- 優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
-
「冬星選手と2人になってから勝負をかけようと様子を見ていました。彼のリアがすごくきつそうで、後ろが追いついてきたので、まずいと思い先に行って逃げるために、早めにしかけました。逃げ切れて良かったです。タイヤには課題があります。みんなもそうだと思いますが、10周のレースでもまだこのタイヤを使い切れないところがあるので理解するまでは時間がかかると思います」
- 2位 冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
-
「スタートは悪くなかったんですが、岡本選手が決まって抜かれてしまいました。ペースは良かったのですぐに抜き返せました。岡本選手もタイヤを温存してたので自分も3位以下との差を見ながら温存しました。岡本選手は速かったですが、いいデータは取れたのでチャンピオンを目指し、次からは全戦全勝で行きたいと思います」
- 3位 居附明利(SACCESS Racing ES)
-
「予選まではセッティングがぜんぜん決まってなかったんですが、決勝に向けて改善できました。最終ラップはエンジンをオーバーホールしたばかりなので、バックストレートでは抜けないと思ってスプーンで仕掛けました。でもバックストレートで負けました。セッティングも決まってきたので次は予選からポールを狙います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第1戦は27日、鈴鹿クラブマンレース第1戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が優勝、開幕戦を制した。
決勝は午後2時40分、24台が参加しフォーメーションラップが始まった。FJ予選終了時から天候は急変、風も強くなり一時は雨も落ちたが、午後から上空には再び青空が広がってきた。強いフォーローの風が1コーナーに向かって吹く。
スタート直後の1コーナーを制したのは予選2位の岡本。ポールポジション冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)のインからトップに立った。2位には冬星が付ける。
1周目、トップでコントロールラインに戻ってきた岡本だが、2周目に入った1コーナーでは冬星にトップを譲り2位に後退。3位には予選4位の卜部和久(MYST KK-SII)が、4位には予選5位の山本聖渚(MYST KK-S Ⅱ. Team Sena)が、5位には予選6位の居附明利(SACCESS Racing ES)が、6位には予選3位の大木一輝(M2 KK-SⅡ)が続く。
ここから3位以下を引き離しながら冬星と岡本のテールトゥノーズの争いが始まる。しかし、トップ冬星も岡本もタイヤを温存するため無理をせず、2台は接近戦のままレースは推移する。
このため、上位2人のペースが上がらず、4周目には3秒弱あった3位以下との差が徐々に縮まることとなった。
これを見て6周目に岡本が動く。シケインで冬星に並びかけた岡本がインから攻略し再びトップに立った。
トップに立った岡本はこのままタイヤマネジメントを行い、10周を走り初戦を制した。
予選6位からスタートした居附は決勝でのセッティングが決まり、3周目に5位、4周目に4位に上がる。7周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、8周目には前を走る大木が2コーナーで失速したため3位に上がり、冬星の背後0秒3まで迫ってきた。
ファイナルラップ、居附はスプーンで冬星をパスして2位に上がるが、立ち上がりで冬星に並びかけられ130Rでは再び3位に後退。結局、冬星が2位に、3位には居附が入った。
4位には大きく遅れて予選9位から岸本尚将(Tamayura Athle ABBEY KKSII)が、5位には痛恨の失速で後退した大木が、6位にはルーキー最上位の卜部が入った。
第2戦は4月10日、ここ鈴鹿サーキットの西コースで開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/02/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
1 | 8 | 岡本 大地 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 10 | 22'29.717 | - | - |
2 | 56 | 冬星 | DIXCEL/ROYAL/MYST MYST KK-S2 | 10 | 22'31.134 | 1.417 | 1.417 |
3 | 39 | 居附 明利 | SACCESS Racing ES MYST KK-S2 | 10 | 22'31.231 | 1.514 | 0.097 |
4 | 51 | 岸本 尚将 | Tamayura Athle ABBEY KKSII MYST KK-S2 | 10 | 22'38.962 | 9.245 | 7.731 |
5 | 20 | 大木 一輝 | M2 KK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 22'40.040 | 10.323 | 1.078 |
6 | 87 | 卜部 和久 | MYST KK-SII MYST KK-S2 | 10 | 22'41.462 | 11.745 | 1.422 |
7 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 10 | 22'41.834 | 12.117 | 0.372 |
8 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MYST KK-S2 | 10 | 22'42.549 | 12.832 | 0.715 |
9 | 12 | 小川 涼介 | M2 KK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 22'48.801 | 19.084 | 6.252 |
10 | 1 | 元山 泰成 | Ecotech Racing MYST KK-S2 | 10 | 22'49.086 | 19.369 | 0.285 |
11 | 19 | 松田 大輝 | K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 | 10 | 22'56.040 | 26.323 | 6.954 |
12 | 7 | 中平 凌央 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 10 | 22'57.456 | 27.739 | 1.416 |
13 | 68 | 山本 聖渚 | MYST KK-S Ⅱ. Team Sena MYST KK-S2 | 10 | 22'58.038 | 28.321 | 0.582 |
14 | 69 | 鶴岡 秀麿 | MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2 MYST KK-S2 | 10 | 22'58.528 | 28.811 | 0.490 |
15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 10 | 22'59.089 | 29.372 | 0.561 |
16 | 24 | 碓井 ツヨシ | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 10 | 23'14.161 | 44.444 | 15.072 |
17 | 60 | 前田 樹 | NAVY AUTO MYST KK-S2 | 10 | 23'14.550 | 44.833 | 0.389 |
18 | 10 | 小合 将司 | LOVCA teamNoel F.Tworks MYST KK-S2 | 10 | 23'15.069 | 45.352 | 0.519 |
19 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 10 | 23'22.016 | 52.299 | 6.947 |
20 | *61 | 高木 悠帆 | MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 23'27.840 | 58.123 | 5.824 |
21 | 5 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 10 | 23'28.092 | 58.375 | 0.252 |
22 | 70 | 南部 和哉 | タイヤカスレプリKK-SII MYST KK-S2 | 10 | 23'28.428 | 58.711 | 0.336 |
23 | 71 | ハヤシ ヒロキ | ZENKAI RACING真不同MURB遊技闘速 MYST KK-S2 | 10 | 23'53.006 | 1'23.289 | 24.578 |
24 | 98 | 天谷 伶奈 | スキルスピード゙KKSⅡ MYST KK-S2 | 10 | 23'54.524 | 1'24.807 | 1.518 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 39 居附明利(SACCESS Racing ES) 2'14.192 (7/10) 155.786km/h
- CarNo. 61は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第61条1①(危険なドライブ行為)により、決勝結果に40秒を加算した。
スーパーFJ地方選手権鈴鹿シリーズ第1戦は27日、鈴鹿クラブマンレース第1戦で公式予選を行い、冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)がポールポジションを獲得した。
いよいよ今シーズンのスーパーFJ選手権が、他のシリーズ(もてぎ・SUGO、筑波・富士、オートポリス)に先駆けて鈴鹿シリーズが開幕した。
今シーズンから3年毎に行われる入札により、タイヤがヨコハマからダンロップに変更された。
出走は24名と開幕から多くのエントリーを集めた。うち7名がルーキーと参加者の新陳代謝も進んでいる。
予選は午前9時10分から。鈴鹿は快晴、風も無くようやく春めいた気候のなかで20分間のタイムアタックが行われた。
まずは3周目に1分13秒828で冬星がトップに立ち、2位には14秒062で大木一輝(M2 KK-SⅡ)が付ける。冬星は4周目に13秒774までタイムを縮め、中盤にはピットインして他のドライバーのタイムアタックを見守る。
ダンロップタイヤはヨコハマに比べ、ピークが短かく2~3周をウオームアップ、グリップのピークが訪れる3~5周目あたりでアタックをかけるのがよさそうだ。
早々にアタックを切り上げた冬星に対してゆっくりとコースインしたのは2年連続鈴鹿シリーズチャンピオンの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)。「まだアタックラップではなかった」というもののいきなり13秒953を出し、冬星と大木の間に割って入った。
しかし、ここで1コーナーでコースアウトした車両があり、黄旗が提示される。この黄旗は予選終了まで解除されることは無く、岡本はアタックをできず。結局、冬星がうれしい初ポールポジションを決めることとなった。
2位には岡本が、3位には序盤のタイムで大木が入った。
4位にはルーキーで最上位に入った卜部和久(MYST KK-SII)が、5位にはこちらもルーキーの山本聖渚(MYST KK-S Ⅱ. Team Sena)が付け、6位には居附明利(SACCESS Racing ES)が続いた。
黄旗にアタックを阻まれたり、タイヤのマネジメントに苦労した選手もあり、上位陣のタイム差も大きく、全般的に消化不良で予選を終えたドライバーも多かったようだ。
決勝は本日午後2時40分より10周で行われる。新タイヤの特性をつかみ、セッティングが決まれば下位から上位に進出することも可能で、予断を許さない決勝になりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2022/02/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos |
№ |
Driver |
Car
Maker Model |
Time |
Behind |
Gap |
km/h |
1 |
56 |
冬星 |
DIXCEL/ROYAL/MYST
MYST KK-S2 |
2'13.774 |
- |
- |
156.273 |
2 |
8 |
岡本 大地 |
FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2 |
2'13.953 |
0.179 |
0.179 |
156.064 |
3 |
20 |
大木 一輝 |
M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2 |
2'14.062 |
0.288 |
0.109 |
155.937 |
4 |
87 |
卜部 和久 |
MYST KK-SII
MYST KK-S2 |
2'14.703 |
0.929 |
0.641 |
155.195 |
5 |
68 |
山本 聖渚 |
MYST KK-S Ⅱ. Team Sena
MYST KK-S2 |
2'14.706 |
0.932 |
0.003 |
155.191 |
6 |
39 |
居附 明利 |
SACCESS Racing ES
MYST KK-S2 |
2'14.715 |
0.941 |
0.009 |
155.181 |
7 |
61 |
高木 悠帆 |
MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2 |
2'14.734 |
0.960 |
0.019 |
155.159 |
8 |
*34 |
清水 啓伸 |
Drago CORSE
MYST KK-S2 |
2'14.795 |
1.021 |
0.061 |
155.089 |
9 |
51 |
岸本 尚将 |
Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2 |
2'15.007 |
1.233 |
0.212 |
154.845 |
10 |
12 |
小川 涼介 |
M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2 |
2'15.098 |
1.324 |
0.091 |
154.741 |
11 |
55 |
板倉 慎哉 |
AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2 |
2'15.115 |
1.341 |
0.017 |
154.722 |
12 |
7 |
中平 凌央 |
FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2 |
2'15.541 |
1.767 |
0.426 |
154.235 |
13 |
19 |
松田 大輝 |
K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2 |
2'15.605 |
1.831 |
0.064 |
154.162 |
14 |
69 |
鶴岡 秀麿 |
MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2 |
2'16.224 |
2.450 |
0.619 |
153.462 |
15 |
1 |
元山 泰成 |
Ecotech Racing
MYST KK-S2 |
2'16.537 |
2.763 |
0.313 |
153.110 |
16 |
24 |
碓井 ツヨシ |
C.O.B-KART
MYST KK-S2 |
2'17.450 |
3.676 |
0.913 |
152.093 |
17 |
21 |
太田 浩 |
ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2 |
2'17.696 |
3.922 |
0.246 |
151.821 |
18 |
10 |
小合 将司 |
LOVCA teamNoel F.Tworks
MYST KK-S2 |
2'17.747 |
3.973 |
0.051 |
151.765 |
19 |
70 |
南部 和哉 |
タイヤカスレプリKK-SII
MYST KK-S2 |
2'17.888 |
4.114 |
0.141 |
151.610 |
20 |
60 |
前田 樹 |
NAVY AUTO
MYST KK-S2 |
2'18.017 |
4.243 |
0.129 |
151.468 |
21 |
9 |
上吹越 哲也 |
FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2 |
2'18.021 |
4.247 |
0.004 |
151.464 |
22 |
5 |
高橋 浩史 |
BBK☆レヴレーシング
MYST KK-S2 |
2'18.794 |
5.020 |
0.773 |
150.620 |
23 |
98 |
天谷 伶奈 |
スキルスピード゙KKSⅡ
MYST KK-S2 |
2'20.602 |
6.828 |
1.808 |
148.684 |
24 |
71 |
ハヤシ ヒロキ |
ZENKAI RACING真不同MURB遊技闘速
MYST KK-S2 |
2'21.188 |
7.414 |
0.586 |
148.066 |
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.108)予選通過 ---- |
- CarNo.34は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条1(黄旗中のスピン)により、予選結果より2グリッド降格とする。
今シーズンから全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するチーム・ゴウは、チーム監督に元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史氏を迎えることを発表した。ホンダF1の中心的な存在だった氏の手腕が、新たな舞台でどのように発揮されるのか注目だ。

また、すでに発表されているドライバーの佐藤蓮選手が、新たにレッドブル・ジュニアチームに登録され、レッドブルレーシングとホンダによるドライバー育成プログラムの一環として参戦することも発表された。これにより、佐藤選手がドライブする53号車はレッドブルカラーとなり、三宅淳詞選手がドライブする55号車は、チーム・ゴウカラーになる。


新体制での始動は、3月5~6日に鈴鹿サーキットで開催される「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」となるが、SF参戦ドライバーによるワンラップアタックも予定されており、ここでの走りにも注目だ。
新規参戦、ルーキードライバー2人の起用、山本氏の監督就任と、参戦初年度から話題満載のチーム・ゴウが、今後シリーズをどのように盛り上げるのか楽しみだ。
Text: Shigeru KITAMICHI

株式会社日本レースプロモーション(JRP)と横浜ゴム株式会社は17日、来年2023年以降のスーパーフォーミュラ(SF)へのタイヤ供給について発表した。
横浜ゴムは2016年から日本国内のトップフォーミュラであるSFへのタイヤ供給に復帰。今年で7シーズン目を迎える。今回、さらに23年以降の供給継続を発表した。
また今シーズンからJRPが推し進める「SUPER FORMULA NEXT50」プロジェクトに呼応し、持続可能なモータースポーツ業界づくりに向けて、横浜ゴムがこれまで培ってきたノウハウを活かし、⾃然由来の配合剤や再利⽤サスティナブル素材を活⽤したレーシングタイヤの開発を共に進めることも併せて表明した。
今後、どのような素材、スペックのSF用レーシングタイヤが供給されるのか、JRPと横浜ゴムの挑戦に期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Image: The Yokohama Rubber Co., Ltd.
昨年チーム結成2年目にして、スーパーFJ茂木・菅生シリーズのチャンピオンドライバーを輩出した、里見乃亜代表率いるRiNoA Racing project「群馬トヨペットTeamRiNoA」が今シーズンの参戦体制を発表した。
同チームはカート出身の内田涼風(うちだすずかぜ)選手を起用し今年もスーパーFJ茂木・菅生シリーズに参戦、そして12月には富士スピードウェイで開催される「スーパーFJ日本一決定戦」出場も予定する。
昨年はシリーズ6戦中5戦に参戦して全てポールポジションを獲得、4勝と2位一回とほぼシリーズを制圧した感があり、ルーキーを起用しての戦いに注目が集まる。
以下、チームリリース。

RiNoA Racing project『群馬トヨペットTeamRiNoA』は2022年シーズンは昨年と同じくS-FJ茂木・菅生シリーズと日本一決定戦に出場致します。
昨シーズンは出場レース全戦ポールポジションの快挙を達成。そして5戦中4勝の強さでチーム発足2年の最短でシリーズチャンピオンを獲得する事が出来ました。
2022年度も新たにレーシングカートからのステップアップドライバーであるルーキーの内田涼風を起用し連続チャンピオン目指します。
本年度も皆様のご支援・ご声援宜しくお願い致します。
- ドライバー 内田 涼風
-
今シーズンRiNoA Racing Project から茂木菅生シリーズに参戦します。まだまだ開幕までに課題が山積みですが1つずつクリアしていき、1シーズンを勝ち抜くつもりで走ります。応援よろしくお願いします!
- チーム監督 里見 乃亜
-
2022年シーズンは昨年からの練習生でもあるドライバーを今シーズンの正ドライバーに昇格しての参戦となります。昨年のチャンピオンチームとしてより一層気を引き締めて連続チャンピオン目指して努めて参ります。2022年も応援宜しくお願い致します。
参戦クラス | Super FJ |
エントラント名 | RiNoA Racing project |
チーム代表 | 里見 乃亜 |
車両名称群馬トヨペット | Team RiNoA |
カーナンバー | 81 |
車両メンテナンス | NRS |
使用オイル | Moty’s |
ドライバー | 内田 涼風 |
メインスポンサー | 群馬トヨペット株式会社 |
RiNoA Racing project

スーパーGT300クラスに参戦をしているアルナージュレーシングが11日、今シーズン2022年の参戦体制を発表した。
加納政樹は今シーズンも参戦を継続、チームを離れた柳田真孝に代わり昨年ムータレーシングインギングでエボーラMCをドライブした阪口良平が加入した。また、第3ドライバーには2020年に在籍していた山下亮生が復帰した。
また昨年までのマシンMercedes AMG GT3は、R'Qsモータースポーツが使用することになったため、マシンもMC86に変更して参戦する。
- 車両 MC 86
- チーム名:Arnage Racing(アルナージュレーシング)
- タイヤ:YOKOHAMA TYRE
- メインスポンサー:ハウスコンサルタント フィールド・セリオス
- ドライバー:加納政樹 阪口良平 山下亮生
- 監督:松浦佑亮
- エンジニア:松山靖
Arnage Racing
今シーズンから新たに全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するチームゴウだが、2人目のドライバーとして三宅淳詞を起用することが発表された。

三宅は、昨シーズン全日本フォーミュラ・ライツ選手権を戦いシリーズ4位。昨年末、鈴鹿サーキットで行われたルーキーテストでは、トヨタエンジンを搭載するKCMGから参加しており意外性のある発表になった。しかし、ルーキーテストでは安定した速さを見せており関係者の評価は高かったようだ。
これで、すでに発表されている佐藤蓮と2人のルーキーで戦うことになったチームゴウだが、新規参入とはいえ、昨年の無限チームとのジョイントである程度の経験とデータは持ち合わせている。他チームの顔ぶれが大きく変わらないなかでは、注目される存在になりそうだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権は6日、ホンダレーシングサンクスデー2021-2022にて、ショーランを行った。
今シーズン同シリーズに参戦する各チームより、ドコモチームダンディライアンレーシングからは牧野任祐が、スリーボンドドラゴコルセからは福住仁嶺が、B-MAXレーシングチームからは松下信治が、TCSナカジマレーシングからは山本尚貴の4台が走行した。
走行後には、同シリーズに出走する全選手がスタンド前に並び、今シーズンの活躍を観客に約束した。
今シーズンは富士スピードウェイで開幕。4月9日に第1戦が、10日に第2戦が行われる。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Honda Racing サンクスデーの行われている鈴鹿サーキットで、今シーズンは新たに福住仁嶺選手を迎えスーパーフォーミュラ選手権を戦うThreeBond DragoCORSEの道上龍監督に聞いた。

---福住選手が移籍することになった経緯を聞かせてください
「今年インディシリーズに参戦することになったタチアナ・カルデロン選手とは昨シーズンで契約が終わりました。チームとしてはさらに上を目指そうと考え、外国人ドライバーの起用も考えましたが、やはりコロナ禍で難しい。それなら日本人のホンダ系ドライバーということになり、ホンダとも相談をして福住選手の起用が決まりました。本人もうちへ来ることを希望してくれたようです」
---今シーズンの目標を聞かせてください
「福住選手は間違いなくトップドライバーですが、福住選手が来たからといって、今のスーパーフォーミュラはすぐに勝てるカテゴリーではないというのはよく分かっています。そのあたりはスポンサーも理解をしてくれています」
「チームとしても福住選手が乗ることで、良いリザルトを期待していますが、同時に、チームとしてもレベルアップをしなければならないという緊張感はあります」
「今年は予選方式が変わりましたが、常にQ2進出と決勝でのポイント獲得、そしてまずは表彰台を狙いたいと思っています」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

ホンダファンにに向けたホンダレーシングサンクスデー2021-2022が6日、快晴の鈴鹿サーキットで開幕した。このイベントは毎年、シーズン終了後にツインリンクもてぎ(現、モビリティリゾートもてぎ)で行われていたが、一昨年はコロナ禍のため中止、2年3ヶ月ぶりに鈴鹿サーキットに舞台を移し開催された。
開幕セレモニーは午前10時55分より行われた。2輪からは地元四日市出身で全日本トライアル選手権チャンピオンの小川友幸が、4輪からは全日本スーパーフォーミュラ選手権チャンピオンの野尻智紀がファンに向けて挨拶を行った。
この後、4輪関係ではN-ONEオーナーズカップスペシャルレース、スーパーフォーミュラショーラン、スーパGTショーランなどが行われる。

Text: Yosninori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Honda Racing サンクスデーの行われている鈴鹿サーキットで、今シーズンも松下信治選手を擁してスーパーフォーミュラ選手権を戦うB-Maxレーシングチーム、本山哲監督に聞いた。

---今シーズンの展望を聞かせてください
「チームとしては確実に進歩していることを実感しています。クルマの速さもありますし、トップチームと遜色ないレベルにあります。あとはドライバーが優勝に導くだけという感じです。ノブ(松下選手)ももちろん速さはありますし、もう勝つ一歩手前というところまではきています」
---今シーズン優勝できる確率はどのくらいですか
「優勝の確率は6割から7割はあると思っています。シーズンの早い段階で勝てれば2勝目もいけると思います。ノブと田坂エンジニアのコンビも昨年に引き続きですが、田坂さんはクルマの素性を生かしたセッティングをするという印象を持っています。そのためコンディションの変化にも確実に対応できます」
---B-Maxはどんなチームですか
「組田代表も田坂さんも自分も感覚派ですから、一人くらいは理論派がいてもいいと思います(笑)。感覚と情熱で突き進むチームでしょうか(笑)。でも、直感というのは意外に合っていることが多いです」
(組田代表補足)「直感とは言いますが、本山さんも田坂さんも実績に裏付けられたものですから、正しい判断と思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI