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2004年5月

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 鈴鹿/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


スーパー耐久シリーズ2004 第3戦
「スーパー耐久・鈴鹿300マイル」 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年5月15-16日
■場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モバイルキャスト アドバンZ 2連勝を飾りポイントリーダーに!!

スーパー耐久シリーズ第3戦は5月15~16日、鈴鹿サーキットで開催され、クラス3
(排気量2001cc~、2WD)で第2戦に続き星野一樹/井出有治組のモバイルキャストア
ドバンZがクラス優勝を遂げた。

【公式予選】
15日の朝は、気温23℃の爽やかな晴天。ドライバーの基準タイムクリアをチェック
する「ドライバー予選」は10時から行われ、Zのドライバー全員が無事通過した。
13時20分からの決勝グリッドを決める「グリッド予選」。13時40分~14時のクラス
3,4の走行枠で、まず#88 Zの小林が2分17秒070でクラストップに立った。続いて
#245 Zの星野が2位につけた。
開始10分で今度は#19 Zの牧田が2分16秒264でトップを奪った。
#23 Zの尾本は4位につけ、これでZがトップ4を独占。そのまま全車の予選走行枠に
突入した。#245 Zは井出がアタックして2分16秒459へタイムアップし、2位に浮上。
これにより、1位 #19 Z、2位 #245 Z、3位 #88 Z、4位 #23 Zという結果になり、
表彰台独占を期待させた。

【決勝】
16日の朝は、前夜から降りだした雨が降り続いた。13時35分に水煙を上げながら48
台の車両がスタート。#245 Zの井出が1周目にクラストップに立ち、#88 Zの小林、
#23 Zの山田が続いた。クラスポールからスタートした#19 Zの牧田は、吸気系に水
が入り、エンジンがミスファイアを起こしてペースダウン。予定外のピット作業を
2回行うことになった。
2位の#88 Zにも同様のトラブルが起こり小林もペースダウン。これで#23 Zが2位に
浮上した。
ところが、15周目の1コーナーで#23 Zがコースアウト。また追い越し禁止区間の追
い越しのためにペナルティストップが課せられることになった。さらに、この#23
Zにも#19 Z、#88 Z同様のトラブルが発生し、ペースが上げられない。序盤からZに
は試練のレースになった。

そのような状況でも#245 Zの井出は安定した走行を続け、40周目には総合7位を走
行。他車両のピットインもあり総合5位までポジションを上げ44周で星野に交代し
た。星野はステディに周回を続け2位の#79 NSXに1分以上の差をつけチェッカー。
星野/井出のコンビは2戦連続のクラス優勝を遂げ、クラス2のポイントリーダーに
躍り出た。
なお、#88 Zは4位、#23 Zは6位、#19 Zは9位だった。

■星野一樹選手(#245モバイルキャスト アドバンZ、クラス優勝)
「井出先輩が頑張ってマージン作ってくれたので楽でした。練習走行ではヘマやっ
  てコースアウトしてへこんでいたんですが、レースでは絶対に頑張ろうと思って
  いました。とにかく飛び出さないように気をつけて走りました」

■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(10) #245 モバイルキャスト アドバンZ 79 星野一樹/井出有治
2(15) #79 TAITEC ADVAN NSX             79 酒井美晃/細川慎弥
3(16) #27 FINA ADVAN M3                78 古谷直広/筒井克彦
4(18) #88 ZOIL コムセント Z33          78 小林且雄/藤井誠暢
5(23) #7 MAKERS hart RX-7              77 山崎 学/加藤正将/白井 剛
6(25) #23 C-WEST ORC アドバン Z        77 尾本直史/山田英二
7(27) #14 エンドレスアドバンRX-7       77 杉林健一/山口英光/入口秀輝
8(35) #83 BP ADVAN NSX                 74 古橋 譲/玉本幸一/小林正吾
9(38) #19 TC-KOBE・MAXレーシングZ33    72 輿水敏明/牧田克哉

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(第3戦終了時)

スーパー耐久ポイントランキング
全8戦中3戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 33 1 竹内 浩典 田中 哲也   FALKEN☆PORSCHE 20 10 20           50
2 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行   ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20 12           47
3 25 1 谷口 信輝 織戸 学   ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15 15           42
4 24 1 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美 PCJ ADVAN PORSCHE 10 8 10           28
5 45 1 羽根 幸浩 佐藤 晋也   グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12 DNC           12
6 32 1 藤田 明 松田 秀士 原 幸雄 PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ 8           8
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之   三菱アドバンテージランサーMR 20 20 20           60
2 86 2 小泉 和寛 菊池 靖   hpi・racing IMPREZA 8 12 15           35
3 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長 RSオガワADVANランサー 15 6 12           33
4 2 2 吉田 寿博 清水 和夫   FUJITSUBO IMPREZA 12 15 DNC           27
5 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 10 10 6           26
6 6 2 冨桝 朋広 関 豊   ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8 8           18
7 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎 フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4 10           14
8 30 2 関根 基司 大野 尊久 杉本 龍生 RSオガワADVANランサー 4 DNQ 4           8
8 59 2 大澤 学 福田 淳   TOWA INTECインプレッサ 6 - -           6
10 16 2 川口 正敬 小松 一臣 岡 滋人 ディクセルADVANランサー 3 DNQ -           3
10 12 2 竹島 徹 島田 和樹 寺下 昌宏 Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ - - 3           3
  56 2 松本 達哉 松浦 俊之   NUTECダンロップランサー DNS - DNC           0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 245 3 星野 一樹 井出 有治   モバイルキャスト アドバン Z 8 20 20           48
2 23 3 尾本 直史 山田 英二   C-WEST ORC アドバン Z 20 15 6           41
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦   FINA ADVAN M3 15 10 12           37
4 14 3 杉林 健一 山口 英光 入口 秀輝 エンドレス アドバン RX-7 10 6 4           20
5 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥   TAITEC ADVAN NSX DNC 3 15           18
6 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉   TC-KOBE・MAX・Z33 12 4 2           18
7 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢   ZOILアドバンコムセントZ - 8 10           18
8 15 3 長島 正明 長島 正興 植松 忠雄 レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12 -           12
9 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾 BP ADVAN NSX 6 DNC 3           9
10 7 3 山崎 学 加藤 正将 白井 剛 MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ 8           8
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸 グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ DNC           0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔   FORWARD 4 15 20           39
2 10 4 中川 隆正 渡辺 明 根本 満 ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20 12           35
3 81 4 佐々木 孝太 井入 宏之   HOT ROD CRUE YH 20 12 DNC           32
4 18 4 浅野 武夫 笠原 智行 水書 健司 ホンダ インテグラ 15 6 4           25
5 73 4 山本 すばる 前嶋 秀司   ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8 15           23
6 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 尚樹 DELPHI ADVAN DC5 10 3 8           21
7 21 4 WADA-Q 高橋 毅   クムホ エクスタS2000 12 2 DNC           14
8 69 4 梅本 淳一 長野 賢也   J'S RACING ADVAN S2000 1 10 -           11
8 39 4 赤星 陽太郎 戸田 哲史   UNITED ADVAN S2000 DNC DNC 10           10
10 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 YAMATO YH DC5 8 - -           8
11 100 4 嶋村 馨 八木 宏之 津久井 正純 カストロールアドバンS2000 6 - -           6
11 913 4 日部 利晃 谷川 達也   K-Stadium ADVAN DNC DNQ 6           6
13 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞 モンドスピードDL S2000 2 4 0           6
14 77 4 磯田 尚孝 ヒロミ   フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1 3           4
15 87 4 金森 敏一 星野 薫   RISO・BP インテグラ DNQ DNQ 2           2
16 29 4 谷口 美穂 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ - 1           1
  95 4 ピストン西沢 クラゴン   BP J-WAVE AP1ED 0 - -           0
  4 4 太田 重蔵 見並 秀文 深沢 雅文 BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ 0           0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規   Mooncraft S2000 DNC - -           0
  89 4 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ   EXEDY SHOW-UP インテグラ - - DNC           0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 37 N+ 影山 正彦 番場 琢   Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15 12           47
2 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也   MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20 15           45
3 55 N+ 峰尾 恭輔 横溝 直輝   ARTA FOS アルテッツア 15 12 10           37
4 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武   ADVANアンクルインテグラ 12 10 4           26
5 5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹   5ZIGEN ACCORD DNQ - 20           20
6 38 N+ 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた ネッツ大分アクレアルアルテッツア - - 8           8
7 17 N+ 田中 篤 石川 朗   キーパーwith☆RUNup DNC - 6           6
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル 決勝


会心の優勝を飾ったFALKEN PORSCHE (Photo: K.Takeshita)

 スーパー耐久選手権は16日、三重県の鈴鹿サーキットにて第3戦スーパー耐久鈴鹿300マイルを行いクラス1のFALKEN PORSCHE(竹内浩典/田中哲也組)が雨の中82周を走りきり優勝した。クラス2はアドバンテージFrom A MR(中谷明彦/木下隆之組)が、クラス3はモバイルキャストアドバンZ(星野一樹/井出有治組)が、クラス4はFORWORDスプーンED(岡田秀樹/伊藤大輔組)が、グループN+は5ZIGEN ACCORD(光貞秀俊/吉本大樹組)がそれぞれ優勝した。

 早朝から降り出した雨は、正午前から小康状態を保っていたがスーパー耐久決勝の始まる午後1時過ぎから再び強くなってきた。この雨はレース20周を過ぎた頃から一旦は止むも中盤を過ぎるあたりから小降りに、レース終盤には再び強くなるという状況で各チーム、タイヤ選択に頭を悩まし、足元をすくわれてコースアウトするマシンも続出、レース展開を大きく左右する要因となった。

 強い雨の中、スタートでトップに立ったのは、ポールポジションの#25 ADVAN DG ゼナドリンGT3。以下、2位は#33 FALKEN PORSCHE、3位#1 ADVAN KONDO エンドレスポルシェと続く。しかし、レース序盤のハイライトは、クラス2の#11 アドバンテージFrom A MRの大躍進だった。雨の中、クラス1を上回るタイムでポルシェを追いかけまわし、#33 FALKEN PORSCHE、#1 ADVAN KONDO エンドレスポルシェを序盤でパスし2位に上がるとトップの#25 ADVAN DG ゼナドリンGT3に迫る。焦った#25 ADVAN DG ゼナドリンGT3は15周目に1コーナー先でスピン、ついに#11 アドバンテージFrom A MRがトップに立った。観衆からは大歓声が上がる。

 20周を過ぎるあたりから雨足も弱くなり雨は一旦あがった。こうなるとアドバンテージFrom A MRランサーは辛い。26周目には#33 FALKEN PORSCHEと#1 ADVAN KONDO エンドレスポルシェに相次いでパスされ3位に後退。

 雨が弱くなるとクラス1では唯一浅溝タイヤを選択している#33 FALKEN PORSCHEが速い。タイヤ交換の前にトップに立つとピットインで再び浅溝タイヤを選択、ピットアウト後も一度もトップを譲ることなくぶっちぎりのトップでチェッカーを受けた。2位は1分32秒遅れて#25 ADVAN DG ゼナドリンGT3。アドバンのレインタイヤはちょい濡れの路面では辛いようだ。3位はトラブルでピットインしピット作業に時間がかかり大きく後退したポイントリーダーの#1 ADVAN KONDO エンドレスポルシェが入った。

 クラス2の優勝は一時総合のトップを走った#11 アドバンテージFrom A MR、クラス3は前戦のハイランドに続き2連勝のモバイルキャストアドバンZ、クラス4は#10 ADVANベルノ東海ムーブDCのコースアウト後トップに立ち逃げ切った#96 FORWORDスプーンEDが、グループN+は5ZIGEN ACCORDがそれぞれ優勝した。

(スタート時点 気温19度・路面温度20度)

クラス1優勝 #33FALKEN PORSCHE(竹内浩典/田中哲也組)
田中哲也「朝のフリーでトップタイムが出たので、鈴木さん(監督)がそれで行った方が良いという攻めの判断で、ヘビーではないレインタイヤを選択しました。雨が多いと、ハイドロがきつくて厳しかったです。みんな最後は浅溝のタイヤを履いていたので、僕たちがとった方法がベストだったのかなと思っています。これで2勝できましたし、いい感じですね。(開幕戦は表彰の後で結果が変わったので)今回は会心の優勝ですね(笑)」

2004年5月16日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:雨/コース:ウェット
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2004/05/16) Weather:Rainy Course:Wet
2004 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNoClsP Car/TypeDriverLapTime/Bihind
13311 FALKEN PORSCHE
 911JGN
竹内 浩典
田中 哲也
823:31'23.843
22512 ADVAN DG ゼナドリン GT3
 911JGN
谷口 信輝
織戸 学
821'32.689
3113 ADVAN KONDO エンドレスポルシェ
 911JGN
木下 みつひろ
青木 孝行
802Laps
41121 アドバンテージ From A MR
 CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
802Laps
58622 hpi・racing INPREZA
 GDB
小泉 和寛
菊地 靖
802Laps
62414 PCJ ADVAN PORSCHE
 911JGN
堤 明彦
井上 貴志
影山 正美
802Laps
72023 RSオガワアドバンランサー
 CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
802Laps
85N+1 5ZIGEN ACCORD
 CL7
光貞 秀俊
吉本 大樹
793Laps
9*36N+2 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
 SXE10
黒澤 琢弥
樋口 統也
793Laps
1024531 モバイルキャスト アドバン Z
 Z33
星野 一樹
井出 有冶
793Laps
1137N+3 Kosei SPILIT ALTEZZA
 SXE10
影山 正彦
番場 琢
793Laps
12324 FINA ENDLESS ADVAN 座間
 CT9A
村田 信博
小暮 吉則
中村 真一郎
793Laps
1355N+4 ARTA FOS アルテッツア
 SXE10
峰尾 恭輔
横溝 直輝
793Laps
1438N+5 ネッツ大分アクレアルアルテッツア
 SXE10
藤田 孝博
山口 明
平田 くわがた
793Laps
157932 TAITEC ADVAN NSX
 NA-2
酒井 美晃
細川 慎弥
793Laps
162733 FINA ADVAN M3
 BMW M3
古谷 直広
筒井 克彦
784Laps
17625 ファルケン☆ランサーEVOⅧ
 CT9A
冨桝 朋広
関 豊
784Laps
188834 ZOIL アドバン コムセント Z33
 Z33
小林 且雄
藤井 誠暢
784Laps
193215 PCJ アドバン ポルシェ
 911JGN
藤田 明
松田 秀士
原 幸雄
784Laps
202626 エンドレス アドバン JMCランサー
 CT9A
朝倉 貴志
細野 智行
朝倉 宏志
784Laps
213027 RSオガワアドバンランサー
 CT9A
関根 基司
大野 尊久
杉本 龍生
784Laps
229641 FORWARD スプーン ED
 AP1
岡田 秀樹
伊藤 大輔
784Laps
23735 MAKERS hart RX-7
 FD3S
山崎 学
加藤 正将
白井 剛
775Laps
247342 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5
 DC5
山本 すばる
前嶋 秀司
775Laps
25*2336 C-WEST ORC アドバンZ
 Z33
尾本 直史
山田 英二
775Laps
2617N+6 キーパーwithRUNup
 DC5
田中 篤
石川 朗
775Laps
271437 エンドレス アドバン RX-7
 FD3S
杉林 健一
山口 英光
入口 秀輝
775Laps
281043 ADVANベルノ東海ムーブDC
 DC5
中川 隆正
渡辺 明
根本 満
775Laps
293944 UNITED ADVAN S2000
 AP1
赤星 陽太郎
戸田 哲史
766Laps
308245 デルファイADVAN DC5
 DC5
植田 正幸
阪口 良平
古谷 直樹
766Laps
3191346 K-Stadium飛燕ADVAN
 DC5
日下 利晃
谷川 達也
瀬川 大輔
766Laps
321847 コスモソニック 21 FKインテグラ
 DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
757Laps
337748 フィールズC-WESTアドバンDC5
 DC5
磯田 尚孝
小園 ひろみ
757Laps
348749 RISO・BP DC5
 DC5
金森 敏一
星野 薫
748Laps
358338 bp ADVAN NSX
 NA-2
古橋 譲
玉本 秀幸
小林 正吾
748Laps
3629410 オベロンμ読売江東理工専DC5
 DC5
谷口 美穂
谷口 いずみ
739Laps
371228 Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ
 CT9A
竹島 徹
島田 和樹
寺下 昌宏
7210Laps
381939 TC-KOBE・MAXレーシングZ33
 Z33
輿水 敏明
牧田 克哉
7210Laps
39*54N+7 ADVANアンクルインテグラ
 DC5
山内 伸弥
浅見 武
7111Laps
4058411 モンドスピード DL S2000
 AP1
佐藤 衛
富澤 勝
斉藤 多聞
6913Laps
414412 BRIDEアドバンベルノ東海DC5
 DC5
太田 重蔵
見並 秀文
深沢 雅文
6616Laps
-------- 以上認定順位 --------
-214- クムホタイヤ・エクスタS2000
 AP1
和田 久
高橋 毅
3547Laps
-*22- FUJITSUBO IMPREZA
 GDB
吉田 寿博
清水 和夫
3151Laps
-451- グースネック・アドバン・ポルシェ
 911JGN
羽根 幸浩
佐藤 晋也
2359Laps
-894- EXEDY SHOW-UP インテグラ
 DC5
福田 よしのぶ
赤鮫 オヤジ
1765Laps
-814- HOT ROD CRUE YH
 DC5
佐々木 孝太
井入 宏之
775Laps
-*562- ラリーアートピット京都ランサー
 CT9A
松本 達哉
松浦 俊之
676Laps
-613- グラムライツDLアドテックRCBRX7
 FD3S
小幡 弘
Guts 城内
柳田 雄幸
181Laps
  • Fastest Lap: #33 FALKEN PORSCHE 2'26.971 36/82 142.24km
  • 規定集回数: Class C1: 57Laps / Class C2: 56Laps / Class C3: 55Laps / Class C4: 54Laps / Class GN+: 55Laps
  • ペナルティ No.36 スーパー耐久シリーズ2004第3戦特別規則書第40条(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • ペナルティ No.56 スーパー耐久シリーズ2004第3戦特別規則書第40条(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • ペナルティ No.23 国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • ペナルティ No.2 スーパー耐久シリーズ2004第3戦特別規則書第42条~5)(ドライバーの遵守事項違反)により、競技結果より1周減算及び、罰金5万円を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル フリー走行


雨では速いぞファルケンポルシェ (Photo: K.Takeshita)

 鈴鹿スーパー耐久300マイルの決勝日16日は予報どおり朝から雨。フリー走行は雨が小降りになった午前8時より始まった。各チーム雨でのセッティング、タイヤの選択で忙しいフリー走行になったが、予想通り雨に強い#33 ファルケンポルシェが2'24.975を出しトップに立った。雨はフリー走行中盤から強くなり各車タイムは低迷。そんななか、クラス2のダンロップユーザーの#2 FUJITSUBOインプレッサが総合の2位につけた。

 決勝は午後1時30分スタートの82周で争われるがどうやら雨のレースとなりそうだ。

2004年5月16日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2004/05/16) Free-Practice Weather:Rainy Course:Wet
2004 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP Car/TypeDriverTimeDelayGapkm/h
13311 FALKEN PORSCHE
 911JGN
竹内 浩典
田中 哲也
2'24.975--144.20
2221 FUJITSUBO IMPREZA
 GDB
吉田 寿博
清水 和夫
2'27.2832.3082.308141.94
32512 ADVAN DG ゼナドリン GT3
 911JGN
谷口 信輝
織戸 学
2'27.6632.6880.380141.57
4113 ADVAN KONDO エンドレスポルシェ
 911JGN
木下 みつひろ
青木 孝行
2'28.0173.0420.354141.24
58622 hpi・racing INPREZA
 GDB
小泉 和寛
菊地 靖
2'28.8333.8580.816140.46
61123 アドバンテージ From A MR
 CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
2'29.5274.5520.694139.81
75624 ラリーアートピット京都ランサー
 CT9A
松本 達哉
松浦 俊之
2'31.0686.0931.541138.38
82414 PCJ ADVAN PORSCHE
 911JGN
堤 明彦
井上 貴志
影山 正美
2'31.4536.4780.385138.03
92025 RSオガワアドバンランサー
 CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
2'33.4138.4381.960136.27
107931 TAITEC ADVAN NSX
 NA-2
酒井 美晃
細川 慎弥
2'33.7388.7630.325135.98
114515 グースネック・アドバン・ポルシェ
 911JGN
羽根 幸浩
佐藤 晋也
2'33.8528.8770.114135.88
128332 bp ADVAN NSX
 NA-2
古橋 譲
玉本 秀幸
小林 正吾
2'33.9728.9970.120135.77
1336N+1 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
 SXE10
黒澤 琢弥
樋口 統也
2'34.3119.3360.339135.47
143216 PCJ アドバン ポルシェ
 911JGN
藤田 明
松田 秀士
原 幸雄
2'34.4079.4320.096135.39
15626 ファルケン☆ランサーEVOⅧ
 CT9A
冨桝 朋広
関 豊
2'34.4869.5110.079135.32
165N+2 5ZIGEN ACCORD
 CL7
光貞 秀俊
吉本 大樹
2'34.9609.9850.474134.91
179641 FORWARD スプーン ED
 AP1
岡田 秀樹
伊藤 大輔
2'35.06210.0870.102134.82
181042 ADVANベルノ東海ムーブDC
 DC5
中川 隆正
渡辺 明
根本 満
2'35.10510.1300.043134.78
1938N+3 ネッツ大分アクレアルアルテッツア
 SXE10
藤田 孝博
山口 明
平田 くわがた
2'35.19810.2230.093134.70
2037N+4 Kosei SPILIT ALTEZZA
 SXE10
影山 正彦
番場 琢
2'35.36910.3940.171134.55
213027 RSオガワアドバンランサー
 CT9A
関根 基司
大野 尊久
杉本 龍生
2'35.61510.6400.246134.34
2255N+5 ARTA FOS アルテッツア
 SXE10
峰尾 恭輔
横溝 直輝
2'35.62510.6500.010134.33
23328 FINA ENDLESS ADVAN 座間
 CT9A
村田 信博
小暮 吉則
中村 真一郎
2'35.94910.9740.324134.05
242333 C-WEST ORC アドバンZ
 Z33
尾本 直史
山田 英二
2'35.95210.9770.003134.05
2524534 モバイルキャスト アドバン Z
 Z33
星野 一樹
井出 有冶
2'35.99211.0170.040134.01
262735 FINA ADVAN M3
 BMW M3
古谷 直広
筒井 克彦
2'36.04211.0670.050133.97
2754N+6 ADVANアンクルインテグラ
 DC5
山内 伸弥
浅見 武
2'36.47211.4970.430133.60
288243 デルファイADVAN DC5
 DC5
植田 正幸
阪口 良平
古谷 直樹
2'36.79911.8240.327133.32
298144 HOT ROD CRUE YH
 DC5
佐々木 孝太
井入 宏之
2'37.11412.1390.315133.06
3091345 K-Stadium飛燕ADVAN
 DC5
日下 利晃
谷川 達也
瀬川 大輔
2'38.04113.0660.927132.28
312629 エンドレス アドバン JMCランサー
 CT9A
朝倉 貴志
細野 智行
朝倉 宏志
2'38.12013.1450.079132.21
328836 ZOIL アドバン コムセント Z33
 Z33
小林 且雄
藤井 誠暢
2'38.42613.4510.306131.96
336137 グラムライツDLアドテックRCBRX7
 FD3S
小幡 弘
Guts 城内
柳田 雄幸
2'38.83613.8610.410131.61
341938 TC-KOBE・MAXレーシングZ33
 Z33
輿水 敏明
牧田 克哉
2'39.32014.3450.484131.22
352146 クムホタイヤ・エクスタS2000
 AP1
和田 久
高橋 毅
2'39.74714.7720.427130.86
361439 エンドレス アドバン RX-7
 FD3S
杉林 健一
山口 英光
入口 秀輝
2'39.87714.9020.130130.76
377347 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5
 DC5
山本 すばる
前嶋 秀司
2'40.56115.5860.684130.20
38448 BRIDEアドバンベルノ東海DC5
 DC5
太田 重蔵
見並 秀文
深沢 雅文
2'40.68115.7060.120130.10
397749 フィールズC-WESTアドバンDC5
 DC5
磯田 尚孝
小園 ひろみ
2'41.22516.2500.544129.66
4089410 EXEDY SHOW-UP インテグラ
 DC5
福田 よしのぶ
赤鮫 オヤジ
2'41.73416.7590.509129.26
4187411 RISO・BP DC5
 DC5
金森 敏一
星野 薫
2'42.15317.1780.419128.92
4218412 コスモソニック 21 FKインテグラ
 DC5
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
2'42.24817.2730.095128.85
4317N+7 キーパーwithRUNup
 DC5
田中 篤
石川 朗
2'43.10218.1270.854128.17
4458413 モンドスピード DL S2000
 AP1
佐藤 衛
富澤 勝
斉藤 多聞
2'43.50918.5340.407127.85
4529414 オベロンμ読売江東理工専DC5
 DC5
谷口 美穂
谷口 いずみ
2'44.07219.0970.563127.41
4639415 UNITED ADVAN S2000
 AP1
赤星 陽太郎
戸田 哲史
2'44.15619.1810.084127.35
477310 MAKERS hart RX-7
 FD3S
山崎 学
加藤 正将
白井 剛
2'51.05726.0826.901122.21
4812210 Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ
 CT9A
竹島 徹
島田 和樹
寺下 昌宏
2'58.38033.4057.323117.19

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル グリッド予選


PPを決めた#25ポルシェの谷口と織戸 (Photo: K.Takeshita)

 朝には薄日の差していた鈴鹿サーキットもスーパー耐久グリッド予選が始まる午後1時過ぎには雲も厚くなりいまにも雨が降り出しそうな空模様となった。気温は22度、路面温度は27度。

 1クラス予選は開始早々、ポイントランキングトップの#1 ADVAN KONDO エンドレスポルシェの木下みつひろがコースレコードとなる2'12.563を出しまずはトップをキープ。しかし、予選終了前、#33 FALKEN PORSCHEと#25 ADVAN DG ゼナドリン GT3の織戸学が相次いでアタックを開始、#33は2'12.846とトップに届かなかったが、その#33がフィニッシュラインを通過した直後に#25が2'12.306をたたき出し、グリッド予選のポールポジションを決めた。

#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)
織戸学「(2分)11秒台をねらってた。だいぶクルマがまとまってきたんで、(ライバルに)肩を並べてレースができる。雨は、正直言ってイヤですよ……。ファルケンが速いんでね。ヨコハマ勢としてはいっぱい降るか、ドライでスタートして途中から降って荒れたレースになるとかがいいね。次につながるレースができれば……」

2004年5月15日 鈴鹿サーキット(三重県) グリッド予選 天候:曇り/コース:ドライ
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2004/05/15) グリッド予選 Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/TypeTimeDelayGapkm/h
12511 谷口 信輝
 織戸 学
ADVAN DG ゼナドリン GT3
911JGN
R2'12.306--158.01
2112 木下 みつひろ
 青木 孝行
ADVAN KONDO エンドレスポルシェ
911JGN
2'12.5630.2570.257157.70
33313 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN PORSCHE
911JGN
2'12.8460.5400.283157.36
43214 藤田 明
 松田 秀士
 原 幸雄
PCJ アドバン ポルシェ
911JGN
2'14.5512.2451.705155.37
51121 中谷 明彦
 木下 隆之
アドバンテージ From A MR
CT9A
R2'15.0662.7600.515154.78
64515 羽根 幸浩
 佐藤 晋也
グースネック・アドバン・ポルシェ
911JGN
2'15.4843.1780.418154.30
72416 堤 明彦
 井上 貴志
 影山 正美
PCJ ADVAN PORSCHE
911JGN
2'15.5883.2820.104154.18
8222 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBO IMPREZA
GDB
2'15.8393.5330.251153.90
91931 輿水 敏明
 牧田 克哉
TC-KOBE・MAXレーシングZ33
Z33
R2'16.2613.9550.422153.42
1024532 星野 一樹
 井出 有冶
モバイルキャスト アドバン Z
Z33
2'16.4594.1530.198153.20
118833 小林 且雄
 藤井 誠暢
ZOIL アドバン コムセント Z33
Z33
2'17.0704.7640.611152.51
122334 尾本 直史
 山田 英二
C-WEST ORC アドバンZ
Z33
2'17.3305.0240.260152.23
132735 古谷 直広
 筒井 克彦
FINA ADVAN M3
BMW M3
2'17.5205.2140.190152.02
14623 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'17.9135.6070.393151.58
151436 杉林 健一
 山口 英光
 入口 秀輝
エンドレス アドバン RX-7
FD3S
2'18.1005.7940.187151.38
16324 村田 信博
 小暮 吉則
 中村 真一郎
FINA ENDLESS ADVAN 座間
CT9A
2'18.3486.0420.248151.11
178337 古橋 譲
 玉本 秀幸
 小林 正吾
bp ADVAN NSX
NA-2
2'18.3866.0800.038151.06
188625 小泉 和寛
 菊地 靖
hpi・racing INPREZA
GDB
2'18.5536.2470.167150.88
19738 山崎 学
 加藤 正将
 白井 剛
MAKERS hart RX-7
FD3S
2'18.7466.4400.193150.67
205626 松本 達哉
 松浦 俊之
ラリーアートピット京都ランサー
CT9A
2'18.8086.5020.062150.61
2137N+1 影山 正彦
 番場 琢
Kosei SPILIT ALTEZZA
SXE10
2'18.8456.5390.037150.57
222627 朝倉 貴志
 細野 智行
 朝倉 宏志
エンドレス アドバン JMCランサー
CT9A
2'19.3697.0630.524150.00
232028 小川 日出夫
 福山 英朗
 砂子 塾長
RSオガワアドバンランサー
CT9A
2'19.4627.1560.093149.90
247939 酒井 美晃
 細川 慎弥
TAITEC ADVAN NSX
NA-2
2'19.5107.2040.048149.85
2561310 小幡 弘
 Guts 城内
 柳田 雄幸
グラムライツDLアドテックRCBRX7
FD3S
2'19.5547.2480.044149.80
2636N+2 黒澤 琢弥
 樋口 統也
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
SXE10
2'19.6107.3040.056149.74
273029 関根 基司
 大野 尊久
 杉本 龍生
RSオガワアドバンランサー
CT9A
2'19.7817.4750.171149.56
2855N+3 峰尾 恭輔
 横溝 直輝
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'21.2128.9061.431148.04
291041 中川 隆正
 渡辺 明
 根本 満
ADVANベルノ東海ムーブDC
DC5
R2'21.4099.1030.197147.84
302142 和田 久
 高橋 毅
クムホタイヤ・エクスタS2000
AP1
2'21.8209.5140.411147.41
315N+4 光貞 秀俊
 吉本 大樹
5ZIGEN ACCORD
CL7
2'21.8809.5740.060147.34
325843 佐藤 衛
 富澤 勝
 斉藤 多聞
モンドスピード DL S2000
AP1
2'21.9229.6160.042147.30
3354N+5 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'22.1239.8170.201147.09
349644 岡田 秀樹
 伊藤 大輔
FORWARD スプーン ED
AP1
2'22.2169.9100.093147.00
3517N+6 田中 篤
 石川 朗
キーパーwithRUNup
DC5
2'22.47610.1700.260146.73
367345 山本 すばる
 前嶋 秀司
ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5
DC5
2'22.96910.6630.493146.22
377746 磯田 尚孝
 小園 ひろみ
フィールズC-WESTアドバンDC5
DC5
2'23.32411.0180.355145.86
388147 佐々木 孝太
 井入 宏之
HOT ROD CRUE YH
DC5
2'23.35711.0510.033145.83
3938N+7 藤田 孝博
 山口 明
 平田 くわがた
ネッツ大分アクレアルアルテッツア
SXE10
2'23.59111.2850.234145.59
408748 金森 敏一
 星野 薫
RISO・BP DC5
DC5
2'24.33212.0260.741144.84
41449 太田 重蔵
 見並 秀文
 深沢 雅文
BRIDEアドバンベルノ東海DC5
DC5
2'24.34512.0390.013144.83
4282410 植田 正幸
 阪口 良平
 古谷 直樹
デルファイADVAN DC5
DC5
2'24.45912.1530.114144.71
4339411 赤星 陽太郎
 戸田 哲史
UNITED ADVAN S2000
AP1
2'24.55612.2500.097144.62
4418412 浅野 武夫
 笠原 智行
 水書 健司
コスモソニック 21 FKインテグラ
DC5
2'24.76812.4620.212144.40
45913413 日下 利晃
 谷川 達也
 瀬川 大輔
K-Stadium飛燕ADVAN
DC5
2'24.77412.4680.006144.40
4689414 福田 よしのぶ
 赤鮫 オヤジ
EXEDY SHOW-UP インテグラ
DC5
2'25.61613.3100.842143.56
4729415 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロンμ読売江東理工専DC5
DC5
2'25.94813.6420.332143.24
4812210 竹島 徹
 島田 和樹
 寺下 昌宏
Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ
CT9A
2'26.21513.9090.267142.98
-------- 以上予選通過 --------
-15311 長島 正明
 長島 正興
 植松 忠雄
レーシングスパルコディクセルRX-7
FD3S
2'19.619---
-*16211 川口 正敬
 小松 一臣
 岡 滋人
ディクセルADVANランサー
CT9A
2'29.125---
  • "R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコードは(C1)2'12.677 (C2)2'16.897 (C3)2'16.818 (C4)2'21.809
  • ペナルティ No.16 スーパー耐久シリーズ2004第3戦特別規則 第46条~2)(ピットレーン通過速度)違反により、罰金3万円を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル ドライバーズ予選


コースレコードでトップタイムの#25ポルシェ (Photo: K.Takeshita)

2004年5月15日 鈴鹿サーキット(三重県) ドライバーズ予選 天候:曇り/コース:ドライ
スーパー耐久鈴鹿300マイル -RIJ- (2004/05/15) Drivers Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsP DriverCar/TypeTimeDelayGapkm/h
12511 谷口 信輝
 織戸 学
ADVAN DG ゼナドリン GT3
911JGN
R2'12.677--157.56
23312 竹内 浩典
 田中 哲也
FALKEN PORSCHE
911JGN
2'13.3430.6660.666156.78
3113 木下 みつひろ
 青木 孝行
ADVAN KONDO エンドレスポルシェ
911JGN
2'13.4890.8120.146156.61
43214 藤田 明
 原 幸雄
 松田 秀士
PCJ ファルケン ポルシェ
911JGN
2'15.4482.7711.959154.34
54515 羽根 幸浩
 佐藤 晋也
グースネック・アドバン・ポルシェ
911JGN
2'16.0003.3230.552153.71
62416 堤 明彦
 井上 貴志
 影山 正美
PCJ ADVAN PORSCHE
911JGN
2'16.6363.9590.636153.00
7221 吉田 寿博
 清水 和夫
FUJITSUBO IMPREZA
GDB
2'17.0064.3290.370152.59
81122 中谷 明彦
 木下 隆之
アドバンテージ From A MR
CT9A
2'17.4644.7870.458152.08
924531 星野 一樹
 井出 有冶
モバイルキャスト アドバン Z
Z33
2'17.5654.8880.101151.97
102332 尾本 直史
 山田 英二
C-WEST ORC アドバンZ
Z33
2'18.1335.4560.568151.34
118623 小泉 和寛
 菊地 靖
hpi・racing INPREZA
GDB
2'18.5555.8780.422150.88
127933 酒井 美晃
 細川 慎弥
TAITEC ADVAN NSX
NA-2
2'18.7216.0440.166150.70
138834 小林 且雄
 藤井 誠暢
ZOIL アドバン コムセント Z33
Z33
2'18.7926.1150.071150.62
14324 村田 信博
 小暮 吉則
 中村 真一郎
FINA ENDLESS ADVAN 座間
CT9A
2'18.8516.1740.059150.56
158335 古橋 譲
 玉本 秀幸
 小林 正吾
bp ADVAN NSX
NA-2
2'19.2986.6210.447150.08
161936 輿水 敏明
 牧田 克哉
TC-KOBE・MAXレーシングZ33
Z33
2'19.5786.9010.280149.77
175625 松本 達哉
 松浦 俊之
ラリーアートピット京都ランサー
CT9A
2'19.8457.1680.267149.49
18626 冨桝 朋広
 関 豊
ファルケン☆ランサーEVOⅧ
CT9A
2'19.9487.2710.103149.38
1937N+1 影山 正彦
 番場 琢
Kosei SPILIT ALTEZZA
SXE10
2'19.9537.2760.005149.37
202737 古谷 直広
 筒井 克彦
FINA ADVAN M3
BMW M3
2'19.9867.3090.033149.34
212027 小川 日出夫
 福山 英朗
 砂子 塾長
RSオガワアドバンランサー
CT9A
2'21.0178.3401.031148.25
222628 朝倉 貴志
 細野 智行
エンドレス アドバン JMCランサー
CT9A
2'21.0518.3740.034148.21
2336N+2 黒澤 琢弥
 樋口 統也
MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
SXE10
2'21.1398.4620.088148.12
241629 川口 正敬
 小松 一臣
 岡 滋人
ディクセルADVANランサー
CT9A
2'21.3468.6690.207147.90
251538 長島 正明
 長島 正興
 植松 忠雄
レーシングスパルコディクセルRX-7
FD3S
2'21.6028.9250.256147.63
261041 中川 隆正
 渡辺 明
 根本 満
ADVANベルノ東海ムーブDC
DC5
R2'21.8099.1320.207147.42
2755N+3 峰尾 恭輔
 横溝 直輝
ARTA FOS アルテッツア
SXE10
2'21.9349.2570.125147.29
2830210 関根 基司
 大野 尊久
 杉本 龍生
RSオガワアドバンランサー
CT9A
2'22.0089.3310.074147.21
295N+4 光貞 秀俊
 吉本 大樹
5ZIGEN ACCORD
CL7
2'22.2229.5450.214146.99
302142 和田 久
 高橋 毅
クムホタイヤ・エクスタS2000
AP1
2'22.4249.7470.202146.78
319643 岡田 秀樹
 伊藤 大輔
FORWARD スプーン ED
AP1
2'22.5489.8710.124146.65
325844 佐藤 衛
 富澤 勝
 斉藤 多聞
モンドスピード DL S2000
AP1
2'22.6209.9430.072146.58
3354N+5 山内 伸弥
 浅見 武
ADVANアンクルインテグラ
DC5
2'22.6369.9590.016146.56
34739 山崎 学
 加藤 正将
 白井 剛
MAKERS hart RX-7
FD3S
2'22.86210.1850.226146.33
3514310 杉林 健一
 山口 英光
 入口 秀輝
エンドレス アドバン RX-7
FD3S
2'23.25410.5770.392145.93
367345 山本 すばる
 前嶋 秀司
 大河原 一裕
ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5
DC5
2'23.63810.9610.384145.54
3791346 日下 利晃
 谷川 達也
 瀬川 大輔
K-Stadium飛燕ADVAN
DC5
2'23.99611.3190.358145.18
383947 赤星 陽太郎
 戸田 哲史
UNITED ADVAN S2000
AP1
2'24.07111.3940.075145.10
398148 佐々木 孝太
 井入 宏之
 石井 浩一郎
HOT ROD CRUE YH
DC5
2'24.30911.6320.238144.86
407749 磯田 尚孝
 小園 ひろみ
フィールズC-WESTアドバンDC5
DC5
2'24.37911.7020.070144.79
4138N+6 藤田 孝博
 山口 明
 平田 くわがた
ネッツ大分アクレアルアルテッツア
SXE10
2'25.12312.4460.744144.05
4218410 浅野 武夫
 笠原 智行
 水書 健司
コスモソニック 21 FKインテグラ
DC5
2'25.41512.7380.292143.76
4361311 小幡 弘
 柳田 雄幸
グラムライツDLアドテックRCBRX7
FD3S
2'25.45412.7770.039143.72
4482411 植田 正幸
 阪口 良平
 古谷 直樹
デルファイADVAN DC5
DC5
2'25.81213.1350.358143.37
4587412 金森 敏一
 星野 薫
 海老原 茂樹
RISO・BP DC5
DC5
2'25.85613.1790.044143.33
4617N+7 田中 篤
 石川 朗
キーパーwithRUNup
DC5
2'26.05313.3760.197143.13
474413 太田 重蔵
 見並 秀文
 深沢 雅文
BRIDEアドバンベルノ東海DC5
DC5
2'26.06913.3920.016143.12
4812211 竹島 徹
 島田 和樹
 寺下 昌宏
Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ
CT9A
2'26.44213.7650.373142.75
4929414 谷口 美穂
 谷口 いずみ
オベロンμ読売江東理工専DC5
DC5
2'27.16014.4830.718142.06
5089415 福田 よしのぶ
 赤鮫 オヤジ
EXEDY SHOW-UP インテグラ
DC5
2'28.51215.8351.352140.76
-------- 以上予選通過 --------
-69416 梅本 淳一
 長野 賢也
J'S RACING S2000
AP1
4'04.431111.75495.91985.53
  • "R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコードは(C1)2'13.059 (C4)2'22.107
  • 予選通過基準タイム(130%): 2'53.120
    • Class C1(110%): 2'26.486
    • Class C2(110%): 2'31.442
    • Class C3(110%): 2'31.953
    • Class C4(110%): 2'36.486
    • Class N+(110%): 2'35.109

Japanese F3

全日本F3第3/4戦 筑波/トヨタモータースポーツニュース


第3戦で初優勝、第4戦でも2位に入り、ポイントランキングで首位に浮上したトムスチームのR.アンティヌッチ (C)Toyota

全日本F3選手権 第3/4戦 筑波

    全日本F3第2大会 トヨタエンジン搭載車が2戦を制し4連勝
  第3戦はR.アンティヌッチ、第4戦はR.クインタレッリが初優勝。
                        番場琢は4連続表彰台

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦・第4戦)が4月10日(土)、11日
(日)の両日、茨城県の筑波サーキットで開催された。同大会には第1大会と同じ
14台がエントリー。このうちトヨタエンジン搭載車は、10台を占めた。
 1周2.045kmとコンパクトでコース幅も狭い筑波は、決勝中の追い越しが難
しいコースのひとつで、スターティンググリッド順が非常に重要な意味を持つ。こ
のため前日9日(金)の練習走行から各チームは予選用のセットアップを入念に調
整し、R.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が2番手タイム
を記録。前回大会では、F3デビュー戦ながら2戦連続ポール・トゥ・ウィンで飾っ
た中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)も4番手と順調な仕上がりを見
せた。

◆予選◆
 10日(土)は好天に恵まれ、気温も20度を超える春らしい日和のもと、定刻
の12時から15分間づつ行われた公式予選では、クリアラップを見定めながら、
各車序盤から積極的にタイムアタックを展開。
 第3戦の予選では、R.アンティヌッチが終了間際にトップタイムを記録するが、
直後に逆転され2番手となった。練習走行から好調なR.クインタレッリ(インギ
ング/トヨタ・トムス3S-GE)は3番手、F3ルーキーの池田大祐(ナウモー
タースポーツ/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手で続き、番場琢(トムス/ト
ヨタ・トムス3S-GE)が5番手、中嶋一貴は7番手にとどまった。
 続く第4戦の予選では、さらにタイムが短縮される中、5周目にクリアラップを
決めたR.クインタレッリがポールポジションを獲得。R.アンティヌッチは僅差
の3番手、横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手に付けて
決勝を迎えた。

◆第3戦決勝◆
 10日(土)予選の後、若手育成カテゴリーとして人気のエッソ・フォーミュラ
トヨタ開幕戦に続いて午後3時28分から32周で行われた第3戦決勝レースでは、
ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)が僅か
に出遅れるのを尻目にR.アンティヌッチが絶妙なスタートを切りトップで第1コー
ナーへ。これにR.クインタレッリが続き、5番手スタートの番場もJ.P.デ
・オリベイラに続く4位にポジションを上げて周回を開始した。
 R.アンティヌッチがハイペースで逃げる一方、3周目の最終コーナー立ち上が
りでR.クインタレッリは痛恨のスピン。これでJ.P.デ・オリベイラが2位、
番場琢が3位へとそれぞれ順位を上げた。
 その後もR.アンティヌッチは、J.P.デ・オリベイラを抑え切ってチェッカー。
3戦目で見事シリーズ初優勝を果たした。番場琢も日本人最上位となる3位入賞を
獲得した。

◆第4戦決勝◆
 11日(日)は、曇りがちの天候のもと、午前中からネッツカップ・ヴィッツ関
東シリーズ第2戦やエッソ・フォーミュラトヨタ第2戦などの決勝レースが盛況に
行われ、午後3時2分にメインレースとしてF3第4戦が45周の決勝レースでス
タートが切られた。
 スタートではポールポジションのR.クインタレッリがスムーズにリードする一
方、再び出遅れたJ.P.デ・オリベイラをパスしてR.アンティヌッチが2位、
5番手グリッドから絶妙なスタートを切った番場琢が3位で周回を開始した。
 R.クインタレッリは序盤2位以下との差を開くものの、中盤までにR.アンテ
ィヌッチ等が追いつき接近戦に。しかし、抜きどころのきわめて少ない筑波のコー
スで逆転はならずチェッカーを受けた。
 R.クインタレッリが全日本F3初優勝。トヨタ・トムス3S‐GEエンジンは
開幕4連勝を果たす結果となった。また、2位入賞のR.アンティヌッチはシリー
ズポイント首位に浮上。3位の番場琢は、開幕4連続表彰台を獲得し、シリーズポ
イントでも2位に付けた。
 また、8番手スタートの中嶋一貴はスタートで出遅れ、序盤に11位まで後退し
たが、その後、追撃を見せ、9位でフィニッシュした。
--------------------------------------------------------------------------

トムスチーム R.アンティヌッチのコメント:
第4戦は、タイトで追い越しリスクの高いコースで逆転は出来なかったが、第3戦
の優勝と併せて速さを証明できて良かった。私が日本に来たのはタイトルを獲るた
めなので、今後も全力を尽くす。

インギング R.クインタレッリのコメント:
第4戦で初勝利をおさめることが出来て嬉しい。第3戦では自分のミスから結果を
出せず残念だったが、セッティングも上手く行き、力がついてきたように感じてい
る。次のTIが今から楽しみだ。

トムスチーム 番場 琢のコメント:
金曜日のフリー走行終盤にコースアウトを喫してしまったのだが、それが予選での
仕上がりに影響してしまい、5番手グリッドという不本意な予選結果になってしま
った。そのポジションから連続で3位入賞を得られたのは結果的には悪くないが、
自分としては、次戦こそ是非とも1位を獲得するべく、ベストを尽くす。

トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
R.アンティヌッチは良かった。我々の狙い通りチャンピオンを目指す強さのある
ドライバーだと思う。また、番場琢の成長ぶりは目覚しいものがある。これまでの
彼のイメージを新たにするような走りをしてくれた。一方、山本左近も良いところ
に来たが、もう一皮剥ければというところ。そして中嶋一貴は金曜日の仕上がりか
ら予選結果が芳しくなかったことが敗因となった。決勝では良い走りを見せてくれ
たが、やはりこのコースは予選結果とスタートの占める比率が大きいということだ。
各ドライバーの進捗は著しく今後も注目して欲しい。
--------------------------------------------------------------------------

第3戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S          28'07.014 32 2
 2 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC             0.622 32 1
 3 36 番場 琢               トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              7.553 32 5
 4 33 池田大祐              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports    9.741 32 4
 5  7 山本左近              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             13.114 32 8
 6  3 横溝直輝              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING            13.621 32 6
 7  8 中嶋一貴              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             14.275 32 7
 8  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING       17.233 32 9
 9 12 F.カルボーン(ブラジル)      ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing 17.886 32 -
10 19 柴田裕吉              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM               32.372 32 11

第4戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  4 R.クインタレッリ(イタリア)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING         39'33.055 45 1
 2  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              0.352 45 3
 3 36 番場 琢               トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              1.806 45 5
 4  3 横溝直輝              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING             5.381 45 4
 5 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC             5.923 45 2
 6  7 山本左近              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              6.852 45 7
 7 33 池田大祐              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports    8.435 45 6
 8 12 F.カルボーン(ブラジル)      ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing  9.006 45 -
 9  8 中嶋一貴              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             10.100 45 8
10  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING       19.898 45 9

ドライバーズポイント
(第4戦終了時での有効得点:暫定)
順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 54
2 番場 琢 トヨタ・トムス 51
3 中嶋一貴 トヨタ・トムス 46
4 横溝直輝 トヨタ・トムス 34
6 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 28
7 山本左近 トヨタ・トムス 27
9 池田大祐 トヨタ・トムス 15

マニュファクチャラーポイント
(第4戦終了時までの有効得点:暫定)
順位 メーカー(エンジン名) ポイント
1 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) 80
2 ホンダ(M-TEC MF204C) 33
3 ニッサン(ニッサンSR20VE) 23

Japanese F3

全日本F3選手権第3戦&第4戦上位入賞者のコメント


写真左からオリベイラ、クインタレッリ、アンティヌッチ、番場(Photo:Motorsports@nifty)

リチャード・アンティヌッチ(第3戦優勝、第4戦2位)
このサーキットは狭くてパスしにくかったけど、レイアウト自体は自分に向いている
と思う。
鈴鹿で2位に入り、ここでは優勝できたので、ボクがどんなコースでも速いということ
が証明できたと思う。
今日のレースではどうしてもクインタレッリを抜くことが出来なかったのが残念だ。

ロニ・クインタレッリ(第4戦優勝)
日本でやっと勝つことが出来て嬉しい。
クルマも良く仕上がっていたし、上手く走ることが出来た。
今日勝てたことで自分に力が付いてきたことが実感できたし、チームもいい仕事を
してくれたので感謝している。

ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(第3戦2位)
クルマは金曜から完璧に仕上がってて、出だしは良かったのに、スタートでもレース
でのパフォーマンスでもそれを生かすことが出来なかった。
今までスタートを失敗したことなんかなかったのに、今年は4戦続けてミスしている
ので、何がいけなかったのかをこれから良く考えて次のレースに備えたい。
チームはいいクルマを仕上げてくれているので、自分もそれに見合うだけの速さを
見せたい。

番場琢(第3戦3位、第4戦3位)
金曜のフリー走行の最後にクラッシュさせてしまい、ニュータイヤでのシミュレー
ションができなかったが、そういう状況を考えれば良い結果だと思う。
昨日はスタートでトラブってしまったので、3位には上がったけど悔しかった。
今日は途中までは予想通りの展開になったが、終盤フロントタイヤが辛くなり、
順位を上げることが出来なかった。
ここまで4戦全部で表彰台に上がっているが、2位と3位しかとっていないので、
次こそはチーム一丸となって必ず勝つつもりでいる。

Japanese F3

F3第3戦 筑波チャレンヂカップ 決勝


見事にスタートを決めたアンティヌッチ。一方オリベイラはまたしても...(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第3戦の決勝は、4月10日15時30分より筑波サーキットにて行われ、
#1リチャード・アンティヌッチが見事なスタートでホールショットを奪い、そのまま
逃げ切って初優勝を遂げた。

気温26度にも達する今年一番の暑さの中、32周の決勝レースがスタートした。
開幕2戦でスタートを失敗したPPの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラがまたしても
出遅れ、2番グリッドのアンティヌッチがトップで1コーナーに飛び込むと、#4ロニ・
クインタレッリがそれに続く。オリベイラは#33池田大祐にも迫られるがなんとか
3位を守って追い上げにかかる。
3周目の最終コーナーでクインタレッリがダートにはみ出してスピン。かろうじて
クラッシュは免れたが、最後尾に落ちてしまう。
これでトップ争いはアンティヌッチとオリベイラの一騎打ちとなり、オリベイラは
ファステストラップを連発しながらアンティヌッチを攻め立てるが、アンティヌッチ
も付け入る隙を与えず、終始1秒差以内の緊迫したデッドヒートがファイナルラップ
まで続いた。結局オリベイラはアンティヌッチを攻略することが出来ず、優勝は
アンティヌッチのものとなった。

3位には、序盤でジャンプアップに成功した#36番場琢が後続を寄せ付けず、開幕以来
3戦連続での表彰台を獲得した。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦 決勝結果

-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
 1   1  リチャード・アンティヌッチ      D   F304    T 3S-GE   32Lap   -
 2  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/04 H MF204C  32Lap  0.622
 3  36  番場琢                          D   F304    T 3S-GE   32Lap  7.553
 4  33  池田大祐                        L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap  9.741
 5   7  山本左近                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 13.114
 6   3  横溝直輝                        D   F303    T 3S-GE   32Lap 13.621
 7   8  中嶋一貴                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 14.275
 8   2  武藤英紀                        D   F304    H MF204C  32Lap 17.233
 9  12  ファビオ・カルボーン            D   F303    N SR20VE  32Lap 17.886
10  19  柴田裕吉                        D   F302    T 3S-GE   32Lap 32.372
11  32  小早川済瑠                      L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap 32.901
12  14  柳田真孝                        D   F302    N SR20VE  32Lap 33.337
13   4  ロニ・クインタレッリ            D   F302/3  T 3S-GE   32Lap 34.825
14  50  磯崎元彦                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 47.115
-----------------以上完走------------------------------------------------------

Fastest Lap #10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 52.200(5/32Lap)


Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

Japanese F3

F3第3戦 筑波チャレンヂカップ 予選


(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第3戦の予選が、快晴の筑波サーキットで行われ、#10ローラ童夢F106
/MF204Cを駆るファオ・パオロ・デ・オリベイラが51秒764でポールポジションを獲得
した。

12時から15分間で行われた予選は、予定時刻を3分過ぎた頃から各車がコースイン。
最初にトップタイムを出したのは#33池田大祐であったが、間もなく#10オリベイラ
と#4ロニ・クインタレッリが池田のタイムを上回り1-2位を占めた。
更にそこへ#1リチャード・アンティヌッチが加わって、外国勢3台が激しく順位を
入れ替えながらタイムを更新していく展開となり、チェッカー間際にオリベイラが
51秒764を出してPPを確定した。
日本勢では池田、#36番場琢、#8中嶋一貴、#3横溝直輝が順位を入れ替えながらタイム
を削っていくが、池田がかろうじて51秒台に入ったものの外国勢のタイムには届かず、
4位に終わった。
開幕2連勝の中嶋もここでは振るわず、7番手だった。

決勝レースはこの後15時30分から32周で戦われる。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦予選結果
-P.-No.-Driver-------------------------Car----------Engine----Time----Gap---
 1  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04  H MF204C  51.764      -
 2   1  リチャード・アンティヌッチ     D   F304     T 3S-GE   51.813  0.049
 3   4  ロニ・クインタレッリ           D   F302/3   T 3S-GE   51.856  0.092
 4  33  池田大祐                       L-D F106/04  T 3S-GE   51.992  0.228
 5  36  番場琢                         D   F304     T 3S-GE   52.012  0.248
 6   3  横溝直輝                       D   F303     T 3S-GE   52.103  0.339
 7   8  中嶋一貴                       D   F304     T 3S-GE   52.127  0.363
 8   7  山本左近                       D   F304     T 3S-GE   52.194  0.430
 9   2  武藤英紀                       D   F304     H MF204C  52.228  0.464
10  14  柳田真孝                       D   F302     N SR20VE  52.241  0.477
11  19  柴田裕吉                       D   F302     T 3S-GE   52.566  0.802
12  32  小早川済瑠                     L-D F106/03  T 3S-GE   52.578  0.814
13  50  磯崎元彦                       D   F304     T 3S-GE   53.412  1.648
----------------------------------------------------------------------------
    12  ファビオ・カルボーン           D   F303     N SR20VE   出走せず

Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦富士/ラリーアートニュース

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□                    スーパー耐久シリーズ2003  第3戦                □
□  植松忠雄組三菱ランサーエボリューションVIII(クラス2)が2位入賞!□
□                三菱ランサーはクラス2の2~7位を占める                □
□                                                                        □
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■<結果>
〈クラス2〉*クラス2は完走8台

  順位              1
  ドライバー        吉田寿博/清水和夫
  車両              スバル・インプレッサ
  タイム(周回数)  4時間01分56秒488(133周)
  予選順位          1

  順位              2
  ドライバー        植松忠雄/小林且雄/伊藤勝一(*CMSC山形)
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間02分15秒611(133周)
  予選順位          7

  順位              3
  ドライバー        大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間00分57秒180(132周)
  予選順位          4

  順位              4
  ドライバー        中谷明彦/木下隆之
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間01分52秒925(131周)
  予選順位          2

  順位              5
  ドライバー        三上和美/藤澤哲也
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間00分59秒778(130周)
  予選順位          10

  順位              6
  ドライバー        田中壮一郎/竹島徹/三芳勉
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間02分11秒081(122周)
  予選順位          12

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。

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■<開催概要>

  開催日    6月14日(土)予選・15日(日)決勝
  開催場所  静岡県駿東郡小山町「富士スピードウェイ」
  周回数    4時間(1周4.400km)
  参加台数  45台(決勝レース出走  45台、完走  32台)
  クラス1  (3501cc~)                  7台
  クラス2  (2001~3500・、4WD)  12台(三菱ランサー10台)
  クラス3  (2001~3500・、2WD)    8台
  クラス4  (~2000・)                  12台
  GN+クラス(スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に
  従った車両、~2000cc、2WD)          6台
  観客数      30,100人(決勝当日)
--------------------------------------

  スーパー耐久シリーズ  2003第3戦「スーパーTEC」が、6月14日(土)
~15日(日)に静岡県の「富士スピードウェイ」  (1周4.400km)で開催
された。同大会にはフルグリッド45台のエントリーがあり、クラス2にも12台が
参加。このうち三菱ランサーは10台を占め、単一クラスに於ける最多参加車種とな
った。

  14日の天候は終日不順で曇り時々晴れ一時雨。決勝グリッドを決める予選2回目
では今にも雨が降り出しそうな天候のもと、大半の車両が序盤にアタック。この中で
開幕戦優勝の中谷明彦/木下隆之選手組三菱ランサーエボリューションVIIIは、
吉田寿博/清水和夫選手組(スバル・インプレッサ)に続く2番手に。また、大橋正
澄/松浦俊之選手組(三菱ランサーエボVIII)が4番手、CMSC混成チームの
村田信博(CMSC栃木)/サトウカイチ(CMSC座間)選手組(三菱ランサーエ
ボVIII)が5番手と三菱ランサーはまずまず順調な滑り出しとなった。一方、今
回Aドライバーを植松忠雄選手に交代したRSオガワ(三菱ランサーエボVIII)
は足回りのセッティングが決まらず、7番手スタートとなった。

  15日は朝からサーキット周辺は濃霧と小雨に見舞われ、午前中のフリー走行やサ
ポートレースが順延。しかし、昼過ぎには霧も晴れ、乾きかけた路面のもと、1時4
5分に45分遅れで4時間レースがスタートした。序盤、中谷選手組ランサーはクラ
ス2番手を走行していたが、思うようにペースが上がらない。一方、5番手グリッド
からポジションを上げてきた村田選手組ランサーが7周目に中谷選手組をパスして2
番手に浮上する。途中、他クラスの車両にアクシデントがあり、セーフティカーが導
入されたが、この間に村田選手組はピットインしてタイヤを交換し、後半の追い上げ
に勝負をかけた。20分間のセーフティカーランの後、村田選手組はトップの吉田選
手組に迫り、96周目には逆転してトップに躍進。しかしトップに立った6周後、村
田選手組は無念のタービントラブルを喫し、これで植松選手組ランサーが2番手に。
終盤吉田選手組を追った植松選手組だが惜しくも届かず、2位でチェッカーを受けた。
また、大橋選手組が3位で三菱ランサーは2台が表彰台へ。中盤に他車との接触から
インタークーラーパイプが脱落し、ピットで補修を強いられた中谷選手組も追い上げ
て4位入賞を果たした。なお、総合優勝は木下みつひろ選手組のスカイラインGT-
Rだった。

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■第3戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効)
〈クラス2〉
1位    吉田寿博組(スバル・インプレッサ)55
2位    中谷明彦組(三菱ランサー)        30
2位    村山智之組(スバル・インプレッサ)30
2位    大橋正澄組(三菱ランサー)        30
5位    松本達哉組(三菱ランサー)        18
6位    植松忠雄組(三菱ランサー)        15
7位    橋澤  宏組(三菱ランサー)        14
8位    三上和美組(三菱ランサー)        11
9位    村田信博組(三菱ランサー)          8

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ラリーアートWeb Site http://www.ralliart.co.jp/

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦富士/SUBARU WRC エクスプレス

スーパー耐久シリーズ2003 第3戦
「スーパーTEC 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年6月14-15日
■開催場所:富士スピードウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ FUJITSUBOインプレッサ 2戦連続ポールtoフィニッシュ!

S耐第3戦は富士スピードウェイで開催され、吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO イ
ンプレッサがクラス2で2戦連続のポールtoフィニッシュを飾り、シリーズポイントリー
ダーとして2位との差を引き離した。また村山智之/松田晃司の#22avex・インプレッ
サはトラブルに巻き込まれながらも8位完走を果たして3ポイントを追加し、同点なが
らシリーズポイント2位を守った。

6月14日の予選日は、朝から蒸し暑い天気。今回のレースには45台の車両がエントリー
し、うちクラス2が12台で2台のインプレッサ以外はすべてがランサーという状態。
決勝のグリッドを決定する予選2回目。コースオープンと同時にコースインした#2イ
ンプレッサの吉田は開幕戦優勝のライバル#11ランサーを従えてのアタックで、1分
37秒687のクラストップタイムを出す。
いっぽう#22インプレッサの松田はクリアラップがなかなか取れず1分39秒120のタイ
ムながらクラス3位をキープした。#2インプレッサは2戦連続のクラスポール(総合6
位)、#11ランサーが2位(総合8位)
#22インプレッサが3位(総合11位)という予選結果となった。

15日は朝から深い霧が立ち込めたが、3万100人の熱心なファンがコースサイドにかけ
つけた。
13時45分にレースがスタート。#2インプレッサは吉田がスタートを担当し、序盤の
混乱もなく順調に周回を重ねた。
1時間半を過ぎた55周目、総合2位に上がっていた#2インプレッサは清水に交代。順
調に見えた#2インプレッサだったが、ブレーキのフェードが発生、なかなかペース
の上げられない清水を背後から#3ランサーが驚異的なスピードで追い上げていた。
レースの折り返し点に近い2時間を迎えようとするころ、最終コーナーで2台の車両に
よるアクシデントが発生し、セーフティカーが導入された。20分間のセーフティカー
導入のスキに#3ランサーはタイヤ交換のためにピットイン。代わって#11ランサー
が2位に浮上、再スタートが切られると2台の差は11秒あり、何とか逃げ切れるかと思
われた。
しかしフレッシュタイヤを得た#3ランサーが#11ランサーをかわして2位に浮上する
と、#2インプレッサとの距離を詰め、残り1時間となるころについに逆転される。と
ころがそのわずか5周ほど後に、#3ランサーはタービントラブルのために白煙を吐い
てペースダウン、リタイアとなってしまった。
これでトップに戻った#2インプレッサは、そのままチェッカーを受け、2戦連続のポー
ルtoフィニッシュを飾った。シリーズポイントも20点を加え55点となり、2位以下に
リードを広げ有利な状態で中盤戦に臨むことになった。

いっぽう#22インプレッサはスタートドライバーの松田が後続のランサー勢に囲まれ、
なんと6台の車両による3位争いが展開していった。
しかし25周を過ぎステアリングのトラブルが発生、松田は重いステアリングに悪戦苦
闘しながら何とか48周を走りピットに入った。
松田からバトンを受けた村山にもブレーキフェードが発生。村山は途中のセーフティ
カーランでブレーキを冷やしながら79周でピットイン、松田に交代した。レースも残
り40分となったころ、松田はブレーキトラブルでコースアウト。何とかコースに復帰
した後、メカニックスタッフの迅速な修復作業で再び車両をコースに送り出した。
最後はクラス8位でチェッカー。貴重な3点を加え、シリーズポイントも#11ランサー、
#57ランサーと同点の30点ながら2位を守った。

■吉田寿博選手(クラス優勝総合7位/#2FUJITSUBO インプレッサ)
「僕が乗っているときからブレーキのフェードでペースをあげられなかった、#3ラ
  ンサーに抜かれたときは今日は2位でいいと思っていました。清水さんもそんな状
  態でコースから出てしまうことなく最後まで運転してくれました。とても疲れてい
  たけど本当に感謝しています。今年はメカニックがミスなく作業をしてくれるので、
  こちらも結果を出さないといけないというプレッシャーがあって、これがいい結果
  に結びついていると思います」

■Race Results(クラス2)
1. #2   吉田寿博/清水和夫                FUJITSUBOインプレッサ        133
2. #20  植松忠雄/小林且雄/伊藤勝一      RSオガワADVANランサー        133
3. #57  大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏     グラムライツ ランサーエボVIII 132
4. #3   中谷明彦/木下隆之               ジアラーランサーEVO VIII      131
5. #70  三上和美/藤澤哲也               リニューカーTCPROアドバン     130
6. #12  田中壮一郎/筒井紀美子/寺下昌宏 クイーンスクエア.ネットエボ  122
7. #6    冨桝朋広/関 豊                ファルケン☆ランサーEVO VIII  116
8. #22   村山智之/松田晃司              avexインプレッサ              115

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦富士/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

スーパー耐久シリーズ2003 第3戦「SUPER TEC」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年6月14-15日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■エンドレス アドバン GT-R、開幕3連勝!!

S耐第3戦は梅雨空の富士スピードウェイで開催され、開幕戦から連勝中のエンドレ
ス アドバン GT-Rが3連勝を果たし、ポイントでも2位以下を引き離した。

14日の予選日、予選1回目で#1GT-Rの青木が1分36秒184のトップタイムをマーク。
また予選2回目には、クラス1/2/GN+の走行枠で、青木が1分35秒328をマークした。
最後の全車走行枠に雨が振り出し、コースがウェットコンディションになったために、
この時点で#1GT-Rのポールポジションが確定した。#19GT-Rは4位、#63GT-R
はクラス6位(総合9位)、また#23フェアレディZはクラス6位(総合23位)
だった。

決勝日の15日は朝から濃い霧が立ち込め、8時から予定されていたフリー走行は延
期に。それでも3万100人のファンが富士に詰め掛けた。GT-Rはピットインが3回
の予定で、ライバルのポルシェは2回の予定のため、GT-Rはより速いペースでポルシ
ェとの差を広げる必要がある。ポールスタートの#1GT-Rは木下が序盤からリードを
築き、20周過ぎにはその差は20秒に。しかしそのころ#23フェアレディZはス
トレートでペースダウンして、そのままAコーナーでストップしてしまった。一方#
19GT-Rの輿水は25周目には2位にポジションを上げてGT-Rが1-2態勢に。#6‐
3GT-Rは7位(クラス6位)を走行していた。
37周で#1GT-Rがピットインして青木に、38周で#19GT-Rも阪口に、#63GT-R
も39周で倉嶋からOSAMUに交代した。64周目には2位の#99ポルシェに1分11秒
の差をつけて逃げ切りの安全圏に入るかと思われたが、68周目の最終コーナーでア
クシデントがあり、セーフティカー(SC)が導入。トップ2台の差は隊列の中で45
秒となってしまった。71周目に#1GT-Rが2回目のピットインを済ませて木下に交
代。そのまま隊列の最後尾に入ると、トップ#99ポルシェとの差は22秒に。やが
て#99ポルシェは再スタート違反のためにドライブスルーペナルティを取られたた
め、87周目に#1GT-Rがトップに立った。そのまま4時間が終了。#1GT-Rが2位
に1分11秒の差をつけて開幕3連勝を飾った。
シリーズポイントもこれで60点となり、今回3位となったシリーズ2位の#33ポ
ルシェとの差を21点に広げた。
#19GT-Rは最後にパワーステアリングのベルトが切れるトラブルに見舞われたが4
時間レースを完走して5位、#63GT-Rもステディに走りきり6位でゴールした。

■木下みつひろ選手(総合優勝/#1エンドレスアドバンGT-R)
「ポルシェが僕達よりピットが1回少ないというのは非常にプレッシャーでした。#
  99ポルシェが速くて、あのペナルティがなければ優勝は厳しかったかもしれませ
  ん。次のMINEは富士のように長いストレートもなくブレーキに厳しいのですが、何
  とか連勝を続けられるよう頑張りたいですね」

■RESULTS
Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--Lap--Driver
 1. # 1-C1-1 エンドレス アドバン GT-R 137 木下みつひろ / 青木孝行
 2. #99-C1-2 CRT-PIRELLIポルシェ      137 砂子塾長 / 壷林貴也
 3. #33-C1-3 FALKEN☆PORCSHE          136 竹内浩典 / 田中哲也
 4. #25-C1-4 ADVAN PORSCHE            136 織戸 学/羽根幸浩/Jeremie Dufour
 5. #19-C1-5 JMCダンロップGT-R・ED    133 輿水敏明 / 阪口良平 / 桂  伸一
 6. #63-C1-6 チームLEYJUNアンドB-1    133 OSAMU / 倉嶋新一 / 玉中哲二
 7. # 2-C2-1 FUJITSUBO IMPREZA        133 吉田寿博 / 清水和夫
 8. #20-C2-2 RSオガワADVANランサー    133 植松忠雄 / 小林且雄 / 伊藤勝一
 9. #27-C3-1 FINA BMW M3              133 古谷直広 / 長島正興
10. #57-C2-3 グラムライツ ランサー    132 大橋正澄 / 松浦俊之 / 松井猛敏
 -  #23-C3-7 C-WEST アドバン Z33  エンジン・トラブル(14) 尾本直史 / 星野一樹

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング

スーパー耐久ポイントランキング
全8戦中3戦終了
●Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 1 1 木下/青木 エンドレス アドバン GT-R 20 20 20 60
2 33 1 竹内/田中 FALKEN☆PORCSHE 15 12 12 39
3 99 1 砂子/壷林 CRT-PIRELLIポルシェ 12 10 15 37
4 25 1 織戸/羽根/デュフォア ADVAN PORSCHE 8 15 10 33
5 24 1 井上/堤 PCJ ADVAN PORSCHE 6 8 4 18
6 19 1 輿水/坂口/桂 JMCダンロップGT-R DNQ 6 8 14
7 109 1 飯田/西澤/落合 ランドリー OGBアドバンGT3 10 DNC - 10
8 63 1 OSAMU/倉嶋/玉中 チームLEIJUNアンドB-1 - - 6 6
●Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 2 2 吉田/清水 FUJITSUBO インプレッサ 15 20 20 55
2 11 2 中谷/木下 ジアラランサー 20 DNC 10 30
3 22 2 村山/松田 avex・Impreza 12 15 3 30
4 57 2 大橋/松浦/松井 グラムライツ ランサー 8 10 12 30
5 20 2 橋澤/小林/伊藤 RSオガワADVANランサー 10 4 15 29
6 56 2 松本/日部 NUTEC ランサーエボ VIII 6 12 DNC 18
7 70 2 三上/藤澤 リニューカーTCPROアドバン - 3 8 11
8 3 2 村田/サトウ エンドレスアドバン座間三菱エボ DNC 8 DNC 8
9 12 2 田中/竹島/三芳 クイーンスクエア.ネットエボⅧ - 1 6 7
10 13 2 原田/脇田/山本 KSAUTO-LANCER - 6 DNC 6
11 6 2 冨桝/関 ファルケン☆ランサーEVO VIII DNQ 2 4 6
12 26 2 朝倉/細野 エンドレスアドバン科芸専ランサー 4 - DNC 4
●Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 27 3 古谷/長島 FINA BMW M3 20 15 20 55
2 83 3 古橋/玉木/小林 BP ADVAN NSX 8 20 12 40
3 15 3 長島/山田/入口 ORCアドバンRX-7 15 DNC 15 30
4 14 3 今村/小松/山崎 REDLINEダイトウRX-7 12 10 8 30
5 39 3 八木/植田 DELPHI ADVAN NSX DNQ 12 6 18
6 77 3 吉岡/池田 TRUST ADVAN RX7 - 8 10 18
7 23 3 尾本/星野 C-WEST アドバン Z33 10 6 DNC 16
8 280 3 大城/前嶋/川越 PIRELLI花博I&Plus - 4 - 4
9 7 3 三好/大井 Swift DUNLOP RX7 - - DNC 0
●Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 8 4 筒井/谷川 ACID英進館YHS2000 20 20 12 52
2 69 4 梅本/長野 J'SRacingYHS2000 15 15 15 45
3 18 4 浅野/笠原/坂井 FK/マッシモADVANインテグラ 12 6 3 21
4 82 4 西村/高橋/津川 KTパサージュベルノ宮城FK DNC 12 8 20
5 10 4 菊地/渡辺 RED LINEベルノ東海DLDC5 DNC DNC 20 20
6 58 4 佐藤/富澤/斉藤 モンド スピードDL 2000 10 4 DNC 14
7 60 4 小幡/成澤/柳田 RCB・DL・インテグラ 10 3 - 13
8 73 4 山本/高良 ロイヤルハウスA-ONE無限μ - 10 DNC 10
8 67 4 長井/松浦 YAMATO INTEGRA - - 10 10
10 98 4 田嶋/海老澤/千田 Mooncraft S2000 8 2 DNC 10
11 34 4 川口/岡/浅野 タイヤガーデン-BP-DC5 6 DNC 4 10
12 21 4 三船/WADA-Q クムホ・エクスタ・S-2000 DNC 8 DNC 8
13 29 4 谷口/谷口 オベロンμ読売江東理工DC5 DNQ DNC 6 6
14 66 4 福田/たになか EXEDY シグナルオート DC5 - 1 - 1
●ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 Total
1 36 N+ 黒澤/佐々木 MAZIORA Kosei ALTEZZA 15 15 20 50
2 37 N+ 影山/井入 SPIRIT KOSEI ALTEZZA 20 12 15 47
3 54 N+ 山内/浅見 ADVANアンクルインテグラ - 10 12 22
4 5 N+ 道上/服部 5ZIGEN INTEGRA - 20 DNC 20
5 55 N+ 田ヶ原/片岡 ARTA FOS アルテッツア 12 8 DNC 20
6 17 N+ 田中/清水/山本 キーパー★ingsカワサキDL - 6 DNC 6
7 96 N+ 藤田/山口/大村 ネッツ大分アドバンアルテッツア - DNC - 0
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 SUPER TEC 決勝


4時間を戦い抜いた上位3チーム。(Photo:K.Takeshita)

スーパー耐久シリーズ2003 第3戦 SUPER TECは、PPからスタートした#1エンドレス
アドバンGT-Rが安定したペースで後続を突き放し、クラス1今季3連勝を決めた。
2位にはピットスタートから驚異的なペースでポジションアップを果たした
#99CRT-PIRELLIポルシェが入った。
なお、
クラス2はクラス1に匹敵するペースで快走した#2FUJITSUBOインプレッサが、
クラス3はセーフティカーを巧みに利用してトップに立った#27FINA BMW M3が、
クラス4はクラストップからスタートした#10RED LINEベルノ東海DLDC5が、
グループN+は序盤#5 5ZIGEN INTEGRAとの熾烈なトップ争いを制した#36
MAZIORA Kosei ALTEZZAがそれぞれ優勝した。

クラス1優勝の青木孝行選手のコメント
「ポルシェが速くなってきて、レースラップに差がなくなってきた。今日は相手が
墓穴を掘ってくれたから勝てたけど、美祢ではもっと差が縮まると思います」

2003年6月15日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
  P  No Cls P   Car/Model                      Driver         Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------
 1   1  1   1  エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木    137
 2  99  1   2  CRT-PIRELLIポルシェ    /996     砂子/壷林      1'11.576
 3  33  1   3  FALKEN☆PORCSHE        /996     竹内/田中          1Lap
 4  25  1   4  ADVAN PORSCHE          /996    織戸/羽根       1Lap
                        /デュフォア
 5  19  1   5  JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口/桂       4Lap  
 6  63  1   6  チームLEIJUNアンドB-1  /BNR34   OSAMU/倉嶋/玉中    4Lap
 7   2  2   1  FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB  吉田/清水          4Lap
 8  20 2   2  RSオガワADVANランサー  /CT9A    植松/小林/伊藤     4Lap
 9  27  3   1  FINA BMW M3             /E36    古谷/長島       4Lap
10  57  2   3  グラムライツ ランサー /CT9A    大橋/松浦/松井     5Lap
11  36  GN+ 1  MAZIORA Kosei ALTEZZA   /SXE10  黒澤/佐々木      6Lap
12  37  GN+ 2  SPIRIT Kosei ALTEZZA     /SXE10  影山/井入       6Lap
13  11  2   4  ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下       6Lap
14  24 1   7  PCJ ADVAN PORSCHE      /996     井上/堤            6Lap
15  15  3   2  ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口     6Lap
16  70  2   5  リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤       7Lap
17  54  GN+ 3  ADVANアンクルインテグラ /DC5    山内/浅見       7Lap
18  83  3   3  BP ADVAN NSX            /NA2    古橋/玉本/小林     7Lap
19  10  4   1  RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5    菊池/渡辺       8Lap
20  77  3   4  TRUST ADVAN RX7        /FD3S    吉岡/池田          9Lap
21  69  4   2  J'S RACING S2000 YH     /AP1    梅本/長野      9Lap
22   8  4   3  ACID英進館YH S2000      /AP1    筒井/谷川         10Lap
23  67  4   4 YAMATO INTEGRA     /DC5  長井/松浦      11Lap
24  82  4   5  KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5   西村/高橋/津川    13Lap
25  29  4   6  オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口      13Lap
26  34  4   7  タイヤガーデンBP-DC5     /DC5   川口/岡/浅野      13Lap
27  12  2   6  クイーンスクエア・ネット /CT9A  田中/竹島/三芳    15Lap
28  18  4   8  FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/笠原/坂井    18Lap
29  14  3   5  REDLINEダイトウRX-7     /FD3S   今村/山崎/小松    19Lap
30   6 2   7  ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関           21Lap
31  39  3   6  DELPHI ADVAN NSX        /NA2    八木/植田      21Lap
32  22 2   8  avex・Imprez           /GH-GDB  村山/松田         22Lap

----------------------- 以上完走 --------------------------------------

    17  GN+ 4 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/清水/山本    14Lap
    98  4   9  Mooncraft S2000         /AP1   田嶋/海老澤/千田   31Lap
     3 2   9  エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ       34Lap
    13  2  10 KS AUTO-LANCER          /CP9A   原田/脇田/山本    53Lap
    58  4  10  モンド スピードDL 2000   /AP1   佐藤/富澤/斎藤    54Lap
     5  GN+ 5  5ZIGEN INTEGRA          /DC5    道上/服部      66Lap
    55  GN+ 6  ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10  田ヶ原/片岡     73Lap
    26 2  11  エンドレスアドバン科芸専/CP9A  朝倉/細野         78Lap
    73  4  11  ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5    山本/高良         88Lap
    56  2  12  NUTECダンロップランサー /CT9A   松本/日部       91Lap
    21  4  12  クムホ・エクスタ・S2000 /AP1    三船/WADA-Q       96Lap
    23  3   7  C-WEST アドバン Z33     /UA-Z33 尾本/星野      123Lap
    7  3   8  Swift DUNLOP RX7         /FD3S  三好/大井        134Lap
------------------------------------------------------------------------
スタート13:45'00  フィニッシュ17:45'40.921
参加台数45  出走台数45  完走台数32
ベストタイム #1(青木孝行)1'36.614(115/137、163.951km/h)

*SC導入時刻 15:39~15:59

#57は、富士スピードウェイ一般競技規則書第5章第16条3(非走路地帯追い越し)違反
によりドライブスルーペナルティを課された。

#57は、ピット出口のホワイトラインカットによりドライブスルーペナルティを課さ
れた。

#77は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(11)(給油中のジャッキ作動)に
よりドライブスルーペナルティを課された。

#70は、L項(ドライブ行為の規律)違反によりペナルティエリアストップ10秒を課され
た。

#12は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(9)(タイヤ交換中の給油)違反
によりドライブスルーペナルティを課された。

#99は、SC導入後の再スタート違反によりドライブスルーペナルティを課された。

#56は、SC導入後の再スタート違反により罰金2万円を課した。

#56は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(2)(作業中のエンジン始動)
違反により罰金2万円を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 SUPER TEC フリー走行


(Photo:K.Takeshita)

8時から予定されていたスーパー耐久のフリー走行は、濃霧のため11時35分からに
延期となり、20分間に短縮されて行われたが、12時45分に再び霧が出たため赤旗
中断となり、そのままセッションは終了した。

2003年6月15日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:雨/コース:セミウェット
  P  No Cls P   Car/Model                      Driver         Time
-----------------------------------------------------------------------
 1  25  1   1  ADVAN PORSCHE          /996    織戸/羽根   1'45.107
                        /デュフォア
 2   1  1   2  エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木   1'45.341
 3  22 2   1  avex・Impreza          /GH-GDB  村山/松田      1'45.760
 4   2  2   2  FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB  吉田/清水      1'45.981
 5  24 1   3  PCJ ADVAN PORSCHE      /996     井上/堤        1'46.499
 6  63  1   4  チームLEIJUNアンドB-1  /BNR34   OSAMU/倉嶋/玉中1'48.208
 7  27  3   1  FINA BMW M3             /E36    古谷/長島   1'48.899
 8  26 2   3  エンドレスアドバン科芸専/CP9A  朝倉/細野      1'48.953
 9  10  4   1  RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5    菊池/渡辺   1'49.118
10  11  2   4  ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下   1'49.393
11  36  GN+ 1  MAZIORA Kosei ALTEZZA   /SXE10  黒澤/佐々木  1'49.451
12  77  3   2  TRUST ADVAN RX7        /FD3S    吉岡/池田      1'49.471
13  55  GN+ 2  ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10  田ヶ原/片岡  1'50.220
14  56  2   5  NUTECダンロップランサー /CT9A   松本/日部   1'50.653
15  13  2   6 KS AUTO-LANCER          /CP9A   原田/脇田/山本 1'50.674
16  57  2   7  グラムライツ ランサー /CT9A    大橋/松浦/松井 1'50.864
17   5  GN+ 3  5ZIGEN INTEGRA          /DC5    道上/服部   1'50.912
18  14  3   3  REDLINEダイトウRX-7     /FD3S   今村/山崎/小松 1'51.263
19  39  3   4  DELPHI ADVAN NSX        /NA2    八木/植田   1'51.486
20  54  GN+ 4  ADVANアンクルインテグラ /DC5    山内/浅見   1'52.812
21  33  1   5  FALKEN☆PORCSHE        /996     竹内/田中      1'53.176
22  69  4   2  J'S RACING S2000 YH     /AP1    梅本/長野   1'53.736
23  21  4   3  クムホ・エクスタ・S2000 /AP1    三船/WADA-Q    1'53.930
24  18  4   4  FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/笠原/坂井 1'54.482
25  82  4   5  KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5   西村/高橋/津川 1'55.445
26  17  GN+ 5 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/清水/山本 1'56.244
27  34  4   6  タイヤガーデンBP-DC5     /DC5   川口/岡/浅野   1'56.301
28  58  4   7  モンド スピードDL 2000   /AP1   佐藤/富澤/斎藤 1'56.787
29  73  4   8  ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5   山本/高良      1'56.860
30  98  4   9  Mooncraft S2000         /AP1   田嶋/海老澤/千田1'57.363
31  67  4  10 YAMATO INTEGRA     /DC5  長井/松浦   1'57.893
32  29  4  11  オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口   1'59.687
33   6 2   8  ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関        2'02.871
34  19  1   5  JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口/桂   2'03.983
35  83  3   6  BP ADVAN NSX            /NA2    古橋/玉本/小林 2'06.397
36  23  3   7  C-WEST アドバン Z33     /UA-Z33 尾本/星野   2'06.808
37  15  3   1  ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口 2'14.482
38  37  GN+ 6  SPIRIT Kosei ALTEZZA     /SXE10  影山/井入   2'17.389
39   8  4  12  ACID英進館YH S2000      /AP1    筒井/谷川      2'19.203
40  20 2   9  RSオガワADVANランサー  /CT9A    植松/小林/伊藤 3'14.255
41   3 2  10  エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ    3'19.349
42  12  2  11  クイーンスクエア・ネット /CT9A  田中/竹島/三芳 計測できず
43  70  2  12  リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤   5'43.928
44  7  3   8  Swift DUNLOP RX7         /FD3S  三好/大井   計測できず
45  99  1   3  CRT-PIRELLIポルシェ    /996     砂子/壷林      計測できず
------------------------------------------------------------------------

*#12は、田中選手と三芳選手が1ラップづつしてピットに入っており、コントロール
ラインを通過していないので「計測できず」としたが、二人の合算のタイムが4'14.047
であったため、42位と判断された。

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 SUPER TEC 予選2回目


第2戦で奪われたポールを取り返した木下/青木ペア(Photo:K.Takeshita)

ウェット、ドライ、ウェットとめまぐるしくコンディションが変わる中、更なる
タイムアップを果たした#1エンドレス アドバンGT-Rが後続を突き放し、第1戦に
続いて今季2回目のポールポジションを獲得した。

予選第2回目は午後3時20分に始まったが、セッション開始早々に小雨がぱらつい
たため、ウェットレースが宣告された。
しかしこの雨はすぐに上がったため、各車スリックタイヤでのアタックを敢行し
た。1回目の予選より気温が下がったこともあってか、タイムアップするチーム
が続出。何台かは最後の混走セッションでのタイムアップを目論んでいたが、
終了10分前に再び雨が降り始め、#1エンドレスGT-Rのポールが確定した。
2003年6月14日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:曇りのち雨/コース:ドライ-ウェット
  P  No Cls P   Car/Model                      Driver         Time
-----------------------------------------------------------------------
 1   1  1   1  エンドレス アドバンGT-R/BNR34   木下/青木   1'35.328
 2  33  1   2  FALKEN☆PORCSHE        /996     竹内/田中      1'36.212
 3  99  1   3  CRT-PIRELLIポルシェ    /996     砂子/壷林      1'36.404
 4  19  1   4  JMCダンロップGT-R      /BNR34   輿水/阪口/桂   1'36.432
 5  25  1   5  ADVAN PORSCHE          /996    織戸/羽根   1'36.773
                        /デュフォア  
 6   2  2   1  FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB  吉田/清水      1'37.687
 7  15  3   1  ORCアドバンRX-7        /FD3S    長島/山田/入口 1'37.840
 8  11  2   2  ジアラランサー         /CT9A    中谷/木下   1'38.516
 9  63  1   6  チームLEIJUNアンドB-1  /BNR34   OSAMU/倉嶋/玉中1'38.728
10  24 1   7  PCJ ADVAN PORSCHE      /996     井上/堤        1'38.837
11  22 2   3  avex・Imprez           /GH-GDB  村山/松田      1'39.120
12  57  2   4  グラムライツ ランサー /CT9A    大橋/松浦/松井 1'39.182
13   3 2   5  エンドレスアドバン座間 /CT9A    村田/サトウ    1'39.185
14   6 2   6  ファルケン☆ランサー   /CT9A    冨桝/関        1'39.210
15  77  3   2  TRUST ADVAN RX7        /FD3S    吉岡/池田      1'39.451
16  20 2   7  RSオガワADVANランサー  /CT9A    植松/小林/伊藤 1'39.579
17  26 2   8  エンドレスアドバン科芸専/CP9A  朝倉/細野      1'40.119
18  56  2   9  NUTECダンロップランサー /CT9A   松本/日部   1'40.450
19  14  3   3  REDLINEダイトウRX-7     /FD3S   今村/山崎/小松 1'40.496
20  83  3   4  BP ADVAN NSX            /NA2    古橋/玉本/小林 1'40.693
21  70  2  10  リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤   1'41.531 
22  39  3   5  DELPHI ADVAN NSX        /NA2    八木/植田   1'41.642
23  23  3   6  C-WEST アドバン Z33     /UA-Z33 尾本/星野   1'41.744 
24  27  3   7  FINA BMW M3             /E36    古谷/長島   1'41.758
25  36  GN+ 1  MAZIORA Kosei ALTEZZA   /SXE10  黒澤/佐々木  1'41.808
26  13  2  11 KS AUTO-LANCER          /CP9A   原田/脇田/山本 1'42.036
27  37  GN+ 2  SPIRIT Kosei ALTEZZA     /SXE10  影山/井入   1'42.053
28   5  GN+ 3  5ZIGEN INTEGRA          /DC5    道上/服部   1'42.149
29  54  GN+ 4  ADVANアンクルインテグラ /DC5    山内/浅見   1'42.563
30  55  GN+ 5  ARTA FOS アルテッツァ  /SXE10  田ヶ原/片岡  1'42.791
31  10  4   1  RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5    菊池/渡辺   1'43.930
32  69  4   2  J'S RACING S2000 YH     /AP1    梅本/長野   1'43.971
33  17  GN+ 6 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5    田中/清水/山本 1'43.981
34   8  4   3  ACID英進館YH S2000      /AP1    筒井/谷川      1'44.583
35  21  4   4  クムホ・エクスタ・S2000 /AP1    三船/WADA-Q    1'45.149
36  98  4   5  Mooncraft S2000         /AP1   田嶋/海老澤/千田1'45.194
37  67  4   6 YAMATO INTEGRA     /DC5  長井/松浦   1'45.392
38  18  4   7  FK/マッシモADVANインテグラ/DC5  浅野/笠原/坂井 1'46.155
39  82  4   8  KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5   西村/高橋/津川 1'46.394
40  29  4   9  オベロン読売江東理工専DC5/DC5   谷口/谷口   1'46.740
41  73  4  10  ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5   山本/高良      1'47.349
42  58  4  11  モンド スピードDL 2000   /AP1   佐藤/富澤/斎藤 1'47.407
43  34  4  12  タイヤガーデンBP-DC5     /DC5   川口/岡/浅野   1'47.422
44  7  3   8  Swift DUNLOP RX7         /FD3S  三好/大井
45  12  2  12  クイーンスクエア・ネット /CT9A  田中/竹島/三芳
------------------------------------------------------------------------
参加台数:45   出走台数:43

CarNo.7,12はリザルトNo.15(予選第1回目正式結果)により決勝レース出走。
*CarNo.77は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則ブルテンNo.11
(公式予選1回目用タイヤ使用)違反により訓戒した。

スーパー耐久

スーパー耐久第3戦 SUPER TEC 予選1回目


暫定PPのエンドレス アドバン GT-R(Photo:K.Takeshita)

6月14日、空には厚い雲が垂れ込める富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ2003
第3戦SUPER TECの予選一回目が行われた。
各クラスの暫定1位は
C-1 # 1 エンドレス アドバン GT-R
C-2 # 2 FUJITSUBOインプレッサ
C-3 #15 ORCアドバンRX-7
GN+  #36 MAZIORA Kosei SXE

2003年6月14日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
  P  No Cls P  Driver             Car/Model           Time
--------------------------------------------------------------

 1   1   1  1 木下 みつひろ     エンドレス アドバン 1'36.184
              青木 孝行         BNR34
 2  99   1  2 砂子 塾長         CRT-PIRELLIポルシェ 1'36.737
              壷林 貴也         996
 3  19   1  3 輿水 敏明         JMCダンロップGT-R・ 1'37.551
              阪口 良平         BNR34
 4  33   1  4 竹内 浩典         FALKEN☆PORCSHE     1'38.037
              田中 哲也         996
 5  25   1  5 織戸 学           ADVAN PORSCHE       1'38.173
              羽根 幸浩         996
 6   2   2  1 吉田 寿博         FUJITSUBOインプレッ 1'39.088
              清水 和夫         GH-GDB
 7  63   1  6 OSAMU       LEIJUNアンドB-1     1'39.940
              倉嶋 新一     BNR34
       玉中 哲二
 8  57   2  2 大橋 正澄         グラムライツ ランサ 1'40.026
              松浦 俊之         CT9A
 9  24   1  7 井上 貴志         PCJ ADVAN PORSCHE   1'40.070
              堤 明彦           996
10  22   2  3 村山 智之         avex・Impreza       1'40.230
              松田 晃司         GH-GDB
11  15   3  1 長島 正明         ORCアドバンRX-7     1'40.770
              山田 英二         FD3S
              入口 秀輝
12   3   2  4 村田 信博         エンドレスアドバン 1'40.773
              サトウ カイチ     CT9A
13  26   2  5 朝倉 貴志     エンドレスアドバン科1'40.975
       細野 智行         CP9A
14  56   2  6 松本 達哉         NUTEC ランサー エボ 1'40.986
              日部 利晃         CT9A
15  20   2  7 植松 忠雄         RSオガワADVANランサ 1'41.249
              小林 且雄         CT9A
              伊藤 勝一
16  11   2  8 中谷 明彦         ジアラランサー      1'41.360
              木下 隆之         CT9A
17   6   2  9 冨桝 朋広         ファルケン☆ランサ  1'41.980
              関 豊             CT9A
18  83   3  2 古橋 譲           BP ADVAN NSX        1'42.271
              玉木 秀幸         NA2
              小林 正吾
19  23   3  3 尾本 直史         C-WEST アドバン Z33 1'42.339
              星野 一樹         UA-Z33
20  27   3  4 古谷 直広         FINA BMW M3         1'42.583
              長島 正興         E36
21  14   3  5 今村 大輔         REDLINEダイトウRX-7 1'42.693
              山崎 学           FD3S
              小松 一臣
22  39   3  6 八木 宏之         DELPHI ADVAN NSX    1'42.805
              植田 正幸         NA2
23  36  N+  1 黒澤 琢弥         MAZIORA Kosei SXE   1'42.857
              佐々木 孝太       SXE10
24  13   2 10 原田 一政         KSAUTO-LANCER       1'42.859
              脇田 一輝         CP9A
              山本 和正
25  37  N+  2 影山 正彦         SPIRIT Kosei SXE     1'43.016
              井入 宏之         SXE10
26  70   2 11 三上 和美         リニューカーTCPROア 1'43.048
              藤沢 哲也         CP9A
              福田川 優
27  54  N+  3 山内 伸弥         ADVANアンクルインテ 1'43.169
              浅見 武           DC5
28   5  N+  4 道上 龍           5ZIGEN INTEGRA      1'43.330
              服部 尚貴         DC5
29  55  N+  5 田ヶ原 章蔵       ARTA FOS アルテッツ 1'44.475
              片岡 龍也         SXE10
30   8   4  1 筒井 克彦         ACID英進館YH S2000  1'44.815
              谷川 達也         AP1
31  10   4  2 菊地 靖           RED LINEベルノ東海D 1'44.992
              渡辺 明           DC5
32  69   4  3 梅本 淳一         J'S RACING S2000 YH 1'45.415
              長野 賢也         AP1
33  77   3  7 吉岡 一博         TRUST ADVAN RX7     1'46.071
              池田 克久         FD3S
34  17  N+  6 田中 篤           キーパー★ingsカワ  1'46.214
              テツ☆清水         DC5
              山本 信
35  67   4  4 長井 誠           YAMATO INTEGRA      1'46.565
       松浦  恒           DC5
36  21   4  5 三船 剛           クムホ・エクスタ・S 1'46.596
              WADA-Q             AP1
              袖山 誠一
37  18   4  6 浅野 武夫         FK/マッシモADVAN DC 1'47.340
              笠原 智行         DC5
38  98   4  7 田嶋 栄一         Mooncraft S2000     1'47.798
              海老澤 紳一       AP1
              千田 隆平
39  73   4  8 山本 すばる       ロイヤルハウスA-ONE 1'47.829
              高良 匡紀         DC5
40  82   4  9 西村 元希         KTパサージュベルノ  1'47.922
              高橋 しげる       DC5
              津川 偉章
41  29   4 10 谷口 美穂         オベロン読売江東理  1'47.999
              谷口 いずみ       DC5
42  34   4 11 川口 正敬         タイヤガーデンBP-DC 1'48.058
              岡 滋人           DC5
              浅野 哲夫
43  58   4 12 佐藤 衛           モンド スピードDL 2 1'48.296
              富沢 勝           AP1
              斎藤 多聞
-----------------------------------------------------------------

     7   3    三好正己      Swift DUNLOP RX7    1'41.991
       大井貴之           FD3S        2'21.772
    12   2    田中 壮一郎       クイーンスクエア.ネ 1'48.388
              竹島 徹         CT9A                1'50.032

予選通過基準タイム(総合130%)2'05.871
         (クラス1  110%)1'45.802
         (クラス2  110%)1'48.997
         (クラス3  110%)1'50.847
         (クラス4  110%)1'55.297
         (クラスGN+ 110%)1'53.143 

Formula DREAM

Fドリーム第3戦東洋インキアワードレース


最終ラップまで格闘を繰り広げた3車(Photo:FDO)

        『高崎、岡本が自滅、武藤が漁夫の利』

 曇り空の下、決勝のスタートが切られた。ポールポジションは安田裕縺Aその隣に
は高崎保浩が並ぶ。予選3番手の坂本祐也が高崎をかわして加速、第1コーナーで安田
のインを取ろうとしたが接触、安田をグラベルへ押し出してしまった。坂本はグラベ
ルを走り抜け最後尾から戦列に復帰したが、安田はグラベルに埋まってその場で短い
レースを終えた。

 この混乱の間に高崎が首位を奪うが、その背後にはスタートの第1コーナーで膨ら
んだ河津光晴をかわした岡本章平、武藤英紀が続いた。3台は後続車両を引き離して
格闘を開始した。中では岡本の元気が良く、高崎がミスを犯すとテールトゥノーズま
で攻め込むが、高崎も必死にこれを押さえる。武藤はこの2人の格闘を眺めながらい
つでも前に出られる距離を保って走り続けた。

 トップ争いの後方に、友森雄一、藤井誠暢、河津、行方由久、武田雄一らが続く。
この中では河津が速く、藤井を抜いて友森の後ろにつけてプレッシャーを与えた。友
森は3台のトップ争いには追従できずじわじわと間隔を離されていったが、河津の追
い上げにも耐え、4位のポジションを守る。そして8周目、河津は自滅のスピンで再び
順位を下げ、友森を逃がしてしまった。

 10周目、行方が第1コーナーでコースオフしてリタイア。車両の回収の間、第1コー
ナー付近では黄旗が提示されたため、先頭争いも一旦仕切り直しとなった。しかし13
周レースのフィニッシュ間際、岡本がスパートをかけた。最終ラップの5コーナー、
高崎がミスして失速したスキを突いて岡本がインに飛び込んだ。高崎も首位を守ろう
とブロックにかかったが、わずかに行き過ぎ、岡本の進路をふさぐ形になって2台は
接触、そのまま折り重なってコースオフし、リタイヤしてしまった。

 この間に終始3位のポジションにつうけて様子を見ていた武藤が先頭に抜け出し
た。結局武藤はそのままチェッカー旗をかいくぐり、今季2勝目をあげた。2位には友
森、3位には藤井が続き、それぞれ初めての表彰台に上がることになった。

詳しくは公式サイトへ。http://www.f-dream.gr.jp

全日本GT選手権

JGTC 第3戦 SUGO/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年5月24-25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ クスコスバルADVANインプレッサ、
  チーム力で追い上げて6位入賞

JGTC第3戦は新緑のスポーツランドSUGOで開催され、クスコスバルADVAN
インプレッサは、予選7位からいったんポジションを落とすが、粘りの走りで順位を
上げ6位でゴールして6ポイントを加算した。

5月24日の11時から行われた公式予選1回目。いつものように谷川達也がステア
リングを握ってアタック。谷川は他車両に2回引っかかりクリアラップが取れなかっ
たが、それでも1分25秒635でクラス6位につけた。15時からの公式予選2回
目は残り2分の時点でアクシデントのため赤旗中断、そのまま終了となった。この公
式予選2回目でタイムアップならず1台に逆転され7位となったが、これは今年ベス
トのグリッド。車両は、1戦ごとに熟成されている。

決勝日の25日も天候は、はっきりしない曇天。14時48分に81周決勝レースの
スタートが切られた。スタートを担当したのは谷川。
コーナリングで勝るインプレッサは、1コーナーからヘアピン、そして馬の背からSP
までは他車両に勝るスピードを見せるが、上りのメインストレートでどうしてもスピー
ドが乗らず1コーナーまでにパスされ、1周目に9位、6周目に10位、そして15
周目には14位と徐々にポジションを落としていく苦しいレースに。

それでも谷川はアクシデントに遭わないよう慎重にドライブし、我慢の走行を続け、
徐々にポジションアップ。折り返し点に近い35周目あたりからルーティンピットに
入る車両が出始めたが、谷川は4位までポジションアップして40周目に5位でピッ
トイン。ドライバーは小林且雄に交代。スムーズなピットワークで9位でコース復帰
した。

小林は後半、特にGT500ではトップ争いが熾烈であったために、後方にも気を配
りながらステディにまとめ、50周目にはクラス6位に浮上。最後は5位の#2NSX
に5秒差まで追い詰めたが、ここでチェッカー。粘りの走りで6ポイントを獲得した。

■小林且雄選手
「我慢のレースでした。他のGT300車両が自滅で消えていく中、チーム一丸となっ
  て頑張りました。まだまだクルマは手を入れなければならないところが多いです。
  6位という結果には満足していませんし、ファンの方もまだ喜ばないでください
  (笑)。まだまだ速くなりますから!」

■Race Results
Pos.No. Driver               Car Name                    Laps/Diff
 1  #31 佐々木孝太/後藤 聡 RRECKLESS MR-S                 75   1:53'13.056
 2  #5  玉中哲二/三船 剛   BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R  75        +2.920
 3  #7  谷口信輝/大井貴之   雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7 75       +14.294
 4  #43 新田守男/高木真一   ARTA Garaiya                   75       +31.725
 5  #2  高橋一穂/渡辺 明   リニューカー・ベルノ東海NSX    75       +42.981
 6  #77 小林且雄/谷川達也   クスコスバルADVANインプレッサ  75       +48.725
 7  #81 星野一樹/植松忠雄   ダイシンADVANシルビア          74        1lap
 8  #26 山路慎一/西澤和之   PLUS e タイサン アドバン GT3R  74        1lap
 9  #69 山岸 大/位高 敬   FK/Massimo ADVANポルシェ       74        1lap
10 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ      74        1lap

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第3戦 SUGO/トヨタレースレポート


(C)TOYOTA

       全日本GT選手権(JGTC)第3戦 SUGO GT選手権レース

       JGTC第3戦 スープラ勢1-2フィニッシュで雪辱戦を制す
              最終ラップの大逆転 脇阪/飯田組スープラが優勝。
          GT300クラスでも佐々木/後藤組MR-Sが今季初勝利

 全日本GT選手権の第3戦「SUGO GT選手権レース」が5月24日~25日
の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
 今年も人気のワンメイクレースシリーズ、ネッツカップアルテッツアシリーズ第3
戦、ヴィッツ東北シリーズ第2戦が併催され、予選と決勝を通じて延べ6万人余りの
観客動員を記録した。
 なお、第4戦として予定されているマレーシアラウンド(6月21日決勝)は新型
肺炎SARSの影響を考慮して中止となり、代わって7月12~13日に静岡県の富
士スピードウェイで代替レースを開催することが24日に発表された。このレースで
は無給油150km+給油有り250kmという変則2ヒート制がシリーズ戦として
初めて採用される。
 今大会には45台がエントリー。このうちトヨタ勢はGT500クラスのスープラ
7台の他、GT300クラスには4台のMR-Sとともに、新たに参戦するウェッズ
スポーツ・セリカ19号車が出走した。


◆予選◆
 24日(土)、曇り空のもとで行われた公式予選では、午前11時からの1回目セッ
ションでエッソウルトラフロースープラ1号車の脇阪寿一がただ一人コースレコード
を破る1分17秒805でトップタイム。WOODONEトムススープラ36号車が
これに続いた。
 午後3時から行われた2回目セッションではコースアウト車が随所に砂埃を出し、
路面温度も下がるなどコンディションが悪化、脇阪寿一自身を含めて1回目のトップ
タイムは更新されずに終了。スープラ1号車が今季初ポールポジションを決定した。
2番手は午後にタイムを短縮したスカイライン23号車、3番手にはauセルモスー
プラ38号車が続き、午後のセッションを決勝セッティングの煮詰めに専念したスー
プラ36号車は4番手とハンディウエイトの乗らないポジションからのスタートとなっ
た。
 また、GT300クラスではRECKLESS MR-S31号車が3番手につけ
た。

◆決勝◆
 25日(日)の決勝日は、朝方曇りものちに陽射しの覗く天候に。朝のフリー走行
ではデンソーサードスープラ39号車が2番手、ADVANスープラ25号車が3番
手と好調ぶりをアピール。GT300クラスでもMR-S31号車が2番手、レース
ウィークの木曜日がシェイクダウンとなったセリカ19号車も初期トラブルを克服し
て3番手と調子を上げてきた。
 午後2時48分にローリングスタートが切られた81周の決勝レースは、まずスー
プラ1号車がトップで逃げ、これを2番手スタートのスカイライン23号車が追う展
開。さらに、スタート直後にスープラ36号車はスープラ38号車をかわして3位に
浮上。
 一方、スープラ38号車は安定性を狙ったセッティングが裏目に出てペースが上が
らず、14周目には11番手スタートから順位を上げてきたスープラ25号車が4位
に躍進。
 その後、中盤のピットインをぎりぎりまで引き延ばしたスープラ36号車が短時間
でピット作業をまとめてトップへ躍り出た。しかし、スープラ36号車は、エンジン
トラブルの車両が撒いたオイルに乗って姿勢を乱し、その間隙を縫ったスープラ1号
車が首位奪取。さらに、猛追を敢行したスープラ36号車は69周目に再び首位奪還。
スープラ同士の首位攻防戦に満場の観客は大声援の連続となった。
 終盤戦では、そのままスープラ36号車が逃げ切るかと思われたが、ハードプッシュ
が響きタイヤ磨耗が激しく、遂に最終ラップ、急追するスープラ1号車が最終コーナー
進入で並んだところでテールを滑らせた2台は接触。アウト側のダートに外側輪を落
としたスープラ36号車をスープラ1号車がパスし、最後の最後で逆転トップ。スー
プラ1号車は、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。
また、スープラ36号車も0.082秒差の僅差でフィニッシュ。スープラが今季初
のワン・ツー・フィニッシュを達成するとともに、スープラ25号車も4位に入るな
ど、スープラ勢は5台がトップ10に入ってポイントを獲得した。
 一方、GT300クラスではMR-S31号車が2位で周回を開始。首位躍進のチャ
ンスを狙っていたが、前を行くフェラーリがエンジントラブルで戦列を去り、見事初
優勝を達成した。
 前戦は、ホーム・サーキットである富士スピードウェイで苦戦を強いられたトヨタ
勢であったが、第3戦SUGOでは、GT500クラス1-2フィニッシュ、GT3‐
00クラス優勝という好結果で雪辱を果たした。

エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:序盤、飯田
選手がスカイライン23号車を相手に頑張ってくれ、自分も負けていられないと頑張っ
た。最終ラップで36号車に接触してしまったのは残念だが、運も味方してくれて勝
つことが出来た。ハンディウエイトは重くなるが、タイトル連覇を目指してこれから
も全力を尽くす。

エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー飯田章のコメント:全体に良いバ
トルの多いレースだった。これで今季2勝目を挙げることが出来たと同時に、トラブ
ルでノーポイントに終わった前戦の借りを返せたように思う。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:ハイレベルな戦
いの結果としてワン・ツー・フィニッシュを飾ることが出来て嬉しい。歓声もひとき
わ大きく、観戦に訪れた人たちにも喜んでいただけたのではないかと思う。勝ちを逃
した前戦富士の雪辱を果たした気持ちだ。ウエイトは重くなるが、次戦はマレーシア
・セパン・サーキットの代替としてスープラが得意なサーキットのひとつである富士
での開催が決まっており、必勝を期して全力で臨む。GT300クラスでもMR-S
の佐々木君、後藤君がよく頑張ってくれた。また、新たに加わったセリカも早速実力
を発揮しつつある。GT両クラスのディフェンディングチャンピオンとして、今後も
一層努力を重ねたい。

(リザルト、ポイントは省略させていただきました)


上記の詳細情報はhttp://www.toyota.co.jp/ms/をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第3戦 SUGO/HONDAレースレポート


(C)Honda

            TAKATA童夢NSX(道上/S.フィリップ組)7位、
                 Mobil 1 NSX(松田/小暮 組)8位

■決勝日時 :5月25日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :16℃
■コース :ドライ
■観客数 :4万8000人


 5月25日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(81周=約300.024km)が
開催された。

 24日(土)に行なわれたGT500クラス公式予選では道上 龍/セバスチャン・フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が1分18秒363を記録し予選5番手を獲得。伊藤大輔/トム
・コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が予選6番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)
は9番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は10番手、土屋圭市/金石年弘 組
(ARTA NSX)は15番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 GT500クラスの決勝レースは晴れ、気温16℃、路面温度27℃と肌寒いコンディショ
ンのもと14時48分にローリングスタートが切られた。スタート直後の2コーナーで加
藤寛規選手(RAYBRIG NSX)がスピン・コースアウトし、最後尾からの追い上げとな
る。オープニングラップはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が5位、伊藤大輔選
手(G'ZOX無限NSX)が6位、松田次生選手(Mobil 1 NSX)が10位、金石年弘選手
(ARTA NSX)が15位で通過する。

 新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられているHonda NSX-GT勢は、粘り強
い走りを続ける。しかし、8周目の1コーナーで松田選手が他車と接触しスピンし、
16位にポジションを下げる。さらに19周目のS字カーブで6番手を走行していたS.フ
ィリップ選手がスピンし、ポジションを落としてしまう。

 30周通過時点で、伊藤選手が9位、S.フィリップ選手が11位、松田選手が12位、金
石選手が13位、加藤選手が14位を走行。34周を終えてS.フィリップ選手がピットイン
し、道上選手へドラバー交代。続いて伊藤選手が36周を終えてT.コロネル選手へドラ
イバー交代を行なう。

 ほぼ、全車がドライバー交代を終えた時点で、ピットイン作業の速さで大幅にポジ
ションアップを果たした光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が6位、道上 龍選手(TAKATA
童夢NSX)が8位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が9位、T.コロネル選手(G'ZOX無
限NSX)が10位、土屋圭市選手(ARTA NSX)が11位を走行する。

 レース終盤となる68周目の1コーナー、6位を走行していた光貞選手が他車に追突
されコースアウト。その後、ピットに戻るものの右リア足回りの損傷により無念のリ
タイアとなる。73周目の2コーナーで、土屋選手がコースアウトし、10位から11位へ
ポジションを落としてしまう。

 そのまま、残る4台のNSX-GTは最後まで粘りの走行を続け、道上選手が7位、小暮
選手が8位、T.コロネル選手が9位、土屋選手が11位で81周のチェッカーフラッグを
受けた。



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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「各チーム
  やドライバー達は、この状況でよく頑張ってくれました。しかし、良い結果を残せ
  ず本当に悔しいです。マシンの耐久性に関しては問題なかったのですが、安定した
  ラップタイムを刻めるような工夫が必要です。これからも厳しい戦いが続くと思い
  ますが、マシンを更に進化させていき、ドライバー、チームの総合力を活かして好
  結果を残したいと思いますので応援をよろしくお願いします。」

■7位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「前回の富士と違い、少しでもポイントを獲得できたことは良いことだと思います。
  現在の戦闘力を考えれば決して満足のいく結果ではありませんが悪い結果とはいえ
  ません。次回は富士になりますが、現在予定している2ヒート制のようなスプリン
  ト戦での開催になるようであれば、従来のような後半勝負とは違う新たな戦略を考
  えなければいけないですね。」

●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手「NSXはコーナースピード
  を武器としていますが、周回遅れや他車との接触などがあり、今回はとてもハード
  なレースでした。19周目の出来事(接触)は、GT300クラスのクルマのイン側が1
  台分空いていたので抜きに掛かったところ、そのクルマもコントロールを失ったの
  か接触してしまいスピンしてしまいました。次回もハードなレースになると思いま
  すが、ベストを尽くすのみです。」

■8位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今回、クルマの出来は本当に良くて、特にコーナーリングのフィーリングは抜群で
  した。8周目に39号車と接触してしまいましたが、その後もプッシュしていけまし
  た。接触した状況としては完全に横並びではなく、イン側を1車線分空けていたの
  ですが、39号車がスペースに入った時、ブレ―キングが遅れてリアが滑り出したと
  ころにボクのクルマのリアへヒットしてしまったようです。どちらが悪いというわ
  けではありません。次戦は富士が予定されていますが、確実にポイントを獲得でき
  るようベストを尽くします。」

●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「クルマのコンディションは本当に良かったのですが、31周目ぐらいから体を冷やす
  クールスーツの調子が悪くなってしまい、ペースを上げられずに困りました。気持
  ちを入れ替えて次回の富士ではより良い結果が得られるよう頑張ります。」

上記の詳細情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦 
SUGO GT CHAMPIONSHIP  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ザナヴィ ニスモ GT-Rが3位表彰台
   ダイシンADVANシルビアも着実にポイント獲得

4万8000人のファンがスポーツランドSUGOへ集まった決勝日、14時48分に81周決勝レー
スのスタートが切られた。予選2位の#23ザナヴィニスモ GT-Rの本山哲は、トップの
#1スープラをピタリとマーク。3周目にはこのレースの最速ラップとなる1分19秒792
で逆転を狙うが、#1スープラも必死でブロック。トップ2台は息詰まるテールtoノー
ズ状態の攻防を続けた。
7位スタートとなった#12カルソニックスカイラインのブノワ・トレルイエは2周目に
コースアウトを喫し、11位にポジションダウン。しかしここから挽回し、8周目9位、
13周目7位、19周目6位、34周目には5位と驚異のリカバリー。40周目には2位までポジ
ションを上げていった。
36周目に#1スープラがピットインして#23GT-Rがトップに。#23GT-Rも38周でピッ
トインしてミハエル・クルムに交代。#1スープラの前でコースに復帰するが、タイ
ヤが温まっておらず、#1スープラに先行を許した。
39周目に4位までポジションを上げていた#22GT-Rもピットイン。リチャード・ライ
アンに交代して、8位でコース復帰した。#12GT-Rは2位走行中の41周目ヘアピン手前
でスピンを喫し、惜しくもリタイアとなった。

終盤は#1スープラと#36スープラがテールtoノーズのバトルを繰り広げたが、#1スー
プラが優勝。#23GT-Rは3位を獲得、また#22GT-Rも次のレースで20kgのハンディウ
ェイトを下ろすことができる最高の順位である5位入賞を果たした。

GT300クラスは、予選10位の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zの木下みつひろが、2
周目8位、3周目7位、9周目4位とポジションアップを果たした。しかし予想よりもタ
イヤのグリップが落ちるのが早く、28周でピットインして硬めのタイヤに交換。12位
スタートの#81ダイシンADVANシルビアの星野一樹も、5周目には8位へ。さらに他車
がピットインする間に5位となった42周目にピットインして、植松忠雄にバトンを渡
した。
44周目、クラス6位を走行していた#3フェアレディZの柳田は、レインボーコーナー
でGT500車両にプッシュされ、グラベルベッドにストップ。
何とかコースに復帰し、17位で完走した。#81シルビアはGT300クラス7位でポイント
獲得、#51シルビアは11位でゴールした。

なお、第4戦セパンの代替レースは、7月12~13日に富士スピードウェイで開催される
予定。レースは、150kmの第1ヒート、給油を行う250kmの第2ヒート(ドライバー交代
なし)という変則的なものが検討されている。

■本山哲選手(3位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「序盤はペース良く走れたのですが、抜くところが見つけられず残念でした。前に出
  さえすれば、こちらの展開になったのですが・・・。これでまたウェイトを積むこ
  とになってしまいましたが、今年のクルマは重くてもいけることが分かったし重け
  ればそれなりのセッティングがあります。
チャンピオン獲得に向けて、確実に毎レース上位フィニッシュを続けることが肝心で
す。今後も勝ちを狙ってガンガンいきます」

■リチャード・ライアン選手(5位/#22モチュールピットワークGT-R)
「正美が素晴らしいドライビングでステディに走り、良いポジションでクルマを渡し
  てくれました。クルマには何も問題なく、僕もリスクを冒さず走ることができまし
  た。理想的なポジションでレースを終えられました。
これで次の富士は軽くなるし、チャンピオンシップをめざして、また勝ちに行くレー
スができそうです」

■木下みつひろ選手
(GT300クラス17位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予想以上にタイヤに厳しいレースで早めにピットインしました。交代後もうまく前
  の車両についていけていたので、この結果は悔しいですね。
Zは速くなる要素がたくさんありますし、今回のレースでしっかりレース距離を走れ
ましたので、方向性は読めました。エンジンもすごく良くなっているし、次は一発狙っ
ています!」

■決勝結果
Pos.   Car Name   No.  Driver    Laps
 1. エッソウルトラフロー スープラ  #1  脇阪寿一 / 飯田 章        1:52'45"096
 2. WOODONE トムススープラ  #36  土屋武士 / エリック・コマス           -0"082
 3. ザナヴィ ニスモ GT-R  #23  本山 哲 / ミハエル・クルム            -24"442
 4. ADVAN スープラ   #25  荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア         -1'06"847
 5. モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 -1'12"981
 6. プロジェクトμエスペリアスープラ  #35   服部尚貴 / 脇阪薫一     - 1Lap
 7. TAKATA童夢NSX   #18   道上 龍 / セバスチャン・フィリップ       - 1Lap
 8. Mobil 1 NSX   #64   松田次生 / 小暮卓史                         - 1Lap
 9. G'ZOX無限NSX   #16   伊藤大輔 / トム・コロネル                  - 1Lap
10. auセルモスープラ   #38   竹内浩典 / 立川祐路                    - 1Lap
 R  カルソニックスカイライン   #12   ブノワ・トレルイエ / 井出有治  -41Laps

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 練習走行 (5/23)

●2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県)

5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。

GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/


      ■練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ

-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
 1  18 500 TAKATA童夢NSX                  道上/フィリップ  1'19.837 *1'18.934
 2  22 500 モチュールピットワークGT-R     ライアン/影山    1'19.825 *1'18.949
 3   1 500 エッソウルトラフロースープラ   脇阪/飯田        1'19.369 *1'19.075
 4  38 500 auセルモスープラ               竹内/立川       *1'19.076  1'19.319
 5  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R           本山/クルム      1'19.421 *1'19.206
 6  25 500 ADVAN スープラ                 荒/デュフォア    1'20.882 *1'19.253
 7  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR  五十嵐/田嶋      1'20.876 *1'19.262
 8  16 500 G'ZOX無限NSX                   伊藤/コロネル    1'19.686 *1'19.324
 9 100 500 RAYBRIG NSX                    加藤/光貞       *1'19.532  1'20.876
10  37 500 ZENTトムススープラ             黒澤/アピチェラ  1'20.544 *1'19.577
11  12 500 カルソニックスカイライン       トレルイエ/井出  1'20.825 *1'19.699
12  39 500 デンソーサードスープラGT       シュワガー/織戸  1'20.362 *1'19.737
13   8 500 ARTA NSX                       土屋/金石        1'21.006 *1'19.789
14  36 500 WOODONEトムススープラ          土屋/コマス      1'20.677 *1'19.817
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪      1'20.872 *1'20.114
16  64 500 Mobil 1 NSX                    松田/小暮        1'20.659 *1'20.143
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R         柴原/密山        1'22.762 *1'21.765
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1        古谷/WADA        1'24.198 *1'22.825
19   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7  谷口/大井        1'26.314 *1'25.474
20  31 300 RECKLESS MR-S                  佐々木/後藤     *1'25.584  1'26.945
21  43 300 ARTA Garaiya                   新田/高木        1'25.884 *1'25.677
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360    松田/田中        1'26.202 *1'25.857
23  34 300 DENTAIRE MR-S                  西澤/松田        1'27.461 *1'25.865
24  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R    余郷/浅井        1'26.542 *1'25.936
25   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT     菅/筒井          1'28.463 *1'26.043
26  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ  小林/谷川        1'27.040 *1'26.089
27  81 300 ダイシンADVANシルビア          星野/植松       *1'26.187  1'26.845
28   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX    高橋/渡辺       *1'26.434  1'26.642
29  71 300 シグマMR-S                     城内/澤          1'26.908 *1'26.832
30  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R   山岸/位高        1'26.970 *1'26.897
31  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー   山田/木下       *1'27.445  1'30.199
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ      木下/柳田        1'28.176 *1'27.640
33  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R    山路/西澤       *1'27.730  1'27.835
34   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R    玉中/三船       *1'27.763  1'28.039
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                橋本/クワン      1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ       平川/宮川        1'28.397 *1'28.127
37  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤      1'29.319 *1'28.135
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S              松永/長嶋        1'28.774 *1'28.391
39  21 300 ダンロプBMW M3GT               一ツ山/松本      1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3           飯島/芳賀        1'32.310 *1'30.183
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水        1'30.967 *1'30.223
42  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1    OSAMU/倉嶋       1'34.353 *1'30.922
43  19 300 ウェッズスポーツCELICA         青木/田中        1'32.988 *1'32.509
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R      勝間田/岸        出走せず  出走せず
-----------------------------------------------------------------------------


                                         http://motorsports.nifty.com/

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選1回目(5/24)

●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)

5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
 CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。

最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。

まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。

2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。

GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。

結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。


◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/


      ■予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ

-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 3  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 4  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.408
 5  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.722
 7 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
 8  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
 9  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'18.892
10  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.956
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'19.051
14  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'19.232
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
16   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.447
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.371
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
21   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.023
23   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
24  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.635
25   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
26  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
27  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'26.116
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.146
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
31  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
32   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         1'26.438
33  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
34  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.550
36   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.913
38  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
39  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'29.165
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'30.397
43  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
  ペナルティ。


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全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選2回目 (5/24)


●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)

JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。

このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。

専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
 BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。

中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。

結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/


      ■予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ

-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'17.931
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.495
 6  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.531
 7  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
 9  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
10  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'19.046
11  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'19.166
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'19.242
14   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.669
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
17  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'20.785
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'22.148
19   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.861
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.897
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
23  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
24   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'25.587
25   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.618
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.343
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.399
31   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.413
32  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.502
33  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.523
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
37  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'27.253
38   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.842
39  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.941
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'31.062
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        出走せず
----------------------------------------------------------------------


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全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選総合結果 (5/24)


●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)

      ■予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ

-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 7  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 8  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 9 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
10  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
12  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
14  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
16  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
21  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
22   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
23  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
24   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
25  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
29  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
30  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
31  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
32  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
33  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
36  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
39   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
 走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
 ス出走を認める。


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全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 決勝 (5/25)

●2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県)

全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。

午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。
その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以
内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトッ
プ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。
そして69周目。
オープニングラップの1コーナーでスピンして後方に沈んでいた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、
#100道上と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤ
を
ヒット!先にコースに復帰したのは#36WOODONE トムススープラであった。
遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。
ここでコマスはスロットルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。
軽くホイールスピンを起こしてアウトにはらんでいく#36トムス。
この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロット
ル
を踏み込んでいく。
たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1エッソ。
追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロントをヒッ
ト。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかった。

これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜い
て
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。

GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調の後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのメカニカルトラブルでピットロー
ド出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。

次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。


■決勝 天候:曇り/コース:ドライ

-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         81 1:52'45.096
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       81 -     0.082
 3  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       81 -    24.442
 4  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     81 -  1'06.847
 5  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     81 -  1'12.981
 6  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         80 -   1 Lap
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   80 -   1 Lap
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         80 -   1 Lap
 9  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     80 -   1 Lap
10  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         80 -   1 Lap
11   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         80 -   1 Lap
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       80 -   1 Lap
13  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   80 -   1 Lap
14  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   79 -   2 Laps
15  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         77 -   4 Laps
16  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       75 -   6 Laps
17   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         75 -   6 Laps
18   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         75 -   6 Laps
19  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         75 -   6 Laps
20   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         75 -   6 Laps
21  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         75 -   6 Laps
22  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         74 -   7 Laps
23  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         74 -   7 Laps
24  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         74 -   7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         74 -   7 Laps
26  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         73 -   8 Laps
27  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         73 -   8 Laps
28  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         73 -   8 Laps
29  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       72 -   9 Laps
30   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           72 -   9 Laps
31  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         71 -  10 Laps
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         71 -  10 Laps
33  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         69 -  12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         69 -  12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         68 -  13 Laps
36  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         63 -  18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
    55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         45 -  36 Laps
    15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       42 -  39 Laps
    71 300 シグマMR-S                       城内/澤           42 -  39 Laps
    12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   40 -  41 Laps
    11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         36 -  45 Laps
    88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         22 -  59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792   3/38Laps 167.126km/h


                                         http://motorsports.nifty.com/

全日本GT選手権

JGTC 第3戦 SUGO 優勝ドライバーコメント


激戦を制した優勝ドライバーたち(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ

飯田章
 スタートは上手くいったし、序盤からタイヤをいじめないように気をつけながら
自分のペースを守って走れた。
 今日は最後まで本山組との戦いになると思っていた。本山は隙あらば入ってこよう
としてきたが、なんとか押さえ切って寿一に渡した。
 最後は本当にヒヤっとしたが、(寿一は)必ずやってくれると思っていた。


脇阪寿一
 1スティントの展開を見て、ライバルは23号車だと思っていたが、思いもよらぬ敵
が前に出てきた。周回遅れに引っかかってペースが上がらずに苦労した。
 100号車との件は、インをあけてくれたのは分かったが、「何でボクとブレーキン
グ競争する必要があったのか」と思う。
(1コーナーの)イン側はオイルが出ていて滑りやすく、あそこに乗り上げるとどう
しても膨らんでしまう。
 最終コーナーでのバトルについては、コマスがスロットルを荒く開けたために、
リヤが流れてイン側が空いたので、入っていった。かなり厳しい状況だったが、
あのシチュエーションでアクセルを抜くことだけはどうしてもできなかった。
コマスには後で状況を説明して謝った。



■GT300クラス #31RECKLESS MR-S

佐々木孝太
 菅生は正直言ってMR-Sにとってはあんまり得意じゃないサーキットだが、今回は
走り出しから調子が良かったので予選からポールを狙いにいった。
 雑誌などではあんまり期待されていないみたいだったので、期待を裏切ってやろう
と思って勝ちにいった。


後藤聡
 今週は最初からトップを狙おうと思っていた。
 だから勝つためには何をするべきかを常に考えて、決勝に向けたクルマの準備を
メカニックと話し合ってやってきた。
 勝ちにいったレースで思い通りに勝てて嬉しい。


全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 決勝


大バトルの末、逆転で今季2勝目を飾ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)

全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。

午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。

その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトップ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。

そして69周目。
オープニングラップのスピンから挽回して6位を走行していた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、#100
光貞と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤをヒッ
ト!ここで#36WOODONE トムススープラが先行する。

遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。ここでコマスはスロット
ルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。軽くホイールスピンを起こしてアウト
にはらんでいく#36トムス。この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロットル
を踏み込んでいく。たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1
エッソ。追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロン
トをヒット。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかっ
た。

これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜いて
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。

GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調に後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのエンジントラブルでピットロード
出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。

次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         81 1:52'45.096
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       81 -     0.082
 3  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       81 -    24.442
 4  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     81 -  1'06.847
 5  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     81 -  1'12.981
 6  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         80 -   1 Lap
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   80 -   1 Lap
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         80 -   1 Lap
 9  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     80 -   1 Lap
10  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         80 -   1 Lap
11   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         80 -   1 Lap
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       80 -   1 Lap
13  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   80 -   1 Lap
14  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   79 -   2 Laps
15  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         77 -   4 Laps
16  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       75 -   6 Laps
17   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         75 -   6 Laps
18   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         75 -   6 Laps
19  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         75 -   6 Laps
20   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         75 -   6 Laps
21  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         75 -   6 Laps
22  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         74 -   7 Laps
23  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         74 -   7 Laps
24  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         74 -   7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         74 -   7 Laps
26  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         73 -   8 Laps
27  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         73 -   8 Laps
28  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         73 -   8 Laps
29  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       72 -   9 Laps
30   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           72 -   9 Laps
31  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         71 -  10 Laps
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         71 -  10 Laps
33  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         69 -  12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         69 -  12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         68 -  13 Laps
36  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         63 -  18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
    55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         45 -  36 Laps
    15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       42 -  39 Laps
    71 300 シグマMR-S                       城内/澤           42 -  39 Laps
    12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   40 -  41 Laps
    11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         36 -  45 Laps
    88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         22 -  59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792   3/38Laps 167.126km/h


全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦 
SUGO GT CHAMPIONSHIP  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月24日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ザナヴィ ニスモ GT-Rが予選2位!
   GT300のニッサン勢は決勝に期待

第3戦の舞台はスポーツランドSUGO。気温も20℃まで上がらず肌寒い。開幕戦、第2戦
で活躍を見せたGT-R勢は全車ハンディウェイトを搭載しての参戦となった。
本山哲/ミハエル・クルム組の#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは50kg、影山正美/リチャー
ド・ライアン組の#22モチュールピットワークGT-Rは60kg、そしてブノワ・トレルイ
エ/井出有治組の#12カルソニックスカイラインは40kgのウェイトを搭載。
GT300では、木下みつひろ/柳田真孝組の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが50kgの
ウェイトを搭載。前回フロントのトレッドを左右20㎜ずつ広げたZだが、今回はフロ
ントをさらに20㎜ずつ広げるとともに、リヤも34㎜ずつ広げ前後フェンダーの形状も
変更して登場した。またリヤに隔壁を作ったため後方視界が確保できなくなったため、
リヤにはテレビカメラ、室内ミラーの位置にはモニターが設置された。

11時から始まった予選1回目は、気温17℃で肌寒い。GT500の専有走行枠も残り5分と
なったころ#12GT-Rのトレルイエが1分18秒493をマーク、5位のタイムとなった。#
23GT-Rの本山は1分18秒892で9位、#22GT-Rのライアンは1分18秒876で8位につけた。
GT300では、前日の練習走行で初めてニュートレッドの車両を走らせた#3フェアレデ
ィZの柳田が1分26秒051で7位、星野一樹/植松忠雄組の#81ダイシンADVANシルビアは
1分26秒146で10位、尾本直史/加藤正将の#51C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビアは
コースアウトもあり1分28秒791で21位となった。

15時から始まった予選2回目でも18℃と肌寒いまま。最初の混走枠は2回の赤旗中断が
あるなど荒れたが、次のGT300の走行枠も残り2分の時点で赤旗中断となりそのまま終
了。#3フェアレディZはアタック中に中断になったこともあり、タイムアップを果た
せず最終的には予選総合10位となった。#81シルビアはタイムアップを果たして総合
12位、#51シルビアは1分26秒912まで更新して16位となった。
最後のGT500の専有走行枠では、残り5分で#23GT-Rの本山が1分17秒953のタイムで、
午前中の9位から一気に2位に浮上。他の2台はタイムアタックのタイミングの問題も
ありタイムアップできず、#12GT-Rが7位、#22GT-Rが12位で予選を終了した。

■本山哲選手(予選2位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「2回目のアタックは、うまく行きました。セッティングを大きく変えて、クルマが
  乗りやすくなったことが効きました。レースは2番手スタートなので、展開がしや
  すいと思います。後方スタートだとトラブルに巻き込まれる可能性もあるし、リス
  クを負いますからね」

■柳田真孝選手
(GT300クラス予選10位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予選2回目はアタック中に赤旗中断になってしまいました。50kgのハンディウェイ
  トが効いているのもありますが、まだセッティングを煮詰めきれていません。明日
  朝にもう1回セッティングを確認するチャンスがあるので、少しでも上のポジショ
  ンに行けるよう頑張ります」

■公式予選結果
Pos.   Class Pos.   Car Name   No.  Driver    Best Time
 1. 500- 1 エッソウルトラフロー スープラ  #1  脇阪寿一/飯田 章   R1'17.805
 2. 500- 2 ザナヴィ ニスモ GT-R   #23  本山 哲/M.クルム   1'17.953
 3. 500- 3 auセルモスープラ   #38 竹内浩典/立川祐路  1'18.197
 4. 500- 4 WOODONE トムススープラ  #36  土屋武士/E.コマス   1'18.273
 5. 500- 5 TAKATA童夢NSX  #18  道上 龍/S.フィリップ 1'18.363
 6. 500- 6 G'ZOX無限NSX  #16  伊藤大輔/T.コロネル  1'18.400
 7. 500- 7 カルソニックスカイライン  #12 B.トレルイエ/井出有治   1'18.493
 8. 500- 8 ZENT トムススープラ  #37 黒澤琢弥/M.アピチェラ   1'18.752
 9. 500- 9 RAYBRIG NSX  #100  加藤寛規/光貞秀俊  1'18.770
10. 500-10 Mobil 1 NSX  #64  松田次生/小暮卓史  1'18.795
28. 300-10 ハセミスポーツ・エンドレス・Z  #3 木下みつひろ/柳田真孝 1'26.051
30. 300-12 ダイシンADVANシルビア  #81 星野一樹/植松忠雄     1'26.107
34. 300-16 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア #51尾本直史/加藤正将   1'26.912

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC SUGO戦に登場したニューマシン、ウェッズスポーツCELICA


シルエットもなかなか"カッコイイ" セリカ(Photo:Motorsports@nifty)

JGTC第3戦に登場したウェッズスポーツCELICA。レーシングブロジェクトBANDOHがMR-S
に変えて、今回から持ち込んだちこのマシンは、外観こそセリカだがその中身は大き
く異なる。

駆動はFFからFRに変更。フロントサスペンションは、ノーマルセリカのストラット式
からダブルウィッシュボーンに変更するなど、02年型スープラのものを流用。ミッシ
ョン、デフも02スープラのものを使い、心臓部の3S-GエンジンはMR-Sのものを縦置き
にして搭載している。

ほとんどシェクダウンの状態でレースウィークに突入したため、金曜日には駆動系全
てにトラブルが出てその対応に追われ、予選でもそれを引きずりクラス17位と低迷し
てしまった。

しかし、坂東監督によれば「02スープラのパーツを使い、GT300としてはオーバーク
オリティともいえるもので組み上げられてる。ダウンフォースに関して言えば02スー
プラより上」と、潜在能力は高く、それを引き出せてば自ずと結果はついてくること
になりそうだ。

その言葉を裏付けるように、決勝日朝のフリー走行では、予選を上回るタイムを叩き
出してクラス3位と、走るたびにタイムアップを果たしている。

決勝ではどこまでいけるのかわからないが、距離を稼いでデータを取ることができれ
ば続く富士のレースでは他チームの驚異になるかもしれない。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO フリー走行


SUGOには早朝から多くのファンが詰めかけている(Photo:Motorsports@nifty)

5月25日、昨日に引き続いて少し肌寒い薄曇りのスポーツランド菅生で、GT第3戦の決
勝を占うフリー走行が行われた。

GT500では#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが計測開始3周目で早々と1分19秒790を出し、結
局これがこのセッションでのトップタイムとなった。開幕以来快進撃の続くスカイラ
イン勢だが、ここ菅生でもその猛威は衰えないようだ。

2位には#39デンソーサードスープラGT、3位に#25ADVAN スープラが入った。開幕以来
トップに迫るポテンシャルを見せながらも不運に泣いてきたヨコハマ勢だが、今度こ
そ結果を出すことができるだろうか?!
以下、#1スープラ、#38スープラ、#12スカイライン、#64NSX、#22スカイラインと続く。

NSX勢はここでも7位、11位、13位、14位、15位とスープラ勢、スカイライン勢に一歩
出遅れる結果となった。

GT300では、予選PPの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が1分25秒843でここでもトッ
プ。童夢の空力と国内トップレベルのドライバーラインナップの威力がいよいよ発揮
されてきた。
2位には#31RECKLESS MR-Sが1分26秒640で続き、3位には#19ウェッズスポーツCELICA
が自身の予選タイムを上回る1分26秒691を出して食い込んでおり、決勝での活躍が期
待される。

GT第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝は午後2時50分スタート。81周の戦いだ。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'19.790
 2  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'20.248
 3  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'20.309
 4   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'20.383
 5  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'20.502
 6  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'20.515
 7  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'20.635
 8  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'20.636
 9  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'20.647
10  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'20.982
11  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'21.006
12  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'21.303
13  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'21.659
14 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'21.846
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'22.074
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'22.171
17  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'22.263
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'24.531
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中         1'25.843
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤       1'26.649
21  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.691
22   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         1'26.948
23   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'27.081
24  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'27.117
25  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'27.248
26  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'27.339
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'27.357
28  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'27.419
29   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'27.419
30  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'27.566
31  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'27.816
32  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'27.895
33   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'28.032
34  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'28.285
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'28.363
36  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'28.603
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'29.079
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'29.281
39   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'29.852
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'29.933
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'31.486
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'31.746
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JGTC 第3戦 SUGO 予選記者会見


喜びの両クラスポールポジションクルー(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ

脇坂寿一
「(金髪の理由)2戦目の富士のときに危ないパーツが壊れて、そのときの恐怖で髪
がこんなになってしまいました。スーパーサイヤ人ヘアと呼んで下さい。
2戦目であんなことになったし、昨日はタイヤのグリップが足りない感じだったが、
今日になって完璧になっていた。満タンテストも章がきちんとやってくれたので、い
つもどおりのルマンのレースをすればきっと結果が付いてくると思う。」

飯田章
「(タイヤは前後コンビではいてることについて)他のチームでもやってるようだけ
ど、レース中盤から差が開くか縮まるか、やってみないとわからないが、ウチとして
はいい感触を得ている。
菅生だから特別に何かするということはないが、バックマーカーの処理とかセーフ
ティーカーのタイミング、燃費やタイヤのコンディションに気を配って、ルマンらし
いレースをしたい。」

■GT300クラス #11JIM RodeoDrive アドバンF360

田中哲也
「初戦で予選落ちしてからメカニックが連日徹夜続きで頑張ってくれたおかげです。
前回のテストも良好だったが、このクルマは富士よりも菅生に向いてると思う。チー
ムがミスをせず、ドライバー二人がミスをしなければいいレースができると思う。」

松田秀士
「昨日午後走って感じたことをメカニックと話し合って、方向を決めたらいい結果が
出た。二人の考えてる方向も一致しているので凄くやりやすい。初戦のことを考えた
ら確実に進歩してきているし、ウチは総合力ではどこにも負けない。」

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JGTC第3戦 SUGO 予選総合結果


金髪に変身してきた脇阪がポールタイムを叩き出した(Photo:Motorsports@nifty)


2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 7  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 8  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 9 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
10  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
12  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
14  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
15   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
16  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
21  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
22   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
23  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
24   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
25  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
29  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
30  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
31  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
32  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
33  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
36  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
39   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
 走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
 ス出走を認める。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選2回目


今季初ポールポジションを奪ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)

JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。

このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。

専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
 BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。

中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。

結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田         1'17.931
 2  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'17.953
 3  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.197
 4  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.400
 5  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.495
 6  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.531
 7  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'18.752
 8  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'18.795
 9  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.842
10  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'19.046
11  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'19.166
13  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'19.242
14   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.275
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.669
16  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.328
17  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'20.785
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'22.148
19   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船        R1'24.722
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.861
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.897
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.002
23  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.480
24   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'25.587
25   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.618
26  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'25.708
27  34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'26.038
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.107
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.343
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.399
31   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.413
32  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.502
33  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.523
34  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'26.912
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.177
37  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'27.253
38   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.842
39  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.941
40  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'29.802
42  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'31.062
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
    10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        出走せず
----------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 予選1回目


ようやく本領発揮か?GT300クラス暫定PPのフェラーリ(Photo:K.Takeshita)

5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
 CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。

最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。

まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。

2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。

GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。

結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。


◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
 1   1 500 エッソウルトラフロースープラ     脇阪/飯田        R1'17.805
 2  36 500 WOODONEトムススープラ            土屋/コマス       1'18.273
 3  18 500 TAKATA童夢NSX                    道上/フィリップ   1'18.363
 4  38 500 auセルモスープラ                 竹内/立川         1'18.408
 5  12 500 カルソニックスカイライン         トレルイエ/井出   1'18.493
 6  16 500 G'ZOX無限NSX                     伊藤/コロネル     1'18.722
 7 100 500 RAYBRIG NSX                      加藤/光貞         1'18.770
 8  22 500 モチュールピットワークGT-R       ライアン/影山     1'18.876
 9  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R             本山/クルム       1'18.892
10  39 500 デンソーサードスープラGT         シュワガー/織戸   1'18.931
11  25 500 ADVAN スープラ                   荒/デュフォア     1'18.956
12  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR    五十嵐/田嶋       1'18.983
13  64 500 Mobil 1 NSX                      松田/小暮         1'19.051
14  37 500 ZENTトムススープラ               黒澤/アピチェラ   1'19.232
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪         1'19.390
16   8 500 ARTA NSX                         土屋/金石         1'19.447
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R           柴原/密山         1'20.371
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1          古谷/WADA         1'21.403
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360      松田/田中        R1'24.689
20  31 300 RECKLESS MR-S                    佐々木/後藤      R1'24.777
21   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7    谷口/大井         1'24.959
22  43 300 ARTA Garaiya                     新田/高木         1'25.023
23   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX      高橋/渡辺         1'25.313
24  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ    小林/谷川         1'25.635
25   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ        木下/柳田         1'26.051
26  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R      余郷/浅井         1'26.053
27  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー     山田/木下         1'26.116
28  81 300 ダイシンADVANシルビア            星野/植松         1'26.146
29  71 300 シグマMR-S                       城内/澤           1'26.180
30  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R      山路/西澤         1'26.243
31  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R     山岸/位高         1'26.344
32   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R      玉中/三船         1'26.438
33  19 300 ウェッズスポーツCELICA           青木/田中         1'26.958
34  17 300 Kosei SPIRIT MR-S                松永/長嶋         1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ         平川/宮川         1'27.550
36   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT       菅/筒井           1'27.775
37  15 300 AMPREX BMW M3GT                  橋本/クワン       1'27.913
38  21 300 ダンロプBMW M3GT                 一ツ山/松本       1'28.262
39  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤         1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S                    西澤/松田         1'29.165
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ   石橋/清水         1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3             飯島/芳賀         1'30.397
43  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1      OSAMU/倉嶋        1'32.335
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R        勝間田/岸         出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
  ペナルティ。

全日本GT選手権

JGTC第3戦 SUGO 練習走行

5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。

GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。

◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/

2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
 1  18 500 TAKATA童夢NSX                  道上/フィリップ  1'19.837 *1'18.934
 2  22 500 モチュールピットワークGT-R     ライアン/影山    1'19.825 *1'18.949
 3   1 500 エッソウルトラフロースープラ   脇阪/飯田        1'19.369 *1'19.075
 4  38 500 auセルモスープラ               竹内/立川       *1'19.076  1'19.319
 5  23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R           本山/クルム      1'19.421 *1'19.206
 6  25 500 ADVAN スープラ                 荒/デュフォア    1'20.882 *1'19.253
 7  76 500 イエローコーンマクラーレンGTR  五十嵐/田嶋      1'20.876 *1'19.262
 8  16 500 G'ZOX無限NSX                   伊藤/コロネル    1'19.686 *1'19.324
 9 100 500 RAYBRIG NSX                    加藤/光貞       *1'19.532  1'20.876
10  37 500 ZENTトムススープラ             黒澤/アピチェラ  1'20.544 *1'19.577
11  12 500 カルソニックスカイライン       トレルイエ/井出  1'20.825 *1'19.699
12  39 500 デンソーサードスープラGT       シュワガー/織戸  1'20.362 *1'19.737
13   8 500 ARTA NSX                       土屋/金石        1'21.006 *1'19.789
14  36 500 WOODONEトムススープラ          土屋/コマス      1'20.677 *1'19.817
15  35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ  服部/脇阪      1'20.872 *1'20.114
16  64 500 Mobil 1 NSX                    松田/小暮        1'20.659 *1'20.143
17  62 500 VemacR&Dダンロップ350R         柴原/密山        1'22.762 *1'21.765
18  88 500 ノマド ディアブロ JGT-1        古谷/WADA        1'24.198 *1'22.825
19   7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7  谷口/大井        1'26.314 *1'25.474
20  31 300 RECKLESS MR-S                  佐々木/後藤     *1'25.584  1'26.945
21  43 300 ARTA Garaiya                   新田/高木        1'25.884 *1'25.677
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360    松田/田中        1'26.202 *1'25.857
23  34 300 DENTAIRE MR-S                  西澤/松田        1'27.461 *1'25.865
24  24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R    余郷/浅井        1'26.542 *1'25.936
25   9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT     菅/筒井          1'28.463 *1'26.043
26  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ  小林/谷川        1'27.040 *1'26.089
27  81 300 ダイシンADVANシルビア          星野/植松       *1'26.187  1'26.845
28   2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX    高橋/渡辺       *1'26.434  1'26.642
29  71 300 シグマMR-S                     城内/澤          1'26.908 *1'26.832
30  69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R   山岸/位高        1'26.970 *1'26.897
31  55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー   山田/木下       *1'27.445  1'30.199
32   3 300 ハセミスポーツエンドレスZ      木下/柳田        1'28.176 *1'27.640
33  26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R    山路/西澤       *1'27.730  1'27.835
34   5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R    玉中/三船       *1'27.763  1'28.039
35  15 300 AMPREX BMW M3GT                橋本/クワン      1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ       平川/宮川        1'28.397 *1'28.127
37  51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤      1'29.319 *1'28.135
38  17 300 Kosei SPIRIT MR-S              松永/長嶋        1'28.774 *1'28.391
39  21 300 ダンロプBMW M3GT               一ツ山/松本      1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3           飯島/芳賀        1'32.310 *1'30.183
41  70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水        1'30.967 *1'30.223
42  10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1    OSAMU/倉嶋       1'34.353 *1'30.922
43  19 300 ウェッズスポーツCELICA         青木/田中        1'32.988 *1'32.509
    61 300 R&DスポーツダンロップGT3R      勝間田/岸        出走せず  出走せず
-----------------------------------------------------------------------------

Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング(第3戦終了時点)







サーキット
鹿







鹿










鹿
T
O
T
A
L
日  程 3/23 4/6 4/27 6/8 7/6 7/27 8/31 9/21 10/19 11/2
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10




1本山 哲101010       30
2アンドレ・ロッテラー630       9
3井出 有冶304       7
3道上 龍043       7
5土屋 武士006       6
5ブノワ・トレルイエ060       6
7金石 年弘402       6
8松田 次生200       2
8脇阪 寿一020       2
10野田 英樹100       1
10福田 良001       1
10小暮 卓史010       1
-服部 尚貴000       0
-リチャード・ライアン000       0
-黒澤 治樹000       0
-ドミニク・シュワガー000       0
-藤沢 哲也000       0
-立川 祐路000       0


1IMPUL101610       36
2LeMans408       12
3PIAA NAKAJIMA640       10
4COSMO OIL CERUMO504       9
55ZIGEN044       8
6TEAM 22020       2
7CARROZZERIA MOHN100       1
-TEAM NOVA000       0
-Olympic KONDO000       0
-DoCoMo DANDELION000       0




1東名エンジン101010       30
2尾川自動車634       13
3シエラスポーツ100       1
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
  • チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
  • エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。

Japanese F3

Fニッポン第3戦 MINE 決勝


土屋をかわし3連勝した本山(手前) (Photo: A.Bessho)

 27日、CP MINEサーキットで行われたフォーミュラニッポン第3戦は、スタートで土屋に先行され、給油、タイヤ交換後も2位を走っていた本山が土屋と好バトルを演じ、ついに60周目に土屋を攻略、フォーミュラニッポン史上初の開幕3連勝を飾った。

 午後になり徐々に気温も上昇。少し歩くと汗ばむ陽気となってきた。サポートレースを挟んで、午後1時30分よりスターティンググリッドへの試走、グリッドに整列し午後2時フォーメーションラップが始まった。

 全車グリッドに着き、シグナルが赤から青へ。スタート! ポールの本山はホイールスピンが大きく、予選2位の土屋ににインからかわされて1コーナーへ。これに続くのが予選5位からジャンプアップしたライアン。この直後の予選3位の小暮に同4位の金石が並びかけるが、インを閉めた小暮と行き場が無くなった金石が1コーナー入り口で接触。小暮はスピンし、ライアンのリアにヒット。ライアンもコースアウトし小暮とともこの2台がこの場でリタイアとなった。金石はこのまま走行。

 1周目を終わっての順位は、1位土屋、2位本山、3位金石、4位にスタートの混乱を切り抜けた予選9位の服部、5位ロッテラー、6位松田の順。シュワガーはスピンアウトしてリタイア。脇阪もトラブルでピットイン。2周目には、立川がトラブルでピットインした。

 6周目、ジャンプスタートで金石と土屋がドライビングスルーペナルティを受け、その後ピットインし順位を落とす。7周目、8位を走行していたトレルイエが最終コーナーでコースアウト、その場でリタイアとなった。9周目、ドライビングスルーペナルティを受けた金石が次の周、給油のためピットイン。

 1位土屋と2位本山の間隔は徐々に開き始める。11周目0.653秒あった差は、14周目に1.235、24周目には3.192に。この間、17周目に金石の後退で3位に上がった服部が給油のためピットイン。4位のロッテラーと5位の井出が接触し、順位が逆転、井出が4位に上がった。

 27周目2位の本山がついに給油のためピットイン。それを見た土屋も28周目にピットインを敢行。給油し、なんと左側だけタイヤ交換してピットアウト。土屋はトップでピットアウトするもタイヤが冷えているため、本山が急接近、土屋の直後についた。

 土屋、本山のピットインでトップに立った井出が33周目に、2位のロッテラーもピットインしたため、土屋と本山はトップ争いとなった。35周目の順位は、1位土屋、2位本山、3位道上、4位井出、5位福田、6位服部。しかし、5ZIGENの道上と福田はまだピットインしていない。

 土屋と本山の争いは、両者ピットアウト後からテールトゥノーズ。本山は各コーナーで土屋に仕掛けるが土屋が巧みにこれを抑えなかなか抜けず。特に抜きどころの1コーナーでは何度も仕掛けるが、ストレートスピードに勝る土屋の前に出ることができない。

 この間、51周目藤沢が2コーナーでスピンアウトし戦列を去る。54周目、1コーナーで7位を走るロッテラーが6位の服部のインを差すが接触、服部はコースアウトしてリタイヤ。ロッテラーはフロントウイングが脱落しかけこの後オレンジボールの提示を受けることに。59周目には松田も1コーナーでスピンしリタイアした。

 29周目のピットアウト後から続いた土屋と本山のドッグファイトは、ついに60周目に決着がつく。最終コーナーで土屋がミス、ストレートで本山が土屋に並びかけ、1コーナーのアウトから土屋を抜き去りついにトップに立った。

 レースはこのまま終了。本山は、フォーミュラニッポン史上初の開幕3連勝、MINEでは5連勝に。2位は、本山と激しい争いを演じレースを盛り上げた土屋が。3位は、終盤道上を捉えた井出が入り、ルーキーにして初表彰台をゲットした。4位は何とノンストップ作戦に出た道上。5位はドライブスルーペナルティ後追い上げた金石。6位にやはりノンストップで走りきった福田が入った。

優勝 本山哲

 序盤はオーバー気味できつかったがタイヤ交換後は車の状態は良くなった。武士を抜いたときイエローフラッグが出てたが、既にストレートで前に出ているので大丈夫だと思った。苦しいレースだったが、大治郎が見ていると思うと何とか勝ちたかったので優勝できて良かった。

2位 土屋武士

 タイヤ交換前は良かったがタイヤ交換後はきつかった。タイヤを左側だけ変えたのは、何とか本山の前でピットアウトしたかったから。レースを盛り上げたかったので、すばらしいレースが出来たのはよかったが、2位という結果は完敗です。

3位 井出有冶

 スタート直後に道上選手と接触をした。前半は無理せずに前に着いてゆき、後半勝負だと思っていた。シーズン直前にシートが決まったので、走らせてくれた関係者に感謝したい。

優勝監督 星野一義

 前半は厳しいレースだったが最後にはなんとかなると思っていた。プロだからいいときも悪いときもある。厳しい状況でレースをしなければならないときもある。大治郎にいいレースを見せることができた。

2003年4月27日 CP MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/27) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamLapTime
119本山 哲IMPUL701:33'24.112
28土屋 武士LeMans70-2.192
312井出 有冶COSMO OIL CERUMO70-10.206
45道上 龍5ZIGEN70-58.648
5*7金石 年弘LeMans70-1'13.658
6*6福田 良5ZIGEN70-1'24.94
72アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA69-1 Lap 
828野田 英樹CARROZZERIA MOHN69-1 Lap 
99黒澤 治樹TEAM NOVA68-2 Laps
103立川 祐路Olympic KONDO63-7 Laps
-------- 以上規定周回(63 Laps)完走 --------
-11松田 次生COSMO OIL CERUMO59-11 Laps
-41服部 尚貴DoCoMo DANDELION54-16 Laps
-10藤沢 哲也TEAM NOVA50-20 Laps
-22脇阪 寿一TEAM 2218-52 Laps
-20ブノワ・トレルイエIMPUL7-63 Laps
-1小暮 卓史PIAA NAKAJIMA0-70 Laps
-4ドミニク・シュワガーOlympic KONDO0-70 Laps
-40リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION0-70 Laps
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: 1'17.736 No.3 立川祐路
  • ゼッケンNo.6,7は、2003年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則 第28条7.違反によりドライビングスルーペナルティの罰則を科した。

Formula Nippon

Fニッポン第3戦 MINE フリー走行


決勝に向けて順調な仕上りの本山哲 (Photo: A.Bessho)

本山、フリー走行でもトップタイム。決勝に向けて順調な仕上がり。

 27日、フォーミュラニッポン第3戦決勝の開催されるMINEは薄曇りであるが風も無く気温も上昇し、穏やかな朝を迎えた。午前9時30分、決勝に向けてのセッティングを決めるフリー走行が行われた。

 ここでもはやりトップは本山。決勝に向けての仕上がりは順調なようだ。2位は脇阪、3位は昨日の予選後半で伸び悩んだ道上が入った。服部はマシントラブルでまともに走っていない。

 決勝は、本日午後2時より70ラップで争われる。

2003年4月27日 CP MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/27) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119本山 哲IMPUL1'16.660--156.42
222脇阪 寿一TEAM 221'16.8980.2380.238155.93
35道上 龍5ZIGEN1'17.0450.3850.147155.64
420ブノワ・トレルイエIMPUL1'17.0750.4150.030155.58
51小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'17.2830.6230.208155.16
67金石 年弘LeMans1'17.5020.8420.219154.72
78土屋 武士LeMans1'17.6410.9810.139154.44
86福田 良5ZIGEN1'17.6550.9950.014154.41
940リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'17.7301.0700.075154.27
1012井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'17.7611.1010.031154.20
112アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'17.7971.1370.036154.13
129黒澤 治樹TEAM NOVA1'17.9551.2950.158153.82
1311松田 次生COSMO OIL CERUMO1'17.9641.3040.009153.80
143立川 祐路Olympic KONDO1'18.1231.4630.159153.49
1528野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'18.2561.5960.133153.23
164ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'18.4161.7560.160152.92
1710藤沢 哲也TEAM NOVA1'18.8292.1690.413152.11
1841服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'20.3273.6671.498149.28
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

Fニッポン第3戦 MINE 予選


右腕に喪章を巻いて記者会見に臨む本山哲 (Photo: A.Bessho)

 驚速本山に敵なし! 2位を0.652ちぎってのポール。

 MINEの天候は徐々に回復しつつあり、上空にはところどころ青空も顔を覗かせてきた。14時、フォーミュラニッポン2回目の予選が始まった。開始10分、午前中不振だった野田がタイムを更新し、1'16.314と2回目のトップに立つ。開始18分、午前中、予選開始早々にマシンを降りたロッテラーが16.296と野田を逆転、2回目のトップに。しかし、その直後、土屋も1回目のタイムを上回り、15.601と15秒台に入り、トップに踊り出た。開始20分過ぎ、脇阪も15秒台に入り15.796、2回目の2位に。総合でも4位に上がった。

 予選残り20分、1回目のタイムを上回り15秒台に入るドライバーが増えてきた。小暮が15.705で2回目2位に、総合でも4位に上がってきた。残り15分道上が15.471を出し、2回目のトップに、総合でもINPULの2台の間にはいり2位だ。その直後、本山が来た来た! ついに14秒台に入りタイムは、14.981、次の周も14.929とさらにタイムアップ、他のドライバーを圧倒している。もちろん総合のトップだ。

 予選残り5分、トレルイエが15.258を出し、道上から2位を奪い返した。そしてなんと、本山がさらにタイムアップ、14.355を叩き出した。直後、脇阪が15.240、さらに土屋が15.007で2位に。3位は何と新人の小暮だ。

 予選終了。トップは2位以下を0.652ぶっちぎった本山。2位に予選は速い土屋、3位に脅威の新人小暮、4位に金石、5位はライアン、脇阪は6位に落ちた。午前、午後をとおして本山の速さだけが目立った予選となった。

 明日27日は、午前9時30分からフリー走行。決勝は午後2時スタートの70ラップで争われる。

ポールポジション 本山 哲
 いろいろあったけど、チームがぼくの気持ちを考えてくれて感謝している。雨上がりでスリッピーだったが、路面コンディションにうまくクルマを合わせることができた。予選を早く切り上げたのは、14.355が出た時点でポールを確信したから。MINEは抜きにくいサーキットなのでポールスタートは有利だ。

予選2位 土屋武士
 2位というポジションは悪くないが、ポールとのタイム差がありすぎる。体調が悪かったけど、ライバルがいないとレースにならないので早く本山選手に追いつきたい。

予選3位 小暮卓史
 1回目の予選はトラブルなどもありだめだったが、エンジニアと相談してセットアップを変更したら狙ったラインを走れるようになった。いままで2戦戦ったが決勝レースではまだまだ経験不足なのでいろいろと吸収したい。

2003年4月26日 CP MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/26) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119本山 哲IMPUL1'14.355--161.27
28土屋 武士LeMans1'15.0070.6520.652159.87
31小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'15.0960.7410.089159.68
47金石 年弘LeMans1'15.1440.7890.048159.57
540リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'15.1920.8370.048159.47
622脇阪 寿一TEAM 221'15.2400.8850.048159.37
720ブノワ・トレルイエIMPUL1'15.2580.9030.018159.33
85道上 龍5ZIGEN1'15.2660.9110.008159.32
941服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'15.2800.9250.014159.29
102アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'15.3220.9670.042159.20
1112井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'15.4661.1110.144158.89
123立川 祐路Olympic KONDO1'15.5521.1970.086158.71
1328野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'15.7481.3930.196158.30
1411松田 次生COSMO OIL CERUMO1'15.7931.4380.045158.21
159黒澤 治樹TEAM NOVA1'15.8411.4860.048158.11
164ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'16.0341.6790.193157.71
176福田 良5ZIGEN1'16.4022.0470.368156.95
1810藤沢 哲也TEAM NOVA1'17.3352.9800.933155.05
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'19.5605.2052.225150.72
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'13.086
  • 全てのドライバーが予選1回目のタイムを更新したため2回目の予選結果が総合結果となっています。

Formula Nippon

Fニッポン第3戦 MINE 予選1回目


本山、ぶっちぎりのトップタイム (Photo: A.Bessho)

 本山、2位以下を約0.5秒ぶっちぎっての堂々のトップタイム。開幕3連勝、MINE5連勝へ向けて好発進!

 1,2戦と予選日雨にみまわれたフォーミュラニッポン、第3戦が開催されるここMINEでも前夜から雨模様であったが、朝には雨も上がり、予選が始まる頃にはコースもほぼドライのコンデッションとなった。

 午前10時、予選は定刻にスタート。開始早々、ロッテラーがパドック裏の30Rでコースアウト、マシンを降りた。開始10分、トップは1'17.130とまずは松田がリード。開始15分過ぎ土屋が16.686でトップに出るが、直後ここMINEを得意とする本山が16.160と土屋を逆転。この時点で、トップ本山、以下、土屋、金石、福田、小暮と続く。

 開始20分過ぎ、ようやくコースインした道上が、16.149でトップに踊り出る。しかし、30分過ぎに本山が15.645で再びトップに。2位以下を0.5秒以上引き離した。以下、2位道上、3位土屋、4位トレルイエ、5位金石、6位福田。

 予選終了10分前から順位は目まぐるしく変わる。土屋が16.037で2位に上がると直後トレルイエが15.731で2位を奪い返す。道上も15秒台に入り15.911で3位。以下ライアンが15.974で4位にあがれば、黒澤が15.951でライアンに代わって4位に出る。

 予選終了直前、本山がさらにタイムアップ、14秒台に入るかという15.051のスーパーラップを叩き出した。2位は、トレルイエでINPUL 1-2。3位は道上、4位は大健闘の黒沢、5位ライアン、7位金石と続いた。予選2回目は本日午後2時より開始予定。

2003年4月26日 CP MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/04/26) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 3 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119本山 哲IMPUL1'15.051--159.77
220ブノワ・トレルイエIMPUL1'15.5350.4840.484158.75
35道上 龍5ZIGEN1'15.9110.8600.376157.96
49黒澤 治樹TEAM NOVA1'15.9510.9000.040157.88
540リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'15.9740.9230.023157.83
67金石 年弘LeMans1'16.0230.9720.049157.73
78土屋 武士LeMans1'16.0370.9860.014157.70
811松田 次生COSMO OIL CERUMO1'16.0711.0200.034157.63
93立川 祐路Olympic KONDO1'16.1021.0510.031157.57
1022脇阪 寿一TEAM 221'16.1251.0740.023157.52
1141服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'16.1801.1290.055157.40
1212井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'16.2431.1920.063157.27
131小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'16.2721.2210.029157.21
146福田 良5ZIGEN1'16.7431.6920.471156.25
154ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'16.9701.9190.227155.79
1628野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'17.3352.2840.365155.05
1710藤沢 哲也TEAM NOVA1'18.8083.7571.473152.15
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'20.3045.2541.497149.32
182アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'22.8807.8292.575144.68
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'13.086

Formula Nippon

Fニッポン第3戦 合同テスト(MINE)


Photo:Motorsports@nifty

4月25日、この週末第3戦の行われるセントラルパークMINEサーキットで、合同テス
トが行われた。

この日は生憎の天候。午前10時から予定されていた1回目の走行では、雨は上がって
いたものの、霧のため天候の回復を待って予定を繰り下げ12時から始まった。このセ
ッションでは途中雨が降り出したが、その前にスリックタイヤでタイムを出していた
#22 脇阪寿一(TEAM 22)がトップタイムをマークした。

2回目は、2時間のインターバルを経て午後3時から始まった。開始してまもなく、
またしても雨に見舞われたが、その後は路面コンディションも回復。そして、また終
盤には雨と、天候は目まぐるしく変化した。そんな中、開幕3連勝を狙う大本命#19
本山哲(IMPUL)がトップを奪った。本山にとっては、20日に亡くなった大親友のモト
GPライダー、加藤大治郎選手のためにも負けられないレースだけに、気合い十分だ。

◆CP MINEサーキット http://www.cp-mine.co.jp/
2003年4月25日 CP MINEサーキット(山口県)  天候:雨/コース:セミウェット
P.-No.Driver--------Team-------------------Car-------------Time(1st)-Time(2nd)
 1 19 本山  哲      IMPUL                  Lola B351/無限  1'20.916 *1'16.205
 2  5 道上  龍      5ZIGEN                 Lola B351/無限  1'25.832 *1'16.615
 3 20 B.トレルイエ  IMPUL                  Lola B351/無限  1'26.194 *1'16.723
 4  1 小暮卓史      PIAA NAKAJIMA          Lola B351/無限  1'27.244 *1'16.825
 5  8 土屋武士      LeMans                 Lola B351/無限  1'18.315 *1'17.210
 6  2 A.ロッテラー  PIAA NAKAJIMA          Lola B351/無限  1'18.267 *1'17.245
 7  7 金石年弘      LeMans                 Lola B351/無限  1'25.156 *1'17.384
 8 22 脇阪寿一      TEAM 22                Lola B351/無限  1'17.873 *1'17.464
 9 40 R.ライアン    DoCoMo DANDELION       Lola B351/無限  1'18.060 *1'17.474
10  3 立川祐路      Olympic KONDO          Lola B351/無限  1'19.451 *1'17.669
11 12 井出有治      COSMO OIL CERUMO       Lola B351/無限  1'26.670 *1'17.796
12  9 黒澤治樹      PLANEX EBBRO NOVA      Lola B351/無限  1'18.730 *1'17.819
13 11 松田次生      COSMO OIL CERUMO       Lola B351/無限  1'26.864 *1'17.952
14  6 福田  良      5ZIGEN                 Lola B351/無限  1'26.812 *1'17.981
15  4 D.シュワガー  Olympic KONDO          Lola B351/無限  1'21.601 *1'18.027
16 28 野田英樹      CARROZZERIA MOHN       Lola B351/無限  1'23.071 *1'18.671
17 41 服部尚貴      DoCoMo DANDELION       Lola B351/無限  1'26.698 *1'18.877
18 10 藤澤哲也      カッチャオ TCPRO NOVA  Lola B351/無限  1'20.214 *1'19.726
-----------------------------------------------------------------------------

Japanese F3

F3第3戦 富士 決勝


雨でも晴れでもブッチギリのコートニー(Photo:K.Takeshita)

4月6日、昨日とは打って変わり快晴となった富士スピードウェイで、全日本F3選手
権第3戦の決勝が行われ、ポールポジションスタートの#7コートニーがスタートから
その座を明け渡すことなく独走で優勝を飾った。

昨日土曜日に行われるはずだった決勝は、日曜の朝8時40分スタートというスケジュ
ールになった。早朝から頭をレースモードに切り換えたドライバーたちが、グリッド
に並ぶ。
スタートを制したのは#7コートニー。昨日の雨の予選で段違いの速さを見せた#7コー
トニーの速さはドライになっても鈍ることはなかった。1周目ですでに2位以下を引
き離しにかかった#7コートニーは、3周目に#12モンティンをかわして2位に浮上した
#36片岡との差を、周回を重ねる度に差を広げ、全く危なげない走りで開幕戦に続く
2勝目を挙げた。

#4クインタレッリ、#12モンティン、#11柴田の3台で終盤まで白熱した3位争いは、
13周目に#12モンティンにかわされ4位に落ちたものの、次の周に再逆転に成功した
#4クインタレッリが入った。

なお、昨日悪天候で行われなかった第4戦の予選は行われず、この第3戦の結果をも
ってグリッドとすることになった。

◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
F3第3戦富士 -RIJ- (2003/04/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 3 富士スピードウェイ 4.4 km
PNoDriverCarEngineLapTime
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1521'53.341
236片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE15-4.665
34ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE15-11.712
412パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE15-11.785
511柴田 裕紀LOLA-DOME F106無限MF204B15-12.191
61細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C15-18.186
719柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE15-24.852
83横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE15-25.665
98小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE15-28.473
102佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B15-29.235
1132番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE15-41.050
1233吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE15-41.269
1314柳田 真孝DALLARA F302NISSAN SR20VE15-53.732
1418小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE15-1'04.099
-------- 《以上完走》 --------
  • Fastest Lap: CarNo.7 ジェームス・コートニー 1'26.906
  • CarNo.14は富士スピードウェイ一般競技規則書第36条2.(1)違反により訓告及び罰金\50,000-のペナルティを課された。

Japanese F3

F3第3戦 富士 決勝 (4/6)

●2003年4月6日 富士スピードウェイ(静岡県)

4月6日、昨日とは打って変わり快晴となった富士スピードウェイで、全日本F3選手
権第3戦の決勝が行われ、ポールポジションスタートの#7コートニーがスタートから
その座を明け渡すことなく独走で優勝を飾った。

昨日土曜日に行われるはずだった決勝は、日曜の朝8時40分スタートというスケジュ
ールになった。早朝から頭をレースモードに切り換えたドライバーたちが、グリッド
に並ぶ。
スタートを制したのは#7コートニー。昨日の雨の予選で段違いの速さを見せた#7コー
トニーの速さはドライになっても鈍ることはなかった。1周目ですでに2位以下を引
き離しにかかった#7コートニーは、3周目に#12モンティンをかわして2位に浮上した
#36片岡との差を、周回を重ねる度に差を広げ、全く危なげない走りで開幕戦に続く
2勝目を挙げた。

#4クインタレッリ、#12モンティン、#11柴田の3台で終盤まで白熱した3位争いは、
13周目に#12モンティンにかわされ4位に落ちたものの、次の周に再逆転に成功した
#4クインタレッリが入った。

なお、昨日悪天候で行われなかった第4戦の予選は行われず、この第3戦の結果をも
ってグリッドとすることになった。

◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/

■決勝 天候:晴れ/コース:ドライ

F3第3戦富士 -RIJ- (2003/04/06) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 3 富士スピードウェイ 4.4 km 

 P No       Driver           Car             Engine           Lap Time
---------------------------------------------------------------------------
 1  7 ジェームス・コートニー DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15  21'53.341
 2 36 片岡 龍也             DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15     -4.665
 3  4 ロニー・クインタレッリ DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15    -11.712
 4 12 パオロ・モンティン     DALLARA F303    NISSAN SR20VE    15    -11.785
 5 11 柴田 裕紀             LOLA-DOME F106  無限MF204B       15    -12.191
 6  1 細川 慎弥             LOLA-DOME F106  無限MF204C       15    -18.186
 7 19 柴田 裕吉             DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15    -24.852
 8  3 横溝 直輝             DALLARA F303    TOYOTA 3S-GE     15    -25.665
 9  8 小早川 済瑠           DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15    -28.473
10  2 佐藤 晋也             DALLARA F302    無限MF204B       15    -29.235
11 32 番場 琢               LOLA-DOME F106  TOYOTA 3S-GE     15    -41.050
12 33 吉本 大樹             LOLA-DOME F106  TOYOTA 3S-GE     15    -41.269
13 14 柳田 真孝             DALLARA F302    NISSAN SR20VE    15    -53.732
14 18 小川 貴広             DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE     15  -1'04.099
-------- 《以上完走》 --------
---------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap: CarNo.7 ジェームス・コートニー 1'26.906
* CarNo.14は富士スピードウェイ一般競技規則書第36条2.(1)違反により訓告及び
  罰金\50,000-のペナルティを課された。 

※F3第4戦のスタティンググリッドは第3戦のレース結果通りとなります。


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Japanese F3

F3第3戦 富士 予選


またしても雨で段違いの速さを見せたコートニー(Photo:K.Takeshita)

4月5日、雨のため遅れて午後2時30分からはじまったF3第3戦の予選だが、一
時弱まっていた雨は再び強くなっており、コースはヘビーウェットのまま。

予想どおり開始早々にスピン、コースアウトするマシンが相次ぎ、開始4分には雨
の富士の鬼門といわれる300Rで#8小早川がクラッシュ。この処理を行うため、予選
は赤旗中断となる。

再開後、リードしたのはやはり#7コートニー。常に2番手を2~3秒引き離す圧倒
的な速さを見せて、1分53秒867、51秒723、50秒233とタイムアップ。赤旗中にスピ
ンを犯してベストラップ削除のペナルティを受けたものの、それでも楽々ポールを
奪ってみせた。

#7コートニーを追う使命を担った童夢のエース#1細川は、1分53秒542をマークした
ものの、さらなるタイムアップを狙った途端に300Rの餌食となってしまい、マシン
はかなりのダメージを負ってしまった。加えて、黄旗追い越しで、こちらもベスト
ラップ削除で3位から7位に転落。弱り目に祟り目となってしまった。

それにしても、雨のコートニーの速さは段違いだ。2位になった#12モンティンも、
ペナルティ前のタイム差では3秒も引き離されてしまうのだから、他のドライバーは
手の施しようがない。

なお、コンディションの回復が見込めないため、引き続き行われる予定だった第4戦
の予選、また第3戦の決勝はキャンセル。クラッシュした#1細川にとっては不幸中の
幸いのスケジュール変更となった。

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2003年4月5日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
F3 -RIJ- (2003/04/05) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 3 富士スピードウェイ 4.4 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
1*7ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'51.723--141.78
212パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE1'53.2501.5271.527139.87
336片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'54.0082.2850.758138.94
44ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'54.0092.2860.001138.94
511柴田 裕紀LOLA-DOME F106無限MF204B1'54.2262.5030.217138.67
63横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE1'54.3532.6300.127138.52
7*1細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C1'54.8473.1240.494137.92
82佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B1'55.3723.6490.525137.30
919柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1'56.0924.3690.720136.44
10*33吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1'57.0915.3680.999135.28
1114柳田 真孝DALLARA F302NISSAN SR20VE1'57.9186.1950.827134.33
1232番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1'58.8627.1390.944133.26
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'04.29312.5705.431127.44
-18小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'06.47414.7512.181125.24
-8小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GEno time---
  • 赤旗により14:34~45 11分間中断及び14:56 2回目の赤旗にて予選は終了した。
  • CarNo.7は、H項違反(赤旗中のスピン)によりベストラップタイム削除のペナルティを課した。
  • CarNo.1は、H項違反(黄旗追越し)によりベストラップタイム削除のペナルティを課した。
  • CarNo.33は、H項違反(ピットロード出口のホワイトラインカット)によりベストラップタイム削除のペナルティを課した。

Japanese F3

F3第3戦 富士予選 (4/5)

●2003年4月5日 富士スピードウェイ(静岡県)

4月5日、雨のため遅れて午後2時30分からはじまったF3第3戦の予選だが、一
時弱まっていた雨は再び強くなっており、コースはヘビーウェットのまま。

予想どおり開始早々にスピン、コースアウトするマシンが相次ぎ、開始4分には雨
の富士の鬼門といわれる300Rで#8小早川がクラッシュ。この処理を行うため、予選
は赤旗中断となる。

再開後、リードしたのはやはり#7コートニー。常に2番手を2~3秒引き離す圧倒
的な速さを見せて、1分53秒867、51秒723、50秒233とタイムアップ。楽々ポールを
奪ってみせた。

#7コートニーを追う使命を担った童夢のエース#1細川は、1分53秒542をマークした
ものの、さらなるタイムアップを狙った途端に300Rの餌食となってしまい、マシン
はかなりのダメージを負ってしまった。

それにしても、雨のコートニーの速さは段違いだ。2位になった#12モンティンも3秒
引き離されてしまうのだから、他のドライバーは手の施しようがない。

なお、コンディションの回復が見込めないため、引き続き行われる予定だった第4戦
の予選、また第3戦の決勝はキャンセル。#1細川にとっては不幸中の幸いのスケジュ
ール変更となった。

◆全日本F3公式サイト http://www.j-formula3.com/
◆富士スピードウェイ http://www.fujispeedway.co.jp/


■予選 天候:雨/コース:ウェット

FORMULA NIPPON FUJISPEEDWAY -RIJ- (2003/04/05) Qualifying-Session:
                                                         Weather:Rainy Cour
2003 All Japan F3 Championship Round 3 富士スピードウェイ 4.4 km

 P  No Driver       Car             Engine          Time      Delay  km/h
----------------------------------------------------------------------------
 1  7 ジェームス・コートニー  DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    1'50.233      -  143.70
 2 12 パオロ・モンティン    DALLARA F303    NISSAN SR20VE   1'53.250  3.017  139.87
 3  1 細川 慎弥    LOLA-DOME F106  無限MF204C      1'53.542  3.309  139.51
 4 36 片岡 龍也    DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    1'54.008  3.775  138.94
 5  4 ロニー・クインタレッリ   DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    1'54.009  3.776  138.94
 6 11 柴田 裕紀    LOLA-DOME F106  無限MF204B      1'54.226  3.993  138.67
 7  3 横溝 直輝    DALLARA F303    TOYOTA 3S-GE    1'54.353  4.120  138.52
 8 33 吉本 大樹    LOLA-DOME F106  TOYOTA 3S-GE    1'54.886  4.653  137.88
 9  2 佐藤 晋也    DALLARA F302    無限MF204B      1'55.372  5.139  137.30
10 19 柴田 裕吉    DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    1'56.092  5.859  136.44
11 14 柳田 真孝    DALLARA F302    NISSAN SR20VE   1'57.918  7.685  134.33
12 32 番場 琢      LOLA-DOME F106  TOYOTA 3S-GE    1'58.862  8.629  133.26
---------------------------------------------------------------------------
  以上予選通過 基準タイム ( 110% )                 2'03.576 13.343  128.18

13 18 小川 貴広    DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    2'06.474 16.241  125.24
14  8 小早川 済瑠  DALLARA F302    TOYOTA 3S-GE    no time       -       -
---------------------------------------------------------------------------


                                         http://motorsports.nifty.com/

全日本GT選手権

JGTC第3戦SUGO 決勝 ホンダリリース


2位を獲得した#100 RAYBRIG NSX(加藤寛規/光貞秀俊組)の表彰台(C)Honda

      2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第3戦 "SUGO GT CHAMPIONSHIP"
                              <決勝>

                  NSX-GTが2・3位表彰台を獲得!!
               RAYBRIG NSX(加藤寛規/光貞秀俊 組)2位
               無限NSX(伊藤大輔/D・シュワガー 組)3位

■開催日---------------:2002年5月25日(土)~26日(日)
■開催地---------------:スポーツランドSUGO(宮城県)<全長3.704km>
■決勝レース------------:81周(約300.6km)
■天 候----------------:晴れ
■気 温/湿 度----------:18℃/57%(26日15:00現在)
■コースコンディション-----:ドライ
■観客数        :48,500人(主催者発表)

5月26日(日)、宮城県・スポーツランドSUGOにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レースが行われた。

レースは、セーフティーカーが4回も導入される波乱の展開となったが、予選9番
手からスタートした加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)が今シーズン最上位と
なる2位、続いて伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 組(無限 NSX)が3位でチェッ
カーを受け、Honda NSX-GTが2・3位表彰台を獲得した。
この結果、無限×童夢プロジェクトはチャンピオンシップポイントのチーム部門に
おいて合計42ポイントとなり、ランキングトップに浮上した。

ポールポジションからスタートした土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)は、レース
序盤をトップでリードするものの、他車のクラッシュにより、コースに飛散した破
片を不運にもひろってしまい、リアタイヤがパンク、ピットインを余儀なくされ、
13位でチェッカーを受けた。
セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は、他車
との接触のためフロントサスペンションにトラブルを抱えて緊急ピットインし、G
T500クラス16位(総合18位)。
予選3番手からスタートし、果敢にトップ争いを繰り広げた松田次生/ラルフ・フ
ァーマン 組(Mobil 1 NSX)はマシントラブルで34周目にリタイアとなった。

●Honda NSX出場チームと戦績(GT500クラス)
No.--マシン名--エントラント名-監 督-------ドライバー------H・W--予選-決勝
 16-無限 NSX---無限×童夢プロジェクト
                              熊倉 淳一-伊藤大輔 D.シュワガー-40-10位- 3位
 18-TAKATA 童夢 NSX------------------S.フィリップ R.ライアン--30--5位-16位
  8-ARTA NSX---AUTOBACS RACINGTEAM AGURI
                          鈴木亜久里--土屋圭市 金石勝智-----------P.P-13位
 64-Mobil 1 NSX--Mobil 1 Nakajima Racing
                          中嶋 悟-----松田次生 R.ファーマン---50-3位-リタイア
100-RAYBRIG NSX---チーム国光with MOONCRAFT
                          高橋国光----加藤寛規 光貞秀俊-----------9位--2位
--------------------------------------------------------------------------
※タイヤ=全車ブリヂストン H・W=ハンディウェイト(kg)


○永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GT開発プロジェクトリーダー
 このところ、各車のセッティングが決まってきており、どのチームもトップに立
つポテンシャルを持つようになりました。昨日の予選で、驚異的なレコードタイム
を記録したARTA NSXが、不運なアクシデントで後退した後も、NSX各車が次から次へ
とトップ争いを繰り広げてくれたことは、その現れだと思います。
我々としては、この状態をいつまでも維持することがチャンピオンシップをねらう
ための責務だと感じておりますので、今後とも更に頑張りたいと思います。ご声援
を宜しくお願いいたします。

2位 #100 RAYBRIG NSX
○高橋 国光(Kunimitsu Takahashi) チーム国光 with MOONCRAFT 監督
昨シーズンは、思ったような結果を残せずにいたので、この結果には非常に満足し
ています。今シーズンは何としても完走する事を第一に考えて戦っています。現在、
我々のチームワークはとても良いので、この先のレースが本当に楽しみです。少し
欲張りになってきましたが、表彰台の一番上をねらいたくなってきました。様々な
関係者の皆様がHonda NSXを愛し、更に良くしようと努力してくださっていることを、
本当に心強く感じています。これからは、着実にポイントを獲得し、チャンピオン
を狙っていきたいと思いますので応援を宜しくお願いします。

○加藤 寛規(Hiroki Kato)選手
今大会からNSX-GTの4・5速のピックアップが良くなったので、戦闘力が非常に上
がりました。レース序盤は、慎重に走ってチームオーダーどおり、早めのドライバ
ー交代を実行したのですが、それが上手くいきました。交代後に2回目のセーフテ
ィーカーが入ったことにより、2位にまでポジションを上げることができました。
ようやくクルマのセッティングが決まってきたので、今後が楽しみです。セッティ
ングの方向性が決まると少々のハンディウェイトを積んでも対処はできます。期待
していてください。

○光貞 秀俊(Hidetoshi Mitsusada)選手
加藤さんからドライバー交代し走り出してすぐに、好タイムを連発できたことが良
かったです。2位まで上がってから、トップが見えたので絶対に抜いてやろうと頑
張ったのですが、逆にコースアウトをして順位を落としてしまいました。ちょっと
行き過ぎました。でも、最後まで前のクルマと同じペースで走ることができたので、
好結果が生まれたと思います。「運も実力のうち」と言いますが、良い走りをして
いないと運が良くても結果は出ませんから。
これからは、チャンピオン争いに加わっていけるよう頑張りたいです。我々のチー
ムは、まだ一度も大きなトラブルを出していないので、着実にポイントをねらうレ
ースでは本当に心強いですよ。

(決勝結果は省略させていただきました)

GT500クラス
■ドライバーズランキング(暫定)
順位-No.---ドライバー----------ポイント-
1----6----脇阪寿一/飯田 章--------37
2----16---伊藤大輔/D・シュワガー---34
3----1----竹内浩典/立川祐路--------32
4----100--光貞秀俊-----------------26
5----64---松田次生/R・ファーマン---23
6----100--加藤寛規-----------------18
7----18---S・フィリップ/R・ライアン17
8----23---影山正美/E・コマス-------16
9----8----土屋圭市/金石勝智--------16
10---39---J・デュフォア/織戸 学---13
※11位以下略

GT500クラス
■チームランキング(暫定)
順位-No.---チーム----------------ポイント-
1----16,18-無限×童夢プロジェクト----42
2----6----ESSO TOYOTA Team Le Mans---37
3----1,33--TOYOTA TEAM CERUMO--------34
4----100--チーム国光 with MOON CRAFT-26
5----64---Mobil 1 NAKAJIMA RACING----23
6----22,23-NISMO---------------------16
7----8----AUTOBACS RACING TEAM AGURI-16
8----39---TOYOTA TEAM SARD-----------13
9----36,37-TOYOTA TEAM TOM'S---------13
10---76---HITOTSUYAMA RACING---------11
※11位以下略

Honda Racing

全日本GT選手権

JGTC第3戦SUGO 予選 ホンダリリース


唯一1分17秒台を記録してポールポジションを獲得した#8 ARTA NSX(C)Honda

     2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第3戦 "SUGO GT CHAMPIONSHIP"
                              <予選>

     
ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智 組)がポールポジションを獲得
■開催日--------:2002年5月25日(土)~26日(日) ■開催地--------:スポーツランドSUGO(宮城県)<全長3.704km> ■決勝レース-----:81周(約300.6km) ■天 候---------:晴れ ■気 温/湿 度---:23℃/26%(25日15:00現在) ■コースコンディション---:ドライ 5月25日(土)、宮城県・スポーツランドSUGOにおいて2002年全日本GT選 手権シリーズ(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の予選が行われた。 Hondaは24日(金)に発売し、7年ぶりの復活となったピュアスポーツモデル、 新型NSX-Rにあわせて今大会より進化型のNSX-GTを投入した。 この結果、GT500クラス予選において、土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が 唯一17秒台に入る1分17秒814を記録し、今シーズン初のポールポジション を獲得した。 開幕戦でポール・トゥ・ウィンを果たした松田次生/ラルフ・ファーマン 組 (Mobil 1 NSX)は予選3番手、同じく開幕戦で2位表彰台を獲得したセバスチャン ・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は予選5番手、加藤寛 規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は予選9番手、伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 組 (無限 NSX)は予選10番手からスタートすることとなった。 JGTC第3戦SUGOラウンドは、26日(日)午後2時40分より決勝レース(81周) が行われる。 ポールポジション #8 ARTA NSX ○伊与木 仁(Hitoshi Iyoki)AUTOBACS RACING TEAM AGURIチーフメカニック予選 1回目は5番手タイムとドライバーにとって不満の残る結果となってしまいました。 予選2回目は、セッティングの変更が上手くいき、加えて金石選手の頑張りもあっ たので、予想外の17秒台という好タイムを記録することができました。二人のド ライバーには本当に感謝していますよ。 決勝は、おそらく22~3秒のペースで進んでいくでしょう。我々としては最後ま でミスを出さず、優勝を逃した昨年の雪辱を果たしたいと思います。 ○土屋 圭市(Keiichi Tsuchiya)選手 金曜日の練習走行では色々なことを試しました。その結果、午前・午後ともにトッ プタイムを記録しましたが、今日の予選1回目は少し車のバランスに問題が起きた ので、もう一度データを見直してセッティングを詰め直す作業をしました。 おかげで予選2回目はいいタイムを記録することができました。明日の決勝ではい いバトルをファンの皆さんに見せられると思いますよ。 ○金石 勝智(Katsutomo Kaneishi)選手 予選1回目は少し車のバランスに問題が起きたので、データを見直して土屋さんと セッティングを詰め直しました。その結果が今回のタイム(1分17秒814)に 繋がっていると思います。 昨年の第3戦SUGOでの決勝レースは2位に15秒もの差をつけていながら、ペース カーが入ったことによってその貯金がなくなってしまい、最後に余力の差で負けて しまったことがありました。この経験を活かして、明日はいろいろなシチュエーショ ンを考えながら走るつもりです。そうすれば、おのずと余力を残すことができます し、結果もついてくると思います。 (予選結果は省略させていただきました) Honda Racing

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