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2008年8月

Formula Nippon

FN:2008年ドライバーズ部門シリーズチャンピオン記者会見

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2008年ドライバー部門チャンピオン 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
 「念願の2年連続チャンピオンを獲ることができました。スタッフ、スポンサーが力を合わせ、星野監督にも素晴らしい体制を作っていただき、本当に感謝しています。去年は苦しいなかでのチャンピオンでしたが、今年は何戦か残してチャンピオンを獲るという強い決意だったので、それが糧となって前半戦から連続ポール、連続優勝できました。強いて言うなら勝ってチャンピオンを獲りたいというのがあったので、今日のレース、ギアレシオの選択ミスで優勝できなかったのが残念です。最終戦は、チームタイトルもかかっているのでローソンさんのためにも勝って締め括りたいですね」
チーム監督 星野一義(LAWSON TEAM IMPUL)
 「最終戦を待たずにチャンピオンになれました。去年、優勝なしのチャンピオンだったので、本人も優勝して速い松田でチャンピオンを獲りたいと力が入っていました。ぼくは何もしない監督で後ろで見ているだけなんですが、アンダーでも入口でアンダーなのか、出口でアンダーなのか種類があって、オーバーでもそうなんですが、そのデザイナーへの伝え方がうまくなりましたね。データも積み重ねてこういうときにはこうするんだというコミュニケーションも取れて、去年に比べるとものすごく成長しているので、ぼくのほうから言うことは何もありませんでした」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第1レース記者会見

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
 「ウォームアップのとき、クルマのバランスは理想に近い状態でしたが、走っているうちに若干オーバーステアになってきました。序盤は2位以下をいい感じで引き離すことができましたが、ロイック(・デュバル)が、バトルしている松田選手と小暮選手を抜いて2位に上がってきた残り10周くらいは、彼のペースがすごく良かったので、追いつかれないように車の能力を最大限発揮しなければいけませんでした」
決勝2位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
 「1コーナーまでに2台抜いて、さらに2コーナーまでにもう2台抜いて、いい感じでレースを進めることができました。チームもここ数戦、いいクルマに仕上げてくれているので競争力も高くなっています。10位スタートでJP(オリベイラ)にコンマ4秒差の2位になれたので、それを考えると昨日の予選の失敗は残念でした。6位とかそれ以上なら、レースを勝てたかもしれません」
決勝3位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
 「スタートがよくてオリベイラ選手に並ぶところまで行けましたが、前半フロントのグリップ不足で、アンダーステアになりペースを上げられませんでした。なんとかポジションをキープしたかったんですが、松田選手に1周目に抜かれ、ロイックにも抜かれて厳しいレースになってしまいました。後半徐々にタイヤがたれてきてクルマのバランスがよくなったのでペースを上げることができ、周回数が少ないのでトップ2台に追いつくまでは至りませんでしたが、松田選手とアンドレ(・ロッテラー)選手を抜き返すことができました」
優勝チーム監督 近藤真彦(KONDO RACING)
 「昨年からフォーミュラ・ニッポンに参戦し、初優勝なので嬉しく思います。去年は自社のファクトリーを建て、レースを理解することや、一昨年からのエンジニア、メカニックも半分以上入れ替えて、新たなチャレンジを始めました。いつこういう日が来てもおかしくないと思っていましたが、なかなかフォーミュラ・ニッポンで勝つのは難しくてギアが空回りする状況が続いていました。今日は全てのギアがあったということです。コンピュータや機械なども動かしていますが、最終的には人の力が大きいんだというのを実感しました」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第2レース結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/31) Race 2 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
140松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E517'01.901
22ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J51.961
347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J52.868
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J54.588
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J55.685
632小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E56.629
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E57.779
84ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J59.018
948立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J512.219
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J512.819
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E514.994
123横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J516.012
1320リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J517.045
147本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J518.400
156平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E518.761
168石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J520.200
1756伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E521.310
1867ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J522.018
1955井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E523.124
205金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E526.459
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.5 金石年弘(5ZIGEN) 2'53.942 (5/5) 94.438km/h
  • 国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章5.m)例外的な状況下でのセーフティカースタートとする。
  • 赤旗中断を持って本レースは終了とした。
  • 2008年全日本フォーミュラニッポン選手権統一規則第3章第33条11)により、5周回の結果を採用する。

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第2レース 5周で赤旗中断、レースは終了

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 SC先導でスタートした第2レースだが、5周を回ったところで再びコースに強い雨が落ち始めた。このため、コントロールタワーで赤旗が提示され、全車グリッドに戻ってきた。雨脚は強いままで、時刻も17時を回っておりこのままレースの終了が発表された。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第2レース セーフティーカー先導でレースがスタート

fn_r07_r2_sc  雨脚は少し弱まってきた。コントロールブリッジの「DELAYED」の表示が消え、16時30分、スタート5分前がグリッドガールにより掲示された。

 16時35分、フォーメーションラップを省略してセーフティーカー先導によるスタートが切られる。現在レースは2周を消化したところである。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第2レース スタート進行始まるがスタートディレイで待機中

 15時50分よりスタート進行が始まった。メインストレートで上の雨は強くなったり弱くなったりだが、100R辺りではかなり強い雨が降っているという情報もある。

 10分間のピットレーンを通過してのコース確認ラップのあと、全車スターティンググリッドに着いたが、16時20分現在、コントロールブリッジには「DELAYED」が掲示され、各ドライバーはマシンに乗ったままの状態で待機中である。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:富士は突然の大雨、決勝第2レースに暗雲

 フォーミュラニッポン決勝第1レースと第2レースのインターバルに開催されていたシビックレースが10周を終了した頃、上空から富士スピードウェイにどしゃぶりの雨が落ちてきた。

 雨は、みるみるうちにコースを濡らし、スピン、コースアウトするマシンが続出。このためコントロールタワーに赤旗が提示されシビックレースは10周時点で成立とし、打ち切られることとなった。

 雨は現在も降り続いており、決勝第2レースはとりあえず20分遅れでスタート進行が始まることが発表されている。予定通りなら16時5分フォーメーションラップスタートとなるが、ペースカー先導により4周で成立した一昨年開幕戦と同様のコンディションとなってきた。

 この後、第2レースがどのように推移するか心配されるところだ。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦決勝第1レース オリベイラがポールトゥウインで初優勝。松田のチャンピオンも決定!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦第1レースは、ポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り、フォーミュラ・ニッポン初優勝を飾った。

 午前中、サーキットを覆っていた雲もところどころ切れるようになり、初秋の日差しが降り注ぐなか、グリッドへ向けてのフォーメーションラップが始まった。1コーナーから最終コーナーにかけての心地よいそよ風も吹き始め、路面温度は40度。20台のマシンがグリッドに整列、シグナルブラックアウトでレースがスタートした。

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 レースはポールシッターのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)がトップで1コーナーに入る。好スタートを切った予選3位の小暮卓史(ナカジマ)がオリベイラに並びかけるが攻略できず。逆に3位に落ちた予選2位の松田次生(インパルに)が小暮の背後に迫る。コカコーラーコーナー、ヘアピンで両マシン併走の接近戦の後、ついに最終セクションで松田が小暮の前に出て、2位に上がった。失速した小暮は後続のアンドレ・ロッテラー(トムス)にも抜かれ4位に落ちた。さらに5位にはロニー・クインタレッリ(セルモ/インギング)をパスした小暮のチームメイトロイック・デュバルが上がってきた。

 8周目、小暮をパスしたデュバルが4位に上がる。

 レース3分の1、10周を経過した時点での順位はトップ、オリベイラ、3秒ほど開いて2位松田、以下1秒前後の間隔で3位にロッテラー、4位デュバル、5位小暮、6位クインタレッリ。

 12周目の1コーナーでデュバルがアウトからロッテラーに並びかけ、コーナー出口で3位に上がった。

 18周目、3位のデュバルが1コーナーで2位の松田をパス。松田は3位に落ちた。

 19周目、小暮が1コーナーでインからロッテラーを抜き返し、4位に上がる。

 20周を終わっての順位は、トップ、オリベイラ、2秒7離して2位にデュバル。さらに2秒5ほどの差で3位松田。4位に小暮、5位ロッテラー、6位クインタレッリ、7位ブノワ・トレルイエ(インパル)。第2レースホールポジションとなる注目の8位には松浦孝亮(ダンディライアン)が着けている。

 25周目が終わったストレートで小暮が松田の背後に迫り、26周目の1コーナーでアウトから松田と併走、コカコーラーコーナー手前で松田をパスし3位に上がった。

 25周目辺りから、独走優勝かと思われたオリベイラの背後に徐々に2位デュバルが迫ってきた。27周目を終わってその差は1.2秒。28周終わりで1秒。29周を終わって0秒7。両車ファイナルラップに入る。しかし、届かず。オリベイラがポールトゥウインでフォーミュラ・ニッポン初優勝を飾った。

 2位はデュバル、3位に小暮、4位松田、5位ロッテラー、6位クインタレッリ、7位トレルイエ。8位には松浦が入り第2レースでのポールポジションを獲得した。

 松田は4位に入り選手権ポイントに5点を追加。この結果この時点で今シーズンのフォーミュラ・ニッポン、ドライバーズ部門のチャンピオンが決定した。

 決勝第2レースはこの後、14時45分より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第1レース結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/31) Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J3044'53.719
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E300.455
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E304.541
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J308.764
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3010.666
647ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J3014.044
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J3015.561
840松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3023.089
948立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J3031.066
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3033.427
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3037.374
123横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J3038.016
1320リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J3038.060
147本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J3040.585
156平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E3043.334
165金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E3044.011
178石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J3045.633
1856伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E3058.711
1967ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J301:23.612
-------- 以上規定周回(27 Laps)完走 --------
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E246Laps
  • Fastest Lap: CarNo.32 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA) 1'29.003 (23/30) 184.378km/h
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第16戦富士決勝記者会見

全日本選手権クラス
優勝 国本京佑(TDP TOM'S)
f3_r16_r_pc_kunimoto  「スタートには自信があります。昨日も2位からのスタートで反応は良かったんですけど、イン側のラインが濡れててアウト側のラインが乾いたので、結果的に順位を落としてしまいました。今日のレースも、失敗しなければ必ずトップに立てると思っていました。スタートで前に行くことができ、1周1周プッシュして、トップで最後までゴールすることができました」
決勝2位 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
f3_r16_r_pc_van-dam 「昨日は全てがうまく行って今シーズンベストな日だったんですが、昨日祝勝会があって今日はなかなか起きられず、その辺から始まってしまったのかなと思いますが、今日は最悪の日でした。スタートもホイールスピンしてしまって失敗しましたし、表彰台に上がってもシャンパンファイトがなかったですしね。国本選手はすごく頑張っていいレースをしたと思います。2位は負けの1番手なのできらいですし、次のレース(SOGO)はプレッシャーもないので勝ちに行きたいと思います」
決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
f3_r16_r_pc_iguchi  「スタートは普通で3位でレースを始めました。序盤はカルロ選手を追えてて、タイムもトップと変わらず、状態も良かったですね。中盤になってヘアピンでミスをしてしまって、それが原因で大きく差が開いてしまいました。最後までタイム的には変わらなかったのでそれがなければ、2位になれたかも知れません」
ナショナルクラス
優勝 山内英輝(SPILIT TOM'S)
f3_r16_r_pc_yamauchi  「スタートで出遅れてしまって後ろからの追い上げになったんですが、1台1台抜いていって結果的に後ろを離して勝てたので良かったと思います。ニュータイヤのスタートでグリップに負けてしまってストール気味になってしまいました。最後の1周まで全力で走りました」
決勝2位 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
f3_r16_r_pc_imperatori  「4位スタートでしたが、チームメイト(ザヒール・アリ)もオーバーテイクすることができ、レースをリードすることができました。引き離そうと思ったんですが、集団に巻き込まれてしまい、山内選手はすごくいいレースをして速かったのでストレートで抜かれてしまいました。その後は我慢するしかなかったですね」
決勝3位 松下昌揮(AIM SPORTS)
f3_r16_r_pc_matsushita  「1コーナーをトップで入ったと思うんですが、誰かに当てられてしまいました。インを空けたぼくが甘かったのだと思いますが、ザヒール(・アリ)とアレックス(インペラトーリ)に入られてしまって、もう無抵抗でしたね。すごく残念なレースでした」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:2009年度の新型シャーシーFN09のデモランが行われる

 日本レースプロモーション(JRP)は31日、フォーミュラニッポン第7戦の行われている富士スピードウェイで、来年から新たに導入されるニューシャーシーのエキシビション走行を行った。

 このシャーシーは昨年、入札により落札したアメリカのスウィフトエンジニアリング製。発表時は Swift 017.n と呼ばれていたが、正式にFN09と命名されたようた。

 エンジンは現行の3,000ccから3,400ccに拡大され、出力は600ps以上、当面はホンダとトヨタ2社により供給される。

 走行は、正午前のピットウォーク中、ホンダエンジン搭載車1台、トヨタエンジン搭載車1台の計2台によって行われた。すでに8月18,19日の両日、1回目の先行開発テストが行われているが、ファンの前に披露されるのはこれが初めてである。

 このブリッジウィングを持つ斬新なマシンは、ファンから応募され当選したイラストにカラーリングされ、金石年広がドライブしたホンダエンジン車は恐らく天馬をイメージしたもの、アンドレ・ロッテラーがドライブしたトヨタエンジン車はひまわりをあしらったものとなっている。通常のフォーミュラカーを見慣れている者には、かなり奇抜なデザインである。

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 2台はコースインしてコースを数周。ストレートでは新たに採用されたオーバーテイクボタンも使用して、追い抜きの実演も行われ、ファンに来シーズン多く見られであろうスリルのあるシーンを予感させた。

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 このエキシビションは、この後9月21日、最終戦のSUGO、10月4,5日にお台場で開催されるモータースポーツジャパンでも行われる予定である。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum / Illustration: Japan Race Promotion

Japanese F3

JF3:第16戦富士決勝 国本京佑が今季3勝目を飾る

f3_r16_r_kunimoto  全日本F3選手権第16戦は31日、富士スピードウェイで21周の決勝を行い、国本京佑(トムス)が予選2位からスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り今季3勝目を飾った。

 富士スピードウェイ上空は、雲の量は増えてきたものの雨が落ちることはなく、フォーミュラ・ニッポンフリー走行、FCJ第14戦決勝を経て路面はほぼ乾き、ドライコンディションでのF3第16戦を迎えた。

 10時20分定刻、全16台がフォーメーションラップに入り、1周を回ってグリッドに着いた。

 レースは国本京佑(トムス)の好スタートで始まった。イン側から昨日チャンピョンを決めたカルロ・ヴァン・ダム(同)の横をすり抜けトップで1コーナーに。2位にバン・ダムが、3位には予選順位のまま井口卓人(同)がつけた。

 トップに立った国本は好調だ。徐々に2位以下との差を離し、誰にもその座を脅かされることなく、そのまま21周を走りきり今季2勝目を飾った。

 2位でレースをスタートしたヴァン・ダムは、トップを追うどころではなく、3位の井口の追撃を振り切るのに防戦一方。何度か1コーナーで背後に迫られるが、これを凌ぎきり2位のままチェッカーを迎えた。井口はヴァン・ダムをオーバーテイク寸前まで攻めたがペースが安定せず、レース終盤にはその差も徐々に開き、3位に甘んじる結果となった。

 ナショナルクラスはアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が、スタートで山内英輝(トムス)をかわしクラストップに立ったが、5周目の1コーナーでインから山内にかわされ同2位に落ちた。同トップに立った山内は、徐々に差を開き始め、最終的には独走でクラス優勝を飾った。2位にはインペラトーリが入り。3位には安岡秀徒(ルボーセ)をパスした松下昌輝(AIM)が入った。また、山内はこの優勝で、初代ナショナルクラスのドライバーズチャンピオンに輝くこととなった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第16戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/31) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 16 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2134'39.870
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE212.246
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE214.158
433Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2110.424
512C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2113.688
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2116.066
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C2122.644
88C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2124.421
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2133.360
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2152.471
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE211'00.484
1218N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE211'00.800
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE211'05.569
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE211'16.340
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE211'35.618
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE201 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.37 国本京佑(TDP TOM'S) 1'38.537 (3/21) 166.707km/h

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行2回目 ロベルト・ストレイトがトップタイム、松田は7位

 明けて31日の富士スピードウェイは昨夜降った雨も上がり、上空には日差しが戻ってきた。路面はところどころ濡れていることもあり、ウェット宣言がなされ、予定通り8時からフリー走行が始まった。

 各ドライバーとも昨日雨だったため、ドライでのセッティングを行うため精力的に周回をこなしてゆく。フリー走行中盤、ロベルト・ストレイト(セルモ/インギング)が1分28秒507でトップ。2位にはロニー・クインタレッリ(同)が、3位にはブノワ・トレルイエ(インパル)と外国人勢が1-2-3。

 フリー走行残り10分余りで、チャンピオンの可能性を残している一人、アンドレ・ロッテラー(トムス)がネッツーコーナーでスピン。コース上にストップしたため赤旗が提示された。

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 赤旗再開後は、路面の状況が良くなるにつれ、トップが目まぐるしく変わる。ロイック・デュバル(ナカジマ)が1分27秒756でトップに立つと、なんと松浦孝亮(ダンディライアン)が1分28秒019でこれを逆転。トップが代わった。

 さらに、ポールシッターのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)が1分27秒685でトップに立つと、デュバルが1分27秒629でこれを逆転。しかし、直後、好調の松浦が1分27秒566でトップに返り咲いた。

 松浦のトップで終了するかと思われたフリー走行だが、チェッカー後にストレイトがトップタイム1分27秒454を出し、このセッションを締めくくった。

 ポールシッターのオリベイラは5位、予選2位の松田次生(インパル)は7位でフリー走行を終えた。

 松田は、今日の第1レースと第2レースの合計で3ポイント獲ればチャンピオンが決まる。第1レースなら6位以上に入れば他の結果如何に関わらず、その時点でチャンピオン決定だ。

 また、仮に松田が両レースリタイアでも、ライバルのデュバルとロッテラーは第1レース優勝が松田を阻止する最低条件となり、第1レースでの松田のチャンピオン決定の可能性は非常に高い。

 決勝は本日、第1レースが13時より30周、第2レースが15時45分より25周で行われるが、午後からの降水確率は60%であり、雨が降れば波乱の展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/31) Free Session #2 Weather:Fine Course:Half-Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
167ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.454--187.83
240松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.5660.1120.112187.59
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'27.6290.1750.063187.46
44ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.6850.2310.056187.34
548立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.7590.3050.074187.18
647ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.9640.5100.205186.74
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'28.0430.5890.079186.58
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'28.0850.6310.042186.49
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'28.2070.7530.122186.23
1020リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'28.2890.8350.082186.06
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'28.3360.8820.047185.96
122ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'28.3420.8880.006185.95
1336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'28.4110.9570.069185.80
147本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'28.4320.9780.021185.76
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'28.4811.0270.049185.65
165金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'28.4811.0270.000185.65
1737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'28.5281.0740.047185.55
1856伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'28.8711.4170.343184.84
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'28.9901.5360.119184.59
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'29.1231.6690.133184.32
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士公式予選総合結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.4011'40.8731'39.677
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.3031'40.4611'39.722
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.9301'41.0861'40.315
43横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.9511'41.1191'40.447
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.0351'40.6391'40.644
620リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.3111'41.2331'40.686
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'41.3301'40.3011'40.936
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0191'40.8891'41.487
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'42.0561'41.676
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.4281'41.848
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.7261'41.958
127本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9161'41.982
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.7501'41.991
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.2141'42.097
1540松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0631'42.274
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.267
175金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'42.559
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.618
1937荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'42.660
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'43.049
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第15戦決勝 & 2008ドライバーズチャンピオン記者会見

全日本選手権クラス

f3_r15_r_pc_n

優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「路面が濡れていてスリップしやすく、そこから徐々に乾いていくという状況で、ドライのところとウェットのところがあってそれを見極めるのが難しかったですね。今日、優勝してさらにチャンピオンも決められて、すごく嬉しいですし、チームのためにも良かったと思います」
決勝2位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「スタートのとき自分のライン上が乾いていたのでスタートしかチャンスがないだろうと思っていました。もっといいスタートを切ってトップに立ちたかったんですけど、カルロ選手もスタートが良かったので2位で1コーナーを通過しました。乾いてゆく路面が難しくて毎周プッシュしていましたが、ミスが多くてカルロ選手に離されたので、自分自身反省すべき点だと思っています」
決勝3位 ケイ・コッツォリーノ(NOW MOTORSPROT)
 「スタートがイン側で心配していました。予想通り2台くらいに抜かれましたが、1コーナーで一つポジションを取り戻して、その次の周にホンダの中山選手のスリップについて、1コーナーのブレーキング勝負で前に出ました。井口選手もけっこうミスをしていたので2位を狙えると思いましたが、路面が乾いてくることも考えてミスしないようにと慎重になりすぎているところもありました。クルマが良かったので少しもったいなかったですね」
ナショナルクラス

f3_r15_r_pc_c

優勝 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「今日は、いいスタートが切れました。路面のコンディションが悪かったですが、練習から自信があって、予選でも1秒くらい差をつていたので自身をもって1周1周プッシュしました。鈴鹿から左足ブレーキを使っているんですが、練習を重ねてきて、コーナー中のコントロール性が上がって余裕ができ、攻めても怖くなくなりました」
決勝2位 松下昌揮(AIM SPORTS)
 「スタートがポイントでした。山内選手と嵯峨選手がいて、横を中嶋選手がロケットのように1コーナーに突っ込んで安田選手と当たったので、それを回避するのに山内選手との差が広がってしまいました。その後は慎重になりすぎて前と離れてしまいました。もったいなかったです」
決勝3位 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「いろんなことがあった1日で天候に左右されましたね。2本目のタイヤを投入したときに雨になってしまって予選は満足する結果になりませんでした。スタートはイン側がウェット状態で、それでも3位で1コーナーに入りましたが、そこもイン側で濡れていてポジションを落としてしまいました。前半クルマ自体は速かったですね。中盤はいろいろありましたがなんとか3位に入ることができました」
シリーズチャンピョン
ドライバーズ部門チャンピオン カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
f3_2008_champion  「シーズン当初からの目標でしたので達成できて嬉しいです。シーズンを通して強い状態を維持することができたのが重要でした。本当に素晴らしいチームに呼んでもらえたと思っています。外人ドライバーとして勝つことによってアピールする必要があったんですが、シーズン前のテストからシーズン序盤は、クルマとかタイヤとかに慣れるのに時間がかかりました。チームが助けてくれて、鈴鹿あたりからはクルマともかみ合ってきて、自信をもって走ることができるようになりました。周りも自分の速さを認めてくれて、さらに自分らしいドライブができるようになったと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第15戦富士決勝 バン・ダムが優勝してドライバーズチャンピオンも決める!

 全日本F3選手権第15戦は30日、富士スピードウェイで15周の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたカルロ・ヴァン・ダム(トムス)が、スタートでトップに立つと2位以下を引き離してそのまま優勝した。また、ヴァン・ダムは今シーズンのドライバーズタイトルも併せてこの勝利で手に入れることとなった。

f3_r15_r_van-dam

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f3_r15_podium

 フォーミュラ・ニッポン、ノックアウト予選終了後から路面は徐々に乾いてきた。16時からのフォーメーションラップでは、全車ドライタイヤを履いてスターティンググリッドに向かう。しかし、コースにはまだレコードラインを外すと濡れている箇所もあり、リスキーなレースになりそうだ。

 トップで1コーナーに入ったのはポールスタートのカルロ・ヴァン・ダム(トムス)。2位に上がってきたのは予選3位の井口卓人(トムス)。3位には中山友貴(リアル)、4位にケイ・コッツォリーノ(ナウ)。予選2位の国本京佑(トムス)は、5位に落ちた。

 予選6位の中嶋大祐(戸田)と予選8位の安田裕信(スリーボンド)は1コーナーで絡み中嶋はリタイア。安田はコースに復帰しレースを続行する。

 1周終わったストレートから2周目の1コーナーにかけて、3位の中山は、4位コッツォリーノ、続く5位の国本に立て続けにかわされ5位に落ちた。

 トップのヴァン・ダムは磐石。後続との差を徐々に築き、15周を走り切って、最終的には2位以下との差を4秒近く離し、独走優勝を飾った。これで今シーズンの全日本F3選手権ドライバーズ部門も残り3戦を残して手にすることとなった。

 2位にはスタートで2位に着けた井口がそのまま入賞。3位には4位国本の追撃を僅差で振り切ったコッツォリーノが入った。

 ナショナルクラスは、山内英輝(トムス)がスタートでトップに立つとそのまま優勝。2位は10周目のネッツコーナーでスピンした前を走るザヒール・アリ(PTRS)をかわした松下昌輝(AIM)が、3位にはアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第15戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/30) Race Results Weather:Cloudy Course:Half-Wet
All Japan F3 Championship Round 15 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1525'24.867
237C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE153.992
333Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE156.668
436C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE156.686
58C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1513.724
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1516.912
738N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1527.826
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1528.028
918N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1544.318
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1549.317
1162C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE151'11.819
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE151'15.530
135N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE141 Lap 
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE141 Lap 
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE141 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
-2C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C114 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.12 安田裕信(ThreeBond)1'39.310 (15/15) 165.767km/h
  • CarNo.62は、2008年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第27条4.1(グリッド上作業違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon

FN:第7戦富士公式予選記者会見

ポールポジション ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACINGUL)
fn_r07_kq_oliveira2  「富士でのシーズン前テストのときウェットコンディションで速くて、ウェットには自信をもっていたので、予選が始まるときにチームと相談して早く出してもらい、いい感じで予選ができました。Q1のとき調子が良かったので、Q2のときも同じセットでいきました。Q3のときはタイヤが温まりすぎたので、ニュータイヤに換えタイムを出すことができました」
予選2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPULG)
fn_r07_kq_matsuda2  「朝のフリー走行は順調で、ドライだったらポールポジションが獲れると思っていましたが、お昼前から雨が降ってきて、ウェットは開幕前のテストで調子よくなかったので不安でした。そんななか、Q1では案の定グリップしなくてAコーナーでスピンしたり、乗り辛かったですが、なんとかタイムを出して、Q2ではフロントスプリングを変更して、それが当たっていい状態になりました。Q3は、スリックにしようかと迷ったんですがリスクが大きいので、浅溝タイヤを着けました。タイム的には出たんですが、ほんの僅かオリベイラ選手に及ばなかったですね。雨の中走りはじめが良くなかったので、ポールを獲れなかったのは悔しいですが、2位になれたということで満足しています。明日はこの3人でいいバトルをしたいですね」
予選3位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r07_kq_kogure2  「フリー走行では昨日から大幅にクルマを変更したので一番初めにアタックしました。路面が荒れていてセッティングがいいのか悪いのか確認できませんでしたが、ドライならいけるという感触はありました。午後からは雨が降ってきてもセッティングは変えませんでしたが、思うようにクルマが動いてくれなくて、Q1、Q2と微調整して少しづつよくなりました。Q3ではトップ2台は39秒台が出ているんですけど、路面が乾いてきてリアがヒートし、オーバーステアが出やすかったので、そのタイムは見えなかったですね」

まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Morotsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士公式予選 松田の連続PP記録途絶える、止めたのはオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦は30日、富士スピードウェイでノックアウト予選を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)が、ポールポジションを獲得した。松田次生(インパル)は2位に終わり、開幕からの7連続ポールポジションはならなかった。

 午前中のF3予選途中から降り出した雨は、フォーミュラ・ニッポンノックアウト予選の始まる頃には小降りになってきた。東の空には青空も現れ、天候は回復傾向にあるようだ。

ノックアウトQ1

 14時25分、雨はほぼ上がったが路面はフルウェット。路面温度23度。ウェット宣言の出されるなか、予定どおりノックアウト予選、20分間のQ1が始まった。

 開始早々、松田次生(インパル)がいきなりコカコーラコーナーでスピン、コースアウト。しかしコースには復帰した。

 開始5分、トップに立ったのはこのレース、スポット参戦のリチャード・ライアン(インパル)でタイムは1分41秒794。2位はアンドレ・ロッテラーで1分42秒224。3位にはロニー・クインタレッリ(セルモ/インギング)がつける。

 スピンして心配された松田だが、マシンに問題はなさそうで、ここで1分41秒303を出しトップに躍り出た。しかし、予選開始15分過ぎ、今度はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(コンドウ)が1分41秒067でトップに立つ。

 路面は徐々に乾きつつあり、各マシン車高調整などのセッティング変更を行っている模様。予選終了3分前、今度は小暮卓史(ナカジマ)だ。1分40秒930とついに40秒台に入り、トップに立つ。しかし、これで終わらない。オリベイラが1分40秒401で小暮のタイムをさらに0.5秒ほど削り、ダントツのトップに躍り出た。小暮が2位、松田は3位でQ1を終える。

ノックアウトQ2

 10分間のインターバルの後、10分間のQ2が始まる。依然としてウェット宣言は出されたままだ。通常、ドライのQ2ではワンアタックに賭ける戦略が主流だが、ウェットでは連続周回しつつ路面が乾くにつれてタイムアップを図る戦略を採るドライバーが多いようだ。

 まずは、ロニー・クインタレッリ(セルモ/インギング)がQ1のトップタイムに迫る 1分40秒739を出し、リーダーに。これに対し、松田が1分40秒869でトップを逆転。

 しかし、Q2中盤にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分40秒301を出しトップに立つと、このタイムを上回るドライバーは現れず、ロッテラーがトップでQ2を通過した。2位は松田、3位はクインタレッリ。4位オリベイラ、5位土屋、6位小暮、7位横溝直輝(セルモ/インギング)。8位にはライアンが滑り込み、この8台がQ3進出を果たした。

fn_r07_kq_oliveira fn_r07_kq_matsuda fn_r07_kq_kogure

ノックアウトQ3

 Q3も10分のインターバルで10分間。ウェット宣言も継続中。7戦連続ポールポジションを狙う松田がトップでコースイン。1分40秒946を出したところで、ピットインしてタイヤを交換後、再度コースイン。

 この間、ロッテラーが1分40秒936を出しトップに出るが、小暮が1分40秒514を出しこれを逆転、トップが代わった。

 そしてこの小暮のタイムを大きく更新したのがQ1をトップで通過したオリベイラ。何と、1分39秒677と初めて39秒台に入り2位小暮との差を0.6秒と大きく広げた。

 これを見て松田が再アタックを開始。しかし、各セクターの通過タイムが0.1秒ほど遅い。松田の7連続ポールポジションに赤信号が灯った。最終コーナーを立ち上がり松田がフィニッシュラインを通過。タイムは1分39秒722! 何と、オリベイラのタイムに0.045秒届かなかった。この瞬間、松田の7連続ポールポジション記録の夢が潰え、オリベイラ初のポールポジションが決まった。

 明日31日の決勝は第1レースが13時より30周、第2レースが15時45分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ3結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'39.677--164.80
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'39.7220.0450.045164.73
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.3150.6380.593163.75
43横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.4470.7700.132163.54
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'40.6440.9670.197163.22
620リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'40.6861.0090.042163.15
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'40.9361.2590.250162.74
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'41.4871.8100.551161.86
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'40.301--163.78
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'40.4610.1600.160163.51
347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'40.6390.3380.178163.22
44ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.8730.5720.234162.85
541土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'40.8890.5880.016162.82
632小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.0860.7850.197162.50
73横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.1190.8180.033162.45
820リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.2330.9320.114162.27
---- 以上Q3進出 ----
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.6761.3750.443161.56
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.8481.5470.172161.29
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.9581.6570.110161.11
127本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9821.6810.024161.08
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.9911.6900.009161.06
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.0971.7960.106160.89
1540松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.2741.9730.177160.62
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦富士ノックアウトQ1結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'40.401--163.61
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'40.9300.5290.529162.75
31松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.3030.9020.373162.16
420リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'41.3110.9100.008162.14
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'41.3300.9290.019162.11
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'41.4281.0270.098161.96
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'41.7261.3250.298161.48
856伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'41.7501.3490.024161.44
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'41.9161.5150.166161.18
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'41.9511.5500.035161.12
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0191.6180.068161.02
1247ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.0351.6340.016160.99
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'42.0561.6550.021160.96
1440松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'42.0631.6620.007160.95
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'42.2141.8130.151160.71
---- 以上Q2進出 ----
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.2671.8660.053160.63
175金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'42.5592.1580.292160.17
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'42.6182.2170.059160.08
1937荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'42.6602.2590.042160.01
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'43.0492.6480.389159.41
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第15戦,第16戦富士 カルロ・ヴァン・ダムが両戦とも連続ポールポジション!

 全日本F3選手権第15戦、第16戦は30日、富士スピードウェイで公式予選を行い、両戦ともトムスのカルロ・ヴァン・ダムがポールポジションを獲得した。ナショナルクラスも両戦とも同チームの山内英輝がクラスポールポジションを獲得した。

f3_r15_q_van-dam

f3_r16_q_yamauchi

 F3公式予選はフォーミュラ・ニッポンフリー走行終了後の10時45分よりスタート。一時薄日が差した上空も徐々に雲量が増し、薄暗くなってきた。

 各ドライバー、降雨を予想してか予選開始早々からタイムアタックが始まる。まずは、カルロ・ヴァン・ダム(トムス)が、1分38秒993を出しトップに立つと、国本京佑(トムス)が1分39秒081でこれを逆転。

 さらに、井口卓人(トムス)が1分38秒824でトップに立つも、今度は国本が1分30秒299で再びトップに返り咲く。しかし、ヴァン・ダムも1分38秒028でこれを逆転、指定席に収まったと思われたが、今度は国本が1分37秒923で再度トップに立った。

 セカンドベストタイムも睨み各ドライバーが精力的にアタックを行いトップが目まぐるしく変わるなか、ついにヴァン・ダムが1分37秒763で国本を突き放し、三度トップに躍り出た。

 そして、予選開始15分過ぎ、ついに上空から小雨が落ちてきた。タイムアタックもここまで。予選終了10分以上を残して事実上ヴァン・ダムのポールポジションがこの時点で決定した。

 雨は止むことなく予選は終了。結局、第15戦、第16戦ともトップはヴァン・ダム、2位国本、3位井口といつもの見慣れた結果となった。

 ナショナルクラスは山内英輝(トムス)が開始直後から予選をリード。1分39秒222とクラス2位以下を1秒近く離し、第16戦のクラスポールポジションを獲得。セカンドベストで決まる第15戦に至っては、全日本選手権クラス最下位の嵯峨宏紀(ルボーセ)を上回るタイムでのクラスポールポジションとなった。

 第15戦は本日16時より15周で、第16戦は明日31日10時20分より21周での決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第16戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/30) Qualifying-Session: Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-SemiWet
2008 All Japan F3 Championship Round 16 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'37.763--168.03
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'37.9230.1600.160167.75
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'38.1200.3570.197167.42
433Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'38.1950.4320.075167.29
58C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'38.4270.6640.232166.89
612C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'38.6890.9260.262166.45
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'38.7861.0230.097166.29
87C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'38.9801.2170.194165.96
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'39.1211.3580.141165.72
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'39.2221.4590.101165.56
1118N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'40.2162.4530.994163.91
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'40.3942.6310.178163.62
1320Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'40.4652.7020.071163.51
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'40.9323.1690.467162.75
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'42.8815.1181.949159.67
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'43.1595.3960.278159.24
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'47.7289.9654.569152.48

Japanese F3

JF3:第15戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/30) Qualifying-Session: Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-SemiWet
2008 All Japan F3 Championship Round 15 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'37.845--167.89
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'38.0380.1930.193167.56
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'38.2370.3920.199167.22
433Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'38.4220.5770.185166.90
58C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'38.5000.6550.078166.77
62C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'38.8891.0440.389166.11
77C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'39.0061.1610.117165.92
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'39.1201.2750.114165.73
938N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'39.2911.4460.171165.44
1062C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'39.4131.5680.122165.24
1118N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'40.3052.4600.892163.77
1220Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'40.4682.6230.163163.50
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'40.4812.6360.013163.48
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'41.1083.2630.627162.47
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'42.9965.1511.888159.49
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'43.4495.6040.453158.79
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'47.8449.9994.395152.32
  • 2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第26条6.(上位から2番目のタイム)により順位を決定した。

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行1回目 松田次生、7連速PPに向け好調な滑り出し

 全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦が30日、富士スピードウェイで始まった。1回目のフリー走行は、松田次生(インパル)が1分26秒463でトップタイム。午後に行われるノックアウト予選での自身7連続ポールポジションに向け好調なスタートを切った。

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 早朝までに降った雨も上がり、フォーミュラ・ニッポン、フリー走行1回目が始まる10時頃には薄日も差してきた。しかし、静岡県地方には大雨雷洪水注意報が発令中。この後の天候は予断を許さない。路面はところどころ濡れてはいるが、レコードラインはほぼドライ。しかし、ウェット宣言が出され、ウェットタイヤ装着車はライト点灯義務でのフリー走行となった。

 フリー走行が始まっても路面の回復を待っているのか各車ピットに留まったまま。ようやく10分過ぎにコースインが始まった。

 開始20分過ぎ、小暮卓史(ナカジマ)が1分27秒070でトップ。2位には前戦第2レースの勝者、荒聖治(トムス)がつけている。他のドライバーはまだタイムが出ていない。

 終了5分前、ようやくタイムアタックが始まる。まずは、アンドレ・ロッテラーが1分26秒997でトップに立つ。これにジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(セルモ/インギング)が続き、小暮は3位に落ちた。

 終了直前、7連続ポールポジションを狙う松田次生(インパル)が狙い澄ましたように1分26秒463を叩き出しトップに立った。2位にはロイック・デュバル(ナカジマ)が上がり、ロッテラーは3位に落ちる。4位には昨日の練習で復調を果たしトップタイムをマークしたブノワ・トレルイエが滑り込んできた。

 前戦で負傷した平手晃平のピンチヒッターとしてこのレースにスポット参戦のフォーミュラニッポン元チャンピオン、リチャード・ライアン(インパル)はトップから1秒遅れの14位。5ZIGENの6号車に復帰した平中克幸は17位に終わった。

 決勝のグリッドを決めるノックアウト予選は本日14時25分より行われる。不安定な天候に翻弄され、意外な展開になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2008/08/30) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'26.463--189.99
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'26.7700.3070.307189.31
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'26.9970.5340.227188.82
42ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'27.0060.5430.009188.80
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'27.0350.5720.029188.74
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.0440.5810.009188.72
740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.0680.6050.024188.67
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'27.0700.6070.002188.66
947ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.1750.7120.105188.43
1041土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'27.2950.8320.120188.18
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'27.3850.9220.090187.98
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'27.4080.9450.023187.93
133横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'27.4180.9550.010187.91
1420リチャード・ライアンTP checker IMPULTOYOTA RV8J1'27.4861.0230.068187.76
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'27.5061.0430.020187.72
1667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.5971.1340.091187.53
176平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'27.6431.1800.046187.43
1848立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'27.6621.1990.019187.39
197本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'27.8631.4000.201186.96
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'28.7212.2580.858185.15
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 レクサスSC430が3位表彰台獲得 (TOYOTA)

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波乱の長距離戦で追い上げを見せ3位表彰台を獲得した
PETRONAS TOM\'S SC430 36号車

 SUPER GT第6戦「第37回 インターナショナル ポッカ1000km」が8月23日(土)、 24日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 真夏の祭典として恒例となった第6戦「鈴鹿1000km」は、シーズン中最長距離の1000kmという長丁場で争われ、チームによっては3人目のドライバーを登用する難レース。昨年の同レースでは、終盤の大逆転でトムスのレクサス SC430が勝利を飾っており、今大会でも活躍に期待がかかった。

 尚、ライトニング マックィーン apr MR-S 95号車のドライバーである、TDPドライバー平手晃平は、2週間前のフォーミュラ・ニッポン第6戦での負傷により今大会には出場せず、代役として、昨年同チームでチャンピオンを獲得、今季はF3ユーロシリーズを戦っているTDPドライバー大嶋和也が出場することとなった。

 今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに26台の計42台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスには2台のレクサスIS350と1台のトヨタMR-Sが出場した。

◆予選◆

 23日(土)、前夜から降り続く雨でウェットコンディションの下、午前9時50分から予選1回目が開始された。昨年の覇者PETRONAS TOM'S SC430 36号車が6番手、宝山 KRAFT SC430 35号車が7番手、ENEOS SC430 6号車が9番手につけ、スーパーラップ進出の権利を得た。

 GT300クラスでは95号車が3番手と好位置につけ、期待のウェッズスポーツIS350 19号車は6番手タイムをマークした。

 しかし、午後行われる予定だった予選2回目とスーパーラップは、強い雨のために中止となり、決勝のスターティンググリッドは、予選1回目の順位で決定されることとなった。

 尚、ポールポジションのNSXがエンジン交換のため10グリッド降格となったため、予選2番手から11番手までは一つずつグリッドが繰り上がり、また、予選で11番手につけたZENT CERUMO SC430 38号車は、シャシー交換を行ったため、規定によりピットスタートとなった。

◆決勝◆

 決勝日の24日(日)午前8時30分から行われたフリー走行は、未明までの雨の影響でハーフウェットで開始されたが、次第に路面は乾いて行き、決勝レース開始時には完全なドライコンディションとなった。

 やや雲がかかり、例年の鈴鹿1000kmの猛暑は影を潜めたコンディションで午後1時に長丁場の決勝レースがスタート。レースは、序盤から1000kmの長いレースとは思えないハイペースでのバトルが展開された。

 レクサス SC430勢の最上位5番手グリッドからスタートを切った36号車は、激しい順位争いで接触を喫するなど波乱の序盤戦となったが、大きくポジションを落とすことなく、8番手から着実にポジションを上げて来た6号車と共に、上位争いを繰り広げた。

 36号車は109周目に黄旗追い越しで10秒ピットストップのペナルティを受け、8位までポジションを落とすこととなってしまったが、その後、素晴らしい追い上げを見せ、終盤には4位にポジションアップ。日が沈み、闇に包まれていくサーキットで、更に上位を目指した36号車は、155周目の130Rで、前を行くGT-Rをアウトから見事にパス。3位に浮上した。

 その後、後続の追い上げを受けたものの凌ぎきり、36号車は3位でチェッカー。長い1000kmレースで、表彰台を獲得した。好走を見せた6号車が6位でフィニッシュ。ピットスタートから追い上げた38号車が9位、 35号車が10位に入り、ポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、3番手スタートの95号車が、順位の入れ替わりの激しいレースで、粘り強く好走。終盤には2位のポジションから首位を追ったが、逆転は叶わず。しかし、長く、厳しいレースを走り抜き、2位でフィニッシュ。第3戦以来となる表彰台を獲得した。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
小さなミスを詰め切れなかったところに反省はあるが、GT500もGT300の若手勢も、上位とは大きく離されることなく1000Kmの長丁場を走り切り、表彰台を獲得することが出来た。残る3戦は僅かなミスも許されないタイトル争いの正念場。ここからは、我々の全勢力をかけてチャンピオン奪回に臨みたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 カルソニックIMPUL GT-Rが優勝 (NISMO)

~夏の耐久ラウンドでもGT-Rが強さを発揮~

 SUPER GT耐久ラウンド、第6戦「International POKKA 1000km」決勝レースが、8月24日鈴鹿サーキット(1周5.807km)で行われ、4番グリッドからスタートした「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生、セバスチャン・フィリップ)が約6時間の過酷な長距離レースを制して優勝。NISSAN GT-Rは、これまでに行われた本年のSUPER GTレース6戦中4勝目を挙げた。

 公式予選で2番手タイムを出した「MOTUL AUTECH GT-R」(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー)は、ポールポジションを獲得した#100 NSXが後方スタートとなったため、最前列から173周・1000kmの決勝レースを開始することとなった。オープニングラップから快調にレースをリードしたクルムは、ベテランらしく落ち着いたレース運びで予定通り柳田にドライバー交代した。柳田は一時前方のGT300車両に詰まり首位を譲るが、再びトップに戻ると、クルムと柳田が交互にドライブしレース中盤まで実質トップを守り続けた。116周目に今回サードドライバーとして出場したドミニク・シュワガーがコースイン。すると、走行中に突然車両リアのボディカウルが外れて不安定な状態となった。この修復のため予定外のピットインを行い、惜しくも優勝争いから脱落することとなった。しかし最後まで上位を目指して攻め続け、最終区間のドライブを担当したクルムは、4位まで挽回してレースを終えた。

 一方4番グリッドからスタートした#12 GT-Rは、序盤にリアハブに異常が発生し、25周目に予定外のピットインに入った。修復後、ドライバーの松田はそのままコースに戻り62周目にフィリップに交代するまでレース序盤をひとりで周回した。その後も徐々に上位との間隔を詰めていった#12 GT-Rはレース折り返し時点直後の87周目には2位に浮上。その後の周回で2位のポジションを固め、松田は先行する#100 NSXとの差を狭めていった。138周目に最後のピットインを行いフィリップに交代し、この間に先行していたライバルとの差を逆転した。その後フィリップは一歩も譲らぬ勢いで追い上げる2位から優位を築くと、安定した走りで3万7000人の観客が見守る中、表彰台の真ん中に駆け上がった。

 また、開幕2連勝を果たしたためこれまで重い重量ハンディに苦しんだ「XANAVI NISMO GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ/ファビオ・カルボーン)は、今回は予選から速いラップタイムを記録していた。7番グリッドからトレルイエが決勝レースをスタートした#23 GT-Rは、順調に先行車をパスし続けて序盤に上位に進出。中盤には、2位、3位のポジショ ンで周回し、久々の力強い走りにスタンドを埋めた日産応援席のファンも沸き上がった。そのペースは終盤まで変わらず、本山とトレルイエは交代でステアリングを握り、フィニッシュラインを目指した。燃料系トラブルで、終盤はペースダウンを強いられ、総合8位でレースを終えることとなった。

 「YellowHat YMS TOMICA GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/横溝直輝)は今季最上位の5位、「WOODONE ADVAN Clarion GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒 聖治)は7位と、出場したGT-Rは全車がポイント圏内でフィニッシュした。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 ピットスタートから激しい追い上げをみせたRAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)が2位表彰台 (HONDA)

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2008年8月24日(日) 決勝 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:予選/雨 決勝/曇りのち晴れ 気温:28.6℃(15:00) 路面温度:37℃(15:00) 湿度:59% 決勝レース:173周(1004.611km) 観客:3万7000人(主催者発表)

 8月24日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2008 オートバックス SUPER GT第6戦「第37回インターナショナル ポッカ1000km」の決勝レースが開催された。

 1966年に始まった真夏のスポーツカーレースの祭典である鈴鹿1000kmが、2006年よりSUPER GTシリーズに組み込まれ、シリーズで最も過酷なラウンドとなっている。

 このラウンドは第3ドライバーの登録が可能なため、Honda NSX-GT勢では#17 金石勝智/金石年弘組(REAL NSX)にF3ユーロシリーズに参戦中の塚越広大選手が、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)ではフォーミュラ・ニッポン参戦中の松浦孝亮選手が第3ドライバーを務めることとなった。

 今シーズンのSUPER GTシリーズは、前戦SUGOラウンドで今シーズン初優勝を飾った#18 TAKATA童夢NSXがドライバー部門で53ポイントを獲得してランキングトップに立っている。また、チーム部門でも#18 童夢レーシングチームが60ポイントでランキングトップとなっている。

 8月23日(土)に開催された公式予選は、前夜から続く雨の中で行われた。予選1回目は完全にウエット路面でのタイムアタックとなり、#100 井出/細川/松浦組(RAYBRIG NSX)が2分7秒474のトップタイムを記録した。

 午後になると、雨脚は一層強まり、予選2回目のスーパーラップが始まる予定時間には路面に川ができるほどの厳しいコンディションとなった。このため、関係者を集めた緊急ミーティングが行われ、スーパーラップの中止が決定された。これにより、予選1回目の順位に基づいて決勝グリッドが決められることとなった。

 予選1回目でトップタイムを記録した#100 RAYBRIG NSXは、金曜日にエンジン交換を行い、10グリッド降格となったため、決勝グリッドは2番手から#17 金石勝智/金石年弘/塚越組(REAL NSX)、3番手に#1 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)、9番手に#18 道上龍/小暮卓史組(TAKATA童夢NSX)、10番手に#32 ロイック・デュバル/平中克幸組(EPSON NSX)、#100 RAYBRIG NSXが11番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 24日(日)の決勝レースは、曇り空のもと午後2時に40台(GT500クラス16台)のマシンがスタートを切った。

 ホールショットは#22 MOTUL AUTECH GT-R、その背後に#17 REAL NSXの金石年弘選手がつけ、4番手に#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手、9番手に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が続く。#18 TAKATA童夢NSXと#100 RAYBRIG NSXは決勝レース直前に足回りのトラブルが発生したために、ピットスタートから決勝レースに加わっている。

 序盤は、#17 REAL NSXがトップの#22 MOTUL AUTECH GT-Rの背後に迫る展開が続く。11周目、#1 ARTA NSXが#12 カルソニック IMPUL GT-Rをパスして3位に浮上し、NSX-GTが2-3位を走行する。13周目あたりから一時的に小雨が降り始めるが路面に影響はなく、上位陣は2分0秒台のラップタイムを刻みながら走行を続ける。

 17周目、3位を走行していた#1 ARTA NSXのR.ファーマン選手が緊急ピットイン。左リアタイヤのホイールナットが緩んでいたため、締め直してコースに復帰した。これにより、#1 ARTA NSXは14番手に後退している。

 予選から好調な走りをみせながら、ピットスタートを強いられた#100 RAYBRIG NSXは1分59秒台の好ラップタイムを刻みながら追い上げを図り、23周目時点で9位まで浮上。同じくピットスタートの#18 TAKATA童夢NSXは16位を走行している。

 27周終了時、再びホイールナットのトラブルを抱えた#1 ARTA NSXが2回目のピットイン。2分26秒のピット作業を終えて伊沢選手がコースに復帰した。

 29周目、#32 EPSON NSXをパスした#100 RAYBRIG NSXが5位に浮上してピットイン。リアタイヤのみを交換し、35秒のピット作業で細川選手に交代した。

 #22 MOTUL AUTECH GT-Rが先にピットインをしたために、暫定トップを走行する#17 REAL NSXは、34周終了時にピットイン。こちらもリアタイヤのみの交換でピットアウトをするが、ピット作業に46秒を要したために3位に順位を下げてしまう。35周終了時には暫定10位まで順位をばん回してきた#18 TAKATA童夢NSXの道上選手が小暮選手に交代した。

 スタートから1時間を過ぎるころには、空に晴れ間がのぞき始めた。全車が1回目のドライバー交代を終えた38周目時点で、NSX-GT勢は#17 REAL NSXの金石勝智選手が3位、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が5位、#32 EPSON NSXの平中選手が8位、#18 TAKATA童夢NSXの小暮選手が15位、#1 ARTA NSXの伊沢選手が16位を走行する。

 52周目の1コーナーからS字コーナーにかけて、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が#36 PETRONAS TOM'S SC430と激しいバトルの末にパスして4位に浮上する。53周目、15位を走行していた#18 TAKATA童夢NSXの左フロントタイヤがパンクしたために緊急ピットイン。同じ周回のシケインで#1 ARTA NSXと#32 EPSON NSXが接触したために#32 EPSON NSXがスピン。2台ともピットインでの修復作業を要することとなった。

 時折り、強い日差しがサーキットを照らして路面温度は37℃まで上昇した。#100 RAYBRIG NSXの細川選手は、55周目の1コーナーで#17 REAL NSXをパスして3位に浮上。#17 REAL NSXはクラッチのトラブルを抱えたためにペースを落として6位まで順位を下げてしまう。57周終了時にトップを走行する#22 MOTUL AUTECH GT-Rが2回目のドライバー交代を行ったために、#100 RAYBRIG NSXが暫定トップに浮上する。

 62周終了時に、#100 RAYBRIG NSXが2回目のピットイン。細川選手から井出選手に交代し、48秒のピット作業でコースに復帰した。64周終了時には#17 REAL NSXがドライバー交代を敢行した。

 折り返し点となる87周目、#100 RAYBRIG NSXの井出選手はトップに22秒790差の2位を走行。#17 REAL NSXの金石年弘選手は1分7秒683差の8位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手は2分3秒510差の13位を走行する。#100 RAYBRIG NSXはゴールまでに4回のピットストップを予定しているが、トップの#22 MOTUL AUTECH GT-Rは5回のピットストップを予定している。このタイム差を守り続けると、最後のピットタイミングで順位が逆転する可能性が高い。

 #100 RAYBRIG NSXは100周終了時に3回目のドライバー交代を行う。#22 MOTUL AUTECH GT-Rとの差は約40秒に広がるが、#22 MOTUL AUTECH GT-Rが114周終了時に4回目のピットインをした時点で約34秒差に縮めている。ここで、ピットアウト直後の#22 MOTUL AUTECH GT-Rにリアカウルが外れるトラブルが発生。118周終了時に修復のためにピットインをしたために、#100 RAYBRIG NSXが実質上のトップに浮上した。

 直後の119周目に、8位を走行していた#17 REAL NSXがスピンを喫したGT300クラスのマシンに接触し、左フロントカウルを破損。ピットに戻り、カウルの修復を済ませたもののクラッチトラブルが直らずに無念のリタイアとなった。

 トップを走行する#100 RAYBRIG NSXの細川選手は、2位の#12 カルソニック IMPUL GT-Rに136周目で4秒877の差をつけ、4回目のピットインを敢行。タイヤを4本交換して47秒6のピット作業を行い、井出選手に最後の走行を託す。137周終了時に2位の#12 カルソニック IMPUL GT-Rも最後のピットイン。43秒2のピット作業で#100 RAYBRIG NSXを逆転してトップに浮上する。再逆転を狙う井出選手は、トップとのタイム差4秒715を縮めるべく1分59秒台のハイペースで走行し、145周目には2秒501の差となる。147周目には完全に追いつき、テール・トゥ・ノーズの状態で激しいトップ争いを繰り広げる展開となった。

 しかし、150周を過ぎ、ソフトタイヤを選択した井出選手のラップタイムが伸びなくなり、トップとの差が徐々に広がってしまう。最後までトップを追い続けたものの、7秒866差の2位で173周目のチェッカーフラッグを受けた。NSX-GTは、#32 EPSON NSXが11位、#18 TAKATA童夢NSXが12位、#1 ARTA NSXが13位で完走を果たした。優勝は#12 カルソニック IMPUL GT-Rだった。

白井裕|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「ピットスタートにもかかわらず、大混戦の中、2位表彰台を獲得した100号車はすばらしい走りを見せてくれました。今後につながる戦績であり、大変うれしく思っています。今回のレースでは、NSX陣営で全体的にトラブルが多発しました。特に2番グリッドを獲得し、快調な走りを見せていた17号車については、アクシデントによる衝突とクラッチトラブルの結果、リタイアとなり非常に残念な結果となりました。今シーズンも残り3戦となりました。ドライバーとチームとプロジェクトメンバー、全員が一丸となって、ノートラブル対策はもちろん、総合力を発揮できる体制を築き、チャンピオンシップ獲得にチャレンジしますので、次戦もご声援よろしくお願いします」
井出有治選手(2位、#100 RAYBRIG NSX)
 「トラブルでピットスタートになったときは、正直いって優勝はあきらめかけていました。でも、一周、一周を全開で走り続けた結果、優勝に手が届くポジションまで上がることができました。最後のスティントは、ソフトタイヤを選択して挑んだのですが、路面温度が思ったより下がらなかったために中盤からタイムが落ちてしまいました。少し悔しい結果となりましたが、チームスタッフのがんばりやファンの声援のおかげで自分たちの力を出しきれたと思います。この勢いで次のレースもがんばりたいと思います」
細川慎弥選手(2位、#100 RAYBRIG NSX)
 「僕自身、何回かのミスはしましたが、チームが目標としていた表彰台を獲得できてうれしく思います。レースも緊迫した展開で、自分の番になる前は久々に緊張してしまいました。こんな状態で長いレースを戦い抜いたことで、とても自信になりましたので、このあとのレースも期待していてください」
松浦孝亮選手(2位、#100 RAYBRIG NSX)
 「今日は、自分の出番はありませんでしたが、チームの優勝争いにはハラハラ、ドキドキしました。久しぶりの表彰台は少し恥ずかしい気持ちでしたが、来週のフォーミュラ・ニッポン富士ラウンドでは同じような結果を残せるように全力を尽くしますので、応援をよろしくお願いします」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #12カルソニックIMPUL GT-R
松田 次生
(鈴鹿のGTでは)2002年以来の優勝です。
今シーズンカルソニックインパルで走ることになって、僕自身がまず1勝したかったので、セバスチャンやチームとここまで頑張ってきました。勝つならここかな?と思って来ましたが、走り出してみると思ったとおりにはならなくて、金曜日にはリヤのトラブルが出てしまいました。それでも予選が雨になったお陰でうまく順位を上げることができました。
決勝は序盤苦しい戦いになり、アンドレとの接触があって、あれはやむを得ない面があったと思いますけど、そのせいでリヤのナットが緩んでしまい、予定外のピットストップを強いられました。でも当初から4ストップの作戦も考えていたので、ここでタイヤ交換と給油を行って、ドライバー後退はせずに62周まで引っ張ることにしました。
次のセバスチャンのスティントでも頑張ってくれたので、最後ドライブではレイブリックとの戦いになりましたが、うまく燃費を持たせることができて1周後に入ることができたのが勝因になったと思います。セバスチャンも最後に頑張ってくれましたし。
今までは歯車が噛み合わなくて中々勝てませんでしたが、今回はチームの歯車がうまく噛み合ったので勝てたんだと思います。
ここでウェイトを積んでしまったので、次は苦しいレースになりますが、ウェイトを降ろしつつポイントを重ねていって、 最終戦ではチャンピオン争いに加われるようにしていきたいですね。

セバスチャン・フィリップ
最初のスティントではまさか勝てるとは思っていませんでしたが、ツギオがダブルスティントを走り、 ファンタスティックな仕事をしてくれました。
僕のファーストスティントはタイヤのマッチングに問題がありましたが、2度目のスティントは自信を持っていけました。
昨年は厳しいシーズンでしたが、今回勝つことができて良かったですし、チームにとってもこれは嬉しいことだと思います。
今までにも鈴鹿1000kmで優勝したことはありますが、今回はチャンピオンシップの1戦での優勝なので、一番難しかったし、最高です。
次のモテギはウェイトの問題もあるし、クルマとの相性も良くないので難しいと思いますが、 オートポリスでは20kgおろして走ることになると思いますし、その先のフジでもまた違ったストーリーが考えられると思います。

GT300クラス #46MOLAレオパレスZ
星野 一樹
ここに来る前にチームとミーティングをして、タイヤメーカーさんとも話し合いました。その結果、75kgのウェイトは厳しいはずなので、今回はウェイトを降ろしにいこうと思っていたんですが、雨が降ったことで「いけるだけいこう」ということになりました。
実際に決勝が始まってみると、やっぱり重さが厳しく、チームからは「完走狙いで行こう」と言われましたが、僕が無線で断って(笑)どうしても3ストップでいきたい、と主張しました。
前回(2006年のGT500優勝)は勝たせてもらった感じで、僕自身は1回しかドライブさせてもらえなくて、悔しい思いをしたんですが、今回は自分の思い通りに走らせてもらって勝てたので嬉しいです。最後のスティントまでは自分たちのことしか見えてなかったので、インパルがトップだとは気が付いてなかったんですが、残り30周というところでそれが判って、「このままいけま親子で優勝だな」と思いました。でもそこからの30周は5時間くらいに感じましたよ(笑)
ウェイトを降ろすはずが逆に125kgまで積むことになったので次からは厳しいレースになりますが、やれることをやって残り3戦を戦っていきます。

安田 裕信
昨年は表彰台に乗らせてもらいましたが、僕自身はドライブできなかったので、今回ドライブさせてもらった上で勝てたのは嬉しいです。
僕の担当した2スティント目はハード目のタイヤをチョイスしたんですが、これが裏目に出て後ろを抑えるだけで精一杯の状態でした。
でも次のスティトで星野さんが頑張ってくれてトップに立つことができ、僕も2度目のドライブではプッシュするとこはプッシュできたし、 抑えるとこは抑えることができました。
残り3戦もきっちり落とさずにポイントを取っていきたいです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 レイブリックの大逆転ならず!勝ったのはカルソニックGT-R!! GT300はレオパレスZが逃げ切る

2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmは、最後のピットストップでトップに躍り出た#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)が優勝。チームインパルは2006年の鈴鹿1000km以来2年ぶりの勝利をものにした。
GT300クラスは#46MOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信組)が勝利。星野一樹にとっても、 この勝利は2年前のGT500で成し遂げて以来のものとなった。

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これまで同一周回で3度のピットストップを行ってきた#100レイブリックNSXと#12カルソニックGT-R。
しかし最後のピットストップとなった4度目のルーティンストップはそうではなかった。
まず136周終わりで#100細川慎弥がピットに飛び込む。100号車はタイヤ4本交換と給油に47.6秒を費やし、 井出有治が最後のスティントに出て行く。
一方、12号車を駆る松田がピットに入ったのはその次の137周終わり。こちらは43.2秒で全ての作業を終え、 フィリップは見事100号車の前でコースに復帰した。

アウトラップを走り終えての両者の差は5秒弱。
まさにピット作業時間の差が明暗を分けた格好だ。
猛然と追い上げる井出は、スティント前半で1分59秒台を連発、145周を終えてその差は2秒強。 それが146周終わりでは一気に1秒035まで迫ってくる。

トップが148周を終えたところで恒例の「ライトオン」のサインがメインポストから出されると、 その次の149周終わりでトップ2の差は一気に0秒420に縮まった。

しかし周回遅れに行く手を阻まれ、井出は中々フィリップを攻略できない。
そうこうしているうちにフィリップも次第にペースを上げ、井出と同じ1分59秒台を連発し始める。
反対に井出は150周を過ぎた辺りから徐々にフィリップに遅れをとり始めた。

152周を終えたところで両者の差は4秒586に開き、160周を終える頃には8秒480に。
その後も何度か2分00秒台を記録して懸命に追い上げる井出だったが、フィリップもタイム差を見ながらペースをコントロールし、 逆にじわじわと差を広げていく。

遂に161周終わりでその差は10秒を超えるまでになった。
井出は最後までフィリップを追いかけるが、結局173周を走りきった時点で7秒886届かず、 ピットスタートからの大逆転劇は成就しなかった。
3位には終盤ペースの上がらなくなった#23ザナヴィGT-Rを157周目に攻略した#36ペトロナスSC430。
ポールスタートながらカウル脱落という試練に見舞われた#22モチュールGT-Rは4位まで挽回してレースを終えた。

最後のピットストップが明暗を分けたのはGT300クラスも同じだった。
ピット作業の遅れを懸命に取り戻そうと追い上げていた#95ライトニング・マックイーンMR-Sの大嶋和也だったが、 123周目のスプーンで痛恨のコースオフを喫し、逆に差を広げてしまう結果となった。
46号車の最後のスティントを担当した安田はその後も安定したペースで逃げ切り、今季初勝利をものにした。
3位には#7ORC雨宮RX-7が入り、 ポールスタートながらトラブルで途中ガレージに引き込まれた#77クスコインプレッサも何とかコースに復帰し、 トップから33周遅れのクラス17位でフィニッシュした。

次戦はツインリンクもてぎ。9月14日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500112カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+11735:56'31.327
25002100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS101737.866
35003*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS3017334.598
4500422MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS2017335.062
550053YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+117341.833
650066ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS17351.810
7500724WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH351731'24.333
8500823XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS551732'00.744
9500938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS551721Lap
105001035宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS301721Lap
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1712Laps
125001218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1101694Laps
13500131ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1676Laps
14300146MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI7516013Laps
15300295ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI3515914Laps
1630037ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH4515914Laps
17300462WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+115914Laps
18300526ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH15914Laps
19300681ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH3015815Laps
20300711JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH15716Laps
213008111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+215518Laps
223009*27石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+215518Laps
23300105プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+215419Laps
2430011170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH15122Laps
253001288triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+215122Laps
2630013666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+215122Laps
273001487アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+214528Laps
285001425ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH2013835Laps
293001566triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+213637Laps
305001539DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+213340Laps
31300161184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+213241Laps
323001777クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL4012746Laps
333001852GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+212548Laps
343001919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部 翼
関口雄飛
YH1011855Laps
---- 以上規定周回数(GT500: 121Laps / GT300: 112Laps)完走 ----
-500-*17REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS511954Laps
-300-2プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH209182Laps
-300-33HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+17697Laps
-300-43ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI8541132Laps
-300-4EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH31142Laps
-300-110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH4169Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.1 ARTA NSX 1'57.897 (3/167) 177.32lm/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.19 ウェッズスポーツIS350 2'09.340 (65/118) 161.63km/h
  • CarNo.17は、2008SGT-SpR第33条13.(ピット作業)違反により、訓戒を課した。
  • CarNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追い越し行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.27は、2008SGT-SpR第33条13.(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.2は、2008SGT-SpR第28条14.(一般安全規定)違反により、ドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアのため、執行を保留した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝750km途中経過

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) After 750km Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
15001100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS101304:27'49.086
2500212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+11307.555
3500323XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS5513040.816
45004*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS301301'01.700
550053YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+11301'02.019
6500624WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH351301'13.026
7500722MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS201301'13.545
850086ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS1301'25.065
9500938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS551301'52.124
105001035宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS301291Lap
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL1282Laps
125001218TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1101273Laps
13500131ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1255Laps
14300146MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI7512010Laps
15300295ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI3512010Laps
1630037ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH4512010Laps
17300426ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH12010Laps
1850014*17REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS511911Laps
19300562WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+111911Laps
20300611JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH11911Laps
21300781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH3011911Laps
22300852GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+211812Laps
2330095プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野直也
筒井 克彦
YH+211812Laps
2430010111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+211614Laps
2530011*27石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+211614Laps
263001287アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+211515Laps
2730013170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH11317Laps
2830014666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+211317Laps
293001588triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+211218Laps
303001666triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+210822Laps
313001777クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL4010228Laps
325001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH209832Laps
33300181184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+29436Laps
345001639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+29337Laps
35300192プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH209139Laps
363002019ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部 翼
関口雄飛
YH108050Laps
373002133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+17852Laps
383002243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI854189Laps
39300234EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH3199Laps
4030024110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH4126Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA NSX 1'57.897 (3/125) 177.32lm/h
  • CarNo.17は、2008SGT-SpR第33条13.(ピット作業)違反により、訓戒を課した。
  • CarNo.36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追い越し行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.27は、2008SGT-SpR第33条13.(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 4分の3を消化してトップはレイブリックNSX。22モチュールはリヤカウルが外れて緊急ピットイン!

スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmは全行程の4分の3を消化。
トップは依然として#100RAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)。2位には#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/セバスチャン・フィリップ組)、3位に#23XANAVI NISMO GT-R(本山哲/ブノワ・ トレルイエ/ファビオ・カルボーン組)がつけている。

5ストップペースの#22モチュールGT-Rに対して4ストップペースの#100レイブリック、#12カルソニック、#23ザナヴィ、 #36ペトロナスSCらの争いが拮抗してきた。

まずは#23トレルイエと#36ロッテラーが熾烈なドッグファイトを展開。 88周目の最終コーナーでトレルイエのインをこじ開けたロッテラーがこの時点での3位に浮上する。

トップの100号車は100周終わりで3度目のピットイン。リヤ2本交換で#22モチュールの前でコース復帰した細川は、 2分1秒から2分フラットのハイペースで飛ばしに飛ばす。
12号車も同じ周でピットへ。こちらは松田にスイッチしたが、作業に手間取って51秒を要してピットアウト。

これにより、見かけ上のトップ争いとなった#36と#23の2台は105周終わりでピットイン。
いつもながらの迅速なピット作業で本山を送り出したニスモのメカニックだったが、トムスも負けじと奮闘し、 脇阪がきわどいタイミングで鼻先を掠めていった。

この時点での順位は#100、#22、#12、#36、#23。
ところがここで#22モチュールのリヤカウルが浮き上がり始めた。

たまらず22号車は118周終わりで緊急ピットイン。ガムテープで応急措置を施してコースに飛び出していく。
これで順位は7番手に後退した22号車は、アウトラップの1コーナーで周回遅れの#66ガイヤルドと交錯。
堪らずスピン状態に陥った66号車に、後ろから来ていた17号車が突っ込んでしまい、左フロントを大破してしまう。
これでピットに戻った17号車だったが、既に午前中のフリー走行のクラッシュでスペアカウルを使い果たしてしまったため、 ガムテープでフェンダーを急造したうえ、ライトの修復に手間取って大きく遅れてしまった。

gt_r06_r_shiden GT300クラスにも波乱が訪れた。
2番手吉本が78周目にトップを奪い返し、 81周終わりで高橋にスイッチした#2プリヴェKENZOアセット紫電があろうことか91周目のヘアピンで周回遅れの#66ガイヤルドと絡んでコースオフ。 ここでフロントの足回りにダメージを負った2号車はそのままピットに戻ってレースを終えることとなったのだ。

これでトップ争いは#46レオパレスZと#95ライトニング・マックイーンMR-Sに絞られた。
2台は120周終わりで同時ピットイン。
ここで給油が長引いた95が46に大きく遅れてピットアウト。しかしまだまだ残り周回数は多い。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Mami OKUDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 レースは500kmを消化。NSX勢が相次いでトラブルに見舞われる中、レイブリックが急浮上!

スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmは全行程の丁度半分となる87周を消化した。
86周終わりで#22MOTUL AUTECH GT-Rが3度目のルーティンストップを行ったため、 87周終了時点では#100RAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)がトップに立った格好だ。
2位には#12カルソニックGT-R、3位には#23ザナヴィニスモGT-R、#22モチュールは4位につけ、 GT-Rが2-3-4位を走行している。

最初のスティントをトップで終えた#22モチュールは57周目に2度目の、86周終わりで3度目のピットストップを行った。 ほぼ均等割りで5回ストップの勘定だ。
これに対し#12カルソニックと#100レイブリック、#23ザナヴィらは長めスティントで4ストップ作戦を採る模様。

#22モチュールは49周目のシケインで周回遅れに引っかかった隙に一旦は#6エネオスSCの飯田章にトップの座を奪われるが、 6号車は22号車より更に短いスティントで走行しており、55周終わりで2度目のピットへ。これで再び22号車がトップに返り咲いた。

その後方からハイペースの追い上げを展開していたのが#100レイブリックだ。
2スティント目を担当した細川も井出に劣らないアグレッシブな走りで前を行くクルマに襲い掛かり、 52周目に#36ペトロナスSCを駆る脇阪寿一を、そして55周目には#17リアルNSXを駆る金石勝智をも抜き去った。 この間に#6エネオスSCがピットストップを行ったこともあり、100号車は一気に2位に躍り出た。

細川は62周終わりでピットイン。再び井出にステアリングを託すが、この時点で先行する22号車との差は約30秒。 これはスタート時点とほぼ同じ。まったくの同一ペースでここまで走ってきたことになる。
井出は2度目のスティントでもハイペースで飛ばしに飛ばし、徐々に#22モチュールとの差を詰めていく。

86周終わりで22号車が3度目のピットインを行ったときには、その差は26秒あまりにまで縮まっていた。
この先のピットタイミングいかんによっては充分逆転も可能なはずだ。

しかしピットスタートの100号車が快進撃を繰り広げている一方で、他のNSX勢には相次いで試練が襲い掛かった。
#1ARTAは53周目のシケインであろうことか同じNSXの#32エプソンと接触。
エプソンは左リヤ、ARTAは右フロントにダメージを負ってそのま予定外のピットストップを行うこととなった。
更に#18TAKATA童夢も同じ周回で左フロントのスローパンクチャーに見舞われてスロー走行を強いられて緊急ピットインとなった。

#17リアルも一時ペースを落とすが、こちらは徐々に挽回して7位まで盛り返してきた。

GT300はどこよりも長い40周スティントを敢行する紫電が500km終了時点でもトップ。
2番手には#26ユンケルポルシェ、3番手に#7ORC雨宮RX-7、#62ウィルコムヴィーマックがつけているが、 この3台が短めのスティントであるのに対して#46レオパレスZや#95ライトニング・ マックイーンMR-Sらも長めのスティントで走行しており、予断を許さない状況だ。

しかし40周終わりで最初のピットストップを完了した#43ARTAガライヤはアウトラップで突然のスローダウン。 そのままガレージに直行することとなった。

ポールシッターの#77クスコスバルインプレッサは78周目のヘアピン立ち上がりで何らかのトラブルによりスピン。 そのままガレージに戻って修復作業に入っている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝500km途中経過

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) After 500km Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
15001100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS10872:59'14.919
2500212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+18713.318
3500323XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS558716.982
4500436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS308717.421
5500522MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS208742.179
6500624WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH358743.562
7500717REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS58747.611
850083YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+18756.236
9500935宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS30871'31.577
10500106ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS871'32.726
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS55871'46.843
125001225ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH20871'47.469
135001332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL852Laps
145001418TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS110852Laps
155001539DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+2834Laps
16500161ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS825Laps
1730012プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH20816Laps
18300226ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH807Laps
1930037ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH45807Laps
20300462WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+1807Laps
21300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI75807Laps
22300695ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI35807Laps
23300781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH30807Laps
24300811JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH807Laps
25300952GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+2798Laps
26300105プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+2798Laps
273001133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+1789Laps
283001277クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL40789Laps
2930013111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+2789Laps
303001427石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+2789Laps
313001587アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+27710Laps
3230016170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH7611Laps
333001766triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+27611Laps
3430018666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+27512Laps
353001988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+27314Laps
36300201184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+26918Laps
373002119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部 翼
関口雄飛
YH106027Laps
383002243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI854146Laps
39300234EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH3156Laps
4030024110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH483Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA NSX 1'57.897 (3/82) 177.32lm/h
  • CarNo.17は、2008SGT-SpR第33条13.(ピット作業)違反により、訓戒を課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 レースは4分の1を消化。トップは依然としてモチュールGT-R。 GT300は紫電がトップ

スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmの決勝レースは全行程の4分の1、43周を消化した。
依然としてGT500は#22MOTUL AUTECH GT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー組)がトップ。 2位には#6ENEOS SC430(飯田章/ビヨン・ビルドハイム/ロベルト・ストレイト組)が浮上、 序盤2位を走行していた#17REAL NSX(金石勝智/金石年弘/塚越広大組)は3位を走行している。

スタート直後は着実にリードを広げつつあった#22クルムだったが、 周回遅れが現れ始めた7周目辺りから徐々に#17金石年弘が差を詰めてきた。
11周目の1コーナーで周回遅れに詰まったクルムに並びかける年弘。
しかしクルムも一歩も引かずにトップを死守。

その後方では1周目を3位で戻ってきた#12カルソニックGT-Rが11周目に失速、#1ARTA、 #36ペトロナスSCに一気に抜かれるが、1号車は16周目の130R立ち上がりで突如スローダウン、 そのままピットに飛び込んで後ろ左右のホイールナットを締めなおし、そのままコース復帰。これで一気に14位まで後退した。

これで4位に繰り上がった#12松田は20周目のシケインで周回遅れに詰まった#36ロッテラーのインに飛び込んで3位を奪い返す。
しかしこの際、両者は接触、36号車はスピン、一気に9位に後退することに。
この接触について審議が行われたが、結局レースアクシデントということになった。

更にその後方では、エンジン交換により折角のポールポジションを不意にした挙句、 サスペンショントラブルにも見舞われてピットスタートを余儀なくされていた#100レイブリックNSXを駆る井出有治がトップグループを上回るハイペースで追い上げている。

トップの22号車は29周終わりで最初のルーティンストップを行い、2位の17号車は34周まで引っ張った。
このままいけば22号車は5回ストップ、17号車は4回ストップという計算になる。
しかし17号車はエンジン始動に手間取り、この間に28周終わりでピットストップを終えていた#6エネオスSCが2位に割って入った。 ドライバーはビルドハイムから飯田章に交代していた。
カルソニックGT-Rは25周終わりで最初のピットストップを行ったが、ここで右リヤタイヤの交換に手間取り、 またしても36ペトロナスの先行を許す。

#100レイブリックはトップの#22モチュールと同じ29周終わりで最初のピットストップを行い、 44周終了時点では5位まで順位を上げている。

GT300は序盤から激しいトップ争いが繰り広げられた。
ポールポジションからホールショットを奪った#77インプレッサだったが、 9周目にはストレートスピードに勝る#26ユンケルポルシェにトップを明け渡すこととなる。
続いて追い上げてきたのが#2紫電だ。

スタートドライバーの加藤寛規は7周目のシケインで#43ガライヤの高木真一を抜き去ると、 9周目のシケイン手前でインプレッサを攻略、一旦は抜かれたユンケルとの差を徐々に詰め、 遂に15周目のダンロップでアウトから#26谷口信輝を抜き去ってトップに浮上した。

加藤はそのまま41周終わりまでピットストップを引っ張って吉本に交代。
ところが40周終わりでピットストップを済ませていながらスローダウンを強いられ、 再びノピットインとなった#43ガライヤにピット入口で引っかかった挙句、エンジン再始動にも手間取り、大きくタイムロスを喫することに。
41周終了時点ではトップを堅持した格好だが、結局このロスが祟って5位まで後退する事となった。

また、ポールのインプレッサは#46レオパレスZ、#95ライトニング・マックイーンMR-S、 #19ウェッズスポーツIS350にも抜かれて一気に10位に後退している。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝250km途中経過

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) After 250km Weather:Cloudy Course:Dry
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500122MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS20441:30'11.295
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS441.824
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS54421.158
4500436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS304425.656
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS104426.814
6500623XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS554433.390
7500724WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH354436.593
8500812カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+14436.783
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL4441.246
105001038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS554454.333
11500113YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+14457.337
125001235宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
BS30441'03.577
135001325ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH20441'10.234
145001418TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS110441'52.040
155001539DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+2431Lap
16500161ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS431Lap
1730012プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH20413Laps
18300262WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+1413Laps
19300326ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH413Laps
20300411JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH404Laps
21300543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI85404Laps
2230067ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH45404Laps
23300746MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI75404Laps
24300895ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI35404Laps
25300919ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
関口 雄飛
YH10404Laps
263001077クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL40404Laps
273001152GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+2404Laps
283001281ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井誠暢
YH30404Laps
293001333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+1404Laps
30300145プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+2404Laps
313001588triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+2404Laps
3230016111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+2404Laps
333001727石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+2404Laps
343001887アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+2395Laps
3530019170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH395Laps
36300201184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+2395Laps
3730021666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+2395Laps
383002266triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+2386Laps
39300234EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH3113Laps
4030024110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH440Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA NSX 1'57.897 (3/43) 177.32lm/h

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 無事スタート。トップはモチュールGT-R

gt_r06_start_500 gt_r06_start_300

スーパーGT第6戦決勝は午後1時丁度にスタート。
ポールシッターの#22MOTUL AUTECH GT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・ シュワガー組)がホールショットを決め、そのまま順調にトップを快走している。
2位には#17REAL NSX(金石勝智/金石年弘/塚越広大組)。しかし3番手スタートの#1ARTA NSXは1周目の130Rでオーバーランしてしまい、#12カルソニックGT-Rが3位に浮上している。

なお、既にピットスタートが決まっていた#38ZENTセルモSCに加え、#18TAKATA童夢NSXがウォームアップ中、 #100レイブリックNSXはグリッド上でサスペンショントラブルが発覚、修復作業のためガレージに戻され、ピットスタートとなっている。

GT300はポールの77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がホールショット。
しかしクラス12番手スタートの#26ユンケルパワータイサンポルシェ(谷口信輝/山路慎一/澤圭太組)がストレートスピードを生かして次々とオーバーテイクを繰り返し、 9周目のホームストレートでトップに躍り出た。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 GTA定例会見

スーパーGT第6戦の決勝前フリー走行終了後、GTアソシエイション(以下GTA)による定例記者会見が行われた。
今回の会見では、今季開幕当初から物議を醸している性能調整、特別性能調整についての話が中心となったほか、 90年規定導入にむけての各メーカーの見通しや、マレーシア以外のアジア各国との開催交渉の状況なども明らかにされた。
併せて、今回決勝前に行われることとなったダウン症患者によるダンスイベントが紹介された。

坂東正明GTA代表取締役のコメント

gt_r06_gta_bandoh 性能調整、特別性能調整について
ファンの皆さんには難しく、理解できないことになっているのは承知している。
GT-Rに関しては、今季参戦に当たっては09規定の前倒しということで、ホイールベースやトレッドは09規定、 空力やエンジンは08規定という特認車両の扱いとなった。
このため、SCやNSXとの調整が難しく、開幕前の話し合いがうまくまとまらなかったため、 とにかく最初の2戦で走ってみてから判断しようということになった。
しかし有効ポイント制との兼ね合いで、このことが序盤の戦略になってしまった面がある。
今後は第6戦終了後に再度見直しを行い、一刻も早く均衡を図りたい。
09規定については、トヨタ、ニッサン、ホンダの3社が来年も参加することは決定しており、09の骨子に従って車両を製作するが、 メーカーによって(製作が)間に合う、間に合わないという事態が出てきている。
トヨタはSCの09規定で大丈夫と聞いているが、ニッサン、ホンダは間に合わないようだ。そのため、 来年も性能調整が必要となるところが出てきている。これに関してはメーカーには一歩引いてもらって、GTAで判断を下すことにしている。 実車が用意できれば誰かドライバーを乗せることも考えている。
また、こうした状況があるからこそ、今季の性能調整も少しでも早い時期に均衡を図りたい。

GT300(特にインプレッサの)性能調整について
スバルのエンジンは2リッターターボだが、かつては同じ2リッターターボのセリカがあり、 そのときの性能差を考慮してスバルは当初から4段階ぐらいの救済を行っていた。
しかし今シーズンに入ってから、チームの努力やメーカーのサポートなどがあり、 速くなってきたので本来のJAF-GT規定に則った重量とリストリクターに戻した、という解釈だ。

アジアシリーズ構想について
2011年にシンガポールに新しいサーキットができるということで、現地のJAFに相当する団体から開催の打診があった。 まだ詳細は何も決まっていないが、今度セパンとの来季以降の交渉を行うためにマレーシアに行く際、 シンガポールの関係者もやってきて交渉を行うことにしている。
コリアについても話はきているが、具体的なものは何も決まっていない。
中国に関しては、オリンピック後というよりも(上海)万博後に交渉する、という感じだ。

秋田史執行役員のコメント
gt_r06_love ラブジャンクスのステージについて
今日の午前11時30分からイベントステージで「ラブジャンクス」のダンスイベントを行う。これはダウン症児者によるダンスチームで、 11号車の中村代表が関わっているNPO法人が運営している。
GTAとしては社会貢献のために何ができるか、ということを以前から考えており、今回はこうした団体に活動の場を提供することとした。 今後もこうした形で社会貢献活動を継続していきたい。

昨日の公式予選について
我々としてはスーパーラップをやりたかったが、天気の関係でできなかった。
また、前戦の菅生でのミラーの件で、お客さんに対して充分な説明ができなかったことへの反省もあった。
そこで、「走れないかもしれない」という可能性が見えてきた時点で鈴鹿サーキットとも話し合って、ああした挨拶の場をもち、 監督の握手会を実施した。
サーキットとの調整の中ではキッズウォークの前倒し、という案も出たが、終了時刻が決まっているものを繰り上げると、 またそこで問題が生じるということで、急遽各チーム監督に打診をしたところ、みな快く承諾してくれた。 迅速に対応してくれた鈴鹿サーキットさんと、嫌な顔一つせずイベントに参加してくれた各チーム監督には本当に感謝している。
本来なら走りたかったが、それができないケースでもお客さんに「来てよかった」と思っていただけるよう、今後もこうした対応をしていきたい。
これからのレースも長丁場になるが、無事終われたらいいと願っている。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝スターティンググリッド/スタートドライバー

■GT500 Class

 1
22 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
*ミハエル・クルム / 柳田 真孝 / ドミニク・シュワガー
BS 20
2'07.753

 2
17 REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智 / *金石 年弘 / 塚越 広大
BS 5
2'08.421

 3
1 ARTA NSX
HONDA NSX
*ラルフ・ファーマン / 伊沢 拓也
BS
2'08.457

 4
12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
*松田 次生 / セバスチャン・フィリップ
BS +1
2'08.706

 5
36 PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー / カルロ・ヴァン・ダム
BS 30
2'08.755

 6
35 宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック / *片岡 龍也 / 脇阪 薫一
BS 30
2'08.917

 7
23 XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲 / *ブノワ・トレルイエ / ファビオ・カルボーン
BS 55
2'08.984

 8
6 ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章 / *ビヨン・ビルドハイム / ロベルト・ストレイト
BS
2'09.046

 9
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 110
2'09.112

10
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 平中 克幸
DL
2'10.241

11
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*井出 有冶 / 細川 慎弥 / 松浦 孝亮
BS 10
2'07.474

12
39 DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介 / *アンドレ・クート / 嵯峨 宏紀
DL +2
2'10.359

13
24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
*ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ / 荒 聖治
YH 35
2'11.514

14
25 ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士 / *石浦 宏明
YH 20
2'11.961

15
3 YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
*ロニー・クインタレッリ / 横溝 直輝
BS +1
2'12.058



■GT300 Class

 1
77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也 / *佐々木 孝太
DL 40
2'22.432

 2
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男 / *高木 真一 / 峰尾 恭輔
MI 85
2'23.271

 3
95 ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
*大嶋 和也 / 国本 京佑 / 坂本 雄也
MI 35
2'23.583

 4
2 プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂 / *加藤 寛規 / 吉本 大樹
YH 20
2'23.919

 5
46 MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
*星野 一樹 / 安田 裕信
MI 75
2'24.064

 6
19 ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
*織戸 学 / 阿部 翼 / 関口 雄飛
YH 10
2'24.418

 7
81 ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行 / *藤井 誠暢
YH 30
2'24.920

 8
66 triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
*山西 康司 / 余郷 敦
YH +2
2'25.158

 9
11 JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
*田中 哲也 / 植田 正幸
YH
2'25.575

10
33 HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
*木下 みつひろ / 影山 正美
HK +1
2'25.820

11
4 EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
*阪口 良平 / 松下 昌揮 / 植松 忠雄
YH
2'25.989

12
26 ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
*谷口 信輝 / 山路 慎一 / 澤 圭太
YH
2'26.166

13
7 ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
*井入 宏之 / 折目 遼 / 松村 浩之
YH 45
2'26.397

14
52 GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
*黒澤 琢弥 / 井口 卓人 / 山内 英輝
KH +2
2'27.652

15
62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹 / 密山 祥吾
YH +1
2'28.209

16
87 アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*和田 久 / 栗原 宗之 / 行方 由久
YH +2
2'28.219

17
118 4CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士 / *Guts 城内 / 栗原 正之
YH +2
2'28.699

18
5 プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 山野 直也 / 筒井 克彦
YH +2
2'29.606

19
111 ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史 / *黒澤 翼 / ポール・イップ
KH +2
2'30.195

20
170 外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三 / *山岸 大 / 高見沢 一吉
YH
2'31.440

21
88 triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
*松田 秀士 / 古谷 直広
YH +2
2'27.107

22
666 楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎 / Takamori.com
KH +2
2'30.896

23
110 KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
*光貞 秀俊 / 池田 大祐
KH
2'42.317

24
27 石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
*井上 貴志 / ファン・ジヌ / 高崎 保浩
HK +2
2'27.557




-
38 ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
*立川 祐路 / リチャード・ライアン
BS 55
2'09.144



  • ドライバー名の"*"印はスタートドライバー。
  • CarNo.100は、2008SGT-SpR第11条10.(エンジンの制限)により、スターティンググリッドを10番降格した。
  • CarNo.38は、2008GTAブルテンNo.026-Tにより、ピットスタートとした。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行 #1ARTA NSXがトップタイム

スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmのフリー走行は当初予定より10分長い40分間で行われたが、 途中クラッシュによる赤旗などで進行がさらに遅れることとなった。
このセッションのトップタイムはGT500が#1ARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)、 GT300は#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/阿部翼/関口雄飛組)だった。

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昨日行われる予定だった予選2回目が雨のためキャンセルとなったことを受け、 当初午前8時30分から9時までの30分間で行われる予定だった決勝前フリー走行は10分延長され、9時10分終了の40分間となった。
昨日激しく降っていた雨は既に止んでいるが、開始時点の路面はハーフウェットの状態。しかしすぐ路面は乾いていき、 それにつれてタイムも徐々に上がっていった。

予選2回目がキャンセルとなったことで、このセッションで予選通過基準タイムをクリアしようと目論んでいたチーム、 ドライバーはこのフリー走行セッションでタイムを出さなければならなくなったが、その重要な時間は開始20分すぐに起きたクラッシュにより、 9分間の中断を余儀なくされることとなった。

クラッシュしたのは#17リアルNSX。ドライバーは第3ドライバーの塚越広大だった。
塚越は130Rでスピンし、そのまま後ろ向きにタイヤバリアに突っ込んだが、ドライバーに目立ったダメージはないように見受けられる。
塚越は昨日の予選1回目で既に基準タイムをクリアしており、このままクルマに大きなダメージがなければ決勝出走には問題はなさそうだ。

中断時点でのトップは#100レイブリックNSXで2分02秒828だ。
車両排除の後、フリー走行は午後9時丁度に再開された。残り時間は18分53秒だ。

中断の間にも路面はどんどん乾いていったため、再開してすぐに#38ZENTセルモSCのリチャード・ ライアンが2分00秒607でトップに躍り出ると、次の周では1分57秒796までタイムを縮め、最初に2分を切ってきた。
しかしすぐに#1ARTAのファーマンが57秒608、57秒575と立て続けにタイムを縮めてトップに。
2番手には#12カルソニックGT-Rが57秒777で上がってきた。ドライバーは松田次生だ。

この時点でGT500の通過基準タイムは2分5秒台となったが、#100の松浦、#23のカルボーン、 #22のシュワガーらは走り出してすぐにこれをクリア、決勝出走への権利を得た。

GT300は#19ウェッズスポーツIS350がトップタイムを記録。 ポールシッターの#77クスコDUNLOPスバルインプレッサは10番手につけた。
途中#26ユンケルパワータイサンポルシェと#87アクティオガイヤルドRG-3の接触などもあったが、26号車は11番手、 87号車は19番手でこのセッションを終えている。

注目の決勝スタートは午後1時丁度。173周の長丁場だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行結果

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/24) Free Practice Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
150011ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS1'57.575--177.803
2500212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+11'57.777 0.202 0.202177.498
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS551'57.796 0.221 0.019177.470
450043YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+11'58.318 0.743 0.522176.687
55005100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS101'58.551 0.976 0.233176.339
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS301'58.726 1.151 0.175176.079
7500722MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS201'59.046 1.471 0.320175.606
8500824WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH351'59.098 1.523 0.052175.529
9500918TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1101'59.449 1.874 0.351175.014
105001039DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+21'59.522 1.947 0.073174.907
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL2'00.951 3.376 1.429172.840
125001223XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS552'01.018 3.443 0.067172.745
13500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS2'02.006 4.431 0.988171.346
14300119ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
関口 雄飛
YH102'09.16511.590 7.159161.850
15300211JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH2'09.22511.650 0.060161.774
1630034EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH2'09.35611.781 0.131161.610
1730042プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH202'09.40811.833 0.052161.546
185001435宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
脇阪薫一
BS302'09.52411.949 0.116161.400
19300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI752'10.23112.656 0.707160.524
20300695ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI352'10.69413.119 0.463159.957
2130077ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目遼
松村 浩之
YH452'10.79713.222 0.103159.829
22300881ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH302'10.81413.239 0.017159.809
23300988triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷 直広
YH+22'11.38213.807 0.568159.118
243001077クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL402'11.41613.841 0.034159.077
253001126ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH2'11.44613.871 0.030159.040
263001262WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+12'11.61014.035 0.164158.842
273001343ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI852'11.62214.047 0.012158.828
285001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH202'12.46914.894 0.847157.812
293001466triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH+22'13.10915.534 0.640157.053
303001552GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+22'13.39215.817 0.283156.720
313001627石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+22'13.53115.956 0.139156.557
32300171184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+22'14.31016.735 0.779155.649
3330018170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH2'14.65617.081 0.346155.249
343001987アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+22'15.25617.681 0.600154.560
355001617REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS52'15.94518.370 0.689153.777
36300209ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井 寛史
松本 高幸
KH2'16.12218.547 0.177153.577
37300215プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+22'16.16218.587 0.040153.532
3830022110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH2'16.32318.748 0.161153.350
3930023666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+22'17.35219.777 1.029152.202
4030024111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+22'21.63024.055 4.278147.604
-300-33HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+1Absence---
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YHAbsence---
  • 赤旗提示により8分53秒間中断した。(赤旗提示時刻 8:51'07 再開時刻 9:00:00)

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿予選 MOTUL AUTECH GT-Rが1番グリッドを獲得 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH GT-R」が1番グリッドを獲得。

~今年の鈴鹿1000kmはGT-R勢にチャンスあり~

 夏休み終盤のビッグイベントであるSUPER GT第6戦 、「International POKKA 1000km」は、8月23日に公式予選が行われた。例年多くの観客を集めるこのレースだが、公式予選はあいにくのウェットコンディション。朝の公式予選1回目は、各チームとも最初からレインタイヤを装着してタイムアタックに臨んだ。雨量が刻々と変化する中、路面のコンディションも流動的。20分間のGT300専有走行のあと、GT500の走行時間帯も深溝レインタイヤが必要な状態だったが、終盤に一時的に雨が止むとみるみる路面の水ははけていった。このタイミングを見逃さなかったチームがピットインし、インターミディエイトタイヤに交換してコースイン。しかし、すぐにGT300との混走時間となったため、タイムアップを果たせたチームは多くはなかった。

 特別性能調整分の20kgウェイトを軽減されたNISSAN GT-R勢は、予選開始早々から好位置に付けていた。中でも最も重量の軽い#12カルソニックIMPUL GT-R(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)が上位のタイムで周回し、XANAVI NISMO GT-R(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ/ファビオ・カルボーン)、MOTUL AUTECH GT-R(#22 ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー)と続いた。GT500専有時間の終盤を迎えるとライバル車が上位に上がって来たが、インターミディエイトタイヤに換装してコースに入った#22 GT-Rのクルムが絶好のチャンスを捉えてベストラップタイムを更新。リーダーボードのトップに躍り出た。その後、GT300との混走時間の後半に良い路面コンディションを捉えた#100 NSXがトップタイムを塗り替えたものの、#22GT-Rは2番手で予選1回目を終えた。

 また#12 GT-Rは5番手、#23 GT-Rも8番手に入り久々にSLでタイムアタックする権利を得た。

 予選1回目の終了後一時的にやんでいた雨が再び降り出し、次第に激しさを増していった。その後回復を待ったが状況は変わらず、何度か走行時間の変更がアナウンスされたのち、2回目の公式予選およびスーパーラップのキャンセルが決定した。

 1回目の公式予選後、トップタイムを記録した#100 NSXが前日にエンジン交換していたことから、予選順位の降格が告げられた。また、#38 SC430は今回のレースからシャシーを交換したことから、ピットスタートとなった。このため、#22 GT-Rが繰り上がって1番グリッドからのスタートが確定。決勝レースは#12 GT-Rが4位、#23 GT-Rは7位、#24 GT-Rは13位、#3 GT-Rは15位からスタートすることとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

080823PP

GT500クラス #100RAYBRIG NSX
井出 有治
これまで中々結果が残せてなかったので、ウェイトを考えても、どうしても鈴鹿1000kmで結果を残さないといけないと思っていました。 それは高橋国光さんも、チームスタッフのみんなも同じで、どうしても結果を残そうと、それを意識してフリー走行から走り出しました。
今日の予選は路面を読むのが難しいコンディションだったので、エンジニアとも相談して、 とにかくコースに居てコンディションの変化に対応していくことにしました。
途中で路面が乾いてきたので浅溝に履き替えて、まずは細川に基準タイムをクリアしてもらって、それからアタックに入りました。 グリップするところをうまく見つけられたので、途中でGT300には引っかかったんですがトップタイムを出せました。
レースセットでロングランしても良い状態なので、明日は確実に順位を上げていこうと思います。レースが長いんで、 最後まで走りきって3人で表彰台に上がりたいですね。
自信は..................あります(笑)

細川 慎弥
前回ここへ来たときも、今回も僕はアタックを担当していないので、正直複雑な心境ですが、 チームにとっては良い結果が出てよかったと思います。
レースセットも悪くないので明日は最後までしっかり走ります。このところ僕はミスをしているので、その点でもしっかり気をつけていきます。
去年も23号車が後方からスタートして表彰台に上がっているので、僕らも無理せず、ミスをしなければ結果は出ると思います。

松浦 孝亮
今日は何もしていないので、この中で一番微妙な立場じゃないかと(笑)
明日も天候によって走るかどうか変わってきますし、出走できるかどうか自体明日朝の走行次第ですが、 クルマはガソリン積んだ状態でも良いですし、レギュラーの二人からも良いアドバイスを貰っていて、すぐに操れるようにしてくれているので、 もし走れればうまく役割を果たしてバトンを繋げたいです。
普段しゃべっているのと、実際走るのとでは大きく違います。GT300の処理とか、難しいことも色々あるレースですが、 僕も本職はレーサーですから、明日はバシっといいとこみせたいです。

GT300クラス #77クスコDUNLOPスバルインプレッサ
山野 哲也
まずは嬉しいです。
AWDは悪天候に強いということで、コンディションが悪いほど強みを発揮しますから、なんとしてもこのチャンスをものにしないと、 と思っていました。
完全なクリアラップではありませんでしたが、良いラップが取れました。そうなるようにコーナーに入るタイミングとか、 前を抜いていくタイミングとかを考えて走りました。実は一回スプーンで飛び出してるんですけど、それがよかったようです。 アレでどこまでいけるかがわかりましたから。
明日は相当辛いレースになると思います。マレーシアから比べて140kg重くなっていますから、まずは完走を目指して走り、 そこで順位をどこまで上げられるか、ですね。

佐々木 孝太
ウェイトを積まれたことでクルマは随分変化しました。
もてぎテストで方向性は見えてきましたが、まだ対応し切れていない状態です。
それでも山野さんがトップタイムを出してくださって、僕もチェッカーまでは待機して、トップを奪われたらアタックに行くつもりでした。
明日は厳しい戦いになりますから、チーム全員が全開で取り組み、最後まで走りきるのが大事だと思います。 沢山応援の方がきてくださってますので、応援の皆さんの力も借りて、最後は綺麗な花火が観れれば良いなと思います。

※ #100は、エンジン交換を行っているため、明日の決勝レースではグリッド10番降格が決定している。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

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SGT:第6戦鈴鹿 公式予選2回目は結局中止に。

悪天候とコースコンディション不良のためにディレイとなっていたスーパーGT第6戦の公式予選2回目だったが、結局コンディションが回復しないために中止の決定がなされた。

「雨の中お待たせして申し訳ありません。雨の中ご来場いただきまして、今まで待っていただき、ありがとうございました。我々は雨の中、目一杯、ただし安全に走ります」との坂東正明GTA委員長の挨拶の後、一旦は午後4時10分より実施される予定だった予選2回目だが、結局コンディション不良のためにまず10分の延期がアナウンスされた。
しかし4時20分を迎えてもコンディションは回復せず、結局この時点で中止の判断が出された。

これにより、まだ予選通過基準タイムをクリアしていないチーム、ドライバーたちは明日朝のフリー走行セッションで決勝出走に挑むこととなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

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SGT:第6戦鈴鹿 悪天候のためスーパーラップは中止に

2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmのスーパーラップは悪天候のため中止となることが15時15分付けの公式通知で明らかとなった。

午前中の予選1回目の途中で止んだ雨は、お昼のピットウォークが始まったことから再び降り始め、時間がたつにつれて勢いを増してきた。
このため、予選2回目の前に予定されていたF4の決勝レースではコースアウトやクラッシュが相次ぎ、セーフティーカーが導入された挙句8週で赤旗終了となっていた。

その後も雨の勢いは衰えなかったため、審査委員会が上記の判断をしたものだ。

なお、公式予選2回目については、現時点では午後4時10分より30分までGT300、 午後4時30分より50分までGT500の順で行う予定になっているが、これも天候の回復次第であり、 大会審査委員会では午後4時の時点で最終的な判断をするとしている。

もし予選2回目を行えなくなった場合は、明日のフリー走行の時間を予選に充てることとなるが、 これは午前中の予選セッションで走行していない第3ドライバーに配慮した措置だ。

これによりスターティンググリッドに関しては予選1回目の結果がそのまま採用される。
ただし既報のとおり#100レイブリックNSXは予選11番手、#38ZENTセルモ SC430はピットスタートとなる。
これにより午前中2番手タイムを記録した#22モチュールオーテックGT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝/ドミニク・シュワガー組)がポールポジションからスタートすることとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

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