TIサーキットで行われた97年全日本ツーリングカーレース(JTCC)は、
ドライコンディションのもと、第3戦は黒澤琢弥、第4戦を中子修のアコード勢
が制した模様。
注目のトヨタ・チェイサーは、第4戦で竹内浩典が5位入賞。ニッサン・プリメ
ーラの本山哲はウォームアップと第3戦でのファステストラップを記録した。
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
JTCC第3戦 -RIJ- (1997-05-10) Qualify-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 TI英田サーキット :( 4.470km)
P No.Driver----------- Car----------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 16 中子 修 (J) Honda Accord R1'34.676 169.969
2 14 道上 龍 (J) Honda Accord R1'35.127 0.451 169.163
3 15 黒澤 琢弥 (J) Honda Accord R1'35.231 0.555 168.979
4 12 星野 一義 (J) Nissan Premera R1'35.391 0.715 168.695
5 23 本山 哲 (J) Nissan Premera R1'35.407 0.731 168.667
6 87 飯田 章 (J) Opel Vectra R1'35.591 0.915 168.342
7 37 M・クルム (D) Toyota Exiv R1'35.808 1.132 167.961
8 25 影山 正美 (J) Toyota Exiv R1'36.206 1.530 167.266
9 33 岡田 秀樹 (J) Honda Accord R1'36.352 1.676 167.013
10 19 金石 勝智 (J) Toyota Exiv R1'36.385 1.709 166.955
11 38 竹内 浩典 (J) Toyota Chaser R1'36.442 1.766 166.857
12 11 原 貴彦 (J) Toyota Exiv R1'36.618 1.942 166.553
13 36 関谷 正徳 (J) Toyota Chaser R1'36.758 2.082 166.312
14 39 J-M.シルバ(RA) Toyota Exiv 1'36.818 2.142 166.209
15 21 一ツ山 幹雄 (J) BMW 318i 1'40.306 5.630 160.429
16 72 松永 雅博 (J) Toyota Carolla 1'37.787 3.111 164.562
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* タイムの前のRマークはコースレコード
これまでのレコードタイムは 1'36.775
提供:TI英田サーキット
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 14 1995/ 6/ 25 FMOTOR4版
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64.GTC仙台ハイランド レースレポート
E.コマスのスープラと長谷見昌弘のスカイラインが好スタートでポールポジショ
ンからスタートした田嶋栄一のポルシェをかわしてトップに出る。トップを走るコ
マスを仙台マイスターの長谷見は果敢に攻めるが、15周目に長谷見昌弘のスカイラ
インのデフが壊れて後退し、代わってA.リードのポルシェがコマスを追う。その後
ろではスタートで遅れた田嶋栄一のポルシェと星野一義のスカイラインが激しい3、
4位争いを展開するが、ピットストップの際に田嶋の燃料パイプから燃料が出ない
というトラブルのため、田嶋栄一も後退してしまう。その後ろでは、ルマンから凱
旋した関谷正徳の操るスープラと土屋圭市のポルシェが5ー6位争いを行う。GT
2クラスでは、竹内浩典のRX7に対抗出来る唯一の存在であった牧口エンジニア
リングのDTM仕様M3がフロントホイールが外れて1コーナーでストップしてし
まったため、雨宮RX7が独走する。
スタートから約1時間後のピットストップを境としてレースに変化が見えはじめ
た。関谷正徳からM.クルムに交代したトムス スープラが3番手に上がり、さらに
A.リードから近藤真彦に交代したタイサン ポルシェまで抜いて2位に進出する。
この時点でトップのコマスのセルモ スープラとクルムのトムス スープラの差は約
12秒あったが、クルムは1分49秒台という予選タイムにも匹敵する速さで猛追する。
55周目には2台はテール トウ ノーズとなる。ドラマは58周目に訪れる。山の上の
スプーンコーナーで周回遅れを避けようとしたコマスがスピン。これにクルムのマ
シンが接触してしまって、2台共コースアウトしてしまった。クルムはすぐにコー
スに復帰したが、コマスはグラベルから脱出することが出来なかった。これで関谷
正徳とM.クルムの#36 トヨタ カストロール スープラの優勝が決まった。スープ
ラにとっては嬉しい初優勝である。
65.#7 RE雨宮SuperG RX7
「よかったです、勝てて。完璧でした」(雨宮代表)
「2戦目で勝ててよかったです。後半は後ろと離れているのがわかったので、抑え
ていきました。木下さんが1コーナーで止まったのは見えていました。ピットイン
ではタイヤ交換なしでいったのですが、後ろと離れていましたから、交換してもよ
かったかもしれないですね。BMWはコーナーの立ち上がりからストレートでは速
いのですが、コーナーで勝っていました。シリーズチャンピオンもねらえそうです
が、外国屋さんが2位に入っちゃいましたからねェ・・・」(竹内浩典)
「クルマのバランスとチームワークで優勝できました。次もがんばります」(松本
晴彦)
66.#36トヨタ カストロール スープラ
「どうもありがとう。今日はまったくなにもしていません。クルムにすごいドライ
ビングをしていただきました。今日は彼だけのレースです。ボクはただツキを持っ
てきただけです。ここは非常にパッシングがむずかしいサーキットで、ちょっと問
題もあったかもしれませんが、運・不運ということもありますから・・・。早めのピッ
トインは予定通りです。ピットが混み合うのがイヤだったのもその理由のひとつで
す」(関谷正徳)
「たいへん疲れました。というのはドリンクもクールスーツも働かなくなってしまっ
たからです。次は関谷さんにビッグパートを担当してもらいたいです。クルマはまっ
たく問題ありませんでした。ピットを出るときエンジンストールさせてしまったのは
ボクのミスです。影山選手を抜くのには10ラップくらいかかりましたが、とくに問題
はありませんでした。コマス選手はコーナーで遅く、しかもインを閉めてくるのでな
かなか抜くことができませんでした。終盤、スプーン手前の左コーナーでインが開い
たので、そこへ入ったらまた閉めてきて、ボクのフロントが彼のクルマに当たってし
まいました。これで終わりかと思いましたが、幸運にも再スタートできました。コマ
スにはすまないとは思いますが、フィフティ・フィフティでしょう」(ミハエル・
クルム)
67.#10 Johnson SKYLINE:飯田章
「エンジンも遅いけど、クルマが不安定で踏んで行けなかった。最初は久々に乗っ
て調子良かったんだけど、詰まり始めたらどんどんペース落ちちゃって。ブレーキ
のタッチも落ちて行ったので、後半心配だったから抑えて行った。6位に入ったの
は利男さんのお陰です」
68.#3 ユニシアジェックス・スカイライン:長谷見昌弘
「デフロックがいかれちゃった。パワーがまったく伝わらなくなってしまって。
真っ直ぐたど良いんだけど。クラス10位にでもなれば良いと思って頑張って走り続
けたんだけど、ダメだった」
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GTインサイド・レポート No. 15 1995/ 6/ 25 FMOTOR4版
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69.#1 カルソニック・スカイライン
星野一義:「結果2位だけど、もうちょっと走り込まないとマズイね、このまま
じゃ。シャシーの方もエンジンの方も。パワーも出てないしね。この後も参加?
もうノーサンキュー。影山はもう大丈夫だよ。今回はあくまでも影山のバックアッ
プさ」
影山正彦:「レースとしては苦しい戦いになったんだけど、今日は楽しかった。
もっとみんなで頑張って優勝出来るように、全体的なスカイラインのレベルを上げ
るようにします。リヤのコーナリングのレベルもそうですけど、まだ熟成すべきポ
イントが残っていますから。個人的には久しぶりに星野さんと表賞台に立て嬉し
かったです」
70.#38 トヨタ・スープラ:エリック・コマス
「トヨタのドライバーが1位と2位なのに、何もクルマを壊すようなリスクを冒す
ことはない。ビデオ? カメラの位置が後ろで良くなかったからちゃんと撮影され
ていないんだよ。コーナーの進入で、彼がボクをほとんど抜いたような印象を与え
るんだ。ウーン...。同じチームであんなことする必要ないんだよ。アピールはしな
い。ニッサンを勝たせるだけのことだから」
71.TRD鳩谷和春エンジニア
スープラGTの生みの親であるTRDの鳩谷和春エンジニアは「やっと勝てまし
た。スープラは大きいようでもホイールベースが2500mmしかなくてトラクションの
面では苦しいクルマです。いくらエンジンを小型/軽量の3SGに載せ換えたから
といっても、FRであることには変わりありません。このトラクションを得ること
がスープラGT開発の最大の課題でした。しかし、トラクションを強くしていくと
マシンがアンダーステアになっていきます。この対策が難しいんです。特にこの仙
台ハイランドはアンダーステアのマシンだと苦しいですから。パワーステアリング
を装備したのはこんな理由もあるんです。ポルシェは燃費もレスポンスも良いです
から、ここらへんがこれからの課題です。搭載する燃料の量を減らしてマシンを軽
くしたり、ピットストップの時間の短縮のためにも燃費は良くしなければいけませ
ん。来年は噂通り2リットルの3SGのツインターボとなりますが、燃費とレスポ
ンスという意味もあります。でも問題は国内ではなくてルマンですよね。今年のよ
うなレースとなってしまったら、参加出来るのは限られてしまいます。いくら参加
してイベントを盛り上げることが大切とはいっても、グループCカーの屋根を外し
て参加するようなことは、一時的には良いかもしれませんが、長期的に見た場合決
して良いこととは言えません。今年のルマンだってマクラーレンやポルシェ、ニッ
サン、スープラを見るためにお客さんは集まったんだと思います。難しいですね」
72.#30 綜合警備PORSCHE
「ピットインで時間がかかったのはガソリンが出なかったんです。1分以上もロス
してしまいました。田嶋は2番手のラップタイムが出ていましたし、上位はあまり
差が開いていなかったから、あれがなければ勝ち負けになったんですけどねェ」
(坂田監督)
「スタートで遅れて、後ろには星野さんが早く行けってせっていてくるし、スカイ
ラインはクロスしているシーケンシャルだから、僕がHパターンを一生懸命操作し
ていると追突されそうになっちゃうんです。何度かは当たっているくらいですよ。
最後にタイムが落ちてきたのは、前も後ろも競争相手があまりにも離れているので
緊張感がなくなっちゃったんです。馬の鼻先に人参をぶら下げると速く走るでしょ
(笑)」(田嶋栄一)
73.#70石橋義三
「できすぎです。ここはストップ・アンド・ゴーの連続でクルマ的に不利だし、60kg
もウェイトハンデ積んでましたからね。シリーズチャンピオンですか? いやあ、
まだまだ。次から新しいクルマになりますが、それがデータどおりの性能が出るか
どうかですね。牧口さんのところも、新しいクルマの性能が上がってきたと思った
らリタイアしちゃったし、なにがあるかわかりませんからね」
74.ドライバーズポイント(第3戦終了時点)
GT1クラス GT2クラス
ドライバー ポイント ドライバー ポイント
----------------------------- ------------------------------
1 影山正彦 36 1 石橋義三 55
2 関谷正徳 32 1 星野薫 55
2 M.クルム 32 3 石森浩元 22
4 鈴木利男 31 3 松本晴彦 22
5 長谷見昌弘 25 3 竹内浩典 22
6 松田秀士 23 6 黒須俊文 20
6 山岸豪 20
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
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GTインサイド・レポート No. 12 1995/ 6/ 25 FMOTOR4版
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47.#1影山正彦
「うーん。本番は厳しいと思う。予選上位の方は底力あると思うから...。エンジ
ンは長谷見さんのところがスカイライン勢の中では抜きんでているようですね。た
だクルマ自体は仕上がって来ていると思う。あとはもう少しコーナリングのレベル
でリヤがフロントに比べて低いので、その辺もう少し上げたいというところですね。
トラクションもそうですけど。スタートはたぶん星野さんになると思います」
48.#3長谷見昌弘
「ウチのエンジンが抜きん出ているって? 誰がそんなこと言うの。おなじ場所で
やってんだよ。そんなわけないよ。リヤの沈み込みが大きいんでスプリングを強く
している。満タン状態でもマシンの挙動はわるくない。タイヤがその方がもつとい
うことで、タイヤとの兼ね合いでやっている。良い方向行くと思う。去年の再現?
今年は相手がいっぱいいるから大変だよ」
49.#38エリック・コマス
「ウォームアップは4位だったけど、満タンで出したタイムだから。満タンなら悪
くないよ。でもここはこのクルマでは富士より難しいね。ライン変更がちょっと鈍
くてパワーをかかかり方がかなり激しい。でもフロントをワイドトレッドにしてか
らドライで走ったのはこれがわずか2度目だからね。ポテンシャルはあるけどまだ
まったく新しい。進歩すると思うよ。レースは厳しい戦いになるよ。ニッサンは速
さはもうひとつだけど安定してタイムが出ているし。ポルシェもリヤ・エンジンで
トラクションがあるしね。高速コーナーがないから富士ほどこのマシンのアドバン
テージはない。キツイと思うよ」
50.#39 サード・スープラGT
クロスノフは「クルマのバランスは良いけど、グリップがない。どうしてだかわ
からない。昨日と同じだよ。ノーチャンス。選手権では良いところにいるので、ポ
イントは取りたい。今日は10位以内でフィニッシュ出来るとは思えないけど、ポイ
ントが取れるようにがんばるだけだよ」。
51.#88レインXタムラ ディアブロ
「始めと比べたら良くなっているよ。でも和田さんとタイムの差があるからね。パ
ワーはあるんだけどギアがあってないから、2速と3速しか使えないけど、それで
も合ってないところがありますから。それとステアリングレスポンスがここでは辛
いですね」(池沢さとし)
「反応がなくて切り増さねければならないことがあるんです。それにギアも合わせ
たからと言っても3秒も4秒も速くなる訳じゃないですし、ギアで1秒、ステアリ
ングで1秒は稼げます。シャシーが良くなってきているので場所によってはガンガ
ン行けるようになってます。レースはトップでも51秒台は無理だと思います。暑さ
が辛いレースとなると思います」(和田孝夫)
52.#26関根基司
「朝は2周しか走らなかったから、タイヤが保つかどうか、まだわからないよ。い
ずれにしても暑くなったらキツいことはキツいだろうね」
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53.有料入場者数
6月24日(土) 5,500人 6月25日(日)48,200人
54.スタート直前情報
気温:22゚C 路面温度:25゚C 湿度:83%
ダミーグリッド上で*71がエンジンストール。ピットスタートとなる
55.2時30分
*72 1コーナー進入で左フロントホイールが外れてコースアウトし、リタイア
56.2時55分
*18 キャブレーションにトラブル。ピットで修復作業を行うが25分後にリタイア
57.3時00分
#15 ピットインの際にオイルクーラーからのオイル漏れを発見。応急修理して
コースに戻すが、2コーナーでコースサイドでストップ
58.3時10分
*17 4コーナーのコースサイドでストップ
59.3時25分
#33 エンジンのフケが悪くなりピットイン。確認作業のみでコースに戻る
60.ベルディ川崎・都並敏史
プロサッカーのJリーグチーム・ベルディ川崎で活躍する都並敏史選手が#100
土屋圭市の応援に駆けつけていた。都並さん自身もクルマ好きで有名で、SUGO
などを走った経験もあるとのことだ。「土屋さんとはGTCの特集雑誌「GTX」
の対談で知り合いまして、応援に行く約束をしていたんです。いやぁ、バトルの連
続で燃えましたよ。序盤なんか『コラー、関谷っ! どけーっ!!』てなもんですよ。
最後は惜しかったですね。もうちょっとで表彰台だったのに。また、夏の富士には
絶対来ますよ。今度は土屋さんの表彰台が見れるといいな」
61.#100 土屋圭市
「関谷さんにぴったりくっついていったけど、これが目いっぱい。こんな走り方は
ずっと出来るもんじゃないよ。疲れた~」
62.#36 関谷正徳
「ルマンに続いて2週連続で勝てるなんて、こんな良いことばかりあるわけない。
絶対にお返しがある。」
63.#39 J.クロスノフ
「2速に入らなくなって、途中からは1速と3速でコーナーを回っていた。そのた
めコースアウトしそうになったことも何度もあった。最後にはエンジンもふけなく
なってしまった。ふう~」
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 10 1995/ 6/ 25 FMOTOR4版
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34.#30田嶋栄一
「フリー走行は満タン時のセッティングを確認して、ある程度納得できたので早め
に切り上げました。決勝の作戦ですか? 昨日、飲みに行っちゃったんで何にも考
えてませんよ。これから監督に相談して決めたいですね。ただ、今日は気温が高く
なりそうなんでタイヤが心配ですね。体力の方は、クールスーツとドリンクを準備
してますから大丈夫でしょう」
「関谷さんはずっと51秒台でしょう。これだったら付いて行けるかな? でもコー
スが昨日よりも滑るよね。行く人は行ってもらって後から付いて行きます。(笑)」
35.*7 RE雨宮SuperG RX7
「2人共良いドライバーです。パワーが無くても、その範囲の中でこのようなサー
キットなら行けると思います。3プラグのこのエンジンは立ち上がりのピックアッ
プでいいんです。ロータリーは低速トルクが無いですから、インジェクションを使
うことで下から上までトルクを稼ぐようにできます。バランスが良いですって?
今回はテストを十分にさせてもらいましたから(笑い) GTC富士に比べればずっ
と良くなっています。ノーミスならそこそこいけるはずです」と河野チーフエンジ
ニア。「フレッシュマンドライバーでも腕いいよね。 3プラグでインジェクショ
ン付きのロータリーはうちのオリジナルです。GTは自分達がやってるもののまま
で走れるのがいいね。ノーマルパーツだってうちのエンジンは1000km走っても大丈
夫ですから(笑)」と雨宮監督。
37.#5 柏原浩一
「つらいっす。はまってますよ。でも今気温が上がってきているから、このコース
だったら生き残りレースになるはずだよね。それを狙って今回は大事にポイントを
稼ぎます」
38.*70 石橋義三
「今回は厳しいレースになると思います。次の富士のレースからポルシェ993RSRク
ラブスポーツになります。マシンの製作はプローバで行います。今回は60kgもウエ
イトハンデがあるし、クラブスポーツに換えてハンデを0kgにして頑張ります」
39.#1カルソニックスカイライン
市川エンジニアは「タイヤが辛いってみんなが言ってますけど、タイヤそのもの
ではないと思います。内圧の問題でしょう。それに今からではスタートの時のタイ
ヤは変えられないですから。決勝レースでは50秒台の争いじゃないですか? 50秒
台後半かな、いけるでしょう」
40.*72 牧口規雄
「うちのマシンはタイヤ幅で辛いんです。レギュレーションだと300mmまで使えま
すけど、ボディが小さいので230までしか入らないんです。このDTM仕様のM3
はストロークが25mm位しかないので、本当はタイヤ幅で稼がなければならないんで
すけど。富士の時のような異常なステアリングの重さはナックルアームで対策しま
したから、もう問題ありません。もう少し時間がかかると思います」
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'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 11 1995/ 6/ 25 FMOTOR4版
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41.#33松田秀士
午前のフリー走行終了後、ヨコハマの担当者となにやら厳しい表情で話し込んで
いた。「いや、タイヤだけの問題ではないんですけどね。でもブリヂストンがあれ
だけいいタイヤを造ってきてますから、キツいことも言わないと・・・。レインよりは
ドライのほうがいいんですが、暑くなると今度は保ちが心配ですね」
42.#88レインXタムラディアブロ
フリー走行後、クルマを降りてきた和田孝夫はスタッフに「室内に熱がこもっち
ゃって抜けないよ」と訴えていた。クールスーツは用意されているが、背中に背
負ったV12エンジンの発する熱量はかなりのもの。しかもサイドウィンドウはかろ
うじて手を出せるていどしか開かないので風の抜けるところがない。チームでは、
午後の決勝に向けてサイドウィンドウにベンチレーション用の穴を追加する決断を
したようだ。
43.#72木下隆之
「午後は暑くなりそうですね。タイヤはハードだから保ちは大丈夫だと思うんです
が、ドライバーがつらいんじゃないかな。クールスーツが欲しいですね。一応持っ
てきてはいるようですが、使うかどうか・・・」
44.#15プローバポルシェターボ
昨日の予選2回目はターボのベアリングを破損し1周しかできなかった。朝の
セッションでもブースト圧が上げられず、他のポルシェより100psほども少ないパ
ワーで闘わなければならなかった。しかし金田代表は「午後は後ろから追い上げま
すよ。10位でスタートして10位で終わるよりは、後ろから追い上げて10位に上がる
ほうが次につながりますからね」と前向きの姿勢。ドライバーの古谷直広も「エン
ジンの方向性は見えてきたし、感じはつかめてきた」と、決してめげてはいない。
「雨のほうがパワーの差が出にくいから」と、天候が変わることに期待しているよ
うだ。
60.#11石森浩元
「朝、走らなかったのはトラブルではなく、大事をとったためです。次の富士でエ
ンジンを開ける予定なので、それまでできるだけ消耗させたくないんです。走らな
かったのはウチだけなんで、目立っちゃったみたいですね。ご心配をおかけしてす
みません。天候がこのままいけばレースは生き残り合戦になるでしょうからチャン
スはあると思います。暑さでバテてミスしないよう、シコシコがんばりますよ」
45.#10ジョンソンスカイライン
水野和敏監督は「これはテストカーだったんです。これでレースするのは初め
て。ルマン行っている間に改修して。エンジンがまわってない。立ち上がって来た
あとのストレートが全然伸びて行かない。参った。ギヤや足回りは問題ないんです
けど。は初めてだけど。ちょっとここのエンジン不調。今回はウチがエンジン(日
産3車で)一番ダメみたい。しょうがないね」。鈴木利男も「あっちこっちにうさ
ぎが居るよ。各コーナーに、踏み方次第で3匹でも4匹でも居ますよ。エンジンも
良くないね。ウーン。しょがないよ」とちょっとさえない表情だった。
46.#35アンソニー・リード
「マシンは昨日より良くなっている。フロント・スタビに問題があったんだけど、
昨夜のうちにその対策をして今朝はステアリングは良くなった。マッチのタイムも
上がってきて、1分52、53秒で回っている。僕がだいたい40ラップを受け持つこ
とになる。ポルシェの方がフェラーリより運転しやすいクルマだ。去年はフェラー
リF40で1分52秒台がベストだったけど、今はポルシェで既に1分48秒台が出てい
る。パワーもポルシェの方がある。フェラーリのリストリクターは小さいから。ラ
イバル? トヨタ、日産、それと別のポルシェだね。タジマがすごく速いね。良い
仕事をしているよ」
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1995-06-25) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:(4.0296km)
P No.Cl.Driver(s)----------------- Car----------- Lap GoalTime--- -km/h--
1 36 1 関谷 正徳/M.クルム (D) Toyota Supra GT 62 1:56'15.607 128.936
2 1 1 影山 正彦/星野 一義 Skyline GT-R 62 1:56'33.920 128.598
3 35 1 A.レイド (GB)/近藤 真彦 Ferrari F40 62 1:56'50.803 128.289
4 100 1 高橋 国光/土屋圭市 Porsche RSR T. 62 1:57'04.869 128.032
5 39 1 J.クロスノフ (USA) Toyota Supra GT 62 1:57'07.767 127.979
6 10 1 飯田 章/鈴木 利男 Skyline GT-R 62 1:57'30.472 127.567
7 30 1 田嶋 栄一 Porsche 993GT 62 1:58'07.520 126.900
8 33 1 松田 秀士/鈴木 恵一 Porsche GT2 61 - 1Lap
9 5 1 柏原 浩一 Porsche 61 - 1Lap
10 8 1 長坂 尚樹 Toyota Supra GT 61 - 1Lap
11 2 1 都平 健二/河合 博之 Skyline GT-R 61 - 1Lap
12 19 1 小林 且雄 Skyline GT-R 60 - 2Laps
13 88 1 和田 孝夫/池沢さとし Diabro 60 - 2Laps
14 3 1 長谷見昌弘 Skyline GT-R 59 - 3Laps
15 7 2 松本 晴彦/竹内 浩典 Mazda RX-7 59 - 3Laps
16 38 1 E.コマス (F) Toyota Supra GT 58 - 4Laps
17 70 2 石橋 義三/星野 薫 Skyline GT-R 58 - 4Laps
18 71 2 山岸 豪/黒須 俊文 BMW M3 57 - 5Laps
19 11 2 石森 浩元 Skyline GTS-R 56 - 6Laps
20 31 2 池谷 勝則/石原 将光 Porsche 964A 56 - 6Laps
21 26 2 関根 基司/武藤 文雄 BMW M3 55 - 7Laps
22 23 2 鈴木 隆司/杉田 直人 Porsche 964A 55 - 7Laps
23 54 2 袖山 誠一/中田 雅久 Porsche 964A 54 - 8Laps
----------------------------------- DNC ----------------------------------
15 1 古谷 直広 Porsche 964T 31 - 31Laps
18 2 福嶌 稔大/川崎 哲哉 Mazda RX-7 29 - 33Laps
17 2 野上 敏彦/輿水 敏明 Mazda RX-7 29 - 33Laps
72 2 牧口 規雄/木下 隆之 BMW M3 25 - 37Laps
**************************************************************************
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1995-06-25) Warmup-Session
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:(4.0296km)
P No.Cl.Driver(s)----------------- Car ---------- Best-LapT Behind -km/h-
1 36 1 関谷 正徳/M.クルム (D) Toyota Supra GT 1'49.451 132.539
2 30 1 田嶋 栄一 Porsche 993GT 1'49.768 0.317 132.157
3 1 1 影山 正彦/星野 一義 Skyline GT-R 1'49.837 0.386 132.074
4 38 1 E.コマス (F) Toyota Supra GT 1'50.007 0.556 131.869
5 35 1 A.レイド (GB)/近藤 真彦 Ferrari F40 1'50.324 0.873 131.491
6 3 1 長谷見昌弘 Skyline GT-R 1'50.414 0.963 131.383
7 8 1 長坂 尚樹 Toyota Supra GT 1'50.482 1.031 131.302
8 10 1 飯田 章/鈴木 利男 Skyline GT-R 1'50.586 1.135 131.179
9 100 1 高橋 国光/土屋圭市 Porsche RSR T. 1'50.979 1.528 130.714
10 33 1 松田 秀士/鈴木 恵一 Porsche GT2 1'51.071 1.620 130.606
11 39 1 J.クロスノフ (USA) Toyota Supra GT 1'51.493 2.042 130.112
12 5 1 柏原 浩一 Porsche 1'52.554 3.103 128.885
13 19 1 小林 且雄 Skyline GT-R 1'53.491 4.040 127.821
14 88 1 和田 孝夫/池沢さとし Diabro 1'54.444 4.993 126.757
15 2 1 都平 健二/河合 博之 Skyline GT-R 1'54.805 5.354 126.358
16 7 2 松本 晴彦/竹内 浩典 Mazda RX-7 1'56.280 6.829 124.755
17 15 1 古谷 直広 Porsche 964T 1'56.519 7.068 124.500
18 72 2 牧口 規雄/堀米 徹 BMW M3 1'56.719 7.268 124.286
19 18 2 福嶌 稔大/川崎 哲哉 Mazda RX-7 1'57.460 8.009 123.502
20 70 2 石橋 義三/星野 薫 Skyline GT-R 1'58.201 8.750 122.728
21 71 2 山岸 豪/黒須 俊文 BMW M3 1'59.554 10.103 121.339
22 26 2 関根 基司/武藤 文雄 BMW M3 2'00.440 10.989 120.446
23 31 2 池谷 勝則/石原 将光 Porsche 964A 2'00.820 11.369 120.068
24 54 2 袖山 誠一/中田 雅久 Porsche 964A 2'04.752 15.301 116.283
25 23 2 鈴木 隆司/杉田 直人 Porsche 964A 2'05.715 16.264 115.392
26 17 2 野上 敏彦/輿水 敏明 Mazda RX-7 2'13.715 24.264 108.489
27 11 2 石森 浩元 Skyline GTS-R --------
****************************************************************************
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1995-06-24) Qualify-Session
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:(4.0296km)
P No.Cl.Driver(s)----------------- Car ---------- Best-LapT Behind -km/h-
1 30 1 田嶋 栄一 Porsche 993GT 1'47.990 134.332
2 38 1 E.コマス (F) Toyota Supra GT 1'48.105 0.115 134.190
3 3 1 長谷見昌弘 Skyline GT-R 1'48.226 0.236 134.040
4 1 1 影山 正彦/星野 一義 Skyline GT-R 1'48.259 0.269 133.999
5 36 1 関谷 正徳/M.クルム (D) Toyota Supra GT 1'48.355 0.365 133.880
6 35 1 A.レイド (GB)/近藤 真彦 Ferrari F40 1'48.810 0.820 133.320
7 10 1 飯田 章/鈴木 利男 Skyline GT-R 1'48.912 0.922 133.195
8 100 1 高橋 国光/土屋圭市 Porsche RSR T. 1'49.347 1.357 132.665
9 8 1 長坂 尚樹 Toyota Supra GT 1'49.767 1.777 132.158
10 33 1 松田 秀士/鈴木 恵一 Porsche GT2 1'49.777 1.787 132.146
11 39 1 J.クロスノフ (USA) Toyota Supra GT 1'50.652 2.662 131.101
12 88 1 和田 孝夫/池沢さとし Diabro 1'52.040 4.050 129.477
13 19 1 小林 且雄 Skyline GT-R 1'52.145 4.155 129.355
14 5 1 柏原 浩一 Porsche 1'52.195 4.205 129.298
15 2 1 都平 健二/河合 博之 Skyline GT-R 1'53.748 5.758 127.532
16 72 2 牧口 規雄/堀米 徹 BMW M3 1'55.396 7.406 125.711
17 7 2 松本 晴彦/竹内 浩典 Mazda RX-7 1'55.784 7.794 125.290
18 18 2 福嶌 稔大/川崎 哲哉 Mazda RX-7 1'56.990 9.000 123.998
19 70 2 石橋 義三/星野 薫 Skyline GT-R 1'57.476 9.486 123.485
20 71 2 山岸 豪/黒須 俊文 BMW M3 1'57.817 9.827 123.128
21 26 2 関根 基司/武藤 文雄 BMW M3 1'58.937 10.947 121.968
22 11 2 石森 浩元 Skyline GTS-R 2'00.049 12.059 120.839
23 15 1 古谷 直広 Porsche 964T 2'01.312 13.322 119.581
24 54 2 袖山 誠一/中田 雅久 Porsche 964A 2'01.368 13.378 119.525
25 31 2 池谷 勝則/石原 将光 Porsche 964A 2'01.792 13.802 119.109
26 23 2 鈴木 隆司/杉田 直人 Porsche 964A 2'02.393 14.403 118.524
27 17 2 野上 敏彦/輿水 敏明 Mazda RX-7 2'02.461 14.471 118.459
****************************************************************************
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1995-06-24) Qualify-Session
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:(4.0296km)
P No.Cl Driver-------------------- Car ---------- Best-LapT Behind -km/h-
1 30 1 田嶋 栄一(J) Porsche 993GT 1'47.999 134.321
2 38 1 E.コマス (F) Toyota Supra G 1'48.105 0.106 134.190
3 3 1 長谷見昌弘(J) Skyline GT-R 1'48.226 0.227 134.040
4 1 1 影山正彦(J)/星野一義(J) Skyline GT-R 1'48.259 0.260 133.999
5 36 1 関谷正徳(J)/M.クルム(D) Toyota Supra G 1'48.355 0.356 133.880
6 35 1 A.レイド(GB)/近藤真彦(J) Ferrari F40 1'48.810 0.811 133.320
7 10 1 飯田 章(J)/鈴木利男(J) Skyline GT-R 1'48.912 0.913 133.195
8 100 1 高橋国光(J)/土屋圭市(J) Porsche RSR T. 1'49.347 1.348 132.665
9 8 1 長坂 尚樹(J) Toyota Supra G 1'49.767 1.768 132.158
10 33 1 松田秀士(J)/飯田 薫(J) Porsche GT2 1'49.777 1.778 132.146
11 39 1 J.クロスノフ(USA) Toyota Supra G 1'50.652 2.653 131.101
12 88 1 和田孝夫(J)/池沢さとし(J) Diabro 1'52.040 4.041 129.477
13 19 1 小林 且雄(J) Skyline GT-R 1'52.145 4.146 129.355
14 5 1 柏原浩一(J)/羽根幸浩(J) Porsche 1'52.195 4.196 129.298
15 2 1 都平健二(J)/河合博之(J) Skyline GT-R 1'53.748 5.749 127.532
・
・
****************************************************************************
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 7 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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19.#2ZEXELワイズ・スカイライン
4WDの方が有利?と言う問いに河合博之は「ウーン。土砂降りで有利かどうか
というところじゃないですか。まだギヤも合っていないし、エンジン、足回り、ギ
ヤのバランスがまだ見出していない状態で....」。「次回の富士からR33に変える
予定です」と都平健二。
20.GT第1回目公式予選結果(暫定)
ドライバー マシン タイム
--------------------------------------------------------------------------
1 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン 1'56.541
2 E.コマス #38 トヨタスープラ 1'56.794
3 関谷正徳/M.クルム #36 トヨタ カストロール スープラ 1'57.042
4 田嶋栄一 #30 綜合警備PORSCHE 1'57.202
5 影山正彦/星野一義 #1 カルソニックスカイライン 1'57.773
6 A.リード/近藤真彦 #35 タイサン スターカードGT-2 1'57.919
GT2
16 竹内浩典/松本晴彦 *7 RE SuperG RX7 2'03.956
21.GT第2回目予選結果(暫定)
ドライバー マシン タイム
--------------------------------------------------------------------------
1 田嶋栄一 #30 綜合警備PORSCHE 1'47.999
2 E.コマス #38 トヨタスープラ 1'48.105
3 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン 1'48.226
4 影山正彦/星野一義 #1 カルソニックスカイライン 1'48.259
5 関谷正徳/M.クルム #36 トヨタ カストロール スープラ 1'48.355
6 A.リード/近藤真彦 #35 タイサン スターカードGT-2 1'48.810
GT2
16 牧口則雄/木下隆之 *72 WAKO'S BMW M3 1'55.396
22.*72 WAKO'S BMW M3
宿敵RX-7勢を出し抜いてGT2クラストップの予選タイムをマークした*72
WAKO'S M3。今回牧口規雄のパートナーをつとめる木下隆之は、このマシンに乗る
のは今回がはじめて。
「いやあ、乗ってて楽しいですよ。チームがクルマをよく造ってくれたから、乗り
やすいし。足が勝負のここでトップをとれたのは大きいですね。ストレートではRX7
が速いけど、コーナーで追い回しますよ」と決勝にも自信をのぞかせていた。一方
の牧口は、「問題だったハンドルの重さもだいぶ軽くなったし、もうひとりのドラ
イバーが速いからね」と明るい表情を見せていた。
23.*7松本晴彦
「最後はアチコチで黄旗が出ていてタイムアタックにいけなかった。ドライのセッ
ティングも出ているし、決勝ではいけると思う。明日はドライでも雨でも、自分と
してはどちらでもよい」
24.#1カルソニック スカイライン
星野一義は、今シーズン、GT選手権ではここが初登場となる。午前、午後とも影
山正彦より多くの周回数をこなすなど意欲的なところを見せていた。「いやあ、自
分は一歩後に引いてようと思ったんだけど、性分として黙っていられないんだよ。
ルマンではドライバー以外の部分で気を遣うことが多くて疲れたよ。ボクにはプレ
イングマネージャーは向いてないね。・・・ドライで走ったのは午後がはじめて。最
初ニュータイヤで58秒7まで出たから、ウラのほうで一度チャレンジしてみたら行
き過ぎちゃった。クルマは、できればもうちょっとパワーがほしいよね。パワース
ライドさせようと思っても、途中で止まっちゃうんだ。でもレギュレーションだか
らしかたがないよね」。決勝については、「雨でも、高速コースではなくコースア
ウトとしても止まるから、恐くはないけど、やっぱり晴れたほうがいいよね。ボク
は雨が得意というわけじゃないからね」。これをかたわらで聞いていた影山は、
「明日は星野さんにがんばって後ろを引き離してもらって、ボクは最後だけちょ
こっと乗って勝ちますよ。それでもポイントは同じですからね(笑)」と、「星野
走り」におおいに期待してるようすだった。
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 8 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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25.#100 土屋圭市
「コーナーは速いんだ。ブレーキングとコーナーで追い付いても加速で離されるん
だ。俺のポルシェは5速ミッションでギアレシオも無いタイプだから、2速だと吹
けきっちゃうし3速だと加速していかないし、2.5速があればバッチリなんだけど
ね。でもエンジンも993のツインターボと違ってシングルだからレスポンスが悪く
て、ミッションよりもパワーのあるレスポンスの良いエンジンが欲しいね。993の
エンジンを詰めれば、俺のポルシェの方が速いと思うよ。ショック」
26.#30監督 坂田智和
「ね、ね、ね、ねしかないよね。せっかく造ったリアウイングがだめだっていうん
で、午後外したんです。でもこれが原因で速い訳ではないですよ。田嶋は今何やっ
ても速いし、仙台に入ってから田嶋は調子よかったから。あとはルマンGT2仕様
の細いタイヤのタレですね」
27.#3長谷見昌弘(GT1クラス予選2位)
「黄旗が多すぎたね。アタックラップに入っていた時、山の上で黄旗2本出てい
た。行けないよね。その後でまたアタックしようと思ったらまた黄旗だもんね。リ
ズムがずれてしまった。ただクルマの方はだいぶ良くなって来た。ドライは初め
てだけど。少しアンダーが出ているけど、良い方向に向かっている。悪くないとこ
ろまで来ているよ。昨年勝ったって? いやー、相手も違うし、クルマも違ってい
るから..... 」
28.#38 エリック・コマス(GT1クラス予選2位)
「クルマをモディファイしているんだけど(フロントのトレッドを拡大)、雨にた
たられてテスト不足でセッティングが出来ていないんだ。本来安定性は向上するは
ずなんだけどね。ここはトラクションが求められるコースだからポルシェが有利な
んじゃないかな。ル・マンでポルシェに乗ったからわかるけど。スープラはポテン
シャルはあるマシンだけど、開発にはいつくかのステップがあるから... 最後の
ラップのシケインでスピンしてしまった。ブレーキングが遅すぎちゃって」
29.#39 ジェフ・クロスノフ
「良くない。グリップがなく、それで遅いんだ。原因はわからない。今までこの
スープラでスピンしたことないのに今日はハーフスピンも含めて2度もスピンして
しまった。ブレーキバランス? いや、それは悪くない。ワカラナイ!!」
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'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 9 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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30.#35 タイサンスターカードGT2
アンソニー・リードは「ポルシェはF40よりドライブしやすい。イージードライ
ブだ。時々アンダー、時々オーバーになるのでタイムを出そうと思うとチャレンジ
が必要になるんだけど、楽しいんだ。午後の予選では最初1、2位につけていたん
だ。それからマッチに代わって、また交代。ニュータイヤでアタックに出たんだけ
どクリアラップが取れなかったんだ。残念だった。それがなければマシンの状態は
良いので行けたと思うよ。レースは行けると思う。ドライの方が良いけど、スモー
ルレインでも戦闘力は高い」と語った。
31.#35 タイサンスターカードGT2:松田秀士
「アンダーが出てダメだね。昨日リヤのスプリングを柔らかいのに変えて、また今
日ドライだったので硬いものに戻したんだけど。小さいコーナーはまだ良いんだけ
ど、全開のところが踏んで行けないんだ。明日の朝また(セッティングを)やるけ
ど....ポルシェは不思議なクルマで、あるところからアンダーで、それを越えると
オーバーになる。がんばらないとタイムが出ないんですよ。要するにリヤ・エンジ
ンだから荷重移動が激しいんです」
32.#35 タイサンスターカードGT2:鈴木恵一
「今日初めて6ラップ走った。今回初めてだよ。昨日の3時半から乗るつもりだっ
たんだけど、中止になっちゃったから」
33.#88レインXタムラ ディアブロ
監督の寺井恒俊は「トップと4秒差の1分51秒9まで詰めたから、この車として
は頑張っているんです。最後に止まっちゃったのはガス欠です」 エンジニアの今
西豊は「補強した効果で速くなったのかはわかんないけどね。開発の始めでここま
できたんだからいいんじゃない」
32.#30 綜合警備PORSCHE(GT1クラス予選1位)
予選終了後、車両保管所から戻ってくる田嶋を取材陣の輪が出迎えた。その輪の
中心に居た、笑顔の坂田監督から握手を求められると、カメラのフラッシュが焚か
れ田嶋の笑顔も思わず緊張気味だった。それもそのはず、田嶋はグループAでは2
クラストップを獲得したことはあるものの、全日本クラスのポールポジションは始
めての経験。「あのラップはコースが混んでいて、GT2クラスのマシン3台に
引っかかったから、1番になれるとは思わなかった。仙台に来てから雨ばっかで、
ドライで走るのは始めてだから序盤はセッティングに費やした。うちのはルマンG
T2仕様のマシンだからタイヤが細い分、コーナーではかなりしんどい。でもポル
シェはトラクションがいいから立ち上がりで稼げるんだ。決勝はこの細いタイヤ
と、今回は1人で走るから自分の体力がちょっと不安材料かな。あと、スタートも
今シーズン初めてやるしね。でも仙台はグループAでも勝ったことがあるように、
ゲンがいいんだ。決して好きなタイプのコースじゃないんだけど(笑)」。取材陣
からの矢継ぎ早の質問にも終始笑顔が絶えない田嶋だった。
33.GTC仙台 予選レポート
午前中の予選1回目は、小雨が時折ぱらつくウエットコンディションの中で行わ
れた。昨年の仙台ハイランドをポール・トゥ・ウィンで完全制覇した#3ユニシア
ジェックススカイラインの長谷見昌弘と、5月のGTC富士で圧倒的な速さを見せ
つけたエリック・コマスの#38トヨタスープラだった。コマスの間でタイム争いが
繰り広げられた。コマスが1分56秒台に突入すると、長谷見が追いかける。終了10
分前には、ついに1分56秒541をたたき出してコマスを逆転し、暫定ポールを手に
した。
昼過ぎから天候は急激に回復し、今週末初めてのドライコンディションとなっ
た。どのチームもタイムを大幅に短縮し、48秒台の争いとなった。コースアウトし
たクルマにより1コーナーに砂と泥が出たために終了10分前に赤旗中断となった。
再開直後、まずコマスが1分48秒289を出してトップに、しかし、木曜の練習走行
からコンスタントに速かった#30綜合警備PORSCHEの田嶋栄一が、終了3分
前に1分47秒999とただ一人47秒台を記録。この結果、スープラGTや仙台マイス
ターの長谷見を退け、田嶋がポールポジションを獲得した。
GT2クラスは72WAKO'S BMW M3の牧口則雄/木下隆之組と7RE
SuperG RX7の竹内浩典/松本晴彦組の一騎打ちとなり、午後の予選でM
3が1分55秒396とRX7をわずかコンマ388秒差押さえて、クラストップを獲得
した。
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
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'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 6 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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18.ドライバー アンケートにみる仙台ハイランド攻略法
GTインサイドレポート班では、全日本GT選手権第3戦仙台ハイランドGTレース
の開催を前に、参加ドライバーを対象とした簡単なアンケートを試みた。GT選手権
が開催されるサーキットのなかでも、とりわけドライバーにかかる負担が大きいと
いわれる仙台ハイランドを、各ドライバーはいかに攻略するのか。アップダウン
が激しく、細かいコーナーの連続するコースに合わせるマシンセッティングのポ
イントは? レースを観る側としては、このあたりがおおいに気になるところであ
る。質問項目としては、下記の三つ。アンケートの方法は、事前にチームあてに質
問項目を書いた用紙を送り、今回サーキット入りしてから回収するという方法を
とった。忙しいなか時間を割いて質問にこたえてくださったドライバーのみなさ
ん、協力してくださったチーム関係者のみなさんには、この場を借りて一言お礼を
申し上げたい。たいへんありがとうございました。
質問1:仙台ハイランドレースウェイで、ラップタイム向上のために最も重要
な場所(コーナー)、あるいは最も攻め甲斐のあるコーナーはどこでしょうか?
質問2:仙台ハイランドレースウェイを攻略するうえで、マシンセッティングのポ
イントとなるのはどのような点か?
質問3:GTC仙台ハイランドで優勝するのは誰だと予想しますか? あるいは、
あなたが優勝するために最大のライバルとなるのは誰でしょうか?
質問1の回答
もっとも多かったのが、どこか特定のコーナーだけが重要なのではなく、すべて
のコーナーを平均して速く走れるようにすることがたいせつである、とする回答。
質問2とも関連するが、全体のバランスを重視するドライバーが多いようだ。どん
なサーキットでも、ひとつのコーナーだけが速くてもラップタイムの向上にはつな
がらないので、これは当然の回答ともいえるが、とくにここ仙台ハイランドレース
ウェイでは「複合コーナーの連続だからすべてを速く走れるようにする」(*26
関根基司)という意見に代表されるように、全体のバランスが重要となる。「先
のコーナーをイメージしつつ、一つ一つのコーナーを丁寧に攻め込む」(#30
田嶋栄一)、「全コーナーで、進入から出口まで、さらに次のコーナーまで、リズ
ム感よく走ること」(#15古谷直広)というのも同様の意見。
これと並んで多かった回答は、シケイン。ここから先はずっと上りになるため、
ここでタイムを殺さずトラクションをかけられるかどうかが、大きくラップタイム
に影響するものと思われる。「シケインと、上りのトップまで」(#36関谷正徳)
というのも、同じ意味の回答だろう。「シケインの先からの上りコーナーが楽し
い!!」(*7竹内浩典)と、ここを攻めることに喜びを感じているドライバーもい
るようだ。
逆に、「スプーンから先が攻め甲斐があります」(*7松本晴彦)と、下りのコー
ナーを挙げたドライバーもいる。「BMWですと、ここを全開で真横に向けて走る
のが快感であり、ぜひPRESSの方に写真を撮ってほしい」(*72木下隆之)とのこと
なので、カメラマンのみなさん、よろしくお願いします。
その他の回答はバラバラ。「スプーンコーナー」(*54袖山誠一)、「第4コー
ナーからバックストレッチにかけて」(*31池谷勝則)、「最終コーナー」(#39
ジェフ・クロスノフ、#88和田孝夫)など、さまざまな意見があった。
質問2の回答
ドライバーによって表現はさまざまだが、集約すると連続するコーナーをいかに
俊敏にクリアするかということと、コーナーの立ち上がりでいかにトラクションを
かけ、すばやく脱出するかがポイントとなるようだ。「ストレートスピードを犠牲
にしてもコーナリングスピードを平均してアップさせられればよい」(#15古谷)、
「曲がりやすいサスペンション」(#19小林且雄)、「ふつうよりもオーバーステ
アぎみに」(*26関根)というのは、コーナーでのクイックさを重視する意見。
「フロントタイヤのグリップ」(#3長谷見昌弘)というのも、表現は異なるがや
はりクイックなコーナリング特性を求めていると見てよい。ブレーキを重視する意
見も多かったが、やはりこれもコーナリングに要する時間をできるだけ短縮するた
めといえるだろう。
コーナーからの脱出を重視する意見としては、「トラクションが得られるように
ショック、スプリングの調整をする」(#39ジェフ・クロスノフ)というのが代表
的なもの。 「ギアをうまく合わせること」(*31池谷)、「短いストレートをいか
に加速させるかという点がポイントとなり、ギアのセッティングがウェイトをしめ
るでしょう」(#5柏原浩一)などの意見も、やはり立ち上がりを重視してのこと
だろう。エンジンについては、「低中速型に」(*72牧口規雄)、「ピックアップ
をよくする」(#1影山正彦)と、コースの特性に合わせたセッティングが必要に
なる。これもやはり適切なギア比との組み合わせで速さを発揮できるということに
なる。
こうした意見のほとんどは、どれか一つだけを強調したものではなく、「ターン
インとトラクションをよい方向に持っていくこと」(#38エリック・コマス)とい
うように、ふたつ以上を組み合わせて示されている。結局、「車両のバランス」
(#36ミハエル・クルム)というように、全体のバランスが重要ということだ。
質問3の回答
優勝者については、当然ながら、「本人」(#8長坂尚樹、#38コマス、#39ク
ロスノフ)という意見が圧倒的。「これだけは終わってみなけりゃわからない」
(*19小林)、「誰でも優勝したいよ」(#10鈴木利男)、「速いクルマが優勝す
るでしょう」(#88和田)という意見もあり、設問じたい、いささかムリがあった
ようだ。ライバルについては、「タイサンポルシェ」(#100土屋圭市)、「最大
のライバルはその他のスープラ」(#36関谷)と、自分と同じ車種を使うチームを
ターゲットと考えているドライバーが多い。GT2クラスではロータリー勢をライ
バルに挙げるドライバーがほとんど。「ストレートではリストリクターのないぶん
RX-7が速いでしょうが、コーナリングでテールを追いまくりますよ!!」(#72木下)
という力強い宣言もあり、激しいバトルが期待できそうだ。ユニークなところでは
「最大のライバルはR33のサスペンションセッティング」(#3長谷見)という意
見があった。いろいろな解釈ができるが、ここは「サスペンションセッティングさ
え決まれば、他車に負けることはない」という意味にとるのが一番妥当だと思われ
る。もうひとつ、「ゴルフのライバルは影山兄です」(#7竹内)という冗談もあ
りました。
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 4 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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10.#30 田嶋栄一
「基本的にこの仙台ハイランドでクリアラップをとれるなんてことはないけれど。
もう少しはいけたかな。長谷見さんと0.7秒差? クリアラップがとれても同じタ
イムは無理だよ。レインタイヤは1つしかないので完全に濡れている時は良いけ
ど、ハーフウェットだとすぐズルズルになっちゃうんです。下りで速いって? バ
ランスからいえばリアエンジンのポルシェは後ろが重いから登りで荷重がリアに移
動した時はリアが辛くなって、下りでフロントに荷重が移動した時はバランスがと
れるからかな? 午後晴れてしまったら、ポルシェの長所のリアの大きなトラク
ションは逆にタイヤの負担が大きくなってマイナスになると思う。雨だとABSも
良いけど、晴れたら突っ込みで勝負出来ないから、雨ならタイヤも減らないから良
いよ。でも晴れてきたからな、今回のマシンはエンジニアが造ってきた状態から何
もいじらなくても雨で速かったんです、晴れではまったく走っていないです」
11.#15 プローバ ポルシェ ターボ
やっと開発が進んで調子を上げてきた、古谷直広の#15 プローバ ポルシェが黒
煙をはいてピットでスットップ。「はっきりは判らないけれど、ターボトラブル
だと思う」と古谷直広。
「晴れてきたから、午後はもっと頑張って攻める。他のポルシェと違ってABSが
ないので下りでは辛かったんですけど、ドライだったらない方が攻められますから」
12.*7 RE SuperG RX7
予選1回目の終了直前にライバルの*72にタイムを一時逆転された*7だが、
タイヤを交換し再逆転でGT2クラストップを奪い返した。「終盤に来てタイヤが
ダメになって、牧口さんとこにぬかれちゃって。ちょっと危なかったんだよ。路面
が乾きだしたでしょ、でもカットスリックは用意してなかったんで、新しいレイン
でもう一度アタックしたんだ。木、金曜日と雨の中を走り込んでるから、雨のセッ
トも自信はある。ドライも9、10日にテストをして1分56秒台はクリアしてるから
大丈夫」と、雨宮監督。雨でも“雨さん”の自信は揺るがないようだ。
13.#3ユニシアジェックス・スカイライン
午前中の予選でトップタイムをマークしたのは#3ユニシアジェックス・スカイ
ラインの長谷見昌弘だった。終了10分前に1分56秒541のベストタイムを叩き出
した。「最初は古いレインタイヤに溝を入れたもので出て行って、それから新品の
レインに履き変えた。12時で終了だと思っていて掲示板を見てシメシメと思ってい
たのにチェッカーが出ない。勘違いしていた。第2戦で出ていたエンジンのバラツ
キはもう解決しているけど、ポルシェはストレート速いね。午後はドライになり
そうだし、この暫定ポールは関係ないよ。まだ、ドライで1度も走ってないんだか
ら。でも課題の足回りも雨の中でこれだけ走れればヨシかな」
14.#36トヨタ・カストロール・スープラ
午前中の予選でガス欠によりクルムのドライブ中に11番ボスト付近でストップ。
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 5 1995/ 6/ 24 FMOTOR4版
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15.#39サードスープラGT
「グリップがなくて、一番登り切ったところでハーフスピンしてしまった。グリー
ンに出てしまってリヤ・ホイールが空回り。スタックしてしまったんだ。マーシャ
ルが押してくれたんだけど、コースとの段差があってそこでガリッ! ダメージは
なかったけから問題はないけど」とクロスノフ。
16.#88レインXタムラ ディアブロ
MYZの今西豊の手によって徹底的に補強されたディアブロは、グループCカー
のトヨタ88Cのリアウイングまで装備している。今西豊エンジニアによると「開発
はやっと始まったばかり、マシンも木曜日に完成したくらいだから。取り合えず昨
日走った結果からフロントの車高を下げていますけど、セッティングと言えるレベ
ルのものではありません。今回は新たな開発の第一歩のテストみたいなものですか
ら。せっかくパワーのあるエンジンも、今回は2速と3速しか使えないで走ってい
るんですから、2ー3のシーケンシャルでは何にも言えるような状態ではありませ
ん。でも、このマシンは簡単に速くなります。どんなマシンか判ってきましたから
次の富士スピードウェイは速いです」
17.関谷正徳、マクラーレンとスープラの違いを語る
先日、ル・マン24時間で日本人ドライバー初の総合優勝という快挙を果たした関
谷正徳の特別記者会見が予選1回目と2回目のインターバルを利用して行われた。
関谷はここで長年挑戦し続けてきたル・マンに優勝できたよろこびや、優勝できる
態勢を整えてくれた関係者への感謝を述べた。質疑応答のなかで、ル・マン優勝車
であるマクラーレンとスープラとの比較に話が及ぶと、「スープラは最高ですよ」
と前置きしたうえで、「現状では(対等の勝負は)むずかしいかもしれない」とい
う分析を示した。もちろん、マクラーレンは1台1億円するのに対して、スープラ
は誰でも買えるレベルのクルマであることを前提としたうえでのことである。ま
た、トムスとマクラーレンというチームの違いについては、「勝つための情熱は同
じ。ただしシステムが違う。日本ではドライバーに頼っている部分が多いのに対し
て、向こうではドライバーにかかる負担をできるだけ取り除いたうえで、ドライ
バーとしての仕事に専念させる分業制が徹底している」と語った。来年のル・マン
については、「まだわからないが、出場できる状況になれば、できるだけいい態勢
でいいクルマに乗りたい」と、連続優勝への意欲をみせていた。
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 3 1995/ 6/ 23 FMOTOR4版
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GTA専有フリープラクティス
7.993GT2のリードがトップ! 昨年の優勝者、長谷見のR33も好調
時折霧雨の降るというはっきりしないコンディションの中で、'95GTC第3戦
仙台ハイランドのフリープラクティスが行われた。
完全なウエット状態で午前中の1stセッションは行われ、#30綜合警備PORS
CHEの田嶋栄一がベストタイムを記録。午後の2ndセッションでは霧雨が止み、
後半に山側のコースのライン上が乾きはじめ、ほとんどのマシンがカットスリック
に履き換えての走行が可能となった。このような状況の中、チーム・タイサンのA.
リードが始めて993GT2を走らせたにもかかわらず、1分57秒489という今日の総
合トップタイムをたたき出した。
“富士スペシャル”と思われていた993GT2がトリッキーな仙台ハイランドでも
速いことを証明した。
昨年の優勝者である長谷見昌弘は1st/2edセッション共に2位のタイムを記録
し、コンスタントに仙台で速いことをアピールしている。
コースコンディションがコロコロ変化するため、完全にセッティングを詰めた
チームが少なかった。ミッションを例に取るとトムスのように6速すべてを使って
走るセットを行うチームとリードや長谷見のように4、5速までしか使わずトップ
ギアを殺して走るチームに分かれている。
夕方に予定されていた3rdセッションは、霧のためにキャンセルされた。
8.GTA専有フリープラクティス タイム(非公式) ウエット→ハーフウエット
ドライバー マシン タイム
---------------------------------------------------------------------------
1 A.リード/近藤真彦 #35 タイサン スターカードGT-2 1'57.489
2 田嶋栄一 #30 綜合警備PORSCHE 1'57.509
3 長谷見昌弘 #3 ユニシアジェックススカイライン 1'57.765
4 関谷正徳/M.クルム #36 トヨタ カストロール スープラ 1'58.102
5 E.コマス #38 トヨタスープラ 1'58.734
6 影山正彦/星野一義 #1 カルソニックスカイライン 1'58.738
15 竹内浩典/松本晴彦 *7 RE雨宮Super G RX7 2'03.371
9.トップタイムを記録したA.リードのコメント
「レインタイヤで走った午前中のセッションはオーバーステアに悩まされたが、
コース状況が良くなった午後はカットスリックに履き換えて走った。コンパウンド
が硬すぎてグリップは低かったものの、マシンのバランスはかなり良くなった。そ
れにエンジンの調子も良かったのでベストタイムを出すことができた。ヨコハマは
今日得られたインフォメーションを基に、決勝日が雨でも良いレインタイヤを用意
してくれると思うよ」
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 SENDAI Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 2 1995/ 6/ 22 FMOTOR4版
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'95 GTC Rd.3仙台ハイランド直前情報
2.GTC仙台ハイランド直前テスト
今日はあいにく朝から雨模様の天気となってしまったが、トムス、セルモ、ハセ
ミ、ZEXEL、JUNオート、RE雨宮、エリート、テイクワン、プローバの9台がテスト
を行った。今朝ルマンからマシンが空輸されてきたサードは、ルマンGT1仕様か
らN-GT1仕様にスープラを改装する作業(エンジン、ミッション、フラッとボト
ム削除等)を急ピッチで行っている。
特に#36トヨタカストロールスープラと*7RE雨宮SuperG RX7が好調であっ
た。
3.改良進むスープラGT
トムスでは#36トヨタカストロールスープラに超クロスレシオ6速ミッションを
トライ、最終コーナーを3速で立ち上がったマシンはわずか100mの間で6速までシ
フトアップしているほどである。ルマンから凱旋した関谷正徳とコンビを組むM.
クルムは、得意なコースということもあって濡れたコースでも2分2秒台を叩きだ
した。
第2戦富士スピードウェイでも圧倒的な速さを見せたE.コマスとセルモは、エ
ンジンが不調にもかかわらず2分4秒台を記録し、ドライバーのコマスも「雨だっ
たらポルシェが速いだろうけど、僕はウェットでもドライでもイケルと思う」と語っ
ている。F1ドライバーの実力をまたも披露してくれることは間違いないだろう。
セルモはフロントタイヤを太くしたため、大型のオーバーフェンダーを取り付け、
予定通りパワーステアリングも装備された。
4.巻き返しを狙う“スーパーGTR”
開幕の鈴鹿を完全制覇したスカイライン勢は、オーテックジャパンの手によって
徹底的に改良されたニュースペックのRB26エンジンを仙台ハイランドに持ち込ん
できた。昨年の優勝者である長谷見昌弘によると「富士スピードウェイでは惜しかっ
たけどね。原因が完全に掴めたから、今回の3台の“33”は速いよ」と自信を見せ
ている。今日はチェック走行が中心であったため、わずか数周しか走行することが
できなかったが、すでに快調なエキゾーストノートをハイランドレースウェイに響
かせている。スカイライン勢ではただ1台の4輪駆動マシンである#2ZEXELワイズ
スカイラインも雨であれば見逃せない。セッティングが決まっていないにもかかわ
らず都平健二は2分4秒台を叩きだした。
また、日本専用マシンの#10ジョンソンスカイラインがGTC仙台ハイランドに
登場する。
5.余裕のポルシェ
993GT2勢として唯一走行した#30綜合警備PORSCHEは、2段リアウイングをト
ライしてきた。今日はGTC富士で壊してしまったエンジンを新品と交換しての初
めての走行であったため、エンジンとギアの慣らし走行に終始した。古谷直広の#15
プローバ ポルシェ ターボは、エンジンの改良によって見違えるような走りを見せ
ている。
6.ロータリーはGT1キラーとなるか?
今日もっとも好調といえたのが、“雨さん”の*7RE雨宮SuperG RX7である。
彼らは6月9・10日にもテストを行い、パワーと絶妙にマシンのバランスがとれて
いるため、ドライバーの竹内浩典は自在にロータリー・マシンを操っていた。今日
の雨の中でも2分8秒台をコンスタントに記録しており、「牧口さんのM3は気に
なるけど、2クラスは目じゃない。1クラスのマシンも何台かは抜く」と語ってい
る。
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
'95全日本GT選手権 Rd.3 Hiland GTC
GTインサイド・レポート No. 1 1995/ 6/ 22 FMOTOR4版
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1.全日本GT選手権 第3戦 ハイランドGT選手権レース 6/24-25
予想エントリーリスト
GT1クラス(16台)
No. 車名 車種 ドライバー
-------------------------------------------------------------------------
#1 カルソニックスカイライン BNR33 影山正彦
#2 ZEXEL ワイズ スカイライン BNR32 都平健二/河合博之
#3 ユニシアジェックススカイライン BNR33 長谷見昌弘
#5 マツダコレクション出光ポルシェ 993GT2 柏原浩一/羽根幸浩
#8 FET SPORTS SUPRA JZA80 長坂尚樹
#10 ジョンソン スカイライン BNR33 飯田章/鈴木利男
#15 プローバ ポルシェ ターボ 964T 古谷直広
#19 JUNスカイラインGT-R BNR32 小林且雄
#30 綜合警備PORSCHE 993GT2 田嶋栄一
#33 タイサン ポルシェ GT-2 993GT2 鈴木恵一/松田秀士
#35 タイサン スターカードGT-2 993GT2 A.リード/近藤真彦
#36 トヨタ カストロール スープラ JZA80 関谷正徳/M.クルム
#38 トヨタ スープラ JZA80 E.コマス
#39 サード スープラGT JZA80 J.クロスノフ
#88 レインX タムラ ディアブロ ランボルギーニ・ディアブロ 和田孝夫/池沢さとし
#100 BPオイル ポルシェ ターボ 964RSR 高橋国光/土屋圭市
GT2クラス(11台)
No. 車名 車種 ドライバー
-------------------------------------------------------------------------
*7 RE雨宮SuperG RX-7 FD3S 竹内浩典/松本晴彦
*11 ムラウチカメイGT-S HR31 石森浩元
*17 東京科学技術専門学校RX7 FC3S 野上敏彦/輿水敏明
*18 ATS-BM ERC RX-7 FC3S 福嶌稔大/川崎哲哉
*23 TKC 鈴木会計ポルシェ 964A 鈴木隆司/杉田直人
*26 タイサン BMW M3 BMW M3 関根基司/武藤文雄
*31 コブラポルシェRS 964A 池谷勝則/石原将光
*54 Gatoradeポルシェ 964A 袖山誠一/T.B.N.
*70 欧州車販売の外国屋アドバン HR31 石橋義三/星野薫
*72 IPF WAKO'S M3 BMW M3 黒須俊文/T.B.N.
*71 WAKO'S M3 BMW M3 牧口則雄/T.B.N.
No.の#はGT1クラス、*はGT2クラスを表す
GTアソシエイション事務局
インサイドレポート担当
古屋 知幸 = MGG01235=
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 富士・爆走6時間N1耐久レ-ス *
* N1耐久レース正式結果表 *
* 1995.06.04 天候 : 雨のち曇り コース状況 : ウェット&ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2 ドライバー 3
車 名 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム
-------------------------------------------------------------------------------
1 32 1 横島 久 竹内 浩典
日産プリンス千葉GTRファルケン 195 6:01'22.626 144.721 1'42.289
2 22 1 河合 博之 都平 健二 須賀 宏明
アイ・オートGT-R 194 6:01'59.858 1 Lap 143.732 1'43.130
3 13 1 木下みつひろ 菊地 靖
エンドレス アドバン GTR 193 6:01'14.479 2 Laps 143.291 1'42.478
4 23 1 砂子 智彦 藤島 敏也
プリンス東京フジツボGT-R 193 6:02'09.792 2 Laps 142.926 1'41.655
5 3 1 中谷 明彦 大井 貴之
プーマ GTO 192 6:00'37.595 3 Laps 142.791 1'41.811
6 36 3 佐藤 浩二 芥川 泰正 鈴木桂太郎
フィールズツインカムプレリュード 183 6:01'37.477 12 Laps 135.723 1'49.470
7 31 1 鈴木 学 金海 辰彦 斉藤 慎輔
Uj・トランピオ・BP・GTR 181 6:01'11.500 14 Laps 134.400 1'47.237
8 5 2 榎本 広行 加藤 隆史 眞田 睦明
ジャラーナBPダンロップBMW 181 6:01'14.727 14 Laps 134.380 1'48.133
9 60 4 赤尾 文夫 鈴木 恵一 新田 守男
ezTropicalCIVIC 180 6:00'14.689 15 Laps 134.009 1'49.866
10 95 4 小幡 栄 市嶋 樹 塚原 久
スプーン シビック 180 6:00'30.400 15 Laps 133.912 1'51.623
11 85 4 佐藤 清治 吉田 寿博 佐藤 淳
バービーズμスワローシビック 179 6:00'27.979 16 Laps 133.182 1'50.110
12 54 4 山内 伸弥 瀬在 仁志 玉本 秀幸
BPビスコベータアンクルシビック 178 6:00'28.056 17 Laps 132.438 1'54.185
13 35 3 岡田 秀樹 高原 智一 佐藤 久実
ホンダ・アコード 177 6:01'08.373 18 Laps 131.449 1'51.633
14 77 4 上原 秀郎 佐藤 清
ITAC CIVIC 176 6:00'50.150 19 Laps 130.816 1'53.153
15 12 3 黒須 俊文 萬雲 恒明 織戸 学
IPFワコーズ 325iクーペ 176 6:02'04.408 19 Laps 130.369 1'51.172
16 34 3 趙 顕樹 佐藤 元彦 湯浅 義光
FUNTECザパラプレリュード 173 6:05'19.196 22 Laps 127.008 1'52.291
17 91 4 河合 隆仁 井入 宏之 牧田 克哉
バーディクラブCIVIC 171 6:00'17.330 24 Laps 127.293 1'49.363
18 37 3 岡本 幸夫 桧井 保孝 伊藤 直澄
GIZAファルケンプレリュード 171 6:01'30.103 24 Laps 126.866 1'51.241
19 50 4 安藤 正一 鬼頭 勉
トライアルゼルダーシビック 169 6:00'55.475 26 Laps 125.582 1'53.839
20 68 4 大場 次雄 嶋村 馨 今村 正広
YAMATO CIVIC 169 6:01'09.317 26 Laps 125.502 1'52.098
21 81 4 吉富 章 柳 実 文 凡
中国賽車学校ミラージュ 163 6:00'32.896 32 Laps 121.250 1'51.886
22 87 4 大谷 浩之 土屋 直樹 大谷 貞治
D-JAC ミラージュ 162 6:01'41.787 33 Laps 120.124 1'54.238
23 92 4 佐々木和軌 大野 豊 岩谷 信一
トレンド・アイ・シビック 161 6:00'20.766 34 Laps 119.830 2'01.148
24 55 4 茂木 和男 大久保健治 古橋 譲
BPADVAN-μ CIVIC 159 6:00'24.824 36 Laps 118.319 1'49.638
25 53 4 奥村 晃三 池上 慎二 北村 正樹
NTT DoCoMo EG6 157 6:00'55.097 38 Laps 116.667 1'56.603
26 24 1 相澤 一民 菊地 聖志 高橋 潔
WiM SPEED GT-R 146 6:02'10.728 49 Laps 108.116 1'48.777
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
73 4 土屋 武士 長島 正興
Castrol CIVIC 176 19 Laps 1'51.465
52 4 西垣内正義 小林 敬一
5ZIGEN CIVIC 146 49 Laps 1'49.322
76 4 星野 薫 野地 広行 桜井 一郎
ASA HOSHINOレビン 136 59 Laps 1'52.502
66 4 渡辺 明 田嶋 栄一
BlacKRacingCIVIC 114 81 Laps 1'50.602
7 1 松岡 一美 渡辺ヒロキ 渡辺 正行
エルフマリーンワタナベ GTR 93 102 Laps 1'49.053
19 1 川崎 哲哉 福嶌 稔大 関根 基司
FKマッシモFALKENGTR 88 107 Laps 1'49.709
30 2 小川日出生 細野 智行
RSオガワランサー 83 112 Laps 1'51.809
1 1 桂 伸一 木下 隆之
日産アルティアファルケンGTR 69 126 Laps 1'49.311
11 1 原 貴彦 和田 久
RAZO・TRAMPIO・GTR 52 143 Laps 1'51.778
93 4 見並 秀文 磯田 尚孝 服部 吉男
KAMY’SSPORTSEG6 44 151 Laps 1'59.648
33 2 村松 康生 三好 正己
ミツビシランサーエボ 28 167 Laps 1'55.000
90 4 松永 雅博 三原じゅん子 田中 実
バーディクラブカローラレビン 25 170 Laps 2'02.807
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 12:32'00 フィニッシュ 18:33'22.626
参加台数 : 39 台 出走台数 : 38 台 完走台数 : 26 台
ベストタイム No. 23 ( 砂子 智彦 ) 1'41.655 149/193 158.300 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 富士・爆走6時間N1耐久レ-ス *
* N1耐久 公式予選正式結果表 *
* 1995.06.03 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2 ドライバー 3
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 32 1 横島 久 竹内 浩典
BCNR33 日産プリンス千葉GTRファルケン R1'37.113 14 165.704
2 11 1 原 貴彦 和田 久
BCNR33 RAZO・TRAMPIO・GTR R1'37.389 14 165.234
3 13 1 木下みつひろ 菊地 靖
BCNR33 エンドレス アドバン GTR R1'38.514 15 163.347
4 3 1 中谷 明彦 大井 貴之
Z15A プーマ GTO 1'38.746 16 162.964
5 22 1 河合 博之 都平 健二 須賀 宏明
BNR32 アイ・オートGT-R 1'38.904 14 162.703
6 1 1 桂 伸一 木下 隆之
BCNR33 日産アルティアファルケンGTR 1'38.931 18 162.659
7 19 1 川崎 哲哉 福嶌 稔大 関根 基司
BNR32 FKマッシモFALKENGTR 1'39.861 26 161.144
8 31 1 鈴木 学 金海 辰彦 斉藤 慎輔
BNR32 Uj・トランピオ・BP・GTR 1'40.499 20 160.121
9 30 2 小川日出生 細野 智行
CE9A RSオガワランサー 1'42.867 13 156.435
10 33 2 村松 康生 三好 正己
CE9A ミツビシランサーエボ 1'43.990 26 154.746
11 5 2 榎本 広行 加藤 隆史 眞田 睦明
E36 ジャラーナBPダンロップBMW 1'45.938 17 151.900
12 7 1 松岡 一美 渡辺ヒロキ 渡辺 正行
BNR32 エルフマリーンワタナベ GTR 1'46.302 14 151.380
13 66 4 渡辺 明 田嶋 栄一
EG-6 BlacKRacingCIVIC 1'46.834 14 150.626
14 36 3 佐藤 浩二 芥川 泰正 鈴木桂太郎
BB4 フィールズツインカムプレリュード 1'46.969 21 150.436
15 54 4 山内 伸弥 瀬在 仁志 玉本 秀幸
EG-6 BPビスコベータアンクルシビック 1'47.038 22 150.339
16 55 4 茂木 和男 大久保健治 古橋 譲
EG-6 BPADVAN-μ CIVIC 1'47.289 21 149.987
17 60 4 赤尾 文夫 鈴木 恵一 新田 守男
EG-6 ezTropicalCIVIC 1'47.437 26 149.781
18 52 4 西垣内正義 小林 敬一
EG-6 5ZIGEN CIVIC 1'47.479 28 149.722
19 91 4 河合 隆仁 井入 宏之 牧田 克哉
EG-6 バーディクラブCIVIC 1'47.510 25 149.679
20 95 4 小幡 栄 市嶋 樹 塚原 久
EG-6 スプーン シビック 1'47.989 21 149.015
21 93 4 見並 秀文 磯田 尚孝 服部 吉男
EG-6 KAMY’SSPORTSEG6 1'48.319 25 148.561
22 85 4 佐藤 清治 吉田 寿博 佐藤 淳
EG-6 バービーズμスワローシビック 1'48.441 23 148.394
23 37 3 岡本 幸夫 桧井 保孝 伊藤 直澄
BB4 GIZAファルケンプレリュード 1'49.062 19 147.549
24 73 4 土屋 武士 長島 正興
EG-6 Castrol CIVIC 1'49.276 29 147.260
25 77 4 上原 秀郎 佐藤 清
EG-6 ITAC CIVIC 1'49.540 25 146.905
26 35 3 岡田 秀樹 高原 智一 佐藤 久実
CD6 ホンダ・アコード 1'50.165 29 146.072
27 12 3 黒須 俊文 萬雲 恒明 織戸 学
E36 IPFワコーズ 325iクーペ 1'50.257 25 145.950
28 68 4 大場 次雄 嶋村 馨 今村 正広
EG-6 YAMATO CIVIC 1'50.375 26 145.794
29 81 4 吉富 章 柳 実 文 凡
CA4A 中国賽車学校ミラージュ 1'50.920 21 145.078
30 50 4 安藤 正一 鬼頭 勉
EG-6 トライアルゼルダーシビック 1'51.026 30 144.939
31 34 3 趙 顕樹 佐藤 元彦 湯浅 義光
BB4 FUNTECザパラプレリュード 1'51.033 18 144.930
32 76 4 星野 薫 野地 広行 桜井 一郎
AE101 ASA HOSHINOレビン 1'51.107 21 144.833
33 90 4 松永 雅博 三原じゅん子 田中 実
AE101 バーディクラブカローラレビン 1'51.651 16 144.128
34 87 4 大谷 浩之 土屋 直樹 大谷 貞治
CA4A D-JAC ミラージュ 1'51.902 20 143.804
35 53 4 奥村 晃三 池上 慎二 北村 正樹
EG-6 NTT DoCoMo EG6 1'53.099 24 142.282
36 92 4 佐々木和軌 大野 豊 岩谷 信一
EG-6 トレンド・アイ・シビック 1'55.199 24 139.689
37 24 1 相澤 一民 菊地 聖志 高橋 潔
BNR32 WiM SPEED GT-R 1'45.324 16 152.786
38 23 1 砂子 智彦 藤島 敏也
BCNR33 プリンス東京フジツボGT-R 2'57.758 2 90.528
-------------------------------------------------------------------------------
39 3 脇田 一輝 浦吉 浩 黒木 健次
BB4 井村屋・ヤマモリ・プレリュード 1
-------------------------------------------------------------------------------
'R'マークの車は,コースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは 1'38.683
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
●スーパーツーリング第二戦《菅生》リリース
1995年5月15日
本田技研工業株式会社
広報部/モーターレクリエーション推進センター
1995年全日本ツーリングカー選手権第3戦・第4戦
中子修選手 2レース連続3位入賞!
●開催日 : 1995年5月13(予選)~14日(決勝)
●開催地 : 宮城県 スポーツランドSUGO
●コース全長 : 3.704km ●決勝レース : 27周(第3戦、第4戦共)
●天候 : 決勝日 曇り(ドライ) 予選日 雨(ウェット)
●気温 : 18.6℃(決勝日 14時30分)
●観客数 : 32,000名(決勝日/主催者発表)
1995年全日本ツーリングカー選手権第2回大会が、前回から約2カ月の
インターバルの後、5月13~14日、宮城県スポーツランドSUGOにおいて
開催された。
今大会の参戦チームは、
・ジャックス シビック(JACCS MOON CRAFT MOTOR SPORTS PROJECT)の
服部尚貴選手
・PIAA CIVIC VTEC(NAKAJIMA PLANNING)の田中哲也選手
・Castrol 無限 CIVIC(TEAM Castrol 無限 HONDA)の中子修選手
・GATHERS・CIVIC(CONCEPT L RACING TEAM)の清水和夫選手
・ADVAN圭市CIVIC(チーム国光)の土屋圭市選手
の5チーム(ゼッケン順)に、5ZIGEN CIVIC(TEAM 5ZIGEN 代表:木下正治)の
岡田秀樹選手が新たに加わり、計6チームが今大会へ挑むこととなった。また、
エンジンは、Castrol 無限 CIVICの中子修選手と5ZIGEN CIVICの岡田秀樹選手が
B18C改、他の4チームは今回よりH22A改での参戦となった。
《公式予選:第1回 5月13日(土) 11:00~11:30
第2回 5月14日(日) 8:50~ 9:20》
金曜日深夜から降り始めた雨は止む気配を見せず、コースを横切る川がいたる
ところに見られる中、定刻より30分遅れて公式予選第1回が開始された。
土屋選手を先頭に次々にコースインしたが、ヘアピン先のS字コーナー入口
付近でコースアウトが続出し、その結果約10分後に赤旗が提示され、予選
第1回は中止された。結局この10分間の走行が公式予選第1回として認められ、
シビック勢では土屋選手が4番手、服部選手が11番手、田中選手は様子見の1周
だけのタイムで15番手となった。また、中子選手と岡田選手はコースインする
タイミングを逃し不出走、清水選手は1周目のS字コーナーでコースアウトし
タイム計測はできなかった。
午後2時30分から予定されていた公式予選第2回は、荒天の回復が見込まれ
ないため、午後3時中止が発表され、日曜日早朝のフリー走行を予選第2回とする
ことが決定された。
翌日の公式予選第2回は、雨も上がりドライコンディションの中、8時30分
から10分間のフリー走行の後、8時50分から開始された。30分間の予選
時間の内、前半は走行するチームも少なかったが、中盤過ぎから次々にコースイン、
周回毎に順位が入れ替わる激しいタイムアタックを繰り広げた。シビック勢では
中子選手が一時トップタイムをマーク、その後もタイムを伸ばし、これまでの
コースレコードを更新する1分27秒964でこの回3番手と健闘した。他の
シビック勢は田中選手が予選12番手、服部手が14番手、土屋選手が19番手、
清水選手が21番手、岡田選手が25番手で公式予選第2回を終了した。
ポールポジションは、予選第2回に1分27秒528を記録した関谷選手が、
前大会に続き獲得した。
《第3戦:5月14日(日) 13:39スタート》
予選2回目からサポートレースのワンメイクフォーミュラ2レースを間に挟み、
13時20分より予定通り第3戦のスタート進行が開始された。
13時39分、クリーンスタートでレースは開始された。3番手のポジション
から好スタートした中子選手は、1コーナーでクルム選手のインに入り込み2番
手にポジションアップ、2位でグランドスタンド前に戻ってきた。2周目、その
中子選手がハーフスピン。5番手まで順位を落としてしまった。3周目、リード
選手のスピンをきっかけに5台が巻き込まれるクラッシュがあり、レースはその
まま続行されたが、4台がその場でリタイヤとなってしまった。10周目頃から
中子選手の背後にクリステンセン選手、ソーパー選手がつき、4位争いのテール・
トゥ・ノーズのデッドヒートが始まった。20周目、3番手の鈴木利男選手がス
ローダウンしピットイン、中子選手等はそろってポジションアップ。21周目、
1コーナーでソーパー選手がクリステンセン選手のインを突き、4番手に浮上。
しかし、ソーパー選手、クリステンセン選手の追い上げもそこまでで、中子選手
は3位のポジションのまま逃げ切り、今シーズン初の表彰台に上がることとなった。
他のシビック勢では、清水選手が13位、スタート直後にピットインした土屋
選手が21位、予選14位から一時は6位まで追い上げ、終盤コースアウトして
しまった服部選手が22位、田中選手と岡田選手はともにリタイヤとなった。
レースは、ポールポジションからスタートしそのまま逃げ切った関谷選手が、
今シーズン初優勝を飾った。
《第4戦:5月14日(日) 15:25スタート》
続く第4戦は、クラッシュ車両の回収に手間取り、定刻より27分遅れで
スタート進行が開始された。
3番手スタートの中子選手は今回も好スタートを切り、1コーナーでクルム
選手をかわし2番手に浮上、トップの関谷選手に追いつく勢いを見せた。その後
中子選手は安定した走りを見せ2位をキープしていたが、22周目頃から3番手
争いから抜け出した光貞選手とテール・トゥ・ノーズとなり、25周目、バック
ストレッチでかわされてしまった。中子選手はその後2周を着実に走り、第3戦
に続いて3位でチェッカーフラッグを受けた。
田中選手は25番手スタートながら9位でゴール、清水選手は13位となった。
土屋選手は4周でリタイヤとなった。服部選手はマシントラブルで、岡田選手は
エンジントラブルで不出走であった。
レースは、第3戦と同じく関谷選手がスタート・トゥ・フィニッシュで、2レ
ースを連続優勝で飾った。
・Castrol 無限 CIVIC 熊倉淳一監督のコメント
「予選でなるべく前に並ぶことが前提だった。そういう意味では今日の予選は、
3番手につけることができたし、また、レースラップもほぼ予想していた通りに
走れたので、結果につながったのだと考えている。しかし、今の仕様はどうも
タイヤに負担がかかるようで、ラップタイムが落ちるのが早い。次のレースまで
には、このあたりを改善していかなければならない。」
・Castrol 無限 CIVIC 中子 修選手のコメント
「事前のテストでここは2回走っていて、まあまあの感触を得ていた。その時の
感じでクルマは走れた。しかし、第3戦は、オイルに乗ってコースアウトして
しまったので遅れてしまった。マシンについては、僕の運転が悪いのか、タイヤを
早く痛めつけてしまう仕様になっていたようで、後半伸び悩んだ。また、エンジン
は'94年のインターTECから使用していたものだが、パワーが出始めたのは
シーズン終了後のテストからだった。今日も最終コーナーやストレートではずい
ぶん助けられた。」
提供:本田技研工業株式会社 広報部
全日本ツーリングカー選手権第3戦 -RIJ- (1995-05-14) Provisional Race Results
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 菅生スポーツランド : (3.704km)
P No. Driver------------------ Car--------------- Lap-- GoalTime- -km/h--
1 1 関谷 正徳 (J) Toyota Corona Exiv 27 40'57.674 146.502
2 37 M.クルム (D) Toyota Corona Exiv 27 40'57.820 146.493
3 16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio 27 41'19.107 145.235
4 10 S.ソパー (GB) BMW 318i 27 41'19.520 145.211
5 39 T.クリステンセン(DK) Toyota Corona 27 41'20.074 145.179
6 38 光貞 秀俊 (J) Toyota Corona 27 41'28.881 144.665
7 3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera 27 41'38.538 144.106
8 51 本山 哲 (J) Toyota Exiv 27 41'42.116 143.900
9 73 L.P.V.バイエルン (D) BMW 318i 27 41'44.007 143.791
10 18 木下みつひろ (J) BMW 318i 27 41'45.173 143.724
11 47 小林 正吾 (J) Mazda Luntis 27 42'06.885 142.489
12 8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla 27 42'09.104 142.364
13 77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio 27 42'10.045 142.311
14 86 J.ベル (GB) Opel Vectra 27 42'11.958 142.204
15 17 金海 辰彦 (J) Vauxhall Cavalie 27 42'21.041 141.695
16 6 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis 27 42'28.689 141.270
17 5 真田 睦明 (J) BMW 318i 27 42'29.408 141.230
18 21 一ツ山 康 (J) BMW 318i 27 42'31.842 141.096
19 19 金石 勝智 (J) Toyota Sprinter Marino 26 - 1Lap
20 22 茂木 和男 (J) BMW 318i 26 - 1Lap
21 100 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio 26 - 1Lap
22 14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio 24 - 3Laps
--------------------------- DNC ------------------------------------------
32 鈴木 利男 (J) Nissan Sunny 21 - 6Laps
12 星野 一義 (J) Nissan Premera 18 - 9Laps
15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio 18 - 9Laps
68 福山 英朗 (J) Toyota Carolla 13 - 14Laps
13 浅野 武夫 (J) BMW 318i 6 - 21Laps
50 岡田 秀樹 (J) Honda Civic Ferio 4 - 23Laps
87 A.レイド (GB) Opel Vectra 3 - 24Laps
35 中谷 明彦 (J) BMW 318i 3 - 24Laps
31 飯田 薫 (J) Nissan Sunny 3 - 24Laps
25 影山 正美 (J) Toyota Carolla 3 - 24Laps
**************************************************************************
* Fastest Lap : A.レイド 1'29.020 (149.801 km/h) On 2 Lap
提供:菅生スポーツランド
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本ツーリングカー選手権第3戦 -RIJ- (1995-05-14) Warmup-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 菅生スポーツランド : (3.704km)
P No. Driver-------------- Car ------------------ Best-LapT- Behind -km/h-
1 87 A.レイド (GB) Opel Vectra 1'30.854 146.777
2 1 関谷 正徳 (J) Toyota Corona Exiv 1'31.090 0.236 146.397
3 35 中谷 明彦 (J) BMW 318i 1'31.570 0.716 145.630
4 16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio 1'31.575 0.721 145.622
5 10 S.ソパー (GB) BMW 318i 1'31.623 0.769 145.546
6 12 星野 一義 (J) Nissan Premera 1'33.037 2.183 143.334
7 100 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio 1'33.192 2.338 143.095
8 37 M.クルム (D) Toyota Corona Exiv 1'33.468 2.614 142.673
9 25 影山 正美 (J) Toyota Carolla 1'33.525 2.671 142.586
10 39 T.クリステンセン(DK) Toyota Corona 1'33.739 2.885 142.260
11 73 L.P.V.バイエルン (D) BMW 318i 1'33.827 2.973 142.127
12 32 鈴木 利男 (J) Nissan Sunny 1'34.014 3.160 141.844
13 6 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis 1'34.299 3.445 141.415
14 22 茂木 和男 (J) BMW 318i 1'34.534 3.680 141.064
15 18 木下みつひろ (J) BMW 318i 1'34.796 3.942 140.674
16 51 本山 哲 (J) Toyota Exiv 1'35.113 4.259 140.205
17 8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla 1'35.130 4.276 140.180
18 86 J.ベル (GB) Opel Vectra 1'35.278 4.424 139.962
19 13 浅野 武夫 (J) BMW 318i 1'35.427 4.573 139.744
20 50 岡田 秀樹 (J) Honda Civic Ferio 1'35.479 4.625 139.668
21 19 金石 勝智 (J) Toyota Sprinter Marino 1'35.763 4.909 139.253
22 21 一ツ山 康 (J) BMW 318i 1'35.865 5.011 139.105
23 17 金海 辰彦 (J) Vauxhall Cavalie 1'35.907 5.053 139.044
24 77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio 1'36.747 5.893 137.837
25 15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio 1'37.147 6.293 137.270
26 14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio 1'39.625 8.771 133.855
27 5 真田 睦明 (J) BMW 318i 1'40.435 9.581 132.776
28 3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera 1'41.756 10.902 131.052
29 68 福山 英朗 (J) Toyota Carolla 1'45.603 14.749 126.278
30 31 飯田 薫 (J) Nissan Sunny 1'48.243 17.389 123.198
31 38 光貞 秀俊 (J) Toyota Corona 1'50.869 20.015 120.280
32 47 小林 正吾 (J) Mazda Luntis --------
****************************************************************************
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本ツーリングカー選手権第3戦 -RIJ- (1995-05-14) Starting Grid
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 菅生スポーツランド : (3.704km)
P No. Driver-------------- Car ------------------ Best-LapT Se. Behind -km/h-
1 1 関谷 正徳 (J) Toyota Corona Exiv R1'27.528 2 152.355
2 37 M.クルム (D) Toyota Corona Exiv R1'27.914 2 0.386 151.686
3 16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio R1'27.964 2 0.436 151.600
4 12 星野 一義 (J) Nissan Premera R1'28.034 2 0.506 151.479
5 87 A.レイド (GB) Opel Vectra R1'28.168 2 0.640 151.249
6 32 鈴木 利男 (J) Nissan Sunny R1'28.335 2 0.807 150.963
7 35 中谷 明彦 (J) BMW 318i R1'28.439 2 0.911 150.786
8 10 S.ソパー (GB) BMW 318i 1'28.600 2 1.072 150.512
9 3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera 1'28.763 2 1.235 150.235
10 31 飯田 薫 (J) Nissan Sunny 1'28.766 2 1.238 150.230
11 39 T.クリステンセン(DK) Toyota Corona 1'28.780 2 1.252 150.206
12 15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio 1'28.882 2 1.354 150.034
13 51 本山 哲 (J) Toyota Exiv 1'28.892 2 1.364 150.017
14 14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio 1'29.073 2 1.545 149.712
15 25 影山 正美 (J) Toyota Carolla 1'29.436 2 1.908 149.105
16 86 J.ベル (GB) Opel Vectra 1'29.537 2 2.009 148.936
17 19 金石 勝智 (J) Toyota Sprinter Marino 1'29.830 2 2.302 148.451
18 73 L.P.V.バイエルン (D) BMW 318i 1'29.976 2 2.448 148.210
19 100 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio 1'30.129 2 2.601 147.958
20 8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla 1'30.353 2 2.825 147.591
21 77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio 1'30.612 2 3.084 147.169
22 47 小林 正吾 (J) Mazda Luntis 1'30.772 2 3.244 146.910
23 6 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis 1'30.908 2 3.380 146.690
24 22 茂木 和男 (J) BMW 318i 1'31.023 2 3.495 146.505
25 50 岡田 秀樹 (J) Honda Civic Ferio 1'31.234 2 3.706 146.166
26 17 金海 辰彦 (J) Vauxhall Cavalie 1'31.777 2 4.249 145.301
27 21 一ツ山 康 (J) BMW 318i 1'32.133 2 4.605 144.740
28 13 浅野 武夫 (J) BMW 318i 1'32.730 2 5.202 143.808
29 68 福山 英朗 (J) Toyota Carolla 1'34.201 2 6.673 141.562
30 38 光貞 秀俊 (J) Toyota Corona *1'49.672 2 121.593
31 5 真田 睦明 (J) BMW 318i *1'50.667 1 120.500
32 18 木下みつひろ (J) BMW 318i *2'20.730 1 94.758
*****************************************************************************
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本ツーリングカー選手権第3戦 -RIJ- (1995-05-14) 2nd Qualify-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 菅生スポーツランド : (3.704km)
P No. Driver-------------- Car ------------------ Best-LapT- Behind -km/h-
1 1 関谷 正徳 (J) Toyota Corona Exiv R1'27.528 152.355
2 37 M.クルム (D) Toyota Corona Exiv R1'27.914 0.386 151.686
3 16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio R1'27.964 0.436 151.600
4 12 星野 一義 (J) Nissan Premera R1'28.034 0.506 151.479
5 87 A.レイド (GB) Opel Vectra R1'28.168 0.640 151.249
6 32 鈴木 利男 (J) Nissan Sunny R1'28.335 0.807 150.963
7 35 中谷 明彦 (J) BMW 318i R1'28.439 0.911 150.786
8 10 S.ソパー (GB) BMW 318i 1'28.600 1.072 150.512
9 3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera 1'28.763 1.235 150.235
10 31 飯田 薫 (J) Nissan Sunny 1'28.766 1.238 150.230
11 39 T.クリステンセン(DK) Toyota Corona 1'28.780 1.252 150.206
12 15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio 1'28.882 1.354 150.034
13 51 本山 哲 (J) Toyota Exiv 1'28.892 1.364 150.017
14 14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio 1'29.073 1.545 149.712
15 25 影山 正美 (J) Toyota Carolla 1'29.436 1.908 149.105
16 86 J.ベル (GB) Opel Vectra 1'29.537 2.009 148.936
17 19 金石 勝智 (J) Toyota Sprinter Marino 1'29.830 2.302 148.451
18 73 L.P.V.バイエルン (D) BMW 318i 1'29.976 2.448 148.210
19 100 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio 1'30.129 2.601 147.958
20 8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla 1'30.353 2.825 147.591
21 77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio 1'30.612 3.084 147.169
22 47 小林 正吾 (J) Mazda Luntis 1'30.772 3.244 146.910
23 6 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis 1'30.908 3.380 146.690
24 22 茂木 和男 (J) BMW 318i 1'31.023 3.495 146.505
25 50 岡田 秀樹 (J) Honda Civic Ferio 1'31.234 3.706 146.166
26 17 金海 辰彦 (J) Vauxhall Cavalie 1'31.777 4.249 145.301
27 21 一ツ山 康 (J) BMW 318i 1'32.133 4.605 144.740
28 13 浅野 武夫 (J) BMW 318i 1'32.730 5.202 143.808
29 68 福山 英朗 (J) Toyota Carolla 1'34.201 6.673 141.562
30 38 光貞 秀俊 (J) Toyota Corona 1'49.672 22.144 121.593
31 5 真田 睦明 (J) BMW 318i --------
32 18 木下みつひろ (J) BMW 318i --------
****************************************************************************
* R マークはコースレコード
これまでのレコードタイムは 1'28.562
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本ツーリングカー選手権第3戦 -RIJ- (1995-05-13) 1st Qualify-Session
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 菅生スポーツランド : (3.704km)
P No. Driver-------------- Car ------------------ Best-LapT- Behind -km/h-
1 12 星野 一義 (J) Nissan Premera 1'46.017 125.785
2 37 M.クルム (D) Toyota Corona Exiv 1'48.478 2.461 122.931
3 3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera 1'49.300 3.283 122.007
4 100 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio 1'49.790 3.773 121.462
5 39 T.クリステンセン(DK) Toyota Corona 1'50.079 4.062 121.143
6 1 関谷 正徳 (J) Toyota Corona Exiv 1'50.500 4.483 120.682
7 5 真田 睦明 (J) BMW 318i 1'50.667 4.650 120.500
8 68 福山 英朗 (J) Toyota Carolla 1'51.308 5.291 119.806
9 47 小林 正吾 (J) Mazda Luntis 1'52.921 6.904 118.094
10 32 鈴木 利男 (J) Nissan Sunny 1'53.217 7.200 117.786
11 14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio 1'53.590 7.573 117.399
12 8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla 1'54.575 8.558 116.389
13 87 A.レイド (GB) Opel Vectra 1'57.367 11.350 113.621
14 22 茂木 和男 (J) BMW 318i 1'57.591 11.574 113.404
15 15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio 1'58.471 12.454 112.562
16 6 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis 2'01.203 15.186 110.025
17 86 J.ベル (GB) Opel Vectra 2'09.026 23.009 103.354
18 35 中谷 明彦 (J) BMW 318i 2'15.790 29.773 98.205
19 18 木下みつひろ (J) BMW 318i 2'20.730 34.713 94.758
20 21 一ツ山 康 (J) BMW 318i 2'33.266 47.249 87.008
10 S.ソパー (GB) BMW 318i --------
19 金石 勝智 (J) Toyota Sprinter Marino --------
31 飯田 薫 (J) Nissan Sunny --------
77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio --------
13 浅野 武夫 (J) BMW 318i --------
16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio --------
17 金海 辰彦 (J) Vauxhall Cavalie --------
25 影山 正美 (J) Toyota Carolla --------
38 光貞 秀俊 (J) Toyota Corona --------
50 岡田 秀樹 (J) Honda Civic Ferio --------
51 本山 哲 (J) Toyota Exiv --------
73 L.P.V.バイエルン (D) BMW 318i --------
*****************************************************************************
* 予選1回目は雨のため途中で中断
また2回目も激しい雨のため今日は行われず、明朝行われる予定
情報提供:宮下 敦(PAF00313)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
菅生JTCCフリー走行 09:20-10:20 CLOUDY/DRY
------------------------------------------------------------------------------
Pos. No. Name Lap Time (Lap)
------------------------------------------------------------------------------
1 87 リード ヴェクトラ/M 1'27.59 ( 13)/( 18)
2 1 関谷 エクシヴ/B 1'27.81 ( 12)/( 19)
3 38 光貞 エクシヴ/B 1'27.85 ( 17)/( 21)
4 39 クリステンセン エクシヴ/B 1'28.17 ( 10)/( 21)
5 35 中谷 318/B 1'28.34 ( 11)/( 22)
6 10 ソーパー 318/Y 1'28.52 ( 14)/( 15)
7 37 クルム エクシヴ/B 1'28.53 ( 14)/( 18)
8 86 ベル ヴェクトラ/M 1'28.68 ( 19)/( 24)
9 31 飯田 サニー/M 1'28.72 ( 10)/( 16)
10 16 中子 フェリオB18C/B 1'28.90 ( 14)/( 15)
11 32 鈴木 サニー/B 1'29.45 ( 6)/( 14)
12 15 田中 フェリオH22A/B 1'29.63 ( 10)/( 17)
13 19 金石 エクシヴ/Y 1'29.66 ( 12)/( 16)
14 12 星野 プリメーラ/B 1'29.72 ( 5)/( 6)
15 18 木下 318/Y 1'29.73 ( 17)/( 19)
16 3 長谷見 プリメーラ/B 1'29.95 ( 7)/( 11)
17 8 見崎 カローラ/M 1'30.22 ( 13)/( 14)
18 25 影山 エクシヴ/Y 1'30.24 ( 6)/( 8)
19 51 本山 エクシヴ/T 1'30.33 ( 6)/( 8)
20 73 ヴィンケルホック 318/Y 1'30.81 ( 22)/( 27)
21 100 土屋 フェリオH22A/Y 1'31.13 ( 14)/( 14)
22 77 清水 フェリオH22A/M 1'31.19 ( 11)/( 11)
23 47 小林 ランティス/Y 1'31.48 ( 16)/( 17)
24 22 一ツ山 318/Y 1'31.66 ( 14)/( 15)
25 5 真田 318/D 1'31.95 ( 12)/( 20)
26 50 岡田 フェリオB18/Y 1'31.97 ( 13)/( 20)
27 6 寺田 ランティス/M 1'31.98 ( 9)/( 10)
28 21 茂木 318/Y 1'33.54 ( 7)/( 16)
29 17 金海 ヴェクトラ/Y 1'33.89 ( 8)/( 8)
30 68 福山 カローラ/D 1'34.81 ( 14)/( 20)
31 13 浅野 318/Y 1'37.52 ( 5)/( 5)
32 14 服部 フェリオH22A/B 1'53.38 ( 3)/( 3)
------------------------------------------------------------------------------
菅生JTCCフリー走行 11:00-12:00 CLOUDY/DRY
------------------------------------------------------------------------------
Pos. No. Name Lap Time (Lap)
------------------------------------------------------------------------------
1 87 リード ヴェクトラ/M 1'27.65 ( 23)/( 23)
2 1 関谷 エクシヴ/B 1'28.15 ( 12)/( 24)
3 37 クルム エクシヴ/B 1'28.30 ( 15)/( 20)
4 39 クリステンセン エクシヴ/B 1'28.30 ( 9)/( 11)
5 32 鈴木 サニー/B 1'28.42 ( 11)/( 19)
6 38 光貞 エクシヴ/B 1'28.59 ( 16)/( 18)
7 51 本山 エクシヴ/T 1'28.66 ( 10)/( 15)
8 16 中子 フェリオB18C/B 1'28.69 ( 13)/( 20)
9 3 長谷見 プリメーラ/B 1'28.71 ( 9)/( 20)
10 31 飯田 サニー/M 1'28.72 ( 6)/( 15)
11 10 ソーパー 318/Y 1'28.76 ( 17)/( 19)
12 12 星野 プリメーラ/B 1'28.77 ( 4)/( 11)
13 35 中谷 318/B 1'29.01 ( 8)/( 18)
14 18 木下 318/Y 1'29.20 ( 17)/( 19)
15 15 田中 フェリオH22A/B 1'29.39 ( 7)/( 19)
16 19 金石 エクシヴ/Y 1'29.52 ( 16)/( 16)
17 25 影山 エクシヴ/Y 1'29.90 ( 7)/( 14)
18 86 ベル ヴェクトラ/M 1'30.17 ( 17)/( 17)
19 73 バイエルン 318/Y 1'30.54 ( 9)/( 26)
20 47 小林 ランティス/Y 1'30.65 ( 10)/( 16)
21 14 服部 フェリオH22A/B 1'30.73 ( 6)/( 11)
22 77 清水 フェリオH22A/M 1'30.83 ( 6)/( 15)
23 100 土屋 フェリオH22A/Y 1'30.87 ( 5)/( 8)
24 50 岡田 フェリオB18C/Y 1'31.12 ( 9)/( 18)
25 5 真田 318/D 1'31.43 ( 19)/( 21)
26 6 寺田 ランティス/M 1'31.57 ( 5)/( 15)
27 22 茂木 318/Y 1'31.68 ( 5)/( 12)
28 21 一ツ山 318/Y 1'32.16 ( 12)/( 19)
29 68 福山 カローラ/D 1'34.57 ( 11)/( 18)
------------------------------------------------------------------------------
菅生JTCCフリー走行 15:00-16:00 CLOUDY/DRY
------------------------------------------------------------------------------
Pos. No. Name Lap Time (Lap)
------------------------------------------------------------------------------
1 87 リード ヴェクトラ/M 1'27.73 ( 13)/( 14)
2 39 クリステンセン エクシヴ/B 1'28.11 ( 20)/( 22)
3 1 関谷 エクシヴ/B 1'28.13 ( 29)/( 30)
4 35 中谷 318/B 1'28.22 ( 13)/( 17)
5 31 飯田 サニー/M 1'28.40 ( 14)/( 16)
6 12 星野 プリメーラ/B 1'28.56 ( 13)/( 19)
7 3 長谷見 プリメーラ/B 1'28.83 ( 5)/( 26)
8 32 鈴木 サニー/B 1'28.89 ( 7)/( 24)
9 10 ソーパー 318/Y 1'28.93 ( 16)/( 24)
10 38 光貞 エクシヴ/B 1'28.93 ( 14)/( 15)
11 51 本山 エクシヴ/T 1'28.96 ( 7)/( 20)
12 37 クルム エクシヴ/B 1'29.11 ( 2)/( 7)
13 18 木下 318/Y 1'29.33 ( 21)/( 21)
14 25 影山 エクシヴ/Y 1'29.58 ( 7)/( 11)
15 14 服部 フェリオH22A/B 1'29.58 ( 11)/( 15)
16 15 田中 フェリオH22A/B 1'29.61 ( 7)/( 10)
17 19 金石 エクシヴ/Y 1'29.66 ( 12)/( 12)
18 73 バイエルン 318/Y 1'29.79 ( 15)/( 20)
19 100 土屋 フェリオH22A/Y 1'29.97 ( 12)/( 12)
20 16 中子 フェリオB18C/B 1'29.98 ( 8)/( 10)
21 86 ベル ヴェクトラ/M 1'30.34 ( 3)/( 9)
22 77 清水 フェリオH22A/M 1'30.54 ( 9)/( 16)
23 47 小林 ランティス/Y 1'30.79 ( 17)/( 19)
24 50 岡田 フェリオB18C/Y 1'30.99 ( 11)/( 11)
25 6 寺田 ランティス/M 1'31.40 ( 2)/( 2)
26 5 真田 318/D 1'31.55 ( 8)/( 14)
27 22 茂木 318/Y 1'31.80 ( 12)/( 12)
28 17 金海 ヴェクトラ/Y 1'32.24 ( 5)/( 9)
29 8 見崎 カローラ/M 1'32.43 ( 4)/( 4)
30 21 一ツ山 318/Y 1'32.72 ( 10)/( 10)
31 13 浅野 318/Y 1'34.37 ( 8)/( 11)
32 68 福山 カローラ/D 1'35.59 ( 14)/( 17)
------------------------------------------------------------------------------
5月12日/協力スポーツランドSUGO
(全9戦中3戦終了)
1995 3 4 5 5 7 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / /
Formula 3000 19 9 7 21 30 3 17 15 19
Championship 鈴 富 美 鈴 菅 富 十 富 鈴
Drivers-point 鹿 士 祢 鹿 生 士 勝 士 鹿
有効 総合
Po-No-Driver--------- Rd.1--- 2--- 3--- 4--- 5--- 6--- 7--- 8--- 9--- Poi- Poi
1 11 T.クリステンセン 3 ● 9 - - - - - - 12 12
2 24 服部 尚貴 9 雨 0 - - - - - - 9 9
3 15 鈴木 利男 2 6 - - - - - - 8 8
4 65 黒澤 琢弥 6 の 0 - - - - - - 6 6
5 27 影山 正彦 4 0 - - - - - - 4 4
5 19 星野 一義 0 た 4 - - - - - - 4 4
7 25 山本 勝巳 0 3 - - - - - - 3 3
8 64 高木 虎之介 0 め 2 - - - - - - 2 2
9 9 M.マルティニ 1 1 - - - - - - 2 2
1 M.アピチェラ 0 レ 0 - - - - - - 0 0
20 A.G.スコット 0 0 - - - - - - 0 0
3 金石 勝智 0 | 0 - - - - - - 0 0
5 J.クロスノフ 0 0 - - - - - - 0 0
8 中野 信治 0 ス 0 - - - - - - 0 0
7 影山 正美 0 0 - - - - - - 0 0
10 飯田 章 0 中 0 - - - - - - 0 0
17 T.ダニエルソン 0 - - - - - - - 0 0
21 M.クルム - 止 0 - - - - - - 0 0
33 清水 正智 - ● - - - - - - - 0 0
30 岡田 秀樹 - 0 - - - - - - 0 0
*******************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* ( ) 内は有効ポイント外
* 全9戦のうち6戦(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
エイベックス童夢レーシングチーム
1995年 全日本F3000選手権シリーズ第3戦 レースレポート
<日曜日>
日曜午前9時。いよいよ2回目の予選スタートです。
「タイヤの対策もしたし、気温も昨日よりは低い。それだけで、ドライバーにコンマ
6秒のマージンを渡せたはず。あとは中野自身のがんばりやな」と松本監督。
30分ほど前からずっとチームのワゴン車にこもって、コンセントレーション(集中
力)を高めていた中野選手が、準備を整えてマシンに乗り込みました。
まず3周、軽いアタックで今朝のコンディションをチェックし、いったんピットへ。
タイムは、昨日からの使い古したタイヤで1分16秒293です。
タイヤの内圧を調整して再びコースイン。リズミカルなコーナリングを見せる中野
選手は、1分14秒877までタイムアップしてピットへ戻ってきました。
昨日の午後に試した数値で問題はなさそうなので、いよいよ、新品タイヤにはきか
えて本格的なタイム・アタックを開始します。
アタック1周目の1分13秒995は、昨日の予選からコンマ6秒速いタイムで、チ
ームが渡したマージン分。次からが問題です。
中野選手は頭の中を真っ白にして、ひたすらマシンを走らせます。心臓は口から飛
びだしそうに強い鼓動を打っていますが、そんなこと意識の外です。
タイヤが一番いい状態を発揮するのは、走り出して2~3周が限度。これを逃せば
あとはグリップ力が低下し、タイムアップは望めません。
いったい何秒で戻ってくるのか、チーム・スタッフ全員が食い入るように見つめる
モニター画面に、カーナンバー8の新タイムが表示されました。
1分13秒233。さっきからコンマ7秒近いタイムアップで、7番手に浮上です。
残り時間はあと10分。ズボンのポケットに突っ込んだ松本監督の右手が、グッと握
られます。
一瞬、画面が消えて再び現れたタイムは1分13秒146!
しかし、他選手がコントロールラインを通過するたびに、カーナンバー8の欄はダ
ルマ落としのように下がっていきます。
中野選手のタイムが頭打ちと判断した松本監督はいったんピットへ戻るよう指示。
エイベックス童夢の予選14番手グリッドが決定しました。
順位だけを見れば、予選14番手というのは決して褒められる状況ではないでしょう
が、問題はそこへ至る過程なわけで、中野選手が自分の道具を100%フル活用して
のタイムは、決して悲観するものではないでしょう。
午後から行われた62周の決勝でも、中野選手は予選と同じ、いえ、予選以上の走り
をみせました。
好スタートを切って順位を二つあげた中野選手は、12番手で1、2コーナーをクリ
ア。続く3コーナーの立ち上がりで発生した多重クラッシュにも運良く巻き込まれず、
1周目を10番手で通過しました。
日本でも屈指のテクニカルコースといわれるMINEサーキットは、長い直線と細
かいコーナーが連続するインフィールド区間に二分されるコース・レイアウトで、抜
き所もほんの僅か。そのため接触事故やマシン・トラブルでリタイアするマシンが多
く、毎年完走するのは全体の半数と、まさにサバイバル・レースになるのです。
今年のレースも例外ではなく、レースも半ばの31周目、コースを走るマシンは12台
に減っていました。
他車のリタイアにともない8番手に上がっていた中野選手は、前を行くアピチェラ、
高木虎之介、M・マルティニ選手らのすぐ後ろに迫り、5番手争いに加わります。
レースも後半に入ると、ガソリンも減ってマシンはどんどん軽くなりますが、反面
タイヤの消耗も激しくなり、終盤へ向けてマシンのコントロールはし辛くなりますが、
中野選手のラップタイムは速くなる一方。
4本のタイヤの消耗具合を全身で察知しながらマシンをコントロールし、しかもラ
イバルを追いかける中野選手は、ミスが多いと言われていたF3時代とは全く違う、
冷静な、安定した走りのドライバーへ、ひとまわり大きく成長したようです。
35周目にアピチェラ選手がトラブルでリタイアし、中野選手はポジションをひとつ
アップ。結局そのままの順位を守って62周を走りきった中野選手は、自己最高位の7
位、ヨコハマ勢のトップでチェッカーを受けました。
レース終了後、松本監督以下チームの全員が、健闘した中野選手を出迎えようと、
ピット前に勢ぞろいしました。
しかし、レース後マシンが止められるパークフェルメから、中野選手はなかなか戻
ってきません。
「何かトラブルでもあったんだろうか」と、心配が広がったところへ、中野選手が両
脇をオフィシャルに抱えられるようにしてピットへ帰ってきました。
実は、残り5周を切った時にマシンの中で中野選手は腰を挫いていたのです。
ふつうの車の運転でも、シートのポジションが合っていないと運転は辛いものです
が、ひとひとり入るのがやっとの、狭いレーシングマシンの中で、何千回もアクセル
を踏み、シフトチェンジを繰り返すのですから、ほんの数mmのシートのズレでもドラ
イバーの身体に負担になります。
それを1時間半以上も、強烈な緊張状態の中でマシンを操作し続け、闘うのですか
ら、レーシング・ドライバーの精神力と体力は、やはり並ではありません。
「ようやった!」と、出迎えた松本監督、痛さに顔を歪めながらも嬉しそうに眼を細
める中野選手。
差し出されたふたりの手は、どちらも真っ赤になっていました。
次戦は二週間後の5月21日。
ふたたび舞台を鈴鹿に移した第4戦で、中野選手は初ポイント獲得を目指します。
エイベックス童夢レーシングチーム
1995年 全日本F3000選手権シリーズ第3戦 レースレポート
「7位完走! 中野信治、F3000の自己最高位をゲット」
大会名:F3000 MINE ALL STAR
日時・場所:1995年5月7日(予選6日) MINEサーキット(3.238km)
天候:曇り(予選・快晴)
気温:23℃
コースコンディション:ドライ
観客数:39,600人(決勝日)
5月7日、山口県のMINEサーキットで開催された全日本F3000選手権シリ
ーズ第3戦「F3000 MINE ALL STAR」において、予選14番手から
スタートしたエイベックス童夢レーシングチームの中野信治選手(童夢F104/無
限MF308)は、62周回の決勝レースで健闘して今季初の完走、自己最上位の7位
でフィニッシュしました。
<土曜日>
雨の富士から一転、ゴールデンウィークの最後の週末の山口県MINEサーキット
は、これ以上ないほどの上天気に恵まれました。
しかし、エイベックス童夢チームをはじめとする、ヨコハマ(YH)・タイヤ勢の
面々は、快晴のお天気に似合わない、ちょっと渋い表情でした。
なぜかというと、3月末に行われたMINEタイヤ・テストの時と、180度正反
対のコンディションだったからです。
年間8~9回、レースの一ヵ月から数週間前の各サーキットでタイヤ・テストが行
われ、その時々のデータを参考に、タイヤ・メーカーはレース時に使用されるタイヤ
を作るのですが、3月末は雨が続いたうえに気温も低く、走行時間も短かったために
、データらしいデータがほとんど取れなかったのでした。
条件ならライバルのブリジストン(BS)・タイヤ勢とて同じなのですが、何とい
ってもあちらの台数はヨコハマ勢の二倍の12台。単純に考えても、ヨコハマ勢の二倍
のデータを収集できます。
もちろん、ヨコハマ・タイヤも精一杯の努力はしていますが、いかんせん、データ
量の差が、レース用タイヤの出来ばえの差につながる感は否めません。
そんな事情で出来上がった今回のレース・タイヤですが、一回目の公式予選を終え
て、ヨコハマ勢のドライバーの誰もが”ハズレじゃないけど当たってもいない”とい
う印象を持っているようでした。
どうやら、25度ちかい気温に対するタイヤ全体の剛性が弱いのです。
ヨコハマ勢のトップは1分13秒924をマークした前年度チャンピオンのM・アピ
チェラ選手ですが、それでも総合8番手どまり。1分14秒570で中野選手がアピチ
ェラ選手に続きましたが、総合では12番手です。
「ブレーキング時にタイヤがこじれて、波うつ」という中野選手は訴えますが、すで
に出来上がっているタイヤを今さら作り変えることはできません。
「まあ、ある物を有効に使うしかないな」と、松本恵二監督は励ますように、中野選
手の肩を叩きました。
チームとして、こんな時にできる対策はただひとつ。タイヤの内圧の調整です。
今回のような場合は、タイヤ内圧を少しだけ高くすることで、タイヤの剛性感をカ
バーすることができます。
タイヤ内の空気圧は、マシンが止まっている時と、地面との摩擦でタイヤ表面の温
度が上がる走行時とでは、当然異なってきますので、走行時の内圧がベストになるよ
うに、あらかじめ設定しなければなりません。
本来ならば、こういったことを事前のタイヤ・テストで行うのですが、前に書きま
したように、3月末のタイヤ・テストがテストにならなかったのですから仕方ありま
せん。
午後のフリープラクティスでは、ガソリン量が重い決勝レースを想定した調整も行
い、翌日の予選・決勝のどちらについても、現状でほぼ満足のいく設定値を見つけま
した。
/
正式決勝結果表
F3000
TIME 16:05
Start.Time:13:58 Finish.Time:15:16 Entry:18 Start:18
Course condition : DRY
1995.05.07 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:25.2
----------------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL LAP RACE TIME km/h BEHIND TIME BEST TIME LAP
----------------------------------------------------------------------------
1 11 TOM KRISTENSEN DK コスモオイルローラムゲン
ローラT94-50無限/BS 62 1:18:32.970 153.39 0:00:00.000 01:15.141 45/62
2 15 鈴木 利男 J パーソンズ レーシング ローラ
ローラT94-50無限/BS 62 1:18:42.711 153.07 0:00:09.741 01:14.969 38/62
3 19 星野 一義 J NISSEKI LOLA
ローラT93-50無限/BS 62 1:18:59.113 152.54 0:00:26.143 01:15.326 35/62
4 25 山本 勝巳 J X-JAPAN REYNARD
レイナード95D無限/BS 62 1:19:20.022 151.87 0:00:47.052 01:15.788 48/62
5 64 高木 虎之介 J PIAA REYNARD
レイナード94D無限/BS 62 1:19:25.776 151.69 0:00:52.806 01:15.857 56/62
6 * 9 MAURO MARTINI I SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 62 1:19:29.697 151.56 0:00:56.727 01:15.643 18/62
7 8 中野 信治 J avex童夢F104無限
童夢F104 無限/YH 62 1:19:34.840 151.40 0:01:01.870 01:16.014 11/62
8 27 影山 正彦 J ALEXEL“舘”レイナード
レイナード95D無限/YH 61 1:18:52.192 150.30 1LAP 01:16.358 8/61
9 5 JEFF KROSNOFF USA 5ZIGEN LOLA
ローラT94-50JUDD/YH 59 1:18:46.780 145.54 3LAPS 01:14.669 51/59
-------------------以 上 完 走-------------------------------------------
1 MARCO APICELLA I 5ZIGEN REYNARD
レイナード95DJUDD/YH 52 10LAPS 01:15.235 42/52
21 MICHAEL KRUMM D STELLAR LOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 51 11LAPS 01:16.806 16/51
10 飯田 章 J SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 37 25LAPS 01:15.951 26/37
24 服部 尚貴 J LeMan’s REYNARD
レイナード95D無限/BS 28 34LAPS 01:15.668 28/28
30 岡田 秀樹 J GULL WING LOLA
ローラT93ー50FORD/YH 21 41LAPS 01:17.361 18/21
3 金石 勝智 J LOLA JUDD
ローラT94-50JUDD/BS 19 43LAPS 01:15.836 6/19
20 ANDREW G SCOTT GB 神奈川クリニックLOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 8 54LAPS 01:17.744 3/8
7 影山 正美 J ADVAN ローラ MF308
ローラT95-50無限/YH 0 62LAPS 0/0
65 黒澤 琢弥 J PIAA REYNARD
レイナード95D無限/BS 0 62LAPS 0/0
Fastest Lap 5 01:14.669 156.16Km/h
* Car No.9は ’95全日本フォーミュラ3000選手権統一規則
第29条O)によりピットストップ10秒のペナルティーを課した。
提供:MINEサーキット
正式決勝結果表
F3
TIME 12:50
Start.Time:11:28 Finish.Time:12:08 Entry:17 Start:15
Course condition : DRY
1995.05.07 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:24.1
----------------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL LAP RACE TIME km/h BEHIND TIME BEST TIME LAP
----------------------------------------------------------------------------
1 7 PEDRO DE LA ROSA SPA TOM’S ダラーラ F395
ダラーラF395/TOM'S 28 0:40:59.536 132.74 0:00:00.000 01:27.094 7/28
2 23 加藤 寛規 J THE・NEXT・ONE F3
ダラ-ラF395/無限 28 0:41:08.142 132.28 0:00:08.606 01:27.211 26/28
3 6 本山 哲 J ダラーラ395無限
ダラーラF395/無限 28 0:41:09.044 132.23 0:00:09.508 01:27.191 25/28
4 33 道上 龍 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 28 0:41:10.230 132.16 0:00:10.694 01:27.040 27/28
5 3 PHILIPP PETER A TOMEISPORT OPEL
ダラーラF395/OPEL 28 0:41:11.171 132.11 0:00:11.635 01:27.259 16/28
6 32 横林 直樹 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 28 0:41:16.664 131.82 0:00:17.128 01:27.547 13/28
7 8 早田 岳史 J TOM’S ダラーラ F395
ダラ-ラF395/TOM'S 28 0:41:18.539 131.72 0:00:19.003 01:27.539 12/28
8 4 J 西宮 圭一 J TOMEISPORT OPEL
ダラ-ラF393/OPEL 28 0:41:25.764 131.34 0:00:26.228 01:27.799 25/28
9 27 川本 篤 J ASAHI KIKO F395
ダラ-ラF395/TOM'S 28 0:41:27.238 131.26 0:00:27.702 01:27.767 16/28
10 26 立川 祐路 J MORISAWARACING
ダラーラF395/TOM'S 28 0:41:27.433 131.25 0:00:27.897 01:27.662 23/28
11 15 J 小泉 和寛 J TOMEISPORT OPEL
ダラーラF394/OPEL 28 0:41:46.972 130.23 0:00:47.436 01:28.435 16/28
12 38 J 浅見 武 J イエローハットダッラーラ393
ダラーラF393/無限 28 0:41:53.958 129.87 0:00:54.422 01:28.590 17/28
13 36 J 篠宮 正 J 御園サービスセントラルダラーラ
ダラーラF394/無限 28 0:42:23.637 128.35 0:01:24.101 01:29.532 21/28
14 87 大西 太一郎 J TOKYO NEWS ダラーラ
ダラーラF395/HKS 27 0:40:14.273 130.40 1LAP 01:27.982 14/27
15 2 脇阪 寿一 J ASSO DALLARA 無限
ダラーラF395/無限 27 0:40:14.370 130.39 1LAP 01:27.827 27/27
-----------------------------以 上 完 走---------------------------------
Fastest Lap 33 01:27.040 133.97Km/h
提供:MINEサーキット
正式結果表
F3000 クォリファイセッション2
TIME 10:25
Start.Time:09:00 Finish.Time:09:40 Entry:18 Start:18
Course condition : DRY
1995.05.07 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:23.2
-----------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL B.TIME LAP km/h 2ND.TIME LAP
-----------------------------------------------------------------------
1 11 TOM KRISTENSEN DK コスモオイルローラムゲン
ローラT94-50無限/BS 01:11.752 10/15 162.50 01:12.015 13/15
2 9 MAURO MARTINI I SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:11.902 9/11 162.16 01:12.345 10/11
3 25 山本 勝巳 J X-JAPAN REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:12.400 16/21 161.05 01:12.861 15/21
4 15 鈴木 利男 J パーソンズ レーシング ローラ
ローラT94-50無限/BS 01:12.516 11/17 160.79 01:12.755 12/17
5 20 ANDREW G SCOTT GB 神奈川クリニックLOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:12.531 12/16 160.76 01:12.958 13/16
6 1 MARCO APICELLA I 5ZIGEN REYNARD
レイナード95DJUDD/YH 01:12.720 6/13 160.34 01:12.743 8/13
7 19 星野 一義 J NISSEKI LOLA
ローラT93-50無限/BS 01:12.726 13/18 160.33 01:12.726 16/18
8 65 黒澤 琢弥 J PIAA REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:12.748 11/19 160.28 01:13.265 16/19
9 3 金石 勝智 J LOLA JUDD
ローラT94-50JUDD/BS 01:12.782 13/19 160.20 01:13.227 12/19
10 64 高木 虎之介 J PIAA REYNARD
レイナード94D無限/BS 01:12.796 10/17 160.17 01:12.835 11/17
11 24 服部 尚貴 J LeMan’s REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:12.971 13/16 159.79 01:13.177 12/16
12 5 JEFF KROSNOFF USA 5ZIGEN LOLA
ローラT94-50JUDD/YH 01:13.068 15/17 159.58 01:13.080 14/17
13 7 影山 正美 J ADVAN ローラ MF308
ローラT95-50無限/YH 01:13.128 13/17 159.45 01:13.191 17/17
14 8 中野 信治 J avex童夢F104無限
童夢F104 無限/YH 01:13.146 14/20 159.41 01:13.233 13/20
15 10 飯田 章 J SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:13.363 13/19 158.94 01:13.489 14/19
16 21 MICHAEL KRUMM D STELLAR LOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:13.548 11/19 158.54 01:13.909 15/19
17 27 影山 正彦 J ALEXEL“舘”レイナード
レイナード95D無限/YH 01:14.582 14/14 156.34 01:15.793 8/14
18 30 岡田 秀樹 J GULL WING LOLA
ローラT93-50FORD/YH 01:14.975 13/13 155.52 01:15.415 12/13
-----------------------------予 選 通 過 ラ イ ン---------------------
予選通過基準タイム( 110% ) 1:19.220
提供:MINEサーキット
総合予選結果表
F3000 クォリファイ
TIME 10:30
Entry:18 Start:18
1995.05.07 mine circuit Course length:3238.98
----------------------------------------------------------------------
POS NR DRIVER NAT MODEL TIME LAP km/h
----------------------------------------------------------------------
1 11 TOM KRISTENSEN DK ローラT94-50無限/BS 01:11.752 27 162.50
2 9 MAURO MARTINI I ローラT95-50無限/BS 01:11.902 23 162.16
3 25 山本 勝巳 J レイナード95D無限/BS 01:12.400 38 161.05
4 15 鈴木 利男 J ローラT94-50無限/BS 01:12.516 24 160.79
5 20 ANDREW G SCOTT GB ローラT93-50無限/BS 01:12.531 22 160.76
6 1 MARCO APICELLA I レイナード95DJUDD/YH 01:12.720 22 160.34
7 19 星野 一義 J ローラT93-50無限/BS 01:12.726 26 160.33
8 65 黒澤 琢弥 J レイナード95D無限/BS 01:12.748 34 160.28
9 3 金石 勝智 J ローラT94-50JUDD/BS 01:12.782 28 160.20
10 64 高木 虎之介 J レイナード94D無限/BS 01:12.796 31 160.17
11 24 服部 尚貴 J レイナード95D無限/BS 01:12.971 24 159.79
12 5 JEFF KROSNOFF USA ローラT94-50JUDD/YH 01:13.068 18 159.58
13 7 影山 正美 J ローラT95-50無限/YH 01:13.128 31 159.45
14 8 中野 信治 J 童夢F104 無限/YH 01:13.146 31 159.41
15 10 飯田 章 J ローラT95-50無限/BS 01:13.363 35 158.94
16 21 MICHAEL KRUMM D ローラT93-50無限/BS 01:13.548 36 158.54
17 27 影山 正彦 J レイナード95D無限/YH 01:14.582 15 156.34
18 30 岡田 秀樹 J ローラT93-50FORD/YH 01:14.975 32 155.52
---------------------予 選 通 過 ラ イ ン-----------------------------
予選通過基準タイム( 110% )クォリファイセッション1 1:20.728
予選通過基準タイム( 110% )クォリファイセッション2 1:19.220
提供:MINEサーキット
正式予選結果表
F3 (1回目) TIME 11:45
Start.Time:10:30 Finish.Time:11:00 Entry:17 Start:15
Course condition : DRY
1995.05.06 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:22.5
-----------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL B.TIME LAP km/h 2ND.TIME LAP
-----------------------------------------------------------------------
1 7 PEDRO DE LA ROSA SPA TOM’S ダラーラ F395
ダラーラF395/TOM'S 01:25.624 4/6 136.18 01:25.993 5/6
2 23 加藤 寛規 J THE・NEXT・ONE F3
ダラ-ラF395/無限 01:25.765 11/16 135.95 01:25.785 10/16
3 6 本山 哲 J ダラーラ395無限
ダラーラF395/無限 01:25.922 7/10 135.70 01:25.944 5/10
4 3 PHILIPP PETER A TOMEISPORT OPEL
ダラーラF395/OPEL 01:26.134 6/12 135.37 01:26.290 11/12
5 32 横林 直樹 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 01:26.296 13/17 135.12 01:26.490 12/17
6 33 道上 龍 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 01:26.309 11/16 135.09 01:26.330 10/16
7 27 川本 篤 J ASAHI KIKO F395
ダラ-ラF395/TOM'S 01:26.409 9/10 134.94 01:26.423 8/10
8 26 立川 祐路 J MORISAWARACING
ダラーラF395/TOM'S 01:26.470 9/11 134.84 01:26.515 10/11
9 8 早田 岳史 J TOM’S ダラーラ F395
ダラ-ラF395/TOM'S 01:26.497 10/10 134.80 01:26.610 4/10
10 4 J 西宮 圭一 J TOMEISPORT OPEL
ダラ-ラF393/OPEL 01:27.058 5/10 133.93 01:27.294 10/10
11 87 大西 太一郎 J TOKYO NEWS ダラーラ
ダラーラF395/HKS 01:27.133 6/11 133.82 01:27.188 5/11
12 38 J 浅見 武 J イエローハットダッラーラ393
ダラーラF393/無限 01:27.486 10/13 133.28 01:27.736 13/13
13 15 J 小泉 和寛 J TOMEISPORT OPEL
ダラーラF394/OPEL 01:27.565 5/14 133.16 01:27.565 10/14
14 2 脇阪 寿一 J ASSO DALLARA
無限 ダラーラF395/無限 01:27.589 7/8 133.12 01:27.658 6/8
15 36 J 篠宮 正 J 御園サービスセントラルダラーラ
ダラーラF394/無限 01:29.576 14/16 130.17 01:29.661 6/16
------------------------予 選 通 過 ラ イ ン-------------------------
予選通過基準タイム( 110% ) 1:34.347
提供:MINEサーキット
正式予選結果表
F3 (2回目)
TIME 15:50
Start.Time:14:30 Finish.Time:15:00 Entry:17 Start:14
Course condition : DRY
1995.05.06 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:24.7
-----------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL B.TIME LAP km/h 2ND.TIME LAP
-----------------------------------------------------------------------
1 6 本山 哲 J ダラーラ395無限
ダラーラF395/無限 01:26.084 8/8 135.45 01:26.151 7/8
2 33 道上 龍 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 01:26.206 17/17 135.26 01:26.238 14/17
3 3 PHILIPP PETER A TOMEISPORT OPEL
ダラーラF395/OPEL 01:26.474 12/12 134.84 01:26.936 11/12
4 32 横林 直樹 J ダイイチF395・TOM’S
ダラーラF395/TOM'S 01:26.605 13/13 134.63 01:27.057 12/13
5 8 早田 岳史 J TOM’S ダラーラ F395
ダラ-ラF395/TOM'S 01:26.754 6/9 134.40 01:26.808 9/9
6 27 川本 篤 J ASAHI KIKO F395
ダラ-ラF395/TOM'S 01:27.148 6/6 133.79 01:27.639 5/6
7 2 脇阪 寿一 J ASSO DALLARA 無限
ダラーラF395/無限 01:27.377 15/18 133.44 01:27.490 14/18
8 26 立川 祐路 J MORISAWARACING
ダラーラF395/TOM'S 01:27.484 7/8 133.28 01:27.829 6/8
9 4 J 西宮 圭一 J TOMEISPORT OPEL
ダラ-ラF393/OPEL 01:27.517 7/7 133.23 01:27.677 6/7
10 23 加藤 寛規 J THE・NEXT・ONE F3
ダラ-ラF395/無限 01:27.602 7/7 133.10 01:27.660 6/7
11 87 大西 太一郎 J TOKYO NEWS ダラーラ
ダラーラF395/HKS 01:27.665 8/10 133.01 01:27.707 7/10
12 38 J 浅見 武 J イエローハットダッラーラ393
ダラーラF393/無限 01:28.049 8/11 132.42 01:28.076 9/11
13 15 J 小泉 和寛 J TOMEISPORT OPEL
ダラーラF394/OPEL 01:28.546 8/9 131.68 01:28.607 9/9
14 36 J 篠宮 正 J 御園サービスセントラルダラーラ
ダラーラF394/無限 01:30.224 6/6 129.23 01:30.887 5/6
----------------------------予 選 通 過 ラ イ ン---------------------
7 PEDRO DE LA ROSA SPA TOM’S ダラーラ F395
ダラーラF395/TOM'S 未出走 0
予選通過基準タイム( 110% ) 1:34.880
提供:MINEサーキット
総合正式予選結果表
F3
TIME 16:00
Start.Time: : Finish.Time: : Entry:17 Start:15
1995.05.06 mine circuit Course length:3238.98
-----------------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT MODEL TIME LAP km/h
-----------------------------------------------------------------------------
1 7 PEDRO DE LA ROSA SPA ダラーラF395/TOM'S 01:25.624 6 136.18
2 23 加藤 寛規 J ダラ-ラF395/無限 01:25.765 23 135.95
3 6 本山 哲 J ダラーラF395/無限 01:25.922 18 135.70
4 3 PHILIPP PETER A ダラーラF395/OPEL 01:26.134 24 135.37
5 33 道上 龍 J ダラーラF395/TOM'S 01:26.206 33 135.26
6 32 横林 直樹 J ダラーラF395/TOM'S 01:26.296 30 135.12
7 27 川本 篤 J ダラ-ラF395/TOM'S 01:26.409 16 134.94
8 26 立川 祐路 J ダラーラF395/TOM'S 01:26.470 19 134.84
9 8 早田 岳史 J ダラ-ラF395/TOM'S 01:26.497 19 134.80
10 4 J 西宮 圭一 J ダラ-ラF393/OPEL 01:27.058 17 133.93
11 87 大西 太一郎 J ダラーラF395/HKS 01:27.133 21 133.82
12 2 脇阪 寿一 J ダラーラF395/無限 01:27.377 26 133.44
13 38 J 浅見 武 J ダラーラF393/無限 01:27.486 24 133.28
14 15 J 小泉 和寛 J ダラーラF394/OPEL 01:27.565 23 133.16
15 36 J 篠宮 正 J ダラーラF394/無限 01:29.576 22 130.17
-----------------------予 選 通 過 ラ イ ン----------------------------------
予選通過基準タイム( 110% ) 1回目 1:34.347
予選通過基準タイム( 110% ) 2回目 1:34.880
提供:MINEサーキット
F3000 クォリファイセッション1 暫定結果表 正式結果表
(暫定結果表)
Start.Time:11:20 Finish.Time:12:00 Entry:18 Start:18
Course condition : DRY
1995.05.06 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:23.2
-----------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL B.TIME LAP km/h 2ND.TIME LAP
-----------------------------------------------------------------------
1 15 鈴木 利男 J パーソンズ レーシング ローラ
ローラT94-50無限/BS 01:13.272 4/7 159.13 01:13.871 3/7
2 9 MAURO MARTINI I SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:13.326 5/12 159.02 01:13.386 4/12
3 11 TOM KRISTENSEN DK コスモオイルローラムゲン
ローラT94-50無限/BS 01:13.568 9/12 158.49 01:13.987 5/12
4 19 星野 一義 J NISSEKI LOLA
ローラT93-50無限/BS 01:13.629 3/8 158.36 01:14.179 8/8
5 65 黒澤 琢弥 J PIAA REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:13.834 6/15 157.92 01:14.123 11/15
6 20 ANDREW G SCOTT GB 神奈川クリニックLOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:13.849 2/6 157.89 01:14.552 6/6
7 64 高木 虎之介 J PIAA REYNARD
レイナード94D無限/BS 01:13.910 8/14 157.76 01:14.175 9/14
8 1 MARCO APICELLA I 5ZIGEN REYNARD
レイナード95DJUDD/YH 01:13.924 3/9 157.73 01:14.044 8/9
9 10 飯田 章 J SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:14.000 8/16 157.57 01:14.490 7/16
10 3 金石 勝智 J LOLA JUDD
ローラT94-50JUDD/BS 01:14.109 3/9 157.34 01:14.332 2/9
11 25 山本 勝巳 J X-JAPAN REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:14.460 12/17 156.59 01:14.764 10/17
12 8 中野 信治 J avex童夢F104無限
童夢F104 無限/YH 01:14.570 4/11 156.36 01:15.081 3/11
13 7 影山 正美 J ADVAN ローラ MF308
ローラT95-50無限/YH 01:14.876 3/14 155.72 01:14.956 13/14
14 24 服部 尚貴 J LeMan’s REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:15.218 2/8 155.02 01:15.335 4/8
15 21 MICHAEL KRUMM D STELLAR LOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:15.465 9/17 154.51 01:15.936 13/17
16 30 岡田 秀樹 J GULL WING LOLA
ローラT93-50FORD/YH 01:16.757 11/19 151.91 01:17.021 6/19
---------------------予 選 通 過 ラ イ ン----------------------------
17 5 JEFF KROSNOFF USA 5ZIGEN LOLA 00
ローラT94-50JUDD/YH 1
17 27 影山 正彦 J ALEXEL“舘”レイナード
レイナード95D無限/YH 1
予選通過基準タイム( 110% ) 1:20.728
提供:MINEサーキット
F3000 プラクティスセッション
TIME 16:15
Start.Time:15:20 Finish.Time:16:00 Entry:18 Start:18
Course condition : DRY
1995.05.06 mine circuit Course length:3238.98
Weather :FINE Temp:23.2
-----------------------------------------------------------------------
POS NR CLA DRIVER NAT CAR
MODEL B.TIME LAP km/h 2ND.TIME LAP
-----------------------------------------------------------------------
1 11 TOM KRISTENSEN DK コスモオイルローラムゲン
ローラT94-50無限/BS 01:13.683 9/19 158.24 01:13.780 5/19
2 15 鈴木 利男 J パーソンズ レーシング ローラ
ローラT94-50無限/BS 01:13.870 9/20 157.84 01:13.882 8/20
3 19 星野 一義 J NISSEKI LOLA
ローラT93-50無限/BS 01:14.229 18/21 157.08 01:14.297 21/21
4 64 高木 虎之介 J PIAA REYNARD
レイナード94D無限/BS 01:14.299 6/6 156.93 01:15.043 3/6
5 24 服部 尚貴 J LeMan’s REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:14.332 18/19 156.86 01:14.955 14/19
6 9 MAURO MARTINI I SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:14.428 18/21 156.66 01:14.467 17/21
7 3 金石 勝智 J LOLA JUDD
ローラT94-50JUDD/BS 01:14.554 15/15 156.40 01:14.662 11/15
8 25 山本 勝巳 J X-JAPAN REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:14.627 17/17 156.24 01:14.918 12/17
9 7 影山 正美 J ADVAN ローラ MF308
ローラT95-50無限/YH 01:14.776 9/14 155.93 01:15.202 6/14
10 20 ANDREW G SCOTT GB 神奈川クリニックLOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:14.845 6/17 155.79 01:15.199 2/17
11 65 黒澤 琢弥 J PIAA REYNARD
レイナード95D無限/BS 01:14.848 16/17 155.78 01:14.998 17/17
12 5 JEFF KROSNOFF USA 5ZIGEN LOLA
ローラT94-50JUDD/YH 01:14.959 20/20 155.55 01:15.103 19/20
13 1 MARCO APICELLA I 5ZIGEN REYNARD
レイナード95DJUDD/YH 01:15.165 12/12 155.12 01:15.456 11/12
14 8 中野 信治 J avex童夢F104無限
童夢F104 無限/YH 01:15.194 11/19 155.06 01:15.294 16/19
15 27 影山 正彦 J ALEXEL“舘”レイナード
レイナード95D無限/YH 01:15.224 3/15 155.00 01:15.547 11/15
16 21 MICHAEL KRUMM D STELLAR LOLAMCS
ローラT93-50無限/BS 01:15.304 13/13 154.84 01:15.929 9/13
17 10 飯田 章 J SHIONOGI LOLA
ローラT95-50無限/BS 01:16.189 9/11 153.04 01:16.407 8/11
18 30 岡田 秀樹 J GULL WING LOLA
ローラT93-50FORD/YH 01:17.221 23/23 150.99 01:17.248 21/23
提供:MINEサーキット
<決勝レース>
なぜ、本山選手のタイムは伸びなかったのでしょう?
道上、ロサ両選手のトヨタ・エンジンと本山選手の無限エンジンの特性の違い、新
品タイヤでのマシンバランスの不安など、その理由はいくつか考えられますが、松本
恵二監督は「ドライバー本人の問題やな」と言い切ります。
つまり、本山選手の「ポールポジションを取るぞ」という気負いが仇となり、コー
ナー進入で突っ込み過ぎてしまい、タイム・ロスしてしまったというわけです。9回
裏、勝利を意識したピッチャーがボールを連発してしまうようなものでしょうか。
しかし、そこは典型的な現代ッ子の本山選手。過ぎたことをクヨクヨする性格では
ありません。「予選タイムが出なかったのは、きっと何かの祟りだったんですよ」と
元気にジョークを飛ばして決勝レースに臨みます。
日曜日は雨こそないものの朝から強風が吹き荒れて、筑波上空はまるで嵐のような
天候でした。
決勝前の15分間のウォームアップ走行では、サーキット周辺の畑からもうもうと舞
い上がった砂埃がコース上に落ちてマシンを滑りやすくするうえに、突然の強い横風
がスムースなコーナリングを邪魔し、緊張するドライバーの心をかき乱します。
追い抜きが難しい筑波では、スタートがいつもに増して重要です。
シグナル・グリーンを合図に、本山選手はヒール・アンド・トゥの素早い操作でク
ラッチを繋ぎましたが、エンジンの回転数を上げすぎてホイールスピンをおこし、前
の二人より僅かに出遅れてしまいました。
ところが何が幸いするかわからないもので、出遅れたおかげで1コーナーでの道上
選手とロサ選手の接触事故に巻き込まれずにすみ、本山選手はスピンした道上選手の
側をすり抜けて2番手に浮上。スタートの失敗で一瞬ガックリした本山選手でしたが
、俄然元気が湧いてきて、ぐんぐんロサ選手を追い上げます。
16周目の最終コーナー立ち上がりでロサ選手が少しフラつき、2台の間隔はいっき
に接近。チャンスとばかりに本山選手はロサ選手のスリップストリームを利用してそ
のアウト側に並びましたが、敵もさるもの。1コーナー、第1ヘアピンと、がっちり
イン側のラインを守って本山選手の行く手を阻みます。
本山選手はカッカする自分を静めるためにも、少し離れてロサ選手の様子を後ろか
らみることにしました。
ロサ選手のマシンは明らかに安定を欠いており、特に最終コーナーがキツいようで
す。後で判ったのですが、ロサ選手のマシンは道上選手との接触でバランスが大きく
狂っていたのでした。
敵の弱点を確認した本山選手は再び攻撃を開始し、みるみるロサ選手に詰め寄りま
す。
22周目、最終コーナー手前からぴたりとロサ選手を射程距離にとらえた本山選手は
、メインストレートでロサ選手を抜いて、トップで1コーナーに進入しました。
ところが、本山選手の走行ラインはコーナー立ち上がりでアウト側にはらみ、空い
たイン側を通ったロサ選手に抜き返されてしまいました。
ロサ選手のテールを睨んだまま一周した本山選手は、前とまったく同じ方法で23周
目の1コーナーを奪いましたが、またしても立ち上がりでイン側がぽっかり。
今度はアウト側の本山選手のほうが半車身さきにコーナーを立ち上がったのですが
、ロサ選手のラインが外側へはらんでしまい、本山選手は押し出される恰好でコース
アウト。マシンの態勢を立て直している間に、後方で3番手を争っていた早田岳士選
手とP・ペーター選手の2台が通り過ぎ、本山選手は4番手に後退してしまったので
した。
この時の接触を「悪質な走路妨害」と本山選手は評しましたが、さてどうでしょう?
レース中の接触事故というのは、あてられたと思う側にとってはまことに腹立たし
い限りですが、相手がワザとやった証拠はどこにもないのですから、事故の責任を相
手に押しつけるわけにいきません。一般道路の接触事故との大きな違いです。
ロサ選手いわく「イッツ・レーシングだよ。イギリスF3なんかじゃ、20台からの
マシンがテールトゥノーズ状態で争っているから、接触なんてしょっちゅうさ。みん
な勝ちたくて、ひとつでも順位を上げるためにライバルのどんなスキも見逃すまいと
血眼になって走ってるから、あたりたくなくてもあたる時もある。自分があてられる
時もあれば、自分があててしまう時もある。レース中のバトルなんだから仕方ないよ
」とのことです。つまりロサ選手にすれば、イン側をぽっかり開けていた本山選手に
スキあり!ということなのでしょう。
もちろんレース中の接触は危険ですから、できる限り避けるべきです。
とはいえ、童夢チームが目指すF1で闘っているドライバーの全員が、ロサ選手の
語るところの<バトル>で鍛えられたドライバーであるのは事実であり、だからこそ
童夢は日本人F1ドライバー育成のために、若手ドライバーとともにF3をも闘いの
場として選んだのですから、それを十分承知の本山選手は負けるわけにはいきません。
さて、幸いマシンにダメージのなかった本山選手は、他車が56秒台のところをひと
り55秒台で周回し、みるみる順位を回復しました。
26周目に再び2番手を取戻したあとも追撃の手を緩めず、39周目には”三度目の正
直”の1コーナーでロサ選手をとらえ、今度こそはイン側を死守してコーナーを立ち
上がり、ついにトップを奪いました。
実はこの時もロサ選手が本山選手に追突したのですが、今度ばかりは本山選手もガ
ンとしてひるまず、逆にロサ選手がフロント・ウイングにダメージを受けたのです。
まさに死闘の45周レースにチェッカーが振られ、本山選手は今季初優勝。3秒遅れ
でロサ選手が2位に、そして1周目のスピンで最後尾にドロップした道上選手が目ざ
ましい追い上げで3位に入賞しました。
◇本山 哲選手のコメント◇
いろんなことがあったけれど、自分なりにほぼ100点の満足できるパーフェクト
なレースでした。ロサ選手に押し出されてコースアウトした時も、絶対にリタイアだ
けはしたくなくて、気を取り直して、諦めないで追い上げたのが結果に繋がったんだ
と思います。 F3に参戦して6年目の初優勝について、勝ったこともですが、自分
の力を出し切れるマシン・体制で今年はレースを出来るということがとても嬉しいで
す。
これからもチームや応援して下さる皆さんに喜んでもらえるよう、精一杯頑張りま
す。
◇松本恵二監督のコメント◇
一時はどうなることかとヒヤヒヤしたが、結果オーライですね。今日の本山は本当
によくやった。
再三ロサ選手の前に出ながら二度も追い越しに失敗し、ロサ選手と接触したのは、
もとはと言えば本山がイン側を空けてしまったから。インベタで立ち上がって、ロサ
選手の鼻先を抑え込んでいればああならなかったハズだ。三度目にはイン側を抑える
ようにしたので成功したけれど、もっと早くそうしないとね。
でもまあ、追い上げて結果的には競り勝ったんだから、素直に褒めてやりたいです
ね。
ウイナーズ・サークルでマシンを下りたロサ選手が差し延べた手を受ける本山選手。
「おめでとう、悪かったな」「わかってるよ」「お前もヤるな」「ああ、そっちこそ」
という無言の会話が、背中をたたきあう二人から聞こえてくるようです。
デ・ラ・ロサ選手、道上選手、今回はエンジントラブルで力を発揮できなかったペ
ーター選手と、ライバル達も虎視眈々とチャンスを窺っています。
シーズンの厳しい闘いは、まだ始まったばかりです。
次戦は二週間後。5月7日、山口県のMINEサーキットで行われます。
ANABUKIレーシング・チーム
1995年 全日本F3選手権シリーズ第3戦 レースレポート
「花も嵐も踏み越えて、本山&童夢チームF3初優勝飾る!!」
大会名:'95 筑波チャレンヂカップレース第2戦
日時・場所:1995年4月23日(予選22日) 筑波サーキット(2.045km)
天候:決勝・曇り(予選・雨→曇り)
気温:25℃
コースコンディション:ドライ
観客数:12,800人(決勝日)
4月23日、茨城県の筑波サーキットで開催された全日本F3選手権シリーズ第3
戦、「'95 筑波チャレンジカップレース第2戦」において、ANABUKIレーシン
グチームの本山 哲選手(ダラーラ395/無限)が45周の決勝レースで大接戦のす
えデ・ラ・ロサ選手を下し、今シーズン一勝目をマークしました。
この勝利は、今季からF3参戦を始めた童夢チームにとって、また6年目のF3挑
戦である本山選手自身にとっても、記念すべき<F3初勝利>です。
<公式予選>
せっかくの初ポールポジションを雨に流されてから二週間。
今度こそ!!の決意を胸に、童夢チームは第3戦の舞台となる筑波サーキットにやっ
てきました。
筑波サーキットは、タイトなコーナーが連続する全長約2kmの低速テクニカル・コ
ースで、二輪レースやアマチュアのツーリングカー・レースが盛んなサーキットです。
直線区間の短いクネクネ曲がったコンパクトなレイアウトは、どちらかというとマ
シンの性能差が出にくい、ドライバーの腕勝負のコースと言えましょう。しかもコー
ス幅が狭いので追い越しポイントもごく限られてきます。
F3000やスポーツカー耐久レースが開催されない筑波サーキットは童夢にとっ
てまさに未踏の地で、レースのためのデータは何ひとつありませんが、だからといっ
てセッティング・ミスは許されません。
何度か道を間違えながらたどり着いた、初めての筑波サーキットの狭さと設備の簡
素さにしばし呆然のスタッフでしたが、マシンを走らせるとなると、迷いなく攻略の
ポイントを見つけ出し、データの有無など関係ないテンポの良さでマシンを仕上げて
いきました。 公式予選一回目は、はじめは降っていた雨がセッション途中にあがっ
たため、コースに散らばっていた全車がタイヤ交換でピットに駆け込む慌ただしいも
のとなりました。
このセッションのトップは緒戦の勝者デ・ラ・ロサ選手で、本山選手は3番手。し
かし天候の回復が見込まれる予選二回目の方が全体的にタイムアップするのは確実で
す。予想通り、第二予選スタート早々に道上龍選手が54秒台を叩き出し、午前の予選
順位は白紙となりました。
道上選手に続いてロサ選手、本山選手が54秒台をマーク。以後も3名はじりじりタ
イムを上げて、なかなか55秒を越えない他の選手を突き放してポールポジションを争
います。 しかし、他の二人に比べると本山選手のタイムがいまひとつ伸びません。
いったんピットに入って左側のタイヤ2本を交換し(右周りコーナーが多く左側タ
イヤの負担が大きいため)、再びコースへ向かってタイム・アタックをしましたが、
本山選手のベスト・タイムは54秒549から動きません。
一方、同じようにタイヤを交換したロサ選手と道上選手はタイムを更新し、結局ポ
ールポジションは54秒301で道上選手。ロサ選手が54秒350で2番手となり
、本山選手は3番手のままで予選を終えました。
全日本F3選手権第3戦 -RIJ- (1995-04-23) Official Race-Results
For All Japan F3 Championship Rd.3 筑波サーキット : (2.045km) 曇り/ドライ
P No. Driver------------- Car-------------------- Lap --GoalTime- -km/h--
1 6 本山 哲 (J) Dallara F395/Mugen 45 42'29.976 129.919
2 7 P.デ・ラ・ロサ (E) Dallara F395/Toyota 45 42'33.216 129.754
3 33 道上 龍 (J) Dallara F395/Toyota 45 42'34.777 129.675
4 8 早田 岳史 (J) Dallara F395/Toyota 45 42'36.866 129.569
5 3 P.ペーター (A) Dallara F395/Opel 45 42'37.162 129.554
6 23 加藤 寛規 (J) Dallara F395/Mugen 45 42'50.563 128.878
7 27 川本 篤 (J) Dallara F395/Toyota 45 43'00.436 128.385
8 9 脇坂 寿一 (J) Dallara F395/Mugen 45 43'25.141 127.168
9 87 大西太一郎 (J) Dallara F395/HKS-Mitsu. 45 43'25.813 127.135
10 38 浅見 武 (J) Dallara F393/Mugen 44 - 1Lap
11 36 篠宮 正 (J) Dallara 44 - 1Lap
12 11 井出 有治 (J) Dallara F393/Mugen 43 - 2Laps (44-1)
13 41 重冨 英和 (J) Tom's 033F/Toyota 43 - 2Laps
14 16 土屋 武士 (J) Dallara F394/Toyota 42 - 3Laps
-------------------------- DNC -------------------------------------------
4 西宮 圭一 (J) Dallara F393/Opel 10 - 35Laps
12 歌川 拓 (J) Dallara F393/Toyota 3 - 42Laps
32 立川 祐路 (J) Dallara F395/Toyota 0 - 45Laps
-------------------------- DSQ -------------------------------------------
5 浅井 亮博 (J) Dallara F393/Opel
**************************************************************************
* #11は統一規則第29条違反により1周減算
# 5は統一規則第29条違反によりレースから除外
情報:竹下恵一郎(JCG00146)/筑波
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第3戦 -RIJ- (1995-04-23) Warmup-Session
For All Japan F3 Championship Rd.3 筑波サーキット : (2.045km) 曇り/ドライ
P No. Driver------------- Car--------------------- Best-LapT Behind -km/h-
1 3 P.ペーター (A) Dallara F395/Opel 55.544 132.544
2 23 加藤 寛規 (J) Dallara F395/Mugen 55.909 0.365 131.678
3 6 本山 哲 (J) Dallara F395/Mugen 56.049 0.505 131.349
4 38J 浅見 武 (J) Dallara F393/Mugen 56.087 0.543 131.260
5 16J 土屋 武士 (J) Dallara F394/Toyota 56.098 0.554 131.235
6 9 脇坂 寿一 (J) Dallara F395/Mugen 56.250 0.706 130.880
7 8 早田 岳史 (J) Dallara F395/Toyota 56.303 0.759 130.757
8 33 道上 龍 (J) Dallara F395/Toyota 56.374 0.830 130.592
9 12J 歌川 拓 (J) Dallara F393/Toyota 56.676 1.132 129.896
10 27 川本 篤 (J) Dallara F395/Toyota 56.679 1.135 129.889
11 11J 井出 有治 (J) Dallara F393/Mugen 56.710 1.166 129.818
12 87 大西太一郎 (J) Dallara F395/HKS-Mitsu. 56.773 1.229 129.674
13 32 立川 祐路 (J) Dallara F395/Toyota 56.825 1.281 129.556
14 36J 篠宮 正 (J) Dallara 57.226 1.682 128.648
15 41J 重冨 英和 (J) Tom's 033F/Toyota 57.352 1.808 128.365
16 5J 浅井 亮博 (J) Dallara F393/Opel 57.933 2.389 127.078
17 4J 西宮 圭一 (J) Dallara F393/Opel 57.976 2.432 126.984
*****************************************************************************
情報:竹下恵一郎(JCB00146)/筑波
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
全日本F3選手権第2戦 -RIJ- (1995-04-22) Qualify-Session
For All Japan F3 Championship Rd.2 筑波サーキット : (2.045km)
P No. Driver------------- Car--------------------- Best-LapT Behind -km/h-
1 33 道上 龍 (J) Dallara F395/Toyota 54.301 135.578
2 7 P.デ・ラ・ロサ (E) Dallara F395/Toyota 54.350 0.049 135.455
3 6 本山 哲 (J) Dallara F395/Mugen 54.549 0.248 134.961
4 23 加藤 寛規 (J) Dallara F395/Mugen 54.681 0.380 134.635
5 3 P.ペーター (A) Dallara F395/Opel 54.690 0.389 134.613
6 8 早田 岳史 (J) Dallara F395/Toyota 54.828 0.527 134.274
7 27 川本 篤 (J) Dallara F395/Toyota 54.886 0.585 134.133
8 4J 西宮 圭一 (J) Dallara F393/Opel 55.188 0.887 133.399
9 9 脇坂 寿一 (J) Dallara F395/Mugen 55.257 0.956 133.232
10 16J 土屋 武士 (J) Dallara F394/Toyota 55.280 0.979 133.177
11 38J 浅見 武 (J) Dallara F393/Mugen 55.352 1.051 133.003
12 12J 歌川 拓 (J) Dallara F393/Toyota 55.508 1.207 132.630
13 87 大西太一郎 (J) Dallara F395/HKS-Mitsu. 55.565 1.264 132.493
14 32 立川 祐路 (J) Dallara F395/Toyota 55.626 1.325 132.348
15 11J 井出 有治 (J) Dallara F393/Mugen 56.045 1.744 131.359
16 5J 浅井 亮博 (J) Dallara F393/Opel 56.214 1.913 130.964
17 36J 篠宮 正 (J) Dallara 56.740 2.439 129.750
18 41J 重冨 英和 (J) Tom's 033F/Toyota 58.210 3.909 126.473
****************************************************************************
* ゼッケンの後の Jマークは Jクラス(選手権対象外)
情報:竹下恵一郎(JCB00146)/筑波
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/14
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 12
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53.*70 石橋義三(GT2クラス優勝)
「路面温度が高くタイヤがつらかったけれど、苦しいのはみんなも同じ、マシンは計
算通りに走っていたためまったく問題なかった。後半は大事をとって200回転だけ
抑えて走っていた。私自身もまったく問題ない。もう1レース走れるくらいだよ!」
54.#40 太田哲也(GT1クラス3位)
「悔しい!! せっかく序盤に築いた貯金を周回遅れに引っかかってなくしちゃった。
カルソニックには抜かれる感じはまったくなかったけど・・・。ピットワークのロス
が恐かったからタイヤ交換も最小限の外側2本だけにしたんだけど・・・。この富士
スピードウェイは1種類しかないギアもマッチしていたし、エンジンも熱の問題が出
なくてチャンスだったのに・・・3レース続けて3位だからね、次のSUGOはこの
ギアレシオとミッションの耐久性が辛いだろうな」
55.#35 近藤真彦(GT1クラス1位)
「今の気分? もう、最高ですよ。体力的には問題ありませんでしたけれど、精神的
にきつかったです。久々の日本のレースで、ル・マンと同じ車に乗ったわけですが、
同じ様で同じでなくて、速い車でアドバンテージはありますが、その分リスクもあっ
たのでピットサイン通りペースを守ることだけ考えて、車と自分を信じて走りました。
チームとアンソニーに感謝しています」
56.#35 A.レイド(GT1クラス1位)
「ドライバー交代もある長距離レースなのでチームワークが大切でエキサイティング
なレースでした。昨日出ていたオーバーステアも解消してマシンは最高でした。スター
トで遅れたのは、フォーメーションラップでタイヤの温度が低下してホイールスピン
してしまったからです。序盤でF40に抜かれたのは遅い車にひっかかったためです。
ドライバー交代したあと近藤選手が良いドライビングをしてくれました。マシンも最
高、チームも最高。ハッピーです」
57.#1 影山正彦(GT1クラス2位)
「スタートはまずまず。いや、24番にやられちゃったからダメか。前に出てからは
ペースを守って走ることだけを心がけたよ。ポルシェ962Cは速いのは当たり前だ
から、無理に追うようなことはしなかった。F40を抜くことが出来たのはラッキー
かな。あとは、後ろとの様子を見ながらのレースだったね」と明るい表情で話した。
次戦はさらにウエイトが増えますね、との問には「もう、やるっきゃないですよ」と
師匠の星野一義の得意のフレーズで締めくくってくれた。
58.*29 KORG KEGANIポルシェ(GT2クラス2位)
「最後のピットインは決めていたことです。あそこまでにリードを築いてという予定
でしたが。もともとパワーのあるマシンではなく、耐久性でここまで来たわけですか
らもう限界ですね。次のSUGOはアップダウンがありますから、これはもう無理で
しょう。着実に走ってGT2のチャンピオンをなんとか取ることを考えていきますよ」
とは、チーム関係者。
59.50kg分銅マークが登場!
みなさんはもう気が付かれただろうか? ハンデウエイトの重量を示す分銅ステッ
カーに50kgマークが登場した。今までお馴染みの10kgマークより二回りほど大き
く、色も赤ととても目立つ。この50kgマークを付けるのは、連勝し60kgのハンデ
を積む*29 KORG KEGANIポルシェだ。50kg以上のハンデを積むマシ
ンは、もう1台#1 カルソニック・スカイラインがあるが、なぜかこちらは10kg
マークを5枚付けている。
60.#27 古谷直広
「コーナーではZやアコム・ポルシェより速いこともあったのですが、ストレートに
出ると簡単に抜かれてしまいました。必要以上にミラーを見なければならないのが辛
かったですね。たたドライでは、ウォームアップ走行がほとんど初走行だったので・
・・・、体力的にはマシンが軽いので楽でしたが、良いトレーニングになりました。
最後はガソリンがなくなったのでペースを落として走りました。チェッカーを受けた
後のBコーナーで止まってしまったのはガス欠でした」
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/14
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 10
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31.F40の富士スピードウェイ攻略法
チーム・タイサンのF40を駆って、打倒スカイラインに燃える太田哲也は、フェ
ラーリF40での富士スピードウェイ攻略のポイントを密かに明かしてくれた。
F40のタイムアップの鍵は、高速コーナーをいかに速く抜けるかということにあ
ります。100R、300R、最終コーナーでどれくらい深くアクセルを踏み込むか
がポイントです。
パッシング・ポイントは、圧倒的なストレートスピードを利したホームストレート、
大パワーを生かしたサントリーコーナー手前、100R出口~ヘアピン進入、300
Rです。
高速コーナーがポイントであるため、100Rや300R、そして最終コーナーで
はドリフト気味でクリアしています。
32.タイヤ交換コンテストレース第3戦
6台のエントリーで行われたタイヤ交換レース第3戦は、2クラス共従来のレコー
ドタイムを破る激しい闘いとなった。今回はオートスポーツ、レーシングオン両誌か
らそれぞれのクラスの優勝チームに5万円ずつ、計20万円の賞金が提供されている。
コンベンショナルホイール・クラスで優勝した*29 KORG KEGANIポ
ルシェは、何と3連勝である。センターロックホイール・クラス優勝も2連勝の#9
acomポルシェRSRとなったため、ハンデを求める声もちらほらと!!
□コンベンショナルホイール・クラス
*29 KORG KEGANIポルシェ 1分10秒98
*12 FKマッシモERC RX7 1分29秒07
□センターロックホイール・クラス
#9 acomポルシェRSR 22秒33
#100ADVAN PORSCHE 22秒64
#40 タイサン スターカードF40 35秒94
*70 外国屋スカイラインGTSーR 30秒98
33.スタート直前(13時30分)
#11 ウォームアップ中にスピン。回転センサーを壊し、スタート前にリタイアを
喫する。
#88 決勝用タイヤが付いていないのでグリッドからピットへ戻され、ピットスタ
ート。
34.13時40分
#12 ピットイン。燃料タンクチェック。7分後ピットアウト。
35.13時44分
#9 ブラックフラッグでピットストップ10秒。
36.13時50分
#14 ピットイン。左ドライブシャフト交換。14時11分ピットアウト。
37.14時00分
*22 ピットイン。ブーストが上がらない。9分後ピットアウト。
#88がスピンのため、一時マーシャルカーがコースに入る。
38.14時10分
ダンロップコーナーで*33がスピン、これに#100と*26が接触。
#100 左フロントを損傷してピットイン。
39.14時15分
*55 ピットイン。ドライバー交代。
#3 ピットイン。外側タイヤと燃料補給。22秒で出る。
*26 フロント破損してピットイン。
40.14時20分
#25 ピットイン。燃料補給とドライバー交代。
#14 ピットイン。14時21分にミッショントラブルでリタイア
#1 ピットイン。タイヤ交換。
#27 燃料補給のみ。
41.14時24分
#2 ピットイン。外側タイヤ交換と燃料補給。
*70 ピットイン。タイヤ交換、燃料補給、ドライバー交代を行いピットアウト。
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/14
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 11
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42.14時25分
#40 ピットイン。ドライバー交代とタイヤ外側交換、燃料補給。40秒でピット
アウト。
#24 ピットイン。ドライバー交代、燃料補給。45秒でピットアウト。
43.14時28分
#32 ピットイン。外側タイヤ交換、燃料補給、ドライバー交代。
44.14時33分
#10 ピットイン。燃料補給。20秒でピットアウト。
45.14時35分
#35 ピットイン。この時点の最上位車。ドライバー交代、燃料補給、タイヤ4本
交換。1分05秒でピットアウト。
46.14時35分
*12 ピットイン。燃料補給。14時36分にピットアウト。
47.14時36分
#9 ピットイン。燃料補給のみでピットアウト。
48.14時41分
#25 ピットイン。タイヤ4本交換。カウルを開けてバケツでラジエターに水をか
ける。14時44分30秒にピットアウト。
49.14時48分
#10 ピットイン。外側タイヤ交換。25秒でピットアウト。
50.14時49分
#25 再びピットイン。オーバーヒートのためリタイア。
51.15時04分
*29 ピットイン。燃料補給、左タイヤに水をかけ、ドライバー交代せずピットア
ウト。*70にGT2トップを明け渡す。
52.15時10分
チェッカー
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/14
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 8
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19.#27 古谷直広
ロッソ・ランチアは2回目の予選の直前にやっと準備がととのい、古谷直広はまだ
濡れているコースにスリックのままで飛び出していった。まったく初めての仕様の
エンジンはミクスチャーが濃過ぎ、セッティングを行っていないサスペンションは
ストレートでの安定性にも欠けていたため常にアクセルをもどしながらの走行となっ
てしまった。しかし、濡れている路面で2分を切れたことにチームは十分に満足し
ているようだ。なぜなら、以前のテストから考えると、ドライでは現在のままでも
10秒は短縮出来ることが確実であるからである。
20.#100 ADVAN PORSCHE
チームクニミツの911ターボは、ポルシェのエンジニアにとっても重要な勉強の
対象となっているようである。44mmのリストリクターを取り付けた時のトルク特性
に合わせたギア比の設定も1から捜しているらしい。そのため、昨夜だけでなく今日
は2度もギアレシオのセッティングが変更されている。
ちなみにレーシングカーであっても、ポルシェのGTカーにはABSが取り付けら
れており、富士スピードウェイでは1コーナー等で大きな威力を発揮するという。
21.ポルシェは'95年には全日本GT選手権専用マシンをデリバリー
ポルシェは、来年の参加を目標に全日本GT選手権のためのスペシャルマシンを準
備しているらしい。ただし、ドイツのファクトリーチームが直接参戦するというわけ
ではなく、あくまでもカスタマーに対してオファーを行い、供給するということであ
るらしい。
ポルシェのカスタマー・サービスを率いる“ユルゲン・バース”は、この日本専用
マシンの準備について明言しており、詳しくは彼が来週日本にやってくる予定である
ため、来日中にこのスペシャル・ウエポンについての相談を受け付けるとのことであ
る。
22.WESTコルベット
コルベットZR-1での参加を計画しているWESTは、マシンが間に合わないた
め、IMSAマシンでの特別参加も検討していたが、元々IMSA仕様はスズカ10
00キロ用に製作されていたマシンであり、こちらも準備不足であるため、今週になっ
て参戦を断念することとなった。
23.ミツビシGTOは第4戦のSUGOから参戦
テスト&サービスでは、9月に行われる第4戦のSUGOからミツビシGTOでの
参戦を計画している。マシンはN1仕様をベースとして、NI仕様のエンジンを新開
発のボデイと組み合わせる予定でいる。SUGOでは実験的な仕様での参戦となるよ
うで、タイヤ幅が拡大される他はシャシーは基本的にN1仕様と変わらない。N1仕
様で1460kgもある車重はアルミ製のボンネットやドアとすることで約100kg軽
量化されるようである。
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/14
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 9
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24.フリー走行
1コーナー出口に#3スカイラインがストップしたため、9時11分に赤旗中断。
左フロント・サスペンションのトラブル
9時25分に再開、9時30分 #11プローバ・ポルシェがストップ
25.#10 飯田章
『まだ開発が始まったばかりのマシンだから、何もかもやることばかりあるんだ。昨
日の予選ではうまくいって1分36秒台が出せたけど、ストレートではやっぱり完全
なGT仕様のマシンにはついて行けないよ。少しアンダーが出るけどバランスはけっ
して悪くないね。決勝レースでは、1分39秒台で走れると思うけど、熱が苦しいか
らね』
26.#27 ロッソ ランチア037GT
燃料のミクスチャーが濃すぎるため、せっかく開発したエンジンの本当に美味しい
上の回転を使えないでいる。インジェクターを1つ殺す等でセッテイング変更を行っ
ている。他のほとんどのマシンが熱に悩まされているのに対して、熱の問題はまった
くない。
27.#14 由良拓也
『昨日の朝に新調してきた6速ミッションを壊してしまったため、従来から使ってい
た5速ミッションに交換しなければならなかったのが残念だよね。2リットルの小さ
な、しかもシングルターボ・エンジンはトルクバンドが信じられないくらい狭いので、
クロスしているミッションが重要だからね。軽くなっても重りを積むことで重心も低
くなっていたわけだし、100kgのダイエットよりもギアの方が大切。昨日はスカイ
ラインに付いて行けるくらいだったから、270キロは出ていたと思うけれど、5速
ミッションでは加速を考えると260キロ以下になってしまうんだ。1分38秒が出
て、37秒、もしかしたら36秒台も見えてきたのに、悔しいよね』
28.#9 acomポルシェRSR
「マシンのバランスは昨日のセッテイングで良くなった。パーフェクトだよ。バラン
スは良いけどエンジンだよ、問題は! パワーがなさすぎる」ウォームアップ後のマ
ウロ・マルティニ談。
29.#35 A.レイド
ウォームアップ走行直後のピットにて。
「(ヘルメットを脱ぎ、額の汗を拭いながら)昨日のオーバーステアが消えてマシン
のフィーリングはよくなった。バランスも昨日よりいいです」
30.#100 北米ポルシェ・エンジニア、アルビン・スプリンガー
「日本に来たのはアドバン・ポルシェのエンジンとマネージメントシステムについて
のアドバイスをすること、それと、このレースでのマシンの情報収集をするためです。
アメリカとこことでは燃料が違うのですが、エンジンについては今のところ全く問題
はありません。このエンジンは44mmのリストリクターで約450馬力出ています。アメ
リカ仕様は50mmのリストリクターで560馬力を発生します。スカイラインGTRはす
ごく良い車だと思いますけど、このポルシェもまだ到着したばかりで、セッティング
も十分できていません。本来の実力を発揮するのはまだまだこれからです。スカイラ
インGTRと競り合うレベルまではいけると思います」
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* JAPAN SPECIAL GT-CUP *
* GT-CUP 250Km レース正式結果表 *
* 1994.08.14 天候 : 晴れ コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
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位 車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
車 名 周回 所要時間 トップ差 km/h ベストタイム
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1 35 GT1 ANTHONY REID (GB) 近藤 真彦 (J)
タイサン スターカード962C 56 1:32'31.383 162.159 1'35.242
2 1 GT1 影山 正彦 (J)
カルソニック スカイライン 56 1:32'55.824 0'24.441 161.449 1'37.242
3 40 GT1 太田 哲也 (J) 鈴木 恵一 (J)
タイサン スターカードF40 56 1:33'14.100 0'42.717 160.921 1'36.648
4 3 GT1 長谷見 昌弘 (J)
ユニシアジェックススカイライン 56 1:33'28.657 0'57.274 160.503 1'37.198
5 24 GT1 袖山 誠一 (J) 山路 慎一 (J)
コクピット 館林 GT‐R 55 1:32'31.702 1 Lap 159.251 1'37.301
6 2 GT1 鈴木 利男 (J)
ZEXEL スカイライン 55 1:32'56.334 1 Lap 158.548 1'37.538
7 9 GT1 MAURO MARTINI (I)
acom ポルシェ RSR 55 1:33'44.307 1 Lap 157.196 1'39.728
8 10 GT1 飯田 章 (J)
ジョンソン スカイライン 55 1:33'46.125 1 Lap 157.145 1'38.826
9 70 GT2 石橋 義三 (J) 水野 文則 (J)
欧州車販売の外国屋スカイライン 52 1:32'50.125 4 Laps 150.058 1'41.707
10 29 GT2 小幡 栄 (J) 上原 秀郎 (J)
KORG KEGANIポルシェ 52 1:33'39.913 4 Laps 148.728 1'44.993
11 55 GT2 林 雅弘 (J) 柏原 浩一 (J)
ハヤシ スポーツ 964 51 1:32'42.281 5 Laps 147.376 1'44.756
12 27 GT1 古谷 直広 (J)
ロッソ ランチア037 ‐MYZ 49 1:34'06.841 7 Laps 139.470 1'50.582
13 32 GT1 大山 茂 (J) 前原 信之 (J)
ORT ランテックスカイライン 47 1:33'06.222 9 Laps 135.222 1'48.113
14 26 GT2 杉山 正典 (J) 黒澤 琢弥 (J)
ナックウェストスカイライン 47 1:34'01.780 9 Laps 133.891 1'43.654
15 12 GT2 福嶌 稔大 (J)
FKマッシモ ERC RX 7 46 1:33'08.505 10 Laps 132.287 1'43.325
16 25 GT1 RICHARD DEAN (GB) 石川 朗 (J)
FEDEX 300ZX‐LM 39 17 Laps 1'39.970
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
100 GT1 高橋 国光 (J) 土屋 圭市 (J)
ADVAN PORSCHE 20 36 Laps 1'36.199
33 GT2 白鳥 哲次 (J) 早川 篤 (J)
ミューズオイルRX‐7 19 37 Laps 1'48.609
14 GT1 服部 尚貴 (J)
CCI あめんぼう シルビア 15 41 Laps 1'39.851
22 GT2 水沼 克夫 (J) 須永 剛 (J)
橋本車体ダンデライオン GTS 10 46 Laps 1'59.234
88 GT1 池沢 さとし (J) 和田 孝夫 (J)
レインX・アート・カウンタック 8 48 Laps 1'44.281
11 GT1 吉本 博雪 (J) 佐野 宏明 (J)
プローバ ポルシェターボ 出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 13:36'43 フィニッシュ 15:09'14.383
参加台数 : 24 台 出走台数 : 21 台 完走台数 : 16 台
-------------------------------------------------------------------------------
ベストタイム No. 35 ( ANTHONY REID ) 1'35.242 30/56 168.959 km/h
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 6
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12.#27 ロッソ・ランチア037GT
フェラーリF40の準備が間に合わないため、2台目として予定していたランチア
037をロッソは先に投入することとなった。この037は、マルク・アレンのドラ
イブでWRCを闘っていたランチアのワークスカーそのものであり、全日本GT選手
権に初登場のスーパーチャージャー付きエンジンは、NGT仕様としてウォーターイ
ンジェクションを外してインタークーラーが取り付けられている。2週間前にシェイ
クダウンを行ったが、その後の作業に時間がかかり、完成したのは今朝である。その
ため、午前中は準備に時間を取られてしまい、午後の予選が本当のシェイクダウンと
なってしまった。
13.全日本GT選手権オフィシャルゲームサプライヤー発表会
全日本GT選手権のオフィシャルゲームサプライヤーとして決定した“金子製作所”
の発表会が、16時10分よりピット上ブリーフィングルームで開催される。
益々活況をていしてきた全日本GT選手権を彼らがどのように料理してくれるか、
ゲームファンは今後要チェックである。
14.#40 太田哲也(GT1:予選2位)
「2回目の予選は、午前中の予選で壊れたタコメーターのチェックのために走りまし
た。軽く流して41秒台だったし、路面温度が低くてもかなりいけることが分かったの
で、かなり手ごたえがありますよ。マシンのフィーリングはすごくいい。午前中にセッ
トアップは終わって、午後は何もいじっていません。タイムにも満足してますよ。明
日は962次第ですけど、富士はF40にとってチャンスなので勝ちたいですね」
15.#1 影山正彦
予選2回目走行せず。
「午前中はセッティングも兼ねて走りましたけれど、マシンのフィーリングはかなり
いいです。F40の速さは予想していた通りで、特に作戦も対策もありません。マシ
ンは4駆でかなり仕上がっているので、あとは自分達のペースでレースをするだけで
す。目標はもちろん優勝です。ウエイトハンデはカウンターパンチというよりもボデ
ィーブローなんですよ。予選の一発よりも決勝で徐々に効いてくる。ブレーキ、タイ
アなどにじわじわと負担がかかってくるんですよ」
16.*26 ナックウエストスカイライン(GT2:予選1位)
7月31日の全日本F3000選手権第5戦で、F3000初優勝を飾った黒澤琢
弥がナックウエストの強力助っ人ドライバーとしてGTに初登場した。その実力を存
分に発揮して、GT2クラスの予選トップをゲットした。黒澤は「このチームには、
まだ駆け出しの頃に本当にお世話になったんです。オーナーの杉山さんが1人で走る
のが大変だというので、恩返ししたくて駆けつけたんです。マシンはチームのみんな
が突貫で造ったんですが、結構良く仕上がっています。実を言うと、僕は今日始めて
この車に乗ったんですよ。それでタイムが出せたんだから分かるでしょう。明日は、
ファーストドライバーが疲れたって言ったら、少しだけ走りますよ」
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 7
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17.#3 ユニシアジェックススカイライン(GT1:予選3位)
午後の予選の最後の最後にタイムアップした長谷見昌弘。予選前に突然降り出した
雨は止んだものの、路面はまだウエット状態だった。その中でこのタイムは賞賛に値
するものだろう。長谷見は「午前で思うようなタイムが出せなかったので、状況が良
ければ行こうと思っていたんだ。でも、ぎりぎりだったね。まだ、1コーナーやダン
ロップコーナーは濡れていて、とても滑りやすくて恐かったくらいだ。でも、マシン
はかなり良くなってきてるからね。この前の十勝24時間で勝ったことで耐久性も含
め、だいぶ良い方向に来てるから第1戦の時とは大違いだよ。決勝のスタートは4W
Dが行くだろうけど、スカイライン勢は激戦になるだろう。F40に追いつくのは大
変かもしれないけど、チームの総合力では自信があるから、最後に1番前になればい
いんじゃない」と、まあ満足そうな表情だった。
18.#35 青木徹治チーフメカ談
「正直言ってもっと詰めればタイムはもっと出ると思うんですけど、足が折れちゃう
から・・・。アームが一番心配なんですよ。昔はダウンフォースで1トンとか言われ
ていましたけど、それよりウエイトの300kgの方が危ないと思いますよ。ドライバー
が高速コーナーですごく恐いって言っています。それと特に100Rは危険ですね。リ
ストリクター付けてブーストを思いきり下げたらおもしろいことに中間トルクが上がっ
たんです。ドライバーが乗りやすくなったって言ってます。明日はだいじに行くだけ
です。完走すれば勝てると思いますから。作戦? さあ・・・ただマッチが期待して
いた以上に速いんで2人の走行距離が変わるかもしれません」
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 4
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4.#14 CCIあめんぼうシルビア
レギュレーションの改訂により、最低重量が100kg軽くなったシルビア。早速、
ムーンクラフトではマシンの軽量化を行った。まずボンネットをカーボンで製作。あ
わせて、ボンネット上のエンジンへの空気取り入れのスリットをメッシュタイプに変
更した。このほか、各所を軽量化してトータルで70kg軽くなった。昨日のテスト走
行では、目標タイムの1分38秒後半をクリア。由良監督はまずまずの成果だと語った。
5.#11プローバ ポルシェターボ
エンジンに絶対的な自信をもってシリーズ参戦を決定したプローバは、昨日の走行
から燃料系のパーコレーションに悩まされて満足な走行を行うことが出来なかった。
燃料ポンプの容量と位置、さらにラインに問題があるため、燃圧が上がらないことか
らくるトラブルであり、サーキットですぐに解決することは出来ないようだ。取り合
えずポンプをもう一つ追加して午後の予選を走る予定。
サスペンションにも堅さとストロークの問題があり、今回は間に合わせの対策は施
して走るしかない。第4戦SUGOまでには、燃料系を総交換する他、ショックをビ
ルシュタインからコニに変更して万全を期して参加することになるだろう。
6.#24 コクピット 館林GTR
レーシングチーム中春は、この第3戦を前にマシンをかなり改良してきた。ドライ
バーの山路慎一は、「前回の富士ではドライバーが2人とも4WDは始めてだったか
ら、セットアップもドタバタしたけれど、今回はもう大丈夫です。マシンは足回り、
エンジンともに手を入れたんです。前戦よりグッと良くなりました。F40には、ち
ょっと届かないけど他のスカイライン勢には負けないように、上位入賞を目指します
よ」と明るい笑顔で語った。
7.#25 R.ディーン
「1回目の予選でベストタイムを出した時はエンジンにミスファイアーが出ていたん
だ。あれがなければ1分38秒台は行っていたと思う。エンジンのピックアップは良い
し、加速も悪くないけどストレートではもう少しパワーが欲しいと感じるね。ウィン
グはないけどスローコーナーの進入ではグリップが強すぎる程だよ。ただ、高速コー
ナーではやはりウィングがあった方が良いと感じるけど」
8.#2 ZEXELスカイライン
昨日から300Rや最終コーナーといった高速コーナーでのオーバーステアに悩ま
されている#2ZEXELは、セッテイングが進んだためトラクションを回復しつつ
ある。最終コーナーでのトラクションが確保されなければ、1・6キロのストレート
でスピードを乗せることが出来ないためタイムの伸び悩んでしまう。気温が安定して
いるため、午後の予選ではバンパーに開けられたクーリングダクトの一部を塞いでド
ラックを減らしてタイムアタックする予定。
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 5
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9.#100ADVAN PORSCHE
チームクニミツの911ターボは、僅か1週間前に日本に到着した。そのため、今
回が事実上のシェイクダウンであり、サスペンションは柔らか過ぎ、ギアも合わない。
昨夜に続いて今日もギアレシオ交換を急いで行うこととなった。
10.#10 Johnson SKYLINE
昨日がシェイクダウンであったにも関わらず、1回目の予選で6位に入る健闘を見
せた飯田章の駆るJohnson SKYLINE。エンジンはN1仕様、サスペンション
はグループAのものを流用している。車重はまだ1260kgと軽量化の余地はあるが、ス
チール製のドアやエキゾーストパイプの材質を変更することによってあと20~30kgは
軽くできるとのこと。タイヤハウスに沿って張り出したフェンダーはその他のGT-
R勢とは違う形状だが「GTカーは他と違っていた方がおもしろいと思って」(吉田
清一チーム監督談)の選択。空力的にも問題はないという。
リストリクターの要求されないN1仕様エンジンであるため、予選でブースト圧を
上げた時の効果がそのまま現れることも速さの原因となっている。
11.キャラウェイ・コルベットがSUGO、MINEに参戦!!
今年のルマン24時間レースでGT2クラスのポールポジションを獲得し、今月末
のスズカ1000キロにもやってくる“キャラウェイ・スーパー・ナチュラル・コル
ベット”チームが、'94全日本GT選手権の後半の2戦に参加することとなるかもし
れない。
キャラウェイではスズカの後、11月の中国の“ツーハイ”のGTレースにも参加
する予定でいるが、その間に行われる全日本GT選手権の2レースへの参加を彼らは
希望している。
マシンは、ルマンを走ったオリジナル・ボディに6.2リットルV8を搭載したコ
ルベットそのものであり、車重を除いては日本のNGTレギュレーションにほとんど
当てはまるマシンであるため、全日本GT選手権においてもその速さは変わらないこ
とだろう。
ドライバーには、ルマンでポールタイムを記録した“ボリス・サイドIII世”と日本
でもおなじみの若手が予定されているようだ。
機材、ライセンス、資金等の問題があるため、日本のレーシングチームとのジョイ
ントを彼らは望んでいるようだ。
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* JAPAN SPECIAL GT-CUP *
* GT-CUP 250Km 公式予選正式結果表 *
* 1994.08.13 天候 : 晴れ & 曇りコース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
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位車番クラス ドライバー 1 ドライバー 2
形 式 車 名 ベストラップ 周 km/h
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1 35 GT1ANTHONY REID (GB) 近藤 真彦 (J)
962C/935-83 タイサン スターカード962C R1'32.732 15 173.532
2 40 GT1太田 哲也 (J) 鈴木 恵一 (J)
フェラーリF40/F120A タイサン スターカードF40 1'35.205 20 169.025
3 3 GT1長谷見 昌弘 (J)
BNR32/RB26DETT ユニシアジェックススカイライン 1'35.964 22 167.688
4 1 GT1影山 正彦 (J)
BNR32/RB26DETT カルソニック スカイライン 1'35.976 8 167.667
5 24 GT1袖山 誠一 (J) 山路 慎一 (J)
BNR32/RB26DETT コクピット 館林 GT‐R 1'36.578 32 166.622
6 10 GT1飯田 章 (J)
BNR32/RB26DETT ジョンソン スカイライン 1'36.591 21 166.599
7 2 GT1鈴木 利男 (J)
BNR32/RB26DETT ZEXEL スカイライン 1'36.712 27 166.391
8100 GT1高橋 国光 (J) 土屋 圭市 (J)
RSRターボ/M64-50S ADVAN PORSCHE 1'37.755 12 164.616
9 14 GT1服部 尚貴 (J)
PS13/SR20DET CCI あめんぼう シルビア 1'38.179 7 163.905
10 9 GT1MAURO MARTINI (I)
RSR3.8/M64-04 acom ポルシェ RSR 1'38.795 21 162.883
11 25 GT1RICHARD DEAN (GB) 石川 朗 (J)
Z32/VG30DETT FEDEX 300ZX‐LM 1'40.089 21 160.777
12 26 GT2杉山 正典 (J) 黒澤 琢弥 (J)
DR30/FJ20DET ナックウェストスカイライン 1'40.544 29 160.049
13 12 GT2福嶌 稔大 (J)
FC3S/13B FKマッシモ ERC RX 7 1'41.585 15 158.409
14 70 GT2石橋 義三 (J) 水野 文則 (J)
HR31/RB20DET 欧州車販売の外国屋スカイライン 1'42.476 24 157.032
15 55 GT2林 雅弘 (J) 柏原 浩一 (J)
カレラ964A/M64-03 ハヤシ スポーツ 964 1'43.377 32 155.663
16 29 GT2小幡 栄 (J) 上原 秀郎 (J)
カレラ964A/M64-03 KORG KEGANIポルシェ 1'44.107 31 154.572
17 33 GT2白鳥 哲次 (J) 早川 篤 (J)
FC3S/13B ミューズオイルRX‐7 1'44.858 28 153.465
18 88 GT1池沢 さとし (J) 和田 孝夫 (J)
ZA9C/L507V4 レインX・アート・カウンタック 1'42.807 10 156.526
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19 11 GT1吉本 博雪 (J) 佐野 宏明 (J)
964T/61M プローバ ポルシェターボ 1'44.761 8 153.607
20 32 GT1大山 茂 (J) 前原 信之 (J)
BNR32/RB26DETT ORT ランテックスカイライン 1'47.445 24 149.770
21 27 GT1古谷 直広 (J)
ランチア037 ロッソ ランチア037 ‐MYZ 1'58.324 4 135.999
22 22 GT2水沼 克夫 (J) 須永 剛 (J)
R32/RB20DET 橋本車体ダンデライオン GTS 1'59.887 17 134.226
99 GT1DAN FUJISAWA (J)
SW20/3SGT スリーテックMR 2 0
18 GT1
コルベットZR1/LT1 WEST コルベット ZR1 0
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'R'マークの車は,コースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは 1'33.923
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計時委員長 五味久男
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 3
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6.#9 マウロ・マルティニ
「100kg以上も軽くなっているけど、ウエイトをフロントから取り去っているのでマ
シンのバランスが変わってしまった。コーナーでフロントが跳ねるんだ。軽くなった
分、多少パワーアップした感じはあるけど、セッティングがまだ煮詰まっていないの
で、まだまだ・・・。予選は11~13位くらいだと思う。レースは完走して5位か6位に
入れればハッピーさ」
7.#25石川 朗
モデルチェンジを行ったチームルマンの300ZXは、木曜と金曜1回目の走行は配
線のエラーから満足な走行を行うことが出来なかった。対策を施して臨んだ午後のフ
リープラクティスでは、ターボのブーストパイプが抜けてしまいダンロップコーナーで
ストップしてしまう等ニューマシンらしいトラブルに見舞われてしまった。
マシン自体は操縦性が大幅にアップしてバランスも良いが、ストレートスピードがの
びないため、今回は1.6kmのストレート勝負を考えてリアウイングを取り外して闘う。
石川朗によると、『300Rはちょっと恐いくらい、最終コーナーはもっと恐い』と
いう。
8.*29 KORG KEGANIポルシェ
GT2クラスをリードする小幡/上原組は60kgのウエイトハンデが相当こたえている
様子。「富士スピードウェイで1.5秒は違ってしまう。何しろ重い。ブレーキは効かな
いし、コーナーの立ち上がりでは加速しない。それにダンロップ・コーナーの立ち上が
り、ヘアピン、100Rなどはもう手首が痛くなったよ」と小幡選手言うことを聞かない
マシンを押さえつけるだけでも大変だという。「シリーズ後半はさらにウエイト・ハン
デが影響するコースだけど、またウエイトをもらうとしても、ここで勝ってポイントで
差を付けておきたいね。元のJSSやグループAカーと比べれば、ポルシェ・カップ
カーは速さでは負ける。でも信頼性の高さが強み。それとポルシェ・カレラカップカー
の中ではCOXが技を持っているので一番だと思うよ」とも語っていた。
9.#35 アンソニー・レイド
「ル・マンに参加した経験をもとに、ポルシェ本社からアドバイスを受けてHKSが新
しい電子制御ターボコントローラーを制作したんだ。これでタービンのスピードはかな
り低くなったので、第1戦の時のようなトラブルは起こらないハズだ。今回はポルシェ
962に乗るけど次はまたフェラーリなんだ。フェラーリはタイヤも細いし、ダウンフ
ォースも小さいのでドライビングはポルシェよりハードだよ。でも、F40も速くなっ
てきているので、木曜日に乗った時のぼくのタイムはともに1分35秒台で変わらなか
った」
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 3
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10.#9 acomポルシェRSR
150kgのダイエットが可能となったため戦闘力の大幅アップが期待されていたノ
バのポルシェRSRではあったが、テールヘビーのポルシェ911の重量配分をこれ
まで少なからず改善していたウエイトを取り除いたため、ハンドリングが変わってし
まった。
木曜の夜にリアウイングを高い位置に移動しリアのダウンフォースをアップして、
オーバーステアを少しでも改善することを試みたが解決することは出来ず、金曜も高
速コーナーでオーバーステアが出たため十分なトラクションを得ることが出来ずに、
ダンロップコーナーからの立ち上がりでは、バランスの良いカレラカップカーを抜く
のに苦労するほどであった。
しかし、150kgもの軽量化がまったく無意味というわけではなく、ギア比が変わっ
ているため純粋には比較出来ないが、ストレート・エンドではこれまでよりも約100
回転分速くなっている。
金曜の走行後、サスペンション設定を再び見直して予選に臨むこととなった。
12.#9 acomポルシェRSRポルシェ
規定の変更により150kgの軽量化が可能となったが、タイヤの太さがエンジン・
パワーを食ってしまい、ストレートスピードが不足しタイムも伸び悩んでいる。
13.#14 服部尚貴
ノバの911RSRと同様に大幅な軽量化が可能となったムーンクラフト・シルビ
アであったが、100kgのウエイトを外してしまったらバランスが崩れてしまい、金
曜にはセッティングをやり直すこととなってしまった。
14.#35 アンソニー・レイド
「ミスター近藤は2年前にF3に乗っていた時から知っている。彼は良いドライバー
だよ。あれから経験も積んでいるし、信頼している。それに木曜日に走ったときのタ
イムはボクとほとんど変わらなかったんだ」
15.決勝用タイヤ抽選
午前10時半から決勝で使用するタイヤを決める抽選会が行われた。各チームの代
表者が見守る中、技術副委員長の田代氏によりタイヤ番号の抽選が行われ、次のよう
に使用するタイヤが決定された。2セット使用のチームは、前右1、前左1、後右2、
後左2。3セット使用のチームは、前右3、前左1、後右2、後左2。決勝用と指定
されたタイヤは15番ピットに集められ、オフィシャルによって確認の後にシャッター
を閉められ旋錠された。この鍵が開かれるのは、明日のフリー走行終了後となる。
14.#40 太田哲也
「前回に比べてコーナーが速くなった。特に最終コーナーで踏んで行けるようになっ
た。ストレートもそこそこ速いし、コーナーでも速くなったので今回は行けるかもし
れない」
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 1
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1.シリーズポイント
#GT1クラス
◆チーム ◆ドライバー
エントラント ポイント ドライバー ポイント
1 #1 ホシノレーシング 35 1 影山正彦 35
2 #3 ハセミ・モータースポーツ 26 2 長谷見昌弘 26
3 #24 RACING TEAM 中春 25 3 山路慎一 25
4 #40 TEAM TAISAN 24 4 袖山誠一 25
5 #14 MOON CRAFT 11 5 太田哲也 24
6 #10 Johnson NISMO RACING 8 6 アンソニー.レイド 12
7 #9 ACOM RACING TEAM NOVA 8 7 鈴木恵一 12
8 #2 TEAM ZEXEL 6 8 服部尚貴 11
9 #5 BLITZ RACING TEAM 4 9 大井貴之 11
10 #88 KEN WOLF with TERAI ENG 3 10 山田英二 8
11 #25 Team Le Mans 2 11 飯田章 8
12 マウロ.マルティニ 8
13 鈴木利男 6
14 福山英朗 4
15 和田孝夫 3
16 池沢さとし 3
17 石川朗 2
18 影山正美 2
*GT2クラス
◆チーム ◆ドライバー
エントラント ポイント ドライバー ポイント
1 *29 KEGANI RACING 40 1 小幡 栄 40
2 *70 石橋義三 27 2 上原秀郎 40
3 *12 スクーデリア 15 3 石橋義三 27
4 *11 吉本博雪 12 4 川崎哲哉 15
5 *33 アムゼレーシングチーム 10 5 青柳裕易 15
6 水野文則 12
7 吉本博雪 12
8 林雅弘 12
9 早川篤 10
10 白鳥哲次 10
'94全日本GT選手権
Rd.3 富士スピードウェイ Date 8/13
8月13~14日
GT インサイド・レポート No. 2
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2.現在のハンデウエイト
#GT1クラス
マシン ハンデウエイト
#1 カルソニック・スカイライン 50kg
#3 ユニシアジェックススカイライン 30kg
#40 タイサン ADVAN F40 20kg
#24 コクピット 館林GTR 10kg
*GT2クラス
マシン ハンデウエイト
*29 KORG KEGANI ポルシェ 30kg
3.レギュレーション改訂 戦力分布図に異変が!!
全日本GT選手権の大きな特徴に柔軟なレギュレーションの対応があり、安全性の問
題や参加車間で明らかな戦力差が見られた場合には、シーズン中であってもレギュレー
ションを適切に変更することを約束している。これまでの2レースで現在のレギュレー
ションでの各車の戦闘力が明らかとなったため、各車の戦闘力の均衡化を狙って車両重
量の規定を新たにより細かく設定することとなった。
*新最低重量規定
2バルブ : マルチバルブ
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4000cc以下: 4000cc以上 :3500cc以下: 3500cc以上
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GT1:1050kg : 1150kg :1100kg: 1200kg
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GT2: 1050kg