プレスインフォメーション 2015年8月30日
スーパーGT GT300クラス: 第5戦 鈴鹿サーキット
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦している2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の決勝において、18位でレースをフィニッシュしました。
セミウェットコンディションで行われた午前中のポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)第9戦とは異なり、完全なウェットコンディションで行われたフリー走行ではウェットタイヤを決勝用に準備したPorsche Team KTR。小雨の降る中スタートした決勝レース前半は序盤にGT500クラス車両と軽い接触があったものの順調に安定したラップタイムを刻み続け、予選からポジションを上げてGT300クラス10位を確保していた。最初のピットストップはドライバーチェンジと給油のみとし、タイヤ交換せずに2スティントを走りきり、250km経過時点で7位までポジションを上げていた。雨があがり路面がどんどん乾いていく中盤になると、スリックに履き替えた直後からコースアウトする車両が続出し、2回のセーフティカー導入が行われ、その頃からPorsche Team KTRのポジションは下がっていくことになった。ウェット用のセッティングがドライ路面とスリックタイヤの特性にマッチしなかったことに加え、レース序盤の接触がアライメントに影響を及ぼしたのか、911 GT3Rは右コーナーで強めのアンダーステアを示すようになる。それがフロントタイヤに高い負荷をかけるという結果を招き、ルーティン外のタイヤ交換を強いられることになった。
レース後半はコンスタントラップこそトップクラスには届かないものの、1回のスティントを短縮することでタイヤトラブルを防ぐよう戦略を切り替え、午後6時25分に18位のポジションでチェッカーフラッグを受けることとなった。
坂本祐也のコメント:
「ウェットコンディションでの高い戦闘力が確認できたことと、タイヤライフを残した状態で山下に繋げることができたのが今回の収穫でした。ご心配いただいた体調も問題ありませんでした。マシーンのセッティングやタイヤの仕様などやるべき点はまだまだ残されていますが、次戦のスポーツランド菅生(9月20日決勝レース)に向けて着実に進化できると思います。」
山下健太のコメント:
「最初のスティントをタイヤ無交換のまま走ることになったのは計算外でしたが、それでも上位チームと対等にバトルできましたし、個人的にもいろいろな収穫がありました。これからはタイヤの特性にマッチしたセッティングを見つけ、着実にポイント獲得目指そうと思います。」
スーパーGT GT300クラス 2015年 第5戦 鈴鹿サーキット 結果
1位 カーNo.10 GAINER TANAKA GT-R 151 Lap
2位 カーNo.7 Studie BMW Z4 151 Lap
3位 カーNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 151 Lap
・
・
・
18位 カーNo.33 Porsche Team KTR (Excellence Porsche)148 Lap
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2015年8月30日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月30日(日)に開催いたしました。
天候:くもり 路面:ドライ/ウェット 気温:26度 路面:28度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第9戦決勝が8月30日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。この日の鈴鹿は前日から早朝にかけての雨で路面は濡れていたが、PCCJの前のレース終了時には走行ライン上がやや乾き始めてきているところもあるという状況。まもなくコースインという時点では雨は落ちていないが、いつ降り出してもおかしくない雲行き。それゆえ、各チームとドライバーは、グリップの高いスリックタイヤを履いてスタートするか、レインタイヤでスタートするかの選択に悩まされたが、両クラスとも上位陣は最終的にスリックを選択した。
スターティンググリッドは、ポールポジションが#15元嶋佑弥、2番手#12久保凛太郎、以下は#78近藤翼、#19永井宏明、ジェントルマンクラスの#24剛覇矢人、同#9武井真司というオーダー。各ドライバーともフォーメーションラップで普段よりも注意深く路面コンディションを確認しながらグリッドに向かったが、隊列の先頭を走っていた元嶋がピットに戻り、マシンを降りてしまう。原因はマシントラブルのようだが、いずれにしてもこれでリタイヤとなり、開幕からの連勝は8で止まった。
PPは空席のまま、シグナルがブラックアウトしてレース(10周)が正式にスタート。久保と近藤はほぼ同じ反応と加速を見せ、1コーナーに並んで進入していくが、2コーナーでは久保が先行。その後のペースでも久保が勝り、周回を重ねるごとにリードを拡大していく。「元嶋選手がピットに向かったのは見えました。ウェット路面は嫌いではないですし、10周をしっかり走れば、いけると思っていました」という久保は安定した走りでファステストラップもマーク。近藤に約22秒の差をつけて、今季初優勝を決めた。一方の近藤はマシンにトラブルの淡い前兆を感じたことでリスクを抑えた走りに変更。2番手キープのままゴールとなった。「最初はプッシュしたのですが、久保選手を追っていける態勢には持ち込めなかったので、大事にいきました」(近藤)。3位は永井。今季初の表彰台を地元ラウンドで獲得した。「序盤のウェットでの走りで若い選手から置いていかれたので、次の鈴鹿までにしっかり準備して、ドライで攻めたいですね」。
ジェントルマンクラスも波乱の展開。クラス1番グリッドの剛が1周目の1コーナー進入で#7星野敏と接触し、タイロッドを破損。ピットにマシンを戻して、そのままリタイヤとなる。また、クラス3番グリッドの#2田島剛は「ホイールスピンしてしまった」ことで出遅れ、数台に先行を許した。これにより、クラス4番グリッドの#37久保田克昭がトップに立ったが、すぐ後ろには武井が迫る。2人の神経戦は終盤まで続いたが、2台の間隔がより縮まって迎えた9周目の逆バンクで武井がコースオフ。マシンにダメージを受けて、リタイヤとなってしまう。「武井選手の気配は感じていました。ただ、逆バンクの進入で武井選手が僕のイン側に入っていたことに気付かず、武井選手のラインを残していなかった」(久保田)ことで、武井が接触を回避するためにラインを外れ、コースオフという状況のようだ。「あまり積極的には仕掛けようとはせず、前がミスした時に抜こうと考えていましたが、今回の状況を考えれば、もう少し慎重にいっても良かったかもしれません」(武井)。
レースはその後、久保田がトップをキープし、田島が後方から2番手まで追い上げてきたところでチェッカー。3位には#25内山清士が入った。「9周目以外のところでは、スタートも決まりましたし、ポジションも上げていけましたので、良かったと思います。次の鈴鹿は2分8秒0台に入れたい」と今季2勝目の久保田。3戦連続の表彰台となった内山は「今回は慎重にいきましたが、次は攻める」とさらなる高みを狙う。
第9戦を終え、今季のPCCJのレースイベントはF1日本グランプリと同時開催の鈴鹿ラウンドを残すのみとなった。ランキングトップの元嶋と武井がポイントを取りこぼしたことで、チャンピオン争いは大混戦。特に初優勝の久保は「今回勝てたことで、鈴鹿での走りや相性にいいイメージができた。マシンの遅いところも分かりましたし、次も勝ちにいく」と自信を深めていることも、元嶋にとっては脅威のはず。両クラスとも勢力図がリセットされたPCCJ 2015シリーズ。日本GPという華やかな舞台でどのような決着を迎えるのか。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 21'57.169 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 10 _ 22'19.368 _ 22.199
3 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 10 _ 22'21.424 _ 24.255
4 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 10 _ 22'41.087 _ 43.918
5 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 10 _ 22'43.222 _ 46.053
※ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 10 _ 23'06.988 _ 1'09.819
6 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 10 _ 23'10.377 _ 1'13.208
7 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 10 _ 23'10.971 _ 1'13.802
8 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 10 _ 23'11.420 _ 1'14.251
9 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 10 _ 23'24.085 _ 1'26.916
10 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 10 _ 23'45.239 _ 1'48.070
11 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 10 _ 24'15.853 _ 2'18.684
12 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 24'16.224 _ 2'19.055
13 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 9 _ 22'39.048 _ 1Lap
以上完走(規定周回数)
9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 8 _ 18'11.847 _ 2Lap
24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 1 _ 3'59.927 _ 9Lap
15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE DNS
ベストラップ
2'10.835 7/10 159.78km/h #12 久保 凛太郎/R.KUBO / TEAM KTOUCH PORSCHE
※ No.30 は賞典外の参加
No.37 訓戒とした。(鈴鹿サーキット一般競技規則第25条〜1)②違反(危険なドライブ行為)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2015年8月29日
スーパーGT GT300クラス: 第5戦 鈴鹿1000kmレース
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の予選において、Q2進出まで0.079秒差の15位となりました。
マシーンを降りたドライバーがビニールプールへ飛び込むほどの熱気に包まれるのが通例の鈴鹿1000kmレースだが、今年は外気温26°C、路面温度34°Cという恵まれたドライコンディションで予選は行われた。ノックアウト方式で行われるQ1でカーナンバー33のステアリングを握るのは坂本祐也。今シーズン開始前からPorsche Team KTRのドライバーとして登録されていながら、他のカテゴリー車両走行中のアクシデントのため休養を余儀なくされていた坂本はほぼ半年ぶりのスーパーGT復帰戦となったが、フリー走行から精力的に911GT3Rのセッティングを進め、低中速コーナーでのアンダーステアを軽減して早いタイミングでスロットルを開けられるようフロントの車高、スタビライザーのセッティングを見直し、完全とはいえないまでも好ましい方向性を見出すことに成功。ノックアウト方式で行われるQ1へ望むことになった。
15分間で行われる予選が開始されてから、最初の4分間コースインを待つ戦略を選択したPorsche Team KTRは、慎重なウォームアップランを行った後にタイムアタックを開始。フリー走行で記録した2分00秒861から1分59秒台を目指すものの、2分00秒274のタイムを記録した1ラップでアタックを終了。あとは他チームの記録を待つ展開となる。ところがフリー走行で安定した好タイムを刻んでいたGT3カテゴリーの車両よりもスーパーGT独自のGT300カテゴリーの車両が続々と1分59秒台をマークしたことによって、最終的な順位は15位となり、今回は惜しくもQ2進出を逃すことになった。
坂本祐也のコメント:
「フリー走行から予選までに、セッティングの方向性が見えたことが大きな収穫でした。もちろん59秒台に入れてQ2へ進出できれば文句なしだったのですが、着実に流れは上向いていると思います。明日の決勝はウェット路面と予想していますが、911GT3Rはすでに今シーズン、ウェットで高い戦闘力を持つことがわかっているので、ひとつずつポジションを上げていって気が付いたらポイント圏内に入っていた、という展開にできればと思っています。」
山下健太のコメント:
「もちろんQ2に進めればそれに越したことはないのですが、フリー走行では坂本選手とのタイム差もあったので、無理をするより、明日のウェットコンディションに向けて気持ちの準備ができる分むしろ良かったかもしれません。」
2015年のスーパーGT GT300クラス第5戦(鈴鹿サーキット)の決勝は、8月30 日(日)の12時30分にスタートし、173Lapで争われる予定です。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが8月30日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
今回はスタート前に降ってきた雨や、途中2度にわたって導入されたセーフティカーランの影響もあってレースペースがなかなか上がらず、最終的には大会特別規則に則って午後6時25分の段階でチェッカーが振られるという結果になった。
そうした中、予選9番手から着実に順位を上げてきた#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)がレース中盤からトップに立ち、最後は後続に1分25秒の大差をつけて今季初優勝を飾った。
GT300クラスは予選2番手スタートの#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正/富田竜一郎組)がセーフティーカーの導入タイミングなどを味方につけてレース中盤トップに立ち、最後まで#7Studie BMW Z4と熾烈なトップ争いを繰り広げながらも見事逃げ切って今季2勝めを挙げた。
(天候:雨/曇り コース:ウェット/ドライ 観客動員数:予選日26,000人/決勝日34,000人/大会総入場者数60,000人)
決勝レースは午後0時30分にスタート。
スタート前に降った雨のための路面はウェット状態であり、全車がウェットタイヤを装着してグリッドに向かう。
序盤はポールシッターの#1モチュールGT-R、#64エプソンNSX、#15ドラゴモデューロNSX、#46S Road GT-Rらが激しいトップ争いを繰り広げたが、1号車は35周めの2コーナーでコースを飛び出し、64号車はタイヤ選択とコンディションの変化の影響でじりじりと順位を落とし、そして15号車は度重なるペナルティで順位を落とした上、149周めにトラブルでコース上にストップ、46号車もスリックタイヤ投入のタイミングを見誤って1回余計にピットインせざるを得ず、じゅんいをおとしてしまった。
そうした中、トップ争いに浮上したのが#100レイブリックNSXと#36ペトロナスRC Fだった。
土曜の公式練習でミッショントラブルに見舞われて周回数をこなせず、予選Q1ではコースレコードを更新しながらも僅か1,000分の2秒差でQ2に進めなかった36号車だったが、この日はスタートからロシターが次々にライバル達を抜き去り、10周を消化したあたりでトップ集団に追いつくと、その後も安定したペースで100号車や#12カルソニックGT-Rらと抜きつ抜かれつの攻防を展開した.
そして61周めに#100レイブリックNSXと同時に2度めのピットストップを行った際に、彼らがGT300車両に前を塞がれてコース復帰に手間取るのに乗じて100号車の前でコースに復帰した。
するとその直後にスプーン手前で#50SKT EXE SLSがクラッシュしてしまい、コース上にパーツが散乱したため、これを回収するためにセーフティーカーが導入された。これによりまだ2度めのピットストップを終えていないクルマたちとの差が一気に縮まり、68周めに#12カルソニックGT-Rが2度めのピット作業を行ったことで労せずしてトップに繰り上がることになった。
36号車はそこから後続より1~2秒早いペースで周回を重ね、一気に後続を突き放しにかかる。
98周めに行った3度めのピット作業では右リヤタイヤの交換に手間取ってタイムロスし、#100レイブリックNSXとの差は一時的に詰まったものの、その後は再びリードを広げていった。
後方では113周めのシケイン手前で周回遅れに詰まった#100レイブリックNSXを#38ZENT RC Fがアウトから抜き、2位に浮上。
#12カルソニックGT-Rも138周めのヘアピンで100号車のインをつき、3位に上がってきた。
レースは序盤の雨と中盤に入った2度のSCにより例年にないスローペースで進行した。
このため大会特別規則に従って午後6時25分にチェッカーが振られることとなり、36号車が163周を消化したところでレースは終了。
#36ペトロナスRC Fが今季初勝利をものにした。
GT300クラスはポールシッターの#2シンティアム・アップル・ロータスが序盤トップを快走していたが、最初のセーフティーカーが導入されてピットクローズとなったところで2度めのピット作業を行ってしまったために90秒ストップのペナルティを受けてしまい、大きく順位を落としてしまった。
#31トヨタプリウスaprGTもこのセーフティーカー中に嵯峨宏紀がスピンを喫してしまい、ドライビングスルーペナルティを受ける羽目に。
#7Studie BMW Z4もホワイトラインカットでドライビングスルーペナルティ。
こうした上位陣の後退と、セーフティーカーの導入、自身のピットストップのタイミングがうまく噛み合って着実に順位を上げ、トップに立ったのが#10ゲイナーGT-Rだ。
120周めには#7BMWを駆る荒聖治に1コーナーでトップを奪われたが、その直後に行ったピットインで千代勝正がステアリングを握ると、122周めにはピットアウトしてきた#61BRZ、#7BMWを次々に抜き去ってトップを奪い返した。
しかしそこから7号車をドライブするヨルグ・ミューラーが食い下がってきた。
彼らの履くヨコハマタイヤはウォームアップにやや時間のかかる特性だったようで、一時はトップに3秒以上のリードを許すが、タイヤが本来の性能を発揮し始めるとミューラーはペースを上げて千代に追いつき、次第にプレッシャーをかけ始める。
しかし千代も2年ぶりのGT復帰とはいえブランパン耐久シリーズなどでFIA-GT3を知り尽くした選手。
日産GT-RとBMW Z4の長所短所を的確に把握、押えるべきところをきっちり抑えてミューラーに付け入る隙を与えない。
両者の行き詰る攻防は29周に及び、151周でチェッカーを迎えた時でさえその差は1.09秒に過ぎなかった。
これで#10GAINER TANAX GT-Rは第2戦富士に続いて今季2勝めをものにし、ドライバーズランキング(クート)、チームランキングともに2位以下を大きく突き放した。
次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。
近年は真夏に開催されることの多かったSUGO大会だが、今シーズンは初秋の戦いとなる。
9月20日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Eiji TAKEUCHI
Motorsprots Forum
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」は、雨によるペースの伸び悩みや度重なるセーフティカーランなどの影響もあり、大会特別規則の定めに従って6時25分にチェッカーフラッグが提示され、163周をもって終了となった。
GT500クラスは69周めにトップに立った#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)がそのまま逃げ切って今季初勝利。
GT300クラスは上位陣にペナルティが相次ぐ中、着実に順位を上げてきた#10GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正組)が今季2勝めを挙げた。
GT500クラスのレース展開は後半に入ってやや落ち着きを見せた。
トップの36号車がファステストラップを連発しながら後続との差を着実に広げていく。
98周めのピットストップでリヤタイヤの交換に手間取って#100レイブリックNSXの接近を許す場面はあったものの、その後も36号車は徐々にリードを広げていった。
一方100号車は113周めのシケイン手前でGT300の周回暮れに詰まったところを#38ZENT RC Fにアウトからかぶせられて3いに後退してしまった。
100号車のドライバーは伊沢拓也、38号車は立川祐路だった。
しかしその後も36号車は最終スティントを担当したロシターが134周めに1’51.435を叩き出すなど快調なペースで飛ばし続け、最後は38号車に1分25秒もの大差をつけて163周を走りきり、今季初勝利をものにした。
2位は#38ZENT RC F、3位には終盤激しい追い上げで#100レイブリックNSXと#46S Road GT-Rを立て続けにパスした#12カルソニックGT-Rが入った。
GT300クラスはファイナルラップまで熾烈な優勝争いが展開された。
レース後半にトップに立った#10ゲイナーGT-Rを#7Studie BMW Z4が猛追、120周めに一旦は#7荒聖治が1コーナーで#10クートをかわしてトップに立ったが、10号車の最終スティントを担当した千代が122周めにピットアウトしてきた#7ヨルグ・ミューラーをスプーンで抜き返し、その後も巧みなライン取りで7号車の猛攻を押さえ込み、第2戦富士に続く今季2勝めをものにした。
3位には#61SUBARU BRZがつけた
Text:Kazuhisa SUEHIRO
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) Final Race Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 500 | 1 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 163 | 5:45'55.277 |
2 | 38 | 500 | 2 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | 163 | 1'25.629 |
3 | 12 | 500 | 3 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | 163 | 1'33.520 |
4 | 19 | 500 | 4 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 163 | 1'38.813 |
5 | 100 | 500 | 5 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 162 | 1Lap |
6 | 46 | 500 | 6 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 162 | 1Lap |
7 | 1 | 500 | 7 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 162 | 1Lap |
8 | 37 | 500 | 8 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 161 | 2Laps |
9 | 64 | 500 | 9 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 160 | 3Laps |
10 | 8 | 500 | 10 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 158 | 5Laps |
11 | 39 | 500 | 11 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 154 | 9Laps |
12 | 10 | 300 | 1 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 151 | 12Laps |
13 | *7 | 300 | 2 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 151 | 12Laps |
14 | 61 | 300 | 3 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 151 | 12Laps |
15 | 88 | 300 | 4 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 150 | 13Laps |
16 | 21 | 300 | 5 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 150 | 13Laps |
17 | *65 | 300 | 6 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 150 | 13Laps |
18 | *2 | 300 | 7 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 150 | 13Laps |
19 | 0 | 300 | 8 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 150 | 13Laps |
20 | 77 | 300 | 9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 150 | 13Laps |
21 | *31 | 300 | 10 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 150 | 13Laps |
22 | *11 | 300 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 150 | 13Laps |
23 | *15 | 500 | 12 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 149 | 14Laps |
24 | 55 | 300 | 12 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 149 | 14Laps |
25 | 30 | 300 | 13 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 149 | 14Laps |
26 | 3 | 300 | 14 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 148 | 15Laps |
27 | 48 | 300 | 15 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 148 | 15Laps |
28 | 22 | 300 | 16 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 148 | 15Laps |
29 | 86 | 300 | 17 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 148 | 15Laps |
30 | 33 | 300 | 18 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 148 | 15Laps |
31 | 24 | 500 | 13 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 147 | 16Laps |
32 | 60 | 300 | 19 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 147 | 16Laps |
33 | 111 | 300 | 20 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 146 | 17Laps |
34 | 18 | 300 | 21 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 125 | 38Laps |
35 | 9 | 300 | 22 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 123 | 40Laps |
36 | 25 | 300 | 23 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 123 | 40Laps |
37 | 87 | 300 | 24 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 105 | 58Laps |
---- 以上規定周回数(70% - GT500:114Laps / GT300:105Laps)完走 ---- |
- | 51 | 300 | - | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 68 | 95Laps |
- | *50 | 300 | - | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 53 | 110Laps |
- | 6 | 500 | - | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 51 | 112Laps |
- | 5 | 300 | - | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 37 | 126Laps |
- | 17 | 500 | - | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 36 | 127Laps |
- | 360 | 300 | - | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 32 | 131Laps |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F 1'51.177 (149/154) 188.04km/h
- Fastest Lap(GT300): CarNo.2 シンティアム・アップル・ロータス 2'01.935 (129/150) 171.45km/h
- CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
- CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.11(ビヨン・ビルドハイム)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.15(小暮卓史)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.15は、2015 SGT SpR第30条5.(燃料補給作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 750km Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 500 | 1 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 130 | 4:41'18.943 |
2 | 38 | 500 | 2 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | 130 | 29.325 |
3 | 12 | 500 | 3 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | 130 | 1'27.573 |
4 | 19 | 500 | 4 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 129 | 1Lap |
5 | 46 | 500 | 5 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 129 | 1Lap |
6 | 100 | 500 | 6 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 129 | 1Lap |
7 | 1 | 500 | 7 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 129 | 1Lap |
8 | *15 | 500 | 8 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 129 | 1Lap |
9 | 37 | 500 | 9 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 128 | 2Laps |
10 | 64 | 500 | 10 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 128 | 2Laps |
11 | 8 | 500 | 11 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 127 | 3Laps |
12 | 24 | 500 | 12 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 126 | 4Laps |
13 | 39 | 500 | 13 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 121 | 9Laps |
14 | *7 | 300 | 1 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 120 | 10Laps |
15 | 10 | 300 | 2 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 120 | 10Laps |
16 | 61 | 300 | 3 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 120 | 10Laps |
17 | 88 | 300 | 4 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 120 | 10Laps |
18 | *11 | 300 | 5 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 120 | 10Laps |
19 | 21 | 300 | 6 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 120 | 10Laps |
20 | *2 | 300 | 7 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 120 | 10Laps |
21 | *31 | 300 | 8 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 120 | 10Laps |
22 | *65 | 300 | 9 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 120 | 10Laps |
23 | 0 | 300 | 10 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 120 | 10Laps |
24 | 77 | 300 | 11 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 119 | 11Laps |
25 | 55 | 300 | 12 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 119 | 11Laps |
26 | 48 | 300 | 13 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 118 | 12Laps |
27 | 3 | 300 | 14 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 118 | 12Laps |
28 | 33 | 300 | 15 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 118 | 12Laps |
29 | 30 | 300 | 16 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 118 | 12Laps |
30 | 22 | 300 | 17 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 118 | 12Laps |
31 | 86 | 300 | 18 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 118 | 12Laps |
32 | 60 | 300 | 19 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 117 | 13Laps |
33 | 111 | 300 | 20 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 116 | 14Laps |
34 | 9 | 300 | 21 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 116 | 14Laps |
35 | 25 | 300 | 22 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 107 | 23Laps |
36 | 87 | 300 | 23 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 105 | 25Laps |
37 | 18 | 300 | 24 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 96 | 34Laps |
38 | 51 | 300 | 25 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 68 | 62Laps |
39 | *50 | 300 | 26 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 53 | 77Laps |
40 | 6 | 500 | 14 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 51 | 79Laps |
41 | 5 | 300 | 27 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 37 | 93Laps |
42 | 17 | 500 | 15 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 36 | 94Laps |
43 | 360 | 300 | 28 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 32 | 98Laps |
- Fastest Lap: CarNo.24 D'station ADVAN GT-R 1'51.749 (121/126) 187.07km/h
- CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
- CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.11(ビヨン・ビルドハイム)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.15(小暮卓史)は、2015 SGT SpR付則-3 6.(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.15は、2015 SGT SpR第30条5.(燃料補給作業)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 500km Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet/Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 500 | 1 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 87 | 3:17'34.835 |
2 | 100 | 500 | 2 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 87 | 4.904 |
3 | 15 | 500 | 3 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 87 | 9.812 |
4 | 12 | 500 | 4 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | 87 | 10.267 |
5 | 38 | 500 | 5 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | 87 | 10.937 |
6 | 46 | 500 | 6 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 87 | 15.273 |
7 | 1 | 500 | 7 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 86 | 1Lap |
8 | 19 | 500 | 8 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 86 | 1Lap |
9 | 64 | 500 | 9 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 85 | 2Laps |
10 | 8 | 500 | 10 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 85 | 2Laps |
11 | 37 | 500 | 11 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 85 | 2Laps |
12 | 24 | 500 | 12 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 84 | 3Laps |
13 | 88 | 300 | 1 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 81 | 6Laps |
14 | 61 | 300 | 2 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 81 | 6Laps |
15 | 11 | 300 | 3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 81 | 6Laps |
16 | 10 | 300 | 4 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 81 | 6Laps |
17 | 0 | 300 | 5 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 81 | 6Laps |
18 | 21 | 300 | 6 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 81 | 6Laps |
19 | 55 | 300 | 7 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 80 | 7Laps |
20 | 33 | 300 | 8 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 80 | 7Laps |
21 | 77 | 300 | 9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 80 | 7Laps |
22 | *2 | 300 | 10 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 80 | 7Laps |
23 | *7 | 300 | 11 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 80 | 7Laps |
24 | *65 | 300 | 12 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 80 | 7Laps |
25 | *31 | 300 | 13 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 80 | 7Laps |
26 | 48 | 300 | 14 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 80 | 7Laps |
27 | 3 | 300 | 15 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 80 | 7Laps |
28 | 39 | 500 | 13 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 79 | 8Laps |
29 | 22 | 300 | 16 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 79 | 8Laps |
30 | 30 | 300 | 17 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 79 | 8Laps |
31 | 25 | 300 | 18 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 79 | 8Laps |
32 | 86 | 300 | 19 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 79 | 8Laps |
33 | 111 | 300 | 20 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 79 | 8Laps |
34 | 87 | 300 | 21 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 79 | 8Laps |
35 | 60 | 300 | 22 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 78 | 9Laps |
36 | 9 | 300 | 23 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 78 | 9Laps |
37 | 18 | 300 | 24 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 71 | 16Laps |
38 | 51 | 300 | 25 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 68 | 19Laps |
39 | *50 | 300 | 26 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 53 | 34Laps |
40 | 6 | 500 | 14 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 51 | 36Laps |
41 | 17 | 500 | 15 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 36 | 51Laps |
42 | 5 | 300 | 27 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 35 | 52Laps |
43 | 360 | 300 | 28 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 32 | 55Laps |
- Fastest Lap: CarNo.12 カルソニックIMPUL GT-R 1'51.790 (74/87) 187.00km/h
- CarNo.50(安岡秀徒)は、特別規則第25条(ピットレーンの速度制限)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.2(濱口弘)は、2015 SGT SpR付則-3 16.(SC中のピットイン)により、ペナルティストップ90秒を科した。
- CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、鈴鹿サーキット一般競技規則37条~8(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.31(嵯峨宏紀)は、2015 SpR付則-3 13.(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.65(蒲生尚弥)は、2015 SpR第27条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2015スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」は規定周回数の半分を消化。
GT500クラスは#36PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)、GT300クラスは#88マネパランボルギーニGT3(織戸学/平峰一貴/佐藤公哉組)がトップを走行している。
レースが中盤に差し掛かろうとしたところで空には晴れ間が見え、路面はどんどん乾き始めた。
これが丁度2度目のピットストップタイミングと重なり、ウェットタイヤを装着したチームとスリックの投入に踏み切ったチーム、二つの判断が周回数によって大きく分かれた。
ここでうまくスリックに交換できたのが#64エプソンNSX、逆にイレギュラーのピットインを強いられたのが52周目にピットインした#46S Road GT-Rと56周目に入った#15モデューロNSXだ。
この時点でトップを争っていた#100レイブリックNSXと#36ペトロナスRC Fはそろって61周目に2止めのピットイン。
この際に100号車は目の前にピットインしてきた#33Excellence Poroscheに行く手を阻まれ、ピットアウトが遅れてしまう。
この隙に#36ロシターが前でコースインすることになった。
ところがその直後、スプーン手前で#50SKT EXE SLSがクラッシュ、コース上に盛大にパーツをばらまいたため、コース清掃のためセーフテイーカーが導入された。
この時点のトップはまだ2度目のピットストップを行っていなかった#12カルソニックGT-R。64周目に入ったところだった。
SCは69周終わりでピットイン。70周目からレースは再開された。
隊列の先頭を走っていた12号車はピットオープンと同時に68周終わりでピットインしたため、ここで36号車がトップに繰り上がった。2位は100号車、3位には75周目の1コーナーで石浦宏明のドライブする#38ZENT RC Fをかわした#15モデューロNSXの小暮卓史が上がってきた。
しかしその直後、#51JMS LMcorsa Z4がコース上にオイルを撒いてしまったため、再びSCが導入されてコース清掃作業が始まった。
レースは79周目に再開。
依然としてトップは#36ペトロナスRC F、#100レイブリックNSXが2番手につけている。
一方GT300クラスは最初のSC導入の際にピットクローズであったにもかかわらず2ストップ目のピット作業を行った#2シンティアム・アップル・ロータスに90秒ストップの重いペナルティが下ったほか、#7Studie BMW Z4にホワイトラインカットでドライブスルーペナルティ、#31プリウスにもSC中のスピンによるドライブスルーと上位陣が次々にペナルティの対象となって順位を落とすことになった。
この結果トップに立ったのは#88マネパランボルギーニGT3、2位には#61BRZが続くこととなった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) After 250km Weather:Rainy Course:Wet
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
1 | 100 | 500 | 1 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 44 | 1:31'20.486 |
2 | 36 | 500 | 2 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 44 | 0.251 |
3 | 15 | 500 | 3 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 44 | 3.394 |
4 | 12 | 500 | 4 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | 44 | 28.225 |
5 | 8 | 500 | 5 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 44 | 31.347 |
6 | 38 | 500 | 6 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | 44 | 35.139 |
7 | 46 | 500 | 7 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 44 | 48.876 |
8 | 39 | 500 | 8 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 44 | 1'07.472 |
9 | 64 | 500 | 9 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | 44 | 1'15.390 |
10 | 6 | 500 | 10 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 44 | 1'33.359 |
11 | 19 | 500 | 11 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 44 | 1'55.400 |
12 | 1 | 500 | 12 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 43 | 1Lap |
13 | 37 | 500 | 13 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 43 | 1Lap |
14 | 24 | 500 | 14 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 43 | 1Lap |
15 | 31 | 300 | 1 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 40 | 4Laps |
16 | 61 | 300 | 2 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 40 | 4Laps |
17 | 2 | 300 | 3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 40 | 4Laps |
18 | 88 | 300 | 4 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 40 | 4Laps |
19 | 55 | 300 | 5 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 40 | 4Laps |
20 | 7 | 300 | 6 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 40 | 4Laps |
21 | 33 | 300 | 7 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 40 | 4Laps |
22 | 21 | 300 | 8 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 40 | 4Laps |
23 | 10 | 300 | 9 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 40 | 4Laps |
24 | 65 | 300 | 10 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 40 | 4Laps |
25 | 0 | 300 | 11 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 40 | 4Laps |
26 | 11 | 300 | 12 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 40 | 4Laps |
27 | 18 | 300 | 13 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 40 | 4Laps |
28 | 77 | 300 | 14 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 40 | 4Laps |
29 | 25 | 300 | 15 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 39 | 5Laps |
30 | 3 | 300 | 16 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 39 | 5Laps |
31 | 87 | 300 | 17 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
32 | 60 | 300 | 18 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 39 | 5Laps |
33 | 50 | 300 | 19 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
34 | 22 | 300 | 20 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 39 | 5Laps |
35 | 9 | 300 | 21 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
36 | 51 | 300 | 22 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 39 | 5Laps |
37 | 86 | 300 | 23 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 39 | 5Laps |
38 | 48 | 300 | 24 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
39 | 30 | 300 | 25 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
40 | 111 | 300 | 26 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 39 | 5Laps |
41 | 17 | 500 | 15 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 36 | 8Laps |
42 | 5 | 300 | 27 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 35 | 9Laps |
43 | 360 | 300 | 28 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 32 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.15 ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT 1'59.013 (23/44) 175.65km/h
スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝が8月30日、午後0時30分にスタート。
レース距離の4分の1に当たる44周を消化した時点では#100RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)がトップを走行している。
GT300クラスはこの時点で40周を消化しており、最初のピットストップの後で#31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太組)がトップに浮上した。
朝から一旦落ち着いてきた雨は、スーパーGTのスタート進行が始まると再びポツポツと路面を濡らし始めた。
このため参加全車が浅溝か深溝のウェットタイヤを装着してローリングに出て行くことになった。ホールショット奪ったのは#1モチュールGT-Rだったが、3番手スタートの#64エプソンNSXのペースが群を抜いており、1コーナーで2番手スタートの#38ZENT RC Fを捉えて2位に浮上すると、その周のデグナー一つ目で早くも1号車を抜き去ってトップに躍り出る。
スタートドライバーは1号車がロニー・クインタレッリ、38号車は石浦宏明、64号車はベルトラン・バゲットだ。
そのまま一気に後続を突き放しにかかった#64バゲットだったが、6周目の1コーナーでコースオフ、ここで2位#1クインタレッリとの差が一気に縮まる。
するとその後方からは凄まじい勢いで#15ドラゴモデューロNSXが追い上げを開始、スタートドライバーの小暮卓史は他よりも2秒も速いハイペースで6周目に#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、7周目のバックストレートで#38石浦、8周目の逆バンクでは#1クインタレッリを大外から抜き去ると、そのままの勢いでヘアピン立ち上がりで周回遅れにつまった#64バゲットをも抜き去って一気にトップに躍り出た。
そのバゲットはこの辺りからがくんとペースが落ち、10周目の立体交差下で#1クインタレッリの先行を許すと、その後も#36#36ペトロナスRC Fのジェームス・ロシター、#100レイブリックNSXの山本らに次々と抜かれて順位を落としていく。
反対に#100山本は13周目のバックストレートで#36ロシターを捉えて3位に浮上すると、18周終わりのホームストレートで#1クインタレッリを捉えて2位に浮上した。
その後15号車は30周目、100号車は31周目にピットイン。
ここで100号車が15号車の前でコースに復帰する格好になり、44周を消化した時点でもレースをリードし続けている。
2位には33周目のシケインで#15ターベイを捉えた#36ペトロナスRC Fの伊藤大輔がつけている。
GT300クラスはポールシッターの#2ロータスが序盤トップを快走していたが、35周目に最初のピットストップを終えたところで#31プリウスに追いつかれ、36周目のヘアピン先でトップを明け渡してしまった。この時点でのドライバーは2号車が濱口弘、31号車は中山雄一だった。
その後#2濱口は39周目の1コーナーで#61BRZの山内英輝にも抜かれ、3位で走行を続けている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
GTアソシエイション(GTA)の第5戦鈴鹿定例会見では最後に、GT500クラスの現状についても説明。
今回も予選フロントローに燃料リストリクター1ランクダウン+ウェイトハンデの車両がつくことになったが、こうした状況は各メーカーの努力やタイヤ開発の成果によるものであって、GTAとしては公平なハンデキャップ制度で運営しているという認識を持っているという。
ただし、開催コースのエスケープゾーンの広さに合わせてコーナリングスピード全般の抑制は必要としており、この点は2016年にも対策をとるとのことだ。
現行のGT500車両は空力開発に高額の資金が投入されており、これがチーム財政を圧迫しかねない状況にあるとともに、年々高まるスピードに対して既存のサーキットのエスケープゾーンが充分でなく、GTAでは安全上の観点から何らかの対策は必要という認識を持っているとのことだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
GTアソシエイション(GTA)が8月30日に鈴鹿サーキットで行った定例会見では今シーズンから始まったFIA-F4のスカラシップについても言及、現在各メーカーやチームと具体策について調整中であることを明らかにした。
その中でネックになっているのが限定Aライセンスでツーリングカーのドライブができないという点。このため、普通免許の取得年齢に達していなくてもF3にはステップアップできるが、GT300への出走は現行制度では許可されない。
GTAではこの点を緩和してもらえるよう現在陳情を行っており、この結果を待ってスカラシップ制度
の詳細を明らかにするという。
またスカラシップ生の受け入れ先についても、現在所属しているメーカーに囚われることなく、速いドライバーを公平に選抜するといい、各メーカーとも調整しながら全日本F3のCクラスやNクラスでの出走機会を斡旋していくとのこと。
また坂東代表の腹案としてGT500マシンのテストドライブなども考えているとのことだ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
GTアソシエイション(GTA)は8月30日、スーパーGT第5戦の開催されている鈴鹿サーキットで今回も定例会見を開催。坂東正明GTA代表が現在取り組んでいる様々な事柄の進捗状況について説明した。
その中で現在ITRと進めている車両規則の統一と交流戦の実施状況については、すでにITRチェアマンのハンス・ヴェルナー・アウフレヒト氏とは2017年11月に富士スピードウェイ、2018年のシーズン開幕前(2月または3月)にヨーロッパで交流戦を開催するということで口頭では合意しており、富士にはDTM側から各メーカー4台ずつ、ヨーロッパにはGT500クラス全車が参加するという方向で進めているとのこと。これについては日本のメーカーの合意も取り付けている。
車両規則もテクニカルワーキンググループでダンフォース値やコーナリングスピード、或いはクランクシャフトやオイルパンのサイズなどといった細かい部分の詰めを行っている段階とのことだ。
詳細については今年の12月にも何かしらの発表ができるという。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
プレスインフォメーション 2015年8月29日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月29日(土)に開催いたしました。
天候:くもり 路面:ドライ 気温:26度 路面:30度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015第9戦公式予選が8月29日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。
第8戦終了時点でのポイントランキング上位のオーダーと獲得ポイントは、総合1位がここまで開幕8連勝中の#15元嶋祐弥(160点)、同2位が#78近藤翼(140点)、同3位が#12久保凛太郎(132点)。ジェントルマンクラスは、1位が今季5勝の#9武井真司(132点)、2位#25内山清士(103点)、3位#2田島剛(102点)、4位#77浜崎大(100点)、5位#24剛覇矢人(99点)、6位#37久保田克昭(95点)。シリーズは佳境を迎えつつあり、この鈴鹿での結果によってタイトル争いの状況が大きく変わるため、公式予選から激しい戦いとなることが予想されていた。
公式予選は13:45からの30分間。鈴鹿は午前中から曇に覆われ、降雨も心配されていたが、それも杞憂に終わり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。タイヤ1セット目のアタックでは各車とも前日の専有走行からタイムを縮め、まずは元嶋が1周目に2分6秒071をマーク。続いて、近藤、久保らも2分6秒2程度まで詰めてくるが、元嶋のタイムを上回ることができない。そうして各車が一通り1セット目でのアタックを終えると、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り10分を切った頃から、ポールポジション争いが激化していった。
上位陣で先にコースインしたのは久保。タイヤをゆっくりと温めた後のアタックで2分6秒038と、元嶋のタイムを更新する。このアタックは「正直、手応えがあったわけではなく、1セット目からマシンのバランスと走り方を修正しただけ。これで決まるとは思っていませんでした」というもので、久保もまだ削る余地があると見込んでいた。しかし、その後タイムを更新できず、結局2番手となった。
その久保のタイムを上回り、ポールポジションを獲得したのは元嶋だった。時間をかけてタイヤを温めた後、アタックラップに突入。「S字で縁石に乗りすぎて、フルカウンターを当てました。『まずい』と思いましたが、セクター2とセクター3で取り返すことができた」という走りは、唯一の2分5秒台となる2分5秒811を記録。「今季一番いいアタックができました。ミスもありましたが、攻めた結果ですから」と気分も上々に明日に備える。ポイントランキング2位の近藤は「2セット目での実質計測2周目で、セクター1・セクター2と自己ベストタイムで来ていたのですが、スプーンコーナーでオーバーランしてしまい、タイヤ(のグリップ)を使い切ってしまった」と3番手に終わった。だが、落胆の様子はない。「仮に雨となっても、昨年(雨の)鈴鹿で勝っていますし、全力で勝ちにいきます」と気持ちを切り替えていた。
ジェントルマンクラスでは、前戦の富士で優勝した剛がその速さと勢いを持続。ニュータイヤ2セット目のアタックで2分8秒060とまずは自己ベストを縮めると、次の周には昨年のジェントルマンクラスのレコードタイム2分7秒808を更新する2分7秒766を記録。武井がその対抗一番手としてクラストップタイム争いに加わってくるかと思われたが、「アンダーステアとオーバーステアが両方出るような状態」で、いつもの鋭い走りが見られない。「最後の1回で剛選手のタイムを抜こうと思っていましたが、S字でアンダーが出てしまった」ことで届かず、剛の初のクラスポールポジションが確定した。「今回はクールスーツを着用しないでアタックしました。そのおかげかな?(笑) でも、ドライでの勝負で武井選手より前のグリッドを獲れたことはとてもうれしいです」(剛)。3番手は2分8秒549の田島。「タイヤ1セット目からいろいろ改善してアタックしたのですが、どうもタイムが伸びなかったので、最後に楽しもうと思って走ったら、タイムが出ました」と開き直ったのがいい結果につながったようだ。
PCCJ第9戦決勝は、30日9:15スタート予定。鈴鹿の代表的なオーバーテイクポイントは1コーナーやシケインなどだが、コース幅が富士などよりも若干狭く、オーバーテイクしにくいコースとも言われている。今回の決勝は10周で、これまでのラウンドよりも5周少ない。また、降雨の可能性も心配されている。これらを考慮して、早めに仕掛けるのか、様子を見るのか、その戦略と遂行力も問われるところ。「雨は得意」というドライバーも多く、いつにも増して興味深い戦いに期待が高まる。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.811
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.038
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.207
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.119
5 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 《R》2'07.766
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'07.884
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.229
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'08.549
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.047
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'09.105
11 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.239
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'09.542
13 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.082
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.349
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'11.077
16 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'11.854
17 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.843
※"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(Class G)2'07.808
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
FIA-F4選手権第8戦の決勝が8月30日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手の#36坪井翔(トムス)がスタートからトップに立ち、そのまま後続に付け入る隙を与えずに10周のレースを制し、今季4勝目を挙げた。
第8戦決勝は午前8時15分より10周で行われた。
この日の鈴鹿サーキットは昨夜から降り続いた雨のため、路面はウェット状態。スタート時点で雨は止んでいたものの、全車がウェットタイヤを装着してグリッドについた。
ホールショットを奪ったのは予選2番手の坪井。
昨日ポールポジションを獲得しながらスタートで5平木湧也(RSファイン)の先行を許した坪井はこの日期するものがあったといい、その思惑通りスタートから見事なダッシュでトップに躍り出た。
ポールポジションの#11牧野任祐(Rnスポーツ)が2番手につけ、#5平木が3番手。
予選3番手の#7大津弘樹(HFDP)は痛恨のエンジンストールで一気に16位に後退してしまった。
レース序盤こそ坪井の背後に食らいついていた牧野だったが、この日のコンディションにセッティングが合っていなかった模様で、周回を重ねるにつれ坪井との差は徐々に開いていき、5周を終えた時点では1秒差となってしまった。
さらに、レースが進むにつれて路面が乾いていったこともあり、レース後半にはタイヤの消耗にも悩まされて濡れたところを選んで走らざるを得ない状況に陥った。
それを尻目に坪井は安定したペースでレコードラインに留まり続け、最後は牧野に1.96秒の差をつけてフィニッシュ。
今季4勝目と勝ち星で牧野に並び、シリーズポイントでも122ptとして125ptの牧野の3ポイント差にまで迫った。
3位には平木が入り、終わってみれば昨日と同じ顔ぶれで表彰台に上がる結果となった。
また今週末FIA-F4にデビューし、昨日は終盤のアクシデントで惜しくも30位に終わった#3阪口晴南(SUTEKINAレーシングチーム)はレース中盤以降激しいドッグファイトを演じ、6位でフィニッシュした。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。
9月19-20日決勝だ。
優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
昨日から雨になることはわかっていたので、雨のスタートのイメージだけ作って、それがうまくいって勢いよく出れました。昨日はスタート失敗しちゃったんで、ここで決められたら、と。
前に出てからは自分のペースだけ保とうと思いました。途中まで牧野くんが付いてきていたんですが次第に離れていったので、自分の走りだけに集中しました。
路面はどんどん乾いていったので、乾いたところを選んでペースを上げていきました。
(濡れたところに)寄ろうかな、と思ったんですけど、この感じだったらタレないと判断しました。
今すごいい流れに乗っているので、この流れを崩さずに菅生でも連勝してポイントリーダーになり、チャンピオンになれるように準備していきたいです。
2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
1周目にスタートで前に行かれて、そのときは抜き返せると思ったんですけど、1周目のS字に入ったところで「今日は無理やな」と感じました。明らかにメカニカルグリップが足りてなかったですね。
ずっとタイヤを冷やしながら走ったんですけど、それでもどうしようもなかったですね。
菅生に向けてはもう一度考え直して、しっかりやっていきたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 10 | 23'35.008 |
2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 10 | 1.960 |
3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 10 | 8.773 |
4 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 10 | 16.148 |
5 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 10 | 18.053 |
6 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 10 | 19.804 |
7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 10 | 19.906 |
8 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 10 | 20.890 |
9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 10 | 21.607 |
10 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 21.993 |
11 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 10 | 22.733 |
12 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 10 | 23.808 |
13 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 10 | 24.049 |
14 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 24.787 |
15 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 10 | 31.494 |
16 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 10 | 45.573 |
17 | *7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 51.175 |
18 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 10 | 52.687 |
19 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 53.822 |
20 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 10 | 54.378 |
21 | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | 10 | 57.172 |
22 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 10 | 58.348 |
23 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 10 | 58.796 |
24 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 10 | 1'00.994 |
25 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 10 | 1'01.104 |
26 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 10 | 1'01.632 |
27 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 10 | 1'02.213 |
28 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 10 | 1'03.552 |
29 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 10 | 1'04.817 |
30 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 10 | 1'05.864 |
31 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 10 | 1'06.042 |
32 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 10 | 1'29.522 |
33 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 10 | 1'54.770 |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S) 2'19.888 (10/10) 149.44km/h
- CarNo.7は、2015 F4 SpR付則15.1.1)(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第7戦の決勝が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36坪井翔(トムス)がスタートで出遅れるも終盤逆転に成功し、今季3勝目を挙げた。
第7戦決勝は午後4時30分より10周で行われた。
ホールショットを奪ったのは予選3番手の平木湧也(RSファイン)。
ポールポジションの坪井は予選2番手の#11牧野任祐(Rnスポーツ)との1-2コーナーの攻防を制して2番手で平木を追い上げる。
このままトップ2台はコンマ4秒差で攻防を続けるが、前に接近すればフロントのダウンフォースが抜けてコントロールが難しくなるという状態に手を焼く坪井はなかなか攻略のきっかけをつかめない。
そうしているうちに平木は次第にペースを上げ、6周目には2’08.875を記録して0.9秒にその差を広げた。
一時はこのまま平木が今季初勝利を収めるかに思われたが、転機は8周目にやってきた。
西コース方面から次第に雨が降ってきたのだ。
これにより坪井は再び平木との差を縮めてすぐ後ろに迫ってきた。
ダンロップコーナーで、デグナーで、ヘアピンで、しきりに平木の隙を窺うそぶりを見せる坪井。
2台はテール・トゥ・ノーズ状態のままファイナルラップに突入した。
ダンロップコーナーの立ち上がりでインに並びかけてきた坪井を押さえ込み、ヘアピンでも付け入る隙を与えなかった平木だったが、スプーンカーブで濡れた路面に足をとられて痛恨のオーバーラン。
この隙に坪井がトップを奪い返してそのままゴールへ。
坪井はヘアピンを立ち上がった時点で雨の強まりを感じ、少しペースを落としてスプーンにアプローチしたという。
この判断が功を奏し、坪井は見事逆転で今季3勝目をものにした。
一方平木は最後のシケインで牧野にもインを突かれ、結局スタート位置と同じ3位でレースを終えることに。
これでシリーズポイントは牧野が110、坪井が102とその差は8ポイントに縮まった。
注目の第8戦決勝は30日午前8時15分より10周で行われる。
優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
ラスト2周はドライバーとしてはヒヤヒヤでした。雨降らない限り抜けなかったんで。ドライだと前に追いつくとダウンフォースが抜けて曲がらない状態で、ついたり離れたりを繰り返していて。
雨が降り出したので、これが強くなるとチャンスがあると思いプレッシャーをかけ続けていたら最後にヘアピンを立ち上がった時に雨が強くなっているのがわかり、これは絶対滑るなと思ってスプーンの一個目をゆっくり入りました。そしたら平木くんが飛び出してしまったので、それが一番大きかったと思います。
スタートではもちろん牧野くんを意識しましたが、それ以上に平木くんの出だしがすごくて、この勢いだったら抑えにいっても抜かれてしまうので、だったら牧野くんを抑えて2番手で通過すれば、また展開が変わるかも、と思いました。
明日はこのままいけば雨ですが、このクルマで雨の鈴鹿は走ったことがないので、2番手スタートですけど明日こそはスタートを決めて前に出ることが大事だと思います。
2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
スタートは普通でしたが平木くんに前に行かれて、1-2コーナーで(坪井選手に)仕掛けましたけど、あれ以上どうしようもなかったですね。ドライでスリックの状態では速さ的にも自分に余裕がなかったので、ついていくので精一杯だったしどっちかというと離されていったから。雨降って追いついては行きましたけども。まあ3番で終わるレースが2番で終わったので結果オーライかなと。
明日に向けてもう一度見直していきたいなと。明日は雨なんでどうなるかわからないですけど、できるかぎりのことをしたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が昨年樹立されたコースレコードを大幅に上回る1’47.630を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスも#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)がコースレコードを更新して今季初のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。
気温27℃、路面温度は32℃と、この時期にしては幾分涼しいコンディションだ。
予選Q1
GT500クラスの予選Q1は残り時間が9分を切ったあたりで各車一斉にコースイン、1~2周のウォームアップを経てアタックに入ったが、S字で#6エネオスRC Fがコースを飛び出してバリアに突っ込んでしまい、これを回収するために赤旗が提示されてセッションは中断。この時点で残り時間は3分だった。
ドライバーの国本雄資は無事だったが、6号車はこれで予選最後尾が確定した。
予選は午後3時10分から残り時間5分として再開されたが、参加15台中9台が昨年樹立されたコースレコードを上回る激しいタイムアタック合戦が展開された。トップタイムは#46S Road GT-Rをドライブした本山哲。1’47.749は前年に本山自身が記録した1’48.629のコースレコードを0.9秒近く上回るものだ。
一方、#36ペトロナスRC Fをドライブした伊藤大輔もまた昨年のレコードを上回ったにもかかわらずQ1で予選を終えることに。8位通過を果たしたJ.P.オリベイラの#12カルソニックGT-Rとはわずか0.002秒差、トップとのタイム差も0.82秒だった。
GT300クラスもトップから1秒以内に11台がひしめく接戦が繰り広げられ、前年のコースレコードを唯一上回って1’59.077を記録した#31aprプリウスの中山雄一がトップタイム。
そこから1.118秒落ちの#7Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラーがドライブ)までの13台がQ2に駒を進めた。
予選Q2
GT500クラスの予選Q2はさらにペースアップ、上位3台が1分47秒台を記録する接戦となった。
この戦いを制したのはロニー・クインタレッリのドライブする#1モチュールGT-R。
現在ポイントランキング2位の1号車は燃料リストリクター1ランクダウンに加えて28kgのウェイトハンデを搭載しながら1’47.630とコースレコードをさらに縮めてみせた。
ポールポジション獲得は第2戦富士に続いて今季2回目だ。
先週のスーパーフォーミュラで今季2勝目を挙げた石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fが2番手につけ、公式練習トップの#64エプソンNSXが3番手につけた。
GT300クラスも上位5台がコースレコードを更新する接戦となったが、普段はQ1を担当する加藤をQ2に回し、第3ドライバーの濱口にQ1を任す作戦をとった#2ロータスが1’58.246を記録してトップに。
昨年までのマクラーレンに代えてマザーシャシーにエンジンをミッドシップマウントするオリジナルマシンで今シーズンをスタートしたものの、開幕前の鈴鹿テストからクラッシュやトラブルが相次ぎ、ここまで苦戦の続いていたカーズ東海だったが、5戦目にして漸くトップレベルの速さを手にいれたようだ。
ポールポジション獲得は未だ紫電を走らせていた2010年の第5戦SUGO以来だ。
ポイントランキングトップの#10ゲイナーGT-Rを駆る千代勝正が2番手、荒聖治がドライブした#7Studie BMW Z4が3番手につけた。
第5戦決勝は30日12時30分より173周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry/Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 | DL | 10 | 21'42.042 |
2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S | DL | 10 | 0.947 |
3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 | DL | 10 | 1.069 |
4 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 1.817 |
5 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 3.579 |
6 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 10 | 3.919 |
7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 10.027 |
8 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 10.539 |
9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 10 | 10.624 |
10 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG | DL | 10 | 17.561 |
11 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド | DL | 10 | 20.680 |
12 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110 | DL | 10 | 21.842 |
13 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC | DL | 10 | 24.513 |
14 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD | DL | 10 | 25.253 |
15 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE | DL | 10 | 25.608 |
16 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 25.893 |
17 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー | DL | 10 | 27.324 |
18 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC | DL | 10 | 29.127 |
19 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 10 | 30.048 |
20 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING | DL | 10 | 37.115 |
21 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 10 | 41.042 |
22 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 41.136 |
23 | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110 | DL | 10 | 42.725 |
24 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 | DL | 10 | 45.279 |
25 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 10 | 49.108 |
26 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110 | DL | 10 | 1'01.686 |
27 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD | DL | 10 | 1'03.017 |
28 | *88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 10 | 1'04.210 |
29 | 23 | YUGO | S2R Racing | DL | 10 | 1'27.092 |
30 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 | DL | 9 | 1Lap |
31 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110 | DL | 9 | 1Lap |
32 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 9 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- | *70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 | DL | 6 | 4Laps |
- | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 0 | 10Laps |
- | *32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト | DL | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(GSR初音ミクホリデー車検F110) 2'08.875 (6/10) 162.21km/h
- CarNo.70は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
- CarNo.88は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
- CarNo.32は、ステアリング未取り付けにより、訓戒とした。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'48.394 | R1'47.630 |
2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.941 | R1'47.782 |
3 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'48.022 | R1'47.785 |
4 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'47.749 | R1'48.042 |
5 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.567 | R1'48.500 |
6 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | R1'48.258 | 1'48.665 |
7 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.117 | 1'48.718 |
8 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | R1'48.149 | 2'12.724 |
9 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.569 | |
10 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.758 | |
11 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'48.984 | |
12 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.014 | |
13 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'49.067 | |
14 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 1'50.075 | |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | no time | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather: Course:
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
1 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.961 | R1'58.248 |
2 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 1'59.839 | R1'58.600 |
3 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 2'00.195 | R1'58.954 |
4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'59.240 | R1'59.060 |
5 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'59.316 | R1'59.080 |
6 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.906 | 1'59.204 |
7 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 逹也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.507 | 1'59.345 |
8 | 18 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.399 | 1'59.487 |
9 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | R1'59.077 | 1'59.592 |
10 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 1'59.514 | 2'00.013 |
11 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 1'59.826 | 2'00.097 |
12 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'00.148 | 2'01.643 |
13 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.299 | 2'04.329 |
14 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.231 | |
15 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.274 | |
16 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.296 | |
17 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.412 | |
18 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'00.451 | |
19 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.466 | |
20 | 50 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.032 | |
21 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.110 | |
22 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.212 | |
23 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファンバッファー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'01.357 | |
24 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'01.436 | |
25 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.588 | |
26 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'01.857 | |
27 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'02.077 | |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | absence | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 1 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'47.630 | - | - | 194.232 |
2 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.782 | 0.152 | 0.152 | 193.958 |
3 | 64 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'47.785 | 0.155 | 0.003 | 193.953 |
4 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'48.042 | 0.412 | 0.257 | 193.491 |
5 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.500 | 0.870 | 0.458 | 192.675 |
6 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 1'48.665 | 1.035 | 0.165 | 192.382 |
7 | 15 | オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 1'48.718 | 1.088 | 0.053 | 192.288 |
8 | 17 | 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 2'12.724 | 25.094 | 24.006 | 157.509 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | R1'58.248 | - | - | 176.791 |
2 | 10 | 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | R1'58.600 | 0.352 | 0.352 | 176.266 |
3 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | R1'58.954 | 0.706 | 0.354 | 175.742 |
4 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | R1'59.060 | 0.812 | 0.106 | 175.585 |
5 | 88 | 織戸 学 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | R1'59.080 | 0.832 | 0.020 | 175.556 |
6 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.204 | 0.956 | 0.124 | 175.373 |
7 | 25 | 土屋 武士 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.345 | 1.097 | 0.141 | 175.166 |
8 | 18 | ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.487 | 1.239 | 0.142 | 174.958 |
9 | 31 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 1'59.592 | 1.344 | 0.105 | 174.804 |
10 | 21 | 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 2'00.013 | 1.765 | 0.421 | 174.191 |
11 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 2'00.097 | 1.849 | 0.084 | 174.069 |
12 | 5 | 玉中 哲二 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.643 | 3.395 | 1.546 | 171.857 |
13 | 360 | 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'04.329 | 6.081 | 2.686 | 168.144 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 46 | 本山 哲 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'47.749 | - | - | 194.018 |
2 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.941 | 0.192 | 0.192 | 193.672 |
3 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'48.022 | 0.273 | 0.081 | 193.527 |
4 | 15 | 小暮 卓史 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.117 | 0.368 | 0.095 | 193.357 |
5 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | R1'48.149 | 0.400 | 0.032 | 193.300 |
6 | 37 | 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | R1'48.258 | 0.509 | 0.109 | 193.105 |
7 | 1 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'48.394 | 0.645 | 0.136 | 192.863 |
8 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.567 | 0.818 | 0.173 | 192.556 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 36 | 伊藤 大輔 | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.569 | 0.820 | 0.002 | 192.552 |
10 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.758 | 1.009 | 0.189 | 192.218 |
11 | 39 | 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'48.984 | 1.235 | 0.226 | 191.819 |
12 | 8 | 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.014 | 1.265 | 0.030 | 191.766 |
13 | 24 | 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'49.067 | 1.318 | 0.053 | 191.673 |
14 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 1'50.075 | 2.326 | 1.008 | 189.918 |
---- 以上基準タム予選通過 ---- |
- | 6 | 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | no time | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | R1'59.077 | - | - | 175.560 |
2 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'59.240 | 0.163 | 0.163 | 175.320 |
3 | 360 | 吉田 広樹 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.299 | 0.222 | 0.059 | 175.234 |
4 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'59.316 | 0.239 | 0.017 | 175.209 |
5 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.399 | 0.322 | 0.083 | 175.087 |
6 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.507 | 0.430 | 0.108 | 174.929 |
7 | 21 | リチャード・ライアン | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 1'59.514 | 0.437 | 0.007 | 174.918 |
8 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 1'59.826 | 0.749 | 0.312 | 174.463 |
9 | 10 | アンドレ・クート | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 1'59.839 | 0.762 | 0.013 | 174.444 |
10 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.906 | 0.829 | 0.067 | 174.347 |
11 | 2 | 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.961 | 0.884 | 0.055 | 174.267 |
12 | 5 | 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'00.148 | 1.071 | 0.187 | 173.995 |
13 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 2'00.195 | 1.118 | 0.047 | 173.927 |
---- 以上Q2進出 ---- |
14 | 77 | 峰尾 恭輔 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.231 | 1.154 | 0.036 | 173.875 |
15 | 33 | 坂本 祐也 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.274 | 1.197 | 0.043 | 173.813 |
16 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.296 | 1.219 | 0.022 | 173.781 |
17 | 0 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.412 | 1.335 | 0.116 | 173.614 |
18 | 51 | 新田 守男 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'00.451 | 1.374 | 0.039 | 173.558 |
19 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.466 | 1.389 | 0.015 | 173.536 |
20 | 50 | 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.032 | 1.955 | 0.566 | 172.725 |
21 | 48 | 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.110 | 2.033 | 0.078 | 172.613 |
22 | 30 | 小泉 洋史 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.212 | 2.135 | 0.102 | 172.468 |
23 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'01.357 | 2.280 | 0.145 | 172.262 |
24 | 22 | 和田 久 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'01.436 | 2.359 | 0.079 | 172.150 |
25 | 111 | 植田 正幸 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.588 | 2.511 | 0.152 | 171.935 |
26 | 9 | 阪口 良平 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'01.857 | 2.780 | 0.269 | 171.555 |
27 | 87 | 青木 孝行 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'02.077 | 3.000 | 0.220 | 171.246 |
---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
- | 86 | 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | absence | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
FIA-F4選手権第7戦、第8戦の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、第7戦は#37坪井翔(トムス)、第8戦は#11牧野任祐(Rnスポーツ)がそれぞれポールポジションを獲得した。
今季初開催のFIA-F4選手権もいよいよ中盤戦。
毎戦盛況なこのカテゴリーは鈴鹿大会でも36台がエントリー。このうち35モーターマウスを除く35台が参加して、当初予定より5分遅れの午前11時50分より30分間の公式予選が行われた。
最初にタイムを出してきたのは#36坪井。
前日の専有走行で赤旗が相次いだことから、予選も荒れると予想した坪井は予選開始早々から積極的に周回を重ね、5周目に2’08.192を記録すると、早々と走行を切り上げた。
セカンドベストタイムはこの前の周に出した2’08.428だ。
これに続いたのが今季4勝を挙げている#11牧野だ。
牧野は坪井とは逆にセッション後半に集中してアタックする作戦に出たが、S字で#55畑享志がクラッシュしたためにイエローフラッグが出ていたことも影響してか、終了5分前に2’08.289を出すにとどまり、第7戦を2番グリッドからスタートすることになった。
しかしセカンドタイムでは2’08.314と坪井を上回っており、明日の決勝ではポールポジションを獲得している。
また、前日の専有走行では2’07.987を記録してトップだった#5平木湧也は一時は2番手につけていたものの、最終的にはベストタイム3番手、セカンドタイムは4番手という結果に。
路面コンディションの変化、アタックに入るタイミングなど、いまひとつ思い通りにはいかなかったようだ。
FIA-F4第7戦決勝はこのあと午後4時30分から、第8戦決勝は明日朝8時15分から、いずれも10周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 2'08.314 | - | - | 162.922 |
2 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.428 | 0.114 | 0.114 | 162.778 |
3 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.557 | 0.243 | 0.129 | 162.616 |
4 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 2'08.564 | 0.250 | 0.007 | 162.605 |
5 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.758 | 0.444 | 0.194 | 162.360 |
6 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 2'08.908 | 0.594 | 0.150 | 162.173 |
7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'08.969 | 0.655 | 0.061 | 162.095 |
8 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.053 | 0.739 | 0.084 | 161.989 |
9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 2'09.095 | 0.781 | 0.042 | 161.937 |
10 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.141 | 0.827 | 0.046 | 161.880 |
11 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.277 | 0.963 | 0.136 | 161.710 |
12 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 2'09.304 | 0.990 | 0.027 | 161.675 |
13 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 2'09.353 | 1.039 | 0.049 | 161.614 |
14 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 2'09.379 | 1.065 | 0.026 | 161.582 |
15 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.416 | 1.102 | 0.037 | 161.535 |
16 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.489 | 1.175 | 0.073 | 161.444 |
17 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'09.513 | 1.199 | 0.024 | 161.414 |
18 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 2'09.597 | 1.283 | 0.084 | 161.309 |
19 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.617 | 1.303 | 0.020 | 161.286 |
20 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 2'09.622 | 1.308 | 0.005 | 161.278 |
21 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.658 | 1.344 | 0.036 | 161.235 |
22 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 2'09.675 | 1.361 | 0.017 | 161.212 |
23 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 2'09.683 | 1.369 | 0.008 | 161.202 |
24 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 2'09.814 | 1.500 | 0.131 | 161.040 |
25 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 2'09.910 | 1.596 | 0.096 | 160.921 |
26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 2'09.949 | 1.635 | 0.039 | 160.872 |
27 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'10.081 | 1.767 | 0.132 | 160.710 |
28 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 2'10.473 | 2.159 | 0.392 | 160.226 |
29 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'10.529 | 2.215 | 0.056 | 160.158 |
30 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 2'11.332 | 3.018 | 0.803 | 159.178 |
31 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'11.493 | 3.179 | 0.161 | 158.983 |
32 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'11.872 | 3.558 | 0.379 | 158.526 |
33 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 2'11.935 | 3.621 | 0.063 | 158.451 |
34 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 2'15.301 | 6.987 | 3.366 | 154.509 |
---- 以上基準タイム(130% - 2'46.962)予選通過 ---- |
- | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | no time | - | - | - |
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.192 | - | - | 163.077 |
2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 2'08.289 | 0.097 | 0.097 | 162.955 |
3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 2'08.338 | 0.146 | 0.049 | 162.892 |
4 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.377 | 0.185 | 0.039 | 162.842 |
5 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.641 | 0.449 | 0.264 | 162.509 |
6 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.828 | 0.636 | 0.187 | 162.272 |
7 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 2'08.870 | 0.678 | 0.042 | 162.219 |
8 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'08.874 | 0.682 | 0.004 | 162.214 |
9 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 2'08.893 | 0.701 | 0.019 | 162.190 |
10 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'08.916 | 0.724 | 0.023 | 162.161 |
11 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.011 | 0.819 | 0.095 | 162.042 |
12 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 2'09.051 | 0.859 | 0.040 | 161.993 |
13 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 2'09.187 | 0.995 | 0.136 | 161.821 |
14 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 2'09.207 | 1.015 | 0.020 | 161.796 |
15 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.308 | 1.116 | 0.101 | 161.670 |
16 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 2'09.338 | 1.146 | 0.030 | 161.632 |
17 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.370 | 1.178 | 0.032 | 161.592 |
18 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.374 | 1.182 | 0.004 | 161.587 |
19 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 2'09.421 | 1.229 | 0.047 | 161.530 |
20 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.452 | 1.260 | 0.031 | 161.490 |
21 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'09.464 | 1.272 | 0.012 | 161.475 |
22 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 2'09.470 | 1.278 | 0.006 | 161.468 |
23 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 2'09.577 | 1.385 | 0.107 | 161.334 |
24 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 2'09.610 | 1.418 | 0.033 | 161.293 |
25 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 2'09.896 | 1.704 | 0.286 | 160.939 |
26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 2'09.901 | 1.709 | 0.005 | 160.932 |
27 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'10.022 | 1.830 | 0.121 | 160.783 |
28 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'10.282 | 2.090 | 0.260 | 160.461 |
29 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 2'10.335 | 2.143 | 0.053 | 160.396 |
30 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 2'11.306 | 3.114 | 0.971 | 159.210 |
31 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'11.407 | 3.215 | 0.101 | 159.087 |
32 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'11.496 | 3.304 | 0.089 | 158.980 |
33 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 2'11.892 | 3.700 | 0.396 | 158.502 |
34 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 2'14.585 | 6.393 | 2.693 | 155.331 |
---- 以上基準タイム(2'46.754)予選通過 ---- |
- | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | no time | - | - | - |
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。
最初の走行セッションとなる公式練習では、GT500クラスで早くもコースレコードを上回る車両が続出、1’47.589を記録した64EPSON NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)がトップだった。
GT300クラスは#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)が1’59.610とこちらもレコードに迫るタイムを記録してトップだった。
公式予選日の鈴鹿サーキットは朝からどんよりと曇り、時折小雨がぱらつく微妙な天候。
それでも朝早くから多くの観客が詰めかけ、公式車検を楽しんでいた。
公式練習は午前9時20分に開始。
路面が所々濡れていることもあって、ウェットタイヤでコースインするチームもいくつかみられたが、すぐにスリックタイヤに履き替えてペースを上げていった。
ところが開始から25分分が経過したところで#86Racing Tech Audi R8がスプーン出口でコースオフ、右フロントフェンダーとリヤウィングにダメージを負ってしまう。ドライバーはクリスチャン・マメロウだ。
86号車は自力でピットを目指したが、この際にコース上に破片や砂利が散らばったため、清掃作業のための赤旗が提示された。
この時点でのトップはGT500が#64エプソンNSXで1’49.949、GT300は88マネパランボルギーニで2’00.662だ。
走行は9時51分に再開されたが、コースオープンから20分後に今度は#8ARTA NSXが立体交差下でストップしてしまい、これの回収のために2度目の赤旗が提示されてしまう。
8号車はその周のダンロップコーナーでアウト側のグラベルに飛び出しており、この際に車体にダメージを負った模様。FROに牽引されてガレージに戻ってきたが、その後は最後までガレージに籠りっきりとなってしまった。
この時点でのトップはGT500が#19ウェッズスポーツRC Fで1’48.774、GT300は#2ロータスで1’59.610だ。
そのロータスが、再再開後に行われたGT300の専有走行の終了間際に第3ドライバーに起用された濱口が最終コーナーでスピンアウトしてしまい、3度目の赤旗の原因を作ってしまう。
これによりGT500の専有走行は当初予定から5分遅れの午前11時から行われることに。
ここでは午後の予選をにらんだ激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
最初にトップタイムを塗り替えたのはベルトラン・バゲットの駆る#64エプソンNSX。
タイムは1’47.903。昨年の鈴鹿1000kmで本山哲(#46S Road GT-R)の記録した1’48.629のコースレコードをいきなり上回ってきた。
続いて#100レイブリックNSXの山本尚貴が1’48.514とこちらもレコードを上回る。
しかしバゲットはさらにタイムを縮めて1’47.589を叩き出した。更には先週ツインリンクもてぎで行われたスーパーフォーミュラ第4戦で優勝した石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fも1’47.819とバゲットに迫る。#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#15ドラゴモデューロNSXの小暮卓史らも好タイムをマークし、トップの64号車から6位の#39デンソーKOBELCO RC Fまでが昨年のコースレコードを上回る激戦となった。
GT300クラスは#2ロータスがそのままトップに。
2位には#360RUNUP GT-R、3位には#7Studie BMW Z4が続いた。
スーパーGT第5戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'47.589 | - | - | 194.306 |
2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.819 | 0.230 | 0.230 | 193.892 |
3 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.217 | 0.628 | 0.398 | 193.179 |
4 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.463 | 0.874 | 0.246 | 192.740 |
5 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | R1'48.514 | 0.925 | 0.051 | 192.650 |
6 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.615 | 1.026 | 0.101 | 192.471 |
7 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 1'48.659 | 1.070 | 0.044 | 192.393 |
8 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'48.707 | 1.118 | 0.048 | 192.308 |
9 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 1'48.728 | 1.139 | 0.021 | 192.271 |
10 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 1'48.730 | 1.141 | 0.002 | 192.267 |
11 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 1'48.746 | 1.157 | 0.016 | 192.239 |
12 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.774 | 1.185 | 0.028 | 192.189 |
13 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 1'48.991 | 1.402 | 0.217 | 191.807 |
14 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.376 | 1.787 | 0.385 | 191.132 |
15 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 2'10.637 | 23.048 | 21.261 | 160.025 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(GT500: 1'48.629)を非公式に上回りました。
■GT300クラス
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.610 | - | - | 174.778 |
2 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.766 | 0.156 | 0.156 | 174.550 |
3 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 1'59.868 | 0.258 | 0.102 | 174.402 |
4 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 2'00.085 | 0.475 | 0.217 | 174.087 |
5 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.111 | 0.501 | 0.026 | 174.049 |
6 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.274 | 0.664 | 0.163 | 173.813 |
7 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 2'00.280 | 0.670 | 0.006 | 173.804 |
8 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.381 | 0.771 | 0.101 | 173.659 |
9 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 2'00.478 | 0.868 | 0.097 | 173.519 |
10 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 2'00.562 | 0.952 | 0.084 | 173.398 |
11 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.568 | 0.958 | 0.006 | 173.389 |
12 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 2'00.596 | 0.986 | 0.028 | 173.349 |
13 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 2'00.602 | 0.992 | 0.006 | 173.340 |
14 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.861 | 1.251 | 0.259 | 172.969 |
15 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.181 | 1.571 | 0.320 | 172.512 |
16 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.586 | 1.976 | 0.405 | 171.938 |
17 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.605 | 1.995 | 0.019 | 171.911 |
18 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 2'01.632 | 2.022 | 0.027 | 171.873 |
19 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 2'01.701 | 2.091 | 0.069 | 171.775 |
20 | 50 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.776 | 2.166 | 0.075 | 171.669 |
21 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'01.815 | 2.205 | 0.039 | 171.614 |
22 | 18 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.821 | 2.211 | 0.006 | 171.606 |
23 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'02.133 | 2.523 | 0.312 | 171.167 |
24 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'02.388 | 2.778 | 0.255 | 170.811 |
25 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'03.754 | 4.144 | 1.366 | 168.925 |
26 | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 2'04.333 | 4.723 | 0.579 | 168.139 |
27 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'05.384 | 5.774 | 1.051 | 166.729 |
28 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'12.768 | 13.158 | 7.384 | 157.457 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦の決勝レースが8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が盤石の走りで52周を走りきり、今季2勝目を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日11,000人/決勝日15,000人/大会総入場者数26,000人)
前に行われた全日本ロードレースJ-GP2クラスで赤旗中断があったため、第4戦の決勝は当初予定より5分遅れでスタート進行が始まった。
二輪のレース中に激しい雨が降ったこともあり、8分間のウォームアップ走行では各車ウェットタイヤを装着して走り始めたが、すでに雨は止んでいたため路面はたちどころに乾き、終盤には幾つかのチームがスリックに交換、グリッド整列には全車がスリックタイヤを履いて出て行った。
フォーメーションラップは午後3時5分に開始。
ところがここでポールシッターの石浦がなかなかグリッドを離れようとしない。実は38号車のギヤボックスを制御するシステムのスイッチがオフになっており、石浦がパドルを操作しても1即にギヤが入らなかったのだ。
石浦はすぐにこれに気づいてスイッチを入れ、無事隊列に加わった。
その後の順調なレース運びを考えると、これが今回の最大のピンチだったのかもしれない。
ホールショットを奪ったのはその石浦。
まだイン側のグリッドが濡れていたこともあって予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は出遅れ、3番手スタートの#8小林可夢偉(ルマン)がその脇をすり抜けていく。ところがそのさらにアウト側から1コーナーに飛び込んできたのが予選5番手の#1中嶋一貴(トムス)だった。
4番手にはうまくアウト側にラインを降った4番手スタートの#19J.P.デ・オリベイラ(インパル)が続く。
石浦は序盤快調に後続との差を広げにかかり、中嶋との差を5周終わりで2.1秒、15周で5.8秒、20周を終了した時点では7.6秒とした。
石浦はそのまま36周を走ってピットイン、そのままトップでコースに復帰した。
しかし終盤、2位の中嶋が攻勢に転じ、徐々に石浦との差を縮め始めた。
47周目にはファステストラップを更新、その差は4.6秒まで接近する。
石浦も負けじとペースを上げるが、中嶋のペースはさらにそれを上回り、51周を迎えた時には3秒差にまで迫った。
しかし残り1周でこの差は如何ともし難く、最後は1.7秒差まで迫りながらもついに石浦を捉えることは叶わなかった。
これで石浦は今季最初に2勝目を挙げるドライバーとなり、シリーズポイントも32と伸ばしてトップの座を守った。
しかしこのレースの2位にはランキング3位の中嶋、3位にはランキング2位のオリベイラがつけたため、中嶋24ポイント、オリベイラ25ポイントとその差は残り3戦で十分ひっくり返るものだ。
なお、序盤3位を走っていた小林は32周終わりに行ったピット作業で右リヤタイヤの交換に手間取り、大きく順位を落とした上、ファイナルラップで順位を争っていた#11伊沢拓也(リアル)と接触して惜しくもリタイヤに終わった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。
9月13日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 1:23'44.456 |
2 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 52 | 1.742 |
3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 24.775 |
4 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 52 | 25.630 |
5 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 52 | 45.071 |
6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 52 | 50.211 |
7 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 52 | 50.800 |
8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 52 | 51.181 |
9 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 52 | 53.844 |
10 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 52 | 54.813 |
11 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 1'02.342 |
12 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'04.858 |
13 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'13.051 |
14 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 52 | 1'19.948 |
15 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 52 | 1'20.722 |
16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 52 | 1'28.190 |
17 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 51 | 1Lap |
18 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 51 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 46Laps)完走 ---- |
- | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 0 | 52Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'34.975 (47/52) 181.99km/h
ルーキー福住2連勝!!
全日本F3選手権第15戦の決勝が8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)がスタートからトップに立ち、昨日の初優勝に続いて通算2勝目を挙げた。
Nクラスも昨日同様に#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が独走で今季12勝目を挙げた。
第15戦決勝は午前11時から20周で行われた。
昨日の第14戦でF3初優勝を果たした福住は今回もポールポジション。スタートをきれいに決めてトップで1コーナーへ飛び込む。
2位は#36山下健太(トムス)、3位#23高星明誠(B-MAX)、4位は#2石川京侍(戸田)とここまでは予選順位どおり。
しかしその後方ではスタートで出遅れた#50関口雄飛(B-MAX)をチームメイトの#22ルーカス・オルドネスがパス。関口は1周目のヘアピンでアウトからオルドネスを抜き去るが、つづく90度コーナーで2台が接触、関口はフロントサスを壊してそのままリタイヤ、オルドネスも10周目にピットに戻ってレースを終えてしまった。
一方、トップ集団は序盤福住を2位の山下が1~1.5秒の差で追っていたが、中盤に差し掛かったあたりで高星が山下に急接近、テール・トゥ・ノーズのバトルを展開し始める。
その後ろからは石川もじわじわと接近してきた。
この間にギャップを広げたい福住だったが、今回は前日のような独走状態に持ち込むことができず、また終盤インフィールド区間で雨が降り始めたこともあって、なかなかペースを上げられないまま20周を終了。それでも2位山下に1.1秒差をつけて今週末を2連勝で締めくくった。
山下も最後まで高星に付け入る隙を与えずにそのまま2位でフィニッシュ、ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(トムス)が5位に終わったため、シリーズポイントはともに105で並ぶことになった。
このレースを3位で終えた高星のポイント合計は90、2連勝の福住は65となり、チャンピオン争いは同点の二人のほか、かろうじて高星に可能性が残される結果となった。
Nクラスはスタートからトップに立った小河が2位の#3三浦愛(EXEDY)を序盤から一気に突き放し、33.457秒もの大差をつけて今季12勝目を挙げた。
2位#3三浦愛、3位には#30DRAGONと、表彰台は今年すっかりおなじみになった顔ぶれ。
DRAGON選手にとっては今季14回目の3位だ。
全日本F3選手権の2015シーズンは残り1大会を残すのみとなった。
決戦の舞台はスポーツランドSUGO。10月17~18日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
ツインリンクもてぎで行われている全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦のフリー走行2回目は、1’34.659を記録した#2アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)がトップタイム。2番手には#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけたが、平川はセッション終盤にクラッシュしてしまい、これを回収するために赤旗が提示され、セッションはそのまま終了となった。
決勝日を迎えたツインリンクもてぎは晴天。
しかし所々に厚い雲が出ており、時々雨が降るとの予報も出されている微妙な状況だ。
また今回は全日本ロードレースとの併催ということもあり、決勝前のフリー走行は午前9時50分といつもより遅めの時間から30分間の予定で始まった。
昨日の予選では7位に終わったロッテラーが開始早々に1’34.659を記録してトップへ。
開始10分で平川が1’35.633を出して2位に浮上してきた。
平川はその後1’35.509までタイムを縮めるが、開始から21分が経過したところで4コーナーで姿勢を乱し、イン側の壁に前から突っ込んでしまった。
これにより7号車はノーズ周りとフロントサスペンションにダメージを負い、走行が不可能になったことから車両回収のための赤旗が提示され、セッションは中断したまま終了となってしまった。
平川自身は自力でクルマを降りており、大きな怪我は負っていないようだ。
3位には#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)がつけ、ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(無限)の7位だった。
一方ポールシッターの#38石浦宏明(セルモ)は10位、予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は15位と、こちらは決勝に向けてのロングランに専念した模様。
第4戦決勝は午後3時より52周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 15 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 20 | 35'46'771 |
2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1.166 |
3 | 23 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 2.789 |
4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 20 | 3.353 |
5 | 37 | | 5 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 11.631 |
6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 20 | 12.647 |
7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 13.045 |
8 | 28 | | 8 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 38.899 |
9 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 49.457 |
10 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1'22.914 |
11 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
12 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
13 | 77 | N | 5 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
- | 18 | N | - | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 13 | 7Laps |
- | 22 | | - | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 9 | 11Laps |
- | 50 | | - | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 0 | 20Laps |
- CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING) 1'46.587 (3/20) 162.17km/h
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'34.659 | - | - | 182.602 |
2 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'35.509 | 0.850 | 0.850 | 180.977 |
3 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'35.532 | 0.873 | 0.023 | 180.934 |
4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'35.545 | 0.886 | 0.013 | 180.909 |
5 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'35.613 | 0.954 | 0.068 | 180.780 |
6 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'35.747 | 1.088 | 0.134 | 180.527 |
7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'35.841 | 1.182 | 0.094 | 180.350 |
8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'35.863 | 1.204 | 0.022 | 180.309 |
9 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'36.044 | 1.385 | 0.181 | 179.969 |
10 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'36.061 | 1.402 | 0.017 | 179.937 |
11 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'36.107 | 1.448 | 0.046 | 179.851 |
12 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'36.169 | 1.510 | 0.062 | 179.735 |
13 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'36.375 | 1.716 | 0.206 | 179.351 |
14 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'36.684 | 2.025 | 0.309 | 178.778 |
15 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'36.845 | 2.186 | 0.161 | 178.481 |
16 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'36.896 | 2.237 | 0.051 | 178.387 |
17 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'37.154 | 2.495 | 0.258 | 177.913 |
18 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'37.209 | 2.550 | 0.055 | 177.812 |
19 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'37.260 | 2.601 | 0.051 | 177.719 |
2015スーパーカーレースシリーズ第7戦
2015年8月22日(土)レポート
会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)
開幕戦以来の富士スピードウェイ、背景を雪残る春の富士から真夏の富士に変えてシリーズ第7戦開催
2015スーパーカーレースシリーズは富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び開幕の地富士スピードウェイに舞台を移し、12台が参戦しての第7戦が行われた。好天に恵まれ、夏の霊峰富士もくっきりとその姿を現す中、まずはジェントルマンのAドライバー、続いてプラチナ中心のBドライバー予選が行われ、2名のタイム合算でスターティンググリッドが決定した。
初参戦のメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一がいきなりの予選PPゲット! カテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 CupのTAD JUN JUN/吉田広樹組がトップ、デビューレースの夏野愛子は総合9位からスタート!
5台が参加したカテゴリーⅠでポール・ポジションを奪ったのは今季初参戦のジェントルマン、メルセデスSLS AMG GT3をドライブする奥村浩一(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)。奥村は今回ひとりで戦うため予選を2回走行。ともに1分44秒台前半でまとめて、強豪勢を退ける結果となった。これに続いたのがマシンをランボルギーニからアウディR8 LMS ultlaに換えた林学/林裕介組(108Racing with DR R8)。予選3位は現在4連勝中のOLIVE SPA 458GT3のNAORYU/佐々木孝太組(フェラーリ458Italia GT3)。AドライバーNAORYUのアタック中にトラブルが発生したが「トラブルは解消したので決勝は問題なし」と言うNAORYU。
昨年カテゴリーⅣに参戦した赤根宏幸(ARC VANTAGE GT3)。今シーズン初参戦となった今回は新たに安岡秀徒とコンビを組み、マシンもカテゴリーⅠのアストンマーティンVentage GT3に換えて4位(総合5位)に食い込み、決勝の接戦を予感させる結果となった。
5台が参加したカテゴリーⅡは現在3連勝中、ポルシェ911 GT3 Cupをドライブする TAD JUN JUN/吉田広樹組(相建RIGHT★WAY)が総合4位でクラスポール獲得。今回がSCRデビュー、竹内浩典とコンビを組むSCRオフィシャルクィーンの夏野愛子はカテゴリーⅡ4位、総合9位からスタートすることになった。また今回はカテゴリーⅢにBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣにBMW M235iの山口明/青木良介組が参戦。それぞれ総合11位、12位からスタートすることになった。
決勝はNAORYUが好スタート!トップで佐々木孝太につなぎ、カテゴリーⅠ4連勝で2年連続のチャンピオン獲得!! スピンを喫したものの奥村浩一が巻き返して2位、安岡秀徒の猛追でアストンマーティン赤根宏幸組が3位フィニッシュ
歌手の小柳ゆきさんがドライブするフェラーリの先導車に続いて参加車がコースを1周してスターティンググリッドに整列。その後に車を降りた小柳さんが国歌斉唱。続いてペースカー先導の元にローリングラップに入り、いよいよ第7戦がスタート。
直後の第1コーナーでOLIVE SPA 458GT3のNAORYUがアウディR8 LMS ultla林学のインをついて2位浮上。逃げるメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一を追い詰めて6周目についにトップ浮上も、奥村はぴたりと後方に付けで抜くチャンスをうかがう。9周に渡って続いたトップ2のバトルは15周目のプリウスコーナーで奥村がスピンを喫して決着。NAORYUから佐々木孝太へバトンをつなぐと、佐々木はファステストラップを記録する速さで後続を寄せ付けず、60分で34周を走り切って破竹の4連勝。これでNAORYU組は今シーズン通算5勝目を記録。ランク2位に大差をつけ、2年連続、しかもカテゴリーⅡ、カテゴリーⅠでチャンピオン獲得となった。
スピンで一時は3位に後退した奥村だったが、後半追い上げて2位フィニッシュ。予選5位からスタートしたアストンマーティン VANTAGE GT3の 赤根宏幸が14周目に安岡秀徒にバトンを渡すと安岡が猛追。最後は奥村を追い詰める速さを見せて3位表彰台をゲットした。アウディR8 LMS ultla林学/林裕介組が4位。一人で60分を走り切った大ベテラン清水正智(ポルシェ911 GT3R)がクラス5位、総合6位フィニッシュとなった。
カテゴリーⅡはトップTAD組が無念の接触。上野嘉三/山脇大輔組が優勝。夏野愛子はデビューレースを3位表彰台で飾る。
カテゴリーⅡはクラストップスタートのポルシェ911 GT3 Cup、TAD JUN JUNが1周目で他車と接触してリタイア。代わってトップに立ったランボルギーニ・ガヤルドLP570-4の上野嘉三がトップに浮上。山脇大輔とつないでそのままフィニッシュ。上野は今季3勝目を飾った。2位争いは任頼速人からバトンを受けたイタリアのマウリシオ・セレソーリと夏野愛子からバトンを受けた竹内浩典(ともにフェラーリ458Challenge EVO)が終盤激しいバトルを展開しスタンドを沸かせたがセレソーリが逃げ切って2位。だが夏野愛子はデビューレースでうれしい3位表彰台となった。カテゴリーⅢのBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣの BMW M235i、山口明 /青木良介組ともに完走。それぞれ総合9位、10位でフィニッシュした。
ドライバーコメント
- カテゴリーⅠ 優勝 NAORYU
-
「予選が良くなかったので、なんとかトップでバトンを渡そうと頑張りました。マシンは調子良く問題なく走ることができました。奥村さんが来るのは分かっていたのでラインを換えたりしながらけん制しました。勝てて良かったです」
- カテゴリーⅠ 優勝 佐々木孝太
-
「NAORYUさんが見せ場をつけってくれたので、僕は楽な展開でした。予選で3位だったことを考えると上出来です」
- カテゴリーⅠ 2位 奥村浩一
-
「前半スピンしてしまってもったいないことをしました。一人で走ったのでもうヘロヘロです。今度は2人で走ります(笑)」
- カテゴリーⅠ 3位 赤根宏幸
-
「初めてのGT3マシンで走れて、しかも最高のパートナーに恵まれてすばらしいレースができました。すごく気持ちよかったです」
- カテゴリーⅠ 3位 安岡秀徒
-
「もう少しで2位だったので残念ですが、全力を尽くしました。なんとかやりました(笑)」
- カテゴリーⅡ 優勝 上野嘉三
-
「スタートがうまく行きました。それが今日の全てですね(笑)。あとはミスなく走るだけで良かったです」
- カテゴリーⅡ 優勝 山脇大輔
-
「山脇はけっこう頑張りましたよ(笑)。今回はBドライバーがみんな速い中で後半上野君と変わらないペースで走れましたからね」
- カテゴリーⅡ 2位 マウリシオ・セレソーリ
-
「少しミスをするとすぐ後ろに迫られて、さすがに竹内さんは速いですね。僕はフェラーリをよく知っているけど、竹内さんはこのコースをよく知っている。その戦いですごく楽しかった」
- カテゴリーⅡ 3位夏野愛子
-
「まさか表彰台に立てるとは思いませんでした。スタートは慎重に行って抜かれましたが、竹内さんから無線で2台抜けと言われたので頑張りました(笑)。あとは竹内さんが頑張ってくれて、ありがとうございました」
豪華イベント開催!小柳ゆき、石井竜也、ERIHIROのスペシャルライブ。松平健、野沢雅子、山寺宏一のトークショー、そして大輪の花火に観客は大興奮。
富士スピードウェイのグランドシタンド裏にステージが設けられ、声優の野沢雅子さん、山寺宏一さん、さらにクルマ好きで知られる俳優の松平健さんも登場。多くのファンが詰めかける中トークショーが行われた。また妖怪ウォッチのジバニャンも登場。ステージ横で行われていた、楽しみながら交通安全ルールを学ぶ「Kids Traffic Safety School Projects」に参加していた子供たちも駆けつけて、歓声を上げていた。
レース終了後にはメインストレート上にステージが設けられ、米米クラブの石井竜也さん、小柳ゆきさん、ERIHIROさんによるスペシャルライブが行われグランドスタンドを埋めたファンのボルテージは最高潮に。そしてライブ終了後は激闘のSCR第7戦を戦ったドライバー、スタッフを始めすべての参加者を称える大輪の花が富士の夜空に打ち上げられ、スーパーカーレースシリーズ第7戦が幕を閉じた。
Text: Hideyasu USUI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
全日本F3選手権第14戦の決勝が8月22日、ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が後続をまったく寄せ付けない安定した走りでF3参戦初年度にして見事初優勝を達成した。
Nクラスはすでにタイトルを決めている#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が今季11勝目を挙げた。
第14戦決勝は午後3時35分より14周で行われた。
ポールシッターの福住は危なげなくスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込むと、そのまま一気に後続を突き放しにかかり、2位の#37ニック・キャシディ(トムス)に2周終了時点で1.9秒の差をつける。
その後も福住はハイペースで周回を重ね、最後はキャシディに7.96秒もの大差をつけてたうえにファステストラップも記録してチェッカーを受け、F3デビュー14戦目で待望の初勝利を完全優勝という形でものにした。
2位キャシディの後方ではシリーズランキング2位の#36山下健太(トムス)と同3位の#23高星明誠(B-MAX)が熾烈はドッグファイトを繰り広げたが、高星はいま一つ決め手を欠き、そのまま4位でレースを終えた。
また今回2年ぶり参戦した#50関口雄飛はこのレースを5位で終えている。
Nクラスはスタートで出遅れた小河をかわして#3三浦愛(EXEDY)が一時トップに立つが、2周目の4コーナーで惜しくもアウトに膨らんでしまい、その隙に小河がトップを奪還、そのまま三浦に大差をつけて今季11勝目を飾った。
また3位には今回も#30DRAGON(B-MAX)が入った。
第15戦決勝は明日午前11時より20周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
石浦今季2度目のポール!!
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦の公式予選が8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が第2戦岡山に続いてポールポジションを獲得した。
2位には#40野尻智紀(TEAM DOCOMO DANDELION)、3位には#8小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけた。
公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われた。
天候は晴れ。温度湿度の高い中、走行を重ねるにつれて路面にはラバーが載り、これが結果を大きく左右する予選となった。
予選Q1
20分間で行われた予選Q1は、各ドライバーとも朝のフリー走行で装着したタイヤで走り出し、残り7分あたりでニュータイヤを投入するという展開に。
ここでトップタイムを記録したのは小林。以下#2アンドレ・ロッテラー(トムス)、#1中嶋一貴(トムス)と続いた。
小林は朝のフリー走行を16位という不本意な結果で終え、大幅にセッティングを変更したという。それが功を奏した結果だ。
一方ここで脱落したのが#3ジェームス・ロシター(コンドー)だ。ロシターはシフトトラブルによりアタックの機会を失ってそのままチェッカーを受けた。
予選Q2
7分間で行われるQ2は序盤から激しいアタック合戦が始まった。
気温、路面温度ともに高めなこともあり、最初のアタックから1分33秒台前半の好タイムが続出。
ここでは終了間際に1’33.063を記録した石浦がトップ。以下オリベイラ(インパル)、ロッテラー、中嶋一貴、野尻、小林、#16山本尚貴(チーム無限)、#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)と続いた。トップの石浦と8胃のカルダレッリのタイム差はわずか0.254秒。
0.357秒差だった#64中嶋大祐以下6名がここで脱落した。
予選Q3
ポールポジションを争うQ3も序盤から激しいアタック合戦が展開された。
高い路面温度と、路面に載ったラバーの影響もあり、ほとんどのドライバーが1周のウォームアップのみでアタックに入っていく。
ここでは「ラバーグリップ待ち」のセッティングを施した野尻が1’32.677を叩き出して一躍トップへ。しかし同様に路面のラバーを期待して予選中にほとんどセッティングをいじらなかった石浦が1’32.105と野尻を上回ってトップへ。小林も1’32.935と32秒台を記録。この3人が予選トップ3となった。
石浦のポール獲得は第2戦岡山に続いて今季2回目。そのまま第2戦と同様に勝利を飾ることができるだろうか。
第4戦決勝は明日午後3時より52周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 14 | 25'04.240 |
2 | 37 | | 2 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 7.962 |
3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 11.501 |
4 | 23 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 12.050 |
5 | 50 | | 5 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 12.901 |
6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 14 | 14.840 |
7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 16.372 |
8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 14 | 18.191 |
9 | 22 | | 9 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 18.840 |
10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 32.890 |
11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 41.469 |
12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 55.591 |
13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 1'15.873 |
14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 1'24.871 |
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
- | 18 | N | - | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 3Laps |
- | 5 | N | - | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING F312) 1'46.877 (11/14)
日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが8月22日、スーパーフォーミュラ第4戦の行われているツインリンクもてぎで行われた。
今回の出席者は白井裕JRP社長と、現在ポイントリーダーの#38石浦宏明選手、そして立川祐路チーム監督。
スーパーGTではチームメイトとしてペアを組む二人を迎えて、今季好調の秘訣を聞いた。

(白井)立川監督には僕が前の会社(ホンダ)にいた頃にGTで戦っていて、一度雑誌の企画でNSXに乗ってもらったんだけど、あれなん年前だったかなあ、どんな感じでした?
(立川)あのまま走ってみたかったですね。座っただけだったんですけど、それでも各メーカーの雰囲気の違いは感じました。
(白井)石浦さんはスウィフトの最後の2年はいなかったんだけど、昨年復活してきていきなり良かったですよね。
現在ポイントリーダーってことで、SF14を走らせるにあたって何か秘訣のようなものはあるのかな?
(石浦)F3からステップアップしてくる中で、スウィフトの時は重たさというか慣性が気になっていました。その頃はGTの動きもかなり軽快になっていたので、スウィフトはGTとF3の中間ぐらいな動きで、どうしても後ろの重さを気にしながらいつも運転していました。
SF14になってから何も気にせず、自分の思った通りに攻められるようになりましたし、セットアップもイメージが湧きやすくなりました。
エンジニアとも会話が進みやすくなりました。スウィフトだとどうしても妥協しなければみたいな面があったんですけど。
(立川)いまセッティングも各車近いところになってきているみたいで、エンジニアさんからすると、遠目に見ても何をしているのかがわかってしまうらしいです。それだけSF14も突き詰められてきているのかなあと思います。
(白井)いまでもGTではチームメイトですけど、SFではドライバーと監督。やりにくさみたいなものはあります?
(石浦)特別やりにくいことはありません。両方同じチームでやってて、立場は違いますけど、特別何か変わる感じはありません。SFでもドライバーとしていてもらってるみたいな感じです。
(立川)GTになるとタメ口になるくらいかな?
(石浦)嘘を広めるのやめてもらえます?(笑)
急にタメ口になったらおかしいじゃないですか。
(立川)石浦は去年からセルモに来たんですけど、最初からチーム全員がレースを楽しみながら取り組んでる感じです。
普通はスーパーフォーミュラに来たらGTの話はしないものなんですけど、何も関係なく思いっきりGTの話をしてます。
(石浦)セットアップなんかも、全く違う車なのに、あっちでああやったからこっちでこうやってみよう、みたいな話もするし、いつも同じメンバーでいるので会話の内容も濃くなっていく感じがあります。
-ここから質疑応答-
-どのレースでも石浦選手が安定して結果を残せていますが、立川監督は何が一番変わったと思われますか?-
(立川)チームとしては何年か前から毎年ちょっとずつ良くなっているので、去年優勝がちらつくところまで来て、で今年こういう状況になっています。石浦と村田エンジニアのコミニュケーションもどんどんとれるようになってきて、石浦の開発能力を買ってチームに来てもらったんですけど、それがうまくいってクルマも良い状態に仕上がってきました。
だからどっかでたまたま速いとかじゃないんですよね。
-優勝して何が変わりましたか?-
(石浦)肩の荷がだいぶ軽くなったというか、勝ってない勝ってないってのがずっとあったので、そういう意味ではリラックスできるようになりました。
信頼関係とかも1年目2年目とだんだん良くなってきてるし、ミスを恐れなくなったというか、積極的にやれている実感がありますね。変にプレッシャーにならないというか、いつも通り楽しくレースウィークを過ごせているのが結果的に良いのかなと思います。
-リーダーズレッドをつけて走っている姿を自分の目で見た感想は?-
(石浦)前回のレースが終わってすぐに録画しておいたのを見ましたが、何がびっくりしたかって、富士の最終コーナーを立ち上がってきたときに自分のクルマだけすぐ分かりますね。サインガードのメカさんとかはやりやすいだろうなと思いますね。
-SF14になって、かなり軽いクルマになりました。その分ドライバーさんは体重管理には気を使っていると聞きますが、石浦選手はどうされていますか?-
(石浦)去年一番重いときは装備重量で80kgあったのが今は72kgくらいになっています。7キロ以上減らしました。
(立川)酒の種類を変えました(笑)
(石浦)それはバラさないほうが良いんじゃないですか。せっかく頑張ったって風に持ってっているのに(笑)
-ちなみに何から何に?-
(石浦)いいんです、そういうのは
(立川)ビールからハイボールにです。
(石浦)もちろんお医者さんのアドバイスを受けて糖質管理をきっちりやってますし、それでシーズンオフに5kg絞って、そこから1kgずつぐらい痩せてキープしています。
GTに関して軽ければ軽いほどいいんですが、スーパーフォーミュラでは前の体重でも規定の中に収まっていたんですよ。それでも体のキレというか動く感じも良くなったし、SF14は軽さっていうよりも慣性の部分がすごく軽くなって、エンジンも軽く低くなったし、その辺が1-2コーナーの挙動にもいい影響を及ぼしていますね。
それでバトル中の自由度も高くなりました。
(立川)ビールをハイボールに変えたんです(笑)
-今回持ち込んだ新エンジンの感想は?-
(石浦)エンジン単体というよりスロットル特性とか、ドライバビリティの改善がされているので、本当にターボ車に乗ってる感覚がだんだんなくなってきました。NAのころも高回転型の出力特性だったので、どっちかというとトルクバンド、パワーバンドはNAのころから上寄りな印象がありました。
それと比べても、だんだんフラットな感じに近づいているし、ドライバーの好みに合わせて特性を選びやすくなっています。それぞれのドライバーが欲しいところを支えてる感じで、自分の感覚に合うものが選べるようになったのが大きいと思います。
(白井)本当はもう少し軽くしたいんです。
もともとの性能からすると、あと10kg位軽くしたかったんですよね。
その分は石浦くんにもっと軽くなってもらおうかなと。
-酒絶ちですね-
(石浦)そういう問題じゃないと思うんですけど(笑)
-理想的なチーム監督像は?-
(石浦)僕は立川さんが理想だと思っています。
ドライバーの立場からアドバイスしてもらっています。今乗ってるドライバーじゃないと細かい部分は伝わらないけど、立川さんは今のクルマも乗ったことがあるのでやりやすいです。実は去年の中盤戦以降は立川さんのセッティングで乗っていたんですよ。他のチームではありえないですよね。
(立川)監督の仕事はドライバーやチームスタッフが気持ち良く仕事ができる環境を作ることかなと思うので、その辺を外から見ていて、直接割って入ってどうこうはしないし、うまくいくようにアドバイスできるようにとは考えています。
GTも含めると僕はこのチーム長いんで、いろいろ言いやすい面もありますね。
まあでも仕事しないと、石浦に文句言われるんで(笑)
(石浦)強いていえばあとは貫禄ぐらい(笑)
(立川)トークショーなんかで監督が集合した時に明らかに居づらいんで(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.537 | 1'33.063 | 1'32.657 |
2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.523 | 1'33.242 | 1'32.677 |
3 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'33.247 | 1'33.244 | 1'32.935 |
4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | 1'33.676 | 1'33.122 | 1'33.022 |
5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | 1'33.476 | 1'33.202 | 1'33.105 |
6 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | 1'34.005 | 1'33.318 | 1'33.124 |
7 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | 1'33.272 | 1'33.163 | 1'33.141 |
8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | 1'33.858 | 1'33.260 | 1'33.700 |
9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'33.490 | 1'33.420 | |
10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'33.581 | 1'33.453 | |
11 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.673 | 1'33.546 | |
12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.857 | 1'33.567 | |
13 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | 1'34.132 | 1'33.727 | |
14 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | 1'33.834 | 1'33.811 | |
15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'34.247 | | |
16 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'34.380 | | |
17 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | 1'34.762 | | |
18 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | 1'34.834 | | |
19 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | 1'35.083 | | |
---- 以上基準タイム(107% - 1'39.774)予選通過 ---- |
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'32.657 | - | - | 186.548 |
2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'32.677 | 0.020 | 0.020 | 186.508 |
3 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'32.935 | 0.278 | 0.258 | 185.990 |
4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.022 | 0.365 | 0.087 | 185.816 |
5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.105 | 0.448 | 0.083 | 185.650 |
6 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.124 | 0.467 | 0.019 | 185.612 |
7 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.141 | 0.484 | 0.017 | 185.578 |
8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'33.700 | 1.043 | 0.559 | 184.471 |
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.063 | - | - | 185.734 |
2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.122 | 0.059 | 0.059 | 185.616 |
3 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.163 | 0.100 | 0.041 | 185.535 |
4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.202 | 0.139 | 0.039 | 185.457 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.242 | 0.179 | 0.040 | 185.377 |
6 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.244 | 0.181 | 0.002 | 185.373 |
7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'33.260 | 0.197 | 0.016 | 185.342 |
8 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.318 | 0.255 | 0.058 | 185.226 |
---- 以上Q3進出 ---- |
9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'33.420 | 0.357 | 0.102 | 185.024 |
10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.453 | 0.390 | 0.033 | 184.959 |
11 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.546 | 0.483 | 0.093 | 184.775 |
12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.567 | 0.504 | 0.021 | 184.734 |
13 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'33.727 | 0.664 | 0.160 | 184.418 |
14 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'33.811 | 0.748 | 0.084 | 184.253 |