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1995年5月

全日本GT選手権

全日本富士GTレース大会 GT 予選1回目

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*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                          全日本富士GTレース大会                           *
*                           GT 予選結果表 1回目                           *
* 1995.05.03    天候 : 曇り       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
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位車番クラス ドライバー  1         ドライバー  2
車     名                      ベストラップ 周  km/h
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1 36 1   関谷  正徳         (J) ミハエル・クルム    (D)
トヨタ カストロール スープラ   1'33.468 19 172.166
2 38 1   エリック・コマス    (F)
トヨタスープラ                 1'33.618 18 171.890
3 34 1   アンソニー・リード (GB)
タイサン スターカード F40      1'33.691 16 171.756
4  8 1   長坂  尚樹         (J) 見崎  清志         (J)
FETSPORTS SUPRA                1'34.380 13 170.502
5 33 1   松田  秀士         (J) 飯田    薫         (J)
タイサン ポルシェ GT-2         1'34.957 15 169.466
6 30 1   山田  洋二         (J) 田嶋  栄一         (J)
綜合警備 PORSCHE               1'34.971 17 169.441
7  3 1   長谷見昌弘         (J)
ユニシアジェックススカイライン 1'34.994 14 169.400
8 55 1   鈴木  利男         (J) 飯田    章         (J)
JOMO R33                       1'35.749 17 168.064
9  2 1   都平  健二         (J) 河合  博之         (J)
ZEXEL・ワイズスカイライン      1'36.123 18 167.411
10 39 1   ジェフ・クロスノフ(USA)
サードスープラGT               1'36.307  8 167.091
11  1 1   影山  正彦         (J)
カルソニック スカイライン      1'36.610 12 166.567
12 19 1   小林  且雄         (J)
JUN スカイラインGT-R           1'37.386 15 165.239
13 35 1   鈴木  恵一         (J) 土屋  武士         (J)
タイサン スターカード GT-2     1'37.451 16 165.129
14 40 1   太田  哲也         (J)
タイサン スターカード F40      1'38.224 15 163.830
15100 1   高橋  国光         (J) 土屋  圭市         (J)
BP オイル ポルシェ・ターボ     1'38.998 19 162.549
16  5 1   柏原  浩一         (J) 羽根  幸浩         (J)
マツダコレクション出光ポルシェ 1'39.023 16 162.508
17 25 1   影山  正美         (J)
ニッサン・フェアレディZ        1'41.336  8 158.798
18 18 2   福嶌  稔大         (J) 川崎  哲哉         (J)
ATS-BM・ERC・RX-7              1'42.462 13 157.053
19  7 2   松本  晴彦         (J) 竹内  浩典         (J)
RE雨宮 SuperG RX7              1'42.522 12 156.961
20 41 1   伊達  邦夫         (J) 石川    朗         (J)
京都近鉄 ARP シルビア          1'42.763  5 156.593
21 71 2   黒須  俊文         (J) 山岸    豪         (J)
IPF WAKO'S M3                  1'42.911 16 156.368
22 72 2   牧口  規雄         (J) 堀米    徹         (J)
WAKO'S BMW M3                  1'43.216 18 155.906
23 54 2   袖山  誠一         (J) 中田  雅久         (J)
Gatorade ポルシェ              1'43.738 17 155.122
24 11 2   石森  浩元         (J)
ムラウチ石森石油GTS-R          1'45.059 13 153.171
25 27 2   林    道明         (J) 金森  敏一         (J)
ナックウエストスカイライン     1'45.451 17 152.602
26 66 1   原    貴彦         (J) 和田    久         (J)
RAZO・TRAMPIOGTR               1'45.807  5 152.088
27 31 2   池谷  勝則         (J) 石原  将光         (J)
コブラポルシェRS               1'46.490 13 151.450
28 26 2   関根  基司         (J) 武藤  文雄         (J)
タイサン BMW M3                1'47.228 13 150.073
29 13 2   早川    篤         (J) 吉田  信宏         (J)
マイクロロンミューズDLRX7      1'48.454 15 148.376
30 32 2   大山    茂         (J) 岡野谷  純         (J)
ランティックスカイライン       1'49.153 15 147.426
31 70 2   石橋  義三         (J) 星野    薫         (J)
欧州車販売の外国屋アドバン     1'49.749 10 146.625
32 15 1   古谷  直広         (J)
プローバ ポルシェ ターボ       1'52.694  3 142.794
33 17 2   野上  敏彦         (J) 輿水  敏明         (J)
東京科学芸術専門学校:RX-7     2'01.259  2 132.708
-------------------------------------------------------------------------------
99 1   長島  正興         (J)
PORSCHE RSR                              出走せず
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.2PRE2

ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権                                   Rd.2 FUJI GT RACE
GTインサイド・レポート            No.  3        1995/ 4/27  FMOTOR4版
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8.本番レース仕様R33“スーパーGTR”完成
 クラブ ルマン・カラーでシーズン・オフのテストを走り、GTC鈴鹿にはJOMOカ
ラーに塗られて登場したR33 1号車はテストカーとしての使命をまっとうし、現在
バラバラに分解され綿密な検査が行われている。SUGOテストでは、新たに完成し
た本番レース仕様のR33 2/3号車を使って行われた。新しいJOMO号の2号車はル
マンGT1仕様で完成し、トランクルーム上よりエアを取り入れるオイルクーラーを
新たに装備されていた。3号車は暫定仕様としてN1ベースのエンジンとHパターン
のミッションを装備してSUGOテストに参加し、福山英朗がシェイクダウンを行っ
た後、新人の近藤真彦と粕谷俊二の練習に使われた。2号車は、テスト後N-GT1
仕様に改装されてGTC富士に参加する。
9.R33カルソニック スカイライン シェイクダウン
'95GTC開幕のGTC鈴鹿を制した、ディフェンディング・チャンピオンのホシノ
レーシングのR33が完成、SUGOテストでシェイクダウンに成功した。ニスモのR
33GTが一体式のビルシュタイン・ダンパーを使う(5月には調節タイプも完成)の
に対してホシノレーシングのR33は分離タンクを持つ調節式のレース専用ダンパーを
使ったサスペンションを持っていることが最大の相違点である。
10.トラストスープラGT登場
 4月4日にTIサーキットでシェイクダウン行ったトラストのルマンGT1仕様
スープラGTも、SUGOテストに姿を見せた。“TIショック”の原因であった
カーボンブレーキの熱は完全に対策されており、従来はRブレーキ用クーリングエア
とオイルクーラー用クーリングエアの両方をRホイール前のダクトから取り入れて
いたが、このダクトはブレーキ専用となり、右サイドステップにオイルクーラー専用
ダクトが新設されている。まだセッティング中であるため1分25秒台で留まってし
まったが、ダイナミックな走りは集まったファンを魅了した。
11.4月27日FUJIテスト情報……トムス スープラGTが1分33秒台をマーク!
 昨日の午後、トムスとトラストの2台のスープラGTは富士スピードウェイにおい
て合同テストを実施した。トムスの走らせたN-GT1仕様は、GTC鈴鹿の時に比
べるといくつもの追加されたクーリングダクトやフロントスポイラー、リアのディ
フューザーの仕切板等によってスタイルが大きく変わっている。もちろん彼らの目
論見は、ダウンフォースを増やして最終コーナーのスピードをアップすることにある
が、このテストに持ち込まれた暫定仕様でも1分33秒台を易々とマークした。しか
し、ストレートスピードは約270km/h止まりであり、よりダウンフォースを増やして
最終コーナーのスピードを上げて(当然ストレートも)本番のGTC富士にやってく
ることだろう。
 トラストは順調に周回をこなし、暫定的なギアレシオ(最高速が300km/hしか出な
い)にもかかわらず1分32秒台をマークしていたが、テスト終了直前に最終コー
ナーでT.ダニエルソンがクラッシュしてしまった。原因はマシンではないようであ
るが、トラストの'95年ルマン・プロジェクトは見直しを迫られることとなってし
まった。連休明けには発表されることだろう。
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権                                   Rd.2 FUJI GT RACE
GTインサイド・レポート            No.  4        1995/ 4/27  FMOTOR4版
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12.開発が進むポルシェ993GT2
 テイクワンの993GT2は、ブリヂストンの大径の新タイヤに合わせるため、先週
富士スピードウェイでテストを行った。ギアレシオは最高速を約290km/hに設定、6
速全てを使って富士スピードウェイのコーナーにトルクバンドを合わせることを狙っ
ている。問題はイースター・ホリデーの関係でサスペンション・パーツの入荷が遅れ
ていることであり、他の993GT2ユーザー達も同じ悩みを抱えている。マツダコレ
クション・ポルシェを走らせる東名スポーツでは、早々とパーツの入荷をあてにせず
自分達でサスペンションパーツの製作を開始している。2台目の993GT2が3週間
前に到着したチームタイサンは、パーツの到着も早く、既にサスペンションを完全に
ピロボール化する作業を終了している。ちなみにタイサンの993GT2は、2号車が
ルマンGT2仕様であるが、N-GT1仕様の1号車は、少なくともこのGTC富士
まではルマンGT2仕様に改造されることはないようだ。
 今週中には、チームタイサン全体でテスト走行を行うことだろう。
13.“熱烈歓迎” トランピオタイヤ GTC参加決定!
 N1耐久選手権で活躍中のRAZO TRAMPIO GTRがGTCに参戦するこ
とが決定した。残念ながら今回は完全なGTスペックのマシンではないが、今年製作
したばかりのR33スーパーGTRをN1仕様からN-GT2仕様に改装して参戦す
る。彼らは4月30日に仙台ハイランドで行われるN1耐久シリーズに参加した後、直
接富士スピードウェイに駆けつけてGTC富士に備える。
 もちろん彼らと共にトランピオタイヤもGTCに参戦することが決定した。
                         GTアソシエイション事務局
                         インサイドレポート担当
                         古屋 知幸 = MGG01235=

N1耐久シリーズ

N1:ハイランドN1 200Mileレース結果

ハイランドN1200Mileレース -RIJ- (1995-04-30) Official Race Results
For N1 Endurance Series Rd.2 ハイランド・レースウェイ : 4.0296km
P No. Driver(s)----------- Car------------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1  11 原  貴彦/和田  久   Nissan Skyline GT-R     80 2:48'46.091 114.607
2  32 横島  久/竹内浩典   Nissan Skyline GT-R     80 2:49'05.996 114.383
3  23 砂子智彦/藤島敏也  Nissan Skyline GT-R     80 2:50'07.532 113.693
4   3 中谷明彦/大井貴之   Mitsubishi GTO          80 2:50'40.635 113.325
5  13 駒  光武/菊地  靖   Nissan Skyline GT-R     78    -  2Laps
6  19 川崎哲哉/福島稔大  Nissan Skyline GT-R     78    -  2Laps
7   1 桂 伸一/木下隆之   Nissan Skyline GT-R     77    -  3Laps
8  33 三好正己/村松康生   Mitsubishi Lancer Evo.  76    -  4Laps
9  30 小川日出生/細野智行 Mitsubishi Lancer Evo.  76    -  4Laps
10   5 榎本広行/加藤 隆史  BMW M3                  76    -  4Laps
11  66 渡辺 明/田嶋栄一  Honda Civic Si-R        75    -  5Laps
12  95 小幡  栄/市嶋  樹   Honds Civic Si-R        75    -  5Laps
13  54 山内伸弥/瀬在仁志  Honda Civic Si-R        75    -  5Laps
14  91 河合隆仁/井入宏之   Honda Civic Si-R        74    -  6Laps
15  55 古橋 諭/大久保健治 Honda Civic Si-R        74    -  6Laps
16  39 脇田一輝/浦吉浩/黒木健 Honda Prelude Si      73    -  7Laps
17  68 大場次雄/嶋村 馨  Honda Civic Si-R        73    -  7Laps
18  90 松永雅博/三原じゅん子 Toyota Levin          70    - 10Laps
19   7 松岡一美/渡辺ヒロキ Nissan Skyline GT-R     69    - 11Laps
20  76 星野 薫/野地広行   Toyota Levin            69    - 11Laps
21  60 赤尾文夫/鈴木恵一   Honda Civic Si-R        67    - 13Laps
22  37 伊藤直澄/岡本幸夫/檜井 Honda Prelude Si      67    - 13Laps
--------------------------- DNC ------------------------------------------
52 西垣内正義/小林敬一 Honda Civic Si-R        69    - 11Laps
73 土屋武士/長島正興   Honda Civic Si-R        61    - 19Laps
58 石塚和彦/吉田秀一/古瀬 Honda Civic Si-R      49    - 31Laps
34 趙 顕樹/中田雅久   Honda Prelude Si        33    - 47Laps
84 中谷誠志/高木雅宏   Honda Civic Si-R         8    - 72Laps
83 佐藤清治/佐藤  淳   Honda Civic Si-R         8    - 72Laps
**************************************************************************
              情報:竹下恵一郎(JCG00146)/ハイランド
             * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.2PRE

ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権                                   Rd.2 FUJI GT RACE
GTインサイド・レポート            No.  1        1995/ 4/20  FMOTOR4版
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1.“スーパーGTR”は3台? 星野一義も登場!
 鈴鹿で優勝したホシノ・レーシングは、このレースからニューマシンのR33を投入
するため、ウエイトハンデが0kgのままで第2戦FUJIを戦えることとなった。し
かも、強力な助っ人として御大 星野一義も参加することが決定。FUJIの台風の
目となることは間違いない。
 先行してR33の開発を行っているニスモは、マイルドな操縦性と圧倒的に大きなト
ルク(70m・kg以上)によるコーナー立ち上がりの加速が、R33最大の長所であると判
断している。しかもコーナーリングスピードがアップしているため、富士スピード
ウェイでは、1コーナー、100R、300R等でも大幅にタイムアップができるだろう。
2.'95.5年型スープラGT登場!!
 2週間前のTIテストでクラッシュしてしまったサードのために、TRDは改良
型の'95.5年型アップデート・スープラGTを製作中である。この新型スープラGT
はフレームを完全に見直して、ルマン過酷な24時間レースを走り切れる耐久性その
ままに、大幅な軽量化(-80kg)を実現している。
 セルモは相変わらず昨年サードが走らせた'94年バージョンで闘うが、鈴鹿の実戦
からクーリング関係を'95年バージョンと同じ、低い位置に水平にインタークーラー
をマウントするタイプに変更、GTC富士からは、ウイング八スポイラー等空力関係
系も'95年バージョンとなる。
 鈴鹿では、スープラGT開発の要であるサードが、レース直前にタイヤが昨年のも
のと大きく変わってしまい、サスペンションのセッティングをまとめることが出来な
かった。
 GTC富士に向むけて巻き返しを狙う各チーム共、特にトラクションを高める開発
に余念がない。
 鈴鹿ではマシンの完成がレース直前となってしまったトムスは、彼らの理論に基づ
いたモデファイをサスペンションに施しており、空力を考えてドアミラーからフェン
ダーミラーに変更される。
3.“FUJIスペシャル”ポルシェ993GT2本領発揮だ
 いよいよポルシェの世界戦略マシンが実力を見せる時がやってきたようだ。
 日本に入ってきている993GT2は、唯一のN-GT仕様であったタイサンの1号
車がルマンGT2仕様に改造されることとになったため、新たに加わったタイサンの
2号車も含め4台すべてがルマンGT2仕様でGTCを闘うことになった。
 ルマンGT2仕様の993GT2には、NGT1の31mm×2より大きな33.8mm×2の
リストリクターが取り付けられており、NGT1仕様より約50馬力も多い500馬力以
上のパワーを持っている。タイヤ幅が12インチとNGT1の14インチよりも狭くなる
ことがネックであるが、約1.5kmのストレートを持つ富士スピードウェイでは、50馬
力のアドバンテージの方が圧倒的に大きいことだろう。
 鈴鹿ではいずれのチーム共マシンの到着が遅れたために、大切な足回りもほとんど
開発することが出来なかったが、FUJIには複雑なマルチリンク・リアサスペン
ションは完全にピロボール化され、993GT2の特徴であるバウンド/リバウンドに
2つ持っているスプリングのセッティングも十分に煮詰められるだろう。
3.'95年バージョンのフェラーリF40
 今年からリストリクターが装着されたため、そのパフォーマンスが心配されていた
'95年バージョンF40も、決して侮れない戦闘力を今年も維持しているようだ。
 鈴鹿では短いホームストレートで240km/h以上の最高速を記録。リストリクターの
装着によってトルク特性がシビアになりエンジンは扱い難くなっているようだが、大
きなトラクションを発生する18インチ径の新タイヤによって十分なパフォーマンスを
今年も持っている。
 現在エンジニア達はルマンGT1仕様のコンピューターを解析中であり、間に合え
ばこの新コンピューターとノンシンクロの丈夫なミッションがFUJIから投入され
ることになる。
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権                                   Rd.2 FUJI GT RACE
GTインサイド・レポート            No.  2        1995/ 4/20  FMOTOR4版
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5.DTM仕様のBMW・M3参戦でGT2クラスは戦国時代に
 牧口エンジニアリングが開発していたDTM仕様のM3が、いよいよFUJIから
実戦に登場。
 南ドイツのリンダー・チームによって開発された、プッシュロッド式インボード・
リヤサスペンションを持つDTM仕様M3は、牧口エンジニアリングの手によって完
全なN-GT仕様に作り替えられたF1エンジンの流れを汲むドライサンプ・ユニッ
トは、39mmのリストリクターと日本の無鉛ガソリンに対応させるため、アイテックに
よってモディファイされており、柔軟性に富んだ使いやすい“タイムの出る”エンジ
ンを目標に開発が行われている。
 GTC鈴鹿でもGT2クラスのポールポジションを獲得するほどのポテンシャルを
開発した、従来型のE30・M3も、間に合えばDTM仕様M3と同じエンジンを搭載
してGTC富士に参加するだろう。
6.フルGTスペックの911カレラRSR登場
 今年のGT2クラスの中心になると思われるNAのポルシェ911(964/993)も、
GTC富士に2台が登場してくる。
 昨年のGT1クラス3位の袖山誠一のS2ブレインと池谷勝則のコブラから登場す
る2台の964RSRは、今後のGT2クラスのパフォーマンスを確立する役目も担っ
ている。
 ただでさえ大トルクを誇るフラット6は、完全に煮詰まれば380馬力以上は十分に
可能と言われており、牧口エンジニアリングのDTM・M3の好ライバルとして激戦
を繰り広げることだろう。
 6月にデリバリーされる993カレラRSRの到着を待ってGTC参加をもくろむ
チームも多い。
7.大急がしのリミット
 今年のGTCのために都平健二のリミットでは、昨年のチャンピオンマシンである
ホシノ・レーシングのR32カルソニックスカイラインを手に入れて参戦することを考
えていた。しかし、R33の開発が遅れたため、ホシノ・レーシング自身R32で開幕の
GTC鈴鹿に参加しなければならなくなってしまい、リミットは急遽昨年Johnsonスカ
イラインを購入して、都平好みの4WDに改造して参加することとなってしまった。
 今回のGTC富士でやっとホシノ・レーシングのR33が完成してくるため、都平も
予定通り昨年のチャンピオンマシンでGTCに参加することが出来ることとなった。
 もっとも都平がこれでハードスケジュールから解放されるわけではない。
 夏のデビュー目指して、“スーパーGTR”の製作がもうすぐ始まるからである。
                         GTアソシエイション事務局
                         インサイドレポート担当
                         古屋 知幸 = MGG01235=

N1耐久シリーズ

N1:ハイランドN1 200Mile予選結果

ハイランドN1200Mileレース -RIJ- (1995-04-29) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.2 ハイランド・レースウェイ : 4.0296km
P No. Driver(s)----------- Car------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1  11 原  貴彦/和田  久   Nissan Skyline GT-R    R1'53.966         127.288
2  32 横島  久/竹内浩典   Nissan Skyline GT-R     1'54.008   0.042 127.242
3  23 砂子智彦/藤島敏也  Nissan Skyline GT-R     1'54.520   0.554 126.673
4   3 中谷明彦/大井貴之   Mitsubishi GTO          1'54.728   0.762 126.443
5   1 桂 伸一/木下隆之   Nissan Skyline GT-R     1'55.560   1.594 125.533
6  19 川崎哲哉/福島稔大  Nissan Skyline GT-R     1'56.174   2.208 124.869
7  13 駒  光武/菊地  靖   Nissan Skyline GT-R     1'57.961   3.995 122.978
8   5 榎本広行/加藤 隆史  BMW M3                  2'00.448   6.482 120.438
9  33 三好正己/村松康生   Mitsubishi Lancer Evo.  2'00.996   7.030 119.893
10  52 西垣内正義/小林敬一 Honda Civic Si-R        2'01.927   7.961 118.977
11  66 渡辺 明/田嶋栄一  Honda Civic Si-R        2'02.021   8.055 118.886
12  95 小幡  栄/市嶋  樹   Honds Civic Si-R        2'02.698   8.732 118.230
13  60 赤尾文夫/鈴木恵一   Honda Civic Si-R        2'02.909   8.943 118.027
14  54 山内伸弥/瀬在仁志  Honda Civic Si-R        2'03.127   9.161 117.818
15  39 脇田一輝/浦吉浩/黒木健 Honda Prelude Si      2'03.389   9.423 117.568
16  55 古橋 諭/大久保健治 Honda Civic Si-R        2'03.402   9.436 117.555
17  30 小川日出生/細野智行 Mitsubishi Lancer Evo.  2'03.657   9.691 117.313
18  91 河合隆仁/井入宏之   Honda Civic Si-R        2'03.714   9.748 117.259
19  73 土屋武士/長島正興   Honda Civic Si-R        2'03.851   9.885 117.129
20   7 松岡一美/渡辺ヒロキ Nissan Skyline GT-R     2'03.894   9.928 117.088
21  37 伊藤直澄/岡本幸夫/檜井 Honda Prelude Si      2'03.921   9.955 117.063
22  83 佐藤清治/佐藤  淳   Honda Civic Si-R        2'04.399  10.433 116.613
23  84 中谷誠志/高木雅宏   Honda Civic Si-R        2'04.897  10.931 116.148
24  34 趙 顕樹/中田雅久   Honda Prelude Si        2'05.112  11.146 115.949
25  68 大場次雄/嶋村 馨  Honda Civic Si-R        2'05.407  11.441 115.676
26  90 松永雅博/三原じゅん子 Toyota Levin          2'05.638  11.672 115.463
27  58 石塚和彦/吉田秀一/古瀬 Honda Civic Si-R      2'05.912  11.946 115.212
28  76 星野 薫/野地広行   Toyota Levin            2'09.978  16.012 111.608
*****************************************************************************
              情報:竹下恵一郎(JCG00146)/ハイランド
             * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

RE:サードはGT第2戦に参戦の予定

サードによれば、4月30日までにマシンを作成
5月2日に富士に姿を現して、シェイクダウン
そして3日の予選に臨むということです
R'on ONS

全日本GT選手権

サードはGT第2戦に参戦の予定

 サードのスープラがテスト中にクラッシュし、大破したマシンに代わり
新車を新たに製作。ルマン参戦は支障ないが、全日本GT選手権第2戦富士
は欠場と報告しましたが、
現在、サードとTRDでは第2戦に参戦する予定でマシンを製作していると
いうことです。
                   GTアソシエイション事務局
                   GTインサイドレポート担当
                   古屋 知幸  = MGG01235 =

Japanese F3

ANABUKIレーシングチーム レポート Rd.2-2

            ANABUKIレーシング・チーム
     1995年 全日本F3選手権シリーズ第2戦 レースレポート
    「ああ無情、今季初ポールポジションは雨に流れて」の巻 その2
<決勝レース>
 今季初優勝への期待を背負って迎えた日曜日。天気予報は、F3決勝が行われる午
後の降水確率は40~50%と、気になる予報を発表していました。
 早々とサーキット入りした本山選手も、ちょっと心配そうに天を見上げていました
が、「もし雨が降っても大丈夫。完全とはいえないまでも、マシンは満足できる仕上
がりになってますから」とニッコリ。こんなに待ち遠しい決勝レースは初めてです。
 しかし、午前12時をまわる頃、ついにポツリポツリと落ちはじめた雨は、午後1時
過ぎにはすっかり本降りになっていました。
 F3に先立ってF3000の決勝レースが行われる予定でしたが、コース上は川の
ようになってしまい、とても危険でレースができる状態ではありません。
 午後2時30分。主催者側がF3のドライバーおよびチーム関係者を集め、残念な
がらコースコンディション不良による第2戦の中止を発表。
 これにより全10戦が予定されていた '95年全日本F3選手権は1戦少ない、全9戦
で闘われることとなりました。
◇本山 哲選手のコメント◇
 92年の第2戦以来二度目、童夢チームとしては初めてのポールポジションだったの
で、どうしてもレースがしたかった。天を恨んでも仕方ないけど本当に残念ですね。
 でも、記録には残らない幻のポールポジションになってしまいましたが、自分のな
かで大きな自信となって活きてます。
 次の第3戦筑波は前にポールポジションを取ったサーキット。ゴーカート場のよう
なコース・レイアウトは、カート出身の僕は好きだし、得意なほうです。
 自分を含めて全てがいい感じで廻ってきたこの雰囲気を、そのまま筑波戦へつなげ
て、次こそ決勝レースでトップに立ちます。
◇松本恵二監督のコメント◇
 天候不良による仕方なしの主催者決定とはいえ、集まってくれたファンやスポンサ
ーの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 われわれチームとしても大きなチャンスを掴んでいただけに悔しさ一杯だが、明ら
かに危険な状況のコースへドライバーを送りだすわけにはいかない。
 ただ、ポールポジション・タイムを叩きだした本山の走りと、マシン・セッティン
グは納得できる収穫が得られた。
 次戦の筑波ではきっと初勝利を掴んで、応援して下さる皆様のご期待にそいたいと
思います。
                        第2戦 レポート(了)

Japanese F3

ANABUKIレーシングチーム レポート Rd.2-1

            ANABUKIレーシング・チーム
     1995年 全日本F3選手権シリーズ第2戦 レースレポート
    「ああ無情、今季初ポールポジションは雨に流れて」の巻 その1
 4月9日、静岡県の富士スピードウェイで開催された全日本F3選手権シリーズ第
2戦「第19回インターナショナルフォーミュラカップレース」の予選で、ANABU
KIレーシングチームの本山 哲選手(ダラーラ395/無限)は今季初のポールポ
ジションを獲得、決勝での活躍にも期待が寄せられました。
 ところが、決勝当日の午後から降り始めた雨でコースコンディションは最悪の状態
となり、レース主催者は午後2時30分にF3の決勝レース中止を発表。
 残念ながら、童夢チーム&本山選手の今季初ポールポジション記録は、春の雨に流
れてしまいました。
<公式予選>
 第2戦の舞台となる富士スピードウェイは、世界中でも1、2を争う高速サーキッ
トといわれますが、その特徴は何と言っても1.45kmにおよぶ長い直線。もちろん
国内最長のメインストレートです。
 富士を闘う基本は、このストレートでいかに車速をを伸ばせるかにかかってきます
が、100Rや最終コーナーなどの高速コーナー区間でのマシンの安定性もおろそか
にできません。
 1.直線区間での空気抵抗を減らし、
 2.コーナリング時にマシン・ボディを路面に押しつける下向きの空気の力(ダウ
   ンフォース)を得る
という、空気力学(エアロダイナミクス)的に相反するセッティングの課題に、どの
チームも頭を悩ませるのですが、逆にそこがチームのウデの見せどころです。
 今季の全日本F3で大勢を占めるマシンは、「ダラーラ」というイタリアのマシン
製作会社の既製品ですし、また厳しいレギュレーションのなかではマシンを自分好み
に変更できる範囲は、前後ウイングの角度や大きさ、そしてマシンの足周りの調整な
ど、限られてきます。
 しかし、マシン到着の遅れからほとんどテストが行えなかった前回と違い、今回は
準備もバッチリ! 開幕戦のデータを活用しつつ、木曜日からの練習走行でさらに磨
きをかけたマシンで、チームと本山選手は土曜日の予選に臨みました。
 富士の長いメインストレートで、後続車が前車のうしろにピタリとつける「スリッ
プ・ストリーミング」という走方がよく見られます。
 こうすると、前車のおかげで空気抵抗が少なく、エンジンパワーをセーブしたまま
前車を追走できるので、直線区間の終わりで追い越すことが可能となるのです。
 前車のスピードが速い場合、その効果は倍増となります。
 予選が始まると、どのドライバーも自分より少しでも速い、あるいは同程度の速さ
を持つドライバー&マシンの後ろにつこうとして、コース上は大混雑です。
 軽く走ってマシンの調子を確認した本山選手は、いったんピットに戻ってタイミン
グを図り、再びコースへ。いよいよタイムアタック開始です。
 本山選手が狙ったのは、今季最大のライバルで前回の勝者、デ・ラ・ロサ選手でし
た。
 2台は着かず離れずの間隔をおいて走行していましたが、本山選手は最終コーナー
でロサ選手のうしろにピタリとつき、充分に車速ののったところでロサ選手をパス!
1分31秒358のタイムで、本山選手の名前がラップボードの最上段に躍り出まし
た。
 続く周回では、ロサ選手が本山選手のうしろを狙いましたが、それを許せばロサ選
手にタイムを逆転されかねません。スリップ・ストリーミングは「使っても使わせな
い」のが、予選タイムアタックの鉄則なのです。
 ロサ選手の追撃をかわそうと、本山選手は逃げに逃げました。
 その結果、本山選手は前周のラップ・タイムをコンマ3秒も上回る1分31秒02
7をマーク!! 他車のスリップを使わず、単独の走りで叩きだした本山選手のこの
タイムには、うしろにいたロサ選手も「ちょっと追いつけなかった」とコメントして
います。
 午後の予選2回目で、道上 龍選手が本山選手に迫るタイムをマークしましたが、
コンマ07秒差で本山選手には及ばす。
 結局、本山選手自身はF3で二度目、童夢チームとしては初めてのポールポジショ
ンが決定しました。
                       その2へ続く

全日本F3000

童夢インサイド・レポート vol.2-2

           エイベックス童夢レーシングチーム
    1995年 全日本F3000選手権シリーズ第2戦 レースレポート
       「中野信治&avex童夢、雨中の激走!」の巻 その2
<決勝レース>
 何につけ、仕事をする上で自分に自信を持つことは大切ですが、レーシング・ドラ
イバー、特に中野選手のような若手ドライバーにとっては、自信を持つことが将来よ
り大きく成長できるか否かのキーポイントとなります。
 昨年のシリーズチャンピオン・チームで闘うことは、25歳の中野選手にとって、実
際、大きなプレッシャーです。そのプレッシャーを励みに変えるには、やはり良いタ
イムを出して自信に繋げることが必要不可欠なのです。
 いつも冷静な中野選手ですが、予選5番手グリッド決定の喜びと内に湧いた自信は
、その表情をほころばせ、一層の落ちつきをもたらしたようでした。
 最終予選終了後、三つのサポートレースをはさんで、午後1時20分が決勝スター
トの予定時刻です。
 ところが、二つ目のサポートレースが行われる頃から、富士スピードウェイ上空の
雲行きがだんだん怪しくなり、ついに三つ目のサポートレース中に、ポツリポツリと
雨が降り出したではありませんか。いつもはピット左斜め前方はるかに見える霊峰・
富士も、灰色の厚い雲に隠れてしまいました。
 時間とともに雨はますます激しさを増し、コース上のあちこちに水たまりが出来て
います。どう見ても決勝レースは、ウェットコンディションです。
 主催者の設けたレイン・タイヤによる特別フリー走行時間のあと、全車がスターテ
ィング・グリッドに整列する頃には、コース上がすでに川のように水が流れているの
が観客席からでもわかりました。
 雨のレースが好きというドライバーはまずいないでしょうが、雨になると走りに元
気の出るドライバーはいます。雨のレースは滑り易く危険な反面、ドライバーの本領
、ドライビング・テクニックが試されるからです。かのA・セナ選手などがその代表
でしょうか。
 中野選手も、カートやF3時代から雨のレースになると俄然元気の出るタイプで、
17歳の時に出場したカートの世界一決定戦、香港カート・グランプリでは見事優勝し
たこともあります。
 一周のフォーメーション・ラップを終えて、全車グリッドに再整列。いよいよ、決
勝レースがスタートしました。
 雨に足元をとられて出遅れるマシンのなかで、どんぴしゃりのダッシュを決めて、
猛然と1コーナーへ向かうマシンがいます。カーナンバー8のオレンジ色のマシン、
avex童夢です。
 予選3番手ですぐ前のグリッドにいたA・G・スコット選手のわきをすり抜けた中
野選手は、ポールポジションの服部尚貴選手に続く2番手で1コーナーをクリア。A
コーナー、100R、ヘアピンとはらはらするスピードでトップの服部選手を追い掛
けましたが、ドライ・コンディションの予選では調子の良かったハンドリングが、雨
となったいまは思うようにならず、最終コーナーで後ろのスコット選手に追いつかれ
てしまいました。
 しかし、2台が並走する恰好で向かった2周目の1コーナー進入で、スコット選手
のアウト側にラインを取った中野選手は、ブレーキングをギリギリ我慢してスコット
選手より先に1コーナーに進入! まったくのサイド・バイ・サイド、両者の息詰ま
るバトルをモニターで見守っていた関係者の間から思わず感嘆の声が上がりました。
 ところがその時、中野選手らからはるか後方のメインストレートを走行していた2
台のマシンが雨にのってスピンし、コース脇のコンクリート・ウォールに激突する大
アクシデントが発生したのです。
 幸い二名のドライバーに大事はなかったのですが、このアクシデントでレースは赤
旗中断。コース上の全マシンがピットに入りドライバーには待機の指示が出ました。
 その後レース主催者とチーム関係者の間で懇談がもたれ、一度は天候の回復を待ち
ましたが、ドライバーやチーム関係者の中からは危険すぎるコンディションでのレー
ス続行に反対の意見もあがり、最終的にはレースは中止されることとなりました。
 確かに、雨が降っていても、ドライ・コンディションでのタイムから20~30秒落ち
のラップタイムで走れる状況ならば、ドライバーはマシン・コントロールできますし
何とかレースも可能でしょう。
 しかし、この時のようにドライでのタイムから40秒落ちでしか走れない状況となる
と、もう危険としか言いようがありません。
 2番手という好ポジションにつけていただけに、中野選手としてはどんな状況であ
れレースを続行したい気持ちもありましたが、危険なコンディションであることは認
めざるを得ませんでした。
「ストレートでも車がまっすぐ走らないんです。レーシングマシンというよりはモー
ターボートのようでした」と語る表情はさすがに無念そうでしたが、眼の奥の光まで
消えはしませんでした。
 たった2周とはいえ、ギリギリ限界の困難な状況で展開したスコット選手との闘い
で、中野選手はドライバーとしてまた一段、成長したようです。
 次の闘いは5月7日、MINEサーキット。
「先月のあそこでやったタイヤ・テストでいいタイムを出してたから、次はもっとイ
ケると思うよ」という松本監督の関西弁にも、開幕戦の時とはまた違った力強さが響
いていました。
                      第2戦レポート(了)

全日本F3000

童夢インサイドレポート'95 vol.2-1

            エイベックス童夢レーシングチーム
    1995年 全日本F3000選手権シリーズ第2戦 レースレポート
       「中野信治&avex童夢、雨中の激走!」の巻 その1
 4月9日、静岡県の富士スピードウェイで開催された全日本F3000選手権第2
戦、「第19回インターナショナルフォーミュラカップレース」の予選で、エイベック
ス童夢レーシングチームの中野信治選手(童夢F104/無限)は総合5番手のグリ
ッドを獲得。 激しい雨に見舞われた決勝レースでも、文句なしのスタートで2番手
にジャンプアップした中野選手の走りに熱い期待が寄せられましたが、レースが2周
目に入ったばかりのメインストレートで、中野選手の後方にいた他車2台がスピンク
ラッシュしたためレースは赤旗中断。
 天候回復の見込みはなく、午後3時30分、レース主催者から決勝レースの中止が
発表されました。 中止された決勝レースについては、現在、主催者側とF3000
エントラント協会の間で、後日改めての開催が協議されています。
<公式予選>
 レースを闘ううえで必要な数々の要因のなかでも、「天候」は不確実かつ人間の手
ではどうしようもないだけに、他とは一線を画した要因となっています。
 マシン、タイヤ、エンジンなど無機物も、人間同様に気温・湿度・気圧の変化に敏
感に反応するのですが、レースに最もダイレクトかつ大きな影響を及ぼすのはなんと
いっても「雨」。今年のように予選が土・日曜日の二回に分けられると、その影響は
モロです。
 土曜日、F3000各チームが気象台から入手した天気予報によると、富士スピー
ドウェイのある御殿場市の天候は、土曜日の夕方から下り坂となり日曜日の朝まで雨
が残るでしょう、というものでした。
 それを知った大半のチーム(ブリジストン勢の多く)は、土曜日の第1回目で、予
選で使える2セット分のタイヤを使い切る作戦に出ました。
 対して、エイベックス童夢チームを含めたヨコハマ勢は、日曜日の予選用に1セッ
トを残す作戦です。なんといっても予報は予報。第一回予選のあとのフリー走行でセ
ッティングを煮詰めれば、もし日曜日のコンディションがドライになった場合、タイ
ムアップできるのは確実だからです。
 ともあれ、どちら側のチームにとってもそれは大きな賭けでした。
 さて、一回目の公式予選で中野選手は1分16秒886で9番手タイムをマーク。
 約1.5kmの長い直線をもつ富士スピードウェイでは、スリップ・ストリーミング
が容易になるので、一桁台の予選順位ならまずまずのポジションです。
「もし明日の予選が雨になったとしても、全体的に順位が変わる心配もないから」と
松本恵二監督もひと安心。ドライバーの中野選手も、F3000で初めての予選シン
グル順位に気が悪かろうはずありません。
 もともと富士はF3時代には優勝経験もある得意なコースですし、レースの3週間
前に行われたタイヤテストでは1分15秒台後半のタイムを出しているのですから、
雨さえふらなければ、第2回予選ではもっと前のポジションを得る可能性も大です。
 そして日曜日。
 天は中野選手をはじめヨコハマ勢に味方しました。
 日曜日の富士スピードウェイは、土曜夜半に雨を降らせた雲が消えて上天気!コー
スに残っていた水たまりもすっかり乾いたセッション後半、コースの込み具合をチェ
ックしていた松本監督のGOサインを合図にタイムアタックに出た中野選手は、1分
16秒086の好タイムをマークしました。目標の15秒台にこそわずかに届きませ
んでしたが、総合5番手という、F3000で自己最高の予選グリッドを得ました。
                       その2へ続く

全日本F3000

F3000 Rd.2 決勝レポート

 午前中の最後のサポートレースである、シビックレースがスタートした頃から降
り始めたレースは、このレースを赤旗中断の上再スタートに追い込むほど強い雨
だった。
 この雨はF3000のスタートの時刻になっても全く降りやむ様子はなく、直前
のウォームアップ走行では、#19星野 一義を含めた4名をスピン、コースアウト
へと追い込んだ。
 雨はスタート時刻にはさらに大粒で激しく降り始め、まるで去年の鈴鹿GPを思
わせる様相を呈してきたが、フォーメーションラップはそのまま進んだ。
 全車グリッドに付いたのを確認し、グリーンシグナルは点灯した。
 ポールポジションの#24服部 尚貴は一瞬出遅れたかにみえたが、ヘビー
ウェットのコンディションに助けられた形でそのまま1コーナーを制した。
 その後ろで素晴らしいロケットスタートを決めたのが#8中野 信治だ。彼は5
番グリッドの位置から勢いよく加速し、あっという間に2位のポジションを手に入
れて1コーナーを駆け抜けた。
 この後に続いたのが#20アンドリュー・ギルバート・スコットと#7影山 正彦
だった。影山は7番手グリッドからのジャンプアップで一気に3位の座をを手に入
れようと試みたが、AGスコットがインを厳しくガードしたために、危険なほど接
近したままにそのまま並走する形でコーナーをクリアしていった。
 その後スコットは影山と中野を抜き去り、1周目が終了する時には2位のポジ
ションに戻っていた。しかし、先頭の服部は抜きんでて早く、早くもリードを取ろ
うとしているかのようだった。
 #64高木 虎之介は1周目が終了する前に雨に救われた形でコースアウトしてし
まっている。
 1周目が終了した時点の順位は、#24服部 尚貴、#20アンドリュー・ギルバート
・スコット、#8中野 信治、#7影山 正彦、#19星野 一義、#11トム・クリステ
ンセンの順であった。
 ここで大きなアクシデントが発生した。ストレートを全開で走る#65黒沢 琢弥
がアウト側に突然コースアウト。そのままコンクリートウォールに激突し、マシン
が大破してしまったのだ。ドライバーはすぐさま救出されたが、意識がはっきりし
ていないのか立ち上がることができない様子だ。
 同時に1コーナーでは#10飯田 章がブレーキングで姿勢を乱してアウト側にク
ラッシュ。リアエンドを大破してストップ。
 また、チームメイトの#9マウロ・マルティニも1コーナーでまっすぐ行ってし
まい、グラベルベッドの餌食となってしまった。
 相次ぐアクシデントにオフィシャルはすぐさま赤旗を提示し、レースは1周目を
終わったところで中断となった。
 黒沢は胸部打撲をしているものの、たいした怪我はないようだったが、救急車で
医務室での診断をうけた後でそのまま病院に送られた。
 車両はグリッド上に待機となったが、結局強い雨が降りやまないという判断から
か、ピットに移動され、雨が止むのを待った。
 雨が小止みになってきた午後3時10分には再度ウォームアップ走行が開始され、
次々とコース上にマシンが飛び出していったが、また雨が激しく降り始め、結局15
分間の予定だったウォームアップ走行も9分間で赤旗中断となり、レースは中止と
いう決定を見ることになった。
 服部の開幕2連勝に期待がかかっていただけに、残念な結果であった。
        /*** FMOTOR4 SUB-SYSOP 山川 順治/PEE00630(RIJ) ***/

Japanese F3 | 全日本F3000

19TH INTLフォーミュラカップレース F3000 F3中止

*******************************************************************************
*                                                                             *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*             は,天候不順の為F3000/F3共中止となりました。                     *
*                                                                             *
*******************************************************************************
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本F3000

:富士スピードウェイは雨..

《富士F3000 情報》
 服部尚貴のポールポジション獲得で期待の高まる富士スピードウェイのF3000
だが、残念ながら強い雨が落ちてきた。すでにコースは完全なウェットとなり、
サポートのシビックレースでもアクシデントが多発。メインのフォーミュラレース
への影響が懸念される。
        情報:山川順治(PEE00630)/富士スピードウェイ
          * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *

全日本F3000

19TH INTLフォーミュラカップレース F3000予選正式結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                        F3000 公式予選正式結果表                        *
* 1995.04.09    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 24 服部 尚貴 (J)       LeMan's REYNARD                1'15.143 26 214.152
2  1 マルコ・アピチェラ (I)      5ZIGEN REYNARD                 1'15.509 15 213.114
3 11 トム・クリステンセン (DK)     コスモオイルローラムゲン       1'15.731 21 212.489
4 20 アンドリュー・G-スコット (GB) 神奈川クリニックLOLAMCS        1'15.929 13 211.935
5  8 中野 信治 (J)       avex童夢F104無限               1'16.086 24 211.498
6 19 星野 一義 (J)       NISSEKI LOLA                   1'16.136 28 211.359
7  7 影山 正美 (J)       ADVAN ローラ MF308             1'16.155 33 211.306
8  3 金石 勝智 (J)       LOLA JUDD                      1'16.221 17 211.123
9 27 影山 正彦 (J)       ALEXEL“舘”レイナード         1'16.270 12 210.987
10  9 マウロ・マルティーニ (I)      SHIONOGI LOLA                  1'16.377 33 210.692
11 15 鈴木 利男 (J)       パーソンズ  レーシング  ローラ 1'16.454 26 210.480
12 64 高木虎之介 (J)      PIAA REYNARD                   1'16.667 35 209.895
13 25 山本 勝巳 (J)       X-JAPAN REYNARD                1'16.782 25 209.580
14  5 ジェフ・クロスノフ (USA)    5ZIGEN LOLA                    1'17.040 13 208.879
15 65 黒澤 琢弥 (J)       PIAA REYNARD                   1'17.314 28 208.138
16 10 飯田 章 (J)         SHIONOGI LOLA                  1'17.594 34 207.387
17 33 清水 正智 (J)       カストロール  ローラ           1'19.236 25 203.090
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'23.007
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本F3000

19TH INTLフォーミュラカップレース F3000クオリファイセッション2

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                          F3000 クオリファイセッション 2                           *
* 1995.04.09    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 24 服部 尚貴 (J)       LeMan's REYNARD                1'15.143 19 214.152
2  1 マルコ・アピチェラ (I)      5ZIGEN REYNARD                 1'15.509  8 213.114
3 11 トム・クリステンセン (DK)     コスモオイルローラムゲン       1'15.731 11 212.489
4  8 中野 信治 (J)       avex童夢F104無限               1'16.086 17 211.498
5  7 影山 正美 (J)       ADVAN ローラ MF308             1'16.155 23 211.306
6 20 アンドリュー・G-スコット (GB) 神奈川クリニックLOLAMCS        1'16.162  6 211.286
7  3 金石 勝智 (J)       LOLA JUDD                      1'16.221  9 211.123
8 27 影山 正彦 (J)       ALEXEL“舘”レイナード         1'16.270  7 210.987
9  9 マウロ・マルティーニ (I)      SHIONOGI LOLA                  1'16.377 21 210.692
10 19 星野 一義 (J)       NISSEKI LOLA                   1'16.500 15 210.353
11 64 高木虎之介 (J)      PIAA REYNARD                   1'16.667 22 209.895
12 25 山本 勝巳 (J)       X-JAPAN REYNARD                1'16.782 22 209.580
13  5 ジェフ・クロスノフ (USA)    5ZIGEN LOLA                    1'17.040  8 208.879
14 15 鈴木 利男 (J)       パーソンズ  レーシング  ローラ 1'17.135 14 208.621
15 10 飯田 章 (J)         SHIONOGI LOLA                  1'17.594 22 207.387
16 65 黒澤 琢弥 (J)       PIAA REYNARD                   1'18.512 19 204.962
17 33 清水 正智 (J)       カストロール  ローラ           1'19.236 21 203.090
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japanese F3

F3 Rd.2 予選2回目レポート

        第19回インターナショナルフォーミュラカップレース
          1995年全日本F3選手権 第2戦
第2次公式予選リポート
 #33道上 龍が、第1回目の予選からタイムを縮め、当セッションのトップ
タイムをマークするも、#6本山 哲にはおよばず、#6本山のポールポジショ
ンが確定した。
----------------------------------------------------------------------
 第2回目の公式予選開始後、しばらくは1分32秒台で推移する。
 7分経過、#9脇坂 寿一(ASSO DALLARA無限)が1分32秒
477でトップ。この後、#32横林 直樹(ダラーラF395・TOM’S)
と#16土屋 武士(ENDLESS F394-J)も1分32秒台に入るが、
#9脇坂のトップは変わらず。#16土屋は、Jクラスのトップである。
 14分経過、#32横林が1分32秒698でトップに。
 15分経過時点での順位は、
  1位 #32 横林 直樹
  2位 #16 土屋 武士(Jクラス)
  3位 #27 川本 篤
  4位 #9 脇坂 寿一
  5位 #8 早田 岳史
  6位 #23 加藤 寛規
 #16土屋は更にタイムを縮めて、1分32秒311。これは同じJクラスの
#4西宮 圭一(TOMEI SPORT OPEL)が予選第1回目でマー
クした1分32秒615を上回るタイムである。
 16分経過、#7ペドロ・デ・ラ・ローサ(TOM’SダラーラF395)が
1分31秒700。
 一部のドライバーは、タイムアップを果たしているが、ほとんどが第1回目
のタイムを更新できないでいる。
 22分経過、#33道上 龍(ダラーラF395・TOM’S)が1分31秒105
をマーク。
 暫定ポールの#6本山 哲(ダラーラ395無限)は、まだ1分32秒台。
 26分経過、#6本山、#9脇坂が1分31秒台。しかし、#33道上には届かな
い。
 #4西宮がJクラスのトップタイム1分31秒637を出して、予選は終了。
 #33道上、#7デ・ラ・ローサ、#9脇坂らが、予選1回目の自己のタイム
を上回ったが今一歩届かず、#6本山のポールポジションが確定した。
報告:GEA00555★進藤 泰昭

Japanese F3

F3 Rd.2 予選1回目レポート

        第19回インターナショナルフォーミュラカップレース
          1995年全日本F3選手権 第2戦
第1次公式予選リポート
 #6本山 哲が、#7ペドロ・デ・ラ・ローサ、#3フィリップ・ペータを
押さえ、暫定ポールを獲得した。
----------------------------------------------------------------------
 セッションの前半は、#32横林 直樹(ダラーラF395・トムス)、#33
道上 龍(ダラーラF395・トムス)の二人が1分32秒台で引っ張る形で進
む。
 18分経過、#3フィリップ・ペーター(TOMEI SPORT OPEL)、
#7ペトロ・デ・ラ・ローサ(TOM’S ダラーラ F395)が、1分31
秒台に入る。
 続いて#33道上、#27川本 篤(ASAHI KIKO F395)も1分
31秒台に突入。
 21分経過、#7デ・ラ・ローサが1分31秒451でトップ。#6本山 哲
(ダラーラ395無限)も31秒目前の、1分32秒159で6位に浮上。
 26分経過、#6本山が1分31秒349でトップに立つ。
 この時点の順位は、
  1位 #6 本山 哲
  2位 #7 ペドロ・デ・ラ・ローサ
  3位 #3 ペーター
  4位 #33 道上 龍
  5位 #27 川本 篤
  6位 #32 横林 直樹
 残り2分、#6本山はさらにタイムを1分31秒027と縮めて、暫定ポール
を確かなものにした。
報告:GEA00555★進藤 泰昭

Japanese F3

F3000 Rd.2 公開練習の模様

        第19回インターナショナルフォーミュラカップレース
            1995年全日本F3000第2戦
●公開練習の模様
 午後4時45分、予定通りに公開練習が開始された。
 予選とは異なり、開始直後から多くのマシンがコースに入り、走行を重ねた。
 真っ先にコースインしたのは、#65黒澤 琢弥(PIAA REYNARD)。
しかし、#65黒澤のマシンはオイル上がりのため、オレンジボール旗が振られ
てしまう。
 このセッションでの注目は、#24服部 尚貴(LeMan’s REYNA
RD)。精力的に周回を重ねて、#20アンドリュー・ギルバート- スコットの
暫定ポールタイムに迫る、1分15秒945をマーク。
 #7影山 正美(ADVANローラMF308)、#25山本 勝巳(X-J
APAN REYNARD)、#64高木 虎之介(PIAA REYNARD)、
#5ジェフ・クロスノフ(5ZIGEN REYNARD)、#33清水 正智
(カストロール ローラ)らも、朝に行われた第1回予選の自己タイムを上回
り、明日の最終予選と決勝に向けての期待が膨らむ内容となった。
 セッション終盤、コース上にマシンが止まり、4分間の赤旗中断があったこ
とを除けば、おおむね落ち着いた公開練習であった。
 明日の天気は地元気象台の発表によると、今夜から明日の朝にかけて一旦
崩れた後、回復に向かうとの予報が出ている。
報告:GEA00555★進藤 泰昭

全日本F3000

F3000 Rd.2 第1回予選レポート

        第19回インターナショナルフォーミュラカップレース
            1995年全日本F3000第2戦
第1次公式予選リポート
 激しい争いを、一人1分15秒台を出した#20アンドリュー・ギルバート- ス
コット(神奈川クリニックLOLAMCS)が、ポールポジションを獲得した。
 2位には0.207秒差で#19星野 一義(NISSEKI LOLA)、
3位には、#3金石 勝智(LOLA JUDD)が入った。
 開幕戦優勝者の#24服部 尚貴は8位に留まった。
----------------------------------------------------------------------
 午前10時30分、グリーンフラッグが振られて予選開始。
 数台がコースインするが、すぐにピットに入る状態が続く中、#64高木 虎
之介(PIAA REYNARD)が1分17秒718を計測。
 このあと、タイムアタックを行うドライバーは出ず、しばらく「様子見」状
態が続く。
 19分経過時点で、2位につけていた#10飯田 章(SHIONOGI LO
LA)がダンロップコーナーでコースアウトするが、すぐに再スタート。
 予選開始から21分後、#25山本 勝巳(X-JAPAN REYNARD)
が、白煙を上げてスローダウン、そのままピットに入る。
 タイムを上げてきていた#19星野が1分17秒225でトップに立つ。
 このころから、タイムアタックが始まり、22分経過時点で#3金石 勝智が
1分16秒904でトップとなり、次の周回には1分16秒828とさらにタイム
を縮める。
25分経過時点の順位は、
 1位 #3 金石 勝智
 2位 #19 星野 一義
 3位 #64 高木 虎之介
 4位 #15 鈴木 利男
 5位 #9 マウロ・マルティニ
 6位 #25 山本 勝巳
 27分経過、#11トム・クリステンセン(コスモオイルローラムゲン)、#20
ギルバート- スコットが相次いで1分16秒台に入る。#20ギルバート- スコッ
トのタイムは1分16秒306で、この時点でのトップ。
 33分経過、ディフェンディング・チャンピオンの#1マルコ・アピチェラ
(5ZIGEN REYNARD)も1分16秒台へ。
 #11クリステンセンと#20ギルバート- スコットもタイムを縮め、さらに多
くのドライバーが続々と16秒台に入り、電光掲示板の表示が激しく入れ替わる。
 37分経過、#19星野がたて続けに1分16秒151、1分16秒136とタイム
アップ。#3金石もタイムを縮めて1分16秒272。日本人ドライバーが1、
2位を占めるが、予選終了直前に#20ギルバート- スコットが1分15秒929
をたたき出し、トップを奪回。
 この後、このタイムは破られず、#20ギルバート- スコットが暫定ポールを
獲得した。
 最終予選は、明日(4月9日)朝8時20分より行われる。
報告:GEA00555★進藤 泰昭

Japanese F3

19TH INTLフォーミュラカップレース F-3公式予選結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                          F-3 公式予選正式結果表                          *
* 1995.04.08    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1  6     本山 哲 (J)         ダラーラ395無限                1'31.027 17 176.78
2 33     道上 龍 (J)         ダラーラF395・TOM’S           1'31.105 31 176.63
3  7     ペドロ・デ・ラ・ローサ (E)  TOM’S ダラーラ F395           1'31.171 24 176.50
4  3     フィリップ・ペーター (A)    TOMEI SPORT OPEL               1'31.489 12 175.89
5  9     脇阪 寿一 (J)       ASSO DALLARA無限               1'31.536 32 175.80
6  4 J   西宮 圭一 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'31.637 20 175.60
7 27     川本 篤 (J)         ASAHI KIKO F395                1'31.845 33 175.20
8  8     早田 岳史 (J)       TOM’S ダラーラ F395           1'32.019 29 174.87
9 32     横林 直樹 (J)       ダラーラF395・TOM’S           1'32.062 23 174.79
10 16 J   土屋 武士 (J)       ENDLESS F394-J                 1'32.063 24 174.79
11 23     加藤 寛規 (J)       THE・NEXT・ONE F3              1'32.541 29 173.89
12 38 J   浅見 武 (J)         イエローハットダッラーラ393    1'32.698 32 173.59
13 11 J   井出 有治 (J)       boutiqueZ2 F393                1'32.897 24 173.22
14 12 J   歌川 拓 (J)         リコーエンジニアリングF393     1'33.133 25 172.78
15 72     戸田 哲史 (J)       モリサワレーシングF395         1'33.211 24 172.64
16 87     大西太一郎 (J)      TOKYO NEWS ダラーラ            1'33.498 25 172.11
17  5 J   浅井 亮博 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'33.544 24 172.02
18 36 J   篠宮 正 (J)         御園サービスセントラルダラーラ 1'33.895 33 171.38
19 41 J   重冨 英和 (J)       協栄組BPY&A033Fトムス         1'33.907 32 171.36
20 24 J   ディランタ・マラガムア (SRI) チームスリランカF393           1'34.725 35 169.88
-------------------------------------------------------------------------------
37 J   岩田 英嗣 (J)       御園サービスABSダラーラ                  出走せず
21     勝間田健一 (J)      ダララ395トヨタ                          出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'40.211
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japanese F3

19TH INTLフォーミュラカップレース F-3予選結果2回目

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                          F-3 予選結果表 2回目                          *
* 1995.04.08    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 33     道上 龍 (J)         ダラーラF395・TOM’S           1'31.105 15 176.63
2  7     ペドロ・デ・ラ・ローサ (E)  TOM’S ダラーラ F395           1'31.171 14 176.50
3  9     脇阪 寿一 (J)       ASSO DALLARA無限               1'31.536 19 175.80
4  4 J   西宮 圭一 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'31.637 12 175.60
5  6     本山 哲 (J)         ダラーラ395無限                1'31.904  8 175.09
6  8     早田 岳史 (J)       TOM’S ダラーラ F395           1'32.019 17 174.87
7 16 J   土屋 武士 (J)       ENDLESS F394-J                 1'32.063 16 174.79
8 27     川本 篤 (J)         ASAHI KIKO F395                1'32.153 17 174.62
9 32     横林 直樹 (J)       ダラーラF395・TOM’S           1'32.179 12 174.57
10 23     加藤 寛規 (J)       THE・NEXT・ONE F3              1'32.541 17 173.89
11 38 J   浅見 武 (J)         イエローハットダッラーラ393    1'32.777 18 173.44
12 11 J   井出 有治 (J)       boutiqueZ2 F393                1'32.897 19 173.22
13 12 J   歌川 拓 (J)         リコーエンジニアリングF393     1'33.133 16 172.78
14 72     戸田 哲史 (J)       モリサワレーシングF395         1'33.211 16 172.64
15 87     大西太一郎 (J)      TOKYO NEWS ダラーラ            1'33.498 13 172.11
16  5 J   浅井 亮博 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'33.544  8 172.02
17 41 J   重冨 英和 (J)       協栄組BPY&A033Fトムス         1'33.907 17 171.36
18 36 J   篠宮 正 (J)         御園サービスセントラルダラーラ 1'34.138 15 170.94
19 24 J   ディランタ・マラガムア (SRI) チームスリランカF393           1'34.725 18 169.88
20  3     フィリップ・ペーター (A)    TOMEI SPORT OPEL               8'22.669  2  32.01
-------------------------------------------------------------------------------
21     勝間田健一 (J)      ダララ395トヨタ                          出走せず
37 J   岩田 英嗣 (J)       御園サービスABSダラーラ                  出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本F3000

19TH INTLフォーミュラカップレース F3000プラクティスセッション

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                         F3000  プラクティスセッション                            *
* 1995.04.08    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 24 服部 尚貴 (J)       LeMan's REYNARD                1'15.945 12 211.890
2  7 影山 正美 (J)       ADVAN ローラ MF308             1'16.751 14 209.665
3 27 影山 正彦 (J)       ALEXEL“舘”レイナード         1'16.996 10 208.998
4 11 トム・クリステンセン (DK)     コスモオイルローラムゲン       1'17.074 20 208.786
5 19 星野 一義 (J)       NISSEKI LOLA                   1'17.085 19 208.757
6  8 中野 信治 (J)       avex童夢F104無限               1'17.126 13 208.646
7  3 金石 勝智 (J)       LOLA JUDD                      1'17.369 15 207.990
8  9 マウロ・マルティーニ (I)      SHIONOGI LOLA                  1'17.393 19 207.926
9 15 鈴木 利男 (J)       パーソンズ  レーシング  ローラ 1'17.401 11 207.904
10 25 山本 勝巳 (J)       X-JAPAN REYNARD                1'17.625 14 207.304
11 64 高木虎之介 (J)      PIAA REYNARD                   1'17.696 13 207.115
12  1 マルコ・アピチェラ (I)      5ZIGEN REYNARD                 1'17.697 13 207.112
13 20 アンドリュー・G-スコット (GB) 神奈川クリニックLOLAMCS        1'17.808 13 206.817
14 10 飯田 章 (J)         SHIONOGI LOLA                  1'18.535 13 204.902
15  5 ジェフ・クロスノフ (USA)    5ZIGEN LOLA                    1'18.550 11 204.863
16 33 清水 正智 (J)       カストロール  ローラ           1'20.028 17 201.080
17 65 黒澤 琢弥 (J)       PIAA REYNARD                   1'49.469  2 147.001
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本F3000

19TH INTLフォーミュラカップレース F3000クォリファイセッション1

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                        F3000 クォリファイセッション 1                             *
* 1995.04.08    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 20 アンドリュー・G-スコット (GB) 神奈川クリニックLOLAMCS        1'15.929  7 211.935
2 19 星野 一義 (J)       NISSEKI LOLA                   1'16.136 13 211.359
3  3 金石 勝智 (J)       LOLA JUDD                      1'16.272  8 210.982
4 11 トム・クリステンセン (DK)     コスモオイルローラムゲン       1'16.331 10 210.819
5  1 マルコ・アピチェラ (I)      5ZIGEN REYNARD                 1'16.418  7 210.579
6 15 鈴木 利男 (J)       パーソンズ  レーシング  ローラ 1'16.454 12 210.480
7 27 影山 正彦 (J)       ALEXEL“舘”レイナード         1'16.518  5 210.303
8 24 服部 尚貴 (J)       LeMan's REYNARD                1'16.564  7 210.177
9  8 中野 信治 (J)       avex童夢F104無限               1'16.886  7 209.297
10  9 マウロ・マルティーニ (I)      SHIONOGI LOLA                  1'16.929 12 209.180
11  7 影山 正美 (J)       ADVAN ローラ MF308             1'17.223 10 208.384
12 65 黒澤 琢弥 (J)       PIAA REYNARD                   1'17.314  9 208.138
13 64 高木虎之介 (J)      PIAA REYNARD                   1'17.718 13 207.056
14 25 山本 勝巳 (J)       X-JAPAN REYNARD                1'18.951  3 203.823
15 10 飯田 章 (J)         SHIONOGI LOLA                  1'19.196 12 203.192
16  5 ジェフ・クロスノフ (USA)    5ZIGEN LOLA                    1'19.754  5 201.770
17 33 清水 正智 (J)       カストロール  ローラ           1'46.173  4 151.564
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japanese F3

19TH INTLフォーミュラカップレース F-3予選結果1回目

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             第19回インターナショナルフォーミュラカップレース              *
*                          F-3 予選結果表 1回目                          *
* 1995.04.08    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1  6     本山 哲 (J)         ダラーラ395無限                1'31.027  9 176.78
2  7     ペドロ・デ・ラ・ローサ (E)  TOM’S ダラーラ F395           1'31.451 10 175.96
3  3     フィリップ・ペーター (A)    TOMEI SPORT OPEL               1'31.489 10 175.89
4 33     道上 龍 (J)         ダラーラF395・TOM’S           1'31.676 16 175.53
5 27     川本 篤 (J)         ASAHI KIKO F395                1'31.845 16 175.20
6 32     横林 直樹 (J)       ダラーラF395・TOM’S           1'32.062 11 174.79
7  9     脇阪 寿一 (J)       ASSO DALLARA無限               1'32.123 13 174.68
8  8     早田 岳史 (J)       TOM’S ダラーラ F395           1'32.197 12 174.53
9  4 J   西宮 圭一 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'32.615  8 173.75
10 16 J   土屋 武士 (J)       ENDLESS F394-J                 1'32.633  8 173.71
11 23     加藤 寛規 (J)       THE・NEXT・ONE F3              1'32.690 12 173.61
12 38 J   浅見 武 (J)         イエローハットダッラーラ393    1'32.698 14 173.59
13 12 J   歌川 拓 (J)         リコーエンジニアリングF393     1'33.623  9 171.88
14 87     大西太一郎 (J)      TOKYO NEWS ダラーラ            1'33.785 12 171.58
15 36 J   篠宮 正 (J)         御園サービスセントラルダラーラ 1'33.895 18 171.38
16 11 J   井出 有治 (J)       boutiqueZ2 F393                1'34.041  5 171.11
17 72     戸田 哲史 (J)       モリサワレーシングF395         1'34.143  8 170.93
18  5 J   浅井 亮博 (J)       TOMEI SPORT OPEL               1'34.325 16 170.60
19 41 J   重冨 英和 (J)       協栄組BPY&A033Fトムス         1'34.411 15 170.44
20 24 J   ディランタ・マラガムア (SRI) チームスリランカF393           1'34.884 17 169.59
-------------------------------------------------------------------------------
21     勝間田健一 (J)      ダララ395トヨタ                          出走せず
37 J   岩田 英嗣 (J)       御園サービスABSダラーラ                  出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japan Touring Car Championship

JTCC_Rd.1/2:オペルリリース

      HKSオペルベクトラ 全日本ツーリングカー選手権
      開幕戦を表彰台で飾る
 3月12日、富士スピードウェイで開催された全日本ツーリングカー選手権
(JTCC)第1戦、第2戦においてHKSオペルベクトラが、それぞれ2位、
3位でフィニッシュしました。
 第1戦では、予選3位からスタートしたHKSオペルベクトラを駆るアンソニー
・リード選手が、20周目に2位を走る関谷正徳選手(トヨタExiv)をオーバ
ーテイク、そのままのポジションをキープしレースを終えました。リード選手は次
のように語っています。「シャーシーとタイヤのマッチングがとてもよくコーナー
では追い付くものの、ストレートでははなされてしまった。原因はコンピューター
の問題と思う」。優勝はトム・クリステンセン選手でした。
 つづいて行われた第2戦では、アンソニー・リード選手が2位をキープしていた
ものの、ギアボックストラブル等もあり、最終的には3位でレースを終了ーしまし
た。リード選手はレース終了後、「予想どおり、今年のJTCCはとてもコンペティ
ティブな争いになった。トップはとれなかったが、常にトップグループを走行し、
2回表彰台に上がれてとてもうれしい。次戦はトラブルのないようテストを重ねて
トライしたい」と語っています。なお、優勝は第1戦に続きトム。クリステンセン
選手、2位には関谷正徳選手がはいっています。
 なお、チームメイトで、同じくHKSオペルベクトラを駆るジャスティン・ベル
選手はシャーシーのコンディションが悪く、実力を発揮できずに終わりました。
 この2レースの結果、HKSオペルベクトラのアンソニー・リード選手は21ポ
イントを獲得し、関谷選手と並びシリーズ第2位につけています。
 5月14日、菅生サーキットで開催される全日本選手権第3戦、第4戦でのHK
Sオペルベクトラの活躍にご期待ください。
 提供:オペルジャパン
               << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Japan Touring Car Championship

95JTCC ドライバーズポイント表

3/12  5/14  6/11  7/ 2  7/23  8/ 6 10/ 8 11/ 5
富 富 菅 菅 十 十 鈴 鈴 美 美 T T 仙 仙 富 富
士 士 生 生 勝 勝 鹿 鹿 祢 祢 I I 台 台 士 士
No.-Driver-------- Rd. 1- 2- 3- 4- 5- 6- 7- 8- 9-10-11-12-13-14-15-16- Total
39 T.クリステンセン  15 15                                               30
87 A.リード          12  9                                               21
1 関谷 正徳           9 12                                               21
18 木下 みつひろ       6  7                                               13
12 星野 一義           5  5                                               10
25 影山 正美           7  0                                                7
14 服部 尚貴           3  4                                                7
10 S.ソーパー         1  6                                                7
73 J.ヴィンケルホック 4  0                                                4
15 田中 哲也           2  1                                                3
8 見崎 清志           0  3                                                3
19 金石 勝智           0  2                                                2
16 中子 修             0  0                                                0
3 長谷見 昌弘         0  0                                                0
22 茂木 和男           0  0                                                0
35 中谷 明彦           0  0                                                0
47 小林 正吾           0  0                                                0
86 J.ベル             0  0                                                0
11 原 貴彦             0  0                                                0
13 浅野 武夫           0  0                                                0
21 一ツ山 康           0  0                                                0
33 本山 哲             0  0                                                0
5 眞田 睦明           0  0                                                0
38 光貞 秀俊           0  0                                                0
6 寺田 陽次朗         0  0                                                0
77 清水 和夫           0  0                                                0
37 M.クルム         DNS DNS                                               0
68 福山 英朗        出走せず                                               -
*****************************************************************************
* 1位から10位までに15-12-9-7-6-5-4-3-2-1のポイント
* ( )内は有効ポイント外
* 全18戦のうち13戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポ
イント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Japan Touring Car Championship

JTCC Rd.1マツダスピードリリース

INFO 95-001
                          平成7年3月13日
「’95JTCCラウンド1」
レース速報
 (株)マツダスピードは、平成7年3月11日(土)・12日(日)、富士スピ
ードウェイ(静岡県駿東郡、1周:4.47㎞)で行われた「’95全日本ツ
ーリングカー選手権レース(JTCC)ラウンド1」に、1台のランティスを
出場させた。レース結果は以下の通りである。
【カーNo.6 YTRwithマツダスピード】 ドライバー:寺田陽次朗
 今回のレースに出場したマシンは、昨年出場した車両に対して、エンジント
ルクと出力の高性能化、新空力規定に即したフロントスポイラー、アンダーパ
ネル、リアウィングの装着、ダンロップからミシュランタイヤへの変更などに
より戦闘力の向上が図られている。公式予選では、合計15周走行したが、強
風などの気象条件により、レースの2週間前に行われたタイヤテストでのベス
トタイムには1秒及ばず、1’39”482で28台中22番手であった。
 決勝当日のフリー走行では、1’38”904のタイムを出した。しかし、
15周目の第1コーナーの手前のブレーキングで突然リアが流れ、右のフロン
トとリアをコンクリートウォールにヒットした。右フロントのブレーキロータ
ーの破損によるものであった。このクラッシュで、フロントとリアのアームと
アップライト、フロントのブレーキローターとキャリパーの交換を余儀なくさ
れる。これにより、第1戦のスターティンググリッドには間に合わず、レース
9周目に1周のチェック走行を行っただけでピットに戻ることとなった。クラ
ッシュの衝撃でシートにクラックが発生しており、修復作業を行うためにリタ
イヤとなった。
 第2戦は、25台中24番手からスタートし、寺田の好スタートと先行車の
スピンなどにより、1周目は19位で通過した。2周目には18位、16周目
には15位まで追い上げたが、サスペンションのダメージによる強いアンダー
ステアのためタイムが上がらず、15位でのフィニッシュとなった。
【レース結果】  参加28台
 ■公式予選結果   天候:晴れ、気温:10℃、路面:ドライ
  22位/28台中                  1’39”482
 ■決勝第1戦(21周・出走27台)天候:曇り、気温:9℃、路面:ドライ
  リタイヤ(フリー走行のクラッシュによる修復作業のため)
 ■決勝第2戦(21周・出走25台)天候:曇り、気温:8℃、路面:ドライ
  15位/完走18台中
                                                    以上
 提供:株式会社マツダスピード
    宮本 真明(HAG00056)

Japan Touring Car Championship

JTCC:ホンダ第1、2戦リリース

 1995年全日本ツーリングカー選手権第1戦・第2戦
     スーパーツーリング開幕戦
●開催日:1995年3月11日(予選)~12日(決勝)
●開催地:静岡県 富士インターナショナルスピードウェイ
●コース全長:4.470km ●決勝レース:21周(第1戦、第2戦共)
●天候:決勝日 晴れ後曇り(ドライ) 予選日 晴れ(ドライ)
●観客数: 41,200名 (決勝日/主催者発表)
「1995年全日本ツーリングカー選手権」が、3月11~12日、静岡県富士
スピードウェイにおいて開催された。
 今大会の参戦チームは、
・BPオイルトランピオ CIVIC(Object-T)の原貴彦選手
・ジャックスシビック(JACCS MOON CRAFT MOTOR SPORTS PROJECT)の服部尚貴選手
・PIAA CIVIC VTEC(NAKAJIMA PLANNING)の田中哲也選手
・Castrol無限CIVIC(TEAM Castrol 無限 HONDA)の中子修選手
・GATHERS CIVIC(CONCEPT L RACING TEAM)の清水和夫選手
 の5チーム(ゼッケン順)で、チーム国光の土屋圭市選手はマシンの準備が間に
合わず今回は不参戦となった。また、清水選手は、タイヤをダンロップからミシュ
ランへ変更、エンジンは全チーム昨年同様のB18C改での参戦となった。
《公式予選:3月11日(土) 第1回/11:30~12:00 第2回/15:20~15:50》
 10日金曜日の雨も上がり、快晴の富士スピードウェイであったが、かなり強い
風が第1コーナーに向かって吹く中、公式予選第1回が開始された。このオフシー
ズン中の開発やテストの成果か、10位までがコースレコードを上回るタイムを記
録し、シビック勢では田中選手が7番手のポジションを獲得。原選手が13番手、
中子選手が17番手、服部選手が19番手、清水選手が20番手となた。
 午後3時20分からの予選第2回、シビック勢では田中選手がこの回5番手と健
闘したが、直前に行なわれたF100レース(カート)による路面への影響で、上
位陣に順位の変動はなく、田中選手が予選7位、原選手が16位、服部選手が17
位、中子選手が20位、清水選手が21位で公式予選を終了した。
 ポールポジションは、予選第1回に1分36秒072を記録した関谷選手が獲得
した。
《第1戦:3月12日(日) 13:09スタート》
 晴天に恵まれ、1995年全日本ツーリングカー選手権第1戦のスタート進行が
定刻通りに開始された。全車グリッドに整列する中、中子選手はフォーメーション
ラップ中にブレーキ系統に異常を発見しピットイン、すぐに修復したもののピット
出口はすでにクローズドされていて、ピットスタートとなった。
 13時09分、第1戦決勝レースは、ほぼ定刻通りにスタート。21周の闘いが
始まった。好スタートを切った服部選手は、予選17位のポジションから14位ま
で順位を上げ、1周目のグランドスタンド前に戻ってきた。その後も徐々に順位を
上げ、17周目に8位まで浮上し、そのままゴール。続く9位には田中選手が続き、
ともに選手権ポイントを獲得した。中子選手はピットスタートにもかかわらず懸命
に追い上げ、13位でチェッカーフラッグを受けた。原選手は13位走行中の15
周目、タイヤパンクチャーによりピットインしたために6周遅れとなり、ポイント
獲得はならなかった。清水選手は1周目の100R入口で他チームと接触、リタイ
アとなった。
 レースは、関谷選手とT.クリステンセン選手が激しいトップ争いを繰り広げた
が、終盤、T.クリステンセン選手がトップに立ち、そのままチェッカーフラッグ
を受け初戦を優勝で飾った。
《第2戦:3月12日(日) 14:44スタート》
 続く第2戦も、ほぼ定刻通りスタート進行が行なわれ、レースはクリーンスター
トで開始された。
 8番手スタートの服部選手は、1周目を7位で通過。2周目を6位と順位を上げ
ていった。中盤は5位を走行していたが、終盤ややスピードを落とし、結局7位で
ゴールした。田中選手は1周目にスピンし、最後尾まで順位を落としたが、その後、
猛追を見せ、10位でゴール。抜群のスタートダッシュを見せた原選手が11位と
続いた。清水選手は16位でチェッカーフラッグを受けた。中子選手は中盤11位
を走行していたが、11周目ピットイン、そのままリタイアとなった。
 レースは、スタートと同時にトップに立ったT.クリステンセン選手がそのまま
逃げ切り、2レースを連続優勝で飾った。
 (レース結果は省略させていただきました)
  提供:本田技研工業株式会社 広報部
  すがやみつる(SDI00104)/RIJ

Japan Touring Car Championship

JTCC:第2戦レースレポート

 #39トム・クリステンセン(デンソーEXIV)が20kgのウエイト・ハンデ
をものともせず、開幕2連勝を達成した。2位には#1関谷 正徳(トヨタ
コロナ エクシヴ)、3位は#87アンソニー・リード(HKSオペルベクトラ)
と、第1戦と同じ顔ぶれが、表彰台を独占する事になった。
 雲が増え、気温が激しく低下した富士スピードウェイ。10分のメンテナンス
も終わり、各車がグリッドに整列する。
 スタートは、5番グリッドの#18木下 みつひろ(エンドレス アドバン
BMW)がロケットスタートを見せて、#39クリステンセンに次ぐ2位で1
コーナーを通過する。
 以下、3位:#87リード、4位:#1関谷、5位#25影山 正美
(ADVAN COROLLA セレス)。
 #18木下は、#87リード、#1関谷を2周にわたって押さえたが、3周目に
2台に抜かれて、4位へ順位を落としてしまう。#1関谷は、#87リードも抜
いて2位へ。
 #73ヨアヒム・ウィンケルホック(BMW318i)#12星野 一義
(カルソニック プリメーラ)、#10スティーブ・ソパー(BMW318i)
はスタート直後から、激しく7位争いを行い、毎周回ごとに順位を入れ替えて
いる。
 4周目、#14服部 尚貴(ジャックス シビック)が、7位争いの3台をま
とめて抜いて、一気に7位へ。
 8周目、#73ウィンケルホックが#14服部をヘアピンで抜きかえす。#12
星野と#10ソパーは相変わらず、抜きつ抜かれつのバトルを続けている。
 9周目、#1関谷が#87リードをかわして2位に浮上するが、#39クリステン
センが、すこしづつ、差を広げはじめる。
 10周目、#25影山がスロー走行、ピットに入らずに走り続けたが、11周目の
1コーナー手前イン側でマシンを降りる。
 1位から3位の差は、周回を重ねるごとに広がる。4位以降は、さらに大き
く差がついてしまっているが、#14服部、#10ソパー、#12星野、#73ウィン
ケルホックの5位争いは激しさを増している。
 12周目、#73ウィンケルホックがスローダウンしてピットイン。5位争いは
3台となる。
 #10ソパーは、16周目に#12星野を、17周目に#14服部をかわして5位へ。
#12星野は18周目の1コーナーで#14服部を一旦は抜いたものの、立上りで抜
き返される。
 19周目、#12星野が#14服部を抜いて、6位へ。
 トップの#39クリステンセンは2位の#1関谷を4秒近く離して、独走状態。
3位#87リード、4位#18木下も前後との間隔が開いて順位が固定している。
 そして上位はそのままフィニッシュ。
 #39クリステンセン、#1関谷、#87リードの圧倒的強さと、#18木下、#25
影山の若手二人の活躍が目だった、スーパーツーリングカーの開幕であった。
報告:GEA00555★進藤 泰昭

Japan Touring Car Championship

富士スーパーツーリングレース JTCC第2戦結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*                    富士スーパーツーリングカーレース大会                     *
*                      JTCC 第2戦 レース結果表                           *
* 1995.03.12    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー        車      名                    周回   所要時間    km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 39 トム・クリステンセン   (DK) デンソ-EXIV               21   33'53.051 165.755
2  1 関谷 正徳     (J) トヨタ  コロナ  エクシヴ       21   33'56.732 165.456
3 87 アンソニー・リード   (GB) HKSオペルベクトラ           21   33'57.689 165.378
4 18 木下 みつひろ (J) エンドレス  アドバン  BMW   21   34'10.911 164.312
5 10 スティーブ・ソパー  (GB) BMW318i                 21   34'13.345 164.117
6 12 星野 一義     (J) カルソニック  プリメ-ラ       21   34'13.632 164.094
7 14 服部 尚貴     (J) ジャックス  シビック           21   34'13.931 164.070
8  8 見崎 清志     (J) TOYOTA  COROLLA   21   34'24.600 163.222
9 19 金石 勝智     (J) ウエッズスポ-ツマリノ         21   34'25.057 163.186
10 15 田中 哲也     (J) PIAA  CIVIC  VTEC 21   34'27.993 162.955
11 11 原 貴彦       (J) BPオイル・トランピオシビック 21   34'38.005 162.169
12 38 光貞 秀俊     (J) デンソ-CORONA           21   34'41.226 161.918
13  3 長谷見 昌弘   (J) ユニシアジェックスプリメーラ   21   34'51.456 161.126
14 47 小林 正吾     (J) 上野アメ横センターランティス   21   35'08.712 159.808
15  6 寺田 陽次朗   (J) カストロール・ランティス       21   35'16.335 159.232
16 77 清水 和夫     (J) GATHERS・CIVIC     21   35'16.551 159.216
17 13 浅野 武夫     (J) FINEBOYSウェッズスポーツ 20   34'27.535 155.207
18 22 茂木 和男     (J) アドバンBMW                 19
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
5 眞田 睦明     (J) ジャラ-ナBPダンロップBMW 16
33 本山 哲       (J) トランピオ・コロナ             13
73 ヨアヒム・ウィンケルホック (D) BMW318i                 13
16 中子 修       (J) Castrol無限CIVIC   11
21 一ツ山 康     (J) BP-アドバン318i         11
25 影山 正美     (J) ADVANCOROLLAセレス 10
35 中谷 明彦     (J) オ-トテックBMW318i      5
86 ジャスティン・ベル  (GB) HKSオペルベクトラ            0
-------------------------------------------------------------------------------
スタート  14:44'17     フィニッシュ  15:18'10.051
参加台数 : 28 台    出走台数 : 26 台    完走台数 : 18 台
ベストタイム  No. 1 ( 関谷  正徳 )   1'36.082  3/21  167.482 km/h
変更なき場合このまま正式結果となります。
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート13

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.16               for FMOTOR4
55.#3  長谷見昌弘(総合優勝)
 ポールトゥフィニッシュを飾った長谷見昌弘は、マシンを降りてヘルメットを脱ぐ
と、まず「あー、暑い」とひと言。「スタートは僕がヘタなのと、2駆のせいもあっ
て失敗したけれど、ペースは#1より速かったから、大丈夫だろうと思っていた。ピッ
トインのときは、ここで差をつけようと、祈りながら入っていったよ。その意味では、
まあ、今回はラクでした。ひとりで300キロを走るのが、ちょっと疲れましたね」
56.*29 小幡 栄(GT2 優勝)
「タイムが悪いのは見ての通り。マシンの信頼性の勝利です。富士と同じように僕が
序盤頑張って、秀郎君に走り切ってもらおうという作戦でした。トラブルでライバル
が遅れていったので、まさに亀のレースをやりました。うちも数周でABSが壊れた
ので見た目より大変だったんですよ」と小幡は語った。
57.*29 上原秀郎(GT2 優勝)
 上原秀郎は「回りがつぶれるのを見て、コンスタントに走ることだけを考えました。
ハンドルが重かったけど、意外と平気でしたね」と余裕のコメントだった。
58.#1 影山正彦(GT1 2位)
 クーリングラップを終えて、マシンを降りた影山正彦の顔には疲労の色がありあり。
ピットイン後すぐにドリンクのホースが外れてしまい、後半戦は水補給なしで走り切
ることになったためだ。「まいったぁ。水が飲めないんだもん、疲れちゃったよ。長
谷見さんは速かったですよ。終盤はケッコウ頑張ったんだけど追いつけなかった。も
う、4WDのアドバンテージは無いかもしれないね」と影山。これでまた重りが増え
ますねの声には「もぉ、なんでも来いって感じですよ」。そこに走り寄ってきた金子
監督に「お疲れさん。よく頑張った」と握手を求められて、ようやく影山の顔に笑顔
が戻ってきた。
59.#40 太田哲也(GT1 3位)
「ラストはまさか僕が乗るとは思いませんでした。終盤の方がバランスが取れて楽に
走れました。タイヤの使い方をうまくやれば、もっと詰められるはずです」
60.#40 千葉泰常 総監督(GT1 3位)
 チーム・タイサンの千葉総監督は、マシンから降りてきた太田哲也を捕まえて激励
した。「お前は長距離耐久レースってもんが判ってないんだよ。1分59秒で走れと
サインを出しているだから、言われた通りに59秒で走れよ。“56秒”なんかで走
りやがって!  お前は最終コーナーの走り方がなってなかったからな。俺が最終コー
ナーのレイドの走りを見に行かせたら、いきなり“2秒”も速くなって! バカヤロ」
と、コトバとは裏腹に嬉しさを隠し切れない様子であった。
70.#2 ZEXELスカイライン
 鈴木利男は、最初のピットインを利用してソフトタイヤに履き換え、一気に追い上
げる作戦に出る予定であった。しかし、この時にブレーキのオイル漏れを発見してし
まった。しかも、終盤には電気系のトラブルで、息も絶えだえという状態でフィニッ
シュした。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート12

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.15               for FMOTOR4
54.ピット状況
14時2分 スタート
14時48分 #12 RX7が左リアより煙を吐きながらピットイン
オイルラインのトラブル
14時55分 #88 カウンタック ピットイン
 池沢さとしから和田孝夫へのドライバー交代と燃料補給のみでピットアウト
 「ピットインは予定より5ラップ早かった。もっとペースを上げらるかと思ってい
 たけど、とにかく水温が上がりすぎた。まるでサウナ風呂のなかでウェイトトレー
 ニングをしているみたいだったよ。でも140度くらいで安定して、それ以上は上
 がらなかった」とマシンを降りた池沢さとし。
14時55分 #40 フェラーリF40 ピットイン
 タイヤ4本交換、燃料補給、太田哲也からA・レイドへのドライバー交代でピット
 アウト
 太田哲也は「スタートのタイヤに、抽選でライフのなくなったヤツがあたちゃって、
 つらかったよ。マシンの調子は、オイルがちょっともれていて、それだけが心配だ
 ね。もう、あとは祈るだけだよね」とコメント。
15時 30周終了
15時9分 #2 鈴木スカイライン ピットイン
 燃料補給、タイヤ(ソフト)4本交換、左リアキャリパー交換、ステアリング・ベー
 スのハーネ ス補修、5周を失ってピットアウト
15時10分 #3 長谷見スカイライン ピットイン
 左タイヤ2本のみ交換、燃料補給
15時10分 #1 影山正彦スカイライン ピットイン
 左タイヤ2本のみ交換、燃料補給、ドリンク交換、50秒でピットアウト
15時11分 *70 スカイライン ピットイン
 ミッション・トラブル ギアが抜けなくなる 修理を行うが20分過ぎても出られず
15時28分 40周終了
15時35分 #88 カウンタック ピットイン
 ドライバー和田孝夫がフロントのガタツキを訴える フロントタイヤを交換 サス
 のチェックのみ 同時に給油 はずれかかっていたブローバイホースを修理してピッ
 トアウト
15時40分 ケガニ・ポルシェ ピットイン
小幡栄から上原秀郎へとドライバー交代、タイヤ4本交換、燃料補給でピットアウト
15時42分 50周終了
15時50分現在のレース状況
 #1スカイラインと#3スカイラインの4WDと新FRスカイラインの、死闘が序
 盤から続いている。ピット作業時間差で#3スカイラインが#1スカイラインを突
 き放す。現在は20秒前後の間隔で小康状態となっている。
15時52分 #14 シルビア ピットイン
 フロント右サス破損 交換中  ->16時21分にピットアウト
15時45分 *12 RX7ピットイン
 ドリンク補給、ドライバーにやかんの水をかけてピットアウト
16時 #40 フェラーリ
 予定外のピットイン A・レイドから太田哲也へドライバー交代 給油 タイヤ4
 本交換
16時12分 #25 300ZXピットイン
 オイル漏れが激しい、オイル補給、オイルがかかった右フロントタイヤを清掃して
 ピットアウト
16時29分 フィニッシュ
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート11

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.14               for FMOTOR4
48.決勝レース・スタートドライバー一覧
#1   影山正彦    #2    鈴木利男   #3    長谷見昌弘
#5    福山英朗     #9   M・マルティニ   #10  山田英二
*12  川崎哲哉   #14   服部尚貴     #24  山路慎一
#25  石川朗     *29   小幡 栄     #40  太田哲也
*70  水野文則   #88    池沢さとし
49.*70 外国屋スカイラインGTS-R
 ウォームアップを終えて石橋義三は、「オレは走るたびに遅くなっているみたいだ
よ。いや、ホント。このコースは難しいね。でも決勝では行くよ。秘策があるんだ。
スタートは水野くんで、オレはライバルの*29のタイムをにらみながらタイミング
を見ていくんだ」と語った。
50.タイヤ交換コンテスト
 優勝チームにはレーシングオン賞として賞金が贈られる、GT選手権恒例のタイヤ
交換コンテスト。今回のセンターロック部門の優勝は、acomポルシェRSRチー
ム。タイムは23秒8。担当したメカニックは、「昨日は、20秒を切るまで練習し
ろと社長にプレッシャーをかけられて、10回以上練習したんですよ」と喜びのコメ
ント。1秒を削ることに苦労している立場の人にとっては、けっして、これは少しも
お遊びではないようだ。コンベンショナルホイール部門の優勝は、ディフェンディン
グ・チャンピオンのKORG KEGANIポルシェチーム。タイムは、1分18秒。
優勝コメントは、「このコンテストは縁起モノですから、まずこれに勝って、それか
らレースでも勝つんです。優勝賞金は、メカニックみんなで酒を呑みます」。
■コンベンショナル部門
  1 *29 ケガニ・レーシング        1分18秒79
  2 #10 ジョンソン・ニスモ・レーシング    1分51秒35
 ■センターロック部門
  1 #9  アコム・レーシングチームノバ   24秒80
  2 #40 チーム・タイサン         30秒24
  3 #2  チーム・ゼクセル         30秒63
  4 *70 外国屋              31秒61
  5 #3  ハセミ・モータースポーツ     56秒55
51.入場者数
 仙台ハイランドで開催された全日本GT選手権シリーズ第2戦の入場数は、6月11
日(土)の予選日が14,700人、決勝日の12日(日)が47,800人と主催
者より発表された。5月1日富士スピードウェイでの第1戦決勝日54,300人に
続き、GT選手権シリーズは非常に順調な観客動員を続けているといえるだろう。
52.#9 acomポルシェRSR
 M・マルティニの#9ポルシェRSRは、#14シルビアとの激しい戦闘を行って
いたが、14周めにミッショントラブルでストップしてしまった。まだ、分解してみ
なければ解らないとはいうものの、ミッションかデフのトラブルであることは間違い
ない。チーム関係者、「これで、混まないうちに帰れるよ」と負け惜しみの声も。
53.#25  FEDEX NISSAN GT-Z
 コースアウトしてダクトをひきずり、オレンジボールを受けてピットに入ってきた
スターティングドライバーの石川朗は、影山正美にチェンジしたあとで、「面白かっ
たですよ。#5とのバトルは。なんでオレンジが出ているんだって思いました。スプー
ンでコースアウトしたときに、ダクトをやられちゃったのに気づかなかったんです」
とコメントした。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT-Rd2:GT選手権仙台ハイランドレース結

全日本GT選手権第2戦 -RIJ- (1994-06-12) Provisional Racw Results
For All Japan GT Championship Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ :(4.0296km)
P No. Driver------------- Car-------------------- Lap-- GoalTime- -km/h--
1   3 長谷見昌弘          Nissan Skyline GT-R      75 2:25'33.517 124.577
2   1 影山正彦            Nissan Skyline GT-R      75 2:25'48.686 124.361
3  40 太田哲也/A.レイド Ferrari F-40             73   -   2Laps
4  24 袖山誠一/山路慎一 Nissan Skyline GT-R      72   -   3Laps
5  10 飯田章/山田英二    Nissan Skyline GT-R      71   -   4Laps
6   2 鈴木利男         Nissan Skyline GT-R      71   -   4Laps
7   5 福山英明         Toyota Supra             69   -   6Laps
8  29 小幡 栄/上原秀郎 Porsche 911RS            69   -   6Laps
9  12 川崎哲哉      Mazda RX-7               65   -  10Laps
10  88 池沢さとし/和田孝夫 Lamborghini Countack    64   -  11Laps
11  25 影山正美/石川 朗 Nissan Fairlady Z        63   -  12Laps
12  14 服部尚貴/大井貴之  Nissan Silvia            58   -  17Laps
13  70 石橋義三/水野文則 Nissan Skyline GT-R      51   -  24Laps
-------------------------- DNC ------------------------------------------
9 M.マルティニ       Porsche RSR             13   -  62Laps
**************************************************************************
*  Fastest Lap : 鈴木利男(Nissan Skyline GT-R) 1'53.129 (128.230 km/h)
            提供:仙台ハイランドレースウェイ
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート10

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.13
44.*29 KORG KEGANIポルシェ
 第1戦で華々しく優勝を飾ったケガニ・レーシングだが、ここ仙台では今ひとつ元
気がない。フリー走行でも、2分5秒台に入れるのがやっという状態だ。重量ハンデ
の30kgが意外と効いているのだろう。KEGANIポルシェのリアの左サイドウィ
ンドウには、重量ハンデを示す「10kg」の分銅印ステッカーが3枚貼られている
のだが、そのには黒マジックで「-1sec」という落書きが。つまりは「本当はあ
と3秒は速いんだぞ!」と言いたいのでしょうか?
45.#88 池沢さとし
 昨日から今日にかけてさらにオーバーヒート対策を施しているのですが、依然一番
の心配点です。決勝に際して、クラッチがノーマルなのも気をつけなければいけない
ところです。長丁場なので、重いステアリングと格闘し続けるのが厳しいですね。
46.#40 タイサンアドバンF-40
 とにかくギアをいわりながら走るしかない。オーバーヒートの問題はないのが唯一
の救いだろう。
47.鈴鹿500キロと鈴鹿1000キロが今年のGT選手権に入っていない理由
①世界の主要なGTシリーズには、ADAC(ドイツ)、イタリア、IMSA、
GTA(日本)の4つが存在しているが、いずれのマシンもそのままでは他のシリー
ズには参加することは出来ない。
 そのため、各国の主催者は主要なGTイベントを各々のマシンが一緒にレースを闘
える場として用意する努力を行っている。
 アメリカのIMSAのデイトナ24時間とセブリング12時間、ヨーロッパでは
ACOのルマン24時間がこの統一戦の場であり、日本では鈴鹿の500キロと
1000キロが、この交流の場としてイベントを組み立てているのである。
②また、レースをより楽しくするために実施されている“ウエイトハンデ”は本来、
シリーズ全戦にすべてのチームが参戦することでこそ意味を持つものであり、GTA
が参戦チームに対して1戦ごとのエントリーではなく、GTAの会員として全戦参加
を奨励している理由の1つでもある。
 そのウエイトハンデ制が、1~2レースしか参加しない海外からエントラントによっ
て成立し難くなるという問題がある。同じウエイトハンデを実施しているDTMが、
全戦参加を基本としていることと同様である。
③日本では今年が事実上のGT元年であるため、費用のかかる耐久レースをシリーズ
に組み込むことによって、参戦チームの負担を増やすことが難しいという理由もあっ
た。
④ルマン24時間レースのように、年に1度か2度だけであっても、参戦チームが積
極的に参加したいと思うようなイベントを日本でも育てる必要があった。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート9

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.12
38.フリー走行結果(暫定)
ドライバー      マシン                                  タイム
--------------------------------------------------------------------------
1  影山正彦      #1  カルソニック・スカイライン    1’53.839
2 長谷見昌弘    #3   ユニシアジェックススカイライン  1’53.940
3 鈴木利男     #2  ZEXELスカイライン     1’54.383
4 A・レイド    #40 タイサン ADVAN F40    1’55.012
5 袖山誠一   #24 コクピット 館林GTR     1’56.224
6 水野文則      *70 外国屋スカイラインGTSーR    1’57.563
39.#5 BLITZ SUPRA
 福山英朗はリアウインドウを飛ばしてピットに入ってきた。昨日の午前中、エンジ
ン交換に時間を取られてしまい、まだマシンセッティングが出来てないため、フリー
走行が彼らにとってのほとんど唯一のセッティングの時間であった。しかし、エンジ
ン・セットを行うのがやっとという状態であり、シャシーを完全な状態とすることは
出来ないようだ。重い6気筒エンジンのために車重が重く、マシンの回頭性ではなく、
ハイランドでは重さそのものが克服することが出来ないという。しかし、今回は、ダ
ンロップが新しい350タイヤを持ち込んでくる等、着実に進歩している。
40.#25  FEDEX NISSAN GT-Z
 決勝日の朝、ピットで他のドライバーよりも、いち早くレーシングスーツ姿でスタ
ンバッていたのが、#25の石川朗。「勘違いして、1時間早く来てしまったんです。
ちょっと、力が入りすぎですね。でも、クルマは、まだ足まわりをつくっている途中
なんです。パワーがありすぎて、足がついてこないって感じです。レースでは、最後
までもたすことを考えて走りますよ」と語った。昨夜、一番遅くまで作業をしていた
のも、このチームで、22時ごろまでかかって、おもに熱対策に時間を使っていた。
41.#88 レインX・アート・カウンタック
 決勝日の朝、#88の池沢さとしは、「今回は、レース中にお邪魔虫だった開幕戦
からは、だいぶ進歩していますよ。クルマの出来も、開幕戦が100点満点のうち10
点ぐらいだったのが、50点ぐらいまでは持ってくることができたと思います。車重
を120kg軽くしてきているし、だいぶ改善されつつあります。ただ、金曜日、土曜
日ともに、5~6周走ると水温が上がってしまって、困っているんですよ。レースで
は、スタートはぼくが乗るんですが、オーバーヒートを気にしながら走ることになり
ますね」と語った。
42.*70 外国屋スカイラインGTS-R
「絶好調です」。決勝日の朝、フリープラクティス前の、ドライバー石橋義三の朝の
ひと言でした。
43.#14 CCIあめんぼうシルビア
 決勝日の朝、フリープラクティスを前にして、由良拓也監督は「開幕前には、もう
ちょっとGT-Rを追いまわせると思っていたんですが、厳しいですね。これからの
このカテゴリーの発展を考えると、このままGT-Rだけが上位を独占していると問
題かもしれませんね。エントリー台数も増えてこないだろうし、レギュレーションを
もっと考えて欲しいところですね」と語った。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート8

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/12
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.11
36.#1 カルソニック・スカイライン
 公式予選1回目で2セットのタイヤを使いきってトップタイムをマークしたものの、
午後の2回目で#3に逆転されてポールポジションを奪われた影山正彦は、「いやあ、
さばさばしてますよ。もともと52秒台前半か、いっても51秒台後半のタイムを予
想していたんですよ。それが、思ってもいなかった高いレベルでのポール争いになっ
たから、負けてもさっぱりしたものです。そうでなかったら、そうとうに悔しいでし
ょうけどね。午前中にタイヤを使いきるのは、はじめからのチームの作戦でしたしね。
ぼくのタイムがよかったのは、メカニックたちの頑張りもふくめての総合力でしょう
ね。決勝レースの作戦は、長谷見さんの出方を見てから考えます」
 チャンピオンシップに関しては、「30kgのハンデを積んだだけで、ここのコース
の登り坂がこれだけつらいんだから、今回、表彰台に上ってハンデが増したら、もっと
つらくなるでしょうね。でも、明日もハンデをおそれずに、勝ちをねらっていきます。
残りのレースも、勝てないまでもリタイアせずにポイントをかさねていって、チャン
ピオンを目指していきたいですね」と語った。
37.長谷見昌弘
 ポールポジションを獲得した長谷見昌弘は、このハイランドを新しいFRスカイラ
インで走った印象を次のように語った。
「ハイランドのようにツイスティでアップダウンの激しいコースは、やっぱり4駆GT
Rの方が向いているかもしれないね。450馬力もある2駆のスーパーマシンは、と
てつもない“じゃじゃ馬”だから、“ロデオ”をやっているみたいだから。それに4
駆はスタートが凄いから、難しいよね。このマシンは十勝のために作ったんだ。明日
のレースは暑さがポイントだと思うよ。予選のような暑さだったら、このコースを
300キロも走るのはマシンよりもドライバーの耐久性が問題になるだろうね。リス
トリクター付きのエンジンは上まで“カーン”と回っていかないから、下の回転で
“ウーン”と粘って使うのが上手な使い方なんですよ。だから、僕のマシンは6速の
シーケンシャル・ミッションだけど、4つしかギアを使ってないんだよ。しかも1速
はスタートでしか使わないから、実際には2~4速のギアしか使ってないんだ。逆に
シフトしないから、操縦に集中することが出来るのは嬉しいね。」
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権第2戦 予選結果

全日本GT選手権第2戦 -RIJ- (1994-06-11) Provisional Starting Grid
For All Japan GT Championship Rd.2 仙台ハイランドレースウェイ :(4.0296km)
P No. Driver(s)----------- Car------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1   3 長谷見昌弘           Nissan Skyline GT-R     1'51.269         130.374
2   1 影山正彦             Nissan Skyline GT-R     1'51.270   0.001 130.373
3   2 鈴木利男          Nissan Skyline GT-R     1'52.359   1.090 129.109
4  40 太田哲也/A.レイド  Ferrari F-40            1'52.503   1.234 128.944
5  24 袖山誠一/山路慎一  Nissan Skyline GT-R     1'53.269   2.000 128.072
6  14 服部尚貴/大井貴之   Nissan Silvia           1'55.291   4.022 125.826
7   9 M.マルティニ       Porsche RSR             1'55.578   4.309 125.513
8  70 石橋義三/水野文則  Nissan Skyline GT-R     1'56.732   5.463 124.272
9  12 川崎哲哉       Mazda RX-7              1'58.463   7.194 122.456
10  10 飯田章/山田英二     Nissan Skyline GT-R     1'58.518   7.249 122.400
11   5 福山英明          Toyota Supra            1'59.679   8.410 121.212
12  88 池沢さとし/和田孝夫 Lamborghini Countack    1'59.982   8.713 120.906
13  25 影山正美/石川 朗  Nissan Fairlady Z       2'00.361   9.092 120.525
14  29 小幡 栄/上原秀郎  Porsche 911RS           2'02.576  11.307 118.347
****************************************************************************
            提供:仙台ハイランドレースウェイ
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート7

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                             6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  9            for FMOTOR4
29.#3  ユニシアジェックススカイライン
 前回のレースをデフのポンプトラブルで失った#3長谷見昌弘は、金曜日のフリー
プラクティスでは一番時計だったが、公式予選1回目ではわずかに#1に届かなかっ
た。「このコースはトラクション重視だから、4駆に向いているんだろうね。ぼくの
クルマも走るたびに速くなってはいるんだけど、まだまだやらなければいけない部分
がたくさんあるんだ。このコースでコンマ5秒差だから、現段階でも富士スピードウェ
イではぼくの方が速いだろうけどね。でも、どんどん速くなってきていることは確か
だよ」と語った。
30.野沢秀行
 ギアが合わずに公式予選1回目で最下位となった*29の野沢監督は、「三味線を
弾いているんですよ。20秒落とすようにってドライバーには言ってます。決勝レー
スでも三味線を弾きまくりますよ。いや、冗談はさておいて、みんなで顔を見合わせ
ちゃってるんですよ、打つ手がないから。しょうがないから、磨くか、なんてね。少
しは空気抵抗も減るだろう、ってね」と、あくまでも陽気に語った。
31.#24 コクピット 館林GTR
 第1戦を2位で終了した#24スカイラインは、今回までにインタークーラーのパ
イプを短くした他、クーリングを良くするためにフロントパネルを改造したり、オイ
ルクーラーを新型に交換している。サイドカバーを外したり、ボンネットとトランク
等をカーボンファイバーで造り直すことで1254キロの車重を実現しているため、
20キロのウエイトハンデは帳消し出来ることだろう。
 2人のドライバー共4WDとハイランドに慣れていないため、昨日の午前中はター
ンインで思いきり良くアンダーを消してコーナーに進入することが出来なかったが、
午後には一変して思いきり良くGTRを振り回していた。
32.第2回公式予選結果(暫定)
 ドライバー      マシン                                  タイム
----------------------------------------------------------------------------
1 長谷見昌弘      #3   ユニシアジェックススカイライン  1’51.269
2 鈴木利男       #2  ZEXELスカイライン      1’52.359
3 山路慎一       #24 コクピット 館林GTR       1’53.269
4 服部尚貴       #14 CCIあめんぼうシルビア    1’55.291
5 M・マルティニ  #9  acomポルシェRSR      1’55.578
6 山田英二        #10  Johnson SKYLINE        1’58.518
7 川崎哲哉        *12  FKマッシモERC RX7      1’59.392
33.*70 外国屋スカイラインGTSーR(GT2クラス 予選1位)
 石橋義三の外国屋は、かつてのJSSチャンピオンである水野文則と共にハイラン
ドに乗り込んで来た。今回は小型のインタークーラーを採用した位しか改良点はない
が、彼らのマシンは5年前のグループAチャンピオン・マシンのカルソニック号その
もので、十分に熟成され尽くされているため、他のチームが熱で苦しんでいるのに対
してまったく問題はないという。車重も1130kg程度まで軽量化されているが、次
の富士では、295サイズのタイヤと小径ターボで武装してされに戦闘力をアップす
ることを、義三は企んでいる。
34.#3  ユニシアジェックススカイライン(GT1クラス 予選1位)
 午後の公式予選2回目で、午前中に#1がマークしたタイムを上まわってポールポ
ジションを獲得した長谷見昌弘は、「久しぶりのポールポジションだね。最後に取っ
たのはいつだった覚えてないくらいだよ。午前中に使ったタイヤでラップをかさねな
がらマシン仕様を変更して、残しておいた新品タイヤに替えたら、スポッとタイムが
出た。本当は、もっといかなければいけないんですけどね。クルマの出来は、まだ85
パーセントぐらいかな」と語った。久しぶりのポールは気持ちいいですか、との質問
には、「もっと離さなければ、気持ちよくないよ」。
'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                             6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  10              for FMOTOR4
35.#2 ZEXELスカイライン
 午後の公式予選2回目で、午前中のタイムを更新して3番手とグリッド順位をひと
つ上げた鈴木利男は、「堅いタイヤを選んだんですよ。そうしたら、少しよくなった。
明日の決勝レースでも晴れてくれれば、いい方に出るかもしれないですね。完走すれ
ば、このクルマなら表彰台は上がれると思います」と語った。
 利男自身のこれからのレース計画については、いくつかのF3000チームからき
た話はすべて断ったという。
36.#9 acomポルシェRSR
 2回目の公式予選惜しくも大幅なタイムアップはできなかった#9 ポルシェ。コー
スインが遅れたのはコースコンディションの様子を見るため。マシンコンディション
は上々。セッティングも問題ない。問題があるとすればマシンの基本的なパフォーマ
ンスだ。パワーが足りない。マルティニにとって初めてのコースだが、2回の予選の
間で攻略法を掴んだ。ポルシェは油冷なので冷却はまったく問題ない。明日もっともっ
と気温が上昇し、うちにとって有利になればいいな。
37.#40 太田哲也
 午後の予選を走らなかったのは明日の決勝に備えてマシンを温存するためです。予
選順位はあまり関係ありませんからね。明日も暑くなりそうですが、冷却よりもミッ
ションが問題。このコースはミッションに非常にきついし、我々のマシンは前回もミ
ッショントラブルを起こしているので、そのあたりの問題が出ないよう、明日はマシ
ンをいたわって走ります。それでも前回より上位を狙えると思います。ウェートハン
ディは10kg程度ならほとんど問題にはなりません。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

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GT選手権Rd.2レポート6

'94全日本GT選手権
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6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  8             for FMOTOR4
26.#25  FEDEX NISSAN GT-Z
 第1戦のレース日の朝にマシンが完成したため、今回のレースがチームルマンにとっ
ては実質的な開幕戦となった。今回は、第1戦でGTR用を使っていたサスペンショ
ンがアルミの専用となったため、車高を30mm低く設定した他、インタークーラーも
専用(GTR用の1・5倍はある)となり、パイピングを整理することが出来た。し
かし、スペースに余裕が出来た訳ではないため、ターボチャージャーは相変わらずバ
ルクヘッド前の高い位置にマウントしなければならなかった。
 カウルは、前回のものを今回も改良して使わなければならなかったが、第3戦から
はチーム・ルマン自製のものが間に合うことだろう。
 現在の大きな悩みは熱対策であり、ラジエターを大型のものに交換した他、昨日の
走行の結果、オイルクーラーも大きなものに交換している。しかし、オイル関係はま
だ課題があるようで、午前中の予選でも、オイルプレッシャーに問題を抱えたまま走
行を行っていた。
 今回はまだノーマルのシンクロ付ミッションを使うため、トルクを限界までアップ
することは出来ないが、第3戦までにはXトラックの6速ミッションが間に合い、エ
ンジン・パワーも大幅にアプされることだろう。
27.#1 カルソニック・スカイライン
 開幕戦で優勝した#1は、30kgのウェイトハンデをものともせず、公式予選1回
目で見事にトップの51秒270を叩きだした。#1の宮坂チーフエンジニアは、
「ウェイトは、ものすごくハンデになっていますよ。でも、ドライバーの影山君が重
さのハンデをはね返して頑張ってくれました。予選前の予想では、51秒8~9のタ
イムを予想していたんですが、ここまでタイムが伸びた要因も、ドライバーでしょう
ね。これだけのウェイトを背負っていると、富士や菅生では勝てそうにないので、今
回も優勝したいですね」と語った。
28.#40 タイサンADVAN F40
 開幕戦で表彰台をゲットして話題を振りまいた#40は、公式予選1回目で3番手
のタイム。チーム・タイサンの千葉監督は、「今回は、やっと部品が届いたので、サ
スペンションをメインにモディファイして来ています。本来のポテンシャルを発揮で
きるクルマになってきましたね。エンジンはどノーマルですけどね」と語った。一方、
ドライバーの太田哲也は、「クルマが仕上がってきているし、セッティングのいいと
ころも見つかってきています。このコースでは、ギアが合わないコーナーと合うコー
ナーがあるけれど、十分に走りをエンジョイしていますよ」と語った。太田哲也は、
レースの後、月曜日の朝のフライトで、ルマン24時間レースに出発する。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート5

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                             6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.7               for FMOTOR4
20.*12 FKマツシモERC RX7
 この第2戦が初登場になる*12 RX7のメカニック達は緊張した面もちで車検
場へ。車重計にマシンを乗せると、彼らの目は目盛りの動きに釘付けだ。さらにエン
ジン、車体下回りの検査をクリアし、測定器具を使った全長、全幅などの計測のころ
には、メカニック達の顔にも余裕がうかがえた。技術員のOKの声とともに車検合格
シールがマシンに貼られ、これで#12 RX7も晴れてGT選手権車両の仲間入り
となった。
21.道上龍
 今シーズン開幕戦で、いきなりF3デビュー・ウィンで飾って注目を集める道上龍
(みちがみ・りょう)は、ここ仙台ハイランドをF3で走るのは、今回がはじめてと
なる。
「バンピーで、コーナーが多く、とても難しい。こういうコースは苦手です。でも、
木曜日から走り込みはじめて、金曜日の午後には、だいぶわかってきました。シケイ
ンも突っ込めるようになったし、タイムも上がってきたので、予選ではなんとか3位
以内に入って、決勝レースではポイントを獲得します。決勝では追い抜くのは難しそ
うですからね。ここか、次回の十勝でポイントを取っておかないと、マカオ出場も危
うくなりますから、気合いをいれていきますよ」と語った。
22.*29 KORG KEGANIポルシェ
 開幕戦でクラス2で優勝、総合でも4位の好成績を挙げ、今回は30kgのウェイト
を積むことになった*29であるが、金曜日のフリープラクティスでは思うようにタ
イムが上がらなかった。「ウェイトはそれほど問題ではない。たしかにスピードは落
ちているんだろうけれど、かえってクルマはずっしりと安定したって感じ。タイムが
出ないのは、ギア比が全然合わないんですよ。これは手の打ちようがない。手をこま
ねいて、のたのた走るしかないですね」と、チームマネージャーの西川氏は悔しそう
に語った。
23.第1回公式予選結果(暫定)
 ドライバー            マシン                                タイム
------------------------------------------------------------------------------
1 影山正彦           #1  カルソニック・スカイライン  1’51.270
2 長谷見昌弘         #3   ユニシアジェックススカイライン1’51.799
3 A・レイド/太田哲也 #40 タイサン ADVAN F40  1’52.503
4 鈴木利男           #2  ZEXELスカイライン    1’53.643
5 袖山誠一/山路慎一 #24 コクピット 館林GTR     1’54.236
6 M・マルティニ     #9  acomポルシェRSR       1’56.403
11 石橋義三/青柳裕易 *70 外国屋スカイラインGTSーR 1’56.732
24.決勝レース用タイヤ抽選会
 今回も、公式予選日の朝、恒例の決勝レース用タイヤ抽選会が行われ、タイヤを2
セット持っているチームはFRとFLが2番、RRとRLが1番となり、3セット持っ
ているチームは、FRとFLが3番、RRとRLが2番に決定した。2セットのチー
ムは、#5、*12、*70である。
25.#5 BLITZ SUPRA
 第1戦を不運なターボトラブルで失ったブリッツは、6気筒ターボのままでハイラ
ンドに挑戦する。トラブルの出たターボは、コンピューターを含めて対策が行われて
いる。キャパシティ不足に悩んだタイヤも、17インチ径のままながら260から2
90にサイズアップされ、トラクションは大幅に強化されている。ミッションは相変
わらずストックのシンクロ付き6速を使うが、信頼性の不安はない。しかし、デフの
ファイナル・ギアはパーツが無いため、富士と同じレシオでハイランドのテクニカル
コースを走らなければならない。富士のレースで得る予定であったデータが不十分で
あるため、今回はデータ収集に励まなければならない。
 3SGターボエンジン(今月末にTRDでテストが開始される)搭載のスープラGT
については、ハイランド戦が終わった後で、新しく専用の2号車が製作されるか、現
在の1号車を改造するかが決定されることだろう。8月の富士には、3SGターボエ
ンジン付きのスープラGTで参戦することを、チームは希望している。
 金曜の午後にエンジンを壊してしまい、急遽エンジン交換を行うこととなった。交
換が終了したのは、1回目の予選終了間際の11時35分であった。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポート4

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                             6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  6
17.#88 レインX・アート・カウンタック
 第1戦からの僅か一か月の間に最も大きな進歩を見せたのは、寺井恒俊のカウンタ
ックであることは間違いない。
 アミューズで製作されたドア、ボンネット、バンパーに交換することによって
“1260kg”という車重を実現し、地上高を60mmも低くしただけでなく、サスペ
ンションはタイロッド側にピロボールを採用して、ハンドルの重さを軽減することに
も成功している。しかし、ハンドリングをまだまだ改良する点があるようで、ドライ
バーは、これまでとは逆に、ハンドルが軽すぎて不安であるらしい。
 8月に入る前に、チームでは富士スピードウェイでの徹底したテストを行う予定で
いる。
1回目の予選では、オーバーヒートのために走行を途中で切り上げなければならな
かった。
18.ハンターレーシング
 残念ながら今回のレースをパスしなければならなかったハンターレーシングは、第
3戦のFISCOから911ターボでの参戦を計画中である。
 エンジンは3・4リッターのシングルターボであり、もちろん44mmのリストリク
ターが取り付けられる。元々中低速重視のエンジンであるため、リストリクターの影
響も最小限に抑えられるようだ。GTポルシェのシンボルである2段式の大型リアウ
イングも当然装備される。
19.公式車検
 予選開始に先立ち、大会技術委員による公式車検が行われた。#1 スカイライン
がそのゼッケンの通り、車検場に1番乗り。10時30分現在、エンジンの修理を行う#5
スープラ以外は、全車が車検に合格した。今回、第1戦の成績によりハンディのウエ
イトを積むマシンに対しては、まずウエイト登載状態で車重を計測。規定の最低重量
プラスハンディをクリアしているかをチェックし、その後車体からウエイトはずし、
ウエイト単体で重さを確認した。ウエイトは再度マシンに取り付けられた際に、技術
員によって封印された。
 技術委員長の米森博は「今の時点では、車検上での大きな問題はありません。第1
戦でエントラントから提示されていたサイドステップ、フェンダーの開口部、リアハ
ッチ・ゲートの問題については、公式通知No.7で発表された通りに対処しました。今
回見る限り、エントラントのみなさんにご理解いただけたと思います」と語った。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本GT選手権

GT選手権Rd.2レポートbQ

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                           Date 6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  3               for FMOTORT4
7.WESTコルベットの5月
 鈴鹿のWESTは、当初コルベットGTを“1”から日本で製作することを考えて
いた。
 しかし、第2戦のハイランドまでの時間的な余裕がないことと、WESTにとって
は初めて製作するGTマシンということもあって、第1戦の終了後にオーナーの金沢
重宝が自らアメリカに渡り、今年のデイトナ24時間で7位に入った(現在最強と言
われている)モリソン・チームのLM・GT仕様コルベットZR-1の購入にあたっ
ていた。
 ところがモリソン・チームのコルベットは、ナショナル・コルベット・ミュージア
ムに入ることとなってしまったため、GMのクルーチーフの協力で、急遽2台のコル
ベット・レーサーをアメリカで製作することとなった。
 2台共GMワークス・ファクトリーのマリオット・モータースポーツの手で製作さ
れているが、目当てのモリソンと同一仕様のコルベットZR-1は新車から、鈴鹿の
500キロと1000キロ用に確保した、6・4リッターOHV・LT1エンジン付
きIMSA・GTS仕様は、昨年、GMワークスが7台だけ用意したGTSモデルの
最後の1台をロサンゼルスのチャック・ハースから購入して、急ピッチで組立ている。
 予定通りであれば5月30日に大阪空港に空輸されてくるはずであったが、製作の
遅れから、日本に到着するのは月末となってしまった。
 そのために、この第2戦仙台ハイランドでのデビューは諦めなければならなかった。
 エースドライバーには関谷正徳を配し、MYZの今西豊もアドバイザーとして加わ
るとことから、いきなりトップ争いに加わるものと期待されている。
 今回は、3台目のマシンとして日本で製作しているZR-1を、完全な姿ではない
がパドック裏で展示している。
8.'94ルマン24時間レース直前情報
 13日2の公開車検からスケジュールが始まるルマン24時間レースでは、スターターを国務/内務/国土開発大臣を兼務するシャルル・パスカルが務めることとなった。
 サンマリノで死亡したラッツェンバーガーに替わるサードのドライバーは、E・アー
バインに決定し、サードは7~8日にマニクールで最終テストを行った。7日はアー
バインとクロスノフが、走行を行ったが、アーバインはF1カナダGPに参加するた
め、8日はクロスノフ一人で最終確認のテストが行われた。
 ホンダNSXを持ち込むチーム・クニミツは、シェイクダウンとなった5/8のル
マンテストでは回転数に余裕を残した状態であったため、ユノディエールでの最高速
が約265キロと伸び悩んでいたが、5/17に行われたポールリカールテストで実
力は十分に証明されている。
 土屋圭市によると、伝統のサルテサーキットは、ミュルサンヌを立ち上がってイン
デイアナポリスにかけての公道部分が、ブラインドでありながら5速~6速全開で走
るため恐いという。
 ブガッティやF・コンラッドを含む数チームは、ポルシェ962のエントリーがGT
プロトではなく、LM・GTクラスで認められたことに対して不満の意を表明してい
る。しかし、ACOからは、現在のところは何のコメントも出ていない。
9.GT選手権タイヤ交換コンテスト・レース第2戦開催
 今回もタイヤ交換コンテスト・レースが、日曜日の昼のピットウォークの時間帯に
行われる。クラス分けもコンベンショナルホイールとセンターロックホイールの2部
門が今回も用意され、競技人数も第1戦と同様にジャッキ操作1名とタイヤ交換2名
の3名で競われる。各クラスの優勝者に対しては、レーシングオン誌から高額の賞金
とパネルが授与される。
'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                            Date 6/11
6月11~12日
GT インサイド・レポート             No.  4
10.10日フリープラクティス(15:30-16:30)結果
マシン                                  ドライバー          タイム
-------------------------------------------------------------------------------
1 #3ユニシア・ジェックス・スカイライン 長谷見昌弘          1’53.30
2 #2  ZEXELスカイライン         鈴木利男            1’54.07
3 #40 タイサン ADVAN F40  A・リード/太田哲也  1’56.53
4 #24 コクピット 館林GTR          山路慎一/袖山誠一  1’56.64
5 #14 CCIあめんぼうシルビア        服部尚貴/大井貴之  1’58.10
6 #9  acomポルシェRSR           M・マルティニ      1’58.18
7 *12 FKマツシモERC RX7     川崎哲哉            1’58.44
     (タイムは非公式参考タイム)
11.#2 ZEXELスカイライン
 第1戦を失ってしまったニスモは、FRスカイラインを徹底的にデベロップして仙
台に乗り込んできた。ハイランドでは最高速が低いだけでなく、これからの夏の気温
を考えてラジエターを大型にした他、第1戦でアルコンに交換されてしまったRブレー
キも、クーリングダクトを改良して熱対策が施されたため、計画通りAPが使われる。
 FRスカイラインはフロントサスペンションに課題を抱えていたが、より大きなキ
ャンバー角がつけられるように、エクステンションアームのブラケットに改良が施さ
れて、コーナー出口でのアンダーステアを解決している。タイヤサイズは変更されず、
従来と同じ300㎜の幅のままで今後も参戦する。
12.#9 acomポルシェRSR
 金曜の午前中のM・マルティニは、ひたすら曲がらないポルシェのステアリングと
格闘することとなった。昼にノバのエンジニアによって、ショックを軟らかいタイプ
に交換したり、フロントの車高を下げる等の対策を行ったことにより、午後のマルテ
ィニは笑顔でハイランドを攻めることが出来たようだ。
 911RSRはノーズにフューエルタンクを持ち、燃料の量にハンドリングが大き
く影響されるという性質を持っているため、この敏感な性格を是正する方向で開発が
行われている。基本的な重量配分をフロントよりにするため、オイルクーラー(元々
は1個のものを2個に)をノーズに追加したり、カーボンファイバーで製作したワン
ピースのフロントカウルとサイドカバーを装備して、空力バランスをとることを試みている。
13.新たなフェラーリF40の参加
 ローラワークスとして、トヨタやプジョーの怪物マシンとSWC、で闘っていた
ユーロレーシングの残党もフェラーリF40GTの開発を行っていることが明らかに
なった。
 かつてユーロレーシングに在籍していた白阪正之氏を中心とするグループは、今年
終盤のテスト参戦を目指してF40のエンジン開発を行ってきたが、盛況であった第
1戦に触発されて、参戦スケジュールを早めて夏頃の参戦を計画している。
 彼らのF40は(N1までの改造範囲であればリストリクター装着が免除される)
今年の特例規定を使わずに、来年以降のことも考えて、31㎜×2のリストリクター
をエンジンに装着した状態で開発が行われているが、エンジン本体はF1エンジンの
開発に関わっていた、有力エンジニアが手がけている他、有力チューナーがコンピュー
ターの開発を行っている。
 この仙台でカメラカーとしてデビューするという案もあったが、準備不足のため見
送られたため、お盆に行われる第3戦の富士250キロあたりに姿を現すこととなる
だろう。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

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GT選手権Rd.2レポート1

'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                       Date 6/10
6月11日
GT インサイド・レポート             No.  1               for FMOTOR4
1.シリーズポイント  #GT1クラス
ゼッケン   エントラント            ドライバー            ポイント
---------------------------------------------------------------------------
1  #1    ホシノレーシング        影山正彦       20
2 #24   レーシングチーム中春      山路慎一/袖山誠一  15
3 #40   チームタイサン         太田哲也/鈴木恵一  12
4 #14   ムーンクラフト         服部尚貴/大井貴之  10
5 #9    ACOM RACING TEAM NOVA      M・マルティニ      8
6 #3    ハセミ・モータースポーツ    長谷見昌弘        6
2.シリーズポイント  *GT2クラス
ゼッケン   エントラント            ドライバー            ポイント
---------------------------------------------------------------------------
1 *29   KEGANI RACING          小幡 栄/上原秀郎  20
2 *70   石橋義三             石橋義三/青柳裕易  15
3 *11   吉本博雪              吉本博雪/林雅弘   12
4 *33   アムゼレーシングチーム     白鳥哲次/早川篤   10
3.ハイランド気象の読み方
 仙台ハイランドのある宮城県西部山間部の天気は、回りの山々の影響を受けて変わ
り易いばかりか、太平洋からの距離が近いため海の影響も受ける。
 特にGTレースが行われる6月中旬には、南側に梅雨前線が張り出し、雨が降り易
い状況となっている。海からの東風が吹いて冷たい空気が入ってくると雨が降るため、
東風がハイランド気象の重要なポイントである。しかし、海とハイランドの間には海
抜432mの大倉山があるため、東風が吹けば必ず雨が降るわけではなく、太平洋に
面した仙台市内で雨が降っていたとしても、ハイランドまでは冷たい空気が入り込め
ず雨は降らないこともある。
 また、夜晴れていて地表の熱が奪われ朝方に気温が下がった時も、梅雨時期には霧
が発生し易くなるため、夜晴れている時にも注意が必要である。
'94全日本GT選手権
Rd.2 仙台ハイランド                                          Date 6/11
6月11日
GT インサイド・レポート             No.  2               for FMOTOR4
4.現在のハンデウエイト #GT1クラス
ドライバー           マシン                                  ハンデウエイト
---------------------------------------------------------------------------
影山正彦             #1  カルソニック・スカイライン          30
山路慎一/袖山誠一   #24 コクピット 館林GTR              20
太田哲也/鈴木恵一   #40 タイサン ADVAN F40        10
5.現在のハンデウエイト *GT2クラス
ドライバー           マシン                                  ハンデウエイト
---------------------------------------------------------------------------
小幡 栄/上原秀郎   *29 KORG KEGANIポルシェ      30㎏
注:GT2クラスは出走が5台以下のため1位のみがハンデの対象となる。
6.フナキ・レーシング
 フェラーリF40LMでの参戦を計画しているフナキ・レーシングは、5月16日
にTIサーキットで羽根幸浩のドライブにより初テストを行った。
 テストは、700馬力を越える出力を持つF40LMの本来の能力を確認すること
と、リストリクターを取り付けた時のエンジン特性データを収集することを目的とし
て行われた。
 F40LMは強化されたカーボンシャシー、ピロボールを使用したサスペンション、
強力なダウンフォースを生むウイングとすべてがレースを意識して造られており、リ
ストリクターを取り付けない状態では、古いポルシェ962Cよりも速いペースでTI
を走り回った。
 しかし、31㎜×2のリストリクターは3リッターのターボエンジンを約6500
回転以上で無力化してしまうため、6000~8500回転というF40LMのトル
クバンドにとってはリストリクターは矛盾以外の何者でもなく、テストの最後には、
心配されたコンプレッサーの過回転により、右側のターボがブローしてしまった。
 ターボの在庫が無いためデビューは遅れているが、カムシャフトの変更等で、トル
クバンドを変える開発もデビューまでには必要となることだろう。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =

全日本F3000

F3000 レポート [Rd.2 Fuji] (2)

                  Rd.2 Fuji
           [ COSMO OIL International Formula Cup ]
                  1994.4.10
                    (2)
             《F3000レースレポート》
 ----------------------------------------------------------------------------
 ■ギルバート-スコット!初のポール・トゥ・ウイン
 Report/福田 陽一(Yoichi Fukuda)
  週の始めに日本列島を覆った春の陽気は、レース開催スケジュールを知っていたか
 の様に週末になって一変し、雨の気配は無いものの太陽が見えない気温10度という
 非常に寒い天候となってしまった。レース開始時間が近づくにつれ、幾分陽射しが見
 えはじめたものの16度という低い路面温度に変化はなかった。
  各チームは、この急激な天候の変化をどの様に予想して決勝に望んだのだろうか。
 同じく“曇り”のまま低い路面温度で戦った予選で、ポールポジションを獲得したの
 は、前回の鈴鹿に続いて、ギルバート-スコットだった。前回の鈴鹿では、ポールの
 優位を生かせず、予選3番手のチーバーにまんまと出し抜かれる恰好となったギル
 バート-スコットだけに、激戦の予選を制した意気込みは、只ならぬものがあったろ
 う。インタビューには無条件で“嬉しい”という表情を見せていたが、果して今回の
 スタートはどうなるか。
  予選2番手は、鈴鹿を3年連続で制し、今年もチャンピオンに“挑む”チーバーが
 とった。「スタート位置はあまり関係無い」と今回も勝ち進みたい意向を覗かせる
 が、当初から“レイナードの富士におけるパフォーマンス”が疑問視されていただけ
 に、彼が今回どの程度マシンの実力を証明できるかがシリーズのカギとも言える。
  そのチーバーの後ろには、前回の鈴鹿で2位に入り、童夢F104の基本性能と熟
 成度の高さを見せつけたアピチェラがつける。「今年はチャンピオンになりたい」と
 言い切るアピチェラは、昨年シリーズ第8戦のここ富士で、トップ走行中にカウルの
 留金が壊れカウルがガタつくという不運に見舞われ大きなチャンスを落としている。
 もしかしたら、アピチェラが、富士の難しさを最も知る人物かも知れない。
  予選4番手には、富士スペシャリストの鈴木。5番手には、朝のウォームアップで
 トップタイムを叩きだしていた一昨年のシリーズチャンピオン、マルティニ。そし
 て、日本人期待の影山、黒澤と続く。前回、惜しくもリタイアした星野、日本人最上
 位に入賞した服部、後半素晴らしい追い上げを見せた金石は、12番手、13番手、
 14番手と後方に沈んでいる。もっとも、富士は予選順位を鈴鹿ほど要求しないサー
 キットだけに、序盤の混戦さえうまく避けられれば、追い上げにも期待できる。
  予選上位3人の1分15秒台を除けば、4番手から、実に15番手まで全て1分
 16秒台という予選結果は、レースの凄じさを弥が上にも感じさせた。
  大混乱を予想させるレースは、皮肉にも前回のビデオでも観ている様なギルバート
 -スコットの脱落から幕を開ける。シグナルが変わって最も上手くダッシュをしたの
 は、ギルバート-スコットの真後ろに位置する3番手のアピチェラだった。アピチェ
 ラは、ギルバート-スコットがスタートダッシュに失敗する隙にイン側に滑り込む
 と、ギルバート-スコットを一気に引き離そうと1コーナーに突進する。一方、アウ
 ト側のチーバーは、ギルバート-スコットをアピチェラと挟みうちする様にイン側に
 ライン取りする。ギルバート-スコットは、そうはさせじと、1コーナー進入までに
 速度を回復、何とかチーバーだけは後方に追いやった。
  1コーナーでは、前回マシントラブルに泣いた光貞が弾きだされる様に1コーナー
 のグラベルにマシンを止める。事実確認は出来なかったが、光貞の後方で集団を抜け
 出そうとしていた星野の左前タイヤとのタイヤ同志の接触の様に見えた。これで光貞
 は、今回もまたリタイアリストの先頭に名を刻むこととなった。
  この光貞のリタイア以降、序盤にトラブルが続出した。まず、服部がサントリー
 コーナー手前でスピン。中谷がフロントウイングを壊してピットへ滑り込むと、高橋
 が最終コーナー辺りでコース脇に車を止める。2周目には、光貞と同じ1コーナー進
 入で檜井が止まりきれずにグラベルへ飛びだしてしまう。檜井はスタート前、マシン
 の調子良さをあげながら「狙っています」と言っていただけに、惜しい戦列離脱と
 なった。
  まるで不幸の神でも取りついているかの様に、またもや、ポールポジションをフイ
 にしてしまったギルバート-スコットが追うのはアピチェラだった。アピチェラはギ
 ルバート-スコットに自らの優位を見せつける様にグングンとその間隔を開いていっ
 た。オープニングラップが終了するころには、その差は2秒にも達する。依然順位は
 激しく動くが、アピチェラの優位は揺るがず。それを追うギルバート-スコットを先
 頭にした、チーバー、マルティニ、鈴木、サロが上位を形勢する。
  この上位グループで最も勢いがあるのは、4番手のマルティニだった。アピチェラ
 やギルバート-スコットに匹敵するタイムを立て続けに叩きだして、チーバーとの間
 隔をつめて、4周目には、1コーナー進入でインからチーバーをかわす。そして、更
 にギルバート-スコットが記録する1分18秒台前半のファステストラップを塗り替
 えるラップの応酬を仕掛けてくる。一方、マルティニに3番手を奪われたチーバーは
 タイムだけを見れば、後ろからやってくる鈴木よりも遅い。もっとも鈴木は、マル
 ティニとほぼ同じタイムを記録しており、チーバーも1分18秒台後半を記録してい
 る事を考えると、チーバーが遅いというより、鈴木が速いということかも知れない。
  そのチーバーを追う鈴木にチャンスが訪れたのは、10周目だった。鈴木は、1
 コーナー直前にチーバーのインを取るが、ここでは抜くまでには至らず、鈴木はチー
 バーと並走したまま1コーナーからサントリーコーナーに向かう。チーバーが譲らな
 かったのか、鈴木が攻めなかったのか。結局、鈴木は得意の富士ではチーバーという
 壁の攻略に失敗し、以降チーバーを抜く機会を得ないまま、序盤を終える。
  序盤、特に面白かったのは、7位以下の戦いだった。7周目辺りから、7位の黒澤
 を先頭にした影山、クロスノフ、星野の争いが激化しはじめる。長い富士のストレー
 トでスリップの奪いあいをする各車が周回ごとに順位を変えて最終コーナーに現れ、
 相手にラインを読まれまいとインからアウトに激しく動くその様は、春に乱舞する蝶
 の様でもあった。この中で、もっとも苦しいのはクロスノフで、必死のディフェンス
 も功を奏さず確実に順位を落としていく。一方、攻めが当たっているのは、星野だっ
 た。一気に集団を抜け出し上位に躍進しそうな勢いがある。
  2、3周後には、このグループに金石が加わって、混戦の度合いが増す。金石は、
 一気に順位をあげてきており、12周目には、7番手と8番手に落ちついた星野、影
 山に続く9番手に浮上する。一方、黒澤は10番手にまで順位を落す。
  中盤、ほぼ決まったと思われた上位形勢に思っても見なかった展開が訪れる。序盤
 4秒近くあった、トップ独走状態のアピチェラとそれを追うギルバート-スコットと
 の間隔が18周目辺りから飛躍的に詰まり始めたのだ。18周目に3秒7まで詰まっ
 たそのタイム差は、19周目に2秒1に、20周目には1秒2に、21周目にはつい
 に1秒を切るまで詰まる。その間、アピチェラは1分18秒台のタイムを記録してお
 り、上位が1分17秒台のタイムを記録しているところを見ると、優位を一気に失っ
 たのにも頷ける。
  22周目には、アピチェラもようやく1分17秒台後半のタイムを記録したが、時
 すでに遅く、17秒台前半のタイムで勢いにのるギルバート-スコットは、23周目
 のストレートで、アピチェラのインに飛び込み、速度の違いを見せつけて難なく、
 トップを奪い返した。
  終盤を迎える時点での順位は、ポールポジションスタートのギルバート-スコット
 がトップに返り咲いき、1秒後方にアピチェラ、その4秒後方にマルティニ、1秒後
 にチーバー、6秒おいて鈴木、サロ、星野、金石、影山と続く。
  この中でもっとも緊迫しているのは、鈴木、サロ、星野の5位争いだ。まず、28
 周目辺りから鈴木の真後ろについて機会を伺っていたサロが、32周目に1コーナー
 進入で鈴木をパスする。そして、鈴木の後ろで、トップのギルバート-スコットと同
 じく1分17秒台を確実に記録していた星野と鈴木の一騎討ちが始まる。
  36周目には、鈴木に追いついた星野は、機会を伺って、暫く周回を続ける。約4
 周後の40周目に1コーナーで鈴木を星野がパスし、何とか6位入賞を手に入れた。
 今、思えば序盤速いペースを維持してきた星野にもこの辺りで限界が来ていたのかも
 知れない。この時、“抜かれた鈴木”は“抜いていった筈の星野”のこの状態をいち
 早く察知したのかも知れない。間隔をほとんどあけず、鈴木は星野に再アタックをか
 ける。そして、まさかの“逆転”を抜かれた3周後になし遂げてしまう。
  一方、同じくギルバート-スコットに“逆転”されたアピチェラはそのペースを徐
 々に落としていく。37周目にマルティニに2位を奪われ、チーバーに真後ろまで迫
 られたのがなんと最終ラップだった。最後の1周に表彰台を掛けたチーバーと序盤の
 ラップリーダーの意地を見せたいアピチェラの戦いは、笑顔の表彰台上のチーバー
 と、車両保管に最も早く車を置くアピチェラに明暗を分けた。
  レースが終わると、鈴鹿の屈辱を晴らすかのような、ポール・トゥ・ウインを決め
 たギルバート-スコットが表彰台の中央に立つ。2度もポールポジションを獲得する
 力が、一度は失ったトップの座を奪い返す力が、単なる運だとは考えにくい。今年、
 ギルバート-スコットがシリーズを席巻する可能性は十分に感じられる戦いぶりだっ
 た。
  2位を得たマルティニは、安定した走りが目を引いた。もともと、派手な走りをす
 るドライバーという印象は無いが、今回もポイントとなるところでは、確実にポジ
 ションアップを果していたので、新型ローラの仕上がり如何では怖い存在になると改
 めて思い知らされた。一方、3位に入ったチーバーには話題になっていた“レイナー
 ドの富士への適合”という点についての回答が求められていた。今回のチーバーを見
 ている限り、その答えは見えてこない様に思う。鈴鹿ほど相性がいいとは思えなかっ
 たが、それにも増して、チーバーのドライビングの上手さが目についた。4位には、
 一時はトップを走ったアピチェラがつけた。アピチェラの速さは誰もが認めるとこ
 ろ、いま最も勝てる可能性を持つドライバーだと思う。そのうしろ5位には、前回に
 続いて、安定した走りを披露したサロがつけ、5位までが全て外国人ドライバーが占
 めるという状態になる。
  日本人最上位は、6位の鈴木だった。7位の星野との終盤の激しいバトルは見応え
 があった。レース終了後、星野が真先に鈴木のところに駆け寄り握手を求め、鈴木は
 ペコリと頭をさげた。その2人の姿が印象に残った。ただこのバトルが6位争いだっ
 たあたりに今年の厳しさがあるのかも知れない。8位には「追い上げるしかないん
 で」という言葉通りのレースを行った金石が入った。今後、金石が予選上位に入った
 時の活躍は見逃せない。今回は、黒澤、服部が下位に沈み、最後まで上位を狙ってい
 た影山はリタイアに終わった。
  シリーズを2戦を終了して、早くも2人目の勝者が誕生した。もちろんシリーズは
 始まったばかりだ。チーバー、ギルバート-スコットやアピチェラ、マルティニ、サ
 ロが一歩リードしているものの、これから性格の違うサーキットでの転戦が続く。例
 えば、シリーズが再びここ富士に戻ってきた時に彼らがリーダーである保証は一切無
 い。それがこのシリーズの厳しさの証なのかも知れない。
 ----------------------------------------------------------------------------
 ☆ 文中に使用しました周回数やタイムには、計時モニターに表示されたものを目視
  にて読み取りしたものが含まれておりますので、必ずしも公式の記録及び結果とは
  一致しない旨ご承知置きください。
 ----------------------------------------------------------------------------
 《次戦の予定》
   Rd.3 Mine  [ F3000 MINE ALL STAR ] 1994.5.8
 《次回レポートの予定》
   Rd.4 Suzuka  [ MILLION CARD CUP RACE Round2 SUZUKA ] 1994.5.22
   次回は、第4戦の模様を鈴鹿サーキットからお送りする予定です。
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                        レポート/福田 陽一(NBG01300)

全日本F3000

F3000 レポート [Rd.2 Fuji] (1)

                  Rd.2 Fuji
           [ COSMO OIL International Formula Cup ]
                  1994.4.10
                    (1)
               《サーキットの情景》
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 ■大逆転
 Text/福田 陽一(Yoichi Fukuda)
  表彰台の中央で、本当に嬉しそうな笑顔を見せるギルバート-スコットのこの勝利
 をポール・トゥ・ウィンという言葉で表現してしまうには、余りにも惜しい気がす
 る。もちろん、この言葉が決して“楽勝”を意味しているので無いことは当然、理解
 しているつもりだ。
  ギルバート-スコットは「鈴鹿はポールポジションをとったのに勝てなかった」と
 振り返る。今回、彼は自身の悔しさと、富士にかける意気込みの証として、再びポー
 ルポジションを獲得したのだろう。とは言っても、たった1秒や2秒の中に10数人
 のドライバーがひしめき、タイヤの新ルールで不確定要素の多い激戦の予選で、2度
 も続けてポールをとる事が只事で無い事は容易に想像できる。
  前回の鈴鹿での失敗を2度と繰り返すまいと、自ら再挑戦の舞台を用意した彼に
 とって今日のスタートでの失敗はどれほどの失意であったことだろう。おそらくその
 失意の中、彼は諦めずアピチェラを追いつづけたのだろう。そして、訪れたチャンス
 を決して見逃さず、自らの勝利に結びつけた。
  もしかしたら、ギルバート-スコットがこの時、奪いとったのは、スタート時に
 失ったものだったかも知れない。さもなければ、1カ月前の鈴鹿で失ったものだった
 かも知れない。それは全て彼の失敗で彼の手元を去ったに過ぎないものだったかも知
 れない。失敗を取り戻したに過ぎないのかも知れない。
  たとえそうだとしても「2番手を走っている時は、優勝出来るなんて思わなかった
 よ」と明るく笑う彼に、称賛の言葉を送ろうではないか。
  そう「ギルバート-スコットおめでとう。“大逆転ポール・トゥ・ウィン”」と。
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 ☆ 詳しいレースの模様は、 (2)《F3000レースレポート》をご覧ください。
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                           文/福田 陽一(NBG01300)

全日本F3000

F3000 速報   [Rd.2 Fuji]

                  Rd.2 Fuji
           [ COSMO OIL International Formula Cup ]
                  1994.4.10
             《F3000速報レポート》
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 ■ギルバート-スコット!富士でポール・トゥ・ウイン
 Report/福田 陽一(Yoichi Fukuda)
  1994年全日本フォーミュラ3000シリーズの第2戦「コスモ石油インターナ
 ショナルフォーミュラカップF3000」は、4月10日、静岡県の富士スピード
 ウェイで行われ、前回(鈴鹿)に続き予選1番手を得たアンドリュー・ギルバート-
 スコット(STP-LOLA MCS)が、ポールポジションからスタート。一時
 は、予選3番手スタートのマルコ・アピチェラ(トライダンロップ童夢F104)に
 トップの座を奪われたものの、23周目に再びトップに返り咲いてそのままチエッ
 カーを受け優勝を飾った。
  前回、優勝のロス・チーバー(JVC REYNARD 94D)は、予選2番手
 からのスタートを生かせず、序盤苦しい戦いを強いられていたが、最終周までもつれ
 込む粘りの走りで、3位をもぎ取って、初戦勝者の意地を見せた。一方、最終周で、
 ロス・チーバーに抜かれたマルコ・アピチェラは、序盤の好調さを結果に残せず、4
 位に終わった。
  表彰台に第1戦、第2戦の勝者と共に登ったのは、今シーズンの新型ローラの完成
 度をアピールするかの様に2位を得たマウロ・マルティーニ(acom LOLA
 T94)。5位には、ミカ・サロ(5ZIGEN LOLA T93)がつけ、上位
 5人は全て外国人選手が占めた。
  日本人最上位は、この5人に続いた6位の鈴木利男(LOLA T93)。前回、
 惜しくもリタイアを記した星野一義(NISSEKI LOLA T92)との激し
 いバトルの末、6位と7位を分けたかたちとなった。
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 ☆ 詳しいレースの模様は、後ほど『F3000 レポート』でお伝えします。
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                             福田 陽一(NBG01300)

Japanese F3

F3-Rd.2:決勝レポート

  1994年 全日本F3選手権シリーズ第2戦 決勝レポート
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 ポールポジションの中野信治が、スタートの遅れを見事に挽回し、優勝を飾っ
た。
 朝から4月とは思えない曇り空、風も冷たくF3のスタート前の気温は7度。
 15時20分、タイムスケジュールより10分遅れでフォーメーションラップが開
始された。各マシンとも、リアウィングを低い位置にマウントする「富士スペ
シャル」のセッティングである。
 15時24分、シグナルがグリーンに変わり、スタートが切られた。ここで、
#13中野信治が出遅れてしまい、5位にまで順位を下げる。1コーナーにトッ
プで飛び込んだのは#3リチャード・ディーン。以下、#8 高木 虎之介、
#100 羽根 幸浩と続く。
 #8高木は早くも、#3ディーンを捉えようと揺さぶりをかける。
 2周目、#100羽根が1コーナー手前で#8高木を抜いて2位に。#13中
野は4位に上がる。その後ろを#11田嶋 栄一、#16影山 正美が追いかける。
 開幕戦のウィナー、#33道上 龍は遅れてしまい、セカンドグループに飲み
込まれている。
 3周目、ストレートで#100羽根がトップに立つが、1コーナーの飛び込
みで、#3ディーンがアウトから被せて、再びトップに立つ。#13中野は#8
高木を抜いて3位に浮上。
 #100羽根がヘアピンでスピン、再スタートするも大きく順位を落として、
優勝戦線から脱落する。
 4周目、2位争いが激しさを増し、1コーナーで6台が一団となって飛び込
む。1コーナーの通過順位は、#3ディーン、#13中野、#11田嶋、#7ミハ
エル・クルム、#17ラッセル・インガル、#16影山、#8高木。
 #13中野はディーンに接近をはじめる。
 5周目、#3ディーンと#13中野の差が0.8秒にまで詰まる。
 6周目、#13中野が#3ディーンを抜きトップ。少しづつ、2位との差を広
げはじめる。2位の#3ディーンと3位の#11田嶋の差は、2秒ほどに開いて
いる。1コーナーで#16影山が#17インガルを交わそうとするが、押さえこま
れる。
 7周目、3位を争って、5台が1コーナーに飛び込む。#16影山がインから
隙をうかがうが押さえられる。この周回は#17インガルが3位を取る。以下、
#11田嶋、#7クルム、#16影山、#8高木の順。
 8周目、トップの#13中野はリードを1秒35に広げる。
 9周目、3位は#11田嶋と#17インガルが1コーナーを並んでクリア。サン
トリーコーナーは、#11田嶋が制する。
 10周目、#16影山が1コーナーでやや強引にインに飛び込み、#7クルム、
#8高木を交わして5位へ。
 12周目、いったん間隔が開いたとおもわれた3位グループが再び接近をはじ
める。インに#17インガルがつけて、#11田嶋をパス。5位争いの#7クルム
と#16影山が、1コーナーを並走する。
 13周目、#13中野は2位に6秒もの大差をつけて独走状態。3位争いは、#11
田嶋が1コーナーで大外刈りを決めて、#17インガルをパス。5位#7クルム、
6位#16影山。
 3位グループからやや遅れた8位争いは、#62早田 岳史、#64田中 哲也、
#33道上によって争われている。
 14~16周目、#11田嶋と#17インガルは毎週順位を入れ替えながら、バトル
を続けている。
 17周目、#17インガルが突如スロー走行。3位#11田嶋、4位#7クルム、
5位#16影山、6位#8高木、7位#64田中、8位#62早田、9位#33道上の
オーダー。
 #73川本 篤が1コーナー出口でストップし、1コーナーにイエローフラッ
グが提示される。
 18周目、1コーナー手前で、#16影山が#7クルムをパスして4位。ヘアピ
ンでは、#8高木が#7クルムに追いつき、並走状態となるが抜くことは出来
ない。
 20周目、1コーナーのイエローフラッグが解除される。
 1位#13中野と2位#3ディーンは、それぞれ11秒以上の差をつけて、不動
の地位を築いている。
 #16影山がわずかな隙を突いて、#11田嶋を抜くが、#11田嶋も譲らずAコ
ーナーで3位を奪いかえす。
 ファイナルラップ、1コーナーで#7クルムが思い切ったブレーキングを行
い、#11田嶋と#16影山を一気にパス。#16影山も#11田嶋を交わすが、また
もAコーナーまでに抜きかえされる。
 #33道上は#64田中を抜いて7位へ。
 そしてフィニッシュ。
 最後までペースを緩めることなく走り切った#13中野 信治が堂々の優勝。
以下、#3リチャード・ディーン、#7ミハエル・クルム、#11田嶋 栄一、
#16影山 正美、#8高木 虎之介のオーダーとなった。
 F3デビュー以来、その才能を認められながらも、なぜか優勝を得ることが
出来なかった中野 信治。今回の勝利によって、そのプレッシャーから開放さ
れた彼は、今シーズンの台風の目となるだろう。
 そして、インターF3を思わせるバトルを繰り広げたF3ボーイズ達。今シー
ズンのF3からは、目が離せなくなることは間違いない。
レポート/進藤 泰昭(GEA00555)

Japanese F3

JF3:筑波F3Bグループ総合結果

全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1993-04-17)  Qualify-Session B Group
For All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット:(2.045km)
P No. Driver---------------- Car ---------------- Best-LapT  Behind -km/h-
1  18 R.リデル         Tom's 033F/Toyota           52.412         140.464
2   8 高木 虎之介       Tom's 033F/Toyota           52.479   0.067 140.285
3   9 田中 哲也        Tom's 033F/Toyota           52.577   0.165 140.023
4  95 早田 岳史       Bowman BC-3/Mugen           52.614   0.202 139.925
5  62 柴原 眞介         Tom's 032F/Toyota           52.678   0.266 139.755
6  45 山本 勝巳         Dallara 393/Mugen           52.910   0.498 139.142
7  36 藤村 満男         Dallara 393/Mugen           52.923   0.511 139.108
8  55 高村 一明         Reynard 933/Mugen           52.937   0.525 139.071
9  25 田嶋 栄一      Ralt RT37/Mugen             53.501   1.089 137.605
10   6 望月 英弘         Activ TA31/Toyota           53.845   1.433 136.726
11  73 川本  篤         Reynard 923/Mugen           54.015   1.603 136.295
12  51 大宮 嘉信     Dallara 392/Mugen           54.051   1.639 136.205
------------------------- DNQ ----------------------------------------------
13  39 高西 文雄     Reynard 923/Toyota          54.179   1.767 135.883
14   2 水木 一智      Tom's 032F/Toyota           54.435   2.023 135.244
97 小田切 健         Dallara 392/                ------
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