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2009年8月

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス アンドレ・ロッテラーが2位フィニッシュ (TOYOTA)

  • コース:オートポリス(4.674km)
  • 予選:8月29日(土)晴:ドライ
  • 決勝:8月30日(日)晴:ドライ
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2位に入ったアンドレ・ロッテラー(#36)

 フォーミュラ・ニッポンの第7戦が8月29日(土)、30日(日)の両日、大分県のオートポリスで行われた。

 同コースでフォーミュラ・ニッポンが開催されるのは2006年第5戦以来3年ぶり。2006年はトヨタエンジン搭載の松田次生が勝利を挙げている。

 シーズンも今大会を含め残り2戦となり、チャンピオンシップ争いも絞られてきた。トヨタエンジン搭載ドライバーでは、首位に6ポイント差でランキング2位につけるブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)のみがタイトル獲得の可能性を残して第7戦を迎えることとなった。

 29日(土)午後2時20分からノックアウト方式の予選が行われた。

 前戦終了後にエンジンを交換したため、決勝では10グリッド降格が決まっていたTDPドライバーの大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)は、タイヤを温存すると共にセッティングに専念し、12番手。同じくQ1の立川祐路(CERUMO/INGING)が13番手となった。

 10分間のインターバルを経て行われたQ2では、終盤、TDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)が第2ヘアピンでコースアウト。黄旗が出されたため、この周回にマークされた他車のタイムが抹消となり、これに引っかかった平手晃平(ahead TEAM IMPUL)とブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)、石浦までがQ2敗退となってしまった。

 予定よりも8分ほど遅れて開始されたQ3では、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がトヨタエンジン搭載車最上位の2列目4番手を確保。

 予選終了後に、Q3に出走したロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)のQ2でのベストタイムと、、Q3でのリチャード・ライアン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のタイムが抹消となるなど、予選結果は混乱の末での決定となったが、最終的には、TDPドライバーの国本京佑(Team LeMans)が5番手、松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が6番手。また、Q2敗退の石浦が8番手、トレルイエが9番手グリッドにそれぞれ繰り上がることとなった。

 30日(日)は強い日差しが照らし、気温30度、路面温度47度という暑さの下、午後2時33分に54周の決勝レースがスタート。立川はギアボックストラブルのためにガレージ内で修復を強いられ、遅れてのスタートを余儀なくされた。

 スタートでは2列目4番手グリッドのロッテラーがジャンプアップし、2位に浮上。国本は5位、これにトレルイエ、石浦と続き、9位の松田に平手、大嶋が続いて1周目を終えた。

 2周目に平手を大嶋がかわしたが、それ以外は大きく順位が変わることなく、序盤戦は展開。2ストップ作戦の大嶋が11周目終了時点で先頭を切ってピットインすると、タイヤの摩耗に苦しみ、タイムの落ちてきていた各車は、続々とやや早めのピットイン。このピットタイミングで、大きく順位が入れ替わる展開となった。

 ピットイン前は2位につけていたロッテラーは、ピットで若干遅れ、大嶋だけでなく、小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)、ライアンにも先行を許し、4位に後退。

 また、逆転タイトル奪取へ向け、6位につけていたトレルイエも、ピットイン時に痛恨のエンジンストール。エンジンを再始動するのに時間がかかり、ほぼ最後尾まで順位を落としてしまった。

 全車がピットを終えた時点で首位に浮上した大嶋は、2位以下との差を少しずつ拡げていったが、2回ピットの作戦だったために、35周目に2度目のピットイン。11位でコースへ復帰した。

 大嶋とライアンが2回目のピットインを行ったため、ロッテラーは2位へ。その後方では、3位を走るデュバルを、平手と石浦、国本が追った。平手は、終盤オーバーテイクシステムを使いながら激しくデュバルを攻めたが、惜しくも逆転はならず。

 その後は上位勢には大きな順位変動無く、ロッテラーが2位、平手4位、石浦5位、松田が7位、トレルイエが8位、大嶋9位という順位でフィニッシュ。

 国本は一時6位を走行、初ポイント獲得の期待がかかったが、終盤サスペンショントラブルでピットイン。サスペンションを修復し、タイヤを交換してコースに復帰したあとは、ファステストタイムを連発する速さを見せたが、 11位に終わった。

 今大会の結果、トレルイエが8位に終わり、デュバルが3位に入ったことで、最終戦を待たずしてデュバルの初タイトルが確定。トレルイエの逆転タイトル獲得はならなかった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス L.デュバル選手は3位入賞により初のドライバーズ・チャンピオン決定 (HONDA)

小暮卓史選手が独走で今シーズン2勝目、 L.デュバル選手は3位入賞により初のドライバーズ・チャンピオン決定、 NAKAJIMA RACINGも7年振りのチーム・チャンピオン獲得

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  • 2009年8月30日(日)決勝
  • 会場:オートポリス(4.674km)
  • 天候:予選/晴れ、決勝/晴れのち曇り
  • 気温:27℃(14:30時点)
  • 路面温度:47℃(14:30時点)
  • 決勝レース:54周(252.396km)
  • コースコンディション:決勝/ドライ
  • 観客:1万1630人(主催者発表)

 8月30日(日)、大分県・オートポリスにおいて2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦の決勝レースが開催された。

 今大会を含めても残り2戦となり、タイトル争いにおいても佳境に突入。29日(土)に行われたフリー走行では、ポイントランキング首位を走る#31 ロイック・デュバル選手(NAKAJIMA RACING)がトップタイムをマーク。ランキング3位で年間チャンピオンの可能性が残る#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)が2番手に続いた。

 ノックアウト方式による公式予選第1セッションでは、フリー走行から好調なタイムを出していた#41 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマーク。決勝レースのスターティング・グリッドを決める第3セッションで、小暮選手がコースレコードとなる1分32秒 556を叩き出し、前戦に続く2戦連続のポールポジションを獲得した。小暮選手のポールポジション獲得は、今季最多の3度目となった。2番手には伊沢選手、3番手にはルーキーの#10 塚越広大選手(HFDP RACING)が入り、Honda勢が上位3グリッドを独占する結果となった。なお、予選終了後に競技団の裁定ミスが判明し、予選タイムが抹消された#40 リチャード・ライアン選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が7番手、L.デュバル選手が10番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 30日(日)に行われた決勝レースは、1周のフォーメーションラップののち、ピットスタートとなった1台を除き12台のマシンが各グリッドにつき、ドライ路面の状態で午後2時34分にスタートが切られた。ホールショットは、見事なスタートを切った伊沢選手がトップに立ち、3番手に小暮選手、4番手に塚越選手、8番手にR.ライアン選手と続く。L.デュバル選手は第1コーナーで押し出され、12番手まで順位を下げる苦しい展開となった。序盤、順位に大きな変動のないままレースは進むものの、トップを走る伊沢選手は順調な走りで、10周を終えた時点で2位との差を2秒以上に広げた。

 17周目、Honda勢ではL.デュバル選手が最初のピットイン。タイヤ交換、燃料補給を15.2秒で済ませ、コースへ復帰する。25周、ここまでトップを守ってきた伊沢選手がピットインするも、タイヤ交換に手間取るトラブルにより約30秒のピットタイムを要し、大きく順位を下げることとなった。

 36周目、トップのマシンが2回目のピットストップを敢行したため、ここまで暫定順位で2番手を走行していた小暮選手がトップに浮上する。小暮選手はトップのポジションをキープしたまま、43周終了時点で2位に15秒282の大差をつけて独走態勢を築く。同じく、早めのピットストップが功を奏した L.デュバル選手が3位に浮上、6位に伊沢選手、10位に塚越選手、12位にR.ライアン選手が走行する。46周目、10位を走行していた塚越選手がマシントラブルのために緊急ピットインしてリタイアとなった。

 レースはこのままファイナルラップを迎え、慎重なレース運びで2位との差を約20秒まで広げた小暮選手が、今季2勝目を見事にポール・トゥ・ウインで飾った。L.デュバル選手は、オープニングラップで最後尾からの追い上げとなりながらも、ピット作戦の成功もあり、着実に順位を上げて見事3位入賞を果たした。その結果、L.デュバル選手は、タイトル争いで計51ポイントを獲得し、最終戦を残して自身初の2009年全日本選手権ドライバー部門のタイトルを獲得した。さらに、NAKAJIMA RACINGは7年ぶりのチーム部門タイトルを獲得した。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|「HR09E」開発責任者
 「今シーズンより投入した新エンジンのHR09Eが、L.デュバル選手の初のドライバーズ・チャンピオンとNAKAJIMA RACINGの7年ぶりのチーム・チャンピオンのダブルタイトルの獲得に貢献できうれしく思っています。またHondaにとっても、2メーカー供給となって初のフォーミュラ・ニッポンでのタイトルとなり、エンジニアとしてとても感慨深いものがあります。皆様のご声援ありがとうございます。今回のレースを振り返ると、予選から1位、2位、3位を獲得できましたので、かなりの手応えを感じていました。決勝レースでは小暮選手がスタートで出遅れたものの、ピットインのタイミングもよく、その後のレースの組み立て方も彼らしい、いいレースだったと思います。3位を獲得し、チャンピオンを決めたデュバル選手も、スタート直後の1コーナーで押し出されて最後尾になったものの、タイヤが保つぎりぎりのタイミングを見極め、早めのピットインを行ったチームの判断と、後ろを抑える走りではなく、前へ前へと攻めたデュバル選手の走りが導いたのだと思います。伊沢選手は大変いいスタートを決めて、自分のペースでうまくレースをコントロールしていたので、ピット作業でのトラブルは残念でしたが、最終戦では塚越選手ともども、若い力でいい結果を出してくれると思っています。最終戦も引き続きHondaへのご声援をお願いいたします」
小暮卓史選手(優勝 #32 NAKAJIMA RACING)
 「優勝できて非常にうれしく思っています。また、すばらしい仕事をしてくれたチームにとても感謝しています。3番手から追い上げる展開でしたが、あらかじめ燃料を多く積んでいたこともあり、前を走る選手についていけばチャンスはあると思っていました。今は、チーム優勝も決まり、チームメートでライバルでもあるデュバル選手がチャンピオンを決めたことに、心からおめでとう、と言いたいです」
ロイック・デュバル選手(3位、ドライバーズ・チャンピオン獲得 #31 NAKAJIMA RACING)
 「年間チャンピオンが決まり、非常にすばらしい気持ちです。いい仕事をしてくれたチームに感謝するとともに、恩返しができ、とてもうれしく思っています。今日は、スタート時の第1コーナーでのミスにより、最後尾から追い上げる非常にタフな展開となりましたが、結果として3位入賞することができました。昨日のトラブルもあり、不運なウイークエンドになるとも思いましたが、チームメートが優勝した上、チーム・チャンピオンを決めた最高の週末になりました。改めて、ここまで自分を信じてくれたみなさんに感謝したいです」
中嶋悟(チーム・チャンピオン獲得)|NAKAJIMA RACING 監督
 「ドライバー2人が最高の仕事をし、チームにすばらしい結果をもたらしてくれたことを、とてもうれしく思っています。今日はスタートで小暮選手、デュバル選手ともに順位を落としてしまいましたが、チームの作戦としては、もしスタートに失敗することがあっても大丈夫なように多めに燃料を積んでいましたし、デュバル選手の早めのピット作戦も功を奏したと思います。フォーミュラ・ニッポンは、今シーズンから車両もエンジンも変わりましたが、チームもドライバーも思いを1つにして早い段階から対応できたことが、この結果につながったのだと思います」
Text & Photo: HONDA

Formula Nippon

FN:2009年度シリーズチャンピオンのコメント

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第7戦の優勝記者会見に続いて、ドライバーズチャンピオンを獲得したロイック・デュバルと、 チームタイトルを獲得したナカジマレーシングの記者会見が行われた。

ロイック・デュバル(ドライバーズチャンピオン NAKAJIMA RACINGドライバー)
一言で言ってグレートな気分です。
今日はスタート直後のことがあったので、チャンピオンが獲れてこの喜びはひとしおです。
チーム全員がいい仕事をしたと思うし、とにかく凄くグレートなフィーリングだしとてもハッピーです。
正直どっちかというとブノワを警戒していたんですが、予選で後ろに下げられたときより、 1コーナー過ぎてからのほうがプレッシャーを感じました。ブノワは5以下6位まで上がっていたのがわかって、 そのときは本当にやばいと思いました。
今週は土曜がああいうことになって、1コーナーもああいうことがおきて、最悪のウィークエンドだと思ったが、 ピットストップのあと上位に上がれ、気が付いたら3位でフィニッシュできて良かった。
チームには本当に感謝しています。
皆さんに恩返しすることができて最高だと思います。
小暮卓史(NAKAJIMA RACNGドライバー)
チームチャンピオンは素晴らしいと思うし、チームスタッフが喜んでる姿を見てよかったと思う。
本当は前回、前々回で決めてあげたかったです。
ここでチームチャンピオンが獲れて良かったですし、ロイックとはドライバー同士お互いに刺激し合えたし、いい戦いが出来てよかった。
ロイック選手には心からおめでとうといいたいです。
自分が優勝したレースなのに僕のことが忘れられてるみたいで少し寂しかったけど、 とるべきときにポイントをとっていないと大変なことになるとは判っていたが、ロイックは着実にそれを実現していたので、 今年はロイックにチャンピオンの資格があったのかなと思います。
中嶋悟(NAKAJIMA RACING監督)
結果的にドライバータイトルもチームタイトルも獲れて嬉しいんですけど、この二人であればもう少し早く結果を出せたと思うんですが、 プレッシャーもあっただろうし、それがレースの難しさなんだと思います。
今の心境は、とにかく嬉しいです。
何年も後ろに居たもので、そういう意味では本当にうれしいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス 決勝記者会見

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優勝 小暮卓史(ナカジマ)
 「優勝できてすごくうれしいです。チームのみんなに感謝したいと思います。スタートはホイールスピンが多くて自分でもあきれました。前に付いていけばなんとかなるかなと思っていましたが、伊沢選手が離れていったので大丈夫かなと思いました。ピットはミスなく、大丈夫だと言われたので後半は安心して走りました。中嶋さんがぼくがスタートをミスするかもと予想して燃料を多めに積み、レースがうまくたたかえる作戦を取ってくれました。大嶋選手が前にいましたが、チームから2ピットと聞いたので、タイヤを温存して走りました。優勝できたらゴール前でオーバーテイクボタンを押してくれと言われてたので押しました」
2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「スタートはよかったです。伊沢選手は抜けなかったので、前半はリスクを背負わずに前に付いていきました。ピットイン後にトラックに戻ったときに前に出ました。その後は安定したラップを刻んで、自分の仕事はできたと思います。前半は難しかったですが、タイヤの交換後の30ラップを過ぎたあたりから楽しんで走れました。小暮選手を抜くのは無理で、プッシュしてタイヤのコンディションが悪くならないように走っていました」
3位 ロイック・デュバル(ナカジマ)
 「今日のレースはタフでした。昨日の予選で黄旗の件もあってスタートから難しかったですね。いいスタートでしたが、ライアン選手がが自分のポジションを守っていたので押し出されてしまいました。序盤は、燃料が重くて他のクルマに付いていくのは大変でした。20周目くらいからステアリングに、左に切るときはたくさん切って、右は少し切るだけで曲がるというトラブルが出て、平手選手に攻められ大変でした」
優勝チーム監督 中嶋 悟(ナカジマ)
 「スタートでそれぞれがポジションを落とすといういつものパターンで心配しました。小暮に関しては前戦のもてぎで学習して、スタート失敗を想定してガソリンを多く積んでいました。重くても付いていけばいいと思っていましたが、小暮は1台抜かれると思ったら2台、ロイックに関してはもっと悲劇的な一番後ろで帰ってきました。ロイックは、クリーンに走れるように早めの給油をしました。昨日の夜終わった時点ではさみしかったですが、ドライバー2人が挽回して最高の結果になりました」
まとめText & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス決勝 小暮が今季2勝目を獲得!シリーズタイトルはデュバルのものに

2009全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦オートポリスの決勝が8月30日、大分県のオートポリスで行われ、 ポールシッターの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が今季2勝目を挙げた。
小暮はスタートで出遅れたものの、ピット戦略で見事にトップを奪い返すと、最後は後続に19秒以上の大差をつける独走状態に持ち込んだ。
2位にはロケットスタートで一気に順位を稼いだ#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、 3位には#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)が入り、ランキング2位のブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)は8位に終わったため、最終戦を待たずしてデュバルのシリーズチャンピオンがここで決定した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:11,630人)

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決勝レースは午後2時30分にフォーメーションラップが開始された。
ところがここで#48立川祐路のクルマにギヤボックストラブルが見つかり、立川はスタートできず。修復作業は長引き、 立川は結局13周遅れでコースに加わったが、26週を走ったところで再びピットイン。そのままレースを終えた。

スタートでトップに立ったのは、なんと2番手スタートの#41伊沢拓也だった。
小暮は出遅れてロッテラーにもかわされてしまい、一気に3位に後退してしまう。
一方、昨日の予選の混乱で結局10位からのスタートとされたデュバルも、 1コーナーでアウトに押し出されて12位で1周目を終えることになった。

トップの伊沢と2位のロッテラーはほぼ同ペースで周回を重ねるが、伊沢は徐々に差を広げていく。小暮、塚越、国本、トレルイエ、 石浦らはほぼ1秒前後の等間隔だ。

その4秒後方には、#40リチャード・ライアンを先頭に5台の集団が形成されていった。
その中にはエンジン換装で最後尾スタートとなった#36大嶋和也が含まれていたが、大嶋は早くも11周目にピットイン。 タイヤ交換と給油を済ませると、13周目には1分36秒台のラップタイムを叩き出し、 その後もトップの伊沢をも上回るハイペースで追い上げを開始する。

トップ集団は小暮が22周目、ロッテラーが23周目にピットイン。
この間の作業時間の差と、インラップ、アウトラップの差で小暮はロッテラーの前に出たばかりでなく、 10秒以上のマージンを築くことに成功した。
続いて伊沢が24周目にピットイン。ところが右前輪の交換に手間取って31秒もの間ピットに留まる羽目に陥って順位を落とし、 つかみかけた勝利を逃す結果となった。

レースが全周回数の半ばを過ぎ、上位陣が一通りピットストップを済ませたとき、トップに居たのはなんと大嶋だった。
下位グリッドからのスタートが決まっていた大嶋は予選からニュータイヤを温存する作戦をとり、1スティト目、 2スティント目とニュータイヤで飛ばしに飛ばしていたのだ。
しかしこのトップ進出にはもう一つの理由があった。
それが判明したのは35周目だった。

ここで大嶋は2度目のピットイン。
初めから2ストップ作戦を想定して軽めのタンクで走っていたのだ。
ここで3セット目のニュータイヤを投入した大嶋だったが、2スティント目に充分なマージンを築くことが出来なかったために後退、 結局9位でレースを終えることとなった。
2ストップ作戦を採用したのはもう1台、リチャード・ライアンが居たが、ライアンは結局10位。
今回に関しては2ストップ作戦は正解ではなかったようだ。

これで労せずしてトップに立った小暮は快調に周回を重ね、最後はロッテラーに19秒626の大差をつけて、 第3戦もてぎ以来の勝利をものにした。

一方、チームメイトにしてポイントリーダーのデュバルは1周目に12位まで後退したものの、 自身のピット戦術がうまくいったことに加えて、 前述の伊沢のトラブルやトレルイエのピットでのエンジンストールによる大幅なタイムロスなどもあり、 レース中盤を過ぎた頃には3位まで順位を上げていた。

結局デュバルはそのまま3位でフィニッシュ、トレルイエは8位に終わったために、第7戦終了時点でデュバル51ポイント、 トレルイエ40ポイント、小暮は36ポイントとなり、最終戦を待たずしてデュバルのドライバーズタイトルが確定した。

最終戦、第8戦の舞台はスポーツランドSUGO。
9月27日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス決勝結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/30) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E541:28'38.994
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5419.626
331ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E5437.406
420平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K5437.983
58石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K5438.520
641伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E5443.264
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K5448.274
82ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K5451.694
937大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5452.282
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E541'00.678
117国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K531Lap 
-------- 以上規定周回(48 Laps)完走 --------
-10塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E468Laps
-48立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K2529Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.7 国本京祐(Team LeMans) 1'35.336 (50/53) 176.496km/h

Japanese F3

JF3:第14戦オートポリス決勝 各クラス上位3人のコメント

Cクラス
優勝 井口 卓人(PETRONAS TOM'S F308)
f3_r14_r_iguchi 金曜日からとても調子よく、とてもモチベーション高い中でレースできました。 今日もスタートでちょっとミスしたんですけどトップで1コーナーに入れました。
(エリクソンと国本のアクシデントについて)マーカス選手が結構ハードブレーキで入ってきたので、危ないな、と思いました
チームから安田選手とのギャップを出してもらって、大きなギャップが出来たので、自分でペースをコントロールして最後まで走れました。
去年も同じ菅生で悔しい思いをしたので、今年は絶対負けたくないし、気を入れなおして頑張ります。
最後のレースもそんなに大きくポイントのことを考えず、自分の走りをするだけです。
2位 安田 裕信(ThreeBond)
f3_r14_r_yasuda 敗因は昨日も今日もスタートでした。今回オートポリスに来てクルマの調子がすごく良かったんですが、天気がよくなって、 気温が上がってから少し調子が落ちました。レースラップでは叶わなかったが自分ではステップアップしてると思うので、次の菅生は頑張ります。
オートポリスはスリーボンドが歴代苦手なサーキットでしたが良くなってたので、得意な菅生は勝ちに行きます。
3位 ケイ・コッツォリーノ(TODA FIGHTEX)
f3_r14_r_kei 金曜日からいい流れがつかめませんでした。ライバルから1秒差をつけられてるので、ドライビングとセッティングを見直してたんですが、 大きな解決法が見つかりませんでした。
結果的には前が飛んでラッキーでしたが、実際には厳しい内容でコース上に居るだけでも大変だったので、 ファイナルラップまでコースに留まるだけで精一杯でした
工場に帰ってからもドライビングとクルマを見直して、次の菅生に臨みたいと思います。
Nクラス
優勝 山本 尚貴(HFDP RACING)
f3_r14_r_yamamoto とにかく1コーナーをクラストップではいることに集中しました。
とにかく集中して自分の走りをするんだと、自分の強い意志で走りました。
昨日も同じような展開になったので、きのうの経験が生きたのかなと
田中監督からも的確なアドバイスをずっとしていただいたので、自分の走りに集中できました。
チームスタッフの皆さんには本当に感謝の言葉しか出ないですね、このクルマを用意してくれたことと、 塚越さんと伊沢さんが作ってきたベースもありますし、大勢のスタッフが用意してくれましたし、家族にも助けられました。
チャンピオンを獲ったからといって手を抜くことなく、最終戦も連勝して7連勝で終わりたいです。
2位 アレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIEVMENT by KCMG)
f3_r14_r_alex 昨日の反省からいいスタートを切ろうとしたんですが、佐藤選手が止まっていたので2位に上がり、 結果的にその2位をキープすることになりました。
いつ前を抜くかというのが問題でしたが、ナオキは速かったのでリスクをとらずに安全に行くことにしました。
コバヤシ選手が来ていたのはわかっていましたが、とにかくリスクをとらないようにしました。
(小林との差について)実際そんなには心配しませんでした、大きなミスをしなければ抜かれることはないと思っていました。
3位 小林 崇志(HFDP RACING)
f3_r14_r_kobayashi 昨日スタートを失敗して悔しいレースになったので、今日はスタートがうまくいって3位に上がれました。昨日もそうですが、 近づくとダウンフォースが抜けてしまう状態で、アレックス選手もミスしなかったので抜くチャンスがありませんでした。
(Cクラスにかわされるときは)比較的うまくいったと思いましたが、そのせいで前との差が広がってしまい、 追いついたときにはタイヤがなくなっていました。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第14戦オートポリス決勝 井口連勝でランキングトップに!Nクラスは山本が5連勝で早くも王座獲得!!

8月30日、オートポリスで開催された全日本F3選手権第14戦決勝は、#36井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)がポールポジションから後続を突き放して20周を走り切り、昨日に続いての2連続でのポール・トゥ・フィニッシュを達成。 ファステストラップも獲得してシリーズランキングでもトップに躍り出た。
Nクラスも#7山本尚貴(HFDP RACING)が後続に全く付け入る隙を与えずに5連勝を達成。ランキング2位の#佐藤公哉(NDDP EBBRO)がスタートに失敗して6位に終わったため、こちらは最終ラウンドを待たずしてチャンピオンを獲得した。

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第14戦決勝は午後0時45分にスタート。
ポールの井口がトップで1コーナーを通過していくと、その後方ではチームメイトの#1マーカス・エリクソンと#37国本雄資が2位を争い、 併走状態で1コーナーに飛び込んだものの、両者とも曲がりきれずにグラベルに飛び出し、後方集団に飲み込まれてしまった。

1周終わっての順位は井口、安田、コッツォリーノの順。
エリクソンと国本は、Nクラスの集団を1台ずつ抜きながらCクラス最後尾の#33岩崎裕貴を追いあげていく。
安田とスリーボンドチームも調子は上向いていたのだが、好天で気温が上がったことがマイナスに働き、 ここでは井口とトムスのコンビネーションには全く太刀打ちできなかった。
その後方のケイ・コッツォリーノもセッティングとドライビングに悩みながらの走行となっており、 表彰台圏内とはいえ決して満足のいくないようではなかったという。

その結果、レースは昨日に続いて井口の圧勝劇に終わり、井口は昨日今日で想定しうる最大限のポイント数である24ポイントを獲得、 エリクソンが結局岩崎を攻略できずに6位1ポイントに終わったため、獲得ポイントを98に伸ばし、 92ポイントのエリクソンに逆に6ポイント差をつけて次のSUGOに臨むこととなった。

Nクラスはスタートで佐藤が痛恨のストール。この間に#20アレキサンドレ・インぺラトーリ、#8小林崇志が順位を上げて2位、 3位に浮上する。
山本は後方から激しい追い上げを見せたCクラスのエリクソンと国本をうまくやりすごして2位とのギャップを広げ、 危なげない走りで第10戦鈴鹿からの連勝記録を5に伸ばし、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンの座をものにした。

次回はいよいよ最終ラウンド。
決戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGOだ。
Cクラスは依然として井口、エリクソン、国本のトムス勢3人にチャンピオンの権利があり、全く先が読めない状況だ。
一方のNクラスは既にタイトル争いは決着したとはいえ、山本が7連勝を全力で狙っていくと宣言しており、こちらも要注目だ。

第15戦、16戦SUGOは9月26-27日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦オートポリス決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/30) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2034'36.298
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE204.951
32Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2021.937
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2022.480
533C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE2033.131
61Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2034.721
737C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2038.388
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2050.017
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE2054.887
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2055.861
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE201'01.488
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE201'16.556
1323N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE201'16.701
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE191 Lap 
1577N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE191 Lap 
165N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap(C): CarNo.36 井口卓人(トムス) 1'42.689 (2/20) 163.858km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.7 山本尚貴(HFDP) 1'44.881 (3/20) 160.443km/h

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスフリー走行2回目 トップタイムは石浦。ポールの小暮は6番手

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全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦オートポリスのフリー走行2回目は、予選8番手の#8石浦宏明(Team LeMans)が1分34秒296でトップタイム。#20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が2番手につけ、 ポールシッターの#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)は6番手に終わった。

フリー走行2回目は8月30日、午前9時15分より30分間で行われ、途中大きなトラブルやアクシデントもなく終了した。
石浦は走り始めてすぐに1分34秒台のタイムを記録、その後も1分35~37秒台の安定したペースで走行を重ねた。 競技団のミスでQ3を走れなかった石浦だが、仕上がりは順調のようだ。

セッション中盤まで2位につけていたのは、前戦もてぎでのトラブルによりエンジン換装を行いグリッド降格となった#37大嶋和也、 3位は小暮だったが、チェッカー直前に平手が1分34秒911を記録、2番手に滑り込んできた。

このほかQ2のベストタイム抹消により10番手に降格となった#31ロイック・デュバルが4番手、 昨日の予選2位と久々にフロントローからスタートすることになった#41伊沢拓也が5番手のタイムをそれぞれ終了直前に出し、 最終的に大嶋が3番手、小暮は6番手でこのセッションを終えた。

第7戦決勝は午後2時30分より、54周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスフリー走行2回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/30) Free Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.296--178.44
220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.9110.6150.615177.29
337大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.9200.6240.009177.27
431ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'35.0650.7690.145177.00
541伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'35.1040.8080.039176.93
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'35.1200.8240.016176.90
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'35.1580.8620.038176.83
82ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'35.5721.2760.414176.06
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'35.6241.3280.052175.96
1010塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'35.7671.4710.143175.70
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'35.8831.5870.116175.49
1240リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'35.9271.6310.044175.41
131松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'36.0521.7560.125175.18
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス 予選順位が確定。結局デュバルは10番手に

フォーミュラニッポン第7戦の公式予選は、競技団の裁定ミスによりQ2で予選を終えているはずの31号車がQ3を走行した、 とする暫定結果に対してナカジマレーシングより抗議が出されていたが、結局8月29日20時05分付けで正式結果が出され、 審議の対象となっていた#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)の予選タイムはQ2の1分48秒331、 10番手で確定した。

これにより当初Q2を9位で終えていた#8石浦宏明(TeamLeMans)が8位、#2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が9位となった。

また、#40リチャード・ライアン(DOCOMO DANDELION)もQ3で黄旗区間中にベストタイムを出したとされ、 セカンドタイムの1分48秒689により予選7番手と決まった。

このほか、#37大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)は前戦もてぎでのトラブルによりエンジンを載せ換えているため、 10グリッド降格となり12番手から最後尾の13番手に下げられている。

第7戦決勝はこのあと午後2時30分より54周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス 予選結果を巡ってナカジマレーシングが抗議、現在も審査委員会で審議中!

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦、オートポリスの公式予選は先ほど#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がコースレコードを樹立して今季3度目のポールを獲得という形で終わったが、 その後競技団よりQ2の黄旗提示区間における各ドライバーのタイムの取り扱いに関して裁定ミスがあったとして、 それまで予選8位だった#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)の予選タイムをQ2における1分48秒331として10位に、同じく9位でQ2落ちしていた#8石浦宏明(Team LeMans)を繰上げで8位とする暫定結果を発行した。

これに対し、デュバルの所属するナカジマレーシングより公式予選Q2選出に関する抗議が提出され、現在、 当該競技会審査委員会で審議中である旨のインフォメーションが17時30分付けで発行されている。

このため、第7戦の予選結果はこの審議結果如何によって更に変更となる可能性が出てきている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第13戦オートポリス決勝 各クラス上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #36井口 卓人(PETRONAS TOM'S F308)
f3_r13_r_iguchi 昨日からクルマの調子はとてもよく、チームメイトにもマージンがあり、予選では集中して走りことが出来ました。
ここは抜きにくいサーキットなので、スタートで前に出られれば勝てると思っていました。
いいスタートを切ってかなりマージンを作ったのにSCの表示を見てガッカリしました。
去年は開幕戦で優勝してそのまま勝てずに1年過ごし、マカオにもいけずに悔しかったので、今日ここで勝ててよかったです。
明日もポールスタートなので、自分の走りをできれば勝てると思います。
2位 マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308)
f3_r13_r_ericson タフなレースでした。コースが狭くオーバーテイクが難しいのでスタートが大事だと思い2位につけてタクトを追ったが、 今日のタクトは強くて引き離されてしまった。
正直セカンドポジションという結果には満足していません。
コース自体テクニカルでバンピーで、経験もなかったのでタクトについていけませんでした。
でも明日もレースはあるので頑張りたいです。
3位 嵯峨 宏紀(DENSO・ルボーセF308)
f3_r13_r_saga 100Rで考えられないくらい大きなタイヤかすを踏んでしまい、バーストしたかと思った瞬間に安田選手に並ばれてしまいましたが、 何とか抑えることが出来ました。
金曜日の走り始めのセットがこのコースにあってなかったんですが、チームが凄く頑張ってくれて大改造してくれて、 なんとか戦えるレベルになってきました。
Nクラス
優勝 山本 尚貴(HFDP RACING)
f3_r13_r_yamamoto スタートをうまく決めることが出来て、序盤セーフティカーが入ってからは落ち着いてタイヤを暖めて、 隊列の中盤にいたが気にせず自分の走りを心がけました。
(岩崎選手は)気になりませんでした。自分はチャンピオンがかかってますし、余計なことを考えると駄目になるタイプなので、ひとつひとつ集中してやるべきことをやっていけば
(明日の決勝は)スタートも得意ですし、クルマも完璧なので、自分さえミスらなければ勝てると思います。
2位 佐藤公哉(NDDP EBBRO)
f3_r13_r_sato ピットウォール側の汚れてる側のスタートで、岩崎選手に前に行かれてしまったのが今日のレースの全てだったなと思います。
岩崎選手を中々抜けずにペースが落ちてしまい、山本選手との差を広げてしまいました。
岩崎選手につっかえた山本選手に追いついた場面もありましたが、今日は前に出れる気がしませんでした。
今日より距離が長いので、ちょっとエンジニアと話し込んで明日に向けて戦えるように準備していきたいです。
3位 千代 勝正(NDDP EBBRO)
f3_r13_r_chiyo 今週通して初めてのサーキットで苦戦しました。
予選も中々自分の一番の走りが出来なくて苦戦しましたが、 エンジニアの方々がまとめてくださって決勝がこういう結果になったので良かったと思います。
久々に戻ってこれて本当に良かったです。
今日以上にいい走りをして自分の最高の走りが出来ればと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦オートポリス決勝 井口磐石のポール・トゥ・フィニッシュでランキング2位浮上! Nクラスは山本4連勝でタイトルに王手

2009全日本F3選手権第13戦の決勝が8月29日、オートポリスで行われ、 Cクラスはポールポジションからスタートした#36井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)が後続に全く付け入る隙を与えずに14周を走り切り、今季4勝目を挙げてポイントランキングでも2位に浮上した。
Nクラスは#7山本尚貴(HFDP RACING)が第10戦鈴鹿以来の4連勝を達成、早くもシリーズタイトルに王手をかけた。
(天候:晴れ コース:ドライ)

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第13戦決勝は午後3時25分にフォーメーション開始。
スタート直後に#19関口雄飛と#5久保田克昭が絡むアクシデントによりいきなりセーフティーカーが導入される波乱の幕開けとなった。
2台はフロントを大破し、揃ってピット出口付近にストップ。そのままレースを終えることとなった。

セーフティーカーは3周終わりでコースを離れ、レースは再開。
福岡出身でこれがホームレースといえるポールの井口が序盤から2位以下を突き放しにかかり、5周終了時点では早くも2位#1マーカス・ エリクソンに1秒差をつけてきた。
懸命に追いすがるエリクソンだったが井口は徐々にその差を広げていき、ファイナルラップを迎える頃にはその差は3秒にも達していた。

最終的に井口はエリクソンに3秒6の大差をつけてフィニッシュ。
第3戦岡山以来、今季通算4勝目を挙げ、ポイントランキングで#37国本雄資を抜いて2位に浮上した。

Nクラスは上位争いの中にCクラスの#33岩崎裕貴が紛れ込むという見慣れた展開の中、 ランキングトップの山本が落ち着いて後続とのマージンをコントロールし、2位佐藤公哉に2秒032差でフィニッシュ。
第10戦鈴鹿以来の4連勝、今季通算6勝を挙げてランキング2位の佐藤との差を21ポイントとした。
山本は明日の第14戦でもポールポジションを獲得しているため、明日のスタート時点でその差は22ポイントに開く。 そのまま佐藤が山本の前でフィニッシュしなければ、最終戦を待たずして山本がNクラス王者になる。

第14戦決勝は明日午後0時45分より、20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス公式予選結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/29) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'33.0161'32.724R1'32.556
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.0151'32.8081'32.814
310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'33.7361'32.9461'32.867
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.3281'32.9351'33.202
57国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.2001'33.5891'33.675
61松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.6931'33.0451'33.953
740リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.6791'33.2821'45.689
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.9441'33.692
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.8791'37.590
10*31ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'33.0231'48.331
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.4751'49.571
1237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.443
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'34.463
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'32.649
  • CarNo.31は、Q2において競技団の裁定ミスによりQ3を走行。よってQ2タイムを採用する。

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス公式予選 上位3人のコメント

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ポールポジション #32小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r07_q_kogure ちょっと今回は接戦になるだろうと思ってて、実際そのとおりの接戦になってしまいました。
そんな中でもチームメイトとの争いが激しくなると思ってて、そのとおりフリー走行から激しい争いになりました。
オートポリスはGTで走るのとは違い、路面のうねりなども気にななりました。
最初から伊沢選手が速いのが気になりましたが、Q2、Q3と前後バランスなどを見直していって、結果的にポールを取れたので良かったです。
ロイックは本当に勿体無かったと思いますが、ランキング上彼が有利なのは間違いないので、 僕はチャレンジャーの気持ちでポールから勝ちにいきます。
予選2位 #41伊沢 拓也(DOCOMO DANDELION)
fn_r07_q_izawa 久しぶりにこの位置になって嬉しいなと思います。
チームが色々やってくれたおかげでフリー走行から非常にクルマが乗りやすくなったので、 それに対してこうして結果が出せたことが良かったと思います。
Q1はトップが取れたんですが、Q2、Q3とコンディションが良くなるにつれてアンダーステア気味になりました。
ボクのドライビングの部分でQ3の詰めがまだまだ足りないなと思いました。
毎回フロントローからのときはトップに立っています。
このコースはタイヤにも厳しいので、うまくレースマネジメントして優勝したいなと思います。
予選3位 #10塚越 広大(HFDP RACING)
fn_r07_q_tsukakoshi Q1はちょっと他との間合いを見てるときにタイヤの暖め方がうまくいかなくて満足なタイムが出せませんでした。
Q2、Q3はうまく暖められたし、タイムの出し方もうまくいったと思います。
もうすこしのところで伊沢選手に負けたので、ここには3回来てますけど、その中で一番悔しいです。
開幕戦からチーム一丸となってセッティング進めていく中で、更にステップを踏もうとこの予選を戦い、 今回は走りはじめからいい調子で走っているので、チームもいい方向に向かってると思うし、ここと菅生、残り2戦で結果を出していきたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦オートポリス決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/29) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1430'32.408
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE143.600
362C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1411.410
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1413.234
537C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1416.506
612C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1417.109
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1425.638
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1429.994
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1432.026
1022N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1436.138
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1436.774
1220Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1437.807
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE141'25.933
1477N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-18N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE014 Laps
-5N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE014 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.36 井口卓人(トムス) 1'41.911 (6/14) 165.109km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.7 山本尚貴(HFDP) 1'44.436 (7/14) 161.117km/h

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス公式予選 小暮がコースレコードを更に更新して今季3度目のポール獲得!!

2009全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦、オートポリスの公式予選は、 #32小暮卓史が1分32秒556と午前中に更新したレコードタイムを更に短縮、今季3度目のポールポジションを獲得した。
2位にはQ1から好タイムを連発してナカジマ勢に食い下がった#41伊沢拓也(DOKOMO DANDELION)、 3位にはルーキーの#10塚越広大(HFDP RACING)がつけ、ホンダエンジンユーザーが1-2-3位を独占する結果となった。

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公式予選は午後1時45分より、ノックアウト方式で行われた。

Q1でトップタイムをたたき出したのは2年目の伊沢。
ここまで数戦の不振が嘘のように、セッション終盤に1分33秒015を叩き出し、小暮を僅か1000分の1秒差で退けた。
2位はその小暮。3位にはチームメイトの#31ロイック・デュバルがつけ、ナカジマ勢が相変わらずの速さを見せ付けた。

一方、Q2進出をかけたボーダーライン上の戦いは、#7国本京佑が1分34秒200で11位、 #36大嶋和也が1不34秒443で12位に終わり、大嶋は13位立川とともにここで予選を終える結果となった。
ただし大嶋は前回のリタイヤでエンジン換装を余儀なくされ、今回最初から10グリッド降格が決まっているため、 あるいは無理を避けての結果なのかもしれない。

10分のインターバルの後に行われたQ2でも伊沢の勢いはとどまることを知らず、 最初のアタックでいきなり1分32秒808をたたき出してみせる。
前回優勝の#36アンドレ・ロッテラーも1分32秒935で続くが、最後は小暮が1分32秒724を記録して堂々のトップ。 デュバルも1分32秒749で続き、このセッションはナカジマレーシングの1-2という結果に。

一方、Q3進出をかけた8位争いは、一旦は#20平手晃平のものとなったかに見えたが、 終了後に黄旗提示中のタイムの扱いを巡って審議が行われ、結局平手と、#2ブノワ・トレルイエの出したベストタイムが抹消とされたため、 それまで10位となっていた#7国本京佑が8位に繰り上がり、Q3へ駒を進めることとなった。
ここで平手、トレルイエとともに、#8石浦宏明が予選を終えた。

Q2の審議が行われた影響により最後のQ3セッションは開始が約10分遅れることに。
ここではまずロッテラーが1分33秒202を記録すると、その直後に伊沢がまたしても1分32秒814の好タイムを出してくる。
続いてアタックに入ったのはポイントリーダーのデュバル。
しかしデュバルは1コーナーでコースを飛び出し、タイヤバリアに突っ込んでしまった。
これによりフロントウィングとホイール1つを失ったデュバルはそのままピットに戻ってクルマを降り、8位が確定した。

しかしその直後、チームメイトの小暮は午前中のベストタイムをも上回る、1分32秒556の新コースレコードを叩き出し、 前回開催の2006年同様、ポールポジションから明日の決勝に臨むこととなった。
小暮のポール獲得は今季通算3度目。ナカジマレーシングは第3戦もてぎ以来5戦連続のポール獲得となった。
また予選2位は伊沢、3位には塚越が入り、ホンダエンジンが上位3台を独占することとなった。

第7戦決勝は明日午後2時30分より、54周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/29) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09ER1'32.556--181.80
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'32.8140.2580.258181.29
310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'32.8670.3110.053181.19
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.2020.6460.335180.54
540リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.5430.9870.341179.88
67国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.6751.1190.132179.63
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.9531.3970.278179.09
831ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'48.19515.6399.160155.52
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'32.649

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/29) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'32.724--181.47
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'32.7490.0250.025181.42
341伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'32.8080.0840.059181.30
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'32.9350.2110.127181.06
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'32.9460.2220.011181.03
61松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.0450.3210.099180.84
740リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.2820.5580.237180.38
87国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.5890.8650.307179.79
---- 以上Q3進出 ----
98石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.6920.9680.103179.59
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'37.5904.8663.898172.42
1120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'49.57116.84711.981153.57
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'32.649

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/29) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.015--180.90
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'33.0160.0010.001180.90
331ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'33.0230.0080.007180.88
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.3280.3130.305180.29
520平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.4750.4600.147180.01
640リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'33.6790.6640.204179.62
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.6930.6780.014179.59
810塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'33.7360.7210.043179.51
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'33.8790.8640.143179.23
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'33.9440.9290.065179.11
117国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.2001.1850.256178.62
---- 以上Q2進出 ----
1237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'34.4431.4280.243178.16
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'34.4631.4480.020178.13
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'39.5266.5115.063169.07
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'32.649

Japanese F3

JF3:第14戦オートポリス公式予選 井口、山本が揃って連続ポール!

2009全日本F3選手権は、第13戦の公式予選に続いて行われた第14戦の公式予選でも#36井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)が1分40秒328と第13戦のタイムには及ばないながらも2戦連続でポールポジションを獲得した。
Nクラスもまた#7山本尚貴(HFDP RACING)が2戦連続ポールを獲得、Nクラス王座に向けて磐石の態勢だ。

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第13戦の予選終了から10分間のインターバルをおいて午前11時25分より第14戦の公式予選が開始された。
ここでも山本、#23佐藤公哉、#8小林崇志、#20アレキサンドレ・インペラトーリらのNクラス勢が先にアタックに取り掛かり、 その5分後にエリクソンらのCクラス勢がアタックを開始する展開となった。

まずは開始8分過ぎにエリクソンが1分40秒998を記録、これを井口が1分40秒328で上回ると、 続いて#12安田裕信が1分40秒751で2位につける。
エリクソンもタイムを挙げてくるが、1分40秒761に留まり、結局井口、安田、エリクソンの順位はそのまま。

井口は終了まで2分以上を残して早々に走行を切り上げ、安田もそれに続いた。
4番手には#37国本雄資がつけ、#2ケイ・コッツォリーノは5番手から明日の決勝に臨むこととなった。

一方Nクラスにおいても山本の好調ぶりは揺るがず、1分42秒773と第13戦のベストタイムを上回って2連続ポールを決めてみせた。
クラス2番手はまたしても#23佐藤公哉、3番手には#20アレキサンドレ・インペラトーリがつけた

第14戦決勝は明日午後0時45分より、20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第13戦オートポリス公式予選 Cクラスは井口、Nクラスは山本がポール獲得!

全日本F3選手権第13戦の公式予選が8月29日、快晴のオートポリスで行われ、#36井口卓人(PETRONAS TOM'S F308)が1分40秒159でポールポジションを獲得した。
Nクラストップは#7山本尚貴(HFDP RACING)で1分42秒920だった。

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第13戦公式予選は午前11時より15分間で行われた。
最初にアタックを開始したのは#20アレキサンドレ・インペラトーリらのNクラス勢。 Cクラス勢は開始7分過ぎ辺りから本格的にタイムを出してきた。

まずは井口が7分40秒経過時点で1分40秒873を記録すると、その直後に#12安田裕信が1分41秒113、続いて#1マーカス・ エリクソンが1分40秒873を記録してきた。

しかしエリクソンはその次の周の第2ヘアピンで#2ケイ・コッツォリーノと絡み、早々と走行を切り上げることに。
コッツォリーノはそのままアタックを続行したが、このアクシデントにより予選終了直前まで黄旗が提示されることとなったため、 この後に出した1分41秒261は採用されず、前回優勝のコッツォリーノは午後の決勝を6番グリッドからスタートすることとなった。

井口はこの黄旗提示前に1分40秒159を記録、チェッカー提示を待たずして走行を切り上げている。

一方Nクラスは、ここまで3連勝中の山本が1分42秒920でトップ。連勝記録更新に大いに期待がかかる。
クラス2位には#23佐藤公哉がつけ、この2台はそれぞれ総合7位、8位と、Cクラスの#33岩崎裕貴を上回る結果となった。

第13戦決勝は今日の午後3時25分より、14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスフリー走行1回目 いきなりコースレコード更新ラッシュ!トップタイムはデュバル

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦オートポリスは、フリー走行1回目から続々と好タイムが記録され、 最終的には前13人中7人がコースレコードを更新することとなった。
そんな中、トップタイムを記録したのは#31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)。タイムは1分32秒649だった。 2番手には#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、3番手には#10塚越広大(HFDP RACING)がつけ、 ナカジマレーシングが1-2、ホンダエンジンユーザーが1-2-3を占めることとなった。

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2006年以来3年ぶりの開催となったフォーミュラニッポンのオートポリスラウンド。
最初の走行となるフリー走行1回目は8月29日、午前9時45分より60分間で行われた。
公式予選日の天候は晴天に恵まれている。

開始早々から好タイムを記録してきたのは#8石浦宏明。
全開のもてぎではギヤボックストラブルに見舞われて惜しくも表彰台を逃したが、コンスタントに速さを見せるようになってきている。
#41伊沢拓也、#40リチャード・ライアンのダンディライアン勢が序盤2-3位につける。

一方、今季好調のナカジマレーシング勢は開始10分過ぎにコースイン。
小暮が開始15分過ぎに1分34秒111でトップに立つと、その3分後にはデュバルが1分34秒097で小暮を上回る。
二人はその後1分33秒代後半までタイムを縮め、早くもコースレコードに迫ってきた。

しかし3年前のレコードタイムを最初に打ち破ったのは2年目の伊沢だった。
終了10分前に彼が記録したタイムは1分33秒169。それまでのレコードである1分33秒424をコンマ3秒近く縮めてみせた。
しかしナカジマ勢はその伊沢のタイムを大きく上回り、遂に1分32秒台に突入。
デュバルが1分32秒649を叩き出すと、小暮も終了間際に1分32秒668までタイムを縮め、僅差の2位につけてきた。
このほか、ルーキーの#10塚越広大、ランキング2位の#2ブノワ・トレルイエ、前述の伊沢、前回優勝の#36アンドレ・ロッテラー、 石浦までの7人が最終的にコースレコードを更新する結果となった。

なお、10時10分頃に#20平手晃平のコースアウトにより赤旗中断があったが、その4分後には再開となり、 平手自身も無事走行を再開している。

第7戦の公式予選はこのあと午後1時45分より、恒例のノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第14戦オートポリス公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/29) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 14 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'40.328--167.71
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'40.7510.4230.423167.01
31Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'40.7670.4390.016166.98
437C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'41.0000.6720.233166.60
52Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'41.1950.8670.195166.28
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'41.2330.9050.038166.21
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'42.0101.6820.777164.95
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'42.7732.4450.763163.72
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'42.8712.5430.098163.57
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'42.8862.5580.015163.54
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'43.2192.8910.333163.02
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'43.3132.9850.094162.87
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'43.9913.6630.678161.81
1422N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'44.2673.9390.276161.38
1577N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'45.6585.3301.391159.25
165N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'46.7966.4681.138157.56
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'50.67610.3483.880152.03

Japanese F3

JF3:第13戦オートポリス公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/08/29) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 13 オートポリス 4.674 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'40.159--168.00
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'40.9210.7620.762166.73
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'41.1130.9540.192166.41
437C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'41.3841.2250.271165.97
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'41.4911.3320.107165.79
62Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'41.6911.5320.200165.47
77N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'42.9202.7611.229163.49
823N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'43.0612.9020.141163.27
933C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'43.2313.0720.170163.00
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'43.2883.1290.057162.91
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'43.3273.1680.039162.85
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'43.4063.2470.079162.72
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'43.7333.5740.327162.21
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'44.5354.3760.802160.96
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'46.3866.2271.851158.16
1677N小泉 洋史staff-one・CMSDALLARA F3063S-GE1'49.9809.8213.594153.00
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'50.80410.6450.824151.86

Formula Nippon

FN:第7戦オートポリスフリー走行1回目結果

Fニッポン第7戦 -RIJ- (2009/08/29) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 7 オートポリス 4.674km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09ER1'32.649--181.61
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09ER1'32.6880.0390.039181.54
310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09ER1'33.0260.3770.338180.88
42ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'33.1090.4600.083180.72
541伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09ER1'33.1690.5200.060180.60
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'33.1970.5480.028180.55
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8KR1'33.2650.6160.068180.41
837大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'33.7001.0510.435179.58
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'34.1701.5210.470178.68
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'34.2241.5750.054178.58
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'34.2871.6380.063178.46
121松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.2881.6390.001178.46
1320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'34.6852.0360.397177.71
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'33.424

SUPER GT | SUZUKA 1000km

【吉本大樹レースレポートスーパーGTシリーズ第6戦(鈴鹿)】

【吉本大樹レースレポート】
【スーパーGTシリーズ第6戦(鈴鹿)】 
22-23 August, 2009
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0824SGT.jpg■ 紫電、残り1周に無念を残すも
■ 3戦連続の表彰台を獲得!
【Result】

(Sta) FP1 : 9 th / QF : 12 th / FP2 : 10 th
(Sun) FP3 : 4 th / Final : 3 rd (14 pt)
(Ranking) 2 nd (73 pt)

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【Free Practice & Qualify】
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■ ポッカサマースペシャル、紫電は決勝12番手スタート2CIMG0081.jpg

例年の1000kmから700kmに距離が短縮された今年のGTポッカ戦。現在チームランキングで3位につけるCars Tokai Dream28&紫電にとって、今回のレースはここからのシリーズタイトル争いの主導権を握るためにも大事な1戦となる。しかし特別性能調整と第4戦、第5戦で積まれたウェイトはトータルで実に172kg。車輛のトータル重量では実に1300kgを超すことになり、この鈴鹿はさすがに苦しい戦いを強いられるだろう事が予想された。

迎えた初日フリープラクティス。朝から曇天だったこの日の鈴鹿サーキット。セッション中にコースの一部で細かな雨がぱらぱらと落ちてくるシーンもあったものの、この雨は路面を濡らすには至らず、終始ドライコンディションでの走行となった。紫電はいつもとは異なるノックダウン方式の予選、そしてシリーズ最長となる700kmのレースに向けてマシンを仕上げるため加藤、吉本の両選手が精力的に走行、最終的にトップから0.6秒差の2'09"493をマーク。まず最初のセッションを9番手で終了し、午後の公式予選にのぞむ事となった。

そして迎えた公式予選。今回はこれまでのスーパーラップ方式とは違うノックダウン方式。このノックダウン方式とは、最初のセッション(Q1)では両ドライバーが基準タイム(トップ3平均タイムの107%)をクリアする事が絶対条件となる他、ここでまず17番手以下のマシンが振り落とされる。更にQ2では11番手以下がドロップアウト、ここで生き残った10台のマシンがPP~10番グリッドまでを決める最終Q3に進出することとなる。更にQ2に出走したドライバーはQ3には出走できないというルールもあり、各陣営はこれまでとは完全に違う予選での戦い方を求められることになる。

迎えた注目の予選、最初のQ1セッション。ウェイトの重量やストレートスピード等を考えると苦しい展開が予想された紫電であるものの、ここは加藤選手がアタックを担当し、吉本も軽々と基準タイムをクリア。何なくQ2へと駒を進めていく。そしてQ3進出をかけたQ2セッション。このQ2セッションはわずか10分間、アタックにして計測3周が時間的な限界となる。そしてこのセッションに挑んだのは吉本大樹。その吉本はセッション開始早々にコースイン、Q3進出をかけたアタックへと向かう。ところが各陣営がQ1からタイムを上げてきたこのセッションでいよいよマシンハンディの差が色濃く出てくる事となってしまう。吉本はQ3進出を賭けヘビーウェイトのマシンを巧みに操りアタックを仕掛けたものの、2周のアタックでマークしたタイムは2'09"341。結局Q3進出にはわずかに及ばず結果は12番手。翌日の決勝には12番グリッドから挑むこととなった。

その後各マシンは翌日決勝の夜間走行に備え設けられたナイトセッションに出走。紫電はここで翌日の決勝を想定しマシンを調整、タイム的には10番手に着けこの日の走行を締めくくった。

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【Final】
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■ 紫電、残り1周に無念を残すも
■ 3戦連続での表彰台を獲得!

この日の鈴鹿は予選日に続く快晴に恵まれた。今回は決勝が午後3時スタートということもあり、昨年ほどの過酷な状況とはならなかったものの、スタート直前には空からわずかながら雨が降りだす等、波乱を予感させるスタートとなった。

前日の予選ではマシンに課せられたハンディが大きく影響し12番グリッドに沈んだ紫電。それでも決勝はシリーズ最長となる700km。4時間を超える長丁場では、1発の早さも必要ながら、タイヤマネージメントやピット戦略、更にはマシンの信頼性、ドライバーの体力や集中力等を含み、如何にトータルアベレージを高められるかにかかってくる。Cars Tokai Dream28&紫電の戦略はここ数戦常にピタリとハマり続けている事もあり、今回の鈴鹿700kmにおいてもその追い上げに期待がかけられた。そしてまずその期待を背にマシンに乗り込んだのは加藤選手。その加藤選手はスタート直後、集団の中でペースを落とすよりも早々に1回目のピットストップを終わらせ、前がクリアな状態でラップタイムを上げていく方が得策と判断。今回のレースで義務付けられていた「3回以上のピットイン」のうち1回目を2周目終了時点で消化する。そしてコースに戻った加藤選手は、トップグループが2分11秒台~12秒台前半で周回を重ねるなか、2分10秒台のラップを連発。実質最初のスティントとなった38周目までに6番手近辺までポジションを上げ第2スティントの吉本にステアリングを繋いでいく。

ここでステアリングを受けた吉本はコース上見かけの順位9番手でコースに復帰、ここから更にポジションアップを狙っていく。ところがここで紫電にトラブルが発生。何と無線が一切通じず、ピットから吉本へはサインボード等での情報のみ、ドライバーサイドからは全く情報が入らない状態となり、チームは燃費に関する情報も把握出来ず、吉本に的確なペースを指示する事も出来ない。更にはスティント前半はオーバーステアが酷く思ったようにペースが上がらないという状況も重なり、機転を利かせたスタートから一転、紫電にとっては苦しい展開となっていく。しかしこの苦しい状況のなかでも冷静さを失わなったチームと吉本は、完全にペースを崩しきることなくこの状況を切り抜けると、スティント後半にはペースを取り戻し、逆にペースの落ち始めたTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)を追い詰めていく。完全に勢いに勝る吉本は2度に渡りシケインアウト側からオーバーテイクを試みるもここはイン側をガッチリと閉められオーバーテイクはならず。ならばと今度はデグナー1つ目のアウト側から仕掛けるとここで見事にオーバーテイク。さらにその後スティントも終盤、ピットインまでの2周でさらにプッシュした吉本は、紫電と同様の作戦に出ていた74号車との差をこの2周で詰めていき、ピットに入る時点では背後に貼りつくところまで挽回。その後76周目にピットイン、再度加藤選手とドライバーチェンジを行う。するとこの直後、苦しいスティントを乗り切ったこの粘りが見事に実る展開となっていく。

吉本からステアリングを受けた加藤選手がコースに戻った直後、何と500クラスのマシンがトラブルからコース上で炎上。幸いドライバーに大きな怪我はなかったものの、コース上にはSC(セーフティーカー)が。すると早めにピットストップ義務を果たす作戦を取っていた紫電はこの間にまだピットストップ回数の1回少ないマシン群に追い付くと、これらのマシンがピットに向かった時点でポジションアップ。同様の作戦を取っていたマシンの中では一番先頭を走っていた為、この展開によりトップの位置を確実なものにする事になった。この時点で紫電の背後に着けたのはARTA Garaiya(No.43)と吉本がコース上で交わしたTEAM NISHIZAWA MOLA(No.46)。優勝争いはこの3台による争いに絞られる事となり、ここから三つ巴の激しい接近戦が始まった。逃げる紫電と85周目に2番手に上がってきたTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)の差は残り15周程となった時点で約1秒。ペース的には完全にMOLA Z(No.46)が紫電を上回っていたものの、加藤選手は500クラスのマシンを巧みに利用し相手に付けいる隙を与えない。この攻防は日が沈み各マシンがライトを点灯し始めた終盤にかけてさらに激しさを増していき、そしていよいよ夕闇のラスト5周、モニターには三つ巴のデッドヒートが映し出される。終盤に入りさらにペースの上がってきたZの猛攻を耐え続ける紫電。ピットにはこの日一番の緊張感が走る。ところがファイナルラップに入る手前のカシオトライアングルで目を疑う光景が飛び込んでくる。

何と裏ストレートで後方から迫ってきたため先に行かせたはずのGT500マシンがアウトラップだった事から130R手前で急減速。さらにその後のシケインでも予想を上回る程の早いブレーキング。このマシンがアウトラップだとは知らない加藤選手はこのマシンのすぐ背後に着けていたため、行き場を無くしパニックブレーキ。するとこの混乱からの隙をTEAM NISHIZAWA MOLA Z(No.46)につかれてしまった紫電は残り1周あまりというところで2番手にポジションダウン。更にこの攻防で加速の鈍ったところをARTA Garaiyaにもつかれファイナルラップの1コーナーで3番手に。さすがにこのファイナルラプだけではそのポジションを取り戻すことは叶わず、手がとどきかけていた優勝はその手からこぼれ落ち、最後は3番手でのチェッカーフラッグを受けることとなった。

最後の最後は無念を残す形でのチェッカーとはなったものの、それでも終わってみれば3戦連続での表彰台を獲得しポイントも14ptを追加、ランキングでもトップから4pt差の2位に浮上したCars Tokai Dream28&紫電。タイトル獲得に向けては未だ困難も多く残されているものの、確実にタイトル争いのトップには近づいてきており、同チームの今後の動向からは目を離せない。

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【吉本大樹コメント】
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とにかく車が重たくて、非常に厳しい状態ではありましたが、決勝は渡辺エンジニアの戦略が完璧にはまった事と、セーフティーカーに助けられ最後のピットを終えた時点でトップになった時は鳥肌が立ちました。

内容としては、加藤さんが重いマシンながらも好ペースでトップとの差を保ってくれていたのに対して、僕のスティントでは思った以上に序盤のペースを上げらませんでした。序盤のオーバーステアをうまくコントロールできなくて辛かったんですが、終盤は逆に悪くないペースで、ペースが落ちてきた46号車を接触しながらもパスでき、一度前に出られてしまった74号車の背後にぴたりとつけた状態でピットインできました。僕のスティントでは無線が不調でドライブ中は状況が把握できていなかったのでマシンを降りたあともしばらくは細かい状況を把握するのに少し時間がかかりました。最後は本当にハラハラしながらモニターを見つめていました。

環境としては絶対的に劣る状況ながらトップを維持し続けてくれた加藤さんに不運が訪れ、ラスト一周でトップを奪われてしまったことは非常に残念ですが、表彰台に上がれる程のパフォーマンスは無いと思っていたので十分ハッピーです。トップに居たことは確かなので、もちろんとても残念ですが・・・。

でも今回のレースはチーム戦略のおかげ!!

チームの皆、そして応援してくれた皆さん、ありがとうございました!
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SGT:第6戦鈴鹿 石浦宏明/大嶋和也組レクサスSC430がポール・トゥ・ウィンで初優勝! (TOYOTA)

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ポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾ったKRAFT SC430 35号車

 SUPER GT第6戦「第38回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」が8月22日(土)、 23日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

 夏の鈴鹿大会は、例年1000kmレースとして行われてきたが、今季は700kmへと短縮。それでもシリーズ最長となる長丁場のレース。ピットインが最低3回義務づけられており、ピットタイミングやタイヤ選択と行った戦略もいつも以上に重要となる。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

◆予選◆

 22日(土)午前10時40分からの公式練習を経て、午後2時40分より予選が行われた。今大会は、これまでのスーパーラップ方式ではなく、今季初めて、ノックダウン方式での予選となった。また、最終セッション3まで進出した場合は、出場するドライバー全員が予選アタックを担当しなくてはならず、1人のドライバーが予選アタックを担当するスーパーラップ方式とは異なる作戦が要求される予選となった。

 セッション1は、出場ドライバー全員が予選通過基準タイムを通過するための、GT500、GT300の30分に渡る混走時間帯を終え、それぞれ10分ずつの占有時間帯で、激しいアタックが繰り広げられた。ここでDUNLOP SARD SC430 39号車が脱落。13番手グリッドが確定。

 セッション2では、残りのレクサス SC430勢は全車通過。セッション3では、初めて大嶋和也がアタックドライバーを担当したKRAFT SC430 35号車が、見事ポールポジションを獲得。2007年GT300クラスチャンピオンコンビである、TDPドライバー石浦宏明と大嶋和也にとって、GT500クラスで初めてのポールポジション獲得となった。

 ENEOS SC430 6号車とZENT CERUMO SC430 38号車が3、4番手。PETRONAS TOM'S SC430 36号車は7番手となった。

 GT300クラスでは、KUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が4番手、ウェッズスポーツIS350 19号車が5番手。COROLLA Axio apr GT 74号車もセッション3に進出し、8番手につけた。avex apr COROLLA Axio 31号車は16番手となった。

◆決勝◆

 23日(日)は曇り空。レーススタート前、車両がグリッドに並ぶ頃、ぱらぱらと小雨が落ちてきたが、まもなく止み、例年よりも遅い午後3時に5.807kmのサーキットを121周、700kmという長丁場のレースがスタートした。

 上位勢はグリッドの順位のまま順当なスタート。ポールポジションの35号車は序盤からハイペースで逃げ、後続との差を拡げていった。

 2番手争いは、3位の6号車とそれに続く38号車が前走車を激しくプッシュするも、逆転には至らず。 38号車は26周目に後続と接触を喫し、5位に後退してしまった。

 28周目に首位を行く35号車がピットインし、ドライバー交代、タイヤ交換と給油を行った。翌周には38号車と 36号車、その翌周には6号車と、続々と各車ピットイン。全車が1度目のピットを終えた時点で、35号車は2位以下に大差を付けての首位に復帰した。

 その後方では、38号車、6号車共に激しい順位争いを展開し、38号車は53周目に4位に浮上。6号車も54周目に2位に上がり、レクサスSC430の1ー2体制となった。

 58周目に35号車が2度目のピットインを行うと、作業時に若干のタイムロス。これを追う6号車は、64周目にピットインし、素早い作業でピットアウトしたが、35号車のやや後ろでのコース復帰となった。

 レースも半分を超え、レクサスSC430が盤石の1ー2体制かと思われたが、64周目に2位を走行していた6号車が突然のスローダウン。電装系トラブルでコース脇に車両を停め、無念のリタイアとなってしまった。

 85周目に、左リアタイヤのパンクに見舞われながら走行していたARTA NSX 8号車から出火。消火作業とその後の処理のために、セーフティカーが導入されることとなった。

 全車を一旦スターティンググリッドに停めて整列させ、順位を整理したあとセーフティカーランが再開。このタイミングで、まず35号車と36号車がピットインし、最後のドライバー交代とタイヤ交換、給油作業を行った。翌周には38号車、39号車もピットイン。

 35号車が首位、36号車が2位、38号車が4位で91周目に再スタート。35号車が素晴らしいペースで首位を逃げる後方で、2位の36号車はHASEMI TOMICA EBBRO GT-R 8号車の猛追を受け、94周目のシケイン進入で惜しくも3位に後退。

 ライト点灯が指示され、闇が覆ってきたサーキットで、追い上げる38号車と逃げる36号車による、テール・トゥ・ノーズでの激しい3位争いが展開されたが、36号車は、104周目に130RでGT300車両と接触し、コースオフ。38号車が3位に浮上。36号車は4位でコースに戻ったが、この接触でドライブスルーペナルティを科され、8位へと無念の後退。

 首位を行く35号車は、ナイトランでもペースを落とさず、最後は2位に10秒もの差を付けてトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで嬉しいGT500初優勝を飾った。3位には38号車が入り、表彰台獲得となった。39号車が7位、36号車は8位でチェッカーを受けた。

 GT300クラスでは、3度のピットイン義務を果たすべく、序盤にストップのみのピットを行った 74号車が、長いレースで見事な走りを見せ、4位でフィニッシュ。19号車が6位、52号車が9位でポイントを獲得した。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
しばらく苦戦の状況が続いていたが、今回はパフォーマンス復活が成り完勝を遂げることが出来た。ましてや、TDP若手コンビのGT500初優勝と言うことで大変嬉しい結果になった。レクサスSCの性能向上とともに、若手の成長でも成果を示すことが出来たのは、皆様の応援のおかげだと感謝している。残り3戦も全力を尽くしタイトルに挑戦していく。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 NISSAN GT-R、2位で表彰台へ (NISMO)

 SUPER GT第6戦、「INTERNATIONAL Pokka SUMMER SPECIAL」(鈴鹿700kmレース)が鈴鹿サーキットで行われ、予選2位から決勝レースをスタートした「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)が2位表彰台を獲得した。また、予選12位からスタートした「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ミハエル・クルム)が6位に入賞し、選手権ポイント首位を守った。

 今シーズン、気温の高いコンディションのレースで好調な「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3)は、前回のSUGOで一時トップを走りながら雨のために後退して表彰台を逃していたため、今回は何としても好成績を取っておきたいところ。決勝レースをスタートしたクインタレッリは、2位を守ったまま序盤を周回し、背後をつこうとするライバルを退け続ける。31周目に安田にドライバー交代したのち、一時#8 NSXに先行を許すが、接近戦ののち再び2位に戻した。#8 NSXとはその後も攻防を続け、3位を走行中の85周目に再び抜き返した。

 その後、#8 NSXは、火災を起こしてストップ。レースは数周にわたってセイフティカー(SC)が導入された。この間、各車はピットインして燃料を補給。18時30分頃ライト点灯の指示ボードが提示されて、それ以後はナイトレースとなった。

 レース再開後、#3 GT-Rの安田は、約15秒の差をつけてレースをリードする#35 SC430を追って最後までアクセルを踏み続け、最終的には差を10秒6にまで縮めてフィニッシュした。

 前戦SUGOで今季2勝目を挙げた「MOTUL AUTECH GT-R」(#1)は、予選12位からの決勝スタートで、なかなか順位をあげられずに序盤は我慢の時間を過ごした。スタートドライバーの本山から、今回出場できなかったレギュラーのブノワ・トレルイエの代役を務めたクルムに交代したのちも、9位、10位でレース中盤の周回を重ねる。

 85周目のアクシデント後のSC周回にピットインし、本山からクルムに再びドライバーチェンジ。タイミングをうまく捉えたクルムは、7位でナイトレースの時間帯を迎えた。その後、上位車両がペナルティを受けて後退したため、6位となって121周目のチェッカーフラッグを受けた。選手権ポイント首位の#1 GT-Rは、追加点を得てポイントリーダーのまま、シリーズ終盤に臨むこととなった。

 予選11位スタートの「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)は、松田がレースをスタートしたが、早い時間帯にタイヤにダメージを負い、それをいたわりながらの走行となった。SC周回時のピットインの後、タイミングよく6位でレースに復帰。その後5位に順位を上げてレースをフィニッシュした。

 予選10位の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)は、好スタートを決めて一周目のコントロールラインを8位で通過。その後も力強い走りを見せた。2回目のピットイン後、65周目には、オリベイラが5位にポジションアップ。SC周回の直前には4位となった。さらに上位への進出が期待されたが、トラブルが発生。ピットガレージで修復作業を行なったため、表彰台争いからは脱落することに。最終的には11位完走となった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

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SGT:第6戦鈴鹿 ROCKSTAR 童夢 NSX(道上龍/小暮卓史組)が4位 (HONDA)

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  • 2009年8月23日(日)決勝
  • 会場:鈴鹿サーキット(5.807km)
  • 天候:予選/曇り、決勝/曇りのち晴れ
  • 気温:29.5℃(15:00現在)
  • 路面温度:31℃(15:00現在)
  • 湿度:42%
  • 決勝レース:121周(702.647km)
  • 観客:3万4000人(主催者発表)

 8月23日(日)、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第6戦「第38回インターナショナル Pokka GT サマースペシャル」の決勝レースが開催された。

 1966年に始まった真夏のスポーツカーレースの祭典である本大会は、今シーズンより走行距離が1000kmから700kmとなった。それでも、SUPER GTシリーズにおいて最も長く、過酷なレースであり、シリーズタイトル争いを占う上で重要なラウンドとなっている。

 また、今大会は第3ドライバーの登録が可能なため、今大会をもって現役引退を発表した金石勝智選手が#17 REAL NSXより参戦している。

 8月22日(土)に開催された公式予選では、曇り空ながら気温31.6℃、湿度60%と厳しい暑さの中でノックダウン方式の戦いが繰り広げられ、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が5番手、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が6番手、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)が8番手、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が9番手、#17 金石年弘/塚越広大/金石勝智組(KEIHIN NSX)が14番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 23日(日)の決勝レースは、曇り空のもと午後3時に34台(GT500クラス14台)のマシンがローリングスタートを切った。

 レースは順位の大きな変動も無く始まったが、1周目からポツポツと雨が見受けられるなど、今後のコンディション変化に対して気の抜けない展開が予想された。

 5周を終えて、5位に#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手、6位に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手、9位に#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、10位に#100 RAYBRIG NSXの井出選手、14位に#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手が続いている。

 この時点で、雨は気になるレベルではなく、路面状況に変化は全くない。10周目のS字コーナーで、L.デュバル選手がGT300クラスのマシンと接触してオーバーランを喫してしまう。すぐにコースに復帰するが、コースアウト時の影響によるオーバーヒートのエンジントラブルのため12周終了時にピットに戻り、無念のリタイアとなった。

 その他のNSX-GT勢は、最初のスティントを安定して走ることに徹し、21周終了時に#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手がGT500クラスの先陣を切って1回目のピットインを敢行。リアタイヤの交換と燃料補給に31秒の作業時間を要して塚越選手がコースに復帰した。

 23周終了時に#100 RAYBRIG NSX、25周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが1回目のピットインを敢行する。27周目、R.ファーマン選手が逆バンクからダンロップコーナーで前車のイン側を果敢に攻めて4位に浮上し、#8 ARTA NSXは33周終了時に1回目のピットインを敢行した。

 心配された天候はレースが進むにつれて回復し、青空が見えるほどになった。1回目のピットインで前後4本のタイヤを交換した#8 ARTA NSXは、暫定2位にまで浮上するものの、第2スティントを担当した伊沢選手が、41周目のシケインでオーバーランを喫する。この結果、ポジションを2つ落とし、さらに53周目に5位へ後退してR.ファーマン選手にバトンタッチした。

 54周終了時に、伊沢選手と塚越選手が2回目となるピットイン時のピットロードで接触したが、大きなダメージは無くコースに復帰した。

 56周終了時、9位を走行していた#100 RAYBRIG NSXが2回目のピットインを敢行。58周終了時に#18 ROCKSTAR 童夢 NSXもドライバー交代を行った。

 64周目、R.ファーマン選手が第3スティントを担当する#8 ARTA NSXは、再び順位をばん回して2位に浮上。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが6位、#17 KEIHIN NSXが7位、#100 RAYBRIG NSXが9位を走行する。

 80周終了時点で、トップのマシンと2位を走行する#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手とのタイム差は10秒013に縮まった。しかし、85周目の1コーナーで#8 ARTA NSXの左リアタイヤがスローパンクチャーを起こしたためにコースアウトを喫し、スローダウン走行をしてピットに向かった。しかし、130Rで左リア部分が炎上したためにコース脇に止めてリタイアとなった。

 #8 ARTA NSXのアクシデントによりセーフティカーが導入された。このタイミングで多くのマシンが3回目のピットインを敢行し、再スタートが行われた91周の終了時点で、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が5位、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が9位、#17 KEIHIN NSXの金石年弘選手が10位を走行する。

 レース終盤となった95周目、日が暮れてきたためにライトオンの指示が下され、全車がヘッドライトを点灯しての走行となった。5位を走行する#18 ROCKSTAR 童夢 NSXは、最後のスティントを担当した小暮選手が前車と激しいテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げた結果、相手のペナルティによって109周目に4位へ浮上した。

 10位の#17 KEIHIN NSXは、118周終了時に4回目のピットインを敢行し、塚越選手からラストランとなる金石勝智選手にゴールまでの走行を託した。

 121周、4時間16分の長きにわたり繰り広げられた第6戦Pokka GTラウンドは、午後7時21分にチェッカーフラッグが振られ、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが4位、#100 RAYBRIG NSXが9位、#17 KEIHIN NSXが10位で入賞を果たした。優勝は、#35 KRAFT SC430だった。

 この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて計40ポイントの#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が5位。チーム部門は、TEAM YOSHIKI&童夢PROJECTが計56ポイントでランキング3位につけている。

コメント
白井裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「表彰台の頂点を目指してPokka GTに挑みましたが、非常に厳しい結果になりました。走行時間が少ない中でも、各チームはレースセッティングを見つけ出し、クルマの仕上がりは順調でした。特に8号車は十分勝てるチャンスがありましたが、ファーマン選手からスローパンクチャーの無線が入り、次の周回でピットに入る時にアクシデントが起きてしまいました。これもレースだと、難しさを改めて感じました。そのような状況でも18号車は粘り強く走りきって4位で完走してくれ、貴重なポイントを獲得してくれたと思います。次戦の富士では、ウエイトも軽くなり、十分勝てるポテンシャルがあると思っていますので、皆様のご声援をお願いします。最後になりましたが、今回のレースで選手としての現役を引退する金石勝智選手には、長い間お疲れ様でしたと、これからも後進の指導を含め、引き続きがんばってくださいと伝えたいと思います」
道上龍選手(4位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「今回はウエイトハンディが64kgもあり、総合力が試される鈴鹿サーキットでは苦戦を予想していました。でも、予選はノックダウン方式が有利に働いて6番手を確保できました。決勝では、やはり不利な部分を感じることが多かったですが、自分たちができることを発揮して完走をすることができ、さらに4位という好結果で貴重なポイントを獲得することができて本当によかったと思います。残り3戦も粘り強くがんばります。たくさんの応援ありがとうございました」
小暮卓史選手(4位 #18 ROCKSTAR 童夢 NSX)
 「今回のレースで、タイヤを4本交換することは、トータル的にタイヤの消耗バランスを考えて選択しました。それでも、1回目のスティントでは消耗が激しくてコントロールが難しかったです。その状況で、17号車(KEIHIN NSX)と38号車(ZENT CERMO SC430)と一緒にペースを上げながら上位に追いつくことができました。最後のスティントは、セーフティカーが出ているときに交代して、コース上は混乱していましたが落ち着いて走ることを心掛けました。終盤は(4位の)36号車を追い抜くチャンスがあると攻めて走っていましたが、突然(ペナルティで)いなくなったのでラッキーでしたね。僕たちのマシンは着実によくなっていますし、終盤戦も全力を尽くしていい結果を残したいと思います」
金石勝智選手(#17 KEIHIN NSX)
 「今日はラストランとして最後にチェッカーフラッグを受けるチャンスをいただき、チームスタッフのみんなに感謝したいです。2周を走ったのですが、私にとって鈴鹿はホームコースのようなもので、走り始めたころの思い出が次々によみがえり、とても感慨深い気持ちになりました。今まで皆様に応援していただきありがとうございました。これからは、チームオーナーとしてHondaファンを増やすべく努力をしていきたいと思います。また、フォーミュラ・ニッポンやF3を目指す若いドライバーを支援して、将来のレース界を担う人材を育成していきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします」
Text & Photo: HONDA

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #35KRAFT SC430
大嶋 和也
gt_r06_r_pc_ohshima 今週はずっと調子が良く、予選でもポールポジションが獲れて完璧な状態でした。
決勝は最後まで集中を切らさないよう心がけて走りましたが、最後までノーミスでいけたので良かったです。
セーフティーカーが入ることで、それまで11秒近くあった差がなくなるのは勿体無かったですが、クルマの調子が良かったので、迫られても逃げていく自信はありました。
石浦 宏明
gt_r06_r_pc_ishiura 予選のタイヤチョイスを決勝の最初のスティントがぎりぎり持つかどうかぐらいのものにしていたので、 それをどうやって持たせるかが課題でした。
一時は3、4秒の差をつけられましたが、最後のほうで追いつかれてしまい苦しかったです。でも、 あそこで抜かれなかったことが勝てた要因なのかなと思います。
セーフティーカーが入ったときは、チームがいい判断をしてくれて、逆にリードを広げることが出来ました。
最後の大嶋のドライブは安心してみていられました。開幕してからずっと、中々GT300のときみたいにレースできなくて苦しみましたが、菅生のテストをやったあたりから、GT300で勝ってた頃に似てる雰囲気になってきました。
本当にシートが最後の最後まで決まらなくて、やっとチャンスを貰いましたけど、それを生かすことが出来て嬉しいし、 チャンスをいただいたチームには感謝しています。
GT300クラス #46エスロードMOLA Z
柳田 真孝
gt_r06_r_pc_yanagida 本当に信じられないです。予選14位だったのに、最後の最後にトップに立てたことが信じられないというのが率直な気持ちです。
トップに立ったときは、GT500のクルマが2号車を130Rで抜いたので、ああいう場合どうしても抜かれる側がロスをしてしまうので、 うまくGT500の後ろからそういう状況に持っていってシケインでアウトからパスできました。
終盤はGT500が絡まないと順位変動ないだろうなという状況でしたが、うまくそういう状況にハマって抜くことが出来ました。
この鈴鹿がラストチャンスだと思っていて、ここで勝てなければもう選手権はないと考えていましたが、 最後まで諦めずに走りぬくことが出来ました。
ラスト3戦は全開で最後まで走りぬきます。
星野 一樹
gt_r06_r_pc_hoshino スタート前から、ストップ・アンド・ゴーをやって実質2スティントか3スティントにしてやろうと考えてましたが、 どっちでいくか決まらないままスタートしました。
決勝は去年の状況に良く似ていて、マーが力強い走りをしてくれたので、3スティントに作戦変更しました。
ああいうアクシデントがあったので、嬉しいなんて言えませんけど、僕らにとっては展開に恵まれました。
マーがやってくれると信じてました。予選が良くなかったですけど、最後まで諦めなければいいことがあると信じていました。
前日に親父と飯を食べに行ったときに、「去年みたいに両方揃って勝ちたいね」と話していたんですが、 僕だけ勝って申し訳ないです(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SGT:第6戦鈴鹿決勝 KRAFT SCの若手コンビが見事ポール・トゥ・ウィンを達成! GT300はモーラZが終盤に大逆転勝利!

gt_r06_r_pc_light 2009オートバックス スーパーGT第6戦、「PokkaGTサマースペシャル」の決勝が8月23日、鈴鹿サーキットで行われ、 #35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)がGT500初勝利を見事ポール・トゥ・フィニッシュで飾った。
GT300クラスのトップ争いはレース終盤までもつれにもつれ、ラスト2周でトップに立った#46エスロードMOLA Z(星野一樹/柳田真孝組)が優勝。星野一樹は昨年の鈴鹿1000kmに続き、2年連続で夏の鈴鹿を制することとなった。

86周目から行われたセーフティーカーランは90周目まで続いた。
この間にGT500、GT300とも最後のピットストップを行うチームが相次いだ。
そんな中、88周終わりで最後のピットストップを行った#36ペトロナスSCから出火、火はメカニックにも燃え移る事態となったが、 36号車はなんとかレースに復帰、レースが再開してみれば総合2位に浮上していた。

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トップは依然としてKRAFT SC。
石浦、大嶋コンビはピットストップ以外では一度もトップを明け渡すことなく121周を走り切るという、 これ以上ない形でGT500初勝利をものにした。

混乱の中、2位に浮上した36号車だったが、その後はペースが上がらず、 95週目のシケインで#3ハセミGT-Rを駆る安田裕信にインに飛び込まれて2位の座を明け渡した上、 103周目の130RではGT300クラスの#81ダイシンフェラーリと接触してしまい、 このことでドライビングスルーペナルティを課せられてしまう。
この結果、#36ペトロナスSCはこのレースを8位で終えることになってしまった。

gt_r06_kaneishi この接触事故の間に3位に浮上したのは、第2戦鈴鹿を制した#38ZENTセルモSC。
このレースで引退を表明している金石勝智の乗る#17ケーヒンNSXは結局10位に終わり、金石勝智がラスト2周を担当、 最後のチェッカーを受けた。

GT300クラスもまたSCランの間に最後のピットストップを行うチームが相次ぎ、 レースが再開したときには#2アップルK-one紫電がトップに躍り出ていた。
しかし2位につけた#46モーラZ、3位の#43ガライヤとの差は僅か2秒足らず。

gt_r06_r_46 終盤46号車のステアリングを握った柳田は徐々に#2紫電の加藤寛規を追い詰めていき、 111周目のシケインで遂にアウトから加藤に並びかけると、そのままトップを奪い去ってチェッカーを受けた。
抜かれた加藤はその直後のホームストレートで#43ガライヤを駆る高木真一にも先行され、3位でこのレースを終えた。

レース中盤までトップを争っていた#11ジムゲイナーF430は結局5位。 #81ダイシンフェラーリは36号車との接触などもあって8位でレースを終えている。

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次戦は富士スピードウェイ。
9月13日決勝だ。

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Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Yoshinori OHNISHI

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SGT:第6戦鈴鹿決勝結果

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) Final Race Weather:Cloudy-Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281214:16'02.744
250023HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI5212110.681
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS5812118.450
4500418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS6412120.928
5500512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS5212136.905
650061MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS8612137.189
7500739DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL3412149.525
85008*36PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS781211'00.967
95009100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS381211'44.360
105001017KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS621201Lap
115001124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741192Laps
123001*46エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH661129Laps
13300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI881129Laps
1430032アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH921129Laps
15300474COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI281129Laps
16300511JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH601129Laps
17300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH1001129Laps
1830077M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH961129Laps
19300881ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH561129Laps
20300952KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH1411110Laps
213001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH11110Laps
223001155J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH11011Laps
233001287giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH11011Laps
2430013666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH10714Laps
25300144BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH10417Laps
2630015*10JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH410318Laps
273001626UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH2810021Laps
283001766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH129427Laps
293001831avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH249328Laps
30500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS668437Laps
---- 以上規定周回(GT500:84Laps / GT300:78Laps)完走 ----
-500-6ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS406457Laps
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH6061Laps
-300-5マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22794Laps
-500-32EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL1812109Laps
  • CarNo.808は、2009 SpR第30条1.(接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.26は、2009 SpR第33条4.(燃料補給)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.10は、2009 SGT-SpR 付則-3 SC運用規定2. 違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.46は、SGTチーム監督ミーティング 資料20項 違反により、罰金5万円を課した。
  • CarNo.36は、2009 SGT-SpR 第30条1. (接触行為) 違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 500km消化目前にARTAの炎上でSC導入!! 依然トップはKRAFT SC

スーパーGT第6戦決勝はスタートから500kmとなる87周を消化した。
トップは依然として#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)だが、 85周目に左リヤタイヤのスローパンクチャーによりスロー走行していた#8ARTA NSX(ラルフ・ ファーマン/伊沢拓也組)が130Rに差し掛かったところでリヤから出火、そのままコース脇にストップしてしまったため、 この消化と車両排除のためにセーフティーカーが86周目に導入され、そのままSCランが続いている。
GT300クラスはこの時点で#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)が再びトップに立っている。

中盤に差し掛かったGT第6戦。
快調にトップをひた走る35号車は58周目に2度目のピットストップを行い、再び石浦がステアリングを握った。

gt_r06_r_6 この間にトップに立ったのは、56周目の1コーナーで#3ハセミGT-Rを捉えて2位に浮上していた#6エネオスSC430。 しかしこの6号車は63周終わりで2度目のピットストップを行い、再びビヨン・ビルドハイムにスイッチしたところで突如スローダウン、64周目の立体交差下でストップしてしまい、そのままレースを終えることとなった。

全車が2度目のピットストップを終えた時点で35号車は再びトップに。
#3ハセミGT-Rがピットアウトの際に#1モチュールGT-Rに引っかかって遅れるなどした結果、#8ARTA NSXが2位に浮上した。

ところがこの8号車は左リヤタイヤにスローパンクチャーを発生させてしまい、ファーマンは我慢の走りを強いられてしまう。
その結果、85周目に入ったところで1コーナーをオーバーランしてしまい、その後もスロー走行でピットに向かう。

gt_r06_r_sc ところが不運はそれだけでは終わらなかった。
8号車は130Rに差し掛かったところでリヤから出火、火はどんどん燃え広がって後ろ半分が丸焼けの状態となってしまった。
これにより、消火活動と車両排除のために86周目にセーフティーカーが導入されることとなった。

GT300クラスは中盤に入っても変則的なピット作業を行うチームが相次いだ。
まずは#43ARTAガライヤが45周終わりで2度目のピットイン。これを給油のみの10秒ストップとした。
次に69周終わりで#81ダイシンフェラーリも給油のみのピットストップを行い、クラス2位のままピットアウト。

これにより、74周終わりで通常のピット作業を行った#11ジムゲイナーに代わり、81号車がトップに立っている。

なお、808号車は61周目の立体交差下でトラブルによりストップ、レースを終えている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Mami OKUDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝500km経過

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS28872:58'35.365
250023HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI528723.142
3500338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS588730.571
4500424HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH748735.387
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS648737.847
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS388739.759
7500736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS788745.685
850081MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS86873'13.549
9500912IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS52873'14.616
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL34873'15.555
115001117KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS62861Lap
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS66843Laps
13300181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH56807Laps
14300211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH60807Laps
15300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH100807Laps
1630047M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH96807Laps
17300552KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH14807Laps
1830062アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH92807Laps
19300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI88807Laps
20300846エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH66807Laps
21300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI28807Laps
223001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH798Laps
233001187giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH798Laps
243001255J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH798Laps
253001331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH24798Laps
2630014666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH7710Laps
27300154BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH7512Laps
283001610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH47215Laps
2930017*26UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH287116Laps
30500136ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS406423Laps
313001866triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH126324Laps
3230019*808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH6027Laps
33300205マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22760Laps
345001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181275Laps
  • CarNo.808は、2009 SpR第30条1.(接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.26は、2009 SpR第33条4.(燃料補給)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝 スタートから3分の1を消化。トップはKRAFT SC! GT300はジムゲイナーF430がトップ

2009オートバックススーパーGT第6戦、「PokkaGTサマースペシャル」 はスタートから3分の1の周回数となる44周を消化した。
現在のトップはポールシッターの#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)、2番手には#3HASEMI TOMICA EBBRO GT-R(ロニー・クインタレッリ/安田裕信組)、3番手には#6エネオスSC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム)がつけている。
GT300クラスは現在#11ジムゲイナーF430(田中哲也/平中克幸組)がトップを快走している。

gt_r06_start_500 gt_r06_start_300

決勝レースは午後3時にスタート。
スタート進行の途中から時折雨がぱらついてきたものの、全車スリックタイヤで走行を開始した。
幸い雨は強まることはなく、ここまではドライコンディションのままレースが進行している。

GT500クラスはポールシッターの#35KRAFT SCが序盤からトップを快走。
一時2番手の#3ハセミGT-Rに0.4秒差まで詰め寄られるが、 何とか凌ぎきってトップのまま28周終わりで1回目のピットストップを追え、石浦から大嶋にチェンジして走行、 全車がピットストップを終えた35周目に再びトップに返り咲いて2位に11秒差をつけて走行している。

2番手は、 序盤から#3ハセミGT-Rを駆るクインタレッリと#6エネオスSCを駆るビルドハイムとの間でドッグファイトが展開されたものの、 周回遅れが絡むにつれて両者の差は徐々に開き始めた。
そして30周前後から始まった各車のルーティンストップの間隙を縫って一時#8ARTA NSXが33周目にピットストップを終えた直後に一時3号車の前に躍り出るが、8号車は41周目のシケインで痛恨のオーバーラン、 ここで一気に3号車と6号車の先行を許し、4位に交代している。ドライバーはスタートがラルフ・ファーマン、 2スティント目を伊沢拓也が担当していた。

また、今回で引退を表明している金石勝智をドライバーに迎えた#17ケーヒンNSXは、クラス最後尾からのスタートながら、 最初のピットストップをリヤ2本交換で済ませ、アウトラップから2番手の塚越広大がハイペースで飛ばしたことが功を奏し、 現在6番手まで浮上している。

なお、#32エプソンNSXは10周目に#808初音ミクBMW Z4との接触によりS字コーナーでコースアウト、 これがもとでエンジントラブルに見舞われて12周でリタイヤしている。
なお、接触した808号車に対してはドライビングスルーペナルティが課せられている。

gt_r06_r_26 GT300クラスは序盤から荒れに荒れた。
オープニングラップこそ#81ダイシンフェラーリがホールショットを奪ったものの、 ストレートスピードに勝る#26タイサンポルシェがスタートで2位に浮上、 3周目の1コーナーでは早くもダイシンを捕らえてクラストップに躍り出る。
しかし26号車は5周目に右リヤタイヤのバーストにより突如スローダウン。
場所がダンロップコーナーだったためピットに辿り着くまでに大きく遅れ、一気にトップから4周遅れとなってしまった。 その後も26号車は立て続けにリヤタイヤのバーストに見舞われており、上位進出はほぼ絶望的だ。

これでトップに返り咲いたダイシンフェラーリだったが、今度は#5マッハ号の追撃を受け、 23周目の130Rでアウトから抜かれてしまう。
しかしその5号車も、27周終わりで行ったピットストップの際にエンジンが再始動せず、いまだにガレージで修復作業を行っている。

変わってトップに立ったのは、予選2番手からスタートの#11ジムゲイナーF430だ。
マッハ号に続いてダイシンをスタートドライバーの平中克幸が攻略し、34周終わりで最初のピットストップを消化、 現在田中哲也がドライブしている。

なお今回3回のピットストップが義務付けられていることに対し、GT300クラスではエンジン停止のみのストップ・アンド・ ゴーや給油のみのスプラッシュ・アンド・ゴーで作業時間の大幅短縮を目論んだチームがいくつかみられている。
#2紫電は3周終わりで8秒間の給油のみを敢行、 #74カローラアクシオは9周目にエンジン停止のみで一切の作業を行わずにコースに戻っている。
また、#19ウェッズスポーツIS350は28周目のピットストップをリヤタイヤ2本交換のみで済ませている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA, Mami OKUDA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿決勝250km経過

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) After 250km Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
1500135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS28441:29.05.623
250023HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI5244
350036ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS4044
450048ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS6644
5500538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS5844
6500617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS6244
7500718ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS6444
8500824HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH7444
950091MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS8644
1050010100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS3844
115001136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS7844
125001212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS5244
135001339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL3444
14300111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH60413Laps
15300219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH100404Laps
16300381ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH56404Laps
1730047M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH96404Laps
18300546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH66404Laps
19300652KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH14404Laps
20300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI88404Laps
21300888triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH404Laps
2230092アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH92404Laps
233001074COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI28404Laps
243001155J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH404Laps
253001266triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH12404Laps
263001387giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH404Laps
2730014*808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH395Laps
283001531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH24395Laps
2930016666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH395Laps
30300174BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH386Laps
313001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH4359Laps
323001926UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH283311Laps
33300205マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22717Laps
345001432EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181232Laps
  • CarNo.808は、2009 SpR第30条1.(接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon | SUPER GT

SGT:第6戦鈴鹿GTA定例記者会見 2010シーズンは全8戦+FNと併催の特別戦を開催

GTアソシエイション(GTA)は8月23日、スーパーGT第6戦が開催されている鈴鹿サーキットで定例会見を行い、 坂東正明代表が来年度のカレンダーについて説明した。

gt_r06_pc_bandoh

日程については既にJAFから8月10日付で発表されているが、 今後F1開催の申請が出されることになれば調整が入る可能性があるとのことだ。
また、今回オートポリス戦が外されることとなった経緯については、エントラントの経費削減という観点で様々な方法を検討した結果、 他に有効な方法がなかったことと、どうしても遠征費の高騰をカバーできなかったことなどから「断腸の思い」で決断したとのことであり、 GTAとしては将来的にオートポリス戦の復活にむけて取り組んでいくとしている。

また、今回初めてフォーミュラニッポンとの併催という形で予定されている特別戦に関しては、開催日が11月13-14日であることと、 開催地が富士スピードウェイであることだけが決定しており、内容については未だ検討中とのこと。
坂東代表は「決まり次第、きちんとした形で発表したい」としつつも、 FNにGT両方に出場しているドライバーを考慮してレース距離などを考えねばならないこと、 往年の名ドライバーに走ってもらうことも検討していることなどに言及している。

2010シーズンは3月20-21日の鈴鹿サーキットを皮切りに、10月23-24日のツインリンクもてぎまでのシリーズ全8戦と、 11月13-14日富士スピードウェイでの特別戦が開催される予定だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行2回目 トップタイムは#8ARTA NSX。GT300は無念の車検落ちとなった#66ムルシエRG-1がトップ!

2009オートバックス スーパーGT第6戦、「PokkaGTサマースペシャル」のフリー走行2回目が8月23日午前、 鈴鹿サーキットで行われ、#8ARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)がトップタイムを記録した。
GT300クラスは昨日予選後の車検でエアボックスの違反によりタイム抹消とされた#66triple aムルシエRG-1(山西康司/余郷敦組)がトップタイム。決勝での雪辱に向けて準備は万端だ。

gt_r06_f2_8 gt_r06_f2_66

昨夜のナイトセッションに続く2回目のフリー走行は午前10時10分より、30分間で行われた。
今年からレース距離が700kmに短縮されたことを受け、タイムスケジュールも従来より遅めとなっているようだ。

ARTA NSXは開始早々に1分57秒985を記録、これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。
ポールシッターの#35KRAFT SC430(石浦宏明/大嶋和也組)が2番手とここでも好調ぶりを見せている。
3番手には#24HIS KONDO GT-R(J.P.オリベイラ/荒聖治組)がつけており、ホンダNSX、レクサスSC、 ニッサンGT-Rがそろってトップ3を占める格好となった。

このレースを以って引退を表明している金石勝智がCドライバーに加わった#17ケーヒンNSX(金石年弘/塚越広大/金石勝智組)はこのセッションを12番手で終えている。

ポールの66号車が予選後の車検でまさかの失格となり、スタート前から波乱の様相を呈しているGT300クラスは、 そのムルシエラゴがセッション序盤に2分07秒371のトップタイムを記録。
最後尾スタートながらどこまで挽回できるか要注目だ。
繰上げポールとなった#81ダイシンADVAN Ferrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)はクラス11番手に留まった。
また、#46MOLA Zが右リヤタイヤのバーストで予定外のピットインを強いられたが、無事修復を終えてコースに復帰、 星野一樹がクラス3番手のタイムを記録して走行を終えている。

第6戦決勝はこのあと午後3時より、121周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行2回目結果

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/23) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150018ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS661'57.985-177.185
2500235KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281'58.233 0.248176.814
3500324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741'58.258 0.273176.776
450043HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI521'58.287 0.302176.733
550056ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS401'58.304 0.319176.707
6500638ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS581'58.463 0.478176.470
7500732EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181'58.482 0.497176.442
8500812IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS521'58.877 0.892175.856
9500939DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL341'58.991 1.006175.687
10500101MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS861'59.095 1.110175.534
115001117KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS621'59.372 1.387175.126
125001218ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS641'59.393 1.408175.096
135001336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS782'00.123 2.138174.032
1450014100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS382'00.303 2.318173.771
15300166triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH122'09.37111.386161.591
16300211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH602'09.98311.998160.830
17300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH662'09.98612.001160.828
1830042アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH922'10.08012.095160.710
1930055マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'10.17312.188160.596
20300643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI882'10.28612.301160.456
21300719ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH1002'10.33412.349160.397
22300888triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'10.57312.588160.104
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI282'10.66412.679159.993
24300107M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH962'10.72112.736159.922
253001181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH562'11.14413.159159.406
263001287giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'11.18413.199159.358
2730013808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH2'11.35113.366159.155
283001426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井 克彦
YH282'11.39313.408159.104
293001555J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'11.61013.625158.842
303001652KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH142'11.63713.652158.809
313001710JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH42'11.95613.971158.426
323001831avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH242'12.23314.248158.094
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH2'13.59815.613156.478
34300204BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH2'15.19017.205154.636
-300-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
密山祥吾
YHAbsence--

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 レガシィB4 GT300、鈴鹿700kmの予選を走行 (SUBARU)

 8月22日(土)、SUPER GT 第6戦・鈴鹿700kmの予選が行われた。R&D SPORT LEGACY B4は、レースウィークの火曜日にシェイクダウンを行ったばかりのニューカー。鈴鹿700kmレースの公式予選を前にした1時間45分間の練習走行が実質的な初のテスト走行となった。約1年ぶりに鈴鹿に轟くGTカーのボクサーサウンドに、訪れたSUBARUファンは一様に目を輝かせていた。

 予選ではR&D SPORT LEGACY B4はまず山野哲也が走行を開始。2分15秒212のタイムをマークして密山祥吾にバトンタッチした。密山は2分17秒台のタイムを記録したが、タイムアップを目指して走行中にトラブルが発生しコースわきにストップ。マシンから煙が出ていたため、セッションは赤旗中断となった。山野のタイムは、クラス19位。

 予選セッション1でストップしてしまったR&D SPORT LEGACY B4 は、その後駆動系のトラブルが発生していたことがわかった。心配されていた火災は漏れたオイルに引火した程度で消し止められており、エンジンそのものの問題でないことが明らかとなった。明日朝の走行に間に合わせるべく、チームは修理にとりかかった。

山野哲也のコメント
 SUBARUレガシィB4の第一日目が終了しました。残念ながら壊れてしまいましたが、これから一生懸命メカニック達が頑張って直します。明日の決勝はGTの中でも最も長いレースです。僕らとしては是非完走して世界中のSUBARUファンにレガシィB4の力強い姿を最後まで見てもらえるように頑張っていきたいと思います。
密山祥吾のコメント
 今日初めてSUBARUレガシィB4でこの鈴鹿をドライブしました。まだまだ煮詰めるところが多いのですが、クルマのポテンシャルはかなり高いと思うので、今シーズンの最後には表彰台に立てるように頑張ります。
スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R、フロントローから今季2勝目を狙う (NISMO)

 真夏の恒例イベント”鈴鹿1000km”は、今年は700kmレースとして開催されることとなった。「MOTUL AUTECH GT-R」(#1)は今回出場できないブノワ・トレルイエの代役にFIA GT選手権でGT1仕様のNISSAN GT-Rをドライブしているミハエル・クルムを起用。クルムと本山哲のコンビネーションは03年以来実に6年ぶりとなった。

 SUGOで今季2勝目を挙げポイントリーダーの#1 GT-Rは86kgというウェイトハンディを搭載。シリーズ3位の「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)も74kgで重量的には厳しい。

 また「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)、「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)は52kgのハンディで鈴鹿に臨んだ。

 今回の予選は勝ち抜き形式となる“ノックダウン方式”を採用。14時40分に混走でセッション1がスタートした。気温31℃、路面温度40℃と蒸し暑い。15時30分からはGT500の専有枠。ここでは14台の中から2台が振り落とされるが、GT-Rは全車がS2へ勝ち残った。

 16時から10分間のセッション2が始まった。ここでは12台のうち4台が振り落とされる。短いセッションながら#3 GT-Rの安田が頑張り5位につけて勝ち残ったが、#24 GT-Rのオリベイラと#12 GT-Rのフィリップはわずかに届かず、予選はこのセッションで終了となった。

 #1 GT-Rの本山は終盤、セクター1からセクター2へ自己ベストを更新しながらセッション2突破を目指したが燃料系トラブルのためにデグナーあたりで失速してアタックを続けることを断念。残念ながら12位でセッション2を終了することになった。

 16時30分からは10分間のセッション3。GT-Rのなかで唯一最終セッション進出を果たした#3 GT-Rは満を持してクインタレッリが登場。このセッションで使用するタイヤで明日の決勝レースをスタートしなければならないため、タイヤの磨耗を少なくするためにも一発のアタックを決めなければならない。セッション終了間際に渾身のアタックを決めたクインタレッリは、トップタイムにわずか0.057秒及ばず2位。セッション終了後、非常に残念そうな表情を浮かべたクインタレッリだったが、今季初優勝を決めたセパンと同じグリッドを獲得することになった。

 #24 GT-Rは10位、#12 GT-Rは11位、#1 GT-Rは12位と3台のGT-Rは後方からのスタートとなるが、決勝は普段の倍以上となる700kmの長丁場。「今朝初めて今年のGT-Rに乗ったときはFIA GTのクルマと全然違ってびっくりしましたが、身体の感覚も戻ってきていい感じです。鈴鹿は大好きなコースだしミスなく走りたい」とクルムも決勝が楽しみで仕方がなさそうだ。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 GT300クラス新ポールシッターのコメント

gt_r06_q_pc300

青木孝行
 「最後の予選に使ったタイヤは決勝向けだったので、ポールポジションはは取れないと思っていました。セカンドローまでに入れればと思っていましたが、思いのほかコンディションが良くてアタックもうまくいきました。決勝はタイム差がないので厳しいと思いますが、2戦連続ポールポジションはうれしいですね」
藤井誠暢
 「セッション2は確実に走って、セッション3で青木さんにがんばってもらおうと思っていました。レースは長いので決勝を想定しています。クルマのバランスは悪くありません」
青山光司
 「GTは昨年の最終戦以来です。ポイントでトップ争いをしているところに参加できるのは貴重な経験です。予選は通りましたが、決勝では迷惑をかけないようにがんばります」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 triple aムルシェRG-1が失格、GT300のPPはダイシンアドバンFerrari!

 GT300クラスのポールポジションを獲得したと思われたtriple aムルシェRG-1だが、予選後行われた車検でエアボックス違反が見つかり、予選タイムが抹消された。

 これにより、GT300クラスはセッション3で2番手タイムを出した、ダイシンアドバンFerrariがポールポジションを獲得することとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿フリー走行1回目結果

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/22) Free Session 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
150016ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS401'56.441-179.535
2500235KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281'58.094 1.653177.022
350033HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI521'58.350 1.909176.639
450048ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS661'58.512 2.071176.397
5500539DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL341'58.682 2.241176.145
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741'58.769 2.328176.016
7500712IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS521'59.115 2.674175.504
85008100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS381'59.135 2.694175.475
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181'59.199 2.758175.381
105001036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS781'59.276 2.835175.267
115001118ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS641'59.366 2.925175.135
125001217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS621'59.413 2.972175.066
135001338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS581'59.552 3.111174.863
14500141MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS861'59.650 3.209174.720
15300111JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH602'09.84813.407160.997
16300226UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部 翼
筒井克彦
YH282'09.95313.512160.867
1730035マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'10.11313.672160.670
18300443ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI882'10.32513.884160.409
19300574COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI282'10.50514.064160.187
20300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH1002'10.53714.096160.148
21300781ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
青山 光司
YH562'10.81614.375159.806
22300855J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉 洋史
YH2'10.82414.383159.796
23300946エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH662'11.19414.753159.346
24300102アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH922'11.38814.947159.110
25300117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH962'11.80415.363158.608
263001288triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'12.24615.805158.078
273001387giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'12.48916.048157.788
283001431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH242'13.06516.624157.105
293001510JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH42'13.44317.002156.660
3030016808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH2'13.81217.371156.228
3130017666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH2'15.88119.440153.849
32300184BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH2'16.75920.318152.862
-300-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH12Absence--
-300-52KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野 直也
関口 雄飛
KH14Absence--
-300-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
密山祥吾
YHAbsence--

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #35KRAFT SC430
大嶋 和也
とにかくほっとしました。
1回目の走行はぎりぎりで通過して、2回目も周りが凄くタイムを上げていたので、 3回目は自分が今まで出したことのないようなタイムを出さなきゃいけなくなりましたが、なんとかミスなくまとめられました。
ポールは嬉しいですけど、逆に明日失敗すると目立っちゃうので....
ノックダウン方式は、二人ともタイムを出さなければいけないので、高い緊張感が続いて楽しかったです。でもスーパーラップも好きなので、 そっちもやってみたいです。
明日はスタートは石浦選手にお任せして、きっとトップで帰ってくると思うので、そこからはひたすら全開で逃げたいです。
SUGOも調子良かったのに結果が出なかったので、今回は絶対結果を残そうと思っています。
石浦 宏明
このレースの前にテストをやって、二人で走りこんだり、ニュータイヤを経験しました。
今日は最初から大嶋選手においしいとこを持ってってもらおうということになってましたが、ちゃんと有言実行してくれて、 安心してみていられました。
(大嶋にアタックを任せたことについて)二人でもそういう話をしていましたし、チームでもやらせようということになっていました。
(ノックダウン方式について)フォーミュラニッポンに近い感じで問題ありません。 二人とも緊張感もって取り組むところがいつもと違う感じですね。
GT300クラス #66triple a ムルシエRG-1
山西 康司
走り始めた時点では期待してなかったし、ウチは3台も走らせているので、 3台ともトップ10に残れればいい名くらいにしか思ってなかったんですけど、今日は走るたびに良くなってきたので、セッティングに関しては、 エンジニアとか余郷選手が今までやってきたことの積み重ねがうまくいったのかなと。
予選の出走順位はどっちがどう走るか直前まで手探りの状態でしたが、僕らにとってはうまくいきましたね。
でもスーパーラップはスーパーラップで違った面白さがあります。
明日は今日のことを忘れてがんばります。
余郷 敦
この順番で走ることは直前になって決めました。
午前中はアンダーが強すぎたんですが、予選までの短時間でうまくハマるセッティングが見つかりました。
普段だと予選は最初から役割分担が決まってて、一人だけがアタックをするんですが、今回は二人とも緊張感があって楽しかったです。
クルマのバランスも良くて調子いいので明日にも期待しています。燃費だけが心配ですけど、うまくまとめていきたいです。
※ この記者会見終了後、予選後の車検で#66ムルシエRG-1はエアボックスの違反がみつかり、予選タイムを抹消されることとなった。このため2番手タイムを記録した#81ダイシンADVAN Ferrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)が繰上げでGT300のポールポジションとなっている。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選 石浦&大嶋コンビがGT500初のポール獲得! GT300クラスはムルシエRG-1

2009オートバックス スーパーGT第6戦、「ポッカGTサマースペシャル」の公式予選が8月22日、 鈴鹿サーキットで初のノックダウン方式を採用して行われ、#35KRAFT SC(石浦宏明/大嶋和也組)が初ポールを獲得した。
GT300クラスは#66triple a ムルシエRG-1(山西康司/余郷敦組)が、こちらも今季初のポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)

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公式予選は午後2時40分開始。
ツインリンクもてぎでは一昨年より採用されているノックダウン方式による公式予選が今回初めて鈴鹿で採用された。
ただし、決勝レース距離が700kmということでCドライバーの登録が認められていることもあり、もてぎ方式とは異なり、 鈴鹿なりのアレンジが加えられた。

まず最初の走行となるセクション1は、30分間の2クラス混走と各クラス10分間の専有走行で構成され、 この間に登録ドライバー全員が予選通過基準タイムをクリアすることが求められることとなった。
また、もてぎにおいてはセッション1、セッション2、セッション3のいずれかで二人のドライバーが1回以上アタックをすれば、 出走順自体は自由であったが、今回はセッション2でアタックしたドライバーはセッション3に参加できないこととなった。

こうしたルールの下で行われたセッション1は、 混走終了まであと3分というところで今回初参戦の#62R&DスポーツレガシィB4(山野哲也/密山祥吾組)がデファレンシャルトラブルによりヘアピン先の200Rでストップしたため赤旗中断となり、 レガシィはここで惜しくも予選落ちとなった。
この時点でのGT500トップは第2戦鈴鹿で優勝している#38ZENTセルモSC(立川祐路/リチャード・ライアン組)。
GT300は#81ダイシンアドバンフェラーリ(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)がトップだった。

漏れたデフオイルから出火した62号車の消火活動と車両回収により10分間の中断の後、予選は再開。
3分足らずですぐにGT300の専有走行となったが、ここで菊池靖から番場琢にドライバーチェンジした#808初音ミクBMW Z4が11番手タイムを叩き出し、見事セクション2進出を決めてみせる。
昨年のPokka1000kmでデビューして以来苦戦の続いていた初音ミク号だったが、 まる一年を経過して着実にポテンシャルを上げてきたようだ。
結局このセッション、トップはダイシンフェラーリ、2位には午前中の公式練習でトップタイムを叩き出した#66ムルシエRG-1がつけた。
一方、エンジンブローに見舞われたレガシイのほか、#31aprカローラアクシオ、#666フィールズBOMEX320R、 #4BOMEXライアンボクスター、#55J-TRUSTおうときっとポルシェらがここで予選を終えることとなった。

GT500クラスは#8ARTA NSX、#6エネオスSC、#38ZENT SCの3台が交互にトップを奪い合う展開となり、 最終的には#38ZENT、#6エネオス、#8ARTAの順でこのセッションを終えることに。
午前中の公式練習でクラッシュした#39サードSCと、 今回で引退を表明している金石勝智のドライブする#17ケーヒンNSXがここで予選を終えることとなった。

10分間のインターバルの後に行われたセッション2。
GT300クラスは#66ムルシエRG-1を駆る余郷が終始トップタイムを記録し続ける展開となり、 これに#43ARTAガライヤの高木真一、#81ダイシンフェラーリの藤井誠暢が続く。
ここで#5マッハ号、#2紫電、#87ガイヤルド、#46モーラZ、#10ジムゲイナーF360らとともに、#808BMW Z4も脱落することとなった。

続いて行われたGT500クラスの専有走行は、#1モチュールGT-Rが本山哲、#36ペトロナスSCはアンドレ・ロッテラー、 #38ZENT SCは立川祐路と、 ウェイトハンデの大きいランキング上位陣がS3進出を確実にするために普段アタックを担当するドライバーをここで投入する作戦に出る一方で、 #8ARTA NSXは伊沢拓也、#6エネオスSCはビヨン・ビルドハイム、#3ハセミGT-Rは安田裕信を送り出してファーマン、 伊藤大輔、ロニー・クインタレッリを温存してきた。
それでも6号車は3位、8号車は4位、3号車は5位で無事S3進出を果たしたが、 #1モチュールGT-Rは結局このセッションを最下位の12位で終えることに。
トップは#38ZENT SCの立川。2番手にはフォーミュラニッポンでも好調な#35KRAFT SCの石浦がつけた。
このほか、#12カルソニック、#24HISとGT-R勢は3台がここで脱落、 #100レイブリックNSXもここで予選を終えることとなった。

ポールポジションを書けた最後の戦い、予選セッション3は午後4時20分に開始された。
GT300クラスは午前の公式練習から好調な#66ムルシエRG-1の速さがここでも際立ち、 山西は2分06秒952というこの日一番のタイムを残り時間2分で叩き出して見事ポールポジションをもぎ取って見せた。
2番手には#81ダイシンフェラーリ、3番手には平中克幸の健闘が光った#11ジムゲイナーF430がつけた。

GT500クラスは#6エネオスSCの伊藤が計測1周目から1分58秒台を記録、2周目には1分56秒656までタイムを縮めるが、 #8ARTA NSXのファーマンがそれを上回る1分56秒294を出してきた。
しかし、それを上回る好タイムを最初のアタックから叩き出して見せたのが#35KRAFT SCを駆る大嶋だ。
今季からGT500にステップアップしたルーキーはここで1分55秒724を出し、堂々トップに躍り出た。
続いて#3ハセミGT-Rのクインタレッリも1分55秒781と、大嶋に100分の5秒差まで迫る。
結局#6エネオスSCは伊藤が1分56秒013までタイムを縮めたが3位に終わった。
鈴鹿2連勝のかかった#38ZENT SCは結局、ライアンが4番手タイムを出すに留まり、NSX勢の最上位は#8ARTAの5位と、 依然として苦戦が続いている。

第6戦決勝は23日午後3時より、121周で行われる。

※ 予選後の車検で#66ムルシエRG-1はエアボックスの違反がみつかり、予選タイムを抹消されることとなった。このため2番手タイムを記録した#81ダイシンADVAN Ferrari(青木孝行/藤井誠暢/青山光司組)が繰上げでGT300のポールポジションとなっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選結果

■GT500 Class

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/22) Knock Down Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS281'56.8161'55.6911'55.724
23HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI521'56.7951'56.3081'55.781
36ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS401'56.0731'55.7021'56.013
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS581'55.7451'55.3941'56.104
58ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS661'56.3601'55.8381'56.214
618ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS641'56.8741'56.4341'56.765
736PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS781'56.6401'56.4631'56.925
832EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL181'56.7921'56.5081'56.954
9100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS381'56.9621'56.574
1024HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH741'56.8241'56.725
1112IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS521'56.4681'56.888
121MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS861'56.8342'07.627
1339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL341'57.320
1417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
金石勝智
BS621'57.495
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'04.183)----
■GT300 Class

38th INTERNATIONAL Pokka GT SUMMER SPECIAL -RIJ- (2009/08/22) Knock Down Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWhSession1Session2Session3
181ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
青山 光司
YH562'07.7072'08.2852'07.439
211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH602'08.9282'08.7592'07.482
326UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
筒井 克彦
YH282'08.4692'08.3262'07.850
452KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
関口 雄飛
KH142'09.1502'08.4642'08.416
519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH1002'09.5982'08.7512'08.772
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI882'09.9442'08.1612'08.917
788triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'08.5432'08.3382'08.944
874COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI282'09.9342'08.5722'09.185
97M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH962'09.9242'09.0522'09.319
105マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'08.5422'09.080
112アップル・K-one・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH922'08.9482'09.341
12808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
番場 琢
YH2'09.7432'09.384
1387giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.3542'09.747
1446エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH662'09.1582'09.779
1510JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH42'10.4772'10.545
1631avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
峰尾 恭輔
Takamori.com
YH242'11.134
17666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
宮本隆士
KH2'12.069
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: 2'17.134)----
-62R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
密山祥吾
YH2'15.212
-4BOMEX LIAN BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
上住 道人
伊藤 善博
山本 すばる
KH2'15.422
-55J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'15.503
-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH12---
  • Session1: 赤旗提示により9分9秒間中断した。
  • CarNo.66は、国際モータースポーツ規則付則J項第258条5.3.2(エアボックス)違反により、公式予選タイムを抹消した。

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