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2023年4月

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース2決勝コメント 優勝・澤龍之介「頑張って5秒以上離して優勝できればいいなと思っていました」

優勝 3号車・澤龍之介(Sutekina Racing)

優勝した澤龍之介(Sutekina Racing)

 「(フォーメーションラップは何が?)僕が勘違いしていて、セーフティラインまでに(ポジション)戻ればいいものを グリッドで戻っちゃったので、そこでペナルティを取られてしまいました。(5秒以上マージン必要なのは知っていた?)はい、ペースには自信はあったので、頑張って5秒以上離して優勝できればいいなと思っていましたので、優勝できてホントに嬉しいです。昨日より大幅にマシンのセットアップ変えて、その自信をつけてくれた平野さんやチームの皆さんに、すごく感謝しています。童夢もマシンを提供していただいて、感謝しています。次のレースも、5番手スタートですけれど、エンストしないように(笑)頑張ります」

2位 98号車・小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

決勝2位の小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

 「スタート直後のTGRコーナーは?)僕のミスです。昨日は太陽が出ていて暖かかったので、今日ちょっと強くブレーキ踏み過ぎちゃって、フロントタイヤをロックさせてしまって。(リカバリは?)2位まではすぐに追いついたのですけれど、そこからのペースがなかなか上がらなくて、後半バランスがよくなって。(澤選手のペナルティは知っていた?)5秒ペナルティってのは後から聞いたのですが、最初からペナルティになるなっていうのは分かっていたので、とりあえずはわかっていました。コンマ6秒足りなかったのは、僕のスタート、1コーナーのミスなので、それがなかったら。でも正直これで5秒以内で勝っても嬉しくないので、しっかりRACE3で前に出て、ぶっちぎりで勝てるように、頑張ります」

3位 62号車・平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

決勝3位の平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

 「ペースがあまりよくなくて、今日気温が大幅に下がったので、そこでターボの温度管理が、予想より全然下回っていて、出力が規定の数値より下回っちゃったので、全然出力でなくて、って感じでした。マシンが、とかいうよりそこだけ、っていう感じですね。僕たちデータがないから、そこでどれぐらいの気温の時にどれぐらいやって、というのが調整がちょっと分からなくって、どうしてもそこが合わせ切れなかったところでしたね。(午後のRACE3はそのあたりを見直す?)毎回毎回「こんなものかな?」って合わせていくしかないので、ちょっと難しいですけれど。そんなに午後(気温が)上がるわけではないと思うので、頑張りたいと思います」

マスタークラス優勝 45号車・辻子依旦(PONOS RACING)

マスタークラスで優勝した辻子依旦(PONOS RACING)

 「タイヤが結構、昨日よりキツかったはずなんですけれど。エンジニアの方が調整してくださって、だいぶ走りやすく最後までいけたので、僕の中では昨日より楽でした。(終盤YUGO選手が迫っていたが?)昨日の展開と同じだな、と思っていたのですけれど、意外とプッシュしてもタイヤが持ってくれたので、ちょっとプッシュしたらまた(ギャップを)維持できたので、昨日よりは楽でしたね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース2決勝 澤龍之介が5秒のタイムペナルティを跳ね返して優勝

優勝は澤龍之介(Sutekina Racing)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第1戦RACE2決勝は4月2日(日)に富士スピードウェイで行われ、2番グリッドからスタートの澤龍之介(Sutekina Racing)がオープニングラップからトップに立つと独走。途中5秒加算のペナルティを課されるも2位に5.6秒の差をつけてフィニッシュ。ピットの期待に応えて優勝した。

 前日の予選、RACE1の暖かな気候と打って変わって富士スピードウェイは曇り空。RACE2がコースインを迎える午前9時10分で気温13度とやや肌寒い。路面温度も低そうで、コンデションへの合わせ込みが必要だ。

 9時30分にフォーメーションラップ開始。しかしここで予選2番手だった澤が出遅れる。最後尾のマシンより前でグリッドを離れたので本来のグリッドからスタートできるが、澤は前日のRACE1でもスタートを失敗しているだけに不安が残る。各車グリッドに戻り、澤もフロントロウにつけて、レッドライトが消灯してレースが開始された。

15周の決勝がスタートした

 ポールシッターの小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)はスムーズに発進しトップを守って加速。一方澤は蹴り出しが弱く、4番手スタートの岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が並びかける。

 小川は1車長の差でTGRコーナーへアプローチ、その後ろはインから澤、岩澤、RACE1優勝の平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)が3ワイドで争う。

 しかしここで小川がブレーキをロックアップ。TGRコーナーを直進してコースアウト、エスケープゾーンまで出てしまう。後方の先陣争いは澤が制してトップに立ち、岩澤と平木は並んでターンイン、小川はこの2台の後ろでコースに復帰。 岩澤と平木のバトルはコカ・コーラコーナー進入で平木がインを奪って決着。平木2位、岩澤3位に落ち着く。後方では6番手、マスターズクラスのトップからスタートの辻子依旦(PONOS RACING)がコカ・コーラコーナー出口でアウトにふくらみコースアウト、エスケープゾーンを伝って戻る間にYUGO(S2R Racing)の先行を許してしまう。

 4位に落ちた小川だが、まずアドバンコーナーの立ち上がりで岩澤に並ぶと300R手前で料理、3位に上がる。

 トップに立った澤は平木とのギャップを徐々にひろげ、1.377秒の差でオープニングラップを終了、平木の後方0.434秒に3位小川が迫っている。4位岩澤は0.969秒の差で5位リアム・シーツ(Sutekina Racing)はそこから4秒以上後方だ。岩澤とシーツはTGRコーナー入口の攻防で接触があった模様で、シーツのノーズにダメージがあるようだ。そしてマスターズクラスはミスでクラストップを失った辻子がストレートエンドでYUGOの前に出てポジションを戻す。

 2周目に入ったTGRコーナー入口のブレーキングでシーツはタイヤをロックさせ、そのままTGRコーナーをまっすぐ進んでエスケープゾーンからコース復帰。フロントウイングのダメージが影響したか、この周の終わりでピットイン、リタイヤしてしまう。

 2周目に入り澤はセクター毎に平木とのギャップを拡げる一方で平木には小川が接近。セクター2で詰め寄ると、ダンロップコーナーで平木を攻略して順位を入れ替える。2位争いの間に澤はさらにギャップを拡げ、2.803秒差で2周目を終了。

 3周目も澤はファステストラップで差を拡げ2位と3.117秒差、独走態勢になる。澤を追いたい小川だが平木が離れず0.913秒差で続き、岩澤はそこからやや離れて単独走行。澤はその後4周目にもファステストラップを更新して小川と3.659秒差となるが、ここで澤のペナルティ検証中とのアナウンス。

 スタート手順違反という事で、フォーメーションラップ開始の際に澤が出遅れて、そこからポジションを戻す際に、本来であればグリッドに戻ってくるまでの間に前車を抜いて戻さなければならない所を、グリッドに整列してから戻したことが手順に違反するという判断。

   7周目に入り、澤に対してフィニッシュタイムに5秒加算する、というペナルティが通告される。この周の終わりで澤と2位小川のギャップは4.444秒。このままフィニッシュすれば澤は0.556秒の遅れで2位ということになる。

 ここから澤は見えない敵と戦うことになり、7周目、8周目とベストタイムを更新。小川とのギャップを5.002秒として注文に応えると、9周目にも1分38秒185とファステストラップを叩き出して5.274秒まで差を拡大する。小川も澤を逃すまいと自己ベストのタイムで応酬するが澤は毎ラップ0.2秒程度速く、じわじわとマージンを稼いでいく。

 13周目、澤は1分38秒104とこのレースのファステストラップを樹立、小川とのギャップを6秒とし、安全圏に入ったと見たか最後の2周は無理をせずにフィニッシュまでマシンを運び、チェッカードフラッグを受けた。フィニッシュ時点での差は5.699秒。0.699秒差で小川を振り切ったことになる。

決勝2位は小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

決勝3位は平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

決勝4位は岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

 2位小川はファイナルラップまで自己ベストで澤を追ったが届かず。3位は平木、4位岩澤の順でゴールした。

マスタークラス優勝は辻子 依旦(PONOS RACING)

 マスターズクラスは2周目に首位を奪い返した辻子がYUGOを退けてクラス優勝、前日のRACE1から連勝を飾った。

表彰式

マスタークラスの表彰式

 FRJ第1戦RACE3決勝は本日の午後1時50分スタート予定だ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1決勝コメント 2位・小川颯太「気持ちを切り替えて明日のレースに挑む」

優勝 62号車・平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

優勝した平木湧也(HELM MOTORSPORTS)

 「(最後のオーバーテイクは?)最後の2周くらいで追いついて、向うもペース的には厳しかったのかなと思ったので。こちらは全力でプッシュして、セクター2で速かったので、そこで仕掛けられれば、展開としても面白くなるかな、と思って。で、最後前に出られたので、よかったです。(スタートで前に出たのを差されたが?)スタートはよかったですけれど、ペース的にはけっこうキツくて、なかなか、ついて行くのでいっぱいという感じだったのですけれど、最後は向うも落ちてきたので、それでちょっとチャンスあったのかな、と思います。(明日に向けては?)ストレートがどうしても遅いので、そこを対策とかを考えないと、スリップストリームでついていても追いつかないので、ちょっと考えないといけないな、と思うのですけれど。予選から決勝で変えたところはよかったので、もうちょっといろいろ考えてみたいな、と。まだデータが何もないので、いろいろ試してみようかな、と思います」

2位 98号車・小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

決勝2位の小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「(トップを)守れるペース自体はあったのですけれど、最後、周回遅れのクルマに引っかかって、そこでちょっと、守り切る余裕がない所で行かれちゃって、仕方ないかな。気持ちを切り替えて、明日のレースに挑みたいと思います。(スピードは十分ある?)ちょっと、予選に比べたら、マシンのポテンシャル的にはちょっと、まだまだ改善できる余地があるのかな、と思うので」

3位 3号車・澤龍之介(Sutekina Racing)

決勝3位の澤龍之介(SUTEKINA RACING TEAM)

 「スタートでストールしてしまって、8番ぐらいまで落ちちゃって。そこが一番の敗因ですね。スタートで3番ぐらいまで上がれていれば、トップ集団と絡めたと思います。(ストールの原因は?)僕のミスです、タイミングがズレました。久しぶりのスタートだったので、いつもより緊張していました。だいぶレース勘とか、感覚も戻ってきたので、明日2戦あるので」

マスタークラス優勝 45号車・辻子依旦(PONOS RACING)

マスタークラス優勝の辻子依旦(PONOS RACING)

 「(終盤追い詰められていたが?)ユーズド(タイヤ)で行ったのですけど。始めスタートうまく行って離したのですけれど、その後タレてきて、向うがたぶんニュー(タイヤ)だと思うので、後半苦しんだのと、最後はちょっと弱く走りましたね。マージンがあったので。スピンを恐れていたので。(その分明日はニュータイヤで行ける)今日一日(ワンセットで)乗り切ったので、明日の方が路面温度下がると思うので、ニューで行きたいですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1決勝 平木湧也がファイナルラップの攻防を制して初優勝

優勝した平木湧也(HELM MOTORSPORTS)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第1戦RACE1決勝は4月1日(土)に富士スピードウェイで行われ、FRJ初出場の平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/39)がスタートで前に出ると、一度は小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)にオーバーテイクを許すもファイナルラップで再逆転。優勝を飾った。

 今シーズンは6大会、全16戦で行われるシリーズの開幕戦。エントリーは9台とやや寂しいが選手の粒は揃っているだけに接戦が期待される。

 春らしい暖かな日差しがコースに降り注ぎ気温は約20度。絶好のレース日和だ。

15周の決勝がスタートした

 15周のRACE1決勝は午後1時10分にフォーメーションラップ開始。ポールシッターの小川を先頭に全車グリッドにつくと、レッドライトが消灯してレースが開始された。

 スタートの蹴り出しがよかったのは2番グリッドから発進の平木で、TGRコーナーに向けてイン側から小川の前に出てホールショットを奪うとトップに踊り出た。反対に大きく出遅れたのが5番グリッドの澤龍之介(Sutekina Racing)で、加速がにぶく8位までポジションを落としてしまう。小川の後方では4番手スタートのリアム・シーツ(Sutekina Racing)がTGRコーナーで前を行く岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)のインを窺うが、岩澤がしっかり抑える。小川はコカ・コーラコーナーに向けて左右にチャンスを窺うが平木が隙を与えない。

 トップ平木から2位小川~3位岩澤~4位シーツまでそれそれ1車長ずつの等間隔でダンロップコーナーに進入、そのまま最終パナソニックコーナーを抜けてストレートに戻ってくると、平木と小川の差は0.734秒、0.612秒で岩澤、0.875秒でシーツがコントロールラインを通過。そこから2.429秒離れて5位はマスターズクラストップの辻子依旦(PONOS RACING)で、スタートを失敗した澤がセクター2から3にかけてオーバーテイクを連発してポジションを6位まで戻して来ると2周目のTGRコーナーで辻子のインを差して5位へ浮上する。

 トップ2台の間隔は2周目も変わらず0.871秒。3周目に入ると小川が1分39秒098とここまでのファステストラップを出して平木を追い上げる態勢にはいる。3位岩澤はやや離され小川と2.367秒差、トップ2台に逃げられそうな状況で後ろには4位シーツが0.689秒差で続き苦しい展開だ。

 ファステストラップを連発する小川は平木との間合いを詰めて5周目終了時点で0.354秒差。スリップストリームが効く範囲に入り、ストレートでぐっと接近する。

 トップ争いが動いたのは6周目のTGRコーナー、ストレートエンドで牽制するようにラインを右寄りに取った平木のスリップストリームから抜け出た小川がアウト側からコーナーにアプローチ。そのまま並走でコーナーを抜けると第2コーナーで大外刈り、トップ奪取に成功する。その後ろでは岩澤とシーツのバトルに澤が追いつき、3台による3位争いに拡大する。

 オーバーテイクを許した平木だが小川に食らいついてチャンスを狙っており6周目、7周目と0.6秒のギャップを守っている。3位争いは岩澤~シーツ~澤が1.2秒差のワンパックとなり、勢いのある澤がシーツを追い立てていて、コカ・コーラコーナーの立ち上がりでシーツがややワイドになると一気に詰め寄るとストレートで並びかける。そして8周目のTGRコーナーへの進入で前に出ると4位へポジションアップ。シーツとのバトルの間にやや間が空いた岩澤を追撃にはいる。

 9周目、今度は平木が小川と0.8秒あったギャップを削り、第3セクターで一気に0.3秒詰めて、コントロールライン上では0.459秒差。後方3位争いも澤が岩澤を0.552秒まで追い詰めている。

 そして10周目のコカ・コーラコーナーの立ち上がりで岩澤が僅かにバランスを崩しかけたチャンスを見逃さずに澤がインを差して3位を奪取する。続けてシーツも岩澤の背後につける。

 3位を失った岩澤だがストレートでは澤のスリップストリームを使って並びかけ、11周目のTGRコーナーでイン側からブレーキング勝負を仕掛けるといったんは前に出る。しかし澤もアウト側で譲らず並走。イン側となるコカ・コーラコーナーまで粘って再逆転、3位の座を奪還する。岩澤は再度アタックしたいところだが、今度はシーツのプレッシャーに晒されることになり、苦しい展開となる。そして12周目のTGRコーナーでシーツが岩澤のインに飛び込むとオーバーテイクに成功、岩澤はここで大きく失速、岩澤によると一時的にダウンシフトができなくなったそうで、その後ペースを取り戻すが4位の座は失われた。

 3位が激しく争われる間も小川と平木のトップ争いは0.4秒台のギャップで推移。12周目に平木が1分38秒630のファステストラップを出して小川にプレッシャーをかけるとダンロップコーナーからの上り区間で距離を詰めてロックオン。14周目を終えてその差0.221秒、テール・ツー・ノーズ状態でファイナルラップに突入する。

 そしてTGRコーナー進入で平木はインと見せかけてラインをアウトへ。立ち上がりでクロスラインを取って第2コーナーで小川のインに切れ込みオーバーテイクに成功、トップを奪い返す。

優勝は平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

 小川は得意のコカ・コーラコーナーでインを狙うが平木が抑えこみポジションを守る。小川はなおも平木を攻め立てるがダンロップコーナー入口のブレーキングで一瞬ロックアップ、タイヤが苦しそうだ。平木はその後も小川につけ入る隙を与えずパナソニックコーナーを立ち上げるとフィニッシュラインまで加速。トップでチェッカードフラッグの下を通過した。

決勝2位は小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

決勝3位は澤龍之介(Sutekina Racing)

 小川は0.207秒及ばずの2位、そしてスタート失敗で8位まで落ちた澤がバトルを制して3位表彰台。粘り強く岩澤を攻略したシーツが4位という結果になった。

マスタークラス優勝は辻子依旦(PONOS RACING)

 マスターズクラスは終始クラストップを走り続けた辻子が全体6位でクラス優勝。終盤辻子を追い詰めたYUKI(DOME F111/3 ATM-ARF3R)だったが0.512秒届かずクラス2位に終わった。クラス3位はYUGO(S2R Racing)で初表彰台を獲得した。

 FRJ第1戦RACE2決勝は翌4月2日(日)の午前9時30分スタート予定だ。

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士公式予選コメント PP・小川颯太「油断せずに一周一周考えながらぶっちぎりで勝つ」

98号車・小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)
  • RACE1:ポールポジション 1分37秒732
  • RACE2:ポールポジション 1分37秒049
  • RACE3:ポールポジション 1分37秒820

レース1, 2, 3すべてポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「なんとか、ぎりぎりポールポジションを取れたので、油断せずに、しっかり、一周一周考えながら、ぶっちぎりで勝てるように、頑張りたいと思います。調子は悪くないですね。タイム的には昨日曇りでけっこう路面温度も低かったのですけれど、今日は太陽出ていたので、思ったよりもタイムが伸びなかったです。あとマシンバランスも少し変わったので、みんな全体的に落ちちゃってるので、それをレースで修正して、しっかりまとめられるようにして行ければいいな、と思っています」

62号車・平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3
  • RACE1:2位 1分38秒357(+0.625)
  • RACE2:3位 1分37秒740(+0.691)
  • RACE3:2位 1分38秒384(+0.564)

レース1予選2位、レース2予選3位、レース3予選2位の平木湧也(HELM MOTORSPORTS)

 「今シーズンからFRJに参戦ということで、去年までウチとしてはFIA-F4とSFLをやってました。FRJはとりあえず開幕戦に出て、この後ウチのチーム自体が出るかどうかはまだ決まっていないです。このクルマ自体も2週間くらい前に来て、今回走るのが2回目、みたいな感じなので、なかなか合わせ切れないというか、準備もできていないというのもあるのですけれど。そんな中でも、ワンメイクなので自分たちのチームとしてどこまで行けるのかな、というのをやって行きたいです。いろんなカテゴリーを経験して、チームとしても、ドライバーとしても強くなって行けたらいいな、と思います。今日の予選自体も、昨日のフリー走行だと結構調子よかったのですけれど、コンデションが全然変わって、うまく対応し切れなかった、というところがあるので。今日のレースもまた(コンデションが)変わっちゃうと思うので、いろいろと経験して、挑戦していきたいなと思います」

97号車・岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FR)
  • RACE1:3位 1分38秒612(+0.880)
  • RACE2:4位 1分37秒895(+0.846)
  • RACE3:3位 1分38秒709(+0.889)

レース1予選3位、レース2予選4位、レース3予選3位の岩澤優吾(Bionic Jack Racing)

 「FRJは今回初めてのレースです。F4よりまっすぐ速いですけれど、思ったよりもコーナーがダウンフォースが効かない。低速コーナーはダウフォースが効いていないので、ちゃんとブレーキで車速落として曲げないといけないから、結構そこが難しいですね。その割に高速コーナーはダウンフォース出たりするので、その差が激しくて、そこが慣れないと難しいかなって感じです。いまのところシーズン通して出場の予定です。フォーミュラはひとりで戦うので、ひとりでちゃんと速く走れるというのを証明したいです。(レースに向けては?)走るたびに慣れてきている、という感じと、セットアップの進め方が、FRJのポイントがまだ掴めていない部分があるので。でもチームメイトが2年半くらいやっているドライバーなので、その子のデータを比べながら、ちょっとずつ詰めていって。予選は終わっちゃたので、レースはしっかり、バトルなのでブレーキとかで前に出られるように頑張るしかないと思っています」

3号車・澤龍之介(Sutekina Racing)
  • RACE1:5位 1分39秒646(+1.914)
  • RACE2:2位 1分37秒408(+0.359)
  • RACE3:5位 1分40秒218(+2.398)

レース1予選5位、レース2予選2位、レース3予選5位の澤龍之介(SUTEKINA RACING TEAM)

 「(1回目の予選は不調だった?)マシンのエンジンの温度とかそこらへんがかみ合わずに。2回目は、調整していただいて、少しタイムアップできたのですが、やっぱりそれでもストレートスピードが出ず、たぶん10km/hくらいロスがあったのですかね。コーナーのバランスとかはいいので、そこの部分はよくて。他の部分で原因が見つかったので、決勝はいけるかな、と思います。今日と明日でまたコンデションが変わるでしょうし、久しぶりのレースっていうこともあって、うまく合わせて行って、めざすは3連勝したいので」

マスタークラス 45号車・辻子依旦(PONOS RACING)
  • RACE1:ポールポジション 1分41秒441
  • RACE2:ポールポジション 1分40秒166
  • RACE3:ポールポジション 1分41秒441

レース1, 2, 3すべてマスタークラスポールポジションの辻子依旦(PONOS RACING)

 「昨日の練習でいろんな課題があって、それをクリアして今日は挑んだのですけれど。ちょっと朝の路面のコンデションが思っていたのと違って、そこの修正に手間取ってしまって、1回目の走行ではスピンしてしまったのですけれど、なんとかリカバリできて。望んでいたタイムではないのですけれど。決勝に向けては、前に若い子たちがいて、彼らにひっついて行けるように頑張りつつも、後ろ気にして、抜かれないように自分のレースができたらな、と思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士公式予選 小川颯太がRACE1、2、3すべてでポールポジションを獲得

レース1, 2, 3すべてポールポジションの澤龍之介(Sutekina Racing)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第1戦は4月1日(土)に富士スピードウェイで公式予選が行われた。

 今シーズンは6大会、全16戦で行われるシリーズの開幕戦は3レースが行われ、各選手1回目の予選のベストタイムでRACE1、セカンドベストタイムによってRACE3の、それぞれグリッドが決まり、2回目の予選ではRACE2のグリッドが来まる事となる。

 エントリーは9台、昨年シリーズランキング2位に終わった小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)を筆頭に、昨年スポット参戦があった澤龍之介(Sutekina Racing)とマスタークラスのYUKI(DOME F111/3 ATM-ARF3R)とYUGO(S2R Racing)が今年も参戦する一方で、新顔としてスーパーGTドライバーでもある平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)と岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が登場。さらに注目なのがニュージーランドからやってきたリアム・シーツ(Sutekina Racing)だ。リアム・シーツは弱冠17歳。ニュージーランドフォーミュラフォード選手権で頭角を現し、今年は「カストロールトヨタフォーミュラリージョナルオセアニアチャンピオンシップ」において表彰台に3回上りランキング4位となっている。そうした実績によりスカラシップを獲得してFRJへの参戦機会を得た。

■予選1

 まずは予選1回目が午前9時40分から開始。春らしい陽気の富士スピードウェイの気温は17度で、各車15分間の予選にいどむ。

 各車ウオームアップを終えて残り10分を切り、まず澤が1分40秒595とトップに立つ。2番手はシーツの42秒630。そして残り8分で岩澤が41秒937、平木が42秒432で2番手、3番手に浮上、小川も42秒608で4番手へ。

 残り7分30秒、トップ澤が1分40秒218とタイムを刻むと、シーツが39秒959と1分40秒を切りトップへ、さらに小川が39秒169を出してトップは目まぐるしく交代する。

 マスタークラスでは辻子依旦(PONOS RACING)が全体6番手のクラストップにいたが、YUGOがこれを上回る。

 残り6分、小川はさらにタイムを削り1分38秒061、シーツも39秒766と自己ベストを短縮するが、平木と岩澤が38秒850、39秒319と立て続けにタイムを更新、シーツは4番手へ。

 残り2分30秒、小川は1分37秒820までタイムを伸ばしトップを維持、RACE3のグリッドを決めるセカンドベストタイムでもトップだ。2番手は平木で38秒371、3番手岩澤38秒915、それぞれセカンドベストでも2番手と3番手だ。シーツは4番手、澤のタイムが伸びず5番手にとどまっている。

 チェッカードフラッグが振られ各車最後のタイムアタックに入る。シーツが1分38秒683で3番手へ浮上するが、直後に岩澤が38秒612でポジションを奪回。小川と平木もそれぞれ37秒732、38秒357とベストタイムを更新してトップ、2番手変わらずフロントロウを確保。セカンドベストタイムで決まるRACE3の予選順位も、トップ小川の37秒820、2番手平木の38秒384、3番手岩澤の38秒709、4番手シーツの38秒964と、同様になった。

 マスタークラスは全体6位の辻子がベストタイム1分41秒441、セカンドベストタイム4秒741でRACE1、RACE3のクラストップを獲得した。

■予選2

 予選1回目に続いてRACE2の為の予選は1回目終了後僅か15分で午前10時5分に開始。今回の大会では3レースを2セットのドライタイヤで戦わねばならないため、2回目の予選でニュータイヤを投入するか、それともレースに温存するか、チームにより判断が分かれるという。

 2回目の予選も15分間、気温は1回目からさらに上昇して20度を超えている。まずは残り9分10秒でリアム・シーツ(Sutekina Racing)が1分40秒324でトップに立つが、すかさず平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)が1分40秒201でこれを上回り、さらに遅れてコントロールラインを通過した小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が40秒067とトップタイムを塗り替える。

 残り7分30秒、シーツはいきなり38秒580を出して再びトップに出るも、小川が37秒088で逆転。さらにここまで予選でなりを潜めていた澤龍之介(Sutekina Racing)が37秒650で2番手に躍り出る。ポール争いは一気に1分37秒の争いに入り、平木も37秒768で3番手、シーツは4番手、さらに岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)も37秒987を出して上に行き、シーツは5番手へと後退。マスタークラスでは辻子依旦(PONOS RACING)が41秒279で全体6番手でクラストップだ。

 残り4分、小川は1分37秒049とベストタイムを更新。澤も37秒408とタイムを短縮するが小川には届かない。平木~岩澤のポジションも変わらない。

 残り2分、小川は一足早く予選を終了してピットイン。2番手以下の序列は変わらず、マスタークラスのトップも辻子で、クラス2位のYUKIとのギャップは1.695秒。

 15分が経過してチェッカードフラッグが振られる。その中でタイムアタックを続けているのは平木で、コントロールラインを通過すると1分37秒740と自己ベストを0.028秒短縮するがポジションは3番手で変わらず。小川が37秒049で、この週末の3レース全てのポールポジションを獲得した。2番手は澤、1回目の予選では調子が出ずRACE1、3共に5番手に沈んでいたが、15分のインターバルの間に光明を見いだしたか2秒以上タイムを短縮してきた。3番手平木、4番手岩澤とセカンドロウを分け合い、シーツは38秒が切れずに5番手に終わった。

 マスタークラスは1回目と同じく辻子がクラストップでこちらも3戦すべてポールポジション。2番手も3戦連続でYUKI(DOME F111/3 ATM-ARF3R)ということになった。

レース1予選2位、レース2予選3位、レース3予選2位の平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3)

レース1予選3位、レース2予選4位、レース3予選3位の岩澤優吾(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

レース1予選5位、レース2予選2位、レース3予選5位の澤龍之介(Sutekina Racing)

レース1, 2, 3すべてマスタークラスポールポジションの辻子 依旦(PONOS RACING)

 FRJ第1戦は本日RACE1決勝が午後1時10分スタート予定、RACE2及びRACE3決勝は翌4月2日(日)に行われる。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第2戦富士決勝コメント ジェントルマンクラス優勝・河野靖喜「上出来のレース、まさか4位まで行くとは」

優勝 81号車・卜部和久(H・R F108)1分42秒366

優勝した卜部和久(H・R F108)

 「(完勝でしたか?)はい、途中で佐々木さんもリタイヤになってしまって。スタートで、1周目から差をつけることができて、それから自分のペースで、プッシュし続けていけたのが、よかったと思います。マシンの方も最高でした」

2位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

決勝2位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「だいぶ逃げられましたね。ペースも上げられず、下がる一方で、苦しかったですけれど。なんとか、いろんな運があって2番という事で。次へ向けて。1位目指せるようにがんばります。(スタートは)全然よくなくて、後ろの大宮君にいかれそうになった。ちょっと出遅れたのですけれど、なんとか死守しました」

3位 19号車・ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝3位のハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「徳升選手もかなり厳しそうで、最終セクターあたりはトラクションかかりにくい状態になっていたみたいで。ただ、こっちもそれほどいい状態じゃなかったので。(納得の3位?)毎回納得はいってないですけれど(笑)、トップの選手に近づけるよう、次なんとかしたいですね」

4位(ジェントルマンクラス優勝) 55号車・河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

決勝4位、ジェントルマンクラス優勝の河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

 「(前の大宮選手に)ついて行けるな、と思っていて、タイヤが暖まってきたころに逆に僕の方がペースよくなってきて。前もけっこうミスしていたので、これはもう行けるな、と。(相手が)どんなドライバーさんか知らなかったのですけれど、僕が近づいたらミスを連発していたから、これは抜けるし抜いた後も離せるな、と思ってたら、そんなに離せなかったですけれど(笑)。僕もミスしたりして詰まってきて、ただ最終ラップとかちょっと間があいていましたから、変に無理しないようにして行けるかな、と。上出来のレースでしたね。9位からですからまさか4位まで行くとは思わなかったです」

5位 20号車・大宮賢人(ハンマーR疾風)

決勝5位の大宮賢人(ハンマーR疾風)

 「序盤、スタートは決まったのですけれど、そこからペース悪くて。そこは自分が毎周ミスも多かったり、そういうところでまだ足りないところが多かったです。(終盤の追い上げは?)あれは自分が上がったというより、前の方がちょっと落ちてきたかな、というので追いつきました。でも抜くとこまではいかなかったです。クルマの調子はめっちゃいいとは言えないですけれど、悪くはなかったと思います。次戦に向けては自分自身もっとレベルアップできるように頑張ります」

6位 40号車・冨田自然(Kデンタルオフィス)

決勝6位の冨田自然(Kデンタルオフィス)

 「今回はちょっと、人間もクルマも調子がまんべんなく良くなかったですね(苦笑)。全然イケてなかったです。次戦もてぎはまだ未定ですが参戦できるようであれば、全力で今回の反省を元に頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

Forumula Beat

第2戦富士決勝 卜部和久が序盤からダッシュに成功すると後半はぶっちぎりの優勝

優勝した卜部和久(H・R F108)

 Formula Beat第2戦決勝は4月1日(土)に富士スピードウェイで開催され、卜部和久(H・R F108)がスタートからトップに立つと、後続を引き離して独走体制に持ち込み、2位を走行の佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)がリタイヤした後半は後続に大差をつけてそのまま13周を走ってフィニッシュ。ポール・ツー・ウインを飾った。

 朝の予選に続いて午前10時30分コースインと慌ただしい今回の決勝。短いインターバルの間に気温は18度まで上昇。予選開始時点と比べて7度も変わればタイヤの内圧など調整しなければならない箇所があり、各チームセットアップに余念がなかった。

 トラブルで予選を走行できなかった渡辺義人(エクシズ☆ハンマーR疾風)を含む20台がグリッドに整列、10時45分にフォーメーションラップが始まりグリッドに戻ってくるとレッドライトが点灯から消灯でレースが開始された。

13周の決勝がスタートした

 ポールシッターの卜部を始め上位はクリーンスタートしたが、8番グリッドからFormula Beatで初の決勝を迎えた岩本瞬(ファーストガレージ&ISP)がエンジンストールでグリッドに取り残され、最後尾からスタートする。

 トップの卜部に対し2位の佐々木は左右からプレッシャーをかけるが、卜部は落ち着いた走りでポジションをキープ、隙を見せない。後方では5番グリッドから蹴り出しがよかった大宮賢人(ハンマーR疾風)が、逆に出遅れたハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)をTGRコーナー進入で仕留めて4位に浮上する。大宮はさらに3位を走る徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)のインに並びかけて第2コーナーを通過するが、コカ・コーラコーナーでまでに徳升が抑えこむ。

 オープニングラップを終えてトップ卜部と2位佐々木のギャップは0.681秒、そこから0.95秒の差で3位徳升。スタート直後は勢いがあった大宮だが後半セクションで伸びず、伊澤が接近して0.054秒差でコントロールラインを通過するとストレートエンドまでに前に出て4位を奪い返す。5位に落ちた大宮の後方にはこれもスタートがよかったジェントルマンクラスの河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)が6位に浮上している。逆に大きくポジションを落としたのが6番手スタートだった冨田自然(Kデンタルオフィス)で、9位で1周目を終えた。

 2周目、3周目と卜部は佐々木より0.5秒速いタイムでギャップを築き、3周目終了時点で1.807秒差。さらに4周目1分43秒279、5周目43秒178とファステストラップを連発して2.298秒差とじりじり佐々木を引き離して行く。3位徳升はそこから3.429秒、4位伊澤も1.177秒とギャップが拡大して、序盤から上位は膠着状態になる。 そんな中で元気がいいのがジェントルマンクラストップの河野で、5位大宮と0.172秒差とテール・ツー・ノーズ状態で6周目に入ると第1セクターでオーバーテイクに成功する。ジェントルマンクラスの2番手はスタートを失敗した植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)に代わって三浦勝(NUTECルノー)が総合10位で続いていたが植田がこれを挽回する。

 レースは折り返しの7周目。4位伊澤が第1、第2セクターで3位徳升とのギャップを削り取り、0.966秒差でコントロールラインを通過。そして8周目、2位を走っていた佐々木が最終コーナーでスローダウン。勢いなくピットレーンに戻ってくるとそのままガレージイン、リタイヤとなった。レース後に確認したところ、ドライブシャフトが折れたとの事で、開幕戦でもコースイン時のスタート練習でドライブシャフトが折れてレーススタート出来なかったが、今回も同じ左のドライブシャフトだそうで、こうなるとドライブシャフト本体というより駆動系全体を見直さないといけない、と話していた。

 佐々木がいなくなり、8周目終了時点でトップの卜部と2位に浮上した徳升とのギャップは8.135秒と完全に独走状態。3位伊澤は徳升と0.992秒差と僅かに接近する。そこから5秒の間を開けて4位河野は5位大宮を1.142秒差と突き放しにかかり6位には安井和明(ブースカ隊長)が続いている。その安井にじわじわ接近し始めたのが、スタートを失敗した富田で、一時は2秒以上あった安井とのギャップを削り取り、10周目の終わりには0.332秒差とロックオンすると11周目にオーバーテイクに成功、スタート時点と同じ6位まで順位を戻す。

優勝は卜部和久(H・R F108)

 トップの卜部はその後も徳升より0.5秒から1秒以上速いペースで走り続け、11周目10.9秒、12周目12.2秒、ファイナルラップ13.5秒差と手綱を緩めることなく独走でチェッカードフラッグを受け、優勝を飾った。

決勝2位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

決勝3位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝4位は河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

決勝5位は大宮賢人(ハンマーR疾風)

決勝6位は冨田自然(Kデンタルオフィス)

 2位は徳升、伊澤の攻勢をしのぐのが精一杯という状態で0.5秒差まで詰め寄られたが逃げ切った。4位河野、ジェントルマンクラスではクラス2位の植田を20秒以上も突き放す圧勝ぶりだった。以下5位大宮、6位富田と続いた。

 Formula Beat第3戦は4月22~23日にモビリティリゾートもてぎで開催される。今年はチャンピオン奪還の年と定めているが、まさかの2戦連続リタイヤに終わった佐々木孝太が復活するか。次のレースまで3週間と猶予は短い。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第2戦富士予選コメント ポールポジション・卜部和久「スリップストリームに入られないくらいぶっちぎりで勝ちたい」

ポールポジション 81号車・卜部和久(H・R F108)1分42秒366

ポールポジションの卜部和久(H・R F108)

 「自分的にはそこまでまとまったラップではなかったですけれど、ミスを最小限に抑えることができたラップだったと思います。決勝に向けては、スタートでちゃんと差をつけて、スリップストリームに入られないくらいぶっちぎりで勝ちたいと思います。(佐々木とバトルの経験は?)初めてですね、楽しみです(笑)」

予選2番手 6号車・佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)1分42秒742 トップと0.376秒差

予選2位の佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 「けっこう負けちゃいましたね。昨日(の練習で)ニュータイヤを使わなかったので、今日、ニュータイヤのマージンがこれぐらいあるだろう、と思って、ちょっとセッティングをアジャストしたのですけれど、ちょっとそれが裏目に出て、逆にグリップ感を損なっちゃったので。失敗したな、って思います。決勝の方がどちらかというと自信あるなと思うので。ただ、簡単には抜けないと思うので、お互い楽なレースにはさせないし、ならないと思って、最後までプッシュしたいなと思います」

予選3番手 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)1分43秒518 トップと1.152秒差

予選3位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「つらいですね。ちょっと(前の)二人は速すぎます。これをどう詰めるか、頭悩ましいところです。なんとかいい所をいけるように、決勝まで時間ないですけれど、なんとか詰めていきます。ワンデイレースの午前中で終わってしまうので、つらいとこがありますが。セッティング変更して決勝に挑まないと、3位で終わっちゃうので、頑張ります」

予選4番手 19号車・ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)1分43秒612 トップと1.246秒差

予選4位のハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「(トップとの差は?)昨日の練習ほどはダメな感じじゃなかったのですけれども、可もなく不可もなくという感じですね。最後の1周でガス欠症状出ちゃったので、それがなければもうちょいいけたかも、って感じです。(決勝は?)最近スタートはわりと安定しているので、なんとかトップ2台についていけるように、頑張りたいと思います」

ジェントルマンクラス1位(総合9番手) 55号車・河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)1分44秒526

ジェントリマンクラスポールポジションの河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

 「(チームを変えてマシンの感触も変わった?)クルマは結構よくなりました。セッティングもですけれど、細部にわたってバラしてちゃんとルノーの基本性能をまず戻す、みたいな丁寧さがあるかな、と思います。なにかスペシャルなセッティングをしたとかではなくて。乗りやすくはなりました。(タイムは)54秒1くらいは出したかったのですけれどね。練習でも出ていたタイムなので、そこはちょっとショックなんです。決勝ではタイムがけっこう皆拮抗しているので、荒れそうですよね(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

Forumula Beat

第2戦富士公式予選 卜部和久が他を寄せ付けずポールポジション獲得

ポールポジションは卜部和久(H・R F108)

 Formula Beat(旧JAF-F4地方選手権シリーズ)第2戦公式予選は4月1日(土)に富士スピードウェイで開催され、卜部和久(H・R F108)が計測2周目にトップに立つと、そのままベストタイムを更新し続けてポールポジションを獲得した。

 今回のエントリーは開幕戦から6台増えて20台。春の富士スピードウェイは好天に恵まれ霊峰富士と満開の桜が両方楽しめる絶好のレース日和。

 20分間の予選は午前8時10分、日差しはあるがまだ少し肌寒い気温12度で開始された。それぞれ5台を擁するファーストガレージ勢とハンマーレーシング勢が一大勢力だが、ハンマーレーシングの一角、渡辺義人(エクシズ☆ハンマーR疾風)はコースイン直後にストップしてしまう。トラブルの模様だ。

 残り15分、計測2周目あたりから各車ウオームアップを終えてタイムを出し始める。まずは徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が1分47秒256でトップに立つと。次の周回で卜部が43秒801と一気にタイムを縮めて首位に。2番手には大宮賢人(ハンマーR疾風)、3番手にハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)とはハンマーレーシング勢が続く。

 残り12分、卜部はトップタイムを1分42秒667まで短縮、2番手に浮上した伊澤とは1.541秒と大差がついている。ジェントルマンクラスのトップは45秒781の総合6番手で今年ハンマーレーシングからファーストガレージに移った河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)がつけている。

 残り10分、ここまで本格的なタイムを出していなかった佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)が1分43秒863で2番手へポジションアップ、それでも卜部とは1秒以上の差がある。伊澤が3番手へ後退し、4番手に大宮とハンマーレーシング勢が続く。

 残り9分、いったん6番手まで順位を落としていた徳升が44秒210で3番手まで順位を上げる。ジェントルマンクラスでは三浦勝(NUTECルノー)が45秒643でトップ、クラス2番手には植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)があがり河野はクラス3番手。

 残り7分、今回がFormula Beatデビュー戦、圧倒的に練習不足だと言っていた岩本瞬(ファーストガレージ&ISP)が1分45秒133で8番手へ進出。植田が45秒426でジェントルマンクラスのトップに立つ。上位では大宮が43秒998として3番手、伊澤の上につける。

 残り5分、佐々木が1分43秒103とタイムを削り、トップ卜部に0.436秒差まで詰める、また伊澤も43秒797で大宮から3番手の座を奪い返し先輩の力を見せつける。また、冨田自然(Kデンタルオフィス)が6番手に。

ここまでの上位は

  • 卜部  1分42秒867
  • 佐々木    43秒103 +0.436
  • 伊澤     43秒797 +1.130
  • 大宮     43秒997 +1.331
  • 徳升     44秒050 +1.383
  • 富田     44秒216 +1.549

 ジェントルマンクラスは河野が44秒636で再びクラストップ、総合は8位。植田がクラス2位を守っている。

 残り4分、卜部が1分42秒518と最速タイムを更新すると、佐々木も連続で自己ベストを更新して43秒047、さらに42秒742と卜部に0.224秒まで接近。

 しかし卜部はチェッカードフラッグ後の計測で42秒366とさらにタイムを短縮、首位に立ってからは一度もその座を譲らずポールポジションを獲得した。

予選2位は佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

予選3位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

予選4位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

予選5位は大宮賢人(ハンマーR疾風)

予選6位は冨田自然(Kデンタルオフィス)

 2番手佐々木は42秒742で0.376秒差、3番手には徳升がチェッカードフラッグ後の周回で43秒518をマークして伊澤を追い落とした。伊澤も43秒612とタイムを更新したが0.094秒の差で4番手、それでもセカンドロウは確保、以下大宮、富田と続いた。

ジェントルマンクラスポールポジションは河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

 ジェントルマンクラスは河野が44秒526まで自己ベストを削り総合9位クラストップ、植田が0.582秒差で総合12位クラス2番手と続いた。

 Formula Beat第2戦決勝はワンデイで午前10時45分スタート予定だ。晴天の富士スピードウェイでは気温がぐんぐん上昇しており、短いインターバルの間に合わせ込みが必要になりそうだ。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース3決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
198小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'36.288--
23澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'39.344 3.056 3.056
362平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1524'42.863 6.575 3.519
497岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'43.859 7.571 0.996
527リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'44.104 7.816 0.245
618M1YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1525'48.7751'12.4871'04.671
745M2辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'57.4561'21.168 8.681
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'28.3751'52.08730.919
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1424'57.7371Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 98 小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ) 1'37.877 (15/15) 167.831 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース2決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/02) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
1*3澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'46.560--
298小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'47.258 0.698 0.698
362平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1524'56.234 9.674 8.976
497岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1525'05.36818.808 9.134
545M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'56.2301'09.67050.862
623M2YUGOS2R Racing
N-SPEED
1424'43.6671Lap 1Lap
72M3林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1426'09.0091Lap 1'25.342
818M4YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1322'28.6032Laps1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-27リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
23'48.09213Laps11Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 3 澤龍之介(Sutekina Racing) 1'38.104 (13/15) 167.443 km/h
  • CarNo. 3は、シリーズ規則第31条6.(スタート手順)違反により、タイムペナルティー05秒を科した。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 優勝・白崎稜「全部出て、チャンピオンを狙う」

優勝 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 「スタートがうまくいかなくて抜かれましたが、2コーナーで前に出ました。そこからはファステストを狙っていました。タイヤは気温も上がって、滑るようになり、オーバーもアンダーも出るようになったので気をつけて走っていました。残りも全部出てチャンピオンを狙っていきます」

2位 板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

決勝2位の板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

 「スタートはごちゃっとなると思ってたので構えていました。案の定みんな外に膨らんでいったのでそこで1台抜きました。アトウッドもみんな膨らんでいったのでそこでも1台抜きました。3位に上がって、そこから付いていって前のペースが落ちれば、抜きに行こうと思いました。前もシフトミスをしてたりしてりで近づいて来たので、バックストレートエンドからリボルーバーで抜きました。あとは落ち着いて2位をキープしました」

3位 村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝3位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

 「ギアを入れるのが早くてスタートで鈍ってしまいました。後ろからも来てたし、順位を守ろうとすると危険な行為をしないといけないので、しょうがなく落としました。自己ベストよりちょっと下で走れていたのでペースは良く、後半は行けると思っていました。前もタイヤがたれてきてペースも上がってなかったので、3ワイドになったときにインから抜きました。最後はぎりぎり2位には届かなかったです」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 白崎稜がぶっちぎりのポールトゥウイン

優勝は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで決勝を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は11時20分にフォーメーションラップが始まった。早朝の予選時はやや冷え込んだが、この頃には気温も上昇、初夏を思わせる陽気となった。10台が1周を回ってグリッドに着き、シグナルブラックアウトを待つ。

12周の決勝がスタートした

スタートでトップに立った元山泰成(Ecotech Racing)だったが……

 ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は動き出しが鈍く、予選2位・元山泰成(Ecotech Racing)の先行を許す。しかし、白崎は1コーナーで元山に並びかけ、2コーナーですかさずトップを奪い返した。その元山以下は混戦、混乱に飲み込まれた元山は5位まで順位を落とす。代わって2位には予選4位の松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が上がり、3位にも状況を冷静に見つめていた予選5位のベテラン板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が浮上する。4位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が、5位には元山6が6位には宮島雄太(RSイディア・イーグルスポーツKK-S2)付ける。予選3位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)はスタートをミスし、7位まで落ちてしまった。

 トップに立った白崎は盤石。1周目には2位以下を1秒以上離し、周回ごとにその差を広げる。5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒408をたたき出すと、12周を回って2位以下を8秒以上離す、ぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位には松田が付けていたが、その後ろ3位以下は接近戦。板倉、小川、元山、宮島、村田が接近戦を演じる。2周目に村田が宮島をパスして6位に上がると、この集団は徐々に2位の松田に接近。

 2位以下の争いは、5周目までは一進一退で順位が変らず。6周目には村田が元山を捉えて5位に上がる。

松田大輝をパスして2位に上がる板倉慎哉

 10周目にはこの集団で順位が大きく変わる。板倉が松田をパスして2位に上がると、4位の小川は混乱の中で、村田、元山にもパスされ一気に6位まで落ちてしまった。

 11周目には、4位の村田がパスして3位に上がると、6位の小川も元山を抜き帰して5位に浮上。

決勝2位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

決勝3位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝4位は松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)

 12周を回って、2位には板倉が、3位には村田が、4位には松田が、5位には小川が、6位には元山が入った。

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 優勝した白崎は20ポイントを追加し選手権ポイントを30と伸ばし、トップに立った。2位には27ポイントで板倉が、3位はこのラウンド不参加の岡本大地が20ポイントで続いている。

表彰式

 第3戦は鈴鹿サーキットに戻り、5月14日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 PP・白崎稜「ヘアピンはかなり得意」

ポールポジション 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)
 「昨日の時点でセットは決まっていたので、ニュータイヤを投入したちゃんと決めることができました。2週間前に練習に来ましたが、レースは初めてです。筑波でぐるぐる回っていたので、ヘアピンはなかり得意です。岡山はRが大きくて速度が乗るところもあるので、そこは最初苦戦しました。タイヤはグリップが上がって、持ちも良くなり、練習はマイルを過ぎたタイヤでしてたので、参考にはならないんですが、練習はできました。昨日の朝の気温の低いときにセットだしもできました。決勝は、スタートは得意なので自分のペースを守って集中していきます」
予選2位 元山泰成(Ecotech Racing)
 「練習のときから思ったセットを出せなかったので、予選も厳しいかなと思っていましたが、ぎりぎり合わせ込めました。トップとは差があるんですが、2番手なので悪くはないと思います。タイヤは、ゴムが変って縦が強くなり、横が弱くなったので戸惑いましたが、走り方も変えながら、いろいろ試行錯誤しました。決勝ですが、予選とレースは違うので、優勝を目指してがんばりたいと思います」
予選3位 村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)
 「練習で新品を入れてもタイムが変らず進歩がなかったんですが、データを見てもともとの突っ込みすぎとかがあり、がんばりすぎたのかと思います。奥まで行きすぎて立ち上がりでスピードが伸びなくて、裏ストレートも登りでスピードが伸びず、タイムロスしていました。決勝は、前との差は無いので、1位を狙いにいきたいんですが、まずは2番手を仕留めたいと思います。ペースはベストの下くらいで走れていて、平均ペースはぼくの方が速いと思うので、がんばりたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 白崎稜がぶっちぎりのポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールポジションをぶっちぎりで獲得した。

ポールポジションは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 今シーズンからS-FJ鈴鹿シリーズに岡山ラウンドが追加された。岡山国際サーキットで行われる鈴鹿シリーズは初。第1戦の鈴鹿では22台の参加を集めたが、今回は参加台数10台と半減し、第2戦はややさびしいラウンドとなった。

 場内の桜はほぼ満開だが、散り始めた株もあり、この週末が最後の花見となりそうだ。快晴の下、午前9時25分より、25分間の公式予選が行われた。

 予選をリードしたのは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)。3周目に1分38秒512を出すと、周毎にベストタイムを更新。5周目にはコースレコードとなる1分37秒649をたたき出すと、最終の9周目には37秒020までタイムを縮めてポールポジションを獲得した。

予選2位は元山泰成(Ecotech Racing)

予選3位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

 予選2位に入ったのは元山泰成(Ecotech Racing)。1分37秒687とポールの白崎から0秒667差だった。予選3位には17歳の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が入った。

予選4位は松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)

予選5位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

予選6位は小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)

 4位には松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が、5位には板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が、6位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が続いた。

 2位の元山から6位の小川まではわずか0秒173差、2位以下は僅差の予選となった。

 決勝はこの後、午前11時分より12周で行われる。順当なら白崎の独走になりそうだが、2位以下は僅差のため予断の許さない決勝となりそうだ。岡山ラウンド最初の勝者は誰になるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsorts Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
1219'41.395--
255板倉 慎哉AMORE TOKYO☆RACING F
MYST KK-S2
1219'49.503 8.108 8.108
311村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1219'49.957 8.562 0.454
419松田 大輝藤本電機工業K-TACK MYST
MYST KK-S2
1219'50.613 9.218 0.656
512小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1219'51.201 9.806 0.588
61元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1219'51.60910.214 0.408
729宮島 雄太RSイディア・イーグルスポーツKK-S2
MYST KK-S2
1219'55.70514.310 4.096
823宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1219'59.46918.074 3.764
947山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1220'09.46728.072 9.998
1081妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1220'10.38428.989 0.917
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 91 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース) 1'37.408 (5/12) 136.855 km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2023/04/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
191白崎 稜TAKE FIRSTスタッフリソース
MYST KK-S2
R1'37.020--137.403
21元山 泰成Ecotech Racing
MYST KK-S2
1'37.687 0.667 0.667136.464
311村田 悠磨Rn-sports制動屋Vierueka
MYST KK-S2
1'37.741 0.721 0.054136.389
419松田 大輝藤本電機工業K-TACK MYST
MYST KK-S2
1'37.753 0.733 0.012136.372
555板倉 慎哉AMORE TOKYO☆RACING F
MYST KK-S2
1'37.802 0.782 0.049136.304
612小川 涼介HIROTEX M2 KK-SII
MYST KK-S2
1'37.860 0.840 0.058136.223
729宮島 雄太RSイディア・イーグルスポーツKK-S2
MYST KK-S2
1'38.290 1.270 0.430135.627
823宇高 希テイクファーストSAKURA
TOKYO R&D RD10V
1'38.674 1.654 0.384135.099
981妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1'38.686 1.666 0.012135.083
1047山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1'38.692 1.672 0.006135.075
---- 以上基準タイム(130%)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.589 - 2016/02/21 - 兒島弘訓)を更新した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
162平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1524'50.917--
298小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'51.124 0.207 0.207
33澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1525'00.653 9.736 9.529
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1525'02.14111.224 1.488
597岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1525'10.24619.329 8.105
645M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1526'01.0141'10.09750.768
718M2YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1526'01.5261'10.609 0.512
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'03.8971'12.980 2.371
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1425'04.9271Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 62 平木湧也(HELM MOTORSPORTS F111/3) 1'38.630 (12/15) 166.650 km/h

Forumula Beat

第2戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1322'26.475--
247徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1322'40.01813.54313.543
319ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1322'40.57014.095 0.552
455G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1322'50.06723.592 9.497
520大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1322'50.73624.261 0.669
640冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1322'54.38827.913 3.652
71安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1322'56.25129.776 1.863
846入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1323'00.57534.100 4.324
93吉田 綜一郎ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1323'07.46840.993 6.893
1011G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1323'10.58044.105 3.112
119G3KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1323'12.66646.191 2.086
1234G4三浦 勝NUTECルノー
TATUUS FC106
1323'13.42546.950 0.759
1370山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1323'14.20647.731 0.781
1416ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1323'31.7901'05.31517.584
158G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1323'56.8321'30.35725.042
1648G6渡辺 義人エクシズ☆ハンマーR疾風
疾風
1323'57.5461'31.071 0.714
1792岩本 瞬ファーストガレージ&ISP
B-MAX RK01
1324'10.0781'43.60312.532
1836G7富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
1222'34.3281Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11Laps)完走 ----
-6佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
814'34.2795Laps4Laps
-21G-村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
815'39.8305Laps1'05.551
  • Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'43.178 (5/13) 159.208 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース2公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.049--169.263
23澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'37.408 0.359 0.359168.639
362平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'37.740 0.691 0.332168.066
497岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.895 0.846 0.155167.800
527リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.056 1.007 0.161167.525
645M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'40.166 3.117 2.110163.996
718M2YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1'41.502 4.453 1.336161.837
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'42.393 5.344 0.891160.429
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1'45.447 8.398 3.054155.783
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.753)予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース3公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.820--167.929
262平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'38.384 0.564 0.564166.966
397岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'38.709 0.889 0.325166.416
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.964 1.144 0.255165.988
53澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'40.218 2.398 1.254163.911
645M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'41.741 3.921 1.523161.457
718M2YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1'42.565 4.745 0.824160.160
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'43.885 6.065 1.320158.125
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1'45.746 7.926 1.861155.342
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.602)予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦富士レース1公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'37.732--168.080
262平木 湧也HELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'38.357 0.625 0.625167.012
397岩澤 優吾Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'38.612 0.880 0.255166.580
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.683 0.951 0.071166.460
53澤 龍之介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'39.646 1.914 0.963164.852
645M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'41.441 3.709 1.795161.935
718M2YUKIDOME F111/3 ATM-ARF3R
NILZZ Racing
1'41.651 3.919 0.210161.600
823M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'43.262 5.530 1.611159.079
92M4林 雅弘HAYASHI SPORTS
Team KRM
1'45.584 7.852 2.322155.580
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.505)予選通過 ----

Forumula Beat

第2戦富士公式予選結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2023/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1'42.366--160.471
26佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'42.742 0.376 0.376159.884
347徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1'43.518 1.152 0.776158.685
419ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'43.612 1.246 0.094158.541
520大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1'43.998 1.632 0.386157.953
640冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1'44.216 1.850 0.218157.623
73吉田 綜一郎ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'44.280 1.914 0.064157.526
892岩本 瞬ファーストガレージ&ISP
B-MAX RK01
1'44.488 2.122 0.208157.212
955G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'44.526 2.160 0.038157.155
101安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1'44.589 2.223 0.063157.060
1146入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1'44.638 2.272 0.049156.987
1211G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1'45.108 2.742 0.470156.285
1316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1'45.149 2.783 0.041156.224
1470山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1'45.301 2.935 0.152155.999
1534G3三浦 勝NUTECルノー
TATUUS FC106
1'45.570 3.204 0.269155.601
169G4KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'45.994 3.628 0.424154.979
178G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'46.734 4.368 0.740153.904
1821G6村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1'50.471 8.105 3.737148.698
1936G7富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
1'50.497 8.131 0.026148.663
---- 以上基準タイム(130% - 2'13.737)予選通過 ----
-48G-渡辺 義人エクシズ☆ハンマーR疾風
疾風
no time---

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