SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2017/09/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 17 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
| 1 | 1 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'37.412 | - | 172.734 |
| 2 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'37.470 | 0.058 | 172.632 |
| 3 | 12 | | アレックス・パロウ | THREEBOND Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | R1'38.187 | 0.775 | 171.371 |
| 4 | 23 | | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | R1'38.587 | 1.175 | 170.676 |
| 5 | 2 | | 大津 弘樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'38.826 | 1.414 | 170.263 |
| 6 | 7 | | 阪口 晴南 | HFDP RACING F316 Dallara F316 | TODA TR-F301 | R1'38.886 | 1.474 | 170.160 |
| 7 | 78 | | 片山 義章 | OIRC F315 Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'39.702 | 2.290 | 168.767 |
| 8 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | AlbirexRT-WILSON Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'40.086 | 2.674 | 168.119 |
| 9 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'40.211 | 2.799 | 167.910 |
| 10 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 1'40.901 | 3.489 | 166.761 |
| 11 | 55 | N | 元嶋 佑弥 | Planexスマカメ・F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'41.385 | 3.973 | 165.965 |
| 12 | 30 | | DRAGON | B-Max Racing F314 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'42.021 | 4.609 | 164.931 |
| 13 | 50 | N | 澤田 真治 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'42.181 | 4.769 | 164.672 |
| 14 | 11 | N | 植田 正幸 | Rn山下製作所F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'43.418 | 6.006 | 162.703 |
| 15 | 77 | N | 大塚 隆一郎 | DPS.LBJレーシングCMS Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'44.035 | 6.623 | 161.738 |
| 16 | 5 | N | アレックス・ヤン | HuaJiangHU F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'44.772 | 7.360 | 160.600 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'47.458)予選通過 ---- |
| - | 33 | | イェ・ホンリー | KRC with B-Max F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 2'09.190 | 31.778 | 130.245 |
| - | 13 | N | 吉田 基良 | B-Max Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'18.412 | 41.000 | 121.567 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'39.013)を更新しました。
全日本F3選手権最終第17戦は25日、宮城県のスポーツランドSUGOで18周の決勝を行い、総合で山下健太(ZENT TOM'S F312)が、NクラスでDRAGON(B-Max Racing F306)が優勝した。山下はこの優勝で2016年度のF3ドライバーズチャンピオンを決めた。
第17戦は午後1時30分から。上空には青空が広がり気温も上昇気味。Cクラス11人、Nクラス7人が参加してフォーメーションラップが始まる。
スタートではポールポジションの山下健太(ZENT TOM'S F312)は出遅れ気味。2番グリッドのヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)は好スタートを切り山下に並びかけようとするが山下もマシンをインに切り込みマーデンボローをけん制。マーデンボローはマシンをアウトに振るが、ここはインを押さえた山下がトップで1コーナーに入り、マーデンボローは山下の前に出ることができなかった。
2周目の4コーナーでは接触によりフロントウイングを失ったNクラスの片山義章(Petit LM Racing)がコースアウト。早々に、セーフティーカー(SC)が導入されることとなる。
SCは6周終わりで退き、7周目から再スタートが切られた。ここでも山下は巧みな位置取りで、リスタートを狙っていたマーデンボローの追撃を許さずトップを堅持。
チャンピオンを取るためなんとしても山下の前に出たいマーデンボローは、山下を追い1秒前後の差でレースは推移するが、12周目あたりからは山下につて行けなくなり、その差は徐々に広がり始める。
そしてマーデンボローの追撃ももむなしく18周を回って山下は優勝。2位はマーデンボロー、3位はスタートで3位に付けていた坪井翔(ZENT TOM'S F314)が入った。
この優勝で山下は2016年の全日本F3選手権のドライバーズチャンピオンを獲得。SUGO戦前に8ポイントあった差を劇的な3連勝で逆転し、参戦3年目で悲願のチャンピオントロフィーを手にした。
Nクラスは2番グリッドの片山が早々に消え、リスタートで前車を抜いてしまった廣田築(アルビレックスF306TLM)がペナルティーで後退と、ポールスタートのDRAGON(B-Max Racing F306)が背後を脅かされること無く悠々とトップでゴール、今季3勝目を飾った。2位には植田正幸(Rn-sports F308)が、3位にはアレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2016/09/25) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 26'34.338 |
| 2 | 22 | | 2 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 18 | 2.943 |
| 3 | 37 | | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 3.249 |
| 4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 11.555 |
| 5 | 7 | | 5 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 15.185 |
| 6 | 8 | | 6 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 18 | 17.501 |
| 7 | 12 | | 7 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 18 | 18.374 |
| 8 | 23 | | 8 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 18 | 18.873 |
| 9 | 21 | | 9 | イェ・ホンリー | KRC with B-MAX F315 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 18 | 19.048 |
| 10 | 3 | | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 25.892 |
| 11 | 28 | | 11 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41 | 18 | 26.534 |
| 12 | 30 | N | 1 | DRAGON | B-Max Racing F306 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'00.028 |
| 13 | 11 | N | 2 | 植田 正幸 | Rn-sports F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'04.070 |
| 14 | 5 | N | 3 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 18 | 1'11.738 |
| 15 | *9 | N | 4 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(16Laps)完走 ---- |
| - | 46 | N | - | 久保田 克昭 | Planex Hanashima F3 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 7Laps |
| - | 78 | N | - | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2 | 16Laps |
- Fastest Lap: CarNo.22 ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3) 1'14.771 (8/18) 178.349km/h
- CarNo.9は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC後のジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- コース:スポーツランドSUGO (3.704km)
- 予選:10月17日(土)晴:ドライ
- 第16戦決勝:10月17日(土)晴:ドライ
- 第17戦決勝:10月18日(日)晴:ドライ

最終大会の2戦を共にポール・トゥ・ウィンで飾り、参戦初年度にしてシリーズタイトルを獲得したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)
全日本F3の今季最終大会(第16戦、第17戦)が行われ、両レースをポール・トゥ・ウィンで制したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得。キャシディと同ポイントで今大会に臨んだ山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)は両レース4位となり、シリーズランキング2位でシーズンを終え、キャシディと共に11月に行われるF3マカオGPへと挑む。
全日本F3選手権の第8大会(第16戦、第17戦)が10月17日(土)と18日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
全17戦で戦われる今季の全日本F3シリーズも最終大会を迎えた。注目のタイトル争いは、シリーズ2年目の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、昨年のマカオF3で3位、今季より日本でF3フル参戦を開始したニュージーランド出身のニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が全く同ポイント(105点)、勝利数も同じ5勝、2位の回数も同じという、近年にない混戦で最後の2戦を迎えることとなった。
17日(土)、好天の下、午前10時15分より10分間ずつ、第16戦、第17戦の予選が行われた。第16戦予選では、セッション開始と共に全車コースイン。まずキャシディがトップタイム。山下はアタック1周目でこれに続くタイムをマークするも、翌周縁石に乗ってコースアウト。フロントウィングとリアサスペンションを破損し、1輪が浮いたまま何とかピットへ。この時点で第16戦の予選セッションを終えることとなってしまった。
キャシディを含むライバル勢は翌周以降もタイムアップを続け、キャシディがポールポジション。山下は1周のみのタイムながら3番手となった。
10分のインターバルを経て実施された第17戦予選でもキャシディが連続ポールポジション。山下はメカニックの懸命な作業により、完璧ではない状況ながら何とか出走を果たし、首位キャシディから0.15秒差のタイムをマークしたが、2列目4番手となった。この両予選でポールポジションを獲得したキャシディは、ドライバーズポイントで2点を加え、山下に優位な状況で決勝に臨むこととなった。
F3の予選の後に行われた、併催のスーパーフォーミュラ予選での赤旗順延もあり、F3第16戦の決勝レースは、予定よりも10分遅れた、午後3時35分にフォーメーションラップが開始。18周のスタートが切られた。
ポールポジションのキャシディは好スタート。山下も前走車に並びかけるも届かず、3位をキープ。その後は、キャシディが周回毎に後続との差を広げていき、独走態勢に。
山下は3位で周回を重ねていたが、1周の短いSUGOで、レース終盤には周回遅れが現れ始め、これに苦戦。13周目の最終コーナーで周回遅れに阻まれた隙を突かれ、4位へ後退。
首位のキャシディは2位に8秒以上の大差をつけてポール・トゥ・ウィンで今季6勝目。その後は最後まで逆転を目指し追い上げた山下は、ファイナルラップ、最終コーナーからの立ち上がりで並びかけ、サイド・バイ・サイドでフィニッシュラインを越えたが、僅か100分の6秒及ばず表彰台を逃す4位フィニッシュとなった。
キャシディはレース中のファステストラップもマーク。この結果、タイトル争いは次戦のポールポジションポイントを加え、首位キャシディと2位山下が10ポイント差まで広がった状態で臨むこととなった。
18日(日)も抜けるような晴天、日差しの下ではやや暑さも感じるほどの陽気の下、午後0時半に第17戦(25周)の決勝レースがスタート。ポールポジションのキャシディが好スタートで抜け出し首位をキープ。
その後方では、2番手、3番手の車両が並んだまま1コーナーへ進入し、アウト側の車両がコースオフ。4番手スタートの山下はこれをかわして3位に浮上した。
山下は2周目の1コーナーで並びかけるなど、再三にわたって2位の車両を攻めたがパスには到らず。首位キャシディが1周目を終えて2.5秒、2周目には4秒もの大差で独走する一方、2位以下は山下を真ん中に挟んだ3台のバトルに。
若干速さに勝る山下は離されることなくついて行き、1秒以内の差のまま3台による2位争いが続いた。15周目にも山下は最終コーナー立ち上がりから前走車に追いつき、ストレートでブロックする前走車をかわすべくイン側の壁ぎりぎりで並びかけたが、惜しくも逆転は叶わず。
23周目には、S字コーナー付近でNクラス車両がコースアウトし、黄旗が振られている区間で周回遅れに引っかかったところで山下は後続にかわされ、4位に後退。
キャシディは最終的に、2位に20秒近い大差をつけて圧勝。2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季7勝目を挙げ、F3フル参戦初年度にしてシリーズチャンピオンを獲得した。
山下は4位でチェッカーを受けたが、レース後、黄旗区間での追い越しがあったとしてひとつ順位が繰り上がり3位フィニッシュ。シリーズランキングは2年連続での2位でシーズンを終えることとなった。
F3-Nクラスは既にタイトルを決めている小河 諒(TOM'S)が両レースをポール・トゥ・ウィンで制し、今季14勝目を挙げて圧勝のシーズンを終えた。
キャシディと山下は、11月19日(木)から22日(日)にかけて中国・マカオ特別行政区の市街地特設コースで開催される、F3世界一決定戦とも言えるマカオGPへトムスチームから参戦する。昨年キャシディは同大会3位、山下も9位とシングルフィニッシュを果たしており、全日本F3のランキング1位、2位としての参戦となる今年の更なる活躍に期待がかかる。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第16戦、第17戦共にポール・トゥ・ウィンで圧勝したニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S #37)

第16戦4位、第17戦3位と苦戦しシリーズランキング2位となった山下健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)
トヨタモータースポーツニュース
全日本F3選手権第17戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で25周の決勝を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)が優勝した。キャシディはこの優勝で2015年度のドライバーズチャンピオンを獲得した。
全日本F3レースもいよいよ最終戦。秋晴れの下、午後12時30分フォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのはポールポジションのニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)。トップで1コーナーに進入する。その後方では予選2位のルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)に同3位の関口雄飛(B-Max Racing F312)がアウトから並びかけ、2台は1コーナーを併走するも接触して関口は押し出され、その間に同4位の山下健太(PETRONAS TOM'S F312)、同5位の高星明誠(B-MAX NDDP F3)、同6位の福住仁嶺(HFDP RACING F312)に先行され、8位に落ちた。
トップに立ったキャシディは後方の混乱を尻目に1周目に2位のオルドネスを2秒5離して戻ってきた。ここからも異次元のスピードで後続を突き放し、中盤の12周目には7秒6。21周目にはファステストラップをたたき出し、終わってみれば19秒2差でぶっちぎりの優勝を飾った。2015年のドライバーズチャンピオンも決めることとなった。また、年間チームチャンピオンもキャシディの所属するペトロナス・チーム・トムスが獲得した。
2位のオルドネスと3位の山下はドッグファイト。一時はストレートで並びかける場面もあったが順位は変わらず。
逆に山下は23周目のS字立ち上がりで周回遅れのNクラス・ドラゴン(B-MAX RACING F308)に詰まった際に、高星にパスされ4位に落ちることとなった。
レースは25周を回ってこのまま終了。優勝はキャシディ、2位にオルドネスが入った。3位でゴールした高星に黄旗追い越しのペナルティーが科されたため、繰り上がって山下が3位。4位に石川京侍(TODA FIGHTEX)、5位に福住仁嶺(HFDP RACING F312)入り、関口雄飛(B-Max Racing F312)にも黄旗追い越しのペナルティーが科されたため、6位に高橋翼(HFDP RACING F312)が入った。
Nクラスはポールポジションの小河諒(KeePer TOM'S F306)が後方にCクラスの山口大陸(タイロク・ハナシマ28号)を挟んでいたため予選2位の三浦愛(EXEDY RACING F307)は2グリッド後ろ。難なくトップで1コーナーを通過すると、2位に三浦、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)と続く。
2位三浦はトップ小河とと遜色ないタイムで追う場面もあったが、届かず。優勝は小河、2位に三浦、3位に周回遅れとなったドラゴンの順でゴールした。
2016年の全日本F3選手権は4月に鈴鹿サーキットで開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 31'22.571 |
| 2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 19.229 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 20.719 |
| 4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 25 | 21.522 |
| 5 | 7 | | 5 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 21.972 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 25 | 26.760 |
| 7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 30.038 |
| 8 | *23 | | 8 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 50.020 |
| 9 | *50 | | 9 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 52.585 |
| 10 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'07.877 |
| 11 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 25 | 1'13.953 |
| 12 | *28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 1'37.288 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
| 14 | 18 | N | 4 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 24 | 1Lap |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 23 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
| - | 77 | N | - | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'14.703 (22/25) 178.511km/h
- CarNo.50は、2015全日本フォーミュラ3選手権統一規則第19条3(2回以上の進路変更)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.28は、H項違反(黄旗掲示中の追い越し)により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.23は、H項違反(黄旗掲示中の追い越し)により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
- Fastest Lap: CarNo.37 ニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314) 1'14.703 (22/25)
全日本F3選手権第17戦は18日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704km)で公式予選を行い、総合でニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が、Nクラスで小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジションを獲得した。
第16戦の予選終了後、10分のインターバルで第17戦の予選も10分間で行われた。
ここでもニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)が計測3周目に1分13秒651とコースレコードを更新するタイムで予選をリード。2位にルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP F3)、3位に高星明誠(B-MAX NDDP F3)、4位に山下健太(PETRONAS TOM'S F312)と続く。
キャシディは計測4周目にタイムを1分13秒515まで削り、ポールポジションを確定。2位に1分13秒519とオルドネスが僅差で続き、3位には関口雄飛(B-Max Racing F312)が上がってきた。
キャシディとチャンピオンを争う山下は4位と苦しい予選結果となった。5位には高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、6位には福住仁嶺(HFDP RACING F312)が入った。
16、17戦とポールを取ったキャシディはポールポジションポイント2点を追加し、107ポイント。ポールからスタートできるキャシディがチャンピオン争いでがぜん有利となった。
Nクラスはここでも小河諒(KeePer TOM'S F306)がポールポジション。2位に三浦愛(EXEDY RACING F307)、3位にドラゴン(B-MAX RACING F308)といつもの順位で続いた。
第18戦決勝レースは明日18日、午後12時30分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.6 -RIJ- (2015/10/17) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | 1 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.515 | - | - | 181.396 |
| 2 | 22 | | 2 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.519 | 0.004 | 0.004 | 181.386 |
| 3 | 50 | | 3 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.581 | 0.066 | 0.062 | 181.233 |
| 4 | 36 | | 4 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.659 | 0.144 | 0.078 | 181.041 |
| 5 | 23 | | 5 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'13.690 | 0.175 | 0.031 | 180.965 |
| 6 | 7 | | 6 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'13.788 | 0.273 | 0.098 | 180.725 |
| 7 | 2 | | 7 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'13.799 | 0.284 | 0.011 | 180.698 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'14.284 | 0.769 | 0.485 | 179.518 |
| 9 | 19 | | 9 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'14.340 | 0.825 | 0.056 | 179.383 |
| 10 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.469 | 2.954 | 2.129 | 174.389 |
| 11 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'16.534 | 3.019 | 0.065 | 174.240 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'16.747 | 3.232 | 0.213 | 173.757 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'17.330 | 3.815 | 0.583 | 172.447 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'18.733 | 5.218 | 1.403 | 169.374 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'21.082 | 7.567 | 2.349 | 164.467 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'20.892)予選通過 ---- |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'21.082 | 7.567 | 2.349 | 164.467 |
| - | 5 | N | - | キョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | absence | - | - | - |
- 'R'マークの車両は従来のコースレコード(1'13.694)を更新しました。
全日本選手権クラス
- 優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
-
「予選は上手く行ったんですが、決勝は苦戦しました。スタートは決まったんですが、オーバーステアが強くて序盤は苦しかったです。井口や国本も迫ってきたし楽ではありませんでしたね。後半は、フロントタイヤを酷使したので、クルマのバランスもよくなり、最終ラップにファステストラップを記録することができました。タイトルは決まったけど、今日は22ポイントを加算できて2位との差を広げられたので満足です」
- 決勝2位 井口卓人(TDP TOM'S)
-
「木、金曜日の練習走行では、走り方の問題がありました。関谷監督やエンジニアからのアドバイスで予選では2位になることができ、それが決勝につながったと思います。ヴァン・ダム選手がハイポイントコーナーでオーバーステアだったのでそこでは近づけるんですが、SPコーナーでは離されました。でも、彼の速いところと遅いところはわかりました。明日はそれを考えてレースに臨みたいです」
- 決勝3位 国本京祐(TDP TOM'S)
-
「木、金曜日の練習はまずまずでしたが、予選で一発のタイムを出すことができなくて3番手になってしまったのが今日の結果になったと思います。毎周、毎周プッシュして前との差も広がらなかったので、明日もチャンスはあると思います」
ナショナルクラス
- 優勝 山内英輝(SPIRIT TOM'S)
-
「木曜日から調子がよくてチームの働きもあり、1周1周プッシュできたのが今日の結果につながったと思います。序盤は全日本クラスのクルマにも付いていけたんですが、8~9周目あたりからリアがずるずるして離されてしまいました」
- 決勝2位 松下昌揮(AIM SPORTS)
-
「予選では2セットのタイヤを使ったんですが、ピットロード出口で止まってクラッシュ寸前でした。いろんな人に『あそこで突っ込めば出世するぞ』って言われたので、突っ込んどけば良かったかなと(笑)。決勝では見せ場のスタートで2台をかわし、アレックス(アレキサンドラ・インペラトーリ)が飛んでいったので2位になりました。その後は山内選手の調子が良すぎたので付いていけませんでした」
- 決勝3位 ザヒール・アリ(PTRS)
-
「スタートを失敗して、その後プッシュしたんですが、オーバーテイクできませんでした。後半は付いていくのが精いっぱいでした。明日は気持ちを切り替えていいレースをしたいですね」
まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2008/09/20) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 18 | 22'57.916 |
| 2 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 18 | 1.464 |
| 3 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 18 | 2.258 |
| 4 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 18 | 7.701 |
| 5 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 18 | 16.996 |
| 6 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 18 | 17.581 |
| 7 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 18 | 22.617 |
| 8 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 18 | 24.243 |
| 9 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 18 | 25.176 |
| 10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 18 | 33.440 |
| 11 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 18 | 52.499 |
| 12 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 18 | 52.757 |
| 13 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 18 | 56.104 |
| 14 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 18 | 56.636 |
| 15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 18 | 1'10.855 |
| 16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 17 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap: CarNo.1 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S F308) 1'15.864 (18/18) 175.779km/h
全日本F3選手権第17戦は20日、スポーツランドSUGOで決勝を行い18周を走って、すでにチャンピオンを決めているカルロ・ヴァン・ダム(トムス)が優勝した。
フォーミュラニッポン予選の終わったSUGOは相変わらず厚い雲に覆われているが雨は落ちていない。16時5分予定通り、フォーメーションラップが始まる。1周を回って全車グリッドにつきシグナルレッドからブラックアウトでスタート。
好スタートを切ったのはポールポジションのカルロ・ヴァン・ダム(トムス)。予選2位の井口卓人(同)をけん制しつつ1コーナーでホールショットを奪う。2位に井口。3位には予選順位どおり国本京祐(同)。
この3台は1秒弱の間隔でバトルしながら4位以下の後続を引き離していく。結局、この3台の順位は18周を走っても変わらず、このままの順位でゴールし、ヴァン・ダムがポールトゥウインで優勝を飾った。
4位は安田信裕(スリーボンド)、5位に山本尚貴、6位にはケイ・コッツォリーノ(ナウ)が入った。
ナショナルクラスもすでにチャンピオンを決めている山内英輝(トムス)が優勝した。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第17戦、第18戦はスポーツランドSUGOで公式予選を行い、カルロ・ヴァン・ダム(トムス)が連続ポールポジションを獲得した。
F3の公式予選は、予定より15分遅れの11時45分より30分間で始まった。少し薄日が差してきたが、相変わらず過ごしやすい気候である。
開始早々から各ドライバーが精力的にタイムアタックを開始。カルロ・ヴァン・ダム(トムス)、井口卓人(同)、国本京祐(同)の3名が予選をリード。国本が1分15秒890でまずはトップに立つが、すでにドライバーズチャンピオンを決めているヴァン・ダムが1分14秒905、14秒753、14秒733と立て続けにタイムを更新。国本を逆転してトップに君臨する。2位に国本が、3位には井口が着ける。
予選中盤、コースアウトしたマシンの回収のため赤旗が8分間にわたり掲示される。しかし、予選時間の延長は行われず、ナショナルクラスの予選はこの時点で終了。残り6分で全日本選手権クラスのアタックが始まった。
ここでもヴァン・ダムは盤石。さらにタイムを更新し、1分14秒483で第18戦のポールポジションを確定。セカンドタイムでもトップに立ち第17戦でのポールも決めた。
第17、18両戦とも予選2位は井口、3位は国本といつものトムス勢。4位はケイ・コッツォリーノ(ナウ)、5位は安田信裕(スリーボンド)も両戦ともこの順位となった。
ナショナルクラスは、こちらもすでにドライバーズチャンピオンを決めている山内英輝(トムス)が2位以下を0.5秒ほどちぎってクラスポールを決めている。
第17戦決勝は本日16時5分より18周で、第18戦決勝は明日21日12時45分より25周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2008/09/20) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 17 スポーツランドSUGO 3.704256 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'14.645 | - | - | 178.65 |
| 2 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'14.734 | 0.089 | 0.089 | 178.44 |
| 3 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'14.826 | 0.181 | 0.092 | 178.22 |
| 4 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | R1'15.155 | 0.510 | 0.329 | 177.44 |
| 5 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | R1'15.225 | 0.580 | 0.070 | 177.27 |
| 6 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | R1'15.987 | 1.342 | 0.762 | 175.49 |
| 7 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | R1'15.994 | 1.349 | 0.007 | 175.48 |
| 8 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'16.387 | 1.742 | 0.393 | 174.58 |
| 9 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 1'16.438 | 1.793 | 0.051 | 174.46 |
| 10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'16.537 | 1.892 | 0.099 | 174.23 |
| 11 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'17.206 | 2.561 | 0.669 | 172.72 |
| 12 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'17.209 | 2.564 | 0.003 | 172.72 |
| 13 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'17.637 | 2.992 | 0.428 | 171.77 |
| 14 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'18.161 | 3.516 | 0.524 | 170.61 |
| 15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'19.631 | 4.986 | 1.470 | 167.46 |
| 16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'22.171 | 7.526 | 2.540 | 162.29 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'22.209 | 7.564 | 0.038 | 162.21 |
- 従来のコースレコードは、1'16.257。'R'マークはコースレコードを更新した。
Kosuke Honda Memorial HI-LAND F3 CHAMPIONSHIP RACE -RIJ- (2007/10/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 仙台ハイランドレースウェイ 4.063 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 1 | オリバー・ジャービス | DHG TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 24 | 39'40.791 |
| 2 | 37 | 石浦 宏明 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 24 | 10.039 |
| 3 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 24 | 15.995 |
| 4 | 3 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 24 | 17.096 |
| 5 | 11 | 伊沢 拓也 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 24 | 23.835 |
| 6 | 33 | 関口 雄飛 | 広島トヨタ・ダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 24 | 32.153 |
| 7 | 2 | 中山 友貴 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F307 | MF204C | 24 | 44.992 |
| 8 | 10 | 塚越 広大 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 24 | 45.456 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 24 | 1'15.544 |
| 10 | 14 | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F306 | SR20VE | 23 | 1 Lap |
| 11 | 16 | 石川 資章 | Mainte・ShiOnFmu | DALLARA F306 | 3S-GE | 23 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 21 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap:#1 オリバー・ジャービス (DHG TOM'S F307) 1'38.573 (13/24) 148.385km/h
Kosuke Honda Memorial HI-LAND F3 CHAMPIONSHIP RACE -RIJ- (2007/10/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2007 All Japan F3 Championship Round 17 仙台ハイランドレースウェイ 4.063 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | *1 | オリバー・ジャービス | DHG TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 1'37.475 | - | - | 150.06 |
| 2 | 36 | 大嶋 和也 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F306 | 1AZ-FE | 1'37.591 | 0.116 | 0.116 | 149.88 |
| 3 | 37 | 石浦 宏明 | TDP TOM'S F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'37.635 | 0.160 | 0.044 | 149.81 |
| 4 | 3 | ロベルト・ストレイト | INGING F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'37.763 | 0.288 | 0.128 | 149.61 |
| 5 | 10 | 塚越 広大 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 1'37.927 | 0.452 | 0.164 | 149.36 |
| 6 | 33 | 関口 雄飛 | 広島トヨタ・ダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'38.131 | 0.656 | 0.204 | 149.05 |
| 7 | 11 | 伊沢 拓也 | Honda Real F307 | DALLARA F307 | MF204C | 1'38.887 | 1.412 | 0.756 | 147.91 |
| 8 | 14 | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F306 | SR20VE | 1'38.928 | 1.453 | 0.041 | 147.85 |
| 9 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'39.065 | 1.590 | 0.137 | 147.65 |
| 10 | 2 | 中山 友貴 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F307 | MF204C | 1'39.171 | 1.696 | 0.106 | 147.49 |
| 11 | 16 | 石川 資章 | Mainte・ShiOnFmu | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'44.119 | 6.644 | 4.948 | 140.48 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'47.324 | 9.849 | 3.205 | 136.29 |
- CarNo.1は、ハイランドF3チャンピオンシップレース特別規則書第8条20.(ピットレーン通過制限速度)違反により罰金6万円のペナルティを課す。
石浦 宏明(優勝)
今週はずっと調子がよくて、クルマもほとんどイジらずにいける手ごたえがありました。
それでスタッフも淡々と仕事を進めることができましたし、僕も落ち着いて走れました。
2周目の1コーナーに草が出ていてヒヤっとしましたが、それ以外は問題なく、後半にはペースを上げていくことができました。
スタートの瞬間は横が動いてないのは見えていましたが、ペースを上げて走るために、後ろは気にしないで前を見て集中して走りました。
監督にはまだ報告していませんが、ポールを獲ったことをとても喜んでくれたので、今度はもっと喜んでくれると思います。
塚越 広大(2位)
スタートは今季これまでで一番良かったんです。前には出れませんでしたけど。
最初の4周は(石浦の)背後についていけたのですが、そこで抜くまでに至らなかったのが敗因です。後半はペースが上げられませんでした。悔しいです。
明日の決勝はもっと前のグリッドですから、今日みたいなスタートが再現できるように頑張ります。
伊沢 拓也(3位)
スーティル選手はいつもスタートがうまいので、まさかストールするなんて考えもしませんでした。危なくぶつかりそうになりましたが、うまくかわせてよかったです。
後ろ(大嶋)は気にしていませんでした。前に追いつくことだけを考えてましたが、ペースが上がらずについていけなかったので、何が原因かをこれから検証して明日の決勝に備えたいと思います。
エイドリアン・スーティル(シリーズチャンピオン)
スタートでは予想外にタイヤのグリップが良かったためか、凄く反応がよかったんですが、動き出したところでストールしてしまいました。すぐに再始動して動き出したんですが、その直後にマルコに突っ込まれてしまいました。
レースは残念でしたが、タイトルが獲れたのは良かったです。
スタート前からフィーリングは良かったので、自信はあったんですよ。
自分では3年ぶりのストールで、本当についてなかったです。
今シーズンは新しい国でレースをすることに不安もあったんですが、いいレースができて、いい1年になり、嬉しいですし、タイトルを獲れたことに満足しています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
ツインリンクもてぎで開催された全日本F3選手権第17戦は、初めてのポールポジションからスタートした#33石浦宏明(広島トヨタダラーラF305)が最後までトップを守りきって悲願のF3初優勝を達成した。
ポイントリーダーのエイドリアン・スーティルはスタート直後にアクシデントでレースを終えたが、ランキング2位の大嶋和也も12周目にコースアウトによりリタイヤしたため、2006年のシリーズタイトルはスーティルのものとなった。
第17戦決勝は10月21日午後1時30分にスタート。
ここで2番グリッドにつけていたスーティルがまさかのエンジンストール。
#14マルコ・アスマーがこれを避けきれずにリヤに激突してしまい、両者早くもここで戦列を離れることになった。
このアクシデントを尻目にポールポジションからスタートした石浦はトップを守って1コーナーへ。以下、#10塚越広大、#2伊沢拓也と続き、ポイントランキング2位の#36大嶋和也が4番手から上位進出を目論む。
2位の塚越は序盤から積極的に石浦に仕掛けるが、石浦はスタートから4周を終えた辺りから徐々にペースを上げ、塚越を引き離していく。
その後方では、4番手の大嶋が徐々に遅れ始めた。
スーティルのいない間に一気にポイント差を埋めたい大嶋だったが、12周目の1コーナーで痛恨のコースオフ。グラベルにクルマを停めてレースを終えることとなってしまった。
この瞬間、2006年全日本F3王者はエイドリアン・スーティルのものとなった。
トップの石浦はその後も塚越につけ入る隙を全く見せず、最終的には1.5秒の差をつけて14周を走りきり、悲願の初優勝を達成、病床の藤田直広監督にポール獲得に続く嬉しい報告をすることとなった。
今シーズンの最終戦となる第18戦決勝は明日午前10時35分スタート。20周の戦いだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | Driver | Team | Car | Engine | Lap | Total/Delay | Gap |
| 1 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
25'13.677 |
- |
| 2 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
14 |
1.518 |
1.518 |
| 3 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
14 |
3.345 |
1.827 |
| 4 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
14 |
6.637 |
3.292 |
| 5 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
8.688 |
2.051 |
| 6 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
15.683 |
6.995 |
| 7 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
16.797 |
1.114 |
| 8 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
14 |
21.255 |
4.458 |
| 9 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
23.546 |
2.291 |
| 10 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
14 |
27.219 |
3.673 |
| - |
- |
以上完走 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
| - |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
11 |
3Laps |
3Laps |
| - |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
0 |
14Laps |
11Laps |
| - |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
0 |
14Laps |
0.000 |
| - |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
0 |
14Laps |
0.000 |
Best Time:No.4 ロベルト・ストレイト 1'47.238(10/14Lap 161.18km/h)
規定周回数:12
全日本F3選手権第17、18戦の公式予選が10月21日ツインリンクもてぎで行われ、第17戦は#33石浦宏明(広島トヨタ ダラーラF305)、第18戦は#1エイドリアン・スーティル(DHGトムスF305)がそれぞれポールポジションを獲得した。
2006シーズンの全日本F3もこれが最終ラウンドを迎えた。
ここまでのポイントリーダーは212ポイントを獲得しているエイドリアン・スーティル。
ルーキーの大嶋和也が185ポイントで2位につけている。
両者の差は27ポイントと決して少なくはないが、まだ逆転の可能性がなくなったわけではない。
しかし17戦2位、18戦ポールと好タイムを連発したスーティルに対して、大嶋は第17戦7位、第18戦5位とタイムが伸びず、決勝でも苦しい戦いを強いられそうだ。
今季4回のポールを獲得して速さを見せ付けているもう一人のルーキー、塚越広大は第17戦3位、第18戦は2位と好調。あとはスタートをうまく決めて決勝で結果を出すだけだ。
こうしたいつもの上位陣に割って入ったのが石浦だ。
石浦は第17戦最後のアタックで1分46秒421を叩き出し、自身初のポールポジションをこの最終ラウンドで遂にもぎ取った。
続く18戦では46秒526で8番手に留まったが、ここでいい結果を出して来季につなげたいところだ。
全日本F3第17戦の決勝は今日午後1時30分より17周で、
第18戦は明日午前10時35分より20周で戦われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA
天候:晴れ コース:ドライ
| Pos. | No. | ドライバー | エントラント | シャシー | エンジン | Time | Delay | Gap |
| 1 |
33 |
石浦 宏明 |
広島トヨタDALLARAF305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.421 |
- |
- |
| 2 |
1 |
エイドリアン・スーティル |
DHG TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.447 |
0.026 |
0.026 |
| 3 |
10 |
塚越 広大 |
Honda 無限 F107 |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.517 |
0.096 |
0.070 |
| 4 |
2 |
伊沢 拓也 |
Honda・戸田FIGHTEX |
DOME F107 |
MF204C |
1' 46.766 |
0.345 |
0.249 |
| 5 |
12 |
ファビオ・カルボーン |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.820 |
0.399 |
0.054 |
| 6 |
14 |
マルコ・アスマー |
ThreeBond |
DALLARA F305 |
SR20VE |
1' 46.843 |
0.422 |
0.023 |
| 7 |
36 |
大嶋 和也 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 46.919 |
0.498 |
0.076 |
| 8 |
3 |
ジョニー・リード |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.477 |
1.056 |
0.558 |
| 9 |
75 |
池田 大祐 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.637 |
1.216 |
0.160 |
| 10 |
62 |
嵯峨 宏紀 |
DENSO・ルボーセF306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 47.902 |
1.481 |
0.265 |
| 11 |
74 |
岡田 暁 |
EMS F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
1' 48.344 |
1.923 |
0.442 |
| 12 |
37 |
松村 浩之 |
TDP TOM'S F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.575 |
2.154 |
0.231 |
| 13 |
50 |
磯崎 元彦 |
GOLDON ZAP F305 |
DALLARA F305 |
3S-GE |
1' 48.781 |
2.360 |
0.206 |
| |
|
以上 |
予選通過車両 |
|
|
|
|
|
| 14 |
4 |
ロベルト・ストレイト |
INGING F306 |
DALLARA F306 |
3S-GE |
計測できず |
- |
- |
予選通過基準タイム(110%) 1'57.107
平成17年9月12日
トヨタ自動車(株)広報部
全日本F3選手権
第17/18戦 MINE
全日本F3第9大会 J.P.デ・オリベイラがチャンピオン獲得!
第17戦では、波乱のレースでJ.リードが初優勝。
第18戦は3冠確定のトムスが1-2フィニッシュ

第17戦、チームの地元MINEでJ.リード(左)が初優勝。
3位に入ったJ.P.デ・オリベイラ(右)はチャンピオンを確定した
2005年の全日本F3選手権の第9大会(第17戦、第18戦)「MINE F3レース」が9月10日(土)~11日(日)に山口県のMINEサーキットで開催された。今季2度目となるMINE大会には、シリーズエントリーの14台に2台を加えた16台が出場、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車はこのうち10台を占めた。
シリーズも終盤を迎えてチャンピオン争いはJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)と中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)の2人に絞られ、9日(金)に行われた練習走行ではJ.P.デ・オリベイラがトップ、中嶋一貴が2番手タイムにつけた。
◆予選◆
30日(土)は朝から断続的に小雨が落ちる不順な天候。午前10時15分から15分間づつ行われた公式予選は序盤にごく少量の雨が落ちたもののその後は曇天となり、実質ドライ路面で行われた。
第17戦のセッションでは、激しいタイムアタック合戦が展開され、終了間際にただ一人1分22秒台に入ったJ.P.デ・オリベイラがポールポジション、中嶋一貴が2番手、R.ストレイト(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手で続き、トヨタ・トムス3S‐GEエンジンが上位3番手までを独占した。
10分間のインターバルをおいて実施された第18戦のセッションは、路面状況の向上により序盤からめまぐるしく順位の入れ替わる展開。その中でJ.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6周目にトップに立つと、その後はコースアウト車両による黄旗提示状態が続きタイム短縮は果たせず、J.リードがポールポジション。J.P.デ・オリベイラが3番手、中嶋一貴が4番手、R.ストレイトが5番手グリッドをそれぞれ獲得した。
◆第17戦決勝◆
第17戦の決勝レースは午後2時50分より今にも雨の降り出しそうな曇天の下、20周で行われた。
スタートでは、ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラがホイールスピンで遅れ、2番手の中嶋一貴がトップで1コーナーへ。3番手に後退したJ.P.デ・オリベイラまでを含む上位3台は、じわじわと後続を引き離しながら周回を重ねるが、間もなく雨が降り出し、路面はハーフウエット状態へ。そんな状況で迎えた6周目、1コーナーで中嶋一貴は痛恨のスピンを喫し、コースオフ。2番手の武藤英紀(M-TEC MF204C)、J.P.デ・オリベイラも続いてコースアウトしたが、自力でコースに復帰し、この間隙にJ.リードが首位に立った。
周回遅れとなった中嶋一貴は雨が強くなるとのチームの判断からピットに戻り、レインタイヤに履き替えて追撃を開始したが、グラベルで拾ったと思われる石が原因でエンジンがストップ。11周で無念のリタイアとなり、この瞬間にJ.P.デ・オリベイラのチャンピオンが確定した。
一方5番手までポジションを下げたJ.P.デ・オリベイラは小雨の降り続く中、スリックタイヤのままで渾身の猛追を続け、8周目に4位、11]周目には3位まで浮上してチェッカー。
その一方で、逃げ切ったJ.リードがチームの地元となるMINEで初優勝を果たした。
◆第18戦決勝◆
11日(日)も朝から曇天。第18戦の決勝レースは午後3時より30周で行われた。ポールポジションのJ.リードを先頭にスタートが切られると、3番手グリッドのJ.P.デ・オリベイラは2番手の横溝直輝(ニッサンSR20VE)を1コーナー進入までにパス。さらに4番手スタートの中嶋一貴も、3コーナーの進入で前に出て、トヨタ勢が上位3台を占める。
ところが首位を行くJ.リードは、フライングスタートによるピットドライブスルーペナルティを受けて後退を余儀なくされてしまう。
これで首位に立ったJ.P.デ・オリベイラはファステストタイムを記録しながら快走。2位の中嶋一貴はこれを追うが届かず、そのままチェッカー。J.P.デ・オリベイラは見事今季7勝目を挙げ、2位で続いた中嶋一貴とともにトムスチームのワン・ツー・フィニッシュとなった。
今大会の結果により、J.P.デ・オリベイラは最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを確定。トムスチームはチーム部門とエンジンチューナー部門のタイトルと合わせて3冠を確定した。トヨタ・トムス3S‐GEエンジンによるチャンピオン獲得は2003年以来3年連続となる。
トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
念願のチャンピオンを獲得することが出来て本当に嬉しい。自分を支えてくれたチームスタッフや関係者には感謝の気持ちで一杯だ。チャンピオンは確定したが、最終戦も全力で戦い、第18戦をノーミスで勝ち取ったように、勝利を目指し、その勢いを保ってマカオGPでも勝ちを狙って行く。
トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:
第17戦は残念な結果に終わり、シリーズチャンピオンも確定してしまったが、残る最終戦では、シリーズランキング2位獲得を目標とするのではなく、あくまでも勝ちを狙って、全力で攻めて行きたい。
TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
第17戦での中嶋一貴君は、降りだした雨の中、トップを走るという厳しい状況で、よく頑張ったと思う。トムスチームとしては3冠を達成することが出来、池田大祐君も第18戦の後半は集中力の高い走りを披露するなど、それぞれ良いところを見せてくれた。最終戦では今季の総決算としてさらなる健闘を期待したい。
Text: © トヨタ自動車
優勝 ジョニー・リード(INGING F107)
「トップ3のミスでしたが優勝できて嬉しいです。このコースはドライでのオーバーテイクは難しいので雨になればと思っていました。雨でのクルマのバランスが良かったのもラッキーでした。(リードはA1GPに参加するため全日本F3でのレースは明日が最後)A1のテストをフランスで行なって11月にニュージーランドのレースに参加します。このレースの勝利が自信になったのでいいレースができると思います」
2位 武藤英紀(Honda・M-TEC F107)
「雨が降り始めていて、コースアウトする前の周から強くなったと感じていたんですが、あれほど濡れているとは思いませんでした。中嶋選手がコースアウトしたときには、ぼくも何もできない状況でした。路面に対して完全なオーバースピードで自分のミスです。コースオフして石を拾ってしまいまったのが原因かどうか解りませんが、エンジンからいやな音が聞こえたり、ミスファイヤーのようなのも途中出ていて、不安をかかえて走っていました。そのせいではないんですが、リード選手が磯崎選手に引っかかってるときにペースを上げていればよかったのに、慎重な走りをしてしまいました。今思えばもうちょっとプッシュすればリード選手をキャッチできて、そしてもしかしたら抜けたのかなと思います」
3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)
「スタートがうまく切れなかったのが、このレースの問題でしたね。雨が降り出してからはミスをしないようにリスクを背負わないようにしました。路面が濡れていたので1コーナーでみんなと一緒にコースオフしてしまいました。スタートをしてからは優勝でタイトルは取れないと思いました。雨が降ったのでこの順位になれたと思えばラッキーでしたね」
シリーズチャンピオン ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)
「一言では言い表せないんですけど、チャンピオンは自分にとっての大きなターニングポイントだと思います。昨年はこのMINEでポイントをたくさん取らなければならない立場で、今年は逆に自分がポイントをリードしている立場でした。去年はブレーキトラブルでチャンピオンを取れなかったので、悔しい思いもしましたが、同じMINEでタイトルが取れたので嬉しいですね。自分の中での問題が克服できた感じがします。去年からの経験を生かして短い予選の走り方やタイヤの選択、大会自体のことについて学ぶことが多かったです。インをついてペナルティを取られたりなどのミスを犯さないようにした部分では、成長したと思います。トムスに来てそれが生かせたと思います。去年はブラジルに戻っていましたが、今年はイギリスに一度行ったのみで1月から日本にいますし、日本での生活もようやく慣れて楽しめるようになりましたし、チームとの関係もすごくいいです。御殿場での生活も楽しく過ごしています。
(チームメイトの中嶋について訊かれて)シーズ当初から一貴のポテンシャルや速さは感じていましたが、少し経験が足りないのかも知れません。もう少し学ばなければならないところもありますね。チームメイトなので自分とのデーターも共有でき、お互い勉強し合えるし、いいチームメイトだと思います。彼は今年大きく成長し、接戦できるチームメイトがいるということは自分にとってもモチベーションにつながるし、彼が速いほど自分も速く走れるのでためになりました。残りのレースも出来るだけ多く勝ちたいと思います」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
全日本F3選手権第17戦は10日、山口県のMINEサーキットで決勝を行い、途中降り出した雨のため次々とコースアウトするマシンが出るなか、予選5位のジョニー・リード(INGING F107)が優勝した。また、このレース3位に入ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)が選手権ポイントで2位につける中嶋一貴(TPDトムスF305)のリタイヤにより2005年F3選手権のシリーズチャンピオンを決めた。

MINEの天候は決勝開始前になっても曇りのまま、なんとかドライでのスタートを迎えた。フォーメーションラップを回って各車グリッドにつき、赤ランプのブラックアウトでスタート。ポールポジションのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)がホイールスピンで出遅れるなか、素晴らしいスタートを決めたのが予選2位の中嶋一貴(TPDトムスF305)でトップで1コーナーに。2位には予選4位の武藤英紀(Honda・M-TEC F107)が上がり、オリベイラは3位に落ちた。以下、4位ジョニー・リード(INGING F107)、5位ロベルト・ストレイト(INGING)、6位パオロ・モンティン(ThreeBond)と続く。
このまま各車周回を続けるが、3周を過ぎたあたりから突然コースに雨が落ちてきた。そして5周目の1コーナー。雨に濡れたトラックに足元をすくわれ、なんとトップグループ全車がコースアウト。後続も次々とグラベルに飛び出していく。各コーナーでもコースアウトするマシンが続出。大変なレースになってきた。
6周を終わっての順位は、リードがトップ、2位武藤、3位はなんと予選10位の番場琢(DeODEOダラーラF305)だ。4位に横溝直輝(ThreeBond)、5位オリベイラ、6位嵯峨宏紀(DENSO・ルボーセF305)。中嶋はグラベル脱出に手間取り、周回遅れになってしまった。中嶋ノーポイントでオリベイラのチャンピンが確定するためこの時点でほぼオリベイラのシリーズチャンピン獲得が濃厚となった。
5位のオリベイラは10周目に横溝を11周目に番場をかわして3位に上がる。そしてピットインしてレースに復帰していた中嶋が自身12周目の2コーナー立ち上がりでストップ。マシンを降りたためこの時点でオリベイラのチャンピオンが確定した。
2位を走る武藤は14周目に4秒あったトップを走るリードとの差を徐々に詰め始める。17周目には2秒を切り、ファイナルラップ突入時点でその差は1秒。しかし僅かに届かず20周を走りきってリードが優勝。2位には武藤。3位チャンピオンを決めたオリベイラ。4位横溝、5位安岡秀徒(INGING F107)、6位ストレイト。
7位はルーキー塚越広大(Honda・M-TEC F106)。オープニングラップでスピンを喫して最後尾まで落ちたが、雨が降り出すと誰よりも速く走り次々と前車をパス。その実力の片鱗を見せ付けた。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
全日本F3 -RIJ- (2005/09/10) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 20 | 30'02.578 |
| 2 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 20 | 0.292 |
| 3 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ZENTトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 12.008 |
| 4 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 20 | 30.517 |
| 5 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 20 | 30.889 |
| 6 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 20 | 42.494 |
| 7 | 16 | 塚越 広大 | Honda・M-TEC F106 | LOLA-DOME F106 | MF204C | 20 | 54.847 |
| 8 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 1'01.169 |
| 9 | 11 | 河内 浩成 | ドリームファクトリーF106 | LOLA-DOME F106 | MF204C | 20 | 1'02.256 |
| 10 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
| 11 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
| 12 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 -------- |
| - | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 16 | 4 Laps |
| - | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 11 | 9 Laps |
| - | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 11 | 9 Laps |
| - | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 6 | 14 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 中嶋一貴(TPDトムスF305) 1'23.551 4/11 143.51km
全日本F3選手権は10日、山口県のMINEサーキットで第9大会(第17戦、第18戦)の公式予選を行い、第17戦はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)が、第18戦はジョニー・リード(INGING F107)がポールポジションを獲得した。
春のもてぎで幕を開けた全日本F3選手権もはや山口県のMINEサーキットでの第9大会。選手権争いも佳境に差し掛かってきた。九州に上陸し、中国地方をかすめた大型台風14号の被害もなくレースは無事開幕を迎えた。しかし台風一過というには程遠い天候で、早朝からMINE上空には雲が低く垂れ込め、第17戦予選開始前には小雨もふってきた。だが、この雨も予選開始時には止み、レコードライン外には水溜りが残るものの、ほぼドライコンディションでの争いとなった。
午前9時15分より予定通り第17戦の公式予選が始まった。しかし、開始5分、折目遼がシケインでスピンしてコース上に止まりこのマシンを排除するため赤旗が提示された。
残り10分、予選再開後まずトップに立ったのは1分22秒台の前半でホンダのエース武藤英紀(Honda・M-TEC F107)。しかしこのポジションも長くは続かず、ロベルト・ストレイト(INGING)、中嶋一貴(TPDトムスF305)がタイプアップして後退。そして、ついにポイントリーダーのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ZENTトムスF305)がただ一人22秒台に入る1'22.903を叩き出してポールを決めた。2位に中嶋が入りトムス勢が1-2。3位がストレイト。武藤は4位。
10分のインターバルを置いて引き続き第18戦の予選が15分にわたって行われた。開始早々から各車、第17戦のポールタイムを上回る1分22秒台で走行。まずは、横溝直輝(ThreeBond)が22秒台前半でトップにつける。しかし、予選中盤ジョニー・リード(INGING F107)が1'21.967とただ一人21秒台に入るタイムを出すと、終盤にかけて誰もこのタイムを上回れず、リードのポールポジションが確定した。横溝は2位に落ち、3位にはオリベイラ、4位が中嶋となった。
注目のルーキー塚越広大(Honda・M-TEC F106)は、第17戦、第18戦とも11位と振るわなかった。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)
全日本F3 -RIJ- (2005/09/10) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2005 All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
| P | No | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ZENTトムスF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'22.903 | - | - | 144.64 |
| 2 | 37 | 中嶋 一貴 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'23.162 | 0.259 | 0.259 | 144.19 |
| 3 | 1 | ロベルト・ストレイト | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'23.163 | 0.260 | 0.001 | 144.19 |
| 4 | 10 | 武藤 英紀 | Honda・M-TEC F107 | DOME F107 | MF204C | 1'23.182 | 0.279 | 0.019 | 144.15 |
| 5 | 5 | ジョニー・リード | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'23.469 | 0.566 | 0.287 | 143.66 |
| 6 | 12 | 横溝 直輝 | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'23.488 | 0.585 | 0.019 | 143.63 |
| 7 | 2 | 高崎 保浩 | Honda・戸田 FIGHTEX | DOME F107 | MF204C | 1'23.514 | 0.611 | 0.026 | 143.58 |
| 8 | 14 | パオロ・モンティン | ThreeBond | DALLARA F305 | SR20VE | 1'23.617 | 0.714 | 0.103 | 143.40 |
| 9 | 3 | 安岡 秀徒 | INGING F107 | DOME F107 | 3S-GE | 1'23.624 | 0.721 | 0.007 | 143.39 |
| 10 | 33 | 番場 琢 | DeODEOダラーラF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'23.826 | 0.923 | 0.202 | 143.05 |
| 11 | 16 | 塚越 広大 | Honda・M-TEC F106 | LOLA-DOME F106 | MF204C | 1'23.950 | 1.047 | 0.124 | 142.84 |
| 12 | 38 | 池田 大祐 | TPDトムス F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'23.965 | 1.062 | 0.015 | 142.81 |
| 13 | 19 | 折目 遼 | 佐川印刷 With M&O ダラーラ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.700 | 1.797 | 0.735 | 141.57 |
| 14 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'24.835 | 1.932 | 0.135 | 141.35 |
| 15 | 11 | 河内 浩成 | ドリームファクトリーF106 | LOLA-DOME F106 | MF204C | 1'25.098 | 2.195 | 0.263 | 140.91 |
| 16 | 50 | 磯崎 元彦 | ZAP-SPEED F305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'26.361 | 3.458 | 1.263 | 138.85 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'31.383 | 8.480 | 5.022 | 131.22 |
- 赤旗提示時間: 10:20:27 / 赤旗解除時間: 10:23:05 / 予選再開時間: 10:28:00(10分間)

チームの地元MINEで連勝。2004年全日本F3のシリーズチャンピオンを獲得したR.クインタレッリ(C)Toyota
全日本F3選手権
第17/18戦 MINE
トヨタエンジン搭載のR.クインタレッリが今季全日本F3を制覇
第17戦では山本左近、第18戦は中島一貴が日本人最上位3位表彰台獲得
全日本F3選手権の第9大会(第17戦、第18戦)が10月2日、3日の両日、山口
県のMINEサーキットで開催された。同大会にはシリーズ参戦中の14台が参加。
この内、トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占め、1日(金)に
行われた練習走行ではポイントランキング首位のR.クインタレッリ(INGING
/トヨタ・トムス3S‐GE)が非公式ながらコースレコードタイムを記録してトッ
プ。
R.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が2番手とトヨタエ
ンジン搭載ドライバーが前戦に引き続き他車をリードして好調ぶりをアピール。余
勢をかって予選へと臨んだ。
◆予選◆
2日(土)の天候は曇りのち晴れ。路面は未明の降雨により朝方までハーフウエッ
ト状態だったが、10時25分からのF3公式予選までにはほぼ乾き、気温17度と秋
を感じさせる気候の中で予選が行われた。
第17戦では序盤こそ路面コンディションが不安定でタイムが伸びなかったが周回
を重ねるごとにペースアップ。各車が次々とタイムを短縮する混戦を展開。5周目
にトップタイムを記録したR.クインタレッリが翌周さらにタイムを縮め、コース
レコードとなる1分22秒476でポールポジションを獲得した。また、僅差でチー
ムメイトの横溝直輝(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が4番手、山本
左近(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が5番手グリッドを得た。
続く第18戦の予選もR.クインタレッリがリードしながら推移。2番手のF.
カルボーン(ニッサン SR20VE)に0.335秒差をつける1分21秒652と再び
コースレコードを破る圧倒的な速さで連続ポールを獲得。日本人勢では横溝直輝が
予選5番手、山本左近が6番手となった。
◆第17戦決勝◆
第17戦の決勝レースは20周で午後2時43分にスタート。R.クインタレッ
リはややスタートで出遅れ、予選2番手のJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)
に並びかけられるがポジションを守りきり、トップで周回を開始。
一方、横溝直輝は他車との接触でポジションを下げ、山本左近が4位、予選7番
手スタートのR.アンティヌッチが5位に浮上。R.クインタレッリとJ.P.デ
・オリベイラは接近戦のままラップを重ねるが、13周目の第1ヘアピンでJ.P.
デ・オリベイラが単独コースアウトしてリタイア。このためレースは14周で赤旗
中断となった。
約37分間後に4周で再開された第2ヒートのグリッドはR.クインタレッリ、
F.カルボーン、山本左近、R.アンティヌッチの順でスタート。鋭いスタートを
決めたR.クインタレッリはトップで1コーナーに飛び込むと僅か4周で2位に1.
979秒差をつけて優勝。山本左近もスタートでやや出遅れたもののF.カルボー
ンを僅差で追い詰めながら3位でチェッカーを受け、今季2度目の表彰台をものに
した。
一方、R.アンティヌッチはスタートで痛恨のフライング。ペナルティを受け、
繰上げで中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が4位、番場琢(トムス
/トヨタ・トムス3S‐GE)が5位と、それぞれ入賞を果たした。
◆第18戦決勝◆
3日(日)の第18戦は、全日本F3選手権初の2ヒート制で行われた。20周
の第1ヒートの結果順で第2ヒートを同じく20周で戦い、総合順位は両ヒートの
周回数を合算し、同一周回の場合、第2ヒートの順位で決定される。
午後1時に第1ヒートがスタート。ポールポジションからきれいなスタートを切っ
たR.クインタレッリはトップで周回を開始。終盤タイヤの内圧上昇でペースが鈍
るが逃げ切りそのままチェッカー。スタートで順位を上げた山本左近が4位、R.
アンティヌッチが5位、中嶋一貴が6位でそれぞれ第2ヒートへと駒を進めた。
1時間半のインターバルを置いて行われた第2ヒートではR.クインタレッリが
スタートをミス。しかし、首位に立った武藤英紀(M-TEC MF204C)はペナルテ
ィでまもなく後退。首位に復帰したR.クインタレッリはその後ノーミスで走りき
り、2戦連続ポール・トゥ・ウィンを達成した。
この結果により今季のドライバーズチャンピオンはR.クインタレッリに確定。
一方、予選6番手スタートの中嶋一貴は着実に順位をアップ。6周目には3位にポ
ジションを上げるとそのままチェッカーを受け、第5戦TI以来の表彰台を獲得した。
--------------------------------------------------------------------------------
インギング R.クインタレッリのコメント:
第18戦ではライバルの欠場で楽になった部分もあったがこれもレースだと思う。
F3参戦2年目で目標だったチャンピオンを決めることが出来、こんな嬉しいこと
はない。昨年、F3では実績のない自分を抜擢してくれたINGINGチームには
何と言ってお礼をすればよいのか分からない。残る最終戦も気を抜かず、優勝を目
指す。
トヨタ・チームトムス 山本左近のコメント:
第18戦では順位を下げてしまったが、第17戦では久しぶりに表彰台に上がるこ
とが出来た。トップ争いに加わることで自分のパフォーマンスを見せられたと思う
が、まだまだ努力を重ね、上を狙いたい。
トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:
第18戦はツキもあったし、ミスも犯したが予選順位からすれば良い結果だと思
う。今の課題はニュータイヤで予選一発のタイムを出すこと。最終戦のもてぎも、
今回の勢いに乗ってベストを尽くす。
トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
今大会では山本君と中嶋君がそれぞれ3位表彰台に上がるなど良いところも見せ
てくれた。ただ、番場君たちも含め、外国人ドライバーに対して攻めきれていない
のも事実だ。頑張ってくれてはいるが正直まだ足りない。今シーズンの締めくくり
となる、最終大会の2戦では全力を出し切ってほしい。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
トヨタエンジンユーザーの一角として素晴らしい結果を出してくれたR.クイン
タレッリ選手とINGINGチームにおめでとうございますと申し上げたい。今後
も厳しい戦いが続くと思われるが、トヨタエンジンを搭載して頑張る各チームとド
ライバー達が、引き続きベストを尽くすことを期待する。
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第17戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 5'39.828 17 1
2 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 1.979 17 3
3 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 3.075 17 5
4 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 4.179 17 9
5 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 5.676 17 8
6 32 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 8.220 17 13
7 14 柳田真孝 ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 13.425 17 11
8 50 磯崎元彦 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) ZAP SPEED 25.089 17 14
9 1 R.アンティヌッチ(アメリカ) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 33.520 17 7
10 33 池田大祐 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 1 Lap 16 12
第18戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
1 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 27'57.927 40 1
2 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 1.405 40 2
3 8 中嶋一貴 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 6.121 40 9
4 36 番場 琢 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 11.385 40 8
5 7 山本左近 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 11.454 40 6
6 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 12.222 40 5
7 14 柳田真孝 ニッサン(ニッサンSR20VE) Three Bond Racing 12.844 40 10
8 32 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 17.186 40 13
9 19 柴田裕吉 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM 20.208 40 11
10 50 磯崎元彦 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) ZAP SPEED 41.215 40 14
ドライバーズポイント
(第18戦終了時での有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 241
2 J.P.デ・オリベイラ M-TEC 191
3 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 161
4 横溝直輝 トヨタ・トムス 155
5 中嶋一貴 トヨタ・トムス 126
6 番場 琢 トヨタ・トムス 122
8 山本左近 トヨタ・トムス 96
※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効

喜びの上位3名 (Photo: Motorsports@nifty)
優勝 ロニー・クインタレッリ
「今日勝つことは、チャンピオンシップにとって重要なのでとても嬉しいです。1回目は良いスタートを切ることができてペースも良かったです。オリベイラも速かったのでハードプッシュをしました。彼がいれば追われてたと思いますが、アクシデントは同じドライバーとして辛いことです。2回目もいいスタートが切れポジションを維持することができました」
2位 ファビオ・カルボーン
「予選前日のテストの段階から調子が良かったです。これもチームが一丸となって頑張ってきた結果です。ベストでなくても最善と思えるセットアップを見つけて明日のレースも頑張りたいです。オリベイラの後ろを走ってたので、彼が真っ直ぐクラッシュするところを見ました。恐らくブレーキがロックしたんだと思います」
予選3位 山本左近
「金曜日の練習からトラブルもなくニュートラルのセッティングができました。予選も今年初めて内容が充実してたと思います。オリベイラがリタイヤしたとはいえ、レースではよくあることなので3位になれたのは嬉しいです。一度シケインの進入でミスをしましたが、自分のポテンシャルを出せたレースができたので結果には満足しています」

2ヒート制となったレースを制したクインタレッリ (Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第17戦は2日、山口県のMINEサーキットで決勝を行った。レースは2位を走っていたファン・パオロ・デ・オリベイラ(M-TEC)が13周目にクラッシュして赤旗中断となり2ヒート制で争われたが、両ヒートともポールポジションから無難なスタートを切りトップでチェッカーを受けたロニー・クインタレッリ(INGING MOTORSPORTS)が優勝した。
午後になってもMINEはどんよりとした曇り空、風は冷たい。午後2時30分フォーメーションラップを回ってF3第17戦の決勝レースがスタートした。
ポールポジションのロニー・クインタレッリは無難なスタートを決め1コーナーへ。予選2位のファン・パオロ・デ・オリベイラが素晴らしいスタートを決めクインタレッリの背後に迫るが抜けず、3位にファビオ・カルボーンがつけた。予選6位の武藤英紀はスピンして早々にリタイア。横溝直輝もトラブルでピットイン。
トップ、クインタレッリと2位オリベイラは0.5秒差前後だったが、8周目あたりからその差が開き始め1秒弱まで広がった。しかしオリベイラもあきらめない。10周目から追撃を開始、12周を終わってトップとの差を0.4秒まで詰めた。その直後13周目の第1ヘアピン進入で、オリベイラはほぼノーブレーキの状態で直進、縁石でジャンプしグラベルでほとんど減速されないままタイヤバリアに激しくクラッシュした。オフィシャルが駆け寄るがマシンから出られない。レースはオリベイラ救出のため赤旗が掲示された。
オリベイラは、首と右足にダメージを負った模様だが意識はしっかりとしており命に別状はない模様。ようやく担架で医務室まで運ばれたが、その後病院へ搬送されることになった。
第2ヒートは、雲の切れ間から太陽が差し暑くなってきた午後3時38分より残り4周で再開された。ポールポジション、ロニー・クインタレッリ、2位ファビオ・カルボーン、3位山本左近、4位リチャード・アンティヌッチ、5位中嶋一貴、6位池田大祐……。スタートを制したのはやはりクインタレッリ、2位以下も上位陣はそのままの順位で1コーナーへ。4周では仕掛けるチャンスも少なくこのままの順位でゴールした。
2004年10月2日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
■決勝第1ヒート結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) #1heat Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 13 | 18'14.082 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 13 | 2.562 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.580 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.943 |
| 5 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 13.214 |
| 6 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 14.517 |
| 7 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 17.429 |
| 8 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 13 | 18.607 |
| 9 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 33.160 |
| 10 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 46.664 |
| 11 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 1 Lap |
| 12 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 9 | 4 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 13 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 13 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
■決勝統合結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 17 | 5'39.828 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 17 | 1.979 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 3.075 |
| 4 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 4.179 |
| 5 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 5.676 |
| 6 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 17 | 8.220 |
| 7 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 17 | 13.425 |
| 8 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 25.089 |
| 9 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 33.520 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 16 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 -------- |
| - | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 13 | 4 Laps |
| - | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 5 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 17 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 17 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
- 赤旗提示時間 15:03 / 赤旗解除時間 15:08 / 第2パート開始時間 15:38
- ゼッケンNo.1は、2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条14.(反則スタート)により競技結果に対して30秒を加算した。

オフィシャルに救出されるオリベイラ (Photo: Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第17戦は、2位走行中のファオ・パオロ・デ・オリベイラが13周目の第1ヘアピンで大クラッシュ。赤旗中断となった。オリベイラは担架で運ばれたが首と右足にダメージを負ったもよう。レースは、残り4周で再スタートが切られる。

ポールを決めたクインタレッリ (Photo: Motorsprots@nifty)
全日本F3選手権第9回大会(第17戦/第18戦)が2日、山口県のMINEサーキットで開幕した。桜のつぼみが膨らみかけた3月、鈴鹿サーキットで開幕したこのシリーズ10大会中はや9大会目と終盤戦、舞台を初秋のMINEサーキットへと移した。
今シーズン、開幕戦から中嶋一貴が2連勝したものその後はロニー・クインタレッリが快進撃、シリーズをぶっちぎりで制し終盤戦は興醒めした展開になるのではと思われていたが、速さはあるもののミスの多かったファオ・パオロ・デ・オリベイラが後半安定感を増し、徐々に接近すると前大会の15,16戦仙台ハイランドで連勝し、一気にクインタレッリの背後10ポイント差まで迫ってきた。チャンピオン争いはクインタレッリとオリベイラの一騎打ち。1月余り前、はやりここMINEサーキットで開催された第13,14戦で不調だったクインタレッリ、勢いに乗るオリベイラ。果たしてクインタレッリの巻き返しはなるのか? オリベイラの勢いは止まらないのか? この大会の両者の成績いかんでは最終大会のもてぎを待たずにここMINEでチャンピオンが決まる可能性もある。
2日、第17戦・第18戦予選、第17戦決勝の開催されるMINEサーキットは朝から曇り、未明に降った雨も上がりトラックはドライコンディッション。午前10時25分より15分間にわたって第17戦予選が行われた。
ここでポールを奪ったのは、昨日の練習から好調で本来の速さを取り戻してきたロニー・クインタレッリ。タイムはコースレコードの1'22.476。2位には僅差で1'22.479のオリベイラ。チャンピオン争いをする両雄がフロントローに並んだ。3位はファビオ・カルボーンで外国人ドライバーがトップ3を占めた。
第17戦決勝は午後2時30分より20周にわたって争われる。
2004年10月2日 MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | R1'22.476 | - | - | 145.39 |
| 2 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | R1'22.479 | 0.003 | 0.003 | 145.38 |
| 3 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 1'22.685 | 0.209 | 0.206 | 145.02 |
| 4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 1'22.759 | 0.283 | 0.074 | 144.89 |
| 5 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'22.807 | 0.331 | 0.048 | 144.81 |
| 6 | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 1'22.916 | 0.440 | 0.109 | 144.62 |
| 7 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.018 | 0.542 | 0.102 | 144.44 |
| 8 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.097 | 0.621 | 0.079 | 144.30 |
| 9 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'23.157 | 0.681 | 0.060 | 144.20 |
| 10 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 1'23.159 | 0.683 | 0.002 | 144.19 |
| 11 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 1'23.351 | 0.875 | 0.192 | 143.86 |
| 12 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'23.649 | 1.173 | 0.298 | 143.35 |
| 13 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 1'23.791 | 1.315 | 0.142 | 143.11 |
| 14 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 1'24.789 | 2.313 | 0.998 | 141.42 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'30.801 | 8.325 | 6.012 | 132.06 |
- 'R'マークはコースレコードを更新した。(従来のコースレコード: 1'22.536 [1999年 D.マニング])

2ヒート制となったレースを制したクインタレッリ (Motorsports@nifty)
全日本F3選手権第17戦は2日、山口県のMINEサーキットで決勝を行った。レースは2位を走っていたファオ・パオロ・デ・オリベイラ(M-TEC)が13周目にクラッシュして赤旗中断となり2ヒート制で争われたが、両ヒートともポールポジションから無難なスタートを切りトップでチェッカーを受けたロニー・クインタレッリ(INGING MOTORSPORTS)が優勝した。
午後になってもMINEはどんよりとした曇り空、風は冷たい。午後2時30分フォーメーションラップを回ってF3第17戦の決勝レースがスタートした。
ポールポジションのロニー・クインタレッリは無難なスタートを決め1コーナーへ。予選2位のファオ・パオロ・デ・オリベイラが素晴らしいスタートを決めクインタレッリの背後に迫るが抜けず、3位にファビオ・カルボーンがつけた。予選6位の武藤英紀はスピンして早々にリタイア。横溝直輝もトラブルでピットイン。
トップ、クインタレッリと2位オリベイラは0.5秒差前後だったが、8周目あたりからその差が開き始め1秒弱まで広がった。しかしオリベイラもあきらめない。10周目から追撃を開始、12周を終わってトップとの差を0.4秒まで詰めた。その直後13周目の第1ヘアピン進入で、オリベイラはほぼノーブレーキの状態で直進、縁石でジャンプしグラベルでほとんど減速されないままタイヤバリアに激しくクラッシュした。オフィシャルが駆け寄るがマシンから出られない。レースはオリベイラ救出のため赤旗が掲示された。
オリベイラは、首と右足にダメージを負った模様だが意識はしっかりとしており命に別状はない模様。ようやく担架で医務室まで運ばれたが、その後病院へ搬送されることになった。
第2ヒートは、雲の切れ間から太陽が差し暑くなってきた午後3時38分より残り4周で再開された。ポールポジション、ロニー・クインタレッリ、2位ファビオ・カルボーン、3位山本左近、4位リチャード・アンティヌッチ、5位中嶋一貴、6位池田大祐……。スタートを制したのはやはりクインタレッリ、2位以下も上位陣はそのままの順位で1コーナーへ。4周では仕掛けるチャンスも少なくこのままの順位でゴールした。
2004年10月2日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
■決勝第1ヒート結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) #1heat Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 13 | 18'14.082 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 13 | 2.562 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.580 |
| 4 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 4.943 |
| 5 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 13.214 |
| 6 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 14.517 |
| 7 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 17.429 |
| 8 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 13 | 18.607 |
| 9 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 13 | 33.160 |
| 10 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 13 | 46.664 |
| 11 | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 1 Lap |
| 12 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 9 | 4 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 13 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 13 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
■決勝統合結果
全日本F3 -RIJ- (2004/10/02) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 MINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time/Behind |
| 1 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | 3S-GE | 17 | 5'39.828 |
| 2 | 12 | ファビオ・カルボーン | DALLARA F303 | SR20VE | 17 | 1.979 |
| 3 | 7 | 山本 左近 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 3.075 |
| 4 | 8 | 中嶋 一貴 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 4.179 |
| 5 | 36 | 番場 琢 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 5.676 |
| 6 | 32 | 小早川 済瑠 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 17 | 8.220 |
| 7 | 14 | 柳田 真孝 | DALLARA F302 | SR20VE | 17 | 13.425 |
| 8 | 50 | 磯崎 元彦 | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 25.089 |
| 9 | 1 | リチャード・アンティヌッチ | DALLARA F304 | 3S-GE | 17 | 33.520 |
| 10 | 33 | 池田 大祐 | LOLA-DOME F106/03 | 3S-GE | 16 | 1 Lap |
| -------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 -------- |
| - | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | 3S-GE | 13 | 4 Laps |
| - | 10 | ファオ・パオロ・デ・オリベイラ | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 12 | 5 Laps |
| - | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | 3S-GE | 0 | 17 Laps |
| - | 2 | 武藤 英紀 | LOLA-DOME F106/03 | M-TEC204C | 0 | 17 Laps |
- Fastest Lap: #10 J.P.オリベイラ 1'23.094 11/12 144.30km/h
- 赤旗提示時間 15:03 / 赤旗解除時間 15:08 / 第2パート開始時間 15:38
- ゼッケンNo.1は、2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条14.(反則スタート)により競技結果に対して30秒を加算した。

(C)Toyota
全日本F3選手権
第17/18戦 MINE
全日本F3第9ラウンド トムスのJ.コートニーが2連勝
チャンピオン確定のJ.コートニーは11勝目。第17戦PPの片岡は2位
今季のF3も残り2イベントを残すのみとなり、全日本F3の第9大会(第17
戦、第18戦)が9月20日、21日の両日、山口県のMINEサーキットで開催
された。
同大会には前戦で早くもチャンピオンを確定したJ.コートニー(トムス/トヨ
タ・トムス3S-GE)をはじめ12台のF3が出場。このうちトヨタ・トムスエ
ンジン搭載車は8台を占めた。
この週末は台風15号の影響で19日(金)の練習走行は断続的な降雨でハーフ
ウエットとなったが、予選と決勝はすべてドライコンディションで行われた。また、
サポートレースとしてネッツカップ・ヴィッツ西日本シリーズ第5戦も行われた。
◆予選◆
20日(土)の公式予選は午前9時5分から15分間づつ実施された。
周回によって路面状況が好転し、タイムがじわじわと短縮されていく状況の中、
練習走行から好調の波に乗る片岡龍也(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が序
盤からリード。これにR.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)、
P.モンティン(ニッサンSR20VE)が絡んで次々とトップタイムを更新して
いく緊迫したセッションとなった。
しかし8周目に片岡龍也が記録した1分23秒822を以後誰も上回ることはな
く、第14戦筑波に続くポールポジションを獲得。2番手は0.089秒差でP.
モンティン、3番手のR.クインタレッリが0.117秒差、4番手の横溝直輝
(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が0.129秒差と僅少差で並び、ア
ンダーステアに悩んだJ.コートニーは0.160秒差の5番手スタートとなった。
続いて9時30分から行われた第18戦の予選ではフロントのセッティングを変
更したJ.コートニーが快調に5周目でトップタイムを記録。片岡龍也はこれを追
うが、勝負を賭けた最終周にクリアラップを取る事が出来ず、0.028秒差の2
番手となった。
◆第17戦決勝◆
雨雲が空を覆う中、午後3時20分にスタートした第17戦決勝(20周)は片
岡龍也が好スタート。一方、後方では5番手グリッドのJ.コートニーも絶妙なス
タートで3位までポジションを上げて1コーナーへ。さらに2番手のP.モンティ
ンをパスして2周目には2位に浮上する。
J.コートニーは猛プッシュでじわじわと片岡龍也に迫り、テール・ツー・ノー
ズの接戦に観客の目は釘付けとなった。抜きどころの限られたMINEのコースで
J.コートニーは片岡龍也のミスを待つ作戦。J.コートニーを必死で抑える片岡
龍也だったが、16周目の1コーナーでインを守ろうとして苦しくなり、出口でア
ウト側にふくらむと、J.コートニーはこれを逃さず片岡龍也をパス。その後はハ
イペースで逃げ、2位片岡龍也に3.095秒差をつけて見事10勝目を挙げた。
3位はP.モンティン、P.モンティンと接戦を演じたR.クインタレッリが4
位、8番手スタートの吉本大樹(ナウモータースポーツ/トヨタ・トムス3S-GE)
が5位で続いた。
◆第18戦決勝◆
21日(日)は朝から快晴となったが、台風の影響で強風が断続的に吹き、走行
に影響を与えると共に荒れた路面コンディションでのレースになった。午後1時前
にスタートが切られた第18戦(30周)はポールポジションのJ.コートニーが
クリアなスタート。
一方、2番手の片岡龍也は2速にシフトアップしたところでリミッターが誤作動
して失速。R.クインタレッリ、P.モンティンの先行を許し、4位で周回を開始
した。序盤、ブレーキの調子が思わしくないJ.コートニーのペースが上がらなかっ
たこともあり、この上位4台は接近戦となった。
しかし、まもなくブレーキの調子が好転したJ.コートニーは後続との差を広げ
て独走状態に。その後はP.モンティンと片岡龍也の3位争いが注目を集めること
となった。P.モンティンの背後でチャンスを待つ片岡龍也は26周目のテール
・ツー・ノーズ状態からP.モンティンの背後にぴったりつくが、1コーナー先で
フロントウイングがリアタイヤに軽く接触。これでコースオフを喫し、ポジション
はキープしたもののP.モンティンとの差は拡大。結局、このままの順位でチェッ
カーを受けた。
これでJ.コートニーは3連勝で11勝目を獲得。ダブルエントリーで出場した
フォーミュラ・ニッポンでも7位完走を果たした。
--------------------------------------------------------------------------------
トムスチームのJ.コートニーのコメント:
今回はF3とフォーミュラ・ニッポンのダブルエントリーだったため忙しく、今
どちらに乗っているのか混乱したこともあった。第17戦では先行する片岡選手の
ミスを待ち、若干ラインが膨らんだところでパスすることが出来た。第18戦はス
タートを上手く決められたものの序盤はブレーキのタッチが安定せず、プッシュで
きなかったが、数周したら直ったので、その後はペースを上げられた。残り2戦も
この調子で走りきりたい。
トムスチーム 片岡龍也のコメント:
今週は予選までは良かったが、決勝は2戦とも悔しいレースとなってしまった。
ギリギリでの接戦についてもっと勉強する必要がある。GTやスーパー耐久など、
他カテゴリーにも出場することでF3でも速く走れるようになり、いわゆる「乗れ
ている」状態になってきた。この調子を保ちながら実力を高めたい。
トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
予選一発の速さは出てきたが、決勝レースでの競り合いに弱いのは日本人ドライ
バー共通の課題だ。ギリギリの状態でのマシンコントロールや読みなど、抜いたり
抜かれたりの経験が不足しているのが原因だと思う。若手育成というテーマの中で、
そうした環境作りも課題の一つと考えている。今回、予選では良いパフォーマンス
を見せてくれたが、次の最終戦では今季の総決算として良いレースを見せてほしい。
--------------------------------------------------------------------------------
第17戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム 周回 予選
1 7 J.コートニー(オーストラリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 28'26.079 20 5
2 36 片岡龍也 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 3.095 20 1
3 12 P.モンティン(イタリア) ニッサン(ニッサンSR20VE)Three Bond Racing 5.241 20 2
4 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 14.663 20 3
5 33 吉本大樹 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 27.135 20 8
6 2 佐藤晋也 ホンダ(無限MF204B) TODA RACING 28.812 20 9
7 8 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 30.446 20 7
8 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 42.996 20 4
9 19 柴田裕吉 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM 47.139 20 12
10 10 R.オースティン(イギリス) ホンダ(無限MF204B) 童夢レーシングチーム 58.744 20 11
第18戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム 周回 予選
1 7 J.コートニー(オーストラリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 42'41.786 30 1
2 4 R.クインタレッリ(イタリア) トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 14.575 30 3
3 12 P.モンティン(イタリア) ニッサン(ニッサンSR20VE)Three Bond Racing 18.042 30 4
4 36 片岡龍也 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 25.403 30 2
5 10 R.オースティン(イギリス) ホンダ(無限MF204B) 童夢レーシングチーム 29.396 30 8
6 3 横溝直輝 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING 29.692 30 5
7 33 吉本大樹 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports 43.458 30 10
8 2 佐藤晋也 ホンダ(無限MF204B) TODA RACING 46.133 30 9
9 8 小早川済瑠 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S 46.444 30 7
10 19 柴田裕吉 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM 58.882 30 11
ドライバーズポイント
(第18戦までの有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 J.コートニー トヨタ・トムス 285
2 片岡達也 トヨタ・トムス 207
3 P.モンティン ニッサン 197
4 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 196
5 横溝直輝 トヨタ・トムス 93
9 小早川済瑠 トヨタ・トムス 50
9 柴田裕吉 トヨタ・トムス 50
11 吉本大樹 トヨタ・トムス 44
12 番場琢 トヨタ・トムス 39
マニュファクチャラーポイント
(第18戦までの有効得点:暫定) 順位 メーカー(エンジン名) ポイント
1 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) 300
2 ニッサン(ニッサンSR20VE) 197
3 ホンダ(無限MF204B/C) 174
※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効

優勝したコートニー他表彰台の3名 (Photo: Motorsports@nifty)
優勝ジェームス・コートニー
今回はダブルエントリーで、最初のこのレースの予選は、フォーミュラニッポンに乗っているのかF3に乗ってるのかわからなくて混乱した。決勝レース中は足がつったり目にごみが入ったりした。ここのコースは抜きにくいので前を走る片岡がミスするのを待っていたらミスして抜くことができた。
2位 片岡龍也
スタートしてからは、全体的なバランスが悪かった。コートニーの方が速くて追いつかれることはわかっていたので、後ろに着かれたらひとつのミスでやられると思っていた。しかし、最終コーナーではらんでスリップに入られ、1コーナーでパスされてしまった。
3位 パウロ・モンティン
スタートでホイールスピンをして1コーナーでクインタレッリに抜かれたけどすぐ抜き返した。しかし、シケインでもミスしてコートニーに抜かれてしまった。レース後半は、車の調子も良くて安定したタイムで走ることができた。

片岡をかわしトップに立ったコートニー (Photo: A.Bessho)
トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの片岡龍也、2位にパオロ・モンティン、3位にロニ・クインタレッリ。しかし、1周が終わる前に予選5位のジェームスコートニーが後方から前車をごぼう抜き、なんと2位に上がってきた。1周を終わっての順位は、1位片岡、2位コートニー、3位モンティン、4位山西康司、5位クインタレッリ、6位横溝直輝。
2位に上がったコートニーがトップ片岡との差を徐々に詰め始める。1周終了時点で4秒以上あった差が8周を終わってついに1秒を切った。
15周目、トップ片岡と2位コートニーの差は0.5秒と背後に迫った。そして17周目の1コーナー、ついにコートニーが片岡を捕らえてトップに踊り出た。
レースはこのまま終了、優勝ジェームス・コートニー、2位に片岡龍也、3位パウロ・モンティン、4位がロニ・クインタレッリ、5位に吉本大樹、6位佐藤晋也と続いた。
2003年9月20日 CP MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2003/09/20) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 17 セントラルパークMINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 28'26.079 |
| 2 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 3.095 |
| 3 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 20 | 5.241 |
| 4 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 14.663 |
| 5 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 27.135 |
| 6 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 20 | 28.812 |
| 7 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 30.446 |
| 8 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 42.996 |
| 9 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 20 | 47.139 |
| 10 | 10 | ロブ・オースティン | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 20 | 58.744 |
| -------- 《以上完走》 -------- |
| - | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 13 | 7 Laps |
| - | 1 | 山西 康司 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 12 | 失格 |
- Fastest Lap: 1'24.310 No.7 ジェームス・コートニー
- ゼッケンNo.3,10は、2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条7.(反則スタート)違反により、ドライビングスルーのペナルティを科した。
- ゼッケンNo.1は、2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第44条6.により失格とし、国際モータースポーツ競技規則付則H項18.(ピットレーンスピード規則)違反により訓戒とした。

片岡龍也、ポールゲットに向けていざ出陣! (Photo: A.Bessho)
夜半ぱらついた雨も上がり、F3第17戦予選が始まる9時過ぎにはコースもドライとなった。午前9時5分からF3予選が15分にわたって行われた。
予選開始早々から好調なのは、片岡龍也。一度もトップを譲ることなく1'23.822で第17戦のポールポジションを決めた。2位は唯一ニッサンエンジンで健闘しているパウロ・モンティン、3位にはロニ・クインタレッリが入った。すでに今シーズンのF3チャンピオンを決めているジェームス・コートニーは予選5位と出遅れ、このレースから、柴田裕紀に代わりDOME-LOLAをドライブするローバート・オースティンは予選11位に終わった。
第17戦の決勝レースは、本日午後3時20分より20周で争われる。
2003年9月20日 CP MINEサーキット(山口県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2003/09/20) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2003 All Japan F3 Championship Round 17 セントラルパークMINEサーキット 3.330839 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'23.822 | - | - | 143.05 |
| 2 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 1'23.911 | 0.089 | 0.089 | 142.90 |
| 3 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'23.939 | 0.117 | 0.028 | 142.85 |
| 4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 1'23.951 | 0.129 | 0.012 | 142.83 |
| 5 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'23.982 | 0.160 | 0.031 | 142.78 |
| 6 | 1 | 山西 康司 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 1'24.450 | 0.628 | 0.468 | 141.99 |
| 7 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'24.587 | 0.765 | 0.137 | 141.76 |
| 8 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 1'24.635 | 0.813 | 0.048 | 141.68 |
| 9 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 1'24.839 | 1.017 | 0.204 | 141.34 |
| 10 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 1'24.957 | 1.135 | 0.118 | 141.14 |
| 11 | 10 | ロブ・オースティン | LOLA-DOME F106 | 無限MF204B | 1'25.139 | 1.317 | 0.182 | 140.84 |
| 12 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1'26.026 | 2.204 | 0.887 | 139.39 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'32.279 | 8.458 | 6.254 | 129.94 |

うれしい初優勝の吉本 (Photo: K.Takeshita)
7日、TIサーキットでF3第17戦決勝が行われた。レースは、雨がぱらつく予選でポールを奪った吉本がスターティンググリッドを通り過ぎバックギアで正規のポール位置に戻るというハプニングで始まったが、吉本はスタートを完璧に決めトップで1コーナーへ。予選2位のモンティン
は小暮にインを刺され先行を許すが2コーナーで抜き返し、トップ3は予選順位のままレースが始まった。その後、星野、平中、長屋と続く。
トップ3は、モンティンが吉本に、小暮がモンティンにたびたび襲い掛かるが順位は変わらず、バトルを続けながら星野以下の後続を引き離す。
しかしついに13周目にこのレースのハイライトシーンが訪れる。1コーナーでモンティンのインを刺した小暮が先行、しかし次の2コーナーではモンティンがインから仕掛け、小暮はたまらずコースアウト、リタイアとなった。
レースはこのまま終了。モンティンの執拗なアタックを退けた吉本が一度もトップを譲ることなくポールトゥウイン。F3初優勝を飾った。
・ウイナー吉本大樹のコメント
前半戦はかみあわず満足なシーズンを送れなかったが、後半は良くなってきた。今日は予選からセットが決まりポールを取れた。スタートでトップに立てば後ろの2台がやりあう展開になるので勝てると思った。
・2位のパウロ・モンティン
2位で満足だ。グッドファイト。レースをエンジョイした。吉本はミスがなく抜けなかった。
・3位の星野一樹
予選で雨がぱらついでラッキー。4位のポジションだったので前の3台に絶対に喰いついていこうと思った。満足はしていないが、小暮がリタイヤして表彰台に乗れてよかった。
2002年9月7日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
| P | No. | Driver | Car/Engine | Lap | Time |
| 1 | 33 | 吉本 大樹 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 27'16.406 |
| 2 | 7 | パオロ・モンティン | Dallara F302/3S-GE | 18 | 0.739 |
| 3 | 11 | 星野 一樹 | Dallara F302/MF204B | 18 | 4.390 |
| 4 | 37 | 平中 克幸 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 4.785 |
| 5 | 2 | 長屋 宏和 | Dallara F302/MF204B | 18 | 5.172 |
| 6 | 8 | 横溝 直輝 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 8.521 |
| 7 | 36 | 片岡 龍也 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 9.485 |
| 8 | 12 | 富澤 勝 | Dallara F302/SR20VE | 18 | 21.685 |
| 9 | 3 | マチュー・ザンガレリ | Dallara F302/3S-GE | 18 | 24.168 |
| 10 | 64 | 佐藤 晋也 | Dallara F302/MF204B | 18 | 24.363 |
| 11 | 18 | 佐々木 孝太 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 24.916 |
| 12 | 5 | 西村 秀樹 | Dallara F302/3S-GE | 18 | 25.774 |
| ------- 以上規定周回数完走 -------- |
| | 1 | 小暮 卓史 | Dallara F302/MF204B | 18 | 5 Laps |
- Fastest Lap: #7 パオロ・モンティン 1'29.543 on Lap 11 148.876km

ポールを奪った吉本大樹 (Photo: K.Takeshita)
2002年9月7日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:セミウェット
TIスーパー耐久 & F3レース -RIJ- (2002/09/07) Qualifying-Session Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2002 All Japan F3 Championship Round 17 TIサーキット英田 3.703km
|
| P | No. | Driver | Car/Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 33 | 吉本 大樹 | Dallara F302/3S-GE | 1'30.138 | - | - | 147.89 |
| 2 | 7 | パオロ・モンティン | Dallara F302/3S-GE | 1'30.268 | 0.130 | 0.130 | 147.68 |
| 3 | 1 | 小暮 卓史 | Dallara F302/MF204B | 1'30.473 | 0.335 | 0.205 | 147.35 |
| 4 | 11 | 星野 一樹 | Dallara F302/MF204B | 1'30.726 | 0.588 | 0.253 | 146.93 |
| 5 | 37 | 平中 克幸 | Dallara F302/3S-GE | 1'30.737 | 0.599 | 0.011 | 146.92 |
| 6 | 18 | 佐々木 孝太 | Dallara F302/3S-GE | 1'30.782 | 0.644 | 0.045 | 146.84 |
| 7 | 8 | 横溝 直輝 | Dallara F302/3S-GE | 1'31.026 | 0.888 | 0.244 | 146.45 |
| 8 | 2 | 長屋 宏和 | Dallara F302/MF204B | 1'31.420 | 1.282 | 0.394 | 145.82 |
| 9 | 36 | 片岡 龍也 | Dallara F302/3S-GE | 1'36.626 | 6.488 | 5.206 | 137.96 |
| 10 | 64 | 佐藤 晋也 | Dallara F302/MF204B | 1'37.871 | 7.733 | 1.245 | 136.21 |
| 予選通過基準タイム ( 110% ) | 1'39.322 | |
11 | 5 | 西村 秀樹 | Dallara F302/3S-GE | 1'40.253 | 10.115 | 2.382 | 132.97 |
| 12 | 3 | マチュー・ザンガレリ | Dallara F302/3S-GE | 1'40.343 | 10.205 | 0.090 | 132.85 |
| | 12 | 富澤 勝 | Dallara F302/SR20VE | 計測できず |
- 本予選は、開始4分43秒時点で赤旗提示、予選時間残り11分間で再度行った。
- #3、#5、#12は、TIサーキット英田・4輪レース一般規則第6章第28条に基づき、決勝レースへの出走を認める。
(第17戦まで)
2001 3 3 4 4 5 5 5 5 6 6 7 7 7 8 8 9 9 1010
Japan / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
Formula 3 2525 8 8 4 4 2020 1010 1 2929 2626 9 9 2121
Championship 鈴鈴 筑筑 富富 美美 もも 鈴 菅菅 仙仙 TT もも
Drivers-point てて 鹿 てて
鹿鹿 波波 士士 祢祢 ぎぎ 東 生生 台台 II ぎぎ
Po-No-Driver------------Rd.-1-2 -3-4 -5-6 -7-8 -910-11-1213-1415-1617-1819-有P
1 1 ブノワ・トレルイエ 2015 2020 15 0 2020 2020 15 2020 2020 2020 260
2 0 パオロ・モンティン 1220 610 1220 1215 1515 20 1515 15 3 1212 198
3 3 ジェレミー・デュフォア1512 1515 20 0 15 6 1212 10 1210 1012 0 0 170
4 7 山本 左近 DNS2 0 1 1 0 0 2 810 12 012 1210 1515 100
5 12 井出 有治 DQ10 4 4 8 0 1012 0 8 8 8 8 6 6 8 3 100
6 17 ピーター・サンドバーグ10 0 12 6 1015 4 0 0 3 1 0 0 015 6 8 90
7 64 佐藤 晋也 2 4 312 0 0 1 3 0 4 6 10 3 8 4 10 6 75
8 2 柳田 真孝 0 3 0 8 0 0 610 10 6 4 3 2 4 2 4 0 62
9 18 密山 祥吾 3DNS10 0 412 0 0 6 2 3 1 6 0 0 1 4 52
10 8 田崎 紀彦 0 8 0 0 310 2 4 0 0 0 4 4 0 0 310 48
11 33 小暮 卓史 6DNSDQ 0 2 0 8 8 4 0 0 6 0 2 8 0 0 44
12 19 澤 圭太 8 6 8 3 6 8 - - - - - 0 0 - - 2 0 41
13 6 小川 貴裕 1 0 1 0 0 6 0 0 0 1 0 - - - - 0 1 10
14 9 松永 章嗣 4 1 0 0 0 0 0DQ 2 0 - - - - - - - 7
15 5 西村 秀樹 0 0 2 0 0 0 3 0 0 0 - 0 0 - - 0 2 7
16 32 海老原 茂樹 0 0 0 0 - - - - 0 0 2 0 0 3 0 0 0 5
17 77 中村 裕史 - - 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 1 0 1 0 0 5
18 24 西澤 和之 0 0 0 0 - - 0 0 3 0 - - - - - 0 0 3
19 32 後藤 聡 0DNS 0 2 - - - - - - - - - - - - - 2
37 樋口 統也 - - 0 0 - - - - 0 0 - - - - - - - 0
4 西宮 圭一 - - - - 0 0 - - 0 0 - - - - - - - 0
16 吉本大樹 - - - - - - - - - - - - - - - 0 0 0
20 ウラジミール・チェカー
ニン - - - - - - - - - - 0 - - - - - - 0
*******************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全19戦中ベスト13戦(70%)有効ポイント
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
全日本ツーリングカー選手権第17戦 レポート
---------------------
94年インターTECの第1レースであるJTCC第17戦は、ポールポジショ
ンからスタートした#19星野一義(カルソニック・プリメーラ)が追いすがる
後続を振り切り、自身とプリメーラの今シーズンの初勝利を飾った。2位には
予選31位からごぼう抜きを見せた#87アンソニー・リード(HKS OPEL
VECTRA)が、3位は93年のBTCCチャンピオンである#1ヨアヒム
・ウィンケルホック(BMW 318i)が入賞した。
僅差でチャンピオン争いを繰り広げている3人のドライバーは、#39トム・
クリステンセン(TOYOTA CORONA)と#2スティーブ・ソパー
(BMW 318i)は完走出来ずにノーポイント。#36関谷正徳(TOYO
TA CORONA)は6位に入賞して、決着は第18戦に持ち越された。
この日の富士は前夜まで降っていた雨こそ上がったものの、曇天模様でコー
スは湿っている状態。フリー走行と決勝前に行われたフォルクスワーゲン・カッ
プによって、レコードラインはドライ路面というコンディション。
ウォームアップ中に、#36関谷のマシンがギア・トラブルのためかヘアピン
でストップ。ピットへレッカー移動させられるが、修復はスタートまでに間に
合いそうにない。
また、#2ソパーはフォーメーション・ラップ中にスローダウンして、ピッ
トでボンネットとトランクルームが開けられる事態となり、チャンピオン争い
は#39クリステンセンが断然有利な状況と思われた。
しかし、レースは思わぬ展開を見せる。2周目のサントリー・コーナーで4
台のクラッシュが発生。これにより赤旗が提示されて、レースは「やり直し」
となる。再度のフォーメーションまでの時間を利用して、2台とも修理が行わ
れて本来のグリッドに整列することが出来た。
2回目のスタートが行われたが、またしても1周目のサントリー・コーナー
で接触があり、再び赤旗が提示される。
12時8分に3度目のスタートが切られた。
フロント・ロウの#12星野と#3長谷見昌弘(カストロール・プリメーラ)
が、そのままの順位で1コーナーに飛び込む。
スタートで3位を確保した#39クリステンセンは、2周目の1コーナーで#
3長谷見のインに飛び込み2位。4周目には#12星野も抜き去り、トップに立
つ。
4周目の順位は、#39クリステンセン-#12星野-#3長谷見-#37鈴木亜
久里-#8見崎-#38黒澤 琢也(TOYOTA CORONA)。
#2ソパー8位。#36関谷11位。#87リードは、すでに15位にまでポジシ
ョンを上げている。
4番手争いは、#37鈴木亜久里(TOYOTA CORONA)を#8見崎
清志(FET SPORTS COROLLA)が攻めたてる。
#38黒澤は5周目のヘアピン立ち上がりから300Rまでに#8見崎を抜き、
#37鈴木亜久里に迫るが、6周目にダンロップコーナーで接触。2台とも#8
見崎に抜かれるが、7周目の1コーナーで2台揃って抜き返す。この3台の後
ろに#2ソパーと#14服部尚貴(ジャックス・シビック)が迫り、8周目に#
8見崎を抜く。
9周目、#39クリステンセンと#12星野の差は1秒8。#12星野は徐々に接
近を始める。
#2ソパーは10周目の1コーナーで#38黒澤のインを奪い、5位にポジショ
ンアップ。以下、7位:#14服部-7位:#8見崎-8位:#36関谷。
12周目のヘアピンで#12星野が#39クリステンセンに追いつく。13周目の1
コーナーで一旦トップを奪うが、アウトに膨らんだところを突かれて、再び2
位に。
4位争いは、ますます激しさを増し、追い上げて来た#87リード、#1ウイ
ンケルホックも加わり、7台が一団となって1コーナーに飛び込む。
14周目の4位は#2ソパー。以下、#37鈴木亜久里-#1ウィンケルホック
-#36関谷-#87リード-#14服部。
1コーナーで、#87リードと#14服部が#36関谷を抜く。
15周目には#2ソパーが#3長谷見に追いつき、16周目には3位に。
17周目、トップの#39クリステンセンと2位#12星野の差は0.7秒。#2
ソパーが100R手前でコースアウトしてレースを終える。3位に返り咲いた
#3長谷見の後ろには、#87リードが迫る。
19周目、#39クリステンセンがダンロップコーナーでコースアウト。ピット
にはたどり着いたものの、入賞は絶望的となる。
20周目、#87リードが#3長谷見を1コーナーでかわして2位。
レースは、#12星野は2位に10秒以上の大差で優勝。2位#87リード、3位
はファイナルラップで#3長谷見をかわした#1ウィンケルホックが入った。
チャンピオンを争う3人は、#36関谷が6位5ポイントを挙げて総合2位に。
3ポイント以内にひしめく混戦となった。
3人とも13戦でポイントをゲットしており、第18戦では「引き算」がおこる。
シリーズポイント(第17戦終了時)
TOTAL 有効ポイント
#39 トム・クリステンセン 133 133
#36 関谷 正徳 131 131
#2 スティーブ・ソパー 130 130
レポート:GEA00555★進藤 泰昭
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC第1レース/JTCC17戦 レース結果 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ドライ SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 21 34'40.427 161.981
2 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 21 34'52.882 161.017
3 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 21 34'55.191 160.839
4 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 21 34'55.397 160.823
5 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 21 34'56.828 160.714
6 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 21 34'58.072 160.618
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 21 34'58.381 160.595
8 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 21 34'59.504 160.509
9 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 21 35'08.768 159.804
10 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 21 35'09.550 159.744
11 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 21 35'09.598 159.741
12 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 21 35'10.337 159.685
13 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 21 35'11.306 159.612
14 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 21 35'26.266 158.489
15 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 21 35'28.560 158.318
16 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 21 35'32.401 158.033
17 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 21 35'43.180 157.238
18 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 21 35'43.826 157.190
19 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 21 35'46.915 156.964
20 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 21 36'20.814 154.524
21 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 20 34'43.145 154.044
22 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 20 35'18.867 151.447
23 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 20 36'22.535 147.029
24 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 19
25 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 19
26 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 18 34'41.844 138.681
27 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 18 35'54.136 134.027
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 16
17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 16
30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 10
35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 2
15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC スタートできず
26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i スタートできず
73 L.LEOPOLD-P.V.BAYER BMW 318i スタートできず
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ スタートできず
21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i スタートできず
25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス スタートできず
9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス スタートできず
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 12:08'37 フィニッシュ 12:43'17.427
参加台数 : 38 台 出走台数 : 31 台 完走台数 : 27 台
-------------------------------------------------------------------------------
ベストタイム No. 39 ( TOM KRISTENSEN ) 1'37.525 2/19 165.004 km/h
結果の変更,訂正ない場合正式結果とする。
注)2度の赤旗により,7台がクラッシュの為スタートできず。
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTRE TEC *
* APTCC/JTCC フリー走行 *
* 1994.10.30 天候 : 曇り コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
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位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'44.887 8 153.422
2 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'45.985 10 151.833
3 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'46.347 8 151.316
4 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'46.492 8 151.110
5 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'46.535 6 151.049
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'46.579 7 150.987
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'46.607 9 150.947
8 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'47.430 7 149.791
9 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'47.435 9 149.784
10 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'47.630 7 149.512
11 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'48.143 8 148.803
12 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.251 8 148.655
13 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'48.364 7 148.500
14 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'48.370 9 148.491
15 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'48.416 9 148.428
16 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'48.712 8 148.024
17 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.241 7 147.307
18 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'49.511 6 146.944
19 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'49.986 8 146.310
20 73 L. (D) BMW 318i 1'49.987 6 146.308
21 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'50.017 5 146.268
22 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'50.130 7 146.118
23 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'50.157 8 146.082
24 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 1'50.161 9 146.077
25 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'50.285 9 145.913
26 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'50.672 3 145.403
27 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'50.979 8 145.000
28 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'51.076 9 144.874
29 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'51.413 8 144.436
30 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'51.430 6 144.414
31 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'51.473 7 144.358
32 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'52.599 9 142.914
33 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'52.751 7 142.722
34 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'52.958 8 142.460
35 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'53.717 7 141.509
36 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'57.196 4 137.308
37 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.805 5 135.449
38 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 2'00.314 5 133.750
-------------------------------------------------------------------------------
計時委員長 五味久男
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 予選結果表 2回目 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'48.588 21 148.193
2 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.702 13 148.038
3 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'48.789 21 147.919
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'49.537 19 146.909
5 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'49.651 15 146.757
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'49.703 17 146.687
7 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'49.732 17 146.648
8 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'49.794 16 146.565
9 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.993 19 146.300
10 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'50.094 18 146.166
11 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.174 14 146.060
12 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.517 17 145.607
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'50.613 17 145.480
14 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'50.912 12 145.088
15 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'50.988 18 144.989
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'51.170 14 144.751
17 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'51.643 16 144.138
18 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'52.351 19 143.230
19 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'52.834 15 142.617
20 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'52.878 9 142.561
21 73 L.PV.BAYERN (D) BMW 318i 1'53.160 13 142.206
22 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'53.570 4 141.692
23 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'53.842 16 141.354
24 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'54.473 17 140.575
25 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'54.693 15 140.305
26 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'54.970 17 139.967
27 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'55.115 13 139.791
28 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'55.393 15 139.454
29 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'56.022 12 138.698
30 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'56.028 20 138.691
31 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'56.925 14 137.627
32 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'57.038 18 137.494
33 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 1'57.342 11 137.138
34 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'57.476 13 136.981
35 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'58.386 14 135.928
36 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.416 11 135.894
37 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'58.468 15 135.834
38 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 2'01.118 14 132.862
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 公式予選正式結果表 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'48.588 38 148.193
2 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'48.702 32 148.038
3 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'48.789 36 147.919
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'49.537 36 146.909
5 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'49.651 20 146.757
6 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'49.703 25 146.687
7 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'49.732 26 146.648
8 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'49.794 33 146.565
9 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'49.993 28 146.300
10 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'50.094 34 146.166
11 8 見崎 清志 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.174 25 146.060
12 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'50.517 33 145.607
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'50.613 26 145.480
14 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 1'50.912 16 145.088
15 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 1'50.988 22 144.989
16 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 1'51.170 23 144.751
17 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 1'51.643 18 144.138
18 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'52.351 36 143.230
19 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'52.834 29 142.617
20 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'52.878 18 142.561
21 73 L. (D) BMW 318i 1'53.160 16 142.206
22 88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1'53.570 5 141.692
23 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 1'53.842 25 141.354
24 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 1'54.473 32 140.575
25 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 1'54.693 24 140.305
26 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'54.970 32 139.967
27 19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1'55.115 14 139.791
28 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 1'55.393 17 139.454
29 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 1'56.022 16 138.698
30 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'56.028 33 138.691
31 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'56.925 30 137.627
32 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 1'57.038 27 137.494
33 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 1'57.342 21 137.138
34 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 1'57.476 21 136.981
35 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 1'58.386 27 135.928
36 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 1'58.416 15 135.894
37 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 1'58.468 24 135.834
38 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 2'01.118 16 132.862
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予選通過基準タイム ( 130% ) 2'21.301
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計時委員長 五味 久男
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
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* Fuji International Speedway(4.470km) *
* INTER TEC *
* APTCC/JTCC 予選結果表 1回目 *
* 1994.10.29 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
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位車番ドライバー 車 名 ベストラップ 周 km/h
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1 3 長谷見 昌弘 (J) カストロ-ル・プリメ-ラ 1'53.548 19 141.720
2 36 関谷 正徳 (J) TOYOTA CORONA 1'54.230 16 140.874
3 12 星野 一義 (J) カルソニック・プリメ-ラ 1'54.572 17 140.453
4 32 影山 正彦 (J) カストロ-ル・サニ- 1'54.891 17 140.063
5 37 鈴木 亜久里 (J) TOYOTA CORONA 1'55.002 8 139.928
6 31 飯田 章 (J) ザナヴィ・サニ- 1'55.122 15 139.782
7 14 服部 尚貴 (J) ジャックス シビック 1'55.777 17 138.991
8 7 長坂 尚樹 (J) FET SPORTS COROLLA 1'56.479 16 138.154
9 55 G.BUSI (I) UNICORSE 155 1'56.581 9 138.033
10 15 田中 哲也 (J) PIAA CIVIC VTEC 1'57.408 9 137.061
11 26 茂木 和男 (J) TAISAN・BMW318i 1'57.485 17 136.971
12 87 ANTHONY REID (GB) HKS OPEL VECTRA 1'57.962 16 136.417
13 2 STEVE SOPER (GB) BMW 318i 1'58.056 9 136.308
14 39 TOM KRISTENSEN (DK) TOYOTA CORONA 1'58.229 5 136.109
15 27 土屋 圭市 (J) STP 圭市 CIVIC 1'58.500 15 135.797
16 35 ANDREW G.SCOTT (GB) オ-トテックBMW318i 1'58.548 14 135.742
17 17 金海 辰彦 (J) OIZUMI ADVANBMW 1'58.850 9 135.398
18 11 原 貴彦 (J) BPオイル・トランピオシビック 1'59.412 13 134.760
19 8 見崎 清志 (J) FETSPORTSCOROLL 2'01.067 11 132.918
20 33 MICHAEL KRUMM (D) トランピオ・コロナ 2'01.433 15 132.518
21 30 中谷 明彦 (J) 綜合警備 BMW 2'01.744 9 132.179
22 23 飯田 薫 (J) スカイラインGTS 2'01.792 9 132.127
23 51 TIM HARVEY (GB) BMW 318i 2'03.252 9 130.562
24 25 鈴木 恵一 (J) ADVANセレス 2'04.151 9 129.616
25 21 一ツ山 康 (J) BP-アドバン-318i 2'04.177 4 129.589
26 5 眞田 睦明 (J) トランスグロ-バルBPダンロップ 2'04.547 13 129.204
27 1 J.WINKELHOCK (D) BMW 318i 2'05.428 4 128.297
28 9 寺田 陽次朗 (J) カストロ-ル・ランティス 2'05.727 10 127.992
29 6 JUSTIN BELL (GB) BMW 318i 2'06.071 8 127.642
30 18 木下 みつひろ (J) ZEAL ADVAN BMW 2'07.253 9 126.457
31 16 中子 修 (J) Castrol無限CIVIC 2'11.387 4 122.478
32 38 黒澤 琢弥 (J) TOYOTA CORONA 2'21.328 2 113.863
33 22 一ツ山 幹雄 (J) BP-アドバン-318i 2'31.885 4 105.949
34 77 清水 和夫 (J) GATHERS・DLCIVIC 3'18.452 2 81.088
35 73 L.P.V.BAYERN (D) BMW 318i 4'35.026 3 58.511
36 99 金石 勝智 (J) TANABE LANTIS 5'57.347 2 45.032
19 松永 雅博 (J) ウエッズスポ-ツマリノ 1
88 ARMIN HAHNE (D) ドリカムシビック 1
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
全日本ツーリングカー選手権第17戦 -RIJ- (1994-10-30) Provisional Entry List
For All Japan Touring Car Championship Rd.17 富士スピードウェイ:(4.470km)
No. Driver-------------- Car-----------------------
1 J.ヴィンケルホック(D) BMW 318i
2 S.ソパー (GB) BMW 318i
3 長谷見 昌弘 (J) Nissan Premera
5 J.ベル (GB) BMW 318i
6 T.ハーベイ (GB) BMW 318i
7 長坂 尚樹 (J) Toyota Carolla
8 見崎 清志 (J) Toyota Carolla
11 原 貴彦 (J) Honda Civic Ferio
12 星野 一義 (J) Nissan Premera
14 服部 尚貴 (J) Honda Civic Ferio
15 田中 哲也 (J) Honda Civic Ferio
16 中子 修 (J) Honda Civic Ferio
17 金海 辰彦 (J) BMW 318i
18 木下みつひろ (J) BMW 318i
19 松永 雅博 (J) Toyota Sprinter Marino
21 一ツ山 康 (J) BMW 318i
22 一ツ山幹雄 (J) BMW 318i
23 飯田 薫 (J) Nissan Skyline GTS
25 鈴木 恵一 (J) Toyota Carolla Ceres
26 茂木 和男 (J) BMW 318i
27 土屋 圭市 (J) Honda Civic Ferio
30 中谷 明彦 (J) BMW 318i
31 飯田 章 (J) Nissan Sunny
32 影山 正彦 (J) Nissan Sunny
33 M.クルム (J) Toyota Corona
35 A.G.スコット (GB) BMW 318i
36 関谷 正徳 (J) Toyota Corona
37 鈴木 亜久里 (J) Toyota Corona
38 黒澤 琢弥 (J) Toyota Corona
39 T.クリステンセン(DK)Toyota Corona
55 G.ブーシ (I) Alfa Romeo 155 Ts
73 L.V.バイエルン (D) BMW 318i
77 清水 和夫 (J) Honda Civic Ferio
87 A.レイド (GB) Opel Vectra GT
88 A.ハーネ (D) Honda Civic Ferio
99 金石 勝智 (J) Mazda Lantis
** 真田 睦明 (J) BMW 318i
** 寺田陽次朗 (J) Mazda Lantis
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提供:竹下恵一郎(JCG00146)
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *