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2010年8月

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 #8ARTA HSV、波乱を乗り越え今季初勝利!GT300は#62レガシィが参戦満一年で待望の勝利を挙げる

2010AUTOBACS SUPER GT第6戦「Pokka GTサマースペシャル」は8月22日鈴鹿サーキットで700kmの決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)が、途中周回遅れとの接触でボディを損傷する波乱に見舞われながらも終始ハイペースで周回を重ね、念願の今季初優勝を達成した。
2位には#23MOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ/本山哲組)、3位には#100RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が入った。

GT300クラスはポールシッターのCINE CITTA' タイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田正幸/密山祥吾組)を15周目に抜いた#74COROLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)が終盤までトップを快走していたが、予選11番手からスタートした#62R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太組)が最後のピットストップで見事に逆転し、参戦開始から丁度一年で初めての勝利を手にした。
2位には#43ARTA Garaiya(新田守男/高木 真一/峰尾恭輔組)が入り、74号車は3位に終わった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:33,000人)

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午後3時、今季最長121周の決勝レースがスタートした。
ポールシッターの#8ARTA HSVがホールショットを決め、トップを快走する一方で、2位#23モチュールGT-R、3位#100レイブリックHSVは序盤から激しいバトルを展開、100号車を駆る伊沢は10周目に東コースのツイスティな区間で果敢に23号車の本山に並びかけ、見事2位に浮上する。
抜かれた本山はその後もペースが上がらず、4位#32エプソンHSVに背後を脅かされることに。
しかしエプソン陣営は23号車に使えてペースを乱されるのを嫌ったか、通常より早めの17周目で最初のピットストップを行う。これにより32号車は必然的に4ストップ作戦を採らざるを得なくなった。このことが中盤以降のレース展開に大いに影響を及ぼすこととなった。

こうした後方のバトルを尻目に着々とリードを築きつつあった#8ARTA HSVだったが、7周目のスプーンカーブで周回遅れの#86ランボルギーニと接触、これにより左リヤ周りのボディに損傷を負ってしまった。
スタートドライバーを務めた井出はその後もアクシデント前と遜色ないペース周回を重ねたものの、26周目に行った最初のピットストップでこの部分の修復などもあって作業時間に1分20秒を費やし、一気に4位まで後退することとなった。
代わってトップに立った#100レイブリックHSVは29周目に最初のピットイン。この辺りから上位集団は相次いでピットストップを行い、一段落してみれば変則ピット作戦を採った#32エプソンHSVがトップに浮上していた。

#32エプソンHSVはその後45周目、71周目にルーティンストップを行い、他チームが通常タイミングでピットに入るたびにトップに浮上していたが、97周目に行った最後のピットストップで右リヤタイヤのナットを閉め忘れる痛恨のミスを犯し、大幅に順位を落とすこととなった。

こうした動きを尻目に、序盤と変わらぬハイペースで周回を重ねていた#8ARTA HSVは2番目にドライブしたファーマンが#23モチュールGT-Rのトレルイエを激しく追い上げ、50周を迎える頃には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込む。
こうしたファーマンの動きを巧みに抑え、2位を走行していたトレルイエだったが、52周目のS字で周回遅れと接触、スピンを喫してファーマンの先行を許してしまった。
接触の相手はなんとGT300のポールシッター、#26タイサンポルシェだった。これにより26号車はフロントの足回りを大きく破損、そのままレースを終えることとなった。

この時点の順位は1位#100レイブリックHSV、2位#8ARTA HSV、3位#23モチュールGT-R。#100レイブリックHSVと#8ARTA HSVは60周目に揃って2度目のピットストップを行った。この時点で両者には10秒以上のギャップがあったのだが、100号車は右リヤタイヤの交換に時間がかかり、ここで8号車の先行を許すこととなった。

#8ARTA HSVはそこから後続を引き離し、ピットタイミングのずれで時折トップに立つ#32エプソンHSVが最後のピットストップのトラブルで後退してからは全く1位の座を脅かされることもなくなり、最後は2位に22秒もの大差をつけて121周の長丁場を制し、待望の今季初勝利を飾った。
昨日ポールポジションを獲得して場内を沸かせた新人小林崇志は結局最後までドライブせず。しかし来季以降の起用に大いに期待を持たせるデビュー戦だったことは間違いないだろう。
2位は#23モチュールGT-R。一旦は先行を許した#100レイブリックHSVを終盤追い上げ、99周目のシケインで周回遅れに詰まった#100山本を#23トレルイエが抜き去った。抜かれた山本も離されずに付いていき、再度浮上のチャンスをうかがっていたが、あと一歩及ばなかった。

毎回激しい戦いの続くGT300クラスは今回も波乱の連続だった。
レース序盤はポールシッターの#26タイサンポルシェが朝のクラッシュの影響を全く伺わせない見事な走りで序盤トップに立ったが、15周目の逆バンクで#74aprカローラがこれをパス、3位の#25ZENTポルシェもすぐ後ろに迫ってきた。25号車を駆る土屋武士は16周目のS字から逆バンクの区間で26号車に並びかけたが、#26密山祥吾も一歩も引かずに両者は接触、25号車はスピンアウトしてグラベルに捕まり、26号車もスローダウンを強いられ、#62レガシィ、#2紫電に立て続けに抜かれて4位、その後も#86ガイヤルド、#66アストンマーチンらの先行を許して19周終わりで早めのピットインとなった。破損箇所を応急処置して8位前後でコースに復帰した26号車だったが、結局前述の23号車との接触でレースを終えることとなった。

上位陣が接触やコースアウトで順位を下げる中、11番手からスタートした#62レガシィは、スタートドライバーの山野が序盤着実に順位を上げ、10周を過ぎる頃にはトップ集団に加わってきた。
その後も17周目には#2紫電を抜いて3位、スローダウンした#26タイサンポルシェを抜いて2位 となり、先行する#74カローラを追う。その差は中々縮まらなかったが、チャンスは3度目のピットストップでやってきた。

83周目に#74カローラがピットイン、井口から国本に交代して出て行くが、ピットアウトに少し手間取り、国本のアウトラップもペースが上がらない。
この間に#62レガシィの山野は猛プッシュ、84周目にピットに飛び込むと、迅速なピット作業を行い、見事74号車の前で佐々木をコースインさせる事に成功した。

#62佐々木はアウトラップで#74国本を押さえ込むと、その後は1周1秒以上のハイペースで一気に国本を突き放してそのままフィニッシュ、昨年のPokkaGTでデビューしたR&Dレガシィは丁度一年で念願の初勝利を達成することとなった。
ペースの上がらない#74aprカローラは終盤#43ARTAガライヤの猛追を受け、108周目の130Rで国本が痛恨のオーバーラン、3位でレースを終えることに。2位をもぎとった#43ARTAガライヤは、#7雨宮RX-7が6位に終わったこともあり、ここでポイントランキングの首位に躍り出た。

次戦は富士スピードウェイ。9月12日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA & Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101214:07'10.085
2500223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI4612122.312
35003100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS4812125.740
4500417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681211'51.161
5500535MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621211'57.905
65006*38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641201Lap
7500732EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61201Lap
8500839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181201Lap
95009*18ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001201Lap
10500101PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821201Lap
11500116ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001174Laps
12300162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH11110Laps
13300243ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI8011011Laps
14300374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI7211011Laps
15300419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH4211011Laps
16300586JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH2611011Laps
1730067M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH8811011Laps
183007*27NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH1211011Laps
19300811JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL4611011Laps
2030095マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH2010912Laps
21300109初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK1610912Laps
223001128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH10714Laps
233001287JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH210417Laps
2430013*22RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH10318Laps
2530014*365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH9823Laps
263001588リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH89724Laps
2750012**12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS829031Laps
283001646アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH869031Laps
2930017666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH8734Laps
3030018**2アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH708635Laps
---- 以上規定周回数(GT500:84Laps / GT300:77Laps)----
-300-3TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH887249Laps
-300-*31エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH446259Laps
-500-24HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH625962Laps
-300-25ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH245071Laps
-300-26CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH24774Laps
-300-66triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH224378Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.23 MOTUL AUTECH GT-R 1'57.676 (94/121) 177.65km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.62 R&D SPORT LEGACY B4 2'09.639 (86/111) 161.26km/h
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.38は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.12は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.27は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.18は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.22は、2010SGT SpR第34条1.2)(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.18は、2010SGT SpR第34条2(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.31は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアにつき留保した。
  • CarNo.365は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.12は、2010SGT SpR第30条2(コース外走行)により、訓戒および罰金5万円を課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝500km(87Laps)経過途中結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/22) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS10872:57'50.329
25002100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS48872.926
3500323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI468718.703
4500432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL68738.808
5500535MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS62871'03.447
6500617KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS68871'12.335
75007*38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS64871'18.050
8500839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL18871'56.497
9500912カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS82871'57.607
10500101PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS82861Lap
1150011*18ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS100861Lap
12500126ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS100861Lap
13300174COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI72807Laps
14300262R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH807Laps
15300343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI80807Laps
16300419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH42798Laps
17300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL46798Laps
18300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH26798Laps
1930077M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH88798Laps
203008*27NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH12798Laps
2130099初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK16798Laps
22300105マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH20789Laps
233001188リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH87710Laps
243001228イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH7710Laps
2530013*22RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH7413Laps
263001487JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH27413Laps
27300153TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH887215Laps
2830016**2アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH707116Laps
2930017666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH7116Laps
3030018*365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH6918Laps
3130019*31エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH446225Laps
323002046アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH865928Laps
335001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH625532Laps
343002125ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH245037Laps
353002226CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH24740Laps
363002366triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH224344Laps
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.38は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.12は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.27は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.18は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.22は、2010SGT SpR第34条1.2)(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.18は、2010SGT SpR第34条2(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.31は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアにつき留保した。
  • CarNo.365は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝250km(44Laps)経過途中結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/22) After 250km Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL6441:29'39.772
25002100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS48446.662
3500323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI464426.358
450048ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS104429.818
5500535MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS624451.565
65006*38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS644456.829
7500717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS684458.384
8500839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL18441'02.454
950091PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS82441'14.658
105001018ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS100441'15.662
11500116ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS100441'16.927
1250012*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS82441'23.279
13300174COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI72404Laps
14300262R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH404Laps
15300386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH26404Laps
16300419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH42404Laps
1730053TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH88404Laps
18300643ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI80404Laps
19300711JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL46404Laps
20300826CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH2404Laps
21300966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH22404Laps
22300107M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH88404Laps
233001131エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH44404Laps
243001287JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH2404Laps
25300135マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH20404Laps
2630014*27NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH12404Laps
27300159初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK16404Laps
2830016365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH395Laps
293001728イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH395Laps
303001822RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH395Laps
3130019**2アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH70386Laps
323002088リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH8386Laps
3330021666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH377Laps
345001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH623410Laps
353002246アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH863212Laps
363002325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH243113Laps
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.38は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。
  • CarNo.12は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.2は、2010SGT SpR第30条(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.27は、スポーツマン精神に反する行為のため白黒線分旗が提示された。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行 GT300トップの#26タイサンポルシェが中盤にクラッシュ!GT500トップは#23モチュールGT-R。

スーパーGT第6戦、「Pokka GTサマースペシャル」の決勝前フリー走行は#23MOTUL AUTECH GT-R(本山 哲/ブノワ・トレルイエ組)が1分57秒628でトップタイム。ポールシッターの#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出 有冶/小林 崇志組)が2番手につけた。
GT300クラスはポールシッターの#26CINE CITTA' タイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田 正幸/密山 祥吾組)が2分09秒683でトップだったが、26号車はセッション半ばにシケイン手前でクラッシュ、赤旗中断の原因を作ってしまった。クルマは前後ともに大きく破損しており、決勝への出走が危ぶまれる状況になっている。

gt_r06_f_23 gt_r06_f_26 gt_r06_26_crash1 gt_r06_26_crash2

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは薄曇り。しかしフリー走行の始まる頃には気温が34度に達しており、昨日に続いて暑い一日になりそうだ。
フリー走行は午前9時55分より45分間で行われた。

GT500クラスは開始直後から23モチュールがトップに立つ。最初にドライブしたトレルイエは快調に1分57秒台までタイムを縮めてセッション半ばで本山に交代。本山も1分58秒台を記録するなど、上々の仕上がりを見せていた。
2番手には当初#32エプソンHSVがつけていたが、10分経過時点では#38ZENT SC、続いて15分過ぎには#12カルソニックGT-Rと順位が入れ替わる。
赤旗中断を挟んで終盤には#8ARTAがタイムを上げ、1分58秒001を記録して2位に。8号車はその後、セッション終盤のドライブを昨日セッション3でポールタイムを叩き出した小林に委ねた。小林は順調に2分1~2秒台で周回を重ねて走行を終えた。

GT300クラスは最初に#2紫電がトップに立つが、10分が経過する頃には#26タイサンポルシェがトップに。ドライブしていたのは昨日ポールタイムを叩き出した密山だ。
ところが26号車は密山からスシュコに交代した直後にシケイン手前でスピン。クラッシュバリアに前と後ろをヒットしてストップ。これを回収するために残り時間26分で赤旗中断となった。
26号車は右フロントフェンダーとリヤ周りを大きく破損しており、午後の決勝出場が微妙な状況となっている。
なお2番手には同じくポルシェGT3を駆る#25ZENTがつけ、3番手には#2紫電がつけている。

第6戦決勝は午後3時より121周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/22) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'57.628-177.723
250028ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'58.001 0.373177.161
3500317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'58.129 0.501176.969
4500412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'58.865 1.237175.873
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'58.979 1.351175.705
6500639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.979 1.351175.705
750076ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'59.036 1.408175.621
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'59.038 1.410175.618
9500918ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'59.313 1.685175.213
105001032EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'59.682 2.054174.673
115001135MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'59.913 2.285174.336
12500121PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS822'00.407 2.779173.621
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH622'00.463 2.835173.540
14300126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'09.68312.055161.202
15300225ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.98612.358160.828
1630032アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'10.09112.463160.697
17300462R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'10.22412.596160.534
18300586JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'10.26012.632160.489
1930065マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'10.42312.795160.288
20300731エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.49012.862160.205
21300843ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'10.64913.021160.010
22300911JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'10.67713.049159.977
233001066triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'10.85313.225159.761
24300113TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.97613.348159.611
253001227NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'11.06113.433159.507
2630013365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'11.21013.582159.326
273001474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'11.24213.614159.287
283001519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'11.42713.799159.063
293001687JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'11.52013.892158.951
30300177M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'11.65214.024158.791
313001846アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'11.80714.179158.605
323001988リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'11.98214.354158.394
3330020666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH2'12.50814.880157.766
34300219初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'12.51614.888157.756
353002228イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'12.73415.106157.497
363002322RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'14.39816.770155.547

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 MOTUL AUTECH GT-Rがフロントローを獲得! (NISMO)

■#23 GT-Rと#12 GT-Rがセッション1を突破

 SUPER GT第6戦は、残暑厳しい鈴鹿において開催。21日の公式練習が始まる朝10時5分の時点で、天候は晴れ、気温は31℃で、さらに湿度も高く蒸し暑い一日となりそうだった。今回のウェイトハンディは「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)が46kgと比較的軽量だが、「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)は62kg、「カルソニック IMPUL GT-R」(#12松田次生/ロニー・クインタレッリ)は82kgとやや重め。今回のレースは終盤にナイトランとなるため、GT-Rは補助灯を準備し#23 GT-Rは公式練習から補助灯を装着して走行を開始した。またGT-Rは全車が新しいスペックのエンジンを搭載して鈴鹿入りした。

 朝の公式練習は#23 GT-Rが2位と順調な滑り出しを見せ、#12 GT-Rは12位、#24 GT-Rは13位だった。予選1回目が始まる13時25分には気温は36℃、路面温度は49℃まで上昇。ここでは#24 GT-Rが6位、#23 GT-Rが9位、#12 GT-Rが11位と、GT-Rのドライバーは全員が基準タイムをクリアした。

 今回の予選は第2戦以来の勝ち抜き戦となるノックダウン予選。予選は3つの10分間のセッション(S)に区切られ、最初のS1では10台が勝ち残り、 S2では7台が勝ち残り、最後のS3はトップ7台の順位が決定する。15時20分、S1がスタートした。気温はやや下がった34℃。#23 GT-Rはトレルイエ、#12 GT-Rは松田、#24 GT-Rはオリベイラが乗り込んだ。#23 GT-Rは3位で勝ち残り、#12 GT-Rはぎりぎり10位で勝ち残ったが、#24 GT-Rはセッティング変更のため、コースインできずまさかのノータイム。これで予選13位が確定した。

■トレルイエがフロントローを獲得!

gt_r06_n_q500_2.jpg  15時50分から始まったS2は、#23 GT-Rは本山、#12 GT-Rはクインタレッリがステアリングを握ってコースインした。#23 GT-Rは4位で勝ち残りとなり、#12 GT-Rも残り1分の時点で7位に入りS3へ駒を進めた。

 そして最後のS3は16時25分にスタート。#23 GT-Rはトレルイエ、#12 GT-Rは松田が再びステアリングを握ってコースへ。しかし松田は1周しただけでピットインして予選を終了。いっぽう#23 GT-Rのトレルイエは開始7分で1分55秒411を出しトップに立ったが、直後に2位となり、もう1周アタックを続けたが順位逆転はならず。しかしフロントローを確保と、優勝を狙うには好ポジションからスタートすることになった。「セッティングは完璧でポールポジションを獲れるクルマに仕上がっていました。セッション3ではヘアピンでミスをしてしまいそれで0.1秒ロスしたと思います。フロントローですしポールポジションとは0.5秒も離れていませんし僕自身はハッピーです」とトレルイエは笑顔で話した。また本山も「全体の流れのなかで順調にやってきたと思います。明日は長いレースなので序盤から無理はせずトップグループを走り、中盤から終盤にチャンスを生かしてトップを奪いたいと思います。最後まで走りきちんとゴールすれば結果は付いてくるでしょう」と自信をのぞかせた。

 なお#12 GT-Rと#24 GT-Rは4基目のエンジン搭載のため、規定により予選結果に対し10番降格となり、#12 GT-Rは12位、#24 GT-Rは13位となった。

 本日は18時30分から30分間の公式練習が行われ、サーキットに残った大勢のファンは、この大会でしか見られないナイトセッションを楽しんだ。

ニスモ鈴木豊監督
 「クルマの状態がよく、レースに向けて着実に準備ができました。決勝は長いレースですし、ポールポジションは#23 GT-Rより30kgも軽量なクルマなので、序盤から距離を離されないようついていく展開でいいと思います。得意なピットワークや戦略で無理なくトップを奪って今回こそはぜひ優勝したいです! 明日も今日同様暑くなると思いますが盛大な応援をよろしくお願いします!」
Text & Photo: NISMO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組(ARTA HSV-010)が今シーズン初のポールポジションを獲得 (HONDA)

 8月21日(土)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、2010 オートバックス SUPER GT第6戦「第39回インターナショナル ポッカGT サマースペシャル」が開幕し、公式予選が行われた。

 連日の猛暑が続く日本列島はこの日も太平洋高気圧に覆われ、鈴鹿サーキットでも昼過ぎには気温35℃、路面温度49℃を記録、厳しい暑さとなった。しかも、空には雲ひとつなく、強い日差しが照りつけていたため、予選は非常に厳しいコンディションとなることが予想された。

 一方、夏休み真っ盛りとあって鈴鹿サーキットには午前中から多くのファンが詰めかけ、グランドスタンドにはカラフルな応援バナーが並んだ。

 前戦、スポーツランドSUGOで今季2勝目を挙げたHSV-010 GTは、今年3月にここ鈴鹿で開催された開幕戦でも高い戦闘能力を発揮している。その後、マシン開発が進んでストレートスピードにも一層の磨きがかけられており、今回はSUGOに続く連覇に期待が寄せられた。

 また、チャンピオン争いを繰り広げる#18 ウイダー HSV-010の小暮卓史/ロイック・デュバル組は、ここで好成績を収めて終盤戦に向けて弾みをつけることが、タイトルを獲得するうえでも重要となる。現在のタイトル争いは、#18 小暮/L.デュバル組がドライバー部門で首位と1ポイント差(計50ポイント)の2位。前戦で初優勝を飾った#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN HSV-010)がトップと17ポイント差(34ポイント)の5位につけている。

gt100821001L.jpg  この日、午前10時5分から1時間45分にわたり公式練習を行ったあと、午後1時25分から予選1回目を実施。さらに午後3時20分からはノックダウン方式による予選2回目が予定されていた。このうち、予選1回目は全ドライバーが基準タイムをクリアすればよく、決勝のスターティンググリッドは予選2 回目の結果によって決まる。

 午後1時25分に始まった予選1回目では、#8 ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組(ARTA HSV-010)がトップタイムを記録。さらに、前戦で優勝した#17 金石/塚越組が2番手、#100 伊沢拓也/山本尚貴組(RAYBRIG HSV-010)は4番手と、上位5台中3台をHSV-010 GTが占めた。#18 小暮/L.デュバル組は7番手、#32 道上龍/中山友貴組(EPSON HSV-010)は10番手という結果で、Honda陣営の全車・全ドライバーが基準タイムをクリアした。

 GT500クラスの予選2回目では3時20分から3セッションに分けて実施された。ここで、#8 ARTA HSV-010は、第1セッションをR.ファーマン選手、第2セッションを井出選手、第3セッションを小林選手が担当。ポールポジションを決める第3セッションを走る小林選手は、SUPER GTの公式戦に出走するのは今回が初めてで、HSV-010 GTを走らせた経験は事前のテストで6周だけ。その中、小林選手は1分55秒237のベストタイムをマーク、ポールポジションを獲得した。

 また、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分55秒719で3番グリッド、#32 EPSON HSV-010の道上選手は1分56秒149で4番グリッド、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手は1分56秒320で5番グリッドを獲得。ウエイトハンデ上限の100kgを積む#18 ウイダー HSV-010の小暮選手は1分57秒094で8番グリッドに終わったが、HSV-010 GTはそろって予選上位に食い込み、その高い戦闘力を示した。700kmで競われる明日のレースでは、持ち前の高い信頼性を発揮して好成績を収めることが期待されている。

松本雅彦|Honda GTプロジェクト プロジェクトリーダー代行(エンジン責任者)
 「まずは8号車のARTA HSV-010 GTが、ポールポジションを獲得したことをうれしく思います。第3ドライバーの小林選手は、事前テストでも非常にいい手応えを感じていたので、ある程度の活躍は期待していました。でも、正直に言ってポールポジションを獲得してくれるとは思っていませんでした。また、トップ5に4台のHSV-010 GTが入ることができました。鈴鹿サーキットはHSV-010 GTと相性のよいコースですし、厳しいコンディションにもかかわらず、各チームともマシンはよく仕上がっており、予定通りの結果を得ることができました。 18号車も、100kgのウエイトを搭載しているので、この結果は想定内です。決勝は長丁場ですので確実に順位を上げてほしいですね。明日は、HSV- 010 GTが表彰台を独占できるように戦いますので、皆様のご声援、よろしくお願いいたします」
鈴木亜久里監督(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「今回のレースは長いので、レギュラードライバーの2人になにか起きたときに備えて、小林選手を第3ドライバーとして起用しました。彼にとっても、いい経験になることを期待していました。小林選手がHSV-010 GTに乗ったのは、富士スピードウェイのテストで6周くらいと、今朝の5~6周くらいしかありません。それでも、今日は緊張することなく、とても自然にドライブしていたと思います。マシンの調子はとてもいいし、だれもがミスをせずに自分たちの力を出しきれば、明日はいい結果が出るはずです。マシンのバランスもすごくいいので、優勝を狙っていきます」
ラルフ・ファーマン選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「ルーキーの小林選手がすばらしい働きをしてくれた。また、予選では3人のドライバーが3つのセッションでいずれもトップタイムをマークするすばらしい結果となった。今年は難しいシーズンだったが、これをターニングポイントとしていい流れを捕まえたいと思う。決勝は長くて難しいレースになるだろうが、3人で力をあわせればきっといい仕事ができる。明日は絶対に勝ちたい」
井出有治選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「マシンの調子がよかったのは確かだが、ほとんどHSV-010 GTに乗ったことのない小林選手があのタイムを出したのはすごい。彼のようなすばらしい選手を第3ドライバーとして迎えられたのだから、明日のレースではぜひ勝ちたいと思う。これまで何度かトラブルが起きたクールスーツも対策済みで、事前に行ったテストでその動作を確認しているので心配はない。決勝は思いっきり戦うつもりだ」
小林崇志選手(ポールポジション、#8 ARTA HSV-010)
 「ポールポジションを獲得したという実感は、正直言ってあまりありません。鈴木亜久里監督からは『とりあえず落ち着いていけ』と言われましたが、自分としてはまったく緊張せず、結果としてポールポジションを取れてよかったと思います。HSV-010 GTのドライビングについては、細かいことはまだよく分かりませんが、普通に乗っている限り違和感はありません。SUPER GTの決勝はまだ走ったことがないので、おそらく未知なことばかりでしょうが、明日はいい意味で開き直って戦いたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

gt_r06_q_pc

■GT500クラス:#8ARTA HSV-010
小林 崇志
gt_r06_q_pc_500  「正直未だポールを獲ったという実感がありません。急遽アタックすることが決まり、鈴木亜久里さんからは『とりあえず落ち着いていけ』と言われて、その通りに緊張なく落ち着いて走れました。初めてのGTでまだ細かいところがわかっていないので、却って違和感なく走れました。予選に関しては満足する走りができたと思いますが、フリー走行では課題も見つかったので、明日はそれを一つずつ解決していきます。決勝は未知の部分ばかりなので開き直って落ち着いて走るようにします」
ラルフ・ファーマン
 「彼(小林)は素晴らしい仕事をしましたね。ここまで中々走るチャンスがなかった中でポールポジションを獲ってくれたんですから。今週末はクルマの状態が本当に良かったので、3人ともいいタイムが出せました。この一年、辛いことばかりでしたが、ここをターニングポイントにしたいですね。そのためにも明日は勝ちたいです。決勝は最初のスティントはタイヤが厳しいと思いますが、その状態に合わせて第2スティント以降はタイヤを変えていきます。クルマの調子はいいので、3人でそれを生かして頑張ります。ライバルは23号車と、17号車をはじめとする他のホンダ勢ですね」
井出 有治
 「小林のアタックを見ていて『落ち着いてるな』と思いました。クルマは確かに良いんですが、それでもあのタイムは素晴らしいですね。今シーズンは未だ良い結果を出せていませんが、彼の力強いサポートを得て今回はいい結果を残したいです。クールスーツのトラブルに関しては、前回の富士テストから対策をしてきていて、今は全く問題ないです」
■GT300クラス:#26CINE CITTA' タイサンポルシェ
密山 祥吾
gt_r06_q_pc_300  「今回千葉社長と山路さんにチャンスをいただいて、26号車で走ることになりました。先日の富士でのタイヤテストで乗ったときから良いフィーリングを感じていたので、今回はいけるかも?と思ってはいましたが、まさか7秒台が出るとは思ってもいませんでした。決勝は長いレースになるので、長いスパンで考えて地道にゴールを目指したいです」
植田 正幸
 「富士のタイヤテストで密山くんが良いタイムを出していたので今回は期待していたんですが、まさか7秒台が出るとは思いませんでした。彼は予選前に『130Rは目をつぶっていく』と言っていたので、きっと目をつぶって飛び込んだんでしょうね。今回密山君が来てくれたお陰で少ない時間でいろんなことを試せました」
イゴール・スシュコ
 「(密山のアタックは)凄かったです。朝のフリー走行でセッティングに迷いがありましたが、チームの皆さんのお陰でいいクルマに仕上がり、ヨコハマさんがいいタイヤを持ってきてくださったので思い通りに動かせるクルマになっていることが富士のテストで分かりました。それがポールに繋がったのかなと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選 ルーキー小林が大活躍!! #8ARTA HSVがポールポジションを獲得

2010AUTOBACKS SUPER GT第6戦「Pokka GTサマースベシャル」は8月21日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)がポールポジションを獲得。今回第3ドライバーとして登録された小林はノックダウン予選のセッション3でアタックを担当し、見事#23MOTUL AUTECH GT-Rを駆るブノワ・トレルイエの追撃を振り切り、GTデビュー戦でポールポジションを自らの手でもぎとった。
GT300クラスは今回エントリー台数を1台に絞って参戦してきた#26CINE CITTA' タイサンポルシェ(イゴール・スシュコ/植田 正幸/密山祥吾組)がポール。第3ドライバーとして26号車に加わった密山が最後のアタックを見事に決め、2位以下を1秒以上ぶっちぎる圧倒的な速さをみせつけた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:25,000人)

gt_r06_kd_8 gt_r06_kd_26

第6戦の公式予選ではノックダウン方式が採用され、午後3時10分にGT300クラスから予選S1が開始された。

予選セッション1

GT300クラスは23台中16台がS2に進出する。
開始早々に#26タイサンポルシェがトップに立つが、これを#43ARTAガライヤの高木真一が上回り2分08秒007でトップに立った。続いて#11JIMゲイナーフェラーリを駆る田中哲也も2分08秒175で2位に浮上。トップ3は#43、#11、#26の順に。
一方S2進出をかけた16位前後の争いは、#19ウェッズスポーツIS、#7雨宮RX-7、#31apr初号機カローラ、#66アストンマーチンといった有力チームの間で展開されることとなり、この中からは31号車が抜け出し、15位でS2進出を果たした。そして最後の最後にそれまで22位に留まっていた#5マッハ号が7位に滑り込み、#365サンダーアジアMT900がはじき出される格好になった。
結局ここで予選を終えたのは#365モスラー、#66アストンマーチン、#7RX-7、#19レクサスIS、#28ポルシェ、#22ヴィーマック、#666ボクスター。666号車はトラブルにより1周も走ることなく最後尾グリッドとなった。

GT500クラスは13台中10台がS2に進む。
公式練習、予選1回目とトップで通過してきた#8ARTAはここでも速さを見せつけ、ファーマンが1分55秒791とこの日初めて55秒台に入ってきた。2位にも同じHSVの#17ケーヒンを駆る金石年弘がつけ、#23モチュールGT-Rのトレルイエが3位。
S2進出をかけた10位争いは最後の最後に#39デンソーサードSCの平手晃平が8位に飛び込み、この結果#6エネオス、#1ペトロナスのレクサスSC勢と、トラブルにより走行できなかった#24HIS GT-Rが脱落することとなった。

予選セッション2

ここでGT300クラスは上位10台がS3に進出する。
S1で終了間際に好タイムを叩き出して7位に急浮上した#5マッハ号がここでいきなり2分07秒台をたたき出す好走を見せ、一気にトップに躍り出た。ドライバーは黒澤治樹だ。
2位の#2紫電は加藤寛規のアタックで2分08秒003。これに#25ZENTポルシェの土屋武士が続く展開に。
ここでもボーダーライン上で苦戦を強いられた#31初号機カローラは松浦孝亮が終了直前に9位浮上を果たし、またしてもギリギリで次のセッションに駒を進めた。一方ここで脱落したのは#86、#87、#88のガイヤルド3台と第2戦優勝の#46モーラZ、予選上位常連の#11JIMゲイナーフェラーリ、トランスアクスル化で第5戦SUGOから大幅なポテンシャルアップを遂げてきた#62レガシィだった。

GT500クラスはここで10台中7台がS3に進出する。
ここで#8ARTA HSVを駆るのは井出有治だ。井出は1分55秒439と、ファーマンのベストタイムをも上回る好タイムで8号車を再びトップに押し上げる。日も傾き、タイムも全体に上がってきていたとはいえ、他をコンマ5秒以上突き放す速さは圧倒的だった。2番手には#100レイブリックの山本尚貴、3番手には#17ケーヒンの塚越広大と、同じHSV勢の若手二人が続いた。
一方、同じHSV勢としてここまで圧倒的な速さを見せ続けていた#18ウイダーは100kgのウェイトハンデが響いてか9位に終わり、HSV勢で唯一S3進出を逃した。また#35MJ KRAFT、#38ZENTセルモらもここで予選を終え、レクサス勢でS3進出を果たしたのは#39デンソーのみと言う結果になった。

予選セッション3
ポールポジションを賭けた最後のタイムアタック合戦は5分のインタバールを挟んで午後4時10分より開始された。
GT300クラスはまず#74aprカローラアクシオの井口卓人が2分09秒464を記録すると、#43ARTAガライヤの高木真一が2分09秒148で上回る。そこへ#26タイサンポルシェの密山がいきなり2分07秒498を叩き出して一気にトップに躍り出た。この時点で残り時間は4分以上。
しかし各チーム懸命にアタックにもかかわらず、この密山のタイムを上回るドライバーは誰一人なく、GT300クラスのポールは26号車に決まった。
2番手には、高木のタイムを逆転した井口の駆る#74カローラ、3位に#43ガライヤが続く。その後方では、今回第3ドライバーとして加わった木下みつひろの駆る#9初音ミクポルシェが徐々にタイムを上げて4番手まで浮上してきた。

GT500クラスは#8ARTA HSVと#23モチュールGT-Rの間で激しいポール争いが展開された。
23号車を駆るのはトレルイエ。8号車は、なんと今回第3ドライバーに抜擢されたルーキーの小林がアタックを任されていた。小林は朝の公式練習終了後にいきなりS3担当を告げられたと言う。
初めてのGT参戦で重責を担った小林だったが、チームの期待に見事に応え、最初のアタックで1分55秒839をいきなり叩き出してきた。これをトレルイエが縁石に乗り上げる激しい走りで1分55秒411で上回ると、小林は次の周でレギュラー二人のベストタイムをも上回る1分55秒237を出してこれに応戦、デビュー戦にしていきなりのポールポジションをもぎとり、場内を大いに沸かせて見せた。
2番手#23モチュールGT-Rに続いては、伊沢拓也の駆る#100レイブリック、道上龍の駆る#32エプソン、金石年弘の#17ケーヒンとHSV勢が3-4-5位を占めた。
一方#12カルソニックGT-Rは松田次生がアウトラップを1周しただけで走行を切り上げ、7位で予選を終えている。

なお、#12カルソニックGT-R、#24HIS GT-Rの2台は予選終了前にエンジン交換を行ったことにより、10グリッドの降格というペナルティが課せられた。
これにより12号車は12番手、24号車は13番手から明日の決勝をスタートすることになった。

第6戦決勝は明日午後3時より121周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選総合結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志*
BS101'55.7911'55.4391'55.237
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ*
MI461'56.4171'56.0451'55.411
3100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也*
山本 尚貴
BS481'56.6511'56.0061'55.719
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍*
中山 友貴
DL61'56.9181'56.0881'56.149
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘*
塚越 広大
BS681'56.1941'56.0381'56.320
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平*
DL181'56.9131'56.5581'58.293
735MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明*
大嶋 和也
BS621'56.7081'56.885
818ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史*
ロイック・デュバル
BS1001'56.7491'57.094
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン*
BS641'56.7371'57.188
106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔*
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'57.042
111PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー*
BS821'57.299
12*12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生*
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.9891'56.745No Time
13*24HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ*
安田 裕信
YH62Absence
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Knock Down Qualify Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾*
YH22'08.3572'08.3642'07.498
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人*
国本 雄資
MI722'10.0342'08.5222'08.500
343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一*
峰尾 恭輔
MI802'08.0072'08.4262'08.581
49初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ*
HK162'08.8232'09.2072'09.202
52アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘*
高橋 一穂
YH702'09.8122'08.0032'09.349
627NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大*
小泉 洋史
YH122'09.4132'08.6482'09.387
725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕*
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.6602'08.2512'09.568
85マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二*
黒澤 治樹
YH202'09.3152'07.5052'09.655
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀*
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.1292'09.1852'09.660
103TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹*
柳田 真孝
YH882'09.7732'08.7792'10.293
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太*
YH2'09.0912'09.293
1288リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥*
YH82'09.4852'09.313
1386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛*
YH262'08.6482'09.318
1446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝*
阿部 翼
YH862'09.9832'09.658
1587JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也*
古谷 直広
YH22'10.1432'09.721
1611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸*
DL462'08.1752'10.045
17365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太*
YH2'10.192
1866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢*
YH222'10.341
197M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼*
YH882'10.543
2019ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学*
片岡 龍也
YH422'10.904
2128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博*
YH2'11.220
2222RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平*
YH2'12.905
---- 以上予選通過 ----
-*666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YHAbsence
  • '*'印は順位決定タイムを記録したドライバーを示す。
  • CarNo.666は、決勝日フリー走行の結果により、決勝レース出走を最終判断する。(2010SGT SpR第25条11.)
  • CarNo.12,24は、SGT SpR第3章12条9.公式予選終了前にエンジンを交換したため予選結果に対し10グリッドの降格とした。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション3結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 3 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.237--181.410
223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'55.411 0.174 0.174181.137
3100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'55.719 0.482 0.308180.655
432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.149 0.912 0.430179.986
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.320 1.083 0.171179.721
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.293 3.056 1.973176.724
-12カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS820'00.000No Time--
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 3 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
126CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'07.498--163.965
274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'08.500 1.002 1.002162.686
343ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.581 1.083 0.081162.585
49初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'09.202 1.704 0.621161.802
52アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.349 1.851 0.147161.620
627NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'09.387 1.889 0.038161.571
725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.568 2.070 0.181161.345
85マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.655 2.157 0.087161.237
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'09.660 2.162 0.005161.231
103TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.293 2.795 0.633160.448

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション2結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.439--181.093
2100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'56.006 0.567 0.567180.208
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.038 0.599 0.032180.158
423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.045 0.606 0.007180.147
532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.088 0.649 0.043180.081
639DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'56.558 1.119 0.470179.354
712カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.745 1.306 0.187179.067
---- 以上セッション3進出 ----
835MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'56.885 1.446 0.140178.853
918ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'57.094 1.655 0.209178.533
1038ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'57.188 1.749 0.094178.390
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
15マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'07.505--163.956
22アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'08.003 0.498 0.498163.319
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'08.251 0.746 0.248163.002
426CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'08.364 0.859 0.113162.859
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.426 0.921 0.062162.781
674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'08.522 1.017 0.096162.660
727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'08.648 1.143 0.126162.499
83TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'08.779 1.274 0.131162.334
931エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'09.185 1.680 0.406161.824
109初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'09.207 1.702 0.022161.796
---- 以上セッション3進出 ----
1162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'09.293 1.788 0.086161.689
1288リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.313 1.808 0.020161.665
1386JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'09.318 1.813 0.005161.657
1446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'09.658 2.153 0.340161.235
1587JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'09.721 2.216 0.063161.155
1611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'10.045 2.540 0.324160.755

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿ノックダウン予選セッション1結果

■GT500 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'55.791--180.543
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'56.194 0.403 0.403179.916
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.417 0.626 0.223179.572
4100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'56.651 0.860 0.234179.211
535MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'56.708 0.917 0.057179.124
638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'56.737 0.946 0.029179.079
718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'56.749 0.958 0.012179.061
839DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'56.913 1.122 0.164178.810
932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'56.918 1.127 0.005178.802
1012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'56.989 1.198 0.071178.694
---- 以上セッション2進出 ----
116ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'57.042 1.251 0.053178.613
121PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'57.299 1.508 0.257178.221
-24HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH62Absence---
■GT300 Class

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Session 1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'08.007--163.313
211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'08.175 0.168 0.168163.099
326CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'08.357 0.350 0.182162.868
486JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'08.648 0.641 0.291162.499
59初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'08.823 0.816 0.175162.278
662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'09.091 1.084 0.268161.942
75マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.315 1.308 0.224161.661
827NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'09.413 1.406 0.098161.539
988リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.485 1.478 0.072161.449
1025ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'09.660 1.653 0.175161.231
113TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'09.773 1.766 0.113161.091
122アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.812 1.805 0.039161.042
1346アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'09.983 1.976 0.171160.830
1474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'10.034 2.027 0.051160.768
1531エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.129 2.122 0.095160.651
1687JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'10.143 2.136 0.014160.633
---- 以上セッション2進出 ----
17365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'10.192 2.185 0.049160.572
1866triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'10.341 2.334 0.149160.389
197M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'10.543 2.536 0.202160.140
2019ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.904 2.897 0.361159.699
2128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'11.220 3.213 0.316159.314
2222RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'12.905 4.898 1.685157.294
-666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YHAbsence---

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目 ここでも#8ARTA HSVがトップ。ルーキー小林も好タイムを記録

スーパーGT第6戦「Pkka GTサマースペシャル」の公式予選1回目は#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)が公式練習に続いてトップタイムを記録。タイムは1分57秒611だった。
GT300クラスは序盤赤旗の原因となるクラッシュを喫した#86JLOC ランボルギーニ RG-3(山西 康司/関口 雄飛組)がセッション再開後に2分09秒031を記録してトップに立った。

gt_r06_q1_8 gt_r06_q1_86

公式予選1回目は午後1時25分より45分間で行われた。気温は33℃を越え、公式練習に続いて厳しい暑さの中での走行となった。
明日の決勝レースのスターティンググリッドはこの後のノックダウン予選によって決められるため、ここでは上位3台の平均タイムの107%という予選通過基準タイムのクリアが各ドライバーの目標となる。

ところが始まって7分足らずで#86ガイヤルドをドライブしていた関口がS字でスピン。クルマは反対を向き、クラッシュバリアに右前から突っ込んでストップ。これを排除するために開始10分で赤旗中断となった。

走行が再開されたのは午後1時45分。残り時間35分ですべてのドライバーが基準タイムクリアに取り組むこととなった。
この時点でのトップは#8ARTA。ファーマンが1分57秒611を出したが、再開意向もこのタイムを上回るものはなく、そのまま8号車がセッショントップとなった。

8号車はその後、井出有治、小林崇志の順でドライブ。今回初参戦の小林も1分59秒フラットの好タイムを記録して、文句なく3人とも予選通過を果たした。
2番手には前回優勝の#17ケーヒンHSV、3番手には#38ZENTセルモSCがつけ、終盤タイムアップを果たした#100レイブリックHSVが4位につけた。

GT300クラスは開始早々にイゴール・スシュコが2分09秒246を出した#26タイサンポルシェがトップに立ったが、赤旗再開後にその原因を作った#86ランボルギーニが2分09秒031を記録。濱口、高橋の二人に走行時間を割きながら、終了間際に加藤寛規が2分09秒317を記録した#2紫電が3位につけた。

スーパーGT第5戦はこのあと、午後3時10分よりノックダウン方式の予選2回目を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKASHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'57.611-177.749
2500217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'57.680 0.069177.644
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'57.758 0.147177.527
45004100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'58.189 0.578176.879
5500539DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.496 0.885176.421
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH621'58.562 0.951176.323
7500718ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'58.587 0.976176.286
8500835MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'58.635 1.024176.214
9500923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'58.729 1.118176.075
105001032EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'59.317 1.706175.207
115001112カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'59.368 1.757175.132
12500126ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'59.737 2.126174.593
13500131PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'59.836 2.225174.448
14300186JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'09.03111.420162.017
15300226CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'09.24611.635161.747
1630032アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.31711.706161.659
17300411JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'09.37711.766161.584
1830055マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'09.75212.141161.117
1930067M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'09.87412.263160.965
20300743ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'10.02612.415160.777
21300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.43412.823160.274
22300987JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'10.45912.848160.243
233001088リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'10.57612.965160.100
243001131エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.81013.199159.813
25300123TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.84313.232159.774
26300139初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'10.84613.235159.770
2730014365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'10.84713.236159.768
283001525ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'10.86413.253159.748
293001674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'11.04613.435159.527
303001727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'11.11313.502159.444
313001862R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'11.19413.583159.346
323001946アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'11.35013.739159.156
333002066triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'11.41713.806159.075
343002122RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'14.20116.590155.775
353002228イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'14.52216.911155.404
3630023666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH2'15.54317.932154.233
---- 以上予選通過(基準タイム[107%] GT500:2'05.920 GT300:2'18.241)----
  • CarNo.2は、2010SGT特別規則第29条(ピットレーンの速度制限)違反により、罰金5万円を課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式練習 #8ARTA HSVがトップタイム

スーパーGT第6戦「Pkka GTサマースペシャル」の公式練習は#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/井出有治/小林崇志組)がトップタイムを記録。1分56秒853だった。
GT300クラスは#2アップルK-ONE紫電(加藤寛規/濱口弘/高橋一穂組)が2分09秒207でトップだった。

gt_r06_p_8 gt_r06_p_2

連日の猛暑に見舞われている日本列島。公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットも快晴で、公式練習が開始された午前10時5分の時点で既に気温は32℃を越え、路面温度は40℃にまで達した。

このコンディションの中、開始早々にトップに立ったのは#32エプソンHSV。道上龍のドライブで1分58秒652、1分58秒129と快調にペースを上げていった。
これを開始20分過ぎに#8ARTA HSVが上回り、1分57秒483でトップに。ドライバーはファーマンだった。その後一旦はいち早く1分56秒台に入ってきた#23モチュールGT-Rを駆るブノワ・トレルイエにトップの座を奪われたものの、#8ARTA HSVはセッション終盤に再びファーマンの手によって1分56秒853を記録してトップに。結局このタイムがこのセッションのベストとなった。
8号車はその後、今回第3ドライバーに抜擢された小林がステアリングを握り、1分58秒台とGT初戦としては上出来のペースで集会を重ねて走行を終えた。
2番手の#23モチュールGT-Rに続いては3番手には、伊沢と山本の若手コンビ、#100レイブリックHSVつける。前回劇的な逆転優勝を遂げた#17ケーヒンHSVは8番手。
またレクサスSC勢の最上位は#6エネオスSCで6番手だった。

GT300クラスはオーナーの高橋一穂が加わりドライバー3人体制となった#2紫電が前回優勝のSUGOに続いて好調ぶりをみせ、開始10数分でトップに立った。
2番手には第3戦優勝の#74カローラアクシオ、3番手には目下ドライバーズランキングトップの#7雨宮RX-7がつけ、#66アストンマーチンヴァンテッジが4番手だった。
なお今回から参戦することとなった#22RQ's Vemac 350Rはここでは慎重な走行に終始してクラス23位、最後尾に終わり、#28イワサキインダストリーLMP Porscheは21番手だった。

gt_r06_p_22 gt_r06_p_28

スーパーGT第5戦はこのあと午後1時25分より予選1回目、午後3時10分よりノックダウン方式の予選2回目を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式練習結果

39th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2010/08/21) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2010 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150018ARTA HSV-010
HONDA HSV-010
ラルフ・ファーマン
井出 有冶
小林 崇志
BS101'56.853-178.902
2500223MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
MI461'56.894 0.041178.839
35003100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS481'57.662 0.809177.672
4500418ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1001'57.744 0.891177.548
5500532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL61'58.129 1.276176.969
650066ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS1001'58.130 1.277176.968
750071PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS821'58.247 1.394176.793
8500817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010
金石 年弘
塚越 広大
BS681'58.315 1.462176.691
9500939DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手 晃平
DL181'58.316 1.463176.690
105001035MJ KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS621'58.501 1.648176.414
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS641'58.528 1.675176.374
125001212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
BS821'58.699 1.846176.119
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
安田 裕信
YH621'58.903 2.050175.817
1430012アップル・K-ONE・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
濱口 弘
高橋 一穂
YH702'09.20712.354161.796
15300274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本 雄資
MI722'09.38912.536161.569
1630037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH882'09.53712.684161.384
17300466triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 VANTAGE
松田 秀士
吉本 大樹
藤井 誠暢
YH222'09.56912.716161.345
18300511JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中 克幸
DL462'09.63712.784161.260
19300688リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
余郷 敦
細川 慎弥
YH82'09.69312.840161.190
20300727NAC 衛生コム LMP Ferrari
FERRARI F430GTC
山岸 大
小泉 洋史
YH122'10.03313.180160.770
21300826CINE CITTA' タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
イゴール・スシュコ
植田 正幸
密山 祥吾
YH22'10.12313.270160.658
22300943ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI802'10.36313.510160.361
233001031エヴァンゲリオンRT初号機aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
松浦 孝亮
坂本 雄也
YH442'10.64413.791160.017
243001162R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH2'10.65213.799160.008
253001286JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
山西 康司
関口 雄飛
YH262'10.72813.875159.914
263001319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH422'10.87214.019159.738
273001446アップスタート MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
阿部 翼
YH862'10.87314.020159.738
28300153TOMICA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH882'10.90914.056159.694
29300169初音ミク X GSRポルシェ
PORSCHE 911GT3R MY10
番場 琢
佐々木 雅弘
木下 みつひろ
HK162'11.11814.265159.438
30300175マッハGOGOGO車検408R
VEMAC RD408R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH202'11.14214.289159.409
313001825ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
都筑 善雄
YH242'11.15014.297159.399
3230019365365 サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
山崎 信介
澤 圭太
YH2'12.34915.496157.955
333002087JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
坂本 祐也
古谷 直広
YH22'12.43515.582157.853
343002128イワサキインダストリー LMP Porsche
PORSCHE 911GT3RSR
岩崎 祐貴
浅井 亮博
YH2'13.92317.070156.099
3530022666BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER 986
山下 潤一郎
Takamori.com
木村 聡
YH2'13.96717.114156.047
363002322RQ's Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
Guts 城内
阪口 良平
YH2'14.14517.292155.840

Formula Challenge Japan

FCJ:第6戦富士スピードウェイ 決勝レビュー (JRP)

フォーミュラチャレンジ・ジャパン第6戦は7月18日、21周で行われた。

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この日の富士スピードウェイも昨日に続いて快晴。朝から強い陽射しが降り注ぐ中、8時15分にフォーメーションラップが開始された。

ところがここで、5番手スタートの#20松井孝允のエンジンが掛からず、ピットに押し戻されることに。結局松井はスタートに間に合わなかったため、総勢20台でのスタートとなった。

ここでトップに立ったのは2番グリッドの#19元嶋佑弥。ポールポジションの#1中山雄一を押さえて1コーナーに飛び込んでいった。

中山も離されずに元嶋を追い、2周目の1コーナーでアウトからブレーキ勝負を挑むが、昨日の第5戦後半からタイヤのセーブを考えていたという元嶋は落ち着いてこれを退ける。逆に中山は立ち上がりが厳しくなったところを#4平川亮にかわされて3位に後退してしまった。

それでも序盤のペースに自信のある中山は平川を2周目終わりのホームストレートで抜き返して再び2位に。トップの元嶋を追い上げ、5周目には 0.889秒差まで詰め寄る。

しかし中盤以降次第にペースの上がってきた元嶋に対し、昨日のレースでタイヤを酷使したという中山はついていくことができず、両者の差はそこから少しずつ開いていった。

その後方では平川と#2野尻智紀による一騎打ちと、#17石井一也、#7平峰一貴、#14大谷飛雄、#10勝田貴元、#11立石燎汰による息をもつかせぬ戦いが序盤から展開されていた。

野尻は3周目のヘアピンで平川を抜いて3位に浮上する。抜かれた平川はタイヤの内圧を低めに設定したこともあって序盤苦しい走りを強いられるが、周回を重ね、内圧が上がってくるにつれてペースも上がり、3位野尻を追い上げる。

11周目の1コーナーで平川は野尻のインに飛び込むが、野尻も一歩もひかず、コカコーラコーナー進入で再び3位を奪い返す。それでも平川は諦めずに野尻に喰らいついていき、13周目の1コーナーで再び野尻のインをつき、3位を奪い返した。

野尻はその後、5台の団子状態を抜け出してきた#17石井にも詰め寄られ、18周目のコカコーラコーナーで抜かれてしまった。

一方トップ争いは中盤以降完全に元嶋が主導権を握った格好に。

1分44秒台後半で快調に周回を重ねる元嶋に対し、タイヤの消耗に悩まされていた中山は1分45秒台に終始した。その結果両者の差は12周を終えたころには3秒以上となってしまう。

結局元嶋は最後まで後続に付け入る隙を与えず、最後はペースをコントロールする余裕も見せて21周を走破。FCJデビュー6戦目にして待望の初勝利を手にした。

2位は中山、3位は平川だった。

次回第7戦、第8戦の舞台はツインリンクもてぎ。8月7~8日開催だ。

優勝:元嶋佑弥(東京中日スポーツ賞受賞)
fcj_r06_motojima.jpg 「昨日2位だったことが悔しくて、レースが終わってからずっといろんなことを考えました。今日はそこで考えたとおりに進んだので、勝つことができました。スタートでトップに立ってから中盤、後半とペースも良くなって最後はペースを落としてミスしないように走りました。楽しいレースでした。前回の富士で、スタートで順位を落として追い上げる展開になりましたが、そこで抜き方やブロックの仕方など、いろんなことを学びました、その経験が活きたのだと思います。次回もこの勢いを保ったまま、絶対表彰台の一番高いところに上がります」
2位:中山雄一
fcj_r06_nakayama.jpg スタートで失速してしまい、2位に落ちてしまいましたが、1周目2周目のペースには自信があったので次の1コーナーで並んでいきました。でもそこでブレーキミスをしてしまい3位に落ちてしまいました。すぐに2位には上がれましたが、昨日タイヤを酷使したために苦しいレースになりました。内圧を後半も持つように低めにしたのですが、タイヤのコンディションがそれ以上に悪くなっていました。次回のレースではスタートの出足の悪さを改善して、勝ちに行きます」
3位:平川 亮
fcj_r06_hirakawa.jpg 「今日も3位に入れて嬉しいです。昨日はスタートをミスしましたが今日はうまくいきました。一旦は2位に上がったんですが、タイヤの内圧を低くしていたのでペースが上がらず4位に落ちてしまいました。でもタイヤの内圧が上がってきてからはタイムも上がり、3位に上がれました。昨日からタイヤを温存してきたので、今日も最後まで持ちが良かったです。次回は予選からもっと頑張ります」
Text: Japan Race Promotion / Photo: Japan Race Promotion, Yoshinori OHNISHI

Formula Challenge Japan

FCJ:第5,6戦富士スピードウェイ 公式予選レポート (JRP)

フォーミュラチャレンジ・ジャパン第5戦&第6戦の公式予選が7月 17日、富士スピードウェイで開催された。

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今回は金曜日からリヤウィングを今までよりも寝かせるセッティングに変更しての走行となり、前日のフリー走行では#7平峰一貴がトップタイムを記録するなど、前回までとは異なる展開が予想される中、8時05分より、第5戦の公式予選が開始された。

序盤からタイミングモニターの最上段に飛び込んできたのは開幕4連勝中の#1中山雄一。しかし2位以下との差はこれまでになく接近しており、上位 10台以上が常にトップから1秒以内という緊迫した状況が15分間にわたって展開された。

ここまでコンスタントに上位入賞を積み重ねている平峰、#20松井孝允は勿論のこと、参戦2年目ながらここまで今ひとつ波に乗り切れなかった#2野尻智紀や、第4戦のスタート直後にクラッシュしてレースを終えた#11立石燎汰、そしてルーキーの#19元嶋佑弥らが目まぐるしく順位を入れ替えながらセッションは進行していく。

今回のセッティング変更は多くのドライバーに好感触をもたらしたようだ。

結局、第5戦の公式予選は終わってみればトップから17位のドライバーまでが1秒差以内という結果に。

それでもポールポジションは1分44秒240を記録した中山のものとなったが、第2位にはルーキーの#4平川亮が入り、初めてのフロントローから午後の決勝に臨むことに。

第3位には野尻がつけ、4位は元嶋だった。

10分間のインターバルの後に開始された第6戦の公式予選もまた接戦となった。

トップの中山はタイムを1分44秒114まで更新してまたしてもポール。開幕依頼の連続ポール記録を6に伸ばしてみせた。

その他のドライバーも軒並み第5戦のタイムを上回り、ここでも16位までがトップから1秒差以内という結果に。

そんな中、中山に次ぐ1分44秒171を記録してフロントローを獲得したのはこれまたルーキーの元嶋だった。3位には平川がつけ、4位に野尻と、終わってみればトップ4は第5戦の予選結果と同じ顔ぶれ。

どうやら今週はこの4人によるトップ争いが見られそうだ。

第5戦決勝はこのあと12時55分より15周で、第6戦決勝は明日8時15分より21周で行われる。

Text & Photo: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第6戦富士決勝結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/07/18) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
119元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ2136'50.262
21中山 雄一CITYKART FCJ212.918
34平川 亮Clarion FCJ214.427
417石井 一也TAKAGI PLANNING218.497
52野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA219.680
67平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ2111.124
711立石 燎汰MediaDo FCJ2113.270
814大谷 飛雄ビルドモア FC1062115.215
913朱 戴維NDDP FCJ2115.622
1012高星 明誠NDDP FCJ2116.470
1118中村 真志HFDP/SRS スカラシップ2125.955
1216仁木 圭之DunlopNaokiスタート2127.612
133朱 胡安Dragon Knight2128.638
1410勝田 貴元Luck2136.674
159松崎 俊祐K office FCJ2137.775
1621近藤 翼NDDP Maruso FCJ2139.072
176加賀美 綾佑TMCFCJ2140.339
188山浦 啓ウィンズガレージ2140.970
1915白石 勇樹やぐら動物病院2141.355
205小河 諒R.HOKA Racing2143.439
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-20松井 孝允NDDPリールレーシングFCJ813 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 元嶋佑弥 1'44.673 (9/21) 156.934km/h

Formula Challenge Japan

FCJ:第6戦富士公式予選結果

Formula NIPPON -RIJ- (2010/07/17) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11中山 雄一CITYKART FCJ1'44.114--157.78
219元嶋 佑弥HFDP/SRS スカラシップ1'44.1710.0570.057157.69
34平川 亮Clarion FCJ1'44.3140.2000.143157.47
42野尻 智紀HFDP/SRS-F/ARTA1'44.3650.2510.051157.40
520松井 孝允NDDPリールレーシングFCJ1'44.4710.3570.106157.24
614大谷 飛雄ビルドモア FC1061'44.5270.4130.056157.15
710勝田 貴元Luck1'44.5790.4650.052157.08
87平峰 一貴HFDP/SRS スカラシップ1'44.5880.4740.009157.06
918中村 真志HFDP/SRS スカラシップ1'44.6280.5140.040157.00
1017石井 一也TAKAGI PLANNING1'44.7240.6100.096156.86
1113朱 戴維NDDP FCJ1'44.7290.6150.005156.85
1211立石 燎汰MediaDo1'44.7300.6160.001156.85
1312高星 明誠NDDP FCJ1'44.7920.6780.062156.76
149松崎 俊祐K office FCJ1'44.8030.6890.011156.74
1515白石 勇樹やぐら動物病院1'44.8330.7190.030156.69
1616仁木 圭之DunlopNaokiスタート1'45.0230.9090.190156.41
178山浦 啓ウィンズガレージ1'45.4341.3200.411155.80
183朱 胡安Dragon Knight1'45.4811.3670.047155.73
195小河 諒HOP competition1'45.6471.5330.166155.49
206加賀美 綾佑TMCFCJ1'45.6601.5460.013155.47
2121近藤 翼NDDP Maruso FCJ1'45.6651.5510.005155.46
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'54.61910.5058.954143.32

SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿 サマースペシャルでジムゲイナーがお得なサポーターズシートを販売 (JIMGAINER)

開催日:2010年8月21日(土)~22日(日) *決勝

第39回インターナショナルポッカGTサマースペシャル
JIMGAINER SUPPORTERS SEAT

gt_r06_jg_seat1.jpg gt_r06_jg_seat2.jpg

■チケット/大人
大人1名様一般前売定価
(1)観戦券+V2指定席セット(※グランドスタンド席)8,100円9,000円
(2)観戦券(自由席)4,950円5,500円
(3)V2指定席(グランドスタンド席)3,500円3,500円
  • 小・中・高校生がいる場合、料金は別途お問い合わせください。
  • パドックパス10,000円/1枚*大人(別途観戦券必要です)
■購入方法とチケット受け取り方法

 当初鈴鹿サーキットのHPからの予約予定でしたが、準備が間に合わず、JIMGAINERオフシャルショップでの販売になります。
http://jimgainer.open365.jp/
ここだけでの販売になります。チケット発送はまとめて行いますので、入金後すぐには行いません。ご理解の上ご購入くださいませ。
(チケット発送は8月入ってからの予定)

Text & Photo: JIMGAINER

Japanese F3

JF3:第5,6戦富士 TDPドライバー 国本雄資が富士でも完全勝利! 開幕からの連続勝利数を6へと伸ばす (TOYOTA)

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第6戦は国本雄資(中央)に続き、ラファエル・スズキ(左)が
2位に入り、トムスが1-2フィニッシュ

 全日本F3選手権の第3大会(第5戦、第6戦)が6月12日(土)と13 日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今大会はフォーミュラ・ニッポンとの併催ではなく、この週末、富士スピードウェイで行われた「ザ・ワンメイクレース祭2010 富士」の中の一戦としての開催となる。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両11台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 12日(土)午前8時55分から第5戦、第6戦の予選が、それぞれ15分ずつのセッションとして行われた。

 第5戦の予選では、ここまで開幕4連勝を続けているTDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイムをマーク。これをチームメイトのラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転しトップに立つも、最終ラップで国本が僅か100分の1秒上回り、ポールポジションを獲得。2番手にスズキ、嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が4番手につけた。

 10分間のインターバルを挟んで開始された第6戦の予選でも国本がコンマ1秒差でスズキを抑えポールポジション。第3戦より4戦連続のポール獲得となった。スズキ2番手、嵯峨4番手となり、Cクラスは第5戦、第6戦共に全く同じグリッド順となった。

 Nクラスでは、第5戦は小林崇志(HFDP RACING)がポールポジション。TDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)が2番手につけた。第6戦は銘苅翼(AIM SPORTS)がポールを獲得。蒲生はタイムを伸ばせず、6番手となった。

 予選の後、午後1時15分にスタートが切られた第5戦決勝(15周)は、ポールポジションの国本が好スタートで首位の座を守ると、後方で2位争いが繰り広げられている間に独走状態に持ち込み、最後は13秒もの大差を付けてトップでフィニッシュ。圧勝で今季5勝目を挙げた。

 予選2番手のスズキはスタートを失敗し5位まで後退。しかしそこから追い上げ7周目には3位までポジションを回復。前を行く関口雄飛(ThreeBond Racing)を追ったが届かず、3位でフィニッシュした。  Nクラスでは、ポールポジションの小林を予選2番手の蒲生が追う展開となったが、その差は徐々に開いていき、逃げ切った小林が今季4勝目。蒲生が2位となった。

 13日(日)午後3時20分に第6戦の決勝(21周)がスタート。再び好スタートを切った国本がトップを堅守。後方では4番手スタートの嵯峨が好ダッシュを見せ、2位争いを展開するが、スズキをパスするまでには至らず。この後方のバトルもあり、国本はスタート直後から後続との差を広げるが、3周目にNクラス車両のクラッシュがあり、セーフティカーが導入。マージンは帳消しになってしまった。

 5周目終了と共に再スタートが切られたが、国本はこれも決めると、再び後続を引き離し、トップでチェッカー。スズキが全日本F3での最高位を更新する2位に入り、トムスが1-2フィニッシュを飾った。国本は開幕から負け無しの6連勝。4戦連続のポール・トゥ・ウィンと圧倒的な強さを見せている。

 Nクラスでは、ポールポジションの銘苅がスタートで遅れ、2番手スタートから小林がトップをダッシュ。そのまま逃げ切り、今季5勝目を挙げた。蒲生は6番手スタートから追い上げ、3位でチェッカーを受けたが、レース後、2位の車両に車両違反が見つかり失格。蒲生は繰り上がって3戦連続の2位フィニッシュとなり、ランキングでも2位に浮上した。

Photo & Text: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 各クラス上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #1国本 雄資(PETRONAS TOM'S F308)
f3_r06_r_kunimoto 昨日同様にポールからのスタートが上手く決まって、そのまま後続を引き離せたんですが、Nクラスのアクシデントでセーフティーカーが入ってしまいました。
リスタートでもう一度引き離そうと思ったんですが、最初は自分のミスもあって、中々引き離すことができませんでした。
相手も同じクルマなので抜かれることはないと思いましたが、追いつかれたことは悔しかったです。
ここまで6連勝ですが、自分なりの課題や、クルマにもまだ煮詰める余地があるので、気を抜かずに次も頑張ります。
2位 #36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)
f3_r06_r_suzuki レース自体は退屈なものになってしまいましたね。スタートでトラブルがあって出遅れたんですが、後方でアレックスと嵯峨がバトルになってくれたお陰でうまくポジションがキープできました。
アクシデント自体は残念なことですが、セーフティーカーが入ったことは僕にとってはチャンスだと思えました。
しかし最終コーナーでオーバーステアが出る状態だったので国本には追いつけませんでした。
同じクルマに乗ってるのにチャンスを生かせなかったのは残念です。
3位 #12関口 雄飛(ThreeBond)
f3_r06_r_sekiguchi 昨日と同じく今日も5番手からのスタートになりましたが、序盤からガンガン攻めていきました。F3はいつも序盤で順位が決まってしまう傾向があるので、そこで勝負をかける作戦でしたが、並んできたアレックスが止まれなくて寄ってこられたりしてペースを上げることができず、前の2台に逃げられてしまいました。
昨日ランキング2位になったし、次も同じ富士での開催です。もっと上位を狙って生きたいですが、そのためにもとりあえず予選順位を上げないとと思っています。
Nクラス
優勝 #8小林 崇志(HFDP RACING F307)
f3_r06_r_kobayashi 2番手からのスタートでしたが、スタートで上手くトップになれましたし、ペースも良くて後続を引き離せたので、昨日よりいいレースができたと思います。
(スタートでは)銘苅選手の動き出しが悪いのが分かったので、落ち着いてトップに立てました。セーフティーカーが入ったときも、自分のペースが他より速いのは分かっていたので、落ち着いて対処できました。
5連勝しましたが、まだ細かいところで詰めの甘い部分があります。今日も予選2番手ですし。ですからそういう部分をこれから修正していきたいです。
2位 #佐藤 公哉(NDDP EBBRO)(※注)
f3_r06_r_sato 7位スタートでしたが、スリップをうまく使えば抜けるので、それは気にしていませんでした。 スタートではポジション取りが悪くて100Rやネッツでクルマが流れてしまい、順位を上げられませんでした。
その後は上手くスリップを使って順位を上げることができました。
3位 #蒲生 尚弥(TDP SPIRIT F307)(※注)
f3_r06_r_gamo 序盤他のクルマに引っかかってペースが上がらず、その間に前との間隔が開いてしまいましたが、諦めずにプッシュしていって抜いていくことができ、3位でフィニッシュしました。
常に自分の力を出し切って走っていました。3位に上がったときも1コーナーを銘苅選手と並んだまま立ち上がっていって、そのまま頑張ってたらAコーナーで銘苅選手がコースアウトして、前に出られました。

※この決勝記者会見後、レース後の車検でNクラス2位に入賞した佐藤公哉の車両が最低重量違反で失格になりました。Nクラス2位には蒲生尚弥(トムス)が、3位には銘苅翼(ハナシマ)が繰り上がっています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝 国本の快進撃止まらず!開幕6連勝を達成。Nクラス小林も連勝を果たす

全日本F3選手権第6戦の決勝が6月13日、富士スピードウェイで行われた。
レースは序盤セーフティーカーが入るなど荒れた展開となったが、それでもポールポジションの#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)は後続に付け入る隙を与えず、連勝記録を6に伸ばした。
Nクラスも昨日に引き続いて#8小林崇志(HFDP RACING F307)が連勝。こちらも今季通算5勝とチャンピオンシップを大きくリードする結果になった。

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第6戦決勝は午後3時20分より21周で行われた。
心配された雨は最後まで降ることは無く、終始ドライコンディションでのレースとなった。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの国本。
しかしその後方は熾烈なバトルが展開され、#36ラファエル・スズキのすぐ後ろで#62嵯峨宏紀、#12関口雄飛、#2アレキサンドラ・インペラトーリの3台が併走状態で1コーナーへ。
ここで行き場を失ったインペラトーリがコースアウト、5位に後退すると、4位に上がった関口はすかさずダンロップコーナーで嵯峨のインに飛び込み、3位に浮上した。

ところが3周目の2コーナー立ち上がりでNクラスの2位争いを展開していた#22佐々木大樹と#7三浦和樹が接触、1台がコース上にストップしてしまったため、この周終わりでセーフティーカーが導入されることとなった。
幸い三浦と佐々木には怪我はなかった模様だ。

セーフティーカーは6周終わりでピットイン。レースは7周目から再開された。
ここで再び後続を突き放したい国本だったが、自身のドライビングミスなども合ってペースが上がらず、2位スズキとのギャップが中々開かない。スズキも最終コーナーでオーバーステアに悩まされていたといい、国本攻略の糸口は見えないまま周回を重ねていく。
そのうち国本は次第にペースを取り戻し、11周終わりで1秒、14周終わりで2秒と次第にギャップを広げていった。

結局国本はスズキに3.249秒差をつけて21周を走破。開幕以来続いている連勝記録を6に伸ばした。
過去に遡ればこれは1999年のダレン・マニング、2003年のジェームス・コートニーに並ぶ記録だ。
2位にはラファエル・スズキ。日本デビュー以来の最上位記録を一つ更新した。

Nクラスはスタートでクラス2番手の小林が飛び出す一方でポールの#18銘苅翼は出遅れて4位に後退。
しかし3周目にクラス2位争いを展開していた三浦と佐々木が接触してリタイヤとなったため、銘苅は2位に繰り上がった。

リスタート後も順調に後続を突き放していく小林の後方では、熾烈なドッグファイトが展開された。
まず12周目の1コーナーで#23佐藤公哉が銘苅を捕らえ、2位に浮上する。
銘苅は#37蒲生尚弥にも追い上げられ、数周にわたって懸命に押さえ込んでいたが、19周目の1コーナーでインに並ばれ、遂にコカコーラコーナーでコースをはみ出し、4位に後退してしまった。

トップの小林は結局2位以下に7.8秒もの大差をつけてチェッカーを受け、今季通算5勝目をものにした。
2位は佐藤、3位蒲生の順。
ところがレース後の車検で佐藤の車両が最低重量違反と判定され、残念ながら失格となってしまった。
これにより蒲生が2位、銘苅が3位にそれぞれ繰り上がった。

次戦の舞台もまた富士スピードウェイ。7月17-18日決勝だ。
国本の連勝がどこまで続くか、誰がそれに待ったをかけるのかに注目だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦富士決勝結果

THE ONEMAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2010/06/13) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2138'28.375
236Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE213.249
312C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE2115.957
42Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2117.857
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2119.723
68N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE2129.907
737N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE2143.663
818N銘苅 翼EBBRO AIM F307DALLARA F3073S-GE2145.464
95C久保田 克昭MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE2146.786
1020Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE2147.619
1119N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE2152.150
1221N大波 肇ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE211'14.654
1377N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE211'22.668
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-63N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE615 Laps
-7N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE219 Laps
-22N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE219 Laps
-23N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE-失格
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 国本雄資(トムス) 1'35.536 (8/21) 171.926km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.8 小林崇志(HDFP) 1'37.247 (9/21) 168.918km/h
  • CarNo.22は、2010年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)(追突)により、厳重訓戒のペナルティを科す。
  • CarNo.23は、国際モータースポーツ競技規則付則J項第275条フォーミュラ3技術規定第4項4.1(最低重量)違反により失格とする。

Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選 国本が4連続ポールを達成。Nクラスは銘苅が今季初のトップ

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全日本F3選手権第6戦の公式予選は第5戦に続いて#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が1分34秒841を記録、今季5度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは#18銘苅翼(EBBRO AIM F307)が1分37秒011で今季初めてのクラストップとなった。

第5戦の公式予選終了から10分間のインターバルの後、第6戦の公式予選は午前9時20分より15分間で行われた。

本格的なアタックが始まったのはセッション半ばの7分過ぎ。
まずは#2アレキサンドラ・インペラトーリが1分36秒153でトップに立つ。
これを国本が1分35秒024で上回り、最後は1分34秒841と、第5戦のポールタイムを更に更新して4戦連続、今季5度目のポールを獲得した。
2番手もまた第5戦に続いてチームメイトの#36ラファエル・スズキがつけた。依然として富士ではトムス勢にアドバンテージがあるようだ。
インペラトーリは結局1分35秒802までしかタイムを縮めることができず、フロントローの2台に大きく遅れての3番手スタートとなった。

Nクラスは#18銘苅が今季初のクラストップタイムを記録、第5戦トップの#8小林は2番手につけ、3番手には全日本カート選手権スーパーKFクラスで目下ポイントリーダーの#22佐々木大樹が入った。先週の菅生でマシントラブルからカートでの連勝記録が止まり、第5戦の予選ではペナルティから4グリッド降格となった佐々木だが、その悔しさを第6戦決勝で挽回できるかにも注目したい。

第6戦決勝は明日午後3時20分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦富士公式予選結果

THE ONEMAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2010/06/12) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'34.841--173.20
236Cラファエル・スズキPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'34.9310.0900.090173.04
32Cアレキサンドラ・インベラトーリTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'35.8020.9610.871171.47
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'36.0081.1670.206171.10
512C関口 雄飛ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'36.3111.4700.303170.56
618N銘苅 翼EBBRO AIM F307DALLARA F3073S-GE1'37.0112.1700.700169.33
78N小林 崇志HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'37.1222.2810.111169.14
822N佐々木 大樹NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.1612.3200.039169.07
97N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'37.2382.3970.077168.93
105C久保田 克昭MJハナシマレーシングF308DALLARA F3081AZ-FE1'37.3432.5020.105168.75
1163N千代 勝正BPダイシン ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'37.3702.5290.027168.70
1237N蒲生 尚弥TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'37.4072.5660.037168.64
1323N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.5542.7130.147168.39
1420Nギャリー・トンプソンACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'37.5602.7190.006168.38
1519N黒田 吉隆ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'38.4983.6570.938166.77
1677N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'39.0824.2410.584165.79
1721N大波 肇ACHIEVMENT by KCMGDALLARA F3053S-GE1'39.3714.5300.289165.31
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'44.7109.8695.339156.88

スーパー耐久

【吉本大樹レースレポート】 スーパー耐久シリーズ第6戦(岡山)

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【吉本大樹レースレポート】
【スーパー耐久シリーズ第6戦(岡山)】 
05-06 September, 2009
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■5ZIGEN NSX 苦戦を強いられるも
■4位フィニッシュでランキング同点首位に浮上
SGT1.jpg
【Result】
(Sun) QF : 4 th (Sun) Final : 4 th (10 pt)
(Ranking) 1 st (61 pt)

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【Free Practice & Qualify】
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■5ZIGEN NSX 予選は金曜好調の波から一転4番手

2009年スーパー耐久シリーズ第6戦岡山。Team 5ZIGEN NSXは金曜日に岡山入り、金曜、土曜の2日間でテストを行い、日曜日の公式予選&決勝を迎えた。

金曜日のスポーツ走行枠で行ったテストは全ての走行を吉本が担当。日曜日に向けたセットアップ等を行い、「セットも思うように出来たし、明日、そして日曜日の予選と決勝に向けても良い流れで進んだと思う(吉本大樹)」とコメント。しかし土曜日に入り状況は一転。ほぼ同じ状況下での走行に関わらず、何故かグリップレベルが落ちてしまいタイムが上がらず、日曜日の予選、決勝に向けては若干の不安を残す形でテストを終えることとなった。そして迎えた予選&決勝当日。

この日の岡山国際サーキットは晴天に恵まれるも、空からは残暑の強い日差しが射し込む暑い一日となった。前戦の優勝からランキングも2位に浮上している事もあり、チームとしてはタイトル争いが過熱し始めた後半戦もそのままの勢いで行きたいところ。そしてその第6戦岡山最初の公式セッションとなったAドライバー予選に出走したのは平中選手。しかし前日同様マシンは「強オーバーステア」の症状が出てしまい、平中選手のタイムはクラス3番手。続くBドライバー予選に出走した吉本大樹も、Aドライバー予選後にマシンのセッティングを変更したものの症状がさらに悪化する結果となってしまい、マークしたタイムは1'41"849。両ドライバー共に思ったようにタイムを伸ばせなかったTeam 5ZIGEN NSXは、この予選総合を4番手で終了する事となった。

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【Final】
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SGT2.jpg
■粘りに粘って4位フィニッシュ
■ランキングは同点ながら首位に浮上!

予選では思ったようなパフォーマンスを見せることができず予選4番手に沈んだ5ZIGEN NSX。しかし5ZIGEN NSXと直接タイトルを争うT-MANOILディクセル岡部自動車Z(No.16)は後方クラス9番手であった事もあり、シリーズタイトル争いを見据えた上でも、虎視眈眈とポジションアップを狙い迎えた決勝スタート。

この決勝スタートでまずステアリングを握ったのは松浦選手。ところがマシンは前戦同様にガソリン搭載量の多い序盤戦でペースが上がらず、今回のレースでもまたしても苦しい出だしを強いられる展開となってしまう。松浦選手は4番手スタートながら2周目にポジションを一つ落とすと3周目にもポジションダウン。更にこの後もスティント前半はペースが上がらず、一時は7番手までポジションを落としてしまう。ガソリンが軽くなりだすスティント後半は逆にペースの落ち始めた前方集団との差を縮め始めたものの、チームは予定よりも若干早目の31周目に松浦選手をピットインさせると、オーバーステア傾向が強いマシンに合わせリアタイヤのみを交換、平中選手をコースへと送りだす。

この早目のピットインもあり一時は8番手にまでポジションが落ちた5ZIGEN NSX。しかし平中選手はガソリン搭載量の多かったスティント序盤こそペースが伸び悩んだものの、この苦しい状況のなかスティント中盤から後半にかけては安定して1分45秒台のラップをマーク。淡々とではあるものの徐々にポジションを取り戻していく事に成功し、最後は71周目のピットインまでに5ZIGEN NSXと直接タイトルを争うT-MANOILディクセル岡部自動車Z(No.16)の後方となる5番手にまで浮上、最後のスティントを走る吉本へと望みを繋いでいく。

タイトル争う上では最も抜かしておきたい相手を一つ前のポジションに置きステアリングを託された吉本大樹。このピットインではストップ時間を短縮し、少しでも前のポジションでコースに復帰する為にリアタイヤのみを交換。平中選手のスティントではそのバランスも悪くなかったものの、吉本のスティントに入る頃にはスタートから使い続けていたフロントタイヤの摩耗も大分進んでおり、マシンは極度のアンダーステアが出始める事に。それでも吉本はリアタイヤを消耗させてマシンのバランスを取る為にわざとリアタイヤをスライドさせる等の工夫をしながらも1分45秒台で安定したラップを重ね、前を行くT-MANOILディクセル岡部自動車Z(No.16)との差を徐々に縮めて行く。すると87周目。その背後に近づいた吉本は「ストレートでは勝負にならなかったので、小さいコーナーで仕掛けるしかないと思っていた」と一気に背後に迫りダブルヘアピンひとつ目の入口で勝負をかけると、ここで前に出ることに成功。このまま引き離しにかかるかと思われた。

ところが「相手が無理な動きを見せているのがわかっていたので、ダブルヘアピン2つ目では相手に対し1台分のスペースを空けておいた(吉本大樹)」にも関わらず、ここで後方から右リアをヒットされた吉本大樹。ここは何とかそのポジションを守ったものの、マシンは右リアのホイールにダメージを抱えることとなってしまった。その後このアクシデントが原因でバイブレーションの出始めたマシンを操り走行を続けた吉本大樹。最後はそのままのポジション4番手でチェッカーフラッグを受けることとなった。

思ったようにペースの上がらなかったマシン、レース終盤でのアクシデント等苦しい展開を強いられることとなった今回の岡山ラウンド。それでも直接タイトルを争う相手の前でチェッカーを受けたことでランキングでは同点ながら首位に浮上、底力でタイトル争いに望みを繋いだTeam 5ZIGEN NSX。シリーズは残り2戦。次戦仙台ハイランドと最終もてぎは共にタイトルを争う上で絶対に落とせないラウンドとなるが、これまで苦しい状況を幾度となく跳ね返してきたTeam 5ZIGENの4年ぶりのスーパー耐久シリーズ復帰初年度でのタイトル奪還はなるか。その戦いぶりに期待がかけられる。

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【吉本大樹コメント】
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SGT3.jpg
マイナートラブルはいくつかあったものの、金曜日のテストではセットも思うように進んで、予選、決勝に向けて良いフィーリングを得られたと思ったのですが、土曜日に入ってほぼ同条件にも関わらずマシンのフィーリングが大きく変わってしまいました。

それでもレースでは松浦選手、平中選手共に苦しいながらに頑張ってくれて、一度は落としたポジションをタイヤ無交換で前に出てきた16号車のすぐ後ろまで取り戻す事が出来ました。接触については、嫌な予感がしたのでダブルヘアピン2つ目のイン側に一台分のスペースを空けておいたのですが・・・。まぁ、でもあれだけの勢いでヒットされたにも関わらずダメージが足回りやタイヤに及ばず済んだことは運が良かったと思うし、最後まで走りきったことで、同点ではありますがランキング首位に着けられたことは一歩前進だと思います。

でも残り2戦、27号車(FINA ADVAN M3)等も速さを見せているし全く油断は出来ませんが、マシンの改善できる部分は少しでも改善して、厳しい戦いになるかもしれませんが、取りこぼしがない様に、さらにはチャンピオンを確実なものに出来るように頑張りたいと思います。

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スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝 BMW Z4M勢が他車を圧倒! 勝ったのは1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)

 スーパー耐久第6戦、岡山スーパー耐久レースは6日、岡山県の岡山国際サーキットで109周の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)がポールトゥウィンで今季4勝目を飾った。ST2クラスはRSオガワユークスADVANランサー(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が、ST3クラスはFINA ADVAN M3(伊橋勲/廣田秀機/行方由久組)が、ST4クラスはM'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5(浅野武夫/森政行/岡野陽朋組)がそれぞれ優勝した。

観客:5,000人(主催者発表)

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 秋晴れの下、決勝レースは定刻より5分遅れて13時35分にローリングラップが始まった。スタートを決めたのはポールシッター、1号車PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの谷口信輝。2位には同28号車の片岡龍也が付ける。3位はY.K.M.ADVANZの佐藤公哉とasset.テクノファーストZとZ同士の争いとなったが、裏のストレートでこの2台の間に割って入ったSAMURAI ADVAN PORSCHEの高木真一がヘアピンで3位に上がった。

 谷口と片岡のBMW Z4M勢は、他を圧倒するスピードで後続を引き離す。1号車はファリーク・ハイムラン、柳田真孝とドライバーをチェンジ。一方、28号車は吉田広樹、ジョハン・アズミとチェンジ。それぞれ2度目のピットインの際に1号車は28号車に10秒余りの先行を許すが、1号車の柳田が先行する28号車アズミとの差を1周につき約2秒づつ削ってこれを逆転。最終的には20秒以上の差をつけて優勝、今季チームに4勝目をもたらした。

 結局、このレースも2台のBMW Z4M勢が完勝。3位以下を全てラップ遅れにしてしまった。その3位にはZ勢の一角、Y.K.M.ADVANZ(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が入った。

 ランサーのワンメークとなったST2クラスは、トラブルで脱落するチームが続出。序盤からトップを守ったRSオガワユークスADVANランサー(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が優勝した。このレースが今季最終となるシーケンシャルのBLACK ILLUSION EVO IX(砂子塾長/大瀧賢治/白坂卓也組)は、昨季引退して西表島で第2の人生を送っていた砂子塾長を呼び寄せたが、予選のトラブルの修復が長引きレース中盤で復帰するも45周を消化したのみで完走扱いとならず、記念のレースを飾れなかった。

 ST3クラスはFINA ADVAN M3が序盤をリードするも、終盤には今季初参戦でクラスポールポジションからスタートしたWW2 RX-7(桧井保孝/伊藤弘史/新宅文亮組)に迫られテールトゥノーズの争いとなったが、これをしのぎ切り最後は1秒5差の僅差でクラストップのチェッカーを受けた。

 ST4クラスは、中盤までベテラントリオのSPOON S2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)がトップを守ったが、終盤にかけてM'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5(浅野武夫/森政行/岡野陽朋組)がトップに立つと最後は独走で優勝を決めた。

st_r06_r_st1_podium st_r06_r_st2_podium st_r06_r_st3_podium st_r06_r_st4_podium

ウイナー(#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE)のコメント
谷口信輝
 「ポールtoウインできて最高です。チャンピオンシップめざして頑張ります」
柳田真孝
st_r06_r_st1_winner  「(最後はチームメイトの#28とのバトルになったが)その部分は焦らず冷静に考えて走りました。タイヤは僕らの方が新しいものを使っていたので、その分マージンがありました。4勝目ということでシリーズでもいい条件になりましたが、残り2つ気を引き締めて手堅く行きたいと思います」

 第7戦は舞台を杜の都に移し10月11日、仙台ハイランドスピードウェイで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / インタビュー & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝結果

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH1093:03'52.016
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH10920.426
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH1081Lap
4ST1425SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
高木 真一
久保 拓也
YH1063Laps
5ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH1045Laps
6ST226新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH1045Laps
7ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
行方由久
YH1045Laps
8ST3278WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井 保孝
伊藤 弘史
新宅文亮
YH1045Laps
9ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろ
岡村 和義
田中篤
YH1045Laps
10ST33777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1036Laps
11ST2326エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH1036Laps
12ST3455ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH1036Laps
13ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
田畑 勇
山崎 学
YH1036Laps
14ST3615KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH1036Laps
15ST3734asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
田島 聡
YH1036Laps
16ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知ロバート
佐藤 茂
木本正広
YH1027Laps
17ST4118M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
森 政行
岡野陽朋
YH1009Laps
18ST3839TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
吉本 晶哉
井入 宏之
YH1009Laps
19ST4295SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH1009Laps
20ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH1009Laps
21ST4462ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH9910Laps
22ST17*35asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH9811Laps
23ST39*7ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
清水 隆広
YH9811Laps
24ST4573ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH9811Laps
25ST4693TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジ
青木 孝行
笠井理美
YH9712Laps
26ST4788TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
大野 尊久
DEKATO
YH9712Laps
27ST2430サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH9316Laps
28ST25602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明
岩月 辰文
木村聡
YH9217Laps
29ST31014協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH8920Laps
30ST4877トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村 透
黒田 保男
渡辺 孝弘
YH8227Laps
---- 以上完走 ----
-ST4-8TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH6049Laps
-ST2-*37BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 塾長
大瀧 賢治
白坂卓也
YH4564Laps
-ST2-56眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH3376Laps
-ST2-3ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田 英二
村田信博
YH2881Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝 1'37.933 (3/109) 136.122km/h
  • CarNo.35は、2009岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第8章第41条(ピットレーン速度違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第15条(7)①(ピット作業違反(タイヤ平置き義務))により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.37は、2009岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.(危険なドライブ行為(追突))により、決勝レース中にドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝90周経過

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) After 90Laps Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH902:32'10.423
2ST121PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH901.299
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH891Lap
4ST1425SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
高木 真一
久保 拓也
YH882Laps
5ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろ
岡村 和義
田中篤
YH873Laps
6ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH864Laps
7ST226新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH864Laps
8ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
行方由久
YH864Laps
9ST3278WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井 保孝
伊藤 弘史
新宅文亮
YH855Laps
10ST2326エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH855Laps
11ST33777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH855Laps
12ST3416T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
田畑 勇
山崎 学
YH855Laps
13ST3555ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH855Laps
14ST3615KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH855Laps
15ST3734asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
田島 聡
YH855Laps
16ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知ロバート
佐藤 茂
木本正広
YH846Laps
17ST4118M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
森 政行
岡野陽朋
YH837Laps
18ST4295SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH828Laps
19ST3839TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
吉本 晶哉
井入 宏之
YH828Laps
20ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH828Laps
21ST4473ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH828Laps
22ST4562ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH828Laps
23ST17*35asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH819Laps
24ST4693TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジ
青木 孝行
笠井理美
YH8010Laps
25ST39*7ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
清水 隆広
YH8010Laps
26ST4788TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
大野 尊久
DEKATO
YH8010Laps
27ST24602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明
岩月 辰文
木村聡
YH7614Laps
28ST2530サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH7614Laps
29ST31014協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH7119Laps
30ST4877トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村 透
黒田 保男
渡辺 孝弘
YH6525Laps
31ST498TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH6030Laps
32ST2656眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH3357Laps
33ST2737BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 塾長
大瀧 賢治
白坂卓也
YH2961Laps
34ST283ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田 英二
村田信博
YH2862Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝 1'37.933 (3/90) 136.122km/h
  • CarNo.35は、2009岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第8章第41条(ピットレーン速度違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第15条(7)①(ピット作業違反(タイヤ平置き義務))により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝60周経過

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) After 60Laps Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH601:41'01.968
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH607.131
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH6057.856
4ST14360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろ
岡村 和義
田中篤
YH591Lap
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
高木 真一
久保 拓也
YH582Laps
6ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知ロバート
佐藤茂
木本 正広
YH582Laps
7ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH582Laps
8ST226新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH573Laps
9ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
行方由久
YH573Laps
10ST3278WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井 保孝
伊藤弘史
新宅 文亮
YH573Laps
11ST2326エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH573Laps
12ST33777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH573Laps
13ST3416T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
田畑 勇
山崎 学
YH573Laps
14ST3539TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
吉本 晶哉
井入 宏之
YH573Laps
15ST3655ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH573Laps
16ST3715KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH573Laps
17ST3834asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
田島 聡
YH564Laps
18ST4118M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
森 政行
岡野陽朋
YH555Laps
19ST4295SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH555Laps
20ST4362ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH555Laps
21ST4455BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH555Laps
22ST4573ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH546Laps
23ST397ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
清水 隆広
YH546Laps
24ST468TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH546Laps
25ST4777トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村 透
黒田 保男
渡辺 孝弘
YH546Laps
26ST24602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明
岩月 辰文
木村聡
YH537Laps
27ST4888TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
大野 尊久
DEKATO
YH537Laps
28ST4993TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジ
青木 孝行
笠井理美
YH537Laps
29ST2530サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH528Laps
30ST1735asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH519Laps
31ST31014協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH5010Laps
32ST2656眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH3327Laps
33ST273ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田 英二
村田信博
YH2832Laps
34ST2837BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 塾長
大瀧 賢治
白坂卓也
YH357Laps

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山決勝30周経過

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) After 30Laps Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH3049'36.768
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH308.629
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH3051.378
4ST14360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろ
岡村 和義
田中篤
YH3057.166
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
高木 真一
久保 拓也
YH301'17.442
6ST1610Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH291Lap
7ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH291Lap
8ST226新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH291Lap
9ST2356眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本達哉
YH291Lap
10ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田秀機
行方 由久
YH291Lap
11ST2426エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH291Lap
12ST3278WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井 保孝
伊藤弘史
新宅 文亮
YH291Lap
13ST33777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH291Lap
14ST3434asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
田島 聡
YH291Lap
15ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
田畑 勇
山崎 学
YH291Lap
16ST3615KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH291Lap
17ST2530サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH282Laps
18ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
吉本 晶哉
井入 宏之
YH282Laps
19ST179Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知ロバート
佐藤 茂
木本正広
YH282Laps
20ST387ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉
藤井 芳樹
清水 隆広
YH282Laps
21ST3914協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH282Laps
22ST31055ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本 大樹
松浦孝亮
YH282Laps
23ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH282Laps
24ST4218M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
森 政行
岡野陽朋
YH282Laps
25ST263ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田 英二
村田信博
YH282Laps
26ST4362ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH282Laps
27ST4455BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH273Laps
28ST4573ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川 剛
藤田 弘幸
YH273Laps
29ST27602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明
岩月 辰文
木村聡
YH273Laps
30ST4677トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村 透
黒田 保男
渡辺 孝弘
YH273Laps
31ST4793TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジ
青木 孝行
笠井理美
YH273Laps
32ST488TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH273Laps
33ST4988TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
大野 尊久
DEKATO
YH255Laps
34ST2837BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 塾長
大瀧 賢治
白坂卓也
YH030Laps

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山公式予選 1号車のBMW Z4Mがコースレコードでポールポジション!

 スーパー耐久第6戦、岡山スーパー耐久レースは6日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、Aドライバー、Bドライバーの合算タイムで両ドライバーともコースレコードをマークしたST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/ファリーク・ハイムラン組)がポールポジションを獲得した。ST2クラスはENDLESS ADVAN CS・X(峰尾恭輔/山田英二/村田信博組)が、ST3クラスはWW2 RX-7(檜井保孝/伊藤弘史/新宅文亮組)が、ST4クラスはSPOON S2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)がそれぞれポールポジションを獲得した。

st_r06_q_1

st_r06_q_3

st_r06_q_78

st_r06_q_95

 第6戦の行われる岡山国際サーキットは早朝から快晴。1デーレースのため8時30分よりAドライバーの公式予選が始まった。

 まずは1号車PETORONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの谷口信輝が1分36秒223でトップに立つと、さらにタイムを縮めてコースレコードとなる1分35秒446を出してきた。ここで、このレース限りで復帰したBLACK ILLUSION EVOIXの砂子塾長がブレーキトラブルからヘアピンでサムライジーンズ森永チルミル・RSオガワランサーの伊藤俊哉と接触。車両がコース上にとどまったため赤旗が提示された。

 赤旗解除後、残り5分で再開された予選も谷口のタイムは破られず、2位にはY.K.M ADVAN Zの横溝直輝が上がり、3位には28号車PETORONAS SYNTIUM BMW Z4Mの片岡龍也が入った。

 ST2クラスはRSオガワユークスADVANランサーの阪口良平が1分30秒632でトップタイムをマークした。

 ST3クラスはWW2 RX-7の檜井保孝が予選終盤に1分40秒398をマークしてトップ。ST4クラスはM'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5の浅野武夫が1分44秒880でトップに立った。

 Aドライバー予選終了から15分をおいて、Bドライバー予選が始まった。ここでも1号車BMWの柳田真孝が谷口の出したコースレコードをさらに上回る1分35秒289を出し、総合でもポールポジションを決めた。

 ST2クラスは新菱オート☆DIXCEL☆EVOIXの関豊が1分39秒020とクラス2位以下をぶっちぎったが、両ドライバーともタイムを揃えたENDLESS ADVAN CS・Xがポールポジションの座に着いた。

 ST3クラスはAドライバー檜井のタイムが大きく貢献し、両ドライバー総合でもトップをキープ。ポールポジションを獲得した。

 ST4クラスもSPOON S2000が逃げ切りポールポジションとなった。

 決勝レースはこの後13時30分より109周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山Cドライバー公式予選結果

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1135asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢YH1'37.153-137.214
2ST1210Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
田中 哲也YH1'37.527 0.374136.688
3ST131PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ファリーク・ハイルマンYH1'38.157 1.004135.811
4ST1428PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ジョハン・アズミYH1'38.229 1.076135.711
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
久保 拓也YH1'40.171 3.018133.080
6ST16360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
田中 篤YH1'40.320 3.167132.883
7ST179Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
木本 正広YH1'42.103 4.950130.562
8ST3134asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
田島 聡YH1'42.255 5.102130.368
9ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
村田 信博YH1'42.451 5.298130.119
10ST22602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
木村 聡YH1'42.559 5.406129.982
11ST3239TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
井入宏之YH1'42.955 5.802129.482
12ST3314協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一YH1'43.069 5.916129.339
13ST347ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
清水 隆広YH1'43.511 6.358128.786
14ST3527FINA ADVAN M3
BMW M3
行方 由久YH1'43.542 6.389128.748
15ST3616T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
山崎 学YH1'43.561 6.408128.724
16ST3755ZIGEN NSX
HONDA NSX
松浦孝亮YH1'43.649 6.496128.615
17ST3815KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
古谷直広YH1'43.963 6.810128.226
18ST2320RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
小川 日出生YH1'45.060 7.907126.887
19ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
中子修YH1'47.092 9.939124.480
20ST4288TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
DEKATOYH1'47.24010.087124.308
21ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
河村 直樹YH1'47.53010.377123.973
22ST3978WW2 RX-7
MAZDA RX-7
新宅文亮YH1'47.67210.519123.809
23ST4418M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
岡野 陽朋YH1'47.91210.759123.534
24ST4577トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
渡辺孝弘YH1'49.22512.072122.049
25ST4673ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤田 弘幸YH1'51.99414.841119.031
26ST4793TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
笠井 理美YH1'52.32615.173118.680
---- 以上予選通過 ----
-ST2-37BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
白坂 卓也YHAbsence--
-ST2-30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
丹羽 昭善YHAbsence--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山A,Bドライバー公式予選総合結果

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YHR1'35.446
R1'35.289
3'10.735-139.783
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH1'35.701
1'35.696
3'11.397 0.662139.300
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤公哉
YH1'35.620
1'36.185
3'11.805 1.070139.004
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'36.295
1'36.229
3'12.524 1.789138.485
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士
高木真一
YH1'37.141
1'36.818
3'13.959 3.224137.460
6ST16360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろ
岡村 和義
YH1'38.276
1'39.783
3'18.059 7.324134.614
7ST17*9Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀 主知
佐藤茂
YH1'39.627
1'39.432
3'19.059 8.324133.938
8ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
YH1'39.677
1'39.712
3'19.389 8.654133.717
9ST2220RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
YH1'39.632
1'40.463
3'20.095 9.360133.245
10ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH1'41.382
1'39.020
3'20.402 9.667133.041
11ST2456眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH1'40.225
1'40.581
3'20.80610.071132.773
12ST3178WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井 保孝
伊藤弘史
YH1'40.398
1'41.167
3'21.56510.830132.273
13ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田秀機
YH1'40.963
1'41.563
3'22.52611.791131.645
14ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH1'41.698
1'41.238
3'22.93612.201131.379
15ST33777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGON
吉田 基良
YH1'41.256
1'41.842
3'23.09812.363131.275
16ST3455ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
YH1'41.251
1'41.849
3'23.10012.365131.273
17ST3515KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH1'41.849
1'41.477
3'23.32612.591131.127
18ST3614協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
YH1'42.979
1'41.124
3'24.10313.368130.628
19ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
吉本 晶哉
YH1'41.897
1'42.211
3'24.10813.373130.625
20ST3834asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさん
堀田 誠
YH1'41.571
1'42.782
3'24.35313.618130.468
21ST3916T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
田畑勇
YH1'43.299
1'42.764
3'26.06315.328129.386
22ST3107ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
萩原 なお子
藤井芳樹
YH1'45.604
1'43.569
3'29.17318.438127.462
23ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH1'45.437
1'45.208
3'30.64519.910126.571
24ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
YH1'45.246
1'45.596
3'30.84220.107126.453
25ST4318M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
森 政行
YH1'44.880
1'45.985
3'30.86520.130126.439
26ST26602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明
岩月 辰文
YH1'45.616
1'45.705
3'31.32120.586126.166
27ST4488TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
大野 尊久
YH1'46.094
1'46.081
3'32.17521.440125.659
28ST458TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH1'46.266
1'47.780
3'34.04623.311124.560
29ST4673ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
北川剛
YH1'47.658
1'46.433
3'34.09123.356124.534
30ST4793TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジ
青木 孝行
YH1'47.559
1'46.721
3'34.28023.545124.424
31ST4877トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村 透
黒田 保男
YH1'46.915
1'47.972
3'34.88724.152124.073
32ST4962ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
古橋 孝之
YH1'54.590
1'48.350
3'42.94032.205119.591
---- 以上予選通過 ----
-ST2-*37BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 智彦
大瀧 賢治
YH1'41.041
Absence
---
-ST2-*30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH1'42.981
Absence
---
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'35.575
  • CarNo.37及び30は、大会特別規則、嘆願書の受理により決勝レースへの出走を認める。
  • CarNo.37(砂子選手)は、危険なドライブ行為(追突)により訓戒とする。また、決勝レーススタート直後ドライビングスルーペナルティを課す。
  • CarNo.9(木村選手)は、Wチェッカーにより罰金1万円を課した。

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山Bドライバー公式予選結果

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝YH1'35.289-139.899
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
吉田 広樹YH1'35.696 0.407139.304
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤 公哉YH1'36.185 0.896138.595
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘YH1'36.229 0.940138.532
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
高木 真一YH1'36.818 1.529137.689
6ST216新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
関 豊YH1'39.020 3.731134.627
7ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
佐藤 茂YH1'39.432 4.143134.070
8ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
山田 英二YH1'39.712 4.423133.693
9ST17360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
岡村 和義YH1'39.783 4.494133.598
10ST2320RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
谷口 行規YH1'40.463 5.174132.694
11ST2456眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
松本 達哉YH1'40.581 5.292132.538
12ST3114協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
小松一臣YH1'41.124 5.835131.826
13ST3278WW2 RX-7
MAZDA RX-7
伊藤弘史YH1'41.167 5.878131.770
14ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄YH1'41.238 5.949131.678
15ST3315KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
田ヶ原章蔵YH1'41.477 6.188131.368
16ST3427FINA ADVAN M3
BMW M3
廣田 秀機YH1'41.563 6.274131.256
17ST35777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
吉田基良YH1'41.842 6.553130.897
18ST3655ZIGEN NSX
HONDA NSX
吉本大樹YH1'41.849 6.560130.888
19ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
吉本晶哉YH1'42.211 6.922130.424
20ST3816T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
田畑 勇YH1'42.764 7.475129.722
21ST3934asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
堀田誠YH1'42.782 7.493129.700
22ST3107ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
藤井 芳樹YH1'43.569 8.280128.714
23ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
小幡栄YH1'45.208 9.919126.709
24ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
松井 孝允YH1'45.59610.307126.243
25ST26602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
岩月 辰文YH1'45.70510.416126.113
26ST4318M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
森 政行YH1'45.98510.696125.780
27ST4488TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
大野 尊久YH1'46.08110.792125.666
28ST4573ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
北川 剛YH1'46.43311.144125.251
29ST4693TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
青木 孝行YH1'46.72111.432124.913
30ST478TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
植田 正幸YH1'47.78012.491123.685
31ST4877トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
黒田保男YH1'47.97212.683123.465
32ST4962ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
古橋 孝之YH1'48.35013.061123.035
---- 以上予選通過 ----
-ST2-37BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大瀧 賢治YHAbsence--
-ST2-30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
花岡 翔太YHAbsence--

スーパー耐久

S耐:第6戦岡山Aドライバー公式予選結果

OKAYAMA SUPER TAIKYU RACE -RIJ- (2009/09/06) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝YH1'35.446-139.669
2ST1210Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝YH1'35.620 0.174139.414
3ST1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也YH1'35.701 0.255139.296
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司YH1'36.295 0.849138.437
5ST1525SAMURAI ADVAN PORSCHE
PORSCHE 996
土屋 武士YH1'37.141 1.695137.231
6ST16360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
松永 まさひろYH1'38.276 2.830135.647
7ST179Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀 主知YH1'39.627 4.181133.807
8ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平YH1'39.632 4.186133.800
9ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔YH1'39.677 4.231133.740
10ST2356眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴YH1'40.225 4.779133.009
11ST3178WW2 RX-7
MAZDA RX-7
桧井保孝YH1'40.398 4.952132.780
12ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲YH1'40.963 5.517132.036
13ST2437BLACK ILLUSION EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
砂子 智彦YH1'41.041 5.595131.935
14ST3355ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中克幸YH1'41.251 5.805131.661
15ST34777BYOUBUGAURA Z
NISSAN FAIRLADY Z
DRAGONYH1'41.256 5.810131.654
16ST256新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広YH1'41.382 5.936131.491
17ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさんYH1'41.571 6.125131.246
18ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志YH1'41.698 6.252131.082
19ST3615KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明YH1'41.849 6.403130.888
20ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬YH1'41.897 6.451130.826
21ST3814協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信YH1'42.979 7.533129.452
22ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉YH1'42.981 7.535129.449
23ST3916T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広YH1'43.299 7.853129.051
24ST4118M'sインターナショナルコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫YH1'44.880 9.434127.105
25ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也YH1'45.246 9.800126.663
26ST4395SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋樹YH1'45.437 9.991126.434
27ST3107ドリームエンジェル・アドバンRX7
MAZDA RX-7
オギ姉YH1'45.60410.158126.234
28ST28602明京産業パームタウンings EVO
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
平橋 利明YH1'45.61610.170126.220
29ST4488TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二YH1'46.09410.648125.651
30ST458TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹YH1'46.26610.820125.447
31ST4677トラストインテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
今村透YH1'46.91511.469124.686
32ST4793TRACY SPORTS ODS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
赤鮫 オヤジYH1'47.55912.113123.939
33ST4873ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿YH1'47.65812.212123.825
34ST4962ホンダカーズ東京SSR μ インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州YH1'54.59019.144116.335
---- 以上予選通過 ----

SUPER GT | SUZUKA 1000km

【吉本大樹レースレポートスーパーGTシリーズ第6戦(鈴鹿)】

【吉本大樹レースレポート】
【スーパーGTシリーズ第6戦(鈴鹿)】 
22-23 August, 2009
===============================
0824SGT.jpg■ 紫電、残り1周に無念を残すも
■ 3戦連続の表彰台を獲得!
【Result】

(Sta) FP1 : 9 th / QF : 12 th / FP2 : 10 th
(Sun) FP3 : 4 th / Final : 3 rd (14 pt)
(Ranking) 2 nd (73 pt)

===============================
【Free Practice & Qualify】
===============================
■ ポッカサマースペシャル、紫電は決勝12番手スタート2CIMG0081.jpg

例年の1000kmから700kmに距離が短縮された今年のGTポッカ戦。現在チームランキングで3位につけるCars Tokai Dream28&紫電にとって、今回のレースはここからのシリーズタイトル争いの主導権を握るためにも大事な1戦となる。しかし特別性能調整と第4戦、第5戦で積まれたウェイトはトータルで実に172kg。車輛のトータル重量では実に1300kgを超すことになり、この鈴鹿はさすがに苦しい戦いを強いられるだろう事が予想された。

迎えた初日フリープラクティス。朝から曇天だったこの日の鈴鹿サーキット。セッション中にコースの一部で細かな雨がぱらぱらと落ちてくるシーンもあったものの、この雨は路面を濡らすには至らず、終始ドライコンディションでの走行となった。紫電はいつもとは異なるノックダウン方式の予選、そしてシリーズ最長となる700kmのレースに向けてマシンを仕上げるため加藤、吉本の両選手が精力的に走行、最終的にトップから0.6秒差の2'09"493をマーク。まず最初のセッションを9番手で終了し、午後の公式予選にのぞむ事となった。

そして迎えた公式予選。今回はこれまでのスーパーラップ方式とは違うノックダウン方式。このノックダウン方式とは、最初のセッション(Q1)では両ドライバーが基準タイム(トップ3平均タイムの107%)をクリアする事が絶対条件となる他、ここでまず17番手以下のマシンが振り落とされる。更にQ2では11番手以下がドロップアウト、ここで生き残った10台のマシンがPP~10番グリッドまでを決める最終Q3に進出することとなる。更にQ2に出走したドライバーはQ3には出走できないというルールもあり、各陣営はこれまでとは完全に違う予選での戦い方を求められることになる。

迎えた注目の予選、最初のQ1セッション。ウェイトの重量やストレートスピード等を考えると苦しい展開が予想された紫電であるものの、ここは加藤選手がアタックを担当し、吉本も軽々と基準タイムをクリア。何なくQ2へと駒を進めていく。そしてQ3進出をかけたQ2セッション。このQ2セッションはわずか10分間、アタックにして計測3周が時間的な限界となる。そしてこのセッションに挑んだのは吉本大樹。その吉本はセッション開始早々にコースイン、Q3進出をかけたアタックへと向かう。ところが各陣営がQ1からタイムを上げてきたこのセッションでいよいよマシンハンディの差が色濃く出てくる事となってしまう。吉本はQ3進出を賭けヘビーウェイトのマシンを巧みに操りアタックを仕掛けたものの、2周のアタックでマークしたタイムは2'09"341。結局Q3進出にはわずかに及ばず結果は12番手。翌日の決勝には12番グリッドから挑むこととなった。

その後各マシンは翌日決勝の夜間走行に備え設けられたナイトセッションに出走。紫電はここで翌日の決勝を想定しマシンを調整、タイム的には10番手に着けこの日の走行を締めくくった。

===============================
【Final】
===============================
DSC_0204.jpg
■ 紫電、残り1周に無念を残すも
■ 3戦連続での表彰台を獲得!

この日の鈴鹿は予選日に続く快晴に恵まれた。今回は決勝が午後3時スタートということもあり、昨年ほどの過酷な状況とはならなかったものの、スタート直前には空からわずかながら雨が降りだす等、波乱を予感させるスタートとなった。

前日の予選ではマシンに課せられたハンディが大きく影響し12番グリッドに沈んだ紫電。それでも決勝はシリーズ最長となる700km。4時間を超える長丁場では、1発の早さも必要ながら、タイヤマネージメントやピット戦略、更にはマシンの信頼性、ドライバーの体力や集中力等を含み、如何にトータルアベレージを高められるかにかかってくる。Cars Tokai Dream28&紫電の戦略はここ数戦常にピタリとハマり続けている事もあり、今回の鈴鹿700kmにおいてもその追い上げに期待がかけられた。そしてまずその期待を背にマシンに乗り込んだのは加藤選手。その加藤選手はスタート直後、集団の中でペースを落とすよりも早々に1回目のピットストップを終わらせ、前がクリアな状態でラップタイムを上げていく方が得策と判断。今回のレースで義務付けられていた「3回以上のピットイン」のうち1回目を2周目終了時点で消化する。そしてコースに戻った加藤選手は、トップグループが2分11秒台~12秒台前半で周回を重ねるなか、2分10秒台のラップを連発。実質最初のスティントとなった38周目までに6番手近辺までポジションを上げ第2スティントの吉本にステアリングを繋いでいく。

ここでステアリングを受けた吉本はコース上見かけの順位9番手でコースに復帰、ここから更にポジションアップを狙っていく。ところがここで紫電にトラブルが発生。何と無線が一切通じず、ピットから吉本へはサインボード等での情報のみ、ドライバーサイドからは全く情報が入らない状態となり、チームは燃費に関する情報も把握出来ず、吉本に的確なペースを指示する事も出来ない。更にはスティント前半はオーバーステアが酷く思ったようにペースが上がらないという状況も重なり、機転を利かせたスタートから一転、紫電にとっては苦しい展開となっていく。しかしこの苦しい状況のなかでも冷静さを失わなったチームと吉本は、完全にペースを崩しきることなくこの状況を切り抜けると、スティント後半にはペースを取り戻し、逆にペースの落ち始めたTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)を追い詰めていく。完全に勢いに勝る吉本は2度に渡りシケインアウト側からオーバーテイクを試みるもここはイン側をガッチリと閉められオーバーテイクはならず。ならばと今度はデグナー1つ目のアウト側から仕掛けるとここで見事にオーバーテイク。さらにその後スティントも終盤、ピットインまでの2周でさらにプッシュした吉本は、紫電と同様の作戦に出ていた74号車との差をこの2周で詰めていき、ピットに入る時点では背後に貼りつくところまで挽回。その後76周目にピットイン、再度加藤選手とドライバーチェンジを行う。するとこの直後、苦しいスティントを乗り切ったこの粘りが見事に実る展開となっていく。

吉本からステアリングを受けた加藤選手がコースに戻った直後、何と500クラスのマシンがトラブルからコース上で炎上。幸いドライバーに大きな怪我はなかったものの、コース上にはSC(セーフティーカー)が。すると早めにピットストップ義務を果たす作戦を取っていた紫電はこの間にまだピットストップ回数の1回少ないマシン群に追い付くと、これらのマシンがピットに向かった時点でポジションアップ。同様の作戦を取っていたマシンの中では一番先頭を走っていた為、この展開によりトップの位置を確実なものにする事になった。この時点で紫電の背後に着けたのはARTA Garaiya(No.43)と吉本がコース上で交わしたTEAM NISHIZAWA MOLA(No.46)。優勝争いはこの3台による争いに絞られる事となり、ここから三つ巴の激しい接近戦が始まった。逃げる紫電と85周目に2番手に上がってきたTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)の差は残り15周程となった時点で約1秒。ペース的には完全にMOLA Z(No.46)が紫電を上回っていたものの、加藤選手は500クラスのマシンを巧みに利用し相手に付けいる隙を与えない。この攻防は日が沈み各マシンがライトを点灯し始めた終盤にかけてさらに激しさを増していき、そしていよいよ夕闇のラスト5周、モニターには三つ巴のデッドヒートが映し出される。終盤に入りさらにペースの上がってきたZの猛攻を耐え続ける紫電。ピットにはこの日一番の緊張感が走る。ところがファイナルラップに入る手前のカシオトライアングルで目を疑う光景が飛び込んでくる。

何と裏ストレートで後方から迫ってきたため先に行かせたはずのGT500マシンがアウトラップだった事から130R手前で急減速。さらにその後のシケインでも予想を上回る程の早いブレーキング。このマシンがアウトラップだとは知らない加藤選手はこのマシンのすぐ背後に着けていたため、行き場を無くしパニックブレーキ。するとこの混乱からの隙をTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)につかれてしまった紫電は残り1周あまりというところで2番手にポジションダウン。更にこの攻防で加速の鈍ったところをARTA Garaiyaにもつかれファイナルラップの1コーナーで3番手に。さすがにこのファイナルラプだけではそのポジションを取り戻すことは叶わず、手がとどきかけていた優勝はその手からこぼれ落ち、最後は3番手でのチェッカーフラッグを受けることとなった。

最後の最後は無念を残す形でのチェッカーとはなったものの、それでも終わってみれば3戦連続での表彰台を獲得しポイントも14ptを追加、ランキングでもトップから4pt差の2位に浮上したCars Tokai Dream28&紫電。タイトル獲得に向けては未だ困難も多く残されているものの、確実にタイトル争いのトップには近づいてきており、同チームの今後の動向からは目を離せない。

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【吉本大樹コメント】
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とにかく車が重たくて、非常に厳しい状態ではありましたが、決勝は渡辺エンジニアの戦略が完璧にはまった事と、セーフティーカーに助けられ最後のピットを終えた時点でトップになった時は鳥肌が立ちました。

内容としては、加藤さんが重いマシンながらも好ペースでトップとの差を保ってくれていたのに対して、僕のスティントでは思った以上に序盤のペースを上げらませんでした。序盤のオーバーステアをうまくコントロールできなくて辛かったんですが、終盤は逆に悪くないペースで、ペースが落ちてきた46号車を接触しながらもパスでき、一度前に出られてしまった74号車の背後にぴたりとつけた状態でピットインできました。僕のスティントでは無線が不調でドライブ中は状況が把握できていなかったのでマシンを降りたあともしばらくは細かい状況を把握するのに少し時間がかかりました。最後は本当にハラハラしながらモニターを見つめていました。

環境としては絶対的に劣る状況ながらトップを維持し続けてくれた加藤さんに不運が訪れ、ラスト一周でトップを奪われてしまったことは非常に残念ですが、表彰台に上がれる程のパフォーマンスは無いと思っていたので十分ハッピーです。トップに居たことは確かなので、もちろんとても残念ですが・・・。

でも今回のレースはチーム戦略のおかげ!!

チームの皆、そして応援してくれた皆さん、ありがとうございました!
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SGT:第6戦鈴鹿 石浦宏明/大嶋和也組レクサスSC430がポール・トゥ・ウィンで初優勝! (TOYOTA)

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ポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾ったKRAFT SC430 35号車

 SUPER GT第6戦「第38回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」が8月22日(土)、 23日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 夏の鈴鹿大会は、例年1000kmレースとして行われてきたが、今季は700kmへと短縮。それでもシリーズ最長となる長丁場のレース。ピットインが最低3回義務づけられており、ピットタイミングやタイヤ選択と行った戦略もいつも以上に重要となる。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 22日(土)午前10時40分からの公式練習を経て、午後2時40分より予選が行われた。今大会は、これまでのスーパーラップ方式ではなく、今季初めて、ノックダウン方式での予選となった。また、最終セッション3まで進出した場合は、出場するドライバー全員が予選アタックを担当しなくてはならず、1人のドライバーが予選アタックを担当するスーパーラップ方式とは異なる作戦が要求される予選となった。

 セッション1は、出場ドライバー全員が予選通過基準タイムを通過するための、GT500、GT300の30分に渡る混走時間帯を終え、それぞれ10分ずつの占有時間帯で、激しいアタックが繰り広げられた。ここでDUNLOP SARD SC430 39号車が脱落。13番手グリッドが確定。

 セッション2では、残りのレクサス SC430勢は全車通過。セッション3では、初めて大嶋和也がアタックドライバーを担当したKRAFT SC430 35号車が、見事ポールポジションを獲得。2007年GT300クラスチャンピオンコンビである、TDPドライバー石浦宏明と大嶋和也にとって、GT500クラスで初めてのポールポジション獲得となった。

 ENEOS SC430 6号車とZENT CERUMO SC430 38号車が3、4番手。PETRONAS TOM'S SC430 36号車は7番手となった。

 GT300クラスでは、KUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が4番手、ウェッズスポーツIS350 19号車が5番手。COROLLA Axio apr GT 74号車もセッション3に進出し、8番手につけた。avex apr COROLLA Axio 31号車は16番手となった。

◆決勝◆

 23日(日)は曇り空。レーススタート前、車両がグリッドに並ぶ頃、ぱらぱらと小雨が落ちてきたが、まもなく止み、例年よりも遅い午後3時に5.807kmのサーキットを121周、700kmという長丁場のレースがスタートした。

 上位勢はグリッドの順位のまま順当なスタート。ポールポジションの35号車は序盤からハイペースで逃げ、後続との差を拡げていった。

 2番手争いは、3位の6号車とそれに続く38号車が前走車を激しくプッシュするも、逆転には至らず。 38号車は26周目に後続と接触を喫し、5位に後退してしまった。

 28周目に首位を行く35号車がピットインし、ドライバー交代、タイヤ交換と給油を行った。翌周には38号車と 36号車、その翌周には6号車と、続々と各車ピットイン。全車が1度目のピットを終えた時点で、35号車は2位以下に大差を付けての首位に復帰した。

 その後方では、38号車、6号車共に激しい順位争いを展開し、38号車は53周目に4位に浮上。6号車も54周目に2位に上がり、レクサスSC430の1ー2体制となった。

 58周目に35号車が2度目のピットインを行うと、作業時に若干のタイムロス。これを追う6号車は、64周目にピットインし、素早い作業でピットアウトしたが、35号車のやや後ろでのコース復帰となった。

 レースも半分を超え、レクサスSC430が盤石の1ー2体制かと思われたが、64周目に2位を走行していた6号車が突然のスローダウン。電装系トラブルでコース脇に車両を停め、無念のリタイアとなってしまった。

 85周目に、左リアタイヤのパンクに見舞われながら走行していたARTA NSX 8号車から出火。消火作業とその後の処理のために、セーフティカーが導入されることとなった。

 全車を一旦スターティンググリッドに停めて整列させ、順位を整理したあとセーフティカーランが再開。このタイミングで、まず35号車と36号車がピットインし、最後のドライバー交代とタイヤ交換、給油作業を行った。翌周には38号車、39号車もピットイン。

 35号車が首位、36号車が2位、38号車が4位で91周目に再スタート。35号車が素晴らしいペースで首位を逃げる後方で、2位の36号車はHASEMI TOMICA EBBRO GT-R 8号車の猛追を受け、94周目のシケイン進入で惜しくも3位に後退。

 ライト点灯が指示され、闇が覆ってきたサーキットで、追い上げる38号車と逃げる36号車による、テール・トゥ・ノーズでの激しい3位争いが展開されたが、36号車は、104周目に130RでGT300車両と接触し、コースオフ。38号車が3位に浮上。36号車は4位でコースに戻ったが、この接触でドライブスルーペナルティを科され、8位へと無念の後退。

 首位を行く35号車は、ナイトランでもペースを落とさず、最後は2位に10秒もの差を付けてトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで嬉しいGT500初優勝を飾った。3位には38号車が入り、表彰台獲得となった。39号車が7位、36号車は8位でチェッカーを受けた。

 GT300クラスでは、3度のピットイン義務を果たすべく、序盤にストップのみのピットを行った 74号車が、長いレースで見事な走りを見せ、4位でフィニッシュ。19号車が6位、52号車が9位でポイントを獲得した。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
しばらく苦戦の状況が続いていたが、今回はパフォーマンス復活が成り完勝を遂げることが出来た。ましてや、TDP若手コンビのGT500初優勝と言うことで大変嬉しい結果になった。レクサスSCの性能向上とともに、若手の成長でも成果を示すことが出来たのは、皆様の応援のおかげだと感謝している。残り3戦も全力を尽くしタイトルに挑戦していく。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 NISSAN GT-R、2位で表彰台へ (NISMO)

 SUPER GT第6戦、「INTERNATIONAL Pokka SUMMER SPECIAL」(鈴鹿700kmレース)が鈴鹿サーキットで行われ、予選2位から決勝レースをスタートした「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)が2位表彰台を獲得した。また、予選12位からスタートした「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ミハエル・クルム)が6位に入賞し、選手権ポイント首位を守った。

 今シーズン、気温の高いコンディションのレースで好調な「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3)は、前回のSUGOで一時トップを走りながら雨のために後退して表彰台を逃していたため、今回は何としても好成績を取っておきたいところ。決勝レースをスタートしたクインタレッリは、2位を守ったまま序盤を周回し、背後をつこうとするライバルを退け続ける。31周目に安田にドライバー交代したのち、一時#8 NSXに先行を許すが、接近戦ののち再び2位に戻した。#8 NSXとはその後も攻防を続け、3位を走行中の85周目に再び抜き返した。

 その後、#8 NSXは、火災を起こしてストップ。レースは数周にわたってセイフティカー(SC)が導入された。この間、各車はピットインして燃料を補給。18時30分頃ライト点灯の指示ボードが提示されて、それ以後はナイトレースとなった。

 レース再開後、#3 GT-Rの安田は、約15秒の差をつけてレースをリードする#35 SC430を追って最後までアクセルを踏み続け、最終的には差を10秒6にまで縮めてフィニッシュした。

 前戦SUGOで今季2勝目を挙げた「MOTUL AUTECH GT-R」(#1)は、予選12位からの決勝スタートで、なかなか順位をあげられずに序盤は我慢の時間を過ごした。スタートドライバーの本山から、今回出場できなかったレギュラーのブノワ・トレルイエの代役を務めたクルムに交代したのちも、9位、10位でレース中盤の周回を重ねる。

 85周目のアクシデント後のSC周回にピットインし、本山からクルムに再びドライバーチェンジ。タイミングをうまく捉えたクルムは、7位でナイトレースの時間帯を迎えた。その後、上位車両がペナルティを受けて後退したため、6位となって121周目のチェッカーフラッグを受けた。選手権ポイント首位の#1 GT-Rは、追加点を得てポイントリーダーのまま、シリーズ終盤に臨むこととなった。

 予選11位スタートの「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、松田がレースをスタートしたが、早い時間帯にタイヤにダメージを負い、それをいたわりながらの走行となった。SC周回時のピットインの後、タイミングよく6位でレースに復帰。その後5位に順位を上げてレースをフィニッシュした。

 予選10位の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、好スタートを決めて一周目のコントロールラインを8位で通過。その後も力強い走りを見せた。2回目のピットイン後、65周目には、オリベイラが5位にポジションアップ。SC周回の直前には4位となった。さらに上位への進出が期待されたが、トラブルが発生。ピットガレージで修復作業を行なったため、表彰台争いからは脱落することに。最終的には11位完走となった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

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SGT:第6戦鈴鹿 ROCKSTAR 童夢 NSX(道上龍/小暮卓史組)が4位 (HONDA)

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  • 2009年8月23日(日)決勝
  • 会場:鈴鹿サーキット(5.807km)
  • 天候:予選/曇り、決勝/曇りのち晴れ
  • 気温:29.5℃(15:00現在)
  • 路面温度:31℃(15:00現在)
  • 湿度:42%
  • 決勝レース:121周(702.647km)
  • 観客:3万4000人(主催者発表)

 8月23日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第6戦「第38回インターナショナル Pokka GT サマースペシャル」の決勝レースが開催された。

 1966年に始まった真夏のスポーツカーレースの祭典である本大会は、今シーズンより走行距離が1000kmから700kmとなった。それでも、SUPER GTシリーズにおいて最も長く、過酷なレースであり、シリーズタイトル争いを占う上で重要なラウンドとなっている。

 また、今大会は第3ドライバーの登録が可能なため、今大会をもって現役引退を発表した金石勝智選手が#17 REAL NSXより参戦している。

 8月22日(土)に開催された公式予選では、曇り空ながら気温31.6℃、湿度60%と厳しい暑さの中でノックダウン方式の戦いが繰り広げられ、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が5番手、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が6番手、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)が8番手、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が9番手、#17 金石年弘/塚越広大/金石勝智組(KEIHIN NSX)が14番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 23日(日)の決勝レースは、曇り空のもと午後3時に34台(GT500クラス14台)のマシンがローリングスタートを切った。

 レースは順位の大きな変動も無く始まったが、1周目からポツポツと雨が見受けられるなど、今後のコンディション変化に対して気の抜けない展開が予想された。

 5周を終えて、5位に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手、6位に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手、9位に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、10位に#100 RAYBRIG NSXの井出選手、14位に#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手が続いている。

 この時点で、雨は気になるレベルではなく、路面状況に変化は全くない。10周目のS字コーナーで、L.デュバル選手がGT300クラスのマシンと接触してオーバーランを喫してしまう。すぐにコースに復帰するが、コースアウト時の影響によるオーバーヒートのエンジントラブルのため12周終了時にピットに戻り、無念のリタイアとなった。

 その他のNSX-GT勢は、最初のスティントを安定して走ることに徹し、21周終了時に#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手がGT500クラスの先陣を切って1回目のピットインを敢行。リアタイヤの交換と燃料補給に31秒の作業時間を要して塚越選手がコースに復帰した。

 23周終了時に#100 RAYBRIG NSX、25周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが1回目のピットインを敢行する。27周目、R.ファーマン選手が逆バンクからダンロップコーナーで前車のイン側を果敢に攻めて4位に浮上し、#8 ARTA NSXは33周終了時に1回目のピットインを敢行した。

 心配された天候はレースが進むにつれて回復し、青空が見えるほどになった。1回目のピットインで前後4本のタイヤを交換した#8 ARTA NSXは、暫定2位にまで浮上するものの、第2スティントを担当した伊沢選手が、41周目のシケインでオーバーランを喫する。この結果、ポジションを2つ落とし、さらに53周目に5位へ後退してR.ファーマン選手にバトンタッチした。

 54周終了時に、伊沢選手と塚越選手が2回目となるピットイン時のピットロードで接触したが、大きなダメージは無くコースに復帰した。

 56周終了時、9位を走行していた#100 RAYBRIG NSXが2回目のピットインを敢行。58周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXもドライバー交代を行った。

 64周目、R.ファーマン選手が第3スティントを担当する#8 ARTA NSXは、再び順位をばん回して2位に浮上。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが6位、#17 KEIHIN NSXが7位、#100 RAYBRIG NSXが9位を走行する。

 80周終了時点で、トップのマシンと2位を走行する#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手とのタイム差は10秒013に縮まった。しかし、85周目の1コーナーで#8 ARTA NSXの左リアタイヤがスローパンクチャーを起こしたためにコースアウトを喫し、スローダウン走行をしてピットに向かった。しかし、130Rで左リア部分が炎上したためにコース脇に止めてリタイアとなった。

 #8 ARTA NSXのアクシデントによりセーフティカーが導入された。このタイミングで多くのマシンが3回目のピットインを敢行し、再スタートが行われた91周の終了時点で、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が5位、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が9位、#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手が10位を走行する。

 レース終盤となった95周目、日が暮れてきたためにライトオンの指示が下され、全車がヘッドライトを点灯しての走行となった。5位を走行する#18 ROCKSTAR 童夢 NSXは、最後のスティントを担当した小暮選手が前車と激しいテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げた結果、相手のペナルティによって109周目に4位へ浮上した。

 10位の#17 KEIHIN NSXは、118周終了時に4回目のピットインを敢行し、塚越選手からラストランとなる金石勝智選手にゴールまでの走行を託した。

 121周、4時間16分の長きにわたり繰り広げられた第6戦Pokka GTラウンドは、午後7時21分にチェッカーフラッグが振られ、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが4位、#100 RAYBRIG NSXが9位、#17 KEIHIN NSXが10位で入賞を果たした。優勝は、#35 KRAFT SC430だった。

 この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて計40ポイントの#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が5位。チーム部門は、TEAM YOSHIKI&童夢PROJECTが計56ポイントでランキング3位につけている。

コメント
白井裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「表彰台の頂点を目指してPokka GTに挑みましたが、非常に厳しい結果になりました。走行時間が少ない中でも、各チームはレースセッティングを見つけ出し、クルマの仕上がりは順調でした。特に8号車は十分勝てるチャンスがありましたが、ファーマン選手からスローパンクチャーの無線が入り、次の周回でピットに入る時にアクシデントが起きてしまいました。これもレースだと、難しさを改めて感じました。そのような状況でも18号車は粘り強く走りきって4位で完走してくれ、貴重なポイントを獲得してくれたと思います。次戦の富士では、ウエイトも軽くなり、十分勝てるポテンシャルがあると思っていますので、皆様のご声援をお願いします。最後になりましたが、今回のレースで選手としての現役を引退する金石勝智選手には、長い間お疲れ様でしたと、これからも後進の指導を含め、引き続きがんばってくださいと伝えたいと思います」
道上龍選手(4位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「今回はウエイトハンディが64kgもあり、総合力が試される鈴鹿サーキットでは苦戦を予想していました。でも、予選はノックダウン方式が有利に働いて6番手を確保できました。決勝では、やはり不利な部分を感じることが多かったですが、自分たちができることを発揮して完走をすることができ、さらに4位という好結果で貴重なポイントを獲得することができて本当によかったと思います。残り3戦も粘り強くがんばります。たくさんの応援ありがとうございました」
小暮卓史選手(4位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「今回のレースで、タイヤを4本交換することは、トータル的にタイヤの消耗バランスを考えて選択しました。それでも、1回目のスティントでは消耗が激しくてコントロールが難しかったです。その状況で、17号車(KEIHIN NSX)と38号車(ZENT CERMO SC430)と一緒にペースを上げながら上位に追いつくことができました。最後のスティントは、セーフティカーが出ているときに交代して、コース上は混乱していましたが落ち着いて走ることを心掛けました。終盤は(4位の)36号車を追い抜くチャンスがあると攻めて走っていましたが、突然(ペナルティで)いなくなったのでラッキーでしたね。僕たちのマシンは着実によくなっていますし、終盤戦も全力を尽くしていい結果を残したいと思います」
金石勝智選手(#17 KEIHIN NSX)
 「今日はラストランとして最後にチェッカーフラッグを受けるチャンスをいただき、チームスタッフのみんなに感謝したいです。2周を走ったのですが、私にとって鈴鹿はホームコースのようなもので、走り始めたころの思い出が次々によみがえり、とても感慨深い気持ちになりました。今まで皆様に応援していただきありがとうございました。これからは、チームオーナーとしてHondaファンを増やすべく努力をしていきたいと思います。また、フォーミュラ・ニッポンやF3を目指す若いドライバーを支援して、将来のレース界を担う人材を育成していきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします」
Text & Photo: HONDA

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #35KRAFT SC430
大嶋 和也
gt_r06_r_pc_ohshima 今週はずっと調子が良く、予選でもポールポジションが獲れて完璧な状態でした。
決勝は最後まで集中を切らさないよう心がけて走りましたが、最後までノーミスでいけたので良かったです。
セーフティーカーが入ることで、それまで11秒近くあった差がなくなるのは勿体無かったですが、クルマの調子が良かったので、迫られても逃げていく自信はありました。
石浦 宏明
gt_r06_r_pc_ishiura 予選のタイヤチョイスを決勝の最初のスティントがぎりぎり持つかどうかぐらいのものにしていたので、 それをどうやって持たせるかが課題でした。
一時は3、4秒の差をつけられましたが、最後のほうで追いつかれてしまい苦しかったです。でも、 あそこで抜かれなかったことが勝てた要因なのかなと思います。
セーフティーカーが入ったときは、チームがいい判断をしてくれて、逆にリードを広げることが出来ました。
最後の大嶋のドライブは安心してみていられました。開幕してからずっと、中々GT300のときみたいにレースできなくて苦しみましたが、菅生のテストをやったあたりから、GT300で勝ってた頃に似てる雰囲気になってきました。
本当にシートが最後の最後まで決まらなくて、やっとチャンスを貰いましたけど、それを生かすことが出来て嬉しいし、 チャンスをいただいたチームには感謝しています。
GT300クラス #46エスロードMOLA Z
柳田 真孝
gt_r06_r_pc_yanagida 本当に信じられないです。予選14位だったのに、最後の最後にトップに立てたことが信じられないというのが率直な気持ちです。
トップに立ったときは、GT500のクルマが2号車を130Rで抜いたので、ああいう場合どうしても抜かれる側がロスをしてしまうので、 うまくGT500の後ろからそういう状況に持っていってシケインでアウトからパスできました。
終盤はGT500が絡まないと順位変動ないだろうなという状況でしたが、うまくそういう状況にハマって抜くことが出来ました。
この鈴鹿がラストチャンスだと思っていて、ここで勝てなければもう選手権はないと考えていましたが、 最後まで諦めずに走りぬくことが出来ました。
ラスト3戦は全開で最後まで走りぬきます。
星野 一樹
gt_r06_r_pc_hoshino スタート前から、ストップ・アンド・ゴーをやって実質2スティントか3スティントにしてやろうと考えてましたが、 どっちでいくか決まらないままスタートしました。
決勝は去年の状況に良く似ていて、マーが力強い走りをしてくれたので、3スティントに作戦変更しました。
ああいうアクシデントがあったので、嬉しいなんて言えませんけど、僕らにとっては展開に恵まれました。
マーがやってくれると信じてました。予選が良くなかったですけど、最後まで諦めなければいいことがあると信じていました。
前日に親父と飯を食べに行ったときに、「去年みたいに両方揃って勝ちたいね」と話していたんですが、 僕だけ勝って申し訳ないです(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 KRAFT SCの若手コンビが見事ポール・トゥ・ウィンを達成! GT300はモーラZが終盤に大逆転勝利!

gt_r06_r_pc_light 2009オートバックス スーパーGT第6戦、「PokkaGTサマースペシャル」の決勝が8月23日、鈴鹿サーキットで行われ、 #35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がGT500初勝利を見事ポール・トゥ・フィニッシュで飾った。
GT300クラスのトップ争いはレース終盤までもつれにもつれ、ラスト2周でトップに立った#46エスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)が優勝。星野一樹は昨年の鈴鹿1000kmに続き、2年連続で夏の鈴鹿を制することとなった。

86周目から行われたセーフティーカーランは90周目まで続いた。
この間にGT500、GT300とも最後のピットストップを行うチームが相次いだ。
そんな中、88周終わりで最後のピットストップを行った#36ペトロナスSCから出火、火はメカニックにも燃え移る事態となったが、 36号車はなんとかレースに復帰、レースが再開してみれば総合2位に浮上していた。

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トップは依然としてKRAFT SC。
石浦、大嶋コンビはピットストップ以外では一度もトップを明け渡すことなく121周を走り切るという、 これ以上ない形でGT500初勝利をものにした。

混乱の中、2位に浮上した36号車だったが、その後はペースが上がらず、 95週目のシケインで#3ハセミGT-Rを駆る安田裕信にインに飛び込まれて2位の座を明け渡した上、 103周目の130RではGT300クラスの#81ダイシンフェラーリと接触してしまい、 このことでドライビングスルーペナルティを課せられてしまう。
この結果、#36ペトロナスSCはこのレースを8位で終えることになってしまった。

gt_r06_kaneishi この接触事故の間に3位に浮上したのは、第2戦鈴鹿を制した#38ZENTセルモSC。
このレースで引退を表明している金石勝智の乗る#17ケーヒンNSXは結局10位に終わり、金石勝智がラスト2周を担当、 最後のチェッカーを受けた。

GT300クラスもまたSCランの間に最後のピットストップを行うチームが相次ぎ、 レースが再開したときには#2アップルK-one紫電がトップに躍り出ていた。
しかし2位につけた#46モーラZ、3位の#43ガライヤとの差は僅か2秒足らず。

gt_r06_r_46 終盤46号車のステアリングを握った柳田は徐々に#2紫電の加藤寛規を追い詰めていき、 111周目のシケインで遂にアウトから加藤に並びかけると、そのままトップを奪い去ってチェッカーを受けた。
抜かれた加藤はその直後のホームストレートで#43ガライヤを駆る高木真一にも先行され、3位でこのレースを終えた。

レース中盤までトップを争っていた#11ジムゲイナーF430は結局5位。 #81ダイシンフェラーリは36号車との接触などもあって8位でレースを終えている。

gt_r06_podium_300_winner gt_r06_podium_300 gt_r06_podium_500_winner gt_r06_podium_500

次戦は富士スピードウェイ。
9月13日決勝だ。

gt_r06_firework1 gt_r06_firework2 gt_r06_firework3 gt_r06_firework4

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) Final Race Weather:Cloudy-Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281214:16'02.744
250023HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI5212110.681
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS5812118.450
4500418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS6412120.928
5500512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS5212136.905
650061MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS8612137.189
7500739DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL3412149.525
85008*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS781211'00.967
95009100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS381211'44.360
105001017KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS621201Lap
115001124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741192Laps
123001*46エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH661129Laps
13300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI881129Laps
1430032アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH921129Laps
15300474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI281129Laps
16300511JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH601129Laps
17300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH1001129Laps
1830077M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH961129Laps
19300881ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH561129Laps
20300952KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH1411110Laps
213001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH11110Laps
223001155J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH11011Laps
233001287giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH11011Laps
2430013666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH10714Laps
25300144BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH10417Laps
2630015*10JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH410318Laps
273001626UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH2810021Laps
283001766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH129427Laps
293001831avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH249328Laps
30500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS668437Laps
---- 以上規定周回(GT500:84Laps / GT300:78Laps)完走 ----
-500-6ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS406457Laps
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH6061Laps
-300-5マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22794Laps
-500-32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1812109Laps
  • CarNo.808は、2009 SpR第30条1.(接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.26は、2009 SpR第33条4.(燃料補給)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.10は、2009 SGT-SpR 付則-3 SC運用規定2. 違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.46は、SGTチーム監督ミーティング 資料20項 違反により、罰金5万円を課した。
  • CarNo.36は、2009 SGT-SpR 第30条1. (接触行為) 違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 500km消化目前にARTAの炎上でSC導入!! 依然トップはKRAFT SC

スーパーGT第6戦決勝はスタートから500kmとなる87周を消化した。
トップは依然として#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)だが、 85周目に左リヤタイヤのスローパンクチャーによりスロー走行していた#8ARTA NSX(ラルフ・ ファーマン/伊沢拓也組)が130Rに差し掛かったところでリヤから出火、そのままコース脇にストップしてしまったため、 この消化と車両排除のためにセーフティーカーが86周目に導入され、そのままSCランが続いている。
GT300クラスはこの時点で#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)が再びトップに立っている。

中盤に差し掛かったGT第6戦。
快調にトップをひた走る35号車は58周目に2度目のピットストップを行い、再び石浦がステアリングを握った。

gt_r06_r_6 この間にトップに立ったのは、56周目の1コーナーで#3ハセミGT-Rを捉えて2位に浮上していた#6エネオスSC430。 しかしこの6号車は63周終わりで2度目のピットストップを行い、再びビヨン・ビルドハイムにスイッチしたところで突如スローダウン、64周目の立体交差下でストップしてしまい、そのままレースを終えることとなった。

全車が2度目のピットストップを終えた時点で35号車は再びトップに。
#3ハセミGT-Rがピットアウトの際に#1モチュールGT-Rに引っかかって遅れるなどした結果、#8ARTA NSXが2位に浮上した。

ところがこの8号車は左リヤタイヤにスローパンクチャーを発生させてしまい、ファーマンは我慢の走りを強いられてしまう。
その結果、85周目に入ったところで1コーナーをオーバーランしてしまい、その後もスロー走行でピットに向かう。

gt_r06_r_sc ところが不運はそれだけでは終わらなかった。
8号車は130Rに差し掛かったところでリヤから出火、火はどんどん燃え広がって後ろ半分が丸焼けの状態となってしまった。
これにより、消火活動と車両排除のために86周目にセーフティーカーが導入されることとなった。

GT300クラスは中盤に入っても変則的なピット作業を行うチームが相次いだ。
まずは#43ARTAガライヤが45周終わりで2度目のピットイン。これを給油のみの10秒ストップとした。
次に69周終わりで#81ダイシンフェラーリも給油のみのピットストップを行い、クラス2位のままピットアウト。

これにより、74周終わりで通常のピット作業を行った#11ジムゲイナーに代わり、81号車がトップに立っている。

なお、808号車は61周目の立体交差下でトラブルによりストップ、レースを終えている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Mami OKUDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝500km経過

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS28872:58'35.365
250023HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI528723.142
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS588730.571
4500424HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH748735.387
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS648737.847
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS388739.759
7500736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS788745.685
850081MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS86873'13.549
9500912IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS52873'14.616
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL34873'15.555
115001117KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS62861Lap
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS66843Laps
13300181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH56807Laps
14300211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH60807Laps
15300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH100807Laps
1630047M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH96807Laps
17300552KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH14807Laps
1830062アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH92807Laps
19300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI88807Laps
20300846エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH66807Laps
21300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI28807Laps
223001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH798Laps
233001187giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH798Laps
243001255J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH798Laps
253001331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH24798Laps
2630014666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH7710Laps
27300154BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH7512Laps
283001610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH47215Laps
2930017*26UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH287116Laps
30500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS406423Laps
313001866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH126324Laps
3230019*808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH6027Laps
33300205マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22760Laps
345001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181275Laps
  • CarNo.808は、2009 SpR第30条1.(接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.26は、2009 SpR第33条4.(燃料補給)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 スタートから3分の1を消化。トップはKRAFT SC! GT300はジムゲイナーF430がトップ

2009オートバックススーパーGT第6戦、「PokkaGTサマースペシャル」 はスタートから3分の1の周回数となる44周を消化した。
現在のトップはポールシッターの#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)、2番手には#3HASEMI TOMICA EBBRO GT-R(ロニー・クインタレッリ/安田裕信組)、3番手には#6エネオスSC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム)がつけている。
GT300クラスは現在#11ジムゲイナーF430(田中哲也/平中克幸組)がトップを快走している。

gt_r06_start_500 gt_r06_start_300

決勝レースは午後3時にスタート。
スタート進行の途中から時折雨がぱらついてきたものの、全車スリックタイヤで走行を開始した。
幸い雨は強まることはなく、ここまではドライコンディションのままレースが進行している。

GT500クラスはポールシッターの#35KRAFT SCが序盤からトップを快走。
一時2番手の#3ハセミGT-Rに0.4秒差まで詰め寄られるが、 何とか凌ぎきってトップのまま28周終わりで1回目のピットストップを追え、石浦から大嶋にチェンジして走行、 全車がピットストップを終えた35周目に再びトップに返り咲いて2位に11秒差をつけて走行している。

2番手は、 序盤から#3ハセミGT-Rを駆るクインタレッリと#6エネオスSCを駆るビルドハイムとの間でドッグファイトが展開されたものの、 周回遅れが絡むにつれて両者の差は徐々に開き始めた。
そして30周前後から始まった各車のルーティンストップの間隙を縫って一時#8ARTA NSXが33周目にピットストップを終えた直後に一時3号車の前に躍り出るが、8号車は41周目のシケインで痛恨のオーバーラン、 ここで一気に3号車と6号車の先行を許し、4位に交代している。ドライバーはスタートがラルフ・ファーマン、 2スティント目を伊沢拓也が担当していた。

また、今回で引退を表明している金石勝智をドライバーに迎えた#17ケーヒンNSXは、クラス最後尾からのスタートながら、 最初のピットストップをリヤ2本交換で済ませ、アウトラップから2番手の塚越広大がハイペースで飛ばしたことが功を奏し、 現在6番手まで浮上している。

なお、#32エプソンNSXは10周目に#808初音ミクBMW Z4との接触によりS字コーナーでコースアウト、 これがもとでエンジントラブルに見舞われて12周でリタイヤしている。
なお、接触した808号車に対してはドライビングスルーペナルティが課せられている。

gt_r06_r_26 GT300クラスは序盤から荒れに荒れた。
オープニングラップこそ#81ダイシンフェラーリがホールショットを奪ったものの、 ストレートスピードに勝る#26タイサンポルシェがスタートで2位に浮上、 3周目の1コーナーでは早くもダイシンを捕らえてクラストップに躍り出る。
しかし26号車は5周目に右リヤタイヤのバーストにより突如スローダウン。
場所がダンロップコーナーだったためピットに辿り着くまでに大きく遅れ、一気にトップから4周遅れとなってしまった。 その後も26号車は立て続けにリヤタイヤのバーストに見舞われており、上位進出はほぼ絶望的だ。

これでトップに返り咲いたダイシンフェラーリだったが、今度は#5マッハ号の追撃を受け、 23周目の130Rでアウトから抜かれてしまう。
しかしその5号車も、27周終わりで行ったピットストップの際にエンジンが再始動せず、いまだにガレージで修復作業を行っている。

変わってトップに立ったのは、予選2番手からスタートの#11ジムゲイナーF430だ。
マッハ号に続いてダイシンをスタートドライバーの平中克幸が攻略し、34周終わりで最初のピットストップを消化、 現在田中哲也がドライブしている。

なお今回3回のピットストップが義務付けられていることに対し、GT300クラスではエンジン停止のみのストップ・アンド・ ゴーや給油のみのスプラッシュ・アンド・ゴーで作業時間の大幅短縮を目論んだチームがいくつかみられている。
#2紫電は3周終わりで8秒間の給油のみを敢行、 #74カローラアクシオは9周目にエンジン停止のみで一切の作業を行わずにコースに戻っている。
また、#19ウェッズスポーツIS350は28周目のピットストップをリヤタイヤ2本交換のみで済ませている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Mami OKUDA

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