
- 2024ルーキーオブザイヤー 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)
「正直あまり喜べないというか。ルーキーオブザイヤーを取れたことに関して全く喜びがないわけではないんですが、自分が目指しているところはチャンピオン、そして毎戦毎戦優勝を目指していたところで、それを取りきれなかった悔しさが勝ってる状況です」
「今シーズンを通して、ポールポジションを取ったオートポリスや、何回もフロントローを獲得した、優勝が近いところにあったタイミングで全て取りこぼしてる。もちろん色んな要素があったんですが、そういったチャンスを逃してきたことが全てかと思いますし、それが結果的にチャンピオンシップに大きな影響を及ぼしたと思っているので、本当にポテンシャルは感じていましたし、自分としても自信があり、テストでもそうですし、オートポリスでポールポジションを取った時もそうですし、常に速さ、チームの強さは感じていたので、その速さと強さを結果として示せなかった。そこが本当に自分自身もチームとしても悔しいです」
「スーパーフォーミュラというカテゴリーがハイレベルで、僕はステップアップとしてチャレンジして1年間全力プッシュでやってきたので、結果としては悔しいですが、このチャンピオンシップから学んだことはすごく多くて、自分自身が成長できた感触はすごくあるので、この経験や感じたこと、得たことを、自分が目標としている世界の舞台で生かしていきたいなと思います」
「(F2との違い)全体を通してみるとそんなに違わないと思いました。もちろん細かい違いはありますけど、全体通してみるとダウンフォースの効いたマシンで、ドライバーもトップレベルの選手が集まってるところに関しては、あまり大きな違いは感じませんでした。ただ今まではDRSがオーバーテイクのアイテムとしてありましたが、ここではOTSというところや、タイヤのコンパウンドが1種類だったりというところが違っていたなと。特にOTSの使い方については、事前に準備はしていましたが、実際にレースに出てみると、追い越しで使ったりディフェンスで使ったり、トライアンドエラーで最初は反省点が多かったですが、この一年を通して自分自身しっかりと考えて、レースを組み立てたり、アグレッシブに攻めたり、というところを勉強できた一年だったかなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

- 2024チームチャンピオン 村岡潔(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「二人が若くて切磋琢磨した結果ということでしょう。ドライバーズチャンピオンもチームチャンピオンも1年間で一番そこに執着というか情念を持ったところが取るものなので、今年は我々が一番情念持って戦ってたんだと思います」
「坪井くんが言ったようにドライバーが一人で頑張るカテゴリーですからドライバーズに関しては坪井くんが頑張ったと。ただチームに関してはメカニック含めて2台のクルマを悪い時にどこに持っていくか、ということでタイトルが取れます。終わってみればこの二日間の2勝で、チームとしては年間4勝してるんですから、まあタイトル取るのは当たり前だよなあということですが、その4勝以外の、悪かった時にポイントを取ったのが大きかったと思っています」
「そういう意味でメカニックの一人一人と、表彰台に上がったチームスタッフ、あれが全てなんです。他のチームだとあそこに上がれない人たちが一杯居ますけど、ウチはあれが全てで、スペアが誰も居ないんです。そういう意味で強かったんだと思います」
「少ない人数で、唯一関西でやってるチームで、人がまず集まらない。ホンダさんが技術支援をしてくれるようになって、その中で集まってくれたメカニックが、『自分がいるから強くなる』という意識を持ってもらえるように、一人一人を大切にしてきたつもりです。メカニックに聞いたらそう思ってないかもしれませんが、それを心がけてやってきただけですね。ドライバーにしても、『ダンデライアンにしか乗れない』から『ダンデライアンに乗りたい』になってきた。それもメカニックを信じてやってきたから。うちは人が変わらない。少数精鋭なんです。70点の人たちが集まってる。だからタイヤ交換が早くなくても失敗しない。それがドライバーたちに合ってきたんでしょうね」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

- 2024ドライバーズチャンピオン 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
-
「このタイトルを取りたくてずっとやってきて、ようやく取れたので嬉しいです。最高の気持ちです。今年はチーム移籍という大きな変化があったので、送り出してくれたセルモにも、受け入れてくれたトムスにも感謝しています。特にトムスは昨年のチャンピオンチームなので、今年取らないとどっちのチームに対しても微妙な思いをさせてしまいます。どちらのチームにも結果で恩返しするしかないと思っていたので、いつも以上に気合が入った一年でした。その年にしっかりチャンピオンを取れて本当に良かったなと思います」
「(スーパーフォーミュラは)同じクルマ、同じタイヤを使ってレースをして、ドライバー一人で操って走るという意味で、最速を決めるカテゴリーだと思うので、最速の称号が欲しかったし、ずっとそれが欲しかったです。スーパーGTではタイトルを取れましたが、スーパーフォーミュラでは取れてなかったので、悔しい気持ちがずっとありました。今年それを叶えることができて嬉しかったです」
「第4戦富士で勝ってから、ガラッと流れが変わったので、(奥様に)尻を叩かれたような気持ちです。今日終わった後も少し会いましたけども『なんで泣いてないの?』なんて言われて(笑)」
「最後まで牧野選手とチャンピオン争いをしましたが、牧野選手とは縁が深くて、2015年のFIA-F4のチャンピオン争いからずっとF3など、同じカテゴリーで戦うことが多かったし、スーパーGTでも2021年に争いました。結構深い縁があり、二人とももがきながら中々勝てない、中々チャンピオンが取れない。苦しいーシーズンが続いた中で、トップカテゴリーで二人でチャンピオン争いができる姿を9年前は想像もしていませんでした。今はメーカーを背負って戦っている立場ですが、こうやって最終戦まで鎬を削りながら戦えたことはドラマというか、僕に取っては感慨深いところがあります。彼がいたから僕も強くなれたし、そこは大きかったと思います」
「チャンピオンシップを取るには、悪い時でも前にいる。1点でも多くポイントを取ることが大事になってきます。チャンスの時に勝つのは当然として、ピンチの時にどう潜り抜けるかが大事になってきます。僕自身も、チームも含めてしっかりリスクマネージメントをしながら引く時は引くという駆け引きができていたと思います。トムスはチャンピオンチームなので、どんと構えているというか、そういう信頼があるので、それぞれのちょっとずつの積み重ねて取ってきたかなと思います」
「(将来について)まあF1乗りたいと言って乗れる世界でもありませんけど、もちろんチャンスがあれば掴みにいきたいとは思いますが、数日は余韻に浸らせてください」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinoiri OHNISHI
- 第9戦優勝 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-

「レースが終わってから野尻さんと、お互いが感情的になってた部分があったので、互いにリスペクトを持ってやっていこうという話をしました。ただレース前は絶対に勝ったろう、という気持ちしかなくて、1コーナーで並んだら絶対引かないと決めてたんで。最初の1〜2周でOT全部使い切ってでもオーバーテイクしてやろうと、それぐらいの気持ちでスタートしました。1コーナーは横並びで行って、自分の望む展開になりました。そこからはもう負ける気がしないというか。クルマは昨日同様素晴らしかったし、何の文句もないレースだったかなと思います」
「昨日のレースを見てもらっても分かるように、ダンデのセットはアウトラップが得意じゃない面があって。僕達が遅かったのか、トムスさんが速かったのかはわかりませんけど、5秒くらいのマージンを持って入ったけど、アウトラップで詰め寄られてしまいました。坪井くんのペースが速かったので、簡単に抜き返せないし、抜き返せるかどうかもわからなかったので、アウトラップでしっかりポジションを守ることを最優先に考えて、なんとか守れました。そこはよかったです」
「来週のデイトナで(IMSAの)テストがあるので、それに向けてSFで2連勝してきたよというのを持って向こうに行けるのがベストだと思っていたので、気持ちよく行けると思います。向こうは向こうの難しさが多いと思うんで、再び気を引き締め直してやりたいなと思います」
「(山本選手について)尚貴さんと関わらせてもらえたのは結構最近で、去年がGT500のデビュー戦だったので、そんなに長い関わりはないんですが、本当にいい先輩で、懐の広いというか、後輩思いのところを普段から感じているし、憧れられる人だなと。ドライバーとしてはもちろん、スーパーフォーミュラで3回もチャンピオンをとっている人で、間違いなく全員がリスペクトを送らないといけない選手だと思います。僕もリスペクトを送っていますし。そこの部分だけじゃなくて、人として、先輩としてリスペクトできる部分がすごく多くて、スーパーフォーミュラを去る今日が幸せな1日だったらよかったなと思います」
- 第9戦決勝2位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
-

「シンプルに9分の1のレースだと思って、今日のレースを勝つ、という目標でスタートしました。ただ太田選手がとんでもなく速かったのを昨日散々見ていたので、1日で簡単に詰まる差じゃないなというのはわかっていました。1個でも順位を上げようとチームとみんなで頑張って、序盤すぐに2番手に上がることができました。そこまでの展開は良かったんですが、10周くらいですごく離されたので、やっぱり今日は優勝争いじゃないなと思って、福住選手とのバトルかなと思って、後ろを見ながらのレースになりました」
「ですから福住選手がピットに入ったのを見てこちらもピットに入るという戦略を取りましたが、アウトラップ頑張って見て太田選手がどう反応するかな、とは思っていました。そもそも5秒くらい差があったんですが、チャレンジする機会が一瞬だけ生まれたので、ここで目立たないとと思ってトライしましたが、抜ききれなくて。あとは見ての通り離されてしまったので、多分あそこで抜いていても普通に抜き返されていたんだろうなと感じたので、実力通りの結果だったなと」
「牧野選手はチャンピオンシップを考えると優勝しないといけない状況だったので、少なくとも僕の前にいないとそれはあり得ない話だったので、そこは意識せず、僕が優勝するにはどうするか。2位を確実に取るにはどうするか、そこだけを考えてレースをしていました」
「(山本選手について)僕自身はメーカーも違うし、世代も違うので、接点はあまりなかったんですが、僕がF4やF3をやってるときにトップカテゴリーでチャンピオンをとっていたので、ドライバーとしてすごい選手だと感じていましたし、そんなすごい選手とスーパーGTやスーパーフォーミュラに出られて嬉しかったです。そんな偉大な先輩が去ってしまう喪失感はあるし、後輩思いで、スーパーフォーミュラを盛り上げるために色々動いてくださっていたので、ドライバーとしても、人としても尊敬できる方だと感じていました。そういう人がいなくなっちゃうのは寂しいですね」
- 第9戦決勝3位 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
-

「スタート自体は良くなかったんですが、そのあとの位置どりや、佐藤選手がフェアに僕のスペースを空けてくれたおかげで4番手に上がることができました。それがきっかけで坪井選手が野尻選手を抜いたあとで、野尻選手がOTを使えない状況になるのはわかっていたので、そのタイミングで3位に上がれたのが鍵だったんじゃないかなと思います」
「僕も(坪井選手を追い上げるよりも)表彰台をしっかり取りたいという方向性になっていて、野尻さんも後ろから迫ってきていました。昨日も最終的に抜かれちゃってるので、野尻さんのレースペースは速いんだと思い込んでいたので、野尻さんを押さえることしか考えていませんでした。野尻さんとの差が開いたところで坪井選手を追うように切り替えましたが、僕もロングランはきつかったので、正直抜けるほどのパフォーマンスはありませんでした。鈴鹿では開幕戦もポイントを取るのがやっとだったので、素直に嬉しい表彰台だったなと思います」
「今回のレースもチームランキング4位を守りたいと意識していましたし、しっかり4位で終われてよかったです。チームにとって僕が移籍したことでいい方向に行ったので、自信につながりました」
「(山本選手について)本当に寂しいなと思います。僕がスーパーフォーミュラにデビューした時のチームメイトが尚貴さんでしたが、その時は海外との掛け持ちで数戦出られませんでした。2019年と2020年はフル参戦で、トータル3年間一緒にやらせてもらいました。あの人ずるいんですよね。僕と一緒にいた時に2回もチャンピオンをとって。僕は羨ましいなと思っていました。ああいうすごい人と一緒にやらせてもらうことで僕は学ぶことしかなくて、僕自身も山本選手がいてくれたことで今の自分があると思いますし、レース以外の話にも相談に乗ってくれて、本当に寂しいなと思います。僕があと何年間スーパーフォーミュラに乗れるかわかりませんが、僕もああいう風に幸せな引退ができたらなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

- 優勝チーム代表 村岡潔(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「昨日あれだけの走りをして素晴らしい内容だったので、今日勝てない理由がないんで、そういう意味で安心していました。ただもっと太田格之進らしいアクの強いレースを期待していたんですけど、すごくマナーの良いレースで終わったなと、それはそれで締めくくりのレースだなと」
「いろんなことを考えましたが、戦略的に採れたチャンピオンというのは嬉しくないし、本人が一番嬉しくない。今回は太田くんが予選から圧倒的に速かったので、そんなことを考えることもなく二日間が終わりました」
「太田くんについてはシーズン前半で思い通り行かなかったり、チームのミスでトラブルが出たりもあったので、そういう部分はチームとエンジニアがきちんとクルマを作り上げて、来年につながるようになったと思います。それは一つのいいことだったと思います。特に2レース目は太田くんと野尻くんのどっちが先に1コーナーを抜けるかでチームタイトルが大きく変わるので、そこも太田くんがきちんとまとめてくれたので、感謝しています。ただ欲を言えば、最後のレースまで坪井くん、野尻くん、牧野くんでレースをして坪井くんがチャンピオンをとった方が気持ちよかっただろうなあとは思います。そこは残念だったなあと」
「これだけ太田くんが強い走りをできるんだから、それをもう一台にも活かして、2台の強いクルマで来シーズンを迎えたいですね」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'45.819 | - | - |
| 2 | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'51.279 | 5.460 | 5.460 |
| 3 | 8 | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'52.510 | 6.691 | 1.231 |
| 4 | 16 | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'57.606 | 11.787 | 5.096 |
| 5 | 65 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'58.885 | 13.066 | 1.279 |
| 6 | 64 | 山本 尚貴 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'07.157 | 21.338 | 8.272 |
| 7 | 15 | 岩佐 歩夢 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'08.311 | 22.492 | 1.154 |
| 8 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'09.090 | 23.271 | 0.779 |
| 9 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'11.795 | 25.976 | 2.705 |
| 10 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'11.931 | 26.112 | 0.136 |
| 11 | 50 | 木村 偉織 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'13.096 | 27.277 | 1.165 |
| 12 | 20 | 国本 雄資 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 31 | 54'27.542 | 41.723 | 14.446 |
| 13 | 38 | 阪口 晴南 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'28.397 | 42.578 | 0.855 |
| 14 | 37 | 笹原 右京 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'33.773 | 47.954 | 5.376 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'35.433 | 49.614 | 1.660 |
| 16 | 39 | 大湯 都史樹 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'42.093 | 56.274 | 6.660 |
| 17 | 19 | 平良 響 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'46.951 | 1'01.132 | 4.858 |
| 18 | 12 | 三宅 淳詞 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'50.460 | 1'04.641 | 3.509 |
| 19 | 4 | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'51.757 | 1'05.938 | 1.297 |
| 20 | 53 | ジュジュ | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'52.648 | 1'06.829 | 0.891 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 27 Laps)完走 ---- |
| - | 55 | 大津 弘樹 | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 25 | 54'38.047 | 6Laps | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 50 木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23) 1'40.441 (20/31) 208.134 km/h

2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦「JAF鈴鹿グランプリ」の決勝が11月10日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2位からスタートした太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)は第8戦に続いて鈴鹿2連勝を達成。予選3位の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が2位に入り、2024年のドライバーズチャンピオンを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
第9戦決勝は午後2時30分より31周で行われた。今回もトップのドライバーが10周目の第1セーフティーカーラインに到達してからファイナルラップに入るまでに最低1回のタイヤ交換が義務付けられる。
スタートでトップに立ったのは2番手スタートの太田。ポールポジションの野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は2番手、3番手に坪井と続いて福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が4番手で1コーナーを駆け抜けていった。
坪井とタイトルを争う牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)は予選10位から順位を一つあげて9番手。太田は野尻を1.3秒引き離してシケインに飛び込んでいった。
1周目の順位は太田、野尻、坪井、福住、佐藤、阪口、山本、笹原、牧野、大湯、山下、岩佐、国本、大津、小高、木村、小林、大嶋、平良、三宅、そしてJujuだ。
しかし坪井は2周目の1コーナーで早くも野尻を捉えて2番手に。続いて福住も2周目のシケインで野尻を捉えて3番手。佐藤も6周目の1コーナーでアウトから野尻を抜いて4番手に浮上してきた。
この間に太田は着実にリードを広げ、5周終了時点で坪井に3秒943、10周目には5秒178の差をつける。
そして10周目に福住、野尻、阪口、山本、笹原、国本、三宅、Jujuがピットイン。
11周目に坪井、佐藤、牧野、山下、大湯、大津、大嶋がピットイン。
トップの太田は12周目にピットイン。小高もこの周でタイヤ交換を行った。
すると13周目、アウトラップの太田に坪井がスプーンで追いつき、アウトから並びかけるが、太田も一歩も引かずにこれを押さえ込み、タイヤに熱が入るや再びリードを広げにかかった。
この間、タイヤ交換を引き伸ばす作戦に出たのが予選11位の岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)だ。岩佐は無線で牧野とのタイム差をやりとりしながら周回を重ね、21周目にようやくピットへ。牧野のすぐ後ろでコースに戻っていった。
この間牧野はスタートから笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)をどうしても攻略できずに周回を重ねていたが、15周目の1コーナーでついに笹原をアウトから抜き去って実質7番手に浮上している。
アウトラップで一旦は山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)の先行を許した岩佐だったが、24周目にようやく山下を抜いて8番手に浮上、牧野の追い上げに取り掛かった。
一方、トップの太田格之進は25周目までに4秒083のリードを築き上げ、後続を全く寄せ付けないまま31周を走り切り、9日に行われた第8戦に続いて鈴鹿2連勝を達成。昨年の最終戦を含んで自身通算3勝目を挙げた。
そして坪井翔はこのレースを2位で終えたことでドライバーズポイントを117.5まで伸ばし、参戦6年目にして念願のドライバーズチャンピオンを獲得した。
3位は福住仁嶺、ポールポジションの野尻智紀はこのレースを4位で終えたが、チームメイトの岩佐歩夢がファイナルラップで牧野任祐を捉えて7位でフィニッシュしたことにより、ドライバーズランキング2位を獲得して2024シーズンを終えることとなった。
なお、チームチャンピオンは150ptを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACINGが獲得している。
2024年の全日本スーパーフォーミュラ選手権はこれにて閉幕。2025シーズンは3月8〜9日に同じく三重県の鈴鹿サーキットで開幕。8日に第1戦、9日に第2戦が行われる。













Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
- 第9戦ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-

「最終戦でポールポジションは非常に嬉しいですが、チャンピオンの目がなくなってしまったのがやっぱりずっと心の中にはあります。そんなマインドの中でもしっかりポールポジションを取ること。目的は違えど僕らチーム全員がチャンピオンを目指してたくさん努力をしてきたので、自分達のやってきたことを形にすることができたのを嬉しく思います。ファンの皆さんも喜んでくださったと思います。昨日ああいう状況でチャンピオンを失ったにも関わらず、今日サーキットにきたら僕がチャンピオンを撮った時の写真を見せて『また一発やってやろう』って声をかけてくださる人もいたので、嬉しいです」
「昨日の決勝を含めてペース自体は良かったと思いますが、常に誰かの後ろでの走行だったので、そういう意味ではもっとダウンフォースが得られた時にどうなるかがいまいちよくわかっていません。昨日の収穫は非常に多かったと思いますし、富士での課題を克服した感触はありますが、クリーンエアでどうなるかがわかっていないので、心配事はまだあります」
「少しでも上でやらなきゃいけないのがプロとしての責任だと思うし、やるからには優勝を目指して頑張ります」
- 予選2位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-

「昨日も勝ってるんで、今日も勝ちます」
「予選中シケインのブレーキングでスロットルが戻らないトラブルがまた出て、そこの原因を今究明中です。飛び出したりしなかったのが不幸中の幸いですけど」
「チームタイトルもありますけど、個人的にすごく勝って終わりたいし、まあ色々言われていますけど、クリーンに勝負します」
- 予選3位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
-

「予選が大事なのは重々承知の上で、昨日はトップとの差が激しく離れていたので、頭を悩ませる予選ではありました。だいぶ進化というか進歩はしたんですが、まだ足りないと感じたので、まだまだ課題の残る予選だったと思いますが、チャンピオンを取るのが最大の目標なので、まずは貴重な1点を取れたのは大きかったなと思います」
「絶対的に有利な立場にいるとは思いますが、気を抜いた瞬間何が起こるかわからないし、チェッカー受けるまでがレースなので、今日のレースは今日のレースとして、しっかり勝ちを目指して、勝って締めくくりたいです。太田選手も野尻選手もペースが速いので、簡単じゃないと思いますが、トヨタ陣営としてなんとしても鈴鹿で勝ちたいという思いもあります。トムスのみんなはチャンピオンになれてると思うので、僕が一番ソワソワしてる気がします。チームはどんと構えてやってくれてますし、何も心配事はないので、自分の仕事に集中できればと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦「JAF鈴鹿グランプリ」の予選が、11月10日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、昨日はQ1敗退の憂き目を見た野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)がポールポジションを獲得した。
いよいよ今シーズンの締めくくりとなる最終戦を迎え、曇り空のもと、午前9時15分から予選が行われた。引退を表明している山本尚貴にとっては最後の予選だ。
■Q1 Aグループ
いつもどおりの最後のワンアタックでの攻防となり、最初にアタックに入った岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を筆頭に次々に各車がタイムを刻んでいく。
岩佐はタイムが伸びず1分38秒055、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が37秒719とトップタイムを塗り替え、これに阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)が37秒819、速さの戻ってきた笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)37秒891で続いた。
そして、このグループで最後にトップに躍り出たのが、このレースがフォーミュラでのレースが最後となる山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)。コース前半のセクター1〜2でベストタイムを叩き出し、1分37秒574でまとめ、まだまだ速さがあることを示した。
順位:山本-牧野-阪口-笹原-福住-岩佐/国本-小高-三宅-Juju
■Q1 Bグループ
昨日の予選では、赤旗が出るという不運もあってQ1突破ならなかった野尻が早めにアタックに入り1分37秒758をマーク。
これを上回ったのが、ポールを取ればチャンピオンを手にできる坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)と、昨日優勝の太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。それぞれ1分37秒351、37秒492と、3位の野尻以下のやや引き離すタイムをマークした。
順位:坪井-太田-野尻-山下-佐藤-大湯/大津-木村-小林-平良
■Q2
Q1を通過した12台の内訳は、KONDO1台、ダンディライアン2台、KCMG1台、無限2、トムス2台、セルモ2台、NAKAJIMA2台。
最初にアタックをした岩佐は1分37秒326。悪くないタイムと思われたが、阪口1分37秒079、福住37秒032と、続々とトップタイムが更新され、昨日悔しい思いをした野尻に至っては1分36秒542と、それまでのトップタイムをコンマ5秒も上回る驚速タイムを叩き出した。
この後も野尻のタイムを更新する者は現れず、気迫のこもったアタックを見せた野尻のポールポジションが確定した。
これに続いたのは、1分37秒797をマークした太田。連勝に向けて好位置を確保すると同時に、結果として、チームメイトの牧野を救い、坪井のタイトル確定を阻止した形になった。
この予選で牧野に2ポイント差をつければ、チャンピオンが確定するはずだった坪井は、1分36秒844で3位。惜しくも予選でタイトルを決めることはできなかったが、タイトルを争う牧野が10位に沈んだため、俄然有利な状況で決勝を迎えることになった。
順位:野尻-太田-坪井-佐藤-福住-阪口-笹原-山下-山本-牧野-岩佐-大湯
今シーズンを締めくくる第9戦の決勝は、本日午後2時30分から31周で行われる。









Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/10) Weather: Cloudy Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Gr. | Driver | Car Team Engine | Q1 | Q2
|
| 1 | 16 | B | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'37.758 | 1'36.542 |
| 2 | 6 | B | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.492 | 1'36.797 |
| 3 | 36 | B | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'37.351 | 1'36.844 |
| 4 | 65 | B | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.013 | 1'36.882 |
| 5 | 8 | A | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'37.910 | 1'37.032 |
| 6 | 38 | A | 阪口 晴南 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'37.819 | 1'37.079 |
| 7 | 37 | A | 笹原 右京 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'37.891 | 1'37.084 |
| 8 | 3 | B | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'37.880 | 1'37.189 |
| 9 | 64 | A | 山本 尚貴 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.574 | 1'37.239 |
| 10 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.719 | 1'37.245 |
| 11 | 15 | A | 岩佐 歩夢 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'38.055 | 1'37.326 |
| 12 | 39 | B | 大湯 都史樹 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'38.295 | 1'37.629 |
| ---- 以上Q2で決定 ---- |
| 13 | 55 | B | 大津 弘樹 | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 1'38.351 | |
| 14 | 20 | A | 国本 雄資 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'38.228 | |
| 15 | 50 | B | 木村 偉織 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'38.599 | |
| 16 | 4 | A | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'39.229 | |
| 17 | 7 | B | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'38.661 | |
| 18 | 14 | A | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'39.257 | |
| 19 | 19 | B | 平良 響 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'39.054 | |
| 20 | 12 | A | 三宅 淳詞 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'39.330 | |
| 21 | 53 | A | ジュジュ | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 1'41.039 | |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/10) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | B | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'36.542 | - | - | 216.540 |
| 2 | 6 | B | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.797 | 0.255 | 0.255 | 215.970 |
| 3 | 36 | B | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'36.844 | 0.302 | 0.047 | 215.865 |
| 4 | 65 | B | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.882 | 0.340 | 0.038 | 215.780 |
| 5 | 8 | A | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'37.032 | 0.490 | 0.150 | 215.446 |
| 6 | 38 | A | 阪口 晴南 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'37.079 | 0.537 | 0.047 | 215.342 |
| 7 | 37 | A | 笹原 右京 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'37.084 | 0.542 | 0.005 | 215.331 |
| 8 | 3 | B | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'37.189 | 0.647 | 0.105 | 215.098 |
| 9 | 64 | A | 山本 尚貴 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.239 | 0.697 | 0.050 | 214.988 |
| 10 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.245 | 0.703 | 0.006 | 214.975 |
| 11 | 15 | A | 岩佐 歩夢 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'37.326 | 0.784 | 0.081 | 214.796 |
| 12 | 39 | B | 大湯 都史樹 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'37.629 | 1.087 | 0.303 | 214.129 |
■Aグループ
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/10) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 9 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.574 | - | - | 214.250 |
| 2 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.719 | 0.145 | 0.145 | 213.932 |
| 3 | 38 | 阪口 晴南 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'37.819 | 0.245 | 0.100 | 213.713 |
| 4 | 37 | 笹原 右京 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'37.891 | 0.317 | 0.072 | 213.556 |
| 5 | 8 | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F | 1'37.910 | 0.336 | 0.019 | 213.514 |
| 6 | 15 | 岩佐 歩夢 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'38.055 | 0.481 | 0.145 | 213.199 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 20 | 国本 雄資 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD01F | 1'38.228 | 0.654 | 0.173 | 212.823 |
| 8 | 4 | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'39.229 | 1.655 | 1.001 | 210.676 |
| 9 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F | 1'39.257 | 1.683 | 0.028 | 210.617 |
| 10 | 12 | 三宅 淳詞 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing HondaM-TEC HR-417E | 1'39.330 | 1.756 | 0.073 | 210.462 |
| 11 | 53 | ジュジュ | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E | 1'41.039 | 3.465 | 1.709 | 206.902 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |
■Bグループ
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/10) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 9 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'37.351 | - | - | 214.740 |
| 2 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.492 | 0.141 | 0.141 | 214.430 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'37.758 | 0.407 | 0.266 | 213.846 |
| 4 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'37.880 | 0.529 | 0.122 | 213.580 |
| 5 | 65 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'38.013 | 0.662 | 0.133 | 213.290 |
| 6 | 39 | 大湯 都史樹 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'38.295 | 0.944 | 0.282 | 212.678 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 55 | 大津 弘樹 | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E | 1'38.351 | 1.000 | 0.056 | 212.557 |
| 8 | 50 | 木村 偉織 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max HondaM-TEC HR-417E | 1'38.599 | 1.248 | 0.248 | 212.022 |
| 9 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F | 1'38.661 | 1.310 | 0.062 | 211.889 |
| 10 | 19 | 平良 響 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F | 1'39.054 | 1.703 | 0.393 | 211.049 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |

11月8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第8,9戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行が、三重県・鈴鹿サーキット行われ、今大会で引退を表明している山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)がトップタイムをマークした。
今シーズンの最終大会となる今大会。富士大会に続いて2レース制となっており、これがタイトル争いにどう影響し、どう動くのか、注目される。
現在のランキング上位は、富士大会で連勝を遂げたシーズン3勝の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)86.5p、2勝の牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)72p、同じく2勝の野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)70p、1勝の岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)55.5pと続いている。
なお、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの19号車は、前大会アグレッシブな走りを見せたニック・デ・フリースから、事前にアナウンスのあったとおり平良響がドライブする。
気温はやや低いが、秋晴れとなった金曜日、予選前、唯一の走行となる90分間のフリー走行が、午後2時25分から始まった。予選を占う上で重要なセッションだ。
開始30分時点で1番手、2番手に並んだのは、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)(1分39秒509)と、今大会限りでSF引退を表明している山本(1分39秒692)のPONOS NAKAJIMA RACINGの二人。
3番手以下は、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、チャンピオン最右翼の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、逆転チャンピオンを狙う牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)と続いている。
折り返しとなる45分経過時点では、ルーキーの木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)1分38秒831でトップに上がってきた。これに、タイムアップした山本1分39秒239、走行前「予選が重要」と語っていた野尻1分39秒455、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)、佐藤、阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)が続く。
この後、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、山本が、僅かに木村を上回り、1時間経過時の順位は、岩佐-山本-木村-牧野-野尻-山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)となっているが、開幕大会では1分36秒台が出ているので、タイムとしてはまだまだだ。
残り20分で、ここまで12番手の三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)が2コーナーでスピン、コースオフ。エンジンが止まってしまい赤旗が提示され走行は中断。
残り10分で再開されると、ここからは各車予選モード。
そして、最後のアタックでトップに出たのは山本。引退を表明しているとは思えない走りで1分37秒360のトップタイムをマークした。
以下、僅差で岩佐、牧野、佐藤、山下、坪井、野尻、福住と続き、タイトルを争う選手は、しっかりと上位につけた。
明日、第8戦の予選は、午前9時5分から行われる。





Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
第23回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2024/11/08) Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | A | 山本 尚貴 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.360 | - | - | 214.721 |
| 2 | 15 | A | 岩佐 歩夢 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'37.523 | 0.163 | 0.163 | 214.362 |
| 3 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.525 | 0.165 | 0.002 | 214.357 |
| 4 | 65 | B | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.556 | 0.196 | 0.031 | 214.289 |
| 5 | 3 | B | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'37.748 | 0.388 | 0.192 | 213.868 |
| 6 | 36 | B | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'37.749 | 0.389 | 0.001 | 213.866 |
| 7 | 16 | B | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'37.806 | 0.446 | 0.057 | 213.741 |
| 8 | 8 | A | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'37.926 | 0.566 | 0.120 | 213.480 |
| 9 | 38 | A | 阪口 晴南 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'37.990 | 0.630 | 0.064 | 213.340 |
| 10 | 39 | B | 大湯 都史樹 | VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'38.128 | 0.768 | 0.138 | 213.040 |
| 11 | 6 | B | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.131 | 0.771 | 0.003 | 213.034 |
| 12 | 37 | A | 笹原 右京 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'38.265 | 0.905 | 0.134 | 212.743 |
| 13 | 14 | B | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'38.352 | 0.992 | 0.087 | 212.555 |
| 14 | 4 | A | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'38.565 | 1.205 | 0.213 | 212.096 |
| 15 | 20 | A | 国本 雄資 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'38.566 | 1.206 | 0.001 | 212.093 |
| 16 | 50 | B | 木村 偉織 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'38.767 | 1.407 | 0.201 | 211.662 |
| 17 | 7 | B | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'38.817 | 1.457 | 0.050 | 211.555 |
| 18 | 19 | B | 平良 響 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'38.856 | 1.496 | 0.039 | 211.471 |
| 19 | 12 | A | 三宅 淳詞 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'39.127 | 1.767 | 0.271 | 210.893 |
| 20 | 55 | A | 大津 弘樹 | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 1'39.326 | 1.966 | 0.199 | 210.471 |
| 21 | 53 | B | ジュジュ | TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 1'40.237 | 2.877 | 0.911 | 208.558 |

11月8日、2024シーズンのスーパーフォーミュラ(SF)をリードしてきた坪井翔、牧野任祐、野尻智紀のランキングトップ3が会見を行い、今大会にかける意気込みを語った。
2021、2022年と過去2度王者となっているランキング3位の野尻に対して、坪井と牧野はSUPER GTでのチャンピオン経験はあるものの、SFでのタイトル争いに残るのは初の経験。最終大会は2レース制ということもあり、結果次第では大きく順位が変動する可能性もある。三者三様の思いを語った。
坪井 翔(VANTELIN TOM'S SF23)
「チーム移籍で環境の変化があり、今まで以上に気合いを入れて臨んだシーズンでした。開幕はノーポイントで厳しいスタートでしたが、そこからは尻上がりに良くなっていきました。ポイントリーダーでここまで来ることができ、流れとしてはすごく良いと思います。ただ、2レースあるので、マージンはあるようでありませんので、チャンピオンを意識しながら勝ちきりたいと思います。天気が微妙なので、臨機応変に対応することが大事ですね」
牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)
「今年、6シーズン目で初優勝して殻を破ることができました。その後も高いレベルでレースができ、チャンピオン争いをしていますので、キャリアハイのシーズンを送ることができています。GTも一応チャンピオン争いに残っていますし。過去ダンディライアンの村岡さんは、ダブルタイトルをもたらしていますので、ひょっとしてWタイトル請負人ではないかと(笑)。まずは予選ですね。予選のポイントは意外にでかいというのを改めて感じています。一発を出す準備をフリー走行でできたらと思います」
野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)
「坪井選手とは対照的に、優勝から始まり素晴らしいスタートダッシュを切れましたが、シーズンが進むにつれ調子を崩すかたちになって、ポイント差をつけられてしまいました。チームとしてパフォーマンスを上げることに注力して、いつも以上に優勝するという気持ちを強く持って週末を過ごしたいと思います。二人は非常に手強いですが、それだけに二人に勝ってチャンピオンを取ることができれば、より価値は高いものなると思っていますので楽しみです。まずは予選でポイントをしっかり取りにいかないといけにですね。フリー走行は自分たちの力をどれだけ出せるかの土台づくりだと思っています」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するPONOS NAKAJIMA RACINGは11月5日付のプレスリリースにおいて、同チームから参戦している山本尚貴が今季限りでスーパーフォーミュラから引退することを発表した。
山本は2007年にフォーミュラチャレンジ・ジャパンでフォーミュラデビュー。ランキング2位を獲得して翌2008年からは全日本F3選手権にステップアップ。2009年は全日本F3選手権Nクラスで年間王座を獲得して2010年に全日本選手権フォーミュラニッポンにNAKAJIMA RACINGからデビューした。
そして国内トップカテゴリーが全日本選手権スーパーフォーミュラと名称を新たにした2013年、山本はTEAM無限から参戦して初のシリーズチャンピオンを獲得。その後も2018年(TEAM MUGEN)、2020年(DOCOMO DANDELION RACING)と3度の年間王座を獲得したほか、2019年にはスーパーライセンスを取得し、同年開催のF1日本グランプリにおいてスクーデリア・トロロッソからFP1に出走している。
今回のリリースの中でチーム監督の中嶋悟氏は「来シーズンも山本尚貴で、とチームとしては動いていましたが、将来のことを含めて本人と話し合いを行なった結果、今シーズン限りでという結論に至りました。自分とし ては、山本の華々しい SUPER FORMULAでの活動のはじまりとおわりをNAKAJIMA RACINGで一緒に戦えたことを誇りに思っています。まだまだ活躍できる実力を備えた選手なので、本人の意思を尊重し、今後のレース人生を応援していきたいと思います」とコメント。
山本は「NAKAJIMA RACING のドライバーとして計5年間もの間チャンスをいただき一緒に戦うことが出来たことは僕の一生の財産です。レーサーとしても人としても偉大な中嶋悟さんのチームでたくさんのことを学ばせていただき深く感謝しています。またメカニック、チームスタッフ、そして日頃からご支援してくださっているスポンサーの皆様方、そしてファンの皆様にも心から感謝申し上げます。最終戦も自分らしく戦い抜きたいと思いますので応援の程宜しくお願いします」とコメントしている。
彼にとっての引退レースとなる全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦、第9戦「JAF鈴鹿グランプリ」は11月9日に第8戦、10日に第9戦が行われる。山本尚貴の最後の走りを見逃すな!!
Text: Kazuhisa SUEHIRO

B-Max Racing Team(チーム総代表 組田龍司)は、9月21〜22日にスポーツランドSUGOで行われたFIA-F4選手権(インディペンデントクラス)第9、10戦に参戦し、今田信宏選手が2連勝、DRAGON選手は3位、2位に入り、ランキングでDRAGON選手がトップに立ち、今田選手が僅差で2位につけました。
前週は、岡山国際サーキットでスーパーフォーミュラ・ライツに参戦した二人は、疲れた様子も見せず、木、金曜日の練習走行に臨みました。秋雨前線の影響で不安定なコンディションでしたが、今田選手とDRAGON選手は、ドライでもウェットでも好タイムをマークし、好感触を得て予選に臨みました。
■予選(9月21日(土)午前8時35分〜8時55分)
開始早々にコースオフした車両があり、走行中断となってしまいますが、今田選手は残り時間で冷静に攻め、1分49秒834、48秒553、47秒797と、確実にタイムを削り取って文句なしのダブルポールポジションを決めました。
DRAGON選手は、最後のアタックで他車に引っかかってしまい、やや悔いの残る結果となりましたが、1分50秒372、49秒432、49秒052とタイムを縮めて、両レースともに上位グリッドを得ました。

|
ドライバー |
第9戦予選Bestタイム(順位) |
第10戦予選2ndタイム(順位) |
| 30号車 |
DRAGON |
1分49秒052( 3/15) |
1分49秒432( 2/15) |
| 44号車 |
今田 信宏 |
1分47秒797( 1/15) |
1分48秒553( 1/15) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃
■第9戦決勝(9月21日(土)午後0時10分〜12周)
セーフティカーの先導から4周終了時に実質のスタートを迎え、ポールポジションの今田選手がトップを守り、グリッド順にALEX選手、DRAGON選手が続きました。
雨は降り続き、コースに留まるのが難しいコンディションでしたが、トップ3は2秒間隔で縦に連なり周回を重ねました。7周目にランキングトップのKENTARO選手が、コースオフしてセーフティカーが入りました。今田、DRAGON両選手は、ランキングも考慮してポジションキープに徹し、リスタート後も無理はせずにフィニッシュを迎えました。
なお、レースは上限時間の30分を超えたため、12周でチェッカーとなりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 30号車 |
DRAGON |
3位 |
1分51秒763( 3/15) |
15(97) |
| 44号車 |
今田 信宏 |
1位 |
1分51秒129( 1/15) |
25(93) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃
■第10戦決勝(9月22日(日)午前8時15分〜3周)
初めて試みとなるインディペンデントクラス単独のレースでしたが、前日から雨は降り続き、安全確保のためにセーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。しかし、SCランの4周目に、コンディション悪化で続行は危険と判断され、赤旗の提示によりレースは中断となりました。
車両はピットロードに並べられ待機となりましたが、再開されることはなく、3周終了時点でレースは成立となり、規定によりハーフポイントが与えられることとなりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
Rank |
| 30号車 |
DRAGON |
2位 |
2分48秒230( 8/15) |
9(106) |
1 |
| 44号車 |
今田 信宏 |
1位 |
2分48秒377( 9/15) |
12.5(105.5) |
2 |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃
今大会を終えてのランキングは、逆転でDRAGON選手(106p)がトップに立ち、0.5ポイント差で今田選手(105.5p)が続き、B-Maxのワンツーとなりました。チームランキングも137.5pで2位を35.5p引き離してトップです。
- 30号車ドライバー DRAGON選手コメント
-
ランキングで出走順を決めるという、予選の方式は良かったと思います。参加しているジェントルマンたちも協力的でしたし、今後もこのような形でできたらと思います。
予選がすべてのレースでしたから、悔やまれるのは、最後のアタックで他車に引っかかってしまったことですね。位置取りをもっと上手くできなかったのかは反省点です。
ランキングトップのKENTARO選手が1点しか取れませんでしたが、今田選手も僕も欠場が1〜2戦ありますので、これで皆同じような条件になったと思います。ここで一旦リセットして、残る3大会はガチで三つ巴の戦いをしたいですね。
- 44号車ドライバー 今田信宏選手コメント
-
今大会は、紳士協定で予選のコースインを、ランキング順にするという配慮をしてくれたので、それが結果に大きく影響しました。ウェットコンディションでは、後方でコースインした選手は、アクシデントに巻き込まれる確率も高くなって、満足なアタックはできませんからね。決勝はヘビーウェットで、オーバーテイクするようなシチュエーションにはなりませんでしたので、なおさら予選順位がすべてといっても良い週末でした。
先週はSFライツで散々な結果でしたから、今週は運が戻ってきたように思います。ランキングもDRAGON選手とほぼ並びましたので、これからが本当の勝負だと思っています。

B-Max Racing Team Release

HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 宮田雅史)は、9月21〜22日にスポーツランドSUGOで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第9、10戦に参戦し、野村勇斗、洞地遼大選手は、雨のレースで苦戦しながらも着実にポイントを積み重ね、ランキングトップと2位の座を死守しました。
鈴鹿大会の第7、8戦が台風の影響で延期になりましたが、SUGO大会の週末も秋雨前線の影響で不安定な天候となりました。木曜の練習走行はドライだったものの、金曜日からはウェットとなりました。練習走行では、野村選手は安定した速さを見せ好調。洞地選手はセッティングに悩みましたが、アジャストして予選を迎えました。
■予選(9月21日(土)午前8時〜8時20分)
野村、洞地選手は、雨のなか真っ先にコースインすると、コースの状況を慎重に探りながら、1分46秒、44秒、43秒台と徐々にタイムを上げていきました。タイヤが発熱しづらい状況で果敢に攻め続けましたが、10分を経過した頃、4コーナーでコースオフした車両があり予選は中断。結局、そのまま再開されずに終了となりました。
二人にとっては消化不良な予選となり、野村選手は第9戦6位、第10戦4位、洞地選手は7位、5位と、表彰台を狙うには厳しい位置からスタートすることになりました。

|
ドライバー |
第9戦予選Bestタイム(順位) |
第10戦予選2ndタイム(順位) |
| 50号車 |
野村 勇斗 |
1分43秒324( 6/19) |
1分43秒463( 4/19) |
| 51号車 |
洞地 遼大 |
1分43秒346( 7/19) |
1分43秒674( 5/19) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃
■第9戦決勝(9月21日(土)午後0時10分〜12周)
雨は降り続き、コースはヘビーウェット。レースは安全確保のためセーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。4周終了時にSCがコースを外れ、実質のスタートを迎えると、野村選手は1つポジションを上げ5位、洞地選手は8位で周回を重ねました。
7周目に、インディペンデントクラスの車両が、スピンをしてコースサイドにストップし、再びSCランとなりました。11周終了時にリスタートとなりますが、すでにレースの上限時間(30分)が迫っており、1周でチェッカー。トータル12周でレースは終了となりました。
SCランでタイヤの冷えてしまった野村選手は、リスタートでペースを上げられず7位、洞地選手はポジションキープの8位でフィニッシュしました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 50号車 |
野村 勇斗 |
7位 |
1分45秒189( 6/19) |
6(93) |
| 51号車 |
洞地 遼大 |
8位 |
1分45秒750( 9/19) |
4(95) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:20℃
■第10戦決勝(9月22日(日)午前9時15分〜1周)
前日から降り続いた雨は、日曜日になっても止む気配はなく、コース状況は前日より悪化してしまいました。このレースは、インディペンデントクラスとの混走ではなく、独立したレースとして行われ、雨のなかではより安全確保の面で望ましい形となりました。
しかし、コンディションは悪化の一途をたどり、SC先導でスタートしましたが、2周目に入ったところで赤旗が提示され、レースは1周で終了。周回数が2周に満たないため、規定により、レースは成立せず、ポイントも与えられないこととなりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
Rank |
| 50号車 |
野村 勇斗 |
4位 |
3分6秒412(4/19) |
-(93) |
2 |
| 51号車 |
洞地 遼大 |
5位 |
3分7秒437(5/19) |
-(95) |
1 |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃
- ※レースが不成立のため、順位、ベストタイムは参考値
今大会を終えてのランキングは、1位洞地(95p)、2位野村(93p)と、苦しいレースウィークでしたが、依然トップと2位を守っています。チームランキングでも117pを獲得し、2位を30ポイント引き離してトップです。
- チーム監督 武藤英紀コメント
-
木曜日の練習走行では、2台で異なるセットをトライして、ドライコンディションの準備はしっかりとできていました。雨となった金曜日も、野村選手は好調でしたし、洞地選手は少し苦しんでいましたが、予選に向けてセットを変えて臨みました。
ただ、路面温度が想定とは異なり、練習走行とはまったく違う状況になってしまったことで、望んだ結果は得られませんでした。第9戦の決勝はセットを大きく変えましたが、ペースを取り戻すまでには至りませんでした。第10戦はSC先導でほとんど走らずに終わってしまいましたが、さらに変更したセットは、ドライバーの感触では悪くはなかったようで、今後に生かせるデータは取れました。
チャンピオンシップもワンツーのままシリーズ後半に入れるのは、非常に良かったですし、何よりも二人がアクシデントもなく、無事週末を終えることができてほっとしています。
- 50号車ドライバー 野村勇斗選手コメント
-
木、金曜日の練習走行は、ドライ、ウェットともに好調で、自信を持って予選に臨みましたが、気温の変化に合わせきれず、第9戦の決勝も厳しい展開になってしまいました。終盤のSC明けはタイヤが冷え切ってしまって、後続を抑えられませんでした。
練習走行の感触から、今大会は2連勝を狙っていましたので、この結果は悔しいですが、ランキングでは洞地選手とワンツーのまま留まっていますので、チームとしては良かったと思います。気持ちを切り替えて、次のオートポリス大会に臨みます。
- ■51号車ドライバー 洞池遼大選手コメント
-
練習走行では良いセットが見つからず、自分も乗れていない感じで、すべて噛み合っていない状態でした。それでも予選は調子の悪いなか、自分の力を最大限出し切れたと思います。
練習走行の不調を考えると、予選結果はまずまずでしたし、第9戦ではポイントを取ってランキング首位を守れました。2レース目はほとんど走れずに終わってしまいましたが、変更したセットも感触は悪くありませんでした。
何とか悪い流れの週末を乗り切りましたので、今回の経験を次戦以降に生かしたいと思います。

B-Max Racing Team Release


9月21日、2024年FIA-F4選手権シリーズの第9戦が、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、雨のなか、チャンピオンクラスは、佐野雄城(TGR-DC RS F4)がポールポジションから逃げ切って、開幕戦以来の今季2勝目を飾った。
インディペンデントクラスは、今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)が、ポール・トゥ・ウィンで、こちらも今季2勝目となった。
■チャンピオンクラス
朝から降り続く雨は時折弱くはなるものの、一向に止む気配はなく、レースは安全確保のためセーフティカー(SC)先導でのスタートとなった。
4周のSCランを終えて、ポールポジションの佐野がコントロールしてスタート。佐野の背後には⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)がつけ、トップ2台がやや3位以下を引き離す形で実質のオープニングラップを終える。
チャンスをものにしたい大宮だったが、次の周の最終コーナー立ち上がりで片輪を落としてしまい、やや失速。この間に、3位佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)が前に出る。
トップの佐野もS字でコースからはみ出し、佐藤に差し込まれるシーンもあったが、なんとか抑えきって、難しいコンディションのなかトップをキープ。
7周目にインディペンデントクラスのポイントリーダー、KENTARO(Baum Field F4)がSPコーナーでスピンからコースサイドにストップ。これでSCランになると、この頃から最大30分間と定められたレースの残り時間が気になってくる。
結局、SCランが解除された11周終了時には残り時間が僅かとなり、残り1周、トータル12周を持ってレースは終了。最後のリスタートをしっかりと決めた佐野が優勝を飾った。
ホンダ育成の二人、ランキングトップの洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)と同2位の野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)は、グリップ不足に悩み8位と7位だったが、他のランキング上位者が上位フィニッシュできなかったため、まだその座を守っている。
■インディペンデントクラス
クラスポールの今田が好スタートから逃げ、KEN ALEX(BUZZ RACING)、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)とグリッド順で続いた。
コースに留まるのが難しいコンディションのなか、各選手とも無理はせず、DRAGONも「ランキングトップのKENTARO選手がリタイアしたのを見て、3位キープに徹した」と言うように、最後のSC明けも縦に長い展開となってチェッカーを受けた。
ポイントリーダーのKENTAROがノーポイントで終わったため、着実に加点した今田とDRAGONが急接近。明日の結果次第では今大会での逆転もありそうだ。
第10戦の決勝は明日9月22日、インディペンデントクラスは午前8時15分から、チャンピオンクラスは午前9時15分から、独立したレースとしてそれぞれ17周で行われる。







Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
- 第9戦優勝 佐野雄城(TGR-DC Racing School)
-
「開幕戦で勝ってから、なかなか。今年が2年目で結果を残さなきゃいけないのに表彰台にも上がれてなかったので、焦ってる部分もありました。先週のフォーミュラ・リージョナルに続いてF4も優勝できたので、安心したというか、嬉しいです」
「自分の操作ミスで焦った場面もありましたが、なんとかトップを守り切れました。その後は差を広げることもできました。ペース的にも佐藤選手が速かったので、明日はそこも意識しながら、改善していければ、ポールからスタートなので優勝できると思います」
- 第9戦決勝2位 佐藤凛太郎(PONOS RACING)
-
「勝てるレースではありましたが、確実にポディウムに上がれたのはよかったです」
「セーフティカーは問題ありませんでしたが、2回目のリスタートで遅れてしまいました。抜ける距離だったのに抜けなかったことも、次戦に向けて改善すべき点でしたね」
「次戦も確実にポディウムに登れるように頑張るだけです」
- 第9戦決勝3位 大宮賢人(PONOS RACING)
-
「セーフティカースタートで、レースが始まるかもわからない中、リスタートしてもまたセーフティーカーが出るかもしれないので、早めに前に出ないと、という意識で早めにタイヤをあっためていったんですが、なかなか前に行けなくて、チームメイトにもパスされました。悔しいです」
「こんなに悔しい3位は初めてです。今日の上位3人は誰が勝ってもおかしくなかったと思います。それだけに悔しいです」
「今回の反省を活かして、次戦では優勝できればと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 35 | C | 1 | 佐野 雄城 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 12 | 30'04.086 | - | - |
| 2 | 54 | C | 2 | 佐藤 凛太郎 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 12 | 30'04.661 | 0.575 | 0.575 |
| 3 | 45 | C | 3 | 大宮 賢人 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 12 | 30'06.912 | 2.826 | 2.251 |
| 4 | 36 | C | 4 | 卜部 和久 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 12 | 30'09.323 | 5.237 | 2.411 |
| 5 | 37 | C | 5 | 鈴木 斗輝哉 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 12 | 30'09.629 | 5.543 | 0.306 |
| 6 | 38 | C | 6 | 梅垣 清 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 12 | 30'10.861 | 6.775 | 1.232 |
| 7 | 50 | C | 7 | 野村 勇斗 | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | 12 | 30'13.553 | 9.467 | 2.692 |
| 8 | 51 | C | 8 | 洞地 遼⼤ | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | 12 | 30'14.482 | 10.396 | 0.929 |
| 9 | 16 | C | 9 | 新原 光太郎 | YBS Verve影⼭MCS4 HYDRANGEA kageyama Racing | 12 | 30'15.066 | 10.980 | 0.584 |
| 10 | 62 | C | 10 | 森山 冬星 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 12 | 30'16.215 | 12.129 | 1.149 |
| 11 | 33 | C | 11 | 佐藤 樹 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 12 | 30'17.851 | 13.765 | 1.636 |
| 12 | 87 | C | 12 | 下野 璃央 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 12 | 30'18.258 | 14.172 | 0.407 |
| 13 | 34 | C | 13 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 12 | 30'19.496 | 15.410 | 1.238 |
| 14 | 97 | C | 14 | 白崎 稜 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 12 | 30'22.166 | 18.080 | 2.670 |
| 15 | 60 | C | 15 | 熊谷 憲太 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | 12 | 30'22.382 | 18.296 | 0.216 |
| 16 | 77 | C | 16 | 松田 大輝 | WARMTECH SKILLSPEED SKILL SPEED | 12 | 30'24.224 | 20.138 | 1.842 |
| 17 | 44 | I | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 12 | 30'31.882 | 27.796 | 7.658 |
| 18 | 9 | I | 2 | ケン・アレックス | BUZZ RACING Buzz Racing | 12 | 30'33.168 | 29.082 | 1.286 |
| 19 | 30 | I | 3 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM | 12 | 30'35.434 | 31.348 | 2.266 |
| 20 | 10 | I | 4 | 中島 功 | Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports | 12 | 30'36.739 | 32.653 | 1.305 |
| 21 | 40 | I | 5 | ⾚松 昌⼀朗 | SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ | 12 | 30'37.523 | 33.437 | 0.784 |
| 22 | 11 | I | 6 | 植田 正幸 | Rn-sports MCS4 Rn-sports | 12 | 30'40.098 | 36.012 | 2.575 |
| 23 | 63 | I | 7 | 鳥羽 豊 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 12 | 30'40.312 | 36.226 | 0.214 |
| 24 | 71 | I | 8 | 大山 正芳 | ダイワN通商AKILAND AKILAND RACING | 12 | 30'41.384 | 37.298 | 1.072 |
| 25 | 98 | I | 9 | IKARI | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 12 | 30'47.006 | 42.920 | 5.622 |
| 26 | 4 | I | 10 | 佐々木 祐一 | 仙台DayDream with RICHO DAYDREAM RACING | 12 | 30'47.518 | 43.432 | 0.512 |
| 27 | 96 | I | 11 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケティングAKILAND AKILAND RACING | 12 | 30'51.311 | 47.225 | 3.793 |
| 28 | 86 | I | 12 | 大阪 八郎 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 12 | 31'02.596 | 58.510 | 11.285 |
| 29 | *14 | C | 17 | 村田 将輝 | 湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED | 12 | 31'07.047 | 1'02.961 | 4.451 |
| 30 | 5 | I | 13 | 小谷 泰弘 | TEAM 5ZIGEN F4 Team 5ZIGEN | 12 | 31'10.515 | 1'06.429 | 3.468 |
| 31 | 46 | C | 18 | 有村 将真 | アポロ電⼯フジタ薬局 フジタ薬局レーシング | 11 | 28'31.223 | 1Lap | 1Lap |
| 32 | 90 | C | 19 | Lin Chenghua | ATEAM Buzz Racing AKIRAND RACING | 11 | 28'35.568 | 1Lap | 4.345 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ---- |
| - | 55 | I | - | KENTARO | Baum Beauty Clinic FIELD MOTORSPORTS | 5 | 13'41.170 | 7Laps | 6Laps |
| - | 23 | I | - | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1 | 3'35.424 | 11Laps | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 45 大宮賢人(PONOS RACING MCS4) 1'43.282 (5/12) 125.011 km/h
- CarNo. 14は、H項2.10.11(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、未消化のため、決勝結果に40秒を加算した。


9月21日、FIA-F4選手権第9、10戦の予選が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは佐野雄城(TGR-DC RS F4)が、インディペンデントクラスも、今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)がダブルポールを獲得した。
8月31日〜9月1日に開催される予定だった鈴鹿大会が台風10号の影響で12月に延期となったため、8月3〜4日の富士大会以来のレース開催となったFIA-F4選手権。例年なら秋の気配が漂う爽やかな天候となるスポーツランドSUGOだが、今年は秋雨前線の影響で、レースウィークの金曜日から降雨に見舞われた。
予選の行われた土曜日も夜半から雨が降り続き、予選開始の午前8時にはコースは完全ウェット。滑りやすいコンディションのなかクラス別に予選が行われた。
■チャンピオンクラス
各車が慎重に走り出し徐々にタイヤを温めてタイムアップするなか、佐野雄城(TGR-DC RS F4)、⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)は、最初から積極的に攻め、いきなり1分43秒台をマーク。
両者は、競り合うようにタイムを削り取り、佐野が1分42秒433を叩き出すと、大宮も42秒655で食い下がるという展開を見せた。
10分を経過した頃、4コーナーでコースアウトした車両があり、赤旗が提示され予選は中断。
結局、予選はそのまま終了。佐野が1分42秒135までタイムアップしてポールポジションを獲得。大宮、佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)、⽩崎稜(Bionic Jack Racing)が続いた。
ランキング上位の洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)は7位、野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)は6位、清⽔啓伸(Drago CORSE MCS4-24)は14位だった。
セカンドタイムで決まる第10戦のグリッドは、佐野がダブルポール、2位大宮、3位⼘部和久(TGR-DC RS F4)となった。



■インディペンデントクラス
開始早々、馬の背コーナー先でコースオフした車両があり中断となったが、再開後は、今田、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)のB-Maxコンビが、1分50秒台をマークしてリードする形で始まった。
今田とDRAGONは、その後も揃ってタイムを上げ、DRAGONは49秒052にタイムアップ。これに対し、今田は48秒553でDRAGONを逆転すると、終了間際には47秒797までタイムを縮めてポールポジションを確実なものにした。
予選を終始リードしたB-Maxコンビのワンツーで決まりかと思われたが、終盤一気にタイムを上げてきたKEN ALEX(BUZZ RACING)が、最後に1分48秒858をマークして二人の間に割って入った。
セカンドタイムで決まる第10戦のトップ3も顔ぶれは同じ。今田がダブルポールを奪い、2位、3位は順位を入れ替え、2位DRAGON、3位ALEXとなった。
第9戦の決勝は、本日午後0時10分から、第10戦は明日の午前8時15分から17周で行われる。
なお、日曜日の決勝のみ、混走ではなく、チャンピオンクラス、インディペンデントクラスが、それぞれ独立したレースとして行われる。


Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOIME
■Championクラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 35 | 佐野 雄城 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'42.135 | - | - | 126.415 |
| 2 | 45 | 大宮 賢人 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 1'42.409 | 0.274 | 0.274 | 126.077 |
| 3 | 54 | 佐藤 凛太郎 | PONOS RACING MCS4 PONOS RACING | 1'42.815 | 0.680 | 0.406 | 125.579 |
| 4 | 97 | 白崎 稜 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 1'42.910 | 0.775 | 0.095 | 125.463 |
| 5 | 36 | 卜部 和久 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'43.197 | 1.062 | 0.287 | 125.114 |
| 6 | 50 | 野村 勇斗 | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | 1'43.324 | 1.189 | 0.127 | 124.960 |
| 7 | 51 | 洞地 遼⼤ | HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team | 1'43.346 | 1.211 | 0.022 | 124.934 |
| 8 | 37 | 鈴木 斗輝哉 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'43.408 | 1.273 | 0.062 | 124.859 |
| 9 | 38 | 梅垣 清 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'43.957 | 1.822 | 0.549 | 124.199 |
| 10 | 16 | 新原 光太郎 | YBS Verve影⼭MCS4 HYDRANGEA kageyama Racing | 1'44.588 | 2.453 | 0.631 | 123.450 |
| 11 | 62 | 森山 冬星 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 1'44.612 | 2.477 | 0.024 | 123.422 |
| 12 | 33 | 佐藤 樹 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 1'44.652 | 2.517 | 0.040 | 123.375 |
| 13 | 87 | 下野 璃央 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 1'44.774 | 2.639 | 0.122 | 123.231 |
| 14 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE | 1'45.451 | 3.316 | 0.677 | 122.440 |
| 15 | 14 | 村田 将輝 | 湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED | 1'45.666 | 3.531 | 0.215 | 122.191 |
| 16 | 46 | 有村 将真 | アポロ電⼯フジタ薬局 フジタ薬局レーシング | 1'47.363 | 5.228 | 1.697 | 120.259 |
| ---- 以上基準タイム(105% - 1'47.576)予選通過 ---- |
| - | 77 | 松田 大輝 | WARMTECH SKILLSPEED SKILL SPEED | 1'50.502 | 8.367 | 3.139 | 116.843 |
| - | 90 | Lin Chenghua | ATEAM Buzz Racing AKIRAND RACING | 1'51.659 | 9.524 | 1.157 | 115.632 |
| - | *60 | 熊谷 憲太 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS | deleted | - | - | - |
■Independentクラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2024/09/21) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 44 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 1'47.797 | - | - | 119.775 |
| 2 | 9 | ケン・アレックス | BUZZ RACING Buzz Racing | 1'48.858 | 1.061 | 1.061 | 118.608 |
| 3 | 30 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM | 1'49.052 | 1.255 | 0.194 | 118.397 |
| 4 | 40 | ⾚松 昌⼀朗 | SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ | 1'50.029 | 2.232 | 0.977 | 117.345 |
| 5 | 10 | 中島 功 | Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports | 1'50.372 | 2.575 | 0.343 | 116.981 |
| 6 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports MCS4 Rn-sports | 1'50.500 | 2.703 | 0.128 | 116.845 |
| 7 | 96 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケティングAKILAND AKILAND RACING | 1'51.933 | 4.136 | 1.433 | 115.349 |
| 8 | 63 | 鳥羽 豊 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 1'52.975 | 5.178 | 1.042 | 114.285 |
| 9 | 71 | 大山 正芳 | ダイワN通商AKILAND AKILAND RACING | 1'53.120 | 5.323 | 0.145 | 114.139 |
| ---- 以上基準タイム(105% - 1'53.998)予選通過 ---- |
| - | 86 | 大阪 八郎 | Dr.Dry Racing Team Dr. Dry | 1'55.184 | 7.387 | 2.064 | 112.094 |
| - | 55 | KENTARO | Baum Beauty Clinic FIELD MOTORSPORTS | 1'55.289 | 7.492 | 0.105 | 111.992 |
| - | 4 | 佐々木 祐一 | 仙台DayDream with RICHO DAYDREAM RACING | 1'55.572 | 7.775 | 0.283 | 111.717 |
| - | 5 | 小谷 泰弘 | TEAM 5ZIGEN F4 Team 5ZIGEN | 2'01.570 | 13.773 | 5.998 | 106.205 |
| - | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'11.678 | 23.881 | 10.108 | 98.053 |
| - | 98 | IKARI | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 2'15.413 | 27.616 | 3.735 | 95.348 |
- CarNo. 60は、H項2.5.4.1.b(赤旗中のスピン)により、予選タイムをすべて抹消した。
- CarNo. 5は、FIA-F4 SpR 26.9(ピットレーン速度)違反により、予選結果より1グリッド降格とする。
- 第9戦、第10戦ポールポジション 佐野雄城(TGR-DC Racing School)
-
「今年はもともと雨では調子がよかったんですが、昨日のテストで思ったほどタイムが伸びなくて、フィーリングも良くなかったんです。それが予選では改善されていて、セッティング、ドライビングと総合的にいい方向に進んでいるなという感じです。」
「F4で雨のスタートはしたことがないので、不安はありますが、自信を持っていけばと思っています。最後まで諦めずに2連勝を狙っていきます」
- 第9戦、第10戦予選2位 大宮賢人(PONOS RACING)
-
「雨が強くなる予報だったことと、昨日も赤旗が出ていることから、予選が途中で赤旗終了になる可能性を考えて、最初にタイムを出すことを意識して走っていました。2番手ですけど、まあまあのタイムは出せてよかったです」
「まだまだタイヤは温まっていなかったので、走れば走るだけタイムはでただろうと思いますが、赤旗になっちゃったので」
「初めての雨のレースが楽しみですし、前回表彰台に上がっているので、あとは2位1位と上がっていくだけだと思っています。今後のためにもここで勝ちたいなと思います」
- 第9戦予選3位 佐藤凛太郎(PONOS RACING)
-
「昨日より雨量が多いことがわかっていたので、飛び出さないようにと意識して走っていましたが、トップとの差を考えると、ブレーキングなどで少し行き切れていなかったかなと思います。決勝ではそこを意識して頑張ります」
「SUGOはレースウィークの前に2回フリー走行で走っていますが、そのうち一回は新型のF4ではなかったので、このクルマで走るのは今回が2回目です」
「SUGOでレースをするのは今回が初めてで、緊張する面もありますが、思いっきり行きたいと思います」
- 第10戦予選3位 卜部和久(TGR-DC Racing School)
-
「正直雨に助けられた予選でした。ドライでのタイムが出せていなかったので、レインで助かったなという印象です」
「どこまでがセットで、どこまでがドライビングかわかりませんが、雨は自分に合ってるなと思います」
「スタートで差が出ると思うので、しっかりスタートを決めます。前に出ちゃえば抜かれないと思うので、ロケットスタートをかまします」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

8月24日にモビリティーリゾートもてぎで行われた、フォーミュラリージョナル全日本選手権第4戦レース9の決勝は、チェッカー後に2位のセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)と3位の堀尾風允(Sutekina Racing)が接触するという大きなアクシデントが発生した。
16周で行われた決勝レースは、15周目にトップのマンソン、1秒2差で2位のミハエル・サウター(G FORCE F111/3)、0秒9差で3位の堀尾という順でコントロールラインを通過し、ファイナルラップに入った。
レースはこのままの順位で終了するかと思われたが、最終コーナー立ち上がりでトップのマンソンがオーバーランを喫し失速。2位につけていたサウターはマンソンをかわしトップに浮上。3位の堀尾も2位に落ちたマンソンの右側にマシンを振り、この2台はサイドバイサイドでストレートを並走。マンソンは堀尾をけん制するためにマシンを寄せ、このままチェッカーを受けた。
2位にはマンソン、0秒187差で3位には堀尾が入ったが、この直後にさらに堀尾にマシンを寄せたマンソンと堀尾がストレートで激しく接触、2台は絡みながら、1コーナーで停止した。
この時の模様を堀尾は語る。
「マンソンが自分のミスで最終コーナーで飛び出して戻ってきました。失速してたのでワンチャンあると思って、イン側に並走する形でゴールラインを通過しました。ぎりぎり3位だとわかり、普通にまっすぐ走っていたら、彼がハンドルを切ってきたので激突しました」
堀尾はレース後のアクシデントは経験がないといい、一定の理解を示しつつ、受け止め方も複雑だ。
「レース中ならレーシングアクシデントで話しは別ですが、受け止め方も複雑です。彼は最終コーナーでの自分のミスで、飛び出してむしゃくしゃしていたとは思いますが、他人に当たっていいことではないです。あのまま当たらなければ彼は2位だったのに、自分の順位まで落としてます」
堀尾はレース後、冷静にマンソンと話しをし、諭したという。
「怒っても意味がないです。レーシングカートじゃなくて、時速200kmを超えるフォーミュラカーで、自分の命も他人の命もかかってるわけで、そこはお互いにリスペクトしないといけない。彼も若いですし、将来プロになりたいならそんなことをしてる場合じゃないと。リスペクトしないのであれば誰も君とレースをしてくれないよと言いました。最初は反省を感じられなかったので、そういう説明をしました。最終的には謝ってくれました」
堀尾のとマンソンのマシンは修復も終わり、25日のレース10決勝には出走できそうだ。マンソンは2番グリッドから、堀尾は3番グリッドからスタートする。全選手を含めフェアなレースを期待したい。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Eiji TAKEUCHI
Yoshinori OHNISHI

フォーミュラリージョナル全日本選手権第4戦は24日、モビリティーリゾートもてぎでレース9の決勝を行い、予選2位からスタートしたミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が最終ラップの最終コーナーで逆転し優勝を飾った。
決勝は午後3時55分に相変わらず蒸し暑いなか、フォーメーションラップが始まった。直前までマシンの修復作業を行ってた猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)はグリッド試走に間に合わず、ピットスタートとなった。
スタートではポールポジション、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)の動き出しが鈍く、予選2位のサウターがインから並びかける。マンソンもサウターをけん制し、なんとかトップを死守。このため、1コーナー立ち上がりの鈍ったサウターを、予選3位の堀尾風允(Sutekina Racing)が2コーナーアウトからパスし2位に上がった。4位にはジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)、5位には中村賢明(TOM'S FORMULA F111)が続く。
1周目、トップに立ったマンソンは2位堀尾を0秒7離して戻ってきた。直後に3位に落ちたサウターが続く。ピットスタートとなった猪爪はマシンのトラブルが完治してなかったようでピットに滑り込んできた。
トップのマンソンは2位の堀尾を1秒前後リードしつつレースは周回を消化。堀尾は3位のサウターの追撃に防戦一方だ。そこから大きく遅れて、レイシーと中村も接近戦を演じている。
5位の中村は、10周目、13周目にヘアピンでアウトから並びかけ、バックストレートで並走するも90度コーナーではレイシーにインを閉められパスするに至らない。
終盤の14周目にはスピードに勝る3位のサウターがついに堀尾の攻略に成功。2位に上がり、トップのマンソンを追う。しかし、マンソンも最後の力を振り絞り二人の間隔は1秒前後から詰まらない。
最終ラップとなった16周目、このままレースは終了するかと思われたが、トップのマンソンが最終ビクトリーコーナーアウトにマシンのタイヤを落とし、失速。立ち上がりの鈍ったマンソンをストレートでサウターがかわし優勝を飾った。マンソンは2位に落ち、堀尾は3位でゴールした。
チェッカー後、なんと2位のマンソンと3位の堀尾がストレートで激しく接触。両車ともマシンに大きなダメージを負うことになった。
4位レイシーと5位中村の接近戦は、最終コーナー立ち上がりで中村がレイシーに接近するも0秒088差と鼻先でレイシーが逃げ切った。
2台参加のマスタークラスは、YUKI(NILZZ Racing)が2位のYUGO(S2R Racing)を大きくリードして優勝した。
表彰式では、2位のマンソンと3位の堀尾がメディカルチェックのため欠席。サウター一人が登壇し、後味悪い結末となった。
レース後、マンソンに1周減算のペナルティーが科された。このため、2位堀尾、3位レイシー、4位中村、5位YUKIと繰り上がり、マンソンは6位に降格となった。
レース10は明日午前10時10分より16周または30分で行われる。大きくマシンを損傷したマンソンと堀尾が出走できるのか懸念される。







Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
もてぎ2&4レース -RIJ- (2024/08/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 5 | | | ミハエル・サウター | G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 | 16 | 30'21.137 | - | - |
| 2 | 3 | | | 堀尾 風允 | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 16 | 30'22.230 | 1.093 | 1.093 |
| 3 | 53 | | | ジェシー・レイシー | G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing | 16 | 30'37.775 | 16.638 | 15.545 |
| 4 | 28 | | | 中村 賢明 | TOM'S FORMULA F111 TOM'S FORMULA | 16 | 30'37.863 | 16.726 | 0.088 |
| 5 | 18 | M | 1 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 16 | 31'16.221 | 55.084 | 38.358 |
| 6 | *55 | | | セバスチャン・マンソン | G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 | 15 | 30'22.043 | 1Lap | 1Lap |
| 7 | 23 | M | 2 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 15 | 30'59.635 | 1Lap | 37.592 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ---- |
| - | 62 | | | 猪爪 杏奈 | ユピテル羽衣6 F111/3 HELM MOTORSPORTS | 3 | 10'29.379 | 13Laps | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 55 セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3) 1'52.915 (3/16) 153.067 km/h
- CarNo. 55は、2024 FR統一規則16.1.1違反により1周減算とした。


フォーミュラリージョナル全日本選手権第4戦選手権は24日、モビリティーリゾートもてぎでレース9、10の公式予選を行い、レース9はセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が、レース10はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)がポールポジション(PP)を獲得した。
■レース9公式予選(午前10時50分~11時5分)
もてぎは朝から上空に雲が広がっていたが、レース9の予選が始まる頃、雲間から強烈な太陽が顔を出し、酷暑の予選となった。
計測1周目にはサウターが1分54秒142でまずはトップにつける。2位にはマンソンがつけていたが、そのマンソンが同2周目に51秒452までタイムを伸ばしトップに立つ。サウターもタイムを1分51秒470まで縮めるも届かず。
路面温度が高いため、タイヤのライフが短いようで、サウターはセクター1で全体ベストを更新しながらアタックを継続するも全体をまとめきれず、マンソンのタイムに届かない。
結局、サウターが計測2周目に出したタイムでPPを獲得。サウターは2位で予選を終えた。
3位にはジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)、中村賢明(TOM'S FORMULA F111)が顔を出していたが、計測3周目に1分51秒661をたたき出した堀尾風允(Sutekina Racing)が逆転で予選3位を獲得した。
4位にはレイシーが、5位には中村が入った。
マスタークラスのPPはYUKI(NILZZ Racing)が獲得した。
猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)は練習中から悩まされていたミッショントラブルが解消せず、この予選とレース10の予選を含めてタイム計測ならなかった。
■レース10公式予選(午前11時15分~11時30分)
相変わらず、厳しい日差しが降り注ぎ、酷暑のなかで予選は進行した。
ここでは、サウターが予選を圧倒。レース9予選では、タイヤの内圧が作動域に入っていなかったそうで、調整して見違えるように息を吹き返した。
計測1周目にはいきなり1分51秒992でトップに立つと、同2周目には50秒407と2位以下を1秒近くリード。最終の同4周目にはさらにタイムを50秒404まで伸ばし、PPを獲得した。
2位には0秒521差でマンソンが、3位にはレース9と同じ堀尾が入った。以下、中村、レイシーと続いている。
マスタークラスはここでもYUKIがPPを獲得した。
レース9決勝は本日午後3時55分から16周で、レース10決勝は明日午前10時10分から16周で行われる。両戦とも予報は雨、波乱含みの展開になるかも知れない。


Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
もてぎ2&4レース -RIJ- (2024/08/24) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 55 | | | セバスチャン・マンソン | G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 | 1'51.452 | - | - | 155.077 |
| 2 | 5 | | | ミハエル・サウター | G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 | 1'51.467 | 0.015 | 0.015 | 155.056 |
| 3 | 3 | | | 堀尾 風允 | Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM | 1'51.661 | 0.209 | 0.194 | 154.786 |
| 4 | 53 | | | ジェシー・レイシー | G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing | 1'51.969 | 0.517 | 0.308 | 154.361 |
| 5 | 28 | | | 中村 賢明 | TOM'S FORMULA F111 TOM'S FORMULA | 1'51.985 | 0.533 | 0.016 | 154.339 |
| 6 | 18 | M | 1 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 1'58.661 | 7.209 | 6.676 | 145.655 |
| 7 | 23 | M | 2 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 2'01.552 | 10.100 | 2.891 | 142.191 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'02.596)予選通過 ---- |
| - | 62 | | | 猪爪 杏奈 | ユピテル羽衣6 F111/3 HELM MOTORSPORTS | 6'00.053 | 4'08.601 | 3'58.501 | 48.003 |
- 優勝 酒井翔太(ファーストガレージ F108)
-

「(7周目のオーバーテイクは?)レインボーコーナーの2個目で合わせて、馬の背で普通に抜けました。僕の方が新品タイヤだったというのもあって、金井先生はユーズドだったはずなので、序盤暖まってフィーリング来るのが遅かったのですが、暖まってからはいいペースで走れたので、それがよかったと思います。(思い通りの展開?)そうですね」
- 2位 宇高希(TAKEFIRST F108)
-

「今回も前より大きなラッキーが来たので、でもよかったです。(9周目のオーバーテイクは?)最終コーナーで金井先生が接触の影響でアクセル踏めなかったと言っていましたが、それでギリギリまで粘って、1回目は失敗したのですが2回目に成功して前に出られました。けっこう今日のレースで(トップに)近づいたかな、と思っているので、次のオートポリスでトップ取りたいです」
- 3位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)
-

「(スタートのバトルは?)横まで並んでいたので、抜けるかなというところだったのですが。向うも引かなくて並走で行ければよかったのですけど、全然行き場がなくて、完全に(インに)入っていたのでどうしようもなくて、僕のフロントタイヤにハンマーさんのリヤタイヤが乗ってしまって飛んだ感じですね。クルマには当たっていないのですが、それでタイヤと足が曲がっちゃって。ハンドルもまっすぐではなくて。あれはちょっと避けられるとかそういうレベルではなかったです」
- 4位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)
-

「前が離れちゃって、後ろ誰もこないし、気持ち良くひとりで走らせてもらいました(笑)。昨日からセットも変えて。それがよかったのかひとりだから気持ちよく走れたのかわからないですけれど」
- 5位 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)ジェントルマンクラス優勝
-

「昨日はちょっと失敗したので、今日は後ろの方にも追いつかれなくて、自分のペースで走れたので、よかったです」
- 6位 三浦勝(NUTEC ルノー)ジェントルマンクラス2位
-

「クルマがまだ出来上がっていないので、もうちょっとイケるかな、と思ったのですが。次はもう少しクルマ仕上げて、タイムを出せるようにしたいと思っています」
- R ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)
-
「スタート直後の第1コーナーで並んで入って、僕も前に行かせたくなかったし、金井先生も前に出たいという、互いにそういう気持ちだったのだと思います、仕方なかったですね。マシンのダメージは結構大きいので、次戦(8月18日オートポリス)に向けて修復します」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第9戦決勝は7月21日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)に対して第1コーナーでの先陣争いで接触しつつもトップを奪い取った金井亮忠(チームNATS 正義 001)を7周目に酒井翔太(ファーストガレージ F108)が攻略。鈴鹿での開幕戦以来のシーズン2勝目を飾った。
前日の第8戦に続いてSUGOで開催の第9戦。スターティンググリッドは第8戦の各車のベストラップによって決定される。
- ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)
- 2番手 金井亮忠(チームNATS 正義 001)
- 3番手 酒井翔太(ファーストガレージ F108)
- 4番手 宇高希(TAKEFIRST F108)
- 5番手 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)
- 6番手 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)
- 7番手 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)
- 8番手 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)
- 9番手 渡邊義人(チームNATS エクシズWXR)
- 10番手 KENBOW(ファーストガレージRK01)
- 11番手 三浦勝(NUTEC ルノー)
- 12番手 杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)
- 13番手 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)
という順になった。またタイヤについては2レースで2セットが使用可能ということで、この第9戦でニュータイヤを投入するもの、第8戦の予選で使ったユーズドタイヤを使用するもの、と選択が分かれた。
15周で行われる第9戦決勝は午前10時35分コースイン。今日も夏空がひろがるスポーツランドSUGOの気温は31度、路面温度は早くも53度まで上がっている。13台全車がフォーメーションラップ開始するが、メインストレートに戻ってきたところで、5番グリッドの植田がピットレーンへと入っていく。植田によると前日の第8戦と同じくウォーターポンプのベルトが切れたそうで、このままリタイヤ。連日のトラブルに渋い顔をしていた。植田を除き12台がグリッドに整列してレーススタート。
フロントロウのハンマー伊澤と金井はともに好スタート。ハンマー伊澤が金井を牽制するように寄っていくが、金井はひるまずに加速し2台は横並びで第1コーナーへと先陣を争い、サイド・バイ・サイドでターンインする。しかしここで両車僅かに接触。アウト側のハンマー伊澤がバランスを崩して回りながらアウト側へと飛び出す。ベテラン同士のプライドがぶつかり合い、お互い引くわけにはいかないバトルだったか。ハンマー伊澤はリヤの足回りにダメージがありマシンを降りてリタイヤ。この接触はレーシングアクシデントという裁定が下った。
アクシデントがあったものの金井はトップをキープ、2位酒井がチャンスとばかりに激しく揺さぶりをかけるが金井が守り、3位宇高、4位にISHIKENが続き、後方では8番手スタートの長嶋が7番手スタートの舩井を第1コーナーで仕留めて5位に進出している。
ここでハンマー伊澤のマシン撤去の為にSCの投入が宣言され、いきなりボルテージが上がった現場を落ち着かせる。
SCランは3周目まで続き、4周目のコントロールラインでグリーンフラッグが降られてレースはリスタート。最終コーナー立ち上がりで加速を始めた金井に対し酒井は合わせ込めず僅かに出遅れ、逆に出足のよかった宇高がぎりぎり並んだ状態でスタートする。そのまま第1コーナーまで並走するが、イン側の酒井がポジションを守ってターンする。両車がやり合う間にトップの金井はギャップをひろげ、0.740秒のマージンを作って4周目を終了。酒井と宇高は0.1秒の間合いで再び第1コーナー勝負となり、今回も酒井が2位の座を守る。
酒井は宇高を振り切るべくペースを上げて、5周目に1分24秒873とここまでのファステストラップを出して宇高を0.601秒差に追いやり、トップ金井との間合いを0.581秒と削り取る。4位ISHIKENはそこから2秒以上離されている。
ジェントルマンクラスの戦いはリスタート時点で全体5位クラストップの長嶋、同6位でクラス2番手の舩井、7位でクラス3番手の三浦という順だったが、5周目に舩井が長嶋を仕留めて全体5位のクラストップに進出、長嶋は三浦のオーバーテイクも許して、舩井~三浦~長嶋というクラス順位に。
さらに6周目も酒井は24秒345とファイナルラップを更新して、金井と0.500秒の差。宇高は酒井から0.831秒とじわじわ離されている。そしてレース折り返しの7周目、酒井は第4セクターで金井をオーバーテイク、トップに立ってレース後半戦へ。
トップに立った酒井は一気にスパート。8周目に1分24秒146のファステストラップで金井を1.403秒差まで突き放す。オープニングラップの接触でダメージがあったのでは? と危惧されていた金井だが、やはり無傷ではなかったようで、酒井を逃がすと今度は宇高の接近を許し0.126秒差まで詰め寄られる。
マシンのダメージとは別に、金井は前日の第8戦で予選、決勝とニュータイヤを投入、本日の第9戦は前日予選を走ったユーズドタイヤでスタートしている。一方宇高は本日の決勝の為に温存したニュータイヤと、この点でもやや有利か。金井のテールを捕らえた宇高は一気に勝負をかけ、9周目の第1コーナーでインから金井をオーバーテイク、2位にポジションを上げる。
金井と宇高のバトルの間に酒井は9周目に1分23秒990とファステストラップを更新。宇高とは2.215秒の差。さらに11周目23秒769、12周目23秒568とファステストラップを連発、13周目には宇高との差を3.331秒まで拡大。宇高もペースを上げて金井との差を2.323秒までひろげ、2位の座は安泰そうだが酒井に勝負を挑むにはスピードが足りない。
後方ではジェントルマンクラスの3番手争いが激化。長嶋にKAMIKAZEが0.659秒まで接近している。
ファイナルラップも酒井は1分23秒545とファステストラップを叩き出して、宇高を4.078秒ちぎってチェッカードフラッグの下を通過。トップに立って以降の後半戦はまったく危なげのない走りで優勝した。酒井の優勝はF-Beデビュー戦の鈴鹿での第1戦以来。雨の中で2位以下を30秒以上ぶっちぎるという鮮烈な走りを見せて以来、速さはあるが勝ちにつながらないレースが続いていたが、ようやくトンネルを抜けてシリーズランキングトップの座も奪い返した。
2位は宇高、前回の富士からの途中参戦だが、4位→3位→4位→2位と表彰台を少しずつ上っている。次は昨年スーパーFJでチャンピオンとなったオートポリスだけに初優勝の期待が高まる。
スタート直後の接触が悔やまれる金井だが、ダメージのあるマシンを労わりつつ前日に続いての表彰台獲得。日本自動車大学校モータースポーツ科の実習でもあるレースの場で、メカニックを務めた学生たちが、表彰式では弾けて金井先生のシャンパンシャワーを浴びて喜ぶ様が見られた。
以下4位にISHIKEN、5位ジェントルマンクラス優勝の舩井、6位同2番手の三浦というトップ6になった。
2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第10戦/11戦は舞台を九州に移してオートポリスで8月18日に開催予定だ。シリース全15戦もここから後半戦。オートポリス~岡山を経て11月10日には再びSUGOにやってくる。









Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/21) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 6 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージFG108 FG108 | 15 | 23'27.400 | - | - |
| 2 | 40 | | | 宇高 希 | TAKE FIRST F108 ZAP F108 | 15 | 23'31.478 | 4.078 | 4.078 |
| 3 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS正義001 NATS 001 | 15 | 23'34.995 | 7.595 | 3.517 |
| 4 | 16 | | | ISHIKEN | HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 | 15 | 23'43.840 | 16.440 | 8.845 |
| 5 | 3 | G | 1 | 舩井 俊仁 | ファーストガレージFG108 FG108 | 15 | 23'55.196 | 27.796 | 11.356 |
| 6 | 34 | G | 2 | 三浦 勝 | NUTECルノー Renault FC106 | 15 | 24'01.183 | 33.783 | 5.987 |
| 7 | 63 | G | 3 | 長嶋 重登 | ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 | 15 | 24'10.214 | 42.814 | 9.031 |
| 8 | 9 | G | 4 | KAMIKAZE | FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W | 15 | 24'10.505 | 43.105 | 0.291 |
| 9 | 92 | | | KENBOW | ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 | 15 | 24'11.380 | 43.980 | 0.875 |
| 10 | 0 | G | 5 | 渡辺 義人 | チームNATSエクシズWXR WXR MK-II | 15 | 24'12.365 | 44.965 | 0.985 |
| 11 | 33 | D | 1 | 杉山 寛 | ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 | 15 | 24'48.656 | 1'21.256 | 36.291 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ---- |
| - | 19 | | | ハンマー 伊澤 | アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 | 0 | - | 15Laps | 15Laps |
| 13 | - | G | - | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS | - | d.n.s | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. 6 酒井翔太(ファーストガレージFG108) 1'23.545 (15/15) 154.544 km/h
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Starting Grid
2024 Formula Beat Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 | 1'23.674 | - | - | 154.306 |
| 2 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS正義001 NATS 001 | 1'23.844 | 0.170 | 0.170 | 153.993 |
| 3 | 6 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージFG108 FG108 | 1'24.026 | 0.352 | 0.182 | 153.660 |
| 4 | 40 | | | 宇高 希 | TAKE FIRST F108 ZAP F108 | 1'24.624 | 0.950 | 0.598 | 152.574 |
| 5 | 11 | G | 1 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS | 1'25.466 | 1.792 | 0.842 | 151.071 |
| 6 | 16 | | | ISHIKEN | HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 | 1'25.691 | 2.017 | 0.225 | 150.674 |
| 7 | 3 | G | 2 | 舩井 俊仁 | ファーストガレージFG108 FG108 | 1'25.821 | 2.147 | 0.130 | 150.446 |
| 8 | 63 | G | 3 | 長嶋 重登 | ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 | 1'25.974 | 2.300 | 0.153 | 150.178 |
| 9 | 0 | G | 4 | 渡辺 義人 | チームNATSエクシズWXR WXR MK-II | 1'26.671 | 2.997 | 0.697 | 148.970 |
| 10 | 92 | | | KENBOW | ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 | 1'27.414 | 3.740 | 0.743 | 147.704 |
| 11 | 34 | G | 5 | 三浦 勝 | NUTECルノー Renault FC106 | 1'27.428 | 3.754 | 0.014 | 147.680 |
| 12 | 33 | D | 1 | 杉山 寛 | ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 | 1'31.029 | 7.355 | 3.601 | 141.838 |
| 13 | 9 | G | 6 | KAMIKAZE | FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W | no time | - | - | - |
B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、6月22〜23日、スポーツランドSUGOで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7~9戦に参戦し、小出選手が第7戦でポール・トゥ・ウィン、荒川選手は3戦ともコンスタントに上位入賞を果たしました。フレデリック選手は第8戦でポールポジションを奪う速さを見せましたが、不運なトラブルに見舞われるなど入賞1回にとどまりました。
マスタークラスは、ドライコンディションの第7戦は今田選手が制しましたが、第8、9戦はDRAGON選手が、雨のなか速さを見せて連勝。この結果、二人の勝敗は今田選手の4勝2敗となりました。
■第7、8戦予選(6月22日(土)午前11時~11時30分)
蒸し暑い天候のなか行われた予選。第7戦では、「うまくハマった」と小出選手が1分13秒260をマークしてポールポジションを獲得。フレデリック、荒川選手も僅差で続き、グリッド上位を独占しました。
第8戦は、路面状況が変化するなかで全体的にタイムアップ。フレデリック選手が最後に1分13秒025をマークしてポールポジションを獲得しました。小出選手は路面の変化を読みきれずに4位、荒川選手は攻めた結果、ミスもあってタイヤの一番良い状態を使い切れず6位でした。

|
ドライバー |
Rd7予選タイム(順位) |
Rd8予選タイム(順位) |
Point(累計) |
| 1号車 |
K.フレデリック |
1分13秒332( 2) |
1分13秒025( 1) |
1(14) |
| 50号車 |
小出 峻 |
1分13秒260( 1) |
1分13秒236( 4) |
1(14) |
| 51号車 |
荒川 麟 |
1分13秒336( 3) |
1分13秒328( 6) |
0( 8) |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:45度
■第7戦決勝(6月22日(土)午後3時35分~26周)
スタートを決めた小出選手は、1周目から2位以下を引き離しにかかりました。他の選手がタイヤの摩耗からタイムが大きく落ち込むなかで、小出選手は毎周コンスタントに約0.5秒のマージンを築き、10周目には2位フレデリック選手との差を4.4秒にまで広げました。
フレデリック選手は、この頃から左リヤタイヤにトラブルが出てペースダウン。大きく順位を落とし、21周目にピットでレースを終えました。タイヤは完全に剥離した状態でした。
フレデリック選手の情報を無線で聞いた小出選手は、ペースをコントロールしながら残り周回を走りきって今季2勝目のチェッカーを受けました。荒川選手も堅実に走って3位フィニッシュ。2人揃って表彰台に上がりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 1号車 |
K.フレデリック |
DNF |
1分14秒782( 2/12) |
0(14) |
| 50号車 |
小出 峻 |
1位 |
1分14秒466( 1/12) |
10(24) |
| 51号車 |
荒川 麟 |
3位 |
1分15秒002( 8/12) |
5(13) |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:35度、路面温度:44度
■第8戦決勝(6月23日(日)午前9時~18周)
レースは完全なウェットコンディションとなり、セーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。3周終了時にSCラン解除になりますが、マスタークラスの藤原選手がスピン、ストップしてしまい、さらに2周のSCランが続いた後にリスタートとなりました。
PPスタートのフレデリック選手は、3コーナーでやや膨らんで2位に落ち、その後は、中村、フレデリック、荒尾、小出選手のオーダーでレースは進みました。終盤になると、独走状態となった中村選手の後方で繰り広げられていた2位争いがヒートアップ。
16周目に馬の背コーナーでミスをした荒尾選手を抜き3位に上がった小出選手は、最終ラップにも馬の背でフレデリック選手にアウトから仕掛けました。しかし、抑えようとしたフレデリック選手が小出選手に接触。小出選手は順位を落としてしまいました。3位でコースに復帰したフレデリック選手は、この接触でプラス5秒のペナルティとなり、正式結果は5位になりました。
なお、レースは規定の30分を経過したため、予定されていた19周より1周少ない18周でチェッカーとなりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 1号車 |
K.フレデリック |
5位 |
1分33秒082( 8/12) |
2(16) |
| 50号車 |
小出 峻 |
8位 |
1分32秒767( 4/12) |
0(24) |
| 51号車 |
荒川 麟 |
4位 |
1分32秒456( 2/12) |
3(16) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:18度、路面温度:22度
■第9戦決勝(6月23日(日)午後0時35分~16周)
雨は降り続いていましたが、若干コンディションが回復したため、スタンディングスタートとなりました。「フォーミュラで雨のレースはほとんど経験がない」というPPスタートの小出選手は、タイヤのグリップ感を十分に掴みきれず、スタートダッシュを見せた4番グリッドの野中選手の先行を許すことになってしまいました。
荒川選手は1つポジションを落として4位、最後尾スタートのフレデリック選手は1周目にマスタークラスの4台を抜いて8位となってレースは進みますが、徐々に霧が出始め、7周終了時に視界不良のためSCが導入されました。
SCランが続くなかで、各車はタイヤを冷やさないようにウィービングをしながら再開を待ちましたが、視界は回復せずに規定の30分を超え、SC先導のまま16周でチェッカーとなりました。
今大会を終えて、ポイントリーダー野中選手と2位小出選手の差は、12ポイントから7ポイントに縮まりました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 1号車 |
K.フレデリック |
8位 |
1分33秒063( 8/12) |
0(16) |
| 50号車 |
小出 峻 |
2位 |
1分32秒651( 4/12) |
7(31) |
| 51号車 |
荒川 麟 |
4位 |
1分32秒853( 6/12) |
3(19) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:20度、路面温度:23度
- 1号車ドライバー ケイレン・フレデリック選手コメント
-
複雑な気持ちのレースウィークでした。オートポリスからさまざまな修正を加えた結果、本来のペースを発揮することができ、希望通りの位置で予選を通過することができました。PPと2位を取れたことには満足しています。
しかし、レース1では私たちのコントロールが及ばない事態が起こって、レースを終わらせることになってしまいました。その結果レース3も最後尾スタートになってしまいました。レース2はPPスタートでしたが、ウェットでのSUGOは未経験でしたので、非常に難しいレースとなり、期待していた結果は得られませんでした。
次の富士に臨むにあたって、チームの実力には自信を持っていますので、良い結果を残せるよう全力を尽くしたいと思います。我々にはもう少し運が必要ですね。
- 50号車ドライバー 小出 峻選手コメント
-
今週末は調子は悪くなかったですね。一発に関してもロングに関しても良かったと思います。ただ、1レース目は満足のいく内容でしたが、2、3レース目に関しては、細部の詰めがまだ足りなかったように感じています。ベースの部分は他に比べて優位に立っていると思いますので、細部の足りない部分を埋めていけば、思い描く形になるはずです。
シリーズポイントはまだ少しビハインドがありますが、ポイント差は縮まっていますし、何よりも手応えは十分感じていますので、やるべきことをやって、きちんと実力を出せば自ずと結果はついてくると思っています。
- ■51号車ドライバー 荒川 麟選手コメント
-
オートポリスに続いて2大会目ですので、クルマにも慣れていますし、専有走行からスムーズに進めることができました。予選では少しミスもありましたが、ポールを狙える速さはありました。レースに関しては、オートポリスで失敗続きだったスタートに重点的に取り組んだ結果、徐々に改善され、3レース目では決めることができました。
全体的に成長していることは実感できましたが、望んだ結果が出せていないので、悔しさの残る週末でした。
マスタークラス
今大会は、今田選手、DRAGON選手、清水選手に加え、SFライツデビューとなる2023年FIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの藤原誠選手がエントリーし、マスタークラスのフルメンバーが揃いました。
■第7、8戦予選
木曜日の専有走行で好調だったDRAGON選手は、金曜日の走行でクラッシュしてしまい、十分な走り込みができないまま予選を迎えました。
ドライコンディションとなった予選では、今田選手がディフェンディングチャンピオンの貫禄を見せ、第7戦では0.2秒、第8戦では0.5秒の差をDRAGON選手につけ、ダブルクラスPPを獲得しました。
清水選手と藤原選手の二人も僅差の争いを見せ、第7戦では藤原選手が0.1秒上回り、第8戦では二人とも大きくタイムアップするなかで、清水選手が0.1秒上回るという五分の速さを見せました。

|
ドライバー |
Rd4予選タイム(順位) |
Rd5予選タイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
1分15秒336(M1) |
1分15秒023(M1) |
1+1(34) |
| 8号車 |
清水康弘 |
1分17秒201(M4) |
1分15秒952(M3) |
0(10) |
| 13号車 |
藤原 誠 |
1分17秒067(M3) |
1分16秒060(M4) |
0( 0) |
| 30号車 |
DRAGON |
1分15秒585(M2) |
1分15秒554(M2) |
0(21) |
■第7戦決勝(26周)
スタートで前に出るチャンスを狙っていたDRAGON選手が今田選手に並びかけますが、抜くまでには至らず、トップを守った今田選手が2周目以降も少しずつDRAGON選手との差を開いていきました。その差は、10周目には2.7秒まで広がり、その後もタイヤの摩耗によるタイムの落ち込みを最小限に抑えた今田選手が、今季無傷の4連勝を飾りました。
このレースがデビューとなった藤原選手は、スタートから清水選手を従えて周回を重ねると、折り返しの13周目以降は3秒の差を保ったまま3位でチェッカーを受けました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M1位(総合 8位) |
1分16秒549(M2) |
10(44) |
| 8号車 |
清水康弘 |
M4位(総合11位) |
1分17秒977(M3) |
3(13) |
| 13号車 |
藤原 誠 |
M3位(総合10位) |
1分18秒131(M4) |
5( 5) |
| 30号車 |
DRAGON |
M2位(総合 9位) |
1分16秒505(M1) |
7(28) |
■第8戦決勝(18周)
悪天候のためSCスタートとなりましたが、雨のペースに自信を持つDRAGON選手は、SCランが解除されると、今田選手の背後からチャンスを窺い、8周目の1コーナーで前に出ると、1分35秒台を連発して徐々に今田選手を引き離しました。今田選手も終盤にはペースを上げますが、時すでに遅し。DRAGON選手が今田選手の連勝をストップするとともに、今季初優勝を飾りました。
清水選手と藤原選手の争いは、藤原選手がSCラン中にスピンをしてしまい、早々に決着。清水選手は単独走行になりましたが、1分38秒から37秒へと徐々にペースを上げ、安定した走りを見せて3位でフィニッシュしました。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M2位(総合10位) |
1分35秒429(M2) |
7(51) |
| 8号車 |
清水康弘 |
M3位(総合11位) |
1分37秒091(M3) |
5(18) |
| 13号車 |
藤原 誠 |
M4位(総合12位) |
1分39秒657(M4) |
3( 8) |
| 30号車 |
DRAGON |
M1位(総合 9位) |
1分34秒919(M1) |
10(38) |
■第9戦決勝(16周)
雨が降り続き視界が悪い状況でしたが、DRAGON選手は1周目のバックストレッチで今田選手の背後につけると、アウトから一気に前に出てトップに立ちました。今田選手も食い下がりますが、DRAGON選手のペースが良く、差は徐々に広がっていきました。後方では、藤原選手が清水選手を従える形でレースは進みました。
しかし、徐々に霧が出てきたことで視界不良となり、7周終了時にSCが入りました。その後も状況は変わらず、SC先導のまま規定の30分を超え、16周でレースは終了となりました。
DRAGON選手が雨のレースで連勝しましたが、今田選手はPPポイントを獲得しているため、二人の差は1ポイント縮まったのみで、依然10ポイントの開きがあります。

|
ドライバー |
決勝順位 |
ベストタイム(順位) |
Point(累計) |
| 4号車 |
今田信宏 |
M2位(総合10位) |
1分35秒893(M2) |
7(58) |
| 8号車 |
清水康弘 |
M4位(総合12位) |
1分38秒700(M3) |
3(21) |
| 13号車 |
藤原 誠 |
M3位(総合11位) |
1分39秒448(M4) |
5(13) |
| 30号車 |
DRAGON |
M1位(総合 9位) |
1分35秒270(M1) |
10(48) |
- 4号車ドライバー 今田信宏選手コメント
-
1日目のドライの予選、第7戦決勝は良かったのですが、2日目はウェットにドライビングを合わせきれなかったという感じです。とにかく視界が真っ白でしたから、DRAGON選手を抑えるためにはかなりリスクを冒す必要がありました。少しマージンを取りすぎたかもしれませんが、今回はクルマを壊さないよう手堅く走りました。次の富士はコースが広く、ドライでもウェットでも攻めることができますので、逆襲したいと思います。
- 8号車ドライバー 清水康弘選手コメント
-
2大会目の今回はコースコンディションが週末を通して移り変わるなか、SFLの経験値をしっかり積み重ねられたのでよかったです。今大会から影山正美さんをコーチとしてお招きし、学びのペースも格段にアップしました。自分に足りていない部分を丁寧に、確実に克服していきたいと思います。次の富士戦は気温も更に上がりますから、体調含めしっかり調整して迎えたいです。
- 13号車ドライバー 藤原 誠選手コメント
-
ダウンフォースが何なのかということが、まだ掴みきれないというのが現状です。少しずつ詰めはしましたが、全体的に詰めきれていないという感じです。特に雨を想定していなかったので、単独走行になるとラインも分からずに戸惑いました。予習不足を反省しています。
それでも難しいコンディションのレースで、クラッシュもなく無事デビュー大会を終えたことにはほっとしています。次の富士はランオフエリアも広いので、今回は試すことのできなかった限界を探る走りにトライしたいと思います。
- 30号車ドライバー DRAGON選手コメント
-
金曜日の専有走行でクルマを壊してしまったので、ぶっつけの予選でクルマのチェックをしながら攻めることになりました。しかし、それでは今田選手に勝てるはずもなく、予選は完敗でした。ドライの第7戦も、最終コーナーの走りやタイヤの持たせ方を工夫して、ワンチャンスあるかと思っていましたが、ペースは今田選手の方が上回っていました。
ただ、2日目は雨予報でしたので、雨になれば自信もありましたし、勝てる可能性はかなり高まると思っていました。結果2連勝できましたが、両レースとも今田選手の後ろからスタートしてコース上で抜いて勝てたことは大きかったですね。特に2レース目は1周目のチャンスを逃していたら、SCが入って2位で終わっていたと思います。
次の富士は今田選手の得意コースですが、ここまで一度も勝てていない予選で何とか一矢報いたいと思います。

B-Max Racing Team Release
- 優勝 野中誠太(TOM'S)
-

「少ない周回数でしたが、スタートを決めることができました。ライツで雨のレースを経験している人は少ないと思いますが、ぼくは経験値があるので前に出ることができたと思います。特別なことはやっていませんが、ドライとグリップレベルが違って、ホイールスピンをしやすいので、クラッチのつなぐ量とかを少なくしています。1コーナーでは余裕で前に出ていたわけではなくて、ブレーキング勝負でリスクを背負っていきいました。今週はドライもレインもペースがなかったので、SCには助けられました」
」
- 2位 小出峻(B-MAX RACING TEAM)
-

「午前中がSCスタートになったので、レインタイヤがどれくらい路面に食いつくかというのを確かめられませんでした。4番手の野中選手がすごいいいスタートで、1コーナーでサイドバイサイドになって、守りたかったんですが、野中選手の1コーナーのグリップがよかったので、前に出してしまいました。そこから追い抜こうとプッシュしたんですがSCが出て、そのまま終わってしまいました」
- 3位 中村仁(TOM'S)
-

「敗因はスタートでした。朝からスタート練習を何回もして、エンストだけは避けようと思いましたが、反応が悪かったです。エンストしなかったので5点くらいは与えてもいいのかなと思います。5位まで落ちましたが、その後はいい位置取りができました」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパーフォーミュラ・ライツ第9戦は23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、4番グリッドから好スタートを切った野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)がトップに立つと、セーフティーカーランで終了したレースを制して今季3勝目を飾った。
レースは午後0時35分にフォーメーションラップが始まった。雨は間断なく降り続き、霧も立ちこめてきたが、今回はセーフティーカー(SC)先導ではなく、スタンディングスタートとなった。
好スタートを切ったのは4番グリッドの野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)。ストール気味だった、前方グリッドの中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)の左側をすり抜け、ポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)、3番グリッドの荒川麟(B-MAX RACING 324)にアウトから並びかけると、1コーナで並走しつつトップに立った。2位には小出が、3位には好スタートを切った古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が上がるが、3コーナーでコースオフ。中村が3位に浮上し、4位には荒川が、5位には古川が、6位には小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が続く。
トップの野中は1周目に2位の小出を1秒5離すと、2周目には1秒8まで広げる。しかし3周目からは小出が徐々に野中との差を詰め始めその差は1秒7、4周目には1秒3、5周目には0秒9と接近する。
しかし、レースは7周目に霧が濃くなり、視界不良のためSCが導入された。
この後も視界は回復することなく、レースは16周目に規定の30分間を経過したためSCランのまま終了。野中が今季3勝目を飾った。2位には小出が、3位には中村が、4位には荒川が、5位には2周目に古谷をパスした小林が、6位には古谷が入った。
マスタークラスは1周目にポールポジションの今田信宏(JMS RACING TEAM)をかわしたDRAGON(TEAM DRAGON 324)が2連勝を飾った。
レースは規定周回数の75%、14周以上を周回したためフルポイントが与えられる。この結果、野中はドライバーポイントを38まで伸ばしリーダーを守った。2位には31ポイントで小出が、3位には30ポイントで中村が続いている。
第10戦~12戦は、富士スピードウェイに舞台を移し、7月20日、21日に決勝が行われる。





Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
東北大会 in スポーツランドSUGO -RIJ- (2024/06/23) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 36 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 16 | 30'27.157 | - | - |
| 2 | 50 | | | 小出 峻 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 16 | 30'29.776 | 2.619 | 2.619 |
| 3 | 35 | | | 中村 仁 | モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 16 | 30'31.096 | 3.939 | 1.320 |
| 4 | 51 | | | 荒川 麟 | B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM | 16 | 30'32.631 | 5.474 | 1.535 |
| 5 | 38 | | | 小林 利徠斗 | モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S | 16 | 30'33.837 | 6.680 | 1.206 |
| 6 | 37 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S | 16 | 30'34.613 | 7.456 | 0.776 |
| 7 | 2 | | | 荒尾 創大 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING | 16 | 30'35.181 | 8.024 | 0.568 |
| 8 | 1 | | | ケイレン・フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 16 | 30'35.525 | 8.368 | 0.344 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 16 | 30'44.418 | 17.261 | 8.893 |
| 10 | 4 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM | 16 | 30'45.093 | 17.936 | 0.675 |
| 11 | 13 | M | 3 | 藤原 誠 | TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON | 16 | 30'45.888 | 18.731 | 0.795 |
| 12 | 8 | M | 4 | 清水 康弘 | GNSY 324 GNSY RACING | 16 | 30'46.529 | 19.372 | 0.641 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 14 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 35 中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC) 1'32.454 (6/16) 139.652 km/h

B-Max Racing Team(SFチーム代表 宮田雅史)は、10月28~29日、鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第8、9戦「JAF鈴鹿グランプリ」に参戦し、松下選手が最終戦で最低限の目標としていたポイントを獲得。苦しかった2023シーズンを締めくくりました。
■第8戦予選(10月28日(土)午前9時30分〜)
前戦で多重クラッシュに巻き込まれた松下選手の車両は新しいモノコックとなり、これが走りにどう影響するのか、期待と不安のなか予選に臨みました。松下選手は予選Q1を6位で通過。Q2はアタックラップにコースアウトした車両があり中断となったため、満足なアタックができずに10位でした。ハイマン選手は19位で予選を終えました。
|
ドライバー |
セッション |
タイム/順位 |
| 50号車 |
松下信治 |
予選 |
Q1(順位) |
1分38秒351( 6/11) |
| Q2(順位) |
1分38秒840(10/12) |
| 総合順位 |
10位 |
| 50号車 |
ラウル・ハイマン |
予選 |
Q1(順位) |
1分39秒802(10/11) |
| Q2(順位) |
—————- |
| 総合順位 |
19位 |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:21度、路面温度:23度

■第8戦決勝(10月28日(土)午後2時30分~3周)
松下選手がスタートの混乱のなかで他車と軽く接触して遅れ、ハイマン選手も順位を落としてコントロールラインに戻ってきました。しかし、序盤の混戦のなかでまだ順位は落ち着いておらず、巻き返しのチャンスは十分残されていました。
ところが、4周目の130Rで競り合っていた笹原選手と大津選手が接触、クラッシュするという大きなアクシデントが発生。レースは一旦中断となりますが、コース設備の修復が難しいとの判断で、3周終了時点で成立となりました。

|
ドライバー |
セッション |
タイム/順位 |
| 50号車 |
松下信治 |
決勝 |
順位 |
13位 |
| ベストタイム |
1分43秒148(12/22) |
| 51号車 |
ラウル・ハイマン |
決勝 |
順位 |
21位 |
| ベストタイム |
1分43秒843(20/22) |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:23度、路面温度:27度
■第9戦予選(10月29日(日)午前8時50分〜)
松下選手は、予選で第8戦を上回るパフォーマンスを発揮。Q1を3位で通過すると、Q2でも6位と健闘し、今季最高位のグリッドを獲得しました。ハイマン選手は第8戦と同じく19位でした。

|
ドライバー |
セッション |
タイム/順位 |
| 50号車 |
松下信治 |
予選 |
Q1(順位) |
1分37秒700( 3/10) |
| Q2(順位) |
1分36秒988( 6/12) |
| 総合順位 |
6位 |
| 50号車 |
ラウル・ハイマン |
予選 |
Q1(順位) |
1分38秒683(10/10) |
| Q2(順位) |
—————- |
| 総合順位 |
19位 |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:19度、路面温度:21度
■第9戦決勝(10月29日(日)午後2時30分~31周)
松下選手は、スタートを決めて5位にポジションアップ。さらに上位を狙って規定で許される10周終了時にタイヤ交換を行いました。ハイマン選手も次の周にピットインしますが、運悪く手前のピットの車両が発進時に停止し、これに進路を阻まれタイムロスしてしまいました。
タイヤ交換後、プッシュし続けた松下選手は、上位陣がすべてタイヤ交換を終えた24周目には4位を走行。しかし、この頃からタイヤがグリップを失いはじめ徐々にペースが落ちてしまいます。そして、終盤にタイヤ交換をして明らかにペースが速い野尻選手、坪井選手を抑えきれず、最終ラップには平川選手にもかわされ7位でフィニッシュ。終盤は苦しいレースでしたが、今季初のポイントを獲得しました。ハイマン選手は、コンスタントに走行を続け18位でチェッカーを受けました。

|
ドライバー |
セッション |
タイム/順位 |
| 50号車 |
松下信治 |
決勝 |
順位 |
7位 |
| ベストタイム |
1分40秒698( 4/20) |
| 51号車 |
ラウル・ハイマン |
決勝 |
順位 |
18位 |
| ベストタイム |
1分43秒024(20/20) |
- 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:23度、路面温度:29度
■チーム監督 本山 哲コメント
最終戦でようやく良いレースができました。予選からきちんと戦えていましたし、決勝では正直トップ3は見えませんでしたが、野尻選手と渡り合うなど手応えを感じました。チームにとっても大きな収穫のあったレースでした。今シーズンに関しては、物足りない内容が多かったですが、最後にポイントが取れて頑張ってくれたスタッフも報われたと思います。来シーズンは今回のようなレースを積み重ね、さらに上を目指していきたいと思います。今シーズンの応援ありがとうございました。
- 50号車チーフエンジニア 宮田雅史コメント
-
最後にやっとまともなレースができたという感じです。好位置からのスタートでしたので、リスクを承知で表彰台を狙ってアンダーカットを試みました。終盤タイムが落ちるのは織り込み済みでしたが、途中ペースの遅いクルマに引っかかって2〜3秒ロスしてしまったのは勿体なかったですね。あれがなければもう1つ上に行けたかもしれません。
今シーズンは不運なアクシデントもありましたが、全体的に流れが悪かったですね。でも、最後は手応えを感じて終わることができて良かったです。12月の合同テストから来シーズンに向けて動き出しますので、また新たな気持で臨みたいと思います。
- 51号車チーフエンジニア ティム・ネフ コメント
-
最後までラウル選手が満足できるクルマに仕上げられなかったことは心残りです。彼が自信を持って走れるようにするため、やるべきことはまだ残されていたように思います。私個人としては、苦労もありましたが、日本で新たな経験を積むことができ、またチームと仕事ができて楽しいシーズンでした。
- 50号車ドライバー 松下信治選手コメント
-
今大会から車両が新しくなり、その効果が目に見えて発揮されたように思います。昨日の第8戦は赤旗中断で戦わずに終わってしまいましたが、最終戦は予選から良い戦いができました。タラレバですが、決勝も作戦がはまっていればもっと良い結果が得られたかもしれません。でも、きちんとレースをしたうえでの7位という結果には満足しています。辛いことが多かったシーズンでしたが、最後にポイントが取れて本当に良かったと思います。応援ありがとうございました。
- 51号車ドライバー ラウル・ハイマン選手コメント
-
最終レースはタフなレースになりました。フリー走行でメカニカルな問題が発生し、マシンを良い方向に持っていくことが困難でした。ポジティブな結果で終わることができれば良かったのですが、そうはなりませんでした。マシンが抱える問題はシーズンを通して続き、パフォーマンスを発揮する機会はありませんでした。日本でのシーズンはとても難しいものでしたが、思い出に残るものになりました。応援してくれた皆さんに感謝します。

B-Max Racing Team
- 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)
-
「フロアに大穴が空いてしまって、走行不能になってしまいました。最初の数周の車高が下がっている時に底を打って空いちゃったのかなあと思います。SUGOの大湯選手と同じ状況でした」
「今シーズンは移籍して初年度でしたが、最初の時は調子が良く、シーズンが進むにつれて尻すぼみになってしまったのが残念です。来年はスペックも変わりますし、また一からやり直せたらと思います」
「昨年までのチームも、今のチームも非常に細かいところまでデータの分析をやっていますが、進め方という点でNAKAJIMA RACINGの方がドライバーの意見が反映されやすいなと。やりやすく思っています。チームとしての方向性の違いを感じました」
「山本選手のレースウィークの進め方、テストのやり方、走らせ方などで自分とは違う部分がかなりあって、すごく勉強させていただきました」
「まだ来年どういった体制になるかはわかりませんが、スーパーフォーミュラへは継続して参戦したいですし、優勝したいと考えています。来年に向けて準備を頑張っていきます」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
- 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-
「予選から前に行きたかったなあ、というところで、非常に難しい1日になってしまったという印象です。チームメイト同士でタイトルを争うと、必然的に一番意識してしまうところがあるので、駆け引きについての線引きについても難しく、やりにくさを感じていましたが、少なくとも予選で前に行けなかったというところで流れを作れませんでした」
「宮田選手の前に出られていれば結果は違っていたのかなあと考えると、本当に小さなところでシリーズの結果が変わるという状況で、そういう小さなところの積み重ねができなかったなあという印象です」
「とはいえ走っているところでは全力を尽くしました、もちろん悔しさはありますが。また三連覇をするためにはこれから二連覇をしないといけないという、壁みたいなものを感じます。また頑張らないとなあと思います」
「スタート自体は前の2台よりも良かったと思いますが、抜きん出るほどの良さではなかったですね。だからラインが交錯するような中途半端な形になって、減速せざるを得ませんでした。もう少し勢いがあれば自分でスペースを見つけられたと思いますが、すごく微妙な位置関係になってしまった結果、宮田選手に前に行かれてしまいました」
「ペースが良くなかったし、後ろからは松下選手ぐらいしかきていなかったので、この状況なら最初のスティントを引っ張ってチャンスを待つしかないという判断をチームがしたんだと思いますし、僕もそれを理解したので、とにかく自分の持っている古いタイヤでコンマ1秒でも稼ぐしかないという風に切り替えて走っていました。これしかなかったという印象です。スタート後のペースや予選順位が違っていれば違った戦略も取れたでしょうけど、ついていくのが苦しかったんで、どんどん選択肢が少なくなってしまいました。基本的な速さも足りませんでしたし」
「非常にアップダウンのあるシーズンでした。過去を振り返った時に『これがなければ』というものを残してしまうとシリーズは苦しいですし、そういった意味で第3戦の鈴鹿での大湯選手とのクラッシュは大きかったなという印象です。あとは病気のこともありましたが、それは致し方ないとして、そこからチャンピオン争いまでカムバックできたので、そこは応援してくださった方々の応援の力かなあと思います。チームも支えてくれましたし。タイトルを取った時以上に皆さんの支えのありがたみを感じたシーズンでしたね」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

- 2023ドライバーズチャンピオン 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
-
「TGRの皆さんとチームトムス、スポンサーの皆さん、応援してくださるファンの皆さんに本当に感謝しています。チャンピオンを取るのは決して楽ではありませんでしたし、正直今年はチャンピオンを取れるとは思っていませんでした」
「スーパーフォーミュラにデビューしてから今まで一度もポールポジションも優勝も獲得できていなかったので、それを取るために何をすべきかをチームと一緒に考えてきました。それが4月の鈴鹿での優勝につながりました。そこからクルマやドライビング、メンタル的な部分にも自信がつきました」
「今年からWECのプログラムにも加わって海外に行くことが増えました。その中で自分が何をすべきなのかも見えてきました。自分は世界に行きたいという思いでレースを始めましたので、それが原動力となってこの結果にもつながったと思いますし、それによってチャンピオンを取れたことが嬉しいですし、ホッとしています。トヨタエンジンユーザーとしては久々のチャンピオンでもあるので、そういう部分でも誇りに思います」
「海外のレースに帯同させていただいて肌で感じたのは、日本は自動車文化の国であるはずなのに、海外では日本のモータースポーツに関心を持っている方が少ないということです。僕がスーパーフォーミュラでシリーズを引っ張っているといっても、海外では僕のことを誰も知らないんです。この現状がすごく悔しいし、スーパーフォーミュラのレベルの高さを知らしめるためにも、今まで以上に努力して、海外でも活躍したいです」

- 2023チームチャンピオン 田中洋克(TEAM MUGEN)
-
「今シーズンを一緒に戦った宮田選手のチャンピオン獲得に、まずはおめでとうと申し上げます」
「チームとしては9戦中6勝という数字を残すことができまして、チームの強さという部分では皆さんの期待にお応えできたかなと思います。今シーズンを振り返ってみますと、新しくリアム選手を迎えてスタートしたわけですが、ここまでの結果を出すとは正直思っていませんでした。本当にすごい、良い走りをしてくれました。野尻選手も途中欠場ということがありましたが、シーズンを通じて良い走りをしてくれました。チームチャンピオン二連覇というのは目標としていたところでもあるので、ホッとしています」
「ドライバーズチャンピオンが取れなかったのは残念ですが、宮田選手がいい走りをした結果だと思います。宮田選手の走りはチャンピオンにふさわしかったと思います。スーパーフォーミュラを盛り上げるという意味でも、来年チャンピオンを取り返せるように頑張ります」

- 2023ルーキー・オブ・ザ・イヤー リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
-
「正直いってアメイジングなシーズンになりました。タフなシーズンでもありました」
「過去にスーパーフォーミュラに参戦したニック・キャシディとは親しくて、結果が出るまでは大変からね、と聞いていました。ピエール・ガスリーからも同様に、結果を出すまでに時間がかかるぞ、と聞いていました。僕にとっても大きなチャレンジだと思っていたので、得られる限りの助けをいただいて、自分の糧にしようと思っていました。本当に素晴らしいシーズンになりました」
「残念ながらチャンピオンシップは獲得できませんでしたが、宮田選手はシーズンを通じて本当に素晴らしい走りをしていましたし、安定していました。常に表彰台に上がっていましたし」
「チーム無限で1年間戦うことができたことを本当に光栄に思います。僕がF1に行く上で本当に勉強になりました。このチームで成長できたことがF1参戦につながったと思いますので、本当に感謝しています」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

- 優勝 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「初優勝を嬉しく思います。スタートは昨日同様に不安を抱えていましたが、やってみたらうまくいきました。トップに立ってからもペースが良く、後ろを引き離していく展開になりましたが、リアム選手のロングランのペースも良くて、終始気の抜けないレースになりました」
「自分自身のペースも良く、マシンも本当に良かったんで、1年間やってきたことの集大成というか、来年につながる良いレースになったと思うし、本当に最後までミスなく走れました。外から見ると単調なレースに見えたかもしれませんが、僕自身の中ではリアム選手がどこでOTSを使っているのか、どこまで余裕があるのかを考えて、駆け引きをしながら走っていました。特にラスト10周はメンタル的にも本当に苦しかったです」
「最終ラップに入った時に『勝ったな』と思ったんですけど、コントロールラインを通過した瞬間に涙が出てきました。苦しい前半戦から始まって優勝で締められたのは本当に良かったと思うし、来年はこの勢いでチャンピオン争いができるように頑張ります」
- 決勝2位 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
-
「本当にトリッキーなレースでした。スタートがうまくいかなかったのが一番悔しかったですね。週末の始まりから今ひとつの感触だったので、今回の結果は残念でした」
「序盤からプレッシャーをかけてみたり、アンダーカットを狙った戦略をとったり、やれることをいろいろやってみたんですが、太田選手はとても速かったです。最後の10ラップはプレッシャーをかければミスをするんじゃないかと思いましたが、彼は最後まで本当にスムーズな走りをしていて、全くチャンスがありませんでした」
「」
- 決勝3位 宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
- 「スタートが4番手だったの、そこで順位を上げないと厳しいのはわかっていました。今までスタートがうまく決まったことがなかったので、チームと入念にコミニュケーションを取って臨みました。スタートはうまくいって、位置取りもうまく2コーナーに入れたので、オーバーテイクできました。レースペースに自信があったわけではなかったんですが、最後まで諦めずにベストを尽くせばついていけるかな、と思っていたので、その点では良かったと思います」
「この週末ずっとホンダ勢が力強いレースをしました。僕はチャンピオン争いをしていることもあり、なかなかトリッキーなことはできませんでしたが、ここへきてホンダが強くなったという点で、どうしてそうなったのかは来年に向けての課題だと思いました」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

- 優勝チームプリンシパル 村岡潔(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「太田くん新人ですからね。スタートがうまくいって、そこからハラハラドキドキ、何をするかわからない展開でしたね。全周無線で話しながらやりました。当然優勝したのは嬉しいですけどね。このところずっとウチはホンダさんの若い子の育成をやってるんで、責任を果たしたなと。太田くんには感謝とおめでとうを言ってあげたいです」
「一番ドキドキしたのはファイナルラップですかね。途中でタイムを見ていても余裕があるのがわかったんで、後ろを見てレースができるようになっていました。序盤リヤが厳しくなった時も、後ろのリアム選手、宮田選手も同じようにタイムが落ちていましたからね。セクターを見れば太田くんの方がタイムは良かったんで、余裕を持って後ろの2台を見てからタイヤ交換を引っ張りました。太田くんはしっかりしていましたよね、私たちよりも(笑)」
「(タイヤ交換後にトラフィックに引っかかった時は)同一周回ですから言いにいけませんが、これも太田くんへの試練かなと思っていました。抜かれる側もよくわかってくれていて、変に邪魔するドライバーはいませんでしたね。そこら辺はみんなレベルアップしているのかなと思います。中でも関口くんはいい仕事をしてくれましたよね、私たちにとっては期待通りでした(笑)」
「太田くんは開幕前のGTのテストでクラッシュがあったせいで、シーズン中盤のテストまでクルマのことを理解しきれていませんでした。ウチも新しいクルマになってセットを外してしまっていましたが、そこで牧野くんがチームの立て直しに奔走してくれたんです。牧野くんがチームを引っ張ってくれて、それが富士での彼のポールポジションにつながって、あそこからチームが一気に元に戻れました。太田くんもクルマを理解することができて、それがこの優勝につながりました。牧野くんの貢献がすごくありがたかったです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

2023年全日本スーパーフォーミュラ第9戦「JAF鈴鹿グランプリ」の決勝が10月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手からスタートした太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が待望のSF初優勝を達成した。ポールポジションのリアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は2位に終わり、このレースを3位で終えた宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)が今シーズンのドライバーズチャンピオンに輝いた。(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:25,500人)

2023年最後の戦い、第9戦決勝は午後2時30分より31周で行われた。スタート時の気温は23℃、路面温度は31℃だ。
ホールショットを奪ったのは予選2番手の太田。2位で1コーナーに侵入したローソンに進路を塞がれる格好になった野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を宮田がアウトから交わして3位に浮上、野尻は4位で1周目を完了した。太田はこの周だけで1秒350のリードを築き上げた。
後続を引き離しにかかる太田のリードは2周目に1秒438。3周目は1秒467と徐々に開いていったが4周目に入ると1秒257、5周目は1秒334に落ち着く。この辺りから太田は無線でリヤのグリップ不足を訴えていた。6周目に入るとそれまで1分41秒台だった太田のペースは1分42秒607に落ち着き、リードは1秒201。7周目は1秒046。徐々にローソンが迫ってきた。
一方、3位の宮田もローソンとの差を縮めにかかり、8周目には1秒256に詰まってきた。
大会特別規則で定めたタイヤ交換義務の対象となる10周目には松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING SF23)、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF23)のホンダ勢がピットイン。これを皮切りに各ドライバーが相次いでタイヤ交換を行うようになる。
12周目には3位の宮田がピットイン。5秒2で作業を終えてコースに復帰する。すでにタイヤ交換を終えていた佐藤はここで2度目のピットイン。65号車はそのままガレージへ引き入れられてレースを終えた。
続いてローソンが13周目にピットイン。6秒5の作業時間で宮田の前でコースインしてきた。すでに熱の入ったタイヤで追い上げてきた宮田がヘアピンでアウトからオーバーテイクを試みるが、ここはローソンが押さえ込んだ。
続いてトップの太田が14周目にピットイン。タイヤ交換を5秒4で終え、ローソンと宮田に先行する形でコースへ復帰した。
この時点でのトップは野尻。太田は9位だったが、太田は先行する大草りき(TGM GP SF23)と関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)を次々に抜き去って17周目には7位に浮上する。続いてローソン、宮田も次々に関口を捉えた。
野尻はその後もコースに留まり、レースも終盤に差し掛かる23周目にようやくピットへ。この作戦が裏目に出て、野尻は宮田の後ろ、4位でコースに復帰するが、アウトラップでペースを上げられない間に逆バンクで松下に抜かれて5位に後退してしまった。
26周目のシケインで松下のインをつき、4位を奪い返した野尻だったが、3位の宮田とは15秒674の大差がついてしまっていた。
一方、トップに返り咲いた太田は27周目に0秒926差までローソンに詰め寄られるが、最後までローソンに付け入る隙を与えずに31周を走り切り、太田格之進が参戦1年目にして殊勲の初優勝を達成した。
リアム・ローソンは2位、宮田莉朋は3位、野尻智紀は4位ででこのレースを終えた。
これによりドライバーズポイントは宮田が114.5ポイント、ローソンが106.5ポイント、野尻が106ポイントとなり、宮田が2023年のシリーズチャンピオンを獲得した。
なお、チームチャンピオンはTEAM MUGEN188.5ポイント、VANTELIN TEAM TOM’Sが109.5ポイントとなり、2年連続でTEAM MUGENが獲得している。
全日本スーパーフォーミュラ選手権は、このレースをもって2023年の全日程が終了。2024年は3月8~10日に同じく三重県の鈴鹿サーキットにて2&4レースとして開幕する。











Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
第22回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2023/10/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'19.831 | - | - |
| 2 | 15 | リアム・ローソン | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'21.370 | 1.539 | 1.539 |
| 3 | 37 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'25.454 | 5.623 | 4.084 |
| 4 | 1 | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'39.444 | 19.613 | 13.990 |
| 5 | 38 | 坪井 翔 | P. MU/CERUMO・INGING SF23 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'42.991 | 23.160 | 3.547 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 31 | 53'46.134 | 26.303 | 3.143 |
| 7 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF23 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 31 | 53'49.207 | 29.376 | 3.073 |
| 8 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'57.077 | 37.246 | 7.870 |
| 9 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 53'58.036 | 38.205 | 0.959 |
| 10 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'05.212 | 45.381 | 7.176 |
| 11 | 39 | 阪口 晴南 | P. MU/CERUMO・INGING SF23 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'13.416 | 53.585 | 8.204 |
| 12 | 4 | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'16.902 | 57.071 | 3.486 |
| 13 | 53 | 大草 りき | TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'18.902 | 59.071 | 2.000 |
| 14 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'19.431 | 59.600 | 0.529 |
| 15 | 55 | ジェム・ブリュックバシェ | TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'30.761 | 1'10.930 | 11.330 |
| 16 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'33.585 | 1'13.754 | 2.824 |
| 17 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 31 | 54'35.820 | 1'15.989 | 2.235 |
| 18 | 51 | ラウル・ハイマン | BYOUBUGAURA B-MAX SF23 B-Max Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 31 | 54'44.410 | 1'24.579 | 8.590 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 27 Laps)完走 ---- |
| - | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 26 | 46'36.207 | 5Laps | 5Laps |
| - | 65 | 佐藤 蓮 | TCS NAKAJIMA RACING SF23 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 12 | 21'40.312 | 19Laps | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23) 1'39.720 (29/31) 209.639 km/h

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦の予選が、10月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が自身初となるポールポジションを獲得した。
サーキット上空は晴れ渡っている。予選の注目は、波乱となった昨日の第8戦で優勝を遂げた野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)と2位に入った宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)の順位。チャンピオン争いに大きく影響するだけに二人の順位が気になるところだ。
Q1 Aグループ
最初にアタックの入った野尻のタイムは1分37秒607。この後、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が37秒893、松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF23)が37秒700をマークするが、野尻のタイムには届かない。最後に太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が37秒686と迫るが、Aグループのトップは、虎視眈々と逆転王者を狙う野尻が奪った。
順位:野尻-太田-松下-平川-国本-佐藤/-山下-阪口-大草-大嶋
Q1 Bグループ
まずは福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF23)が1分37秒743をマークするが、即座に宮田がAグループの野尻のタイムを大きく上回る1分37秒014をマークしてトップに立つ。しかし、終了間際にローソンが唯一37秒を切る36秒881を叩き出して宮田を逆転。3位には終了間際に37秒113をマークした坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF23)が入った。
順位:ローソン-宮田-坪井-牧野-福住-関口/-小林-小高-ブルクバシェ-ハイマン




Q2
最終戦になってようやく本来の速さを取り戻しつつある松下が最初にアタックして1分36秒988をマーク。しかし、野尻が36秒704でこれを上回る。野尻が第8戦に続く連続ポールかと思われたが、直後にローソンが36秒442というやや抜き出たタイムでトップを奪う。
終了間際に、昨日初の表彰台を射止めた太田が36秒613で2位に浮上。そしてチャンピオン獲得のために是が非でも予選ポイントの欲しい宮田は果敢にアタックをするが、ややミスがあり36秒817で4位に終わった。
この結果、シリーズポイントは、宮田103.5p、野尻98p、ローソン91.5pで最終戦の決勝を迎えることとなった。
順位:ローソン-太田-野尻-宮田-坪井-松下-国本-関口-平川-牧野-福住-佐藤
第9戦の決勝は、本日、午後2時30分から31周で行われる。






Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

- 第9戦ポールポジション リアム・ローソン(TEAM MUGEN)
-
「シーズンを通じてチームは常に良いクルマを用意してくれましたが、ポールポジションを獲得するのは難しかったです。でもチームは今日に向けてセッティングを見直し、素晴らしいクルマを用意してくれました。本当に最高でした」
「(チャンピオン争いについて)上位二人とのギャップはまだまだ大きいと考えています。自分に今何ができるか、に集中して、このレースに勝つことが一番重要だと考えています。他のドライバーのことはコントロールできないので、そこは祈るだけです」
- 第9戦予選2位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「今回はすごく自信があり、特にQ2のラップは今年一番と言って良いほどの出来だったんです。コントロールラインを通過した時に自分がポールだ、と思ったら15番の表示が見えたので、悔しかったです。でもフロントローからレースできるので、決勝も頑張ります」
「(チャンピオン争いをする選手に挟まれている状況について)正直嫌ですね。僕は僕のレースをしたいし。(ここでローソンが「僕たち友達だよね?」と割り込む)。そうですけど、野尻さんも先輩なんで(笑) フロントローには苦い思い出もありますが(笑)、スタートで3人の前に出てしまえば良いと思うので、スタートを頑張ります」
- 第9戦予選3位 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-
「リアムが速かったと思います。あのタイムは僕たちには見えていなかった、というのが正直なところです。あとは決勝をどうするかですね。宮田選手が後ろにいて、ポイントランキングの1、2、3位が逆順でスタートすることになったので、より激しいレースになるだろうなと思いますし、ここまで来たら誰がチャンピオンになってもおかしくないと思うので、難しいですね。捨て身でいくのか、堅実にいくのか、これから考えたいと思います」
「リアムがポールを取って、僕も予選でポイントを積み重ねて、宮田選手が予選ポイントを取り逃がして、と見ている方からは面白い展開になりましたが、僕はポールが取れなかった事実を受け入れて、やれることをやるしかないです。展開次第ですが、一つのポジションも明け渡すわけにはいきません。難しいレースですね。どうなるかわかりません」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
第22回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2023/10/29) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 15 | B | リアム・ローソン | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'36.442 | - | - | 216.764 |
| 2 | 6 | A | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'36.613 | 0.171 | 0.171 | 216.381 |
| 3 | 1 | A | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'36.704 | 0.262 | 0.091 | 216.177 |
| 4 | 37 | B | 宮田 莉朋 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'36.817 | 0.375 | 0.113 | 215.925 |
| 5 | 38 | B | 坪井 翔 | P. MU/CERUMO・INGING SF23 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'36.977 | 0.535 | 0.160 | 215.569 |
| 6 | 50 | A | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF23 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'36.988 | 0.546 | 0.011 | 215.544 |
| 7 | 18 | A | 国本 雄資 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'37.073 | 0.631 | 0.085 | 215.355 |
| 8 | 19 | B | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'37.503 | 1.061 | 0.430 | 214.406 |
| 9 | 20 | A | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'37.531 | 1.089 | 0.028 | 214.344 |
| 10 | 5 | B | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.761 | 1.319 | 0.230 | 213.840 |
| 11 | 12 | B | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'37.768 | 1.326 | 0.007 | 213.825 |
| 12 | 65 | A | 佐藤 蓮 | TCS NAKAJIMA RACING SF23 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.834 | 1.392 | 0.066 | 213.680 |
■Aグループ
第22回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2023/10/29) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 9 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 野尻 智紀 | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'37.607 | - | - | 214.177 |
| 2 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.686 | 0.079 | 0.079 | 214.004 |
| 3 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF23 B-MAX Racing Team HondaM-TEC HR-417E | 1'37.700 | 0.093 | 0.014 | 213.973 |
| 4 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD01F | 1'37.893 | 0.286 | 0.193 | 213.552 |
| 5 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F | 1'38.066 | 0.459 | 0.173 | 213.175 |
| 6 | 65 | 佐藤 蓮 | TCS NAKAJIMA RACING SF23 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'38.114 | 0.507 | 0.048 | 213.071 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'38.162 | 0.555 | 0.048 | 212.966 |
| 8 | 39 | 阪口 晴南 | P. MU/CERUMO・INGING SF23 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'38.308 | 0.701 | 0.146 | 212.650 |
| 9 | 53 | 大草 りき | TGM GP SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E | 1'38.643 | 1.036 | 0.335 | 211.928 |
| 10 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F | 1'38.750 | 1.143 | 0.107 | 211.698 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |
■Bグループ
第22回JAFグランプリ鈴鹿 -RIJ- (2023/10/29) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 SUPER FORMULA Round 9 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 15 | リアム・ローソン | Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'36.881 | - | - | 215.782 |
| 2 | 37 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'37.014 | 0.133 | 0.133 | 215.486 |
| 3 | 38 | 坪井 翔 | P. MU/CERUMO・INGING SF23 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'37.113 | 0.232 | 0.099 | 215.267 |
| 4 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'37.707 | 0.826 | 0.594 | 213.958 |
| 5 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing HondaM-TEC HR-417E | 1'37.743 | 0.862 | 0.036 | 213.879 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F | 1'37.809 | 0.928 | 0.066 | 213.735 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F | 1'38.121 | 1.240 | 0.312 | 213.055 |
| 8 | 4 | 小高 一斗 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'38.281 | 1.400 | 0.160 | 212.708 |
| 9 | 55 | ジェム・ブリュックバシェ | TGM GP SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E | 1'38.370 | 1.489 | 0.089 | 212.516 |
| 10 | 51 | ラウル・ハイマン | BYOUBUGAURA B-MAX SF23 B-Max Racing Team HondaM-TEC HR-417E | 1'38.683 | 1.802 | 0.313 | 211.842 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8,9戦「JAF鈴鹿グランプリ」の専有走行が10月27日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ディフェンディングチャンピオンの野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)がトップタイムをマークした。
いよいよ2023年シーズンの最終大会を迎えた。チャンピオン候補は、今季2勝しコンスタントに入賞を重ねている宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)94ポイント、F1デビューも飾った3勝のリアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)86ポイント、1戦欠場しているものの2勝を飾っている野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)84ポイントの3人に絞られた。
また、スーパーGTのクラッシュで負傷欠場の山本尚貴に代わって出場する大津弘樹(TCS NAKAJIMA RACING SF23)に加え、最終大会直前になって、TGMグランプリから大湯都史樹に代えて大草りき(TGM GP SF23)がドライブするというサプライズ発表もあり、チャンピオ争い以外にも見どころの多い最終大会となった。
午後2時から始まった90分間の専有走行は、開始早々に赤旗提示が続いて、各ドライバーはなかなかリスムに乗ることができない。
折返しの45分を経過した時点のトップ10は、大島(1:40.386)-国本-山下-宮田-坪井-松下-阪口-牧野-太田-関口。注目のSF初走行の大草はトップタイムから約5秒遅れ。
残り20分を切ったところで、各車ピットに滑り込み、そろそろ予選を想定したアタックに向けて準備をしている感じだ。
ここまでの順位は、国本(1:39.988)-宮田-大嶋-牧野-佐藤-山下-松下-太田-野尻。大草は42秒台まで詰めている。
そして、最後のアタックはラスト1周で繰り広げられ、野尻(1:38.895)-宮田(39.125)-坪井(39.182)-ローソン(39.189)-太田(39.223)-山下(39.299)-阪口(39.313)-大津(39.418)-佐藤(39.429)-牧野(39.434)とここまでがトップ10。以下、福住(39.436)-松下(39.508)-関口(39.591)-国本(39.676)-大嶋(39.785)-平川(39.926)-大草(40.016)-笹原(40.194)-可夢偉(40.378)-ブリュックバシェ(40.505)-ハイマン(43.182)-小高(48.656)と続いた。
野尻の速さはさすがだが、2位宮田、4位ローソンも僅差で好位置につけ、チャンピオン争いは熾烈を極めそうだ。
初走行で野尻から1.1秒差まで詰めてきた大草は想定以上の大健闘だ。なお、最初の赤旗の原因をつくった小高は最初の4周しか周回していない。
明日の第8戦の公式予選は午前9時30分からノックアウト方式で行われる。






Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum