FIA-F4選手権第11戦の決勝レースが10月31日、オートポリスで行われ、予選2番手の#36坪井翔(トムス)がスタートでトップに立ち、そのまま逃げ切って第6戦富士からの連勝記録を6に伸ばした。
第11戦決勝は午後3時35分より13周で行われた。
ポールシッターの#7大津弘樹(HFDP)がクラッチミートに失敗する脇をすり抜けてトップに立った坪井は、そのまま着実にリードを広げて3周めには2位の大津に1.2秒、レース中盤の7周めには3.2秒の差をつける。
大津もタイヤに充分熱が入ってからはペースを取り戻し、坪井との差を縮めにかかるが、坪井も冷静に後続との差を測りながら周回を重ね、3.3秒のリードを保って13周めのチェッカーを受けた。
3位は予選3番手の#50山田真之亮(B-MAX)。レース中盤からは明日の決勝に備えてペースをコントロールしながらも4位の#5平木湧也(RSファイン)を抑え込んでみせた。
一方、ここまでポイントランキング2位の#11牧野任祐(Rnスポーツ)は専有走行から続く前後のグリップ不足から苦しい走りを強いられ、12周めの1コーナーで#37小高一斗の先行を許してこのレースを9位で終えた。
この結果シリーズポイントは坪井182pt、牧野は154ptとなり、その差は28ptに広がった。
これにより明日の決勝で坪井が表彰台圏内でフィニッシュし、牧野が下位に沈めば最終もてぎ大会を待たずして今シーズンのチャンピオン争いが決着する可能性も出てきた。
第12戦決勝は明日午前10時15分より、同じく13周で行われる。
- 優勝 #36坪井翔のコメント
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水曜日にスタート練習をする機会を与えてくださったので、そこでスタートの方式を変えてみました。今まではスタートで抜くことはあまりなかったんですが、新しいやり方にチャレンジしてみたら、すごくいい結果が出たので、今回予選は失敗して2番手だったんですが、スタートに集中しました。そうしたらうまく抜けて。スピードは自信があったので、あとは安心して走ることができました。タイヤに厳しいサーキットなので、明日のことを考えて、後半は抑えて走りました。
明日は5番手からのスタートですけど、スピードはあるので何としても勝ってできるだけポイントを引き離したいと思います。スタートで2番3番まで上がっちゃえば、抜けるチャンスはあると思うし、タイヤも残してあるので、勝ちにいきます。明日でチャンピオン決まっちゃえば嬉しいですけど、それはあまり意識しないように、明日のレースを勝つということだけに集中したいと思います。
- 2位 #7大津弘樹のコメント
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スタートの瞬間の反応は悪くなかったんですけど、そこからのクラッチミートで回転を落としてしまい、加速が鈍ったところを坪井選手に抜かれてしまいました。
前半はついていけるかな、と思ったんですが、中盤に坪井選手に離されてしまい、後半追い上げようと思ったんですが、中盤の差を詰められませんでした。
明日はスタートを失敗しないように、気をつけてレースに臨みます。
- 3位 #50山田真之亮のコメント
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予選のタイムからみれば戦えるかなと思ったんですけど、内圧の上がっていない1周目で離されてしまい、そのあとも自分の中ではプッシュして行ってタイムも上がって行ったんですけど、残り6周からタイヤがたれてきてリヤがグリップしなくなりました。
それで明日のことも考えてタイヤをマネジメントしながら最後まで走りきりました。
明日は平木(ポールシッター)と横並びなので、まずスタートで前に出て、そのまま勝ちたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing SUZUKA オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 13 | 24'19.659 |
2 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 3.310 |
3 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 13 | 5.999 |
4 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 13 | 8.699 |
5 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 13 | 9.335 |
6 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 10.930 |
7 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 13 | 13.352 |
8 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 13 | 13.497 |
9 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 13 | 14.889 |
10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 13 | 17.688 |
11 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 13 | 20.217 |
12 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE TEAM A-ONE with SECNA | DL | 13 | 25.343 |
13 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 13 | 26.720 |
14 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 13 | 28.271 |
15 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 13 | 29.080 |
16 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 32.939 |
17 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 13 | 33.163 |
18 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 13 | 33.271 |
19 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 13 | 34.287 |
20 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 13 | 35.005 |
21 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 13 | 37.409 |
22 | 57 | 吉田 宣弘 | ガレージヨシダ・Rn-SPORTS制動屋 Rn-SPORTS | DL | 13 | 38.185 |
23 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 13 | 44.004 |
24 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 13 | 48.497 |
25 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 13 | 49.291 |
26 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 クリアコーポレーション | DL | 13 | 51.648 |
27 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 13 | 54.240 |
28 | 20 | 小山 美姫 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 13 | 56.833 |
29 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 13 | 58.627 |
30 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 12 | 1Lap |
---- 以上規定周回数完走 --- |
- | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 7 | 6Laps |
- | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 2 | 11Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 坪井 翔(FTRSスカラシップF4) 1'51.833 150.460 km/h
2015オートバックス スーパーGT第7戦「スーパーGT in 九州300km」の公式予選が10月31日。大分県のオートポリスで行われ、#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1’32.835という圧倒的な速さをみせつけ、今季初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規組)が第5戦鈴鹿に次いで今季2度目のポール。こちらは#31aprプリウスを僅か1000分の1秒上回るという大接戦だった。
公式予選は午後1時30分よりノックアウト方式で行われた。
天候は晴れ、秋の強い日差しのもとでの走行となった。
予選Q1
GT500クラスは例によって残り時間8分を切るあたりから各車続々とコースイン。2周をウォームアップに費やしてのアタックとなった。
最初にコースインしたのは朝の公式練習で赤旗の原因となった#64エプソンNSX。ベルトラン・バゲットがドライブし、1’34.003といきなり昨年のコースレコードを上回ってきた。
しかし続く#38ZENT RC Fの石浦宏明は1’33.817、#36ペトロナスRC Fの伊藤大輔も1’33.788と1分33秒台に入るドライバーが相次ぎ、チェッカー寸前には#24D’station GT-Rの佐々木大樹が1’33.176を叩き出してトップに。
モラルハザードポイント累積で公式練習への出走を禁じられた#12カルソニックGT-Rの安田も1’33.367を記録して3番手に食い込んできた。
結局終わってみれば上位13台がコースレコードを更新する大接戦となり、ここで#6エネオスRC F、#46S Road GT-R、#100レイブリックNSX、#15モデューロNSX、#8ARTA NSX、#39デンソーRC F、#37KeePer RC Fの7台が予選を終えることになった。
GT300クラスも出走27台中13台が昨年のコースレコードを更新する接戦となり、中山雄一がドライブした#31aprプリウスが1’43.417でトップに立った。
また、普段は加藤寛規にQ1を任せて確実にQ2進出を狙ってくる#2シンティアム・アップル・ロータスは今回高橋一穂がQ1を担当、見事3位でQ2進出に成功した。
一方、圧倒的な大差でポイントリーダーの座に君臨する#10ゲイナーGT-Rは74kgのウェイトハンデが祟ってか、千代勝正のドライブをもってしても14位。#11メルセデスSLSも16位と厳しい結果に終わった。
予選Q2
GT500クラスはQ2においても残り時間が半分近くになってようやくコースイン。ほぼ一発勝負のアタックとなったが、最初にアタックした#64中嶋大祐に続いて#12オリベイラが1’32.835といきなり1分32秒台のタイムを叩き出してみせた。
結局あと続いたドライバーたちは誰一人オリベイラのタイムを上回ることができず、#12カルソニックGT-Rが今季初のポールポジションを獲得、今季初勝利に向けて絶好のポジションから明日の決勝に臨むことになった。2番手には#38ZENT RC F、3番手には#1モチュールGT-Rがつけた。
GT300クラスは第5戦鈴鹿に続いて今季2度目のQ2アタックを担当した#2ロータス加藤が1’43.001を叩き出してトップに。嵯峨宏紀の駆る#31aprプリウスは1’43.002と僅か1000分の1秒差で2位につけるという大接戦となり、小林崇志がドライブした#55ARTA CR-Zが3番手につけ、九州出身の井口卓人がQ2を担当した#61スバルBRZが4番手と、JAF-GT勢が上位を独占する結果となった。
#2ロータスのポールポジションは第5戦鈴鹿1000kmに続いて今季2回目だ。
新たに導入されたマザーシャシーをもとに一から制作された2号車は開幕前テストから相次ぐトラブルに苦しんできたが、中盤戦以降は目覚ましい速さを発揮し続けている。
スーパーGT第7戦の決勝は明日午後2時より65周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 51 | R1'33.367 | R1'32.835 |
2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 45 | R1'33.817 | R1'33.000 |
3 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 44 | R1'34.041 | R1'33.181 |
4 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 31 | R1'33.176 | R1'33.564 |
5 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 3 | R1'33.937 | R1'33.644 |
6 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 24 | R1'33.488 | R1'33.883 |
7 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 43 | R1'33.788 | R1'33.937 |
8 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 25 | R1'33.332 | R1'34.033 |
9 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 27 | R1'34.105 | |
10 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 45 | R1'34.288 | |
11 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 49 | R1'34.291 | |
12 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 18 | R1'34.425 | |
13 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | R1'34.440 | |
14 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 18 | 1'34.592 | |
15 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'34.812 | |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'34.523)を更新しました。
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 5 | R1'44.159 | R1'43.001 |
2 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 49 | R1'43.417 | R1'43.002 |
3 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 36 | R1'44.538 | R1'43.431 |
4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 30 | R1'43.833 | R1'43.832 |
5 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 16 | R1'44.937 | R1'44.459 |
6 | 25 | 土屋 武士 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 35 | R1'45.168 | R1'44.483 |
7 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 19 | R1'44.777 | R1'44.551 |
8 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 41 | R1'44.532 | R1'44.611 |
9 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | R1'45.325 | R1'45.082 |
10 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 1'44.454 | R1'45.180 |
11 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 28 | R1'45.217 | R1'45.225 |
12 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 34 | R1'45.027 | 1'45.464 |
13 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | R1'44.671 | 1'47.776 |
14 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 1'45.342 | |
15 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 3 | 1'45.473 | |
16 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 41 | 1'45.763 | |
17 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 35 | 1'45.870 | |
18 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'46.016 | |
19 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 3 | 1'46.392 | |
20 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'46.465 | |
21 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 22 | 1'46.546 | |
22 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'46.610 | |
23 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'46.627 | |
24 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'46.812 | |
25 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 4 | 1'46.963 | |
26 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1 | 1'47.433 | |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | 20 | 中山 友貴 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | no time | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.335)を更新しました。
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 51 | R1'32.835 | - | - | 181.251 |
2 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 45 | R1'33.000 | 0.165 | 0.165 | 180.929 |
3 | 1 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 44 | R1'33.181 | 0.346 | 0.181 | 180.578 |
4 | 24 | ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 31 | R1'33.564 | 0.729 | 0.383 | 179.838 |
5 | 64 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 3 | R1'33.644 | 0.809 | 0.080 | 179.685 |
6 | 19 | 脇阪 寿一 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 24 | R1'33.883 | 1.048 | 0.239 | 179.227 |
7 | 36 | ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 43 | R1'33.937 | 1.102 | 0.054 | 179.124 |
8 | 17 | 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 25 | R1'34.033 | 1.198 | 0.096 | 178.941 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'34.523)を更新しました。
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 5 | R1'43.001 | - | - | 163.362 |
2 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 49 | R1'43.002 | 0.001 | 0.001 | 163.360 |
3 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 36 | R1'43.431 | 0.430 | 0.429 | 162.682 |
4 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 30 | R1'43.832 | 0.831 | 0.401 | 162.054 |
5 | 0 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 16 | R1'44.459 | 1.458 | 0.627 | 161.081 |
6 | 25 | 土屋 武士< | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 35 | R1'44.483 | 1.482 | 0.024 | 161.044 |
7 | 21 | 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 19 | R1'44.551 | 1.550 | 0.068 | 160.940 |
8 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 41 | R1'44.611 | 1.610 | 0.060 | 160.847 |
9 | 87 | 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | R1'45.082 | 2.081 | 0.471 | 160.126 |
10 | 5 | 玉中 哲二 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | R1'45.180 | 2.179 | 0.098 | 159.977 |
11 | 51 | 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 28 | R1'45.225 | 2.224 | 0.045 | 159.909 |
12 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 34 | 1'45.464 | 2.463 | 0.239 | 159.546 |
13 | 360 | 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'47.776 | 4.775 | 2.312 | 156.124 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.335)を更新しました。
■GT500 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 24 | 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 31 | R1'33.176 | - | - | 180.587 |
2 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 25 | R1'33.332 | 0.156 | 0.156 | 180.285 |
3 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 51 | R1'33.367 | 0.191 | 0.035 | 180.218 |
4 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 24 | R1'33.488 | 0.312 | 0.121 | 179.985 |
5 | 36 | 伊藤 大輔 | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 43 | R1'33.788 | 0.612 | 0.300 | 179.409 |
6 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 45 | R1'33.817 | 0.641 | 0.029 | 179.353 |
7 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 3 | R1'33.937 | 0.761 | 0.120 | 179.124 |
8 | 1 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 44 | R1'34.041 | 0.865 | 0.104 | 178.926 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 6 | 大嶋 和也 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 27 | R1'34.105 | 0.929 | 0.064 | 178.805 |
10 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 45 | R1'34.288 | 1.112 | 0.183 | 178.457 |
11 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 49 | R1'34.291 | 1.115 | 0.003 | 178.452 |
12 | 15 | 小暮 卓史 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 18 | R1'34.425 | 1.249 | 0.134 | 178.199 |
13 | 8 | 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | R1'34.440 | 1.264 | 0.015 | 178.170 |
14 | 39 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 18 | 1'34.592 | 1.416 | 0.152 | 177.884 |
15 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'34.812 | 1.636 | 0.220 | 177.471 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'34.523)を更新しました。
■GT300 Class
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 49 | R1'43.417 | - | - | 162.704 |
2 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 30 | R1'43.833 | 0.416 | 0.416 | 162.053 |
3 | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 5 | R1'44.159 | 0.742 | 0.326 | 161.545 |
4 | 5 | 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | R1'44.454 | 1.037 | 0.295 | 161.089 |
5 | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 41 | R1'44.532 | 1.115 | 0.078 | 160.969 |
6 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 36 | R1'44.538 | 1.121 | 0.006 | 160.960 |
7 | 360 | 吉田 広樹 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | R1'44.671 | 1.254 | 0.133 | 160.755 |
8 | 21 | リチャード・ライアン | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 19 | R1'44.777 | 1.360 | 0.106 | 160.592 |
9 | 0 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 16 | R1'44.937 | 1.520 | 0.160 | 160.348 |
10 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 34 | R1'45.027 | 1.610 | 0.090 | 160.210 |
11 | 25 | 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 35 | R1'45.168 | 1.751 | 0.141 | 159.995 |
12 | 51 | 新田 守男 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 28 | R1'45.217 | 1.800 | 0.049 | 159.921 |
13 | 87 | 青木 孝行 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | R1'45.325 | 1.908 | 0.108 | 159.757 |
---- 以上Q2進出 ---- |
14 | 10 | 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 1'45.342 | 1.925 | 0.017 | 159.731 |
15 | 77 | 横溝 直輝 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 3 | 1'45.473 | 2.056 | 0.131 | 159.533 |
16 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 41 | 1'45.763 | 2.346 | 0.290 | 159.095 |
17 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 35 | 1'45.870 | 2.453 | 0.107 | 158.935 |
18 | 111 | 植田 正幸 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'46.016 | 2.599 | 0.146 | 158.716 |
19 | 33 | 坂本 祐也 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 3 | 1'46.392 | 2.975 | 0.376 | 158.155 |
20 | 50 | 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'46.465 | 3.048 | 0.073 | 158.046 |
21 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 22 | 1'46.546 | 3.129 | 0.081 | 157.926 |
22 | 48 | 高森 博士 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'46.610 | 3.193 | 0.064 | 157.831 |
23 | 9 | 阪口 良平 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'46.627 | 3.210 | 0.017 | 157.806 |
24 | 30 | 小泉 洋史 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'46.812 | 3.395 | 0.185 | 157.533 |
25 | 22 | 和田 久 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 4 | 1'46.963 | 3.546 | 0.151 | 157.310 |
26 | 60 | 飯田 章 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1 | 1'47.433 | 4.016 | 0.470 | 156.622 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | 20 | 中山 友貴 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | no time | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'45.335)を更新しました。
FIA-F4選手権第11戦、12戦の公式予選が10月31日、大分県のオートポリスで行われ、第11戦は#7大津弘樹(HFDP)が1’51.346で自身初のポールポジションを獲得した。
またセカンドベストタイムで決められる第12戦のポールポジションは1’51.513の#5平木湧也(RSファイン)だった。
今季からスタートしたFIA-F4も残すはあと2大会4戦となった。
今回の舞台となるオートポリスは、レースするのは今回が初めてというドライバーも多く、今までとは違った展開が期待できそうな状況だ。
それでも木曜、金曜と専有走行が始まってみれば、ポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)
が両日ともトップタイムを記録。チャンピオン獲得に向けて好スタートを切った格好だ。
公式予選が行われた31日は好天に恵まれたものの、今までのレースではなかったほどの低温での走行となり、事前にテストを行った何人かのドライバーにとっても厳しい走行となったようだ。
午前11時30分のコースオープンからわずか6分でコースアウトした車両があり、予選は赤旗中断を挟んでの30分間の走行となったが、ここでトップに立ったのが現在ポイントランキング3位につけている#7大津だった。
大津はセッション再開10分後に1’51.346を記録すると、チェッカーまで3分を残してピットへ。
今回初めてオートポリスでのレースを迎える大津は事前にスーパーFJで1日練習を行ってからレースウィークに入ったとのこと。その成果もあってか専有走行から好感触をつかんでいたという。
それに対してポイントリーダーの坪井は序盤に赤旗でアタックのタイミングを逸してしまったようで、再開後はトラフィックに捕まったこともあって僅かに大津に届かず、1’51.398で2位に留まった。3番手には#50山田真之亮がつけた。
しかしセカンドベストタイムで決められる第12戦のグリッドでは、安定したタイムを刻んだ#5平木がポールを獲得。木曜からの走行では好感触を得ていたという平木はしかしこの結果にも満足はしていないようだ。第12戦の予選2番手は#50山田、3番手に#7大津がつけ、#36坪井は5番手と厳しい位置だ。
また、前回のSUGOで坪井の逆転を許した#11牧野任祐はここでも苦戦が続き、第11戦9番手、第12戦8番手という結果に終わっている。
FIA-F4選手権第11戦の決勝はこのあと午後3時35分より、第12戦決勝は明日午前10時15分より、それぞれ13周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 1'51.513 | - | - | 150.892 |
2 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'51.519 | 0.006 | 0.006 | 150.884 |
3 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'51.538 | 0.025 | 0.019 | 150.858 |
4 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 1'51.566 | 0.053 | 0.028 | 150.820 |
5 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'51.585 | 0.072 | 0.019 | 150.794 |
6 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'51.735 | 0.222 | 0.150 | 150.592 |
7 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 1'51.814 | 0.301 | 0.079 | 150.486 |
8 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 1'51.890 | 0.377 | 0.076 | 150.383 |
9 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'52.046 | 0.533 | 0.156 | 150.174 |
10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 1'52.130 | 0.617 | 0.084 | 150.062 |
11 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'52.142 | 0.629 | 0.012 | 150.045 |
12 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'52.159 | 0.646 | 0.017 | 150.023 |
13 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 1'52.382 | 0.869 | 0.223 | 149.725 |
14 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'52.440 | 0.927 | 0.058 | 149.648 |
15 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE TEAM A-ONE with SECNA | DL | 1'52.504 | 0.991 | 0.064 | 149.563 |
16 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1'52.523 | 1.010 | 0.019 | 149.537 |
17 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 1'52.564 | 1.051 | 0.041 | 149.483 |
18 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 1'52.605 | 1.092 | 0.041 | 149.429 |
19 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'52.616 | 1.103 | 0.011 | 149.414 |
20 | 57 | 吉田 宣弘 | ガレージヨシダ・Rn-SPORTS制動屋 Rn-SPORTS | DL | 1'52.645 | 1.132 | 0.029 | 149.375 |
21 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 1'52.804 | 1.291 | 0.159 | 149.165 |
22 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'52.864 | 1.351 | 0.060 | 149.086 |
23 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'52.966 | 1.453 | 0.102 | 148.951 |
24 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 1'53.036 | 1.523 | 0.070 | 148.859 |
25 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'53.040 | 1.527 | 0.004 | 148.854 |
26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 1'53.099 | 1.586 | 0.059 | 148.776 |
27 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 クリアコーポレーション | DL | 1'54.082 | 2.569 | 0.983 | 147.494 |
28 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1'54.456 | 2.943 | 0.374 | 147.012 |
29 | 20 | 小山 美姫 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'54.485 | 2.972 | 0.029 | 146.975 |
30 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 1'54.807 | 3.294 | 0.322 | 146.562 |
31 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 2'00.686 | 9.173 | 5.879 | 139.423 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | *8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | no time | - | - | - |
- CarNo.8は、出走嘆願により、審査委員会は最後尾出走を認める。
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing SUZUKA オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'51.346 | - | - | 151.118 |
2 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'51.398 | 0.052 | 0.052 | 151.048 |
3 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'51.415 | 0.069 | 0.017 | 151.025 |
4 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 RS FINE | DL | 1'51.493 | 0.147 | 0.078 | 150.919 |
5 | 22 | 宮田 莉朋 | RSS TAKAGI RACING RSS | DL | 1'51.494 | 0.148 | 0.001 | 150.918 |
6 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 1'51.612 | 0.266 | 0.118 | 150.758 |
7 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'51.647 | 0.301 | 0.035 | 150.711 |
8 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'51.820 | 0.474 | 0.173 | 150.478 |
9 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S Rn-SPORTS | DL | 1'51.833 | 0.487 | 0.013 | 150.460 |
10 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 RS FINE | DL | 1'51.971 | 0.625 | 0.138 | 150.275 |
11 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 TOM'S SPIRIT | DL | 1'52.114 | 0.768 | 0.143 | 150.083 |
12 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'52.138 | 0.792 | 0.024 | 150.051 |
13 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー Le Beausset Motorsports | DL | 1'52.270 | 0.924 | 0.132 | 149.874 |
14 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'52.306 | 0.960 | 0.036 | 149.826 |
15 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG KCMG | DL | 1'52.328 | 0.982 | 0.022 | 149.797 |
16 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1'52.437 | 1.091 | 0.109 | 149.652 |
17 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE TEAM A-ONE with SECNA | DL | 1'52.447 | 1.101 | 0.010 | 149.638 |
18 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave 埼玉トヨペットGreenBrave | DL | 1'52.489 | 1.143 | 0.042 | 149.583 |
19 | 57 | 吉田 宣弘 | ガレージヨシダ・Rn-SPORTS制動屋 Rn-SPORTS | DL | 1'52.564 | 1.218 | 0.075 | 149.483 |
20 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 B-MAX RACING TEAM | DL | 1'52.605 | 1.259 | 0.041 | 149.429 |
21 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 leprix sport | DL | 1'52.679 | 1.333 | 0.074 | 149.330 |
22 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 1'52.703 | 1.357 | 0.024 | 149.299 |
23 | 63 | グスタボ・ミャサバ | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghii S.C.Formula Jr | DL | 1'52.805 | 1.459 | 0.102 | 149.164 |
24 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 1'52.843 | 1.497 | 0.038 | 149.113 |
25 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'52.935 | 1.589 | 0.092 | 148.992 |
26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 1'53.070 | 1.724 | 0.135 | 148.814 |
27 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 クリアコーポレーション | DL | 1'53.975 | 2.629 | 0.905 | 147.632 |
28 | 20 | 小山 美姫 | miNami aoYama with SARD miNami aoYama with SARD | DL | 1'54.153 | 2.807 | 0.178 | 147.402 |
29 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1'54.438 | 3.092 | 0.285 | 147.035 |
30 | 17 | 永井 宏明 | ナインレーシング ARN RACING | DL | 1'54.554 | 3.208 | 0.116 | 146.886 |
31 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 1'57.662 | 6.316 | 3.108 | 143.006 |
32 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 1'58.890 | 7.544 | 1.228 | 141.529 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- CarNo.88,51は、2015国際モータースポーツ競技規則 付則H項 2.4.4.1 b)により訓戒とした。
- CarNo.55は、2015オートポリス一般競技規則 第22条5. 違反(ホワイトラインカット)により、予選結果に対しベストタイム(1'54.250)抹消のペナルティを科す。
2015オートバックス スーパーGT第7戦「スーパーGTin九州300km」の公式練習が10月31日、大分県のオートポリスで行われ、#24D’station ADVAN GT-R(佐々木大樹/ミハエル・クルム組)が1’33.060と昨年樹立されたコースレコードを1秒以上上回るトップタイムを記録した。
GT300クラスは#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が1’43.699でトップだった。
2015年のスーパーGTもいよいよ残り2戦となった。このオートポリス大会ではウェイトハンデが1ポイントにつき1kgと半減され、これまで重いウェイトに苦しんできたランキング上位陣の争いが一層激しくなるものと期待される。
公式予選日の天候は晴れ。気温は6℃と真冬の陽気のもと、午前9時より1時間45分の公式練習が始まった。
ところがピットオープンから5分も経たないうちに#64エプソンNSXが第1ヘアピン手前のターン4でスピンオフ。車両はスポンジバリアに後ろから突っ込み、身動きが取れない状態になってしまった。
ドライバーの中嶋大祐は無事自力でクルマを降りたものの、この車両回収とバリアの修復作業のため、9時23分まで赤旗中断となってしまった。
しかし64号車のダメージは思いのほか軽かったようで、開始から1時間あまりで走行に復帰している。
また#100レイブリックNSXもトラブルからコースインが遅れ、50分が経過したところでようやくピットを離れた。
さて最初の2クラス混走でトップに立ったのは#12カルソニックGT-R。
モラルハザードポイントの累積により安田裕信が公式練習への参加を禁じられる中、J.P.デ・オリベイラが孤軍奮闘し、開始から30分で1’33.982と、従来のコースレコードである1’34.523を早々と上回ってきた。
しかし10時35分からGT500の専有走行が始まると、ヘイッキ・コバライネンの駆る#39デンソーサードRC Fがいきなり1’33.902を叩き出してトップへ浮上。
すると#24D’station GT-Rの佐々木、#37KeePer RC Fの平川亮、#15ドラゴ モデューロNSXの小暮卓史らが続々とこれを上回り、1’33.060と大幅にタイムを縮めた24号車がトップに立った。
オリベイラもここでタイムを縮めたが、1’33.210とわずかに及ばず、3位で公式練習を終えることになった。
結局、このセッションでは上位10台もがレコードを上回ることに。午後の公式予選では一体どのくらいのタイムが記録されるのか、大いに期待できる内容となった。
一方のGT300クラスはセッション序盤に1’43.699を嵯峨が記録した#31プリウスがそのままトップとなり、#2シンティアム・アップル・ロータスが1’43.776で2位、3位には#55ARTA CR-Zが1’44.221、4位に#61スバルBRZ、5位に#20アップガレージMC86とJAF-GT勢が上位を独占する結果となっている。
公式予選はこのあと午後1時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT500 class オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 31 | R1'33.060 | - | 180.812 |
2 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'33.110 | 0.050 | 180.715 |
3 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 51 | R1'33.210 | 0.150 | 180.521 |
4 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 18 | R1'33.310 | 0.250 | 180.328 |
5 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 18 | R1'33.902 | 0.842 | 179.191 |
6 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 45 | R1'33.938 | 0.878 | 179.122 |
7 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 27 | R1'34.069 | 1.009 | 178.873 |
8 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 43 | R1'34.132 | 1.072 | 178.753 |
9 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 3 | R1'34.143 | 1.083 | 178.732 |
10 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 45 | R1'34.158 | 1.098 | 178.704 |
11 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 49 | 1'34.592 | 1.532 | 177.884 |
12 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 25 | 1'34.605 | 1.545 | 177.860 |
13 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 44 | 1'34.635 | 1.575 | 177.803 |
14 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 24 | 1'35.211 | 2.151 | 176.727 |
15 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'35.336 | 2.276 | 176.496 |
- 'R'マークは従来のコーレコード(1'34.523)を上回りました。
■GT300クラス
SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2015/10/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT300 class オートポリス 4.674km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 49 | R1'43.699 | - | - | 162.262 |
2 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 5 | R1'43.776 | 0.077 | 0.077 | 162.142 |
3 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 36 | R1'44.221 | 0.522 | 0.445 | 161.449 |
4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 30 | R1'44.270 | 0.571 | 0.049 | 161.373 |
5 | 20 | 中山 友貴 井出 有冶 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | R1'44.387 | 0.688 | 0.117 | 161.192 |
6 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 41 | R1'45.115 | 1.416 | 0.728 | 160.076 |
7 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 35 | R1'45.172 | 1.473 | 0.057 | 159.989 |
8 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | 3 | R1'45.275 | 1.576 | 0.103 | 159.833 |
9 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 74 | 1'45.541 | 1.842 | 0.266 | 159.430 |
10 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'45.541 | 1.842 | 0.000 | 159.430 |
11 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 19 | 1'45.715 | 2.016 | 0.174 | 159.168 |
12 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 34 | 1'45.756 | 2.057 | 0.041 | 159.106 |
13 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 41 | 1'45.846 | 2.147 | 0.090 | 158.971 |
14 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 28 | 1'45.893 | 2.194 | 0.047 | 158.900 |
15 | 25 | 土屋 武士 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 35 | 1'46.035 | 2.336 | 0.142 | 158.687 |
16 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 22 | 1'46.186 | 2.487 | 0.151 | 158.462 |
17 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'46.307 | 2.608 | 0.121 | 158.281 |
18 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 3 | 1'46.401 | 2.702 | 0.094 | 158.141 |
19 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 1'46.483 | 2.784 | 0.082 | 158.020 |
20 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 16 | 1'46.742 | 3.043 | 0.259 | 157.636 |
21 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 1'47.071 | 3.372 | 0.329 | 157.152 |
22 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'47.199 | 3.500 | 0.128 | 156.964 |
23 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'47.508 | 3.809 | 0.309 | 156.513 |
24 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'47.510 | 3.811 | 0.002 | 156.510 |
25 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'47.870 | 4.171 | 0.360 | 155.988 |
26 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1 | 1'47.881 | 4.182 | 0.011 | 155.972 |
27 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 4 | 1'48.109 | 4.410 | 0.228 | 155.643 |
- 'R'マークは従来のコーレコード(1'45.335)を上回りました。
株式会社日本レースプロモーション(JRP)は、ブリヂストンタイヤ撤退の後、未定になっていた来期、スーパーフォーミュラの使用タイヤについて29日、横浜ゴム株式会社(ヨコハマ)を採用すると発表した。
ブリヂストンの撤退は9月25日付で発表されていたが、それ以前からヨコハマタイヤの非公式なテストは行われており、ヨコハマ移行の発表は時間の問題だと思われていた。

アドバンのトップフォーミュラデビューレースは1980年の鈴鹿グレート20で高橋健二(マーチ802/BMW)がドライブした
ヨコハマは1980年の全日本F2選手権からアドバンブランドでトップフォーミュラへの参戦を開始。名称が全日本F3000選手権を経て全日本選手権フォーミュラニッポンと変わったが、1996年までタイヤ供給を行ってきた。
トップフォーミュラへのタイヤ供給は20年ぶりとなるが、WTCC、全日本F3選手権、スーパーGT選手権など多くのカテゴリーに供給するなど実績は十分。JRPはハード、ソフト2種類のタイヤ供給を望んでおり、実現すればソフトタイヤでの来シーズン、各サーキットでコースレコード更新が期待される。
また、「全日本選手権スーパーフォーミュラ」は、2016年より「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に名称が変更されることも併せて発表された。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

ル・ボーセモータースポーツが今年新たに挑む、スーパー耐久シリーズの第6戦が鈴鹿サーキット(三重県)で10月24日(土)〜25日(日)に開催された。激戦区として知られるST-3クラスに挑む「DENSO Le Beausset RC350」はデビューウィンを果たして以来、リタイアなく入賞を重ね続け、着実に進化を遂げつつある。今季最後の戦いの場は、国内のみならず国際的にも屈指のドライバーズサーキット。
今回も3人体制で挑み、嵯峨宏紀、山下健太、中山雄一のチームワークの良さは、前回のレースで実証済。また、それぞれ得意と公言してはばからないコースでもあるだけに、今季最後の戦いを、初年度の集大成とすることが大いに期待された。
予選 10月24日(土) 天候/晴れ コース状況/ドライ
今回のレースに臨むにあたり、チームは事前にスポーツランドSUGOでのテストを実施。主に足まわりのセットを試すことによって、これまで抱えていたアンダーステア症状がかなり解消されるようになっていた。金曜日には1時間ずつ3セッションの専有走行が行われ、そのうちセッション2は温度の上昇によって全体的にタイムは伸び悩んでいたものの、セッション1で記したベストタイム、2分18秒613はセッションを重ねるごとにタイムを縮め、最終セッションでベストタイムをコンマ1秒縮めた。さらに土曜日には30分間のウォームアップが行われ、ここでは2分18秒318をたたき出し、前日をさらに上回るタイムを記録した。前日のさまざまなトライが、しっかりと実を結んでいることを証明した。
今回もAドライバー予選は、嵯峨が担当。最初のアタックで2分18秒701をマークし、続けていったアタックでさらにタイムを縮め、クラス6番手につけたことからタイヤへの負担を考慮し、早々とピットに戻ることに。
そして、今回のBドライバー予選を担当したのは山下。コンディションの向上が確認できたこともあって、より入念にウォームアップを行なった後、一発で2分16秒856をマーク。4番手につけることとなる。
その結果、タイム合算で決められる「DENSO Le Beausset RC350」のグリッドは、クラス5番手に決定。そして、その後に行われたCドライバーのセッションには中山が挑み、決勝を見据えたセッティングでマークした2分18秒932は3番手に相当。上々の手応えを掴むこととなった。

決勝 10月25日(日) 天候/晴れ コース状況/ドライ
土曜日早朝に行われたフリー走行は、金曜日までの爽やかな青空はどこへやら。晴れ間も見えるが、風の強い一日となった。ここで試されたのは、もちろん決勝セット。いかにコンスタントに走り続けられるか、特に足まわりにはいくつかのメイク&トライが行われ、走行は順調に進んだ。
そして、正午過ぎには、いよいよ決勝レースのスタート進行が開始。さまざまな個性に満ちた車両がずらりと並ぶ様子は、いつ見ても壮観の一言だ。今回、最初に「DENSO Le Beausset RC350」のステアリングを握るのは中山。1周のローリングラップの後、グリーンシグナルの点灯とともに、それぞれ一斉に加速していく。スタート後6番手となるが、前を行く車両から大きく遅れることなく、逆転の機会をうかがいつつ周回を重ね、そして15周目には5番手に浮上する。
その頃、130Rでアクシデントが発生していたため、SC(セーフティーカー)がコースに入り、これに合わせて16周目に山下へのドライバー交代が行われることとなる。ところが、同じタイミングで多くの車両が戻ってきたためピットは混乱を来たし、中山が通り過ぎてしまうハプニングが発生。スタッフによってマシンは押し戻されたが、停止した場所に給油ホースが届かず、タイヤ交換を4本とも終わらせた後、車両を動かして給油を行った。このピット作業の間に、ピットレーン出口では赤信号が灯され、隊列の通過を待つことになってしまう。
そのため、トップから1周遅れの7番手にまで後退するが、SCラン明けに一台がクラッシュして6番手に。さらに二度目のSCラン中にドライバー交代を行った車両があったため、25周目に山下はひとつポジションを上げる。さらに36周目にはトラブルを抱えた車両の後退で4番手まで浮上。このポジションを保って48周目に、嵯峨に最後のバトンを託すこととなった。
しかし、前はもちろん、後ろにも大きな周回差があることでライバルが存在しない状態であったが、嵯峨はコンスタントにラップを刻みながら、攻めの走りを見せてくれた。そして3時間を経過し、67周を走破したところでチェッカーが。「DENSO Le Beausset RC350」は4位入賞を果たすこととなった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)
-
今回は走行時間が少ない中でも上位争いが出来る感触があったが、コンスタントに上位と絡むには、クルマのスピードと人間の経験が足りない。我々にはやるべきことが沢山残されている。来年の開幕までの5ヶ月間の日々は、ハードワークが続く。
- Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
-
今回はレースの後半を担当することになったので、タイヤの空気圧を落とし目で行って、ペースはそんなに悪くなかったんです。ただレースの終盤でクラスちがいの車両と接触してしまった影響で、タイヤにバイブレーションが発生してしまったので、安全策をとりペースを落として走りました。4位のチェッカーは悔しいですが、表彰台まであと一歩。チームとして今年新たに挑んだスーパー耐久で得たことはたくさんあります。課題も見つけられましたし、来年は再び表彰台へあがります。
- Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
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スタートを担当した僕は、最初ロングの予定たっだので、集団についていきながらタイヤを労って走ることを意識しました。ただ、途中の早い段階でSCが入ったので、予定よりも早くピットに戻ることになって、そのときすごくピットが混雑していて、自分のピットを見失ってしまったんです。気づいたときにはちょっと通りすぎてしまっていて…。今後のレースではそういうことが起きないように、自分が気をつけなくてはいけないですし、みんなで改善していけたらいいな、と思います。
- Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
-
僕がコースに入ったときにはすでに周回遅れになっていて、とにかく追い上げることをあきらめずに走りました。その中でSCが入ったり、トラブルの車両が出たりして、だんだんと状況も向いてきたりして…。次の嵯峨選手へのバトンをつなぐために、自分としてもベストを尽くせました。
Le Beausset Motorsports
JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第6戦は10月25日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝を行い、62号車 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が20分49秒155で優勝を飾り、2015年シリーズチャンピオンを獲得した。
ツインリンクもてぎは澄み渡る快晴の中、12時よりフォーメーションラップを開始。
シグナルブラックアウトからスタートするとポールポジションの川合孝汰は無難にスタート。
その後方で川合孝汰とチャンピオンを争う3番グリッドの63号車・武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が絶妙なスタートで2番グリッドの19号車・徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)をオーバーテイクし2位で1コーナーに飛び込む。
更に2周目の1コーナーに63号車・武村和希がトップで飛び込む。序盤にスパートし勝負をかけている様だ。
しかし62号車・川合孝汰は3周目にトップを奪還。チャンピオン争いはル・ボーセ同士の激しいぶつかり合いとなる。
その後前日のフリー走行でトップタイムを取り予選でも2位に食い込む好調ぶりをみせていた19号車・徳升広平は本調子ではないのかトップグループから少しずつ遅れ始め、66号車・飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)に3位のポジションを明け渡す。
更に3位争いのグループに加わっていた8号車・飯嶋郁陽(ZAP SPEED ED)が7周目にスピンした模様で6位までドロップしてしまった。
その後トップ川合孝汰はリードを広げ、2位武村和希、3位飛田陽宏のオーダーでファイナルラップに突入。
そのままのオーダーでフィニッシュし62号車・川合孝汰が優勝を飾り、2015年のシリーズチャンピオンを自らの手で決めた。
2位には63号車・武村和希が入り、地元ル・ボーセがワンツーフィニッシュ。
3位には66号車・飛田陽宏、4位に20号車・鶴賀義幸(ZAP SPEED 10VED)、5位に徳升広平が入った。
- 川合孝太選手のコメント
-
「シーズン序盤はポールポジションを取りながらなかなか勝てませんでしたが、レースを重ねて行くうちに慣れてきて余裕が出て来ました。カートトレーニングも取り入れて体力向上とレース感を磨きカート時代の大きいレースを思い出しながらレース運びをしていました。前から2位ばかりだったけど、両親にやっと恩返し出来たかな?」
- 武村和希選手のコメント
-
「僕はスタートと序盤のタイヤが冷えてる時が得意で今日も序盤に勝負をかけました。絶妙なスタートが切れ序盤ペースを上げてトップに立てましたが、路面に対応できずペースを上げきれませんでした。シリーズ2位にはなりましたが同じチームの川合選手とはよきライバルとしてお互いに切磋琢磨出来たと思います」
これにてスーパーFJもてぎシリーズの2015年シーズンは全日程を終了した。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
もてぎチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2015/10/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 6 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 62 | 川合 孝汰 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 20'49.155 |
2 | 63 | 武村 和希 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 2.533 |
3 | 66 | 飛田 陽宏 | Deep-R・関口10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 15.369 |
4 | 20 | 鶴賀 義幸 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 18.971 |
5 | 19 | 徳升 広平 | ZAP SPEED 10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 21.650 |
6 | 8 | 飯嶋 郁陽 | ZAP SPEED・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 26.831 |
7 | 80 | 片岡 聡 | NRS KK-SⅡ ED MYST KK-S2 | YH | 10 | 28.001 |
8 | 11 | キム ドンホ | DreamRacer109ED ZAP F109 | YH | 10 | 1'14.931 |
9 | 16 | 芳賀 靖 | KRacモータースポーツ WEST 07J | YH | 10 | 1'20.885 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- | 38 | 河瀬 達志 | Sウィンズkob★EDKKS2 MYST KK-S2 | YH | 1 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.62 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC) 2'03.905 (8/10) 139.50km/h
JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第6戦は10月25日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、62号車 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分03秒876で今期5度目のポールポジションを獲得し、シリーズチャンピオンに一歩近付くアドバンテージを得た。
ツインリンクもてぎはスッキリ晴れ渡る青空の下、午前9時00分より20分間にわたり公式予選が行われた。
第5戦を終えてのポイントランキングは1位:62号車 川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)66pt、2位:63号車 武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)64pt、3位は19号車徳升広平(ZAP SPEED 10VED)53pt。ポールポジションで1pt優勝で15ptが与えられる為、この上位3人が2015シリーズチャンピオンを目指し今日の最終戦に挑む。
ツインリンクもてぎのアナウンスによると8時半頃の気温が13℃弱、路面温度が18℃という事で予選終盤にタイムアタックが本格化しそうなコンディション。
序盤はチャンピオンを争う地元ル・ボーセの63号車・武村和希と62号車・川合孝汰が引っ張り合ってタイムアップを狙う。それに対抗するZAP SPEED勢は隊列を組まずにそれぞれがアタックを開始。
コンディションから予想された通り、終盤にかけて各車タイムアップ。7周目あたりに各車最速ラップを記録するが9周目に62号車 川合孝汰が一人2分3秒台に入れトップタイムを更新。ポールポジションで1ptを獲得しチャンピオン獲得への貴重なアドバンテージとなった。
2位は19号車・徳升広平で2分04秒117でル・ボーセの2台の間に割り込んだ。3位は63号車・武村和希で2分04秒352。この3人にシリーズチャンピオンの可能性があり、決勝での熾烈な争いが楽しみだ。
以降4位66号車・飛田陽宏(Deep-R・10V関口ED)、5位8号車・飯嶋郁陽(ZAPSPEED・ED)と続いた。
最終戦となる第6戦決勝は上記順位のグリッド順で本日10月25日、12時より10周で行われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
もてぎチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2015/10/25) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJもてぎシリーズ Round 6 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
1 | 62 | 川合 孝汰 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 2'03.876 | - | - | 139.534 | 9/10 |
2 | 19 | 徳升 広平 | ZAP SPEED 10VED TOKYO R&D RD10V | 2'04.117 | 0.241 | 0.241 | 139.263 | 7/10 |
3 | 63 | 武村 和希 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 2'04.352 | 0.476 | 0.235 | 139.000 | 7/10 |
4 | 66 | 飛田 陽宏 | Deep-R・関口10VED TOKYO R&D RD10V | 2'04.420 | 0.544 | 0.068 | 138.924 | 7/10 |
5 | 8 | 飯嶋 郁陽 | ZAP SPEED・ED TOKYO R&D RD10V | 2'04.912 | 1.036 | 0.492 | 138.377 | 7/10 |
6 | 20 | 鶴賀 義幸 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'05.190 | 1.314 | 0.278 | 138.070 | 9/10 |
7 | 80 | 片岡 聡 | NRS KK-SⅡ ED MYST KK-S2 | 2'05.566 | 1.690 | 0.376 | 137.656 | 7/10 |
8 | 38 | 河瀬 達志 | Sウィンズkob★EDKKS2 MYST KK-S2 | 2'07.746 | 3.870 | 2.180 | 135.307 | 7/10 |
9 | 11 | キム ドンホ | DreamRacer109ED ZAP F109 | 2'10.550 | 6.674 | 2.804 | 132.401 | 8/9 |
10 | 16 | 芳賀 靖 | KRacモータースポーツ WEST 07J | 2'11.528 | 7.652 | 0.978 | 131.417 | 6/8 |
---- 以上基準タイム(130%- 2'41.349)予選通過 ---- |
スーパー耐久シリーズ第6戦は25日、三重県の鈴鹿サーキットで3時間の決勝を行い、セーフティーカーが3度入る波乱のレースを制したST-Xクラス・GTNET ADVAN C-WEST GT-Rのガミさん/星野一樹/吉田広樹組が73周・3時間1分29秒531で総合優勝を飾った。
午後1時、鈴鹿の上空は晴れ渡り、肌寒い風が吹く中、3時間レースのローリングラップが始まった。
スタートを制したのはST-Xポールポジション・永井宏明/佐々木孝太/佐藤敦組(ARN AMG SLS GT3)の永井。以下、予選順位どおりに星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の高星、ガミさん/星野一樹/吉田広樹組(GTNET ADVAN C-WEST GT-R)の星野、飯田太陽/小林崇志/テツオ・オギノ組(ケーズフロンティアDirection Racing GT3R)の飯田、ユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組(ENDLESS・ADVAN・BMW)の元嶋と続く。
しかし永井のペースが上がらず、2周目の1コーナーで高星に、4周目の1コーナーで星野、白井剛/青木孝行/藤波清斗組(MACH MAKERS GT-R)の青木にパスされ4位にドロップダウン。
ここでトップに立った高星にトラブルが襲う。5周目に右リアタイヤがバーストしてピットインしてタイヤを交換。しかしそのタイヤも長く持たず再び16周目の130Rでバースト。破片がコース上に散乱したため、セーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
SCは20周を回ってピットイン。21周目からレースは再開されたが、トップが23周目を走行中、ST-4クラスの松井猛敏/中島保典/黒澤琢弥組(孚海國際×SPOON S2000)の黒沢と蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允組(TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86)の松井が130R立ち上がりで接触して激しくクラッシュ。2度目のSCが導入されることとなった。
SCは29周終わりでピットイン。30周目からレースが再開されたが、この2度のSCの間に多くのチームが1回目のドライバー交代を行った。この間にヒロマサ・ニシダ/片岡龍也/阿部翼組(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)のスタートドライバー・ニシダから交代した片岡がトップに浮上。2位には星野から交代したガミさんが上がり、3位に元島から交代したタニグチが続く。
ここからプラチナドライバー・片岡がハイペースで後続を突き放しにかかる。大量のリードを築いて47周終わりにピットインし、最終ドライバーの阿部に交代すると、トップのままコースに復帰することに成功した。
ちょうど2時間を経過した時点で阿部は、44周終わりにガミさんから交代した最終ドライバーの吉田を37秒リードすることになる。
阿部が大量のリードで逃げ切ると思われた58周目、今度はヘアピン立ち上がりでST-4クラスの村上モータースMAZDAロードスターとケーズフロンティアDirection Racing GT3Rが接触してクラッシュ。3度目のSCが導入されることとなった。
このSCで阿倍のリードは帳消し。64周目に再スタートが切られるとその差は6秒あまり。ここから吉田が猛スパート、阿部とのタイム差を削り、68周目にはテールトゥノーズ。ついに70周目に吉田が阿部を抜き去りトップに立った。吉田はこのまま逃げ切り昨年チャンピオンのGTNET ADVAN C-WEST GT-Rに今季初優勝をプレゼントすることとなった。2位は吉田、3位にはすでにチャンピオンを決めているユーク・タニグチ/峰尾恭輔/元嶋佑弥組が入った。
ST-2クラスは、ピットインのタイミングで一時後退することもあったが、すでにチャンピオンを決めている大澤学/松田晃司/吉田寿博組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がこのクラスを圧倒。2位以下をラップダウンして今季5勝目を飾ることとなった。2位には下垣和也/松本武士/近藤説秀組(RSオガワADVANランサー)が、3位には冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オートDIXCELエボⅩ)が入った。
ST-3クラスは、今季途中から参戦した柴田優作/平手晃平/片山義章組(SARD Racing RC350)がほぼレースをリード、今季初優勝を飾った。2位には植田正幸/阪口良平/堀口誠組(ムータレーシングTWS IS350)が入った。注目のチャンピオン争いは、ランキングトップの前嶋秀司/佐々木雅弘/佐藤公哉組(asset ingsテクノRC350)が21周目の1コーナーで他車と接触してリタイア。3位に入った長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)が今シーズンのチャンピオンに輝いた。
ST-4クラスは、植松忠雄/太田侑弥/鈴木陽組(TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000)が今季初優勝。注目のチャンピオン争いは、3度目のSCが退いた後、上位フィニッシュした方がチャンピオンになる番場琢/服部尚貴/平沼貴之組(埼玉トヨペットGreenBrave)の服部と山内英輝/村田信博/小河諒組(ENDLESS.ADVAN.86)の山内との激しい争いとなる。62周目のシケインでは明らかにペースの速い山内が服部のインから接触しながら仕掛けるが抜けず。テールトゥノーズの争いは、ついに66周目のヘアピンで山内が服部に並びかける。両者、併走しながらの意地の張り合いは、スプーンでアウトからパスしようとした山内が服部に押し出される形でコースアウト。山内はすかさずコースに復帰するがここでのロスタイムは大きく、最終ラップで追いすがる山内を振り切った服部が2位に入って今シーズンのチャンピオンを決めることとなった。3位には0秒6差で山内が入った。
ST-5クラスは、すでにチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)が10秒のペナルティーストップを受けながらもそれをものともせず今季5勝目。2位には山下潤一郎/山田英二/加茂新組(ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT)が入った。今シーズンスーパー耐久にディーゼルエンジンを持ち込んだ野上敏彦/谷川達也/野上達也組(DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D)が初表彰台となる3位に入った。
今シーズンのスーパー耐久シリーズはこれで終了。来シーズンは4月2~3日にツインリンクもてぎで開幕戦が開催される予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Hiroyuki MINAMI
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
1 | 1 | ST-X | 1 | ガミさん 星野 一樹 吉田 広樹 | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 73 | 3:01'29.531 |
2 | *16 | ST-X | 2 | ヒロマサ・ニシダ 片岡 龍也 阿部 翼 | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | 73 | 40.482 |
3 | *3 | ST-X | 3 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 元嶋 佑弥 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 73 | 47.800 |
4 | 10 | ST-X | 4 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン 密山 祥吾 | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 73 | 1'54.919 |
5 | 8 | ST-X | 5 | 永井 宏明 佐々木 孝太 佐藤 敦 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 70 | 3Laps |
6 | 39 | ST-3 | 1 | 柴田 優作 平手 晃平 片山 義章 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 69 | 4Laps |
7 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 松田 晃司 吉田 寿博 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 69 | 4Laps |
8 | 38 | ST-3 | 2 | 植田 正幸 阪口 良平 堀口 誠 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | 68 | 5Laps |
9 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 68 | 5Laps |
10 | 20 | ST-2 | 2 | 下垣 和也 松本 武士 近藤 説秀 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 68 | 5Laps |
11 | 6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 68 | 5Laps |
12 | 62 | ST-3 | 4 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 中山 雄一 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 67 | 6Laps |
13 | 93 | ST-4 | 1 | 植松 忠雄 太田 侑弥 鈴木 陽 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 67 | 6Laps |
14 | 68 | ST-3 | 5 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 67 | 6Laps |
15 | 52 | ST-4 | 2 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 67 | 6Laps |
16 | 13 | ST-4 | 3 | 山内 英輝 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 67 | 6Laps |
17 | 31 | ST-2 | 4 | 朝倉 貴志 長谷川 智秀 長谷川 奉徹 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 67 | 6Laps |
18 | *40 | ST-4 | 4 | 藤田 竜樹 吉本 晶哉 筒井 克彦 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 67 | 6Laps |
19 | *58 | ST-4 | 5 | 小林 康一 塩谷 烈州 辻 佐起子 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 67 | 6Laps |
20 | 7 | ST-2 | 5 | 藤井 芳樹 遠藤 浩二 佐藤 勝博 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 66 | 7Laps |
21 | 333 | ST-4 | 6 | 野間 一 中島 佑弥 森 国形 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 66 | 7Laps |
22 | 41 | ST-4 | 7 | 兵藤 信一 寺西 玲央 吉田 靖之 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 66 | 7Laps |
23 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 近藤 翼 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 66 | 7Laps |
24 | 55 | ST-4 | 9 | たしろ じゅん 鵜飼 龍太 伊藤 毅 | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 66 | 7Laps |
25 | *18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 森 正行 西村 和則 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 65 | 8Laps |
26 | 44 | ST-4 | 11 | カルロス 本田 山岸 洋之 中村 ひかる | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 65 | 8Laps |
27 | *24 | ST-X | 6 | 星野 敏 藤井 誠暢 高星 明誠 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 65 | 8Laps |
28 | 49 | ST-4 | 12 | 井尻 薫 大賀 裕介 大塚 隆一郎 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 64 | 9Laps |
29 | *69 | ST-5 | 1 | 大野 尊久 梅本 淳一 赤星 陽太郎 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | 63 | 10Laps |
30 | *2 | ST-5 | 2 | 山下 潤一郎 山田 英二 加茂 新 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | 62 | 11Laps |
31 | 17 | ST-5 | 3 | 野上 敏彦 谷川 達也 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 62 | 11Laps |
32 | 19 | ST-5 | 4 | 古宮 正信 奥村 浩一 新垣 元 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 62 | 11Laps |
33 | 12 | ST-4 | 13 | リク 松井 隆幸 ハヤト・ダテ | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 58 | 15Laps |
34 | 195 | ST-3 | 6 | 安宅 徳光 小泉 和寛 輿水 敏明 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 54 | 19Laps |
35 | 14 | ST-3 | 7 | 山崎 学 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 52 | 21Laps |
36 | 71 | ST-5 | 5 | 川村 剛士 黒田 保男 松本 康太 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | 52 | 21Laps |
---- 以上規定周回数(70% - ST-X:51Laps ST-2,3:48Laps ST-4:46Laps ST-5:44Laps)完走 ---- |
- | 32 | ST-X | - | 飯田 太陽 小林 崇志 テツオ・オギノ | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | 51 | 22Laps |
- | 88 | ST-4 | - | 村上 博幸 トミさん 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 50 | 23Laps |
- | *27 | ST-4 | - | 伊橋 勲 馬場 優輝 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 34 | 39Laps |
- | *48 | ST-4 | - | タカモリ 博士 猪股 京介 前川 佳紀 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 31 | 42Laps |
- | *5 | ST-X | - | 白井 剛 青木 孝行 藤波 清斗 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 29 | 44Laps |
- | 92 | ST-4 | - | 玉江 浩明 杉原 直弥 山谷 直樹 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 27 | 46Laps |
- | 505 | ST-2 | - | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 塚田 利郎 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 26 | 47Laps |
- | 34 | ST-3 | - | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 佐藤 公哉 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 20 | 53Laps |
- | 95 | ST-4 | - | 松井 猛敏 中島 保典 黒澤 琢弥 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 19 | 54Laps |
- | 86 | ST-4 | - | 蒲生 尚弥 井口 卓人 松井 孝允 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 19 | 54Laps |
- Fastest Lap: CarNo.24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R 2'02.869 (26/65) 170.14km/h
- CarNo.48は(猪俣京介)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則第13条(12)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.27(馬場優輝)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則付則1-6(SC中の危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.69(赤星陽太郎)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則付則1-10(SC活動中の信号無視)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
- CarNo.5(白井剛)は、スーパー耐久シリーズ2015特別規則第30条(ピットレーンの速度制限)によりドライビングスルーペナルティーを科したがリタイアにより未消化。
- CarNo.2(山田英二)は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)①違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.3(ユーク・タニグチ)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則第15条(2)(エンジン停止違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.24(藤井誠暢)は、は公式通知No.11(プラチナドライバー運転時間違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.58(塩谷烈州)は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)②違反(危険なドライブ行為)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
- CarNo.16(阿部翼)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則付則1-5(SC活動中の追い越し)により、競技結果に40秒を加算した。
- CarNo.40(吉本昌哉)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則付則1-4(SC後方の整列)により、競技結果に40秒を加算した。
- CarNo.18(浅野武夫)は、スーパー耐久シリーズ2015特別規則第30条(ピットレーン速度制限)により、競技結果に30秒を加算した。
- CarNo.24(高星明誠)は、スーパー耐久シリーズ2015スポーツ規則第6条(7)(最低義務周回違反)により、競技結果に30秒を加算した。
スーパー耐久シリーズ第6戦は25日、鈴鹿サーキットで決勝に向けた最終調整の場となるフリー走行を行い、ST-Xクラス・スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組が2分2秒209で総合のトップタイムを記録した。
決勝レースの日曜日を迎えた鈴鹿は早朝から快晴。中秋の空に雲一つ無い青空が広がった。フリー走行は午前8時15分から30分間にわたり行われた。
ST-Xクラスは総合では2位に甘んじたものの、昨日の予選でただ1台、2分0秒台をたたき出したスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組がここでも好調。GTNET ADVAN C-WEST GT-Rのガミさん/星野一樹/吉田広樹組に一時はトップを奪われたが、終盤に逆転。今季初優勝に向けトップでフリー走行を切り上げた。
ST-2クラスはすでにチャンピオンを決めているDAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/松田晃司/吉田寿博組がここでもトップタイム。昨日からすべてのセッションでトップに立ち、決勝に向けても盤石のようだ。
ST-3クラスは速さでは定評のあるムータレーシングTWS IS350の植田正幸/阪口良平/堀口誠組がトップタイム。チャンピオンを争うasset ingsテクノRC350の前嶋秀司/佐々木雅弘/佐藤公哉組は4位、岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34の長島正明/田中徹/田中哲也組は2位に付けている。
ST-4クラスはわずかにチャンピオンの可能性を残しているTRACY SPORTS ings SSR S2000の藤田竜樹/吉本晶哉/筒井克彦組がトップタイム。ランキングトップ、埼玉トヨペットGreenBraveの番場琢/服部尚貴/平沼貴之組は7位、1ポイント差で追うENDLESS.ADVAN.86の山内英輝/村田信博/小河諒組は8位、4ポイント差で追うウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5の小林康一/塩谷烈州/辻佐起子組は9位と下位に仲良く並んで走行を切り上げた。
ST-5クラスはここまで4勝ですでにチャンピオンを決めているBRP☆J'S RACINGフィットの大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組に唯一土を付けたホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FITの山下潤一郎/山田英二/加茂新組がトップタイム。一矢を報うべく、虎視眈々と今季2勝目を狙う。
決勝レースは午後1時より。ST-3、ST-4クラスのチャンピオンを手にするのはどのチームになるのであろうか? 久々に3時間レースとして開催される決勝から目が離せない。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■ST-Xクラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-X class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 24 | 星野 敏 藤井 誠暢 高星 明誠 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'02.209 | - | - | 171.061 |
2 | 1 | ガミさん 星野 一樹 吉田 広樹 | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'02.380 | 0.171 | 0.171 | 170.822 |
3 | 5 | 白井 剛 青木 孝行 藤波 清斗 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.501 | 1.292 | 1.121 | 169.272 |
4 | 32 | 飯田 太陽 小林 崇志 テツオ・オギノ | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | 2'04.076 | 1.867 | 0.575 | 168.487 |
5 | 16 | ヒロマサ・ニシダ 片岡 龍也 阿部 翼 | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | 2'04.271 | 2.062 | 0.195 | 168.223 |
6 | 3 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 元嶋 佑弥 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 2'04.297 | 2.088 | 0.026 | 168.187 |
7 | 8 | 永井 宏明 佐々木 孝太 佐藤 敦 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'04.785 | 2.576 | 0.488 | 167.530 |
8 | 10 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン 密山 祥吾 | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'08.145 | 5.936 | 3.360 | 163.137 |
■ST-2クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-2 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 59 | 大澤 学 松田 晃司 吉田 寿博 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.476 | - | - | 152.064 |
2 | 6 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'19.538 | 2.062 | 2.062 | 149.817 |
3 | 20 | 下垣 和也 松本 武士 近藤 説秀 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'20.138 | 2.662 | 0.600 | 149.176 |
4 | 31 | 朝倉 貴志 長谷川 智秀 長谷川 奉徹 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'21.553 | 4.077 | 1.415 | 147.685 |
5 | 7 | 藤井 芳樹 遠藤 浩二 佐藤 勝博 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'21.764 | 4.288 | 0.211 | 147.465 |
6 | 505 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 塚田 利郎 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'37.549 | 20.073 | 15.785 | 132.690 |
■ST-3クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-3 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 38 | 植田 正幸 阪口 良平 堀口 誠 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | 2'17.025 | - | - | 152.565 |
2 | 15 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.504 | 0.479 | 0.479 | 152.033 |
3 | 39 | 柴田 優作 平手 晃平 片山 義章 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.635 | 1.610 | 1.131 | 150.793 |
4 | 34 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 佐藤 公哉 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.653 | 1.628 | 0.018 | 150.774 |
5 | 14 | 山崎 学 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'18.676 | 1.651 | 0.023 | 150.749 |
6 | 62 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 中山 雄一 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'19.473 | 2.448 | 0.797 | 149.887 |
7 | 68 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 2'20.911 | 3.886 | 1.438 | 148.357 |
8 | 195 | 安宅 徳光 小泉 和寛 輿水 敏明 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'21.613 | 4.588 | 0.702 | 147.622 |
■ST-4クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-4 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 40 | 藤田 竜樹 吉本 晶哉 筒井 克彦 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 2'22.245 | - | - | 146.966 |
2 | 86 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 松井 孝允 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.539 | 0.294 | 0.294 | 146.663 |
3 | 95 | 松井 猛敏 中島 保典 黒澤 琢弥 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'23.010 | 0.765 | 0.471 | 146.180 |
4 | 92 | 玉江 浩明 杉原 直弥 山谷 直樹 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 2'23.094 | 0.849 | 0.084 | 146.094 |
5 | 27 | 伊橋 勲 馬場 優輝 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 2'23.284 | 1.039 | 0.190 | 145.900 |
6 | 93 | 植松 忠雄 太田 侑弥 鈴木 陽 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 2'23.811 | 1.566 | 0.527 | 145.366 |
7 | 52 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'23.858 | 1.613 | 0.047 | 145.318 |
8 | 13 | 山内 英輝 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 2'24.045 | 1.800 | 0.187 | 145.130 |
9 | 58 | 小林 康一 塩谷 烈州 辻 佐起子 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'24.274 | 2.029 | 0.229 | 144.899 |
10 | 55 | たしろ じゅん 鵜飼 龍太 伊藤 毅 | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 2'24.627 | 2.382 | 0.353 | 144.546 |
11 | 41 | 兵藤 信一 寺西 玲央 吉田 靖之 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'25.135 | 2.890 | 0.508 | 144.040 |
12 | 88 | 村上 博幸 トミさん 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'25.503 | 3.258 | 0.368 | 143.675 |
13 | 333 | 野間 一 中島 佑弥 森 国形 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 2'25.519 | 3.274 | 0.016 | 143.660 |
14 | 48 | タカモリ 博士 猪股 京介 前川 佳紀 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'26.225 | 3.980 | 0.706 | 142.966 |
15 | 49 | 井尻 薫 大賀 裕介 大塚 隆一郎 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'26.231 | 3.986 | 0.006 | 142.960 |
16 | 44 | カルロス 本田 山岸 洋之 中村 ひかる | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'26.769 | 4.524 | 0.538 | 142.436 |
17 | 54 | 加藤 彰彬 近藤 翼 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'27.604 | 5.359 | 0.835 | 141.630 |
18 | 18 | 浅野 武夫 森 正行 西村 和則 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 2'29.489 | 7.244 | 1.885 | 139.844 |
19 | 12 | リク 松井 隆幸 ハヤト・ダテ | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'30.704 | 8.459 | 1.215 | 138.717 |
20 | 111 | 大瀧 賢治 武井 寛史 ヘルムート・ギーセル | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH Sportster GT/R | 2'37.291 | 15.046 | 6.587 | 132.908 |
■ST-5クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/25) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-5 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 2 | 山下 潤一郎 山田 英二 加茂 新 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | 2'34.421 | - | - | 135.378 |
2 | 69 | 大野 尊久 梅本 淳一 赤星 陽太郎 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | 2'35.037 | 0.616 | 0.616 | 134.840 |
3 | 17 | 野上 敏彦 谷川 達也 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 2'35.781 | 1.360 | 0.744 | 134.196 |
4 | 19 | 古宮 正信 奥村 浩一 新垣 元 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 2'38.649 | 4.228 | 2.868 | 131.770 |
- | 33 | 船木 宏 タクミ | 東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz TOYOTA Vitz | absence | - | - | - |
- | 71 | 川村 剛士 黒田 保男 松本 康太 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | absence | - | - | - |
- | 213 | 東 貴史 原田 学 横尾 優一 | WAKO'S APP菅野自動車Vitz TOYOTA Vitz | absence | - | - | - |
スーパー耐久シリーズ第6戦は24日、三重県の鈴鹿サーキットでA,Bドライバー総合タイムによる公式予選を行い、ST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太/佐藤敦組(ARN AMG SLS GT3)がトータル4分04秒428で総合のポールポジションを獲得した。
薄雲はあるものの過ごしやすい秋空の下、午後2時より公式予選が始まった。A、Bドライバーがグループ1(ST-X、ST-2、ST-3クラス)、グループ2(ST-4、ST-5)に分けられ、それぞれ20分間ずつのセッションでのトータルタイムで予選順位が決定する。
ST-Xクラスは、Aドライバー予選でARN AMG SLS GT3の永井宏明が開始7分あたりで2分2秒615をたたき出すと、このタイムは誰にも更新されず、このセッションをトップで切り上げる。2位に続いたのはスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの星野敏でトップとのタイム差は0秒853。
Bドライバー予選ではスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢がこの0秒853差を逆転すべく終盤に猛アタックを敢行し、2分0秒999のタイムをたたき出すも、トータルでわずか0秒039及ばず、永井組が第3戦の富士スピードウェイに続き今シーズン2度目の総合ポールポジションを獲得した。2位には星野敏組が、3位にはGTNET ADVAN C-WEST GT-Rのガミさん組が続いた。
ST-2クラスはすでにチャンピオンを確定しているDAMD MOTUL ED WRX STIのAドライバー・大澤学とBドライバー・松田晃司がともにトップタイム。文句なしにポールポジションを獲得した。2位には新菱オートDIXCELエボⅩの冨桝朋広/菊地靖組が、3位にはGRGランサーーEVO Ⅹの田ヶ原章蔵/岡本武之が付けている。
ST-3クラスはAドライバーでSARD Racing RC350の柴田優作が、Bドライバーで ムータレーシングTWS IS350の阪口良平がトップタイムを記録したが、総合では柴田組がポールポジションを獲得した。2位にはランキング2位からチャンピオンを狙う岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34の長島正明/田中徹組が、3位に入ったランキングトップのasset ingsテクノRC350の前嶋秀司/佐々木雅弘組に先行した。
激戦のST-4クラスは、現在ENDLESS.ADVAN.86の山内英輝/村田信博組とポイントリーダーで並ぶ埼玉トヨペットGreenBraveの番場琢/服部尚貴組がポールポジション。PPポイントの1ポイントを追加し予選で単独トップに躍り出た。2位にはTRACY SPORTS ings SSR S2000の藤田竜樹/吉本晶哉組が、3位にはニールレーシングwithセイコーSSR亜衣の玉江浩明/杉原直弥組が入った。チャンピオンを争う山内組は9位と出遅れた。
ST-5クラスはすでにチャンピオンを決めているBRP☆J'S RACINGフィットの大野 尊久/梅本淳一組がポールポジション。2位にホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FITの山下潤一郎/山田英二組が、3位にピースMS制動屋フィットRSの川村剛士/黒田保男組が付けている。
決勝レースは明日25日、午後1時より3時間レースとして行われる。
■ポールポジションを獲得したARN AMG SLS GT3のドライバーコメント
- Aドライバー・永井宏明
-
「前回はウェットコンディションでしたが、今回はドライでポールを取れたのでうれしいです。タイムを早めに出してもう1回とがんばったんですが、シケインで他のクラスのマシンに引っかかったときにスピンしてしまいました」
- Bドライバー・佐々木孝太
-
「永井選手がすごいタイムを出したので負けるわけにいかないし、クルマもセットアップがいい方向に行って、なんとか地元でポールを取りたいと思っていたので、ぎりぎり取れて良かったです。あしたはせっかくのポールなのでみんなでつないで最後は笑顔で終わりたいです」
- Cドライバー・佐藤敦
-
「足を引っ張らないようにしたいと思います。ぼくが出たレースは全部ポールなんで、勝利の女神にもなりたいですね」
Text: Yoshinor OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Miroyuki MINAMI
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
1 | 8 | ST-X | 1 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'02.615 2'01.813 | 4'04.428 | - |
2 | 24 | ST-X | 2 | 星野 敏 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.468 2'00.999 | 4'04.467 | 0.039 |
3 | 1 | ST-X | 3 | ガミさん 星野 一樹 | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.950 2'01.965 | 4'05.915 | 1.487 |
4 | 32 | ST-X | 4 | 飯田 太陽 小林 崇志 | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | 2'04.591 2'01.736 | 4'06.327 | 1.899 |
5 | 3 | ST-X | 5 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 2'05.029 2'02.826 | 4'07.855 | 3.427 |
6 | 5 | ST-X | 6 | 白井 剛 青木 孝行 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'05.304 2'02.661 | 4'07.965 | 3.537 |
7 | 16 | ST-X | 7 | ヒロマサ・ニシダ 片岡 龍也 | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | 2'07.947 2'01.273 | 4'09.220 | 4.792 |
8 | 10 | ST-X | 8 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'06.564 2'04.625 | 4'11.189 | 6.761 |
9 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 松田 晃司 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.211 2'15.858 | 4'33.069 | 28.641 |
10 | 39 | ST-3 | 1 | 柴田 優作 平手 晃平 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'17.512 2'16.544 | 4'34.056 | 29.628 |
11 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.611 2'16.749 | 4'34.360 | 29.932 |
12 | 34 | ST-3 | 3 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'17.521 2'16.895 | 4'34.416 | 29.988 |
13 | 38 | ST-3 | 4 | 植田 正幸 阪口 良平 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | 2'19.163 2'16.072 | 4'35.235 | 30.807 |
14 | 62 | ST-3 | 5 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.617 2'16.856 | 4'35.473 | 31.045 |
15 | 14 | ST-3 | 6 | 山崎 学 小松 一臣 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.909 2'17.817 | 4'35.726 | 31.298 |
16 | 195 | ST-3 | 7 | 安宅 徳光 小泉 和寛 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.600 2'18.238 | 4'35.838 | 31.410 |
17 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'20.904 2'17.931 | 4'38.835 | 34.407 |
18 | 505 | ST-2 | 3 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'18.929 2'21.280 | 4'40.209 | 35.781 |
19 | 52 | ST-4 | 1 | 番場 琢 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'20.238 2'20.035 | 4'40.273 | 35.845 |
20 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 遠藤 浩二 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'19.896 2'20.517 | 4'40.413 | 35.985 |
21 | 31 | ST-2 | 5 | 朝倉 貴志 長谷川 智秀 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'18.547 2'22.557 | 4'41.104 | 36.676 |
22 | 20 | ST-2 | 6 | 下垣 和也 松本 武士 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'21.076 2'20.209 | 4'41.285 | 36.857 |
23 | 68 | ST-3 | 8 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 2'21.261 2'20.976 | 4'42.237 | 37.809 |
24 | 40 | ST-4 | 2 | 藤田 竜樹 吉本 晶哉 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 2'20.723 2'21.728 | 4'42.451 | 38.023 |
25 | 92 | ST-4 | 3 | 玉江 浩明 杉原 直弥 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 2'22.239 2'20.791 | 4'43.030 | 38.602 |
26 | 95 | ST-4 | 4 | 松井 猛敏 中島 保典 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'21.356 2'22.021 | 4'43.377 | 38.949 |
27 | 93 | ST-4 | 5 | 植松 忠雄 太田 侑弥 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 2'22.210 2'21.748 | 4'43.958 | 39.530 |
28 | 55 | ST-4 | 6 | たしろ じゅん 鵜飼 龍太 | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 2'21.429 2'22.805 | 4'44.234 | 39.806 |
29 | 86 | ST-4 | 7 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.339 2'22.504 | 4'44.843 | 40.415 |
30 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 森 正行 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 2'23.372 2'22.610 | 4'45.982 | 41.554 |
31 | 13 | ST-4 | 9 | 山内 英輝 村田 信博 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 2'22.898 2'23.088 | 4'45.986 | 41.558 |
32 | 41 | ST-4 | 10 | 兵藤 信一 寺西 玲央 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'24.209 2'22.021 | 4'46.230 | 41.802 |
33 | 54 | ST-4 | 11 | 加藤 彰彬 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'23.594 2'22.841 | 4'46.435 | 42.007 |
34 | 333 | ST-4 | 12 | 野間 一 中島 佑弥 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 2'23.467 2'23.145 | 4'46.612 | 42.184 |
35 | 27 | ST-4 | 13 | 伊橋 勲 馬場 優輝 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 2'23.754 2'23.118 | 4'46.872 | 42.444 |
36 | 49 | ST-4 | 14 | 井尻 薫 大賀 裕介 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'23.443 2'23.627 | 4'47.070 | 42.642 |
37 | 58 | ST-4 | 15 | 小林 康一 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'24.055 2'24.375 | 4'48.430 | 44.002 |
38 | 88 | ST-4 | 16 | 村上 博幸 トミさん | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'25.140 2'23.891 | 4'49.031 | 44.603 |
39 | *48 | ST-4 | 17 | タカモリ 博士 猪股 京介 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'25.534 2'24.351 | 4'49.885 | 45.457 |
40 | 44 | ST-4 | 18 | カルロス 本田 山岸 洋之 | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'26.628 2'27.637 | 4'54.265 | 49.837 |
41 | 111 | ST-4 | 19 | 大瀧 賢治 武井 寛史 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH Sportster GT/R | 2'26.577 2'27.878 | 4'54.455 | 50.027 |
42 | 12 | ST-4 | 20 | リク 松井 隆幸 | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'30.095 2'24.465 | 4'54.560 | 50.132 |
43 | 69 | ST-5 | 1 | 大野 尊久 梅本 淳一 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | 2'30.723 2'33.386 | 5'04.109 | 59.681 |
44 | 2 | ST-5 | 2 | 山下 潤一郎 山田 英二 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | 2'34.031 2'31.100 | 5'05.131 | 1'00.703 |
45 | 71 | ST-5 | 3 | 川村 剛士 黒田 保男 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | 2'34.982 2'34.953 | 5'09.935 | 1'05.507 |
46 | 213 | ST-5 | 4 | 東 貴史 原田 学 | WAKO'S APP菅野自動車Vitz TOYOTA Vitz | 2'34.545 2'35.956 | 5'10.501 | 1'06.073 |
47 | 19 | ST-5 | 5 | 古宮 正信 奥村 浩一 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 2'35.799 2'34.956 | 5'10.755 | 1'06.327 |
48 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 敏彦 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 2'37.582 2'34.224 | 5'11.806 | 1'07.378 |
49 | 33 | ST-5 | 7 | 船木 宏 タクミ | 東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz TOYOTA Vitz | 2'41.451 2'40.745 | 5'22.196 | 1'17.768 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 36 | ST-4 | - | 川中子 和彦 河野 利尚 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 2'32.841 absence | - | - |
- CarNo.48(猪俣京介)は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1②違反(危険なドライブ行為)により、ベストラップを抹消した。
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 24 | ST-X | 1 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R2'00.999 | - | 172.772 |
2 | 16 | ST-X | 2 | 片岡 龍也 | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | R2'01.273 | 0.274 | 172.381 |
3 | 32 | ST-X | 3 | 小林 崇志 | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | R2'01.736 | 0.737 | 171.726 |
4 | 8 | ST-X | 4 | 佐々木 孝太 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | R2'01.813 | 0.814 | 171.617 |
5 | 1 | ST-X | 5 | 星野 一樹 | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R2'01.965 | 0.966 | 171.403 |
6 | 5 | ST-X | 6 | 青木 孝行 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | R2'02.661 | 1.662 | 170.431 |
7 | 3 | ST-X | 7 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 2'02.826 | 1.827 | 170.202 |
8 | 10 | ST-X | 8 | マイケル・グリーン | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'04.625 | 3.626 | 167.745 |
9 | 59 | ST-2 | 1 | 松田 晃司 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'15.858 | 14.859 | 153.875 |
10 | 38 | ST-3 | 1 | 阪口 良平 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | 2'16.072 | 15.073 | 153.633 |
11 | 39 | ST-3 | 2 | 平手 晃平 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'16.544 | 15.545 | 153.102 |
12 | 15 | ST-3 | 3 | 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'16.749 | 15.750 | 152.873 |
13 | 62 | ST-3 | 4 | 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'16.856 | 15.857 | 152.753 |
14 | 34 | ST-3 | 5 | 佐々木 雅弘 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'16.895 | 15.896 | 152.710 |
15 | 14 | ST-3 | 6 | 小松 一臣 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.817 | 16.818 | 151.688 |
16 | 6 | ST-2 | 2 | 菊地 靖 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'17.931 | 16.932 | 151.563 |
17 | 195 | ST-3 | 7 | 小泉 和寛 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'18.238 | 17.239 | 151.226 |
18 | 52 | ST-4 | 1 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | R2'20.035 | 19.036 | 149.286 |
19 | 20 | ST-2 | 3 | 松本 武士 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'20.209 | 19.210 | 149.100 |
20 | 7 | ST-2 | 4 | 遠藤 浩二 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'20.517 | 19.518 | 148.773 |
21 | 92 | ST-4 | 2 | 杉原 直弥 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 2'20.791 | 19.792 | 148.484 |
22 | 68 | ST-3 | 8 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 2'20.976 | 19.977 | 148.289 |
23 | 505 | ST-2 | 5 | 岡本 武之 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'21.280 | 20.281 | 147.970 |
24 | 40 | ST-4 | 3 | 吉本 晶哉 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 2'21.728 | 20.729 | 147.502 |
25 | 93 | ST-4 | 4 | 太田 侑弥 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 2'21.748 | 20.749 | 147.481 |
26 | 41 | ST-4 | 5 | 寺西 玲央 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'22.021 | 21.022 | 147.198 |
27 | 95 | ST-4 | 6 | 中島 保典 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'22.021 | 21.022 | 147.198 |
28 | 86 | ST-4 | 7 | 井口 卓人 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.504 | 21.505 | 146.699 |
29 | 31 | ST-2 | 6 | 長谷川 智秀 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'22.557 | 21.558 | 146.645 |
30 | 18 | ST-4 | 8 | 森 正行 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 2'22.610 | 21.611 | 146.590 |
31 | 55 | ST-4 | 9 | 鵜飼 龍太 | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 2'22.805 | 21.806 | 146.390 |
32 | 54 | ST-4 | 10 | 近藤 翼 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'22.841 | 21.842 | 146.353 |
33 | 13 | ST-4 | 11 | 村田 信博 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 2'23.088 | 22.089 | 146.100 |
34 | 27 | ST-4 | 12 | 馬場 優輝 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 2'23.118 | 22.119 | 146.070 |
35 | 333 | ST-4 | 13 | 中島 佑弥 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 2'23.145 | 22.146 | 146.042 |
36 | 49 | ST-4 | 14 | 大賀 裕介 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'23.627 | 22.628 | 145.552 |
37 | 88 | ST-4 | 16 | トミさん | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'23.891 | 22.892 | 145.285 |
38 | *48 | ST-4 | 15 | 猪股 京介 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'24.358 | 23.352 | 144.822 |
39 | 58 | ST-4 | 17 | 塩谷 烈州 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'24.375 | 23.376 | 144.798 |
40 | 12 | ST-4 | 18 | 松井 隆幸 | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'24.465 | 23.466 | 144.708 |
41 | 44 | ST-4 | 19 | 山岸 洋之 | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'27.637 | 26.638 | 141.599 |
42 | 111 | ST-4 | 20 | 武井 寛史 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH Sportster GT/R | 2'27.878 | 26.879 | 141.368 |
43 | 2 | ST-5 | 1 | 山田 英二 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | R2'31.100 | 30.101 | 138.353 |
44 | 69 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | 2'33.386 | 32.387 | 136.291 |
45 | 17 | ST-5 | 3 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 2'34.224 | 33.225 | 135.551 |
46 | 71 | ST-5 | 4 | 黒田 保男 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | 2'34.953 | 33.954 | 134.913 |
47 | 19 | ST-5 | 5 | 奥村 浩一 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 2'34.956 | 33.957 | 134.911 |
48 | 213 | ST-5 | 6 | 原田 学 | WAKO'S APP菅野自動車Vitz TOYOTA Vitz | 2'35.956 | 34.957 | 134.046 |
49 | 33 | ST-5 | 7 | タクミ | 東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz TOYOTA Vitz | 2'40.745 | 39.746 | 130.052 |
---- 以上予選通過 ---- |
- | 36 | ST-4 | - | 河野 利尚 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | absence | - | - |
- CarNo.48(猪俣京介)は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1②違反(危険なドライブ行為)により、ベストラップを抹消した。
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
1 | 8 | ST-X | 1 | 永井 宏明 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | R2'02.615 | - | 170.495 |
2 | 24 | ST-X | 2 | 星野 敏 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.468 | 0.853 | 169.317 |
3 | 1 | ST-X | 3 | ガミさん | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.950 | 1.335 | 168.658 |
4 | 32 | ST-X | 4 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | 2'04.591 | 1.976 | 167.791 |
5 | 3 | ST-X | 5 | ユーク・タニグチ | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 2'05.029 | 2.414 | 167.203 |
6 | 5 | ST-X | 6 | 白井 剛 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'05.304 | 2.689 | 166.836 |
7 | 10 | ST-X | 7 | フィリップ・デベサ | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'06.564 | 3.949 | 165.175 |
8 | 16 | ST-X | 8 | ヒロマサ・ニシダ | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | 2'07.947 | 5.332 | 163.390 |
9 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.211 | 14.596 | 152.358 |
10 | 39 | ST-3 | 1 | 柴田 優作 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'17.512 | 14.897 | 152.025 |
11 | 34 | ST-3 | 2 | 前嶋 秀司 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'17.521 | 14.906 | 152.015 |
12 | 195 | ST-3 | 3 | 安宅 徳光 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.600 | 14.985 | 151.927 |
13 | 15 | ST-3 | 4 | 長島 正明 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.611 | 14.996 | 151.915 |
14 | 14 | ST-3 | 5 | 山崎 学 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.909 | 15.294 | 151.587 |
15 | 31 | ST-2 | 2 | 朝倉 貴志 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'18.547 | 15.932 | 150.889 |
16 | 62 | ST-3 | 6 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.617 | 16.002 | 150.813 |
17 | 505 | ST-2 | 3 | 田ヶ原 章蔵 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'18.929 | 16.314 | 150.474 |
18 | 38 | ST-3 | 7 | 植田 正幸 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | 2'19.163 | 16.548 | 150.221 |
19 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'19.896 | 17.281 | 149.434 |
20 | 52 | ST-4 | 1 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'20.238 | 17.623 | 149.069 |
21 | 40 | ST-4 | 2 | 藤田 竜樹 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 2'20.723 | 18.108 | 148.556 |
22 | 6 | ST-2 | 5 | 冨桝 朋広 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'20.904 | 18.289 | 148.365 |
23 | 20 | ST-2 | 6 | 下垣 和也 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'21.076 | 18.461 | 148.184 |
24 | 68 | ST-3 | 8 | 脇阪 寿一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 2'21.261 | 18.646 | 147.990 |
25 | 95 | ST-4 | 3 | 松井 猛敏 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'21.356 | 18.741 | 147.890 |
26 | 55 | ST-4 | 4 | たしろ じゅん | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 2'21.429 | 18.814 | 147.814 |
27 | 93 | ST-4 | 5 | 植松 忠雄 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 2'22.210 | 19.595 | 147.002 |
28 | 92 | ST-4 | 6 | 玉江 浩明 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 2'22.239 | 19.624 | 146.972 |
29 | 86 | ST-4 | 7 | 蒲生 尚弥 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.339 | 19.724 | 146.869 |
30 | 13 | ST-4 | 8 | 山内 英輝 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 2'22.898 | 20.283 | 146.295 |
31 | 18 | ST-4 | 9 | 浅野 武夫 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 2'23.372 | 20.757 | 145.811 |
32 | 49 | ST-4 | 10 | 井尻 薫 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'23.443 | 20.828 | 145.739 |
33 | 333 | ST-4 | 11 | 野間 一 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 2'23.467 | 20.852 | 145.714 |
34 | 54 | ST-4 | 12 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'23.594 | 20.979 | 145.585 |
35 | 27 | ST-4 | 13 | 伊橋 勲 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 2'23.754 | 21.139 | 145.423 |
36 | 58 | ST-4 | 14 | 小林 康一 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'24.055 | 21.440 | 145.120 |
37 | 41 | ST-4 | 15 | 兵藤 信一 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'24.209 | 21.594 | 144.965 |
38 | 88 | ST-4 | 16 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'25.140 | 22.525 | 144.035 |
39 | 48 | ST-4 | 17 | タカモリ 博士 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'25.534 | 22.919 | 143.645 |
40 | 111 | ST-4 | 18 | 大瀧 賢治 | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH Sportster GT/R | 2'26.577 | 23.962 | 142.623 |
41 | 44 | ST-4 | 19 | カルロス 本田 | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'26.628 | 24.013 | 142.573 |
42 | 12 | ST-4 | 20 | リク | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'30.095 | 27.480 | 139.280 |
43 | 69 | ST-5 | 1 | 大野 尊久 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | R2'30.723 | 28.108 | 138.699 |
44 | 36 | ST-4 | 21 | 川中子 和彦 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 2'32.841 | 30.226 | 136.777 |
45 | 2 | ST-5 | 2 | 山下 潤一郎 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | 2'34.031 | 31.416 | 135.721 |
46 | 213 | ST-5 | 3 | 東 貴史 | WAKO'S APP菅野自動車Vitz TOYOTA Vitz | 2'34.545 | 31.930 | 135.269 |
47 | 71 | ST-5 | 4 | 川村 剛士 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | 2'34.982 | 32.367 | 134.888 |
48 | 19 | ST-5 | 5 | 古宮 正信 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 2'35.799 | 33.184 | 134.181 |
49 | 17 | ST-5 | 6 | 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 2'37.582 | 34.967 | 132.662 |
50 | 33 | ST-5 | 7 | 船木 宏 | 東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz TOYOTA Vitz | 2'41.451 | 38.836 | 129.483 |
スーパー耐久シリーズ第6戦は24日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選前のウォームアップ走行を行い、ST-Xクラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が2分1秒893で総合のトップタイムを記録した。
昨年までWTCCのサポートレースとして行われ変則的なレース形態で行われていたが、今年から単独開催となり、通常の3時間レースとして決勝が行われる。すでにST-X、ST-2、ST-5クラスのチャンピオンは決定しているが、ST-3、ST-4はここ鈴鹿の最終戦までチャンピオン争いが持ち越された。
鈴鹿は早朝から曇り。過ごしやすい気候の中、午前9時45分より30分間のウォームアップが行われた。
まずは、ST-Xクラスのヒロマサ・ニシダ/片岡龍也/阿部翼組(REAF REAL ESTATE KiiVA BMW)が序盤、2分3秒270でトップに立つ。中盤、このタイムを更新したのが同クラスの星野敏/藤井誠暢/高星明誠組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)で2分2秒204でトップに立つと次周、そのタイムを2分1秒893と更新。その後このタイムを上回る車両はなく、星野組がトップでウォームアップを切り上げ、今季未勝利の星野組が初勝利に向け好スタートを切ることとなった。
ST-2クラスはすでにチャンピオンを決めている大澤学/吉田寿博/松田晃司組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、ST-3クラスは現在ランキング2位の長島正明/田中徹/田中哲也組(岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34)が、ST-4クラスはランキング5位の藤田竜樹/筒井克彦/吉本晶哉組(TRACY SPORTS ings SSR S2000)が、ST-5クラスはチャンピオンを決めている大野尊久/梅本淳一/赤星陽太郎組(BRP☆J'S RACINGフィット)がそれぞれトップタイムを記録している。
公式予選は午後2時よりA,Bドライバーの総合タイムで争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKEHITA
■ST-Xクラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) Warm Up Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-X class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 24 | 星野 敏 藤井 誠暢 高星 明誠 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'01.893 | - | - | 171.505 |
2 | 16 | ヒロマサ・ニシダ 片岡 龍也 阿部 翼 | REAF REAL ESTATE KiiVA BMW BMW Z4 GT3 | 2'03.270 | 1.377 | 1.377 | 169.589 |
3 | 8 | 永井 宏明 佐々木 孝太 佐藤 敦 | ARN AMG SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'04.404 | 2.511 | 1.134 | 168.043 |
4 | 5 | 白井 剛 青木 孝行 藤波 清斗 | MACH MAKERS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'04.624 | 2.731 | 0.220 | 167.746 |
5 | 1 | ガミさん 星野 一樹 吉田 広樹 | GTNET ADVAN C-WEST GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'04.931 | 3.038 | 0.307 | 167.334 |
6 | 3 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 元嶋 佑弥 | ENDLESS・ADVAN・BMW BMW Z4 GT3 | 2'04.963 | 3.070 | 0.032 | 167.291 |
7 | 32 | 飯田 太陽 小林 崇志 テツオ・オギノ | ケーズフロンティアDirection Racing GT3R PORSCHE 911GT3 | 2'05.648 | 3.755 | 0.685 | 166.379 |
8 | 10 | フィリップ・デベサ マイケル・グリーン 密山 祥吾 | Adenau SLS GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 2'07.002 | 5.109 | 1.354 | 164.605 |
■ST-2クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) Warm Up Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-2 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 59 | 大澤 学 松田 晃司 吉田 寿博 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.793 | - | - | 151.715 |
2 | 6 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オートDIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'19.423 | 1.630 | 1.630 | 149.941 |
3 | 20 | 下垣 和也 松本 武士 近藤 説秀 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'21.253 | 3.460 | 1.830 | 147.998 |
4 | 7 | 藤井 芳樹 遠藤 浩二 佐藤 勝博 | 新菱オートD-LanguageエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅸ | 2'22.421 | 4.628 | 1.168 | 146.785 |
5 | 31 | 朝倉 貴志 長谷川 智秀 長谷川 奉徹 | HASEPRO RACING LANCER EVOLUTIONⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'22.551 | 4.758 | 0.130 | 146.651 |
6 | 505 | 田ヶ原 章蔵 岡本 武之 塚田 利郎 | GRGランサーEVO Ⅹ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION Ⅹ | 2'31.420 | 13.627 | 8.869 | 138.061 |
■ST-3クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) Warm Up Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-3 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 15 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.736 | - | - | 151.777 |
2 | 62 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 中山 雄一 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.318 | 0.582 | 0.582 | 151.139 |
3 | 195 | 安宅 徳光 小泉 和寛 輿水 敏明 | 岡部自動車ZEROSUN195Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'18.560 | 0.824 | 0.242 | 150.875 |
4 | 34 | 前嶋 秀司 佐々木 雅弘 佐藤 公哉 | asset ingsテクノRC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'18.971 | 1.235 | 0.411 | 150.429 |
5 | 39 | 柴田 優作 平手 晃平 片山 義章 | SARD Racing RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 2'19.282 | 1.546 | 0.311 | 150.093 |
6 | 14 | 山崎 学 小松 一臣 杉林 健一 | 岡部自動車KYOSHINマイカーズZ34 NISSAN Fairlady Z | 2'19.623 | 1.887 | 0.341 | 149.726 |
7 | 68 | 脇阪 寿一 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGB マークX G's TOYOTA MARK X | 2'37.809 | 20.073 | 18.186 | 132.472 |
- | 38 | 植田 正幸 阪口 良平 堀口 誠 | ムータレーシングTWS IS350 TOYOTA LEXUS IS350 | absence | - | - | - |
■ST-4クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) Warm Up Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-4 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 40 | 藤田 竜樹 吉本 晶哉 筒井 克彦 | TRACY SPORTS ings SSR S2000 HONDA S2000 | 2'22.125 | - | - | 147.090 |
2 | 86 | 蒲生 尚弥 井口 卓人 松井 孝允 | TOYOTA Team TOM’S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.390 | 0.265 | 0.265 | 146.816 |
3 | 52 | 番場 琢 服部 尚貴 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreenBrave TOYOTA 86 | 2'22.483 | 0.358 | 0.093 | 146.721 |
4 | 92 | 玉江 浩明 杉原 直弥 山谷 直樹 | ニールレーシングwithセイコーSSR亜衣 TOYOTA 86 | 2'23.121 | 0.996 | 0.638 | 146.067 |
5 | 93 | 植松 忠雄 太田 侑弥 鈴木 陽 | TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000 HONDA S2000 | 2'23.230 | 1.105 | 0.109 | 145.955 |
6 | 95 | 松井 猛敏 中島 保典 黒澤 琢弥 | 孚海國際×SPOON S2000 HONDA S2000 | 2'23.540 | 1.415 | 0.310 | 145.640 |
7 | 13 | 山内 英輝 村田 信博 小河 諒 | ENDLESS.ADVAN.86 TOYOTA 86 | 2'23.673 | 1.548 | 0.133 | 145.505 |
8 | 333 | 野間 一 中島 佑弥 森 国形 | GLORY RACING A-ONE FN2 HONDA CIVIC TYPE-R EURO | 2'23.673 | 1.548 | 0.000 | 145.505 |
9 | 55 | たしろ じゅん 鵜飼 龍太 伊藤 毅 | SunOasisAUTOFACTORY86 TOYOTA 86 | 2'23.944 | 1.819 | 0.271 | 145.231 |
10 | 27 | 伊橋 勲 馬場 優輝 | FINA ADVANサントラントBRZ SUBARU BRZ | 2'24.475 | 2.350 | 0.531 | 144.698 |
11 | 49 | 井尻 薫 大賀 裕介 大塚 隆一郎 | ABARTH 695 ASSETTO CORSE ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 2'24.973 | 2.848 | 0.498 | 144.201 |
12 | 58 | 小林 康一 塩谷 烈州 辻 佐起子 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'25.097 | 2.972 | 0.124 | 144.077 |
13 | 88 | 村上 博幸 トミさん 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'25.332 | 3.207 | 0.235 | 143.844 |
14 | 48 | タカモリ 博士 猪股 京介 前川 佳紀 | DIJON Racingエンドレスワコーズ HONDA INTEGRA TYPE-R | 2'25.875 | 3.750 | 0.543 | 143.309 |
15 | 41 | 兵藤 信一 寺西 玲央 吉田 靖之 | TEAM HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 | 2'26.050 | 3.925 | 0.175 | 143.137 |
16 | 54 | 加藤 彰彬 近藤 翼 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'26.077 | 3.952 | 0.027 | 143.111 |
17 | 18 | 浅野 武夫 森 正行 西村 和則 | Y`s distraction 86 TOYOTA 86 | 2'27.172 | 5.047 | 1.095 | 142.046 |
18 | 111 | 大瀧 賢治 武井 寛史 ヘルムート・ギーセル | EXPRIDE G-Tech Sportster GT/R G-TECH Sportster GT/R | 2'28.014 | 5.889 | 0.842 | 141.238 |
19 | 44 | カルロス 本田 山岸 洋之 中村 ひかる | 恒力技巧ARS AD86 TOYOTA 86 | 2'31.194 | 9.069 | 3.180 | 138.267 |
20 | 12 | リク 松井 隆幸 ハヤト・ダテ | シビックFD2 HONDA CIVIC TYPE-R | 2'34.223 | 12.098 | 3.029 | 135.552 |
21 | 36 | 川中子 和彦 河野 利尚 長島 大輝 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 2'50.740 | 28.615 | 16.517 | 122.439 |
■ST-5クラス
Super Taikyu Series Rd.6 -RIJ- (2015/10/24) Warm Up Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Super Taikyu Series Round 6 ST-5 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 69 | 大野 尊久 梅本 淳一 赤星 陽太郎 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 3 RS | 2'34.140 | - | - | 135.625 |
2 | 17 | 野上 敏彦 谷川 達也 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO Diesel Turbo | 2'35.263 | 1.123 | 1.123 | 134.644 |
3 | 213 | 東 貴史 原田 学 横尾 優一 | WAKO'S APP菅野自動車Vitz TOYOTA Vitz | 2'37.819 | 3.679 | 2.556 | 132.463 |
4 | 71 | 川村 剛士 黒田 保男 松本 康太 | ピースMS制動屋フィットRS HONDA FIT 2 RS | 2'38.836 | 4.696 | 1.017 | 131.615 |
5 | 19 | 古宮 正信 奥村 浩一 新垣 元 | BRP☆J'S RACINGフィット HONDA FIT 2 RS | 2'39.768 | 5.628 | 0.932 | 130.847 |
6 | 33 | 船木 宏 タクミ T.B.N | 東伸★RAYS★μ★WAKO'S★Vitz TOYOTA Vitz | 2'45.081 | 10.941 | 5.313 | 126.636 |
- | 2 | 山下 潤一郎 山田 英二 加茂 新 | ホンダカーズ野崎with CUSCO & BOMEX FIT HONDA FIT 3 RS | absence | - | - | - |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
前回、第5戦で華々しいデビューウインを飾った岡村建(以下、タケル)が、F1サポートレースを挟んで開催されたシリーズ第6戦で予選6位、決勝では前車をオーバーテイクし、他車のコースアウトもあり4位に入賞。緒戦に続きポイントを獲得しました。
予選・決勝がワンデーとなっているシリーズ第六戦。今回は東コースへと舞台を移しての戦いでした。
F1やスーパーフォーミュラと同じスタート・フィニッシュラインを使い、1-3コーナー、名物のS字と抜けてデグナーまでは行かずにショートカットしてシケインの先からホームストレートへと戻る一周2.243kmのショートコース。
予選のポールポジションはTeam Naokiの平優弥。53秒940に対し、タケルは54秒337。全17Lapした中の15Lap目にマークした。トップから0.397の差を付けられたものの、すぐ後ろの選手には0.070の差をつけて6番手のポジションを手に入れた。ギャップから計算すると前回のF1サポートレースよりも差が縮まっており進歩の跡が伺える。
決勝は日本時間15時より22LAPで争われる。フォーメーションラップを終えた参加12台が一斉にスタート。
6番手スタートの岡村は若干多目のホイールスピンしながらもポジションをキープし、無事にオープニングラップを終える。
レースはシリーズタイトルを争う上位3台(平・八巻・平木)が4番手以下を引き離し逃げる展開。4番手以降が、別のグループとなりレースは進行する。
タケルは前車との差をジワジワと詰めていき、5番手の背後にピタリと付ける。そして4周目の2コーナー、わずかにはらんだ前方のマシンのインに滑り込んだタケルはサイド・バイ・サイドの状態でS字コーナーに突入し、2つ目の右コーナーでオーバーテイク成功。『オーバーテイクポイントが無い』と言われる鈴鹿サーキット東コースでのオーバーテイクを成功させた。
そして8周目。トップ争いをしている平木が1-2コーナーでコースアウト。5番手を走るタケルはこれで自動的にポジションアップし4番手となった。
そのままレースは進行するものの14周目に自己ベスト(54.548)をマークしたタケルは徐々に3番手の選手との間を詰め始め、19周目から一気に差は縮まるもののオーバーテイクには至らずに0.714の差で4番手フィニッシュとなった。
- 岡村タケル
-
自分で何の問題があるのか理解しています。どこで何が出来て、何が出来ていないかも分かっています。従って今後のテストでそれらを克服し、今年の最終目標である日本一戦で自分のパフォーマンスを日本中のS-FJドライバーの中で確認し、来季へとつなげる。この目標に向かって進んでいきます。マカオGPにもチームから来るように言われています。GPドライバー達と一緒に紹介してくれると言うことなので行きたいですが、誰かスポンサーしてください(笑)。
Gold Wolf Racing limited.
金狼賽車有限公司
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第6戦は18日、鈴鹿サーキット東コースで予選と決勝を行い、PPからスタートした平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)が22周・19分57秒221で初優勝した。
午前中に行われた公式予選で平優弥が53秒940でPPを獲得し、2番手には1000分8秒差で八巻渉 (モレキュールアキランドイーグル)が入り、トップから100分1秒差で平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が入り、ポイントランキング2位と3位の両選手が最終戦で意地を見せる予選となった。
午後3時5分から行われた決勝レースは、平木玲次以外のドライバーは順調にスタートを成功させ、平木はミスし5番手まで順位を落とす。
1周終了して、平優弥、八巻渉、大井偉史 (スキルスピード 10V)、S字で1つ順位を上げた平木玲次が続いた。
平木はそのまま勢いで、7周目3位走行の大井をパスし先頭の2台を追いかけようと思った矢先、10周目の1コーナーでギアをロックさせスピンとエンジンストールをさせてしまい、なんと一気に11位まで順位を落とし大失態を犯す。
一方の八巻は優勝をかけて18周目の1コーナーで平に仕掛けたが、焦った八巻は曲がり切れずにスピンをしてしまった、ただすぐにコースに復帰して2位表彰台を獲得した。
レース中盤にスピンをした平木だったが、最終ラップまで前の車を必死追い7位でチェッカーを受け、優勝した平優弥と同ポイントながら優勝回数の差でスーパーFJ鈴鹿シリーズのチャンピオンを獲得した。
- 優勝した平優弥のコメント
-
「今日の予選結果を見て接戦になるのは分かっていました。レースでは八巻君のペースが速くてなかなか大変なレースでしたが、自分の走りをしたら勝てると思っていたので自分を信じて走りました」
- 2位表彰台を獲得した八巻渉のコメント
-
「今回メカニックさんが車を仕上げてくれたので、予選決勝と速いペースで走ることができました。平選手に並んで1コーナー入ってのですがバランスを崩してしまいスピンをしてしまいました。この失敗を経験として今後につなげる走りをしたいです」
- 3位表彰台を獲得した大井偉史のコメント
-
「なんとか3位を取れたという感じですね! 序盤にトップ2台に離されてしまい優勝にはからめませんでした。中盤以降レースペースは良かったと思いますが、課題が多く残るレースとなってしまいました。」
- シリーズチャンピオンを獲得した平木玲次のコメント
-
「チャンピオン獲得は嬉しいですが、この一年間最初から最後まで落ち着いてレースができませんでした。まだ車に慣れていないのでテストをして速くなれるように頑張りたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE
F4西日本シリーズは18日、鈴鹿サーキット東コースで第5戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニーMYST・JSS)が23周・19分17秒995で優勝を飾った。
気温20度を上回る暖かい日差しの中、午後1時40分フォーメーションラップが始まった。
決勝のスタートは予選3番手からスタートした今井龍太(B-MAX・PARABOLE-RK01)が絶妙なスタートを切り、1コーナーで予選2番手の栗原正之 (テクノ ハヤブサ リターンズ)をパスした。
3番手に落ちた栗原だったが、ずっとチャンスを伺っていて10周目の2コーナーで今井をパスし2番手に上がることに成功したが、スタートでトップをキープして走っていた牧野は毎ラップ2位以下に1秒近く速いペースで走りすでに独走態勢になっていた。最終的には2位以下に22秒の大差をつけて優勝して、開幕から破竹の5連勝で飾って今シーズン最後のシリーズ戦を締めくくった。
- 優勝した牧野任祐のコメント
-
「レースでは最初から全開で攻めたいと思っていましたが、予想以上に路温が高く途中でタイヤがタレるようになってからは、ペースをキープするように気持ちを切り替えてはしました。まだFIA-F4が残り4戦ありますのでチャンピオンを取れるように頑張りたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE
鈴鹿クラブマンレース第6戦 -RIJ- (2015/10/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 70 | 平 優弥 | Team Naoki☆LEPLIX 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 19'57.221 |
2 | 22 | 八巻 渉 | モレキュールアキランドイーグル MYST KK-S | YH | 22 | 3.757 |
3 | 7 | 大井 偉史 | アイユーススキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 10.448 |
4 | 43 | 岡村 健 | セオドールレーシングジュニアチーム TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 11.162 |
5 | 2 | 兒島 弘訓 | OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 22 | 15.345 |
6 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE Tokyo☆表参道☆10VF TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 17.069 |
7 | 24 | 平木 玲次 | RS FINE F・L・C 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 18.959 |
8 | 8 | 大石 裕基 | 大石工務店スキル制動屋 TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 20.244 |
9 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 28.154 |
10 | 21 | ヒロシ | ミスト・関口制動屋KOTA・RACING MYST KK-S2 | YH | 22 | 34.399 |
11 | 39 | 中根 邦憲 | カーペット・ラグ通販/なかね家具 MYST KK-S2 | YH | 22 | 38.008 |
12 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RT KK-SミストTODA MYST KK-S2 | YH | 22 | 46.205 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.24 平木玲次(RS FINE F・L・C 10V) 0'54.091 (18/22) 149.28km/h
SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2015/10/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 11 | A | 1 | 牧野 任祐 | DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS MYST KK-ZS | DL | 23 | 19'17.995 |
2 | 82 | C | 1 | 栗原 正之 | テクノ ハヤブサ リターンズ TOKYO R&D RD10W | DL | 23 | 22.820 |
3 | 3 | C | 2 | 今井 龍太 | B-MAX・PARABOLEエンドレス B-MAX RK01 | DL | 23 | 25.452 |
4 | 35 | A | 2 | 金子 昌広 | 高宮商事ミストKK-ZS萬店 MYST KK-ZS | DL | 23 | 36.731 |
5 | 77 | A | 3 | 久保 宣夫 | セレクトジャパン☆MYST・制動屋KKA MYST KK-A | DL | 23 | 37.284 |
6 | 44 | A | 4 | 塚田 光彦 | 東海電装ウエストsprint関口056 WEST 056 | DL | 23 | 46.153 |
---- 以上規定周回数(90% - 20Laps)完走 ---- |
- | 70 | C | - | 岡本 武之 | ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC MOONCRAFT MC090 | DL | 0 | 23Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS) 0'49.989 (4/23) 161.53km/h
鈴鹿クラブマンレース第6戦 -RIJ- (2015/10/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
1 | 70 | 平 優弥 | Team Naoki☆LEPLIX 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'53.940 | - | - | 387.564 | 17/17 |
2 | 22 | 八巻 渉 | モレキュールアキランドイーグル MYST KK-S | YH | 0'53.948 | 0.008 | 0.008 | 387.506 | 9/14 |
3 | 24 | 平木 玲次 | RS FINE F・L・C 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'53.950 | 0.010 | 0.002 | 387.492 | 6/16 |
4 | 7 | 大井 偉史 | アイユーススキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.113 | 0.173 | 0.163 | 386.325 | 6/16 |
5 | 2 | 兒島 弘訓 | OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 0'54.267 | 0.327 | 0.154 | 385.229 | 11/17 |
6 | 43 | 岡村 健 | セオドールレーシングジュニアチーム TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.337 | 0.397 | 0.070 | 384.732 | 15/17 |
7 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE Tokyo☆表参道☆10VF TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.425 | 0.485 | 0.088 | 384.110 | 10/16 |
8 | 8 | 大石 裕基 | 大石工務店スキル制動屋 TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.512 | 0.572 | 0.087 | 383.497 | 8/11 |
9 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 0'54.837 | 0.897 | 0.325 | 381.224 | 9/15 |
10 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RT KK-SミストTODA MYST KK-S2 | YH | 0'55.245 | 1.305 | 0.408 | 378.409 | 16/16 |
11 | 21 | ヒロシ | ミスト・関口制動屋KOTA・RACING MYST KK-S2 | YH | 0'55.325 | 1.385 | 0.080 | 377.862 | 15/16 |
12 | 39 | 中根 邦憲 | カーペット・ラグ通販/なかね家具 MYST KK-S2 | YH | 0'55.353 | 1.413 | 0.028 | 377.671 | 5/14 |
---- 以上基準タイム(130% - 1'11.000)予選通過 ---- |
SUZUKA CLUBMAN Final Round -RIJ- (2015/10/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4西日本シリーズ Round 5 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
1 | 11 | A | 1 | 牧野 任祐 | DODIE・制動屋・ルーニー・MYSTJSS MYST KK-ZS | DL | 0'48.999 | - | - | 164.795 | 8/11 |
2 | 82 | C | 1 | 栗原 正之 | テクノ ハヤブサ リターンズ TOKYO R&D RD10W | DL | 0'49.766 | 0.767 | 0.767 | 162.255 | 8/9 |
3 | 3 | C | 2 | 今井 龍太 | B-MAX・PARABOLEエンドレス B-MAX RK01 | DL | 0'50.235 | 1.236 | 0.469 | 160.741 | 12/17 |
4 | 44 | A | 2 | 塚田 光彦 | 東海電装ウエストsprint関口056 WEST 056 | DL | 0'50.597 | 1.598 | 0.362 | 159.590 | 10/17 |
5 | 35 | A | 3 | 金子 昌広 | 高宮商事ミストKK-ZS萬店 MYST KK-ZS | DL | 0'50.643 | 1.644 | 0.046 | 159.446 | 8/12 |
6 | 77 | A | 4 | 久保 宣夫 | セレクトジャパン☆MYST・制動屋KKA MYST KK-A | DL | 0'50.777 | 1.778 | 0.134 | 159.025 | 16/18 |
7 | 70 | C | 3 | 岡本 武之 | ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC MOONCRAFT MC090 | DL | 0'52.564 | 3.565 | 1.787 | 153.618 | 16/17 |
---- 以上基準タイム(130% - 1'05.000)予選通過 ---- |
- コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
- 予選:10月17日(土)晴:ドライ
- 第16戦決勝:10月17日(土)晴:ドライ
- 第17戦決勝:10月18日(日)晴:ドライ

最終大会の2戦を共にポール・トゥ・ウィンで飾り、参戦初年度にしてシリーズタイトルを獲得したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)
全日本F3の今季最終大会(第16戦、第17戦)が行われ、両レースをポール・トゥ・ウィンで制したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得。キャシディと同ポイントで今大会に臨んだ山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)は両レース4位となり、シリーズランキング2位でシーズンを終え、キャシディと共に11月に行われるF3マカオGPへと挑む。
全日本F3選手権の第8大会(第16戦、第17戦)が10月17日(土)と18日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
全17戦で戦われる今季の全日本F3シリーズも最終大会を迎えた。注目のタイトル争いは、シリーズ2年目の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、昨年のマカオF3で3位、今季より日本でF3フル参戦を開始したニュージーランド出身のニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が全く同ポイント(105点)、勝利数も同じ5勝、2位の回数も同じという、近年にない混戦で最後の2戦を迎えることとなった。
17日(土)、好天の下、午前10時15分より10分間ずつ、第16戦、第17戦の予選が行われた。第16戦予選では、セッション開始と共に全車コースイン。まずキャシディがトップタイム。山下はアタック1周目でこれに続くタイムをマークするも、翌周縁石に乗ってコースアウト。フロントウィングとリアサスペンションを破損し、1輪が浮いたまま何とかピットへ。この時点で第16戦の予選セッションを終えることとなってしまった。
キャシディを含むライバル勢は翌周以降もタイムアップを続け、キャシディがポールポジション。山下は1周のみのタイムながら3番手となった。
10分のインターバルを経て実施された第17戦予選でもキャシディが連続ポールポジション。山下はメカニックの懸命な作業により、完璧ではない状況ながら何とか出走を果たし、首位キャシディから0.15秒差のタイムをマークしたが、2列目4番手となった。この両予選でポールポジションを獲得したキャシディは、ドライバーズポイントで2点を加え、山下に優位な状況で決勝に臨むこととなった。
F3の予選の後に行われた、併催のスーパーフォーミュラ予選での赤旗順延もあり、F3第16戦の決勝レースは、予定よりも10分遅れた、午後3時35分にフォーメーションラップが開始。18周のスタートが切られた。
ポールポジションのキャシディは好スタート。山下も前走車に並びかけるも届かず、3位をキープ。その後は、キャシディが周回毎に後続との差を広げていき、独走態勢に。
山下は3位で周回を重ねていたが、1周の短いSUGOで、レース終盤には周回遅れが現れ始め、これに苦戦。13周目の最終コーナーで周回遅れに阻まれた隙を突かれ、4位へ後退。
首位のキャシディは2位に8秒以上の大差をつけてポール・トゥ・ウィンで今季6勝目。その後は最後まで逆転を目指し追い上げた山下は、ファイナルラップ、最終コーナーからの立ち上がりで並びかけ、サイド・バイ・サイドでフィニッシュラインを越えたが、僅か100分の6秒及ばず表彰台を逃す4位フィニッシュとなった。
キャシディはレース中のファステストラップもマーク。この結果、タイトル争いは次戦のポールポジションポイントを加え、首位キャシディと2位山下が10ポイント差まで広がった状態で臨むこととなった。
18日(日)も抜けるような晴天、日差しの下ではやや暑さも感じるほどの陽気の下、午後0時半に第17戦(25周)の決勝レースがスタート。ポールポジションのキャシディが好スタートで抜け出し首位をキープ。
その後方では、2番手、3番手の車両が並んだまま1コーナーへ進入し、アウト側の車両がコースオフ。4番手スタートの山下はこれをかわして3位に浮上した。
山下は2周目の1コーナーで並びかけるなど、再三にわたって2位の車両を攻めたがパスには到らず。首位キャシディが1周目を終えて2.5秒、2周目には4秒もの大差で独走する一方、2位以下は山下を真ん中に挟んだ3台のバトルに。
若干速さに勝る山下は離されることなくついて行き、1秒以内の差のまま3台による2位争いが続いた。15周目にも山下は最終コーナー立ち上がりから前走車に追いつき、ストレートでブロックする前走車をかわすべくイン側の壁ぎりぎりで並びかけたが、惜しくも逆転は叶わず。
23周目には、S字コーナー付近でNクラス車両がコースアウトし、黄旗が振られている区間で周回遅れに引っかかったところで山下は後続にかわされ、4位に後退。
キャシディは最終的に、2位に20秒近い大差をつけて圧勝。2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季7勝目を挙げ、F3フル参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得した。
山下は4位でチェッカーを受けたが、レース後、黄旗区間での追い越しがあったとしてひとつ順位が繰り上がり3位フィニッシュ。シリーズランキングは2年連続での2位でシーズンを終えることとなった。
F3-Nクラスは既にタイトルを決めている小河 諒(TOM'S)が両レースをポール・トゥ・ウィンで制し、今季14勝目を挙げて圧勝のシーズンを終えた。
キャシディと山下は、11月19日(木)から22日(日)にかけて中国・マカオ特別行政区の市街地特設コースで開催される、F3世界一決定戦とも言えるマカオGPへトムスチームから参戦する。昨年キャシディは同大会3位、山下も9位とシングルフィニッシュを果たしており、全日本F3のランキング1位、2位としての参戦となる今年の更なる活躍に期待がかかる。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第16戦、第17戦共にポール・トゥ・ウィンで圧勝したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S #37)

第16戦4位、第17戦3位と苦戦しシリーズランキング2位となった山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)
トヨタモータースポーツニュース
- コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
- 予選:10月17日(土)晴:ドライ
- 決勝:10月18日(日)晴:ドライ

今季2勝目を挙げたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
スーパーフォーミュラの第6戦がスポーツランドSUGOで行われ、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が圧倒的な速さで独走。今季2勝目を挙げた。シリーズタイトルを争う中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)と石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)は共にピットでのタイムロスや戦略もあり、それぞれ4位、5位でフィニッシュ。それでもドライバーズランキングでは2位、1位のポジションを維持し、優位な状況で最終戦に臨むこととなった。
スーパーフォーミュラの第6戦が10月17日(土)、18日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
全7戦で戦われている2015年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦となった。最終戦へ向けての山場となる一戦の舞台は東北、SUGOのテクニカルコース。
今季のスーパーフォーミュラは開幕戦でアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が勝利を挙げるも、第2戦では石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がポール・トゥ・ウィンで悲願のトップフォーミュラ初優勝。第3戦はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が制し、開幕3戦で3人の異なる勝者が生まれることとなった。
第4戦は絶好調の石浦が2勝目。第5戦は、負傷により1戦欠場も、出場した3戦全てで2位表彰台を獲得していた中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が今季初勝利を挙げた。これでタイトル争いは、2戦を残して唯一2勝を上げている石浦がひとつ抜け出し、7ポイント差で中嶋一貴、12ポイント差でオリベイラが追う形となった。
今大会で最大11ポイント、最終戦は2レース制+ボーナスポイントで最大18ポイント獲得出来るため、逆転タイトルの可能性は4位のロッテラー(21ポイント差)、5位の小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans:27ポイント差)にも残された状況でSUGO大会に臨むこととなった。
予選
予選日の17日(土)は朝から快晴。午前中のフリー走行を経て、午後1時45分より気温20度/路面温度30度のコンディションの下、ノックアウト方式の予選Q1が開始された。
セッション開始と共に全車が一斉にコースインしたが、開始4分を過ぎたところでジェームス・ロシター(KONDO RACING)がスピンしコース上にストップ。赤旗中断となった。ロシターは自力でピットへと戻れなかったため、ここでアタックを終えることとなり、最後尾グリッドが確定した。
再開後3分ほどで再びコースオフ車両により赤旗。残り14分ほどで再開されると、まず全車一旦タイムをマークした後、ピットインして新品タイヤで本格的なアタックが開始された。
2周のウォームアップラップの後、各車がタイムを更新していく中、小林がこれまでのコースレコードを上回るタイムをマークしトップに。しかし、すぐにこれをロッテラー、オリベイラが上回り更にレコードを更新。
午前中のフリー走行の終盤にコースオフし、車両にダメージを負いながら、メカニックの懸命な修復で予選出走に間に合った中山雄一(KCMG)は、チェッカー目前の最後のアタックで好タイムをマークし8番手。Q2進出を決めた。
このQ1では、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が苦戦し17番手、ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)が18番手となり、最後尾のロシターと共にグリッド決定となった。
7分間の予選Q2では、ロッテラーがいきなりQ1首位のオリベイラのタイムをコンマ4秒短縮する速さを見せトップに。これに石浦が続いた。オリベイラ、中嶋一貴も安全圏のタイムをマーク。小林は最終ラップで7番手に飛び込み、この5名がQ3へ進出。
トップの8台がコンマ5秒台に入る激戦となったこのQ2、アンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)は既存のレコードタイムを更新するも10番手、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)13番手、中山もQ1のタイムを更新出来ず、14番手でQ2敗退となった。
予選Q3(7分間)は、1台がセッション開始と同時に出て行ったが、5台のトヨタ勢は、残り5分半を切ったあたりでコースイン。まず中嶋一貴がQ2でのロッテラーのタイムを上回ってトップに立つも、ロッテラーは更にこのタイムを更新。今季開幕戦で勝利した後、不満の残るレースが続いていたロッテラーが、コースレコードで今季初、国内トップフォーミュラで自身9回目となるポールポジションを獲得した。
中嶋一貴が2番手で続き、トムス勢が最前列に並ぶことに。石浦は第3コーナーのブレーキングでミス。このミスがなければポールポジションも狙える速さを見せていた石浦だったが、それでも2列目3番手につけ、タイトルを争う2人は好位置からのスタート。
4番手以降は、7番手までの4台が僅か100分の6秒以内に入るという非常に厳しい戦いとなり、オリベイラが6番手、他車に引っかかってタイムをロスした小林は7番手から明日の決勝をスタートすることとなった。
決勝
決勝日の18日(日)も好天。午後2時30分、昨日よりもやや高い気温22度、路面温度33度というコンディションの下でフォーメーションラップが開始された。
全車グリッドに整列後、レッドシグナルが消え、スタートが切られると、最前列2番手の中嶋一貴が好ダッシュを見せ、首位に浮上。僅差でロッテラーが続いた。その後方では、石浦、小林共に一つずつ順位を落とし、それぞれ4位、6位で1コーナーへ。
スタートで小林の先行を許し7位に後退したオリベイラは、4周目の1コーナー進入で小林をパス。翌周、更に前を行く車両をかわそうとしたが、1コーナーでコースオフ。再び7位にポジションを落としてしまった。
予選でコースオフし最後尾スタートとなったロシターが6周終了と早い時点で給油ピット。続いて、9周目終了時に、13番手スタートから9位まで順位を上げていた平川が給油のみのピットへ。翌周には小林、スタート直後の接触で車体前部にダメージを負っていたカルダレッリもピットに向かった。
首位を逃げる中嶋一貴は2位ロッテラーに対し1秒の差。その後方3位は2秒以上離しての快走を見せていたが、14周目にはロッテラーが猛追を開始。最終コーナーから15周目のストレートでオーバーテイクシステムを使い、1コーナー進入で一気に中嶋一貴をパス。首位を奪還した。

独走で圧勝したアンドレ・独走で圧勝したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S #2)
首位に立ったロッテラーは速さを見せ、後続を引き離し独走態勢に。中嶋一貴も後続との差を維持したまま2位、石浦も4位のまま周回を続けた。
後方では、先にピットインしていた小林らが、ハイペースで追い上げを開始。これを見た石浦は26周目に給油のみのピットインを行ったが、給油ノズルが上手く入らないトラブルに見舞われ、タイムロス。28周目には中嶋一貴もピットへ向かい、給油中に作業を終えることが可能なリア2輪のみ交換。しかし、こちらも給油ノズル挿入でタイムロスを喫し、追い上げてきたライバルの先行を許すこととなってしまった。

4位フィニッシュもランキング2位で最終戦に臨む中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S #1)
リア2輪のみ交換の中嶋一貴は、先にピットを終えていた石浦の直前でピットアウト。まだタイヤの温まっていない中嶋一貴を石浦は懸命に攻めたが、中嶋一貴も巧みなブロックでこれを阻止。ポジションをキープした。
首位を行くロッテラーは、周回遅れをかき分けながらもハイペースで後続を引き無していき、2位との差を15秒以上へ広げて53周目終了時点でピットイン、給油のみでコースへ復帰。その直後、3位で追っていたオリベイラもピットへ向かったが、再発進時にエンジンストール。10秒ほどタイムをロスし、上位争いから脱落してしまった。
最後までピットを引っ張ったのは、14番手スタートの中山。昨年無給油作戦を採り、残り3周で燃料切れに見舞われた中山は、2位に浮上すると上位勢と遜色ないタイムを刻み、残り10周でピットイン。順当に行けば8位でコースに復帰出来ると思われたが、中山も給油ノズルが入らないアクシデントに見舞われ、タイムをロス。接近戦のまっただ中の10位でコースに復帰することとなった。
中山のピットインで全車ピットを終え、首位のロッテラーは17秒以上もの大差で首位を快走。中嶋一貴は4位、石浦宏明が5位で、ほぼ1秒ずつ離れている前走車を追ったが届かず。

5位でフィニッシュし、ランキング首位を守った石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING #38)
ロッテラーは最後は約24秒もの大差をつけて圧勝のポール・トゥ・ウィン。今季2勝目を挙げた。中嶋一貴は4位、石浦が5位。最後まで平川と6位争いを繰り広げた小林は逃げ切って6位。平川が最終ラップに燃料切れに見舞われたため、これをかわしたオリベイラが7位、平川はなんとかチェッカーへとたどり着き、8位でフィニッシュした。平川と小林はフィニッシュ後のクールダウンラップ中に燃料切れでコース上にストップするという、ぎりぎりでのフィニッシュであった。
タイトル争いでは、石浦が45ポイントで首位を維持。中嶋一貴が6ポイント差の2位、ロッテラーとオリベイラが共に14ポイント差の3、4位で、この4名が最終戦へタイトルの可能性を残して臨むこととなった。
また、今大会の結果、ロッテラーと中嶋一貴のPETRONAS TEAM TOM'Sは、最終戦を残してチームタイトルを決定した。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。
- PETRONAS TEAM TOM'S 2号車 ドライバー アンドレ・ロッテラー:
-
良いレースが出来、本当に素晴らしい一日だった。スタートは上手く行ったのだが、ややクラッチが滑り気味で、絶好のスタートを切った一貴に前に行かれてしまった。後方から一貴を観察し、最終コーナーで自分の方が状態が良いことが分かったので、オーバーテイクを仕掛け、パス出来た。その後はレースを楽しめた。クルマのバランスも良かったし、思うように走ることが出来て最高のレースだった。
トヨタモータースポーツニュース
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で決勝を行い、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)が68周・1時間17分52秒551で優勝した。
午後2時30分予定通り秋晴れの下、フォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのは予選2位の中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)。ポールポジションのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)に並びかけ、インから1コーナーでトップに躍り出た。同3位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は、同4位の山本尚貴(TEAM 無限SF14)にパスされ4位に落ちた。以下、野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)、小林可夢偉(Team KYGNUS SUNOCO SF14)、伊沢拓也(REAL SF14)と続く。
トップに立った中嶋一貴は2位のロッテラーを引き離しにかかる。6周目には1秒近くまでその差は広がるが、そこからペースアップしたロッテラーが徐々に中嶋一貴に接近。13周目に0秒5まで迫ったロッテラーは14周目の最終コーナー立ち上がりでオーバーテイクボタンを利用し15周目の1コーナーでインから中嶋一貴をパス。トップに立った。
トップに立ったロッテラーは15周目に2位中嶋一貴を1秒2離して戻ってくると、すばらしいペースで2位以下を突き放しにかかる。
26周終わりには4位の石浦が、27周終わりに3位の山本が、28周終わりに中嶋一貴がピットインするると、ピット時間の短かった山本が中嶋一貴の前に出ることに成功する。
トップのロッテラーは2位に上がった野尻を大きく離してこの2人は53周を終わって同時ピットイン。ロッテラーはトップでレースに復帰し、野尻は実質2位の山本と同3位の中嶋一貴の間に入ることに成功した。
このままレースは終了。優勝は2位以下を23秒離してぶっちぎりのロッテラー、2位に山本が、3位に野尻が入った。4位に中嶋一貴。ポイントリーダーの石浦は5位に終わった。6位に小林が、7位にオリベイラが入り、8位が平川亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)でここまでがポイントゲット。
この結果、ポイントリーダー石浦は4ポイントを追加し45ポイントでトップのまま。2位には5ポイントを追加し39ポイントの中嶋一貴が続き、オリベイラと今回優勝のロッテラーが31ポイントで並ぶ。この4人がチャンピオンの可能性を残して最終戦を戦うこととなる。
最終第7戦は三重県の鈴鹿サーキットに舞台を移し11月8日に決勝が開催される。果たしてドライバーズチャンピオンに輝くので誰になるのであろうか?
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 68 | 1:17'52.551 |
2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 68 | 23.881 |
3 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 68 | 24.666 |
4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 68 | 25.453 |
5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 68 | 28.371 |
6 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 68 | 47.546 |
7 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 68 | 48.168 |
8 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 68 | 49.787 |
9 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 68 | 53.179 |
10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 68 | 53.636 |
11 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 68 | 54.548 |
12 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 68 | 55.803 |
13 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 68 | 56.764 |
14 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 67 | 1Lap |
15 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 67 | 1Lap |
16 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 67 | 1Lap |
17 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 67 | 1Lap |
18 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 66 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 61Laps)完走 ---- |
- | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 50 | 18Laps |
- Fastest Lap: CarNo.40 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14) 1'04.472 (50/68) 197.642km/h
全日本F3選手権第17戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で25周の決勝を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)が優勝した。キャシディはこの優勝で2015年度のドライバーズチャンピオンを獲得した。
全日本F3レースもいよいよ最終戦。秋晴れの下、午後12時30分フォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのはポールポジションのニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)。トップで1コーナーに進入する。その後方では予選2位のルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)に同3位の関口雄飛(B-Max Racing F312)がアウトから並びかけ、2台は1コーナーを併走するも接触して関口は押し出され、その間に同4位の山下健太(PETRONAS TOM'S F312)、同5位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)、同6位の福住仁嶺(HFDP RACING F312)に先行され、8位に落ちた。
トップに立ったキャシディは後方の混乱を尻目に1周目に2位のオルドネスを2秒5離して戻ってきた。ここからも異次元のスピードで後続を突き放し、中盤の12周目には7秒6。21周目にはファステストラップをたたき出し、終わってみれば19秒2差でぶっちぎりの優勝を飾った。2015年のドライバーズチャンピオンも決めることとなった。また、年間チームチャンピオンもキャシディの所属するペトロナス・チーム・トムスが獲得した。
2位のオルドネスと3位の山下はドッグファイト。一時はストレートで並びかける場面もあったが順位は変わらず。
逆に山下は23周目のS字立ち上がりで周回遅れのNクラス・ドラゴン(B-MAX RACING F308)に詰まった際に、高星にパスされ4位に落ちることとなった。
レースは25周を回ってこのまま終了。優勝はキャシディ、2位にオルドネスが入った。3位でゴールした高星に黄旗追い越しのペナルティーが科されたため、繰り上がって山下が3位。4位に石川京侍(TODA FIGHTEX)、5位に福住仁嶺(HFDP RACING F312)入り、関口雄飛(B-Max Racing F312)にも黄旗追い越しのペナルティーが科されたため、6位に高橋翼(HFDP RACING F312)が入った。
Nクラスはポールポジションの小河諒(KeePer TOM'S F306)が後方にCクラスの山口大陸(タイロク・ハナシマ28号)を挟んでいたため予選2位の三浦愛(EXEDY RACING F307)は2グリッド後ろ。難なくトップで1コーナーを通過すると、2位に三浦、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)と続く。
2位三浦はトップ小河とと遜色ないタイムで追う場面もあったが、届かず。優勝は小河、2位に三浦、3位に周回遅れとなったドラゴンの順でゴールした。
2016年の全日本F3選手権は4月に鈴鹿サーキットで開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 31'22.571 |
2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 19.229 |
3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 20.719 |
4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 21.522 |
5 | 7 | | 5 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 21.972 |
6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 26.760 |
7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 30.038 |
8 | *23 | | 8 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 50.020 |
9 | *50 | | 9 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 52.585 |
10 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'07.877 |
11 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'13.953 |
12 | *28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1'37.288 |
13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
14 | 18 | N | 4 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 23 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
- | 77 | N | - | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'14.703 (22/25) 178.511km/h
- CarNo.50は、2015全日本フォーミュラ3選手権統一規則第19条3(2回以上の進路変更)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.28は、H項違反(黄旗掲示中の追い越し)により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.23は、H項違反(黄旗掲示中の追い越し)により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'14.703 (22/25)
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で2回目のフリー走行を行い、小暮卓史(DRAGO CORSE SF14)が1分6秒701でトップタイムを記録した。
昨日に引き続き決勝日の朝もSUGOは秋晴れの快晴に恵まれ、午前9時5分より30分間のフリー走行が行われた。
開始6分過ぎにトップに立ったのは1分6秒851でアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)。翌周にはタイムを1分6秒726まで縮めると、このタイムを更新するドライバーは終盤まで現れず。
残り7分あたりでようやく小暮卓史(DRAGO CORSE SF14)がカルダレッリのタイムを僅差で上回る1分6秒701を出しそのままトップでタイムを切り上げた。小暮は昨日のフリー走行でもトップタイム。予選もQ3に初めて進出し、ここSUGOでの速さをアピールした。
2位にはカルダレッリ、終盤ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)が3位に上がり、4位は中山雄一(KCMG Elyse SF14)。5位にはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)付けた。6位にナレイン・カーティケヤン(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、7位に小林可夢偉(Team KYGNUS SUNOCO SF14)、8位に塚越広大(REAL SF14)と続く。
チャンピオンシップををリードする予選3位の石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は11位。石浦をチャンピオンシップで追う予選2位の中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)は9位でフリー走行を切り上げた。
決勝レースは、午後2時30分より68周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
スーパーフォーミュラ第6戦 -RIJ- (2015/10/18) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 6 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'06.701 | - | - | 199.927 |
2 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'06.726 | 0.025 | 0.025 | 199.852 |
3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'07.143 | 0.442 | 0.417 | 198.611 |
4 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'07.150 | 0.449 | 0.007 | 198.590 |
5 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'07.232 | 0.531 | 0.082 | 198.348 |
6 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'07.272 | 0.571 | 0.040 | 198.230 |
7 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'07.299 | 0.598 | 0.027 | 198.150 |
8 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'07.351 | 0.650 | 0.052 | 197.997 |
9 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'07.413 | 0.712 | 0.062 | 197.815 |
10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'07.427 | 0.726 | 0.014 | 197.774 |
11 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'07.503 | 0.802 | 0.076 | 197.552 |
12 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'07.541 | 0.840 | 0.038 | 197.440 |
13 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'07.633 | 0.932 | 0.092 | 197.172 |
14 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'07.658 | 0.957 | 0.025 | 197.099 |
15 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'07.915 | 1.214 | 0.257 | 196.353 |
16 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'07.947 | 1.246 | 0.032 | 196.261 |
17 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'08.033 | 1.332 | 0.086 | 196.013 |
18 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'08.192 | 1.491 | 0.159 | 195.556 |
19 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'08.673 | 1.972 | 0.481 | 194.186 |
全日本F3選手権第16戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で18周の決勝を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)が優勝した。
前プログラムのスーパーフォーミュラ予選で2度の赤旗が出たため10分遅れの午後3時35分よりフォーメーションラップが始まった。
レースはポールポジションのニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が好スタート、1コーナーでトップに立つ。予選2位のルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)に同3位の山下健太(PETRONAS TOM'S F312)がアウトから並び掛けるが抜けず、レースは1位から5位が予選順位通りに始まった。
今日のキャシディは絶好調。1周目に2位以下を1秒5離して戻ってくると、5周目にはこのレースのファステストラップをたたき出しその差を4秒5と広げる。その後もぐんぐんと後続を引き離し、18周を回って8秒7差とぶっちぎりで今季6勝目を飾った。
2位のオルドネスは山下を1秒前後離してレースは推移。その3位・山下の後ろからは4位の福住仁嶺(HFDP RACING F312)が背後に迫る。
そして12周目の最終コーナーでNクラスの車両に山下がひっかかったのを見逃さず、福住がストレートで並びかけ、13周目の1コーナーで山下をパス。3位の奪取に成功した。以後も福住は山下を押さえきり3位でゴール。山下は4位でフィニッシュすることとなった。
これでキャシディは優勝とファステストラップの1ポイントを追加し選手権ポイントを118ポイントと伸ばす。4位に終わった山下は3ポイントしか追加できず108ポイント。その差は10ポイントと開いた。
5位に終わった高星明誠(B-MAX NDDP F3)のチャンピオンの可能性は消えた。最終第17戦を予選4位からスタートする山下は優勝がチャンピオンへの絶対条件。厳しい立場に追い込まれた。
Nクラスはスタートでポールポジションの小河諒(KeePer TOM'S F306)に予選クラス2位の三浦愛(EXEDY RACING F307)が並びかけるが抜けず。このままの順位でレースは推移し、小河が今季13勝目を飾った。2位は三浦、3位には周回遅れとなったドラゴン(B-MAX RACING F308)が入った。
最終第18戦は明日18日、午後12時時30分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦は17日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)でノックアウト方式の公式予選を行い、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)がコースレコードとなる1'05.005でポールポジションを獲得した。
秋晴れの下、午後1時45分より始まったノックアウト予選はいきなり波乱の展開となった。
Q1開始直後にジェームス・ロシター(FUJI×D'station KONDO SF14)がS字でコースアウトして赤旗中断。再開後には今度は野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)がストップして赤旗中断。ロシターは自力でピットに戻れずにこの時点で予選は終了。野尻は自力で戻ったためQ1に再出走が許された。
Q1再開後には、各車残り7分を切ったあたりでコースイン。2周のウォームアップを行った後、アタックに入った。ここでトップに立ったのはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)で1分5秒637。2位に小暮卓史(DRAGO CORSE SF14)、3位にアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)と続いた。ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)など4人がここでノックアウトされた。
Q2は7分間。トップで通過したのはロッテラーで1分5秒225。2位に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)、3位に小暮、4位にオリベイラ、5位に山本尚貴(TEAM 無限SF14)、6位に中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)、7位に小林可夢偉(Team KYGNUS SUNOCO SF14)、8位に野尻とここまでがQ3に進出した。
Q3も7分間。ここでもロッテラーがタイムをさらに1分5秒005と5秒を切る勢いでポールポジションを確定。チャンピオンを争う中嶋と石浦が2、3位に滑り込んできた。山本が4位、5位・野尻、7位・オリベイラ、8位・小林と続いた。
決勝レースは明日18日、午後2時30分より68周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 16 スポーツランドSUGO 3.704256km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 22'22.233 |
2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 8.751 |
3 | 7 | | 3 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 11.365 |
4 | 36 | | 4 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 11.423 |
5 | 23 | | 5 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 14.071 |
6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 18 | 15.948 |
7 | 50 | | 7 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 18.905 |
8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 18 | 20.952 |
9 | 19 | | 9 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 22.375 |
10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 49.980 |
11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 51.482 |
12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 59.975 |
13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
15 | 18 | N | 5 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
- | 5 | N | 6 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'13.797 (5/18) 180.703km/h