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2011年9月

Japanese F3

JF3:第14戦SUGO決勝ベストラップ(第16戦スタート順)

全日本F3 -RIJ- (2011/9/24) Best Lap Order Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.225--177.27
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.2880.0630.063177.12
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'15.3570.1320.069176.96
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'15.6610.4360.304176.25
536Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.9880.7630.327175.49
622N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'16.6991.4740.711173.87
719Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'16.7671.5420.068173.71
88N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'16.8701.6450.103173.48
920Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'16.8911.6660.021173.43
1023N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'17.0811.8560.190173.00
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'17.4242.1990.343172.24
1237N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE1'17.5002.2750.076172.07
136N小泉 洋史ハッピーチョコレートF306DALLARA F3063S-GE1'18.3323.1070.832170.24
1477N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'19.3324.1071.000168.10

Japanese F3

JF3:第14戦決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

■Cクラス
優勝 山内英輝(ハナシマ)
f3_r14_r_pc_yamauchi  「今日はスタートで上手くトップを守ることが出来て、その後は、明日の第16戦決勝のスタート順位が決まるレースでもあったので、特に最初の3~4周は本気でプッシュしたのですが、それでもファステストを(関口雄飛選手に)獲られてしまったのが、凄く悔しいです。レースは、今回は後ろとの間合いを見ながら走っていたんですが、後半は後ろが全然ついて来れなかったようなので、最後はそれに合わせて走っていました。そのあたりのコントロールは今回出来ていたと思います。今週末、僕が3勝した上で安田選手、関口選手がポイントを落とさないと厳しい状況だったことは分かっていたのですが、それは今までのレースで自分がポイントを落としていたせいなので、それは仕方ないと思っています。今回2連勝できたので、3連勝、4連勝できるように集中したいと思います」
決勝2位 安田裕信(スリーボンド)
f3_r14_r_pc_yasuda  「昨日から予選まで不調で速さはなかったんですが、レースはうまくまとめられて最低2位という自分たちのチームの目標は達成できました。ベストラップが4番手でした。今日はスタートをミスったんですが、スタートですごく順位が変わるので、あしたはスタートに集中して最後2戦は精いっぱいがんばりたいと思います。このレースは最終戦のグリッドということで、ぼくの場合はピットインとかできないので、ニュータイヤで行って前半タイヤのおいしいときに付いてタイムを出せないので、1周目、2周目でわざと引き離して、3周目にベストを狙ったんですが、トップとはコンマ3くらい遅くて、ポールは取れませんでした。その後はリチャード選手のペースが遅かったので、余裕はあったんですが、抜きにいって当たるのも恐いし、様子をうかがいながら走りました。あしたはスタートしてみないと分からないですが、スリーボンドが10年間やってきてチャンピオン争いができているということで、チーム状態も良くなってきているので、チャンピオンシップを考えながら走りたいと思います」
決勝3位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r14_r_pc_sekiguchi  「予選が11位だったのでファステストを取って、2レース目にかけ、今日のレースは捨てようと思っていました。新品タイヤでみんないくとは予想していなかったので、ラスト5周でピットインして新品に替えて、レースを捨ててポール取ろうと思ったんですが、中古でスタートして序盤けっこういいペースで、追い上げて、4、5周目あたりにクリアになったので、プッシュして、その周、例ボーコーナーでニュートラルに入ってしまったのにベストラップが取れて、ええ? これで取れたのと思って次の周もう1周いったら、もうタイヤが終わっていてタイムが出ませんでした。トムスの外国人も消えてしまって、ピットに帰る理由も亡くなりました。もう2レースしかなく、ここから挽回するのは厳しくて、最初の予選時点でもう厳しいのは分かっていたので、あしたは2レースともポールスタートだし、2連勝を決めて気持ちよく終われればいいかなと思います」
■Nクラス
優勝 千代勝正(NDDP)
f3_r14_r_pc_chiyo  「ポールからスタートがうまく決まって1コーナーに入ったんですが、Cクラスのマシュー選手がアウトから並ぶ感じで、無理してもしかたがないので抜かれてしまいました。ペースは自分の方が速かったので、前半飛ばして第16戦のポールを取りたかったのですが、10周くらい引っかかっていて、マシュー選手がペナルティでピットインしたので、その後は、プッシュしてタイムを縮め、グリッドをいい位置に着けたかったんですが、タイヤのおいしいところでアタックできなかったので、17秒0しか出せなくて、日曜日は4番手ですし、あしたのことを考えるとまだまだ安心できないなという気持ちです。もう2レースしかないのであしたも野尻選手が前の方にいっているので、レースで勝つしかないですね。決勝のクルマは良かったので、この調子であしたもがんばりたいと思います」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r14_r_pc_nakayama  「スタートはCクラスをはさんで3番手で、野尻選手をパスすることができて、1周目はペースが良かったので、千代選手に絡めるかなと思ったんですけど、そこまではいけませんでした。予選から路面が変わってタイムが全然出なくなって、タイヤがいいところで全然タイムが出なくて、後半は千代選手に置いて行かれてしまったんですが、そこまで悪くなかったので、あしたもいい結果を残したいと思います。あしたは野尻選手の前でゴールしないことにはポイントも縮まらないし抜くこともできないので、あしたのレースは2つともいい結果を残せるようにそれだけ考えて行こうと思っています」
決勝3位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r14_r_pc_thompson  「いいレースでした。スタートも5位から始まって3位というのは、満足しています。今日の段階でチャンピオンの可能性はなくなりましたが、岡山の段階で、また前回の鈴鹿のキャンセルもあって、チャンピオンシップを取るということはないだろうと思っていました。自分のできることをするだけです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第6戦SUGO公式予選記者会見 上位3名のコメント

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ポールポジション 大嶋和也(ルマン)
fn_r06_q_pc_oshima  「もてぎで速く走れず、なんとかしようとチームと相談して、かなりセッティングを変更して鈴鹿に行ったんですが、走ることができませんでした。SUGOに向けてルマンは去年の実績もあるし、去年の状態で行くかという話しもあったんですが、新しいセットで行こうということになりました。ちょっと不安もあったんですが、走り始めから調子が良くて、セッティングを変更しないまま予選まで行ってポールを取れたので、いいクルマを作ってくれたチームに感謝しています」
予選2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r06_q_pc_lotterer  「フリー走行ではニュータイヤを使いませんでした。Q1で始めて使ったんですが、思ったより良くなくて、少しずつ調整してQ2はなんとかOKでしたが、完ぺきではありませんでした。Q3でも調整をしていい感じになりました。富士でも、もてぎでもそうなんですが、ポールポジションを逃したのできっとぼくは呪われているんだと思います。明日はいいポジションで、ライバルたちは後ろの方だし、その点ではいいアドバンテージを取れたと思います。でも、一番の的はいま隣にいる彼(大嶋)です」
予選3位 塚越広大(ダンディライアン)
fn_r06_q_pc_tsukakoshi  「午前中のセッションはクルマが良かったので、それを基に予選に臨みました。特に大きな問題はなく、自分がうまく乗れれば上位には行けると思ってたんですが、最終的にはもうちょっといい方法があったのかなと思います。最後は自分のアタックラップが終わった後にクルマの方から煙が出てきたので、走れれば帰ろうかなと思ったんですが、パワーもなくなったので、止めるしかありませんでした。3番手なのであしたは挽回できるようにがんばりたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第14戦SUGO決勝 Cクラスは山内英輝が独走優勝、Nクラスは千代勝正がポールトゥウイン!

 全日本F3選手権第14戦は24日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、18周を回ってCクラスは山内英輝(ハナシマ)が、Nクラスは千代勝正(NDDP)が優勝した。

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 決勝レースは15時35分にフォーメーションラップが始まる。スタートは、予選2位のリチャード・ブラッドレー(トムス)の出だしが良く、ポールシッターの山内英輝(ハナシマ)に並びかけるが、山内がこれを退けホールショットを奪って1コーナーを抜ける。

 今日の山内は絶好調。1周目には2位以下を1秒5離してコントロールラインを通過すると、その後も手綱を緩めることなく後続を引き離しにかかる。レース中盤の9周目には2位ブラッドレーとの差を5秒あまりと広げると、最終的には2位以下を10秒以上ちぎって独走優勝を飾った。

 安田裕信(スリーボンド)は3位でレースを始めたが、抜きあぐねていた2位のブラッドレーが14周目のハイポイントコーナーでコースアウトしたため2位に繰り上がり、この順位でレースを終えた。

 予選で総合11位と後方に沈んだ関口雄飛(B-MAX)は、怒濤の追い上げをみせる。1周目に総合の9位でコントロールラインに戻ってくると、2周目には同7位、4周目には同5位、5周目には同4位とジャンプアップ。7周目にはこのレースのファステストラップとなる1分15秒255を叩き出し、3位を走る安田を追うが、その差は5秒と大きい。結局、安田を捉えることはかなわず、ブラッドレーのコースアウトで3位に繰り上がりレースを終えることとなった。

 Nクラスはポールシッターの千代勝正(NDDP)がホールショットを奪う。2位に中山雄一(トムス)、3位にギャリー・トンプソン(KCMG)と続く。予選クラス2位でポイントリーダーの野尻智紀(HFDP)は4位と苦しい位置でレースをスタートすることとなった。

 クラストップの千代は前を走るCクラスのマシュー・ハウソン(KCMG)に詰まり、一時中山、トンプソン以下に迫られるが、ハウソンがジャンプスタートでドライビングスルーペナルティを受けピットインし、前が開けるとペースアップ。最終的にクラス2位の中山を4秒以上離して優勝を果たした。2位には中山が、3位にはトンプソンが入った。

 第15戦決勝は明日25日8時30分より25周で、つづいて第16戦最終戦は12時35分より同じく25周で争われる。

 Cクラス、Nクラスとも明日、ドライバーズチャンピオンが決定する。今シーズンの栄冠はどのドライバーの頭上に輝くことになるのだろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第6戦SUGO公式予選 大嶋和也が自身2度目のポールポジションを獲得!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦は24日、スポーツランドSUGOでノックアウト方式の公式予選を行い大嶋和也(ルマン)がポールポジションを獲得した。2位にはアンドレ・ロッテラー(トムス)が、3位には塚越広大(ダンディライアン)が入った。

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 午後になってもスポーツランドSUGOは秋晴れの快晴。最終コーナーから1コーナーに向けて心地よいフォローの風が吹いている。

 Q1は予定どおり1時20分より20分間で始まった。序盤、大嶋和也(ルマン)が1分8秒267でトップに着け、2位にはアンドレ・ロッテラー。しかし、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が3位に上がった直後の1コーナーでコースアウト。マシン回収のため赤旗が提示された。

 14時2分、残り12分5秒で予選は再開された。

 予選残り5分を切ったあたりで各マシンがニュータイヤを投入してアタックのためコースイン。まずは、石浦宏明(キグナス)が1分8秒213でトップ立つ。これを逆転したのは1分8秒140で伊沢拓也(ダンディライアン)。そして僚友の塚越広大(同)がこれを上回り、7秒台に入る1分7秒721でトップに。さらに最後に来たのが大嶋で1分7秒591。トップでQ1通過を果たした。2位には塚越が、3位には伊沢とダンディライアン勢が続いた。

 Q1でノックアウトされたのは、アレキサンドレ・インペラトーリ(KCMG)、アンドレア・カルダレッリ(コンドー)、嵯峨宏紀(ルボーセ)の3台で、予選順位13位以降が決定した。

 Q2はQ1から10分のインターバルをおいて7分間。まず、トップに立ったのアンドレ・ロッテラー(トムス)で1分7秒978といきなり7秒台に入れてきた。これを上回ったのが今回好調のダンディライアン勢の一角、伊沢。1分7秒634でトップに立つ。

 さらに石浦が1分7秒573でトップを奪うと、今回もこれを上回ってきたのが大嶋。1分7秒247を叩き出し、Q1に続きこのセッションもトップで締めくくった。2位には塚越が上がり、3位には石浦と続いた。

 このセッションでノックアウトされたのは、小林崇志(リアル)、平手晃平(インパル)、国本雄資(セルモ)、Q1でコースアウトし、オフィシャルの手を借りたためQ2に出走できなかったオリベイラがノータイムとなり、この4台。予選順位9位から12位が決定した。

 Q3がQ2から10分のインターバルをおいて始まる。ここでもロッテラーが最初にアタック。1分7秒247でトップに立つ。これを上回ったのがこの予選好調の大嶋で1分7秒125。ロッテラーもさらにタイムを伸ばすが1分7秒131と大嶋に1000分の6秒及ばず2位。

 ここで1分7秒346と3位のタイムを出した塚越がスローダウンして3コーナーアウトでマシンを止めたためこの予選2回目の赤旗が提示された。

 Q3は14時57分から残り2分で再開された。トップ勢は出走せず、コー水したのは中嶋一貴(トムス)、山本尚貴(無限)、小暮卓史(ナカジマ)の3台。赤旗時点で8位に着けていた山本が7位の中嶋一貴の前に出、逆転に成功した。

 この結果、ポールポジションは大嶋で自身2度目。2位にはポイントリーダーのロッテラーが入り、3位には塚越が続いた。

 ロッテラーとチャンピオンシップを争う中嶋一貴は8位、オリベイラは12位となり、この2人には厳しい予選となってしまった。

 決勝レースは明日25日、14時30分より68周で争われる。

 ※なお、予選終了後、山本が赤旗提示中に追い越しをしたため、7グリッド降格のペナルティ課されることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦SUGO決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2011/9/24) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1822'54.448
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1810.096
350C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1812.386
423N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1831.561
537N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE1835.896
620Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1836.907
78N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1838.250
822N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1840.841
97N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1845.952
106N小泉 洋史ハッピーチョコレートF306DALLARA F3063S-GE181'08.501
1177N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE171 Lap 
1236Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE171 Lap 
131C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE171 Lap 
1419Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE162 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.50 関口雄飛(B-MAX) 1'15.225 (7/18) 177.272km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.22 佐々木大樹(NDDP)1'16.699 (4/18)
  • CarNo.19は、2011年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条違反(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon

FN:第6戦SUGO公式予選総合結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2011/09/24) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
17大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.5911'07.2471'07.125
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.3461'07.7371'07.131
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.7211'07.5151'07.246
48石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'08.2131'07.5731'07.313
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'08.1401'07.6341'07.330
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'08.1941'07.7171'07.927
7*16山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'08.4751'08.1701'07.999
837中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6491'08.1061'08.120
910小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'08.2351'08.238
102平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.4431'08.265
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'08.6441'08.402
121ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.411Absence
1318アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'08.711
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'08.750
1531中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'09.010
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'09.547
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(赤旗提示後の追越し)により、予選結果より7グリッド降格のペナルティを課す。

Formula Nippon

FN:第6戦SUGOノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2011/09/24) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
17大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.125--198.66
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'07.1310.0060.006198.65
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.2460.1210.115198.31
48石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'07.3130.1880.067198.11
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.3300.2050.017198.06
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'07.9270.8020.597196.32
716山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'07.9990.8740.072196.11
837中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.1200.9950.121195.76
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

Formula Nippon

FN:第6戦SUGOノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2011/09/24) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
17大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.247--198.30
241塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.5150.2680.268197.52
38石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'07.5730.3260.058197.35
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.6340.3870.061197.17
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'07.7170.4700.083196.93
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'07.7370.4900.020196.87
737中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.1060.8590.369195.80
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'08.1700.9230.064195.62
---- 以上Q3進出 ----
910小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'08.2380.9910.068195.42
102平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.2651.0180.027195.35
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'08.4021.1550.137194.96
121ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8KAbsence---
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

Formula Nippon

FN:第6戦SUGOノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2011/09/24) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
17大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.591--197.29
241塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.7210.1300.130196.92
340伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'08.1400.5490.419195.70
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'08.1940.6030.054195.55
58石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'08.2130.6220.019195.50
610小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'08.2350.6440.022195.43
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.3460.7550.111195.11
81ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.4110.8200.065194.93
92平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.4430.8520.032194.84
1016山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'08.4750.8840.032194.75
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'08.6441.0530.169194.27
1237中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.6491.0580.005194.25
---- 以上Q2進出 ----
1318アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'08.7111.1200.062194.08
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'08.7501.1590.039193.97
1531中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'09.0101.4190.260193.24
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'09.5471.9560.537191.75
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'12.3224.7312.775184.39
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

Japanese F3

JF3:第15戦SUGO公式予選 Cクラスは関口雄飛が、Nクラスは野尻智紀がポールポジション!

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 全日本F3選手権第15戦は24日、スポーツランドSUGOで公式予選を行いCクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは野尻智紀(HFDP)がポールポジションを獲得した。

 第15戦公式予選は、第14戦が赤旗で中断されたため、12時16分から10分間で争われた。前の予選でコースアウトした蒲生尚弥(トムス)とフロントウィングが脱落するというトラブルに見舞われた三浦和樹(HFDP)は出走できず12台での争いとなった。

 ここでは関口雄飛(B-MAX)が逆襲。1分14秒954とただ1人14秒台に入りポールポジションを獲得。2位には山内英輝(ハナシマ)が入り、関口とチャンピオンシップを争っている安田裕信(スリーボンド)は3位とやや出遅れた。

 Nクラスは、野尻智紀(HDFP)が1分16秒448でクラスポールポジション。クラス2位にはCクラスのマシュー・ハウソン(KCMG)をはさんで、野尻とチャンピンシップを争っている中山雄一(トムス)、クラス3位は千代勝正(NDDP)となった。

 第14戦決勝は明日24日、8時30分より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦公式予選 Cクラスは山内英輝が、Nクラスは千代勝正がポールポジション!

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 全日本F3選手権第14戦は24日、スポーツランドSUGOで公式予選を行いCクラスは山内英輝(ハナシマ)が、Nクラスはが千代勝正(NDDP)ポールポジションを獲得した。

 第14戦公式予選は11時45分から10分間。SUGO上空には雲が増えてきたが、日差しも強くなりさわやかな気候となってきた。

 予選は大混乱。各マシンまだ本格アタックを始めていなかった開始6分あたり、蒲生尚弥(トムス)がS字でコースアウト。このためマシン回収のため赤旗が提示され予選は中断されることとなった。

予選は12時3分から残り3分間で再開され、各マシン1ラップでのタイムアタックとなる。

 ここでトップタイムを記録したのは今大会からレースアニメのカピタがスポンサーに付いたCクラスの山内英輝(ハナシマ)。1分15秒300を叩き出しポールポジションを決めた。2位には安田裕信(スリーボンド)が、3位はリチャード・ブラッドレー(トムス)が入った。

 安田とチャンピオンシップを争っている関口雄飛(B-MAX)は、なんと総合11位、Cクラス5位と下位に沈んでしまった。

 Nクラスは再開後、野尻智紀(HFDP)がトップに立ったが、これを千代勝正(NDDP)が1分16秒600で逆転しクラスポールポジションを決めた。クラス2位には野尻が、同3位には中山雄一(トムス)が入った。

 第14戦決勝は本日24日、15時25分より14周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第15戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2011/9/24) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 15 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'14.954--177.91
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.0750.1210.121177.63
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'15.5800.6260.505176.44
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.6430.6890.063176.29
58N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'16.4481.4940.805174.44
619Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'16.5241.5700.076174.26
737N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE1'16.5441.5900.020174.22
823N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'16.5491.5950.005174.21
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'16.5771.6230.028174.14
1020Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'16.6801.7260.103173.91
116N小泉 洋史ハッピーチョコレートF306DALLARA F3063S-GE1'17.9382.9841.258171.10
1277N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'18.8203.8660.882169.19
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'22.7237.7693.903161.20
-1C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FEAbsence---
-7N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GEAbsence---

Japanese F3

JF3:第14戦SUGO公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2011/9/24) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 14 スポーツランドSUGO 3.704256 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'15.300--177.10
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'15.7560.4560.456176.03
336Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'16.0360.7360.280175.38
423N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'16.6001.3000.564174.09
519Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'16.9491.6490.349173.30
68N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'16.9911.6910.042173.21
737N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE1'17.0141.7140.023173.15
822N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'17.0771.7770.063173.01
920Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'17.1071.8070.030172.95
106N小泉 洋史ハッピーチョコレートF306DALLARA F3063S-GE1'17.8742.5740.767171.24
1150C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE1'18.5083.2080.634169.86
121C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'19.2543.9540.746168.26
1377N野呂 立CMS☆WAKOS☆F306DALLARA F3063S-GE1'20.6825.3821.428165.28
147N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'22.4527.1521.770161.73
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'23.2677.9670.815160.15

Formula Nippon

FN:第6戦SUGOフリー走行1回目 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップタイム!

 全日本フォーミュラ・ニッポン第6戦が24日、スポーツランドSUGOで開幕。9時から1時間にわたって行われたフリー走行では、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップタイムを記録した。

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 仙台地方は朝から快晴、雲もほとんどない好天の秋晴れのなか9時より1時間のフリー走行が行われた。気温は17度。

 開始15分過ぎ、まずはポイントリーダーのアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分8秒779でトップタイムを出し、フリー走行をリード。2位には塚越広大(ダンディライアン)、3位に石浦宏明(キグナス)、4位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)と続きここまでが1分8秒台。

 開始25分過ぎ、オリベイラが1分8秒250でトップに上がってきた。ロッテラーもタイムを1分8秒291まで詰めたが2位に落ちる。3位に塚越で、4位に小暮卓史(ナカジマ)が上がる。

 フリー走行も余すところ20分あまり。ここで塚越が1分8秒116を出しトップに躍り出る。2位オリベイラ、3位にロッテラー。

 予選終了まで残り4分あまり。ここでピットインしていたマシンが続々とコースイン。予選に向けたシミュレーションが始まる。まずは、ロッテラーが1分8秒071でトップに立つと、石浦が1分7秒404がトップを逆転。さらに、大嶋和也(ルマン)が来た。1分7秒389。しかし、塚越が1分7秒188で再びトップに浮上。ここでチェッカー。トップ争いはまだまだ終わらない。最終的にはオリベイラが1分7秒143と僅差で塚越を逆転して、トップに立ちフリー走行を締めくくった。

 ポイントリーダーのロッテラーは6位、同ポイントでチャンピオンを争う中嶋一貴(トムス)は10位と振るわなかった。

 公式予選は本日24日、13時40分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第6戦SUGOフリー走行1回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2011/09/24) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'07.143--198.61
241塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'07.1880.0450.045198.48
37大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'07.3990.2560.211197.86
48石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'07.4040.2610.005197.84
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'07.7630.6200.359196.79
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.0710.9280.308195.90
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'08.1501.0070.079195.68
840伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'08.3541.2110.204195.09
916山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'08.3791.2360.025195.02
1037中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'08.5881.4450.209194.43
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'08.6061.4630.018194.38
1210小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'08.6231.4800.017194.33
1331中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'09.2122.0690.589192.67
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'09.3122.1690.100192.40
1518アレキサンドレ・インペラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'09.6462.5030.334191.47
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'09.7012.5580.055191.32
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'11.8434.7002.142185.62
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'05.843

Japanese F3

JF3:第14-16戦SUGO 山内英輝がcapetaカラーで走行! (PLANEX Hanashima Racing)

全日本F3 Rd14 & Rd15 & Rd.16菅生ラウンドで山内英輝が"capeta(カペタ)"カラーで走行!

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社では、月刊少年マガジン(講談社 刊)で連載中の曽田正人氏のレース漫画『capeta』で、主人公カペタがドライブするダラーラF308の1/43スケールミニチュアカーを2011年12月末に発売いたします。それを記念して9月24日から25日にかけてスポーツランドSUGOで開催される全日本F3選手権Rd14 & Rd15 & Rd.16でPLANEXハナシマ・レーシング山内英輝選手のマシーンを『capeta』カラーにスペシャルペイントして出場する事になりました。応援よろしくお願いします。

山内英輝選手のコメント
 今回、曽田先生の『capeta』の熱烈なファンとして、最終戦を『capeta』カラーで走る事ができて嬉しく思います。これをきっかけに全日本F3選手権が盛り上がり、多くの子供たちがレースに興味を持ってくれれば良いと思っています。菅生では、逆転タイトル奪取に向けチーム一丸となって頑張ります。どうぞ応援よろしくお願いします!

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©2011/曽田正人・講談社

PLANEX ハナシマ レーシング プレスリリース

SUPER GT

SGT:第6戦富士 今季初登場のRn-sports JIMGAINER F430は22位 (JIMGAINER)

  • FUJI GT 250km RACE
  • Rn-sports JIMGAINER F430
  • 観客動員数:予選日15,800人・決勝日:27,800人
  • 予選:16位・決勝:22位
  • Dr:Masayuki UEDA / Masataka KAWAGUCHI

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  • 2011年9月10日(Sat)
  • 9:15~11:00 FREE PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:26℃ 路面温度:32℃
  • 13:00~13:35 FIRST QUALIFYING PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:34℃ 路面温度:43℃
  • 14:45~ SUPER LAP QUALIFYING 天気:FINE 路面状況:Dry 気温:31℃ 路面温度:41℃

 2011年シリーズもこの富士戦を入れて残り3戦となりました。今回から10号車も参戦が決まり、2台体制でJIMGAINERは戦って参ります。マシンは昨年11号車で1年間使用し、JAFグランプリでも優勝を果たしたFIA-GT2のF430になります。

 10号車に乗車するのは、2009年度JIMGAINERから参戦しておりました植田正幸、川口正敬が再度ペアを組み、S耐同様プロに挑戦して参ります。11号車とともに最終戦まで応援宜しくお願いいたします。

 天候に恵まれた予選日。気温もぐんぐんとあがり、練習走行開始から終了までに30℃を超えていた。まず植田正幸から久しぶりのGT車両に慣れることとを基本に周回をこなす。

 先月末に岡山で初めてF430で練習走行を行っていたので、すぐに感覚を取り戻し、1分46秒台で走行。ある程度セットアップを行ってから、川口正敬と交代。

 再び予選シミュレーションを行うため植田と交代。しかしベストを計測した次の周に他車と接触。右後ろを破損。予選までにメカニックが懸命の修復を行い、予選に間に合うことが出来た。

 まず混走は川口から予選を開始した。川口は基準タイムをクリアするのがまず目的。しかし計測1周目に1分47秒台、2周目には1分46秒198と楽々とクリア。続いて植田もマシンチェックしながら、基準タイムをクリアしていく。計測2周目には今回初の1分45秒台で混走時間を消化。

 続いて300クラスの専有予選が10分間で行われ、植田がアタックしていく。計測1周目、2周目と徐々にタイムアップしていく。

 計測3周目のセクター1もベスト、セクター2もベストを計測していたが、痛恨のスピン。10分間の予選はあっという間に終わり、混走時間に出したタイムが予選タイムとなり、明日は20番手のポジションからの決勝スタートとになった。

Masayuki UEDA Comment
 予選1回目はセットがハマって、フレッシュのタイヤではベスト10に残る予定でしたが、アタック中にスピンをしてしまいました。マシン自体はベスト10に入れるくらいのポテンシャルはあったので、決勝は淡々と前を狙っていきます。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 取り敢えず気をつけてるのは500です。今日は500クラスのマシンとは当たらない事を1番に考えて走りました。500クラスに当たらないことばかり気にしすぎて、スピンしてしまい、エンジンも掛かりにくかったので一瞬ヒヤッとしました。岡山で練習走行したときより、シフトが入りづらくアンダーも強くて戸惑いましたが、予選では劇的に変わってくれたので安心しました。ただやっぱり細かい部分で気になるところはまだあるけど、わかってきたことも何点かあるのでそれが出来れば、明日の決勝は10番手以内にはいける感じはします。
  • 2011年9月11日(sun)
  • 8:20~8:50 FREE PRACTICE / 9:00~9:15 CIRCUIT SAFARI 天気:RAIN 路面状況:WET 気温:23℃ 路面温度:25℃
  • 14:00~: FINAL 天気:CLOUDY 路面状況:DRY 気温:29℃ 路面温度:39℃

gt_r06_jg_10_02.jpg  朝のフリー走行は突然の雨から始まった。植田がマシンに乗り込み、フリー走行の開始を待っていると、突然に雨がコースを濡らし始める。路面が一気にウエットとなり、ウエット宣言も出されたが、ドライタイヤのまま走行を開始。しかし、雨も強くなり、2周し植田はピットへ。決勝の予報は晴れだったためと、あちこちでコースアウトする車両があったため、走行はこれで終了とした。

 決勝は予想通り晴れて、雨上がりのためかなり蒸し暑い。スタートを担当するのは植田。渋滞の中1周目は18番手で通過。しかしNo.74カローラにパスされ19番手に。しかしまた抜き返し18番手に。No.74とはこのあと何周かにわったってバトルを展開。16周目に17番手に上がってからは順位を上げていく。他車のルーティーンピットもあり、26周目には9番手のポジションで川口と交代した。

 川口のペースも悪くなく、1分47秒台をコンスタントに刻む。しかし、植田がピットインの際にピットロードの速度違反を犯し、川口がドライブスルーペナルティーを受けることに。この時点で19位に後退。

 しかし前を行くNo.5とは1周2~3秒以上川口の方が速いラップタイムを刻み、22秒あった差もみるみるうちに縮まり、48周目には1.5秒差まで追い詰めてきた。最終ラップには必ず抜けると確信し、川口も最終コーナーに焦点を合わせていた時だった。最終ラップの第3セクターで、500クラスの1位、2位が後方に追いつく。13コーナーまででこの2台をパスさせたが、プリウスコーナーで#5号車に詰まった500のマシンがスローダウンし急にイン側に進路変更してきた。イン側を走行していた川口はこれを避けきれず、500クラスのマシンと接触してしまう。その為#5号車を最終コーナーで抜くことも叶わず、18番手でチェッカーを受けた。

 最後の最後で500クラスと接触したことにより、後味の悪い初戦となってしまったが次戦はより一層の注意を払いレースに臨まなければならない。

Masayuki UEDA Comment
 予選を失敗したので、何とか1台でも多くパスすることを考え、前半からプッシュしていました。フレッシュタイヤとのマッチングが良くなくて、アンダーステアが出てましたが、もう少しペースを安定させて走らないと、10番手というには見えませんね。ただ10番手以内を走るポテンシャルがある車なので、残り2戦で何とか沢山のポイントをゲット出来るようにします。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 結構自分では良いペースで走れていたと思います。前を行くマッハ号も絶対抜けると信じて最終ラップに入りました。最後の接触でペナルティを受けましたが、僕自身避けることが出来ませんでした。500クラスと当たっては元も子もないので、次戦はもっと500クラスに気を付けて、良いポジションでチェッカーを受けたいですね。
Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC、200kgのウェイトハンディで大苦戦 (JIMGAINER)

  • FUJI GT 250km RACE
  • JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC
  • 観客動員数:予選日15,800人・決勝日:27,800人
  • 予選:16位・決勝:22位
  • Dr:Tetsuya TANAKA / Katsuyuki HIRANAKA

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  • 2011年9月10日(Sat)
  • 9:15~11:00 FREE PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:26℃ 路面温度:32℃
  • 13:00~13:35 FIRST QUALIFYING PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:34℃ 路面温度:43℃
  • 14:45~ SUPER LAP QUALIFYING 天気:FINE 路面状況:Dry 気温:31℃ 路面温度:41℃

 2011年シリーズもこの富士戦を入れて残り3戦となりました。ポイントX2のハンディウエイトが最後となる第6戦富士。ハンディウエイトの上限100kgを積み、性能調整の100kgを合わせると200kgのウエイトを積むため、苦しい戦いが強いられることは必死。しかし毎戦全力で戦うことに変わりはない。

 今回からは昨年11号車として使用していた、FIA-GT2車両のF430が10号車として参戦。2009年にF360で参戦していた、植田正幸、川口正敬組で残り3戦を2台体制で戦って参ります。

 天候に恵まれた予選日。気温もぐんぐんとあがり、練習走行開始から終了までに30℃を超えていた。

 まず田中哲也からコースへ。やはり重量の為かストレートは全く伸びず、参加車両中一番ストレートが遅い車両になっていた。第2戦富士とはマシンの動きも全く異なり、458も各部品から悲鳴があがる。アンダーもかなりきつく、セットアップにも時間をかける。残り40分を残して平中克幸へ。やはりアンダーはなかなか消えないようで、あっという間に1時間45分の走行は終了した。

 午後からの予選も34℃となり、9月の富士としては非常に珍しく、蒸し暑い中での予選開始となった。まず平中が予選基準タイムをクリアし3周計測でピットへ。田中が今回はスーパーラップを担当する。混走時間にやはり同じように基準タイムをクリアし、300クラスの専有に臨んだ。

 300クラスのボードが出されると同時のコースへ。周回毎にタイムを縮めていくが、暫定トップのNo.4 BMW Z4が出した1分43秒659のタイムには到底及ばず、スーパーラップ予選が行われているサーキットで初めてスーパーラップに進むことが出来ず、1分45秒168のタイムで予選16番手が確定した。

Tetsuya TANAKA Comment
 言葉がありません。これ以上のタイムで走ることは不可能です。性能調整がこれほどまでに厳しいと、レースになりませんね。明日も全力で臨みますが、かなり厳しいですね。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 今回は100kg積んでますし、辛い予選になるだろうと思っていましたが、その通りの結果になってしまいました。僕らは今僕らが出来ることをやるだけなので、明日に向けて頑張りたいです。
  • 2011年9月11日(sun)
  • 8:20~8:50 FREE PRACTICE / 9:00~9:15 CIRCUIT SAFARI 天気:RAIN 路面状況:WET 気温:23℃ 路面温度:25℃
  • 14:00~: FINAL 天気:CLOUDY 路面状況:DRY 気温:29℃ 路面温度:39℃

gt_r06_jg_11_02.jpg  朝のフリー走行は突然の雨から始まった。田中がマシンに乗り込み、フリー走行の開始を待っていると、突然に雨がコースを濡らし始める。路面が一気にウエットとなり、ウエット宣言も出されたため、インターのタイヤを履いてコースへ。昨日と同じようにアンダーが気になるようだ。4周計測後ピットシュミレーションを兼ねて平中と交代。やりコメントは同じで、アンダーステアが気になるようだ。サーキットサファリで車高調整を行い、決勝に向けての走行は終了した。

 今年最高重量1445kgの決勝レースが始まった。スタートを担当するのは田中。スタート直後は13番手までポジションを上げるが、ストレートの速いマシンに抜かれ2周目には15番手に、3周目には16番手とスタートのポジションまで後退。さすがにこの重量でのレースは、マシンにとってもドライバーにとっても過酷なものとなっている。

 前を行くNo.15ポルシェと一進一退の攻防を繰り返していたが、それ以上に順位を上げることが出来ず15番手、16番手を走行。予定通りの16周目に田中から平中に変わり、ベストなピット作業で458をコースへ送り出す。

 平中は1分46秒台から47秒台前半のペースで安定して走行を続けるが、トップを快走するNo.4は1分45秒~46秒台で周回を重ねており、この順位から追い上げる事は非常に難しい状況になっていた。

 全車がルーティーンのピットが終わった時点で13番手を走行。後方からくる車両との差は1秒以内で、バトルを繰り返していた矢先の42周目の最終コーナーで接触され、左後ろのタイヤがバースト。43周目のストレートエンドでマシンを止めることになってしまった。

 チェッカーを受けることは出来なかったが、周回数が完走扱いとなり、22番手でレースを終えた。

Tetsuya TANAKA Comment
 今日に関しては性能調整が利きすぎるほど効いたと思います。順位もダメだったし、良いところもなかったので、今回で悪いところが全部出て、気持ちを切り替えて次のレースは頑張れるようにしたいですね。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
 自分たちの出来ることは出来たと思います。運悪く接触され、タイヤがバーストしてしまいノーポイントで終わってしまいましたが、ただどこの車と比べても4号車が速すぎるので、それが何とかならない限りどうにも出来ないですね。後2戦自分たちの出来ることを100%の力でやるだけです。
Yosuke FUKUDA Engineer Comment
 僕らの出来ることはチームも、ドライバーもタイヤメーカーさんも120%果たしたと思っています。ただ、現在の性能調整下ではこれが限界です。ポイントウエイトだけでも半減する次戦オートポリスでは、何とか上位争いに加わり、全員全力一丸となって120%で駄目なら200%の力を出し、チャンピオンに向けて頑張るだけです。
Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士 立川/平手組のLEXUS SC430が念願の初勝利! (TOYOTA)

GT300クラスでは折目/インペラトーリ組LEXUS IS350が2位
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今季初勝利を喜ぶZENT CERUMO SC430 38号車の
立川祐路(左)とTDPドライバーの平手晃平(右)

 SUPER GT第6戦「FUJI GT 250km RACE」が9月10日(土)、11日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 富士でのSUPER GTは、実質的な開幕戦となった第2戦以来今季2度目の開催。全8戦で戦われるシーズンも後半戦へ突入したが、今季未勝利のレクサス勢は、ホームサーキットである富士での逆襲を誓っての参戦となった。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 今大会の予選は、予選1回目の上位10台が、1台ずつアタックするスーパーラップ方式。10日(土)午前中に行われた公式練習から上位を占めたレクサス勢は、予選一回目でも速さを見せ、WedsSport ADVAN SC430 19号車が惜しくも14番手となったものの、残り5台がスーパーラップへ進出。

 午後3時20分から行われたスーパーラップでは、レクサス勢の先陣を切ってアンドレ・ロッテラーがアタックしたPETRONAS TOM'S SC430 36号車がトップタイムをマークすると、その後TDPドライバーの大嶋和也がアタックを担当したENEOS SUSTINA SC430 6号車がこれを上回るタイムをマーク。

 続いてアタックした脇阪寿一のD'STATION KeePer SC430 35号車は大嶋のタイムを上回ることはできなかったが、その後、TDPドライバー平手晃平のZENT CERUMO SC430 38号車、そして最後のアタックとなったTDPドライバー石浦宏明が駆るDENSO SARD SC430 39号車と次々とタイムを更新。石浦は第2戦富士に続く、今季2度目のポールポジションを獲得。レクサス勢は予選でトップ5を占め、決勝での活躍に期待が高まった。

 GT300クラスでは、ストレートの長い富士で、大排気量の海外車両を相手に、レクサス/トヨタ勢は苦戦。唯一スーパーラップに進出したSG CHANGI IS350 14号車が8番手。ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車が19番手、COROLLA Axio apr GT 74号車は22番手と後方からの追い上げを強いられることとなった。

◆決勝◆

 11日(日)朝のフリー走行は降雨に見舞われウェットコンディションとなったが、まもなく太陽が顔を覗かせ、決勝レースは完全なドライコンディションで争われることとなった。

 東日本大震災よりちょうど半年となるこの日、レース前のセレモニーで黙祷が捧げられた後、午後2時に55周で競われる決勝レースのスタートが切られた。

 スタート直後から序盤戦は、上位勢に大きな順位の変動は無し。ポールポジションの39号車石浦を、2番手スタートの38号車平手が追い、TDPドライバー同士の首位争いとなったが、逆転には至らず。序盤はLEXUS勢がトップ5を維持してレースが進行した。

 20周を過ぎたあたりから、ドライバー交代を含めたピット作業がスタート。31周目に全車がピットを終えた時点で、石浦からTDPドライバーのチームメイト、井口卓人へと交代した39号車が首位をキープ。これを、ベテラン立川祐路がステアリングを受けた38号車が2位で追った。

 スタートドライバーのロッテラーからドライバー交代し、TDPドライバーの中嶋一貴が後半を担当した36号車は3位につけていたが、タイヤの摩耗が厳しい中で後続からの猛追をしのぎきれず5位に後退。その後もタイヤに苦しみながらのの走行を続けたが、49周目に突然のタイヤバーストに見舞われ、ピット入り口でクラッシュ。惜しくもレースを終えることとなってしまった。

 一方、逃げる井口の39号車と、追う立川の38号車によるバトルは白熱。残り5周を切って、それまで2秒近くあった差を一気に詰めた38号車は、残り3周の1コーナーで並びかけると、見事なパッシングを見せて39号車をかわし、首位に浮上。

 39号車の井口も諦めることなく、最後まで38号車を追ったが、ファイナルラップにGT300クラス車両との接触に見舞われ、痛恨のスピン。エンジン再始動に手間取り、大きく順位を落としてしまった。

 結局、逃げ切った38号車がトップでチェッカー。平手にとってGT500クラス参戦3年目にして初の勝利であり、立川にとっても2年半ぶりとなる勝利を飾った。LEXUS SC430は念願の今季初勝利。スピンで後退した39号車が8位。35号車が9位。6号車が10位に入った。

 GT300クラスでは、8番手スタートの14号車が健闘を見せ、見事2位でフィニッシュ。表彰台を獲得した。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 今回チームとTRDが勝つことのできるクルマを用意してくれ、勝てる感触があった。ホームコースの富士であり、前回のレースからエンジンも速くなっているなど、条件的に揃っており、ここで勝たなければ!という心境だった。39号車も速かったので、どうなるかわからなかったが、ワンチャンスをものにして優勝に導くことができた。平手選手が予選を担当して、完璧にレース前半をこなしてくれていたので、最後は自分が行かなければと思っていたし、結果を出すことができ、とても満足だ。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 タイヤについては安全策を取りミディアムでスタートしたので、ミシュランタイヤの出方を見ながらペースを考えていた。(ミシュランタイヤの)石浦選手も同じペース配分で、限界で走っていたので、僕の仕事はとにかくトップから離されずに、立川選手に繋ぐことだった。彼に繋げばトップに立ってくれると思っていたので、自分としてもいい仕事ができたと思う。GT500クラスに参戦して2年半。長かったがやっと優勝を果たすことができ、とても嬉しい。
SG CHANGI IS350 14号車 ドライバー 折目遼:
 (ストレートの速い)外車勢に囲まれ、とても厳しいレースになることを予想していたが、自分のスティントで4番手までポジションを上げることができた。ピットストップで順位を上げられることは想定できていたので、表彰台圏内に入るのは可能だと考えていた。二人共に狙い通りに走ることができたベストレースだったと思う。次戦オートポリスでは、更に上の優勝を目指し、シリーズタイトル争いに絡めるよう頑張りたい。
SG CHANGI IS350 14号車 ドライバー アレキサンドレ・インペラトーリ:
 今日のレースは、後半のスティントを担当し、当初早めのピットインを予定していたが、レースの流れ的に、ちょうど半分のところで折目選手から受け継ぐことになった。前を行く紫電(2号車)と10秒ほどギャップがあったが、我々の方が速く、逆転できた。その後もハードにプッシュした甲斐があって、2位フィニッシュを果たせたのはとても嬉しい。
Text & Photo: TOYOTA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が今シーズン3度目の3位表彰台を獲得 (HONDA)

ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)は逆転タイトル獲得に望みをつなぐ4位入賞
  • 2011年9月11日(日)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  周回数:55周  天候:曇りのち晴れ   気温:29℃(14:00現在)  路面温度:39℃(14:00現在)  コースコンディション:ドライ  観客:2万7800人(主催者発表)

 9月11日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 250km RACE」の決勝レースが行われました。

gt110911002L.jpg  今年のSUPER GTは全戦が東日本大震災復興支援大会と位置づけられていますが、震災からちょうど半年を迎えたこの日は、決勝レースのスタート前に犠牲者の方々に黙とうが捧げられ、観客のみなさんや関係者は悲しみを噛みしめるとともに復興への決意を新たにしました。

 10日(土)に行われた予選の結果、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)が6番手、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)は8番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は9番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は10番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は15番手からのスタートとなります。

 好天に恵まれた昨日とはうって変わって、決勝日は朝からあいにくの雨模様となり、午前中に行われたフリー走行はウエットコンディションとなりました。そのフリー走行では、#32 EPSON HSV-010が好調な走りを見せてトップタイムをマーク。#100 RAYBRIG HSV-010は6番手タイム、#1 ウイダー HSV-010は11番手タイム、#17 KEIHIN HSV-010は14番手タイム、#8 ARTA HSV-010は15番手タイムをそれぞれ記録しました。

 心配された雨は昼前に上がり、時折り薄日が差し込むほどまで天候は回復。コースはドライコンディションとなって決勝レースが行われました。

 Honda勢のスタートドライバーは#8 ARTA HSV-010は武藤選手、#1 ウイダー HSV-010がデュバル選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手が務めます。

 午後2時、GT500クラスにエントリーする15台のマシンはセーフティカーに先導されてフォーメーションラップを開始。そして1周を走り終えたところでグリーンランプが点灯し、55周で競われる決勝レースが幕を開けました。

 5台のHSV-010 GTは予選順位を守ったままオープニングラップを終えます。#1 ウイダー HSV-010は、タイトル争いを繰り広げるライバルの直後につけ、攻略のチャンスをうかがいますが、GT500クラスの集団の中に呑み込まれて身動きがとれず、2台の戦いはしばらくこう着状態となります。ところが、14周目の1コーナーで前述のライバルが他のマシンと接触して失速したため、#1 ウイダー HSV-010は6番手に浮上。同様に#8 ARTA HSV-010は5番手、#17 KEIHIN HSV-010も9番手となりました。しかし、#8 ARTA HSV-010は5番手へと順位を上げた同じ14周目にコカコーラ・コーナーでコースアウトを喫したため、最下位となります。これはステアリング系のトラブルが原因で、コースに復帰してスロー走行をしながらピットに戻り、問題を起こした部品の交換を行います。この影響で#8 ARTA HSV-010は周回遅れとなりました。

 また、最後尾グリッドからスタートした#100 RAYBRIG HSV-010はレース序盤から好調で、16周目には10番手まで浮上します。これとは対照的に、#32 EPSON HSV-010は装着したタイヤがコースコンディションとマッチしなかったためにペースが伸び悩み、同じ16周目には14番手へと後退しました。

 20周目に入ると給油とタイヤ交換のためにピットストップを行うマシンが出てきます。Honda勢では21周目終了の時点でピットストップを行った#17 KEIHIN HSV-010がいちばん早く、給油、タイヤ交換に加えて金石選手から塚越選手へのドライバー交代をしました。続いてピットストップを行ったのは24周目の#1 ウイダー HSV-010。さらに#100 RAYBRIG HSV-010は25周目、#32 EPSON HSV-010は29周目、#8 ARTA HSV-010は33周目にピットストップを行い、いずれも給油、タイヤ交換、ドライバー交代を実施しました。GT500クラスの全車がピットストップを終えた34周目の段階で、デュバル選手の乗る#1 ウイダー HSV-010は5位、塚越選手の乗る#17 KEIHIN HSV-010は6位、山本選手の乗る#100 RAYBRIG HSV-010は10位、中山選手の乗る#32 EPSON HSV-010は14位、小林選手の乗る#8 ARTA HSV-010は15位となっていました。

 レース後半に入ると、5台のHSV-010 GTは巻き返しを期して追い上げを図ります。まず、#17 KEIHIN HSV-010は37周目に#1 ウイダー HSV-010をパスして5位、40周目にはライバルの1台を追い抜いて4位へと駒を進めます。一方、いったんは6位となった#1 ウイダー HSV-010も41周目にはライバルを攻略して5位に返り咲きました。#100 RAYBRIG HSV-010も37周目に1つ順位を上げて9位となります。

 勢いに乗る#17 KEIHIN HSV-010は3番手を走るライバルに激しいアタックを仕掛けます。#17 KEIHIN HSV-010を駆る塚越選手は何度もライバルに並びかけ、ときにはわずかに先行することもありましたが、ライバルの厳しい防戦に阻まれて順位を上げることができません。2台の戦いは最終ラップまで続きましたが、2位を走行していた1台がフィニッシュ直前にスピンを喫して遅れたため、#17 KEIHIN HSV-010は3位に浮上。第1戦岡山、第3戦セパンに続く今シーズン3度目の表彰台を手に入れました。

 #17 KEIHIN HSV-010に続く5位を走行していた#1 ウイダー HSV-010もシリーズタイトル争いにとって貴重な4位フィニッシュを果たしました。

 47周目まで9位につけていた#100 RAYBRIG HSV-010はレース終盤に向けて尻上がりに調子を上げていき、48周目から50周目までの間に3台のライバルを立て続けに攻略、6位へと躍進し、最後は5位でチェッカーフラッグを受けました。#32 EPSON HSV-010も48周目に1台を追い抜くなど、レース後半は復調して12位完走を果たしました。なお、ステアリング系のトラブルが最後まで解消できなかった#8 ARTA HSV-010はトップから4周遅れの14位でフィニッシュしました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では#1 ウイダー HSV-010に乗る小暮選手とデュバル選手が8ポイントを上乗せして52点とし、ポイントリーダーとのギャップを4点詰めて8点差としました。#17 KEIHIN HSV-010の金石選手と塚越選手は41点で4位、#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手と山本選手は29点で8位、#32 EPSON HSV-010の道上選手と中山選手は12点で13位、#8 ARTA HSV-010の武藤選手と小林選手は7点で15位となっています。一方のチーム部門では、#1 ウイダー HSV-010を走らせるウイダー ホンダ レーシングがトップと12ポイント差の65点で2位につけており、2年連続のダブルタイトル獲得に向けて着実にポイント差を縮め、残り2戦を迎えます。

 SUPER GT第7戦は10月1~2日に大分県のオートポリスで開催されます。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「昨日の予選結果を考えれば、まずまず満足できる成績だと思います。#1 ウイダー HSV-010に乗るデュバル選手がいいペースで前半を走りきったのに続き、ピットクルーががんばってくれたおかげでほかのチームよりも3秒近く早い23秒でピット作業を終えることができました。さらに、そのあとを受け持った小暮選手が追い上げて4位入賞を果たしました。決してベストなリザルトとはいえませんが、全員が最大限の努力を尽くした結果だと受け止めています。また、ポイントリーダーとのギャップを詰め、タイトル防衛に望みをつなげられたこともよかったと思います。#17 KEIHIN HSV-010では後半を担当した塚越選手の奮闘が印象的でした。ライバルを攻略できなかったのは残念でしたが、激しいバトルを繰り広げながらも落ち着いてレースを走りきり、11点を獲得してくれました。ドライバーとしての成長ぶりを感じさせるレースでした。残る2戦は、いずれもHSV-010 GTに有利なコースでの開催です。チームとドライバーが一体となって取り組み、総合力を発揮して逆転タイトルの獲得を目指します。引き続きご声援をよろしくお願い申し上げます」
金石年弘選手(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「予選の順位(10番手)から考えると、3位入賞は結果的によかったのではないかと思います。レース序盤から攻めていこうと思ったのですが、ほかのマシンも状態がよかったので、ピットと相談して早めに塚越選手と交代する作戦にしました。終盤に塚越選手がライバルマシンとデッドヒートをしたものの、抜くことができなかったのは悔しかったですが、気持ちを切り替えて、また次戦でがんばりたいと思います」
塚越広大選手(3位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「金石選手のペースはよかったのですが、前が混雑していたので予定よりも早くピットインして、空いているコースで自分が勝負する作戦に切り替えました。その作戦が奏功したと思いますし、ペースもよかったので順位も上げることができました。終盤のライバルマシンとのバトルは、5月の岡山ラウンドのリベンジを果たしたい気持ちもあったのですが、今回も抜くことができずに残念でした。ただ、自分としてはやるだけのことをやって抜けなかったので、もっと勉強して速くなれるようにがんばります。残り2戦で勝たないとチャンピオンは難しいと思います。次戦ではウエイトハンデが軽くなりますし、搭載ウエイトが軽いときはマシンも速いことはテストで実証できているので、残り2戦はどんどん攻めて、最後までチャンピオンシップ争いを楽しめるシーズンになるようにがんばります」
小暮卓史選手(4位 #1 ウイダー HSV-010)
 「表彰台に上がりたかったのですが、4位という結果は悪くないと思います。ドライバーポイントも8ポイント差に縮まりましたし、マシンの状態も悪くないので、次のレースも積極的に攻めてポイントリーダーに追いつきたいです」
ロイック・デュバル選手(4位 #1 ウイダー HSV-010)
 「いい結果が得られました。今日のレースではポイントリーダーの前でフィニッシュすることが目標でしたが、これを成し遂げることができました。フィニッシュまで残り10周の段階で僕たちは5位、ライバルは10位を走っていたので、ポイント差を大きく詰められると期待していましたが、その後、ライバルは7位まで追い上げてフィニッシュしました。このことは残念といえば残念ですが、まだ2戦残っているので、何が起こるか分かりません。幸い、残る2戦はHSV-010 GTにとって有利なコースなので、逆転チャンピオンを目指して全力を尽くします」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝記者会見 各クラスウィナーのコメント

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■GT500クラス優勝
立川祐路(ZENT CERUMO SC430)
gt_r06_r_pc_tachikawa  「富士は強いんですがここ最近勝ててなくて、それと前半戦ここまで厳しい戦いだったので、優勝できてうれしいです。ぼくに代わってからは井口のペースも速かったので、正直大変だなと思ったんですが、タイヤを温存していました。スタートから平手が石浦についていけて、あとは勝負つけてくださいといわれたので、プレッシャーもありました。序盤、井口もがんばっていい走りをしてたのでなかなか、バトルに持ち込めなかったんですけど、後半うちのタイヤが最後まで持ってくれたので、その差が最後に出たのかなという感じです。チームにも2年連続して勝ってない年はないから今年は勝ってくれといわれていました。去年勝てなくて、ここまも厳しい戦いだったのですが、今回は勝てるクルマをTRDさんが準備してくれて、出だしから勝てる状態だったので、そのワンチャンスがものにできたのかなと思います。予選を任せた平手ががんばってくれて、決勝へ向けたタイヤ選択もしてたので、クルマも良かったです」
平手晃平(ZENT CERUMO SC430)
gt_r06_r_pc_hirate  「GT500に上がってきて、ようやく優勝できてうれしいです。昨日の予選結果からミシュランがどういうタイヤを着けてスタートするのか見えなかったので、序盤は相手の出方を見て、付いて行ければ付いて行って、抜ければ抜いて離していこうと考えていたんですが、同じくらいにタイヤがたれ始めて自分も厳しくなってきたので、思った以上に向こうの方がペースが勝っているということがなかったですね、後半につなげれば必ず立川さんが井口をやっつけてくれると思っていたので、クラッシュとか大きなミスなくつなぐことを意識してレースをしました。あと、オートポリスともてぎがあるんですけど、次は立川さんが得意なオートポリスなので、予選をがんばってもらって、ここ2戦はぼくが乗ってるときにトラブルに巻き込まれて結果が残らないレースが続いていたし、今回、富士で勝つことができ、少し流れがいいほうに向いてるので残り2戦しっかりがんばって、レクサスのトップで終われればと思っています」
■GT300クラス優勝
谷口信輝(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_r06_r_pc_taniguchi  「ほっとして最高に嬉しい気持ちです。富士はぼくらのクルマと相性が合うサーキットなので必ず上位で、表彰台の一角で10点近くは取って458のフェラーリにポイント差を詰めておきたいというつもりでした。性能調整も入ったこともありますし、90kgのウエートもありますし、全然分からなかったんですが、458に関しては雨が降らなければ苦しいだろうというのもあったので、天気頼みでした。ぼくらのポテンシャルも走ってみないと分からないのもありまして、昨日走ったときにかなり手応えを感じて、もともとエンジンパワーがあるので富士にはベストマッチだと思っていました。今回ヨコハマさんが用意してくれたタイヤがぼくらのクルマにばっちり合いまして、ただの直線番長じゃなくて、コーナーも今回いけてて、ぼくが走ってるスティントも始めから終わりまで、燃料が減ってくるのとタイヤのたれ具合で、ずっといいラップで走ることができて、本当に最高の決勝となりました。26号車は速いクルマなので、序盤松田さんが勢いよく来ていましたが、ぼくと軽く接触してあちらはタイヤがバーストしたんですが、ぼくの方は運良く持ちました。終わって外してみたら横がすぱっと切れていたので、あわやバーストという状態で、そこらへんは運が今週はあったのかなと思います。松田選手との接触で右のミラーが割れて、右が全く見えない状態になって、バックモニターもないですから、あまり見えないルームミラーと左のミラーだけで走らないといけなかったので、当初30周くらいの予定だったんですが、500をパスさせるのに危ない状態だったので、ガソリンが持つ限りぼくが一杯行きますと言って、リスクの少ない方向をチームが選択しました。残り2戦ですが、オートポリスとZ4は相性はよくなくて、もてぎのほうがいいと思っているので、もてぎでチャンピオンシップを競ってるチームと、決着を付けたいなと思っています」
番場琢(初音ミクグッドスマイルBMW)
gt_r06_r_pc_banba  「非常にうれしいです。マレーシアで初優勝して、国内でも優勝をしたかったのでほっとしながらもすごくうれしいですね。当初30周前後で入ってくる予定だったんですが、谷口さんのほうがタイヤもしっかり落ちずにペースをずっと維持できるので、いけるところまで引っ張ろうと35周目ぐらいまで引っ張って、残りの周回を後ろとのペースを浪費せずにちょっと貯金してレースを戦えました。次のオートポリスと最終戦のもてぎは、これからは追われる立場になるし、最終戦のもてぎをポイントリーダーで迎えて、優勝を目指して戦いたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝 ZENT CERUMO SC430が逆転優勝! GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMWがポールトゥウイン!

 SUPER GT第6戦FUJI GT 250kmレースは11日、富士スピードウェイで決勝を行い、55周を回ってGT500クラスはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がそれぞれ優勝を果たした。

観客: 10日(土)15,800人/11日(日)27,800人

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 フリー走行時に一時降った雨はあがったものの午後になると富士スピードウェイ上空には雲が広がってきた。ローリングラップが14時に始まり、55周での争いとなったが、雨はコースに落ちず、終始ドライコンディションでレースは展開された。

 ローリングスタートからトップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッターのDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)の石浦。2位にはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)の平手が付ける。この2台は後続を引き離しながら2秒前後の間隔で周回を消化してゆく。

 24周を終わって2位を走る平手がピットインすると、石浦も25周終わりでピットイン。SARDチームのピット作業が迅速だったため、平手から立川に、石浦から井口にドライバーチェンジするとその差は4秒ほどに広がる。

 しかし、レース終盤にかけて徐々に2位立川がトップ井口に迫る。47周終わりにはその差は2秒。51周を終わってついに差が0秒7と井口の背後に立川が忍び寄ってきた。

 そして53周目のコカコーラコーナー。2位立川はトップ平手とサイドバイサイドの争いに持ち込み、ついにコーナー立ち上がりでトップに立った。

 そしてファイナルラップ。立川はチームクルー歓喜のなか、トップでゴール。しかし、2位を走る井口はなんと300クラスのマシンと絡んでスピン。再スタートを切ったものの8位でのチェッカーとなった。

 3位でレースを始めたのはENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)の大嶋。しかし、タイヤが厳しいのか17周目のコカコーラコーナーでPETRONAS TOM'S SC430(アンドレ・ロッテラー/中嶋一貴組)のロッテラーにパスされるとずるずると後退、ドライバーを伊藤にチェンジしてもペースが上がらず、結局10位でレースを終えた。

 代わって3位に立ったロッテラーは22周終わりでドライバーを中嶋にチェンジ。しかし、こちらもタイヤが厳しかったのか、40周目にカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)の松田、KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)の塚越にあいついでパスされ、一気に5位まで落ちてしまった。さらにレース終盤、49周目のストレートに入ったところでタイヤがバースト。ピットロード入口のガードレールにクラッシュしてレースを終えることとなった。

 3位に上がった松田と4位塚越の争いは熾烈を極めた。46周目から47周目のストレートから1コーナー、コカコーラコーナーにかけて併走、53周目の1コーナーでは接触するほどのバトルを演じたが、松田が最後まで塚越を押さえきり3位に入った。塚越は4位。

 GT300クラスは、ポールシッター初音ミクグッドスマイル BMW(谷口信輝/番場琢組)の谷口がホールショット。しかし、2周目に2位のVerity TAISAN Porsche(松田秀士/峰尾恭輔組)の松田がコカコーラコーナー立ち上がりで前に出て一時トップに立つが、松田は谷口とのバトルで左リアのホイールが割れピットイン。早々に戦列を去った。

 これで2位に立ったのが、エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規組)の加藤。加藤はリードを築いて2位のまま高橋にバトンを渡すが、PACIFIC NACイカ娘フェラーリ(山岸大/山内英輝組)をパスして3位に上がってきたSG CHANGI IS350(折目遼/アレキサンドレ・インペラトーリ組)のインペラトーリに46周目のコカコーラコーナーでかわされ3位に落ちた。

 結局、優勝はぶっちぎりで初音ミクBMW、2位にはIS350が入り、3位には最終ラップで背後まで迫られたJLOCランボルギーニRG-3(井入宏之/関口雄飛組)の関口をかろうじて押さえきった紫電が入った。

 この戦いの前までポイントリーダーだったJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)は終盤、他車との接触によるリアホイール、エアバルブ破損でストップ。22位でノーポイントに終わったため、優勝した初音ミクが逆転でポイントリーダーに立った。

 次戦第7戦は昨年開催されなかった大分県のオートポリス。再びGTサーカスは関門海峡を渡り10月2日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Yoshinori OHNISHI, Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS30551:30'47.525
212カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS625525.468
317KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS605525.573
41ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS885531.496
5100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS465550.303
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS685554.022
746S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI100551'01.088
839DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI52551'05.593
935D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS10551'11.131
106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS54551'12.640
1124ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH46551'12.696
1232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL24551'14.997
1319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH28551'34.041
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS14514Laps
1536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS56487Laps
---- 以上規定周回数(38Laps)完走 ----
■GT500クラス

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/11) After 250km Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH90511:31'53.180
214SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH465119.764
32エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH205125.689
488JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH245125.990
525ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH425127.926
662R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH525128.230
727PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH345130.400
886JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH4501Lap
966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH46501Lap
1015ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH501Lap
1133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK86501Lap
1243ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS44501Lap
1331ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH16501Lap
1474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH66501Lap
1526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH501Lap
167エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YH501Lap
175マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH4492Laps
1810Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH492Laps
1987リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH52492Laps
2069サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH492Laps
2141NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH8447Laps
2211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL100429Laps
---- 以上規定周回数(35Laps)完走 ----
-34ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK22031Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.39 DENSO SARD SC430 (石浦宏明) 1'36.513 (6/55) 170.203km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.4 初音ミクグッドスマイルBMW (谷口信輝) 1'44.986 (4/51) 156.467km/h
  • CarNo.5は、2011 SUPER GT Sporting Regulation第3章第30条1.a.およびb.違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.87は、フリー走行時の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、ペナルティストップ20秒を科した。
  • CarNo.10は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.10は、2011 SUPER GT Sporting Regulation第3章第30条1.a.(他車への接触)違反により、競技結果にドライビングスルーペナルティ相当の35秒を加算、及び訓戒とした。

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行 ウェット路面が勢力図を一変、トップタイムはEPSON HSV-010

 SUPRT GT第6戦FUJI GT 250kmレースは11日、富士スピードウェイでフリー走行を行い、GT500クラスはEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が、GT300クラスはHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップタイムを記録した。

gt_r06_f_32 gt_r06_f_33

 決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から曇り。昨日と打って変わって肌寒い1日の始まりとなった。決勝をにらんだフリー走行は8時20分から30分間。しかし、セッション直前にコースに雨が落ち始め、雨脚は徐々に強まっていく。

 ウェット宣言が出される中、ドライタイヤ、インターミディエイトタイヤを履いたマシンが混在する中でフリー走行が始まったが、セッション進行とともに全車ウエットタイヤでの走行となる。

 GT500クラスはダンロップタイヤを履くEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が好調。1分44秒652を出し、このセッションをトップで締めくくった。2位にはミシュランタイヤを履くポールシッターのDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が入り、3位には同じミシュランユーザーでウェイトハンディ100kgを課されたポイントリーダーのS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が続く。

 GT300クラスはハンコックタイヤを履くHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がトップタイム。2位には昨日の予選で不振だったダンロップユーザーで100kgのウェイトを搭載するJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)が入り、3位には参戦2戦目のART TASTE GT3R(清水隆広/ティム・ベルクマイスター組)が続いた。

 降り出した雨が、使用タイヤメーカーによって明暗を分けたフリー走行となったが、しかし、サーキットサファリが始まる頃には雨も止み、富士スピードウェイ上空には太陽が顔を出して来た。果たして決勝はドライになるか、ウェットになるのか。天候に左右される戦いになりそうだ。

 決勝レースは14時より55周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行結果

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/11) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500132EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL241'44.627-157.003
2500239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI521'44.725 0.098156.857
3500346S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1001'45.069 0.442156.343
4500423MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS681'46.154 1.527154.745
5500536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS561'46.235 1.608154.627
65006100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS461'46.279 1.652154.563
750076ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS541'46.299 1.672154.534
8500838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS301'46.578 1.951154.129
9500924ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH461'46.581 1.954154.125
105001012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS621'46.621 1.994154.067
11500111ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS881'46.689 2.062153.969
125001219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH281'46.713 2.086153.934
135001335D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS101'46.756 2.129153.872
145001417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS601'46.859 2.232153.724
15500158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS141'46.939 2.312153.609
16300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK861'54.208 9.581143.832
17300211JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1001'54.91510.288142.947
18300315ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH1'55.04610.419142.785
19300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH421'55.38210.755142.369
2030054初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH901'55.53910.912142.175
21300626Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH1'55.84911.222141.795
22300786JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH41'56.14311.516141.436
23300843ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS441'56.24011.613141.318
24300962R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH521'56.25711.630141.297
253001031ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH161'56.26311.636141.290
263001169サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'56.31811.691141.223
273001214SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH461'56.32011.693141.221
283001374COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH661'56.43411.807141.083
293001488JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH241'56.59811.971140.884
303001527PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH341'56.86712.240140.560
313001687リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH521'57.13512.508140.238
323001741NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH81'57.59112.964139.694
333001834ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK21'57.79713.170139.450
34300195マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH41'57.85813.231139.378
35300202エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH202'00.55315.926136.262
36300217エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YH2'00.78916.162135.996
373002210Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH2'44.49259.86599.864

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ARTA HSV-010が6番グリッドを獲得、HSV-010 GTは5台中4台がスーパーラップ進出を果たす (HONDA)

gt110910001L.jpg  9月10日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT250km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 今年、富士スピードウェイでSUPER GTが開催されるのは、4月30日(土)~5月1日(日)に行われた第2戦に続いて2回目。シリーズとしてはこれまでに計5戦が行われ、全8戦で競われるチャンピオン争いは早くも大詰めを迎えています。現在、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)はドライバー部門で2位、#1 ウイダー HSV-010を走らせるウイダー ホンダ レーシングもチーム部門で2位につけており、ここでライバルをしのぐ成績を残し、シリーズ終盤の戦いを有利に進めることが期待されています。

 8月終盤からはっきりしない天気が続いた御殿場周辺は、今週に入ると好天に恵まれるようになり、予選が行われた9月10日(土)も最高気温が30℃を超す真夏日となりました。また、関東圏でSUPER GTが開催されるのはおよそ4カ月ぶりとあって、折り鶴をモチーフにデザインされた富士スピードウェイのグランドスタンドには、午前中から多くのファンが詰めかけました。

 この日のスケジュールは、午前中に公式練習を実施したあと、午後に公式予選1回目と公式予選2回目を行うというもの。今回の予選はスーパーラップ方式で、予選1回目でトップ10に入ったマシンが予選2回目に進出し、ここで記録されたタイムに応じて決勝レースのスターティンググリッドを決定します。なお、予選1回目で11番手から15番手となったマシンは、ここでの順位がそのまま決勝レースでのスターティンググリッドとなります。

 午前9時15分から1時間45分にわたって行われた公式練習では、1分35秒909で6番手となった#1 ウイダー HSV-010がHonda勢の最上位。以下、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は1分36秒035で9番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)は1分36秒070で11番手、#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)は1分36秒071で12番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)は1分36秒205で14番手となりました。

 予選2回目進出をかけて15台が挑んだ予選1回目では、金石選手の操る#17 KEIHIN HSV-010が1分35秒274でHonda勢トップの7番手となり、予選2回目進出を決めました。さらに、#1 ウイダー HSV-010(デュバル選手/1分35秒341)が8番手、#8 ARTA HSV-010(小林選手/1分35秒507)が9番手、#32 EPSON HSV-010(道上選手/1分35秒514)が10番手となり、HSV-010 GTは5台中4台が予選2回目に駒を進める活躍を見せました。なお、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢選手/1分35秒868)はここで15番手となったため、残念ながら予選2回目への進出は果たせませんでした。

 スーパーラップ方式による予選2回目は午後3時25分のスタート。ここでHonda勢のトップに立ったのは、ルーキーながらタイムアタッカーの大役を任された#8 ARTA HSV-010の小林選手。タイムは1分35秒315で6番グリッドを手に入れました。続いて#1 ウイダー HSV-010のデュバル選手が1分35秒431で8番手、#32 EPSON HSV-010の道上選手が1分35秒568で9番手、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手が1分35秒616で10番手から、それぞれ明日の決勝レースに挑みます。

 55周、250kmで競われる明日の決勝レースは午後2時にスタートが切られる予定です。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「個人的にはもう少し上のポジションを狙っていたので残念です。#100 RAYBRIG HSV-010は、ドライバーのイメージと現実のスピードがかみ合っていなかったようで、GT500クラスの最下位に甘んじることになりました。#17 KEIHIN HSV-010は、マシンの仕上がりは良好でしたが、タイヤが目標とする温度域に届かなかったために、実力を発揮しきれなかったようです。#32 EPSON HSV-010は路面コンディションとタイヤの性格がうまくマッチせず、残念ながら9番手となりました。#1 ウイダー HSV-010が8番手と苦戦したのは、午前中から軽いオーバーステア傾向が出ていて、これが尾を引いてセッティングを煮詰めきれなかったためです。こうした中、#8 ARTA HSV-010はタイムアタックを務めた小林選手が、本当にがんばってくれたと思います。小林選手にアタックを任せることはあらかじめ決めていたので、先日、ツインリンクもてぎで行われたテストでも、彼にニュータイヤの感触を確認してもらいました。決勝レースでもリズムに乗って走れれば、いい成績を収めてくれるでしょう。天気予報によると、明日は時折り小雨が降るはっきりしない空模様になりそうなので、コンディションの変化に柔軟に対応できる態勢や戦略を整え、ライバルより前でフィニッシュすることを目指します」
小林崇志選手(6番手、#8 ARTA HSV-010)
 「前回の鈴鹿ラウンドからフロントタイヤの種類を変えたのですが、なかなか慣れずに今日の午前中の公式練習まで手こずっていました。そのため、公式予選に向けて別のタイヤに替え、チームのみんなが最適なバランスに調整してくれたおかげで、公式予選、スーパーラップと徐々にタイムを上げることができました。ただ、上位陣と比べてタイムに差が出ており、特にセクター3で引き離されているので、その対策をしっかりして明日の決勝に臨みたいと思います。公式予選ではHonda勢の中でトップなので、決勝ではそのトップをキープすることはもちろん、表彰台に上がれるように積極的に攻めていきます」 HSV-010 GTは5台中4台がスーパーラップ進出を果たす
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 SC勢が地元で1-5! PPはDENSO SARD SC430、GT300クラスのPPは90kgのWHをものともせず初音ミクグッドスマイルBMWが奪取!

 SUPER GT第6戦FUJI GT 250kmは10日、富士スピードウェイで予選1回目の各クラス上位10台でスーパーラップ方式の公式予選を行い、GT500クラスはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がのポールポジションを獲得した。

■GT300クラス

gt_r06_sl_4 gt_r06_sl_26 gt_r06_sl_2

 スーパーラップは14:45分から開始。#15清水康弘のポルシェが先頭をきってコースイン。初のSLだったためかタイムは伸びず。1分46秒772。

 続いて久々のSL登場はベテランドライバーの#41山路慎一。1分45秒539として、この時点では逆転の暫定トップとする。

 3番目はSUGOで今季初優勝の#14折目遼。スムーズなドライビングで1分45秒120とここも逆転でトップに浮上。

 4番手は#43高木真一。BSタイヤ装着の今季はここまでランキング10位。コースいっぱいを使ったアグレッシブな走りで1分44秒945としてこちらも逆転!

 5番手は#25土屋武士のポルシェ。修正舵は少ないスムーズなドライビングで1分44秒450! とこちらも暫定のトップをマークする。

 6番手、#5黒澤治樹。セクター3でのわずかなドライビングミスから45秒013と3番手。

 7番手に#2加藤寛規。セクター2まで攻める走りでかなりの速さをみせ、1分44秒180とトップを奪取!

 8番手は#88関口雄飛。大胆な攻める走りをみせるが、1分44秒504とこの時点で3番手。

 9番手#26峰尾恭輔のポルシェ。セクター3で速さを見せ、1分43秒858でトップタイムを叩き出す。

 10番手最後は#4谷口信輝。90kgのウエイトハンデで予選1回目のトップタイムをマークしているが、1分43秒416! とSLでもトップタイムを叩き出した。

 これでPPは#4の43秒416、#26の858、#2 44.180、#25の450、#88の504、#43の946、 #5の45秒013、#14の120、#41の539、#15の772までがトップ10ということとなった

■GT500クラス

gt_r06_sl_39 gt_r06_sl_38 gt_r06_sl_6

 500クラスのスーパーラップは15時20分から開始。

 #32道上龍のHSV010が先頭をきってコースイン。まずは1分35秒568としてこれがターゲットタイムとなる。

 続いてのSL登場は若手#8小林崇志が1分35秒315として、この時点では逆転の暫定トップとする。

 3番目は#1ロイックデユバル。80kgを超えるウエイトハンデをコントロールして1分35秒431とここはわずかに届かず2番手に浮上。

 4番手は#17金石年弘。HONDA勢の最後を飾るが、1分35秒616と4番手。

 5番手は#36アンドレロッテラーのSC430。56kgのウエイトハンデでセクター3で抜群の速さを見せて1分34秒745! と暫定のトップをマークする。

 6番手、#6大嶋和也。1分34秒688と逆転でトップタイムをマークする。

 7番手に#35ベテラン脇阪寿一。1分34秒708とわずかに及ばず2番手に。

 8番手は#38平手晃平。1分34秒525とさらに逆転で暫定トップに。

 9番手はウエイトハンデ100kgの#46ロニークインタレッリのGTR。1分35秒430で6番手。

 10番手最後のアタックは#39石浦宏明。ウエイトハンデ52kgながら予選1回目のトップタイムをマークしている。そして見事なアタックで1分34秒411と僅差ながら逆転で見事なPPを獲得した。

 SC430勢が地元富士でトップ5を独占する結果となった

 これでPPは#39の34秒411、#38の525、以下#6の688、#35の708、#36の745、#8の35秒315、#46の430、#1の431、#32の568、#17の616までがトップ10ということとなった。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI521'34.1221'34.411173.992
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS301'34.7881'34.525173.783
36ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS541'35.0041'34.688173.483
435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS101'34.8741'34.705173.452
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS561'35.2301'34.745173.379
68ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS141'35.5071'35.315172.342
746S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1001'34.3501'35.430172.135
81ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS881'35.3411'35.431172.133
932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL241'35.5141'35.568171.886
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS601'35.2741'35.616171.800
1123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS681'35.561171.899
1224ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH461'35.637171.762
1312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS621'35.647171.744
1419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH281'35.847171.386
15100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS461'35.868171.348
---- 以上予選通過(予選1回目通過基準タイム[107%]: 1'39.141)----
■GT300 Class

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH901'43.6591'43.416158.842
226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH1'43.7961'43.858158.166
32エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH201'44.1351'44.180157.677
425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH421'44.4441'44.450157.270
588JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH241'43.8201'44.504157.188
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS441'44.5121'44.946156.526
75マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH41'44.3301'45.013156.426
814SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH461'44.5671'45.120156.267
941NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH81'44.6101'45.539155.647
1015ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH1'44.6461'46.772153.849
1186JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH41'44.678156.927
1227PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH341'44.724156.858
1333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK861'44.758156.807
1487リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH521'45.064156.350
1562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH521'45.085156.319
1611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1001'45.168156.196
1766triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH461'45.392155.864
1869サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.415155.830
1931ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH161'45.647155.488
2010Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH1'45.655155.476
217エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YH1'45.716155.386
2274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH661'45.816155.239
2334ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK21'48.334151.631
---- 以上予選通過(予選1回目通過基準タイム[107%]: 1'48.946)----
  • CarNo.62は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条.1(走路外走行)により、当該ラップタイム(11週目)削除のペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第6戦富士スーパーラップ結果

■GT500 Class

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明*
井口 卓人
MI521'34.411--173.992
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平*
BS301'34.525 0.114 0.114173.783
36ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也*
BS541'34.688 0.277 0.163173.483
435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一*
アンドレ・クート
BS101'34.705 0.294 0.017173.452
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー*
中嶋 一貴
BS561'34.745 0.334 0.040173.379
68ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志*
BS141'35.315 0.904 0.570172.342
746S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ*
MI1001'35.430 1.019 0.115172.135
81ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル*
BS881'35.431 1.020 0.001172.133
932EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍*
中山 友貴
DL241'35.568 1.157 0.137171.886
1017KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘*
塚越 広大
BS601'35.616 1.205 0.048171.800
■GT300 Class

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
14初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝*
番場 琢
YH901'43.416--158.842
226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔*
YH1'43.858 0.442 0.442158.166
32エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規*
YH201'44.180 0.764 0.322157.677
425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士*
YH421'44.450 1.034 0.270157.270
588JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛*
YH241'44.504 1.088 0.054157.188
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一*
松浦 孝亮
BS441'44.946 1.530 0.442156.526
75マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹*
YH41'45.013 1.597 0.067156.426
814SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼*
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH461'45.120 1.704 0.107156.267
941NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一*
小泉 洋史
YH81'45.539 2.123 0.419155.647
1015ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘*
ティム・ベルグマイスター
KH1'46.772 3.356 1.233153.849

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選1回目 ミシュランタイヤが1-2。暫定PPはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)

 SUPER GT第6戦FUJI GT 250kmは10日、富士スピードウェイで1回目の公式予選を行い、GT500クラスはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)が暫定のポールポジションを獲得した。

gt_r06_q1_39 gt_r06_q1_4

 13時から開始された公式予選1回目。まずは25分間の混走セッションとなる。17分過ぎには#36 PETRONAS TOM'S SC430(アンドレ・ロッテラー/中嶋一貴組)の中嶋が1分35秒430でこの時点でのトップタイムとしていて、2番手が#38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)平手の1分35秒498、3番手が#46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)クインタレッリの1分35秒530の順。

 GT300クラスは#88 JLOC ランボルギーニ RG-3(井入宏之/関口雄飛組)の関口が1分44秒199、#26 Verity TAISAN Porsche(松田秀士/峰尾恭輔組)松田が1分44秒368、#4 初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)番場の44秒453となっている。

 13時25分、300クラスの占有走行となる。#15 ART TASTE GT3R(清水隆広/ティム・ベルグマイスター組)のベルクマイスターが開始5分の1分44秒646で4位に浮上。31分には#2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電(高橋一穂/加藤寛規組)の加藤が1分44秒135で逆転の暫定トップ。しかし、その1分後に#88関口が1分43秒996で逆転! 2番手に#2加藤、3位は#4谷口の1分44秒305。その後、#4谷口が1分43秒659をマークしてセッショントップタイムとした。#4は90kgのウエイトハンデをかかえながらのトップタイムだ。

 暫定のスーパーラップ進出トップ10は、#4、#26、#88、#2、#62、#5、#25、#43、#14、#41、#15。しかし、#62 R&D SPORT LEGACY B4(山野哲也/佐々木孝太組)佐々木の走路外走行のため、ラップタイムは削除され15番手に降格。#15が10番手に繰り上がり初のスーパーラップ進出となった。

 続いて500クラスは#39 DENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)の石浦が34秒122を叩き出しセッショントップをマーク。2番手に100kgのウエイトハンデの#46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)クインタレッリが1分34秒350、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)の平手が1分34秒788、#35 D'STATION KeePer SC430(脇阪寿一/アンドレ・クート組)の脇阪が1分34秒874、#6 ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)の大嶋が1分35秒004、#36ロッテラー、#17金石、#1デユバル、#8小林、#32道上までがトップ10でスーパーラップ進出を決めた。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選1回目結果

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500139DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI521'34.122-174.527
2500246S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1001'34.350 0.228174.105
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS301'34.788 0.666173.300
4500435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS101'34.874 0.752173.143
550056ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS541'35.004 0.882172.906
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS561'35.230 1.108172.496
7500717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS601'35.274 1.152172.416
850081ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS881'35.341 1.219172.295
950098ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS141'35.507 1.385171.996
105001032EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL241'35.514 1.392171.983
115001123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS681'35.561 1.439171.899
125001224ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH461'35.637 1.515171.762
135001312カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS621'35.647 1.525171.744
145001419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH281'35.847 1.725171.386
1550015100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS461'35.868 1.746171.348
1630014初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH901'43.659 9.537158.470
17300226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH1'43.796 9.674158.260
18300388JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH241'43.820 9.698158.224
1930042エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH201'44.13510.013157.745
2030055マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH41'44.33010.208157.450
21300625ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH421'44.44410.322157.279
22300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS441'44.51210.390157.176
23300814SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH461'44.56710.445157.094
24300941NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH81'44.61010.488157.029
253001015ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH1'44.64610.524156.975
263001186JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH41'44.67810.556156.927
273001227PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH341'44.72410.602156.858
283001333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK861'44.75810.636156.807
293001487リール ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH521'45.06410.942156.350
303001562R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH521'45.08510.963156.319
313001611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1001'45.16811.046156.196
323001766triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH461'45.39211.270155.864
333001869サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'45.41511.293155.830
343001931ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH161'45.64711.525155.488
353002010Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH1'45.65511.533155.476
36300217エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YH1'45.71611.594155.386
373002274COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH661'45.81611.694155.239
383002334ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK21'48.33414.212151.631
  • CarNo.62は、2011年富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条.1(走路外走行)により、当該ラップタイム(11週目)削除のペナルティを科した。

SUPER GT

SGT:第6戦富士 復調SC勢が1-5、トップタイムはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)

 SUPER GT第6戦FUJI GT 250kmの公式練習が10日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が、GT300クラスは初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がトップタイムを記録した。

gt_r06_p_38 gt_r06_p_4

 SUPER GTもここ富士スピードウェイを含め残すところあと3戦。この大会がフルにウェイトハンディ搭載を課される最後となる。チャンピオン争いもいよいよ佳境へと入ってきた。

 富士スピードウェイは9月に入った高地とは思えないほど朝から蒸し暑い。9時15分より1時間45分の公式練習が行われた。

 GT500クラスは、今シーズン全般的に不振でまだ1勝も上げていないレクサスSC勢がここホームコースに戻って速さを取り戻してきた。1位から5位までをSC勢が占め、トップタイムを記録したのは1分35秒337でZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)。2位にはDENSO SARD SC430(石浦宏明/井口卓人組)が、3位にはENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)が入った。

 ポイントリーダーでウェイトハンディ100kgを課されているS Road MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)は7位。トップから0秒586差とハンディを考えればまずまずの滑り出しといったところか。

 GT300クラスはポイントランキングで2位に付け、ウェイトハンディ90kgを課されている初音ミクグッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢組)がなんと1分43秒994でトップタイムを記録。逆転チャンピオンに向けて虎視眈々といったところか。

 ランキングトップのJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸)はクラス16位と下位に沈んだ、

 この後、13時より1回目の公式予選が行われ、各クラス11位以下のグリッドが決定。14時45分からは各クラス10位までがポールポジションをかけ、スーパーラップ予選が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士練習走行結果

FUJI GT250km RACE -RIJ- (2011/09/10) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS301'35.337-172.302
2500239DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI521'35.458 0.121172.084
350036ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS541'35.595 0.258171.837
4500435D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS101'35.656 0.319171.728
5500523MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS681'35.842 0.505171.395
650061ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS881'35.909 0.572171.275
7500746S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1001'35.923 0.586171.250
8500836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS561'36.014 0.677171.088
9500917KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS601'36.035 0.698171.050
105001012カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS621'36.063 0.726171.000
1150011100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS461'36.070 0.733170.988
12500128ARTA HSV-010
HONDA HSV-010GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS141'36.071 0.734170.986
135001324ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH461'36.174 0.837170.803
145001432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010
道上 龍
中山 友貴
DL241'36.205 0.868170.748
155001519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH281'37.137 1.800169.110
1630014初音ミク グッドスマイル BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH901'43.994 8.657157.959
17300226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911 GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
YH1'44.461 9.124157.253
1830037エヴァンゲリオンRT弐号機DIRECTION
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
カルロ・ヴァン・ダム
水谷 晃
YH1'44.552 9.215157.116
19300462R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH521'44.584 9.247157.068
2030052エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH201'44.610 9.273157.029
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH41'44.814 9.477156.723
22300725ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911 GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH421'44.841 9.504156.683
23300827PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430
山岸 大
山内 英輝
YH341'44.872 9.535156.637
24300914SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH461'44.916 9.579156.571
253001041NetMove TAISAN Ferrari
Ferrari F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
YH81'44.931 9.594156.549
263001188JLOC ランボルギーニ RG-3
Lamborghini Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH241'45.065 9.728156.349
273001243ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS441'45.111 9.774156.281
28300135マッハGOGOGO車検RD320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
黒澤 治樹
YH41'45.266 9.929156.050
293001415ART TASTE GT3R
PORSCHE 911 GT3 R MY2011
清水 康弘
ティム・ベルグマイスター
KH1'45.42310.086155.818
303001566triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH461'45.52010.183155.675
313001611JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
Ferrari 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1001'45.97610.639155.005
323001710Rn-sports JIMGAINER F430
Ferrari F430
植田 正幸
川口 正敬
YH1'46.08610.749154.844
333001833HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK861'46.12410.787154.789
343001974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH661'46.14010.803154.765
353002069サンダーアジア MT900M
Mosler MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'46.26810.931154.579
363002131ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COROLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH161'46.72911.392153.911
373002234ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911 GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
HK21'47.75312.416152.449

Japanese F3

JF3:第12,13戦鈴鹿 台風で中止、タイトル争いは最終菅生ラウンドへ (ハナシマ)

f3_r12-13_phr_01.jpg  今季の全日本F3選手権に山内英輝選手とともに参戦しているPLANEXハナシマ・レーシング。前回のRd11岡山で復活優勝を果たし望んだRd12&13鈴鹿ラウンドでしたが、台風12号の影響を受けレースの開催が中止となりました。

 現在60ポイントを獲得し、シリーズランキング3位につける山内選手。シーズン終盤の大事な2戦がキャンセルとなったことで厳しい闘いを強いられていますが、今後とも応援宜しくお願いいたします。

山内英輝選手のコメント
 まずは、今回の台風12号によって被害に見舞われた皆さんにお見舞い申し上げます。僕自身、岡山での良い流れをそのまま鈴鹿に持ち込めればと思っていただけに残念です。あの大雨の中、レースの開催を楽しみにサーキットに駆けつけてくれたファンの皆さんもありがとうございました。今シーズンも残り3レースを残すのみとなりましたが、逆転タイトル奪取に向けチーム一丸となって頑張ります。応援お願いします!
Text & Photo: PLANEXハナシマ・レーシング

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山 開幕3 連勝を達成し、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンを獲得 (Hitotsuyama Racing)

st_r03_hr_01.jpg

 Hitotsuyama Racingは8月27~28日に岡山国際サーキットで開催されたスーパー耐久第3戦において開幕3連勝を達成、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンを獲得することができました。

 8月27日午後、Aドライバー予選の開始と同時にサーキットには大粒の雨が降り出しました。監督を務めるノバ・エンジニアリングの森脇は、コースインした藤井誠暢に対し雨が強まることを告げ、早めにタイムアタックを行うよう指示を出します。

 藤井誠暢はアウトラップにタイヤを可能な限り温めると2周目にはアタックを開始。しかし、セクター3に差し掛かる頃にはスコールのような大雨に降られ、ドライタイヤではコース上にマシンを留めることすら困難な状況に。それでも藤井誠暢はコントロールラインまでマシンを戻しなんとか計測を終えます。チームはこれ以上のタイムアップは難しいと判断、藤井誠暢は計測1周でマシンをピットに戻し他チームの状況を見極めることになりました。

 しかし、この悪天候の中タイムを更新することのできるマシンは現れず、最終的には2位のマシンに6秒128の大差をつけAドライバー予選を終えました。

 続いて行われたBドライバー予選は、路面が乾き始める難しいコンディションの中開始されました。敢えてリスクを取る必要のない都筑晶裕は、レインタイヤでコースイン。序盤こそドライタイヤ、レインタイヤのタイムは均衡していましたが、終盤にかけ路面コンディションは急速に改善していきました。路面が乾けば乾くほどレインタイヤを履く都筑晶裕は厳しい状況に追い込まれていきますが、それでも総合3位に留まりBドライバー予選を終えました。

 予選結果はA、Bドライバーの合算タイムによって決定するため、Aドライバー予選で抜群のタイミングを見出したHitotsuyama Racingは2位に2秒756の差をつけ、ポールポジションの座を獲得することができました。

 また、その後行われたCドライバー予選では、マイケル・キムが決勝を見据えてロングスティントの練習を行いました。燃費走行やバックマーカーの処理を重点に置いた走行となりましたが、しっかりと総合1位のタイムをマークしチームに貴重なデータを持ち帰りました。

st_r03_hr_02.jpg  8月28日、3時間の決勝レースは13時30分にスタート。スタートドライバーを担当する藤井誠暢は1位で1コーナーをクリアするとオープニングラップだけで2位に約3秒の差を築き、独走態勢に。3周目あたりから早くもバックマーカーが現れましたが、藤井誠暢はその処理もスムーズにこなし、約60分間のスティントを安全に走り切りました。

 藤井誠暢からステアリングを引き継いだマイケル・キムも、約60分間の担当スティントを終始1分38~39秒台の安定したタイムで周回。2位との差をしっかりと広げ最終スティントを担当する都筑晶裕にステアリングを託しました。

 フィニッシュまで残り30分のところで他チームのマシンがクラッシュしたことにより、セーフティーカーが導入されました。コース上に撒かれたオイルの処理に時間を要し、残り約15分でレース再開。都筑晶裕は最終ラップまで決してペースを緩めることはなく、チームスタッフが出迎える中、堂々のフィニッシュ。開幕3連勝、そしてシリーズチャンピオンを成し遂げました。

 今シーズンから導入され、当初から多くの関係者、そしてファンの皆様に注目をいただいているST-Xクラスでシリーズチャンピオンを獲得できたことは、我々Hitotsuyama Racingの誇りであり、また皆様からご支援、ご声援のおかげで成し遂げることができたと考えております。

 今後も次なるステップへ向け、チーム一丸となって臨んで行く次第でございます。変わらぬご支援、ご声援、宜しくお願い申し上げます。

Text & Photo: Hitotsuyama Racing

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3

フォーミュラニッポン第5戦鈴鹿 4日の改訂タイムスケジュール

 台風12号接近のため3日のスケジュールがキャンセルされたため、4日のスケジュールが以下のように変更された。

 2戦開催予定だったフォーミュラ3とフォーミュラチャレンジジャパンは1戦のみ行われることとなり、フォーミュラ・ニッポン、フォーミュラ3、フォーミュラチャレンジジャパン、フォーミュラエンジョイは4日に予選と決勝を行う過密スケジュールになっている。

9月4日(日)改訂タイムスケジュール
08:00 - 08:15Formula Challange Japan第9戦公式予選
08:30 - 08:45Formula 3第13戦公式予選
09:00 - 09:20Formula NIPPONフリー走行
09:25 - 09:45Formula NIPPON第5戦公式予選
10:00 - 10:15Formula Enjoy公式予選
10:45 -Formula Challange Japan第9戦決勝(16Laps)
11:35 - 12:15ピットウォーク
12:50 -Formula 3第13戦決勝(16Laps)
14:30 -Formula NIPPON第5戦決勝(43Laps)
16:35 -Formula Enjoy決勝(7Laps)

 なお台風被害の状況によってはさらに変更される可能性もあります。詳細は、主催者(http://www.suzukacircuit.jp/)発表のものをご覧ください。

Formula Challenge Japan | Formula Nippon | Japanese F3

フォーミュラ・ニッポン第5戦鈴鹿 台風12号の接近により、3日(土曜日)のスケジュールはすべて中止に

 鈴鹿サーキット(モビリティランド)は2日正午、日本列島に接近する台風12号による暴風雨が予想されるため、3日に行われる予定だったフォーミュラ・ニッポン第5戦の公式予選を含むすべてのスケジュールを中止すると発表した。

 フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ワンデーレースとして開催される。詳しいスケジュールは現在調整中とのことだが、サポートレースとして開催される予定だった全日本F3の2戦、FCJの2戦などがフルに開催されるかどうかは微妙だ。

 なお、現時点では、ゆうえんちモートピア・プール「アクア・アドベンチャー」・フラワーガ ーデンホテル・天然温泉クアガーデン・ボウリング場・交通教育センターの営業は、通常通りの行われるとのことだが、今後の状況によっては変更もあり得るようだ。

Text: Yoshiniro OHNISHI

SUPER GT

SGT:第6戦富士からJIMゲイナーが植田正幸/川口正敬コンビを加えフェラーリ2台体制に (JIMGAINER)

 2011年 AUTOBACS SUPER GT 第6戦より2台体制で参戦いたします。

gt_r06_jg_10.jpg  JIMGAINERは2011年度 AUTOBACS SUPER-GTシリーズ GT300クラスに当初2台体制で参戦することを発表いたしましたが、東日本大震災の発生によりそれが叶わないでおりました。

 このたび第6戦富士から、弊チームより2009年にJAF-GTFerrari360で参戦しておりました植田正幸・川口正敬のコンビで参戦することが正式決定いたしました。

 車両はFIA-GT2 Ferrari 430GTCになります。この車両は昨年11号車の車両に使用されておりました。

 メンテナンスは株式会社JIMゲイナーが担当致します。引き続き皆様方のご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

2011年度AUTOBACS SUPER GT参戦体制
エントラントJIMGAINER(ジェイアイエムゲイナー)
ゼッケン1110
マシンFerrari 458 GTCFerrari 430 GTC
メインスポンサーZonaRn-Sports
チーム監督山本 俊茂山本 俊茂
チーフエンジニア福田 洋介小笠原康介
ドライバー田中哲也/平中克幸植田正幸/川口正敬
タイヤDUNLOPYOKOHAMA
エンジンチューナーMichelottoMichelotto
Text & Photo: JIMGAINER

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山決勝 Audi R8 LMSが開幕から3連勝を飾る

 スーパー耐久第3戦は28日、岡山国際サーキットで3時間の決勝レースを行い、105周を回ってST-Xクラスからただ1台参加するAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)が優勝した。

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 午後になっても岡山国際サーキットは雲は多いものの暑い。13時30分、フォーメーションラップが始まる。ペースカー先導で1周を回り、ローリングスタートで3時間の決勝レースがスタートした。

 トップで1コーナーに飛び込んだのはポールシッターでST-Xクラスからただ1台参加しているAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)の藤井。FIA GT3カーのため他を圧倒するラップタイムで、ドライバーをキム、都筑とバトンし、途中セーフティーカーランがあったものの3時間で105周を走って、今季開幕から3連勝を飾った。

 ST-1クラスは今回ポルシェが参加していないため、4台のBMW Z4M勢での争いとなった。序盤、28号車のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェイ・ホーン・オオイ/片岡龍也/ファリーク・ハイルマン)の片岡がクラストップを快走。クラス2位には僚友の1号車同(ドミニク・アン/谷口信輝/柳田真孝組)の谷口が付け、同3位はKEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86(植田正幸/GAMISAN/川口正敬組)の川口。

 しかし28号車が43周終わりで片岡からオオイに、1号車が47周終わりに谷口からアンにチェンジすると、この2スティント目でアンがオオイを抜き去り、1号車がクラストップに立ち28号車は2位に落ちた。

 ST-1クラスは1号車がアンから柳田、28号車がオオイからハイルマンにチェンジした3スティント目でもこの順位は変わらず、1号車がトップアウディから53秒遅れたものの同ラップで105周を走り切りクラス優勝を飾った。クラス2位には28号車が、同3位にはKEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86が入った。

 ST-2クラスは有力チームの3台、エンドレス・アドバン・コルトスピードX(峰尾恭輔/高木真一/村田信博組)、新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX(冨桝朋広 /菊地靖組)、RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/松本武士組)の争いとなった。

 レース序盤はエンドレスランサーの峰尾が逃げ、これに新菱オートランサーの菊地、オガワランサーの阪口と続く。しかしレース中盤にオガワが2位に上がり、3位は新鋭オートと順位が入れ替わった。

 最終的にはエンドレスランサーがクラス2位のオガワランサーの6秒前でゴール。クラス優勝を果たした。クラス3位には新鋭オートランサーが1ラップ遅れで入った。

 ST-3クラスは、岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z(長島正明/田中モジョル/田中哲也組)が優勝。2位にも岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信組)が入り、岡部自動車が1-2。3位にはasset テクノ Z33(NAKACHIN/浜野彰彦/塙翔組)が入った。

 ST-4クラスはホンダ勢の争いだったが今回ロードスター、ダイニチATSアクエリアスMm☆CF亜衣(村上博幸/TOMI SAN/野上達也組)が初参加。優勝は、2人で97周を走りきったホンダカーズ東京 G/M インテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)。2位にはTRACY SPORTS S2000(金子昌広/藤田竜樹/藤村政樹組)が、3位にはコスモソニックFK・ings DC5(浅野武夫/森政行/岡野陽朋組)が入った。

 ST-5クラスは今回6台が参加し、5台のヴィッツに唯一参加のフィットが挑む。優勝はエンドレス・アドバン・トラストヴィッツ(駒木孝有/添田正/井尻薫組)。2位にミッドランド・TSK・Vitz(河野利尚/黒田保男/神谷慎司組)、3位にS.B岡山かばくろ豚蒲Vitz(金森哲也/和田慎吾/河村直樹組)とヴィッツ勢が表彰台を独占した。

 次戦、第4戦は10月23日、舞台を鈴鹿サーキットへと移し、WTCCのサポートイベントとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山決勝結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2011/08/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverLapTotal_Time
Behind
1ST-X121Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
藤井 誠暢
都筑 晶裕
マイケル・キム
1053:00'31.303
2ST-111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ドミニク・アン
谷口 信輝
柳田 真孝
10553.517
3ST-1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
フェイ・ホーン・オオイ
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
1041Lap
4ST-13*11KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
植田 正幸
ガミさん
川口 正敬
1023Laps
5ST-149Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
堀 主知
岡本 武之
佐藤 茂
1023Laps
6ST-213エンドレス・アドバン・コルト スピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
高木 真一
村田 信博
1023Laps
7ST-2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
松本 武士
1023Laps
8ST-236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1005Laps
9ST-3115岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
田中 哲也
1005Laps
10ST-3214岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
1005Laps
11ST-3335asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
NAKACHIN
浜野 彰彦
塙 翔
996Laps
12ST-3434asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
佐藤 公哉
996Laps
13ST-35*7岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
安宅 徳光
996Laps
14ST-3651DIAMANGO-Z
NISSAN FIARLADY Z
影山 正彦
伊橋 勲
石原 将光
987Laps
15ST-4162ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
978Laps
16ST-4241TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
藤田 竜樹
藤村 政樹
978Laps
17ST-4318コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
森 政行
岡野 陽朋
978Laps
18ST-4438TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
桑畑 四十郎
969Laps
19ST-4560RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
木下 淳
小幡 弘
969Laps
20ST-24*30森永チルミルB LINE☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
近藤 説秀
カルロス 本田
969Laps
21ST-5136エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
井尻 薫
8916Laps
22ST-3739TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
佐藤 晋也
8916Laps
23ST-524ミッドランド・TSK・Vitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
黒田 保男
神谷 慎司
8916Laps
24ST-5376S.B岡山かばくろ豚蒲Vitz
TOYOTA Vitz
金森 哲也
和田 慎吾
河村 直樹
8916Laps
25ST-46*88ダイニチATSアクエリアスMm☆CF亜衣
MAZDA ROADSTER
村上 博幸
TOMI SAN
野上 達也
8817Laps
26ST-54*19BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
西田 公也
8817Laps
27ST-38339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
橋本 達也
8817Laps
28ST-55230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
8619Laps
---- 以上規定周回数(ST-X:73L/ ST-1:73L / ST-2:71L / ST-3:70L / ST-4:67L / ST-5:62L)完走 ----
-ST-4-*12無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
久保 宣夫
9015Laps
-ST-2-26エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
安田 祐介
7827Laps
-ST-4-73mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
井ノ口 智大
備後 博司
3075Laps
-ST-4-333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
2580Laps
-ST-5-55吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 浩一
樺田 祐司
まさやん
0105Laps
  • Fastest Lap: CarNo.21 Audi R8 LMS(藤井誠暢)1'34.793 (2/105) 140.631km/h
  • CarNo.7は、スーパー耐久シリーズ2011スポーツ規則2011年版第13条(10)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.88は、スーパー耐久シリーズ2011スポーツ規則2011年版第15条(7)(ピット作業人数超過)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.11は、2011岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ20秒を課した。
  • CarNo.12は、スーパー耐久シリーズ2011スポーツ規則2011年版第15条(12)(給油中のジャッキ作動)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.88は、国際モータースポーツ規則付則H項第2章2-9-10(SC解除後、再スタート時の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.19は、スーパー耐久シリーズ2011スポーツ規則2011年版第15条(7)1-5(タイヤ交換時のタイヤ投げ置き)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.30は、国際モータースポーツ規則付則H項第2章2-9-10(SC解除後、再スタート時の追い越し)違反により、決勝結果に40秒を加算する。

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝記者会見 各クラストップ3選手のコメント

■Cクラス
優勝 山内英輝(ハナシマ)
f3_r11_r_pc_yamauchi  「スタートは今季一番良かったです。今日のレースはもう決まったと思いました。その後は、予選の順位から見て後ろの2人の方が速いのが分かっていたので、序盤で離して行けるだけ行こうと思ったら、後ろがついて来ませんでした。自分のペースを崩さず1周1周プッシュして次の鈴鹿に向けて何が足りないのを考えながら走っていました。次につながる走りができたと思います。クルマのバランスは変わっていきましたが、自分のドライビングで合わせ込むことができました。チームが決勝に向けていいクルマを作ってくれたのも大きかったです。勝ったときは涙が止まらなくて前が見えませんでした。すごく嬉しかったです。ここに来るまですごく苦労しました。いい流れをつかめたので、次も勝てるようにがんばりたいと思います」
決勝2位 安田裕信(スリーボンド)
f3_r11_r_pc_yasuda  「そんなに悪いスタートじゃなかったので、関口選手と並んだんですが、左後ろからすごい勢いでスタートダッシュを決めた山内選手が来ました。スタートはイン側で、リスクがあったしリタイアできないので抑え気味に入ったら、トップを走ることができませんでした。裏ストレートで関口選手が来たんですが、イン側を押さえたら抜かれないと思っていました。このサーキットは全然抜けないというのが分かっていたので、順位をキープして、後ろがもしペースを上げてきたら、タイヤを温存して最後に上げようと思っていました。昨日は攻めのレースでしたが、今日は守りのレースをキープしました。次の鈴鹿は厳しい状況になると思うので、チームのみんなとがんばって乗り切りたいと思います。F3の場合、スタートが重要なのでそこに重点を置いて挑みたいと思います」
決勝3位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r11_r_pc_sekiguchi  「スタートでの反応が遅れて、1コーナーで山内選手と安田選手に抜かれてしまいました。バックストレートで安田選手のスリップに入れてインに行きたかったんですが、蒲生君も来てたし、彼は昨日を見てても信用できないので、インに切れ込めなくてアウトに行くしかなく、アウトに行ったら戻って来れなくて、その隙に4位に落ちました。前がトラプルで運良く3位になれたのでチャンピオンシップを考えたら良かったと思います。F3レースは速い人が勝つというよりは、スタートうまい人が勝つというカテゴリーなのでそれに対応していかないといけません。スタートを練習します。鈴鹿とSUGOと5レースあるのでまだあきらめていないです。次の鈴鹿ですが、今シーズン走ってないし、何を根拠にぼくが速いといってるのかわからないです。今日はクルマが良かったのに順位を落としてしまったのは自分の責任です。悔しいし、これをバネにして次は勝ちたいと思います」
■Nクラス
優勝 中山雄一(トムス)
f3_r11_r_pc_nakayama  「予選Nクラス3位で、間にCクラスがいたのでトップからは4番手のスタートでした。路面がさらさらの状態だったので回転が喰われることなくいいスタートを決めることができました。1コーナーに入っていくところで、佐々木選手と19号車がいて、19号車がにインに飛び込んだんですが、ブレーキが早すぎてぶつかりそうになり、タイヤがロックして佐々木選手に接触してしまいました。2人ともクラッシュすることがなく切り抜けられました。レース前にチームのみなさんにセットアップを考えてもらって、練習中には走れなかったセッティングだったんですが、ドライバーがなんとかしてくれということでした。序盤はなかなか走りを合わせることができなかったんですが、中盤からだんだん馴れてきて、佐々木選手とペースは変わらなかったので、ミスしなければ抜かれないと思っていました。不安に思うことなくレースをすることができました。野尻選手が優勝するかなと思ってたんですが彼のミスがありましたね。鈴鹿も前回、ぼくのマシンは良くなかったので、練習でマシンを作り上げて予選からポールトゥウインを狙っていきたいと思います」
決勝2位 佐々木大樹(NDDP)
f3_r11_r_pc_sasaki  「スタートではホイールスピンをさせてしまって、でもそんなに悪くなかったんですが、19号車の伸びが良くて、イン側を差される形で併走して1コーナーに侵入しました。後ろから押されてしまって、ふらふらとしたところで中山選手に抜かれてしまいました。その後はペースが同じくらいだったので、気持ちで負けないようにプッシュしていれば相手もミスするだろうと思って、テールトゥノーズでいたんですが、抜くタイミングがなくて終わってしまったのは悔しいです。鈴鹿、SUGOと5連勝できるようにがんばりたいと思います」
決勝3位 千代勝正(NDDP)
f3_r11_r_pc_chiyo  「4番手でスタートは悪くなかったんですが、中山選手も佐々木選手もスタートが良くて、野尻選手が止まっていたので3位に上がれました。1コーナーで接触があって、インで見ながら、もうちょっと外へ行ってくれたら抜けるかなと思って、チャンスを狙ったんですが抜けませんでした。序盤は3台で同じくらいのペースで走れたんですが、中盤からタイヤがたれてしまって、離され、ギャリー選手が後から迫ってきました。抜けないコースなので集中して、前の2台もたれるかも知れないのでペースを上げられるようにプッシュしていました。今回、チームとしても岡山に入ってきてから速いクルマが作れなくて、予選も下位に沈んでしまいました。佐々木選手とぼくで違うセットをしてたんですが、自分の方が良くなかったみたいで、これを見直したいと思います。鈴鹿は分かってるので巻き返したいですね。今回、セットアップの部分で悩んでしまって、それを合わせられなかったのは自分のミスです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝 Cクラスは山内英輝が今季2勝目、Nクラスは中山雄一が今季3勝目

 全日本F3選手権第11戦は28日、岡山国際サーキットで25周の決勝を行い、Cクラスは山内英輝(ハナシマ)が、Nクラスは中山雄一(トムス)が優勝した。

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 決勝のフォーメーションラップが始まる頃には朝から晴れていた岡山国際サーキット上空も雲が広がってきた。しかし雨の心配はなさそうだ。

 10時35分定刻、フォーメーションラップが始まった。グリッドオンし、シグナルブラックアウトでスタートが切られた。

 ここで予選4位の山内英輝(ハナシマ)が素晴らしいスタートを決め、1コーナーでホールショットを奪う。2位には安田裕信(スリーボンド)が付け、その背後では関口雄飛(B-MAX)、蒲生尚弥(トムス)を含めた3台がドックファイト。バックストレッチで安田のスリップに付きヘアピンでインを伺うが入れず、その間に関口に迫った蒲生は、関口とリボルバーで併走。1周目にコントロールラインに戻ってきたときは蒲生が3位に上がり、関口は4位に落ちた。

 このレース絶好調の山内は2位安田に対し0.5秒以上速いラップタイムで逃げる逃げる。5周を終わってその差は5秒弱、17周目にはついに2位安田以下との差を10秒以上と広げ、終盤はタイムをコントロールしたものの9秒4のぶっちぎりでこのレースをトップでゴールし、開幕戦に続き今季2勝目を飾った。

 2位でレースをスタートした安田は、3位蒲生もペースが上がらず単独走行。このままの順位でレースを終えることとなった。

 3位の蒲生は4位関口に背後に迫られるが、抜きどころの少ないここ岡山では、関口をもってしても決め手がない。このままの順位でレースを終えると思われた最終ラップ、なんと蒲生にマシントラブルが発生。スローダウンしてリボルバーのアウトでマシンを止めた。これで関口は難なく3位に繰り上がり、4位にはリチャード・ブラッドレー(トムス)が、5位には岡山初登場のマシュー・ハウソン(KCMG)が入った。

 Nクラスは、クラスポールシッターの野尻智紀(HFDP)が鬼門のスタートで失速。後続に次々とパスされ順位を落とした。これでトップに立ったのがクラス予選2位の佐々木大樹(NDDP)をかわした、中山雄一(トムス)。佐々木はクラス2位でレースを始めることとなた。

 クラス2位に落ちた佐々木は中山を1秒以内の差で終始追い詰めるが、やはりここ岡山では抜けない。結局中山が0.6秒差で逃げ切り今季Nクラス3勝目を飾った。

 Nクラス2位は佐々木。同3位にはファステストラップを叩き出して追い上げるギャリー・トンプソン(KCMG)を振り切った千代勝正(NDDP)が入り、トンプソンは同4位でレースを終えた。

 第12,13戦は9月3、4日、舞台を開幕大会の行われた鈴鹿サーキットに移し開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第11戦岡山決勝結果

スーパー耐久 & F3レース in 岡山 -RIJ- (2011/08/28) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 11 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE2536'51.189
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE259.490
350C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE2524.306
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2534.683
519Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE2535.790
637N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE2550.018
722N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE2550.667
823N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE2554.727
920Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE2555.908
108N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE2557.091
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE251'05.427
121C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE241 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 22 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap(C): CarNo.5 山内英輝(PLANEXハナシマF308) 1'26.822 (2/25) 153.542km/h
  • Fastest Lap(N):CarNo.20 ギャリー・トンプソン(SGC by KCMG)1'29.423

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山フリー走行 Audi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)がトップタイム

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 スーパー耐久シリーズ第3戦は28日、岡山国際サーキットで決勝をにらんだ30分間のフリー走行を行い、ポールシッターのAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)がトップタイムをマークした。

 決勝日を迎えた岡山国際サーキットは朝から晴れ渡り、気温も上昇する中で8時30分から30分間のフリー走行が行われた。昨日基準タイムを満たせなかった4台も決勝への出走が認められ、参加全33台が出走した。

 ST-Xクラスからただ1台参加のAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)は、フリー走行序盤に1分34秒289をマーク。このタイムは走行終了まで更新されることをなく、トップでフリー走行を締めくくった。

 ST-1クラスはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(ドミニク・アン/谷口信輝/ 柳田真孝組)が、ST-2クラスはRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/松本武士組)が、ST-3クラスはassetテクノZ33(NAKACHIN/浜野彰彦/塙翔組)が、ST-4クラスはRCB with KRPウインマックステイン(小林康一/木下淳/小幡弘組)が、ST-5クラスはBRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS(奥村浩一/前山亘/西田公也組)がそれぞれトップタイムを記録した。

 決勝レースは本日28日、13時30分より3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山フリー走行結果

スーパー耐久&F3レース in 岡山 -RIJ- (2011/08/28) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2011 Super Taikyu Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTimeBehindkm/h
1ST-X121Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
藤井 誠暢
都筑 晶裕
マイケル・キム
1'34.289-141.382
2ST-111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ドミニク・アン
谷口 信輝
柳田 真孝
1'36.620 2.331137.971
3ST-1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
フェイ・ホーン・オオイ
片岡 龍也
ファリーク・ハイルマン
1'37.087 2.798137.308
4ST-139Faust Racing BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
堀 主知
岡本 武之
佐藤 茂
1'39.939 5.650133.389
5ST-1411KEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86
BMW Z4M COUPE
植田 正幸
ガミさん
川口 正敬
1'40.022 5.733133.279
6ST-2120RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
大橋 正澄
阪口 良平
松本 武士
1'40.912 6.623132.103
7ST-3135asset テクノ Z33
NISSAN FIARLADY Z
NAKACHIN
浜野 彰彦
塙 翔
1'41.844 7.555130.894
8ST-223エンドレス・アドバン・コルト スピードX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
高木 真一
村田 信博
1'41.905 7.616130.816
9ST-3234asset テクノ Z34
NISSAN FIARLADY Z
佐々木 雅弘
前嶋 秀司
佐藤 公哉
1'42.128 7.839130.530
10ST-236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
菊地 靖
1'42.132 7.843130.525
11ST-3315岡部自動車ディクセルTeamTetsya Z
NISSAN FIARLADY Z
長島 正明
田中 モジョル
田中 哲也
1'42.659 8.370129.855
12ST-347岡部自動車メーカーズRX-7
MAZDA RX-7
白井 剛
山崎 学
安宅 徳光
1'42.771 8.482129.714
13ST-3551DIAMANGO-Z
NISSAN FIARLADY Z
影山 正彦
伊橋 勲
石原 将光
1'42.846 8.557129.619
14ST-3614岡部自動車マイロード協新計測RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣
杉林 健一
増田 芳信
1'42.958 8.669129.478
15ST-2430森永チルミルB LINE☆RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
近藤 説秀
カルロス 本田
1'43.554 9.265128.733
16ST-3739TWS PETRONAS C-WEST LEXUS IS350
LEXUS IS350
吉本 大樹
小林 敬一
佐藤 晋也
1'43.912 9.623128.289
17ST-38339GPO + Kouta Racing NSX
HONDA NSX
北野 浩正
佐々木 孝太
橋本 達也
1'44.087 9.798128.074
18ST-2526エンドレス アドバン OCS ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
木村 聡
安田 祐介
1'44.44510.156127.635
19ST-4160RCB with KRPウインマックス テイン
HONDA INTEGRA TYPE R
小林 康一
木下 淳
小幡 弘
1'45.95811.669125.812
20ST-4241TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
金子 昌広
藤田 竜樹
藤村 政樹
1'45.97511.686125.792
21ST-4362ホンダカーズ東京 G/M インテグラ
HONDA INTEGRA TYPE R
塩谷 烈州
太田 侑弥
1'46.91512.626124.686
22ST-4418コスモソニックFK・ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
浅野 武夫
森 政行
岡野 陽朋
1'47.01712.728124.567
23ST-4512無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS ED
HONDA CIVIC TYPE R
松井 隆幸
久保 宣夫
1'47.39413.105124.130
24ST-4688ダイニチATSアクエリアスMm☆CF亜衣
MAZDA ROADSTER
村上 博幸
TOMI SAN
野上 達也
1'48.55514.266122.802
25ST-4738TRACY SPORTS S2000
HONDA S2000
兵藤 信一
吉田 靖之
桑畑 四十郎
1'48.57814.289122.776
26ST-48333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO
北川 剛
野間 一
藤田 弘幸
1'49.75015.461121.465
27ST-4973mountain.ERG.ADVAN.DC5
HONDA INTEGRA TYPE R
鈴木 陽
井ノ口 智大
備後 博司
1'49.98215.693121.209
28ST-5119BRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRS
HONDA FIT RS
奥村 浩一
前山 亘
西田 公也
1'55.18920.900115.730
29ST-524ミッドランド・TSK・Vitz
TOYOTA Vitz
河野 利尚
黒田 保男
神谷 慎司
1'55.31621.027115.602
30ST-5336エンドレス・アドバン・トラストヴィッツ
TOYOTA Vitz
駒木 孝有
添田 正
井尻 薫
1'55.43721.148115.481
31ST-5476S.B岡山かばくろ豚蒲Vitz
TOYOTA Vitz
金森 哲也
和田 慎吾
河村 直樹
1'56.64422.355114.286
32ST-55230WAKO'S アクレ オクヤマ Vitz
TOYOTA Vitz
たねぞう
勝間田 正博
1'59.61725.328111.446
33ST-5655吉田山工房N京都 Vitz
TOYOTA Vitz
山口 浩一
樺田 祐司
まさやん
2'01.17426.885110.014

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝記者会見 各クラス上位3選手のコメント

■Cクラス
優勝 安田裕信(スリーボンド)
f3_r10_r_pc_yaduda  「昨日の夕方調子が良くて手応えはあったんですが、予選1回目は思ったより路面温度が上がって調子が狂いました。2回目は5度くらい下がってドライも悪くない感触で予選を終えました。決勝はウェットには自信がありました。もてぎでタイヤ選択を失敗したので、今回は的確に行こうと思ったんですが、スリックでスタートになってしまいました。スタートはショートギアを入れているのでホイールスピンして進みませんでした。スタートしてからは周りのペースと自分のペースと路面を見て、前半プッシュするとクラッシュするだろうし様子をうかがっていました。蒲生選手がすごい調子が良かったんですが、その後、蒲生選手にペナルティが出て、タイヤもきつそうだったし、自分の方が1秒くらい速いペースで走ってたんですが、ペナルティのボードが見づらいのもあったんだと思いますが、それで引っかかってる間に、路面が乾いてくると関口選手の調子が良くて、最後はプレッシャーを感じました。前を走った方がこういう路面ではダウンフォースを稼げるので、最後落ち着いて走ってファステストも取れたし、天候がぼくたちのチームに味方してくれ、それを生かし切れたのは良かったです。この次の鈴鹿は関口選手の方が速いと思うので、ここで稼がないと追いつかれてしまいます。鈴鹿は苦手で、SUGOはスリーボンドは悪くないので、明日は意地でも優勝を取れるようにがんばります」
決勝2位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r10_r_pc_sekiguchi  「こつをつかんでいたので、いいスタートが切れました。序盤はああいう路面が得意なのでギャップを築けたんですけど、セーフティカーが入って、そこからは内圧の問題とか合って我慢していました。最後はペースが上がったんですが、近づいてもダウンフォースが抜けてしまうので厳しかったです。明日はポールスタートなのでなんとかスタートを決めたいです。今日まではどんどんポイントが追いついていたので、無理しないでもポイントを詰められると思ってたんですが、今日は逆にポイントを広げられたので、明日からはリスクを冒していきたいと思います」
決勝3位 蒲生尚弥(トムス)
f3_r10_r_pc_gamo  「スタートからクルマがグリップしてペースは良かったんですが、中盤あたりからペースが上がらなくなって、安田選手から追い詰めらました。ペナルティのボードも見えづらくて見逃してしまいました。山内選手との接触はヘアピンでぼくがイン側に入ったんですが、イン側が濡れていてアンダーステアが出て膨らんでぶつかったという感じです。明日ですが、ここは地元なので少しでもいいところが見せられるようにがんばりたいと思います」
■Nクラス
優勝 野尻智紀(HFDP)
f3_r10_r_pc_nojiri  「前回までは良くないレースが数戦続いていて、その中で自分の良くないところ、また他の方からもアドバイスをいただいて、それを克服しようと昨日からいつもとは違う気持ちで臨んでいました。チームもすごくいいクルマに仕上げてくれて、予選もいいタイムを出せましたし、後ろとのギャップも築けて、2戦ともポールを取れました。決勝はスリックで行かないと勝てないレースだったと思います。難しいコンディションで、スタートは得意としていなかったんですが、最近こつをつかみ始めたところもあってまずまずいいスタートを切れました。セーフティカー出るまでもCクラスに付いて行って、最初からグリップはありました。セーフティーカー後もレインタイヤ勢が来ましたけど、すぐ離れたので、その後は落ち着いて自分のペースを守っていました。途中、中山選手が2番手に上がって、差が詰まったところもあったんですが、最終的にはファステストを取れました。ただトップを走っていて、差を縮められたところがあったのは反省点です。ぼくはリスクがあると思ってたんですが、それをリスクと感じなくなるようなドライビングをしていかなければと思います」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r10_r_pc_nakayama  「今日は3番スタートでぼくの後ろのマシンがレインタイヤを着けていて、グリップが全然良くてどんどん前に行かれてしまいましたたが、それはしょうがないと自分の中で思っていました。セーフティーカーが入って、その開けではもうスリックタイヤの方がペースいい状態になっていましたが、その中でレインタイヤのマシンをパスするのに時間がかかってしまい、トップは狙えなくなりました。今日のポジション取りが悪かったところだと思います。レース中のペースは濡れてるときは良くてどんどん野尻選手に追いついていったんですが、最後乾いてきてマシンのバランスが悪くなって、ファステストを取れなかったのは悔しいです。明日も3番手スタートなので天候はどうなるか分からないんですが、いいスタートを決めて少しでもいい位置でフィニッシュしたいと思います」
決勝3位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r10_r_pc_thompson  「今日のレースは残念でした。コースコンディションが完全にドライか完全にウェットだったら2位からのスタートで優勝を狙えたのではないかと思います。後半ペースが良くなってきて、前の方に上がっていき、最終的に表彰台に上がれたんですが、3位より2位のほうが良かったと思います。セクター2、3のペースは良かったのでファステストを取れる状態ではあったと思いますが、セクター1が良くなかったので完ぺきではありませんでした。最後、後半の2つのコーナーで順位を上げようとトライしたんですがそれはかないませんでした。今日の予選でクラッシュしてタイヤをだめにしてしまったので、明日はタイヤがない状態で、今日レースをしたタイヤを明日も使わないといけないし、厳しい展開になると思います。明日は雨が降ってくれることを望んでいます」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝 Cクラスは安田裕信が、Nクラスは野尻智紀がそれぞれ優勝!

 全日本F3選手権は27日、岡山国際サーキットで第10戦の決勝レースを行い、18周を回ってCクラスは安田裕信(スリーボンド)が、Nクラスは野尻智紀(HFDP)が優勝した。

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 スーパー耐久レースの公式予選が雨により赤旗が2度出る波乱となったため、F3第10戦のフォーメーションラップは16時開始となった。

 岡山国際サーキットの天候は徐々に回復。スタート前には太陽も顔を出したが路面はウェットのまま。スタート前のウォームアップでは安田裕信(スリーボンド)、千代勝正(NDDP)、佐々木大樹(NDDP)の3台がウェットタイヤを装着。他のドライバーはすべてドライタイヤを選択した。

 しかし、グリッド上で安田はウェットからドライタイヤに交換。逆に予選で下位に沈んだ三浦和樹(HFDP)、マシュー・ハウソン(KCMG)はドライからウェットタイヤへと交換した。

 レースは、ポールポジションの関口雄飛(B-MAX)がホールショットを奪い始まる。2位には山内英輝(ハナシマ)が予選順位のまま付ける。3位には予選3位の安田をかわした予選5位の蒲生尚弥(トムス)が上がってきた。予選4位のリチャード・ブラッドレー(トムス)は1コーナー立ち上がりでクラッシュ。スタート直後にレースを終えることとなった。

 Nクラスはクラスポールポジションの野尻智紀(HFDP)がトップ。2位、3位にはウェットタイヤを選択した千代と佐々木が上がってきた。

 1周を回り終える前にブラッドレーのクラッシュのため開始早々にSCが導入されることとなった。SCは3周を終わってピットロードへ。4周目からレースが再開された。

 4周目のヘアピン、3位の蒲生が2位を走る山内をインからパスしうようと並びかけるが、山内に接触。山内はコースアウトしてレースを終えた。

 蒲生はさらにトップの関口を追う。5周目には背後に迫り、6周目の1コーナーでインをさすが順位は変わらず。しかし、この先のアットウッドカーブで関口を捉えてついに蒲生がトップに立った。

 蒲生は後続を引き離しにかかり、11周目にはその差を4秒2とするが、なんと山内との接触で10秒のペナルティストップ10秒が課されてしまった。

 16周終わりで蒲生がピットインするとトップに立ったのは安田。しかし、背後からファステストラップを更新しながら関口が迫る。これに負けじと安田も最後はペースアップし、ファイナルラップではファステストラップを奪ってみせこのままトップでゴールした。2位には関口が、3位にはペナルティを受けたものののトップから46秒遅れで蒲生が入った。

 NクラスはSC後、トップ野尻、2位千代、3位佐々木、4位三浦の順で再開するが、ウェットタイヤを履いた千代、佐々木、三浦の3台はコースが乾き始めると徐々に後退。替わって2位には山中雄一(トムス)、3位にはギャリー・トンプソン(KCMG)が上がりレースはこのまま終了。野尻がクラスポールトゥウインを果たした。

 第11戦決勝は明日28日、10時35分より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第3戦岡山公式予選 波乱の予選でAudi R8 LMSがポールポジション!

 スーパー耐久シリーズは27日、岡山国際サーキットで第3戦の公式予選を行い、AドライバーとBドライバーの合算タイムでST-XクラスはAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕/マイケル・キム組)が、ST-1クラスはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェイ・ホーン・オオイ/片岡龍也/ファリーク・ハイルマン組)が、ST-2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピード゙X(峰尾恭輔/高木真一/村田信博組)が、ST-3クラスはGPO + Kouta Racing NSX(北野浩正/佐々木孝太/橋本達也組)が、ST-4クラスはTRACY SPORTS S2000(兵藤信一/吉田靖之/桑畑 四十郎組)が、ST-5クラスはS.B岡山かばくろ豚蒲Vitz(金森哲也/和田慎吾/河村直樹組)がそれぞれポールポジションを獲得した。

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 公式予選はAドライバー30分、Bドライバー30分で行われ、両ドライバーの総合タイムで順位が決定する。

 13時15分、雨が空からぱらぱらと落ち始めたためウェット宣言が出される中、公式予選が始まった。

 まずはST-X,1,2クラスからだが、まだまだコースは濡れていないためドライタイヤで全車コースイン。しかし、Audi R8 LMSの藤井誠暢が1分36秒103でトップに立ったあたりから、雨は大粒に変わりまたたくまにコースをフルウエットにしてしまった。このためスリックで出ていた各マシンはピットに戻るもののウェットタイヤに交換してもタイムアップできないと判断したのか、この時点でこのセッションは事実上終了となった。

 Aドライバー総合でのトップはST-XクラスのAudi R8 LMSの藤井誠暢。ST-1クラスはKEISHIN☆JIMGAINER☆Z4M COUPE E86の植田正幸、ST-2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピードXの峰尾恭輔となった。

 引き続きAドライバーST-3,4,5クラスの公式予選が行われたが、セッション開始と同時に雨がさらに激しくなったため早々に赤旗中断となった。

 雨が上がり、13時50分から再開されたが、各車ウェットタイヤでのアタックとなった。

 このセッション終盤までトップを守っていたのはなんとST-4クラスの無限CIVIC D-Lab SSR TEIN ATS EDの松井隆幸。しかし終盤にST-3クラスのGPO + Kouta Racing NSXの北野浩正にトップを明け渡すこととなったが、総合でも12位に食い込んでみせた。

 ST-5クラスは、前戦でデビューウィンを飾ったBRP☆HYPER ECU C72制動屋FFC J'SフィットRSの奥村浩一がここでも速くトップタイムを記録した。

 Bドライバー予選は14時20分から。まずはST-X,1,2クラスの走行が始まる。日が顔を出したものの、各車ウェットタイヤでコースインし、アタックが始まる。

 まずは、Audi R8 LMSの都筑晶裕が1分50秒662でトップタイムを記録し、これを1分45秒774まで更新するが、なんとST-1クラスPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEの片岡龍也が1分44秒291だしトップに立つと最終的にはこのタイムを1分40秒016まで伸ばしBグループ予選を締めくくった。2位にも僚友の同、谷口信輝が入り、BMW Z4M勢が1-2。

 ST-2クラスは新菱オート☆DIXCEL☆EVO IXの菊地靖がトップでこのセッションを終えた。

 引き続きST3,4,5クラスのBドライバー予選が始まる。路面はますます乾き、多くのマシンがドライタイヤでアタックを始める。しかし、予選中盤から再び大粒の雨がコースに落ち始め予選は赤旗中断となり、間もなくしてこのセッションの終了が発表された。

 タイミングよくこのセッションでトップタイムをマークしたのはST-3がGPO + Kouta Racing NSXの佐々木孝太、ST-4がTRACY SPORTS S2000の吉田 靖之、ST-5がS.B岡山かばくろ豚蒲Vitzの和田慎吾。

 A,Bドライバー総合でのポールポジションはAudi R8 LMS(藤井誠暢/都筑晶裕組)、ST-1クラスはPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(フェイ・ホーン・オオイ/片岡龍也組)、ST-2クラスはエンドレス・アドバン・コルトスピード゙X(峰尾恭輔/高木真一組)、ST-3クラスはGPO + Kouta Racing NSX(北野浩正/佐々木孝太組)、ST-4クラスはTRACY SPORTS S2000(兵藤信一/吉田靖之組)、ST-5クラスはS.B岡山かばくろ豚蒲Vitz(金森哲也/和田慎吾組)となった。

 決勝レースは明日28日、13時30分より3時間レースとして行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2011/08/27) Race Results Weather:Fine Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 10 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1831'27.607
250C関口 雄飛B-MAX F308DALLARA F3081AZ-FE180.801
38N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1821.185
437N中山 雄一TDP SPIRIT F306DALLARA F3063S-GE1833.263
520Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1833.375
6*1C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1846.021
722N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE181'15.578
87N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE181'16.710
919Cマシュー・ハウソンSGC by KCMGDALLARA F3063S-GE181'17.592
1023N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE171 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
-5C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE315 Laps
-36Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE018 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.12 安田裕信(ThreeBond) 1'28.139 (18/18) 151.247km/h
  • CarNo.1は、2011年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条12.(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒及びペナルティポイント1点を課す。

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