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全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.3/4

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 3  SUGO GT CHAMPIONSHIP                           FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート2       99/05/30
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'99AUTOBACS CUP GTC第3戦SUGO SUGO GT選手権(5/29,30)

■ポールシッターインタビュー
 土曜日の予選終了後、恒例のポールシッター・インタビューが行われた。出席し
たのは初ポールを獲得した#6 ESSO Tiger Supraの野田英樹とワイン・ガードナー、
GT300クラストップとなった#15 ザナヴィARTAシルビアの土屋武士と井出有治の4人。
以下は、この4人の発言のダイジェストである。

GT500クラス ポールポジション
#6 ESSO Tiger Supra
野田英樹「昨年から屋根のついたクルマのレースをはじめて、今日初めてポールを
獲ったんですけど、冬のあいだからトヨタの開発のテストをまかされてクルマの仕
上がりもよくなってきてたので、こういう結果は時間の問題で出るとは思っていま
した。チームにとっても、前回富士で初めてGTレース参戦たったんですけど、前回
はいろいろなトラブルがあったり、自分自身チームとのコミュニケーションでまだ
わからない部分があったりして、今回2戦目になりまして、スムースにいくように
なってこういう結果になったと思います。ボクはいつもと同じように運転していた
だけでこういう結果になったので、いいクルマを作ってくれたトヨタとチーム・ル
マンに感謝したいです。タイムは出せるとは思っていたんですが、一番いいラップ
でスカイラインに引っかかっちゃって、その後タイヤが悪くなってたんで、もしか
したらヤバイかなって思ったんだけど、とりあえずいくしかないなと目一杯いった
らタイムが出たんで、よかったなと思います。前回スープラに出たトラブルに関し
てすべて対策してきていますし、この週末はその兆候もでていませんので、今の所
すべてに関して順調にいってます。この流れでいけば問題ないと思います。2回目
の予選、後半20分満タンにして決勝のセットアップをしたらそれがバッチリいって
22秒台で走ろうと思ったら走れちゃうんで、タイヤのことを考えたらそんなペース
ではいかないとは思いますが、そういう状況を考えたら決勝はうまくいくと思いま
す」
ワイン・ガードナー「今日はノダが全部仕事をやってくれたので私はほんとうに楽
でした。トヨタもいいクルマを作ってくれたし、いいパートナーもいて、パッケー
ジもすごくいいのでほんとうに楽しく仕事ができました。ポールポジションを獲れ
てすごくうれしいです。でもノダが全部やったので、とても感謝しています。彼は
テストドライバーでクルマのこともよく知ってるし、何マイルも走っているのに対
して、自分自身はテストもやっていなくてフリー走行と予選、決勝しかやっていま
せん。私のなかでクルマのことがよくわかっていないながら、オールドタイヤで走っ
たときのタイムはそれほど違いはないと思いますが、もうちょっとこなしていくと
もう少し差がなくなっていくと思います。決勝はスタートでも後でもどっちでもい
いです。ノダがナンバー1ドライバーで私の役目はノダをサポートすることです。
決勝はハードになると思います。トヨタは予選では速いんですけど、レースになる
とホンダがノッてくるんじゃないかと思います。ですから明日はそう楽にいかない
と思ってます」

GT300クラス ポールポジション
*15 ザナヴィARTAシルビア
土屋武士「とにかくうれしいです。前回までけっこうトラブルが多くて、そんなな
かでチームもがんばってくれて、メカニックもがんばってくれて、ノートラブルで
週末を過ごせてるんで、それが一番の(ポールを獲れた)要因になってると思いま
す。アタックとしては計測3周目にいくように組み立てていたんですけど、(予選
の)1回目も2回目もちょうどその周にクリアがとれずに、おいしいところが終わっ
たタイヤで1回冷やしてもう1回アタックしたんですけど、それでなんとか僅差で勝
てたんです。MR2(*25モモコルセ・アペックスMR2)はこのサーキットがすごくあっ
てるんで、そういう意味で勝てた事はすごくうれしいです。とにかく明日もう一度
この記者会見に来れるように、チームのためにがんばります」
井出有治「土屋さんがすごくがんばってたんで、ポール獲れてすごくうれしいで
す。決勝は土屋さんからクルマを受け取ったら、きっちり仕事をして帰ってきたい
です」


■決勝日朝のフリー走行後のコメント
#30 綜警McLaren GTR(フリー 2位)
岡田秀樹「フリー走行で2番手といってもクリアラップがとれただけ。クルマは97
年にル・マン24時間と鈴鹿1000kmを走っただけなんですよ。GTCではウェイトも積
んでいるしリストリクターも小さいので、そのときのデータはゼロに近いんですよ。
チームががんばっているのでよくはなっていますよね。ただ、まだまだやらなけれ
ばならないことはたくさんありますよ。一発のタイムは出るようになってきました
けど、ドライバーの運動量はすごく多いんですよ。ABSはついてないし、パワース
テアリングもないし。ある程度みんなと同一条件でレースができるようになるまで
には夏ごろまでかかってしまうんじゃないかと思っています。ドライを完走してな
いのタイヤがどうなるのか、ブレーキがどうなるのかわからないので、努力してデー
タを残したいです」
山田洋二「ひとこと? 腕が痛い(笑)。パワステがないんですよ。ポルシェは指
一本で動くパワステだったけど、マクラーレンは腕と足を使わないと回らないんじゃ
ないかな。それがちょっとつらいです。スピードよりパワステがほしいです。だん
だんよくなってきている? 岡田選手はね(笑)。去年まで乗っていたポルシェと
比べるとはるかに恐くないですね。ポルシェは不安定になるともとに戻らないから。
マクラーレンのほうがはるかに運転しやすいです。あと今日の目標ですか? 1分
25秒から26秒でコンスタントに走れれば、岡田くんのいい結果を持って帰れるんじゃ
ないかなと。今年は鈴鹿で2、3周、富士はスタートから6秒でレースが終わりま
したから。その意味では今日がボクの今シーズンのスタートだと思っています」

#1 ペンズオイル・ニスモGT-R(フリー 4位)
エリック・コマス「ニュータイヤだとアンダーステアがかなり出るんだ。予選セッ
ティングだとつらいけど、決勝セッティングはいいよ。決勝セッティングで7、8
周、あるいは20周、25周と走ったタイヤだとバランスがいいんだ。奇妙だけどニュー
タイヤで走るより使ったタイヤで走るほうがバランスがいい。だから今朝のフリー
走行でも予選とあまり違わないタイムを出せたんだ」

*81 ダイシンシルビア(フリーGT300 1位)
福山英朗「たぶんみんな(ほかのチームは)昨日まで予選セットを追いかけていて、
今朝になって決勝セットを詰めてたんじゃないかな。ウチは昨日からずっと決勝セッ
トだけを煮詰めてきたので、現時点でほかのチームよりも一歩進んでいるんじゃな
いかと思います。気温が高いのはドライバーの仕事として解決しなければいけない
でしょう。タイヤを自分の手のひらと思ってデリケートにいきますよ。ポイントは
10点はとりたいですね。今回はそれくらいで勘弁しておきましょう(笑)」
大八木信行「身に覚えのないタイムです(笑)」

*15 ザナヴィARTAシルビア(フリーGT300 2位)
土屋武士「なにも問題なし。レース用の満タンで普通に(走った)。ボクがスター
トです。チャンプのMR2に肉迫できるいいレースができそうだな。現状は、勝てる
要素は少ないけど、チャンスはあると思う」
井出有治「クルマもバランスがいいんで、ちゃんと走ればタイムも出る。レースは
きっちり走って結果を残したいです」

*77 クスコスバルインプレッサ(フリーGT300 3位)
谷川達也「満タンで決勝用のセットを試したんですが、むしろ予選よりもバランス
がいいです。満タンでシルビアと互角に走れましたし。コースとの相性も相対的に
いいみたいだし、ウエイト(10kg)の影響もほとんどありません。最終コーナーは
速いんですが、ストレートエンドの伸びがほかとくらべると今ひとつ。そこが難点
です。でもあせらず着実にいけばチェッカーのときにはいいところにいけると思い
ます」

*19ウェッズスポーツセリカ(フリーGT300 4位)
織戸学「最初はいい感じでタイムが出たんだけど、(ほかのクルマに)引っかかっ
た。それからクルマのバランスがいきなり悪くなったけど、原さんが乗るときにセッ
トを変えたらいい方向になったので、問題ないかな。トップとの差は少ないんで、
今回はおもしろいレースになると思う。(NAなので)立ち上がりと上り坂がハンデ
があるんで、序盤ミスしないようにいきたい。タイヤは去年と比べたら太くなって
るんでライフも問題ない。ただ、ウチらのソフトはFRのハードぐらいの一番ハード
なコンパウンドなんだけど、路温が上がると合わなくなるんで、そのへんはちょっ
と気がかりだね」

*25 モモコルセ・アペックスMR2(フリーGT300 6位)
新田守男「超満タンで、クルマのバランスは重い。パワステがおかしいのか、なに
か噛み合わないものがあるんで、すりあわせようとしています」

#39デンソーサードスープラGT
影山正彦「エンジントラブルです。くわしくは今調べていますが、昨日からバラツ
キが出たり、ABSが突然きかなくなってロックしたり、それがさらにひどくなった感
じ。最後は1気筒死んで点火しなくなった。今はエンジンを積み換えるかそのまま
直すか検討している。正直いって深刻な状況です」


*その3に続く

                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.3/3

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 3  SUGO GT CHAMPIONSHIP                           FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート1       99/05/30
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'99AUTOBACS CUP GTC第3戦SUGO SUGO GT選手権(5/29,30)

◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します

■予選1回目終了後のコメント
#6 ESSO Tiger Supra(1回目GT500 1位)
野田英樹「セットを少し変えたら悪い方向にいってしまったみたいですね。それか
ら、3周目にほかのマシンに引っかかってしまって、タイヤの一番おいしいところ
を使えませんでした。その後また何回かアタックしたんですけど、ちょっといきす
ぎたり、ほかのクルマに引っかかったりで、いいラップが一度もありませんでした。
でも、ポールを獲ることより明日のレースのほうがだいじですから、午後になって
ポジションが落ちても、3列目以内にいられればいいと思っています。予選2回目
はまた違うセットを試そうと思っています。タイム的には上がったとしても21秒前
半までじゃないですか?」

#18 TAKATA童夢NSX(1回目GT500 3位)
脇阪寿一「フロントの足回りを昨日と少し変えてよくなりました。でも、3位だっ
たらポールのほうがよかった。クルマが(ウェイトハンディで)重いからアタック
でタイムが出るのは1周だけなんですけど、それに気づいたときには遅かったんで
す。午後はだれか(ほかのチーム)がタイムアップして、4番手になりたいな。今
回はポールも優勝もねらいにいってないんです。勝負は次のMINEだと思っています
から。そりゃあ決勝は流れがあるから、勝てるものなら勝ちますよ。去年のこと
(トップでフィニッシュしながら失格)があるから勝ちたい気持ちもあるんです。
でも、それでウェイトを積まれるとそこからの何戦かがパーになってしまうので、
ここではがまんして次で勝って、それでまたウェイトを減らしてっていうふうに、
シリーズを考えてやっていかないとね」

#30 綜警McLaren GTR(1回目GT500 4位)
岡田秀樹「今回はセッティングもそこそこ決まってきたけど、1秒の間に何台もい
るのでワンミスで4番手が11番手か12番手になってしまう。第1戦は雨でひどい目
にあって、第2戦はアクシテントにあってしまって、ウチはまだ完走していないの
で決勝のデータがない。だから今回は、速く走ることももちろんだけどゴールして
どうなるのか見たいです。マクラーレンは見た目が明らかにほかのマシンと違うけ
ど、このレースはみんなに勝てるチャンスを作ろうということと、混戦になるとい
うことを目指したルールになっているので、もともと速いクルマでもレギュレーシ
ョンで束縛されると、能ある鷹が爪を隠しているのではなくて、縛られている状態
になって速く走れなくなるわけです。そのへんは見ているお客さんにも理解しても
らいたいですね」

*15 ザナヴィARTAシルビア(1回目GT300 1位)
土屋武士「計測2周目にアタックにいくつもりだったんですけど、遅いクルマにひっ
かかってしまって…。タイヤのおいしいところがなくなってヤバイと思いながらも
1回クールダウンをしてからムリヤリいきました。午後は気温との相談です。一応ア
タックしますが、あくまでも決勝をにらんでのセットアップをメインにやります。
決勝のセッティングはまだまだ全然。かなりリスキーな走りかたをしています。今
いろいろいじくりまわしいるさいちゅうで、午後はジオメトリーから変えて、かな
り大胆なトライをするつもりです。(土屋春雄氏が昨日のポール宣言を受けて『武
士の言うことはあてになんねェ。獲らせないよ』と言っていることに対して)むこ
うはけっこうマジでしょ。1000分の2秒差でトップだけど、ちょっと中途半端。ど
うせなら1000分の1秒差がよかったな。そのほうがギャフンと言わせられるでしょ」

*25 モモコルセ・アペックスMR2(1回目GT300 2位)
新田守男「2周目にとりあえずアタックしたけれど、午後もまたやりますよ。4位
ねらいとかはない。できることなら前へいきたい。クルマの仕上がりはいいと思う。
今のところ問題はないし、本番もこれぐらいの暑さでしょうし。午後はアタックを
やってから、本番のバランスをとります」

*19 ウェッズスポーツセリカ(1回目GT300 3位)
織戸学「(最初のアタックは)ハチロク(#86 BP・KRAFT・トレノ)に最終コーナー
で引っかかった。タイミングさえ合えばスリップ使って抜けると思ったけど、全然
踏んでなかったのに追いついちゃって28秒7。あれがなければ27秒5ぐらい出たはず。
納得できなくて、もう1回(アタックに)出た。富士では2秒差あったのに、クル
マもまとまってきて満タンセットはそんなに差がない。この勢いでMINEにいければ
『なめんなよターボ勢!』って感じで楽しみになってきた。午後はRX-7(*7 RE雨
宮マツモトキヨシRX7)やダイシン(*81ダイシンシルビア)がくるだろうから、4
番手ねらいで決勝セットしますよ。抜かれるのは不満だけど、ウエイトこれ以上積
みたくないから」

*86 BP・KRAFT・トレノ
田中実「全国1000万のハチロクファンへ、ようやくここまで来たよという感じで
す(笑)。ハチロクって安いし、だれもがとおる道やと思うんです。走らせてオモ
ロイ根源のクルマですね。乗ったことのある人も多いと思うんで、夢というか、乗っ
てる人に勇気を与えられればと思うんです。ロータスの工場のようでしょう(笑)。
まだまだ動き出したばかりでわからないんですが、フィーリングはフォーミュラっ
ぽいです。ショートホイールベースでピーキーで、リアの動きがいいクルマですね。
これから煮詰まればおもしろいクルマになると思います。武器は応答性。姿勢を作
るときの時間が短くて済むんです。セッティングには時間がかかると思いますけれ
ど、カリカリしたGTCのなかでこんなんが出たらおもしろいじゃないですか。個人
的にはハチロクを街乗りで乗っていたことはないんですが、イギリスでTE71に乗っ
ていました。7、8年落ちでもけっこう高かったですよ。富士では出られなかった
んですが、スタンドに『いけいけハチロク』ていう横断幕が出ていてうれしかった
です。今回はデビューレースなんで最後まで走りたいですね。速かったらおもしろ
いじゃないですか。MR2ぶち抜いたら怒られるかな(笑)。まあ、そこまではいけ
ないでしょう。以前に乗ったGT500のスープラはピーキーなエンジンでしたが、ハ
チロクは同じ3SGターボでもマイルドで乗りやすいです。パワーもパワーの出かた
も違うし、同じFRといってもウェイトもまったく違いますから。走行会で(ストリー
トチューンの)ハチロクに乗るけど、けっこう乗り味はGTマシンと似てるんですよ。
味つけが似てるのかな」
平岡寿道クラフト代表「昨日までアンダーパネルのバイブレーションでまともに走
れずにいたので、実際にはこれから(予選で)セッティングです。去年のもてぎの
ころからFRでやりたいという話は出ていましたが、トヨタ車というとソアラ、クラ
ウン、スープラ、プログレなんていう選択しかなかった。そこへたまたまハチロク
が出られるということを聞いて、じゃあこれでやろう、と。ボディ剛性に関しては、
通常はパイプフレームに(アウターボディを)被せるようなクルマづくりをすると
ころなんですが、レギュレーションでできないんで、シャシーのなかにパイプをと
おしてロールケージ自体で剛性を100%近く出したいということです。それでも、
GT500クラスに比べるとそれほどの数は入ってないです。でも、GT300クラスはGT500
クラスほどマシンが進化していないんで、入っているほうかな。ミッションはチェ
イサーの流用。デフの中身はJTCCのもので、ケースは作り直しています。坂東さん
のところのセリカはJTCCエクシブのまんまですけど、いい勝負ですかね…。人気投
票ナンバー1ですから(笑)。今回はあくまでもシェイクダウンなんで、今後に備
えてデータ収集できればと思います。動いたばっかりで、現場でまだ作っている状
況です。苦労したのは、エンジンルームの中身でいかにおさめるかということでし
たね。冷却系なんか苦労のあとが見えるでしょ? 登場が遅くなったけど、今回は
顔見せなんで長い目で見てください。予選1回目では、もっとずっと値段の高いク
ルマより前でしたからね。80万円のハチロクのほうが勝ったということで、15年前
のクルマでもここまでやれるんですよね(笑)」

■予選2回目終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX(予選総合 2位)
飯田章「普通にアタックしただけ。たまたまだよ。朝からセットもイジッてないし
路面もそれほどよくなかったけど、目一杯いった。ただ、ニュータイヤを履いたと
きに乗りかたは変えてみたよ。通るラインを変えた。ウチはハードタイヤを選んで
いてトラクションがかからないから、なるべく滑らさないようにして走ったんだ。
それでも滑ってたけどね。ベストタイムを出した周は、最終コーナーで4速から5
速に入れるときにシフトミスしてる。それでデータ上ではコンマ1.5秒ロスしてる
んだよね。決勝はストレートが伸びないから苦しい闘いになるな、きっと」

#37 カストロール・トムス・スープラ(予選総合 3位)
鈴木利男「今週の月曜日に富士でシェイクダウンをしたんだけど、そのときは雨で
ほとんど走れなかったし、昨日の午前中もトラブルが出てた。それに、今日の朝も
オーバーステアだったんだよね。だから午後はリヤをもっとグリップさせてもらう
ようにセッティングを変えてあのタイムが出た。中古(タイヤ)で出ていったとき
はこんなにオーバーじゃ乗れないって思ったけど、ニュータイヤを履いたらよくなっ
たね。クリアラップは取れてるけど、縁石の乗せかたはちょっと甘かったかな(笑)。
ここまで来れたのはスタッフのおかげ。あんなに時間がないなかでよくここまでク
ルマを仕上げてくれたと思うよ」

#36 カストロール・トムス・スープラ(予選総合 4位)
関谷正徳「ちょっと集中力に欠けてたね。ベストタイムを出したあともアタックは
続けていたけど、ほかのマシンにつかえてしまったし、タイムを伸ばせなかった。
マシンの挙動自体はいいよ。路面も朝よりはよくなってた。予選ポジション的には、
ぼちぼちでんなっていう感じ。でも、レースでは1番になりたいね。レースセッティ
ングは問題なく決まっているし。今回はサイズが大きいほうのタイヤを選んだ。そ
のほうがよかったから。50~60周は保つからペースを落とさずに走れる予定だよ」

#39 デンソーサードスープラGT(予選総合 5位)
土屋圭市「アタックでは1回ほかのクルマに引っかかってしまった。あれがなけれ
ばあとコンマ2、3秒はいけたと思う。決勝は、ウチはスニーカーじゃないからね。
革靴だから。スニーカーがほしいよ」

#2 ARTAゼクセルスカイライン(予選総合 9位)
ミハエル・クルム「今朝セットアップを変えたのだが、トラクションをかけたとき
のハンドリングが悪くて、午後に向けて再度セッティングを変えたんだ。チームと
エンジニアがいい仕事をしてくれてハンドリングが非常によくなり、ほぼ1秒タイ
ムを短縮することができた。まだまだトップとはタイム差があるけど、レースディ
スタンスでは悪くないと思う。アグリ(鈴木亜久里選手)もフルタンクでいいタイ
ムを出しているので、明日はボクらは期待できると思う。ポイントを獲得したい」

*
25 モモコルセ・アペックスMR2(予選総合GT300 2位)
新田守男「予選トップじゃないから、そりゃ不満はありますよ。目一杯いったけど、
けっこうきびしい。明日は、シリーズ考えたらトップをとりたいし、(シリーズトッ
プの*19ウェッズスポーツセリカが)下がってくれればそれにこしたことはない。
いつになく暑いコンディションになるんじゃない? 作戦は、これといってないで
すよ。タイヤをたらさないよういくしかないかな」

*19 ウェッズスポーツセリカ(予選総合GT300 3位)
織戸学「そんなに(タイムを)上げる予定はなかったけど。怒られちゃいましたよ」
原貴彦「タイムが上がったのは気温のせいですかねえ? 決勝セットで燃料積んで、
リアタイヤは程度の悪いのをつけていきました。エンジンはよく回ったし、コースの
ほうも悪くはないと思いました。ただ、クルマのセットが午前とは違ったんで正確な
ことはわからないですけどね」

*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(予選総合GT300 4位)
松本晴彦「午前に出ていたフロントのアンダー傾向をセットアップし直して、もう
ちょっと(タイム)アップするかと思ったんですが、0.1秒ぐらいしか上がらなかっ
た。タイヤがニューのときはまあまあだったんですが…。もっと上位でウェイト積
みたかったですよ。スタートはたぶん自分です。前回接触があったんで、ミスしな
いように山野さんに渡したいです。午前も4番手だったので決勝はもっと上に!」

#55 STPアドバンタイサン バイパー
ドミニク・シュワガー「本来のドライバーの松田秀士選手がインディ500に出るの
で、その代わりとしてタイサン・チームから声をかけてもらって今回乗れることに
なりました。フォーミュラーカー以外でレースをするのはこれが初めてです。GTカー
も初めてなら菅生も初めてです(笑)。フォーミュラカーと比べるとGTカーはコー
ナーでスポンジーですね。パワーはほとんど同じぐらいです。トヨタやニッサン、
ホンダに対しては、ボクらのマシンはABSもないし、ローテクなので対抗できない
けれど、与えられた条件のなかでベストをつくすつもりです。それと、レースを楽
しみますよ」

*70 外車の外国屋アドバンポルシェ
酒井浩「今回とMINEとTIの3戦、このチームから出場できることになりました。こ
れまでフォーミュラを中心にレースしてきたので、GTCは初めて、ポルシェで決勝
レースを走れるのも初めてです。昨年の鈴鹿1000kmではチェンバレンのバイパーに
乗っています。これに比べると、今回のポルシェのほうが乗りやすいです。セッティ
ングについてはまだよくわからないことが多いのですが、とにかく自分の役割をきっ
ちりこなしたいです」


*その2に続く

                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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Formula Nippon

FN_Rd.4:富士エントリーリスト

 6月6日に決勝が行われるFニッポン第4戦は、第3戦でアクシデントなど
により、以下の3選手が欠場。13チーム21台で争われることとなった。

・5ZIGEN #5脇阪薫一
・LEYJUN #63OSAMU
・MIRAI  #32近藤真彦

 ****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦エントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   6 M.クルム       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA            9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                        10 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1              36 玉中哲二       ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
----------------------------------------------------------------------- 

情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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全日本GT選手権

RE:JGTC_Rd.3:SUGO 高木真一リリース

1999  AUTOBACKS CUP ALL JAPAN GT CHANPIONSHIP
 '99 全日本GT選手権第3戦
  SUGO  GT CHANPIONSHIP
sugo international racing course(3.704256km)

*************************************************
●日時  1999/5/29~30
●場所  宮城県 スポーツランド菅生(1周 3.704256×81周)
●天候 晴れ(決勝日) ●レースコンディション  ドライ  ●気温21度
●観客数 40.600人 (公式発表)
*************************************************
モモコルセ・アペックスMR2レースレポート
「優勝は逃すがポイントリーダに!」

年間7戦行なわれる全日本GT選手権は、ここスポーツランド菅生の3戦目で中盤を
迎える。
そして、モモコルセアペックスMR2は、現在ポイントランキング第2位。ランキン
グリーダーのウェッズスポーツセリカとの差は、12ポイントであり、この第3戦で
差を一気に縮めたいところである。
前回の富士での優勝によってウェイトハンディを50Kg背負う事になったMR2が、
ここのところ好調なシルビア勢、そしてセリカに対してどのような戦い方をするのか
が見所である。

●5月28日  公式練習
前日の列島全体で被害を受けた強風は、ここ宮城県にはなにも爪痕は残さなかった。
厚い雲に覆われて雨が心配されたが、コンディションに影響は出ないまま、公式練習
は行なわれた。
まず、午前中のセッションではいつものように新田選手が乗り込み、車の状態と路面
状況を読みながら周回を重ねていった。
開始15分ほどに、トップタイムの1分28秒218をたたき出す。先日行なわれた公式
練習では1分27秒6までタイムは出ているので、ピットでモニターを眺める高木真一選
手は首をかしげる。
何回かセッティング調整を繰り返し、新田守男選手は最終的に1分27秒595までタイム
をつめた。
次に乗り込んだ、高木選手もまずまずのタイムを残して午後のセッションをむかえる
ことになる。

午前に比べると、幾分体感温度が低く感じられる中、午後のセッションははじまっ
た。
足回りのセッティングを変更し、決勝タイヤの選択を兼ねて新田選手から周回を重ね
ていく。
数周ラップを重ねてピットイン。入念に空気圧の調整と、コンパウンドのちがうタイ
ヤを試していく。
新田選手の走行したタイヤを見て「これで12周? このタイヤじゃ、さすがに決勝は
もたないね」と、高木選手。次に高木選手も車に乗り込み周回を重ねていく。
タイムは、午前中を若干上回る1分27秒364。しかし、他車が大幅なタイムアップをし
ている中けして、満足できるものではなかった。事実、No15 ザナヴィシルビアが、
0.210差で2番手のタイムを出して来ていた。「直線がもう少し伸びればね」とメカニ
ックは語る。前回の富士でも参加車両の中でも、最高速では上位陣のなかでは大きな
差を付けられていた。

新田守男選手
「午前中はウェイトのせいか、おもったよりしっくりこなかった。午後は足まわりの
セットを変えたらそこそこのバランスは出たけど、これだなっていう所まではきてい
ない。明日の予選1回目でもうちょっとつめて、2回目で決まればいいな、と思ってま
す。今日のトップタイムはあまり意味がありませんね」


●公式予選
前日とはうって変わって、気温はかなり上がり路面コンディションはややきついもの
になった。
まず、新田選手からアタックを開始する。3周ほどタイヤを温めるために1分30秒前後
で走行。
その後、1分27秒317をマーク。予選終盤にザナヴィーシルビアが、なんと1000分の2
秒さでMR2のタイムを上回られてしまった。一方高木選手も、1分27秒750をマーク。
「ウェイト? あぁ、挙動はワンテンポ遅れる感じがするけど慣れたから大丈夫。ブ
レーキは心配ないからぎりぎりまで踏んでいきます」 と、高木選手。

2回目の予選は、路面温度が約40度というコンディションの中行なわれた。
全車が、午前中のタイムを更新してくる中、モモコルセ・アペックスMR2も例外で
はない。
新田選手が、1分27秒126をマークしトップに躍り出る。それに続いて、No.19
ウェッズスポーツセリカ、No.7RE雨宮RX-7も、27秒台をたたき出し上位に食い込ん
でくる。
続く高木選手はまずまずのタイムをマークし、セッションは順調に経過しこのままい
けると思っていた。しかし、No.15ザナヴィーシルビアの土屋武士選手に、1分26秒
999をたたき出され、ポールポジションは、またしてもお預けとなった。
「車の状態は、全然悪くない。でも、あれ以上のタイムを出すのは、タイヤを考える
とちょっと・・・。いけないわけでは無かったのですが。」と、両ドライバーは不満
顔。
「セカンドドライバーのタイム差がカギ」と、土屋春雄監督が話すようにアペックス
MR2は両ドライバーが、ほぼ同等のものであるため決勝のレース展開を優位に進めら
れる事は、間違いないであろう。

新田守男選手
「予選トップじゃないから、そりゃ不満はありますよ。目一杯いったけどけっこう厳
しい。
  明日はいつになく暑いコンディションになるんじゃない? 作戦はこれといったこと
はないですタイヤをたらさないようにいくしかないかな」


●決勝レース
レースウィークで、一番暑い一日となった。朝8時半現在で気温は21度、路面温度も
時間が経過する毎に、上昇していった。
まず、朝のフリー走行ではトップタイムは、No.81ダイシンシルビア、それに続くは
ポールポジションのザナヴィーシルビア。アペックスMR2は、全くといって精彩を欠
いていた。
「とにかく車が重い」と、新田選手。タイムも1分29秒306で、300クラス6番手であった。
土屋監督が、タイヤを眺めセッティングの若干変更を指示、そして積載燃料もメカ
ニックが入念な計算を繰り返し、少しでも車を軽い方向に持っていった。

そして、午後13時53分3秒ローリングスタートで決勝の火蓋は落とされた。
この時路面温度は50度弱。どの車にとっても、厳しいものになっていたであろう。
スタートドライバーの新田選手は、前を走るNo.15ザナヴィーシルビアとほぼ同じタ
イムで追っていった。それに続くNo.19ウェッズスポーツセリカ、No.7RE雨宮RX-7、
No.77クスコインプレッサとは一周1秒弱のタイムマージンを稼ぎ、シルビアとの
一騎打ちでレースは進んでいく。
8週目に、タイム差を1秒0まで縮めるとその後17周目には0秒3と肉迫!トップが入れ
替わるのも時間の問題と思われた。しかし、後ろからくる500クラス、そして300クラスの
周回遅れの影響で28周目には2秒2と、大幅に差を付けられる格好となった。
最終コーナーから立ち上がりホームストレートの勾配は10%。やはり、15Km/hのトッ
プスピードの差は明白で、ストレートでは離されコーナリングで若干詰めるという、
すこし厳しい展開は続く。
レースも中盤に差し掛かる32周目No.7 雨宮RX-7がディファレンシャルにトラブルを
抱えリタイヤ。
38周目には、現在ポイントリーダのNo.19ウェッズスポーツセリカもピットインす
るが、エンジンがかからず、大きく順位を落としていった。これで、モモコルセ・
アペックスMR2はポイント差を縮めるには有利な展開になる。有力チームが続々ド
ライバー交換を行なうなか、46周目にモモコルセ・アペックスMR2もピットイン。
前日までのタイヤの摩耗度から右リアを残し3本のタイヤを交換。しかし、手間取り
シルビアとの差は8秒4まで広げられてしまった。
一方48周目には、No.19ウェッズスポーツセリカが、オルタネータートラブルによ
り、戦線離脱。
ポイント圏外でのリタイヤとなった。その後、セカンドドライバーの高木選手が、
No.61テイボンFTOのR・ファーマンとをパスする際に接触。タイムロスを強いられ、
シルビアとの差は15秒1になっていた。しかし、61周目に、No,6エッソタイガースー
プラが、SPインコーナーで炎上し始め、最終コーナーまでオイルを撒き散らし、黄色
信号が掲示、セーフティーカーの導入となった。
セーフティーカーの影響で、その時点でのタイム差は縮まったが間には500クラス、300ク
ラスの5台を挟んでいたため、「これじゃ、差はたいして変わらない」と、土屋監督。
隊列走行に入って4周目、「右リアがバースト!」と高木選手からの無線が入りそのま
ま緊急ピットイン。リアタイア2本を交換してなんとか同一周回のまま、隊列最後方
に戻る事はでき、次の周回にはレース再開。「2位で戻れた事で、良しとしなきゃね」
と新田選手。
しかしこのスローパンクは、手痛いタイムロスとなってしまった。そして、レースは
そのままチェッカーフラッグが振られ、モモコルセ・アペックスMR2はクラス2位の成
績で、GT第3戦を終える事になった。

優勝は逃したものの、セリカがノーポイントでおわったおかげでとうとうポイントラ
ンキングリーダーに立つ事になった。2位との差は3ポイントと、まだまだ油断できな
いものではあるが、この調子でトップを維持していって欲しい。

新田守男選手
「周回遅れのパスに失敗してしまった。それにタイヤもけっこうきつかった」

高木真一選手
「とにかく走りはじめから、オーバーステアが強く出てしまっていた。踏みたいけれ
どそれができなくてどうしてもペースアップはできなかったです。でもバースト後の
交換で若干は良くなりましたけどね。
 欲求不満のままおわってしまったのが、すごく悔やしいです。」


次のレースは、山口県 CP MINEサーキットで行なわれる。
80Kgのフルウェイトのハンディーを積む事になり、ブレーキには厳しいものになる
がそれは、上位チームならどこにとっても悩みの種になることはまちがいない。
ウェイトハンディーをどう克服するか、両ドライバーに期待したい。

☆バイオニックレーサーShin高木☆


  提供:高木真一選手

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全日本GT選手権

JGTC_Rd.3:SUGO野田英樹リポート

全日本GT選手権
第3戦スポーツランドSUGO
野田英樹  関連リポート

《予選》

1999年5月29日(土) 天候:晴れ  コースコンディション:ドライ
観客動員数:9,300人(主催者発表)

NO.6 エッソ・タイガー・チーム・ルマン
ドライバー:野田 英樹/ワイン・ガードナー

予選  1回目  10:45~11:45
1分21秒607  トップ・タイム

予選 2回目 14:45~15:45

1分21秒398 トップ・タイム

総合予選結果  
1分21秒398 ポール・ポジション

 1回目の予選でトップ・タイムをマークする事ができました。金曜日から車
の状態も良いようでトラブルも無く順調に終了できました。2回目は1回目の
タイムを更新できるチームは出ないのではと思い安心していたところ、ホンダ
NSX にトップを奪われ一瞬緊張しましたが、終了間際に再び抜き返しポール・
ポジションを獲得できました。

【野田 英樹 選手コメント】

 金曜日のフリー走行から車の仕上がりも良く、今回の予選は期待できると思っ
ていました。ただ2回目の予選でタイヤが1番良い状態のときにスカイライン
に押さえられてしまい、今一つ満足できる結果ではありませんでした。もっと
タイム・アップはできたと思います。

 今回の予選はトラブルも無く、車の仕上がりも、チームのまとまりも良かっ
たので当然の結果といえるかと思います。明日はトヨタ1年半ぶりの優勝目差
し頑張りたいと思います。


《決勝》

1999年5月30日(日)天候:晴れ コースコンディション:ドライ
観客動員数:40,600人(主催者発表)

決勝  14:00~16:00

NO.6 エッソ・タイガー・チーム・ルマン
ドライバー:野田 英樹/ワイン・ガードナー

リタイア

  野田がスターティング・ドライバーを努め、一度もトップを譲ことなく40周
目にピット・イン、ガードナー選手と交代しました。交代後、ガードナー選手
も順調にペースを上げトップをキープ。今回のレースは優勝できると確信して
いたところ、突然のトラブルで火を噴きストップしてしまいました。残り周回
数が17周だっただけに驚きと共に悔しさと無念さが残るレースになってしまい
ました。

 今回も、レース前のテストから非常に調子が良く、皆様に期待が持てるとお
話していただけにとても残念です。ただ、金曜日の練習から予選、フリー走行、
決勝の殆どを一度もトップをゆする事無く走行できたので、今回のレースでは
速さをアピールする事はできたと思います。結果を残せなかった事は皆様には
大変申し訳なく感じますが、今回のレースは次ぎこそ優勝できるという確信の
ようなものを感じる事ができました。

 どうか引き続き野田英樹へご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げま
す。

【野田 英樹 選手コメント】

 朝のフリー走行はトラブルも無くトップ・タイムをマークする事ができ、今
回のレースはかなりいけると思っていました。前半で後続車を離して後半は間
隔を見ながらタイヤをいたわって走るという予定の通りに事が進み、ガードナー
選手と交代しました。

 ガードナー選手と交代してからパワー・ステアリングに問題が出たようです
が、非常に良いペースで周回できていたので安心していました。ここまでは完
璧なレース運びでかなり期待していましたが、63周目に突然火を噴き、その場
でリタイアとなってしまいました。詳しい事はまだ分かりませんが、それまで
はチームも完璧な仕事をしてくれましたし、ドライバーも完璧に仕事をこなし
ました。それだけに非常に残念です。トヨタ1年半ぶりの優勝はできませんで
したけど、1番速いという事は証明できたと思います。

  美祢では20kgのウェイトが載りますので若干不利にはなるかもしれませんが、
気を取り直して優勝目差して頑張りたいと思います。


  資料提供:

  Project Royal Oak       [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda/]

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全日本GT選手権

JGTC_Rd.3:SUGO 無限×童夢Pリリース

                                                       1999年 5月31日
                                               無限+童夢プロジェクト

'99 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP ROUND 3 "SUGO GT CNAMPIONSHIP"

            Castrol 無限 NSX、今季初の表彰台!

○開催日  :1999年 5月29(土)~30(日)
○開催地  :宮城県 スポーツランドSUGO(コース全長:3.704km)
○決勝レース:81周(約302.94km)
○天 候  :予選日/晴れ決勝日/晴れ
○コースコンディション:予選日/ドライ決勝日/ドライ
○気温   :予選日/17℃(11時)決勝日/22℃(13時)
○観客数  :40,600人(決勝日/主催者発表)

 1999年全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」が、5月29
~30日、快晴の空の下、宮城県スポーツランドSUGOにおいて開催された。
 第1戦、第2戦と連勝を飾ったホンダNSX勢は、レギュラーの3チーム4台
が東北のスポーツランドSUGOに勢揃いした。
 29日(土)の公式予選では、RAYBRIG NSXが予選2位フロントローを獲得。
TAKATA 童夢 NSXが5位、Castrol 無限 NSXが9位、Mobil 1 NSXが10位とそ
れぞれ好位置につけ、決勝レースに期待を持たせた。
 30日(日)の決勝レースは、9番手スタートから追い上げたCastrol 無限 
NSXが3位、10番手スタートのMobil 1 NSXが4位に入賞。連勝記録は途切れ
たものの選手権を戦うに十分なポイントを獲得した。

●SUGO GT CHAMPIONSHIP 出場チームと戦績
 No. マシン名           エントラント名         ドライバー   予選 決勝
---------------------------------------------------------------------------
 16 Castrol 無限 NSX     無限×童夢プロジェクト  中子 修       9 3
                                                  道上 龍       位 位
---------------------------------------------------------------------------
 18 TAKATA 童夢 NSX                              脇阪寿一        5  R
                           金石勝智        位
---------------------------------------------------------------------------
 64  Mobil 1 NSX        Mobil1 Nakajima Racing   トム・コロネル  10 4
                                                  山西康司        位  位
---------------------------------------------------------------------------
100  RAYBRIG NSX      チーム国光               高橋国光        2  13
                           with MOONCRAFT         飯田 章        位 位
---------------------------------------------------------------------------

 第1戦、第2戦と連勝を飾ったN-GT仕様ホンダNSXは、今回も3チーム4台の体
制で、「SUGO GT CHAMPIONSHIP」に勢揃いした。
 金曜日のフリー走行では、快晴の下各チームとも積極的に走り込み、セッティ
ングをつめていった。その中、Mobil 1 NSXがハブトラブルの修復のため午前
の走行のほとんどを走れず、決勝レースに向けてセッティング不足が心配され
た。

○公式予選第1回[5月29日(土) 10:45~11:45 出走:37台]
 いよいよ、東北地方の大勢のファンの待ちわびた1999年全日本GT選手権第3
戦の公式予選が、薄曇りの空の下開始された。
 予選開始とともにGT500クラスの各チームともコースイン、一斉にタイムア
タックが開始された。
 NSX勢では、Castrol 無限 NSXの中子修選手、Mobil 1 NSXのトム・コロネ
ル選手がコースイン。激しいタイムアタックが開始された。
 50kgのハンディウェイトを積むTAKATA 童夢 NSXは脇阪寿一選手がアタック
を行った。5分過ぎくらいにスタートした脇阪選手は、4周目に1分21秒837
をマーク、3番手に食い込んできた。
 70kgのハンディウェイトを積み、今回もNSX勢の最後でコースインしたRAYBRIG 
NSXの飯田章選手は、懸命のアタックを見せ2周目1分22秒072、3周目1分22
秒006をマーク。6番手につけて最初の20分を終了した。
 Mobil 1 NSXのトム・コロネル選手は1分27秒台からアタックをスタート。一
時5番手につけていたが、1分22秒259の6番手で最初の20分を終了した。
 Castrol 無限 NSXは、中子修選手が予選開始早々からスタートし、再三アタ
ックを繰り返していたが、結局13番手で最初の20分を終了した。
 GT300クラスとの混走となる最後の20分は、各チームともドライバーを交代し
予選基準タイムをクリア、Mobil 1 NSXの山西選手は、レインボーコーナーで
スピン、基準タイムはクリアしていたもののタイムアタックのチャンスを逃し
てしまった。
 予選第1回の暫定ポールポジションは、1分21秒607でEsso Tiger Supraが獲
得した。

○公式予選第2回[5月291日(土) 14:45~15:45 出走:36台]
 インターバルの間に空は晴れ気温も上昇する中、公式予選第2回が開始され
た。
 NSX勢ではCastrol 無限 NSX、RAYBRIG NSXがトップグループでコースイン。
懸命のアタックを展開した。
 RAYBRIG NSXは飯田選手がアタックし、第1回のタイムを更新する1分21秒554
までタイムアップし、その時点でトップに立ったが直後に逆転され、2番手で
最初の20分を終了した。
 Mobil 1 NSXは、トム・コロネル選手が再度アタックを行ったが、予選1回
目のタイムを更新することはできず、10番手で最初の20分を終了した。
 TAKATA 童夢 NSXも、予選1回目のタイムを更新できず、8番手で終了した。
 Castrol 無限 NSXは道上龍選手がアタックし、1分22秒071をマーク、6番手
に浮上した。
 GT300クラスとの混走となる最後20分は、決勝レースに向けセッティングの確
認となり、上位陣の順位変動は見られなかった。
 この結果、GT500クラスでポールポジションから13位までが1秒差という激し
い予選を制したのは、ESSO Tiger Supra。NSX勢ではRAYBRIG NSXが予選2位
につけ、TAKATA 童夢 NSXが5位、Castrol 無限 NSXが9位、Mobil 1 NSXが10
位となり、明日の決勝レースに備えていた。

○決勝レース[14時00分スタート 81周 出走:37台]
 前戦に引き続き快晴の下、JGTC第3戦のスタート進行がほぼオンタイム
で開催された。
 その決勝レース前のフリー走行でRAYBRIG NSXが突然スピン、コースアウトを
喫してしまった。幸いにマシンにダメージは無く、ピットに戻りチェックを受
けた後、スターティンググリッドに向かっていった。
 午後14時00分、フォーメーションラップから1周して、決勝レースの幕が切
って落とされた。全車きれいにスタートを切り、81周の決勝レースがスター
トした。
 予選9番手スタートのCastrol 無限 NSXは道上選手のハンドルでスタート。
8番手で1周目のグランドスタンド前に戻ってきた。その後も道上選手は着実
にポジションを上げ、45周目に3番手でルーチンのピットイン。ハンドルを受
け取った中子選手は
、8番手でレースに復帰。その後も着実に追い上げ49周目には5番手、55
周目には4番手と順位を上げていった。63周目、トップを快走していたESSO
 Tiger Supraが突然発火。最終コーナーの二輪用シケインにマシンを止めた。
この処理のためペースカーが導入され、中子選手は3番手を淡々と走行してい
った。73周目、グリーンフラッグが振られ、レースは残り9周のスプリント
レースとして再開。中子選手は2番手を行くマツモトキヨシ・トムススープラ
を追いつめていった。テール・トゥ・ノーズで激しく攻める中子選手であった
が抜くにはいたらず、0.229秒差でチェッカーフラッグを受け第3位となった。

 Mobil 1 NSXはトム・コロネル選手のドライブでスタート。序盤11位と順位
を一つ落としたが、13周目10番手、18周目8番手と徐々に順位を上げ、48
周目、2番手でルーチンのピットイン。山西選手にバトンタッチ。8番手でレ
ースを再開したMobil 1 NSXの山西選手は、徐々に順位を上げ、5番手に浮上
したところでペースカーラン。グリーンフラッグが振られたラップに前を行く
ARTAゼクセルスカイラインがピットインしたため4番手に浮上。その後も3番
手の中子選手を追ったがそのままチェッカーフラッグを受け、第4位入賞とな
った。

 飯田選手のドライブでフロントロー第2位からスタートしたRAYBRIG NSXは、
そのポジションを守り順調に走行しているかに見えたが、18周目、「リアタ
イヤが振れる」と突然ピットイン。リアタイヤを交換してスタートしたが、次
周再びピットインし、「フロントからバイブレーションがでる」とフロントタ
イヤを交換していった。その後は順調に走行し、51周目ルーチンのピットイ
ン。高橋国光監督兼選手と交代。コースに戻っていった。高橋監督兼選手は1
分23秒台を記録しながら追い上げたが、結局2周遅れの13位でレースを終了し
た。

 予選5位スタートのTAKATA 童夢 NSXは、脇阪寿一選手のドライブでスタート。
1周目に順位を一つ落としたが、10周目に元の5番手に復帰。その後も前を追
ったが、14周目、馬の背コーナーで周回遅れのGT300クラスのマシンと接触、コ
ースアウトしてしまった。すぐにコースに戻った脇阪選手はピットインし、タ
イヤを交換。直ちにピットアウトしていったが、ピットロード出口でガードレ
ールにクラッシュ。左フロントを破損しレースを終えた。

 レースは63周目までトップをキープしていたESSO Tiger Supraがリタイアし
た後を受けて、カストロールトムススープラがトップでチェッカーフラッグを
受け、今季初優勝を飾った。

○熊倉淳一監督(Castrol 無限 NSX)のコメント
「何とか帳尻の合うレースができてホッとしました。第1戦、第2戦とポイン
トが取れずにハンディウェイトだけ増えるというちぐはぐなレースをしてきま
したので、レースの進行方法を反省していました。このレースはセミ耐久とい
ったレースで二人のドライバーで戦いますから、今回はどちらかのドライバー
に合わせるのではなく、二人が歩み寄った形のセッティングをしました。二人
とも100%満足できるセッティングではないので、不満はあるでしょうが、
結果はまずまずだと思います。後4戦ありますからコンスタントにポイントを
稼ぎ選手権を狙ってがんばります。今後も、応援よろしくお願いします。」


資料提供:無限×童夢プロジェクト

             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Japanese F3

SKILLSPEED F3 REPORT 4/29

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

ALL JAPAN F3 CHAMPIONSHIP SERIES/ ROUND3
TESTING REPORT
29th APRIL 1999
FUJI SPEEDWAY

不安定なコンディションによって、
収穫少ないテストセッション


 朝一番の天気予報では、全国的に晴れとのことだったが、窓を開けるとなぜ
か富士スピードウエイ周辺は未明から大雨。正直言って「またか」の気分であ
る。全日本F3選手権シリーズもこの週末で3戦目、今回こそは雨は降らずに
晴天のもとレースをしたいところなんだが、初日からコレ、である。せっかく
のゴールデンウイークだというのに。今日からオフの予定を立てていた方々に
は、ご同情いたします。なんて、言っている余裕は我々にはなく、朝からピッ
トガレージでは、フルウエット仕様へセッティングを変えるため大忙しとなっ
た。

 11時から始まった1回目の走行は、まさに水煙の中でのセッションとなっ
た。毎ラップ雨量も変わりコンディションはネコの目のように変わる。スキル
スピードと伊藤大輔は、タイヤの選択、空力バランス、メカニカルグリップは
どうかなど、ひとつひとつメニューをこなした。雨の中で伊藤はコンスタント
にトップ3、4集団に加わり順調にマシンを煮詰めていった。結果的には4番
手で終わったが、まずまずの出足と言えた。

 午後の走行は2時から行なわれたが、雨は止んでいた。しかし、時折り遠く
の雨雲から風に乗って雨粒が落ちてくる。気温も低く、路面が乾くペースが遅
く、スリックタイヤで走れたもののところどころ濡れていた。特に1コーナー
のブレーキングから立ち上がりの区間、ヘヤピンから最終シケインにかけての
2区間で、いわば富士攻略の“肝”の区間が濡れてしまっていた。こうなって
しまうと。テストするには不向きな状況だ。コンディションが変わっていく中
で、ドライバーが正確にマシンの状態をとらえ、その都度エンジニアがセット
アップを変更していくと、セッティングの方向性を失いかねない。いたずらに
周回を重ねても、得るものは少ないと考えた我々は、ブレーキパッドの焼き込
みや、ウエット路面での予選、決勝に向けての「タイヤつくり」など各部のチ
ェックをメインとしたプログラムに変更することにした。タイムも11番手に留
まった。

 常にトップグループにいるというのも大切ではあるが、今日のところは、お
楽しみは後で、ということで……。


伊藤大輔:「午後には完全に乾くことを願っていたんですが、とても中途半端
なコンディションでしたね。ウエットではまずまずの感触があり、同じ状態で
ももっとタイムを出せたと思います。今日は欲求不満気味に終わってしまった
から、明日はすっきりとしたコンディションで走りたいですね」

百田義弘チーム監督:「午後はあまり参考になりませんが、午前でいろいろと
試したウエットセッティングでは、いろいろと収穫がありました。明日の天気
はどうなっているかわかりませんが、明日からはウエットでもドライでもトッ
プを狙って弾みをつけていきたいですね」

深尾栄一チームマネージャー:「午後の走行は別にして、雨でも晴れでも周囲
に列ねる名前は変わりませんね。結局サーキットのタイプは違っても、筑波戦
と同様タイトな予選、そして決勝となるでしょう。今日は収穫が少ない1日で
したが、緊張を保って週末を乗り越えたいです」


■合同テスト結果/1回目午前(トップ10)
 1:松田 次生    1分38秒911 F399/無限  NAKAJIMA HONDA
 2:金石 年弘    1分39秒823 F399/無限  DOME CO LTD
 3:W・エブラヒム  1分39秒905 F399/無限  TODA RACING
 4:伊藤 大輔    1分40秒133 F399/無限  SPEEDMASTER SKILLS
PEED
 5:D・マニング   1分40秒408 F399/トヨタ TOM'S
 6:R・ビルタネン  1分40秒795 F399/トヨタ TEAM 5 ZIGEN
 7:谷川 達也    1分41秒285 F399/トヨタ PAL SPORT
 8:R・ファーマン※ 1分41秒515 F399/三菱  HKS CO LTD
 9:M・メディアーニ 1分42秒035 F399/三菱  HKS CO LTD
10:黒澤 治樹    1分42秒199 F399/無限  LIAN RACING TEAM

■合同テスト結果/1回目午後(トップ10)

 1:D・マニング   1分30秒075 F399/トヨタ TOM'S
 2:金石 年弘    1分30秒126 F399/無限  DOME CO LTD
 3:松田 次生    1分30秒137 F399/無限  NAKAJIMA HONDA
 4:S・フィリップ  1分30秒489 F399/無限  TODA RACING 
 5:谷川 達也    1分30秒572 F399/トヨタ PAL SPORT
 6:R・ファーマン※ 1分30秒649 F399/三菱  HKS CO LTD
 7:R・ビルタネン  1分30秒656 F399/トヨタ TEAM 5 ZIGEN
 8:荒  聖治    1分30秒713 F399/無限  TODA RACING 
 9:黒澤 治樹    1分30秒830 F399/無限  LIAN RACING TEAM
10:W・エブラヒム  1分30秒935 F399/無限  TODA RACING
11:伊藤 大輔    1分31秒239 F399/無限  SPEEDMASTER SKILLS
PEED
※テスト参加。レースには参戦せず。


                         SKILL SPEED F3 TEAM
                         深尾栄一



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Formula Nippon

SpeedMasterMooncraft RACE REPORT 4/20




      SpeedMasterMooncraft Racing Team RACE REPORT  99.4.20.
'99FomulaNippon第1戦“鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース”

雨のサバイバルレース、LOLA車唯一の規定周回数完走で6位入賞!

開催日:1999年4月17日(土)~18日(日)
開催地:三重県 鈴鹿サーキット(コース全長:5.86403km)
決勝レース:35週(204.241km)
天候:予選日/晴れ~うす曇り  決勝日/雨
コースコンディション:予選日/ドライ  決勝日/ウエット
気温:予選日/21℃(15時)  決勝日/14℃(15時)

1999年度FomulaNipponの開幕戦が、三重県鈴鹿サーキットで開催され、
新レギュレーションによる新型マシンのバトルが繰り広げられた。
 今年度のFNレースシーンは、第1回公式テストの鈴鹿からレイナードが
圧倒的な速さを見せ、対するローラ、Gフォース勢は総合タイムで3秒も4
秒も遅いタイムでしか走れないありさまであった。
それでもSPEEDMASTER MOOCRAFT RacingTeam
では、ローラ車の日本代理店であるグローバル・レーシング・プロジェクト
との開発協力依頼のもと、積極的に改良パーツを開発・テストを行い、第2
回公式テスト・もてぎでは、約2秒、第3回公式テスト・富士では約1秒差
と飛躍的にポテンシャル・アップさせてきた。
 そして鈴鹿レースに向けて更に開発を進め、レース・ウィーク中にもその
ポテンシャルを高めんと言う姿勢でレースに挑んだ。
 17日(土)午前中に行われた公式練習走行では、トップタイムに0.7
秒差にまで迫る快走を見せ、そのポテンシャル・アップを周囲にアピール。
しかしながらその後の公式予選ではトラブルが散発し、2台は予選15、1
6位に沈んでしまっていた。
そして決勝日は雨模様になり更に厳しい戦いを予想させた。
スタート後の第1コーナーで5台が接触・リタイアし、影山正彦もこれに巻
き込まれたが、道上龍はしぶとく生き残り、14台もの車両がリタイアして
しまうサバイバル・レースをシュアに走りきり、開幕戦での貴重な入賞ポイ
ントを獲得した。
__________________________________

SPEED MASTER     Enjoy it!        無限          
OGURA CLUCH     Microlon     CCI  GIKEN 
HMSC     SP AIR     RAYS ENGINERING  
CarbonMatallic     LOCTITE     POMEC     
BRIDGESTONE     FomulaNippon
__________________________________

◇4月17日(土)公式練習走行(9:00~10:00)
鈴鹿Rd.1では昨年までと違い全くの新レギュレーションによる車両の導入
にあたり、レース・ウイークの金曜日に1時間の特別練習走行を行った。これ
は少しでも開発を進めたいローラ勢にとって、特に15号車に乗る影山正彦は
第3回公式テストでシェイクダウンを済ませたばかりであり、少しでも走らせ
たいチーム・ドライバーにとって大変有益な時間になると思われた。
SPEEDMASTER MOONCRAFT RacingTeamではこ
の特別練習走行から新しい空力パーツ・シャーシセッティングを試し、鈴鹿で
の方向性を探った。
チームでは鈴鹿に持ち込んだセッティングよりも、更にダウンフォースを増や
し、サスペンションをハードに設定した。ここで14号車の道上龍はトップタ
イムに0.7秒差にまで迫る快走を見せ、周囲の注目を集める。15号車の影
山正彦はまだ走行距離も少なく波に乗りきれない様子ではあるが、14号車で
結果の良かったセッティング等試していく。

◇4月17日(土)公式予選
(第1回/13:00~13:45 第2回/14:55~15:40)
 今大会では公式予選は45分間の走行時間帯が2回設けられた。
第1回目では午前中に比べ路面コンディションが悪く、全体のタイムも1秒以
上遅くなっている。
道上・影山共にオーバーステアに悩まされる。特に14号車は1コーナー・デ
グナー1個目、スプーン1個目の進入で、素早くシフトダウンする時に3速に
入りづらくなる症状が出てしまい、思う様に走れない。
 第2回目にはほとんどのドライバーが温存していたNEWタイヤを装着し、
最後のタイムアタックに出ていく。
14号車はシフトダウン時の問題を解決する為、第1回目からのインターバル
で急遽トランスミッションを分解・チェックしており、走行出来るのは最後の
10分か5分か、何れにしてもワンチャンスしかない。
15号車・影山の方は特にトラブルはないが、今一つしっくりとこないシャー
シバランスでのタイムアタックとなり、16番手。14号車・道上はトランス
ミッションのチェック終了と同時にNEWタイヤを装着しタイムアタックにに
出て行くが、残り時間も少なく僅か3ラップの計時にとどまり、しかも不運な
事にタイヤのスローパンクチャーにも見舞われ、15番手に留まる。

◇4月18日(日)フリー走行
(9:00~9:30)
 決勝日当日は天気予報通り朝からの雨模様となり、各車両はウエット路面用
にシャーシセットを変更。14号車・15号車共にオーバーステア傾向とリア
のトラクション不足に悩まされるが、良い方向のセットを見つける事が出来、
決勝レースに向け、シャーシセットを変更。

◇4月18日(日)決勝レース
(14:00スタート)
 決勝レースは変わらずウエットコンディションのままでサバイバルレースと
なるであろうと思われた。スタートがやり直しとなり、2度目のスタート。
グリッド順位が後方の為水煙の中に埋もれながらのスタートとなる。
第1コーナーに雪崩れ込む集団の中から5台がリタイアしてしまうことになる
が、影山車がその中の1台となってしまう。
影山車は後方から来た野田選手に少し押し出されるようにコースを逸れ、一旦
コースに戻るが再び、他者と接触した野田車が目の前に現れ、これに接触し、
コースアウト・リタイアとなる。
 道上車はこのスタートの混乱をうまく切り抜け12番手でメインストレート
に戻ってくる。
12週目ほどまでは集団の中でタイムが上げられず、それでも6番手まで順位
を上げてくる。
その後、徐々にタイムアップして最後まで安定したタイムを維持し、14台も
車両がリタイアしていく中をしぶとく走りきり、見事に第6位に入賞、貴重な
ポイントを獲得した。
___________________________________

◇由良拓也監督
 今年のローラはスタートから大きく遅れを取っており、これは大変だぞとい
うことでチームでも色々と改良パーツを開発したり、シャーシセッティングを
再検討したりとトライを繰り返し、かなりの手応えを得るところまで来ている
と思う。
 練習走行から道上は順調にセットアップを進め、かなり良いところまで来て
いたのだが、肝心なところでトランスミッションは不調となってしまい、また
不運も重なり、予選で上位に入れなかったのが残念だ。しかしながら雨の決勝
レースを我慢強く走りきり、結果を残した事は今与えられた条件の中でベスト
の走りが出来たのではないかと思う。
 影山は富士テストでシェイクダウンをしたばかりで、少ない練習量でのレー
スとなり、かなり状況は厳しかったのだと思います。レースでは完走を目指し
たのですが、スタート後の混乱に巻き込まれてしまったのは残念です。
 マシンの方はもてぎレースに向け、更に改良を進めていき、上位入賞を狙い
ます。

◇道上 龍選手
 ローラはシェイクダウンの時から比べると、かなり良くなって来ていて、練
習走行の時にはかなりいけると思っていたので、予選で上の方に行けなかった
のはすごく悔しいです。
でも昨年は雨のレースで結構ミスをしたりしてリタイアしていたので、今年こ
の開幕戦で完走、入賞できたのは本当にうれしいですね。
でも、レース中はかなりマシンが振られたりして大変でした。

◇影山正彦選手
 今回は本当に完走したかったのですが、こんな結果になってしまい本当に残
念です。
富士でシェイクダウンしたばかりで、まだまだ走り込みが足りなくて、今年の
ローラに合った走り方がまだ出来ていないと思います。
けれどもマシンの方は確実に良くなって来ていると思いますし、新しいチーム
の由良さんやスタッフの皆さんも本当に一生懸命やってくれていますので、今
度のもてぎレースでは入賞を目指して頑張ります。

                                      SpeedMasterMooncraft Racing Team

今年から、SpeedMasterMooncraft Racing TeamからもRACE REPORTを掲載させて
頂くことになりました。
宜しくお願いいたします。
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Formula Nippon

FPON-Rd1:野田英樹リポート

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン  
第1戦鈴鹿サーキット  野田英樹  関連リポート

《予選》

1999年4月17日(土) 天候:晴れ  コースコンディション:ドライ
観客動員数:12,000人(主催者発表)

予  選    1回目 13:00~13:45   2回目 14:55~15:40

NO.20 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(野田 英樹) 
1分49秒945  18番手

NO.19 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(影山 正美)
1分50秒534  19番手

【野田 英樹 選手コメント】

  公式プラクティスから1回目の予選に向けセッティングを変えてみましたが、
思ったような結果が出ずタイムもあまり伸びませんでした。でも、2回目の予
選からセッティングの方向性が掴め、始め何とか1分49秒台に入ることができ
ました。順位には当然満足していませんが、セッティングの方向性が掴めたの
で、次につながるよう、明日の決勝は頑張りたいと思います。

【星野一義  監督コメント】

 散々な結果で残念です。チーム始まって以来の予選順位で支援して頂いてい
るスポンサー、ファンの皆様に非常に責任を感じています。3月のテストで方
向性を見失ってしまったことで悪い方へいってしまていると思います。明日の
決勝では少しでも上の方にいけるようチーム一丸となって頑張るつもりです。


《決勝》

1999年4月18日(日)天候:雨、 コースコンディション:ウェット
観客動員数:26,000人(主催者発表)

決   勝         14:00~15:40

NO.20 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(野田 英樹) 
リタイア

NO.19 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(影山 正美)
リタイア

【野田 英樹 選手コメント】

  あいにくの雨になってしまい、セッティングを1からやり直さなければなら
なかったのですが、朝のフリー走行では思うようにならず、決勝までに更にセッ
ティングを変更しなければなりませんでした。スタート後、何台かを追い越し、
第1コーナーに進入したところ後から追突され、車の感じも掴めることができ
ませんでした。大変残念な結果に終わってしまいましたが、次回のレースでは
少しでも上にいけるよう頑張りたいと思います。

【星野一義  監督コメント】

2台ともリタイアという結果で言葉がありません。予選順位がよくないので少
しでも上にいければ思っていたのですが、このような結果で非常に悔しく申し
訳なく感じます。次回のレースまでにチーム、ドライバー、充分なミーティン
グを行い期待に添えるよう頑張るつもりです。今後ともご支援のほどよろしく
お願い申し上げます。


  資料提供:

  Project Royal Oak       [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda/]

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スーパー耐久

EUDU-Rd2:スーパー耐久仙台予選結果

スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km

 P No.Cl.Driver(s)-------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
 1   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza       2'21.125         103.644
 2  10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R  2'21.182   0.057 103.602
 3  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitshubishi Lancer   2'21.435   0.310 103.417
 4   7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude        2'22.526   1.401 102.625
 5  12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E  2'22.534   1.409 102.620
 6  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R  2'25.144   4.019 100.774
 7  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic          2'26.444   5.319  99.880
 8   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R  2'26.430   5.305  99.889
 9  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R  2'26.512   5.387  99.833
10   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R  2'26.934   5.809  99.547
11  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic          2'26.962   5.837  99.528
12  54 4 山内 伸弥/浅見 武     Honda Civic          2'27.482   6.357  99.177
13  38 5 雨宮 栄城/山路 慎一   Toyota Altezza       2'27.857   6.732  98.925
14  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser        2'28.005   6.880  98.826
15  33 2 三好 正己/村松 康生   Mazda RX-7           2'29.125   8.000  98.084
16  41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX   2'30.599   9.474  97.124
17  78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          2'30.612   9.487  97.116
18  68 4 嶋村 馨/長井 誠       Honda Civic          2'31.150  10.025  96.770
19  27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               2'32.735  11.610  95.766
20  36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       2'34.514  13.389  94.663
21  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra        2'35.170  14.045  94.263
22   5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし  Toyota Chaser        2'36.233  15.108  93.622
23  71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser        2'37.518  16.393  92.858
24  21 2 市村 秀晴/川崎 俊英   Mitsubishi Lancer E  2'23.602   2.477 101.857*
25  26 2 川口 法行/添田 正     Mitsubishi Lancer E  2'26.447   5.322  99.878*
26  20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E  2'35.071  13.946  94.323*
27  77 4 山 本泰吉/宮城 光     Honda Civic          2'41.507  20.382  90.564*
28  15 3 長野 賢也/佐々木孝太  Nissan Silvia        2'43.566  22.441  89.424*
29  37 5 葱田 季靖/山岸 大     Toyota Altezza       2'44.408  23.283  88.966*
30  49 3 瀬野 渉/原 正広       Nissan Silvia        2'38.339  17.214  92.376*
31   9 1 吉田 寿博/横島 久     Nissan Skyline GT-R  2'30.425   9.300  97.236*
32  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra        2'40.495  19.370  91.136*
****************************************************************************

* タイムの後の*印はコドライバーが規定のタイムを出していない

          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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スーパー耐久

EUDU-Rd2:スーパー耐久仙台レース結果

スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km

 P No.Cl. Driver(s)----------- Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
 1  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R  57 2:31'39.115  91.627
 2  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitshubishi Lancer   57 2:32'20.770  91.210
 3   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R  57 2:32'22.266  91.195
 4  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R  57 2:32'25.028  91.167
 5   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza       57 2:32'58.461  90.835
 6  20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E  56    -  1Lap         
 7   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R  56    -  1Lap         
 8   7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude        56    -  1Lap         
 9  78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          56    -  1Lap         
10  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic          56    -  1Lap         
11  12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E  56    -  1Lap         
12  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser        56    -  1Lap         
13  27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               56    -  1Lap         
14  68 4 嶋村 馨/長井 誠       Honda Civic          56    -  1Lap         
15  26 2 川口 法行/添田 正     Mitsubishi Lancer E  55    -  2Laps        
16  54 4 山内 伸弥/浅見 武     Honda Civic          55    -  2Laps        
17  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic          55    -  2Laps        
18  33 2 三好 正己/村松 康生   Mazda RX-7           55    -  2Laps        
19  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra        55    -  2Laps        
20  77 4 山 本泰吉/宮城 光     Honda Civic          55    -  2Laps        
21  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra        54    -  3Laps        
22  71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser        54    -  3Laps        
23  49 3 瀬野 渉/原 正広       Nissan Silvia        53    -  4Laps        
24  36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       52    -  5Laps        
25  15 3 長野 賢也/佐々木孝太  Nissan Silvia        50    -  7Laps        
26   5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし  Toyota Chaser        48    -  9Laps        
27  41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX   45    - 12Laps       
------------------------------ DNC --------------------------------------
    37 5 葱田 季靖/山岸 大     Toyota Altezza       25    - 32Laps       
     9 1 吉田 寿博/横島 久     Nissan Skyline GT-R  14    - 43Laps       
    38 5 雨宮 栄城/山路 慎一   Toyota Altezza       11    - 46Laps       
    21 2 市村 秀晴/川崎 俊英   Mitsubishi Lancer E   8    - 49Laps       
    10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R   4    - 53Laps       
**************************************************************************

          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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スーパー耐久

S耐Rd2ハイランド決勝速報

 スーパー耐久シリーズ'99第2戦
 ハイランド・スーパー耐久レース 決勝レポート

「大雨でレースは赤旗がチェッカーに59周でプリンス千葉が今季初優勝」

 スーパー耐久第2戦の決勝レースが午後1:20分にローリングスタートを開
始した。だが、午前中と同じような横殴りの雨というコンディションとなり、
コース上はかなりの水量となりペースカー先導のパレードラップから幕を開
ける異例の形となった。
 4周を終えて、ようやくペースカーはピットロードに入り、スタートが切
られる。
 オープニングラップは#2インプレッサ,#7プレリュード,#11プーマランサー、
#12エボV、#1アルティア、#8ダイシンGTR、#32プリンス千葉、#23プリン
ス東京の順となった。#10エンドレスは最終コーナーで力尽きたような感じで
ストップ。9周終了時点で、ふたたびペースカーランとなる。ここで、最後尾
スタートからデビューレースを迎えていた#9FALKEN GTRがピットイン。
 この時点では、トップは#2,以下#11,#7,#8,#12,#32,#23,#54,#1,#78の順。
 13周終了時点で、リスタートがきられる。
 14周目、#2,#11,#8,#7#23,#12,#32,#1,#20,#54と総合3番手に#8ダイシン
GTRが浮上。5,6,7、8番手にもGTR勢が巻き返す。
 16周目、#2,#11,#8,#23,#7,#12,#32,#1,#20,#78と3位ダイシン、4位プリ
ンス東京とGTR勢が徐々にそのポジションを上げてくる。
 19周目、トップは#11プーマランサーに変わる。以下、#2,#8,#23,#32,#12,#7,#1,
#20,#78の順に。
 21周目、2番手は#8ダイシンに。以下、#2,#23,#32,#12,#7,#1,#20,#78
 #37アルテッツアに黒旗が提示され、ピットストップ。
 #24周目、#11がトップで、#8ダイシンが2番手。3位は#2インプレッサ。#32、#23、
#12、#1、#7、#20、#78の順。
 27周目時点では、#11,#8,#32,#2,#23,#1,#12,#7,#29,#78と3位にプリンス千葉が
浮
上している。30周を前に上位陣では、#23プリンス東京がまず先にピットイン。
 30周目、#11、#32、#8,#2,#1,#12,#7,#20,#78,#53のオーダー。
 38周目、トップの#11ランサーの後方から#32プリンス千葉が迫る。2分17秒台で
追い上げるGTRに対して、ランサーは19秒台。その差は3.2秒まで近づいた。
 #20RSオガワランサーも6位に浮上している。
 39周目、トップ2台は0.9秒差に。20秒台のランサーに対して17秒台の猛追。
 折り返し地点をすぎた40周目、とうとう#11ランサーはトップの座を#32プリン
ス千葉に明け渡す。
 #32,#11,#8,#2,#1,#20,#12,#7,#78,#53のトップ10に。
 42周目、#11ランサーがピットストップ。
 43周目、#32プリンス千葉、#8ダイシン、とトップ2台をGTRがしめる。3位は#2
インプレッサ。44周目、#52 5ZIGEN CIVICに黒旗が提示される。その後、#32プリンス
千葉がピットストップ。トップは#8ダイシンに。だが、48周目には#8ダイシンもピッ
トイン。
 50周目、トップは#32プリンス千葉、2位の#2インプレッサはピットイン。3番手
は#11プーマ。そして#8ダイシン、#23プリンス東京と続く。
 55周目、トップは#32プリンス千葉、1分10秒差で#11プーマ、#8ダイシン、#23
プリンス東京、#2インプレッサ、#20オガワランサー、#1アルティア、#7プレリュ
ード、#12エボV、#78ギャザズシビックというオーダー。だが、ここでまたペース
カーランとなる。そして59周終了時赤旗が提示。
 75%終了していたレースで天候の回復が見込めないため。

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 決勝暫定結果
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN    竹内浩典/田中哲也    59L
#11 ミツビシプーマランサーエボVI  木下隆之/中谷明彦     59L
#8  ダイシンアドバンGTR       福山英朗/大八木信行   59L
#23 プリンス東京フジツボ・GT-R     砂子智彦/山田英二    59L
#2  アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦          58L
#20 RSオガワADVANランサー        小川日出生/細野智行/伊藤 58L      
#1 日産アルティアGT-R       粕谷俊二/桧井保孝     58L
#7   アルゴプレリュード       元谷宏大/黒木健次/伊達  58L
#78 ファルケンブースカドライダー  丸山浩/大井貴之      58L
#52 5ZIGEN CIVIC                  西垣内正義/渡辺明     58L

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スーパー耐久

S耐HR予選速報

 スーパー耐久シリーズ'99第2戦
 ハイランド・スーパー耐久レース 予選レポート

「大雨の予選はインプレッサがPP!エンドレスGTRは2番手、エボVIが3位」

 スーパー耐久第2戦が、桜前線の北上に合わせるようにして仙台ハイラン
ドレースウエィで行われた。予選、決勝ともに日曜日で行われる1デイ・イ
ベントとなった。天候は、あいにくの雨模様。さらに風も加わり横殴りの雨
と10度をわずかに超えるような気温というコンディションとなった。
 午前8時35分からの予選で、まずタイムを刻んできたのは、#12トムレー
シングエボVで2分31秒636を出す。だが、#32日産プリンス千葉GT-R★
FALKENが4周目にクラス1の意地を見せて、2分30秒733をマーク。だが、
ヘビーウェットのコンディションの中、15分後にさらにタイムを上げたのは、
#7アルゴプレリュードが29秒599と30秒台を切ってきた。さらに、今回
がデビューとなる6台目のGTR、#9FALKEN Dream on the RoadμGTRが30秒
425を出す。
 開始30分後では、
#12 トムレーシングエボV       2'25.492
#10 エンドレスアドバンGTR      2'27。671
#52 5ZIGEN CIVIC          2'28.174
#2   アイフェルDUNLOPインプレッサ  2'29.029
#20  RSオガワADVANランサー     2'29.071
 となっている。
 残り20分を切って、トップは#10エンドレスの21秒182。2番手は#12エボV
の25秒492、#32プリンス千葉の26秒891、#23プリンス東京の26秒923となる。
 降りしきる雨の中、やはりファイナルラップの攻防戦となった。ポールポジショ
ンは、GTRではなくインプレッサがきた!

 予選暫定結果
#2  アイフェルDUNLOPインプレッサ  渋谷勉/荒川雅彦     2'21.125
#10 エンドレスアドバンGTR      木下みつひろ/土屋武士  2'21。182
#11 ミツビシプーマランサーエボVI  木下隆之/中谷明彦    2'21.435
#7   アルゴプレリュード       元谷宏大/黒木健次/伊達  2'22.526
#12  トムレーシングエボV       中村啓/富井豊/関野啓樹  2'22.634
#21  MTC座間三菱ランサーARC     市村秀明/川崎俊英     2'23.802
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN   竹内浩典/田中哲也     2'26.144
#53 5ZIGEN CIVIC                  小林敬一/木下正治     2'26.444
#26  エンドレスアドバンGMSランサー 川口法行/添田正      2'26.447
#1   日産アルティアGT-R       粕谷俊二/桧井保孝     2'26.630


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全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.2/1

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE                                    FMOTOR4 EDITION
 PREVIEW REPORT         プレビュー           99/04/24
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このレースで今年のGT500が分かる
NSXの最速神話を撃ち崩せるか!新型スープラに注目
スカイラインGT-Rも空力改革で最高速対策

 新緑が目にまぶしくなり、生活でもスポーツでも新年度が本格的に動き出してき
た。全日本GT選手権(GTC)も開幕戦鈴鹿に続き、第2戦をゴールデンウィーク真った
だ中の5月1,2日に静岡県・富士スピードウェイで開催する。
 昨年来、GTCでは"速い"NSX対"強い"スカイラインという対決図式が作られてきて
いたが、どうやらこの構図が撃ち破られそうな雰囲気だ。
 この波乱を呼びそうなのは、トヨタ・スープラの99年型GTCマシンだ。98年シー
ズン。スープラは97チャンピオン・マシンでありながら、屈辱の未勝利に終わった。
これを機にトヨタ直系のファクトリーであるTRDがGTCスープラの大幅改修を決断し
た。これにより99年型スープラは、基本設計から見直され、シャシー、サスペンショ
ン、空力、そしてエンジンとあらゆる点で98年型とは別なモノへと生まれ変わった。
残念ながら開幕戦にはわずか2台が間に合っただけで、しかもNo.36 カストロール
・トムス・スープラはレース週に出来上がったばかりで満足なセッティングが行え
ない状態だった。しかも雨に見舞われた開幕戦では、先行するNSXやスカイライン
と闘う以前の状況。だが、そんな中でもデビュー戦を4位(No.36)で飾り、その
ポテンシャルの高さをうかがわせた。そして、4月2,3日に行われた富士合同テ
ストでは、ニュースープラ(TRDテスト車)がなんとNSXを1秒近く離してトップタ
イム叩き出した。元々スープラは富士を得意とする。この富士には、先のNo.36以外
にもNo.39 デンソーサードスープラGT、No.6 ESSO Tiger Supra、No.38 FK/マッシ
モセルモスープラがこの新型にスイッチする予定という。
 一方、速さではNSXに先行されたスカイラインGT-Rだったが、今年登場したR34ベ
ースのニューマシンでは、空力を全面見直しし、高速性能をアップ。これにより直
6ターボのパワーを富士の直線で存分に生かせるという。合同テストでもNSXに対し
てコンマ6秒以内に付け、レースでは十分互角に戦える実力を見せていた。
 このようなライバルのパワーアップに対し、今季こそ念願のタイトル奪取を狙う
NSXだが。正直、今季は規定改正により昨年よりパワー面でマイナス要素がある。
だが、徹底的な空力の見直しと耐久性アップという改良を行い、雨中の開幕戦を制
した。このNSXにとって最高速勝負の富士は少々辛いサーキットだ。だが、富士合
同テストではNo.100 RAYBRIG NSXや開幕戦の勝者No.18 TAKATA童夢NSXが好タイム
を出している。特にNo.18は開幕戦でポール&ウイン、さらに決勝ファステトラッ
プ2位で70kgというフルマークのハンディを搭載しており、それだけに今ノってい
る脇阪寿一&金石勝智の走りは注目だろう。
 また、開幕戦では思うような走りを見せられなかったNo.30 綜警McLaren GTRだ
が、先に行われたSUGOでの合同テストでは、なかなかのタイムを記録しており、富
士での活躍も期待できそうだ。
 このように各チームの戦力が非常に均衡してきており、一概にレースを予想する
のは非常に困難な状態だ。ただ言えるのは、ミスをしたチームは間違えなく脱落す
る。特にドライバーだけでなく、ピットワーク、レース戦略の組み立てなどでミス
をすれば、勝利は手に出来ないだろう。そして、この第2戦富士から各チームの新
型車がほぼ揃い、熟成の過程に入る。ここでの結果が今後の99GTCの行方を占う試
金石となるだろう。
 また、この第2戦では日程的にル・マン24時間レースの予備予選とバッティング
しており、一部欠場を余儀なくされた選手がいる。その反面、この代打ドライバー
の活躍も見逃せないところだ。No.1 ペンズオイル・ニスモGTRでは本山哲に代わり、
日本でもお馴染みのベテラン、アンダース・オロフソンが起用される。No.2 ARTA
ゼクセルスカイラインではミハエル・クルムに代わり、ドイツのDTMやツーリング
カーで活躍しているアーミン・ハーネが登場。そしてNo.37 カストロール・トムス
・スープラの片山右京に代わり、現在全日本F3ランキングトップのダーレン・マニ
ングが抜擢されている。
 また、シーズン直前の舘信吾の急逝で欠場を余儀なくされたNo.6 ESSO Tiger 
Supraもこのレースから登場。野田英樹のパートナーとしては、POWER CRAFT SUPRA
で参戦してた元世界2輪チャンピオンのワイン・ガードナーの起用が決定している。


混戦必至、予想不能のGT300
セリカ、シルビア、MR2そしてRX7にFTO。荒れればポルシェ…

 一方、GT300クラスも混戦となりそうだ。昨年はMR2が相対的に有利と見えたが、
熟成も進み開幕戦勝利のNo.19 ウエッズスポーツセリカ、新型S15マシンのNo.81 
ダイシンシルビア&No.15 ザナヴィARTAシルビアが好調に見える。もちろん昨年の
チャンピオンチームと新田守男がジョイントしたNo.25 モモコルセ・アペックスMR2
も要注意。これにNo.77 クスコスバルインプレッサ、No.7 RE雨宮マツモトキヨシ
RX7が前回の富士合同テストを見ると絡んできそうだ。またパワー重視の富士では
No.61 テイボン・トランピオ・FTOも忘れてはならないだろう。
 また、雨の開幕戦の展開を語るまでもなく、天候などで荒れた展開になればポル
シェ勢の台頭も十分考えられる。GT500以上に様相の難しい、そして間違えなく混
戦乱戦のレースが展開されるだろう。
 そして、この第2戦に初登場となるなのが、2台のフェラーリF355だ。特に昨年
からチャレンジしているNo.355 イエローマジックF355GTは、F1経験もある井上隆
智穂とフォーミュラニッポンなどの経験もある高橋毅というキャリア・ドライバー
を起用しているだけに上位進出の可能性もありそうだ。
 そして、もう1台注目なのが、根強いファンを持つAE86をベースにしたニューマ
シンだろう。昨年はキャバリエを走らせていたKRAFTが、AE86に3S-Gターボを搭載
し、No.86 BP・KRAFT・トレノとしてエントリーしてきた。ひょっとすると最新GTス
ポーツをハチロクが追い回すというマンガさながらのシーンが見られるかも。

Report by GTインサイドレポート班



☆99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権 予想エントリーリスト
第2戦 ALL JAPAN FUJI GT RACE   富士スピードウェイ(5/1,2)

[GT500] 19台
No. マシン              ドライバー                     チーム           タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
 1  ペンズオイル・ニスモGTR      エリック・コマス(F)  アンダース・オロフソン(S)  NISMO             BS 40
 2  ARTAゼクセルスカイライン      鈴木亜久里   アーミン・ハーネ(D)      NISMO             BS
 3  ユニシアジェックススカイライン     長谷見昌弘   田中哲也         ハセミ・モータースポーツ     BS
 6  ESSO Tiger Supra     野田英樹     ワイン・ガードナー(AUS) 
                                                ESSO Tiger Team LeMans   BS
11  エンドレスアドバンGTR      和田孝夫     木下みつひろ     ENDLESS SPORTS    YH
12  カルソニックスカイライン         星野一義     影山正美         TEAM IMPUL        BS 10
16  Castrol無限NSX       中子 修     道上 龍         無限×童夢Project BS 10
18  TAKATA童夢NSX        脇阪寿一     金石勝智         無限×童夢Project BS 70
30  綜警McLaren GTR      山田洋二     岡田秀樹         TEAM TAKE ONE     BS
32  cdma Oneセルモスープラ     近藤真彦     木下隆之   cdma One TOYOTA 
                                                  TEAM CERUMO with Key's BS
35  マツモトキヨシ・トムススープラ     山路慎一   ピエール・ラファネル(F)     マツモトキヨシTEAM TOM'S MI
36  カストロール・トムス・スープラ     関谷正徳   黒澤琢弥   TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 20
37  カストロール・トムス・スープラ     鈴木利男   ダーレン・マニング(GB)
                                               TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI
38  FK/マッシモセルモスープラ      竹内浩典   立川祐路         TOYOTA TEAM CERUMO  BS
39  デンソーサードスープラGT     土屋圭市   影山正彦           TOYOTA TEAM SARD  YH
55  STPタイサンアドバンバイパー  松田秀士   田嶋栄一     TEAM TAISAN with ADVAN  YH
64  Mobil 1 NSX          山西康司   トム・コロネル(NL)   Mobil1 NAKAJIMA RACING BS 10
88  ノマドディアブロGT-1      和田 久   古谷直広           JLOC              TY
100 RAYBRIG NSX          高橋国光   飯田 章     チーム国光 with MOONCRAFT  BS

[GT300] 22台
No. マシン              ドライバー                     チーム           タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
 7  RE雨宮マツモトキヨシRX7     松本晴彦   山野哲也           RE雨宮レーシング      YH 10
10  アビリティ・マリオポルシェ      麻生英彦   檜井保孝           アビリティモータースポーツ   YH
14  ホイールショップアルタシルビア    古在哲雄   小宮延雄           アルタレーシングチーム      YH
15  ザナヴィARTAシルビア      土屋武士   井出有治           NISMO             YH
19  ウエッズスポーツセルカ        織戸 学   原 貴彦      RACING PROJECT BANDOH  YH 40
20  Kosei CELICA         松永雅博   藤原靖久           KOSEI RACING TEAM YH
21  BP-トランピオ-BMW        一ツ山 康   伊藤大輔          HITOTSUYAMA RACING TY
24  ヒラノMS BP&μ R32GTS   平野敏行   染葉輝彦           ヒラノモータースポーツ      YH
25  モモコルセ・アペックスMR2      新田守男   高木真一           アペックス            YH
26  アドバンタイサンポルシェ      須賀宏明   D.マラガムア           TEAM TAISAN Jr.   YH
61  ライボン・トランピオ・FTO     中谷明彦   ラルフ・ファーマン(GB)      チーム・ライボン・ラリーアート  TY 20
70  外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三   P.V.スクート(B)     TEAM GAIKOKUYA    YH
71  シグマテック911           城内政樹   河野尚裕           シグマテックレーシングチーム  YH
72  オークラRX7          石川 朗   平野 巧           オークラロータリーレーシング   YH
77  クスコスバルインプレッサ       小林且雄   谷川達也           クスコレーシング         YH 10
81  ダイシンシルビア           福山英朗   大八木信行         TEAM DAISHIN      YH 10
84  アイエーテックシルビア         袖山誠一   中村善州       I.A.Tec. Racing Team  YH
86  BP・KRAFT・トレノ      田中 実   雨宮栄城           KRAFT             TY
99  大黒屋ぽるしぇ       吉富 章   日置恒文           TEAM大黒屋        DL
111 JIM GAINER F355      井倉淳一   真希遊世           TEAM GAINER       YH
355 イエローマジックF355GT      井上隆智穂 高橋 毅           クラブ:イエローマジック    YH
910 ナインテンアドバンポルシェ     余郷 敦    玉本秀幸           910 RACING        YH 30

○略号 WH:ウエイトハンディ
    タイヤ BS:ブリヂストン、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、
        TY:トーヨー、YH:ヨコハマ
    国 籍 AUS:オーストラリア、B:ベルギー、D:ドイツ、F:フランス、
        GB:イギリス、NL:オランダ、S:スウェーデン


☆タイムスケジュール
 4月30日(金) 練習走行  (FT=フォーミュラトヨタ)
   GTフリー走行1回目  9:00~10:30
   F3フリー走行1回目 10:30~11:30
   FTフリー走行1回目 11:30~12:00
   F3フリー走行2回目 13:00~14:00
   GTフリー走行2回目 14:00~15:30
   FTフリー走行2回目 15:30~16:00
   SK/F100フリー走行  16:00~16:30

 5月1日(土) 公式予選
   F100予選       9:00~ 9:15
   SK予選        9:25~ 9:40
   F3公式練習      9:55~10:25
   GT予選1回目    10:40~11:40
   FT予選       11:55~12:15
   F3予選       13:55~14:25
   GT予選2回目    14:40~15:40

 5月2日(日) 決勝レース
   GTフリー走行     8:30~ 9:00
   FT決勝スタート    9:30~10:00 15周
   F3決勝スタート   10:35~11:30 21周
   ピットウォーク   11:15~12:15
   GTウォームアップ  12:30~12:38
   GTフォーメイション 13:15
   GT決勝スタート   13:20~    67周(終了予定15:40)


☆観戦チケットのご案内
【チケット】
■前売り観戦券
 大人 5,000円/ペア 9,450円
■決勝当日券
 大人 6,000円/中学生以下 無料
■パドックパス(予選・決勝2日間有効)
 15,000円(入場料込)

【チケット発売所】
●チケットぴあ●チケットセゾン●丸井チケットぴあ●CNプレイガイド
●ローソンチケット●サークルK●am pm●有名タイヤショップ
●オート用品ショップ●関東地区RTN加盟店

☆オートバックス各店でGTCシリーズ戦共通前売り観戦券発売中
  大人 5,000円

【お問い合わせ】
 富士スピードウェイ(株) TEL.03-3216-5611
 インフォメーションダイアル
  TEL.03-3409-2365/FAX.03-3409-2307(平日10:00-17:00)まで。



【TV放送】
5月15日(土) 16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビ瀬戸内/ティーエックスエヌ九州 
静岡放送:5月23日(日) 25:05~26:20


以上
                       GTアソシエイション事務局
                        GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
Tags:

Japanese F3

'99_JF3 ドライバーズ ポイント( 2/10戦)

                                                    (第2戦まで)

  1999                      3   4   5   5   6   7   8   8  10  11
   Japan                    /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
    Formula 3              21  18  02  23  06  04  01  29  03  14
     Championship          鈴  筑  富  美  富  鈴  菅  T  茂  鈴
      Drivers-point        鹿  波  士  祢  士  鹿  生  I  木  鹿
Po-No-Driver------------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 --総合P-有効P
1  1   D.マニング          3   9                                      12    12
2  2   W.エブラヒム        6   4                                      10    10
3  7   荒 聖治              9   0                                       9     9
4  17  黒澤 治樹            0   6                                       6     6
5  55  金石 年弘            4   0                                       4     4
6  15  R.ビルタネン        0   3                                       3     3
7  9   谷川 達也            1   2                                       3     3
8  3   S.フィリップ        2   0                                       2     2
9  77  伊藤 大輔            0   1                                       1     1
   16  五味 康隆            0   0                                       0     0
   71  内山 清士            0   0                                       0     0
   87  M.メディアーニ      0   0                                       0     0
   64  松田 次生            0   0                                       0     0
   8   井上 智之            0   0                                       0     0
   6   中嶋 廣高            0   0                                       0     0
   18  密山 祥吾            0   0                                       0     0
   5   滑川 健              0   0                                       0     0
   33  小早川 受黎          0   -                                       0     0
   4   酒井 浩              -   0                                       0     0
   53  富澤 勝              -   0                                       0     0
*******************************************************************************
*  1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
*   10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////
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Formula Nippon

'99F_NIPPON ドライバーズポイント( 1/10戦

                                                    (第1戦まで)

     1999                  4   5   5   6   7   8   9   9  10  11
      Japan                /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
       Formula Nippon     18  09  23  06  04  01  05  19  03  14
        Championship      鈴  茂  美  富  鈴  菅  富  美  富  鈴
         Drivers-point    鹿  木  祢  士  鹿  生  士  祢  士  鹿
Po -No --Driver -------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9--10- 総合P
 1  1    本山 哲          10                                         10
 2  64   T.コロネル       6                                          6
 3  65   光貞 秀俊         4                                          4
 4  62   P.ダンブレック   3                                          3
 5  11   立川 祐路         2                                          2
 6  14   道上 龍           1                                          1
    18   黒澤 琢弥         0                                          0
    12   飯田 章           0                                          0
    3    川本 篤           0                                          0
    9    R.ファーマン     0                                          0
    10   加藤 寛規         0                                          0
    6    田中 哲也         0                                          0
    56   脇阪 寿一         0                                          0
    17   D.シュワガー     0                                          0
    5    脇阪 薫一         0                                          0
    55   金石 勝智         0                                          0
    15   影山 正彦         0                                          0
    19   影山 正美         0                                          0
    20   野田 英樹         0                                          0
    68   R. デルフラー    0                                          0
    32   近藤 真彦         0                                          0
    63   OSAMU        0                                          0
    36   玉中 哲二         0                                          0
    2    山西 康司       DNS                                          0
**************************************************************************
  * 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
  * 全10戦総ポイント制
  * 予選通過基準タイム(110%)
 
 
                                        ///// PDD01523 伊東  昭雄 /////
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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/18

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
RACE REPORT
18th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT

波瀾のウエットレースをくぐり抜け6位入賞

 木曜日から快晴に恵まれてきたが、決勝日になって雲行きが怪しくなってき
た。結論からいうと、またもウエットレースとなった。どんな条件下において
も、かまわないが、しかし、決勝レース直前に降り始めるのだけは、やめてほ
しい。サポートイベントで赤旗中断が続出しなければ、ドライでの決勝になっ
ていたはずというほど、ぎりぎりまで雨雲も我慢してくれていたんだが。さ
て、ウエット路面で迎えた決勝レースは、ウエットセットに変更するためスタ
ート直前は各チーム混乱したが、それ以上に決勝レースは波瀾に満ちた展開と
なった。

 4番グリッドからジャンプアップを狙っていた伊藤大輔は、昨晩から何回も
シミュレーションをくり返し、それをシグナルがグリーンに変わると同時に実
行した。「ほぼイメージどおりだった」と本人が認めるほど、ベストスタート
を見せた伊藤は、予選3、4番手の金石、松田選手を攻略したかに見えた。松
田選手は完全に抜き、金石選手に対してアウト側から並んで1コーナーに突
入。しかし、アウト側で踏ん張った伊藤の方が旋回スピードにまさり車体半分
ほどリードしてコーナリングを開始。こうなると、立ち上がりで有利、これで
2位! と誰もが思った。しかし、あろうことか、ブレーキを遅らせすぎたか
金石選手のさらにイン側に好スタートを切った黒澤選手(予選5番手)がノー
ズを押し込んできて、3台並んだかたちで、1コーナーの争いとなってしまっ
た。案の定と言うべき、インに飛び込んできた黒澤選手に怯んだか金石選手が
スピン。こうなるとたまらないのが、一番アウト側にいた伊藤だ。スピンした
金石選手が伊藤の右リヤタイヤに接触、伊藤もコース外に弾き飛ばされてしま
ったのだ。金石選手はその場でリタイヤ。そしてこの混乱で松田選手、谷川選
手といったこの週末トップ争いを展開してきたメンバーが一瞬にして優勝争い
から脱落してしまった。

 伊藤のマシンにはダメージがなかったが、コースに復帰できた時は15番手
まで落ちてしまっていた。しかし、そこから伊藤はウエットの中猛烈な勢いで
追い上げを見せた。3周目に13番手、その次ぎの周には12番手に。常に混
戦の中にいたので、単独走行にばらけてしまったトップグループとラップタイ
ムでは劣っていたが、伊藤は強力にプッシュし続けた。15周目にはようやく
トップ10に入ってくる。そのあたりから雨は一段と強くなっていき完全にヘ
ビーウエットとなったが、そんな中で伊藤は7番手までポジションアップ。前
は前戦と同様谷川選手、後ろは松田選手、つまりスタート直後の1コーナーに
巻き込まれたグループが三つ巴戦を展開しながら上位に進出してきたのであ
る。サイドバイサイドの戦いを展開しながら、残りの周回を重ねていったが残
り7周で、トップグループのうちのひとりがコースアウト。自動的に6番手に
浮上した。激しい攻防の末、谷川選手、伊藤、そして松田選手の順でになだれ
込むようにしてゴールラインに飛び込んだ。

 この6位入賞をどうみるかは個々の判断にお任せするが、この週末の伊藤の
頑張りには目を見張るものがあった。特にウエットの決勝レースで見せたそれ
は、これまで以上に伊藤の速さ、強さを感じ取ることができた。手前味噌では
あるが、価値ある6位、1ポイントと考えている。それだけに単なるレースア
クシデントとして処理されてしまう1コーナーのアクシデントが悔やまれるの
だが。

 次の富士ラウンドこそは、優勝を狙う。その手応えは今回で充分あった。


◆正式決勝結果/17周(トップ10)
      ドライバー   所要時間  ファステストタイム チーム  
 1:D マニング  45分51秒043 1分00秒041   TOM'S
 2:黒澤 治樹     -3秒135 1分00秒022   LIAN RACING   
 3:W エブラヒム   -4秒253 1分00秒041  TODA RACING
 4:R ビルタネン   -16秒792 1分00秒038  TEAM 5 ZIGEN
 5:谷川 達也     -26秒508 1分00秒415  PAL SPORT
 6:伊藤 大輔     -27秒467 1分00秒214  SPEEDMASTER SKILLSPEED
  7:松田 次生     -27秒796  0分59秒737  NAKJIMA HONDA
 8:内山 清士      -51秒881 1分00秒774   NIHONKIZAI RACING TEAM
 9:五味 康隆     -55秒257 1分00秒842  TMS
10:井上 智之     -55秒413 1分00秒897   TOM'S


伊藤大輔:「悔しい。スタートはほぼ完璧だった。あれは金石選手が少し踏ん
張りすぎたかな。真横でスピンされては避け切れない。そのまま当たらずに行
っていたら、2番手になっていただけにすごく残念。マシンにダメージがなか
ったのはラッキーでした。順位は何位まで落ちたかわからないけど、とにかく
それからは全力で走った。前はまた谷川選手、そして後ろからは松田選手、彼
らとバトルしながら前のマシンを抜いていった。松田選手とは、何回かあたっ
たかな? よく頑張ったと言ってくれる方が多いのは嬉しいですが、やはりす
ごく悔しい。とにかく自分自身のためばかりでなく、応援してくれるみんなに
喜んでもらえるようなもっといい成績を残したかった。もう今度の富士では誰
にも前にいかせません!」

百田義弘:「今日のアクシデントに関しては自分のミスではないから、しかた
がない。それよりもむしろ、その後の追い上げを高く評価したい。雨で自分の
力を出し切れていないことを口には出さないけど気にしていたと思うが、今回
や前回のレースで自信をつけたと思う。もともと速いドライバーだから、これ
でこちらとしても自信を持って送り出すことができる」

深尾栄一:「スタート直後は今日は面白くなると思っていたんですが。運も含
めて勝つための要素をすべて揃えないと勝てないというのを改めて思い知っ
た。技術を磨くためや、ドライバーの練習のためにレースをやっているわけで
なく、あくまでも勝つことを目標にやってきているわけで、木、金のトップタ
イムや6位では当然満足していません。しかし、その勝つための要素をひとつ
ひとつ固めていっている段階という観点にたった場合、そのプログラムは極め
て順調といえます。次のレース、富士ではチーム一丸となって“もっと”がん
ばります。

NEXT ROUND ? 5月2日 全日本F3選手権第3戦 富士スピードウェイ


                        SKILL SPEED 深尾栄一

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Japanese F3

F3_Rd.2:筑波決勝結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Rain  Course:Wet
P--No.Driver---------Car---------------------Lap---GoalTime--km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE       45   45'51.043 120.423
 2 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B      45    -  3.135
 3  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B      45    -  4.253
 4 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE       45    - 16.792
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE       45    - 26.503
 6 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B      45    - 27.467
 7 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B      45    - 27.796
 8 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE       45    - 51.881
 9 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE       45    - 55.257
10  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE       45    - 55.413
11  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE       44    -  1 Lap
12 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93        44    -  1 Lap
13  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE     44    -  1 Lap
14 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE       43    -  2 Laps
---------------------以上完走---------------------------------------
   87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93        39
    7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE       21
    5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE       17
    6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE        0
   55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B       0
--------------------------------------------------------------------
 Best Lap Time #64 松田  次生   0'59.737 15/45  123.240 km/m

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 決勝結果

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Provisional Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain  Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  34 1:17'24.252
                                                                 154.55 km/h
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   10.242
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   22.250
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  34  - 1'35.852
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  34  - 1'38.503
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  34  - 1'57.051
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  33  -  1 Lap
 8  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  32  -  2 Laps
 9 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  32  -  2 Laps
---------------------以上完走-----------------------------------------------
    6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  26  -  8 Laps
   32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  13  - 21 Laps
    9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  11  - 23 Laps
   18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  11  - 23 Laps
   56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   6  - 28 Laps
   63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308   6  - 28 Laps
   10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308   1  - 33 Laps
    5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
    2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308 D.N.S- 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------
 Fastest Lap Time #1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans 2'12.639 22/34  159.16 km/m

 スタートディレイにより周回数は34周となった。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 決勝レポート

     ディフェンディングチャンプ本山、雨の鈴鹿で完勝!

 4月18日、フォーミュラ・ニッポン第1戦が雨の鈴鹿サーキットで行われ、
スタートで飛び出した昨年のチャンピオン本山哲(UNLIMITED Le Mans)が、そ
の座を守りきり優勝。幸先よいシーズンのスタートをきった。
 2、3位は、PIAA NAKAJIMAのトム・コロネルと光貞秀俊が入った。

 雨が降り続き、チェッカーを受けたのは9台というサバイバルレースだった
ため一概には言えないが、有利と言われたレイナード勢が上位を占めた。

----------------------------------------------------------------------
■決勝レースノート
 決勝スタート時刻が近づき、雨はやや小降りになったが依然降り続いている。
 レース前のセレモニーを終え、各マシンはウォームアップ走行からグリッド
に就くが、ここでフロントロー予選2位の#2山西がコース上にストップ。レ
ッカー車に回収され、エンジンがスタートすればピットスタートになる。

 午後2時、1周のフォーメイションから35周のレースがスタート……するは
ずだったが、#63OSAMUがエンジンストール。スタート時刻は5分延長となった。
#2山西はまだピットから離れられない。

 2時15分スタート。
 するするとトップに出たのは、#1本山。PP#65光貞は出遅れた。
 オープニングラップ、5ZIGENの2台#5脇阪弟、#6田中、#68デルフラー、
#17シュワガー、#20野田、#15影山兄がコースアウト。#6田中は再スタート。

Grid 65-2-64-18-1-11-10-6-5-62-56-17-55-3-14-9-15-20-19-68-32-63-36-12

L 1   1-64-65-18-62-11-10-56-9-55
L 2   #10加藤コースアウト
      1-64-65-18-62-11-9-56-19-55
L 3   1-(7.4秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
   本山が1周ごとに後続を引き離している。
   上位では#9ファーマンのペースが速い。
L 5   1-(8.7秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
   各車の間隔は広がり、縦に長い展開になりつつある。
L 6   トップ#1本山のみ2分14秒というとてつもなく速いラップを刻んでい
   る。2位#64コロネル以下は16~17秒台。
L 7   #19影山弟コースアウト。グラベルストップ。雨足が強くなってきた。
      #55金石もコースを外れる。復帰果たすがトラブルを抱えているようで
   ピットイン。
L 8   雨が強くなったせいか、#1本山のペースが2分20秒台に落ちる。
   #9ファーマンは4位まで浮上してきた。
L 9   2位#64コロネルのペースがトップ#1本山を上回るようになり、両者
   の差は縮まりつつある。
L10   #56脇阪ヘアピンでコースアウト。#36玉中コースアウト。
   1-(9.5秒)-64-65-9-18-62-11-14-3-12-32-6
   10周を終え、コース上に残っているのは12台!すでに半分が姿を消した
   ことになる。
L12   4位を走行していた#9ファーマン、スプーンでコースアウト。
   #18黒澤も同じスプーンでコースアウト。
L13   1-(8.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-32-6
L15   #32近藤コースアウト。また1台消えた。だが、#55金石が復帰してい
      るのでコース上は10台。
   1-(7.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55
L16   1-(9.0秒)-64
   トップグループのペースが上がってきた。特に#1本山は速い。
L17   #1本山 2'14.365のファステスト。完全にレースをコントロールして
   いる感じだ。
L18   #6田中が意地のファステスト2'13.866
L20   1-(5.1秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55(トップと同一周回は6位まで)
      #6田中がまたもファステスト2'13.780
L22   #1本山ファステスト1'12.639。コロネルを突き放す。
      #6田中が#12飯田を捕らえそうだ。#11立川も#62ダンブレックを追
   い上げている。
L25  #6田中が#12飯田を抜いた。更に#3川本を追う。
      1-(15.9秒)-64-65-62-11-14-3-6-12-55
L28   7位を争っていた#3川本と#6田中がシケイン進入で接触。#6田中
   はストップ。#3川本は復帰。
L30   1-(16.2秒)-64-65-62-11-14-12-3-55
GOAL  最後はペースを抑えたディフェンディングチャンピオン#1本山が完璧
   なレースで優勝。2、3位はPIAA NAKAJIMAの僚友2人。

■レース結果(暫定)
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  34 1:17'24.252
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   10.242
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  34  -   22.250
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  34  - 1'35.852
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  34  - 1'38.503
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  34  - 1'57.051
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  33  -  1 Lap
 8  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  32  -  2 Laps
 9 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  32  -  2 Laps
10  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  26  -  8 Laps
   32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  13  - 21 Laps
    9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  11  - 23 Laps
   18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  11  - 23 Laps
   56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308   9  - 25 Laps
   19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   6  - 28 Laps
   63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308   6  - 28 Laps
   10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308   1  - 33 Laps
    2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
    5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308   0  - 34 Laps
   15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
   68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308   0  - 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

F3_Rd.2:筑波フリー走行結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B     51.373  143.305
 2 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B     51.509
 3  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE      51.638
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B     51.872
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE      52.001
 6 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.087
 7 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.138
 8  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE      52.183
 9  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B     52.256
10 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B     52.330
11  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE      52.350
12  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE      52.358
13  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.715
14 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      52.755
15 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      53.032
16  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      53.230
17  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    53.435
18 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       53.456
   15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE      計測できず
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          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿フリー走行

    雨のフリー走行、マシン差は縮まりガイジン勢が上位に躍進

決勝日、鈴鹿は朝から雨。雨足はかなり強く、予報でも今日は天候が回復する
ことはなさそうだ。
朝9時から30分間のフリー走行が始まった。各チームはウェットでの状態を確
認するために、マシンをコースに送り出す。

 5分経過  #3川本コースアウト。タイアバリアに軽くヒット。ダメージは少
     なそうだ。
10分経過 #9ファーマンが2'16.896でトップ。#10加藤も2'17.227で3位に
     つけGフォースはウェットセットが良さそうだ。
11分経過 #1本山、#18黒澤が相次いで15秒台をマーク。
19分経過 #11立川がコースアウト。グラベルに止まっただけで心配はない。
     #9ファーマンがタイムを縮める。
24分経過 #9ファーマンが2'14.721でトップに躍り出る。
26分経過 #1本山がトップタイム。2'13.032
28分経過 #68デルフラー2'16.126、4位。ローラ勢のトップ。
30分経過 #68デルフラー2'15.077
     #18黒澤2'14.560
     #62ダンブレック2'14.603
     #脇阪(薫)2'15.493

 最後になってタイム更新するマシンが多かったが、コンディションは回復し
たわけではない。雨は依然強く降り続けている。

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain  Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  2'13.032
 2 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  2'14.560
 3 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  2'14.603
 4  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  2'14.721
 5 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  2'15.077
 6  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  2'15.493
 7 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  2'15.659
 8 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  2'16.685
 9 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  2'16.719
10 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  2'17.227
11 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  2'17.574
12 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  2'18.693
13 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  2'19.090
14 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  2'19.185
15  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  2'19.299
16  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  2'21.267
17 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  2'21.838
18  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  2'22.409
19 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  2'22.840
20 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  2'24.470
21 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  2'24.580
22 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  2'25.269
23 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  2'26.357
24 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  2'26.363
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Formula Nippon

RE:FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿予選結果

 クラッシュの修復がならず、予選に出走できなかった飯田章選手は、決勝日朝の
のフリー走行において、車両の走行状態を確認することを条件に、最後尾グリッド
から決勝レースに出走することが、審査委員会により認められています。

 決勝日、鈴鹿は朝から雨。予報では今後更に強くなるようです。

             *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/17

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
QUALIFY REPORT
17th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT

マシンのフィーリング変化に苦戦、
タイムに伸び悩み予選4番手

 ついに公式予選の日を迎えた。天候は快晴、しかしやや蒸し暑い。今日は午
前10時から30分間のフリー走行があり、午後2時から予選となっていた。
まず午前のセッションでは、これまでなりを潜めていた(?)マニング選手が
この週末のベストとなる51・3秒台をマーク。金石選手も同じく51・3秒
台で続いた。そのふたりからコンマ4秒遅れてイブラヒム選手と伊藤大輔が続
いた。上位二人が使用したタイヤの状況が分からないため(基本的にこのセッ
ションでのニュータイヤの使用は禁止されているため、全員最低1周は走った
ユーズドタイヤを使っている)、このタイム差をどう見るかは判断しかねた。
走りはじめのまだコンディションが悪い木曜日の時点で今日のマニング選手と
同等のタイムをマークしていた我々にとって、51・3秒台、欲を言えば5
1・2秒台がターゲットタイムであり、それが限界でもあると考えていた。し
たがって、彼等は極めてニューに近いタイヤを履いていたことは明らかだっ
た。もし我々と同じような距離を走ったタイヤを使用していたとしたら、根底
からセッティングをやり直す必要があった。しかし、これでライバルたちも同
等のタイムを出せることがわかったともいえ、やはり予選はシビアな展開にな
ると覚悟を決めた。

 迎えた公式予選、気温22度C、路面温度33度C。セッションが開始され
ると今度はどのようなタイミングでアタックに入り、ベストを掴むか腹のさぐ
り合いだ。上位陣で一番早く動いたのが松田選手だった。その彼が51秒台後
半をマークしたことが合図となり、激しいタイム争いが開始した。

 そしてマニング選手が51秒551、312とタイムを詰めペースセッター
となった。そんな中で伊藤はタイムに伸び悩んでいた。クリアラップになかな
か恵まれないこともあるが、単独でフライングラップに入ってもなかなかタイ
ムを上げてこない。51秒台にタイムをのせたのが、10周目。タイミングと
しては遅すぎる。いつもの伊藤らしいキレがみられない。タイヤの消耗度も考
え、11周目にピットに呼び戻しタイヤを交換。最後のアタックに送りだし
た。残りは5分。逆転するに充分な時間だった。

 しかし、タイヤを変えても状況は好転しないまま最終ラップとなってしまっ
た。全力で最終コーナーを立ち上がってきた伊藤であったが、タイム更新は実
現しなかった。結局、10周目に出したタイムがベストとなり、伊藤はマニン
グ、松田、金石といったこの週末トップを争っていた3選手の後塵を浴びる結
果となってしまった。これまでの流れから期待が大きかっただけに、ポールを
落としたのは非常に残念でならない。ピットに戻ってきた伊藤のコメントか
ら、マシンのセットアップになんらかの問題が生じていたようだ。それがなん
なのか、原因を徹底的に追究し、明日のレースに臨む。

伊藤大輔:「マシンの挙動が大きく変わってしまった。全体的にトラクション
がこれまでのようにかかってくれない。特に細かいコーナーでは顕著にあらわ
れた。それが原因でこのような大差をつけられるものかとも考えたけど、一つ
一つのコーナーでのロスを考えるとうなづけないでもない。調子良かった高速
コーナーでも、アクセルを踏み込みたい時にズルッときて踏み込めなかった。
今回はポール獲得にこだわっていただけに、すごく悔しい。でも、明日が決
勝。シビアな展開になると思いますが、ベストな結果を出せるよう頑張りま
す」

百田義弘チーム監督:「エンジニアとして完全な私のミスです。細かい話はで
きませんが、コースコンディションの読み間違いです。ウチだけがタイム、順
位を落としていますからね。この2日間頑張っていた伊藤には申し訳ないこと
をした。明日の決勝ではより良いマシンを用意できるよう、これからミーティ
ングしていろいろと対策します」

深尾栄一チームマネージャー:「レースウイークの前から、ダイスケのテンシ
ョンも高く、順調にトップできてくれただけに、セットアップが微妙に外れて
しまい私達以上に落胆が大きいでしょう。確かに期待していたぶんだけ、落胆
も大きいですけど、まだ予選が終わっただけですから。ひさしぶりの関東での
レース、ゲストも多いから、かっこいいところ見せないといけませんね。精一
杯頑張ります」

■フリー走行(トップ10)
1:D・マニング         51秒303 F399/T  TOM'S
2:金石 年弘          51秒378 F399/M  DOME CO LTD
3:W・エブラヒム       51秒736  F399/M  TODA RACING
4:伊藤 大輔          51秒749 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:谷川 達也          51秒781 F399/T  PAL SPORT
6:黒澤 治樹          51秒796  F399/M  LIAN RACING TEAM
7:R・ビルタネン       51秒843 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:S・フィリップ       51秒897  F399/T  INGING
9:松田 次生     51秒902  F399/M  NAKAJIMA HONDA
10:井上 智之          52秒001 F399/T  TOM'S


■公式予選結果(トップ10)
1:D・マニング     51秒312 F399/T  TOM'S
2:松田 次生     51秒471 F399/M  NAKAJIMA HONDA
3:金石 年弘          51秒598 F399/M  DOME CO LTD
4:伊藤 大輔          51秒921 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:黒澤 治樹          51秒945 F399/M  LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也          51秒957 F399/T  PAL SPORT
7:R・ビルタネン       52秒013 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:W・エブラヒム       52秒031 F399/M  TODA RACING
9:S・フィリップ       52秒165 F399/T  INGING
10:荒  聖治         52秒206 F399/M  TOM'S
※8位までコースレコードを更新。


                        SKILL SPEED 深尾栄一

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿予選結果

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.229
 2  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.265
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.480
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'47.538
 5  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.766
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.329
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'48.380
 8  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'48.541
 9  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'48.703
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'48.747
11 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'48.751
12 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.863
13 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'48.954
14  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  1'49.150
15 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'49.549
16  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'49.755
17 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'49.923
18 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'49.945
19 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.534
20 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  1'51.374
21 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  1'52.111
22 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'53.851
23 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  1'54.574
---------------------以上予選通過------------------------------------------
   12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  出走せず
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Japanese F3

F3_Rd.2:筑波予選結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE    R 51.312  143.475
 2 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B   R 51.471
 3 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B   R 51.598
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B   R 51.921
 5 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B   R 51.945
 6  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE    R 51.957
 7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE    R 52.013
 8  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B   R 52.031
 9  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE      52.165
10  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE      52.206
11 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.229
12  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE      52.544
13 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.663
14  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    52.897
15  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.963
16 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      53.028
17 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      53.033
18 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       53.543
19  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      53.562
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 予選2回目

  国内トップフォーミュラ復帰の光貞が新生FニッポンでPP獲得!
       ルーキー加藤Gフォースで殊勲の7位!

 1回目の予選から1時間10分のインターバルの後、2時55分、予選2回目が
始まった。コンディションに変化はない。1回目に走行できなかった#55金石
は間に合った。#12飯田はまだ修復中。

 1回目の# 2山西のタイム(1'48.708)をターゲットに各車アタックを開始し
た。#62ダンブレック、#14道上は、1回目の予選でミッションにトラブルを
抱え修復中。#1本山もブレーキを調整している。

 8分経過 #9ファーマンがヘアピン立ち上がりでマシンを止め、コックピット
    を離れた。エンジントラブルのようだ。

15分経過 上位陣で1回目のタイムを更新した者はいない。
20分経過 #36玉中がS字でクラッシュ。リアからスポンジバリアに突っ込ん
    だ。ドライバーは無事。
23分経過 #18黒澤1'48.983をマーク。2位に浮上。
26分経過 #11立川のマシンがスロー走行。フロントタイヤが浮いている。リ
    アサスペンショントラブルか?ピットに戻る。
30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.708
 2 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.983
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.076
 4 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 5  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
 7  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 9 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308
10  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308

31分経過 残り15分を切ってそろそろ本格的なタイムアタックが始まりそうだ。
         各マシン、ニュータイヤに履き替える。
32分経過 #65光貞1'47.879 トップへ
     #64コロネル1'48.071 2位へ
34分経過 #65光貞1'47.280  更にタイム縮める
36分経過 #65光貞1'47.229  更にタイム縮める
38分     #10加藤48.873  5位へ(!)
         #18琢弥48.287  3位へ
40分     #1本山48.409  5位へ
         #10加藤48.380  5位へ
42分     #11立川48.329  4位へ
         #2山西47.330  2位へ
43分     #1本山47.808  4位へ
44分     #1本山47.768  4位へ
         #18黒澤47.538  4位へ
45分     #2山西47.265  最後のアタック僅かに届かず


●暫定予選結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.229
 2  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.265
 3 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.480
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308
 5  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 6 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 9  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308


明日の決勝は、降水確立70%と生憎の天候になりそうだ。
観戦する人は雨と防寒の準備をお忘れなく。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

RE:FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿公式練習

公式練習時のコースコンディションはドライです。訂正します。

誤)Course:Wet/Dry ---> 正)Course:/Dry

        *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Japanese F3

F3_Rd.2:筑波公式練習結果

全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Fine  Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
 1  1 D.マニング     Dallara F399/3S-GE    R 51.303  143.500
 2 55 金石  年弘     Dallara F399/MF204B   R 51.378
 3  2 W.エブラヒム   Dallara F399/MF204B   R 51.736
 4 77 伊藤  大輔     Dallara F399/MF204B   R 51.749
 5  9 谷川  達也     Dallara F399/3S-GE    R 51.781
 6 17 黒澤  治樹     Dallara F399/MF204B   R 51.796
 7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE    R 51.843
 8  3 S.フィリップ   Dallara F399/3S-GE    R 51.897
 9 64 松田  次生     Dallara F399/MF204B   R 51.902
10  8 井上  智之     Dallara F399/3S-GE    R 52.001
11  7 荒  聖治       Dallara F399/3S-GE    R 52.002
12 16 五味  康隆     Dallara F399/3S-GE      52.187
13 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93       52.222
14  6 中嶋  廣高     Dallara F398/3S-GE      52.408
15 71 内山  清士     Dallara F399/3S-GE      52.609
16 53 富澤  勝       Dallara F397/3S-GE      52.725
17 18 密山  祥吾     Dallara F397/4G93       52.873
18  5 滑川  健       Dallara F397/3S-GE      52.875
19  4 酒井  浩       Dallara F397改/3S-GE    52.885
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045

          *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿 予選1回目

    山西、終了間際にトップへ!暫定ポールポジション奪取!

 鈴鹿は曇っていてやや涼しいものの、薄日も射しており、コンディションは
悪くない。今シーズンから予選のシステムが変わり、45分のセクションが2度
行われる。
 4月17日、午後1時、予選1回目が始まった。
 朝の練習走行でクラッシュした#12 飯田 章(COSMO OIL CERUMO)、エンジン
不調で載せ替えを行っている#55 金石勝智(ARTA)を除く22台が参加。#12飯田
のマシンはクルーが修復中だ。

 開始早々Gフォース勢が精力的に周回を重ねる。

15分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.349
 2 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 3  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308
 5 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 6 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308
 7 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
 8  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308

17分経過  #18黒澤トップへ 1'49.299
     #32近藤コースアウト
27分経過  ブレーキの調整のためピットインしていた# 1本山がコース復帰

30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.299
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 3 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 4  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 5  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308
 6 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308
 7 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
 8 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308

31分経過  #64コロネル、トップへ 1'49.076
37分経過  # 1本山、デグナーでコースアウト。グラベルストップ。
     #65光貞、2番手に浮上 1'49.184
45分経過  #18黒澤2位へ、と思ったら# 2山西が最後の最後にトップへ1'48.708

●予選1回目暫定結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.708
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'49.076
 3 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.089
 4 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308
 5  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308
 6  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 7 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308
 8 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308
 9 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308
10  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308


 2回目の予選は、2時55分から行われる。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

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Formula Nippon

FN_Rd.1:Fニッポン鈴鹿公式練習

フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Fine  Course:Wet/Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
 1 65 光貞秀俊       PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.821 
 2 64 T.コロネル     PIAA NAKAJIMA         Reynard 99L/MF308  1'47.848 
 3  1 本山 哲       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'47.941 
 4 18 黒澤琢弥       TMS                   Reynard 99L/MF308  1'48.076 
 5 11 立川祐路       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.450 
 6 14 道上 龍       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'48.495 
 7 12 飯田 章       COSMO OIL CERUMO      Reynard 99L/MF308  1'48.496 
 8  2 山西康司       UNLIMITED Le Mans     Reynard 99L/MF308  1'48.551 
 9  3 川本 篤       ASAHI KIKO            Reynard 99L/MF308  1'48.810 
10 62 P.ダンブレック LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'48.857 
11  9 R.ファーマン   SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'48.939 
12 10 加藤寛規       SHIONOGI NOVA         G.ForceGF03/MF308  1'49.105 
13  6 田中哲也       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'49.160 
14 56 脇阪寿一       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'49.209 
15 17 D.シュワガー   TMS                   Reynard 99L/MF308  1'49.398 
16  5 脇阪薫一       5ZIGEN                Reynard 99L/MF308  1'49.569 
17 55 金石勝智       ARTA                  Lola B99-51/MF308  1'49.778 
18 15 影山正彦       SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308  1'50.231 
19 19 影山正美       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.798 
20 20 野田英樹       IMPUL                 Lola B99-51/MF308  1'50.495 
21 68 R. デルフラー  DoCoMo DANDELION      Lola B99-51/MF308  1'51.053 
22 32 近藤真彦       MIRAI                 Lola B99-51/MF308  1'52.182 
23 63 OSAMU          LEYJUN                Reynard 99L/MF308  1'53.002 
24 36 玉中哲二       TAKAGI B-1            Lola B99-51/MF308  1'53.329 
---------------------------------------------------------------------------

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/16


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
16th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT


仕上がり良好。
連日のトップタイムにつのる期待。

 合同テスト2日目も快晴に恵まれた。午前午後それぞれ1時間づつのセッシ
ョンが設けられた。前日のテストで、ある程度セットアップが決まっているこ
とを確認している我々は、さらなる速さを求めて様々なメニューを用意してい
た。たったコンマ3秒で大きなアドバンテージをつけたといえるほど短いコー
ス故に、さらなる速さを求めて我々がトライする事柄は0・001秒を地道に
削り落とす作業のことを言う。その繰り返しだ。

 そんなプログラムに則ってテストを続けていた我々の周囲では、早くもこの
セッションからニュータイヤを投入してくるチームが出始めた。スキルスピー
ドでは明日の予選は午後に行なわれることからも、この時期にニュータイヤを
投入する意味はないと判断した。それよりもさらに速いマシン作りを模索する
ことを優先させた。その結果、午前の走行は9番手止まりではあったが、昨日
と同様同一条件下で走った場合での、トップグループ入りは見えていた。

 午後のセッションでは引き続きマシンのセットアップの確認が大半を占め
た。そして終盤各チームが再びニュータイヤを投入し始めた頃、我々もニュー
タイヤを装着してみることにした。まず、そのままのタイヤで伊藤大輔自身を
アタックモードにするために4周アタックさせてから、いよいよアタックタイ
ムとなった。

 慎重にタイヤを暖めながらクリアラップを探していた伊藤は、ピットアウト
後3周目に51秒820で4番手に浮上し、9周目にコンマ1秒つめて金石選
手に次ぐ2番手へジャンプアップ。そして1周のクーリングラップを挟んだの
ち51秒658を叩き出しついにトップに躍り出た。その後もクリアラップ時
には51秒台をコンスタントにマークしながらチェッカーとなったが、結局伊
藤のタイムを破る者は誰も出てこなかった。

 2日続けてのトップタイムには悪い気はしないのは当然だが、明日からが本
番だ。気を緩めずまずは明日の午後の予選に臨む。

■テスト結果/午前(トップ10)
1:谷川 達也          51秒564 F399/T  PAL SPORT
2:金石 年弘          51秒686 F399/M  DOME CO LTD
3:R・ビルタネン       51秒686 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
4:D・マニング         51秒761 F399/T  TOM'S
5:松田 次生     51秒847  F399/M  NAKAJIMA HONDA
6:黒澤 治樹          51秒881  F399/M  LIAN RACING TEAM
7:S・フィリップ       52秒035 F399/T  INGING
8:荒  聖治         52秒098  F399/M  TOM'S
9:伊藤 大輔          52秒131 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
10:中嶋 廣高     52秒160 F399/T  TEAM 5 ZIGEN

■テスト結果/午後(トップ10)
1:伊藤 大輔          51秒658 F399/M  SPEEDMASTER SKILL SPEED
2:金石 年弘          51秒690 F399/M  DOME CO LTD
3:松田 次生     51秒832 F399/M  NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング     51秒868 F399/T  TOM'S
5:黒澤 治樹          52秒008 F399/M  LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也          52秒009 F399/T  PAL SPORT
7:R・ビルタネン       52秒026 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:M・メディアーニ     52秒029 F399/MI HKS CO LTD
9:S・フィリップ       52秒074 F399/T  INGING
10:W・エブラヒム       52秒130 F399/M  TODA RACING

伊藤大輔:
「コンディションは昨日ほど良くはなかった。昨日から特に高速コーナーでの
バランスが良かったんですけど、今日も崩れていなかった。だから後は細かい
コーナーで自分がミスせずにタイムを繋げばいいだけだった。毎ラップ誰かに
遭遇して、連続アタックはできなかったけど、逆にそれが予選に向けていい勉
強になった。明日はバシッとクリアラップをみつけて、一気にアタックしたい
ですね。そうしたら、明日はイケそうな気がしてきました」

百田義弘チーム監督:
「予定通りですね。マシンのセットアップの方向性もねらい通りに進んでいま
す。細かいコーナーでいかにミスなく行くかが明日のポイントでしょう」

深尾栄一チームマネージャー:
「順調です。ダイスケのテンションも高く維持できています。少しも気を緩め
ることはできないのはかわりないですが、明日の予選が楽しみになりました。
みなさんにいい結果を報告できればと思います」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

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Formula Nippon

FN Rd.1:FN特別スポーツ走行

1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦                        99-04-16
'99フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース             WEATHER  : Fine
フォーミュラ・ニッポン                  特別スポーツ走行             COURSE   : Dry
                                                           国際レーシングコース
P.  No. Driver        Type           Time      Delay   Lap                 Team
-------------------------------------------------------------------------------
 1   1 本山  哲       レイナード 99L 1'49.118 193.46Km/h 11/11  UNLIMITED  Le  Mans
 2  18 黒澤 琢弥      レイナード 99L 1'49.436      0.318 13/13            TEAM  TMS
 3  64 トム・コロネル        レイナード 99L 1'49.527      0.409 20/20       PIAA  NAKAJIMA
 4  65 光貞 秀俊      レイナード 99L 1'49.953      0.835 12/13       PIAA  NAKAJIMA
 5   2 山西 康司      レイナード 99L 1'50.040      0.922 12/13  UNLIMITED  Le  Mans
 6  12 飯田  章       レイナード 99L 1'50.388      1.270  8/ 9   COSMO  OIL  CERUMO
 7   5 脇阪 薫一      レイナード 99L 1'50.497      1.379 17/19               5ZIGEN
 8  56 脇阪 寿一      ローラ B99/51 1'50.508      1.390 15/16                 ARTA
 9  11 立川 祐路      レイナード 99L 1'50.695      1.577 10/11   COSMO  OIL  CERUMO
10  62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L 1'50.882      1.764 14/14               LEYJUN
11  14 道上  龍       ローラ B99/51 1'50.989      1.871 12/13 SPEEDMASTERMOONCRAFT
12  55 金石 勝智      ローラ B99/51 1'51.073      1.955 16/17                 ARTA
13   9 ラルフ・ファーマン      Gフォース GF03 1'51.579      2.461 11/13       SHIONOGI  NOVA
14   6 田中 哲也      レイナード 99L 1'51.806      2.688 17/17               5ZIGEN
15  17 ドミニク・シュワガー   レイナード 99L 1'51.840      2.722 19/20            TEAM  TMS
16  19 影山 正美      ローラ B99/51 1'52.479      3.361 13/14    BE  BRIDES  IMPUL
17   3 川本  篤       レイナード 99L 1'52.569      3.451 15/16          ASAHI  KIKO
18  15 影山 正彦      ローラ B99/51 1'52.681      3.563 12/12 SPEEDMASTERMOONCRAFT
19  10 加藤 寛規      Gフォース GF03 1'53.023      3.905 13/14       SHIONOGI  NOVA
20  20 野田 英樹      ローラ B99/51 1'53.200      4.082 14/16    BE  BRIDES  IMPUL
21  68 ルベン・デルフラー    ローラ B99/51 1'53.492      4.374  9/10    DoCoMo  DANDELION
22  36 玉中 哲二      ローラ B99/51 1'53.753      4.635 13/17          TAKAGI  B-1
23  32 近藤 真彦      ローラ B99/51 1'54.121      5.003 11/14                MIRAI
24  63 OSAMU          レイナード 99L 1'55.776      6.658 13/14               LEYJUN

                           提供:鈴鹿サーキットランド
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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 4/15

SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

TESTING REPORT
15th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT


早くも予選を想定したアタックを遂行。
ますは幸先よくトップタイムをマーク。
 
 快晴に恵まれた筑波サーキット(茨城県)において、全日本F3選手権第2
戦に向けての合同テストが行なわれた。開幕戦がリズムに乗り切れないまま終
わってしまっただけに、このレースではなんとしてもシリーズの出遅れを取り
戻しておきたいところだ。典型的なミッキーマウス・サーキットであるツイス
ティな筑波サーキットにおいて予選順位は決勝結果に大きく影響するため、各
チームとも本日の木曜日のセッションから予選を想定したアタックを繰り広げ
た。
 1回目の走行は午後12時からとなったが、実は開幕戦で新しいシャシーが
デリバリーされた時点からギヤボックスにクラックが入っていたことが発覚し
ていた。時間的な問題から、それを交換することができずに開幕戦を戦ったわ
けだが、今回の約1ヶ月のインターバルの間に新しいギヤボックスに交換し
た。つまりリヤセクションをすべて組み直したと同じであるため、この1回目
の走行は新しいギヤボックスとリヤセクションを中心としたマシンの確認が主
なメニューとなった。
 ドライバーの伊藤大輔は、アタックしたい気持ちを抑えて慎重にラップを重
ねた。数回のピットイン/アウトを含めながら、伊藤は41周もの距離を走り
マシンの熟成に集中した。タイムは52秒861とトップの金石選手からコン
マ9秒離されていたが、使用したタイヤがマシンチェック用のオールドタイヤ
だったことを考えると気落ちするほどの差ではなく、むしろ、充分ではないに
しろ射程距離内にトップは見えているといえた。

 午後の走行は3時からの1時間。このセッションはまるで本番の予選のよう
な展開となった。各チームとも積極的にニュータイヤを投入し、タイム争いは
ますますヒートアップした。我々としてはまわりのペースに飲まれることなく
マシンの熟成に徹していたが、そのセットアップ・メニューが予想していたよ
りも順調に進んだこともあって、ラスト15分というところでニュータイヤで
アタックしてみることになった。また、開幕戦のレースウイークでは路面コン
ディションや雨のおかげでとうとうニュータイヤでアタックすることなく終わ
り、伊藤大輔にとっては欲求不満がたまっていたところだった。チームとして
は今年もタイヤをけちっていると思われるのもシャクだし、伊藤に欲求不満の
まま帰らせるのも夜の素行において管理する側にとってはやや心配だったの
で、ここは景気づけの意味を含めて一発アタックさせてみようと考えたのが本
当のところ、でもある。それは半分冗談として、新しいタイヤを履いた結果、
それまでのマシンバランスが崩れてしまうことが多々あることや、自分たちが
周囲と同じ条件で実際にどのレベルにいるかを確認しておく必要があったの
だ。
 今年初めてのニュータイヤを履いての伊藤大輔は、まるで水を得た魚のよう
な走りを見せた。狭いコースで渋滞にはまらないように間合いをはかりながら
のアタックで、51秒369というタイムをマーク、僅差ながらトップで2回
目のセッションを終えた。筑波特有の接近戦が予想されるがこのままのペース
を保ってこの週末を終えたいものだ。
 まずは仕上がり良好、と報告しておこう。


■テスト結果/1回目(トップ10)
1:金石 年弘          51秒943 F399/M  DOME CO LTD
2:谷川 達也          52秒208 F399/T  PAL SPORT
3:D・マニング         52秒268 F399/T  TOM'S
4:S・フィリップ       52秒552 F399/T  INGING
5:黒澤 治樹          52秒620  F399/M  LIAN RACING TEAM
6:M・メディアーニ     52秒682 F399/MI HKS CO LTD
7:R・ビルタネン       52秒720 F399/T  TEAM 5 ZIGEN
8:五味 康隆     52秒803 F399/T  TEAM TMS
9:富澤  勝     52秒839 F397/T  RACINGTEAM MAEJIMA
10:伊藤 大輔          52秒861 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED


■テスト結果/2回目(トップ10)
1:伊藤 大輔          51秒369 F399/M  SPEEDMASTER SKILLSPEED
2:金石 年弘          51秒406 F399/M  DOME CO LTD
3:松田 次生     51秒448 F399/M  NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング     51秒462 F399/T  TOM'S
5:W・エブラヒム       51秒713 F399/M  TODA RACING
6:M・メディアーニ     51秒882 F399/MI HKS CO LTD
7:谷川 達也          51秒900 F399/T  PAL SPORT
8:S・フィリップ       51秒908 F399/T  INGING
9:黒澤 治樹          51秒914 F399/M  LIAN RACING TEAM
10:R・ビルタネン       52秒017 F399/T  TEAM 5 ZIGEN


伊藤大輔:
「マシンの仕上がりはすごくいい。ユーズドでもニューでもタイヤの状況変化
によるマシンのフィーリングは変わらなかった。それにしても久しぶりのニュ
ータイヤでのアタックで、気持ち良かった。タイム差はなくて誰がトップをと
ってもおかしくない状況ですけど、やはりトップは気持ちいい。このまま日曜
日までこのポジションをキープしていきたい」

百田義弘チーム監督:
「勝負の世界においては仕方がないのかもしれませんが、ニュータイヤをどん
どん投入する今年の傾向は個人的にはいいとは思っていません。ニュータイヤ
を履けばタイムが自然に上がるのは当然、それに若いドライバーが甘えてしま
い、本来のセッティングという大事なことを忘れてしまいがちになってしまう
からです。今回も、ニュータイヤの投入は明日にしようと考えていたのです
が、伊藤に自信をつけさせる意味でも履いておこうと考えアタックしてみまし
た。なんとかトップタイムを取れましたが、差はないに等しいので少しも楽観
できない状況です」


深尾栄一チームマネージャー:
「予選順位が他のサーキットと比べると大きく結果を左右するので、今日から
予選を想定したアタックをできたのは結果としていい方向にいくと思っていま
す。相変わらずタイトな戦いになっていますが、気を緩めずに週末を乗り切り
たいと考えています。今回鈴鹿においてはフォーミュラニッポンの開幕戦が開
催されますが、スピードマスター号も出場していますので、お互い刺激しあい
ながら頑張って行きたいと思います」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

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全日本GT選手権

GT:4/13-14第3回合同テスト(SUGO)

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP                            FMOTOR4 EDITION
  TEST DAY REPORT     GTC合同テスト第3回         99/04/14
 -------------------------------------------------------------------------
初日はまたも悩みのレインコンディション
RAYBRIG NSXがトップながら新スープラの追い上げ急!
GT300は国産4車種がセッション・トップを分ける


  昨年は7月25,26日にシリーズ第6戦として開催されたスポーツランドSUGOでの1
戦だったが、今年は5月29,30日に開催される。これに先立つ4月13,14日にSUGOで
GTC合同テスト第3回が行われた。

☆第1日目(4/13)
SESSION 1(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
 初日の13日は、午前中に9時30分から2時間のセッション。前回の富士に続きま
たもや天候は雨模様。幸いセッション前には上がったものの曇り空のウエットコン
ディション。だが、路面は徐々に乾きはじめライン上はドライとなる。
 まず、上位に車番を刻んだのは、No.64 Mobil 1 NSXだった。28周目に1分22秒
849を山西康司がマークし、午前中のトップタイムとなった。2番手はNo.16 Castrol
無限NSX(道上龍)、3番手はNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)とやはり上位はNSXだっ
た。だが、4番手にはスカイライン勢が好調な滑り出しで、No.12 カルソニックス
カイラインは、影山正美がポールリカールのテストのため単独でドライブする星野
一義がはいった。
 NSX勢では、No.18 TAKATA童夢無限NSXは今回のテストをキャンセル。スープラも
No.6 ESSO Tiger SupraとNo.38 FK/マッシモセルモスープラがこのテストには参加
しなかった。
 10台のみが参加のGT300クラスは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(松本晴彦/
山野哲也組)の山野が1分29秒061をだし、午前中のトップタイムをマーク。No.77
 クスコスバルインプレッサ(小林且雄/谷川達也組)が30秒262、No.61 テイボン
・トランピオ・FTO(中谷明彦/ファーマン組)が30秒420で3番手をマークした。


SESSION 2(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
 午後のセッションは14時から開始。だが、セッションの始まる直前に大粒の雨が
コースを濡らす。幸い雨はすぐにあがり、次第にコースは乾くという午前中と同じ
ようなコンディションとなった。
 序盤は半乾きの路面のためか、スピンするクルマが出て2度の赤旗中断があった。
 1時間ほどして、空から薄日が射してきた。ここでトップはNo.2 ARTAゼクセル
スカイラインの1分30秒622だった。だが、残りわずかになってコースコンディショ
ンも回復し、各車ともにタイムアップ。ラスト10分では、No.2 ARTAが24秒122を記
録。そしてチェッカーと同時に21秒984と唯一の21秒台に入れてきたのはNo.64 Mobil
 1 NSXの山西。2番手は、No.16 Castrol無限NSX(道上龍)が22秒725、3番手は
No.36 カストロール・トムス・スープラがスープラ勢のトップとして23秒274を黒澤
琢弥が出した。
 GT300は、赤旗の提示された15時過ぎでNo.25 モモコルセ・アペックスMR2が38秒
462。15時30分でNo.77 クスコスバルインプレッサの37秒666がトップタイムとなっ
ていた。だが、残り10分近くでこちらもNo.25 モモコルセ・アペックスMR2の新田が
28秒961というこの日のトップタイムを叩き出した。

No.64 Mobil 1 NSX(GT500 1日目総合1位)
山西康司「富士はエンジントラブルで2日間とも走れなかったんで、クルマの方向
性を見直そうと言うことで足回りのセットを変えてきました。トップタイムなんで
すか? ひっかっかっていたし、去年のコンディションでのタイムに近いですしね。
フィーリングはまあまあです。タイムはねらってはいなかったけれど、レインの中
で調子がよかったのでスリックでも良い結果が出せたんだと思います。方向的には
間違っていなかったということですね。トムと協力して頑張ります。富士、SUGOと
チャンスがあればいきたいですし、いろいろ試してみたいです。シリーズでの優勝
を目指します」

No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1日目総合1位)
新田守男「なんせ、雨だけはやめてもらいたいね! まだまだやらなきゃいけない
ことがいっぱい。クルマは良いよ。ただ、思うようにいかない部分が多いしね。そ
の時々の状況の中では悪くない。課題は、雨を乗りやすくすること。そんなにひど
いところはないけどね。SUGOのレースの後ぐらいに新車になる予定。まあ、ゆっく
り作ってるみたいですよ」


☆第2日目(4/14)
SESSION 3(晴れ、気温13度/路温14度、ドライ)
 この日は雨は心配なく、曇りから晴れといったドライコンディション。開始早々
にオイルが出て、20分近くの赤旗中断した。再開後、ラップボードの上位に車番を
刻んだのは、No.36 カストロール・トムス・スープラ。わずか2周目で1分25秒477を
出す。この後、またオイル処理のため赤旗。この時点では、No.100 RAYBRIG NSXが
1分21秒732を出して、早くも昨日のトップタイムを上回った。
 セッションが残り30分となった頃、No.64 Mobil 1 NSXが20周目で21秒250をマー
ク。残り15分となった頃、No.36 カストロール・トムス・スープラの関谷正徳が30
周目に21秒485とNSXに迫る2番手のタイムを叩き出す。また、今回がシェイクダウ
ンとなる'99仕様のスープラを駆るNo.39 デンソーサードスープラGTの影山正彦が、
21秒644と3番手のタイムを出した。
 GT300クラスは、ラスト30分で、トップはNo.25 モモコルセ・アペックスMR 2が21
周目に出した26秒920。2番手はNo.81 ダイシンシルビアの福山英朗が17周目にマー
クした27秒692となる。3番手はNo.77 クスコスバルインプレッサの28秒573。残り
15分ではNo.81 ダイシンシルビアの福山がさらに27秒169とアップしてトップを保
ち、No.77 クスコスバルインプレッサも28秒410と順位に変動はないものそれぞれ
タイムを更新した。


SESSION 4(晴れ、気温15度/路温25度、ドライ)
 午後のセッションは、予定通り12時30分から開始。開始30分時点で、No.100 
RAYBRIG NSXが1分21秒461を出す。2番手もNSXのNo.64 Mobil 1 NSXが続くが、No.
16 Castrol無限NSXはエンジントラブルから午後の走行を取りやめた。
 開始1時間の時点で、トップは22周目に1分21秒125へとさらにタイムを上げた
No.100  RAYBRIG NSXだった。続く2番手も変わらずNo.64 Mobil 1 NSXで21秒501。
3番手はNo.36 カストロール・トムス・スープラで、No.36は残り30分で22秒183と
コンマ5秒ほど詰めてきた。残り10分でもトップ2は変わらず。だが3番手には、
No.39 デンソーサードスープラGTが33周目に21秒573を出して浮上。この後タイム
アップはなく、2日間のテストはNSXがトップタイムを守った結果になった。
 GT300では、セッション残り60分の13時30分過ぎでNo.15 ザナヴィARTAシルビア
が22周目にマークした27秒543がトップタイム。No.25 モモコルセ・アペックスMR2
が27秒598。No.81 ダイシンシルビアは3周目で27秒650を出した。そして、残り30
分でもトップ3のタイムに変化はなく、このままSUGOでのテストを終了した。


No.100 RAYBRIG NSX(2日目総合1位/テスト総合1位)
飯田章「1分20秒6の去年のポールタイムより遅い。300クラスに引っかかったし、
路面があんまり良いコンディションにならなかった。スリッピーで、風も強かった
しね。思った以上にパフォーマンスがなかった。スープラの99は速いっすね。SUGO
は良いレースになるんじゃないかな」

No.36 カストロール・トムス・スープラ(2日目午前2位/テスト総合3位)
黒澤琢弥「昨日は、ボクがアタックしたけどタイミングでポジションが変わったと
思う。最後に路面が乾きだして、行った人と行かなかった人があった。関谷さんも
言ってたけど、今日は走っての2番手で、まだよくなると思う。ミシュランとの相
性を探しているところだけど、アンダー傾向が直ればね」


No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 2日目午後1位/テスト総合2位)
土屋武士「やっとトラブルが解消されたんですよ。昨日のスピンもなんだかわから
ないし、考えるのもやめようということにしたんです。実質今日走って、やっとセッ
ティングができたというところで、仕上がりは70%ぐらいですかね。そこから上が
難しいんで、10歩の階段に例えるとやっと2段目ぐらいかな。(もうすぐ富士なの
で)レースはレースできちんとやって、70%をそれからどこまで仕上げられるかで
す。やりたいことはまだまだありますから、限られた走行時間の中でやるのが課題
ですね」


☆テスト総合タイム 4月13,14日       スポーツランドSUGO(3.704km)
              天候:13日 AM:曇/ウエット>ドライ PM:曇/ウェット>ドライ
                 14日 AM:晴/ドライ   PM:晴/ドライ
                             Time
Po  No  Car/Driver           4/13 AM    4/13 PM    4/14 AM    4/14 PM
--------------------------------------------------------------------------
[GT500]
 1 100  RAYBRIG NSX          1'23.034   1'27.168   1'21.732   1'21.125*
        高橋国光/飯田 章
 2  64  Mobil 1 NSX          1'22.849   1'21.984   1'21.250*  1'21.501
        山西康司/T.コロネル
 3  36  カストロール・トムス・スープラ     1'23.756   1'23.274   1'21.485*  1'22.183
        関谷正徳/黒澤琢弥
 4  39  デンソーサードスープラGT     1'29.310   1'24.166   1'21.644   1'21.573*
        土屋圭市/影山正彦
 5  32  cdma Oneセルモスープラ     1'25.176   1'25.509   1'22.181*  1'22.535
        木下隆之/近藤真彦
 6  30  綜警McLaren GTR      1'26.017   1'25.750   1'22.326*  1'22.804
        山田洋二/岡田秀樹
 7  12  カルソニックスカイライン         1'23.085   1'23.728   1'22.451*  1'22.850
        星野一義/影山正美
 8  18  Castrol無限NSX       1'22.894   1'22.725*  1'24.205       -
        中子 修/道上 龍
 9  35  マツモトキヨシ・トムススープラ     1'24.133   1'24.630   1'22.757*  1'23.201
        山路慎一/P-H.ラファネル
10   1  ペンズオイル・ニスモGTR      1'23.922   1'24.724   1'23.456   1'23.329*
        E.コマス/A.オロフソン
11  55  STPアドバンタイサンバイパー  1'26.196   1'33.237   1'23.620*  1'24.640
        松田秀士/田嶋栄一
12   2  ARTAゼクセルスカイライン      1'23.705   1'24.122       -         -
        鈴木亜久里/M.クルム
13  88  ノマドディアブロGT-1      1'27.644   1'35.635       -         -
        和田 久/古谷直広

[GT300]
 1  25  モモコルセ・アペックスMR2      1'32.741   1'28.961   1'26.920*  1'27.598
        新田守男/高木真一
 2  15  ザナヴィARTAシルビア          -     1'33.277   1'28.504   1'27.075*
        土屋武士/井出有治
 3  81  ダイシンシルビア           1'30.944   1'32.883   1'27.169*  1'27.650
        福山英朗/大八木信行
 4  77  クスコスバルインプレッサ       1'30.262   1'37.666   1'28.054   1'27.863*
        小林且雄/谷川達也
 5   7  RE雨宮マツモトキヨシRX7     1'29.061   1'30.912   1'28.551   1'28.248*
        松本晴彦/山野哲也
 6  19  ウエッズスポーツセリカ        1'35.478   1'29.291   1'29.071   1'28.273*
        織戸 学/原 貴彦
 7  61  テイボン・トランピオ・FTO     1'30.420   1'32.985   1'28.589*  1'30.400
        中谷明彦/ラルフ・ファーマン
 8  10  アビリティ・マリオポルシェ      1'30.610   1'31.262   1'29.174   1'29.100*
        麻生英彦/檜井保孝
 9  14  ホイールショップアルタシルビア    1'32.077   1'32.975   1'30.961   1'30.102*
        古在哲雄/小宮延雄
10  26  TAISANポルシェRSR       1'39.096   1'39.988   1'30.266*  1'31.914
        須賀宏明/D.マラガムワ
11  11  I.A Tecシルビア      2'04.947   1'50.459*  2'09.638       -
        袖山誠一/中村善州

○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○この表のドライバー名はチームからの登録からのもので当日走行した
 選手とは限りません。今回のドライバーが第3戦出場とは限りません。


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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Formula Nippon

FN:開幕戦鈴鹿エントリーリスト

 フォーミュラ・ニッポン開幕戦(4/18鈴鹿)のエントリーリストが発表になっ
た。
 3月30日付けのエントリーリストとの変更点は以下のとおり。

・5ZIGEN#6はM.クルムではなく田中哲也を起用
・DoCoMo DANDELION の#69はエントリーせず

 なお、新車両導入のため、金曜日に1時間(15:40~16:40)特別走行が行われ
る。この日は遊園地入場料金で見ることができる。


 ****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン開幕戦エントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 田中哲也       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA            9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                        10 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI                   32 近藤真彦       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1              36 玉中哲二       ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
----------------------------------------------------------------------- 
                                                         (1999.4.13現在)

情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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その他

'99スーパーシルエットカー選手権中止

      全日本スーパーシルエットカー選手権シリーズ(SSCC)
          今シーズンの開催は見送りに

 昨年11月にデモカーがお目見えし、今季は6月のもてぎ戦を皮切りに6大会
の開催が予定されていたスーパーシルエットカー選手権だが、現時点で参加を
表明するエントラントがなく、今シーズンの開催は見送られることとなった。

 日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)では、2000年の開催に向けて継続的に
活動を行うとしている。

 SSCCの中止により、1985年に始まったツーリングカー選手権(JTCC)からの流
れは一旦休止することになり、全日本選手権レースは、フォーミュラ・ニッポ
ン、GT、F3の3カテゴリーになった。

 情報提供:日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

Formula Nippon

FN:第3回公式走行会結果(1日目/富士)

        初日トップは黒澤琢弥(TMS)!

  4月6日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(1日目)が行われた。
 午前のセッションは14チーム23台が参加したが、終了15分前から雨が降りだ
し、午後は時折激しい雨となるウェットコンディション。このため午後は15台
のみが走行するにとどまった。

 1日目のトップは、先頃TMSからの参戦が決まった黒澤琢弥。
「この車は昨日組上がったばかり。全くのシェイクダウン、しかも午前中だけ
でトップタイムなんて過去にもないんじゃないかな。開幕戦から勝ちを狙いに
いくつもりだけど、その裏付けができて嬉しいですね」と、ここまでの走行会
で好調のトム・コロネル、本山らを抑えての堂々のトップタイムを叩き出した。

 注目されるシャーシによる優劣は、レイナード有利は変わらずくっきりと勢
力分布が出来てしまった感があるが、ウェットとなった午後のセッションでは、
ローラを駆る金石(ARTA)が意地のトップタイムをマークしている。

 Session1  4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
 Session2  4/6 pm 天候:雨     コース:ウェット

第3回走行会1日目結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-車両---------------
 1 18 黒澤琢弥     TMS               *1'18.633 2'01.738 レイナード99L/無限
 2 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA     *1'18.644 -------- レイナード99L/無限
 3  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans *1'18.726 -------- レイナード99L/無限
 4  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- レイナード99L/無限
 5 62 P.ダンブレック LEYJUN          *1'18.870 -------- レイナード99L/無限
 6 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO  *1'18.923 1'37.789 レイナード99L/無限
 7  3 川本 篤     ASAHI KIKO        *1'19.002 -------- レイナード99L/無限
 8 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA     *1'19.016 1'37.968 レイナード99L/無限
 9  5 脇阪薫一     5ZIGEN            *1'19.555 -------- レイナード99L/無限
10 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT *1'19.632 1'36.130 ローラB99-51 /無限
11 56 脇阪寿一     ARTA              *1'19.680 1'35.948 ローラB99-51 /無限
12  6 田中哲也     5ZIGEN            *1'20.060 -------- レイナード99L/無限
13  9 加藤寛規     SHIONOGI 
03614/03614 SDI00685  北島 滋穂    FN:第3回公式走行会結果(総合/富士)
(10)   99/04/07 23:24  03613へのコメント

        総合トップはトム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)

  4月7日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(2日目)が行われた。

 開幕前の最後の走行会には、14チーム23台、24名のドライバーが参加したが、
トータルのトップタイムを叩き出したのは、トム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)。
以下、本山哲(UNLIMITED Le Mans)、光貞秀俊(PIAA NAKAJIMA)、そしてルーキ
ーのドミニク・シュワガー(TMS)、ピーター・ダンブレック(LEYJUN)が続いた。

「クルマの調子はとてもいい。もてぎの走行会で2日目にトップタイムをマーク
したが、そのセッティングを基本にした。もう1セット、ニュータイヤがあった
ら16秒台に入っただろう」と語るコロネル。
 昨年は、思うように走らないクルマに手を焼き、実力を発揮できなかっただけ
に、条件の揃った今年はチャンピオン候補の一人であることは間違いない。

 Session1  4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
 Session2  4/6 pm 天候:雨     コース:ウェット
 Session3  4/7 am 天候:晴れ    コース:ドライ
 Session4  4/7 pm 天候:晴れ    コース:ドライ

第3回走行会結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-Session3-Session4-車両
 1 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA      1'18.644 -------- 1'17.839*1'17.021  R
 2  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans  1'18.726 -------- 1'17.270*1'17.166  R
 3 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA      1'19.016 1'37.968*1'17.350 1'17.521  R
 4 62 P.ダンブレック LEYJUN           1'18.870 --------*1'17.589 1'17.977  R
 5 17 D.シュワガー TMS                1'20.512 1'38.616*1'17.841 1'17.934  R
 6  3 川本 篤     ASAHI KIKO         1'19.002 -------- 1'19.313*1'17.944  R
 7 18 黒澤琢弥     TMS                1'18.633 2'01.738*1'18.071 1'18.647  R
 8  5 脇阪薫一     5ZIGEN             1'19.555 --------*1'18.077 1'18.460  R
 9  6 M.クルム     5ZIGEN             -------- -------- --------*1'18.093  R
10 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO   1'18.923 1'37.789*1'18.124 1'18.442  R
11 11 立川祐路     COSMO OIL CERUMO   -------- --------*1'18.207 1'18.601  R
12 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'19.632 1'36.130 1'18.881*1'18.213  L
13 55 金石勝智     ARTA               1'20.246 1'34.406*1'18.513 1'18.819  L
14 56 脇阪寿一     ARTA               1'19.680 1'35.948*1'18.549 1'18.606  L
15 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'25.795 1'43.055*1'18.689 1'18.780  L
16  6 田中哲也     5ZIGEN             1'20.060 --------*1'18.720 --------  R
17  9 加藤寛規     SHIONOGI NOVA      1'20.131 1'35.437 1'18.804*1'18.757  G
18  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- -------- --------  R
19 20 野田英樹     IMPUL              1'21.380 1'37.083 1'20.187*1'19.222  L
20 19 影山正美     IMPUL              1'20.684 1'37.785 1'19.806*1'19.368  L
21 68 R. デルフラーDoCoMo DANDELION   1'20.668 1'35.136 1'19.518*1'19.482  L
22  9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA      1'20.878 1'35.774 1'20.370*1'19.577  G
23 32 近藤正彦     MIRAI              1'26.235 1'40.500 1'22.968*1'21.371  L
24 36 玉中哲二     TAKAGI B-1         1'23.465 1'42.146 1'22.473*1'21.631  L
---------------------------------------------------------------------------
車両  R:レイナード99L/無限  L:ローラB99-51 /無限  G:GフォースGF03/無限

情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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全日本GT選手権

GT:4/2-3第2回合同テスト(富士)

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE                                    FMOTOR4 EDITION
  TEST DAY REPORT     GTC合同テスト第2回         99/04/03
 -------------------------------------------------------------------------
脅速!99スープラ NSXに1秒差をつけて初日トップタイム
ウェットの2日目はTAKATA童夢NSXが開幕戦を再現
GT300はセッションごとにトップが変わる混戦模様


 4月2,3日、全日本GT選手権第2戦富士(5/1~2)を控えて、富士スピー
ドウェイでGTC合同テストが行われた。初日は曇りながらも適度なコンディション
だったが、2日目は雨に肌寒いあいにくの天候となった。

☆1日目
SESSION 1(くもり、気温12度、ドライ)
 午前9時30分から1時間30分のセッション。15分ほどでNo.64 Mobil 1 NSXが100R
でストップ。午後に備えてエンジン交換となった。30分で、野田英樹がドライブす
るNo.200 TRDスープラがトップに立ち、1分25秒838までタイムを延ばして、そのま
まこのセッションを終えた。このマシンはあくまでもTRDによる99型開発テスト車両
としての参加で、野田自身がエントリーするESSO Tiger Team LemansのNo.6ではな
い。
 GT300クラスはNo.25 モモコルセ・アペックスMR2(新田守男)が好調。終始クラ
ストップタイムを刻んだ。
 なお、第2戦はル・マン24時間レースの予備予選に参加するNo.2 ARTAゼクセルス
カイラインのミハエル・クルムに代わって、ヨーロッパツーリングカー選手権で活
躍したベテラン、アルミン・ハーネ(独、43歳)、No.1ペンズオイル・ニスモGTRの本
山哲に代わって、アンダース・オロフソン(スウェーデン、47歳)がスポット参戦す
ることが発表された。

SESSION 2(くもり、気温14度、ドライ)
 午後も気温はさほど上がらず、午前と同じようなコンディションで14時から1時
間半行われた。開始早々にNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)が1分26秒874をマーク
し、その後1時間以上に渡りトップタイムとなった。しかし、1時間10分を経過時
点で、野田英樹がドライブするNo.200 TRDスープラが1分26秒117でトップに。野
田はさらにタイムアップを果たし1分25秒401と午前のタイムをも上回った。
 GT300クラス、午前のセッション同様、No.25 モモコルセ・アペックスMR2がクラ
スをリード。しかし、終了10分前にNo.15 ザナヴィARTAシルビアの土屋武士が1分33
秒878をマークし、この日のGT300トップタイムを獲得した。


No.200 TRDスープラ(GT500 第1日目総合1位)
野田英樹「先日シェイクダウンを終え、富士用に少しダウンフォースを減らしてき
ただけ。まだまだほとんど手を加えていない状態です。それでトップタイムが出た
のですから、99型スープラに期待してもらっても構わないでしょう。98型と比べて
ドラッグが増えずにダウンフォースが上がって、グリップも良くなった。すべての
点で上回っているといえます。特に富士には合っているみたいなので、スープラ・
ファンの皆さんに昨年のうっぷんを晴らすレースをお見せできると思います。今回
はテスト車両でしたが、第2戦では僕ら(No.6 ESSO Tiger Supra)も出場する予定
です。相棒はまだ決まっていません。でも、信吾(舘信吾。3月11日のテスト中の
事故により死去)のためにも絶対勝ちにいきますよ」

No.100 RAYBRIG NSX(GT500 第1日目総合2位)
飯田章「正直言って、スープラは速い。スカイラインもストレートはNSXよりもずっ
と速い。自分としては今日はダメ。なんかクルマが全体的に遅い。富士だし第2戦
は甘くないでしょう。かつてない混戦になると思います。お客さんには楽しいレー
スになるかもしれないけれど、僕らにはシビアですね」

No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1回目1位)
新田守男「鈴鹿から特にマシンは変えていません。コースアウトで壊れちゃった部
分を直してきただけ。去年僕が乗っていたMR2よりもコーナーの中の安定性が良く、
タイヤのタレも少ないですよね。ただ、ブレーキング時にちょっと安定しない。今
日は富士とはいえコーナリングのバランスをメインにセッティングを煮詰めてる」

No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 第1日目総合1位)
土屋武士「ドライで走るのは初めてだから、やっとシェイクダウンが終わったとい
う感じかな。もう少しドライバーがクルマを感じられるようにならないと。今はま
だバランスウンヌンと言うよりも、クルマもドライバーも限界を上げている状態。
まだやることは山ほどあるし、今日もアタックしていないのにトップタイムなら期
待できますよね。ストレートがMR2よりも速いので、シルビアは富士に向いている
と思いますよ」


☆2日目
SESSION 3(雨、気温4度、ウェット)
 午前中の走り始めの気温は4℃と真冬並み。そのため、ピットで待機するマシン
が多い。1日目にエンジンの積み替えを行ない、満足に走れなかったNo.64 Mobil 1
 NSX(山西康司)はセッション開始と同時にコースイン。ところが開始わずか20分
でAコーナーにストップ。前日に積み替えたばかりのエンジンがブローした。
 午前10時を過ぎると、雨の量は少なり、コースに出るマシンの台数も増えてきた。
路面状況も次第に良くなり、ベストタイムを次々と書き替えられた。セッションが
残り5分を切ったところで、No.18 TAKATA童夢NSX(脇阪寿一)が1分39秒584を
マーク。そこまでトップに立っていたNo.12 カルソニックスカイラインの1分40秒
682を破る。さらに、No.18 TAKATA童夢NSXは、その翌周でトップとなる1分38秒864
をマークした。これに続いたのは、セッション残り15分を切ったところで星野一義
から影山正美に交代したNo.12 カルソニックスカイラインの1分39秒221、そして、
飯田章のNo.100 RAYBRIG NSXの1分39秒883。この3台が1分40秒を切っている。
GT300クラスでは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7が1分49秒442でトップだった。

SESSION 4(くもり、気温4度、ウェット>ドライ)
 午後の走り始めになると、雨は止んだが、寒さは気温4℃、路面温度7℃と相変
わらず。路面もウェット状態で、走行が開始された。だが、雨が止んでいる分、コー
ス上の水の量も次第に減っていき、タイムの出方は午前中より早かった。
 No.18 TAKATA童夢NSXがセッション早々に、午前中の自己ベストタイムを破る1分
38分341をマーク。30分を経過した時点では、このNo.18 TAKATA童夢NSXが1分36秒
590でトップ。だんだんと、メインストレートのライン上が乾き始めて、タイムは
徐々にアップ。約1時間が経過したところでは、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章が1分
35秒563までタイムを伸ばし、高橋国光にバトンタッチ。また、No.18 TAKATA童夢
NSX、No.1 ペンズオイル・ニスモGTR、No.12 カルソニックスカイラインも1分35秒
台までタイムを伸ばしてきた。
 そして、残り12分となったところでNo.1 ペンズオイル・ニスモGTRが1分34秒979
を出してトップに躍り出た。だが最後の最後にNo.18 TAKATA童夢NSXが1分34秒599を
叩き出し、午前に続いて午後もトップタイムを奪った。
 GT300クラスでは、セッションが始まって30分頃からNo.77 クスコスバルインプ
レッサが首位をキープ。No.19 ウエッズスポーツセリカ、No.7 RE雨宮マツモトキヨ
シRX7、No.25 モモコルセ・アペックスMR2などがそれに続いた。終盤にインターミ
ディエイト・タイヤを装着したNo.77 クスコスバルインプレッサが1分42秒031を出
し、トップを確実にした。


No.18 TAKATA童夢NSX(GT500 2日目総合1位)
脇阪寿一「ベストタイムを出した時は、ちょうど雨が少なかったんですよね。マシ
ンのバランスはそこそこいいです。別に攻めてるワケじゃないけど、あのタイムが
出ている。ただ、雨の中でも、ウェイトを積んでいる分、ブレーキングで止まらな
いですね。すごく気を使います。今までみたいにはマシンの動きも軽快ではないし、
すべての操作を丁寧にしています。乱暴に扱うと、クルマがすぐ暴れるんですよ。
午後はレインタイヤのテストをしていたんですが、路面が乾いてきて余りテストに
なりませんでしたね。それにしても、やっぱり雨が少ない方がやっぱりハンディ
ウェイトは響きますよね」

No.12 カルソニックスカイライン(GT500 2日目午前2位)
星野一義「タイヤとマシンのチェックをしていただけなんで、それほど気合いは入
れてないよ。セッティングを進めていただけ。昨日、ドライではあんまり良くな
かったんだけど、今日は昨日とセットを変えたら良くなったね」

No.1 ペンズオイル・ニスモGTR(GT500 2日目総合2位)
エリック・コマス「雨の中でマシンをコントロールするのは好きだから、今日は楽
しかったよ。今回は、ウェイトを40Kg積んで走ったわけだけど、僕たちのマシンは
それでも去年の開幕の時の1200Kgとほぼ同じ。ちょっとブレーキングの時にテール
スライドするけど、別に問題ないよ」

No.37 カストロール・トムス・スープラ(GT500 2日目総合3位)
鈴木利男「タイムを出した時は、インターミディエイトを履いてたけど、まだ最終
コーナーは雨が降ってたよ。でも、まだミシュランタイヤのことを全部知っている
ワケじゃないので、色んなタイヤを試したかったんだ。マシンは鈴鹿の時と同じ。
ドライの時は鈴鹿の仕様があんまり良くなかったけど、ウェットはまずまずかな。
今回は、ル・マンの予備予選に行く右京の代役、マニングの慣熟走行がメイン。マ
ニングはいいドライバーだよね。性格はいいし、上手いし、速い。ホントに大した
もんだと思うよ」

No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(GT300 2日目午前1位)
松本晴彦「昨日、空力に問題があったので、ドラッグを減らすようにリヤスポイ
ラーやインダクションポッドの空気の取り入れ口などを改造したんです。その結果、
クルマのバランスも良くなって、車速も伸びましたね。ウェットに関しては、セッ
トも煮詰まってきています。あとは、ドライでのセットですね。まぁ、ウェットで
もバランスはいいので、ドライでもまずまずいいんじゃないでしょうか? これか
らレースに向けてのテーマは、コンスタントラップのタイムをいかに上げるかです」

No.77 クスコスバルインプレッサ(GT300 2日目総合1位)
小林且雄「ベストタイムを出した時は、ヨコハマで言う新作のセミウェットを履い
ていたんですが、それが上手く路面とマッチしましたね。クルマは走るたびに良く
なっていますよ。去年よりタイムも秒単位で上がっていますし、ストレートもセリ
カの方が速いんですが、大体同じレベルまで来ています。去年は大分遅かったんで
すけどね。あとはレースの時に天気が良くなるよう願っています」


◎テスト総合タイム 4月2,3日       富士スピードウェイ(4.470km)
              天候:2日 AM:曇り/ドライ PM:曇り/ドライ
                 3日 AM:雨/ウェット PM:曇り/ウェット>ドライ
                            Time
Po  No  Car/Driver          4/2 AM      4/2 PM     4/3 AM     4/3 PM
--------------------------------------------------------------------------
 1   1  TRD スープラ           1'25.838   1'25.401*  1'43.505   1'36.555
        野田英樹/竹内浩典/立川祐路
 2 100  RAYBRIG NSX         1'26.615   1'26.475*  1'39.883   1'35.563
        高橋国光/飯田 章
 3  18  TAKATA童夢NSX       1'27.395   1'26.828*  1'38.864   1'34.599
        脇阪寿一/金石勝智
 4   2  ARTAゼクセルスカイライン     1'27.282   1'27.059*  1'46.527   1'36.005
        鈴木亜久里/M.クルム
 5  35  マツモトキヨシ・トムススープラ    1'28.296   1'27.400*  1'40.946   1'37.155
        山路慎一/P-H.ラファネル
 6   1  ペンズオイル・ニスモGTR     1'28.017   1'27.403*  1'41.425   1'34.979
        E.コマス/本山 哲
 7  37  カストロール・トムス・スープラ    1'28.241   1'27.714*  1'43.100   1'35.387
        鈴木利男/D.マニング
 8  36  カストロール・トムス・スープラ    1'28.120   1'27.815*  1'42.750      -
        関谷正徳/黒澤琢弥
 9  12  カルソニックスカイライン        1'31.186   1'27.831*  1'39.221   1'35.988
        星野一義/影山正美
10  32  cdma Oneセルモスープラ    1'30.127   1'28.047*  1'42.687   1'37.590
        木下隆之/近藤真彦
11  64  Mobil 1 NSX         1'31.742   1'28.249*  1'57.353      -
        山西康司/T.コロネル
12  30  綜警McLaren GTR     1'28.866   1'28.834*     -      1'36.737
        山田洋二/岡田秀樹
13  11  エンドレスアドバンGTR     1'31.438   1'29.136*  1'49.651   1'37.013
        和田孝夫/木下みつひろ
14  88  JLOCディアブロGT-1     1'30.238   1'29.289*  1'42.803   1'37.541
        和田 久/古谷直広
15  55  STPタイサンバイパーGTSR   1'32.452   1'29.589*  1'48.364   1'36.126
        松田秀士/田嶋栄一
16  15  ザナヴィARTAシルビア     1'35.821   1'33.878*  1'50.665   1'47.680
        土屋武士/井出有治
17  25  モモコルセ・アペックスMR2     1'34.520   1'34.212*  1'50.579   1'43.793
        新田守男/菊池靖/高木真一
18  81  ダイシンシルビア          1'35.001   1'34.307*  1'57.989   1'44.018
        水谷竜也/青木孝行
19  77  クスコスバルインプレッサ      1'35.361   1'34.752*  1'51.087   1'42.031
        小林且雄/谷川達也
20  19  ウエッズスポーツセリカ       1'35.760   1'35.017*  1'52.000   1'43.294
        織戸 学/原 貴彦
21   7  RE雨宮マツモトキヨシRX7    1'36.868   1'35.746*  1'49.442   1'43.298
        松本晴彦/山野哲也
22  72  オークラRX7         2'03.338   1'37.869*  1'50.427   2'51.197
        石川 朗/平野 巧
23  21  BP-トランピオ-BMW       1'39.164*  1'39.898   1'51.220   1'48.005
        一ツ山 康/伊藤大輔
24  26  TAISANポルシェRSR      1'39.934   1'40.165*  1'50.707   1'46.817
        須賀宏明/砂子智彦
25  10  アビリティ・マリオポルシェ     1'45.338   1'43.155*     -      1'50.021
        麻生英彦/檜井保孝

○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○今回のドライバーが第2戦出場とは限りません


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 3/21


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

RACE REPORT
21st MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT

またも雨に祟られた決勝レース;

 ドライでの決勝レースを望んでいたが、その希望も虚しくF3の前に行なわ
れたサポートレース(フォーミュラ・トヨタ)から雨が降り始め、F3が始ま
る頃にはコースはフルウエット状態となっていた。こうなってくると、前方の
ウオータースクリーンで視界を確保できず厳しいレースが予想された。
 定刻より20分ほど遅れて始まった決勝レース、伊藤大輔はシグナルがグリ
ーンに変わると同時に前の内山 清士選手をかわして7番手に浮上。五味康隆
選手を追った。その五味選手を3周目にかわしたものの後ろからは猛烈な勢い
で追い上げてきていたマニング選手に抜かれてしまいポジションは変わらな
い。
 4周目、伊藤は依然として7番手につけるが、目の前に予選4番手スタート
の谷川達也選手がおりその差をじわじわと詰めていく。谷川選手に対してラッ
プタイムでは1秒ちかくも速い伊藤は、6周目には谷川選手を射程距離内にと
らえる。しかし、テクニカルコースの鈴鹿でなかなかオーバーテイクのチャン
スをつかめないままレースは進行していった。9周目の時点で、谷川選手との
差はコンマ2秒を切っておりテール・ツー・ノーズの戦い。プッシュに次ぐプ
ッシュの伊藤大輔は、再三、第1コーナーではインに飛び込むも、ギリギリの
ところで抜け切れないが、攻めの姿勢は崩さなかった。しかし、全体的に見る
とこの争いでどうしてもペースは落ち、前の集団との差は開いていってしまう
かたちになってしまった。
 谷川選手とテール・ツー・ノーズのままレースは終盤に突入。トップの集団
からは20秒以上もの差をつけられていた。谷川選手の攻略に長引いた結果
だ。また、スタート時点で止んでいた雨が、再び降り始めウオータースクリー
ンが大きくなってきてしまい、プッシュを続けていた伊藤は追撃のチャンスを
逃してしまう。
 結局、レースはそのままの状態でフィニッシュ。7位完走。痛恨のノーポイ
ントでシーズンはスタートしたが、伊藤が見せた攻めの姿勢は、チームの今後
に大きなプラスを与えたことは間違いない。
 なおこの週末にフォーミュラトヨタのメインシリーズもここ鈴鹿サーキット
で開幕された。スキルスピードでは、今回7人もの若手ドライバーをサポート
したが、その中の一人、奥岡毅匡選手がスピードマスターカラーで出場した。
奥岡選手は予選9番手から出走し、6位でフィニッシュした。彼の活躍にも今
後注目していただきたい。

伊藤大輔:
「悔しい。あともう少しで谷川さんを抜けるのに、最後の少しが足りず抜けな
いで終わってしまった。ウエットに対してマシンのセッティングもよく、自分
も自分のスタイルで走れた。一度は完全に並べて抜けると思ったら、イエロー
フラッグ(追い越し禁止区間)が出ていて、アクセルを緩めざるを得なかっ
た。コースコンディションは毎ラップ変わりとても難しい状況でしたが、とに
かく最後まで攻め続けました。もちろんもっといい結果を残しみなさんの期待
に応えたかった。その点については本当に申し訳なく思います。でも自分の中
では今回のレースについては、最後まで攻め続けたという自負があるので、あ
まり落胆していないというのも事実です。次の筑波では、もっとプッシュして
優勝を狙います」

百田義弘チーム監督:
「結果表を見る限り、弁明の余地もありませんが、苦手とされる雨の中、伊藤
はプッシュし続けた。周囲で、『レース』をしていたのは、マニング選手と伊
藤くらいだとも思ってしまいます。これまでのウエットレースにおいて、内気
なレースをしてしまいがちだった彼は、今日は攻めるレースに終止した。結果
を求められていることは充分承知の上で、敢えて言わせていただくと、内容的
には別人のドライバーが走っているようにさえ思ったほどアツイ走りでした。
あのような走りを見せてくれると、スタッフのモチベーションはさらに上がり
ます。次ぎのレースではさらにいいマシンを用意します。最終ラップも雨が降
り始め周囲が軒並みラップダウンしているのに、彼は21秒台でチェッカーを
受けた部分にも新しい伊藤の意気込みを感じます。まだやるべきことは多いで
すが、今日の伊藤を見る限り、今年こそはシリーズを引っかき回せそうという
確信を持てました。今後も応援してください」

深尾栄一チームマネージャー:
「結果を残せずに、応援していただいている方々には申し訳ない気持ちです。
しかし、このような結果に終わってしまいましたが、大きな手応えを改めて得
たというのも事実です。百田が説明しているとおり、伊藤のプッシュには目を
見張るものがありました。強がりではなく、今年は何人かの方々とお約束し
た『約束』を果たせそう、という確信をスタッフ一同もてることができたのが
大きな収穫です。近い将来、その根拠となるようなことを成績で証明できると
思います」

NEXT ROUND ? 4月18日 全日本F3選手権第2戦 筑波サーキット


お詫び
今年もレースレポートを掲載させていただきます。よろしくお願いします。
第1戦の分が遅れてしまいましたことを、お詫びいたします。
次戦からは速報態勢で臨みます。

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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 3/20


SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION

QUALIFY REPORT
20th MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT

豪雨に翻弄。劣悪コンディションを走り抜いて8番手スタート:

 開幕戦の予選は気紛れな雨によって混乱した。結局、タイムを出す以前にタ
イミングをつかんだ者の順で決勝グリッドが決まってしまった。午前中のセッ
ションから降り始めた雨は、雨足を緩めることなく鈴鹿のコースを容赦なく濡
らしていった。そんな劣悪なコンディションの中、予選が開始した。一時は明
日に延期との声もあがったほどの状況下、開始早々コースアウトするマシンが
続出した。SPEEDMASTER F399 HONDAをドライブする伊藤大輔は、コース上にと
どまってチャンスをうかがっていた。しかし、グラベルから脱出してきたマシ
ンがばらまいた砂利や安定しない雨量に対し、マシンをコース上にとどめて走
り続けること自体が難しく、タイムアップしていくのはとても困難な状況とい
えた。セッションも折り返す時点で伊藤はトップ10にすら入れない状況であ
ったが、彼と常に上位を争ってきたいつものメンバーも同じようにハマッてい
た。明日の決勝を考えたら、この場で少しでも優位に立つことがシリーズをみ
た場合にとても重要だった。
 ねばり強く走行を続けていた伊藤はセッション終盤、わずかに残されたチャ
ンスを生かしてタイムアップに成功。マシンを8番グリッドに導いた。もちろ
んこの順位に満足しているわけではないが、この最後の踏ん張りが明日のレー
スに大きく影響するだろう。明日の決勝は雨でも晴れでも、混乱は必至。今回
に限っては、この状況は我々にとっては歓迎すべきことで、序盤のうちからス
パートをかけて上位進出を狙う。もちろん、表彰台をだ。
 明日はドライで決勝を迎えるとのことだが、もう予報は信用しない。鈴鹿の
主(?)百田チーム監督はコースの西の方角をみて明日の天気を予想する(こ
れがけっこう当たる!)が、「わからん」とのこと。

伊藤大輔:
「とにかく最悪のコンディションだった。グリップも全然しないのが、クルマ
のせいなのか、コンディションなのか判断できるレベルではなく、とにかくコ
ースにとどまって状況をみていくしか方法がなかった。ポジションが悪いです
が、ドライバーとしての仕事をしたと思っている。だからあまり今日の結果を
悲観視していません。明日の決勝では雨でも晴れでも混戦模様となるでしょう
から、その間隙をぬって一気にジャンプアップを狙います。」

百田義弘チーム監督:
「最悪のコンディションでしたね。よく壊さないで戻ってきてくれました。周
囲をみるとほとんどのマシンが傷付いていましたからね。明日の決勝ではそう
は言っていられないので、なんとか上位進出を狙わせます。伊藤と同じように
上位進出できなかったメンバーが、後ろに控えているので早いウチに前に出れ
るようこれからミーティングします」

深尾栄一チームマネージャー:
「散々な雨でした。そんな中で8番手グリッドをどうみるかは、立場によって
異なってきますが、いつもの上位陣が落ち込んでいるため、大輔が見せた最後
の踏ん張りは大きかったと思います。シリーズを考えた場合には1点でも多く
獲得しておくことが必要で、明日の決勝レースでは早いウチに上位に進出する
ことが大切です」


                        SKILL SPEED 深尾栄一

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スーパー耐久

EUDU-Rd1:スーパー耐久MINEレース結果

スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-04) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km

 P No.Cl.Driver(s)------------ Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
 1  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R 155 4:16'12.840 120.908
 2  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R 155  -   37.666 120.612
 3  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitshubishi Lancer  151  -    4Laps        
 4   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R 151  -    4Laps        
 5   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza      151  -    4Laps        
 6  20 2 伊藤 勝一/細野 智行   Mitsubishi Lancer   150  -    5Laps        
 7  77 4 山 本泰吉/辻本 聡     Honda Civic         147  -    8Laps        
 8  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra       146  -    9Laps        
 9  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic         146  -    9Laps        
10  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser       146  -    9Laps        
11  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic         146  -    9Laps        
12  41 4 谷川 達也/福田 淳     Subaru Impreza      144  -   11Laps        
13  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra       143  -   12Laps        
14  96 4 岩口 博/テツ 清水     Toyota Levin        138  -   17Laps        
15  19 2 本田 和義/大野 尊久   Toyota Celica GT-4  135  -   20Laps        
16   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 135  -   20Laps        
17  49 3 瀬野 渉/新谷 栄章     Nissan Silvia       135  -   20Laps        
18  16 3 松浦 俊之/中村 仁     Toyota Celica GT-4  123  -   32Laps        
19   7 3 元谷 宏大/黒木 健次   Honda Prelude       114  -   41Laps        
------------------------------ DNC ---------------------------------------
    71 4 関根 基司/松田 晃司   Nissan Pulser       125  -   30Laps        
    35 2 村尾 真吾/滑川 健     Toyota Celica GT-4  118  -   37Laps        
    78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          85  -   70Laps        
    67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin         78  -   77Laps        
    18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文   Mazda RX-7           66  -   89Laps        
    27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               31  -  124Laps        
    81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin         28  -  127Laps        
    36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       13  -  142Laps        
    10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R  11  -  144Laps        
**************************************************************************

* Class 1 Fastest Lap : 1'34.474  No.8  福山 英朗
   Class 2 Fastest Lap : 1'37.708  No.11 中谷 明彦
  Class 3 Fastest Lap : 1'42.054  No.7  黒木 健次
  Class 4 Fastest Lap : 1'42.598  No.77 辻本 聡
  Class 5 Fastest Lap : 1'42.429  No.39 磯田 尚孝


          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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スーパー耐久

S耐開幕戦速報

 スーパー耐久シリーズ'99開幕戦
 CP MINE SUPER 500km RACE

「R34GTRのデビューレースを制したのは、プリンス東京の砂子/山田組」

 スーパー耐久開幕戦が、桜前線の北上に合わせるようにしてCP MINE
サ-キットで行われた。
 土曜日の予選で、ポールポジションを獲得したのは、今回5台の新しいR
34GT-Rがデビューしたクラス1の#8D.M.SアドバンGTR(福山英
朗/大八木信行組)で、今季から初参戦のチーム。だが、GT選手権ではお
なじみのコンビで、2週間前に行われた鈴鹿のGT開幕戦ではS15シルビ
アでGT300クラスのポールポジションを獲得している。
大八木信行「MINEで木曜日にシェイクダウンしたばっかりです。金曜は
雨でラストにちょっとドライになってその時、私が乗りました。RS中春さ
んに福山さんと経験者を集めての参戦です。良い結果が出て満足しています」
福山英朗「予選はGTに続いての幸運ですね。チームとしては思う存分ノビ
ノビやらしてもらっています。プレッシャーもブレーキかける人もいないの
で放し飼い状態ですね(笑い)R33からR34では回頭性がアップしてい
ますし、ブレーキも格段の進歩です。かっこもいいしね。ポールとれたのは
お世辞っぽく言えば、RS中春のチーム力が生かされていると思う。(ヨコ
ハマ)タイヤも僕のドライブに結構合ってるようです。スタートはスピンし
ないようにちゃんときろうと思っています(笑い)」
 ディフェンディングチャンピオンの#32日産プリンス千葉GT-R☆FA
LKEN(竹内浩典/田中哲也組)は、予選セッションの2コーナーでブレ
ーキトラブルから竹内がコースアウト。田中は1周も走れずに予選は不通過
となるが、エンジントラブルからやはり予選を走れなかった#10エンドレス
アドバンGTR(木下みつひろ/土屋武士組)などと同様に日曜朝のフリー
走行の結果により決勝の出走を決めるという裁定となった。
 日曜の12:10好天でスタートの時刻を迎え、ローリングから27台がスター
トをきる。#8D.M.SアドバンGTRが序盤をリード。#10エンドレスGTR
は12周目でブーストがあがらず早くもピットストップとなり、リタイヤ。ほ
ぼ同時に今回からデビューのNA2000cc以下で戦われるグループNプラスク
ラスの#36ネッツカストロールアルテッツア(藤田隆之/惣田季靖/山岸大
組)もリアブレーキにトラブルを抱えてピットインし、こちらもリタイヤ。
ブレーキの構造上のトラブルのようで、出火してしまった。
 50周をすぎ、トップはD.M.SアドバンGTRの福山。約29秒差で#23プリ
ンス東京フジツボGT-R(砂子智彦/山田英二組)がつける。
ここで#8D.M.SアドバンGTRはピットストップし、ドライバー交代。トップ
は#23プリンス東京になる。57周で#23プリンス東京もピットイン。再び、#8
D.M.Sがトップに。
 80周をすぎ、トップ#8D.M.Sは1分38秒台に対して#23プリンス東京は35秒
~36秒台で追い上げ、その差は20秒ほどに。また、3番手には26番手からの
スタートだった#32プリンス千葉がつけるが、40周に続いて82周目で2回目の
ピットストップとなる。4番手には#1日産アルティアGT-R(粕谷俊二/桧
井保孝組)が、5番手には#11三菱プーマランサーエボVI(木下隆之/中谷明
彦組)がクラス2トップでつける。
 92周目、1コーナーで#23プリンス東京の山田が、#8D.M.SアドバンGTR
の大八木をかわす。96周で#8D.M.SアドバンGTRがピットイン。だが、長い
時間が経過してもコースに復帰できない。およそ10周遅れになる長い間ピット
ストップを強いられた。パワーステアリングのトラブルのようだ。
 110周を超え、#32プリンス千葉と#23プリンス東京の熾烈なトップ争いの展
開となる。総合3位には、#11プーマランサー、4位は#2アイフェルDUNLOP
ンプレッサ(渋谷勉/荒川雅彦組)が、5位には#20RSオガワADVANランサー
(伊藤勝一/細野智行/小川日出生組)が6位にはALTIA、6位にクラス
4の昨シーズンのチャンピオン#77ギャザズドライダーシビック(山本泰吉/
辻本聡/宮城光組)が浮上してきていた。
 119周目、トップの#32プリンス千葉が3度目のピットストップ。これで、
トップは#23プリンス東京となる。
 残り25周となる130周目、#23プリンス東京と#32プリンス千葉の差は1分
を切った。3位は#11プーマランサー、4位は#20RSオガワランサー、5位は
#2アイフェルインプレッサと2クラスの3台が続き、6位にALTIA。7
位はギャザズ、8位にクラス5(グループNプラス)トップの#39ウエスティ
ンINTEGRA(尾本直史/磯田尚孝組)9位に、クラス4の2番手#525ZIGE
N CIVIC(西垣内正義/渡辺明組)10位に#87FALKEN★パルサー(菊地
靖/竹中正信組)というオーダーになった。
 終盤、#20RSオガワランサーのコースアウトからピットインし順位を1つ
落としたが、他にはさほどの順位の変動はみられずチェッカーとなった。
#32プリンス千葉の追撃も38秒差まで縮めたにとどまった。
--------------------------------------------------------
(決勝暫定結果/トップ10)
#23 プリンス東京フジツボGT-R 砂子智彦/山田英二 155L
#32 プリンス千葉GT-R★FALKEN   竹内浩典/田中哲也 155L
#11 三菱プーマランサーエボVI   木下隆之/中谷明彦 151L
#1 日産アルティアGT-R    粕谷俊二/桧井保孝  151L
#2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷努/荒川雅彦  151L
#20 RSオガワADVANランサー   伊藤勝一/細野/小川 150L
#77 ギャザズ・ドライダー・シビック 山本/辻本/宮城   147L
#39 ウエスティンINTEGRA     尾本直史/磯田尚孝  146L
#52 5ZIGEN CIVIC   西垣内正義/渡辺明  146L
#87 FALKEN★パルサー       菊地靖/竹中正信   146L


(4/4 入場者数28,900人)


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スーパー耐久

EUDU-Rd1:スーパー耐久MINE予選結果

スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-03) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km

 P No.Cl. Driver(s)------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
 1   8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R  1'33.154         128.729
 2  23 1 砂子 智彦/山田 英二   Nissan Skyline GT-R  1'33.464   0.310 128.302
 3   1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝   Nissan Skyline GT-R  1'36.149   2.995 124.719
 4  11 2 木下 隆之/中谷 明彦   Mitsubishi Lancer    1'36.167   3.013 124.696
 5  20 2 伊藤 勝一/細野 智行   Mitsubishi Lancer    1'36.734   3.580 123.965
 6   2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦     Subaru Impreza       1'37.468   4.314 123.031
 7  27 2 牧口 規雄/志村 久     BMW M3               1'38.702   5.548 121.493
 8   7 3 元谷 宏大/黒木 健次   Honda Prelude        1'39.020   5.866 121.103
 9  19 2 本田 和義/大野 尊久   Toyota Celica GT-4   1'39.173   6.019 120.916
10  39 3 尾本 直史/磯田 尚孝   Honda Integra        1'39.793   6.639 120.165
11  18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文   Mazda RX-7           1'39.850   6.696 120.096
12  35 2 村尾 真吾/滑川 健     Toyota Celica GT-4   1'40.374   7.220 119.469
13  77 4 山 本泰吉/辻本 聡     Honda Civic          1'40.570   7.416 119.236
14  41 4 谷川 達也/福田 淳     Subaru Impreza       1'40.896   7.742 118.851
15  87 4 菊地 靖/竹中 正信     Nissan Pulser        1'41.017   7.863 118.709
16  53 4 小林 敬一/原 貴彦     Honda Civic          1'41.084   7.930 118.630
17  28 3 佐藤 清治/佐藤 淳     Honda Integra        1'42.203   9.049 117.331
18  49 3 瀬野 渉/新谷 栄章     Nissan Silvia        1'42.704   9.550 116.759
19  78 4 丸山 浩/大井 貴之     Honda Civic          1'42.970   9.816 116.457
20  16 3 松浦 俊之/中村 仁     Toyota Celica GT-4   1'43.641  10.487 115.703
21  81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin         1'43.741  10.587 115.592
22  36 5 藤田 隆之/惣田 季靖   Toyota Altezza       1'43.902  10.748 115.413
23  96 4 岩口 博/テツ 清水     Toyota Levin         1'43.965  10.811 115.343
24  67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin         1'45.243  12.089 113.942
------------------------------ DNQ -----------------------------------------
25  52 4 西垣内 正義/渡辺 明   Honda Civic          1'40.823   7.669 118.937
26  32 1 竹内 浩典/田中 哲也   Nissan Skyline GT-R  1'42.997   9.843 116.427
27  71 4 関根 基司/松田 晃司   Nissan Pulser        1'43.101   9.947 116.309
28   3 3 保田 健雄/関口 智音   Mazda RX-7           1'43.000   9.846 116.423
    29 3 中谷 誠志/大橋 正澄   Honda Integra        --------
    33 2 三好 正己/村松 康生   Mazda RX-7           --------
    10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R  --------
****************************************************************************

* 総合 予選通過基準タイム (130%) 2'02.532
 Class 1 予選通過基準タイム (110%) 1'43.681
 Class 2 予選通過基準タイム (110%) 1'46.469
 Class 3 予選通過基準タイム (110%) 1'50.393
 Class 4 予選通過基準タイム (110%) 1'50.979
 Class 5 予選通過基準タイム (110%) 1'52.690


          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
         * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

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Formula Nippon

FN:4/6-7第3回公式走行会(富士)

     '99フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
       4月6~7日富士スピードウェイで開催

 開幕まであと半月となったフォーミュラ・ニッポン。開幕前の最後の公式走
行会が富士スピードウェイで行われる。
 高速コースの富士で、不利と言われているローラ、Gフォース勢がレイナー
ドとの差をどこまで詰めてくるのか注目される。

 ドライバーの顔触れでは、当然ながら今シーズンのレギュラードライバー達
だが、唯一、既にチームでのエントリーは決まっているものの、5ZIGENの6号
車を隠れた実力派田中哲也がドライブする。
 また、エントリーには名を連ねているものの、MIRAIの#32近藤真彦は今回も
参加は微妙な状態の模様。


日  時:4月6日(火) 10:00~12:00/14:00~16:00
        4月7日(水)  9:00~11:00/13:00~15:00


  ****1999年フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会エントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 M.クルム       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 田中哲也       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA       9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                        10 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 柴原眞介       レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------

※MIRAI(No.32)の参加は未定。
  DoCoMo DANDELIO(No.69)は不参加。


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Formula Nippon

FN:99暫定エントリーリスト(3/30)

 JRPから3月30日付けの最新版エントリーリストが発表された。

 3月17日付けのリストとの変更点は、以下のとおり。
・5ZIGENにテストで好タイムをマークしているM.クルムが登録された
・TMSにシュワガー、黒澤が登録された(既報)


    ****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンエントリーリスト****

チーム                  ドライバー        車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans        1 本山 哲       レイナード99L/無限MF308(東名)
                         2 山西康司       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA            9 R.ファーマン   GフォースGF03/無限MF308(尾川)
                         9 加藤寛規       GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
ARTA                    55 金石勝智       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
                        56 脇阪寿一       ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL         19 影山正美       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        20 野田英樹       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                   5 脇阪薫一       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                         6 M.クルム       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT   14 道上 龍       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
                        15 影山正彦       ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO        11 立川祐路       レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        12 飯田 章       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA           64 T.コロネル     レイナード99L/無限MF308(尾川)
                        65 光貞秀俊       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
TMS                     17 D.シュワガー   レイナード99L/無限MF308(東名)
                        18 黒澤琢弥       レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1              36 玉中哲二       ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                  62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
                        63 OSAMU          レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO               3 川本 篤       レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI                   32 近藤真彦       ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION        68 R. デルフラー  ローラB99-51 /無限MF308(東名)
                        69 T.B.N.         ローラB99-51 /無限MF308(東名)
----------------------------------------------------------------------- 
                                                         (1999.3.30現在)


情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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全日本GT選手権

GT:第2戦富士のGT-A後援バスツアーご案内

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE                                    FMOTOR4 EDITION
  INFORMATION        観戦ツアーのご案内         99/03/30
 -------------------------------------------------------------------------
'99AUTOBACS CUP GTC第2戦富士 FUJI GT RACE(5/1,2)

5月2日に行われるGTC第2戦富士の決勝レースを都内から出発するバスで行き
観戦できるツアーが、全日本GT選手権を運営するGTアソシエイション(GT-A)の
後援で実施されます。
参加者には、GT-A後援ならではの各種の特典が用意されています。
サーキットへの往復は観光バスですから車の運転で疲れることもありませんの
で、レース観戦を思う存分楽しめます。おひとりでもお気軽に参加できますが、
ご家族、お友達と揃ってご参加ください。
お申し込みは下記のご案内をお読みの上、お問い合わせ先にご相談の上お願い
いたします。

以下、ご案内。


決勝レースの臨場感・興奮を体験!!

サーキット走行体験など特典付
全日本GT選手権第2戦富士決勝レース観戦ツアー


特 典:GTドライバーサイン入りTシャツプレゼント!!(ツアー参加者全員)
    ツアーバス(GTトップドライバー同乗)でサーキットを走行!

日 時:1999年5月2日(日)
場 所:富士スピードウェイ
料 金:¥14,000(中学生以下¥10,300/パドックパス付¥24,800コース有)
ツアー料金に含まれるもの:
    チケット・往復交通費・トップドライバーサイン入りTシャツ・
    団体旅行傷害保険 ※食事なし
    最小催行人員100名

旅 程:全行程添乗員が同行します。
    5月2日(日) 都内出発→富士スピードウェイ着→フリー走行見学→
    コース集会ツアー→決勝レース観戦(自由行動)→富士スピードウェイ発→
    夜都内着 ※5月1日(土)深夜都内集合となります。


主 催:日本交通公社
企 画:(株)エクシープロジェクト
後 援:GTアソシエイション
協 力:富士スピードウェイ

お申し込み・お問い合わせ
JTB団体旅行日本橋支店 「GTレース観戦ツアー」係
TEL.03-3273-8215 FAX.03-3273-8202
電話受付時間 平日9:30~17:30 担当/田中・小貫

詳しい旅行条件を記載した書面を用意しておりますので、
ご確認の上、お申し込み下さい。


以上

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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Formula Nippon

FN_NEWS:TMS体制決定!シュワガー&黒澤

      TMSはシュワガー、黒澤の起用を発表!

 舘選手の事故死により体制の決まっていなかったフォーミュラ・ニッポンの
チームTMSは、26日、ドライバーにドミニク・シュワガー(No.17)と黒澤琢
弥(No.18)を起用すると発表した。

■ドミニク・シュワガー  Dominik Schwager
1976.9.18 ドイツ・ミュンヘン生まれ(22歳) 身長174cm 体重62kg 血液型Rh+AB

1989~92 ドイツ・ポップ・カート選手権
1992     ジュニアカート世界選手権(8位)
1993     BMW/ADACコンテスト優勝
1994     BMW フォーミュラADAC ジュニア選手権(7位)
1995     BMW フォーミュラADAC ジュニア選手権(優勝)
1996     ドイツF3選手権Bクラス(シリーズ2位)
         ドイツF3選手権(シリーズ8位)
1997     ドイツF3選手権(シリーズ10位、優勝2回)
1998     国際F3000選手権(シリーズ14位、最高位4位)


情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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Formula Nippon

FN:第2回公式走行会結果(もてぎ)

    山西(UNLIMITED Le Mans)が総合トップタイムをマーク!

  3月25~26日、第2会公式走行会がツインリンクもてぎで行われ、今シーズ
ン、チャンピオンチームに移籍した山西康司(UNLIMITED Le Mans)が初日でトッ
プタイムを記録。これが総合でもトップタイムとなった。
 2日目は、トム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)、ミハエル・クルム(5ZIGEN)と続
き、上位の顔触れは第1回走行会と同様。好調さを窺わせる。
 初のFニッポンマシンドライブとなったドミニク・シュワガー(TMS)は、総合
8位と健闘した。

 シャーシでは、台数的にも多いレイナード勢が上位を占め、ローラ、Gフォー
スを一歩リードといったところ。

 4月17~18日の開幕戦を間近にした第3回走行会は、4月6~7日に富士スピ
ードウェイで行われる。

 Session1  3/25 am 天候:晴れ コース:ウェット→ドライ
 Session2  3/25 pm 天候:晴れ コース:ドライ
 Session3  3/26 am 天候:晴れ コース:ドライ
 Session4  3/26 pm 天候:晴れ コース:ドライ

第2回走行会総合結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-Session3-Session4-車両
 1  2 山西康司     UNLIMITED Le Mans  1'53.668*1'36.374 1'36.724 1'36.684  R
 2 64 T.コロネル   PIAA NAKAJIMA      1'38.658 1'37.257 1'37.413*1'36.390  R
 3  6 M.クルム     5ZIGEN             1'38.571 1'38.120 1'37.665*1'36.666  R
 4 65 光貞秀俊     PIAA NAKAJIMA      1'37.667 1'38.088*1'36.825 1'37.273  R
 5  1 本山 哲     UNLIMITED Le Mans  1'38.014*1'36.982 1'37.648 1'37.070  R
 6  5 脇阪薫一     5ZIGEN             1'38.643 1'37.847*1'37.086 1'37.776  R
 7 11 立川祐路     COSMO OIL CERUMO   1'39.165 1'37.591 1'37.928 1'37.247  R
 8 17 D.シュワガー TMS                1'41.532 1'38.791 --------*1'37.416  R
 9 56 脇阪寿一     ARTA               1'39.882 1'38.074 1'38.656*1'37.765  L
10  3 川本 篤     ASAHI KIKO         1'39.539 1'39.200 1'38.267 1'37.845  R
11 17 黒澤琢弥     TMS                -------- --------*1'37.895 --------  R
12 12 飯田 章     COSMO OIL CERUMO   1'39.770 1'38.978*1'38.025 1'38.342  R
13 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT  1'38.808 1'38.382 1'38.775*1'38.135  L
14 55 金石勝智     ARTA               1'40.654 1'39.180 1'39.897*1'38.596  L
15  9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA      1'41.464*1'38.956 1'41.530 --------  G
16  9 加藤寛規     SHIONOGI NOVA      1'39.658*1'39.094 1'39.117 --------  G
17 68 R. デルフラーDoCoMo DANDELION   1'41.902 1'39.604 1'40.478*1'39.338  L
18 62 柴原眞介     LEYJUN             1'40.118*1'39.347*1'39.982 --------  R
19 63 OSAMU        LEYJUN             1'45.48029'41.031 1'44.659*1'40.023  R
20 20 野田英樹     BE BRIDES IMPUL    1'42.477 1'40.858 1'40.778*1'40.770  L
21 19 影山正美     BE BRIDES IMPUL    1'41.164 1'40.969 1'41.403 1'40.926  L
-----------------------------------------------------------------------------
車両  R:レイナード99L/無限  L:ローラB99-51 /無限  G:GフォースGF03/無限

情報提供:日本レースプロモーション(JRP)

                              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***

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全日本GT選手権

GTインサイドレポート 99Rd.1/4

■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 1 SUZUKA GT300km                                  FMOTOR4 EDITION
   GT INSIDE REPORT      インサイドレポート3       99/03/21
 -------------------------------------------------------------------------
☆決勝スタート直前情報
 天気:雨  路面状況:ウエット  気温:8度  路面温度:9度
 入場者数:3/21 39,000人(3/20   10,000人)

☆レース中のコメント
*81ダイシンシルビア
福山英朗「エンジンの調子がちょっとおかしくなった。電装に水が入ったんじゃな
いかな。いやあ、タイヤの温度が低すぎるよ」

*77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「S字でGT500をよけたらいきなりテールが振り出しちゃって…。パワー
オーバーみたいな感じ。首がちょっと痛いです」

#18 TAKATA童夢NSX
脇阪寿一「浅ミゾで出ていった。雨がちょっときつくなったとき足元に水が入って
きてつらかった。それでペダルが滑って、飛び出して順位を下げてしまったんです。
足がビチャビチャになってしまう。金石さんにも注意したんですが、今その水のこ
とが心配なんです」

#36 カストロール・トムス・スープラ
関谷正徳「タイヤを固いのから柔らかいのに変えたかったんで、早めにピットに
入った。でも、琢弥のタイムを見るとちょっと失敗したかな」

#37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「タイヤは関谷さんと同じ固いの。とりあえず問題ないよ。『このままい
ける』と無線でいったけど、右京が安全策で柔らかいので行くって言ったんで、そ
うした。まだクルマはセット的にはまだまだ。でも予選よりはバランスが良くなっ
ている。うーん、できれば乗りたいよね、表彰台」

#12 カルソニックスカイライン
星野一義「全然飛ばしてないんだけど、スピン。俺のミス。やぁ、50歳になるのに
この気迫は自分でもすごいと思うよ。どうしてみんなこいう気迫がないんだろう。
俺はずっと、この気迫で仕事もなにも築いてきたんだよね。予選でもいろいろあっ
てホントは腹のなかが煮えくり返ってたんだけど、溜めておいて今日出したんだよ」


☆リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No.   原因            周回数
------------------------------------------------------
*9    アクセル系          8L
*77   コースアウト        10L
#100   駆動系orエンジン      12L
*72   エンジン          20L
#30   ワイパー          37L
#16   コースアウトによるダメージ 46L


☆レース後のコメント
#18 TAKATA童夢NSX(総合優勝)
脇阪寿一「スタートではちょっとシフトミスして前と離れてしまった。雨の少ない
うちは良かったんですが、雨がひどくなったら足許に水が入ってきて、ペダルが滑っ
ちゃって…。なんとかトップで金石さんに渡せたけど、ホントはもっと離して渡す
はずだったんです。金石さんには迷惑かけてしまいました。コマスを抜いたときに
は、ヘアピンだったんで水煙が少なくて視界が良くて、うまく抜けました。クルマ
はリアが安定してて、いかにフロントを入れるかということだけでした」
金石勝智「交代したときには足許は洪水でした。出ていって2周目でペンズ(#1 ペ
ンズオイル・ニスモGTR)が見えて、振られてるのがわかったんです。最後はむり
せずに、ちょっとギアも渋くなってたんで、イージーにいきました」

#23 ペンズオイル・ニスモGTR(総合2位)
エリック・コマス「このレースでは開幕戦で優勝することが重要だと思うので、
ちょっと残念だ。ここでは2年連続で勝っているしね。#18(TAKATA童夢NSX)はミ
スを冒してコースアウトしたけど、彼らにとっては幸いにもグラベルからコースに
戻ることができたし、速かった。ボクらは二人ともコースアウトすることはなかっ
たが、コースアウトしないこと自体大変だったし、ポジションキープが精一杯だっ
た。ハンディのことも考えるとキープでいいかとも思った。選手権はじめのレース
としては(2位は)悪くないと思う。サトシのスピードがあがらなかった原因はわ
からない。ボクが乗っているときにABSにほんの少しトラブルがあったけど」
本山哲「自分でも思ったようにペースが上げられなかった。タイヤのグリップ不足
を感じたんですけど、それがなにかトラブルのせいなのか、自分のせいなのかは
ちょっとわかりません。初めてのチームで、テストなどでも充分乗ることができな
かったんですが、2位になれて満足しています」

#37カストロール・トムス・スープラ(総合3位)
鈴木利男「固めのレインタイヤをチョイスして温まりを待ってたんですけど、水が
多くなったんで(チョイスを)失敗したかなと思いました。でも雨が安定してきた
んで良かったです。でもゼクセル(#2 ARTAゼクセルスカイライン)を抜けなく
て…。ミシュランタイヤはグリップのレベルが高いし耐久性もありますね」
片山右京「クルマはちょっと不具合があって、最初は様子を見てました。後ろか
ら(#36 カストロール・トムス・スープラ)が来てるのがわかったんで、ちょっ
と(ペースを)上げたらすぐ離れました。GT300との混走は初めてなんで大変でし
た。今回はホントに利男さんがいいレースをしてくれてポンと渡してくれたんで、
代わったときにはもう大丈夫と思ってました。次のレースは(ル・マンのPQのため
に)お休みしなきゃいけないんで、戻ってくるまでまた利男さんにおんぶに抱っこ
になっちゃいますね。戻ってきたときには(99年型の)新車になっていると思いま
す。(新車は)めちゃくちゃ速いらしいんで、頑張ります」


*19ウェッズスポーツセリカ
織戸学「決勝前にセットを変えた。半分はあきらめかけていてんですが、少しでも
良い結果を出そうと思ったんで」
原貴彦「まだまだプッシュできる状態でしたが、自分のクルマが危ないということ
はほかも危ないということだから、2位キープでいきました」
坂東監督「タイヤ温度うんぬん以前の問題で、面圧がかからない。初期が出ないし
応答悪いし、グリップがないという状態だったんで、今日は初期だけのステアリン
グの反応をよくする方向でセットしたら、うまくいってタイムが出た。タイヤはフ
ロントの2本だけの交換」

*61 テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「ホントは予選落ちだったんだから、上々です。最後にファーマンが抜い
てくれて、ホントに良かった。4位と3位じゃ全然違いますよ。表彰台に立ちた
かったですからね。タイヤは前輪だけ交換してます」
ラルフ・ファーマン「すごくうれしい。なにしろ昨日がスピンしてクオリファイで
きないという最悪の結果だったからね。クルマはすごく良く走ったし、レースを楽
しめた。すごく満足している。すごくいいシーズンのスタートを切ることできて良
かった。できれば次のレースでもまた表彰台にのりたい。それにフォーミュラ・
ニッポンでもね」

*910 ナインテンポルシェ
余郷敦「クルマ自体は順調で、基本的には2人ともラップタイムは悪くなかった。
玉本さんに代わってから、オイルをかぶってしまって前が見えなくなってペースが
上がらなかった。アンラッキーもあったですね。雨はもともとよかったのに、セリ
カに抜かれたのが悔しいです。スタートは新品で出ていって、タイヤ交換はせずで
した。あんまり新しいと危ないですね」
玉本秀幸「余郷ちゃんが頑張ってくれた。オイルかぶったし、ブレーキにも振動が
出てペースがあがらず。タイム的にはもうちょっといけそうだったけど、クルマ的
に不安定になってしまって安全パイにいっちゃったね。このコンディションでの入
賞なので、次につながれば」

*GT300クラス暫定優勝のNo.71 シグマテック911はレース終了後の再車検で違反が
指摘されたため、失格となりました。このため、暫定表彰直後に取材した上記コメ
ントは、暫定順位に基づいた発言になっています。


☆ポイントランキング(第1戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3  Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 18 金石勝智/脇阪寿一 20  20
2  1 E.コマス/本山 哲 15  15
3 37 鈴木利男/片山右京 12  12
4 36 関谷正徳/黒澤琢弥 10  10
5  2 鈴木亜久里/M.クルム  8   8
6  3 長谷見昌弘/田中哲也 6   6
7 38 竹内浩典/立川祐路  4   4
8 32 木下隆之/近藤真彦  3   3
9 55 松田秀士/田島栄一  2   2
10 12 星野一義/影山正美  1   1


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3  Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. Driver     合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 織戸学/原 貴彦  20  20
2 61 中谷明彦/R.ファーマン  15  15
3 910 余郷敦/玉本秀幸  12  12
4  7 松本晴彦/山野哲也 10  10
5 26 須賀宏明/砂子智彦  8   8
6 14 古在哲雄/小宮延雄  6   6
7 70 石橋義三/バンスクート  4   4
8 25 新田守男/菊池 靖  3   3
9 15 土屋武士/井手有治  2   2
10 81 大八木信行/福山英朗 1   1


チームポイント
[GT500]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. TEAM       合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 16/18無限×童夢プロジェクト 20  20
2 1/2 NISMO        15  15
3 36/37 TOYOTA Castorl TEAM TOM'S
              12  12
4  3 ハセミ・モータースポーツ     6   6
5 38 TOYOTA TEAM CERUMO  4   4
6 32 cdma one TOYOTA TEAM CERUMO with key's
               3   3
7 55 TEAM TAISAN      2   2
8 12 TEAM IMPUL       1   1


[GT300]
                Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5 Rd.6 Rd.7
                3/21  5/2  5/30  7/11  8/8  9/26 10/24
Po. No. TEAM       合計 Suzuka FUJI  SUGO  MINE  FUJI TI  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 19 RACING PROJECT BANDOH 20  20
2 61 チーム・テイボン・ラリーアート   15  15
3 910 910RACING       12  12
4  7 RE雨宮レーシング   10  10
5 26 TEAM TAISAN Jr.    8   8
6 14 アルタRACING TEAM   6   6
7 70 TEAM GAIKOKUYA    4   4
8 25 MOMOCORSE Racing with Tsuchiya
               3   3
9 15 NISMO         2   2
10 81 TEAM DAISHIN     1   1


*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです


*今回のGTインサイドレポートは以上です

                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
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