AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 25 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート3 FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
☆ポイントランキング(全7戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 23 E.コマス/影山正美 67 20 悪 20 1 10 10 6
2 64 山西康司/T.コロネル 50 15 天 20 15
3 12 星野一義/黒澤琢弥 49 侯 8 12 15 4 10
4 16 中子 修/道上 龍 48 12 で 10 2 20 20
5 3 長谷見昌弘/田中哲也 37 8 中 15 3 3 8
6 39 土屋圭市/谷川達也 36 12 止 10 2 12
7 36 関谷正徳/N.フォンタナ 33 6 12 3 12
8 2 鈴木亜久里/影山正彦 29 15 4 8 2
9 37 鈴木利男/K.バート 26 4 6 1 15
10 100 高橋国光/飯田 章 25 10 4 20
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 25 鈴木恵一/舘信吾 106 20 悪 20 20 6 20 20
2 19 織戸学 46 - 中 - 4 15 15 12
3 44 新田守男 45 4 天 6 15 10 10
4 21 加藤寛規 44 侯 8 12 8 8 8
5 61 中谷明彦/原 貴彦 37 15 1 3 6 15
6 44 P.ダンブレック 35 - で - 15 10 10
7 15 近藤真彦/青木孝行 35 10 15 10
8 19 M.アンジェレッリ 34 - 中 - 4 15 15 -
9 910 余郷敦 33 8 止 10 3 12
10 7 山路慎一/松本晴彦 28 12 8 2 6
チームポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Team 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 2/23 NISMO 70 20 悪 20 4 10 10 6
2 64 Mobil1 NAKAJIMA RACING 50 15 天 20 15
3 12 TEAM IMPUL 49 侯 8 12 15 4 10
4 36/37 TOYOTA Castorl TEAM TOM'S で
49 6 中 12 3 12 1 15
4 16 Castrol無限 48 止 8 20 20
6 3 ハセミ・モータースポーツ 37 8 15 3 3 8
7 39 TOYOTA TEAM SARD 36 12 10 2 12
8 100 高橋国光/飯田 章 25 10 4 20
9 38 TOYOTA TEAM CERUMO 22 2 8 12
10 50 オートバックスレーシングチームアグリ 17 6 6 2 3
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
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1 25 TEAM TAISAN Jr.つちや 106 20 悪 20 20 6 20 20
2 19 RACING PROJECT BANDOH 46 - 天 - 4 15 15 12
3 44 アペックス 45 4 侯 6 15 10 10
4 21 HITOTSUYAMA RACING 44 で 8 12 8 8 8
5 61 チーム・テイボン・ラリーアート 37 12 中 4 6 15
6 15 NISMO 35 10 止 15 10
7 910/911 910RACING 33 8 10 3 12
8 7 RE雨宮レーシング 28 12 8 2 6
9 77 クスコレーシング 23 3 20
10 51 コブラレーシングチーム 23 15 1 3 1 3
*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです
*今回のGTインサイドレポートは以上です
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 25 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート2 FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します
☆朝のフリー走行後のコメント
#37 カストロール・トムス・スープラ
ケルビン・バート「たしかに好タイムが出たけど、1ラップだけだからね。40ラッ
プ保たなければならない。ただ、今回は6位以内に入るチャンスだと思うし、ホン
ダの信頼性しだいでは表彰台に上がれるかもしれない。今週は今までのところすご
くうまく行っているよ。今シーズンこれまで不運が続いている。MINEではパンクチ
ャー、もてぎでは他車にプッシュされたし、ピットでのトラブルが2回あった。エ
ンジンがかからなかったことが1回、エンジンのベルトを交換したことが1回とね。
6戦中4回もトラブルに見舞われてしまったんだ。今日の目標は表彰台だ」
*77 クスコスバルインプレッサ
玉本秀幸「コンスタントラップは悪くないんですよ。今も、とりあえず速い人のな
かには入ってるでしょ? タイヤはわりとソフト目のものを選んでるんですが、それ
でもタイムの落ちが少ないんです。30周使ったタイヤでも、30秒台前半くらいでい
けるんです。今はまだ表彰台は見えないですけど、確実に走ればいけると思います。
ウチのチームは去年のここでデビューして、この1年で大きな進歩がありましたね。
タイムを見ればわかると思いますけど。GT300クラスは全体に速くなっているんで
すが、そのなかでもウチの進歩は大きいですよね。まぐれ半分ですけど、1回勝つ
こともできましたし。チームのがんばりが実ったということでしょう。これで最終
戦ですが、勝ち負けはともかく良かったと思える結果を残したいですね」
*15 ザナヴィシルビア
近藤真彦「少しずつだけどクルマは良くなってる。今日はギアのつながりが良く
なったね。予選はあの順位なんで、青木に4、5番手で渡せればいいな。本来あの
ポジションにいるクルマじゃないんで、早いうちに4、5番手に上がりたいね」
#50 ARTAスカイライン
土屋武士「昨日の予選中に決勝仕様のセッティングを試していたので、今日に向け
てクルマをイジッたということはありません。いつも足のセットはわりといいので、
今日もいつもどおりっていうことですね。今朝履いていたタイヤは昨日の1回目の
予選で使ったほうで、8ラップぐらい走ったヤツです。もちろん満タン。23秒368
が出たときはクリアが取れてます。決勝ではミスなく走りきることが目標。ほかが
潰れないとムリでしょうけど、最後ぐらいは表彰台に乗りたいなとも思っています」
#55 STPタイサンバイパー
松田秀士「朝は、エンジンルームに布を巻き込んでカムセンサーのラインを切って
しまった。めったにないことなんだけど…。突然止まってしまったんでビックリし
ましたよ。もう直ったんで決勝は問題ありません。タイヤは、昨日アンソニーがけっ
こうロングをかけてくれたんで、いけると思います。たしかにグリップダウンはす
るんだけど、そうメチャクチャになることはありませんから。スタートはボクがい
く予定です」
#88 ウェディングディアブロGT1
古谷直広「タイム的にはスカイラインやスープラに負けないくらいまで来てます。
あとはタイヤがレースディスタンス保つかどうかですね。ただ、ウチは燃料が保た
ないんで2回ピットなんですよ。Qちゃん(和田久)でスタートして1回給油に入っ
て、そのあともう1回、レースの5分の3くらいのところでタイヤ交換とドライバー
交替をすることになってます。それを考えるとちょっと苦しいんですが、でも予定
では、完走はもちろん、ポイント圏内でフィニッシュできるはずなんです」
◎第5戦もてぎ決勝でのクラッシュ後のオフィシャルの対応に関して
第5戦ツインリンクもてぎでの決勝レース中、#39デンソーサードスープラがク
ラッシュした際に現場への救急車の到着が遅れたという指摘があった。GTインサイ
ドレポート班の取材によれば、救急車はモニターカメラを通じてドライバーの負傷
が予想された時点(車外に出た時点)ですぐに出動が要請され、動き出している。
しかし、救急車が走行するコース脇のサービスロード上に、はじき飛ばされたタイ
ヤバリアの一部が散乱。このため、そのままでは通り抜けることができず、救急車
の乗員が車を下りてそれを撤去していたために、数十秒の時間をロスしてしまった
ことが確認された。
これに関して、第5戦もてぎの主催であるエムオースポーツクラブでは、その後
のレースではこうした際に緊急性を優先した対応を行うようにしているということ
である。
◎GTCの競技での安全対策と意識の向上
今回の決勝レース中にセーフティカーが導入された場合には、全ポストで黄旗と
『SC』ボードが提示され、コース全周で非競技化されることになっている。また、
セーフティカーが走行しているあいだはピット出口は一定時間閉鎖され、この間に
ピットインしたマシンは、セーフティカーが次にコントロールラインを通過するま
でコースインできない。
GT-Aでは、まずエントラントみずからの安全意識を向上させ、競技規則と安全マ
ナーを遵守させるために、GT-Aが主催する公開テストとレースウィークの金曜日の
練習走行時には、安全ルールを守れないエントラントにはきびしい罰則を科してい
る。また、GTC開催各サーキットには、緊急時の対応をより向上させるよう申し入れ
ている。
◎砂子智彦選手その後
第2戦で足を骨折した*910ナインテンポルシェの砂子智彦選手は、その後順調に回
復し、すでにテストではマシンに乗れるまでになっている。今回もパドックに元気
な姿を見せた。
砂子智彦「もう運転はだいじょうぶです。8月、9月はけっこうハードなリハビリを
やってました。テストではもう911号車(ナインテンPCJポルシェ)やスーパー耐久
のスカイラインなどに乗っています。9月のテストのときは、まだブレーキがガンと
踏めなかったんですが、今はもう平気です。でも、まだ100%というわけではないの
で、今回は見送ろうということで…。ムリして出場して迷惑をかけてもいけないで
すからね。実戦への復帰は再来週のインターテックのときを予定しています」
☆タイヤメーカーにきく
ブリヂストン
「今回はソフトとハードの2種類を用意してきています。ソフトでも、ライフはだい
じょうぶです。もちろんハードよりはタイムの落ちかたが大きいんですけど。選ん
でいるのはチームによって違います。車種によってというよりは、チーム戦略によっ
てですね。#64(Mobil 1 NSX)と#23(ペンズオイル・ニスモGT-R)は、ウェイトハ
ンディを積んでいることなどを考えて、チームの作戦としてハードを選択しているの
だと思います」
ヨコハマ
「GT500用には3種類を用意してきました。スープラ(#39デンソーサードスープラ
GT)はソフト、バイパー(#55 STPタイサンバイパー)とスカイライン(#13エンド
レスアドバンGTR)はミディアムです。構造的にいうとスープラとバイパーが同じ
ものでスカイラインはちょっと異なります。ソフトでも路面温度が25度くらいのほ
うがいいんです。昨日はちょっと涼しすぎたんで、温まらなかったですね。
GT300用にはソフトとミディアムの2種類を持ってきましたが、*72オークラRX7と
*91コーセイ&バーディクラブ・セリカ以外は全車ソフトです。*19ウェッズスポー
ツセリカも、リア駆動車と同じソフトを選択しています。事前テストでは40ラップ
くらい走っているので、ライフはだいじょうぶだと思います。もちろん交換は必要
になります。ミディアムはなしでもいけることはいけます。ソフトでも*25つちやMR2
は左側だけの交換でいくかもしれませんね」
ダンロップ
「GT500用は3種類用意してきました。スープラ(#36/#37カストロール・トムス・
スープラ、#5 5ZIGEN SUPRA)はソフト、ディアブロ(#88ウェディングディアブロ
GT1、#777バルボリンディアブロDL)はミディアムを選んでいます。スープラは練習
走行でロングのテストをかけて、これやったらソフトでもいけるということで…。
GT300が予選で選んでいるのはソフトとミディアム。チームによって選択は異なり
ますが、チーム数でいうと半々くらいですね。*44アペックスDLモモコルセMR2と*81
ダイシンダンロップシルビアはミディアムです。ソフトでもミディアムでも交換は
するでしょう。交換後は、予選では使わなかったハードを使うところがあるかもし
れません」
トーヨー
「ドライ用は3種類持ってきまして、そのうちソフトよりの2種類をテストしました。
その結果選んだのは、ハードより、つまり3種類のうちのまんなかのものです。昨日
はテストのときより涼しかったんで、ちょっと苦しかったですね。交換は4輪ともす
ることになると思います。ライフ自体はだいじょうぶですが、タイヤカスなどを拾う
こともありますから。ここはリアが安定しないと最終コーナーがつらいんですよ」
☆決勝スタート直前情報(12時00分)
天気:晴れ 気温:17度 路面温度:23度
入場者数:10/25 38,300人(10/24 7,300人)
☆レース中のコメント・状況
#8 FET SPORTS SUPRA
黄旗区間追い越し違反で10秒のペナルティ
#38 FK/マッシモセルモスープラ
野田英樹「クルマはだんだんアンダーが強くなっていった。タイヤにきびしいのは
わかっていたので大事に走った。でも、自分のパートのラスト10周は攻めていった。
オイルが出ていたので安全第一だったけど」
#16 Castrol無限NSX
道上龍「うーん、チギり足りなかったね。だから中子さんのタイヤが温まる前に#18
に抜かれてしまった。コースはオイルが出てて怖かったよ」
#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「タイヤがきつかった。でも、金石さんはハードのタイヤを選んだんで大
丈夫だと思います。中子さんところはソフトだと思うし」
#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「トランスミッションかなにか。エンジンの動力がホイールに伝わ
らなくなってしまった。たぶんドライブシャフトだと思う。すばらしいショーが見
せられなくなってしまって残念だよ。ボクらがチャンピオンになるには3位か2位
でゴールしなければならなかったわけだ。不可能なことではなかっただろうし。ボ
クらがいればもっとエキサイティングなレースになったはずだ。エリックたちはチャ
ンピオンを目指していい仕事をした。来年はボクらももっと良くやるよ。ともかく
レースがしたかった。スタートしたかったよ。たとえ自分がミスをしてなにかあっ
たとしてもね。レースを見に来てくれた人たちもね」
山西康司「……ことばがないですね」
◎リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ
No. 原因 周回数
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#64 駆動系 0L
*51 #88との接触 7L
#30 ミッション 9L
#777 他車と接触 8L
*355 ドライブシャフト 11L
#5 #50との接触→コースアウト 11L
#36 コースアウト 12L
#39 コースアウト 21L
#100 室内から発火 31L
*44 ミッション 46L
☆レース後のコメント
#18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「最後は、ウチのクルマのほうが軽いぶん最終コーナーでちょっと速かっ
たんで、ヒヤヒヤするということはありませんでした。今シーズン、これまでなん
やかんやあったんで、最後に勝つことができて良かったです。プレッシャー? まわ
りが勝ってないのはオマエんとこだけやって言うんでね」
#16 Castrol無限NSX
中子修「セーフティカーが入る前にペースが落ちたのはボクのミスです。それと再
スタート後もちょっと失敗してしまって…。あそこで#18と離れてしまった。あれが
なければもうひとついいところにいけたかなという感じはありますけど…。まあ、
2位に入れて良かったです」
#37カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「今年はこれまでアクシデントがあったりしてうまくいかなかったんです
が、最後に表彰台に上れて良かったです。#36のほうは上ってたけど、こっちは上れ
てなかったんでホッとしました。MINEの本番くらいからバランスが良くなって、今
回も予選、決勝とまあまあ良かったんです。それにバートが良くやってくれました。
予選でもがんばったし、決勝でもクレバーなドライビングをしてくれました。#38
を抜いたときは、向こうのペースが落ちたんです。今日はスタート時点で晴れてた
し、自分のパートでは一番固いタイヤでいくと決めてました。後ろともあるていど
競ってたけど、24~25秒台でいけばOKだとわかっていたから。ピットアウトすると
きは、タイヤが温まっていなかったんでオットットってなって、久しぶりに身体が
固くなったけどね(笑)」
*25 つちやMR2
舘 信吾「スタートからディアブロがオイルを吹いて、前が見えなくて危なかった
です。ピットインしたかったけど、入ったら負けなので入らなかった。6戦中5勝
というのは自分でもすごいなとビックリしています。チャンピオンを獲れたことも、
そして今日勝てたこともうれしいです」
鈴木恵一「速すぎる? たしかにこのままでいいのかなとも思うけど、来年はみん
な、もっと速くなってくるでしょう。今日は完璧だったけど、ただオイルで前が見
えなくてオレもブレーキポイントがどこにあるのか、カンだけで走ってた。オール
スターは勝ちにいくよ」
*61テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「路面温度が上がってもタイムが落ちなかった。ヨソはもっと落ちないだ
ろうと思ってたんだけどね。クルマは完璧でした」
原 貴彦「たまにはこう言うこともないとね(笑)。思ったほどタイムも落ちなかっ
たし、自分たちのレースができた結果でしょう」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸 学「表彰台に入れてよかった。問題なし」
山本勝巳「くやしい。ワイパーを使ったら前が見えなくなってしまった。最終と馬
の背と3コーナーでクリッピングポイントも見えなくて…」
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「クルマは悪くなかったんだけど、タイヤのポテンシャルが下がっていっ
てしまった。ボクのタイヤの使いかたがうまくなかったんですね。タイヤを痛めな
いようにしながら速く走らないといけない。そのあたりは利男さんがうまかったと
いうことでしょう。みんなのためにも最後くらいは表彰台に上りたかったんですけ
ど…。山にこもって修行してきます」
#12カルソニックスカイライン
星野一義「シリーズ3位でもよろこばなきゃいけないんだろうけど、オレの宿命と
して絶対チャンピオンを獲らなきゃっていうのがあるからね。来年、そのためのプ
ログラムを組んで、絶対に獲りにいく。アクセルワークも勝とうっていう意欲も若
いドライバーには負けていないっていう自信があるから、来年もかならず走るよ。
チャンピオンをかならず獲る」
#55 STPタイサンバイパー
アンソニー・リード「オイル系のどこかが破損して出火した。ガソリンではなかっ
たんでまだ良かったけど、危うくバーベキューになるところだったよ」
☆レース後の#18 TAKATA童夢無限NSXの失格に関する追加情報
◎状況説明(GTインサイド班)
決勝レース終了(16:17)後に行われた上位入賞車両3台の再車検において、#18
TAKATA童夢無限NSXのリストリクターに違反が発見された。すでに暫定表彰、暫定リ
ザルトの発表(16:35)はされていたが、審査委員会に諮られた結果、違反が確定し、
#18は失格となった。また、これにともない暫定4位の#38 FK/マッシモセルモスー
プラが3位となり、再車検を受けた結果、問題がなかったため、以下の順位が繰り
上がった正式リザルトが発表(19:36)された。
◎大会広報発表(GTインサイド班のメモより)
「決勝レース後の再車検でリストリクター計測をした結果、18号車はこれに当ては
まらなかったと、技術委員長より報告がありました。計測方法は、車種が多数ある
ために、ゴムマリをリストリクターにはめて、アイドリング回転で吸気の供給を止
めて、そのまま規定の5秒以内にエンジンが止まるかを確認しました。18号車は何
回か繰り返したが止まらなかったので違反であると18時30分に裁定した。チームに
通達し、所定の1時間を待って、チームからは控訴がなかったので、18号車を失格
とした正式結果を19時36分に発表しました」
◎童夢レーシングチーム(#18 TAKATA童夢無限NSX)リリースより抜粋
「<略>童夢レーシングチームと致しましてはこの判定の正当性を認めていません
が、現行レギュレーションにおいて、主催者の権限は絶大であり、控訴は形だけの
無意味なパフォーマンスとなるだけですから断腸の思いながら控訴は断念します。
<略>
1回目の予選終了後、唐突にこのエアリストリクターの検査が始まりました。今
までこんな検査が行われた事もありませんし、この検査ではNG車も多かったのです
が、技術委員は「来期導入に向けての事前テスト」と説明していましたのでチーム
に動揺はありませんでした。
<略>
また、この検査方法を採用するにしても使用するゴムボールの材質もサイズも、
測定時の接触圧も、エンジン回転数も、いったい何秒で停止すれば良いのかさえ規
定されていませんし、土曜日午前の予選後の検査でNGだった車両の予選タイムは抹
消されていない訳ですから、この時点では「来期導入の為の事前テスト」で非公式
な検査だったはずです。それがチームに対して何のアナウンスも無く、いったいい
つの時点で公式採用となったのでしょう。
<略>
今年一年、童夢を応援して頂いた関係各位には大変に申し訳ない結果となりまし
たが、日本のレース界では勝っている間は絶えずこの種の問題が発生する事になっ
ていますので、強者を称える勲章の一種だとご理解頂ければ幸いです」
全文はDOME RACING TEAM OFFICIAL HOME PAGE(http://www.dome-racingteam.co.jp/)
に掲載されています。
*3に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 24 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート1 FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します
☆予選1回目終了後のコメント
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「ピーターが2セットとも使ってアタックしました。予選はそんなに重要
視していないんですけどね。暫定ポールは鈴鹿以来ですか。クルマが跳ねる感じが
直っていなくて、午後はこの辺をトライしてみたいです。最終戦ですから勝ちたい
けど、ちょっとでもミスが出たら落としちゃう。スタートはこれまでボクのほうが
多いんですが、今回は作戦を変えるかもしれません」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「トップを獲りたかった。マックスがいない分がんばろうと思ってたんで
す。トップかなと思ったら、ラストに新田さん*(44 アペックスDLモモコルセMR2)
のところにいかれた。タイヤはもう1セットあります。勝ってオールスターに出た
いですね」
*25 つちやMR2
舘信吾「午後はタイムが上がると思いますよ。路面状況にもよりますけど。午前中
はとりあえずこれで十分でしょう」
鈴木恵一「もう1セット残ってるんで、まだいくよ。まあこんなもんでしょう」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「思ったよりクルマのフィーリングはいい感じですが、クリアラップが取
れなかったし、自分もミスしてる。2回目はもうちょっといけそうです」
松本晴彦「昨日の状況では1分27秒台に入るなという感じでした。自分はコンスタン
トラップを走ったんですが、感触はなかなかいい感じです」
#18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「ボクは昨日、今日と10周くらいしか走ってないんで…。でもポンと乗っ
て1分22秒そこそこでは走れるから問題はないんじゃないですか。クルマは順調で
すよ。タイヤはもう1セット残っているんで、午後はもう1回、寿一がいくと思いま
す」
#16 Castrol 無限NSX
道上龍「午後はまだいきます。大幅なタイムアップはできないとは思いますが、あ
とコンマ数秒くらいは…。1分20秒台前半までいきたいですね。今の走行では、最
後、ブレーキローターが割れるトラブルがあったんですが、交換すればまったく問
題はありません。ウェイトハンディの40kgはそれほど気にならないですね」
#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「1発のタイムは出るんだけど、ウエイトハンデのせいでタイヤが
すぐに終わってしまう。フロントタイヤを維持するためにブレーキングのしかたを
変えるとかなにかしないければならないんだ。レースを完走するためにね。ブレー
キも辛い。昨日満タンで走ってみたけど、もう…。それに、十分注意しないとタイ
ヤにフラットスポットを作ってしまう。ボクらのクルマはABSがついていないんだ。
とくにダウンヒルがきびしい。ただ、クルマの信頼性は高いからレースでは表彰台
を目指していくよ。エリック(コマス)はようすを見ながら待ちのレースができる
けど、こちらはベストをつくして走らなければならない。トップから1秒離されて
いるけど、90kgのウエイト積んでいるからね。それを考えればグリッド5位なら悪
くないし、やるだけだよ」
#37 カストロール・トムス・スープラ
ケルビン・バート「今朝はエンジンもよかったし、クルマのバランスもすごくよ
かった。タイヤはもう1セットあるので午後もアタックする予定だけど、朝のうち
に2セットを使ってアタックすべきだったかもしれない。ウエイトハンディを積ん
でいる関谷さんとほとんど同タイムだったけど、こちらは積んでないから本来なら
もう少し速くなければいけない。何ヶ所か詰められるところがあるから、午後はト
ライしてみる」
*44アペックスDLモモコルセMR2
ピーター・ダンブレック「足回りがソフトで、とくに2コーナーと最終コーナーで
激しくバンプするし、ロールする。大変なんだ。でもそれ以外は悪くないよ。GT300
で最速ラップをマークできてうれしい。第2セッションで速くなるとは思わなかっ
たので、もう2セット使ってしまった。だから午後はアタックしない。今からはF3
でポールポジションをとることに集中する。同じ日にGTとF3をドライブするという
ことはもちろん大変だけど、ドライバーにとっては新しいクルマにすぐに適応でき
るという意味だから、これはいい経験だよ。両方でポールを獲れたら最高だ」
#16 Castrol無限NSX
道上龍「このまま2回目雨が降ってくれるといいんですけどねェ(笑)。今日は、昨
日と全然タイヤの温まりかたが違いました。昨日の感じだと、2周目ぐらいにタイ
ムが出るかと思ったんですけど。僕の温めかたがゆっくりだったせいもあるのかな?
でも、やっぱりちゃんとクリアラップが取れると、このコースで20秒台が出るんで
すね」
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「クルマが昨日と同じで、あんまり決まってない感じなんですよね。今ひと
つシックリ来ないというか、満足いくレベルには仕上がっていないんです。ベスト
タイムを出したときはクリアラップを取れましたが、その後は引っかかってしまい
ましたしね」
#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「昨日とバネレートを変えて、フロントをちょっと硬めにしたら、どアン
ダーになってしまいました。でも、午後は20秒台を狙っていきますよ」
#23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トム(コロネル)は5位に入っているけど、こちらも70kgのウ
エイトハンディは軽くはないからね。一方では満足しているけど、トヨタが来てい
るのが気になっている。クルマのコンデションは悪くない。良くなっているので、
午後、もしドライならトップ10以内に入れると思うよ」
☆予選2回目終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「2回目のアタックは1周足りなかったですね。タイヤが全然温まらなかっ
たんでもう1周いきたかったんですけど、20分になってしまって。でも、やっぱり
遅い。クルマに全然再現性がなくて、フロントがどうもおかしいんです。基本的に
アンダーがスゴイんですよ。でも原因がわからない。だからもう帰りたいぐらい。
フテ腐れ状態です」
#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「1回目の予選の最後にクラッチが壊れてしまったので、2回目は最後の
20分しか走れなくて残念でした。2回目は午前中に出ていたアンダーを解消する方
向でいったら、だいぶ乗りやすくなりましたよ。最後のスピン? あれは攻めすぎ
です」
#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「コマス(#23 ペンズオイル・ニスモGT-R)に引っかかってしまった。あ
れがなければ1分21秒4までいってたね。でもセルモ(#38 FK/マッシモセルモスー
プラ)には届かない。セルモはトップスピードが速いもん。3km/hくらい違う。ま
あ、BSはソフトだから予選で負けるのはしょうがないよ。昨日から出てたクルマが
跳ねる症状はまだ残ってる。それがなければ21秒2~3くらいはいけたかもね。ウチ
のタイヤはミディアムだから決勝はいいはず。後半になってもタイムの落ちが少な
いからね。前回みたいに、それで最後は表彰台っていうのをねらってるんだけどね」
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「野田くんがアタッカーです。ウチとしては4位は上デキでしょう。他の
スープラとの差もけっこうあるので、この調子でNSX勢の一角を崩したい。決勝は、
今ミーティングを1時間近くやって、出た結論は『出たとこ勝負』だったんです
が(笑)、まあ、クルマのバランスがいいんでトラブルが出ないのを祈るだけです」
野田英樹「今朝はそこそこアタックして、もう1周いきたかったんですが、20秒入
るかどうかのところでピットから『十分タイムが出た』と言われたんです。2回目
は、20秒は絶対出そうと思ったらブレーキトラブルが出たんです。結局GT500クラ
スのセッション中は改善できなくて、ラストの混走の20分でいったんですが、クリ
アが全然取れませんでした。トヨタ最上位ですし、NSXも食ったんで、今までと比
べればいい結果でしょう。チームだけじゃなくスポンサーやトヨタの期待を背負っ
てるんで、明日は表彰台、できれば勝ちたいです。スタートはボクがいきます」
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「精一杯やったけど、午後はやられた。クルマはきちんとは決まってない
けど、悪いほうにはいってない。決勝は二人のタイムが変わらないんで、淡たんと
いきます」
*81 ダイシン ダンロップ シルビア
大八木信行「アタックは福山さんです。1回目はセットを探りつつ午後にいこうと
思っていました。3番手ですが、自分たちのペースでそれなりの走りをしたい」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「やられました。でも、レースはどうなるかわからないので、これからミー
ティングで作戦を考えます。できるだけ上位でチェッカーを受けたいですね」
山本勝巳「まだクルマには慣れていませんが、最後まで走ればいいとこいけますよ」
☆POLE POSITIONインタビュー
#16 Castrol無限NSX
道上 龍「今年最後のシリーズ戦ですし、ポールポジションが獲れてうれしいです。
9月のテストではいまひとつでしたが、金曜日は1番でしたので、今日は獲れる自
信はありました。NSX同士で20秒台の争いになると思ってましたから、タイム的には
予想どおりです。午後もアタックしたのですが、気温が高くなったせいかタイヤが
早めに終わってしまいました。それとクラッチにトラブルが出てしまって、あまり
攻め切れませんでした。でも、#18ほど酷くはないので走行は続けられました。今晩
には直せるはずですから、決勝は問題ないでしょう。決勝は、できたら逃げて、逃
げ切りたいですね」
中子 修「インタビューはいやだから2番手で良かったのに、道上に注意しとくの
忘れました(笑)。予選では、自分は本番用のセットをやってました。その点では、
他の3台のNSXに較べて良くなかったので…。だから、ウチとしては天気はあまり
良くないほうがありがたいんですが。ハンデの40kgはさほど感じない。ほかに90kg
も積んでいるところがあるんですから、それに比べればね。でも長距離走ってない
から、タイヤ的にもちょっと不安ですね。まあ、一番前が有利であることはまちが
いないので、あとはこれを生かしていきたいです」
*25 つちやMR2
舘 信吾「午前はクルマが決まらなかったんです。オーバーステア気味で最終コー
ナーやSPでアクセルを踏みきれなくて、ストレートでスピードがのらなかった。午
後、セッティングを変えたんですが、これは完璧でしたね。アタックしたあとも少
し走ったんですけど、コンスタントラップでも悪くなかったです。決勝はいつもの
ようにボクがスタートです。それでタイヤに合わせていけるところまでいくと思い
ます。コンディションは今日ぐらいならだいじょうぶです」
鈴木恵一「金曜も悪くなかったんで、信吾なら26秒台でポールもいけると感じてま
した。たぶん、F3の予選のうっぷん晴らしをしたんじゃないですか(笑)。これだ
け勝っているんで、ウチのMR2は速いクルマだと言われますが、けっして乗りやすい
クルマではないんです。ただドライバーががんばればそれだけタイムが出るんです。
でも、ちょっと気を抜くとタイムが落ちてしまう。ウェイトハンディをこれだけ積
んでますが、チームがつねに重量を積んだときのバランスを考えてうまく対応して
くれてますんで、その点ボクらは一生懸命走ることだけですみますから、いいんだ
と思います。ボクらはすでにチャンピオンを決めたわけですが、これでいいとは思っ
ていません。まだ、GTオールスター戦もありますし、ボクらはレーシングドライ
バーですから、もちろん勝つつもりでいきます」
☆チャンピオン決戦を前に
#23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トヨタ勢も速くてホンダ勢とバトルを展開しそうだけど、それ
は我われにとってはいいことなんだ。我われはポイントを考えながら待ちのレース
ができるからね。トム(コロネル)は表彰台に上がらなければならない。彼らが3
位でもこちらは9位、2位でも7位に入ればいいんだ。向こうが優勝するとちょっ
と辛くなるけどね。午後のセッションもアタックしたけど、午前中のタイムを更新
することはできなかった。ただ、スカイラインのなかではボクらのところだけがミ
ディアムを履いていた。だから #50(ARTAスカイライン)に続いての2番手だった
んだ」
影山正美「タイヤを含めたクルマのセッティングが今イチ決まっていないので、明
日の朝もまだセッティングを詰める。問題なのは前後バランス。チームプレイ?
それはないでしょう。今までのセッティングのデータやレース内容、それにピット
ワークと有利な要素は多い。普通のレースをすれば普通に結果は出ると思う。そう
すれば11点差という有利さはあるし、答えは出るでしょう。自分としては、今まで
はいつも追う立場だったけど、今回は追われる立場。その意味でのプレッシャーは
ある」
#64 Mobil 1 NSX
山西康司「ペンズオイル(#23)の動向を見ながらのレースになると思うんですけ
ど、チャンスは十分あると思います。たぶん3位くらいになるんじゃないかと思う。
ペンズオイルしだいというところは大きいけど、3位以内に入れば…。ウチとし
ては、作戦的にも明日は暖かくなったほうがいいですね。マシンはやはり重いぶん
挙動が乱れますけど、あきらめないですよ。すごいチャンスだし、慎重にいくべき
部分は慎重にいくつもりです。完走することは絶対条件だし、完走すれば3位くら
いに入ると思うし。チャンピオン獲りたいです。明日はがんばります」
トム・コロネル「今だから言うけどほかのホンダ勢はソフトコンパウンドだったけ
ど、ボクらはハードで走ったんだ。それでも5ラップもするとドライビングがもの
すごくむずかしくなる。もちろんソフトほどではないけどね。ほかのホンダ・チー
ムとのチームプレイ? いや、中嶋さんからそれはないと聞いている。自分として
はやってほしいけどね。ボクらがチャンピオンになるためには、それが少し必要だ
から。でも、どのチームも自分たちのレースをするはずだ。今のところそう聞いて
いるよ。エリックは楽な状況にある。完走すればいいんだから。ボクらは攻めに攻
めて、みんなに勝たねばならない。勝つためにはほかにトラブルが出るか、チーム
プレイが必要になるんだけど…。でも自力でがんばる。きっと明日は我われにとっ
ていい日になるよ」
*2に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
****** 1999年全日本選手権レースカレンダー(10/23現在) ******
日程 選手権 Rd 名称 開催地
----------------------------------------------------------------
3/21 GT 1 SUZUKA GT 300km 鈴鹿
3/21 F3 1 F3第1戦 鈴鹿
----------------------------------------------------------------
* 4/10(Sat)CART JAPAN500 もてぎ
4/18 FN 1 フォーミュラニッポン第1戦 鈴鹿
4/18 F3 2 筑波チャレンヂカップレース 筑波
----------------------------------------------------------------
5/02 GT 2 富士GTレース大会 富士
5/02 F3 3 F3第3戦 富士
5/09 FN 2 フォーミュラニッポン第2戦 もてぎ
5/23 FN 3 フォーミュラニッポン第3戦 CP MINE
5/23 F3 4 F3第4戦 CP MINE
5/30 GT 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP SUGO
----------------------------------------------------------------
6/06 FN 4 フォーミュラニッポン第3戦 富士
6/06 F3 5 F3第5戦 富士
(6/13 ルマン24時間 )
6/20 SSCC 1 スーパーシルエットカー(第1大会) もてぎ
----------------------------------------------------------------
7/04 FN 5 フォーミュラニッポン第5戦 鈴鹿
7/04 F3 6 F3第6戦 鈴鹿
7/11 GT 4 CP MINE GT RACE CP MINE
7/25 SSCC 2 スーパーシルエットカー(第2大会) CP MINE
----------------------------------------------------------------
8/01 FN 6 フォーミュラニッポン第6戦 SUGO
8/01 F3 7 F3第7戦 SUGO
8/08 GT 5 JAPAN SPECIAL GT CUP 富士
* 8/08 SOLAR 鈴鹿FIAソーラーカップ 鈴鹿
* 8/22 FIA-GT 鈴鹿1000km 鈴鹿
8/29 SSCC 3 スーパーシルエットカー(第3大会) TI英田
8/29 F3 8 F3第8戦 TI英田
----------------------------------------------------------------
9/05 FN 7 フォーミュラニッポン第7戦 富士
9/12 SSCC 4 スーパーシルエットカー(第4大会) 鈴鹿
9/19 FN 8 フォーミュラニッポン第8戦 CP MINE
9/26 GT 6 TI英田GT選手権 TI英田
----------------------------------------------------------------
10/03 FN 9 フォーミュラニッポン第9戦 もてぎ
10/03 F3 9 F3第9戦 もてぎ
10/10 SSCC 5 スーパーシルエットカー(第5大会) 富士
10/24 GT 7 もてぎGTチャンピオンレース もてぎ
10/31 SSCC 6 スーパーシルエットカー(第6大会) SUGO
*10/31 F1 F1日本GP 鈴鹿
----------------------------------------------------------------
*11/07 GT 富士インター1000km 富士
11/14 FN 10 フォーミュラニッポン第10戦 鈴鹿
11/14 F3 10 F3第10戦 鈴鹿
*11/20(Sat)NASCAR サンダースペシャル もてぎ
----------------------------------------------------------------
FN =全日本選手権フォーミュラ・ニッポン全10戦
SSCC =全日本スーパーシルエットカー選手権全6大会
GT =全日本GT選手権シリーズ全7戦
F3 =全日本F3選手権シリーズ全10戦
* は国内で行われる国際イベント
注)大会名称は今年の例により暫定的に記入してあります
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
1998年10月26日
無限+童夢プロジェクト
'98 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第7戦 "SUGO GT CHAMPIONSHIP"
ホンダ NSX 最終戦を4連勝で飾る!
公式予選も1-3位を独占!
○開催日 :1998年10月24(土)~25日(日)
○開催地 :宮城県 スポーツランドSUGO(コース全長:3.704256km)
○決勝レース:78周(約288.9km)
○天 候 :予選日/曇り決勝日/晴れ(気温17℃)
○コースコンディション:予選日/ドライ決勝日/ドライ
○観客数:38,100人(決勝日/主催者発表)
1998年を締めくくる '98全日本GT選手権シリーズ第7戦”SUGO GT
CHAMPIONSHIP”が、10月24~25日、宮城県スポーツランドSUGOで開
催され、ホンダNSXを駆る4チームも勢揃いした。
24日(土)に開催された公式予選では、道上龍選手の駆るCastrol 無限 NSXが
コースレコードを更新する1分20秒642をマークし、見事にポールポジショ
ンを獲得。第2位はRAYBRIG NSX、第3位TAKATA 童夢無限 NSXと上位を占め、
Mobil 1 NSXも第5位と決勝レース、そしてチャンピオンシップの獲得に期待を
持たせた。
25日(日)の決勝レースでは、Castrol 無限 NSXが他チームを寄せ付けない速
さを見せ、78周目のチェッカーフラッグを受け、最終戦を今季2勝目で飾った。
NSX勢は今シーズン後半の4戦を連続優勝で飾り、持ち前のスピードに磨きが
かけられたことを証明した。
●SUGO GT CHAMPIONSHIP 出場チームと戦績
No.マシン名 エントラント名 ドライバー 予選/決勝
16 Castrol 無限 NSX Castrol 無限 中子 修 PP/優勝
道上 龍
18 TAKATA 童夢無限 NSX 童夢レーシングチーム 金石勝智 3位/失格
脇阪寿一
64 Mobil 1 NSX Mobil1 Nakajima Racing トム・コロネル
山西康司 5位/R
100 RAYBRIG NSX チーム国光 高橋国光 2位/R
with MOONCRAFT 飯田 章
「無限+童夢プロジェクト」による4チーム4台のN-GT仕様ホンダNSX
は、本大会においてチャンピオンシップの2番手につけるMobil 1 NSXが90kg、
前回優勝を飾ったRAYBRIG NSXが50kg、Castrol 無限 NSXが40kgのハンディ
ウェイトを背負って参戦。
金曜日のスポーツ走行でも好タイムをマークし、Castrol 無限 NSXを先頭に
RAYBRIG NSX、TAKATA 童夢無限 NSXの順で、1~3位を占め、Mobil 1 NSXは
90kgを背負いながらも、5番手につけた。
○10月24日(土) 公式予選[第1回/10:30~11:30 第2回/15:00~16:00]
4チームのNSX勢の内、Mobil 1 NSXが90kgのハンディウェイトを考慮し
てハードタイヤを選択し、他の3チームはソフトタイヤを装着して予選の開始を
待った。天気予報では雨が予想されていたが、天候は曇り、コースコンディショ
ンはドライで、公式予選第1回の最初の20分間が、GT500クラスの専用と
して開始された。
予選開始とともにコースインする他チームを後目にNSX勢はピットで待機
し、コースインのチャンスを伺う。予選開始5分頃、Mobil 1 NSXのトム・コロ
ネル選手がNSX勢のトップを切ってスタート。ウォームアップランの後タイム
アタックに入った。1分24秒台、23秒台半ばで周回後、1分21秒533を
マーク、この時点で第2位に食い込んできた。コロネル選手はその後もタイムア
タックを続けたが、90kgのハンディウェイトのためか、それ以上のタイムアッ
プはできず、結局5番手で最初の20分を終了した。
続いてTAKATA 童夢無限 NSXの脇阪寿一選手がコースイン。4周目に1分21
秒402をマークし、その時点での2番手に浮上。さらに7周目、1分21秒
082までタイムをつめるが、他のNSX勢に先行され、3番手で最初の20分
を終了した。
NSX勢の中で最後にコースインした飯田章選手のRAYBRIG NSXは、1分25
秒台で周回した後の3周目、1分21秒台へタイムアップ、さらに4周目真っ先
に21秒を切る1分20秒900をマーク、その時点でトップに位置していた
Castrol 無限 NSXを逆転し、トップに躍り出た。その後も飯田選手はタイムアタ
ックを繰り返したが、タイムアップはならず、再度僚友チームのCastrol 無限
NSXに逆転され、2番手で最初の20分を終了した。
脇阪選手に続きコースインしたCastrol 無限 NSXの道上龍選手は、3周目にい
きなり2番手に食い込む1分21秒494をマーク、4周目1分21秒146で
トップに立った。その直後、RAYBRIG NSXの飯田選手に逆転されるが、5周目、
道上選手も21秒台を切る1分20秒709をマークし、再び逆転、トップの座
を奪い返した。さらに6周目1分20秒642を記録し、暫定のポールポジショ
ンを手中に収めた。
GT300クラスが激しいタイム争いを繰り広げた20分間が終了しGT500
/300混走の20分では、それぞれドライバーを交代しスタートしていった。
その中、Castrol 無限 NSXは、道上選手がスタート、1周してピットインをする
と中子選手に交代、決勝レースを想定したドライバー・チェンジの練習を兼ねた
ピットインであった。
この最後の20分間ではトップチームでタイムアップに成功したチームはな
く、NSX勢は全車コースレコードを更新、暫定ではあるが1~3位を独占した。
午後3時からの公式予選第2回では、やや上がった気温の影響もあり、NSX
勢ではMobil 1 NSXのコロネル選手が順位こそ変わらなかったが、1分21秒
524とのタイムアップに成功したほかは、午前のタイムを更新できなかった。
公式予選1~2回を併せた総合結果では、Castrol 無限 NSXが今シーズン3回
目のポールポジションを獲得。RAYBRIG NSX、TAKATA 童夢無限 NSXが2~3位に
続き、Mobil 1 NSXは第5位、3列目からのスタートとなった。
この結果NSX勢は、昨年から引き続き8戦連続(中止となった第2戦を含め
れば9戦連続:参考記録)で、ポールポジションを獲得。今シーズンは、全ての
レースでコースレコードを更新しながらポールポジションからスタートするとい
う記録を樹立した。
○10月25日(日) 決勝レース[14時03分スタート 78周 出走:41台]
朝8時15分からのフリー走行でも、RAYBRIG NSX、Castrol 無限 NSX、
TAKATA 童夢無限 NSXが1~3位を占め、今シーズンの全セッションでトップタ
イムを記録するという変わらぬスプリンターぶりを発揮していた。
ほぼ定刻通りスタート進行が開始され、フォーメーションラップがスタート。
1周後ペースカーがピットロードに入りグリーンフラッグが振られるかと思われ
たが、その隊列に中にMobil 1 NSXがいない。何と最終コーナー出口でストップ
していた。ドライバーのコロネル選手は、下り坂を利用して最終コーナーシケイ
ンにマシンを誘導。安全な位置にマシンを止めた後降りてしまい、そのままリタ
イア。チャンピオンの夢は来年に持ち越されることとなった。
フォーメーションラップはそのまま続けられ、3周後、81周のレースは減算
され78周となり、"SUGO GT CHAMPIONSHIP"の幕が切って落とされた。
予選第3位のTAKATA 童夢無限 NSXは脇阪選手のドライブでスタート。2周目
に先行するRAYBRIG NSXの高橋国光監督兼選手をかわし2番手に浮上。後続にス
ープラ勢を引き連れ、トップのCastrol 無限 NSXとともに、1分24秒台のタイ
ムを記録しながらそのポジションをキープしていた。32周目、3位を約5秒離
した状態でルーチンのピットイン。TAKATA 童夢無限 NSXのハンドルを脇阪選手
から受け取った金石選手は、8番手でレースに復帰。その頃上位陣が次々とルー
チンのピットストップを行い、順位が混乱したが、43周目にその時トップの
FK/マッシモセルモスープラがピットストップすると、TAKATA 童夢無限 NSX
はトップに躍り出た。金石選手はしばしば1分23秒台のタイムを記録しながら、
Castrol 無限 NSXを引き連れて快走。51周目には2-3番手の差7秒794、
61周目には13秒903と後続を引き離す。しかし、67周目にSTPタイサ
ンバイパーの車両火災により、セイフティカーが導入され、せっかく稼いだマー
ジンはゼロとなってしまった。
セイフティカーは72周目の終了時点でピットイン、1列縦隊のマシンによる
残り6周のスプリントレースがスタートした。金石選手はダッシュ良く飛び出し、
トップをキープ。そのまま78周目のチェッカーフラッグをトップで受けた。
Castrol 無限 NSXは、道上選手のドライブでポールポジションからスタート。
2周目に早くもレースベストラップ1分22秒329を記録しながら一気にダッ
シュし2位以下を引き離す。2番手にTAKATA 童夢無限 NSXを引き連れながらト
ップを快走。TAKATA 童夢無限 NSXのピットストップの後も走り続け、37周目、
2番手に11秒余りの差を付けルーチンのピットストップ。ドライバーを中子選
手に替わった。道上選手の後を受けた中子選手は、6番手でレースに復帰したが、
直ぐに2番手に浮上。TAKATA 童夢無限 NSXの直後につけ、2番手をキープし後
続を引き離していった。中子選手はセイフティカーが退避し再スタートが切られ
たレース終盤でも、1分23秒台をマークし快走を見せたがトップには届かず、
第2位でチェッカーフラッグを受けた。
高橋国光監督兼選手のドライブでスタートしたRAYBRIG NSXは、序盤3番手で
走行。NSX勢による1-2-3体制を築いていたが、9周目に4番手、13周
目に混戦の中で他チームと接触し、10番手に順位を落とした。29周目、ルー
チンのピットストップ。チームは素早い作業で替わった飯田選手を送り出した。
しかし32周目、2コーナーを回ったところで突然出火。飯田選手は4コーナー
のグリーンにマシンを止め脱出したが、そこでリタイアとなった。飯田選手は両
頬の軽い火傷(1度)と煙を吸い込んだ為、検査入院することとなった。
レース後の再車検でTAKATA 童夢無限 NSXは、国内競技車両規則第8章第5項
5-3-1違反により失格とされ、2位以下の繰り上げ入賞が発表された。
この結果、優勝はCastrol 無限 NSXとなった。
○永長真(無限+童夢プロジェクト・リーダー)のコメント
「TAKATA 童夢無限 NSXは、エアボックスに通常では考えられないクラックが発
生し、エアリストリクター以外からフレッシュエアを吸入していると見なされ、
レース後の再車検で失格と判定されたものです。チーム・スタッフやドライバー
のこれまでの努力や苦労を考えると、大変残念な結果となりました。
プロジェクト全体で見れば、今年1年を通して4チームがセッティングやテス
ト結果の情報を公開するなど、力を併せて開発を進めてきた結果が、後半戦の4
連勝につながってきたと思います。1年間応援していただいた大勢の方々に感謝
するとともに、ご支援いただいた企業の皆様、そしてプロジェクトの無理難題に
文句も言わずに協力していただいたチームの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいで
す。ありがとうございました。」
資料提供:無限+童夢プロジェクト
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 25 Oct. '98
Race Report 決勝日レポート FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
あっけない幕切れ…
ペンズオイル・ニスモGT-Rが'98チャンピオンに!
レースはCastrol無限NSXが優勝する
10月25日、心配された雨もなく秋の青空ものぞく宮城県・スポーツランドSUGOで
AUTOBACS CUP全日本GT選手権第7戦(最終戦)が開催された。
このレースでは、GT500クラスのシリーズチャンピオンを賭けたNo.23 ペンズオ
イル・ニスモGT-R(E.コマス/影山正美組)とNo.64 Mobil 1 NSX(山西康司/T.
コロネル組)の一騎打ちが注目されていた。この1戦を残してランキングトップは
No.23のコマス/正美組で61ポイント。これにNo.64の山西/コロネル組が11ポイン
ト差で続いている。コマス/正美組にすれば4位以内に入れば、自力で決定。もし
くは山西/コロネル組が4位以下になるれば、ノーポイントでもチャンピオンとな
る。ここから考えればコマス/正美組が断然有利であったが、予選結果はコマス/
正美組が13位で山西/コロネル組が5位と速さという立場では逆転の立場であった。
そして、14時10分定時に全車が揃ってフォーメーションのスタートが開始された。
そして、トップのNo.16 Castrol無限NSXがストレートに戻って来て、レースのロー
リングスタートと思われたが、なんとそこにはチャンピオン候補のNo.64 Mobil 1
NSXの姿がなかったのだった。なんとNo.64は駆動系のトラブルに襲われ、最終コー
ナーでストップ。結局、このままレースを走ることもなく最終戦を終えてしまった。
これにより、98年シーズンのチャンピオンはNo.23ペンズオイル・ニスモGT-Rのエ
リック・コマス/影山正美組に決定した。
レースの方は、この騒動でフォーメーションラップが3周に延びて、レース周回
数は78周となった。仕切りなおしなったスタートでは、ポールのNo.16道上龍がその
まま1コーナーに侵入。2番手のNo.100 RAYBRIG NSXの高橋国光の背後には、No.18
TAKATA童夢無限NSXの脇阪寿一がピタリとつけ、2周目の1コーナーでNo.18がかわ
して2番手へと上がる。この後、3番手以降ではサバイバルが始まる。まず、No.
100は接触もあって、大きく順位を下げてしまう。これで3番手になったNo.36カス
トロール・トムス・スープラ(関谷正徳)も、No.39デンソーサードスープラGT(谷
川達也)も相次いでスピン。No.36はリタイヤ、No.39は順位を下げたもののなんと
か復帰、だが20周目にコーナーで再度コースアウトして結局リタイヤとなった。ま
た、No.23も他車と接触し、右のフロントフェンダー部をはがしてしまうが、走行に
は大きく影響しなかったようでそのまま走り続けた。
20周過ぎ時点、トップのNo.16は後続に約5秒の差を付けてたものの、それ以上は
なかなか引き離せない。この時点の後続は、2番手はNSXのNo.18、以下No.38,No.
37カストロール・トムス・スープラ(K.バート)、No.8 FET SPORTS SUPRA(W.ガー
ドナー)とスープラが続いた。さらにはNo.50 ARTAスカイライン(土屋武士)、No.
12カルソニックスカイライン(星野一義)、No.23ペンズオイル・ニスモGT-Rとスカ
イラインがならんだ。そして30周を過ぎる時点で、各車ルーティンのピットが始ま
る。いち早く30周目にピットに入ったNo.100 RAUBRIG NSXは飯田章に代わり、追い
上げを開始した。だが、そのわずか2周後に突如火を吹き出し、飯田はヘアピンに
マシンを止めクルマから飛び出した。煙を吸ったためにコース際に座り込んだ飯田
だったが、幸い極めて軽い火傷だけで済んだと言うことだった。トップを走るNo.16
Castrol無限NSXは、37周目にピットイン。ドライバーを中子修となってコースに復
帰。一足先にピットインしていた2番手No.18TAKATA童夢無限NSX(金石勝智)の直
前の暫定トップで復帰。だがタイヤの温まっていないNo.16は、No.18にかわされ、
トップが入れ替わる。この後、No.16にテール・トゥ・ノーズに迫られる。そのよう
な中、63周目にNo.55 STPタイサンバイパーが火災を起こして、コース脇に緊急停
車。この消火作業のために、セーフティーカーが導入された。これで上位陣のマー
ジンは消えて、ラスト15周のスプリントとなった。No.18は、何度となくNo.18に迫
られたが、何とか逃げ切り、トップでゴールイン。2番手はNo.16。3番手にはNo.
38 FK/マッシモセルモスープラ(竹内浩典)とNo.37 カストロール・トムス・スー
プラ(鈴木利男)が激しく争い、No.37が競り勝ち先にゴールした。5番手はNo.12
カルソニックスカイライン(黒澤琢弥)とNo.3ユニシアジェックススカイライン
(長谷見昌弘)が競って、こちらはNo.12に軍配が上がった。チャンピオンを決めた
No.23ペンズオイル・ニスモGT-R(影山正美)は、右前フェンダーの無いまま頑張り
きり、7番手でゴールイン。ファンやチーム関係者の歓声に迎えられた。
なお、レース後の車検で1着ゴールのNo.18 TAKATA童夢無限NSXのエア・リスト
リクターが違反と判定され、暫定優勝を取り消された。この結果、優勝はNo.16
Castrol無限NSX、以下、2位がNo.37、3位がNo.38と順次繰り上げられ、正式結果
となった。No.16 Castrol無限NSXは今季2勝目。
つちやMR2がポール・トゥ・フィニッシュで年間最多の5勝目
GT300クラスは、前戦でチャンピオンを決めたNo.25つちやMR2がポールポジショ
ンから、首位を譲ることなくポール・トゥ・フィニッシュでゴール。今季5勝目と
GTC過去最高の年間最多勝の記録を更新した。予選2位のNo.44アペックスDLモモコ
ルセMR2がNo.25を追い続けたが、ミッショントラブルでリタイア。これで、2位は
No.61テイボン・トランピオ・FTOとなり、開幕戦以来の表彰台に上がった。3位に
はNo.19ウェッズスポーツセリカが、第5戦から3戦連続の表彰台となった。
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPIONSHIP
全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap-GoalTime----
1 16 500 1 Castrol無限NSX 中子/道上 78 1:56'38.356
2 37 500 2 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート 78 - 5.281
3 38 500 3 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 78 - 12.272
4 12 500 4 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 78 - 14.168
5 3 500 5 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 78 - 14.558
6 23 500 6 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 78 - 18.530
7 * 8 500 7 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 77 - 1 Laps
8 50 500 8 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 77 - 1 Laps
9 2 500 9 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 77 - 1 Laps
10 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 74 - 4 Laps
11 61 300 2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 73 - 5 Laps
12 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 73 - 5 Laps
13 15 300 4 ザナヴィシルビア 近藤/青木 73 - 5 Laps
14 21 300 5 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 72 - 6 Laps
15 7 300 6 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 72 - 6 Laps
16 9 300 7 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 72 - 6 Laps
17 81 300 8 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 71 - 7 Laps
18 60 300 9 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 71 - 7 Laps
19 70 300 10 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 71 - 7 Laps
20 911 300 11 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 67 - 11 Laps
21 77 300 12 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 64 - 14 Laps
22 55 500 10 STPタイサンバイパー 松田/リード 63 - 15 Laps
23 91 300 13 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 61 - 17 Laps
24 88 500 11 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 61 - 17 Laps
25 910 300 14 ナインテンポルシェ 余郷/木下 58 - 20 Laps
26 117 300 15 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 58 - 20 Laps
27 71 300 16 シグマテック911 星野薫/城内 54 - 24 Laps
28 10 300 17 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 51 - 27 Laps
--------------以上完走---------------------------------------------------
44 300 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 46 - 32 Laps
13 500 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 31 - 47 Laps
100 500 RAYBRIG NSX 国光/飯田 31 - 47 Laps
39 500 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 21 - 57 Laps
36 500 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ 12 - 66 Laps
5 500 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 11 - 67 Laps
355 300 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 11 - 67 Laps
30 500 綜警 PORSCHE 山田/岡田 9 - 69 Laps
777 500 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 8 - 70 Laps
51 300 コブラポルシェ 池谷/石原 7 - 71 Laps
64 500 Mobil1 NSX 山西/コロネル 0 - 78 Laps
72 300 オークラRX7 ポーター/平野 0 - 78 Laps
*18 500 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 失格
-------------------------------------------------------------------------
Best Lap Time #16 Castrol無限NSX(道上)1'22.329 2/78 161.976km/h
* #8の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反により、10秒間のペナルティ
ストップが科された。
* #18は国内競技車両規則第8章第5項5-3-1(エア・リストリクター)違反によ
り、失格とする。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPIONSHIP
トップフィニッシュのTAKATA童夢無限NSX失格!
最終戦の勝者は今季2勝目のCastrol無限NSXに !
チャンピオン争いはスタート前に決着!
NSX有利の下馬評の中、大アクシデントと濃霧で中止となった悪夢の第2
戦富士を挟んで、ペンズオイル・ニスモGT-R(コマス/影山正美)の連勝で始ま
った今シーズンのGT選手権。その後はMobil1、Castrol無限、RAYBRIGと、チ
ームこそ異なるもののNSXが3連勝。GT500クラスは未勝利のトヨタも含み3
メーカーの熾烈な戦いが繰り広げられてきた。
一方、GT300は豊かなマシンバラエティの中、熟成の進んだつちやMR2が開幕
を制すると、重量ハンデをものともせず圧倒的な強さでチャンピオンを決めた。
迎えた最終戦。秋晴れとなったSUGOには心地よい風が吹き、シーズンを締め
くくるにふさわしい天候となった。そして、最終戦までもつれたペンズオイル
・ニスモGT-RとMobil1 NSX(山西/コロネル)のチャンピオン争いの行方を見届
けようと、スポーツランドSUGOには多くの観客(主催者発表38,100人)が訪れ
た。(と書いてみたら……)
午後2時10分、定刻どおりフォーメイションが始まったが、なんと最終コー
ナーで逆転チャンプを狙う#64NSXが駆動系トラブルでストップ。なんとス
タートを待たずしてチャンピオンが決まってしまった……。コロネルは車を降
り頭を抱える。
隊列を整えるため、4周のフォーメイションの後スタート。このため決勝は
78周での争いとなる。
早くもPP#16NSXが抜け出し、NSX、スープラ、スカイラインという
オーダーでレースは進む。
3周目 レインボーコーナーで、11位#55バイパーがスピン。コース復帰。
#23スカイラインは接触したらしく右Fフェンダーを失っているが、
そのまま走行を続ける。
6周目 #88ディアブロ、スロー走行。
#71シルビア、ピットイン。
10周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-100-36-37-8-5-50-12
GT300(TOP 5) 25-44-19-61-77
12周目 #5スープラ、SPコーナーでクラッシュ!(他車と接触?)
13周目 #36スープラ、3コーナー先でクラッシュ。
#100NSXペース落ちるが、そのまま走行続ける。
15周目 #18NSXと#38スープラの2位争いが激化。
20周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-37-8-12-50-3-23-100
GT300(TOP 5) 25-44-19-77-71
21周目 #39スープラ、2コーナーで#100を抜いて10位に上がった途端にク
ラッシュ。フロント部大破。ピットに戻るが修復は難しくリタイア。
30周目 #100NSXピットイン。国光から飯田に交代、ピットアウト。
トップ#16と#18の差は約4秒。
32周目 #100NSX、リア下部から炎を上げる。飯田はグラベルにマシン止
めマシンから転がり出る。リタイア。
33周目 #18NSXピットイン。ここから続々とピットインが始まる。
38周目 トップ#16NSXピットイン。道上から中子へ。
39周目 1コーナーで#18が#16をパスし実質のトップに浮上。
40周目 順位(ルーティンのピットインをしていない車あり)
GT500(TOP10) 8-18-16-38-37-12-3-50-23-2
GT300(TOP 5) 25-19-77-10-15
40周目 #15シルビア他車と接触しスピン。コース復帰、ピットへ。ドライバ
ーチェンジ。
49周目 GT300クラスのトップ#25MR2ピットイン。
50周目 順位 GT500(TOP10+α) 18-16-37-38-8-12-3-23-50-2-55
GT300(TOP 5+α) 25-77-61-19-71-15-7
トップ2車は#18を#16がサポートするような感じでランデブー走行。
NSX中唯一未勝利の#18を勝利に導く作戦のようだ。
55周目 5位走行中の#8スープラにペナルティストップを示す黒旗提示。
(黄旗追い越し違反。10秒ストップ)
60周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
GT300(TOP 5) 25-77-61-19-15
66周目 #55バイパーが馬の背で炎上。ドライバーのリードは無事脱出。
煙と消化剤がコースを覆って視界を遮ったため、セーフティカーが導
入される。
70周目 #77インプレッサトラブル。ピットインを繰り返しリタイア。
70周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
GT300(TOP 5) 25-61-15-21-19
73周目 レース再開。残り6周。
74周目 トップ#18NSXは安泰だが、#16と#37の2位争いは白熱。0.7秒差。
しかし、この戦いも#16のスパートで決着。
結局、セーフティカーランの影響による順位変動もなく、各車は西日を背に
受けてフィニッシュ。
優勝は、今季未勝利だった4台目のTAKATA童夢無限NSX(金石/脇阪)。これ
でNSXは4台全てが仲良く1勝ずつで、シーズンを締めくくった……はずだ
ったが、あろうことか、TAKATA童夢無限NSXはレース後行われた再車検でエア・
リストリクターの違反が発見され失格。Castrol無限NSXが繰り上がり優勝とな
った。
GT300はまたしても#25つちやMR2が制して今季5勝目。
チャンピオンは緒戦で2勝を挙げたペンズオイル・ニスモGT-Rのコマス&影
山正美が手にした。
レース幕開けであっけなくチャンピオンが決まり、チェッカー後もドタバタ
が待っているなど、秋晴れの天候とは裏腹にやや消化不良気味の最終戦だった。
●決勝結果 TOP15
P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap--
1 16 500 1 Castrol無限NSX 中子/道上 78
2 37 500 2 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート 78
3 38 500 3 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 78
4 12 500 4 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 78
5 3 500 5 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 78
6 23 500 6 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 78
7 8 500 7 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 77
8 50 500 8 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 77
9 2 500 9 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 77
10 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 74
11 61 300 2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 73
12 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 73
13 15 300 4 ザナヴィシルビア 近藤/青木 73
14 21 300 5 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 72
15 7 300 6 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 72
--------------------------------------------------------------
(正式結果は入手次第掲載します)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権シリーズ 第10戦 決勝結果
スポーツランドSUGO・10月25日(日)
伊藤大輔、攻め抜いた最終戦。
最終戦にふさわしい快晴に恵まれたスポーツランドSUGO。暑すぎず、寒すぎず
絶好のレース日和となった。有終の美を飾るべく順調に予選で3番手を得た伊
藤大輔は、決勝では今年ライバルとして戦ったダンブレック選手と加藤選手の
二人が前にいた。シリーズにおいて1-2位に立つ彼らに対し一矢報いたいとこ
ろだった。
グリッド2列目から伊藤は抜群のスタートを決めた。出遅れる加藤選手を尻目
に、ダンブレック選手のテールにピタリとつけたまま1コーナーに突入してい
った。これまでのレースではスタート直後のダッシュ力に優るダンブレック選
手に、最初の数周の間に差をつけられてきたが今回の伊藤大輔は違った。序盤
から伊藤はダンブレック選手の背後にピタリとマーク。テール・トゥ・ノーズ
のデッドヒートを展開することになる。やがて加藤選手もこの争いに加わり、
最終戦にふさわしい三つ巴戦となった。
しかし、一瞬のミスも許されない接近戦を展開していた6周目、後続で発生し
たアクシデントの影響か、路面コンディションが急変。その周の右直角コーナ
ーのレインボーコーナーで突然伊藤がスピン。立て直す間もない一瞬の出来事
だった。伊藤のマシンはその場で止まり、コースに復帰することなくレースを
終えた。
優勝して最終戦を終えたかった。その可能性もきわめて高かっただけに残念な
結果であるが、今年の大きな課題であった伊藤の序盤戦におけるダッシュ不足
を克服したシーンを見られたのはチームとしてはとてもうれしい。厳しい戦い
の連続であった一年だが、なんとか一度も休まずにこれたのも周囲の方々の有
形無形の応援のおかげだ。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。来年の活動はま
だ未定ではあるが、なんとかまたサーキットに戻ってきたい。
一年間本当にありがとうございました。シリーズはこれでひとまず終わり。11
月22日のマカオで世界に挑戦してきます。
伊藤大輔
「スタートは完璧だった。その後もプッシュプッシュでピーターについていっ
た。ピーターもミスを犯し、今日はいけると思っていた。誰かコースアウトし
たのか、ある周から突然路面が悪くなって前のピーターも後ろの加藤さんもフ
ラつき始めた。そんな時、本当に一瞬でマシンがスピンしてどうすることもで
きなかった。悔しい。本当に悔しい。来年はなにをするかまだ決定していませ
んが、応援してくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。一年間本当にあ
りがとうございました。11月にはマカオに行って来ます。はじめての海外遠征
となるこの一戦で世界を体感してきます。」
百田監督
「確かに負けてしまい残念ですが、序盤戦の追い込みは素晴らしいものがあっ
た。そこに伊藤の成長を見た気がします。それがうれしい。一年間ありがとう
ございました。」
深尾栄一チームマネージャー
「昨年のように今年の最終戦もいただき!なんて思っていたんですが、なかな
かそうはいかないものですね。ただ、伊藤のスタート直後のダッシュは素晴ら
しく、他の誰よりもプッシュしていた。負けてくやしいけど、なぜかすっきり
しているのが不思議です。一年間厳しい戦いを強いられ、それを戦い抜いた伊
藤及びスタッフはよく頑張ったと思います。来年はよりよい体制をつくるのが
これからの仕事です。また応援してください。まだマカオが残っていますがシ
リーズとしてはこれで終わりとなり、様々な形で応援していただいた方々に感
謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。」
SKILL SPEED 深尾栄一
《全日本GT選手権第7戦スポーツランド菅生 野田英樹関連ニュース》
Oct. 25th, 1998.
予選結果 4位
決勝結果 4位
【Project Royal Oak 談話】
前回のテストから好調だったので、表彰台に上がってもらいたかったです。
予選は野田が担当したので期待はしていましたが、まずまずの結果だと思い
ます。
決勝は3位になれると思っていましたが、終盤に抜かれ、残念ながら4位
に終わってしまいました。
調子が良かっただけに悔しい思い出いっぱいです。次回のオールスターに
出場できれば今回の分も頑張ってくれることと思います。
今後とも皆さんの暖かいご声援、よろしくお願いします。
●野田のコメント
予選はもう少し頑張れば3番手、もしかしたら2番手のタイムをマークで
きたかもしれません。それぐらい調子が良かったです。
決勝については、スタート後、NSXを1台パスして3位にアップし、竹
内選手と交代。後半、トムス・スープラにかわされて4位に落ちてしまいま
した。今回は間違いなく表彰台をねらえたので非常に残念です。
次回のオールスターには出れるかまだわかりませんが、何とか出場して暴
れてみたいと思います。
皆さん、投票よろしくお願いします。
なお、野田英樹に関してより詳しい情報を知りたい方は、彼のホーム・ページ、
http://home.att.ne.jp/red/noda
も併せてご覧ください。
資料提供:Project Royal Oak
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPIONSHIP
全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap-GoalTime----
1 18 500 1 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 78 1:56'37.158
2 16 500 2 Castrol無限NSX 中子/道上 78 - 1.198
3 37 500 3 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート 78 - 6.479
4 38 500 4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 78 - 13.470
5 12 500 5 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 78 - 15.366
6 3 500 6 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 78 - 15.756
7 23 500 7 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 78 - 19.728
8 * 8 500 8 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 77 - 1 Laps
9 50 500 9 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 77 - 1 Laps
10 2 500 10 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 77 - 1 Laps
11 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 74 - 4 Laps
12 61 300 2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 73 - 5 Laps
13 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 73 - 5 Laps
14 15 300 4 ザナヴィシルビア 近藤/青木 73 - 5 Laps
15 21 300 5 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 72 - 6 Laps
16 7 300 6 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 72 - 6 Laps
17 9 300 7 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 72 - 6 Laps
18 81 300 8 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 71 - 7 Laps
19 60 300 9 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 71 - 7 Laps
20 70 300 10 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 71 - 7 Laps
21 911 300 11 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 67 - 11 Laps
22 77 300 12 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 64 - 14 Laps
23 55 500 11 STPタイサンバイパー 松田/リード 63 - 15 Laps
24 91 300 13 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 61 - 17 Laps
25 88 500 12 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 61 - 17 Laps
26 910 300 14 ナインテンポルシェ 余郷/木下 58 - 20 Laps
27 117 300 15 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 58 - 20 Laps
28 71 300 16 シグマテック911 星野薫/城内 54 - 24 Laps
29 10 300 17 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 51 - 27 Laps
--------------以上完走---------------------------------------------------
44 300 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 46 - 32 Laps
13 500 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 31 - 47 Laps
100 500 RAYBRIG NSX 国光/飯田 31 - 47 Laps
39 500 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 21 - 57 Laps
36 500 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ 12 - 66 Laps
5 500 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 11 - 67 Laps
355 300 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 11 - 67 Laps
30 500 綜警 PORSCHE 山田/岡田 9 - 69 Laps
777 500 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 8 - 70 Laps
51 300 コブラポルシェ 池谷/石原 7 - 71 Laps
64 500 Mobil1 NSX 山西/コロネル 0 - 78 Laps
72 300 オークラRX7 ポーター/平野 0 - 78 Laps
-------------------------------------------------------------------------
Best Lap Time #16 Castrol無限NSX(道上)1'22.329 2/78 161.976km/h
* #8の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反により、10秒間のペナルティ
ストップが科された。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPIONSHIP
最終戦の勝者は4台目のNSX、TAKATA童夢無限NSX!
チャンピオン争いはスタート前に決着!
NSX有利の下馬評の中、大アクシデントと濃霧で中止となった悪夢の第2
戦富士を挟んで、ペンズオイル・ニスモGT-R(コマス/影山正美)の連勝で始ま
った今シーズンのGT選手権。その後はMobil1、Castrol無限、RAYBRIGと、チ
ームこそ異なるもののNSXが3連勝。GT500クラスは未勝利のトヨタも含み3
メーカーの熾烈な戦いが繰り広げられてきた。
一方、GT300は豊かなマシンバラエティの中、熟成の進んだつちやMR2が開幕
を制すると、重量ハンデをものともせず圧倒的な強さでチャンピオンを決めた。
迎えた最終戦。秋晴れとなったSUGOには心地よい風が吹き、シーズンを締め
くくるにふさわしい天候となった。そして、最終戦までもつれたペンズオイル
・ニスモGT-RとMobil1 NSX(山西/コロネル)のチャンピオン争いの行方を見届
けようと、スポーツランドSUGOには多くの観客(主催者発表38,100人)が訪れ
た。(と書いてみたら……)
午後2時10分、定刻どおりフォーメイションが始まったが、なんと最終コー
ナーで逆転チャンプを狙う#64NSXが駆動系トラブルでストップ。なんとス
タートを待たずしてチャンピオンが決まってしまった……。コロネルは車を降
り頭を抱える。
隊列を整えるため、4周のフォーメイションの後スタート。このため決勝は
78周での争いとなる。
早くもPP#16NSXが抜け出し、NSX、スープラ、スカイラインという
オーダーでレースは進む。
3周目 レインボーコーナーで、11位#55バイパーがスピン。コース復帰。
#23スカイラインは接触したらしく右Fフェンダーを失っているが、
そのまま走行を続ける。
6周目 #88ディアブロ、スロー走行。
#71シルビア、ピットイン。
10周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-100-36-37-8-5-50-12
GT300(TOP 5) 25-44-19-61-77
12周目 #5スープラ、SPコーナーでクラッシュ!(他車と接触?)
13周目 #36スープラ、3コーナー先でクラッシュ。
#100NSXペース落ちるが、そのまま走行続ける。
15周目 #18NSXと#38スープラの2位争いが激化。
20周目 順位 GT500(TOP10) 16-18-38-37-8-12-50-3-23-100
GT300(TOP 5) 25-44-19-77-71
21周目 #39スープラ、2コーナーで#100を抜いて10位に上がった途端にク
ラッシュ。フロント部大破。ピットに戻るが修復は難しくリタイア。
30周目 #100NSXピットイン。国光から飯田に交代、ピットアウト。
トップ#16と#18の差は約4秒。
32周目 #100NSX、リア下部から炎を上げる。飯田はグラベルにマシン止
めマシンから転がり出る。リタイア。
33周目 #18NSXピットイン。ここから続々とピットインが始まる。
38周目 トップ#16NSXピットイン。道上から中子へ。
39周目 1コーナーで#18が#16をパスし実質のトップに浮上。
40周目 順位(ルーティンのピットインをしていない車あり)
GT500(TOP10) 8-18-16-38-37-12-3-50-23-2
GT300(TOP 5) 25-19-77-10-15
40周目 #15シルビア他車と接触しスピン。コース復帰、ピットへ。ドライバ
ーチェンジ。
49周目 GT300クラスのトップ#25MR2ピットイン。
50周目 順位 GT500(TOP10+α) 18-16-37-38-8-12-3-23-50-2-55
GT300(TOP 5+α) 25-77-61-19-71-15-7
トップ2車は#18を#16がサポートするような感じでランデブー走行。
NSX中唯一未勝利の#18を勝利に導く作戦のようだ。
55周目 5位走行中の#8スープラにペナルティストップを示す黒旗提示。
(黄旗追い越し違反。10秒ストップ)
60周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
GT300(TOP 5) 25-77-61-19-15
66周目 #55バイパーが馬の背で炎上。ドライバーのリードは無事脱出。
煙と消化剤がコースを覆って視界を遮ったため、セーフティカーが導
入される。
70周目 #77インプレッサトラブル。ピットインを繰り返しリタイア。
70周目 順位 GT500(TOP10) 18-16-37-38-12-3-23-8-50-2
GT300(TOP 5) 25-61-15-21-19
73周目 レース再開。残り6周。
74周目 トップ#18NSXは安泰だが、#16と#37の2位争いは白熱。0.7秒差。
しかし、この戦いも#16のスパートで決着。
結局、セーフティカーランの影響による順位変動もなく、各車は西日を背に
受けてフィニッシュ。
優勝は、今季未勝利だった4台目のTAKATA童夢無限NSX(金石/脇阪)。これ
でNSXは4台全てが仲良く1勝ずつで、シーズンを締めくくった。
チャンピオンは緒戦で2勝を挙げたペンズオイル・ニスモGT-Rのコマス&影
山正美が手にした。
●決勝結果(暫定)TOP15
P--No.Cls----Car----------------------Drivers---------- Lap--
1 18 500 1 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 78
2 16 500 2 Castrol無限NSX 中子/道上 78
3 37 500 3 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート 78
4 38 500 4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 78
5 12 500 5 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 78
6 3 500 6 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 78
7 23 500 7 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 78
8 8 500 8 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 77
9 50 500 9 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 77
10 2 500 10 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 77
11 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 74
12 61 300 2 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 73
13 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 73
14 15 300 4 ザナヴィシルビア 近藤/青木 73
15 21 300 5 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 72
--------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
(全戦終了)
1998 3 4 5 5 6 7 8 8 9 10
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 22 19 17 31 14 5 2 16 6 25
Championship 鈴 筑 美 富 茂 鈴 菅 T 仙 菅
Drivers-point 鹿 波 祢 士 木 鹿 生 I 台 生
Po-No-Driver----------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1 1 P.ダンブレック 9 (4) 9 9 (6) 9 9 9 9 (9) 82 63
2 2 加藤 寛規 4 9 6 6 3 0 0 4 (3) 6 41 38
3 7 舘 信吾 3 6 4 (2) (1) 6 3 6 6 0 37 34
4 64 松田 次生 2 - 1 1 9 - 4 0 0 0 17 17
5 77 伊藤 大輔 6 3 0 4 0 3 1 0 0 0 17 17
6 55 金石 年弘 0 0 3 0 0 4 6 0 2 0 15 15
7 9 谷川 達也 0 2 0 0 0 0 0 3 0 4 9 9
8 5 高木 真一 0 0 2 0 4 0 0 0 0 0 6 6
9 14 S.マルティノ 1 - - - - 1 0 0 1 3 6 6
10 17 黒沢 治樹 0 0 0 0 0 2 0 2 0 1 5 5
10 16 R.デルフラー 0 0 0 0 DNS 0 2 1 0 2 5 5
12 18 D.マニング - - - - - - - 0 4 0 4 4
13 4 R.ヴィルタネン - 0 0 3 0 - - 0 0 0 3 3
14 38 平野 功 0 0 0 0 2 0 0 - - - 2 2
15 8 藤原 靖久 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
25 長島 正興 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
53 五味 康隆 0 DNS 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
6 松浦 佑亮 - - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
33 井出 有司 0 0 0 0 0 0 0 - - - 0 0
18 密山 祥吾 0 0 0 0 0 0 0 - - - 0 0
15 歌川 拓 0 0 0 0 0 0 DNQ - - - 0 0
51 清水 剛 0 0 0 0 0 0 - - - - 0 0
72 水谷 竜也 0 - 0 - - 0 - 0 - - 0 0
66 関 昌之 0 - - 0 0 - 0 - - 0 0 0
51 千田 富之 - - - - - - 0 0 0 0 0 0
61 荒 聖治 - - - - - - 0 0 0 0 0 0
24 静間 大典 0 - - 0 - - - - - - 0 0
27 三沢 伸輔 - - 0 - - - - 0 - - 0 0
39 徳田 照幸 - - - 0 - 0 - - - - 0 0
30 赤塚 大典 - - - - - - 0 - - 0 0 0
26 入江 克己 - - - - - - 0 - - DQ 0 0
19 佐々木 孝太 0 - - - - - - - - - 0 0
6 佐藤 琢磨 0 - - - - - - - - - 0 0
24 佐藤 雅洋 0 - - - - - - - - - 0 0
24 山田 英雄 - 0 - - - - - - - - 0 0
24 蔵本 信之 - - 0 - - - - - - - 0 0
24 辻 孝壽 - - - - - 0 - - - - 0 0
24 井上 智之 - - - - - - - 0 - - 0 0
54 高澤 勝 - - - - - - - - 0 - 0 0
38 本庄 康幸 - - - - - - - - - 0 0 0
39 中嶋 廣高 - - - - - - - - - 0 0 0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
全日本F3選手権第10戦 SUGO -RIJ-(1998-10-25) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.10 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Lap---GoalTime--km/h---
1 1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE 25 34'17.509 162.032
2 2 加藤 寛規 Dallara F398/MF204B 25 - 2.094
3 9 谷川 達也 Dallara F397/3S-GE 25 - 15.774
4 4 S.マルティノ Dallara F397/3S-GE 25 - 16.272
5 16 R.デルフラー Dallara F397/3S-GE 25 - 18.993
6 17 黒澤 治樹 Dallara F397/MF204B 25 - 32.106
7 7 舘 信吾 Dallara F398/3S-GE 25 - 40.573
8 18 D.マニング Dallara F397/4G-93 25 - 42.904
9 53 五味 康隆 Martin MK73/3S-GE 25 - 47.403
10 33 R.ヴィルタネン Dallara F396/3S-GE 25 - 47.891
11 64 松田 次生 Dallara F397/MF204B 25 - 48.508
12 55 金石 年弘 Dallara F398/MF204B 25 - 49.474
13 5 高木 真一 Dallara F397/3S-GE 25 - 52.777
14 38 本庄 康幸 Dallara F398/3S-GE 25 - 53.996
15 25 長島 正興 Dallara F397/3S-GE 25 - 54.650
16 39 中嶋 廣高 Dallara F395改396/3S-GE 25 - 1'14.138
17* 8 藤原 靖久 Dallara F398/3S-GE 25 - 1'14.569
18 66 関 昌之 Dallara F395改/MF204B 24 - 1 Lap
19 51 千田 富之 Dallara F397/4G-93 24 - 1 Lap
---------------------以上完走---------------------------------------
30 赤塚 大典 Dallara F397/3S-GE 19 - 6 Laps
61 荒 聖治 Dallara F398/3S-GE 7 - 18 Laps
77 伊藤 大輔 Dallara F397/MF204B 6 - 19 Laps
6 松浦 佑亮 Dallara F398/MF204B 0 - 25 Laps
*26 入江 克己 Dallara F396/MF204B レース除外
--------------------------------------------------------------------
Best Lap Time #2加藤 寛規 1'21.403 11/25 163.819 km/m
* #26の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反(黒旗無視)によりレース除
外のペナルティを科した。
* #8の車両は、国際スポーツ法典付則H項違反により、10秒間のペナルティ
ストップを科した。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
ダンブレック強し!
最多勝タイの8勝目を挙げシーズンを締めくくる!
スタート時刻が近づくにつれ上空には青空が広がり、絶好のレース日和とな
ったF3最終戦。
ここまで9戦中7勝、全戦表彰台という圧倒的なリザルトで早々にタイトル
を手中に収めている#1ダンブレックが指定席のポールポジションを奪った。
逆にここ数戦打倒ダンブレックの筆頭候補だった#7舘は予選の大失敗でノー
タイム。最後尾スタートとなったため、大方の予想はダンブレックの独走勝利
だ。
しかし、昨日マカオ参戦を発表した#77伊藤、#2加藤が、好スタートを切
った#1ダンブレックに追いすがり、特に#77伊藤は6週目までその差を0.9
秒にとどめていた。
ところが、#77伊藤は力み過ぎたのか7週目のレインボーコーナーでスピン、
コースアウト。リタイアしてしまう。
●10周目順位 1-2-9-16-18-17-4-64-8-7
#77伊藤の脱落で今度は#2加藤が#1ダンブレックを追うことになる。#
2加藤も必死に追い上げ、#1ダンブレックが周回遅れに手こずる間に若干差
を詰めたりもしたが、その後は3秒あたりで前後する。
18周目、6位走行の#64松田が3コーナーでスピン。コース復帰するが大き
く順位を落とす。
●20周目順位 1-2-9-4-16-17-8-7-18-53
21周目、黄旗追い越し違反(?)により、黒旗の提示されていた#8藤原が
ピットイン。
最後尾スタートの#7舘は、中団グループの混乱をかき分けながら順位を上
げ、前車の脱落もあって7位まで浮上。
終盤になって、3位#9谷川に#4マルティノが急接近するが、抜くまでに
は至らず。
結局、#1ダンブレックが25周を悠々走りきって8勝目。ペドロ・デ・ラ・
ロサが95年に記録した年間最多勝に並び、シーズンを締めくくった。
●決勝結果(暫定トップ10)
P--No.Driver---------Car-----------------
1 1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE
2 2 加藤 寛規 Dallara F398/MF204B
3 9 谷川 達也 Dallara F397/3S-GE
4 4 S.マルティノ Dallara F397/3S-GE
5 16 R.デルフラー Dallara F397/3S-GE
6 17 黒澤 治樹 Dallara F397/MF204B
7 7 舘 信吾 Dallara F398/3S-GE
8 18 D.マニング Dallara F397/4G-93
9 53 五味 康隆 Martin MK73/3S-GE
10 33 R.ヴィルタネン Dallara F396/3S-GE
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPION RACE
全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-25) Free Practice-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
1 100 500 1 RAYBRIG NSX 国光/飯田 1'22.386 161.864
2 16 500 2 Castrol無限NSX 中子/道上 1'22.499
3 18 500 3 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 1'22.803
4 50 500 4 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 1'23.368
5 37 500 5 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート 1'23.399
6 64 500 6 Mobil1 NSX 山西/コロネル 1'23.580
7 36 500 7 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ 1'23.884
8 38 500 8 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 1'24.099
9 12 500 9 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 1'24.121
10 39 500 10 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 1'24.201
11 88 500 11 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 1'24.355
12 2 500 12 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 1'24.403
13 3 500 13 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'24.440
14 23 500 14 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 1'24.559
15 5 500 15 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 1'24.561
16 8 500 16 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 1'24.764
17 13 500 17 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 1'25.772
18 30 500 18 綜警 PORSCHE 山田/岡田 1'26.187
19 777 500 19 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 1'28.383
20 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 1'28.861
21 44 300 2 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'28.990
22 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 1'29.460
23 15 300 4 ザナヴィシルビア 近藤/青木 1'29.490
24 81 300 5 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 1'29.664
25 77 300 6 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 1'29.746
26 71 300 7 シグマテック911 星野薫/城内 1'29.799
27 61 300 8 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 1'29.865
28 7 300 9 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 1'30.297
29 910 300 10 ナインテンポルシェ 余郷/木下 1'30.406
30 91 300 11 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 1'30.593
31 51 300 12 コブラポルシェ 池谷/石原 1'30.976
32 9 300 13 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 1'31.070
33 10 300 14 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 1'31.286
34 21 300 15 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 1'31.832
35 355 300 16 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 1'32.213
36 117 300 17 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 1'33.698
37 60 300 18 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 1'33.899
38 70 300 19 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 1'34.180
39 911 300 20 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 1'34.935
40 72 300 21 オークラRX7 ポーター/平野 1'58.655
55 500 STPタイサンバイパー 松田/リード 計測できず
-----------------------------------------------------------------------
決勝日、午前8時10分から30分間行われたフリー走行もやはりNSXが上位を
占めた。しかし、参加車中最も重いウェイトハンデ90kgを背負う#64はさすがに
きつそうだ。予選で後塵を拝したスカイライン勢も決勝セッティングでは好調。
決勝に期待がかかる。
SUGOはやや雲が多いもののとりあえず雨の心配はないようだ。ただ、天気予報
では午後に少々雨が降るとの情報もあり、ひょっとすると決勝中に雨……という
ことがあるかもしれない。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権シリーズ 第10戦 予選結果
スポーツランドSUGO・10月24日(土)
伊藤大輔、有終の美を狙う3番手スタート
全日本F3選手権シリーズもついに最終戦を迎えた。この最終戦に向けて、
着々と準備を進めていたその真っただ中、マカオGP出場が決定というビッグニ
ュースが。同時に今年の6月からチームをサポートしているスピードマスター
のスポンサードも決定し、マカオGP出場がひとつの夢でもあった我々にとって
は、ダブルの喜びをかみしめながらのサーキット入りとなった。
マシンのカラーリングもスピードマスターカラーに大変身し、やる気満々で金
曜日からのフリープラクティスに臨んだ。サイドポンツーンにはスポットスポ
ンサーとして(株)デュプロのロゴも入り、これまでの「真っ白」マシンのイ
メージは消え、注目を集めた。
予選に向けて行われる4回のフリー走行では、上々の仕上がりを見せた伊藤大
輔は、金曜日の午後のセッションで1分19秒800のトップタイムをマーク、確か
な手応えをつかんでいた。
土曜日の午後に行われた予選はドライで臨むことができた。木曜日からの流れ
を見ると、ダンブレック選手、加藤選手、そして伊藤の3名の間でポール争い
が展開されるのは明らかだった。ペースメーカーとなったのはダンブレック選
手。タイムは1分20秒174。続いて、伊藤、加藤選手の順。ダンブレック選手は
コンマ3秒のリードをもっていたが、ターゲットタイムは1分19秒台、最後まで
どうなるかわからない展開となった。ラスト10分を切ったところで加藤選手が
2番手に浮上したと同時に、ダンブレック選手もついに1分19秒908をマーク。
戦いはより激しくなってきた。
そんな中、懸命のアタックを続ける伊藤だったが、クリアラップをなかなか取
ることができず苦戦しているうちにラスト1周となってしまった。バックスト
レートまでの区間でそれまでのタイムをしのぐ勢いを見せていた伊藤であった
が、後半のSPコーナーでアタックを終えてスロー走行していたマシンに引っか
かり万事休す。3周目にマークしたタイムがベストとなり3番手となってしまっ
た。ポールの逃したのは残念なことではあるが、木曜日からの状態は悪くな
い。明日の決勝レースでは、今年の集大成となるようなレースをお見せした
い。
伊藤大輔
「なかなかクリアラップがとれなかった。19秒台が見えていただけに悔しいで
すね。自分の路面変化に対する読みと対応も十分でなかった。明日のレースで
は、なんとか前の2台をやっつけられるように頑張ります。」
百田義弘チーム監督
「午前のセッションでいろいろと確認できたのが少しあだとなってしまった感
じですね路面状況の変化とマシンのセットアップ変更に対応しきれなかったの
ではないか。タイヤ交換をするかしないかで悩みましたが、タイム更新は難し
いと判断し、明日の決勝用として温存することにしました。」
深尾栄一チームマネージャー
「マシンのカラーリングが大きく変わってチームのムードも変わりました。同
時に木曜日からの調子もよく、ポールを狙っていたんですがそれはうまくいき
ませんでした。明日のレースは今年最後のシリーズ戦です。『気持ちよく』終
わって、マカオに行きたいですね。」
SKILL SPEED 深尾栄一
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 24 Oct. '98
Qualify Report 予選日レポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
No.16 Castrol無限NSXがレコードでポール獲得!
チャンプ争奪戦のNo.64obil1 NSXは5位
No.23ペンズオイル・ニスモGT-Rは苦戦の13位!!
10月24日、スポーツランドSUGOでAUTOBACS全日本GT選手権最終戦「SUGO GT CHAMPION-
SHIP」の予選が開催された。ドライコンディションで行われた予選では、No.16
Castrol無限NSXの道上龍がコースレコードを1秒以上更新する1分20秒642で今季
3度目のポールポジションとなった。GT300では、前戦でチャンピオンを決めたNo.
25 つちやMR2の舘信吾が今季2度目のクラスポールを獲得した。
◆レコードタイムを7台が更新した予選1回目
サーキット上空は雲に覆われたいたものの、心配されていた雨は降らず終日ドラ
イコンディションで予選は行われた。
午前10時30分から1時間で行われた予選1回目。序盤、トップに立ったのはNo.38
FK/マッシモセルモスープラの野田英樹。今回、アタック・ドライバーとなった野田
は5分過ぎに1分22秒109を記録し、4分後にはコースレコード1分21秒805を更新
する21秒192までタイムを詰めていく。15分過ぎに本命と言えるNSX勢が本格的にア
タックを開始。まず、No.16 Castrol無限NSXの道上龍が21秒146でトップに。その直
後に前戦初優勝を果たしたNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章が、ついに20秒を切る1分
20秒900でそれを更新する。だが、No.16道上もすぐ次のラップに20秒709で逆転。さ
らに翌周に1分20秒642までタイムアップし、トップを固める。No.18 TAKATA童夢無
限NSXは、今回アタックドライバーに指名された脇阪寿一が21秒082まで詰めるが、
3番手に留まる。結局、暫定ポールはNo.16 Castrol無限NSX、2番手にNo.100
RAYBRIG NSX、3番手にNo.18 TAKATA童夢無限NSXと3台のNSX。4番手にはNo.38
FK/マッシモセルモスープラが食い込んだ。以降7番手までレコードを上回ること
になったが、スカイライン最上位はNo.50 ARTAスカイランの9番手だった。
チャンピオン争うランキング2位のNo.64 Mobil 1 NSXはトム・コロネルは90kg
のウエイトハンディを背負いながらも1分21秒533までタイムを刻み、このセッショ
ン4番手。一方、ランキングトップのNo.23ペンズオイル・ニスモGT-Rはエリック・
コマスが1分22秒206で11番手とやや出遅れた。
◆予選2回目はトップ5に変動なし
予選2回目は午後3時ちょうどから1時間で行われた。天候はいまだ曇りと言え
たが、、時折日差しも落ちて気温は午前よりやや高く17度ほど。このせいか、上位
陣のタイムはいまひとつ伸び悩む。その中でNo.39デンソーサードスープラGTの土屋
圭市が1分21秒622とタイムを詰め総合の6番手まで順位を上げる。この後、No64
Mobil 1 NSXのコロネルも21秒524とわずかに詰めるが、順位を上げるまでには至ら
なかった。また、No.55 STPタイサンバイパーも22秒145と午前のタイムを大きく更
新して11番手となる。この他、上位陣では大きな変動はなく、午前のタイムのまま
No.16 Castrol無限NSXがポールを決めた。
GT300は98クラスチャンピオンNo.25つちやMR2が今季2度目のP.P.
◆今季チャンプを決めたつちやMR2が凱旋ポール
GT300クラスは、午前のセッションでは、今季未勝利のNo.44アペックスDLモモコ
ルセMR2がクラス・レコードを更新する1分26秒753でトップ。これに第5戦、第6
戦と連続2位となっているNo.19ウェッズスポーツセリカが27秒360で2番手。3番
手には、前戦ですでにチャンピオンを決めたNo.25つちやMR2が入った。
午後は気温が上がったためか、各車タイムが伸び悩む中、30分過ぎにリミットいっ
ぱいの80kgを積んだNo.25つちやMR2の舘信吾がそんなことを感じさせない走りで、
クラスレコードを更新する1分26秒687で一気にクラストップに。また、No81ダイシ
ンダンロップシルビアの福山英朗が27秒159で、午前の11番手から3番手へとジャン
プアップ。以後、上位陣ではタイムアップするものはなく、No.25つちやMR2が第4
戦富士に続き2度目のポールポジションを決めた。2番手はNo.44アペックスDLモモ
コルセMR2、3番手はNo.81ダイシンダンロップシルビアとなった。
GT500 POLE POSITION
No.16 Castrol無限NSX 1'20.642(コースレコード)
道上 龍「今年最後のシリーズ戦ですし、ポールポジションが獲れてうれしいで
す。9月のテストではいまひとつでしたが、金曜日は1番でしたので、今日は獲れ
る自信はありました。午後もアタックしたのでしが、気温が高くなったせいかタイ
ヤが早めに終わってしまいました。決勝は、できたら逃げて、逃げ切りたいですね。
ライバルはやはり同じNSXの18号車、100号車でしょう。チャンピオンは関係ないで
すが、最後は勝って終わりたいです」
GT300 POLE POSITION
No.25 つちやMR2 1'26.687(コースレコード)
舘 信吾「午前はオーバーステア気味で最終コーナーでアクセルを踏み切れません
でした。午後、セッティングを変えたんですが、完璧でしたね。アタックした後も
少し走ったんですが、コンスタント・ラップでも悪くなかったです。決勝は、いつ
ものようにボクがスタートです。それでタイヤにあわせて行けるところまで行くと
思います。コンディションは今日ぐらいなら大丈夫です」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPION RACE
秋のみちのく決戦、最終戦の予選はCastrol無限NSXが3度目のPP!
シリーズリーダー、ペンズGTRは13位と苦しい位置からのスタート!
全日本GTシリーズは、秋の気配を漂わせるSUGOで最終戦を迎えた。
前戦MINEでGT300クラスはチャンピオンが決定し、この最終戦の焦点は
GT500のチャンピオン争い。
その候補は2台。シリーズ序盤で連勝を果たした#23ペンズオイル・ニスモGT
-Rに乗るコマス、影山正美のコンビ(61ポイント)が最右翼。#64Mobil1 NSXの
山西、コロネル(50ポイント)が最終戦での逆転に賭けている。
午前中行われた予選1回目では、上位は軒並みコースレコードを更新。1年の
マシン熟成の進歩を感じさせたが、その筆頭はやはりNSX。スープラがこれに
食い込み、その後方にスカイラインが続いた。
午後3時から始まった予選2回目はかなり涼しくなり、エンジンには好都合だ
がタイヤ温度は上がらないという微妙な状態でのアタックとなった。特に1回目
で不本意な位置となったスカイライン勢は、精力的に周回を続けたが、予選での
勢力分布を崩すまでには至らず、#16Castrol無限NSXが1回目のタイムでPPを
決め、その他上位陣も大きな順位変動はなかった。
チャンプを争う#64NSXは5位。シリーズリーダーの#23GTRは13位とや
や厳しい位置からのスタートとなった。
GT300クラスは、今季#25つちやMR2にやられっぱなしだったもう1台のMR2、
#44アペックスDLモモコルセMR2が1回目でトップに立ったが、セッティングを変
更して臨んだ#25が2回目に逆転。チャンピオンの貫祿を見せた。この後方には
シルビア、セリカ、RX7がつけ、決勝はGT300のウリである異車種の戦い
が見られそうだ。
なお、#6ESSO Tiger Supraは、金曜日のフリー走行中、ラファネルのドライ
ブ時に最終コーナーでクラッシュ、横転のアクシデントに見舞われ出走を取り止
めている。ラファネルは打撲、ムチ打ち症状が出ているものの大事には至らず、
検査のため仙台市内の病院に2、3日の入院をするとのことである。
決勝は、明日午後2時10分スタート、81周(300km)で争われる。チャンピオン
は#23GTR、#64NSXどちらが手にするのか。NSXで唯一勝利がなく前戦
から脇阪を迎えた#18TAKATA童夢無限NSX、そして今季未勝利のスープラ勢の戦い
ぶりにも注目したい。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPION RACE
全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
1 16 500 1 Castrol無限NSX 中子/道上 R1'20.642 165.364
2 100 500 2 RAYBRIG NSX 国光/飯田 R1'20.900
3 18 500 3 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 R1'21.082
4 38 500 4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 R1'21.192
5 64 500 5 Mobil1 NSX 山西/コロネル R1'21.533
6 39 500 6 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 R1'21.622
7 37 500 7 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート R1'21.758
8 36 500 8 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ R1'21.785
9 8 500 9 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 1'21.935
10 50 500 10 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 1'22.134
11 55 500 11 STPタイサンバイパー 松田/リード 1'22.145
12 5 500 12 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 1'22.151
13 23 500 13 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 1'22.206
14 12 500 14 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 1'22.405
15 2 500 15 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 1'22.656
16 3 500 16 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'22.668
17 88 500 17 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 1'23.398
18 13 500 18 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 1'23.762
19 30 500 19 綜警 PORSCHE 山田/岡田 1'25.552
20 777 500 20 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 1'26.609
21 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 1'26.687
22 44 300 2 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'26.753
23 81 300 3 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 1'27.159
24 19 300 4 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 1'27.360
25 7 300 5 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 1'27.611
26 61 300 6 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 1'27.868
27 77 300 7 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 1'28.046
28 71 300 8 シグマテック911 星野薫/城内 1'28.109
29 910 300 9 ナインテンポルシェ 余郷/木下 1'28.205
30 21 300 10 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 1'28.276
31 15 300 11 ザナヴィシルビア 近藤/青木 1'28.521
32 9 300 12 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 1'28.601
33 10 300 13 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 1'28.736
34 91 300 14 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 1'28.742
35 60 300 15 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 1'29.235
36 51 300 16 コブラポルシェ 池谷/石原 1'29.292
37 72 300 17 オークラRX7 ポーター/平野 1'30.016
38 355 300 18 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 1'30.780
39 911 300 19 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 1'31.578
40 70 300 20 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 1'32.571
41 117 300 21 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 1'32.574
--------------以上予選通過---------------------------------------------
6 500 ESSO Tiger Supra ラファネル/高木 出走せず
-----------------------------------------------------------------------
Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPION RACE
全日本GT選手権第7戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24)2nd Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
1 16 500 1 Castrol無限NSX 中子/道上 R1'20.987 164.660
2 100 500 2 RAYBRIG NSX 国光/飯田 R1'21.036
3 64 500 3 Mobil1 NSX 山西/コロネル R1'21.524
4 39 500 4 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 R1'21.622
5 18 500 5 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 R1'21.646
6 37 500 6 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート R1'21.654
7 38 500 7 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 R1'21.748
8 8 500 8 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 1'22.033
9 55 500 9 STPタイサンバイパー 松田/リード 1'22.145
10 5 500 10 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 1'22.151
11 12 500 11 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 1'22.440
12 23 500 12 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 1'22.595
13 2 500 13 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 1'22.656
14 3 500 14 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'22.850
15 88 500 15 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 1'23.398
16 50 500 16 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 1'23.747
17 13 500 17 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 1'24.113
18 36 500 18 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ 1'24.375
19 30 500 19 綜警 PORSCHE 山田/岡田 1'26.340
20 777 500 20 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 1'26.609
21 25 300 1 つちやMR2 鈴木恵一/舘 1'26.687
22 81 300 2 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 1'27.159
23 19 300 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 1'27.562
24 7 300 4 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 1'27.651
25 77 300 5 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 1'28.046
26 71 300 6 シグマテック911 星野薫/城内 1'28.257
27 21 300 7 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 1'28.276
28 61 300 8 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 1'28.341
29 910 300 9 ナインテンポルシェ 余郷/木下 1'28.362
30 9 300 10 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 1'28.601
31 15 300 11 ザナヴィシルビア 近藤/青木 1'28.608
32 44 300 12 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'28.693
33 10 300 13 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 1'28.736
34 91 300 14 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 1'28.853
35 51 300 15 コブラポルシェ 池谷/石原 1'29.584
36 60 300 16 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 1'29.815
37 355 300 17 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 1'30.780
38 70 300 18 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 1'32.969
39 117 300 19 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 1'33.087
40 911 300 20 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 1'33.364
41 72 300 21 オークラRX7 ポーター/平野 2'01.415
6 500 ESSO Tiger Supra ラファネル/高木 出走せず
-----------------------------------------------------------------------
Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第10戦 SUGO -RIJ-(1998-10-24) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.10 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Best-LapT-km/h---
1 1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE 1'19.908
2 2 加藤 寛規 Dallara F398/MF204B 1'20.362
3 77 伊藤 大輔 Dallara F397/MF204B 1'20.686
4 9 谷川 達也 Dallara F397/3S-GE 1'20.744
5 16 R.デルフラー Dallara F397/3S-GE 1'20.809
6 6 松浦 佑亮 Dallara F398/MF204B 1'20.943
7 55 金石 年弘 Dallara F398/MF204B 1'21.061
8 17 黒澤 治樹 Dallara F397/MF204B 1'21.091
9 61 荒 聖治 Dallara F398/3S-GE 1'21.113
10 18 D.マニング Dallara F397/4G-93 1'21.140
11 64 松田 次生 Dallara F397/MF204B 1'21.150
12 38 本庄 康幸 Dallara F398/3S-GE 1'21.225
13 4 S.マルティノ Dallara F397/3S-GE 1'21.329
14 5 高木 真一 Dallara F397/3S-GE 1'21.345
15 8 藤原 靖久 Dallara F398/3S-GE 1'21.357
16 33 R.ヴィルタネン Dallara F396/3S-GE 1'21.398
17 25 長島 正興 Dallara F397/3S-GE 1'21.529
18 53 五味 康隆 Martin MK73/3S-GE 1'22.112
19 39 中嶋 廣高 Dallara F395改396/3S-GE 1'22.163
20 30 赤塚 大典 Dallara F397/3S-GE 1'22.194
21 51 千田 富之 Dallara F397/4G-93 1'22.586
22 66 関 昌之 Dallara F395改/MF204B 1'24.219
23 26 入江 克己 Dallara F393/MF204B 1'26.884
24* 7 舘 信吾 Dallara F398/3S-GE 計測できず
---------------------------------------------------------------
* #7は、最後尾スタートを条件に出走願を許可する。
●予選レポート
途中1分20秒174でトップに立ったのはチャンピオン#1ダンブレック。#
2加藤、#77伊藤、#9谷川らがこれに迫ろうとタイムを削るが、#1ダンブ
レックは終了間際に19秒台を叩き出してダメ押し。あっさりとPPを決めた。
#2加藤とシリーズ2位を争う#7舘は、コースイン直後にスピン。亀の
子状態になってコースに戻れず痛恨のノータイム。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第10戦 SUGO -RIJ-(1998-10-24) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.10 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Driver---------Car---------------------Best-LapT-km/h---
1 2 加藤 寛規 Dallara F398/MF204B 1'20.021 166.648
2 1 P.ダンブレック Dallara F398/3S-GE 1'20.324
3 55 金石 年弘 Dallara F398/MF204B 1'20.431
4 77 伊藤 大輔 Dallara F397/MF204B 1'20.560
5 6 松浦 佑亮 Dallara F398/MF204B 1'20.656
6 7 舘 信吾 Dallara F398/3S-GE 1'20.699
7 18 D.マニング Dallara F397/4G-93 1'20.731
8 9 谷川 達也 Dallara F397/3S-GE 1'20.815
9 4 S.マルティノ Dallara F397/3S-GE 1'21.023
10 64 松田 次生 Dallara F397/MF204B 1'21.053
11 8 藤原 靖久 Dallara F398/3S-GE 1'21.215
12 5 高木 真一 Dallara F397/3S-GE 1'21.249
13 33 R.ヴィルタネン Dallara F396/3S-GE 1'21.274
14 17 黒澤 治樹 Dallara F397/MF204B 1'21.414
15 25 長島 正興 Dallara F397/3S-GE 1'21.436
16 16 R.デルフラー Dallara F397/3S-GE 1'21.446
17 38 本庄 康幸 Dallara F398/3S-GE 1'21.633
18 61 荒 聖治 Dallara F398/3S-GE 1'21.732
19 30 赤塚 大典 Dallara F397/3S-GE 1'21.849
20 53 五味 康隆 Martin MK73/3S-GE 1'22.046
21 51 千田 富之 Dallara F397/4G-93 1'22.688
22 39 中嶋 廣高 Dallara F395改396/3S-GE 1'23.147
23 66 関 昌之 Dallara F395改/MF204B 1'24.456
24 26 入江 克己 Dallara F393/MF204B 1'28.317
---------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
'98 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round 7
SUGO GT CHAMPION RACE
全日本GT選手権第5戦 SUGO -RIJ- (1998-10-24)1st Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.7 Sports Land SUGO(J):3.704256km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Cls----Car-----------------------Drivers----------Best-LapT-km/h
1 16 500 1 Castrol無限NSX 中子/道上 R1'20.642 165.364
2 100 500 2 RAYBRIG NSX 国光/飯田 R1'20.900
3 18 500 3 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇阪 R1'21.082
4 38 500 4 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 R1'21.192
5 64 500 5 Mobil1 NSX 山西/コロネル R1'21.533
6 37 500 6 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バート R1'21.758
7 36 500 7 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタナ R1'21.785
8 8 500 8 FET SPORTS SUPRA ガードナー/田中 1'21.935
9 39 500 9 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 1'22.063
10 50 500 10 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 1'22.134
11 23 500 11 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山正美 1'22.206
12 12 500 12 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 1'22.405
13 3 500 13 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'22.668
14 2 500 14 ZEXELスカイライン 亜久里/影山正彦 1'22.710
15 55 500 15 STPタイサンバイパー 松田/リード 1'22.779
16 88 500 16 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 1'23.469
17 5 500 17 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 1'23.664
18 13 500 18 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 1'23.762
19 30 500 19 綜警 PORSCHE 山田/岡田 1'25.552
20 44 300 1 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレック 1'26.753
21 777 500 20 バルボリンディアブロDL 和田孝夫/杉山 1'26.919
22 19 300 2 ウェッズスポーツセリカ 織戸/山本 1'27.360
23 25 300 3 つちやMR2 鈴木恵一/舘 1'27.381
24 7 300 4 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 1'27.611
25 61 300 5 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 1'27.868
26 71 300 6 シグマテック911 星野薫/城内 1'28.109
27 910 300 7 ナインテンポルシェ 余郷/木下 1'28.205
28 15 300 8 ザナヴィシルビア 近藤/青木 1'28.521
29 77 300 9 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 1'28.711
30 91 300 10 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 1'28.742
31 81 300 11 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 1'28.866
32 10 300 12 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 1'29.035
33 60 300 13 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 1'29.235
34 21 300 14 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 1'29.279
35 51 300 15 コブラポルシェ 池谷/石原 1'29.292
36 9 300 16 大黒屋ぽるしぇ 羽根/河野 1'29.320
37 72 300 17 オークラRX7 ポーター/平野 1'30.016
38 911 300 18 ナインテンPCJポルシェ 高橋/斎藤 1'31.578
39 355 300 19 イエローマジックF355GT 袖山/須賀 1'31.938
40 70 300 20 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 1'32.571
41 117 300 21 ホイールショップALTA RX7 深沢/古在 1'32.574
42 6 500 ESSO Tiger Supra ラファネル/高木 出走せず
-----------------------------------------------------------------------
Rマークは、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'21.805
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
#3481 に掲載したリリースですが、情報を提供してくださったチーム名を
次のように訂正いたします。
(正)
資料提供:コスモオイル・レーシングチーム・セルモ
[URL : http://www.cosmo-oil.co.jp/]
協力:Project Royal Oak [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda]
関係者の方にはご迷惑をおかけいたしました。
**浜田 貴志 (MHA01070)**
COSMO OIL RACING TEAM CERUMO
全日本フォーミュラ・ニッポン 第9戦
富士スピードウェイ
1998年10月17日(土) 天候 雨、台風
コースコンディション: ウェット
観客動員数: 3、200人(主催者発表)
予選 10月17日 13:20~14:20
10月18日 08:30~09:55
No.11 コスモオイル・セルモ・ローラT98-51(野田 英樹)
1分33秒460 8番手
No.12 コスモオイル・セルモ・ローラT96-52(飯田 章)
1分36秒594 18番手
【ドライバー・コメント】
・ 野田英樹選手
台風の影響で雨が激しく昨日と今日の2回に別れて予選を行うこととなった
訳ですが、2回とも天候のタイミングをはずしてしまい十分に走ることなく予
選を終えてしまいました。天候の変化が激しい状況での決勝が想定されますが、
少しでも早く前に出て表彰台を獲得したいと考えています。とにかく今までの
鬱憤をここで晴らせるよう精一杯努力したいと思います。
・ 飯田章選手
コーナーリング中の車の前後バランスが悪く非常に恐い状況です。またこの
最悪の天候ということもありうまく走行することが出来ずストレスが溜まりま
す。しかし決勝までにはこの部分を改善してレースに挑みたいと考えています。
前回はリタイヤということもあり今回こそは完走および入賞を目指し全力を尽
くしたいと思います。
【チーム監督コメント】
野田君そして飯田君ともに天候の激しい変化のなかでうまくタイミングをつ
かむことなく予選を終えてしまったようですが、気分を切り替えて決勝に望ん
でもらえればと考えています。
前回のレースにおいては2台とも最悪の結果となってしまいましたので今回
のレースこそはよい結果出来ることならば3位以内に入賞できるよう頑張って
もらいたいです。
1998年10月18日(日) 天候 雨、台風余波
コースコンディション:ウェット
観客動員数: 18,800人(主催者発表)
決勝 14:00ー15:50
No.11 コスモオイル・セルモ・ローラT98-51(野田 英樹) 9番手
No.12 コスモオイル・セルモ・ローラT96-52(飯田 章) 5番手
【ドライバー・コメント】
・ 野田英樹選手
スタートしてから1周目に右リヤ・タイヤへ接触されてしまいピット・イン
しなくてはならなくなってしまいました。またその分の遅れを取り戻そうと必
死に走りましたがファステスト・ラップを出せたもののレース展開としてはよ
くない結果となってしまいました。とても残念で悔しいです。最終戦の鈴鹿サー
キットでは何とか1勝したいですね。頑張ります。
・ 飯田章選手
後から思えば、ペース・カーが入ったときにでも浅溝タイヤをチョイスすれ
ばよかったと思いますが、リヤ・タイヤのグリップがだんだんなくなりとても
苦しく辛いレース展開になってしまいました。また何とか入賞することが出来
てとてもうれしく思いますが、次回のレースでは優勝を目指したいです。
【チーム監督コメント】
今日のレースはペース・カーの出入りが非常に多くレース運びが非常に難し
い状況でした。そのような状況で飯田君が入賞してくれたことは非常にうれし
く思いますが、野田君にももう少し頑張ってもらいたかったと考えています。
しかし速さについては十分に理解できるので後はレースに勝てるようになって
もらいたいと考えています。
次回の最終戦においては2台そろって入賞出来るように頑張りたいです。
資料提供:チーム・セルモ [URL : http://www.cosmo-oil.co.jp/]
協力:Project Royal Oak [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda]
1998 GT INSIDE REPORT
Round 7 SUGO GT CHAMPIONSHIP 20 Oct. '98
Preview Report プレビューレポート FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO GT選手権レース(10/24,25)
最終決戦来る!
チャンピオンを賭けてペンズオイル・ニスモGT-R vs Mobil 1 NSX激突
最後の勝者は誰になるのか!?
ついに'98GTCシリーズ戦も最終戦となる『SUGO GT CHAMPIONSHIP』が、10月24、
25日にスポーツランドSUGOで開催される。
前戦、第5戦MINEはサバイバル・レースとなりチャンピオン候補が次々と上位か
ら脱落。結果、チャンピオン争いには関わらないNo.100 RAYBRIG NSX(高橋国光/
飯田章組)が優勝した。この中で、ランキングトップのNo.23ペンズオイル・ニスモ
GT-Rのエリック・コマス/影山正美組はしぶとい走りで4位に入賞し、10ポイント
を加算し71ポイントとする。そして、チャンピオン候補として唯一残ったのがラン
キング2位のNo.64 Mobil 1 NSXの山西康司/トム・コロネル組だった。No.64はこ
のレースで3度目の2位入賞を果たし、15ポイントを加えて計50ポイントとし、No.
23との差を11ポイントまで詰めた。
このように最終戦時点でチャンピオン争いはこのNo.23とNo.64の2チームに絞ら
れた。このポイント差から換算すると、No.23は4位以上に入れば自力でチャンピオ
ンとなり、No.64は3位以上にならないとNo.23のチャンピオンにチャンピオンを譲
ることになる。
■GT500クラス・シミュレーション
Rd.5 Rd.6 Pos.
No. Driver 合計 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
------------------------------------------------------------------------
23 コマス/正美 61 *81 *76 *73 *71 69 67 65 64 63 62
64 山西/コロネル 50 70 65 62 /60 /58 /56 /54 /53 /52 /51
*印はNo.23が自力でチャンピオン決定 /印はNo.23のチャンピオン決定
ここまで、全レースでポイントを獲得しているNo.23と2回のリタイアがあるNo.
64の差がここに来てボディブロウのようにNo.23を有利にしていると言えよう。ま
た、No.23にはもうひとつ有利なポイントがある。ウエイトハンディだ。No.23は前
戦の4位入賞でウエイトハンディを10kg減らし、最終戦は70kgで挑む。一方のNo.64
は2位入賞で15ポイントを得ながらウエイトは30kgプラスされ、計90kgとなってし
まう。20kgの差はもちろん、重量増という未知の状況で、かつアップダウン激しい
SUGOはNo.64には非常に辛いことだろう。
ともあれ、このSUGOのGTは終盤に荒れることが多い。アップダウンがきつく、中
速コーナーの多いSUGOはワンミスが命取りになる。また昨年のように、雨が降った
り止んだりの微妙な天候になれば滑りやすい路面から何度もトップが入れ替わる目
まぐるしい展開となるだろう。チャンピオンを争う2チームはもとより、最終戦で
有終の美を飾り、GTオールスター戦への出場権を得るべく各チームが激しくアタッ
クしてくることも予想される。最終戦だからといって決して消化試合ではないのだ。
さて、このレースで注目したいのは、スープラ勢だ。今季スープラはまだ1勝も
挙げていない。だが、このSUGOはトータルバランスのいいスープラには向いたサー
キットと言える。そして9月に行われた公開テストで4番手のタイムを出したNo.55
STPタイサンバイパーも面白い存在になりそうだ。
チャンピオンつちやMR2の独走を止めるのは誰だ
オールスター出場の座を賭けて勝利を目指せ!
GT300クラスは、前戦MINEでNo.25つちやMR2(鈴木恵一/舘 信吾組)が優勝し、
今季6戦4勝という独壇場でチャンピオンを決定した。したがって、チャンピオン
争いという視点は残念ながら無くなってしまった。
だが、No.25つちやMR2の鈴木恵一は最終戦も勝利獲得宣言をして意気盛ん。先の
優勝でリミット80kgのウエイトハンディを積みながら勝たれてしまった日には、他
のGT300チームは面目丸つぶれだ。またこのレースに勝つことで11月16日にTIサー
キット英田(岡山県)で行われるNICOS CUP GTオールスター戦の出場権も得られる
のだから、どこも勝利に執着してくるだろう。
ここで、注目したいのがNo.19 ウェッズスポーツセリカ(織戸学/山本勝巳組)
だ。ここ2戦連続で2位に入賞し、もう狙うは優勝しかないという勢いがある。ま
たNo.19は先のテストでもクラストップタイムを出している。気になる点と言えば、
このレースでレギュラードライバーのM.アンジェレッリが欠場するため、ピンチ
ヒッターとして山本勝巳が予定されている点。山本は第5戦までNo.18 TAKATA童夢
無限NSXをドライブしており、事前のテストでもセリカにはまったく乗っていない。
だが、キャリアのある山本こと期待に応える走りをしてくれるだろう。
この他には、No.15ザナヴィシルビア(近藤真彦/青木孝行組)とNo.81ダイシン
ダンロップシルビアのシルビア勢だ。昨年のチャンピオンカーのシルビアながら今
季は未だ未勝利だ。No.81は前戦MINEで3位入賞し、事前のテストでも2番手のタイ
ムと期待が持てる雰囲気だ。
GT500もGT300も混戦が予想されるSUGO。今季のGTファイナルバトルをぜひ堪能し
て欲しい。
Reported BY GT INSIDE REPORT Team
☆'98AUTOBACS CUP GTC第7戦SUGO エントリーリスト
[GT500] 21台
No. マシン ドライバー エントラント タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
2 ZEXELスカイライン 鈴木亜久里 影山正彦 NISMO BS
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
5 5ZIGEN SUPRA マーク・グーセン(B) 田嶋栄一 TEAM 5ZIGEN DL
6 ESSO Tiger Supra ピエール・ラファネル(F) 高木真一 INGING BS
8 FET SPORTS SUPRA ワイン・ガードナー(AUS) 田中 実 TEAM POWER CRAFT BS
12 カルソニックスカイライン 星野一義 黒澤琢弥 TEAM IMPUL BS
13 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ 藤村満男 ENDLESS SPORTS YH
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 Castrol無限 BS
18 TAKATA童夢無限NSX 金石勝智 脇坂寿一 童夢レーシングチーム BS
23 ペンズオイル・ニスモGTR エリック・コマス(F) 影山正美 NISMO BS
30 綜警 PORSCHE 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 ノルベルト・フォンタナ(RA) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 ケルビン・バート(GB) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 野田英樹 TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 谷川達也 TOYOTA TEAM SARD YH
50 ARTAスカイライン 本山 哲 土屋武士 AUTOBACS RACING TEAM AGURI BS
55 STPタイサンバイパー 松田秀士 アンソニー・リード TEAM TAISAN with ADVAN YH
64 Mobil1 NSX 山西康司 トム・コロネル(NL) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS
88 ウェディングディアブロGT1 和田 久 古谷直広 JLOC DL
100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS
777 バルボリンディアブロDL 和田孝夫 杉山正巳 TEAM VALVOLINE DL
[GT300] 21台
No. マシン ドライバー エントラント タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路慎一 松本晴彦 RE雨宮レーシング DL
9 スペックス大黒屋ぽるしぇ 羽根幸浩 河野尚裕 TEAM大黒屋 DL
10 アビリティポルシェ993GT2 麻生英彦 石川 朗 アビリティ YH
15 ザナヴィシルビア 近藤真彦 青木孝行 NISMO YH
19 ウェッズスポーツセリカ 織戸 学 山本勝巳 RACING PROJECT BANDOH YH
21 ダンロップ-BP-BMW 一ツ山 康 加藤寛規 HITOTSUYAMA RACING DL
25 つちやMR2 鈴木恵一 舘 信吾 TEAM TAISAN Jr. WITHつちや YH
44 アペックスDLモモコルセMR2 新田守男 ピーター・ダンブレック(GB) アペックス DL
51 コブラポルシェ 池谷勝則 石原将光 コブラレーシングチーム YH
60 TOYOTA CAVALIER 佐藤久実 渡辺 明 KRAFT DL
61 ライボン・トランピオ・FTO 中谷明彦 原 貴彦 チーム・ライボン・ラリーアート TY
70 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋義三 パトリック・バン・スクート(B) TEAM GAIKOKUYA DL
71 シグマテック911 星野 薫 城内政樹 シグマテックレーシングチーム DL
72 オークラRX7 マーク・ポーター(NZ) 平野 功 オークラロータリーレーシング YH
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 玉井秀幸 クスコレーシング YH
81 ダイシンダンロップシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN DL
91 コーセイ&バーディ・セリカ 松永雅博 藤原靖久 ファーストレーシングチーム YH
117 ホイールショップALTA・RX-7 深沢寿裕 古在哲雄 アルタレーシングチーム DL
355 イエローマジックF355GT 袖山誠一 須賀宏明 YELLOW MAGIC YH
910 ナインテンポルシェ 余郷 敦 木下隆之 910 RACING DL
911 ナインテンPCJポルシェ 高橋規一 斎藤和重 910 RACING DL
●エントリーは変更される可能性があります。
☆第7戦SUGOチケット購入のご案内
各種前売り券、好評発売中!!
下記のプレイガイドまたは販売店でお求めください
【入場料金】
前売り入場券(土日2日間有効)●大人:4,500円●ペア:8,500円●中学生以下:無料
決勝当日券 ●大人:6,000円●高校生:2,500円●中学生以下は無料
予選当日券 ●大人:1,500円●高校生:550円●中学生以下は無料
【チケット発売所】
チケットぴあ(03-5237-9999)/チケットセゾン(03-5990-9999)/
CNプレイガイド(03-5802-9999)/ローソンチケット/ファミリーマート:サンクス
:セブンイレブン(福島・宮城地区)/サークルK(青森・秋田・岩手)他
【お問い合わせ】
スポーツランドSUGO(TEL 022-464-0713)
インフォメーションダイアル(TEL 03-3409-2365/FAX 03-3409-2307)
☆タイムスケジュール
10月23日 練習走行
GTフリー走行1回目 9:50~10:50
GTフリー走行2回目 12:00~13:00
GTフリー走行2回目 15:00~16:00
10月24日 公式予選
マーチ東日本予選 9:10~ 9:25
F3公式練習 9:40~10:10
GT予選1回目 10:30~11:30
ミラージュ東北予選 12:20~12:35
シビック東北予選 12:45~13:00
マーチ東日本決勝 13:20~14:00
F3予選 14:10~14:40
GT予選2回目 15:00~16:00
10月25日 決勝レース
GTフリー走行 8:10~ 8:40
ミラージュ東北決勝 9:00~ 9:30(12周)
シビック東北決勝 9:55~10:30(12周)
F3決勝 11:05~12:00(25周)
ピットウォーク 12:20~13:00
GTウォームアップ 13:20~13:28
GT決勝スタート 14:10~ 81周(終了予定16:00)
☆テレビ放送
11月3日(火・祝)11:00~12:15
テレビ東京系全国6局ネット
テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
ティー・エックス・エヌ九州
*東日本放送:放送日未定
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
フォーミュラ・ニッポンNEWS
1998年10月18日
'98 フォーミュラ・ニッポン 第9戦 富士スピードウェイ
フォンタナが今季初優勝
本山哲が2位でシリーズチャンピオン決定
2連続1-2フィニッシュのLEMONed Le Mansもチャンピオン決定
10月18日(日)、富士スピードウェイにおいて、'98フォーミュラ・ニッポン第
9戦決勝が行われた。決勝に先立ち、午前8時40分より、昨日悪天候のため中断
された公式予選の残り40分間の走行が行われ、参加した14チーム24台の両日の総
合結果による決勝グリッドが確定した。
午後2時にスタートした45周の決勝レースは、14チーム24台が出走し、12台が
完走。強い降雨のためにセーフティカーの先導による5周にわたるローリングラ
ップで始まり、雨足の強弱が変化を繰り返す天候の中、深溝、浅溝の2種類のタ
イヤ選択などがスピン、コースアウトなどのアクシデントを生んで、3度の黄旗
提示により合わせて10数周におよぶセーフティカーが導入される波乱のレースと
なった。
ポールスタートの影山正美から黒澤琢弥、トム・コロネル、フォンタナ、本山
哲と入れ替わった首位の座を最後に制したのは、今季初優勝、FN通算3勝目のノ
ルベルト・フォンタナで、2位がチームメイトの本山哲。本山は、「勝ってチャ
ンピオン」という目標こそ果たせなかったが、今季すでに3勝、2位2回の成績
を挙げ、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオン獲得を決定した。
このワンツー・フィニッシュにより、LEMONed Le Mansのダブルタイトルも決定。
Le Mansは、ラルフ・シューマッハと服部尚貴がドライバーズ・ポイントのチャン
ピオンと2位を独占した1996年に続き2度目のFNチャンピオンチームとなった。
3位、4位は、ラルフ・ファーマン、影山正美のSHIONOGI NOVA勢。5位に飯田
章(COSMO OIL CERUMO)、6位に田中哲也(BE BRIDES)が入り、いずれも今季初
のポイント獲得となった。2位との差を20秒以上に広げ、独走態勢を築いたかと
思われた黒澤琢弥は18周目にコースアウト、替わって首位に立ったトム・コロネ
ルも31周目に電気系トラブルで、それぞれリタイアしている。
今季最終戦となる第10戦は、11月28~29日、鈴鹿サーキットで開催される。
■優勝記者会見コメント
優勝:ノルベルト・フォンタナ
レース前にタイヤの選択に迷いましたが、最終的に浅溝を選択したのが良かっ
たようです。序盤はコース上の水が多くてとくに滑りやすかったり、またセーフ
ティカー先導のスロー走行の後は、浅溝の方が暖まりにくいので、その間に本山
とファーマンに抜かれたりもしましたが……。
2位:本山 哲
今日のレースはやはりタイヤの選択がポイントでしたが、本間さんの意向に沿
って深溝に決めました。ドライバーとしては、浅溝で走った方がいいんじゃない
かとも思ったのですが、今日の敵は、正美選手一人。彼の前でフィニッシュすれ
ばいいので同じ条件で戦うことにしたんです。(9周目に正美選手の前に出られ
ましたが)雨のレースはいつスピンするかもわからないし、最後まで気を抜けな
い、気持ちを持ち続けることが大変なレースでした。
チャンピオンになったことについては、まだ実感がありません。今年は冬のテ
ストに乗っていなかったので、チャンピオンなんて考えてもいませんでした。
(意識したのは?)2連勝したときですね。ポイントがポーンと入って、ランキ
ングの上に来たので……。次の目標については今はまだ考えていません。これか
らゆっくり考えます。
3位:ラルフ・ファーマン
今日のレースは、皆さん同様タイヤ選択が難しかったですね。深溝だったので
すが、一時路面がどんどん乾き始めたときには心配しましたが、その内にまた雨
が降ってくれました。表彰台はとても嬉しいが、今日はたぶん結果的には浅溝の
レースだったような気がします。
ファステストラップ:野田英樹
スタートで追突されピットインして周回遅れにならざるを得なかった時点で、
セルモのすばらしい体制に応えるためにこのレースで自分が出来ることは、ファ
ステストラップをとることだけだと思って狙っていました。98ローラがかなりの
仕上がりで、思いきり走れる状態になってきているので、鈴鹿は自信があります。
優勝チーム監督:本間勝久監督(LEMONed Le Mans)
ワンツー・フィニッシュという最高のシナリオで、チームチャンピオンまでと
れました。2人がそれぞれのタイヤで我慢のレースをしてくれたお蔭です。チー
ムオーダーはありません。最後は、ラップタイムがノルベルトの方がずっと良か
ったし、本山もどのように終わればよいか、わかっていると思いましたので。
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
(第9戦まで)
1998 4 5 5 6 7 8 8 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 19 17 31 14 05 02 30 20 18 29
Championship 鈴 美 富 茂 鈴 菅 富 美 富 鈴
Drivers-point 鹿 祢 士 木 鹿 生 士 祢 士 鹿
Po -No ----Driver ------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1 8 本山 哲 0 10 10 6 0 3 | 10 6 45
2 1 影山 正美 6 0 0 4 4 10 | 1 3 28
3 7 N.フォンタナ 4 0 1 0 0 0 悪 6 10 21
4 20 影山 正彦 10 0 0 0 10 0 天 0 0 20
5 56 脇阪 寿一 0 6 0 10 3 0 候 DNS 0 19
6 5 M.グーセン 1 3 0 0 6 0 の 4 0 14
7 55 金石 勝智 3 2 6 0 0 0 た 2 0 13
8 2 R.ファーマン 0 0 0 0 0 6 め 3 4 13
9 11 野田 英樹 2 0 2 1 0 4 レ 0 0 9
10 65 T.コロネル 0 1 0 3 2 2 | DNS 0 8
11 14 道上 龍 0 4 3 0 0 0 ス 0 0 7
12 19 黒澤 琢弥 0 0 4 0 0 0 中 0 0 4
13 18 立川 祐路 - - 0 2 0 0 止 0 0 2
14 12 飯田 章 - - 0 0 - 0 | 0 2 2
15 64 山西 康司 0 0 0 0 - 1 | 0 0 1
16 64 松田 次生 - - - - 1 - | - - 1
17 21 田中 哲也 0 0 0 0 0 0 | DNS 1 1
3 川本 篤 0 0 0 0 0 0 | 0 0 0
62 柴原 眞介 0 0 0 0 0 0 | 0 0 0
17 近藤 真彦 0 0 0 0 0 0 | 0 0 0
63 OSAMU 0 - - 0 0 0 | 0 0 0
36 玉中 哲二 0 0 0 0 0 0 | 0 0 0
22 石川 朗 - - 0 0 0 0 | DNS 0 0
37 山田 政夫 - 0 0 0 DNQ - | - - 0
18 高橋 毅 0 0 - - - - | - - 0
63 大西 太一郎 - 0 0 - - - | - - 0
24 D.マラガムワ - - - - - - | 0 0 0
35 惣田 季靖 0 - - - - - | - - 0
**************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
《フォーミュラニッポン第9戦富士 野田英樹関連ニュース》
Oct. 18th, 1998.
■予選 8位
台風の影響で天候が悪くタイミングがうまく合わずアタックするまでもなく
終わってしまいました。
■決勝 9位
残念ながら、1周目に後ろからヒットされタイヤがバーストしてしまい、
ピット・インせざる得なくなり、その結果、ラップ遅れになってしまいまし
た。
この後、タイム的にはかなりいい線で走れたのですが、度重なるクラッシュ、
コース・アウトでペース・カーが導入され、追い上げるまもなく終わってしま
いました。
今回は天候に左右され、初めから終わりまで力を発揮できずに終わってし
まったのが非常に残念でなりません。
またしても結果を出すことが出来ず、非常に申し訳なく思います。
何とか最終戦で有終の美を飾れるよう頑張りますので、これからも応援よろ
しくお願いします。
協力:Project Royal Oak
なお、野田英樹に関してより詳しい情報を知りたい方は、彼のホーム・ページ、
http://home.att.ne.jp/red/noda
も併せてご覧ください。
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 1998年全日本選手権フォ-ミュラ・ニッポン第9戦 富士スピ-ドウェイ *
* フォ-ミュラ・ニッポン レース結果表 *
* 1998.10.18 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー 車 名 周回 所要時間 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 7 N. フォンタナ (RA) LEMONed Racing TEAM Le Mans 45 1:46'45.819 112.897
2 8 本山 哲 (J) LEMONed Racing TEAM Le Mans 45 1:46'52.702 112.776
3 2 R. ファーマン (GB) SHIONOGI TEAM NOVA 45 1:46'56.296 112.713
4 1 影山 正美 (J) SHIONOGI TEAM NOVA 45 1:47'14.564 112.393
5 12 飯田 章 (J) COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 45 1:47'16.079 112.366
6 21 田中 哲也 (J) BE BRIDES RACING 45 1:47'25.105 112.209
7 17 近藤 真彦 (J) TEAM TMS 45 1:47'55.004 111.691
8 22 石川 朗 (J) BE BRIDES RACING 45 1:48'04.954 111.519
9 11 野田 英樹 (J) COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 44 1:47'32.521 109.586
10 55 金石 勝智 (J) AUTOBACS RACING TEAM AGURI 43 1:47'07.886 107.502
11 62 柴原 眞介 (J) TEAM LEYJUN 42
12 35 D.マラガムワ(SLI) STELLAR INTERNATIONAL 42 1:47'40.521 104.468
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
65 T. コロネル (NE) PIAA NAKAJIMA RACING 30
36 玉中 哲二 (J) タカギ B-1 RACING TEAM 28
14 道上 龍 (J) JACCS MOONCRAFT M.P.S 26
18 立川 祐路 (J) TEAM TMS 26
5 M. グーセン (B) TEAM 5ZIGEN 23
64 山西 康司 (J) PIAA NAKAJIMA RACING 21
3 川本 篤 (J) ASAHI KIKO SPORTS 21
19 黒澤 琢弥 (J) MAZIORA TEAM IMPUL 17
20 影山 正彦 (J) MAZIORA TEAM IMPUL 15
63 OSAMU (J) TEAM LEYJUN 15
56 脇阪 寿一 (J) AUTOBACS RACING TEAM AGURI 8
6 脇阪 薫一 (J) TEAM 5ZIGEN 1
-------------------------------------------------------------------------------
スタート 14:00'00 フィニッシュ 15:46'45.819
参加台数 : 24 台 出走台数 : 24 台 完走台数 : 12 台
ベストタイム No. 11 ( 野田 英樹 ) 1'32.504 44/44 173.960 km/h
変更なき場合正式結果とします。
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
FN第9戦レースレポート
台風は通り過ぎたものの、富士の天気はきまぐれだった。
晴れ間がのぞいたかと思えば、土砂降りの雨が降ると言った状況で、朝に予
定されていたフリー走行がスタート直前に変更。
トップタイムをマークしたのは#19黒澤琢弥の35秒570だった。
スターティンググリッド上でまたしても雨がひどくなり、セフティーカー先
導によるローリングラップが14時に開始された。
ローリング2周目に#6脇坂薫一がストップ。オフィシャルによってコース
外に排除されてしまう。その後、ピットロード入口まで戻るがストップし、ド
ライバーはマシンを降りた。
5周終了時、ペースカーのランプが消えて、ピットイン。
ようやくスタートとなった6周目、水煙を上げながら各車はスタート。ダン
ロップ入り口で#8本山がジャンプアップ。#1影山、#19黒澤、#8本山のオ
ーダーとなった。以下、#65コロネル、#2ファーマン、#56脇坂となる。
7周目、左リアがバーストした#12飯田がピットイン。ダンロップコーナーで
仕掛けた#19黒澤がトップに。#1影山、#8本山、#65コロネル、#2ファーマン、
#56脇坂のオーダー。
8周目、#19黒澤の3.5秒差で#1影山、そして背後に迫った#8本山が9周目の
1コーナーで2番手にあがる。
9周目300Rで#56脇坂が単独クラッシュ。
トップ#19黒澤は1分32秒台のペース。
10周目の1コーナーで#36玉中がスピン。
10周終了時は#19黒澤、#8本山、#1影山、#2ファーマン、#65コロネル、#7
フォンタナ、#55金石、#20影山、#18立川、#64山西のオーダー。
11周目最終コーナーで#65コロネルが#1影山をパス。どうもペースが上がらな
い#1影山だが、昨日のクラッシュの影響があるのだろうか。
12周目、トップ#19黒澤から11秒差で#8本山、そして#65コロネル、#2ファー
マン、#7N.フォンタナ、#55金石のオーダー。
また、コース上の雨がひどくなる。
14周目、トップ#19黒澤は33秒647、17秒差の#8本山は36秒台とペースが上が
らず、#65コロネルが34秒台で追い上げる。そして、15周目のダンロップコーナー
で#65コロネルが2番手に。
15周終了時は、#19黒澤に21秒差で#65コロネル、
16周目の1コーナー、#20影山正彦はグラベルでストップ。#11野田はヘアピン
でスピン。再スタートをきる。
18周目、100Rでトップの#19黒澤がスピンし、コースアウト!
ここで、ペースカーランとなる。
18周終了時、#65コロネル、#8本山、#7フォンタナ、#2ファーマン、#55
金石、#18立川、#14道上、#1影山、#12飯田、#64山西のトップ10
20周終了時にペースカーがピットイン。
再スタート直後の1コーナーでは、#65コロネル、#7フォンタナ、そして#8
本山に。ここで#35ムラガムワに10秒のペナルティストップが課せられる。
21周目は、#65コロネル、#7フォンタナ、#8本山、#2ファーマン、#55金石、
#18立川、#14道上、#64山西、#1影山、#12飯田のトップ10にかわる。
22周目、最終コーナーで#3川本がスピン、その後ダンロップコーナー入口で
#64山西がクラッシュ。2人のドライバーはマシンを降りる。
23周終了時から再びセーフテーィカーランとなる。ここで#35ムラガムワがピッ
トストップ。
24周目に#5グーセンがダンロップコーナーイン側でマシンを止め、ドライバー
は降りてしまう。
1時間が経過したコース上はまだ25周目。雨はほぼあがった模様だ。だが、その
わずか2分後には再びコース上を雨が濡らす。
ここで、#55金石がピットイン。タイヤ交換、壊れたノーズセクションの交換を行
う。だが、ピットエンドでエンジンストール。
26周終了時、ペースカーがピットイン。#7フォンタナがトップを奪い、#65コロ
ネル、#7本山の順に。ダンロップコーナー入口で#65コロネルがスピンし。#14道
上と#18立川がここに接触し、2台はストップ。
27周目、#7フォンタナ#8本山、#2ファーマン、#65コロネル、#1影山、
#12飯田のトップ6に。
28周終了時、ダンロップコーナーでストップの2台を排除するために再びペース
カーが入る。29周目、100R先で#36玉中がストップ。
ペースカーラン中の31周目、1コーナー手前で4位走行の#65コロネルがストッ
プしてしまい、オフィシャルによって排除される。
31周終了時は、#7フォンタナ、#8本山、#2ファーマン、#1影山、#12飯田、
#21田中、#62柴原、#17近藤、#22石川、#11野田、#35マラガムワ、#55金石の12台
がコース上に生き残るサバイバルレース。
32周終了で再スタート。#11野田がスタート違反でピットストップのペナルティ
33周目、ダンロップコーナーで#8本山がトップに。#2ファーマン、#7フォ
ンタナ、#1影山、#12飯田、#21田中のオーダーとなる。
34周目、#8本山がトップ。ベストラップの33秒382を更新。#2ファーマンも
33秒854で自らのベストタイムを出す。
38周目、1コーナー#7フォンタナが#2ファーマンをかわし、#8本山、#7
フォンタナとチームルマンの1-2フォーメーションとなる。
39周目、トップの#8本山と#7フォンタナの差は1.3秒。#7フォンタナは32
秒909のベストラップ。40周目のダンロップコーナーで#7フォンタナが#8本山
をとらえる。32秒995のフォンタナに対して、本山は35秒269とタイムが伸びない。
41周目、トップ2台の差は3.3秒。#2ファーマンが3位、4位は#1影山だが、
2秒後方には#12飯田がいる。
42周目、7番手走行の#62柴原がグラベルスタック。
43周目、トップ2の差は4.3秒。
45周のレースは今季初の外人勢のフォンタナの優勝となり、2位で表彰台の本山が
最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを手にした。
(決勝レース暫定結果)
----------------------------------------------------------------
# 7 N.フォンタナ 45周
# 8 本山 哲 6.883
# 2 R.ファーマン 10.447
# 1 影山 正美 28.745
#12 飯田 章 30.260
#21 田中 哲也 39.286
#17 近藤 真彦 1'09.185
#22 石川 朗 1'19.135
#11 野田 英樹 44周
#55 金石 勝智 43周
----------------------------------------------------------------------
***JCG00146 竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***
FN第9戦予選レポート
台風10号の悪天候から、土曜日の予選セッションは20分で中断。
残り40分は、引き続いて決勝日の朝にフリー走行とSSをキャンセルすると
いう異例のスケジュールとなった。
土曜日に暫定トップタイムをマークしている# 1 影山 正美は、
「公式予選時のオフィシャルによる回収車両は、残りの40分間の予選には出走
できない」(ブルテンNo.98-012による)(公式通知)
ということとなってしまい、雨を願っているはずだ。
予定の8時30分からコース上の看板の撤去作業で10分遅れで、雨の降りしきる
中公式予選が開始された。
だが、4分後に300Rで#63 OSAMUがクラッシュ。再び赤旗でセッション
は中断される。
8時52分、残り36分で再開されるが、雨がひどくなり再びわずか2分で赤旗
中断。
天候の回復の兆しがみられ、一部では薄い雲から青空ものぞいてきた9時5
分。34分間で再開される。だが、メインスタンド前では雨が降り続いている。
#6 脇坂薫一、#22 石川朗がコースイン。水しぶきを大きく上げての走行となり、
水のたまった部分では足をすくわれる状況だ。#6脇坂は1分41秒台を刻む。#22
石川も1分46秒台とコンディションはまだまだだ。#35D.マラガムワもコース
イン。多くのマシンはコースコンディションの良くなるまでは静観している模
様だ。
#6 脇坂は40.969までタイムを上げる。
#22 石川も43.192がベストタイムと言う状況。
残り20分をきり、#19黒澤琢弥、#20影山正彦らが動き出す。
だが、#20影山は早々にピットへ戻る。
残り10分、雨はほぼあがり各車コースインへあわただしい動き。
残り5分となって、ダンロップコーナー入口で#55金石がコースアウト。
残り3分、#20影山が昨日を上回る35秒420をマーク。さらに064までタイムを
刻んで11番手とした。
チェッカーギリギリで#2 R.ファーマンが32秒731を出し4番手に割って
入った。
だが、これ以外上位陣には大きな変動は見られず、土曜の予選結果に近い形の
グリッドとなった。
(公式予選暫定結果)
----------------------------------------------------------------
# 1 影山 正美 1'31.887
#19 黒澤 琢弥 1'31.992
#65 T.コロネル 1'32.709
# 2 R.ファーマン 1'32'731
# 8 本山 哲 1'33.035
#64 山西 康司 1'33.132
#55 金石 勝智 1'33.443
#11 野田 英樹 1'33.460
# 7 N.フォンタナ 1'34'116
#56 脇坂 寿一 1'34'236
#20 影山 正彦 1'35.064
#14 道上 龍 1'35.175
# 5 M.グーセン 1'35.363
#18 立川 祐路 1'35.501
# 6 脇坂 薫一 1'35.706
#36 玉中 哲二 1'35.955
# 3 川本 篤 1'36.343
#12 飯田 章 1'36.594
#62 柴原 眞介 1'37.847
#17 近藤 真彦 1'38.732
#63 OSAMU 1'39.200
#21 田中 哲也 1'39.228
#22 石川 朗 1'39.939
#35 D.マラガムワ 1'41.196
----------------------------------------------------------------------
ポールポジション#1 影山正美のコメント
「昨日は13分しか走ってない。長い40分は、最初は10分遅れてどうなるかと思
ったけど、雨が強くなったりしてきた。とにかく走れないんで見てるしかない。
300Rや最終コーナーの水しぶきを見ながら、33秒台を出してきたマシンがいた
ので『ギリギリかな』と思いました。毎レースめいいっぱいやってるんで、そ
のなかの2戦です。いつもどおりに自分のレースをします。クラッシュした時
は『壊してゴメン』とあやまりました。『大丈夫、直してやるから』とスタッ
フ全員が言ってくれました。データ的にはボクはウエットレースが良いですが、
ドライならもてる力を出し切るだけです」
***JCG00146 竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***
*******************************************************************************
* Fuji International Speedway(4.470km) *
* 1998年全日本選手権フォ-ミュラ・ニッポン第9戦 富士スピ-ドウェイ *
* フォ-ミュラ・ニッポン 公式予選結果 *
* 1998.10.18 天候 : 雨 コース状況 : ウェット SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー チーム ベストラップ 周 km/h
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1 1 影山 正美 (J) SHIONOGI TEAM NOVA 1'31.887 6 175.128
2 19 黒澤 琢弥 (J) MAZIORA TEAM IMPUL 1'31.992 14 174.928
3 65 T. コロネル (NE) PIAA NAKAJIMA RACING 1'32.709 14 173.575
4 2 R. ファーマン (GB) SHIONOGI TEAM NOVA 1'32.731 17 173.534
5 8 本山 哲 (J) LEMONed Racing TEAM Le Mans 1'33.035 12 172.967
6 64 山西 康司 (J) PIAA NAKAJIMA RACING 1'33.132 12 172.787
7 55 金石 勝智 (J) AUTOBACS RACING TEAM AGURI 1'33.443 10 172.212
8 11 野田 英樹 (J) COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 1'33.460 7 172.181
9 7 N. フォンタナ (RA) LEMONed Racing TEAM Le Mans 1'34.116 12 170.980
10 56 脇阪 寿一 (J) AUTOBACS RACING TEAM AGURI 1'34.236 14 170.763
11 20 影山 正彦 (J) MAZIORA TEAM IMPUL 1'35.064 18 169.275
12 14 道上 龍 (J) JACCS MOONCRAFT M.P.S 1'35.175 15 169.078
13 5 M. グーセン (B) TEAM 5ZIGEN 1'35.363 14 168.745
14 18 立川 祐路 (J) TEAM TMS 1'35.501 13 168.501
15 6 脇阪 薫一 (J) TEAM 5ZIGEN 1'35.706 23 168.140
16 36 玉中 哲二 (J) タカギ B-1 RACING TEAM 1'35.955 16 167.704
17 3 川本 篤 (J) ASAHI KIKO SPORTS 1'36.343 14 167.028
18 12 飯田 章 (J) COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 1'36.594 11 166.594
19 62 柴原 眞介 (J) TEAM LEYJUN 1'37.847 14 164.461
20 17 近藤 真彦 (J) TEAM TMS 1'38.732 12 162.987
21 63 OSAMU (J) TEAM LEYJUN 1'39.200 8 162.218
22 21 田中 哲也 (J) BE BRIDES RACING 1'39.228 13 162.172
23 22 石川 朗 (J) BE BRIDES RACING 1'39.939 15 161.018
24 35 D.マラガムワ(SLI) STELLAR INTERNATIONAL 1'41.196 18 159.018
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'41.416
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆
《Formula Nippon News in Brief》 Oct. 17th, 1998.
●フォーミュラ・ニッポン第9戦の予選は中止、明朝に持ち越し!
富士スピードウェイにいるフォーミュラ・ニッポン関係者からの電話によれ
ば、同シリーズ第9戦富士の予選はセッション20分を経過した時点で中止とな
り、明朝8時半から残りのセッション40分を改めて行うことになったもよう。
セッションが20分経過するまで、各ドライバーは概ね10周程度走行し、現時
点でトップ・タイムは影山正美。だが、彼はトップ・タイムをマークした後で
マシンをクラッシュさせ、コース上は赤旗となりセッションが一時中断。なお、
影山正美のクルマにはかなりダメージがあるようだ。
その後セッションが再開されたものの、雨足が強まり、この時点で残念なが
ら予選は中止となってしまった。
なお、前回の美祢でポール・ポジションをマークした野田英樹は、「アタッ
クする前にセッションが終わってしまったよ」とコメントし、現時点で7番手
のタイムにとどまった。
協力:Project Royal Oak
FN第9戦予選レポート
MINEから、第9戦の舞台は富士へ。
台風の影響で、またしてもレースウイークは雨となってしまった。
雨はあがったものの霧がコースを覆い、予選はタイムスケジュールから遅れ
て13時56分にコースイン。
各車、盛大に水しぶきをあげてタイムアタックを開始する。
アタック2周目で1分34秒236を記録したのは#55金石勝智。そして、チャン
ピオンシップに王手をかける#8本山哲も34秒094をマークする。
MINEで初のポールを獲得の#11野田英樹も34秒053を出せば、#55金石も33
秒443で逆転。
その後、#8 本山が再度逆転。
10分経過の段階では、
# 8 本山 哲 1'33.035
#55 金石 勝智 1'33.443
#65 T.コロネル 1'33.504
そして、#1影山正美が6周目で31秒887を出す。その直後の300Rアウト側で
クラッシュ! リアウイングが飛び、自走はできないが念のため医務室で診断
を受けたドライバーには問題はなかった。
開始13分後で、赤旗が提示された。
コース上の雨は、やや水量を増し、霧も再びコース上に。
(赤旗中断時の途中経過)
# 1 影山 正美 1'31.887
#19 黒澤 琢弥 1'31.992
#65 T.コロネル 1'32.709
# 8 本山 哲 1'33.035
#64 山西 康司 1'33.132
#55 金石 勝智 1'33.443
マシン回収、そして霧でセッションは中断。
霧は晴れてきたが、雨の中14時40分から47分でセッションが再開されるが、
約3分で雨足が強くなり、悪天候で再び赤旗が提示された。
雨がやや小降りになった14時52分、残り45分でセッションが再開されること
となる。
#20 影山正彦がコースイン。しかし、コース上の雨は強くなり、14時57分再
び赤旗となる。
天候の回復は見込めないため、明日の朝のフリー走行時に残り40分での予選
セッションが行われる予定となった。
なお、スペシャルステージは行われない。
(公式予選、途中結果 トップ10)
----------------------------------------------------------------
# 1 影山 正美 1'31.887
#19 黒澤 琢弥 1'31.992
#65 T.コロネル 1'32.709
# 8 本山 哲 1'33.035
#64 山西 康司 1'33.132
#55 金石 勝智 1'33.443
#11 野田 英樹 1'33.460
# 7 N.フォンタナ 1'34'116
#56 脇坂 寿一 1'34'236
# 2 R.ファーマン 1'34'808
・
・
・
***JCG00146 竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***
《全日本GT選手権第6戦セントラルパークMINE 野田英樹関連ニュース》
■予選
10月10日 (曇り) コースコンディション ドライ
観客動員 15300人(主催者発表)
予選1回目 10:00ー11:00
1分25秒040 8/10 7番手
●野田コメント
竹内選手が2回目の予選においてアタックできるようにセットアップを詰め
ることを目的に走行しました。まだまだ改善するとこがありますが何とか次の
予選までに改善させてアタックしたいところです。
予選2回目 14:35ー15:35
1分25秒525 7/10 8番手
●野田コメント
時間的な余裕がなくセットアップしきれなかった部分を補うためと決勝に向
けての微調整を行うために走行しました。今回の予選では8番手ですが明日の
決勝では表彰台に何とかのぼるためにも頑張りたいです。
■決勝
10月11日 (晴れ) コースコンディション ドライ
観客動員 46200人(主催者発表)
決勝レース 14:00ー16:10(76Lap)12位
●野田コメント
33周目にピットインして竹内選手からバトンを受けピットアウトしたら、リ
ミッターを作動させるスイッチが誤作動してしまい速度が上がらずもう一度ピッ
トインをすることになってしまいました。最終的には直ったものの順位はかな
り下がってしまい12位でゴールということになってしまいましたが、次回の菅
生では今までの分を取り戻すべく優勝を目指したいと考えています。
資料提供:Project Royal Oak
追記:【Project Royal Oak 談話】
予選:セットアップが決まらず、8位という結果に終わりました。野田は竹内
選手をサポートすべくセットアップを補うよう走行をしましたが、時間
が足りなかったようです。
決勝:野田が2番手を担当しましたが、スピードリミッターの故障から交代し
てすぐピットインせざる得なく大きく順位を落としてしまいました。し
かし、後半車の状態も非常によくなりトヨタスープラ勢の中ではトップ
クラスのタイムをマークしており状態は良くなっています。次回こそス
ポンサーの皆様に吉報をお届けできることと期待しております。
これからもご支援よろしくお願い申し上げます
なお、野田英樹に関してより詳しい情報を知りたい方は、彼のホーム・ページ、
http://home.att.ne.jp/red/noda
も併せてご覧ください。
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 11 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート3 FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
☆ポイントランキング(第6戦終了)
ドライバーポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 23 E.コマス/影山正美 61 20 悪 20 1 10 10
2 64 山西康司/T.コロネル 50 15 天 20 15
============================================================================
3 12 星野一義/黒澤琢弥 39 侯 8 12 15 4
4 39 土屋圭市/谷川達也 36 12 で 10 2 12
5 36 関谷正徳/N.フォンタナ 33 6 中 12 3 12
6 3 長谷見昌弘/田中哲也 29 8 止 15 3 3
7 16 中子 修/道上 龍 28 12 10 2 20
8 2 鈴木亜久里/影山正彦 27 15 4 8
9 100 高橋国光/飯田 章 25 10 4 20
10 5 M.グーセン 14 10 4
*チャンピオンは上位2者に絞られる
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 25 鈴木恵一/舘信吾 86 20 悪 20 20 6 20
============================================================================
2 44 新田守男 45 4 天 6 15 10 10
3 21 加藤寛規 36 侯 8 12 8 8
4 44 P.ダンブレック 35 - で - 15 10 10
5 19 織戸学/M.アンジェレッリ 34 - 中 - 4 15 15
6 910 余郷敦 33 8 止 10 3 12
7 15 近藤真彦/青木孝行 25 10 15
8 77 小林且雄/玉本秀幸 23 12 8 20
9 61 中谷明彦/原 貴彦 22 15 1 3 6
10 7 山路慎一/松本晴彦 22 12 8 2
*チャンピオンはNo.25に決定
チームポイント
[GT500]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Team 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 2/23 NISMO 61 20 悪 20 1 10 10
2 64 Mobil1 NAKAJIMA RACING 50 15 天 20 15
============================================================================
3 12 TEAM IMPUL 39 侯 8 12 15 4
4 39 TOYOTA TEAM SARD 36 12 で 10 2 12
5 36/37 TOYOTA Castorl TEAM TOM'S 中
34 6 止 12 3 12 1
6 3 ハセミ・モータースポーツ 29 8 15 3 3
7 16 Castrol無限 28 8 20
8 100 高橋国光/飯田 章 25 10 4 20
9 5 TEAM 5ZIGEN 14 10 4
10 50 オートバックスレーシングチームアグリ 14 6 6 2
*チャンピオンは上位2者に絞られる
[GT300]
Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7
3/22 5/3 6/28 8/9 9/13 10/11 10/25
Po. No. Driver 合計 Suzuka FUJI SENDAI FUJI MOTEGI MINE SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1 25 TEAM TAISAN Jr.つちや 86 20 悪 20 20 6 20
============================================================================
2 44 アペックス 45 4 天 6 15 10 10
3 21 HITOTSUYAMA RACING 36 で 8 12 8 8
4 19 RACING PROJECT BANDOH 34 - - 4 15 15
5 910/911 910RACING 33 8 侯 10 3 12
6 15 NISMO 25 10 中 15
7 77 クスコレーシング 23 3 止 20
8 7 RE雨宮レーシング 22 12 8 2
9 61 チーム・テイボン・ラリーアート 22 12 4 6
10 51 コブラレーシングチーム 20 15 1 3 1
*チャンピオンはNo.25に決定
*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです
*今回のGTインサイドレポートは以上です
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 11 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート2 FMOTOR4版
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'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
☆フリー走行終了後のコメント
*81 ダイシン ダンロップ シルビア
福山英朗「あんまり速くないタイムだけどね。最終コーナーでGT500(のクルマを)
待たしちゃった。ほかのクルマが譲ってくれないとタイムは出ないよね。昨日から、
変化はないですね。(トップタイムでも)気分的にいいってほどじゃないよ。クル
マが納得する動きをしてくれたほうが…。どうしようもない部分はありつつ、ブレー
キなんかは乗りやすくなってる。これまで、いいことはあんまりないけど、なんと
かしたいね。3位ぐらい入りたいね」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「パーフェクトではないけど、困った要因はない。いい感触はあるけど、ス
タートはMR2の2台がいっちゃうと思う。荒れたレースになるだろうから、後半勝負
でしょう。最低でも生き残らなきゃ。チームにミスがなければチャンスは来る。他
力本願的な部分もあるけどね。スタートはマックスがやります」
*25 つちやMR2
舘信吾「ドライバーチェンジを速くしようと、いろいろ練習していました。満タン
でしたが、感触も、タイム的にも悪くない。どれだけコンスタントでいけるか、タ
イヤのタレ勝負もあるでしょう。シルビアやセリカが速いんで、逃げきりはできな
いと思う」
*44 アペックスDLモモコルセMR2
長谷川勇監督「このクラスのなかでは、コンスタントラップではいいようです。タ
イヤは昨日使ったものを35周ぐらいまで使いきってようすを見ました。いい方向に
来てるみたい。タイヤと相談しつつ、いきたい。前にいる*25つちやMR2と*19ウェッ
ズスポーツセリカのセカンドドライバーと比べてピーターは速いと思うんで、新田
にファーストをやれと指示しました。チャンスを与えて、どこまで行けるかという
ところですね。2位でいいようなレースではなく、勝ちにいきます。運も実力のウ
チなんで、ラッキーなウィンっていうのをウチが呼び込みたいですね」
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「朝はボクがブレーキの当たりをつけて、その後野田くんがベストタイム
を出した。プッシュしてどのくらいタイヤが保つか確かめていた。マシンの状態は
悪くないので、決勝はどんどん上がっていけるんじゃないかな。でも、朝のタイム
で決勝を走ると、タイヤが保たないと思う」
#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「朝はアクセルがスティックしてしまった。新車にありがちなことで、決
勝には問題ない。満タンは今朝初めてやった。そこはちょっと不安だけど、うちは
チャンピオンは関係ないから好きなようにレースするよ(笑)。今日の作戦は谷川
に先にいかせてスカイラインを押えさせて、オレがあとで、ガンガン攻めていくよ。
ま、これで表彰台かな(笑)」
#2 ZEXELスカイライン
鈴木亜久里「予選からフリーで順位が4つゲインで、レースではさらに4つゲイン
して、優勝かな(笑)。うちは金曜から満タンをやっていた。でも、予選でタイヤ
のグリップが高いときは調子悪いんだ。だからぜんぜんセッティングしてないよ。
たぶんそれでも、優勝だね(笑)。朝は95リッターちゃんと入ってたし。でも、朝
のペースだと10周しかタイヤが持たないんだ。だからその後は5秒落ちだから30秒台
だね」
#3 ユニシアジェックススカイライン
長谷見昌弘「とにかくタイヤのグリップダウンが激しい。それは多分クルマのほう
から来てると思う。でも原因がわかんないんだ。わかればとっくに直してるよ。だ
からレースは大事にいかないとほかのクルマよりタレが早いんじゃないかな。レー
ス後半はハードタイヤを使うよ」
☆タイヤメーカーにきく
各タイヤメーカーに、今回、用意してきているタイヤの種類と、各チームのタイヤ
チョイスをきいた。
ブリヂストン
「ソフト系とハード系の2種類を用意してきました。チョイスは全チームソフト系で
す。気温は思ったより高かったんですが、ソフト系でも保ちはだいじょうぶです。
ちょうど1スティントで交換ということになります」
ヨコハマ
「GT500クラスは、構造的には2種、ゴムとしては3種を用意してきました。チョイス
しているのは、もてぎと同じ構造で、ゴムはハード系です。#39 デンソーサードスー
プラGTは、金曜日にどうもしっくり来なかったんです。なかでは硬目のもののほう
が比較的良かったので、それを選んでいます。保ちとしては、夏の事前テストでも
ミディアム系で問題なかったんですが…。交換後も同じタイヤを使うと思います。
スカイラインは、構造違いでゴムは同じくハード系です。
GT300クラスは、セリカ(*19ウェッズスポーツセリカ、*91コーセイ&バーディク
ラブ・セリカ)はちょっと別なんですが、それ以外のクルマ用にはソフト、ミディ
アム、ハードの3種を用意してきました。選んでいるのは*72 オークラRX7がハード
系、それ以外はソフト系です。ソフトでもハードでも交換は必要だと思います。セ
リカはリア駆動のクルマよりずっとハードなものです。とくに*19はそのなかでも
ハード系を選んでいます。こちらも前輪は交換することになるでしょう」
ダンロップ
「GT500クラス用には2種類。どちらもミディアムなんですが、ややソフトなものと
それよりはハードなものを持ってきました。選んでいるのはハードなほうですね。
全車とも同じチョイスです。
GT300クラスも2種類なんですが、チームによってミディアム系を選んだところと
ソフト系を選んだところに分かれます。どっちかというとミディアム系がやや多い
ですかね。*44アペックスDLモモコルセMR2はソフト系、*81ダイシン ダンロップ シ
ルビアはミディアム系です。パフォーマンスとしてはソフト系のほうが上なんです
が、タイムの落ちかたがちょっと大きいんです。トータルとしてどちらを選ぶかと
いうことですね。交換は、たぶんすると思います。ミディアム系は換えなくても走
れるんですが、回りのようすを見て、換えることになるでしょう」
トーヨー
「ソフト、ミディアム、ハードの3種を用意して、ソフトを選択してます。ソフト
でもギリギリ保つだろうということで…。これ以上暑くなると保たないかもしれま
せん。交換は4輪ともすると思います」
☆決勝スタート直前情報(13時50分)
天気:晴れ 気温:28.5度 路面温度:34度
入場者数:11/11 46,200人(10/10 15,300人)
*51コブラポルシェ
ウォームアップ時にスターターにトラブルを起こして、ピットスタートに。
☆レース中のコメント
#12 カルソニックスカイライン
ピットロードスピード違反で10秒のペナルティストップ
*15 ザナヴィシルビア
近藤真彦「ギアがなくなった。1速と2速が完全になくなって、3速以上しか使えな
かったんだ」
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「何番のクルマかわからないけど、ブツかって、ホイールのバルブが折れ
てパンクしてしまった」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「自分が乗っているときからブレーキングでブレるような症状があった。
タイヤのせいかと思って、なんとか保たせていたんだけど、ルーティンのピットイ
ンでハードタイヤに換えたのに、どんどんひどくなってきたらしい。とうとうスピ
ンしてしまったんで入ってきた。どうやらトーロッドのアップライト側がゆるんで
しまったようです。一番、ストレスがかかるところなんで…」
#3 ユニシアジェックススカイライン
長谷見昌弘「リアタイヤがスローパンクみたいなフィーリングになってしまった。
代わる10周前くらいはどうしようもなかった。まあ、セッティングが十分じゃなかっ
たから、しょうがないね」
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「ちょっとエンジンがふけなかった。23と2号車と競っているときは黄旗の
タイミングが悪くて離されてしまった。6と12と競ってたころになると、フロント
タイヤもきつくなってしょうがなかったんです」
*リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
原因 周回数
------------------------------------------
*72 *10と接触 7L
*10 *72と接触(タイロッド破損) 8L
#8 #36と接触(サス破損) 28L
#5 炎上 40L
*15 ミッション 44L
*70 43L
*910 *61と接触(サス破損) 46L
*77 ミッション 50L
#13 ミッション 58L
☆決勝終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX
高橋国光「長かったですねェ…。ようやっと晴れた感じです。とにかくチェッカー
を受けたかったんですが、それも一番高いところで実現できたんでほんとうに良かっ
たです。アキラもすごくがんばってくれました」
飯田章「これまで応援してきてくれたファンのみなさんやスポンサー、それにスタッ
フに、やっとこれで少しだけ恩返しができたかな、という感じです。2年間やってき
て、ようやく初優勝ですよ」
#64 Mobil 1 NSX
山西康司「クルマは問題ありませんでしたけど、最後、タイヤとブレーキはちょっ
とキツかったですね。それとクールスーツがぜんぜん効かなくて…。これで、なん
とかチャンピオン争いに権利を残せました」
#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「最後は野田(#38 FK/マッシモセルモスープラ)が追いついてきたので、
1コーナーでブレーキを早めにしてた。こっちもブレーキとタイヤがキツいと思わせ
るためにね。それで、最後だけブレーキをすごく奥にしたら、案の定インに入って
きてスピンしたんだ。作戦勝ちだよ。#23 ペンズオイル・ニスモGT-Rのときは、正
美のヘルメットが動いて、ミラーを見ているのがわかった。ペースがだいたい同じ
くらいだったんで、どこでいこうか考えていたんだけど、うまくいったね。今日は
表彰台に上る気だったから無線でも無言だったよ。しゃべってコンマ2秒、3秒ロス
するのがイヤだったからね。新車での3位表彰台は上デキ。みんなの力、メカやス
タッフ全員のおかげだよ」
*25 つちやMR2
舘信吾「なんか感動しました。人生最高の日です。スタートもやっと普通に決まっ
た。ガス欠症状が裏のストレートで出てピットに入ってきたんで、ギリギリでした」
鈴木恵一「ラクなレースではなかった。信吾ががんばってくれてとっても良かった。
次はまた80kg積むけれど、ラストまで勝つことにこだわって、次もがんばります」
土屋春雄「勝ってチャンピオン獲れて、最高ですね」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「ポールが獲れたから、チャンプはムリとしても勝ちたかった。ほかのクル
マと比べて大差はないんだけど、土屋さんのところのMR2が速かった。2位2回で、
次は40kg積まなきゃいけないんでNAにはつらいね」
*81 ダイシン ダンロップ シルビア
福山英朗「しぶとく走るしかないし、チームもそう思ってた。そのとおりになって
良かったな。タイヤは結構きつかった」
大八木信行「しぶとく行こうとレース前に話してた。スタートは自分でパートの後
半はつらかった。最終戦もがんばりたい」
◎訂正
GTインサイドレポート(FMOTOR4F版)のRd.6/3決勝レポート(#3464)で、4段落目
『 45周目に最後まで粘ったNo.6 ESSO Tiger Supraがピットに入ると、No.18金石が
名実ともにトップに立つ。だが、今一つペースの上がらないNo.18金石の後方から
No.100 飯田が3周で3.5秒の差を詰めて、47周終了時点でついにトップを奪還し
た。トップを明け渡したNo.18は明らかにペースダウン。実はラジエターにタイヤ
カスが着いてしまい、オーバーヒート状態だったのだ。結局、No.18は完走するこ
とはならなかった。』
となっていますが、以下のように訂正いたします。
『 45周目に最後まで粘ったNo.6 ESSO Tiger Supraがピットに入ると、No.18金石が
名実ともにトップに立つ。だが、今一つペースの上がらないNo.18金石の後方から
No.100 飯田が3周で3.5秒の差を詰めて、47周終了時点でついにトップを奪還し
た。トップを明け渡したNo.18は明らかにペースダウン。エキゾーストにトラブル
があったらしく、ピットインし応急措置をしたものの、結局No.18は完走すること
はならなかった。』
*3に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 10 Oct. '98
Inside Report インサイドレポート1 FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300を現します
☆予選1回目終了後のコメント
#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「クルマはすごくいい。60kgのウエイトハンディで予選2位という
のはかなりいいんじゃないかな。レースは長いから序盤はようすを見るだろうけど、
少なくとも表彰台には立てると思うよ。ヤマニシもいい走りをしているし。2人が
ともに速いというのは重要なことだ。ここはオーバーテイクが難しいので予選のポ
ジションは重要だ。だから2位という結果はとてもハッピーだよ。うまく進んでい
る。ここで勝つ必要があるけど、レース距離は長いし、ミスを冒したり、トラブル
に見舞われるチームも出てくるだろうから、それより完走してポイントを重ねるこ
とがもっとも重要なことだからね。だってこの前は…。いや、もう忘れたよ」
#23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「4台のホンダに続くことができて良かった。レースでは4位に
入って10ポイントを得るのが目標なので、これはいい結果だよ。クルマのセッティ
ングもうまくいっている。ノーミスで理想的なタイムをマークすることができたし、
予選の結果には非常に満足だ。これで今日の使命は果たすことができたといえるだ
ろうね。今、タイヤを2セット使ったので、午後は満タンで決勝用セッティングを
進める予定だ」
#6 ESSO Tiger Supra
ピエール・ラファネル「今はもうクルマのことがわかってきている。富士ではフリ
ー走行で5位のタイムをマークしていたのにダンパーにトラブルがあって、残念な
ことになってしまったけど、その後はもてぎでも菅生のテストでもいいタイムを出
していた。菅生のテストのときもトヨタ勢で最速だったんだ。ボクらのチームはプ
ライベートなのでリストリクターの径が若干大きい。TRDに聞いたら4馬力増えて
いると言っていた。でも、ほかのマシンは大きなラジエターをつけていたりでもっ
とパワーがあるよ。ただボクらのクルマは、ほかのチームのような空力デバイスが
ついてなくてダウンフォースが少ない分、ストレートはすごく速いんだ。バランス
がいいのでコーナーも悪くないしね。でもABSがない。予選では4台のホンダが前に
いくのはわかっていた。これにトムス、セルモ、サードのトヨタが続くと予想して
いた。だから自分はうまくいって8位、少しでもミスを冒せば12位だろうと思って
いた。でも6位。大満足だよ」
*19 ウェッズスポーツセリカ
マッシミリアーノ・アンジェレッリ「ここで乗るのは初めてで、昨日も20ラップし
ただけなんだ。FF車でのレースは3戦目だし。それでベストラップが出せたのでう
れしいよ。来年につながるね(笑)。ただ、予選での一発の速さはあるけど速いペ
ースでコンスタントに走ることができないのが今のボクらの問題なんだ。富士でも、
もてぎでもここでもそうだ。FF車の特徴でもあるんだけどね。今では予選ではかな
りのパフォーマンスだけど、決勝レースではもうひとつなんだよ」
織戸学「ボクは6周ぐらい乗ったけど、ブレーキングが不安定でちょっと乗りづら
く感じた。暑さやパワステの対策はしてきたから、そのへんは問題ない」
*25 つちやMR2
舘信吾「順調です。路面のコンディションは昨日と変わらないけれど、気温が低く
て路温は27度ぐらいだったんです。ラストは10度ぐらいあがってましたけどね。タ
イヤをもう2セット使っちゃったんで、午後のタイムアップは難しいでしょう。た
だ、路面温度は上がってもコンディション自体は良くなると思うんで、(午前中と)
同じぐらいのタイムは出ると思います。(2位からのスタートだとしたら)スター
トを失敗せず、(ラップタイムを)キープして淡々と走ってトップに出られればと
思います。タイヤはけっこうタレないんです」
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「2回目にタイヤを残しています。1回目は単純にボクがマッチのシルビ
アに思いっきりひっかかっただけです。もちろんポールは獲りたいけど、それより
本番セットをなんとかしたい。クルマがこのレースウィーク、どうもうまく決まっ
てないんです。タイヤがいまいち安定していないんです」
*61 テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「(2周目に1コーナーでコースアウト)ちょっとスピンしちゃって…。ク
ルマはまったく異常ありません。午後は問題なく走れます」
*91 コーセイ&バーディクラブ・セリカ
松永雅博「30秒ぐらいまでいきたいね。ストレートで2秒ぐらいリミッターが当たっ
ていたんで、普通ならもうちょっといける。板東さんのところ(*19ウェッズスポー
ツセリカ)に負けてるのは、テストの数の差でしょう。午後は1セット残っている。
3位に届きそうなタイムも出ると思う。テストもなにもしてないわりにいい滑り出
しでしょう。タイヤとホイールが今回は間に合ったし。藤原も同じぐらい乗れてる
んで、レースになったらおもしろいと思う。目標は地元で表彰台。N1でもここでは
調子いいんですよ」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「昨日まで足回りがよくなかったんで、大幅に変えてみました。タイヤは
2セット使っちゃったんですが、タイムはもうちょっと刻めたと思います。ポジシ
ョン的にはあのへんかなとも思います。レコードも出たし、まあまあかな。決勝は、
コンスタントラップは良さそうなのでそれを生かせれば。ブレーキもきついし、
オーバーテイクも簡単にはできないんで、自分たちのペースでレースできればと思
います」
*15 ザナヴィシルビア
青木孝行「ニュータイヤ2セットを近藤さんが使ったんです。ねらっていたタイム
に近いところまでいけたんですが、想像以上にほかのクルマが速くて…。決勝は、
コンスタントラップはねらったところに来ているんで、なにもなければ上位にいけ
るでしょう」
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「今日もクルマは決まってないね。アンダー・オーバーは直っていない。失
敗しても23秒前半だと思っていたのに、このタイムは遅いよね。けっこう真剣に走っ
たのに。ベストラップを出したときはクリアラップが取れているけど、ボクとして
はもう1周早くタイムが出るんじゃないかと思ってたんだけどな。意外にタイヤの
グリップが良くなるのが遅かったのかもしれない。ニュータイヤは残っているけど、
2回目の予選はアタックするかどうかわからない。それより明日の決勝を考えたセッ
トアップがだいじだから、それに徹するかもしれないね」
#18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「昨日、燃料ポンプの配線にトラブルがあってあまり走れなかったし、そ
れもつねに80リッターぐらいガソリンを積んでいたので、今日のタイムはまぁ順当
だと思います。ベストタイムのときはクリアラップが取れているんですが、その1
周前、タイヤが一番オイシイところでは引っかかってしまいました。午後は、寿一
がアタックにいきます」
#16 Castrol無限NSX
道上龍「とくに問題はなかったし、けっこうがんばったんですが、あそこまでしか
タイムは出ませんでした。午後ももう1回アタックしますよ。タイヤがいいときに
フロントが入っていくような方向で、ちょっと車高とかを変えていこうと思ってい
ます」
#12カルソニックスカイライン
星野一義「午前中にタイヤを2セット使ってアタックしたけど、ターボ車の場合は
気温が上がるとタイムの落ちが大きいから、やっておいて正解だったと思う。この
ままいけば予選10番手からのスタートになるけど、レースでは結果的に4位に入り
たいね。重量が減らされて、なおかつポイントを稼げるから」
☆予選2回目終了後のコメント
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「サードが来ちゃいましたね。午後はタイムは出ないだろうと思って、午
前中に(タイヤを)使っちゃったら、思いのほか涼しかったんですね。富士のクラッ
シュで、MINEのテストにウチのクルマは参加できず、ボクと野田で2日間TRDのテ
スト車に乗っていました。本来そこでやっておくべきことを、昨日と今日でやった
んです。現時点ではいいところまで来てるんで、決勝へ向けてはいいと思います。
タイヤやブレーキがきびしいサーキットなんで、はじめはガマンですね。表彰台の
一角にはいきたいです」
*44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「3位か…。それくらいの実力じゃない? あとは、ピーターと2人で平
均ラップを上げられるようにしたい。GT500が来たとき、どれだけ(タイムを)落
とせずに走れるか。ラストに笑っていられるようにがんばります」
*81 ダイシンダンロップシルビア
福山英朗「コンスタントラップがすぐに落っこちてしまうという問題があって、全
然ダメ。タイヤがニューだったら悪くないし、そこそこなんですけどね。ポジショ
ンは運よくこんなところにいますが、20周だと7、8番手かなあ…。決勝は、持て
るもので引っ張っていくしかないでしょう」
#18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「初めてタイムアタックしましたが、ずっと2速から3速へのシフトアッ
プでミスしていました。ちょっと力が入りすぎましたね。でも、朝よりも午後のほ
うがコーナーも速かったし、クルマには慣れましたよ。ピットストップのしかた、
ピットロードのスピードリミッターボタンをどこで押したらいいかというタイミン
グ、シフトのやりかたと1つずつわかっていっているので、決勝でもだいじょうぶ
だと思います」
田中弘監督「脇阪のシフトのしかたに問題があったようで、アタック中ずっとシフ
トミスしていた。アタックラップで#8 FET SPORT SUPRAが前にいたしね。午後、ア
タックにいかせたのは、朝速かったから。1回ブレーキロックしているけど、それ
がなければデータロガー上では24秒5まで出ている。だけど、まだ慣れてなかった
みたいやね」
#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「(午後タイムアップしたのは)マツモトキヨシでいいクスリを買ったか
ら(笑)。いい風が吹いたので(タイムが)上がったね。ニュータイヤで出ていっ
て、ダラダラ走りながら、ストレートが追い風になるのを待ってたんだ。風が吹い
たら無線で教えてくれって頼んであった。それで、今だ!っていうんで、計測4周
目か5周目にベストタイムが出た。24秒9出ればいいと思っていたけど、それを上
回ったね。クルマもだんだん良くなってるよ。1日走ったらヤキが入った(笑)。
まだ前のクルマほどは煮詰まってないけど…。明日は優勝をねらってるよ、トヨタ
カップの(笑)」
☆ポールポジション・インタビュー
予選終了後、恒例のポールポジション・インタビューが行われた。出席したのはポールポ
ジションを獲得した#100 RAYBRIG NSXに乗る高橋国光と飯田章。そしてGT300クラスで初
めて予選トップタイムをマークした*19 ウェッズスポーツセリカの織戸学とマッシミリア
ーノ・アンジェレッリの4人。以下は、各ドライバーの発言のダイジェストである。
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「ポールを獲ったのはうれしいけれど、クルマはまだ決まってない。失敗し
ても23秒前半だと思っていたのに、このタイムは遅いよね。ベストラップを出した
ときはクリアラップが取れてたんだけど、ちょっとタイヤのタイミングを外したか
な? 金曜のクラッシュですか…。あれは…。きっとコースの上にあったバナナの
皮を踏んだんですよ(笑)。クルマ自体は影響ないです。だいじょうぶです。決勝
レースはやってみないとわからないですよ。チームのみんなでがんばって、もうこ
れ以上ないっていうくらいやってますから。(お祓いは行きましたか?)みんなに
そう言われるんですけど、行ってなんとでもなるんだったらだれだって行ってます
よ。たしかに最近ツキがないけど、ボクは落ち込んではいないんですよ。だから、
決勝レースもガンガンいきます。でも、そろそろ勝たないとね。今はまだスポンサー
もファンのみなさんも『ツキがなかったね』って言ってくれますけど、もうそろそ
ろ許してくれないね(笑)」
高橋国光「勝ちたいですねぇ。最近、みんなに尻たたかれてますから(笑)。決勝
レースはもてぎのときみたいに、先に行くかどうかはまだ決まっていません。とも
かく、初心に戻ってがんばりますよ。今回、MINEサーキットは25周年ということだ
し、西日本の代表的サーキットだから、ここで勝ちたいですね」
*19 ウェッズスポーツセリカ
マッシミリアーノ・アンジェレッリ「予選のタイムには満足している。これで、ボ
クの仕事としては50%くらいは終わったかな。あとは決勝でもう50%分がんばりた
いね。ポールから逃げきる自信? そんなのないよ(笑)。でも、ねらってるのは
もちろん勝つこと。(FIA-GTで乗ったポルシェとの比較)正直言って、セリカは難
しいクルマだよ。ポルシェはいわゆるスタンダードな操縦性を持つクルマだからラ
クではある。それに対してセリカはFFだし、まだ熟成途中のクルマだし、複雑だね。
ここまでやってきてあるていどタイムは出せるようになってきたけど、レースで
ペースを保ってコンスタントにタイムを出すのは難しい。タイヤの使いかたにまだ
まだ課題があるね。でも、チームも織戸さんもがんばっているから、どんどん良く
なると思うよ」
織戸学「ポールはうれしいけど、表彰台で一番高いところにいかないと意味がない
ですから。決勝は混戦になるだろうから、マックスも言うようにタイヤをたいせつ
に使ってチャンスを待って、それを生かして表彰台、それも前回は2位だから、今
日は優勝したいですね。先に乗るのはマックスの予定です」
*2に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
1998年10月12日
無限+童夢プロジェクト
'98 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第6戦 "CP MINE GT RACE"
《ホンダ NSX 1-2フィニッシュで3連勝を飾る!
公式予選も1-4位を独占!》
○開催日 :1998年10月10(土)~11日(日)
○開催地 :山口県 CP MINE CIRCUIT
(コース全長:3.23898km)
○決勝レース :78周(約252.64km)
○天 候 :予選日/曇り一時晴れ 決勝日/晴れ(気温25.9℃)
○コースコンディション :予選日/ドライ 決勝日/ドライ
○観客数 :46,200人(決勝日/主催者発表)
'98全日本GT選手権シリーズ第6戦”CP MINE GT RACE”が、
10月10~11日、山口県CP MINE CIRCUITで開催され、ホンダ
NSXを駆る4チームも勢揃いした。
10日(土)に開催された公式予選では、飯田章選手の駆るRAYBRIG NSXがコー
スレコードの1分23秒796をマークし、見事にポールポジションを獲得。第
2位はMobil 1 NSX、第3位Castrol 無限 NSX、第4位TAKATA 童夢無限 NSXと
上位を占め、ホンダNSX勢は参戦以来初の予選上位独占を果たし、決勝に大き
な期待を持たせた。
11日(日)の決勝レースでも、RAYBRIG NSXがスタート・トゥ・フィニッシュ
で初優勝を飾り、Mobil 1 NSXが第2位へ入賞し1-2フィニッシュを飾った。
第2位入賞のMobil 1 NSXは選手権ポイントでトップと11点差の第2位をキー
プしている。
●CP MINE GT RACE 出場チームと戦績
No. マシン名 エントラント名 ドライバー 予選 決勝
------------------------------------------------------------------------
16 Castrol 無限 NSX Castrol 無限 中子 修 3位 R
道上 龍
18 TAKATA 童夢無限 NSX 童夢レーシングチーム 金石勝智 4位 R
脇阪寿一
64 Mobil 1 NSX Mobil1 Nakajima Racing トム・コロネル2位 2位
山西康司
100 RAYBRIG NSX チーム国光 with 高橋国光 PP 優勝
MOONCRAFT 飯田 章
------------------------------------------------------------------------
「無限+童夢プロジェクト」による4チーム4台のN-GT仕様ホンダNSX
は、Mobil 1 NSXが60kg、Castrol 無限 NSXが50kgのハンディウェイトを背
負って参戦。金曜日のスポーツ走行でも好タイムをマークし、RAYBRIG NSXを先頭
にMobil 1 NSX、Castrol 無限 NSX、TAKATA 童夢無限 NSXの順で、1~4位を独
占した。
そしてTAKATA 童夢無限 NSXは、本大会から山本勝巳選手に替わり、脇阪寿一選
手が金石選手とコンビを組むこととなった。
○10月10日(土) 公式予選[第1回/10:00~11:00 第2回/14:35~15:35]
天候は薄曇り、コースコンディションはドライで、公式予選第1回の最初の2
0分間がGT500クラスの専用として開始された。
予選開始とともにコースインする他チームを後目にNSX勢はピットで待機、
一発秘中のチャンスを待つ。予選開始10分頃、RAYBRIG NSXの飯田選手がスター
ト。1分30秒台でウォームアップ後タイムアタックに入った。1分25秒台、
24秒台半ばで周回後、ただ一人1分24秒を切る1分23秒796をマーク。
暫定のポールポジションを手中に収め、アタックを終了した。
Mobil 1 NSXのトム・コロネル選手は5分過ぎ頃コースイン、1分24秒51
1をマークしてその時点でのトップに立った。その後1分24秒134までタイ
ムをつめ、50kgのハンディウェイトを積みながらもポールポジションを獲得す
るかと思われたが、直後にRAYBRIG NSXの飯田選手に逆転され2番手で最初の20
分を終了した。
Castrol 無限 NSXは道上選手がハンドルを握りコロネル選手に続いてコースイ
ン。一度はコロネル選手のタイムを上回る1分24秒403でトップに立ったが
逆転され、結局1分24秒293の3番手でで最初の20分を終了した。
TAKATA 童夢無限 NSXは、金石勝智選手がタイムアタック。終始1分24秒台で
周回していたが、結局1分24秒293で4番手を獲得した。
GT300クラスが激しいタイム争いを繰り広げた20分間が終了しGT500
/300混走の20分では、それぞれドライバーを交代しスタートしていった。
その中、TAKATA 童夢無限 NSXは脇阪選手がコースイン。フォーミュラカー以外の
レースにはじめて出走する脇阪選手は、GT300クラスとの混走で混み合うコ
ースで懸命のアタックを続け、再三1分25秒台をマークし、1分25秒486
までタイムをつめ予選第1回を終了。
この最後の20分間では、トップチームでタイムアップに成功したチームはな
く、NSX勢は全車コースレコードを更新。
暫定ではあるが1~4位を独占した。
サポートレースの混乱の影響で予定より15分遅れで開始された公式予選第2
回では、やや上がった気温の影響もあり、上位陣でタイムアップしたチームは現
れず、ホンダNSX勢も第1回のタイムは更新できなかった。その中、TAKATA 童
夢無限 NSXのハンドルを握った脇阪寿一選手は、1分25秒台のタイムをきれい
に並べて見せ、非凡な才能の一端を見せた。
公式予選1~2回を併せた総合結果では、ホンダNSXが1位から4位までを
独占し、昨年から引き続き7戦連続(中止となった第2戦を含めれば8戦連続:
参考記録)のポールポジションを獲得。RAYBRIG NSXは今シーズン3度目のポール
ポジション獲得となった。
○10月11日(日) 決勝レース[14時03分スタート 78周 出走:36台]
朝8時45分からのフリー走行でも、Mobil 1 NSXとRAYBRIG NSXが1-2位を
占め、今シーズンの全セクショントップタイムを記録するという変わらぬスプリ
ンターぶりを発揮していた。
14時03分、定刻よりやや遅れて"CP MINE GT RACE"の幕が切っ
て落とされた。
ポールポジションのRAYBRIG NSXは、高橋国光監督兼選手のドライブでスタート
。見事なスタートダッシュを決め、トップで1周目のグランドスタンド前に戻っ
てきた。しかし3周目、高橋監督兼選手はわずかにオーバーランし後続のNSX
勢にポジションを明け渡し4番手となる。その後、高橋監督兼選手は、淡々とレ
ースを進め4番手をキープ。26周目、上位陣のトップでルーチンのピットイン
。飯田選手にドライバーを替わり、タイヤを交換、ガソリンを補給してレースに
復帰した。ハンドルを託された飯田選手は、15番手でレースに戻ると1分25
~26秒台で追い上げを開始。上位陣のルーチンピットインが終了する45周目
には2番手に浮上した。47周目、トップを行くTAKATA 童夢無限 NSXのスピンに
乗じてトップに浮上。その後、飯田選手は1分27秒台をマークしながらトップ
を独走、2位に31秒206の差を付け78周目、念願のチェカーフラッグを受
けた。待望久しい優勝を飾った飯田選手はマシンの中で手を振り、素晴らしい笑
顔を見せた。
Mobil 1 NSXはトム・コロネル選手のドライブでスタート。2番手スタートか
ら直ぐにトップに立つ。NSX3チームを先導する格好でトップを疾走するコロ
ネル選手は、後続のCastrol 無限 NSXやTAKATA 童夢無限 NSXのプレッシャーを跳
ね返しながら44周目までポジションをキープし、ルーチンのピットに入った。
コロネル選手に替わりハンドルを握る山西選手は、45周目2番手に浮上すると
、コンスタントに1分27秒台でポジションをキープ。後続を33秒あまり引き
離し、2位でチェッカーフラッグを受けた。
Castrol 無限 NSXは、道上選手のドライブでスタート。序盤2番手からトップ
のコロネル選手に激しいプレッシャーを掛けていたが、11周目にオーバーラン
を喫し3番手に後退。2番手に浮上したTAKATA 童夢無限 NSXとバトルを繰り広げ
ていたが抜くにはいたらず、40周目にルーチンのピットイン、中子選手と交代
した。7番手でレースに復帰した中子選手は、直ぐに3番手に浮上。そのポジシ
ョンをキープしていたが、残り5周となった73周目の最終コーナーで、前車か
ら飛んできた直径10cmほどのタイヤカスの固まりがラジエターを破損。冷却水
を失いオーバーヒートを発生。75周目、エンジンルームより火を噴き、第1コ
ーナー先にマシンを止めた。
TAKATA 童夢無限 NSXの脇阪寿一選手は、予選順位通りの4番手でレースをスタ
ート。その後2番手に浮上し、Castrol 無限 NSXとバトルを切り広げながら周回
を重ねていった。33周目、ルーチンのピットインを行い、金石勝智選手のドラ
イブでレースに復帰し、9番手から追い上げを開始した。他チームのピットイン
もあり42周目には3番手、そして45周目にはトップを快走していたが、47
周目、ヘアピンの立ち上がりで痛恨のコースアウト、直ぐに再走したものの4番
手となった。その後そのポジションをキープし、NSX勢の1-4番手独占の一
角を担っていたが、60周目頃から徐々にペースが落ち、63周目には後続2車
にかわされ、6番手に後退。69周目にはスロー走行となりピットイン。リヤタ
イヤを交換しコースに戻ったが、次周再びピットイン。そのままマシンはピット
に納められ、エキゾーストのトラブルでリタイヤしてしまった。
この結果、RAYBRIG NSXが初優勝の栄冠に輝き、また、第2位に入賞したMobil
1 NSXは、最終戦で90kgのハンディウェイトを積むこととなる。
○高橋国光監督兼選手(Team国光 with MOONCRAFT)のコメント
「富士、もてぎとツキのないレースが続いていましたが、優勝を飾れて本当に嬉
しく思っています。これで70勝目といわれますが、70勝が多いのか少ないの
か良くわかりませんね。自分自身としては、モータースポーツが好きで長く続け
てきましたし、本当に大勢の方々に支えられて続けてこられたことです。今回の
優勝は久しぶりだったし、こんなに多くのシャンペンをかけられたのも初めです
。こんなシャンペンを味わえるのもメカニックを初めとするチームのスタッフや
、応援していただいた多くのみなさのお陰です。本当に深く感謝していますし、
これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。」
○飯田章選手(Team国光 with MOONCRAFT)のコメント
「今年は前半からプッシュするといつも良いことがなかったので、後半勝負のつ
もりで焦らずに追い上げするつもりでした。今まで良いことがなかったが、今回
はついていました。TAKATA 童夢無限 NSXをパスするのは大変だと思っていたら、
あんなことで本当にラッキーだったと思います。マシンの方もエンジン担当のエ
ンジニアにさんざん文句を言ったりしましたが、彼を初めとしてみんなに感謝し
ています。でも、最後はこれ勝てなかったらどうしようと思ったらすごいプレッ
シャーでしたよ。国さんの70勝に貢献できたことも嬉しいし、これからもこの
コンビで頑張っていきたいと思っています。」
資料提供:無限+童夢プロジェクト
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 11 Oct. '98
Race Report 決勝日レポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
3度目の正直!ついにRAYBRIG NSXがGTC初勝利を獲得
チャンプ争奪戦はペンズオイル・ニスモGT-RとMobil 1 NSXに絞られる
スタートはポールからNo.100 RAYBRIG NSXの高橋国光が順当に1コーナーへと進
む。しかし、No.100高橋は3周目にシフトミスを犯して、ピタリと背後に付けてい
たNo.64 Mobil 1 NSX(コロネル)、No.16 Castrol無限NSX(道上龍)、No.18
TAKATA童夢無限NSX(脇阪寿一)に立て続けに抜かれ4番手に後退。代わってトッ
プに立ったのはNo.64 コロネル。一方、2番手はNo.16 道上はNo,18 脇阪の追撃を
受けて、2台の激しいバトルがコーナーごとに展開される。11周目に周回遅れに引っ
かかったNo.16 道上をNo.18 脇阪がかわして2番手に浮上。抜かれたNo.16だがNo.
18のテールに食らいつく。この時点でトップのNo.64 コロネルとの差は約1.5秒ほ
ど。だが、バトルで牽制しあう2台と単独で先行するNo.64との差は徐々に大きく
なっていく。4番手となったNo.100国光も2番手集団とは8秒ほどの差が開くが、
後方も4秒ほどアドバンテージがあり単独での走行となっていた。
4台のNSXが先行する中、No.39デンソーサードスープラGT(谷川達也)とNo.23ペ
ンズオイル・ニスモGT-R(コマス)、No.2 ZEXELスカイライン(鈴木亜久里)が5
番手を争う形になる。各車の差は1秒からコンマ5秒。No.23 コマスはNo.39谷川を
攻めるが、今一つチャンスをつかめず抜きあぐねる。そして、上位陣はこの体制の
まま中盤まで進んでいった。
まず最初に動いたのはNo.100 RAYBRRIG NSXだった。26周目に他に先駆けてルー
ティンのピット作業へと飛び込んだ。ここでドライバーはポールタイムを叩き出し
た飯田章へと交代。順位はいったん15番手まで落ちるが飯田は時に予選並の25秒台
を記録して、上位を追い上げていった。続いては33周目にNo.18 TAKATA童夢無限NSX
がピットイン。今回がGTC初挑戦ながら2番手を守りきった脇阪に代わり、エース
の金石勝智がステアリングを握った。ちょうどレースの半分を終えた38周目に5番
手のNo.39デンソーサードスープラGTがピットイン。スカイラインの攻撃をしのぎ
切った谷川から土屋圭市へ交代し、後半のチャージを狙う。その次の周にはNo.39
を追っていたNo.23ペンズオイル・ニスモGT-Rもピットに入りコマスから影山正美
へ、その次の周はNo.16 Castrol無限NSXで道上からベテラン中子修へと交代してい
く。トップのNo.64 Mobil 1 NSXはぎりぎりまでコロネルを引っ張り、44周目にピッ
トへ。この時の実質1番手No.18 TAKATA童夢無限NSXとのマージンは54秒となって
いたが、結局コースへ復帰したときはNo.18だけでなく、No.100にも先行されてし
まい作戦としては裏目。No.64山西康司はこれを追い上げることになった。
45周目に最後まで粘ったNo.6 ESSO Tiger Supraがピットに入ると、No.18金石が
名実ともにトップに立つ。だが、今一つペースの上がらないNo.18金石の後方から
No.100 飯田が3周で3.5秒の差を詰めて、47周終了時点でついにトップを奪還し
た。トップを明け渡したNo.18は明らかにペースダウン。実はラジエターにタイヤ
カスが着いてしまい、オーバーヒート状態だったのだ。結局、No.18は完走するこ
とはならなかった。
トップNo.100を追うのはこれでNo.64となったが、その差は徐々に広がっていき、
55周目には15秒以上の差が付き逃げ切りの体制に。3番手のNo.16も前後とも15秒
近い差があって、単独走行状態。これでNSX3台の表彰台独占が見えてきたよう
だった。
このレースの勝敗より、チャンピオン獲得に主眼を置くNo.23ペンズオイルの影
山正美は、62周目に遅れだしたNo.18をかわすと4番手となる。しかし、後方1秒
ほどの差でピタリとNo.39デンソーの土屋圭市がつけて終盤のバトルへと持ち込も
うとする。これには、接触による遅れやリタイアだけは避けたいNo.23正美が無理
をしないため、あっさりと勝負が付き68周目にNo.39が4番手に。これで、後は大
きな波乱なく終わるかと思ったが、さすが今年のGTCはただでは終わらない。あと
3周となった75周目のストレートに3番手を走行するNo.16のNSXが掛かったとき、
そのテールから突如大きな炎が上がったのだ。ドライバーの中子は慌てずに1コー
ナーのグラベルにマシンを止め、クルマから待避。リアのエンジン部分をつつん
だ火は、すぐにオフィシャルによって消され大事には至らなかった。
この波乱も前を行く2台のNSXには影響せず、残り3周をきっちり走り切った"速
い"No.100 RAYBRIG NSXはついに念願のGTC初勝利を挙げた。2位にはNo.64 Mobil
1 NSXが入り、シリーズポイント15を獲得し、最終戦にチャンピオンへの望みを繋
いだ。3位はNo.39デンソーサードスープラGT。4位にはNo.23ペンズオイル・ニス
モGT-Rが入り、貴重な10ポイントを追加し、ランキングトップを守ったまま最終戦
を迎えることになった。
GT300最強のシリーズ4勝目を挙げ、
つちやMR2が最終戦を待たずにクラスチャンピオンを決める!
GT300クラスは、チャンピオンに大手を掛けたNo.25つちやMR2と参戦3戦目で早
くもポールを獲得したFF車、No.19 ウェッズスポーツセリカがどこまで頑張って初
の勝利を挙げられるかが注目だった。スタートはポールのNo.19が逃げ、予選2番手
のNo.25が追う順当な展開。No.25のチャンピオン争いの直接のライバルであるNo.44
アペックスDLモモコルセMR2は、No.25の後ろをピタリとつけて3番手で追う。今季
3勝を挙げ、このレースでもウエイトハンディ70kgを積むNo.25だがそんなハンディ
はみじんも見せず、タイヤのつらくなったNo.19を、14週目に仕留めてトップに立
つ。一方、チャンピオン獲得のためには優勝しかないNo.44だったが、22周目に痛恨
のスピン。素早く復帰できたものの順位を5番手まで落としてしまい、これで勝負
が付いてしまった。この後、No.25はトップを譲ることなく、今季4勝目を挙げて文
句の出ようがない形でチャンピオンを決定した。
2位には前戦に続いてNo.19ウェッズスポーツセリカが入り、3位には予選4位から
堅実に走ったNo.81ダイシンダンロップシルビアが3位とGTCシリーズ初の表彰台に
立った。
総合優勝
No.100 RAYBRIG NSX
高橋国光「最初のは、すいません(笑)シフトミスです。でも長かったですねェ…。
ようやっと晴れた感じです。とにかくチェッカーを受けたかったんですが、それも
一番高いところで実現できたんでほんとうに良かったです。アキラもすごくがんばっ
てくれました」
飯田章「これまで応援してきてくれたファンのみなさんやスポンサー、それにス
タッフに、やっとこれで少しだけ恩返しができたかな、という感じです。2年間やっ
てきて、ようやく初優勝ですよ。今回もスタート直前までエンジンを見てもらった
り無理ばかり言ったんですが、それにメカニックたちが応えてくれたから勝てたん
ですし。ホントに勝てて良かった。実は結構プレッシャーだったんですよ(笑)」
GT300クラス優勝
No.25 つちやMR2
舘信吾「最後、ゴールをするクルマを見て鳥肌が立つほどなんか感動しました。人
生最高の日です。スタートもやっと普通に決まった。その後もミスをしないよう確
実に走ることを心がけました。交代の直前はガス欠症状が裏のストレートで出てピッ
トに入ってきたんで、ギリギリでした。まだ来年のことは何も決まってませんが、
GT500に上がれれば良いなと思っています」
鈴木恵一「昨年は1ポイントに泣いたわけですし、決してラクなレースではなかっ
た。信吾ががんばってくれてとっても良かった。次はまた80kg積むけれど、ラスト
まで勝つことにこだわって、次もがんばります」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
全日本GT選手権第6戦 -RIJ- (1998-10-14) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.6 MINEサーキット(J) : 3.238km
P No. Cl. Car---------------------- Driver(s)---- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 100 500 RAYBRIG NSX 国光/飯田 78 1:55'22.563 131.384
2 64 500 Mobil1 NSX 山西/コロネル 78 1:55'53.769 130.794
3 39 500 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 78 1:56'27.144 130.169
4 23 500 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山美 78 1:56'36.872 129.988
5 2 500 ZEXELスカイライン 亜久里/影山彦 78 1:56'43.827 129.859
6 6 500 ESSO Tiger Supra ラファネル/高 77 - 1Lap
7 12 500 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 77 - 1Lap
8 3 500 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 77 - 1Lap
9 50 500 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 77 - 1Lap
10 37 500 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バー 76 - 2Laps
11 16 500 Castrol無限NSX 中子/道上 75 - 3Laps
12 38 500 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 75 - 3Laps
13 88 500 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 74 - 4Laps
14 30 500 綜警 PORSCHE 山田/岡田 74 - 4Laps
15 25 300 つちやMR2 鈴木恵一/舘 73 - 5Laps
16 19 300 ウェッズスポーツセリカ 織戸/アンジェ 73 - 5Laps
17 81 300 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 72 - 6Laps
18 44 300 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレ 72 - 6Laps
19 21 300 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 72 - 6Laps
20 61 300 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 72 - 6Laps
21 18 500 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇坂 70 - 8Laps
22 60 300 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 70 - 8Laps
23 99 300 PCJ大黒屋ぽるしぇ 日置/高橋 70 - 8Laps
24 7 300 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 67 - 11Laps
25 51 300 コブラポルシェ 池谷/石原 67 - 11Laps
26 36 500 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタ 62 - 16Laps
27 13 500 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 54 - 24Laps
------------------------------------ DNC --------------------------------
91 300 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 51 - 27Laps
77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 50 - 28Laps
910 300 ナインテンポルシェ 余郷/木下 46 - 32Laps
15 300 ザナヴィシルビア 近藤/青木 44 - 34Laps
70 300 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 43 - 35Laps
5 500 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 40 - 38Laps
8 500 FETスポーツSUPRA ガードナ/田中 28 - 50Laps
10 300 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 8 - 70Laps
72 300 オークラRX7 ポーター/平野 7 - 71Laps
**************************************************************************
* Fastest LapTime : 1'25.766 #18 金石 勝智 (Class 1)
1'31.754 #25 舘 信吾 (Class 2)
* #12はピットレーン速度違反によりペナルティストップ10秒加算
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 10 Oct. '98
Qualify Report 予選日レポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
No.100 RAYBRIG NSXが今季3度目のポール獲得!
5位にNo.39デンソーサードスープラGT、6位はNo.23ペンズオイル・ニスモGT-R
GT300はウェッズスポーツセリカがFF車としてGTC初ポール
体育の日の10月10日、セントラルパークMINEサーキットでAUTOBACS全日本GT選手権
第6戦「CP MINE GT RACE」の予選が開催された。ポールポジションは、No.100
RAYBRIG NSXの飯田章で今季3回目となる。また、飯田はこれでGTC通算4回目の
ポールポジション獲得となり、現F1ドライバーのラルフ・シューマッハの持つGTC最
多ポールに並んだ。
◆好コンディションに恵まれた予選1回目
この日の降水確率10%で薄曇り、気温も24度程度と気象コンディションとしては
レースには良好と言える中、午前10時ちょうどから1時間で予選1回目が行われた。
開始から積極的に仕掛けたのはスカイラインGT-R勢だった。シリーズランキング1
位のNo,23ペンズオイル・ニスモGT-Rのエリック・コマスが開始5分で1分25秒402
でまずはリーダーとなる。No.23ペンズオイルは、次の周でさらに24秒732までタイ
ムアップさせる。
だが開始10分過ぎるとNSX勢の攻勢が始まった。まずはランキング2位につけるNo.
64 Mobil 1 NSXのトム・コロネルが1分24秒511とあっさりコースレコード1分24秒
605を更新してトップを奪う。さらには前戦もてぎで優勝したNo.16 Castrol無限NSX
の道上龍が24秒403を出してトップが替わったのもつかの間、No.64 Mobil1が24秒161
で再逆転。No.100 RAYBRIG NSX、No.18 TAKATA童夢無限NSXも24秒台に入って、トッ
プ4はNSX勢の独占状態となった。そして15分過ぎにNo.100 RAYBRIGの飯田章が、1
分23秒796を叩き出してトップに立った。
スカイライン勢は序盤以降は大きなタイムアップはなく、一方スープラでは、No.
6 ESSO Tiger Supraのピエール・ラファネルが1分24秒904までタイムを上げて6番
手に食い込む。結局、この後はコースが混雑したこともあって上位陣はタイムアッ
プを果たせず、このままNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章が暫定ポールを獲得した。
◆午後はデンソーサードスープラがジャンプアップ
午後もコンディション的には午前と大きく変わらなかったが、午後の気温上昇を
見込んで上位陣は決勝レースに向けてのセッティングに終始した。
唯一、順位を上げたのはNo.39デンソーサードスープラGT。先の第5戦もてぎのク
ラッシュで、今回急遽新車を用意した。このためシェイクダウン状態でセットアッ
プをしながらの予選だった。そして、開始19分過ぎに午前を上回る1分24秒641を記
録。これはセッション3番手、トータルでも5番手のタイムだ。結局、この後は上
位陣でタイムを更新するクルマはなく、No.100 RAYBRIG NSXの今季3回目のポール
ポジションが決定した。
◆GT300は8台がレコードタイムを更新!
GT300も勝負は午前のセッションだった。このレースで4位入賞でチャンピオンを
手に出来るNo.25つちやMR2が、まず舘信吾のドライブで1分30秒067とコースレコー
ドを1秒5以上縮めるタイムでクラストップに踊りでる。これをNo.44アペックスDL
モモコルセMR2、ピーター・ダンブレックが30秒999で追い、この2台のMR2がクラス
・ポールを争うかに見えた。だが、ここに割り込んだのが今季第4戦から参戦して
いるNo.19 ウェッズスポーツセリカだった。マッシミリアーノ・アンジェレッリが
1分30秒029を叩き出して、逆転。このまま暫定ポールを獲得。午後の予選でも、こ
のタイムをしのぐクルマは現れず、FF車としてはGTC初のポール獲得となった。GT300
クラスではこのNo.19 ウェッズスポーツセリカを筆頭に、クラス8位までが従来の
コースレコードを更新するシビアな予選だった。
GT500 POLE POSITION
No.100 RAYBRIG NSX 1'23.796
飯田章「ポールを獲ったのはうれしいけれど、クルマはまだ決まってない。失敗し
ても23秒前半だと思っていたのに、このタイムは遅いよね。ベストラップを出した
ときはクリアラップが取れてたんだけど、ちょっとタイヤのタイミングを外したか
な? 決勝レースはやってみないとわからないですよ。最近ツキが無いけど、ボク
は落ち込んではいないですよ。レースもガンガン行きます。でも、そろそろ勝たな
いとみんな許してくれないね(笑)」
GT300 POLE POSITION
No.19 ウェッズスポーツセリカ 1'30.029
マッシミリアーノ・アンジェレッリ「ここで乗るのは初めてで、昨日も20ラップし
ただけ。FF車でのレースは3戦目だし。それでベストラップが出せたのでうれしい
よ。タイムは午前に出したものだけど、クルマは午後のセットのが良かったね。セ
リカは難しいクルマだ。予選での一発の速さはあるけど速いペースでコンスタント
に走ることができないのが今のボクらの問題なんだ。ポールから逃げ切る自信?
そんなのないよ(笑)。でも、狙ってるのはもちろん勝つことさ」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
全日本GT選手権第6戦 -RIJ- (1998-10-10) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.6 MINEサーキット(J) : 3.239km
P No. Cl. Car-----------------------Driver(s)---- Best-LapT -Behind -km/h--
1 100 500 RAYBRIG NSX 国光/飯田 1'23.796 139.152
2 64 500 Mobil1 NSX 山西/コロネル 1'24.134 0.338 138.593
3 16 500 Castrol無限NSX 中子/道上 1'24.279 0.483 138.355
4 18 500 TAKATA童夢無限NSX 金石/脇坂 1'24.293 0.497 138.332
5 39 500 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/谷川 1'24.641 0.845 137.763
6 23 500 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/影山美 1'24.732 0.936 137.615
7 6 500 ESSO Tiger Supra ラファネル/高 1'24.904 1.108 137.336
8 38 500 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/野田 1'24.040 0.244 138.748
9 2 500 ZEXELスカイライン 亜久里/影山彦 1'25.149 1.353 136.941
10 12 500 カルソニックスカイライン 星野一義/黒澤 1'25.182 1.386 136.888
11 36 500 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/フォンタ 1'25.267 1.471 136.752
12 3 500 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'25.301 1.505 136.697
13 50 500 ARTAスカイライン 本山/土屋武士 1'25.442 1.646 136.472
14 37 500 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/バー 1'25.475 1.679 136.419
15 8 500 FETスポーツSUPRA ガードナ/田中 1'25.550 1.754 136.299
16 5 500 5ZIGEN SUPRA グーセン/田嶋 1'25.895 2.099 135.752
17 13 500 エンドレスアドバンGTR 木下/藤村 1'26.783 2.987 134.363
18 88 500 ウェディングディアブロGT1 和田久/古谷 1'26.915 3.119 134.159
19 30 500 綜警 PORSCHE 山田/岡田 1'27.792 3.996 132.818
20 19 300 ウェッズスポーツセリカ 織戸/アンジェ 1'30.029 6.233 129.518
21 25 300 つちやMR2 鈴木恵一/舘 1'30.067 6.271 129.464
22 44 300 アペックスDLモモコルセMR2 新田/ダンブレ 1'30.188 6.392 129.290
23 81 300 ダイシンDLシルビア 福山/大八木 1'30.934 7.138 128.229
24 91 300 コーセイ&バーディCセリカ 松永/藤原 1'31.134 7.338 127.948
25 7 300 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路/松本 1'31.338 7.542 127.662
26 61 300 テイボン・トランピオ・FTO 中谷/原 1'31.506 7.710 127.428
27 15 300 ザナヴィシルビア 近藤/青木 1'31.564 7.768 127.347
28 910 300 ナインテンポルシェ 余郷/木下 1'32.863 9.067 125.566
29 21 300 ダンロップ-BP-BMW 一ッ山/加藤 1'32.263 8.467 126.382
30 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/玉本 1'32.283 8.487 126.355
31 72 300 オークラRX7 ポーター/平野 1'32.525 8.729 126.024
32 99 300 PCJ大黒屋ぽるしぇ 日置/高橋 1'32.973 9.177 125.417
33 10 300 アビリティポルシェ993GT2 麻生/石川 1'33.009 9.213 125.369
34 60 300 TOYOTA CAVALIER 佐藤/渡辺 1'33.186 9.390 125.130
35 51 300 コブラポルシェ 池谷/石原 1'33.425 9.629 124.810
36 70 300 外車の外国屋DLポルシェ 石橋/スクート 1'35.325 11.529 122.323
****************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
フォーミュラ・ニッポンNEWS
1998年10月7日
本山哲チャンピオン決定か?
激戦の続く'98フォーミュラ・ニッポンは、第8戦までを終了。今シーズンは初優
勝を挙げた4人のフレッシュな顔ぶれを中心に、熾烈なチャンピオン争いが続い
ていましたが、第8戦で本山哲(LEMONed Le Mans)が3勝目を挙げて、一段と有
利に立ちました。第9戦(決勝10月18日)の舞台は数々の名バトルを生んできた
高速サーキット、富士スピードウェイ。現在ランキングトップの本山は第3戦で
この富士を初制覇しており、ここで優勝、あるいは2位に入ればライバルの結果
にかかわらずチャンピオンが決定します。
一方、逆転チャンピオン獲得の可能性を残すのは、今季1勝以上を挙げているラ
ンキング2位から4位の3人に絞り込まれました。しかし、第6戦での初優勝を
含む4回の表彰台獲得などでランキング2位につける影山正美(SHIONOGI NOVA)
でさえ、逆転には残る2戦で優勝1回、2位1回が最低条件。ここまで2勝の兄、
影山正彦(MAZIORA IMPUL)、第4戦で初優勝の脇阪寿一(ARTA)は2連勝しなけ
ればなりません。従って、第9戦で正美が3位以下、残る2人が2位以下の場合
は、本山は5位入賞でもチャンピオン決定となります。
中止となった第7戦で幻のポールポジションとなった黒澤琢弥(MAZIORA IMPUL)
や、金石勝智(ARTA)、ノルベルト・フォンタナ(LEMONed Le Mans)らは、いず
れもこの富士スピードウェイで激しいバトルを制しての優勝経験があるだけに、
彼らが上位フィニッシュすれば、結果的に本山のチャンピオン獲得を後押しする
可能性も出てきます。
チームランキングはトップのLEMONed Le Mansが、第8戦でワンツーフィニッシュ
し、2位のSHIONOGI NOVAとの差を16ポイントと拡げました。3位のARTAはわずか
2ポイント差で続く展開となっています。
なお、第9戦では、ドライバーの愛用品やサイン入りグッズなど提供されるチャ
リティ・オークションが行われます。
●チャリティ・オークション
日 時:10月18日(日) 2~3回開催
会 場:フォーミュラ・ニッポンステージ(グランドスタンド上)
主な品:野田英樹サイン入りフロントウィング
近藤真彦、立川祐路サイン入りキャップ
山西康司サイン入りバイザー、キャップ
金石勝智サイン入りホイール
OSAMU、柴原眞介サイン入りキャップ
マーク・グーセン、脇阪薫一使用のグローブ
黒澤琢弥、影山正彦サイン入り応援旗
ノルベルト・フォンタナ使用シューズ
本山哲サイン入りバイザー
97年第9戦優勝金石勝智サイン入りモエ・シャンドン
全優勝ドライバーサイン入りブリヂストンキャップ
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
SUGO GT選手権 パドッククラブチケット発売のお知らせ
(株)日本モーターレーシングセンターでは、10/24.25 開催、SUGO GT選手権、パドッククラブチケット
を先着100名様限定 \17000-で発売しております。
□チケットの内容 10/24.25 入場券+パドックパス+駐車券
10/25(日) パドック内専用テント使用(フリードリンク・ラップ&映像モニタ-)
ピットウォーク・スタート前グリット入場可
プログラム・予選結果表付
□ お申込み方法 現金書留にて、チケット代金+送料\500-をお送りください。
□ お問い合わせ・郵送先 980-0011 仙台市青葉区上杉5-3-47-402
(株)日本モーターレーシングセンター東北支社
「10/25 パドッククラブ」 係
TEL 022-264-0713
AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP
1998 GT INSIDE REPORT
Round 6 CP MINE GT RACE 5 Oct. '98
Preview Report プレビューレポート FMOTOR4版
-------------------------------------------------------------------------
'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE CP MINE GT RACE(10/10,11)
強いスカイラインvs速いNSX
超テクニカルコースで何が起こるのか?!
'98GTCはいよいよ終盤の残り2戦。第6戦『CP MINE GT RACE』は10月10、11日に
CP MINEサーキットで開催される。
第5戦終了時点でシリーズランキングのトップにいるのは、No.23ペンズオイル・
ニスモGT-Rのエリック・コマス/影山正美組で、ここまで2勝を挙げ、ポイントは
51。これを1勝35ポイントで追うのがNo.64 Mobil 1 NSXの山西康司/トム・コロネ
ル組。そして未勝利ながら同じ35ポイントで並ぶNo.12カルソニックスカイラインの
星野一義/黒澤琢弥組。この3組が現時点で最もチャンピオンに近いと言える。中
でもNo.23コマス/正美組は後続に16ポイントの差を付けているだけに、この第6戦
MINEで優勝すればチャンピオンを決定。または、6位以上に入賞し、他チームの条
件が揃えば可能性もある。それだけにNo.64山西/コロネル組とNo.12星野/黒澤組
は、No.23コマス/正美組より上位で入賞することを最低目標に闘うことを強いられ
ることになる。特に今季まだ勝利を挙げていないNo.12星野/黒澤組は絶対的に優勝
を狙うことになるだろう。チャンピオンの可能性が在るのは、この3チームだけで
はない。ここまで全レースでポイントを挙げているNo.36カストロール・トムス・
スープラや第5戦もてぎで優勝を飾ったNo.16 Castrol無限NSXもここMINEで優勝す
れば、チャンピオン争いに食い込むことになるのだ。
このように今シーズンの天王山となる第6戦MINEだが、ここは中低速コーナーの
連続する超テクニカルコースだ。しかもコース幅が狭めで抜くチャンス少ないサー
キットと言われている。このようなサーキットで有利と思えるのは、NAエンジンで
ミドシップのNSXだろう。8月に行われた公開テストでもNo.16 Castorl無限NSXと
No.18 TAKATA童夢無限NSXが1、2位のタイムを記録している。昨年のポールシッ
ターもNSXでありNSX有利を実証しているだろう。したがって予選でNSX勢4台が上位
を独占することも考えられる。しかし、レースとなるのどうだろうか。ストップ&
ゴーの多いこのコースではブレーキとミッションに多くの負担を強いる。実は2点
がNSXの泣き所で、ここのトラブルで多くのレースを失っているのも事実。このコー
スはNSXにとって諸刃の剣であり、絶対の有利とは言えないのだ。
では、強さを誇るスカイラインGT-Rはどうだろうか? これが、どうもスカイライ
ンにとってMINEはあまり得意なコースではないようだ。先のテストではNo.12カルソ
ニックの7番手が最高タイムであり、トップのNSXとは約1秒の後れをとっている。
このため予選での不利は否めないだろう。だが、ブレーキの良さと耐久性では抜き
に出ているスカイラインだけにレースでは侮れない。スカイライン勢にとっては予
選でいかに頑張れるかが鍵になりそうだ。一方、この2車種に差を付けられた感の
あるスープラだが、このMINEはスープラ向きのコースのようだ。8月のテストでは
No.39デンソーサードスープラGTがNSX2台に次ぐ3番手のタイムを記録し、これに
No.37カストロール・トムス・スープラも続いた。スープラは昨年のMINEの優勝マシ
ンでもあり、ここで一矢報いるチャンスがありそうだ。
と、分析はしてみるものの、実際にレースとなると不確定な要素も多い。先の第
5戦もてぎも"抜けないコース"という前評判を覆して、各所でパッシングが繰り返
された。そして、ピットワークやトラブルに対する柔軟なレース戦略も勝利の鍵と
なっているのか、今季のGTCだ。ともあれ、厳しいレースになるのは確実。レースの
キモを見逃さないで欲しい。
■GT500クラス・シミュレーション(Top5)
Rd.5 Rd.6 Pos.
No. Driver 合計 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
----------------------------------------------------------------------------
23 コマス/正美 51 *71 66 63 61 59 57 55 54 53 52
============================================================================
64 山西/コロネル 35 55 50 47 45 43 41 39 38 37 36
(75) (70) (67) (65) (63) (61) (59) (58) (57) (56)
12 星野/黒澤 35 55 50 47 45 43 41 39 38 37 36
(75) (70) (67) (65) (63) (61) (59) (58) (57) (56)
36 関谷/フォンタナ 33 53 48 45 43 41 39 37 36 35 34
(73) (68) (65) (63) (61) (59) (57) (56) (55) (54)
16 中子/道上 28 48 43 40 38 36 34 32
(68) (63) (60) (58) (56) (54) (52)
*印は自力でチャンピオン決定/( )内は最終戦を優勝した場合のポイント
つちやMR2のチャンプ決定はあるのか?!
アペックスMR2とナインテンポルシェの逆襲必死!
GT300クラスは、3勝を挙げているNo.25つちやMR2の鈴木恵一/舘信吾組が66ポイ
ントでダントツのランキングトップとなっている。これに続くNo.44アペックスDLモ
モコルセMR2の新田守男は35ポイントで、すでに優勝1回分(20p)を越える31ポイン
ト差。したがって、No.25鈴木/舘組はこの第6戦MINEで4位になれば98シリーズ・
クラス・チャンピオンが決まる。しかし、もしそれ以下なら最終戦にもつれるだけ
にNo.44新田は優勝必死で勝負を賭けてくるだろう。先の第5戦もてぎも勝てるレー
スをミスで4位と順位を落としているだけに、勝てる実力は十分あるのだ。そし
て、他にも33ポイントのNo.910ナインテンポルシェの余郷敦、28ポイントNo.21ダン
ロップ-BP-BMWの加藤寛規も上位入賞できれば、No.25鈴木/舘組の成績次第でチャ
ンピオンの可能性もあるのだ。
さて、コース的に考えるとMINEはミドシップのMR2がやや有利といえる。しかし、
第5戦もてぎで初勝利を挙げたNo.77クスコスバルインプレッサもこういったテクニ
カルコースを得意としており、前戦の勢いも手伝って非常に侮れない存在となるだ
ろう。また、今季勝てそうで勝利を逃しているNo.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7やNo.
61テイボン・トランピオ・FTO、No.15ザナヴィシルビアも要注意かも知れない。毎
戦混戦状態のGT300クラスだけに、ちょっとした油断、ミスで勝利を失う。今回も
ゴールするまで目の離せないレースとなることだけは確かだろう。
■GT300クラス・ポイントシミュレーション
Rd.5 Rd.6 Pos.
No. Driver 合計 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
----------------------------------------------------------------------------
25 鈴木/舘 66 *86 *81 *78 *76 74 72 70 69 68 67
============================================================================
44 新田守男 35 55 50 47
(75) (70) (67)
910 余郷敦 33 53 48
(73) (68)
21 加藤寛規 28 48
(68)
*印は自力でチャンピオン決定/( )内は最終戦を優勝した場合のポイント
Reported BY GT INSIDE REPORT Team
☆'98AUTOBACS CUP GTC第6戦MINE エントリーリスト
[GT500] 19台
No. マシン ドライバー エントラント タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
2 ZEXELスカイライン 鈴木亜久里 影山正彦 NISMO BS
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
5 5ZIGEN SUPRA マーク・グーセン(B) 田嶋栄一 TEAM 5ZIGEN DL
6 ESSO Tiger Supra ピエール・ラファネル(F) 高木真一 INGING BS
8 FET SPORTS SUPRA ワイン・ガードナー(AUS) 田中 実 TEAM POWER CRAFT BS
12 カルソニックスカイライン 星野一義 黒澤琢弥 TEAM IMPUL BS
13 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ 藤村満男 ENDLESS SPORTS YH
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 Castrol無限 BS
18 TAKATA童夢無限NSX 金石勝智 脇坂寿一 童夢レーシングチーム BS
23 ペンズオイル・ニスモGTR エリック・コマス(F) 影山正美 NISMO BS
30 綜警 PORSCHE 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 ノルベルト・フォンタナ(RA) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 ケルビン・バート(GB) TOYOTA Castrol TEAM TOM'S DL
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 野田英樹 TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 谷川達也 TOYOTA TEAM SARD YH
50 ARTAスカイライン 本山 哲 土屋武士 AUTOBACS RACING TEAM AGURI BS
64 Mobil1 NSX 山西康司 トム・コロネル(NL) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS
88 ウェディングディアブロGT1 和田 久 古谷直広 JLOC DL
100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS
[GT300] 18台
No. マシン ドライバー エントラント タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山路慎一 松本晴彦 RE雨宮レーシング DL
10 アビリティポルシェ993GT2 麻生英彦 石川 朗 アビリティ YH
15 ザナヴィシルビア 近藤真彦 青木孝行 NISMO YH
19 ウェッズスポーツセリカ 織戸 学 マッシミリアーノ・アンジェレッリ(I) RACING PROJECT BANDOH YH
21 ダンロップ-BP-BMW 一ツ山幹雄 加藤寛規 HITOTSUYAMA RACING DL
25 つちやMR2 鈴木恵一 舘 信吾 TEAM TAISAN Jr. WITHつちや YH
44 アペックスDLモモコルセMR2 新田守男 ピーター・ダンブレック(GB) アペックス DL
51 コブラポルシェ 池谷勝則 OSAMU コブラレーシングチーム YH
60 TOYOTA CAVALIER 佐藤久実 渡辺 明 KRAFT DL
61 ライボン・トランピオ・FTO 中谷明彦 原 貴彦 チーム・ライボン・ラリーアート TY
70 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋義三 パトリック・バン・スクート(B) TEAM GAIKOKUYA DL
72 オークラRX7 マーク・ポーター(NZ) 平野 功 オークラロータリーレーシング YH
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 玉井秀幸 クスコレーシング YH
81 ダイシンダンロップシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN DL
91 コーセイ&バーディ・セリカ 松永雅博 藤原靖久 ファーストレーシングチーム YH
99 大黒屋ぽるしぇ 日置恒文 T.B.N. TEAM大黒屋 DL
910 ナインテンポルシェ 余郷 敦 木下隆之 910 RACING DL
911 ナインテンPCJポルシェ 小林正吾 中島廣高 910 RACING DL
●エントリーは変更される可能性があります。
☆第6戦MINEチケット購入のご案内
各種前売り券、好評発売中!!
下記のプレイガイドまたは販売店でお求めください
【入場料金】
前売り入場券(土日2日間有効) ●大人:4,500円●中学生以下は無料
決勝当日券 ●大人:5,500円●中学生以下は無料
予選当日券 ●大人:2,500円●中学生以下は無料
【チケット発売所】
チケットぴあ(03-5237-9999)/ローソンチケット/ダイエーOMC/
ポプラ各店(福岡、山口、広島地区)/イエローハット(山口地区)他
【お問い合わせ】
CP MINEサーキット
(TEL:08375-8-0321/FAX:08375-8-0323)まで。
☆タイムスケジュール
10月9日 練習走行
GTフリー走行1回目 8:50~10:20
GTフリー走行2回目 11:45~12:45
GTフリー走行2回目 14:35~16:05
10月10日 公式予選
SNC予選 8:35~ 8:50
FJ1600西日本予選 9:05~ 9:20
マーチ西日本予選 9:35~ 9:50
GT予選1回目 10:10~11:00
Fトヨタ西日本予選 11:20~11:35
シビック西日本予選 11:50~12:05
F4西日本予選 12:55~13:10
SNC決勝 13:35~14:00(10周)
GT予選2回目 14:20~15:10
FJ1600西日本決勝 15:40~16:05(12周)
10月10日 決勝レース
マーチ西日本決勝 8:05~ 8:30(10周)
GTフリー走行 8:45~ 9:15
Fトヨタ西日本決勝 9:45~10:30(15周)
シビック西日本決勝 10:40~11:05(10周)
F4西日本決勝 11:30~12:00(16周)
ピットウォーク 12:15~12:55
GTウォームアップ 13:15~13:25
GT決勝スタート 14:00~ 78周(終了予定16:10)
☆テレビ放送
10月24日(土)16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
ティー・エックス・エヌ九州
*山口放送:10月24日(土)24:30~25:45
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
NICOS CUP GTオールスター戦'98
TI Circuit AIDA 1998.11.15sun
PRESS RELEASE
最強のGT軍団がTIに上陸!
人気・実力を兼ね備えたドライバーが繰り広げる“夢の競演”開催!!
TIサーキット英田(岡山県英田町)では、来たる11月14日(土)・15日(日)の両日に
わたり『NICOS CUP GTオールスター戦'98』を開催いたします。
国内の最人気カテゴリー、全日本GT選手権(GTC)。'98年のシリーズ戦からファン投
票と実積により選ばれたチームのみが出場できるオールスター戦は、モータースポー
ツシーズンを締めくくる豪華イベントです。斬新なエアロフォルムを身にまとう憧れ
のGTカー、スカイラインGT-R、NSX、スープラ、ディアブロ、バイパー等のGT500クラ
スとMR2、ポルシェ、シルビア等のGT300クラスの国内外を代表するGTマシンが一同に
集結。初舞台となるTIで熾烈なバトルの応酬を繰り広げます。
また、サポートレースとしてFRライトウェイトスポーティーカーの代名詞AE86(ト
ヨタレビン/トレノ)のワンメイクレースも同日開催。TIで全5戦行うシリーズの最終
ラウンドとして100台近い参加が予想され、まさに“ハチロク日本一決定戦”と呼ぶ
に相応しい激闘を展開します。
なお、当日は午前中に予選、午後から決勝を行い、レース以外でもピットウォーク
やドライバートークショー、キャンギャルオンステージなどのイベントも満載。秋空
広がる“TI”で1日をフルに楽しめます。
☆ファン投票途中経過(第5戦終了時の上位及び優勝者)
ファン投票締切は第7戦SUGO終了時。参加予定台数は25台
Pos. No. Team Driver Point
-----------------------------------
1 100 チーム国光 with MOONCRAFT 高橋国光/飯田章 3760
2 12 TEAM IMPUL 星野一義/黒澤琢弥 3014
3 2 NISMO 鈴木亜久里/影山正彦 2837
4 39 TOYOTA TEAM SARD 土屋圭市/谷川達也 2615
5 15 NISMO 近藤真彦/青木孝行 1560
6 23 *NISMO E.コマス/影山正美 1507
7 16 Castrol 無限 中子修/道上龍 1332
8 36 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S 関谷正徳/N.フォンタナ 1103
9 64 *Mobil 1 NAKAJIMA RACING 山西康司/T.コロネル 1100
10 18 童夢レーシング 金石勝智/山本勝巳 946
11 3 ハセミ・モータースポーツ 長谷見昌弘/田中哲也 922
12 7 RE雨宮レーシング 山路慎一/松本晴彦 814
13 30 TEAM TAKE ONE 山田洋二/岡田秀樹 639
14 50 オートバックスレーシングチームアグリ 本山 哲/土屋武士 605
15 55 TEAM TAISAN with ADVAN 松田秀士/T.B.N. 510
16 25 *TEAM TAISAN Jr. withつちや 鈴木恵一/舘 信吾 458
24 77 *クスコレーシング 小林且雄/玉本秀幸 258
*印は優勝したチーム
[GTオールスター戦チーム参加資格抜粋]
○GT-A正会員チームでシリーズ戦4戦以上に出場しているチームであること
○ファン投票で10位以内に入ったチームは出場権が得られる
○GTCシリーズで総合優勝、クラス優勝したチームは出場権が得られる
○GT-Aオールスター実行委員会が推薦したチーム
☆開催概要
■開催日程:1998年11月14日(土) 公開練習
15日(日) 公式予選/決勝レース
■特別協賛:日本信販株式会社
■主 管:GTオールスター実行委員会
■主 催:TIサーキット株式会社、アイダクラブ(AC)
■共 催:テレビ東京、テレビ大阪
■特別後援:テレビせとうち
■後 援:岡山国際倶楽部、英田町、山陽新聞社
Kiss-FM、KOBE、FM大阪、広島FM
■公 認:社団法人 日本自動車連盟(JAF)
■認 定:GTアソシエイション(GT-A)
■開催レース:NICOS CUP GTオールスター戦'98
TIチャレンヂカップシリーズ AE86第5戦
☆チケット購入のご案内
■前売り券一般販売開始:10月1日(木)
■前売り券 大人:5,500円
■当日券 決勝 大人:6,500円/公開練習日 2,000円
*中学生以下は無料
■パドックパス(ピットウォーク可):5,000円
(大人・子供共通。日曜のみ有効。2,000枚限定を当日発売。観戦券別途必要)
■ピットウォーク券:2,000円
(大人・子供共通。日曜のみ有効。2,000枚限定を当日発売。観戦券別途必要)
■駐車料金:15日当日1,000円(場内駐車場は限りがあります)
■チケット発売所:チケットぴあ (03-5237-9999)/チケットセゾン/ポプラ/
モンテカルロ/ローソンチケット/オートバックス (中国地区)/
サークルK (関西・中国地区)、イエローハット (岡山・姫路地区)他
■チケット・コレクトサービス:電話又はFAXでお申し込み頂くと観戦チケットを宅
急便で配送します(送料、手数料必要)
TEL:08687-4-3434(受付時間:10:00~16:00)/FAX:08687-4-2600(24時間受付)
■チケットに関する問い合わせ先:
GTオールスター実行委員会 TEL.03-3461-9893
TIサーキット英田チケットセンター TEL.08687-4-3434
☆テレビ放映
■11月23日(月・祝) 11:00~12:15 (予定)
■テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/テレビせとうち/
ティー・エックス・エヌ九州
☆NICOS CUP GTオールスター戦'98 合同公開テスト
「NICOS CUP GTオールスター戦'98」の開催に先がけ、一般公開テストが開催されま
す。GTオールスター戦出場チーム約15台のマシンが本番さながらのテスト走行を実
施いたします。GTマシンやドライバーに触れるまたとないチャンスです。また、13
日には「AE86合同練習会」、14日には4輪走行会「TIウィークデイ パワーズ」GT観
戦コースも開催。
●開催日時:10月13日(火) 14:30~17:00(予定)
14日(水) 9:30~11:30(予定)
●場 所:TIサーキット英田
●一般入場料:600円
お問い合わせ:08687-4-3311(TIサーキット英田)
03-3461-9740(GT-A事務局)
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =