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1999年9月

Formula Nippon

99全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦 予選1回

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*                                        Fuji International Speedway(4.400km) *
*              1999全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第7戦 富士スピードウェイ               *
*                      Formula Nippon 予選結果表 1回目                      *
* 1999.09.04    天候: 曇りのち小雨コース状況 : ドライ & セミウェットSEIKO TIMING *
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位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
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 1 64 T. コロネル (NE)    PIAA NAKAJIMA RACING           1'17.417 14 204.606
 2 56 脇阪 寿一 (J)       AUTOBACS RACING TEAM AGURI     1'17.432 20 204.567
 3  1 本山 哲 (J)         UNLIMITED Racing TEAM Le Mans  1'17.560 12 204.229
 4 62 P.ダンブレック (GB) TEAM LEYJUN                    1'17.604 13 204.113
 5  6 M.クルム (D)        TEAM 5ZIGEN                    1'17.784 22 203.641
 6 55 金石 勝智 (J)       AUTOBACS RACING TEAM AGURI     1'17.817 16 203.554
 7 65 光貞 秀俊 (J)       PIAA NAKAJIMA RACING           1'17.858 19 203.447
 8 11 立川 祐路 (J)       COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'18.216 18 202.516
 9 14 道上 龍 (J)         SPEEDMASTER MOONCRAFT          1'18.475 18 201.848
10 20 野田 英樹 (J)       BE BRIDES IMPUL                1'18.762 18 201.112
11  2 山西 康司 (J)       UNLIMITED Racing TEAM Le Mans  1'18.915 16 200.722
12 19 影山 正美 (J)       BE BRIDES IMPUL                1'18.992 20 200.527
13 10 加藤 寛規 (J)       SHIONOGI TEAM NOVA             1'19.007 21 200.489
14 12 飯田 章 (J)         COSMO OIL RACING TEAM CERUMO   1'19.046 15 200.390
15  5 田中 哲也 (J)       TEAM 5ZIGEN                    1'19.276 13 199.808
16  9 R. ファーマン (GB)  SHIONOGI TEAM NOVA             1'19.369 22 199.574
17  3 川本 篤 (J)         ASAHI KIKO SPORTS              1'19.415 19 199.459
18 15 影山 正彦 (J)       SPEEDMASTER MOONCRAFT          1'19.734 17 198.661
19 68 R.デルフラー (RA)   DoCoMo TEAM DANDELION RACING   1'19.778 20 198.551
20 63 柴原 眞介 (J)       TEAM LEYJUN                    1'21.978  8 193.223
   17 D.シュワガー (D)    TEAM TMS                        
   18 黒澤 琢弥 (J)       TEAM TMS                        
   36 玉中 哲二 (J)       TAKAGI B-1 RACING TEAM          
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                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

FN Rd.7 富士 1回目予選速報


 9月に入って、ようやく都心でも熱帯夜が終わりを告げた週末、富士
でフォーミュラニッポン第7戦の予選が行われた。参加車両21台、そ
こには2台のTMSのマシン(#17 D.シュワガー、#18 黒澤琢弥)の姿
はなかった。
 朝のフリー走行では、#56脇坂寿一が1分17秒591でトップタイム。
#64 トム・コロネルが17秒802、#1 本山哲が17秒854と、17秒台に3
台が入る展開となった。300Rが若干濡れていたため、セッションはウ
エット宣言で行われた。
 どんよりとした曇り空から、雨がパラパラと落ちてくるコンディショ
ンの中、なんとか雨も上がりドライのコンディションで午後1時からの
1回目の公式予選が開始された。
 開始10分後では、#56 脇坂が18秒279、#64 トム・コロネルが18秒
443を、#65 光貞秀俊が18秒565をマーク。以下、#6 M.クルムの18
秒619となっていたが、17分を過ぎ、ラップモニターの一番上には、
#1 本山が18秒045を記録。さらに、5周目では17秒875を出した。
さらに6周目で17秒560と朝のセッションで自ら出したタイムはもち
ろん、#56脇坂のセッションのトップタイムも更新。
 20分を経過し、#64 T.コロネルが17秒417のトップタイムをマー
ク。2番手は本山、3番手には#62 P.ダンブレックが17秒604を出
して浮上。以下、#6 クルムの17秒784、#65 光貞が17秒858という
トップ5に。25分後、#5 田中哲也がBコーナー入り口でスピンし、エ
ンジンストールのため動けずセッションは赤旗中断。
#64-#1-#62-#6-#65-#11のトップ6がこの段階での順位。
 残りは13時31分から21分間でのセッションとなった。
 再開後、#56 脇坂が17秒432で2番手に。
 この頃、300Rとストレートで雨が強くなり、ウエットレースの宣言
が出された。
 残り10分、ヘアピンで#12 飯田章がストップしたため、セッション
2度目の赤旗。
  13時45分から残り10分でセッションが再開。
  だが、トップ3はピットから動かない。雨がコースを濡らしているた
め、2回目にかける模様だ。

(1回目予選暫定結果/トップ10)
#64 トム・コロネル       1'17.417
#56 脇坂寿一              1'17.432
#1  本山哲          1'17.560
#62 ピーター・ダンブレック 1'17.604
#6  ミハエル・クルム       1'17.784
#55 金石勝智              1'17.817
#65 光貞秀俊              1'17.858
#11 立川祐路              1'18.216
#14 道上龍                1'18.475
#20 野田英樹              1'18.762
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---
JCG00146@nifty.ne.jp
竹下 恵一郎


Japanese F3

'99_JF3 ドライバーズ ポイント( 7/10戦)

                                                    (第7戦まで)

  1999                      3   4   5   5   6   7   8   8  10  11
   Japan                    /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3              21  18  02  23  06  04  01  29  03  14
     Championship          鈴  筑  富  美  富  鈴  菅  T  茂  鈴
      Drivers-point        鹿  波  士  祢  士  鹿  生  I  木  鹿
Po-No-Driver------------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 --総合P-有効P
1  1   D.マニング          3   9   9   9   9   9   9                  57    57
2  77  伊藤 大輔            0   1   0   6   1   3   6                  17    17
3  64  松田 次生            0   0   6   0   3   4   4                  17    17
4  7   荒  聖治             9   0   3   0   4   0   0                  16    16
5  55  金石 年弘            4   0   1   2   0   6   3                  16    16
6  2   W.エプラヒム        6   4   0   3   0   0   2                  15    15
7  3   S.フィリップ        2   0   4   0   6   0   0                  12    12
8  17  黒澤 治樹            0   6   0   0   0   2   0                   8     8
9  15  R.ビルタネン        0   3   2   1   2   -   0                   8     8
10 9   谷川 達也            1   2   0   4   0   0   0                   7     7
11 87  M.メディアーニ      0   0   0   0   0   1   1                   2     2
   16  五味 康隆            0   0   0   0   0   0   0                   0     0
   71  内山 清士            0   0   0   0   0   0   0                   0     0
   8   井上 智之            0   0   0   0   0   0   0                   0     0
   18  密山 祥吾            0   0   0   0   0   0   0                   0     0
   5   滑川  健             0   0   0   0   0   0   0                   0     0
   6   中嶋 廣高            0   0   0   0   0   0   -                   0     0
   33  小早川 受黎          0   -   0   0   0   0   -                   0     0
   4  P.バン.スクート      -   0   0   -   -   0   -                   0     0
   4   酒井 浩              -   0   0   -   -   -   -                   0     0
   53  富澤 勝              -   0  -    -   0   -   -                   0     0
   20 伊藤 健二             -   -  -    -   0   -   -                   0     0
*******************************************************************************
*  1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
*   10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////

Japanese F3

F3記者会見のコメント要約

記者会見のコメント

ダーレン・マニング
「チャンピオンシップが取れて良い年でチームにも恵まれた。御殿場の外人ドラ
イバー達と一緒に楽しく暮らせて、チャンピオン取れたし楽しかった。レースっ
て言うのは何がおきるかわからないし、絶対信条としては前向きに物事を考える
ようにしていた。今までのポールポジションの時は、自分のスタートをはかる相
手が居なかった。セカンドローから良いスタートが出来たから、確信できた。1
コーナーはトリッキーで、2コーナーでアウトからうまく抜けることが出来た。
10周から15周ハードプッシュをした。後半、タイヤのタレを予想し、稼いでお
こうと思った」
Q 来年の話は?
「このまま、日本にいてFNをやりたい気持ちはある。FNはF1に近いし。
究極の目標はF1。ヨーロッパのチームでF3000にコネクションがあるし、
ステップアップしてF1へというのも考えられる。それでなければFNでチャ
ンプを狙いたい」
Q 残り3戦は?
「チャンプは最も大切だけど、自分はドライバーだからすべてで勝ちたい。今
日も4番手でチェッカーを受けてもタイトルは取れた。でも、勝ちたいしそれ
がパフォーマンスになる。アピールしていきたい。4位から優勝したことは、
暑くてもコントロール出来る実力を見せることができた」

伊藤大輔
「ベストのスタートじゃなかった。細かいミスがあった。2番手がセバスチ
ャン、3番手が金石だったので油断していたこともあった。まさか、アウト
から来るとは…。うまく被せられて、左のフロントタイヤが接触した。スピ
ンしかけたけど、体勢を立て直した。路面コンディションはすごく悪かった。
プッシュすると滑った。前半10周ぐらいはペースつかめず、離される一方
だった」

松田次生
「予選は、朝の練習走行も2番手で欲かいてセットをかえたらエンジニア
とコミュニケーションがうまく取れていなくて、ああいう位置になった。
荒れる予想をしていたんで、スタートはポジションキープをしようとした
が、前に出れなかった。前2台のクラッシュはラッキーだった。伊藤選手
を抜こうとプッシュしたが、だいぶタイミングが早くてラストで離された」

Japanese F3

JF3-Rd7:菅生F3決勝結果

全日本F3選手権第7戦 菅生 -RIJ- (1998-08-01) Race Results
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.7 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704256km
 P No. Driver------------ Car---------------------Laps---Goal Time-km/h-
 1   1 D.マニング  (GBR) Dallara F399/Toyota       25   34'35.184 160.652
 2  77 伊藤 大輔    (JPN) Dallara F399/Mugen        25   -   3.310
 3  64 松田 次生    (JPN) Dallara F399/Mugen        25   -   6.360
 4  55 金石 年弘    (JPN) Dallara F399/Mugen        25   -   9.018
 5   2 W.エプラヒム (BRA) Dallara F399/Honda        25   -  11.586
 6  87 M.メディア-ニ(ITA) Dallara F399/HKS          25   -  20.134
 7  15 R.ヴィルタネン(FIN)Dallara F399/Toyota       25   -  20.587
 8   8 井上 智之    (JPN) Dallara F399/Toyota       25   -  28.900
 9  16 五味 康隆    (JPN) Dallara F399/Toyota       25   -  37.063
10  71 内山 清史    (JPN) Dallara F399/Toyota       25   -  49.874
11  18 密山 祥吾    (JPN) Dallara F399/HKS          25   -  50.346
12   5 滑川   健    (JPN) Dallara F397/Toyota       25   -1'13.856
--------------------------以上完走----------------------------------------
     7 荒   聖治    (JPN) Dallara F399/Toyota       17  -  8 Laps
     9 谷川 達也    (JPN) Dallara F399/Toyota        9  - 16 Laps
    17 黒沢 治樹    (JPN) Dallara F399/Honda         9  - 16 Laps
     3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota        0  - 25 Laps
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Fastest Lap #64 松田 次生    (JPN) Dallara F399/Mugen 1'22.136  14/25

                    *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***

Japanese F3

JF3-Rd7:菅生F3決勝レポート

              やはり強さは段違い!
     スタートを制したマニング6連勝でチャンピオン決定!

 トムスが全日本F3に招聘したマニングが、圧倒的な強さを見せて進んでき
た今季のシリーズ。だが、第2戦以降5連続のポールtoウィンを続けてきたマ
ニングの連続PP記録が、ここ菅生ラウンドで途切れた。
 ここまで、マニングvs日本人ボーイズという構図に注目されてきたシリーズ
だが、もうひとつトヨタvs無限という戦いも繰り広げられてきており、ここま
でやられっぱなしだった無限が巻き返しを図った結果が今回のグリッドに表れ
たともいえるだろう。

 スタートを制したのは、何と4番手スタートの#1マニング。大外刈りで2コ
ーナーまでにトップに立つと、いつもの逃げきりパターンに持ち込む。いつも
と違う展開を期待した外野からは大きな溜め息が漏れる。
 1周目2.6秒、2周目3.6秒、3周目4.2秒……序盤に2位#77伊藤以下に大き
くマージンを開いていく#マニングは、早くも独走状態。予選のビハインドを
早々に埋め、格の違いを見せつける。

 10周目1コーナー、3位争いを展開していた#9谷川と#17黒澤が接触。両者
グラベルストップ。これで#64松田が労せずして3位に浮上。スタートで出遅
れた#55金石がその後方に続く。

 レース後半に入り、#77伊藤が#1マニングとの差を徐々に詰め出すが、これ
はいつものパターン。充分なマージンを築いた#1マニングがレースをコントロ
ールしはじめたからだ。

 18周目、6位争いを展開していた#7荒がハイポイントコーナーでスピンし戦
線離脱。開幕戦の勝者もここ数戦は精彩を欠いている。

 結局、4番手スタートの#1マニングが、序盤に築いた差を守りきり優勝。予
選の結果からは優勝は難しいと思わせたマニングだが、終わってみれば、いつ
もと違っていたのはスターティンググリッドだけだった。
 これでマニングのチャンピオンが決定し、残るシリーズの焦点は、マニング
が連勝記録をどこまで伸ばすかになった。

■決勝結果(TOP6)
優勝 1 D.マニング  (GBR) Dallara F399/Toyota
2位77 伊藤 大輔    (JPN) Dallara F399/Mugen 
3位64 松田 次生    (JPN) Dallara F399/Mugen 
4位55 金石 年弘    (JPN) Dallara F399/Mugen 
5位 2 W.エプラヒム (BRA) Dallara F399/Honda 
6位87 M.メディア-ニ(ITA) Dallara F399/HKS   


        *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.ne.jp) ***

Japanese F3

JF3-Rd7:菅生F3予選結果

全日本F3選手権第7戦 菅生 -RIJ- (1998-07-31) Qualifying-Session
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.7 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704km

 P No. Driver------------ Car-------------------- Best-LapT -Behind -km/h-
 1  77 伊藤 大輔    (JPN) Dallara F399/Mugen      1'20.264         166.143
 2   3 S.フィリップ (   ) Dallara F399/Toyota     1'20.289   0.025 166.092
 3  55 金石 年弘    (JPN) Dallara F399/Mugen      1'20.382   0.118 165.899
 4   1 D.マニング  (GBR) Dallara F399/Toyota     1'20.416   0.152 165.829
 5   9 谷川 達也    (JPN) Dallara F399/Toyota     1'20.479   0.215 165.699
 6  17 黒沢 治樹    (JPN) Dallara F399/Honda      1'20.532   0.268 165.590
 7  64 松田 次生    (JPN) Dallara F399/Mugen      1'20.689   0.425 165.268
 8   2 W.エプラヒム (BRA) Dallara F399/Honda      1'20.724   0.460 165.196
 9  87 M.メディア-ニ(ITA) Dallara F399/HKS        1'21.040   0.776 164.552
10  15 R.ヴィルタネン(FIN)Dallara F399/Toyota     1'21.076   0.812 164.479
11   7 荒   聖治    (JPN) Dallara F399/Toyota     1'21.122   0.858 164.386
12   8 井上 智之    (JPN) Dallara F399/Toyota     1'21.196   0.932 164.236
13  16 五味 康隆    (JPN) Dallara F399/Toyota     1'21.347   1.083 163.931
14  71 内山 清史    (JPN) Dallara F399/Toyota     1'22.032   1.768 162.562
15  18 密山 祥吾    (JPN) Dallara F399/HKS        1'22.504   2.240 161.632
16   5 滑川   健    (JPN) Dallara F397/Toyota     1'23.049   2.785 160.572
**************************************************************************

           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/6訂正


'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レースのGTインサイドレポート7/6にある
ランキング表に一部誤りがありましたので下記の通りに訂正して、お詫びします。


☆ポイントランキング(全7戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/22  5/3  6/28 8/9  9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 23 E.コマス/影山正美  67  20  悪   20   1   10     10   6
2 64 山西康司/T.コロネル 50  15  天       20            15
3 12 星野一義/黒澤琢弥  49     侯    8   12   15      4  10
4 16 中子 修/道上 龍  48     で       8   20      20
5  3 長谷見昌弘/田中哲也 37   8  中       15   3      3   8
6 39 土屋圭市/谷川達也  36  12  止   10   2            12
7 36 関谷正徳/N.フォンタナ  33   6      12   3   12
8  2 鈴木亜久里/影山正彦 29         15   4             8   2
9 37 鈴木利男/K.バート   26   4       6          1  15
10 100 高橋国光/飯田 章  25  10              4     20


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/6

                    AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                25 Oct. '98
   Inside Report                インサイドレポート3             FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)

☆ポイントランキング(全7戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/22  5/3  6/28 8/9  9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 23 E.コマス/影山正美  67  20  悪   20   1   10     10   6
2 64 山西康司/T.コロネル 50  15  天       20            15
3 12 星野一義/黒澤琢弥  49     侯    8   12   15      4  10
4 16 中子 修/道上 龍  48  12  で   10   2   20      20
5  3 長谷見昌弘/田中哲也 37   8  中       15   3      3   8
6 39 土屋圭市/谷川達也  36  12  止   10   2            12
7 36 関谷正徳/N.フォンタナ  33   6      12   3   12
8  2 鈴木亜久里/影山正彦 29         15   4             8   2
9 37 鈴木利男/K.バート   26   4       6          1  15
10 100 高橋国光/飯田 章  25  10              4     20


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/22  5/3  6/28 8/9  9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 25 鈴木恵一/舘信吾  106  20  悪   20   20   6     20  20
2 19 織戸学       46  -  中   -   4   15     15  12
3 44 新田守男      45   4  天    6   15   10     10
4 21 加藤寛規      44     侯    8   12   8      8   8
5 61 中谷明彦/原 貴彦  37  15          1   3      6  15
6 44 P.ダンブレック     35  -  で   -   15   10     10
7 15 近藤真彦/青木孝行  35  10      15             10
8 19 M.アンジェレッリ     34  -  中   -   4   15     15  -
9 910 余郷敦       33   8  止   10   3   12
10 7 山路慎一/松本晴彦  28         12   8             2   6



チームポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/22  5/3  6/28 8/9  9/13 10/11 10/25
Po. No. Team      合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 2/23 NISMO        70  20  悪   20   4  10     10   6
2 64 Mobil1 NAKAJIMA RACING 50  15  天       20           15
3 12 TEAM IMPUL      49     侯    8   12  15      4  10
4 36/37 TOYOTA Castorl TEAM TOM'S    で
              49   6  中  12   3  12      1   15
4 16 Castrol無限     48     止       8  20      20
6  3 ハセミ・モータースポーツ    37   8          15   3      3   8
7 39 TOYOTA TEAM SARD   36  12      10   2           12
8 100 高橋国光/飯田 章  25  10             4     20
9 38 TOYOTA TEAM CERUMO  22   2             8      12
10 50 オートバックスレーシングチームアグリ 17             6   6      2   3


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/22  5/3  6/28 8/9  9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 25 TEAM TAISAN Jr.つちや 106  20  悪   20   20    6    20  20
2 19 RACING PROJECT BANDOH 46  -  天   -   4   15    15  12
3 44 アペックス     45   4  侯    6   15   10    10
4 21 HITOTSUYAMA RACING 44     で    8   12    8     8   8
5 61 チーム・テイボン・ラリーアート  37  12  中    4                    6  15
6 15 NISMO        35  10  止   15             10
7 910/911 910RACING    33   8      10   3   12
8  7 RE雨宮レーシング  28         12   8             2   6
9 77 クスコレーシング  23   3              20
10 51 コブラレーシングチーム    23  15          1    3     1   3


*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです


*今回のGTインサイドレポートは以上です

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/5

                    AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                25 Oct. '98
   Inside Report                インサイドレポート2             FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)

◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します

☆朝のフリー走行後のコメント
#37  カストロール・トムス・スープラ
ケルビン・バート「たしかに好タイムが出たけど、1ラップだけだからね。40ラッ
プ保たなければならない。ただ、今回は6位以内に入るチャンスだと思うし、ホン
ダの信頼性しだいでは表彰台に上がれるかもしれない。今週は今までのところすご
くうまく行っているよ。今シーズンこれまで不運が続いている。MINEではパンクチ
ャー、もてぎでは他車にプッシュされたし、ピットでのトラブルが2回あった。エ
ンジンがかからなかったことが1回、エンジンのベルトを交換したことが1回とね。
6戦中4回もトラブルに見舞われてしまったんだ。今日の目標は表彰台だ」

*77 クスコスバルインプレッサ
玉本秀幸「コンスタントラップは悪くないんですよ。今も、とりあえず速い人のな
かには入ってるでしょ? タイヤはわりとソフト目のものを選んでるんですが、それ
でもタイムの落ちが少ないんです。30周使ったタイヤでも、30秒台前半くらいでい
けるんです。今はまだ表彰台は見えないですけど、確実に走ればいけると思います。
ウチのチームは去年のここでデビューして、この1年で大きな進歩がありましたね。
タイムを見ればわかると思いますけど。GT300クラスは全体に速くなっているんで
すが、そのなかでもウチの進歩は大きいですよね。まぐれ半分ですけど、1回勝つ
こともできましたし。チームのがんばりが実ったということでしょう。これで最終
戦ですが、勝ち負けはともかく良かったと思える結果を残したいですね」

*15 ザナヴィシルビア
近藤真彦「少しずつだけどクルマは良くなってる。今日はギアのつながりが良く
なったね。予選はあの順位なんで、青木に4、5番手で渡せればいいな。本来あの
ポジションにいるクルマじゃないんで、早いうちに4、5番手に上がりたいね」

#50 ARTAスカイライン
土屋武士「昨日の予選中に決勝仕様のセッティングを試していたので、今日に向け
てクルマをイジッたということはありません。いつも足のセットはわりといいので、
今日もいつもどおりっていうことですね。今朝履いていたタイヤは昨日の1回目の
予選で使ったほうで、8ラップぐらい走ったヤツです。もちろん満タン。23秒368
が出たときはクリアが取れてます。決勝ではミスなく走りきることが目標。ほかが
潰れないとムリでしょうけど、最後ぐらいは表彰台に乗りたいなとも思っています」

#55 STPタイサンバイパー
松田秀士「朝は、エンジンルームに布を巻き込んでカムセンサーのラインを切って
しまった。めったにないことなんだけど…。突然止まってしまったんでビックリし
ましたよ。もう直ったんで決勝は問題ありません。タイヤは、昨日アンソニーがけっ
こうロングをかけてくれたんで、いけると思います。たしかにグリップダウンはす
るんだけど、そうメチャクチャになることはありませんから。スタートはボクがい
く予定です」

#88 ウェディングディアブロGT1
古谷直広「タイム的にはスカイラインやスープラに負けないくらいまで来てます。
あとはタイヤがレースディスタンス保つかどうかですね。ただ、ウチは燃料が保た
ないんで2回ピットなんですよ。Qちゃん(和田久)でスタートして1回給油に入っ
て、そのあともう1回、レースの5分の3くらいのところでタイヤ交換とドライバー
交替をすることになってます。それを考えるとちょっと苦しいんですが、でも予定
では、完走はもちろん、ポイント圏内でフィニッシュできるはずなんです」

◎第5戦もてぎ決勝でのクラッシュ後のオフィシャルの対応に関して
 第5戦ツインリンクもてぎでの決勝レース中、#39デンソーサードスープラがク
ラッシュした際に現場への救急車の到着が遅れたという指摘があった。GTインサイ
ドレポート班の取材によれば、救急車はモニターカメラを通じてドライバーの負傷
が予想された時点(車外に出た時点)ですぐに出動が要請され、動き出している。
しかし、救急車が走行するコース脇のサービスロード上に、はじき飛ばされたタイ
ヤバリアの一部が散乱。このため、そのままでは通り抜けることができず、救急車
の乗員が車を下りてそれを撤去していたために、数十秒の時間をロスしてしまった
ことが確認された。
 これに関して、第5戦もてぎの主催であるエムオースポーツクラブでは、その後
のレースではこうした際に緊急性を優先した対応を行うようにしているということ
である。

◎GTCの競技での安全対策と意識の向上
 今回の決勝レース中にセーフティカーが導入された場合には、全ポストで黄旗と
『SC』ボードが提示され、コース全周で非競技化されることになっている。また、
セーフティカーが走行しているあいだはピット出口は一定時間閉鎖され、この間に
ピットインしたマシンは、セーフティカーが次にコントロールラインを通過するま
でコースインできない。
 GT-Aでは、まずエントラントみずからの安全意識を向上させ、競技規則と安全マ
ナーを遵守させるために、GT-Aが主催する公開テストとレースウィークの金曜日の
練習走行時には、安全ルールを守れないエントラントにはきびしい罰則を科してい
る。また、GTC開催各サーキットには、緊急時の対応をより向上させるよう申し入れ
ている。

◎砂子智彦選手その後
 第2戦で足を骨折した*910ナインテンポルシェの砂子智彦選手は、その後順調に回
復し、すでにテストではマシンに乗れるまでになっている。今回もパドックに元気
な姿を見せた。
砂子智彦「もう運転はだいじょうぶです。8月、9月はけっこうハードなリハビリを
やってました。テストではもう911号車(ナインテンPCJポルシェ)やスーパー耐久
のスカイラインなどに乗っています。9月のテストのときは、まだブレーキがガンと
踏めなかったんですが、今はもう平気です。でも、まだ100%というわけではないの
で、今回は見送ろうということで…。ムリして出場して迷惑をかけてもいけないで
すからね。実戦への復帰は再来週のインターテックのときを予定しています」


☆タイヤメーカーにきく
ブリヂストン
「今回はソフトとハードの2種類を用意してきています。ソフトでも、ライフはだい
じょうぶです。もちろんハードよりはタイムの落ちかたが大きいんですけど。選ん
でいるのはチームによって違います。車種によってというよりは、チーム戦略によっ
てですね。#64(Mobil 1 NSX)と#23(ペンズオイル・ニスモGT-R)は、ウェイトハ
ンディを積んでいることなどを考えて、チームの作戦としてハードを選択しているの
だと思います」

ヨコハマ
「GT500用には3種類を用意してきました。スープラ(#39デンソーサードスープラ
GT)はソフト、バイパー(#55 STPタイサンバイパー)とスカイライン(#13エンド
レスアドバンGTR)はミディアムです。構造的にいうとスープラとバイパーが同じ
ものでスカイラインはちょっと異なります。ソフトでも路面温度が25度くらいのほ
うがいいんです。昨日はちょっと涼しすぎたんで、温まらなかったですね。
 GT300用にはソフトとミディアムの2種類を持ってきましたが、*72オークラRX7と
*91コーセイ&バーディクラブ・セリカ以外は全車ソフトです。*19ウェッズスポー
ツセリカも、リア駆動車と同じソフトを選択しています。事前テストでは40ラップ
くらい走っているので、ライフはだいじょうぶだと思います。もちろん交換は必要
になります。ミディアムはなしでもいけることはいけます。ソフトでも*25つちやMR2
は左側だけの交換でいくかもしれませんね」

ダンロップ
「GT500用は3種類用意してきました。スープラ(#36/#37カストロール・トムス・
スープラ、#5 5ZIGEN SUPRA)はソフト、ディアブロ(#88ウェディングディアブロ
GT1、#777バルボリンディアブロDL)はミディアムを選んでいます。スープラは練習
走行でロングのテストをかけて、これやったらソフトでもいけるということで…。
 GT300が予選で選んでいるのはソフトとミディアム。チームによって選択は異なり
ますが、チーム数でいうと半々くらいですね。*44アペックスDLモモコルセMR2と*81
ダイシンダンロップシルビアはミディアムです。ソフトでもミディアムでも交換は
するでしょう。交換後は、予選では使わなかったハードを使うところがあるかもし
れません」

トーヨー
「ドライ用は3種類持ってきまして、そのうちソフトよりの2種類をテストしました。
その結果選んだのは、ハードより、つまり3種類のうちのまんなかのものです。昨日
はテストのときより涼しかったんで、ちょっと苦しかったですね。交換は4輪ともす
ることになると思います。ライフ自体はだいじょうぶですが、タイヤカスなどを拾う
こともありますから。ここはリアが安定しないと最終コーナーがつらいんですよ」


☆決勝スタート直前情報(12時00分)
天気:晴れ 気温:17度  路面温度:23度
 入場者数:10/25 38,300人(10/24   7,300人)

☆レース中のコメント・状況
#8 FET SPORTS SUPRA
黄旗区間追い越し違反で10秒のペナルティ

#38 FK/マッシモセルモスープラ
野田英樹「クルマはだんだんアンダーが強くなっていった。タイヤにきびしいのは
わかっていたので大事に走った。でも、自分のパートのラスト10周は攻めていった。
オイルが出ていたので安全第一だったけど」

#16 Castrol無限NSX
道上龍「うーん、チギり足りなかったね。だから中子さんのタイヤが温まる前に#18
に抜かれてしまった。コースはオイルが出てて怖かったよ」

#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「タイヤがきつかった。でも、金石さんはハードのタイヤを選んだんで大
丈夫だと思います。中子さんところはソフトだと思うし」

#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「トランスミッションかなにか。エンジンの動力がホイールに伝わ
らなくなってしまった。たぶんドライブシャフトだと思う。すばらしいショーが見
せられなくなってしまって残念だよ。ボクらがチャンピオンになるには3位か2位
でゴールしなければならなかったわけだ。不可能なことではなかっただろうし。ボ
クらがいればもっとエキサイティングなレースになったはずだ。エリックたちはチャ
ンピオンを目指していい仕事をした。来年はボクらももっと良くやるよ。ともかく
レースがしたかった。スタートしたかったよ。たとえ自分がミスをしてなにかあっ
たとしてもね。レースを見に来てくれた人たちもね」
山西康司「……ことばがないですね」


◎リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ
No.   原因            周回数
-------------------------------------------
#64   駆動系             0L
*51   #88との接触           7L
#30   ミッション           9L
#777   他車と接触           8L
*355   ドライブシャフト       11L
#5   #50との接触→コースアウト    11L
#36   コースアウト          12L
#39   コースアウト          21L
#100   室内から発火         31L
*44   ミッション           46L


☆レース後のコメント
#18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「最後は、ウチのクルマのほうが軽いぶん最終コーナーでちょっと速かっ
たんで、ヒヤヒヤするということはありませんでした。今シーズン、これまでなん
やかんやあったんで、最後に勝つことができて良かったです。プレッシャー? まわ
りが勝ってないのはオマエんとこだけやって言うんでね」

#16 Castrol無限NSX
中子修「セーフティカーが入る前にペースが落ちたのはボクのミスです。それと再
スタート後もちょっと失敗してしまって…。あそこで#18と離れてしまった。あれが
なければもうひとついいところにいけたかなという感じはありますけど…。まあ、
2位に入れて良かったです」

#37カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「今年はこれまでアクシデントがあったりしてうまくいかなかったんです
が、最後に表彰台に上れて良かったです。#36のほうは上ってたけど、こっちは上れ
てなかったんでホッとしました。MINEの本番くらいからバランスが良くなって、今
回も予選、決勝とまあまあ良かったんです。それにバートが良くやってくれました。
予選でもがんばったし、決勝でもクレバーなドライビングをしてくれました。#38
を抜いたときは、向こうのペースが落ちたんです。今日はスタート時点で晴れてた
し、自分のパートでは一番固いタイヤでいくと決めてました。後ろともあるていど
競ってたけど、24~25秒台でいけばOKだとわかっていたから。ピットアウトすると
きは、タイヤが温まっていなかったんでオットットってなって、久しぶりに身体が
固くなったけどね(笑)」

*25 つちやMR2
舘 信吾「スタートからディアブロがオイルを吹いて、前が見えなくて危なかった
です。ピットインしたかったけど、入ったら負けなので入らなかった。6戦中5勝
というのは自分でもすごいなとビックリしています。チャンピオンを獲れたことも、
そして今日勝てたこともうれしいです」
鈴木恵一「速すぎる? たしかにこのままでいいのかなとも思うけど、来年はみん
な、もっと速くなってくるでしょう。今日は完璧だったけど、ただオイルで前が見
えなくてオレもブレーキポイントがどこにあるのか、カンだけで走ってた。オール
スターは勝ちにいくよ」

*61テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「路面温度が上がってもタイムが落ちなかった。ヨソはもっと落ちないだ
ろうと思ってたんだけどね。クルマは完璧でした」
原 貴彦「たまにはこう言うこともないとね(笑)。思ったほどタイムも落ちなかっ
たし、自分たちのレースができた結果でしょう」

*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸 学「表彰台に入れてよかった。問題なし」
山本勝巳「くやしい。ワイパーを使ったら前が見えなくなってしまった。最終と馬
の背と3コーナーでクリッピングポイントも見えなくて…」

#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「クルマは悪くなかったんだけど、タイヤのポテンシャルが下がっていっ
てしまった。ボクのタイヤの使いかたがうまくなかったんですね。タイヤを痛めな
いようにしながら速く走らないといけない。そのあたりは利男さんがうまかったと
いうことでしょう。みんなのためにも最後くらいは表彰台に上りたかったんですけ
ど…。山にこもって修行してきます」

#12カルソニックスカイライン
星野一義「シリーズ3位でもよろこばなきゃいけないんだろうけど、オレの宿命と
して絶対チャンピオンを獲らなきゃっていうのがあるからね。来年、そのためのプ
ログラムを組んで、絶対に獲りにいく。アクセルワークも勝とうっていう意欲も若
いドライバーには負けていないっていう自信があるから、来年もかならず走るよ。
チャンピオンをかならず獲る」

#55 STPタイサンバイパー
アンソニー・リード「オイル系のどこかが破損して出火した。ガソリンではなかっ
たんでまだ良かったけど、危うくバーベキューになるところだったよ」


☆レース後の#18 TAKATA童夢無限NSXの失格に関する追加情報
◎状況説明(GTインサイド班)
決勝レース終了(16:17)後に行われた上位入賞車両3台の再車検において、#18
TAKATA童夢無限NSXのリストリクターに違反が発見された。すでに暫定表彰、暫定リ
ザルトの発表(16:35)はされていたが、審査委員会に諮られた結果、違反が確定し、
#18は失格となった。また、これにともない暫定4位の#38 FK/マッシモセルモスー
プラが3位となり、再車検を受けた結果、問題がなかったため、以下の順位が繰り
上がった正式リザルトが発表(19:36)された。

◎大会広報発表(GTインサイド班のメモより)
「決勝レース後の再車検でリストリクター計測をした結果、18号車はこれに当ては
まらなかったと、技術委員長より報告がありました。計測方法は、車種が多数ある
ために、ゴムマリをリストリクターにはめて、アイドリング回転で吸気の供給を止
めて、そのまま規定の5秒以内にエンジンが止まるかを確認しました。18号車は何
回か繰り返したが止まらなかったので違反であると18時30分に裁定した。チームに
通達し、所定の1時間を待って、チームからは控訴がなかったので、18号車を失格
とした正式結果を19時36分に発表しました」

◎童夢レーシングチーム(#18 TAKATA童夢無限NSX)リリースより抜粋
「<略>童夢レーシングチームと致しましてはこの判定の正当性を認めていません
が、現行レギュレーションにおいて、主催者の権限は絶大であり、控訴は形だけの
無意味なパフォーマンスとなるだけですから断腸の思いながら控訴は断念します。
<略>
 1回目の予選終了後、唐突にこのエアリストリクターの検査が始まりました。今
までこんな検査が行われた事もありませんし、この検査ではNG車も多かったのです
が、技術委員は「来期導入に向けての事前テスト」と説明していましたのでチーム
に動揺はありませんでした。
<略>
 また、この検査方法を採用するにしても使用するゴムボールの材質もサイズも、
測定時の接触圧も、エンジン回転数も、いったい何秒で停止すれば良いのかさえ規
定されていませんし、土曜日午前の予選後の検査でNGだった車両の予選タイムは抹
消されていない訳ですから、この時点では「来期導入の為の事前テスト」で非公式
な検査だったはずです。それがチームに対して何のアナウンスも無く、いったいい
つの時点で公式採用となったのでしょう。
<略>
 今年一年、童夢を応援して頂いた関係各位には大変に申し訳ない結果となりまし
たが、日本のレース界では勝っている間は絶えずこの種の問題が発生する事になっ
ていますので、強者を称える勲章の一種だとご理解頂ければ幸いです」
全文はDOME RACING TEAM OFFICIAL HOME PAGE(http://www.dome-racingteam.co.jp/)
に掲載されています。

*3に続く
                       GTアソシエイション事務局
                       GTインサイドレポート班
                       古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/4

                    AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                24 Oct. '98
   Inside Report                インサイドレポート1             FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)

◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します

☆予選1回目終了後のコメント
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「ピーターが2セットとも使ってアタックしました。予選はそんなに重要
視していないんですけどね。暫定ポールは鈴鹿以来ですか。クルマが跳ねる感じが
直っていなくて、午後はこの辺をトライしてみたいです。最終戦ですから勝ちたい
けど、ちょっとでもミスが出たら落としちゃう。スタートはこれまでボクのほうが
多いんですが、今回は作戦を変えるかもしれません」

*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「トップを獲りたかった。マックスがいない分がんばろうと思ってたんで
す。トップかなと思ったら、ラストに新田さん*(44 アペックスDLモモコルセMR2)
のところにいかれた。タイヤはもう1セットあります。勝ってオールスターに出た
いですね」

*25 つちやMR2
舘信吾「午後はタイムが上がると思いますよ。路面状況にもよりますけど。午前中
はとりあえずこれで十分でしょう」
鈴木恵一「もう1セット残ってるんで、まだいくよ。まあこんなもんでしょう」

*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「思ったよりクルマのフィーリングはいい感じですが、クリアラップが取
れなかったし、自分もミスしてる。2回目はもうちょっといけそうです」
松本晴彦「昨日の状況では1分27秒台に入るなという感じでした。自分はコンスタン
トラップを走ったんですが、感触はなかなかいい感じです」

#18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「ボクは昨日、今日と10周くらいしか走ってないんで…。でもポンと乗っ
て1分22秒そこそこでは走れるから問題はないんじゃないですか。クルマは順調で
すよ。タイヤはもう1セット残っているんで、午後はもう1回、寿一がいくと思いま
す」

#16 Castrol 無限NSX
道上龍「午後はまだいきます。大幅なタイムアップはできないとは思いますが、あ
とコンマ数秒くらいは…。1分20秒台前半までいきたいですね。今の走行では、最
後、ブレーキローターが割れるトラブルがあったんですが、交換すればまったく問
題はありません。ウェイトハンディの40kgはそれほど気にならないですね」

#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「1発のタイムは出るんだけど、ウエイトハンデのせいでタイヤが
すぐに終わってしまう。フロントタイヤを維持するためにブレーキングのしかたを
変えるとかなにかしないければならないんだ。レースを完走するためにね。ブレー
キも辛い。昨日満タンで走ってみたけど、もう…。それに、十分注意しないとタイ
ヤにフラットスポットを作ってしまう。ボクらのクルマはABSがついていないんだ。
とくにダウンヒルがきびしい。ただ、クルマの信頼性は高いからレースでは表彰台
を目指していくよ。エリック(コマス)はようすを見ながら待ちのレースができる
けど、こちらはベストをつくして走らなければならない。トップから1秒離されて
いるけど、90kgのウエイト積んでいるからね。それを考えればグリッド5位なら悪
くないし、やるだけだよ」

#37 カストロール・トムス・スープラ
ケルビン・バート「今朝はエンジンもよかったし、クルマのバランスもすごくよ
かった。タイヤはもう1セットあるので午後もアタックする予定だけど、朝のうち
に2セットを使ってアタックすべきだったかもしれない。ウエイトハンディを積ん
でいる関谷さんとほとんど同タイムだったけど、こちらは積んでないから本来なら
もう少し速くなければいけない。何ヶ所か詰められるところがあるから、午後はト
ライしてみる」

*44アペックスDLモモコルセMR2
ピーター・ダンブレック「足回りがソフトで、とくに2コーナーと最終コーナーで
激しくバンプするし、ロールする。大変なんだ。でもそれ以外は悪くないよ。GT300
で最速ラップをマークできてうれしい。第2セッションで速くなるとは思わなかっ
たので、もう2セット使ってしまった。だから午後はアタックしない。今からはF3
でポールポジションをとることに集中する。同じ日にGTとF3をドライブするという
ことはもちろん大変だけど、ドライバーにとっては新しいクルマにすぐに適応でき
るという意味だから、これはいい経験だよ。両方でポールを獲れたら最高だ」

#16 Castrol無限NSX
道上龍「このまま2回目雨が降ってくれるといいんですけどねェ(笑)。今日は、昨
日と全然タイヤの温まりかたが違いました。昨日の感じだと、2周目ぐらいにタイ
ムが出るかと思ったんですけど。僕の温めかたがゆっくりだったせいもあるのかな?
でも、やっぱりちゃんとクリアラップが取れると、このコースで20秒台が出るんで
すね」

#100 RAYBRIG NSX
飯田章「クルマが昨日と同じで、あんまり決まってない感じなんですよね。今ひと
つシックリ来ないというか、満足いくレベルには仕上がっていないんです。ベスト
タイムを出したときはクリアラップを取れましたが、その後は引っかかってしまい
ましたしね」

#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「昨日とバネレートを変えて、フロントをちょっと硬めにしたら、どアン
ダーになってしまいました。でも、午後は20秒台を狙っていきますよ」

#23  ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トム(コロネル)は5位に入っているけど、こちらも70kgのウ
エイトハンディは軽くはないからね。一方では満足しているけど、トヨタが来てい
るのが気になっている。クルマのコンデションは悪くない。良くなっているので、
午後、もしドライならトップ10以内に入れると思うよ」


☆予選2回目終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「2回目のアタックは1周足りなかったですね。タイヤが全然温まらなかっ
たんでもう1周いきたかったんですけど、20分になってしまって。でも、やっぱり
遅い。クルマに全然再現性がなくて、フロントがどうもおかしいんです。基本的に
アンダーがスゴイんですよ。でも原因がわからない。だからもう帰りたいぐらい。
フテ腐れ状態です」

#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「1回目の予選の最後にクラッチが壊れてしまったので、2回目は最後の
20分しか走れなくて残念でした。2回目は午前中に出ていたアンダーを解消する方
向でいったら、だいぶ乗りやすくなりましたよ。最後のスピン? あれは攻めすぎ
です」

#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「コマス(#23 ペンズオイル・ニスモGT-R)に引っかかってしまった。あ
れがなければ1分21秒4までいってたね。でもセルモ(#38 FK/マッシモセルモスー
プラ)には届かない。セルモはトップスピードが速いもん。3km/hくらい違う。ま
あ、BSはソフトだから予選で負けるのはしょうがないよ。昨日から出てたクルマが
跳ねる症状はまだ残ってる。それがなければ21秒2~3くらいはいけたかもね。ウチ
のタイヤはミディアムだから決勝はいいはず。後半になってもタイムの落ちが少な
いからね。前回みたいに、それで最後は表彰台っていうのをねらってるんだけどね」

#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「野田くんがアタッカーです。ウチとしては4位は上デキでしょう。他の
スープラとの差もけっこうあるので、この調子でNSX勢の一角を崩したい。決勝は、
今ミーティングを1時間近くやって、出た結論は『出たとこ勝負』だったんです
が(笑)、まあ、クルマのバランスがいいんでトラブルが出ないのを祈るだけです」
野田英樹「今朝はそこそこアタックして、もう1周いきたかったんですが、20秒入
るかどうかのところでピットから『十分タイムが出た』と言われたんです。2回目
は、20秒は絶対出そうと思ったらブレーキトラブルが出たんです。結局GT500クラ
スのセッション中は改善できなくて、ラストの混走の20分でいったんですが、クリ
アが全然取れませんでした。トヨタ最上位ですし、NSXも食ったんで、今までと比
べればいい結果でしょう。チームだけじゃなくスポンサーやトヨタの期待を背負っ
てるんで、明日は表彰台、できれば勝ちたいです。スタートはボクがいきます」

*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「精一杯やったけど、午後はやられた。クルマはきちんとは決まってない
けど、悪いほうにはいってない。決勝は二人のタイムが変わらないんで、淡たんと
いきます」

*81 ダイシン ダンロップ シルビア
大八木信行「アタックは福山さんです。1回目はセットを探りつつ午後にいこうと
思っていました。3番手ですが、自分たちのペースでそれなりの走りをしたい」

*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「やられました。でも、レースはどうなるかわからないので、これからミー
ティングで作戦を考えます。できるだけ上位でチェッカーを受けたいですね」
山本勝巳「まだクルマには慣れていませんが、最後まで走ればいいとこいけますよ」


☆POLE POSITIONインタビュー
#16 Castrol無限NSX
道上 龍「今年最後のシリーズ戦ですし、ポールポジションが獲れてうれしいです。
9月のテストではいまひとつでしたが、金曜日は1番でしたので、今日は獲れる自
信はありました。NSX同士で20秒台の争いになると思ってましたから、タイム的には
予想どおりです。午後もアタックしたのですが、気温が高くなったせいかタイヤが
早めに終わってしまいました。それとクラッチにトラブルが出てしまって、あまり
攻め切れませんでした。でも、#18ほど酷くはないので走行は続けられました。今晩
には直せるはずですから、決勝は問題ないでしょう。決勝は、できたら逃げて、逃
げ切りたいですね」
中子 修「インタビューはいやだから2番手で良かったのに、道上に注意しとくの
忘れました(笑)。予選では、自分は本番用のセットをやってました。その点では、
他の3台のNSXに較べて良くなかったので…。だから、ウチとしては天気はあまり
良くないほうがありがたいんですが。ハンデの40kgはさほど感じない。ほかに90kg
も積んでいるところがあるんですから、それに比べればね。でも長距離走ってない
から、タイヤ的にもちょっと不安ですね。まあ、一番前が有利であることはまちが
いないので、あとはこれを生かしていきたいです」

*25 つちやMR2
舘 信吾「午前はクルマが決まらなかったんです。オーバーステア気味で最終コー
ナーやSPでアクセルを踏みきれなくて、ストレートでスピードがのらなかった。午
後、セッティングを変えたんですが、これは完璧でしたね。アタックしたあとも少
し走ったんですけど、コンスタントラップでも悪くなかったです。決勝はいつもの
ようにボクがスタートです。それでタイヤに合わせていけるところまでいくと思い
ます。コンディションは今日ぐらいならだいじょうぶです」
鈴木恵一「金曜も悪くなかったんで、信吾なら26秒台でポールもいけると感じてま
した。たぶん、F3の予選のうっぷん晴らしをしたんじゃないですか(笑)。これだ
け勝っているんで、ウチのMR2は速いクルマだと言われますが、けっして乗りやすい
クルマではないんです。ただドライバーががんばればそれだけタイムが出るんです。
でも、ちょっと気を抜くとタイムが落ちてしまう。ウェイトハンディをこれだけ積
んでますが、チームがつねに重量を積んだときのバランスを考えてうまく対応して
くれてますんで、その点ボクらは一生懸命走ることだけですみますから、いいんだ
と思います。ボクらはすでにチャンピオンを決めたわけですが、これでいいとは思っ
ていません。まだ、GTオールスター戦もありますし、ボクらはレーシングドライ
バーですから、もちろん勝つつもりでいきます」


☆チャンピオン決戦を前に
#23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トヨタ勢も速くてホンダ勢とバトルを展開しそうだけど、それ
は我われにとってはいいことなんだ。我われはポイントを考えながら待ちのレース
ができるからね。トム(コロネル)は表彰台に上がらなければならない。彼らが3
位でもこちらは9位、2位でも7位に入ればいいんだ。向こうが優勝するとちょっ
と辛くなるけどね。午後のセッションもアタックしたけど、午前中のタイムを更新
することはできなかった。ただ、スカイラインのなかではボクらのところだけがミ
ディアムを履いていた。だから #50(ARTAスカイライン)に続いての2番手だった
んだ」
影山正美「タイヤを含めたクルマのセッティングが今イチ決まっていないので、明
日の朝もまだセッティングを詰める。問題なのは前後バランス。チームプレイ? 
それはないでしょう。今までのセッティングのデータやレース内容、それにピット
ワークと有利な要素は多い。普通のレースをすれば普通に結果は出ると思う。そう
すれば11点差という有利さはあるし、答えは出るでしょう。自分としては、今まで
はいつも追う立場だったけど、今回は追われる立場。その意味でのプレッシャーは
ある」

#64 Mobil 1 NSX
山西康司「ペンズオイル(#23)の動向を見ながらのレースになると思うんですけ
ど、チャンスは十分あると思います。たぶん3位くらいになるんじゃないかと思う。
ペンズオイルしだいというところは大きいけど、3位以内に入れば…。ウチとし
ては、作戦的にも明日は暖かくなったほうがいいですね。マシンはやはり重いぶん
挙動が乱れますけど、あきらめないですよ。すごいチャンスだし、慎重にいくべき
部分は慎重にいくつもりです。完走することは絶対条件だし、完走すれば3位くら
いに入ると思うし。チャンピオン獲りたいです。明日はがんばります」
トム・コロネル「今だから言うけどほかのホンダ勢はソフトコンパウンドだったけ
ど、ボクらはハードで走ったんだ。それでも5ラップもするとドライビングがもの
すごくむずかしくなる。もちろんソフトほどではないけどね。ほかのホンダ・チー
ムとのチームプレイ? いや、中嶋さんからそれはないと聞いている。自分として
はやってほしいけどね。ボクらがチャンピオンになるためには、それが少し必要だ
から。でも、どのチームも自分たちのレースをするはずだ。今のところそう聞いて
いるよ。エリックは楽な状況にある。完走すればいいんだから。ボクらは攻めに攻
めて、みんなに勝たねばならない。勝つためにはほかにトラブルが出るか、チーム
プレイが必要になるんだけど…。でも自力でがんばる。きっと明日は我われにとっ
ていい日になるよ」


*2に続く
                       GTアソシエイション事務局
                       GTインサイドレポート班
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/3

                    AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                25 Oct. '98
   Race Report                      決勝日レポート              FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)


あっけない幕切れ…
ペンズオイル・ニスモGT-Rが'98チャンピオンに!
レースはCastrol無限NSXが優勝する


 10月25日、心配された雨もなく秋の青空ものぞく宮城県・スポーツランドSUGOで
AUTOBACS CUP全日本GT選手権第7戦(最終戦)が開催された。

 このレースでは、GT500クラスのシリーズチャンピオンを賭けたNo.23 ペンズオ
イル・ニスモGT-R(E.コマス/影山正美組)とNo.64 Mobil 1 NSX(山西康司/T.
コロネル組)の一騎打ちが注目されていた。この1戦を残してランキングトップは
No.23のコマス/正美組で61ポイント。これにNo.64の山西/コロネル組が11ポイン
ト差で続いている。コマス/正美組にすれば4位以内に入れば、自力で決定。もし
くは山西/コロネル組が4位以下になるれば、ノーポイントでもチャンピオンとな
る。ここから考えればコマス/正美組が断然有利であったが、予選結果はコマス/
正美組が13位で山西/コロネル組が5位と速さという立場では逆転の立場であった。


 そして、14時10分定時に全車が揃ってフォーメーションのスタートが開始された。
そして、トップのNo.16 Castrol無限NSXがストレートに戻って来て、レースのロー
リングスタートと思われたが、なんとそこにはチャンピオン候補のNo.64 Mobil 1 
NSXの姿がなかったのだった。なんとNo.64は駆動系のトラブルに襲われ、最終コー
ナーでストップ。結局、このままレースを走ることもなく最終戦を終えてしまった。
これにより、98年シーズンのチャンピオンはNo.23ペンズオイル・ニスモGT-Rのエ
リック・コマス/影山正美組に決定した。
 レースの方は、この騒動でフォーメーションラップが3周に延びて、レース周回
数は78周となった。仕切りなおしなったスタートでは、ポールのNo.16道上龍がその
まま1コーナーに侵入。2番手のNo.100 RAYBRIG NSXの高橋国光の背後には、No.18
 TAKATA童夢無限NSXの脇阪寿一がピタリとつけ、2周目の1コーナーでNo.18がかわ
して2番手へと上がる。この後、3番手以降ではサバイバルが始まる。まず、No.
100は接触もあって、大きく順位を下げてしまう。これで3番手になったNo.36カス
トロール・トムス・スープラ(関谷正徳)も、No.39デンソーサードスープラGT(谷
川達也)も相次いでスピン。No.36はリタイヤ、No.39は順位を下げたもののなんと
か復帰、だが20周目にコーナーで再度コースアウトして結局リタイヤとなった。ま
た、No.23も他車と接触し、右のフロントフェンダー部をはがしてしまうが、走行に
は大きく影響しなかったようでそのまま走り続けた。
 20周過ぎ時点、トップのNo.16は後続に約5秒の差を付けてたものの、それ以上は
なかなか引き離せない。この時点の後続は、2番手はNSXのNo.18、以下No.38,No.
37カストロール・トムス・スープラ(K.バート)、No.8 FET SPORTS SUPRA(W.ガー
ドナー)とスープラが続いた。さらにはNo.50 ARTAスカイライン(土屋武士)、No.
12カルソニックスカイライン(星野一義)、No.23ペンズオイル・ニスモGT-Rとスカ
イラインがならんだ。そして30周を過ぎる時点で、各車ルーティンのピットが始ま
る。いち早く30周目にピットに入ったNo.100 RAUBRIG NSXは飯田章に代わり、追い
上げを開始した。だが、そのわずか2周後に突如火を吹き出し、飯田はヘアピンに
マシンを止めクルマから飛び出した。煙を吸ったためにコース際に座り込んだ飯田
だったが、幸い極めて軽い火傷だけで済んだと言うことだった。トップを走るNo.16
 Castrol無限NSXは、37周目にピットイン。ドライバーを中子修となってコースに復
帰。一足先にピットインしていた2番手No.18TAKATA童夢無限NSX(金石勝智)の直
前の暫定トップで復帰。だがタイヤの温まっていないNo.16は、No.18にかわされ、
トップが入れ替わる。この後、No.16にテール・トゥ・ノーズに迫られる。そのよう
な中、63周目にNo.55 STPタイサンバイパーが火災を起こして、コース脇に緊急停
車。この消火作業のために、セーフティーカーが導入された。これで上位陣のマー
ジンは消えて、ラスト15周のスプリントとなった。No.18は、何度となくNo.18に迫
られたが、何とか逃げ切り、トップでゴールイン。2番手はNo.16。3番手にはNo.
38 FK/マッシモセルモスープラ(竹内浩典)とNo.37 カストロール・トムス・スー
プラ(鈴木利男)が激しく争い、No.37が競り勝ち先にゴールした。5番手はNo.12
 カルソニックスカイライン(黒澤琢弥)とNo.3ユニシアジェックススカイライン
(長谷見昌弘)が競って、こちらはNo.12に軍配が上がった。チャンピオンを決めた
No.23ペンズオイル・ニスモGT-R(影山正美)は、右前フェンダーの無いまま頑張り
きり、7番手でゴールイン。ファンやチーム関係者の歓声に迎えられた。

 なお、レース後の車検で1着ゴールのNo.18 TAKATA童夢無限NSXのエア・リスト
リクターが違反と判定され、暫定優勝を取り消された。この結果、優勝はNo.16 
Castrol無限NSX、以下、2位がNo.37、3位がNo.38と順次繰り上げられ、正式結果
となった。No.16 Castrol無限NSXは今季2勝目。


つちやMR2がポール・トゥ・フィニッシュで年間最多の5勝目

 GT300クラスは、前戦でチャンピオンを決めたNo.25つちやMR2がポールポジショ
ンから、首位を譲ることなくポール・トゥ・フィニッシュでゴール。今季5勝目と
GTC過去最高の年間最多勝の記録を更新した。予選2位のNo.44アペックスDLモモコ
ルセMR2がNo.25を追い続けたが、ミッショントラブルでリタイア。これで、2位は
No.61テイボン・トランピオ・FTOとなり、開幕戦以来の表彰台に上がった。3位に
はNo.19ウェッズスポーツセリカが、第5戦から3戦連続の表彰台となった。



以上
                       GTアソシエイション事務局
                       GTインサイドレポート班
                       古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT決勝結果(正式)

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPIONSHIP

全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine  Course:Dry
 P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap-GoalTime----
 1  16 500  1 Castrol無限NSX            中子/道上         78 1:56'38.356
 2  37 500  2 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート   78  -    5.281
 3  38 500  3 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田         78  -   12.272
 4  12 500  4 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     78  -   14.168
 5   3 500  5 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       78  -   14.558
 6  23 500  6 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   78  -   18.530
 7 * 8 500  7 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   77  -   1 Laps
 8  50 500  8 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     77  -   1 Laps
 9   2 500  9 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   77  -   1 Laps
10  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       74  -   4 Laps
11  61 300  2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           73  -   5 Laps
12  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         73  -   5 Laps
13  15 300  4 ザナヴィシルビア          近藤/青木         73  -   5 Laps
14  21 300  5 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       72  -   6 Laps
15   7 300  6 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         72  -   6 Laps
16   9 300  7 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         72  -   6 Laps
17  81 300  8 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       71  -   7 Laps
18  60 300  9 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         71  -   7 Laps
19  70 300 10 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     71  -   7 Laps
20 911 300 11 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         67  -  11 Laps
21  77 300 12 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         64  -  14 Laps
22  55 500 10 STPタイサンバイパー       松田/リード       63  -  15 Laps
23  91 300 13 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         61  -  17 Laps
24  88 500 11 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       61  -  17 Laps
25 910 300 14 ナインテンポルシェ        余郷/木下         58  -  20 Laps
26 117 300 15 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         58  -  20 Laps
27  71 300 16 シグマテック911           星野薫/城内       54  -  24 Laps
28  10 300 17 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         51  -  27 Laps
--------------以上完走---------------------------------------------------
    44 300    アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 46  -  32 Laps
    13 500    エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         31  -  47 Laps
   100 500    RAYBRIG NSX               国光/飯田         31  -  47 Laps
    39 500    デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川     21  -  57 Laps
    36 500    カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ   12  -  66 Laps
     5 500    5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     11  -  67 Laps
   355 300    イエローマジックF355GT    袖山/須賀         11  -  67 Laps
    30 500    綜警 PORSCHE              山田/岡田          9  -  69 Laps
   777 500    バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山      8  -  70 Laps
    51 300    コブラポルシェ            池谷/石原          7  -  71 Laps
    64 500    Mobil1 NSX                山西/コロネル      0  -  78 Laps
    72 300    オークラRX7               ポーター/平野      0  -  78 Laps
   *18 500    TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪         失格
-------------------------------------------------------------------------

 Best Lap Time #16 Castrol無限NSX(道上)1'22.329    2/78  161.976km/h

* #8の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反により、10秒間のペナルティ
  ストップが科された。
* #18は国内競技車両規則第8章第5項5-3-1(エア・リストリクター)違反によ
  り、失格とする。

                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT決勝レポート(修正版)

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPIONSHIP

      トップフィニッシュのTAKATA童夢無限NSX失格!
      最終戦の勝者は今季2勝目のCastrol無限NSXに !
       チャンピオン争いはスタート前に決着!

 NSX有利の下馬評の中、大アクシデントと濃霧で中止となった悪夢の第2
戦富士を挟んで、ペンズオイル・ニスモGT-R(コマス/影山正美)の連勝で始ま
った今シーズンのGT選手権。その後はMobil1、Castrol無限、RAYBRIGと、チ
ームこそ異なるもののNSXが3連勝。GT500クラスは未勝利のトヨタも含み3
メーカーの熾烈な戦いが繰り広げられてきた。
 一方、GT300は豊かなマシンバラエティの中、熟成の進んだつちやMR2が開幕
を制すると、重量ハンデをものともせず圧倒的な強さでチャンピオンを決めた。

 迎えた最終戦。秋晴れとなったSUGOには心地よい風が吹き、シーズンを締め
くくるにふさわしい天候となった。そして、最終戦までもつれたペンズオイル
・ニスモGT-RとMobil1 NSX(山西/コロネル)のチャンピオン争いの行方を見届
けようと、スポーツランドSUGOには多くの観客(主催者発表38,100人)が訪れ
た。(と書いてみたら……)

 午後2時10分、定刻どおりフォーメイションが始まったが、なんと最終コー
ナーで逆転チャンプを狙う#64NSXが駆動系トラブルでストップ。なんとス
タートを待たずしてチャンピオンが決まってしまった……。コロネルは車を降
り頭を抱える。

 隊列を整えるため、4周のフォーメイションの後スタート。このため決勝は
78周での争いとなる。
 早くもPP#16NSXが抜け出し、NSX、スープラ、スカイラインという
オーダーでレースは進む。

3周目 レインボーコーナーで、11位#55バイパーがスピン。コース復帰。
    #23スカイラインは接触したらしく右Fフェンダーを失っているが、
    そのまま走行を続ける。
6周目 #88ディアブロ、スロー走行。
    #71シルビア、ピットイン。
10周目  順位  GT500(TOP10) 16-18-38-100-36-37-8-5-50-12
              GT300(TOP 5) 25-44-19-61-77
12周目 #5スープラ、SPコーナーでクラッシュ!(他車と接触?)
13周目 #36スープラ、3コーナー先でクラッシュ。
    #100NSXペース落ちるが、そのまま走行続ける。
15周目 #18NSXと#38スープラの2位争いが激化。
20周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-37-8-12-50-3-23-100
              GT300(TOP 5) 25-44-19-77-71
21周目 #39スープラ、2コーナーで#100を抜いて10位に上がった途端にク
    ラッシュ。フロント部大破。ピットに戻るが修復は難しくリタイア。
30周目 #100NSXピットイン。国光から飯田に交代、ピットアウト。
    トップ#16と#18の差は約4秒。
32周目 #100NSX、リア下部から炎を上げる。飯田はグラベルにマシン止
    めマシンから転がり出る。リタイア。
33周目 #18NSXピットイン。ここから続々とピットインが始まる。
38周目 トップ#16NSXピットイン。道上から中子へ。
39周目 1コーナーで#18が#16をパスし実質のトップに浮上。
40周目 順位(ルーティンのピットインをしていない車あり)
       GT500(TOP10) 8-18-16-38-37-12-3-50-23-2
              GT300(TOP 5) 25-19-77-10-15
40周目 #15シルビア他車と接触しスピン。コース復帰、ピットへ。ドライバ
    ーチェンジ。
49周目 GT300クラスのトップ#25MR2ピットイン。
50周目 順位 GT500(TOP10+α) 18-16-37-38-8-12-3-23-50-2-55
              GT300(TOP 5+α) 25-77-61-19-71-15-7
       トップ2車は#18を#16がサポートするような感じでランデブー走行。
    NSX中唯一未勝利の#18を勝利に導く作戦のようだ。
55周目 5位走行中の#8スープラにペナルティストップを示す黒旗提示。
    (黄旗追い越し違反。10秒ストップ)
60周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
              GT300(TOP 5) 25-77-61-19-15
66周目 #55バイパーが馬の背で炎上。ドライバーのリードは無事脱出。
    煙と消化剤がコースを覆って視界を遮ったため、セーフティカーが導
    入される。
70周目 #77インプレッサトラブル。ピットインを繰り返しリタイア。
70周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
              GT300(TOP 5) 25-61-15-21-19
73周目 レース再開。残り6周。
74周目 トップ#18NSXは安泰だが、#16と#37の2位争いは白熱。0.7秒差。
    しかし、この戦いも#16のスパートで決着。

 結局、セーフティカーランの影響による順位変動もなく、各車は西日を背に
受けてフィニッシュ。
 優勝は、今季未勝利だった4台目のTAKATA童夢無限NSX(金石/脇阪)。これ
でNSXは4台全てが仲良く1勝ずつで、シーズンを締めくくった……はずだ
ったが、あろうことか、TAKATA童夢無限NSXはレース後行われた再車検でエア・
リストリクターの違反が発見され失格。Castrol無限NSXが繰り上がり優勝とな
った。
 GT300はまたしても#25つちやMR2が制して今季5勝目。
 チャンピオンは緒戦で2勝を挙げたペンズオイル・ニスモGT-Rのコマス&影
山正美が手にした。

 レース幕開けであっけなくチャンピオンが決まり、チェッカー後もドタバタ
が待っているなど、秋晴れの天候とは裏腹にやや消化不良気味の最終戦だった。

●決勝結果 TOP15
 P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap--
 1  16 500  1 Castrol無限NSX            中子/道上         78
 2  37 500  2 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート   78
 3  38 500  3 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田         78
 4  12 500  4 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     78
 5   3 500  5 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       78
 6  23 500  6 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   78
 7   8 500  7 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   77
 8  50 500  8 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     77
 9   2 500  9 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   77
10  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       74
11  61 300  2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           73
12  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         73
13  15 300  4 ザナヴィシルビア          近藤/青木         73
14  21 300  5 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       72
15   7 300  6 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         72
--------------------------------------------------------------

(正式結果は入手次第掲載します)

                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

JGTC-Rd7:野田英樹関連ニュース

《全日本GT選手権第7戦スポーツランド菅生  野田英樹関連ニュース》
                                                      Oct. 25th, 1998.

予選結果  4位
決勝結果  4位

【Project Royal Oak 談話】

  前回のテストから好調だったので、表彰台に上がってもらいたかったです。
予選は野田が担当したので期待はしていましたが、まずまずの結果だと思い
ます。

  決勝は3位になれると思っていましたが、終盤に抜かれ、残念ながら4位
に終わってしまいました。

  調子が良かっただけに悔しい思い出いっぱいです。次回のオールスターに
出場できれば今回の分も頑張ってくれることと思います。

  今後とも皆さんの暖かいご声援、よろしくお願いします。


●野田のコメント

  予選はもう少し頑張れば3番手、もしかしたら2番手のタイムをマークで
きたかもしれません。それぐらい調子が良かったです。

  決勝については、スタート後、NSXを1台パスして3位にアップし、竹
内選手と交代。後半、トムス・スープラにかわされて4位に落ちてしまいま
した。今回は間違いなく表彰台をねらえたので非常に残念です。

  次回のオールスターには出れるかまだわかりませんが、何とか出場して暴
れてみたいと思います。

  皆さん、投票よろしくお願いします。


  なお、野田英樹に関してより詳しい情報を知りたい方は、彼のホーム・ページ、

  http://home.att.ne.jp/red/noda

  も併せてご覧ください。


 資料提供:Project Royal Oak

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT決勝結果

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPIONSHIP

全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine  Course:Dry
 P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap-GoalTime----
 1  18 500  1 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪         78 1:56'37.158
 2  16 500  2 Castrol無限NSX            中子/道上         78  -    1.198
 3  37 500  3 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート   78  -    6.479
 4  38 500  4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田         78  -   13.470
 5  12 500  5 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     78  -   15.366
 6   3 500  6 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       78  -   15.756
 7  23 500  7 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   78  -   19.728
 8 * 8 500  8 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   77  -   1 Laps
 9  50 500  9 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     77  -   1 Laps
10   2 500 10 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   77  -   1 Laps
11  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       74  -   4 Laps
12  61 300  2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           73  -   5 Laps
13  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         73  -   5 Laps
14  15 300  4 ザナヴィシルビア          近藤/青木         73  -   5 Laps
15  21 300  5 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       72  -   6 Laps
16   7 300  6 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         72  -   6 Laps
17   9 300  7 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         72  -   6 Laps
18  81 300  8 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       71  -   7 Laps
19  60 300  9 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         71  -   7 Laps
20  70 300 10 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     71  -   7 Laps
21 911 300 11 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         67  -  11 Laps
22  77 300 12 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         64  -  14 Laps
23  55 500 11 STPタイサンバイパー       松田/リード       63  -  15 Laps
24  91 300 13 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         61  -  17 Laps
25  88 500 12 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       61  -  17 Laps
26 910 300 14 ナインテンポルシェ        余郷/木下         58  -  20 Laps
27 117 300 15 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         58  -  20 Laps
28  71 300 16 シグマテック911           星野薫/城内       54  -  24 Laps
29  10 300 17 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         51  -  27 Laps
--------------以上完走---------------------------------------------------
    44 300    アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 46  -  32 Laps
    13 500    エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         31  -  47 Laps
   100 500    RAYBRIG NSX               国光/飯田         31  -  47 Laps
    39 500    デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川     21  -  57 Laps
    36 500    カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ   12  -  66 Laps
     5 500    5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     11  -  67 Laps
   355 300    イエローマジックF355GT    袖山/須賀         11  -  67 Laps
    30 500    綜警 PORSCHE              山田/岡田          9  -  69 Laps
   777 500    バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山      8  -  70 Laps
    51 300    コブラポルシェ            池谷/石原          7  -  71 Laps
    64 500    Mobil1 NSX                山西/コロネル      0  -  78 Laps
    72 300    オークラRX7               ポーター/平野      0  -  78 Laps
-------------------------------------------------------------------------

 Best Lap Time #16 Castrol無限NSX(道上)1'22.329    2/78  161.976km/h

* #8の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反により、10秒間のペナルティ
 ストップが科された。


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT決勝レポート

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPIONSHIP

      最終戦の勝者は4台目のNSX、TAKATA童夢無限NSX!
       チャンピオン争いはスタート前に決着!

 NSX有利の下馬評の中、大アクシデントと濃霧で中止となった悪夢の第2
戦富士を挟んで、ペンズオイル・ニスモGT-R(コマス/影山正美)の連勝で始ま
った今シーズンのGT選手権。その後はMobil1、Castrol無限、RAYBRIGと、チ
ームこそ異なるもののNSXが3連勝。GT500クラスは未勝利のトヨタも含み3
メーカーの熾烈な戦いが繰り広げられてきた。
 一方、GT300は豊かなマシンバラエティの中、熟成の進んだつちやMR2が開幕
を制すると、重量ハンデをものともせず圧倒的な強さでチャンピオンを決めた。

 迎えた最終戦。秋晴れとなったSUGOには心地よい風が吹き、シーズンを締め
くくるにふさわしい天候となった。そして、最終戦までもつれたペンズオイル
・ニスモGT-RとMobil1 NSX(山西/コロネル)のチャンピオン争いの行方を見届
けようと、スポーツランドSUGOには多くの観客(主催者発表38,100人)が訪れ
た。(と書いてみたら……)

 午後2時10分、定刻どおりフォーメイションが始まったが、なんと最終コー
ナーで逆転チャンプを狙う#64NSXが駆動系トラブルでストップ。なんとス
タートを待たずしてチャンピオンが決まってしまった……。コロネルは車を降
り頭を抱える。

 隊列を整えるため、4周のフォーメイションの後スタート。このため決勝は
78周での争いとなる。
 早くもPP#16NSXが抜け出し、NSX、スープラ、スカイラインという
オーダーでレースは進む。

3周目 レインボーコーナーで、11位#55バイパーがスピン。コース復帰。
    #23スカイラインは接触したらしく右Fフェンダーを失っているが、
    そのまま走行を続ける。
6周目 #88ディアブロ、スロー走行。
    #71シルビア、ピットイン。
10周目  順位  GT500(TOP10) 16-18-38-100-36-37-8-5-50-12
              GT300(TOP 5) 25-44-19-61-77
12周目 #5スープラ、SPコーナーでクラッシュ!(他車と接触?)
13周目 #36スープラ、3コーナー先でクラッシュ。
    #100NSXペース落ちるが、そのまま走行続ける。
15周目 #18NSXと#38スープラの2位争いが激化。
20周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-37-8-12-50-3-23-100
              GT300(TOP 5) 25-44-19-77-71
21周目 #39スープラ、2コーナーで#100を抜いて10位に上がった途端にク
    ラッシュ。フロント部大破。ピットに戻るが修復は難しくリタイア。
30周目 #100NSXピットイン。国光から飯田に交代、ピットアウト。
    トップ#16と#18の差は約4秒。
32周目 #100NSX、リア下部から炎を上げる。飯田はグラベルにマシン止
    めマシンから転がり出る。リタイア。
33周目 #18NSXピットイン。ここから続々とピットインが始まる。
38周目 トップ#16NSXピットイン。道上から中子へ。
39周目 1コーナーで#18が#16をパスし実質のトップに浮上。
40周目 順位(ルーティンのピットインをしていない車あり)
       GT500(TOP10) 8-18-16-38-37-12-3-50-23-2
              GT300(TOP 5) 25-19-77-10-15
40周目 #15シルビア他車と接触しスピン。コース復帰、ピットへ。ドライバ
    ーチェンジ。
49周目 GT300クラスのトップ#25MR2ピットイン。
50周目 順位 GT500(TOP10+α) 18-16-37-38-8-12-3-23-50-2-55
              GT300(TOP 5+α) 25-77-61-19-71-15-7
       トップ2車は#18を#16がサポートするような感じでランデブー走行。
    NSX中唯一未勝利の#18を勝利に導く作戦のようだ。
55周目 5位走行中の#8スープラにペナルティストップを示す黒旗提示。
    (黄旗追い越し違反。10秒ストップ)
60周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
              GT300(TOP 5) 25-77-61-19-15
66周目 #55バイパーが馬の背で炎上。ドライバーのリードは無事脱出。
    煙と消化剤がコースを覆って視界を遮ったため、セーフティカーが導
    入される。
70周目 #77インプレッサトラブル。ピットインを繰り返しリタイア。
70周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
              GT300(TOP 5) 25-61-15-21-19
73周目 レース再開。残り6周。
74周目 トップ#18NSXは安泰だが、#16と#37の2位争いは白熱。0.7秒差。
    しかし、この戦いも#16のスパートで決着。

 結局、セーフティカーランの影響による順位変動もなく、各車は西日を背に
受けてフィニッシュ。
 優勝は、今季未勝利だった4台目のTAKATA童夢無限NSX(金石/脇阪)。これ
でNSXは4台全てが仲良く1勝ずつで、シーズンを締めくくった。
 チャンピオンは緒戦で2勝を挙げたペンズオイル・ニスモGT-Rのコマス&影
山正美が手にした。

●決勝結果(暫定)TOP15
 P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap--
 1  18 500  1 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪         78
 2  16 500  2 Castrol無限NSX            中子/道上         78
 3  37 500  3 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート   78
 4  38 500  4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田         78
 5  12 500  5 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     78
 6   3 500  6 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       78
 7  23 500  7 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   78
 8   8 500  8 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   77
 9  50 500  9 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     77
10   2 500 10 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   77
11  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       74
12  61 300  2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           73
13  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         73
14  15 300  4 ザナヴィシルビア          近藤/青木         73
15  21 300  5 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       72
--------------------------------------------------------------


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GTフリー走行結果

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPION RACE

全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Free Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
 P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
 1 100 500  1 RAYBRIG NSX               国光/飯田         1'22.386 161.864
 2  16 500  2 Castrol無限NSX            中子/道上         1'22.499
 3  18 500  3 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪         1'22.803
 4  50 500  4 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     1'23.368
 5  37 500  5 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート   1'23.399
 6  64 500  6 Mobil1 NSX                山西/コロネル     1'23.580
 7  36 500  7 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ   1'23.884
 8  38 500  8 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田         1'24.099
 9  12 500  9 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     1'24.121
10  39 500 10 デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川     1'24.201
11  88 500 11 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       1'24.355
12   2 500 12 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   1'24.403
13   3 500 13 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       1'24.440
14  23 500 14 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   1'24.559
15   5 500 15 5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     1'24.561
16   8 500 16 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   1'24.764
17  13 500 17 エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         1'25.772
18  30 500 18 綜警 PORSCHE              山田/岡田         1'26.187
19 777 500 19 バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山     1'28.383
20  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       1'28.861
21  44 300  2 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'28.990
22  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         1'29.460
23  15 300  4 ザナヴィシルビア          近藤/青木         1'29.490
24  81 300  5 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       1'29.664
25  77 300  6 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         1'29.746
26  71 300  7 シグマテック911           星野薫/城内       1'29.799
27  61 300  8 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           1'29.865
28   7 300  9 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         1'30.297
29 910 300 10 ナインテンポルシェ        余郷/木下         1'30.406
30  91 300 11 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         1'30.593
31  51 300 12 コブラポルシェ            池谷/石原         1'30.976
32   9 300 13 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         1'31.070
33  10 300 14 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         1'31.286
34  21 300 15 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       1'31.832
35 355 300 16 イエローマジックF355GT    袖山/須賀         1'32.213
36 117 300 17 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         1'33.698
37  60 300 18 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         1'33.899
38  70 300 19 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     1'34.180
39 911 300 20 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         1'34.935
40  72 300 21 オークラRX7               ポーター/平野     1'58.655
    55 500    STPタイサンバイパー       松田/リード       計測できず
-----------------------------------------------------------------------

 決勝日、午前8時10分から30分間行われたフリー走行もやはりNSXが上位を
占めた。しかし、参加車中最も重いウェイトハンデ90kgを背負う#64はさすがに
きつそうだ。予選で後塵を拝したスカイライン勢も決勝セッティングでは好調。
決勝に期待がかかる。

 SUGOはやや雲が多いもののとりあえず雨の心配はないようだ。ただ、天気予報
では午後に少々雨が降るとの情報もあり、ひょっとすると決勝中に雨……という
ことがあるかもしれない。

                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/2

                    AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                24 Oct. '98
    Qualify Report                予選日レポート                FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)

No.16 Castrol無限NSXがレコードでポール獲得!
チャンプ争奪戦のNo.64obil1 NSXは5位
No.23ペンズオイル・ニスモGT-Rは苦戦の13位!!

10月24日、スポーツランドSUGOでAUTOBACS全日本GT選手権最終戦「SUGO GT CHAMPION-
SHIP」の予選が開催された。ドライコンディションで行われた予選では、No.16 
Castrol無限NSXの道上龍がコースレコードを1秒以上更新する1分20秒642で今季
3度目のポールポジションとなった。GT300では、前戦でチャンピオンを決めたNo.
25 つちやMR2の舘信吾が今季2度目のクラスポールを獲得した。

◆レコードタイムを7台が更新した予選1回目
 サーキット上空は雲に覆われたいたものの、心配されていた雨は降らず終日ドラ
イコンディションで予選は行われた。
 午前10時30分から1時間で行われた予選1回目。序盤、トップに立ったのはNo.38
FK/マッシモセルモスープラの野田英樹。今回、アタック・ドライバーとなった野田
は5分過ぎに1分22秒109を記録し、4分後にはコースレコード1分21秒805を更新
する21秒192までタイムを詰めていく。15分過ぎに本命と言えるNSX勢が本格的にア
タックを開始。まず、No.16 Castrol無限NSXの道上龍が21秒146でトップに。その直
後に前戦初優勝を果たしたNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章が、ついに20秒を切る1分
20秒900でそれを更新する。だが、No.16道上もすぐ次のラップに20秒709で逆転。さ
らに翌周に1分20秒642までタイムアップし、トップを固める。No.18 TAKATA童夢無
限NSXは、今回アタックドライバーに指名された脇阪寿一が21秒082まで詰めるが、
3番手に留まる。結局、暫定ポールはNo.16 Castrol無限NSX、2番手にNo.100 
RAYBRIG NSX、3番手にNo.18 TAKATA童夢無限NSXと3台のNSX。4番手にはNo.38 
FK/マッシモセルモスープラが食い込んだ。以降7番手までレコードを上回ること
になったが、スカイライン最上位はNo.50 ARTAスカイランの9番手だった。
 チャンピオン争うランキング2位のNo.64 Mobil 1 NSXはトム・コロネルは90kg
のウエイトハンディを背負いながらも1分21秒533までタイムを刻み、このセッショ
ン4番手。一方、ランキングトップのNo.23ペンズオイル・ニスモGT-Rはエリック・
コマスが1分22秒206で11番手とやや出遅れた。

◆予選2回目はトップ5に変動なし
 予選2回目は午後3時ちょうどから1時間で行われた。天候はいまだ曇りと言え
たが、、時折日差しも落ちて気温は午前よりやや高く17度ほど。このせいか、上位
陣のタイムはいまひとつ伸び悩む。その中でNo.39デンソーサードスープラGTの土屋
圭市が1分21秒622とタイムを詰め総合の6番手まで順位を上げる。この後、No64 
Mobil 1 NSXのコロネルも21秒524とわずかに詰めるが、順位を上げるまでには至ら
なかった。また、No.55 STPタイサンバイパーも22秒145と午前のタイムを大きく更
新して11番手となる。この他、上位陣では大きな変動はなく、午前のタイムのまま
No.16 Castrol無限NSXがポールを決めた。


GT300は98クラスチャンピオンNo.25つちやMR2が今季2度目のP.P.

◆今季チャンプを決めたつちやMR2が凱旋ポール
 GT300クラスは、午前のセッションでは、今季未勝利のNo.44アペックスDLモモコ
ルセMR2がクラス・レコードを更新する1分26秒753でトップ。これに第5戦、第6
戦と連続2位となっているNo.19ウェッズスポーツセリカが27秒360で2番手。3番
手には、前戦ですでにチャンピオンを決めたNo.25つちやMR2が入った。
 午後は気温が上がったためか、各車タイムが伸び悩む中、30分過ぎにリミットいっ
ぱいの80kgを積んだNo.25つちやMR2の舘信吾がそんなことを感じさせない走りで、
クラスレコードを更新する1分26秒687で一気にクラストップに。また、No81ダイシ
ンダンロップシルビアの福山英朗が27秒159で、午前の11番手から3番手へとジャン
プアップ。以後、上位陣ではタイムアップするものはなく、No.25つちやMR2が第4
戦富士に続き2度目のポールポジションを決めた。2番手はNo.44アペックスDLモモ
コルセMR2、3番手はNo.81ダイシンダンロップシルビアとなった。



GT500 POLE POSITION
No.16 Castrol無限NSX  1'20.642(コースレコード)
道上 龍「今年最後のシリーズ戦ですし、ポールポジションが獲れてうれしいで
す。9月のテストではいまひとつでしたが、金曜日は1番でしたので、今日は獲れ
る自信はありました。午後もアタックしたのでしが、気温が高くなったせいかタイ
ヤが早めに終わってしまいました。決勝は、できたら逃げて、逃げ切りたいですね。
ライバルはやはり同じNSXの18号車、100号車でしょう。チャンピオンは関係ないで
すが、最後は勝って終わりたいです」


GT300 POLE POSITION
No.25 つちやMR2  1'26.687(コースレコード)
舘 信吾「午前はオーバーステア気味で最終コーナーでアクセルを踏み切れません
でした。午後、セッティングを変えたんですが、完璧でしたね。アタックした後も
少し走ったんですが、コンスタント・ラップでも悪くなかったです。決勝は、いつ
ものようにボクがスタートです。それでタイヤにあわせて行けるところまで行くと
思います。コンディションは今日ぐらいなら大丈夫です」


以上
                       GTアソシエイション事務局
                       GTインサイドレポート班
                       古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT予選レポート

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPION RACE

  秋のみちのく決戦、最終戦の予選はCastrol無限NSXが3度目のPP!
  シリーズリーダー、ペンズGTRは13位と苦しい位置からのスタート!

 全日本GTシリーズは、秋の気配を漂わせるSUGOで最終戦を迎えた。
前戦MINEでGT300クラスはチャンピオンが決定し、この最終戦の焦点は
GT500のチャンピオン争い。
 その候補は2台。シリーズ序盤で連勝を果たした#23ペンズオイル・ニスモGT
-Rに乗るコマス、影山正美のコンビ(61ポイント)が最右翼。#64Mobil1 NSXの
山西、コロネル(50ポイント)が最終戦での逆転に賭けている。

 午前中行われた予選1回目では、上位は軒並みコースレコードを更新。1年の
マシン熟成の進歩を感じさせたが、その筆頭はやはりNSX。スープラがこれに
食い込み、その後方にスカイラインが続いた。

 午後3時から始まった予選2回目はかなり涼しくなり、エンジンには好都合だ
がタイヤ温度は上がらないという微妙な状態でのアタックとなった。特に1回目
で不本意な位置となったスカイライン勢は、精力的に周回を続けたが、予選での
勢力分布を崩すまでには至らず、#16Castrol無限NSXが1回目のタイムでPPを
決め、その他上位陣も大きな順位変動はなかった。
 チャンプを争う#64NSXは5位。シリーズリーダーの#23GTRは13位とや
や厳しい位置からのスタートとなった。

 GT300クラスは、今季#25つちやMR2にやられっぱなしだったもう1台のMR2、
#44アペックスDLモモコルセMR2が1回目でトップに立ったが、セッティングを変
更して臨んだ#25が2回目に逆転。チャンピオンの貫祿を見せた。この後方には
シルビア、セリカ、RX7がつけ、決勝はGT300のウリである異車種の戦い
が見られそうだ。

 なお、#6ESSO Tiger Supraは、金曜日のフリー走行中、ラファネルのドライ
ブ時に最終コーナーでクラッシュ、横転のアクシデントに見舞われ出走を取り止
めている。ラファネルは打撲、ムチ打ち症状が出ているものの大事には至らず、
検査のため仙台市内の病院に2、3日の入院をするとのことである。

 決勝は、明日午後2時10分スタート、81周(300km)で争われる。チャンピオン
は#23GTR、#64NSXどちらが手にするのか。NSXで唯一勝利がなく前戦
から脇阪を迎えた#18TAKATA童夢無限NSX、そして今季未勝利のスープラ勢の戦い
ぶりにも注目したい。


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT予選2回目結果

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPION RACE

全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24)2nd Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
 P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
 1  16 500  1 Castrol無限NSX            中子/道上        R1'20.987 164.660
 2 100 500  2 RAYBRIG NSX               国光/飯田        R1'21.036
 3  64 500  3 Mobil1 NSX                山西/コロネル    R1'21.524
 4  39 500  4 デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川    R1'21.622
 5  18 500  5 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪        R1'21.646
 6  37 500  6 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート  R1'21.654
 7  38 500  7 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田        R1'21.748
 8   8 500  8 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   1'22.033
 9  55 500  9 STPタイサンバイパー       松田/リード       1'22.145
10   5 500 10 5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     1'22.151
11  12 500 11 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     1'22.440
12  23 500 12 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   1'22.595
13   2 500 13 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   1'22.656
14   3 500 14 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       1'22.850
15  88 500 15 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       1'23.398
16  50 500 16 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     1'23.747
17  13 500 17 エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         1'24.113
18  36 500 18 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ   1'24.375
19  30 500 19 綜警 PORSCHE              山田/岡田         1'26.340
20 777 500 20 バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山     1'26.609
21  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       1'26.687
22  81 300  2 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       1'27.159
23  19 300  3 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         1'27.562
24   7 300  4 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         1'27.651
25  77 300  5 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         1'28.046
26  71 300  6 シグマテック911           星野薫/城内       1'28.257
27  21 300  7 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       1'28.276
28  61 300  8 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           1'28.341
29 910 300  9 ナインテンポルシェ        余郷/木下         1'28.362
30   9 300 10 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         1'28.601
31  15 300 11 ザナヴィシルビア          近藤/青木         1'28.608
32  44 300 12 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'28.693
33  10 300 13 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         1'28.736
34  91 300 14 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         1'28.853
35  51 300 15 コブラポルシェ            池谷/石原         1'29.584
36  60 300 16 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         1'29.815
37 355 300 17 イエローマジックF355GT    袖山/須賀         1'30.780
38  70 300 18 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     1'32.969
39 117 300 19 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         1'33.087
40 911 300 20 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         1'33.364
41  72 300 21 オークラRX7               ポーター/平野     2'01.415
     6 500    ESSO Tiger Supra          ラファネル/高木   出走せず
-----------------------------------------------------------------------

Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT予選総合結果

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPION RACE

全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
 P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
 1  16 500  1 Castrol無限NSX            中子/道上        R1'20.642 165.364
 2 100 500  2 RAYBRIG NSX               国光/飯田        R1'20.900
 3  18 500  3 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪        R1'21.082
 4  38 500  4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田        R1'21.192
 5  64 500  5 Mobil1 NSX                山西/コロネル    R1'21.533
 6  39 500  6 デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川    R1'21.622
 7  37 500  7 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート  R1'21.758
 8  36 500  8 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ  R1'21.785
 9   8 500  9 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   1'21.935
10  50 500 10 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     1'22.134
11  55 500 11 STPタイサンバイパー       松田/リード       1'22.145
12   5 500 12 5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     1'22.151
13  23 500 13 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   1'22.206
14  12 500 14 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     1'22.405
15   2 500 15 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   1'22.656
16   3 500 16 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       1'22.668
17  88 500 17 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       1'23.398
18  13 500 18 エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         1'23.762
19  30 500 19 綜警 PORSCHE              山田/岡田         1'25.552
20 777 500 20 バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山     1'26.609
21  25 300  1 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       1'26.687
22  44 300  2 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'26.753
23  81 300  3 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       1'27.159
24  19 300  4 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         1'27.360
25   7 300  5 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         1'27.611
26  61 300  6 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           1'27.868
27  77 300  7 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         1'28.046
28  71 300  8 シグマテック911           星野薫/城内       1'28.109
29 910 300  9 ナインテンポルシェ        余郷/木下         1'28.205
30  21 300 10 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       1'28.276
31  15 300 11 ザナヴィシルビア          近藤/青木         1'28.521
32   9 300 12 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         1'28.601
33  10 300 13 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         1'28.736
34  91 300 14 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         1'28.742
35  60 300 15 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         1'29.235
36  51 300 16 コブラポルシェ            池谷/石原         1'29.292
37  72 300 17 オークラRX7               ポーター/平野     1'30.016
38 355 300 18 イエローマジックF355GT    袖山/須賀         1'30.780
39 911 300 19 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         1'31.578
40  70 300 20 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     1'32.571
41 117 300 21 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         1'32.574
--------------以上予選通過---------------------------------------------
     6 500    ESSO Tiger Supra          ラファネル/高木   出走せず
-----------------------------------------------------------------------

Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTC_Rd.7:SUGO GT予選1回目結果

        '98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
                     SUGO GT CHAMPION RACE

全日本GT選手権第5戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24)1st Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
 P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
 1  16 500  1 Castrol無限NSX            中子/道上        R1'20.642 165.364
 2 100 500  2 RAYBRIG NSX               国光/飯田        R1'20.900
 3  18 500  3 TAKATA童夢無限NSX         金石/脇阪        R1'21.082
 4  38 500  4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田        R1'21.192
 5  64 500  5 Mobil1 NSX                山西/コロネル    R1'21.533
 6  37 500  6 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート  R1'21.758
 7  36 500  7 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ  R1'21.785
 8   8 500  8 FET SPORTS SUPRA          ガードナー/田中   1'21.935
 9  39 500  9 デンソーサードスープラGT  土屋圭市/谷川     1'22.063
10  50 500 10 ARTAスカイライン          本山/土屋武士     1'22.134
11  23 500 11 ペンズオイル・ニスモGT-R  コマス/影山正美   1'22.206
12  12 500 12 カルソニックスカイライン  星野一義/黒澤     1'22.405
13   3 500 13 ユニシアJECSスカイライン  長谷見/田中       1'22.668
14   2 500 14 ZEXELスカイライン         亜久里/影山正彦   1'22.710
15  55 500 15 STPタイサンバイパー       松田/リード       1'22.779
16  88 500 16 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷       1'23.469
17   5 500 17 5ZIGEN SUPRA              グーセン/田嶋     1'23.664
18  13 500 18 エンドレスアドバンGTR     木下/藤村         1'23.762
19  30 500 19 綜警 PORSCHE              山田/岡田         1'25.552
20  44 300  1 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'26.753
21 777 500 20 バルボリンディアブロDL    和田孝夫/杉山     1'26.919
22  19 300  2 ウェッズスポーツセリカ    織戸/山本         1'27.360
23  25 300  3 つちやMR2                 鈴木恵一/舘       1'27.381
24   7 300  4 RE雨宮マツモトキヨシRX7   山路/松本         1'27.611
25  61 300  5 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原           1'27.868
26  71 300  6 シグマテック911           星野薫/城内       1'28.109
27 910 300  7 ナインテンポルシェ        余郷/木下         1'28.205
28  15 300  8 ザナヴィシルビア          近藤/青木         1'28.521
29  77 300  9 クスコスバルインプレッサ  小林/玉本         1'28.711
30  91 300 10 コーセイ&バーディCセリカ  松永/藤原         1'28.742
31  81 300 11 ダイシンDLシルビア        福山/大八木       1'28.866
32  10 300 12 アビリティポルシェ993GT2  麻生/石川         1'29.035
33  60 300 13 TOYOTA CAVALIER           佐藤/渡辺         1'29.235
34  21 300 14 ダンロップ-BP-BMW         一ッ山/加藤       1'29.279
35  51 300 15 コブラポルシェ            池谷/石原         1'29.292
36   9 300 16 大黒屋ぽるしぇ            羽根/河野         1'29.320
37  72 300 17 オークラRX7               ポーター/平野     1'30.016
38 911 300 18 ナインテンPCJポルシェ     高橋/斎藤         1'31.578
39 355 300 19 イエローマジックF355GT    袖山/須賀         1'31.938
40  70 300 20 外車の外国屋DLポルシェ    石橋/スクート     1'32.571
41 117 300 21 ホイールショップALTA RX7  深沢/古在         1'32.574
42   6 500    ESSO Tiger Supra          ラファネル/高木   出走せず
-----------------------------------------------------------------------

Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805


                          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.7/1

                       1998  GT INSIDE REPORT
   Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                20 Oct. '98
   Preview Report                 プレビューレポート            FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)

最終決戦来る!
チャンピオンを賭けてペンズオイル・ニスモGT-R vs Mobil 1 NSX激突
最後の勝者は誰になるのか!?

 ついに'98GTCシリーズ戦も最終戦となる『SUGO GT CHAMPIONSHIP』が、10月24、
25日にスポーツランドSUGOで開催される。
 前戦、第5戦MINEはサバイバル・レースとなりチャンピオン候補が次々と上位か
ら脱落。結果、チャンピオン争いには関わらないNo.100 RAYBRIG NSX(高橋国光/
飯田章組)が優勝した。この中で、ランキングトップのNo.23ペンズオイル・ニスモ
GT-Rのエリック・コマス/影山正美組はしぶとい走りで4位に入賞し、10ポイント
を加算し71ポイントとする。そして、チャンピオン候補として唯一残ったのがラン
キング2位のNo.64 Mobil 1 NSXの山西康司/トム・コロネル組だった。No.64はこ
のレースで3度目の2位入賞を果たし、15ポイントを加えて計50ポイントとし、No.
23との差を11ポイントまで詰めた。
 このように最終戦時点でチャンピオン争いはこのNo.23とNo.64の2チームに絞ら
れた。このポイント差から換算すると、No.23は4位以上に入れば自力でチャンピオ
ンとなり、No.64は3位以上にならないとNo.23のチャンピオンにチャンピオンを譲
ることになる。

■GT500クラス・シミュレーション
               Rd.5    Rd.6 Pos.
No.   Driver   合計     1    2    3    4    5    6    7    8    9   10
------------------------------------------------------------------------
23  コマス/正美    61   *81  *76  *73  *71   69   67   65   64   63   62
64  山西/コロネル   50    70   65   62  /60  /58  /56  /54  /53  /52  /51

*印はNo.23が自力でチャンピオン決定  /印はNo.23のチャンピオン決定

 ここまで、全レースでポイントを獲得しているNo.23と2回のリタイアがあるNo.
64の差がここに来てボディブロウのようにNo.23を有利にしていると言えよう。ま
た、No.23にはもうひとつ有利なポイントがある。ウエイトハンディだ。No.23は前
戦の4位入賞でウエイトハンディを10kg減らし、最終戦は70kgで挑む。一方のNo.64
は2位入賞で15ポイントを得ながらウエイトは30kgプラスされ、計90kgとなってし
まう。20kgの差はもちろん、重量増という未知の状況で、かつアップダウン激しい
SUGOはNo.64には非常に辛いことだろう。

 ともあれ、このSUGOのGTは終盤に荒れることが多い。アップダウンがきつく、中
速コーナーの多いSUGOはワンミスが命取りになる。また昨年のように、雨が降った
り止んだりの微妙な天候になれば滑りやすい路面から何度もトップが入れ替わる目
まぐるしい展開となるだろう。チャンピオンを争う2チームはもとより、最終戦で
有終の美を飾り、GTオールスター戦への出場権を得るべく各チームが激しくアタッ
クしてくることも予想される。最終戦だからといって決して消化試合ではないのだ。
 さて、このレースで注目したいのは、スープラ勢だ。今季スープラはまだ1勝も
挙げていない。だが、このSUGOはトータルバランスのいいスープラには向いたサー
キットと言える。そして9月に行われた公開テストで4番手のタイムを出したNo.55
 STPタイサンバイパーも面白い存在になりそうだ。


チャンピオンつちやMR2の独走を止めるのは誰だ
オールスター出場の座を賭けて勝利を目指せ!

 GT300クラスは、前戦MINEでNo.25つちやMR2(鈴木恵一/舘 信吾組)が優勝し、
今季6戦4勝という独壇場でチャンピオンを決定した。したがって、チャンピオン
争いという視点は残念ながら無くなってしまった。
 だが、No.25つちやMR2の鈴木恵一は最終戦も勝利獲得宣言をして意気盛ん。先の
優勝でリミット80kgのウエイトハンディを積みながら勝たれてしまった日には、他
のGT300チームは面目丸つぶれだ。またこのレースに勝つことで11月16日にTIサー
キット英田(岡山県)で行われるNICOS CUP GTオールスター戦の出場権も得られる
のだから、どこも勝利に執着してくるだろう。
 ここで、注目したいのがNo.19 ウェッズスポーツセリカ(織戸学/山本勝巳組)
だ。ここ2戦連続で2位に入賞し、もう狙うは優勝しかないという勢いがある。ま
たNo.19は先のテストでもクラストップタイムを出している。気になる点と言えば、
このレースでレギュラードライバーのM.アンジェレッリが欠場するため、ピンチ
ヒッターとして山本勝巳が予定されている点。山本は第5戦までNo.18 TAKATA童夢
無限NSXをドライブしており、事前のテストでもセリカにはまったく乗っていない。
だが、キャリアのある山本こと期待に応える走りをしてくれるだろう。
 この他には、No.15ザナヴィシルビア(近藤真彦/青木孝行組)とNo.81ダイシン
ダンロップシルビアのシルビア勢だ。昨年のチャンピオンカーのシルビアながら今
季は未だ未勝利だ。No.81は前戦MINEで3位入賞し、事前のテストでも2番手のタイ
ムと期待が持てる雰囲気だ。

 GT500もGT300も混戦が予想されるSUGO。今季のGTファイナルバトルをぜひ堪能し
て欲しい。

Reported BY GT INSIDE REPORT Team



☆'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO エントリーリスト
[GT500] 21台
No. マシン              ドライバー                      エントラント     タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
 2  ZEXELスカイライン          鈴木亜久里   影山正彦          NISMO             BS
 3  ユニシアジェックススカイライン     長谷見昌弘   田中哲也          ハセミ・モータースポーツ     BS
 5  5ZIGEN SUPRA         マーク・グーセン(B) 田嶋栄一          TEAM 5ZIGEN       DL
 6  ESSO Tiger Supra     ピエール・ラファネル(F)   高木真一      INGING            BS
 8  FET SPORTS SUPRA     ワイン・ガードナー(AUS)  田中 実     TEAM POWER CRAFT  BS
12  カルソニックスカイライン         星野一義     黒澤琢弥          TEAM IMPUL        BS
13  エンドレスアドバンGTR      木下みつひろ 藤村満男          ENDLESS SPORTS    YH
16  Castrol無限NSX       中子 修     道上 龍          Castrol無限       BS
18  TAKATA童夢無限NSX    金石勝智     脇坂寿一          童夢レーシングチーム     BS
23  ペンズオイル・ニスモGTR      エリック・コマス(F)  影山正美          NISMO             BS
30  綜警 PORSCHE         山田洋二     岡田秀樹          TEAM TAKE ONE     BS
36  カストロール・トムス・スープラ   関谷正徳 ノルベルト・フォンタナ(RA) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
37  カストロール・トムス・スープラ   鈴木利男   ケルビン・バート(GB) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
38  FK/マッシモセルモスープラ      竹内浩典   野田英樹          TOYOTA TEAM CERUMO  BS
39  デンソーサードスープラGT     土屋圭市   谷川達也            TOYOTA TEAM SARD  YH
50  ARTAスカイライン           本山 哲   土屋武士   AUTOBACS RACING TEAM AGURI BS
55  STPタイサンバイパー        松田秀士   アンソニー・リード    TEAM TAISAN with ADVAN  YH
64  Mobil1 NSX           山西康司   トム・コロネル(NL)   Mobil1 NAKAJIMA RACING  BS
88  ウェディングディアブロGT1   和田 久   古谷直広            JLOC              DL
100 RAYBRIG NSX          高橋国光   飯田 章      チーム国光 with MOONCRAFT  BS
777 バルボリンディアブロDL     和田孝夫   杉山正巳            TEAM VALVOLINE    DL

[GT300] 21台
No. マシン              ドライバー                      エントラント     タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
 7  RE雨宮マツモトキヨシRX7     山路慎一   松本晴彦            RE雨宮レーシング      DL
 9  スペックス大黒屋ぽるしぇ 羽根幸浩   河野尚裕            TEAM大黒屋        DL
10  アビリティポルシェ993GT2    麻生英彦   石川 朗             アビリティ            YH
15  ザナヴィシルビア          近藤真彦   青木孝行            NISMO             YH
19  ウェッズスポーツセリカ        織戸 学   山本勝巳       RACING PROJECT BANDOH  YH
21  ダンロップ-BP-BMW       一ツ山 康   加藤寛規         HITOTSUYAMA RACING   DL
25  つちやMR2            鈴木恵一   舘 信吾   TEAM TAISAN Jr. WITHつちや YH
44  アペックスDLモモコルセMR2     新田守男   ピーター・ダンブレック(GB)  アペックス            DL
51  コブラポルシェ            池谷勝則   石原将光            コブラレーシングチーム     YH
60  TOYOTA CAVALIER      佐藤久実   渡辺 明            KRAFT             DL
61  ライボン・トランピオ・FTO     中谷明彦   原 貴彦             チーム・ライボン・ラリーアート  TY
70  外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋義三  パトリック・バン・スクート(B) TEAM GAIKOKUYA  DL
71  シグマテック911           星野 薫    城内政樹            シグマテックレーシングチーム  DL
72  オークラRX7          マーク・ポーター(NZ)  平野 功        オークラロータリーレーシング   YH
77  クスコスバルインプレッサ       小林且雄   玉井秀幸            クスコレーシング         YH
81  ダイシンダンロップシルビア    福山英朗   大八木信行          TEAM DAISHIN      DL
91  コーセイ&バーディ・セリカ      松永雅博   藤原靖久            ファーストレーシングチーム    YH
117 ホイールショップALTA・RX-7   深沢寿裕   古在哲雄            アルタレーシングチーム      DL
355 イエローマジックF355GT      袖山誠一   須賀宏明            YELLOW MAGIC      YH
910 ナインテンポルシェ           余郷 敦   木下隆之            910 RACING        DL
911 ナインテンPCJポルシェ        高橋規一   斎藤和重            910 RACING        DL

●エントリーは変更される可能性があります。



☆第7戦SUGOチケット購入のご案内
 各種前売り券、好評発売中!!
 下記のプレイガイドまたは販売店でお求めください

【入場料金】
前売り入場券(土日2日間有効)●大人:4,500円●ペア:8,500円●中学生以下:無料
決勝当日券  ●大人:6,000円●高校生:2,500円●中学生以下は無料
予選当日券  ●大人:1,500円●高校生:550円●中学生以下は無料

【チケット発売所】
チケットぴあ(03-5237-9999)/チケットセゾン(03-5990-9999)/
CNプレイガイド(03-5802-9999)/ローソンチケット/ファミリーマート:サンクス
:セブンイレブン(福島・宮城地区)/サークルK(青森・秋田・岩手)他


【お問い合わせ】
 スポーツランドSUGO(TEL 022-464-0713)
 インフォメーションダイアル(TEL 03-3409-2365/FAX 03-3409-2307)


☆タイムスケジュール
 10月23日 練習走行
   GTフリー走行1回目  9:50~10:50
   GTフリー走行2回目 12:00~13:00
   GTフリー走行2回目 15:00~16:00

 10月24日 公式予選
   マーチ東日本予選   9:10~ 9:25
   F3公式練習      9:40~10:10
   GT予選1回目    10:30~11:30
   ミラージュ東北予選 12:20~12:35
   シビック東北予選  12:45~13:00
   マーチ東日本決勝  13:20~14:00
   F3予選       14:10~14:40
   GT予選2回目    15:00~16:00

 10月25日 決勝レース
   GTフリー走行     8:10~ 8:40
   ミラージュ東北決勝  9:00~ 9:30(12周)
   シビック東北決勝   9:55~10:30(12周)
   F3決勝       11:05~12:00(25周)
   ピットウォーク   12:20~13:00
   GTウォームアップ  13:20~13:28
   GT決勝スタート   14:10~  81周(終了予定16:00)


☆テレビ放送
 11月3日(火・祝)11:00~12:15
 テレビ東京系全国6局ネット
 テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
 ティー・エックス・エヌ九州
 *東日本放送:放送日未定

以上
                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

SUGO GTパドッククラブチケット

   
 SUGO GT選手権 パドッククラブチケット発売のお知らせ

 (株)日本モーターレーシングセンターでは、10/24.25 開催、SUGO GT選手権、パドッククラブチケット
 を先着100名様限定  \17000-で発売しております。
                                                                               
 □チケットの内容 10/24.25  入場券+パドックパス+駐車券
                   10/25(日) パドック内専用テント使用(フリードリンク・ラップ&映像モニタ-)
                             ピットウォーク・スタート前グリット入場可
                             プログラム・予選結果表付
   
 □ お申込み方法   現金書留にて、チケット代金+送料\500-をお送りください。
 
 □ お問い合わせ・郵送先    980-0011 仙台市青葉区上杉5-3-47-402
                           (株)日本モーターレーシングセンター東北支社 
                           「10/25 パドッククラブ」 係
                           TEL 022-264-0713

スーパー耐久

N1_Rd.7:スーパー耐久もてぎレース結果

スーパー耐久シリーズ第7戦 MOTEGI SuperN1-500km-RIJ-(1998-09-27)Race-Results
For 1998 Super Endurance Series Rd.7 ツインリンクもてぎ (J) : 4.801379km
Weather : Cloudy   Course : Wet
 P No.Cl.Driver(s)----------------Car-----------------Lap-GoalTime----km/h--
 1  32 1 横島 久/竹内浩典        Nissan Skyline GT-R 105 3:59'55.639 126.07
 2   1 1 粕谷俊二/見崎清志        Nissan Skyline GT-R 105 4:00'11.446
 3  23 1 福山英朗/木下隆之        Nissan Skyline GT-R 105 4:00'38.967
 4  11 2 中谷明彦/小幡 栄        Mitsubishi Lancer   102   -  3Lap
 5  36 2 村尾真吾/舘 信吾        Toyota Cerica GT-4  102   -  3Laps
 6  33 2 村松康生/三好正己        Mitsubishi Lancer   101   -  4Laps
 7  52 4 西垣内正義/渡辺 明      Nissan Pulser       100   -  5Laps
 8〇27 2 牧口規雄/志村 久        BMW M3              100   -  5Laps
 9  87 4 桂 伸一/菊池 靖/竹中正信 Nissan Pulser      99   -  6Laps
10   7 3 元谷宏大/黒木健次/桧井保孝 Honda Prelude      99   -  6Laps
11  38 2 雨宮栄城/鈴木 学        Toyota Celica        99   -  6Laps
12  20 2 伊藤勝一/細野智行/小川日出生Mitsubishi Lancer 99   -  6Laps
13  28 3 佐藤清治/佐藤  淳        Honda Integra        99   -  6Laps
14  68 4 嶋村 馨/長井 誠        Honda Civic          99   -  6Laps
15  73 4 前嶋秀司/小島一浩        Honda Civic          98   -  7Laps
16  29 3 中谷誠志/大橋正澄      Honda Integra        98   -  7Laps
17  26 2 川口法行/添田 正        Mitsubishi Lancer    98   -  7Laps
18  76 4 佐藤久実/吉田寿博        Honda Civic          98   -  7Laps
19  39 3 井田雅彦/磯田尚孝        Honda Integra        98   -  7Laps
20  91 4 阪口良平/岡崎真一       Honda Civic          98   -  7Laps
21  22 3 古橋  譲/玉本秀幸        Honda Integra        98   -  7Laps
22  57 4 伊藤直澄/田嶋栄一        Honda Civic          96   -  9Laps
23  55 4 福田よしのぶ/萬曇恒明    Hobda Civic          96   -  9Laps
24  78 4 丸山 浩/宮城 光        Honda Civic          96   -  9Laps
25 *50 4 浅野武夫/笠原智行        Honda Civic          95   - 10Laps
26  18 2 新宅文亮/伊藤隆文/新田顕一郎 Mazda RX-7       95   - 10Laps
27  31 2 小林正吾/竹添謙枝/原正広 Nissan Silvia        94   - 11Laps
28  21 3 福岡博人/能城重之/福地竹虎 Toyota MR2         93   - 12Laps
29   4 3 山野哲也/西  翼        Honda Integra        93   - 12Laps
30  45 3 望月英弘/吉田雅夫/奥山文彦 Honda Integra      93   - 12Laps
31   5 3 鈴木ひろし/宮口幸夫/玉造浩 Toyota Chaiser     92   - 13Laps
32  88 4 藤村満男/土建屋よしゆき/西村元希 Honda Civic  89   - 16Laps
33  54 4 山内伸弥/浅見 武        Honda Civic          86   - 19Laps
34  67 4 三好孝志/大野尊久/脇田一輝 Toyota Levin       79   - 26Laps
----------------------------------以上完走----------------------------------
    77 4 山本泰吉/辻本 聡        Honda Civic          77   - 28Laps
     2 2 清水和夫/渋谷 勉        Subaru Impreza WRX   19   - 86Laps
  **16 3 中村  仁/松浦俊之        Toyota Celica        10   - 95Laps
  **49 2 新谷栄章/坂田文顕        Nissan Silvia        10   - 95Laps
    71 4 関根基司/松田晃司/山梨順一 Nissan Pulser       7   - 96Laps
     6 2 冨桝朋広/柳生治男        Mitsubishi Lancer     3   -102Laps
    37 2 山路慎一/井尻 薫        Toyota Celica GT-4  DNS   -105Laps
****************************************************************************

レース中のベストタイム #23 Nissan Skyline GT-R 2'08.365 105/105 134.65km/h

* ペナルティ:#50は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間追
       越)につきペナルティストップ10秒を課した。
〇ペナルティ:#27は、本大会規則特別規則書第10章第35条~2)(ピットロード通
       過速度)違反によりペナルティストップを課した。
**#16、#49は、本大会規則特別規則書第10章第34条~1)(ピットストップ1時間
以上経過によりレース除外とした。

               提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/TRもてぎ
              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

スーパー耐久

N1_Rd.7:スーパー耐久もてぎ予選結果

スーパー耐久シリーズ第7戦 MOTEGI SuperN1-500km-RIJ-(1998-09-26)Qualifying-Ses.
For 1998 Super Endurance Series Rd.7 ツインリンクもてぎ (J) : 4.801379km
Weather : Rain   Course : Wet
 P No.Cl.Driver(s)------------------- Car---------------- Best-LapT - -km/h--
 1  32 1 横島 久/竹内浩典            Nissan Skyline GT-R  2'08.989   134.00
 2   1 1 粕谷俊二/見崎清志            Nissan Skyline GT-R  2'09.635
 3  23 1 福山英朗/木下隆之            Nissan Skyline GT-R  2'10.500
 4  11 2 中谷明彦/小幡 栄            Mitsubishi Lancer    2'14.232
 5  36 2 村尾真吾/舘 信吾            Toyota Cerica GT-4   2'15.953
 6  20 2 伊藤勝一/細野智行/小川日出生 Mitsubishi Lancer    2'16.321
 7  27 2 牧口規雄/志村 久            BMW M3               2'17.673
 8  52 4 西垣内正義/渡辺 明          Nissan Pulser        2'18.307
 9  37 2 山路慎一/井尻 薫            Toyota Celica GT-4   2'18.624
10   2 2 清水和夫/渋谷 勉            Subaru Impreza WRX   2'19.071
11  77 4 山本泰吉/辻本 聡            Honda Civic          2'19.219
12  38 2 雨宮栄城/鈴木 学            Toyota Celica        2'19.979
13  26 2 川口法行/添田 正            Mitsubishi Lancer    2'20.079
14  33 2 村松康生/三好正己            Mitsubishi Lancer    2'20.258
15  39 3 井田雅彦/磯田尚孝            Honda Integra        2'20.362
16  73 4 前嶋秀司/小島一浩            Honda Civic          2'20.362
17  87 4 桂 伸一/菊池 靖/竹中正信   Nissan Pulser        2'20.586
18  68 4 嶋村 馨/長井 誠            Honda Civic          2'20.997
19  31 2 小林正吾/竹添謙枝/原 正広   Nissan Silvia        2'21.622
20   4 3 山野哲也/西  翼            Honda Integra        2'21.677
21   6 2 冨桝朋広/柳生治男            Mitsubishi Lancer    2'21.718
22  55 4 福田よしのぶ/萬曇恒明        Hobda Civic          2'21.816
23  78 4 丸山 浩/宮城 光            Honda Civic          2'21.826
24  18 2 新宅文亮/伊藤隆文/*新田顕一郎Mazda RX-7           2'21.834
25  57 4 伊藤直澄/田嶋栄一            Honda Civic          2'22.023
26  29 3 中谷誠志/大橋正澄          Honda Integra        2'22.037
27  76 4 佐藤久実/吉田寿博            Honda Civic          2'22.676
28  91 4 阪口良平/岡崎真一           Honda Civic          2'22.981
29   7 3 元谷宏大/黒木健次/桧井保孝   Honda Prelude        2'23.043
30  54 4 山内伸弥/浅見 武            Honda Civic          2'23.243
31  28 3 佐藤清治/佐藤  淳            Honda Integra        2'23.465
32  88 4 藤村満男/土建屋よしゆき/西村元希 Honda Civic      2'23.480
33  71 4 関根基司/松田晃司/山梨順一   Nissan Pulser        2'23.972
34  22 3 古橋  譲/玉本秀幸            Honda Integra        2'24.089
35  67 4 三好孝志/大野尊久/脇田一輝   Toyota Levin         2'25.764
36  21 3 福岡博人/能城重之/福地竹虎   Toyota MR2           2'26.263
37  45 3 望月英弘/吉田雅夫/奥山文彦   Honda Integra        2'27.339
38  16 3 中村  仁/松浦俊之            Toyota Celica        2'27.347
39  50 4 浅野武夫/笠原智行            Honda Civic          2'27.797
40   5 3 鈴木ひろし/宮口幸夫/玉造  浩 Toyota Chaiser       2'30.904
--------------------------------------D.N.Q.---------------------------------
    49 2 *新谷栄章/*坂田文顕          Nissan Silvia        2'33.885
****************************************************************************

*印ドライバーについては、決勝日のフリー走行結果にて決勝出走可否を決定

           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/TRもてぎ
         *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN_Rd.7:Fポン富士は悪天候のため中止

 8月30日、富士スピードウェイで決勝が行われる予定だったフォーミュラ・
ニッポン第7戦は、午前7時40分、悪天候のため中止の決定が下された。

 今回のチケットは、次のいずれかのレースで有効となる。当日サーキットに入
場ししてしまった人は駐車券も有効となる。

10月11日 Fニッポン第9戦(富士)
11月 8日 インターTEC

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.7:Fポン富士エントリーリスト

  今季のフォーミュラ・ニッポンは、6戦で4人のウィナーを生み出し、その4
人が全て初優勝という混戦振りを見せているが、その第7戦が週末富士スピード
ウェイで開催される。

  エントリーは、レギュラーメンバーに加えて、久しぶりに復帰のD.マラガム
ワがステラからエントリーしている。
  また、当初GフォースでエントリーしていたR.ファーマンは、前戦同様ロー
ラで出走する。

  誰が勝ってもおかしくない今季のFニッポン。今季2度目の富士を制するのは
一体誰だろう。富士はこの後、10月に第9戦も控えており、今回の結果がシリー
ズを大きく左右しそうだ。


第7戦エントリーリスト

チーム              車番  ドライバー      車両
---------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA          1  影山正美        ローラT97-51 /無限MF308
                       2  R.ファーマン    ローラT96-51 /無限MF308
---------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO             3  川本  篤        レイナード96D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                 5  M.グーセン      レイナード97D/無限MF308
                       6  脇阪薫一        レイナード96D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
LEMONed Le Mans        7  N.フォンタナ    レイナード97D/無限MF308
                       8  本山  哲        レイナード97D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO      11  野田英樹        ローラT98-51 /無限MF308
                      12  飯田  章        ローラT96-52 /無限MF308
---------------------------------------------------------------------
JACCS MOONCRAFT       14  道上  龍        レイナード96D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
TMS                   17  近藤真彦        レイナード97D/無限MF308
                      18  立川祐路        レイナード97D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
MAZIORA IMPUL         19  黒澤琢弥        ローラT98-51 /無限MF308
                      20  影山正彦        ローラT96-52 /無限MF308
---------------------------------------------------------------------
BE BRIDES             21  田中哲也        ローラT95-50 /無限MF308
                      22  石川  朗        レイナード94D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
STELLAR INTERNATIONAL 35  D.マラガムワ    レイナード96D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
タカギB-1             36  玉中哲ニ        ローラT96-51 /無限MF308
---------------------------------------------------------------------
ARTA                  55  金石勝智        ローラT98-51 /無限MF308
                      56  脇阪寿一        ローラT97-51 /無限MF308
---------------------------------------------------------------------
LEYJUN                62  柴原眞介        レイナード96D/無限MF308
                      63  OSAMU           レイナード97D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA         64  山西康司        レイナード97D/無限MF308
                      65  T.コロネル      レイナード97D/無限MF308
---------------------------------------------------------------------

  情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Japanese F3

'98_JF3 ドライバーズポイント( 7/10戦)

                                                    (第7戦まで)

  1998                    3   4   5   5   6   7   8   8   9  10
   Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3            22  19  17  31  14   5   2  16   6   4
     Championship        鈴  筑  美  富  茂  鈴  菅  T  仙  鈴
      Drivers-point      鹿  波  祢  士  木  鹿  生  I  台  鹿
Po-No-Driver----------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
  1  1 P.ダンブレック    9   4   9   9   6   9   8                54    54
  2  2 加藤 寛規          4   9   6   6   3   0   0                28    28
  3  7 舘 信吾            3   6   4   2   1   6   3                25    25
  4 64 松田 次生          2   -   1   1   9   -   4                17    17
  5 77 伊藤 大輔          6   3   0   4   0   3   1                17    17
  6 55 金石 年弘          0   0   3   0   0   4   6                13    13
  7  5 高木 真一          0   0   2   0   4   0   0                 6     6
  8  4 R.ヴィルタネン    -   0   0   3   0   -   -                 3     3
  9  9 谷川 達也          0   2   0   0   0   0   0                 2     2
  9 38 平野 功            0   0   0   0   2   0   0                 2     2
  9 17 黒沢 治樹          0   0   0   0   0   2   0                 2     2
  9 16 R.デルフラー      0   0   0   0 DNS   0   2                 2     2
 13 14 S.マルティノ      1   -   -   -   -   1   0                 2     2
 14  8 藤原 靖久          0   1   0   0   0   0   0                 1     1
    33 井出 有司          0   0   0   0   0   0   0                 0     0
    18 密山 祥吾          0   0   0   0   0   0   0                 0     0
    25 長島 正興          0   0   0   0   0   0   0                 0     0
    15 歌川 拓            0   0   0   0   0   0 DNQ                 0     0
    53 五味 康隆          0 DNS   0   0   0   0   0                 0     0
    51 清水 剛            0   0   0   0   0   0   -                 0     0
     6 松浦 佑亮          -   -   0   0   0   0   0                 0     0
    66 関 昌之            0   -   -   0   0   -   0                 0     0
    39 水谷 竜也          0   -   0   -   -   0   -                 0     0
    24 静間 大典          0   -   -   0   -   -   -                 0     0
    39 徳田 照幸          -   -   -   0   -   0   -                 0     0
     6 佐藤 琢磨          0   -   -   -   -   -   -                 0     0
    19 佐々木 孝太        0   -   -   -   -   -   -                 0     0
    24 佐藤 雅洋          0   -   -   -   -   -   -                 0     0
    24 山田 英雄          -   0   -   -   -   -   -                 0     0
    27 三沢 伸輔          -   -   0   -   -   -   -                 0     0
    24 蔵本 信之          -   -   0   -   -   -   -                 0     0
    24 辻 孝壽            -   -   -   -   -   0   -                 0     0
    61 荒 聖治            -   -   -   -   -   -   0                 0     0
    51 千田 富之          -   -   -   -   -   -   0                 0     0
    26 入江 克己          -   -   -   -   -   -   0                 0     0
    30 赤塚 大典          -   -   -   -   -   -   0                 0     0
***************************************************************************
  * 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 8/2


全日本F3選手権シリーズ 第7戦 決勝結果
スポーツランドSUGO・8月2日(日)

伊藤大輔、スタートダッシュ実らず。6位入賞。

 F3の決勝レースは、この日の最終レースとして組まれていた。天候は朝か
ら土砂降り。ウエットレースの経験が極端に少ない伊藤大輔にとっては、厳し
い展開になりそうだった。最終レースということで、雨が上がるかもしれない
と期待もしていたが、結局その願いもむなしくウエットレースとなってしまっ
た。
 今年3回目のフロントロウからのスタート。伊藤は抜群のダッシュを見せ、
ダンブレック選手を1コーナーでとらえる。サイドバイサイドのまま1コーナ
ーに進入したが、この争いはインをキープしていたダンブレック選手に軍配が
上がる。その直後、伊藤は3番手に上がった金石選手にもパスされ、苦しい展
開となる。この時点で雨は止んでおり、路面が乾いていくとみた我々は浅溝の
レインにグリッド上で交換。まだ序盤はヘビーウエット状態で苦戦を強いられ
るのは当然といえ、序盤戦をいかに踏みとどまって後半の追い上げにつなげる
かだった。しかし、レースはこちらの思惑通りには進まなかった。4番手をキ
ープし追撃のチャンスをうかがっていた伊藤は、6周目にデルファー選手にパ
スされたもののぴたりとデルファー選手をマーク。路面も乾きはじめ、ペース
も徐々に上がってきた。その時点でトップとの差は約8秒。まだ追撃のチャン
スは残っていた。しかし、デルファー選手とテール・ツー・ノーズの争いを展
開していた二人に、今度は後続が追いつめてきた。そして、20周目に痛恨の
ミスからバランスを崩した隙に、松田選手、荒選手にパスされる。22周目に
は荒選手を抜き返すものの、追い上げはそれまで。6位でフィニッシュとなっ
た。これで、今回優勝を遂げたダンブレック選手のシリーズ優勝が決定した。

伊藤大輔
「ウォームアップで履いたタイヤじゃなかったので、序盤戦はつらかった。も
っと踏ん張って後半戦につなげたかったけれど、ペースを思うようにあげられ
なかった。もっと早い段階でデルファー選手を抜けたとすれば、後半に追撃さ
れることがなかった。もっと練習して次も頑張ります。」

百田義弘監督
「序盤戦の踏ん張りがききませんでした。デルファー選手をなんとか抑えて後
半勝負にすれば、もっとチャンスはあった。まだまだですね、ウエットは。た
だ、もてぎ戦と比べるとドライバーとしての進歩も見られた。それが収穫。ま
だまだ勉強中ということです。」

深尾栄一チームマネージャー
「周りの状況を見ると、今日はシリーズでランクアップする大きなチャンスだ
ったのですが、逆に窮地に追い込まれてしまった。残りは3戦。チャンピオン
はトムスのダンブレック選手に持っていかれてしまいましたが、なんとかシリ
ーズ2位、そして、マカオグランプリの出場権利を得られるよう頑張りま
す。」

                          SKILL SPEED 深尾栄一

Japanese F3

F3_Rd.7:F3 SUGO決勝結果

全日本F3選手権第7戦 SportsLandSUGO-RIJ-(1998-08-02)ProvisionalRace-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.7 SUGO(J) : 3.704256km
Weather:Cloudy/Rain  Course:Wet
P--No.Driver---------Car------------------ Lap-GoalTime----
 1  1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE     25   42'43.762
 2 55 金石 年弘      Dallara F398/MF204B    25  -    0.261
 3 64 松田 次生      Dallara F397/MF204B    25  -    4.330
 4  7 舘  信吾       Dallara F398/3S-GE     25  -    5.932
 5 16 R.デルフラー   Dallara F397/3S-GE     25  -    9.495
 6 77 伊藤 大輔      Dallara F397/MF204B    25  -    9.928
 7 61 荒  聖治       Dallara F398/3S-GE     25  -   10.305
 8 25 長島 正興      Dallara F397/3S-GE     25  -   24.007
 9 38 平野  功       Dallara F398/3S-G      25  -   24.586
10 18 密山 祥吾      Dallara F397/4G-93     25  -   27.061
11 51 千田 富之      Dallara F397/4G-93     25  -   31.096
12  9 谷川 達也      Dallara F397/3S-GE     25  -   46.824
13 33 井出 有治      Dallara F396/3S-GE     25  -   57.197
14 30 赤塚 大典      Dallara F397/3S-GE     25  -   57.791
15 66 関  昌之       Dallara F395改/MF204B  25  - 1'19.750
16 26 入江 克己      Dallara F396/MF204B    24  -   1 Lap
17 17 黒澤 治樹      Dallara F397/MF204B    23  -   2 Laps
18  8 藤原 靖久      Dallara F398/3S-GE     22  -   3 Laps
---------------------以上完走----------------------------------
    6 松浦  佑亮     Dallara F398/MF204B    13  -  12 Laps
    5 高木 真一      Dallara F397/3S-GE     12  -  13 Laps
   53 五味 康隆      Martin  MK73/3S-GE     10  -  15 Laps
    4 S.マルティノ   Dallara F397/3S-GE      6  -  19 Laps
    2 加藤 寛規      Dallara F398/MF204B     3  -  22 Laps
---------------------------------------------------------------
Best Lap #64 松田 次生   1'33.952  23/25  141.938 km/h


                    *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3_Rd.7:F3 SUGO決勝レポート

     トムスの招聘した刺客ピーター・ダンブレック5勝目!
        3戦を残してシリーズチャンピオン決定!

 天気予報どおり、Fニッポン決勝中の雨が嘘のように天候は回復に向かいつつ
ある。雨は上がり空も明るくなってきた。コースは依然ウェットだが、決勝前の
フリー走行でラインは乾きつつある。

 午後4時32分、水しぶきをあげてスタート。
 このレースに勝てばシリーズチャンピオンの決まる#1ダンブレックが、やや
出遅れたもののトップを守って1コーナーをクリア。2位に浮上した#55金石を
頭とする後続との差を早くも開きはじめる。
  2周目1コーナー、#7舘が#55金石をかわして2位に上がると、#1ダンブ
レックとの差を詰めはじめる。
 3周目2コーナー、シリーズ2位の5位#2加藤がコースオフ。リタイア。
#1ダンブレック、#7舘のコンビは3位#金石以下を大きく引き離していく。

  5周目順位(Top10)
  #1-#7-#55-#77-#16-#8-#61-#6-#25-#4

 8周目、2コーナーコース上で止まったマシンを排除するため、セーフィティ
カーが入り各車の差は一気に縮まる。
 10周終了時、残り15周でレース再開。
 11周目、#6松浦、馬の背でコースオフ。復帰するが順位大きく落とす。
  予選14位と不本意なスタート順位だった#64松田がトップを上回るペースで追
い上げている。

  15周目順位(Top10)
  #1-#7-#55-#16-#77-#8-#61-#64-#25-#38
 トップ3車の間隔はそれぞれ1秒で等間隔。動きはない。

  18周目、#64松田6位に浮上。
 21周目、勢いづく#64松田、#61荒がレインボーコーナーで立て続けに#77伊
藤をパス。
 22周目、#64松田は#16デルフラーを馬の背でパス。#61荒もSPコーナーで
#16の前に出ようとするがコースオフし、順位を下げる。
  23周目、3位#55金石が#7舘にアタックをかける。
 24周目、レインボーコーナーで#55金石に抜かれた#7舘が再度抜き変えそう
としてスピン。#64松田にも先行を許す。
 #55金石はトップ#1ダンブレックに迫るが僅かに届かず。ダンブレックのシ
リーズチャンピオン決定!

●レース結果(暫定)Top10
P--No.Driver---------Car------------------ Lap-Behind-
 1  1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE     25
 2 55 金石 年弘      Dallara F398/MF204B    25  - 0.2
 3 64 松田 次生      Dallara F397/MF204B    25  - 4.0
 4  7 舘  信吾       Dallara F398/3S-GE     25  - 1.6
 5 16 R.デルフラー   Dallara F397/3S-GE     25  - 3.5
 6 77 伊藤 大輔      Dallara F397/MF204B    25  - 0.4
 7 61 荒  聖治       Dallara F398/3S-GE     25  - 0.3
 8 25 長島 正興      Dallara F397/3S-GE     25  -13.7
 9 38 平野  功       Dallara F398/3S-G      25  - 0.5
10 18 密山 祥吾      Dallara F397/4G-93     25  - 2.4
(遅れタイムは前車との差)


                    *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

FN_Rd.6:FニッポンSUGO 決勝結果

F-Nippon選手権第6戦 SportsLandSUGO-RIJ-(1998-08-02)ProvisionalRace-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.6 SUGO(J) : 3.704256km
Weather:Rain  Course:Wet
P--No.Driver-------Team--------------Car-------------- Lap-GoalTime----
 1  1 影山 正美    SHIONOGI NOVA     Lola T97-51/MF308  54 1:34'08.018
 2  2 R.ファーマン SHIONOGI NOVA     Lola T96-51/MF308  54  -   27.694
 3 11 野田 英樹    COSMO OIL CERUMO  Lola T98-51/MF308  54  -   46.742
 4  8 本山  哲     LEMONed Le Mans   Reynard 97D/MF308  54  -   55.620
 5 65 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA     Reynard 97D/MF308  54  - 1'18.210
 6 64 山西 康司    PIAA NAKAJIMA     Reynard 97D/MF308  54  - 1'18.961
 7 55 金石 勝智    ARTA              Lola T98-51/MF308  53  -   1 Lap
 8 17 近藤 真彦    TMS               Reynard 97D/MF308  53  -   1 Lap
 9 12 飯田  章     COSMO OIL CERUMO  Lola T96-52/MF308  53  -   1 Lap
10 22 石川  朗     BE BRIDES         Reynard 94D/MF308  51  -   3 Laps
11 21 田中 哲也    BE BRIDES         Lola T95-50/MF308  51  -   3 Laps
12  6 脇阪 薫一    5ZIGEN            Reynard 96D/MF308  50  -   4 Laps
13 63 OSAMU        LEYJUN            Reynard 97D/MF308  49  -   5 Laps
-------------------以上完走----------------------------------------------
   14 道上  龍     JACCS MOONCRAFT   Reynard 96D/MF308  47  -   7 Laps
   20 影山 正彦    MAZIORA IMPUL     Lola T96-52/MF308  46  -   8 Laps
   56 脇阪 寿一    ARTA              Lola T97-51/MF308  39  -  15 Laps
   18 立川 祐路    TMS               Reynard 97D/MF308  22  -  32 Laps
    3 川本  篤     ASAHI KIKO        Reynard 96D/MF308  20  -  34 Laps
    7 N.フォンタナ LEMONed Le Mans   Reynard 97D/MF308  16  -  38 Laps
   19 黒澤 琢弥    MAZIORA IMPUL     Lola T98-51/MF308  15  -  39 Laps
   62 柴原 眞介    LEYJUN            Reynard 96D/MF308  11  -  43 Laps
   36 玉中 哲二    TAKAGI B-1 RACING Lola T96-51/MF308   9  -  45 Laps
    5 M.グーセン   5ZIGEN            Reynard 97D/MF308   7  -  47 Laps
-------------------------------------------------------------------------
  Best Lap #1 影山 正美  1'28.842  7/54  150.102km/h

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 8/1


全日本F3選手権シリーズ 第7戦 予選結果
スポーツランドSUGO・8月1日(土)

伊藤大輔、3戦連続フロントロウをゲット。

関東以西では梅雨明け宣言が出されたものの、東北地方はまだ梅雨前線が残
り、木曜日から不安定なコンディションだった。予選当日の土曜日も状況には
大差なく、雨はやんでいるものの曇り空。午前のセッションではスリックタイ
ヤで臨めたものの、まだ少し濡れている状態だった。午後の予選の時間になる
と、路面は完全ドライとなった。完全ドライのセッションは、今回が初めてと
言えセッティングがコンディションにマッチしているか不安が残りながらの予
選となった。
いつものようにウエイティングに入り、残り20分を過ぎた頃、シリーズ上位
グループはほぼ同じタイミングでコースイン。勝負は終盤の各車タイヤ交換し
たあとのラスト10分となった。その時点で、伊藤大輔は3番手。前にはシリ
ーズリーダーのダンブレック選手とシリーズ3番手の舘選手。このトヨタ勢を
なんとしてでもうっちゃる必要があった。特に舘選手(1分21秒107)と
のタイム差は、わずかコンマ1秒。この差だけで1列目を逃すわけにはいかな
い。ラスト8分でタイヤ交換を終え、最後のアタックに入った伊藤は1分21
秒130をマークし0.023秒差まで迫る。そして、次のラップに1分21秒
050をマークし、ついに2番手に浮上。ラスト2周できるアタックの標的を
ダンブレック選手に切り替える。彼との差は、コンマ3秒。一気に仕留めたい
ところだ。しかし最後のアタック中の最終コーナーにおいて、スピンアウトし
ていたマシンがコースによろよろと復帰。ちょうど同コーナーにさしかかって
いた伊藤はアクセルをゆるめざるを得なくなってしまいタイムアップならなか
った。
ポールポジションは取り逃がしたものの、これで3戦連続でフロントロウをゲ
ット。今度こそ表彰台の最上段を狙う。


伊藤大輔
「悔しいですね。最後のアタックでは、最終コーナーまでうまく走れていたと
思う。あれさえなかったらピーターのタイムを抜けるか肉薄できたと思う。明
日もシビアなレースになるでしょうが、戦い抜いて優勝を狙います。」

百田義弘監督
「マシンのセッティングを途中で変えたのも少し影響したかもしれません。た
だ、一列目と二列目では雲泥の差があるので、まずはほっとしてもいます。明
日は今シーズンのベストレースをしてほしいですね。」

深尾栄一チームマネージャー
「取り巻く状況が厳しい中、スタッフも大輔も最良の仕事をしていると思いま
す。3戦連続でフロントロウをとれたのも、その一つの証明だと思います。明
日のシビアなレースとなるでしょうが、スキルの根性、大輔の根性を見せつけ
るようなレースをしたいですね。」


                          SKILL SPEED 深尾栄一

Japanese F3

F3_Rd.7:F3 SUGO予選結果(修正版)

全日本F3選手権第7戦 Sports Land SUGO-RIJ-(1998-08-01) Qualify-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.7 SUGO(J) : 3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE      1'20.658  165.332
 2 77 伊藤 大輔      Dallara F397/MF204B     1'21.050
 3  7 舘  信吾       Dallara F398/3S-GE      1'21.107
 4  6 松浦  佑亮     Dallara F398/MF204B     1'21.470
 5 55 金石 年弘      Dallara F398/MF204B     1'21.538
 6  2 加藤 寛規      Dallara F398/MF204B     1'21.575
 7  4 S.マルティノ   Dallara F397/3S-GE      1'21.686
 8  8 藤原 靖久      Dallara F398/3S-GE      1'21.782
 9 16 R.デルフラー   Dallara F397/3S-GE      1'21.790
10 61 荒  聖治       Dallara F398/3S-GE      1'21.942
11  9 谷川 達也      Dallara F397/3S-GE      1'21.957
12 17 黒澤 治樹      Dallara F397/MF204B     1'22.261
13 25 長島 正興      Dallara F397/3S-GE      1'22.274
14 64 松田 次生      Dallara F397/MF204B     1'22.330
15 38 平野  功       Dallara F398/3S-G       1'22.460
16  5 高木 真一      Dallara F397/3S-GE      1'22.703
17 33 井出 有治      Dallara F396/3S-GE      1'22.811
18 18 密山 祥吾      Dallara F397/4G-93      1'22.818
19 53 五味 康隆      Martin  MK73/3S-GE      1'22.906
20 51 千田 富之      Dallara F397/4G-93      1'24.167
21 66 関  昌之       Dallara F395改/MF204B   1'25.703
22 26 入江 克己      Dallara F396/MF204B     1'28.436
23*30 赤塚 大典      Dallara F397/3S-GE      計測できず
******************** D.N.Q.************************************
   15 歌川  拓       Dallara F397/3S-GE      出走せず
---------------------------------------------------------------
* #30はF3統一規則第3章第24条8により決勝レースへの出走を認める

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3_Rd.7:F3 SUGO予選結果

全日本F3選手権第7戦 Sports Land SUGO-RIJ-(1998-08-01) Qualify-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.7 SUGO(J) : 3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE      1'20.658  165.332
 2 77 伊藤 大輔      Dallara F397/MF204B     1'21.050
 3  7 舘  信吾       Dallara F398/3S-GE      1'21.107
 4  6 松浦  佑亮     Dallara F398/MF204B     1'21.470
 5 55 金石 年弘      Dallara F398/MF204B     1'21.538
 6  2 加藤 寛規      Dallara F398/MF204B     1'21.575
 7  4 S.マルティノ   Dallara F397/3S-GE      1'21.686
 8  8 藤原 靖久      Dallara F398/3S-GE      1'21.782
 9 16 R.デルフラー   Dallara F397/3S-GE      1'21.790
10 61 荒  聖治       Dallara F398/3S-GE      1'21.942
11  9 谷川 達也      Dallara F397/3S-GE      1'21.957
12 17 黒澤 治樹      Dallara F397/MF204B     1'22.261
13 25 長島 正興      Dallara F397/3S-GE      1'22.274
14 64 松田 次生      Dallara F397/MF204B     1'22.330
15 38 平野  功       Dallara F398/3S-G       1'22.460
16  5 高木 真一      Dallara F397/3S-GE      1'22.703
17 33 井出 有治      Dallara F396/3S-GE      1'22.811
18 18 密山 祥吾      Dallara F397/4G-93      1'22.818
19 53 五味 康隆      Martin  MK73/3S-GE      1'22.906
20 51 千田 富之      Dallara F397/4G-93      1'24.167
21 66 関  昌之       Dallara F395改/MF204B   1'25.703
22 26 入江 克己      Dallara F396/MF204B     1'28.436
******************** D.N.Q.************************************
   30 赤塚 大典      Dallara F397/3S-GE      計測できず
   15 歌川  拓       Dallara F397/3S-GE      出走せず
---------------------------------------------------------------

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3_Rd.7:F3 SUGO公開練習

全日本F3選手権第7戦 Sports Land SUGO-RIJ-(1998-08-01) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.7 SUGO(J) : 3.704256km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE      1'20.820  165.000
 2  2 加藤 寛規      Dallara F398/MF204B     1'21.205
 3  7 舘  信吾       Dallara F398/3S-GE      1'21.241
 4 55 金石 年弘      Dallara F398/MF204B     1'21.440
 5  4 S.マルティノ   Dallara F397/3S-GE      1'21.550
 6 77 伊藤 大輔      Dallara F397/MF204B     1'21.670
 7 16 R.デルフラー   Dallara F397/3S-GE      1'21.874
 8  9 谷川 達也      Dallara F397/3S-GE      1'21.877
 9  5 高木 真一      Dallara F397/3S-GE      1'21.923
10  8 藤原 靖久      Dallara F398/3S-GE      1'22.144
11  6 松浦  佑亮     Dallara F398/MF204B     1'22.184
12 61 荒  聖治       Dallara F398/3S-GE      1'22.185
13 17 黒澤 治樹      Dallara F397/MF204B     1'22.412
14 25 長島 正興      Dallara F397/3S-GE      1'22.616
15 33 井出 有治      Dallara F396/3S-GE      1'22.751
16 18 密山 祥吾      Dallara F397/4G-93      1'22.927
17 53 五味 康隆      Martin  MK73/3S-GE      1'23.527
18 30 赤塚 大典      Dallara F397/3S-GE      1'23.543
19 38 平野  功       Dallara F398/3S-G       1'23.602
20 51 千田 富之      Dallara F397/4G-93      1'23.879
21 64 松田 次生      Dallara F397/MF204B     1'24.574
22 66 関  昌之       Dallara F395改/MF204B   1'25.597
23 26 入江 克己      Dallara F396/MF204B     1'28.753
   15 歌川  拓       Dallara F397/3S-GE      出走せず
---------------------------------------------------------------

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

Japanese F3

F3 rd.7 菅生 公式練習速報


pos   no driver     time
1  1 ダンブレック     1'20.820
2  2 加藤         1'21.205
3  7 舘           1'21.241
4  55 金石         1'21.440
5  4 マルティノ        1'21.550
6  77 伊藤         1'21.670
7  16 デルフラー       1'21.874
8  9 谷川         1'21.877
9  5 高木         1'21.923
10    8 藤原         1'22.144
11    6 松浦         1'22.184
12    61 荒           1'22.185
13    17 黒澤         1'22.412
14    25 長嶋         1'22.616
15    33 井出         1'22.751
16    18 密山         1'22.927
17    53 五味         1'23.527
18    30 赤塚         1'23.543
19    38 平野         1'23.602
20    51 千田         1'23.879
21    64 松田         1'24.575
22    66 関           1'25.597
23    26 入江         1'28.753
      15 歌川    出走せず


以上、資料提供:スポーツランドSUGO



*38 平野は3週目でコースアウト
 64 松田も序盤でコースアウトしたらしい

                        山極 明子           

Japan Touring Car Championship

'98JTCCドライバーズポイント表( 7/17戦)

                                                               (第7戦まで)

                   4/05  5/10     5/24     6/21     7/26     8/16    11/08
               富 富 富 茂 茂 菅 菅 菅 鈴 鈴 鈴 美 美 美 T T T 富 富 富 有
                                                                           効
               士 士 士 木 木 生 生 生 鹿 鹿 鹿 祢 祢 祢 I I I 士 士 士 P
Po-No-Driver--- Q- 1- 2- Q- 3- Q- 4- 5- Q- 6- 7- Q- 8- 9- Q-10-11- Q-16-17---
 1 37 関谷 正徳 9  3  9  9 18 10  9  7  4  6  9                            93
 2 39 竹内 浩典 7 10  5  4 12  9  8  8  9  7  7                            86
 3 38 立川 祐路 8  4  8  6 16  7  4  6  8  8 DNC                           75
 4 19 金石 勝智10  R 10  8  8  6  7 DNC 6  9  8                            71
 5 36 K.バート   5  5  7  7 10  8  6  9  7 DNCDNC                           64
 6 24 土屋 武士 6  9  6  5 14  4 DNC 3  5  5  5                            62
 7 25 土屋 圭市 3  8  3  2  6  2  5  4  1 DNC 6                            40
 8 68 R.デルフラー 2  7  R  3  4  5 DNC 5  2  4 DNC                           32
 9 11 谷川 達也 4  6  4  -  -  -  -  -  -  -  -                            14
10 11 中谷 明彦 -  -  -  -  -  3 DNCDNC 3 DNC 4                            10
11 66 松田 秀士 1  2  2  -  -  -  -  -  -  -  -                             5
12 66 S.マルティノ  -  -  -  1  2  1 DNSDNS -  -  -                             4
*****************************************************************************
* Q=予選  R=リタイア  DNC=完走せず  DNS=出走せず  DQ=失格
* 各レース、各予選で、出走台数と同数のポイントを上位から配点(DNS,DNC,DQ,
  リタイア車を除く)
* 1レースの大会は、レースポイントが通常の2倍
* 全7大会のうちベスト5大会まで(全大会の70%,小数点以下四捨五入)の有
  効ポイント制
* ( )内は有効ポイト外
* 第 12/13 仙台、第 14/15 十勝は、開催中止
 
 
                                       ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////

Japan Touring Car Championship

JTCC SUZUKA:JTCC第7戦決勝

1998年全日本ツーリングカー選手権シリーズ第4大会・第6戦&第7戦     98-06-21
JTCC SUZUKA SUPER TOURING     WEATHER  : Rain
JTCC                      第7戦 正式決勝結果表   COURSE   : Wet
                                                       鈴鹿サーキット東コース
Pos. No. Driver       Type         Lap      Total      Delay         Team/Car
-----------------------------------------------------------------------------
  1  37 関谷 正徳    トヨタ・チェイサー     41  41'14.179 133.85Km/h   ESSO TOM'Sチェイサー
  2  19 金石 勝智    トヨタ・コロナ エクシヴ 41  41'32.993     18.814   ウエッズスポーツエクシヴ
  3  39 竹内 浩典    トヨタ・チェイサー     41  41'54.535     40.356     デンソーセルモチェイサー
  4  25 土屋 圭市    トヨタ・チェイサー     40  41'51.978       1Lap        ADVANチェイサー
  5  24 土屋 武士    トヨタ・コロナ エクシヴ 39  40'00.893      2Laps        ADVANエクシヴ
  6  11 中谷 明彦    トヨタ・コロナ エクシヴ 38  41'51.775      3Laps   TRAMPIOZippoEXi
以上 規定周回数完走:
     38 立川 祐路    トヨタ・チェイサー     34  41'54.997      7Laps     デンソーセルモチェイサー
     36 ケルヴィン・バート  トヨタ・チェイサー     14  14'00.215     27Laps  ZENT  TOM'Sチェイサー
     68 ルベン・デルフラー  トヨタ・コロナ エクシヴ  6   6'16.424     35Laps       DoCoMo Exiv

開始時刻: 15:12'35
終了時刻: 15:53'49

Fastest Lap
No.36  ケルヴィン・バート ZENT  TOM’Sチェイサー  58.300   14/14  138.54Km/h

規定周回数 36

                         提供:鈴鹿サーキットランド

Japan Touring Car Championship

JTCC SUZUKA:JTCC第7戦決勝ラップチャート

1998年全日本ツーリングカー選手権シリーズ第4大会・第6戦&第7戦    98-06-21
JTCC SUZUKA SUPER TOURING       WEATHER :  Rain      
JTCC                                                 COURCE  :  Wet       
第7戦Lap Chart                                          鈴鹿サーキット東コース

Laps St    1    2    3    4    5    6    7    8    9   10   11   12   13   14 
------------------------------------------------------------------------------
 1  68:   68   39   39   39   39   37   37   37   37   37   37   37   37   37  
 2  24:   39   68   37   37   37   39   39   36   36   36   36   36   36   36. 
 3  37:   24   24   68   24   36   36   36   39   39   39   39   39   39   39  
 4  39:   37   37   24   36   24   24   24   24   38   38   38   19   19   19  
 5  38:   38   38   36   68   38   38   38   38   19   19   19   38   38   38  
 6  19:   36   36   38   38   19   19   19   19   24   24   24   24   24   24  
 7  36:   19   19   19   19   68   68.  25   25   25   25   25   25   25   25  
 8  25:   11   25   25   25   25   25   11   11   11   11   11   11   11   11 
 9  11:   25   11   11   11   11   11                  

  15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30 
 
-----------------------------------------ー-------------------------------------
  37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37 
 
  39   39   39   39   39   19   19   19   19   19   19   19   19   19   19   19 
 
  19   19   19   19   19   39   39   39   39   39   39   39   39   39   39   39 
 
  38   38   38   24   24   24   24   24   24   24   24   24   24   24   24   24 
 
  24   24   24   38p  25   25   25   25   25   25   25   25   25   25   25   25 
 
  25   25   25   25   11   11   11   11   11   11   11   11   11   11   11   11 
 
  11   11   11   11   38   38   38   38   38p  38   38   38   38p  38   38   38 
 

 31   32   33   34   35   36   37   38   39   40   41 
-------------------------------------------------------
 37   37   37   37   37   37   37   37   37   37   37. 
 19   19   19   19   19   19   19   19   19   19   19. 
 39   39   39   39   39   39   39   39   39   39   39. 
 24   24   24   24   24   24   24   24   24.  25.  
 25   25   25   25   25   25   25   25   25    
 11   11   11   11   11   11   11   11.    
 38   38   38   38.        
 8  25: 
 9  11:                     
                           提供:鈴鹿サーキットランド

Japan Touring Car Championship

JTCC Rd7 決勝レポート

 午後3時過ぎ、相変わらずの空模様で好転の気配はなく、雨が降りしきる。 
 第7戦の決勝レースも、ウエットコンディションでのスタートとなった。
 
 第7戦は、第6戦の結果をもとに、完走6台の最後尾、#68R.デルフラーがポ
ールポジションとなるリバースグリッドで各車グリッドにつく。
 #24土屋武士、#37関谷正徳、#39竹内浩典、#38立川祐路、#19金石勝智、
 #36K.バート、#25土屋圭市、#11中谷明彦の順のグリッドとなる。

 スタートは、#24土屋武士が先行するが、S字では#68デルフラーがトップに。
1周目は、#68デルフラー、#39竹内、#24土屋武士、#37関谷、#38立川、#36バ
ートのオーダー。
 2周目には、逆バンクで#39竹内がトップに立つ。以下、#68デルフラー、#24
土屋武士、#37関谷の順
 3周目、#37関谷は3位に上がり、さらに#68デルフラーの背後に迫る。
 4周目、#37関谷は2位に浮上。トップ#38竹内まで1.3秒差。#36バートも4
位まで浮上。
 5周目、#36バートは#24土屋武士をかわして3位へ。
 6周目、S字でとうとう#37関谷は#38竹内をかわしトップに。
 #68デルフラーはグラベルストップでレースを終える。
 8周目、#38竹内をかわした#36バートは、次第にトップ#37関谷との差を
少しずつつめていく。
 14周目、トップの#37関谷との差を5.9秒差まで追い上げた#36バートは、15周
目の2コーナーでスピンしコースアウト! ここでレースを終える。
 18周目、5位走行の#38立川がピットイン。右フロントタイヤを交換。ホイー
ルナットのゆるみが原因のようだ。
  20周目、1コーナーのアウト側から#19金石は#39竹内をパス。
 
  30周目の順位は、#37関谷がトップ。28秒差で#19金石、さらに10秒差で#39竹
内、4位は#24土屋武士で4台が同一周回。

 39周目、4位走行の#24土屋武士がグラベルでマシンを止める。

  41周のレースは、雨の中安定した速さで#37関谷が優勝を飾った。

-----------------------------------------------------------------------
暫定結果

#37 関谷正徳 ESSO TOM'S チェイサー    41'14.179
#19 金石勝智  ウエッズスポーツエクシヴ     18.814
#39 竹内浩典  デンソーセルモチェイサー      40.356
#25 土屋圭市  ADVAN  チェイサー              1Lap 
#24 土屋武士  ADVAN エクシヴ                2Laps
#11 中谷明彦  TRAMPIO Zippo Exiv             3Laps
#38 立川祐路  デンソーセルモチェイサー       7Laps
#36 K.BURT    ZENT TOM'S チェイサー         27Laps
#68 R.DERFLER DoCoMo Exiv                   35Laps

FL:#36 K.BURT 58.300(L14)


(正式結果は後ほど掲載される予定です)

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

Japan Touring Car Championship

JTCC SUZUKA:JTCCフリー走行

1998年全日本ツーリングカー選手権シリーズ第4大会              98-06-21
JTCC SUZUKA SUPER TOURING   WEATHER  : Cloudy/Rain
JTCC                      フリー走行結果表       COURSE   : Dry/Wet
                                                     鈴鹿サーキット東コース
Pos. No. Driver     Type          Time   Delay       Lap           Team/Car
---------------------------------------------------------------------------
  1  39 竹内 浩典   トヨタ・チェイサー     52.933 152.59Km/h  4/22     デンソーセルモチェイサー
  2  37 関谷 正徳   トヨタ・チェイサー     53.445      0.512  3/28   ESSO TOM'Sチェイサー
  3  36 ケルヴィン・バート トヨタ・チェイサー     53.564      0.631  3/23  ZENT  TOM'Sチェイサー
  4  19 金石 勝智   トヨタ・コロナ エクシヴ 53.742      0.809  4/31   ウエッズスポーツエクシヴ
  5  68 ルベン・デルフラー トヨタ・コロナ エクシヴ 53.897      0.964  3/11       DoCoMo Exiv
  6  38 立川 祐路   トヨタ・チェイサー     53.900      0.967  4/25     デンソーセルモチェイサー
  7  24 土屋 武士   トヨタ・コロナ エクシヴ 54.240      1.307  3/15        ADVANエクシヴ
  8  11 中谷 明彦   トヨタ・コロナ エクシヴ 54.265      1.332  3/ 5   TRAMPIOZippoEXi
  9  25 土屋 圭市   トヨタ・チェイサー     54.796      1.863  2/17        ADVANチェイサー

開始時刻: 08:30'00

                        提供:鈴鹿サーキットランド

Formula Nippon

NAKAJIMA RACING FN MINE RACE REPORT

シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第7戦 
距離:4.470km×45周
予選:9月13日 晴れ    観衆:1万5200人(主催者発表)
決勝:9月14日 曇り一時雨 観衆:4万1000人(主催者発表)

PIAA REYNARD 97D #64高木虎之介選手
今期最多4回目、気迫のポールポジション獲得!!悪天候による混乱のスタートで、
ペースが乱れ、レースは5位ゴール。

PIAA REYNARD 97D #65山西康司選手
終始シャーシバランスに苦しみながらのレースウィーク。混乱のスタートを切り抜け
るも、最終コーナーでコースアウト、リタイヤを喫す。

 全日本選手権フォーミュラニッポンは、舞台を再び中国地方の山口県美祢市のセン
トラルパークMINEサーキットに移して今大会で7戦目を迎えた。台風19号の接
近に伴い、天候不順が心配される中、13日(土)、恒例の公式練習が開始された。こ
の日はなんとか天気も保ち、コースコンディションもドライのままでの走行となった。
公式練習の序盤、高木選手は、多少セッティングに苦しむ場面もあったものの、後半
には、セッティングの方向性が決まり、3番手のタイムをマーク。午後の予選に向け
確かな感触を掴んだ。そして13:20から公式予選開始。終始トップタイムを出し続け
ていた高木選手は、残り時間20分のところでピットイン。新品タイヤ投入のタイミン
グを伺う戦略をとる。そして残り10分のところで、満を持してコースイン。タイヤを
温めアタックを開始すると当然のようにトップタイムを更新、他を圧倒するタイムを
叩き出すことに成功する。そして高木選手の状況を伺っていた、スペシャル・ステー
ジ出場の常連であるペドロ・デ・ラ・ロサ選手、黒澤琢弥選手らが、高木選手に食い
下がった。一方の山西康司選手は、公式練習からシャーシバランスを見つけられない
ままの走行となってしまったこともあって予選13番手に終わることとなる。
 午後3時25分から行われたスペシャル・ステージにおいて最後のアタッカーとな
る高木選手は、公式予選2番手につけていたロサ選手がその時点でのトップタイムを
マークしたことを確認すると、全神経を集中してコースイン。気迫の走りで、計測最
終ラップである4周目、ロサ選手のタイムを上回るとモニターに釘付けになっていた
観衆からの歓声とレース関係者のため息が交錯し、今期最多4度目のポールポジショ
ン獲得の偉業を達成することとなる。結局、予選結果は、高木虎之介選手を筆頭に、
ロサ選手/影山正美選手/黒澤選手/飯田章選手/脇坂寿一選手とつづいた。
 明けて、決勝日。台風19号は、九州地方、中国地方付近に停滞を続け、いつ雨が
降り出してもおかしくない状況となる。この状況の中、PIAA NAKAJIMA RACINGは午前
中に行われる40分のフリー走行で、レースセッティングの最終チェックを行う。そ
して、このフリー走行においてもトップタイムをマークして高木選手は、午後の決勝
に向け、確かな手応えを掴んでいた。
 大会協議委員会は、一方、台風19号接近に伴い天候不順を考慮して、決勝レース
の予定を20分早めることを決定、これにより午後1時40分決勝のフォーメーショ
ンラップがスタート。波乱はここから始まった。各車フォーメーションラップを終え
グリッドに着いたところで雨が降り出し赤旗中断。各チーム一斉に、グリッドに戻り、
タイヤ交換、セッティングの再設定をすることとなり、再スタート前の限られた時間
の中での作業を強いられる。PIAA NAKAJIMA RACINGは、今後、雨が強くなることを想
定し、深溝のレインタイヤを装着し再スタートする事となる。他方、2番手グリッド
からスタートのロサ選手は浅溝のレインタイヤを選択、4番手スタートの黒澤選手は、
スリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)を選択というトップランカー3人のそれぞれの思惑
が交錯する再スタートとなってしまった。そして午後1時55分、セイフティーカー
の先導により再スタート。そして3人のタイヤ選択が決勝レースの明暗をはっきり分
けてしまう。再スタートを切った時点で、雨は止み始め路面も徐々に乾き始めており、
浅溝のレインタイヤを選択した選手が有利な状況に変化。そのため、深溝のレインタ
イヤを選んだ高木選手は、後退を余儀なくされてしまう。この状況を打破するため、
中嶋総監督は5周目で高木選手をピットインさせる判断を下し、チームスタッフの素
早い作業でスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)に装着し直し、戦線に復帰させる。しか
し、F1とは違いフォーミュラニッポンのようなスプリントレースでのピットインは
致命的であり、高木選手がコースに復活したときには、19番手までポジションを落
としてしまうことになってしまった。しかし、ここから怒濤の追い上げ、進撃が始ま
る。各チームもタイヤ交換をするため車をピットインさせたこともあったが、その後、
周回を重ねるごとにポジションを14番手、12番手、8番手と上げて行き、12周
目に早くもポジションを7番手までに再浮上して見せる。その後、スリックタイヤを
装着してスタートした黒澤選手、同じくスリックタイヤを装着して2番手を走行して
いたラルフ・ファーマン選手がそれぞれトラブルを抱えリタイヤしていく中、高木選
手は前走車の、これもスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)でスタート、4番手を走って
いたマルコ・アピチェラ選手を猛追、一時30秒以上離れていたタイム差を2秒差ま
でに縮めるが、追い抜くにはいたらず、5位でチェッカーを受ることになった。チー
ムメイトの山西選手は、6周目、最終コーナーで、コースアウト、終始マシンバラン
スに苦しんだこともあってリタイヤを喫してしまう。
 なおレースは、スタートからスリックタイヤ(晴れ用のタイヤ)を装着、天候を味方
に付けた、ノルベルト・フォンタナ選手が2位以下を大きく引き離し、今期初優勝を
飾った。

■中嶋総監督のコメント
「結果的には天候を見方にすることはできませんでした。何が起こるか分からないの
がレースです。」
     
●次戦は9月27日~28日栃木県ツインリンクもてぎで開催されます。

Formula Nippon

チームセルモ FN-7 決勝レポート

TEAM CERUMO RACE REPORT
1997年度全日本選手権フォーミュラニッポン 第7戦
セントラルパークMINEサーキット(山口県)

9月14日(日)天候:曇り コンディション:ドライ
観客動員:41,000人(主催者発表)
決勝レース:14:00~(62Laps)

ゼッケン11 光貞秀俊 LOLA T96-52 1:19'14.043 3位

 スタート直前、それまで泣き出しそうだった空からぽつりぽつりと雨
が落ちてきた。その雨はフォーメーションラップが始まる頃にはかなり
路面を濡らしており、各チームのタイヤ選択がレースのキーとなる。心
配したとおりフォーメーションラップ中にスピンする車両があり、レー
スは赤旗にて中断。さらに決勝レースのスタートはペースカー先導によ
るローリングスタートの形式が採られた。
 我々チームセルモはスリックタイヤを選択。序盤は我慢し、中盤以降
に勝負を賭ける作戦だ。路面が濡れている序盤は10番手スタートから18
番手まで後退するが、作戦通り8周目には5番手まで順位を回復。前を
行く#35アピチェラを追う。
 35周目の1コーナーでアピチェラのインに飛び込み3位浮上。次の周
回には2位を走行していた#18ファーマンがリタイヤしたため2位に浮上。
その後3位の#9デ・ラ・ロサの強烈な追い上げにあうが、なんとかしの
ぎながら2位をキープ。ところがレースも終盤の56周目の最終コーナー
で痛恨のブレーキミス。フロントブレーキをロックさせてしまったため
にデ・ラ・ロサに抜かれてしまう。結局3位のままチェッカーフラッグ
を受けた。
 レースの結果は、7番手グリッドからスタートした#1フォンタナがス
タートでスリックタイヤの賭けに出て4位以下を周回遅れにし、2位に
も50秒以上の大差をつけて優勝。2位には、途中タイヤ交換のピットイ
ンをしながら追い上げた#9デ・ラ・ロサが、3位には我々チームセルモ
の#11光貞秀俊が各々入った。
 今日のレースの結果により#9デ・ラ・ロサが今シーズンの獲得ポイン
トを56とし、残り3戦を残しながらチャンピオンを獲得した。
 また、我々チームセルモの光貞は今回の3位によって選手権順位を単
独3位とした。

チーム代表 佐藤正幸
『今日のレースは2位でフィニッシュしなければならないレース。光貞
は良い方向には来ているのだけれど今一歩今の現状から一皮剥けて欲し
い。そうなればもっと良いドライバーになれるのだから。』

光貞秀俊
『今日のレースは2位にならなければいけないレース。それを自分のミ
スで順位を落としてしまい、自分で自分に腹が立ちます。結果は3位で
すがチームのスタッフ、スポンサー、それから応援してくれているみん
なに謝らなければならない気持ちです。次回のもてぎは何がなんでも頑
張って今日の悔しさを挽回するので応援してください。』


資料提供:株式会社 セルモ

Formula Nippon

FN_Rd7:MINE決勝レポート&コメント

          ’97プレイステーション  フォーミュラ・ニッポン
                    第7戦MINEサーキット

              N.フォンタナ(LeMans)が今季初優勝
               P.デ・ラ・ロサ(SHl0N0Gl N0VA)
                      2位でシリーズチャンピオン決定

  9月14日(日)、セントラルパークMINEサーキットにおいて、プレイステ
ーションフォーミュラ・二ッポン第7戦の決勝が行われ、16チーム計25台が出
走、17台が完走した。

  台風19号の接近に伴い、予定より20分繰り上げられて午後1時40分決勝の
フォーメーションラップがスタートしたが、各車グリッドに着いたところで雨が降
りだし赤旗中断。午後1時55分にセーフティカーの先導による再スタートとなっ
た。
  ここでの各チームのタイヤ選択が決勝レースの明暗を分ける。スリック(ドライ
用)、ウェツト(浅溝)、ウェット(深溝)の3種類のタイヤを装者したマシンが
混在する中で、最初の5周までは、セミウェットが有利だったが、徐々に路面が乾
き、スリックタイヤ着用のマシンが圧倒的なアドバンテージを得るようになり、他
のマシンは次々とピットインしてタイヤ交換を行った。

  こうした目まぐるしい展開のレースを制したのは、初めからスリック着用のN.
フォンタナ。9周目で首位に立ち、38周目に2位走行中のR.ファーマンがマシ
ントラプルでリタイアしてからは、後続に50秒以上の差を維持した一人旅で、今
季初優勝、通算2勝目を挙げた。P.デ・ラ・ロサは、セミウェットからタイヤ交
換した後に追い上げを開始。57周目に最終コーナーで2位走行中の光貞秀俊(C
ERUM0)のミスを見逃さずにインから抜き去り、2位表彰台を獲得。シリーズ
ポイント2位黒澤琢弥(IMPUL)は34周目にスロー走行、マシントラプルで
ピットリタイアとなった。

  これでデ・ラ・ロサ56点、黒澤22点となり、3戦を残してチャンピオンが決
定した。3位の光貞はスリックタイヤでスタート。第6戦に統き、今季3度目の3
位表彰台で、ランキング3位に浮上した。
  同じくスリックタイヤでスタートしたM.アビチェラ(オートテックSTELL
AR)は、4位で今季2度目のポイント獲得。ポールスタートの高木虎之介(Pl
AA  NAKAJlMA)は、ウェット・深溝でのスタートだったため大きく順位
を落としたが最終的に5位でフィニッシュした。本山哲(FUNAl SUPER
AGURl)が6位で、開幕戦以来の今季2度目のポイントを得た。

優勝記者会見コメント

N.フォンタナ「スタート直後は、1コーナーでスピンしそうになる程でしたが、
タイヤ選択の判断のおかげで勝てました。15周目ぐらいてドライになったので、
ラッキーでしたが最後まで、ちよっと雨が落ちていたのて心配で、速くレースを終
わらせようと思っていました」

P.デ・ラ・ロサ「天候の変化でタイヤ選択には迷いましたが、こうした選択はコ
インを投げるようなもので、どちらが正しく、どちらが間違っていたというもので
はないと思う。レース中は、チャンピオンシップのことは全く考えずに、勝つため
に走っていました。今日は、ボクのレース歴の中で、最も重要な日のひとつとなり
ました。チームをはじめ、皆さんに心からお礼を申し上げます。シリーズの後3戦
も勝つことを目標に戦います」

光貞秀俊「後ろのペドロを押さえる自信はあったのて、3周に1回ぐらいベストラ
ップを狙ってアタックしていたんです。抜かれたのは完全に自分のミスなので、抜
けなかった前回(第6戦富士スビードウェイでのフォンタナとのバトルを指して)
の悔しさとは、また違った悔しさがあります」

(観客数:土/15,200人、日/41,000人)


  情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Formula Nippon

97F・NIPPON ドライバーズポイント( 7/10戦)

                                                    (第7戦まで)
*P.デ・ラ・ロサ '97F・NIPPON チャンピオン決定!!

  1997                   4   5   6   7   8   8   9   9  10  11
   Japan                 /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula Nippon      27  18   1   6   3  31  14  28  19   9
     Championship       鈴  美  富  鈴  菅  富  美  茂  富  鈴
      Drivers-point     鹿  祢  士  鹿  生  士  祢  木  士  鹿
Po-No-Driver--------- Rd.1---2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
 1  9  P.デ・ラ・ロサ  10  10   6   4  10  10   6                   56
 2 19  黒澤 琢弥         6   6  10   0   0   0   0                   22
 3 11  光貞 秀俊         4   0   3   3   0   4   4                   18
 4  1  N.フォンタナ     0   0   1   0   0   6  10                   17
 5 64  高木 虎之介       0 DNS   4  10   0   0   2                   16
 6 20  影山 正彦         0   0   2   6   4   0   0                   12
 7 18  R.ファーマン     0   3   0   1   6   0   0                   10
 8 10  飯田 章           1   4   0   0   0   2   0                    7
 9 27  影山 正美         0   0   0   2   1   3   0                    6
10 33  鈴木 利男         0   2   0   0   3   0   0                    5
10 35  M.アピチェラ     -   -   -   0   2   0   3                    5
12 56  本山 哲           3 DNS   0   0   0   0   1                    4
13 65  山西 康司         2   0   0   0   0   0   0                    2
14  2  E.トゥエロ       0   0   0   0   0   1   -                    1
14  8  脇阪 寿一         0   1   0   0   0   0   0                    1
    3  川本 篤           0   0   0   0   0   0   0                    0
   28  山本 勝巳         0   0   0   0   0   0   0                    0
    5  M.グーセン       0   0   0   0   0   0   0                    0
   36  玉中 哲二         0   0   0   0   0   0   0                    0
   55  金石 勝智         0   0   0   0   0   0   0                    0
   17  近藤 真彦         0 DNS   0   0   0   0   0                    0
   37  山田 政夫         0   0   0   0  DQ DNQ DNQ                    0
   63  D.マラガムワ     0   0   0   0   0   -   -                    0
   21  田中 哲也         0   -   -   -   0   0   0                    0
   62  戸田 哲士         -   -   -   0   0   0   0                    0
    6  田嶋 栄一         -   -   -   0   0   0   0                    0
    6  R.ヴィルタネン   0   0   0   -   -   -   -                    0
   35  M.クルム         0   0   0   -   -   -   -                    0
   12  S.カヴァナ       0   0   -   -   -   -   -                    0
   34  A.G.スコット    -   -   -   0   -   0   -                    0
   63  OSAMU(中嶋修)-   -   -   -   -   0   0                    0
   34  M.マルティニ     -   -   0   -   -   -   -                    0
   14  A.ボルドリーニ   -   -   -   -   -   -   0                    0
***********************************************************************
  * 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦総ポイント制
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Formula Nippon

FPON-Rd7:F・ニッポンMINE決勝レース結果

フォーミュラ・ニッポン第7戦 -RIJ- (1997-09-14) Official Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.7 MINEサーキット: 

 P  No. Driver------------ Car------------------Lap--Time--
 1   1  N.フォンタナ  (RA) Reynard 97D/Mugen    62  1:21'57.038
 2   9  P.デ・ラ・ロサ   (E) Lola T97/Mugen       62  1:22'51.775
 3  11  光貞  秀俊     (J) Lola T96/Mugen       62  1:22'58.290
 4  35  M.アピチェッラ (I) Reynard 96D/Mugen    61    - 1 lap
 5  64  高木  虎之介   (J) Reynard 97D/Mugen    61    - 1 lap
 6  56  本山    哲     (J) Reynard 97D/Mugen    61    - 1 lap
 7  27  影山  正美     (J) Reynard 97D/Mugen    61    - 1 lap
 8  55  金石  勝智     (J) Reynard 96D/Mugen    61    - 1 lap
 9  33  鈴木  利男     (J) Reynard 97D/Mugen    60    - 2 laps
10  10  飯田    章     (J) Lola T97/Mugen       60    - 2 laps
11   8  脇阪  寿一     (J) Dome F104R/Mugen     60    - 2 laps
12   3  川本    篤     (J) Reynard 96D/Mugen    60    - 2 laps
13  14  A.ボリドリーニ (I) Lola T96/Mugen       59    - 3 laps
14  21  田中 哲也     (J) Lola T95/Mugen       59    - 3 laps
15  20  影山  正彦     (J) Lola T95/Mugen       59    - 3 laps
16  63  OSAMU          (J) Reynard 96D/Mugen    58    - 3 laps
17  62  戸田  哲史     (J) Reynard 94改/Mugen   57    - 4 laps
------[DNC:]---------------------------------------------------
    28  山本  勝巳     (J) Reynard 96D/Mugen    48    -14 laps
    17  近藤  真彦     (J) Reynard 97D/Mugen    43    -19 laps
    18  R.ファーマン  (GB) Reynard 97D/Mugen    38    -23 laps
     5  M.グーセン     (B) Reynard 96D/Mugen    36    -26 laps
    19  黒澤  琢弥     (J) Lola T96/Mugen       34    -28 laps
    36  玉中  哲二     (J) Lola T95/Mugen       21    -41 laps
     6  田嶋  栄一     (J) Reynard 96D/Judd     11    -51 laps
    65  山西  康司     (J) Reynard 97D/Mugen    10    -52 laps
***************************************************************

◆ファステストラップ

 #9 P.デ・ラ・ロサ 1'15.092 (145.410km/h) On Lap 27/62.

    すがやみつる(SDI00104)/RIJ

Formula Nippon

FN_Rd7:MINE予選レポート&コメント

          ’97プレイステーション  フォーミュラ・ニッポン
                    第7戦CPMINEサーキット
      高木虎之介(PIAA  NAKAJIMA)が今季4度目のPP

  9月13日(土)セントラルパークMlNEサーキットにおいて、’97プ
レイステーションフォーミュラ・二ッポン第7戦の公式予選と予選上位6台に
よるスペシャルステージ(SS)が行われ、予選通過基準タイムをクリアした
25台が決勝に進出した。

  午後1時20分から行われた公式予選には、E.トゥエロ(LeMans)
がF1(ミナルディ)のテスト延長で不出場となったため、16チーム26台
が参加。残り5分を切ったところて、まず脇阪寿一(ANABUKI童夢無限)
が1分13秒台に入れると、高木虎之介(PIAA  NAKAJIMA)、P.
デ・ラ・ロサ(SHIONOGI  NOVA)、黒澤琢弥(IMPUL)、影
山正美(NAVI  CONNECTION)が次々と更新。

  結局予選タイム1位高木、2位デ・ラ・ロサがSS進出となった。この2人
は今シーズン全戦SS進出を決めている。予選タイム3位の黒澤は6回目のS
S進出。最後に影山を逆転して予選タイム4位となったルーキー脇阪は、初の
SS進出となった。予選タイム5位は、今シ一ズン3回自の影山正美。予選タ
イム6位の飯田章(SHlONOGI  NOVA)も初のSS進出。

  午後3時25分から行われたスペシャルステージては影山が3位にジャンプ
アップ。黒澤と脇阪が順位を落とし、1位高木、2位デ・ラ・ロサ、3位影山
正美、4位黒澤、5位飯田、6位脇阪の決勝スターティンググリッドが決定し
た。
  決勝は、明日9月14日(日)午後2時にスタートする。

◆トップ6記者会見
高木虎之介「MINEは2戦連続でポールがとれたけれど、ここまで来られる
とは思っていませんでした。事前のデストでも全然ダメだったし、予選も前半
はあまりよくなかったので。でも予選は一発で決められますけれど、決勝はそ
うはいかないので苦しい戦いになると思います」

P.デ・ラ・ロサ「MINEのコースは特に、スタートが大切なので、2位で
もフロントローですから大変満足しています。前のMlNEでもグリッド2位
から優勝できたので、今度もいけると思います」

影山正美「予通5番手だったんで、ここまで上がれて満足です。一生懸命には
走ったけれど、他の人のタイムが出ないのが不思議でした。黒澤さんは、モニ
ターで見ていてちょっとフラフラしていろように見えました」

黒澤琢弥「欲をいえばもうちよっと前の方に行きたかったけれど、正美君がい
ったようにマシンはつらくて、最後にニュータイヤでやっと6人に残れたよう
な感じです。ただ、うちのマシンはこれまでも満タンのセッティングがいいん
で、明日の朝のフリー走行でどこまでフル満タンのいいセッティングが出せる
かが勝負ですね。ペドロにそう簡単にはいかないことを見せなければならない
し、明日はレースも面白い展開になると思いますよ」

飯田章「自分が思ったほどにはマシンが仕上がっていなかったのに残れてラッ
キーだと思います。そろそろスペシャルステージに残らなくては、と思ってい
たので、とりあえず残れてホッとしています」

脇阪寿一「はじめまして。ゼッケン8番の脇阪です。予選でははじめに一つタ
イヤがパンクしちゃって、最後にニュータイヤが3本しかなかったので心配で
したが、何とか残れました。もてぎのテストあたりからクルマがすいぷん良く
なってきています。第6戦の富士ではクラッチトラブルで結果が出せなかった
けれど調子そのものは良かったんです。(もてぎのテストから田中監督に変わ
ったことについて)、松本監督からは、速く走るための感覚を1年半にわたっ
て教えられ、これに田中監督のメカニカルなすばらしい知識が加えられてきて、
すごくいいドライバーに成長しているんではないでしょうか」


  情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

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