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1998年5月

N1耐久シリーズ

SUZUKA N1-500km:N1総合予選

スーパー耐久シリーズ’98第3戦                   98-05-17
SUZUKA SUPER N1-500km         WEATHER  : CLOUDY
スーパー耐久                     総合正式結果表       COURSE   : WET
                                                   国際レーシングコース
Pos. No. Cls.  A Driver        B Driver         Type              Time
--------------------------------------------------------------------------
 1  32 クラス1  1 横島  久       竹内 浩典         ニッサン・スカイラインGT-R   2'17.168
               2'17.168 (   3 ) 2'25.656 (   7 )
 2   1 クラス1  2 粕谷 俊二       見崎 清志        ニッサン・スカイラインGT-R   2'17.605
               2'17.605 (   6 ) 2'26.758 (  14 )
 3  23 クラス1  3 福山 英朗       木下 隆之        ニッサン・スカイラインGT-R   2'20.004
               2'20.004 (   6 ) 2'24.002 (   6 )
 4  11 クラス2  1 中谷 明彦       小幡  栄         三菱ランサーエボⅤ     2'22.702
               2'22.702 (   3 ) 2'29.355 (   5 )
 5  37 クラス2  2 山路 慎一       藤田 隆之        トヨタ・セリカ GT-Four   2'24.295
               2'24.295 (   4 ) 2'27.340 (   6 )
 6  36 クラス2  3 村尾 真吾       セバスチャン・マルティーノ   トヨタ・セリカ GT-Four   2'24.603
               2'24.603 (   4 ) 2'28.294 (   8 )
 7  33 クラス2  4 村松 康生       三好 正己        ミツビシ・ランサーエボⅤ   2'24.797
               2'24.797 (  12 ) 2'30.764 (   7 )
 8  20 クラス2  5 伊藤 勝一       細野 智行        ミツビシ・ランサーエボⅤ   2'24.964
               2'31.991 (   7 ) 2'24.964 (  11 )
 9  38 クラス2  6 雨宮 栄城       鈴木  学         トヨタ・セリカ           2'25.170
               2'25.170 (   7 ) 2'32.281 (   3 )
10   2 クラス2  7 清水 和夫       渋谷  勉         スバル・インプレッサ      2'25.677
               2'27.832 (  10 ) 2'25.677 (   7 )
11  27 クラス2  8 牧口 規雄       志村  久         BMW M3            2'26.428
               2'26.428 (   4 ) 2'35.159 (   9 )
12  31 クラス2  9 小林 正吾       竹添 謙枝        ニッサン・シルビア        2'27.543
               2'27.543 (  10 ) 2'32.556 (  12 )
13  77 クラス4  1 山本 泰吉       辻本  聡         ホンダ・シビック R      2'28.366
               2'34.800 (   5 ) 2'28.366 (   4 )
14   4 クラス3  1 山野 哲也       西   翼          ホンダ・インテグラ R     2'28.422
               2'28.422 (  10 ) 2'33.341 (   6 )
15  52 クラス4  2 西垣内 正義     渡辺  明         ニッサン・パルサー        2'28.702
               2'28.702 (   5 ) 2'33.544 (   6 )
16  17 クラス2 10 萩原 英明       内田 政宏        スバル・インプレッサ      2'29.800
               2'29.800 (   5 ) 2'35.204 (   7 )
17   9 クラス2 11 保田  薫       関口  智音        マツダ・RX7          2'30.118
               2'30.118 (   5 ) 2'33.870 (   6 )
18  87 クラス4  3 桂  伸一       菊地  靖          ニッサン・パルサー        2'30.244
               2'36.468 (   3 ) 2'30.244 (   5 )
19   7 クラス3  2 元谷 宏大       黒木 健次        ホンダ・プレリュード     2'30.665
               2'36.622 (   9 ) 2'30.665 (   5 )
20  60 クラス4  4 赤尾 文夫       鈴木 恵一        ホンダ・シビック        2'30.734
               2'40.858 (   8 ) 2'30.734 (   6 )
21  29 クラス3  3 中谷 誠志       大橋 正澄        ホンダ・インテグラ R     2'31.025
               2'31.025 (  12 ) 2'34.553 (   3 )
22  39 クラス3  4 井田 雅彦       磯田 尚孝        ホンダ・インテグラ R     2'31.088
               2'33.730 (   8 ) 2'31.088 (   9 )
23  91 クラス4  5 阪口 良平       兼子 謙一        ホンダ・シビック        2'31.178
               2'35.651 (   3 ) 2'31.178 (   9 )
24  54 クラス4  6 山内 伸弥       浅見  武         ホンダ・シビック R      2'31.235
               2'38.563 (   4 ) 2'31.235 (  13 )
25  76 クラス4  7 佐藤 久実       吉田 寿博        ホンダ・シビック R      2'31.285
               2'37.708 (   8 ) 2'31.285 (   7 )
26  55 クラス4  8 福田 ヨシノブ      萬雲 恒明        ホンダ・シビック        2'31.292
               2'31.292 (   9 ) 2'37.312 (   3 )
27  73 クラス4  9 前嶋 秀司       中村  旬         ホンダ・シビック        2'31.411
               2'31.411 (  13 ) 2'33.108 (   9 )
28   6 クラス2 12 冨桝 朋広       柳生 治男        ミツビシ・ランサーエボⅣ   2'32.258
               2'32.258 (  12 ) 2'37.637 (   8 )
29  93 クラス4 10 山本 弘幸       長野 賢也        ホンダ・シビック        2'32.312
               2'32.619 (  16 ) 2'32.312 (   9 )
30  49 クラス2 13 新谷 栄章       西川 正明        ニッサン・シルビア        2'32.590
               2'32.590 (  12 ) 2'34.507 (  12 )
31  71 クラス4 11 関根 基司       山梨 順一        ニッサン・パルサー        2'32.608
               2'32.608 (   8 ) 2'39.005 (   2 )
32  28 クラス3  5 佐藤 清治       佐藤  淳         ホンダ・インテグラ R     2'33.613
               2'33.613 (  12 ) 2'36.440 (   3 )
33  78 クラス4 12 丸山  浩       宮城  光          ホンダ・シビック R      2'34.059
               2'34.059 (  15 ) 2'34.682 (  15 )
34  67 クラス4 13 三好 孝志       大野 尊久        トヨタ・カローラレビン      2'34.421
               2'40.365 (   7 ) 2'34.421 (   8 )
35  21 クラス3  6 福岡 博人       能城 重之        トヨタ・MR2           2'39.810
               2'39.810 (  12 ) 2'42.429 (  11 )
36  16 クラス3  7 中村  仁       松浦 俊之         トヨタ・セリカ           2'36.134
               2'36.134 (   8 ) 3'57.312 (   2 )
37  48 クラス2 14 大橋 昌樹       近田 直人        ミツビシ・ランサーエボⅣ   2'39.688
               2'39.688 (  12 ) 2'45.510 (   6 )
38  35 クラス2 15 青砥 浩史       袖山 誠一        トヨタ・MR2           2'47.903
               2'47.903 (   6 ) 2'54.207 (   3 )
39  43 クラス1  4 山田 英二       青木 孝行        ニッサン・スカイラインGT-R  13'33.335
              13'33.335 (   2 )          (   0 )

1回目 予選通過基準タイム ( 総合 130 % ) 2'59.737
1回目 クラス別予選通過基準タイム
                   ( Class クラス1  110 % ) 2'32.085
                   ( Class クラス2  110 % ) 2'38.253
                   ( Class クラス3  110 % ) 2'45.041
                   ( Class クラス4  110 % ) 2'44.014

 2回目 予選通過基準タイム ( 総合 130 % ) 3'09.114
 2回目 クラス別予選通過基準タイム
                ( Class クラス1  110 % ) 2'40.019
                ( Class クラス2  110 % ) 2'42.604
                ( Class クラス3  110 % ) 2'49.261
                ( Class クラス4  110 % ) 2'48.287

No.16.48.35.43  スーパー耐久シリーズ’98シリーズ規則第6条
                            (7)により、審査委員会は決勝スタートを認めた。

                          提供:鈴鹿サーキットランド

N1耐久シリーズ

SUZUKA N1-500km:Cドライバー フリー走行

スーパー耐久シリーズ’98第3戦                          98-05-17  
SUZUKA SUPER N1-500km                WEATHER  : Rain
スーパー耐久     Cドライバー フリー走行結果表              COURSE   : Wet
                                                        国際レーシングコース
Pos. No. Cls. C Driver    Type             Time                        Team
----------------------------------------------------------------------------

:以下基準タイム不足
1  20 クラス2 1 小川 日出生  ミツビシ・ランサーエボⅤ  2'45.870          RSオガワADVANランサー
2   7 クラス3 1 檜井 保孝    ホンダ・プレリュード    2'49.609 とうようぐるーぷ プレリュード
3  93 クラス4 1 中嶋 廣高    ホンダ・シビック       2'51.739               Kamy CIVIC
4  17 クラス2 2 小林  聖     スバル・インプレッサ     2'51.818     渡辺モータース商会インプレッサ
5  67 クラス4 2 輿水 敏明    トヨタ・カローラレビン     3'02.387         寿WGTファルケンWmレビン
6  21 クラス3 2 島崎 三樹彦  トヨタ・MR2          3'05.057             オートアゼックスMR2
7  35 クラス2 3 姫野 聖也    トヨタ・MR2          3'13.274          KテックDL・WMトムスMR2
8  48 クラス2 4 佐藤 理之    ミツビシ・ランサーエボⅣ  3'27.737       8020ネクサス服部μコスモス
9  31 クラス2 5 竹添 謙枝    ニッサン・シルビア       出走せず       アーキスダンロップBPシルビア

クラス別基準タイム
                   ( Class クラス1  110 % ) 2'32.085
                   ( Class クラス2  110 % ) 2'38.253
                   ( Class クラス3  110 % ) 2'45.041
                   ( Class クラス4  110 % ) 2'44.014
 
                         提供:鈴鹿サーキットランド 

Japanese F3

JF3-Rd3:美祢F3予選結果

全日本F3選手権第3戦 美祢 -RIJ- (1998-05-16) Qualifying-Session
For 1998 All Japan F3 Championship Rd.3 美祢サーキット(J) : 3.239km

 P No. Driver----------- Car---------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
 1   2 加藤 寛規     (J) Dallara F398/Toda-Honda    1'38.783         118.041
 2   1 P.ダンブレック(GB)Dallara F398/Tom's-Toyota  1'39.326   0.543 117.395
 3  55 金石 年弘     (J) Dallara F398/Mugen-Honda   1'39.349   0.566 117.368
 4   5 高木 真一     (J) Dallara F397/Tom's-Toyota  1'39.376   0.593 117.336
 5   9 谷川 達也     (J) Dallara F397/Tom's-Toyota  1'39.594   0.811 117.079
 6  64 松田 次生     (J) Dallara F397/Mugen-Honda   1'39.596   0.813 117.077
 7   4 R.ヴィルタネン(SF)Dallara F398/Torii-Toyota  1'39.628   0.845 117.039
 8  25 長島 正興     (J) Dallara F397/Tom's-Toyota  1'39.786   1.003 116.854
 9   7 舘  信吾      (J) Dallara F398/Tom's-Toyota  1'39.850   1.067 116.779
10  77 伊藤 大輔     (J) Dallara F397/Toda-Honda    1'39.902   1.119 116.718
11   6 松浦 佑亮     (J) Dallara F398/Mugen-Honda   1'40.507   1.724 116.016
12   8 藤原 靖久     (J) Dallara F398/Tom's-Toyota  1'40.641   1.858 115.861
13  16 R.デルフラー (RA) Dallara F397/Torii-Toyota  1'40.647   1.864 115.854
14  38 平野  功      (J) Dallara F398/Torii-Toyota  1'40.681   1.898 115.815
15  15 歌川  拓      (J) Dallara F396/Torii-Toyota  1'40.958   2.175 115.498
16  17 黒沢 治樹     (J) Dallara F397/Toda-Honda    1'41.000   2.217 115.450
17  33 井出 有司     (J) Dallara F396/Tom's-Toyota  1'41.360   2.577 115.039
18  39 水谷 竜也     (J) Dallara F395/Torii-Toyota  1'41.587   2.804 114.782
19  51 清水  剛      (J) Dallara F397/HKS-三菱      1'42.030   3.247 114.284
20  53 五味 康隆     (J) Martini MK73/Tom's-Toyota  1'42.070   3.287 114.239
21  18 密山 祥吾     (J) Dallara F397/HKS-三菱      1'42.353   3.570 113.923
22  27 三沢 伸輔     (J) Dallara F395/HKS-三菱      1'42.426   3.643 113.842
23  24 蔵本 信之     (J) Dallara F395/HKS-三菱      1'43.786   5.003 112.350
****************************************************************************

                提供:美祢サーキット
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Japan Touring Car Championship

'98JTCCドライバーズポイント表( 3/13戦)

                                                               (第3戦まで)

                   4/05  5/10     5/24     6/21     7/26     8/16    11/08
               富 富 富 茂 茂 菅 菅 菅 鈴 鈴 鈴 美 美 美 T T T 富 富 富 有
                                                                           効
               士 士 士 木 木 生 生 生 鹿 鹿 鹿 祢 祢 祢 I I I 士 士 士 P
Po-No-Driver--- Q- 1- 2- Q- 3- Q- 4- 5- Q- 6- 7- Q- 8- 9- Q-10-11- Q-16-17---
 1 37 関谷 正徳 9  3  9  9  9                                              39
 2 38 立川 祐路 8  4  8  6  8                                              34
 3 24 土屋 武士 6  9  6  5  7                                              33
 4 19 金石 勝智10  R 10  8  4                                              32
 5 39 竹内 浩典 7 10  5  4  6                                              32
 6 36 K.バート   5  5  7  7  5                                              29
 7 25 土屋 圭市 3  8  3  2  3                                              19
 8 68 R.デルフラー 2  7  R  3  2                                              14
 9 11 谷川 達也 4  6  4  -  -                                              14
10 66 松田 秀士 1  2  2  -  -                                               5
11 66 S.マルティノ  -  -  -  1  1                                               2
*****************************************************************************
* Q=予選  R=リタイア
* 各レース、各予選で、参加台数と同数のポイントを上位から配点
* ( )内は有効ポイト外
* 全13戦のうち9戦まで(全レースの70%,小数点以下四捨五入)の有効ポイン
  ト制
* 第 12/13 仙台、第 14/15 十勝は、開催中止
* 同点の順位は暫定
 
 
                                       ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////

Japan Touring Car Championship

JTCC_Rd.3:もてぎ決勝結果

全日本ツーリングカー選手権第3戦  MOTEGI SUPER TOURING CAR RACE
決勝結果表
1998.05.10    天候:曇り  コース:ドライ      ツインリンクもてぎ西コース

P  No.Driver            車     名                 Lap  Time      Delay
-------------------------------------------------------------------------------
 1 37 関谷 正徳 (J)     ESSO TOM'Sチェイサー       65  41'57.657 138.52km/h
 2 38 立川 祐路 (J)     デンソーセルモチェイサー   65  42'00.698  - 3.041
 3 24 土屋 武士 (J)     ADVANエクシヴ              65  42'05.298  - 7.641
 4 39 竹内 浩典 (J)     デンソーセルモチェイサー   65  42'12.769  -15.112
 5 36 K.BURT    (GB)    ZENT TOM'Sチェイサー       65  42'13.484  -15.827
 6 19 金石 勝智 (J)     ウェッズスポーツエクシヴ   65  42'34.524  -36.867
 7 25 土屋 圭市 (J)     ADVANチェイサー            64  42'04.547  - 1Lap
 8 68 R.DELFLER (RA)    DoCoMo Exiv                64  42'12.393  - 1Lap
 9 66 S.MARTINO (RA)    シムスインプレッサワゴン   63  42'35.588  - 2Laps
-------------------------------------------------------------------------------
参加10台  出走9台
レース中のベストタイム  39 竹内 浩典    38.325   8/65  139.99km/h
-------------------------------------------------------------------------------

情報提供:ツインリンクもてぎ

                                  *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Japan Touring Car Championship

JTCC Rd3 決勝速報レポート


 朝のフリー走行では、#36K.バートが37秒879のトップタイムをマーク。
#38立川祐路も僅差の37秒907、#37関谷正徳は37秒945、#19金石勝智も37秒954、
#24土屋武士も37秒993とその差は殆どない状態だった。

 決勝レースは、曇り空ながらドライコンディションで13時20分に予定どおり
のスタートとなった。
 ポールポジションから#37関谷がスタートを切るが、2番手の#19金石は出遅
れ、#38立川が好スタートを見せた。
 1周目は、#37関谷、#38立川、#36バート、#19金石、#39竹内浩典、#24土屋
武士のオーダー。
 7周目には#19金石がバックストレートエンドで#36バートをとらえ、3位に
浮上。 
  ショートコースで抜きどころのないレースは、しばし均衡状態が続くが、
30周目に#24土屋武士が#39竹内をブレーキングでとらえて、5番手まで浮上す
る。
 32周目、最終コーナーで、今度は3位争いのグループで接触。#37関谷、#38
立川のトップ2位は変わらず、3位には#24土屋武士が、4位には#39竹内、5
位は#36バート、6位は#68R.デルフラーというオーダーに変わる。
 38周目、1コーナーで#19金石は#25土屋圭市をとらえ、8位まで挽回する。

 だが、#19金石の挽回もここまで。その前では、#39竹内と#36バートのバトル
が終盤まで続いたが、結果は、#37関谷が無敵のベテランらしい走りでポールto
ウインをきめた。

-----------------------------------------------------------------------
暫定結果

#37 関谷正徳 ESSO TOM'S チェイサー    41'57.657
#38 立川祐路  デンソーセルモチェイサー     3.041
#24 土屋武士  ADVAN エクシヴ              7.641
#39 竹内浩典  デンソーセルモチェイサー    15.112
#36 K.BURT    ZENT TOM'S チェイサー       15.827
#19 金石勝智  ウエッズスポーツエクシヴ    36.867
#25 土屋圭市  ADVAN  チェイサー            1Lap
#68 R.DERFLER DoCoMo Exiv                  1Lap
#66 S.MARTINO シムスインプレッサワゴン     2Laps

FL:#39 竹内浩典 38.325(L8)

(正式結果は後ほど掲載される予定です)

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

Japan Touring Car Championship

JTCC_Rd.3:もてぎ総合予選結果

全日本ツーリングカー選手権第3戦  MOTEGI SUPER TOURING CAR RACE
総合正式予選結果表
1998.05.09    天候:曇り  コース:ドライ      ツインリンクもてぎ西コース

P  No.Driver            車     名                      Time
-------------------------------------------------------------------------------
 1 37 関谷 正徳 (J)     ESSO TOM'Sチェイサー           37.697 142.33km/h
 2 19 金石 勝智 (J)     ウェッズスポーツエクシヴ       37.735
 3 36 K.BURT    (GB)    ZENT TOM'Sチェイサー           37.802
 4 38 立川 祐路 (J)     デンソーセルモチェイサー       37.807
 5 24 土屋 武士 (J)     ADVANエクシヴ                  37.878
 6 39 竹内 浩典 (J)     デンソーセルモチェイサー       37.960
 7 68 R.DELFLER (RA)    DoCoMo Exiv                    38.351
 8 25 土屋 圭市 (J)     ADVANチェイサー                38.575
 9 66 S.MARTINO (RA)    シムスインプレッサワゴン       39.113
-------------------------------------------------------------------------------
参加10台  出走9台
予選通過基準タイム ( 110% ) 41.518
-------------------------------------------------------------------------------

情報提供:ツインリンクもてぎ

                                  *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Japan Touring Car Championship

JTCC Rd3 予選終了後のコメント


予選上位3名のコメント

予選1位、#37 関谷正徳
「テストから調子がよかったし、金石さんとも接近していた。とにかくポール
ポジションをチェイサーが取っていないんで、取れると良いなと思っていまし
た。比較的、全部のことがうまく行った。午前中の方が我々には良いことが多
いんで、アタックしようと考えていました。5本ルールでタイヤを1本取って
おいたので、午後に金石さんが行ったら、自分も行こうと思っていました。最
後にタイムアップができなかったのは、午前中にタイヤを使ったのが大きな要
素ですね。金石さんが午後にタイムをあげてきたのは、ウデの差でしょう。チ
ェイサーとエクシブの戦闘力(が近づいたの)は、コースレイアウトによると
ころが大きいでしょう。SUGOはいただきたいし、鈴鹿やMINEも接近戦が期待で
きると思います。富士はエクシブが強いですね。決勝は、単純なコースだけら
ものすごく難しい。1ミスが抜かれる接戦でしょうから、1ミスをなくす方向
で行きたいですね」

予選2位、#19 金石勝智
「トヨタから関谷さんを抜くなって言われたから(笑い)それはウソですけど、
雨でもドライでも関谷さんのクルマは調子が良かったですから。何とかしなく
ちゃと思ったんですが、できなかった。1回目はアンダーがきつかったんで、
5本目は使わずにクルマの対策をして、午後に行きました。午前中の方が涼し
かったけど、クルマが午後に良くなったんで…結果的には、負けは負けですか
ら。決勝は、65周あるんで40周を過ぎた最後の方で、その時の周りの状況で勝
負がついているんではないでしょうか」

予選3位、#36 ケルヴィン・バート
「初めて操るマシンで、金曜のセットアップは3時間のうち、1時間はウエッ
トだったので、2時間しかセットアップはできなかった。万全な詰めができな
かったので、3位に食い込めたのはラッキーだが、フラストレーションは残る
結果となった。2回目にアタックしなかったのは、1回目で全てのタイヤを使
い切ったから」

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

Japan Touring Car Championship

JTCC Rd3 予選2回目速報


 午前中に続き、14時25分から2回目のタイムアタックが、曇り空ながらドラ
イコンディションで行われた。

 #25 土屋圭市、#24 土屋武士、#39 竹内浩典、#66 セバスチャン・マル
ティノ、#19 金石勝智の順にコースイン。
 #39 竹内の39秒491でスタートし、#24 土屋武士が39秒524、#19 金石が39
秒040をマーク。#39 竹内は、3周目に38秒078を出し、#19金石は、午前中と
同様に2周の走行後にピットイン。37秒台にまず入れたのは、#38 立川祐路で
これを、自ら37秒942で更新。#24土屋武士が37秒887、#19金石は、5周目に37秒
871と2回目のトップタイムをマークした。
 

 10分経過の段階では、
#19  金石勝智          37秒871
#24  土屋武士           37秒887
#38  立川祐路           37秒942
#39  竹内浩典           38秒078
#68  ルベン・デルフラー 38秒482

 この後、8周目に#19金石は自己ベストタイムをマークする37秒735を叩きだし、
総合でも2位へと浮上を果たした。

 残り10分となった段階では、
#19 金石勝智          37秒735
#38  立川祐路           37秒873
#24  土屋武士           37秒887
#39  竹内浩典           38秒078
#68  ルベン・デルフラー 38秒482

 残り2分で、#19金石、#68ルベン、#37関谷がコースイン。#37関谷はアタッ
ク1周目で37秒765、さらに739と2回目のベストタイムをマークした。

(予選2回目、暫定結果)
----------------------------------------------------------------
#19 金石勝智          37秒735
#37 関谷正徳          37秒739
#38  立川祐路           37秒873
#24  土屋武士           37秒887
#39  竹内浩典           37秒961
#68  ルベン・デルフラー 38秒351
#25  土屋圭市           38秒594
#66  S.マルティノ     39秒113
#37  K.バート         42秒376

(正式結果は後ほど掲載される予定です)

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

Japan Touring Car Championship

JTCC第3戦予選速報


 もてぎの初の西ショートコース1.49kmで開催されることとなったJTCC第3戦。
 接戦が予想されたが、予選1回目はドライコンディションで午前11時30分か
ら、9台で行われた。
 まず#19金石勝智が、39秒312でスタートするが、すぐに#39竹内浩典が38秒361
をマーク。さらに#36ケルビン・バートが38秒205を出し、続いて#37関谷正徳が
37秒904と37秒台に突入。続く5周目に#37関谷は37秒733を叩きだしベストタイ
ムを更新した。

 10分経過の段階では、
#37 関谷正徳          37秒733
#36  ケルヴィン・バート 37秒988
#38  立川祐路           38秒131
#24  土屋武士           38秒222
#39  竹内浩典           38秒361

 残り10分となった段階では、#37関谷がさらに自己のタイムを更新し、
#37 関谷正徳          37秒697
#36  ケルヴィン・バート 37秒802
#38  立川祐路           37秒807
#24  土屋武士           37秒991
#39  竹内浩典           37秒995

 残り7分で、#19金石が20分に及ぶ長いピットストップからようやくコースイ
ン。アタック1周目で37秒896、さらに821と自己ベストをマークした。
 さらに、残りわずか1分30秒で#39竹内が最後のアタックに出る。37秒960と
わずかにタイムは更新したものの、ポジションは変わらなかった。

(予選1回目、暫定結果)
----------------------------------------------------------------
#37 関谷正徳                37秒697
#36  ケルヴィン・バート       37秒802
#38  立川祐路                 37秒807
#19  金石勝智                 37秒821
#24  土屋武士                 37秒878
#39  竹内浩典                 37秒960
#68  ルベン・デルフラー       38秒561
#25  土屋圭市                 38秒575
#66  セバスチャン・マルティノ 39秒838


(正式結果は後ほど掲載される予定です)

***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/7

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            29 June '97
   Inside Report                 インサイドレポート 3          FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦 ハイランドGT選手権レース
ポイントランキングTop10

ドライバーポイント
[GT500]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1   2 鈴木亜久里      45  20   10   15
2  39 影山正美       43  15   20    8
3   2 E.コマス       35  20    -   15
4  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ    32      12   20
5  37 関谷正徳/鈴木利男  30  12    6   12
6  39 谷川達也       28   -   20    8
7   3 長谷見昌弘/田中哲也 27  10   15    2
8  38 竹内浩典/金石勝智  16   4    2   10
9  39 O.グルイヤール    15  15    -    -
10  5 田嶋栄一/M.グーセン 12   6        6



[GT300]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  19 織戸 学/福山英朗  50  20   15   15
2  26 鈴木恵一/新田守男  42  10   20   12
3  25 土屋武士/長嶋正興  32  12       20
4  910 袖山誠一       28  15    3   10
5   7 山路慎一/松本晴彦  20  -   12    8
6  51 石原将光/池谷勝則  16   8    8   -
7  910 見崎清志       15  15   -   -
8  81 大八木信行      13   3    4    6
9  910 砂子智彦       13  -    3   10
10  27 太田哲也       12      10    2



チームポイント
[GT500]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5  Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE  SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 2/556 NISMO         45     20    10      15
2 36/37/38TOYOTA Castorl TEAM 44      12    12      20
3 39  TOYOTA TEAM SARD    43      15    20       8
4  3  ハセミ・モータースポーツ     27   10  15    2
5  5  TEAM 5ZIGEN      12    6       6
6 12  HOSHINO RACING     8       8
7  8  POWER CRAFT       5    1       4
8 10  TEAM TMS        4       4
9  4  SUZUKI BANKIN      3       3      -
10 510 RYOUWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
                 3   -  -    3


[GT300]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5  Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE  SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 19 RS-Rレーシングチームwith BANDOH 50   20  15   15
2  26  TEAM TAISAN Jr    42   10  20   12
3  25  土屋エンジニアリング    32   12      20
4  910 910 RACING       28   15   3   10
5   7  RE雨宮レーシング   20      12    8
6  51  コブラレーシングチーム     16    8   8   -
7  81  TEAM DAISHIN     13    3   4    6
8 27/28 TEAM FERRARI CLUB OF JAPAN
                 12      10    2
9  71  シグマテックレーシングチーム   10   -   6    4
10  72  牧口エンジニアリング     9    4   2    3


*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです


*このレポートのデータの無断引用を禁じます。
*メディア関係者の方でデータがご入用の方は古屋までメールでご連絡ください。

以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/6

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            29 June '97
   Inside Report                 インサイドレポート 2          FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦 ハイランドGT選手権レース

       ◎カーナンバー前の"#"はGT500クラス、"*"はGT300クラスを表します

☆決勝日のトピックス

*27 TEAM FCJフェラーリ
 今回、クルマを大幅にモディファイしてきた。兼子監督によれば「ボディは屋根
以外はほとんど全部カーボン。フロントバンパーの形状を変えてダウンフォースを
アップしている。リアのサブフレームも切り取ってパイプで造り直している。プラ
イベートとしてできることは、ほとんどやってきました」とのこと。前回センター
ロックに変更したにもかかわらず破損してしまって5穴に戻さざるをえなかったホ
イールは、今回ハブをチタンで新造してきたが、またしても金曜日に破損。結局5
穴ホイールを急遽調達して予選、決勝に臨むことになった。


◎サードMC8R、GTC参戦へ!
 これまで、国内では鈴鹿1000kmにしか出場していなかったサードMC8Rが、GTCに
も参戦することになった。以下は同チームの山本 泰マネージャーの話。
「サードMC8Rでル・マンを戦っているのですが、ひと月前に行ってテストしてもど
うしても熟成不足になるので、国内のGTCでも走らせようということになった。ル・
マンとGTCではパワーも違うし、別なクルマのようになってしまいますが、それで
も走らせて熟成していくほうがいい、と。スポンサーが決まって、クルマの参加に
問題が出るようなことのないように、先にJAFに必要な手続きをしたんです。ただ、
次の富士についてはスポンサーが未だ決まっていないので参加しません」

*7 山路慎一(RE雨宮SuperG RX7)
「今回は下回りの剛性アップをしてきました。フレーム剛性は上げられるんですが、
メンバーにアームが出ていて足回りもメンバーはノーマルを使ってるんですが、そ
れがもたないんで。車重は7~8kgは重くなったみたいですが、ウイングをカーボン
製にしたりマフラーの中間部分を薄くしたりしてるんで、トータルでは変わらない
といっています」

#5 田嶋栄一(5ZIGEN SUPRA)
「予選は一番いいラップにシケインでスピンしているクルマに引っかかって、タイ
ミングが取れず失敗でした。決勝はミズモノなので、石橋を叩いて渡るように走り
ます。スタートはボクの予定です。コースはボクにとっては相性のいいコースなの
で、同じポテンシャルがあれば前に行けると思う。金曜のテストはメニューがすべ
てはこなせなかったから、課題はありますが、決勝に向けては『これかな』という
ところまではいけてる。目標は、表彰台の一角でも占めたいですね」

*26 鈴木恵一(タイサンスターカードRSR)
「(フリー走行の)感触はよかったよ。決勝グリッドは9番手だけど、スリックだっ
たらボクらのほうが速い。おもしろいレースになるんじゃないかな。武士のところ
(つちやMR2)が絡んできて、*19のシルビアとの戦いになると思う。前でゴチャゴ
チャやってくれればラッキーだね。後ろから淡々と追い上げるよ」

*19 福山英朗(RS☆Rシルビア)
「ポジション悪いんで…。決勝は、タイサンとウチになると思う。ドライのほうが
正直いっていいんでね」

*21 山本健司(ダンロップ-BP-BMW)
「フリー走行ではドライのテストができていないんで、決勝に向けてギア比を変え
たりしています。コースはほとんど乾いていました。ここのコースは抜きにくいん
で、ボクがまずはスタートを決めて頑張りたいと思います」

#18 avex童夢無限NSX
 朝のフリー走行はまったく走らなかった。佐々木マネジャーによれば「まあ、路
面もよくないんでムリをしたくないんで温存したんですよ」とのことだが、事情通
のあいだでは「某ドライバーが寝坊をしたらしい」というウワサが流れている。
「金曜日と予選1回目は、エンジン自体ではなく電装系のトラブルで、ハーネスを
取り替えるので手間がかかりました。予選2回目で起きたオイル漏れも解決しまし
た。予選の最後にコースアウトしましたが、まったく損傷はありませんでした。も
う問題はありませんよ。決勝は...。とにかくウチはロングディスタンスを走って
ないから、どうなるかわからないんですよ。できれば、雨のがよかったかなぁ」と
は佐々木マネジャー。

*910 ナインテンポルシェ
雨の予選で最後に逆転され2位になったものの、ずっとトップタイムをキープして
いたナインテンポルシェ。決勝に向け自信満々かと思いきや、そうでもないようす。
袖山誠一によれば「予選はずっとトップだったんで、もう大丈夫かと思ったんです
が、逆転されちゃいました。決勝もガンガンいきたいところなんですが、実は今回
富士用のギアのままなんですよ。だからほとんど2速と3速しか使ってないんです。
同じポルシェでも、タイサンさんとかは当然ギアを換えているでしょうから、ちょっ
とつらいですね。でもまぁ、なんとか生き残れば上位に入れると思うので、がまん
のレースをしますよ」とのことだった。

#88 JLOCディアブロGTR
朝のフリー走行には出走しなかった。「いや、ミッションにちょっとトラブルを抱
えているので、壊さないように走らなかったんです。決勝前のウォームアップも、
1周したらすぐグリッドにつきます。できるだけ余分な周回はしない、ということ
です。でも、せっかく出る以上は1周でも長く走りたいですね」と和田孝夫。

#34 千葉泰常監督(STPタイサン アドバンGT-2)
「次はクルマを代えようと考えています。ただ、購入を予定していたバイパーはル・
マンで燃えてしまうし、ホントに欲しかったクルマは契約上の問題があって購入不
可能になるしで、どんなクルマになるかはまったく未定です」

#39 谷川達也(デンソーサードスープラGT)
「50kgのハンデは、朝走った感じでは思ったより影響はありませんね。ただ、周回
を重ねるとブレーキなんかがきつくなりそうです。タイヤはこの暑さで走ってない
んでなんとも言えませんが、後半はきついかもしれませんね。ただ、それはよその
メーカーのタイヤでも同じだと思います。朝のタイムは、まだ路面に濡れたところ
がある状態でのものですが、決勝では温度が上がりそうなのでやはり48秒後半から
49秒ってところじゃないでしょうか。スタートは影山さんで、ピットインはちょう
ど真ん中くらいでする予定です。なんとか上位に入って、100kgハンデを積んでみ
たいですね」

◎各タイヤメーカーに戦略を訊く
 昨夜の嵐がうそのように、夏の陽射しが照りつけている今日の仙台ハイランドレー
スウェイ。当然、決勝レースはドライコンディションで行われることになる。となれ
ば気になるのは各チームのタイヤ選択。ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ3社
のエンジニアに話を訊いた。

ブリヂストン 「今回からGT300クラスの供給はなくなりまして、すべてGT500クラ
スへの装着となっています。基本的にソフト系とミディアム系の2種類を用意して
いまして、今回ほとんどのチームがミディアム系のものを選んでいます。ソフト系
を選んでいるチームがあるかどうかについては……、チームの事情もありますので、
秘密ということにさせてください」

ヨコハマ 「GT500のほうは、今回コンパウンドとしては全部で4種類を用意しま
した。使用する3チームそれぞれマシンが違いますので、フロント・タイヤはみな
サイズが異なります。STPタイサン アドバンGT-2とデンソーサードスープラGTは、
今回ミディアム系を選択しています。またエンドレスアドバンGTRは、木下みつひ
ろ選手の好みで、ハード系を選んでいます。一方GT300クラス用には3種類を用意
しましたが、今回は全チームともミディアム系を選んでいます。ただ決勝中に交換
するタイヤは、ソフト系を検討しているチームもあるようです。ミディアム系の場
合、タイヤ交換なしでもなんとかいけるとは思いますが、1分52秒台ていどのハイ
ペースでずっと周回してしまうと、ちょっときびしいかもしれません」

ダンロップ 「今回GT500用には3種類のゴムを用意しています。使用するマシン
が違いますので、それぞれサイズと構造は若干の違いがありますが、コンパウンド
としては全車ミディアム系を選択しています。一応レース中の交換は必要だと考え
ています。GT300クラスのほうは、昨日雨の予選で素晴らしいパフォーマンスでし
たので、とてもよろこんでいます。ドライ用は2種類のゴムを用意してきたんです
が、今回は全チームがソフト側のものを選んでいます。実は選択するときの天気予
報では、予選が晴れで決勝が雨だったものですから、みんなソフトを選んだんです。
でも逆になっちゃいましたので、ちょっと困っています。もちろんレース中に交換
する必要があると思います」


☆決勝後のトピックス


○決勝スタート直前 14時20分現在
 天気:晴れ
 気温:28度  湿度:56% 路面温度:32度
 入場者数:6/29 37,200人(6/28   3,300人)

○ ピットスタートはなし

*リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No.   原因            周回数
---------------------------------------------
*70   ミッション          9L
#18   オイル漏れ          12L
#88   ミッション          24L
*55   ミッション          34L
*6    ターボ            39L



#2 ZEXELスカイライン(総合2位)
鈴木亜久里「どっちにしても最後までがまんできるとは思わなかった。タイヤはコ
マスはソフトだったんだけど、オレはハードでいったんだ。それが失敗だったね。
最後、あれ以上がんばるとぶつかっちゃうからしょうがないよ。でも納得いかない
なあ。すげえくやしいよ。次、またがんばるけど」

#100 RAYBRIG NSX
高橋国光「ギアがなくなっちゃったんだ。1,2,3速がね。だから、ストレート
はちゃんと走るからコーナーではジャマにならないように走ってましたよ(笑)。
で、コースサイドに寄るからタイヤがゴミを拾っちゃって、振動が出て冷や冷やで
した。でも、僕らはデータが足りないから、次のためにとにかく最後まで走ったん
だ。でも、序盤は良かったでしょ(笑)。NSXのポテンシャルがあるのは分かって
いただけたと思います」


*19 RS☆Rシルビア(GT300クラス2位)
福山英朗「今回はオレが失敗した。コーナーの突っ込みはこっちが速いんだけど、
ピックアップでは負けているから、ヘアピンでなんとか前に出ようとムリに突っ込
んだら前を閉められてダートに出ちゃった。ダートが濡れてるもんだから、滑っち
ゃってなかなか戻れなくて・・・。もちろんこれからもランキングトップをキープし
ていきますよ。つちやMR2が撤退することを祈りながら(笑)」
織戸学「クルマもタイヤも全然問題なかったんだけど、序盤で離されちゃったの
で、前のクルマは、もう全然見えませんでした」

*26タイサンスターカードRSR(GT300クラス3位)
新田守男「最後、バイブレーションがひどくてペースが上げられなかった。まるで
タイヤが終わっちゃったみたいな感じだった。でも、終わってはいないんだよ。原
因はまだわからない」

#38 カストロール・セルモ・スープラ(総合4位)
竹内浩典「ボクのセッティングミスで最後の10周で追いつかれた。序盤はタイヤの
グリップがあるんだけど、グリップが落ちてくるとオーバーステアがひどくなる。
他のクルマはアンダーステア気味なのに、ボクだけが不安定でした」
金石勝智「ボクのパートは、ガソリンも周回数も少なかったんでクルマの感じはよ
かった。ペースが特別遅いということもなかったし。次の富士はバチッと決めたい
です」

#39 デンソーサードスープラGT(総合5位)
影山正美「今回はウエイトハンデを痩せさせようと4位ねらいでいきました。結果
は5位でしたけど・・・。周回遅れを抜こうとしたらスピンしてしまった。残りのレー
スは、確実にポイントを稼いで、チャンプを意識せず1レース1レースがんばります」

#5 5ZIGEN SUPRA (総合6位)
田嶋栄一「今日は淡たんと、敵はいようがいまいが走りました。もうちょっとプッ
シュしたかったけど…。タイヤとのマッチングが課題ですかね。スープラでは唯一
のダンロップで、BS勢を追いかけてる立場ですから」



*インサイドレポート3に続く

以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/5

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            29 June '97
   Inside Report                 インサイドレポート 1          FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦 ハイランドGT選手権レース

       ◎カーナンバー前の"#"はGT500クラス、"*"はGT300クラスを表します

☆レース前のトピックス
◎新型になったスカイライン勢
 今回から、#2 ZEXELスカイライン、#3ユニシアジェックススカイライン、#12 カ
ルソニック スカイライン、#556 KURE R33の、都合4台のスカイラインが97モデル
に置き換わった。各ドライバーに新型の印象を訊いてみた。
 #2 ZEXELスカイラインは金曜日にスカイライン勢のトップ、総合では2番手のタ
イムをマーク。鈴木亜久里は「富士ではストレートで負けていたが、ここでは負け
ていない。乗っていても96と97の違いは感じないが、クルマの仕上がりは勝てるレ
ベルにある」と自信をのぞかせる。
 いっぽう、#556 KURE R33の影山正彦によれば、「クルマの感じはあまり変わらな
いですね。ただ剛性が上がっているので、セッティングがきちんとできるようにな
りました。それと96モデルは同じスカイラインでも個体差が大きかったんですが、
バラツキは少ないみたいです。まぁどんなクルマでもある程度はしょうがないんで
すけどね。エンジンについては、パワーは変わりませんが、レスポンスが向上して
ます」とのこと。ただ金曜日には「エンジンがどうも朝から元気がなかった」た
め、載せ換えることになった。
 #12カルソニック スカイラインの星野一義は「97になったといっても中身は変わ
らないからね。まだまだこれからだね」と言う。この#12は、金曜日のフリー走行4
回目の途中、本山哲が第1コーナーでコースアウトし、前後バンパーおよびアンダー
パネルを破損してしまった。本山によれば、「最初からブレーキのフィールが良く
なかったんですよ。その周によってブレーキの効き始めるペダルの位置が違うんで
す。コースアウトした時は、前の周より手前の位置で効いてしまったために、早め
にロックしてしまって、まっすぐ飛び出してしまいました。原因がつかめていない
ので、ちょっと苦しいですね」とのこと。
  #3ユニシアジェックススカイラインの長谷見昌弘は「まだ、96より97のほうがい
いところというのは、はっきりは言えない。ただ、ドライだとフロントの喰いつき
はいいんだよ。これまではそれで悩んでいる部分もあったからね。ウェットだとま
だちょっとね・・・」と、今ひとつ納得がいっていないようすだった。

*55 Castrol RX7
 RE雨宮に続き、今回から3ローターの20B型を搭載してきた。「GT300クラス同士
なのに500クラスみたいに抜かれる。深沢さんと話していて、これではつまらない、
完走できなくても速さをアピールしたい、ということになったんです」と言うのは
長島正明。エンジン自体は、かつてのGCレース('89年で終了)用で、広島マツダ
が保有していたもの。昨年の富士から載せようという計画があったが、それが今回
実現したということだ。「RE雨宮さんのはコスモ3ローターの改造で、ウチのはマ
ツダ発売のもともとは450~550psあるレース用エンジンだから、リストリクターを
つけてパワーをおさえても有利だと思うんです」(長島)
「カリカリのGC用高回転エンジンだから、やってみないとわからない。でも13Bでタ
ナボタ狙いをやっていてもしかたないんで、カッコだけでもつけたい(笑)。遅く
ても20Bで闘っていれば話題になるでしょう。でも、エンジンに火が入ったのが今
週の水曜の夜7時で、金曜の午前1時にエンジン調整が終わったという、ギリギリ
の仕上がりになってしまったんです。ミッションやデフは富士のまんまです。ハイ
ランドも初チャレンジのコースなんですよ。深沢さんは走ったことがあるそうです
が、でも、アンフィニ西東京に泥棒が入って、深沢さんのレーシングスーツとヘル
メットが盗まれちゃって困ってるんです。完走とか大それたことは考えていませ
ん。野上さんのところのロードスターには負けたら困るんで、逆ポールは避けたい
ですね。今回はデビューなんで、次の富士で結果を出したいです」(長島)

*17 東京科芸専:REロードスター
 第2戦富士でのデビューが予定されていたロードスターが今回ようやくデビュー。
シェイクダウンは仙台ラウンド直前の月曜日に富士で行われた。野上敏彦によれ
ば、「シェイクダウンは無事に終わったんですが、マイナートラブルが出て4周ぐら
いしか走れなかったんです。でも、RX-7よりフィーリングは良かったんです。今の
ところは、RX-7よりしなやかな感じです。RX-7と同じパワートレインで重心ははる
かに下がって、トレッドも広がって安定感が出ました。ただ、これで2ローターはウ
チだけになっちゃったのに、レギュレーションが変わって1000kgになったんで、ク
ルマが軽いんでバラスト積んだりするのが大変です」とのこと。タイヤは、RX-7で
はフロント240、リア265を装着していたが、ロードスターではフロント215、リア
240へと1サイズダウンした。「18インチは値段が高いんで、17インチを履いていま
す。RX-7も一応動けるようにはしてあります。学生にとっての実習ですのでマシン
が壊れたらしかたないですから。造るのも材料代くらいで、アリモノのパーツや貰
いものでできてます。製作費は500万円ぐらいしかかかってないと思いますよ。ま
ず予選通過ができたら、次には完走を目指したい。キング・オブ・ロードスターに
恥じないようなレースをしたい(笑)」(野上)

◎ 訂正
*57 SiFo Spider Ver. GTについて、第2戦富士でのレポート文中、「重量も900kg
の規定に合うんです。ベース車両が850kgですから。ただ、クリオ・マキシという
ラリー用のエンジンなので、エンジンが250ps程度のパワーしかないんで、富士に
関して言えばパワー不足から厳しいコースだと予想されます」との記述がありまし
たが、正しくは「GT仕様の装備をしても900kgプラスの重量なので、規定に合わせ
るためには100kg近いウェイトを積まねばなりません。また、クリオ・マキシ用の
ラリーエンジンを搭載しておりパワーは250psしかないため、ウチのクルマにとっ
て富士はきびしいコースでしょう」でした。なお、同チームは、「今回はエンジン
のリビルドが間に合わず出場を見合わせた」(藤井監督)とのことです。

◎MR2勢、3台中2台にターボチャージャーを装着
 今回、3台のMR2勢のうち2台がターボを装着してきた。ワイズダンロップBP 
MR-2の藤田孝博は「バランスが取れてないんで、その分トラブルが心配です。NAの
ときですらドライブシャフトのトラブルが出ていますから」という。加藤寛規によ
れば「ベンチで出ていたトルクが全然出てないんです。コンピュータのセッティン
グもあると思うんですが、2サイクルのバイクみたいにものすごいピーキーな
“ドッカンターボ”になっているんです」とのこと。*25 つちやMR2の土屋武士は
「つい最近クルマができたばかりで、金曜日に初めて見ました(笑)」。金曜日の
走行後には、「ターボに問題あり、です。ちょっと大きすぎたかもしれません。*6
も同じなので、タイムは出てないでしょう。予選は一発集中でタイム出して、決勝
はデータ取りかな…。勝ちは狙いますけど」とやや弱気だった。一方、唯一のNAに
なってしまった。*91 バーディークラブ・MR2。松永雅博は「一発はターボのほうが
速いと思うんですが、NAもバランスは悪くない。今回、フロントのトレッドを広げ
たんで、コントロールがしやすくなって、クルッと回るスピンはしなくなりまし
た。ターボとは30~40PS位の差はあるみたい。他が煮詰まったらターボに手をつけ
たいんですが、NAでもまだまだつちやさんの所のようなマシンの仕上がりには及ん
でいませんから」という。

*27 TEAM FCJフェラーリ
スチーブン・アンドスカー
「アンデルス(オロフソン)がこのレースに来られなくて、私を推薦してくれ、チー
ムが受け入れてくれたので今回走れることになりました。この3年間日本で走れな
かったのですが、以前のようにまた日本で走りたいと思っていました。それで毎年日
本にもどって来る道を求めていたのでこの機会をたいへんよろこんでいます。GTCは
どんどんくなっていますね。出来れば続けて行きたいと思っています。ただ、クルマ
についてはとてもまだコメントできないですね。何しろこのサーキットは初めてだ
し、クルマも初めてだし、今日はこのコンディションですからね。昨日が初めてです
し。次のレースにはアンデルスが出ます。実はこれが私の参加する今年初のレースで
す。来年もGTCに出たいですね。それも出来ればGT500クラスに」

#510 RH CERUMO SUPRA
ベルトラン・ガショー/ポール・ベルモンド
「パワークラフトとの契約が2戦までで切れて、今回はじめて新しいチームから参
加するんだ。クルマは昨年のタイプ(セルモが使っていたもの)に、97年仕様のエ
ンジンを積んでいる。ギヤボックスはHパターン。調子? 悪くないよ。ただ、今
回がデビュー戦なんで、まだまだやるべきことが多い。でもやりやすい良いチーム
だよ。それにいままでは1台だけだったが、このチームは2台走らせている(セル
モ・スープラ)のでクルマについての情報交換をすることが出来る。これは重要な
ことだよ。次の富士までに97仕様のエアロパーツを組み込む予定だ。ギヤボックス
についても僕はHパターンの方が好きなんだ。シーケンシャルはどうも好きではな
い」(ガショー)「僕はシーケンシャルの方が好きだよ。ともかくもっと走り込ま
ないと。日本でのレースは難しい。ヨーロッパではいつももっと前を走っているの
に、ここに来ると後ろに下がってしまう。このサーキットも初めてだし慣れが必要
だ」(ベルモンド)

#34 土屋圭市(STPタイサンポルシェGT-2)
「路面がちょい濡れだと良い感じだね。ドライやヘビーレインだとちょっとウチラ
には辛いかな。今回は目を三角にしないで、久々に戻ってきた国内のGTレースを楽
しみますですね」

#8 POWER CRAFT SUPRA
ワイン・ガードナー 「今回パワークラフトのスープラに乗ってくれないかとお誘
いを受けて、日本のGTにカムバックできました。今シーズンはオーストラリアの
ツーリングカー・レースをメインにやっていました。日程的には幸運にもダブッて
いませんので、今シーズンの残りのレースには全部出ると思います。97年モデルの
スープラは、クルマとしてはとてもよくなっていると思います。ただ我々のクルマ
はオーバーステアが強くて、今いろいろと調整しているところで、どこまでいいの
かまだよくわかっていません。また昨年はダンロップ・タイヤでちょっと問題が
あったのですが、今年はブリヂストン・タイヤで今のところまったく問題ありませ
ん。またチームのパワークラフトも、小さいけれどいいチームだと思いますので、
自分としては今の課題はどうクルマを造り上げるかだと考えています。今シーズン
の目標は、いい成績を残すことと、自分のドライビング技術を上達させることです
が、そのなかで1回か2回勝てればうれしいですね」


☆予選日のトピックス
*910 ナインテンポルシェ(予選1回目GT300クラストップ)
砂子智彦「ボクに代わってから『あ、これなら行けるかな』とアタックしました。
本当のラストで逆転できたんですが、ポルシェとダンロップのウエットタイヤの
マッチングが合ってるみたいです。ただ、明日の天気はわからないんで、もし回復
してしまうようだったら勝ち目はないんで、是が非でもポールを取りたい。ドライ
だとポルシェに勝ち目はないと思います」

*6  ワイズダンロップBP MR-2(予選1回目GT300クラス2番手)
藤田孝博「ダンロップ勢はヘビーレインは良いみたいですね。最後に同じダンロッ
プの910に逆転されてしまいました。明日、昨日の午後のような晴天に回復したら、
水温がすぐに上がっちゃってパワーが全然なくなってしまうんで辛いと思います。
まだ完走がないんで、大事なレースがしたいです」

*26 タイサン スタカードRSR(予選1回目GT300クラス7番手)
鈴木恵一「あの雨じゃ(ムリにアタックに)行ってもしょうがないでしょう。ま
あ、いいんじゃないの、この辺の位置でも」

*19 RS☆Rシルビア(予選1回目GT300クラス9番手)
福山英朗「ダンロップにポルシェの組み合わせでしょう、トップは。シルビアは雨
は苦手なクルマなんで、午後はセッティングを変えてみます」

#18 avex童夢無限NSX(予選1回目総合16番手)
 昨日の走行でエンジンが不調だったため、今日の朝3時までかかって別のものに
積み替えた。ところが予選開始早々からまたしてもエンジンがバラバラいいだし、
結局まともにタイムを出すことができなかった。黒澤は「せっかくグランドスラム
(JTCC、エフポンと連勝中)がかかってたのになあ。直れば、雨だし、2位を2秒
くらいチギってやるのに」と、いかにもトラブルが残念そう。無限のエンジニアが
予選2回目にむけて修復中だが、どうやら原因はつかめたようで「午後は大丈夫で
す」とのこと。

*17 東京科芸専:REロードスター
 昨日の3回目の走行で左リアの足回りを破損。パーツ自体の耐久性に問題がある
ということで、このレースの出走を諦めざるをえない状況となった。

#2 ZEXELスカイライン(予選総合2位)
エリック・コマス 「今日は最初にクルマのセットアップを調整するために出ていっ
たのだけれど、そのときたまたま出したタイムが予選タイムです。その時点でトッ
プ2に入っていたのは知っていましたので、もう一度ピットに入って、セットアッ
プを変えて出ていったら、急に雨が強くなってしまい、残念ながらタイムの更新は
できませんでした。97年モデルのスカイラインは、クルマとしてはそんなに大きな
変更はありません。空力の変更と細かいメカニカルな変更ていどです。ですから明
日ドライになれば、なにが具体的によくなったかがハッキリわかると思います」

#100 REYBRIG NSX(予選総合3位)
高橋国光「前戦のクラッシュの影響はもうありません。ただ、雨はほとんど走って
ないんです。でも、非常に良い感触で走れました。予選だし雨なので集中して走っ
たら、すっと出たタイムです。え、NSXは雨のがいいかって? ボクはドライで力
いっぱいで走りたいですね。そういう走りをお客さんにもいい気分で見てもらいた
いです」

#12 カルソニックスカイライン
ファンベルト・プーリーの破損で、予選1回目の最後の20分間まで走り出すことが
できなかった。その後ようやく本山哲が乗り込み走り出したが、シケインでコース
アウト。昨日の走行で壊したフロントバンパーとアンダーカウルをまた破損してし
まった。本山によれば「昨日はブレーキトラブルでしたが、今日はボクのミスです」
とのこと。バンパーはKURE R33用に用意されていたものを使うようだが、補器類の
修理に時間がかかるため、2回目の予選には出場できないもようだ。

#3 長谷見昌弘(ユニシアジェックススカイライン、予選総合16番手)
「昨日、エンジンが壊れてしまって、今日はエンジンもミッションも新品だった。
デフもバラしている。だから、予選の最初の2-3周は古いタイヤで出ていって様子を
みていたんだ。それから新品タイヤに替えていったんだけど、もうそのときには雨
がひどくなってタイムアップできなかった。午後はさらにコンディションが悪化し
てしまった。でも、クルマ自体の調子はいい。午後の、あのコンディションのなか
で2分2秒台まで出ているからね。決勝はぜひ晴れてくれることを望む。これだけ後
ろのポジションじゃ、雨だとまるで前が見えないでしょ」

#18 黒澤琢弥(avex童夢無限NSX、予選総合6番手)
「アタックをかけた周に他車にずーっと前をふさがれっぱなしで、あれで1秒はロ
スした。一度下がって間合いを計ろうとしたんだけど、後ろからも来ていたので前
を抜くしかなかった。最後はS字でスピンしてしまった。オイル漏れがあったのか
もしれない。サイドブレーキを引いたみたいに、いきなりクルンといってしまった
からね。でも、明日は雨なら楽勝でしょう。午後は、他はみんな2分2秒とか3秒
でしょ? 問題は開催されるかどうかだね(笑)」

*81木下隆之(ダイシンシルビア、GT300クラス予選4番手)
「ダンロップにタイヤが代わった。『GT300クラスにBSユーザー一人だけは大変で
しょう』というのが理由です。午前と午後ではセッティングをずいぶん変えた。走
りを変えたのと、雨がすごい降ってタイヤの部分のラインの水がはけて、水たまり
が減ったことで、なんとかタイムアタックできた。(決勝は、雨でも晴れでも)
どっちでもいいけど、テストのときはドライでは一番時計だったし、雨でのコンス
タントラップを出すのはハイドロが辛いから、晴れたほうがいいかな。雨でも単独
走行は良いんだけど、ラインは外せないから」

*7 山路慎一(RE雨宮SuperG RX7、GT300クラス予選5番手)
「午前中は昨日ガンガン使ったタイヤでそのまま行っちゃったんで、シャレになら
ないぐらいきつかった。午後は、タイヤを他の人と同じものにしてもらったから、
タイムが上がったんです(笑)。今回パワステをつけてもらって、ようやく慣れて
きました。明日は、台風の後で極端に気温が上がりそうですね。昨日も雨上がりで
気温が上がってパーコレションなどが出たんですが、対策はバッチリです。どこが
悪いっていうことはないんですが、いい材料も少ないんです。ただ、出たトラブル
にはきちっと対処しています」


☆ポールポジション・インタビュー
#37 カストロール・トムス・スープラ(総合予選1位)
鈴木利男 「タイムを出したのは、1回目の予選を走り始めて4周目か5周目だっ
たんじゃないかな。そのときはまだ小降りでしたから。ホントは今回関谷さんが予
選スタート役の順番なんですが、昨日の午後急に『お前行け』って言われて…。で、
ドライだったらボクだけど、雨が降ってたんで関谷さん行くんだろなって思ってた
ら、結局行かされて…」
関谷正徳 「行かされてって、1人で行っちゃったんじゃない(笑)」
利男 「クルマの調子はいいんで、いいなりに走ったらタイムが出た感じですね。
走り始めてすぐ、前のクルマとの間を開けたりしたら、たまたまクリアに走れて。
タイミングがよかっただけです。その後雨が強くなったので、まぁラッキーかなと」
関谷 「今日は4~5周しかしませんでした。雨の中のスープラの操縦性は、まぁ
まぁってとこでしょうか。攻めて行けば滑りますしね…。でもポール取れてますか
ら、そんなに悪くはないでしょう」
利男 「でもレースはドライのほうがいいですよ。クルマはどっちでも調子いいで
すけどね。ま、どっちでもポカしなければ、いけるでしょう」
関谷 「レースは利男が雨で、俺が晴れてるのがいいな(笑)。利男が雨で行って、
俺がドライタイヤにちょうど換えて出るって感じがいいね」


*21 ダンロップ-BP-BMW(GT300クラス予選1位)
山本健司 「去年から一ツ山レーシングのクルマに乗っていまして、今シーズンは
第2戦から乗っています。以前はフォーミュラ・ミラージュに乗っていました。GT
でポールポジションは初めてですが、やはり気持ちいいものですね。今回のタイム
は、もうダンロップさんのタイヤのおかげにかぎると思います。午前中はちょっと
ミゾの少なめのレインタイヤでいったんです。で、午後はミゾの多いタイヤでいっ
たんですが、これがもう午前中よりグリップする感じで、フィーリングがよかった
んです」
一ツ山幹雄 「ボクと兄貴(一ツ山康選手)でサーキットごとに、得意なコース、
不得意なコースで分けて乗っているんですよ。僕はGTでは、ハイランドと美祢で乗
ることになっています。今シーズン用のマシンは、エンジンはJTCC用のものを使っ
て、ボディの軽量化と空力関係のために、だいぶ手を加えています。ドアはアルミ、
ボンネットはカーボンです。で、今1トン、ギリギリくらいじゃないですかね。そ
れ以上軽くする必要はありませんから…。実は昨日まではウェットのテストでは、
リアに250というサイズのタイヤを履いていたんですよ。それを今回ダンロップさ
んの考えで、260っていうちょっとワイドで径の大きなタイヤにしたんです。午後
の予選で初めてつけたんですが、それでクルマの動きがかなりよくなって、タイム
につながったんだと思います。また今回、オーバーフェンダー関係と空力パーツを
全部変えてきています。それも効果はあるようです。決勝レースは、ウェットかド
ライかでも違いますが、GT300クラスがどのていどのペースで周回するかによるで
しょうね。ウェットなら、ミスなく走ればかなり行けると思います。でも運転する
ほうからすれば、ドライのほうがいいですけどね」
山本 「ボクもそうです。ただドライではあまりテストできていないので…。まぁ
どちらでもいいです」


*インサイドレポート2に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGT-Rd3:無限+童無・第3戦リリース

                                                           1997年6月30日
                                                  無限+童夢プロジェクト

        '97 ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP ROUND 3
                        Hi-land GT CHAMPIONSHIP

                          台風一過、しかし!
          3・6番手からスタートするも30位・リタイア

●日時 : 1997年6月28(土)~29日(日)
●会場 : 宮城県 仙台ハイランドレースウェイ(1周/4.0296㎞)
●天候 :  28日/雨,29日/晴れ
●路面 : 28日/ウェット,29日/ドライ
●観客数: 28日/3,300人29日/37,200人(主催者発表)

 1997全日本グランドツーリングカー選手権シリーズ第3戦「ハイランドGT
選手権レース」が、2ヶ月近いインターバルの後、6月28~29日、宮城県仙台ハ
イランドレースウェイにて開催された。
 「無限+童夢プロジェクト」の「avex 童夢 無限 NSX」は、インターバルの
間の合同テストも順調に経過し、今大会に勇躍参戦。28日(土)の公式予選では
黒澤琢弥選手が、台風8号の影響で降りしきる雨の中、抜群のスピードを示し
第6位のポジションを獲得。快晴となった翌29日(日)の決勝レースでも、序盤
6番手と健闘していたが、トランスミッションオイルのリークというトラブル
が発生。残念ながら12周でリタイアした。
 一方、僚友チーム「チーム国光 with MOONCRAFT」の「RAYBRIG NSX」は、第
2戦で負ったキズも癒え、高橋国光監督兼選手が予選第3位と健闘し、決勝レー
スに大きな期待を持たせた。その決勝レースでも序盤2番手を快走していた
が、13周目頃からミッショントラブルが発生。徐々に順位を下げながらも健闘
していたが、再三のピットインも重なり、結局49周30位でレースを終えた。

 2台のNSXは、5月3~4日に開催された前大会で揃って負ったクラッシュを
修復。「avex 童夢 無限 NSX」はその後に行われた合同テストに参加したが、
「RAYBRIG NSX」は破損が大きくフレーム修正まで行ったため合同テストに参加
できず、マシンが完成した先週に第2のシェイクダウンテストを行った。この
2回のテスト走行とも結果は上々で、2台のNSXは勇躍仙台ハイランドのレ
ースウィークに臨んだ。
 しかし、金曜日のフリー走行では「avex 童夢 無限 NSX」にオイルリークが
発生。応急修理でフリー走行の3・4回目に出走したものの、フリー走行終了
後、エンジン換装を行うこととなった。このため、今回も山本勝巳選手は満足
できる走行を行えず、翌日の予選に臨むこととなった。
 一方の「RAYBRIG NSX」は順調に走行を重ね、飯田章選手はウェット・コンデ
ィションで行われたフリー走行第1回目のベストタイムを記録した。

○6月28日(土) 公式予選  参加台数38台 出走台数35台
 朝、長崎県に上陸し日本列島を縦断する台風8号の影響を受け、早朝から雨
が降り続き終日やむ気配はない。エントラントの申し合わせにより、60分の予
選時間を20分づつに分けGT500クラスから開始される公式予選は、10時30分、第
1回が定刻通り開始された。雨は降り続いているものの比較的小雨で、空模様
を睨み各チームとも早々とピットロードに並んで予選のスタートを待ち、開始
早々から激しいタイムアタックが展開された。
 その中、「avex 童夢 無限 NSX」は、黒澤選手が乗りスタートしていった
が、エンジン回転がばらつき1周でピットイン。チェック後コースに送り出す
が1周後に再びピットに戻ってしまった。メカニックたちが必死に原因を究明
するが、時間は経過しGT300クラスの予選時間となった。この20分間にプラグ交
換等を行い500/300混走の第1回最終の20分に、黒澤選手がスタート。しかし、
エンジン回転のばらつきは治まらず、黒澤選手は2分4秒796のタイムからタイム
を詰めることができずピットイン。ドライバーを山本選手に替わりコースに送
り出したが、クラッシュした車両がありコース清掃のため赤旗中断となってし
まった。チームではこの赤旗中断の間に再度プラグ交換を行うか意見が分かれ
たが、松本監督の「交換しよ。もし、間に合わなくても2回目があるやんか。
」の一言でプラグ交換に取りかかった。幸い中断の間に作業は終了し、残り10
分で再開された予選第1回は、山本選手が乗りスタートする。山本選手は合計
11ラップを走行、2分12秒306のタイムで予選第1回を終了。マシンから降りて
きた山本選手は「中断されたラップはひどかったです。シケインは落ちている
パーツを避けながらの走行で、ラインどころではなく、他もコース全体にパー
ツが散らばっていました。雨も強くなってきているし、マシンを壊さないよう
に走ってきました。」と語った。
 一方の「RAYBRIG NSX」は、高橋監督兼選手のドライブでスタート。序盤の4
周目に1分58秒590をマークして3番手。そのまま15周を走って最初の20分を終
了した。後半の20分は飯田選手が乗り、降りしきる雨の中、2分7秒206をマー
ク、予選第1回を終了。高橋監督兼選手は「最初の5分位が勝負でしたね。そ
の後は雨が強くなりコース上に水が出てタイムは望めませんでした。でも僕も
全力でアタックした訳ではなく、やってみようかなと思いましたが予選早々に
クラッシュでもしたら大変なので、自重してかなり余裕を持った走りでした。
全力でいったらポール・ポジションに手が届いたかもしれませんね。」
と語った。

 14時30分からの予選第2回間での間に、「avex 童夢 無限 NSX」は、エンジ
ンばらつきの原因をワイヤーハーネスの断線と突き止め修復。黒澤選手が乗車
してスタートすると、ただ一人2分を切る力走を見せ、予選1・2回を通して
6番手とGT500クラスで唯一順位を上げ、最初の20分を終了。本大会予選の最終
20分も黒澤選手が再びスタート。さらに強まったかに見える雨をつき、今回も
2分を切る力走を見せ、雨の中観戦する熱心なファンを沸かせたが、6周目に
シケイン後のS字登り右コーナーでスピン、コースアウト。そのまま予選を終
了。オフィシャルのトラックに引かれピットに戻ってきた黒澤選手は「コース
アウトする2周前に長谷見さんに追いついてしまった。クリアラップだったら5
8秒台に入れたし、ポールも取れたと思う。それにしても、コースアウトしたと
ころは水溜まりがあるわけでもないのに、いきなり後ろが流れて押さえられな
かった。止まった後マシンを降りてみると壁まで後50㎝位だった。どこも壊さ
ないですんでほっとしました。でも、決勝レースが雨だったら大きなチャンス
がありますよ。」と語った。
 一方のRAYBRIG NSXは、今回は出走せず、明日の決勝レースに備えていた。
 ポール・ポジションは、予選1回目の序盤で1分58秒379を記録したカストロ
ール・トムス・スープラが獲得した。

○6月29日(日) 決勝レース 63ラップ  出走台数35台 完走台数30台
 心配された台風8号は夜のうちに通り過ぎ、台風一過の良く晴れた決勝日。
気温も27℃を超えた仙台ハイランドのメインスタンドは37,200人(主催者発表)
の観衆が集まり、決勝レースのスタートを待ち受けていた。
 14時23分、定刻通りにグリーンフラッグが振られ、'97JGTC第3戦「ハイラン
ドGTチャンピオンシップ」の幕が切って落とされた。
 黒澤選手がスタートドライバーを務める「avex 童夢 無限 NSX」は、予選順
位通りの6番手でレースをスタート。順調にレースを開始したかに見えたが、
3周目頃から徐々に遅れ始め、7周目には9番手まで後退してしまい、マシン
後部から白煙を引き始める。11周目、12番手を走行中、フラッグタワーにオレ
ンジボール旗が掲示され、黒澤選手は直ちにピットイン。白煙は金曜日のフリ
ー走行から問題となっていたトランスミッションオイルのリークが原因で、オ
イルがエキゾーストパイプに落ち発煙していたものであった。この度重なるオ
イルリークは、その場での修復は不可能と判断。残念ながらリタイヤする事と
なった。岸本チーフエンジニアは「2戦続きで序盤リタイヤという結果は非常
に残念だし、ドライバーや応援していただいている皆様には申し訳ないと思っ
ています。シェイクダウンしてからロングディスタンスの走り込みが足りない
ため、トラブルの洗い出しができていません。しかし、ここ一発の速さは十分
証明できたし、セッティングも徐々に纏まりつつあるので、今後を期待してく
ださい。」と語った。

 一方僚友チームの「RAYBRIG NSX」は、高橋監督兼選手が乗車し、予選順位通
りの3番手でレースをスタート。8周目のシケインで2番手に浮上、その後も
トップの後ろにピタリと張り付き快調にラップを重ねる。ところが、「avex 童
夢 無限 NSX」がリタイヤした12周目頃から徐々にラップタイムと順位が落ち始
め、11番手まで後退した18周目には2分2秒台での走行となる。原因はミッシ
ョントラブルで、1~3速が使えず4・5速での走行を強いられていたためだ
った。しかし、高橋監督兼選手はベテランの技を見せ、22周目以降は1分54~5
6秒台で走り、11~12番手のポジションをキープ。33周を終了してピットイン、
飯田章選手と交代。タイヤも交換しガソリンを補給して、コースに復帰。飯田
選手も傷ついたマシンを労りながら賢明に走行を続けるが、2コーナーでGが
かかると異音が発生するとピットイン。リアタイヤを交換してコースに戻った
が、1周後再びピットイン。メカニックたちは必死に原因を追及するが異常は
発見できず、再度タイヤを交換してコースに送り出す。その後も再びピットイ
ンし、チェックを繰り返すが異常は見つからない。コースに戻った飯田選手
は、1分53~54秒台で力走し14周遅れの30位でチェッカーフラッグを受け、原
因の究明はガレージに持ち帰ってからとなった。

 レースは、ラスト2周の最終コーナーでZEXSELスカイラインをかわしトップ
に立つという劇的な展開で、カストロール・トムス・スープラ(M.クルム/P.デ
ラ・ロサ)が今季初優勝を飾った。  

   提供:無限&童夢


全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/4


                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            29 June '97
   Race Report                    決勝レース                   FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦仙台ハイランド

最終ラップの大逆転!!
カストロール・トムス・スープラが勝利をもぎ取る
無念。亜久里はタイヤ選択に泣く。


 心配された台風も早朝には去り、朝早くは小雨が残ったものの、全日本GT選手権
第3戦「ハイランドGT選手権レース」の決勝は、好天の下で開催された。

 雨の予選でポールを獲ったNo.37カストロール・トムス・スープラの鈴木利男は、
ローリングスタートからダッシュを決め、このレースから新型スカイラインGT-Rと
なったNo.2 ZEXELスカイライン、エリック・コマスを抑えて1コーナーにトップで
進入した。また、予選3位のNo.100 RAYBRIG NSX、高橋国光もポジションをキープ
し、前のスープラ、GT-Rにきっちりと着いていく。この3台が序盤一列になって競っ
ていく。少し離れてNo.38カストロール・セルモ、No.36カストロール・トムスの2
台のスープラが後を追いかけている。特にNo.2 ZEXELとNo.37カストロールはテール
トゥノーズでトップを争う。だが、9周目にシケインでNo.37スープラがラインを
外した隙をNo.2スカイラインに突かれてしまう。さらには、No.100NSXもそこに乗じ
て、パッシング。No.37は一気に3番手に落ちてしまう。トップに立ったNo.2コマス
は、逃げ切り体制をつくる。一方、2番手になったNo.100NSXはギアトラブルでペー
スダウン、徐々に後方へと下がっていく。これで、攻守を入れ替えて再びNo.2コマ
スとNo.37利男がトップ争いを展開。互いに49秒中盤から50秒前半、ベストは共に45
秒台という予選並のハイペースで周回していく。その後ろを走るNo.38、No.36のカ
ストロール・スープラも互いに接近戦でやはり49秒台を出し、後半への勝負権を放
さない。
 まず動いたのはNo.2 ZEXELスカイラインだった。31周目に上位陣の先頭を切って
規定のピットインを行う。ドライバーは鈴木亜久里にチェンジ。42秒ほどの素早い
ピットワークを行う。35周目にNo.36、その次の周にNo.38、その次にNo.37とカス
トロール・スープラ勢が順次ピットインを行う。
 主な上位陣がピットインを終了した40周過ぎの時点でNo.2 ZEXELスカイライン、
亜久里が再びトップに戻る。2番手にはNo.36カストロール・トムス・スープラのミ
ハエル・クルムとなる。その差は、ピットタイムの早さなどが積み重なって約15秒
に増えていた。そして、No.2の亜久里は1分50秒前半をコンスタントに記録して逃
げる。追うNo.36クルムは49秒台、時には48秒台でじわじわと追い上げる。クルムの
亜久里は追い上げを知るとペースアップを図るが思うように上がらない。実はハー
ド気味のタイヤを選択したのが裏目に出たのだった。ラスト5周でNo.36クルムは、
No.2亜久里のテールにぴたりと着けて、ここから巧みなブロックで守る亜久里と、
アウトにインにと果敢に攻めるクルムとの、手に汗握るサイドバイサイドが展開さ
れる。そして、最終ラップ直前の最終コーナーで亜久里がやや外に膨らんだところ
をインに並び掛けるそして、1コーナーに飛び込む。ここでついにクルムがトップ
に立った。そして、ラスト一周を逃げ切って、カストロール・トムスに今季初の優
勝をもたらした。3位にはNo.37のカストロール・トムス・スープラが、4位には
No.38カストロール・セルモ・スープラ、5位は前戦優勝のNo.39デンソーサード
スープラGTが、以降8位までをスープラが占めた。


完全独走体制!つちやMR2がGT300初制覇

 予選トップのNo.21ダンロップーBPーBMWは、スタート前からタイヤに問題を抱えて
おり、スタート後徐々に遅れ出す。これに代わってトップに立ったのは、予選では
クラス5番手にとどまったNo.25つちやMR2の土屋武士。1台だけクラスが違うかの
ような速さで後続をどんどん引き離していった。ピットインも、できるだけマージ
ンを稼ぐためにギリギリまでガマンをし、タイヤ交換もせずにピット作業によるタ
イムロスを最小にとどめる。長嶋正興にバトンタッチしてからもリードを守りきり、
初優勝を遂げた。これに続いて2位に入ったのはNo.19 RS☆Rシルビア。序盤に、他
車を抜くときムリをしすぎてスピンを喫し大きく遅れてしまうが、その後挽回して
順位を上げたもの。これでシリーズランキングトップの座を守った。3位にはしぶ
とく走りきったNo.26タイサンスターカードRSRが入っている。4位は予選2番手の
座を守りきれなかったNo.910ナインテンポルシェ、5位には序盤健闘したNo.81ダイ
シンシルビアが入っている。



総合優勝

No.36 カストロール・トムス・スープラ
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「とにかくレースをフィニッシュすることが目標で、とくにアタックするような
つもりはなかったんです。序盤は前に竹内選手がいて、なかなか抜けなかったん
ですけど、チャンスは狙っていましたよ」
ミハエル・クルム
「ペドロがピットインの直前にかなり速いタイムで走ってくれたのが今回のレー
スのキーになっていると思います。自分も出ていった直後からかなり速く走れま
したからね。終盤のバトルは、亜久里さんが簡単に抜けるような相手ではないの
で大変でした。でもレース中にスプーンコーナーの走り方も教えてもらえたし(笑)。
自分のほうがペースが少し速かったので、抜くチャンスは狙っていましたから、
最後に抜けてよかったです」


GT300クラス優勝

No.25 つちやMR2
土屋武士
「ターボは日曜日になってなんとか調整がついてくれて、結果オーライというと
ころですね。このペースだったら長島くんに貯金を残してあげられる状態でした。
今までが全然ダメで、ターボがついてるとスピードが全然違う。クルマは全然問
題ない。とりあえずタイヤはいいグリップで中段から抜けられた。ちょっと別の
問題があって(笑)。スポンサーがね…。ミッションがひとつしかなくて、壊れ
た時点でリタイヤになってしまうので壊せない。今回、タイヤ交換はなしで走り
きりました」
長島正興「土屋君がマージンを作ってくれたので、後ろを見ながらゴールを目指
して走りました」



以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
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全日本GT選手権

JGTC-Rd.3:ドライバー別データ


 '97 全日本グランドツーリングカー選手権シリーズ 第3戦  ハイランド GT選手権レース
 ドライバー別データ


順位 車番 クラス 順 所要タイム   周回 ドライバー         ベストラップ 周回
   1  36  500  1  01:56:50.842  63  ミハエル クルム         01:48.507  27
                                    ペドロ デラ ロサ     01:47.743  36
   2   2  500  2  01:56:54.014  63  鈴木亜久里       01:49.454  35
                                    エリック コマス         01:45.926  28
   3  37  500  3  01:57:12.061  63  関谷  正徳       01:48.554  25
                                    鈴木  利男       01:45.538  38
   4  38  500  4  01:57:33.217  63  竹内  浩典       01:47.351  37
                                    金石  勝智       01:49.128  26
   5  39  500  5  01:57:43.432  63  影山  正美       01:49.927  31
                                    谷川 達也       01:49.306  32
   6   5  500  6  01:58:10.117  63  田嶋  栄一       01:49.202  33
                                    マーク グーセン        01:49.937  30
   7   8  500  7  01:58:41.469  63  ワイン ガードナー      01:49.171  30
                                    長坂  尚樹       01:49.869  33
   8 510  500  8  01:56:55.789  62  ベルドラン ガショー    01:50.013  40
                                    ポール ベルモンド     01:50.761  22
   9   3  500  9  01:57:01.578  62  長谷見昌弘       01:49.738  32
                                    田中  哲也       01:49.828  30
  10  34  500 10  01:57:05.727  62  土屋 圭市       01:50.593  29
                                    松田 秀士       01:50.542  33
  11  13  500 11  01:57:27.104  62  木下みつひろ     01:50.264  39
                                    藤村 満男       01:50.356  23
  12  30  500 12  01:58:41.220  62  山田  洋二       01:52.371  23
                                    茂木  和男       01:50.653  39
  13  10  500 13  01:57:04.630  61  飯田  薫       01:52.682  29
                                    ラルフ ファーマン        01:50.985  32
  14  25  300  1  01:57:44.259  60  土屋 武士       01:54.605  40
                                    長島  正興       01:56.357  20
  15  19  300  2  01:58:16.458  60  織戸  学       01:54.843  35
                                    福山  英朗       01:54.951  25
  16  26  300  3  01:58:38.426  60  鈴木  恵一       01:56.354  25
                                    新田 守男       01:54.931  35
  17 910  300  4  01:57:35.328  59  袖山 誠一       01:56.832  25
                                    砂子 智彦       01:56.792  34
  18   7  300  5  01:57:42.727  59  山路 慎一       01:55.628  34
                                    松本 晴彦       01:57.459  25
  19  81  300  6  01:57:52.480  59  大八木信行       01:58.152  23
                                    木下  隆之       01:55.537  36
  20  71  300  7  01:58:20.834  59  星野  薫       01:56.929  38
                                    城内 政樹       01:56.993  21
  21  72  300  8  01:57:09.187  58  牧口 規雄       02:01.608  17
                                    浅見    武       01:56.519  41
  22  27  300  9  01:57:31.744  58  太田  哲也       01:56.935  31
                                    スティーブン アンドスカー  01:57.268  27
  23  21  300 10  01:57:21.127  57  一ツ山幹雄       01:57.863  26
                                    山本  健司       01:56.667  31
  24 556  500 14  01:57:51.975  57  影山  正彦       01:49.221  25
                                    近藤  真彦       01:49.675  32
  25  20  300 11  01:58:02.605  57  高橋 健二       01:59.123  30
                                    須賀 宏明       02:00.827  27
  26  16  300 12  01:58:50.938  57  関根 基司       01:59.565  32
                                    藤島 敏也       02:01.177  25
  27  12  500 15  01:57:46.853  55  星野  一義       01:49.092  26
                                    本山  哲       01:51.253  29
  28  28  300 13  01:57:57.052  54  山崎 正弘       02:03.572  24
                                    杉山 正巳       02:02.646  30
  29  91  300 14  01:58:46.555 55-4 松永 雅博       01:57.192  45
                                    三原じゅん子     02:07.348  10
  30 100  500 16  01:58:33.579  49  高橋  国光       01:46.670  33
                                    飯田  章       01:53.222  16
-------------------以上完走---------------------------------------
       6  300             39  加藤 寛規       01:56.848  35
                                    藤田 孝博       02:05.288   4
      55  300             34  深沢 寿裕       02:03.247   5
                                    長島 正明       01:59.211  29
      88  500            24  和田 孝夫       01:55.400  24
                                    和田  久
      18  500             12  黒澤  琢弥       01:48.841  12
                                    山本 勝巳
      70  300              9  石橋 義三
                                    小宮 延雄       01:58.913   9

※ No,91 の車両は1997年全日本GT選手権統一規則第34条(最大運転時間)
    オーバーにより4周減算の罰則とする。



                       データ提供 VICIC
                       報   告 吉本 学(CXJ12556)

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/4


                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            29 June '97
   Race Report                    決勝レース                   FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦仙台ハイランド

最終ラップの大逆転!!
カストロール・トムス・スープラが勝利をもぎ取る
無念。亜久里はタイヤ選択に泣く。


 心配された台風も早朝には去り、朝早くは小雨が残ったものの、全日本GT選手権
第3戦「ハイランドGT選手権レース」の決勝は、好天の下で開催された。

 雨の予選でポールを獲ったNo.37カストロール・トムス・スープラの鈴木利男は、
ローリングスタートからダッシュを決め、このレースから新型スカイラインGT-Rと
なったNo.2 ZEXELスカイライン、エリック・コマスを抑えて1コーナーにトップで
進入した。また、予選3位のNo.100 RAYBRIG NSX、高橋国光もポジションをキープ
し、前のスープラ、GT-Rにきっちりと着いていく。この3台が序盤一列になって競っ
ていく。少し離れてNo.38カストロール・セルモ、No.36カストロール・トムスの2
台のスープラが後を追いかけている。特にNo.2 ZEXELとNo.37カストロールはテール
トゥノーズでトップを争う。だが、9周目にシケインでNo.37スープラがラインを
外した隙をNo.2スカイラインに突かれてしまう。さらには、No.100NSXもそこに乗じ
て、パッシング。No.37は一気に3番手に落ちてしまう。トップに立ったNo.2コマス
は、逃げ切り体制をつくる。一方、2番手になったNo.100NSXはギアトラブルでペー
スダウン、徐々に後方へと下がっていく。これで、攻守を入れ替えて再びNo.2コマ
スとNo.37利男がトップ争いを展開。互いに49秒中盤から50秒前半、ベストは共に45
秒台という予選並のハイペースで周回していく。その後ろを走るNo.38、No.36のカ
ストロール・スープラも互いに接近戦でやはり49秒台を出し、後半への勝負権を放
さない。
 まず動いたのはNo.2 ZEXELスカイラインだった。31周目に上位陣の先頭を切って
規定のピットインを行う。ドライバーは鈴木亜久里にチェンジ。42秒ほどの素早い
ピットワークを行う。35周目にNo.36、その次の周にNo.38、その次にNo.37とカス
トロール・スープラ勢が順次ピットインを行う。
 主な上位陣がピットインを終了した40周過ぎの時点でNo.2 ZEXELスカイライン、
亜久里が再びトップに戻る。2番手にはNo.36カストロール・トムス・スープラのミ
ハエル・クルムとなる。その差は、ピットタイムの早さなどが積み重なって約15秒
に増えていた。そして、No.2の亜久里は1分50秒前半をコンスタントに記録して逃
げる。追うNo.36クルムは49秒台、時には48秒台でじわじわと追い上げる。クルムの
亜久里は追い上げを知るとペースアップを図るが思うように上がらない。実はハー
ド気味のタイヤを選択したのが裏目に出たのだった。ラスト5周でNo.36クルムは、
No.2亜久里のテールにぴたりと着けて、ここから巧みなブロックで守る亜久里と、
アウトにインにと果敢に攻めるクルムとの、手に汗握るサイドバイサイドが展開さ
れる。そして、最終ラップ直前の最終コーナーで亜久里がやや外に膨らんだところ
をインに並び掛けるそして、1コーナーに飛び込む。ここでついにクルムがトップ
に立った。そして、ラスト一周を逃げ切って、カストロール・トムスに今季初の優
勝をもたらした。3位にはNo.37のカストロール・トムス・スープラが、4位には
No.38カストロール・セルモ・スープラ、5位は前戦優勝のNo.39デンソーサード
スープラGTが、以降8位までをスープラが占めた。


完全独走体制!つちやMR2がGT300初制覇

 スタート後徐々に遅れ出す。これに代わってトップに立ったのは、予選ではクラ
ス5番手にとどまったNo.25つちやMR2の土屋武士。1台だけクラスが違うかのよう
な速さで後続をどんどん引き離していった。ピットインも、できるだけマージンを
稼ぐためにギリギリまでガマンをし、タイヤ交換もせずにピット作業によるタイム
ロスを最小にとどめる。長嶋正興にバトンタッチしてからもリードを守りきり、初
優勝を遂げた。これに続いて2位に入ったのはNo.19 RS☆Rシルビア。序盤に、他車
を抜くときムリをしすぎてスピンを喫し大きく遅れてしまうが、その後挽回して順
位を上げたもの。これでシリーズランキングトップの座を守った。3位にはしぶと
く走りきったNo.26タイサンスターカードRSRが入っている。4位は予選2番手の座
を守りきれなかったNo.910ナインテンポルシェ、5位には序盤健闘したNo.81ダイ
シンシルビアが入っている。



総合優勝

No.36 カストロール・トムス・スープラ
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「とにかくレースをフィニッシュすることが目標で、とくにアタックするような
つもりはなかったんです。序盤は前に竹内選手がいて、なかなか抜けなかったん
ですけど、チャンスは狙っていましたよ」
ミハエル・クルム
「ペドロがピットインの直前にかなり速いタイムで走ってくれたのが今回のレー
スのキーになっていると思います。自分も出ていった直後からかなり速く走れま
したからね。終盤のバトルは、亜久里さんが簡単に抜けるような相手ではないの
で大変でした。でもレース中にスプーンコーナーの走り方も教えてもらえたし(笑)。
自分のほうがペースが少し速かったので、抜くチャンスは狙っていましたから
、最後に抜けてよかったです」


GT300クラス優勝

No.25 つちやMR2
土屋武士
「ターボは日曜日になってなんとか調整がついてくれて、結果オーライというと
ころですね。このペースだったら長島くんに貯金を残してあげられる状態でした。
今までが全然ダメで、ターボがついてるとスピードが全然違う。クルマは全然問
題ない。とりあえずタイヤはいいグリップで中段から抜けられた。ちょっと別の
問題があって(笑)。スポンサーがね…。ミッションがひとつしかなくて、壊れ
た時点でリタイヤになってしまうので壊せない。今回、タイヤ交換はなしで走り
きりました」
長島正興「土屋君がマージンを作ってくれたので、後ろを見ながらゴールを目指
して走りました」



以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGTC-Rd.3:仙台GT選手権レース結果

全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-29) Official Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:4.029km

 P  No.Class Car/Driver(s)---------------------------- Lap- GoalTime---
 1   36 500  5 カストロール・トムス・スープラ  ミハエル クルム    P.デラ ロサ   63 01:56:50.842
 2    2 500  2 ZEXELスカイライン       鈴木亜久里  エリック コマス   63 01:56:54.014
 3   37 500  1 カストロール・トムス・スープラ  関谷正徳    鈴木利男   63 01:57:12.061
 4   38 500  4 カストロール・セルモ・スープラ  竹内浩典    金石 勝智  63 01:57:33.217
 5   39 500  7 デンソーサードスープラGT  影山正美    谷川達也   63 01:57:43.432
 6    5 500  9 5ZIGEN SUPRA      田嶋栄一    マーク グーセン  63 01:58:10.117
 7    8 500 11 POWER CRAFT SUPRA W.ガードナー   長坂尚樹   63 01:58:41.469
 8  510 500 13 RH CERUMO SUPRA   B.ガショー     P.ベルモンド  62 01:56:55.789
 9    3 500 16 ユニシアジェックス スカイライン 長谷見昌弘  田中哲也   62 01:57:01.578
10   34 500 14 STPタイサンアドバン GT2 土屋圭市    松田秀士   62 01:57:05.727
11   13 500 15 エンドレス アドバン GT木下みつひろ  藤村満男   62 01:57:27.104
12   30 500 10 綜合警備 PORSCHE  山田洋二    茂木和男   62 01:58:41.220
13   10 500 12 シャトレーゼ・ポルシェGT2  飯田  薫    ラルフ ファーマン  61 01:57:04.630
14   25 300  5 つちやMR2         土屋武士    長島正興   60 01:57:44.259
15   19 300  8 RS☆Rシルビア        織戸 学    福山英朗   60 01:58:16.458
16   26 300  9 タイサン スターカード RSR  鈴木恵一    新田守男   60 01:58:38.426
17  910 300  2 ナインテンポルシェ        袖山誠一    砂子智彦   59 01:57:35.328
18    7 300  6 RE雨宮SuperG RX7  山路慎一    松本晴彦   59 01:57:42.727
19   81 300  4 ダイシン シルビア       大八木信行  木下隆之   59 01:57:52.480
20   71 300    シグマテック 911      星野 薫   (城内政樹)  59 01:58:20.834
21   72 300 10 WAKO'S BMW M3     牧口規雄    浅見  武   58 01:57:09.187
22   27 300  7 TEAM FCJ フェラーリ    太田哲也    S.アンドスカー  58 01:57:31.744
23   21 300  1 ダンロップ-BP-BMW    一ツ山幹雄  山本健司   57 01:57:21.127
24  556 500  8 KURE R33          影山正彦    近藤真彦   57 01:57:51.975
25   20 300 11 アイ・オートGABポルシェ    高橋健二    須賀宏明   57 01:58:02.605
26   16 300 13 YB BMW 325i クーペ  関根基司    藤島敏也   57 01:58:50.938
27   12 500    カルソニック スカイライン    (星野一義)   本山 哲   55 01:57:46.853
28   28 300 16 TEAM FCJ フェラーリ    山崎正弘    杉山正巳   54 01:57:57.052
29   91 300 12 バーディークラブ・MR-2  松永雅博  三原じゅん子55-401:58:46.555
30  100 500  3 RAYBRIG NSX       高橋国光    飯田 章   49 01:58:33.579
-------------------------------- DNC -----------------------------------
      6 300  3 ワイズダンロップBP MR2 加藤寛規    藤田孝博   34
     55 300 15 Castrol RX7       深沢寿裕    長島正明   24
     88 500    JLOC ディアブロ GTR  和田孝夫   (和田 久 ) 12
     18 500  6 avex 童夢無限 NSX 黒澤琢弥    山本勝巳    9
     70 300 14 外車の外国屋アドバン石橋義三    小宮延雄    9
************************************************************************
参加台数 38台  予選出走台数 35台  決勝出走台数 35台


           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/3


                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            28 June '97
   Qualify Report                予選日レポート               FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦仙台ハイランド

雨のハイランドを鈴木利男が制する
Castrol TOM'S SUPRAが3戦連続ポール!
鉄人・高橋国光(RAYBRIG NSX)が予選3位に!!

 6月28日、全日本GT選手権第3戦ハイランドGT選手権大会が、宮城県・仙台ハイ
ランドレースウェイで行われた。このレースではスカイライン勢待望の97年型スカ
イラインGT-Rがデビューした。
 台風8号の接近のためか、活発化した梅雨前線により仙台ハイランドは朝から1
日雨だった。コースも終始かなり条件の良くないウエット状態だった。
 午前10時30分から行われた予選1回目。開始10分にNo.2 ZEXELスカイラインのエ
リック・コマスが1分58秒553を記録。ZEXELスカイラインは金曜日のドライ状態で
の走行でも、1分46秒293と昨年マクラーレンF1GTRが出したコースレコード(1分
45秒745)から0.528秒まで迫るタイムを記録している。
 多少、雨足が弱まり、マシンが走ったことでやや路面の状況が改善した後半に、
何台かが58秒台に入り始める。そして18分過ぎにNo.37カストロール・トムス・スー
プラの鈴木利男が1分58秒379を出して逆転する。また、No.100 RAYBRIG NSXも超
ベテラン高橋国光が雨の中を果敢にアタックし、1分58秒553を記録し、スープラ、
スカイラインに次いで3番手に飛び込んだ。
 このようにタイムが上がり出すと、スピンするマシンが続出。No.12カルソニッ
クスカイラインの本山哲がシケインでコースアウト。フロントバンパーを大きく破
損。カルソニックは前半はトラブルで走れず、金曜の走行でも同じ個所を壊してお
り、結局予備パーツの関係で午後の走行を見送ることになり、屈辱のポジションに
甘んじることになった。このようにコースコンディションが悪化したため、コース
清掃のため20分ほどの中断があった。それ以後は大きくタイムを上げるマシンはな
かった。
 午後に入っても雨足が衰えるとはなく、路面状況は午前よりやや悪いと思えた。
そんな中で、金曜のエンジントラブルで午前の予選も満足に走れなかったNo.18 
avex童夢無限NSXが果敢にアタックする。無限スタッフがトラブルを解決し本調子
が戻ったNSXは、黒澤琢弥のドライブで唯一2分を切る1分59秒038を叩き出す。だ
が、この直後にS字でスピン。これ以上のタイムアップはならなかったが、黒澤は
「決勝が雨なら楽勝」との言葉を残した。結局、GT500ではNo.18以外に大きくタイ
ムアップしたマシンはなく、午前の結果どおりにNo.37カストロール・トムス・スー
プラの関谷正徳/鈴木利男組が開幕戦鈴鹿に続いて2回目のポールポジションを獲
得した。

雨に苦戦のターボ勢
逆転でNo.21ダンロップ-BP-BMWが初のPP!!
 GT300クラスでは、このレインコンディションでダンロップ・タイヤのユーザー
が好調だった。午前の予選1回目にはNo.6ワイズダンロップBP MR-2が2分10秒台
を出して、クラストップに立つが、終了直前にNo.910ナインテンポルシェが2分9
秒055と10秒を切って暫定トップになった。
 午後も引き続きレイン・コンディションなためにタイムアップはならないかと思
われたが、ここでダンロップのヘビーレイン・タイヤが好タイムに結びつく。午前
に続きNo.910ナインテンポルシェがさらにタイムアップし2分7秒413でクラス・
ポール確実かと思った終了間際に、No.21 ダンロップ-BP-BMWの山本健司が2分6秒
772と逆転のタイムを叩き出し、GTC初ポールを獲得した。


ポールポジション・インタビュー

鈴木利男 1分58秒379 No.37カストロール・トムス・スープラ
「タイムを出したのは、1回目の予選を走り始めて4周めか5周め。その時はまだ
小降りでしたから。クルマの調子はいいんで、いいなりに走ったらタイムが出た感
じですね。走り始めてすぐ、たまたまクリアに走れて。タイミングが良かっただけ
です。その後雨が強くなったので、まぁラッキーかなと。レースはドライの方がい
いですよ。クルマはどっちでも調子いいですけどね。ま、どっちでもポカしなけれ
ば、いけるでしょう」

GT300ポールポジション
山本健司 2分07秒772 No.21ダンロップ-BP-BMW
「GTでポールは初めてですが、やはり気持ちいいものですね。今回のタイムは、も
うダンロップさんのタイヤのお陰に限ると思います。午前中は溝の少なめのレイン
タイヤで、午後は溝の多いタイヤでいったんですが、これが午前中よりグリップす
る感じで、全然フィーリングが良かったんです。決勝は、ウェットかドライかでも
違いますが、GT300がどの程度のペースで周回するかによるでしょうね。ウェットな
らミスしないこと。でも運転する方からすれば、ドライの方がいいですけど。ただ
ドライではあまりテストできていないので。どちらでもいいです」


以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGTC-Rd.3:仙台GT選手権予選結果

全日本GT選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-28) Qualify-Session
For All Japan GT Championship Rd.3 仙台ハイランドレースウェイ:4.029km

 P  No.Class Car/Driver(s)------------------------------------------------
 1   37 500  1 カストロール・トムス・スープラ  関谷正徳   02:11.774  鈴木利男  01:58.379
 2    2 500  2 ZEXELスカイライン       鈴木亜久里 02:06.856  エリック コマス  01:58.553
 3  100 500  3 RAYBRIG NSX       高橋国光   01:58.590  飯田 章  02:07.206
 4   38 500  4 カストロール・セルモ・スープラ  竹内浩典   01:58.881  金石 勝智 02:09.640
 5   36 500  5 カストロール・トムス・スープラ  ミハエル クルム   02:10.101  P.デラ ロサ  01:58.962
 6   18 500  6 avex 童夢無限 NSX 黒澤琢弥   01:59.038  山本勝巳  02:12.306
 7   39 500  7 デンソーサードスープラGT  影山正美   01:59.178  谷川達也  02:09.884
 8  556 500  8 KURE R33          影山正彦   01:59.389  近藤真彦  02:05.410
 9    5 500  9 5ZIGEN SUPRA      田嶋栄一   01:59.762  マーク グーセン 02:03.681
10   30 500 10 綜合警備 PORSCHE  山田洋二   01:59.970  茂木和男  02:02.834
11    8 500 11 POWER CRAFT SUPRA W.ガードナー  02:00.495  長坂尚樹  02:07.812
12   10 500 12 シャトレーゼ・ポルシェGT2  飯田  薫   02:12.948  ラルフ ファーマン 02:00.836
13  510 500 13 RH CERUMO SUPRA   B.ガショー    02:00.851  P.ベルモンド 02:05.926
14   34 500 14 STPタイサンアドバン GT2 土屋圭市   02:01.507  松田秀士  02:03.736
15   13 500 15 エンドレス アドバン GT木下みつひろ 02:01.703  藤村満男  02:03.398
16    3 500 16 ユニシアジェックス スカイライン 長谷見昌弘 02:02.744  田中哲也  02:02.694
17   21 300  1 ダンロップ-BP-BMW    一ツ山幹雄 02:10.619  山本健司  02:06.772
18  910 300  2 ナインテンポルシェ        袖山誠一   02:07.413  砂子智彦  02:08.058
19    6 300  3 ワイズダンロップBP MR2 加藤寛規   02:07.437  藤田孝博  02:10.550
20   81 300  4 ダイシン シルビア       大八木信行 02:15.031  木下隆之  02:07.607
21   25 300  5 つちやMR2         土屋武士   02:07.759  長島正興  02:15.793
22    7 300  6 RE雨宮SuperG RX7  山路慎一   02:08.184  松本晴彦  02:09.137
23   27 300  7 TEAM FCJ フェラーリ    太田哲也   02:10.325  S.アンドスカー 02:15.819
24   19 300  8 RS☆Rシルビア        織戸 学   02:10.583  福山英朗  02:15.814
25   26 300  9 タイサン スターカード RSR  鈴木恵一   02:18.827  新田守男  02:10.879
26   72 300 10 WAKO'S BMW M3     牧口規雄   02:18.564  浅見  武  02:11.161
27   20 300 11 アイ・オートGABポルシェ    高橋健二   02:11.547  須賀宏明  02:17.823
28   91 300 12 バーディークラブ・MR-2  松永雅博   02:15.019三原じゅん子02:33.158
29   16 300 13 YB BMW 325i クーペ  関根基司   02:15.627  藤島敏也  02:21.255
30   70 300 14 外車の外国屋アドバン石橋義三   02:17.347  小宮延雄  02:16.344
31   55 300 15 Castrol RX7       深沢寿裕   02:22.038  長島正明  02:18.651
32   28 300 16 TEAM FCJ フェラーリ    山崎正弘   02:20.942  杉山正巳  02:24.257
     12 500    カルソニック スカイライン    (星野一義)             本山 哲  02:07.666
     88 500    JLOC ディアブロ GTR  和田孝夫   02:09.350 (和田 久  02:54.095)
     71 300    シグマテック 911      星野 薫   02:11.591 (城内政樹)
-----------------------------以上予選通過---------------------------------
     17 300    東京科芸専:REロード 野上敏彦              細野智行
     51 300    コブラポルシェ     戸田哲史              池谷勝則
      4 500    ダンロップ ポルシェ     金海辰彦              駒 光武
**************************************************************************
         予選通過基準タイム(総合130%)    02:34.059

※ No88,71,12の車両は1997年全日本GT選手権統一規則第25条 K)により出走を認め
  最後尾スタートとする。


           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/2


                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            27 June '97
   Practice Report                練習走行レポート             FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦仙台ハイランド
新型スカイラインGT-R好発進?! やはりスープラとの一騎打ちか

 6月27日、宮城県・仙台ハイランドレースウェイで全日本GT選手権第3戦ハイラン
ドGT選手権レース大会の公開練習走行が行われた。
 この日は朝から雨模様。午前8時40分から1時間行われた1回目の走行では、雨は
小降りになってきたが路面は完全なウエット状態。何台かのマシンがコースアウト
するコンディションの中、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章が1人飛び抜けた1分57秒
893を記録。2番手にNo.36カストロール・トムス・スープラが1分59秒135で続く。
3番手には97年型の新型になったNo.2 ZEXELスカイラインが1分59秒175の僅差で
続き、その実力の高さを示した。
 11時10分から1時間行われた2回目の走行でも前半は小雨が降り続いていたが、
雨足は徐々に弱まり、コースアウト車両の撤去のために15分ほどの中断の間に雨は
完全に上がり日差しも差し出す。再開されたラスト10分の走行中にも路面はどんど
ん乾き、終了間際にNo.34 STPタイサンポルシェGT2が1分52秒203のベストラップ
を記録。これにNo.37カストロール・トムス・スープラとNo.38カストロール・セル
モ・スープラが続き、この後にはNo.2 ZEXELスカイラインが付けていた。
 午後は雨雲も去り、強い日差しもあって一転ドライコンディションとなる。13時
20分から1時間の走行では、No.2 ZEXELスカイライン、そしてNo.556 KURE R33の
新型スカイライン2台が好調な走りを見せた。ZEXELは、昨年マクラーレンF1GTRが
記録したレコードタイムに0.528秒差に迫る1分46秒293という好タイムを記録。
KUREも46秒743で2番手とスカイラインの1-2となる。これにNo.36、No37の2台のカ
ストロール・スープラが付け、その後ろにはNo.12カルソニックスカイラインが入
り、新型スカイラインはスープラと互角に戦う実力を見せた。GT300クラスでは、
ポイントリーダーのNo.19 RS☆Rシルビアがトップ。これにNo.71シグマテックポル
シェ、No.81ダイシンシルビア、No.26タイサンスターカードRSRとポルシェとシル
ビアが競う形になった。この後にはこのレースからターボを装着したNo.25つちや
MR2が付けた。
 本日最後の走行は15時50分から1時間行われた。この走行ではスープラ勢が奮
闘。No.37カストロール・トムス・スープラが今日最高になる1分46秒233を記録。
新型スカイラインからトップの座を奪い返した。これにNo.5 5ZIGEN SUPRAがこの
セッション2番手になる1分46秒948、次にNo.36、そして後には昨年この仙台で優
勝を飾っているNo.38カストロール・トムス・スープラが入った。
 GT300クラスでは、この最後のセッションでディフェンディングチャンピオンで
あるNo.26が唯一53秒を切る1分52秒567を記録。また、このレースからターボ・エ
ンジンとなったNo25つちやMR2が本日のクラス3番手となる1分53秒388を出し、シ
ルビアとポルシェの争いに食い込みそうな予感を感じさせた。


練習走行タイム                 走行:39台 天気:晴/曇り コース:ドライ
[GT500] 
Po  No  マシン                           ドライバー             Time
---------------------------------------------------------------------------
 1  37   カストロール・トムス・スープラ   関谷正徳/鈴木利男    1'46.233(3)
 2   2   ZEXELスカイライン                鈴木亜久里/E.コマス  1'46.293(2)
 3  556   KURE R33                        影山正彦/近藤真彦    1'46.743(2)
 4  36   カストロール・トムス・スープラ   M.クルム/ P.デ・ラ・ロサ  1'46.803(2)
 5   5   5ZIGEN SUPRA                     田嶋栄一/M.グーセン  1'46.948(3)
 6  38   カストロール・セルモ・スープラ   竹内浩典/金石勝智    1'47.208(3)

[GT300]
    26   タイサンスターカードRSR          鈴木恵一/新田守男    1'52.567(3)
    19   RS☆Rシルビア                    織戸 学/福山英朗    1'53.001(2)
    25   つちやMR2                        土屋武士/長島正興    1'53.388(3)

*タイムは非公式のもの。カッコ内はタイムを出したセッション


以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/2


                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            27 June '97
   Practice Report                練習走行レポート             FMOTOR4版
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'97GTC第3戦仙台ハイランド
新型スカイラインGT-R好発進?! やはりスープラとの一騎打ちか

 6月27日、宮城県・仙台ハイランドレースウェイで全日本GT選手権第3戦ハイラン
ドGT選手権レース大会の公開練習走行が行われた。
 この日は朝から雨模様。午前8時40分から1時間行われた1回目の走行では、雨は
小降りになってきたが路面は完全なウエット状態。何台かのマシンがコースアウト
するコンディションの中、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章が1人飛び抜けた1分57秒
893を記録。2番手にNo.36カストロール・トムス・スープラが1分59秒135で続く。
3番手には97年型の新型になったNo.2 ZEXELスカイラインが1分59秒175の僅差で
続き、その実力の高さを示した。
 11時10分から1時間行われた2回目の走行でも前半は小雨が降り続いていたが、
雨足は徐々に弱まり、コースアウト車両の撤去のために15分ほどの中断の間に雨は
完全に上がり日差しも差し出す。再開されたラスト10分の走行中にも路面はどんど
ん乾き、終了間際にNo.34 STPタイサンポルシェGT2が1分52秒203のベストラップ
を記録。これにNo.37カストロール・トムス・スープラとNo.38カストロール・セル
モ・スープラが続き、この後にはNo.2 ZEXELスカイラインが付けていた。
 午後は雨雲も去り、強い日差しもあって一転ドライコンディションとなる。13時
20分から1時間の走行では、No.2 ZEXELスカイライン、そしてNo.556 KURE R33の
新型スカイライン2台が好調な走りを見せた。ZEXELは、昨年マクラーレンF1GTRが
記録したレコードタイムに0.528秒差に迫る1分46秒293という好タイムを記録。
KUREも46秒743で2番手とスカイラインの1-2となる。これにNo.36、No37の2台のカ
ストロール・スープラが付け、その後ろにはNo.12カルソニックスカイラインが入
り、新型スカイラインはスープラと互角に戦う実力を見せた。GT300クラスでは、
ポイントリーダーのNo.19 RS☆Rシルビアがトップ。これにNo.71シグマテックポル
シェ、No.81ダイシンシルビア、No.26タイサンスターカードRSRとポルシェとシル
ビアが競う形になった。この後にはこのレースからターボを装着したNo.25つちや
MR2が付けた。
 本日最後の走行は15時50分から1時間行われた。この走行ではスープラ勢が奮
闘。No.37カストロール・トムス・スープラが今日最高になる1分46秒233を記録。
新型スカイラインからトップの座を奪い返した。これにNo.5 5ZIGEN SUPRAがこの
セッション2番手になる1分46秒948、次にNo.36、そして後には昨年この仙台で優
勝を飾っているNo.38カストロール・トムス・スープラが入った。
 GT300クラスでは、この最後のセッションでディフェンディングチャンピオンで
あるNo.26が唯一53秒を切る1分52秒567を記録。また、このレースからターボ・エ
ンジンとなったNo25つちやMR2が本日のクラス3番手となる1分53秒388を出し、シ
ルビアとポルシェの争いに食い込みそうな予感を感じさせた。


練習走行上位タイム      走行:36台 天気:雨/晴れ コース:ウエット→ドライ
[GT500] 
Po  No  マシン                           ドライバー             Time
---------------------------------------------------------------------------
 1  37   カストロール・トムス・スープラ   関谷正徳/鈴木利男    1'46.233(3)
 2   2   ZEXELスカイライン                鈴木亜久里/E.コマス  1'46.293(2)
 3  556   KURE R33                        影山正彦/近藤真彦    1'46.743(2)
 4  36   カストロール・トムス・スープラ   M.クルム/ P.デ・ラ・ロサ  1'46.803(2)
 5   5   5ZIGEN SUPRA                     田嶋栄一/M.グーセン  1'46.948(3)
 6  38   カストロール・セルモ・スープラ   竹内浩典/金石勝智    1'47.208(3)

[GT300]
    26   タイサンスターカードRSR          鈴木恵一/新田守男    1'52.567(3)
    19   RS☆Rシルビア                    織戸 学/福山英朗    1'53.001(2)
    25   つちやMR2                        土屋武士/長島正興    1'53.388(3)

*タイムは非公式のもの。カッコ内はタイムを出したセッション


以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.3/1

                     ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
                       1997  GT INSIDE REPORT
   Round 3 Hi-land GT Championship                            20 June '97
   Preview Report                 プレビューレポート            FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第3戦 ハイランドGT選手権レース
GTインサイドレポート・プレビュー


待望!!97年型スカイラインGT-Rついにデビュー決定
混沌としてきたGTC中盤戦。三つ巴の戦い必死

 全6戦で争われる97全日本GT選手権にとって、第3戦仙台ハイランドは序盤を締め
括り、後半戦に弾みをつける重要なレースだ。また、GTレースの国際的祭典97ル・
マン24時間レースも終了し、ドライバーやチーム関係者たちもここから国内レース
に一気にのめり込むことになる。
 第1戦に勝利し、第2戦でも表彰台に上がったスカイラインGT-R。No.2ZEXELスカイ
ラインのE.コマスは、第1戦当初から96年型スカイラインの限界を示唆し、新型を待
望していた。そして、この仙台でいよいよ97年型のスカイラインGT-Rが登場するこ
とになった。NISMOの柿元監督は「シャシー剛性、重心高を見直し、エンジンについ
てもトルクの向上を図った。色々と創意工夫している」と言い、際だった変更より
も長所を伸ばす方針だったようだ。それだけにこれまで通りのスカイラインの丈夫
さと扱い勝手の良さはそのままに新型のハンデはなく戦えるだろう。
 一方、第1戦鈴鹿でポールポジション、第2戦富士で優勝と本来の速さを発揮しつ
つあるスープラ。こちらは開幕戦からの新型投入でこの第3戦仙台ではもう熟成の域
に達するだろう。サバイバルだった第2戦富士の表彰台を2台のスープラが埋めたこ
とは、その信頼性が上がりつつあることを表している。ドライバー陣でも、富士の
勝者であるNo.39デンソーサードスープラの影山正美は引き続き谷川達也と組んで連
勝を狙う。また、No.8POWERCRAFT SUPRAに元2輪世界チャンピオン、ワイン・ガード
ナーが昨年に続き乗ることとなった。そしてこのレースからスープラが1台増え、
No.510 RYOWA HOUSE SUPRAにB.ガショー&P.ベルモンドのフランス人コンビが移籍
する。このように、人車ともに充実を迎えるスープラ勢は念願のGTC制覇に向け着々
と布石を打っている。
 デビュー戦の第2戦富士は予選で好位置に付けながらも、決勝レースをアクシデン
トでわずか3周足らずで終えてしまったNSXの2台。第3戦仙台までに2回のテストを行
い、その雪辱を狙う。わずか数十周のテスト走行だけで富士に臨み、熟成不足は否
めなかった。だがマシンは順調に仕上がり、5月のテストでは一緒に走ったスカイラ
イン勢と同等のタイムで走ったという。仙台はテクニカルだけに、No.100RAYBRIG 
NSXの飯田章曰くのフォーミュラ的なNSXにとって得意なサーキットとなるはず。
No.18 avex童夢無限NSXのドライバー、黒澤琢弥はフォーミュラ・ニッポンで優勝す
るなど、このところ絶好調なだけに表彰台、いや優勝をも狙える存在であるだろう。
 このところ、国産車種ばかりが目立つ感があるが、ポルシェ勢に強力な助っ人が
現れた。開幕からウワサされたチーム・タイサンとドリキンこと土屋圭市のジョイ
ントが成立。第3戦仙台よりNo.34 STPタイサンポルシェGT2で参戦することになった。
コンビを組むのは松田秀士。ル・マンでは並み居る強豪を抑えて予選クラス8位に食
い込んだテクニックを峠サーキットの仙台ハイランドで存分に発揮してほしい。忘れ
てならないのが、ディアブロGTR。デビューとなった第2戦富士ではレース前の金曜日
に完成したばかりで、マイナートラブルの連続。それでも決勝で一時5位を走るな
ど、国際GT1クラスを想定したマシンの素性は侮れない。ひょっとしたひょっとする
最大のダークホースといえよう。


こちらはバトルロイヤル!!
MR2とRX7の巻き返しの予感?! シリーズの行方を占う第3の勝者

 GT500クラスよりさらに混沌としているのが、GT300クラスだ。シルビア、MR2、
RX7の国産3車種に、昨年の覇者ポルシェRSRを加えてどの車種がどのチームが勝って
も不思議はない状態となっている。
 開幕を制し、第2戦もトラブルを抱えながらも2位に入ったNo.19 RS☆Rシルビアの
本命と言いたいのだが、いかんせんGTCにはウエイトハンデ制がある。300馬力クラ
スのマシンにとって50kgは結構なもの。それゆえ苦戦は否めない。一方、第2戦を制
したディフェンディング・チャンプNo.26タイサンスターカードRSR。こちらもハン
デウエイトを積むことになるが、昨年も経験があり、ポルシェはハンデが増えても
操縦特性が大きく変わらないという強みがあるだけに、最も優勝に近い存在かもし
れない。
 この2チームの独走を許さないとするのが、MR2とRX7。昨シーズン登場時点から一
発の速さを見せながら成績の残らないNo.25つちやMR2だったが、開幕戦鈴鹿で3位表
彰台を得ているだけにここでがんばれば、ランキング上位進出も可能だ。ドライバー
の土屋武士は今季、F3で優勝するなど今一番活きが良いだけに、目の離せない存在
だろう。そして、要注意なのが、No.7 RE雨宮SuperG RX7だ。今季3ローターを搭載
したことで大きくパワーアップ。3ローターデビューの開幕戦こそマイナートラブル
でリタイアしたが、上位を争い、第2戦では3位に入った。RE雨宮にとって仙台は、
一昨年に優勝、昨年も3位入賞とゲンの良いサーキット。チームもここは狙いを付け
たレースと位置づけているようだ。
 もちろん、この4チームだけでなく、昨年の仙台の覇者No.72 WAKO'S BMW M3、そ
して、昨年最後までチャンピオンを争ったNo.910ナインテンポルシェ、No.51コブラ
ポルシェなども侮れない存在だ。第2戦富士でトラブルを抱えながら4位に入ったNo.
27 TEAM FCJフェラーリも気になるところだし、No.55 Castrol RX7はこのレースか
ら3ローターを搭載すると言うし、No17KAGEISEN RACING TEAMは念願のロータリー搭
載のユーノス・ロードスターを投入すると言うし、まだまだ注目チームは多い。
GT300を見てこそ、GTCを語りたいものだ。


                   Report by GTインサイドレポート班


◎予想エントリーリスト(6月19日現在)

[GT500] 19台
No. マシン                 ドライバー                    エントラント   タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
2   ZEXELスカイライン      鈴木亜久里/E.コマス         NISMO            BS
3   ユニシアジェックススカイライン       長谷見昌弘/田中哲也         ハセミ・モータースポーツ    BS
4   ダンロップポルシェ        金海辰彦/駒 光武           SUZUKI BANKIN    DL
5   5ZIGEN SUPRA           田嶋栄一/M.グーセン         TEAM 5ZIGEN      DL
8   パワークラフトTRDスープラ       W.ガードナー/長坂尚樹       パワークラフト   BS
10  シャトレーゼ・ポルシェGT2       飯田 薫/R.ファーマンJr.    TEAM TMS         DL
12  カルソニックスカイライン           星野一義/本山 哲           HOSHINO RACING   BS
13  エンドレスアドバンGTR        木下みつひろ/菊地 靖       エンドレススポーツ      YH
18  avex童夢無限NSX        黒澤琢弥/山本勝巳           無限+童夢PROJECT BS
30  綜合警備 PORSCHE       山田洋二/茂木和男           TEAM TAKE ONE    BS
34  STPタイサンポルシェGT2 土屋圭市/松田秀士    TEAM TAISAN with ADVAN  BS
36  カストロール・トムス・スープラ       M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  TOYOTA Castrol TEAM BS
37  カストロール・トムス・スープラ       関谷正徳/鈴木利男        TOYOTA Castrol TEAM BS
38  カストロール・セルモ・スープラ       竹内浩典/金石勝智        TOYOTA Castrol TEAM BS
39  デンソースープラGT     影山正美/谷川達也          TOYOTA TEAM SARD  BS
88  JLOC ディアブロGTR     和田孝夫/和田 久           JALOC CORSA      YH
100 RAYBRIG NSX            高橋国光/飯田 章      チーム国光with MOONCRAFT BS
510 RH CERUMO SUPRA        B.ガショー/P.ベルモンド      RYOWA HOUSE Pacific   BS
556 KURE R33               影山正彦/近藤真彦           NISMO            BS

[GT300] 19台
6   ワイズダンロップBP MR-2     加藤寛規/藤田孝博           KRAFT            DL
7   RE雨宮SuperG RX7       山路慎一/松本晴彦           RE雨宮レーシング     DL
16  YB BMW 318iクーペ      関根基司/井入宏之           Team Power Magic YH
17  東京科芸専:REロードスター   野上敏彦/輿水敏明      KAGEISEN RACING TEAM DL
19  RS☆Rシルビア          織戸 学/福山英朗      RS-Rレーシングwith BANDOH YH
20  アイ・オート GAB ポルシェ       高橋健二/須賀宏明           アイ・オートレーシングチーム  YH
21  ダンロップ-BP-BMW      一ツ山幹雄/山本健司       HITOTSUYAMA RACING DL
25  つちやMR2              土屋武士/長嶋正興           土屋エンジニアリング   YH
26  タイサンスターカードRSR         鈴木恵一/新田守男           TEAM TAISAN Jr.  YH
27  TEAM FCJ フェラーリ    太田哲也/S.アンドスカー TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
28  TEAM FCJ フェラーリ    山崎正弘/杉山正巳 TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
51  コブラポルシェ         戸田哲史/池谷勝則           コブラレーシングチーム    YH
55  Castrol RX7            深沢寿裕/長島正明      SPORTS FACTRY RACING  YH
70  外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三/小宮延雄          チーム外国屋     YH
71  シグマテック911        星野 薫/城内政樹          シグマテックレーシングチーム  DL
72  WAKO'S BMW M3          牧口規雄/浅見 武           牧口エンジニアリング   YH
81  ダイシンシルビア       大八木信行/木下隆之         TEAM DAISHIN     BS
91  バーディークラブ・MR-2       松永雅博/三原じゅん子       ファーストレーシングチーム   YH
910 ナインテンポルシェ     袖山誠一/砂子晴彦           910 RACING       DL

*このエントリーリストはGTインサイドレポート班の取材により作成
  されたものです。公式発表ではありませんので、ご注意ください。
*他のホームページやメディアへの無断転載はご遠慮ください。
 マスメディアの方へは別途資料がございますので、古屋までメール
 でご連絡ください。


*上記のエントリーリストはGTインサイドレポート班の取材によるまとめです。
 参加チーム、ドライバーは変更されることがあります。

◎第3戦仙台ハイランド チケット購入のご案内

 各種前売り券、好評発売中!!
 下記のプレイガイドまたは販売店でお求めください

【チケット】
前売り券●大人:4,000円 ●ペア:8,500円
決勝当日券●大人:5,500円 ●中高生:2,500円 ●小人:700円
予選当日券●大人:2,000円 ●中高生:1,000円 ●小人:700円
駐車料金●決勝4輪:1,000円 ●決勝2輪:300円 ●予選:無料

【チケット発売所】
前売り券発売所:チケットぴあ/丸井チケットぴあ/チケットセゾン/
CNプレイガイド/ローソン/ファミリーマート/セブンイレブン(福島・宮城地区)/
サンクス/東北地区RTN加盟店
【お問い合わせ】
チケットインフォメーションダイアル(TEL:03-3409-2365/平日10:00-17:00)まで。


◎タイムスケジュール
 6月27日(金)練習走行日
  GT練習走行1回目         8:40~ 9:40
  GT練習走行2回目         11:10~12:10
  GT練習走行3回目         13:20~14:20
  GT練習走行4回目         15:50~16:50

 6月28日(土)予選日
 ☆GT予選1回目           10:30~11:30
  マーチ東北              11:50~12:05
  F-TOYOTA                12:25~12:45
  シビック東北            13:05~13:20
  ミラージュ東北          13:40~13:55
 ☆GT予選2回目           14:30~15:30

 6月29日(日)決勝日
 ☆GTフリー走行           8:20~ 8:50
  マーチ東北               9:15~ 9:50 (10Laps)
  F-TOYOTA          10:15~10:50 (15Laps)
  シビック東北            11:15~11:50 (12Laps)
 ☆ピットウォーク          12:00~12:40
  ミラージュ東北          13:05~13:40 (12Laps)
 ☆GTウォームアップ      13:50~14:05
 ☆GT決勝レース          14:20~16:30/予定 (63Laps)


◎テレビ放送
 7月5日(土)16:00~17:15
  テレビ東京系全国6局ネット
  テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
  ティーエックスエヌ九州
 7月13日(日)24:40~25:15  東北放送(TBC)


以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

スーパーN1耐久

N1 TI Rd3 決勝正式結果(訂正版)


N1耐久選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-14) Provisional Race Results
For N1 Endurance Series Rd.3 TIサーキット英田(J) : 3.7026km

 P  No.Driver(s)-------------- Car---------------- Lap --GoalTime- -km/h--
 1  32 1 横島  久/竹内浩典    Nissan Skyline GT-R 109 3:09'54.350 127.490
 2  23 1 砂子智彦/福山英郎    Nissan Skyline GT-R 109 3:09'59.868 127.428
 3  13 1 木下みつひろ/菊地靖   Nissan Skyline GT-R 109 3:10'44.021 126.937
 4  19 1 木下隆之/川崎哲哉    Nissan Skyline GT-R 108   -   1Lap         
 5  44 1 田中  実/新田守男    Nissan Skyline GT-R 107   -   2Lap         
 6  20 2 小川日出生/細野智行/小林 Mitsubishi Lance 104   -   5Laps        
 7  33 1 村松康生/三好正己    Mitshubishi Lancer  104   -   5Laps        
 8  34 2 瀬在仁志/桂  伸一    Mitshubishi Lancer  103   -   6Laps        
 9  52 4 西垣内正義/渡辺明    Honda Civic         103   -   6Laps        
10  58 4 吉田寿博/山野哲也    Honda Civic         102   -   7Laps        
11  53 4 小林敬一/原  貴彦    Honda Civic         102   -   7Laps        
12  81 4 吉富  章/小暮吉則    Mitsubishi Mirage   102   -   7Laps        
13  27 2 長嶋正興/牧口規雄    BMW M3              102   -   7Laps        
14  39 3 井田雅彦/磯田尚孝    Honda Integra       101   -   8Laps        
15  28 3 佐藤清治/佐藤  淳    Honda Integra       101   -   8Laps        
16  60 4 鈴木恵一/赤尾文尾    Honda Civic         101   -   8Laps        
17  68 4 福田よしのぶ/水野昇太Honda Civic         101   -   8Laps        
18  56 4 谷口太英/辻 孝寿    Honda Civic         100(100-2)9Laps *      
19  15 3 松浦俊之/伊藤勝一    Opel Astra          100   -   9Laps        
20  78 4 辻本  聡/佐藤久美    Honda Civic          99   -  10Laps       
21  31 2 鈴木 学/竹添詩枝  Nissan Silvia        98   -  11Laps       
22  63 4 岡本幸夫/谷口信輝  Toyota Levin         98   -  11Laps       
23  80 4 胡定 晃/坂井淳哉  Toyota Levin         98   -  11Laps       
24  72 4 藤田隆之/高木真一    Toyota Levin         97   -  12Laps       
25  25 2 西口一馬/小東明寛    Mitsubishi Lancer E  97   -  12Laps       
26  10 3 竹内純二/山梨順一    Honda Integra        97   -  12Laps       
27  35 2 富桝朋広/柳生治男  Mitsubishi Lancer E  95   -  14Laps       
28  54 4 山内伸弥/浅見武/玉本秀幸 Honda Civic       95   -  14Laps       
29  79 4 岡田憲久/陳 維良  Toyota Levin         93   -  16Laps *     
30   7 3 元谷宏大/檜井保孝    Honda Prelude        89   -  20Laps       
------------------------------ DNC --------------------------------------
    41 2 石川朗/田中哲也/石岡良一Subaru Impreza WR  99   -  10Laps       
    51 4 土屋武士/千田富之    Mitsubishi Mirage    78   -  31Laps       
    91 4 井人宏之/奥田 敦    Honda Civic          77   -  32Laps       
    50 4 谷川達也/窪田俊浩    Honda Civic          76   -  33Laps       
    37 3 雨宮栄城/陳 俊杉    Toyota Celica        75   -  34Laps       
    84 4 中谷誠志/高木雅宏    Honda Civic          75   -  34Laps       
    92 4 坂口良平/植田正幸/富本好蔵 Honda Civic     74   -  35Laps       
    36 2 村尾真吾/舘 信吾    Toyota Celica GT-4   51   -  58Laps       
    18 2 新宅文亮/伊藤隆文/梶岡悟 Mazda RX-7        36   -  73Laps       
    12 2 輿水敏明/三好孝志  Mitsubishi Lancer E  25   -  84Laps       
     1 1 見崎清志/河合博之    Nissan Skyline GT-R  25   -  84Laps       
    93 4 渋谷勉/服部吉男/山本弘幸 Honda Civic       22   -  87Laps       
     4 2 榎本広行/坂本幸一    BMW M3               21   -  88Laps       
     5 1 武井寛史/山路慎一    Nissan Skyline GT-R  18   -  91Laps       
*************************************************************************

* #79く黄旗無視でペナルティストップ
* #18く特別規則「ドライバーの最長運転時間違反で2周減算


           提供:TIサーキット英田
***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***

/POST

スーパーN1耐久

N1-Rd3:N1英田サーキットレース結果

N1耐久選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-14) Provisional Race Results
For N1 Endurance Series Rd.3 TIサーキット英田(J) : 3.7026km

 P  No.Driver(s)-------------- Car---------------- Lap --GoalTime- -km/h--
 1  32 1 横島  久/竹内浩典    Nissan Skyline GT-R 109 3:09'54.350 127.490
 2  23 1 砂子智彦/福山英郎    Nissan Skyline GT-R 109 3:09'59.868 127.428
 3  13 1 木下みつひろ/菊地靖   Nissan Skyline GT-R 109 3:10'44.021 126.937
 4  19 1 木下隆之/川崎哲哉    Nissan Skyline GT-R 108   -   1Lap         
 5  44 1 田中  実/新田守男    Nissan Skyline GT-R 107   -   2Lap         
 6  20 2 小川日出生/細野智行/小林 Mitsubishi Lance 104   -   5Laps        
 7  33 1 村松康生/三好正己    Mitshubishi Lancer  104   -   5Laps        
 8  34 2 瀬在仁志/桂  伸一    Mitshubishi Lancer  103   -   6Laps        
 9  52 4 西垣内正義/渡辺明    Honda Civic         103   -   6Laps        
10  58 4 吉田寿博/山野哲也    Honda Civic         102   -   7Laps        
11  53 4 小林敬一/原  貴彦    Honda Civic         102   -   7Laps        
12  81 4 吉富  章/小暮吉則    Mitsubishi Mirage   102   -   7Laps        
13  27 2 長嶋正興/牧口規雄    BMW M3              102   -   7Laps        
14  56 4 谷口太英/辻 孝寿    Honda Civic         102   -   7Laps        
15  39 3 井田雅彦/磯田尚孝    Honda Integra       101   -   8Laps        
16  28 3 佐藤清治/佐藤  淳    Honda Integra       101   -   8Laps        
17  60 4 鈴木恵一/赤尾文尾    Honda Civic         101   -   8Laps        
18  68 4 福田よしのぶ/水野昇太Honda Civic         101   -   8Laps        
19  15 3 松浦俊之/伊藤勝一    Opel Astra          100   -   9Laps        
20  78 4 辻本  聡/佐藤久美    Honda Civic          99   -  10Laps       
21  31 2 鈴木 学/竹添詩枝  Nissan Silvia        98   -  11Laps       
22  63 4 岡本幸夫/谷口信輝  Toyota Levin         98   -  11Laps       
23  80 4 胡定 晃/坂井淳哉  Toyota Levin         98   -  11Laps       
24  72 4 藤田隆之/高木真一    Toyota Levin         97   -  12Laps       
25  25 2 西口一馬/小東明寛    Mitsubishi Lancer E  97   -  12Laps       
26  10 3 竹内純二/山梨順一    Honda Integra        97   -  12Laps       
27  35 2 富桝朋広/柳生治男  Mitsubishi Lancer E  95   -  14Laps       
28  54 4 山内伸弥/浅見武/玉本秀幸 Honda Civic       95   -  14Laps       
29  79 4 岡田憲久/陳 維良  Toyota Levin         93   -  16Laps *     
30   7 3 元谷宏大/檜井保孝    Honda Prelude        89   -  20Laps       
------------------------------ DNC --------------------------------------
    41 2 石川朗/田中哲也/石岡良一Subaru Impreza WR  99   -  10Laps       
    51 4 土屋武士/千田富之    Mitsubishi Mirage    78   -  31Laps       
    91 4 井人宏之/奥田 敦    Honda Civic          77   -  32Laps       
    50 4 谷川達也/窪田俊浩    Honda Civic          76   -  33Laps       
    37 3 雨宮栄城/陳 俊杉    Toyota Celica        75   -  34Laps       
    84 4 中谷誠志/高木雅宏    Honda Civic          75   -  34Laps       
    92 4 坂口良平/植田正幸/富本好蔵 Honda Civic     74   -  35Laps       
    36 2 村尾真吾/舘 信吾    Toyota Celica GT-4   51   -  58Laps       
    18 2 新宅文亮/伊藤隆文/梶岡悟 Mazda RX-7        36   -  73Laps       
    12 2 輿水敏明/三好孝志  Mitsubishi Lancer E  25   -  84Laps       
     1 1 見崎清志/河合博之    Nissan Skyline GT-R  25   -  84Laps       
    93 4 渋谷勉/服部吉男/山本弘幸 Honda Civic       22   -  87Laps       
     4 2 榎本広行/坂本幸一    BMW M3               21   -  88Laps       
     5 1 武井寛史/山路慎一    Nissan Skyline GT-R  18   -  91Laps       
*************************************************************************

* #79く黄旗無視でペナルティストップ

           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/英田
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

スーパーN1耐久

N1-Rd3:N1英田サーキット予選結果(修正版

N1耐久選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-14) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.3 TIサーキット英田(J) : 3.7026km

 P  No.Cl Driver(s)----------- Car----------------- Best-LapT  Behind -km/h-
 1  32 1 横島  久/竹内浩典    Nissan Skyline GT-R  1'38.478         135.332
 2  23 1 砂子智彦/福山英郎    Nissan Skyline GT-R  1'38.865   0.387 134.802
 3  19 1 木下隆之/川崎哲哉    Nissan Skyline GT-R  1'39.421   0.943 134.048
 4  13 1 木下みつひろ/菊地靖   Nissan Skyline GT-R  1'39.602   1.124 133.805
 5  44 1 田中  実/新田守男    Nissan Skyline GT-R  1'40.464   1.986 132.656
 6   1 1 見崎清志/河合博之    Nissan Skyline GT-R  1'41.335   2.857 131.516
 7  36 2 村尾真吾/舘 信吾    Toyota Celica GT-4   1'45.086   6.608 126.822
 8  20 2 小川日出生/細野智行/小林 Mitsubishi Lancer 1'45.494   7.016 126.331
 9  33 1 村松康生/三好正己    Mitshubishi Lancer   1'45.630   7.152 126.169
10  34 2 瀬在仁志/桂  伸一    Mitshubishi Lancer   1'45.896   7.418 125.852
11  18 2 新宅文亮/伊藤隆文/梶岡悟 Mazda RX-7        1'46.385   7.907 125.273
12  27 2 長嶋正興/牧口規雄    BMW M3               1'47.014   8.536 124.537
13  60 4 鈴木恵一/赤尾文尾    Honda Civic          1'47.120   8.642 124.414
14  91 4 井人宏之/奥田 敦    Honda Civic          1'47.616   9.138 123.840
15  58 4 吉田寿博/山野哲也    Honda Civic          1'47.654   9.176 123.797
16  10 3 竹内純二/山梨順一    Honda Integra        1'47.675   9.197 123.772
17  50 4 谷川達也/窪田俊浩    Honda Civic          1'47.925   9.447 123.486
18  51 4 土屋武士/千田富之    Mitsubishi Mirage    1'47.957   9.479 123.449
19  52 4 西垣内正義/渡辺明    Honda Civic          1'48.092   9.614 123.295
20  53 4 小林敬一/原  貴彦    Honda Civic          1'48.054   9.576 123.338
21   4 2 榎本広行/坂本幸一    BMW M3               1'48.106   9.628 123.279
22  78 4 辻本  聡/佐藤久美    Honda Civic          1'48.296   9.818 123.063
23  81 4 吉富  章/小暮吉則    Mitsubishi Mirage    1'48.381   9.903 122.966
24  25 2 西口一馬/小東明寛    Mitsubishi Lancer E  1'48.584  10.106 122.736
25  56 4 谷口太英/辻 孝寿    Honda Civic          1'48.682  10.204 122.626
26  93 4 渋谷勉/服部吉男/山本弘幸 Honda Civic       1'48.804  10.326 122.488
27  41 2 石川朗/田中哲也/石岡良一Subaru Impreza WRX 1'48.934  10.456 122.342
28  84 4 中谷誠志/高木雅宏    Honda Civic          1'48.945  10.467 122.330
29   7 3 元谷宏大/檜井保孝/黒木健次 Honda Prelude   1'49.026  10.548 122.239
30  68 4 福田よしのぶ/水野昇太 Honda Civic          1'49.081  10.603 122.177
31  28 3 佐藤清治/佐藤  淳    Honda Integra        1'49.313  10.835 121.918
32  12 2 輿水敏明/三好孝志  Mitsubishi Lancer E  1'49.317  10.839 121.913
33  92 4 坂口良平/植田正幸/富本好蔵 Honda Civic     1'49.405  10.927 121.815
34  39 3 井田雅彦/磯田尚孝    Honda Integra        1'49.560  11.082 121.643
35  15 3 松浦俊之/伊藤勝一    Opel Astra           1'50.157  11.679 120.984
36  80 4 胡定 晃/坂井淳哉  Toyota Levin         1'50.251  11.773 120.881
37  37 3 雨宮栄城/陳 俊杉    Toyota Celica        1'50.486  12.008 120.623
38  63 4 岡本幸夫/谷口信輝  Toyota Levin         1'50.687  12.209 120.404
39  79 4 岡田憲久/陳 維良  Toyota Levin         1'50.755  12.277 120.330
40  72 4 藤田隆之/高木真一    Toyota Levin         1'50.843  12.365 120.235
41  35 2 富桝朋広/柳生治男  Mitsubishi Lancer E  1'51.006  12.528 120.058
42  31 2 鈴木 学/竹添詩枝  Nissan Silvia        1'51.324  12.846 119.715
43   5 1 武井寛史/山路慎一    Nissan Skyline GT-R  1'42.116   3.638 130.510*
44  54 4 山内伸弥/浅見武/玉本秀幸 Honda Civic       1'48.563  10.085 122.760*
****************************************************************************

* * 印のクルマが最後尾スタートとなりました。

           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/英田
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

スーパーN1耐久

N1-Rd3:N1英田サーキット予選結果

N1耐久選手権第3戦 -RIJ- (1997-06-14) Qualify-Session
For N1 Endurance Series Rd.3 TIサーキット英田(J) : 3.7026km

 P  No.Cl Driver(s)----------- Car----------------- Best-LapT  Behind -km/h-
 1  32 1 横島  久/竹内浩典    Nissan Skyline GT-R  1'38.478         135.332
 2  23 1 砂子智彦/福山英郎    Nissan Skyline GT-R  1'38.865   0.387 134.802
 3  19 1 木下隆之/川崎哲哉    Nissan Skyline GT-R  1'39.421   0.943 134.048
 4  13 1 木下みつひろ/菊地靖   Nissan Skyline GT-R  1'39.602   1.124 133.805
 5  44 1 田中  実/新田守男    Nissan Skyline GT-R  1'40.464   1.986 132.656
 6   1 1 見崎清志/河合博之    Nissan Skyline GT-R  1'41.335   2.857 131.516
 7   5 1 武井寛史/山路慎一    Nissan Skyline GT-R  1'42.116   3.638 130.510
 8  36 2 村尾真吾/舘 信吾    Toyota Celica GT-4   1'45.086   6.608 126.822
 9  20 2 小川日出生/細野智行  Mitsubishi Lancer    1'45.494   7.016 126.331
10  33 1 村松康生/三好正己    Mitshubishi Lancer   1'45.630   7.152 126.169
11  34 2 瀬在仁志/桂  伸一    Mitshubishi Lancer   1'45.896   7.418 125.852
12  18 2 新宅文亮/伊藤隆文    Mazda RX-7           1'46.385   7.907 125.273
13  27 2 長嶋正興/牧口規雄    BMW M3               1'47.014   8.536 124.537
14  60 4 鈴木恵一/赤尾文尾    Honda Civic          1'47.120   8.642 124.414
15  91 4 井人宏之/奥田 敦    Honda Civic          1'47.616   9.138 123.840
16  58 4 吉田寿博/山野哲也    Honda Civic          1'47.654   9.176 123.797
17  10 3 竹内純二/山梨順一    Honda Integra        1'47.675   9.197 123.772
18  50 4 谷川達也/窪田俊浩    Honda Civic          1'47.925   9.447 123.486
19  51 4 土屋武士/千田富之    Mitsubishi Mirage    1'47.957   9.479 123.449
20  52 4 西垣内正義/渡辺明    Honda Civic          1'48.092   9.614 123.295
21  53 4 小林敬一/原  貴彦    Honda Civic          1'48.054   9.576 123.338
22   4 2 榎本広行/坂本幸一    BMW M3               1'48.106   9.628 123.279
23  78 4 辻本  聡/佐藤久美    Honda Civic          1'48.296   9.818 123.063
24  81 4 吉富  章/小暮吉則    Mitsubishi Mirage    1'48.381   9.903 122.966
25  54 4 山内伸弥/浅見 武  Honda Civic          1'48.563  10.085 122.760
26  25 2 西口一馬/小東明寛    Mitsubishi Lancer E  1'48.584  10.106 122.736
27  56 4 谷口太英/辻 孝寿    Honda Civic          1'48.682  10.204 122.626
28  93 4 渋谷勉/服部吉男   Honda Civic          1'48.804  10.326 122.488
29  41 2 石川 朗/田中哲也    Subaru Impreza WRX   1'48.934  10.456 122.342
30  84 4 中谷誠志/高木雅宏    Honda Civic          1'48.945  10.467 122.330
31   7 3 元谷宏大/檜井保孝    Honda Prelude        1'49.026  10.548 122.239
32  68 4 福田よしのぶ/水野昇太Honda Civic          1'49.081  10.603 122.177
33  28 3 佐藤清治/佐藤  淳    Honda Integra        1'49.313  10.835 121.918
34  12 2 輿水敏明/三好孝志  Mitsubishi Lancer E  1'49.317  10.839 121.913
35  92 4 坂口良平/植田正幸  Honda Civic          1'49.405  10.927 121.815
36  39 3 井田雅彦/磯田尚孝    Honda Integra        1'49.560  11.082 121.643
37  15 3 松浦俊之/伊藤勝一    Opel Astra           1'50.157  11.679 120.984
38  80 4 胡定 晃/坂井淳哉  Toyota Levin         1'50.251  11.773 120.881
39  37 3 雨宮栄城/陳 俊杉    Toyota Celica        1'50.486  12.008 120.623
40  63 4 岡本幸夫/谷口信輝  Toyota Levin         1'50.687  12.209 120.404
41  79 4 岡田憲久/陳 維良  Toyota Levin         1'50.755  12.277 120.330
42  72 4 藤田隆之/高木真一    Toyota Levin         1'50.843  12.365 120.235
43  35 2 富桝朋広/柳生治男  Mitsubishi Lancer E  1'51.006  12.528 120.058
44  31 2 鈴木 学/竹添詩枝  Nissan Silvia        1'51.324  12.846 119.715
****************************************************************************

           提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/英田
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Formula Nippon

フォーミュラニッポン第3戦チームセルモ公式リリー

1997年全日本選手権フォーミュラニッポン
第3戦 富士スピードウェイ 決勝レース

チーム・セルモ公式リリース

6月1日(日)決勝レース 天候:晴れ コンディション:ドライ
決勝レース 14:00分スタート(45Laps)

11番車光貞秀俊  LOLA T96-52  4位

 全車きれいなスタートで1コーナーに飛び込んでいった。我々チームセルモ
の光貞選手は9番手でコーナーに飛び込んでいくがインフィールドで抜かれて
しまい、10番手でメインストレートに帰ってきた。他車よりストレートスピー
ドに勝る光貞は、富士の特徴である1.4kmに及ぶ長いストレートで前車との差を
詰め、1コーナー入口で前を行くライバルたちを仕留めていった。
 8周目に#35クルム、11周目に#33鈴木、13周目に#27影山(弟)を抜き6番
手まで浮上していった。中盤の19周目には#20影山(兄)、23周目に#1フォン
タナを抜き4位になった。3位を行く#64高木との差は6.2秒。光貞も何とか差
を詰めようと頑張るがなかなか差が詰まらない。終盤残り5周となるころから
差が詰まり始めるが、抜くまでに至らず結局2.862秒差で4位でチェッカーフラ
ッグを受けた。この結果でチームセルモの光貞はフォーミュラニッポン・ポイ
ントランキング3位に浮上した。
 レースは、ポールポジションの#19黒澤がスタートで若干出遅れ3番手とな
ったが、すぐに挽回しトップに立ちそのままチェッカーフラッグを受け優勝。
2位にはフォーミュラニッポン2連勝中の#9デ・ラ・ロサが、3位には今シ
ーズンツキから見放されている#64高木がそれぞれ入った。

TEAM CERUMO 総監督 佐藤正幸

 『結果としては11位のグリッドから4位でフィニッシュしたのだから良しと
しなければならないが、もう少し内容が良ければよかった。3位の虎之助まで
は届かなかったかも知れないが、もう少し差は詰められたはずだ。』

11番車光貞秀俊

 『マシンの方は今週末で一番の決まった感じ。真っ直ぐが速かったので追い
抜きも、レースそのものはそんなに大変じゃなかったんですが、予選の結果さ
え良ければもっと上を狙えたので次回は予選も決勝も頑張らないと。』


               情報提供:TEAM CERUMO

Formula Nippon

NAKAJIMA RACING FN FUJI RACE REPORT

シリーズ名:全日本選手権フォーミュラニッポン
大会名:第3戦富士スピードウェイ
距離:4.470km×45周
予選:5月30日 曇・観衆:     7600人(主催者発表)
決勝:6月1日 晴時々曇・観衆:4万3000人(  同  )

高木虎之介選手、念願の今季初ポイント獲得!
山西康司選手も8位でフィニッシュ達成!!

 高速タイプサーキットとして知られる富士スピードウェイに舞台を移したフォーミ
ュラニッポン第3戦。前日の予報ではややぐづつく天候が予想された予選、そしてス
ペシャルステージは、時折薄日がさす天候による完全ドライのコンディションで行な
われた。
 公式予選は午前中に設定された公式練習を経て午後1時20分から開始。第1戦以来
常にトップタイムをマークしているPIAA NAKAJIMA RACINGの高木虎之介選手はその公
式練習において今回もベストタイムを記録しており、首位を期待されて予選を迎える
こととなった。
 予選中盤までは、いつものように各マシンともが公式練習で使用したタイヤを装着
して、セッティングの最終仕上げを行なうプロセスが続く。しかし上位陣は第1戦以
来固定化続きしつつあり、高木選手の他、黒澤/デ・ラ・ロサ/フォンタナ/光貞各選
手らがトップ6内に食い込む。もう1台のPIAAレイナードに乗るルーキーの山西選手
はサーキット攻略方法を模索しながらの予選となり、中団に位置するポジションで推
移。
 そして残すところ15分という時点からは、各マシンがフレッシュタイヤに換装して、
いよいよ本格的なタイムアタックが始められる。高木選手も終了まで10分というタイ
ミングでピットアウト。続いて山西選手もニュータイヤに換えてコースインする。し
かし路面温度が予想以上に上昇したことも関係してか高木/山西両選手のタイムは今
ひとつ伸びず、高木選手が4位、そして山西選手が15位のポジションの時点で予選は
終了。公式予選首位はデ・ラ・ロサ選手が手中に納める結果となり、それにフォンタナ
/影山正彦/高木/黒澤/山本各選手が6位までに居並んだ。不満足な予選結果に終
わったPIAA NAKAJIMA RACINGは、公式予選1~6位の選手によって争われるスペシャ
ルステージでの高木選手の順位アップに期待をつなげる。
 そのスペシャルステージは予選6位の山本選手から開始されたが、ふたりめのアタ
ッカーとなった公式予選5位の黒澤選手が2周目に公式予選自己ベストをもしのぐ好
タイムを叩き出す。以降にアタックした公式予選4位の高木選手から同首位デ・ラ・ロ
サ選手までのいずれもがこのタイムを覆すことができず、第3戦のスターティンググ
リッドはポールシッターを黒澤選手として決定された。
 決勝当日は早朝から好天に恵まれ、第3戦を目前に控えた午後1時の気温は29℃。
そして路面も44℃というサマーコンディションの中で迎えた第3戦は、ポールポジシ
ョンの黒澤選手が一瞬出遅れるという展開で幕が切って下ろされた。が、PIAAレイ
ナードの高木選手もスタートダッシュのタイミングをやや逸してしまい、9番手にま
で順位後退してしまう。予選2位のフォンタナ選手は黒澤選手のスタートでのミスに
乗じてトップへと進出するが、3番手に落ちた黒澤選手は2周目には前を走るデ・ラ・
ロサ選手から2番手位置を奪還する攻撃的な走りを見せ、続く3周目にはすでにトッ
プのフォンタナ選手と第1コーナー進入でのブレーキングバトルを演じるまでに急進。
4周目も同様な闘いが見られ、黒澤選手は第1コーナーへの飛込みでフォンタナ選手
をパス。仕掛けられたフォンタナ選手も次コーナーで黒澤選手の前に出るという白熱
した争いが繰り広げられる。しかしこの闘いはわずかにラップタイムが上回る黒澤選
手に軍配が上がり、再びトップに立った黒澤選手は次第に2番手との差を広げながら
快走。
 そうした序盤の首位争いに続いて観客の目を大きく引いたのが、PIAAレイナードの
高木選手だった。7周目には7番手へ浮上すると、1ラップ毎に1ポジションアップ
させるというダイナミックな走りを見せ、10周目には早くも4番手となる。オープニ
ングラップで1ポジション上げた山西選手もスタート以降安定したペースで走り、着
実に周回をこなしている。
 序盤を終えたレースは依然黒澤選手がリードし、それを2番手につけたデ・ラ・ロサ
選手が追い、フォンタナ/高木各選手がそれに続くオーダーとなるが、15周目にはつ
いに高木選手がフォンタナ選手をとらえて3番手へ進攻。以降も黒澤選手とデ・ラ・ロ
サ選手を執拗に追い続けた高木選手は、3位で第3戦入賞を果たしてチェッカーフラ
ッグを受けてレースを終了。山西選手もミスなく45周を走り切り、8位でゴールした。

■総監督:中嶋悟のコメント
『久々の表彰台ということでうれしいことはもちろんですが、ポイントが取れたこと
の意味の大きさを強く感じています。これを足がかりにして、第4戦以降確実に勝つ
ように頑張っていきたいと思います。山西選手は第1戦同様、きちんと走り抜くレー
スを実践してくれたので満足しています。』

Formula Nippon

97F・NIPPON ドライバーズポイント( 3/10戦)

                                                    (第3戦まで)
 
  1997                   4   5   6   7   8   8   9   9  10  11
   Japan                 /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula Nippon      27  18   1   6   3  31  14  28  19   9
     Championship       鈴  美  富  鈴  菅  富  美  茂  富  鈴
      Drivers-point     鹿  祢  士  鹿  生  士  祢  木  士  鹿
Po -No -Driver ----Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
 1  9  P.デ・ラ・ロサ  10  10   6                                   26
 2 19  黒澤 琢弥         6   6  10                                   22
 3 11  光貞 秀俊         4   0   3                                    7
 4 10  飯田 章           1   4   0                                    5
 5 64  高木 虎之介       0  DNS  4                                    4
 6 56  本山 哲           3  DNS  0                                    3
 6 18  R.ファーマン     0   3   0                                    3
 8 65  山西 康司         2   0   0                                    2
 8 33  鈴木 利男         0   2   0                                    2
 8 20  影山 正彦         0   0   2                                    2
11  1  N.フォンタナ     0   0   1                                    1
11  8  脇阪 寿一         0   1   0                                    1
    2  E.トゥエロ       0   0   0                                    0
   55  金石 勝智         0   0   0                                    0
   35  M.クルム         0   0   0                                    0
   27  影山 正美         0   0   0                                    0
   28  山本 勝巳         0   0   0                                    0
    5  M.グーセン       0   0   0                                    0
    6  R.ヴィルタネン   0   0   0                                    0
    3  川本 篤           0   0   0                                    0
   36  玉中 哲二         0   0   0                                    0
   37  山田 政夫         0   0   0                                    0
   63  D.マラガムワ     0   0   0                                    0
   12  S.カヴァナ       0   0   -                                    0
   17  近藤 真彦         0  DNS  0                                    0
   21  田中 哲也         0   -   -                                    0
   34  M.マルティニ     -   -   0                                    0
   22  壺林 貴也         -   -   -                                    0
***********************************************************************
  * 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦総ポイント制

                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

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FN-Rd3:富士決勝レポート

●Fニッポン第3戦富士(6月1日)45周/観客:43,000人

 雲は多いものの今年ビッグレースでは初めて天候に恵まれた富士スピードウェイ。
決勝には大逆転でPPを奪った#19黒澤(IMPUL)を筆頭に、予選基準タイム
をしっかりと通過した#山田(タカギB-1)まで、25台が駒を進めた。

 スタートが近づくにつれ、日差しが強くなり路面温度も上昇。風は微風。ストレ
ート方向追い風が吹く。

 レースはタイムスケジュールどおり午後2時にスタート。
 「慎重にいきすぎた」という#19黒澤はスタートをやや失敗。#1フォンタナが
最初の1コーナーを制し、#9ロサ、#19黒澤がこれに続く。
 しかし、「順位の回復はできる車なので慌てなかった」という#19黒澤は、その
言葉どおり2周目2位、4周目には#1フォンタナとギリギリのバトルを演じた末
にトップ奪還。早々にポジションを回復。

 スタートのミスを僅か4周で帳消しにしてしまった#19黒澤は、その後も完全に
レースをコントロール。2位に浮上してきた#9ロサと1秒の差を保ちながら周回
を重ねる。

 #19黒澤以上にスタートを慎重にいきすぎたのが#64虎之介。1周目9位までド
ロップ。序盤鋭い追い上げを見せ、15周目に3位まで順位を回復したが、この後は
上位2車のペースについていくことができず3位キープに徹することになった。

 後方から追い上げたといえばもう1人。11位と不本意な位置からのスタートと
なった#11光貞だが、予選の鬱憤を晴らす勢いで、5周目10位、10周目8位、15周
目6位、19周目には前をいく#20影山正彦をかわして5位、23周目にはずるずる後
退してきた#1フォンタナを捕らえて4位まで浮上。

 その後、#20影山正彦も#1フォンタナの前に出て、レース折り返しを過ぎた25
周目以降、#19黒澤-#9ロサ-#64虎之介-#11光貞-#20影山正彦-#1フォ
ンタナの順で上位は膠着状態に入る。

 この中でトップ2台と4位争いの2台は1秒差ほどで緊迫した状態を続けたが、
結局順位変動はなく、#19黒澤がFニッポン初優勝。トップフォーミュラ2勝目を
飾った。

 プレッシャーから解き放たれた#19黒澤は、目を真っ赤にしながら「勝ててほっ
としている。とにかくミスしないように走った」と安堵の表情。
 また、黒澤を見守っていた金子監督は、「正直今シーズンは勝てるとは思わなか
った。タイヤにやさしい星野の走りを教えたとおりに実行した。完璧だよ」と満足
の様子。

                             *** FMOTOR4F SYSOP 北島滋穂(SDI00685) ***

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97全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 レース結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 富士スピードウェイ              *
*                        フォーミュラ・ニッポン レース暫定結果表                        *
* 1997.06.01  Wether : 晴れ    Course condition : ドライ      SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
 P No.Driver        Name  of  Car        Laps   Time    km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1 19 黒澤 琢弥       (J) TEAM IMPUL                     45   59'08.195 203.821
 2  9 Pedro De La Rosa(E) SHIONOGI TEAM NOVA             45   59'10.181 203.707
 3 64 高木虎之介      (J) PIAA NAKAJIMA RACING           45   59'27.302 202.729
 4 11 光貞 秀俊       (J) TEAM CERUMO                    45   59'30.164 202.567
 5 20 影山 正彦       (J) TEAM IMPUL                     45   59'31.115 202.513
 6  1 N.Fontana      (RA) Team Le Mans                   45   59'49.548 201.473
 7 33 鈴木 利男       (J) かもめサービス with MIRAI         45 1:00'05.254 200.595
 8 65 山西 康司       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           45 1:00'12.807 200.176
 9  2 Esteban Tuero  (RA) Team Le Mans                   45 1:00'25.825 199.457
10  6 Risto Virtanen (SF) TEAM 5ZIGEN                    44   59'17.202 198.781
11 27 影山 正美       (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    43   59'22.517 193.968
12 17 近藤 真彦       (J) TEAM TMS                       43   59'45.340 192.733
13 36 玉中 哲二       (J) タカギB-1 RACING TEAM            43 1:00'22.856 190.737
14 63 D.DilanthaMalagamuw SRILANKA with TEAM LEYJUN      43 1:00'24.410 190.655
15 18 Ralph Firman   (GB) TEAM TMS                       42
16  3 川本 篤         (J) ASAHI KIKO SPORTS              41
---------------------------------- *** Not Classified *** ---------------------
    5 Marc Goossens   (B) TEAM 5ZIGEN                    34
   34 Mauro Martini   (I) オートテック STELLAR                 32
   35 Michael Krumm   (D) オートテック STELLAR                 32
    8 脇阪 寿一       (J) TEAM ANABUKI童夢with無限       31
   28 山本 勝巳       (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    31
   55 金石 勝智       (J) FUNAI SUPER AGURI              27
   10 飯田 章         (J) SHIONOGI TEAM NOVA              9
   37 山田 政夫       (J) タカギB-1 RACING TEAM             9
   56 本山 哲         (J) FUNAI SUPER AGURI               3
-------------------------------------------------------------------------------
スタート  14:04'09     フィニッシュ  15:03'17.195
Entrants : 25     Classified : 16
ベストタイム  No. 19 ( 黒澤  琢弥 )   1'17.919  42/45  206.522 km/h
変更なき場合この結果を正式とします。
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

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FN-Rd3:富士フリー走行コメント

●SHIONOGI NOVA
 #9 P.デ・ラ・ロサ
 昨日は電気系のトラブルでメーターが動かないというアクシデントの中で走行
した。今日はシステムも復活し、車の状態も特に問題はなくコンスタントに周回
を重ねた。
 「今日も上位を狙う」

 #10 飯田 章
 昨日の予選からセッティングを大幅に変更。今日のフリー走行ではガソリン満
タンの状態で予選並みのタイムをマーク。
 「レースまでにもう少しセッティングを変えるけど、昨日よりすごく良くなっ
ているからレースではいい成績を収められると思う」

●PIAA NAKAJIMA
 中嶋 悟 総監督
 「高木のマシンはまずは順調に決勝用のセットアップができました。一方の山
西選手のマシンは、フルタンクでの前後重量バランスが今ひとつうまく取れてい
ないのが気になりますが、彼に関してはとにかくレースを走り切ることが大きな
テーマです」

●TEAM CERMO
 #11 光貞秀俊
 「昨日の予選からマシンのバランスを少しいじってもらったらすごく良くなっ
てドライブしやすくなりました。フリー走行でのタイム順位は5番手でしたが、
他の車よりもラップタイムは安定していたと思います。予選の順位は11番手で
すがフリー走行の感じは行けそうなので1台でも多く抜いてフィニッシュしたい
と思います」

●TEAM 5ZIGEN
 #5 Mrac Goossens
 「満タンでもちょっとしたセットの変更で、昨日の予選よりも速く走れてしま
う。決勝に向けてもう一度全体のセットを組み立てます。追い上げに期待してい
てください」

 #6 Risto Virtanen
 「最終コーナーからストレートスピード重視のセットで、マシンの状態は悪く
ないけど、何だか全体にグリップ不足。Marcと同じで昨日の予選より速く走
れるようになった。タイムはあまり良くなかったけれど、決勝ではベストを尽く
します」

                          *** FMOTOR4F SYSOP 北島滋穂(SDI00685) ***

Formula Nippon

97全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 フリー走行

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 富士スピードウェイ              *
*                           フォーミュラ・ニッポン フリー走行                           *
* 1997.06.01    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1  1 N.Fontana       (RA) Team Le Mans                   1'16.795 19 209.545
 2 19 黒澤 琢弥        (J) TEAM IMPUL                     1'16.925 17 209.191
 3  8 脇阪 寿一        (J) TEAM ANABUKI童夢with無限       1'16.937 18 209.158
 4 64 高木虎之介       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'17.019 18 208.935
 5 11 光貞 秀俊        (J) TEAM CERUMO                    1'17.100 20 208.716
 6 55 金石 勝智        (J) FUNAI SUPER AGURI              1'17.209 16 208.421
 7 18 Ralph Firman    (GB) TEAM TMS                       1'17.281 12 208.227
 8  9 P.De La Rosa     (E) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.286 16 208.214
 9 10 飯田 章          (J) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.429 18 207.829
10 56 本山 哲          (J) FUNAI SUPER AGURI              1'17.432 16 207.821
11 27 影山 正美        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'17.542 15 207.526
12  5 Marc Goossens    (B) TEAM 5ZIGEN                    1'17.703 17 207.096
13 33 鈴木 利男        (J) かもめサービス with MIRAI         1'17.711 15 207.075
14 34 Mauro Martini    (I) オートテック STELLAR                 1'17.737 16 207.006
15 20 影山 正彦        (J) TEAM IMPUL                     1'17.802 17 206.833
16  2 Esteban Tuero   (RA) Team Le Mans                   1'17.834 19 206.748
17 28 山本 勝巳        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'17.903 16 206.565
18  6 Risto Virtanen  (SF) TEAM 5ZIGEN                    1'18.029 16 206.231
19 65 山西 康司        (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'18.051 18 206.173
20 35 Michael Krumm    (D) オートテック STELLAR                 1'18.785  7 204.252
21 17 近藤 真彦        (J) TEAM TMS                       1'19.144 15 203.326
22  3 川本 篤          (J) ASAHI KIKO SPORTS              1'19.786 14 201.690
23 36 玉中 哲二        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'20.702 16 199.400
24 63 D.Malagamuwa    (CL) SRILANKA with TEAM LEYJUN      1'22.857 13 194.214
25 37 山田 政夫        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'23.536 16 192.636
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 5/31


 ☆☆ SKILL SPEED ☆☆
 ☆☆☆ F3 REPORT ☆☆☆

****全日本F3選手権第3戦****
      公式予選
    場所:富士スピードウェイ
    日時:5月31日
    天候:晴れ(路面/ドライ)

    伊藤大輔
    予選2番手を獲得!
    
心配されていた雨は、東北地方へと流れ、ドライでの予選となった。木、金曜
日のフリー走行を4、3番手のタイムをマークしていた伊藤大輔は、土曜日の
朝に行われたフリー走行で、ついにトップタイムをマークした。前夜遅くま
で、長い富士のストレート対策と各コーナーでのバランスを再度確認し、今日
の予選前のフリー走行で試した。この、百田義弘テクニカルディレクターが施
したセットアップは、ストレートライン・スピードとコーナリング・スピード
において絶妙なバランスを与え、伊藤の予選への自信はさらに大きくなった。

そして迎えた予選セッション、2カー体制のトップチームはスリップストリー
ムを有効に使いあいながらタイムをあげてきた。富士の予選でスリップストリ
ームを使うか否かで、大きなタイム差がでる。Bコーナーから最終ストレート
への立ち上がりで、いかにうまく前のマシンとの間隔をつくるかがポイント
だ。F3での経験がまだ浅い伊藤は、コロネル選手に次いで2番手につけてい
たものの、なかなかうまくスリップストリームを使える状況をつくれずにい
た。そんな中でラスト15分には、立川選手、土屋選手に抜かれ4番手に落ち
てしまった。ラスト8分というところで、形勢を立て直すためにピットに戻っ
てきた伊藤は、各部をチェックしたあと、ラスト5分で最後のアタックにでて
いった。ラスト2分というところで脇坂選手がタイムを縮め、伊藤は5番手ま
で後退。その時点で残り時間は1分を切っており、伊藤は文字通り最後の1周
となった。その最後の1周となったメインストレートで、伊藤は充分ではなか
ったものの前車のスリップストリームをうまく使うことができ、あとは限界ぎ
りぎりのところでマシンをミスなくコントロール。すでにコントロールライン
ではチェッカーが出されており、伊藤のラストアタックに注目が集まった。

チェッカーラインを全力でくぐり抜けたその瞬間、モニター上の伊藤の名前は
一気に2番手に浮上。伊藤大輔は、F3デビュー4戦目にして、フロントロ
ウを獲得した。

伊藤大輔のコメント:
「厳しい予選でした。なかなかうまくスリップを使えずタイムを上げることが
出来なかった。ラスト数分で5番手に落ちたときはどうなるかと思いました。
前には五味選手がいて、後ろには立川選手がきていたので、前車のスリップを
使いたいが、後ろには使われたくない。でも、ここは、使われてもいいから、
自分でタイムを出してやる、と、気持ちを切り替えて五味選手のスリップを少
し使わせてもらった。アタックを終え、100Rを立ち上がったところでタワ
ーの上の電光掲示板にぼくのゼッケンがトムの真後ろにあってほっとしまし
た。明日の決勝は、精いっぱいがんばります。」

                        SKILL SPEED F3 TEAM
                                       深尾栄一

Formula Nippon

FN-Rd3:富士予選レポート

              黒澤(IMPUL)が逆転のポールポジション
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5月31日(土)富士スピードウェイにおいて、’97フォーミュラ・二ッポシ第
3戦の公式予選と予選上位6台によるスペシャルステージ(SS)が行われ、15
チーム25台が出場。全て予選通過基準タイムをクリアし、決勝に進出した。
 
午後1時20分から行われた公式予選では、上位13台が1秒差以内という接戦を
制して開幕2連勝と波に乗るP.デ・ラ・ロサ(SHIONOGI  NOVA)が
予選タイム1位でSSに進出。2位はN.フォンタナ(LeMans)。3位は今
戦からローラに乗り替えた影山真彦(IMPUL)。4位で2連続ポールポジショ
ンの高木虎之介(PIAA  NAKAJIMA)。5位は黒澤琢弥(IMPUL)。
6位山本勝巳(NAVI  CONNECTION)までの上位6人がスペシャルス
テージに進出。デ・ラ・ロサ、高木、黒澤の3人は3連続SS進出となった。

.午後3時40分から行われたスペシャルステージでは唯ひとり予逮タイムを上回
るタイムを出した黒澤が5位から逆転のポールポジションを獲得。2位フォンタナ、
3位デ・ラ・ロサ、4位高木、5位影山正彦、6位山本の順で決勝スターティング
グリッドが決定した。決勝は、明目6月1日(日)午後2時にスタートする。

◆トップ6記者会見

  黒澤琢弥
「理屈抜きにうれしいです。見てる間は胃が痛かったけど、Bコーナーで失敗しな
ければ、16秒5、6は出たんじゃないかな。出るからにはみんなも優勝を狙って
くると思うけど、車の感触はいいし、ミスとかチョンボがなければ勝てるんじゃな
いかと思う。」

  N.フォンタナ
「予選もSSもどちらも良かったし、2位でうれしいです。新しいマシンでこのサ
ーキットは初めてだけど、セッティングも良くなってきているし、明日はもっとい
い結果が出せると思います。」

  P.デ・ラ・ロサ
「もっといい結果を出せたかもしれないが、タイヤをちゃんと暖められなかったし、
3番手でも満足しています。(3連勝への自信は?)1つ1つ長いレースだし、明
日もまた別のレースだと思っている。選手権自体も長いし、他のドライバーも力を
持っているので、今は優位に立っているとは思いません。」

  高木虎之介
「完璧に走ったつもりだったんだけど、16秒台に入れなかった。理由はよくわか
らないです。明日はとにかくスタートすること。そして完走したいです。」

  影山正彦
「これまでレイナードの96でいい結果が出ていないので、97は来ているんだけ
ど、データのあるローラで走りたいとわがままをいいました。このレースの後、し
ばらくインターバルがあって、その間にMINEでテストがあるので、そこで97
に乗ってみるつもりです。」

  山本勝巳
「最初にスピンしちゃってあれでタイヤが暖まるかと思ったんだけどダメでした。
タイムが出なかったのは自分のミスです。」


  情報提供:(株)日本レースプロモーション(JRP)

                                   << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Formula Nippon

97全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 S・S 結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 富士スピードウェイ              *
*                       フォーミュラ・ニッポン スペシャル・ステージ結果表                      *
* 1997.05.31    天候 : 曇り       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1 19 黒澤 琢弥        (J) TEAM IMPUL                     1'16.753  5 209.660
 2  1 N.Fontana       (RA) Team Le Mans                   1'16.887  5 209.294
 3  9 P.De La Rosa     (E) SHIONOGI TEAM NOVA             1'16.976  5 209.052
 4 64 高木虎之介       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'17.046  5 208.862
 5 20 影山 正彦        (J) TEAM IMPUL                     1'17.096  5 208.727
 6 28 山本 勝巳        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'17.419  5 207.856
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

97全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 予選結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 富士スピードウェイ              *
*                       フォーミュラ・ニッポン 予選結果表                              *
* 1997.05.31    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1  9 P.De La Rosa     (E) SHIONOGI TEAM NOVA             1'16.505 24 210.339
 2  1 N.Fontana       (RA) Team Le Mans                   1'16.674 29 209.876
 3 20 影山 正彦        (J) TEAM IMPUL                     1'16.747 26 209.676
 4 64 高木虎之介       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'16.773 26 209.605
 5 19 黒澤 琢弥        (J) TEAM IMPUL                     1'16.828 31 209.455
 6 28 山本 勝巳        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'16.976 22 209.052

 7 27 影山 正美        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'16.994 14 209.003
 8 35 Michael Krumm    (D) オートテック STELLAR                 1'17.008 23 208.965
 9 10 飯田 章          (J) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.096 26 208.727
10 33 鈴木 利男        (J) かもめサービス with MIRAI         1'17.361 24 208.012
11 11 光貞 秀俊        (J) TEAM CERUMO                    1'17.368 30 207.993
12 55 金石 勝智        (J) FUNAI SUPER AGURI              1'17.436 21 207.810
13 56 本山 哲          (J) FUNAI SUPER AGURI              1'17.487 23 207.674
14 34 Mauro Martini    (I) オートテック STELLAR                 1'17.554 24 207.494
15 65 山西 康司        (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'17.688 29 207.136
16  2 Esteban Tuero   (RA) Team Le Mans                   1'17.850 24 206.705
17  5 Marc Goossens    (B) TEAM 5ZIGEN                    1'18.004 27 206.297
18  3 川本 篤          (J) ASAHI KIKO SPORTS              1'18.025 29 206.242
19 18 Ralph Firman    (GB) TEAM TMS                       1'18.300 24 205.517
20  6 Risto Virtanen  (SF) TEAM 5ZIGEN                    1'18.382 28 205.302
21  8 脇阪 寿一        (J) TEAM ANABUKI童夢with無限       1'18.468 27 205.077
22 17 近藤 真彦        (J) TEAM TMS                       1'19.414 27 202.634
23 63 D.Malagamuwa    (CL) SRILANKA with TEAM LEYJUN      1'20.986 28 198.701
24 36 玉中 哲二        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'22.359 26 195.388
25 37 山田 政夫        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'22.848 27 194.235
-------------------------------------------------------------------------------
上位6台はスペシャルステージにて決定する。
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                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

97全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 公式練習

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦 富士スピードウェイ              *
*                        フォーミュラ・ニッポン 公式練習                               *
* 1997.05.31    天候 : 曇り       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
 1 64 高木虎之介       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'16.805 21 209.518
 2 27 影山 正美        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'17.099 14 208.719
 3 28 山本 勝巳        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'17.112 17 208.683
 4  9 P.De La Rosa     (E) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.184 17 208.489
 5 19 黒澤 琢弥        (J) TEAM IMPUL                     1'17.409 28 207.883
 6 11 光貞 秀俊        (J) TEAM CERUMO                    1'17.492 25 207.660
 7 20 影山 正彦        (J) TEAM IMPUL                     1'17.755 22 206.958
 8  1 N.Fontana       (RA) Team Le Mans                   1'17.845 26 206.718
 9  5 Marc Goossens    (B) TEAM 5ZIGEN                    1'17.909 27 206.549
10 10 飯田 章          (J) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.968 24 206.392
11 56 本山 哲          (J) FUNAI SUPER AGURI              1'18.185  9 205.820
12 35 Michael Krumm    (D) オートテック STELLAR                 1'18.249 21 205.651
13 33 鈴木 利男        (J) かもめサービス with MIRAI         1'18.292 20 205.538
14  8 脇阪 寿一        (J) TEAM ANABUKI童夢with無限       1'18.662 24 204.571
15  2 Esteban Tuero   (RA) Team Le Mans                   1'18.815 25 204.174
16 65 山西 康司        (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'18.859 19 204.060
17  6 Risto Virtanen  (SF) TEAM 5ZIGEN                    1'18.863 24 204.050
18  3 川本 篤          (J) ASAHI KIKO SPORTS              1'18.910 29 203.929
19 18 Ralph Firman    (GB) TEAM TMS                       1'18.952 25 203.820
20 17 近藤 真彦        (J) TEAM TMS                       1'19.949 26 201.278
21 34 Mauro Martini    (I) オートテック STELLAR                 1'19.982 22 201.195
22 36 玉中 哲二        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'21.568 24 197.283
23 63 D.Malagamuwa     CL) SRILANKA with TEAM LEYJUN      1'21.597 26 197.213
24 37 山田 政夫        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'23.043 29 193.779
25 55 金石 勝智        (J) FUNAI SUPER AGURI              1'24.462  6 190.524
-------------------------------------------------------------------------------
                    ☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

FN-Rd3:富士決戦まもなく!!

●フォーミュラニッポン第3戦富士はまもなく開幕!

  鈴鹿、MINEと転戦してきたFニッポンは、いよいよ高速バトルの楽しめる
富士スピードウェイにその舞台を移す。
  ここまでは、開幕2連勝を飾ったペトロ・デ・ラ・ロサ(SHlON0Gl 
NOVA)が一歩リード。  トップフォーミュラを引退した星野に代わって参戦
し連続2位を得ている黒澤琢弥(IMPUL)がランキング2位。連続入賞の飯
田章(SHl0N0Gl N0VA)が3位につけている。
  チームランキングでは、SHlON0Gl NOVAチームが首位に立ってい
る。
  予選で圧倒的な強さを見せている高木虎之介(PlAA  NAKAJlMA)
は2戦続けてリタイアで、ここ富士での巻き返しを狙う。

  なお、第3戦に臨むチーム体制に若干の変更がある。

  ◇IMPUL  No.20影山正彦の車輔が変更
      レイナード96D  →  ローラT95-50

  ◇オートテックSTELLARが2台体制に
      No.34  M.マルティーニが参戦(プロフィール以下))

      マウロ・マルティーニ(MAUR0  MARTINI)
      1964.5.17生まれ/出生地イタリア・ラヴエッツォーラ
      身長178cm/体重71kg/血液型RH-O
      主なレース歴
      1981年  カートレ一ス(デピユー)
      1984年  レースデピュー
      1987年  イタリアF3(シリーズ3位)
      1988年  イタリアF3(シリーズ2位)
      1989年  全日本F3000選手権(シリーズ8位)
      1990年  全目本F3000選手権(シリーズ3位)
      1991年  全日本F3000選手椎(シリーズ8位)
      1992年  全日本F3000選手権(シリーズチャンピオン)
      1993年  全日本F3000避手権(シリーズ7位)
      1994年  全日本F3000選手権(シリーズ6位)
      1995年  全目本F3000選手権(シリーズ5位)

  ◇CERUM0  No.12  S.カヴァナは出場せず(ニュース別掲)


  情報提供:(株)日本レースプロモーション(JRP)
  F_NIPPON公式ホームページ http://www.f-nippon.co.jp/

                                   << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Formula Nippon

FN-Rd3:女性ドラ、カヴァナ参戦中断

●Fニッポン初の女性ドライバー、サーラ・カヴァナ参戦中断

  今年、チーム・セルモから参戦していたサーラ・カヴァナ選手が、第3戦から参
戦を中断することになった。

  カヴァナ選手は、F1フェラーリチームのエディ・アーバインが推薦。マシンと
スタッフを持ち込むことを条件にセルモと交渉。セルモも実力は未知数ながら、そ
の意欲と将来性への期待をこめて契約。今季参戦が実現した。
  しかし、開幕から2戦は基準タイムをクリアできず。嘆願書により決勝に出走は
したものの、参戦を疑問視する声が高まっていた。

  カヴァナ選手は、日英を往復しながらの参戦は負担が大きく、第3戦以降は環境
が整うまで参戦を見合わせることにしたいという意向を示し、チームもこれを了解
した。

  セルモの佐藤代表は「日本の環境への適応しはじめていただけに残念。近い将来
再びFニッポンを戦えるよう応援をしていきたい」と語った。


  情報提供:(株)セルモ

                                 << FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Japanese F3

NAKAJIMA HONDA F3 RD3 RACE REPORT

●レース名: 1997年全日本F3選手権第3戦MINE
●サーキット:セントラルパークMINEサーキット
●開催日:  5月17日(予選日)
       5月18日(決勝日)
●天候:     17日(予選日)/晴    観客1万2,600人
         18日(決勝日)/晴時々曇 観客4万4,200人

#64西翼選手、6位入賞!96年度参戦山西康司、黒澤治樹選手につづき選手権ポ
イントを獲得!
SRS-F卒業生の優秀性があらためて証明される!

 晴天に恵まれ、夏めいた陽気の中、全日本選手権第3戦がセントラルパークMIN
Eサーキットで開催された。SRS-F(鈴鹿フォーミュラレーシングスクール)第2
期優秀卒業生の西翼は今回が2戦目のF3挑戦にもかかわらず、粘り強い走りを見せ、
早くも初のポイントゲットを果たす活躍を見せた。
 予選、決勝に先駆けて行われる木曜日、金曜日の専有走行及びスポーツ走行(計5
時間5分)において、西翼選手は前回鈴鹿戦でのスタートミスの教訓を元に幾度とな
くスタートの練習を行い、かつ積極的に走り込みを行う。また、チームスタッフとの
綿密なミーティングも重ね、テクニカルなMINEサーキットの特性を徐々に掴むこ
とに専念する。
 明けて17日。10:50から公式練習が行われ、マシンセッティングを丁寧に行いな
がらの走行で西翼選手は、まずは、13番手のタイムをマークする。そして15:00か
ら行われた予選において、西翼選手は徐々にタイムを上げて行き、練習走行でのベス
トタイムを上回るタイムを出し、本番に強いところを見せる。しかし、西翼選手はさ
らなるタイムアップに手こずり、総合順位は午前に行われた公式練習よりポジション
を1つあげる12番手にとどまった。
 予選結果は、#2立川祐路選手(ダラーラF397無限)がポールポジションを獲得。#7
トム・コロネル選手(ダラーラF397トムス)、#16土屋武士選手(ダラーラF397HKS)がこれに続
いた。
 明けて決勝日、フォーミュラ・ニッポンのフリー走行のあと10:48いよいよ決勝
レーススタート。西選手はスタートでポジションを2つ落としたものの、1コーナー
の進入で早くも1台をパスし13番手でコントロールラインに戻って来る。そして4
ラップ目、またも1コーナーで#25長嶋正興選手をパス。この周回で、長嶋選手に
パスされ返されたものの、6ラップ目には長嶋選手を再度パスするなどレースに強い
走りをアピール。
 また、レースも中盤に入る10ラップ目頃には#64西翼選手は着実な走行で、1
0番手までにポジションアップ。そして、11ラップ目からはトップグループ並の1
分25秒台のタイムを連発開始。15週目には今大会のファーステストラップに肉薄
(全車ベストラップ中3番手)する1,24.880のタイムをマーク。その後も25秒台の
安定したタイムでなおも前走車を追う。
 レースは13周目に#18平野功選手(ダラーラF397トムス)が最終コーナーでコースア
ウト、22周目には#6横山崇選手(ダラーラF396無限)が第1ヘアピンでコースアウ
トするなどサバイバルなレース展開となる中、西翼選手は、確実な走りをみせ23周
目に6位のポジションに浮上。その後、5番手の来島選手真也選手(ダラーラF395トムス)
の背後に肉薄するまで追い上げて、チェッカーフラッグを受け、初の選手権ポイント
を獲得した。
 なお、レースはスタートでトップ立った#16土屋武士選手が#7トム・コロネル
選手を押さえて初優勝を果たした。

■チームマネージャー有松義紀のコメント
「参戦2戦目にして、初選手権ポイント獲得は昨年の山西選手と同様の優秀な成績だ
と思います。レース中のラップタイムはトップ争いをしたコロネル選手と土屋選手と
なんら遜色のないタイムでしたし、予選でのタイムアップがうまくなれば、さらなる
上位入賞も不可能ではないでしょう。とにかくよいレース内容でした。」

●次戦全日本F3選手権第4戦は5月31日~6月1日、富士スピードウェイで開催
されます。
●なお、次回富士戦からは、SRS-F第2期優秀卒業生の#65山口大陸(やまぐ
ち たいろく)選手(ダラーラF396無限)も参戦します。
●NAKJAIMA RACING/HONDAのプレスリリースはhttp://www.justnet.or.jp/nakajima/
においてチーム撮影オリジナル画像と共にご覧になれます。

Japan Touring Car Championship

NAKAJIMA RACING JTCC RACE REPORT

シリーズ名:1997全日本ツーリングカー選手権
大 会 名:JTCC第3戦/4戦・TIサーキット
距   離:3.702km×25周×2戦
天   候:予選:5月10日/晴
      決勝:5月11日/晴時々曇のち曇
観   衆:予選:  4300人(主催者発表)
      決勝:3万2500人(  同  )

PIAA NAKAJIMA ACCORD、見事第3戦で優勝!
ウエイトハンディを負った第4戦も4位入賞!!
今季もアコードの圧倒的速さが第2大会を制する

 第1大会が雨と濃霧によって中止となった全日本ツーリングカー選手権は、岡山の
TIサーキット英田で開催される第2大会が実質的なシリーズ開幕戦となった。
 PIAA NAKAJIMA ACCORDを擁するNAKAJIMA RACINGでは、昨年マシンを今季仕様に変
更しての、すなわちオーバーフェンダー(拡大幅ボディ)とハイウイング(大型リヤ
スポイラー)を加えて若干モディファイしたマシンでこの大会に臨んだ。
 予選日の5月10日、気温24℃/路面31℃、やや東からの風が強いもののよく晴れ
た午前11時10分、第3戦のスターティンググリッドを決めるための予選1回目が開始。
前日の公開練習から好調さを示していたPIAA NAKAJIMA ACCORDを含めたトップチーム
は、タイヤを浪費しないようまずは様子見を兼ねてピットで待機。 
 しかしPIAA NAKAJIMA ACCORDと同チームであるカストロールアコードがその先陣を
切ってコースイン。そして初アタックで1分36秒673というコースレコードをマークし
てトップに躍り出る。”このタイムを破れる者はいない”とばかりにその1周をもっ
てピットインして、中子選手は早々にマシンから降りる。一方、黒澤琢弥選手をコッ
クピットに収めて虎視眈々とタイムアタック開始を待っていたPIAA NAKAJIMA ACCORD
がコースインしたのは、予選終了までわずか5分というタイミング。その時点で、道
上選手が乗るジャック・スアコードが2番手タイムを計測。ここで、ポールシッター
となるべく満を持してタックした黒澤選手だったがタイムが今一歩及ばず、中子選手、
道上選手に続く3番手となって第3戦予選が終了する。しかし、今季メーカータイト
ル獲得を目指すアコード勢の中にあっては、予選1~3位独占の一角を成す活躍とな
った。
 同日午後3時ジャスト、第4戦のための予選が始まった。コンディションは気温26
℃/路面31℃。今回もPIAA NAKAJIMA ACCORDは終了ぎりぎりにタイムアタックする作
戦を採る。一方、第3戦予選で首位となったカストロールアコードは午前同様、早い
段階でコースイン。最初のラップでトップタイムをマークしたのも同じで、さらには
ジャックスアコードがそれに続く2番手に立ったことまでもが第3戦用予選とまった
く同じパターンとなった。が、そのストーリー展開を変えたのが、PIAA NAKAJIMA 
ACCORDに乗る黒澤選手だった。やはり、終了5分前にピットアウトした黒澤選手が2
周目のアタックで予選2位へ進出したのだ。そして、チェッカーフラッグが振り下ろ
されて第4戦予選は終了。こうして、再びアコードは予選3位までの独占を実現し、
その速さを昨シリーズに引き続いて実証することに成功した。 
 日曜午後1時13分。フォーメーションラップを終えてグリッドに着いたマシン群は
気温23℃/路面36℃ドライコンディションの中、ブルーシグナル点灯とともに全日本
ツーリングカー選手権第4戦決勝を展開開始。ここで劇的な活躍を見せたのが、PIAA 
NAKAJIMA ACCORDの黒澤選手だった。予選3位位置から一気にトップへ踊り出てその
まま第1コーナー進入を果たしたのである。予選1位のカストロールアコード・中子
選手は、予選2位のジャックスアコード・道上選手にも追撃されて3番手へと後退。
しかしベテランの中子選手がこの位置に甘んじるわけ はなく、まず10周目に道上選
手をヘアピン進入のタイミングでパス。その勢いに乗ったまま翌週にはトップの黒澤
選手へのチャージも開始する。が、黒澤選手も巧みに応戦して中子選手に付入る隙を
一切与えない。黒沢選手は、その後もそのまま中子選手を抑えきって走り切り、見事
第4戦のウイナーとしてチェッカーフラッグを受けた。3位には後方からプリメーラ
のチャージを受けながらも懸命にポジションをキープした道上選手が入り、アコード
は予選と同じく決勝をも1~3位入賞を早くも実現することに成功する。
 第1レース終了後、1位の黒澤選手に30㎏、2位の中子選手に20㎏、そして3位の
道上選手に10㎏と、3台のアコードは規則通りウエイトハンディが課せられて続く第
4戦に出場。重量増となって形勢不利なはずの予選2位の黒澤選手は、このスタート
でもトップに立つ底力を発揮して、またしても予選首位の中子選手の前へ出る。その
中子選手はここでも道上選手の先行を許して一旦は3番手となるものの、2周目でま
ずは道上選手をかわして2番手に浮上。そしてトップの黒澤選手をも、すぐに射程距
離内に置く。 
 第1レースでは背後にピタリと付いた中子選手を最後まで抑えた黒澤選手だったが、
さすがに序盤終了あたりから30kgのウエイトハンディが加速と制動、そしてハンドリ
ングのすべてに影響しはじめる。こうして、マシン性能とドライビングテクニックの
両面で中子選手の行く手を封じ込めることができなくなった6周目、黒澤選手は潔く
2番手に後退。また、続いて、3番手にいた10kg重量増の道上選手も9周目にペース
の上がらない黒澤選手をかわして2番手となる。 
 車体重量の重さに苦しむ黒澤選手は以降も後方マシンの攻撃に遭い終了直前には5
番手となっていたが、ゴールまで1周を残す時点で4番手にいた星野選手(プリメー
ラ)がコースアウト。これによって黒澤選手が駆るPIAA NAKAJIMA ACCORDは4位で
ゴールして第4戦を終えることになる。

PIAA NAKAJIMA ACCORD 担当ディレクター:藤井一三のコメント
『昨年のマシンを使用しているため性能はほぼ満足できるレベルに達していたつもり
でしたが、金曜の公開練習でチームメイトのカストロール・アコードが予想を上回る
速さを備えていたので、正直言って今回は2レースとも苦戦すると思っていました。
しかしスタートダッシュに必要な1速のギア比選択が適確であったことと、なにより
も黒澤選手が見事なスタートを決めてくれ、さらに以降も一切ミスなく走り切ってく
れたことによって第3戦に勝つことができました。第4戦については、やはりウエイ
トハンディが微妙に影響しました。低速コーナーからの立ち上がりなどでどうしても
重量増が加速を鈍らせてしまい、またブレーキにもより大きな負荷をかけたからです。
幸運にも4位となれて次回の第5戦では重量面でカストロールアコードにアドバン
テージが持てるので、そうした勝機を逃さないよう、今回のように粘り強く闘うつも
りです』

■次戦JTCC第5戦/第6戦は、5月25日、宮城県スポーツランドSUGOにおいて
開催されます。
■NAKJAIMA RACINGのプレスリリースはhttp://www.justnet.or.jp/nakajima/におい
てチーム撮影オリジナル画像と共にご覧になれます。

Japanese F3

97 JF3 ドライバーズポイント( 3/10戦)

                                                    (第3戦まで)

  1997                    3   4   5   6   7   8   9   9  10  11
   Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3            30  20  18   1   6   3   7  28  19   9
     Championship        鈴  筑  美  富  鈴  菅  仙  茂  富  鈴
      Drivers-point      鹿  波  祢  士  鹿  生  台  木  士  鹿
 
Po-No-Driver-------- Rd. -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 -総合P
 1   7 T.コロネル        9   9   6                                  24
 2  16 土屋 武士          2   6   9                                  17
 3   1 脇坂 薫一          4   4   3                                  11
 4   2 立川 祐路          6   3   0                                   9
 5   8 館 信吾            1   0   4                                   5
 6  14 S.マルティノ      3   1   0                                   4
 7  33 来嶋 真也          0   0   2                                   2
 7  12 歌川 拓            0   2   -                                   2
 9  64 西 翼              0   -   1                                   1
    38 徳田 照幸          0   0   0                                   0
    77 伊藤 大輔          0   0   0                                   0
    53 五味 康隆          0   0   0                                   0
    18 平野 功            0   0   0                                   0
     6 横山 崇            0   0   0                                   0
     3 中嶋 修            0   0   0                                   0
     5 内山 清史          0   0   0                                   0
    25 長嶋 正興          0   0   0                                   0
    19 阪口 良平          0   0   0                                   0
    15 増田 哲治          0   0   0                                   0
     9 清水 剛            0   0   -                                   0
    32 密山 祥吾          0   0   -                                   0
    10 井出 有治          0   0   -                                   0
    65 吉村 一誠          0   -   -                                   0
    17 河野 尚裕          0   -   -                                   0
     4 蔵本 信之          -   -   0                                   0
    22 山本 茂            -   0   -                                   0
     4 M.サンタビル      -   0   -                                   0
    39 中嶋 廣高          -   -   0                                   0
***********************************************************************
  * 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦全戦ポイント制
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Japanese F3

RE:SKILL SPEED F3 REPORT 5/18




 ☆☆ SKILL SPEED ☆☆
 ☆☆☆ F3 REPORT ☆☆☆

****全日本F3選手権第3戦****
     
        決勝レース

    場所:MINEサーキット/山口県
    日時:5月18日
    天候:晴れ(路面/ドライ)

    伊藤大輔
    スタート:9番手/決勝順位:8位
    
決勝レースも快晴に恵まれた。9番グリッドに伊藤大輔はマシン(SEVモデュー
ロ無限ホンダ397)を並べ、風向きが前日と変わっていたことから、前後のウ
イングに微調整が加えられた。
定刻通りスタートとなったが、伊藤はいきなりエンジンをストールさせてしま
った。エンジンは再始動することができたが、一気に最後尾まで脱落。ほぼ最
後尾からの追い上げとなった。
伊藤は、抜きにくいMINEサーキットのコースレイアウトに苦しめられたが、着
実に順位を上げていく。単独走行となった22周目には、全車中6番手のベスト
ラップをマークするなど、上位陣と遜色ないタイムを連発しながら上位グルー
プとの差を詰めていくが、ストールで出遅れた差は如何ともしがたく、8位ま
で追い上げたところでチェッカー、今シーズン初の完走を果たした。

伊藤大輔のコメント:
「スタートでエンジンをストールさせた時はさすがに焦りましたが、エンジン
が再始動したときはほっとしました。大失敗です。なんとか完走を果たしまし
たが、スタート時のハプニングや前のマシンの抜き方など、反省多きレースで
した。もう一度このレースを振り返り、次にレースにつなげたいと思いま
す。」

深尾栄一ディレクターのコメント:
「伊藤がいうとおり、反省すべき点の多いレースでしたが、まずは完走ありが
とうといっておきましょうか。これまで2戦リタイアでしたからね。しかし、
完走したことで得たことも多いはずです。逆に言うと、今年初めて『レースを
した』とも言え、やっとスタートしたという感じです。この経験を生かして、
次のレースもがんばります。」

                        SKILL SPEED F3 TEAM
                                       深尾栄一

Japanese F3

JF3-Rd3:美祢F3レース結果

全日本F3選手権第3戦 -RIJ- (1997-05-18) Provisional Race-Results
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.3 美祢サーキット : 3.239km

 P No. Driver--------------- Car------------------ Lap -GoalTime-- -km/h--
 1  16 土屋  武士   (J) Dallara F397/HKS            28   39'51.730 136.508
 2   7 T.コロネル  (N) Dallara F397/Toyota         28   -   0.685
 3   8 舘    信吾   (J) Dallara F397/Toyota         28   -  13.973
 4   1 脇阪  薫一   (J) Dallara F397/Mugen          28   -  27.426
 5  33 来嶋  真也   (J) Dallara F395/Toyota         28   -  27.900
 6  64 西      翼   (J) Dallara F397/Mugen          28   -  28.935
 7  25 長島  正興   (J) Dallara F397/Toyota         28   -  43.265
 8  77 伊藤  大輔   (J) Dallara F397/Mugen          28   -  43.800
 9   5 内山  清史   (J) Dallara F397/HKS            28   -  52.691
10  53 五味  康隆   (J) Dallara F397/Toyota         28   -  52.902
11  39 中嶋 廣高   (J) Dallara F397/Toyota         28   -1'05.068
12   3 OSAMU   (J) Dallara F397/Mugen          28   -1'17.628
13  18 平野    功   (J) Dallara F397/HKS            27   -   1Lap
------------------------------ DNC ---------------------------------------
     6 横山    崇   (J) Dallara F396/Mugen          22   -   6Laps
    38 徳田  照幸   (J) Dallara F395改/Toyota       16   -  12Laps
     4 蔵本 信之   (J) Dallara F395改/Toyota       13   -  15Laps
     2 立川  祐路   (J) Dallara F397/Mugen          10   -  18Laps
    19 阪口  良平   (J) Dallara F395/Toyota          7   -  21Laps
    14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel            6   -  22Laps
    15 増田  哲治   (J) Dallara F395/Opel            6   -  22Laps
**************************************************************************

* Fastest Laptime 1'24.679 (137.70km/h)  土屋  武士

                   提供:美祢サーキット
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 5/17




 ☆☆ SKILL SPEED ☆☆
 ☆☆☆ F3 REPORT ☆☆☆

****全日本F3選手権第3戦****
     
     フリー走行&予選

    場所:MINEサーキット/山口県
    日時:5月17日
    天候:晴れ(路面/ドライ)

    伊藤大輔
    フリー走行:1分25秒286  6番手
    公式予選: 1分24秒366  9番手

快晴に恵まれたセントラルMINEサーキットで、全日本F3選手権第3戦の公式予
選が行われた。伊藤大輔にとってMINEサーキットは初めてのコース。ツイステ
ィでタフなこのサーキットはルーキーにとってはきつい。木曜日から積極的に
走り込んできた伊藤大輔は、4~6番手につけていたが、このコースのツボを
完全にとらえきれず、不安を残しての予選となった。
2時45分から公式予選はスターとした。伊藤大輔は10分ほどウェイティングし
てからコースイン。上位陣もほぼ同時にコースインしてきたが、いきなり好タ
イムをマークしてきたため、チームでは伊藤にラップサインを出す。6周目に
は24秒台に入れたが、今一つパンチのあるタイムを出せなかった。残り8分で
ピットに呼び戻し、タイヤを交換。最後のアタックに出ていった。この時点で
モニターでは10番手まで落ちていた。トップとの差は約1秒。この中に10数名
のドライバーがひしめき合うタイトなタイム争いが展開されていた。そんな中
で、伊藤大輔はラストラップに1分24秒366をマーク。この週末中の自己ベスト
タイムであるが、ポジションはひとつだけしか上げることができなかった。明
日の決勝は9番手からのスタートとなる。

伊藤大輔のコメント:
「初めての美祢サーキットはとても難しかった。もっともっとタイムを詰めて
いけるはずなんですが、なかなかうまく行かなかった。明日のレースは最後ま
で悔いの残らないように、全力で走ります。」

                        SKILL SPEED F3 TEAM
                                       深尾栄一

-----------------------5月17日(午前) 公式練習-----------------------

Pos Number Driver                  TYPE                   BESTLAP
1  7     トム・コロネル  TOM'S F397                    1'24.145
2  2     立川 裕路    ライアンTODO無限          1'24.365
3 16     土屋 武士    阪急交通社カリスマラリアート  1'24.728
4   6     横山  崇    ANABUKI397無限                1'25.054
5 38     徳田 照幸    KDSダララ トリイトヨタ       1'25.073
6 77     伊藤 大輔    SEVモデューロ無限ホンダ397    1'25.286
7  33     来嶋 真也    5ZIGEN・DALLARA              1'25.312
8  1     脇坂 薫一    ANABUKI397無限                1'25.342
9  53     五味 康隆    芙蓉実業 ダララF397        1'25.356
10  8     館  信吾    TOM'S F397             1'25.447
11 14     セバスチャン・マルティノ    TOMEISPORT OPEL               1'25.578
12 19     阪口 良平    サムテックアキランド夢工房日和        1'25.611
13 64   西   翼    SRS-F スカラシップF3          1'25.865
14 18     平野  功    イエローハット397ラム&トス   1'25.866
15 15     増田 哲治    TOMEISPORT OPEL          1'25.934
16 39   中嶋 廣高    KDSダララ トリイトヨタ        1'25.945
18 25     長嶋 正興    メガネスーパーナンシンF397    1'26.305
19  5     内山 清史    NIHON KIZAI F397              1'26.463
20  4     蔵本 信之    KURAMOTO&KVR F3               1'27.022
21  3     OSAMU          東洋印刷WITH LEYJUN          1'27.031




-----------------------5月17日(午後) 公式予選(暫定)-------------

Pos Number Driver                  TYPE                   BESTLAP
1  2     立川 裕路    ライアンTODO無限          1'23.597
2  7     トム・コロネル  TOM'S F397                    1'23.686
3 16     土屋 武士    阪急交通社カリスマラリアート  1'23.708
4 38     徳田 照幸    KDSダララ トリイトヨタ       1'24.148
5   8     館  信吾    TOM'S F397             1'24.182
6   6     横山  崇    ANABUKI397無限                1'24.289
7  1     脇坂 薫一    ANABUKI397無限                1'24.296
8  14     セバスチャン・マルティノ    TOMEISPORT OPEL               1'24.298
9 77     伊藤 大輔    SEVモデューロ無限ホンダ397    1'24.366
10 33     来嶋 真也    5ZIGEN・DALLARA              1'24.443
11 18     平野  功    イエローハット397ラム&トス   1'24.705
12 64   西   翼    SRS-F スカラシップF3          1'24.797
13 25     長嶋 正興    メガネスーパーナンシンF397    1'24.992
14 53     五味 康隆    芙蓉実業 ダララF397        1'25.042
15 19     阪口 良平    サムテックアキランド夢工房日和        1'25.124
16 15     増田 哲治    TOMEISPORT OPEL          1'25.508
17  5     内山 清史    NIHON KIZAI F397              1'25.530
18  3     OSAMU          東洋印刷WITH LEYJUN          1'25.600
19 39   中嶋 廣高    KDSダララ トリイトヨタ        1'25.911
20  4     蔵本 信之    KURAMOTO&KVR F3               1'26.460

Japanese F3

JF3-Rd3:美祢F3予選結果

全日本F3選手権第3戦 -RIJ- (1997-05-17) Qualify-Session
For 1997 All Japan F3 Championship Rd.3 美祢サーキット : 3.239km

 P No. Driver---------- Car---------------------- Best-LapT -Behind -km/h-
 1   2 立川  祐路   (J) Dallara F397/Mugen        1'23.597         139.483
 2   7 T.コロネル  (N) Dallara F397/Toyota       1'23.686   0.089 139.334
 3  16 土屋  武士   (J) Dallara F397/HKS          1'23.708   0.111 139.298
 4  38 徳田  照幸   (J) Dallara F395改/Toyota     1'24.148   0.551 138.569
 5   8 舘    信吾   (J) Dallara F397/Toyota       1'24.182   0.585 138.513
 6   6 横山    崇   (J) Dallara F396/Mugen        1'24.289   0.692 138.337
 7   1 脇阪  薫一   (J) Dallara F397/Mugen        1'24.296   0.699 138.326
 8  14 S.マルティノ(I) Dallara F397/Opel         1'24.298   0.701 138.323
 9  77 伊藤  大輔   (J) Dallara F397/Mugen        1'24.366   0.769 138.211
10  33 来嶋  真也   (J) Dallara F395/Toyota       1'24.443   0.846 138.085
11  18 平野    功   (J) Dallara F397/HKS          1'24.705   1.108 137.658
12  64 西      翼   (J) Dallara F397/Mugen        1'24.794   1.197 137.514
13  25 長島  正興   (J) Dallara F397/Toyota       1'24.992   1.395 137.193
14  53 五味  康隆   (J) Dallara F397/Toyota       1'25.042   1.445 137.113
15  19 阪口  良平   (J) Dallara F395/Toyota       1'25.124   1.527 136.980
16  15 増田  哲治   (J) Dallara F395/Opel         1'25.508   1.911 136.365
17   5 内山  清史   (J) Dallara F397/HKS          1'25.530   1.933 136.330
18   3 OSAMU   (J) Dallara F397/Mugen        1'25.600   2.003 136.219
19  39 中嶋 廣高   (J) Dallara F397/Toyota       1'25.911   2.314 135.726
20   4 蔵本 信之   (J) Dallara F395改/Toyota     1'26.460   2.863 134.864
**************************************************************************

                   提供:美祢サーキット
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Japan Touring Car Championship

PR:ホンダJTCC-Rd.3/4リリース

      HONDA MOTOR SPORTS
      PRESS INFORMATION
                           1997年5月12日

     1997 JAPAN TOURING CAR CHAMPIONSHIP SERIES ROUND 3/4
         ホンダ・アコード、連続優勝を飾る!
           予選 1-2-3 位も獲得!

  ●開催日 : 1997年5月10~11日
  ●会 場 : 岡山県TIサーキット英田  コース全長:3.702km
  ●周回数 : 25周(第3/4戦共)
  ●天 候 : 予選日/晴れ 決勝日/晴れ
  ●気 温 : 予選日/24℃(15時)  決勝日/25℃(12時30分)
         共にピット計測)
  ●観客数 : 32,500人(決勝日/主催者発表)

 雨で流れた第1回大会より約1ヶ月のインターバルをおいて、1997年全日本ツー
リングカー選手権第3戦・第4戦「TIスーパーツーリングカーレース」が、5月1
0~11日、岡山県TIサーキット英田において開催された。
 2チーム4台のホンダ・アコード勢は、本大会より1997レギュレーションに対応
した「2X改」を投入。より戦闘力を増して2年ぶりのTIサーキットに揃い踏み
した。
 10日(土)の予選においては、中子選手が2戦連続のポールポジションを獲得。
他のアコード勢も第3戦は道上選手、黒澤選手が2-3位、第4戦は黒澤選手、道上
選手の順で2-3位となり、2戦連続の予選1-2-3位を獲得し、翌日の決勝レースに
期待を持たせた。
 翌11日(日)の決勝レース第3戦では、黒澤選手が見事なスタートダッシュでト
ップに躍り出ると、1997JTCCの初レースをスタート・トゥ・フィニッシュで飾っ
た。2位は中子選手、3位は道上選手が入賞し、ホンダ・アコード勢は通算5度目
の1-2-3フィニッシュを飾った。
 統く第4戦もアコード勢の激しいトップ争いではじまったが、5周目にトップに
立った中子選手がそのまま独走、2位を17.978秒引き難してチェッカーフラッグ
を受け、ホンダ・アコードは2戦連続の優勝を飾ることとなった・

○本大会に出場したアコード勢

  選手名      車   名       エントラント
----------------------------------------------------------------------------
 中子 修 選手   Castrol 無限 ACCORD   TEAM 無限 HONDA
 黒澤 琢弥選手   PIAA SN ACCORD     TEAM 無限 HONDA
 道上 龍 選手   ジャックスMCアコード  TEAM MOONCRAFT with 無限 HONDA
 岡田 秀樹選手   Gathers 童夢 ACCORD     TEAM MOONCRAFT with 無限 HONDA
----------------------------------------------------------------------------

○本大会の戦績
             第3戦      第4戦
----------------------------------------------------
           予選  決勝   予選  決勝
----------------------------------------------------
   中子 修選手  P.P.  2位   P.P.  優勝
   黒澤琢弥選手  3位  優勝   2位  4位
   道上 龍選手  2位  3位   3位  3位
   岡田秀樹選手  9位  12位   11位  R
----------------------------------------------------

○5月10日(土) 公式予選 第1回/11:10~11:40
             第2回/15:00~15:30 出走17台

 本大会よりアコード勢は「2X改」となり、フロントにオーバーフェンダーを装
着、レギュレーションいっぱいの1800mmとし、それに合わせてサスペンションの
Aアームを伸ばしトレッドを拡大。また、前後のスポイラーを97タイプに変更
し、ダウンフォースの増加を図り、車重も新レギュレーションのワークスカー認
定に合わせ975kgから1000kgへと変更した。
 前戦の雨にたたられた第1回大会とはうって変わって晴れた空の下、11時10分
から定刻通り開始された公式予選第1回では、各チームが様子を伺っていた開始
早々の7分過ぎ、中子選手がコースイン。コースの状態をチェックに出たつもり
の中子選手であったが、予想以上にクリアなコースにそのままタイムアタック。
2周目にそれまでのコースレコードを2秒009上回る1分34秒673をマークしてピッ
トに戻った。その後、各チームとも中子選手のタイムを目標にアタックを行った
が、1分35秒を切るマシンはなく、あっさりポールポジションを手中に収めた。
道上選手は17分過ぎにコースイン、1回のアタックで1分35秒127をマークし予選2
位。道上選手と前後してタイムアタックにコースインした岡田選手は、6番手の
ポジションに付けていたが、その後逆転され予選9位。黒澤選手は、残り5分にコ
ースインし、最終ラップに1分35秒231をマークし第3位にくい込んだ。この結
果、アコード勢は第3戦において予選1-2-3位を独占することとなった。
 午後3時からの公式予選第2回でも、開始10分後にスタートした中子選手が、ま
たもやただ一人35秒台を切る1分34秒797をマークして、2戦連統のポールポジシ
ョンを獲得。第2位は今回も終了5分前にコースインした黒澤選手が、2周目のア
タックで1分35秒467をマーク。中盤にスタートした道上選手が1周のアタックで
第3位と、アコード勢は2戦連続の予選1-2-3位を獲得、明日の決勝2レースはアコ
ード勢同士の激しい争いが予想される。また、岡田選手はマシンとタイヤのマッ
チングlこ苦しみ、予選11位に終わった。

○第3戦 13:13スタート 25周 出走17台 完走16台

 本年度初の決勝レースとなった第3戦は、定刻よりやや遅れてスタート進行が
開始され、1周のフオーメーションラップの後、13時13分、'97JTCCの幕が切って
落とされた。
 ポールポジションの中子選手はやや出遅れ、道上選手と黒澤選手が1コーナー
の先陣争いを繰り広げ、2車は軽く接触したものの大事には至らず、黒澤選手、
道上選手の順でウィリアムズコーナーヘ消えていった。レースはこのアコード勢
3台に、プリメーラ2車が続く形で進行して行ったが、9周目、中子選手が道上選
手をかわして2位に上がった頃から、アコード3台の独走状態となっていった。ト
ップを走る黒澤選手は、終盤後続との間隔を広げ、2位の中子選手に5秒314の差
をつけゴール。見事なスタート・トゥ・フィニッシュを飾った。ゴール後黒澤選
手は、チーフメカニツクに飛びつき体中で喜びを表現していた。
 中子選手は9周目に道上選手をかわして2位に上がると、一時は黒澤選手に肉簿
したが、結局第2位でチェッカーフラッグを受けた。道上選手は終盤本山選手に
追走されたが、0.312秒差で逃げ切り第3位に入賞。岡田選手はセッティングiこ
苦しみ12位でレースを終えた。
 この結果、ホンダ・アコードは1997年の緒戦を通算5度目の1-2-3フィニッシュ
で飾った。
 尚、岡田選手はレース後、ガソリンタンクにクラックが入っていることが発見
され、その場での修復は出来ず、第4戦はリタイアすることとなった。

○第4戦 14:45スタート 25周 出走16台 完走14台

 続く第4戦、スタート進行はインターバルの間に早められ、14時45分、スター
トの幕は切って落とされた。
 アコード勢は黒澤選手、道上選手、中子選手の順で1コーナーをクリアしてい
った。中子選手は2周目、道上選手をパスし2番手に浮上。さらに6周目、黒澤選
手もパスしてトップに躍り出ると、後続を引き離し独走態勢を築きにかかった。
8周目その差約2.3秒、15周目には10.2秒と独走し25周目、17秒978の差でチェッ
カーフラッグを受け、見事な優勝を飾った。
 道上選手は、序盤トップグループの中で2位と健闘していたが、5周目中子選手
にかわされ3位、10周目黒澤選手をかわして2位に再浮上したが、18周目Iこ本山
選手にかわされ3位。その位置をキープし、チェッカーフラッグを受けた。黒澤
選手は序盤トップを決走したが、ウェイトハンディ30kgが影響し徐々に後退。第
4位でレースを終えた。
 この結果ホンダ・アコードは、事実上の'97年度JTCCの開幕戦を、2戦連続の優
勝で飾った。

◎庄司監督(TEAM無隠HONDA)のコメント

「事実上の開幕戦で、中子・黒澤両選手ともよく頑張ってくれて、大変うれしく
思います。SUGOの第5戦では、中子選手に50kg、黒澤選手に20kgのハンディキヤ
ップウェイトが積まれますが、上位を目指して頑張りたいと思います。ご声援い
ただいた皆様、及びご協力いただいた皆様にお礼申し上げます。」

◎由良拓也題督(TEAM MOON CRAFT with 無限HONDA)のコメント

「マシンのセットアッブに苦労しましたが、与えられた環境の中で道上選手は最
高の走りを見せてくれました。これからのレースにも期待できる内容でした。」

○第3戦/2位 第4戦/優勝 中子 修選手(Castrol無限ACCORD)のコメント

「第3戦ではスタートで遅れ、追いつこうと無理をして何度かブレーキをロック
させてしまい、序盤の2~3ラップで、タイヤを痛めてしまった。その結果、終盤
黒澤選手に追いつくことが出来なかった。第4戦は、1レース目よりもう一つ硬め
のタイヤを選択したのが効力を発揮し、うまく勝つことが出来た。しかし、二つ
勝つためにレースにやって来て、それなりの道具をもらっていたにもかかわら
ず、二つ勝つことが出来なくて残念だった。」

○第3戦/優勝 第4戦/4位 黒澤琢弥選手(PlAA SN ACCORD)のコメント

「1レース目は、朝のウォームアップの調子では、まさか勝てるとは思っていな
かった。しかし、僕だけスタートギアのあるマシンなので、スタートで前に出る
ことができた。結果的には、終盤中子選手に攻められ苦労したが、勝つことがで
きた。2レース日は、思いの外30kgのウェイトハンディが効いてブレーキに負担
がかかり、他車にブレーキングで負けてしまい抜かれてしまった。今後はこうし
たウェイトハンディをも克服できるマシンに仕上げて行きたいと思っています。
」

○第3/4戦 3位 道上 龍選手(ジヤックスMCアコード)のコメント

「事実上の初レースという感じだったが、意外なほど緊張はなかった。レースは
タイヤが巌しくて、仲々ペースを上げることが出来なかったが、最後まで何とか
走りきることが出来たという感じだ。3位ながら2レースとも表彰台に上がれたこ
とが、とても嬉しい。今後はさらに上位を目指して頑張りたいと思います。」

    提供:本田技研工業株式会社 広報部

Japan Touring Car Championship

JTCC-Rd3:JTCC第3戦英田レース結果

JTCC第3戦 -RIJ- (1997-05-11) Official Race-Results
For All Japan Touring Car Championship Rd.3 TI英田サーキット :( 4.470km)

 P  No.Driver----------- Car----------------- Lap --GoalTime- -km/h---
 1  15 黒澤  琢弥   (J)  Honda Accord          25   41'01.901 163.410
 2  16 中子  修     (J)  Honda Accord          25   41'07.215 163.058
 3  14 道上  龍     (J)  Honda Accord          25   41'08.550 162.970
 4  23 本山  哲     (J)  Nissan Premera        25   41'08.872 162.949
 5  25 影山  正美   (J)  Toyota Exiv           25   41'25.560 161.855
 6  12 星野  一義   (J)  Nissan Premera        25   41'28.003 161.696
 7  37 M・クルム    (D)  Toyota Exiv           25   41'36.280 161.160
 8  39 J-M.シルバ(RA)  Toyota Exiv           25   41'36.640 161.137
 9  38 竹内 浩典    (J)  Toyota Chaser         25   41'37.449 161.084
10  87 飯田 章     (J)  Opel Vectra           25   41'41.505 160.823
11  68 田中  哲也   (J)  Toyota Exiv           25   41'43.982 160.664
12  33 岡田  秀樹   (J)  Honda Accord          25   41'45.833 160.545
13  36 関谷  正徳   (J)  Toyota Chaser         25   41'46.988 160.471
14  72 松永  雅博   (J)  Toyota Carolla        25   42'05.531 159.293
15  11 原  貴彦     (J)  Toyota Exiv           25   42'33.262 157.563
16  21 一ツ山  幹雄 (J)  BMW 318i              24       1Lap         
------------------------ DNC -----------------------------------------
    19 金石  勝智   (J)  Toyota Exiv           19       6Laps        
**********************************************************************

* Fastest Lap Time : 1'36.884 (137.558km/h) 本山 哲 

           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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