>>>>アレックス、2000年シーズンに向け準備万端!
2000年2月26日、マレーシア人フォーミュラワンドライバーとして期待されて
いるアレックス・ユーンは、ハイレベルなフォーミュラ・ニッポンの最初のシ
ーズンを戦うため、国立スポーツ研究所で8週間に渡るフィジカル&メンタル
トレーニングを終えた。
彼は、週6日ジムに通い、スポーツ心理学者とフィジカルトレーナーらが見守
る中でトレーニングを重ねた。アレックスは週に2度少なくとも12km走り、コ
ンディションを整えてきた。
「彼らの下でのトレーニングはとてもすさまじいものだったけど、彼らの助け
なしには準備はできなかったよ。今、僕はとてもたくましくなることができた。
いつでも日本で暴れられるよう気合十分さ。F1へ行く前の重要な2年になる
はずだよ」とアレックス。
そして、次のようにも付け加えた。
「今、僕の中では、F1に行けるかどうかという疑問が、F1でレベルの高い
チームに入ることができるかという疑問に変わったよ。僕のマネージャーは、
F1のテストやシートを得るために、日本でとてもハードな仕事をこなしてき
たのさ。それは実にいい仕事だった」
2000年のフォーミュラ・ニッポンは、F1のアロウズをドライブした高木虎之
介が、昨年のチャンピオンチームであるナカジマレーシングから新体制で臨む。
チーム・マレーシアは、ルマンにより運営され、アレックス・ユーンが走る。
ルマンは、1998年に本山がチャンピオンを獲得、また1996年にはラルフ・
シューマッハがチャンピオンを取って翌年F1入りして注目された。ルマンの
指揮者である本間氏は、チーム・マレーシアとして、全てのテストとレースで
アレックスの面倒を見ることになっている。
23日に発表された暫定のエントリーリストによると、3人のフォーミュラ・ニッ
ポンルーキーがいる。マレーシアのアレックス・ユーン、日本の松田次生、ポ
ーランドのF3000ドライバー、ヤレック・ヴィエルチューク。その他は皆フォー
ミュラ・ニッポン経験者だ。
1996年イギリスF3チャンピオンのラルフ・ファーマンJrは、昨シーズンの最終
戦鈴鹿で勝ち、2000年はフォーミュラ・ニッポン3シーズン目を迎える。高木
と1998年チャンピオンの本山を加え、この3人が今年のチャンピオン候補だろ
う。
アレックスのチーム監督の本間氏はアレックスの参戦についてこう語る。
「アレックスは非常に良い走りをしている。彼は素晴らしい可能性と速さを持っ
ている。しかし、フォーミュラ・ニッポンでの競争はいつも非常にタフで、1
年目は2年目のために学ぶことになるだろう」
アレックスは、本間氏の意見に同意しながらも、こう強調する。
「たとえ難しいとしても、毎レース表彰台に昇るように試みるつもりだ。そし
て、タイムを削り取ることにベストを尽くす。もし、もっと距離を走り、経験
を積むことが、勝つために必要なら、僕は来るべき勝利のためにそうするだろ
う」
アレックスは、明日2月28日午前8時45分にマレーシアを発ち、東京から1時
間の富士山麓にあるチームの本拠地、御殿場に向かう。そして、3月2~3日
に行われる鈴鹿での第1回公式テストに備える。
フォーミュラ・ニッポンの公式プレス発表は2月29日に東京で行われる。チー
ム・マレーシアの発表会は3月8日に東京のマレーシア大使館で行われる予定
だ。
ユーン選手の新しいロゴは、レーシングサロン"N"でご覧になれます。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
'00フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会
3月2~3日鈴鹿サーキットで開催
いよいよ、今シーズンのフォーミュラ・ニッポンが動きだす。各チームの
新しい布陣での走り初めも見逃せないが、今季から導入されるタイヤ交換の
練習も必見の価値がありそうだ。
当日は遊園地入場料で入場可能。
(大人1,600円、小中学生800円、3歳~未就学児400円)
また、翌3月4~5日には鈴鹿サーキット、モータースポーツファン感謝
デーが開催される。
日 時:3月2日(木) 10:00~12:00/14:00~16:00
3月3日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
****2000年フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会エントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
---------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 0 高木虎之介 レイナード2KL /無限MF308(尾川)
2 松田次生 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
KONDO RACING 3 近藤真彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 服部尚貴 レイナード99L /無限MF308(東名)
6 M.クルム レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
LeMans 7 野田英樹 レイナード99L /無限MF308(東名)
8 五十嵐雄大 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
Morinaga NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
10 山西康司 GフォースGF03B/無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L /無限MF308(尾川)
12 J.ヴィエルチューク レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
MOONCRAFT 16 影山正彦 レイナード99L /無限MF308(尾川)
---------------------------------------------------------------------------
IMPUL 19 本山 哲 レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TEAM MALAYSIA 21 A.ユーン レイナード99L /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1 36 玉中哲二 レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
56 脇阪寿一 レイナード99L /無限MF308(マツウラ)
---------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 柴原眞介 レイナード2KL /無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L /無限MF308(シエラ)
---------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 道上 龍 レイナード2KL /無限MF308(東名)
---------------------------------------------------------------------------
※今シーズンのエントリーとは異なる場合があります。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
2月22日、フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション
(JRP)は、今シーズンの暫定エントリーリストを発表した。
22日現在エントリーは、新生の2チーム(チーム・マレーシア、KONDO RACING)
を加え13チーム24台となっている。
チーム 監督 ゼッケン/ドライバー
----------------------------------------------------------------------------
有限会社中嶋企画 中嶋 悟 0 高木虎之介
(PIAA NAKAJIMA RACING) 2 松田次生
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ルマン 土沼広芳 7 野田英樹
(TEAM LeMans) 8 五十嵐雄大
----------------------------------------------------------------------------
有限会社ホシノレーシング 岡 寛 19 本山 哲
(TEAM IMPUL) 20 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
ノバエンジニアリング株式会社 清原克己 9 ラルフ・ファーマン
(Team Morinaga NOVA) 10 山西康司
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ディジョンカーズ 松本恵二 5 服部尚貴
(TEAM 5ZIGEN) 6 ミハエル・クルム
----------------------------------------------------------------------------
スーパーアグリカンパニー有限会社 鈴木亜久里 55 金石勝智
(AUTOBACS RACING TEAM AGURI) 56 脇阪寿一
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ハップ 未定 62 T.B.N.
(TEAM LEYJUN) 63 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
ムーンクラフト株式会社 由良拓也 16 影山正彦
(MOONCRAFT)
----------------------------------------------------------------------------
株式会社セルモ 佐藤正幸 11 T.B.N.
(COSMO OIL RACING TEAM CERUMO) 12 ヤレック・ヴィエルチューク
----------------------------------------------------------------------------
有限会社ダンディライアン 村岡 潔 68 道上 龍
(DoCoMo TEAM DANDELION RACING) 69 T.B.N.
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ビーワン 糸山康司 36 玉中哲二
(TAKAGI B-1 RACING TEAM) 37 石川 朗
----------------------------------------------------------------------------
株式会社MKカンパニー 近藤真彦 3 近藤真彦
(KONDO RACING)
----------------------------------------------------------------------------
株式会社ルマン 本間勝久 21 アレックス・ユーン
(TEAM MALAYSIA)
----------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
すでに雑誌などでも報道されているが、昨年ノバチームからフォーミュラ・
ニッポンに参戦した加藤寛規選手は、今季パノスのワークスチームに加入し、
アメリカ・ルマンシリーズ、ルマン24時間レースを戦うことが決定している。
2月17日、日本人としては、70年代に生沢徹選手がポルシェワークス入りを
果たして以来の大抜擢となった加藤選手に、パーソナルスポンサーでもあるフォ
ーミュラ・クラブ(神奈川県海老名市)でその経緯、心境を語ってもらった。
■パノス入りの経緯を教えてください
「昨年の11月末頃、2000年のフォーミュラ・ニッポンをどうするか。ノバの森
脇さんなどと話をしているときに、パノス入りの話を貰いました。急な話だっ
たのですが、悩んだ末に向こうへ行くことを決めました」
■どうしてパノスから加藤選手に話がきたのでしょう?
「デイビット・プライスという英国のF3協会の会長を務める人がキーマンで
す。一昨年のマカオ、昨年のルマンでも関わりがあり、自分のことを覚えてい
てくれたのですが、この人が今年のパノスにも関わることになり、面白い奴が
いると推薦してくれたそうです。ピンポイントで起こった点が線に繋がったと
いう感じで、巡り合わせだと思っています」
■パノス入りを選んだ心境を聞かせてください
「アメリカ行きを決めたのは、面白そうだからという理由です。元々海外に行
きたいという希望がありましたし、日本に残ってレースを続けて先に何がある
のか……という疑問も抱いていましたので、このチャンスをいかそうと思いま
した。やはり、日本は狭いですし層が薄いんです。海外で走ることは、ドライ
バーとしてのやり甲斐を感じます」
■テストを走ってみての感想は?
「こんな連中と走っていいのか(笑)というのが素直なところです。でも、色ん
なドライバーを見て、それほど差はないとも感じました」
■チームでのコミュニケーションに問題はないですか?
「英語はまだまだなので、コースの攻略図を見てどんな言葉を使うのか予習し
ておき、エンジニアとは「プッシュ」(オーバーステア)、「ルーズ」(アン
ダーステア)など、あらかじめ使う言葉を決めておきました。あとは、コース
図に書き込んだりしてカバーしています」
■凄いと思ったドライバーはいますか?
「同じチームのヤン・マヌグッセンは、久々に見て凄いと思ったドライバーで
す。車の動かし方が凄くて、暴れる車をねじ伏せる感じです。しかもタイムも
安定して速い。ただ、素行が不良少年そのままなんで、F1のシートを失った
のも合点がいくなぁと(笑)」
■チーム内で誰とペアを組むのですか?
「僕はO’コーネルと組みます。エース格は、ブラバムとマヌグッセンのコン
ビです。ルマン24時間レースでは、マリオ・アンドレッティが僕たちの車に乗
ることになるかもしれません」
■アメリカでの住まいは?
「暫くはアトランタでホテル住まいをしながら、アパートを探すつもりでいま
す。ただ、ヨーロッパラウンドに入ってしまうので、どうなるかわかりません」
■日本への帰国の予定は?
「言葉を覚えるためにも、日本へはなるべく帰ってこないつもりでいます」
いつも自然体の加藤選手。今回のアメリカ行きも淡々と肩の力を抜いて語っ
てくれたが、言葉の端々に期待と自信が感じられた。
ルマン、マカオなどここ数年、力量が認められつつある日本人ドライバーの
代表として、ぜひ持てる力を発揮してほしいものである。
ちなみに物腰の柔らかい加藤選手の実家はお豆腐屋さんである。(納得)
パノス入りを熱く語る加藤選手の画像はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
道上龍、今シーズンはダンディライアンへ
ムーンクラフトは影山正彦残留
2月17日、昨シーズン、ムーンクラフトからエントリーし、非力なローラ
シャーシでシリーズを大いに沸かせた道上龍が、今季はダンディライアンに
移籍することが決定し、パーソナルスポンサーであるフォーミュラ・クラブ
(神奈川県海老名市)でささやかな発表会を行った。
ムーンクラフトは影山正彦が残留し、両チームはともに1台体制で参戦す
る模様。
ダンディライアンは、昨シーズン、ムーンクラフト同様ローラシャーシを
使用。ルーキーのルベン・デルフラーを起用して参戦したが、ノーポイント
に終わっている。
しかし、今季はレイナードのニューシャーシを購入してシリーズに臨むこ
とが決定しており、道上も新チームで昨年同様ひと暴れしようと目論んでい
る。
■道上選手のコメント
「昨シーズンともにローラで戦ったこともあり、親近感を覚えていたチーム
です。去年は結果が残せていないので不安がないと言えば嘘になりますが、
レイナード/東名エンジンという今季のパッケージは他に見劣りするもので
はありませんし、心機一転、自分がチームを引っ張るつもりで頑張ります」
今季体制を語る道上選手の画像はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
なお、同日東京・六本木の「グリグリア・バックスカフェ」で体制発表を
行ったARTAは昨年同様、金石勝智、脇阪寿一で戦うこととなった。
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
JRP(日本レースプロモーション)は2000年フォーミュラ・ニッポンシリ
ーズにおいて、かねてから計画されていた以下の試みを行うことを正式に発表
した。
1.史上最高額のドライバー賞金を設定
従来のチーム賞金に加え、ドライバー賞金を設定。賞金額は1ポイントに
つき50万円。ただし、シリーズチャンピオンは1ポイントにつき100万円が授
与される。
よって、全戦優勝でチャンピオンに輝いた場合は、総額1億円となる。
2.日本のフォーミュラレース史上初のタイヤ交換、ワンストップルール導入
決勝レース中(トップがレース距離の75%から3周を差し引いた周回を終
了するまで)に1回のタイヤ交換(4本)が義務づけられ、これを行わない
場合は失格となる。
・ウェットタイヤについては義務づけなし
・赤旗によるレース中断時のタイヤ交換は、義務づけられた交換には該当せず
・大会期間中1台あたりの使用タイヤ(溝なし)は最大4セット(前後輪と
も8本)とし、マーキングする。
・タイヤ交換人員は、1台あたり最大15名
このルール導入により、供給元のブリヂストンは99年仕様に比べグリップ
力の高いタイヤを供給。これによりラップタイムの向上、フレッシュタイヤ
交換時のパッシングシーンの増加が見込まれる。
3.アジア交流プロジェクトの推進
プロジェクト第一弾として、「チーム・マレーシア」アレックス・ユーン
選手が参戦。
また、中国での放送枠の確保なども並行して行われ、アジアからの関心度
は高まることが期待される。
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
Fニッポンのアジア戦略の一環として招聘され、今シーズン、シリーズフル
参戦するマレーシア人ドライバー、アレックス・ユーン選手はチーム・ルマン
で走ることが決定した。
シーズン当初は「ルマン・チーム・マレーシア」として走り、メインスポン
サーが決まり次第、チーム名を変更する予定とのこと。
ユーン選手は、1976年生まれの24歳。フォーミュラ・ルノーを経て、一昨年
イギリスF3にステップアップ。昨年は、イギリスF3、イタリアF3000、国際
F3000に参戦、度々入賞し安定した力を見せた。マカオGPでも7位に入っている。
ユーン選手の画像、プロフィール詳細はレーシングサロン"N"へ。
https://www.nifty.ne.jp/square/fmotor4f/
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
オートレーシングフォーラムのメンバーである青木孝行選手の今季全日本GT選手
権への参戦が決定した。チームは、昨年もスポットでドライブしたチーム・ダイ
シン。
GT300クラスにお馴染みのダイシンシルビアで、オーナー大八木選手と組んでの
参戦となる。
詳細は、青木選手のHP「ブルーのとりず箱」へ。
http://member.nifty.ne.jp/takayuki-aoki/
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
2月1日、フォーミュラ・ニッポンを統括する日本レースプロモーション
(JRP)は、昨シーズン参戦したチームから今季も継続して参戦の登録申
請をした11チームを発表した。
昨シーズンの参戦チームから名前を消したのは 、旭機工株式会社(ASAHI
KIKO)。昨年数戦出場した株式会社未来(MIRAI) もエントリーしていない。
また、JRPでは、2月1日から新規参戦チームの登録受付を行い、新規
参戦チームがあった場合は、登録委員会の審査を経て10日までには参戦が決
定する。
使用する車両、台数は未発表。
・有限会社中嶋企画(NAKAJIMA)
・株式会社ルマン(Le Mans)
・有限会社ホシノレーシング(IMPUL)
・ノバエンジニアリング株式会社(NOVA)
・株式会社ディジョンカーズ(5ZIGEN)
・スーパーアグリカンパニー有限会社(ARTA)
・株式会社ハップ(LEYJUN)
・ムーンクラフト株式会社(MOONCRAFT)
・株式会社セルモ(CERUMO)
・有限会社ダンディライアン(DANDELION)
・株式会社ビーワン(B-1)
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
1月25日、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニ
スモ)は、今季の全日本GT選手権GT500クラスの体制を発表した。
注目は、昨年までトヨタに在籍した元F1ドライバー片山右京が、今年はス
カイラインGT-Rのステアリングを握ることだ。すでに昨年まで日産車を駆って
いた鈴木亜久里がホンダNSXに乗ることが発表されており、この抜けた穴を右京
が埋める形となった。
また、支援チームの体制も併せて発表された。
■NISMO
R34 GT-R(エリック・コマス、片山右京、影山正美、ミハエル・クルム)
(ドライバーの組み合わせは未定)
支援チーム
■TEAM IMPUL
R34 GT-R(星野一義、本山哲)
■ハセミモースポーツ
R34 GT-R(長谷見昌弘、田中哲也)
情報提供:NISMO
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
1月19日、東京地方裁判所・民事第721号法廷おいて太田哲也選手による全日本GT
選手権第2戦の多重衝突炎上事故(1998年5月3日、静岡県・富士スピードウェイで
発生)による被害に対するレース主催者ら(VICIC、FISCOクラブ、テレビ東京、日本
モーターレーシングセンター、富士スピードウェイ、中村靖比古競技長)に対する損
害賠償訴訟裁判の初公判が行われました。
この裁判を古屋が傍聴してきましたので、ここで報告させていただきます。なお、
これは古屋個人によるレポートであり、太田選手および原告、被告どちらとも直接は
関係ないものであることをお断りしておきます。
法廷の傍聴席は、40席ほどありましたが、ほぼ埋まってしまう35名ほどの傍聴人が
入りました。その中にはTV、新聞、雑誌、ジャーナリストなどのメディア関係者も10
名あまりいました。また、太田選手を応援するファンの方も4,5人来られていまし
た。
残念ながら、太田哲也選手ご本人は、まだケガの回復が十分でないために法廷には、
来られませんでしたが、太田夫人の篤子さんが傍聴席より法廷を見守りました。
公判は午前10時20に開廷。まず、原告代理人(太田選手の弁護士)が原告の訴状
(太田選手の訴え)を、続いて被告代理人(訴えられた側の弁護士)が各被告の答弁
書(訴えられた側の最初の回答書)を裁判官に提出。そして原告代理人から原告弁護
団の『提訴提起にあたって』という太田選手と弁護団の真意を述べた書面を読み上げ
ました。これは、提訴時に太田選手の言葉として伝えられたものと同意のもので、こ
の裁判が賠償金を得ることが真意ではなく、レース界の健全化を狙うものというもの
でした。
そして、被告側の代理人(弁護士)の代表とおぼしき方(名乗られなかったのでど
この代理人かは不明)から、答弁書の主旨が述べられました。
これによると「事故のあったレースはルールに従って行われたものであり、参加者
もプロであり、レース中の事故は自己責任において処理されるもの。運営側には責任
がないものと考える」ということでした。さらにJAFとテレビ東京は、「原告(太
田選手)は、レース参加時に『参加誓約書』にサインしており、これには『競技中の
事故(死亡事故でも)において(運営側の手違いであっても)損害賠償はしないこと
を約束する』とあるので、この訴え自体が無効であり、裁判所は提訴を却下すべきだ
としました。
また、「レースはその中に定められたルールで行われており、裁判で争うことはお
かしい」ということも述べていました。
「レース中の事故に関して救済措置(JAF内にか?)もあるので、裁判にする前に
利用すべきだった」と言ってましたが、原告代理人も知らないということなので、説
明を求めました。しかし、肝心の代理人氏ははっきりとしたことを言えず、もちろん
裁判官もこれに関しては関心ありということで、彼は次回までに調べてくると約束し
ました。
次回公判に関して、被告代理人(代表)は訴状に盛られた懸案が多いことと被告人
が多いことから調査や意見調整に時間が欲しいので、4月以降を求めました。ですが、
さすがに原告代理人も裁判官も時間を使いすぎということで、結局3月8日午前11時
からに決まりました。
今回はここまで終了。約35分ほどでした。
公判終了後に太田選手の弁護士が説明会を用意してくれました。この説明では、先
の『誓約書』のことはもちろん承知しているもので、その内容の理不尽さから法的な
有効性ははなはだ疑問であり、そのような契約書面が法廷で認められるとは思えない。
レースの事故ではないが過去の事例でも、同様な書面が無効になったことはある。と
していました。
次回3月8日から、本格的な答弁が始まるものと思います。時間の取れる方がおら
れましたら、ぜひ傍聴に参加してください。
この法廷の模様をもう少し詳しく書いた記事と、原告弁護団の『訴訟提訴にあたっ
て』の全文、被告側が訴え却下の理由となった『参加誓約書』の主たる文面が、「5・
3富士炎上事故を考えるWebSite」というホームページに掲載されていますので、興
味のある方は、こちらも合わせてご覧いただければと思います。このホームページは、
この裁判と事故の検証をするものことで、太田選手を支援しようという有志によって
作成されたものです。アドレスは『http://www.interq.or.jp/sun/fuji9853/』です。
フリー・モータースポーツ・ライター
古屋 知幸 = QYB04322 =
t-furuya@first.win.ne.jp
■2000年フォーミュラ・ニッポン公式走行会開催日程
第1回 3月2日(木)、3日(金) 鈴鹿サーキット
第2回 3月17日(金)、18日(土) ツインリンクもてぎ
第3回 4月28日(金)、29日(土・祝) 富士スピードウェイ
第4回 7月7日(金)、8日(土) スポーツランドSUGO
第5回 7月19日(水)、20日(木・祝) CP MINEサーキット
シーズン終了後の特別走行会の日程、場所は現時点で未定。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
ホンダの2000年JGTCモータースポーツ計画を掲載します。
以下、F1部分は会議室2に、CART部分は会議室6に、また海外関連部分については
会議室5に掲載します。
*** FMOTOR4 山川 順治/SDI00976(RIJ) ***
HONDA MOTOR SPORTS PRESS INFORMATION
******************************************************************************
■全日本GT選手権(JGTC)
'97年より、国内レーシングカー・コンストラクター(株)童夢と(株)無限の
共同事業「無限×童夢プロジェクト」を結成。N-GT仕様NSXを開発し、
JGTCに参戦してきた。本年は、さらに開発・塾生を薦めた2000年型ホンダ
NSXを「無限×童夢プロジェクト」より、JGTC参戦チームに供給すると同時に、
「無限×童夢プロジェクト」もレーシングチームとして参戦する。チーム体制は新たな
チームを加えた新体制となり、4チーム/5台が参戦する。
《車両概要(N-GT仕様 ホンダNSX)》
--------------------------------------
|型 式 |NA2
車|全長×全幅 |4,430×1,610(mm)
|ホイルベース |2,530(mm)
体|トレッド(フロント×リア)|1,580×1,585(mm)
|重 量 |1,100kg以上
|フレーム |アルミモノコック構造×鋼管ロールゲージ
| |+CFRP補強
--------------------------------------
エ|型 式 |C32B(DOHC VTEC)ベース
|形 式 |水冷V型6気筒横置
ン|総排気量 |3.5l
|燃料供給方式 |ホンダ PGM・F1
ジ|点火方式 |ホンダ PGM・IG
|バルブ形式 |DOHC 4バルブ
ン|最高出力 |480PS以上
|最大トルク |40kg-m以上
--------------------------------------
ミッション |ヒューランド製 6速シーケンシャル
--------------------------------------
サスペンション |ダブルウィッシュボーン+
| ショーワ製 インボードダンパーユニット
--------------------------------------
ブレーキ |AP製 フロント6ポット&
| リア4ポットキャリパー
--------------------------------------
タイヤ |フロント 280/35R18:リア 330/40R18
--------------------------------------
《参戦体制(ゼッケン順)》
--------------------------------------
No. | マシン名 |エントラント名 | 監 督 |ドライバー
--------------------------------------
8 | ARTA NSX |AUTOBACS RACING |鈴木 亜久里|鈴木 亜久里
| | TEAM AGURI | |土屋 圭市
--------------------------------------
16 |Castrol 無限 NSX| | |中子 修
| | | |道上 龍
------------無限×童夢プロジェクト | TBA |-----
18 |TAKATA 童夢 NSX | | |脇坂 寿一
| | | |金石 勝智
--------------------------------------
64 |Mobil 1 NSX |Mobil 1 Nakajima Racing |中嶋 悟 |TBA
--------------------------------------
100 | TBA | チーム国光 |高橋 国光 |飯田 章
| |with MOONCRAFT | |服部 尚貴
--------------------------------------
すでに報道されているように、1998年5月3日に富士スピードウェイで
開催された全日本GT選手権第2戦富士の決勝フォーメーション・ラップ中
に多重衝突炎上事故に遭い、重傷を負った太田哲也選手が、主催者、JA
F、競技長、サーキットなどを相手取って損害賠償訴訟(民事裁判)を起
こしています。
この裁判の初公判が、1月19日午前10時から東京地裁の民事第721号法廷
で行われることになりました。
裁判の傍聴(つまり見学)は誰でも自由に出来ます。先の通り意義のあ
る裁判だと思いますので、平日の午前ではありますが、興味ある方はぜひ
傍聴されてはと思います。
希望者があれば、裁判後に太田選手の弁護士により状況の説明(会見)
を行うということです。マスコミの方はもちろん、興味がある方が居られ
れば一般の方も参加しても構わないそうです。
ただ、人数が分からないと会場や資料の手配が出来ないそうなので、参
加したい方は古屋までメールでお知らせください。
連絡しないと入れないと言うことではないので、急遽行けるようになった
という方は現場で合流してもかまいません。
この初公判の案内は「がんばれ!太田哲也」ホームページのニュース・
ページでも取り上げています。地裁への案内や裁判傍聴に関しても取り上
げてますので、よろしければこちらもご参考にしてください。
「がんばれ!太田哲也」ホームページ・アドレス
http://www.win.ne.jp/~t-furuya/ganbare/
P.S.
なお、古屋はGTインサイドレポートというGT-A発行のニュースリリースの
スタッフですが、この活動およびGT-Aと、今回の裁判に関する告知に関し
て行動はまったく無関係であり、古屋個人によるものであることを、お断
りしておきます。
この発言に何か疑問、問い合わせ等がありましたら、下記のメールアドレス
で古屋まで直接お願いします。
モータースポーツ・ライター
古屋 知幸 = QYB04322 =
e-Mail: t-furuya@first.win.ne.jp
2000フォーミュラ・ニッポン第1回公式走行会 鈴鹿で開催
新年早々高木虎之介の参戦が話題となったフォーミュラ・ニッポンだが、
2000年第1回目の公式走行会が開幕戦の行われる鈴鹿サーキットで下記のと
おり行われる。
日 時:3月2日(木) 10:00~12:00/14:00~16:00
3月3日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
当日は遊園地入場料(大人1600円、小中学生800円、3歳~未就学児童400円)
で見ることができます。
また、翌3月4~5日は、鈴鹿サーキットのファン感謝デーが開催されます。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
《モータースポーツニュース》 12月17日
☆ ルマン2位表彰台トリオ、最優秀選手賞を受賞
17日(金)、東京運動記者クラブモータースポーツ分科会は
1999年度の最優秀選手賞に今年6月のルマン24時間レースで2
位入賞と健闘した片山右京、鈴木利男、土屋圭市の3人を選出
した。
片山右京ら3人は日本車(トヨタTS020)を駆った日本人ドラ
イバーとして、過去最高の成績を収めている。
なお、同会は40年以上に渡り日本の2輪、4輪レースで活躍
し今年限りで現役を引退した高橋国光選手を特別賞に選出した。
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
99-12-09
フォーミュラ・ニッポン公式走行会
フォーミュラ・ニッポン TOTAL(SESSION 1~4)
国際レーシングコース
P. N.Driver Team Best Time S1 S2 S3 S4
------------------------------------------------------------------------------
1 9ラルフ・ファーマン SHIONOGI NOVA 1'45.845 1'47.226・1'45.845 1'47.736 1'48.974
2 1本山 哲 UNLIMITED Le Mans 1'46.222・1'46.222 1'47.728
3 10加藤 寛規 SHIONOGI NOVA 1'47.511 1'47.689・1'47.511 1'47.678
4 62山西 康司 LEYJUN 1'47.611 ・1'47.611
5 56土屋 武士 ARTA 1'47.684 ・1'47.684
6 65松田 次生 PIAA NAKAJIMA 1'48.054 1'48.169・1'48.054
7 56金石 年弘 ARTA 1'48.124 1'48.580 1'48.254 ・1'48.124
8 62立川 祐路 LEYJUN 1'48.222 ・1'48.222
9 1アレックス・ユーン UNLIMITED Le Mans 1'48.281 ・1'48.281
10 11五十嵐 勇大 COSMO OIL CERUMO 1'48.389 1'49.663・1'48.389
11 12飯田 章 COSMO OIL CERUMO 1'48.523・1'48.523 1'49.135
12 10伊藤 大輔 SHIONOGI NOVA 1'49.242 ・1'49.242
13 ,1五十嵐 勇大UNLIMITED Le Mans 1'49.285 ・1'49.285
14 65アレックス・ユーン PIAA NAKAJIMA 1'49.470 1'49.787・1'49.470
15 11服部 尚貴 COSMO OIL CERUMO 1'49.522 1'51.669・1'49.522
16 11近藤 真彦 COSMO OIL CERUMO 1'49.769 1'51.200・1'49.769
17 68ルベン・デルフラー DoCoMo DANDELION 1'51.241 1'52.995 1'51.866 1'53.375・1'51.241
18 62OSAMU LEYJUN 1'51.749・1'51.749 1'52.210
19 68脇阪 薫一 DoCoMo DANDELION 1'52.503 1'53.312 1'53.818 1'52.603・1'52.503
20 12浅井 亮博 COSMO OIL CERUMO 1'53.082 1'56.554・1'53.082 1'53.426
21 63守屋 英利 LEYJUN 1'57.155 1'57.596 ・1'57.155 1'58.344
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-09
フォーミュラ・ニッポン公式走行会
フォーミュラ・ニッポン 12/9 総合
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Best Time S3 S4
-------------------------------------------------------------------------------
1 62 山西 康司 レイナード99L LEYJUN 1'47.611 ・1'47.611
2 10 加藤 寛規 GフォースGF03 SHIONOGI NOVA 1'47.678 ・1'47.678
3 56 土屋 武士 レイナード99L ARTA 1'47.684 ・1'47.684
4 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 SHIONOGI NOVA 1'47.736 ・1'47.736 1'48.974
5 65 松田 次生 レイナード99L PIAA NAKAJIMA 1'48.054 1'48.169 ・1'48.054
6 56 金石 年弘 レイナード99L ARTA 1'48.124 ・1'48.124
7 62 立川 祐路 レイナード99L LEYJUN 1'48.222 ・1'48.222
8 1 アレックス・ユーン レイナード99L UNLIMITED Le Mans 1'48.281 ・1'48.281
9 11 五十嵐 勇大 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'48.389 ・1'48.389
10 10 伊藤 大輔 GフォースGF03 SHIONOGI NOVA 1'49.242 ・1'49.242
11 1 五十嵐 勇大 レイナード99L UNLIMITED Le Mans 1'49.285 ・1'49.285
12 11 服部 尚貴 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'49.522 1'51.669 ・1'49.522
13 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 DoCoMo DANDELION 1'51.241 1'53.375 ・1'51.241
14 68 脇阪 薫一 ローラB99/51 DoCoMo DANDELION 1'52.503 1'52.603 ・1'52.503
15 12 浅井 亮博 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'53.082 ・1'53.082 1'53.426
16 63 守屋 英利 ローラB99/51 LEYJUN 1'57.155 ・1'57.155 1'58.344
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-09
フォーミュラ・ニッポン公式走行会 WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン SESSION-4(13:30~15:35) COURSE : Dry
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay Lap
-------------------------------------------------------------------------------
1 62 山西 康司 レイナード99L MF308 LEYJUN 1'47.611 22/26
2 10 加藤 寛規 GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'47.678 0.067 25/30
3 65 松田 次生 レイナード99L MF308 PIAA NAKAJIMA 1'48.054 0.443 25/32
4 56 金石 年弘 レイナード99L MF308 ARTA 1'48.124 0.513 30/33
5 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'48.974 1.363 8/16
6 1 五十嵐 勇大 レイナード99L MF308 UNLIMITED Le Mans 1'49.285 1.674 30/31
7 11 服部 尚貴 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'49.522 1.911 32/32
8 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'51.241 3.630 14/21
9 68 脇阪 薫一 ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'52.503 4.892 5/ 7
10 12 浅井 亮博 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'53.426 5.815 14/19
11 63 守屋 英利 ローラB99/51 MF308 LEYJUN 1'58.344 10.733 16/16
<赤旗提示時刻>
14:45~15:00 No. 1 五十嵐 勇大 選手 スプーンカーブ コースアウト
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-09
フォーミュラ・ニッポン公式走行会 WEATHER : Cloudy
フォーミュラ・ニッポン SESSION-3(9:30~11:30)COURSE : Dry
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay Lap
-----------------------------------------------------------------------------
1 56 土屋 武士 レイナード99L MF308 ARTA 1'47.684 28/33
2 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'47.736 0.052 7/46
3 65 松田 次生 レイナード99L MF308 PIAA NAKAJIMA 1'48.169 0.485 11/34
4 62 立川 祐路 レイナード99L MF308 LEYJUN 1'48.222 0.538 31/36
5 1 アレックス・ユーン レイナード99L MF308 UNLIMITED Le Mans 1'48.281 0.597 20/31
6 11 五十嵐 勇大 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'48.389 0.705 23/26
7 10 伊藤 大輔 GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'49.242 1.558 37/38
8 11 服部 尚貴 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'51.669 3.985 9/ 9
9 68 脇阪 薫一 ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'52.603 4.919 26/26
10 12 浅井 亮博 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'53.082 5.398 10/18
11 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'53.375 5.691 5/ 6
12 63 守屋 英利 ローラB99/51 MF308 LEYJUN 1'57.155 9.471 31/39
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-08
フォーミュラ・ニッポン公式走行会 WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン 12/8 総合 COURSE : Dry
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Best Time S1 S2
-------------------------------------------------------------------------------
1 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 SHIONOGI NOVA 1'45.845 1'47.226 ・1'45.845
2 1 本山 哲 レイナード99L UNLIMITED Le Mans 1'46.222 ・1'46.222 1'47.728
3 10 加藤 寛規 GフォースGF03 SHIONOGI NOVA 1'47.511 1'47.689 ・1'47.511
4 56 金石 年弘 レイナード99L ARTA 1'48.254 1'48.580 ・1'48.254
5 12 飯田 章 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'48.523 ・1'48.523 1'49.135
6 65 アレックス・ユーン レイナード99L PIAA NAKAJIMA 1'49.470 1'49.787 ・1'49.470
7 11 五十嵐 勇大 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'49.663 ・1'49.663
8 11 近藤 真彦 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'49.769 1'51.200 ・1'49.769
9 62 OSAMU レイナード99L LEYJUN 1'51.749 ・1'51.749 1'52.210
10 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 DoCoMo DANDELION 1'51.866 1'52.995 ・1'51.866
11 68 脇阪 薫一 ローラB99/51 DoCoMo DANDELION 1'53.312 ・1'53.312 1'53.818
12 12 浅井 亮博 レイナード99L COSMO OIL CERUMO 1'56.554 ・1'56.554
13 63 守屋 英利 ローラB99/51 LEYJUN 1'57.596 ・1'57.596
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-08
フォーミュラ・ニッポン公式走行会 WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン SESSION-2(13:30~15:30)COURSE : Dry
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay Lap
----------------------------------------------------------------------------
1 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'45.845 24/35
2 10 加藤 寛規 GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'47.511 1.666 33/34
3 1 本山 哲 レイナード99L MF308 UNLIMITED Le Mans 1'47.728 1.883 6/40
4 56 金石 年弘 レイナード99L MF308 ARTA 1'48.254 2.409 24/36
5 12 飯田 章 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'49.135 3.290 5/12
6 65 アレックス・ユーン レイナード99L MF308 PIAA NAKAJIMA 1'49.470 3.625 22/27
7 .11 五十嵐 勇大 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'49.663 3.818 10/17
8 11 近藤 真彦 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'49.769 3.924 9/11
9 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'51.866 6.021 5/ 5
10 62 OSAMU レイナード99L MF308 LEYJUN 1'52.210 6.365 4/21
11 .68 脇阪 薫一 ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'53.818 7.973 19/23
12 .12 浅井 亮博 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'56.554 10.709 17/18
提供:鈴鹿サーキットランド
99-12-08
フォーミュラ・ニッポン公式走行会 WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン SESSION-1(9:30~11:30) COURSE : Dry
国際レーシングコース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay Lap
------------------------------------------------------------------------------
1 1 本山 哲 レイナード99L MF308 UNLIMITED Le Mans 1'46.222 22/30
2 9 ラルフ・ファーマン GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'47.226 1.004 18/28
3 10 加藤 寛規 GフォースGF03 MF308 SHIONOGI NOVA 1'47.689 1.467 21/21
4 12 飯田 章 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'48.523 2.301 31/33
5 56 金石 年弘 レイナード99L MF308 ARTA 1'48.580 2.358 30/33
6 65 アレックス・ユーン レイナード99L MF308 PIAA NAKAJIMA 1'49.787 3.565 30/31
7 11 近藤 真彦 レイナード99L MF308 COSMO OIL CERUMO 1'51.200 4.978 19/23
8 62 OSAMU レイナード99L MF308 LEYJUN 1'51.749 5.527 22/23
9 68 ルベン・デルフラー ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'52.995 6.773 7/ 7
10 .68 脇阪 薫一 ローラB99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 1'53.312 7.090 21/21
11 63 守屋 英利 ローラB99/51 MF308 LEYJUN 1'57.596 11.374 15/18
<赤旗提示時刻>
10:52~11:02 No.11 近藤 真彦 選手 逆バンク クラッシュ
提供:鈴鹿サーキットランド
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
GT INSIDE REPORT インサイドレポート特集 99/11/28
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
■コンストラクター、チームに2000年シーズンの構想を訊く
TRD 木村芳郎部長(スープラ コンストラクター)
「99年のスープラは98年に比べて大幅に戦闘力が上がったと言われて、われわれも
それを認めていたんですが、細かいトラブルが多くて後退してしまうことが多かっ
たですね。それはわれわれの反省すべき点です。(GTCは)完全な耐久レースとは言
えないまでも距離が長いわけですから、安定して走れるということがだいじですよ
ね。今、来年のクルマを開発している段階ですが、そこにそうとう力を入れてます。
今年の性能を維持したままで、つまらないトラブルをなくすことを目指しています。
98年型から99年型のときのように、ガラッと変えてしまうということはないですね。
チーム体制についてはほぼ今年と同じとお考えいただいていいと思います。台数
的には、増やしたいという話が持ち上がっているチームもあるんですが、エンジン
を供給するのがウチだけですから物理的に可能かどうかということと、チーム側の
スポンサーなどの問題で、確定はしていません。それは新規チームではなくて、既
存のチームが台数を増やすという話が出ているということです。
2000年モデルは、開幕に何台間に合うかということとトータルで何台作るかとい
うことがありますんで、99年型をモディファイして混走させることも考えています。
まだ2000年モデルの戦闘力もわかりませんから、そのへんのようすも見ながら、と
いうことになるでしょう。明らかに戦闘能力が違えば全部2000年モデルになるんで
しょうけど、逆に99年モデルのほうが速かったら…どうしたらいいかわからないで
すね(笑)。今のところは2000年モデルは5台は作ろうと考えています。
GT300については、基本的にはプライベートのために空けておこうという考え方な
んですが、できれば新しい車型で動きたいものですから、今年走っているセリカが
新しいセリカになるとか、MR2がMR-Sになるとか、そういうかたちで新しい車種を投
入することは考えていますし、現実にそれで動いてもいます。今はMR-Sのほうが先
行してますね。今までのユニットがそのまま使えてスタイルが新しい車両になると
いうことを考えています。エンジンは3Sターボです。オープンボディで不利な面も
あるんですが、ディーラーオプションでハードトップがあるんで、そんなものも活
用しようかなと考えています。とりあえずは1台、A'PEXチームが名乗りを上げてい
ますので、われわれとの共同開発ということで動いています。あとから増やしても
いいな、と思っています。
セリカのほうはFFでターボというのはむずかしいので、NAの2リッターの新型セリ
カということが考えられます。今年セリカでやっているチームが2チームあります
が、それがそのまま新型に移行するかどうかはまだわからないんですが、われわれ
としてはできれば新型でやっていただきたいとは思っています。それ以外にはFRで
やりたいという話もあるんですが、GT500で使っているスープラをGT300でも走らせ
るのもおかしいですし、ほかに適当なFRのクルマもありませんしね…。ハチロ
ク(AE86トレノ)に関しては、チームのほうでは来年もやりたいと考えているよう
です」
NISMO 岡 寛監督(スカイラインGT-R コンストラクター)
「来年のことは今検討中です。でも、GTはやりますし、R34のニューマシンも、少し
遅れてはいますが、現在開発しています。どういうクルマになるかということです
が、今年の結果を見ていただければわかるように、スカイラインは一発の速さが足
りなかったですよね。だから、来年型では一発のタイムを出せるクルマにするよう、
開発陣にネジを巻いているところです。予選でもっと上のポジションにいければ今
までよりもラクに戦えますから。コスト、効率などを考えなければいけないので台
数などはまだわかりません。1号車は早ければ1月に仕上がると思います。今年より
もちょっと遅れ気味ではありますが、ちゃんとしたものができてくれば、その遅れ
はカバーできると思いますよ。
GT300のシルビアについてもやる方向で検討中ですが、今はっきりしたことは言え
ないですね。スポンサー活動を含めて活動中なので、年末には、はっきりするんじゃ
ないでしょうか。
会社としてはドライバーラインナップも検討中です。今年ももちろん速かったん
ですが、来年も速いドライバーを乗せたいですね」
無限 技術部 永長 真マネジャー(NSX コンストラクター)
「クルマを供給する側としては、来年も現在の4台という規模は維持したいと考え
ています。ただ、その中身はチーム側の体制作りですとかスポンサーさんの意向な
どもある話ですので、今のところはなんとも言えません。ドライバー構成も含めて、
このオールスター戦が終わって、シーズンが終了してから考えるということになる
と思います。今あるチーム以外からもNSXでやりたいという話をいただいています
が、われわれのキャパシティとしては台数を増やすのはむずかしいですね。
クルマのほうですが、設計にはもう取りかかっています。来年のレギュレーショ
ンは空力的ダウンフォースを減らす方向になっています。NSXは、ターボ勢に対する
エンジンパワーの不利を足回りや空力などでおぎなってきたわけです。つまり来年
のレギュレーションでは空力面での影響を一番大きく受けることになりますから、
その影響をいかに減らすかということがひとつのテーマですね。足回りについても、
98年から99年と基本的に同じクルマでやってきたなかで『ここをこうしたい』とい
うことが出てきていますから、それを改良していきます。それから、来年はABSが禁
止になるわけですが、その点に関してはわれわれ(NSX勢)はABSがある状態とない
状態の両方を経験していますから、アドバンテージがあると思います。エンジンの
ターボ化は選択肢のひとつとしてありうるとは思います。ですが、ひとまずは手持
ちの(技術の)なかで見きわめようということですね。
今年は昨年同様、4チームに対してまったく同じクルマを供給しデータも共有す
る、またチャンピオンシップポイントについて各チーム間にオーダーは出さないと
いう方針でやってきました。結果的には3チームが1勝ずつ挙げるかたちになり、
タイトルはコンスタントにポイントをかせいだところが獲得しました。ある意味で
(この結果は)なるべくしてなったと言えると思います。われわれとしてもニスモ
さんを見習わなければならない点はあります。ただ、(ニスモと)同じことをでき
るかと言われれば、できないでしょう。われわれもタイトルを獲ることを第一にす
るのならこれまでと違ったアプローチのしかたもあるとは思います。ですが、すべ
てのチームが同じアプローチをするのではなく、チームごとに特色を出していくこ
とでシリーズがおもしろくなるという面もあると思います。
今のレギュレーションについては、お客さんが満足してくれているのだったら、
いいと思います。技術的にはハンディなしでやりたいという気持ちはありますけれ
どね。
(S2000がGT300クラスに出る可能性は)個人的にはたいへん興味はあります。た
だ、今のGT300でトップを争うのはむずかしいでしょう。小排気量のNAでは勝ちにく
い状況にありますからね。仮にターボをつけてパワー面をクリアにしても、オープ
ンボディですから空力面でのむずかしさがある。お客さんから期待されているクル
マであることは理解していますが、だからこそ簡単には出ていきにくいでしょう」
No.26/55 チーム・タイサン 千葉泰常監督
「来年はGT500はやめ、GT300クラスを2台態勢でやることになるでしょう。1台は
ポルシェGT3Rで、もう1台はシーズン序盤の3戦はRSR、ル・マンのあとは新車の
GT3Rということになると思います。ドライバーは、1台は松田秀士とドミニク・シュ
ワガーの予定ですが、シュワガー選手はあくまでフォーミュラ・ニッポンが最優先
ですので、そちらの動向しだいになるでしょう。もう1台は、ポルシェから『若手
を育ててください』と言われていることもあって、若手組になると思います。こち
らの人選についてはまだ白紙です。今回(オールスター戦で)乗る本庄康幸も候補
の一人ですが、いずれにしてもスポンサーしだいという部分があります。スポン
サーについてもまだわかりません。
ル・マンは、来年はポルシェ・ワークスが出場しないので、これと組んで出場で
きるよう話し合っていきます。いずれにしても組んでやらないと、日本から全部持っ
ていくというのはできませんからね。やるからにはクラス優勝したいですね。ドラ
イバーは、今のところ松田秀士と近藤真彦を予定しています。あともう一人はポル
シェとの話し合いで決めることになると思います」
No.81 チーム・ダイシン 大八木信行代表
「今年使ったクルマそのもので、もう1年やる予定です。ただ、来年はレギュレー
ションが少し変わりますから、エンジンもシャシーもそれに合わせた改良をして、
そのテストをオフのあいだにやるようになるでしょう。ドライバーも今年と同じで
す。カラーリングも、これから大きいスポンサーでもつけば別ですが、今のところ
はそのままの予定です。GTC以外には例年どおり鈴鹿1000kmなどをやりたいな、と
思ってます」(福山英朗「まだ大八木さんとそういう話はしていないんですけど、
ボクの感じではチームとしてのスキルアップを考えているのかな、と感じていま
す。スタッフも、ドライバーも、施設も、少しずつステップアップしていかないと
ね」)
No.19 RACING PROJECT BANDOH 坂東正明監督
「来年のことはカネしだいということでまだはっきりは決まっていないが、スポン
サーが集まればGT500クラスに出たいと思う。スポンサーがちょっとだったらGT300
クラスだけど、車種変更の可能性はあるね。来年はレギュレーションが変更になる
から、その内容しだい。NAが今より50kg重くなってセリカでも925kgから975kgにな
るけど、ターボは重量も積まれたうえにリストリクターの径も絞られる。どちらが
戦闘力があるのか考えて、セリカからMR-Sに変える可能性があるね。ドライバー
は、織戸は今年でウチのチームを卒業。だから12月8~9日にTIであるヨコハマの
テストでは何人か乗せる予定にしている。今言える範囲では脇阪薫一、青木孝行、
藤原靖久が乗ることになってるよ」
No.77 クスコレーシング 加勢裕二代表
「このままGT300クラスで、インプレッサのニューマシンを投入します。このマシ
ンは、重量配分や基本のレイアウトを詰めて、今年型をいい方向に進化させていこ
うと思っています。マシンの仕上がりは開幕1ヶ月前をメドにしています。テスト
など細かい予定はまだ決まっていませんが、チャンスがあればいっぱい走りたいで
すね。来シーズンの目標は全戦表彰台。高い目標を持たないとね。ターボは来年リ
ストリクターが小さくなるんですが、それがウチのマシンのエンジンにとってはい
い方向だと思うので、期待していてください。ドライバーは今のところ未定です。
チームとしては今年と同じメンバーでいきたいんですが、ドライバーのほうにもい
ろいろ都合があると思いますし。いずれにしても、年明けの早いうちに決めたいで
すね」
No.7 RE雨宮レーシング 雨宮勇美代表
「マツダスピードはサポートしてもらったわけじゃなくて、おカネを払ってたお客
さんの立場だから。パーツは来年できるぐらい十分ある。N1(スーパー耐久)も考
えたけど、お客さんがあれぐらいの入り方だしね…。プライベートでがんばりたい
気持ちはあるけど、予算の状況からいって現状では(来年もGTをできるかどうか)
五分五分ぐらい。来年はきびしいかもしれないなあ。今のところはわからない」
No.25 MOMOCORSE Racing Team with Tsuchiya 土屋春雄監督
「まだ、正式にはなにも決まってない。(シーズン途中での新車投入の話があった
が)MR2は新車を作っても速くなる可能性が見込めなかったからやめた。TIは予定外
だったけれど、タイトルは獲れたから。現状では、MR2のパーツがそっくりそのまま
使えるのでMR-Sをやろうかと、とりあえず思っている。GT500の可能性はゼロではな
いけど、2~3%かな…」
@99年のGTインサイドレポートは以上です。1年間ありがとうございました。
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
GT INSIDE REPORT インサイドレポート4 99/11/28
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
■朝のフリー走行後のコメント
*81ダイシンシルビア
福山英朗「タイヤの温度が低すぎてセッティングが出てこないし、合ってない。コ
ンディションがまた変わちゃって、詰めている時間がないんですよ。ここ(オート
ポリス)はグループA、F3000で5、6回走っていて、いいコースだと思う。嫌いじゃ
ないですね。でもホントはちゃんとセッティングしてからじゃないと言えないんだ
けどね。決勝ですか? オールスターに選ばれたんですから、来てくれたお客さん
によろこんでもらえる走りをしたいですね」
*26 STPアドバンタイサンGT3R
松田秀士「(予選を走れなかったのは)外人さんがぶつかっちゃったみたい(笑)。
クルマにけっこう大きいダメージがあって、メカは寝てないんですよ。でも、おか
げで今朝に間に合いました。ウェットに関しては状況しだいだからなんとも言えま
せん。でも、今のタイムはあと2、3秒は縮まるでしょう。今朝はクルマの状態を
把握するために走ったというレベルですから。うちはドライだときびしいと思う。
このあと仮に晴れても、雪解け水でウエットになるだろうし。そういえば、大昔に
鈴鹿でそんなことがあったね。スタートはボクです」
*25 モモコルセ・アペックスMR2
新田守男「今朝は(高木)真一がセッティングを担当した。スタートも彼がいくこ
とになってる。でもね、実はさっき真一がピットサインを見逃して、ボクは乗れな
かったんだよ(苦笑)。決勝レース? ちょっとわからないな。MR2にとってはきつ
い状況。クルマがピーキーで、ウエットだとちょっと辛いね。予選はタイヤを温存
して決勝を考えてセッティングしていたんだけど、今日のこの天気で意味なし。裏
目に出たちゃったな」
*15 ザナヴィARTAシルビア
井出有治「クルマがコースに合ってないみたいですね。ここは免許取ったころにス
クールで来て以来です。レースカーで走るのは初めて。クルマのバランスは悪くな
いんだけど、タイムに結びついていない。朝は2番手ですが、土屋さんが路面状況
のよくなった終盤に出したタイムです。スタートはボクです。決勝は粘りづよい走
りをして、ゴールに入ったときに前にいられるようにしたいですね」
#18 TAKATA童夢NSX
脇阪寿一「クルマはアンダーが少し強すぎましたね。たぶんほかのクルマのほうが
決まってると思います。トップタイムが出せたのは、走ったタイミングだけじゃな
いかな。でも、決勝はアンダーを直せば大丈夫だと思います。今は雨も降ってない
し、決勝ではがんばります」
#64 Mobil 1 NSX
光貞秀俊「出ていこうとしたらなかなかエンジンがかからなくて、セッションの半
分ぐらいしか走れませんでした。でも、たいした問題ではなかったし、クルマは雨
でもバランスがいいから大丈夫。決勝は微妙なコンディションになると思うので、
作戦はぎりぎり直前になってから決めますけどね」
☆決勝スタート直前情報
天候:曇り時々雨 路面状況:ウェット 気温:5度 路面温度:6度
決勝日(28日)入場者数:4万8800人(予選日:1万4800人)
■レース中のコメント
#18 TAKATA童夢NSX
金石勝智「(スピンアウトし、ピットに戻るもリタイア)カットスリックで出ていっ
て、けっこう(雨が)降ってきたときにいきなり足許をすくわれたという感じでス
ピンしてしまった」
#16 Castrol無限NSX
道上龍「ドライバー交替のときにシートベルトの爪が1個外れなくて、それで時間
がかかって抜かれてしまいました。あれがなければトップだったんだけど…」
*26 STPアドバンタイサンGT3R
松田秀士「エンジンが壊れちゃったみたいね。(シュワガーに)交替してピットア
ウトするときにスピード違反しちゃったみたいで1回ペナルティで入って、そのあ
とインプレッサ(*77)の後ろに入ってテール・トゥ・ノーズになっていたんだけ
ど…」
No.32 cdmaOne セルモスープラ
木下隆之「みんなタイヤで悩んだようだけど、オレはインターミディしかないと思っ
てた。ドーンと降ることも晴れることもないだろうし。心配だったのはスープラは
タイヤが温まるのに時間がかかるから、それだけだった。99(年型)でレースがで
きて、上位でやれるのはほんと楽しいよ」
*リタイア(GTインサイドレポート班調べ)
No. 原因 周回数
---------------------------------------------
72 接触によるダメージ 14L
18 コースアウトによるダメージ 23L
37 コースアウトによるダメージ 24L
26 エンジントラブル 39L(完走扱い)
■レース終了後のコメント
#100 RAYBRIG NSX(GT500 2位)
飯田章「(#64に)追いつくかと思ったけど甘かったですね。国さんに表彰台の一
番高いところをプレゼントしたかったんで、目いっぱい追ったんですけど…。出て
いってすぐ、みんななんでこんなに速いんだろうって思いましたよ」
#2 ARTAゼクセルスカイライン(GT500 3位)
ミハエル・クルム「スタートでレインを選んだら序盤はペースが上がらなかったん
だけど、雨が降ってきたのでこのタイヤでできるだけ引っぱろうと決めて、そうし
た。アグリに交替してからはインターミディエイトに換えたが、ABSが効かなくなっ
た。それでもラップタイムが速くてペンズオイル(#1)を抜くことができた。今年
最後のレースで表彰台に乗ることができてうれしい」
鈴木亜久里「ピットアウトするときホイールスピンさせてしまってABSのスイッチが
切れてしまった。入れ直すには1回エンジンを切んなきゃなんないんで、しょうが
なくABSなしで走った。今回は予選がよくなかったし、レース自体を楽しもうと思っ
てたから、楽しむことができて、よかったよ」
*15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 2位)
土屋武士「コンディションがむずかしかったレースでした。これが1年の最後なん
で、また来年がんばります」
井出有治「最後に、土屋さんが(順位を)上げられてよかったです。ほんとうに最
後だったんで、1年いろいろ教えてもらって、できれば勝ちたかったです」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(GT300 3位)
松本晴彦「2ヘア(第2ヘアピン)でつまったんです。ESSO(#6)が失速して、そ
の時に*15ザナヴィに(先に)いかれてなかなかパスできなくて、1コーナーで1回
スピンしました。そこから追い上げたけど、リアタイヤがズルズルで、また雨が降っ
てきて思うような走りもできなかった。できれば勝ちたかったんで、くやしいです」
山野哲也「ラップは安定して重ねるしかなかった。リアタイヤが横Gがかかるとズ
ルズル滑って、ペースを上げられなかった。自分たちにとってよかったのは天候が
味方をしてくれたこと。クルマにとっては得意なコンディションだった。いい気分
で1年が終われた。あとは、やっぱり雨さんはいい人だった(笑)」
#16 Castrol無限NSX
中子修「タイヤ交換なしでいったのがウラ目に出てしまったかな…。ぜんぜんタイ
ムが上げられなかった。ピットでもベルトで時間くっちゃったし…。練習でも出な
かったトラブルが出ちゃうんだね」
#37 カストロール・トムス・スープラ
片山右京「NSXが速いから、ついついつられてミスっちゃった。序盤でタイヤが温ま
りきってなかったのもあるかもしれないけど、自分のミスなんで…。またがんばり
ます。ピットロードの手前でクルマを止めたのは、タイロッドが曲がっていたので
ピットロードに入ってから止まっちゃうとみんなに迷惑をかけると思ったからです」
#36 カストロール・トムス・スープラ
黒澤琢弥「BSにやられちゃったね。今回は(ミシュラン勢は)3台じゃなくて2台
か…。それしかやってないからしょうがない」
*81 ダイシンシルビア
福山英朗「タイヤは柔らかめのレインを選んだんだけど、早めにブローしちゃった
から、それが失敗といえば失敗だったかな。(*72との接触は)まさに譲ったところ
でぶつけられちゃったからね。あとで謝りに来てたみたいだけどね。そのあとはア
ライメントが狂っちゃったみたいで、クルマがカニ走りをしてました」
#3 ユニシアジェックススカイライン
田中哲也「長谷見さんのときインターミディエイトでいって、ボクに交替してレイ
ンに換えたんですが、最後のほうはけっこう路面状況がよくなってきたので、ウラ
目に出ちゃった格好ですね。最悪ですよ。ウーン、おもしろくない」
長谷見昌弘「ボクが走っているときはワイパー使うくらいだったんだけど、田中に
交替してピットアウトしたら日が射してきたんだよ。田中はつらかっただろうね。
まあ、あの状況はまったく読めないからしょうがない。クルマはまったく問題なかっ
たんだけどね。今年はR33とR34とではクルマがまったく違ったからね。来年はレギュ
レーションが変わって、ズバ抜けたクルマはなくなると思うから、なんとかウチも
いい方向で話が決まってくれればいいけどね。あと1週間ちょっとで決まってくる
んじゃないかな」
#12 カルソニックスカイライン
星野一義「ケンカになんなかったね。雨が上がると思ってスリックにかけたんだけ
ど、路面がよくならなかった。我慢して走ってたけど、ガードナー(#6)と二人で
ツルツルやってたね。レインに換えてからも、朝と同じでアンダーがひどくてやん
なっちゃったよ」
*19ウェッズスポーツセリカ
織戸学「タイトルがかかってないし、おもしろいレースができるかなと思ってスリッ
クを選んだんです。5周もすればラインができると思ったんですが、まったく逆に
なっちゃった。コースにいるのがやっとで、よくスピンしなかったと思う。ちょっ
と失敗でしたね」
#1ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「インターミディエイトを選んで、20周くらいまではよかったん
だけど、そこで雨が降ってきてペースを上げられなくなったので早めにピットに入っ
てレインに換えて、モトヤマに交替した。そのレインタイヤが温まらなくて、グリッ
プがなくてペースが上がらなかった」
■優勝者インタビュー
#64 Mobil 1 NSX(GT500優勝)
光貞秀俊「まずは、ほんとうに1年間お疲れさまでした。スタート前のタイヤの選
択はとてもむずかしかった。トムとじっくり考えて決めたのがうまくいったという
ことですね。スタートもうまくいって、序盤は道上(#16)とペースを作れました。
いいレースの流れができたことが勝利につながったと思います。選んだタイヤはレ
インだったんですが、途中でブロー気味になってアンダーが出たんですが、ちょう
どそのころに霧雨が降り出して、ストレートでも水のあるところを走るなど、タイ
ヤをいたわって走りました。道上とは抜きつ抜かれつってバトルではなかったけど、
緊張感ある戦いができたかな。自分としてはリラックスできていて、間合いを見な
がら走れていました」
トム・コロネル「今日のような展開では、レースをコントロールすることがだいじ
で、それがうまくいきました。ボクとしては、コースに出て最初の2、3周を速く
走れたことがよかったですね。ウェットタイヤだったので、途中からコースが乾き
出したのは苦労しました。それと終盤にクラッチがおかしくなってシフトダウンが
スムーズにできなくなって、スロットルを使ってごまかしました。飯田選手が追い
上げてきたのは中嶋さんから無線で聞いていまして、その差をつねに伝えてもらい
ました。最後にまた優勝できて、今年はたいへんいい年でした。来年はステップアッ
プするつもりでいますので、日本では走らないと思います。でも、現実はむずかし
い。まだF1が少し可能性がありますし、インディも検討しています。でも、1年も
したらまた日本が恋しくなりそうで、中嶋さんには、来年のオールスターのときは
電話をくれって言っておきました(笑)」
*77 クスコスバルインプレッサ(GT300優勝)
谷川達也「セリカ(*19)がスリックを選んだのを見て、これは大丈夫だと思ったん
ですが、今朝RX7(*7)やシルビア(*15)が速かったんで、抜かれるかなってそっ
ちが心配でした。ポルシェ(*26)はぜんぜん考えていなかった(笑)。クルマのほ
うは朝はぜんぜんダメだったんですが、サスのセットを変えたらガラッと変わりま
して、これが当たりました。チームのみんなのおかげですね。スタートで前へ出ら
れたので、最初は思いきってプッシュしていきました」
小林且雄「今年はもう勝てないかと思いましたよ。このクルマのボディは2シーズ
ン使って疲れているんです。だからこれが最後で、それで勝てたのはよかったです。
ボクに替わってから、すでにトップのポルシェ(*26)には差をつけられていたの
で、後ろのRX7(*7)との差だけを(無線で)聞いていました。だから、自滅しない
程度にいこうと。そしたら、ピットの出口で突然ポルシェが目の前に現れて。彼ら
のペナルティのことは聞いていなかったんで、びっくりしましたよ。でも、これ抜
けばトップかって『よしっ!』って攻めました。それで、抜いて2、3周したら来
なくなっちゃったんで、また気が抜けちゃいました。あとはタイヤをいたわってい
きました。クルマは完璧でしたね。ドライバーとしてはだいじにいく部分が多かっ
たんで、ちょっとつまらなかったですね」
*特別インタビュー
#100 RAYBRIG NSX(GT500 2位、このレースで現役引退を表明)
高橋国光「今日はもうみなさんに感謝する気持ちでいっぱいです。今日は天候が微
妙だったので、急遽ボクが先にいくことに変わりました。走る前に見上げたスタン
ドには観客がいっぱいで『ああ、よかった』って思いました。スタートしたときは、
ひょっとしたらおいていかれちゃうかなと思ったんですが、なんとか3、4番手を
キープできました。自分としては、力いっぱいいくと言うよりあまりむりしないで
いったんです。チェッカーは受けたいと思ったから。でも表彰台に、2位にまでな
れてほんとうにうれしかった。これはアキラ(飯田章)とチームのおかげです。ア
キラと交代するとき(の気持ち)は…。一言では言えないですね。2輪のホンダ時
代、ニッサン、プライベート、またホンダで走れて…。自分で言うのもなんですが、
世界を見回してもこれだけ走ったのはいないだろうな、と。走り屋としてドライバー
として、職人になれた。そして、チームを持ってケイちゃん(土屋圭市)やアキラ
を走らせて…。現実を見つめると、歳を取ったなって。それで、降りるんです。で
も、野球の長嶋さんじゃないけど、チーム国光は永遠で、これからもモータースポー
ツをエンジョイして、楽しむモータースポーツには関わっていきたいです。もて耐
(もてぎ7時間耐久)とか出たいですね。(鈴鹿1000kmは?)そうですねぇ、また
出たいですねぇ。あとル・マンとか…(場内笑)」
*GTインサイドレポート特集に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
GT INSIDE REPORT インサイドレポート3 99/11/27
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
■予選終了後のコメント
#88 ノマドディアブロGT-1
和田久「エンジンがバラバラいっちゃって3500rpm以上回らなくなってしまった。燃
料系なのか電気系なのか、原因はこれから調べます。牛がミルクロードで放牧に出
てしまったのかも(笑)」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「赤旗でリズムが狂った。1分52秒台は絶対に出る予定だった。じょうずに
タイヤを温めていたのに、フロント・リアのバランスが狂っちゃったんで、くやし
い。初のポールなんでよろこんでもいいんだけど、ちょっとくやしかった。ここは
昨日初めて走ったコース。それでポールが獲れたから、まあいいかなあ。満タンで
もクルマのバランスは問題ないんで、勝ちたい。シルビアはハンドルが重くてダメ
みたい。MR2がライバルかな…。ウチらは2人そろって速いから。オールスター戦と
いっても、メカニックも気合い入ってるし、いい結果になるんじゃないかな? コー
スはおもしろい。攻め甲斐、走り甲斐がある感じ。箱根のターンパイクの下りを全
開で走ってる雰囲気。ただ、レースだと抜くポイントが限られて苦しそう」
原貴彦「基準タイムクリアだけの予選でした。コースは好きですよ。グループAで
勝ってるし、JTCCでも走ってる。明日は勝ちたいですよね。タイトルには関係ない
けど」
*77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「明日は雪でしょう。スタッドレスタイヤ用意しないと(笑)。最終戦ぐ
らいまともにいきたいよね。ウチがリストリクターの救済措置をオールスターまで
やってもらってるということはあるけど、ほかが意外と来なかった。シルビアもい
つもほどはやってないのかなあ? アタックは、ニュータイヤでオレも1回やった
けど、GT500と一緒だったんでクリアがとれなかった。コースはテクニカルだけどハ
イスピードのコーナーもあっておもしろい」
谷川達也「気温が低くてタイヤがちゃんと働いてないせいもあるかもしれないけど、
クルマがすごくはねるんですよ。バランス自体はそんなに悪くないんだけど。選手
権はかかってないんで、楽しみながら、お客さんの顔を見ながらレースをしたいで
す。チーム、ドライバーみんなで楽しくラストを飾れればと思います。(このコー
スは)FJで走ったのは7年前で、今朝久しぶりに走ったら、全然コースが違うんで
あせりました。以前は、もうちょっと路面もよかったんですが、思い出しながら楽
しんで走れました」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
松本晴彦「計測1周のアタックをしてきました。クルマのバランスはだいぶいいん
で、決勝もいい結果を出せると思うんで、がんばります。スタートはたぶん自分な
んで、ミスしないように山野くんに渡したいです。最後はいいところにいたいです
ね。コースは、昨日一発目は先が見えなくてどこを走っていいかわかんなかったけ
ど、今は楽しく走っています。峠みたいでおもしろいですね」
山野哲也「くやしいなあ…。昨日はけっこう調子がよかった。最初からよかっただ
けに伸び悩んだかな。といっても、今季の予選最上位。シルビアをやっつけたし、
上位メンバーは変わらないなかでやってるからね。明日はいつものようにハルピー
(松本晴彦)がスタートでいくと思うけど、ロング(レース)なんで安定して速く
走っていいところ見せたい。立ち上がり加速で苦しいところのないRX-7のよさが生
かせるコースなんで、トップ集団を走れる。ラストは表彰台の真ん中に立ちたいね」
#16 Castrol無限NSX
道上龍「練習走行はレース用のセッティングでずっと走っていましたが、午後は予
選用にしてタイムが出ました。でも、トムに負けたのはくやしいですね。一体トム
はどこが速いのかなあ? あとでデータを見て研究してみます。昨日はGT300に当て
られたりしてあんまり走れなかったんですけど、今日は走りはじめからクルマがす
ごくはねていました。それをダンパーとスタビなどで調整して、午前中はタイヤを
いたわるセットにしてたんです。それで45~46秒台をコンスタントに出せていたの
で、レースではがんばります」
#6 ESSO Tiger Supra
野田英樹「セッション前半では2番手だったので、後半で4番手に落ちてしまった
のはくやしいですね。でも、NSXが速すぎる。スープラもストレートでは負けてい
ないけど、右に左にとクネクネ曲がってるコーナーではNSXのほうがよく曲がってい
ますね。ボクとしては、今日の予選ではウチのクルマのポテンシャルを120%出せた
と思います。目いっぱいでした。とりあえずNSXが速いのは昨日からわかっていたこ
とだけど、その一角に食い込めたのはよかったですね。明日はまた違うセットを試
して表彰台に乗れるようにがんばります」
#100 RAYBRIG NSX
飯田章「(予選は)今年、最悪の失敗。最初のアタックではスピンしちゃうし、最
後はアタックをやめていたヤツに引っかかってしまった。結果に残っちゃうからな
あ…」
高橋国光「アキラにとっては不満足だったかもしれませんが、チームとしてはまあ
まあじゃないでしょうか。(レースは)結果はわかりませんが、九州のファンのみ
なさんの前で精いっぱいやるしかないでしょう。天気がちょっと心配ですが、なん
とかいい状況になってほしいです。お客さんに『いいレースを見た』と思ってもら
えるレースになってほしいですね。ここはグループAでケイちゃん(土屋圭市)と
勝ったコースなんですよ。でも、(久しぶりに走って)あれ、こうなっていたのか
な、という感じですね。やはりいいサーキットだなと感じました」
#30 NICOS McLaren
岡田秀樹「やることはやっているので、とにかく明日雪が降らないことを祈ってま
す。レースは天気がわからないし、みんなデータがないし、それはわれわれも同じ
なんですが、予測がつかないけれど、ドライならステディにミスなくやることです。
それはいつも同じなんですけどね」
■ポールポジションインタビュー
#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「昨日昼に初めてこのサーキットに来たんです。あまりコースを見
る時間がなかったんですが、アップ&ダウンもあるし、ハードなブレーキングポイ
ントもあるし、さまざまなコーナーがあって、非常にすばらしいサーキットだと思
いました。自分が今まで見たなかで、どこよりもすばらしいと思います。(10%のダ
ウンヒルは)登りならサーキットでも一般道でもありますけどね。明日、雪が降っ
たらスキーができますね(笑)。今日はとても寒いということがわかっていたので、
コースに出て最初の3周のあいだはタイヤを温めることに専念しました。その後の
2周でアタックをかけたんです。ですが、クルマがコーナーで止まりにくいんです。
明日も同様でしょうから、スタート直後はドライバーは注意しないといけませんね。
ボクらはどちらがスタートを担当するのかはまだ決まっていません。(ウェイトハ
ンディの有無は)ウェイトが積まれていればたしかにクルマが遅く感じますし、ブ
レーキを踏んでから止まるまで時間がかかります。でもブレーキがすぐかかるわけ
で、ブレーキングポイントを遅くできるということもある。軽いときは非常にクイッ
クでフォーミュラカーに近い感じになりますね。今回はシリーズではありませんし、
ドライバーたちも冗談を言い合ったりと楽しげですが、でもやはり意義のあるレー
スですし、去年のオールスターでも勝ったんですが、1年をしめくくるという意味
でいいレースにしたいなと思います」
光貞秀俊「一応オートポリスは2回目、(初めては)JTCCの一番初めのレースなん
ですけど、そのときはレース出るつもりで乗り込んだんですが、土曜日に帰ったと
いう…(笑)。初めてじゃあないんですけど、2回目でもないような(笑)。でも、
わりと好きなコースです。(タイムは)予定としてはこのへんかなと思ってました
から、チームの作戦どおりですね。タイヤのことですか? トムが言ったとおり。
完璧なコメントです(笑)。ウェイトに関しても、トムの言うとおり、完璧で
す(笑)。今回、NSXはみな調子いいですね。ですから、来てくれたお客さんたち
がやっぱりNSXがいいクルマだなと、よそさんには負けないなと思ってもらえるよ
うに、決勝はブッちぎりで勝ちたいです。…壊れなければ(笑)」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「今回クルマがすごく調子がいい。最終戦を終わってウェイトを下ろせたこ
とで、軽くなったのがいいですね。このコースはスロットルワークを使うので、NA
でFFというのがクルマ的にあっていたかな。タイム的には52秒台に入れるつもりだっ
たんですが、赤旗でリズムが狂ってしまいました。ボクもこのコースは初めてです
し、セリカとしては最後になると思うので、このポールはよかったなと思います。
気温とタイヤのことですか? ボクらのはFFですから、リアタイヤが温まるまで時
間がかかって、それまでは怖いんです。それで、今日の予選のときも十分に温めて
アタックにいこうとしたら赤旗になっちゃって、タイヤが冷えてフロント・リアのバ
ランスが狂ってしまって、失敗したんです。(タイヤが)温まってしまえば気温が
低いのは気にならない。逆にエンジンパワーが上がりますから、乗ってて涼しくて
気持ちいいですよ(笑)。(ウェイトについては)ボクらのクルマはNAでトルクも
ないんで、シリーズ中は最大70kgまで積んだんですが、今回は最終戦の50kgから下
ろせたのでかなり違いますね。クルマが軽く感じるし、ステアリングにしても、ア
クセル、ブレーキにしても、すごくレスポンスがよくなってます。50kgというと女
の子1人分ですからね。あ、でもそう想像するといないのは寂しいですね(笑)。
(光貞秀俊「うちはこの前90kg積んだからお相撲さんだね」)お相撲さんはやだ
なぁ(笑)。だから、やっぱり軽いほうがぜんぜんいいですね。
オールスターはやるほうも雰囲気いいんですが、でも走り出しちゃうとみんな本
気になっちゃうんですよね。見てもらいたいポイントとしては、GT300はGT500に抜
かれることになるんで、抜かせるポイントというのも見てほしい。ここはむずかし
いからヘタに抜かれるとタイムが大きく落ちてしまう。だから、GT500がどう抜く
か、GT300がどう抜かさせてあげるかというところ、そしてそのときのラップタイム
差なんかもおもしろいと思う。あと、ボクらとしてはFFでもここまでがんばれると
いうのを見てほしいですね。二人とも満タンでも速く安定したペースで走れている
んで、ぜひ勝てるように応援してほしいです」
原貴彦「オートポリスはJTCCとグループAで走っています。グループAのシビックで
は勝ってますのでゲンのいいサーキットというか、好きなほうですね。予選は織戸
選手ががんばってくれてポールを獲れて、決勝(想定)のラップタイムも2人とも
いい感じで走れているので、勝ちたいと思います。ウェイトに関してですか? 織
戸選手の言うとおり、完璧です(笑)。このレースは(シリーズ)ポイントには関
係ないんですが、だからこそなおさら勝ちたいです。それと、寒いのは逆にタイヤ
の消耗が少なくなることになって、思いっきり走ってもタイヤが最後まで保ちそう
なんで、最初から最後まで常に全力で走れると思いますので、そこも見てほしいで
すね」
*GTインサイドレポート4に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
GT INSIDE REPORT インサイドレポート2 99/11/27
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
■GTオールスター戦'99 全ドライバーに訊く(2)
「今年、GTCで一番印象に残っていることは?」
#36 カストロール・トムス・スープラ
関谷正徳「惜しかった1年ですね。ちゃんとまとめないといけないなと思ったし、
ミスしちゃいけないなと思った1年でした。スピンしたりABSが壊れたり、ドライ
バーとしてもクルマとしてもポイントを落としているのが大きいですね。コンビを
組んだ琢弥は、経験も豊富だし速いし、なにも心配することはありませんでした。
二人とも身長、足の長さ、体重も似たようなもんだし、乗り方も似ているし、非常
にやりやすかった。先輩を立ててくれて。シリーズ2位になれたのもそういう部分
だと思う。もちろん来年もできることなら琢弥とパートナーを組んでタイトルをね
らいたいね」
黒澤琢弥「前半の4戦で取りこぼしが多かったのが痛かったと思います。9位、10
位がそれぞれ1回あるんですが、あれが4位、5位なら…。それを言い出したらみ
んな同じですけどね。トムスは実家に戻ったような気持ちで、精神的にはラクだっ
たと思います。クルマが軽くていい状態のときにアタッカーを任せてもらって、ポー
ルを2回獲ることもできましたし優勝も2回できました。カムバックサーモン1年
目としては上デキじゃないでしょうか? できれば来年もこのまま関谷さんと組ん
で、取りこぼしのないようにしたいですね。そのために重要なのがオフのテスト。
いっぱい走り込んで悪いところを洗い出すのがたいせつですね。そうすればタイト
ルを獲れると思います」
#37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「勝てそうで勝てない。GTはむずかしいとあらためて思った1年でした。
シーズンを通して下ろせなかった50kgのウェイトがとても大きかったですね。もち
ろん勝てなかったのはそれだけが原因じゃないですよ。今のGTはレベルがすごく高
くなってる。だからワンミスがあればダメだし、クルマがちょっと決まらなくても
ダメ。いいときと悪いときの波がありました。1回も勝てなかったのはショック
だったな」
片山右京「自分が悪いんですが、今年はまだGTに出ることをどこかで割りきれてい
なくて、努力しきれていなかったと思います。でも最終戦のもてぎで、マシンの調
子が悪い状態のなか一生懸命走ったらすごくおもしろかった。少しずつクルマを作っ
たり、セッティングを煮詰めたり、マジメにやろうと思ったら、気持ちよかったで
すね。まだハコのクルマはヘタだし、もう一度雑草のようにがんばろうと思いまし
た。だからGTに勝つまでは趣味の山(登山)は断ちます。今は恥も外聞もなく一生
懸命練習して、"絶対勝ってやる"って気持ちですね」
#38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「1回も勝てなかったという意味で最悪のシーズンでした。レースまでに
セッティングを煮詰められないこともあったし、自分たちのミスもあったし、ピッ
トでの失敗もありましたしね。立川とはいいコンビでコミュニケーションもとれて
いたと思います。GTは二人で乗るカテゴリーなので、セッティングの好みが違って
いないことが重要なんですけど、その部分でも立川とは好みが近くてよかったと思
います」
立川祐路「ハコのレース自体、本格的に参戦したのはスーパーツーリングに続いて
2年目なので、いろいろ勉強になりました。GTはハイレベルなカテゴリーで、タイ
ヤやマシンの開発もしなければならないし、そういう部分でも学んだことは多いと
思います。今のフォーミュラは決まったタイヤ、決まったパーツのなかでのセッ
ティングになりますからね。シーズン序盤はスープラが初めてということもあり、
竹内さんの作ったクルマに乗るだけでしたが、後半はセッティングもやらせてもら
えるようになったし、できることが増えました。多くのことを吸収した1年でした
ね。ただ、テストでよくてもその結果をレースに生かせなかったのは残念でした。
タイヤ選択などの判断をミスしたこともありましたし。でもそれも、同じことを何
回も繰り返さないようにということで、勉強になりました」
#39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「GTで1年間1度も入賞できなかったのは初めてだよ。だからレースをして
ないんだよね。これじゃあいいも悪いもないよ。とにかく争いに参加できなかった
のがくやしいよね。今回も与えられたものでベストをつくす。それだけ」
影山正彦「第2戦の富士でタケちゃん(#38 竹内浩典)とポール争いをしたことで
すかね。たしか100分の何秒って差だったでしょ(0.044秒差)。タケちゃんが先に
タイム出してて、ボクが後から追いかけたんだけど、100Rをすぎたところからタワー
の電光掲示を見たら2位のまんま。くやしかったなぁ。その後のシーズンは、ツキ
もなくて全体的に波に乗れなかったですね」
#55 ECLIPSEタイサンバイパー
田嶋栄一「結果うんぬんは別にして、自分としては最後まできっちりと走りきった
という意味で、(第5戦の)富士とTIですかね。(GT300の)ポルシェに替わってか
らのこの2戦は、自分のなかでは納得のいく走りができました」
本庄康幸「今回がGTCデビュー戦になります。94年にここ(オートポリス)のフォレ
スト・モータースポーツクラブの1期生としてFJを始めたのがレースキャリアのス
タート。95年にはオートポリスのFJチャンピオンになって、96年には鈴鹿F4にステッ
プアップしました。開幕戦では予選、決勝とも2位になっています。この年は5ZIGEN
からF3にもスポット参戦しています。97年は鈴鹿F4でシリーズ4位。98年は鈴鹿F4
シリーズをメインにシビックインターなどに参戦、F3の最終戦にもスポット参戦し
ています。そして今年はフォーミュラ・ドリームとスーパー耐久シリーズに参戦し
ました。S耐では開幕はインプレッサだったんですが、シリーズ終盤でkg/mmアルテッ
ツァに田嶋選手と一緒に乗りまして、今回もその縁でGTデビューできました。出身
は京都で、74年生まれの25歳です。とりあえずはトップクラスの人たちと一緒の
レースをすることが目標。今回はデビュー・サーキットであるオートポリスで、
きっちりと走りきりたいです」
#64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「最初のころは、予選は悪くなかったけど決勝は結果が残せず、ど
うもかみ合ってなかった。でも、ミツサダが来て2レース目(第6戦TI)で勝てた
ことはうれしかったね。『これなんだよ!』て思ったよ。しかもウエイトハンディ
を積んでいたんだから、これは意義があると思う」
光貞英俊「やっぱりTI(第6戦)で勝てたことはうれしかったですよ。ボクもまだ
GTで2レース目だったし、自分をアピールできたと思えましたしね。でもそれ以上
に、完璧なレース運びで勝てたことがうれしかった。そういう意味ではその次のも
てぎも誇れるレースです。成績としては予選10位だし決勝も5位だったけど、90kg
のウエイトを積んで、レース中は3、4番手で走れましたから。もちろん、これは
自分がっていうわけではなく、トムやチームのみんなの実力があってできたことで
すから、チームに恵まれたことに感謝してます」
#88 ノマドディアブロGT-1
和田久「1戦目。うまくいけば前にいけたのに、予選でタイヤ選択を失敗して、
もったいなかった」
古谷直広「去年はポイントが獲れたのに、(今年は)タイムは上がったんだけどGT
500のビリが多い。さらなる飛躍をしないとレースにならないですね」
#100 RAYBRIG NSX
高橋国光「第2戦の富士で勝ったのはうれしかったですよ。とても多くのお客さん
が入っていたなかで、いただきって感じで、これは感動できましたね。それなりに
エンジョイできた1年間でした。ただついガンガン行くってかたちになっちゃっ
て…。GTは1年間を通した作戦を立てて戦っていかないといけないと反省しました
ね。あと、TI(第6戦)では、エキサイティングな走りができなかったのも反省で
すね」
飯田章「よかったレースっていえば、やっぱ勝った富士(第2戦)でしょう。悪かっ
たって意味では第3戦のSUGOかな。予選はすごくうまくいった(予選2位)けど、
決勝は自分の判断ミスからちょっと早めに(ピットへ)入っちゃって、それで勝利
を逃したかたちになったから。シーズン全体でいえば、もうひと踏んばり足りなかっ
たかなぁ」
*7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
松本晴彦「チームワーク、クルマとすごくいいレベルに来てますから、シリーズは
4位でしたが、最後に力を発揮できれば」
山野哲也「GT1年生としては直線が速いのでビックリした。加速が止まらないんだ
よ! N1レベルだと200km/hで頭打ちになるのに、永遠に加速し続けるクルマだね。
あとは、雨さんがいい人だった。もっと怖い人だと思ってた(笑)」
*15 ザナヴィARTAシルビア
土屋武士「思いっきりできたんで、このチームで一緒にやれてよかった。全戦一生
懸命やって、やり残したこともなくて、『こうすればよかった』ということもなく
て、こういう体制を作ってくれたニスモに感謝しています」
井出有治「ドライバーとして成長できたことを実感できるような1年でした。GTCで
もフォーミュラ・ドリームのほうでも、集中のしかたとか、いい方向にいってたん
でよかったです。GTCで印象に残っているのはやっぱり最終戦かな。結果はタイトル
を獲れませんでしたけれど、チーム全員が一生懸命になって、気持ちよくレースが
できましたから」
*19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学「最終戦。順位うんぬんじゃなくて、チーム、メカ、ドライバー、監督とみ
んなが気持ちいいレースが最後にできた。それが一番」
原貴彦「第1戦で優勝できたこと。繰り上げでも勝ちは勝ちでしょう。GTでの初優
勝でしたから」
*25 モモコルセ・アペックスMR2
新田守男「いろんなかたちで接近戦になって、ファンの方からみてもドキドキした
レースができたと思う。ピット作業での接戦になったり、そこで入れ替わりがあっ
たり、ボクらにとってはきついシーズンだったけど、おもしろいレースになったん
じゃないかな」
高木真一「第2戦から助っ人としてわけもわからない状態で出て、その後も2位、
2位と順調にいったんですけど、ウェイトを積んできびしい状態になって、そのな
か最終戦はセカンドドライバーとしてチャンピオン争いのお手伝いができて、いい
レースができた。チャンピオンが獲れてよかった」
*26 STPアドバンタイサンGT3R
松田秀士「やっぱり新車でデビューウィンしたことかな。このときはウチの子ども
が見に来てたんですよ。初めて優勝をみせることができたんで、子どもにとっても
印象に残ったんじゃないかな」
ドミニク・シュワガー「富士で初めて勝ったことはもちろん印象に残っています
が、TIも勝てなかったけれどいいレースでした。GTC以外ではちょっと残念な1年で
した」
*72 オークラRX7
石川朗「クルマは満タンにするといつも調子がよかった。TI、富士、もてぎと、決
勝でトラブルなければ、上に上がってるんだけど…。しょうもないトラブルが出て
しまった」
平野功「トラブルが多かったこと。TIがけっこう普通にレースできたんで、おもし
ろかった」
*77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「SUGOで3番手を走っていて、再スタートでギアが割れたのがくやしかっ
たね」
谷川達也「MINEで2位を走ってて、シフトリンケージがグラグラになったこと」
*81 ダイシン シルビア
福山英朗「S15は速いクルマです。全戦ポールでしょう。こんなに速いクルマに乗
れてありがたい。いろいろ活躍できてよかったですね」
大八木信行「今年は新型マシンで序盤から速かった。クルマとしては成功したかな」
*GTインサイドレポート3に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
GT INSIDE REPORT インサイドレポート1 99/11/27
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
◎カーナンバー前の記号"#"はGT500、"*"はGT300です
■GTオールスター戦'99 全ドライバーに訊く(1)
「今年、GTCで一番印象に残っていることは?」
#1 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「チャンピオンを獲れたことです。2年連続でチャンピオンに
なったのは初めてです。これまで、F3でもF3000でも、1回ずつしかチャンピオンに
なっていません。でも、ホントはモトヤマと二人でチャンピオンになりたかった。
GTは二人でするレースで、去年はマサミと二人でチャンピオンになれましたから。
MINEのレースでは、ホントにたいへんだったけど、優勝できてホントにうれしい。
雨の鈴鹿も、ウェイトハンディが軽かったので、楽しかった」
本山哲「MINEで優勝できたことです。クルマに致命的なトラブルがあったのに、全
員の力で勝つことができたから。ボクにとってはGT初優勝でしたしね。コマスが
チャンピオンを獲るためにチームに貢献できたし、いい1年でした」
#2 ARTAゼクセルスカイライン
鈴木亜久里「そんな急に訊かれてもね、すぐには出てこないよ」(といって、ス
ケートボードに熱中。「20年ぶりくらいだけど、けっこう体が覚えてるもんだね」)
ミハエル・クルム「TIのレースで2位になれたことです。今年初めて完璧なレース
ができました。勝ちたかったけど、予選が13番手だったからそれはムリでした。も
てぎもいいレースができましたが、やはり勝つことはできませんでした。だから今
回は勝ちたいけど、NSXは速すぎるね」
#3 ユニシアジェックススカイライン
長谷見昌弘「7戦全部、完璧に走りきったことかな。オレも田中もミスなく走れた
し、スタッフにもミスはなかったし、トラブルもなかった。それであの成績だから
ね(苦笑)。R33の限界だね」
田中哲也「MINEの4位ですかね。どのレースも自分の仕事はできたと思うんですけ
ど、やはり結果を出せたレースが一番印象に残りますから。今年は、メカも運転手
もなんもミスはなかったし、どのサーキットでも去年よりタイムは上がっているん
ですけどね…」
#6 ESSO Tiger Supra
野田英樹「トヨタとTRDがサポートしてくれていい体制を作ってくれたし、ESSOがい
いかたちでスポンサードしてくれたと思います。開幕前にアクシデントがあったん
ですが、それを乗り越えてチームとスタッフみんながよくがんばりました。今年一
番印象深かったのはSUGOのレース。あのときはみんな勝てると思っていたのに、最
後に燃えてしまった。その結果、泣き出してしまうメカもいて、みんなが一生懸命
やってくれているんだな、というのが伝わってきました。あのSUGO戦があったから
こそ次の富士での優勝のよろこびもひとしおでした。全体的にはトラブルが多く
て、予選がよくても結果につながらないことが多かったけれど、来年はチーム体制
もチームメイトも今年と同じということなので、タイトルをねらいたいです」
ワイン・ガードナー「印象という意味では、SUGO(第3戦)がいちばん思い出深い
ね。クルマもよかったし、レースももう勝ったと思っていたから。それで、いきな
りクルマから火を噴いたんだからね。でもベストなのは、やっぱり勝ったとき(第
5戦富士)だ」
#12 カルソニックスカイライン
星野一義「意欲的にタイトルをねらっていったシーズンだけど、獲れなかったのは
残念だった。正美とのコンビはぜんぜん問題なかったけど、鈴鹿の第1戦で結果を
残せなかったのが尾を引いたと思う。その点、同じGT-Rのなかでもコマスのところ
(#1)はうまくまとめたよね。ピット作業をはじめ、すべての点でトータルにニス
モが勝っていたんだと思うよ。そういう意味では、これからやることがいっぱいあ
ると思う。来年もタイトルを獲るつもりでがんばるよ」
影山正美「今年はカッコ悪い1年でした。タイムが出ないときでも自分でなんとか
しようという気持ちがあって、リズムを崩してしまったと思います。その原因は自
分のなかでは解析できているつもりなんですが、言葉にするのはむずかしいですね。
オレがもっとしなければいけないことがあったのにできていなくて、星野さんに迷
惑をかけてしまった部分もありました。でも、星野さんと初めて組んだことで勉強
になったことも多かったと思います。意欲、それからレースに対してのシミュレー
ションは、星野さんから学びました。星野さんは、セッティングにしても、レース
での自分でのパートでの走りにしても、すべてシミュレーションができている。そ
れが一番学んだことですね」
#16 Castrol無限NSX
中子修「今年のシリーズは1回も勝てなかったのが心残りですね。とくに最後のも
てぎではマシンが新車になったんですが、あれだけいいものをもらっていただけに
勝てなかったのが余計にショックです。それまでのマシンは長く使っていてセッ
ティングをしても敏感に反応してくれない部分もあったのですが、新車に変わって
セッティングも出たし、ちょっと触ってもすごく変化してくれました。それなのに
結果につなげることができなくて辛かったですね」
道上龍「ボクにとってはGTもフォーミュラ・ニッポンも去年に比べると苦労したき
びしい1年でした。でも、フォーミュラでもGTでも、マシンの開発をしたり勉強に
なったこともありました。どっちのレースも優勝がなくてくやしくはありましたが、
こういう1年もあると思います。来年のことはまだ決まっていませんが、(GTCで
は)たぶん無限で乗ると思います。来年はレギュレーションが変わってダウンフォー
スが抑えられる分マシンは遅くなると思いますが、12月から早速テストがあるので、
また一からやって、来年は勝ちたいと思います」
#18 TAKATA童夢NSX
脇阪寿一「チャンピオンが獲れなくて残念でしたね。リタイアが多かったのがくや
まれます。もっと速く走ろうと思ってプッシュした結果が中盤戦のリタイアにつな
がりました。でも、ミノルさん(林ミノル童夢社長)から『クルマなりに走ればい
い』と言われてふっきれたので、後半戦は安定したと思います。去年は表彰台に乗っ
ていませんが、今年は何回も乗れたし、役割は果たせたと思います」
金石勝智「1回勝ててよかったなというシーズンでした。チャンピオンになれなかっ
たのでくやしいシーズンでもありましたよ。ドライバーズタイトルもチームタイト
ルも持っていかれましたからね。でも、いつもいい闘いはできていたと思います。
寿一とのコンビは、オレが大人だからうまくいったと思っています(笑)。バラン
ス的に他チームよりよかったのかなとは思います。セッティングの好みも似ていま
したしね。来年、同じコンビでGTをやるなら、もちろんタイトルを獲りたいです」
#30 NICOS McLaren
岡田秀樹「GTCのシーズンとしては、成績が残らなかったからね。たしかにクルマ
的にはちょっと辛かったけど、もう少しがんばりたかった。個人的、チーム的には
鈴鹿1000kmがよかったね。ボクもチームもミスなくうまくいったし、2位になれた
から」
山田洋二「辛かったっていえば最後のもてぎかな。けっこう暑かったでしょ。レー
ス中にクールスーツが壊れちゃって、蒸し風呂状態になっちゃったんだ。ラスト7
周くらいはもう酸欠っていうか、意識もうろうとなってきて。なんとか完走できた
けど、クルマから降りたときは一人で歩けなかったから。シーズン全般としては、
やはり国産勢と差がありすぎたね。ライバルがディアブロしかいない(笑)。もう
少しこのクルマで戦えるよう考えてほしいね」
#32 cdmaOneセルモスープラ
木下隆之「旧型のナンバー1を目指して(笑)、苦しい思いもしてきたが、このオー
ルスター戦からは99年型になったので、田中(哲也)選手(#3 ユニシアジェックス
スカイライン)さようなら(笑)。今年のシーズンはすべて初めてづくしで、自分
のチームとしてやったのも初めてでしたが、そのわりにはまとまっていたと思いま
す。初年度チームとしては上デキだと思うし、スポンサーにも恩返しできたんじゃ
ないでしょうか? 来年もこのままスポンサーさんが継続してくれる可能性は大だ
と思っているので、そうなればニューシャシーで上位争いをしたいですね」
近藤真彦「勉強になった1年だと思います。短い時間で木下選手のセッティングを
把握して、そのマシンに慣れなきゃいけなかったので。とくにシリーズ前半はスター
トドライバーを務めたのでたいへんでした。初めてのパートナーだし、二人ともスー
プラが初めてということで、お互いの好みの違いもわからなかったけど、後半はお
互いのセッティングを近づけてクルマを作ってくれたのでラクになりました。でも、
クルマが98年型なので、後半になるとトラブルが出始めてしまいました。来年のこ
とはまだ決まっていませんが、このままの体制でニューマシンになるのがベストだ
と思います」
*GTインサイドレポート2に続く
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
'99フォーミュラ・ニッポン特別走行会 鈴鹿で開催
11月14日の最終戦で今シーズンの幕を閉じたフォーミュラ・ニッポンだが、
早くも来シーズンに向けてのテストが行われる。
今回の走行会は、来季ドライバーのオーディションが主目的で、新たな顔ぶ
れとして今季F3を戦った金石年弘、松田次生、そして、マレーシアからFニッ
ポン参戦を目指すアレックス・ユーンなどが走る。
日 時:12月8日(水) 9:30~11:30/13:30~15:30
12月9日(木) 9:30~11:30/13:30~15:30
当日は遊園地入場料(大人1600円、小中学生800円)で見ることができます。
****1999年フォーミュラ・ニッポン特別走行会参加予定リスト****
チーム ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans 1 本山 哲(12/8) レイナード99L/無限MF308(東名)
1 A.ユーン(12/9) レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 未定 レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 未定 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03/無限MF308(尾川)
10 加藤寛規 GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 近藤真彦 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
ARTA 56 金石年弘 レイナード99L/無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 OSAMU レイナード99L/無限MF308(シエラ)
63 未定 ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 65 A.ユーン(12/8) レイナード99L/無限MF308(尾川)
65 松田次生(12/9) レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 R. デルフラー ローラB99-51 /無限MF308(東名)
68 脇坂薫一 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
(最終的なエントリーは12月3日に確定)
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
Race Report 決勝日レポート 99/11/28
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
Mobil 1 NSXが完璧なレース運びでGTオールスター戦連覇!!
RAYBRIG NSX2位で、国さんのラストランを飾る
今シーズンを締めくくるビッグイベント、NICOS CUP GTオールスター戦'99 in
AUTOPOLISの決勝レースが11月28日、大分県・上津江オートポリスで開催された。
昨晩から早朝までは小雪がちらつくあいにくの天候だったが、決勝レースが始ま
る昼過ぎには時折雨が降るもののおおむね曇りという状況となった。
とは言え、やはり気温は5度程度。路面温度も6度。しかもレース前に一端、雨
は止んだもののコースはウエットのまま。初開催のサーキットだけに天候の変化の
予測が出来ず、各チームタイヤ選択に頭を悩ませた。
そして、定刻の13時30分にフォーメーションラップがスタート。気温の低さを考
慮してフォーメーションは2周行われた。そして、スタートではポールポジション
のNo.64 Mobil 1 NSX(光貞秀俊)が好スタート。これに予選2位のNo.16 Castrol
無限NSX(道上龍)がピタリと付ける。この2台は浅溝のレインタイヤ。ところが、
予選3位のNo.18 TAKATA童夢NSX(金石勝智)はカットスリックを選択したのだが、
これが裏目に出て2周目にスピンし大きく出遅れる。また、予選4位のNo.6 ESSO
Tiger Supra(ワイン・ガードナー)、No.12 カルソニックスカイライン(星野一
義)はスリックタイヤを使うというギャンブルに出たが、思うように路面は好転せ
ずに、一気に最後尾まで順位を下げてしまった。しかもNo.6 ESSOは10周目にスピン
アウトし、コースに復帰するもののレースからは脱落した。
トップNo.64、No.16は僅差で、ともに1分55秒から54秒のハイペースで後続に差
を付けていく。予選で中段に付けたNo.38 FK/マッシモセルモスープラ(竹内浩
典)、No.36 カストロール・トムス・スープラ(黒澤琢弥)らスープラ勢は低い路
面温度にタイヤがマッチせず、順位をさげ、代わって3番手を争うのはNo.100
RAYBRIG NSX(高橋国光)とNo.1 ペンズオイル・ニスモGT-R(エリック・コマ
ス)。そして、予選12位のNo.2 ARTAゼクセルスカイライン(ミハエル・クルム)、
No.3 ユニシアジェックススカイライン(長谷見昌弘)が一気にジャンプアップして
この後ろに付けた。
レース序盤は雨が降ったり止んだりと、微妙な状況。雨がおさまった序盤はイン
ターミディエイト・タイヤのNo.1 ペンズオイルが、No.100 RAYBRIGを抜き、トップ
2台のNSXに1秒差程度までグッと迫るが、また雨が強く降り出すと、引き離されて
しまう。このような天候に悩んだ、No.1 ペンズオイルは思い切って20周で早くも
ピットイン。ドライバーは本山哲に、タイヤもレインに代えた。24周目には3番手
走行のNo.100 RAYBRIG NSXもピットイン。今季で引退する高橋は、ステアリングを
飯田章に譲り、最後の走りを終えた。
一方、トップを行くNo.64 Mobilと2番手No.16 Castrolはピットインを先に延ば
す作戦に出た。No.64は31周目にピットイン。ドライバーはトム・コロネルに代わ
る。追い上げるNo.16 castrolは規定ギリギリの34周目にピットイン。タイヤを換
えずにピット作業時間短縮を狙った。だが、ドライバーが中子修に代わる時に、シー
トベルトのバックルが不調になり時間を使ってしまい、せっかくの作戦がムダにな
る。コースに戻ったときにはすでに、トップNo.64 Mobilは6秒以上前を行ってし
まった。とは言え、後半の追い上げに期待を掛けたが、なんとこの頃から雨が完全
に上がって日差しも出てくるなど、無交換のタイヤには一気に不利となり、追うど
ころかペースはどんどん落ちてしまう。
ペースが2分1秒程度と上がらないNo.16 Castrolに対して、No.100 RAYBRIGと
No.1 ペンズオイル、No.2 ARTAゼクセルスカイラインは1分56~57秒と急激に差が
詰まる。中でもNo.100 RAYBRIG NSXは55秒台を連発し、43周目にはNo.16をかわし
て、トップのNo.64に迫っていく。とは言え、この時点でNo.100に20秒以上の差を
付けていたNo.64だったため、簡単に逃げ切るかと思えた。だが、No.64はシフトに
トラブルを抱え、思うようにペースは上がらない、なんとかNo.100との間を考えな
がらコロネルが残りを走りきろうと頭脳戦に出る。そして、ラストラップには3.5秒
差まで迫られたが、なんとか逃げ切って、No.64 Mobil 1 NSXそしてコロネルにとっ
ては2年連続のGTオールスター戦勝利となった。3位には終盤No.16とNo.1をかわ
したNo.2 ARTAゼクセルスカイラインが入った。
クスコスバルインプレッサがオールスター初勝利!
STPアドバンタイサンGT3Rはペナルティとトラブルに沈む
GT300クラスでは、クラスポールのNo.19 ウエッズスポーツセリカが、スリック
タイヤを選択するというギャンブルに出たが、見事に裏目に出て、最後尾に落ち
る。代わってトップに出てきたのは予選2番手のNo.77 クスコスバルインプレッサ
だった。しかし、土曜日午前の練習走行でクラッシュし、予選に出走出来なかった
ために最後尾スタートとなったNo.26 STPアドバンタイサンGT3Rが驚異的なスピー
ドで追い上げ、2番手No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7、そしてトップのNo.77 クス
コスバルインプレッサを相次いでかわしてトップに立つ。このまま逃げ切ると思わ
れたNo.26だったが、なんとピットでの制限速度違反でペナルティを受け、さらに
エンジントラブルでコース上にストップし、勝利を逃してしまった。これでNo.77
クスコスバルインプレッサは一気に楽になり、そのまま逃げ切ってGTオールスター
戦初勝利を挙げた。2位には序盤にスピンして、一度は順位を大きく下げながらも
追い上げたNo.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7が入り、3位にはねばり強く走りきった
No.15 ザナヴィARTAシルビアが入った。
GT500優勝
No.64 Mobil 1 NSX
光貞秀俊「スタート前のタイヤの選択はとてもむずかしかった。トムとじっくり
考えて決めたのがうまくいったということですね。スタートもうまくいって、序盤
は道上(#16)とペースを作れました。いいレースの流れができたことが勝利につ
ながったと思います。選んだタイヤはレインだったんですが、途中でブロー気味に
なってアンダーが出たんですが、ちょうどそのころに霧雨が降り出して、ストレー
トでも水のあるところを走るなど、タイヤをいたわって走りました」
トム・コロネル「今日のような展開では、レースをコントロールすることがだいじ
で、それがうまくいきました。ボクとしては、コースに出て最初の2、3周を速く
走れたことがよかったですね。ウェットタイヤだったので、途中からコースが乾き
出したのは苦労しました。それと終盤にクラッチがおかしくなってシフトダウンが
スムーズにできなくなって、スロットルを使ってごまかしました。飯田選手が追い
上げてきたのは中嶋さんから無線で聞いていまして、その差をつねに伝えてもらい
ました」
GT500優勝
No.77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「最後はドライになってきて、タイヤを保たせるのを気にした走りになっ
て、走りはつまらなかったけど、結果はオーライだったね」
谷川達也「午前中も雨だったんですが、ぜんぜんダメでした。本気で走ってもタイ
ムでちぎられていました。でも決勝に向けてセットを変えたら楽しく走れるように
なった。これだけコロッと変えてくれたんで、チームのおかげです。金曜にエンジ
ンが壊れて載せ換えてるんで、壊れないことを祈って、最後までヒヤヒヤしてみて
いました。シリーズでいいことなかったんで、(今回の優勝は)来年にもつながる
結果になったと思います」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
NICOS CUP GTオールスター戦'99 -RIJ- (1999-11-28) Provisional Race-Results
For NICOS CUP GT-Allstar '99 オートポリス(JPN) : 4.674km
P No.Cl Car---------------------- Driver(s)------ Lap GoalTime--- -km/h--
1 64 5 Mobil1 NSX コロネル/光貞 54 1:46'04.232 142.771
2 100 5 RAYBRIG NSX 国光/飯田 54 1:46'07.756 142.692
3 2 5 ARTAゼクセルスカイライン 亜久里/クルム 54 1:46'42.610 141.915
4 1 5 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/本山 54 1:46'52.637 141.693
5 16 5 Castrol無限NSX 中子/道上 54 1:47'41.328 140.625
6 36 5 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/黒澤 54 1:48'00.059 140.219
7 38 5 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 54 1:48'00.449 140.210
8 32 5 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 53 - 1Lap
9 3 5 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 53 - 1Lap
10 55 3 ECLIPS タイサンバイパー 田嶋/本庄 52 - 2Laps
11 12 5 カルソニックスカイライン 星野/影山正美 52 - 2Laps
12 88 5 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 52 - 2Laps
13 39 5 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/正彦 51 - 3Laps
14 30 5 NICOS McLaren GTR 山田/岡田 51 - 3Laps
15 77 3 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 50 - 4Laps
16 7 3 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本/山野 50 - 4Laps
17 15 3 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士/井出 49 - 5Laps
18 81 3 ダイシンシルビア 福山/大八木 49 - 5Laps
19 19 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/原 49 - 5Laps
20 25 3 モモコルセ・アペックスMR2 新田/高木 49 - 5Laps
21 6 5 ESSO Tiger Supra 野田/ガードナー 49 - 5Laps
22 26 3 STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー 39 - 15Laps
---------------------------------- DNC -----------------------------------
37 5 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/右京 24 - 30Laps
18 5 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 23 - 31Laps
72 3 オークラRX7 石川/平野 14 - 40Laps
**************************************************************************
* Fastest Lap : 1'54.037 (147.552 km/h) #16 道上 龍 On 28/54 Lap
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/オートポリス
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
Qualify REPORT 予 選 99/11/27
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
初開催のコースでNo.64 Mobil 1 NSXが魅せた!
GT300はNo.19 ウェッズスポーツセリカが最後を締める
1999年を締めくくる国内モータースポーツ最後のイベント、NICOS CUP GTオールス
ター戦'99の公式予選が、11月27日に大分県・上津江オートポリスで行われた。GT500
クラスではNo.64 Mobil 1 NSXのトム・コロネルが1分43秒235でGTオールスター戦2
年連続のポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.19 ウェッズスポーツセリカが
僅差の戦いを制してクラスポールを手にした。
■NSX勢同士のポール争いはMobilに軍配
シリーズ戦では午前と午後に1回ずつ計2回の予選が行われるが、今回のGTオール
スター戦では、午後に1時間の予選1回でスターティンググリッドが決定されること
になった。
この日は朝からどんよりとした曇り空で気温も4~7度と非常に冷え込んだ。午前
中2時間に渡って行われた練習走行では、No.18 TAKATA童夢NSXが1分44秒258でトッ
プタイム。これにNo.64 Mobil 1 NSX、No.100 RAYBRIG NSXと上位をNSXが独占。これ
にNo.6 ESSO Tiger Supraが4番手、6番手にNo.1 ペンズオイル・ニスモGT-Rと続い
た。
そして、いよいよ迎えた予選。午後2時15分からスタート。この予選時間は20分ず
つ3つのセッションに分けられ、最初がGT500、GT300両クラス混走、次がGT300クラ
ス占有、最後がGT500占有となる。これは通常のシリーズ戦と逆のパターンになって
いる。
予選最初の混走セッション。路面温度が6度程度と非常に低かったために、開始序
盤はみなタイヤを温めるために慎重な走行となる。そうして7分過ぎにまずは、No.6
ESSO Tiger Supraが最初に1分44秒台に入れトップに立つ。だが、それもつかの間
No.18 TAKATA童夢NSXが44秒401でトップを奪う。しかし、次のラップではNo.6 ESSO
がさらに44秒268とタイムを詰めて再度トップに。No.100 RAYBRIG NSXも44秒342で2
番手に。15分過ぎになるとこの2台を上回る43秒963でNo.16 Castrol無限NSXがリー
ダーへと駆け上る。この混走セッション終了2分前にNo.38 FK/マッシモセルモスー
プラが44秒403、No.1 ペンズオイル・ニスモGT-Rが45秒265を記録し4、5番手とな
る。このままこの混走セッションは終了し、トップはNo.16 Castrol無限、続いて
No.6 ESSO Tiger、No.100 RAYBRIG、No.38 FK/マッシモセルモ、No.1 ペンズオイル
と強豪が接戦を繰り広げた。
そして、最後のGT500占有タイムに入る。ここでも序盤はタイヤを温めるために静
かな滑り出しとなる。そして10分経過時点で、No.64 Mobil 1 NSXのトム・コロネル
が1分43秒789を叩き出してトップに立つ。トムはさらに43秒235までタイムを刻んで
くる。これに対してNo.18 TAKATA童夢NSXの脇阪寿一も43秒216、No.16 Castrol無限
NSXの道上龍も43秒573まで迫るが、No.64 Mobilには届かず、このまま予選時間が終
了した。これでNo.64 Mobil 1 NSXとコロネルはGTオールスター戦2年連続のポール
ポジション獲得となり、この勢いでオールスター連覇を目指す。予選2位はNo.16
Castrol無限NSX、3位はNo.18 TAKATA童夢NSXと上位3位をNSXが独占。4番手には
No.6 ESSO Tiger Supraが、スカイライン最上位は99ドライバーズ・チャンピオンの
エリック・コマスの率いるNo.1 ペンズオイル・ニスモGT-Rの9位となった。
■GT300はコンマ265秒差に上位3台の大接戦
GT300クラスでは、今季クラスチャンピオンとなったNo.25 モモコルセ・アペック
スMR2(新田守男)が混走セッションを終始リード。1分53秒626までタイムをアップ
する。これにNo.77 クスコスバルインプレッサ、No.15 ザナヴィARTAシルビアが続く。
そしてGT300占有セッションに入ろうとしたとき、コース施設にトラブルが発生し、
約20分間の中断があった。そして、再開後に一気にアタックに入ったのがNo.19 ウェ
ッズスポーツセリカの織戸学だった。10分経過時点で1分53秒358を出してNo.25 モ
モコルセ・アペックスからトップを奪う。そしてNo.77 クスコスバルも53秒546まで
タイムアップし2番手に飛び込む。そして混走セッションをほとんど走らずに満を持
してこの占有セッションに賭けたNo.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7の山野哲也が53秒
623まで迫るが上位2台にわずかに届かず3番手。このままこのセッションは終了し、
No.19 ウェッズスポーツセリカがクラスポールを獲得した。上位3台の差はわずかに
コンマ265秒。明日の決勝でGT300クラスはシリーズ戦同様に接近した戦いを繰り広げ
そうだ。
GT500 POLE POSITION
No.64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル(1'43.235)
「このサーキットは自分が走ったなかで一番いいコースだと思います。アップダウン
もあって高速低速といろいろなコーナーもありますからね。今日は気温が低かったの
でコースに出て3周のあいだはタイヤを温めることを心がけました。明日も同様でし
ょうから、スタート直後はみんな大変でしょう。ボクらはどちらがスタートを担当す
るのかまだ決まっていません。決勝レースはオールスターらしく楽しいレースにした
いです。でも、今年を締めくくるレースですから、やっぱり勝ちたいですね」
光貞秀俊「このオートポリスは2回目なんですけど、前は金曜日だけで帰っちゃいま
したから、初めてみたいなもんですよ。でも、わりと好きなコースです。タイムは43
秒台になると思ってましたから予定通りです。NSXはみな調子いいですね。ファンの
みなさんに『やっぱりNSXはいいクルマだな』と思ってもらえるように、決勝はブッ
ちぎりで勝ちたいです」
GT300 POLE POSITION
No.19 ウェッズスポーツセリカ
織戸学(1'53.358)
「1分52秒台は絶対に出る予定でしたが、セッション早々の赤旗で、温めていたタイ
ヤを冷やしてしまい、フロント・リアのバランスが狂ってしまい、僕にとっては初の
ポールなんでよろこんでもいいんだけど、ちょっとくやしかった。ここは昨日初めて
走ったコースだし、まあいいかな。満タンでもクルマのバランスは問題ないんで、勝
ちたいですね。僕らは2人そろって速いし、オールスター戦といっても、メカニック
も気合い入ってるし、いい結果になるんじゃないかな?」
原貴彦「僕は基準タイムクリアだけの予選でした。このコースはグループAのシビッ
クで勝っているし、JTCCでも走っています。だから好きなコースです。気温が低いか
らタイヤの心配もなさそうだし、最後まで思いっきり行きますよ。そして、勝ちたい
ですよね」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
NICOS CUP GTオールスター戦'99 -RIJ- (1999-11-27) Qualifying-Session
For NICOS CUP GT-Allstar '99 オートポリス(JPN) : 4.674km
P No. Cl. Car-------------------- Driver(s)------ Best-LapT -Behind -km/h--
1 64 5 Mobil1 NSX コロネル/光貞 1'43.235 162.991
2 16 5 Castrol無限NSX 中子/道上 1'43.573 0.338 162.459
3 18 5 TAKATA童夢NSX 脇阪/金石 1'43.592 0.357 162.430
4 6 5 ESSO Tiger Supra 野田/ガードナー 1'44.268 1.033 161.376
5 100 5 RAYBRIG NSX 高橋国光/飯田 1'44.343 1.108 161.260
6 38 5 FK/マッシモセルモスープラ 竹内/立川 1'44.403 1.168 161.168
7 36 5 カストロールTOM'Sスープラ 関谷/黒澤 1'44.561 1.326 160.924
8 32 5 cdma Oneセルモスープラ 木下/近藤 1'44.755 1.520 160.626
9 1 5 ペンズオイル・ニスモGT-R コマス/本山 1'45.035 1.800 160.198
10 30 5 NICOS McLaren GTR 山田/岡田 1'45.296 2.061 159.801
11 39 5 デンソーサードスープラGT 土屋圭市/正彦 1'45.561 2.326 159.400
12 2 5 ARTAゼクセルスカイライン 亜久里/クルム 1'45.693 2.458 159.201
13 3 5 ユニシアJECSスカイライン 長谷見/田中 1'45.731 2.496 159.143
14 12 5 カルソニックスカイライン 星野/影山正美 1'45.963 2.728 158.795
15 37 5 カストロールTOM'Sスープラ 鈴木利男/右京 1'46.735 3.500 157.647
16 55 3 ECLIPS タイサンバイパー 田嶋/本庄 1'49.209 5.974 154.075
17 19 3 ウェッズスポーツセリカ 織戸/原 1'53.358 10.123 148.436
18 77 3 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'53.547 10.312 148.189
19 7 3 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本/山野 1'53.623 10.388 148.090
20 25 3 モモコルセ・アペックスMR2 新田/高木 1'53.625 10.390 148.087
21 15 3 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士/井出 1'54.075 10.840 147.503
22 81 3 ダイシンシルビア 福山/大八木 1'54.102 10.867 147.468
23 72 3 オークラRX7 石川/平野 1'57.662 14.427 143.006
------------------------------- DNQ ----------------------------------------
88 5 ノマドディアブロGT1 和田久/古谷 1'55.553 12.318 145.616
26 3 STPアドバンタイサンGT3R 松田/シュワガー --------
****************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/オートポリス
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
■ NICOS CUP GT ALL STAR RACE'99 in AUTOPOLIS
■ GT INSIDE REPORT FMOTOR4 EDITION
PREVIEW REPORT プレビュー 99/11/20
-------------------------------------------------------------------------
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
今年最後のビッグイベントだ!!
GTオールスターズが九州初上陸!舞台はオートポリス
未知のコースでどんなドラマが待っているのか…
熱戦の続いた1999年のAUTOBACS CUP 全日本GT選手権もGT500のエリック・コマス
(No.1 ペンズオイル・ニスモGT-R)、GT300の新田守男(No.25 モモコルセ・ア
ペックスMR2)がチャンピオンを獲得して終了した。国内のビッグレースもほとん
どが終了したが、GTファンのお楽しみはまだまだある。
そう、今年もNICOS CUP GTオールスター戦が開催されるのだ。今年はついにGT
オールスターズが九州の地に上陸する。時は11月27、28日。場所は大分県上津江村
のオートポリス・サーキットだ。F1開催も可能な施設を持ちながら、諸般の都合か
ら95年以来ビッグレースから遠ざかっていたオートポリスだったが、今回のGTオー
ルスター戦で久々にビッグマシンの爆音が帰ってくることになる。
■実力と人気で選ばれた25チームが真剣勝負
今年、GTオールスター戦に参加できるのは、まずは実力&実績組として、GTCシ
リーズ戦の各クラスの勝利経験チームとスペシャル・ステージのPokka鈴鹿1000km
レースでのGT500/GT300クラスの勝利者が選ばれる。そして、ファン投票で支持を
集めた上位チームを合わせて全25チーム50人のドライバーたちが選抜された。今
季、ドライバーズタイトルを獲ったコマス、新田をはじめ、惜しくも涙を呑んだ関
谷正徳/黒澤琢弥組(No.36 カストロール・トムス・スープラ)、土屋武士/井出
有治(No.25 ザナヴィARTAシルビア)など有力チームがシリーズ戦での屈辱を晴ら
すべく、全力で来るだろう。
また、GTオールスター戦では、シリーズ戦で義務づけられているウエイトハン
ディ制は採用されない。このため、各マシンのパワーが掛け値なしで発揮されるだ
ろう。ハンデによって苦戦を強いられたNo.18 TAKATA童夢NSX(脇阪寿一/金石勝
智組)などNSX勢にとっては、その実力を見せつけるチャンスかもしれない。
とは言え、このオートポリスはかなり長いメインストレート(904m)と低速のヘア
ピン2カ所にいくつかの高中速コーナーが巧みに組み合わされ、適度なアップダウ
ンもあるなかなかの難コースだ。こういった、総合力が問われるコースはスープラ
の得意とするところだ。また、ここでは最近ビッグマシンでのレースが行われてい
ないし、もちろんGTマシンで走るのは初めてだけにGTドライバーズたちにとっては
未知のコースといえる。27日午前の公式練習後、午後に1回だけの予選というスケ
ジュールだけに、マシンのセッティングに手間取ると下位に埋もれてしまう可能性
だってある。この辺を考えるとスピードではやや不利なスカイラインGT-Rでも、操
縦性の良さを考えると、決して侮れない存在になるだろう。
GT300クラスでは、ウエイトがないだけにシリーズ戦で絶対的な速さを見せたシル
ビア勢が有利に感じられる。特にシリーズ戦で勝ちを逃しているNo.81 ダイシンシ
ルビアは一発を狙ってきそうだ。さらにシリーズ後半に速さを発揮したNo.26 STPア
ドバンタイサンGT3R(松田秀士/D.シュワガー組)、No.7 RE雨宮マツモトキヨシ
RX7(松本晴彦/山野哲也組)なども注目だ。
シリーズ戦において、皆が勝手知ったるサーキットですら勝者の予想がつかない
GTCだ。まったく未知のコースといえるオートポリスでは、勝者どころか、どのマシ
ンが有利かも正直予測もつかない。ただ言えるのは、今年のモータースポーツ・
シーズン最後のビッグレースだけに各チーム、ドライバー思いっきり攻めてくるは
ずだから、とんでもなく迫力ある、激しいレースになることだけは請け合おう。
■国さん、ついに本当のラストランに
そして、もう一つ忘れてはならないことがある。それは日本、いや世界のレーシ
ング・シーンで41年間に渡り活躍してきた、日本の誇るレーサー、高橋国光がこの
GTオールスター戦をもって、ビッグレースから引退するということだ。引退レース
であるのだが、国さんと飯田章のNo.100 RAYBRIG NSXは、きっと勝利を狙って激走
を見せてくれるはず。我らが愛すべき"国さん"のラストランをその目に焼き付けて、
この偉大なる"レースの鉄人"に大いなる拍手を送って欲しい。
■GTオールスター戦ならのお楽しみも盛りだくさん
メインイベントのレースは真剣勝負だけど、NICOS CUP GTオールスター戦はファ
ンのための夢の祭典だ。このオールスター戦だからこそというイベント、アトラク
ションも数多く用意されている。さらに、シーズン最後ということもあって、ドラ
イバー、チームスタッフ、キャンギャルたちもとっておきの大サービスをしてくれ
るかも。ともあれ、1日中GT漬けになって楽しめること請け合いだから、レース・
マニアはもちろん、クルマ好きからその家族、友達に彼女までみんなで楽しめるぞ!
27、28日はオートポリスへGOだ!
Report by GTインサイドレポート班
以上
☆予想エントリーリスト
NICOS CUP GTオールスター戦'99 オートポリス(11/27,28)
[GT500] 17台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ *
------------------------------------------------------------------------------
1 ペンズオイル・ニスモGT-R エリック・コマス(F) 本山 哲 NISMO BS *4
2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 ミハエル・クルム(D) NISMO BS 6
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS 9
6 ESSO Tiger Supra 野田英樹 ワイン・ガードナー(AUS)
ESSO Tiger Team LeMans BS *
12 カルソニックスカイライン 星野一義 影山正美 TEAM IMPUL BS 2
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 無限×童夢プロジェクト BS+12
18 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一 金石勝智 無限×童夢プロジェクト BS*10
30 NICOS McLaren GTR 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS 19
32 cdma Oneセルモスープラ 木下隆之 近藤真彦
cdma One TOYOTA TEAM CERUMO with Key's BS 7
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 黒澤琢弥 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI*16
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 片山右京 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 5
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 立川祐路 TOYOTA TEAM CERUMO BS 14
39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 影山正彦 TOYOTA TEAM SARD YH 3
55 CLIPSEタイサンバイパー 田嶋栄一 本庄康幸 TEAM TAISAN with ADVAN YH 17
64 Mobil 1 NSX トム・コロネル(NL) 光貞秀俊 Mobil1 NAKAJIMA RACING BS*13
88 ノマドディアブロGT-1 和田 久 古谷直広 JLOC TY 8
100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS *1
[GT300] 8台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ *
------------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 RE雨宮レーシング YH 11
15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 NISMO YH*15
19 ウエッズスポーツセリカ 織戸 学 原 貴彦 RACING PROJECT BANDOH YH *
25 モモコルセ・アペックスMR2 新田守男 高木真一
MOMOCRSE Racing Team with Tuchiya YH *
26 STPアドバンタイサンGT3R 松田秀士 D.シュワガー(D) TEAM TAISAN Jr. with ADVAN YH *
72 オークラRX7 石川 朗 平野 巧 オークラロータリーレーシング YH 20
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 クスコレーシング YH 18
81 ダイシンシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN YH +
○略号
*)最後の数字はファン投票順位(20位まで)、*はシリーズ戦勝利、+は鈴鹿1000km優勝
※タイヤ BS:ブリヂストン、MI:ミシュラン、TY:トーヨー、YH:ヨコハマ
※国 籍 AUS:オーストラリア、D:ドイツ、F:フランス、NL:オランダ
※このエントリーはGTインサイドレポート班調べによるもので、
公式の発表ではありません。エントリーは直前に変更される場合もあります。
GTオールスター戦ではシリーズ戦のウエイトハンディは反映されません。
☆タイムスケジュール
11月26日(金) 練習走行
N1/カート フリー走行 9:00~12:00
☆GTフリー走行 14:00~16:00
11月27日(土) 公式予選
カート予選 8:15~ 8:30
N1予選 8:40~ 9:10
☆GT練習走行 9:35~11:35
☆ピットウォーク 11:45~12:45(ガードナー・バイクデモラン)
N1-1決勝 13:10~14:00 20周
☆GT予選 14:15~15:15
11月28日(日) 決勝レース
☆GTフリー走行 9:00~ 9:30
N1-2決勝 9:55~11:00 20周
カート決勝 11:20~11:50 7周
☆ピットウォーク 11:55~12:40
(ガードナー・バイクデモラン、スパーカー・デモラン、高橋国光セレモニー)
スターティングセレモニー 13:00~
☆GT決勝スタート 13:30~ 54周(終了予定15:15)
☆観戦チケットのご案内
【チケット】
■入場観戦券(中学生以下は無料)
◎前売入場観戦券(27、28両日有効):4,500円
◎当日販売チケット
28日(決勝)入場観戦券:5,500円、27日(予選):2,500円、26日(練習):1,500円
※観戦場所は制限エリア(パドック、ピットエリア、タワー、ロイヤルルーム他)
以外は第1、最終コーナースタンドと、どこでも自由に観戦可能。
■前売ロイヤルルーム入場観戦券(限定2,000枚)は完売致しました。
■パドックエリアパス(パドックパス):6,000円(27、28両日用、当日売りのみ)
※パドックエリア券はピットウォークの入場もできます。
■ピットウォークパス:2,000円(1日有効、当日売りのみ)
※パドックパス、ピットウォークパスには、観戦券が別途必要です。
【チケット発売所】
●ローソンチケット(ダイエー内ローソンも含む)●チケットぴあ
●ファミリーマート●JTB●オートバックス(中国、四国、九州地区各店)
●その他最寄りのチケットショップでお買い求め下さい。
☆チケットのお問い合わせ先:
ローソンチケット 092-844-5945、チケットぴあ 092-708-9999、
JTB海外旅行九州支店 092-712-0700
☆現地宿泊及び各地区からのツアーをご希望の方:
JTB海外旅行虎ノ門支店 03-5512-0530、JTB海外旅行九州支店 092-712-0700
(熊本駅、大分駅からの当日日帰りツアーもあります。お申し込みはお早めに)
【お問い合わせ】
●オートポリスサーキット TEL:0973-55-1111/FAX:0973-55-1113
●GTオールスター実行委員会 TEL:03-3461-9893/FAX:03-3461-9882
【TV放送】
12月4日(土) 16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビせとうち/ティーエックスエヌ九州
大分放送(OBS):12月11日(土) 25:40~/長崎放送(NBC):12月18日(土) 25:40~/
熊本放送(RKK):12月22日(水) 25:50~/宮崎放送(MRT):12月18日(土) 26:10~/
南日本放送(MBC):12月12日(日) 25:20~
※放映日時は予定です。
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
(全戦終了)
1999 3 4 5 5 6 7 8 8 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 21 18 02 23 06 04 01 29 03 14
Championship 鈴 筑 富 美 富 鈴 菅 T 茂 鈴
Drivers-point 鹿 波 士 祢 士 鹿 生 I 木 鹿
Po-No-Driver------------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1 1 D.マニング (3) 9 9 9 9 9 9 (4) 6 - 67 60
2 55 金石 年弘 4 0 1 2 0 6 3 - 9 9 34 34
3 3 S.フィリップ 2 0 4 0 6 0 0 6 0 6 24 24
4 15 R.ビルタネン 0 3 2 1 2 - 0 9 2 4 23 23
5 64 松田 次生 0 0 6 0 3 4 4 2 4 - 23 23
6 77 伊藤 大輔 0 1 0 6 1 3 6 3 0 0 20 20
7 7 荒 聖治 9 0 3 0 4 0 0 - 3 - 19 19
8 2 W.エプラヒム 6 4 0 3 0 0 2 - DNS - 15 15
9 17 黒澤 治樹 0 6 0 0 0 2 0 - 0 0 8 8
10 9 谷川 達也 1 2 0 4 0 0 0 - 0 0 7 7
11 87 M.メディアーニ 0 0 0 0 0 1 1 1 1 3 7 7
12 16 五味 康隆 0 0 0 0 0 0 0 - 0 2 2 2
13 18 密山 祥吾 0 0 0 0 0 0 0 - 0 1 1 1
71 内山 清士 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0
8 井上 智之 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0
5 滑川 健 0 0 0 0 0 0 0 - 0 0 0 0
6 中嶋 廣高 0 0 0 0 0 0 - - - - 0 0
33 小早川 受黎 0 - 0 0 0 0 - - - - 0 0
4 P.バン.スクート - 0 0 - - 0 - - - - 0 0
53 富澤 勝 - 0 - - 0 - - - 0 - 0 0
4 酒井 浩 - 0 0 - - - - - - - 0 0
20 伊藤 健二 - - - - 0 - - - - - 0 0
20 平野 功 - - - - - - - - 0 - 0 0
4 高原 智一 - - - - - - - - DNS - 0 0
*****************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
(全戦終了)
1999 4 5 5 6 7 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 18 09 23 06 04 01 05 19 03 14
Championship 鈴 茂 美 富 鈴 菅 富 美 富 鈴
Drivers-point 鹿 木 祢 士 鹿 生 士 祢 士 鹿
Po -No --Driver -------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9--10- 総合P
1 64 T.コロネル 6 0 4 10 6 10 10 0 4 0 50
2 1 本山 哲 10 6 10 0 0 6 4 0 10 0 46
3 65 光貞 秀俊 4 10 0 0 2 0 3 10 2 0 31
4 9 R.ファーマン 0 4 6 0 0 1 0 0 0 10 21
5 6 M.クルム 0 2 0 4 0 3 0 3 0 6 18
6 19 影山 正美 0 0 1 0 10 0 0 0 3 3 17
7 56 脇阪 寿一 0 0 0 0 0 2 6 4 0 4 16
8 62 P.ダンブレック 3 1 2 6 0 0 2 2 0 0 16
9 18 黒澤 琢弥 0 0 0 2 4 4 - - - - 10
10 14 道上 龍 1 0 0 0 DNS 0 0 0 6 2 9
11 20 野田 英樹 0 0 0 0 1 0 0 6 0 0 7
12 2 山西 康司 DNS DNS 3 3 0 0 0 0 0 0 6
13 11 立川 祐路 2 3 0 0 0 0 0 0 1 0 6
14 6 田中 哲也 0 - - - 3 0 0 0 0 0 3
15 17 D.シュワガー 0 0 0 1 0 0 - - - - 1
15 55 金石 勝智 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
15 15 影山 正彦 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
15 10 加藤 寛規 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
12 飯田 章 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
3 川本 篤 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
68 R. デルフラー 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
36 玉中 哲二 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0
63 柴原 眞介 - - - - 0 0 0 0 0 0
5 脇阪 薫一 0 0 0 - - - - - - - 0
32 近藤 真彦 0 0 0 - - - - - - - 0
63 OSAMU 0 0 0 - - - - - - - 0
***********************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
1999全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦 99-11-14
'99フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン 決勝正式結果表 COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース
P. N.Driver Type Team L Total Delay
-------------------------------------------------------------------------------
1 9ラルフ・ファーマン Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 90 1:07'34.833
2 6ミハエル・クルム レイナード 99L MF308 5ZIGEN 90 1:07'37.117 2.284
3 56脇阪 寿一 レイナード 99L MF308 ARTA 90 1:07'38.274 3.441
4 19影山 正美 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 90 1:07'39.026 4.193
5 14道上 龍 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 90 1:07'40.677 5.844
6 10加藤 寛規 Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 90 1:07'41.177 6.344
7 55金石 勝智 レイナード 99L MF308 ARTA 90 1:07'41.766 6.933
8 11立川 祐路 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 90 1:07'42.861 8.028
9 65光貞 秀俊 レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 90 1:07'44.530 9.697
10 62ピーター・ダンブレック レイナード 99L MF308 LEYJUN 90 1:07'44.995 10.162
11 20野田 英樹 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 90 1:07'56.079 21.246
12 12飯田 章 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 90 1:08'21.107 46.274
13 15影山 正彦 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 88 1:07'48.708 2Laps
14 63柴原 眞介 ローラ B99/51 MF308 LEYJUN 88 1:07'57.777 2Laps
15 68ルベン・デルフラー ローラ B99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 87 1:07'51.582 3Laps
16 3川本 篤 レイナード 99L MF308 ASAHI KIKO 87 1:07'52.307 3Laps
17 36玉中 哲二 レイナード 99L MF308 TAKAGI B-1 85 1:08'15.877 5Laps
18 5田中 哲也 レイナード 99L MF308 5ZIGEN 82 1:02'03.554 8Laps
以上 規定周回数完走:
2山西 康司 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 3 2'55.217 87Laps
64トム・コロネル レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 0 90Laps
1本山 哲 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 0 90Laps
開始時刻: 14:52'29
終了時刻: 16:00'03
Fastest Lap
No.11 立川 祐路 COSMO OIL CERUMO 44.212 73/90 182.69Km/h
規定周回数 81
提供:鈴鹿サーキットランド
スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (1999-11-14) Provisional Race-Results
For Super Endurance Series Rd.6 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704km
P No. Cl. Car------------------------------------ Lap GoalTime--- -km/h--
1 23 C-1 プリンス東京フジツボ・GT-R 135 3:39'42.358 136.557
2 1 C-1 日産アルティアGT-R 135 3:39'47.672 136.502
3 32 C-1 日産プリンス千葉GTRファルケン 135 3:40'45.934 135.902
4 10 C-1 エンドレス アドバン GTR 134 - 1Lap
5 11 2 三菱プーマランサーターボ VI 133 - 2Laps
6 33 C-3 BPビスコガンマRX-7 131 - 4Laps
7 9 C-2 MICIザマ三菱ランサーRC 131 - 4Laps
8 25 N ADVAN ALTEZZA 131 - 4Laps
9 27 C-2 WAKO’S BMW M3 130 - 5Laps
10 8 C-1 ダイシンアドバンGTR 130 - 5Laps
11 2 C-2 アイフェル DUNLOP インプレッサ 130 - 5Laps
12 16 C-2 ハローズ仙台ロータスエボ 129 - 6Laps
13 20 C-2 RSオガワADVANランサー 129 - 6Laps
14 30 C-2 RSオガワADVANランサー 129 - 6Laps
15 14 C-3 レーシングスパルコFD3S 129 - 6Laps
16 36 N ネッツカスカトロールアルテッツァ 129 - 6Laps
17 28 N 道新スポーツ CWEST WAKO’S 128 - 7Laps
18 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 128 - 7Laps
19 22 N BP ADVAN INTEGRA 128 - 7Laps
20 77 C-4 ギャザズ・ドライダー・シビック 127 - 8Laps
21 53 C-4 5ZIGENシビック 127 - 8Laps
22 35 C-2 インギングMONZAセリカ 127 - 8Laps
23 7 N TOYOTA CELICA 126 - 9Laps
24 38 N エスペリア・ジアラ・アルテッツ 125 - 10Laps
25 71 C-4 PMC・Sパルサー 125 - 10Laps
26 45 C-3 FKマッシモアドバンインテグラ 125 - 10Laps
27 34 C-3 SPOON S2000 125 - 10Laps
28 26 N エンドレスアドバンGMSランサー 125 - 10Laps
29 31 C-2 ジャラーナアドバンシルビア 125 - 10Laps
30 88 C-4 神奈川日産パルサー 125 - 10Laps
31 3 C-3 杉戸宿BPポルシェクラブ関西 124 - 11Laps
32 6 C-2 ファルケン・マジョーラEVO IV 121 - 14Laps
33 89 C-4 アウトプットRCシビック 121 - 14Laps
34 39 N ウエスティン INTEGRA 119 - 16Laps
------------------------------ DNC --------------------------------------
87 C-4 FALKEN★パルサー 111 - 24Laps
37 N ネッツカストロールアルテッツァ 108 - 27Laps
21 C-3 アートアゼックスMR2 91 - 44Laps
17 C-2 ファルケン渡辺商会インプレッサ 43 - 92Laps
55 C-4 TUBE.DC.CIVIC 38 - 97Laps
4 N ケージーエム アルテッツァ 35 - 100Laps
**************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久シリーズ'99第8戦(最終戦)
SUGOスーパー耐久レース
「プリンス東京がTI以来の今季3勝目」
スーパー耐久最終戦の決勝レースが午後12:25分にローリングスタートを
開始した。気温16度、路面温度25度で晴天というコンディションだ。
オープニングラップは#32 プリンス千葉,#23 プリンス東京、#10 エンドレ
ス、#1アルティア、#8ダイシンと順当にGTR勢が続き、#11プーマランサー
も6番手につける。以下、#9 MTCIランサー、#25 アルテッツア、#33 RX-7、
#14 RX-7というオーダー。
22周目の1コーナーで、#23 プリンス東京が#32プリンス千葉をとらえトッ
プに。30周目、その差が10秒ほどまで開いた#32は早めと思われるピットス
トップで竹内から近藤にドライバー交替。タイヤ交換も行い戦列に復帰する。
43周目、3コーナーで#53 5ZIGEN CIVICの脇坂が他車との接
触からスピンし、ライン上をふさいでストップしてしまい、SCカーランとな
りこの間に各車はピットイン。この前の段階では、#23 プリンス東京、#10 エ
ンドレス、#1 アルティア、#11 プーマ、#8 ダイシン、#9 MTCI、#33 RX-7、
#32 プリンス千葉のオーダーだった。
49周目に再スタートとなり、60周を過ぎたところでは、#23 プリンス東京
がトップ。#8、#1、#10、#32、#11と言う展開。
76周目、トップは#8ダイシンにかわり、#23プリンス東京、#1アルティア、
#10エンドレスという順位に。
80周を過ぎ、#32 プリンス千葉が再びピットイン。
88周目、2位を走行の#23 プリンス東京がピットストップ。
95周目に#1アルティアが、96周目にはトップの#8ダイシンもピットイン。
これで、トップは#8ダイシン、2番手は#23 プリンス東京、3位に#1アル
ティア、
100周目、23秒のマージンを持っていた#8ダイシンがピットイン。
101周目、これで#23プリンス東京がトップ、#1アルティアが18秒差の2位、
11秒後方に#8ダイシン、2秒差で#11プーマランサー、54秒差で#32プリンス
千葉という状況になった。
116周目、#8ダイシンが再びピットへ。
117周目、トップ#23 16秒差で#1、57秒後方に#32、
一方、クラス4で#77ギャザズドライダーシビックと1ポイント差でタイトル
争いを行っていた#87 ファルケンパルサーが白煙を上げてスローダウン!
これで、クラス4のシリーズチャンピオンは#77ギャザズに。
クラス2は、#20 RSオガワの手にタイトルが渡った。
135周のレースは#23プリンス東京が総合優勝。2位には#1アルティアが、
3位はプリンス千葉が入った。
----------------------------------------------------------------------------
----
暫定決勝結果
#23 C1 プリンス東京フジツボGT-R 砂子智彦/山田英二 135L
# 1 C1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 135L 5.
314
#32 C1日産プリンス千葉GT-R ファルケン 竹内浩典/近藤真彦 135L 58.
262
#10 C1エンドレス アドバンGT-R 木下みつひろ/土屋武士 134L 47.
369
#11 C2ミツビシプーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 133L
#33 C3 BPビスコガンマRX-7 三好正巳/村松康生 131L
# 9 C2 MTCI座間三菱ランサーARC 市村秀明/川崎俊英 131L
#25 N ADVAN ALTEZZA 織戸学/新田守男 131L
#27 C2 WAKO'S BMW M3 牧口規雄/志村久 131L
# 8 C1ダイシンアドバンGT-R 福山英朗/大八木信行 130L
----------------------------------------------------------------------------
---
# 2 C2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦 130L
#16 C2 ハローズ仙台ロータス阿部エボV 中村啓/小原健一/上田五郎 129L
#20 C2 RSオガワADVANランサー 小川日出生/細野智行/伊藤 129L
#7 N TOYOTA CELICA 鈴木利男/荒聖治 129L
----------------------------------------------------------------------
JCG00146 竹下 恵一郎@SUGO
ファーマン&Gフォース、初優勝!
タイトルはスタート直後の接触でコロネルの手に!
Fニッポン最終戦のスタート時刻が近づくにつれ、気温も上昇、暖かくなっ
てきた。
サポートレースの赤旗中断で、予定よりやや遅れて午後2時52分スタート。
東ショートコース90周、未知のレースが始まった。
スタートを制したのは#9ファーマンだが、何とその後方でタイトルを争う2
人、#64コロネルと#1本山が接触★☆■△!!2台は絡むようにグラベルへ。譲れ
ない2人の意地が悪い形で出てしまった。
今シーズンのタイトルはスタート直後僅か10秒で決まってしまった。
1周目 9-6-19-56-14-10-5-55-65-11……
5周目 スタートでエンジンストールした#2山西ピットでレースを終える。
クラッチトラブルのようだ。
9-6-19-56-14-10-5-55-65-11……
10周目 #9ファーマン-(2.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
#9ファーマンが後続を引き離している
20周目 #9ファーマン-(4.4秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
やはり順位変動はない。期待は車も人も疲れてくる後半か?
25周目 #9ファーマン-(3.3秒)-#6クルム
トップ2車の差が縮まってきたが、これは周回遅れの処理によるもの。
30周目 #9ファーマン-(4.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#5田中
37周目 #5田中ミスを犯し9位にドロップ
40周目 #9ファーマン-(4.5秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
60周目 #9ファーマン-(6.7秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
レース三分の二を経過したが、順位変動は殆どない。淡々と周回数を
消化している。サポートレースで見られたバトルもFニッポンでは難
しいようだ。
80周目 #9ファーマン-(4.1秒)-#6クルム-#19影山-#56脇阪-#14道上-#10加藤-#55金石
ここで一句「ファーマン快調、レースは単調」
#6クルム、#19影山、#56脇阪が接近。2位争いを展開
83周目 #5田中がピットイン。エンジントラブルでリタイア
87周目 #56脇阪が1コーナーアウトから#19影山をパス。初めての?パッシング
シーンだ。
FINISH #9ファーマン-#6クルム-#56脇阪-#19影山-#14道上-#10加藤-#55金石
「スタートしたらそのままだろう」というドライバーの予想どおりの順位変
動の少ない展開となり、ポールスタートのファーマンが逃げきって初優勝を果
たした。Gフォースにとっても待ち望んだ優勝だ。
新たな試みとなった東ショートコースによる開催は、関係者の思惑とは裏腹
にバトルを生み出すことはなかった。コロネルと本山がお互いに引けなかった
訳も判るというものだが、それにしれも何か物足りなさの残ったレースだった。
■決勝暫定結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car---------------Laps-Goal Time--
1 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 90 1:07'34.833
2 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 90 - 2.284
3 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 90 - 3.441
4 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 90 - 4.193
5 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 90 - 5.844
6 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 90 - 6.344
7 55 金石勝智 ARTA Reynard 99L/MF308 90 - 6.933
8 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 90 - 8.028
9 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 90 - 9.697
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 90 - 10.162
・
・
-----------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (1999-11-13) Qualifying-Session
For Super Endurance Series Rd.6 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704256km
P No. Cl. Car------------------------------------ Best-LapT -Behind -Km/h--
1 32 C-1 日産プリンス千葉GTRファルケン 1'29.747R 148.588
2 23 C-1 プリンス東京フジツボ・GT-R 1'30.042R 0.295 148.101
3 10 C-1 エンドレス アドバン GTR 1'30.436 0.689 147.456
4 8 C-1 ダイシンアドバンGTR 1'31.040 1.293 146.478
5 1 C-1 日産アルティアGT-R 1'31.388 1.641 145.920
6 11 2 三菱プーマランサーエボ VI 1'32.336R 2.589 144.422
7 9 C-2 MTCI座間三菱ランサーRC 1'32.670R 2.923 143.901
8 33 C-3 BPビスコガンマRX-7 1'33.501R 3.754 142.622
9 25 N ADVAN ALTEZZA 1'33.710 3.963 142.304
10 14 C-3 レーシングスパルコFD3S 1'33.809R 4.062 142.154
11 4 N ケージーエム アルテッツァ 1'34.298 4.551 141.417
12 38 N エスペリア・ジアラ・アルテッツァ 1'34.613 4.866 140.946
13 27 C-2 WAKO’S BMW M3 1'34.895R 5.148 140.527
14 2 C-2 アイフェル DUNLOP インプレッサ 1'35.313R 5.566 139.911
15 26 N エンドレスアドバンGMSランサー 1'35.398R 5.651 139.786
16 20 C-2 RSオガワADVANランサー 1'35.457R 5.710 139.700
17 16 C-2 ハローズ仙台ロータス阿部エボV 1'35.694R 5.947 139.354
18 28 N CWEST WAKO’S DC2 1'36.073 6.326 138.804
19 37 N ネッツカストロールアルテッツァ 1'36.393 6.646 138.343
20 31 C-2 ジャラーナアドバンシルビア 1'36.422 6.675 138.302
21 39 N ウエスティン INTEGRA 1'36.462 6.715 138.244
22 35 C-2 インギングMONZAセリカ 1'36.464 6.717 138.241
23 30 C-2 RSオガワADVANランサー 1'36.590 6.843 138.061
24 22 N BP ADVAN INTEGRA 1'36.631 6.884 138.003
25 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 1'36.975 7.228 137.513
26 36 N ネッツカスカトロールアルテッツァ 1'37.130 7.383 137.294
27 77 C-4 ギャザズ・ドライダー・シビック 1'37.190 7.443 137.209
28 17 C-2 ファルケン渡辺商会インプレッサ 1'37.322 7.575 137.023
29 53 C-4 5ZIGENシビック 1'37.489 7.742 136.788
30 3 C-3 杉戸宿BPμDLオールージュ7 1'37.529 7.782 136.732
31 7 N TOYOTA CELICA 1'37.757 8.010 136.413
32 87 C-4 FALKEN★パルサー 1'37.986 8.239 136.094
33 6 C-2 ファルケンマジョーラEVO IV 1'38.027 8.280 136.037
34 55 C-4 TUBE.DC.CIVIC 1'38.074 8.327 135.972
35 45 C-3 FKマッシモアドバンインテグラ 1'38.350 8.603 135.590
36 88 C-4 神奈川日産パルサー 1'38.397 8.650 135.526
37 34 C-3 SPOON S2000 1'39.401 9.654 134.157
38 89 C-4 アウトプットRCシビック 1'39.563 9.816 133.939
39 71 C-4 PMC・Sパルサー 1'39.583 9.836 133.912
40 21 C-3 オートアゼックスMR2 1'42.348 12.601 129.222
------------------------------------以上予選通過---------------------------
18 C-3 クーガーマスター・セルラーRX-7
・
5 C-3 TAC-BRIG・チェイサー
****************************************************************************
竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
スーパー耐久シリーズ'99第8戦(最終戦)
SUGOスーパー耐久レース
「チャンプ・プリンス千葉がポールポジションからスタート」
スーパー耐久第8戦(最終戦)は、第2戦のハイランドや、第4戦TI
などと同様に日曜日の1デイイベントとして開催された。
公式予選は、午前8時45分から1時間で行われ、9:30過ぎの時点での
トップタイムは前戦の富士で久々のPPを奪取した#10エンドレスアドバン
GTR(木下みつひろ/土屋武士組)が、1分33秒438をラップモニター
の最上部に記録していた。だが、残り5分ほどでタイヤ規制のあるこのレ
ースではいつものように、GTR勢がコースイン。#23プリンス東京フジ
ツボGTR(砂子智彦/山田英二組)が30秒042のコースレコードで暫定
ポール。だが、さらにタイムを更新してきたのは既にシリーズタイトルを
前回の富士で決定している#32 日産プリンス千葉GTRファルケン(竹内
浩典/近藤真彦組)の竹内で、1分29秒747というレコードタイムで堂々
のポールポジションを獲得した。#10エンドレスもタイムを更新したが、
30秒436で3位。4位には#8 ダイシンアドバンGTR(福山英朗/大八木
信行組)の31秒040、5位に#1日産アルティアGTR(粕谷俊二/桧井保
孝組)の31秒388、6位はクラス2のPPで#11 三菱プーマランサーエボ
VI(木下隆之/中谷明彦組)の1分32秒336というこちらもコースレコー
ド。7位に前回の富士のクラス2のウイナー、MTCI座間三菱ランサー
ARC(市村秀明/川崎俊英組)の32秒670、とこれまたレコードタイム。
8位にはクラス3のチャンプ#33 BPビスコガンマRX-7(三好正巳
/村松康生組)が33秒501とコースレコードのPP。9位にはNプラスク
ラスのPPで、#25 ADVAN ALTEZZA(織戸学/新田守男組)の
33秒710、総合25位には#54 BPビスコベータアンクルシビック(山内伸
弥/浅見武組)が36秒975でクラス4のPPというグリッドになった。
1999年全日本F3選手権シリーズ第10戦 99-11-14
'99フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
F3 決勝正式結果表 COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース
P. No. Driver Type Team/Car Lap Total Delay
-------------------------------------------------------------------------------
1 55 金石 年弘 F399 MF204B ARTA399無限 41 33'12.753 166.18Km/h
2 3 セバスチャン・フィリップ F399 3S-GE カストロール富士通テンF399 41 33'24.970 12.217
3 15 リスト・ビルタネン F399 3S-GE 5ZIGEN DALLARA 41 33'31.868 19.115
4 87 マウリシオ・メディアーニ F399 GDI 阪急交通社 HKSラリーアート 41 33'35.570 22.817
5 38 五味 康隆 F399 3S-GE プロキダイ芙蓉実業 F399 41 33'41.935 29.182
6 18 密山 祥吾 F399 3S-GE イエローハット 399 41 34'02.212 49.459
7 17 黒澤 治樹 F399 MF204B ライアン 戸田無限ホンダ 40 32'52.790 1Lap
8 71 内山 清士 F399 3S-GE NIHONKIZAIダラーラ 40 33'21.903 1Lap
以上 規定周回数完走:
8 井上 智之 F398 3S-GE ESSO TOM'S 20 16'31.771 21Laps
77 伊藤 大輔 F399 MF204B スピードマスターF399ホンダ 0 41Laps
9 谷川 達也 F399 3S-GE ThreeBond 0 41Laps
5 滑川 健 F397 3S-GE INGING トステムF398 0 41Laps
開始時刻: 10:47'25
終了時刻: 11:20'37
Fastest Lap
No.55 金石 年弘 ARTA399無限 48.245 5/41 167.42Km/h
規定周回数 36
提供:鈴鹿サーキットランド
スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (1999-11-13) Qualifying-Session
For Super Endurance Series Rd.6 スポーツランド菅生(JPN) : 3.704km
P No. Cl. Car------------------------------------ Best-LapT -Behind -Km/h--
1 32 C-1 日産プリンス千葉GTRファルケン 1'29.747 148.578
2 23 C-1 プリンス東京フジツボ・GT-R 1'30.042 0.295 148.091
3 10 C-1 エンドレス アドバン GTR 1'30.426 0.679 147.462
4 8 C-1 ダイシンアドバンGTR 1'31.040 1.293 146.467
5 1 C-1 日産アルティアGT-R 1'31.398 1.651 145.894
6 11 2 三菱プーマランサーターボ VI 1'32.234 2.487 144.571
7 9 C-2 MICIザマ三菱ランサーRC 1'32.576 2.829 144.037
8 33 C-3 BPビスコガンマRX-7 1'33.501 3.754 142.612
9 25 N ADVAN ALTEZZA 1'33.710 3.963 142.294
10 14 C-3 レーシングスパルコFD3S 1'33.804 4.057 142.152
11 4 N ケージーエム アルテッツァ 1'34.298 4.551 141.407
12 38 N エスペリア・ジアラ・アルテッツ 1'34.613 4.866 140.936
13 27 C-2 WAKO’S BMW M3 1'34.895 5.148 140.517
14 2 C-2 アイフェル DUNLOP インプレッサ 1'35.313 5.566 139.901
15 26 N エンドレスアドバンGMSランサー 1'35.396 5.649 139.779
16 20 C-2 RSオガワADVANランサー 1'35.457 5.710 139.690
17 16 C-2 ハローズ仙台ロータスエボ 1'35.692 5.945 139.347
18 28 N 道新スポーツ CWEST WAKO’S 1'36.073 6.326 138.794
19 37 N ネッツカストロールアルテッツァ 1'38.393 8.646 135.522
20 31 C-2 ジャラーナアドバンシルビア 1'38.422 8.675 135.482
21 39 N ウエスティン INTEGRA 1'38.462 8.715 135.427
22 35 C-2 インギングMONZAセリカ 1'38.464 8.717 135.424
23 30 C-2 RSオガワADVANランサー 1'38.540 8.793 135.320
24 22 N BP ADVAN INTEGRA 1'36.831 7.084 137.708
25 54 C-4 BPビスコベータアンクルシビック 1'36.975 7.228 137.503
26 36 N ネッツカスカトロールアルテッツァ 1'37.136 7.389 137.276
27 77 C-4 ギャザズ・ドライダー・シビック 1'37.180 7.433 137.213
28 17 C-2 ファルケン渡辺商会インプレッサ 1'37.322 7.575 137.013
29 53 C-4 5ZIGENシビック 1'37.489 7.742 136.779
30 3 C-3 杉戸宿BPポルシェクラブ関西 1'37.757 8.010 136.404
・
・
****************************************************************************
* FAX不鮮明のため、一部タイム誤りの可能性があります
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
金石、連勝でシーズンを締めくくる!
スタートでPP#77伊藤がエンジンストール。この影響で77伊藤、9谷川、
5滑川が接触。コース脇にストップ。77伊藤も1コーナーでストップ。戦わず
して3台が戦列を去る。
1周目 55金石-17黒澤-15ヴィルタネン-3フィリップ-87メディアーニ
10周目 55金石-3フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
15周目 55金石-(6.2)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
48秒台前半を刻み続ける#55金石は独走状態へ。
20周目 55金石-(7.3)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
21周目 7位#8井上、2コーナーでコースアウト。これで走行しているのは8台。
25周目 55金石-(8.1)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
各車の間隔が空き、パレードランになってしまった。
30周目 55金石-(9.5)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
35周目 55金石-(10.1)-フィリップ-17黒澤-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味
37周目 17黒澤突如ペース落ち、4位にドロップ。その後持ち直す
40周目 17黒澤またもペースダウン。1周残してストップ。
FINISH 55金石-フィリップ-15ヴィルタネン-87メディアーニ-38五味-18密山
前戦もてぎで初優勝を飾った金石が、マカオGP参戦組の抜けたちょっと寂しい
レースをきっちり制してシーズンを締めくくった。
■決勝暫定結果
P.-No.Driver------------- Car---------------------Laps---Goal Time-
1 55 金石 年弘 (JPN) Dallara F399/Mugen 41 33'12.753
2 3 S.フィリップ (FRA) Dallara F399/Toyota 41 - 12.217
3 15 R.ヴィルタネン(FIN) Dallara F399/Toyota 41 - 19.115
4 87 M.メディアーニ(ITA) Dallara F399/HKS 41 - 22.817
5 38 五味 康隆 (JPN) Dallara F399/Toyota 41 - 29.182
6 18 密山 祥吾 (JPN) Dallara F399/HKS 41 - 49.459
・
・
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
1999全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦 99-11-14
'99フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン フリー走行結果表 COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay
------------------------------------------------------------------------------
1 1 本山 哲 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 43.103 187.39Km/h
2 62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L MF308 LEYJUN 43.177 0.074
3 64 トム・コロネル レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 43.351 0.248
4 2 山西 康司 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 43.404 0.301
5 9 ラルフ・ファーマン Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 43.439 0.336
6 11 立川 祐路 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 43.474 0.371
7 56 脇阪 寿一 レイナード 99L MF308 ARTA 43.475 0.372
8 65 光貞 秀俊 レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 43.508 0.405
9 55 金石 勝智 レイナード 99L MF308 ARTA 43.518 0.415
10 20 野田 英樹 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 43.550 0.447
11 6 ミハエル・クルム レイナード 99L MF308 5ZIGEN 43.590 0.487
12 10 加藤 寛規 Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 43.630 0.527
13 19 影山 正美 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 43.683 0.580
14 14 道上 龍 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 43.813 0.710
15 12 飯田 章 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 43.846 0.743
16 15 影山 正彦 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 43.892 0.789
17 5 田中 哲也 レイナード 99L MF308 5ZIGEN 43.967 0.864
18 63 柴原 眞介 ローラ B99/51 MF308 LEYJUN 44.024 0.921
19 3 川本 篤 レイナード 99L MF308 ASAHI KIKO 44.342 1.239
20 36 玉中 哲二 レイナード 99L MF308 TAKAGI B-1 44.619 1.516
21 68 ルベン・デルフラー ローラ B99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 45.760 2.657
開始時刻: 08:30'00
提供:鈴鹿サーキットランド
Fニッポン最終戦、決勝日朝、やや雲は多いものの鈴鹿の天候は晴れ。いい
天気になりそうだ。
8時30分から始まった朝のフリー走行では、昨日の予選で17位と低迷した#62
ダンブレックが好調。#1本山に次ぐ2番手のタイムをマークした。
各ドライバー、ピットインを繰り返してセッティングを確認しながらの走行と
なったが、予選上位陣はほぼ安泰。
セッション終了間際に#56脇阪が2コーナーでコースアウト。リアをスポンジ
バリアにヒットしたが、ダメージは小さいと思われる。
■フリー走行結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 43.103
2 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 43.177
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 43.351
4 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 43.404
5 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 43.439
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 43.474
7 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 43.475
8 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 47.508
・
・
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***
1999全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦 99-11-13
'99フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン 公式予選総合正式結果表 COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース
Pos. No. Driver Type Team BestTime 1st 2nd
------------------------------------------------------------------------------
1 9 ラルフ・ファーマン Gフォース GF03 SHIONOGI NOVA 41.913 42.920 ・41.913
2 64 トム・コロネル レイナード 99L PIAA NAKAJIMA 41.951 42.883 ・41.951
3 1 本山 哲 レイナード 99L UNLIMITED LeMans 42.033 42.375 ・42.033
4 6 ミハエル・クルム レイナード 99L 5ZIGEN 42.106 42.749 ・42.106
5 * 2 山西 康司 レイナード 99L UNLIMITED LeMans 42.124 42.530 ・42.124
6 *56 脇阪 寿一 レイナード 99L ARTA 42.133 42.593 ・42.133
7 14 道上 龍 ローラ B99/51 SPEEDMASTERMOONCRAFT 42.152 43.245 ・42.152
8 19 影山 正美 レイナード 99L BE BRIDES IMPUL 42.165 42.791 ・42.165
9 10 加藤 寛規 Gフォース GF03 SHIONOGI NOVA 42.200 42.763 ・42.200
10 55 金石 勝智 レイナード 99L ARTA 42.226 42.705 ・42.226
11 11 立川 祐路 レイナード 99L COSMO OIL CERUMO 42.348 43.193 ・42.348
12 5 田中 哲也 レイナード 99L 5ZIGEN 42.350 43.199 ・42.350
13 65 光貞 秀俊 レイナード 99L PIAA NAKAJIMA 42.457 42.916 ・42.457
14 15 影山 正彦 ローラ B99/51 SPEEDMASTERMOONCRAFT 42.500 43.329 ・42.500
15 20 野田 英樹 レイナード 99L BE BRIDES IMPUL 42.564 42.991 ・42.564
16 12 飯田 章 レイナード 99L COSMO OIL CERUMO 42.653 43.060 ・42.653
17 62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L LEYJUN 42.923 42.988 ・42.923
18 3 川本 篤 レイナード 99L ASAHI KIKO 43.174 43.871 ・43.174
19 63 柴原 眞介 ローラ B99/51 LEYJUN 43.329 43.641 ・43.329
20 36 玉中 哲二 レイナード 99L TAKAGI B-1 44.312 45.624 ・44.312
21 68 ルベン・デルフラー ローラ B99/51 DoCoMo DANDELION 44.359 44.505 ・44.359
以上 予選通過車両:
予選通過基準タイム ( P.P. 107 % ) 44.847
ペナルティ No.2,56
黄旗表示区間の黄旗無視により、予選2回目の同時間内のラップタイムを全て抹消し、
更にベストラップタイムを削除した。
提供:鈴鹿サーキットランド
1999全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第10戦 99-11-13
'99フォーミュラ・ニッポン第10戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン 公式予選 2回目結果表 COURSE : Dry
鈴鹿サーキット東コース
Pos. No. Driver Type Team Time Delay
------------------------------------------------------------------------------
1 9 ラルフ・ファーマン Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 41.913 192.71Km/h
2 64 トム・コロネル レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 41.951 0.038
3 1 本山 哲 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 42.033 0.120
4 6 ミハエル・クルム レイナード 99L MF308 5ZIGEN 42.106 0.193
5 2 山西 康司 レイナード 99L MF308 UNLIMITED LeMans 42.124 0.211
6 56 脇阪 寿一 レイナード 99L MF308 ARTA 42.133 0.220
7 14 道上 龍 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 42.152 0.239
8 19 影山 正美 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 42.165 0.252
9 10 加藤 寛規 Gフォース GF03 MF308 SHIONOGI NOVA 42.200 0.287
10 55 金石 勝智 レイナード 99L MF308 ARTA 42.226 0.313
11 11 立川 祐路 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 42.348 0.435
12 5 田中 哲也 レイナード 99L MF308 5ZIGEN 42.350 0.437
13 65 光貞 秀俊 レイナード 99L MF308 PIAA NAKAJIMA 42.457 0.544
14 15 影山 正彦 ローラ B99/51 MF308 SPEEDMASTERMOONCRAFT 42.500 0.587
15 20 野田 英樹 レイナード 99L MF308 BE BRIDES IMPUL 42.564 0.651
16 12 飯田 章 レイナード 99L MF308 COSMO OIL CERUMO 42.653 0.740
17 62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L MF308 LEYJUN 42.923 1.010
18 3 川本 篤 レイナード 99L MF308 ASAHI KIKO 43.174 1.261
19 63 柴原 眞介 ローラ B99/51 MF308 LEYJUN 43.329 1.416
20 36 玉中 哲二 レイナード 99L MF308 TAKAGI B-1 44.312 2.399
21 68 ルベン・デルフラー ローラ B99/51 MF308 DoCoMo DANDELION 44.359 2.446
開始時刻: 15:10'00
ペナルティ No.2,56 黄旗表示区間の黄旗無視により、同時間内のラップタイムを全て抹消し、
更にベストラップタイムを削除した。
提供:鈴鹿サーキットランド
ファーマン+Gフォース初ポールゲット!
本山、コロネル2、3番手から一騎討ちへ!
午後3時10分、予選2回目が始まった。
日は傾き、かなり涼しくなってきた。風も最終コーナーから1コーナー方向
へ吹いている。条件は1回目より良さそうだ。
ターゲットタイムは、1回目に本山がマークした42秒375。
(以下、順位、タイムは1回目からの通算タイムです)
10分経過 #1 本山 (42.375)-#2 山西 (42.530)-#56脇阪 (42.593)-
#55金石 (42.705)-#6 クルム(42.749)-#10加藤 (42.763)
(1回目順位のまま変わらず)
16分経過 なかなかタイムアップならない#64コロネル、ショートカットで曲が
り切れずコースアウト。ピットに戻る。順位は8位のままだ。
25分経過 ここまで目立った動きはない。そろそろ各チーム、ニュータイヤに
換装して本格的なアタックに入る模様。
29分経過 #55金石 42.391 2位へ
31分経過 #55金石 42.226 トップ!!
35分経過 残り10分となって、本山、コロネル相次いでコースイン
#5 田中 42.564 4位へ
36分経過 #5 田中 42.350 2位へ
37分経過 #10加藤 42.200 トップへ
#14道上 42.394 4位へ
38分経過 #2 山西 42.270 3位へ
#9 ファーマン 41.913 トップ
#14道上 42.200 3位へ
39分経過 #2 山西 42.046 2位
#1 本山 42.033 2位
40分経過 #64コロネル 42.048 4位へ
42分経過 #5 クルム 42.106 5位
#64コロネル 41.951 2位へ
45分経過 #2 山西 41.888 トップへ
#56脇阪 41.923 3位へ
ファーマン&GフォースのPPが確定かと思ったが、最後の最後で山西が
大逆転。脇阪も最後でジャンプアップし、チャンピオンを争う2人を押し下
げた……が、この最終ラップでは最終コーナーでデルフラーがクラッシュし
て黄旗が出ていたため、山西、脇阪の黄旗提示時間内のタイムは抹消。さら
にペナルティとしてベストタイムも抹消になった。
この結果、ファーマンがPP、コロネル2位、本山3位となり、スタート
次第では本山にもチャンスが出てきた。
コロネル、本山とも、勝てばチャンピオンだけに、決勝は両者のスタート
に注目だ。
■予選結果
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 41.913
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 41.951
3 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 42.033
6 6 M.クルム 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 42.106
4 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 42.124
5 56 脇阪寿一 ARTA Reynard 99L/MF308 42.133
7 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 42.152
8 19 影山正美 BE BRIDES IMPUL Reynard 99L/MF308 42.165
・
・
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***