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2012年3月

Formula Nippon

FN:ラウンド0鈴鹿 オリベイラが本気の走りで後続を圧倒!琢磨は2位に

フォーミュラニッポンのエキジビジョンレース「フォーミュラ・ニッポンRd.0」が3月4日、開場50周年を迎える鈴鹿サーキットでファン感謝デーのアトラクションの一つとして行われた。

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今回の注目は、シリーズ中のスポット参戦が既に明らかになっているインディカードライバー、佐藤琢磨の参加だ。 佐藤は午前中のテスト走行からチーム無限の15号車を駆り、次第にペースを上げながら周回を重ね、午後の決勝に備えていた。 ここでトップタイムを記録したのは佐藤のチームメイトとなる#16山本尚貴で1分38秒793と非公式ながらコースレコードを更新してみせた。

しかしこのせっかくのアトラクションも残念なことに、お昼のピットウォークが始まる直前から小雨が降り始め、コースコンディションはウェットに。 コース改修によるペースアップへの期待は、来月の2&4まで持ち越しとなった。

エキジビジョンレースは午後1時にフォーメーションラップを開始。 今回は予選は行われず、前年チャンピオンの#1アンドレ・ロッテラー。#15佐藤琢磨が2番手につけ、以下#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、#8ロイック・デュバルの順で10周の戦いが始まった。

ホールショットを奪ったのはなんと佐藤。動きだしで後れをとったロッテラーも懸命に追い上げ、3周目のヘアピンで佐藤のインをついてトップに立つ。 しかし佐藤もすかさず次の200Rで並び返し、スプーン手前で再びトップに。 そういうするうちに3位のオリベイラがロッテラーの背後につけ、130Rでインをついて2位に浮上してきた。

オリベイラはそのまま佐藤とのギャップを削り取っていき、6周目のデグナーで佐藤が失速したのを見逃さず、アウトから並びかけてヘアピン手前でトップに立つと、そのまま一気に後続を引き離してトップでチェッカーを受けた。 2位は佐藤、3位はチャンピオンのロッテラーがつけた。

今シーズンのフォーミュラ・ニッポン公式戦は、このあと4月15日にここ鈴鹿で開幕、11月3日の鈴鹿までの全7戦が開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

その他

鈴鹿サーキットファン感謝デー:夢の対決が実現。星野vs中嶋F1対決

50周年を迎える今年の鈴鹿ファン感謝デー最大の目玉といっていいのがこの「夢のF1競演 中嶋悟x星野一義」ではないだろうか。

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かつてF2マシンを駆り、幾多の名勝負を繰り広げたこの二人が、今回は1.5リッターターボのモンスターF1で往年のバトルを再現する。
使用された車輛は中嶋悟が1988年の日本GPで予選6位を獲得した愛車、ロータス100Tホンダ。
星野一義はこの鈴鹿でエンジンテストに携わったウィリアムズFW11(1986年)

乗り込む前に星野が「今日は勝つよ。僕の方が先輩なんだし」と言えば、中嶋も「なら明日は雨になって僕が勝つから」とやり返す。
走行は東コースを使った短い時間ではあったものの、年齢を感じさせない熱い走りで、会場に詰めかけた3万人のファンを魅了した。

この対決もまた、明日の14時より再び実施される。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

その他

鈴鹿サーキットファン感謝デー:アレジ、琢磨、亜久里、中野が往年の名車で激走!!「レジェンドF1デモンストレーション走行」

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鈴鹿サーキットは3月3日と4日の二日間、恒例のファン感謝デーを開催。 今年は開場50周年記念ということもあり、今まで以上に趣向を凝らしたアトラクションが用意されている。

その中の目玉の一つが、かつて鈴鹿を湧かせたF1マシンたちによるデモ走行だ。 今回はマクラーレンMP4/5ホンダ、ラルースLC90ランボルギーニ、ロータス101ジャッド、ミナルディM192ランボルギーニの4台が同時にコースイン。 ドライバーはマクラーレンが佐藤琢磨、ラルースは鈴木亜久里、ミナルディは中野信治が担当。ロータスにはなんとジャン・アレジが来日してステアリングを握った。

アレジは今シーズン、KVレーシングからインディ500マイルに参戦を予定しており、そうした縁もあってロータスのドライブを引き受けたようだ。

このデモ走行は明日も予定されており、今日と同じ4台が15時30分より再び走行する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:日産系ドライバーは横浜に集結!トークショー&チャリティイベントを開催

台風9号の影響により、スーパーGT第7戦富士が中止となったことにより、当初パブリックビューイングを予定していた日産グローバル本社ギャラリーでも、代替イベントとしてトークショーとチャリティイベントが開催されることになった。

日時は六本木のイベントと同様2010年9月12日(日)13時~16時を予定しており、こちらには

【監督】長谷見昌弘、星野一義、近藤真彦、柿元邦彦、鈴木豊

【ドライバー】
本山哲、ブノワ・トレルイエ、松田次生、ロニー・クインタレッリ、J.P.デ・オリベイラ、 安田裕信、星野一樹、柳田真孝、横溝直輝、阿部翼

が出演することになっている。

その他詳細は、
ニスモ公式ホームページ
を参照のこと。

SUPER GT

SGT:小山町復興イベントの詳細決まる。イベント名は#SAVEOYAMA SUPER GT Drives AID

既に報じたとおり、先日の台風9号によって甚大な被害のあった富士スピードウェイの地元、静岡県駿東郡小山町の復興を目的とし、片岡龍也を中心に準備が進められているチャリティーイベントの詳細が明らかになった。

イベント名は#SAVEOYAMA SUPER GT Drives AID。
9月12日(日)の13:00~16:00に東京六本木のF1PIT STOP CAFEで開催される。
出演予定ドライバーは
伊藤大輔、井出有治、塚越広大、小暮卓史、道上龍、中山友貴、石浦宏明
大嶋和也、立川祐路、伊沢拓也、山本尚貴、谷口信輝、折目遼、織戸学
片岡龍也、土屋武士、松浦孝亮、服部尚貴
の18名が決まり、他にも調整中のドライバーが何名かいるようだ。

詳細は
F1 PIT STOP CAFEホームページ
片岡龍也オフィシャルブログ
を参照のこと。

SUPER GT

SGT:第7戦中止に伴い、片岡龍也を中心に東京でチャリティーイベントを開催。他にも各地で企画進行中!

台風9号により富士スピードウェイの周辺や地元小山町が甚大な被害に見舞われたことからスーパーGT第7戦の開催は中止となったが、#19ウェッズスポーツIS350に乗る片岡龍也を中心として復興チャリティーイベントの開催準備が進められているようだ。

急遽発案されたこともあり、現時点で判っているのは9月12日に東京六本木のF1PIT STOP CAFEで開催されること、13時~17時頃を予定していることなど。
実際のイベント内容は募金活動を中心としたチャリティーイベントになるようだが、片岡のツイートによれば「ファンの皆様と遊びながら飲食してコミュニケーションを取れるような感じで考えている」とのことだ。

来場決定ドライバーは織戸学、谷口信輝、松浦孝亮、柳田真孝、大嶋和也など。片岡は他にも多数のドライバーに声を掛けているとのことで、これ以外のドライバーの参加もありそうだ。
また関連のメーカー、スポンサーなどからも続々と協力の申し入れがなされているもよう。

更にこれと平行して、モデルプロダクションのスタイルコーポレーションでは11日に新宿の同社スタジオでレースクイーンの出演する小山町復興チャリティーイベントを予定しており、この動きは今後中部・関西地区へも波及しそうな勢いだ。

今後も各イベントの詳細は判明次第追って紹介していく。

F1 PIT STOP CAFEホームページ
片岡龍也オフィシャルブログ
スタイルコーポレーションオフィシャルブログ

SUPER GT

SGT:2010 AUTOBACS SUPER GT 第7戦で新日本プロレスラーが大暴れ!

富士スピードウェイは、リニューアル5周年記念企画の一環として、9月11日(土)の「2010 AUTOBACS SUPER GT 第7戦」予選終了後に、新日本プロレスの公式戦"Circuit 2010 G1 CLIMAX SPECIAL"をイベント広場特設リングで開催する。

現IWGPチャンピンの真壁刀義選手をはじめ、棚橋弘至選手、永田裕志選手、中西学選手、タイガーマスク選手といったスター選手ほか、新日本プロレス所属のレスラー総勢約30名がサーキットを舞台に熱戦を繰り広げる。

また、8月15日(日)に両国国技館で新日本プロレスが主催する"G1 CLIMAX ⅩⅩ"の最終戦では、SUPER GT第7戦での新日本プロレス公式戦開催を記念して、脇阪寿一選手(LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S #1)がプレゼンターを務めた。

富士スピードウェイのリリース

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝 またしてもBMW Z4Mが1-2!#1谷口/柳田/シャーロム組が開幕3連勝を達成!!

スーパー耐久シリーズ2010第3戦「スーパー耐久鈴鹿500km」は5月30日鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールシッターの#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE BMW Z4M COUPE(谷口 信輝/柳田 真孝/イムラン・シャーロム組)が開幕3連勝を飾った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:決勝12,000人 予選9,800人)

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決勝レースは午後1時にフォーメーションラップを開始。初夏の強い日差しの下、終始ドライコンディションの戦いとなった。 ホールショットを奪ったのはポールの#1柳田だったが、予選3番手の#8ART TASTE GT3を駆る立川祐路がスタートで#28片岡をかわして2位浮上、抜かれた片岡もすぐさま逆襲に出て、ヘアピンでインに飛び込み、立川を抜き返す。
しかしポルシェ997のストレートスピードはBMW Z4Mを上回り、立川は1周終わりのホームストレートで再び2位に。すかさず片岡も2周目のデグナーでラインを交差させて抜き返す。このバトルの間にトップの#1柳田は2位以下に3秒のギャップを築き上げた。

これで一旦は落ち着いたトップ争いだったが、コース上に周回遅れが現れ始めると再び間隔が詰まり、立川は10周目のシケインで周回遅れに詰まった片岡をホームストレートで再度パス。続いて16周目のホームストレートではトップの柳田をも捉えてトップに躍り出た。
立川は2台のBMWを従えてトップを快走、22周終わりで最初のピットストップを行った。ここでの給油と4輪交換、53秒という作業時間は別段遅くはなかったものの、2番手を走行する清水康弘のペースが上がらず、32周目まで1スティント目を引っ張った1号車にトップの座を明け渡すことに。
1号車の2番手を務めた谷口は、アウトラップからいきなり清水を上回るハイペースで周回を重ね、33周終わりで11秒の大差を8号車との間につけると、その後も毎周ファステストラップを更新する圧巻の走りでその差を20秒以上に突き放す。

ところが38周目に入ったところでST4クラスの#40TRACY SPORTS S2000がダンロップコーナーでクラッシュ、右リヤサスを破損してコース上にストップしてしまったためにセーフティカーが導入される。これで1号車のリードはほぼなくなった。

SCランは41周目まで続き、42周目から再スタート。
ここで谷口は勢いよく飛び出して再び後続を突き放しにかかる。42周目のラップタイムは2分12秒772。たった1周で8号車を一気に11秒後方に押しやった。
その後も谷口は2分12秒~13秒台を連発。対する8号車、3位の28号車は2分15秒台に終始。この結果1号車のリードは1分近くに広がり、8号車が先に2度目のピット作業を済ませたこともあって67周目のルーティンストップを迎えるころには2分23秒にも達していた。
ところがこの2度目のストップで1号車は給油前にエンジン停止を行わなかったため、レース終盤になってドライブスルーペナルティを課せられることとなった。

しかしこの時点でもなおマージンは1分以上あったため、1号車はペナルティを消化してもなおトップを譲ることなく87周を走りきった。
これで1号車は開幕戦もてぎ以来負けなしの3連勝。
2位には僚友の28号車が入り、8号車は途中ST2クラスの車両との接触などもあって3位に後退した。

ST2クラスは序盤トップを快走していた#20RSオガワ☆ポッカADVANランサーだったが、レース中盤のSCラン以降は#3エンドレス・アドバン・コルトスピードⅩ(峰尾 恭輔/村田 信博/山内 英輝組)の猛追を受け、両者はテール・トゥ・ノーズ状態で激しいバトルを展開した。
それでもなんとかクラストップを守っていた20号車だったが、70周目のスプーンカーブで後ろから迫ってきた来た#8ポルシェの竹内浩典と接触、これが響いて3号車の先行を許すこととなった。
この終盤に勝負をかけた3号車は3スティント目の作戦を変更、スタートドライバーの峰尾恭輔が再びドライブして20号車を振り切り、今季初勝利を挙げた。
3位には#6新菱オート☆DIXCELエボが入った。

ST3クラスは序盤予選3番手の#27FINA ADVAN BMW M3(伊橋 勲/廣田 秀機/三沢 伸輔組)が序盤トップに躍り出て、快調に周回を重ねていく。
レース中盤にはSC導入をうまく最初のピットストップに利用した#51DIAMANGO-Zに一旦はトップの座を奪われるが、リスタートですぐに51号車を抜き返してトップに返り咲いた。
途中60周目のデグナーで他者との接触によりコースアウトを喫する場面もあったが、伊橋、廣田、三原が安定したペースで後続を退け、今季初優勝を達成した。

今回最も激しいバトルが繰り広げられたのがST4クラスだ。
序盤から#12無限CIVIC SSR TEIN ATS ENDLESS TamTamと#62ホンダカーズ東京 G/M インテグラが激しいトップ争いを展開、その後方からはスタートで4位まで順位を落とした#666BOMEX with CarXs S2000を駆る青木孝行が次第に追い上げ、6周目に3位、9周目には2位に浮上して19周目には62号車をも捉えてトップに浮上する。
その後方では予選トップの#95特許リジットカラーS2000(服部 尚貴/松井 猛敏/市嶋 樹)が最初のピットストップを11周目、2度目のストップを41周目に行うという変則的な作戦でこのトップ集団から離れた場所でハイペースの走行を行った。
この結果、トップの666号車が2度目のピットストップを終えた66周目でこれの前に出ることに成功、67周目に#18コスモソニック21FK ings DC5がピットに入ったことでトップに躍り出た。
再び青木がステアリングを握って懸命に追い上げた666号車だったが、70周を過ぎたところで右リヤハブにトラブルが発生、74周目に緊急ピットインを行い、その後も苦しい走りを強いられて順位を落とし、結局4位でレースを終えた。
今回初参戦で注目された#333GLORY.ERG.A-ONE.EURO.FN2は木曜にシェイクダウンを済ませるという急ごしらえな体制ながらも上位陣の脱落に助けられ、総合20位、クラス6位で無事完走を果たした。

今回ようやく2台エントリーとなったST5クラスは#4TSK ☆ Vitz - RS(河野 利尚/植島 禎一/村松 孝也組)が前でチェッカーを受けた。

次回第4戦の舞台は富士スピードウェイ。6月27日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿フリー走行 好調BMW Z4Mが1-2 トップはポールシッターの1号車

スーパー耐久シリーズ2010第3戦の決勝前フリー走行は、ポールシッターの#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/イムラン・シャーロム組)がトップタイムを記録。2分12秒894だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは昨日に引き続いて快晴。強い日差しが朝から降り注ぐ。
フリー走行は午前9時25分開始。
始まってすぐに#17ティーズスタイルレーシングのランサーがバックストレッチでストップ。17号車はこのまま走行を終えることとなった。
走り出してすぐにトップに立ったのは#28Z4Mで2分13秒698。しかし10分過ぎには1号車が2分12秒894を出し、これがこのセッションのベストタイムとなった。
28号車のコンマ2秒落ちで#8ART TASTE GT3が続く。

ST2クラスも予選トップの#20RSオガワランサーがつける。#3エンドレス・アドバンランサーとは1秒以上の差をつけた。
ST3クラスは#27FINAアドバンBMW M3がトップ。予選トップの#39TRACY NSXは途中コースアウトなどもあり、クラス6番手と出遅れた。
ST4クラスは#666BOMEX with CarXs S2000がトップタイムを記録した。予選トップの#95特許リジットカラーS2000は3番手だった。

第3戦決勝はこのあと午後1時より87周(500km)で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第5戦SUGO決勝 TAKATA童夢NSXがARTA NSXとの一騎打ちを制す。GT300はARTAガライヤが今季2勝目

2008スーパーGT第5戦「SUGO GT 300kmレース」は7月27日、宮城県のスポーツランドSUGOで決勝レースを行い、 GT500クラスはポールシッターの#18TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が、 GT300クラスは予選2番手の#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が優勝を飾った。
(天候:小雨のち曇り コース:ドライ 観客動員数:34,800人)

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フリー走行が終わってから雨は止み、路面は次第に乾いてきたが、それにつれてコースには厚く霧が立ち込め、 一時は決勝レース開催が危ぶまれるほどだったが、GTのスタート進行が近づくにつれて徐々に霧は晴れ、 第5戦決勝は午後2時12分に無事スタートすることとなった。

トップに立ったのはポールポジションの#18TAKATA童夢の小暮。2番手に#17リアルの金石年弘、 3番手に#1ARTAのラルフ・ファーマンとNSX勢が続く。
その後方には#25エクリプスの土屋武士、#36ペトロナスのアンドレ・ロッテラーとレクサスSC勢がつけた。

序盤から#1ファーマンは#17金石を激しく攻め立てるが、金石も巧みなライン取りで牽制する。 2台の僅差のバトルが続く間に4位#25土屋も背後に迫り、2位争いは3台の団子状態になっていく。

しかし金石は8周目の最終コーナー立ち上がりで周回遅れの#5マッハ号の玉中と接触、これによりドライブスルーのペナルティが下り、 大きく後退することとなった。

これで難なく2位に浮上した#1ARTA NSXは、周回遅れに引っかかり始めたトップの#18小暮との差を一気に詰め、 16周終了時点で0.9秒後方まで迫ると、20周目にはテール・トゥ・ノーズ状態に持ち込んで隙をうかがう。
何度か1コーナーや馬の背で小暮のインを狙っていったファーマンだったが、小暮もあるときはハードブレーキングで、 またあるときは周回遅れを間に挟んで、巧みに追撃をかわしていく。
結局1-2位のポジションは動かないまま、ファーマンは35周終わりでピットイン。伊沢にステアリングを託す。 しかし1号車はピットアウトに手間取り、1周後にピットストップを行った18号車をかわすことができなかった。

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それでも伊沢はアグレッシブな走りで先行する道上との差を着実に削っていき、TAKATA童夢とARTAは再びテール・トゥ・ ノーズ状態になっていく。
1コーナーで、ヘアピンで、馬の背で、道上の隙を伺う伊沢。
しかしこの一騎打ちの決着は62周目にやってきた。

周回遅れの集団に前を遮られながらも、 アウト側に積み重なったタイヤかすを拾うのを嫌ってインべたで最終コーナーを立ち上がっていく道上にアウトから被せにかかる伊沢。
しかし道上の読みどおり、伊沢は立ち上がりで姿勢を乱してコースアウト。そのまま前からバリアに突っ込みフロント部分を大破、 そのままピットに戻ってレースを終えた。

2台のNSXの後方を走っていたのは#35宝山SC。 スタートドライバーの片岡龍也がオーバーテイクを繰り返して順位を上げてきていたが、既にトップとは大差がついており、 TAKATA童夢は今季初、昨年9月のツインリンクもてぎ以来10ヶ月ぶりの勝利を見事ポール・トゥ・フィニッシュで飾ることとなった。

なお3番手には予選でのペナルティで最後尾スタートとなった#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)。 こちらも立川、ライアンの両名が積極果敢に前を走るクルマを攻め落とし、終わってみれば13台抜きの大立ち回りで表彰台の一角をものにした。

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GT300クラスは、 スタートでトップに躍り出た#43ARTAガライヤをポールの#19ウェッズスポーツIS350が8周目の1コーナーで抜き返すと、 その後方からは#11ジムセンターF430、#2プリヴェKENZO紫電らが次々に迫ってきた。

決勝レースを雨と読んで予選でソフトタイヤをチョイスしたガライヤは1スティント目を短くして逃げを打つ作戦であったが、 トップを明け渡した辺りから予想通りタイヤの消耗に苦しめられ、スタートドライバー新田の奮闘もむなしく19周目にフェラーリ430、 20周目には紫電、ユンケルポルシェと立て続けに抜かれ、5位で31周終わりにピットイン。長い第2スティントを高木に託した。

トップを奪い返した#19ウェッズスポーツだったが、 22周目に#11田中哲也を捉えた#2加藤寛規が徐々に#19織戸学との差を縮め、30周を消化する頃にはテール・トゥ・ノーズ状態に。
それでも織戸は後ろから追い上げてくるGT500車両を巧みに利用して加藤を牽制するが、 45周目の馬の背コーナーの立ち上がりで失速したところを加藤にインをつかれてしまった。
19号車はその後もペースが上がらず、11号車にも抜かれて46周終わりでピットイン。
しかしシフトリンケージに問題を抱えている様子でピット作業が長引き、一気に下位に沈むこととなった。

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これでトップに立った紫電はいつものように全周回数の3分の2目前となる53周終わりで高橋一穂に交代。
しかしこの隙にトップに立ったのは、なんと序盤に失速したはずの#43ガライヤだった。
43号車はピットタイミングを早めに取ることで無用なバトルをすることなくハイペースで周回を重ねており、 他のチームがピットストップを始めたレース中盤から一気に上位へ進出してきていたのだ。

戦わずしてトップを明け渡すこととなった#2紫電の高橋の背後には、#81ダイシンZ、#11フェラーリF430が迫ってくる。
#81ダイシンZの藤井誠暢は59周目の1コーナーで#2高橋を抜き去り、 #11フェラーリF430の植田正幸は64周目の1コーナーで高橋の激しい抵抗に会いながらも3位の座を奪い取る。
しかし#2高橋は67周目の2コーナーで順位挽回を図り、両者は接触してグリーンゾーンへ。
11号車はスタックして大きく遅れ、2号車は3位でチェッカーを受けたが、レース後35秒加算のペナルティが課せられることに。

結局このレースを制したのは早めのピットストップという作戦が見事に的中した#43ARTAガライヤだった。
2位には#81ダイシンZ、3位には#31DOUBLE HEAD MR-Sが入った。

次戦はいよいよ伝統の鈴鹿1000km。
8月24日決勝だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

JAPAN LE MANS CHALLENGE

JLMC:第3戦岡山決勝 2時間経過。トップは無限クラージュ

全日本スポーツカー耐久選手権第3戦の決勝は開始から2時間が経過、現在のトップは#16無限クラージュLC70(荒聖治/黒澤治樹組)で、81周を消化している。
2時間経過時点での順位は
16-4-88-20-27-9-111-5-77-52-930-8-65-7-3-66-21-18-37-15
だ。

061029_2ha トップのクラージュはザイテックの後退を受け、ペースを1分27~28秒台に落としてクルージングに入った。
それでも2位以下とは4周以上の差がある。
荒聖治は無事2スティントを走りきり、80周終わりで2度目のルーティンストップに入った。
ここで無限クラージュは黒澤治樹にドライバー交代

冷却系のトラブルでピットに留まっていた#21ダンロップザイテック05sは、トップが64周を消化したところで漸く修復を完了、20周遅れの総合16位でコースへ復帰したが、51周目に入ったところで突如スローダウン、ピット出口付近でストップしてしまった。
今度は電気系のトラブルだ。
ザイテックはピットに押し戻され、10分以上の修復作業を経てコースへ復帰。この時点で既にトップは79周を消化、28周遅れの総合17位だが、野田英樹は1分23秒~24秒台のハイペースで追い上げにかかっており、どこまで順位を戻せるかに要注目だ。

この他、LMP2は#4NSC&LAV-TECのGC-21がクラストップ。GT1クラストップの#88ムルシエラゴを抜いて総合2番手に上がってきた。

LMGT1は#88JLOCウィズアドバンが順調にトップを快走中。
1セットのタイヤで2スティントを走る作戦ながら、#20ダンロップフェラーリ550を周回遅れにしてしまった。

LMGT2は#27シンワサービスRSRがトップ。総合でも5番手に上がってきた。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Formula Nippon

FN第8戦もてぎ 公式予選1回目結果

天候:晴れ コース:ドライ

Pos. No. ドライバー チーム名 エンジン Time
Delay Gap
1 56 小暮 卓史 ARTA HONDA HF386E 1' 33.954 - -
2 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.354 -0.400 -0.400
3 1 本山 哲 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.656 -0.702 -0.302
4 55 金石 年弘 ARTA HONDA HF386E 1' 34.758 -0.804 -0.102
5 20 松田 次生 mobilecast IMPUL TOYOTA RV8J 1' 34.791 -0.837 -0.033
6 33 ロニー・クインタレッリ BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 34.832 -0.878 -0.041
7 34 横溝 直輝 BOSS・INGING TOYOTA RV8J 1' 35.022 -1.068 -0.190
8 40 ビヨン・ビルドハイム DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 35.046 -1.092 -0.024
9 37 土屋 武士 DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 35.101 -1.147 -0.055
10 31 ロイック・デュバル PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 35.117 -1.163 -0.016
11 4 柳田 真孝 KONDO TOYOTA RV8J 1' 35.239 -1.285 -0.122
12 7 片岡 龍也 LeMans TOYOTA RV8J 1' 35.272 -1.318 -0.033
13 3 荒 聖治 KONDO TOYOTA RV8J 1' 35.319 -1.365 -0.047
14 8 高木 虎之介 LeMans TOYOTA RV8J 1' 35.331 -1.377 -0.012
15 32 武藤 英紀 PIAA NAKAJIMA HONDA HF386E 1' 35.341 -1.387 -0.010
16 41 井出 有治 DoCoMo DANDELION HONDA HF386E 1' 35.344 -1.390 -0.003
17 17 平中 克幸 EMS Racing HONDA HF386E 1' 35.433 -1.479 -0.089
18 11 立川 祐路 RECKLESS CERUMO TOYOTA RV8J 1' 35.654 -1.700 -0.221
19 36 アンドレ・ロッテラー DHG TOM'S TOYOTA RV8J 1' 35.967 -2.013 -0.313
20 5 道上 龍 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 36.085 -2.131 -0.118
21 2 星野 一樹 arting IMPUL TOYOTA RV8J 1' 36.282 -2.328 -0.197
22 6 折目 遼 M&O 5ZIGEN HONDA HF386E 1' 36.901 -2.947 -0.619

全車ともシャシー:ローラFN06、タイヤ:ブリヂストン

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台決勝結果

ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2006/04/23) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km

PosNoClsPCar/TypeDriverTireLapTime/Bihind
11ST11ARTA DENAG GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 哲也
新田 守男
MI1003:21'23.026
245ST12スケープ45 スペックス ポルシェ
ポルシェ 911GT3/JGN
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI10053.646
328ST13SEICO carrera racing PORSHE911
ポルシェ 911GT3/JGN
佐々木 孝太
宮川 やすお
MI1001'37.044
43ST14エンドレスアドバン Z
日産フェアレディ Z/Z33
影山 正美
青木 孝行
YH991Lap 
58ST15ニコカット GT3
ポルシェ 911GT3/JGN
谷川 達也
清水 康弘
YH991Lap 
611ST21オーリンズランサー EVO IX
三菱ランサーエボルーション
中谷 明彦
木下 隆之
YH982Laps
720ST22RSオガワ ADVANランサー
三菱ランサーエボルーション
小川 日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH982Laps
822ST23PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ /GH-GDB
池田 昌弘
清水 和夫
DL982Laps
924ST16PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ 911GT3/JGN
堤 明彦
井上 貴志
YH982Laps
102ST24FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ
吉田 寿博
小泉 和寛
DL982Laps
11123ST25エンドレスアライアドバン GDB
スバルインプレッサ
峰尾 恭輔
木下 みつひろ
YH982Laps
1233ST31トータルスポーツ ingsz
日産フェアレディ Z33
伊橋 勲
大井 貴之
YH973Laps
1315ST32岡部自動車 アドバンRX-7
RX-7/FD3S
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH973Laps
1427ST33FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
白木 洋平
YH973Laps
1583ST34BP ADVAN NSX
ホンダNSX/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
浅見 武
YH964Laps
1626ST26エンドレスアドバン T プロランサー
三菱ランサーエボルーション
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH964Laps
177ST35MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
RX-7/FD3S
白井 剛
加藤 正将
仲田 祥健
YH964Laps
1819ST36バーディクラブ TC 神戸 Z33
日産フェアレディ Z/Z33
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH955Laps
1914ST37岡部自動車ディクセルRX-7
RX-7/FD3S
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH946Laps
2073ST41ロイヤルハウスベルノ静岡.YH.ED.DC5
ホンダインテグラ /DC5
前嶋 秀司
山本 すばる
花岡 隆弘
YH946Laps
21999ST42P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
ホンダインテグラ /DC5
山野 直也
Henry Ho
YH946Laps
2218ST43コスモソニック21FKインテグラ
ホンダインテグラ /DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH937Laps
2316ST38H!NT.7
RX-7/FD3S
金山 得郎
小山 佳延
木野村 光恵
YH928Laps
2443ST39ゼナドリン ディクセル  MJ M3
BMW M3
一楽 智也
川口 正敬
YH919Laps
2513ST27シーケンシャル エンドレス座間
三菱ランサーエボルーション
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH8911Laps
2688ST44KUMUHO PANE ROSSO RX-8
マツダ RX-8/SE3P
高橋 毅
松本 高幸
KH8911Laps
2798ST45KT エンジニアリング DC5
ホンダインテグラ /DC5
菅野 良男
金谷 真吾
YH8416Laps
2823ST310C-WEST ADVAN Z
日産フェアレディ Z/Z33
山田 英二
尾本 直史
YH8416Laps
296ST28 梁山泊 DIREZZA ☆ DIXCEL エボ
三菱ランサーエボルーション
冨桝 朋広
関 豊
DL7723Laps
3030ST29RSオガワ★eeiA★ランサー
三菱ランサーエボルーション
伊藤 勝一
和田 豊充
杉本 龍生
YH7525Laps
----<以上完走>----
-777ST3-東洋エノコスwithロールスYH NSX
ホンダNSX/NA2
清水 哲也
クラゴン
馬杉 力也
YH6733Laps
-17ST1-キーパー& RUNUP 、 KOSEI DL GT3R
ポルシェ 911GT3/JGN
田中 篤
松永 まさひろ
DL6337Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 田中哲也 ARTA DENAG GT3 1'55.409 2/63 126.739lm/h

Japanese F3

F3第4戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2006/04/16) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoDriverCarChassisEngineLapTime/Behind
12伊沢 拓也Honda・戸田FIGHTEXDOME F107MF204C1733'19.346
212ファビオ・カルボーンThreeBondDALLARA F305SR20VE172.549
31エイドリアン・スーティルDHG TOM'S F305DALLARA F3053S-GE173.154
414マルコ・アスマーThreeBondDALLARA F305SR20VE179.793
54ロベルト・ストレイトINGING F306DALLARA F3063S-GE1711.597
636大嶋 和也TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1711.673
733石浦 宏明広島トヨタDALLARAF305DALLARA F3053S-GE1712.812
837安岡 秀徒TDP TOM'S F305DALLARA F3053S-GE1715.822
910塚越 広大Honda 無限 F107DOME F107MF204C1720.138
103ジョニー・リードINGING F306DALLARA F3063S-GE1728.837
1174岡田 暁EMS F306DALLARA F3063S-GE1740.990
1250磯崎 元彦GOLDON ZAP F305DALLARA F3053S-GE1743.342
1375池田 大祐EMS F306DALLARA F3063S-GE152 Laps
-------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 --------
-62嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF306DALLARA F3063S-GE134 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 塚越広大(Honda無限F107) 1'56.180 6/17 179km/h
  • ペナルティ: CarNo.1 罰金5万円: 国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により。

その他

全日本ラリー選手権第1戦SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

2006全日本ラリー選手権 第1戦 「ツール・ド・九州2006 in 唐津」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2006年4月7日-9日 ■開催場所:佐賀県唐津市 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇SUBARUラリーチームジャパンが全日本参戦 その初陣を勝田範彦が優勝で飾る

今年の全日本ラリーは新機軸が山盛りだ。2駆4駆合体に加えて総合優勝が盛り込まれ、これによりターマックラリーでの2駆FFマシンの活躍がクローズアップされることになった。さらにRBマシンが全日本を走れなくなり、FIAグループN規定に準じた日本独自のRN/RJ車両だけで争われることとなった。 さらにクラス分けもこれまでのC、B、AからJN-4(2000ccを超える)JN-3(1600ccを超え000ccまで)、JN-2(1400ccを超え1600ccまで)JN-1(1400ccまで)となった。これはWRCと同じ排気量区分である。これで全日本ラリーのスタイルは一気にWRCに近づいたともいえる。 その第1戦は、これまで2輪駆動部門の全日本として佐賀県七山村で開催されてきたツール・ド・九州。今シーズンの注目は、誰がチャンピオン奴田原を止めるか?ということ。その筆頭はインプレッサを駆る勝田範彦だ。勝田は今回から全日本戦に参戦を開始したSUBARUラリーチームジャパン(SRTJ)のドライバーだ。 戦いは勝田が序盤から快調にリード。それを昨年度の全日本ダートトライアルSA2クラスチャンピオン北村和浩インプレッサが追う展開だ。奴田原はこの2台に続く3番手。勝田はSS4まで連続ベスト。結局レグ1の8SS中6SSでベストをたたき出し、北村を逆転して2番手に上がった奴田原に29秒のリードを築いてレグ1を終えた。 明けてレグ2、SS9こそ奴田原に譲ったものの勝田はSS10、11と連続ベスト。思い通りの展開で、緒戦を優勝で飾ることとなった。2位にはレグ1終盤のスピンで一時は5位まで後退したものの、レグ2で追い上げて北村が入った。 「緒戦ということで、まだまだセッティングを詰めなければいけない個所もあります。まだまだ速くなりますよ」と勝田。 一方の北村も「2位という順位は悔しいけど、ラリーは楽しかった。舗装はどうなのか、自分自身でも未知数だったけど、クルマはいいし、走り方もわかってきた」とこちらも力強いコメント。 次戦の四国ラウンドも、勝田の得意とするターマックラリー。さらにラリーに慣れた(?)北村と、今回に続きインプレッサが1-2フィニッシュを飾れるか? 大いに期待できそうだ。
■Race Results
Pos Cl-Pos. Driver - Co Driver Car Time/Diff
1. JN4-1 勝田範彦 - 北田 稔 SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ 47:50.5
2. N4-2 北村和浩 - 晝田満彦 think3・DLインプレッサ +50.7
3. JN4-3 石田雅之 - 清田恵次 C-ONE POTENZA LANCER +58.8
4. JN3-1 榊 雅広 - 井出上達也 J&S クスコ KYB・BS インテグラ +1:10.1
5. JN3-2 アキラ - 安東貞敏 ARUZE TRD C-ONE CELICA +1:16.0
6. JN3-3 横尾芳則 - 石丸智之 ARUZE TRD C-ONE CELICA +1:17.0
7. JN4-4 大庭誠介 - 高橋 巧 REPSOL・ADVAN ランサー +1:19.9
8. JN2-1 高橋悟志 - 船木一祥 ミツバ レビン +1:27.0
9. JN4-5 田口幸宏 - 佐藤忠宜 アドバンPIAAカヤバ ランサー +1:19.9
10. JN4-6 徳尾慶太郎 - 大庭正璽 BPF・クスコ・ADVAN・KYBランサー +1:40.0
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン]

©スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SUPER GT第1戦鈴鹿 PP記者会見

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GT500クラスとGT300クラスのポールシッター(左からラルフ・ファーマン、伊藤大輔、佐々木孝太、番場琢)

■GT500クラス ポールポジション ARTA NSX

伊藤大輔
 「昨日のフリー走行でトラブルが出てしまって、今日の予選はクルマを全面的に見直して臨みました。それがいい方向に決まり、午前中はトップタイムでした。スーパーラップのアタックが最後になるので、雨が降り始めるのが遅くなったらったらイヤだなと思ってたんですが、スーパーラップが始まったときから雨が降ってたのはラッキーでした。スーパーラップ前、雨のウォームラップでかなりのアンダーステアでタイムが出る状況じゃなかったので、スーパーラップまでに大きくセッティングを変更しました。いったん止んでた雨がぼくが走る前からパラパラっと来たんですけど、そんなにひどくありませんでした。コースコンディションも悪化していませんでした。どうしてもポールポジションが欲しかったので、アタック中、ステアリングのインジケーターに出たタイムを見てほっとしました。でも、あそこまでのタイムが出るとは思いませんでしたね」

ラルフ・ファーマン
 「ぼくは雨で走ってないんですけど、今朝フルタンクで走ってクルマの調子は良かったですよ。スーパーラップでは雨で難しいコンディションのなか伊藤選手の走りは素晴らしかったです。ホンダがフロントローですが、シーズンオフに頑張った結果だと思います。明日のレースもホンダが1-2になればいいですね」

■GT300クラス ポールポジション 吉兆宝山 DIREZZA Z

佐々木孝太
 「1回目、300クラス占有の予選の1セット目のタイヤで11番手でした。これではスーパーラップにも残れないし、午後は天候も悪くなりそうだったので、混走のなか、2セット目を投入してスーパーラップに出ることができました。スーパーラップの曲に今井美樹の『ポールポジション』という曲を選んだんですが、そのとおりになってよかったです。初めてのポールポジションですが、開幕でウエートハンディのない中なので価値があると思います。実は、密かに狙っていました」

番場 琢
 「ぼくは雨のなか走ってないんですけど、コンディションが目まぐるしく変わるなか、孝太選手が素晴らしい走りをしてくれて、見ていてどきどきしていました。スタッフのみんなとチーム一丸となったポールポジションです。この流れを切らさないように一年間戦って行きたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

その他

2006年全日本ジムカーナ選手権カレンダー

No. 開催日 競技会名 格式 オーガナイザー 開催場所
1 3/19 2006年全日本ジムカーナ選手権第1戦
トライアル・ド・ニッポン2006
国内 プリンス.モータリストクラブ.
スポーツ
関越スポーツランド
2 4/1-2 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第2戦
SUPER BATTLE IN 長州
国内 ミネレーシングスポーツクラブ MINEサーキット
ジムカーナ場本コース
3 4/22-23 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第3戦
OSCCスーパースラローム IN MEIHAN
国内 大阪スポーツカークラブ 名阪スポーツランド
Cコース
4 5/21 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第4戦
Sugo All Japan Gymkhana
国内
奥州ビクトリーサークルクラブ SUGO国際カートコース
5 6/10-11 全日本ジムカーナ選手権第5戦
もてぎスーパースラローム IN 関東
国内
チームシェイクダウン
ツインリンクもてぎ
ツインリンクもてぎ
北ショートコース
6 6/25 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第6戦
オールジャパンジムカーナ
国内
カースポーツクラブコクピット
AG.メンバーズスポーツクラブ 北海道
オートスポーツランド
スナガワ
7 7/15-16 2006年全日本ジムカーナ選手権第7戦 
SUPER GYMKHANA IN IOX-AROSA
国内
エースナビゲーター& ドライバーズ イオックスアローザ
スポーツランド
8 9/2-3 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦
ジムカーナ IN SUZUKA
国内
淀レーシング.クラブ
モータースポーツクラブ奈良
鈴鹿サーキット南コース
9 9/23-24 2006年JAF全日本ジムカーナ選手権第9戦
GYMKHANA IN 九州 夏
国内
モータースポーツクラブくろぢょか
チーム.マインズ.スポート
三井オートスポーツランド
開催日 競技会名 格式 オーガナイザー 開催場所
11/4-5 2006年JAFカップオールジャパンジムカーナ
2006年JMRC全国オールスタージムカーナ
WINMAX CUP ジムカーナ in F
国内
ノーブル・オート・スポーツ・クラブ
プレジール・オート・スポーツ
備北サーキット

その他

2006年全日本ラリー選手権カレンダー

no.日程格式オーガナイザー開催場所
14/7~9ツール・ド・九州2006 in 唐津国内GRAVEL佐賀(200)
24/28~302006年久万高原ラリー国内MAC、ETOILE
D.C.R.
愛媛(250)
35/19~21ひえつき′06国内R-10-N宮崎(300)
46/2~4MSCC東京ラリー2006国内MSCC福島(400)
56/23~25シンフォニーラリー2006 inひよし国内SYMPHONY京都 (250)
67/7~9Rally Hokkaido *国内AG.MSC北海道
(株)十勝毎日新聞社
北海道(1000)
77/21~23とかち2006国内RTC北海道 (300)
89/22~24KIRORO Traverse Kamuimindara
2006 Rally in Akaigawa
国内team ark北海道 (400)
910/20~22第34回M.C.S.C.ラリー
ハイランドマスターズ2006
国内M.C.S.C.長野 (100)
岐阜 (200)
  • FIA Asia-Pacific Rally Championshipとの併催予定

SUPER GT

SUPER GT第6戦トヨタモータースポーツニュース


平成17年9月26日
トヨタ自動車(株)広報部

SUPER GT
第6戦 FUJI GT300km RACE

SUPER GT第6戦 スープラ38号車が“富士”2連勝!
スープラ36号車は選手権首位を堅守。
GT300クラスもMR‐S30号車が選手権同点首位躍進

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リニューアル後の富士で2連勝を飾ったスープラ38号車

 「SUPER GT」第6戦「FUJI GT 300km RACE」が9月24日(土)、25日(日)の両日、「富士スピードウェイ」で行われた。
 今年4月にリニューアルオープンを果たした「富士スピードウェイ」の、こけら落としとなった第2戦では500kmレースで開催されたが、今回は通常の300km。全8戦のシリーズもいよいよ残り3戦となり、チャンピオン争いへ向けた重要な一戦として注目を集めた。
 今大会にはGT500クラス19台、GT300クラス26台の総勢45台が参加。このうちトヨタ勢はGT500クラスに8台のスープラ、GT300クラスには2台のセリカと2台のMR-Sがエントリーした。

◆予選◆
 24日(土)は台風17号の接近により断続的な降雨が続く不順な天候。しかし、朝方の雨は一旦あがり、午前10時20分からの公式予選1回目はウエット宣言がなされたものの路面はハーフウエット。最初のGT300クラス専有走行が始まるとレコードラインから乾きはじめ、続くGT500クラス専有時間までにはほぼドライとなった。
 スープラ勢は大健闘を見せ、第2戦優勝のZENTセルモスープラ38号車がトップタイム、イエローハットYMSスープラ35号車が2番手、オープンインタフェイストムススープラ36号車が3番手と上位3台を独占、スープラ8台中7台が上位10台の決勝グリッドを決定するスーパーラップ進出を果たした。
 午後2時35分から行われた予選2回目セッションはドライで開始されたが、15分後には雨が降り始めてウエットコンディションとなった。この雨もセッション終了までには上がったものの、続くスーパーラップは完全なウエットコンディションで始められ、徐々に路面が乾いて行くという、タイヤ選択の極めて難しい状況の中、スープラ勢は36号車が2番手、37号車が3番手、38号車が4番手、エッソウルトラフロースープラ6号車が6番手グリッドを獲得した。
 また、GT300クラスではMR‐S30号車が6番手、31号車が14番手からの決勝スタートとなった。

◆決勝◆
 25日(日)は台風の影響が懸念されたが、未明までに雨は止み、時折り少量の降雨が落ちるという不安定な天候ながらドライコンディションの下で午後2時に66周の決勝レースがスタートした。
 4番手スタートのスープラ38号車は、スタート直後の1コーナーでスープラ37号車、2周目にはスープラ36号車をパスし、2位へ浮上。ポールポジションから逃げる首位のNSXを猛追し、一時は背後まで迫った。
 しかし、周回遅れにも阻まれ、中盤のピット作業を終えた時点でその差は約7秒まで広がったものの、その後、激しい追い上げを見せたたスープラ38号車は、再びテール・トゥ・ノーズでの首位攻防戦を展開。1コーナー進入で並びかけ、接触寸前で一歩引く冷静な走りを繰り返し、4万4千人余りの観客は約20周に渡って繰り広げられる白熱のバトルに釘付けとなった。
 残り2周となった65周目、1コーナーで並んだ2台はそのまま両車一歩も引かず並走を続け、2コーナーでスープラ38号車がついに首位逆転。その後はペースを上げて引き離し、見事第2戦に続く富士大会での2連勝を飾った。  一方、6番手スタートのスープラ6号車は序盤の混戦の中で猛プッシュを見せ3位に浮上。後半もポジションを守り切って3位表彰台を獲得した。
 2番手スタートのスープラ36号車は中盤、黄旗追い越しによるドライブスルーペナルティを課されて一時11位まで後退したが、終盤戦に果敢な追い上げを見せ、5位入賞。この結果によりスープラ36号車はシリーズランキング首位の座を堅持。優勝したスープラ38号車はランキング2位に浮上した。
 GT300クラスではクラス6番手グリッドからスタートしたMR‐S30号車がポジションを上げ、第4戦に続く今季3度目の3位表彰台を獲得し、シリーズランキングの同点首位に躍進した。


ZENTセルモスープラ38号車 ドライバー高木虎之介のコメント:
 “富士”での連勝を果たすことが出来てとても嬉しい。ドライバー交代した後、後半戦のバトルはモニターで見守っていたが、接戦で、なかなか逆転できずにひやひやした。今回の結果で、ドライバーズタイトル争いでも上位に浮上することが出来た。残り2戦も気を抜かずに頑張る。

ZENTセルモスープラ38号車 ドライバー立川祐路のコメント:
 NSXとのバトルは接触で台無しにしたくなかったので、大事に攻めた。相手もミスを犯さずなかなかパス出来なかったが、最後にチャンスが訪れた。これでウエイトも重くなるが、次戦オートポリスでは2年連続ポールポジションを獲得しているので、シリーズチャンピオンを目指してベストを尽くす。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
 “富士”大会で第2戦に続いて優勝することが出来て良かった。ただ、ライバル勢も予想以上の速さを見せており、終盤戦へ向け、まだまだ頑張らなければと、勝って兜の緒を締める気持ちで臨みたい。また、GT300クラスでもMR‐S30号車がよく頑張ってくれた。残り2戦のサーキットでは、すでに事前テストも済ませており、万全の体制だが、各チームとも最後まで気を抜かずに戦ってほしい。

Text & Photo: © トヨタ自動車

SUPER GT

SuperGT第2戦富士 優勝記者会見

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GT500 #38 ZENTセルモスープラ
■立川祐路
 開幕戦の後、短期間でクルマをここまで仕上げてくれたチームに感謝しています。
 また高木選手もいい走りをしてくれて、内容のあるレースだったと思います。2 年ぶりのポールスタートはちょっと緊張しましたし、新コースはコーナーが増え たのでレース中はタイヤが気になりましたが、マージンがかなりあったので余裕 を持つことができました。
 '05スープラはまだまだイケルと思います。今年は心強いパートナーを得ること ができましたし、今回のレースで力を実証できたので、チャンピオン目指してが んばります。

■高木虎之介
 2戦目で優勝できるとは思っていませんでした。レース中は無線が使えなかった り、小さなトラブルはありましたが、いい形で次戦マレーシアに繋げることがで きたと思います。2年間オーバルで走っていたので、ロードコースで勝ててほっ としています。
 それにしても、1ヶ月でここまでクルマを速くしてしまうのは、さすがメーカー の力だなと感じています。
 新しい富士スピードウェイは、思い切り攻めることができ、ドライバーにとって 非常に安全なコースになったと思います。

GT300 #0 EBBRO M-TEC NSX
■黒澤治樹
 このレースウィークのセッションはずっとトップだったので、勝ててほんとに嬉 しいです。スタートからなるべくマージンを築くというのが僕の仕事でしたので、 それを果たせたのでほっとっしています。この勢いのままチャンピオン目指した いと思います。
 新しいコースは本当に安全になったと思います。クラッシュが起きなかったのが 何よりの証拠です。これからのサーキットの姿だと感じました。

■細川慎弥
 今回は勝ちにこだわっていたので、勝てて本当にほっとしました。レース中は他 車と接触しないように気をつけて走りました。
 新しいコースの後半セクションは自分でコントロールすることが必要なので、僕 の好きなタイプのコースです。

まとめ:北路滋

SUPER GT

SuperGT第2戦 決勝レポート:虎之介、国内復帰後初優勝!

050504_02  5月4日、GWの真っ只中、新装なった富士スピードウェイで行われた初の全日 本イベント「富士GT500kmレース」は、ポールシッターの#38ZENTセルモスープラ (立川祐路/高木虎之介組)が完璧なレース運びで逃げ切り今季初優勝。高木虎 之介にとっては、嬉しい国内戦復帰後初優勝となった。
 GT300クラスは、こちらも格違いの速さを見せた#0EBBRO M-TEC NSX(黒澤治樹/ 細川慎弥組)が独走で優勝。


 やや風はあるものの絶好のレース日和となった決勝日。昨年はリニューアル工事 でレースが行われなかったため、1年ぶりに開催されたGW恒例のイベントには 5万人を超える大観衆が詰めかけた。

 スタートからレースをコントロールしたのは、ポールシッターの#38ZENTセルモ スープラ。高木との新コンビとなってもエースの座は譲れない立川が快調なペー スで2位#6エッソウルトラフロースープラを引き離していく。

 30周を過ぎてからルーティンのピットインが始まる。そんな中、40周まで引っ張 っりピットに滑り込んだ2位#6エッソウルトラフロースープラ、4位#39デン ソー サード スープラGTの2台はともにパーコレーション(熱で燃料系統に気泡 ができる症状)を起こし再スタートに手間取ってタイムロス。

 上位を占めていたスープラ勢が自滅するなか浮上してきたのはZ勢。45周目には #22モチュールピットワークZ、#1ザナヴィ ニスモ Z、#12カルソニック インパ ル Z、#3G'ZOX・HASEMI・Zが、2~5位を占め、トップ#38スープラを追う。

 高木にバトンタッチしてもペースの崩れない#38スープラは、折り返しの55周終 了時点で、13秒のマージンを築いて独り旅。

 レース後半に入って台頭してきたのは#35イエローハットスープラ。ベテラン服 部が61周目に#3Z、63周目に#32EPSON NSXをパスして5位に浮上。さらに上位を 窺う。

 レースの3分の2を過ぎた76周目、トップ#38スープラが2度目のピットイン。 再度立川にステアリングを託す。この作業を終えても#38の優位は揺るがず。残 る周回でも安定した走りで後続との差を開いてチェッカー。ほぼ完璧なレース運 びで記念すべき新生富士スピードウェイの初レースを制した。
 2位は#22Z、3位は終盤Z勢に食い込み最後は#22の背後にまで迫った#35スー プラが入った。

 GT300クラスは、#0EBBRO M-TEC NSXが、序盤に他車を毎周1秒引き離す別格の速 さを見せつけ独走。これに対し、#43ARTA Garaiyaがワンストップ作戦で対抗。 53周までピットインを引き伸ばして何とか逆転をしようと試みる。
 しかし、この抵抗も#0NSXの速さの前には徒労に終わり、終盤も開いていく差を 詰めることはできなかった。

観客:5万2400人
レポート:北路滋

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台 予選レポート

050423_02

 4月23日、宮城県仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の予選が行われた。
気温11度、路面温度20度の冷たい風の吹き付ける肌寒いコンディションで、12時50分から30分間で行われたドライバーズ予選では、#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)が1分52秒430を織戸がマークしセッションのトップタイムとした。
 14時40分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気温13度、路面温度22度と1回目とあまり変わらない状況だった。序盤にアタックをかけた#1 FALKEN☆PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)の1分53秒011がトップタイムだったが、終盤に逆転した#25織戸の52秒935がポールポジションとなった。
2番手には#1、3番手にはクラス2の#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が、53秒220で入った。

#25 ADVAN DENAG GT3
織戸学「2回目の(グリッド予選)方が路面のグリップが落ちたね。最初に(ライバルの)#1がアタックして想定していたタイムだったから、タイヤを温存したかたかったからあんまり走りたくなかったんで、とりあえず1位でよかったかな(笑)明日はポールから1号車の様子を見ながら行くしかないね・・・」

Text & Photo: Keiichiro Takeshita

Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング

2005 Fニッポン・ドライバーズポイント(第1戦終了時)

  4 4 5 6 7 7 8 10 11  
/ / / / / / / / /
3 17 15 5 3 31 28 23 27
             
鹿 鹿 鹿
Po No Driver 1 2 3 4 5 6 7 8 9 総合P Team
1 1 リチャード・ライアン 10                 10 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 20 井出 有治 6                 6 mobilecast TEAM IMPUL
3 2 服部 尚貴 4                 4 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
4 23 本山 哲 3                 3 arting RACING TEAM with IMPUL
5 8 土屋 武士 2                 2 Forum Engineering Team LeMans
6 19 ブノワ・トレルイエ 1                 1 mobilecast TEAM IMPUL
7 31 アンドレ・ロッテラー 0                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
8 7 片岡 龍也 0                 0 Forum Engineering Team LeMans
9 5 松田 次生 0                 0 TEAM 5ZIGEN
10 3 山本 左近 0                 0 KONDO Racing
11 4 ヤレック・ヤニス 0                 0 KONDO Racing
12 11 平中 克幸 0                 0 TEAM CERUMO
13 12 高木 虎之介 0                 0 TAKAGI PLANNING with CERUMO
14 27 加藤 正将 0                 0  
15 28 野田 英樹 DNC                 0 Team MOHN
16 32 小暮 卓史 DNC                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
*********************************************************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全9戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)

Japanese F3

全日本F3ポイントランキング

2005 F3ドライバーズポイント(第2戦終了時)

  4 4 4 4 5 5 6 6 6 6 7 7 7 7 8 8 9 9 10 10  
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
2 3 16 17 14 15 4 5 18 19 2 3 30 31 27 28 10 11 22 23
               
鹿 鹿
Pos. No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 総P 有P Team Machine Engine
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 20 15                                     35 35 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
2 14 パオロ・モンティン 15 12                                     27 27 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
3 12 横溝 直輝 12 10                                     22 22 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
4 10 武藤 英紀 DNC 20                                     20 20 M-TEC DOME-F107 H MF204C
5 1 ロベルト・ストレイト 10 6                                     16 16 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
6 38 池田 大祐 8 8                                     16 16 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
7 5 ジョニー・レイド 6 4                                     10 10 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
8 33 番場 琢 4 2                                     6 6 ナウモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
9 2 高崎 保浩 3 3                                     6 6 戸田レーシング DOME-F107 H MF204C
10 19 折目 遼 2 DNC                                     2 2 DTM DALLARA-F304 T 3S-GE
11 3 安岡 秀徒 1 0                                     1 1 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
11 62 嵯峨 宏紀 0 1                                     1 1 ルボーセモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
13 37 中嶋 一貴 DNC DNC                                     0 0 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
14 50 磯崎 元彦 0 0                                     0 0 ザップスピード DALLARA-F305 T 3S-GE
*******************************************************************************************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト16戦(80%)有効ポイント
* 予選通過基準タイム 110%

SUPER GT

STI 岡山GT300kmレース事前情報

◇SUPER GTスタート

インプレッサは改良マシンで上位入賞を目指す

 昨年までの全日本GT選手権はJAF管轄の“全日本選手権”から離れより国際的な交流を目指すインターナショナルシリーズのSUPER GTへと衣替え。その開幕戦がいよいよ岡山国際(昨年までのTIサーキット英田)で開幕する。 SUBARU車では、今年もCUSCO RACINGがクスコスバルADVANインプレッサでGT300クラスに参戦。ドライバーはコンビ6年目となる小林且雄と谷川達也で変更なし。改良されたインプレッサで昨年以上の成績、そして優勝を目指す。

 車両は基本的に昨年のボディをモディファイしたもの。主な改良点はオーバーフェンダーやホイールアーチ、そしてリヤのフレーム以外の部分の素材を鉄からアルミに変更して約10kgほどの軽量化を図ったこと。またテールランプ付近にあった機器類をデフ付近へ移動させることで、重心をより下げてセンター方向に移動させた。もともと重心の低い水平対向エンジンにこれらの改良を施すことで、自慢のコーナリングスピードにさらに磨きをかけることになった。

 STIがメンテナンスするエンジンは、全体的なレスポンスアップを図るために制御方法を変更。これにより低速からパワーもトルクもアップさせ、立ち上がりを良くした。

 冷却系では、大幅な改善が図られる。今年はWRカーにも採用されたレイアウトと同様に、ラジエターをV字マウントにして、その上にインタークーラーを傾けて置く設計にし、低重心化を一層推し進めた。ラジエターを通過した熱気は、背後に設けられたダクトから左右に排出され、熱変換効率も上がり安定した冷却効果が期待される。

 今回のエントリーはインプレッサの区分されるGT300クラスが26台、GT500クラスが18台の計44台と激戦。26日の公式予選1回目は10時30分~11時30分で、この予選での上位10~12台ほどが午後の予選2回目に進むことができる。予選2回目は1台ごとのアタックとなるスーパーラップ方式が採用される。27日のフリー走行は8時20分~50分。 82周の決勝レースは14時にスタートの予定。

■谷川達也選手
 「鈴鹿のテストは今季の初走行でした。車を造り替えてきたのですがマイナートラブルも出ていて、サスペンションもエンジンも調整中です。昨年はシリーズ全戦で完走することはできたのですが、ポイントを取れたのは2回だけでした。ですから今年は全戦完走&ポイント獲得を目指したいです。そのためにはトラブルやアクシデントのない確実な 走り、粘りのレースを心がけて、現状のチームの力を最大限に引き出せるよう頑張りたいです」

 ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
http://www.subaru-msm.com

Formula Nippon

第2回 フォーミュラニッポン公式合同テスト(ツインリンクもてぎ) 2日目結果

Pos. No. ドライバー チーム名 Best Time Session1 Session2
1 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 1'36.685 *1'36.685 1'52.311
2 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 1'36.737 *1'36.737 1'52.661
3 23 本山 哲 arting IMPUL 1'36.749 *1'36.749 1'54.630
4 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 1'36.808 *1'36.808 1'56.236
5 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 1'36.810 *1'36.810 1'52.681
6 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 1'36.827 *1'36.827 2'00.626
7 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 1'36.886 *1'36.886 1'53.696
8 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 1'37.164 *1'37.164 1'53.755
9 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 1'37.202 *1'37.202 1'52.674
10 5 松田 次生 5ZIGEN 1'37.221 *1'37.221 1'53.951
11 3 山本 左近 KONDO Racing 1'37.319 *1'37.319 1'54.398
12 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 1'37.769 *1'37.769 1'55.924
13 28 野田 英樹 Team MOHN 1'39.198 *1'39.198 1'56.659
14 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 1'39.643 *1'39.643 1'52.985
15 27 加藤 正将 Team MOHN 1'41.526 *1'41.526 出走せず
16 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 1'52.615 *1'52.615 1'53.200

シャシー、エンジン、タイヤは全てローラB351、無限MF308、BS

Formula Nippon

第2回 フォーミュラニッポン公式合同テスト(ツインリンクもてぎ) 1日目結果

Pos. No. ドライバー チーム名 Best Time Session1 Session2
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 1'36.126 1'37.702 *1'36.126
2 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 1'36.233 1'37.804 *1'36.233
3 23 本山 哲 arting IMPUL 1'36.437 1'37.175 *1'36.437
4 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 1'36.844 1'37.591 *1'36.844
5 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 1'36.867 1'37.981 *1'36.867
6 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 1'36.958 1'37.214 *1'36.958
7 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 1'37.001 1'37.995 *1'37.001
8 3 山本 左近 KONDO Racing 1'37.090 1'38.788 *1'37.090
9 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 1'37.238 1'38.318 *1'37.238
10 5 松田 次生 5ZIGEN 1'37.254 1'38.244 *1'37.254
11 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 1'37.377 1'37.818 *1'37.377
12 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 1'37.490 *1'37.490 1'39.992
13 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 1'37.753 1'38.398 *1'37.753
14 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 1'38.074 1'38.928 *1'38.074
15 28 野田 英樹 Team MOHN 1'38.930 1'39.397 *1'38.930


シャシー、エンジン、タイヤは全てローラB351、無限MF308、BS

SUPER GT

SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット エントリーリスト

GT500クラス
No Machine Driver Entrant Tire
1 ザナヴィ ニスモ Z NISSAN FAIRLADY Z
(Z33 | VQ30DETT)
本山  哲
リチャード・ライアン(GB)
NISMO BS
3 G'ZOX・HASEMI・Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ30DETT)
金石 年弘
エリック・コマス(F)
ハセミモータースポーツ BS
6 エッソウルトラフロースープラ
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
脇阪 寿一
飯田  章
ESSO TOYOTA Team LeMans BS
8 ARTA NSX
HONDA NSX (NA2 | C32B)
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン(GB)
Team Honda Racing BS
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ30DETT)
ブノワ・トレルイエ(F)
井出 有治
TEAM IMPUL BS
18 TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX (NA2 | C32B)
道上  龍
小暮 卓史
Team Honda Racing BS
21 ノマド フェラーリ 550 GTS
FERRARI 550 MARANELLO (F550 | F133)
黒澤 琢弥
光貞 秀俊
HITOTSUYAMA RACING DL
22 モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ30DETT)
ミハエル・クルム(D)
柳田 真孝
NISMO BS
25 ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
織戸  学
ドミニク・シュワガー(D)
TEAM ADVAN ・ツチヤ YH
32 EPSON NSX
HONDA NSX (NA2 | C32B)
松田 次生
アンドレ・ロッテラー(D)
NAKAJIMA RACING DL
34 BANDAIスープラ
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
荒  聖治
横溝 直輝
KRAFT DL
35 イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
服部 尚貴
脇阪 薫一
KRAFT DL
36 DYNACITY TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
土屋 武士
ジェームズ・コートニー(AUS)
TOYOTA TEAM TOM'S BS
37 DYNACITY TOM'S SUPRA
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
片岡 龍也
山本 左近
TOYOTA TEAM TOM'S BS
38 ZENT セルモ スープラ
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
立川 祐路
高木 虎之介
TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA (JZA80 | 3UZ-FE)
アンドレ・クート(POR)
ロニー・クインタレッリ(I)
TOYOTA TEAM SARD BS
88 JLOC ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO R-GT (GH-BC10E | L535)
山西 康司
WADA-Q
JLOC YH
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX (NA2 | C32B)
セバスチャン・フィリップ(F)
ジェレミー・デュフォア(F)
TEAM KUNIMITSU BS


GT300クラス
No Machine Driver Entrant Tire
0 EBBRO M-TEC NSX
HONDA NSX (LA-NA2 | C32B)
黒澤 治樹
細川 慎弥
M-TEC CO.,LTD. DL
2 プリヴェチューリッヒRD320R
Vemac RD320R (RD320R | C32B)
高橋 一穂
渡辺  明
VERNO TOKAI DREAM 28 YH
5 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU
Vemac RD320R (RD320R | C32B)
玉中 哲二
筒井 克彦
TEAM MACH YH
7 雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7 (FD3S | 20B)
山路 慎一
井入 宏之
RE 雨宮レーシング YH
9 Gulf ADVAN FORTUNE MT
MOSLER MT900R (MT900R | LS1)
山下 潤一郎
山田 英二
A & S RACING YH
10 MACH-GO FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA (GF-F360 | F131B)
三船  剛
松田 秀士
JIM GAINER DL
11 GPH FERRARI DUNLOP
FERRARI 360 MODENA (GF-F360 | F131B)
田中 哲也
パオロ・モンティン(I)
JIM GAINER DL
13 エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ35DE)
木下 みつひろ
影山 正美
ENDLESS SPORTS YH
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA (ZZT231 | 3SGTE)
加藤 寛規
谷口 信輝
RACING PROJECT BANDOH YH
26 ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R
PORSCHE 911GT3RS (911GT3RS | M96/77)
山岸  大
井尻  薫
チームタイサンアドバン YH
27 direxiv ADVAN 320R
VEMAC RD320R (RD320R | C32B)
宮川 やすお
密山 祥吾
direxiv motorsports YH
30 RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S (ZZW30 | 3SGTE)
佐々木 孝太
山野 哲也
TEAM RECKLESS MI
31 APEXERA MR-S
TOYOTA MR-S (ZZW30 | 3SGTE)
田中  実
中嶋 一貴
APEXERA WITH APR MI
43 ARTA Garaiya
ASL Garaiya (ASLGaraiya | VQ35DE)
新田 守男
高木 真一
AUTOBACS RACING TEAM AGURI MI
46 Dream Cube's ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ35DE)
星野 一樹
青木 孝行
MOLA YH
47 CCI・リカルデント・ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z (Z33 | VQ35DE)
清水  剛
藤井 誠暢
MOLA YH
52 プロμ太陽石油 KUMHO セリカ
TOYOTA CELICA (ZZT231 | 3SGTE)
竹内 浩典
平中 克幸
TOYOTA TEAM CERUMO KH
62 WILLCOM ADVAN VEMAC350R
VEMAC RD350R (RD350R | ZV348)
柴原 眞介
植松 忠雄
R&D SPORT YH
70 外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS (911GT3RS | M96/77)
石橋 義三
田嶋 栄一
TEAM GAIKOKUYA YH
72 FK/massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3RSR (911GT3RSR | M96/73)
井上 貴志
平川  晃
テラモトテクニカルオフィス YH
77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA (GD | EJ20)
小林 且雄
谷川 達也
CUSCO RACING YH
110 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT
PORSCHE BOXSTER (986 | M96/77)
菅  一乗
大井 貴之
ARKTECH MOTORSPORTS YH
111 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4
PORSCHE 968 (E-968 | M44)
飯島 寛也
Guts 城内
TEAM LEYJUN YH
112 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 911GT3 (GF99663 | M96/77)
余郷 敦
澤 圭太
ARKTECH MOTORSPORTS YH
777 梁山泊・高見沢整骨院ADVANGT3
PORSCHE 911GT3RS (911GT3RS | M96/77)
高見沢 一吉
砂子 塾長
910RACING YH
913 K-stadium ADVAN CORVETTE C6
CHEVROLET CORVETTE (C6 | LS1)
福山 英朗
松本 晴彦
A & S RACING YH

□国 籍 = AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ = BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ

SUPER GT

2005 SUPER GT エントリーリスト

■GT500
No Machine Driver Entrant Tire
1 ザナヴィ ニスモ Z 本山 哲
リチャード・ライアン (GB)
NISMO BS
3 G'ZOX・HASEMI・Z 金石 年弘
エリック・コマス (F)
HASEMI MOTOR SPORT BS
6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪 寿一
飯田 章
ESSO TOYOTA Team LeMans BS
8 ARTA NSX 伊藤 大輔
ジョナサン・コシェ (F)
Team Honda Racing BS
12 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ (F)
井出 有治
TEAM IMPUL BS
18 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
Team Honda Racing BS
20 McLAREN F-1 GTR 田嶋 栄一
一ツ山 康
HITOTSUYAMA RACING DL
21 F550 MARANELLO 光貞 秀俊
T.B.N
HITOTSUYAMA RACING DL
22 モチュール ピットワーク Z ミハエル・クルム (D)
柳田 真孝
NISMO BS
25 ECLIPSE ADVAN スープラ 織戸 学
ドミニク・シュワガー (D)
TEAM ADVAN ツチヤ YH
32 EPSON NSX 松田 次生
アンドレ・ロッテラー (D)
NAKAJIMA RACING DL
34 BANDAI スープラ 荒  聖治
T.B.N
KRAFT DL
35 イエローハットスープラ 服部 尚貴
脇阪 薫一
KRAFT DL
36 DYNACITY TOM'S SUPRA 土屋 武士
ジェームズ・コートニー (AUS)
TOYOTA TEAM TOM'S BS
37 DYNACITY TOM'S SUPRA 片岡 龍也
山本 左近
TOYOTA TEAM TOM'S BS
38 ZENT セルモ スープラ 立川 祐路
高木 虎之介
TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソー サード スープラGT アンドレ・クート (POR)
ロニー・クインタレッリ (I)
TOYOTA TEAM SARD BS
88 JLOC ムルシェ RG-1 T.B.N
T.B.N
JLOC YH
100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ (F)
ジェレミー・デュフォア (F)
TEAM KUNIMITSU BS


■GT300
No Machine Driver Entrant Tire
0 EBBRO M-TEC NSX 黒澤 治樹
細川 慎弥
M-TEC CO.,LTD. DL
2 プリヴェチューリッヒ・アップルRD320R 高橋 一穂
渡辺 明
VERNO TOKAI DREAM 28 YH
5 Vemac RD320 玉中 哲二
筒井 克彦
TEAM MACH YH
7 雨宮アスパラドリンクRX7 山路 慎一
井入 宏之
RE 雨宮レーシング YH
9 モスラー MT900R T.B.N
T.B.N
A & S RACING YH
10 MACH-GO FERRARI DUNLOP 三船 剛
松田 秀士
JIM GAINER DL
11 GPH FERRARI DUNLOP 田中 哲也
パオロ・モンティン (I)
JIM GAINER DL
13 エンドレス アドバン Z 木下 みつひろ
影山 正美
ENDLESS SPORTS YH
15 ロータスエクシージスポーツ トゥン・クー・ジャン
T.B.N
AMPREX MOTORSPORTS YH
17 トヨタセリカ T.B.N T.B.N SPIRIT MOTORSPORT
19 ウェッズスポーツセリカ 加藤 寛規
谷口 信輝
RACING PROJECT BANDOH YH
26 ENDLESS TAISAN ゲンバラGT3R 山岸 大
井尻 薫
チームタイサンアドバン YH
27 ディレクシブRD320R 宮川 やすお
密山 祥吾
DIREXIV MOTORSPORTS YH
30 RECKLESS MR-S 佐々木 孝太
山野 哲也
TEAM RECKLESS MI
31 APEXERA MR-S 田中 実
中嶋 一貴
APEXERA with apr MI
43 ARTA Garaiya 新田 守男
高木 真一
AUTOBACS RACING TEAM AGURI MI
46 Dream Cube's ADVAN Z 星野 一樹
青木 孝行
MOLA YH
47 シーシーアイ・リカルデント・ADVAN Z 清水 剛
藤井 誠暢
MOLA YH
52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
平中 克幸
TOYOTA TEAM CERUMO KH
62 VEMAC ADVAN 350R 柴原 眞介
植松 忠雄
R & D SPORT YH
70 外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
T.B.N
TEAM GAIKOKUYA YH
72 FK/massimo ADVAN ポルシェ 井上 貴志
平川 晃
テラモトテクニカルオフィス YH
77 クスコ スバル ADVAN インプレッサ 小林 且雄
谷川 達也
CUSCO RACING YH
110 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 菅  一乗
T.B.N
ARKTECH MOTORSPORTS YH
111 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 飯島 寛也
ガッツ 城内
TEAM LEYJUN YH
112 ARKTECH RodeoDrive WAKO'S GT3 T.B.N
T.B.N
ARKTECH MOTORSPORTS YH
777 梁山泊・高見沢整骨院ADVAN GT3 高見沢 一吉
砂子 塾長
910RACING YH
913 シボレーコルベット T.B.N
T.B.N
A & S RACING YH


□国籍=AUS:オーストラリア/D:ドイツ/F:フランス/GB:イギリス/I:イタリア/POR:ポルトガル
□タイヤ=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/KH:クムホ
※前年度のドライバーズ・チャンピオンが所属していたエントラント(チーム)が、  カーナンバー1(GT500)とカーナンバー0(GT300)を使用します。
※T.B.N: To Be Nominated(未定)

Formula Nippon

2005フォーミュラニッポン 年間エントリーリスト

FN
No. ドライバー チーム名
19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL
20 井出 有治
23 本山 哲 arting RACING TEAM with IMPUL
31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING
32 小暮 卓史
1 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 服部 尚貴
7 片岡 龍也 Forum Engineering Team LeMans
8 土屋 武士
5 松田 次生 TEAM 5ZIGEN
3 山本 左近 KONDO Racing
4 ヤレック・ヤニス
11 平中 克幸 TEAM CERUMO
12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO
28 野田 英樹 Team MOHN


シャシー、エンジン、タイヤはそれぞれ全てローラB351、M-TEC MF308、ブリヂストン

Japanese F3

2005全日本F3 年間エントリーリスト

No10 3月4日、日本フォーミュラスリー協会は公式サイト上で2005年の年間登録エントラントを発表した。
今年はトムスとナウ・モータースポーツが1台づつ縮小となったが、今季からシャシーを童夢にスイッチするインギングが3台エントリーとなるほか、新たにル・ボーセモータースポーツが参加することとなり、エントリー台数は全部で14台となった。

開幕戦は4月2日、ツインリンク茂木で開催される。

■2005年 全日本F3選手権 登録エントラントリスト

No. ドライバー エントラント シャシー エンジン
1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C
3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
5 TBA INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE
10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C
12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE
14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE
19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE
33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE
36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE
50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE
62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE

Japanese F3 | SUPER GT

2005年Hondaモータースポーツ活動

EPSON 2月26日、ホンダは2005年のモータースポーツ活動についての発表を行った。
国内レースにおいては、スーパーGTに「Honda NSX-GT プロジェクト」として3チーム4台にて参戦するほか、全日本F3選手権には2チーム2台の参戦が決定している。

以下はプレスリリースより抜粋。

「2005年Hondaモータースポーツ活動」 

Hondaは、2005年の「モータースポーツ参戦体制」と、「世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成」、 「モータースポーツの普及」の活動について発表した。
モータースポーツ活動は、Hondaの「チャレンジング・スピリット」の原点であり、自らの「志」と「技」と「質」を高め、 「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、お客様に夢と感動を提供していく。

2005年Hondaのモータースポーツ活動の概要

1.モータースポーツ参戦体制
「お客様と夢の共有」「世界に挑戦し技術者を育成」「ブランドロイヤルティの向上」を目的に レース活動を展開する。 2輪レース活動は、ロードレース世界選手権最高峰のMotoGPクラスでのライダータイトルの 獲得を狙うとともに、メーカータイトルの連覇、各カテゴリーのチャンピオン獲得を目指す。
4輪レース活動は、昨シーズンのコンストラクターズランキングで2位へと大きく躍進したF1世界選手権において、本年度より新たに「B・A・R」に資本参加を行い、ワールドチャンピオン獲得を狙う。参戦3年目のIndyCar Seriesは、Honda V8「HI5R」エンジンを4チーム10台へ供給し、ドライバー、マニュファクチャラー、ルーキーの各タイトルの連覇に挑む。Super GT(旧 全日本GT選手権)は、「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、チームとドライバーのダブルタイトル獲得を狙う。

2.世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成
「鈴鹿サーキット」「ツインリンクもてぎ」と連携し、世界の頂点レースで表彰台を競うライダー、ドライバーの育成を目的に、長期的な視野で継続した活動を推進していく。
2輪では、日本人若手ライダーの育成のために昨年創設した「Honda Racing スカラーシップ」(ライダー育成奨学制度)第2期生として、昨年の全日本選手権シリーズGP250クラスチャンピオンの高橋裕紀がロードレース世界選手権250ccクラスにフル参戦する。また、「鈴鹿レーシング  スクール」(SRS-J、SRS-K、SRS-F)をはじめとする各種スクールや、フォーミュラドリーム、F3など、人材を育成するプログラムを推進し、佐藤琢磨や松浦孝亮のような、世界で活躍できるライダーやドライバーの輩出に努める。

3.モータースポーツの普及
「鈴鹿サーキット」、「ツインリンクもてぎ」と連携をとり、世界の頂点レースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組む。
今年3年目を迎える「INDY JAPAN 300 MILE」は、本場Indy 500のもつ、参加・体験型のコンセプトを取り入れ、4月28日(木)~30日(土)に「ツインリンクもてぎ」にて開催する。
Hondaファンへの感謝イベント「Enjoy Honda」を4月16日(土)・17日(日)に鈴鹿、7月23日(土)・24日(日)にもてぎにて開催する他、今年は11月23日(祝・水)にもてぎにて「Honda Racing THANKS DAY」を開催する。
また、昨年に引き続き、「ベルノエキサイティング・カップ・インテグラ・ワンメイクレース」を開催、更に参加して楽しんでいただく各種イベントや「コンセプト・ミーティング」を各地域で開催する。

《四輪参戦計画概要》

■ Super GT
(株)M-TECと(株)童夢の協力のもと、「Honda NSX-GT プロジェクト」を組み、3チーム4台にて参戦する。
エンジンは、V6 3リッター・ツインターボを更に熟成させ、コーナリング特性に優れた車体で、チームとドライバーのダブルタイトルを目指す。

参戦チームNo.ドライバー
チーム・ホンダ・レーシング8伊藤 大輔(日本)
ジョナサン・コシェ(フランス)
18道上 龍(日本)
小暮 卓史(日本)
エプソン・ナカジマレーシング32松田 次生(日本)
アンドレ・ロッテラー(ドイツ)
チーム・クニミツ100セバスチャン・フィリップ(フランス)
ジェレミー・デュフォア(フランス)


■ 全日本F3選手権

参戦チームNo.ドライバー
チーム・ホンダ・エムテック10武藤 英紀(日本)
戸田レーシング2高崎 保浩(日本)

Japanese F3 | SUPER GT | その他

トヨタ、2005年モータースポーツ活動・支援計画

woodone  トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、“フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)”、“IRLインディ・カー・シリーズ (IRL)”および“スーパーGT・インターチャレンジ(スーパーGT)”をモータースポーツのトップカテゴリー 参戦の柱とし、2005年の活動を推進する。
また、将来に向けたトップドライバーの育成、モータースポーツの基盤を支える活動を継続して行う。

 日本国内では、“スーパーGT”へ参戦するチームを継続支援する。

 また、トップドライバーを継続的かつ長期的に育てることを目的とした“トヨタ・ドライバー・育成プログラム” は、日本および欧州でのプログラムの連携を深め、一元化する。

 さらに、モータースポーツの基盤を支える活動については、日本国内でのワンメイクレース “ESSO フォーミュラ・トヨタ・シリーズ”や“Netz Cup(ヴィッツ・シリーズ、アルテッツァ・シリーズ)”の開催、 米国での“トヨタ・アトランティック・チャンピオンシップ”の支援などを、継続的に行う。

 なお、トヨタのモータースポーツ活動は、東富士研究所のモータースポーツ部を中心に、日本では トヨタ テクノクラフト(株)TRD(以下、TRD)、米国ではTRD,U.S.A.Inc.(以下、TRD-USA)、欧州では Toyota Motorsport GmbH(以下、TMG)を、各地域での活動拠点として位置付けている。

 2005年の活動概要は次の通り。

【活動および支援計画概要】

スーパーGT・インターチャレンジ(スーパーGT)
・昨年までの全日本GT選手権シリーズ(JGTC)は本年よりFIA公認の国際シリーズとなり“スーパーGT・インターチャレンジ”に名称を変えたが、日本のトップカテゴリーとして引き続きTRDを通じ、参戦するチームを支援

・参戦車両は、V8 4.5リッターエンジン(3UZ-FE)を搭載するスープラ(GT500クラス)、および2.0リッターターボエンジン(3S-GTE)を搭載するMR-Sとセリカ(GT300クラス)

・支援チームおよびドライバーラインナップ(暫定)は次の通り

 
  チーム名
ドライバー
GT500
クラス
ESSO・トヨタ・チーム・ルマン
(ESSO TOYOTA Team LeMans)
脇阪寿一 (Juichi Wakisaka 日本)
飯田章 (Akira Iida 日本)
トヨタ・チーム・トムス
(TOYOTA TEAM TOM'S)
土屋武士 (Takeshi Tsuchiya 日本)
ジェームズ・コートニー(James Courtney 豪州)
片岡龍也 (Tatsuya Kataoka 日本)
山本左近 (Sakon Yamamoto 日本)
トヨタ・チーム・セルモ
(TOYOTA TEAM Cerumo)
高木虎之介(Toranosuke Takagi 日本)
立川祐路 (Yuji Tachikawa 日本)
トヨタ・チーム・サード
(TOYOTA TEAM SaRD)
アンドレ・クート(Andre Couto ポルトガル)
ロニー・クインタレッリ(Ronnie Quintarelli イタリア)
チーム・アドバン・ツチヤ
(TEAM ADVAN TSUCHIYA)
織戸学 (Manabu Orido 日本)
ドミニク・シュワガー (Dominik Schwager ドイツ)
クラフト(KRAFT) 服部尚貴(Naoki Hattori 日本)
脇阪薫一(Shigekazu Wakisaka 日本)
GT300
クラス
アペックス・ウィズ・エーピーアール
(APEX with apr)<MR-S>
田中実 (Minoru Tanaka 日本)
T.B.N.
チーム・レクリス
(TEAM RECKLESS) <MR-S>
佐々木孝太 (Kouta Sasaki 日本)
山野哲也 (Tetsuya Yamano 日本)
レーシングプロジェクト・バンドウ
(RACING PROJECT BANDOH)<セリカ>
加藤寛規 (Hiroki Kato 日本)
谷口信輝 (Nobuteru Taniguchi 日本)
チーム タケウチ
(Team Takeuchi) <セリカ>
竹内浩典 (Hironori Takeuchi 日本)
平中克幸 (Katsuyuki Hiranaka 日本)
※T.B.N. To Be Nominated


その他の活動支援

・TRDを通じ、下記のカテゴリーへの参戦チームを支援。主にマシンの設計・開発・製作を担当する(除くF3)ほか、トヨタ車を使用するチームへの技術的支援も実施

(1)全日本F3選手権シリーズ ・“全日本F3選手権”に参戦するチームおよびドライバーを支援

・トヨタエンジン使用のチームおよびドライバーラインナップ(暫定)は次の通り

チーム名
ドライバー
トムス (TOM'S) J.P.デ・オリベイラ (Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
トムス (TOM'S) 中嶋 一貴 (Kazuki Nakajima 日本)
トムス (TOM'S) 池田 大祐 (Daisuke Ikeda日本)
NOW MOTORSPORTS 番場 琢 (Taku Banba 日本)
インギング(INGING) 安岡 秀徒 (Hideto Yasuoka 日本)
インギング(INGING) T.B.N.
DTM 折目遼 (Ryo Orime 日本)
※T.B.N. To Be Nominated




(2)ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ

・ワンメイク・フォーミュラ・レース “ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ(全11戦)”を開催

・レースカー(FT30)は、カーボンコンポジット製シャシーに1.6リッターエンジン(4A-GE)を搭載した、上級カテゴリーへのステップアップを考慮した車両

(3)Netz Cup “アルテッツァ・シリーズ” および “ヴィッツ・シリーズ”

・“観る”から“参加する”をコンセプトに2000年にスタート、これまで延べ約7300名(アルテッツァ・シリーズ約1200名、ヴィッツ・シリーズ約6100名)の参加者を記録

I“アルテッツァ・シリーズ”
・主要サーキットを網羅する全国シリーズとし、全7戦を開催

II ナンバー付レース “ヴィッツ・シリーズ”
・5つの地方シリーズ(北海道、東北、関東、関西、西日本)全27戦を開催
・各地方シリーズの上位者が集うチャンピオン戦を開催

(4)その他各種グラスルーツ活動への支援
・各種活動(スーパー耐久シリーズ、全日本ラリー選手権、全日本ダートトライアル選手権など)への参戦チームを支援

・B級ライセンスで初心者も参加が可能な、ヴィッツによるワンメイク・ラリー“TRD Vitz Challenge(全6戦)”の開催

・“トヨタモータースポーツクラブ(TMSC)”の活動支援など


【トヨタ・ドライバー育成プログラム】
1.基本的な考え方

・世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの育成を目的に、才能ある人材を発掘するとともに、継続的にステップアップできるプログラムを設定

・本年より日本および欧州でのプログラムの連携を深め、日本(FTRS:Formula Toyota Racing School レーシングスクールの名称兼育成プログラム名称)、欧州(TDA:Toyota Drivers Academy)の各育成プログラムの名称を“TDP”(Toyota young Drivers Program)に統一し活動を一元化

2.プログラムの内容について

(1)トヨタ/ヤマハ ステップアップ・システム
・ヤマハ発動機(株)が展開するレーシングカートプロジェクトを支援するとともに、優秀ドライバーを“フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール(FTRS)”に招聘

(2)フォーミュラ・トヨタ・スカラシップ
・レーシングカート、入門フォーミュラシリーズの成績優秀者などを対象(18歳前後)とするFTRSで選抜したドライバー大嶋和也(Kazuya ohshima 17歳)、関口雄飛(Yuuhi Sekiguchi 17歳)の“ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ”への参戦を引き続き支援するとともに、本年より新たに山内英輝(Hideki Yamauchi 16歳)、国本京佑(Keisuke Kunimoto 16歳)の2名を支援

(3)トヨタF3スカラシップ

・2004年“ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ”のシリーズ・チャンピオン安岡秀徒(Hideto Yasuoka 21歳)の “全日本F3選手権”への参戦を“トヨタF3スカラシップ”として支援

・中嶋一貴(Kazuki Nakajima 20歳)、番場琢(Taku Bannba 22歳)、池田大佑(Daisuke Ikeda 22歳)の3名のドライバーの“全日本F3選手権”への参戦を“トヨタF3スカラシップ”として引き続き支援

(4)フォーミュラ・ルノー・スカラシップ
・FTRSや“ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ”の成績優秀者を対象としたスカラシップで小林可夢偉(Kamui Kobayashi 18歳)の参戦を継続支援

(5)F3ユーロシリーズ・スカラシップ
・入門フォーミュラシリーズあるいはFTRSや“ESSOフォーミュラ・トヨタ・シリーズ”などの成績優秀者を対象としたスカラシップでフランク・ペレラ(Franck Perera フランス 19歳)、平手晃平 (Kouhei Hirate 18歳)の参戦を支援

(6)レーシングスクールの開催

・関谷正徳を校長としたFTRSを年央に4回開催

・各スカラシップ選定者を対象としたトレーニング・プログラムの実施 (レーシングカーの基礎知識、ドライビング理論、メンタル・フィジカル両面でのトレーニング等の幅広いメニュー)

・体験型1日コースも年数回開催の予定

(7)世界トップカテゴリーへ参戦するドライバーへの支援
・ライアン・ブリスコ(Ryan Briscoe 豪州 23歳)の“IRLインディ・カー・シリーズ”への参戦を支援


<ご参考>
【富士スピードウェイ・リニューアルについて】
・国際レーシングコースおよび関連施設の全面改築を終え「富士スピードウェイ落成披露」を2月28日(月)に実施。「リニューアルオープン」は4月10日(日)を予定。

Formula Nippon | Japanese F3 | SUPER GT | SUZUKA 1000km | スーパー耐久

2005国内主要レースカレンダー(2005.02.19)

■フォーミュラ・ニッポン Fニッポン公式サイト
Rd. 日程 開催地
1 4月3日 ツインリンクもてぎ
2 4月17日 鈴鹿サーキット
3 5月15日 スポーツランドSUGO
4 6月5日 富士スピードウエイ
5 7月3日 鈴鹿サーキット
6 7月31日 MINEサーキット
7 8月28日 富士スピードウエイ
8 10月23日 ツインリンクもてぎ
9 11月27日 鈴鹿サーキット
■SUPER GT GT選手権公式サイト
Rd. 日程 開催地
1 3月27日 岡山国際サーキット
2 5月4日 富士スピードウェイ
3 6月26日 セパンサーキット
4 7月24日 スポーツランドSUGO
5 9月4日 ツインリンクもてぎ
6 9月25日 富士スピードウェイ
7 10月16日 オートポリス
8 11月6日 鈴鹿サーキット
All-Star 12月11日 カリフォルニアスピードウェイ
■全日本F3選手権 F3選手権公式サイト
Rd. 日程 開催地
1 4月2日 ツインリンクもてぎ
2 4月3日 ツインリンクもてぎ
3 4月16日 鈴鹿サーキット
4 4月17日 鈴鹿サーキット
5 5月14日 スポーツランドSUGO
6 5月15日 スポーツランドSUGO
7 6月4日 富士スピードウェイ
8 6月5日 富士スピードウェイ
9 6月18日 岡山国際サーキット
10 6月19日 岡山国際サーキット
11 7月2日 鈴鹿サーキット
12 7月3日 鈴鹿サーキット
13 7月30日 MINEサーキット
14 7月31日 MINEサーキット
15 8月27日 富士スピードウェイ
16 8月28日 富士スピードウェイ
17 9月10日 MINEサーキット
18 9月11日 MINEサーキット
19 10月22日 ツインリンクもてぎ
20 10月23日 ツインリンクもてぎ
■スーパー耐久シリーズ スーパー耐久公式サイト
Rd. 日程 開催地
1 4月24日 仙台ハイランドレースウェイ
2 5月15日 鈴鹿サーキット
3 5月29日 MINEサーキット
4 7月18日 十勝スピードウェイ
5 8月7日 富士スピードウェイ
6 9月11日 岡山国際サーキット
7 10月2日 スポーツランドSUGO
8 11月20日 ツインリンクもてぎ
■その他のレース
* 日程 レース名
* 8月22日 8/22 鈴鹿1000kmレース

SUPER GT | その他 | スーパー耐久

NISMOが2005年体制を発表

xanavi 日産自動車株式会社、及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株 式会社(ニスモ)は18日、2005年度のモータースポーツ活動について発表した。
ワークスとしてはSUPER GTのGT500クラスに参戦する。またグラスルーツ活動支援 のため、プライベートチームの活動をサポートしていく。

1. SUPER GT
Z33型フェアレディZにて、SUPER GT(旧全日本GT選手権)に出場 する。
昨年に引き続き日産系チームの総監督を柿元邦彦が務め、 ニスモのチーム監督は出川洋が担当する。
また、ニスモはハセミモータースポーツ及びチームインパルへの技術支援を行い、日産系チー ムとしては全4台で同シリーズGT500クラスに出場する。
車両についてはニスモが開発を担当する。
2005年型フェアレディZの開発にあたっては、
①ドライバーの衝突安全性(側面衝突)の向上、
②空力性能向上(ストレートスピードの向上)
③接触時の損傷性の改善、
④作業性改良
の4点に重点を置いた。

■チーム体制
No.エントラント監督ドライバー車両名
1ニスモ出川洋本山哲
リチャード・ライアン
ザナヴィニスモZ
22ニスモミハエル・クルム
柳田真孝
モチュールピットワークZ
3ハセミモータースポーツ長谷見昌弘金石年弘
エリック・コマス
G'ZOX・ハセミ・Z
12チームインパル星野一義井出有治
ブノワ・トルルイエ
カルソニックインパルZ

2. プライベート支援
1) マーチカップレース/日産レーシングスクール
入門クラスでありながら、本格的なレースが楽しめるマーチカップレ ースを開催する。
車両は現行のK12型マーチをベースに、足回りや排気系に改良を加えている。
データロガー(記録装置)を標準装備して参加者の運転技術の向上を図ると共に、多くのユーザーにレーシン グカーの楽しさを体感してもらうことを狙いとする。
また、各サーキットでレース前にマーチカップカーを使用したレーシングスクール を開催し、サーキットマナーやメンテナンスについても指導していく。

2) 日本国内のプライベーター支援
SUPER GTのGT300クラス及びスーパー耐久シリーズに出場する プライベートチームに技術支援を行う。
SUPER GTには、3台のフェアレディZがプライベートチームから出場し、スーパー耐久シリーズ にはチームエンドレスからST1(旧クラス1)へ1台がエントリーする。
また、ST3(旧クラス3)にはプライベートチームから4台フェアレディ Zが出場する。

全日本GT選手権

JGTC 第7戦 SUZUKA GT300km 決勝/トヨタモータースポーツニュース


最終戦で2位フィニッシュを果たしたスープラ36号車(C)Toyota

全日本GT選手権(JGTC)
第7戦 SUZUKA GT300km

          JGTC最終戦 トヨタ・スープラ2位フィニッシュ
             惜しくもドライバーズタイトル逆転はならず。
        トヨタテクノクラフトがエンジンチューナータイトル獲得

 全日本GT選手権の第7戦「SUZUKA GT300km」が11月20日(土)~21日(日)にか
けて三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今季の最終戦となる同大会にはGT500
クラスのデンソーサードスープラ39号車が11点差のランキング2位、エッソウルト
ラフロースープラ6号車が12点差の3位につけ、逆転タイトル獲得を目指して出場。
 また、同大会にはGT500クラス18台、GT300クラスに26台のエントリーがあり、ト
ヨタ勢はGT500クラスに7台のスープラ、GT300クラスに3台のセリカと2台のMR‐Sが
参戦した。
 今大会にスープラ勢は低ドラッグでダウンフォースを発生する新型のリアフェン
ダーカウルを装着。公式予選に先立って19日(金)に行われた練習走行では難しい
路面コンディションの中、DYNACITYトムススープラ37号車が2番手、auセルモスー
プラ38号車が6番手につけた。
◆予選◆
 20日(土)の公式予選は朝から好天。気温21度と比較的過ごしやすい気候のもと、
午前11時から1回目セッションが行われた。序盤のGT500クラス専有時間にWOODONE
トムススープラ36号車が日産フェアレディZ勢とトップ争いを展開。最終的には2番
手となるが、午後のタイムアップに期待が集まった。
 2回目セッションは同じく晴天、気温20度のもとで午後3時から実施された。終盤
のGT500専有時間後半に1回目の上位3台による最後のアタック合戦が行われ、スー
プラ36号車は午前中のタイムを上回るベストタイムを記録。見事今季初のポールポ
ジションを獲得した。
 また、スープラ38号車が5番手、スープラ37号車が9番手グリッドを得る一方、タ
イトル逆転を狙うスープラ6号車は、累積による100kgものハンディウエイトに苦し
み13番手、前戦オートポリスでの2位入賞により70kgのウエイトを積むスープラ39
号車も14番手と苦しみ、後方グリッドからのスタートを余儀なくされることとなっ
た。

◆決勝◆
 21日(日)の決勝日も好天。スープラ36号車は午前8時からのフリー走行で2番手
タイムをマーク。決勝用セッティングでも好調ぶりを確認し、決勝レースに駒を進
めた。
 ほぼ定刻の午後2時5分にスタートが切られると、スープラ36号車はリードを保っ
たまま1コーナーへ進入し、トップで周回を開始。2番手、3番手で続くフェアレデ
ィZをじわじわと引き離していく。
 その後周回遅れ車両を交えての混戦模様の中、25周目にトップでピットイン。そ
の前周にピットに入ったフェアレディZ12号車の前でコースに復帰するも、交換し
たタイヤがまだ温まらないうちに接近戦となり、27周目に惜しくも先行を許してし
まう。
 その後2台のトップ争いは観客の目を釘付けにしたが、僅かに届かず。スープラ
36号車は2位でチェッカーを受けた。この結果によりトヨタテクノクラフトはGT500
クラスのエンジンチューナー部門タイトルを確定した。
 5番手スタートから33周目にスープラ35号車をパスしたスープラ38号車が4位、9
番手グリッドから好スタートを切ったスープラ37号車が激しい接戦の末6位に入賞。
ドライバーズタイトルを争うスープラ6号車は、13番手グリッドから好スタートで
序盤11番手をキープし、ピット作業の間隙に一時は6番手まで順位を上げたものの、
34周目にオーバーヒートのため無念にも戦列を去った。また、14番手スタートのスー
プラ39号車も好スタートからポジションをアップするが、結局8位でチェッカーを
受け、惜しくも逆転ドライバーズチャンピオンの獲得はならなかった。
 なお、来る11月28日(日)に、鈴鹿サーキットで開催されるトヨタ・モーター
スポーツ・フェスティバルにトヨタのJGTCカーが集結。エキシビションマッチ
「JGTC模擬レース」や「JGTCウォッチングツアー」等が行われる予定。

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WOODONEトムススープラ36号車 ドライバー土屋武士のコメント:
 2位は悔しいが、ベストを尽くした結果なので満足している。セッティングもタイ
ヤチョイスもピット作業も完璧だったと思う。この結果を来季につなげて頑張りたい。

WOODONEトムススープラ36号車 ドライバーM.アピチェラのコメント:
 ピットアウト後、タイヤがまだ暖まらないうちにバトルになり、抑えきれず先行を
許してしまった。その後も周回遅れ車両に引っかかり、詰め寄れなかった。ポールポ
ジションからスタートしての2位というリザルトはベストとは言えないが、最後まで全
力を尽くした結果だ。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
 今大会ではスープラ36号車が良いパフォーマンスを見せ、他のスープラ勢もそれぞ
れのポジションで頑張ってくれた。また、テクノクラフトTRDもタイトル奪還に向けて
ベストを尽くすべく、新しい空力パーツを投入するなど、スープラのポテンシャルアッ
プに努力した結果、来年に繋がる良いものを得ることが出来た。
 今季はライバル勢と実力の拮抗する厳しい戦いの中、ポールポジション獲得4回、決
勝レース優勝2回という結果となった。第2戦SUGOではGT500がスープラの表彰台独占、
GT300でもセリカのワン・ツーというレースもあったほか、新たにGT500に上がった若手
ドライバーが光るところを見せてくれたのも良かった。しかし、一発の速さは互角なが
らレースの展開ではライバルに今ひとつ及ばず、ドライバー/チームタイトルを取り戻
せなかったのはとても残念だ。来季に向けてはさらに車両の熟成を図り、チームと一丸
になって全力で戦う。
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第7戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
 1  12 日産フェアレディZ B.トレルイエ/井出有治        1:45'47.291 52 3
 2  36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ            0'02.059 52 1
 3   3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス               0'03.118 52 2
 4  38 トヨタスープラGT 立川祐路/荒 聖治                0'26.885 52 5
 5  32 ホンダNSX 松田次生/A.ロッテラー                   0'28.845 52 4
 6  37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也            0'54.310 52 9
 7   1 日産フェアレディZ 本山 哲/R.ライアン             1'08.045 52 11
 8  39 トヨタスープラGT J.デュフォア/A.クート            1'08.452 52 14
 9 100 ホンダNSX 中野信治/加藤寛規                       1'52.208 52 15
10  25 トヨタスープラGT 織戸 学/D.シュワガー            1'54.766 52 10

チーム 車両 No. ドライバー 第7戦結果
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 2位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒 聖治 4位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 6位
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート 8位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸 学/D.シュワガー 10位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 32位/16位
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田 章 リタイア
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤 聡 19位/4位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 20位/5位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 24位/9位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中 実/松田晃司 25位/10位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 30位/15位

ドライバーズポイント
順位 ドライバー ポイント
1位 本山 哲/R.ライアン 73
2位 J.デュフォア/A.クート 61
3位 脇阪寿一/飯田 章 57
5位 立川祐路/荒 聖治 45
6位 J.コートニー/片岡龍也 44
7位 土屋武士/M.アピチェラ 43
10位 服部尚貴/脇阪薫一 37
12位 織戸 学/D.シュワガー 31

チームポイント
順位 チーム ポイント
1位 NISMO 98
2位 TOYOTA TEAM TOM'S 64
3位 TOYOTA TEAM SARD 61
4位 ESSO TOYOTA Team LeMans 57
6位 TOYOTA TEAM CERUMO 45
8位 KRAFT 37
10位 TEAM ADVAN・ツチヤ 31

エンジンチューナーポイント
順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 115
2位 AUTECH 88
3位 東名エンジン 60
4位 M-TEC 44

全日本GT選手権

JGTC 第7戦 SUZUKA GT300km 決勝/ホンダモータースポーツニュース


(C)Honda

                     EPSON NSXが5位入賞。
      M-TEC NSXがGT300クラス初優勝、シリーズチャンピオンに輝く

決勝日:11月20日(土)
サーキット:鈴鹿サーキット
決勝周回数:52周(約302km)
天候:予選/曇り 決勝/晴れ
気温:17.1℃(15:00現在)
コースコンディション:ドライ
観客数:3万6500人(主催者発表)

 11月21日(日)、鈴鹿サーキット国際コース(三重県)において、シーズン最終戦と
なる2004年全日本GT選手権(JGTC)第7戦「SUZUKA GT 300km」の決勝レース(52周=約
302km)が開催された。

 20日(土)に行われたGT500クラス公式予選では松田次生/A.ロッテラー組(EPSON
NSX)が1分55秒776を記録し予選4番手を獲得。#18道上龍/S.フィリップ組(TAKATA童
夢NSX)が7番手。#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA NSX)が8番手。#100中野信治/加藤
寛規 組(RAYBRIG NSX)が15番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 決勝レースは晴れ、気温17.1℃と絶好のコースコンディションとなった。第5戦
もてぎに続き、今回の鈴鹿でもグランドスタンドに設置された『Hondaファンシー
ト』には、NSX-GTの活躍を期待して大勢のファンが駆けつけた。そして総参加台数
43台(GT500クラス16台)のマシンは、14時にシーズン最後のローリングスタートを
切った。

 ところが、予選7番手スタートのS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)と8番手スター
トの伊藤大輔選手(ARTA NSX)がスタート直後の1コーナーでの混乱の中、コースア
ウトを喫してしまう。すぐさま2台ともに復帰するものの、大きく遅れをとってし
まう。

 そんな混乱状況でも予選4番手から好スタートを切ったA.ロッテラー選手(EPSON
NSX)は1分59秒台の好ペースで走り、オープニングラップ終了時では3位を走行。続
いて15番手スタートからジャンプアップした中野信治選手(RAYBRIG NSX)が10位。
アクシデントの影響を受けた伊藤選手とフィリップ選手は13位と24位から追い上げ
を図る。

 29周終了時に#18 TAKATA童夢NSXがドライバー交代のためピットインし、この時
点でGT500クラスは全車がドライバー交代を完了。道上龍選手(TAKATA童夢NSX)がコー
スに復帰した時点で松田次生選手(EPSON NSX)が6位、加藤寛規選手(RAYBRIG NSX)
が12位、金石勝智選手(ARTA NSX)が13位、道上選手が14位を走行する。

 6位を走る#32 EPSON NSXの松田選手は、タイヤが厳しい状況になるレース終盤に
なっても好タイムを維持して追い上げを図り、37周目には5位に浮上。さらに上位
を目指して激しい4番手争いを繰り広げる。そしてレースは最終ラップの52周目を
迎え、更に激しく4位をねらうものの僅かにわずかに届かずチェッカーを受けた。
この結果、Honda NSX-GT勢は#32 EPSON NSXが5位、#100 RAYBRIG NSXが9位、ARTA
NSXが11位、TAKATA童夢NSXは12位となった。優勝は#12 カルソニック IMPUL Zだっ
た。

 なお、GT300クラスでは#16 M-TEC NSXの山野哲也/八木宏之 組が今シーズン初優
勝を飾り、シリーズポイント争いにおいて見事に逆転し、チャンピオンに輝いた。

●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「今シーズ
  ンはマシン開発が思うように進まず、苦しいシーズンとなってしました。それで
  も第5戦もてぎで優勝を遂げ、徐々にライバル達との差を縮めてまいりました。
  この最終戦でも優勝を目指してきましたが、総合力でライバルを追い越すまでに
  は至りませんでした。これから来シーズンの開幕までに戦闘力のあるマシンに仕
  上げるべく励んでまいりますので、ご期待下さい。2004年シーズンのNSX-GTへの
  ご支援、ご声援ありがとうございました」

5位 #32 EPSON NSX
●松田次生(Tsugio Matsuda)選手
「5位という結果ですが、終盤で追い上げるレース展開ができたので満足していま
  す。アンドレの走りをみてハード・コンパウンドのタイヤを選んだのが良かった
  ようです。結局、最後までタイムが落ちることはありませんでした。今シーズン、
  NSX-GT勢は厳しいレースを強いられましたが、その中でも僕たちが1勝を上げる
  ことができたのは光栄に思います」

●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手「是非とも鈴鹿で今シーズン2勝目
  を挙げたかったので悔しいレースでした。スタートしてから良いペースで走るこ
  とができたのですが、12周くらいでタイヤの状態が厳しくなってしまい、早めの
  21周終了時にピットインを行いました。タイヤの状態が良ければもう少しトップ
  グループに絡めたと思います。僕自身としてはJGTCとフォーミュラ・ニッポンで
  初優勝を挙げることができて素晴らしいシーズンを過ごすことができたと思いま
  す」

◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第7戦 SUZUKA GT300km 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第7戦 
「SUZUKA GT 300km」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年11月21日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■「カルソニックIMPUL Z」がZで堂々の初優勝!!
「ザナヴィ ニスモZ」の本山/ライアンがシリーズチャンピオンに決定

11月21日鈴鹿サーキットにおいて全日本GT選手権(JGTC)最終戦「SUZUKA GT 300km
レース」が行われ、#12「カルソニックIMPUL Z」
が今季初の総合優勝を決めた。また、#1「ザナヴィ ニスモZ」は120kgのハンディ
ウェイトながら7位でゴール、ポイントを追加して本年JGTCドライバーズチャンピ
オンに輝いた。これによりニスモは、ドライバーチーム両部門のチャンピオンを獲
得し、ニューカーのデビューイヤーに04シリーズを完全制覇することとなった。
#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」も3位表彰台を獲得。#22「モチュール・ピットワーク
Z」は、電気系統のトラブルにより、リタイアとなった。

3万6500人の観衆が見守る中、52周の決勝レースは午後2時フォーメーションラップ
がスタート。オープニングラップの第1コーナーで数台が絡み、そのうち何台かが
コースアウトする混乱があった。トップグループの#3Z(エリック・コマス)と#12Z
(ブノワ・トレルイエ)は、これに巻き込まれず、#36スープラを追っていち早くS
字コーナーに向かっていった。2台のZはそれぞれに前に出るチャンスをうかがい、
一進一退の展開を繰り広げながら、レースをリードする#36スープラを追い続けた。
24周目に#12 Zがドライバー交代のためにピットインし、続いて25周目に#36スープ
ラがピットに入った。1周早くタイヤを暖めていた#12 Zは、#36のアウトラップを
捉えて前に出ると、新たなレースリーダーとなった。
一方、27周目にピットインした#3 Zは、3位でレース終盤を戦うこととなった。#12
Zの後半を担当した井出は#36の猛追を振り切り、52周目のフィニッシュラインをトッ
プで駆け抜けた。#3 Zの金石も危なげない走りで後続との差を広げ、今季2度目の
表彰台を獲得した。

また、スタートの混乱を上手く避け、4台抜きの7位で1周目のコントロールライン
を越えた#1 Zの本山哲は、重量ハンデの軽い#35スープラに追いつかれ、10周目に7
位を明け渡してしまう。しかし、本山はレース前の宣言どおり焦ることなく周回を
重ね、そのままのポジションを維持して23周目にピットインした。コースに戻った
ライアンは、チャンピオン争いのライバルである#39スープラを後ろに従えて後半
スティントを手堅く走行した。
特に終盤は何度も#39スープラに詰め寄られたが、ライアンはこれを完全に封じ込
め、45周目には先行する#35スープラを抜き返して7位に。
最後まで#39にポジション逆転の隙を与えず、そのままチェッカーフラッグを受け
て、自力でのチャンピオン獲得を決めた。
オープニングラップのアクシデントに巻き込まれてしまった影山の#22 Zは、第1コー
ナーで他車と接触。ボディ左側を損傷し、さらにグラベルベッドに押しやられて大
幅にタイムロスした。脱出した影山は下位から猛烈に追い上げを行い、23周目にピッ
トインした時点での順位は17位であった。交代したクルムは15位にまでポジション
アップしたが、エンジンのミスファイアが発生して33周目に予定外のピットイン。
ガレージにクルマを入れ、そのままリタイヤとなった。

【ニスモ出川監督のコメント】
「#1のドライバーコンビは本当に良くやってくれました。監督就任一年目でこの結
  果は非常に光栄です。ドライバーのほかにも、エンジニアやメカニック、チーム
  のメンバー全員が一生懸命努力した結果です。シーズンを通じて、新車のZは速
  さをお見せできたと思いますが、シーズン序盤は予想外のトラブルに悩んだりし
  て結構苦労しました。チーム優勝もいただけたので、これ以上はない喜びです。
  GTファンの皆さん、日産ファンの皆さんに心から感謝します。どうもありがとう
  ございました」

■決勝結果
Pos.  Car Name   No.  Driver   Laps
 1 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治  1:45'47"291
 2 WOODONE トムス スープラ #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ  -2"059
 3 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス -3"118
 4 auセルモスープラ #38 立川祐路/荒 聖治 -26"885
 5 EPSON NSX #32 松田次生 / アンドレ・ロッテラー -28"845
 6 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー / 片岡龍也  -54"310
 7 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲 / リチャード・ライアン -1'08"045
 8 デンソーサードスープラGT #39  ジェレミー・デュフォア / アンドレ・クート -1'08"452
 9 RAYBRIG NSX #100 中野 信治 / 加藤 寛規 -1'52"208
10 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学 / ドミニク・シュワガー  -1'54"766
 R モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム  -20Laps

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第7戦 SUZUKA GT300km 決勝


7位に入り2年連続チャンピオンに輝いた本山組Z(Photo:K.Takeshita)

11月21日、全日本GT選手権第7戦(最終戦)「SUZUKA GT300km」が、鈴鹿サーキットで
行われ、#12カルソニックIMPUL Zが今季初優勝を飾った。3台によるタイトル争いは、
7位でフィニッシュしたザナヴィニスモZ(本山/ライアン組)が制した。本山哲は2年
連続のチャンピオン獲得となった。
GT300クラスは、##16M-TEC NSXが今季初優勝を飾り、同時にタイトルも手にした。
--------------------------

スタートからレースをリードしたのはポールシッターの#36WOODONE トムススープラ。
#3G'ZOX・SSR・ハセミ Z、#12カルソニックIMPUL Z、2台のZを従えて周回を重ねる。
序盤、レースはほとんど動かず、20周過ぎからはじまるピットインを迎える。このルー
ティンのピットインで、素早いピットワークを見せた#12Zが2台を出し抜いてトップを
奪う。

40周を過ぎるとトップ#12Zを2位#36スープラが急追。残り10周となって逆転の可能性も
出てきた。しかし、#12Zを駆る井出は冷静そのもの。後方との距離を計りながらペース
を維持。逃げ切って今季初優勝を飾った。

注目のチャンピオン争いは、#1ザナヴィニスモ Zが常に有利にレースを進め、7位でフ
ィニッシュ。本山は見事2年連続のタイトルを決めた。ライバルの脇阪組#6スープラは
35周目にトラブルでガレージへ。逆転はならなかった。

GT300クラスは、序盤、チャンピオンを争う#43ARTA Garaiya、#16M-TEC NSXの2台に
#10JIM Gainer アドバンF360が加わって三つ巴の戦いを見せる。この均衡もピットイ
ンで崩れ、終盤はリードする#16NSXを#43Garaiyaが追う形になった。
勝てばそのままチャンピオンに繋がる両者は、チェッカーまで息の抜けない攻防を見せ
るが、#16NSXが僅か1秒差で逃げ切り優勝。タイトルに花を添えた。
2004年11月21日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿GT300km -RIJ- (2004/11/21) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
PosNoClsPosCar
Model
DriverLapTime/Bihind
1125001カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
521:45'47.291
2365002WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
土屋 武士
マルコ・アピチェラ
522.059
335003G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
金石 年弘
エリック・コマス
523.118
4385004auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
立川 祐路
荒 聖治
5226.865
5325005EPSON NSX
HONDA NSX
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
5225.845
6375006DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
ジェームス・コートニー
片岡 龍也
5254.310
715007ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
521'08.045
8395008デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
521'08.452
91005009RAYBRIG NSX
HONDA NSX
中野 信治
加藤 寛規
521'52.208
102550010ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
ドミニク・シュワガー
521'54.766
11850011ARTA NSX
HONDA NSX
金石 勝智
伊藤 大輔
511Laps
121850012TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
セバスチャン・フィリップ
511Laps
136250013Vemac R&D DUNLOP 408R
Vemac RD408
柴原 眞介
密山 祥吾
502Laps
142150014フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
光貞 秀俊
植松 忠雄
493Laps
15163001M-TEC NSX
HONDA NSX
山野 哲也
八木 宏之
493Laps
16433002ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
新田 守男
高木 真一
493Laps
17103003JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
田中 哲也
余郷 敦
493Laps
188850015JLOC ムルシエRG-1
Lamborghini Murcielago
山西 康司
和田 久
484Laps
19303004RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
佐々木 孝太
後藤 聡
484Laps
20193005ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
青木 孝行
谷口 信輝
484Laps
21803006エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
木下 みつひろ
星野 一樹
484Laps
22813007シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
尾本 直史
484Laps
23263008エンドレスタイサンADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3R
山岸 大
井尻 薫
484Laps
255230010プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
西澤 誠剛
484Laps
263130011A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
松田 晃司
484Laps
277730012クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
谷川 達也
484Laps
24*53009プロジェクトμB-1マッハ号320R
VEMAC RD320R
玉中 哲二
三船 剛
484Laps
285130013NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
加藤 正将
筒井 克彦
484Laps
291130014JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
松田 秀士
菅 一乗
484Laps
30*1730015エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
長島 正興
松永 まさひろ
484Laps
316330016LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
OSAMU
壷林 貴也
484Laps
323550016イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA
服部 尚貴
脇阪 薫一
475Laps
3311230017ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3
Guts 城内
澤 圭太
475Laps
34730018雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山路 慎一
井入 宏之
475Laps
352030019FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
和田 博
井上 貴志
475Laps
3691030020高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
高見沢 一吉
砂子 塾長
475Laps
377230021アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
平川 晃
福山 英朗
466Laps
38*230022プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
高橋 一穂
渡辺 明
457Laps
3911130023ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4
PORSCHE 968
飯島 寛也
大井 貴之
457Laps
407030024フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
石橋 義三
小園 ひろみ
3616Laps
-------- 以上完走 --------
-6500-エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
脇阪 寿一
飯田 章
3418Laps
-22500-モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
ミハエル・クルム
3220Laps
-9300-ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
清水 剛
細川 慎弥
3220Laps
  • Fastest Lap(GT500): #12 カルソニック INPUL Z ブノワ・トレルイエ 1'57.970
  • Fastest Lap(GT300): #16 M-TEC NSX 八木宏之 2'07.596
  • No.17 2004年鈴鹿サーキット一般競技規則書第24条~1)(妨害行為)の違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • No.5 2004全日本GT選手権統一規則第34条11(ピット作業)の違反により、レース結果に30秒加算した。
  • No.2 2004全日本GT選手権統一規則第34条11(ピット作業)の違反により、レース結果に30秒加算した。

全日本GT選手権

JGTC第7戦 SUZUKA GT300km フリー走行


GT300クラストップのシーウエストダイシンアドバンZ(Photo:K.Takeshita)

最終戦決勝日の朝を迎えた。昨日に引き続き鈴鹿上空は快晴。
午前8時、朝日の中フリー走行が始まった。各マシンは決勝のセッティングを確認する
ため次々にコースに飛び出していく。

早々に#12カルソニックIMPUL Zが1分58秒097をマークし、ラップモニターのトップに名
を連ねる。このタイムを上回るマシンは結局最後まで出ることはなかった。#12Zは予
選に続いて決勝セッティングもいい感じだ。
これに続いたのが、ポールシッターの#36WOODONE トムススープラ。セッション終了間
際になってこのタイムをマークし、こちらも仕上がりの良さをアピール。3位には#3
G'ZOX・SSR・ハセミ Zが入り、予選トップ3の顔ぶれと同じになった。

チャンピオン最右翼の#1ザナヴィニスモ Zは11位。120kgという桁違いのウェイトを積
んでいることを考えると上々の結果だ。

GT300クラスでもZは好調。#81シーウエストダイシンアドバンZがトップタイムをマー
ク。チャンピオン候補の#43ARTA Garaiyaはクラス8位、#16M-TEC NSXは3位だった。
2004年11月21日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿GT300km -RIJ- (2004/11/21) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPCar/ModelDriverTyreWhTimeDelaykm/h
1125001カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS40(+1)1'58.097-177.02
2365002WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
土屋 武士
マルコ・アピチェラ
BS10(+1)1'58.6530.556176.19
335003G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
金石 年弘
エリック・コマス
BS301'58.8320.735175.92
4325004EPSON NSX
HONDA NSX
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
BS30(+2)1'58.8410.744175.91
5355005イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA
服部 尚貴
脇阪 薫一
DL201'59.6101.513174.78
6185006TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
セバスチャン・フィリップ
BS+21'59.6741.577174.68
7225007モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
ミハエル・クルム
BS701'59.6941.597174.66
8375008DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
ジェームス・コートニー
片岡 龍也
BS401'59.7651.668174.55
9255009ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH50(+1)1'59.7721.675174.54
103950010デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
BS701'59.8191.722174.47
11150011ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1201'59.9931.896174.22
123850012auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
立川 祐路
荒 聖治
BS502'00.0121.915174.19
13850013ARTA NSX
HONDA NSX
金石 勝智
伊藤 大輔
BS+22'00.0331.936174.16
1410050014RAYBRIG NSX
HONDA NSX
中野 信治
加藤 寛規
BS+22'00.2422.145173.86
15650015エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
脇阪 寿一
飯田 章
BS1002'01.0712.974172.67
166250016Vemac R&D DUNLOP 408R
Vemac RD408
柴原 眞介
密山 祥吾
DL2'03.2555.158169.61
172150017フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
光貞 秀俊
植松 忠雄
DL2'04.6546.557167.71
188850018JLOC ムルシエRG-1
Lamborghini Murcielago
山西 康司
和田 久
DL2'05.3957.298166.71
19813001シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
尾本 直史
YH202'07.4529.355164.02
20103002JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
田中 哲也
余郷 敦
YH152'07.5859.488163.85
21163003M-TEC NSX
HONDA NSX
山野 哲也
八木 宏之
DL802'07.7879.690163.59
22523004プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
西澤 誠剛
DL10(+2)2'07.9919.894163.33
23303005RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
佐々木 孝太
後藤 聡
BF102'08.0209.923163.30
24113006JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
松田 秀士
菅 一乗
YH402'08.28010.183162.97
2593007ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
清水 剛
細川 慎弥
YH2'08.42810.331162.78
26433008ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
新田 守男
高木 真一
BF802'08.68110.584162.46
27773009クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
谷川 達也
YH10(+1)2'08.77710.680162.34
283130010A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
松田 晃司
BF102'08.94710.850162.12
298030011エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
木下 みつひろ
星野 一樹
YH652'08.97310.876162.09
301930012ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
青木 孝行
谷口 信輝
YH402'09.09210.995161.94
312630013エンドレスタイサンADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3R
山岸 大
井尻 薫
YH2'09.28011.183161.70
321730014エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
長島 正興
松永 まさひろ
YH+22'09.39011.293161.57
336330015LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
OSAMU
壷林 貴也
DL502'10.08911.992160.70
34530016プロジェクトμB-1マッハ号320R
VEMAC RD320R
玉中 哲二
三船 剛
YH2'10.15312.056160.62
35730017雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山路 慎一
井入 宏之
YH752'10.39612.299160.32
3611230018ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3
Guts 城内
澤 圭太
YH2'10.76212.665159.87
377230019アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
平川 晃
福山 英朗
YH2'10.86912.772159.74
3811130020ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4
PORSCHE 968
飯島 寛也
大井 貴之
YH2'11.40913.312159.08
392030021FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
和田 博
井上 貴志
YH2'11.44513.348159.04
405130022NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
加藤 正将
筒井 克彦
YH2'11.86513.768158.53
4191030023高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'12.39814.301157.90
42230024プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
高橋 一穂
渡辺 明
KH+22'12.80514.708157.41
437030025フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
石橋 義三
小園 ひろみ
YH2'16.39218.295153.27

全日本GT選手権

JGTC 第7戦 SUZUKA GT300km 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第7戦 
「SUZUKA GT 300km」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年11月20日
■開催場所:鈴鹿サーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」がフロントロー奪取

11月20日(土)、いよいよ本年のJGTC第7戦「SUZUKA GT 300km」が開幕。11月中旬と
は思えないほどのポカポカとした晴天の下、公式予選1回目が午前11時から開始さ
れた。

前回の第6戦オートポリスを優勝している本山哲/リチャード・ライアン組の#1ザナ
ヴィ ニスモZは、ドライバー選手権で2位に11ポイント差をつけ、ポイントリーダー
として鈴鹿に臨んでいる。しかし、ハンディウェイトは最大の120kg。大人2名分の
追加重量はさすがに不利で、予選1回目のベストタイムは、本山哲が記録した1分57
秒221。
#22モチュールピットワークZを駆る影山正美/ミハエル・クルム組は、ドライバー
選手権ポイント4位。予選1回目はクルムがGT500専有時間後半にタイムアタック。1
分55秒894のタイムで4位となった。
昨年の最終戦鈴鹿で優勝を飾っているブノワ・トレルイエ/井出有治組の#12カルソ
ニックIMPUL Zはコースレコードの1分54秒850を出しリーダーボードのトップに立
つと、誰もそのタイムを上回ることができず、2位に0.6秒もの差をつけることとなっ
た。
#3G’ZOX・SSRハセミZは日産勢では最小のハンディウェイト30kgで出走。金石年弘
が3番手タイムの1分55秒686を記録した。

予選2回目は午後3時から開始された。1回目の予選でトップタイムを出していた#12
カルソニックIMPUL Zは、ブノワ・トレルイエが再度タイムアタックに挑んだ。し
かし、アタックラップ前半のスプリットタイムは速さを見せたものの、途中で失速。
残念ながらタイムアップならずとなった。一方、金石年弘が乗る#3G’ZOX・SSR
・ハセミZは途中他車に阻まれながらも、自己ベストを更新。予選1回目のタイムを
約0.9秒上回るセカンドベストタイムとなった。
1回目の予選は13位に甘んじていた#1ザナヴィ ニスモZは、本山がタイムアタック。
結果は、1分56秒555を出して1回目より0.7秒タイムアップ。ポジションを2つあげ
てスタートすることとなった。#22モチュールピットワークZは、タイムアップなら
ず。他車がタイムアップしたためスタートポジションは6番手に確定した。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver   Laps
1 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 /マルコ・アピチェラ  1'54"476
2 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス 1'54"770
3 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治  1'54"850
4 EPSON NSX #32 松田次生 / アンドレ・ロッテラー 1'55"776
5 auセルモスープラ #38 立川祐路 / 荒 聖治 1'55"780
6 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム  1'55"894
7 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ  1'55"913
8 ARTA NSX #8 金石勝智 / 伊藤大輔 1'56"200
9 DYNACITY トムス スープラ #37  ジェームス・コートニー / 片岡龍也 1'56"335
10 ECLIPSE ADVAN スープラ #25  織戸 学 / ドミニク・シュワガー 1'56"540
11 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲 / リチャード・ライアン  1'56"555

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第7戦 SUZUKA GT300km ポールシッター会見


笑顔の両クラスPPクルー(Photo:Motorsports@nifty)

GT500クラスポールポジション WOODONEトムススープラ

土屋武士
 「久しぶりにポールを取れたので浮き足立っています。500でのポールは2回目です。スープラ・BSは初めてで、合同テストが減ったり、不運があったり、ぼくのミシュランとBSでのドライビングスタイルが少しずれてたのですが、後半戦から修正を重ねながらだんだん良くなってきました。ポールを取れるポテンシャルになってきたので、ポールを取りたいなと思っていたところ、思いっきりいったらポールを取ることができました」

マルコ・アピチェラ
 「ハッピーです。タケシがほとんどの仕事をしてくれました。今年はサポートに徹しています。タケシもいうように今シーズンはアンラッキーなことが多くてポイントを落としているので、すべて忘れて明日はいいレースができればと思います。鈴鹿は抜きにくいのでポールからスタートできるのは有利です。2、3台の速いZが後ろにいるので、ちょっと心配しています」

GT300クラスポールポジション ARTA Garaiya

新田守男
 「M-TECの前だったのでよかったです。2日目の予選は、アタックをするより決勝レースのテストを行いました。明日は、M-TECの前でレースを終えたいですね。ちょんまげまで付けて気合が入っているので、どこまで敵うかわかりませんが、胸を借りてレースをします。プレッシャーはありません」

高木真一
 「M-TECの前に出るというのが最低条件で新田さんがドライブしたんですが、まさかあんなタイムが出るとは思いませんでした。でも、2回目の予選でM-TECが真後ろまで来るとは……。明日は楽なレースにはならないと思います。ぼくもいつものとおりで全然プレッシャーはありません」

全日本GT選手権

JGTC第7戦 SUZUKA GT 300km 予選


逆転でポールシッターとなったWOODONEスープラ(Photo:K.Takeshita)

午後3時になってかなり日は傾いてきたものの、11月末とは思えない暖かさだ。
予選2回目は両クラス混走から始まった。まずは足慣らしをした上で、クラスごとの走
行に移っていく。

最初に行われたGT300の走行時間帯でのターゲットタイムは、#43ARTA Garaiyaが午前中
にマークした2分04秒694。各マシン、これを目指してアタックを続ける。動きが激しく
なったのは残り8分を切ってから。#10フェラーリが2分5秒156で2位に浮上。#81Zも4位
へ。これにより順位を下げることになった#16NSXは残り3分で2番手タイムを叩き出し、
奇しくもフロントローにはチャンピオンを争う2台が並ぶことになった。

最後のGT500クラスでは、残り3分となったところで#36WOODONE トムススープラが1分
44秒476、#3G'ZOX・SSR・ハセミ Zが1分44秒770と、相次いで#12Zの暫定ポールタイム
を上回った。#12Zも再逆転すべく最後までアタックを続けるが届かず。#36スープラの
逆転ポールが決定した。

チャンピオンを争う#1ザナヴィニスモZ、#6エッソウルトラフロースープラ、#39デン
ソーサードスープラは、それぞれ11位、13位、14位。#1Zの連続チャンピオンの可能性
がかなり高くなった。
2004年11月20日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿GT300km -RIJ- (2004/11/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPCar
Model
DriverTyreWhTimeTime1
Time2
Delay
1365001WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
土屋 武士
マルコ・アピチェラ
BS10(+1)R1'54.4761'55.420
*R1'54.476
-
235002G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
金石 年弘
エリック・コマス
BS30R1'54.7701'55.686
*R1'54.770
0.294
3125003カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS40(+1)R1'54.850*R1'54.850
1'55.590
0.374
4325004EPSON NSX
HONDA NSX
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
BS30(+2)1'55.7761'56.687
*1'55.776
1.300
5385005auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
立川 祐路
荒 聖治
BS501'55.7801'56.772
*1'55.780
1.304
6225006モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
ミハエル・クルム
BS701'55.894*1'55.894
1'56.124
1.418
7185007TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
セバスチャン・フィリップ
BS+21'55.9131'56.149
*1'55.913
1.437
885008ARTA NSX
HONDA NSX
金石 勝智
伊藤 大輔
BS+21'56.2001'56.793
*1'56.200
1.724
9375009DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
ジェームス・コートニー
片岡 龍也
BS401'56.3351'56.704
*1'56.335
1.859
102550010ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH50(+1)1'56.353*1'56.353
1'56.540
1.877
11150011ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1201'56.5551'57.221
*1'56.555
2.079
123550012イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA
服部 尚貴
脇阪 薫一
DL201'56.6641'57.082
*1'56.664
2.188
13650013エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
脇阪 寿一
飯田 章
BS1001'56.7241'56.896
*1'56.724
2.248
143950014デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
BS701'57.3561'57.802
*1'57.356
2.880
1510050015RAYBRIG NSX
HONDA NSX
中野 信治
加藤 寛規
BS+21'57.613*1'57.613
1'59.094
3.137
166250016Vemac R&D DUNLOP 408R
Vemac RD408
柴原 眞介
密山 祥吾
DL2'00.226*2'00.226
2'10.149
5.750
17433001ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
新田 守男
高木 真一
BF80R2'04.694*R2'04.694
2'06.124
10.218
18163002M-TEC NSX
HONDA NSX
山野 哲也
八木 宏之
DL802'04.9992'06.104
*2'04.999
10.523
19103003JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
田中 哲也
余郷 敦
YH152'05.1562'05.627
*2'05.156
10.680
20113004JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
松田 秀士
菅 一乗
YH402'05.435*2'05.435
2'05.657
10.959
21813005シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
尾本 直史
YH202'05.4592'07.346
*2'05.459
10.983
2253006プロジェクトμB-1マッハ号320R
VEMAC RD320R
玉中 哲二
三船 剛
YH2'05.613*2'05.613
2'05.819
11.137
23523007プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
西澤 誠剛
DL10(+2)2'05.6312'06.584
*2'05.631
11.155
24803008エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
木下 みつひろ
星野 一樹
YH652'05.8032'06.404
*2'05.803
11.327
25303009RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
佐々木 孝太
後藤 聡
BF102'05.8832'06.105
*2'05.883
11.407
263130010A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
松田 晃司
BF102'06.144*2'06.144
2'07.163
11.668
271930011ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
青木 孝行
谷口 信輝
YH402'06.1772'07.678
*2'06.177
11.701
281730012エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
長島 正興
松永 まさひろ
YH+22'06.9372'08.468
*2'06.937
12.461
292630013エンドレスタイサンADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3R
山岸 大
井尻 薫
YH2'07.0162'07.713
*2'07.016
12.540
30930014ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
清水 剛
細川 慎弥
YH2'07.4392'09.202
*2'07.439
12.963
31730015雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山路 慎一
井入 宏之
YH752'07.4742'07.948
*2'07.474
12.998
326330016LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
OSAMU
壷林 貴也
DL502'07.664*2'07.664
2'07.929
13.188
337230017アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
平川 晃
福山 英朗
YH2'07.917*2'07.917
2'10.099
13.441
347730018クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
谷川 達也
YH10(+1)2'08.048*2'08.048
-
13.572
355130019NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
加藤 正将
筒井 克彦
YH2'08.3432'09.674
*2'08.343
13.867
36230020プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
高橋 一穂
渡辺 明
KH+22'08.393*2'08.393
2'10.104
13.917
3711230021ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3
Guts 城内
澤 圭太
YH2'08.6452'08.701
*2'08.645
14.169
3891030022高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'08.789*2'08.789
2'09.488
14.313
392030023FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
和田 博
井上 貴志
YH2'10.2122'11.063
*2'10.212
15.736
-------- 以上予選通過 --------
-21500-フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
光貞 秀俊
植松 忠雄
DL2'01.7622'03.009
*2'01.762
7.286
-88500-JLOC ムルシエRG-1
Lamborghini Murcielago
山西 康司
和田 久
DL2'04.409*2'04.409
2'29.372
9.933
-111300-ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4
PORSCHE 968
飯島 寛也
大井 貴之
YH2'10.360*2'10.360
2'13.447
15.884
-70300-フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
石橋 義三
小園 ひろみ
YH2'14.8352'15.531
*2'14.835
20.359
  • 従来のコースレコード: GT500:1'55.340 / GT300:2'04.879
  • 公式予選通過基準タイム (GT500 107%) 2'02.736 (GT300 107%) 2'13.695

全日本GT選手権

JGTC第7戦 SUZUKA GT300km 予選1回目


コースレコードで暫定PPとなったカルソニックZ(Photo:K.Takeshita)

最終戦にふさわしく鈴鹿上空は青空が広がっている。やや風はあるものの秋晴れの爽
やかな天候だ。

午前11時から始まった予選1回目。最初にコースインしたのは逆転でチャンピオンを狙
う#39デンソーサードスープラ。積極的にタイムを削るが、開始から15分を過ぎた頃か
ら各車が続々とタイムアップ。そんな中、昨日の練習走行でも好調だった#12カルソニ
ックIMPUL Zのトレルイエが1分54秒850という他を大きく引き離すコースレコードでト
ップに躍り出る。以下、#36スープラ、#3Z、#22Z、#18NSX、#25スープラと続いた。

タイトルを争う3車はハンディウェイトに苦しみ、#6エッソウルトラフロースープラ11
位、#1ザナヴィニスモZ13位、#39デンソーサードスープラ15位と下位に沈んだ。逆転タ
イトルのためには最低でも表彰台に上らなくてはならない#6スープラ、#39スープラに
とっては非常に厳しい状況だ。

GT300クラスは、ポイントリーダーの#43ARTA Garaiyaが2分04秒694と、こちらもレコ
ードを塗り替えての暫定ポール。もう1台のチャンピオン候補#16M-TEC NSXも5位と好
位置につけた。
2004年11月20日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
鈴鹿GT300km -RIJ- (2004/11/20) Qualifying #1 Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoClsPCar/ModelDriverTyreWhTimeDelaykm/h
1125001カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
BS40(+1)R1'54.850-182.02
2365002WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
土屋 武士
マルコ・アピチェラ
BS10(+1)1'55.4200.570181.12
335003G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
金石 年弘
エリック・コマス
BS301'55.6860.836180.71
4225004モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
ミハエル・クルム
BS701'55.8941.044180.38
5185005TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
セバスチャン・フィリップ
BS+21'56.1491.299179.99
6255006ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
ドミニク・シュワガー
YH50(+1)1'56.3531.503179.67
7325007EPSON NSX
HONDA NSX
松田 次生
アンドレ・ロッテラー
BS30(+2)1'56.6871.837179.16
8375008DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
ジェームス・コートニー
片岡 龍也
BS401'56.7041.854179.13
9385009auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
立川 祐路
荒 聖治
BS501'56.7721.922179.03
10850010ARTA NSX
HONDA NSX
金石 勝智
伊藤 大輔
BS+21'56.7931.943178.99
11650011エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
脇阪 寿一
飯田 章
BS1001'56.8962.046178.84
123550012イエローハットYMSスープラ
TOYOTA SUPRA
服部 尚貴
脇阪 薫一
DL201'57.0822.232178.55
13150013ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
リチャード・ライアン
BS1201'57.2212.371178.34
1410050014RAYBRIG NSX
HONDA NSX
中野 信治
加藤 寛規
BS+21'57.6132.763177.75
153950015デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
BS701'57.8022.952177.46
166250016Vemac R&D DUNLOP 408R
Vemac RD408
柴原 眞介
密山 祥吾
DL2'00.2265.376173.88
172150017フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
光貞 秀俊
植松 忠雄
DL2'03.0098.159169.95
188850018JLOC ムルシエRG-1
Lamborghini Murcielago
山西 康司
和田 久
DL2'04.4099.559168.04
19433001ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
新田 守男
高木 真一
BF80R2'04.6949.844167.65
20113002JIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
松田 秀士
菅 一乗
YH402'05.43510.585166.66
2153003プロジェクトμB-1マッハ号320R
VEMAC RD320R
玉中 哲二
三船 剛
YH2'05.61310.763166.43
22103004JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
田中 哲也
余郷 敦
YH152'05.62710.777166.41
23163005M-TEC NSX
HONDA NSX
山野 哲也
八木 宏之
DL802'06.10411.254165.78
24303006RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
佐々木 孝太
後藤 聡
BF102'06.10511.255165.78
25313007A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
松田 晃司
BF102'06.14411.294165.72
26803008エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
木下 みつひろ
星野 一樹
YH652'06.40411.554165.38
27523009プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
西澤 誠剛
DL10(+2)2'06.58411.734165.15
288130010シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
尾本 直史
YH202'07.34612.496164.16
296330011LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
OSAMU
壷林 貴也
DL502'07.66412.814163.75
301930012ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
青木 孝行
谷口 信輝
YH402'07.67812.828163.73
312630013エンドレスタイサンADVAN GT3R
PORSCHE 911GT3R
山岸 大
井尻 薫
YH2'07.71312.863163.69
327230014アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
平川 晃
福山 英朗
YH2'07.91713.067163.43
33730015雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山路 慎一
井入 宏之
YH752'07.94813.098163.39
347730016クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
谷川 達也
YH10(+1)2'08.04813.198163.26
35230017プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
高橋 一穂
渡辺 明
KH+22'08.39313.543162.82
361730018エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
長島 正興
松永 まさひろ
YH+22'08.46813.618162.73
3711230019ARKTECH ADVAN GT3
PORSCHE 911GT3
Guts 城内
澤 圭太
YH2'08.70113.851162.43
3891030020高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
高見沢 一吉
砂子 塾長
YH2'08.78913.939162.32
39930021ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
清水 剛
細川 慎弥
YH2'09.20214.352161.80
405130022NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
加藤 正将
筒井 克彦
YH2'09.67414.824161.21
4111130023ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4
PORSCHE 968
飯島 寛也
大井 貴之
YH2'10.36015.510160.37
422030024FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
和田 博
井上 貴志
YH2'11.06316.213159.50
437030025フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
石橋 義三
小園 ひろみ
YH2'15.53120.681154.25
  • 従来のコースレコード: GT500:1'55.340 / GT300:2'04.879

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(全8戦終了)

スーパー耐久ポイントランキング
全戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 33 1 竹内 浩典 田中 哲也     FALKEN☆PORSCHE 20 10 20 12 30 12 20 15 139
2 25 1 谷口 信輝 織戸 学     ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15 15 20 15 20 15 20 132
3 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行     ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20 12 15 23 15 10 12 122
4 24 1 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美   PCJ ADVAN PORSCHE 10 8 10 DNC 18 10 8 DNC 64
5 45 1 羽根 幸浩 伊藤 真一     グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12 DNC 10 - 8 12 10 52
6 32 1 松田 秀士 藤田 明 原 幸雄   PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ 8 DNC - - - - 8
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之     三菱アドバンテージランサーMR 20 20 20 DNC 12 20 20 20 132
2 2 2 吉田 寿博 清水 和夫     FUJITSUBO IMPREZA 12 15 DNC 6 30 15 12 6 96
3 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長   RSオガワADVANランサー 15 6 12 20 18 12 3 10 96
4 86 2 小泉 和寛 菊池 靖     hpi・racing IMPREZA 8 12 15 DNC 23 10 10 15 93
5 6 2 冨桝 朋広 関 豊     ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8 8 15 - DNC 15 8 56
6 30 2 関根 基司 川島 修     RSオガワADVANランサー 4 DNQ 4 8 15 3 6 4 44
7 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎   フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4 10 DNC DNC 8 DNC 12 34
8 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志   エンドレスアドバンTMCランサー 10 10 6 - - 4 DNC DNC 30
9 16 2 川口 正敬 井田 雅彦     ディクセルADVANランサー 3 DNQ - 12 - 2 8 3 28
10 12 2 竹島 徹 脇田 一輝 島田 和樹   Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ - - 3 10 - DNC 4 - 17
11 59 2 大澤 学 福田 淳     TOWA INTECインプレッサ 6 - - - - - - - 6
11 56 2 松本 達哉 伊藤 保文     NUTECダンロップランサー DNS - DNC - - 6 - - 6
  57 2 本田 和義 中村 啓 中村 和昭   グラムライツG・キッスランサー - - - - - DNC - - 0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 245 3 星野 一樹 井出 有治     モバイルキャスト アドバン Z 8 20 20 20 30 15 15 4 132
2 23 3 尾本 直史 山田 英二     C-WEST ORC アドバン Z 20 15 6 6 9 20 20 20 116
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦     FINA ADVAN M3 15 10 12 DNC 12 DNC 12 15 76
4 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥     TAITEC ADVAN NSX DNC 3 15 12 6 10 8 10 64
5 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾   BP ADVAN NSX 6 DNC 3 15 18 12 DNC DNC 54
6 15 3 長島 正明 長島 正興 杉林 健一   レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12 - DNC 23 DNC 10 4 49
7 7 3 山崎 学 加藤 正将 白井 剛   MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ 8 10 15 4 DNC 8 45
8 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉     TC-KOBE・MAX・Z33 12 4 2 DNC - DNC 4 6 28
9 14 3 杉林 健一 入口 秀輝 山口 英光   エンドレス アドバン RX-7 10 6 4 8 - - - - 28
10 88 3 幸内 秀憲 田ケ原 章蔵     ings アドバン コムセントZ - - - - - DNC 6 12 18
11 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢
    ZOILアドバンコムセントZ - 8 10 - - - - - 18
12 14 3 植松 忠雄 入口 秀輝 山口 英光   エンドレスUEMATSU RX-7 - - - - - 8 DNQ 2 10
13 78 3 新宅 文亮 伊藤 弘史 有木 雄太   WW2ダンロップRX-7 - - - - - 6 - - 6
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸   グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ DNC - - - - - 0
  113 3 松尾  和敏 皆田  征賢     MAZERマジョーラRX-7 - - - DNC - - - - 0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔     FORWARD 4 15 20 3 30 20 20 20 132
2 10 4 中川 隆正 渡辺 明 塩渕 誠二   ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20 12 20 23 15 DNC DNC 93
3 73 4 山本 すばる 前嶋 秀司     ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8 15 8 15 DNC 10 4 60
4 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 直樹   DELPHI ADVAN DC5 10 3 8 12 9 DNC 6 12 60
5 81 4 佐々木 孝太 塚田 誠 橋本 達也   HOT ROD CRUE YH 20 12 DNC DNC 12 - 8 6 58
6 18 4 浅野 武夫 水書 健司 坂井 孝郎   ホンダ インテグラ 15 6 4 6 6 12 1 DNC 50
7 21 4 WADA-Q 高橋 毅     クムホ エクスタS2000 12 2 DNC DNC 18 - DNC 3 35
8 39 4 赤星 陽太郎 安田 裕信     UNITED ADVAN S2000 DNC DNC 10 DNC - 6 - 15 31
9 69 4 梅本 淳一 長野 賢也     J'S RACING ADVAN S2000 1 10 - 10 0 DNC 0 DNC 21
10 77 4 磯田 尚孝 保坂 尚輝     フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1 3 DNC 0 8 0 8 20
11 913 4 日部 利晃 谷川 達也     K-Stadium ADVAN DNC DNQ 6 - - - 3 10 19
12 60 4 谷川  達也 三船  剛 清水  康弘   スクラロース S2000 - - - 15 - DNC - - 15
12 74 4 松本 玲二 佐藤 晋也     TUBE ドリトス インテグラ - - - - - - 15 DNQ 15
14 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 嶋村 馨 YAMATO YH DC5 8 - - - 5 - DNQ 2 15
15 89 4 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ     EXEDY SHOW-UP インテグラ - - DNC 4 - 10 - - 14
16 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞   モンドスピードDL S2000 2 4 0 - 3 - 4 - 13
17 4 4 太田 重蔵 塩谷 烈州     BRIDEアドバンベルノ東海DC5 - - 0   - - 12 DNC 12
18 29 4 谷口 美穂 池田 克久 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ - 1 - - 4 2 DNC 7
18 100 4 嶋村 馨 八木 宏之     カストロールアドバンS2000 6 - - - - - DNC - 6
20 87 4 金森 敏一 星野 薫     RISO・BP インテグラ DNQ DNQ 2 - - - - DNC 2
20 28 4 佐藤 清治 関谷 輝明 斉藤 正司 関川 秀樹 スワロー ADVAN ブリッグ - - - - 2 - - - 2
  4 4 見並 秀文       BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ - - - - - - 0
  95 4 ピストン西沢 クラゴン     BP J-WAVE AP1ED 0 - - - - - - - 0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規     Mooncraft S2000 DNC - - - - - - - 0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 37 N+ 影山 正彦 土屋 武士     Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15 12 12 30 20 15 15 139
2 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也     MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20 15 20 15 15 12 20 127
3 55 N+ 峰尾 恭輔 片岡 龍也     ARTA FOS アルテッツア 15 12 10 15 23 12 DNC DNC 87
4 5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹     5ZIGEN ACCORD DNQ - 20 DNC 18 10 20 - 68
5 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武 上田 五郎   ADVANアンクルインテグラ 12 10 4 - 12 DNC 10 DNC 48
6 17 N+ 田中 篤 石川 朗     キーパーwith☆RUNup DNC - 6 10 9 DNC DNC DNQ 25
7 38 N+ 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた   ネッツ大分アクレアルアルテッツア - - 8 DNC - DNC - - 8
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 ツインリンクもてぎ/ラリーアートニュース

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                スーパー耐久シリーズ2004  第8戦(最終戦)
          中谷明彦選手組 三菱ランサー(クラス2)が8戦中6勝目!
 ポール・トゥ・ウィンで総合3位、2年連続チャンピオン獲得に有終の美を飾る!
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<クラス2><結果>
順  位  ドライバー  車  両
タイム(周回数)                  予選順位

1  中谷  明彦/木下  隆之組  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分51秒556(102周)                    1
2  小泉  和寛/菊地  靖組    スバル・インプレッサ
  3時間37分42秒586(101周)                    3
3  村田  信博(CMSC栃木)/小暮  吉則/中村  真一郎組  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分09秒128(100周)                    5
4  小川  日出生(CMSC山形)/福山  英朗(CMSC山形)/砂子  塾長組
  三菱ランサーエボリューション
  3時間37分09秒525  (99周)                    6
5  冨桝  朋広/関  豊組      三菱ランサーエボリューション
  3時間39分07秒355  (99周)                    8
6  吉田  寿博/清水  和夫組  スバル・インプレッサ
  3時間38分59秒747  (97周)                    2

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF登録クラブ
で、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF登録クラブ)から構
成され、現在約700名の会員が活躍しています。

<開催概要>
1.開催日    11月13日(土)公式予選14日(日)決勝レース
2.開催地    栃木県芳賀郡茂木町「ツインリンクもてぎ」ロードコース
3.周回数    105周(1周4.801379km)
4.参加台数  54台(決勝レース出走  45台、完走  33台)
            クラス1(3501cc~)  6台
            クラス2(2001~3500cc)4WD11台(三菱ランサー9台)
            クラス3(2001~3500cc)2WD12台
            クラス4(~2000cc)18台
            グループNプラス・クラス  7台
            ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

5.観客数    4,500人(13日)/8,000人(14日)

スーパー耐久シリーズ2004の第8戦(最終戦)「もてぎスーパー耐久」が、11月13日
(土)~14日(日)に栃木県の「ツインリンクもてぎ」ロードコース(1周4.801379km)
で開催された。開幕戦に続いて今年2レース目となるもてぎは当初スーパースピー
ドウェイ(オーバルコース)での開催を予定していたが、最終的に開幕戦と同じロー
ドコースを使っての500kmレースとなった。同大会には54台ものエントリーが
あり、クラス2にも11台が参加。三菱ランサーはこのうち9台を占めた。

  13日(土)の天候は晴れのち曇り。正午で気温15.7℃と最終戦らしく日陰では肌寒
い一日となったが、前日の降雨は全く影響なく、全てドライコンディションで行わ
れた。午前10時より行われたドライバーズ予選には49台が出走。クラス2は10台が
出走し、すでに前戦で今季のシリーズチャンピオンを確定していた中谷明彦/木下
隆之選手組の三菱ランサーエボリューションVIII MRがトップタイムを記録、好調
ぶりをアピールした。続いて午後2時から行われたグリッド予選に臨んだ中谷選手
組は、序盤のクラス1、2、グループNプラスクラス専有走行時間に吉田寿博選手組
(スバル・インプレッサ)に続く2番手タイムを記録する。しかし、終盤の全クラス
走行時間に再アタックを行うと中谷選手組は見事逆転に成功。実に今季8戦の全戦
連続ポールポジション獲得を果たして圧倒的な速さをアピールした。また、松本達
哉選手組がクラス4番手、村田信博選手(CMSC栃木)組が5番手グリッドを獲得した。

  14日(日)は未明から小雨模様となり、午前8時からのフリー走行もウェットコン
ディションに。間もなく雨は上がったが、曇天で引き続き低温のため、午後12時の
決勝スタートまでには乾かず、セミウェットながら大半の車両がスリックタイヤで
出走した。スムーズなスタートが切られると中谷選手組の三菱ランサーエボリュー
ションVIII MRは、追い越しなどで走行ラインをはずすと滑りやすい難しい路面コ
ンディションの中を快調に周回。決勝に出走した5台のクラス1車両に分け入る総合
3番手にポジションを上げ、44周で予定どおりピット作業を行った。この頃には5速
ギアのシンクロを痛め、ギヤが入りづらい症状が発生。また、その後マフラーのひ
び割れによる若干のパワーロスも生じていたがそれでもライバルを寄せつけず、86
周目、2度目のピット作業でも順位を落とすことなく、見事総合3位でチェッカーを
受けた。この結果により中谷選手組三菱ランサーは今季の全8戦中実に6勝を達成。
ポイントランキングでも2位の吉田寿博選手組に36点の大差をつけて2年連続のシリー
ズチャンピオン獲得を果たした。なお、決勝レース終了後、スーパー耐久協会によ
るシリーズ表彰式が行われ、クラス2を含む各クラスの正式なシリーズ順位が認定
された。

  一方、クラス5番手グリッドから順調な滑り出しを見せた村田信博選手(CMSC栃木)
組三菱ランサーは中盤までに4位に浮上。さらに終盤、ミッショントラブルでペー
スを落とした吉田選手組スバル・インプレッサをパスして嬉しい3位表彰台を獲得
した。
総合優勝は谷口信輝選手組のポルシェ911  GT3(クラス1)であった。

★第8戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)  <クラス2>

1位 中谷 明彦組(三菱ランサー)132
2位 吉田 寿博組(スバル・インプレッサ)96
3位 小川 日出生(CMSC山形)組(三菱ランサー)96
4位 小泉 和寛組(スバル・インプレッサ)93
5位 冨桝 朋広組(三菱ランサー)56
6位 関根 基司組三菱ランサー)44
7位 村田 信博(CMSC栃木)組(三菱ランサー)34
8位 朝倉 貴志(CMSC栃木)組(三菱ランサー)30
9位 川口 正敬組(三菱ランサー)25

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 ツインリンクもてぎ/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


スーパー耐久シリーズ2004 第8戦(最終戦)
「MOTEGIスーパー耐久」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年11月13-14日
■開催場所:ツインリンクもてぎ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■ C-WEST ORCアドバンZが3連勝!!
  ingsアドバン コムセントZ も3位で初表彰台を獲得

スーパー耐久シリーズ2004最終戦が、11月13~14日ツインリンクもてぎで開催され、
尾本直史/山田英二組の#23C-WEST ORCアドバンZが最終周に逆転し3連勝。フェアレ
ディZはクラス3でシーズン全勝を遂げた。また幸内秀憲/田ケ原章蔵組の#88 ings
アドバンコムセントZは終盤3位に浮上し、3戦目で初の表彰台を獲得した。

予選が行われた13日は快晴ながら肌寒い一日となった。14時20分からの20分間がク
ラス3/4/N+の専有走行枠。#245Z星野が2分4秒951でクラストップに立ったが、直
後に#23Z山田が2分4秒360で逆転トップに。星野も2分4秒836にタイムアップするが、
トップに届かなかった。14時40分からの全車走行枠。ここで#27M 3が2分3秒407の
トップタイムを叩き出した。結果#27M 3がポール、#23Zが2位、#245Zが3位、#19Z
が5位、#88Zが10位という結果になった。

14日の決勝日、105周の決勝レースは12時4分にスタート。気温は12℃と寒い。スター
トを決めたのは#245Zの星野で、#23Zの山田をかわしてクラス2位へ。また#19Zの輿
水も3位に浮上した。しかし走行ラインはあっという間に乾き、#19Zはペースェ落
ち8周でピットインしてドライタイヤに交換、ポジションを落とすことになった。
レースは約1/3を終了した33周時点で、クラストップの#27M 3を#23Zが11秒差で追
う状態で、#245Zが3位。#88Zはクラス5位にポジションを上げていた。

レースの約2/3が終了した67周の時点で、クラストップ#27M 3と#23Zの差は17秒。
80周を過ぎたあたりで#23Zは#27M 3との差を10秒まで詰め、さらに85周目には7秒
差まで迫ったが、#27M 3もペースを上げなかなかそこから縮まらない。

レースも残り5周となる94周目にクラス3位の#79NSXがガス欠症状を起こしピットイ
ン。これで#88Zの田ケ原が3位、表彰台圏内に浮上した。#23Zの尾本は終盤#27M 3
に急接近。残り2周でほぼ追いつきファイナルラップでテールtoノーズとなりスキ
をうかがった。
このままの状態でゴールかと思われたがバックストレートでついに並んだ。勝負が
ついたのはバックストレートを下りきった90度コーナー。
尾本はブレーキのつらかった#27M 3のインに入り2台は接触し、M 3がスピン。劇的
なファイナルラップの逆転で、#23Zが3連勝で今季の4勝目を挙げると共に、クラス
3でフェアレディZが全勝を飾ることになった。

また#88Zは3位でチェッカーを受け、このコンビ3レース目でうれしい表彰台を獲得
した。#19Zは6位、#245Zは7位だった。

■RACE RESULTS-Class 3
Pos.(Overall)  No. Machine  Driver
1 (5) #23  C-WEST ORC アドバン Z  尾本直史/山田英二
2 (6) #27  FINA ADVAN M 3 古谷直広/筒井克彦
3 (9) #88  ings アドバン コムセントZ  幸内秀憲/田ヶ原章蔵
4 (10) #79  TAITEC ADVAN NSX  酒井美晃/細川慎弥
5 (14) #7  MAKERS hart RX-7  山崎 学/加藤正将/白井 剛
6 (16) #19  TC-KOBE・MAX・Z33  輿水敏明/牧田克哉
7 (26) #245 モバイルキャスト アドバン Z  星野一樹/井出有治
8 (28) #15  レーシングスパルコディクセルRX-7
  長島正明/長島正興/杉林健一
9 (29) #14  エンドレスUEMATSU RX-7
  植松忠雄/山口英光/入口秀輝
R - #83 bp ADVAN NSX  古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久 第8戦 もてぎスーパー耐久レース 決勝レポート


(Photo:K.Takeshita)

早朝から降っていた小雨もあがり、スーパー耐久最終戦を迎えたツインリンクもてぎは
曇天の下でスタートを切ることとなった。
スタート時の気温は12℃、路面温度は13℃で、路面はまだ濡れた状態だが、レースが進
行するにつれて乾いていくことは間違いない。そうしたコンディションの中、セミウェ
ットを選択したのが#33FALKEN☆PORCSHE、#6ファルケンランサーMRのファルケン勢、
ダンロップを履く#19TC-KOBE・MAX・Z33、ヨコハマの#87RISO・BPインテグラだ。

正午定刻にローリング開始。1周を経て順調にレースはスタートしたが、案の定セミウェ
ットを選択した#33、#6が勢いよく飛び出し、#33はトップに躍り出て#1、#25の
アドバン勢を引き離しに掛かる。#6もクラス2位まで上がってきた。
しかし既に雨は止んでおり、路面は5周とたたないうちにほぼドライに。それに従って
スリックタイヤを選択した車両のペースが上がってきた。
一旦はトップに躍り出たファルケンポルシェではあったが、3周目に突然電源が落ちる
トラブルに見舞われ、瞬く間に3位に転落してしまう。
その後もインターミディエイトでの走行は厳しく、6周目には4位に落ち、19周目に早々
とピットイン。スリックへ交換することとなった。しかしここではドライバー交代はせ
ず、スタートドライバーの田中哲也がそのままハンドルを握る。
この時点でファルケンポルシェは総合6位に後退した。

一方、トップを快調に飛ばしていた#1Mkエンドレスポルシェだったが、タイヤが温まっ
てくるのを待って我慢の走りをしていた#25ゼナドリンポルシェの谷口が20周すぎから
猛然とペースアップ。#1木下を追い上げて30周目の1コーナーでインに飛び込み、
トップに立つ。木下みつひろも懸命にアウトで粘るが、ペースの差は歴然で、抜かれた
後は差がみるみる広がっていく。#1は36周終わりでピットイン。青木に交代するが、
シフトレバーの破損により、43周終わりで再度ピットイン。必死の修復に掛かる。
同じく36周目にピットインした#45グースネック・アドバンポルシェ、39周目にピット
ストップをした#24PCJ ADVAN PORSCHEも相次いでトラブルに見舞われ、レースを半分
も消化しないうちにトップの#25ゼナドリンポルシェを脅かすものはいなくなってしま
った。
結局25号車は全車を周回遅れにする快走で105周を走りきり、混戦の2004シーズンを優勝
で締めくくった。
しかし33号車が2周遅れながらも2位に入ったため、シリーズタイトルは#33ファルケン
ポルシェのものとなった。

クラス2は序盤で#6ファルケンランサーが後退した後は#11アドバンテージFromA MRが
完全に主導権を握り、総合でも3位に入る快走で優勝。

クラス3はスタートから#27FINA ADVAN M3快調に飛ばし、そのままトップでフィニッ
シュするかに思われたが、レース終盤に#23C-WEST ORCアドバンZが追いつき、テール
・トゥ・ノーズでファイナルラップに突入。1コーナーで、5コーナーで、ヘアピンで、
23号車は果敢に攻め立て、遂に90度コーナーでブレーキを遅らせてインに飛び込んで
行き、両者接触して#27はスピン。#23C-WESTが最終戦を制した。
大きく後退した#27FINA M3であったが、クラス2位でレースを終えることが出来た。

クラス4は73周目までトップを快走していた#10ADVANベルノ東海インテグラがトラブル
でガレージに入ってしまい、終盤は#82デルファイADVAN DC5、#96FORWARDスプーン
ED、#39UNITED ADVAN S2000らが激しいドッグファイトを繰り広げる展開となった。
これを制したのは#96スプーンED。今季5勝目を飾ってシリーズタイトルをも手中に収
めた。

グループNプラスは、#55ARTA FOS アルテッツァ、#36MAZIORA SPIRIT ALTEZZA、#37
Kosei SPRIT ALTEZZAらが序盤から激しいトップ争いを展開。
エンジントラブルで#55ARTAが69周目に戦列を去ると、#36マジョーラアルテッツァが
トップでゴール。#37koseiアルテッツァは途中接触でフロントを破損するものの、
しぶとく走り続けて2位に入り、クラスチャンピオンをものにした。

ウイナーのコメント
#25ADVAN DGゼナドリンGT3

織戸学
「とりあえずは勝てたけれどチャンピオンが取りたかった。(シーズン)序盤に出遅れ
た影響があった。ドライの速さはアピールできたね。最後は勝ててボク自身、N+から
もてぎは勝ててなかった初優勝でした」

谷口信輝
「最初#1に逃げられてジワジワ追いかけて(30周目の)1コーナーで抜けた。アドバン
テージを広げて織戸君にパス出来てよかった。ジンクスのあったもてぎで勝てて良か
った。落としたレースもあって十勝はついてなかったよね。雨も多かったしね」

3シーズンぶりにシリーズチャンピオンを取り返した#33
#33FALKEN☆PORSCHE

田中哲也
「スタートして3~4周目でしたか、突然電源が落ちてしまってメーターも何も真っ暗
になった。メインスイッチをカチャカチャやったら直ったんでホッとしました。
スリックに交換するまでどれだけインターミディエイトで稼げるかが僕らの勝負だった
んで、痛いトラブルでした。ドライでは周回遅れに3回(レース)なってますから、
YH勢とお互いに天候に左右されたシーズンでした。後半戦にトラブルが出なかったのが
良かったですね。久々に1クラスに3台戦闘力のあるクルマが揃いましたから、大変
でしたけど楽しかったですね。チームみんなで戦ったレースがS耐と思います」

竹内浩典
「5年連続でタイトルとって、2年逃してもうとれないかと思ったタイトルがとれま
した。今年とれなかったら、ボク自身考えなくっちゃと思っていましたから・・・。今年
はポルシェの対決でしたし、タイヤ戦争もあって向こうは2台で開発できるけどウチは
1台でハンデがありましたね。ウエットのパフォーマンスはあったけれど、ドライは・・・。
今日も本来はスリックでスタートしなきゃいけない路面でしたけれど、もっともっと
開発しないといけないと痛感しました。90秒負けていたんでキッチリとって勝ちたいと
いうことで2位を確実にねらいました」

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース 決勝


タイヤ選択が裏目に出たファルケンだったが、シリーズタイトルは手中に収めた(Photo:K.Takeshita)

スーパー耐久シリーズ最終戦もてぎスーパー耐久レースは、序盤の激しいトップ争いを
制した#25ADVAN DgゼナドリンGT3が、ライバルたちが相次いでトラブルに見舞われたの
にも助けられ、そのまま逃げ切って総合優勝した。
2位には#33FALKEN☆PORCSHEが入り、この結果シリーズチャンピオンは#33竹内/田中組
のものとなった。

既に菅生でタイトルは決着しているクラス2は、ここでも#11アドバンテージFromA MRが
圧倒的な速さで後続を振り切って優勝。
クラス3は#23C-WEST ORCアドバンZが#27FINA ADVAN M3を猛然と追い上げ、ファイナル
ラップの90度コーナーで接触の末、トップでチェッカーを受けた。
クラス4は順調にトップを快走していた#10ADVANベルノ東海インテグラが73周目にトラ
ブルで戦列を去り、代わってトップに立った#82デルファイADVAN DC5を#96FORWARDス
プーンEDが抜き去って今季5勝目を挙げ、シリーズタイトルをものにした。
グループN+は上位3台による激しいトップ争いの末、#36MAZIORA SPIRIT ALTEZZAがクラ
ス優勝を決め、これに#37Kosei SPRIT ALTEZZAが続いて、#37がシリーズチャンピオン
となった。
2004年11月14日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:曇り/コース:セミウェット→ドライ
 P  No Cls P Car/Model                                 Driver        Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------------
 1  25  1  1 ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸       108Lap
 2  33  1  2 FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中        -2Lap
 3  11  2  1 アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下        -3Lap
 4  86  2  2 hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池        -4Lap
 5  23  3  1 C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田        -4Lap
 6  27  3  2 FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井        -4Lap
 7   3  2  3 フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村   -5Lap
 8 *20  2  4 RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子   -6Lap
 9  88  3  3 IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原      -6Lap
10  79  3  4 TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川        -6Lap
11  36 GN+ 1 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口        -6Lap
12   6  2  5 ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関          -6Lap
13  37 GN+ 2 Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場        -7Lap
14   7  3  5 MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井   -7Lap
15   5 GN+ 3 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本        -7Lap
16  19  3  6 TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田        -8Lap
17   2  2  6 FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水        -8Lap
18  96  4  1 FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤        -8Lap
19  39  4  2 UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田        -9Lap
20  82  4  3 デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷   -9Lap
21 913  4  4 K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川        -9Lap
22  77  4  5 フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂        -9Lap
23  81  4  6 HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田      -9Lap
24  73  4  7 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5      山本/前嶋       -10Lap
25  21  4  8 クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋     -10Lap
26 245  3  7 モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出       -11Lap
27 *67  4  9 YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山  -11Lap
28 *15  3  8 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林  -12Lap
29  14  3  9 エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口  -13Lap
30  30  2  7 RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋  -14Lap
31   1  1  3 Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木     -14Lap
32  16  2  8 ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫  -16Lap
33  45  1  4 グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤       -23Lap
----------------------------- 以上順位認定 ------------------------------------
    56  2    ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤       -44Lap
--------------------- 以下フィニッシュライン不通過 ----------------------------
     4  4    BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷       -24Lap
    10  4    ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤       -32Lap
    55 GN+   ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝       -37Lap
    54 GN+   ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田  -37Lap
    18  4    コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書  -51Lap
    29  4    オベロンμ読売江東理工専DC5     /DC5      池田/谷口/谷口  -58Lap
    24  1    PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上    -66Lap
    69  4    J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野       -69Lap
    87  4    RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野  -80Lap
    83  3    bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林  -85Lap
    26  2    エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉 -101Lap
------------------------------------------------------------------------------
参加台数:45台 出走台数:45台 完走台数:33台
規定周回数:C-1 73   C-2 71  C-3 70   C-4 67   GN+ 69

ベストラップ:No.25 1'59.903 44/105Laps 144.16km/h

PENALTY
*No.15 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第11条(10)違反(反則スタート)により、
    ドライビングスルーペナルティを課した。
*No.20 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第12条(2)違反(ジャッキアップ中の
    エンジン始動)により、ペナルティストップ3分を課した。
*No.67 スーパー耐久シリーズ2004年シリーズ規則第12条(2)違反(エンジン不停止での
    ピット作業開始)により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

スーパー耐久第8戦 もてぎスーパー耐久レース フリー走行


ここでもファルケンのウェットタイヤが威力を発揮した(Photo:K.Takeshita)

2004年スーパー耐久シリーズ第8戦、もてぎスーパー耐久レースの決勝前フリー走行が、
11月14日午前8時より30分間で行われた。

昨日の予選とはうって変わって、決勝日を迎えたツインリンクもてぎは早朝から小雨が
降ったり止んだりの微妙なコンディション。今のところコース上は完全にウェットだ。
ここでトップタイムを記録したのは、#33ファルケンポルシェ。2分7秒744と、相変わら
ずこういうコンディションになるとファルケンタイヤの性能がモノをいうようだ。
昨日のポールシッター#1Mkアドバンエンドレスポルシェは2分7秒997と僅差で続く。。
クラス2トップは#11アドバンテージFromA MR。2分10秒338のタイムは総合でも3位と、
4WDの利点を生かし、クラス1をも食う速さを見せた。
クラス3は#79TAITEC ADVAN NSX、クラス4は#10ADVANベルノ東海インテグラ、そして
グループNプラスは#37Kosei SPRIT ALTEZZAだった。
セッション途中から雨は小止みになり、コースは徐々に乾いてきている。果たして決勝
がどのようなコンディションでスタートするか、各チームとも頭の痛いところだ。

決勝レースは午後1時35分より、105周で行われる。
2004年11月14日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
 P  No Cls P  Car/Model                                 Driver          Time
------------------------------------------------------------------------------
 1  33  1   1 FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN   竹内/田中     2'07.744
 2   1  1   2 Mkアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN   木下/青木       07.987
 3  25  1   3 ADVAN DgゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸       10.055
 4  11  2   1 アドバンテージFromA MR          /CT9A     中谷/木下       10.338
 5  24  1   4 PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN   堤/影山/井上    10.524
 6   2  2   2 FUJITSUBOインプレッサ           /GDB      吉田/清水       11.180
 7   6  2   3 ファルケンランサーMR            /CT9A     富桝/関         11.412
 8  86  2   4 hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池       11.479
 9  45  1   5 グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤       11.533
10  56  2   5 ラリーアートピット京都ランサー  /CT9A    松本/伊藤       11.948
11  20  2   6 RsオガワADVANランサー           /CT9A     小川/福山/砂子  12.470
12   3  2   7 フィナエンドレスアドバン座間    /CT9A     村田/小暮/中村  12.782
13  26  2   8 エンドレスアドバンTMCランサー   /CP9A    朝倉/細野/朝倉  15.654
14  16  2   9 ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/井田/赤鮫  15.894
15  79  3   1 TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川       15.997
16  37 GN+  1 Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10    影山/番場       17.096
17  55 GN+  2 ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10    峰尾/横溝       17.286
18  10  4   1 ADVANベルノ東海インテグラ       /DC5     渡辺/富澤       17.329
19  83  3   2 bp ADVAN NSX                    /NA2      古橋/玉本/小林  17.449
20  96  4   2 FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤       17.473
21  27  3   3 FINA ADVAN M3                   /E46(BL32)古谷/筒井       17.547
22  19  3   4 TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田       17.583
23  36 GN+  3 MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10    黒澤/樋口       17.640
24 245  3   5 モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出       17.687
25  23  3   6 C-WEST ORCアドバンZ             /Z33      尾本/山田       18.107
26   5 GN+  4 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本       18.235
27  88  3   7 IngsアドバンコムセントZ         /Z33      幸内/田ヶ原     18.568
28 913  4   3 K-Stadium飛燕ADVAN              /DC5     日部/谷川       19.101
29  82  4   4 デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷  19.198
30   7  3   8 MAKERS hart RX-7                /FD3S     山崎/加藤/白井  19.226
31  15  3   9 レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/杉林  19.507
32  54 GN+  5 ADVANアンクルインテグラ         /DC5      山内/浅見/上田  19.880
33  81  4   5 HOT ROD CRUE YH                 /DC5     佐々木/堀田     20.689
34   4  4   6 BRIDEアドバンベルノ東海DC5      /DC5     太田/塩谷       20.711
35  77  4   7 フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5      磯田/保坂       21.141
36  30  2  10 RSオガワADVANランサー           /CT9A     関根/竹島/川嶋  21.151
37  69  4   8 J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野       21.301
38  29  4   9 オベロンμ読売江東理工専DC5      /DC5      池田/ 谷口/谷口 21.622
39  73  4  10 ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5      山本/前嶋       21.757
40  14  3  10 エンドレスUEMATSU RX-7          /FD3S     植松/山口/入口  22.126
41  39  4  11 UNITED ADVAN S2000              /AP1      赤星/安田       22.382
42  67  4  12 YAMATO ADVAN DC5                /DC5     長井/松原/内山  22.967
43  21  4  13 クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋     23.323
44  18  4  14 コスモソニック21FKインテグラ    /DC5      浅野/笠原/水書  24.550
45  87  4  15 RISO・BPインテグラ              /DC5      金森/清永/星野  29.298

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