タイムを連発する。
続いて残り時間20分を切ったところで小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が自身の3周目に1分13秒728を記録して木村を上回り、トップに浮上する。小高は5周目にも1分13秒990を出してセカンドベストでもトップに立った。
小高のチームメイトの平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)も1分13秒961、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)も1分14秒052を記録、それぞれ2番手、3番手につける。ここで各ドライバーは一旦ピットへ。走行が再開されたのは残り7分を切ったあたりからだ。
ここで古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分13秒801で2番手に浮上するが、すぐに野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分13秒700、平良も1分13秒789を記録して古谷を上回る。
ここまでトップの小高も1分13秒590までタイムを縮めるが、チェッカー直前に太田が1分13秒399を叩き出して小高を上回り、トップに躍り出た。
太田は最後の周回でも1分13秒643を記録するが、小高がここで1分13秒501までタイムを縮めたため、セカンドベストタイムでは小高がトップとなり、第10戦は太田格之進、第11戦は小高一斗がポールポジションを獲得する結果となった。
第10戦決勝はこのあと午後3時35分より26周で、第11戦決勝は明日の朝9時5分より19周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.590 - - 175.450
2 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 1'13.643 0.053 0.053 175.324
3 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.804 0.214 0.161 174.942
4 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.827 0.237 0.023 174.887
5 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.878 0.288 0.051 174.767
6 1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'14.144 0.554 0.266 174.140
7 50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'14.156 0.566 0.012 174.111
8 10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 1'14.956 1.366 0.800 172.253
9 63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'15.124 1.534 0.168 171.868
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.618 2.028 0.494 170.745
11 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.709 2.119 0.091 170.540
12 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'15.882 2.292 0.173 170.151
---- 以上基準タイム(110% - 1'21.047)予選通過 ----
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦 -RIJ- (2022/06/18) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 2 太田 格之進 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 1'13.399 - - 175.907
2 37 小高 一斗 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.501 0.102 0.102 175.663
3 35 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.700 0.301 0.199 175.189
4 38 平良 響 Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.789 0.390 0.089 174.977
5 36 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 1'13.801 0.402 0.012 174.949
6 50 菅波 冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'13.846 0.447 0.045 174.842
7 1 木村 偉織 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'14.136 0.737 0.290 174.158
8 10 川合 孝汰 Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 1'14.478 1.079 0.342 173.359
9 63 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'14.798 1.399 0.320 172.617
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.459 2.060 0.661 171.105
11 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 1'15.678 2.279 0.219 170.610
12 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS 320 HELM MOTORSPORTS TOMEI TB14F3 2020 1'15.683 2.284 0.005 170.598
---- 以上基準タイム(110% - 1'20.887)予選通過 ----
2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行1回目が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が1分5秒310のトップタイムを記録した。
フリー走行は午前9時10分より90分間の予定で始まった。天候は晴れ。コースはドライだ。気温25℃、路面温度は36℃だ。
多くのドライバーが持ち越しのユーズドタイヤで走り始める中、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)は最初からニュータイヤでコースイン。3周目に1分6秒649を記録してこの時点でのトップに立つ。大嶋はその後4周目に一旦ピットに戻った。
開始から15分が経過したところで坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)が1分6秒507で大嶋を上回る。2番手は大嶋。3番手には笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分6秒716で続く。
続いて開始20分で関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)が1分6秒500でトップに。先週行われたルマン24時間レースで初優勝を遂げた平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)も1分6秒770で5番手に上がってきた。
続いて牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が6周目に1分5秒939と、この日初めて5秒台のタイムをマークしてトップに浮上。大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)も11周目に1分6秒700、12周目に1分6秒150と順調にタイムを縮めて2番手につけた。これにより開始30分経過した時点でDOCOMO TEAM DANDELION RACINGが1-2の状態となった。
開始から35分が経過したところで野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がニュータイヤに履き替えてコースへ。4周のウォームアップののち、1分5秒878を叩き出し、トップに躍り出た。残り時間は45分だ。
残り35分を切ったところで小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が1分6秒459を出して4番手に。続いて大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が残り31分で1分6秒098、さらに松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)も残り30分を切ったところで1分5秒993をマークしてそれぞれ3番手、4番手につけた。
開幕から苦戦の続いている山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)も残り25分を切ったところで1分6秒094で大湯を上回り、4番手に浮上してきた。
一方、ここまでトップタイムの野尻は残り23分で1分5秒605までタイムを縮める。ここではウォームアップ2周に続いて1分5秒984、1分5秒605と2周続けてアタックを行なっている。午後の予選に向けて、異なるアプローチをしているようだ。使用したタイヤは最初のアタックで使用したものだ。
第2戦鈴鹿の決勝が雨となったことで、持ち越しタイヤとして新品をキープしているチームが複数存在するようで、それが今回早めのニュータイヤ投入につながっているようだ。
そして残り時間が10分となった時点で気温は28℃、路面温度は43℃まで上昇する中、午後の予選に向けて最後のアタックが始まるが、残り6分で計時システムのトラブルにより赤旗中断となった。
この間に平川が1分5秒595、サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)が1分5秒456をマーク。フェネストラズがトップに浮上、平川が2番手につける。フリー走行は午前10時43分より残り時間10分で再開となる。
再開後残り6分でのトップは宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)で1分6秒000。ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)が1分6秒126、関口が1分6秒268で続く。
そして残り2分を切ったところで大津が1分5秒479、山本が1分5秒847、そして大湯が1分5秒681をマークするが、野尻はウォームアップ1周ののち、それらを上回る1分5秒310を叩き出して再びトップに躍り出た。
ここでチェッカーフラッグが提示され、フリー走行は終了。野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がトップタイム。2番手にサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)がつけ、大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が3番手で午後の予選に臨むこととなった。
第5戦の公式予選は午後2時より、ノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 -RIJ- (2022/06/18) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 1 野尻 智紀 TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'05.310 - - 197.694
2 4 サッシャ・フェネストラズ REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'05.456 0.146 0.146 197.253
3 6 大津 弘樹 DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.479 0.169 0.023 197.184
4 20 平川 亮 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'05.595 0.285 0.116 196.835
5 65 大湯 都史樹 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.681 0.371 0.086 196.577
6 38 坪井 翔 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'05.834 0.524 0.153 196.121
7 64 山本 尚貴 TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.847 0.537 0.013 196.082
8 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'05.939 0.629 0.092 195.808
9 50 松下 信治 BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E 1'05.993 0.683 0.054 195.648
10 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F 1'05.994 0.684 0.001 195.645
11 37 宮田 莉朋 Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'06.000 0.690 0.006 195.627
12 15 笹原 右京 TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'06.013 0.703 0.013 195.589
13 36 ジュリアーノ・アレジ Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'06.126 0.816 0.113 195.255
14 12 福住 仁嶺 ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E 1'06.214 0.904 0.088 194.995
15 19 関口 雄飛 carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'06.268 0.958 0.054 194.836
16 53 佐藤 蓮 Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E 1'06.271 0.961 0.003 194.827
17 55 三宅 淳詞 TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E 1'06.405 1.095 0.134 194.434
18 18 国本 雄資 Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F 1'06.579 1.269 0.174 193.926
19 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'06.649 1.339 0.070 193.722
20 39 阪口 晴南 P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'06.651 1.341 0.002 193.717
21 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'06.782 1.472 0.131 193.337
株式会社日本レースプロモーションは7日、新開発デジタルプラットフォーム「SFgo」サポーターの2次募集を開始すると発表した。
「SFgo」は走行中のマシンのテレメトリーデータがリアルタイムで表示可能なスマホアプリ。これまで抽選で選ばれた300名から開発サポーターとして意見を募っていたが、今回の2次募集では上限無しでの希望者全員が参加できる。
期間は第6戦富士大会から今年終了までで、費用は5,000円。Android10以上、iPhone14以上のスマホが対象となる。
以下、プレスリリース。
SUPER FORMULAの新デジタルプラットフォーム
『SFgo』開発サポーターの二次募集を開始!
全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下SUPER FORMULA)を開催する株式会社日本レースプロモーション(以下JRP)は、『SUPER FORMULA NEXT 50〈ゴー〉(以下SF NEXT 50)』を通じ、カーボンニュートラル社会の実現とモータースポーツエンターテイメントの発展に向けた様々な取り組みを進めておりますが、2023年の正式ローンチに向けて現在開発を進めている新デジタルプラットフォーム『SFgo〈エスエフゴー〉』の開発サポーターの二次募集を開始いたしました。
『SFgo』は「デジタルの力でドライバーの魅力を余すことなく伝える」というコンセプトの下、レースの公式映像に加え、お気に入りのドライバーのライブオンボード映像や、車両のテレメトリーデータ(ギア/車速/エンジン回転数/スロットル/ブレーキ/ステアリング舵角/燃料使用量/オーバーテイクシステム残量および使用状態/タイヤ温度)をリアルタイムに見ながら観戦することができるアプリケーションです。
今後、ライブタイミングや無線音声、車両の位置情報等、レースを楽しむための様々な機能の追加を検討しており、将来的には応援しているチームやドライバー、そしてファン同士の交流が図れるファンコミュニティの機能も備えた、今までにないスポーツエンターテインメントのデジタルプラットフォームを目指してまいります。
4月の開発スタートにあたり、300名の「開発サポーター」の募集を行ったところ、約600名の方から応募をいただきましたが、当選した方々には、これまでRd.4オートポリス大会まで、開発中のアプリケーションを通じてレースを楽しんでいただくと同時に、通信や操作性等に関する不具合の事象を報告いただいたり、今後のサービスに対してアンケートで様々なアイデアをいただいたりするなど、多くのご協力をいただいております。
そのようなサポートを通じて、アプリケーションの改修や機能追加を随時行っておりますが、前回残念ながら落選となってしまったファンの方々を中心に、更に多くの方のご意見をいただきながら、2023年の正式ローンチに向けてより良いサービスを構築すべく、この度開発サポーターの二次募集を実施することといたしました。
JRPといたしましては、一人でも多くのモータースポーツファンの方と共に、成功も失敗も一緒に経験して、未来のモータースポーツをつくる仲間を募集してまいりたいと考えておりますので、以下の応募要項をご参照の上、奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願い申しあげます。
「SFgo開発サポーター」募集要項
対象 日本国内在住で、SF NEXT50 プロジェクトの主旨にご賛同いただける方 将来のモータースポーツの発展に向けて建設的なご意見をいただける方
人数 上限なし
募集期間 2022 年6 月7 日(火)~6 月27 日(月)
使用可能時期 7月中旬(Rd.6富士スピードウェイ大会前から使用可能) ※応募いただいた方に別途ご連絡いたします
参加費 5,000 円(税込) ※2022 年12 月末までサービス利用可能です (23年1月以降については別途ご案内)
必須機器 通信環境にあるiOS14以上搭載のiPhone またはAndroid OS10以上のAndroidスマートフォン
応募用WEBページ http://superformula.net/sf2/headline/39372
■注意事項
特典のイベントは開催を保証するものではありません。
『SFgo』は開発中のため、随時予告なく、機能が追加/削除されることがあります。
技術的にハードルの高いチャレンジです。例えば映像が映らないなど、不具合が起こり得ます。
サーキットの環境やサーキットの観客数により通信環境に影響を受けることが予想されます。
通信費用はご自身での負担となります。
決済はクレジットカードに限ります(デビットカード決済はご利用いただけません)
2022 年シーズンを通しての開発であることをご理解いただき、SFgo 開発メンバーと共に前向きに乗り越えてくれる仲間を募集します。
Japan Race Promotion
ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」は4日から5日にかけ静岡県の富士スピードウェイで決勝を行い、ST-Xクラス参戦初年度のHELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が24時間・760周を走りきり優勝を飾った。
レースは4日午後3時にローリングスタートで始まる。天候は晴れで路面はドライコンディション。
総合優勝を狙うST-Xクラスは5台が参加。序盤からポールシッターの888号車Grid Motorsport AMG GT3(Grid Motorsport)がレースをリード。2位には31号車DENSO LEXUS RC F GT3(apr)が、3位には62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(HELM MOTORSPORTS)が、4位には9号車MP Racing GT-R(MP Racing)が、5位には81号車DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS)が続く。
開始から2時間30分過ぎには、888号車のピットインでトップに浮上していた31号車が他車と接触しフロントのサスペンションを壊し、ピットイン。修復に時間を要し大きく後退した。
日が落ちナイトセッションとなると、888号車と62号車の争いが激しくなってきた。しかし、日が5日に代わる午前0時前、62号車に連続運転時間違反で180秒のペナルティーストップが科される。また9号車もギアボックスのトラブルでピットイン、修復に長時間を要することとなった。
これでトップ争いは888号車と81号車で繰り広げられることとなったが、日が明ける前に81号車がトップに浮上すると後続を引き離しながらレースをリードし始める。
残り4時間を切った午前11時過ぎ、2位争いをしていた62号車と888号車が接触。888号車はフロントフェンダーがタイヤに干渉して白煙を上げたため、ピットイン。修復に時間を要し万事休す。
トップは2位以下を大きくリードする81号車。このまま順風満帆でゴールを迎え24時間レース2連勝を飾るのかと思われた午前11時30分前、ルーティンのピットワークを行ったマシンのエンジンがかからない。チームは原因究明と修復に時間を要し、このレースの勝負権を失った。
これでトップに立ったのは62号車。終盤、ドライバースルーペナルティーを科されるも2位888号車との差は大きくこのまま逃げ切り24時間レースを制した。2位には888号車が、3位にはトラブルから復帰した81号車が入った。
優勝したHELM MOTORSPORTSは2020年に平木湧也、玲次の兄弟が設立し、同年からスーパー耐久ST-3クラスに参戦を開始。今シーズンからST-Xクラスにステップアップし、参戦初年度での初優勝が24時間レースとなった。
7台が参加したST-Zクラスは序盤から22号車Porsche CaymanGT4RS(Porsche Team EBI WAIMARAMA)がレースをリード。夜が明けても2位の500号車5ZIGEN AMG GT4(TEAM 5ZIGEN)を1周近く離し、独走状態を築いていたが午前8時過ぎ、トラブルのためコースをゆっくり回りピットイン。トラブルは深刻でチームは修復をあきらめリタイアとなった。
これでトップたった500号車が24時間を走り優勝を飾った。2位には885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4(SHADE RACING)が、3位には21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4(Audi Team Hitotsuyama)が入った。
開発車両のST-Qクラスは過去最多の7台が参加。終始レースをリードした3号車ENDLESS AMG GT4(ENDLESS SPORTS)がトップでゴール。ブレーキパッド、ブレーキローターを無交換で24時間を走りきった。2位には244号車Nissan Z Racing Concept(Max Racing)が、3位には61号車Team SDA Engineering BRZ CNF Concept(Team SDA Engineering)が入った。
2台が参加したST-TCRクラスは2台のシビック対決となった。優勝は75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (Team Noah)で、2位には97号車Racer HFDP CIVIC(M&Kホンダカーズ桶川Racing)だった。
4台が参加したST-1クラスは終始2号車シンティアムアップルKTM(KsフロンティアKTMカーズ)がレースをリード。昨年に続き24時間レース2連勝を飾った。2位には47号車D'station Vantage GT8R(D'station Racing)が、3位には8号車Studie BMW M2CSR(ビーエムダブリュー チームスタディ)が入った。
ST-2クラスは7台が参加。序盤からレースをリードしたのは13号車ENDLESS GRヤリス(ENDLESS SPORTS)。夜明け前までトップを快走していたが、トラブルで後退。代わってトップに立ったのは序盤のトラブルから徐々に追い上げ、順位を回復してきた225号車KTMS GR YARIS(KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS)。トヨタ育成の若手3人体制で臨んだ225号車がレースを制した。2位には13号車が、3位にはかつてこのクラスに君臨していた59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(TOWA INTEC Racing)が入った。
6台が参加したST-3クラスは序盤から52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS(埼玉トヨペットGreen Brave)がトップを快走。盤石の走りで優勝した。2位には朝方まで15号車岡部自動車Z34(OKABE JIDOSHA motorsport)が付けていたがトラブルで後退。替って2位には39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS(TRACY SPORTS with DELTA)、3位には63号車muta Racing LEXUS RC 350 TWS(TRACY SPORTS)が入った。
開幕戦では開催されなかったST-4クラスは4台が参加。初登場のGR86が2台、引退レースのインテグラが1台と世代交代を印象づけるエントリーとなった。レースは序盤から実力派3人のラインアップで臨んだ、86号車TOM'S SPIRIT GR86(TOM'S SPIRIT)が圧倒。最終的には2位以下を45ラップちぎり優勝した。2位には884号車シェイドレーシングGR86(SHADE RACING)、3位には引退レースの60号車全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ(TEAM G/MOTION’)が入った。
14台が参加とこのレース最大勢力となったST-5クラスは、序盤、4号車THE BRIDE FIT(チームBRIDE)がレースをリードしていたが、早い段階で17号車DXLアラゴスタNOPROデミオ(TEAM NOPRO)がトップに立つ。ディーゼルエンジンの燃費の良さを生かし、トップを快走。24時間を走りきり優勝を飾った。2位には104号車HM-Rヒロマツデミオ2(広島マツダHM Racers)、3位には66号車odula TONE MOTULロードスター(OVER DRIVE)が入った。
レースはセーフティーカーが3回出動、フルコースイエローが11回提示されたが、大きなクラッシュもなく24時間が経過した。また、出口戦略に向かうコロナ禍の中、多くの観客がサーキットに詰めかけ、思い思いのレースを楽しんだ。
第3戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し、7月9日~10日に開催される。グループ1、グループ2に分けられ、それぞれ3時間レースでの争いとなる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Car Team Lap Time Behind Gap
1 *62 ST-X 1 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 760 24:01'31.807 - -
2 888 ST-X 2 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 758 24:02'50.536 2Laps 2Laps
3 81 ST-X 3 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 742 24:01'43.797 18Laps 16Laps
4 *2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 733 24:01'44.853 27Laps 9Laps
5 47 ST-1 2 D'station Vantage GT8R D'station Racing 731 24:01'55.726 29Laps 2Laps
6 3 ST-Q 1 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 721 24:03'08.452 39Laps 10Laps
7 500 ST-Z 1 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 720 24:02'36.987 40Laps 1Lap
8 *885 ST-Z 2 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 718 24:02'10.166 42Laps 2Laps
9 21 ST-Z 3 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 715 24:01'48.747 45Laps 3Laps
10 244 ST-Q 2 Nissan Z Racing Concept Max Racing 707 24:02'29.026 53Laps 8Laps
11 19 ST-Z 4 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 704 24:01'41.300 56Laps 3Laps
12 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 695 24:02'49.501 65Laps 9Laps
13 *8 ST-1 3 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 692 24:01'44.850 68Laps 3Laps
14 *38 ST-1 4 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 692 24:02'34.231 68Laps 49.381
15 39 ST-3 2 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 692 24:02'46.147 68Laps 11.916
16 63 ST-3 3 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 690 24:02'21.387 70Laps 2Laps
17 *31 ST-X 4 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 689 24:02'56.364 71Laps 1Lap
18 *9 ST-X 5 MP Racing GT-R MP Racing 684 24:02'20.725 76Laps 5Laps
19 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 679 24:01'52.239 81Laps 5Laps
20 13 ST-2 2 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 678 24:03'24.339 82Laps 1Lap
21 59 ST-2 3 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 670 24:03'01.373 90Laps 8Laps
22 *743 ST-2 4 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 661 24:03'23.000 99Laps 9Laps
23 86 ST-4 1 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 652 24:02'51.964 108Laps 9Laps
24 311 ST-3 4 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 647 24:01'40.007 113Laps 5Laps
25 *75 ST-TCR 1 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 643 24:03'21.884 117Laps 4Laps
26 *505 ST-Z 5 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 638 24:01'40.557 122Laps 5Laps
27 6 ST-2 5 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 634 24:02'16.661 126Laps 4Laps
28 17 ST-5 1 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 627 24:02'38.143 133Laps 7Laps
29 104 ST-5 2 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 626 24:03'54.270 134Laps 1Lap
30 66 ST-5 3 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 625 24:01'49.971 135Laps 1Lap
31 61 ST-Q 3 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 624 24:01'51.564 136Laps 1Lap
32 88 ST-5 4 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 624 24:01'55.212 136Laps 3.648
33 4 ST-5 5 THE BRIDE FIT チームBRIDE 623 24:03'33.610 137Laps 1Lap
34 *50 ST-5 6 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 621 24:02'40.525 139Laps 2Laps
35 15 ST-3 5 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 619 24:01'40.099 141Laps 2Laps
36 *65 ST-5 7 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 618 24:02'38.672 142Laps 1Lap
37 *222 ST-5 8 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 616 24:02'45.152 144Laps 2Laps
38 *67 ST-5 9 YAMATO FIT TEAM YAMATO 615 24:01'48.753 145Laps 1Lap
39 28 ST-Q 4 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 609 24:02'51.873 151Laps 6Laps
40 884 ST-4 2 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 607 24:02'09.926 153Laps 2Laps
41 60 ST-4 3 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 598 24:01'55.052 162Laps 9Laps
42 *11 ST-5 10 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 595 24:02'22.313 165Laps 3Laps
43 290 ST-5 11 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 588 24:02'44.677 172Laps 7Laps
44 97 ST-TCR 2 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 566 24:01'40.973 194Laps 22Laps
45 310 ST-Z 6 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 556 24:02'24.841 204Laps 10Laps
46 *18 ST-4 4 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 555 24:02'20.455 205Laps 1Lap
47 *72 ST-5 12 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 555 24:03'30.649 205Laps 1'10.194
48 230 ST-Q 5 Nissan Z Racing Concept NISMO 502 24:02'29.003 258Laps 15Laps
49 *32 ST-Q 6 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 478 24:02'51.872 282Laps 12Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 22 ST-Z - Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 517 17:14'39.249 243Laps -39Laps
- 7 ST-2 - 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 490 22:11'14.466 270Laps 27Laps
- 55 ST-Q - MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 487 22:39'29.418 273Laps 3Laps
- *110 ST-5 - ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 450 17:50'52.232 310Laps 37Laps
- *25 ST-3 - raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 325 24:03'52.215 435Laps 125Laps
- 37 ST-5 - DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 220 8:53'41.407 540Laps 105Laps
- 56 ST-2 - Claris Racing GR YARIS Claris Racing 65 2:12'24.546 695Laps 155Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 760 24:01'31.807 - -
2 888 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 758 24:02'50.536 2Laps 2Laps
3 81 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 742 24:01'43.797 18Laps 16Laps
4 *31 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 689 24:02'56.364 71Laps 53Laps
5 *9 MP Racing GT-R MP Racing 684 24:02'20.725 76Laps 5Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 500 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 720 24:02'36.987 - -
2 *885 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 718 24:02'10.166 2Laps 2Laps
3 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 715 24:01'48.747 5Laps 3Laps
4 19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 704 24:01'41.300 16Laps 11Laps
5 *505 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 638 24:01'40.557 82Laps 66Laps
6 310 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 556 24:02'24.841 164Laps 82Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 22 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 517 17:14'39.249 203Laps 39Laps
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 3 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 721 24:03'08.452 - -
2 244 Nissan Z Racing Concept Max Racing 707 24:02'29.026 14Laps 14Laps
3 61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 624 24:01'51.564 97Laps 83Laps
4 28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 609 24:02'51.873 112Laps 15Laps
5 230 Nissan Z Racing Concept NISMO 502 24:02'29.003 219Laps 107Laps
6 *32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 478 24:02'51.872 243Laps 24Laps
---- 以上完走 ----
- 55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 487 22:39'29.418 234Laps -9Laps
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *75 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 643 24:03'21.884 - -
2 97 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 566 24:01'40.973 77Laps 77Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 *2 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 733 24:01'44.853 - -
2 47 D'station Vantage GT8R D'station Racing 731 24:01'55.726 2Laps 2Laps
3 *8 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 692 24:01'44.850 41Laps 39Laps
4 *38 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 692 24:02'34.231 41Laps 49.381
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 225 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 679 24:01'52.239 - -
2 13 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 678 24:03'24.339 1Lap 1Lap
3 59 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 670 24:03'01.373 9Laps 8Laps
4 *743 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 661 24:03'23.000 18Laps 9Laps
5 6 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 634 24:02'16.661 45Laps 27Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 490 22:11'14.466 189Laps 144Laps
- 56 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 65 2:12'24.546 614Laps 425Laps
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 695 24:02'49.501 - -
2 39 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 692 24:02'46.147 3Laps 3Laps
3 63 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 690 24:02'21.387 5Laps 2Laps
4 311 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 647 24:01'40.007 48Laps 43Laps
5 15 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 619 24:01'40.099 76Laps 28Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- *25 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 325 24:03'52.215 370Laps 294Laps
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 86 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 652 24:02'51.964 - -
2 884 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 607 24:02'09.926 45Laps 45Laps
3 60 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 598 24:01'55.052 54Laps 9Laps
4 *18 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 555 24:02'20.455 97Laps 43Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Lap Time Behind Gap
1 17 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 627 24:02'38.143 - -
2 104 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 626 24:03'54.270 1Lap 1Lap
3 66 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 625 24:01'49.971 2Laps 1Lap
4 88 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 624 24:01'55.212 3Laps 1Lap
5 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 623 24:03'33.610 4Laps 1Lap
6 *50 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 621 24:02'40.525 6Laps 2Laps
7 *65 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 618 24:02'38.672 9Laps 3Laps
8 *222 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 616 24:02'45.152 11Laps 2Laps
9 *67 YAMATO FIT TEAM YAMATO 615 24:01'48.753 12Laps 1Lap
10 *11 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 595 24:02'22.313 32Laps 20Laps
11 290 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 588 24:02'44.677 39Laps 7Laps
12 *72 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 555 24:03'30.649 72Laps 33Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- *110 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 450 17:50'52.232 177Laps 105Laps
- 37 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 220 8:53'41.407 407Laps 230Laps
Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT3 GT-R(GTNET MOTOR SPORTS) 1'40.962 (404/742) 162.703 km/h
'*'マークはペナルティーを科された。
2022年のSUPER GT第3戦は、5月28日〜29日に鈴鹿サーキットで開催された「たかのこのホテル鈴鹿GT300km」。
岡山、富士と続いた2レースは、Arnage Racingにとって、本来チームが目指していた方向性とは全く違う、不甲斐ないレース内容となってしまっていた。このことに危機感を感じたチームは、第3戦鈴鹿ラウンドを戦うにあたり、これまでのレース内容を打開するために、従来のこの車両のセットアップの延長線上からは外れ、全く逆の発想からのセットアップにチャレンジすることを決断した。
まず、これまで問題視されていたリアの荷重不足について、リアに荷重が乗らないのではなく、リアに乗った荷重をグリップとして使えていないことが問題なのではという仮説を立て、リアの荷重をうまく利用する方向性のセットアップを入れることにした。
ファクトリーでは、リアのバネを固め、サードダンパを新設するなど、いくつかの試みを投入、さらに童夢エンジニア陣、アドヴィックスエンジニア陣の力もお借りしてさまざまな理論上の検証を行い、現場でもサポートを仰ぐことになった。
しかし、チームが見定めたこの方向性は本当に的を射ているのか、対策が功を奏するのか。
鈴鹿サーキットは1周の距離が長く、MC86の得意とするサーキットでもあるため、是非とも完走ポイント3を獲得したいところである。週末の天気予報は、晴れて季節外れの暑さとなることが予想され、過酷なレースとなることは間違いなかった。
<5/28 予選日>
予選の行われる土曜日は、朝から青空が広がり、気温の上昇は予想されるものの、湿度の低い爽やかな快晴に恵まれた。
Rd.3鈴鹿では、レギュラードライバーの加納選手に代わって山下亮生選手がAドライバーとして登録され、阪口選手とともに、チームのお膝元である鈴鹿ラウンドを戦うことになっていた。
午前中に行われた公式練習は、サポートレースがディレイした影響で、9:35より開始となった。まず、阪口選手がソフト目のタイヤでコースに出て、タイヤテストを行った。ファクトリーで入れた新しい試みは、4Lapを走行したところで既に効果を発揮して、阪口選手からはリアがどっしりしているとのコメントを得た。そして、その後履いてコースに出たハード目のタイヤは、ソフトタイヤに比べて決勝向きで、さらにしっかり感があるとのコメントを得た。しかし、このフィーリングの良かったハード目のタイヤは、今大会に2セットしか準備されておらず、また、翌日の決勝では季節外れの高温が予想されていたため、チームはこのタイヤを決勝用と定め、ハード目のタイヤは温存されることになった。
その後、山下選手がソフト目のタイヤで13Lapほど慣熟走行を行い、ターゲットとしていた2分01秒台をクリアするなど、山下選手もマシンへの理解を深めていった。
チームは公式練習の終盤、阪口選手を再度コースに送り出して、チェッカーギリギリまで、決勝を想定してのセットアップを繰り返し、300kmレースに向けてセットを煮詰めていった。
またチームは、燃料満タンからスタートする確認も行った。これまでのレースでは燃料満タン状態でのバランスが非常に悪く、リアが動くために、ドライバーは正常な走行ができず苦しんでいたが、新しい考え方から導かれたセットアップのおかげで、燃料の荷重移動が車のバランスに及ぼす影響は抑えられ、少なくなることも確認できた。
14:45から行われた予選で、Arnage RacingはA組から出走。今大会でもQ1を担当する阪口選手が満を辞してコースイン。ライバルマシンの状況を見計らって慎重にタイヤに熱を入れ、タイミングを図っていたが、ラスト4Lapのところで1’57.980を叩き出し、7位でQ1を突破することができた。
岡山開幕戦から今季2度目のQ2進出に、ピットは大いに湧いた。
ところがQ2を待つ間に、メーターが表示されないトラブルが発生。このままでは走行することが不可能なため、チームは急遽ル・マンのエンジニアにピットまで来ていただき、Q2までのわずかな時間になんとかトラブルを修復することができた。
Q2を担当するのは、2020年もてぎラウンド以来、久しぶりの予選アタックとなる山下亮生選手で、山下選手はコースINして早々にアタックを開始。3Lap目で2’00.771をマークしてクラス13番手につけた。さらに上を目指そうと山下選手はもう一周アタックを試みたが、気持ちが逸ったか、無念のコースアウト。ポジションアップを果たすことはできなかった。しかし、Arnage Racingは地元鈴鹿での決勝を13番手からスタートすることとなり、意気上がるメカニックは暗くなるまでピット練習に励んだ。
<5/29 決勝日>
Rd.3鈴鹿の決勝日も青空が広がり、前日にも増して気温の上昇が予想される気候となった。場内では熱中症への注意喚起が再三放送されている。
前日の公式練習で得た好感触を決勝に繋げようと、チームはウォームアップ走行でも決勝を見越してのピットシミュレーションを行って、レースに備えた。
鈴鹿サーキットのスタンドには大勢のモータースポーツファンが詰めかけ、上昇する気温とも相まって、大観衆の熱気がグリッドまで伝わってくるようだ。
グリッドにつく直前、阪口選手が微弱なマシンのふらつきを訴えたため、メカニックが急遽グリッド上でチェックを行う場面もあったが、特に重大な問題は見つからずいよいよ決勝の時を迎えた。
第3戦鈴鹿決勝は、ウォームアップ走行の際起きたアクシデントの影響で、開始が10分遅れとなり、14時40分に2周のフォーメーションラップの後始まった。気温30度、路面温度50度と真夏を思わせるコンディションの中で、2Lap目からいきなりFCYが導入され、過酷なレース展開を予感させる。
Arnage Racingは、第1スティントを担当する阪口選手が、13番手という好グリッドからレースをスタート。マシンのバランスはこれまでになく良好で、阪口選手は2分02秒台でプッシュを続け、前方のライバルマシンを脅かす勢いを見せる。コース上ではマシントラブルによるクラッシュや、タイヤをバーストさせるアクシデントが続き、阪口選手は10Lap目にポジションアップ、さらに14Lap目には目前の2号車を抜き去り11番手に躍り出た。
その頃になるとルーティンピットをこなすチームも出始めたため、さらに見かけ上の順位は上がって、8番手にまで浮上、阪口選手は、上位チームのペースに引けを取らない非常に良いペースで、17Lap目にベストラップとなる2’01.932をマークするなど順調にレースを続けていた。
ところが18Lap目、潮目が変わり始める。
阪口選手から、バックモニターのカメラを留めるステイが、リアウイングから折れてしまったらしいと無線が入った。さらにその次のLapでリア周りの異変が報告される。ピックアップの可能性も考えられることから、チームは阪口選手をコースに留めて走行を続けさせた。しかし、タイミングモニターの数字は数周前までの好ペースから、明らかにペースダウンしていることを示している。
チームは当初、ドライバー交代のタイミングを阪口選手のMAX周回数となる34周に見定めていた。しかし、阪口選手のコメントから、そこまでスティントを引っ張ることはとても無理だと判断したチームは、予定より10Lap早い24Lapで阪口選手をピットに呼び戻した。
メカニックが急いでタイヤを確認すると、リアタイヤはブローアウトするまでに至っている。マザーシャシーのお家芸であるタイヤ無交換作戦でピット時間を大幅に短縮することも想定に入れていたArnage Racingだったが、チームはやむ無くリアタイヤ2輪を交換、給油とドライバー交代も済ませて、第2スティントの山下選手をコースに送り出した。
10番手でコースに復帰した山下選手だったが、阪口選手のスティント後半で、バックカメラを喪失してしまったために、バックモニターが映らなくなっており、チームは無線で山下選手をサポートしていた。
しかし、28Lap目、更なる不運がチームを襲う。ヘアピン付近で山下選手と10号車の富田選手が接触、山下選手はスピンを喫してコース上に止まってしまった。山下選手は安全を確認してレースに復帰したが、接触の影響か「タイヤがおかしい」と訴えたため、チームは念のため山下選手を再度ピットに呼び戻してタイヤを4輪とも交換、29Lapで山下選手がコース戻った時には、ポジションは24番手にまで脱落して勝負権は遠ざかってしまった。
その後もレースは、34周目にFCYからSCが導入されるなど、大荒れの展開を呈し続けた。山下選手は諦めずにプッシュを続けて過酷なレースを走り切り、21位でチェッカーを受けることができた。
結局、Arnage Racingは鈴鹿ラウンドでも1Lap遅れの完走ポイント3を獲得することはできず、チームポイントは2ポイントにとどまった。
しかし、これまで見いだすことのできなかったセットアップの方向性を捕まえたことは大きな収穫であり、チームは2ヶ月後に開催予定の450kmレースに向けての光明を見出すことができた。
Arnage Racing
心地よい風の吹く晴天のドライコンディションで午前9時30分から40分間で行われた決勝レース目の最終チェックのためのウォームアップ走行。
ここでは、ST-Xクラスの81号車DAISHIN GT3 GT-Rが1分42秒270をマーク。ST-1は2号車シンティアムアップルKTMが48秒039、ST-Zクラスは310号車GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4が49秒536、ST-Qは3号車ENDLESS AMG GT4が49秒662、ST-TCRは97号車Racer HFDP CIVICが52秒967、ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRSの53秒980、ST-2クラスは225号車KTMS GR YARISの54秒877、ST-4クラスは884号車シェイドレーシングGR86の2分00秒821、そしてST-5クラスは2分06秒665のクラストップタイムをマークした72号車OHLINS Roadster NATSと続いた。
このあと、午後3時から24時間の決勝レースが行われる予定だ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Car Team Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'42.270 - - 160.622
2 888 ST-X 2 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'42.392 0.122 0.122 160.431
3 31 ST-X 3 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.551 0.281 0.159 160.182
4 62 ST-X 4 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'43.814 1.544 1.263 158.233
5 9 ST-X 5 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.864 1.594 0.050 158.157
6 2 ST-1 1 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'48.039 5.769 4.175 152.045
7 310 ST-Z 1 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'49.536 7.266 1.497 149.967
8 885 ST-Z 2 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'49.656 7.386 0.120 149.803
9 3 ST-Q 1 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'49.662 7.392 0.006 149.795
10 22 ST-Z 3 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'49.823 7.553 0.161 149.575
11 38 ST-1 2 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'50.701 8.431 0.878 148.389
12 244 ST-Q 2 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'52.318 10.048 1.617 146.253
13 97 ST-TCR 1 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.967 10.697 0.649 145.412
14 52 ST-3 1 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'53.980 11.710 1.013 144.120
15 15 ST-3 2 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.608 12.338 0.628 143.330
16 39 ST-3 3 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'54.815 12.545 0.207 143.072
17 311 ST-3 4 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.875 12.605 0.060 142.997
18 225 ST-2 1 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'54.877 12.607 0.002 142.995
19 13 ST-2 2 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'56.073 13.803 1.196 141.521
20 63 ST-3 5 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'56.084 13.814 0.011 141.508
21 6 ST-2 3 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'56.368 14.098 0.284 141.163
22 *21 ST-Z 4 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.609 14.339 0.241 140.871
23 7 ST-2 4 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'57.009 14.739 0.400 140.389
24 61 ST-Q 3 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.094 14.824 0.085 140.287
25 28 ST-Q 4 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'57.185 14.915 0.091 140.178
26 56 ST-2 5 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'59.131 16.861 1.946 137.889
27 19 ST-Z 5 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'59.242 16.972 0.111 137.760
28 884 ST-4 1 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 2'00.821 18.551 1.579 135.960
29 32 ST-Q 5 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'01.108 18.838 0.287 135.638
30 743 ST-2 6 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 2'01.327 19.057 0.219 135.393
31 18 ST-4 2 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'01.632 19.362 0.305 135.053
32 60 ST-4 3 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'03.645 21.375 2.013 132.855
33 72 ST-5 1 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'06.665 24.395 3.020 129.687
34 55 ST-Q 6 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'06.668 24.398 0.003 129.684
35 11 ST-5 2 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.958 24.688 0.290 129.388
36 88 ST-5 3 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.598 25.328 0.640 128.739
37 4 ST-5 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'07.716 25.446 0.118 128.620
38 110 ST-5 5 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'07.816 25.546 0.100 128.519
39 104 ST-5 6 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'08.079 25.809 0.263 128.255
40 222 ST-5 7 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'08.214 25.944 0.135 128.120
41 50 ST-5 8 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'11.211 28.941 2.997 125.194
42 59 ST-2 7 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 2'13.271 31.001 2.060 123.259
43 505 ST-Z 6 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'16.726 34.456 3.455 120.144
44 67 ST-5 9 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'18.279 36.009 1.553 118.795
45 17 ST-5 10 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'23.651 41.381 5.372 114.352
46 66 ST-5 11 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'27.505 45.235 3.854 111.364
47 290 ST-5 12 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'36.301 54.031 8.796 105.097
48 65 ST-5 13 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 3'36.911 1'54.641 1'00.610 75.731
49 25 ST-3 6 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 3'45.282 2'03.012 8.371 72.917
- 500 ST-Z 7 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN D.N.S - - -
- 230 ST-Q 7 Nissan Z Racing Concept NISMO D.N.S - - -
- 75 ST-TCR 2 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah D.N.S - - -
- 8 ST-1 3 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ D.N.S - - -
- 47 ST-1 4 D'station Vantage GT8R D'station Racing D.N.S - - -
- 86 ST-4 4 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT D.N.S - - -
- 37 ST-5 14 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO D.N.S - - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 81 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'42.270 - - 160.622
2 888 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'42.392 0.122 0.122 160.431
3 31 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.551 0.281 0.159 160.182
4 62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'43.814 1.544 1.263 158.233
5 9 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.864 1.594 0.050 158.157
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 310 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'49.536 - - 149.967
2 885 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'49.656 0.120 0.120 149.803
3 22 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'49.823 0.287 0.167 149.575
4 *21 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.609 7.073 6.786 140.871
5 19 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'59.242 9.706 2.633 137.760
6 505 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 2'16.726 27.190 17.484 120.144
- 500 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN D.N.S - - -
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'49.662 - - 149.795
2 244 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'52.318 2.656 2.656 146.253
3 61 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.094 7.432 4.776 140.287
4 28 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'57.185 7.523 0.091 140.178
5 32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'01.108 11.446 3.923 135.638
6 55 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'06.668 17.006 5.560 129.684
- 230 Nissan Z Racing Concept NISMO D.N.S - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 97 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.967 - - 145.412
- 75 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah D.N.S - - -
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'48.039 - - 152.045
2 38 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'50.701 2.662 2.662 148.389
- 8 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ D.N.S - - -
- 47 D'station Vantage GT8R D'station Racing D.N.S - - -
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 225 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'54.877 - - 142.995
2 13 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'56.073 1.196 1.196 141.521
3 6 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'56.368 1.491 0.295 141.163
4 7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'57.009 2.132 0.641 140.389
5 56 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'59.131 4.254 2.122 137.889
6 743 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 2'01.327 6.450 2.196 135.393
7 59 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 2'13.271 18.394 11.944 123.259
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'53.980 - - 144.120
2 15 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.608 0.628 0.628 143.330
3 39 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'54.815 0.835 0.207 143.072
4 311 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.875 0.895 0.060 142.997
5 63 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'56.084 2.104 1.209 141.508
6 25 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 3'45.282 1'51.302 1'49.198 72.917
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 884 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 2'00.821 - - 135.960
2 18 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'01.632 0.811 0.811 135.053
3 60 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'03.645 2.824 2.013 132.855
- 86 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT D.N.S - - -
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/04) Warm Up 2 Weather:Fine Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No CarTeam Time Behind Gap km/h
1 72 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'06.665 - - 129.687
2 11 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.958 0.293 0.293 129.388
3 88 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.598 0.933 0.640 128.739
4 4 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'07.716 1.051 0.118 128.620
5 110 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'07.816 1.151 0.100 128.519
6 104 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'08.079 1.414 0.263 128.255
7 222 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'08.214 1.549 0.135 128.120
8 50 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'11.211 4.546 2.997 125.194
9 67 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'18.279 11.614 7.068 118.795
10 17 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'23.651 16.986 5.372 114.352
11 66 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'27.505 20.840 3.854 111.364
12 290 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'36.301 29.636 8.796 105.097
13 65 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 3'36.911 1'30.246 1'00.610 75.731
- 37 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO D.N.S - - -
CarNo. 21は、シリーズ規則第18条(3)(ピットレーン速度)違反により、罰金10,000円を科す。
スーパー耐久シリーズ2022第2戦富士SUPER TEC24時間レースの公式予選が、6月3日金曜日の正午から曇り空から晴れ間ものぞく天候の中で開催された。
まずは、AドライバーのアタックがST-3、ST-4、ST-5クラスで行われるグループ2からスタート。ST-3クラスは52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・服部尚貴が1分52秒188でクラストップをマーク。ST-4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・河野駿佑が56秒611、ST-5は4号車THE BRIDE FIT・太田郁弥が2分4秒528のコースレコードで暫定トップ。これに僅差の50号車LOVEDRIVEロードスター・山西康司の4秒538と2台がコースレコードを更新。
ST-Xを除く上位クラスのグループ1はST-1の2号車シンティアムアップルKTM・井田太陽の1分47秒106、ST-Qの3号車ENDLESS AMG GT4・小河諒の47秒858、ST-Zの500号車5ZIGEN AMG GT4・大塚隆一郎の49秒168、ST-TCRの75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR・塚田利郎の51秒413、ST-2の225号車KTMS GR YARIS・平良響の53秒844となった。
ST-Xの予選を前に244号車Nissan Z Racing Conceptが1コーナーでストップしたためこの回収に約10分スケジュールがディレイ。
ST-Xクラスは888号車Grid Motorsport AMG GT3・マーティンベリーの1分41秒709がトップタイムとなりセッションは終了した。
午後1時10からBドライバーの予選がスタート。ST-3クラスの52号車埼玉トヨペットGBクラウンRS・吉田広樹が1分51秒074でクラストップのタイムをマークする。STー4は86号車TOM'S SPIRIT GR86・松井孝允が55秒823でトップに。STー5クラスは50号車LOVEDRIVEロードスター・松村浩之が2分04秒750でクラストップとした。
午後1時25分からのグループ1はST-Zクラスの885号車シェイドレーシングGR SUPRA GT4・平中克幸が1分48秒307、ST-TCRは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR ・蘓武喜和の49秒822、ST-2の6号車新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10・菊地靖の52秒059がそれぞれクラストップにつける。885号車は47秒887に、97号車は49秒684までタイムアップ。残り僅かでST-Zクラスは21号車Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4・宮田莉朋が47秒319までタイムアップ。STー1は21号車・加藤寛規が45秒773でトップにつけた。
ST-Xは81号車・藤波清斗の44秒071から9号車・柴田優作の40秒622、これに31号車・嵯峨宏紀が40秒990と続いて40秒台の戦いに。9号車MP Racing GT-R・柴田が40秒281をたたき出すと、81号車DAISHIN GT3 GT-R・藤波が39秒992、最後には39秒902まで更新した。
ABドライバーの合算ではST-Xが888号車、STー1は2号車、STーQは3号車、STーZは500号車、ST-TCRは75号車、STー3は52号車、STー2は6号車、ST-4は86号車、STー5は50号車がそれぞれのクラストップとなった。
決勝レースは明日4日15時から24時間レースとして、日曜日の15時チェッカーをめざす。
Text & Photo: keiichiro TAKESHITA
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Adriver Bdriver Total Time Behind
1 888 ST-X 1 マーティン・ベリー 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 1'40.507 3'22.216 -
2 62 ST-X 2 鳥羽 豊 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 1'40.266 3'22.463 0.247
3 31 ST-X 3 永井 秀貴 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 1'40.990 3'23.471 1.255
4 9 ST-X 4 JOE SHINDO 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 1'40.281 3'24.122 1.906
5 81 ST-X 5 大八木 信行 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 1'39.902 3'24.780 2.564
6 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 1'45.773 3'32.879 10.663
7 47 ST-1 2 浜 健二 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 1'46.487 3'34.334 12.118
8 3 ST-Q 1 小河 諒 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 1'47.714 3'35.572 13.356
9 38 ST-1 3 堤 優威 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 1'48.390 3'37.329 15.113
10 500 ST-Z 1 大塚 隆一郎 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 1'48.740 3'37.908 15.692
11 22 ST-Z 2 KIZUNA 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 1'47.405 3'38.064 15.848
12 310 ST-Z 3 山崎 学 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 1'47.915 3'38.131 15.915
13 885 ST-Z 4 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 1'47.887 3'38.254 16.038
14 230 ST-Q 2 平手 晃平 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 1'49.159 3'39.038 16.822
15 75 ST-TCR 1 塚田 利郎 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 1'49.715 3'41.128 18.912
16 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 1'49.201 3'41.807 19.591
17 19 ST-Z 5 鈴木 建自 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 1'49.097 3'41.886 19.670
18 8 ST-1 4 木下 隆之 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 1'50.118 3'42.056 19.840
19 52 ST-3 1 服部 尚貴 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 1'51.074 3'43.262 21.046
20 21 ST-Z 6 本多 秀朗 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 1'47.319 3'43.512 21.296
21 505 ST-Z 7 岡本 武之 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 1'50.452 3'44.898 22.682
22 39 ST-3 2 冨林 勇佑 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 1'52.760 3'45.238 23.022
23 6 ST-2 1 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 1'52.059 3'46.122 23.906
24 13 ST-2 2 伊東 黎明 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 1'52.588 3'46.519 24.303
25 311 ST-3 3 塩津 佑介 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 1'52.734 3'47.218 25.002
26 15 ST-3 4 長島 正明 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 1'52.930 3'47.282 25.066
27 225 ST-2 3 平良 響 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 1'53.451 3'47.295 25.079
28 25 ST-3 5 名取 鉄平 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 1'53.576 3'47.490 25.274
29 7 ST-2 4 藤井 芳樹 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 1'53.223 3'47.688 25.472
30 63 ST-3 6 堀田 誠 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 1'53.331 3'49.295 27.079
31 743 ST-2 5 石垣 博基 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 1'55.509 3'51.249 29.033
32 28 ST-Q 3 蒲生 尚弥 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 1'56.617 3'51.853 29.637
33 86 ST-4 1 河野 駿佑 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 1'55.823 3'52.434 30.218
34 59 ST-2 6 大澤 学 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 1'57.355 3'55.068 32.852
35 884 ST-4 2 石川 京侍 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 1'58.151 3'56.775 34.559
36 56 ST-2 7 廣田 築 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 1'58.323 3'57.151 34.935
37 32 ST-Q 4 佐々木 雅弘 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 2'00.540 3'59.407 37.191
38 18 ST-4 3 浅野 武夫 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 1'58.741 3'59.670 37.454
39 60 ST-4 4 瀬戸 貴巨 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 2'01.227 4'01.757 39.541
40 50 ST-5 1 山西 康司 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 2'04.750 4'09.288 47.072
41 4 ST-5 2 太田 侑弥 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 2'04.984 4'09.512 47.296
42 55 ST-Q 5 寺川 和紘 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 2'04.607 4'10.566 48.350
43 17 ST-5 3 吉岡 一成 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 2'04.921 4'10.896 48.680
44 72 ST-5 4 山野 哲也 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 2'05.336 4'11.127 48.911
45 104 ST-5 5 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 2'05.921 4'12.111 49.895
46 66 ST-5 6 武地 孝幸 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 2'05.941 4'12.123 49.907
47 67 ST-5 7 安井 亮平 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 2'06.534 4'12.304 50.088
48 65 ST-5 8 外園 秋一郎 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 2'06.520 4'12.608 50.392
49 110 ST-5 9 坂 裕之 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 2'05.983 4'12.725 50.509
50 88 ST-5 10 村上 博幸 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 2'05.601 4'12.743 50.527
51 11 ST-5 11 馬場 優輝 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 2'07.044 4'13.452 51.236
52 222 ST-5 12 竹内 敏記 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 2'07.359 4'14.085 51.869
53 37 ST-5 13 野上 達也 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 2'09.683 4'20.471 58.255
54 290 ST-5 14 横尾 優一 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 2'11.735 4'23.517 1'01.301
55 61 ST-Q 6 井口 卓人 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'57.410 5'38.316 2'16.100
56 244 ST-Q 7 田中 哲也 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 no time 1'50.736 -
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'39.902 - - 164.429
2 62 ST-X 2 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'40.266 0.364 0.364 163.832
3 9 ST-X 3 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'40.281 0.379 0.015 163.808
4 888 ST-X 4 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'40.507 0.605 0.226 163.439
5 31 ST-X 5 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'40.990 1.088 0.483 162.658
6 2 ST-1 1 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'45.773 5.871 4.783 155.302
7 47 ST-1 2 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'46.487 6.585 0.714 154.261
8 21 ST-Z 1 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'47.319 7.417 0.832 153.065
9 22 ST-Z 2 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'47.405 7.503 0.086 152.943
10 3 ST-Q 1 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.714 7.812 0.309 152.504
11 885 ST-Z 3 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'47.887 7.985 0.173 152.259
12 310 ST-Z 4 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'47.915 8.013 0.028 152.220
13 38 ST-1 3 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.390 8.488 0.475 151.553
14 500 ST-Z 5 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'48.740 8.838 0.350 151.065
15 19 ST-Z 6 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'49.097 9.195 0.357 150.571
16 230 ST-Q 2 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.159 9.257 0.062 150.485
17 97 ST-TCR 1 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'49.201 9.299 0.042 150.427
18 75 ST-TCR 2 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'49.715 9.813 0.514 149.722
19 8 ST-1 4 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'50.118 10.216 0.403 149.175
20 505 ST-Z 7 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'50.452 10.550 0.334 148.723
21 52 ST-3 1 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'51.074 11.172 0.622 147.891
22 6 ST-2 1 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'52.059 12.157 0.985 146.591
23 13 ST-2 2 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'52.588 12.686 0.529 145.902
24 311 ST-3 2 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'52.734 12.832 0.146 145.713
25 39 ST-3 3 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.760 12.858 0.026 145.679
26 15 ST-3 4 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'52.930 13.028 0.170 145.460
27 7 ST-2 3 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'53.223 13.321 0.293 145.084
28 63 ST-3 5 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'53.331 13.429 0.108 144.945
29 225 ST-2 4 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.451 13.549 0.120 144.792
30 25 ST-3 6 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.576 13.674 0.125 144.633
31 743 ST-2 5 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.509 15.607 1.933 142.212
32 86 ST-4 1 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'55.823 15.921 0.314 141.827
33 28 ST-Q 3 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'56.617 16.715 0.794 140.861
34 59 ST-2 6 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.355 17.453 0.738 139.975
35 61 ST-Q 4 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.410 17.508 0.055 139.910
36 884 ST-4 2 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.151 18.249 0.741 139.032
37 56 ST-2 7 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.323 18.421 0.172 138.830
38 18 ST-4 3 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 1'58.741 18.839 0.418 138.341
39 32 ST-Q 5 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'00.540 20.638 1.799 136.277
40 60 ST-4 4 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'01.227 21.325 0.687 135.504
41 55 ST-Q 6 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'04.607 24.705 3.380 131.829
42 50 ST-5 1 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.750 24.848 0.143 131.678
43 17 ST-5 2 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'04.921 25.019 0.171 131.498
44 4 ST-5 3 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.984 25.082 0.063 131.431
45 72 ST-5 4 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.336 25.434 0.352 131.062
46 88 ST-5 5 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'05.601 25.699 0.265 130.786
47 104 ST-5 6 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'05.921 26.019 0.320 130.453
48 66 ST-5 7 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'05.941 26.039 0.020 130.433
49 110 ST-5 8 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'05.983 26.081 0.042 130.389
50 65 ST-5 9 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.520 26.618 0.537 129.836
51 67 ST-5 10 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'06.534 26.632 0.014 129.821
52 11 ST-5 11 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'07.044 27.142 0.510 129.300
53 222 ST-5 12 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'07.359 27.457 0.315 128.980
54 37 ST-5 13 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'09.683 29.781 2.324 126.669
55 290 ST-5 14 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.735 31.833 2.052 124.696
- 244 ST-Q - 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing no time - - -
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 81 藤波 清斗 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'39.902 - - 164.429
2 62 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'40.266 0.364 0.364 163.832
3 9 柴田 優作 MP Racing GT-R MP Racing 1'40.281 0.379 0.015 163.808
4 888 高木 真一 Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'40.507 0.605 0.226 163.439
5 31 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'40.990 1.088 0.483 162.658
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 21 宮田 莉朋 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'47.319 - - 153.065
2 22 千代 勝正 Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'47.405 0.086 0.086 152.943
3 885 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'47.887 0.568 0.482 152.259
4 310 坪井 翔 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'47.915 0.596 0.028 152.220
5 500 太田 格之進 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'48.740 1.421 0.825 151.065
6 19 TAKESHI BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'49.097 1.778 0.357 150.571
7 505 加賀美 綾佑 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'50.452 3.133 1.355 148.723
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 菅波 冬悟 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.714 - - 152.504
2 230 松田 次生 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.159 1.445 1.445 150.485
3 28 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'56.617 8.903 7.458 140.861
4 61 山内 英輝 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 1'57.410 9.696 0.793 139.910
5 32 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'00.540 12.826 3.130 136.277
6 55 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'04.607 16.893 4.067 131.829
7 244 田中 徹 Nissan Z Racing Concept Max Racing no time - - -
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 97 中野 信治 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'49.201 - - 150.427
2 75 蘇武 喜和 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'49.715 0.514 0.514 149.722
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'45.773 - - 155.302
2 47 織戸 学 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'46.487 0.714 0.714 154.261
3 38 中山 雄一 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.390 2.617 1.903 151.553
4 8 砂子 塾長 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'50.118 4.345 1.728 149.175
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 6 菊地 靖 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'52.059 - - 146.591
2 13 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'52.588 0.529 0.529 145.902
3 7 岡田 衛 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'53.223 1.164 0.635 145.084
4 225 荒川 麟 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.451 1.392 0.228 144.792
5 743 木立 純一 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.509 3.450 2.058 142.212
6 59 後藤 比東至 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.355 5.296 1.846 139.975
7 56 山田 遼 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.323 6.264 0.968 138.830
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudye Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 吉田 広樹 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'51.074 - - 147.891
2 311 平峰 一貴 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'52.734 1.660 1.660 145.713
3 39 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.760 1.686 0.026 145.679
4 15 小松 一臣 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'52.930 1.856 0.170 145.460
5 63 阪口 良平 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'53.331 2.257 0.401 144.945
6 25 白坂 卓也 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.576 2.502 0.245 144.633
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 86 松井 孝允 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'55.823 - - 141.827
2 884 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.151 2.328 2.328 139.032
3 18 藤原 大輝 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 1'58.741 2.918 0.590 138.341
4 60 塩谷 烈州 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'01.227 5.404 2.486 135.504
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 50 松村 浩之 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.750 - - 131.678
2 17 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'04.921 0.171 0.171 131.498
3 4 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.984 0.234 0.063 131.431
4 72 金井 亮忠 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.336 0.586 0.352 131.062
5 88 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'05.601 0.851 0.265 130.786
6 104 佐々木 孝太 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'05.921 1.171 0.320 130.453
7 66 貫戸 幸星 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'05.941 1.191 0.020 130.433
8 110 古谷 悠河 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'05.983 1.233 0.042 130.389
9 65 青合 正博 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.520 1.770 0.537 129.836
10 67 内山 慎也 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'06.534 1.784 0.014 129.821
11 11 佐藤 勝博 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'07.044 2.294 0.510 129.300
12 222 田中 真典 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'07.359 2.609 0.315 128.980
13 37 加藤 芳皓 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'09.683 4.933 2.324 126.669
14 290 伊藤 大輔 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.735 6.985 2.052 124.696
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【総合】
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 888 ST-X 1 マーティン・ベリー Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 - - 161.508
2 62 ST-X 2 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 0.488 0.488 160.737
3 31 ST-X 3 永井 秀貴 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 0.772 0.284 160.291
4 9 ST-X 4 JOE SHINDO MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 2.132 1.360 158.192
5 81 ST-X 5 大八木 信行 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 3.169 1.037 156.628
6 2 ST-1 1 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 5.397 2.228 153.370
7 47 ST-1 2 浜 健二 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 6.138 0.741 152.316
8 3 ST-Q 1 小河 諒 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 6.149 0.011 152.300
9 38 ST-1 3 堤 優威 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 7.230 1.081 150.789
10 500 ST-Z 1 大塚 隆一郎 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 7.459 0.229 150.473
11 230 ST-Q 2 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 8.170 0.711 149.499
12 *310 ST-Z 2 山崎 学 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 8.507 0.337 149.042
13 885 ST-Z 3 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 8.658 0.151 148.838
14 22 ST-Z 4 KIZUNA Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 8.950 0.292 148.445
15 244 ST-Q 3 田中 哲也 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 9.027 0.077 148.342
16 75 ST-TCR 1 塚田 利郎 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 9.704 0.677 147.441
17 8 ST-1 4 木下 隆之 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 10.229 0.525 146.749
18 52 ST-3 1 服部 尚貴 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 10.479 0.250 146.422
19 39 ST-3 2 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 10.769 0.290 146.045
20 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 10.897 0.128 145.879
21 19 ST-Z 5 鈴木 建自 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 11.080 0.183 145.642
22 225 ST-2 1 平良 響 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 12.135 1.055 144.292
23 25 ST-3 3 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 12.205 0.070 144.204
24 13 ST-2 2 伊東 黎明 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 12.222 0.017 144.182
25 6 ST-2 3 冨桝 朋広 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 12.354 0.132 144.015
26 15 ST-3 4 長島 正明 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 12.643 0.289 143.651
27 505 ST-Z 6 岡本 武之 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 12.737 0.094 143.533
28 7 ST-2 4 藤井 芳樹 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 12.756 0.019 143.509
29 *311 ST-3 5 塩津 佑介 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 12.775 0.019 143.486
30 28 ST-Q 4 蒲生 尚弥 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 13.527 0.752 142.549
31 743 ST-2 5 石垣 博基 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 14.031 0.504 141.928
32 63 ST-3 6 堀田 誠 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 14.255 0.224 141.654
33 21 ST-Z 7 本多 秀朗 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 14.484 0.229 141.375
34 86 ST-4 1 河野 駿佑 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 14.902 0.418 140.868
35 59 ST-2 6 大澤 学 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 16.004 1.102 139.550
36 884 ST-4 2 石川 京侍 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 16.915 0.911 138.478
37 56 ST-2 7 廣田 築 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 17.119 0.204 138.240
38 32 ST-Q 5 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 17.158 0.039 138.195
39 60 ST-4 3 瀬戸 貴巨 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 18.821 1.663 136.288
40 18 ST-4 4 浅野 武夫 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 19.220 0.399 135.838
41 4 ST-5 1 太田 侑弥 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 22.819 3.599 131.913
42 50 ST-5 2 山西 康司 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 22.829 0.010 131.902
43 67 ST-5 3 安井 亮平 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 24.061 1.232 130.610
44 72 ST-5 4 山野 哲也 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 24.082 0.021 130.588
45 55 ST-Q 6 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 24.250 0.168 130.414
46 17 ST-5 5 吉岡 一成 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 24.266 0.016 130.397
47 65 ST-5 6 外園 秋一郎 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 24.379 0.113 130.280
48 66 ST-5 7 武地 孝幸 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 24.473 0.094 130.183
49 104 ST-5 8 吉田 綜一郎 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 24.481 0.008 130.175
50 11 ST-5 9 馬場 優輝 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 24.699 0.218 129.951
51 222 ST-5 10 竹内 敏記 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 25.017 0.318 129.625
52 110 ST-5 11 坂 裕之 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 25.033 0.016 129.608
53 *88 ST-5 12 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 25.433 0.400 129.200
54 37 ST-5 13 野上 達也 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 29.079 3.646 125.599
55 290 ST-5 14 横尾 優一 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 30.073 0.994 124.651
56 61 ST-Q 7 井口 卓人 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'59.197 1'29.124 74.361
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 888 マーティン・ベリー Grid Motorsport AMG GT3 Grid Motorsport 1'41.709 - - 161.508
2 62 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 HELM MOTORSPORTS 1'42.197 0.488 0.488 160.737
3 31 永井 秀貴 DENSO LEXUS RC F GT3 apr 1'42.481 0.772 0.284 160.291
4 9 JOE SHINDO MP Racing GT-R MP Racing 1'43.841 2.132 1.360 158.192
5 81 大八木 信行 DAISHIN GT3 GT-R GTNET MOTOR SPORTS 1'44.878 3.169 1.037 156.628
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 500 大塚 隆一郎 5ZIGEN AMG GT4 TEAM 5ZIGEN 1'49.168 - - 150.473
2 *310 山崎 学 GRGarage水戸インターGR SUPRA GT4 COROLLA SHIN-IBARAKI CSIRacing 1'50.216 1.048 1.048 149.042
3 885 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 SHADE RACING 1'50.367 1.199 0.151 148.838
4 22 KIZUNA Porsche Cayman GT4RS Porsche Team EBI WAIMARAMA 1'50.659 1.491 0.292 148.445
5 19 鈴木 建自 BRP★SUNRISE-Blvd718GT4MR バースレーシングプロジェクト【BRP】 1'52.789 3.621 2.130 145.642
6 505 岡本 武之 RED SEED Audi R8 LMS GT4 Audi Team AS Sport 1'54.446 5.278 1.657 143.533
7 21 本多 秀朗 Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 Audi Team Hitotsuyama 1'56.193 7.025 1.747 141.375
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 3 小河 諒 ENDLESS AMG GT4 ENDLESS SPORTS 1'47.858 - - 152.300
2 230 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISMO 1'49.879 2.021 2.021 149.499
3 244 田中 哲也 Nissan Z Racing Concept Max Racing 1'50.736 2.878 0.857 148.342
4 28 蒲生 尚弥 ORC ROOKIE GR86 CNF Concept ORC ROOKIE Racing 1'55.236 7.378 4.500 142.549
5 32 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 1'58.867 11.009 3.631 138.195
6 55 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio concept MAZDA SPIRIT RACING 2'05.959 18.101 7.092 130.414
7 61 井口 卓人 Team SDA Engineering BRZ CNF Concept Team SDA Engineering 3'40.906 1'53.048 1'34.947 74.361
■ST-TCRクラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 75 塚田 利郎 Team Noah HONDA CIVIC TCR Team Noah 1'51.413 - - 147.441
2 97 遠藤 光博 Racer HFDP CIVIC M&Kホンダカーズ桶川Racing 1'52.606 1.193 1.193 145.879
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-1クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 2 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KsフロンティアKTMカーズ 1'47.106 - - 153.370
2 47 浜 健二 D'station Vantage GT8R D'station Racing 1'47.847 0.741 0.741 152.316
3 38 堤 優威 muta Racing GR SUPRA TRACY SPORTS 1'48.939 1.833 1.092 150.789
4 8 木下 隆之 Studie BMW M2CSR ビーエムダブリュー チームスタディ 1'51.938 4.832 2.999 146.749
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 225 平良 響 KTMS GR YARIS KTMS KOBETOYOPET MOTOR SPORTS 1'53.844 - - 144.292
2 13 伊東 黎明 ENDLESS GRヤリス ENDLESS SPORTS 1'53.931 0.087 0.087 144.182
3 6 冨桝 朋広 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.063 0.219 0.132 144.015
4 7 藤井 芳樹 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 シンリョウレーシングチーム 1'54.465 0.621 0.402 143.509
5 743 石垣 博基 Honda R&D Challenge FK8 Honda R&D Challenge 1'55.740 1.896 1.275 141.928
6 59 大澤 学 DAMD MOTUL ED WRX STI TOWA INTEC Racing 1'57.713 3.869 1.973 139.550
7 56 廣田 築 Claris Racing GR YARIS Claris Racing 1'58.828 4.984 1.115 138.240
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-3クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 52 服部 尚貴 埼玉トヨペットGBクラウンRS 埼玉トヨペットGreen Brave 1'52.188 - - 146.422
2 39 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージTWS TRACY SPORTS with DELTA 1'52.478 0.290 0.290 146.045
3 25 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ TEAM ZERO ONE 1'53.914 1.726 1.436 144.204
4 15 長島 正明 岡部自動車Z34 OKABE JIDOSHA motorsport 1'54.352 2.164 0.438 143.651
5 *311 塩津 佑介 Team Fukushima Z34 FKS team Fukushima 1'54.484 2.296 0.132 143.486
6 63 堀田 誠 muta Racing LEXUS RC 350 TWS TRACY SPORTS 1'55.964 3.776 1.480 141.654
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 86 河野 駿佑 TOM'S SPIRIT GR86 TOM'S SPIRIT 1'56.611 - - 140.868
2 884 石川 京侍 シェイドレーシングGR86 SHADE RACING 1'58.624 2.013 2.013 138.478
3 60 瀬戸 貴巨 全薬工業withTEAM G/MOTION’インテグラ TEAM G/MOTION’ 2'00.530 3.919 1.906 136.288
4 18 浅野 武夫 Weds Sport GR86 浅野レーシングサービス 2'00.929 4.318 0.399 135.838
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-5クラス
NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース -RIJ- (2022/06/03) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook Round 2 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 4 太田 侑弥 THE BRIDE FIT チームBRIDE 2'04.528 - - 131.913
2 50 山西 康司 LOVEDRIVEロードスター LOVEDRIVE RACING 2'04.538 0.010 0.010 131.902
3 67 安井 亮平 YAMATO FIT TEAM YAMATO 2'05.770 1.242 1.232 130.610
4 72 山野 哲也 OHLINS Roadster NATS 日本自動車大学校 2'05.791 1.263 0.021 130.588
5 17 吉岡 一成 DXLアラゴスタNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'05.975 1.447 0.184 130.397
6 65 外園 秋一郎 odula TONE HERO'Sロードスター OVER DRIVE 2'06.088 1.560 0.113 130.280
7 66 武地 孝幸 odula TONE MOTULロードスター OVER DRIVE 2'06.182 1.654 0.094 130.183
8 104 吉田 綜一郎 HM‐Rヒロマツデミオ2 広島マツダHM Racers 2'06.190 1.662 0.008 130.175
9 11 馬場 優輝 アンビシャスレーシングFIT Ambitious Racing 2'06.408 1.880 0.218 129.951
10 222 竹内 敏記 Honda Cars Tokai J-net FIT Honda Cars Tokai 2'06.726 2.198 0.318 129.625
11 110 坂 裕之 ACCESS HIROSHIMA+ Vitz HIROSHIMA TOYOPET RACING 2'06.742 2.214 0.016 129.608
12 *88 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター 村上モータース 2'07.142 2.614 0.400 129.200
13 37 野上 達也 DXLワコーズNOPROデミオ TEAM NOPRO 2'10.788 6.260 3.646 125.599
14 290 横尾 優一 AutoLabo/T&I Racing素ヤリス AutoLabo 2'11.782 7.254 0.994 124.651
---- 以上基準タイム予選通過 ----
CarNo. 88, 310, 47は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採用されない。
CarNo. 65は、スーパー耐久競技規則第10条(1)(グループボード無視)により、予選結果より2グリッド降格のペナルティーを科す。
2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の決勝が5月29日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは予選3番手のNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が序盤トップに立ち、そのまま逃げ切って今季初優勝。GT300クラスもポールポジションのNo. 7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が後続を寄せつけない圧巻の速さで同じく今季初優勝を達成した。
第3戦決勝はスタート進行の前に行われたウォームアップ走行からいきなりの波乱に見舞われる。コースオープンから12分が経過したところでGT300クラスのNo. 20 シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)が立体交差下でクラッシュしてしまったのだ。このため、ウォームアップ走行は残り8分を残して赤旗終了となった。
ドライブしていた平中に怪我はなかったものの、20号車のダメージは大きく、到底スタートには間に合わない状態。加えてガードレールの破損を修復する必要もあったため、スタート進行と並行してコースマーシャルに夜懸命の作業が行われた。
この影響でレースはは当初の予定より10分遅れの午後2時40分にフォーメーション開始。気温32℃、路面温度は47℃と真夏を思わせる暑さの中、52周の白熱のバトルの火蓋が切って落とされた。
GT500クラスはウォームアップ走行でも一番時計を叩き出した千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)がスタート直後の1コーナーで予選2番手のサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)をインから抜き去ると、同じ周の130R手前で国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)のインに飛び込み、あっという間にトップに躍り出た。
フェネストラズもシケインで国本をアウトから仕留め、2位に浮上してコントロールラインに戻ってきた。
2周目に入ると、予選5番手の松下信治(Astemo NSX-GT)が1コーナーでアウトから笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)を抜き去ると、シケインでもアウトから19号車を抜いて3位に浮上する。
ところがその後方でベルトラン・バゲット(カルソニックIMPUL Z)がいきなりトラブルに見舞われてスローダウン。逆バンクでストップしてしまった。これにより競技団は直ちにフルコースイエロー(FCY)を宣言。車両排除ののちトップが4周目に入ったところでFCYは解除となった。
すかさず3号車の千代はペースを上げて後続を突き放しにかかり、5周目に2秒235、6周目には2秒768のリードを築くが、10周目に入ったところで今度は立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)がトラブルによりS字でストップ。さらにその後方ではGT300クラスの太田格之進(UPGARAGE NSX GT3)がスピンアウトしてしまったため、再びFCYが宣言され、12周目からこの日最初のセーフティーカーが導入された。
レースは15周目にリスタートとなり、規定周回数の3分の1となる17周を消化したあたりからピット作業を行うチームが出始める。2位を走行していた37号車も19周目にピットイン。フェネストラズから宮田莉朋に交代してコースに戻っていく。
3位の17号車も20周目にピットイン。松下から塚越広大に交代。そしてトップの3号車も21周目に千代から高星明誠に交代した。この結果、17号車は37号車の前に出ることに成功、最後までコースに留まっていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が27周目にピットストップを行ったことで高星の駆る3号車が再びトップに立つ。この間に2位の17号車とは15秒以上の大差がついていた。
その後も着実にリードを広げていく高星だったが、後方でタイヤに不安を抱えているのか、33周目、37周目とイレギュラーなピットイン、アウトを繰り返していた大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)がアウトラップとなる38周目のヘアピン手前でGT300の三宅淳詞(HACHI-ICHI GR Supra GT)に追突。2台揃ってコース脇にストップするアクシデントにより、この日3度目のFCYが宣言され、41周目に再びセーフティーカーが導入された。これにより3号車の築き上げたリードは再び失われてしまう。
しかしこの日の3号車は速かった。
44周目にレースがリスタートとなると、すかさず高星は後続を突き放しにかかり、この周だけで塚越広大(Astemo NSX-GT)に2秒815の差をつけると、46周目には4秒148、48周目には4秒512そして51周目には5.496秒差と後続を全く寄せ付けない走りで52周を走りきり、No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は第2戦富士でのクラッシュからわずか3週間後に初優勝を遂げるという、まさに奇跡の復活劇を演じてみせた。またこれにより日産とミシュランタイヤは2020年の第3戦、第6戦そして2021年の第3戦鈴鹿に続いて鈴鹿4連勝を達成した。
2位にはNo. 17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が入り、No.37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)は今季初ポイントを3位表彰台という形でものにした。
GT300クラスはポールポジションの荒聖治(Studie BMW M4)がスタートからトップを快走。2位に新田守男(K-tunes RC F GT3)、藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が3位で新田を追い上げる展開に。予選5番手の坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)は3周目に織戸学(apr GR86 GT )を捉えて4位に上がってきたが、9周目にリヤタイヤのバーストに見舞われて後退を余儀なくされる。
何度も新田に仕掛ける藤波だったが、新田も簡単にはポジションを譲らない。
9周目に最初のFCYが宣言されると、ここで後続のチームが動く。
11周目に片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)、川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)、井田太陽(植毛ケーズフロンティアGT-R)がピットイン。ドライバー交代時の給油時間を短縮するため、ここで最初の給油を行ったのだ。同時に4号車はタイヤ4本交換を行ったが、2台のスープラはタイヤ無交換作戦を採った。
続いて13周目に松井孝允(HOPPY Schatz GR Supra)がピットイン。給油とタイヤ4本交換を行った。
16周目には井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)、加藤寛規(muta Racing GR86 GT)、冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)、篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)がピットイン。この4台はドライバー交代を伴うルーティンの作業だ。61号車はタイヤ4本交換を行った。
FCY時に最初のピット作業を行った52号車、244号車、そしてタイヤバーストで予定外のピットインを強いられた87号車も16周目にドライバー交代を行なった。
上位陣では新田守男(K-tunes RC F GT3)が19周目、トップの荒聖治(Studie BMW M4)が20周目、そして藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が23周目、織戸学(apr GR86 GT )が25周目にピットイン。
この結果、トップは近藤翼(Studie BMW M4)で変わらないものの、2位には吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が浮上、平木玲次(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が3位、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が4位、そして三宅淳詞(HACHI-ICHI GR Supra GT)が5位に浮上することになる。
しかし34周目に入ったところで244号車にGT500が追突するアクシデントが発生。これで244号車はレースから脱落してしまう。
さらに40周目には吉田がシケインをオーバーシュート。これにより52号車は5位に後退してしまう。
これで2位に浮上した平木玲次(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)をジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は激しく攻め立てるが、開きは最後までオリベイラを押さえ続けた。
この間にトップの近藤は着実にリードを広げ、No. 7 BMW Team Studie × CSL(荒聖治/近藤翼)が2位に9秒612差をつけて今季初勝利を挙げた。
2位はNo. 5 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号(冨林勇佑/平木玲次)、そしてポイントリーダーのNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3位表彰台を得る結果となった。
次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月7日に第4戦決勝が450kmで行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 3 千代 勝正 高星 明誠 CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 12 52 1:55'50.895 - -
2 17 塚越 広大 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 6 52 1:55'55.444 4.549 4.549
3 37 サッシャ・フェネストラズ 宮田 莉朋 KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S BS 52 1:55'55.727 4.832 0.283
4 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 6 52 1:55'55.775 4.880 0.048
5 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 7 52 1:55'59.252 8.357 3.477
6 24 佐々木 大樹 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 3 52 1:56'01.324 10.429 2.072
7 8 野尻 智紀 福住 仁嶺 ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 52 1:56'01.367 10.472 0.043
8 14 大嶋 和也 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 46 52 1:56'04.173 13.278 2.806
9 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 36 52 1:56'05.199 14.304 1.026
10 *36 坪井 翔 ジュリアーノ・アレジ au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 25 52 1:56'06.257 15.362 1.058
11 64 伊沢 拓也 大津 弘樹 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 52 1:56'08.659 17.764 2.402
12 *23 松田 次生 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 30 52 1:57'25.117 1'34.222 1'16.458
13 *16 笹原 右京 大湯 都史樹 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN DL 1 37 1:21'42.441 15Laps 15Laps
---- 以上規定周回数(70% - 36Laps)完走 ----
- 38 立川 祐路 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 16 10 21'29.112 42Laps 27Laps
- 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット カルソニックIMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 19 1 2'01.285 51Laps 9Laps
Fastest Lap: CarNo. 3 千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z) 1'48.055 (2/21) 193.47 km/h
CarNo. 36(ジュリアーノ・アレジ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.5b(黄旗区間の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 23(松田次生)は。SpR.13-1.b(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 16(大湯都史樹)は、SpR.付則-4(FCY中の追突)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、クラッシュのため未消化。
CarNo. 23(松田次生)は、SpR.付則-4.2.1(FCY中の追い越し)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
■GT300クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 7 荒 聖治 近藤 翼 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW Team Studie × CSL MI 49 1:57'34.344 - -
2 5 冨林 勇佑 平木 玲次 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 49 1:57'43.956 9.612 9.612
3 56 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 66 49 1:57'44.227 9.883 0.271
4 52 吉田 広樹 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 3 49 1:57'49.448 15.104 5.221
5 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 Weibo Primezランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 49 1:57'56.860 22.516 7.412
6 34 柳田 真孝 井出 有冶 BUSOU raffinee GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 BUSOU Drago CORSE DL 23 48 1:55'53.559 1Lap 1Lap
7 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 8 48 1:55'54.048 1Lap 0.489
8 30 永井 宏明 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 48 1:55'55.085 1Lap 1.037
9 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 48 1:55'55.602 1Lap 0.517
10 55 武藤 英紀 木村 偉織 ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA BS 48 1:55'55.673 1Lap 0.071
11 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 12 48 1:55'55.721 1Lap 0.048
12 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 29 48 1:55'56.588 1Lap 0.867
13 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 33 48 1:56'05.560 1Lap 8.972
14 2 加藤 寛規 堤 優威 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 5 48 1:56'06.038 1Lap 0.478
15 10 富田 竜一郎 大草 りき TANAX GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 45 48 1:56'26.352 1Lap 20.314
16 *87 松浦 孝亮 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 48 1:57'35.474 1Lap 1'09.122
17 *9 木村 武史 ケイ・コッツォリーノ PACIFIC hololive NAC Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing YH 24 48 1:57'44.649 1Lap 9.175
18 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 18 48 1:57'53.242 1Lap 8.593
19 *360 青木 孝行 柴田 優作 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 2 47 1:56'02.599 2Laps 1Lap
20 50 山下 亮生 阪口 良平 Arnage MC86 TOYOTA 86 MC Arnage Racing YH 47 1:56'21.453 2Laps 18.854
21 48 井田 太陽 平木 湧也 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 47 1:57'17.785 2Laps 56.332
22 244 佐藤 公哉 三宅 淳詞 HACHI-ICHI GR Supra GT TOYOTA GR Supra Max Racing YH 35 1:22'40.266 14Laps 12Laps
23 31 嵯峨 宏紀 中山 友貴 apr GR SPORT PRIUS GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr BS 34 1:21'56.761 15Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 34Laps)完走 ----
- 11 安田 裕信 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 15 33 1:18'38.731 16Laps 1Lap
- *25 松井 孝允 野中 誠太 HOPPY Schatz GR Supra TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 22 57'02.011 27Laps 11Laps
- 18 小林 崇志 太田 格之進 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 45 8 19'26.728 41Laps 14Laps
- 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL - D.N.S - -
Fastest Lap: CarNo. 87 坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3) 2'00.677 (28/33) 173.23 km/h
CarNo. 9(木村武史)は、SpR.付則-4 2.②(FCY中の減速違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 87(坂口夏月)は、SpR.付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 360(柴田優作)は、SpR.26-11.(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 25は、SpR.27-1.1(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、未消化のため競技結果に40秒を加算した。
CarNo. 10(富田竜一郎)は、SpR.13-1.a./SpR.付則-7.3.4.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2022年FIA-F4選手権第4戦の決勝が5月29日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、小出峻(HFDP RACING TEAM)が第3戦に続いてポール・トゥ・フィニッシュを決め、連勝記録を3に伸ばした。
第4戦決勝は午前8時30分より11周で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。スタート時の気温は24.7℃だ。
スタートで予選2番手の岩澤優吾(BJ Racing F110)が勢いよく動き出し、1コーナーでポールシッター小出のインを狙って行ったが、小出は岩澤を巧みに押さえ込み、トップで2コーナーを立ち上がった。
その後方でも予選3番手の西村和真(HFDP RACING TEAM)に予選4番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)が1コーナーで並びかけようとするが、西村はポジションを守り切った。しかし三井は2周目のスプーンカーブで西村のインに飛び込んで3位に浮上、5位を走行していた佐藤巧望(HELM MOTORSPORTS F110)も西村を抜いて三井に迫ってきた。
三井は2位を走る岩澤との差を徐々に詰めていき、5周目の1コーナーでアウトから岩澤に挑みかかる。懸命に粘る岩澤だったが、S字コーナーの一つ目でついに三井が2位に浮上した。
ところがこの5周目の130Rで女性ドライバーの辻本始温(ATEAM Buzz Racing)が他者と接触してクラッシュするアクシデントが発生。スピン状態に陥った辻本のクルマはイン側のタイヤバリアに突っ込んでしまった。なんとか自力でクルマを降りた辻本だったが、このアクシデントにより、レースはフルコースイエローが宣言され、7周目からセーフティーカーが導入された。
それまでトップを独走し、後続に3秒以上のリードを築き上げていた小出のアドバンテージはこれによって失われてしまった。
事故車両の回収には時間がかかり、セーフティーカーは10周終わりでようやくピットへ。レースは残り1周だけの超スプリントとなった。
すかさず1コーナーで岩澤のインを狙う佐藤。押さえ込む岩澤。しかし岩澤はヘアピンでアウトに膨らんでしまい、その隙をついて佐藤が立ち上がりでラインをクロスさせて200Rで岩澤にインから並びかけ、スプーン手前で3位に浮上した。
結局、小出峻は一度もトップを明け渡さぬまま11周を走りきり、第2戦富士からの連勝記録を3に伸ばした。
ポイントリーダーの三井優介はこのレースを2位で終え、シリーズポイントを79に伸ばしたが、ランキング2位の小出との差は僅か4ポイントに縮まった。3位には三井と同じくルーキーの佐藤巧望が入り、第4戦にして初の表彰台とシリーズポイントを獲得している。
インディペンデントカップは、序盤トップを快走していた齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)を鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)が3周目にかわしてトップに立ち、今季3勝目を挙げている。
次戦の舞台は富士スピードウェイ。2ヶ月以上のインターバルを経て8月6日に第5戦、7日に第8戦が行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 31'33.251 - -
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 31'34.489 1.238 1.238
3 61 佐藤 巧望 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 31'36.173 2.922 1.684
4 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 31'36.581 3.330 0.408
5 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 31'36.821 3.570 0.240
6 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 11 31'37.120 3.869 0.299
7 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 11 31'37.455 4.204 0.335
8 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 11 31'37.674 4.423 0.219
9 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 11 31'37.789 4.538 0.115
10 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 11 31'38.305 5.054 0.516
11 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 11 31'38.935 5.684 0.630
12 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 11 31'39.610 6.359 0.675
13 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 11 31'40.069 6.818 0.459
14 29 上野 大哲 SACCESS RACING SACCESS RACING 11 31'40.750 7.499 0.681
15 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 11 31'42.169 8.918 1.419
16 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 11 31'42.325 9.074 0.156
17 68 柴田 隆之介 TEAM RCOM with BISKA TEAM RCOM 11 31'42.452 9.201 0.127
18 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 31'42.561 9.310 0.109
19 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 31'43.153 9.902 0.592
20 63 IC 1 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 31'43.817 10.566 0.664
21 50 三島 優輝 B-MAX RACING TEAM B-MAX RACING TEAM 11 31'43.985 10.734 0.168
22 47 藤原 優汰 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 31'44.172 10.921 0.187
23 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 11 31'44.377 11.126 0.205
24 96 IC 2 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 11 31'45.507 12.256 1.130
25 30 IC 3 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 11 31'46.684 13.433 1.177
26 86 IC 4 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 11 31'48.868 15.617 2.184
27 24 IC 5 碓井 ツヨシ C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 11 31'50.958 17.707 2.090
28 27 IC 6 SYUJI RSS F110 RSS 11 31'52.967 19.716 2.009
29 55 IC 7 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 11 31'53.379 20.128 0.412
30 18 IC 8 堀田 誠 ムータレーシング AKILAND RACING 11 31'56.767 23.516 3.388
31 71 IC 9 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 11 31'58.164 24.913 1.397
32 33 IC 10 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 11 31'59.530 26.279 1.366
33 23 IC 11 YUGO S2R Racing N-SPEED 11 31'59.709 26.458 0.179
34 *87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 11 32'27.321 54.070 27.612
35 *99 IC 12 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 11 32'28.377 55.126 1.056
36 *3 IC 13 佐藤 セルゲイビッチ 夫婦の学校フィールドF4 フィールドモータースポーツ 11 32'29.153 55.902 0.776
37 11 IC 14 中島 功 Rn.SHINSEI.F110 Rn-sports 10 29'36.694 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
- 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 5 11'00.576 6Laps 5Laps
- 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 4 8'59.012 7Laps 1Lap
- 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 2 5'09.242 9Laps 2Laps
- 44 IC - 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM - D.N.S - -
Fastest Lap: CarNo. 5 小出峻(HFDP RACING TEAM) 2'09.429 (4/11) 161.519 km/h
CarNo. 87は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則H項第2.10.11(SC中の危険行為)により、競技結果に40秒を加算した。
CarNo. 99は、FIA-F4選手権統一規則第30条7.(反則スタート)により、競技結果に40秒を加算した。
CarNo. 3は、FIA-F4選手権統一規則第15条1.1)(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。
GT500クラスポールポジション No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra
阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
「チームが苦手としている鈴鹿では厳しい戦いになるなと予想していましたが、フリー走行では苦戦していて、案の定そうなっていました。でも予選に向けて、チームがセッティング変更などをいろいろやってくれたので、僕が担当したQ1ではタイヤのグリップ感とか、攻められるフィーリングがステアリングに伝わってきました。正直満足のいくアタックはしきれなかったんですけど、いいパフォーマンスを出せて、Q1を通過することができました。本当にチームの皆さんに感謝したいなと思います」
「(国本のアタックを見て)クルマとタイヤのマッチングがうまくいったとはいえ、ポール争いに加われるとか、コースレコードを出せるなんて考えてもいなかったので、僕たちも驚いています。セクター1、セクター2のタイムを見て、あれ? これひょっとして? と思っていたら、本当にとんでもないタイムを国本さんが出してきたので、国本さん本当にキレてたんだなと思って。本当に感謝したいですし、自分がQ1を担当して、Q2を走った人にポールを取ってもらう、という経験も初めてなので、こんなに嬉しいんだ? と思いました。本当に気持ちよかったです」
国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
「自分が走っている時のクルマのフィーリングがすごく良かったです。まるでGTじゃ無くてフォーミュラカーのような感覚でクルマを動かせたし、本当に手足のように動かせたので、これはいいアタックになったな、という雰囲気はありました」
「(明日の決勝に向けての意気込みを)一番前からのスタートになるので、まずは自分たちの持ってる速さを見せつけたい。今回持ち込んだタイヤはテストで走り込んでいるものなので、実績もあります。暑いレースになると思いますけど、いいスタートをして、いい走りをして、このままの順位で優勝できるように頑張りたいです」
GT300クラスポールポジション No. 7 Studie BMW M4
荒聖治(BMW Team Studie × CSL)
「第3戦になって、BMW M4とミシュランタイヤのコンビネーションがすごく良くなりました。とてもいいバランスで、気持ちよく走ることができました。本当にね、楽しく走れて嬉しかったです」
「(近藤選手のアタックについて)素晴らしかったです。クルマのポテンシャルも出し切ってましたし。こういう同じ日にポルシェカレラカップとスーパーGTのグリップ感の違いを経験して、切り替えが難しいと思いますけど、そんな中でもしっかり切り替えて、それぞれのパフォーマンスを引き出している点で、本当に素晴らしいドライバーだなと思います」
「(決勝に向けての意気込みを)うちのチームとしては、今日明日の路面温度、気温に合わせた準備をして来ています。なので明日のレースでもいいパフォーマンスが出ればいいなと思います。今シーズンはまだ完走できていないので、なんとか走り切っていいリザルトで終わりたいです」
近藤翼(BMW Team Studie × CSL)
「練習走行ではユーズドタイヤでのロングランを中心にやらせてもらったので、ニュータイヤでのアタックはQ2が初めてでした。どのぐらいグリップするのかな? とか、荒選手にフィーリングを聞いたら、とてもいいよ、ということでしたが、実際に走ってみたら非常に感触が良くて、気持ちいいラップが刻めました」
「(PCCJとのダブルエントリーで慌ただしい週末になっているが)疲れはありませんね。ポルシェもGTも大丈夫なんですが、行き来がタイトなので、そこでチームに迷惑かけちゃってるかもしれませんが、僕は楽しくやらせてもらってるんで、ありがたいです。ポルシェもGTもポールポジションが取れてよかったです」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の公式予選が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは第2戦富士に続いてNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、GT300クラスはNo. 7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が今季初のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時55分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ、コースはドライ。Q1開始時の気温は27.6℃、路面温度は38℃と今季一番の暑さだ。
予選Q1 GT500はCRAFTSPORTS MOTUL Zが復活のコースレコード!
GT500クラスはエンジントラブルにより公式練習中にストップしたZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)の修復が間に合わず、予選出走を断念することに。その結果、残り14台でQ2進出をかけた戦いを行うことになった。
コース全長の長い鈴鹿、そして路面温度の上昇もあり、アウトラップ、1週のウォームアップ走行に続いて3周目からアタックに入るドライバーが相次ぐ。まずは福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1分45秒388を記録した。
続いてアタックに入ったのは第2戦富士で2度目の赤旗原因となる大クラッシュに見舞われたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zだ。
修理というより一から作り直したに等しい状態で鈴鹿に持ち込まれた3号車は、朝の公式練習がシェイクダウンというまさにぶっつけ本番の状態。それでもアタックを担当した千代勝正はコースの各所で激しい火花を散らし、コーナーの飛び込みでは路面に擦り付けられたフロアから白煙が巻き起こる、まさに鬼気迫る走りで見るものを圧倒、1分44秒230を叩き出し、2019年に野尻智紀がマークした1分44秒319のコースレコードをコンマ1近く上回ってみせた。1分44秒821で2位通過を果たした関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)にもコンマ6秒近い大差をつけている。
3番手にはサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)、4番手には塚越広大(Astemo NSX-GT)が続き、以下坪井翔(au TOM'S GR Supra)、阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)、平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)、笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)までの8台がQ2へ進出。
なんと公式練習トップの松田次生(MOTUL AUTECH Z)は1分45秒360にとどまり12番手でQ1敗退。最初にアタックした福住も13番手に終わった。
このほか開幕戦優勝の山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)、伊沢拓也(Modulo NSX-GT)、そして山本尚貴(STANLEY NSX-GT)がここで予選を終えている。
GT300クラスは、Aグループで多くのドライバーが3周目にアタックを行う中、荒聖治(Studie BMW M4)が4周目に1分57秒179を叩き出してトップ通過を果たす。2番手は3周目にアタックした高木真一(K-tunes RC F GT3)で1分57秒297、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が1分57秒337で3番手。以下坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari)、石川京侍(GAINER TANAX GT-R)、阪口良平(Arnage MC86)、吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)までがQ2進出。
惜しくも9番手でQ1敗退となった川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)のタイムは1分58秒059。8番手の吉本は1分58秒002と、わずか0.057秒差だった。
Bグループは開幕から2戦連続ポールと好調な井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3周目に1分57秒140を記録してトップ。2番手には1分57秒440で柴田優作(RUNUP RIVAUX GT-R)が続く。
佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)は3周目に1分57秒523と3番手に相当するタイムを記録したが、走路外走行との判定を下されてタイム抹消となり、惜しくもQ1敗退となる。
代わって4周目に1分57秒604を記録した冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が3番手に。以下富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)、元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)、織戸学(apr GR86 GT )そして堤優威(muta Racing GR86 GT)がQ2へ。
1分58秒250を3周目に記録した蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も244号車のタイム抹消で8番手に繰り上がり、Q2進出を果たした。
予選Q2 国本雄資がキャリア初ポール! GT300トップのNo. 10 TANAX GAINER GT-Rにはまさかの失格裁定が
Q2開始時の気温は27.2℃。予選開始時よりやや下がった。同様に路面温度も下がってきたためか、GT500クラスは3周目にアタックするドライバーと4周目にアタックするドライバーが半々という状況となる。
まずはQ1トップのNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zがグランドスタンドの観客の大きな拍手とともにピットを離れ、高星明誠が3周目にアタックを敢行。1分44秒425と、千代のコンマ1秒落ちという好タイムをマークする。
続いて4周目にタイムアタックを行った中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は1分44秒925、松下信治(Astemo NSX-GT)は1分44秒653と高星に及ばない。宮田莉朋(KeePer TOM'S GR Supra)も4周目にアタックを行ったが、シケインの飛び込みで頑張りすぎてタイムを失い、1分44秒500。
大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)は高星と同じく3周目にアタックを行ったが、1分44秒457とコンマ03及ばなかった。
このまま3号車がポールポジションで予選は終わるかに思われたが、チェッカー直前に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)がなんと1分44秒112と、千夜の記録した新コースレコードをさらにコンマ2秒縮める驚愕のタイムを叩き出してトップに躍り出た。
さらに宮田も4周目に続いて5周目もアタックを継続しており、シケインを含むセクター4で全体ベストを記録する走りで1分44秒269とこれまたちよを上回るタイムを記録、2番手に飛び込んできた。
これにより、GT500クラスはNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が第2戦富士に続いて2戦連続でポールポジションを獲得。2番手にNo. 37 KeePer TOM'S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)が続き、トヨタGRスープラがフロントローを独占するという結果に。
惜しくもポール獲得はならなかったが、No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は予選3番手という好位置からのスタートで決勝に臨むことになった。
GT300クラスは大半のドライバーが3周目のアタックを選択。まずは篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)が1分58秒032を記録すると、続いて青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が1分57秒680。
永井宏明(apr GR86 GT )も区間全体ベストをセクター1、セクター2で記録する速さをみせて1分57秒521をマークするが、藤波清斗(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)は1分57秒480と、永井のタイムを上回ってきた。新田守男(K-tunes RC F GT3)も1分57秒415。ここまでは1分57秒台前半の攻防が続くが、大草りき(TANAX GAINER GT-R)が1分56秒552と、この日初の56秒台を記録してトップに躍り出る。
続いて4周目にアタックを行った近藤翼(Studie BMW M4)も1分56秒743で2番手につけた。
一方Q1トップ通過で開幕3連続ポールの期待がかかるNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORTは、山内英輝がセクター1で全体ベスト、セクター2で自己ベストを更新するが、セクター3に入ったところで突如ペースダウン、そのままピットに戻って予選を終えてしまった。
この結果、GT300クラスはNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)がポールポジションを獲得したかに思われたが、10号車は予選後の車検で最低地上高不足を指摘されて失格というまさかの結果に。
代わってNo. 7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)がポールポジションを獲得した。ニュルブルクリンク24時間レース参戦のために今大会を欠場したアウグスト・ファルフスの抜けた穴を、近藤翼が見事に補った格好だ。
予選2番手はNo. 96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)、No. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3番手という結果となった。
第3戦決勝は29日の午後2時30分より52周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
2022年FIA-F4選手権第3戦の決勝が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、小出峻(HFDP RACING TEAM)がポール・トゥ・フィニッシュを決めて今季2連勝を達成した。
第3戦決勝は午後2時より11周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。フォーメーションラップ開始時には卜部和久(BJ Racing F110)がグリッド上でエンジンストールしてしまい、オフィシャルの手でピットに押し戻されたが、卜部はそのままピットスタートでレースに加わることになった。
スタートでホールショットを奪ったのは小出。予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)に予選3番手の西村和真(HFDP RACING TEAM)が1コーナーで並びかけようとするが、三井はポジションを守り切った。逆に西村はその隙に荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)に3位を奪われてしまい、4位に後退してしまう。
トップ2台は0秒487の僅差でコントロールラインに戻って来た。3位争いはそこから少し離れた格好だ。
しかしその後方でインディペンデントカップの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が130Rでクラッシュしてしまい、レースは3周目からセーフティーカー(SC)が導入されることに。
車両排除ののち、SCは4周終わりでピットイン、5周目からレースはリスタートする。トップの小出はここから一気に後続を突き放しにかかり、5周終わりで1秒206、6周終わりでは1秒448のリードを築く。だがそこからは三井も小出と同等のペースで走り始めたため、トップ争いは膠着状態に陥る。
その後方では岩澤優吾(BJ Racing F110)と佐藤巧望(HELM MOTORSPORTS F110)の5位争い、大滝拓也(Media Do影山Racing F110)と中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)の7位争いが激しく展開されるが、いずれも決め手を欠いたまま、レースは終盤に。
ところが15位を走っていた平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)が8周目のシケイン進入でオーバーランからコースに戻ろうとしてスピン、グラベルに捕まってストップするアクシデントが発生したため、10周目に再びセーフティーカーが導入されてレースはそのまま終了となってしまった。
これで小出峻は第2戦富士に続いて2連勝を達成。2位の三井優介も開幕戦の優勝から3戦連続で表彰台を獲得した。3位の荒川麟は今季初の表彰台だ。
インディペンデントカップは齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)が鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)とのトップ争いを制し、今季初勝利をモノにしている。
第4戦決勝は明日の朝8時30分より11周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 19 国本 雄資 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 7 R1'44.112 - - 200.795
2 37 宮田 莉朋 KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S BS R1'44.269 0.157 0.157 200.493
3 3 高星 明誠 CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 12 1'44.425 0.313 0.156 200.193
4 16 大湯 都史樹 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN DL 1 1'44.457 0.345 0.032 200.132
5 17 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 6 1'44.653 0.541 0.196 199.757
6 39 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 6 1'44.925 0.813 0.272 199.239
7 12 ベルトラン・バゲット カルソニックIMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 19 1'45.662 1.550 0.737 197.850
8 36 ジュリアーノ・アレジ au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 25 1'46.137 2.025 0.475 196.964
'R'マークは従来のコースレコード(1'44.319)を更新しました。
■GT300クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 7 近藤 翼 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW Team Studie × CSL MI 1'56.743 - - 179.070
2 96 新田 守男 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 8 1'57.415 0.672 0.672 178.045
3 56 藤波 清斗 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 66 1'57.480 0.737 0.065 177.947
4 30 永井 宏明 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'57.521 0.778 0.041 177.885
5 87 松浦 孝亮 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'57.595 0.852 0.074 177.773
6 5 平木 玲次 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'57.639 0.896 0.044 177.706
7 360 青木 孝行 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 2 1'57.680 0.937 0.041 177.644
8 11 安田 裕信 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 15 1'57.778 1.035 0.098 177.497
9 88 小暮 卓史 Weibo Primezランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'57.816 1.073 0.038 177.439
10 65 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 33 1'58.032 1.289 0.216 177.115
11 60 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 1'58.608 1.865 0.576 176.255
12 2 加藤 寛規 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 5 1'59.131 2.388 0.523 175.481
13 50 山下 亮生 Arnage MC86 TOYOTA 86 MC Arnage Racing YH 2'00.771 4.028 1.640 173.098
14 9 木村 武史 PACIFIC hololive NAC Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing YH 24 2'01.195 4.452 0.424 172.492
15 61 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 29 2'05.374 8.631 4.179 166.743
- *10 大草 りき TANAX GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 45 失格 - - -
CarNo. 10は、ブルテンNo.25-TII(再車検不合格/最低地上高違反)により失格とした。
■GT500クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 3 千代 勝正 CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 12 R1'44.230 - - 200.568
2 39 関口 雄飛 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 6 1'44.821 0.591 0.591 199.437
3 37 サッシャ・フェネストラズ KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S BS 1'44.841 0.611 0.020 199.399
4 17 塚越 広大 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 6 1'44.891 0.661 0.050 199.304
5 36 坪井 翔 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 25 1'44.909 0.679 0.018 199.270
6 19 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 7 1'44.960 0.730 0.051 199.173
7 12 平峰 一貴 カルソニックIMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 19 1'45.140 0.910 0.180 198.832
8 16 笹原 右京 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN DL 1 1'45.199 0.969 0.059 198.721
---- 以上Q2進出 ----
9 14 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 46 1'45.219 0.989 0.020 198.683
10 24 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 3 1'45.233 1.003 0.014 198.656
11 64 伊沢 拓也 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 1'45.293 1.063 0.060 198.543
12 23 松田 次生 MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 30 1'45.360 1.130 0.067 198.417
13 8 福住 仁嶺 ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 1'45.388 1.158 0.028 198.364
14 100 山本 尚貴 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 36 1'45.640 1.410 0.252 197.891
- 38 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 16 D.N.S - - -
'R'マークは従来のコースレコード(1'44.319)を更新しました。
■GT300クラス(Aグループ)
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 7 荒 聖治 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW Team Studie × CSL MI 1'57.179 - - 178.404
2 96 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 8 1'57.297 0.118 0.118 178.225
3 56 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 66 1'57.337 0.158 0.040 178.164
4 87 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'57.632 0.453 0.295 177.717
5 9 ケイ・コッツォリーノ PACIFIC hololive NAC Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing YH 24 1'57.670 0.491 0.038 177.660
6 11 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 15 1'57.778 0.599 0.108 177.497
7 50 阪口 良平 Arnage MC86 TOYOTA 86 MC Arnage Racing YH 1'57.980 0.801 0.202 177.193
8 60 吉本 大樹 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 1'58.002 0.823 0.022 177.160
---- 以上Q2進出 ----
9 52 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 3 1'58.046 0.867 0.044 177.094
10 20 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 1'58.113 0.934 0.067 176.993
11 34 井出 有冶 BUSOU raffinee GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 BUSOU Drago CORSE DL 23 1'58.348 1.169 0.235 176.642
12 18 小林 崇志 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 45 1'58.534 1.355 0.186 176.365
13 31 嵯峨 宏紀 apr GR SPORT PRIUS GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr BS 1'59.824 2.645 1.290 174.466
14 48 井田 太陽 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 2'01.255 4.076 1.431 172.407
■GT300クラス(Bグループ)
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 61 井口 卓人 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 29 1'57.140 - - 178.463
2 360 柴田 優作 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 2 1'57.449 0.309 0.309 177.994
3 5 冨林 勇佑 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'57.604 0.464 0.155 177.759
4 10 富田 竜一郎 TANAX GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 45 1'57.611 0.471 0.007 177.749
5 88 元嶋 佑弥 Weibo Primezランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'57.625 0.485 0.014 177.728
6 30 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'57.650 0.510 0.025 177.690
7 2 堤 優威 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 5 1'57.699 0.559 0.049 177.616
8 65 蒲生 尚弥 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 33 1'58.250 1.110 0.551 176.788
---- 以上Q2進出 ----
9 55 武藤 英紀 ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA BS 1'58.302 1.162 0.052 176.710
10 6 ロベルト・メルヒ・ムンタン Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 18 1'58.701 1.561 0.399 176.116
11 25 野中 誠太 HOPPY Schatz GR Supra TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 1'58.733 1.593 0.032 176.069
12 4 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 12 1'58.807 1.667 0.074 175.959
13 244 佐藤 公哉 HACHI-ICHI GR Supra GT TOYOTA GR Supra Max Racing YH 1'59.165 2.025 0.358 175.431
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 28'49.052 - -
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 28'49.181 0.129 0.129
3 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 11 28'49.598 0.546 0.417
4 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 11 28'50.834 1.782 1.236
5 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 28'51.237 2.185 0.403
6 61 佐藤 巧望 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 28'52.006 2.954 0.769
7 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 11 28'52.894 3.842 0.888
8 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 11 28'53.916 4.864 1.022
9 50 三島 優輝 B-MAX RACING TEAM B-MAX RACING TEAM 11 28'54.218 5.166 0.302
10 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 11 28'55.476 6.424 1.258
11 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 11 28'56.198 7.146 0.722
12 29 上野 大哲 SACCESS RACING SACCESS RACING 11 28'56.821 7.769 0.623
13 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 11 28'58.734 9.682 1.913
14 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 11 28'59.953 10.901 1.219
15 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 11 29'00.969 11.917 1.016
16 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 29'02.128 13.076 1.159
17 96 IC 1 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 11 29'03.329 14.277 1.201
18 63 IC 2 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 11 29'04.038 14.986 0.709
19 68 柴田 隆之介 TEAM RCOM with BISKA TEAM RCOM 11 29'05.643 16.591 1.605
20 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 11 29'08.786 19.734 3.143
21 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 11 29'09.447 20.395 0.661
22 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 11 29'10.088 21.036 0.641
23 47 藤原 優汰 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 29'10.705 21.653 0.617
24 30 IC 3 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 11 29'12.189 23.137 1.484
25 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 11 29'12.578 23.526 0.389
26 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 11 29'13.387 24.335 0.809
27 18 IC 4 堀田 誠 ムータレーシング AKILAND RACING 11 29'14.793 25.741 1.406
28 71 IC 5 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 11 29'16.370 27.318 1.577
29 3 IC 6 佐藤 セルゲイビッチ 夫婦の学校フィールドF4 フィールドモータースポーツ 11 29'17.583 28.531 1.213
30 99 IC 7 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 11 29'18.587 29.535 1.004
31 11 IC 8 中島 功 Rn.SHINSEI.F110 Rn-sports 11 29'19.368 30.316 0.781
32 24 IC 9 碓井 ツヨシ C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 11 29'20.582 31.530 1.214
33 86 IC 10 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 11 29'21.142 32.090 0.560
34 55 IC 11 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 11 29'22.606 33.554 1.464
35 *13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 11 29'23.447 34.395 0.841
36 27 IC 12 SYUJI RSS F110 RSS 11 29'24.735 35.683 1.288
37 23 IC 13 YUGO S2R Racing N-SPEED 11 29'26.293 37.241 1.558
38 33 IC 14 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 11 29'26.633 37.581 0.340
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
- 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 7 17'55.926 4Laps 4Laps
- 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 4 11'23.488 7Laps 3Laps
- 44 IC - 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 0 - 11Laps 4Laps
Fastest Lap: CarNo. 5 小出峻(HFDP RACING TEAM) 2'08.916 (5/11) 162.161 km/h
CarNo. 13は、FIA-F4選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2022オートバックス スーパーGT第3戦「たかのこのホテル 鈴鹿GT300kmレース」の公式練習が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、No. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が1分45秒097でトップタイム。GT300クラスはNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が1分57秒609でトップだった。
先に行われたFIA-F4の公式予選で赤旗中断が相次いだ影響で、当初午前9時25分から行われる予定だったスーパーGTの公式練習は、予定より5分遅れの午前9時30分にコースオープンとなった。
第2戦富士で大きなクラッシュに見舞われたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)もモノコック交換などの大掛かりな修理を経て、無事鈴鹿大会に参加することとなった。一方で、最初の赤旗原因となるクラッシュを引き起こしたNo. 22 アールキューズAMG GT3(和田久/城内政樹)はウクライナ情勢などの影響もあってパーツの調達が間に合わず、残念ながら今大会を欠場することになった。
GT500クラスはまず阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)、福住仁嶺(ARTA NSX-GT)らの若手がコースイン、少し遅れて松下信治(Astemo NSX-GT)も走行を開始する。
ここで阪口が走行4周目に1分48秒711を記録。これを松下が上回り、1分47秒273でトップに立つ。福住も1分47秒309を5周目にマークして2番手につける。4台は10分余りを走って再びピットへ。残りの11台が入れ替わるようにコースに出て行った。
すると平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)が自身の4周目に1分45秒499を叩き出す。この時点で残り時間は1時間31分だ。続いて平峰一貴(カルソニックIMPUL Z)が1分46秒811を記録、そしてその直後にロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)が自身の5周目に1分45秒477をマークしてトップに立った。第2戦の大クラッシュから復活してきた3号車を駆る千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)も1分46秒150を出して3番手につける。鈴鹿大会でも新型Z勢は好調のようだ。
しかし他のメーカーも黙ってはいない。残り1時間13分で塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分46秒040を記録して3番手に食い込んできた。坪井翔(au TOM'S GR Supra)も1分46秒151と3号車の1000分の1秒後ろにつけてきた。
その後は各車1分50秒台から1分55秒台のペースで周回を重ね、決勝を想定したロングランに入り、残り10分の専有走行に入るまで大きなタイム更新は見られなくなった。
そして午前11時05分より行われたGT500クラスの専有走行では、ここまでトップの23号車をドライブする松田次生がクインタレッリのタイムを上回る1分45秒097を叩き出した。
続いて塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分45秒222を記録、2番手に浮上するが、その直後に西ストレートで立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)がストップするアクシデントが発生したため、ポストからは赤旗が提示され、公式練習はそのまま終了となった。
その結果、No. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がそのままトップで公式練習を終了。2番手にはNo. 17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)が続き、No. 24 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(佐々木大樹/平手晃平)が3番手という結果となった。
前回優勝のNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は7番手だ。
GT300クラスは、混走開始から30分余りのところで元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)1分57秒609をマークしてトップに立つ。混走残り16分で井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分57秒820を記録して2番手につける。3番手は1分57秒947を記録したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)だ。
結局GT300クラスは専有走行に入っても上位6台のタイムを上回るチームは現れなかったため、そのままNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップ、No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が2番手、そしてNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が3番手で公式練習は終了した。
スーパーGT第3戦の公式予選は、このあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■GT500クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 23 松田 次生 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO MI 30 1'45.097 - - 198.913
2 17 塚越 広大 松下 信治 Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING BS 6 1'45.222 0.125 0.125 198.677
3 24 佐々木 大樹 平手 晃平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 3 1'45.499 0.402 0.277 198.155
4 3 千代 勝正 高星 明誠 CRAFTSPORTS MOTUL Z NISSAN Z GT500 NDDP RACING MI 12 1'46.150 1.053 0.651 196.940
5 36 坪井 翔 ジュリアーノ・アレジ au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 25 1'46.151 1.054 0.001 196.938
6 37 サッシャ・フェネストラズ 宮田 莉朋 KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S BS 1'46.233 1.136 0.082 196.786
7 8 野尻 智紀 福住 仁嶺 ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA BS 22 1'46.432 1.335 0.199 196.418
8 16 笹原 右京 大湯 都史樹 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN DL 1 1'46.513 1.416 0.081 196.269
9 64 伊沢 拓也 大津 弘樹 Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing DL 1'46.717 1.620 0.204 195.894
10 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 7 1'46.804 1.707 0.087 195.734
11 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット カルソニックIMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 19 1'46.811 1.714 0.007 195.721
12 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 6 1'46.892 1.795 0.081 195.573
13 38 立川 祐路 石浦 宏明 ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO BS 16 1'47.078 1.981 0.186 195.233
14 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU BS 36 1'47.333 2.236 0.255 194.770
15 14 大嶋 和也 山下 健太 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 46 1'47.728 2.631 0.395 194.055
■GT300クラス
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 Weibo Primezランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'57.609 - - 177.752
2 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 29 1'57.820 0.211 0.211 177.433
3 56 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 66 1'57.947 0.338 0.127 177.242
4 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING DL 1'57.975 0.366 0.028 177.200
5 7 荒 聖治 近藤 翼 Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW Team Studie × CSL MI 1'58.068 0.459 0.093 177.061
6 55 武藤 英紀 木村 偉織 ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA BS 1'58.074 0.465 0.006 177.052
7 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 9 1'58.081 0.472 0.007 177.041
8 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 12 1'58.184 0.575 0.103 176.887
9 244 佐藤 公哉 三宅 淳詞 HACHI-ICHI GR Supra GT TOYOTA GR Supra Max Racing YH 1'58.326 0.717 0.142 176.675
10 52 吉田 広樹 川合 孝汰 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave BS 3 1'58.347 0.738 0.021 176.643
11 30 永井 宏明 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'58.383 0.774 0.036 176.590
12 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 8 1'58.505 0.896 0.122 176.408
13 18 小林 崇志 太田 格之進 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 45 1'58.623 1.014 0.118 176.232
14 9 木村 武史 ケイ・コッツォリーノ PACIFIC hololive NAC Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing YH 24 1'58.760 1.151 0.137 176.029
15 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 33 1'58.948 1.339 0.188 175.751
16 11 安田 裕信 石川 京侍 GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 15 1'58.997 1.388 0.049 175.678
17 360 青木 孝行 柴田 優作 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 2 1'59.050 1.441 0.053 175.600
18 10 富田 竜一郎 大草 りき TANAX GAINER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER DL 45 1'59.055 1.446 0.005 175.593
19 50 山下 亮生 阪口 良平 Arnage MC86 TOYOTA 86 MC Arnage Racing YH 1'59.178 1.569 0.123 175.412
20 34 柳田 真孝 井出 有冶 BUSOU raffinee GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 BUSOU Drago CORSE DL 23 1'59.463 1.854 0.285 174.993
21 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 1'59.524 1.915 0.061 174.904
22 5 冨林 勇佑 平木 玲次 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'59.728 2.119 0.204 174.606
23 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans YH 18 1'59.888 2.279 0.160 174.373
24 2 加藤 寛規 堤 優威 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 5 2'00.145 2.536 0.257 174.000
25 25 松井 孝允 野中 誠太 HOPPY Schatz GR Supra TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 2'00.467 2.858 0.322 173.535
26 31 嵯峨 宏紀 中山 友貴 apr GR SPORT PRIUS GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr BS 2'00.932 3.323 0.465 172.867
27 48 井田 太陽 平木 湧也 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 2'01.813 4.204 0.881 171.617
2022年FIA-F4選手権第3戦、第4戦の公式予選が5月28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、第3戦、第4戦ともに小出峻(HFDP RACING TEAM)がポールポジションを獲得した。
開幕戦富士の40台に続いて鈴鹿大会ではなんと42台がエントリー。このうち1台が出走を取り消したため、公式予選は41台をAとB二つのグループに分かれて各20分間で行われることになった。富士大会同様に最速タイムを出したドライバーのいる組が奇数グリッド、もう一方の組が偶数グリットにつく。
グループAの走行は午前8時10分より午前8時30分まで。天候は晴れ。路面はドライ。開始時の気温は22℃という申し分のないコンディションだ。
まずは小出峻(HFDP RACING TEAM)計測2周目に2分08秒334を記録してトップに立つ。小出は計測3周目にも2分08秒090とタイムをさらに縮めて残り時間5分を残してピットイン、早々と走行を切り上げた。
続いて西村和真(HFDP RACING TEAM)が計測2周目に2分08秒371で2番手につけると、3周目には2分08秒201にタイムアップ。しかし小出には今一歩及ばなかった。
3番手には佐藤巧望(HELM MOTORSPORTS F110)、大滝拓也(Media Do影山Racing F110)が4番手につけるが、どのドライバーも時間いっぱいまで走ることはせず、早々と走行を切り上げた。
インディペンデントカップは鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)が2分09秒407でトップ。総合でも10番手とまずまずの位置につけた。
こうして大きなアクシデントもなく順調に予定を消化したA組とは対照的に、3回の赤旗中断という荒れた展開となったのが、午前8時40分にコースオープンとなったB組の予選だ。
まずは各ドライバーがアウトラップ、ウォームアップと順調に消化していざタイムアタックに入ろうとした3周目にインディペンデントカップの大山正芳(ダイワN通商アキランドF110)がデグナーでコースを飛び出し、最初の赤旗が提示される。大山は自力でコースに復帰したものの、これで他のドライバーたちはタイヤの一番美味しいところを使えない状況となってしまった。
走行は8時55分に残り時間13分とされて一旦は再開したが、今度はアウトラップの最終コーナーで奥住慈英(ATEAM Buzz Racing)がコースを飛び出し、タイヤバリアに突っ込んでしまったため、すぐに2回目の赤旗が提示される。奥住は自力でクルマを降りたが、31号車のダメージは大きく、走行を再開できる状態ではなかった。
31号車の回収ののち、9時04分より残り10分で走行が再開されると、開幕戦優勝の三井優介(HFDP RACING TEAM)がアウトラップに続いて計測2周目に慌ただしくアタックに入り、2分08秒808でトップに立つ。ところが三井が2回目のアタックに入ったその後方で、同じく計測2周目に2分09秒449で4番手につけていた三島優輝(B-MAX RACING TEAM)が立体交差下でスピン。クルマは真横を向いたままコースを塞ぐ形でストップしてしまったため、この日3回目の赤旗が出され、B組の予選はこのまま終了してしまった。
これにより、ベストタイム2分08秒090、セカンドベストでも2分08秒334をマークした小出が第3戦、第4戦ともにポールポジションを獲得。三井が第3戦の予選2番手を獲得した。また第4戦はセカンドベストでB組トップの2分09秒169を出していた岩澤優吾(BJ Racing F110)が獲得している。予選3番手は第3戦、第4戦ともに西村だった。
第3戦決勝はこのあと午後1時50分より11周または30分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
■B組
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'08.334 - - 162.897
2 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'08.371 0.037 0.037 162.850
3 61 佐藤 巧望 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'08.706 0.372 0.335 162.427
4 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 2'08.864 0.530 0.158 162.227
5 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 2'08.872 0.538 0.008 162.217
6 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 2'09.024 0.690 0.152 162.026
7 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 2'09.043 0.709 0.019 162.002
8 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 2'09.174 0.840 0.131 161.838
9 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 2'09.286 0.952 0.112 161.697
10 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 2'09.640 1.306 0.354 161.257
11 63 IC 1 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'09.686 1.352 0.046 161.199
12 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 2'10.048 1.714 0.362 160.750
13 47 藤原 優汰 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'10.471 2.137 0.423 160.229
14 3 IC 2 佐藤 セルゲイビッチ 夫婦の学校フィールドF4 フィールドモータースポーツ 2'10.886 2.552 0.415 159.721
15 30 IC 3 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'10.988 2.654 0.102 159.596
16 99 IC 4 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 2'11.436 3.102 0.448 159.052
17 44 IC 5 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 2'11.725 3.391 0.289 158.703
18 24 IC 6 碓井 ツヨシ C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 2'12.284 3.950 0.559 158.033
19 27 IC 7 SYUJI RSS F110 RSS 2'12.881 4.547 0.597 157.323
20 23 IC 8 YUGO S2R Racing N-SPEED 2'15.166 6.832 2.285 154.663
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.317)予選通過 ----
■B組
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'09.169 - - 161.844
2 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'09.361 0.192 0.192 161.605
3 38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 2'09.641 0.472 0.280 161.256
4 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 2'09.651 0.482 0.010 161.242
5 29 上野 大哲 SACCESS RACING SACCESS RACING 2'09.782 0.613 0.131 161.079
6 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 2'09.799 0.630 0.017 161.058
7 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'10.021 0.852 0.222 160.784
8 96 IC 1 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 2'10.645 1.476 0.624 160.015
9 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 2'11.224 2.055 0.579 159.309
10 68 柴田 隆之介 TEAM RCOM with BISKA TEAM RCOM 2'11.505 2.336 0.281 158.969
11 50 三島 優輝 B-MAX RACING TEAM B-MAX RACING TEAM 2'11.955 2.786 0.450 158.427
12 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'12.647 3.478 0.692 157.600
13 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 2'13.033 3.864 0.386 157.143
14 86 IC 2 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 2'13.199 4.030 0.166 156.947
15 18 IC 3 堀田 誠 ムータレーシング AKILAND RACING 2'13.678 4.509 0.479 156.385
16 *11 IC 4 中島 功 Rn.SHINSEI.F110 Rn-sports 2'16.023 6.854 2.345 153.689
---- 以上基準タイム(110% - 2'22.329)予選通過 ----
- 33 IC - 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 2'29.235 20.066 13.212 140.082
- 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 2'36.591 27.422 7.356 133.502
- 55 IC - KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 2'37.976 28.807 1.385 132.331
- 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing no time - - -
- 71 IC - 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING no time - - -
CarNo. 11は、FIA-F4選手権統一規則第19条2(走路外走行)により、当該タイムを抹消した。
■A組
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 5 小出 峻 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'08.090 - - 163.207
2 6 西村 和真 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'08.201 0.111 0.111 163.066
3 61 佐藤 巧望 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'08.394 0.304 0.193 162.821
4 16 大滝 拓也 Media Do影山Racing F110 Media Do Kageyama Racing 2'08.765 0.675 0.371 162.353
5 80 伊東 黎明 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS 2'08.781 0.691 0.016 162.331
6 36 小林 利徠斗 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 2'08.832 0.742 0.051 162.267
7 77 宮下 源都 WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED 2'08.918 0.828 0.086 162.159
8 41 奥本 隼士 Racing TEAM HERO'S TEAM HERO'S 2'09.082 0.992 0.164 161.953
9 14 新原 光太郎 ZAP SPEED F110 ZAP SPEED 2'09.146 1.056 0.064 161.874
10 63 IC 1 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'09.407 1.317 0.261 161.546
11 39 地頭所 光 SACCESS RACING SACCESS RACING 2'09.455 1.365 0.048 161.486
12 19 伊藤 慎之典 KRac Motorsports F110 KRac Motorsports 2'09.913 1.823 0.458 160.917
13 47 藤原 優汰 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'10.167 2.077 0.254 160.603
14 3 IC 2 佐藤 セルゲイビッチ 夫婦の学校フィールドF4 フィールドモータースポーツ 2'10.625 2.535 0.458 160.040
15 30 IC 3 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'10.633 2.543 0.008 160.030
16 99 IC 4 近藤 善嗣 AdvaNceD IoTくじらRn Rn-sports 2'11.062 2.972 0.429 159.506
17 44 IC 5 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 2'11.586 3.496 0.524 158.871
18 24 IC 6 碓井 ツヨシ C.O.B-KART TSUYOSHI USUI 2'12.050 3.960 0.464 158.313
19 27 IC 7 SYUJI RSS F110 RSS 2'12.559 4.469 0.509 157.705
20 23 IC 8 YUGO S2R Racing N-SPEED 2'14.983 6.893 2.424 154.873
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.051)予選通過 ----
■B組
たかのこのホテルSUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2022/05/28) Group B Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 7 三井 優介 HFDP RACING TEAM Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト 2'08.808 - - 162.297
2 35 荒川 麟 TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School 2'09.043 0.235 0.235 162.002
3 97 岩澤 優吾 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'09.081 0.273 0.038 161.955
4 37 中村 仁 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 2'09.149 0.341 0.068 161.869
5 50 三島 優輝 B-MAX RACING TEAM B-MAX RACING TEAM 2'09.449 0.641 0.300 161.494
6 29 上野 大哲 SACCESS RACING SACCESS RACING 2'09.551 0.743 0.102 161.368
7 *38 平安山 良馬 TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School 2'09.552 0.744 0.001 161.367
8 81 卜部 和久 BJ Racing F110 Bionic Jack Racing 2'09.580 0.772 0.028 161.330
9 13 藤原 大輝 Hitotsuyama MDF Hitotsuyama Racing 2'09.632 0.824 0.052 161.266
10 62 堀尾 風允 HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS 2'09.837 1.029 0.205 161.012
11 96 IC 1 齋藤 真紀雄 CSマーケティングアキランドF110 AKILAND RACING 2'10.157 1.349 0.320 160.615
12 68 柴田 隆之介 TEAM RCOM with BISKA TEAM RCOM 2'10.224 1.416 0.067 160.534
13 87 下野 璃央 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 2'10.308 1.500 0.084 160.429
14 32 辻本 始温 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 2'11.214 2.406 0.906 159.321
15 *18 IC 2 堀田 誠 ムータレーシング AKILAND RACING 2'11.723 2.915 0.509 158.706
16 71 IC 3 大山 正芳 ダイワN通商アキランドF110 AKILAND RACING 2'12.192 3.384 0.469 158.143
17 31 奥住 慈英 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 2'12.565 3.757 0.373 157.698
18 11 IC 4 中島 功 Rn.SHINSEI.F110 Rn-sports 2'12.650 3.842 0.085 157.597
19 86 IC 5 大阪 八郎 Dr.Dry F110 ZAP SPEED 2'12.700 3.892 0.050 157.537
20 55 IC 6 KENTARO Baum Field F4 フィールドモータースポーツ 2'13.183 4.375 0.483 156.966
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.875)予選通過 ----
- 33 IC - 慶原 克律 ATEAM Buzz Racing Buzz Racing 2'22.926 14.118 9.743 146.266
CarNo. 18は、FIA-F4選手権統一規則第19条2(走路外走行)により、当該タイムを抹消した。
CarNo. 38は、FIA-F4選手権統一規則第26条9.(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
(1周目で平川選手に抜かれた時の状況について)
「平川選手には第2ヘアピンで抜かれました。彼がOTSを使っていて、僕はちょうどあの時に『後ろでクラッシュしてる。セーフティーカーが入るぞ』と無線で言われていました。そこでちょっと僕が判断をミスったなという感じですね。」
(野尻選手とのバトルについて)
「野尻選手がOTSを使っていないのがわかっていたので、最終コーナーから加速して1コーナーで抜こうと考えていました。ちょっとそこでは距離的にダメでしたし、ダウンフォースが抜けたりもしていました。第2スティントはタイヤのグリップがあると思っていたら、全くなかったので、それも想定外でした。その辺りも勝負の駆け引きというか、引き際を見極めるのをまずったなと」
(SUGOに向けての抱負を)
「SUGOはオートポリスと似たレイアウトだと思うので、クルマのパフォーマンスについても、まだ改善は必要だと感じてはいますが、予選は結果的に2番手でしたし、いつものようにトップ争いができているのは間違いありません。あとは決勝に向けてパフォーマンスを上げたいです。今回は第1スティントを引っ張ったドライバーが上位に来ましたが、SUGOは周回遅れが出ることがあるので、それに引っかからずに第1スティントを引っ張れるように。第2スティントに向けて正しい判断をしっかりできるようにしたいなと思います」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝が5月22日(日)に筑波サーキットで開催され、前戦第2戦からわずか2週間のインターバルで行われたレースはポールポジションからスタートした田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)がスタートでトップに立つと終盤の安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)からのプレッシャーに動じることなく完勝。2連勝を飾った。
決勝のコースインは午後3時。天候は晴れたり曇ったりで、ドライコンディションでレース開始時刻を迎えて、レギュラーとも言える18台に鈴鹿から遠征の夕田大助(LAPS KKS)を加えた19台がグリッドに並ぶ。その中で予選13番手の草野裕也(TRF.CSI KK-SII ED)は予選終了間際にダンロップコーナー手前でコース脇にストップ。エンジンがいきなり止まってしまったとの事で、パドックに戻されてから各部をチェックするもインターバルの間には原因が特定できずに時間切れ。エンジンは再始動できたので、再発の不安を抱えつつ所定のグリッドについた。
レッドライトが消えてポールシッターの田上は無難にスタートするもフロントロウに並ぶ安田はまたしてもスタートをミス。セカンドロウから発進の稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)のZAP SPEED勢に前に出られて4位にドロップする。
しかし第1ヘアピンの後方集団の中でアクシデントが発生。4台がクラッシュしてストップ。ただちに赤旗が提示されてレースは中断となる。
クラッシュしたのは、戸谷友規(DEEP-R・10V・ED)、中澤凌(ZAP NAKs 10VED)の両ルーキーにマスターズクラスの竹沢茂(スーパーウインズ☆KKS☆ED)と本間隆史(MAT RPイマージュ10V)で、聞き込んだ情報を総合すると、第1ヘアピンに並んで進入した竹沢と戸谷のさらにイン側から本間が入って行って、本間と竹沢がまず接触。弾かれた竹沢と後方の戸谷が当り、戸谷はスピンしてアウト側のスポンジバリアにリヤから刺さり、竹沢はフロントサスを破損。さらに本間のイン側に中澤が巻き込まれたもようだ。
スタート直後の赤旗中断ということでレースは5分前のスタート進行からやり直し。クラッシュした4台を除いてスタート時点のグリッド位置でレースを再開する。14番手の秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)の後方15番手戸谷、16番手中澤、17番手本間、19番手竹沢のグリッドは空席となり、18番手スタートの澤井良太朗(オートルックカワモト電工10V)がポツンと間を空けてグリッドに着く。この澤井は結果的にスタート失敗で後方に出遅れたことで難を逃れた。
3周減算の15周で行われるやりなおしの決勝は午後3時35分にフォーメーションラップ開始。
2度目のスタートでは安田が今度こそミスなくスタートを決めて、田上の後ろについて第1コーナーをクリア。稲葉~白崎~武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)~岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)とここまでグリッド通りの順位で続き、後方では8番手スタートの下村剛司(SウインズKENS2ED)が7番手スタートの本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)の前に出て1周目を終了。
2周目の第1コーナーで稲葉がアウトから安田に仕掛けるがここは安田がしのぎ切る。この攻防はトップを走る田上に利し、2周目のコントロールライン上で1.597秒のリードを築く。安田と稲葉は0.232秒差、そこから白崎は0.303秒、武者は0.393秒とほぼ等間隔で連なる。この中で勢いがあったのが武者で、続く3周目の第2ヘアピンで白崎のインを差すとオーバーテイク、4位に上がる。
3周目、田上は安田とのギャップをさらに広げて1.843秒差。安田~稲葉は相変わらず0.295秒差だが武者と白崎の2台は0.146秒差とテール・ツー・ノーズ状態のまま稲葉に引き離され1.168秒差、逆に後方からは岩本が0.314秒差まで接近する。このままではトップグループを逃してしまうという事で白崎は武者を攻め立てて、4周目の第1ヘアピンでアウトから並びかけてS字を並走、第1ヘアピンでインから前に出て4位の座を奪い返す。
4周目に入り安田は防戦から攻勢に転じて58秒889とここまでのファステストラップを更新、5周目6周目も田上を上回るペースで周回して、6周目で1.366秒差。ここで田上もペースを上げたか7周目に58秒888のファステストラップを出すが直後に安田が58秒779でこれを塗り替える。これでギャップは1.257秒。稲葉はこのペースについていけないのか安田に離され1.286秒差、白崎も武者との攻防の間に稲葉を逃がしてしまい1.967秒まで差が広がる。
8周目1.269秒、9周目1.239秒と一進一退の神経戦を見せていた田上と安田だが、10周目に安田が58秒623のファステストラップをマークし0.978秒差と間合いを詰め始める。後方では稲葉~白崎~武者~岩本と変化がないが、7位下村の背後に本田が接近、ゆさぶりをかけ始める。これに動揺したか、すでにリヤタイヤのグリップが無くなりかけていたという下村は11周目の第2ヘアピンで痛恨のスピン。一気に15位まで順位を落としてしまう、これで本田7位。
安田はさらに田上との差を削り取り11周目0.871秒、13周目0.688秒と迫るが田上もそれ以上の接近は許さず残り周回を走り切りトップでチェッカードフラッグの下を通過。
昨年秋のデビュー以来、速さはあるがたまのミスや焦りからペナルティを貰うこともあった田上だが、2週間前の第2戦と同じく落ち着いたレース運びで、一回り成長した姿を見せての連続優勝を飾った。2位安田は0.885秒差の2位。惜しい結果だが、1回目のスタートでのミスが赤旗で帳消しになり、第3戦にしてZAP SPEED勢の牙城を崩して表彰台を勝ち取った。これで復活を遂げるか? シリーズはまだ5戦を残し、巻き返すには十分だ。3位は稲葉、安田からは2.219秒引き離されたが昨年のレースデビュー以来の4戦連続表彰台となった。次戦は富士スピードウェイ、昨年11月に衝撃的とも言えるデビューウインを飾ったコースだ。
マスターズクラスは1回目のスタートで2台が消えたため残り2台で争われ、夕田が総合11位で優勝、秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)が総合13位でクラス2位となった。
■決勝後のコメント
優勝 13号車・田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)
「(スタートで前に出て危なげない勝利だった?)後ろの方がペースが速そうだったのと、展開に助けられた部分もある。なので速さの面で課題がある。スタートは2回とも「可もなく不可もなく」という感じだった。どちらかと言えば1回目の方が後ろのチームメイトがガツガツ来ていて自分としては怖かった。2回目も最初は(後ろで)やり合ってくれていたが、その後だんだん迫って来たので、完璧(な展開)じゃない。そこに課題が残っているので、じっくり反省して次につなげたい。次は久々の富士なので、ダンロップタイヤに慣れて(富士に合わせた)クルマ作りながら次も優勝めざして頑張る」
2位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)
「(終盤は田上選手を追い上げていたが?)元々1~2周目が課題で、ペースも上がらなかった。スタートこそ2回目はまずまずだったが、稲葉選手が後ろから来ていて抜かれてしまうと田上選手に挑む権利が無くなってしまうと思って、とりあえず稲葉選手を押さえることに専念していた。そうしたら田上選手が離れてしまったので、あの差が痛かった。(終盤までラップタイムがよかった?)田上選手も自分も(タイヤが)ズルズルだったが、その中でも動きとしてはよくてファステストラップを取れたのでよかった。(これで優勝を狙えるようになりそう?)開幕戦ですごい苦戦して、それからファーストガレージの酒井会長はじめとしたチームの皆さんがいろいろアドバイスとかセッティング変更とかやってくれて、今年は岩本選手もいて2台体制なので話し合って、去年とは全然違う感じでできていて、やっとクルマも速くなって来たので、まだここからチャンピオン狙えると思う」
3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)
「2回目のスタートは失敗だった。追いつけるだろうと思っていたのだが、安田選手が速かったので、どんどん離れていく感じだった。自分のペースも上がらなかったのと、ドライビングの修正はできたのだが、(コーナーで)突っ込み過ぎていたのを そうならないように意識していた。ただ逆に突っ込まないせいで、感じ取らなければいけない荷重(変化)を感じられなかったりして、良いところが探り切れなかったのが敗因だと思う。(つぎはゲンがいい富士だが?)地元なので絶対勝ちます!」
4位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)
「(武者選手との攻防は?)第2ヘアピンで抜かれたのだが、どこで抜き返そうかと考えて、第1コーナーではインを閉めてくるだろうから、アウトから抜きにかかってそのまま第1ヘアピンで(4位を)取り戻した。ただ、スタート直後のペースが悪かった。(自分の方に速さがあるからじっくりいけた?)その辺りは余裕があったのでよかったのだが、スタートをミスしてしまった・・。1回目は良かったのだが赤旗で、2回目のスタートは(タイヤを)空転させてしまった」
5位 71号車・武者利仁(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)
「第2ヘアピンで白崎選手のインを差して前に出たが、バックストレートから最終コーナーと後ろにつかれて、第1コーナーでアウトからまくられてしまった。(ストレートスピードに差があった?)そうかもしれないし、第2ヘアピンの自分の走り方もよくなかったかもしれない」
6位 52号車・岩本瞬(ファーストガレージ小倉学園S2)
「また6位だ。(ペースが上がらなかった?)ちょっとだがクルマの調子も悪い。エンジン関係が予選からちょっと・・。もちろんドライバーにも問題がある。修正点とか見直していく」
2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦/第5戦は6月25日(土)、26日(日)と連戦が富士スピードウェイで開催される。今年のスーパーFJ日本一決定戦は富士で開催されるがその前のシリーズ戦はこの2レースだけである。それだけに日本一を目指すエントラントには貴重な機会になる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
SCCN MAY RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/05/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 13 田上 蒼竜 AsカンパニーZAP ED TOKYO R&D RD10V 15 14'48.981 - -
2 53 安田 航 Fガレージ&Sウィンズ MYST KK-S2 15 14'49.866 0.885 0.885
3 14 稲葉 摩人 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 15 14'52.085 3.104 2.219
4 26 白崎 稜 ZAPスタッフリソースED TOKYO R&D RD10V 15 14'54.302 5.321 2.217
5 71 武者 利仁 ゼンカイレーシング遊戯闘速ED MYST KK-S2 15 14'55.964 6.983 1.662
6 52 岩本 瞬 ファーストガレージ小倉学園S2 MYST KK-S2 15 14'58.015 9.034 2.051
7 7 本田 千啓 オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V 15 15'01.717 12.736 3.702
8 91 山下 友基 ELEVレーシングHFR 10V TOKYO R&D RD10V 15 15'05.158 16.177 3.441
9 31 宇高 希 TAKE FIRST 10V ED TOKYO R&D RD10V 15 15'05.485 16.504 0.327
10 27 草野 裕也 TRF.CSI KK-SII ED MYST KK-S2 15 15'06.945 17.964 1.460
11 0 M 1 夕田 大助 LAPS KKS MYST KK-S2 15 15'08.701 19.720 1.756
12 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP MT MYST KK-S2 15 15'09.412 20.431 0.711
13 3 M 2 秋山 健也 スーパーウインズKKS・ED MYST KK-S 15 15'10.071 21.090 0.659
14 1 澤井 良太朗 オートルックカワモト電工10V TOKYO R&D RD10V 15 15'11.413 22.432 1.342
15 73 下村 剛司 SウィンズKENS2 ED MYST KK-S2 15 15'20.856 31.875 9.443
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
- 66 戸谷 友規 Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V - D.N.S - -
- 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V - D.N.S - -
- 16 M - 竹沢 茂 スーパーウィンズ☆KKS☆ED MYST KK-S - D.N.S - -
- *46 M - 本間 隆史 MAT RPイマージュ10V TOKYO R&D RD10V - 失格 - -
Fastest Lap: CarNo. 53 安田航(Fガレージ&Sウィンズ) 58.623 (10/15) 125.582 km/h
CarNo. 46は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.違反(他者への接触)により、失格とした。
赤旗中断により3周減算の15周レースとした。
(今日のレースの印象を)
「最初から最後まで苦しいレースでした。トップを走っていながらも、劣勢であることはわかりましたし。特に平川選手がスタートからあれだけ順位を上げてきたというところを見ると、今日は劣勢だし、厳しいなと思いました」
「僕は一杯一杯で走っていたんですけど、ギャップがあれ以上離れる気配がありませんでした。牧野選手がピットに入ったあとのペースを見て、僕もうかうかしていられないなと感じました。その時点で、多分優勝はないだろうな、という感覚ではいました。プッシュはしていたんですけど、なかなかペースを上げ切れなくて、タイヤを替えたにも関わらず、平川選手よりいいペースで走れなかったので、僕はそのタイミングで負けたと感じました。その後もプッシュはしていたんですけど、さらにペースを落とすことになりました。その辺がすごく難しかったです」
「本当はもっと前に行きたかったんですけど、今日の状態ではあれが限界だったのかなと思います。ピットを早めにしていなければ宮田選手にも前にいかれていたはずです。早くピットに入ったから宮田選手を押さえて4位に入れたと思うので、戦略は今の状況ではベストだったと思います」
(気温の上昇は影響したか)
「気温が上がったから、ということではないと思います。昨日の予選の時点でこういう結末がある程度予想できていたくらいです。ポールは取りましたけど、クルマの動きは満足できるものではありませんでした。残念ながら懸念していた通りになってしまったな、という印象です」
(SCが2回入ったことで戦略に影響はあったか?)
「SCの影響はありません。元々はレースの半分のところで入る計画を立てていましたが、僕自身は牧野選手のペースを見てピットインを早めました。思いのほかペースが上がりませんでしたし、トラックポジションを重視というのがスーパーフォーミュラでは大事というところもあるので、周りのペースが良かった結果、ピットに入ったことでオーバーカットされてしまった感じです」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
(今日のレースを振り返ってください)
「3列目ということで、すごく良い位置からスタートできました。ミスはなかったんですけど、タイヤがうまく暖まらなくてペースが上がらず順位を落としてしまいましたが、ここはタイヤの摩耗が厳しいサーキットで、レースが始まると僕のマシンは周りと比べてペースが良かったので、予定していた作戦を変えて、ファーストスティントをロングランにしました。引っ張ってる時はペースは良くてもタイヤはしんどかったんですけど、エンジニアさんとか、チームアドバイザーの伊沢(拓也)さんがいろんな情報を与えてくださったおかげでこの順位が取れたのかなと思います」
(2セット目は相当なハイペースだったが)
「本当はあのまま(フェネストラズを)抜いて行きたかったんですけど、やはり飛ばしすぎて後半タイヤが厳しくなっちゃいました。『安全に』という無線もありましたので、そこからはミスしないように集中して走りました。サッシャ選手もそこからタイムを上げてきたので、余力を残してるな、と客観的に思いました。一筋縄ではいかないな、というのは乗っていて感じました」
(デビュー4戦目での表彰台獲得となったが)
「思った以上に早かったです。表彰台が取れるというのはチーム力があるということだと思うので、次すぐにSUGOですけど、落ち着いてもっと良い順位を目指して頑張りたいです」
「岡田(秀樹)さんとか、伊沢さんがドライバー目線で的確なアドバイスをくださるのが大きいな、と感じています」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO