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9月21日~22日、2013スーパー耐久シリーズ第6戦が三重県鈴鹿サーキットで開催されました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2北川/野間/藤田組はST4クラスにおいて第1レースは6位、第2レースは8位、 第3レースは11位という結果となりました。これにより現在のシリーズランキングは7番手となりました。
9月21日(土)10:10から15分間のAドライバー予選2グループがスタート。#333オートバックスFN2北川選手は#86 GAZOO 86の後方でアタックを開始。このアタックで上位につけ、さらに2回目のアタックに向かいますが、ST5クラスの1台が130Rで横転。赤旗中断となりピットへ戻ります。
予選再開後#333オートバックスFN2北川選手は#116W.S.S2000の後方につけて再びアタックを行います。素晴らしいアタックを行った北川選手は2'23.860の好タイムを記録し、FN2シビックタイプRユーロにとっては予選最上位記録となる3位を獲得することとなりました。
10:50からBドライバー予選2グループがスタートし野間選手がコースインします。1周目は前方に#73 mountain DC5がいたため距離を取ってアタックを開始。幸先よく第1セクターベストをマークした直後、逆バンクコーナーで前車に追いついてしまいやむなくスローダウンします。2回目のアタックは途中でスロー走行のマシンを避けながらも押さえのアタックで2’25.586を記録。3回目のアタックにすべてを掛けますが、アタックを終えた他車がデグナーコーナーをスロー走行中のところにイエローフラッグが提示され、無念のアタック中止。予選9位となりました。
A/Bドライバー予選のベストタイム合算により決定される総合結果は8位となりました。決勝グリッドは第1レースがBドラ予選結果、第2レースがAドラ予選結果、第3レースがA/B合算タイムの順位で決まるため、それぞれ9番手、3番手、8番手からのスタートとなりました。
決勝の各レースは通常の耐久とは異なり40分間のスプリントレースでドライバー交代義務もありません。第1レースは14:10から行われました。Bドライバー予選の結果で決まるグリッドは9番手、タイヤは予選ユーズドを使い野間選手がドライブします。
スタートをうまく決めた#333オートバックスFN2野間選手は直後の1コーナーで#73 mountain DC5をオーバーテイク。ヘアピンでは#13 ENDLESS 86を抜き、さらに130Rでは#52埼玉トヨペット86をアウトからまくって一気に6番手へ浮上します。
2周目のホームストレートでは#58 KRP DC5に抜かれますが、ヘアピンで#116 W.S.S2000を抜いて6番手へ浮上します。しかし予選で走ったタイヤは早くもグリップダウンしはじめます。4周目には一度抜いた#52埼玉トヨペット86に抜き返されます。このタイミングでセーフティカーが入ります。
12周目にリスタートとなりますが、やはりタイヤの状況は厳しく、14周目には後方の#13 ENDLESS 86が差を詰めて来たところで、GT3クラスに周回遅れにされるタイミングが訪れます。ここで前日から発生していたシフトの不具合が出て痛恨のシフトミス!#13 ENDLESS 86に抜かれ8番手に後退します。続く15周目にはデグナーで#93 SKR S2000がコースアウトしたため7番手でチェッカーとなりました。レース後には1台がペナルティを受けたため#333オートバックスFN2野間選手は6位となりました。
#333オートバックスFN2は前日のレースでクラッチまたはトランスミッションに不具合が見つかったため交換作業を行い、さらにアンダーステアとタイヤデグラデーションの対策のセット変更も行いました。
9月22日(日)8:00から30分間のフリー走行がスタートします。#333オートバックス.GLORY-R.FN2はまず北川選手がコースイン。交換されたクラッチやギアとセッティングの確認を実施。アンダーステアは消え少しオーバー寄りとのコメントでした。また課題となっていたタイヤのデグラデーションも改善している様子で、第2,第3レースに向けて期待の持てる状況となりました。またタイムは2’24.400で5番手となりました。
第2レースの後11:00から行われたピットウォークでは世界選手権WTCCとの併催ということもあり、多くのファンがピットを訪れました。レースクイーンの小林未来さん(KWサスペンション)絵里花さん(mountainブレーキディスク)中島さおりさん(チームエーワン)の3名がピットウォークやキャンギャルオンステージで各社の商品のPRを行いレースに華をそえました。
第2レースは9:45から行われ北川選手が乗り込みます。グリッドはAドライバー予選の結果から3番手、タイヤはフロントにニュータイヤを装着してスタートします。
スタートは大きな動きがなく、トップ#41 TRACY S2000、2番手#58 KRP DC5に続き3番手で1コーナーへ。1周目は#58 KRP DC5の後方に張り付いて走りますが、直線加速では少しずつ離されます。後方から4番手の#48 DIJON DC5がペースコントロールをしながらじわじわと追い上げてきますが、#333オートバックスFN2北川選手のタイヤは次第にグリップを失い始めます。
ついに4周目の1コーナーで#48 DIJON DC5がインに飛び込んできますが、勢い余ったのか#48 DIJON DC5は2コーナーでインをキープできません。#333オートバックスFN2北川選手はこのミスを逃さず抜き返します。しかし、#48 DIJON DC5もあきらめず、5周目の1コーナーで再び仕掛けられ#333オートバックスFN2北川選手は4番手にドロップします。
#333オートバックスFN2北川選手はグリップの減ってゆくタイヤと格闘しながら意地をみせますが、7周目のデグナー2個目で#95リジカラS2000、#86 GAZOO 86に抜かれ6番手へ後退、14周目にはシケインで#93 SKR S2000に抜かれ7番手、17周目の1コーナーでは#52埼玉トヨペット86に抜かれて8位でフィニッシュすることとなりました。
第3レースは藤田選手がドライブします。グリッドはA/Bドライバーの合算タイムで決まり8番手スタートです。レース時間は40分ですが、藤田選手は金曜の公式練習でもレースシミュレーションを行っており確実に完走を狙います。
#333オートバックスFN2藤田選手は慎重にスタートを決めますが、#73 mountain DC5、#13 ENDLESS 86に抜かれ10番手まで順位を落とします。続いて後方には#49 ADFSアバルト695が迫りますが、#333オートバックスFN2藤田選手は2'31.090という自己ベストを出しながら少しずつ引き離していきます。
しかし予選のトラブルにより最後尾スタートとなった#95リジカラS2000がハイペースで迫ってきて抜かれ11番手にドロップします。さらに予選で後方に沈んでいた#18コスモソニック86にも抜かれてしまい12番手となります。その後、#333オートバックスFN2藤田選手は安定したラップを刻みながら、トラブルに見舞われた#10 Provare 147をとらえて11番手に浮上します。最後まで安定した走行を続けた#333オートバックスFN2藤田選手は11位でチェッカーを受けることとなりました。

スーパーフォーミュラの第6戦が9月28日(土)、29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
第5戦として予定されていた、韓国・インジェ大会が中止となったため、約2ヶ月ぶりの開催となるスーパーフォーミュラ。第6戦の舞台は東北・杜の都仙台近郊の山中に位置するテクニカルコース、スポーツランドSUGO。
今季のスーパーフォーミュラは、WEC(世界耐久選手権)出場のために開幕戦を欠場しているアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦中3戦のみの出場ながら2勝、2位1回と圧倒的な強さでランキング首位につけている。これを追うランキング2位も、同じく開幕戦を欠場しながら3戦連続表彰台のロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。この外国人勢を、前半戦不調と不運に見舞われながらもようやく前戦もてぎで勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)らが追っている。
28日(土)好天に恵まれたSUGOで、3セッションに渡って台数が絞られていき決勝のスターティンググリッドを決定する、ノックアウト方式での予選が行われた。
Q1は午後1時10分から20分間。序盤から各車周回を重ね、少しずつタイムを上げていったが、一旦ピットへ向かい、新しいタイヤを装着して残り5分でアタック開始。セッション終了へ向けて次々にタイムが塗り替えられていく中、SUGOでは過去出場した全レースで表彰台に上がるなど得意としており、今大会でも午前中のフリー走行でトップタイムをマークした好調デュバルがここでもトップに立ち、中嶋一貴が3番手で続いた。
上位14台がQ2へ進出するこのQ1では、安田裕信(KONDO RACING)が15番手。第3戦富士で2位表彰台に上っている平手晃平(P.MU/cerumo・INGING)がセッティングを詰め切れず、16番手でまさかのQ1敗退。17番手嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset)、19番手リチャード・ブラッドレー(KCMG)でグリッドが確定した。
7分間のQ2では前戦もてぎでポール・トゥ・ウィンを果たした中嶋一貴がトップタイムをマーク。デュバルが2番手、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が3番手と好位置につけた。一方で、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がコンマ1秒及ばず10番手でQ3進出ならず。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)も11番手でQ2敗退となってしまった。
最終Q3も7分間のセッション。各車残り5分でコースインし、最後のアタックを繰り広げたが、好走を続けるデュバルが2番手にコンマ2秒差をつけるトップタイムを叩き出し、第3戦富士に続く今季2度目のポールポジションを獲得。ロッテラーが3番手、中嶋一貴が4番手。現時点でのランキング上位4人が予選2列目までを占めた。
着実にQ3まで進んだ松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が6番手、国本が7番手につけ、決勝レースに臨むこととなった。
29日(日)はさわやかな秋晴れとなり、気温22度、路面温度29度と過ごしやすい気候の下、午後3時に68周で争われる決勝レースがスタートした。
スタートではポールポジションのデュバルがややホイールを空転させながらもポジションを守る一方で、好ダッシュを決めたロッテラーが2位に浮上。
2周目の1コーナーで、16番手スタートから追い上げを図ろうとしていた平手がスピンしコースアウト。順位を落としながらもコースに復帰した平手だったが、4周目にクラッシュ。セーフティカーが導入された。
このセーフティカーラン中に中団グループ以降の数台がピットイン。8周目に再スタートが切られたが、そのストレート上でオリベイラと平川が接触。ホイールを破損したオリベイラはまっすぐ1コーナーに突っ込む激しいクラッシュ。再びセーフティカー導入となった。
このセーフティカーラン中には、デュバル、ロッテラー、中嶋一貴、松田ら上位勢がピットへ。同一チームのためロッテラーのピット作業を待つこととなった中嶋一貴はポジションを落としてしまった。
このセーフティカーラン中、国本を含む数台がピットに入らずコース上に残り、国本は2位に浮上。デュバルが7位、ロッテラー8位で12周目に再スタート。デュバル、ロッテラー共に徐々に前走車をパスして順位を上げていった。
27周目、国本同様にコース上に残ったことで順位を上げ、7位を走行していたブラッドレーがクラッシュ。この日3度目のセーフティカー導入となった。
ここで国本らがピットイン。しかし、それまでに築いていたマージンを活かし、国本は7位でコースへ復帰。デュバルが3位、ロッテラーが4位で32周目に再スタートが切られると、デュバルは前を行く2台を激しく攻め立てたが抜くまでには至らず。
37周目に首位を争う伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)が接触。伊沢はその場でレースを終え、小暮もこの接触でペナルティを受けることとなり後退。再びデュバルとロッテラーが1-2で首位を争うこととなった。
56周目、11位走行中の平川が白煙を吹いてコース上にストップ。58周目には前走車をパスすべく激しい追い上げを見せていた中嶋一貴が接触でコースオフ。逆転チャンピオン目指し追い上げていた中嶋一貴だったが、ここでレースを終えることとなってしまった。
その直後に別のクラッシュが発生し、4度目のセーフティカー導入。レースは残り4周での再スタートとなり、超スプリントでの、デュバルとロッテラーによる手に汗握る首位争いが再開された。
追うロッテラーは、毎周1コーナー進入でデュバルに並びかけ、2台はサイド・バイ・サイド、テール・トゥ・ノーズの接触寸前バトルを展開。しかし、デュバルは巧みなテクニックで首位を堅守。
最後まで諦めないロッテラーは、ファイナルラップの最終コーナー立ち上がりからデュバルに食らいつくと、ストレートでのスリップストリームからラインを変え、2台はほぼ並んだままチェッカー。僅か0.041秒差で逃げ切ったデュバルが今季初勝利を飾った。チーム ルマンにとっては、10年ぶりの勝利となった。
ロッテラーは2位に入り、トヨタエンジンが1-2フィニッシュ。リタイア8台、セーフティカー導入4回という大荒れのレースで、健闘した国本が自身最上位タイとなる4位フィニッシュ。松田は5位。安田が6位に入り、参戦2年目にして初入賞、初のポイント獲得を果たした。
ランキングではロッテラーが首位を堅守。ロッテラーとランキング2位のデュバルは共に次戦最終戦を欠場することとなるが、逆転タイトル獲得の可能性を残すランキング3位の山本尚貴(TEAM無限)との差は13ポイント。最終戦は2レース制のため、1レースの優勝8ポイント+ポールポジションでの1ポイントで、最大18ポイントが獲得出来るが、山本がどちらかのレースで3位以下、もしくは両レースのポールポジションを獲得せず2位以下でフィニッシュした場合、ロッテラーのチャンピオンが決定する。

全日本F3選手権の第6大会(第12戦、第13戦)が9月28日(土)と29日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今季の同シリーズは、前大会もてぎで9勝目を挙げた中山 雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が4戦を残してシリーズタイトルを決めている。この中山の快進撃を止められるかに注目が集まった。
今大会は、TOYOTA TOM'S TAZ31エンジン搭載車両が2台出場、F3-Nクラスは参戦車両5台全てがTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを使用している。
28日(土)好天の下、午前10時15分より10分間の第12戦予選が行われた。短いセッション故に各車スタート前からピットロードに並び、アタックを開始した。まず中山がトップタイムをマークしたが逆転され、残り3分を切ったところでクラッシュ車両により赤旗中断。そのままセッション終了かと思われたが、残り3分で再開されると、再びコースインし、逆転のトップタイムを叩き出した中山がポールポジションを獲得。
木曜、金曜の占有走行で2度にわたるクラッシュを喫した勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は、セクター1で中山を上回る走りを見せたがその後のタイムが伸びず、4番手となった。上位4台は全車がコースレコードを更新し、僅か0.1秒内に入る僅差のセッションであった。
10分間のインターバルの後に行われた第13戦予選では、直前の第12戦予選で最後まで走っていたためにコースインが遅れた中山と勝田だったが、中山が3周目にして第12戦予選のタイムを上回るコースレコードタイムをマークしトップに浮上。このセッションでも終盤クラッシュにより赤旗中断となったが、再開後は誰もタイムを上げることが出来ず、中山は7戦連続でのポールポジション獲得となった。勝田は3番手につけた。
F3-Nクラスでは、今大会初めてSUGOを走行するナニン・インドラ・パユーング(TOM'S SPIRIT)が、前日の占有走行で激しいクラッシュを喫しながらも第12戦、第13戦共にクラス2番手グリッドを確保した。
予選の後、午後2時50分に第12戦の決勝(18周)がスタート。順位変動のないクリアなスタートが切られると、ポールポジションの中山は後続を引き離し、6周目にはその差は5秒まで広がった。
しかし、8周目の最終コーナーで勝田がクラッシュ。セーフティカーが導入され、マージンは帳消しに。再スタート後は後続の追撃を受けることとなった中山だったが、逃げ切り、トップでチェッカー。今季10勝目を挙げた。
F3-Nクラスではセーフティカーランからの再スタートで2位につけていたパユーングが逆転を狙い並びかけたが、惜しくもかわすまでには至らず。パユーングは2位でフィニッシュ。F3-Nクラスは高星 明誠(NDDP RACING)のタイトルが確定した。
29日(日)は空に雲がかかってはいたもののドライコンディションで午後1時5分に第13戦決勝(25周)がスタート。前日、この週末3度目のクラッシュを喫した勝田は大事を取って今レースは欠場となった。
ポールポジションの中山は危なげなくスタートを決め、14周目には8秒以上もの大差をつけて独走態勢となったが、後半に入るとタイヤの摩耗によりペースが落ち、後続との差を詰められることに。しかし、大きなマージンを活かし、3.5秒差で逃げ切り、今季11勝目を挙げた。中山はこれで5戦連続でのポール・トゥ・ウィン、ファステストラップ獲得の完全勝利となった。
F3-Nクラスでは、ポールポジションの高星がスタータートラブルによりピットスタートとなったため、パユーングがトップスタートとなったが、スタートでかわされ、2位に後退。しかし、2周目の1コーナーで首位を奪還したパユーングは、後続との差を広げていき、最後は20秒もの大差をつけてトップチェッカー。今季3勝目を挙げた。
トヨタモータースポーツニュース
「朝のセッションでは満足できるレベルまでマシンを仕上げることができました。ただ、1周のラップタイムは速いのですが、タイヤには少し負担がかかっていたようで、決勝は30周過ぎからコントロールするのがかなり難しい状態でした。それもあって、レース終盤、トップの小暮選手を捕らえるのは難しいと思っていましたが、ラッキーな形でトップに立つことができました。終盤のアンドレとのバトルもタイヤが厳しくて本当にタフな戦いでした。これまでのトップフォーミュラのなかでも1番厳しいレースだったと言えると思います。今年最後のフォーミュラレースで勝てて本当に嬉しいです。チームの苦労もようやく報われました。」
「マシンはとても良い仕上がりでしたし、スタートでは山本選手をパスして2位に上がれ順調な滑り出しでした。SCランのピットインではトップに出るチャンスもありましたが、チームとのコミュニケーションがうまくいかず、ピットインの判断が少し遅くなってしまいました。再スタート後は燃料をセーブする必要があったので、小暮選手に逃げられる形になってしまいました。最後のロイックとのバトルでは、ロイックはタイヤがきつそうだったので、ボクの方が有利なはずだったのに……。でも、フェアで楽しいバトルでした。最終戦は欠場ですが、山本選手が良いレースをしないように祈ってます(笑)。」
「スタートはまずまずだったのですが、ロイックに先行されてしまいました。最後のSCラン後の再スタートはチャンスと思っていましたが、思っていたよりタイヤが温まっていなくて危うくコースアウトするところでした。でもマシンの調子もよく2人に大きく遅れずに走れたことは収穫です。負けたのは悔しいですが、今までのレースと比べると今回は2人に一番近づけたように思います。チャンピオンシップを考えると3位で終われたのは良かったです。」
「スポンサーをはじめ、ご支援、ご協力、応援いただいた皆様、そしてチームに10年振りの優勝をもたらしてくれたロイックに感謝したいと思います。」 9月29日、全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦の決勝が、秋晴れのスポーツランドSUGOで行われた。天候とは裏腹に、レースは4回のセーフティカーラン、トップの接触、そしてペナルティによるトップ陥落という大荒れの展開となった。
この大混乱のレースを制したのは、ポールポジションスタートの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)。ポイントリーダーの#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)と荒れたレースを締めくくる好バトル見せ、僅差でロッテラーを抑えて今季初優勝。チームに10年振りの勝利をもたらした。
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波乱の予兆はスタートからあった。インディカーレース優勝を手土産にスポット参戦した8番グリッドの#15佐藤琢磨(チーム無限)が動けず。後続のマシンは右に左にかわし、かろうじてアクシデントを免れた。
しかし、ほっとしたのも束の間、3周目に13位を走行していた#38平手晃平(P.MUセルモ・インギング)がSPコーナーでクラッシュ。マシンの回収作業の間SCラン(1回目)となる。ここで12番手スタートの#40伊沢拓也(ドコモ・チームダンディライアンレーシング)をはじめ後方スタートの3台が賭けに出てピットインを敢行した。
8周目に入ったところで再スタート。しかし、この1コーナーで#19J.P.オリベイラ(レノボ・チームインパル)がクラッシュ。再度SCラン(2回目)となった。残り周回数を考えると燃料が持つギリギリのタイミングだったが、#8デュバル、#2ロッテラー、#16山本尚貴(チーム無限)をはじめ、上位陣のほとんどがここがチャンスと見てピットに滑り込んだ。
逆に、燃料が持たないと判断して走行を続けたのは、#32小暮卓史(ナカジマレーシング)、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)、#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)の3台。12周目の再スタートからは、この3台がレースをリードすることになる。特に#32小暮の速さは別格で1周0.6から0.8秒ずつ2位以下を離していく。
しかし、ピットインしなければならない3台はいずれ順位を落とす……そう見られていたが、運は#32小暮に味方した。27周目、今度は#18リチャード・ブラッドレー(KCMG)が最終コーナー手前でクラッシュ。早くも本日3回目のSCランとなった。このチャンスに上位3台はすかさずピットイン。
大きなマージンを築いていた#32小暮は2位で隊列に復帰し、運も味方につけてここまでは順調に事が進んだ。ところが、再スタート後の37周目1コーナーで、ペースが上がらず再三のアタックを抑えられていたトップ#40伊沢のリアタイヤに#32小暮のフロントタイヤが接触。#40伊沢ははじかれるようにコースアウト。そのままリタイヤとなってしまった。この接触を巡っては審査委員会もジャッジに迷ったようだが、長い審査の末危険行為と判断され、50周目に#32小暮に10秒ストップのペナルティが提示された。
勝利を確信していた#32小暮にとっては無念のペナルティだったが、ジャッジには従うしかなく、優勝の権利は2位争いを繰り広げていた#8デュバルと#2ロッテラーの手に移ることになった。
ここから繰り広げられた2人のバトルは、観客、関係者を唸らせる見ごたえのあるものだった。58周目に#10塚越広大(HPリアルレーシング)がクラッシュして、4度目のSCランから超スプリントレースとなった残り4周では、ドライバー自身も「フェアで楽しいバトルだった」と言うように、1コーナーでタイヤを絡ませるように並走するなど、これぞレーシングバトルといえるものだった。
ゴールラインでは、最後の逆転にかけた#2ロッテラーが横に並ぶが僅かに届かず、#8デュバルが嬉しい今季初優勝。この優勝は意外にも名門チーム・ルマンにとって、10年ぶりという勝利だった。3位には終始堅実な走りを見せた#16山本が入った。
これで、チャンピオン争いは最終戦(鈴鹿)に持ち越されることになったが、シリーズ1・2位のロッテラーとデュバルは、同日に上海で開催されるWEC(世界耐久選手権)のため最終戦を欠場することが決まっており、シリーズ3位の山本は大逆転を期して最終戦に臨むことになった。
Text:Shigeru KITAMICHIスーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 68 | 1:37'08.879 |
| 2 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 68 | 0.041 |
| 3 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 68 | 2.520 |
| 4 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 68 | 4.640 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 68 | 5.224 |
| 6 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 68 | 9.103 |
| 7 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 68 | 9.809 |
| 8 | *32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 68 | 9.954 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 68 | 10.924 |
| 10 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 68 | 11.792 |
| 11 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 66 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回(61 Laps)完走 ---- | ||||||
| - | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 57 | 11Laps |
| - | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 57 | 11Laps |
| - | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 55 | 13Laps |
| - | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 52 | 16Laps |
| - | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 36 | 32Laps |
| - | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 25 | 43Laps |
| - | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 7 | 61Laps |
| - | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 2 | 66Laps |
「ポールポジションからうまくスタートを決め後続を離すことができましたが、途中5秒ほどマージンを築いた頃から、フロントタイヤに振動が出て、この症状が徐々に酷くなってしまいました。あと数周あったら危なかったかもしれません。でも、連勝でき、この週末はうまく組み立てることができ、良い流れを作れました。次回もこの感じでいきたいと思います。」
「昨日のレースはクラッシュしてしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。スタートはクラッチミートに失敗してエンストしかけました。でも、スタート前にフロントウィングをアジャストしたのがうまくいって、タイヤマネジメントに気を配りながらいいペースで走ることができました。後半トップの中山選手を追い詰めることはできましたが、逆転できず悔しいです。でも、次戦に向けて可能性を感じることができました。」
「長く感じた25周でした。ペースは悪くなく、途中までは野尻選手を捕らえられるかと思っていましたが、タイヤが厳しくなって逆に差を開かれてしまいました。タイヤマネジメントが課題です。このレースウィークは木曜日の走り始めにクラッシュし、出遅れてしまいましたが、3位表彰台を得るまで挽回できたのは良かったです。今シーズンは3位が最高位なので残るレースではこれを更新したいと思います。」
「またスタートで小泉選手に前に出られてしまいました。でも、高星選手がピットスタートだったのはラッキーでした。単独トップになってからは、タイヤマネジメントのこととSCランにはならないように願っていました。残りも1つは勝ちたいと思います。菅生はハイポイント、SPコーナーが難しく、セッティングもここがポイントだと感じました。」
「フォーメイションでスターターが回らず、グリッドに並べなかったのは悔しかったです。気持ちを切り替えて1コーナーにパッシングの的を絞って集中して走りました。ナニン選手に追いつきたかったのですが、見える位置まで追い上げることはできませんでした。でも、ピットスタートということを考えれば、納得できる内容でした。」
「スタートは高星選手がいなくて前が空いたのでバッチリ決まりました。ナニン選手が来るのはわかっていましたので、抜かれてからはなるべく離されないようにと思っていましたが、相手のペースが予想より速かったです。高星選手ももっと早いうちに追いついてくると思っていましたが、最後尾からの追い上げは大変だったんでしょう。思ったより来るのが遅かったですね。昨日はアンダーステア、今日はオーバーステアで、ストレートスピードが伸びずに苦労しました。これは来年菅生を走るときの改善点です。シーズン残りも全力で勝つことを目標にします。」全日本F3選手権第13戦は29日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が昨日に続き連勝した。
フォーメーションラップは13時5分にスタート。曇り空でほぼ無風、温かく穏やかな気候での決勝を向かえた。昨日の第12戦のクラッシュで首を痛めた勝田貴元(トムス)はドクターストップがかかりこのレースを欠場。昨日チャンピンを決めたばかりの高星明誠(NDDP)はスターターのトラブルでエンジンがかからず、ピットスタート。10台がグリッドに着いた。
スタートを制しトップで1コーナーに飛び込んだのは中山雄一(トムス)。2位に野尻智紀(戸田)、3位に松下信治(HFDP)、4位に千代勝正(B-MAX)、5位清原章太(HFDP)と予選順位通りにレースは始まった。
中山は序盤からハイペースで2位以下を引き離し独走態勢を築く。レース中盤に2位以下を8秒ほど離したところでペースをコントロール。最終的には3秒5差で今季11勝目を飾った。
2位でレースを始めた野尻は、中山との差は開くばかり。しかし、3位以下に追い詰められることもなく、そのままの順位でゴールした。
3位松下は終始、4位の千代を背後に従えたの走行となったが、ここSUGOでは抜き所も少なく、ポジションを守って3位表彰台をものにした。
Nクラスは、高星がピットスタート。ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートをミスしたため、小泉洋史(ハナシマ)のリードでレースは始まる。しかし、2周目の1コーナーでパユーングがインから小泉をかわすと、その差を広げ独走でのクラス優勝を飾った。
ピットスタートの高星は、チャンピオンの意地を見せ、9周目にクラス4位のドラゴンを、11周目の1コーナーで同3位の湯澤を、14周目の同所では同2位の小泉をかわし、2位でのチェッカーを向かえた。3位には小泉が入った。
第14戦、第15戦は10月19、29日、富士スピードウェイでWECのサポートレースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本F3 -RIJ- (2013/09/29) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | *36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 32'06.470 | |
| 2 | 2 | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 3.596 | |
| 3 | *7 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 6.593 | |
| 4 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 7.202 | |
| 5 | 8 | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 11.155 | |
| 6 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 39.242 |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 59.274 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| 9 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ---- | ||||||||
| - | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 10 Laps |
| - | 13 | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1 | 24 Laps | |
決勝日朝、午前9時15分から30分間行われたフリー走行は、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)がトップタイムをマーク。#31中嶋大祐(ナカジマレーシング)が続いた。予選2位の#16山本尚貴(チーム無限)は16位に沈み、フロントローに並ぶ2人が明暗を分けた。
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朝のサーキット上空はやや雲が多いものの、秋の気配が漂う絶好のレース日和だ。6時間後の決勝に向け、各チームは決勝セッティングを施したマシンをコースに送り出す。
序盤は各マシンともセッティングを確認しながらの走行となったが、ここで一人気を吐いたのが予選でブービー(18位)に沈んだ#11中山友貴(HPリアルレーシング)。予選タイムに匹敵する叩き出し意地を見せた。しかし、これは決勝を見据えての走行ではなく、かなりマシンを軽くしてのアタックのようだ。
序盤から終盤まで常に安定したタイムをマークしたのが、#31中嶋大祐、#32小暮卓史のナカジマレーシングコンビ。最終的に3位と5位で走行を終え、決勝に向け仕上がりの良さを窺わせた。
逆に最後までもがき苦しんでいたのが、チーム無限の2台。予選でQ3に進出した#15佐藤琢磨は、時にコースから飛び出すほど攻め込んだもののタイムには繋がらず13位。予選でフロントローを得た#16山本尚貴に至ってはゼッケンと同じ16位と全くいいところなくフリー走行を終え、決勝に不安を残した。
現在シリーズ2位、ポールポジションの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)は残り2分でトップタイムを叩き出し余裕を感じさせた。ポイントリーダーでチャンピオン最右翼の#2アンドレ・ロッテラー(ペトロナス・チームトムス)も4位と好調。決勝ではチャンピオンを争う2人の戦いも注目だ。
決勝は、午後3時スタート。68周で争われる。
Text:Shigeru KITAMICHI
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/29) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'08.049 | - | - | 195.97 |
| 2 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'08.176 | 0.127 | 0.127 | 195.60 |
| 3 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'08.227 | 0.178 | 0.051 | 195.46 |
| 4 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'08.240 | 0.191 | 0.013 | 195.42 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'08.419 | 0.370 | 0.179 | 194.91 |
| 6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'08.534 | 0.485 | 0.115 | 194.58 |
| 7 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'08.676 | 0.627 | 0.142 | 194.18 |
| 8 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'08.774 | 0.725 | 0.098 | 193.90 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'08.784 | 0.735 | 0.010 | 193.87 |
| 10 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'08.875 | 0.826 | 0.091 | 193.62 |
| 11 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'08.940 | 0.891 | 0.065 | 193.43 |
| 12 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'08.965 | 0.916 | 0.025 | 193.36 |
| 13 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'08.998 | 0.949 | 0.033 | 193.27 |
| 14 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'09.015 | 0.966 | 0.017 | 193.22 |
| 15 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'09.051 | 1.002 | 0.036 | 193.12 |
| 16 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'09.084 | 1.035 | 0.033 | 193.03 |
| 17 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'09.195 | 1.146 | 0.111 | 192.72 |
| 18 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'09.343 | 1.294 | 0.148 | 192.31 |
| 19 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'09.910 | 1.861 | 0.567 | 190.75 |
「予選は#2野尻選手に先にタイム出されたりしましたが、2戦ともポールポジションが獲れて良かったです。 決勝は1周目のペースが非常に良かったので、序盤から2位以下を離すことができました。ただ、チームメイトの#37勝田選手がクラッシュしSCランになった後は、少しペースが落ちてしまいました。でも、監督から無線で「しっかりタイミングを計るように」という指示どおり、再スタートはうまくいって逃げ切ることができました。明日もトップでゴールに帰ってこれるよう頑張ります」
「スタートで前に出られなかったので、前半は#2野尻選手に抑えられてペースを上げることができませんでした。SCランの後はペースも良くなり、#2野尻選手がクラッシュした後は、トップの#36中山選手との差も詰めることができました。でも、抜くまでには至らず、これで3戦連続2位です。なかなか優勝には届きませんね。明日も最後まで諦めずにいきます」
「菅生は初めてですが、予選からうまくいったと思います。決勝もスタートが決まっていいペースで走れていましたが、SCラン後にちょっと#38ナニン選手にプッシュされてしまいました。でも、タイヤが温まった後は離すことができました。
勝ってチャンピオンを決めたいと思っていたので、ほっとしています。残りも全部勝てるように頑張ります」
「毎回ベテランの#6小泉選手とバトルになります。いい勉強になっています。チャンピオンは決まってしまいましたが、残るレースは勝ちを狙っていきたいと思います。昨日は練習走行でクラッシュしてしまいマシンも大きなダメージを負いましたが、チームが完璧に直してくれました。おかげで、初めての菅生でしたが思い切り走ることができました」
「今回は木曜日から走ることができましたが、どうもリズムが良くなくて最初はタイムが全然出ませんでした。でも、予選までには修正できて何とかいつもの位置からスタートすることができました。
決勝では、#38ナニン選手がいつものとおりスタートをミスってくれたので(笑)、前に出ることができ楽しいフェアなバトルができました。菅生はチャレンジングなコースですが、今日もクラッシュがあったように、ライン外すと危ないですね。残り3戦では一度くらい#23高星選手をギャフンと言わせたいと思います」全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで18周の決勝レースを行い、中山雄一(トムス)が26分25秒441で今季10勝目を飾った。
スリッピーな路面がドライバーを苦しめる。7周目のSPコーナーではドラゴン(B-MAX)がコースアウト。8周目の最終コーナーでは4位の勝田貴元(トムス)が激しくクラッシュし、セーフティーカー(SC)が導入される原因を作ると、再開後の13周目には今度は2位を走る野尻智紀(戸田)も同所でコースアウトした。
レースは14時50分にフォーメーションラップを開始。トップで1コーナーに飛び込んだのは中山。中山は、後続を引き離し独走態勢を築く。SC後のリスタートで、野尻のリタイアにより2位に上がった千代勝正(B-MAX)に迫られるが、落ち着いたレース運びで一度もトップを譲ることなくポールトゥウィンを飾った。
2位には千代が入り、勝田、野尻がリタイアしたため松下信治(HFDP)3位でレースを終えた。なお、松下は体調不良で医務室に運ばれ、表彰式と記者会見を欠席した。
Nクラスは高星明誠(NDDP)がトップでレースをスタート。クラス2位には、ナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)をかわした小泉洋史(ハナシマ)が上がったが、7周目の1コーナーでアウトから小泉をかわしたパユーングが2位に復帰。SC後もこの順位に変動はなく、高星が優勝。高星はNクラスのチャンピオンも決めた。
第13戦決勝は明日29日、13時5分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 26'25.441 | |
| 2 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 0.872 | |
| 3 | 7 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 2.777 | |
| 4 | 8 | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 4.188 | |
| 5 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 14.372 |
| 6 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 16.215 |
| 7 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 20.850 |
| 8 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 21.506 |
| 9 | 13 | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 35.739 | |
| ---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ---- | ||||||||
| - | 2 | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 12 | 6 Laps | |
| - | 37 | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 7 | 11 Laps | |
| - | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 6 | 12 Laps |
「朝のフリー走行は、路面のコンディションが悪くて、みんな苦しんでいたと思います。セッションの最後でニュータイヤを履いたときは、クルマの状況が良くてトップタイムを出すことができました。午後の予選は走りはじめたらセットアップに自信が持てなくて、それでもタイムは出たんですが、Q1、Q2、Q3でクルマのセットアップをアジャストしました。基本的にクルマは安定していて、タイムを出すことができました。他のドライバーは少しミスをしたようで、ポールポジションを取ることができ、チームのためにもよかったです。アンドレが最後に3番手に戻ってこられたのもよかったです」
「今回もチームがいいクルマを用意してくれました。朝のフリー走行から綱渡りをしているような感覚でした。コースがすごくダスティーで、通れるラインが1本しかないような中での予選でしね。だからといって守ってしまうと、タイムが顕著に落ちてしまうので、責めないといけないんですが、ミスもできないので、これまでになく緊迫した予選だったなと感じています。Q3では細かいミスもあったんですが、失敗しても8番手なので、悔いの残らないように思いっきりアタックして、2番手まで上がることができたのは良かったと思いますが、ロイック選手に負けたのはすごく悔しいです。あした挽回できるようにがんばります」
「朝のフリー走行は、コースがほこりっぽくて苦労しましたが、最後にニュータイヤを履いたときにはタイムがでました。午後の予選は、セットアップで苦しんで、オーバーステアが出てたのでセットアップを変えていきました。Q3はだいぶましになって、うまくタイムを出すことができ3番手に戻って来られましたが、まだ最終コーナーとハイポイントコーナーではリアが安定していない感じした。3番手でチャンピオンシップを争うロイック選手と山本選手が近いところにいるので、あしたはいいレースができるんじゃないかと思います」全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がポールポジションを獲得した。
公式予選は13時10分にスタート。Q1が20分で上位14台が7分間のQ2に進出。最後のQ3はQ2のトップ8台で7分間で争われた。
Q1でトップに立ったのは1分6秒271でロイック・デュバル(キグナス・スノコ)。デュバルはQ2でトップを中嶋一貴(トムス)に譲るものの、Q3では再び1分6秒141を出し、ポールポジションをものにした。
山本尚貴(無限)Q1をデュバルに続き2位で通過。しかしQ2でアタック中にSPコーナーでコースアウト。万事休すと思われたが、再度のアタックでなんとか最下位の8位で通過。Q3では勢いを取り戻し、2位に食い込んでみせた。
現在ポイントリーダのアンドレ・ロッテラー(トムス)は、Q1を6位、Q2を4位と徐々にポジションアップし、Q3を3位で締めくくった。
中嶋一貴はQ2で1分6秒128とこの予選セッションを通しての最速タイムを記録しトップに立つが、Q3ではタイムが伸びず、4位で予選を終えた。
Q3では、5位に小暮卓史(ナカジマ)、6位に松田次生(インパル)、7位に国本雄資(セルモ・インギング)、8位に佐藤琢磨(無限)が入っている。
決勝レースは明日15時より68ラップで行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'06.271 | 1'06.218 | 1'06.141 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.342 | 1'06.701 | 1'06.343 |
| 3 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.776 | 1'06.456 | 1'06.368 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.477 | 1'06.128 | 1'06.414 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.456 | 1'06.467 | 1'06.460 |
| 6 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.888 | 1'06.629 | 1'06.724 |
| 7 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'06.698 | 1'06.338 | 1'06.831 |
| 8 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'07.097 | 1'06.590 | 1'07.067 |
| 9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'07.091 | 1'06.762 | |
| 10 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'07.310 | 1'06.800 | |
| 11 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'07.221 | 1'06.984 | |
| 12 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.114 | 1'07.136 | |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'07.253 | 1'07.166 | |
| 14 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.613 | 1'07.869 | |
| 15 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'07.620 | ||
| 16 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'07.679 | ||
| 17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'07.821 | ||
| 18 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'08.233 | ||
| 19 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'08.617 | ||
| ---- 以上基準タイム(1'11.001)予選通過 ---- | |||||||
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'06.141 | - | - | 201.62 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.343 | 0.202 | 0.202 | 201.01 |
| 3 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.368 | 0.227 | 0.025 | 200.93 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.414 | 0.273 | 0.046 | 200.79 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.460 | 0.319 | 0.046 | 200.65 |
| 6 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.724 | 0.583 | 0.264 | 199.86 |
| 7 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'06.831 | 0.690 | 0.107 | 199.54 |
| 8 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'07.067 | 0.926 | 0.236 | 198.84 |
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.128 | - | - | 201.66 |
| 2 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'06.218 | 0.090 | 0.090 | 201.39 |
| 3 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'06.338 | 0.210 | 0.120 | 201.02 |
| 4 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.456 | 0.328 | 0.118 | 200.66 |
| 5 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.467 | 0.339 | 0.011 | 200.63 |
| 6 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.590 | 0.462 | 0.123 | 200.26 |
| 7 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.629 | 0.501 | 0.039 | 200.14 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.701 | 0.573 | 0.072 | 199.93 |
| ---- 以上Q3進出 ---- | ||||||||
| 9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.762 | 0.634 | 0.061 | 199.74 |
| 10 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'06.800 | 0.672 | 0.038 | 199.63 |
| 11 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.984 | 0.856 | 0.184 | 199.08 |
| 12 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.136 | 1.008 | 0.152 | 198.63 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'07.166 | 1.038 | 0.030 | 198.54 |
| 14 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.869 | 1.741 | 0.703 | 196.49 |
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'06.271 | - | - | 201.22 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.342 | 0.071 | 0.071 | 201.01 |
| 3 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.456 | 0.185 | 0.114 | 200.66 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.477 | 0.206 | 0.021 | 200.60 |
| 5 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'06.698 | 0.427 | 0.221 | 199.94 |
| 6 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.776 | 0.505 | 0.078 | 199.70 |
| 7 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.888 | 0.617 | 0.112 | 199.37 |
| 8 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'07.091 | 0.820 | 0.203 | 198.76 |
| 9 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'07.097 | 0.826 | 0.006 | 198.75 |
| 10 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.114 | 0.843 | 0.017 | 198.70 |
| 11 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'07.221 | 0.950 | 0.107 | 198.38 |
| 12 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'07.253 | 0.982 | 0.032 | 198.29 |
| 13 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'07.310 | 1.039 | 0.057 | 198.12 |
| 14 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.613 | 1.342 | 0.303 | 197.23 |
| ---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
| 15 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'07.620 | 1.349 | 0.007 | 197.21 |
| 16 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'07.679 | 1.408 | 0.059 | 197.04 |
| 17 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'07.821 | 1.550 | 0.142 | 196.63 |
| 18 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'08.233 | 1.962 | 0.412 | 195.44 |
| 19 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'08.617 | 2.346 | 0.384 | 194.34 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 1'10.910 | 4.639 | 2.293 | 188.06 | ||||
全日本F3選手権第13戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。
第12戦に引き続き第13戦の公式予選が10時45分より行われた。ここでも野尻智紀(戸田)が一時は予選をリードする1分13秒835でトップに立つが、中山雄一(トムス)が第12戦で自身がたたき出したコースレコードを更新する1分13秒654でこれを逆転しトップに。
ここで再び湯澤翔平(ノバ)がSPコーナーでコースアウトしたため赤旗中断。しかし、11時から残り3分で再開された予選も、トップ集団のタイムは更新されず、中山の2戦連続ポールポジションが確定した。
2位にはここでも野尻が入り、3位には勝田貴元(トムス)が上がった。4位松下信治(HFDP)、5位千代勝正(B-MAX)、6位清原章太(HFDP)と続いた。
Nクラスも高星明誠(NDDP)が2戦連続ポールポジション。クラス2位にナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)、同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。
決勝レースは明日29日、13時5分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI全日本F3選手権第12戦は28日、スポーツランドSUGOで公式予選を行い、中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得した。
公式予選は10時15分より始まる。
まずは中山雄一(トムス)が1分14秒316でトップに立つと、そのタイムをコースレコードを更新する1分13秒800まで短縮。しかし、野尻智紀(戸田)が1分13秒716を出し、トップに立ったところで、吉田基吉(B-MAX)が3コーナーでコースアウト。赤旗が提示され予選が中断した。
予選は10時32分より残り3分間で再開。ここで中山は1分13秒694とさらにタイムアップし、野尻を逆転。ポールポジションを決めた。
2位には野尻が入り、3位は千代勝正(B-MAX)、4位に勝田貴元(トムス)、5位に松下信治(HFDP)、6位に清原章太(同)と続いた。
Nクラスは高星明誠(NDDP)がクラス2位のナニン・インドラ・パユーング(トムス・スピリット)を1秒近く上回る1分16秒193でポールポジションを決めた。同3位に小泉洋史(ハナシマ)が入った。
決勝レースは本日28日、14時50分より18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第6戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで開幕。公式予選前に行われた午前のフリー走行では、ロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がコースレコードに迫る1分5秒889を記録し、トップに立った。
スポーツランドSUGOは朝から快晴。さわやかな秋晴れの下、9時より1時間のフリー走行が行われた。
このレースから、開幕戦にスポット参戦したインディーカーシリーズに参戦する佐藤琢磨(無限)が復帰。小林崇志に代わって15号車をドライブする。
開始から中盤までトップは目まぐるしく代わる。塚越広大(リアル)、アンドレ・ロッテラー(トムス)、山本尚貴(無限)、小暮卓史(ナカジマ)、松田次生(インパル)とリーダーに顔を出すが、中盤過ぎからはただ一人1分7秒を切る1分6秒902を出したロイック・デュバル(キグナス・スノコ)がトップに君臨。
残り5分を切ったあたりから、予選シミュレーションが始まり、各車ウォームアップに2周を費やしタイムアタックに入る。
ここでもやはりトップタイムは記録したのはデュバル。1分5秒889とコースレコード1分5秒843に迫るタイムでこのセッションをトップで締めくくり、好調さをアピールした。
2位にはデュバルから0秒157差でロッテラー。3位に入った小暮がトップから0秒523差と、外国人2人の速さが際立つセッションとなった。
4位には中嶋一貴(トムス)、5位に松田、6位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)と続いた。佐藤は9位でこのセッションを終えた。
公式予選は13時10分より、ノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 13 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.654 | - | - | 181.05 | |
| 2 | 2 | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'13.835 | 0.181 | 0.181 | 180.61 | |
| 3 | 37 | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.963 | 0.309 | 0.128 | 180.30 | |
| 4 | 7 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.120 | 0.466 | 0.157 | 179.92 | |
| 5 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'14.302 | 0.648 | 0.182 | 179.47 | |
| 6 | 8 | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'15.000 | 1.346 | 0.698 | 177.80 | |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.168 | 2.514 | 1.168 | 175.08 |
| 8 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.806 | 3.152 | 0.638 | 173.62 |
| 9 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.979 | 3.325 | 0.173 | 173.23 |
| 10 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.499 | 3.845 | 0.520 | 172.07 |
| 11 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.958 | 4.304 | 0.459 | 171.06 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'21.199 | 7.545 | 3.241 | 164.23 | ||||||
| - | 13 | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | ansence | - | - | - | |
全日本F3 -RIJ- (2013/09/28) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 12 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.694 | - | - | 180.96 | |
| 2 | 2 | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | R1'13.716 | 0.022 | 0.022 | 180.90 | |
| 3 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | R1'13.730 | 0.036 | 0.014 | 180.87 | |
| 4 | 37 | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.791 | 0.097 | 0.061 | 180.72 | |
| 5 | 7 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.477 | 0.783 | 0.686 | 179.05 | |
| 6 | 8 | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'15.120 | 1.426 | 0.643 | 177.52 | |
| 7 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.193 | 2.499 | 1.073 | 175.02 |
| 8 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.065 | 3.371 | 0.872 | 173.04 |
| 9 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.436 | 3.742 | 0.371 | 172.21 |
| 10 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.715 | 4.021 | 0.279 | 171.59 |
| 11 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.822 | 4.128 | 0.107 | 171.36 |
| 12 | 13 | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'18.031 | 4.337 | 0.209 | 170.90 | |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'21.084 | 7.390 | 3.053 | 164.46 | ||||||
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2013/09/28) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 8 | ロイック・デュバル | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'05.889 | - | - | 202.39 |
| 2 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.046 | 0.157 | 0.157 | 201.91 |
| 3 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.412 | 0.523 | 0.366 | 200.80 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'06.414 | 0.525 | 0.002 | 200.79 |
| 5 | 20 | 松田 次生 | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.432 | 0.543 | 0.018 | 200.74 |
| 6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'06.505 | 0.616 | 0.073 | 200.52 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.518 | 0.629 | 0.013 | 200.48 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'06.533 | 0.644 | 0.015 | 200.43 |
| 9 | 15 | 佐藤 琢磨 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'06.766 | 0.877 | 0.233 | 199.73 |
| 10 | 40 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'06.906 | 1.017 | 0.140 | 199.31 |
| 11 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'06.983 | 1.094 | 0.077 | 199.09 |
| 12 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'07.103 | 1.214 | 0.120 | 198.73 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'07.223 | 1.334 | 0.120 | 198.37 |
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'07.352 | 1.463 | 0.129 | 197.99 |
| 15 | 11 | 中山 友貴 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'07.421 | 1.532 | 0.069 | 197.79 |
| 16 | 38 | 平手 晃平 | P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RV8K | 1'07.450 | 1.561 | 0.029 | 197.71 |
| 17 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'07.698 | 1.809 | 0.248 | 196.98 |
| 18 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'07.894 | 2.005 | 0.196 | 196.41 |
| 19 | 18 | リチャード・ブラッドレー | KCMG | TOYOTA RV8K | 1'09.026 | 3.137 | 1.132 | 193.19 |
夏の祭典Suzuka1000kmレースが終わるとSUPER GTのシーズンもいよいよ終盤戦となります。前回の富士500kmレースでは8Lapで無念にもリタイアし、「今度こそ」との思いで臨んだ今回の富士ラウンド。御殿場はArnage発祥の地であり、富士スピードウェイは鈴鹿とは違った意味での思い入れのあるコースであるだけに、チームの意気込みも高く、車両も満足のいく仕上がりとなりました。
天気予報は雲と傘マークの並んでいた週末でしたが、予選日は時折日も差す思わぬお天気となりました。雄大な富士山こそ厚い雲に覆われていましたが、午前中の公式練習はドライコンディションで安岡選手からスタートしました。しかし、4Lap目のストレートで左フロント側のタイヤがパンク、そのまま安岡選手は第一コーナーでコースアウトして縁石に引っかかりながら車両をストップさせました。
安岡選手に大事はなく、そのままピットに戻ってくることができましたが、このアクシデントにより車両はフロントバンパーとスプリッターを大破。チームは車両をピットに入れて破損個所に応急修復を試み、現行の規則では予選に出走するには二人のドライバーのタイムが必要なため、急いで加納選手に交代して走行を再開しました。しかし車両の振動が大きく、加納選手はタイムを記録するためだけの走行となり、わずか3Lapで走行を終えることになりました。
予選は定刻14時からスタート。予選を走行できるまでに修復された車両で、まずはQ1を安岡選手が担当し、4Lap目に1’40.640のベストラップを出す好走を見せましたが、1分40秒台に7位以下9台のマシンがひしめくハイレベルな戦いとなり、わずか0.2秒及ばずQ2進出はなりませんでした。
なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。
前日よりも雲が厚く9時からのフリー走行直前には一時雨脚が強くなるほどのコンディションのなか、フリー走行はウェットタイヤで安岡選手からスタート。ところがタイヤが温まる暇もなく2Lapで車両は突然エンジンをストップし、最終コーナー近くで停止したまま動かなくなってしまいます。
チームは車両をどうにかピットまで戻しましたが、午前中の走行を断念、決勝に向けて原因の究明と修復に取り組むことになりました。当初燃圧が上がらないことからフューエルポンプの異常が疑われ、部品の交換を試みましたがトラブルの解決には至らず、また、ギアのポジションセンサーの作動異常という別の重大なトラブルが出ていることも判明、チームは決勝間際になってセパンラウンド以来の多重トラブルに直面しました。
決勝まで2時間半を切っているタイミングで、チームは原因箇所を特定するためミッションを降ろすことを決め、ギアのポジションを目で確認、原因究明を試みました。結果、ようやく燃圧の症状はフュエルプレッシャーセンサーの作動異常、またギアのほうはギアポジションセンサーの断線と判明。
しかしこの時点で時計はすでに12時をまわっており、車両をグリッドに送り出せるタイムリミットまで1時間を切っていたため、一時はチームもピットからのスタートを覚悟しました。
12時50分、スタート進行が開始。他チームが次々に車両を送り出し8分間のウォームアップ走行が進行する中、メカニックの一秒を争う懸命の作業が続きます。その頑張りが奏功し12時58分、ウォームアップ走行の終了直後作業が完了し、文字通りギリギリのタイミングで、車両をグリッドに送り出すことができました。
まぶしいほどの秋空の下ドライコンディションで定刻14時にフォーメーションスタート。ステアリングを握るのはセパン以来ずっとスターティングドライバーを担当している安岡選手。
直前までのトラブルがウソのように、車両は非常に安定して本来の高いポテンシャルを発揮し、安岡選手はスタート直後の混戦で一時ポジションを落としましたが、すぐに追い上げて1分42~43秒台のペースで順調に走行、ポジションも一つまた一つと上がって15Lapで12位まで浮上してきました。
19Lap目、32号車のタイヤがバーストしてクラッシュするアクシデントが発生してセーフティーカーがコースイン。ピットレーンオープンになったタイミングで他チームが次々とピットインする中、チームは安岡選手の周回を見守ります。空模様は次第に怪しくなって27Lapには小雨が降りだすバッドコンディションとなりましたが、安岡選手は37Lapのところで1'42.194のベストラップを出すなど最後まで好調をキープし、40Lapになったところで加納選手にステアリングを委ねました。
このピットインでチームは給油とリアタイヤのみのタイヤ交換を行い、車両はコースへと戻っていきました。加納選手は多発するトラブルのため前日の公式練習以来ほとんど走行するタイミングがなく、走り出しにはスピンしてコースアウトする場面もあったものの、その後は周回を重ねるごとに本来の走りを取り戻していき、残り7Lapのところで順位を争っていた0号車がピットインしたため18位に浮上しました。
その後もペースを落とすことなく、最終周回となる60Lap直前の59Lap目に1'43.692と自身のベストラップを記録するなど好調をキープする走りを続けて見事完走し、18位でチェッカーを受けることができました。
今回の富士ラウンドでは、土曜日の公式練習から次々と予測不能かつ重大な、多くのトラブルに見舞われたため、加納、安岡両選手とも決勝までに満足に走行することができず、またメカニックも決勝直前までピットでの攻防を余儀なくされたハードなレースでした。しかし、第二戦の富士ラウンドでの苦い思い出を払拭して今季5度目の完走という結果を残すことができ、また、チームにとって、トラブルを乗り越えてのこの「18位の完走」という結果は、紙の上の数字が示しているものよりずっと大きな宝物となりました。
10月にオートポリスで開催される次戦のSUPER GT in KYUSHU 300kmレースにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
富士ラウンドは、いつも気負いという邪念と戦いながら現場に入るのですが、今回は最後までチームのみんなが力を出し切ってくれたおかげで、目標だった「いい仕事をしたうえで完走する」ことが、ドライバーを含めチーム全員のなかで達成できたのではないかと思います。予選日の朝から決勝日まで、あれだけのアクシデントとトラブルが続き、トラブルの内容もこれまで起こったことのないものばかりだったにもかかわらず、メカニックの日頃のルーティンワークの積み重ねが功を奏して非常に速いペースで作業を進められ、また、ドライバーもひたすら信じて待ってくれたおかげで、一時はピットスタートも覚悟しましたが、すべて本番の走行には間に合いました。またタイヤもヨコハマタイヤ様のおかげで安定した性能を出せていましたので、そういう意味で皆に非常に感謝しています。決勝は、最初は左側のタイヤのみを交換する作戦でしたが、リア2輪交換に作戦変更という流れになりました。そのため加納さんは経験不足からスピンして順位を落とすことになり、今回の結果としてはこの流れはマイナスだったと言えるかもしれません。しかしこういうタイヤ交換のパターンを経験したことは加納さんにとってもチームにとっても、今後のレースをしていくうえで大きなプラスとなりました。今回のレースでの一番の収穫といっていいかもしれません。また、加納さんが最終的に1分43秒台で周回し本来の走りをしてくれたことは非常にうれしいことでしたね。次戦のオートポリスは車両にとって得意とするコースのひとつなので、まずまずの走りを見せられると思いますし、気候的な変化に柔軟に対応できる態勢をとっておきたいと思います。なにしろ練習走行やフリー走行で、せめてタイヤが温まるまでは走りたいですね(笑)
チーム皆が最終的にギリギリでも車を仕上げくれて、とりあえず完走できました。自分のスティントは難しい状況だったし、自分の経験の中でリアだけを交換して出て行ったときの引き出しが、まだまだ足りなかったかなというのが本音です。しかし、今後いろんな状況が出てくる中で、これからはそういう時はもっと慎重に走ることを、今回勉強できてよかったです。ともあれ、第二戦の富士がああいう状況だったので、きちっと完走したかったのでその目標を達成することはできてよかったと思います。最後の10 周くらいのペースは、自分的にも納得はできていますが、それまでの走りをもう少し自分としては見直して次戦に臨みたいなと思います。チームは相変わらずほんとにいい雰囲気だと思いますし、そういった中で、次オートポリスに向けて、クルマ的にもたぶんチャンスはあると思いますので、そのチャンスを生かせられるようにしていきたいなと思ってます。
土曜日は、走り始めていきなりタイヤがバーストしてクルマもダメージを負ってしまい、予選を走るにあたっては難しい状況でした。それでも菅生と鈴鹿の速さから、なんとかQ1 を突破できるんじゃないかと楽観的に考えていたのですが、結果的には0.2秒届かず、しかも自分の走りも0.2秒以上ロスがあるような部分もあったので、車のポテンシャルを引き出すことができず、練習できなかったという部分も含めて、今の僕には難しかったです。決勝日はまた、朝の走行開始後すぐにトラブルが起きてしまったのですが、なんとかスタート前に直してもらえてよかったです。17番からのスタートだったので混戦になるのは解っていましたが、慎重に上を目指して落ち着いてレースを進めようと思っていました。ペースはそこそこ良かったので、前の車を一台ずつ抜いて行ってという状況でした。走っていて楽しかったのですが、やはり練習がなかった分走りのバリエーションというか、状況に応じたドライビングというものに適応するのに時間がかかってしまったというのが僕の反省です。加納さんにチェンジしたあとのスピンについては、僕自身もリアタイヤ2本交換の経験がなかったので有効なアドバイスができず、(最後にすごくいいペースを出していたので)何事もなかったらまたポイントを争っていたようなレースだったのかもしれませんが、そこはドライバー二人の経験だと思っています。ただ、そういう経験を踏んでクルマが得意なオートポリスに行けるのは、ラッキーかもしれません。僕が好きなサーキットでもあるので、練習でパパっと僕がペースを上げて加納さんの走行時間を多めに取れるようにできたらなあと思ってます。
富士スピードウェイで、4年ぶりに日本でアジアンル・マンが開催された。今回のみSUPER-GT300クラスが新設され、シリーズポイントも与えられることから、10台の車両がSGTクラスとして参戦している。ハンディウエイトも無く、シリーズを争う上でも重要な1戦と思われる。
今回GAINERは、シリーズランキング2位の11号車のみの参戦。金曜日は練習走行が1時間で行われた。まず、走り出しは平中克幸がハンドルを握る。やはり路面はなかなか出来ず、普段のSUPER-GTの走り出しよりもグリップが良くない。セットを進めるが、アンダーステアが強くフロントタイヤが食いついてこない。
やはりGT500車両が走っていないと、路面が出来るのも遅いのかもしれない。40分走行後、Bjorn WIRDHEIMと交代。ウイングを調整し、あっという間に1時間の走行は終了した。
土曜日は午前中に練習走行の2回目が予定され、午後からは予選が行われる。今回予選は1名のみの走行で、練習走行で2名ともがタイムを出すことが義務づけられている。今日も走り出しは平中から。走り出しは少しオーバー気味。平中は18周、Bjornは15周の周回を終え、最後の練習走行は終了した。この時にいつもと違うピット作業のため、メカニックの練習も行われた。
予選はオンタイムで開始された。30分間でいつアタックするかも、Teamによって異なる。アタックするのは平中。開始10分後にコースへ。徐々にタイムを上げていき、3周目にベストの1分38秒880をマーク。
これ以上走行してもタイムアップは無いと判断しピットへ。この時はまだアタックしていないマシンがあったため、暫定トップ。しかしこの後トップタイムを出してきたのは、ランキングトップのNo.16CR-Zの1分38秒241だった。明日の決勝は、4番手のポジションからのスタートとなった。
SUPER-GTの場合は、決勝日の朝にフリー走行が行われるが、アジアンル・マンの場合はそれがない。決勝前に8分間行われるウォームアップ走行と似た様式で行われるのが、グリッドへの試走で、10分間の走行枠があり、ストレートは通過する事が出来ず、ピットレーンを走行し周回する。そこでセットの最終確認を行い、スタートドライバーの平中はグリッドに収まる。
14時に決勝レースがスタートし、無難に1コーナーへ消えていく。しかしBコーナーで前を行くNo.61BR-Zと平行して走った際に、コース外を走行するがポジションを落とすことなく1周目を消化。そのまま前を走るNo.61と後ろから迫ってくるNo.5GT-Rとのバトルを周数繰り返すが、前はNo.61からNo.55CR-Zに代わり、後方のNo.5がタイヤバーストでピットへ。そのまま前車との攻防は続き、24周目にNo.55を交わし3番手に。
続いてバックマーカーと接触したNo.61をあっさりと交わし、2番手に浮上。トップをいくNo.16との差は5秒差まで縮まって来ていた。そのまま差が開くことも、縮まることもなく周回が重ねられる。
36周目にBjornと代わるべくルーティーンのピットへ。給油に少しトラブルが起きるが、タイヤ交換は他車を圧倒する早さで終わらせコースへ送り出す。しかし、ピットに入る前には5秒しかなかった差も、ピット作業を終えた時点ですでに16秒以上の差が付いてしまっていた。
今回はポイントウエイトもなく、尚かつ給油スピードにも規制が外されたJAF-GT車両には、どんなに早いピット作業を行ったとしても、給油で10秒~20秒の差を付けられると、どうやっても前に出ることは不可能。しかし、チャンピオンを獲得するためには嘆いていても仕方がない。Bjornもハイペースで前車を追いかけ、69周目には3.5秒まで差を縮めていた。
やはりその後も差を縮めることが出来ず、73周目に再び平中と交代する為にピットへ。今度は完璧に全てのピット作業をこなし、平中を送り出す。
ここでの順位の変動は無く、平中もNo.16を追いかけるが、平中のペースが上がると、No.16のペースも上がり、ギャップコントロールされてしまうレース運びだ。平中もなんとか差を詰めたいと思うが、思うように詰めることが出来ず、最後は8秒ほどの差を保たれたまま2番手でチェッカーを受けることになった。
セパン以来の表彰台だったが、全力で戦ってもペースを自在にコントロールされてしまうのでは2位表彰台でも、手放しでは喜べない。シリーズリーダーとの差は16ポイントと離されてしまったが、GAINERは全力で残り2戦を戦い、連勝してチャンピオンを取りにいきます。
青年版国民栄誉賞と位置づけられる第27回「人間力大賞」の授賞式が20日、東京都内で行われ、レース中の事故でチェアウォーカーとなったレーシングドライバーの長屋宏和が「人間力大賞グランプリ」を受賞した。
人間力大賞は、20歳から40歳までの、国や地域を愛する思いや、社会への貢献度、影響度、独自性、継続性、将来性が顕著であり、活動実績が認められる「人間力」溢れる光り輝く傑出した若者を対象として選考される。
一次、二次、最終と3度の選考会を勝ち抜いた長屋は最後のファイナル10に選ばれた。20日の授賞式では、この日のためにボイストレーニングに通い、臨んだプレゼンテーションが審査員の心を打ち、ついに頂点のグランプリに輝いた。
昨日は残念ながら2番手に終わりましたが、今日は嬉しい結果になりました。
こんな素晴らしいチャンスをくれた千葉さんと、アジアンルマンシリーズのオーガナイザーに感謝しています。
シリーズ初年度に優勝することが出来て嬉しいです。最初のスティントでは早めにギャップを広げようと思って走りましたが、その通りに出来てハッピーでした。途中でスーパーGTのクルマが間に入りましたが、自分たちのレースをすることだけを考えて走り、フランクに渡しました。
昨日ポールポジションをとれて一番前からスタート出来ることになったので、とにかくスタートに集中して後ろとのギャップを広げようと思っていたのですが、思い通りに行きましたね。他車のトラブルなども合って大きくリードを広げて中山君に渡すことが出来ました。アジアンルマンシリーズ第2戦「3Hours OF FUJI」の決勝レースが9月22日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#18KCMG(モーガン/日産/ジェームス・ウィンスロー/小泉洋史/リチャード・ブラッドレー組)が今季初勝利を挙げた。
また、スーパーGTのシリーズポイントが付与されるということでGT300車輛11台がエントリーしたSGTクラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が終始クラストップを快走して優勝。無限CR-ZにとってはスーパーGTのシリーズ戦も含めて念願の初勝利となった。
(天候;晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選/5,800人、決勝/7,800人 大会総入場者数/13,600人)
決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。汗ばむ陽気の中、レースは午後2時より3時間で行われた。
ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#18KCMG。スタートドライバーの小泉洋史が1コーナーのブレーキングで#24OAKレーシングのジェフリー・リーを捉えてトップに立ち、そのまま一気にギャップを広げていった。
24号車は序盤中々ペースが上がらず、総合3位を走る#16無限CR-Zに詰め寄られる場面もあったが、なんとか6周目にはペースを取り戻し、後続との差を広げにかかったが、トップとの差は中々縮まらない。
#18小泉は8周目にコースアウトを喫し、一時は総合6位まで後退したものの、すぐにハイペースで追い上げて13周終わりのホームストレートで#24リーに追いつき、再びトップに躍り出た。
その後は再び24号車との差を広げ、32周を走ったところで最初のピットイン。
2ストップで走り切るにはやや厳しいかというタイミングだったが、24号車が先に27周目にピットストップしていたために難なく24号車の前でピットアウト。
その後は後続のSGTクラスの上位陣がスタートから1時間前後で最初のピットストップを住ませたことにより再びトップに。
結局18号車はその後も着実にリードを広げながら66周目と99周目のピット作業を無難にこなし、トップのまま108周を走り切り、今季初勝利をものにした。
#24OAKレーシングは第3スティントを担当したコン・フー・チェンが59周目にファステストラップを叩き出すなどして一時1分以内まで追い上げたものの、早め早めのピットストップが仇となったか終盤ペースが上がらず、2位に終わった。
一方、11台ものエントリーを集めて今大会最大勢力となったSGTクラスは、予選トップでスタートした#16無限CR-Zが後続のトラブルやペナルティなどにも助けられて終始トップで106周を消化。
総合でも3位に入る大活躍で見事クラス優勝を達成。
無限CR-Zは昨年7月のスーパーGT第4戦SUGOで実践投入されて以来1年2ヶ月目にして念願の初勝利をものにした。
一方、予選2番手からスタートした#55ARTA CR-Zはメカニカルトラブルにより僅か34周で戦線を離脱。
予選3番手の#61スバルBRZは#55CR-Zや#11ゲイナーSLSとバトルを展開しながら徐々に順位を落とした挙げ句、#91AAI-RSTORADAのマクラーレンMP4-12Cと接触したことにより10秒ストップのペナルティを貰ってしまい、大きく後退することに。
終盤佐々木孝太がトップ2に肉薄するペースで追い上げたが3位まで挽回するのが精一杯だった。
この結果、2位には#11ゲイナーSLSが入った。
この他、GTEクラスは唯一のエントリーとなった#70タイサン剣エンドレスのフェラーリ458(中野信治/飯田章/密山祥吾組)が総合12位で完走を果たし、GTCクラスはスーパーGTに参戦しているアルナージュレーシングからアストンマーチンヴァンテッジGT3を借り受けて参戦した007CRAFTレーシング(フランク・ユー/リチャード・ライアン組)が#77AFコルセのフェラーリ458との接戦を制してクラス優勝を果たしている。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT300 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 18 | LMP2 | 1 | Mogan NISSAN | ジェームズ・ウィンスロー 小泉 洋史 リチャード・ブラッドレー | MI | 108 | 3:00'52.377 |
| 2 | 24 | LMP2 | 2 | Mogan JUDD | デビッド・チェン ジェフリー・リー コン・フー・チェン | MI | 108 | 1'06.415 |
| 3 | 16 | GT300 | 1 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 106 | 2Laps |
| 4 | 11 | GT300 | 2 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 106 | 2Laps |
| 5 | 61 | GT300 | 3 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | MI | 105 | 3Laps |
| 6 | 0 | GT300 | 4 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 104 | 4Laps |
| 7 | 2 | GT300 | 5 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 104 | 4Laps |
| 8 | 007 | GTC | 1 | ASTON MARTIN VANTAGE GT3 | フランク・ユー リチャード・ライアン | MI | 103 | 5Laps |
| 9 | 77 | GTC | 2 | Ferrari 458 GT3 | アンドレア・ベルトリーニ ミチェレ・ルゴロ スティーヴ・ワイアット | MI | 103 | 5Laps |
| 10 | 52 | GT300 | 6 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 吉田 基良 | YH | 103 | 5Laps |
| 11 | 5 | GT300 | 7 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山野 直也 | YH | 103 | 5Laps |
| 12 | 70 | GTE | 1 | Ferrari 458 GTE | 飯田 章 中野 信治 密山 祥吾 | MI | 101 | 7Laps |
| 13 | 9 | GT300 | 8 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 坂本 祐也 横幕 ゆぅ 水谷 晃 | YH | 101 | 7Laps |
| 14 | 26 | GTC | 3 | PORSCHE 996 GT300 | 浅井 亮博 蒲生 尚弥 | MI | 100 | 8Laps |
| 15 | 91 | GTC | 4 | McLaren MP4-12C GT3 | マルコ・ゼーフリート 谷川 達也 ジュン・サン・チェン | MI | 99 | 9Laps |
| 16 | 62 | GT300 | 9 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | YH | 84 | 24Laps |
| ---- 以上規定周回数(75Laps)完走 ---- | ||||||||
| - | 37 | GTC | - | Lamborghini GALLARDO GT3 | アンソニー・リュウ デヴィット・リッツォ マッシミリアーノ・ワイザー | MI | 98 | 10Laps |
| - | 92 | GTC | - | McLaren MP4-12C GT3 | 菊地 靖 モーリス・チェン | MI | 63 | 45Laps |
| - | 30 | GT300 | - | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 44 | 64Laps |
| - | 55 | GT300 | - | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 34 | 74Laps |
スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第3レースを行い、ポールポジションからスタートしたGT3クラスのファイリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分37秒435で総合優勝を飾った。
最終第3レース決勝は12時30分にフォーメーションラップを開始。気温28度、路面温度45度と第2レースより高温の中で2周を回ってスタートが切られた。
レースは予選順位通り、GT3クラスのファリーク・ハイルマン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ドミニク・アン(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、佐々木大樹(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)の順で始まる。序盤、この3台は付かず離れずでレースは進行していくが、互いに決め手を欠き順変動には至らない。
しかし中盤過ぎの14周目、2位のアンを追っていた佐々木がスプーンコーナーで周回遅れのST-1クラス堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)と接触。カウルにダメージを負い、15周目にピットインしてリタイアすることとなった。これで2位に上がったアンも他車と接触するなどでトップとの差は開き、最終的にはハイルマンが、2位アンを13秒離して優勝した。
佐々木のリタイアで3位に上がったのが尾本直史(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)。終盤一時は湯澤翔平(もり山 R8 LMS ultra からあげ)にかわされ4位に落ちるも、最終ラップに湯澤を抜き返し、3位をもぎ取った。
ST-1クラスの堀は、佐々木との接触でコースアウトしたため大きく遅れるが、14周で完走を果たし優勝した。
ST-2クラスは、松田晃司(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、2位以下を大きく離しポールトゥウイン。2位には大橋正澄(RSオガワADVANランサー)が入り、3位には冨桝朋広(新菱オート☆DIXCELエボIX)が入った。
ST-3クラスは、ポールポジションの佐々木雅弘(asset テクノ Z34)がトップでレースが始まる。2位に上がった脇阪薫一(PETRONAS TWS GS350)が佐々木を追い、数周に渡って接近戦を演じるが、12周目のダンロップコーナーでついに接触。佐々木がコースアウトして、脇阪に軍配が上がった。脇阪はこのまま優勝。2位には川口正敬(TRACY SPORTS IS 350)が入り、3位に増田芳信(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)と続いた。
ST-4クラスは、ポールポジションの長野賢也(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立ち、2位に井口卓人(ST-4:GAZOO Racing TOYOTA 86)が続く。井口は長野を責め立てるが、徐々にその差は開き、長野が逃げ切って優勝した。3位には大井貴之(埼玉トヨペットGB with Revo)が入った。TRACY SPORTS ings S2000はこのレースでクラスチャンピオンを決めた。
ST-5クラスは、第2レースでクラスチャンピオンを決めている、古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールトゥウイン。2位には濱口亮(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入り、3位に小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)と続いた。
第7戦は大分県のオートポリスに舞台を移し11月10日決勝レースが行われる。ST-1、ST-3、ST-4、ST-5クラスのチャンピンはこの大会までに決定。GT3とST-2クラスのチャンピオン争いに注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Final Race 3 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 28 | GT3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン | 19 | 40'37.435 |
| 2 | 1 | GT3 | 2 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ドミニク・アン | 19 | 13.712 |
| 3 | 81 | GT3 | 3 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 尾本 直史 | 19 | 25.380 |
| 4 | 8 | GT3 | 4 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 湯澤 翔平 | 19 | 25.978 |
| 5 | 32 | GT3 | 5 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 飯田 太陽 | 19 | 56.891 |
| 6 | 16 | GT3 | 6 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | ヒロ・ニシダ | 18 | 1Lap |
| 7 | 59 | ST-2 | 1 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 松田 晃司 | 18 | 1Lap |
| 8 | 20 | ST-2 | 2 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 大橋 正澄 | 18 | 1Lap |
| 9 | 6 | ST-2 | 3 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 | 18 | 1Lap |
| 10 | 80 | ST-3 | 1 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 脇阪 薫一 | 18 | 1Lap |
| 11 | 38 | ST-3 | 2 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 川口 正敬 | 18 | 1Lap |
| 12 | 14 | ST-3 | 3 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 増田 芳信 | 17 | 2Laps |
| 13 | 15 | ST-3 | 4 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 杉林 健一 | 17 | 2Laps |
| 14 | 39 | ST-3 | 5 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 橋本 達也 | 17 | 2Laps |
| 15 | 5 | ST-3 | 6 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 白井 剛 | 17 | 2Laps |
| 16 | 30 | ST-2 | 4 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 佐藤 敦 | 17 | 2Laps |
| 17 | 41 | ST-4 | 1 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 長野 賢也 | 17 | 2Laps |
| 18 | 86 | ST-4 | 2 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 井口 卓人 | 17 | 2Laps |
| 19 | 52 | ST-4 | 3 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 | 17 | 2Laps |
| 20 | 58 | ST-4 | 4 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 山田 隆行 | 17 | 2Laps |
| 21 | 48 | ST-4 | 5 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 | 17 | 2Laps |
| 22 | 93 | ST-4 | 6 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 金子 昌広 | 17 | 2Laps |
| 23 | 116 | ST-4 | 7 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 吉田 靖之 | 17 | 2Laps |
| 24 | 18 | ST-4 | 8 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 浅野 武夫 | 17 | 2Laps |
| 25 | 13 | ST-4 | 9 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | タカモリ 博士 | 17 | 2Laps |
| 26 | 73 | ST-4 | 10 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 山崎 学 | 16 | 3Laps |
| 27 | 333 | ST-4 | 11 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 藤田 弘幸 | 16 | 3Laps |
| 28 | 49 | ST-4 | 12 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 福山 英朗 | 16 | 3Laps |
| 29 | 19 | ST-5 | 1 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 古宮 正信 | 16 | 3Laps |
| 30 | 99 | ST-5 | 2 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 濱口 亮 | 16 | 3Laps |
| 31 | 602 | ST-5 | 3 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 小松 高人 | 15 | 4Laps |
| 32 | 17 | ST-5 | 4 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 野上 敏彦 | 15 | 4Laps |
| 33 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート | 14 | 5Laps |
| 34 | 26 | ST-5 | 5 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 川中子 和彦 | 11 | 8Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1:9Laps ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 24 | GT3 | - | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 佐々木 大樹 | 15 | 4Laps |
| - | 7 | ST-2 | - | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 神子島 みか | 14 | 5Laps |
| - | 95 | ST-4 | - | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 中島 保典 | 13 | 6Laps |
| - | 35 | ST-3 | - | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長谷川 伸司 | 12 | 7Laps |
| - | 34 | ST-3 | - | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 | 11 | 8Laps |
| - | 36 | ST-5 | - | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 後藤 比東至 | 11 | 8Laps |
| - | 10 | ST-4 | - | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 窪田 俊浩 | 3 | 16Laps |
| - | 4 | ST-5 | - | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 | 0 | 19Laps |
アジアンルマン第2戦と併催されているインタープロトシリーズ第3戦。
大会二日目はジェントルマンクラスの決勝レース2とプロフェッショナルクラスの決勝が行われ、ジェントルマンクラスは#3永井宏明(INGING)がレース1につづいて独走で2連勝を飾った。プロフェッショナルクラスは#4平川亮(RSS)が優勝、見事初年度のシリーズチャンピオンを獲得した。
9月22日の富士スピードウェイも朝から好天に恵まれ、絶好のレース日和の中、午前8時10分よりジェントルマンクラスの決勝レース2がローリングスタートで始まった。周回数はレース1と同じく12周だ。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#3永井。そのまま4周目まで1周あたり1秒の差を2位の#50DRAGONに付けていく。
その後方では5番手スタートの#37澤田透が#16渡邊久和をオープニングラップで抜いて4位に浮上してきた。
序盤トップの澤田に一気に突き放された#50DRAGONだったが、5周目からは澤田とほぼ同ペースにタイムを上げてきた。しかしそれでもトップとの差を詰めるには至らず、永井は2位以下に7.221秒の差をつけて2連勝。
2位#50DRAGON、3位AKIRAと、終わってみれば表彰台の顔ぶれは昨日と全く同じという結果になった。
続いて午前11時50分よりプロフェッショナルクラスの決勝レースが22周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#37中山雄一。しかし3周目に#4平川が100Rでアウトから並びかけ、続くヘアピンコーナーでインを奪ってトップに躍り出た。
平川の先行を許した中山は、立ち上がりで3番手を走行していた#50関口雄飛にもパスされるが、5周目の1コーナーで関口のスリップから抜け出し、アウトから並びかけて2位を奪い返した。
この間にトップの#4平川は後続に2秒以上の差をつけると、そのまま中山につけいる隙を与えず22周を逃げ切り、開幕戦に続いて今季2勝目を上げ、インタープロトシリーズの初代王者となった。
2位は#37中山。#50関口が3位だった。
スーパー耐久シリーズ第6戦は22日、三重県の鈴鹿サーキットで40分間の決勝第2レースを行い、予選3位からスタートしたGT3クラスの片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が19周、40分6秒796で総合優勝を飾った。
決勝第2レースは9時45分、フォーメーションラップがスタート。ST-2クラスポールポジションの大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトラブルでストップ、コース上にオイルが出たため、その処理でフォーメーションラップに2周を費やしスタートが切られた。
スタートでトップに立ったのは総合ポールポジション、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)、2位に荒聖治(GT3:もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位に片岡龍也(GT3:PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続くが、片岡は3周目の1コーナーでインから荒をかわして2位に上がると、逃げはじめたトップ青木を追う。
片岡は6周目あたりには青木に追いつけ、この2台が周回遅れをかわしながら激しいトップ争いを展開する。この争いは中盤過ぎまで続き、ついに12周目のヘアピンで片岡が青木をアウトからかわしてついにトップに躍り出た。
片岡はその後も青木とのタイム差をコントロールし、最終的には2秒5差で40分を走りきり優勝を飾った。2位には青木が、3位には荒が入った。
ST-1クラスは、佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)が完走して優勝した。
ST-2クラスは、前述のようにポールポジションの大澤がスタートできなかったため、白坂卓也(新菱オート☆DIXCELエボIX)がトップに立つが、その後ろからスピードに優る阪口良平(RSオガワADVANランサー)が徐々に接近。5周目には阪口が白坂をかわしてトップに立つと、その差を広げて優勝を飾った。2位に白坂、3位には成澤正人(RSオガワADVANランサーII)が入った。
ST-3クラスは、ポールシッターの前嶋秀司(asset テクノ Z34)がリードしてレースが始まる。しかし、その後ろから迫ってきたのが田中哲也(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)と吉本大樹(PETRONAS TWS GS350)のベテラン2人。前嶋は8周目の1コーナーで田中にパスされ2位に落ちると、終盤には吉本にもかわされ、その後も後退、4位でレースを終えた。優勝は田中、2位吉本、3位には藤田竜樹(TRACY SPORTS IS 350)が上がってきた。
ST-4クラスは、ポールシッターの植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)がトップに立つも僅差で小林康一(ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5)、太田侑弥(DIJON IS WAKO'S ED DC5)が続く。しかし、植松は2位以下を退け、ポールトゥウィン。2位に小林をかわした太田が、3位には小林が入った。
ST-5クラスは、序盤でトップに立った井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)が一時、奥村浩一(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)にかわされ2位に落ちるが、これを抜き返し優勝を飾った。2位に奥村、3位には野村浩史(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)が入った。
決勝第3レースはこの後13時35分より40分間で争われる。
Text: Yoshinori OHNIHSI
FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Race 2 hours Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 28 | GT3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 片岡 龍也 | 19 | 40'06.796 |
| 2 | 81 | GT3 | 2 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 青木 孝行 | 19 | 2.501 |
| 3 | 8 | GT3 | 3 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 荒 聖治 | 19 | 14.533 |
| 4 | 1 | GT3 | 4 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー | 19 | 30.496 |
| 5 | 16 | GT3 | 5 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | 堀田 誠 | 18 | 1Lap |
| 6 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 佐藤 茂 | 18 | 1Lap |
| 7 | 20 | ST-2 | 1 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 阪口 良平 | 18 | 1Lap |
| 8 | 6 | ST-2 | 2 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 白坂 卓也 | 18 | 1Lap |
| 9 | 15 | ST-3 | 1 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 田中 哲也 | 18 | 1Lap |
| 10 | 80 | ST-3 | 2 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 吉本 大樹 | 18 | 1Lap |
| 11 | 38 | ST-3 | 3 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 藤田 竜樹 | 18 | 1Lap |
| 12 | 34 | ST-3 | 4 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 前嶋 秀司 | 17 | 2Laps |
| 13 | 5 | ST-3 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 今村 大輔 | 17 | 2Laps |
| 14 | 14 | ST-3 | 6 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 伊橋 勲 | 17 | 2Laps |
| 15 | 30 | ST-2 | 3 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 成澤 正人 | 17 | 2Laps |
| 16 | 39 | ST-3 | 7 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 兵頭 信一 | 17 | 2Laps |
| 17 | 35 | ST-3 | 8 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小泉 和寛 | 17 | 2Laps |
| 18 | 41 | ST-4 | 1 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 植松 忠雄 | 17 | 2Laps |
| 19 | 48 | ST-4 | 2 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 太田 侑弥 | 17 | 2Laps |
| 20 | 58 | ST-4 | 3 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 小林 康一 | 17 | 2Laps |
| 21 | 95 | ST-4 | 4 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 松井 猛敏 | 17 | 2Laps |
| 22 | 86 | ST-4 | 5 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 影山 正彦 | 17 | 2Laps |
| 23 | 93 | ST-4 | 6 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 浜野 彰彦 | 17 | 2Laps |
| 24 | 52 | ST-4 | 7 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 番場 琢 | 17 | 2Laps |
| 25 | 333 | ST-4 | 8 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 北川 剛 | 17 | 2Laps |
| 26 | 13 | ST-4 | 9 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | 村田 信博 | 17 | 2Laps |
| 27 | 18 | ST-4 | 10 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 森 正行 | 17 | 2Laps |
| 28 | 116 | ST-4 | 11 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 杉原 直弥 | 16 | 3Laps |
| 29 | 73 | ST-4 | 12 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 森 国形 | 16 | 3Laps |
| 30 | 49 | ST-4 | 13 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 大文字 賢浩 | 16 | 3Laps |
| 31 | 36 | ST-5 | 1 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 井尻 薫 | 16 | 3Laps |
| 32 | 19 | ST-5 | 2 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 奥村 浩一 | 16 | 3Laps |
| 33 | 99 | ST-5 | 3 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 野村 浩史 | 15 | 4Laps |
| 34 | 602 | ST-5 | 4 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 岩月 邦博 | 15 | 4Laps |
| 35 | 17 | ST-5 | 5 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 野上 達也 | 15 | 4Laps |
| 36 | 26 | ST-5 | 6 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 咲川 めり | 15 | 4Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT3:13Laps ST-1,ST-2,ST-3:12Laps ST-4,ST-5:11Laps)完走 ---- | |||||||
| - | 10 | ST-4 | - | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 亀井 光宣 | 15 | 4Laps |
| - | 32 | GT3 | - | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | タカシ | 12 | 7Laps |
| - | 24 | GT3 | - | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | ガミさん | 11 | 8Laps |
| - | 7 | ST-2 | - | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 藤井 芳樹 | 9 | 10Laps |
| - | 59 | ST-2 | - | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 大澤 学 | 0 | 19Laps |
| - | 4 | ST-5 | - | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 河野 利尚 | 0 | 19Laps |
スーパー耐久シリーズ第6戦のフリー走行が22日、鈴鹿サーキットで行われGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史)がトップタイムを記録した。
決勝第2、第3レースを向かえた鈴鹿サーキットは昨日に続き快晴。中秋の名月を終えたばかりの名残月が鈴鹿山系に懸かる。決勝レースへの最終調整を行う30分間のフリー走行が8時より行われた。
総合のトップタイムを記録したのはGT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(青木孝行/尾本直史組)。第2レースに出走する青木が早々に2分3秒720をたたき出し、トップに立つとそのまま終了までリーダーに君臨した。しかし、青木から交代した第3レースに出走する尾本がダンロップコーナーでスピンしたのは不安材料か。
GT3クラスのスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が終了間際に総合2位に上がり、3位には同クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)がつけている。
ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスは岡部自動車KYOSHIN計測Z33(小松一臣/伊橋勲/増田芳信組)が、ST-4クラスはリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/服部尚貴組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がトップタイムを記録した。
決勝第2レースはこのあと9時45分から、第3レースは12時35分から、それぞれ40分レースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
FIA WTCC -RIJ- (2013/09/22) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 81 | GT3 | 1 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 青木 孝行 尾本 直史 | 2'03.720 | - | 168.972 |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | ガミさん 藤井 誠暢 佐々木 大樹 | 2'03.748 | 0.028 | 168.934 |
| 3 | 1 | GT3 | 3 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ドミニク・アン 谷口 信輝 メルビン・モー | 2'04.590 | 0.870 | 167.792 |
| 4 | 8 | GT3 | 4 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 荒 聖治 湯澤 翔平 | 2'04.664 | 0.944 | 167.692 |
| 5 | 28 | GT3 | 5 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 片岡 龍也 ジョノ・レスター ファリーク・ハイルマン | 2'05.139 | 1.419 | 167.056 |
| 6 | 32 | GT3 | 6 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 飯田 太陽 タカシ テツオ・オギノ | 2'09.277 | 5.557 | 161.710 |
| 7 | 59 | ST-2 | 1 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | 2'17.494 | 13.774 | 152.044 |
| 8 | 16 | GT3 | 7 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | ヒロ・ニシダ 堀田 誠 | 2'17.511 | 13.791 | 152.026 |
| 9 | 20 | ST-2 | 2 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | 2'17.957 | 14.237 | 151.534 |
| 10 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 | 2'18.229 | 14.509 | 151.236 |
| 11 | 6 | ST-2 | 3 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 白坂 卓也 | 2'18.560 | 14.840 | 150.875 |
| 12 | 14 | ST-3 | 1 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小松 一臣 伊橋 勲 増田 芳信 | 2'18.736 | 15.016 | 150.683 |
| 13 | 15 | ST-3 | 2 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長島 正明 田中 哲也 杉林 健一 | 2'19.062 | 15.342 | 150.330 |
| 14 | 80 | ST-3 | 3 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 佐藤 晋也 吉本 大樹 脇阪 薫一 | 2'19.218 | 15.498 | 150.162 |
| 15 | 34 | ST-3 | 4 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 2'19.410 | 15.690 | 149.955 |
| 16 | 38 | ST-3 | 5 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 藤田 竜樹 植田 正幸 川口 正敬 | 2'19.796 | 16.076 | 149.541 |
| 17 | 5 | ST-3 | 6 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 2'19.875 | 16.155 | 149.456 |
| 18 | 7 | ST-2 | 4 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 神子島 みか 藤井 芳樹 | 2'20.731 | 17.011 | 148.547 |
| 19 | 39 | ST-3 | 7 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 兵藤 信一 東 徹次郎 橋本 達也 | 2'21.558 | 17.838 | 147.679 |
| 20 | 30 | ST-2 | 5 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 成澤 正人 青木 拓磨 佐藤 敦 | 2'22.010 | 18.290 | 147.209 |
| 21 | 35 | ST-3 | 8 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小泉 和寛 下垣 和也 長谷川 伸司 | 2'22.057 | 18.337 | 147.161 |
| 22 | 95 | ST-4 | 1 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 松井 猛敏 中島 保典 服部 尚貴 | 2'23.066 | 19.346 | 146.123 |
| 23 | 41 | ST-4 | 2 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 植松 忠雄 井入 宏之 長野 賢也 | 2'23.175 | 19.455 | 146.012 |
| 24 | 48 | ST-4 | 3 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 井上 恵一 太田 侑弥 | 2'23.478 | 19.758 | 145.703 |
| 25 | 86 | ST-4 | 4 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 影山 正彦 井口 卓人 | 2'23.981 | 20.261 | 145.194 |
| 26 | 333 | ST-4 | 5 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 北川 剛 野間 一 藤田 弘幸 | 2'24.400 | 20.680 | 144.773 |
| 27 | 58 | ST-4 | 6 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 小林 康一 関 豊 山田 隆行 | 2'24.404 | 20.684 | 144.769 |
| 28 | 52 | ST-4 | 7 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 番場 琢 平沼 貴之 | 2'24.489 | 20.769 | 144.684 |
| 29 | 93 | ST-4 | 8 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 浜野 彰彦 中村 嘉宏 金子 昌広 | 2'25.037 | 21.317 | 144.137 |
| 30 | 116 | ST-4 | 9 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 吉田 靖之 杉原 直弥 山脇 大輔 | 2'25.354 | 21.634 | 143.823 |
| 31 | 13 | ST-4 | 10 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | タカモリ 博士 村田 信博 | 2'26.606 | 22.886 | 142.594 |
| 32 | 18 | ST-4 | 11 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 浅野 武夫 中島 佑弥 森 正行 | 2'27.284 | 23.564 | 141.938 |
| 33 | 73 | ST-4 | 12 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 鈴木 陽 山崎 学 森 国形 | 2'28.893 | 25.173 | 140.404 |
| 34 | 10 | ST-4 | 13 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 亀井 光宣 窪田 俊浩 伊藤 英行 | 2'30.577 | 26.857 | 138.834 |
| 35 | 49 | ST-4 | 14 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 福山 英朗 檜井 保孝 大文字 賢浩 | 2'31.511 | 27.791 | 137.978 |
| 36 | 19 | ST-5 | 1 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 奥村 浩一 古宮 正信 駒木 孝有 | 2'35.689 | 31.969 | 134.275 |
| 37 | 36 | ST-5 | 2 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 後藤 比東至 井尻 薫 | 2'36.168 | 32.448 | 133.864 |
| 38 | 99 | ST-5 | 3 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 平井 隆一 濱口 亮 野村 浩史 | 2'39.572 | 35.852 | 131.008 |
| 39 | 4 | ST-5 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 河野 利尚 | 2'40.436 | 36.716 | 130.302 |
| 40 | 26 | ST-5 | 5 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 江原 弘美 咲川 めり 川中子 和彦 | 2'40.642 | 36.922 | 130.135 |
| 41 | 602 | ST-5 | 6 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 岩月 邦博 小松 高人 | 2'40.679 | 36.959 | 130.105 |
| 42 | 17 | ST-5 | 7 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 野上 敏彦 小原 健一 野上 達也 | 2'49.951 | 46.231 | 123.007 |
Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/21) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 10 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 24 | LMP2 | 1 | デビッド・チェン ジェフリー・リー コン・フー・チェン | Mogan JUDD | 1'34.253 | - | 174.284 |
| 2 | 18 | LMP2 | 2 | ジェームズ・ウィンスロー 小泉 洋史 リチャード・ブラッドレー | Mogan NISSAN | 1'34.311 | 0.058 | 174.177 |
| 3 | 16 | GT300 | 1 | 武藤 英紀 中山 友貴 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 1'38.241 | 3.988 | 167.209 |
| 4 | 55 | GT300 | 2 | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 1'38.363 | 4.110 | 167.002 |
| 5 | 61 | GT300 | 3 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 1'38.528 | 4.275 | 166.722 |
| 6 | 11 | GT300 | 4 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'38.880 | 4.627 | 166.129 |
| 7 | 5 | GT300 | 5 | 玉中 哲二 山野 直也 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'38.936 | 4.683 | 166.035 |
| 8 | 2 | GT300 | 6 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 1'39.059 | 4.806 | 165.828 |
| 9 | 62 | GT300 | 7 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'39.310 | 5.057 | 165.409 |
| 10 | 52 | GT300 | 8 | 竹内 浩典 土屋 武士 吉田 基良 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'39.471 | 5.218 | 165.142 |
| 11 | 007 | GTC | 1 | フランク・ユー リチャード・ライアン | ASTON MARTIN VANTAGE GT3 | 1'39.520 | 5.267 | 165.060 |
| 12 | 77 | GTC | 2 | アンドレア・ベルトリーニ ミチェレ・ルゴロ スティーヴ・ワイアット | Ferrari 458 GT3 | 1'39.727 | 5.474 | 164.718 |
| 13 | 0 | GT300 | 9 | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 1'39.778 | 5.525 | 164.633 |
| 14 | 30 | GT300 | 10 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 1'40.112 | 5.859 | 164.084 |
| 15 | 91 | GTC | 3 | マルコ・ゼーフリート 谷川 達也 ジュン・サン・チェン | McLaren MP4-12C GT3 | 1'40.181 | 5.928 | 163.971 |
| 16 | 92 | GTC | 4 | 菊地 靖 モーリス・チェン | McLaren MP4-12C GT3 | 1'41.237 | 6.984 | 162.261 |
| 17 | 70 | GTE | 1 | 飯田 章 中野 信治 密山 祥吾 | Ferrari 458 GTE | 1'41.399 | 7.146 | 162.002 |
| 18 | 37 | GTC | 5 | アンソニー・リュウ デヴィット・リッツォ マッシミリアーノ・ワイザー | Lamborghini GALLARDO GT3 | 1'41.412 | 7.159 | 161.981 |
| 19 | 9 | GT300 | 11 | 坂本 祐也 横幕 ゆぅ 水谷 晃 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 1'41.593 | 7.340 | 161.692 |
| 20 | 26 | GTC | 6 | 浅井 亮博 蒲生 尚弥 | PORSCHE 996 GT300 | 1'43.799 | 9.546 | 158.256 |
ポールポジション(LMP2クラス1位) #24OAK RACING(モーガン/ジャッド)
デビッド・チェン
アジアンルマンへは初めての参戦でしたが、素晴らしい一日になりました。
富士スピードウェイでレースが出来ることも、日本のトップレベルのプロチームと一緒に走れることも楽しかったです。
ASsLMSはポテンシャルの高いレースシリーズだと思います。
コン・フー・チェン
LMP2をドライブするのは2008年以来でしたが、自分たちでも驚くくらいクルマの調子が良かったです。
まさかポールポジションが獲れるとは思いませんでした。
総合2位(LMP2クラス2位) #18KCMG(モーガン/日産)
リチャード・ブラッドレー
クルマはすごく良い調子だったんですが、タイヤのマッチングとウォームアップがうまくいきませんでした。
ピットアウトするタイミングが早すぎたのだと思います。残念な結果でした。
小泉洋史
予選ではリチャードにアタックを任せましたが、当然ポールポジションが獲れると思っていたので残念でした。
今日はフランキー(フー・チェン)が速かったということですね。
ジェームス・ウィンスロー
前回のレースでは決勝の最後にトラブルが出て残念な結果に終わりましたが、今日はここまで上手くいってると思います。富士スピードウェイは素晴らしいコースですね。
総合3位(GT300クラス1位) #16チーム無限(CR-Z)
武藤英紀
今回はウェイトハンデが無いのでその分楽に走れるかと思いましたが、BOPで車高を8mm上げているのでセッティングを合わせるのに時間がかかりました。今回はスーパーGTに比べて参加台数が少ないし、みんなマナーのいいドライバーばかりなので、非常に走りやすかったです。
中山友貴
クルマには殆ど問題ありませんでした。5月の500kmと似たイメージで走れました。
決勝では第2戦みたいなこともあるので、最後まで気を抜かないように走ります。
スーパー耐久シリーズ第6戦は21日、鈴鹿サーキットで決勝第1レースを行い、予選2位からスタートしたGT3クラスの谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が16周、41分04秒438で総合優勝を飾った。
好天のもと14時10分、40分の第1レースのフォーメーションラップが始まった。フォーメーションに2周を費やしてスタートが切られる。
スタートでトップに立ったのはGT3クラスポールシッターの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)、2位に予選2位の谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)が続く。3位には1コーナーでインからジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)をかわした青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)が上がってきた。
しかし、周回遅れが出始めた3周目。トップを走る藤井がシケインで周回遅れの駒木孝有(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)と接触。立ち上がり加速が鈍ったところで4周目の1コーナーで谷口にかわされ2位に落ちる。
しかし、藤井もトップ谷口に食らいつき、青木、レスターと4台での接近戦となるが、5周目のダンロップコーナーでST-5クラスの小松高人(PTGランドリー602明京産業ヴィッツ)がクラッシュし、パーツが散乱。このパーツとオイルの処理のためセーフティーカーが導入される。
処理には20分以上を要し、セーフティーカはピットロードに入いると残りは7分余り。
ここから超スプリントレースで再開されるが、谷口は藤井を巧みに押さえ込み第1レースを制した。2位は藤井。3位は再開後、レスターに迫られるもののこれをしのぎぎった青木が、4位にはレスターが入った。
ST-1クラスは1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が優勝した。
ST-2クラスは、序盤トップを走っていたポールシッターの吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)を、レース再開後のファイナルラップにかわした阪口良平(RSオガワADVANランサー)が優勝した。
ST-3クラスはポールシッターの小松一臣(ST-3:岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が5周目にストップ。代わってトップに立った佐藤晋也(PETRONAS TWS GS350)が優勝し、残りのレースを待たずしてクラスチャンピオンを決定した。
ST-4クラスは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が終始トップを快走。ポールトゥウィンを飾った。
ST-5クラスは、前述のようにポールシッターの駒木が接触で後退。トップを走る井尻薫(エンドレスアドバントラストヴィッツ)をSC導入前にかわしたリュウイチ(ST-5:RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がそのまま逃げ切り優勝を飾った。
第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、いずれも40分間で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHIアジアンルマンシリーズ第2戦の公式予選が9月21日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#24OAKレーシング(モーガン/ジャッド/デビッド・チェン/ジェフリー・リー/コン・フー・チェン組)が1'34.253を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が1'38.241とスーパーGT第6戦で自身が記録した予選タイムを大幅に上回ってトップ。総合でも3位につけた。
公式予選は午後1時55分より30分間で行われたが、コースコンディションの向上を待ってガレージで待機するチームが多く、本格的なアタックが始まったのは開始10分が過ぎたあたりだった。
LMP2では#18KCMGのモーガン/日産が先にアタックに入り、リチャード・ブラッドレーが1'34.311を記録する。
しかし24号車を駆るコン・フー・チェンは1'35.001から徐々にタイムを上げ、残り時間7分で1'34.386を叩き出してトップに立つと、その後も1'34.253までタイムを縮めた。
一方ブラッドレーもチェッカー提示ギリギリまでアタックを続けるが、タイムを上げることが出来ずに2位で明日の決勝に臨むこととなった。
一方、ここでの結果がスーパーGTのチャンピオン争いにも関係するGT300クラスは今回もJAF-GT勢が接戦を展開。
武藤英紀の駆る#16無限CR-Zが開始から20分が経過したところで2週間前に同じ富士で行われたスーパーGT第6戦で記録した1'39.237を大幅に上回る1'38.241を叩き出してトップに躍り出た。
この大会では従来のウェイトハンデが課せられていなかったことも影響したようだが、それでも車高8mmアップのBOPは生きており、5月の富士500kmほどのアドバンテージは無かったはずだ。
2番手には前回ポールポジションを獲得した#55ARTA CR-Zがつけ、#61スバルBRZが3番手。16号車と61号車のタイム差はコンマ3秒に満たない接戦だった。
FIA-GT3勢では#11ゲイナーSLSが最上位で1'38.880。
以下総合10位までをGT300車輛が占める結果となった。
この他、唯一GTEクラスでエントリーした#70チームタイサンのフェラーリ458は総合17位に終わり、GTCクラスのトップは007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3で総合11位だった。
第2戦決勝は明日午後2時より3時間で行われる。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIROインタープロトシリーズ第2戦が9月21日、富士スピードウェイで開幕。
大会第一日目はジェントルマンクラス、プロフェッショナルクラスの公式予選と、ジェントルマンクラスの決勝レース1が行われた。
午前8時10分から行われた公式予選では、ジェントルマンクラスは今回から卜部治久に代わってINGINGの3号車に乗ることになった永井宏明が1'46.416のコースレコードでポールポジションを獲得。以下#50DRAGON(B-MAX)、#4AKIRA(RSS)の上位3名が従来のレコードタイムである1'48.182を大きく上回った。
プロクラスでは#37中山雄一が第2戦に続いてポール。1'44.784と前回の1'46.131を大きく上回った。
以下、#4平川亮(RSS)、#50関口雄飛(B-MAX)、#3横溝直輝(INGING)の4人がレコードを更新した。
午後1時10分より12周で行われたジェントルマンクラスの決勝レース1では、ポールポジションからスタートした#3永井宏明がそのまま着実に後続との差を広げ、終始独走状態のまま逃げ切ってデビューウィンを達成。
ゴール時のリードは18.289秒だった。
予選2位の#50DRAGONはスタートで#4AKIRAの先行を許したが、3周目の1コーナーでAKIRAをアウトからかわし、2位でフィニッシュした。
インタープロトシリーズ最終戦は明日午前8時10分よりジェントルマンクラス決勝レース2を12周で、プロフェッショナルクラス決勝は午前11時55分より22周で行われる。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
FIA WTCC -RIJ- (2013/09/21) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | GT3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 谷口 信輝 | 16 | 41'04.438 | |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 藤井 誠暢 | 16 | 0.564 | |
| 3 | 81 | GT3 | 3 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 青木 孝行 | 16 | 9.830 | |
| 4 | 28 | GT3 | 4 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ジョノ・レスター | 16 | 10.326 | |
| 5 | 8 | GT3 | 5 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 湯澤 翔平 | 16 | 21.552 | |
| 6 | 32 | GT3 | 6 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | テツオ・オギノ | 16 | 42.425 | |
| 7 | 20 | ST-2 | 1 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 阪口 良平 | 16 | 1'25.623 | |
| 8 | 59 | ST-2 | 2 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 吉田 寿博 | 16 | 1'26.006 | |
| 9 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート | 16 | 1'26.642 | |
| 10 | 6 | ST-2 | 3 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 | 16 | 1'30.424 | |
| 11 | 80 | ST-3 | 1 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 佐藤 晋也 | 16 | 1'33.500 | |
| 12 | 38 | ST-3 | 2 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 植田 正幸 | 16 | 1'34.917 | |
| 13 | 39 | ST-3 | 3 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 東 徹次郎 | 16 | 1'41.405 | |
| 14 | 15 | ST-3 | 4 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長島 正明 | 16 | 1'43.215 | |
| 15 | 30 | ST-2 | 4 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 青木 拓磨 | 16 | 1'44.084 | |
| 16 | 7 | ST-2 | 5 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 藤井 芳樹 | 16 | 1'45.852 | |
| 17 | 5 | ST-3 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 安宅 徳光 | 16 | 1'52.595 | |
| 18 | *16 | GT3 | 7 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | 堀田 誠 | 16 | 1'24.830 | |
| 19 | 41 | ST-4 | 1 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 井入 宏之 | 15 | 1Lap | |
| 20 | 58 | ST-4 | 2 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 関 豊 | 15 | 1Lap | |
| 21 | 86 | ST-4 | 3 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 井口 卓人 | 15 | 1Lap | |
| 22 | 48 | ST-4 | 4 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 | 15 | 1Lap | |
| 23 | 13 | ST-4 | 5 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | 村田 信博 | 15 | 1Lap | |
| 24 | 333 | ST-4 | 6 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 野間 一 | 15 | 1Lap | |
| 25 | 116 | ST-4 | 7 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 山脇 大輔 | 15 | 1Lap | |
| 26 | 10 | ST-4 | 8 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 窪田 俊浩 | 15 | 1Lap | |
| 27 | 49 | ST-4 | 9 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 檜井 保孝 | 15 | 1Lap | |
| 28 | *52 | ST-4 | 10 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 | 15 | 1Lap | |
| 29 | 99 | ST-5 | 1 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | リュウイチ | 15 | 1Lap | |
| 30 | 36 | ST-5 | 2 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 井尻 薫 | 15 | 1Lap | |
| 31 | 4 | ST-5 | 3 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 | 15 | 1Lap | |
| 32 | 19 | ST-5 | 4 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 駒木 孝有 | 14 | 2Laps | |
| 33 | 17 | ST-5 | 5 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 小原 健一 | 14 | 2Laps | |
| 34 | 26 | ST-5 | 6 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 江原 弘美 | 14 | 2Laps | |
| 35 | 18 | ST-4 | 11 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 中島 佑弥 | 13 | 3Laps | |
| ---- 以上規定周回数(GT3,ST-1,ST-2,ST-3:11Laps ST-4,ST-5: 10Laps)完走 ---- | ||||||||
| - | 35 | ST-3 | - | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 下垣 和也 | 14 | 2Laps | |
| - | 93 | ST-4 | - | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 中村 嘉宏 | 13 | 3Laps | |
| - | 34 | ST-3 | - | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 | 5 | 11Laps | |
| - | 14 | ST-3 | - | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小松 一臣 | 4 | 12Laps | |
| - | 73 | ST-4 | - | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 鈴木 陽 | 4 | 12Laps | |
| - | 602 | ST-5 | - | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 小松 高人 | 4 | 12Laps | |
| - | 95 | ST-4 | - | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 服部 尚貴 | 2 | 14Laps | |
| - | 71 | ST-5 | - | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 紫田 正一 | 0 | 16Laps | |
スーパー耐久シリーズ第6戦が21日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。今年も昨年に続きFIA WTCCとの併催となった。今回は40分間の決勝レースが3回開催される。Aドライバー予選で第2レースのグリッドが、Bドライバー予選で第1レースのグリッドが、ABドライバーの総合タイムで第3レースのグリッドが決定されることとなる。
鈴鹿サーキットは朝から快晴に恵まれた。9時50分より途中赤旗を挟んでAドライバー、Bドライバー予選とも30分間で行われた。
第2レースのスタート順を決めるAドライバー予選では、GT3クラスの青木孝行(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)がコースレコードを更新する2分2秒728で総合のポールポジション。2位には荒聖治(もり山 R8 LMS ultra からあげ)、3位には片岡龍也(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続いた。ST-1クラスはただ1台参加の堀主知ロバート(Faust Racing BMW Z4)が、ST-2クラスでは大澤学(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは佐々木雅弘(asset テクノ Z34)が、ST-4クラスでは植松忠雄(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは平井隆一(RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ)がポールポジションを獲得した。
続いて行われた第1レースのスタート順を決めるBドライバー予選では、GT3クラスの藤井誠暢(スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R)がポールポジション。以下、谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)、ジョノ・レスター(PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3)と続く。ST-1クラスでは佐藤茂(Faust Racing BMW Z4)、ST-2クラスでは吉田寿博(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)が、ST-3クラスでは伊橋勲(岡部自動車KYOSHIN計測Z33)が、ST-4クラスでは井入宏之(TRACY SPORTS ings S2000)が、ST-5クラスでは古宮正信(BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット)がポールポジションを獲得した。
第3レースのスタート順はA,Bドライバーの合算タイムで決められ、総合のポールポジションはGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/ジョノ・レスター/ファリーク・ハイルマン組)がポールポジション。2位にはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ドミニク・アン/谷口信輝/メルビン・モー組)3位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(ガミさん/藤井誠暢/佐々木大樹組)が付けた。ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂組)が、ST-2クラスはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が、ST-3クラスはasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)がST-4クラスはTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之/長野賢也組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/駒木孝有組)がポールポジションを獲得した。
第1レース決勝は本日21日14時10分より、第2レースは明日22日9時45分より、第3レースは同日12時35分より、それぞれ40分間で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI