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SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップ 本山渾身のアタックで久々のポール獲得!! GT300はハンコックポルシェが初のPP

2009スーパーGT第2戦、「ケーヒン鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」のスーパーラップが4月18日、 快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのは、GT500クラスが#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)、 GT300クラスは#33HANKOOK PORCHE(影山正美/木下みつひろ)だった。

090418SLGT500 090418SLGT300

予選1回目での2回の赤旗中断により、タイムスケジュールの遅延が心配されたが、 午後のスーパーラップは当初の予定通り午後2時30分より行われた。

先に行われたGT300クラスでは、2番目に出走した#7雨宮RX-7の谷口信輝、 5番目に出走の#81ダイシンフェラーリ青木孝行らが予選1回目を上回る好タイムを記録してそれぞれ3番手、2番手グリッドを獲得した。
昨年のZからFIA-GT2仕様のフェラーリF430にスイッチした81号車は、 東コースで後れをとりながらもコース後半でタイムを稼ぎ出してきた。

一方、 予選1回目を6番手で終えた#19ウェッズスポーツIS350の片岡龍也は1コーナーをうまくまとめ切れなかったのが最後まで響いて8番手。 前回ポールポジションの#11ジムゲイナーF430の田中哲也も今回は7番手に留まる。

そんな中、ポールポジションを獲得したのは、予選1回目から好調ぶりを見せていた#33ハンコックポルシェだった。
アタックを担当した影山正美は全区間でベストタイムを更新、予選1回目のタイムを更にコンマ4秒短縮し、2分3秒836を記録した。
これはハンコックタイヤにとって初のポール獲得だ。

続いて行われたGT500クラス。
改修後初のホームレースということで5台中3台をスーパーラップに送り込んだNSX勢だったが、#18小暮卓史、 #100細川慎弥とも不発に終わり、7、8番手。
最上位は冠スポンサーのサポートを受ける#17ケーヒンNSXの6位に留まった。

090418SLTOMICA一方、大躍進を見せたのが#3ハセミトミカGT-Rだ。
予選1回目は6位だったが、ロニー・クインタレッリのアタックで1分53秒790を叩き出す。
さらにディフェンディングチャンピオンの#1モチュールGT-Rも1分53秒487を記録。今回は久々に本山哲がアタックを担当した。

このまま昨年の第1戦鈴鹿同様GT-Rのフロントロー独占かと思われたが、最後にアタックした#38ZENT SCの立川祐路が割って入り、2番手。残念ながら通算ポール獲得数の記録更新はならなかったものの、GT-R勢に一矢報いた格好だ。

昨年は開幕2戦連続をはじめ3度のポールを獲得している本山/トレルイエ組だが、 本山自身のアタックで獲得したのは実に4年ぶりとなる。

第2戦決勝は明日午後2時より52周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップGT500クラス結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.487--184.208
238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.733 0.246 0.246183.809
33HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'53.790 0.303 0.057183.717
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'53.948 0.461 0.158183.463
512IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.124 0.637 0.176183.180
617KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.308 0.821 0.184182.885
7100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.478 0.991 0.170182.613
818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.668 1.181 0.190182.311
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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿スーパーラップGT300クラス結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2008/04/18) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK2'03.836--168.814
281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木 孝行
藤井誠暢
YH2'05.379 1.543 1.543166.736
37M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH222'05.414 1.578 0.035166.690
42プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH102'05.757 1.921 0.343166.235
546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH82'05.826 1.990 0.069166.144
643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI302'06.422 2.586 0.596165.360
711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH162'06.493 2.657 0.071165.268
819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH402'06.754 2.918 0.261164.927
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SUPER GT

SGT:第2戦鈴鹿公式予選1回目結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'53.891-183.554
250021MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'53.995 0.104183.387
3500336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'54.049 0.158183.300
4500412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'54.211 0.320183.040
5500517KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'54.260 0.369182.962
650063HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'54.331 0.440182.848
75007100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'54.522 0.631182.543
8500818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'54.603 0.712182.414
9500932EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'54.706 0.815182.250
10500106ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.750 0.859182.180
115001135KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'54.945 1.054181.871
125001224HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'55.129 1.238181.581
13500138ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'55.218 1.327181.440
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'55.664 1.773180.741
15300133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK2'04.20610.315168.311
1630022プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'05.09411.203167.116
17300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'05.95712.066165.971
18300481ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'06.28312.392165.542
19300511JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'06.31812.427165.497
20300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'06.43712.546165.341
2130077M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'06.57012.679165.167
22300843ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'06.86912.978164.778
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.26613.375164.264
243001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'07.52213.631163.934
253001126UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.11114.220163.182
263001230RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'08.35414.463162.871
273001331avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.40214.511162.812
28300145マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.74514.854162.377
2930015*55J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.51215.621161.415
3030016111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林 貴也
池田大祐
KH2'10.02816.137160.776
3130017666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.37216.481160.350
323001810JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'10.69116.800159.959
333001987giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.93817.047159.658
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'01.956 / GT300 2'13.842)----
-300-*110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川 達也
キムハンボン
KH2'08.86614.975162.224
-300-66triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YHAbsence--
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YHAbsence--
  • 赤旗提示により、9分52秒間中断した。(提示11:25'08 再開11:35'00)
  • 赤旗提示により、8分15秒間中断した。(提示12:02'45 再開12:11'00)
  • 各クラス1~8位はスーパーラップの順位による。
  • CarNo.55は、公式通知No.12により、車両検査を完了し、予選に出走した。
  • CarNo.110、キムハンボン選手の予選タイムを抹消した。
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SGT:第2戦鈴鹿公式予選1回目 ZENTセルモSCが暫定ポール!

鈴鹿改修後初のビッグレースとなった2009スーパーGT第2戦、「ケーヒン鈴鹿2&4オープニングスペシャル」 の公式予選1回目は、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)が1分53秒891で暫定ポール。
GT300クラストップは#33HANKOOK PORCHE(木下みつひろ/影山正美組)だった。

090418Q1GT500 090418Q1GT300

昨年9月から大掛かりな改修を行ってきた鈴鹿サーキット。
コースレイアウトはそのままながら、スタンドやピット、パドックなどは全く新しいものに生まれ変わって2009シーズンを迎えた。
その新生鈴鹿で最初に行われるビッグレースが恒例の鈴鹿2&4だ。
ただし今回は、従来の国内トップフォーミュラと全日本ロードレースの組み合わせではなく、 スーパーGT第2戦が四輪のメインレースに組み込まれた。

公式予選1回目は4月18日午前11時20分より、2クラス混走30分、各クラス専有10分づつの計50分間で行われたが、 開始5分で#10フェラーリF360が130Rでクラッシュしたために早くも赤旗中断となった。

10号車の回収の後、11時35分に予選再開。残り時間は44分だ。
この混走でトップタイムをたたき出したのはディフェンディングチャンピオンの#1モチュールGT-Rだ。 今回は本山哲のアタックで1分54秒388を記録。
しかし公式練習では#38ZENT SCが1分54秒035を記録しており、まだまだタイムは短縮されそうな気配だ。 2番手に#36ペトロナスSC、3番手は#18ロックスターNSXがつける。

午後0時丁度に混走は終了。
ところがアタックを終えてピットに向かっていたはずの#39サードSCが逆バンクでコースアウト。そのままグラベルにつかまってしまい、 2度目の赤旗中断となった。
39号車はすぐにコースに復帰したものの、ダンロップコーナー周辺に砂利を撒き散らしたため、 この清掃が行われて午後0時11分に予選再開となった。
残り時間は17分。GT300クラスにしてみれば僅か7分の専有走行だ。

090418Q1Siden混走から好タイムを記録していた#33ハンコックポルシェに対し、#2紫電の加藤寛規が専有再開後に2分5秒094を出して逆転。 しかし#33影山は専有終了間際に2分4秒206をたたき出し、再びトップに躍り出た。
3番手には星野一樹が2分5秒957を記録した昨年王者の#46フェアレディZ。
以下、4番手#81ダイシン、5番手#11ジムゲイナーのフェラーリ勢、#19ウェッズスポーツIS350、#7雨宮RX-7、 #43ARTAガライヤと続く。
#43ガライヤは公式練習で#110ボクスターと接触、左リヤフェンダーに痛々しい修復痕を残して予選を迎えたが、 見事8番手でスーパーラップ進出を決めた。

090418Q1ZENT続いて行われたGT500クラスの専有走行は、終了5分前辺りから本格的なタイムアタック合戦が繰り広げられ、 公式練習でコースアウトしたもののトップタイムを記録していた#38ZENT SCを駆る立川が1分53秒891を出してトップに立った。
混走セッションでトップの#1モチュールGT-Rも本山が自己ベストを更新したものの、1分53秒995と僅かに及ばなかった。
以下、3番手に#36ペトロナスSC、4番手に#12カルソニックGT-Rと続き、5番手の#17ケーヒンがNSX最上位。 #3ハセミGT-R、#100レイブリックNSX、#18ロックスターNSXまでがスーパーラップに進出する。

スーパーGT第2戦のスーパーラップは、このあと午後2時30分開始の予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

 

 

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SGT:第2戦鈴鹿公式練習結果

KEIHIN SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2009/04/18) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS101'54.035-183.323
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS21'54.695 0.660182.268
350031MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'54.821 0.786182.068
4500412IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS161'55.098 1.063181.630
550053HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI1'55.122 1.087181.592
65006100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'55.307 1.272181.300
7500717KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS121'55.394 1.359181.164
8500835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS41'55.525 1.490180.958
9500918ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS301'55.717 1.682180.658
105001036PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS1'55.760 1.725180.591
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL81'55.882 1.847180.401
12500128ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS221'56.050 2.015180.140
135001324HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH401'56.128 2.093180.019
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL1'57.086 3.051178.546
1530012プリヴェ アップル 紫電
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH102'05.40711.372166.699
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430
青木孝行
藤井 誠暢
YH2'05.41211.377166.692
17300333HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 RSR
木下みつひろ
影山 正美
HK2'06.33312.298165.477
18300443ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI302'06.38212.347165.413
19300519ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH402'06.61012.575165.115
2030067M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH222'06.86412.829164.784
21300746エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH82'07.07113.036164.516
22300811JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH162'07.22913.194164.312
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI122'07.54713.512163.902
243001030RECKLESS KUMHO IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'07.75413.719163.636
25300115マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH2'08.59814.563162.562
263001288triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'08.63714.602162.513
273001326UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
阿部翼
YH22'08.79014.755162.321
283001431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH42'08.91214.877162.166
2930015110KUMHO ”ARKTECH SG-1”
PORSCHE BOXSTER
谷川達也
キムハンボン
KH2'09.35115.316161.616
303001655J-TRUST F-PRO おーとキット ポルシェ
PORSCHE 911GT3
山岸 大
小泉洋史
YH2'09.47815.443161.458
313001766triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2'09.78615.751161.074
323001887giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'10.05616.021160.740
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'10.45216.417160.252
3430020111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
壷林貴也
池田大祐
KH2'10.53816.503160.146
353002110JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'11.06317.028159.506
3630022808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4M COUPE
菊地 靖
田ヶ原章蔵
YH2'14.47020.435155.464
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その他

新生鈴鹿サーキットでオープニングサンクスデーが開催される

 昨秋からの改修工事が終了した鈴鹿サーキットは12日、これを記念して「オープニングサンクスデー」を開催し、集まった3万人の一般参加者が新生鈴鹿の船出を祝った。

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 鈴鹿サーキットは1962年、東京オリンピックの2年前に開場、翌63年には第1回日本グランプリが開催された。そのとき、ロータス23を駆って優勝したのが後のロータスF1チームの監督ピーター・ウォー氏。今回、このレースが再現されピーター・ウォー氏が46年ぶりにロータス23のステアリングを握り、新生鈴鹿サーキットを快走した。

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 また、鈴鹿サーキットが主宰するレーシングドライバー養成スクールのSRS-Fの卒業ドライバーによるレースも行われ、ドイツF3チャンピオンの金石年弘選手が優勝した。

 日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟氏がホンダRA2727を、ここ鈴鹿でF1日本人初の3位表彰台に立った鈴木亜久里氏がウィリアムズFW11をドライブして集まった観客を沸かした。

 現役F1ドライバー、中嶋悟氏の長男、中嶋一貴選手も鈴鹿に駆けつけた。メディア向けの共同記者会見のあと、ファンに向けてのトークショー、サイン会が行われた。

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 初の公式レースも併せて開催された。「ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2009、シビックインターシリーズ第2戦/シビック西日本シリーズ第2戦」の予選、決勝が行われ、特別ゲストとして鈴木亜久里氏も参加した。

 そしていよいよ、初のビッグレースとなる「ケーヒン 鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」の決勝がこの19日に開催され、新生鈴鹿サーキットの本格的なレース供用が始まる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

その他

鈴鹿サーキット改修概要 (SUZUKA)

1.観戦・イベントエリアの快適性向上
(1) GPスクエアの拡張

グランドスタンド手前のイベントスペース「GPスクエア」を拡張。広大なフラットスペースを活かした自由なレイアウトが可能で、より快適にイベントをお楽しみいただけます。レース時のイベントブースだけでなく各種見本市など大型展示型催事、団体様のスペース活用など多様なニーズにお応えできます。

(2) GPエントランス、GPレセプション、南ゲートの新設

GPスクエアの拡張に伴い、ゆうえんちからレース場への入場ゲートとなるGPエントランスを新設しました。エントランス横にはチケット売り場となるGPレセプションを設置し、建物延長線上に南ゲートを設置。全体が弧を描いた優しいデザインで、来場したお客様をお迎えいたします。

(3) GPスクエア⇔第1コーナー 歩行者通路の新設

グランドスタンド手前のGPスクエアから第1コーナー方面に通じる車と人が交差する横断歩道に代えて歩行者専用の橋を新設。歩車分離により、お客様のより安全・快適な通行が可能となりました。

(4) グランドスタンドの増設

 グランドスタンドには大屋根を設置するとともに、これまでのベンチシート部分を廃止し、全席個別シートに変更。V2席も増設し、グランドスタンド合計で1,900席増え、12,830席となりました。また車椅子席の増設も行い、全59席となりました。グランドスタンド上段には個室タイプの観覧室「パノラマルーム」を35室(各10㎡)を設置、放送ブースとしても利用できます。さらにはグランドスタンドのエントランス部分に充実した飲食エリアを配置いたしました。

(5) 常設大型ビジョンの増設

 グランドスタンドの正面に位置するピットビル屋上部に常設の大型ビジョンを設置。これまでの2基から3基に増設し、快適な観戦環境を提供します。

(6) 逆バンクトンネルの新設

 GPスクエアから逆バンク方面へ通じるトンネルを新設。出口・入口ともに緩やかなスロープとし、トンネル内部では行き帰りの分離も行い、安全にゆったりと通行いただけるようになりました。またトンネル中央部にはパドックへ通じるスロープを設置し、快適なアクセスを実現いたしました。

(7) パドックトンネルの新設

 GPスクエアからパドック内のセンターハウスへ通じるトンネルを新設し、通路幅も4mに拡幅、安全にゆったりと通行いただけます。またエレベーター、エスカレーターを設置し、車椅子の方やベビーカーをご利用の方も快適な移動が実現しました。

(8) リーダータワーの新設

 ピットロード出口に高さ27.5mのリーダータワーを新設。最新のLEDパネルを用いることにより順位表示をはじめ、複雑な図形、ロゴなどもフルカラーで鮮やかに表示することができます。グランドスタンドはもちろん第1~第2コーナー席や最終コーナー席からも視認することができ、快適な観戦環境を提供します。

(9) 常設観戦席の改修・増設

 観戦エリアの見直しに伴い、逆バンク~ダンロップエリア、立体交差エリアに常設の観戦席を新設しました。また、これまでF1などのビッグレース時に仮設スタンドで対応していたシケインスタンドの上部に、新たに常設席を設置。シートも個別シートとし、高い位置から西コースの一部と東コースの大部分が見渡せる、最高の眺望が実現しました。

(10) 1コーナーゲートの運用開始

 鈴鹿サーキット稲生方面よりご来場いただくお客様が、より便利にご入場いただけるよう、交通教育センター脇にあるゲートをオープンし、1コーナーゲートとしてご利用いただけるようになりました。これにより関係者用ゲートへ通じる道を横断することなく、安全・快適にご入場いただけます。

(11) スプーンゲートの新設

 F1などのビッグレース時、スプーンコーナー周辺へ快適にアクセスしていただけるよう、スプーンゲートを新設いたしました。

(12) 駐車場の拡張

 より多くのお客様に快適にご来場していただくために、正面駐車場エリアを改修し、約1,400台分の駐車スペースを増設しました。

(13) 各観戦エリアの環境・快適性向上

 常設の軽食ショップを充実させるとともに、トイレはユニバーサルデザインとし、ベビーカーのまま入れるベビーベッド常備の多目的トイレを設置。女性トイレにはパウダーコーナーを新設。また喫煙所を設け、分煙化を強化しました。

2.ピットビルの新築

 開放感、清潔感あふれ、機能美を追求した地上3階建のピットビルを新築。全長は従来より約100m長くなり、1階のピットボックスも拡張。2階には食事をしながらゆったりとレース観戦いただけるホスピタリティラウンジを、3階には自然光を活かした開放的な空間から観戦できるホスピタリティテラスを設置いたしました。

 また最終コーナー側には1階にメディカルセンターを、その上にコントロールタワーを、コントロールタワー横にはメディアセンターを設置いたしました。またより多くのパートナー企業様のプロモーション活動にご利用いただけるよう、ピットビル壁面を利用した広告スペースを設けました。

(1) ピットボックス

 48のピットボックスは各々約86㎡から約109㎡に拡張するとともに、間仕切りを可動させることでF1レースにも対応可能(437㎡)な12のピットボックスとなります。ピットとパドック路面との段差を解消し、車両搬入の利便性を向上。ピットインフラを整備し、サインエリアとピットガレージ、チームオフィス間でLAN環境を構築。ピットには個室(40㎡)を12室設置しました。

(2) 2階 ホスピタリティラウンジ

 新築のピットビル2階には、食事をしながらゆったりと観戦いただけるホスピタリティルームを11室設置、さらにメインストレート側にはピットレーンに張り出した屋外テラス席を、各部屋に100席ずつ設置。優雅さだけでなくモータースポーツの生の迫力をご堪能いただけます。また室内への車両の搬入も可能となり、新車発表会など多目的にご利用いただけます。

(3) 3階 ホスピタリティテラス

 3階に設置されたホスピタリティテラスは、自然光を活かし、開放的な空間とするため壁を設置せずに、コースが見渡せる環境となっています。またホスピタリティラウンジ同様、メインストレート側に屋外テラス席を設置しました。

(4) コントロールタワー

 ピットビル最終コーナー側にレースを指揮・管理するコントロールタワーを新設。広さを約2倍に拡張、参加者の皆様にゆったりと使用いただけるブリーフィングルームを設置します。コントロールルームを現状の3階から2階に移し、競技役員と参加者のコミュニケーションを容易にするとともに、監視カメラ・モニター等の最新AV設備を集中管理。安全・確実なレース運営が行える環境を整えました。

(5) メディカルセンター

 これまで第1コーナー手前にあったメディカルセンターをピットビル最終コーナー側に新築。最新の医療設備を整えるとともに、救急ヘリポートを隣接。コントロールタワーと一体化し、迅速な対応が可能となりました。

(6) メディアセンター

 新築のピットビルに、メインストレートに面した明るいメディアセンターを設置しました。スペースは従来のメディアセンターの約1.3倍の広さ(770㎡)となり、100V、200V、電話、LANアウトレットを完備したワーキングデスクを400名分設置。また情報交換の場としてコミュニケーションルームを新設しました。

3.パドックの改修
(1) パドック拡張

 パドック横の山田池を埋め立て、パドックスペースを従来の1.2倍に拡張。これによりピット裏の駐車スペースは約100台分増設され、またこのスペースを利用してパドック内で様々なイベントが開催可能となりました。

(2) センターハウス新設

 パドック中心部に2階建て、延べ床面積2,414㎡のセンターハウスを新設。1階はパドックレストラン「SUZUKA-ZE(すずかぜ)」で、サーキットの雰囲気と臨場感の中、お食事をお楽しみいただけます。また店内にはベビールーム(授乳室)を設置。客席数は200席(全席禁煙)。100名様規模の貸し切りパーティもお受けできます。2階はホスピタリティエリアにつながるエントランスホール(360㎡)となる、パーティやイベントにご活用いただける多目的スペースとなっています。

(3) チームオフィス新設

 パドックエリアにチームオフィスを新築。各々約40㎡の広さを持つ39室で、間仕切りを可動式にし、3ルームを1部屋(120㎡)とする利用も可能です。既存のチームオフィスを14部屋残し、最大53室と改修前の42室から大幅に増加。またチームオフィスとピットとの間隔を30m取り、トランスポーターの駐車や選手とファン、関係者の交流エリアなど幅広い目的で活用いただけます。

(4) SMSCオフィスの移転・増設

 鈴鹿サーキットの走行をお楽しみいただく皆様に、さらに快適にご利用いただくために、ゆったりとくつろげるスペース、ロビー、講習会等に使用する多目的ルームを有するSMSC(鈴鹿モータースポーツクラブ)オフィスを移転・増設いたしました。

4.レーシングコースの改修
(1) ランオフエリアの改修

 世界基準にもとづく安全対策の充実をはかるため、東コース第1コーナーイン側、逆バンクイン側、最終コーナーアウト側のランオフエリアを拡幅。第2コーナーアウト側はグラベル(砂利)と舗装部分とで構成し、コースアウトしたマシンのスピードを低下させるとともに、コントロール可能な状況を作り出します。

(2) サービスロードの設置

 東コースにサービスロードを設置。より安全に、かつスムーズな保安救急活動を可能にするとともに、メディアの皆様の移動・取材エリアを整備。

(鈴鹿サーキット改修資料より抜粋)
Text: 株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット

その他

安全、安心、快適 - 新生鈴鹿サーキット始動!

 昨年9月より改修工事を行っていた鈴鹿サーキットは、新施設がほぼ完成、12日一般公開の「"スタート鈴鹿"オープニングサンクスデー」に先立ち、9日にメディアを対象とした視察会を開催した。

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 視察会は、株式会社モビリティランド専務取締役野口但氏のあいさつに続き、同取締役鈴鹿サーキット総支配人樽井良司氏による改修工事の説明が行われた。

 テーマは、「安全」、「安心」、「快適」。観戦・イベントエリア、ピットビル、パドック、レーシングコースの4カ所が200億円をかけ改修された。

 イベントエリアとしては、グランドスタンド裏にGPスクエアと呼ばれる1万平方メートルのエリアを確保。1コーナーへの導線を確保するため陸橋を設け、歩車分離を図った。また、グランドスタンドには真夏でも日差しをさけることができる大屋根を設置。席数も12,830席と増設した。常設の大型ビジョンは、デジタルハイビジョンで従来の2基から3基とした。

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 逆バンクへ向かうトンネルも改修。拡張し、階段を無くしたため車いす等でのアクセスも快適となっている。パドックとスタンドを結ぶトンネルも拡張。エレベーターも設置した。

 東コース内からはどこにいても視認できるリーダータワーを設置。また、1コーナーゲートやスプーンゲートも新設し、サーキットへの入場ルートを増やした。正面駐車場は、ゴルフ練習場を閉鎖し、新たに1,400台分の駐車スペースを確保した。

 ピットビルも一新された。48のピットボックスは拡張され、その西側には救急へリポートに隣接したメディカルセンターを設置。2階にはホスピタリティラウンジ、最新機器を導入したコントロールタワーにメディアセンター、そして3階にはホスピタリティテラスが設置された。

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 パドックは、山田池を埋め立てスペースを1.2倍に拡大。センターハウスにはパドックレストラン「SUZUKA-ZE(すずかせ)」が入居。平屋のチームオフィスは、42室から52室に増加した。

 レーシングコースは、2コーナーアウト側に舗装部分を設けた。コースアウトしてもグラベルでリタイアすることが少なくなり、よりエキサイティングな争いが見られるようになる。また、東コースにはアウトとインにサービスロードを設置。迅速な救急保安活動が可能となった。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1,2戦富士 TDPドライバー井口卓人が2連勝! (TOYOTA)

トムス勢が2戦共に表彰台を独占
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昨年に引き続き開幕2連勝を果たした井口卓人(#36)

 2009年全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月4日(土)と5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季の全日本F3は、昨年新設されたナショナルクラスが、全日本選手権として承認され、昨年の全日本クラスが今年は全日本F3選手権Cクラス、ナショナルクラスが全日本F3選手権Nクラスと名称が変更された。予選方式も変更。昨年はベストタイムとセカンドベストタイムで2戦のグリッドが決定されていたが、今季からは、2007年まで行われていた方式に戻され、10分間のインターバルを挟んで15分のセッション2回でそれぞれグリッドを決定することとなった。また、今季よりタイヤはハンコック社製を使用する。

 トヨタはCクラスの5台に1AZ-FEエンジンを供給。Nクラスは出場全車が3S-GEエンジンを使用する。

 4日(土)午前10時40分から好天の下で予選が行われた。第1戦の予選は、マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)とTDPドライバーの井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が激しくトップを争い、エリクソンが全日本F3デビュー戦でポールポジションを獲得。井口が2番手。今季F3にステップアップを果たしたもう1人のTDPドライバー国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)は3番手につけた。

 午前11時10分からの第2戦予選では、井口が圧倒的なタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。エリクソン、国本が続く形となった。

 Nクラスでは、第1戦、第2戦共に関口雄飛(AIM SPORTS)がポールポジションを獲得した。

 予選に続き、午後4時に15周で競われる第1戦決勝がスタート。スタート前に小雨が降り始めたが、全車スリックタイヤのままレースを開始。やや濡れた路面という難しいコンディションでのレースとなった。

 エリクソンと井口はスタート順のままトップを争い、3位以下を引き離して行った。そのまま順位でレースが終わるかと思われたが、ファイナルラップの最終コーナーで井口がインを付き、2台はほぼ同時にチェッカー。0.036秒差という僅差で先にチェッカーを受けた井口が逆転勝利を挙げた。井口は昨年の開幕戦に続き、2年連続で開幕戦を制することとなった。

 3位には、後半トップ2と同等のペースで走行を続けた国本が入り、トムスチームの3人が表彰台を独占した。

 Nクラスでは関口がポール・トゥ・ウィンを果たした。

 5日(日)午後12時45分から第2戦決勝レース(21周)がスタート。

 3番手グリッドの国本が好スタートを切り2位に浮上。一方でエリクソンは後続車両と接触し、最後尾まで後退。

 1-2体制で他車を引き離して行った井口と国本だったが、中盤以降は井口が抜け出し独走。開幕2連勝を飾った。国本は2位。3位には、最後尾からファステストラップをマークする走りで怒濤の追い上げを見せたエリクソンが入り、第2戦もトムス勢による表彰台独占となった。

 Nクラスでは第1戦に引き続き、関口がポールポジションから2連勝を果たした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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Formula Nippon

FN:第1戦富士 ブノワ・トレルイエが開幕戦を制す (TOYOTA)

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開幕戦を制したブノワ・トレルイエ(#2)

 2009年シーズンのフォーミュラ・ニッポンが開幕。第1戦が4月4日(土)、5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 今季からフォーミュラ・ニッポンでは、新型シャシーFN09を採用。エンジンも3.4リッターV型8気筒へと大排気量化され、全く新しい車両でシーズンが戦われることとなった。トヨタは新開発した“RV8K”エンジンを、5チーム8台に供給する。

 今季は金曜日の合同テスト走行が行われなくなったため、土曜日朝のフリー走行セッションのみを経て、午後1時45分からノックアウト方式で予選が行われた。

 この予選で、昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したTDPドライバー平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が自身初となるポールポジションを獲得。2006年のシリーズチャンピオン ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が3番手、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手。TDPドライバー石浦宏明(Team LeMans)が7番手。昨年のチャンピオン松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)はQ2終了間際にブレーキトラブルに見舞われ、Q3ではアタックが出来ず、8番手スタートとなった。

 今季よりフォーミュラ・ニッポンにステップアップを果たしたTDPドライバーの国本京佑(Team LeMans)と大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)はそれぞれ9番手、12番手から決勝に挑むこととなった。

 5日(日)午後2時30分に薄曇りの空の下、55周の決勝レースがスタート。ポールポジションの平手はスタートで遅 れ、6番手まで後退。トレルイエが2番手、8番手グリッドから好スタートを切った松田が4番手までポジションを上げた。

 5番手にはロッテラーがつけ、松田を追ったが、16周目に2台が接触。スピンを喫した松田は、この時点でレースを終えることとなってしまった。ロッテラーもこの接触でペナルティを科され、大きくポジションダウン。

 30周目前後から、各車給油とタイヤ交換のためのピットインが開始されると、ピットでの好作業にも助けられ、トレルイエが首位に浮上。遅めのピットイン戦略を採った平手は2位でコースへ戻ったが、ピットアウト周回のタイヤが冷えている間に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING:ホンダ)にかわされ3位に後退。

 トレルイエはその後2位以下との差を広げ、見事トップでチェッカー。自身2年ぶりとなるフォーミュラ・ニッポンでの勝利を飾った。平手は2位の伊沢を激しく追いあげたが、逆転までには至らず。3位でフィニッシュ。5位には最後尾13番手スタートから追い上げた立川祐路(CERUMO/INGING)が入った。大嶋も7位でデビュー戦ポイント獲得を果たした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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Formula Nippon

FN:第1戦富士 開幕戦で伊沢拓也選手が2位表彰台を獲得 (HONDA)

開幕戦で伊沢拓也選手が2位表彰台を獲得
L.デュバル選手が4位、ルーキーの塚越広大選手は6位入賞

2009年4月5日(日) 決勝 会場:富士スピードウェイ(4.563km) 天候:予選/曇り 決勝/曇り 気温:13℃(14:30時点) 決勝レース:55周(250.965km) コースコンディション:決勝/ドライ 観客:1万5500人(主催者発表)

fn_r01_h_03_b.jpg  4月5日(日)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2009年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の決勝レースが開催された。

 今シーズンのフォーミュラ・ニッポンは、3年に一度のニューシャシー導入時期であり、大きな変革期にあたる。マシンが英・ローラ社製のFN06から米・スウィフト社製のFN09にスイッチされ、全長、全幅ともにひと回り大きくなり、エンジンも従来の3リッター・V8エンジンから3.4リッター・V8 エンジンへとパワーアップされた。また、新たに導入される「オーバーテイクシステム」は、ステアリングに搭載されたオーバーテイクボタンを押すとエンジン回転数が通常リミットより400回転上がるため、今まで以上にオーバーテイクのチャンスが増える。オーバーテイクボタンの使用は、決勝レース中に5回まで使用が許されており、各チーム・ドライバーの戦術がレースの見どころの1つとなる。

 今シーズンのHondaエンジンは、3.4リッター・V8エンジン「HR09E」をJRP(日本レースプロモーション)を通じ、3チーム5台に供給する。「HR09E」は、本田技術研究所が研究・開発し、M-TECが製造・組み立てとメンテナンスを行っている。

 4日(土)に開催された公式予選は昨年同様のノックアウト方式。予選第1セッションでは、今季が参戦2年目となる伊沢拓也選手(#41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が見事、トップタイムで通過。ロイック・デュバル選手(#31 NAKAJIMA RACING)が5番手。小暮卓史選手(#32 NAKAJIMA RACING)が9番手。リチャード・ライアン選手(#40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が10番手。塚越広大選手(#10 HFDP RACING)が11番手を獲得。上位11位までが予選第2セッションへと進出できるノックアウト方式において、Honda勢3チーム5台すべてが駒を進めた。

 10分間のインターバルを経て行われた予選第2セッションは、L.デュバル選手、小暮選手、伊沢選手の3名が上位8台で争われる予選第3セッションへの進出を果たした。

 予選第3セッションにおいても、Honda勢は終始安定した走りをみせた。その結果、伊沢選手が2番手。小暮選手が5番手。L.デュバル選手が6番手、R.ライアン選手が10番手、塚越選手が11番手で5日に行われる決勝レースを迎えることになった。

 決勝日の5日は好天となり、気温13℃、路面温度18℃と絶好のコンディションとなった。1万5500人の観衆が見守る中、参加台数13台のマシンは、1周のフォーメーションラップ後、14時33分に55周の決勝スタートを切った。

 まずは予選2番手から好スタートを切った伊沢選手がトップに躍り出る。後続では、予選6番手のL.デュバル選手とチームメートの小暮選手が1コーナーのブレーキングポイントで接触し、小暮選手がコースアウトしてスピンを喫する。しかし、小暮選手のマシンはダメージが少なくコースへ復帰するものの、最後尾からの追い上げとなった。

 オープニングラップはトップを伊沢選手、3番手に、L.デュバル選手、8番手にR.ライアン選手と続く。ルーキーとして、初のフォーミュラ・ニッポンに挑む塚越選手は9番手、小暮選手は12番手を走行する。

 8周目、スピンにより最後尾から追い上げを図る小暮選手が、「オーバーテイクシステム」を使用して9番手に浮上する。3位を走行するL.デュバル選手も同システムを3回使用して2番手のポジションを狙うが、抜くまでには至らない展開となる。

 トップを走行する伊沢選手は、常に2番手との差を約1秒引き離す安定した走りをみせる。新しいマシンで始まったフォーミュラ・ニッポンは、13台すべてのマシンレベルがきっ抗しており、全車が1分28秒台のラップタイムを刻みながらレース序盤を走行している。

 最後尾から激しい走りをみせる小暮選手は、効果的に「オーバーテイクシステム」を使用しながら22周目に6番手までポジションをばん回する。

 24周終了後に、L.デュバル選手がタイヤ交換と燃料補給のためにピットインをしてコースに復帰。同じく小暮選手も27周終了時にピットインをするが、マシンの燃料口に燃料ホースがはまらないトラブルが発生し、再び順位を下げてしまう。

 33周終了時に、トップを走行する伊沢選手がピットイン。すばやいピット作業でトップのポジションを守りながらコースに復帰する。しかし、伊沢選手の交換したタイヤがグリップを発揮する前に、前周でピット作業を済ませた2番手のブノワ・トレルイエ選手(トヨタ)が猛アタックを続け、35周目のホームストレートでB.トレルイエ選手がトップのポジションを奪う。B.トレルイエ選手は徐々に2番手以下を引き離して独走状態となるものの、2位争いにはピット作業を終えてポジションを上げてきた平手晃平選手(トヨタ)が加わり、伊沢選手、平手選手、L.デュバル選手の3台で激しい2位争いが繰り広げられる展開となる。

 40周目時点では、トップにB.トレルイエ選手、4秒585遅れて2番手の伊沢選手、背後に3番手の平手選手と4番手のL.デュバル選手と続く。その約3秒後方の5番手にR.ライアン選手が走行していたが、41周目の1コーナー進入でスピンを喫し、コースサイドのタイヤバリアにマシン後方から突っ込むクラッシュを喫してしまう。このクラッシュによりR.ライアン選手はメディカルセンターに運ばれたが、大きなケガはないことが確認された。

 レース終盤、46周目に「オーバーテイクシステム」を使用した小暮選手が8番手に浮上。7番手の塚越選手も前を走る同じルーキーの大嶋和也選手(トヨタ)に対し、「オーバーテイクシステム」を多用しながらアタックを繰り返していく。

 大きく様変わりをしたフォーミュラ・ニッポンの開幕戦で勝利を飾ったのはB.トレルイエ選手だった。し烈を極めた2位争いは伊沢選手が最後まで2番手のポジションを守り、3位に平手選手、4位にL.デュバル選手が55周のチェッカーフラッグを受けた。攻め続けていた塚越選手は、最終ラップで大嶋選手をパスし、ルーキー対決を制して6位を獲得。小暮選手は8位でレースを終えた。

コメント
坂井典次(Tenji Sakai)|HR09E開発責任者
 「HR09Eの開発にあたり、十分にテストを重ねていたのでエンジンの信頼性には自信を持っていましたが、今回は開幕戦ということで、念のために信頼性を重視した使い方をしました。残念ながら伊沢選手が優勝することはできませんでしたが、初の2位表彰台を獲得してくれたので、今後はさらに期待できると思っています。次戦の鈴鹿は非常に難しいコースなので、各チームともセットアップが決まるかがポイントになります。セットアップの時間に影響を及ぼさないようにエンジンの信頼性をさらに高めるとともに、開幕戦以上に攻めたエンジンの使い方をしていきたいと思います。ぜひとも鈴鹿でのご声援をお願いします」
伊沢拓也選手(2位 #41 DOCOMO TEAM DADELION RACING)
 「開幕戦を予選・決勝ともに2位で終えることができ、個人的には初めて富士スピードウェイの表彰台に立てたことには満足していますし、シーズンのいいスタートが切れたと思います。ただし、2日間を通じてマシンのセッティングがうまくいっていただけに、わずかな差で優勝を逃したことは、チームに申し訳ないという気持ちでいます。決勝では2番手からのスタートでトップを奪ったにもかかわらず、守れなかったのは非常に悔しいですし、自分に経験が足りないからだと思います。次戦は優勝を狙っていくしかありませんので、応援よろしくお願いいたします」

Text & Photo: HONDA

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Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝 上位3人のコメント

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優勝 #2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
今朝のフリー走行で初めてフルタンクテストをやりました。それと、タイヤの磨耗に合わせて二通りのセットアップを試しました。
決勝前のウォームアップランでもタイヤの冷えた状態と温まった状態の二通りのセットを試して、どちらがいいか迷ったんですが、 冷えたタイヤに合わせることにしてレースをスタートしました。
序盤はおとなしく走って周りの様子を見ることにしました。そうしたら周りも大体同じ作戦だとわかったので、 ここでプッシュすればトップに立てると思い、それ以降はプッシュしてトップに立ちました。
そこからは何事もなかったように見えたかもしれませんが、実は途中からクルマがおかしくなってきていて、 ストレートをまっすぐ走るのが難しい状態だったんです。でも、そのうち、問題はあるけれども走れなくなるほどではないと判りました。
(2年ぶりの勝利は)勿論すごく嬉しいです。(日本語で)キモチイイネェ!
去年は難しいシーズンを送ったので、表彰台では思わず泣きそうになりましたよ。でもこれで、 自分はまだフォーミュラニッポンで勝てるってわかって、それが一番嬉しいです。

2位 #41伊沢 拓也(DOCOMO DANDELION RACING)
昨日からクラッチにトラブルが出ていたんですが、いいスタートを切れました。ピットアウト後の周回で前に出られてしまいましたが、 あのアウトラップでの走り方が今後勉強すべきポイントですね。
初表彰台は嬉しいですけど、今日は勝てたレースだったので、チームには申し訳ないと思っています。
(オーバーテイクボタンについて)抜かれたときにも使っていたんですけど。これじゃ「オーバーテイクされボタン」ですね。 団子状態になったときには有効かなと思います。

3位 #20平手 晃平(ahead TEAM IMPUL)
今日はスタートがすごく悪くて、それで全てを駄目にしてしまいました。
フォーメーションラップの直前に、タイヤを持たせる方向にセットアップしたのが裏目に出て、 ニュータイヤを履いてすぐのときにペースを上げられず、苦しいレースになりました。
アウトラップのスピードでブノワに劣っていました。
(オーバーテイクボタンについて)使えば追いつくかなぁ?という感じ。効果については疑問です。できれば、作動してる間点滅する、 というのをなくしてほしい。

優勝チーム監督 星野 一義
途中からクルマにトラブルが出て、心配していましたが、止まってしまうようなトラブルではないことがわかってブノワには「無視しろ」 「無視しろ」と言い続けて、最後には「うるさい!」と。
オーバーテイクボタンはデュバルが盛んに使ってましたが抜けませんでしたね。あれ本当に効果あるの?
今日は誰が勝ってもおかしくないレースで、みんなにチャンスがあった中で、ブノワが着実にチャンスをものにしたんでしょう。 前から目をつけていた伊沢君もきました。来年ウチにこないか?って言ってるんですがね(笑)
ウチのドライバー同士でもレースをやっていますから、メカニック同士もきついと思います。チームオーダーは一切なし。 厳しいチームなんですよウチは。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝 FN09導入最初のレースを制したのはトレルイエ!07年富士以来2年ぶりの勝利!

2009全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦の決勝が4月5日、富士スピードウェイで行われ、#2ブノワ・ トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が絶妙のピット作戦でトップにたち、2007年第1戦富士以来、 2年ぶりの勝利をものにした。
2位には予選2位の#41伊沢拓也(DOCOMO DANDELION RACING)が入り、自身初の表彰台を獲得。
ポールポジションの#20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)はスタートで大きく順位を落としたものの周囲のトラブルなどにも助けられて順位を挽回し、3位表彰台を得た。

スウィフトエンジニアリング製のニューシャシー、FN09を導入した最初のレースは、 午後2時30分にフォーメーションラップを開始した。一時は天候が危ぶまれたものの、F3同様、 このレースも最後まで雨に見舞われることはなかった。

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スタートでは、 ハード方向に振られた09仕様のタイヤにクラッチ制御をあわせきれなかったポールシッターの平手晃平が大きく出遅れるのを尻目に、 昨年同じ2番グリッドから一時トップに躍り出てスタンドを沸かせた伊沢がここでもトップに立った。
前回は1コーナー手前で松田次生に抜き返されて2位に後退したが、今回は背後を脅かす相手はおらず、 伊沢はトップのまま序盤戦を快調に走り続ける。

2番手にはトレルイエがつけるが、その後方では#31ロイック・デュバル、#32小暮卓史、#1松田次生の3台が交錯、小暮が松田、 デュバルと立て続けに接触してコースを飛び出し、大きく順位を落としていった。

結局1周目を終わった時点での順位は、伊沢、トレルイエ、デュバル、松田、ロッテラーの順。平手はその後ろ、6位で戻ってきた。

また、予選7番手でフリー走行トップだった#8石浦宏明がエンジンストールにより1周遅れの最後尾に後退している。

今回新車導入に伴って設置されたオーバーテイクシステムを序盤から積極的に使ってきたのが3位のデュバル。 しかしどうしてもトレルイエの前に出ることが出来ない。
一方、デュバルのチームメイト、小暮は一時12位まで後退しながらも、 1コーナー手前から作動させるという方法でこのシステムを効果的に使い、8周目の1コーナーで#37大嶋和也、 20周目の1コーナーで立川祐路、22周目の1コーナーでリチャードライアンを次々に攻略して順位を挽回していった。

そんな中、4番手争いを展開していた松田とロッテラーが17周目の1コーナーで接触。
オーバーテイクシステムを使いながらインに飛び込んだロッテラーが立ち上がりで松田を横からすくい上げる格好でランオフエリアに弾き飛ばしてしまった。
松田はその場でリタイヤ。ロッテラーには24周目に15秒ストップのペナルティが下された。
これにより上位陣は、伊沢-トレルイエ-デュバル-平手の順となった。

このロッテラーのペナルティと前後して、ピットストップを行うドライバーが出始めた。
まず23周終わりでコースアウトして順位を落とした国本、ついで24周終わりで3番手を走行していたデュバルがピットイン。
デュバルは給油に30秒以上を要した。軽めのタンクで序盤に順位を稼ぐ作戦だったか。
その3周後にはチームメイトの小暮。小暮はここまで6位に浮上していたが、ピット作業の際に給油口がうまく入らず、大きくタイムロス。 結局ピットアウトまでに50秒を要して再び後方に沈むことになってしまった。

2位を走行していたトレルイエは32周終わりでピットイン。
その1周後にトップの伊沢がピットに向かう。
伊沢はトレルイエの前でコースインすることに成功したが、1周先にピットストップを済ませたトレルイエのタイヤには充分熱が入っており、 あっという間に間隔を詰められてしまう。
ストレートでオーバーテイクボタンを使い、必死に逃げにかかる伊沢だったが、35周目の1コーナーでトレルイエは悠々と伊沢のインを突き、 トップに躍り出た。

36周終わりには、暫定トップに繰り上がっていた平手がピットイン。
なんとかトップのままコースに戻ろうとするが、その鼻先を掠めてトレルイエが通過、 その周のダンロップでは伊沢にもインをつかれて結局3位に落ち着いた。

上位陣はこのままの状態で残り周回を走行、結局トレルイエは伊沢に5.980秒差をつけて55周を走り切り、 2007年開幕戦富士以来、丁度2年ぶりの勝利を手にした。
2位を獲得した伊沢はこれが初の表彰台。平手はスタートの失敗はあったがその後は着実に走ってなんとか表彰台の一角を占めた。

次戦は鈴鹿。5月17日決勝だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Formula Nippon

FN:第1戦富士決勝結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/05) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
12ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K551:21'59.897
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E555.980
320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K556.728
431ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E557.903
548立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K5521.274
610塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E5527.239
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5528.109
832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E5529.707
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K5542.287
*1036アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K551'01.980
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K541Lap 
-------- 以上規定周回(49 Laps)完走 --------
-40リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E4015Laps
-1松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1639Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'27.011 (30/55) 188.790km/h
  • CarNo.36は、2009年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第3章第28条12.1).2)(接触行為、他の競技車両のコースアウト)により、ペナルティストップ15秒を課した。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝 上位3人のコメント

Cクラス
優勝 #36井口 卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_iguchi 去年も開幕3連勝しましたが、その後辛いシーズンになったので、手放しでは喜べません。今後も同じように頑張っていければと思います。
今日はずっとプッシュしてミスなく走れました。
気温が低かったせいか、公式練習で見られたようなタイヤのグリップダウンもなく、中盤以降もペースを上げて走ることが出来ました。

2位 #37国本 雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_kunimoto 3番手からでしたが、スタートがチャンスだと考えていたので1コーナーで前の2台よりブレーキを遅らせて入りました。 ホイールロックさせてしまいましたが2位に上がれました。
後半は井口選手のペースが速くて置いていかれましたが、自分のベストは尽くせたと思います。

3位 #1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)

f3_r02_r_pc_erocsson 今日のレースはちょっとゴチャゴチャしてしまいましたね。1コーナーで井口選手を抜こうと思っていたら、 国本選手に飛び込まれてしまいました。その後100Rを3台併走で走っているときに安田選手に当たってしまいました。
1周目はアンラッキーでしたが、その後はクルマの状態もよく、いいペースで走れたので、結果には満足すべきでしょうね。
これからは気持ちを切り替えて岡山に臨みます。

Nクラス
優勝 #18関口 雄飛(AIM SPORTS)

f3_r02_r_pc_sekiguchi 昨日はピットスタートになって、沢山バトルをしたので面白かったですが、今日は簡単に勝てたかんじでつまんなかったです。 レースした実感がないっていうか。
リヤのグリップがなくなってきてたため中盤以降はペースが落ちてしまいました。公式練習でロングランをやってなかったので、 どこまでいけるかがわからなかったんです。
それで、後ろが追いついてきたらアタックして突き放すつもりで、終盤はずっと後ろをみて走っていました。

2位 #7山本 尚貴(HFDP RACING)

f3_r02_r_pc_yamamoto これが実力ということです。タイムが出ているのは、チームがいいクルマを用意してくれているからで、 乗りこなしてるというより乗せられているんです。今はそれを事実として受け止めて、どうすればいいか考えています。 これを受け止められるかどうかで今後のレースが違ってくると思うんです。気持ちを切り替えて次のレースで借りを返したいです。

3位 #23佐藤 公哉(NDDP EBBRO)

f3_r02_r_pc_sato 6番手スタートでしたし、昨日に続いて今日もスタートを失敗してしまいましたが、 小林選手とアレックス選手がストールしていたので順位を上げられました。途中、千代選手を抜くのに手間取ってしまい、 前の二人に逃げられてしまいました。
今はこれが自分の限界なんだと思います。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝 Cクラス井口、Nクラス関口がともに開幕2連勝

全日本F3選手権第2戦の決勝レースは4月5日、曇天の富士スピードウェイで開催され、Cクラスは#36井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が、Nクラスは#18関口雄飛(AIM SPORTS)がいずれも開幕戦に続いて2連勝を達成した。

昨日の第1戦は小雨に翻弄されて荒れたレースとなり、第2戦もまた分厚く垂れ込める雲の下でスタート進行が行われたが、 今回は最後までドライコンディションでの戦いとなった。
第2戦決勝は午後0時45分にフォーメーションラップが開始された。

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スタートではポールの井口がアウトに並びかけてきた#37国本雄資を退け、そのままトップで1コーナーを立ち上がる。

国本に出し抜かれた格好の#36マーカス・エリクソンは、1コーナー立ち上がりで失速した国本に並びかけていき、 2台は併走状態でコカコーラコーナーに飛び込んでいく。
その結果、ここの立ち上がりで今度はエリクソンが失速、後方集団に飲み込まれてしまった。
これにより、3台併走で立ち上がった100Rでエリクソンは安田と接触してしまい、総合12位まで順位を落とす。 一方の安田はスピンアウトし、最後尾でコースに復帰した。

猛然と追い上げるエリクソンは只一人1分34秒台を連発し、3周目に8位、4周目には6位、 5周目の1コーナーではNクラストップの関口、ホームストレートに戻ったところで嵯峨を捕らえて6周終わりでは一気に4位まで挽回してきた。
そしてついに9周目のホームストレートで#2ケイ・コッツォリーノを攻略して3位表彰台圏内に復帰する。

一方、最後尾に後退した安田も後方から着実に順位を挽回していたが、 スピンの影響からか13周終わりでタイヤ交換のためにピットストップを余儀なくされ、再び最後尾に後退してレースを終えた。

こうした状況の中、トップ2台の間隔は国本の懸命の走りもあってしばらくは1秒半前後で推移する。
しかし井口は全周回数の半分を消化した頃から徐々にペースを上げていき、15周を終えた時点でついに両者の差は2秒を超えた。

結局井口は最終的に国本に3.287秒差をつけて開幕2連勝を達成、2位国本、 3位エリクソンとともに2戦連続でトムスが1-2-3フィニッシュを果たした。

Nクラスも関口が2戦連続のポール・トゥ・ウィンを達成、序盤のアクシデントで順位を落とし、 後方から追い上げてきたCクラスのクルマを巧みに利用して2位以下との間隔を広げると、最後までトップの座を明け渡さずに21周を走りきり、 国内復帰戦を開幕2連勝で終えた。
2番手を走行する#7山本尚貴も終盤懸命に追い上げたが、あと0.9秒及ばず、関口の後塵を拝する結果となった。

次戦は岡山国際サーキット、第3戦は4月25日、第4戦は4月26日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第2戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2133'25.198
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE213.287
31Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE215.904
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C2130.234
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2131.061
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE2137.840
718N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE2146.406
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2147.361
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2158.655
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE211'04.529
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE211'05.556
1222N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE211'17.769
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE211'20.740
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE211'33.035
1577N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE201 Lap 
1612C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE201 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap(C): マーカス・エリクソン(PETRONAS TOM'S F308) 1'34.755 (4/21) 173.361km/h
  • Fastest Lap(N): 関口 雄飛(EBBRO AIM F307) 1'36.849 (4/21) 169.612km/h
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Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行2回目 トップタイムは石浦!ルーキー勢も上位タイムを記録

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士のフリー走行2回目は、#8石浦宏明(Team LeMans)が1分25秒930でトップタイム。2番手には#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がつけ、 3番手4番手はそれぞれ#10塚越広大(HFDP RACING)、#37大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)とユーロF3帰りのルーキーが占めた。

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フリー走行2回目は4月5日午前9時50分より30分間で行われた。
昨日のF3決勝の開始直前から夜半まで降り続いた雨も上がり、 空には未だ雲がかかっているものの路面は完全にドライコンディションに回復した。

ここで好タイムを記録したのは、昨日の予選を7番手で終えた2年目の石浦だ。
最初の計測でこのセッションベストとなる1分25秒930を記録すると、その後も快調に周回を重ね、最多の18周を走行した。
チームメイトのルーキー、#7国本京佑も17周を走り、8周目に1分27秒303を出して9番手。
同じく17周を走ったルーキーの塚越は1分26秒856を13周目に記録して3番手タイムを記録。昨年ユーロF3で塚越と同じチームに所属、 1勝を挙げている大嶋は15周走って11周目に1分26秒874で4番手につけている。

一方、ポールシッターの#20平手晃平は14周を走行、最後にベストラップを記録したが、 1分27秒172とここでは8番手に終わった。

第1戦決勝は午後2時30分より、55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/05) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
18石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.930--191.16
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.7170.7870.787189.43
310塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.8560.9260.139189.13
437大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.8740.9440.018189.09
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.9581.0280.084188.90
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.9821.0520.024188.85
731ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'27.0681.1380.086188.67
820平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.1721.2420.104188.44
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.3031.3730.131188.16
1041伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.4611.5310.158187.82
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.6231.6930.162187.47
1240リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.7991.8690.176187.10
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'28.0062.0760.207186.66
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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SUPER GT

吉本大樹、スーパーGT第2戦/鈴鹿に「紫電」で参戦

■ 吉本大樹、スーパーGT第2戦/鈴鹿に「紫電」で参戦
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この度、吉本大樹が「09'スーパーGTシリーズ第2戦/鈴鹿」に、「カーズ東海ドリーム28」より参戦することが決定いたしました。

吉本の同チーム加入は、2006年~2008年に行われたポッカ1000Kmでの第3ドライバーとしてのスポット参戦以外では初となりますが、今回の参戦につきましても、皆様のご期待に沿う活躍を見せるべく全力を尽くして参りますので、ご声援の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

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【参戦概要】

■ カテゴリー : 09'SUPER GT SERIES 第2戦(鈴鹿) 
■ 開催日  : 2009年4月18日(予選)、19日(決勝)
■ チーム名 : カーズ東海ドリーム28
■ マシン : プリヴェ アップル 紫電(Car No. 2)
■ ドライバー :加藤 寛規 選手 / 吉本 大樹

【吉本大樹コメント】

急遽代役として起用して頂きました。予想していなかったチャンスですが、チームはよく知るメンバーですし非常に楽しみです。

今後については未定ですが、与えられた第2戦の鈴鹿で恥じることのない最高の結果を出せるよう加藤さんとダブル『ヒロキ』で頑張りますので、皆さん応援よろしくお願い致します!

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■ スーパーGTシリーズ公式サイト http://www.supergt.net/jp/
■ カーズ東海ドリーム28  http://www.hondacars-tokai.com/carstokairacing/index.html

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Japanese F3

JF3:2009年 F3マシンラインナップ

■Cクラス
09_f3_01 No.1 マーカス・エリクソン
Car: PETRONAS TOM'S F308 / DALLARA F308 / 1AZ-FE
Entrant: PETRONAS TEAM TOM'S
Tuner: (株)トムス
09_f3_02 No.2 ケイ・コッツォリーノ
Car: TODA FIGHTEX / DALLARA F308 / MF204C
Entrant: TODA RACING
Tuner: (株)戸田レーシング
09_f3_12 No.12 安田裕信
Car: ThreeBond / DALLARA F309 / THREEBOND NISSAN SR20VE
Entrant: ThreeBond Racing
Tuner: 東名エンジン(株)
09_f3_33 No.33 岩崎祐貴
Car: イワサキインダストリーF308 / DALLARA F308 / 1AZ-FE
Entrant: NOW MOTOR SPORTS
Tuner: (株)トムス
09_f3_36 No.36 井口卓人
Car: PETRONAS TOM'S F308 / DALLARA F308 / 1AZ-FE
Entrant: PETRONAS TEAM TOM'S
Tuner: (株)トムス
09_f3_37 No.37 国本雄資
Car: PETRONAS TOM'S F308 / DALLARA F308 / 1AZ-FE
Entrant: PETRONAS TEAM TOM'S
Tuner: (株)トムス
09_f3_62 No.62 嵯峨宏紀
Car: DENSO・ルボーセF308 / DALLARA F308 / 1AZ-FE
Entrant: DENSO Team Le Beausset
Tuner: (株)ハナシマレーシング
■Nクラス
09_f3_05 No.5 久保田克昭
Car: ハナシマレーシングF306 / DALLARA F306 / 3S-GE
Entrant: (株)ハナシマレーシング
Tuner: (株)ハナシマレーシング
09_f3_07 No.7 山本尚貴
Car: HFDP RACING / DALLARA F307 / 3S-GE
Entrant: HFDP RACING
Tuner: (株)トムス
09_f3_08 No.8 小林崇志
Car: HFDP RACING / DALLARA F307 / 3S-GE
Entrant: HFDP RACING
Tuner: (株)トムス
09_f3_18 No.18 関口雄飛
Car: EBBRO AIM F307 / DALLARA F307 / 3S-GE
Entrant: AIM SPORTS
Tuner: (株)ハナシマレーシング
09_f3_19 No.19 黒田吉隆
Car: ACHIEVEMENT by KCMG / DALLARA F307 / 3S-GE
Entrant: ACHIEVEMENT by KCMG
Tuner: (株)トムス
09_f3_20 No.20 アレキサンドラ・インベラトーリ
Car: ACHIEVEMENT by KCMG / DALLARA F307 / 3S-GE
Entrant: ACHIEVEMENT by KCMG
Tuner: (株)トムス
09_f3_22 No.22 千代勝正
Car: NDDP EBBRO / DALLARA F306 / 3S-GE
Entrant: TEAM NOVA
Tuner: (株)トムス
09_f3_23 No.23 佐藤公哉
Car: NDDP EBBRO / DALLARA F306 / 3S-GE
Entrant: TEAM NOVA
Tuner: (株)トムス
09_f3_77 No.77 野呂 立
Car: CMSワコーズF306 / DALLARA F306 / 3S-GE
Entrant: シーエムエスモータースポーツプロジェクト
Tuner: (株)ハナシマレーシング

Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 トップ3のコメント

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Cクラス
優勝 井口 卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)

2番手スタートで、雨も降ってきて、今日は難しいレースになるなと思いましたが、マーカス選手についてって、動きをよくみて、 自分が勝ってるところ、負けてるところを考えながら走りました。その結果、ファイナルラップでうまくインに入ることが出来、 優勝することが出来たので嬉しいです。
途中雨が強くなり、怖くてアクセルが踏めない状況になりましたが、そこでマーカス選手がミスをして一気に差が詰まりました。 彼は外に膨れる傾向があったので、最終コーナーでインを差して、並んだまま踏んでいけば勝てるかな、と思いましたが、 そのとおりになりました。
これからも自分の走りをして、去年のカルロ選手みたいに安定した走りを続けたいですね。

2位 マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)
非常に難しいコンディションでした。雨がどんどん降ってきて、長く、タフなレースになりました。
スタートはうまくいったんですが、井口選手も離れずにずっとついてきました。そんな状況の中で僕はミスをしてしまい、 一気に差を詰められてしまいました。
最後までトップを守れなかったことは残念に思いますが、同じチームで1-2-3を達成できたことは良かったと思います。
井口選手はいつか仕掛けてくる、と思っていましたが、僕はタワーの表示を勘違いしていたので、 まさかあれがファイナルラップだとは思っていなかったんです。

3位 国本 雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)
今日は初レースで、雨も降ってきて、不安でした。
スタートはうまくいったんですが、それ以上に安田選手が速かったのでびっくりしました。でもすぐにチームから無線で「彼はフライングだから」 と知らされたので、あとは無理しないで自分の走りをするように心がけました。かなり集中して走っていたのですが、それでも前の二人は速くて、 追いつけませんでした。

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Nクラス
優勝 関口 雄飛(AIM SPORTS)

スタートでエンジンがかからなくて、ピットスタートになってしまいましたが、雨だったのでトップに立つことができました。 ドライだったらこうはいかないと思うので、今日は天候にも助けられてラッキーでした。
クルマの状態はNの中では悪くなかったです。
エンジンがかからなかったときは「マジで?!」と思いましたが、台数も少なかったし、必ずトップに立てると思って走りました。 でも途中で興奮しすぎて何度かミスをしてしまいました。

2位 小林 崇志(HFDP RACING)
関口選手がピットスタートになり、実質2番手スタートになって、スタートも決まり、1位にあがれました。 後方のドライバーがミスをして間隔も空いたので、勝てる状況でしたが、難しいコンディションの中、ペースを守れず、勝てませんでした。

3位 千代 勝正(TEAM NOVA)
今日は予選6番手という不本意な位置からのスタートになりましたが、雨という状況をポジティブに考えて、チャンスと受け止めました。
スタートが決まって、他のドライバーがミスしたこともあり、順位を上げることが出来ましたので、 あとは競り負けないでコースに留まっていればチャンスはあると思っていました。
F3はFCJと比べるとスリップの利きがいいので、駆け引きが難しいと思いました。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝 井口卓人が最終ラップの大逆転勝利!

 全日本F3選手権第1戦は4日、富士スピードウェイで決勝を行い、最終ラップでトップを逆転した井口卓人(トムス)が優勝した。Nクラスは、ピットスタートした関口雄飛(AIM)が追い上げ優勝した。

 サポートレースが終わり全日本F3の決勝が始まるころ、空から雨が落ちてきた。しかし、コースを湿らす程度で、全車スリックタイヤを履いてグリッドに整列。しかし、ここでNクラスのポールシッター関口雄飛(AIM)がスタートできず。ピットに押し戻されピットスタートとなった。フォーメーションラップ1周を回って関口を除く15台でレースがスタート。

 スタートでトップに立ったのはポールシッターのマーカス・エリクソン(トムス)。2位には予選2位の井口卓人(トムス)が付けた。3位には予選5位の安田裕信(スリーボンド)が素晴らしいスタートで上がってきたが、これがジャンプスタートと判定され、安田は3周を回ってピットイン。順位を落とした。

 代わって3位に上がったのは国本雄資(トムス)。4位には嵯峨宏紀(ルボーセ)が付ける。

 レースはトップ、エリクソンと井口がけん制し合いながら周回を消化していく。降り続く雨はコースをぬらし、路面状況は徐々に悪化。マシンのスライドも多くなり、ラップタイムも落ちてきた。レース終盤の13周目の1コーナーでは井口がエリクソンに並びかけるが、エリクソンもこれを退けトップを死守。

f3_r01_r_iguchi  この争いはついに最終ラップの最終コーナーへ。井口はイン側からエリクソンに並びかける。エリクソンはたまらずコースアウト。しかし、すかさずコースに復帰して、この2台は併走しながらストレートをフィニッシュラインへ向かう。エリクソンが頭一つ抜けていたが、最終コーナーの立ち上がりスピードに勝る井口がゴール手前でエリクソンの前に出た。何と0.036秒差で井口の逆転優勝となった。

 3位には国本が4位にはレース中盤、嵯峨をかわしたケイ・コッツォリーノ(戸田)が入った。

 Nクラスの争いも熾烈だった。レースはポールシッター関口がピットスタートとなったため小林崇志(HFDP)のリードで始まる。しかしその後方ではピットスタートとなった関口が猛然と追い上げてきた。関口はレース中盤には5位まで順位を回復。9周目には千代勝正(NOVA)を抜き4位にあがってきた。

 10周目の最終セクションではトップ小林のミスに乗じ、アレキサンドラ・インペラトーリ(KCMG)がトップに立つと、佐藤公哉(NOVA)をパスした関口も2位に上がってきた。

f3_r01_r_sekiguchi  14周目の1コーナーでついに関口がアウトからインペラトーリに仕掛ける。しかし、両車接触。インペラトーリはスピンして後退。関口はそのまま走り抜けついにピットスタートからトップに立った。

 レース終了。Nクラス優勝は関口、2位に小林、3位に千代、4位佐藤となった。

 全日本F3第2戦は明日、12時45分より21周で争われる。明日はポールポジションからスタートする井口の2連勝なるか?

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第1戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Race Results Weather:Rainy Course:Semi-Wet
All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1526'08.401
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE150.036
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE154.747
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C156.861
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1524.674
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1526.894
712C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1527.731
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1530.353
98N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1535.963
1022N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1536.262
1123N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1537.176
127N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1544.425
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1555.635
1420Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1558.578
1577N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE151'49.736
165N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE141 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 マーカス・エリクソン 1'38.996 (2/15) 165.934km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.18 小林崇志 1'40.780 (2/15) 162.997km/h
  • CarNo.12は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティを課した。
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Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選 トップ3のコメント

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ポールポジション 平手 晃平(ahead TEAM IMPUL)
テストからずっとドライで走る機会がなかなかなくて、今日は富士のテストで良かったセットで走り出して、 そこから大きく違う方向にセットを変えたらうまくいきました。
予選では、Q1、Q2と少しづつセットを変えていって、Q3はQ2のままの状態でいきました。まだクルマはベストの状態ではありませんが、 そんな中で自分自身はベストを尽くして走れたと思います。
ポールポジションを獲るのは本当に久々なので、明日の決勝は大事に走ってポール・トゥ・ウィンで終わりたいですね。

予選2位 伊沢拓也(DOCOMO DANDELION RACING)
冬のテストから調子は良かったんですが、どうしてもインパル勢についていけませんでした。それでチームのほうも色々考えてくれて、 今日予選を走ったらQ1ですごくいいタイムが出てびっくりしました。 でもQ3ではあとほんのちょっとでポールを逃したのですごく悔しいですし、チームにも申し訳ないと思いました。
去年も2番グリッドで、スタートでトップに立ったんですが1コーナーで抜き返されてしまいましたので、 今年は抜き返されないようにしたいです。
オーバーテイクシステムは、まあ使い方がわからないので、レースで試行錯誤しながらちょっとずつなれていきたいです。

予選3位 ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
今日はまぁまぁいい一日でした。朝から色んなセッティングにトライしてきました。予選はQ1のセットは良かったんですが、 Q2はトラクションが不足していたので、Q1のセットに戻してQ3を走りました。まだクルマはパーフェクトな状態にはなっていませんが、 今日の結果は嬉しく思います。
こうして記者会見で若い選手が二人横に居ると、自分がすごく歳をとったような気がしますね。
明日の決勝は、まず第一にちゃんとフィニッシュすること、それから、スタートで誰も押し出さないことを心がけます。
新しいクルマになってからまだ誰もロングランをやってないので、レースでは何がおきるかわかりませんからね。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第1戦富士公式予選結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0221'24.7281'24.653
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.7421'25.3631'24.692
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0241'25.4221'24.756
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4641'25.1971'25.045
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.6091'25.2611'25.187
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2091'24.8381'25.359
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.2131'25.0981'25.572
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.1801'24.6971'26.641
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5191'25.507
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.7791'25.612
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.8811'25.718
1237大島 和也PETRONAS TEAM TOM\'STOYOTA RV8K1'26.116
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'26.270
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
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FN:第1戦富士公式予選 平手初のポール獲得!2番手は今年も伊沢

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士の公式予選は昨年に続いてノックアウト方式で行われ、 #20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が見事参戦2年目にして初のポールポジションを獲得した。
2番手には#41伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がつけ、 昨年の第1戦以来のフロントローから明日の決勝に臨む。

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午後1時45分、公式予選Q1が開始された。
参加台数が13台に減少したことにより、Q2、に進出できる台数は11台とされた。Q3は昨年同様8台で行われる。

最初にコースインしたのは#8国本京佑、続いて#48立川祐路がコースイン。
午前中のフリー走行でタイムの出なかった立川と、少しでもクルマに慣れておきたいルーキー勢が開始早々から精力的に周回を重ねる一方で、 そのほかのドライバーは昨年同様ガレージでじっとタイミングをうかがい、 残り5分あまりとなったところで漸く本格的なタイムアタック合戦が開始された。

ここでトップタイムを記録したのは伊沢。1分24秒856といち早く1分24秒台にタイムを入れると、 そのまま24秒742までタイムを縮めて走行を終えた。結局Q1で24秒台を記録したのはこの伊沢のみ。
2番手には25秒022で平手がつけ、以下、トレルイエ、松田とインパル勢が2-3-4番手を占めて5番手にデュバルという結果になり、 朝からタイムの伸び悩んでいる立川と、ルーキーの大嶋和也がここで姿を消すことになった。

10分間のインターバルの後に行われたQ2も、残り6分からアタック合戦が繰り広げられ、 ここではディフェンディングチャンピオンの#1松田次生が1分24秒697でトップに。
2番手に平手、3番手にデュバルが続き、Q1トップの伊沢は7番手、Q1で3番手のトレルイエは8位とぎりぎりでQ3に生き残った。
ここで姿を消したのは国本、ライアン、塚越。これでルーキーは全員が予選を終えることとなった。

ところがそのトップの松田はブレーキに問題を抱えており、Q3までのインターバルで急遽調整作業に入ることになってしまった。
これに手間取った松田はQ3開始5分過ぎまでピットを出ることが出来ず、 結局アタックの機会を逸して明日の決勝を8番グリッドからスタートすることになってしまった。

一方、Q1、Q2と連続して2番手につけていた平手はQ3で更にタイムを伸ばし、チェッカー直前に1分24秒653を叩き出して、 見事フォーミュラニッポンで初のポールポジションを獲得した。2番手はQ1トップの伊沢。1分24秒692と、 平手に僅か100分の4秒差につけ、明日の決勝を昨年のデビュー戦同様フロントローからスタートする。
3番手にはQ2をぎりぎりで切り抜けたトレルイエがつけ、ベテランの面目を保った。

第1戦決勝は明日午後2時30分より、55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Formula Nippon

FN:第1戦富士ノックアウトQ3結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.653--194.05
241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.6920.0390.039193.96
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.7560.1030.064193.81
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.0450.3920.289193.15
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.1870.5340.142192.83
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.3590.7060.172192.44
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5720.9190.213191.96
81松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.6411.9881.069189.60
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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FN:第1戦富士ノックアウトQ2結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.697--193.95
220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'24.7280.0310.031193.88
331ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'24.8380.1410.110193.63
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.0980.4010.260193.03
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.1970.5000.099192.81
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2610.5640.064192.66
741伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.3630.6660.102192.43
82ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.4220.7250.059192.30
---- 以上Q3進出 ----
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5070.8100.085192.11
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.6120.9150.105191.87
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.7181.0210.106191.64
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Formula Nippon

FN:第1戦富士ノックアウトQ1結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'24.742--193.84
220平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0220.2800.280193.21
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.0240.2820.002193.20
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.1800.4380.156192.85
531ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.2090.4670.029192.78
68石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.2130.4710.004192.77
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.4640.7220.251192.21
87国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.5190.7770.055192.08
932小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.6090.8670.090191.88
1040リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'25.7791.0370.170191.50
1110塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'25.8811.1390.102191.27
---- 以上Q2進出 ----
1237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.1161.3740.235190.75
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'26.2701.5280.154190.41
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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Formula Nippon

FN:2009年度FNマシンラインナップ

LAWSON TEAM IMPUL
エントラント名: LAWSON TEAM IMPUL
監督: 星野一義
エントラント代表者: 星野一義
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.1
松田 次生
(三重県)
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CarNo.2
ブノワ・トレルイエ
(フランス)
09_fn_02
Team LeMans
エントラント名: TEAM LEMANS
監督: 土沼 廣芳
エントラント代表者: 土沼 廣芳
ウェブサイト: http://www.teamlemans.co.jp/
CarNo.7
国本 京祐
(神奈川県)
09_fn_07
CarNo.8
石浦 宏明
(東京都)
09_fn_08
HFDP RACING
エントラント名: HFDP RACING
監督: 田中 弘
エントラント代表者: 金石 勝智
ウェブサイト: http://www.real-racing.jp/
CarNo.10
塚越 広大
(栃木県)
09_fn_10
TP checker TEAM IMPUL
エントラント名: ahead TEAM IMPUL
監督: 黒澤 琢弥
エントラント代表者: 高橋 紳一郎
ウェブサイト: http://www.impul.co.jp/
CarNo.20
平手 晃平
(愛知県)
09_fn_20
PIAA NAKAJIMA
エントラント名: NAKAJIMA RACING
監督: 中嶋 悟
エントラント代表者: 藤井一三
ウェブサイト: http://www.so-net.co.jp/nakajimaracing/
CarNo.31
ロイック・デュバル
(フランス)
09_fn_31
CarNo.32
小暮 卓史
(神奈川県)
09_fn_32
PETRONAS TEAM TOM'S
エントラント名: PETRONAS TEAM TOM'S
監督: 舘 信秀
エントラント代表者: 舘 信秀
ウェブサイト: http://www.toyota-team-toms.com/
CarNo.36
アンドレ・ロッテラー
(ドイツ)
09_fn_36
CarNo.37
大島 和也
(群馬県)
09_fn_37
DoCoMo DANDELION RACING
エントラント名: DANDELION RACING
監督: 吉田 則光
エントラント代表者: 村岡 潔
ウェブサイト: http://www.dandelion-racing.com/
CarNo.40
リチャード・ライアン
(イギリス)
09_fn_40
CarNo.41
伊沢 拓也
(東京都)
09_fn_41
CERUMO/INGING
エントラント名: CERUMO/INGING
監督: 竹内 浩典
エントラント代表者: 三塚 雄一
ウェブサイト: http://www.inging.co.jp/
CarNo.48
立川 祐路
(神奈川県)
09_fn_48

Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第2戦富士公式予選 今度は井口がポール!Nクラスは関口が連続ポール

全日本F3選手権第2戦の公式予選は、#36井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)がCクラスのポールを獲得、 Nクラスは#18関口雄飛(AIM SPORTS)が第1戦に続いてポールポジションを獲得した。

第1戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、午前11時05分より第2戦の公式予選が開始された。

f3_r02_q_36 マーカス・エリクソンも終盤に1分33秒台に入ってきたが、一歩及ばず。1分33秒880で2番手に終わった。
3番手国本雄資は1分34秒007。33秒台には届かなかったが、第1戦の予選タイムを大幅に更新した。

またしてもトップ争いはトムスの3台によって争われることとなったが、今回主導権を握ったのは井口だった。
井口は開始8分過ぎに1分33秒886といち早く33秒台に入り、その後も33秒639、 33秒451と着実にタイムを縮めて参戦2年目の面目を保った。

f3_r02_q_18 Nクラスはまず#20アレキサンドラ・インペラトーリがトップに立つ。2番手には山本尚貴がつけていたが、 残り時間2分を切ったところで再び関口がトップに立ち、2戦連続のポールポジションで明日の決勝に臨む。

第2戦決勝は明日午後0時45分より、21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選 Cクラスは新規参戦のエリクソン、Nクラスは全日本復帰の関口がポール!

全日本F3選手権第1戦富士の公式予選は、今年からチーム・トムスに加入した#1マーカス・エリクソン(PETRONAS TEAM TOM'S)がCクラスのポールポジションを獲得。Nクラスは昨年ヨーロッパでインターナショナル・フォーミュラ・ マスターに参戦していた#18関口雄飛(AIM SPORTS)がポールとなった。

昨年のシャシー更新に伴い、旧型シャシーによるナショナルクラスが設けられたF3選手権。
今年からはこのナショナルクラスにも全日本タイトルが掛けられることになり、これに伴って昨年の全日本クラスはCクラス、 ナショナルクラスはNクラスと名称も変更された。

また、昨年まで無限エンジンで全日本クラスに参戦していたチーム・リアルがNクラスに活躍の場を移し、 HFDPレーシングとして山本尚貴、小林崇志の2台を走らせるほか、かつてナウ・モータースポーツから全日本F3に参戦し、 昨年はヨーロッパに活動の場を移していた関口もNクラスで全日本復帰を果たすなど、 今シーズンはチーム体制やドライバーラインナップにも大きな動きが見られた。

予選方式も、昨年の30分間のセッションのセカンドタイムが土曜の決勝、 ベストタイムが日曜の決勝という今ひとつわかりにくいやり方から、今年は従来の15分間×2回の方式の戻されることとなった。

こうして新たなスタートを切った全日本F3選手権最初の公式予選は、4月4日午前10時45分より15分間で行われた。

Cクラスはエリクソン、#36井口卓人、#37国本雄資のトムス勢が序盤から激しくトップを争い、 そこにスリーボンドエンジンの#12安田裕信が割ってはいる展開となり、上位5台が昨年までのコースレコードを更新した。

f3_r01_q_1 結局、チェッカー直前に1分34秒019を叩き出したエリクソンが第1戦のポールを獲得、2番手に井口、3番手国本と、 トムス勢が1-2-3を占めて午後の予選に臨むことになった。

Nクラスは序盤から#7山本が好タイムを連発してトップに立ったが、 開始13分過ぎに関口が1分36秒137を出してトップに躍り出た。2番手には山本、 3番手には今季よりFCJからステップアップしてきた#8小林がつけた。

第1戦決勝は今日の午後3時55分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行1回目 トップタイムは松田、2番手は平手。インパル勢の1-2

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士のフリー走行1回目は、チャンピオンの#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が1分25秒611でトップ。2番手には#20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)がつけ、 2009年最初のセッションはインパル勢の1-2となった。

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シャシー、エンジンを一新して開幕したフォーミュラニッポンの2009シーズン。
今シーズンデビューするルーキーは、ユーロF3から大嶋和也、塚越広大の二名、 そして昨年のマカオGPを見事制した国本京佑も全日本F3からのステップアップを果たした。
その初戦、富士ラウンドのフリー走行1回目は、4月4日午前9時30分より、60分間で行われた。

先月の富士テストが雪によって消化不良に終わったうえ、今年からフォーミュラニッポンでもGT同様に金曜日の走行を取りやめ、 2デー開催となったため、各チームとも未だ充分なデータ収集が出来ていない状況だ。 それゆえこの最初のセッションでは1周でも多く走行を重ねるものと思われたが、 ルーキーの3人と今季から1台体勢となったセルモの立川以外は開始20分過ぎまでピットガレージで待機という、いつもどおりの展開となった。

そんな中、いちはやく1分25秒台を叩き出してトップに躍り出たのは昨年1勝を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した平手だ。 タイムは1分25秒679。
開始30分を経過して漸くコースに出てきた同じインパルの松田、#20ブノワ・トレルイエらも最初のアタックでいきなり1分25秒台を出し、 1分25秒818の松田が2番手、トレルイエは25秒851で3番手につける。

そこに#36アンドレ・ロッテラーが1分25秒837、25秒809とタイムを刻んで2番手に割って入った。

松田は残り10分で1分25秒611までタイムを短縮。結局これがこのセッションのトップタイムとなり、 2番手の平手とともにチームインパルが1-2という結果に。
更に上位5台をトヨタエンジンユーザーが占め、ホンダ勢トップは#31ロイック・デュバルの6番手が最高と、 ここではハッキリと明暗が分かれた格好だ。

第1戦の公式予選はこのあと午後1時45分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第2戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 2 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'33.451--175.78
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'33.8800.4290.429174.98
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.0070.5560.127174.74
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'34.4300.9790.423173.96
52Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'34.4711.0200.041173.88
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'34.8291.3780.358173.23
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'34.8561.4050.027173.18
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'35.9512.5001.095171.20
920Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'36.1472.6960.196170.85
107N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.1722.7210.025170.81
118N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.6473.1960.475169.97
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'36.7923.3410.145169.71
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'36.8693.4180.077169.58
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'37.4974.0460.628168.49
1519N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.5134.0620.016168.46
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'39.0075.5561.494165.92
以上予選通過 基準タイム ( 130% ) 2'01.91328.46222.906134.74
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'34.019
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Japanese F3

JF3:第1戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/04/04) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 1 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
1*1Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.019--174.72
236C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.1180.0990.099174.53
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FER1'34.2390.2200.121174.31
42Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204CR1'34.5540.5350.315173.73
512C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VER1'34.6980.6790.144173.47
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'35.2721.2530.574172.42
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'35.8681.8490.596171.35
818N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'36.1372.1180.269170.87
97N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.3432.3240.206170.50
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'36.9772.9580.634169.39
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.0873.0680.110169.20
1223N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.1133.0940.026169.15
1322N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'37.2593.2400.146168.90
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'37.5153.4960.256168.45
1519N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.9563.9370.441167.70
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'39.1855.1661.229165.62
以上予選通過 基準タイム ( 130% ) 2'02.36228.34323.177134.25
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来ののコースレコード: 1'35.173
  • CarNo.1は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円および競技長訓戒とする。
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Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第1戦 -RIJ- (2009/04/04) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 1 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.611--191.88
2*20平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.6790.0680.068191.72
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'25.8090.1980.130191.43
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.8220.2110.013191.41
52ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.8510.2400.029191.34
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.9180.3070.067191.19
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.0280.4170.110190.95
841伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'26.0600.4490.032190.88
940リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'26.2990.6880.239190.35
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.3060.6950.007190.33
1137大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.8611.2500.555189.12
1210塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.9191.3080.058188.99
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'27.1881.5770.269188.41
  • CarNo.20は、2009年富士スピードウェイ一般競技規則第9章第39条1.違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金2万円を課す。
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290
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スーパー耐久

S耐:吉本 大樹プレスリリース "TEAM 5ZIGEN NSX シェイクダウン直後のPP獲得劇!!"

TEAM 5ZIGEN NSX シェイクダウン直後のPP獲得劇!! 

決勝も長丁場を走りぬき、開幕戦は2位フィニッシュ
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ツインリンクもてぎを舞台に幕を開けた2009年スーパー耐久シリーズ。

TEAM 5ZIGENは、急遽用意したHONDA NSXに吉本大樹、平中克幸、松浦孝亮という、ヨーロッパ、日本、アメリカの各トップフォーミュラ参戦経験者を揃え、各方面からの大きな注目を集めての参戦となったものの、参戦決定から開幕まではわずかな準備期間しかなく、マシンをシェイクダン出来たのはレースウィーク直前の金曜日。それも金曜最後のスポーツ走行枠で吉本のドライブによりマシンの簡単なチェックを行ったのみで、「組みあがったマシンを少し転がしただけ。ブレーキバランスにも問題があってコントロールすることすら難しかった。レースセットも何もないところからのスタート」という状態でシーズンの開幕を迎えることとなった。

今年のスーパー耐久シリーズではシリーズ全8戦中5戦で予選と決勝を日曜日に行う1dayイベントスケジュールが採用される事となり、今回の開幕戦もその「1day開催」。そのため土曜日に行われたのは練習走行と公開車検のみ。前日金曜日にマシンのシェイクダウンを終えたばかりのTEAM 5ZIGEN陣営にとっては、この日が初の本格的な走行となった。

そして迎えた練習走行。前日のシェイクダウンで抱えていたブレーキバランスの問題もこの日は改善され、3本行われた練習走行で3選手はそれぞれ順調に周回を重ねていく。途中、平中選手はニュータイヤでのアタック、その後を引き継いだ吉本がレースに向けセッティングを詰めていく等、翌日からの予選~決勝に向け「マシンの良いところ、悪いところもすこしづつ見えてきた(吉本大樹)」という状態でこの日の走行を終えることとなった。

明けて翌日日曜日。「前日の練習走行ではアンダーステアがきつかった」為、急遽仕入れたパーツで対策を施し挑んだ公式予選。公式予選は「Aドライバー」と「Bドライバー」の合算タイムで争われ、どちらか一人のタイムが伸びなくてもそれが結果に影響してくる。しかしTEAM 5ZIGENは、まずAドライバー予選で平中選手が2'04"417をマークすると、次に行われたBドライバー予選で「僕はここまでの走行でアタックを一切していなかったので、どれくらいタイムを上げていけるか不安でしたが、良いタイムが出せて良かった」という吉本が2'03"482をマーク。これによりTEAM 5ZIGEN NSXは予選をクラストップで通過し午後に行われる決勝を迎えることとなった。

迎えた開幕戦決勝のスタート。まずスタートのステアリングを握ったのは平中選手。しかしTEAM 5ZIGEN NSXは準備期間の短さからこの決勝に向けてのテストがほとんど出来なかった事も影響し、燃料を積んだマシンでのグリップレベルが上がらずポジションダウン、一時は5番手近辺までポジションを落とす事になってしまう。それでも平中選手はその後3番手にまでポジションを盛り返し、松浦選手にドライバーチェンジ。するとTEAM 5ZIGEN陣営はピットでの作業時間を短縮するためにタイヤの交換は行わず松浦選手をコースへと送りだす。しかしこのタイヤ無交換の作戦がうまく機能しなかった事に加え、ギアにも不調を抱えだした松浦選手は中々ペースを上げることが出来ず。結局わずか14周の走行で予定よりも早めにピットイン、リアのタイヤだけを交換し、吉本にステアリングを託すこととなった。

ギアに不調を抱え出したマシンに、前後で摩耗状況の異なるタイヤを履いてコースへと入った吉本大樹。その吉本は、この時点でトップのマシン、3位のマシンとは大きなギャップがあったものの、ペースを保つためにマシンのバランスを整えようと、一度も交換していないフロントタイヤをいたわりながらリアタイヤを重点的に使って走行。さらにリアタイヤのグリップレベルを傷んだフロントに近づけるため「わざとリアタイヤだけをダートに落とす」等の工夫もしながらの走行を続け、同時に傷んだギアをいたわりながらコンスタントなペースを保ち周回を重ねていく。その後も最後までペースを落とすことなくゴールまでマシンを運んだ吉本は、最終的にクラス2番手でのチェッカーフラッグを受けることとなった。

参戦決定からかなりの短期間で今回の開幕戦を迎えたTEAM 5ZIGEN。それでも金曜日のシェイクダウンからわずか2日たらずの走行でいきなり予選PPを獲得、決勝でも2位に入る等、国内トップクラスのレーシングチームとしての実力は見せており、5月10日に行われる第2戦SUGOでは更なる活躍が期待される。

29 March, 2009 09' Super Taikyu Series Round-1 / Motegi

Text : www.hiroki-yoshimoto.com

【吉本大樹コメント】

チームは慌ただしく参戦が決まってギリギリでマシンを整備してここ(茂木)までもってきたので、走り始めはセットがどうなのか、どんなパーツが入っているのかすら分からない状態でした。そんなスタートから、予選までにセットを少しづつ変更しクラスポールも取れましたし、面目は保てたと思います。ただ、決勝は遅すぎますね。ライバルにかなりおいていかれてしまっています。戦略面でももっと色々考えなければならないですね。それでもゼロの状態から1週間ちょっとでの結果と考えればポジティブにとらえて良いと思います。次のレースまではたんまり時間があるので次に向けて色々詰めていきます!

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スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ BMW Z4 COUPEの1号車がポールトゥウイン!

 3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の決勝レースが予選に引き続き行われた。気温12度、路面温度23度のドライコンディションで、13時に400kmレースがペースカー先導のローリングスタートで幕を開けた。

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 昨年と同様にST1クラスは#1と#28のBMW Z4の1-2フォーメーションでスタートが切られる。#35 asset.テクノファーストZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)のZも序盤は2台に必死に追いすがるが、25周目のピットストップで#10 Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)が3位に浮上。

 30周目にトップの#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)が1回目のピットイン。ここで#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(片岡龍也/吉田広樹/JOHAN ADZMI組)がトップに立つ。39周目に#28もピットストップとなり#10がトップに。41周目に#10もピットインし#28が再びトップとなる。

 53周目、ST3クラスのバックマーカー処理に手間取ったため#28は#1の先行を許す。55周目に#28が2度目のピットイン。57周目にはこの時点で3番手の#35もピットへ。#1、#10、#28のトップ3となる。61周目にトップの#1がピットインし#10がトップに立つ。 。

 終盤75周目に#10もピットへ向かい#1、#28の1-2体制が再び形成された。その差5.9秒でチェッカーを受ける。磐石の態勢のBMW Z4が開幕戦から完璧なレースを終えることとなった。

 ST2クラスはまずは#56眠眠打破ランサー(服部尚貴/松本達哉組)が序盤総合5番手を走行しながらわずか13周でミッショントラブルからレースを終える。さらに20周で#6新菱オート☆DIXCEL☆EVOIX(冨桝朋広/関豊組)もガレージへマシンを入れてしまい29周では#30サムライジーンズ森永チルミル・RSオガワランサー(伊藤俊哉/花岡翔太組)もレースを終える。

 さらにはポールシッターの#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)もスロー走行からピットイン強いられるなどST2クラスは大波乱となった。そんな中トラブルなく走りきった#20 RSオガワユークスADVANランサー(阪口良平/谷口行規/小川日出生組)が2クラストップで総合5番手のフィニッシュ。

 ST3クラスは#27 FINA ADVAN M3(小林且雄/伊橋勲/井上貴志組)が総合9番手でクラス優勝を果たし、注目のニューカマー#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)も2位表彰台に上がった。

 ST4クラスは#88 TUBE MAZIORA Racing(松本玲二/伊藤真一/渋谷彰良組)がクラス優勝。PPの#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が2位表彰台に入り、3位には久々のレース参戦となった#95 SPOON S2000(市嶋樹/小幡栄組)が入った。

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ウイナーのコメント

#1谷口信輝 「(初の1デイイベントは)気持ち的に慣れていない感じがした。でもSGTと違って前日に練習走行で走れるから次の日に予選にのぞめる。GTは朝フリー走行でいきなり予選なので、その辺はこっちの方が楽だね。慣れの問題もあるだろうけど、後は予選中のマシントラブルやクラッシュなんかが怖いよね。予選でコースレコードのおまけがついてきたのもとっても嬉しかったね。いつもは最終戦なんだけど、今回は開幕戦でコースのコンディションも良かったしね。レースはメカが頑張ってクルマを作ってくれてマー(柳田選手)もハイムランもいい走りをしてくれた。2人がマージンを作って渡してくれたから、終盤はちょっとハブが怪しいかなっていうこともあって様子をみながら、クルマをいたわって走ることを心がけた。壊れたら元も子もないんで後ろを見ながらやさしく走った。1-2はもちろんうれしいけど、勝つの#1のほうだからね(笑)」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

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スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ決勝レース結果

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
Fariqe Hairuman
YH842:53'38.807
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
Johan Adzmi
YH845.929
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH8435.009
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH8435.782
5ST2120RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH822Laps
6ST2237B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井 克彦
小泉和寛
大瀧 賢治
YH822Laps
7ST233ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔
村田信博
YH822Laps
8ST2426エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志
大橋正澄
添田 正
YH822Laps
9ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
伊橋 勲
井上貴志
YH813Laps
10ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
松浦 孝亮
YH813Laps
11ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田 侑弥
山崎 学
YH804Laps
12ST3439TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口 正敬
青木 孝行
YH804Laps
13ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH804Laps
14ST2559東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH777Laps
15ST4188TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二
伊藤 真一
渋谷 彰良
YH777Laps
16ST42*55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH768Laps
17ST4395SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH768Laps
18ST4418コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
森 政行
YH768Laps
19ST4529SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原 能成
福田川 優
松本 高幸
YH759Laps
20ST4662G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州
吉橋 孝之
YH7212Laps
21ST2611TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木孝太
菊地 靖
YH6123Laps
---- 以上規定周回数(ST1:58Laps / ST2:57Laps / ST3:56Laps / ST4:53Laps)完走 ----
-ST3-14協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
杉林 健一
YH3846Laps
-ST2-30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2955Laps
-ST2-6新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関 豊
YH2064Laps
-ST3-15KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH1668Laps
-ST2-56眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部尚貴
松本 達哉
YH1371Laps
-ST4-67YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間 一
大村和生
内山 慎也
YH183Laps
  • Fastest Lap: CarNo.35 asset.テクノファーストZ 2'01.004 (60/84) 142.84km/h
  • CarNo.55は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第15条(2)違反(ピット作業違反)により、ペナルティストップ60秒を課した。
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スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ予選 今シーズンもBMW Z4M速し! 1号車がポール

 3月29日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパー耐久第1戦の予選が行われた。

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 気温8度、路面温度12度と相当に冷え込んだドライコンディションで、9時から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/Fariqe Hairuman組)の谷口が1分57秒201のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 9時45分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。スーパー耐久シリーズでは一昨年から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#1 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE の柳田が1分57秒242のタイムをたたき出し、3分54秒443の合算タイムでポールポジションをきめた。

 総合5位にクラスST2クラスのトップ#11 TSRPランサーEVOX(佐々木孝太/菊地靖組)が入った。総合12位にST3クラスのトップ#5 5ZIGEN NSX(平中克幸/吉本大樹/松浦孝亮組)、総合20位にST4クラスのトップ#55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井孝充/河村直樹組)が入った。

 決勝レースはこの後13時から84周、400kmで開催される。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

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スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎA,Bドライバー総合公式予選結果

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YH1'57.201
1'57.242
3'54.443-147.456
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH1'57.767
1'58.183
3'55.950 1.507146.514
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'58.407
1'58.783
3'57.190 2.747145.748
4ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤公哉
YH1'58.518
1'58.710
3'57.228 2.785145.724
5ST2111TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木 孝太
菊地靖
YH2'00.523
2'01.583
4'02.106 7.663142.788
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部 尚貴
松本達哉
YH2'00.782
2'01.555
4'02.337 7.894142.652
7ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関豊
YH2'01.747
2'00.938
4'02.685 8.242142.448
8ST2420RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平
谷口行規
YH2'01.345
2'02.565
4'03.910 9.467141.732
9ST253ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔
村田信博
YH2'02.792
2'03.762
4'06.55412.111140.212
10ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH2'04.148
2'03.258
4'07.40612.963139.730
11ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2'04.074
2'03.607
4'07.68113.238139.574
12ST3155ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
吉本大樹
YH2'04.417
2'03.482
4'07.89913.456139.452
13ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
伊橋勲
YH2'03.998
2'04.082
4'08.08013.637139.350
14ST2837B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井克彦
小泉 和寛
YH2'03.702
2'04.404
4'08.10613.663139.335
15ST3314協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信
小松 一臣
YH2'05.385
2'03.211
4'08.59614.153139.061
16ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH2'04.738
2'03.948
4'08.68614.243139.010
17ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広
太田侑弥
YH2'07.373
2'05.726
4'13.09918.656136.587
18ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
吉田 寿博
YH2'06.664
2'07.224
4'13.88819.445136.162
19ST3639TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口 正敬
青木 孝行
YH2'13.089
2'03.736
4'16.82522.382134.605
20ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也
松井 孝充
YH2'10.438
2'10.782
4'21.22026.777132.340
21ST4218コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
YH2'10.548
2'11.582
4'22.13027.687131.881
22ST4388TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二
伊藤 真一
YH2'11.714
2'10.948
4'22.66228.219131.614
23ST4462G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州
吉橋 孝之
YH2'11.288
2'11.405
4'22.69328.250131.598
24ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH2'11.608
2'12.298
4'23.90629.463130.993
25ST4667YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間 一
大村和生
YH2'11.381
2'12.712
4'24.09329.650130.901
26ST4729SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原 能成
福田川 優
YH2'13.449
2'12.541
4'25.99031.547129.967
-ST3-34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH2'17.073
2'05.512
4'22.58528.142131.652
  • CarNo.34のAドライバーは、クラス別予選通過基準タイム未達成
Tags:

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎBドライバー公式予選

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
柳田 真孝YH1'57.242-147.430
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
吉田 広樹YH1'58.183 0.941146.256
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
佐藤 公哉YH1'58.710 1.468145.607
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
佐々木 雅弘YH1'58.783 1.541145.517
5ST216新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
関 豊YH2'00.938 3.696142.924
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
松本 達哉YH2'01.555 4.313142.199
7ST2311TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
菊地 靖YH2'01.583 4.341142.166
8ST2420RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
谷口 行規YH2'02.565 5.323141.027
9ST3114協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
小松 一臣YH2'03.211 5.969140.288
10ST2526エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
大橋 正澄YH2'03.258 6.016140.234
11ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
吉本大樹YH2'03.482 6.240139.980
12ST2630サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
花岡 翔太YH2'03.607 6.365139.838
13ST3339TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
青木孝行YH2'03.736 6.494139.692
14ST273ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
村田 信博YH2'03.762 6.520139.663
15ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
田ヶ原章蔵YH2'03.948 6.706139.453
16ST3527FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲YH2'04.082 6.840139.303
17ST2837B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小泉和寛YH2'04.404 7.162138.942
18ST3634asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
ガミさんYH2'05.512 8.270137.716
19ST3716T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
太田 侑弥YH2'05.726 8.484137.481
20ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博YH2'07.224 9.982135.862
21ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
松井 孝充YH2'10.78213.540132.166
22ST4288TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
伊藤真一YH2'10.94813.706131.999
23ST4362G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
吉橋孝之YH2'11.40514.163131.540
24ST4418コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
笠原智行YH2'11.58214.340131.363
25ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
小幡栄YH2'12.29815.056130.652
26ST4629SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
福田川優YH2'12.54115.299130.412
27ST4767YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
大村和生YH2'12.71215.470130.244
以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 / ST4:2'23.834)
Tags:

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎAドライバー公式予選

MOTEGI SUPER TAIKYU -RIJ- (2009/03/29) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝YHR1'57.201-147.481
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也YH1'57.767 0.566146.773
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司YH1'58.407 1.206145.979
4ST1410Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝YH1'58.518 1.317145.843
5ST2111TSRPランサーEVOX
MITSUBISHI LANCER Evolution
佐々木 孝太YHR2'00.523 3.322143.416
6ST2256眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
服部 尚貴YH2'00.782 3.581143.109
7ST2320RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
阪口 良平YH2'01.345 4.144142.445
8ST246新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広YH2'01.747 4.546141.974
9ST253ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER Evolution
峰尾 恭輔YH2'02.792 5.591140.766
10ST2637B.I シーケンシャル ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
筒井克彦YH2'03.702 6.501139.731
11ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄YH2'03.998 6.797139.397
12ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
伊藤 俊哉YH2'04.074 6.873139.312
13ST2826エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
朝倉 貴志YH2'04.148 6.947139.229
14ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中克幸YH2'04.417 7.216138.928
15ST3315KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明YH2'04.738 7.537138.570
16ST3414協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信YH2'05.385 8.184137.855
17ST2959東和MOTUL・ED・インプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学YH2'06.664 9.463136.463
18ST3516T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
中村 貴広YH2'07.37310.172135.704
19ST4155BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC
谷川 達也YH2'10.43813.237132.516
20ST4218コスモソニックingsFKDC5
HONDA INTEGRA
浅野武夫YH2'10.54813.347132.403
21ST4362G/MOTION μ インテグラ
HONDA INTEGRA
塩谷烈州YH2'11.28814.087131.657
22ST4467YAMATO CIVIC
HONDA CIVIC
野間一YH2'11.38114.180131.564
23ST4595SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋樹YH2'11.60814.407131.337
24ST4688TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA
松本玲二YH2'11.71414.513131.231
25ST3639TRACY SPORTS ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬YH2'13.08915.888129.875
26ST4729SPMソルジャーブルーDC5
HONDA INTEGRA
藤原能成YH2'13.44916.248129.525
以上予選通過(基準タイム:2'33.128 / ST1:2'09.570 / ST2:2'12.971 / ST3:2'16.822 /ST4:2'23.834)
-ST3-34asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.comYH2'17.07319.872126.100
  • 'R'マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のコースレコードST1: 1'57.502、ST2: 2'00.670
Tags:

SUPER GT

SGT:2009年度マシンラインナップ

■GT500クラス
09sgt_001 No.1
Machine: MOTUL AUTECH GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: 本山 哲/ブノワ・トレルイエ
Entrant: NISMO
Tire: BS
09sgt_003 No.3
Machine: HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: ロニー・クインタレッリ/安田裕信
Entrant: HASEMI MOTOR SPORT
Tire: MI
09sgt_006 No.6
Machine: ENEOS SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 伊藤大輔/ビヨン・ビルドハイム
Entrant: LEXUS TEAM LeMans ENEOS
Tire: BS
09sgt_008 No.8
Machine: ARTA NSX
Model: HONDA NSX
Driver: ラルフ・ファーマン/伊沢拓也
Entrant: AUTOBACS RACING TEAM AGURI
Tire: BS
09sgt_012 No.12
Machine: IMPUL カルソニック GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: 松田次生/セバスチャン・フィリップ
Entrant: TEAM IMPUL
Tire: BS
09sgt_017 No.17
Machine: KEIHIN NSX
Model: HONDA NSX
Driver: 金石年弘/塚越 広大
Entrant: KEIHIN REAL RACING
Tire: BS
09sgt_018 No.18
Machine: ROCKSTAR 童夢 NSX
Model: HONDA NSX
Driver: 道上 龍/小暮卓史
Entrant: TEAM YOSHIKI & 童夢 PROJECT
Tire: BS
09sgt_021 No.21
Machine: ASTON MARTIN 赤坂 DBR9
Model: ASTON MARTIN DBR9
Driver: 都筑晶裕/土屋武士
Entrant: TEAM NOVA
Tire: YH
09sgt_024 No.24
Machine: HIS ADVAN KONDO GT-R
Model: NISSAN GT-R
Driver: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒 聖治
Entrant: KONDO RACING
Tire: YH
09sgt_032 No.32
Machine: EPSON NSX
Model: HONDA NSX
Driver: ロイック・デュバル/中山友貴
Entrant: NAKAJIMA RACING
Tire: DL
09sgt_035 No.35
Machine: KRAFT SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 石浦宏明/大嶋和也
Entrant: LEXUS TEAM KRAFT
Tire: BS
09sgt_036 No.36
Machine: PETRONAS TOM'S SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー
Entrant: LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
Tire: BS
09sgt_038 No.38
Machine: ZENT CERUMO SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: 立川祐路/リチャード・ライアン
Entrant: LEXUS TEAM ZENT CERUMO
Tire: BS
09sgt_039 No.39
Machine: DUNLOP SARD SC430
Model: LEXUS SC430
Driver: アンドレ・クート/平手晃平
Entrant: LEXUS TEAM SARD
Tire: DL
09sgt_100 No.100
Machine: RAYBRIG NSX
Model: HONDA NSXがPP
Driver: 井出有治/細川慎弥
Entrant: TEAM KUNIMITSU
Tire: BS
■GT300クラス
09sgt_002 No.2
Machine: プリヴェ アップル 紫電
Model: SHIDEN MC
Driver: 高橋一穂/加藤寛規
Entrant: Cars Tokai Dream28
Tire: YH
09sgt_005 No.5
Machine: マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
Model: VEMAC RD320R
Driver: 玉中哲二/赤鮫オヤジ
Entrant: TEAM マッハ
Tire: YH
09sgt_007 No.7
Machine: M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
Model: RX-7(FD3S)
Driver: 谷口信輝/折目遼
Entrant: M7 RE雨宮レーシング
Tire: YH
09sgt_010 No.10
Machine: JIMGAINER ADVAN F360
Model: Ferrari F360 FG360
Driver: 植田正幸/川口正敬
Entrant: JIMGAINER
Tire: YH
09sgt_011 No.11
Machine: JIMGAINER ADVAN F430
Model: Ferrari F430 ABA-F430SC
Driver: 田中哲也/平中克幸
Entrant: JIMGAINER
Tire: YH
09sgt_019 No.19
Machine: ウェッズスポーツIS350
Model: LEXUS IS350
Driver: 織戸 学/片岡龍也
Entrant: RACING PROJECT BANDOH
Tire: YH
09sgt_026 No.26
Machine: UP START タイサンポルシェ
Model: PORSCHE 911GT3RS
Driver: 黒澤治樹/阿部 翼
Entrant: Team TAISAN
Tire: YH
09sgt_030 No.30
Machine: RECKLESS KUMHO IS350
Model: LEXUS IS350
Driver: 佐々木孝太/山野直也
Entrant: TEAM RECKLESS with SHIFT
Tire: KH
09sgt_031 No.31
Machine: avex apr COROLLA Axio
Model: TOYOTA COROLLA Axio
Driver: 坂本雄也/山内英輝
Entrant: apr
Tire: YH
09sgt_043 No.43
Machine: ARTA Garaiya
Model: ARATA Garaiya GT300VQ
Driver: 新田守男/高木真一
Entrant: AUTOBACS RACING TEAM AGURI
Tire: MI
09sgt_046 No.46
Machine: エスロード MOLA Z
Model: NISSAN FAIRLADY Z Z33
Driver: 星野一樹/柳田真孝
Entrant: TEAM NISHIZAWA MOLA
Tire: YH
09sgt_055 No.55
Machine: J-TRUST F-PRO おうとキットポルシェ
Model: PORSCHE 911GT3
Driver: 山岸 大/小泉洋史
Entrant: TOMEI SPORTS
Tire: YH
09sgt_066 No.66
Machine: triple a ムルシェ RG-1
Model: MURCIELAGO RG-1
Driver: 山西康司/余郷 敦
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_074 No.74
Machine: COROLLA Axio apr GT
Model: TOYOTA COROLLA Axio
Driver: 井口卓人/国本雄資
Entrant: apr
Tire: MI
09sgt_081 No.81
Machine: ダイシン アドバン Ferrari
Model: Ferrari F430
Driver: 青木孝行/藤井誠暢
Entrant: TEAM DAISHIN
Tire: YH
09sgt_087 No.87
Machine: giraffa ガイヤルド RG-3
Model: GALLARDO RG-3
Driver: 井入宏之/和田 久
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_088 No.88
Machine: triple a ガイヤルド RG-3
Model: GALLARDO RG-3
Driver: 松田秀士/坂本祐也
Entrant: JLOC
Tire: YH
09sgt_110 No.110
Machine: SIRIUS KUMHO "ARKTECH SG-1"
Model: PORSCHE BOXSTER (986)
Driver: 池田大祐/キム・ハンボン
Entrant: ARKTECH MOTORSPORTS
Tire: KH
09sgt_111 No.111
Machine: 石松 with ARKTECH GT3
Model: PORSCHE 911 GT3 RSR (996)
Driver: イゴール・スシュコ/壷林 貴也
Entrant: ARKTECH MOTORSPORTS
Tire: KH
09sgt_666 No.666
Machine: FieLDS BOMEX 320R
Model: VEMAC 320R
Driver: 周防彰悟/山下潤一郎
Entrant: Avanzza Rosso
Tire: KH
09sgt_808 No.808
Machine: 初音ミク Studie GLAD BMW Z4
Model: BMW Z4 M coupe MotorSport Version
Driver: 菊地 靖/田ヶ原章蔵
Entrant: Studie GLAD Racing
Tire: YH

Photo: Yoshinori OHNISHI

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SUPER GT

SGT:第1戦岡山 荒天に翻弄されレクサスSC430は6位 (TOYOTA)

2009年SUPER GT開幕。荒天に翻弄されレクサスSC430は6位
GT300クラスではレクサスIS350が開幕戦勝利を挙げる
LEXUS SC430
ポールポジションを獲得したものの、
6位に終わったZENT CERUMO SC430 38号車

 2009年シーズンのSUPER GTが開幕。第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が3月21日(土)、22日(日)の両日、岡山県の岡山インターナショナル・サーキットで開催された。

 今季のGT500クラスにはレクサスブランドで5台のレクサス SC430が参戦。2009年の規則に合わせた新型シャシーに、フォーミュラ・ニッポン用エンジンをベースとした3.4リッターV型8気筒エンジンを搭載し、タイトル奪還を目指す。

 GT300クラスには2年目となるレクサスIS350が2台、そして今季より新たにトヨタ カローラアクシオが2台出場することとなった。

 今季より金曜日の公式練習走行は行われず、イベントは土・日の2日間のみの開催。21日(土)の午前9時より2時間に渡って公式練習走行が実施された。好天に恵まれ、ドライコンディションで行われたこのセッションでは、ENEOS SC430 6号車がトップタイム。PETRONAS TOM'S SC430 36号車、ZENT CERUMO SC430 38号車が2番手、3番手と続き、レクサス SC430勢はシーズン最初のセッションから速さを見せた。

◆予選◆

 午前中の公式練習の後、午後1時15分から公式予選1回目が行われ、38号車がトップタイム。36号車が2番手、2007年のGT300クラスチャンピオンコンビである、TDPの石浦宏明/大嶋和也組KRAFT SC430 35号車が4番手に入りスーパーラップ進出を決めた。公式練習で好調だった6号車はアタックラップ中にイエローフラッグが出されるなど不運に見舞われスーパーラップ進出を逃し、13番手グリッドとなった。

 スーパーラップでは、GT500クラス2年目となる石浦宏明がアタックを担当した35号車が好タイムをマーク。最後にアタックした38号車にかわされたものの、2番手となり、GT500クラスで初の最前列グリッドを得た。ポールポジションは公式予選から好調な38号車。立川祐路は14回目のポールポジション獲得となり、自らが持つ最多記録を更新。レクサス SC430はシーズン開幕戦で最前列を独占した。36号車はタイヤトラブルに見舞われ、アタックを断念。8番手グリッドとなった。

 GT300クラスでは、予選1回目でトップタイムをマークしたウェッズスポーツIS350 19号車と、TDPの若手コンビ井口卓人/国本雄資組が駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車が8番手でスーパーラップへ進出。 19号車は惜しくもポールポジション獲得は逃したものの2番手、74号車も4列目8番手グリッドを確保した。

◆決勝◆

 22(日)は未明からの雨でウェットコンディション。午前中のフリー走行時には雨は止んでいたものの、決勝レーススタート直前に再び雨は強くなり、各チームタイヤの選択に苦しむこととなった。

 GT500クラスは、深溝ウェットタイヤ選択が多数を占める中、ポールポジションの38号車と、8番手から追い上げを狙う36号車が浅溝ウェットタイヤを選択。午後2時にセーフティカーの先導で各車が走行を開始した。

 2周のセーフティカーランの後、3周目に水煙を上げながら決勝の本格戦がスタート。その直後、1コーナーで36号車と、その後方にいたMOTUL AUTECH GT-R 1号車が接触という波乱の幕開けとなった。この接触で 36号車はグラベルへとコースオフ、大きく後退を余儀なくされた。

 ポールポジションからスタートした38号車は強まる雨足の下、浅溝タイヤで苦戦。徐々にポジションを落とすこととなってしまった。スタートを担当したリチャード・ライアンが苦しみながらも浅溝タイヤで走行を続け、レースが3分の1を消化した27周目にピットイン。タイヤを深溝に換え、ドライバーも立川祐路に交代。11位から追い上げを開始した。

 後半ロングスティントを担当することとなった立川は、難しいコンディションと混み合うコース上でも健闘を見せ、最終的には6位までポジションを上げてフィニッシュ。35号車は9位、13番手からスタートした6号車が 10位でポイントを獲得した。

 スタート直後にコースアウトを喫し、周回遅れになりながらもコースに復帰した36号車は12周目に深溝タイヤに交換し、最後尾からの追い上げを見せたが、ポイント圏には惜しくも及ばず11位でレースを終えた。

 GT300クラスでは、最前列2番手スタートの19号車が激しいバトルの末に首位に浮上。中盤のピットイン後は首位の座を守りきり、優勝を飾った。デビュー戦となったトヨタ カローラアクシオも、8番手スタートの74号車が好走を見せ、見事5位フィニッシュを果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
ドライコンディションだった公式練習や予選では速さを見せることが出来たが、決勝は雨のコンディションとなり、車両をベストな状態に仕上げることが出来ず苦戦してしまった。次戦では優勝を狙って頑張る。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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SGT:第1戦岡山決勝 HIS ADVAN KONDO GT-Rが開幕優勝 (NISMO)

■「HIS ADVAN KONDO GT-R」が開幕優勝。チャンピオンカー「MOTUL AUTECH GT-R」はアクシデントにより13位。

 この日岡山県北部地方はあいにくの雨模様だったものの、本年最初のSUPER GT決勝レースには23,000人もの観客が集まった。決勝スタートの約1時間前から雨が本降りとなり、各チームともレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。さらに、主催者は安全を優先させ、午後2時のスタートはセーフティカーの先導によるセーフティカースタート方式を採用。水しぶきを上げて走る15台のGT500マシンが隊列を整え、2周のセーフティカー走行を行った後各車スピードを上げてレーシングバトルを開始した。

 3番手から上位進出のチャンスをうかがっていたオリベイラは、好スタートを決め、早くも3周目のうちに首位に躍り出た。一方、後続グループは前車の水しぶきで前方視界が十分に取れず接触やコースアウトするマシンもあった。その後オリベイラは周回ごとに追い上げる後続車を確実に引き離し続け、20周過ぎには約10秒、30周目過ぎには約20秒のマージンを築いた。オリベイラは82周の決勝レースのうち実に52周をひとりで走り抜き、2位を約50秒リードして荒にドライバー交代した。レース終盤になるとコースコンディションは安定し、荒は落ち着いて残り周回を確実に走り続けることに専念。その結果、一度もライバル達に背後を脅かされることもなく、首位でレースをフィニッシュした。

 「IMPULカルソニックGT-R」をスタートさせた松田は序盤の混乱をさけて周回ごとに順位を上げて、9周目に4位に。34周目にフィリップに交代した後も、危なげない走りでポジションをキープ。4位入賞を果たした。

 懐かしいレッド・ブラックのツートンカラーに塗り分けられた「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(#3 ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は、予選12位からクインタレッリがスタート。序盤は9位、10位のポジションを走り、後半の追い上げが期待されたが、30周目にピットインして安田に交代。ルーキーの安田は、デビューレースでいきなり長い周回を任され ることとなった。比較的速いラップタイムで中盤の周回をこなしたが、46周目にスピンしてコースオフ。約3周をロスし、12位完走となった。

 2008年のチャンピオンコンビを擁する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、9番グリッドからトレルイエがレースをスタート。運悪く前車の水しぶきで視界を奪われた中で、3周目に他のマシンに接触し、その際にフロントノーズを破損してしまう。さらに、このアクシデントでドライブスルーペナルティを受けることとなった。追い上げを開始したが、破損したノーズが危険と判断されてピットイン。一度はコースに戻ったが、本格的な修理のために再度ピットインしてガレージ内でリペアを受けた。本山がレースに戻り13位完走となった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
2009 SUPER GT Rd.1フォトレポート&動画メッセージ
http://www.nissan-motorsports.com/JPN/RACE/2009/SUPERGT/report/1/index.html

Text: NISMO

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SGT:第1戦岡山 悪天候の中、開幕戦でNSX-GTが2-3位表彰台を獲得 (HONDA)

悪天候の中、開幕戦でNSX-GTが2-3位表彰台を獲得、#18 ROCKSTAR童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が2位、#8 ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢拓也組)が3位

2009年3月22日(日) 決勝 会場:岡山国際サーキット(3.703km) 天候:予選/晴れ 決勝/雨 気温:16℃(14:00現在) 路面温度:16℃(14:00現在) 決勝レース:82周(303.646km) コースコンディション:決勝/ウエット 観客:2万3000人(主催者発表)

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 3月22日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて2009 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。

 5回目の開幕戦を迎えたSUPER GTシリーズは、さらなるレースレベルの向上とコスト削減を目指したレギュレーション改訂が行われている。コーナーリングスピードの低減措置としてマシンフロントのカナード(左右のヘッドライト付近に装着されていた小さなウイング)の禁止やリアウイングの小型化が義務づけられた。また、ウエイトハンデのルールも変更され、第2~6戦は獲得ポイント×2kg、第7~8戦は獲得ポイント×1kg、最終戦はウエイトを課されなくなったため、ウエイトハンデの軽減をねらった順位調整ができなくなった。さらに、予選前日に行われていた練習走行が廃止となっている。

 今シーズンのHonda NSX-GTは、昨年同様に5チーム5台の体制で参戦する。新たに塚越広大(#17 KEIHIN NSX)と中山友貴(#32 EPSON NSX)の2人が新人ドライバーとして加わり、2007年以来のタイトル獲得をねらう。

 21日(土)に開催された公式予選において、NSX-GTは予選1回目の上位8台で決勝グリッドが争われるスーパーラップに4台が出場した。スーパーラップにおいて、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR童夢NSX)が4番手。#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が5番手。#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が6番手。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)が7番手のグリッドを獲得した。また、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は11番手から決勝レースを迎えることとなった。

 22日(日)の決勝日は朝から雨模様となり、路面は完全にウエットコンディションとなった。気温16℃、路面温度16℃という少し肌寒いコンディションとなり、路面状況を考慮してセーフティーカースタートが採用された。総勢36台(GT500クラス計15台)のマシンは、セーフティカーの2周にわたる先導後に本格的なスタートを切った。

 スタート直後から、4位を走行する小暮選手が積極的な走りをみせ、4周目には#35 KRAFT SC430と#38 ZENT CERUMO SC430をパスして2位に浮上する。R.ファーマン選手も5位に浮上するが、6位を走行していた井出選手が、5周目の1コーナーでコースアウトを喫してしまう。スタート直後より天候は悪化し、さらに雨脚が強くなったために路面には水が浮き出し、前車の水しぶきで前が見えないほどの厳しいコンディションとなっていった。

 トップを追う小暮選手は、序盤で3秒近くあったギャップを8周目には1秒097まで縮めていく。さらに次周には0秒364まで迫るがGT300クラスのマシンに接触されて、再びトップとの差が2秒差まで広がる。しかし、R.ファーマン選手も3位、金石選手が5位に浮上し、ウエットコンディションにおいてNSX-GTが勢いのある走りを見せる。

 12周を終えて、トップは#24 HIS ADOVAN KONDO GT-R。3秒152差の2位に#18 ROCKSTAR童夢NSX、3位に#8 ARTA NSX、5位に#17 KEIHIN NSX、8位に#32 EPSON NSX、コースアウトから復帰した#100 RAYBRIG NSXが16位を走行する。

 32周目に、NSX-GTの先陣をきってR.ファーマン選手がドライバー交代のためにピットイン。伊沢選手がコースに復帰する。一時はトップに迫った小暮選手だったが、悪天候のコンディションで安全に走りきることを優先し、トップには25秒以上離されながらも2位のポジションを確保して33周終了時にピットイン。28秒9の素早いピット作業を終えて道上選手がコースに復帰した。

 45周を経過し、トップを走る#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rと暫定2位の#17 KEIHIN NSXの金石選手、暫定4位の#32 EPSON NSXのL.デュバル選手、暫定6位の#100 RAYBRIG NSXの井出選手は、ドライバー交代のタイミングを遅らせる作戦を敢行。前車がドライバー交代を終えた54周終了時点では、トップと2位の道上選手の差は 54秒423まで広がり、3位に伊沢選手、5位に塚越選手、6位に中山選手、7位に細川選手が続く展開となる。

 74周目に入り、2位を走行する道上選手は1分39秒台をキープして、トップとの差を30秒915まで縮める。3位の伊沢選手も同じく1分39秒台で後続に24秒以上に差を広げている。

 終盤で中山選手と細川選手が順位を1つ下げたものの、NSX-GT勢は大きなトラブルもなく82周を走り抜き、チェッカーフラッグを受けた。2位にトップに21秒645差まで追い上げた#18 ROCKSTAR童夢NSXが入り、#8 ARTA NSXが3位、#17 KEIHIN NSXが5位、#32 EPSON NSXが7位、#100 RAYBRIG NSXが8位となった。優勝は#24 HIS ADOVAN KONDO GT-Rだった。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「残念ながら開幕戦を優勝で飾ることはできませんでしたが、決勝までの状況を考えると18号車と8号車の2台が表彰台を獲得できたことは、シーズン全体を考えても、よしとするべきなのでしょう。終始ウエットコンディションでの非常に厳しいレースでしたが、全車完走でき、NSX-GTの信頼性を含めて検証できたことには満足しています。また、これがデビューレースとなる、塚越広大、中山友貴の両選手も、無事にその役目をこなしてくれましたので、次戦以降も期待しています。次戦は、グランドスタンドやピットがリニューアルされた鈴鹿サーキットでの開催です。新しい鈴鹿で皆様の期待に応えられるような結果を残したいと思います。引き続き皆様からのご声援をお願いいたします」
道上 龍選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
 「今シーズンのNSX-GTは、ダウンフォースが大幅に減ったために、セッティングの調整がシビアになっています。予選時のドライ路面では、他車と比べて厳しい状態でした。でも、決勝日が雨となり、レインコンディションではNSX-GTのバランスがよく、朝のフリー走行から手応えをつかんでいました。スタートは小暮選手が担当し、序盤は雨が少なく調子がよかったのですが、次第に大雨になってトップに離されてしまいました。僕が担当してからは、雨が少なくなってきたので、トップと1分近くあった差を徐々に縮めることができましたが、追いつくことはできませんでした。悔しいですが、今の状況では満足できる結果を残せたと思います。次戦の鈴鹿までに、エンジニアとドライセッティングを向上させて、いい結果を残したいです。応援をよろしくお願いいたします」
小暮卓史選手(2位 #18 ROCKSTAR童夢NSX)
 「2日間の開催となって、マシンセッティングの難しさを痛感した開幕戦でした。予選1回目は僕のミスでタイムが伸びず、スーパーラップの結果にも影響が出てしまいました。今後は、エンジニアとともにマシンセッティングの進め方を勉強しなければなりません。ただ、スタッフがすばらしい仕事をしてくれたおかげで、レインコンディションでのNSX-GTは、とても高いパフォーマンスを発揮してくれました。ドライに振ったセッティングの影響で、雨量が増えたときにトップに離されてしまい、優勝することができなかったことは残念ですが、シーズンを考えれば幸先のいいスタートを切れたと思っています。次の鈴鹿サーキットは僕にとって神聖な場所だと思いますし、気持ちが引き締まります。これからも毎回優勝する気持ちで走りたいと思います」

Text & Photo: HONDA

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SGT:第1戦岡山 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #24HIS ADVAN KONDO GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

難しいコンディションの開幕戦でしたが、僕らは気候にセッティングがばっちり合っていました。
タイヤチョイスも合っていたので走りやすく、5周目を過ぎてからは本当にハードにプッシュすることが出来ました。
途中18号車が迫ってきましたが、その頃から雨が強くなり、それ以降は出来るだけギャップを広げられるように考えて走りました。
今年はフォーミュラニッポンに出ないのでその分GTに集中して結果を出していきます。

荒聖治
終盤雨が少なくなってきたために、タイヤが路面に合わず、終盤差を詰められてしまいました。
それでも充分な差をオリベイラがつけてくれていたので逃げ切ることが出来ました。
今回からヨコハマさんが新しいパターンのレインタイヤを投入したので、その手ごたえを感じながらレースできたのが嬉しかったですね。
今年は1年を通じて安定したパフォーマンスを出していくのが目標です。

GT300クラス #19ウェッズスポーツADVAN IS350
片岡龍也

チームを移籍して初めての実戦でしたが、コースインした時点から難しいレースになるなと思いました。
レース中は雨の量が減ったり増えたりして、安定したペースで走るのが難しかったです。
トップに立った後、マージンを広げようとしたんですが、途中でスローダウンしてる車に引っかかってしまい、一気に差が詰まってしまいました。 それで、もう一度差を広げようと予選並みにプッシュしたら飛び出してしまいました。
それでもうちのチームはピット作業がすごく早いとわかっていたので、諦めずにプッシュしていきました。
今日の優勝は大きな自信になりました。

織戸学
スーパーラップは2位に終わってしまって、ヨコハマはGT300クラス用のレインも新しいパターンになったので、 朝のフリー走行で確認したかったのに、アクシデントの制で充分な確認が出来ず、マイナス思考に陥りそうになりました。 それでも片岡さんの明るいキャラのお陰でチーム全体のモチベーションが上がりました。
個人的には500クラスでヨコハマが優勝したことを嬉しく思っています。
今回はチーム一丸となって優勝できました。
今年はどうしてもチャンピオンを獲って坂東正敬監督にプレゼントしたいです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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