
プレスインフォメーション 2012年5月04日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第3戦 決勝レースを、2012年5月4日(金) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:曇 路面:ドライ 気温:18℃ 路面温度:20℃(スタート時)
Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)第3戦が5月4日(金)、富士スピードウェイで開催された。早朝、関東地方に大雨を降らせた前日の雲が富士スピードウェイには残り、路面はしっとりと湿っている。8時30分からスタートしたスーパーGTのフリー走行ではウエット宣言が出され、スーパーGTマシンのほとんどが浅溝タイヤで走り出すコンディション。スーパーGT走行時には小雨がパラついたものの本降りには至らず、路面もスーパーGTマシンが走行を重ねていったことでライン上は次第に乾いていった。
そして11時50分。色とりどりの17台がグリッドにそろい、決勝レースへ向けて徐々に緊張感が高まっていく。#14 平川亮 #22 Michael GREEN、#11 山野直也、#90 Igor SUSHKO、#5 高見沢一吉、そしてジェントルマンクラストップとなる#32 飯田太陽らが上位陣に名を連ねる。折しも雲の隙間から太陽が覗いた12時ちょうど、フォーメーションラップがスタート、カン高いエキゾーストノートを残して全車が1コーナーの先に消えていった。やがて、間隔を空けてタイヤを暖めながら走行していたマシンが、コントロールラインに向けて隊列を形成していく。再びグリッドが埋まり、グランドスタンドで多くの観客が固唾をのんで見守るなか、12時4分にスタートが切られた。
ホールショットを決めたのはポールポジションの#14 平川。続いて好スタートを決めた#11 山野が続く。車列は#22 GREEN、#90 SUSHKO、#5 高見沢、#32 飯田という順。オープニングラップを終えて、#14 平川を先頭に各車メインストレートへと戻ってくる。ところが、ピットロード出口付近で#90 SUSHKOがクラッシュ。壁に接触し、1コーナーを飛び出してしまった。これでトップ争いは完全に#14 平川と#11 山野の一騎打ちとなる。
レースが大きく動いたのは5周目の1コーナー。4周目の最終コーナーで#11 山野が#14 平川にぴたりと食いつく。そのままストレートでスリップストリームに入り、1コーナーのイン側から鮮やかなオーバーテイク。そして#11 山野は、ややタイヤが苦しい#14 平川をじわじわと引き離していく。一方、中段のジェントルマンクラス首位争いも熱を帯びていた。#16 横幕ゆぅが#32 飯田を退け、#8 櫻井澄夫と秒差の接戦を展開。一時は#8 櫻井が0.3秒差にまで迫るなど、熱のこもったバトルが展開された。
15周目、#11 山野は0.8秒だった#14 平川との差を最終的には7.642秒に広げてトップチェッカー。車両保管場所には実兄である山野哲也も祝福に訪れ、山路慎一とも堅い握手を交わした。#11 山野は「勝つことができてうれしいです。レースウイークはずっと雨で、ドライは走ったことがなかったので不安もありましたが、山路さんのセッティングを信じて走りました。いいセットが見つけられたので、次の第4戦と第5戦も勝つつもりで臨みます」とコメント。一方の#14 平川は「ドライビングミスもありましたが、タイヤのタレが早くて自分でもコントロールできませんでした。マシンは問題ないので、次戦富士での課題としていきたいと思います」と反省の弁。
ジェントルマンクラスは#16 横幕が#8 櫻井を引き離し、今シーズンクラス2勝目を飾った。#16 横幕は「後ろに迫られた時は、いずれもミスをしていた時でした。プッシュすれば引き離すことができたので、抜かせない自信はありましたね。前の神取さんはクラスが違うので無理に追わず、タイヤを温存しながら余裕をもって走ることができました」と冷静に戦況を分析し、さらに「次の富士も勝利を狙っていきますよ」と手応えを語った。クラス2位を獲得した#8 櫻井は「今大会は全然ドライで走っていませんでしたが、チームがセッティングを完璧に出してくれたので、そのおかげです。感謝しています」と笑顔。気骨あふれるバトルにメインストレートからは歓声があがるほどだった。
チャンピオンクラスの最終順位はそのまま#11 山野、#14 平川、#22 GREEN。ジェントルマンクラスは#16 横幕、#8櫻井、#19永井というオーダーとなった。
第4戦、および第5戦は6月9〜10日に開催。富士スピードウェイで行なわれる「ザ・ワンメイクレース祭2012富士」において、他のワンメイクレースとの併催となる。数あるワンメイクレースシリーズ随一のスピードを誇るPCCJの迫力をぜひ体感してほしい。
■第3戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 11 山野 直也 C Excellence M.S. 26'38.850
2 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE +7.642
3 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON +23.805
4 5 高見澤 一吉 C 高見澤整骨院OSSOポルシェ +28.412
5 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ +29.655
6 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +35.064
7 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 +37.074
8 19 永井 宏明 G ナインレーシング +37.291
9 7 水谷 晃 C DIRECTION RACING +38.262
10 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア +38.613
11 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 +39.064
12 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア +41.748
13 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +53.344
14 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 +58.790
15 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 1'32.628
16 29 中川 國敏 G Adelcars GT3 Cup 1Lap
17 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 2Laps
ベストラップ:#11 山野 直也 1'46.032 6/15 (Champion Class)
ベストラップ:#16 横幕 ゆぅ 1'47.174 8/15 (Gentleman Class)
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
■GT500クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/04) Final Race Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 110 | 3:21'14.137 |
| 2 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 110 | 12.055 |
| 3 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 110 | 32.107 |
| 4 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 110 | 35.301 |
| 5 | *12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | 110 | 49.111 |
| 6 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 22 | 110 | 1'00.738 |
| 7 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 110 | 1'24.046 |
| 8 | *38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 109 | 1Lap |
| 9 | *18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | 109 | 1Lap |
| 10 | *6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 109 | 1Lap |
| 11 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 109 | 1Lap |
| 12 | *35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | 108 | 2Laps |
| 13 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 107 | 3Laps |
| 14 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 98 | 12Laps |
| ---- 以上規定周回数(77Laps)完走 ---- |
| - | *8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 5 | 105Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 ロニー・クインタレッリ(S Road REITO MOLA GT-R) 1'35.189 (91/110) 172.570km/h
- CarNo.12は、接触行為により注意喚起(黒白旗を提示)
- CarNo.38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.6は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(他者への追突行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.6は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条1.3)ピット作業違反(給油中のタイヤ交換)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.35は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入後リスタート時の追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.8は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.aおよびb.違反によりドライビングスルーペナルティを科すも、リタイアにつき留保とする。
- CarNo.6は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.aおよびb.(他者への追突行為)違反によりドライビングスルーペナルティを科した。
■GT300クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/04) Final Race Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 104 | 3:21'52.575 |
| 2 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 104 | 15.761 |
| 3 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 104 | 17.529 |
| 4 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 104 | 39.251 |
| 5 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 103 | 1Lap |
| 6 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 103 | 1Lap |
| 7 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 103 | 1Lap |
| 8 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 30 | 103 | 1Lap |
| 9 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 102 | 2Laps |
| 10 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 102 | 2Laps |
| 11 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | 102 | 2Laps |
| 12 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 101 | 3Laps |
| 13 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 100 | 4Laps |
| 14 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 100 | 4Laps |
| 15 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン 谷口 行規 | YH | 4 | 100 | 4Laps |
| 16 | *20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | フランク・ユー 野田 英樹 小林 賢二 | YH | | 99 | 5Laps |
| 17 | *27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 98 | 6Laps |
| 18 | *3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 86 | 18Laps |
| ---- 以上規定周回数(72Laps)完走 ---- |
| - | *88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 61 | 43Laps |
| - | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 58 | 46Laps |
| - | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 阪口 良平 | YH | | 52 | 52Laps |
| - | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 30 | 74Laps |
| - | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | | 16 | 88Laps |
| - | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 井上 恵一 | YH | | 3 | 101Laps |
- Fastest Lap: CarNo.66 吉本大樹(triple vantage GT3) 1'42.128 (72/104) 160.845km/h
- CarNo.20は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条2.(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.27は、SUPER GT Sporting Regulations付則-2.3(SC中のピットレーン進入)違反により、ペナルティストップ60秒を科した。
- CarNo.3は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)により、ペナルティストップ10秒を科した。
- CarNo.88は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条1.3)ピット作業違反(給油中のタイヤ交換)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
GTアソシエイション(GTA)はスーパーGT第2戦の開催されている富士スピードウェイで定例記者会見を行った。
今回は年末に予定されている中国でのノンタイトル戦、FIA-GT3車両についての考え方、DTMとの提携の進捗状況の3点について坂東正明代表がコメントした。
その要点は以下の通り。
中国でのノンタイトル戦開催について
昨日から現地プロモータのBCCの人間が来て、GTAとの話し合いを行っているし、今日はDTM招致の際の担当者も合流する予定だ。
話し合いは順調に進んでおり、近いうちに契約を交わしたいと思っている。
開催日は12月23日で、向こう2~3年は継続したいと考えている。
レースフォーマットは現地のテレビ放映等も考慮して50分~1時間程度のレースとしたい。
競技形態やロジスティクス、通関、現地や日本のスポンサー探しについてはこれから考えていきたい。
FIA-GT3車両について
FIA-GT3をGT300クラスへ迎え入れるにあたっては、11年モデルについては12年仕様へのアップデート、12年モデルはそのままで、FIAのBOP(性能調整)に対応させてもらい、以降のモディファイは不可ということで各エントラントには了承してもらっている。
BOPに関してはADACなどで独自の調整を行っている事例もあるが、GTAとしてはFIAヨーロッパ選手権を主催しているSROものを規則とする。
DTMとの提携について
DTM側ではGRAND-AMなどとの規則統合を考えているが、我々としてはドライバーが二人人組で戦うレースフォーマットを崩したくはないし、タイヤについてもワンメイクにするつもりは無い。
それらの点で向こうと衝突している点もあるが、話し合いは前向きに進めている。
今後BMWなどが前倒しでGT500に参戦してくることも考えられるが、その場合はエンジンが違うので性能調整が必要になる。そのことをBMW側が理解してくれるのであれば受け入れたいと思っている。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の決勝前フリー走行は、#1S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がトップタイム。 GT300クラスは#66triple a Vantage GT3(星野一樹/吉本大樹組)だった。
昨日から降り続いていた雨は止んだものの、コース上はまだ乾いておらず、朝8時30分から行われた30分間のフリー走行ではスリック、浅溝、どちらのタイヤを装着するかで判断の分かれる難しい走りだしとなった。
しかしそれでもセッションが進むにつれて路面は乾き始め、スリックタイヤを装着した車両が好タイムを記録し始めると様相は一変、各車相次いでスリックを投入することとなった。
セッション前半でトップに立ったのは#39デンソーSC、タイムは1分43秒156だった。
しかし浅溝で走り始めた1号車の柳田が終了間際にスリックタイヤで1分42秒716を叩き出してトップに立った。
GT300クラスはアストンマーチンが序盤でトップタイムを叩き出し、上位9台がFI-GT3という結果に。
予選トップの#11ゲイナーR8は終了間際に平中が5番手タイムを記録している。 JAF-GT最上位は#31プリウスだった。
決勝レースは午後2時より110周(500km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/04) Free Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 1'42.716 | - | 159.924 |
| 2 | 500 | 2 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 1'43.156 | 0.440 | 159.242 |
| 3 | 500 | 3 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'43.941 | 1.225 | 158.040 |
| 4 | 500 | 4 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 22 | 1'44.110 | 1.394 | 157.783 |
| 5 | 500 | 5 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'44.126 | 1.410 | 157.759 |
| 6 | 500 | 6 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 1'44.387 | 1.671 | 157.364 |
| 7 | 500 | 7 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | 1'44.558 | 1.842 | 157.107 |
| 8 | 500 | 8 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'44.599 | 1.883 | 157.045 |
| 9 | 500 | 9 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | 1'44.840 | 2.124 | 156.684 |
| 10 | 500 | 10 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 1'44.915 | 2.199 | 156.572 |
| 11 | 500 | 11 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 1'45.150 | 2.434 | 156.223 |
| 12 | 500 | 12 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | 1'46.113 | 3.397 | 154.805 |
| 13 | 500 | 13 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 1'46.792 | 4.076 | 153.821 |
| 14 | 500 | 14 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'47.122 | 4.406 | 153.347 |
| 15 | 300 | 1 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'48.969 | 6.253 | 150.747 |
| 16 | 300 | 2 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 1'49.296 | 6.580 | 150.296 |
| 17 | 300 | 3 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 1'49.923 | 7.207 | 149.439 |
| 18 | 300 | 4 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 1'50.694 | 7.978 | 148.398 |
| 19 | 300 | 5 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 1'50.763 | 8.047 | 148.306 |
| 20 | 300 | 6 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'50.979 | 8.263 | 148.017 |
| 21 | 300 | 7 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 1'51.179 | 8.463 | 147.751 |
| 22 | 300 | 8 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 1'51.199 | 8.483 | 147.724 |
| 23 | 300 | 9 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | 1'51.541 | 8.825 | 147.271 |
| 24 | 300 | 10 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'51.618 | 8.902 | 147.170 |
| 25 | 300 | 11 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 1'51.694 | 8.978 | 147.070 |
| 26 | 300 | 12 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 30 | 1'51.850 | 9.134 | 146.865 |
| 27 | 300 | 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 1'52.668 | 9.952 | 145.798 |
| 28 | 300 | 14 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 1'52.896 | 10.180 | 145.504 |
| 29 | 300 | 15 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | | 1'53.477 | 10.761 | 144.759 |
| 30 | 300 | 16 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | フランク・ユー 野田 英樹 小林 賢二 | YH | | 1'53.555 | 10.839 | 144.659 |
| 31 | 300 | 17 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'54.485 | 11.769 | 143.484 |
| 32 | 300 | 18 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン 谷口 行規 | YH | 4 | 1'55.215 | 12.499 | 142.575 |
| 33 | 300 | 19 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 阪口 良平 | YH | | 1'55.617 | 12.901 | 142.079 |
| 34 | 300 | 20 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'56.370 | 13.654 | 141.160 |
| 35 | 300 | 21 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 1'56.831 | 14.115 | 140.603 |
| 36 | 300 | 22 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 1'56.977 | 14.261 | 140.428 |
| 37 | 500 | 15 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 1'57.957 | 15.241 | 139.261 |
| 38 | 300 | 23 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 井上 恵一 | YH | | 1'58.420 | 15.704 | 138.716 |
| 39 | 300 | 24 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 2'05.167 | 22.451 | 131.239 |
5月3日午後に実施されたスーパーGT第2戦のスーパーラップ後に実施された公式車検で、GT300クラス2位のタイムを記録した#3S Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)に規定違反が発覚、タイム抹消となる事態が発生した。
今回問題とされたのはエアリストリクターの規定(FIA国際モータースポーツ競技規則附則J項257条A第5項5.2.2)。
吸気口を塞いだ際に正常にエンジンが停止しなかった模様だ。
これにより、関口雄飛の記録したタイムは抹消となり、予選順位は不出走だった#88JLOCランボルギーニの前、9番手で明日の決勝をスタートすることになった。
両ドライバーとも朝の公式練習から好調だっただけに、非常に残念な結果だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
- 2012年5月3日(木)・予選 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:雨のち曇り 気温:18℃(15:00現在)
路面温度:21℃(15:00現在) コースコンディション:ウエット
5月3日(木)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

全長約1.5kmの長いメインストレートを持つ富士スピードウェイでは、ストレートスピードの伸びが勝負の行方を大きく左右します。一方、コースの後半部分には中低速コーナーの続くテクニカルセクションがあり、ラップタイムを削り取るにはこの部分をいかに速く駆け抜けるかが重要となります。つまり、ストレートスピードの伸びとコーナリングスピードの速さを高い次元でバランスさせることが、富士スピードウェイで好成績を収めるうえで極めて重要になります。そこでHondaは空気抵抗を最小限に抑えながら必要なダウンフォースを発生する専用の空力パッケージを用意し、今大会に臨みました。
ゴールデンウイーク後半の初日にあたるこの日、東日本は広い範囲で強い雨が降るあいにくの空模様となりました。富士スピードウェイのある小山町にも朝から大雨警報が発令されましたが、幸いなことにサーキット周辺はさほど雨脚が強くならず、予定どおり午前9時に公式練習が始まりました。もっとも、コース上の水量は多く、これに足をすくわれる形でスピンが相次いだ結果、2時間にわたるセッションは計4回にわたり赤旗中断となりました。
5台のHSV-010 GTは大きなトラブルやアクシデントに見舞われることなくこのセッションを走りきり、1分45秒935を記録して4番手につけた#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)がHonda勢のトップとなりました。そして#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が9番手でこれに続き、以下、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)が10番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)が13番手、#32 EPSON HSV-010(道上 龍/中山友貴組)が14番手という結果になりました。
午後に入ると雨脚は弱まり、これにともなってコース上の水量も減りましたが、雨が降り続ける状況に変わりはありませんでした。
今回の公式予選は「スーパーラップ方式」で実施されました。これは、予選1回目の走行タイム上位10台が、予選2回目として行われる「スーパーラップ」に出場する権利が与えられるもので、スーパーラップでは各車が1台ずつタイムアタックを行い、決勝グリッドを決定します。なお、スーパーラップに進出できなかった車両は予選1回目の順位がそのまま決勝のスターティンググリッドとなります。
午後1時15分に始まった予選1回目に5台のHSV-010 GTはそろって出走。このセッションでは、路面コンディションにぴったりあったタイヤをチョイスした#32 EPSON HSV-010が好調で、道上選手は1分44秒435をマークして3番手となり、スーパーラップ進出を決めました。また、#100 RAYBRIG HSV-010の山本選手は1分45秒046のタイムで7番手、#18 ウイダー HSV-010のヴァン・ダム選手は1分45秒339で10番手となり、こちらもそろってスーパーラップに進出できることとなりました。一方、#17 KEIHIN HSV-010の塚越選手は1分45秒413で11番手、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は1分46秒399で14番手となったため、残念ながら予選1回目を突破することはできず、この時点で決勝のスターティンググリッドが決定しました。
午後3時2分に始まるスーパーラップには予選1回目の上位10台が出走する予定でしたが、ここで2番手につけたライバルがマシントラブルを理由に棄権したため、計9台がタイムアタックを行いました。この頃になると雨はほとんどやんでおり、路面は依然として濡れているもののコース上の水量は次第に減っていきます。スーパーラップの出走順は予選1回目の逆順となるため、予選1回目に10番手となった#18 ウイダー HSV-010の小暮選手が最初にコースインしました。しかし、1コーナーの進入で限界までブレーキングを遅らせた小暮選手は本来のラインから外れ、わずかにコースアウト。ルール上、コースアウトと認定された車両のタイムは無効とされるため、#18 ウイダー HSV-010はスーパーラップに出走した9台の中で最下位にあたる9位が確定しました。
続いて4番手で出走した#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は1分45秒264を記録して8番手となりましたが、8番目にアタックした#32 EPSON HSV-010の中山選手が1分43秒699をマークしてその時点のトップに浮上。そして最後にアタックしたライバルがこのタイムに及ばなかったため、#32 EPSON HSV-010のポールポジション獲得が確定しました。マシンを走らせるEPSON NAKAJIMA RACINGにとっては2009年第7戦以来のポールポジションとなり、また、中山選手がアタックしてのポールポジション獲得はこれが初めてとなりました。
明日の5月4日(金)は午前8時30分から30分間にわたりフリー走行を行った後、500km(110ラップ)の決勝レースは午後2時にスタートする予定です。
- 松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
-
「どちらかというと苦手とされてきた富士でポールポジションを取れて、とてもうれしく思っています。アタックを担当した中山選手にとっても、初めてのスーパーラップで初めてのポールポジションを取れたので、大きな自信に結びついたことでしょう。雨量の多かった午前中は溝の深いレインタイヤで走行しましたが、このときはタイヤとのマッチングを含めて満足のできる状態までマシンを仕上げることができず、期待するような結果を残せませんでした。予選1回目は#32 EPSON HSV-010のみ浅溝のレインタイヤ、それ以外の4台は深溝のレインタイヤを使用しましたが、コンディションの回復が予想以上に早く、深溝タイヤを履いた4台は上位進出を果たせませんでした。明日は、#32 EPSON HSV-010はとにかく前半から攻めて走り、タイヤの状況を見ながらレース戦略を立てることになるでしょう。残る4台にとっては追い上げのレースとなりますが、500kmと長いレースなので、なんとかトップを目指して戦っていきたいと考えています」
- 道上龍(ポールポジション #32 EPSON HSV-010)
-
「フリー走行時は雨が強く、厳しい戦いになると思っていましたが、公式予選が始まる頃には徐々に小降りになり、自分たちの得意としているコンディションになったので、自信を持って走ることができました。公式予選では、とくに後半にタイムが伸ばせたことがスーパーラップ進出へとつながりました。自分の役割をしっかりと果たせたので安心しています。明日は今大会ではまだ一度も走っていないドライコンディションになる予報なので、不安もありますが、決勝の500kmという長丁場を考えると、マシンとタイヤともに好条件がそろっていると思います。少しでも上位でゴールできるようがんばります」
- 中山友貴(ポールポジション #32 EPSON HSV-010)
-
「自身としては2009年以来のポールポジション獲得ですが、自分のアタックでの獲得は初めてなので、素直にうれしいです。朝の時点では雨が強く降っており、マシンのフィーリングもあまりよくありませんでした。ただ、雨が小降りになればチャンスがあることは分かっていましたし、道上選手が公式予選で好タイムを出していたので、ミスさえ無ければポールポジションが狙えると思い、集中して走りました。明日は500kmと長いレースですが、昨シーズンから長距離レースでいいパフォーマンスを見せているので、ポールポジションだけでなく、優勝という結果を求めて明日の決勝もがんばります」
Text & Photo: HONDA
プレスインフォメーション 2012年5月03日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第3戦 公式予選を、2012年5月3日(木) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:雨 路面:ウエット 気温:18℃ 路面温度:19℃(スタート時)
ゴールデンウイークの富士スピードウェイでPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第3戦が幕を開けた。岡山国際サーキットでの開幕ラウンドに引き続き、今大会もスーパーGTとの併催イベントとして開催される。岡山大会の第1戦では#90 Igor SUSHKOがまず1勝。翌日に行なわれた第2戦では#11 山路慎一が勝利を挙げて、昨年と異なるシーズンの展開を予感させた。今大会では#11 山路に代わり、山野直也がエントリー。総勢17台が覇を競うこととなる。
5月2日(水)の専有走行は、あいにくの雨。午前中の1本目は#14 平川亮が速さを見せたが、午後のセッションで#11 山野がトップタイムをたたき出した。2本の走行を終えて、総合トップは#11 山野、次いで#14 平川、3番手には#90 SUSHKOという順番に。また、専有走行終了後にはミーティングが開かれ、PCCJアドバイザーを務める影山正美氏より各ドライバーにタイヤの使い方や予選走行時のポイントなどが伝えられた。
そして予選日となる5月3日(木)。特に午前中は東海道沖の低気圧がゆっくり東へと進み、関東地方では荒れた天候に。9時から行なわれたスーパーGTの公式練習ではクラッシュが続出し、数回にわたり赤旗でセッションが中断になるほど、富士スピードウェイは難しいコンディションとなっていた。正午をすぎるころから雨足は弱まり、予選のスタートする13時45分には霧雨へと変化したが、コースのところどころには雨水の流れる“川”が残り、マシンの挙動を乱そうと待ちかまえる。
今回の予選はノックアウト方式ではなく30分間の1セッション勝負。スプリントレースのPCCJにとって予選順位は非常に重要であり、アタックのタイミングを計る集中力と冷静さに加えて、コンディション変化の“読み”も必要となる。レインタイヤは連続走行を続ければどうしてもグリップが落ちる。しかし回復傾向にある路面のことを考えれば、時間ギリギリまで待ってアタックをしたい。妥協点をどこにするか、各ドライバーの判断が明暗を分ける大きなファクターとなる。
全車レインタイヤを装着して臨んだ30分間の予選。トップをいく#14 平川を#90 SUSHKOが追いかける展開で各車がアタックを続けていく。一方、専有走行トップの#11 山野はコンディションの好転とタイヤの温存を狙い、1周してピットに入ったまま動かない。タイムが落ち着きはじめた13分すぎ、#11 山野はようやくスタート。猛然とアタックを開始し早々に1分56秒230をマーク、1分55秒170の#14 平川に肉薄する2番手タイムを出してみせた。ところが#22 Michael GREENが1分55秒755を刻み、#11 山野を抜いて2番手に浮上。#11 山野も負けじとアタックするが、1分55秒102と一歩およばず。最後まで順位の入れ替わりがあり目の離せない予選セッションとなった。
最終的にチャンピオンクラスは#14 平川、#22 GREEN、#11 山野、#90 SUSHKO、#5 高見澤一吉という順位に。ジェントルマンクラスのトップタイムは#32 飯田太陽。#16 横幕ゆぅ、#8 櫻井澄夫、#2 田島剛が続いている。
総合トップの#14 平川は「アタックで失敗し100%満足できる結果ではありませんでしたが、ポールポジションを獲得できたことはよかったと思います。明日はドライのレースになると思うので、スタートをきっちり決めて勝ちを狙います」とコメント。3番手タイムとなった#11 山野は「コンディションがよくなるのを待ってアタックする作戦でしたが、路面状況が思ったほどよくなく、タイムが伸びませんでしたね。明日はスプリントですが15周もあるので、最後に笑えるように頑張りたいです」と前向きな姿勢を見せた。また、ジェントルマンクラスのトップタイム#32 飯田は総合でも6番手というポジションを得て、明日の決勝に臨む。専有走行では10番手タイムだったものの「(専有走行は)雨の中でどんな挙動になるか試していたんです。セッティングもバッチリ決まっていたので序盤でいいタイムが出せました。明日も後ろのプレッシャーに負けないよう頑張ります」と笑顔で語った。
第3戦の決勝は5月4日(金)正午より、15周によって争われる。雨は予選後に上がっており、ドライ路面での激戦が展開されると予想される。
■第3戦 公式予選結果
Car# Driver Class Car Name Time
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 1'55.170
2 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON 1'55.755
3 11 山野 直也 C Excellence M.S. 1'56.102
4 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 1'56.403
5 5 高見澤 一吉 C 高見澤整骨院OSSOポルシェ 1'56.847
6 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア 1'56.882
7 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION 1'57.584
8 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ 1'58.041
9 8 櫻井 澄夫 G ロードサービス GT3 1'58.176
10 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 1'58.547
11 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア 1'58.550
12 7 水谷 晃 C DIRECTION RACING 1'58.567
13 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 1'58.686
14 19 永井 宏明 G ナインレーシング 1'58.787
15 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'58.903
16 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 2'00.592
17 29 中川 國敏 G Adelcars GT3 Cup 2'04.775
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
2012オートバックス スーパーGT第2戦「FUJI GT 500KM RACE」は各クラス10台でスーパーラップを行い、#32EPSON HSV-010(道上龍/中山夕貴組)が1'43.699を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#11GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)がポール。 奇しくも両クラス揃ってダンロップタイヤ装着車がトップに立つ結果となった。
(天候:雨>曇り コース:ウェット)
スーパーラップは午後2時30分、GT300クラスから行われた。
ところが走行が始まる直前になって#88JLOCランボルギーニと#12カルソニックGT-Rが出走しないことが明らかになる。
88号車はオイルラインのつまりが原因。症状としては軽微な物だったが、後続車量への影響を考慮して走行を取りやめた。
12号車はエンジン交換を実施したことによるもの。いずれもこれによって予選10番手が確定した。
朝から降り続いていた雨は収まってきたものの、路面には未だ多くの水が残っており、依然として滑りやすい難しいコンディションでの走行となったが、#43ARTAガライヤの松浦孝亮、#3S Road NDDP GT-Rの関口雄飛らが好タイムを記録して上位に名を連ねる。 しかし開幕戦岡山を制した#11ゲイナーの速さは群を抜いていた。
平中は岡山戦の後で実施された性能調整やウェイトハンデの影響を感じさせない堂々たる走りで1分50秒249という圧倒的なタイムを叩き出し、自身初のポールポジションを獲得してみせた。
GT500クラスは最初に出走した#18ウイダーHSVの小暮卓史が1コーナーでまさかのオーバーランを喫し、ノータイムとなる波乱で幕を開けた。
続く#1S Road MOLA GT-Rのロニー・クインタレッリは1分45秒128と平凡なタイムに終わったが、それとは対照的に富士をホームコースとするレクサス勢の若手三人、#6エネオスの大嶋和也、#36ペトロナスの中嶋一貴、#39デンソーの石浦宏明らは揃って1分43秒台のタイムを記録して上位に名を連ねる。
しかしその後に出走した#32中山は、こちらも平中と同様初めてのスーパーラップとは思えない堂々たる走りで彼ら三人を凌駕し、トップに躍り出た。
そして最後に出走した#23モチュールGT-Rの本山哲はセクター1こそ中山を上回ったが、セクター2、セクター3と後れをとり、終わってみれば4番手という結果となった。
NAKAJIMA RACINGがポールポジションを獲得するのは2009年9月の第7戦富士以来2年8ヶ月ぶりのことだ。
第2戦決勝は明日午後2時より110周(500km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Total Qualify GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'44.435 | 1'43.699 | 158.408 |
| 2 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'44.863 | 1'43.765 | 158.308 |
| 3 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 1'44.607 | 1'43.778 | 158.288 |
| 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 1'43.640 | 1'44.309 | 157.482 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 1'45.004 | 1'44.638 | 156.987 |
| 6 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 1'45.170 | 1'44.937 | 156.540 |
| 7 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 1'52.673 | 1'45.128 | 156.255 |
| 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 1'45.046 | 1'45.264 | 156.053 |
| 9 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | 1'45.339 | no time | - |
| 10 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | 1'44.331 | absence | - |
| 11 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 22 | 1'45.413 | | 155.833 |
| 12 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 1'45.478 | | 155.737 |
| 13 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'45.604 | | 155.551 |
| 14 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'46.399 | | 154.389 |
| 15 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | 1'46.559 | | 154.157 |
■GT300 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Total Qualify GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Qualify 1 Time | Super Lap Time | km/h |
| 1 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 1'52.401 | 1'50.249 | 148.997 |
| 2 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 1'53.200 | 1'52.996 | 145.375 |
| 3 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 1'52.582 | 1'53.233 | 145.071 |
| 4 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 1'54.540 | 1'53.683 | 144.497 |
| 5 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'54.978 | 1'53.802 | 144.345 |
| 6 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 1'54.678 | 1'54.141 | 143.917 |
| 7 | *87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'52.376 | 1'54.347 | 143.657 |
| 8 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'55.319 | 1'54.420 | 143.566 |
| 9 | *3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 1'52.673 | deleted | - |
| 10 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 1'55.090 | absence | - |
| 11 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.559 | | 140.931 |
| 12 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'56.932 | | 140.482 |
| 13 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 1'56.969 | | 140.437 |
| 14 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | | 1'57.009 | | 140.389 |
| 15 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 30 | 1'57.090 | | 140.292 |
| 16 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 井上 恵一 | YH | | 1'57.812 | | 139.432 |
| 17 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 1'57.952 | | 139.267 |
| 18 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | フランク・ユー 野田 英樹 小林 賢二 | YH | | 1'58.027 | | 139.178 |
| 19 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'58.572 | | 138.539 |
| 20 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン 谷口 行規 | YH | 4 | 2'00.830 | | 135.950 |
| 21 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 2'02.241 | | 134.380 |
| 22 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'02.737 | | 133.837 |
| 23 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 阪口 良平 | YH | | 2'03.023 | | 133.526 |
| - | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | Absence | | - |
| - | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 川口 正敬 植田 正幸 | YH | | Absence | | - |
- CarNo.87は、SUPER GT Sproting Regulations付則-6.4.2(SL4周目のヘッドライト不消灯)違反により訓戒とする。
- CarNo.3は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則J項257条A第5項5.2.2)リストリクター適用違反により、SLの記録を削除する。
- CarNo.4より提出された決勝レース出走嘆願について、審査委員会は次のように決定した。再車検合格のうえ、フリー走行の状態を見て判断する。
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Super Lap GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'43.699 | - | - | 158.408 |
| 2 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'43.765 | 0.066 | 0.066 | 158.308 |
| 3 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 1'43.778 | 0.079 | 0.013 | 158.288 |
| 4 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 1'44.309 | 0.610 | 0.531 | 157.482 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 1'44.638 | 0.939 | 0.329 | 156.987 |
| 6 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 1'44.937 | 1.238 | 0.299 | 156.540 |
| 7 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 1'45.128 | 1.429 | 0.191 | 156.255 |
| 8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 1'45.264 | 1.565 | 0.136 | 156.053 |
| 9 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | no time | - | - | - |
| 10 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | Absence | - | - | - |
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Super Lap GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 1'50.249 | - | - | 148.997 |
| 2 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 1'52.996 | 2.747 | 0.306 | 145.375 |
| 3 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 1'53.233 | 2.984 | 0.237 | 145.071 |
| 4 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 1'53.683 | 3.434 | 0.450 | 144.497 |
| 5 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'53.802 | 3.553 | 0.119 | 144.345 |
| 6 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 1'54.141 | 3.892 | 0.339 | 143.917 |
| 7 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'54.347 | 4.098 | 0.206 | 143.657 |
| 8 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'54.420 | 4.171 | 0.073 | 143.566 |
| 9 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | deleted | - | - | - |
| 10 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | absence | - | - | - |
スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式予選1回目は、#23MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム組)が暫定ポールを獲得。#12カルソニックGT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)も2番手につけ、GT-R勢が1-2という結果になった。 GT300クラスは#87JLOCランボルギーニGT3(山西康司/山内英輝組)がトップだった。

今回の公式予選はスーパーラップ方式が採用された。各クラス上位10台のみが次のスーパーラップへの参加を許される。 公式予選1回目は午後1時より各クラス15分間の専有走行のみで争われた。
最初に行われたのはGT300クラスの走行。 コースコンディションが午前中よりも良くなってきたためか、各チーム走り始めから午前中のベストタイムを上回ってきた。 この時点のトップは#87ランボルギーニの山西。2番手には#11アウディの田中哲也がつけ、#15ポルシェの土屋武士が3番手と、ここまではFIA-GT3の独壇場だ。 午前中トップの#3GT-Rは千代勝正が午前中のベストを上回ってみせたが、ここでは4番手に留まった。 GT500クラスは走り始めてすぐに #23モチュールGT-Rのクルムと#100レイブリックHSVの山本がタイヤ交換のためにピットに戻ってきた。
限られた時間内でのギャンブルだったが、これが功を奏してクルムは1分43秒640を終了間際に叩き出して堂々のトップに。#100山本も同様の作戦をとったが、ピットアウトのタイミングもあって7番手と、こちらもスーパーラップ進出を決めてきた。 しかしこれにより敗退することになったのは#100レイブリックの塚越だった。 昨年はミシュラン勢の強さばかりが目立ったウェットコンディションだったが、今回ばかりはブリヂストンが意地を見せた結果と言えるだろう。
スーパーラップはこのあと午後2時30分より、GT300クラスから行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO/ Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Qualify 1 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 1'43.640 | - | - | 158.499 |
| 2 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | 1'44.331 | 0.691 | 0.691 | 157.449 |
| 3 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'44.435 | 0.795 | 0.104 | 157.292 |
| 4 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 1'44.607 | 0.967 | 0.172 | 157.033 |
| 5 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'44.863 | 1.223 | 0.256 | 156.650 |
| 6 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 1'45.004 | 1.364 | 0.141 | 156.440 |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 1'45.046 | 1.406 | 0.042 | 156.377 |
| 8 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 1'45.170 | 1.530 | 0.124 | 156.193 |
| 9 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | 1'45.339 | 1.699 | 0.169 | 155.942 |
| 10 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 22 | 1'45.413 | 1.773 | 0.074 | 155.833 |
| 11 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 1'45.478 | 1.838 | 0.065 | 155.737 |
| 12 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'45.604 | 1.964 | 0.126 | 155.551 |
| 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'46.399 | 2.759 | 0.795 | 154.389 |
| 14 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | 1'46.559 | 2.919 | 0.160 | 154.157 |
| 15 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 1'52.673 | 9.033 | 6.114 | 145.792 |
■GT300 Class
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Qualify 1 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'52.376 | - | - | 146.177 |
| 2 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 1'52.401 | 0.025 | 0.025 | 146.145 |
| 3 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 1'52.582 | 0.206 | 0.181 | 145.910 |
| 4 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 1'52.673 | 0.297 | 0.091 | 145.792 |
| 5 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 1'53.200 | 0.824 | 0.527 | 145.113 |
| 6 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 1'54.540 | 2.164 | 1.340 | 143.415 |
| 7 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 1'54.678 | 2.302 | 0.138 | 143.243 |
| 8 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'54.978 | 2.602 | 0.300 | 142.869 |
| 9 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 1'55.090 | 2.714 | 0.112 | 142.730 |
| 10 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'55.319 | 2.943 | 0.229 | 142.447 |
| 11 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.559 | 4.183 | 1.240 | 140.931 |
| 12 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'56.932 | 4.556 | 0.373 | 140.482 |
| 13 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 1'56.969 | 4.593 | 0.037 | 140.437 |
| 14 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | | 1'57.009 | 4.633 | 0.040 | 140.389 |
| 15 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 30 | 1'57.090 | 4.714 | 0.081 | 140.292 |
| 16 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 井上 恵一 | YH | | 1'57.812 | 5.436 | 0.722 | 139.432 |
| 17 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 1'57.952 | 5.576 | 0.140 | 139.267 |
| 18 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | フランク・ユー 野田 英樹 小林 賢二 | YH | | 1'58.027 | 5.651 | 0.075 | 139.178 |
| 19 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'58.572 | 6.196 | 0.545 | 138.539 |
| 20 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン 谷口 行規 | YH | 4 | 2'00.830 | 8.454 | 2.258 | 135.950 |
| 21 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 2'02.241 | 9.865 | 1.411 | 134.380 |
| 22 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 2'02.737 | 10.361 | 0.496 | 133.837 |
| 23 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 阪口 良平 | YH | | 2'03.023 | 10.647 | 0.286 | 133.526 |
| - | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | Absence | - | - | 0.000 |
| - | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 川口 正敬 植田 正幸 | YH | | Absence | - | - | - |
スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式練習は5月3日の午前、富士スピードウェイで行われた。
昨夜から降り続く雨により非常に滑りやすい路面での走行となったため、コースの各所でコースアウトやクラッシュが続出、4度も赤旗中断が入る荒れた展開となったが、そうした中で#19ウェッズスポーツADVAN SC430(荒聖治/アンドレ・クート組)が1分45秒138をチェッカー寸前に記録してトップとなった。
GT300クラスは序盤からGT500に匹敵する好タイムを記録していた#3S Road NNDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)が1分52秒844でトップだった。

ゴールデンウィークに開催される人気の一戦。今回は久々の500kmレースが復活ということもあり、公式予選日はあいにくの雨模様ながら早朝から熱心なファンが詰めかける中、午前9時より2時間の公式練習が開始された。 昨夜からの雨により、コース上はヘビーウェットの状態。
このため、コーナー進入で姿勢を乱すドライバーが相次ぐ。 開始早々に#39デンソーSCがヘアピン手前でスピンアウトしたのを皮切りに、ダンロップコーナーでは#4初音ミクBMWがフロントからバリアに突き刺さり、最初の赤旗の原因を作った。
続いて#35KeePer KRAFT SC、#5マッハ号らが相次いでコースを飛び出し、その都度回収のために赤旗が提示された。
この時点でのGT500のトップは#18ウイダーHSV、GT300は#3GT-Rが18号車の3秒落ちという好タイムでクラストップに立っていた。
公式練習は最後の20分間を各クラスの専有走行に充てていたが、GT300の専有が始まって間もなく、#31プリウスが1コーナーで飛び出し、グラベルに捕まってしまったため、ここで4度目の赤旗中断となった。
残り8分間で再開した走行では、それまでもトップだった#3GT-Rが関口のドライブによりタイムを更に縮め、1分49秒844でトップのまま午後の予選に臨むこととなった。
続いて行われたGT500の専有走行では、次第に回復してきた路面コンディションの影響で終盤各車タイムアップを果たし、#36ペトロナスSC、#19ウェッズスポーツ、#24D'Station、#100レイブリックらによる熾烈なトップ争いが展開され、最後の最後に1分45秒138を荒聖治が叩き出した#19ウェッズスポーツがトップで走行を締めくくった。
公式予選はこのあと午後1時より予選1回目が、午後2時30分よりスーパーラップが行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2012/05/03) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 500 | 1 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | | 1'45.138 | - | 156.240 |
| 2 | 500 | 2 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 リチャード・ライアン | BS | 12 | 1'45.274 | 0.136 | 156.039 |
| 3 | 500 | 3 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 大嶋 和也 | BS | | 1'45.683 | 0.545 | 155.435 |
| 4 | 500 | 4 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 山本 尚貴 | BS | 30 | 1'45.935 | 0.797 | 155.065 |
| 5 | 500 | 5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ミハエル・クルム | BS | 16 | 1'46.038 | 0.900 | 154.914 |
| 6 | 500 | 6 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ビヨン・ビルドハイム | YH | | 1'46.057 | 0.919 | 154.887 |
| 7 | 500 | 7 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 2 | 1'46.160 | 1.022 | 154.736 |
| 8 | 500 | 8 | 1 | S Road REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 6 | 1'46.257 | 1.119 | 154.595 |
| 9 | 500 | 9 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 金石 年弘 塚越 広大 | BS | 22 | 1'46.621 | 1.483 | 154.067 |
| 10 | 500 | 10 | 18 | ウイダー HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 小暮 卓史 カルロ・ヴァン・ダム | BS | 8 | 1'46.673 | 1.535 | 153.992 |
| 11 | 500 | 11 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | MI | 4 | 1'46.891 | 1.753 | 153.678 |
| 12 | 500 | 12 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 40 | 1'47.358 | 2.220 | 153.010 |
| 13 | 500 | 13 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 小林 崇志 | BS | 10 | 1'47.566 | 2.428 | 152.714 |
| 14 | 500 | 14 | 32 | EPSON HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中山 友貴 | DL | | 1'48.878 | 3.740 | 150.873 |
| 15 | 300 | 1 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 関口 雄飛 千代 勝正 | YH | | 1'52.844 | 7.706 | 145.571 |
| 16 | 500 | 15 | 35 | KeePer Kraft SC430 LEXUS SC430 | 国本 雄資 アンドレア・カルダレッリ | BS | | 1'53.219 | 8.081 | 145.089 |
| 17 | 300 | 2 | 11 | GAINER DIXCEL R8 LMS Audi R8-LMS ultra | 田中 哲也 平中 克幸 | DL | 40 | 1'54.151 | 9.013 | 143.904 |
| 18 | 300 | 3 | 66 | triple a Vantage GT2 ASTON MARTIN V8 Vantage | 吉本 大樹 星野 一樹 | YH | | 1'54.916 | 9.778 | 142.946 |
| 19 | 300 | 4 | 911 | エンドレス TAISAN 911 PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 30 | 1'55.142 | 10.004 | 142.666 |
| 20 | 300 | 5 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | | 1'55.440 | 10.302 | 142.297 |
| 21 | 300 | 6 | 87 | JLOC ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3 | 山西 康司 山内 英輝 | YH | | 1'56.259 | 11.121 | 141.295 |
| 22 | 300 | 7 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | HK | 12 | 1'56.631 | 11.493 | 140.844 |
| 23 | 300 | 8 | 52 | GREEN TEC & LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 黒澤 治樹 | YH | | 1'56.778 | 11.640 | 140.667 |
| 24 | 300 | 9 | 15 | ART TASTE PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | ティム・ベルグマイスター 土屋 武士 ヨルグ・ベルグマイスター | YH | 16 | 1'57.181 | 12.043 | 140.183 |
| 25 | 300 | 10 | 2 | エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電 MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | 8 | 1'57.220 | 12.082 | 140.136 |
| 26 | 300 | 11 | 0 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 22 | 1'57.408 | 12.270 | 139.912 |
| 27 | 300 | 12 | 21 | ZENT Audi R8 LMS Audi R8-LMS | 都筑 晶裕 シンディ・アレマン 谷口 行規 | YH | 4 | 1'57.578 | 12.440 | 139.710 |
| 28 | 300 | 13 | 43 | ARTA Garaiya ASL ARTA Garaiya | 高木 真一 松浦 孝亮 | BS | 10 | 1'57.595 | 12.457 | 139.690 |
| 29 | 300 | 14 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | YH | | 1'58.113 | 12.975 | 139.077 |
| 30 | 300 | 15 | 31 | apr HASEPRO PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | | 1'58.210 | 13.072 | 138.963 |
| 31 | 300 | 16 | 48 | DIJON音々CALLAWAYワコーズED CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 高森 博士 密山 祥吾 井上 恵一 | YH | | 1'58.858 | 13.720 | 138.205 |
| 32 | 300 | 17 | 22 | R'Qs Vemac 350R Vemac 350R | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'59.156 | 14.018 | 137.860 |
| 33 | 300 | 18 | 27 | PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ Ferrari F430 GTC | 山岸 大 井口 卓人 | YH | 2 | 1'59.510 | 14.372 | 137.451 |
| 34 | 300 | 19 | 85 | JLOC Exe ランボルギーニ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 坂本 祐也 加納 政樹 阪口 良平 | YH | | 2'00.616 | 15.478 | 136.191 |
| 35 | 300 | 20 | 360 | RUNUP CORVETTE CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 篤 白坂 卓也 | YH | | 2'02.660 | 17.522 | 133.921 |
| 36 | 300 | 21 | 30 | IWASAKI MODAクロコ apr R8 Audi R8-LMS ultra | 岩崎 祐貴 坂本 雄也 | YH | 6 | 2'02.754 | 17.616 | 133.819 |
| 37 | 300 | 22 | 20 | Racerbook Audi R8 LMS Audi R8-LMS | フランク・ユー 野田 英樹 小林 賢二 | YH | | 2'02.861 | 17.723 | 133.702 |
| 38 | 300 | 23 | 86 | Verity BOMEX ランボ RG3 Lamborghini GALLARDO RG-3 | 山下 潤一郎 松田 秀士 | YH | | 2'03.794 | 18.656 | 132.695 |
| 39 | 300 | 24 | 4 | GSR ProjectMirai BMW BMW Z4 GT3 | 番場 琢 佐々木 雅弘 | YH | | 2'06.294 | 21.156 | 130.068 |
| 40 | 300 | 25 | 5 | マッハGoGoGo車検Ferrari458 Ferrari 458 GT3 | 玉中 哲二 川口 正敬 植田 正幸 | YH | | 4'35.900 | 2'50.762 | 59.539 |
スーパー耐久第2戦もてぎスーパー耐久開業15周年記念大会は29日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(4.801379km)で4時間の決勝レースが行われた。ポールポジションからスタートしたGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/ドミニクアン/谷口信輝組)が122周を走りきり2戦連続の総合優勝を遂げた。
(観客動員数土曜日5,000人/日曜日6,000人)
この日の宇都宮市の最高気温は26.7度を記録する夏日の気候の下、12時34分に4時間レースはフォーメーションラップからローリングスタートが切られた。
序盤は#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビンモー/ジョノレスター/柳田真孝組)の柳田が#1のハイルマンをリードしオープニングラップから#28が#1をジリジリと引き離しにかかる。
38周目にトップの#28がピットイン、モーが真ん中のスティントを受け継ぐと、40周目に#1はハイルマンから谷口にバトンをつなぐ。
ここから約30分後には一時はかなりのマージンを築いていたトップの#28に#1谷口はその差を詰め、テールtoノーズのバトルまで追い込んできた。15時ちょうど75周目の1コーナー先でインを開けた#28をとうとう#1谷口がとらえトップに躍り出る。
レースの1/3しか走ることの許されていない谷口はその役割を終えると79周目にピットインしアンカーのアンに最後のスティントを託した。
3時間経過の91周目ではトップ#1に#28は14秒の差を付けられていた。
4時間が経過した16時34分にチェッカーが提示され、#1が見事な開幕2連勝を遂げた。
2位には#28、そして3位にはニューカマー#16ケーズフロンティアBMWZ4GT3(阿部翼/西田裕正/飯田太陽組)が入った。
今回は当初はシェイクダウンのみと伝えられていた#24GTRも決勝レースに駒を進めたが、4周でレースを終え、次戦SUGOでの本格始動が待たれるところとなった。
ST1クラスは#9FaustRacingTeam(堀主知ロバート/山野直也/岡本武之組)が#25ポルシェのV2を阻止して今季初優勝。2位には#3のZ33が入り、3位に#25SAMURAIPorscheが入った。
ST2クラスは開幕戦の覇者#6新菱オートとディフェンディングチャンピオンの#20のバトルとなったが、#20RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が今季初V。
2位には予選で大きなクラッシュからメカニックの徹夜作業で朝のフリー走行で元気な姿を見せた#30 RSオガワADVANランサーII(青木拓磨/成澤正人/金井亮忠組)が入ってRSオガワが1-2フィニッシュをきめた。
ST3クラスは#34assetテクノZ34(佐々木雅弘/前嶋秀司組)が開幕2連勝をとげ、2位でチェッカーを受けた#80GS350は10秒加算のペナルティ裁定で3位に、2位には#14岡部自動車のRX7が入ったが、暫定表彰式にドライバーは姿を見せず、式典条項違反の訓戒をうけた。
ST4クラスは#18コスモソニックFK・ingsDC5(浅野武夫/中島佑弥/笠原智行組)が今季初優勝。
ST5クラスは#19BRP☆HYPERECUC72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/西田公也組)がこちらも今季初優勝をHONDAのお膝下もてぎで挙げた。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン ドミニク・アン 谷口 信輝 | 122 | 4:01'42.330 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー ジョノ・レスター 柳田 真孝 | 122 | 40.613 |
| 3 | GT3 | 3 | 16 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 阿部 翼 西田 裕正 飯田 太陽 | 118 | 4Laps |
| 4 | ST-1 | 1 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀 主知 山野 直也 岡本 武之 | 115 | 7Laps |
| 5 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 谷口 行規 高木 真一 | 114 | 8Laps |
| 6 | ST-1 | 3 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 伊藤 真一 渋谷 彰良 | 113 | 9Laps |
| 7 | ST-2 | 1 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | 113 | 9Laps |
| 8 | ST-3 | 1 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 111 | 11Laps |
| 9 | ST-3 | 2 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 杉林 健一 増田 芳信 | 110 | 12Laps |
| 10 | ST-3 | 3 | *80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 佐藤 晋也 小林 敬一 | 110 | 12Laps |
| 11 | ST-3 | 4 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 川口 正敬 植田 正幸 | 110 | 12Laps |
| 12 | ST-3 | 5 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 吉田 広樹 堀田 誠 | 110 | 12Laps |
| 13 | ST-3 | 6 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 田中 徹 山崎 学 | 110 | 12Laps |
| 14 | ST-3 | 7 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 110 | 12Laps |
| 15 | ST-3 | 8 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ 東 徹次郎 内海 利明 | 109 | 13Laps |
| 16 | ST-4 | 1 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 中島 佑弥 笠原 智行 | 108 | 14Laps |
| 17 | ST-4 | 2 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 北川 剛 藤田 弘幸 | 107 | 15Laps |
| 18 | ST-4 | 3 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 藤田 竜樹 長野 賢也 | 107 | 15Laps |
| 19 | ST-4 | 4 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 関 豊 山田 隆行 | 107 | 15Laps |
| 20 | ST-4 | 5 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 佐々木 孝太 橋本 達也 | 107 | 15Laps |
| 21 | ST-4 | 6 | 13 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 佐藤 衛 古橋 孝之 佐藤 勝博 | 106 | 16Laps |
| 22 | ST-2 | 2 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 成澤 正人 金井 亮忠 | 106 | 16Laps |
| 23 | ST-4 | 7 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 高森 博士 井上 恵一 村田 信博 | 106 | 16Laps |
| 24 | ST-4 | 8 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 中島 保典 谷川 達也 | 101 | 21Laps |
| 25 | ST-5 | 1 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 古宮 正信 西田 公也 | 98 | 24Laps |
| 26 | ST-5 | 2 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 岩谷 昇 井尻 薫 | 98 | 24Laps |
| 27 | ST-5 | 3 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 岩月 邦博 小松 高人 | 97 | 25Laps |
| 28 | ST-5 | 4 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 植島 禎一 伊藤 俊哉 | 97 | 25Laps |
| 29 | ST-4 | 9 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 小幡 弘 久保 隆 今岡 達哉 | 96 | 26Laps |
| 30 | ST-5 | 5 | 26 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 高橋 卓矢 江原 弘美 推根 克彦 | 95 | 27Laps |
| 31 | ST-5 | 6 | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 平井 隆一 リョウ・ハマグチ 野村 浩史 | 94 | 28Laps |
| 32 | ST-5 | 7 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 野上 達也 小原 健一 | 93 | 29Laps |
| 33 | ST-5 | 8 | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり 谷森 康登 井藤 成彬 | 93 | 29Laps |
| 34 | ST-4 | 10 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 阿部 光 吉田 靖之 鶴田 積 | 89 | 33Laps |
| 35 | ST-2 | 3 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 85 | 37Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT3:85 ST-1:80 ST-2:79 ST-3:77 ST-4:75 ST-5:69)完走 ---- |
| - | ST-2 | - | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 松田 晃司 | 63 | 59Laps |
| - | ST-4 | - | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | 45 | 77Laps |
| - | ST-5 | - | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 東 貴史 市石 浩章 | 8 | 114Laps |
| - | GT3 | - | 24 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 藤井 誠暢 ガミさん | 4 | 118Laps |
| - | ST-2 | - | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 田ヶ原 章蔵 松下 昌揮 | 0 | 122Laps |
- Fastest Lap: CarNo.16 阿部翼(ケーズフロンティアBMW Z4 GT3) 1'54.877 (87/118) 150.47km.h
- CarNo.80は、2012ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第30条~4)(1)(危険なドライブ行為)により、競技結果に10秒を加算した。
決勝レースを前に、午前9時20分から20分間の予定でウォームアップ走行が行われた。
ここでも好調だったのはやはりGT3クラスの#1と#28の2台のSLSだった。
トップタイムは#1の1分54秒926、2番手に#28の55秒021、3番手に#24GTRが55秒300でつけた。
ST1クラスのトップはこちらもPPの#9が2分1秒276で総合4位に、ST2クラスもPPの#20が7位につけ、ST3クラスは総合10位にこちらもPPの#34がはいった。
ST4クラスは総合18位に#58DC5が入り、ST5クラスは総合31位に#602Vitzがトップタイムをマークした。
予選のクラッシュが心配された#30ランサーもフロント部分の修復をすませて元気な姿を見せた。
決勝レースは12時30分から4時間レースとして開催される予定だ。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/29) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン ドミニク・アン 谷口 信輝 | 1'54.926 | - | 150.401 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー ジョノ・レスター 柳田 真孝 | 1'55.021 | 0.095 | 150.277 |
| 3 | GT3 | 3 | 24 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 藤井 誠暢 ガミさん | 1'55.300 | 0.374 | 149.913 |
| 4 | ST-1 | 1 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀 主知 山野 直也 岡本 武之 | 2'01.276 | 6.350 | 142.526 |
| 5 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 谷口 行規 高木 真一 | 2'01.588 | 6.662 | 142.160 |
| 6 | GT3 | 4 | 16 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 阿部 翼 西田 裕正 飯田 太陽 | 2'03.605 | 8.679 | 139.840 |
| 7 | ST-2 | 1 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | 2'04.158 | 9.232 | 139.217 |
| 8 | ST-2 | 2 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 2'04.198 | 9.272 | 139.173 |
| 9 | ST-2 | 3 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 松田 晃司 | 2'04.657 | 9.731 | 138.660 |
| 10 | ST-3 | 1 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 2'05.772 | 10.846 | 137.431 |
| 11 | ST-1 | 3 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 伊藤 真一 渋谷 彰良 | 2'06.105 | 11.179 | 137.068 |
| 12 | ST-3 | 2 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 吉田 広樹 堀田 誠 | 2'06.759 | 11.833 | 136.361 |
| 13 | ST-3 | 3 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 田中 徹 山崎 学 | 2'07.699 | 12.773 | 135.357 |
| 14 | ST-3 | 4 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 杉林 健一 増田 芳信 | 2'07.903 | 12.977 | 135.141 |
| 15 | ST-3 | 5 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 川口 正敬 植田 正幸 | 2'08.118 | 13.192 | 134.914 |
| 16 | ST-3 | 6 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 2'09.405 | 14.479 | 133.573 |
| 17 | ST-2 | 4 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 成澤 正人 金井 亮忠 | 2'09.951 | 15.025 | 133.011 |
| 18 | ST-4 | 1 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 関 豊 山田 隆行 | 2'10.901 | 15.975 | 132.046 |
| 19 | ST-3 | 7 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ 東 徹次郎 内海 利明 | 2'11.125 | 16.199 | 131.821 |
| 20 | ST-4 | 2 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 中島 佑弥 笠原 智行 | 2'11.792 | 16.866 | 131.153 |
| 21 | ST-4 | 3 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 北川 剛 藤田 弘幸 | 2'12.614 | 17.688 | 130.340 |
| 22 | ST-4 | 4 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | 2'13.026 | 18.100 | 129.937 |
| 23 | ST-4 | 5 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 佐々木 孝太 橋本 達也 | 2'13.069 | 18.143 | 129.895 |
| 24 | ST-4 | 6 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 中島 保典 谷川 達也 | 2'13.240 | 18.314 | 129.728 |
| 25 | ST-4 | 7 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 阿部 光 吉田 靖之 鶴田 積 | 2'13.553 | 18.627 | 129.424 |
| 26 | ST-4 | 8 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 高森 博士 井上 恵一 村田 信博 | 2'13.651 | 18.725 | 129.329 |
| 27 | ST-4 | 9 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 藤田 竜樹 長野 賢也 | 2'14.200 | 19.274 | 128.800 |
| 28 | ST-3 | 8 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 佐藤 晋也 小林 敬一 | 2'14.291 | 19.365 | 128.713 |
| 29 | ST-4 | 10 | 13 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 佐藤 衛 古橋 孝之 佐藤 勝博 | 2'14.905 | 19.979 | 128.127 |
| 30 | ST-4 | 11 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 小幡 弘 久保 隆 今岡 達哉 | 2'14.927 | 20.001 | 128.106 |
| 31 | ST-5 | 1 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 岩月 邦博 小松 高人 | 2'25.919 | 30.993 | 118.456 |
| 32 | ST-5 | 2 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 岩谷 昇 井尻 薫 | 2'26.155 | 31.229 | 118.265 |
| 33 | ST-5 | 3 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 古宮 正信 西田 公也 | 2'27.074 | 32.148 | 117.526 |
| 34 | ST-5 | 4 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 東 貴史 市石 浩章 | 2'27.705 | 32.779 | 117.024 |
| 35 | ST-5 | 5 | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 平井 隆一 リョウ・ハマグチ 野村 浩史 | 2'29.635 | 34.709 | 115.514 |
| 36 | ST-5 | 6 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 植島 禎一 伊藤 俊哉 | 2'30.189 | 35.263 | 115.088 |
| 37 | ST-5 | 7 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 野上 達也 小原 健一 | 2'30.214 | 35.288 | 115.069 |
| 38 | ST-5 | 8 | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり 谷森 康登 井藤 成彬 | 2'31.527 | 36.601 | 114.072 |
| 39 | ST-5 | 9 | 26 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 高橋 卓矢 江原 弘美 推根 克彦 | 2'33.150 | 38.224 | 112.863 |
| - | ST-2 | - | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 田ヶ原 章蔵 松下 昌揮 | Absence | - | - |
- CarNo.19は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、決勝レースグリッドを2グリッド降格とする。
- 大会審査委員会は、CarNo.30,505,35の嘆願書提出により決勝レースへの出走を認め、CarNo.30に38番グリッド、CarNo.505に39番グリッド、CarNo.35に40番グリッドを与えた。
4月28日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第2戦の公式予選が行われた。
晴天のドライコンディションで、14時25分から1グループ(GT3、1,2,3クラス)と2グループ(ST4,5クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。
注目のGT3クラスだが、今回はシェイクダウンの#24を加え4台が参加。
Aドライバーの予選では#16BMWが阿部翼のアタックで1分53秒661でトップタイムをマーク! 2番手に#1SLSAMGのハイルマンが54秒055でつける。
ST1クラスは、#25Porscheの土屋武士が58秒780で、ST2クラスは#20ランサーの大橋正澄が、ST3クラスは#14RX-7の小松一臣が、ST4クラスは#18インテグラの浅野武夫が、ST5クラスは#602Vitzの金森敏一がそれぞれトップタイムをマークした。
15時10分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられており、結果はここで1分53秒318のレコードラップをマークした#1がトータルで3分47秒373で逆転のPP!
総合2位には#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が入り、注目の#24GTRは3位に。
総合5位にST1クラスのトップ#9BMWZ4が入り、総合8位にST2クラスのトップ#20ランサーが、総合11位にST3クラスのトップ#14RX-7、総合18位にST4クラスのトップ#62ホンダカーズ東京G/Mインテグラ(塩谷烈州/太田侑弥組)が入った。
総合29位に入ったST5クラスのPP、#19はダブルチェッカーで決勝グリッドが2グリッド降格となり#36VitzがPPとなった。
決勝レースは明日12時30分から4時間レースとして開催される。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/28) C Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 28 | 柳田 真孝 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'54.144 | - | 151.431 |
| 2 | GT3 | 2 | 1 | 谷口 信輝 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'54.486 | 0.342 | 150.979 |
| 3 | GT3 | 3 | 16 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 1'58.582 | 4.438 | 145.764 |
| 4 | ST-1 | 1 | 3 | 高木 真一 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 2'01.009 | 6.865 | 142.840 |
| 5 | ST-1 | 2 | 9 | 岡本 武之 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 2'01.617 | 7.473 | 142.126 |
| 6 | ST-2 | 1 | 20 | 花岡 翔太 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'05.125 | 10.981 | 138.142 |
| 7 | ST-1 | 3 | 25 | 渋谷 彰良 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 2'05.196 | 11.052 | 138.063 |
| 8 | ST-3 | 1 | 39 | 植田 正幸 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 2'05.793 | 11.649 | 137.408 |
| 9 | ST-3 | 2 | 15 | 山崎 学 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.706 | 13.562 | 135.350 |
| 10 | ST-3 | 3 | 35 | 堀田 誠 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.963 | 13.819 | 135.078 |
| 11 | ST-3 | 4 | 5 | 白井 剛 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'08.639 | 14.495 | 134.368 |
| 12 | ST-3 | 5 | 80 | 小林 敬一 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 2'09.036 | 14.892 | 133.955 |
| 13 | ST-3 | 6 | 14 | 増田 芳信 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 2'09.393 | 15.249 | 133.585 |
| 14 | ST-4 | 1 | 95 | 谷川 達也 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 2'10.875 | 16.731 | 132.072 |
| 15 | ST-4 | 2 | 38 | 長野 賢也 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 2'11.058 | 16.914 | 131.888 |
| 16 | ST-3 | 7 | 70 | 内海 利明 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 2'11.149 | 17.005 | 131.796 |
| 17 | ST-4 | 3 | 48 | 村田 信博 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.270 | 17.126 | 131.675 |
| 18 | ST-4 | 4 | 18 | 笠原 智行 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'12.378 | 18.234 | 130.573 |
| 19 | ST-4 | 5 | 339 | 橋本 達也 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 2'13.075 | 18.931 | 129.889 |
| 20 | ST-4 | 6 | 13 | 佐藤 勝博 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.318 | 19.174 | 129.652 |
| 21 | ST-4 | 7 | 116 | 鶴田 積 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 2'15.366 | 21.222 | 127.691 |
| 22 | ST-4 | 8 | *60 | 今岡 達哉 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'16.197 | 22.053 | 126.911 |
| 23 | ST-4 | 9 | 333 | 藤田 弘幸 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 2'16.758 | 22.614 | 126.391 |
| 24 | ST-5 | 1 | 36 | 井尻 薫 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'23.645 | 29.501 | 120.331 |
| 25 | ST-5 | 2 | 4 | 伊藤 俊哉 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 2'24.723 | 30.579 | 119.435 |
| 26 | ST-5 | 3 | 19 | 西田 公也 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 2'24.766 | 30.622 | 119.399 |
| 27 | ST-5 | 4 | 602 | 小松 高人 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 2'25.834 | 31.690 | 118.525 |
| 28 | ST-5 | 5 | 26 | 推根 克彦 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'26.779 | 32.635 | 117.762 |
| 29 | ST-5 | 6 | 17 | 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'26.874 | 32.730 | 117.686 |
| 30 | ST-5 | 7 | 213 | 市石 浩章 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 2'27.600 | 33.456 | 117.107 |
| 31 | ST-5 | 8 | 99 | 野村 浩史 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 2'31.896 | 37.752 | 113.795 |
| 32 | ST-5 | 9 | 55 | 井藤 成彬 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 2'36.538 | 42.394 | 110.420 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-2 | - | 30 | 金井 亮忠 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 0'00.000 | -54.144 | 0.000 |
| - | ST-2 | - | 505 | 松下 昌揮 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 0'00.000 | -54.144 | 0.000 |
- CarNo.60は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則第12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、再ブリーフィング手数料支払いのうえ、再ブリーフィング聴講を命じた。
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/28) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Cls | Cls Pos | No | Car Model | Driver | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン ドミニク・アン | 1'54.055 1'53.318 | 3'47.373 | - |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー ジョノ・レスター | 1'54.104 1'53.896 | 3'48.000 | 0.627 |
| 3 | GT3 | 3 | 24 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 藤井 誠暢 ガミさん | 1'54.335 1'56.958 | 3'51.293 | 3.920 |
| 4 | GT3 | 4 | 16 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 阿部 翼 西田 裕正 | 1'53.661 1'58.429 | 3'52.090 | 4.717 |
| 5 | ST-1 | 1 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 堀 主知 山野 直也 | 2'01.183 1'58.499 | 3'59.682 | 12.309 |
| 6 | ST-1 | 2 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 土屋 武士 伊藤 真一 | 1'58.780 2'00.916 | 3'59.696 | 12.323 |
| 7 | ST-1 | 3 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 峰尾 恭輔 谷口 行規 | 2'01.507 2'02.094 | 4'03.601 | 16.228 |
| 8 | ST-2 | 1 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 大橋 正澄 阪口 良平 | 2'03.644 2'02.225 | 4'05.869 | 18.496 |
| 9 | ST-2 | 2 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 2'03.914 2'02.560 | 4'06.474 | 19.101 |
| 10 | ST-2 | 3 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 大澤 学 松田 晃司 | 2'03.977 2'02.663 | 4'06.640 | 19.267 |
| 11 | ST-3 | 1 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 小松 一臣 杉林 健一 | 2'04.276 2'05.094 | 4'09.370 | 21.997 |
| 12 | ST-3 | 2 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 2'05.540 2'05.836 | 4'11.376 | 24.003 |
| 13 | ST-3 | 3 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 兵藤 信一 川口 正敬 | 2'06.697 2'05.925 | 4'12.622 | 25.249 |
| 14 | ST-3 | 4 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 今村 大輔 安宅 徳光 | 2'07.219 2'07.606 | 4'14.825 | 27.452 |
| 15 | ST-3 | 5 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 吉本 大樹 佐藤 晋也 | 2'07.210 2'07.645 | 4'14.855 | 27.482 |
| 16 | ST-3 | 6 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正明 田中 徹 | 2'07.176 2'08.099 | 4'15.275 | 27.902 |
| 17 | ST-3 | 7 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | ナオリュウ 東 徹次郎 | 2'09.225 2'07.673 | 4'16.898 | 29.525 |
| 18 | ST-4 | 1 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 塩谷 烈州 太田 侑弥 | 2'11.006 2'09.508 | 4'20.514 | 33.141 |
| 19 | ST-4 | 2 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 松井 猛敏 中島 保典 | 2'10.911 2'09.642 | 4'20.553 | 33.180 |
| 20 | ST-4 | 3 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 北野 浩正 佐々木 孝太 | 2'10.811 2'10.164 | 4'20.975 | 33.602 |
| 21 | ST-4 | 4 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 浅野 武夫 中島 佑弥 | 2'10.409 2'10.876 | 4'21.285 | 33.912 |
| 22 | ST-4 | 5 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 野間 一 北川 剛 | 2'10.979 2'10.960 | 4'21.939 | 34.566 |
| 23 | ST-4 | 6 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 小林 康一 関 豊 | 2'11.243 2'10.830 | 4'22.073 | 34.700 |
| 24 | ST-4 | 7 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 藤村 政樹 藤田 竜樹 | 2'11.479 2'10.977 | 4'22.456 | 35.083 |
| 25 | ST-4 | 8 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 阿部 光 吉田 靖之 | 2'11.167 2'13.077 | 4'24.244 | 36.871 |
| 26 | ST-4 | 9 | 13 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 佐藤 衛 古橋 孝之 | 2'12.066 2'12.576 | 4'24.642 | 37.269 |
| 27 | ST-4 | 10 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 高森 博士 井上 恵一 | 2'13.312 2'11.553 | 4'24.865 | 37.492 |
| 28 | ST-4 | 11 | *60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 小幡 弘 久保 隆 | 2'13.034 2'12.620 | 4'25.654 | 38.281 |
| 29 | ST-5 | 1 | *19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 奥村 浩一 古宮 正信 | 2'24.855 2'22.168 | 4'47.023 | 59.650 |
| 30 | ST-5 | 2 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 添田 正 岩谷 昇 | 2'24.919 2'23.924 | 4'48.843 | 1'01.470 |
| 31 | ST-5 | 3 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 金森 敏一 岩月 邦博 | 2'24.443 2'24.788 | 4'49.231 | 1'01.858 |
| 32 | ST-5 | 4 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 河野 利尚 植島 禎一 | 2'25.139 2'26.690 | 4'51.829 | 1'04.456 |
| 33 | ST-5 | 5 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 根岸 泰弘 東 貴史 | 2'27.799 2'25.408 | 4'53.207 | 1'05.834 |
| 34 | ST-5 | 6 | 26 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 高橋 卓矢 江原 弘美 | 2'30.005 2'26.454 | 4'56.459 | 1'09.086 |
| 35 | ST-5 | 7 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 野上 敏彦 野上 達也 | 2'28.018 2'30.176 | 4'58.194 | 1'10.821 |
| 36 | ST-5 | 8 | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 平井 隆一 リョウ・ハマグチ | 2'29.496 2'29.603 | 4'59.099 | 1'11.726 |
| 37 | ST-5 | 9 | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 咲川 めり 谷森 康登 | 2'28.950 2'32.562 | 5'01.512 | 1'14.139 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-2 | - | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 青木 拓磨 成澤 正人 | 2'06.632 Absence | - | - |
| - | ST-3 | - | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 小泉 和寛 吉田 広樹 | Absence 2'04.902 | - | - |
| - | ST-2 | - | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 塩野 健司 田ヶ原 章蔵 | Absence Absence | - | - |
- CarNo.60は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則第12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、再ブリーフィング手数料支払いのうえ、再ブリーフィング聴講を命じた。
- CarNo.19は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、決勝レースグリッドを2グリッド降格とする。
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/28) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 1 | ドミニク・アン | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | R1'53.318 | - | 152.535 |
| 2 | GT3 | 2 | 28 | ジョノ・レスター | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'53.896 | 0.578 | 151.761 |
| 3 | GT3 | 3 | 24 | ガミさん | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 1'56.958 | 3.640 | 147.788 |
| 4 | GT3 | 4 | 16 | 西田 裕正 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 1'58.429 | 5.111 | 145.952 |
| 5 | ST-1 | 1 | 9 | 山野 直也 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 1'58.499 | 5.181 | 145.866 |
| 6 | ST-1 | 2 | 25 | 伊藤 真一 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 2'00.916 | 7.598 | 142.950 |
| 7 | ST-1 | 3 | 3 | 谷口 行規 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 2'02.094 | 8.776 | 141.571 |
| 8 | ST-2 | 1 | 20 | 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'02.225 | 8.907 | 141.419 |
| 9 | ST-2 | 2 | 6 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'02.560 | 9.242 | 141.033 |
| 10 | ST-2 | 3 | 59 | 松田 晃司 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 2'02.663 | 9.345 | 140.914 |
| 11 | ST-3 | 1 | 35 | 吉田 広樹 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 2'04.902 | 11.584 | 138.388 |
| 12 | ST-3 | 2 | 14 | 杉林 健一 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 2'05.094 | 11.776 | 138.176 |
| 13 | ST-3 | 3 | 34 | 前嶋 秀司 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'05.836 | 12.518 | 137.361 |
| 14 | ST-3 | 4 | 39 | 川口 正敬 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 2'05.925 | 12.607 | 137.264 |
| 15 | ST-3 | 5 | 5 | 安宅 徳光 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.606 | 14.288 | 135.456 |
| 16 | ST-3 | 6 | 80 | 佐藤 晋也 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 2'07.645 | 14.327 | 135.414 |
| 17 | ST-3 | 7 | 70 | 東 徹次郎 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 2'07.673 | 14.355 | 135.385 |
| 18 | ST-3 | 8 | 15 | 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'08.099 | 14.781 | 134.935 |
| 19 | ST-4 | 1 | 62 | 太田 侑弥 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'09.508 | 16.190 | 133.466 |
| 20 | ST-4 | 2 | 95 | 中島 保典 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 2'09.642 | 16.324 | 133.328 |
| 21 | ST-4 | 3 | 339 | 佐々木 孝太 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 2'10.164 | 16.846 | 132.795 |
| 22 | ST-4 | 4 | 58 | 関 豊 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 2'10.830 | 17.512 | 132.118 |
| 23 | ST-4 | 5 | 18 | 中島 佑弥 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'10.876 | 17.558 | 132.071 |
| 24 | ST-4 | 6 | 333 | 北川 剛 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 2'10.960 | 17.642 | 131.987 |
| 25 | ST-4 | 7 | 38 | 藤田 竜樹 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 2'10.977 | 17.659 | 131.969 |
| 26 | ST-4 | 8 | 48 | 井上 恵一 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.553 | 18.235 | 131.392 |
| 27 | ST-4 | 9 | 13 | 古橋 孝之 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'12.576 | 19.258 | 130.378 |
| 28 | ST-4 | 10 | *60 | 久保 隆 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'12.620 | 19.302 | 130.335 |
| 29 | ST-4 | 11 | 116 | 吉田 靖之 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 2'13.077 | 19.759 | 129.887 |
| 30 | ST-5 | 1 | 19 | 古宮 正信 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | R2'22.168 | 28.850 | 121.581 |
| 31 | ST-5 | 2 | 36 | 岩谷 昇 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'23.924 | 30.606 | 120.098 |
| 32 | ST-5 | 3 | 602 | 岩月 邦博 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 2'24.788 | 31.470 | 119.381 |
| 33 | ST-5 | 4 | 213 | 東 貴史 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 2'25.408 | 32.090 | 118.872 |
| 34 | ST-5 | 5 | 26 | 江原 弘美 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'26.454 | 33.136 | 118.023 |
| 35 | ST-5 | 6 | 4 | 植島 禎一 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 2'26.690 | 33.372 | 117.833 |
| 36 | ST-5 | 7 | 99 | リョウ・ハマグチ | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 2'29.603 | 36.285 | 115.539 |
| 37 | ST-5 | 8 | 17 | 野上 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'30.176 | 36.858 | 115.098 |
| 38 | ST-5 | 9 | 55 | 谷森 康登 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 2'32.562 | 39.244 | 113.298 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-2 | - | 30 | 成澤 正人 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | Absence | - | - |
| 40 | ST-2 | 5 | 505 | 田ヶ原 章蔵 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | Absence | - | - |
- 'R'マークのクルマはコースレコードを更新しました。
- CarNo.60は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則第12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、再ブリーフィング手数料支払いのうえ、再ブリーフィング聴講を命じた。
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/28) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 16 | 阿部 翼 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 1'53.661 | - | 152.075 |
| 2 | GT3 | 2 | 1 | ファリーク・ハイルマン | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'54.055 | 0.394 | 151.549 |
| 3 | GT3 | 3 | 28 | メルビン・モー | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'54.104 | 0.443 | 151.484 |
| 4 | GT3 | 4 | 24 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 1'54.335 | 0.674 | 151.178 |
| 5 | ST-1 | 1 | 25 | 土屋 武士 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 1'58.780 | 5.119 | 145.521 |
| 6 | ST-1 | 2 | 9 | 堀 主知 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 2'01.183 | 7.522 | 142.635 |
| 7 | ST-1 | 3 | 3 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 2'01.507 | 7.846 | 142.255 |
| 8 | ST-2 | 1 | 20 | 大橋 正澄 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'03.644 | 9.983 | 139.796 |
| 9 | ST-2 | 2 | 6 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'03.914 | 10.253 | 139.492 |
| 10 | ST-2 | 3 | 59 | 大澤 学 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 2'03.977 | 10.316 | 139.421 |
| 11 | ST-3 | 1 | 14 | 小松 一臣 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 2'04.276 | 10.615 | 139.085 |
| 12 | ST-3 | 2 | 34 | 佐々木 雅弘 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'05.540 | 11.879 | 137.685 |
| 13 | ST-2 | 4 | 30 | 青木 拓磨 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'06.632 | 12.971 | 136.498 |
| 14 | ST-3 | 3 | 39 | 兵藤 信一 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 2'06.697 | 13.036 | 136.428 |
| 15 | ST-3 | 4 | 15 | 長島 正明 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.176 | 13.515 | 135.914 |
| 16 | ST-3 | 5 | 80 | 吉本 大樹 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 2'07.210 | 13.549 | 135.877 |
| 17 | ST-3 | 6 | 5 | 今村 大輔 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.219 | 13.558 | 135.868 |
| 18 | ST-3 | 7 | 70 | ナオリュウ | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 2'09.225 | 15.564 | 133.759 |
| 19 | ST-4 | 1 | 18 | 浅野 武夫 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'10.409 | 16.748 | 132.545 |
| 20 | ST-4 | 2 | 339 | 北野 浩正 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 2'10.811 | 17.150 | 132.137 |
| 21 | ST-4 | 3 | 95 | 松井 猛敏 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 2'10.911 | 17.250 | 132.036 |
| 22 | ST-4 | 4 | 333 | 野間 一 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 2'10.979 | 17.318 | 131.967 |
| 23 | ST-4 | 5 | 62 | 塩谷 烈州 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.006 | 17.345 | 131.940 |
| 24 | ST-4 | 6 | 116 | 阿部 光 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 2'11.167 | 17.506 | 131.778 |
| 25 | ST-4 | 7 | 58 | 小林 康一 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.243 | 17.582 | 131.702 |
| 26 | ST-4 | 8 | 38 | 藤村 政樹 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 2'11.479 | 17.818 | 131.466 |
| 27 | ST-4 | 9 | 13 | 佐藤 衛 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'12.066 | 18.405 | 130.881 |
| 28 | ST-4 | 10 | *60 | 小幡 弘 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.034 | 19.373 | 129.929 |
| 29 | ST-4 | 11 | 48 | 高森 博士 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.312 | 19.651 | 129.658 |
| 30 | ST-5 | 1 | 602 | 金森 敏一 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 2'24.443 | 30.782 | 119.666 |
| 31 | ST-5 | 2 | *19 | 奥村 浩一 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 2'24.855 | 31.194 | 119.326 |
| 32 | ST-5 | 3 | 36 | 添田 正 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'24.919 | 31.258 | 119.273 |
| 33 | ST-5 | 4 | 4 | 河野 利尚 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 2'25.139 | 31.478 | 119.092 |
| 34 | ST-5 | 5 | 213 | 根岸 泰弘 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 2'27.799 | 34.138 | 116.949 |
| 35 | ST-5 | 6 | 17 | 野上 敏彦 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'28.018 | 34.357 | 116.776 |
| 36 | ST-5 | 7 | 55 | 咲川 めり | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 2'28.950 | 35.289 | 116.045 |
| 37 | ST-5 | 8 | 99 | 平井 隆一 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 2'29.496 | 35.835 | 115.622 |
| 38 | ST-5 | 9 | 26 | 高橋 卓矢 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'30.005 | 36.344 | 115.229 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | ST-3 | - | 35 | 小泉 和寛 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | Absence | - | - |
| - | ST-2 | - | 505 | 塩野 健司 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | Absence | - | - |
- CarNo.60は、スーパー耐久シリーズ2012スポーツ規則第12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により再ブリーフィング手数料支払いのうえ、再ブリーフィング聴講を命じた。
- CarNO.19は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(ダブルチェッカー)により、決勝レースグリッドを2グリッド降格とする。
曇り空のもと、ウォームアップ走行が9時45分から45分間の予定で行われ、途中マシン回収の赤旗で10分ほど延長。トップタイムはGT3のニューカマー#16の1分54秒518となっていた。
注目のGT3クラスのGT-R#24は今回はシェイクダウンで、本格的な参戦は次回のSUGOからの予定となっている。1分57秒523とクラス4番手のタイムをマークするにとどまった。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA
もてぎスーパー耐久 開業15周年記念大会 -RIJ- (2012/04/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2012 Super Taikyu Series Round 2 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | GT3 | 1 | 16 | ケーズフロンティアBMW Z4 GT3 BMW Z4 GT3 | 1'54.518 | - | - | 150.937 |
| 2 | GT3 | 2 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'54.745 | 0.227 | 0.227 | 150.638 |
| 3 | GT3 | 3 | 28 | PETRONAS SYNTIUM SLA AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'55.347 | 0.829 | 0.602 | 149.852 |
| 4 | GT3 | 4 | 24 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R | 1'57.523 | 3.005 | 2.176 | 147.077 |
| 5 | ST-1 | 1 | 9 | Faust Racing Team BMW Z4M COUPE | 1'59.789 | 5.271 | 2.266 | 144.295 |
| 6 | ST-1 | 2 | 3 | ENDLESS・ADVAN・380RS-C NISSAN FAIRLADY Z | 2'02.198 | 7.680 | 2.409 | 141.450 |
| 7 | ST-2 | 1 | 20 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'03.172 | 8.654 | 0.974 | 140.332 |
| 8 | ST-2 | 2 | 59 | Sturm・MOTUL・ED・インプレッサ SUBARU IMPREZA WRX STI | 2'03.502 | 8.984 | 0.330 | 139.957 |
| 9 | ST-2 | 3 | 6 | 新菱オート☆DIXCELエボⅨ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'03.533 | 9.015 | 0.031 | 139.922 |
| 10 | ST-1 | 3 | 25 | SAMURAI Porsche PORSCHE 997 | 2'05.112 | 10.594 | 1.579 | 138.156 |
| 11 | ST-3 | 1 | 35 | asset テクノ Z33 NISSAN FAIRLADY Z | 2'05.163 | 10.645 | 0.051 | 138.100 |
| 12 | ST-3 | 2 | 34 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'05.594 | 11.076 | 0.431 | 137.626 |
| 13 | ST-3 | 3 | 39 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS 350 | 2'06.961 | 12.443 | 1.367 | 136.144 |
| 14 | ST-3 | 4 | 14 | 岡部自動車マイロード協新計測RX-7 MAZDA RX-7 | 2'07.398 | 12.880 | 0.437 | 135.677 |
| 15 | ST-3 | 5 | 80 | PETRONAS TWS GS350 LEXUS GS350 | 2'07.632 | 13.114 | 0.234 | 135.428 |
| 16 | ST-3 | 6 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.653 | 13.135 | 0.021 | 135.406 |
| 17 | ST-2 | 4 | 30 | RSオガワADVANランサーⅡ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX | 2'07.801 | 13.283 | 0.148 | 135.249 |
| 18 | ST-3 | 7 | 15 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z | 2'07.885 | 13.367 | 0.084 | 135.160 |
| 19 | ST-3 | 8 | 70 | Olive SPA + KOTA RACING HONDA NSX-R | 2'07.996 | 13.478 | 0.111 | 135.043 |
| 20 | ST-2 | 5 | 505 | KYOSHOアリスモータース ランサーX MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'09.025 | 14.507 | 1.029 | 133.966 |
| 21 | ST-4 | 1 | 95 | リジカラS2000 HONDA S2000 | 2'10.858 | 16.340 | 1.833 | 132.089 |
| 22 | ST-4 | 2 | 339 | GPO+KOTA RACING HONDA S2000 | 2'10.967 | 16.449 | 0.109 | 131.980 |
| 23 | ST-4 | 3 | 116 | W.S.ENGINEERING S2000 HONDA S2000 | 2'10.990 | 16.472 | 0.023 | 131.956 |
| 24 | ST-4 | 4 | 38 | TRACY SPORTS S2000 HONDA S2000 | 2'11.112 | 16.594 | 0.122 | 131.834 |
| 25 | ST-4 | 5 | 18 | コスモソニックFK・ings DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.208 | 16.690 | 0.096 | 131.737 |
| 26 | ST-4 | 6 | 62 | ホンダカーズ東京 SUNOCOインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'11.266 | 16.748 | 0.058 | 131.679 |
| 27 | ST-4 | 7 | 333 | GLORY.A-ONE.ED.CIVIC-R-EURO HONDA CIVIC TYPE R EURO | 2'11.476 | 16.958 | 0.210 | 131.469 |
| 28 | ST-4 | 8 | 58 | ウィンマックスTEINワコーズKRP HONDA INTEGRA TYPE R | 2'12.584 | 18.066 | 1.108 | 130.370 |
| 29 | ST-4 | 9 | 60 | ウインマックスRCBインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.392 | 18.874 | 0.808 | 129.580 |
| 30 | ST-4 | 10 | 13 | elf STAインテグラ HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.825 | 19.307 | 0.433 | 129.161 |
| 31 | ST-4 | 11 | 48 | DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5 HONDA INTEGRA TYPE R | 2'13.902 | 19.384 | 0.077 | 129.087 |
| 32 | ST-5 | 1 | 36 | エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'24.567 | 30.049 | 10.665 | 119.564 |
| 33 | ST-5 | 2 | 19 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT | 2'25.698 | 31.180 | 1.131 | 118.636 |
| 34 | ST-5 | 3 | 602 | PTG明京K'zランドリー602Vitz TOYOTA Vitz | 2'26.120 | 31.602 | 0.422 | 118.293 |
| 35 | ST-5 | 4 | 17 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO | 2'26.498 | 31.980 | 0.378 | 117.988 |
| 36 | ST-5 | 5 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSKVitz TOYOTA Vitz | 2'27.219 | 32.701 | 0.721 | 117.410 |
| 37 | ST-5 | 6 | 213 | WAKO'S μオクヤマVitz TOYOTA Vitz | 2'27.262 | 32.744 | 0.043 | 117.376 |
| 38 | ST-5 | 7 | 26 | エンドレスアドバン日光ヴィッツ TOYOTA Vitz | 2'27.299 | 32.781 | 0.037 | 117.346 |
| 39 | ST-5 | 8 | 99 | RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ MAZDA DEMIO | 2'29.459 | 34.941 | 2.160 | 115.650 |
| 40 | ST-5 | 9 | 55 | 姫神ガジェット吉田山JMCVitz TOYOTA Vitz | 2'29.853 | 35.335 | 0.394 | 115.346 |
![MJ12_0074[1]](http://www.fmotor.jp/photos/2012/04/MJ12_007411-240x160.jpg)
プレスインフォメーション 2012年4月26日
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第3戦を、2012年5月3日(木)、4日(金) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。
5月3〜4日に開催されるPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)2012シーズン第3戦。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。ゴールデンウイーク中のサーキットに詰めかけた大観衆の前で、全17台による熱戦の火蓋が切って落とされる。
前戦岡山大会に引き続き、スーパーGTとの併催となる今大会。全長4.563km、16のコーナーをもつ屈指のハイスピードサーキットとして知られる富士の見どころは、1475mと国内最長を誇るメインストレートから続く1コーナーのブレーキング競争、中高速コーナーの100Rからつながるヘアピンコーナーへのアプローチ、リズムとライン取りが肝心な後半のテクニカルセクションなど。特に最終コーナーの脱出速度はストレートスピードに直結するため絶対にミスが許されない。サーキットの至るところで繰り広げられる超接近戦は見ごたえ十分。最高速の伸びる911 GT3 Cupが富士のロングストレートで見せるバトルは、スーパーGTにも劣らない迫力となる。
今回の予選はノックアウト方式ではなく、通常通り30分間の1セッション。アタックのタイミングを計る分析力と一発の速さを出す集中力が求められる。PCCJパイロットたちに与えられたセッティングの時間は、大会前日の2日(水)に行われる30分間の専有走行2本のみ。その中で最適なセッティングを見つけ出し予選に臨まなくてはならない。前戦の岡山国際サーキットとは大きく性格の異なるコースに、限られた時間でセッティングを合わせ込む能力も必要となる。
ドライバー17名の内訳は、チャンピオンクラス7名、ジェントルマンクラスが10名。やはり注目ドライバーとしては第1戦で勝利を収めた#90 イゴール・スシュコ、第2戦で勝利した#11 山路慎一、PCCJ育成ドライバーの平川亮が挙げられる。しかし山路は今回欠場のため、代役として山野直也が#11のステアリングを握ることとなった。その山野はスーパーGTやスーパー耐久、全日本ジムカーナ選手権やD1グランプリなどでも活躍するマルチドライバー。経験を活かした高い適応力で台風の目となるかもしれない。
また、2011年シーズンの富士大会で速さを見せていた#5 高見澤一吉、#15 神取彦一郎、#16 横幕ゆぅ、#22 Michael Greenらの存在もあなどれない。さらに岡山で速さを見せたルーキーの#19 永井宏明が上位に食い込んでくる可能性も高い。29号車は岡山大会でセカンドドライバーの滝澤智幸が出場したが、今回から正ドライバーの中川国敏がステアリングを握る。
予選は5月3日木曜日の13時45分〜14時15分。決勝レースは4日金曜日の12時から15周でスタート予定。ゴールデンウイークの富士で手に汗握る高速バトルに期待したい。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
4月14日(土)~15日(日)の2 日間、東京・お台場特設会場(東京都江東区青海)では、「TOKYO DRIFT in お台場」が開催された。D1GPシリーズ第1戦の14日(土)には6,673 人が、また15日(日)のD1GP エキジビション「D1チャンピオンズ」には、8,694 人の観衆がスタンドを埋めた。
D1GPシリーズ開幕戦の14日(土)は、朝から冷たい雨が降り続き、路面はウェットでの走行となった。単走ファイナルでは、「雨でも落ち着いて雨の走り方をした」という地元東京在住の松井有紀夫(Guild n one)が初優勝を飾った。追走トーナメントでは、昨年シリーズ総合ランキング2位の斎藤太吾(ダイゴ)が、今シーズンも豪快な走りをみせつけ追走を制した。これにより斎藤は総合優勝となった。
15日(日)のD1GPエキジビション「D1チャンピオンズ」では、台湾から参戦した馮仁稚(アーツー)(NICHIEI レーシングプロジェクト with DUNLOP)が活躍し、海外選手では唯一追走ベスト8入りし、準決勝まで進出した。
昨年のシリーズ総合ランキング1位チームに移籍し、今年からファルケンタイヤで参戦した古口美範(TeamBOSS with FALKEN)は、準決勝で、この日好調に勝ち上がってきた佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFT with GP SPORTS)と対戦。両者とも攻めの走りをするも佐久間にミスがでたことで、古口が優勝を果たした。
~D1GP シリーズ第1 戦~
【4月13日(金)天候:晴れ 路面:ドライ】
■予選
お台場特設会場での開催は今回で5年連続となったが、コースレイアウトは昨年エキジビションマッチを行ったセントレア特設会場に近く、スタートからの進入区間が長いのが特徴だ。
今年、KP61スターレットからシャルマンにマシンチェンジした岩井照宣(H.D.O QUICK STYLE & RS WATANABE)は、ハイスピードの思い切った走りで一時トップに立ったが、上野高広(ULTRAMAN with Team VERTEX)が車速、車両の動き、アクセルワークともに完成度の高い走りを見せて逆転。予選トップ通過を果たした。
※コースレイアウト図

【4月14日(土)天候:雨 路面:ウェット】
■単走ファイナル
前日の予選とはうって変わり、決勝日は朝から本格的な雨が降り続き、競技は終始ウエット路面で行われた。さらにお台場は特設会場のため、水はけが悪く、コース内に水たまりができた状態での走行となった。
単走ファイナルでは、1番手に走行した松川和也(Team UPGARAGE with DRoo-P)が高得点をマーク。つづく松井有紀夫(Guild n one)はさらに高いスピードと車両の振りの鋭さで、松川を上まわる得点を出した。続いて佐久間達也(Team TOYO TIRES DRIFTwith GP SPORTS)はキレのある走りで、そして高橋邦明(GOODYEAR Racing WithKunny'z)はしなやかな美しい走行で高得点をマークするも、松井には及ばず、松井が初の単走優勝を果たした。
またこのラウンドで86をデビューさせた織戸学(DRIVE M7 ADVAN MAX ORIDO RACING)と日比野哲也(Team UPGARAGE with DRoo-P)は、車両のセッティングを煮詰めることができず、ベスト16に進出できず敗退した。一方、7年ぶりのD1GPシリーズ参戦となった谷口信輝(HKS)は99 点台をマークするトップ争いには届かなかったが、2本目で98.80点を出し10 位でベスト16 に進出した。
【松井有紀夫選手コメント】
「車の調子がよくて、走り自体は悪くなかったので、単走優勝を狙っていました。前日の予選とは天候も変わり、朝の練習走行では、走り方に迷いもあって悩んでいたのですが落ち着いて走ることで、走行ラインが決まり、結果につながりました」
■追走トーナメント
追走トーナメントは序盤から好カードが連続した。田中省己(e-net TAKA Neostyle with D-MAX)が、手塚強(GOODYEAR Racing BNR34 with Bee★R)を相手に接近したドリフトで勝利。続いて、今村陽一(NICHIEI レーシングプロジェクト with FALKEN)が昨年まで在籍したチームのマシンに乗る古口美範(TeamBOSS with FALKEN)と対戦したが、今村はハーフスピンのミスで、古口に敗れた。また熊久保信重(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)vs 野村謙(BLITZ Dfellow)の戦いでは、両者互角の追走を見せたが、車両を寄せた距離の差で熊久保が勝利。さらに上野 vs 谷口の戦いも再戦までもつれこんだが、谷口のミスで上野が勝った。
準決勝に進出したのは、末永正雄(M7 雨宮SGC with YOKOHAMA)、古口、斎藤太吾(ダイゴ)、そして初のベスト4入りとなった松川の4人。
末永(正)vs 古口の対戦は、1 本目で古口が小さなミスをするも、2 本目に末永が角度をつけすぎて失速し、古口が勝ち上がる。斎藤vs 松川は、再戦まで突入するも松川のミスで斎藤が勝利した。
3位決定戦は、松川がハーフスピンのミスで、末永(正)が3 位となった。
決勝の古口vs 斎藤は、1 本目、1 コーナーから斎藤が古口の真後ろにつけ、接近したバトルを見せた。2 本目は後追いの古口が、車両を振り返した後にバランスを崩すも、審査席前でマシンを接近させたものの逆転に至らず、斎藤の優勝が決まった。

追走トーナメント決勝戦 (左:斎藤太吾 VS 右:古口美範)
【斎藤太吾選手コメント】
「単走の結果はよくなかったですが、追走は単走の結果とは関係なく走れました。このコースも追走はやりやすかったです。決勝は、出だしの1つ目のコーナーは失敗してしまいましたが、後半のコーナーで挽回できたので、よかったです」
~D1GP エキジビション「D1 チャンピオンズ」~
【4月15日(日)天候:晴れ 路面:ドライ】
■追走トーナメント1・2 回戦
追走トーナメントの1・2 回戦は、対戦する2 名がそれぞれ単走を行い、得点が高かった選手が追走の「先行」か「後追い」の選択権を得る。追走は入れ替えをせずに1 本だけで勝負を決定。それでも決まらなかった時に限り、入れ替えて追走決着するという方式で行われた。
まずは末永直登(YUKE'S チームオレンジ with BEAST EYE)と台湾から参戦の馮仁稚(アーツー)(NICHIEI レーシングプロジェクト with DUNLOP)が対戦。選択権を得た末永は後追いを選ぶが、馮仁稚の車両に合わせることができず、馮仁稚の勝利となった。また、タイのチャンピオンノン(OVERDRIVE M150-STORM SINGHA)vs 高橋邦明(GOODYEAR Racing With Kunny'z)は、接戦となり入れ替えの追走になるも、ノンは高橋の得点にわずかに及ばず敗退した。さらに他の対戦も海外招待選手は日本人選手に勝利ならず、1回戦で敗退となった。
2回戦で、馮仁稚はチームメイトである今村陽一(NICHIEI レーシングプロジェクトwith FALKEN)と対戦。馮仁稚は今村に食らいつき、再々戦まで持ち込んだ。ここで馮仁稚は3 コーナーで今村のインに入り、勝利を決めた。
ベスト8には、馮仁稚、斎藤太吾、川畑真人、熊久保信重、織戸学、佐久間達也、末永真人、古口美範が進出した。
■国別対抗選手権
追走1・2回戦と追走ベスト8の間に、国別対抗選手権が行われた。
この試合に選出されたのは、イタリア代表フェデリコ シェリフォ(Dk17 with Team Orange)、タイ代表ノン、オーストラリア代表ジェイク ジョーンズ(Team Orange)、香港代表ジェームズ タン(TRC with FNATZ)の4 人。
フェデリコvs ノンの対戦は、1 本目後追いのノンがフェデリコの車両に寄せるも、角度は浅く走行ラインが小さくなってしまった。2本目は走行ラインが大きくなりすぎたノンに対し、後追いのフェデリコがインを差し、フェデリコが勝利した。
ジェイクvs タンの対戦は、1 本目後追いのタンが2 コーナーでジェイクのインに飛び込むも、走行ラインを大きく乱してしまう。これが決め手となりジェイクが勝利した。
決勝はフェデリコvs ジェイクのTeam Orange 同士の対決。フェデリコがジェイクの車両にうまく合わせ接近ドリフトをみせ、優勝を飾った。
【フェデリコ・シェリフォ選手コメント】
「今日は『うまく走れた』と実感しているし、審査員もそう判定してくれました。外国人選手同士のトーナメントでしたが、日本で優勝したのは初めてで、とても嬉しいです。チームが僕のために準備をしてくれ、たくさん練習することができました。優勝することで恩返しができたと思いますし、すごく意味のある優勝でした」
■ベスト8追走トーナメント
ベスト8 の前にベスト8 の組み合わせを決める「駐車バトル」(スポッターの立つ台にどれだけ車両を寄せることができるかを競うアトラクション)が行われた。それによりRd.1 決勝での組み合わせ、古口vs 斎藤の対戦が再び実現した。前日優勝を飾った斎藤はここでも積極的に攻めるが、3 コーナーと4 コーナーで古口をプッシュしてしまい、古口が勝利した。また織戸は馮仁稚と対戦。再戦になるも、織戸はマシントラブルに見舞われ、馮仁稚が準決勝進出を決めた。佐久間vs 熊久保は両者ともに相手のインに食い込むバトルとなり、再々戦に突入したが、車両をぎりぎりまで寄せた佐久間が勝った。末永(正)vs川畑の対戦は、車両の寄せ幅の差で川畑が勝ち準決勝へ進出した。
準決勝は、馮仁稚と川畑がそれぞれミスをし、古口と佐久間が勝利。決勝はこのふたり
の対戦となった。
決勝1 本目は古口が先行。近い距離で追っていた佐久間だったが、3 コーナーでインカットしてしまう。2 本目、後追いの古口が佐久間にくらいつき、3 コーナーから車両をきれいに合わせ優勝を決めた。

D1チャンピオンズ 決勝写真(左:古口美範vs 右:佐久間達也)
【古口美範選手コメント】
「今年からまたファルケンタイヤで参戦することになり、以前乗せていただいていた時は、まったく成績が残せなくて申し訳ない気持ちでいっぱいでしたので、今回どうしてもファルケンタイヤで勝ちたいという強い思いがありました。ファンの方々の応援も後押しとなり、優勝できました。自分をチャンピオンチームのクルマに乗せてくださったスポンサーさんにも感謝しています。とても嬉しいです」
Text & Photo: D1コーポレーション
■PETRONAS TEAM TOM’S

No.1: アンドレ・ロッテラー

No.2: 中嶋一貴
■KONDO RACING

No.3: 安田裕信
■Team LeMans

No.7: 大嶋和也
■Team KYGNUS SUNOCO

No.8: ロイック・デュバル
■HP REAL RACING

No.10: 金石年広
■TEAM 無限

No.15: 佐藤琢磨

No.16: 山本尚貴
■SGC by KCMG

No.18: 折目遼
■TEAM IMPUL

No.19: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

No.20: 松田次生
■NAKAJIMA RACING

No.31: 中嶋大祐

No.32: 小暮卓史
■Project μ/cerumo・INGING

No.38: 平手晃平

No.39: 国本雄資
■DOCOMO TEAM DANDELION RACING

No.40: 伊沢拓也

No.41: 塚越広大
■TOCHIGI Le Beausset Motorsports

No.62: 嵯峨宏紀
Photo: Motorsports Forum
- コース:鈴鹿サーキット(5.807km)
- 予選:4月14日(土)雨:ウェット
- 第1戦決勝:4月14日(土)晴:ドライ
- 第2戦決勝:4月15日(日)晴:ドライ

F3デビュー戦で見事初勝利を挙げた平川亮(中央)、
首位を走りながらトラブルで2位となった山内英輝(左)
全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月14日(土)と15日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
今季の同シリーズは、昨年までのCクラス、Nクラスと選手権を分けるのではなく、参戦する全ドライバーが全日本F3選手権のドライバーズタイトルを争うシステムに変更。ただし、TOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを搭載するNクラス車両は、別途制定されたF3Nクラスの選手権も争うこととなった。
トヨタは今レース、TOYOTA 1AZ-FEエンジンを3チーム4台に供給。Nクラスの7台は全てTOYOTA TOM'S 3S-GEエンジンを搭載する。
13日(金)に行われた占有走行は暖かく、好天に恵まれたが、予選の行われた14日(土)は雨に見舞われ、ウェットコンディションで予定よりも10分遅れの午前10時半より開始された。
わずか10分間のセッションのため、全車当初からフルアタック。昨年シリーズ3勝を挙げ、ランキング3位となった山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が第1戦のポールポジションを獲得。前週行われたフォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)で2戦連続勝利を挙げ、今大会F3デビューとなった18歳のルーキー、平川亮(RSS)が終盤素晴らしい走りでタイムアップを果たし、デビュー戦で最前列グリッドとなる2番手タイムをマーク。3番手にはTDPドライバーの中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が続いた。
10分間のインターバルを経て、ウェットのまま行われた第2戦予選では、平川が2番手に1秒以上の大差を付ける好タイムで初ポールポジションを獲得。2番手に山内、中山が4番手。第1戦6番手のリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)は第2戦5番手につけた。
Nクラスでは、佐々木大樹(NDDP RACING)が2戦共に最上位グリッド。昨年FCJでチャンピオンを獲得し、今季TDPドライバーとして全日本F3にステップアップを果たした勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第1戦クラス3番手、第2戦クラス4番手となった。
予選の後、雨は止み天候も回復。F3の予選後行われたフォーミュラ・ニッポン予選の間に路面はドライコンディションとなり、第1戦決勝(12周)は午後3時38分にスタートした。
ポールポジションの山内がトップを守る一方で、2番手グリッドの平川は若干出遅れ、3番手から好スタートを切った中山がこれをかわして2位に浮上。中山は1コーナー進入で山内に並びかけるも逆転には至らず。後方では、6番手スタートのブラッドレーがエンジンストールを喫して最後尾へ後退。
Nクラスは2位争いのバトルの中、1周目のスプーンコーナー入り口でギャリー・トンプソン(SGC BY KCMG)と勝田が接触。2台はコースアウトし、リタイアとなってしまった。
その後は首位を逃げる山内を、中山と平川が追う展開が続いたが、10周目に中山がトラブルに見舞われコース脇にストップ。平川は2位へ浮上し、首位の山内との差を詰めていった。
既に残り周回は2周と少なく、その順位のままチェッカーかと思われたが、ファイナルラップのスプーンコーナー立ち上がりで、山内が突然スローダウン。これをかわした平川が、全日本F3では2004年の中嶋一貴以来となる、デビュー戦での勝利を飾った。トラブルに見舞われながらも何とかチェッカーを受け、その直後にコース上にストップした山内が2位。最後尾から追い上げたブラッドレーも終盤トラブルでスローダウンを喫したが5位。Nクラスの佐々木が総合でも4位に入り、クラス優勝を飾った。
15日(日)好天の下、午前10時23分に第2戦決勝(17周)がスタート。ポールポジションの平川は、今度はスタートを決めトップをキープ。一方で2番手スタートの山内と、その後方4番手グリッドの中山が遅れ、5番手グリッドから好ダッシュを決めたブラッドレーがこの2台をかわして3位へ浮上。2位の野尻智紀(HFDP RACING)を追った。
ブラッドレーと野尻の2位争い、そしてその後方で山内を追う中山らが4位争いを繰り広げる一方で、首位を行く平川は安定したペースで2位以下との差を着々と広げていった。
毎周のように野尻にアタックを仕掛けたブラッドレーが、14周目のシケイン進入でインをつくと、野尻はコースオフ。そのままショートカットした野尻が一旦前に出たが、続くメインストレートでブラッドレーが野尻をかわし、2位へ浮上。
首位を独走した平川は2位に15秒もの大差を付けポール・トゥ・ウィン。F3デビューのルーキーながら、開幕から2連勝を飾った。2位にブラッドレー。最後までバトルを繰り広げた山内と中山が4位、5位。Nクラスの佐々木がこれに続く総合6位、クラス優勝で2戦連続ポール・トゥ・ウィン。勝田はクラス3位でF3初の表彰台に上った。
Text & Photo: TOYOTA
- コース:鈴鹿サーキット(5.807km)
- 予選:4月14日(土)晴:ウェット/ドライ
- 決勝:4月15日(日)晴:ドライ

開幕戦を見事逆転で制した中嶋一貴(中央左)と
PETRONAS TEAM TOM'S監督の舘信秀(中央右)、
3位に入ったJ.P.デ・オリベイラ(右)
2012年のフォーミュラ・ニッポンが開幕。第1戦が4月14日(土)、15日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
今季トヨタはフォーミュラ・ニッポンの8チーム、11台に「トヨタRV8K」エンジンを供給。同エンジンは2010年、2011年の2年連続でチーム/ドライバーの両タイトルを獲得しており、今季もタイトル獲得を目指す。
トヨタエンジン搭載チームには、新たに2009年のシリーズチャンピオンであるロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)が1年ぶりのシリーズ復帰で加入。また、2007年、2008年のシリーズチャンピオンである松田 次生(TEAM IMPUL)も2年ぶりのフルシーズン参戦として復帰することとなり、トヨタ勢は2010年のチャンピオンJ.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、昨年圧倒的な強さで念願のタイトルを獲得したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)と共に、過去5年間のシリーズチャンピオン4人を擁する強力な布陣となった。
14日(土)午前9時5分から行われたフリー走行時は降雨のためにウェットコンディションとなったが、ノックアウト方式の予選が行われる午後2時の時点では天候は回復。路面も乾き始めており、当初数台がウェットタイヤを装着したもののすぐにスリックタイヤへと交換。全車スリックタイヤで、乾いていく路面で予選Q1のアタックが繰り広げられた。
20分間のQ1では嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)と折目遼(SGC by KCMG)が敗退となり、それぞれ16番手、17番手グリッドが確定。
10分間のインターバルを経て7分間という短いセッションでのQ2がスタート。残り3分での激しいアタック合戦は、5番手のオリベイラから9番手のデュバルまで、コンマ1秒の中に5台が入る接戦となり、惜しくもデュバルが敗退、9番手確定。このデュバルからわずか0.05秒遅れた国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)が10番手、今季国本と同じチームに移籍した平手晃平(Project μ/cerumo・INGING)が12番手、今季唯一のフォーミュラ・ニッポンルーキーとしてデビューを果たした安田裕信(KONDO RACING)が13番手でQ3進出を逃すこととなった。
最終Q3セッションも7分間で行われるため、ロッテラーと中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が先陣を切ってコースイン、アタックを開始したが、ロッテラーはアタック中にオーバーラン。Q1、Q2共にトヨタ勢最上位に付けるなど好調な中嶋一貴がトップタイムをマークしたところで、クラッシュした車両が出たためにセッションは赤旗中断。再開後は残り2分半、1発アタックで決勝グリッドが決されることになった。
中嶋一貴はここでタイム更新を果たしたものの、ライバル勢が上回るタイムをマークしたため、2列目3番手グリッド。大嶋和也(Team LeMans)が4番手、松田5番手、ロッテラーが6番手。アタック中にコースオフを喫したオリベイラが7番手グリッドから決勝に臨むこととなった。
15日(日)も好天に恵まれ、午後2時半に第1戦決勝(43周)のスタートが切られた。2列目3番手スタートの中嶋一貴は好スタートを切り2位にポジションアップ。首位を行く塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を追った。
後方では、6番手スタートのロッテラーがやはり好スタートを切り、4番手スタートの大嶋に並びかけたが抜くまでには至らず。また、7番手スタートのオリベイラもロッテラーに続いた。一方で9番手スタートのデュバルはスタートで遅れ、12位に後退。
今季より燃料タンク容量が低減されたために、レース中盤での給油が必須となったこのレース、15周目前後から給油ピット作業を行うチームが出始めた。大嶋とロッテラーはピット作業で一つずつ順位を上げたが、その後ピットインしたオリベイラはこの2台の前に出ることに成功。オリベイラが3位、大嶋4位、ロッテラー5位で後半戦へと突入した。
一方、首位を追う中嶋一貴は最後までピットインを粘り、ハイペースで差を詰めながら25周終了時点でピットイン。チームの素晴らしいピット作業にも助けられ、塚越の前でピットアウト、首位に浮上した。
首位に立った中嶋一貴は、コース復帰直後こそ塚越に詰め寄られる場面もあったが、その後は他を寄せ付けないペースで周回を重ね、2位以下を引き離して行った。
後半戦は、ピット作業後3位に浮上したオリベイラがファステストタイムを連発し2位の塚越を猛追。その後方では大嶋とロッテラーの4位争い、松田とデュバルの8位争いが繰り広げられた。
首位の中嶋一貴は2位塚越との差を一時5秒以上へと広げ、そのままトップでチェッカー。見事2012年のフォーミュラ・ニッポン開幕戦を制し、通算2勝目を挙げた。中嶋一貴にとって、鈴鹿での勝利は2004年の全日本F3以来。
3位には終盤トラブルに見舞われ逆転の叶わなかったオリベイラが入った。大嶋はロッテラーからの猛追を凌ぎきり4位、ロッテラーが5位。デュバルとのバトルで逃げ切った松田が8位でポイントを獲得した。
Text & Photo: TOYOTA
- 2012年4月15日(日)・決勝 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:晴れ 気温:19℃(14:30時点) 路面温度:27℃(14:30時点) 決勝レース:43周 コースコンディション:ドライ 観客:2万8000人(主催者発表)
4月15日(日)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン開幕戦の決勝レースが開催されました。

今回は全日本選手権フォーミュラ・ニッポンや全日本F3選手権などの4輪レースに加え、2輪レースの全日本ロードレース選手権JSB1000が開催されたほか、Hondaの2輪、4輪、汎用、モータースポーツに関連するさまざまなプログラムを実施する「Enjoy Honda 鈴鹿2012」も併催され、家族づれを中心に数多くのファンが鈴鹿サーキットに詰めかけました。
昨日行われた公式予選では、#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がポールポジションを獲得。チームメートの#41 塚越広大選手も予選2番手に入り、フロントローをHondaドライバーが独占する結果となりました。さらに#16 山本尚貴選手(TEAM 無限)は8番グリッド、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は11番グリッド、#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は14番グリッド、#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は15番グリッドを獲得しました。
15日(日)の朝9時10分から30分間にわたって行われたフリー走行2回目では#32 小暮選手が2番手。これに#31 中嶋選手が4番手で続きます。一方、ポールポジションを獲得した#40 伊沢選手は7番手、#16 山本選手は10番手、#10 金石選手は11番手、#41 塚越選手は14番手でフリー走行2回目を終えました。順位としては振るわなかった#41 塚越選手ですが、マシンのバランスは良好で、決勝での好成績に期待がかかりました。
決勝レースのスタートが切られる午後2時30分が近づくと、それまでの薄曇りから徐々に晴れ間がのぞくようになり、絶好のコンディションとなりました。
1周のフォーメーションラップ後に決勝のスタートが切られると、#41 塚越選手が絶妙のタイミングで発進し、トップで1コーナーに進入しました。ポールポジションスタートの#40 伊沢選手はやや出遅れて3番手に後退。8番グリッドからスタートした#16 山本選手はライバルを攻略し、7番手と1つポジションを上げてオープニングラップを終えました。#32 小暮選手は9番手、#10 金石選手は14番手、#31 中嶋選手は17番手となって走行を続けていきます。
レース序盤から#41 塚越選手は好調で、2番手につけたライバルに対して5周目に1.9秒、10周目には3.8秒と、じわじわ引き離していきます。同じ10周目、ライバルとバトル中に接触し、タイヤがパンクした#31 中嶋選手は緊急のピットストップを行いました。
その後も#41 塚越選手はトップを独走していましたが、13周目前後に排気管にトラブルを抱え、マシンは異音を発し始めます。このためエンジンはパワーがダウンし、燃費も低下しましたが、#41 塚越選手はそれをばん回すべく力走し、首位の座を守って周回を重ねていきました。
14周目、ライバルに行く手を阻まれていた#32小暮選手は、ここでのタイムロスを回避するためにピットストップし、給油とタイヤ交換を実施。14番手となってコースに復帰しました。同様に#40 伊沢選手は16周目、#16 山本選手と#10 金石選手は17周目にピットストップを行います。
22周目、それまでトップを走っていた#41 塚越選手がピットストップ。ただし、排気管のトラブルにより燃費が低下していた影響で、予定より多くの燃料を給油することとなり、ピット作業はほかのドライバーに比べて数秒ほど長引きました。このため、それまで2番手を走っていたライバルは25周目にピット作業を終えると#41 塚越選手の前でコースに復帰。#41 塚越選手は2番手となってしまいました。
この後も#41 塚越選手はトラブルを抱えながらも最終ラップに自己ベストタイムを更新し、あきらめることなくライバルを追走しましたがトップに返り咲くまでには至らず、3.996秒差の2位でチェッカーフラッグを受けました。
レース序盤を3番手で走行していた伊沢選手は、ピットストップで6番手に順位を下げたあと、このままフィニッシュ。これに#16 山本選手が7番手で続きました。#10 金石選手は復帰戦をミスなく走りきって12位完走。#32 小暮選手と#31 中嶋選手も最後まで走りきりましたが、ピットストップでの作業違反によるドライブスルー・ペナルティを受けたため、#32 小暮選手は15位、#31 中嶋選手は16位でレースを終えました。優勝は#2 中嶋一貴選手(トヨタ)でした。
2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第2戦は5月12~13日に栃木県のツインリンクもてぎで開催されます。
■コメント
- 坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
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「勝てるはずのレースを落としてしまいました。排気管が壊れると燃料噴射制御のフィードバックが働かなくなり、パワーが落ちるだけでなく燃費も悪くなります。このため、ピットストップでは想定よりも余計に給油しなければならず、順位を落とす結果となりました。たとえピットストップが長引いても順位を落とさなくて済むよう、マージンをもってレース前半を走りきる戦略を立てていましたが、結果的には、それでも逆転されてしまうほど給油量が増えてしまいました。とても残念ですが、次のレースでは圧倒的な強さを見せますので、引き続きご声援をよろしくお願いします」
- 塚越広大選手(2位 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
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「昨日からマシンの調子はよく、今朝のフリー走行でガソリンをたっぷり積んで走ったときもいい感触が得られたので、自信を持ってレースに臨みました。スタートも、自分としてはこれまでで一番よかったと思います。ところが、レース途中で排気管にトラブルが発生し、このまま最後まで走りきれるか不安な状態で周回を重ねることになりました。ピットストップでライバルに逆転されてからも、自分の力でばん回すべく食らいついていきましたが、残念ながら届きませんでした。非常に悔しいレースで、反省点はいっぱいありますが、いい戦いができたので、次戦でも優勝を目指してがんばります」
- 伊沢拓也選手(6位 #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
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「スタートに失敗してしまったのが最大の敗因となりました。ただし、その後のレースペースも思ったほど伸びなかったので、仮にスタートがうまくいったとしても、今日は苦戦を強いられたかもしれません。この点は今後、改善すべきポイントだと思っています。自分のドライビングを含めて見直すべき点は見直し、今後も上位入賞を目指して努力するつもりです」
Text & Photo: HONDA
全日本選手権フォーミュラニッポンの第1戦決勝レースが4月15日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選3位からスタートした#2中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が巧みなピット戦略でトップに立ち、FN通算2勝目を挙げた。2位には予選2位の#41塚越広大(DOCOMO DANDELION)、3位には#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が入った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:28,000人)
決勝レースは午後2時30分にスタート。
ホールショットを奪ったのは予選2位の#41塚越。ポールシッターの#40伊沢拓也は出遅れて3位に後退、2番手には#2中嶋が上がってきた。
その後方では#7大嶋和也、#1アンドレ・ロッテラー、#19オリベイラが集団を形成して周回を重ねていく。
トップの#41塚越は序盤快調に2位の#2中嶋を引き離していたが、14周を過ぎた辺りから排気系にトラブルが生じたためか、エンジン音に異変が生じる。
その後も暫くは#41塚越のラップタイムも少しづつ上がり続けていたが、20周を過ぎた辺りから#2中嶋のペースが#41塚越を上回り始め、徐々にギャップが縮まり始めた。
これをみたチームダンディライアンは23周終わりで#41塚越をピットに呼び戻し、タイヤ交換と燃料補給を行う。作業時間は22秒6。少し長くかかってしまった。
この間にも#2中嶋は毎周ファステストラップを更新するほどのハイペースで走り続け、ほぼ燃料が無くなるギリギリの26周めでピットに飛び込んだ。
ここでチームトムスは#2中嶋を18秒1の作業時間でコースへ送り出す。
この作戦が功を奏し、#2中嶋は見事#41塚越の前でコースに復帰、トップに躍り出た。
懸命に追い上げる#41塚越だったが、ここから先のペースでは#2中嶋が上回り、30周を消化する頃にはギャップは2秒以上に開く。
結局、#2中嶋は#41塚越に3.996秒の差を付けて43周を走りきり、フォーミュラニッポン通算2勝目をものにした。
同時にこれは中嶋にとって2004年3月の全日本F3以来の鈴鹿での勝利となった。
2位には塚越。3位にはこちらもピットストップをうまく利用して順位を上げた#19オリベイラが入った。
次戦はツインリンクもてぎ。5月13日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI
SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/04/15) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
| 1 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 43 | 1:15'02.966 |
| 2 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 43 | 3.996 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 43 | 12.410 |
| 4 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 43 | 20.227 |
| 5 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 43 | 20.783 |
| 6 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 43 | 35.162 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 43 | 36.310 |
| 8 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 43 | 40.661 |
| 9 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 43 | 41.490 |
| 10 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 43 | 1'07.948 |
| 11 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 43 | 1'17.000 |
| 12 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 43 | 1'17.804 |
| 13 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 43 | 1'24.010 |
| 14 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 43 | 1'29.520 |
| 15 | *32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 42 | 1Lap |
| 16 | *31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 42 | 1Lap |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 41 | 2Laps |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL) 1'42.781 (38/43)
- CarNo.31は、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条(ピット作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを課した。
- CarNo.32は、2012年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第32条2.(ピットインおよびピットアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを課した。
全日本F3選手権第2戦の決勝が4月15日、鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#4平川亮(広島トヨペットF312)が独走優勝。昨日に続いて開幕2連勝を飾った。
第2戦決勝は午前10時20分スタート。 昨日は出遅れた#4平川だったが今回はうまくスタートも決まり、トップで1コーナーに入っていく。
一方、予選2番手の#1山内英輝は出遅れて4位に後退してしまう。その横をすり抜けてジャンプアップを果たしたのが#8野尻智紀、#37リチャード・ブラッドレーの2台だ。
平川はオープニングラップから一気に後続を突き放しにかかり、5周目には2位に2.8秒差、10周終わりには7.7秒の大差を付けて周回を重ねていく。
その後方では#8野尻と#37ブラッドーレ、#1山内と#36中山雄一が接近戦を展開していた。
#37ブラッドレーはレース中盤から#8野尻に完全に追いつき、コースの至る所で車体を左右に振ってプレッシャーをかけていく。 巧みなライン取りで追撃を退ける#8野尻だったが、15周目のシケインで遂に#37ブラッドレーにインを差されて、コース外にはみ出してしまった。一旦はブラッドレーの前でコースに復帰したが、続くホームストレートで再び先行を許し、3位に後退。そのままチェッカーを受けることになった。
その後方でも#1山内と#36中山がテール・トゥ・ノーズで周回を重ねていたが、こちらは最後まで#1山内が4位をキープする結果に終わった。
こうした後続の戦いを尻目にトップの#4平川は快調に周回を重ね、最後は2位#37ブラッドレーに15秒672の大差を付け、見事開幕2連勝を飾った。
Nクラスはスタートで一旦は#7平峰一貴がトップに立つが、#1山内、#36中山の4位争いに前を押さえられる格好でペースを上げられないうちに後方から#23佐々木大樹に追いつかれ、5周目のホームストレートでトップを奪われてしまった。
#7平峰はレース終盤に再び#23佐々木に追いついたものの、#23佐々木も隙を見せずに17周を走りきり、こちらも開幕2連勝を達成した。3番手は序盤のアクシデントで昨日のレースを落とした#35勝田貴元が入った。
次回第3戦&第4戦の舞台はツインリンクもてぎ。5月12-13日決勝だが、今回Cクラス2連勝の#4平川は併催のFCJを優先してF3を欠場するとのことだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYSHI
SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/04/15) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 4 | C | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 17 | 32'48.528 |
| 2 | 37 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 17 | 15.672 |
| 3 | 8 | C | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 17 | 17.249 |
| 4 | 1 | C | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 17 | 18.961 |
| 5 | 36 | C | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 17 | 20.116 |
| 6 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 24.580 |
| 7 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 25.243 |
| 8 | 2 | C | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 17 | 32.135 |
| 9 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 41.822 |
| 10 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 53.489 |
| 11 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 53.947 |
| 12 | 77 | N | 阪口 良平 | アキランドレーシングF-306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 59.399 |
| 13 | 3 | C | 島田 龍吾 | C-FACTORY | Dallara F308 | Mercedes-Benz M271.F3 | 17 | 1'48.374 |
| 14 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 17 | 1'59.065 |
| ----- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.4 平川亮(広島トヨペットF312) 1'55.105 (3/17) 181.62km/h
全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝前フリー走行は、#1アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が1分41秒029でトップ。2番手には#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がつけた。
小雨に見舞われた昨日とはうって変わって、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。絶好のレース日和となった。
フォーミュラニッポンのフリー走行は併催のJSB1000のフリー走行に続いて午前9時10分より30分間で行われた。
ここでは#1ロッテラー、#32小暮、#31中嶋大祐等、予選で今ひとつの結果だったドライバー達が序盤からハイペースで周回、好タイムを記録した。
中でもロッテラーは走り出して5周目に唯一の41秒台となる1分41秒029を叩き出してみせる。
それとは対照的だったのがフロントローを独占したダンディライアンの二人。
ポールの#40伊沢拓也は7番手、予選2位の#41塚越広大はこのセッション14番手に留まる。
また予選Q3でクラッシュした#16山本尚貴もここでは慎重な走りに終始して1分43秒390の10番手に留まった。
また、このセッションでは前後アンチロールバーを交換した#32小暮、パッカーを調整した#19オリベイラ、車高を変更した#41塚越等、足回りに変更を加えるチームが相次いだ。これは開幕戦であること、雨から晴れへの路面の変化等、様々な事情があるものと思われる。
なお、走行終了後にスタート練習を行った際、東コースのショートカット部分で#38平手晃平がコースアウトをしており、決勝への影響が懸念される。
第1戦決勝は午後2時30分より43周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2012/04/15) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'41.029 | - | - | 206.92 |
| 2 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'42.315 | 1.286 | 1.286 | 204.32 |
| 3 | 2 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8K | 1'42.726 | 1.697 | 0.411 | 203.50 |
| 4 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | HONDA HR12E | 1'42.867 | 1.838 | 0.141 | 203.23 |
| 5 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'42.921 | 1.892 | 0.054 | 203.12 |
| 6 | 8 | ロイック・デュバル | Team KYGNUS SUNOCO | TOYOTA RV8K | 1'43.054 | 2.025 | 0.133 | 202.86 |
| 7 | 40 | 伊沢 拓也 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'43.095 | 2.066 | 0.041 | 202.78 |
| 8 | 20 | 松田 次生 | TEAM IMPUL | TOYOTA RV8K | 1'43.130 | 2.101 | 0.035 | 202.71 |
| 9 | 7 | 大嶋 和也 | Team LeMans | TOYOTA RV8K | 1'43.226 | 2.197 | 0.096 | 202.52 |
| 10 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | HONDA HR12E | 1'43.390 | 2.361 | 0.164 | 202.20 |
| 11 | 10 | 金石 年弘 | HP REAL RACING | HONDA HR12E | 1'43.417 | 2.388 | 0.027 | 202.14 |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'43.440 | 2.411 | 0.023 | 202.10 |
| 13 | 38 | 平手 晃平 | Project μ/cerumo・INGING | TOYOTA RV8K | 1'43.445 | 2.416 | 0.005 | 202.09 |
| 14 | 41 | 塚越 広大 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HR12E | 1'43.586 | 2.557 | 0.141 | 201.81 |
| 15 | 3 | 安田 裕信 | KONDO RACING | TOYOTA RV8K | 1'43.844 | 2.815 | 0.258 | 201.31 |
| 16 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beauest Motorsports | TOYOTA RV8K | 1'44.121 | 3.092 | 0.277 | 200.78 |
| 17 | 18 | 折目 遼 | SGC by KCMG | TOYOTA RV8K | 1'44.176 | 3.147 | 0.055 | 200.67 |
- シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
- 従来のコースレコード: 1'38.917
- 2012年4月14日(土)・予選 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:予選/雨のち晴れ 気温:16℃(14:30時点)
路面温度:24℃(14:30時点) コースコンディション:ウエットからドライ 観客:1万5000人(主催者発表)
4月14日(土)、三重県・鈴鹿サーキットにおいて2012年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の公式予選が開催されました。

Hondaは2012年シーズンに向けて大幅に改良を施した新エンジン「HR12E」を開発し、この開幕戦に投入しました。新エンジンで走行する初の機会となった昨日のテストではTEAM 無限の#16 山本尚貴選手がトップタイムを記録するなど、6名のHondaドライバーは好調さをアピールしました。
本日の午前9時5分より1時間にわたって行われたフリー走行は、雨のためウエットコンディションとなった影響もあり、Hondaドライバーでは#41 塚越広大選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の5番手がトップという結果になりました。
その後、雨が上がり、午後2時に予選1回目が始まるころには一部を除いてドライコンディションとなったため、Hondaドライバーはスリックタイヤを装着してタイムアタックに挑みました。
予選1回目では#41 塚越選手が1分40秒293を記録してトップに立ったほか、#16 山本選手が1分40秒343で2番手につけ、Hondaドライバーがトップ2を占める結果となりました。さらに#40 伊沢拓也選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は8番手、#32 小暮卓史選手(NAKAJIMA RACING)は13番手となり、予選2回目への進出を決めました。
なお、5年ぶりにフォーミュラ・ニッポンへの復帰を果たした#10 金石年弘選手(HP REAL RACING)は14番手、参戦2年目の#31 中嶋大祐選手(NAKAJIMA RACING)は15番手となり、この段階で決勝でのスターティンググリッドが確定しました。
予選2回目では#16 山本選手が1分39秒603のトップタイムを記録。さらに#41 塚越選手は3番手、#40 伊沢選手は6番手となって予選3回目に進出する権利を手に入れます。一方、#32 小暮選手は11番手となり、明日の決勝には11番グリッドから挑むことが決まりました。
午後2時47分に始まった予選3回目は、本格的なタイムアタックが始まる直前に#16 山本選手が第2コーナーでスピンを喫してコースサイドに接触して停止したため、セッションは一時中断となります。幸い#16 山本選手にケガはありませんでしたが、マシンがダメージを負っていたため、ここで予選アタックを終えることとなりました。
7分間の中断後、残り2分30秒で再開された予選セッションでは、#40 伊沢選手がこの日のファステストラップとなる1分39秒583を記録してトップ。さらに#41 塚越選手は0.098秒差の1分39秒681をマークして2番手となり、Hondaドライバーがフロントローを独占する結果となりました。なお、#16 山本選手はアクシデント前に記録した1分47秒882というタイムにより予選8番手となりました。
この結果、伊沢選手はフォーミュラ・ニッポン参戦5年目で初となるポールポジションを獲得。#41 塚越選手は2番グリッド、#16 山本選手は8番グリッド、#32 小暮選手は11番グリッド、#10 金石選手は14番グリッド、#31 中嶋選手は15番グリッドから明日の決勝レースに挑むことが決まりました。
43周で競われる決勝レースは明日4月15日(日)の午後2時30分にスタートが切られます。
■コメント
- 坂井典次(Tenji Sakai)|「HR12E」開発責任者
-
「これまでチームと一丸になって努力してきたことが成績に結びついたように思います。フロントロー独占は久しぶりのことなので、この上ない喜びを味わっています。シーズンオフの間にエンジンの改良を行い、その結果についてはエンジンベンチテストで確認していました。また、チーム側がシャシーの改善を実施したことで、エンジンとシャシーがともにパフォーマンスを向上していく好循環が生まれました。明日のレースでは、Hondaドライバーが勝利を得るために全力でサポートするつもりです」
- 伊沢拓也選手(ポールポジション #40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
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「フォーミュラ・ニッポン参戦5年目にして、ようやくポールポジションを獲得できました。これまでにも予選2番手は何回かあったので、ポールポジション獲得が自分にとって1つの壁になっていると感じていました。今回はその壁を乗り越えることができ、非常にうれしく思っています。チームにとっても大きな成果を挙げることができました。明日の決勝レースには優勝に向けて全力で挑みますので、応援のほど、よろしくお願いします」
- 塚越広大選手(2番手 #41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「昨日のテスト走行を順調に終えていたので、自信を持って予選に臨みました。予選2回目ではマシンのバランスに不満がありましたが、予選3回目にはこれを修正して出走しました。ただし、前を走るドライバーとの間合いの取り方に失敗したほか、アタック中に目の前でスピンしたドライバーがいたため、これらの影響を受けてしまいました。明日のレースには、伊沢選手とともに優勝目指して挑みます」
Text & Photo: HONDA
- ポールポジション 伊沢拓也(ダンディライアン)
-
「いままであった壁を乗り超えることができました。ダンディライアンにきて長いんですがやっと結果を出すことができ、うれしいです。Q1は最後にニュータイヤを履きましたが、いて1周しか計測できませんでした。Q2はアンダーステアだったのですが、そんなにタイム差はなかったので、はまれば上に行けるのではないかと思いました。Q3は思ってたよりタイムが出ましたね」
- 予選2位 塚越広大(ダンディライアン)
-
「昨日のテストも順調でした。予選はQ2で思うように行かなかったのでQ3に向けて変えたんですが、間合いの取り方が悪かったです。スプーンでオリベイラ選手が目の前でスピンしたのでその影響もありました」
- 予選3位 中嶋一貴(トムス)
-
「テストでの手応えは悪くありませんでした。午前中はウエットだったので、午後の予選は昨日とはフィーリングが違いました。昨日よかった状況が通用する状態じゃなかったのですが、走り始めからクルマはコンディションに合ってた感じだったので、期待を持ってQ3に臨みました。赤旗が出てからもタイムの更新ができたので自分自身出せるのは出せたと思います。ただ上回るクルマが2台いたというだけで、大事なのは明日のレースなので、去年とフォーマットが違いますし、しっかりと明日の準備をしたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第1戦の決勝レースが4月15日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、これがデビュー戦となる#4平川亮(広島トヨペットF312)がファイナルラップで逆転して見事でビューウィンを飾った。
Nクラスは#23佐々木大樹(S Road NDDP F3)が終始トップを独走、総合でも4位に入ってみせた。
第1戦決勝は午後3時30分にフォーメーションラップを開始。ホールショットを奪ったのはポールの#1山内英輝。しかし1コーナー進入では好スタートを決めた#36中山雄一が並びかける場面もあった。
一方、初戦をフロントローからスタートした#4平川は一歩出遅れて3番手に後退、更にその後方では予選6番手の#37リチャード・ブラッドレーがエンジンストールしてしまい、最後尾に後退していた。
序盤からトップの#1山内に対して2位#36中山はコンマ6秒前後の間隔を保って追走、そのコンマ5秒後方に#4平川と、トップ3は僅差で周回を重ねていく。その1秒強後方に今季からF3に復帰したMF204エンジンを駆る#8野尻智紀が続く。
上位陣に動きが見られたのはレースも終盤に差し掛かった10周目。
ここで2位を走行していた#37中山のエンジンが突然ヘアピンでストップ。再始動を試みる中山だったが、エンジンは息を吹き返さず、惜しくもここでリタイヤとなった。
トップの#1山内も8周目に入った辺りからエンジンのノッキングに悩まされており、だましだましの走行を強いられていた。
しかし遂にファイナルラップのスプーンを立ち上がったところで山内のエンジンは加速しなくなり、平川の先行を許してしまった。
これにより#4平川は2004年の中嶋一貴以来8年ぶりのデビュー戦ウィナーとなった。
2位には#1山内、3位には#8野尻が入った。
Nクラスは序盤から#23佐々木がトップを快走。Cクラスの車両2台を従えて総合4位でフィニッシュした。
2位にはこれがデビュー戦となる#7平峰一貴が入り、15年ぶりのF3参戦となった#77阪口良平がこちらも初の表彰台を獲得した。
第2戦決勝は明日午前10時20分より17周で戦われる。
初戦を制した平川は今度はポールポジションからのスタートだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum, Katsuhiko KOBAYASHI