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2007年6月

Formula Nippon

FN:第4戦岡山決勝 上位3人のコメント

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左から2位のトレルイエ、初優勝のクインタレッリ、3位の松田

ロニー・クインタレッリ(優勝)
本当にうれしい。勝ったなんてまだ信じられない。
去年から何回か勝つチャンスがあったけど、僕がミスしたり、天気の影響だったりで勝てなかった。今回は昨日から完璧だったね。
クルマのバランスも最高だったし、チームのピットワークもすばらしかった。
チームの関係者、ファンにも、ありがとうと言いたいね。
1周目にトップに立って、小暮との差が開いていったから、クルマのバランスがいいなと感じた。序盤はブノワにプッシュされたけど、 燃料が軽くなるにつれてこっちもラクになってきた。僕のチームのクルマは燃料が重いときはバランスが今ひとつだけど、 ピットストップが近づくにつれて良くなる。
ピットストップの後は、スタートほど燃料を積んでないし、タイヤが新しいので更に良くなる。だから今日はラクにレースできた。
2004年にインギングでF3チャンピオンになって、去年から新しいチャレンジを始めて、今日勝てて、本当にうれしい。
ビッグチームにいて勝つのも気分いいだろうけど、僕らのように家族みたいなチームで勝つのはもっとうれしいよ。
(全て本人が日本語でコメントした)

ブノワ・トレルイエ(2位)
少し疲れました。全体的には退屈なレースでしたね。
セーフティーカーが出たことで、次々にピットインするドライバーが出て、 目の前で小暮もピットインしたので彼は2ストップだろうなと思いました。
それからクインタレッリにプレッシャーをかけ続けたんですが、彼は付け入る隙がまったくなかったので、 ポジションをキープすることにしました。
ここでのオーバーテイクはリスキーなので、ピットストップのときに前に出るチャンスがあるかと思ったんですが、 前に出られなくてがっかりしました。

松田 次生(3位)
昨日の予選が5位に終わったので、今日は表彰台にあがることと、できれば優勝も目標に掲げていました。
最初はトップ2台の後ろにつけて隙をうかがってたんですが、次第にブレーキがフェードするようになって、 ペースを落とすしかありませんでした。
前を抜けそうな状況にもっていくと、決まってブレーキがフェード気味になるので、フラストレーションがたまりました。
フェードの原因はわかっているので、リスクを負ってでも狙っていった結果だからしょうがないと思ってはいます。

由良 拓也(優勝チーム監督)
フォーミュラニッポンでの優勝は初めてなので、表彰台に上がれて気持ちいいなと思いました。いい経験をさせてもらえて感謝しています。
このチームは本拠地が山口県にあるというのが特徴です。日本のレース界の中心は御殿場なので、そこから離れれば離れるほど、 情報も入ってこなくなって大変なんですよ。京都にもチームはありますが、彼らも苦労していますからね。
新しいチーム形態で苦労も多いですが、今日のロニーは完璧でしたね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第4戦岡山決勝 クインタレッリが念願の初勝利を達成。インギング参戦2年目の快挙!

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝が6月10日、岡山国際サーキットで行われ、ロニー・ クインタレッリ(BOSSインギング)が念願の初勝利を参戦2年目のチームとともに祝う結果となった。
(観客動員数19,700人)

午後2時30分、フォーメーションラップが開始され、68周の戦いの幕が切って落とされた。
ポールシッターの小暮卓史はスタートで出遅れ、2番手スタートのクインタレッリがトップで1コーナーへ。
小暮はブノワ・トレルイエ、松田次生のインパル勢2台をけん制しながら2番手に踏みとどまってオープニングラップを走り抜ける。

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ところがこの周のヘアピンで、アンドレ・ロッテラー、本山哲、荒聖治、井出有治らが絡む多重クラッシュが発生。 ロッテラーと井出がコース上でストップしてしまったため、これを排除するためにセーフティーカーが導入される。
ロッテラーに追突してフロントウィングを破損した本山はすぐにピットイン。荒もそれに続いてピットに戻り、本山の前でコースに復帰する。

このセーフティーカーランに乗じてピットストップを済ませたのが2番手の小暮だ。チームメイトのロイック・デュバルや、立川祐路、 ミハエル・クルム、吉本大樹らもここで給油とタイヤ交換を済ませてタイムロスを最小限に食い止めようと目論んだ。

しかし予定通りのスケジュールでピットストップを行ったクインタレッリ、トレルイエ、松田らに対し、 小暮のラップペースはなかなか上がらず、当初10秒足らずだったトップとの差は1周1秒近いペースで開いていき、 40秒以上にまで達してしまった。

44周終わりで2位のトレルイエがピットイン、難なく小暮の前でコースに戻った。
トップのクインタレッリと松田は45周終わりで同時にピットへ。
クインタレッリはトレルイエの前、松田はトレルイエの後ろでコースに復帰した。

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再三にわたって僚友トレルイエの背後を脅かし、2位浮上のチャンスを狙っていた松田だったが、 実はレース序盤からブレーキのフェードに悩まされており、これに対処するために時折ペースを落とさざるを得ない状況に追い込まれていた。
結局松田は着実に結果を残すことを選び、3位でレースを終えた。

2位のトレルイエも、クインタレッリの背後からトップ浮上のチャンスをうかがっていた。
しかし、この日のクインタレッリはまったくミスを犯さない完璧な走りでトレルイエに付け入る隙をまったく与えず、 68周を危なげなく走りきって自身初のフォーミュラニッポン優勝を成し遂げた。

この勝利は同時に、参戦2年目を迎えたばかりのチームインギングにとっても待ちに待った初勝利であり、 今年から監督に就任した由良拓也氏にとっては1992年鈴鹿での全日本F3000最終戦以来、 実に15年ぶりの国内トップフォーミュラ優勝でもあった。

フォーミュラニッポン第5戦はその鈴鹿で、7月8日に開催される。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦岡山決勝結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/06/10) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PNoDriverTeamEngineLapTime
133ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J681:36'19.523
21ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J680.918
32松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J682.752
44ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J6816.164
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E6841.469
611立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J6844.123
737荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J6845.316
820ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J6847.628
97片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J6848.058
1019本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J6851.416
1140ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E6853.174
1234横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J6854.134
1341ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E681'13.418
145平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E681'14.155
153柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J681'23.034
168高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J671Lap 
176吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E671Lap 
1812佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J671Lap 
1931ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E662Laps
-------- 以上規定周回(61 Laps)完走 --------
-56金石 年弘ARTAHONDA HF386E2345Laps
-36アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J068Laps
-55井出 有冶ARTAHONDA HF386E068Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 本決勝レースは、1周目にセーフティーカーを導入。3周目にコースを離脱した。
  • Fastest Lap: CarNo.2 松田次生(mbilecast IMPUL) 1'19.811 (48/68)

Formula Nippon

FN:第4戦岡山フリー走行 トップタイムは本山

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦岡山の決勝前フリー走行は、本山哲(アラビアンオアシス・ チームインパル)が1分18秒874でトップ。決勝での巻き返しに向けて期待を抱かせる結果となった。

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めまぐるしく変わる天候に翻弄された予選とはうって変わり、決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝から快晴となった。
午前9時30分、30分間のセッションが始まった。
本山、松田次生のインパル勢は開始早々から1分19秒台のハイペースでタイムを刻み、開始5分で1位、2位の位置を占める。 3番手にはポールシッターの小暮卓史がつけた。
他のドライバーもほぼ1秒以内につけ、決勝への最後の調整に取り掛かっている。

しかしこのセッションは、開始から14分が経過したところで金石年弘のクルマから白煙が上がり、 ほぼコース全周にわたってオイルをまいてしまったため、赤旗中断となってしまう。
金石はピットガレージにクルマを入れ、修復作業に取り掛かる。
金石のクルマは大量のオイル漏れを起こしており、エンジンへの影響が心配される状態だ。

コース上のオイル処理が終わり、走行が再開されたのは10時04分。残り時間は16分だ。
トップタイムは本山が開始10分で出した1分18秒874で変わらないものの、2番手にはここで井出有治が上がってきた。
更に3番手にはブノワ・トレルイエがつけ、松田は4番手、小暮は5番手でこのセッションを終えた。
6番手にはデュバル、7番手に赤旗の原因となった金石がつけており、インパル、中嶋企画、ARTAが僅差で入り乱れる結果となり、 決勝での接戦が大いに期待できそうだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦岡山フリー走行結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/06/10) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2007 Formula Nippon Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'18.874--169.01
255井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'19.1540.2800.280168.42
31ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'19.3780.5040.224167.94
42松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'19.3880.5140.010167.92
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'19.4670.5930.079167.75
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'19.5460.6720.079167.59
756金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'19.5540.6800.008167.57
837荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'19.6130.7390.059167.45
933ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'19.7500.8760.137167.16
107片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'19.9651.0910.215166.71
114ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'19.9951.1210.030166.65
1234横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'20.0011.1270.006166.63
1336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'20.0091.1350.008166.62
1420ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'20.0551.1810.046166.52
1511立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'20.0611.1870.006166.51
163柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'20.0991.2250.038166.43
1740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'20.2441.3700.145166.13
1812佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'20.5801.7060.336165.44
1941ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'20.7261.8520.146165.14
205平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'21.0512.1770.325164.47
218高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'21.1042.2300.053164.37
226吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'21.2362.3620.132164.10
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第4戦岡山 予選上位3人のコメント

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左からクインタレッリ(予選2位)、小暮(同PP)、デュバル(同3位)

小暮 卓史(ポールポジション)
去年何回もポールを獲っていますが、今年チームを移ってからこんなに早く獲れるとは思っていませんでした。
今回は午前中に早めに2セット使ってしまうつもりでしたが、最初のアタックのときはコンディションもまだ良くなくて、 『出て行くのが早すぎたかな?』と思ったんですが、思ったよりいいタイムが出ました。結果的に中嶋さんの判断が正しかったわけで、 感謝しています。
(初開催の岡山について)GTでも走ってますし、そんなに違和感なく、気持ちよく走れました。
(明日は2ストップでいくのか、という質問に対して)もてぎよりリスクが大きくなるので、あくまで選択肢の一つとして考えてる、 という感じですね。

ロニー・クインタレッリ(予選2位)
(日本語でコメント)うれしい。2番手はすばらしいポジション。
昨日はクルマがあまり良くなかったので、エンジニアとデータ見て、そしたら今日の1回目はだいぶ良くなった。
関係者もエンジニアもすごく頑張ってくれました。ありがとう。
(横溝がコースアウトした後は)すぐ後にヘアピンを通ったら黄旗が出ていて、次に通ってもまだ出ていたので、『もうタイムアップは無理』 と思ってピットに入った。
予選2回目は、雨が降ったけど、最後の5分はドライになると思って一回ピットから出たが、3コーナーがウェットなので『タイムアップは無理』 と思って戻った。

ロイック・デュバル(予選3位)
(日本語でコメントするか?と聞かれて)ノー。(笑)
昨日よりクルマが良くなっていました。追い越しの難しいおコースなので、いいポジションにつけられたと思います。
(小暮は前回2ストップで勝ったが?という質問に対して)僕は4ストップで行きます(笑)
ストラテジーについては今ははっきりいえませんが、僕はニュータイヤを3セット残しているので、なんとでもできると思います。
(F1開催の実績のあるコースを走ってどう思ったか、と聞かれて)スズカも開催しているし、今年はフジも使われますから、ここが特別どう、 という感じはありませんね。いつもどおりです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第4戦岡山予選2回目 小暮が8ヶ月ぶりのポール!セッショントップは本山

岡山国際サーキットで開催されている、フォーミュラニッポン第4戦は、小暮卓史(PIAAナカジマ)が昨年の第8戦もてぎ以来、 8ヶ月ぶりにポールポジションを獲得することとなった。

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予選2回目は午後2時25分より開始されたが、予選開始直前に雨が降り出し、コースは完全なウェット状態になってしまった。

これにより、予選1回目での、横溝のコースアウトによる黄旗提示でベストタイムを抹消されたドライバー、 特に予選通過基準タイムを出せていないアンドレ・ロッテラー、井出有治、吉本大樹、金石年弘、ミハエル・クルム、 そして2番手タイムを無効にされた本山哲の6人にとっては、予選通過を賭けた厳しい戦いを強いられることになった。

雨は予選中も降ったり止んだりを繰り返し、アトウッドコーナーからバックストレートにかけては、 おびただしい水しぶきが上がる状態になってしまった。
セッション開始当初は20秒台、21秒台が出ていたタイムも、それにつれて33~34秒台まで落ち込んできた。

それでも残り時間15分を切ったあたりから徐々に路面は乾き始めた。
ウェットタイヤで走行していたドライバーも次々にスリックに履き替えていく。
それにつれてタイムも再び24秒台、22秒台と上がっていく。

そして、残り10分を切ったところでARTAの2台、井出が22秒623、金石が22秒620と、そろって基準タイムをクリアする。

続いて、午前中21番手だったクルムが21秒216でこの時点でのトップに立った。
吉本も21秒598を出し、基準タイムをクリアした。

残り1分を切る頃には、クルム20秒699、ロッテラー20秒456と相次いで20秒台が飛び出し、 最後の最後には本山が20秒108、クルムが20秒137を叩き出し、 アラビアンオアシスインパルの2台が1-2でこのセッションを締めくくった。

予選2回目のベストタイムが20秒台に留まったため、午前中に1分17秒409を記録した小暮のポールポジションがここで確定。
小暮は昨年のツインリンクもてぎでの第8戦以来8ヶ月ぶり、今季中嶋企画に移籍して初めてのポールポジションだ。

第4戦決勝は明日午後2時30分より、68周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦岡山総合予選結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/06/09) Qualfying Session Weather:Fine-Rainy Course:Dry-Wet
2007 Formula Nippon Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'17.409
2'23.261
1'17.409-172.21
233ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J*1'17.671
1'38.050
1'17.6710.262171.63
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E*1'17.804
1'54.184
1'17.8040.395171.34
41ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'17.806
1'52.990
1'17.8060.397171.33
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J*1'17.849
1'20.809
1'17.8490.440171.24
634横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J*1'17.919
2'10.039
1'17.9190.510171.09
711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J*1'18.186
1'21.437
1'18.1860.777170.50
837荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J*1'18.310
no time
1'18.3100.901170.23
912佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J*1'18.326
1'21.621
1'18.3260.917170.20
107片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J*1'18.447
1'21.651
1'18.4471.038169.93
114ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'18.594
1'22.461
1'18.5941.185169.62
1240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'18.606
1'21.242
1'18.6061.197169.59
135平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E*1'18.857
1'23.799
1'18.8571.448169.05
1441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E*1'18.870
1'22.239
1'18.8701.461169.02
158高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J*1'18.872
1'31.656
1'18.8721.463169.02
163柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J*1'19.151
1'32.097
1'19.1511.742168.42
1719本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'29.117
*1'20.108
1'20.1082.699166.41
1820ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'27.857
*1'20.137
1'20.1372.728166.35
1936アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'21.977
*1'20.456
1'20.4563.047165.69
2056金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'27.184
*1'21.048
1'21.0483.639164.48
2155井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'24.082
*1'21.114
1'21.1143.705164.35
226吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.606
*1'21.598
1'21.5984.189163.37
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'22.8285.419160.95
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第4戦岡山公式予選2回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/06/09) Qualfying Session #2 Weather: Rainy Course:Wet
2007 Formula Nippon Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
119本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'20.108--166.41
220ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'20.1370.0290.029166.35
336アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'20.4560.3480.319165.69
42松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'20.8090.7010.353164.97
556金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'21.0480.9400.239164.48
655井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'21.1141.0060.066164.35
740ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'21.2421.1340.128164.09
811立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'21.4371.3290.195163.69
96吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'21.5981.4900.161163.37
1012佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'21.6211.5130.023163.33
117片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'21.6511.5430.030163.27
1241ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'22.2392.1310.588162.10
134ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'22.4612.3530.222161.66
145平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'23.7993.6911.338159.08
158高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'31.65611.5485.940145.44
163柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'32.09711.9890.441144.75
1733ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'38.05017.9425.953135.96
181ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'52.99032.88214.940117.98
1931ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'54.18434.0761.194116.75
2034横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J2'10.03949.93115.855102.51
2132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'23.26163.15313.22293.05
-37荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8Jno time---
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第4戦岡山予選1回目 暫定ポールは小暮

岡山国際サーキットで初開催となる、全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選1回目は、 小暮卓史(PIAAナカジマ)が1分17秒409で暫定ポールを獲得した。

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公式予選1回目は午前10時より45分間で行われた。
朝降った雨の影響でウェット宣言が出ているが、路面は乾き始めている。
最初にコースインしたのは平中克幸。ウェットタイヤを装着しての走行は1分45秒台に留まった。
続いてブノワ・トレルイエ、吉本大樹らもコースに出て行くが、この二人はコントロールラインを通らずにピットへ。
この時点でのトップはミハエル・クルムの1分27秒台。まだアタックには厳しい状況のようで、 他のドライバーはガレージに留まって路面が乾くのを待っている。

予選開始から30分が経過した頃になってようやく、スリックタイヤでのアタックが開始された。
最初にタイムを出してきたのはロイック・デュバル、小暮卓史のナカジマ勢だ。
ここでデュバルが1分17秒804、小暮は1分17秒409を記録し、これがこのセッションにおける彼らのベストタイムとなった。

残り時間が5分を切る頃にはほぼ全車がアタックに入った。
ここでクインタレッリがデュバルを上回って2番手に上がってきた。
ディフェンディングチャンピオンのトレルイエは4番手、松田次生が5番手につけた。
その直後、残り3分で横溝直輝がヘアピンでコースを飛び出し、グラベルにつかまってしまう。横溝はこの時点で6番手だった。

チェッカー直後には本山哲が2番手タイムを記録したが、この時点ではまだヘアピンが黄旗区間となっていたため、 このタイムは無効となる模様だ。

公式予選2回目は午後2時25分より、45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦岡山公式予選1回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/06/09) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Wet-Dry
2007 Formula Nippon Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'17.409--172.21
233ロニー・クインタレッリINGINGTOYOTA RV8J1'17.6710.2620.262171.63
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'17.8040.3950.133171.34
41ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'17.8060.3970.002171.33
52松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'17.8490.4400.043171.24
634横溝 直輝INGINGTOYOTA RV8J1'17.9190.5100.070171.09
711立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'18.1860.7770.267170.50
837荒 聖治DHG TOM'STOYOTA RV8J1'18.3100.9010.124170.23
912佐々木 孝太RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'18.3260.9170.016170.20
107片岡 龍也Team LeMansTOYOTA RV8J1'18.4471.0380.121169.93
114ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラCARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'18.5941.1850.147169.62
1240ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'18.6061.1970.012169.59
135平中 克幸SG 5ZIGENHONDA HF386E1'18.8571.4480.251169.05
1441ファビオ・カルボーンDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'18.8701.4610.013169.02
158高木 虎之介Team LeMansTOYOTA RV8J1'18.8721.4630.002169.02
163柳田 真孝CARCHS KONDOTOYOTA RV8J1'19.1511.7420.279168.42
1736アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'21.9774.5682.826162.62
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'22.8285.4190.851160.95
1855井出 有冶ARTAHONDA HF386E1'24.0826.6731.254158.55
196吉本 大樹SG 5ZIGENHONDA HF386E1'26.6069.1972.524153.92
2056金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'27.1849.7750.578152.90
2120ミハエル・クルムArabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'27.85710.4480.673151.73
2219本山 哲Arabian Oasis IMPULTOYOTA RV8J1'29.11711.7081.260149.59
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 2007年全日本選手権レースブルテンNo.002-2007に基づき、本予選中(10:38'10~10:38'15)及び(10:42'28~チェッカー提示)に黄旗区間を走行した下記車両のタイムは公式予選結果として採用しない。
  • (10:38'10~10:38'15) No.3
  • (10:42'28~チェッカー提示) 1,2,3,4,5,6,7,8,11,12,19,20,31,32,33,36,40,41,55,56

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 ロベルトが横綱相撲で優勝 (INGING)

 前日に引き続き曇り空の鈴鹿で、F3第4戦の決勝が行われた。前日の予選の結果により、今日のレースはポールポジションから。INGINGのドライバー、ロベルト・ストレイトは、昨日行われた第3戦決勝でも粘りのレースで、3位に入賞している。

 フォーミュラニッポン朝の走行直後、F3はピットロードに整列し、ウォームアップに入った。数周を回る間に、ピット出口でのスタート練習も行い、グリッドに着くと9時35分。ロベルトはクルマをほとんど調整せず、タイヤ圧のチェックやペダルの調節をした程度。クルマは仕上がっているようだ。

 9時49分きれいにスタートしたロベルトは、他車を牽制しながら1コーナーに入っていく。1周目、2位に0.5秒差をつけて帰ってきたロベルトは、その後も順調に後続との差を開いてゆく。ラップタイムは1分56秒台をキープし、4周目には1秒、10周目には2秒の差をつけて順調にレースをリードする。10周を超えると、ロベルトは後方との差をコントロールしながら、完全にレースを支配しているかのようだ。そのまま、最終ラップまで大きな波乱も無く過ぎたレースは、ロベルトの今期初優勝で終了。INGINGにとっては、昨年のオートポリス以来の嬉しい勝利となった。

 この後行われた表彰式で、ロベルトは昨日に引き続いてポディウムに乗ったが、今回はセンターに立ち、彼にとって全日本で5回目となる優勝に喜びを爆発させた。

 この優勝によって、ロベルトはランキングで10ポイント差の3位となった。横綱相撲で勝ったこのレースの勢いを次戦に引継ぎ、是非ともチャンピオンを目指してもらいたいものである。

 INGING Motor Sportsは、皆様のご支援、ご協力に心から感謝すると共に、今後も応援してくださいますよう、お願い申し上げます。

Text: INGING MOTORSPORTS

Japanese F3

JF3:第3,4戦 第3戦は大嶋和也、第4戦はR.ストレイトが優勝 (TOYOTA)

全日本F3第2大会鈴鹿 第3戦は大嶋和也が前戦に続き連勝
第4戦はR.ストレイトが今季初優勝
2戦連続で“トヨタ・トムス”エンジンが表彰台を独占
07f3_02.jpg
第4戦、ポールポジションからスタートを切った
R.ストレイトが今季初優勝を飾る

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦)が4月14日(土)、15日(日)の両日、フォーミュラ・ニッポンの併催として三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今大会には12台が参加。トヨタ・トムスエンジン搭載車は3S-GE型エンジン5台、開幕戦富士でデビューウィンを飾った新開発の1AZ- FE型エンジン2台の合計7台が参戦した。

 14日(土)、好天のもとで行われた公式予選では前日の練習走行でトップタイムを記録した大嶋和也(TOM'S)が好調を維持して第3戦のポールポジションを獲得。しかし、続く第4戦のセッションでは、大嶋和也は終盤にコースアウトを喫し、R.ストレイト(INGING MOTORSPORT)がポールポジションを奪取。大嶋和也は2番手グリッドとなった。

 14日に行われた第3戦決勝(12周)では大嶋和也は順調なスタートを切り、トップで1コーナーへ。ファステストラップタイムを記録しながら快調に後続を引き離し、最後は独走体制で第2戦に続く連勝を達成した。一方、7周目にR.ストレイトをかわしたO.ジャービス(TOM'S)が2 位、R.ストレイトが3位となり、再びトヨタ・トムスエンジン搭載車が表彰台を独占した。

 15日(日)は朝から曇天ながらドライコンディションで第4戦の決勝(17周)を迎えた。2番手グリッドの大嶋和也はスタートを失敗。3番手グリッドの石浦宏明(TOM'S)、4番手グリッドのO.ジャービスがポールポジションから首位に立ったR.ストレイトに続いて周回を開始した。その後、R.ストレイトは安定したペースで後続との距離を保ってそのままチェッカーを受け、嬉しい今季初優勝。一方、スタートで5番手まで後退した大嶋和也は2周目のシケインで先行車をパスして4位に浮上すると、その後もファステストラップを記録しながら前を行くO.ジャービスを追ったが惜しくも届かず、4位入賞。石浦宏明が2位、O.ジャービスが3位でフィニッシュし、トヨタ・トムスエンジン搭載車が表彰台を独占した。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Japanese F3

JF3:第3戦、第4戦鈴鹿 決勝TOP3のコメント

大嶋和也(第3戦優勝)

f3_r04_c_ohshima.jpg 昨日はスタートもミスなく出られてトップで入れたんですけど、その後はタイヤをセーブしながら最後までペースをコントロールして走れました。
今日はスタートを狙いすぎて失敗してしまい、5番手まで下がってしてしまいました。
ペースはかなり良かったんでスタートのミスが悔しいです。
路面温度が下がったお陰でタイヤは最後までタレずに走れましたが、風向きが違ったりで思ったよりペースが上げられませんでした。
クルマは合同テストからずっと調子がいいので、次はスタートで同じ失敗をしないよう、考えていきたいです。

ロベルト・ストレイト(第4戦優勝、第3戦3位)

f3_r04_c_streit.jpg 昨日はスタート前から大きなミステイクをしていたんです。
1速のギヤレシオを高めに設定しようと思ったんですが、僕の説明がよくなくて、逆に低めに組んでしまったんです。
その上ダウンフォースも低すぎ、タイヤのグリップも足りなくて、走り出して4、5周でクルマがすごく不安定になってしまいました。 それでオリバーにも抜かれてしまい、なんとかポディウムに残るのが精一杯で、僕にとってはいいレースじゃありませんでした。
今日は1速を望みどおりのレシオで組み、タイヤをセーブする方向でセットアップしたのがうまくいって、 ベストとまでは言いませんがいいレースでした。
僕にとっても、チームにとっても、スズカは苦手なサーキットなので、ここで優勝できて嬉しいです。

オリバー・ジャービス(第3戦2位、第4戦3位)

f3_r04_c_javis.jpg 昨日のスタートはまあまあで、ペースを保とうと思って走りました。
そこからロベルトにプレッシャーをかけていったのですが、彼がコーナーで苦しいのが見ていてわかったので、うまく抜くことができました。
今日は昨日よりいいスタートができ、1コーナーで接近した戦いができました。ロベルトがあまりいいスタートじゃなかったので狙っていき、 3コーナーでは石浦を抜こうとしたんですができませんでした。最初の5周はカーバランスをアジャストすることに専念して走りましたが、 残りあと2周というところで大きなミスをしてしまい、オオシマに追いつかれてしまいました。
2戦とも僕にとってはいいレースじゃありませんでしたが、2回ともポディウムに上がれたことは、 シーズンを考えれば良かったのかなと思います。

石浦宏明(第4戦2位)

f3_r04_c_ishiura.jpg 2回目の予選では、シケインまではポールが狙える走りができてて、クルマのバランスはすごく良くて、 今日の決勝までほとんど微調整ぐらいしかしないでいい状態でした。
首を痛めたのは自分の責任ですが、途中で集中力が切れそうになるのがきつかったので、なんとかスタートで狙って生きたいなと思っていました。
今日はスタート直後の2コーナーでオリバーとぎりぎりのバトルだったんですが、なんとか抑えることができました。
昨日も今日もロベルトが前を走ってて、必死でついてって、チャンスがあれば前に出ようと思ったんですけど、 そのままゴールすることになりました。今日もいいラップを刻もうと集中したんですが、前に出られませんでした。 首の影響もあるかもしれないので、チームには申し訳なく思っています。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/15) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
13ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1733'05.266
237石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE171.716
31オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE173.936
436大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE174.653
512マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1717.691
610塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1718.614
733関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1724.946
811伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1730.567
914安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1733.387
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1746.343
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204C1748.706
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE171'02.999
  • Fastest Lap: No.36 大嶋和也 TDP TOM'S F307 1'55.944 (11/17) 180.30km/h

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 ポールのストレイトが逃げ切って今季初優勝!

全日本F3選手権第4戦の決勝は、ポールシッターの#3ロベルト・ストレイトが17周にわたって後続との差を見事にコントロールし、 今季1勝目を挙げた。
2位には#37石浦宏明、3位には#1オリバー・ジャービスがつけ、 ここまで3戦連続で表彰台を獲得していた#36大嶋和也はスタートの出遅れが響いて4位に終わった。

f3_r04_r_start

f3_r04_r_streit

f3_r04_r_ishiura

f3_04_r_javis

第4戦決勝は午前9時45分にフォーメーションラップ開始。
スタートを無難にこなしたストレイトがトップで1コーナーを制する一方で、前戦優勝の大嶋は出遅れて順位を落としていく。 この隙を縫って石浦、ジャービスが2-3コーナーで2位争いを展開、2位石浦、3位ジャービスの順でオープニングラップを消化した。
4位には#14安田裕信、大嶋は5番手でコントロールラインに戻ってきた。

大嶋はここからペースを上げ、2周目の1コーナーで安田のインをこじ開けて4位に浮上すると、 その時点で4秒以上に開いていたジャービスとの差をじわじわと詰めにかかる。

その後方では、ルーキーの#33関口雄飛が2周目に#11伊沢拓也、#62嵯峨宏紀を次々に抜き去って8位に浮上してきた。

大嶋は何度もファステストラップを塗り替えるハイペースで上位3台を追いかけていく。
その結果、当初4秒以上あった3位との差も次第に詰まっていき、9周終わりでは1秒強まで近づいた。そして遂に、 15周目のスプーン立ち上がりで姿勢を乱したジャービスの背後に追いつき、シケインでアウトから並びかけるが、 ジャービスもインをがっちり固めて3位の座を守り抜く。 その後もプレッシャーをかけてくる大嶋を押さえきってジャービスが3位でチェッカーを受け、 ここまで2勝を含む3戦連続で表彰台を獲得していた大嶋にとっては痛恨の4位フィニッシュとなった。

トップのストレイトはタイヤをセーブしながら巧みに2位石浦との差をコントロールして17周を走りきり、 苦手と公言する鈴鹿での初めての勝利をもぎとった。
2位には昨日の予選で痛めた首を庇いながら懸命にストレイトを追いかけた石浦が入った。

次回第5戦、6戦の舞台はツインリンクもてぎ。5月19、20日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3,4戦鈴鹿予選 第4戦予選でPP! 第3戦決勝は3位表彰台 (INGING)

 曇りから晴れへと変わった天気予報通り、全日本F3選手権の2回目のイベントは、晴れ間の見える鈴鹿サーキットで、土曜日の予選から行われた。

 金曜の専有走行で、午後にトップタイムを記録したIngingのロベルト・ストレイトは、総合結果を見ても、千分の5秒差の2番手。パパになったばかりの彼は、開幕戦後にブラジルに帰り、初めてベビーに会ってきた。当然ながらメンタル面を含め、ロベルトは非常に調子がいい。

 F3の予選は、土曜日の午前に2回行われる。1回目がその日午後に行われるレースの、2回目が翌日行われるレースの予選だ。1回目の予選、ロベルトは立ち上がり早々からトップタイムを記録して、仕上がりの良さをアピールする。しかし、15分の予選後半に宿敵36号車に抜かれて2番手。タイムは、1分54秒537。36号車に0.302秒届かなかった。ちなみに、この時のポールタイムはF3のコースレコードとなった。

f3_r04_q_streit  2回目の予選は、1回目終了の10分後。ドライバーはコックピットから出る暇も無く、次へ向けての準備に余念がない。このセッションが開始されて数分後、ロベルトはゆっくりとコースイン。最初の計測ラップは2分台で流して走る。残り6分となった時、彼のアタックラップはきれいに決まり、36号車に0.1秒以上の差をつけ、1分54秒187でトップタイムをだした。その後、1コーナーで黄旗が出て、予選はそのまま終了。ロベルトは、日曜のレースのポールシッターとなった。尚、このタイムは、予選1回目で更新されたコースレコードを更に上回るもので、これから暫くの間、彼は記録保持者ということになる。

 この日のイベントで、最終のプログラムとなるのがF3レースだ。1回目の予選により、グリッドは2番。前には36号車がいるのみだが、非常に手ごわい相手だ。タイヤの空気圧などを調整の後、グリッドに着く。16時9分にきれいなスタートで始まったレースで、ロベルトは2位をキープ。36号車とその同僚1号車に挟まれて、レースは淡々と進んでいく。4ラップ目までは1秒台だったトップ差は、5周目以降2秒以上に開いていく。さらに後方から追い上げる1号車との間隔は、常に1秒以下。極端に減らしたダウンフォースのため、タイヤを使用するにつれて、グリップが失われていく状態のクルマをロベルトはなんとか操るが、8周目になって1コーナーで1号車に抜かれてしまう。その後、トップ差は開いていくものの、常に56秒台で走りきったロベルトは、3位表彰台へ上ることとなった。

 100%満足できる結果ではないが、今の状態ではこれが精一杯。家族から離れて日本で生活をしているロベルトが、明日はなんとか踏ん張って、彼の愛娘ジュリアに優勝をプレゼントしてもらいたいものである。

Text: INGING MOTORSPORTS / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿公式予選 ストレイトがレコード更新で大嶋の連続ポールを阻止!

大嶋の4連続ポールならず。

全日本F3第4戦の公式予選は、直前の第3戦で#36大嶋和也の出したコースレコードを打ち破り、 1分54秒187を出した#3ロベルト・ストレイト(インギング)がポールポジションを獲得した。

f3_r04_q_streit 第3戦の予選から10分間のインターバルをおいて第4戦の公式予選が開始された。
序盤からタイムを出してきたのは#1オリバー・ジャービス。1分54秒575だ。
2番手に#11伊沢拓也、3番手には#12マルコ・アスマーが続く。

前戦ポールの大嶋は残り5分を目前にして54秒318を出してトップに立つが、その直後にストレイトが54秒187と、 第3戦で大嶋の更新したレコードをも上回るタイムを叩き出した。

残り時間4分で#10塚越広大が1分55秒031で4番手。直後に#37石浦宏明が54秒339と、 ジャービスを上回って3番手に上がってきた。
これで塚越は5番手に。富士に続いてホンダ勢は精彩を欠く。

大嶋はポールを奪還しようと最後のアタックに取り掛かったが、残り1分を切ったところで痛恨のコースアウトを喫して万事休す。
場所は2コーナーの立ち上がりだった。ジャービス、#16石川資章らもセッション終盤同じ場所でグラベルの餌食となった。

ここでチェッカー。
ストレイトの今季初ポールが確定し、大嶋の連続ポールは3でストップした。

第4戦の決勝は明日午前8時45分より17周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿予選結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2007/04/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
13ロベルト・ストレイト・フィーリョINGING F306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GER1'54.187--183.08
236大嶋 和也TDP TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'54.3180.1310.131182.87
337石浦 宏明TDP TOM'S F307DALLARA F307TOM'S TOYOTA 3S-GE1'54.3390.1520.021182.84
41オリバー・ジャービスDHG TOM'S F307DALLARA F306TOYOTA/1AZ-FE1'54.5750.3880.236182.46
510塚越 広大Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'54.9440.7570.369181.87
612マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F307THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.3871.2000.443181.17
714安田 裕信ThreeBondDALLARA F306THREEBOND NISSAN SR20VE1'55.4161.2290.029181.13
833関口 雄飛広島トヨタ・ダラーラF305DALLARA F305TOM'S TOYOTA 3S-GE1'55.5481.3610.132180.92
911伊沢 拓也Honda Real F307DALLARA F307MF204C1'55.7411.5540.193180.62
1062嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GE1'56.2502.0630.509179.83
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'05.70911.5224.890166.30
112中山 友貴Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F307MF204Cabsense---
1216石川 資章Mainte・ShiOnFmuDALLARA F306TOM'S TOYOTA 3S-GEdeleted---
  • 'R'マークはコースレコード / 従来のコースレコード: 1'54.235
  • No.2 全日本フォーミュラ3選手権統一規則第24条8.により、11番グリッドからの決勝レース出場を認めた。
  • No.16 国際モータースポーツ競技規則H項違反(黄旗区間の中の減速行為違反)により予選タイムを抹消した。
  • No.16 全日本フォーミュラ3選手権統一規則第24条8.により、最後尾グリッドからの決勝レース出場を認めた。

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

■バーディクラブTC神戸Zがクラス2位に
 STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も3位表彰台

 真夏の富士、5日の予選日は午前中に気温30℃をオーバー。12時からドライバーズ予選が行われ、日産車をドライブするA/Bドライバーは全員が基準タイムをクリアした。

 14時35分から行われたグリッド予選は、気温34℃、路面温度50℃を超え、多くのチームが専有走行枠でのアタックをしなかった。そして最後の20分間の混走枠で、路面温度が50℃を割るのを待って各車両がアタックに入った。混雑する状況で、#3 Zの影山が1分28秒901でSTクラス1の4位に。またSTクラス3では#33 Zの大井が1分52秒294で3位、#23「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規)の山田が1分52秒903で5位、#19 Zの輿水が1分54秒170で9位につけた。

 6日も朝から晴れとなり、決勝レースが始まる直前には気温36℃、路面温度51℃という猛烈な暑さになった。13時50分、4時間の決勝レースがスタート。STクラス3では#23 Zの山田が1周目に3位、2周目に2位、そして4周目の1コーナーでトップを奪うと、その差を広げて独走態勢に持ち込む。#33 Zの赤鮫は混乱する序盤に無理をせず、4周目に8位にポジションを落とした。#19 Zの輿水は6位をステディに走行した。

 1時間を経過して間もなく、#33 Zがスロットルにエンジンが反応しないというトラブルでピットイン。約10分ほどの作業の後ピットアウトするも、2周目に電気系トラブルによりリタイヤとなった。#19 Zの輿水は40周でピットインして小林に交代。他車両のピット作業の間に総合5位までポジションを上げた#23 Zの山田は、51周でピットインして谷口に交代した。

 後半の84周目に2位の#15 RX-7が2回目のピットインをすると、#19 Zの小林が代わってクラス2位へ。そして86周でピットインして斉藤に交代した。トップを走る#23 Zの谷口は94周目にピットインしてドライバーは再び山田へ。既に3分近いリードをつけていたため、ピット作業を済ませても1分20秒ものリードを保っていた。2位の#15RX-7もゴール直前の121周目に3回目の給油を行い、#23 Zは後続に1周以上の差をつけてトップでゴール。また#19 Zの斉藤は、3位でチェッカーを受けた。

 しかしレース後の再車検で、#23 Zは燃料タンクの容量違反で失格となり、正式結果が発表されたのは、日付が変わった0時10分。2位以下が繰り上がり、#19 Zが2位という結果となった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

ST1クラス優勝 ARTA DENAG GT3
田中哲也

結果だけ言えばパーフェクトでしたけれど、完璧だったのは十勝でしたね。贅沢を言えばもっと接戦になってレースを盛り上げたい。ピットアウトするときにエンジンがかからなかったり、クールスーツが序盤効かなかったりという細かいトラブルはありましたし、接戦だったらどうなっていたかという部分はあります。嬉しいと言うより『ああ、良かった』とホッとするという気持ちです。次の岡山は(佐々木)孝太もチームが地元ですし、タイヤも一緒ですから後半戦は気を引き締めていかないとと思います。

新田守男
内容的には中盤ミスしたのが不満ですね。100Rにオイルが出ていて、その時はオイル旗が出てなくていつものラインを走っていたらリアが出てそのまま頑張ってガードレールまで行ったら困るので、わざとクルマをスピンさせました。序盤、プッシュしたと言うけどそれほどじゃないですよ。タイヤがいかれるほどのことはしてないです。

まとめ:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士決勝 

富士スピードウェイで行われたGTNETスーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの決勝は、#1ARTA DENAG GT3(新田守男/田中哲也組)が圧倒的な速さ全車を周回遅れにし、開幕4連勝を達成した。
(観客動員数:19,500人)

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060806_starta 6日午後1時50分、4時間の長い戦いが始まった。
オープニングラップでは#8ニコカットGT3の谷川達也や#28SEICOcarerra racingの佐々木孝太らが相次いでポールシッターのARTAに襲い掛かるが、スタートドライバーの新田は冷静にこれらを押さえ込み、オープニングラップをトップで戻ってくる。
その後も#28佐々木は懸命に#1新田を追いかけるが、両者の差は次第に開き始める。
更には20周目にドライブシャフトのトラブルに見舞われて28号車は突然スローダウン。

28号車はどうにか修復作業を終えてコースには復帰するが、既に最後尾近くまで後退してしまい、佐々木と宮川の懸命の走りをもってしても総合18位、クラス5位に滑り込むのがやっとだった。

これで2番手には#8ニコカットGT3が浮上するが、既にトップとは10秒以上の差をつけられていた。

060806_arta2 新田と、44周終わりで乗り込んで残りの2スティントを全て走りきった田中哲也はその後トップの座を一切脅かされることなく悠々と後続を突き放して4時間、129周を走りきり、開幕以来負けなしの4連勝を達成した。
2位には#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)、3位には一時7位まで後退しながらも着実に順位を挽回した#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)が入った。

ST2クラスは、予選2番手の#11オーリンズランサーを駆る中谷明彦が、予選トップの#2フジツボインプレッサを3周目に抜き去ってトップに立つと、そのまま一気に後続との差を広げにかかる。
しかし独走状態で44周を走り終え、中谷から木下隆之にバトンタッチしようとした11号車は左のフロントサスにトラブルを抱えており、この修復に手間取って一気に順位を落とし、コースに復帰したときにはトップの2号車から4周遅れの11位にまで後退していた。

これでトップに立った#2フジツボインプレッサであったが、後方から凄まじい勢いで追い上げてきた#13エンドレス座間ランサーに78周目に抜かれてしまう。
トップに立った13号車はその後もファステストラップを書き換えるハイペースで後続を突き放し、2位に47秒の差をつけて99周終わりで最後のピットストップを行う。
060806_ogawa2しかし、ルーティン作業を終えてコースに戻った13号車の29秒前方には#20RSオガワADVANランサー(小川日出生/砂子塾長/阪口良平組)が立ちはだかった。
13号車や2号車が3ストップを選択したのに対し、#20RSオガワランサー、#59東和インテックインプレッサらは2ストップ。
惜しくも59号車は1コーナー出口で激しくクラッシュしてレースを失うが、20号車はその後もコースに留まり続け、13号車とのマージンを10秒以上保ってゴール、今季初勝利を挙げた。

ST3クラスは、4周目の1コーナーで#7イシハラマリーンRX-7を抜き去った#23C-WESTアドバンZ(山田英二/谷口行規組)が後続を振り切り、こちらも今季初勝利を挙げた。

ST4は序盤#999P.MUマカオインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)と#87RISOインテグラとの間でドッグファイトが繰り広げられたものの、87号車に黄旗追越による10秒ストップペナルティが課せられてしまい、999号車に軍配が上がった。
87号車はそれでもクラス3番手まで順位を挽回してフィニッシュした。

また、今回も2台だけのエントリーとなったSTSは、#99アクティブハイドロゲンS2000がメカニカルトラブルで脱落、#69NSC J'S RACING S2000(梅本淳一/植田正幸組)がウィナーとなった。
次回第5戦は9月3日、岡山国際サーキットで行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士フリー走行 ARTA磐石の速さ

スーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの決勝前フリー走行が富士スピードウェイで行われ、#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)が総合トップタイムを記録、昨日のポール獲得に続いて好調ぶりを見せ付けた。

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#1ARTAは走行開始から新田がハイペースで周回を重ね、1分48秒244までタイムを縮めて残り約13分で田中に交代、結局一度も総合トップの座を明け渡さぬまま30分間を順調に走りきった。
クラス2番手には#8ニコカットGT3(谷川達也/清水康弘組)、3番手には#28SEICOcarerra racing(佐々木孝太/宮川やすお組)、4番手には先週の鈴鹿8時間耐久レースを制した伊藤真一の乗る#45Pixy Spec's(羽根幸浩/伊藤真一組)が続いた。
新エンジン搭載で好結果が期待される#3エンドレスアドバンZ(影山正美/青木孝行組)は7番手、コルベットを駆る#913BOMEX ADVAN(山下潤一郎/山路慎一/筒井克彦組)は残り5分で左フロントタイヤをブローさせ、コース脇にクルマを停めた。

ST2クラスでは#11オーリンズランサー(中谷明彦/木下隆之組)がセッション中盤にトップに立ち、一時はこのままクラストップで走行を終えるかと思われたが、残り10分を切ったところで#13エンドレス座間のランサーを駆るWADA-Qが逆転してトップに立った。
3番手には#20RSオガワランサー(小川日出生/砂子塾長/阪口良平組)、ToshiAraiことラリードライバー新井敏弘の乗る#123エンドレスアライインプレッサ(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ組)はクラス5番手につけた。

以下、ST3は#16H!NT RX-7(金山得郎/小山佳延/木野村光恵組)、ST4は#999P.MUレーシングインテグラ(山野直也/ヘンリー・ホー組)、STSは#99アクティブハイドロゲンS2000(坂本裕也/長野賢也組)がトップだった。

第4戦決勝は午後1時50分より、4時間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 フリー走行結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 48.224 -
2 8 ST1 2 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 48.436 -0.212
3 28 ST1 3 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 48.493 -0.269
4 45 ST1 4 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 49.517 -1.293
5 32 ST1 5 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 50.651 -2.427
6 3 ST1 6 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 50.724 -2.500
7 24 ST1 7 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 50.808 -2.584
8 13 ST2 1 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 51.346 -3.122
9 11 ST2 2 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 51.610 -3.386
10 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 51.873 -3.649
11 20 ST2 3 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 51.876 -3.652
12 22 ST2 4 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 51.913 -3.689
13 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 52.016 -3.792
14 59 ST2 6 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 52.207 -3.983
15 12 ST2 7 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
0 1' 52.652 -4.428
16 2 ST2 8 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 52.707 -4.483
17 26 ST2 9 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 53.394 -5.170
18 913 ST1 9 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 53.570 -5.346
19 6 ST2 10 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 53.617 -5.393
20 51 ST2 11 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 53.993 -5.769
21 54 ST2 12 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.072 -5.848
22 16 ST3 1 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 54.207 -5.983
23 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 54.230 -6.006
24 *27 ST3 3 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 54.285 -6.061
25 15 ST3 4 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 54.652 -6.428
26 33 ST3 5 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 54.801 -6.577
27 7 ST3 6 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 54.856 -6.632
28 19 ST3 7 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 55.059 -6.835
29 83 ST3 8 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 55.141 -6.917
30 14 ST3 9 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 55.440 -7.216
31 30 ST2 13 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
杉本 龍生
加納政樹
YH 1' 55.928 -7.704
32 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.453 -9.229
33 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1' 58.118 -9.894
34 43 ST3 10 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 1' 58.456 -10.232
35 *55 ST3 11 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 58.668 -10.444
36 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 58.743 -10.519
37 69 STS 2 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 58.822 -10.598
38 18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 1' 59.966 -11.742
39 5 ST2 14 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 2'0 0.551 -12.327
40 25 ST4 4 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
0 2'0 0.595 -12.371
41 39 ST3 12 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 2'0 0.802 -12.578
42 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 2'0 1.032 -12.808
43 87 ST4 6 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 2'0 1.072 -12.848

*No.27のAドライバー、No.55のBドライバーは、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章 第38条1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課す。

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 Cドライバーフリー走行

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 913 ST1 1 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
筒井 克彦 YH 1' 50.703 -
2 2 ST2 1 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
松田 晃司 DL 1' 51.262 -0.559
3 17 ST1 2 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
三沢 伸輔 DL 1' 51.702 -0.999
4 13 ST2 2 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
大瀧 賢治 YH 1' 51.954 -1.251
5 22 ST2 3 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
樋口統也 DL 1' 52.471 -1.768
6 20 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
阪口 良平 YH 1' 52.601 -1.898
7 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
木下 みつひろ YH 1' 52.639 -1.936
8 15 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
植松 忠雄 YH 1' 52.901 -2.198
9 12 ST2 6 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
瀬在仁志 YH 1' 53.968 -3.265
10 27 ST3 2 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
村田 信博 YH 1' 54.016 -3.313
11 83 ST3 3 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
余郷 敦 YH 1' 54.926 -4.223
12 19 ST3 4 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
斉藤 多聞 YH 1' 55.162 -4.459
13 30 ST2 7 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
加納政樹 YH 1' 55.899 -5.196
14 16 ST3 5 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
木野村 光恵 YH 1' 56.406 -5.703
15 26 ST2 8 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
朝倉 宏志 YH 1' 57.541 -6.838
16 87 ST4 1 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
水谷 大介 YH 1' 58.102 -7.399
17 55 ST3 6 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
松原 亮二 YH 1' 58.563 -7.860
18 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
花岡 隆弘 YH 1' 58.919 -8.216
19 5 ST2 9 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
斉藤 伸輔 KH 1' 59.756 -9.053
20 18 ST4 3 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
水書 健司 YH 2'00.744 -10.041
21 25 ST4 4 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
田ヶ原 章蔵 0 2'01.374 -10.671
22 39 ST3 7 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
馬杉 力也 YH 2'01.453 -10.750
23 43 ST3 8 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
立花 和幸 YH 2'01.511 -10.808
- 14 ST3 9 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
入口 秀輝 YH   出走せず -

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 ARTAが4連続ポールを達成!

スーパー耐久シリーズ2006第4戦、SUPER TECの公式予選が8月5日、快晴の富士スピードウェイで行われ、開幕3連勝中の#1ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男組)がここでもポールを獲得、4連勝に向けて幸先の良いスタートを切った。

公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から強い日差しが降り注ぎ、気温も30度を越えるクルマにもドライバーにも厳しいコンディションとなった。

まずはドライバーズ予選が正午から行われた。
ST1のトップタイムを記録したのは、目下開幕3連勝中のARTA。田中哲也が1分47秒772を記録し、ここでも仕上がりの良さを見せ付けたが、#28SEICOcarerra racingの佐々木孝太も47秒951と僅差で食い下がった。

ST2トップは#11オーリンズランサー。ST3は#33eeiA ings Z、ST4は#999P.MU Racingインテグラがそれぞれクラストップタイムを記録し、出走43台中42台が予選を通過した。
#30カンビリオADVANランサーは渡辺雅則が基準タイムをクリアできず、グリッド予選には進めなかった。

続いて決勝の出走順を決めるグリッド予選はヴィッツ、FCJの決勝をはさんで午後2時35分から行われた。
今回は気温と路面温度の上昇を嫌ってか、ST1の上位陣や、ST2のオーリンズランサー、フジツボインプレッサなど、専有走行時間でのアタックを見合わせ、全クラス混走となる最後の20分間に賭けるチームが相次ぎ、チェッカー直前の8分間はめまぐるしく順位の入れ替わる激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

ST1ではまず#24Pixy ADVANの井上貴志、#32GruppeMの松田秀士らがアタックを開始。
井上1分49秒213、松田1分49秒269を記録するが、残り5分を切ったところで#8ニコカットGT3の谷川達也が1周目48秒692、2周目には午前の暫定ポールタイムに匹敵する47秒795を叩き出して一躍トップに躍り出る。
更に#3エンドレスアドバンZの影山正美も48秒901を記録して2番手に上がってきた。
しかし最後の最後に満を持してコースに入った#1ARTAの田中哲也はアタック1周目から好タイムをマーク、2周目で早くもトップに立つ。
#28SEICOの佐々木孝太も負けじと食い下がり、2台はベストタイムを更新しながら佐々木、田中の順でなだれ込むようにチェッカーを受けた。
この結果、佐々木孝太が47秒609、田中哲也は47秒006を叩き出して、ARTAが今季4戦連続のポールポジションをもぎ取った。

ST2はこれまで連続ポールの続いていた#11オーリンズランサーを吉田寿博の駆る#2フジツボインプレッサが初めて上回った。

ST3は専有走行終盤から混走序盤にかけて、熾烈なトップ争いが展開され、午前中トップの#33ingsZの大井貴之のタイムを古谷直広(#15洗剤革命)、加藤正将(#7イシハラマリーン)の2台の岡部自動車RX-7が相次いで打ち破り、予選1-2位を占めた。

ST4トップは山野直也の駆る#999P.MUインテグラ、STSは#99アクティブハイドロゲンS2000の坂本裕也がトップとなった。

第4戦SUPER TECの決勝は明日午後1時50分より、4時間で行われる。

ポールシッターのコメント

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田中哲也
朝のコンディションの方が良かった。「これはキツイ」とエンジニアに言いました。
時間を見て(佐々木)孝太を先にいかせて様子を見てました。最後に戻ってくる時にちょっとスリップ使えたし(笑)決勝に向けてはいい感じのタイヤです。まあ、今までが他と離れすぎてた。

新田守男
クルマは一緒ですし、他のチームは十勝を休んで仕上げてきたんでここまで追いついてきたじゃないですか?タイヤはロングではいいですよ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 グリッド予選結果

天候:晴れ コース:ドライ

P No Cls P Car/Type Driver Tyre 0 Time Delay
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 47.006 -
2 28 ST1 2 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 47.606 -0.600
3 8 ST1 3 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 47.795 -0.789
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 48.901 -1.895
5 24 ST1 5 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 49.213 -2.207
6 32 ST1 6 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 49.269 -2.263
7 6 ST1 7 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 49.508 -2.502
8 13 ST1 8 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 49.976 -2.970
9 26 ST2 1 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 50.047 -3.041
10 7 ST2 2 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 50.108 -3.102
11 33 ST2 3 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 50.718 -3.712
12 27 ST1 9 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 51.090 -4.084
13 23 ST2 4 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 51.229 -4.223
14 16 ST3 1 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 51.231 -4.225
15 123 ST2 5 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 51.470 -4.464
16 59 ST2 6 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 51.471 -4.465
17 6 ST2 7 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 51.569 -4.563
18 13 ST2 8 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 51.818 -4.812
19 26 ST2 9 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 51.851 -4.845
20 7 ST3 2 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 52.158 -5.152
21 33 ST3 3 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 52.294 -5.288
22 27 ST3 4 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 52.613 -5.607
23 23 ST3 5 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 52.903 -5.897
24 16 ST3 6 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 53.088 -6.082
25 51 ST2 10 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 53.835 -6.829
26 14 ST3 7 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 54.025 -7.019
27 83 ST3 8 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 54.078 -7.072
28 19 ST3 9 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 54.170 -7.164
29 54 ST2 11 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.267 -7.261
30 55 ST3 11 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 55.426 -8.420
31 99 STS 1 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 56.936 -9.930
32 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.305 -10.299
33 87 ST4 2 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 1' 57.444 -10.438
34 69 STS 2 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1'57.591 -10.585
35 5 ST2 12 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 1'58.073 -11.067
36 73 ST4 3 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH 1'58.136 -11.130
37 18 ST4 4 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 1'58.883 -11.877
38 98 ST4 5 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 1'59.283 -12.277
39 43 ST3 12 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH   1'59.873 -12.867
40 25 ST4 6 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
2'0 0.137 -13.131
41 *12 ST2 13 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
YH 3' 43.147 -1'56.141
- *39 ST3 10 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 1' 54.292 -7.286

*No.12は、2006年富士スピードウェイ一般競技規則第9章 第38条 1.違反(ピット入り口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課した。
*No.12は、本大会特別規則書第26条違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円を課した。

*No.39は、GTNETスーパー耐久2006シリーズ規則第6条(4)により、ピットスタートを条件にタイヤ交換を認める。

その他

スーパー耐久第4戦富士 ドライバーズ予選結果

P No Cls P Car/Type Driver Tyre   Time
1 1 ST1 1 ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI 1' 47.772
2 28 ST1 2 SEICO carrera racing PORSHE911 GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI 1' 47.951
3 8 ST1 3 ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH 1' 49.286
4 3 ST1 4 エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH 1' 49.663
5 32 ST1 5 GruppeM ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
原 幸雄
松田 秀士
YH 1' 49.770
6 45 ST1 6 Pixy Spec's Porsche
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI 1' 50.019
7 24 ST1 7 Pixy ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH 1' 50.155
8 11 ST2 1 オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH 1' 50.760
9 17 ST1 8 キーパー& RUNUP、KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
三沢 伸輔
DL 1' 50.862
10 2 ST2 2 FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
松田 晃司
DL 1' 51.293
11 913 ST1 9 BOMEX ADVAN コルベット C6
Chevolet Corvette C6
山下 潤一郎
山路 慎一
筒井 克彦
YH 1' 51.466
12 59 ST2 3 東和インテックEDインプレッサ
スバルインプレッサ/GDB
大澤 学
井尻 薫
DL 1' 52.081
13 6 ST2 4 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL 1' 52.099
14 22 ST2 5 PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GDB
池田 昌弘
清水 和夫
樋口統也
DL 1' 52.339
15 12 ST2 6 オーリンズランサー EVOワゴン
三菱ランサーEVOワゴン/CT9W
桂 伸一
菊池靖
瀬在仁志
0 1' 52.606
16 20 ST2 7 RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーEVO.IX/CT9A
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH 1' 52.744
17 33 ST3 1 eeia ingsz
日産フェアレディZ/Z33
大井 貴之
赤鮫オヤジ
YH 1' 53.201
18 26 ST2 8 エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH 1' 53.233
19 123 ST2 9 エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ/GDB
峰尾 恭輔
TOSHI ARAI
木下 みつひろ
YH 1' 53.567
20 13 ST2 10 シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーEVO./CT9A
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH 1' 53.600
21 23 ST3 2 C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
谷口 行規
YH 1' 53.642
22 15 ST3 3 岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH 1' 54.367
23 54 ST2 11 BC・KONG's アンクルランサー
三菱ランサーEVO.VIII/CT9A
山内 伸弥
浅見 武
YH 1' 54.381
24 83 ST3 4 BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉本 秀幸
余郷 敦
YH 1' 54.600
25 51 ST2 12 ブレイズシムスADVANGDB
スバルインプレッサ/GDB
鶴間祐一
佐藤幹徳
YH 1' 54.902
26 14 ST3 5 岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
マツダRX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH 1' 54.937
27 7 ST3 6 MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
YH 1' 55.314
28 19 ST3 7 バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH 1' 55.949
29 27 ST3 8 FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3/E46
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH 1' 55.993
30 16 ST3 9 H!NT.7
マツダRX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH 1' 57.144
31 999 ST4 1 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH 1' 57.524
32 55 ST3 10 Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
マツダ RX-7/FD3S
中村 旬
大塚 隆一郎
松原 亮二
YH 1' 57.910
33 39 ST3 11 HypeR FACTORY NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
塩野入 睦
馬杉 力也
YH 1' 58.294
34 69 STS 1 NSC J'S RACING S2000
ホンダ S2000/AP1
梅本 淳一
植田 正幸
YH 1' 58.425
35 99 STS 2 アクティブ ハイドロゲン ウォーター S2000
ホンダ S2000/AP1
坂本裕也
長野賢也
YH 1' 58.570
36 5 ST2 13 ijak Qs'Sea Brain Gulf Evo
三菱ランサーEVO.VIII MR/CT9A
島田 和樹
高見沢 一吉
斉藤 伸輔
KH 1' 58.425
37 73 ST4 2 ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH   1'58.570
38 98 ST4 3 KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
金谷 真吾
井上 恵一
YH 1'59.820
39 87 ST4 4 RISO☆BP☆アドバンDC5
ホンダインテグラ /DC5
金森 敏一
星野 薫
水谷 大介
YH 1'59.826
40 18 ST4 5 コスモソニック21FKインテグラX
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH 2' 00.139
41 43 ST3 12 ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3/E46
一楽 智也
川口 正敬
立花 和幸
YH 2'00.606
42 25 ST4 6 キーパー☆快洗隊インテグラ
ホンダインテグラ/DC5
畠中 修
石川 朗
田ヶ原 章蔵
2'00.984
- ---- ---- --- 以上 予選通過 ----------- -- --------
30 ST2 14 カンピリオADVANランサー
三菱ランサーEVOVIII/CT9A
渡辺雅則
杉本 龍生
加納政樹
YH 1'56.019

予選通過基準タイム
総合:2'21.657(130%)
ST1:1'59.169(110%) ST2:2'02.515(110%) ST3:2'05.110(110%)
ST4:2'10.362(110%) STS:2'10.125(110%)

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦富士 4時間耐久で今季初優勝を狙う (SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇4時間耐久で今季初優勝を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第4戦は、8月5~6日富士スピードウェイにおいて第3戦・24時間レースの次にロングディスタンスレースとなる4時間レース(走行距離600km弱)として行われる。

 第4戦のSTクラス2には12台がエントリー(全クラス45台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛/松田晃司)、#22 PERMAGARD IMPREZA(池田昌弘/清水和夫/樋口統也)、そしてエンドレススポーツの#123エンドレス 
アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/TOSHI ARAI/木下みつひろ)と年間エントリーしている3台に加え、2台のインプレッサがエントリーしている。

 富士スピードウェイは、03~05年に全面的に改修されて07年にはF1日本GPも開催される近代的な国際コース。1.5kmにもおよぶストレートが特徴で、前半区間はハイスピードセクション、そして後半はコーナーが連続するテクニカルセクションとなる。

 低い回転域で太いトルクを発生するインプレッサは、ドライバーの(高い)ギヤ選択とアクセルワークのスキルによって燃費走行が可能になる。1回のスティントを長く走れるため、ピット回数も少なくなり有利な展開に持ち込むことが可能となる。通常予定される3回のピット作業を2回にするチームもありそうだ。

 また、今回のレースは天候に恵まれそうだが、夕立の可能性がないわけではない。インプレッサは低重心な水平対向エンジンとシンメトリカルAWDによって車両バランスが良く、ドライからウェットとコンディションが変わってもサスペンションのセッティングを変える必要がなく安定した走行を続けることができる。さらに、完全なウェットコンディションともなればシンメトリカルAWDを生かして総合上位に食い込むことも可能となる。

 インプレッサはライバルの開幕4連勝を阻むと共に、03年以来、3年ぶり(04年は富士ラウンドは改修のために開催されず)のクラス優勝を目指すことになる。

タイムスケジュールは以下のとおり。
5日(土)
12:00~12:30 ドライバーズ予選
14:35~15:35 グリッド予選
6日(日)
8:00~8:30 フリー走行
13:50 決勝スタート
17:50 決勝ゴール

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 [スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

060709_podium

ブノワ・トレルイエ(優勝)
レースは特に難しいこともなかったです。雨が降るのか降らないのかは不安でしたけどね。
レース序盤は、マツダサンとサトシとの差をコントロールすることを心がけてセーフティーに走り、25周を過ぎてからピットインするまで思い切りプッシュしました。
ピット作業ではメカニックがファンタスティックな仕事をしてくれました。
ピットアウトしてからはツギオに『ついていけないぞ』と思わせるために思い切りプッシュしました。48~9秒台で走っていたらチームから『ペースを落とせ』と指示されましたが、しばらくは聞こえないふりをして走ってました(笑)。でも、何か理由があるのかも、と思ったので最後は少しペースを落としました。
本当にクルマもタイヤもいい状態で、レースをエンジョイできましたよ。

松田 次生(2位)
スタートしてすぐに雨が降ってくる難しいコンディションでしたが、天気が最後まで持ってくれてよかったです。
レース結果に関しては、正直『負けは負け』ということですね。
クルマに問題がなかったわけじゃありませんけど、おかしなレベルではなかったので、あとはボクの頑張り次第だったと思います。
次はブノワに負けないよう、色んな努力をしてレースに臨もうと思います。

本山 哲(3位)
金曜、土曜と良い流れで来ていて、クルマも仕上がってると思っていたのですが、レースが始まって数周してからペースが上がらなくなり、苦しいレースになりました。
次こそは真ん中に座って記者会見を受けられるよう、頑張ります。
クルマのトラブルの原因はまだわかっていません。

星野 一義(優勝チーム監督)
チームが計算をちゃんとして、間違いがないように送り出した結果です。
(レース終盤)エンジニアが心配をしてブノワにペースを落とさせようとしましたが、ボクは心配していませんでした。ブノワだったら判った上で飛ばしてると思ってましたから。
本山はベストじゃないクルマをコントロールして3位に入りましたが、優勝にも値するプロフェッショナルな仕事ですね。
今回1-2-3フィニッシュを達成しました。欲を言えば星野選手にも4位に入って欲しかったのですが、そうは問屋が卸さなかったようです。
まぁ今回は小暮君や金石君と同じペースで走れていたのは良かったんじゃないでしょうか。
実は朝のフリー走行のときに『クラッシュが少なすぎる』って怒ったんですよ。無難に走って9位10位なんてことを僕は求めてませんからね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿決勝 トレルイエがぶっちぎりで今季2勝目を挙げる

060709_kiss_s 全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝は、ポールシッターの#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)が後続を全く寄せ付けない圧倒的な速さで今季2勝目を挙げた。
2位にはチームメイトの#20松田次生、3位に#1本山哲(arting RACING TEAM IMPUL)が入り、インパル勢が1-2-3フィニッシュを達成した。

060709_start_s

060709_treluyer_s

060709_matsuda2_s

060709_motoyama2_s

F3の決勝終盤に降り始めた雨のため、急遽10分間の特別フリー走行が設けられたため、フォーミュラニッポンの決勝は午後2時50分にフォーメーションラップを開始することとなった。
心配された雨は5周目から降り始めたが、路面コンディションに大きな影響を及ぼすことなく、降ったり止んだりを繰り返した。
このため、各ドライバーとも終始スリックタイヤで走行することとなった。

ポールポジションのトレルイエは見事なスタートでトップのまま1コーナーへ飛び込むと、そのまま一切手綱を緩めることなく終始攻めの走りで後続をぶっちぎっていく。
2位につけたチームメイトの#20松田次生も懸命に追いかけるが、トレルイエのハイペースについていくことができず、その差はじりじりと開いていく。
結局、トレルイエは松田に9秒238の大差をつけて51周を駆け抜け、SCランのままレース成立とされた富士の開幕戦に続いての今季2勝目を獲得した。

3位にはディフェンディングチャンピオンの#1本山哲がつけた。
本山はスタートで出遅れたクインタレッリの脇をすり抜けて3番手にジャンプアップすると、一時は松田のすぐ後ろに迫ってさかんに仕掛けていったが、レース中盤から徐々にその差は開き始める。
それでもトレルイエに続いて31周終わりで行ったピット作業を15.4秒で済ませて逆転を目論むが、翌周に松田も15.9秒で作業を済ませて対抗する。
その後もハイペースで松田を追いかけたものの、トレルイエと松田のペースは更に速く、本山は松田に24秒669遅れてチェッカーを受けることになった。

4位には、スタートで6番手に後退しながらも積極的にオーバーテイクを仕掛けて順位を挽回した#4立川祐路が入り、5位には後方スタートながら早めのピットストップとアグレッシブな走りで着実に順位を上げていった#36アンドレ・ロッテラーが、6位には#7片岡龍也が入った。

今回から参戦した#41井出有治は、スタートで7位にジャンプアップして健在振りをアピールしたが、ピットストップで痛恨のエンジンストールを喫して後退、12番手に終わった。
#3荒聖治はスタートでエンジンストールにより最後尾まで順位を落としたが、ノーピット作戦を敢行して一時入賞圏内まで順位を挽回して見せ、最終的には10位でチェッカーを受けた。

第5戦は久々のトップフォーミュラ開催となるオートポリス。8月6日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR & Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿決勝結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/07/09) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime/Behind
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J511:34'26.397
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J519.235
31本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J5133.904
411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J5140.192
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J511'05.794
67片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J511'15.788
737土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J511'22.292
88高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J511'28.362
956小暮 卓史ARTAHONDA HF386E511'30.632
103荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J511'39.557
1134横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J511'49.061
1241井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E501Lap
134柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J474Laps
-------- 以上規定周回(45 Laps)完走 --------
-2星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J4110Laps
-55金石 年弘ARTAHONDA HF386E4110Laps
-40ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E3615Laps
-32武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2526Laps
-5道上 龍5ZIGENHONDA HF386E2427Laps
-33ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J2229Laps
-31ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1932Laps
-6折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1932Laps
-27密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E1635Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ブノワ・トレルイエ (mobilecast IMPUL) 1'48.713 (35/51) 192.30km/h

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿フリー走行 本山がトップタイム

鈴鹿サーキットで行われている、全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝前フリー走行は、#1本山哲(arting RACING TEAM with IMPUL)がトップタイムを記録した。

060709_motoyama_s

060709_tachikawa_s

060709_matsuda_s

決勝日を迎えた鈴鹿サーキット上空は雲が厚く垂れ込め、いつ雨が降り出してもおかしくない状況だ。
それでもフリー走行は終始ドライコンディションで行われることとなった。
このセッションでは本山が好調だ。
セッションが進むにつれて各ドライバーが徐々にタイムをあげていく中、コンスタントにタイミングモニターの上位に名を連ね、前後の足回りを調整して残り時間1分で出て行ったときにはただ一人47秒台となる、1分47秒524を記録してみせた。

その他、予選では13番手に終わった#4柳田真孝も一時トップタイムを記録、決勝に向けての仕上がりの良さをアピールするが、その数分後にスプーン立ち上がりでクラッシュしてしまった。
柳田自身は無事だったが、クルマはノーズ部分を破損、フロントサスアームも折れている状態だ。

2番手には#11立川祐路、3番手には#20松田次生がつけ、クラッシュした柳田は最終的には4番手となった。
一方、ポールシッターの#19ブノワ・トレルイエは9位、予選3位のロニー・クインタレッリは14番手と後方に沈んでいる。

今回から参戦の#41井出有治は8番手、#3荒聖治は21番手に終わった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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FN第4戦鈴鹿フリー走行結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2007/07/09) Free Session Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
1 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'47.524 - - 194.42
2 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1'48.489 0.965 0.965 192.69
3 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'48.612 1.088 0.123 192.48
4 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1'48.787 1.263 0.175 192.17
5 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1'48.817 1.293 0.030 192.11
6 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'48.878 1.354 0.061 192.01
7 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'48.879 1.355 0.001 192.00
8 41 井出 有冶 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'48.918 1.394 0.039 191.94
9 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'48.964 1.440 0.046 191.85
10 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1'49.045 1.521 0.081 191.71
11 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'49.111 1.587 0.066 191.60
12 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'49.190 1.666 0.079 191.46
13 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'49.200 1.676 0.010 191.44
14 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'49.216 1.692 0.016 191.41
15 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1'49.587 2.063 0.371 190.76
16 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1'49.617 2.093 0.030 190.71
17 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1'49.649 2.125 0.032 190.66
18 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'49.680 2.156 0.031 190.60
19 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'49.708 2.184 0.028 190.55
20 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 1'50.219 2.695 0.511 189.67
21 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1'50.279 2.755 0.060 189.57
22 27 密山 祥吾 DPR Direxiv HONDA HF386E 1'53.422 5.898 3.143 184.31
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN第4戦鈴鹿 予選上位3人のコメント

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ブノワ・トレルイエ(ポールポジション)
勿論ハッピーですよ。今シーズン4戦やって3度目のポールポジションですからね。
今朝の予選はクルマの状態が完璧じゃなくて難しい状況でした。午後もクルマは何もイジっていません。いいタイムが出たのはニュータイヤが良かったことと、僕の頑張りです。
最後のアタックでは、スプーンカーブで危ない場面もありましたが、デグナーから先は120%の走りで思い切り行きましたし、最後のセクターはそれこそ150%の走りでした。
今シーズンは雨のレースばかりなので、一度はドライで走りたいです。ドライで走ってボクのパフォーマンスをお客さんに見て欲しい。でも、例え雨でも確実に表彰台を狙っていきますよ。

松田次生(予選2位)
データ取りのために変更してきた部分がコースにマッチしなくて、昨日はいい走りができなかったので、今朝セッティングを変更しました。
午前中はアンダーが出ていて、2セット目を履くと更に酷くなりました。午後も路面状態が良くなるにつれてアンダーが強くなってきたので、『とにかく曲がるようにして欲しい』とリクエストしてセッティングを変更したら、今度はS字でオーバーが出てしまって、ブノワのタイムに届きませんでした。でも、お陰でいいデータが取れたので、今後の参考にしたいです。

ロニー・クインタレッリ(予選3位)
クルマは昨日より良くなりました。少しづつセッティングを変えていって、午後の路面状態に合わせこんだのが良かったようです。
4セット目を投入するタイミングが遅かったために、タイヤを充分に暖められなくて、セクター1は良くなかったんですが、セクター2、3、4と良くなっていっていい結果を出せました。
明日の決勝に向けての自信もできましたね。
明日は雨でも晴れでも『どっちでもいい』(ここだけ日本語)。クルマのセッティングもそれなりに良くなってきましたから。勿論勝つつもりで走りますが、前の二人を抜くのは難しいので、今はとにかくフィニッシュすることが一番の目標です。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

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FN第4戦鈴鹿 公式予選2回目 トレルイエが今季3度目のポール!

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦鈴鹿の公式予選2回目は、ブノワ・トレルイエが1分45秒905と、唯一45秒台に入る渾身のアタックで、今季3度目のポールポジションを獲得した。

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午後に入って気温も路面温度もますます上昇し、人にもクルマにも厳しいコンディションの中、公式予選2回目が午後1時45分より開始された。

午前中とはうって変わって、今度は予選開始と同時に多くのドライバーがコースに飛び出していく。まずはユーズドタイヤで路面とクルマのコンディションをチェックし、続いてセッション半ば辺りから3セット目のタイヤを投入してアタックに取り掛かる。
しかし#8高木虎之介は最初からニュータイヤを投入して積極的にタイムを出しにいく。
今週末の高木は好調だ。

残り時間16分のところで、遂に#20松田次生が1分46秒336と、午前中の本山のベストタイムを上回り、総合トップに躍り出た。
これを見てすかさず本山もニュータイヤでのアタックに飛び出していく。
セクター1、セクター2と松田の区間ベストを上回った本山だったが、スプーンで少しダートにタイヤを落としたこともあって。46秒489に留まる。
本山はピットへ戻り、フロントスプリングの交換に取り掛かった。

一方、松田はリヤの車高を調整し、4セット目を装着して最後のアタックに挑む。
スプリング交換を終えた本山も4セット目のアタックに取り掛かる。
残り時間は5分を切った。

明日の決勝が雨と予想されていることもあり、各ドライバーとも4セット目を投入して積極的にタイムを狙っていく。

ここで最後のアタックに取り掛かったトレルイエが、クルマを激しく振り回しながら松田の区間ベストを次々と更新し、遂に45秒の壁を打ち破ることに成功、1分45秒905を叩き出して今季3度目のポールポジションを獲得した。

松田もセクター3でブノワのタイムを上回るが、シケインをまとめきれずに46.054と一歩及ばずに2番手。
その後方では#1本山と#11立川が終了間際まで3番手争いを繰り広げるが、チェッカー直後に#33ロニ・クインタレッリがタイムを更新して二人を上回って3番手グリッドを得た。
本山は4番手、立川は5番手で明日の決勝に臨む。

今回から参戦の#41井出有治は11番手、#3荒聖治は15番手だった。

第4戦決勝は明日9日午後2時30分より、51周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

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FN第4戦鈴鹿予選総合結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2006/07/08) Qualfying Session Weather: Cloudy Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
1 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'46.453
*1'45.905
1'45.905 - 197.40
2 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'46.652
*1'46.054
1'46.054 0.149 197.12
3 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'46.783
*1'46.170
1'46.170 0.265 196.90
4 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'46.374
*1'46.197
1'46.197 0.292 196.85
5 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1'46.515
*1'46.310
1'46.310 0.405 196.64
6 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1'46.714
*1'46.319
1'46.319 0.414 196.63
7 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1'47.286
*1'46.493
1'46.493 0.588 196.31
8 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'47.452
*1'46.714
1'46.714 0.809 195.90
9 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1'47.276
*1'46.765
1'46.765 0.860 195.81
10 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1'47.213
*1'46.793
1'46.793 0.888 195.75
11 41 井出 有冶 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'47.431
*1'46.835
1'46.835 0.930 195.68
12 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'47.650
*1'46.867
1'46.867 0.962 195.62
13 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1'47.648
*1'46.982
1'46.982 1.077 195.41
14 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'47.025
*1'46.989
1'46.989 1.084 195.40
15 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1'47.796
*1'47.054
1'47.054 1.149 195.28
16 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'47.566
*1'47.104
1'47.104 1.199 195.19
17 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'47.220
*1'47.158
1'47.158 1.253 195.09
18 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E *1'47.307
1'47.336
1'47.307 1.402 194.82
19 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'48.558
*1'47.377
1'47.377 1.472 194.69
20 27 密山 祥吾 DPR Direxiv HONDA HF386E 1'48.117
*1'47.714
1'47.714 1.809 194.08
21 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1'48.427
*1'48.304
1'48.304 2.399 193.02
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E *1'48.707
1'50.304
1'48.707 2.802 192.31
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'53.318 7.413 184.48
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN第4戦鈴鹿予選2回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2006/07/06) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy Course:Fine
2006 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
1 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'45.905 - - 197.40
2 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1'46.054 0.149 0.149 197.12
3 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'46.170 0.265 0.116 196.90
4 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'46.197 0.292 0.027 196.85
5 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1'46.310 0.405 0.113 196.64
6 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1'46.319 0.414 0.009 196.63
7 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1'46.493 0.588 0.174 196.31
8 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'46.714 0.809 0.221 195.90
9 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1'46.765 0.860 0.051 195.81
10 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1'46.793 0.888 0.028 195.75
11 41 井出 有冶 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1'46.835 0.930 0.042 195.68
12 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'46.867 0.962 0.032 195.62
13 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1'46.982 1.077 0.115 195.41
14 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1'46.989 1.084 0.007 195.40
15 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1'47.054 1.149 0.065 195.28
16 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1'47.104 1.199 0.050 195.19
17 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'47.158 1.253 0.054 195.09
18 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1'47.336 1.431 0.178 194.76
19 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1'47.377 1.472 0.041 194.69
20 27 密山 祥吾 DPR Direxiv HONDA HF386E 1'47.714 1.809 0.337 194.08
21 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1'48.304 2.399 0.590 193.02
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 1'50.304 4.399 2.000 189.52
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'53.318 7.413 3.014 184.48
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'44.082

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿 公式予選1回目 本山が暫定ポール!井出は13番手。

060708_motoyama_s 全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の公式予選1回目が7月8日、鈴鹿サーキットで行われ、#1本山哲(arting RACING TEAM with IMPUL)が1分46秒374を記録して暫定ポールとなった。

公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットは、時折青空を覗かせる蒸し暑い天候。
予報では夕方から雨が降るようだが、フォーミュラニッポンの予選は2回ともドライで行えそうだ。

9時55分、公式予選1回目がスタート。
山本左近のF1行きを受けて今回から参戦する#3荒聖治や、ルーキーの#34横溝直輝、#6折目遼、#27密山祥吾、#32武藤英紀、#2星野一樹らが開始早々から周回を重ねていく。

上位陣は残り時間30分ぐらいから徐々にコースに出始め、1セット目のアタックに取り掛かる。
この時点でのトップは#8高木虎之介(Team LeMans)の1分47秒415だ。

F1のシートを失い、今回から急遽参戦の決まった井出有治も、ドコモダンディライアンの41号車を駆ってコースに飛び出してきた。
井出の最初のアタックは1分47秒575。この時点での3番手タイムだ。

井出が1回目のアタックを終えた直後、立川が1分46秒985と、最初に46秒台を記録してトップに立つ。

060708_treluyer_s しかしその2分後、#19ブノワ・トレルイエが1分46秒453と大幅にタイムを縮めてきた。
更に本山も、最初のアタックでいきなり1分46秒374を叩き出して一気にトップを奪う。
#20松田次生も3番手につけ、ここでもインパル勢が1-2-3体制を築き上げる。
残り時間は25分だ。

残り時間が20分を切ったあたりから、各ドライバー2セット目のタイヤを投入し始める。
横溝と#31ロイック・デュバルに至っては3セットを費やして懸命に上位進出を目指す。
そうした中、立川が再びタイムアップして3番手に順位を上げてきた。

しかし結局、誰一人として本山のタイムを更新することはできず、本山は最初のアタックで叩き出したタイムで暫定ポールを決めることとなった。

060708_ide_s 注目の井出は結局13番手に終わったが、チームメイトの#40ビヨン・ビルドハイムのタイムは上回ることができた。

公式予選2回目は、午後1時45分より、45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

Formula Nippon

FN第4戦鈴鹿予選1回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2006/07/06) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'46.374--196.53
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'46.4530.0790.079196.38
311立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'46.5150.1410.062196.27
420松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'46.6520.2780.137196.01
58高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'46.7140.3400.062195.90
633ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'46.7830.4090.069195.77
734横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'47.0250.6510.242195.33
855金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'47.2130.8390.188194.99
931ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'47.2200.8460.007194.97
107片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'47.2760.9020.056194.87
1156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'47.2860.9120.010194.85
1232武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'47.3070.9330.021194.82
1341井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.4311.0570.124194.59
1440ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'47.4521.0780.021194.55
1536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'47.5661.1920.114194.35
164柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'47.6481.2740.082194.20
1737土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'47.6501.2760.002194.20
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'47.7961.4220.146193.93
1927密山 祥吾DPR DirexivHONDA HF386E1'48.1171.7430.321193.36
205道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'48.4272.0530.310192.80
212星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'48.5582.1840.131192.57
226折目 遼M&O 5ZIGENHONDA HF386E1'48.7072.3330.149192.31
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'53.8207.4465.113183.67
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'44.082

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン 遠征戦で苦戦(トヨタモータースポーツニュース)

SUPER GT
第4戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA

SUPER GT第4戦 セパン遠征戦で苦戦
GT300クラスではウエッズスポーツセリカ19号車が3位入賞。今季初の表彰台獲得

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苦戦を強いられたトヨタ勢最上位の10位入賞を果たした
トヨタ・スープラ(No.25 エクリプス・アドバン・スープラ)
 2006 AUTOBACS SUPER GTの第4戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」が6月24日(土)~25日(日)の両日、マレーシアのセパン・サーキットで開催された。
 2000年のオールスター戦から6回目の開催(03年はSARSの影響で中止)となる遠征戦は毎回灼熱のサーキットを舞台に文字通りの熱戦を展開。
 今季トヨタが投入した新型車両、レクサスSC430には初レースとなるが、開幕前の開発テストの舞台として走り込んだサーキットでもあり、活躍が期待された。
 今大会にはGT500クラス15台、GT300クラス20台の総勢35台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに4台のレクサス SC430と2台のトヨタ スープラ、GT300クラスには2台のトヨタ MR‐Sと1台のトヨタ セリカが出場した。

◆予選◆

 24日(土)の天候は朝から曇天。午前11時からの予選1回目セッションの直前には小雨が落ち、気温は28度。路面温度も28度とセパンとしては異例の低温状況となった。このため、予選は暑くなることを想定して固めのタイヤを選んだチームが伸び悩む波乱の展開。
 この中で立川祐路/髙木虎之介組の駆るZENTセルモSC1号車が4番手、脇阪寿一/A.ロッテラー組のOPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車が5番手で上位10台が出場するスーパーラップに進出した。
 その後、午後3時過ぎにはスコールに見舞われるなど天候は依然不順。しかし、午後4時から各クラス15分ずつの予選2回目セッションの頃には路面は乾き、ドライコンディションでスーパーラップを迎えた。
 スーパーラップではマレーシアの観衆が見守る中、1号車が3番手、36号車が5番手タイムを記録。また、GT300クラスでは脇阪薫一/松田晃司組ウェッズスポーツセリカ19号車がスーパーラップに進出して4番手グリッドを獲得した。

◆決勝◆
 25日(日)は、曇の合間に太陽も覗き、気温は32度まで上昇。それでも例年よりはやや低い気温のもと、午後4時に決勝レースのフォーメーションラップがスタートした。
 4番手スタートの1号車はオープニングラップの混乱で6位に後退。一方、36号車は一つポジションを上げ、4位で周回を開始した。
 しかし、36号車は25周でピット作業とドライバー交代を行って間もなく、シフト操作が渋くなるというミッショントラブルに見舞われて後退。1号車は5位から追い上げ中の39周目に、GT300車両と接触を喫してペナルティを受け、12位に終わった。
 一方、13番手グリッドからスタートしたエクリプス・アドバン・スープラ25号車は序盤からじわじわと順位を上げ、一時は7位まで浮上。終盤戦では、タイヤ摩耗によりスピン、ピットインを余儀なくされたが、残り3周で、60㎏のウエイトハンデに苦しむBANDAI DIREZZA SC430 35号車をパスして10位でチェッカー。貴重なポイントを獲得した。  また、GT300クラスでは4番手グリッドから安定したペースを保ち、31周目に3位に躍進した19号車がそのまま逃げ切りチェッカー。今季初の表彰台を獲得した。


エクリプス・アドバン・スープラ25号車 ドライバー織戸学のコメント:

 ミスや接触でレースを失わないよう大事に走り、苦しいレースだったが、貴重なポイントを獲得することが出来て良かった。これからもさらに上位を目指して頑張りたい。

エクリプス・アドバン・スープラ25号車 ドライバー土屋武士のコメント:

 精一杯戦ったが、現状ではこの結果が精一杯。自分の33戦連続ポイント獲得という記録を伸ばすことは出来たが、全く満足はしていない。これからもベストを尽くす。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:

 セパン・サーキットはレクサスSC430には不得手なサーキットであるが、予選、そして決勝の序盤戦でもまずまずのパフォーマンスを発揮することは出来たと思う。しかし、トラブルにより、結果は厳しいものとなってしまった。次戦以降体制を立て直し、巻き返しを計るべく全力で頑張る。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン決勝 Zが2位・3位表彰台を獲得(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

SUPER GT 第4戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年6月25日
■開催場所:セパンサーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■Zが2位・3位表彰台を獲得
「MOTUL AUTECH Z」2位、「カルソニック インパルZ」3位

 SUPER GT第4戦、「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」決勝レースは、6月25日(日)にセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、予選2位からスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/リチャード・ライアン)が2位に入賞。また、予選4位の「カルソニックIMPUL Z」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が3位に 入り、Zは5台中2台が表彰台、他の3台も入賞し5台全車がポイントを獲得した。

 セパンは薄曇りから晴天へと変わり、気温は最高32度であった。観客は、3万6000人。
 午後4時にフォーメーションラップがスタートし、続いて1周ののちにレースがスタートした。#22 Zのスタートドライバーはミハエル・クルムで、順位通りの#8 NSXに先行を許すものの、大きく差をつけられることなく担当周回を完了。25周目にピットで待つリチャード・ライアンにドライバー交代した。ミスのないピットワークでレースに戻った#22 Zであったが、#8 NSXがタイヤ交換2本のみでピットアウトしていたため2台の差は15秒程度となっていた。ライアンは、昨年のレースを彷彿とさせるファイトあふれるドライビングで#8 NSXを追い、周回毎にその差を詰めて行った。当初の15秒差は終盤には3秒差まで詰まり、あと数周で逆転かと双方のピットに緊張が走った。しかし終盤にコース上の混雑がライアンの追い上げを拒み、結局5.6秒差でフィニッシュを迎えることとなった。
 一方、4番グリッドからレースをスタートした#12 Zは、スタートドライバーのトレルイエが好スタートを切り、1コーナーを回った時には3位に上がっていた。その後、首位を追う#22 Zの背後につけて追い抜きのチャンスをうかがった。しかし、それは叶わず3位のまま星野一樹にドライバー交代。星野も速いペースで後半の担当周回を走りきり3位のままチェッカーフラッグを受けた。#12 Zの3位入賞は今季初。星野にとっても初の表彰台となった。

 予選8位の「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生)は、本山が1周目に「イエローハットYMS TOMICA Z」(#3 横溝直樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)を抜いて7位となるとそのまま序盤を周回し、22周目に松田に交代。松田はクールスーツの不調で、暑さとも戦うこととなった。そして後半先行のSC430が2台脱落して5位となり、レースを終了し、チャンピオン争いに重要な6ポイントを獲得した。
 #3 Zはピットイン後にオリベイラが一度グラベルベッドに飛び出してひやっとしたが、大きなロスなくレースに復帰し7位となった。また、予選10位の「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24 エリック・コマス/柳田真孝)も大きなロスなく8位でレースを終了した。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン ホンダプレスリリース

060625_r_01

ARTA NSXがポール・トゥ・ウインで今シーズン初優勝
Team Honda Racingがドライバー・チーム両部門でランキング1-2位を獲得

決勝日:2006年6月25日(日)
会場:セパン・インターナショナル・サーキット 天候:予選/曇り 決勝/曇り 気温:33℃/路面温度40℃(16:00現在) コースコンディション:ドライ 観客数:3万6000人(主催者発表)

 6月25日(日)、セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)において2006年 SUPER GT第4戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」の決勝レース(54周=299.268km)が開催された。

060625_r_02 060625_r_03

 24日(土)の空は雲に覆われ時おり雨が降ったものの、SUPER GTの予選は2回ともドライ路面で行われ、公式予選1回目で、3台のNSX-GTのスーパーラップ進出が決定した。
  予選2回目は現地時間16時から行われたため、マレーシアラウンドとしては気温27℃、路面温度28℃と低く、タイムアタックのタイムに大きな影響を及ぼすこととなった。
  多くのドライバーが午前中のタイムを更新できない状況の中、予選1回目でもトップに立っていた#8 ARTA NSXのラルフ・ファーマン選手が見事な走りを披露し、ただ一人57秒台に入る1分57秒866を記録。この結果、伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(#8 ARTA NSX)は開幕戦以来となる今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。
  続くNSX-GT勢は、30kgのウエイトハンデを積んでいるセバスチャン・フィリップ/細川慎弥組(#100 RAYBRIG NSX)が2分00秒392を記録して6番手。現時点でドライバーとチームの両部門でシリーズランキング首位に立つ道上龍/小暮卓史組(#18 TAKATA童夢NSX)が70kgのウエイトハンデを積みながらも9番グリッドを獲得した。ロイック・デュバル/武藤英紀組(#32 EPSON NSX)は11番手からのスタートとなった。

 決勝日となる25日(日)は、空一面に薄い雲が覆っているものの青空も垣間見え、この3日間で最良の天候となった。夕刻の午後4時5分に計34台 (GT500クラス15台)のマシンがスタートを切った。この時点で気温33℃、路面温度40℃だったが、その後、気温はさらに上昇したため、ドライバーやマシン、タイヤに厳しいコンディションの中でレースは展開された。

 オープニングラップはポールポジションスタートのR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)が抜けだし、#22 MOTUL AUTECH Zと、#12 カルソニックインパルZが追いかける展開となった。ファーマン選手は、2周を終えた時点で後続に1秒742もの差を広げ、独走態勢を築くべくさらにペースを上げていった。予選6番手からスタートしたS.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)は、ポジションを1つ上げて5位を走行。道上 龍選手(#18 TAKATA童夢NSX)は10位。このレースで初めてスタートドライバーを務める武藤英紀選手(#32 EPSON NSX)は15位を走行した。

 トップを走行する#8 ARTA NSXのファーマン選手は、10周終了時で後続を5秒083まで広げた。さらに12ラップ目からラップタイムを2分2秒台に入れて快調に走行を重ねた。しかし、無線やクールスーツの不調といったトラブルが発生したため、21周終了時に早めのピットインを敢行。燃料補給とリアタイヤのみの交換を行い、伊藤大輔選手へドライバー交代し、28秒9のピット作業でコースに復帰した。
  24周終了時には#18 TAKATA童夢NSXの道上選手と#32 EPSON NSXの武藤選手がピットインし、それぞれ小暮卓史選手とL.デュバル選手にドライバー交代を行った。

 主なトップグループがドライバー交代を行った26周終了時点で、事実上のトップを走行する#8 ARTA NSXの伊藤選手は、2位に約15秒もの大差をつけることに成功した。伊藤選手は昨年のマレーシアラウンドも今回と同じようにトップでバトンを受けながら、クールスーツの不調などの原因により残り3周でトップの座を明け渡した経験がある。今回もトラブルでクールスーツを使用できず、クールベストを代用しながらも昨年の雪辱を果すべく好ペースを着実に刻み、見事にポール・トゥ・ウインで今シーズン初勝利を飾った。続くNSX-GT勢は#100 RAYBRIG NSXが4位。#18 TAKATA童夢NSXが6位。#32 EPSON NSXが9位でチェッカーフラッグを受けた。

 この結果、シリーズポイント争いにおいて伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組(#8 ARTA NSX)が計51ポイントを獲得してドライバーズ・ランキングの首位に浮上。前戦まで首位だった道上 龍/小暮卓史(#18 TAKATA童夢NSX)も2位と続いた。チーム・ランキングでもTeam Honda Racing(#8)が計39ポイントで首位。2位にTeam Honda Racing(#18)となり、両部門とも1-2位を獲得した。

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■伊藤 大輔(Daisuke Ito)選手

「今週末は曇り空が続き、例年と比べて気温も高くなかったので油断をしていました。今日は気温が上昇したうえ、ラルフ(ファーマン)が体調を崩しており、スタート直前のグリッドで汗もかいていたので心配していました。昨年のマレーシアラウンドでは、僕が熱中症になってしまって終盤で抜かれてしまったこともあり、彼のクールスーツがトラブルを起こしたと聞いたときには目の前が真っ暗になりました。しかし、出来ることをやるしかないと気持ちを切り替え、クールベストを代用して何とか最後まで乗り切ることができました。途中でリチャード・ライアン(#22 MOTUL AUTECH Z)に追いつかれましたが、ミスさえしなければ抜かれないと思っていました。チームスタッフとラルフに感謝の気持ちを伝えたいです」

■ラルフ・ファーマン(Ralph Firman)選手

「昨年のレースを経験して、優勝したいという気持ちが強かったので今は最高の気分です。15周目までにリードを拡げる作戦でしたが、2つの問題が発生してタフなレースになりました。無線が壊れてしまったことと、クールスーツが動かなかったことです。チームとはサインボードを使ってコミュニケーションをとりましたが、うまく伝わりませんでした。その結果、予定より早いピットインとなりましたが、ダイスケは後続からのプレッシャーにも負けずに長い距離を走り切ってくれました。今後のことを考えても優勝したいレースでした。全てのスタッフに感謝しています」

■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー

「いつもNSX-GTにご声援いただき、ありがとうございます。昨年は、ここセパンラウンドで大変悔しい思いをしただけに、皆様に優勝の報告ができることを嬉しく思います。ポールポジションを獲得し、スタートからチェッカーまでトップのまま逃げ切るという理想的な勝ち方をすることができました。しかしながら、実際は8号車のファーマン選手の無線やクールスーツにトラブルを抱えており、また伊藤選手もレース後半はかなり気温が高くなった影響で、フロントタイヤも非常に厳しい状態となっていました。それでも、2人が粘り強く走りきってくれたことが今回の勝利につながったと感じています。また、NSX-GT全車が完走し、入賞を果たしてくれましたので、シリーズ後半に向けて多くの収穫を得ることができました。これからも厳しい戦いが続くと思いますが、全力を尽くしてまいりますので、皆様からのより一層のご声援をお願い致します」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン ARTA NSXが昨年の雪辱を果たし優勝

 オートバックス スーパーGT第4戦「ジャパンGTマレーシア」は6月25日、マレーシアのセパン・サーキットで決勝レース(1周5・542km×54周)を行い、ARTA NSXの伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組が今季初優勝を果たした。

 ポールポジション(予選1位)からスタートしたARTA NSXは、実質的に一度もトップを譲ることなく好走。昨年も同じポールポジションからスタートしたが、ラスト3周でザナヴィニスモZに抜かれ、悔し涙の2位に終わった。今年は、見事にその雪辱を果たしての勝利だった。

 GT300クラスは、このサーキットを得意とする雨宮アスパラドリンクRX7の山野哲也/井入宏之組が、セパン通算4勝目を挙げた。

(観客:3万6000人)

■優勝選手コメント

No.8 ARTA NSX [GT500]
ラルフ・ファーマン「最高の気分だよ。今日は本当に優勝したかったんだ。去年の事もあったからね。実は無線が壊れたり、クールスーツが壊れたりで大変だった。無線が使えないから予定より早くピットに入って、伊藤選手が長く走ることになってしまった。Z(モチュールオーテックZ)のプレッシャーもあったけど、彼は本当にがんばったよ」

伊藤大輔「今日は急に暑くなったし、油断もあったかもしれない。ラルフの体調が悪くなり、クールスーツが壊れたと聞いた時は、目の前が暗くなったよ(笑)。でも気持ちを切り替えていった。今回は身体は大丈夫。リチャード(モチュールオーテックZ)も速かったけど、ミスさえなければ勝てると思って走っていました」

No.7 雨宮アスパラドリンクRX7 [GT300]
山野哲也「セパンは僕、好きなんです。今週末はクルマもタイヤも良かった。3番手スタートだったけど、RX7が速い個所を使って2台を抜けた。あとは(井入が担当する)後半のためにプッシュしたよ。GT初勝利もこのチームで、ここセパンだった。このチームに戻っての、今日の勝利はとてもうれしいね」

井入宏之「RX7はセパンに強いと言われてますが、スーパーGTはそうは上手くいかないレースなんです。それでも勝てたことが大きいですね。後半はクールスーツが壊れて苦しくて、視界も狭くなったりしたんですけど、追う密山君(No.27)もクールスーツが壊れて大変だったようで、助かりました」

Text: GTアソシエイション

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン 決勝結果

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/25) Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHLapTotal_Time
Behind
18GT5001ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS541:51'41.405
222GT5002MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS10545.663
312GT5003カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS105425.120
4100GT5004RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS305444.161
523GT5005XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS305451.637
618GT5006TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS70541'20.454
73GT5007イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS10541'28.867
824GT5008WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH10(+1)541'30.838
932GT5009EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL541'34.934
1025GT50010ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH+1531Lap
11*35GT50011BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL60531Lap
12*1GT50012ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS20531Lap
1366GT50013triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS20504Laps
147GT3001雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH504Laps
1527GT3002direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH45504Laps
1619GT3003ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+1504Laps
172GT3004 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH15504Laps
1855GT3005DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH+1504Laps
1914GT3006ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK10504Laps
20777GT3007梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋 和也
MI+1504Laps
215GT3008プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+2495Laps
22110GT3009TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH25495Laps
2347GT30010吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+1495Laps
24910GT30011洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH495Laps
2546GT30012吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL25495Laps
2662GT30013WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH30486Laps
2710GT30014T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
小園 ひろみ
尾本 直史
DL+2486Laps
28666GT30015ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+2486Laps
296GT50014Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS30477Laps
3070GT30016外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
平川 晃
YH477Laps
3111GT30017JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL15459Laps
3236GT50015OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS204410Laps
3313GT30018エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH203816Laps
-------- 以上規定周回数完走 ( GT500: 37Laps / GT300: 35Laps ) --------
-101GT30019TEAM RUN'A apr MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI203420Laps
  • Fastest Lap:
    • GT500 : 2'00.151 (R.ファーマン/No.8 ARTA NSX)
    • GT300 : 2.11.347 (山野 哲也/No.7 雨宮アスパラドリンクRX7)
  • No.35は、No.6 に対する接触行為により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • No.1は、No.47 に対する接触行為により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン フリー走行結果

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireWHTimeDelaykm/h
132GT5001EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL2'00.765-165.207
28GT5002ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS2'00.814 0.049165.140
33GT5003イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS102'00.911 0.146165.007
436GT5004OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS202'00.941 0.176164.966
523GT5005XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田 次生
BS302'01.210 0.445164.600
61GT5006ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS202'01.335 0.570164.431
712GT5007カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS102'01.390 0.625164.356
8100GT5008RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS302'01.630 0.865164.032
918GT5009TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS702'01.644 0.879164.013
1022GT50010MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS102'01.898 1.133163.671
1125GT50011ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH+12'02.486 1.721162.886
1224GT50012WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH10(+1)2'02.509 1.744162.855
136GT50013Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS302'02.698 1.933162.604
1466GT50014triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS202'02.712 1.947162.586
1535GT50015BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL602'03.494 2.729161.556
167GT3001雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH2'10.78410.019152.552
1719GT3002ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+12'11.30110.536151.950
1827GT3003direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口 信輝
YH452'11.74110.976151.443
19101GT3004TEAM RUN'A apr MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木 真一
MI202'12.15711.392150.966
2046GT3005吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL252'12.38611.621150.705
2162GT3006WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木 宏之
YH302'12.54911.784150.519
2213GT3007エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井 誠暢
YH202'12.56811.803150.498
235GT3008プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井 克彦
YH+22'12.58911.824150.474
2455GT3009DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH+12'12.74411.979150.298
2511GT30010JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL152'13.02112.256149.985
2696GT30011EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤 翼
DL2'13.45612.691149.496
2747GT30012吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+12'13.60112.836149.334
2814GT30013ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾 恭輔
HK102'13.72512.960149.196
292GT30014 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH152'13.76012.995149.157
30777GT30015梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋 和也
MI+12'13.98713.222148.904
31110GT30016TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH252'13.99813.233148.892
3270GT30017外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
平川 晃
YH2'15.75714.992146.963
3310GT30018T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
小園 ひろみ
尾本 直史
DL+22'16.12815.363146.562
34666GT30019ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下 潤一郎
YH+22'16.70315.938145.946
35910GT30020洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松 忠雄
菊地 靖
YH2'16.86616.101145.772

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン予選 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第4戦
「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2006年6月24日
■開催場所:セパンサーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■「MOTUL AUTECH Z」(#22) が2位フロントロウ獲得
「カルソニックIMPUL Z」 (#12) は4位

 SUPER GT第4戦マレーシアラウンドは、6月24日(土)に公式予選が行われた。毎年強い日差しと高温多湿の厳しい気象条件が特徴だったセパンサーキットは、今年は気温が28度程度までにしか上がらず、上空が雲に覆われている時間が長い。金曜日に行われた練習走行では午前中曇り空ドライ路面だったものの、夕方4時からのセッション2回目は雨。突然の局地的な土砂降りによって、数台が次々にスピンアウトする場面もあった。

 この日11時からの公式予選でも、GT300が専有走行を始めた頃は暗い雲が垂れ込め、今にも降り出しそうな天気であった。時折小雨がこぼれ落ち、誰もがGT500専有走行の間に本格的に降り出すと予想していた。しかし、その時間となると急に空が明るくなり暗い雲は東の方向に流れて行った。このセッションで精力的に走り込んだのは、「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24)のエリック・コマス。速いペースでタイムを削り予選10位を獲得し、スーパーラップ進出を果たした。「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、ミハエル・クルムがアタッカーを担当。ハンディウェイト10kgの#22 Zは、予選でもトップタイムを獲得すべく果敢にプッシュしたが、アタック中に先行車に引っかかり、暫定ポールポジションを逃して3位となった。2位は「カルソニックIMPUL Z」(#12)。

 「イエローハットYMS TOMICA Z」(#3)は、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがタイムアタックして7位。ウェイトハンディ30kgを積んだ本山哲がアタックを担当した「XANAVI NISMO Z」(#23)は、8位となり、これによって、5台体制となった今年のSUPER GT開幕戦以来4戦目にしてはじめてZ勢全5台が揃ってスーパーラップに進出することとなった。

 午後5時19分から始まったGT500のスーパーラップは薄曇りながら路面はドライで気温は28度と午前中からあまり変化がない。一時強く雨が降ったものの、幸運にもこの時間帯には乾ききっていた。タイムアタックのトップランナーは「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24)のエリック・コマス。ウォームアップラップでは左右にマシンをウェービングさせ、タイヤを短時間で暖める試みを続けた。しかし、タイムは2分02秒014と1回目の予選タイムを更新することができず10位スタートが確定した。「XANAVI NISMO Z」(#23)は本山哲がアタック。決勝レースを見込んでハード目のタイヤを装着している#23 Zは8位。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの「イエローハットYMS TOMICA Z」(#3)も同様に順位を挙げることができず、7番グリッドからのレーススタートとなった。

 上位5台によるスーパーラップショーは見応えのあるものだった。#36、#1のレクサスSC430勢が1分59秒台を出し、その後「MOTULAUTECH Z」(#22)のミハエル・クルムが渾身のドライビングで1分58秒794を記録するとライバル陣営からはため息がこぼれた。続いて計測ラップに入ったブノワ・トレルイエの「カルソニックIMPUL Z」(#12)は見るからにハードプッシュで攻め上げたが、何度かの脱輪ギリギリの走行がタイムロスにつながり、4位でスーパーラップを終えることとなった。ポールポジションは#8 NSXが獲得。#22 Zは、2番グリッドのフロントロウから決勝レースをスタートする。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン ARTA NSXが2年連続ポール!

 オートバックス スーパーGT第4戦「ジャパンGTマレーシア」の予選が、6月24日、マレーシアのセパン・サーキット(1周5・542km)で行われ、ARTA NSXのラルフ・ファーマンが、ポールポジション(予選1位)を獲得。25日の決勝レースを最前列からスタートする。

 昨年もここでポールポジションを獲得したファーマンは、午前に行われた予選1回目でもトップタイムを記録し、午後に行われたスーパーラップ(予選1回目トップ10台による1台ずつでのタイムトライアル)で、さらにタイムを更新。1分57秒866と、2番手を1秒近く引き離すタイムで、自身GTレース通算5回目のポールポジションを獲得した。

 GT300クラスは、I.M JIHAN CO.LTD・アップル・紫電の加藤寛規が2分8秒692で、前戦富士に続きクラス1位となった。

 なお明日の決勝には、マレーシアのアブドラ首相が来場し、スタートフラッグと表彰のプレゼンターを努める予定。

■ポールポジション選手コメント

[GT500] No.8 ARTA NSX
ラルフ・ファーマン「2年連続のポールはうれしいね。この週末、クルマはとてもいい感じ。雨さえ降らなければ、1番になるチャンスはあると思っていた。ただ、思ったより路面の温度が低かったね。まさかマレーシアでタイヤ を温める走りをすることになるとはね」

伊藤大輔「このレースは(勝つ)チャンスだと思っています。金曜からクルマが調子いいし、今日はラルフがいい仕事をしてくれて、幸先いいですね。去年のレースは大半をリードしていながら、最後で抜かれた。今年は気温も低くて走りやすそうですし、勝てるようにがんばります」

[GT300] No.2 I.M JIHAN CO.LTD-APPLE-Shiden
加藤寛規「このコースは12時間レースなど4回も出て、勝ってもいるのでよく分かっています。ただ、今年は路面温度が低くて、朝にエンジニアと相談してタイヤを柔らかめのものにしました。雨が降ると、(スーパーラップで)あとに走る方が有利ですから」

高橋一穂「明日、雨になると厳しいですね。前回の富士でもポールからスタートしたんですが、ぶつかったりしてしまいましたから。明日はポール・トゥ・フィニッシュを目指してがんばります」

Text: GTアソシエイション

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン 公式予選総合結果

■GT500 Class

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/24) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHSuper Lap
Time
Qualify 1
Time
km/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'57.866169.270
222MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS101'58.794167.948
31ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS201'59.228167.337
412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS101'59.343167.175
536OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS201'59.693166.686
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川慎弥
BS302'00.392165.719
73イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS102'00.410165.694
823XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS302'00.436165.658
918TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS702'01.100164.750
1024WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH10(+1)2'02.014163.516
1132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤英紀
DL2'00.463165.621
126Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡龍也
BS302'00.509165.558
1325ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋 武士
YH+12'00.773165.196
1466triple a サードスープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中 克幸
BS202'01.286164.497
1535BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL602'01.802163.800
■GT300 Class

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/24) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHSuper Lap
Time
Qualify 1
Time
km/h
12 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
高橋一穂
加藤 寛規
YH152'08.692155.031
213エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH202'10.090153.365
37雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入宏之
YH2'10.222153.209
419ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪薫一
YH+12'10.398153.002
555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田大祐
YH+12'10.694152.656
6110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田秀士
菅 一乗
YH252'10.810152.520
714ハンコックエンドレスポルシェ< br />PORSCHE 911GT3R木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK102'11.119152.161
896EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL2'11.184152.086
911JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL152'11.286151.967
1027direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH452'17.801144.783
1162WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
八木宏之
YH302'10.763152.575
125プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH+22'10.821152.508
13101TEAM RUN'A apr MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木真一
MI202'10.906152.409
1447吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田裕信
DL+12'11.026152.269
1546吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場琢
DL252'11.293151.959
16777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋和也
MI+12'11.563151.647
1710T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
小園ひろみ
尾本 直史
DL+22'11.985151.163
18910洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996GT3RSR
植松忠雄
菊地 靖
YH2'12.121151.007
1970外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
平川晃
YH2'13.995148.895
20666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH+22'14.171148.700

SUPER GT

SUPER GT第4戦セパン スーパーラップ結果

■GT500 Class

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/24) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
18ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS1'57.866--169.270
222MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS101'58.794 0.928 0.928167.948
31ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木虎之介
BS201'59.228 1.362 0.434167.337
412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
BS101'59.343 1.477 0.115167.175
536OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS201'59.693 1.827 0.350166.686
6100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川慎弥
BS302'00.392 2.526 0.699165.719
73イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS102'00.410 2.544 0.018165.694
823XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS302'00.436 2.570 0.026165.658
918TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮卓史
BS702'01.100 3.234 0.664164.750
1024WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
エリック・コマス
柳田 真孝
YH10(+1)2'02.014 4.148 0.914163.516
■GT300 Class

JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA -RIJ- (06/06/24) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
高橋一穂
加藤 寛規
YH152'08.692--155.031
213エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH202'10.090 1.398 1.398153.365
37雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入宏之
YH2'10.222 1.530 0.132153.209
419ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪薫一
YH+12'10.398 1.706 0.176153.002
555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田大祐
YH+12'10.694 2.002 0.296152.657
6110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田秀士
菅 一乗
YH252'10.810 2.118 0.116152.520
714ハンコックエンドレスポルシェ< br />PORSCHE 911GT3R木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK102'11.119 2.427 0.309152.161
896EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL2'11.184 2.492 0.065152.086
911JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木 孝行
DL152'11.286 2.594 0.102151.967
1027direxiv ADVAN 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH452'17.801 9.109 6.515144.783

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